ストーリーを教えてもらうスレ part65

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1ゲーム好き名無しさん
【注意事項】
スレの容量が500KBを超えると書き込めなくなります。
480KBを超えたら次スレが立つまで書き込みを控えてください。

自分でやるのが面倒、手に入らない、時間がない、お金がない、などの理由で
ストーリーを知りたいゲームのストーリーを教えてもらうスレです。
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A をNGワード指定推奨。

またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
まずはまとめWiki↓で既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki
http://www8.atwiki.jp/storyteller/
携帯電話の場合でもこちらのURLから行けば表示は崩れますが見れます
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/2.html

・すでにwikiに載っているストーリーでも、より詳しく知りたい場合はリクエストを受け付けています。

・スレに書き込まれたストーリーのまとめWikiへの収録作業や
まとめWiki中の未解決リストの更新作業は、スレ内の有志によって行われています。
手の空いた方がいらっしゃったらご協力をお願いします。
編集方法の説明はこちら。:http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html

・作業を行ってくれた方は、「>>○○まで収録作業したよ」
「>>○○までのリクを未解決リストに反映したよ」などと
スレに書き込んでくれると、次に作業をする者にとって
どこから作業すればいいのかわかりやすくなるため助かります。

前スレ
ストーリーを教えてもらうスレ part64
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1351825522/
2ゲーム好き名無しさん:2013/01/31(木) 20:09:40.95 ID:0TfpMmaK0
ストーリーを読む・リクエストする方へのお願い。

・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・まとめWikiで既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。
・リク主は依頼したストーリーが書かれたら、書き手に感謝の意を伝えましょう。
・過度のクレクレはスルーや批判の対象になります。気をつけましょう。
・手の空いた方はwiki編集などでスレに貢献しましょう。

ストーリーを書いてくれる方へのお願い。

・外部サイトからの無断転載は禁止です。もし外部サイトの管理人の方から許可を得て転載する場合でも、
 許可を得たという事を証明し、さらにそのサイトからの転載であると言うことを明記してください。
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。 
 要望に出ていないゲームでも書きたいと思ったら遠慮せずに書いて頂けると読み手が喜びます。
・すでにwikiに載っているストーリーの補足も書いて頂いて結構です。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
 タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から1ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
 同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
 都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。
3ゲーム好き名無しさん:2013/01/31(木) 20:10:57.18 ID:0TfpMmaK0
関連スレ
(漫画サロン板)
ストーリーを教えてもらうスレ まとめ Wiki*
http://wikiwiki.jp/comic-story/

(ライトノベル板)
ライトノベル@2ch掲示板 ストーリーを教えてもらうスレ まとめWiki
http://www44.atwiki.jp/lightnovelstory

(女向ゲーム一般板)
ストーリーを教えてもらうスレin女向ゲ一般板
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1253686667/l50

(エロゲネタ板)18才以上の方のみ!
エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/

(女向けゲーム大人板) 18才以上の方のみ!
BL@【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレ 3【面倒】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1285119403/l50
乙女@【一つ】ストーリーを教えてもらうスレ【よろしく】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1157949089/l50

[以下本スレdat落ち]
(ギャルゲー板)
ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレ まとめWiki
http://ponkotsu.r.ribbon.to/
(アニメサロン板)
ストーリーを教えてもらうスレ まとめ
http://cabin.jp/koizumi/story/
4ゲーム好き名無しさん:2013/01/31(木) 20:12:02.23 ID:0TfpMmaK0
ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki - 未解決一覧
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/14.html

(これまで、ここには未解決リストの内容すべてを転載することになっていましたが、
未解決リストの容量が大きくなってきたためかなりの連続投稿を要してしまいます。
2chの書き込みシステムに「忍法帖」が導入された関係もあり、連続投稿が難しいため
代わりに、上記のようにWikiの未解決リストページへのリンクを貼ることで
代用させていただきます。)


前スレの容量が一杯になって書き込めなくなるまでは、なるべく前スレを優先して使用してください。

前スレ
ストーリーを教えてもらうスレ part64
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1351825522/
5ゲーム好き名無しさん:2013/02/01(金) 00:34:33.71 ID:dsC+A8Nk0
おまえらの人生教えろや
6ゲーム好き名無しさん:2013/02/02(土) 13:17:54.16 ID:k5KySTHH0
>2 :ゲーム好き名無しさん:2013/01/31(木) 20:09:40.95 ID:0TfpMmaK0
>ストーリーを読む・リクエストする方へのお願い。

>・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
7ゲーム好き名無しさん:2013/02/06(水) 00:19:57.83 ID:O43w6frb0
>>1
乙です
8勇者30 second【勇者30 REVOLUTION】:2013/02/06(水) 00:22:08.33 ID:O43w6frb0
前スレの続き

《Q31 モグラレーダー》
帝国三将軍の一人・知将リヒターの策で船がいきなり難破、魔王兵器・マボーンG3と戦う羽目になったり色々あったが、ユシア達は何とか次の大陸に到着した。

そこで、またもやハメツシステムを用いて強引な宝石回収を試みていた魔王兵器・ガスモングG4と遭遇。
ユシア達は、ナナコの祖父の発明品・モグラレーダーを駆使しながらガスモングを破壊した。

