【社会】年金記録訂正の受給者へ、誤って源泉徴収で一括課税…ずさんな事務処理が改めて浮き彫りに - 社会保険庁
1 : ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★:2008/02/06(水) 22:43:08 ID:???0
社会保険庁は6日、年金記録の訂正で過去に受け取るべき年金を一括受給した人の
課税について、誤って一括受給分を含めその年の収入として税額を算定し、
源泉徴収していたと発表した。
本来は、受け取るべきだった年の収入として分割して算定し、税金を徴収する必要があった。
不適正な徴収は少なくとも1990年以降、続いていた。
これにより、税金の徴収に過不足が出ていると見られ、同庁のずさんな事務処理が改めて
浮き彫りになった。
同庁は該当者に対し、一括受給分を本来受け取るべき年ごとの収入に分けた年別内訳書を発行して
確定申告で調整できるようにし、要求があれば正しい源泉徴収票の再発行にも応じる。
同庁によると、公的年金は、受給開始時点で本人が申請した加入歴に基づき受給額が決まるが、
年金記録に訂正があった場合は改めて算定し、受給額が増額されるケースがある。
不適正な徴収は、受給額が変更された時点で生じた過去の増額分を一括受給した人の課税で発生。
一括受給して臨時に受け取る年金収入が増えたことに伴い、1年ごとに分割して受け取るより
税額が増えたり、逆に少なくなったりするケースがあると見られる。
同庁は90年ごろから、本人が請求すれば一括受給分の年別内訳書を発行し、確定申告で
調整できるようにしていた。しかし、国税庁から今年1月、源泉徴収段階で年ごとに対応するのが
適正と指摘されたという。
該当者の人数や過不足税額は調査中だが、社保庁によると、2003年度以降だけで、年金受給額の
変更があった課税対象者は約4万人と推計される。
同庁は「対応が十分でなかった。適正な方向に是正したい。申し訳ない」と話している。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2008/02/06[22:27] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080206-OYT1T00658.htm