そこに、三将軍の一人・猛将シルベリアと名乗る女性が現れ、ユシアに謝罪した。今回の件は、魔王兵器の暴走によるもので本意ではないそうだ。
そして彼女は、武力で強引に宝石を掻き集めている皇帝の行動について疑問を持っていた。
どうやら、グスタフやリヒターと違って、彼女は悪人ではなさそうである。

彼女によると、帝国が集めている宝石「クロノクリスタル」とは、様々な機械に用いられているエネルギーの結晶体であるそうだ。
今までは人工の物を使っていたが、最近になって天然の物のほうが力が強い事がわかったという。
その為、真意は不明だが皇帝が血眼になってそれを掻き集めているというのだ。

その皇帝は、北東のロングブリッジを越えた先の研究所に居るという。 

ユシア達は、シルベリアに別れを告げて北東のロングブリッジを目指す。
当面の目的は、大陸を荒らし回るグスタフとリヒター、そして何か良からぬことを考えている帝国を止める事だ。


《Q33 ロングブリッジ》
ユシア達はロングブリッジに到着するが、橋は工事中であった。
その間、北の雪原にてグスタフ率いる魔王兵器・を、200年ぶりに復活した勇者城と獣人たちの力を借りて破壊した。

ロングブリッジを渡るユシア達の前に、再びアテナとヤーシュが現れる。
アテナは橋を落としてしまえとヤーシュに命令した。橋を落とされるまでの時間は30秒。

橋を渡り切ろうとするユシア達の前に、ヤーシュが立ちふさがる。
ユシア達は持てる力の全てを使って立ち向かうが、魔剣を操る彼は強力無比であった。鋭い剣技の元に倒されてしまう。

絶体絶命と思われたその時、空からあの男性が現れ、ヤーシュに斬り掛かった。
彼は大きく吹き飛ばされ、魔剣を落としてしまった。
アテナとヤーシュは、思わぬ助っ人の前にまたしても敗走を余儀なくされる。

そして男性も、前と同じように足早に去っていってしまった。
ユシア達はまたもや現れた無言の助っ人に感謝しつつ、研究所目指して先へと進む。
9勇者30 second【勇者30 REVOLUTION】:2013/02/06(水) 00:26:38.47 ID:O43w6frb0
《Q36 グリモワール誕生》
ユシア達は、研究所を防衛するグスタフとリヒターを次々と倒す。
ユシアの呼びかけで、彼女が「おじさま」と呼ぶあの男性も仲間になった。
心強過ぎる助っ人を加えたユシア達は、ついに皇帝ゴルバディスの元へと辿り着く。

そこでは、集めたクロノクリスタルを用いて、「グリモワール」と呼ばれる7体の人造魔王を生成していたのだ。
目覚めたグリモワールは思い思いに各地へと散らばっていく。しかし、第一のグリモワール・グラヴィドンだけは研究所内で暴走を始めたのだ。

増殖する事が特徴だというグラヴィドンは、研究所を飲み込まんとする勢いで触手を伸ばして増殖を始めた。

皇帝は逃げ出したものの、ユシア達はそれに巻き込まれてしまう。
しかし、シルベリアから教えてもらった隠し通路を使い、ついでに本体も倒して脱出に成功した。

凶悪な人造魔王であるグリモワール。彼らを放っておけば世界が危ない。
残りのグリモワールを倒す為に、ユシア達は次の大陸へと向かった。
10勇者30 second【勇者30 REVOLUTION】:2013/02/06(水) 00:28:23.98 ID:O43w6frb0
《Q44 時のタマゴ》

伝説の竜・シルドニクスのタマゴ(孵化予定は200年後……)を貰ったり、
帝国を追われた猛将・シルベリアを仲間に加えたり、
またしてもアテナとヤーシュに絡まれたりしながらも、ユシアはグリモワールや彼らによって暴走させられた魔王兵器を倒して行く。

そんなユシア達に、第六のグリモワール・エインヴィーが立ちふさがった。
空を飛ぶことの出来るエインヴィーは、遠くの島に陣取っていて手が出せない。

時の女神は、ユシア達にある作戦を提案した。
近くにある「時の神殿」から200年前の過去に戻り、信頼できる人に竜のタマゴを預ける。
そして、その後現在に戻ってくれば丁度タマゴが孵化する。
産まれた竜に乗って、エインヴィーを倒しに行けば良い、というものだ。

ユシア達は、200年前にワープする。そこは、ユーシャと魔王軍の戦いの時代。
神殿に居た歌族のルゥにタマゴを預け、ユシア達は現在に戻った。

孵化したのはシルドニクスそっくりの幼竜。
時の女神が「チルドニクス」と名付けた彼の力を借り、ユシア達はエインヴィーを討伐した。

ユシア達は、最後のグリモワールを倒し、皇帝ゴルバディスの悪事を止めるべく、チルドニクスに乗ってそのまま帝国首都へと向かった。
11勇者30 second【勇者30 REVOLUTION】:2013/02/06(水) 00:30:41.82 ID:O43w6frb0
《Q45 帝国結界》
ついに帝国首都に辿り着いたユシア達。
城に突入しようとする彼女達の前に、魔王兵器・ガーバリンG10が現れる。
彼は城の周りに結界を貼り、更にハメツシステムを起動したのだ。
バリアは東西南北の4つの拠点で守られており、全て破壊しなければならない。

手をこまねくしかない状況だったが、そんな時、ある村でアテナと出会う。
父である皇帝がここ最近性格が豹変したため、城を飛び出してきたという。
どうやらゴルバディスは、本来は野心など無い温和な性格であったようだ。

皇帝に会って悪事をやめさせたいユシアと、父を正気に戻したいアテナの利害が一致したこともあるが、なによりも幾多の戦いを通じてお互いを認めあいつつあった二人は、力を合わせてガーバリンG10を打ち倒した。

目指すは北の皇帝城。チルドニクスに乗って、ユシア達は城へと急行した。


《Q46 皇帝城体内》
ついに、ユシア達は皇帝城に到着した。しかし、そこは最後のグリモワール・スペルヴィアに取り込まれてしまっていた。
スペルヴィアと、彼に取り込まれたグスタフとリヒターを倒し、皇帝城を解放する。

しかし、肝心の皇帝の姿は見当たらない。
彼はどこへ行ってしまったのだろうか。
その時、遠くの大陸が浮上する姿を目撃する。

なんと、大陸を浮き上がらせたのは皇帝であった。
時の女神によると、ユシア達が倒したグリモワールのタイムストリームは、すべて皇帝に流れる様になっていたというのだ。
グリモワールが倒されることは、全て彼の想定内であったのだ。

グリモワールの力を取り込み圧倒的な力を得た皇帝は、大陸を浮き上がらせ空中大陸の支配者を宣言する。
このままでは、地上世界は彼によって滅びてしまう。
ユシア達は皇帝との決戦に臨むべく、チルドニクスに乗って空中大陸へと向かった。
12勇者30 second【勇者30 REVOLUTION】:2013/02/06(水) 00:33:35.15 ID:O43w6frb0
《Q47 勇者300 REVOLUTION》

ユシア達は、チルドニクスを駆り空中大陸に乗り込む。
新たな支配者として魔皇帝を名乗ったゴルバディスは、地上世界を滅ぼそうとハメツの呪文を唱え始めた。

ハメツの呪文を止めなくてはならないが、アテナとの約束の為に、彼を倒してもいけない。
「勇者は何でもかんでも救いたい、欲張りさんでいいんですわ★」
かくして、ユシア達の最終決戦は始まった。

ユシアを討ちとらんと乱入したヤーシュを退けたり、魔皇帝の不意打ちをおじさまの力を借りて切り抜けたりしながら、ユシアは魔皇帝に立ち向かう。
しかし、魔皇帝の力は圧倒的だ。何度も退けられてしまうが、彼女達は諦めなかった。

4度目の挑戦。
空中大陸にて手に入れた、タイムストリームの力が詰まった高純度の水晶「ピュアクリスタル」が、ユシア達の思いに反応した。
魔皇帝の力を弱め、彼を倒すことに成功した。

皇帝を飲み込んでいたグリモワールの肉体から解放されて、正気を取り戻したゴルバディス。駆けつけたアテナに連れられて、空中大陸を去っていった。 

そして、力を失った空中大陸は落下を始める。崩落まで60秒。
脱出しようとチルドニクスの元へ急ぐが、皇帝から離れたグリモワールの肉体だけが、ユシア達を倒さんと追ってきたのだ。

その時、おじさまがユシア達を逃す為に、奴の相手を引き受けた。
このままではおじさまも危ない!しかし、この場は離脱するしかなかった。

チルドニクスの元へと辿り着くが、おじさまの事が心配だ。崩落ギリギリまでその場に残ることにした。
空中大陸はついに崩れ始める。しかし、それでもおじさまは現れず、離脱を余儀なくされた。

チルドニクスの背中で悲嘆に暮れるユシア。
その時、チルドニクスに降り立つ人影が。
「おじさま!!」
ユシアの目は、これ以上無い希望と喜びに溢れていた。

かくして、勇者姫ユシアの活躍で一連の騒乱は終わりを告げる。
その後人間と魔族は共存の道を選び、世界は再び平和の時代へと歩んでいくのだった……


勇者30 RAGNAROKに続く
13ゲーム好き名無しさん:2013/02/06(水) 00:35:57.80 ID:O43w6frb0
とりあえずここまでです。

《補足》
Q47でのおじさまは、時間切れまで待たないと生還出来ず、空中大陸と運命を共にしてしまいます。DESTINY編でも仲間になりません。
それまでの展開も含め、まんまシャd(ry
14ゲーム好き名無しさん:2013/02/08(金) 20:01:21.02 ID:G/gyYLsW0
ニンテンドーDSのパワプロクンポケット12、真相ルートをお願いします
15ゲーム好き名無しさん:2013/02/09(土) 17:01:07.34 ID:omcDJ+hJ0
前スレの最後まで、このスレの>>14までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

最終投稿から3ヶ月以上経ったので
・無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
・パンドラの塔 君のもとへ帰るまで
を ●途中 の欄から消しました。

最終投稿から1ヶ月以上経ったので
・カノウセイ
を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。
16ゲーム好き名無しさん:2013/02/15(金) 20:37:38.37 ID:2Tr6AuC80
大神伝のまとめ書いてみたら、400字の原稿用紙50枚分の枚数になってました。
一応ストーリー上省略しても問題ないと思う点は削ったのに…
17ゲーム好き名無しさん:2013/02/15(金) 21:43:27.92 ID:3q5w+7LN0
枚数て紙媒体か?
わざわざお疲れさま

未成年やエロ耐性無しの人には厳しいかも知れんけど
>>3にあるエロゲのストーリースレwikiにある話の纏め方の記事は
特に自信の無い書き手にとっては結構参考になる内容で一読の価値はあると思う
wiki内のページを参考資料にしてる部分もあるから、その辺は要注意だけど
そこに触れなきゃ至極一般的なことしか書いてないから年齢とか関係無い
18ゲーム好き名無しさん:2013/02/15(金) 22:17:44.51 ID:2Tr6AuC80
>>17
>枚数て紙媒体か?
誤解を招くような書き方をしてましたね。
「VerticalEditor」と呼ばれるフリーのアウトラインプロセッサで書きました。
その機能の一つに「原稿用紙の枚数に換算」があるので、なんとなく換算してみると、
まとめた内容が50枚分と表示されたのです。

ちなみに文庫本のページ数に換算もされており、そちらでは35ページ分の表記でした。
19大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/15(金) 23:52:59.49 ID:2Tr6AuC80
2012年に大神のHDリマスター版が出たので、大神のネタバレになりそうな事は一部ぼかしてあります。
まずは『大神』を知らない人の為の、本作でも出てくる簡単な大神の人物紹介および用語。

アマテラス…普段はとぼけた感じの為、よく白い犬に間違えられる白い狼。
しかしその本性は太陽が化身、天照大御神。

イッスン…自称全国を旅する絵師。虫のように小さく、すごいジャンプ力の持ち主。
ひょんな事からアマテラスと出会い、相棒となる。

サクヤ…高い霊力を持った、賽の木と呼ばれる御神木に宿る精霊。衣装はエロい。
彼女の分身である賽の木を使って邪気を払う、通称『大神降ろし』は必見である。

スサノオ…百年前にヤマタノオロチを倒したイザナギの末裔である、自称大剣士。
怠け者だったが、アマテラスのおかげで大剣士としての才能を開花させた。

クシナダ…酒造りの腕が確かな、スサノオの思い人。ヤマタノオロチの生贄にされるが、
スサノオに助けられる。『大神伝』ではスサノオの妻になっている。

筆しらべ…アマテラスが、自身の尾を使用して行う神通力の事。全部で13種類存在。

ナカツクニ…『大神』及び『大神伝』の舞台で、日本の本州と同じ形をした国。
人々の服装は平安時代くらいだが、たまにオーバーテクノロジーなものも存在する。
20大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/15(金) 23:55:57.86 ID:2Tr6AuC80
(ストーリー)

「我が知っていることについて語ろう」
一人の老人の声が、アマテラスの活躍(『大神』本編)から
9か月後の物語を静かに語り始める。

訳あってアマテラスと別れて全国行脚を行っているイッスンは、
神木村の傍に新たにできた村に訪れていた。
アマテラスの事を思い出していると、イッスンは妖怪に囲まれてしまう。
妖怪達は9ヶ月前に居なくなった筈だと慌てるイッスン。
そこへ一匹の白い子狼・チビテラスがイッスンを助けた。
見た目がそっくりだけでなく筆しらべも使えるこの子狼を、
イッスンはあのアマテラスの子だと気付く。
妖怪が再び現れた原因を知る為イッスンはチビテラスの背に乗り、
悪しきものを抑える賽の木の精霊・サクヤに会いに神木村へと向かう。

神木村に着きサクヤに話をすると、『妖怪の復活はよからぬ前兆ではないか』との
答えが返ってくる。
その直後、突然の落雷が発生しサクヤが宿る賽の木は切り裂かれてしまう。
サクヤは一度は消滅してしまうが、チビテラスのつたない筆しらべにより
賽の木が修復され、不完全ではあるものの復活する。
まだ力が頼りないチビテラスを見て、全国行脚中の身であるイッスンは
チビテラスに頼れる相棒が見つかるまで一緒に行動してくれるようだ。
21大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/15(金) 23:57:55.68 ID:2Tr6AuC80
原因追及の為に村の外へ出ようとするが、大剣士・スサノオが
外敵侵入対策として入り口を巨大な岩で塞いでしまった後だった。
入り口の前で番をしているスサノオはチビテラスを見て「子ポチではないか」と、
久しぶりに会ったかのように声をかけてくる。
以前に会っているらしいが、当のチビテラスは初対面らしくキョトンとする。
この事は「スサノオの勘違いなのでは?」と、うやむやのまま終わる。

小さなイッスンだけなら岩の隙間から通れそうだが、チビテラスは無理だ。
仕方なく引き返すと、泣いている少女を発見したチビテラスとイッスン。
そこへ、イッスン達が少女を泣かせたのだと勘違いした
スサノオの息子・クニヌシが転びながら格好悪く現れる。
クニヌシは少女に泣いている理由を尋ねると、その子は『親の形見である
大事な鏡を花咲谷にいる妖怪に盗られた』と答えた。
実は妖怪の名前を聞くだけでも怖いクニヌシを、イッスンがからかう。
「ぼく…じゃなかった。我がビビるわけないだろう!」とクニヌシは反論。
「それじゃ決まりィ」と、クニヌシをチビテラスの相棒に決め、
イッスンはさっさと行脚の旅を再開してしまう。
当然怖がりなクニヌシは村から出るのを嫌がるが、既に鏡を取り返すと
少女と約束してしまった。
嫌々ながら妖怪の住処になった花咲谷へ行く事にする。
スサノオに酒を飲ませ眠らせて、クニヌシとチビテラスは力を合わせて、
巨大な岩を切り、村の外へ出る。

妖怪が巣食うようになった花咲谷への門は閉ざされていた。それを開けようと
クニヌシは奮闘するものの、門を開けるには子供の力では無理な話だった。
そこへ、目を覚まし追いかけてきたスサノオが現れる。
我が子を妖怪のいる危険な谷に入らせまいとするスサノオ。そんな父に対し
クニヌシは少女の手鏡を取り返す約束をしたのだと説明する。
それを聞いたスサノオは、自慢の怪力で門を開け「危ない目にあったら、
迷わず逃げろ」「手柄を立てなくても、お前は我の息子だ」と送り出す。

ガマガエルの妖怪・大蟇怪(おおがまのけ)の住処となった谷の中には、
先に訪れていたらしいイッスンの伝言がいくつか立札として残されていた。
立札の一つに『賽の芽の実は"特別な血筋"でないと触れる事が出来ない』
との文章を読んだ後、「特別な血筋、か…」と呟く。
その時の彼は何を考えていたかをチビテラスは知る事はできず、そのまま先へ進む。
その答えは、大蟇怪に会った際に判明した。
22大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/16(土) 00:00:40.92 ID:W2r3jESe0
花咲谷の最奥に潜んでいた大蟇怪は、自分を倒せるのはイザナギの血筋だけだと言い放つ。
クニヌシは、自分はイサナギの血筋であるスサノオの子だと震えながら答える。
それを聞いた妖怪は「イザナギの血を引く者がそんなへっぴり腰なわけがない」と、
クニヌシの事を嘘つき小僧だと罵る。
ただでさえ弱虫なクニヌシの緊張は既にピークを迎えていた為、この言葉に
ショックを受け、「僕はスサノオの実の子ではない!」と打ち明け逃走してしまう。
仕方なくチビテラスだけで大蟇怪から手鏡を取り返す戦いを始める。
有効となる一撃をなかなか与えられずにいると、相棒を置いて逃げた自分を
恥じたクニヌシが引き返してきた。
スサノオの実子ではなく事に負い目を感じ、スサノオの真似をしていた事。
そして血のつながりはなくとも、チビテラスと力を合わせて戦う事が
スサノオの子である証だと彼は叫ぶ。
大蟇怪が吐き出した賽の実をクニヌシが利用し、ついに大蟇怪を倒す。
その体から謎の黒い霧が出て行った後、妖怪の口の中から飛び出した
手鏡をキャッチし、クニヌシはチビテラスと抱き合って喜び合う。

谷の門の所へ来てみると、クニヌシ達がいつでも帰れるように門を開けた状態で
踏ん張っていた父に、妖怪から手鏡を取り戻したと伝える。
皆で神木村に戻り、クニヌシは泣いていた少女に手鏡を渡すと、
少女の姿が目の前でサクヤの姿になったではないか。
己が消える前にチビテラス達の力を確かめる為に、わざと妖怪に手鏡を
奪われたと言いのけるサクヤ。
体力の限界に達していたサクヤはナカツクニの平和を願いながら消え、
御神木である賽の木が枯れ始めるので、再び筆しらべを行い復活させる。
再び復活したサクヤはチビテラス達にお礼を言うと同時に、
両島原から怨霊の気配を感じたと教える。今回の一件で自信をつけたクニヌシは、
チビテラスと共にその怨霊を退治しに行くのだと答えた。

村を出る前にクニヌシは、イザナギの血筋でない筈の自分の事が気になると口にする。
首をかしげるチビテラスに彼は、9ヶ月前にスサノオに助けられる前の記憶がないと告白する。
そしてこの旅をすれば、忘れてしまったその過去を思い出すキッカケを
見つけれるかもしれないと言葉を続けた。
そして一行は両島原を目指し、アガタの森へ向かう。

アガタの森に踏み入れると、どういうわけか森はほとんどが浸水していた。
9ヶ月ぶりに帰ってきてたコカリに話を聞くと、この浸水は妖怪・大ナマズによるもので、
その為西安京へ続く道が通れないとの答えが返ってくる。
皆の為にナマズを釣り上げようと、大切な釣竿で頑張るコカリの邪魔に
ならないように離れると、クニヌシは水面を跳ねる影を見つける。
何だろうと確かめるために近づくと、それは珍しい人魚・ナナミだった。
ナナミは「あら?ワンちゃん…あなたは!」と、チビテラスに話しかける。
どうやら友達同士らしいが、チビテラスは覚えてないようだ。
彼女は大ナマズに盗まれた宝を取り戻すのに忙しいと言い、水の中へと潜って行ってしまう。
途方に暮れたクニヌシとチビテラスは、近くにいた占い師のぼくせんババに
この先の事を占ってもらうと、海のお宝を見つける方法を予言してくれた。
クニヌシはお礼を言ってぼくせんババの元から去る。その間際、
ぼくせんババは「おぬしらには逆らうことのできないつらい別れが待っている」と呟く。
23大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/16(土) 00:06:51.58 ID:W2r3jESe0
占いに従って辿り着いた場所は、妖怪達しかいない妖怪市場だった。
妖怪のフリをして侵入した一人と一匹は、市場のとある一角へ訪れると、
人間に捕まって妖怪への生贄として捧げられたナナミを発見する。
何とか彼女を救おうと、ナナミが景品となっている闘技場に参加し優勝する。
だが、優勝者が実はクニヌシだと分かった瞬間に、
彼女は「人間なんか大嫌い!」と怒り出す。
話を聞くと、どうやら彼女はコカリに釣られたらしい。
とにかくナナミを連れて行こうとする途中で、他の妖怪から
クニヌシが人間である事がバレてしまい、妖怪から追いかけられる。
行き止まりへと追い詰められてしまうが、市場への入り口に
釣り糸を垂らしたコカリのおかげで市場脱出に成功する。
コカリに対して激怒するナナミに、コカリは「大人たちが勝手に話を進めてしまった」と
生贄にしてしまった事を謝罪。その懺悔の為に、皆の脱出を手伝ったのだと言う。
それでも許せないと怒るナナミだが、壊れた釣竿はコカリとって
とても大切な釣竿をだとクニヌシから聞き、彼女は自分の非礼を詫びた。

二人が和解した直後、今度は目の前でクニヌシがナマズの妖怪に攫われる。
「今度は私が助ける番」とナナミはチビテラスの相棒になり、
ナマズの妖怪の根城に突入する。
泳げないチビテラスをナナミがサポートして進むと、奥で大ナマズが出現。
「出たわね、大ナマズ!」とのナナミの言葉に対し、大ナマズは
「おいどんは鯉でごわす」と否定。いつかは龍になるのだと話を聞かない。
ナナミが探す『水位を操る宝』と一緒にクニヌシも腹の中にあると言うので、
奪還の為に大ナマズとの戦闘になる。
勝利を収めると、口の中から人魚の宝を持ったクニヌシが出てくる。
しかし妖怪の悪足掻きで発生した激流に飲み込まれてしまう。

最初はチビテラスとクニヌシは一緒に流されていたが、クニヌシに
流れてきた丸太が直撃する。クニヌシを助けようと彼にしがみつくチビテラス。
チビテラスを助ける為、クニヌシはわざとチビテラスに攻撃し、
クニヌシとは離れてしまう。一方、大ナマズの死体から黒い霧が飛び出していた。
両島原まで流されたチビテラスを、宝を取り戻したナナミが砂浜まで運んだ。
彼女は気絶したチビテラスに話をする。
クニヌシを見つけれなかった事。チビテラスは忘れているようだが、
チビテラスは以前にナナミと出会っている事。そして彼女は竜宮城へ帰る。
24大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/16(土) 00:11:06.18 ID:W2r3jESe0
今回はここまでにします。
これでも細々としたイベントは省略してるんですよ…
長くなってしまいすみません。
25ゲーム好き名無しさん:2013/02/17(日) 13:21:18.55 ID:vI7Gmo5K0
>>18
気にすることはない
一例を挙げると
程よい長さだなと個人的に思うキングダムハーツは
調べてみたら原稿用紙50枚程度だったぞ
これの2倍3倍ある大作も山ほどある
もちろん2〜3レスに収まるほどの超短いものもあるし
結局は書く人の自由だ。
26ゲーム好き名無しさん:2013/02/17(日) 17:43:50.08 ID:+zLYeH590
あんまり長いんならスレに張らないでwikiに直接投稿したほうが転載する人も楽だし
スレの容量にも優しいんじゃないか
27ゲーム好き名無しさん:2013/02/17(日) 21:12:03.70 ID:eEKPg2HY0
WIKI収録はコピペするだけの誰でもできる単純作業なので
別に気にしなくてもいいと思いますよ。

どちらかというとスレに書き込んでくれた方が、
未解決リスト更新の時に見落としにくいかもしれません。

書き手の人の好みや都合で決めていいと思います。
ISP規制に巻き込まれてスレに書き込めない人もいるし。
28ゲーム好き名無しさん:2013/02/17(日) 21:47:37.84 ID:tUEVtGNa0
アク禁とかじゃなければ基本は長文でもスレ投下でOKだよー
29大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/18(月) 00:38:17.99 ID:UHQVnDnq0
>>25-28
ありがとうございます。

では、ほんの少しだけ続きを書きます。
30大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/18(月) 00:40:55.30 ID:UHQVnDnq0
ナナミに助けられたチビテラスは一匹だけで
両島原にある都・西安京へ赴くと、都は所々妖気に覆われた状態だった。
チビテラスは妖怪に襲われていた勝気な天才子役・カグラを助ける。
妖怪を蹴散すチビテラス。助けられた彼女は、「何で早く助けなかったの!」と怒ってきた。
どういう訳か彼女を、両親が仕切る旅の一座『かぶき座』の芝居小屋へと送る事に。
到着してみると、芝居小屋は妖怪達に乗っ取られていた。
どうやら都の妖気の発生源はここらしい。

元は人間だった妖怪・千両と万両に憑りつかれてしまった両親を探し、
カグラとチビテラスは芝居小屋中を探索する。
その最中、妖怪にカグラは襲われるが彼女は不思議な力を使って防いだ。
実は、巫女の才能がある事を隠していて、それを知られたくない彼女は
今見た事を忘れるようにチビテラスに強制する。
妖怪に捕まった役者やお客も救出すると、その中にいた巫女長を発見する。
都の守護を任されていたが、隙を突かれ魔を払う力を吸い取られてしまったという。
困っている人を放っては置けないカグラはそれを聞いて、
「あたしが妖怪を退治する」と巫女長に約束する。
巫女長から巫女装束一式を渡され、複雑な表情でそれを受け取る。

一流役者を目指していたという妖怪の性格を利用し、千両と万両を
芝居小屋の舞台へおびき出す。カラクリ人形を操る二匹をそれぞれ倒すと、
二匹は協力しあって、巨大な一体のカラクリ人形『連獅子』を作り出して憑りつく。
一体でも苦戦した相手なのに…と絶望し戦意喪失するカグラ。
しかし諦めないチビテラスの、妖怪の攻撃から彼女を守る姿を見たカグラは
「あたしも一緒に戦うよ」と巫女装束を纏う。
人と違うこの力を嫌っていたのだが、命がけで彼女を守ろうとする姿に
答える為に、自分も全力を出さなければいけないと思ったようだ。
相手の隙や弱点を狙い、自分の持つ力を存分に発揮させ妖怪を祓い清めた。
妖怪は「お許しを…怨霊王さま…」と言葉を残し消滅し、その身体から
黒い霧が立ち上り、どこかへと消えていく。
妖怪から解放されたカグラの両親は、カグラの雰囲気が変わったと述べる。
彼女はチビテラスに、人と違っているのもかっこいいよねと耳打ちした。
31大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/18(月) 00:43:20.27 ID:UHQVnDnq0
一座が元に戻っても、都にはまだ妖気が残っていた。
カグラは巫女長から借りた札を使って、妖気を少しずつ払っていく。
残る妖気は後一ヶ所のみとなったその時、カグラ達の前に妖気が集合し、
その中から『怨霊王』と名乗る妖怪が出現した。
カグラは怨霊王を払おうと札を投げるが、その札はやすやすとはじかれる。
怨霊王はカグラが力をつけたら迎えに来ると言って姿を消した。
カグラは決心する。『再び怨霊王が現れる前に、力を強くしたい』と。

役者業を一時休んで巫女の修行に専念するカグラを見送った後、
その帰り道で謎の少年・クロウと遭遇する。
流れ星に乗ってきたと言う少年で、最近発掘された遺跡近くで保護され
都の兵の監視下に置かれていたらしい。
何故か一緒に脱走しようと言う話になる。
さあ出発、と言う直後に遺跡では発掘調査隊が妖怪に襲われ、
同行していたゲンナイが連れ去られる事件が発生する。
何とか戻ってきた調査隊の一人である学者の証言から、
貴族の策略により憤死した菅原道真が怨念により
妖怪『怨霊王』として復活した事が判明する。

遺跡に向かうため西安京を出ようとすると、突如黒い影状のものが発生し
それに触れられた住民が次々と倒れていく。
近くに居合わせた医者の見立てでは、これは病気ではなく呪いだと言う。
巫女長に頼まれたカグラがやってきて呪いを払う。
しかしそれは怨霊王の策略であった。
呪いを短時間で払える程の力をつけたとして、
チビテラス達の前に怨霊王が出現。何とか抵抗するものの、
カグラを自身の身体に取り込んで遺跡へと消えていってしまった。

怨霊王を追って遺跡に入る前に、クロウは遺跡の傍にある崖の上にあった
壊れた菅原道真の墓石と謎の文様を見つける。
クロウもその文様に似た形のペンダントを所持しており、
「ミーと同じだったのか…」と呟いた。
クロウが呟きの真意を語らぬまま遺跡の入り口に着くと、
いつの間にか侵入し何かの設計図を持ってきたイッスンと再会する。
怨霊王の騒ぎを知らないイッスンは、ゲンナイを探しに都へ行ってしまう。
32大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/18(月) 00:53:06.98 ID:UHQVnDnq0
電気が通り近未来的な遺跡の中を進むと、クロウが乗ってたらしい
人工的な彗星(ロケット)を見つける。
彼は重大な役目を任されてナカツクニへきたのだと言うが、
その内容については本人も知らないらしい。本人は、役目を果たすまで
自由に旅をするつもりらしい。
さらに進むと、空を飛べるようになる羽衣を入手したり、
モニターに映し出された「月の王女の力を借り」「人形」等と書かれた
気になるメールを見つけたりする。
メールを呼んでいる途中でモニターが壊れてしまい、
何が書かれていたのかは不明となってしまった。

遺跡内には電流が通路を横切っている箇所があり、進むを一旦諦める。
ここで、この遺跡は雲の上に住む雷神族が遺跡へ電気を
送っているから起動したと言う話を思い出す。
手に入れた羽衣をクロウが纏い雷神族の元へ飛んでいこうとするが、
突風に煽られアガタの森へ落下し、同時に羽衣をなくしてしまう。

羽衣を探す為ぼくせんババに占ってもらうと、
「妖怪市場へ行く(要約)」の予言を再び授かる。
チビテラスにとっては二回目の妖怪市場へ行き羽衣を見つけると、
妖怪に見つかるので追いかけられながらも羽衣を使って市場を脱出。
突風はまだ強く吹いているが、今度は筆しらべで相殺しながら雷神族のいる
雲の上へと目指す。

雷神族へ事情を説明すると、電気を止める代わりに
電気の中を平気で通れるようになる宝『デンデン太鼓』を受け取る。
そして雷とともに地上へ戻され(落とされ?)て、再び遺跡の中へ。
前回通れなかった電気の中へ入ると、ここだけ強い電流の為か太鼓が暴走。
その結果、太鼓は壊れてしまうが奥へ進めるようになる。

最深部の扉を開けると、ゲンナイが巨大な機械を修理していた。
怨霊王の命令という理由もあるが、これ程の機械を目の前にしたら
発明家としての血が騒いで機械の修理を拒否できなかったそうだ。
ちょうど修理が終わったばかりであるこの機械をクロウが壊そうとした瞬間、
怨霊王が出現しクロウを弾き飛ばし、機械を作動させる。
巨大なウサギ型の塊が動き出す。怨霊王はこれを使って人間を全て滅ぼす計画らしい。
その計画を阻止する為、チビテラスとクロウは起動したウサギ型の巨大人形(ロボ)
『ダイダラボッチ』の上部にあるコントロールパネル目指して走りだす。
33大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/18(月) 00:56:40.17 ID:UHQVnDnq0
今回はここまでにします。
34ゲーム好き名無しさん:2013/02/18(月) 01:03:39.40 ID:MLEYgHEa0

知らないゲームだからじっくり読むわ
35大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/20(水) 23:51:45.07 ID:QXJvJW/K0
では、続きを投下していきます。
36大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/20(水) 23:54:48.36 ID:QXJvJW/K0
クロウを背に乗せチビテラスは、ダイダラボッチの身体を駆け上り、
怨霊王の追撃を躱しつつ、ダイダラボッチのコントロールパネルに到着する。
ここでクロウとチビテラスは、生前と同じ人の姿となった怨霊王と向かい合う。
「人間は死滅して当然」と、過去に裏切られ絶望の淵で死んだ怨霊王の言葉。
「ユーは間違っている!」と、全ての人が醜いわけではないとクロウは反論。
チビテラスが怨霊王を引き付け、クロウがダイダラボッチの停止作業を行う。
隙を見てはクロウが持つペンダントで怨霊王の妖気を少しずつ吸収していった。
そして怨霊王を倒し、その身体の中から現れたカグラを無事保護。
ダイダラボッチも地上に出る寸での所で停止した。

遺跡の外へ出ると、学者と脱出したゲンナイが駆けつけてくる。
クロウは二人に『これは月で作られ、悪用されないように
この遺跡内に封印されていた物』だとダイダラボッチを説明する。
そして二人にカグラを預けて怨霊王を見に行くと、
怨霊王はわずかな妖気を発している状態だった。
チビテラスの筆しらべでその妖気を断つと、
怨霊王は浄化され、生前の穏やかな菅原道真の姿に戻った。
道真は礼を述べると、彼はクロウが持っているペンダントに気が付く。
この時にクロウと菅原道真の二人が、同じ月からやってきた『月の民』だとわかる。
「時に裏切られもするが、友はいいものだ」と同胞であるクロウに話しかけ、
道真の魂はようやく死後の世界へと旅立った。
彼を止める事が自分の役目だったのだろうと語ったクロウは、
学者と共に壊れてしまった道真の墓石を修復する。

修復作業の間にカグラとチビテラスがゲンナイの所へ訪ねると、
彼は遺跡で発見した設計図を基に騒音を響かせながら何かを作っていた。
あまりにも酷い騒音に対して苦情を言おうにも、ゲンナイは
謎の機械を作成するのにに夢中になっていて聞こえないよなので諦める。
再び道真の墓石の修復状態を見に行くと、以前のように
立派な墓石が完成していた。
クロウはその出来栄えを自慢しそれをカグラが褒めていると、
突如墓石から妖気が発生する。
その妖気は、あの道真に憑りついていたものと同じ妖気だと感じるカグラ。
37大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/20(水) 23:57:03.96 ID:QXJvJW/K0
集まった妖気の中から、自らを『悪路王』と名乗る妖怪が出現した。
そしてチビテラスに向けて妖気の弾を放ってくる。
チビテラスが素早く躱すと軌道上にあった遺跡にに命中し、遺跡は消滅。
それを見た悪路王は、「完璧には程遠い」と自分の状態に不満を漏らす。
『世界の全てを取り込み、常闇の新世界』を目指す悪路王は、
ヤマタノオロチの血を手に入れる為、過去へと移動してしまう。
どうやら、ヤマタノオロチの血があれば完璧な状態になれるらしい。
9ヶ月前へ行ってしまった悪路王を追う方法を思いつかない一行は、
ひとまず西安京に戻る事にした。

西安京に着くと、あの騒音が止んでたのでゲンナイの所へ行ってみる。
そこにいたゲンナイは、設計図に書かれていた機械を完成させたのだと自慢した。
その機械を見たクロウは、これは「好きな時代へ移動できる装置」だと説明する。
これで悪路王の後を追う方法が見つかった。
そこへイッスンがやってきて、自分が見つけた設計図をゲンナイに見せる。
新たな設計図を見て興奮するゲンナイ。今度はこの設計図の物を作るらしい。
それを無視して、カグラに「残って巫女の修行に励むよう」とクロウは言い、
チビテラスとクロウは装置を起動させて9ヶ月前のナカツクニへ移動する。
38大神伝〜小さき太陽〜(補足):2013/02/21(木) 00:05:51.63 ID:t5ModOnL0
ここから先の為に、>>19以外でも出てくる『大神』の登場人物と用語について、
ストーリー上で既出したものも含めて説明をします。
一度に全てを説明すると覚えきれないと思いましたので…。

ゲンナイ…子供と同じ背丈の、発明家のおじいちゃん。頭に何故か電球がついてる。
『大神』の時にも登場していたが、存在を知らないプレイヤーがいるかもしれないナリ。

ヤマタノオロチ…かつて神木村に恐怖と悲劇をもたらした妖怪。『大神』の冒頭で復活する。
百年前はイザナギにより、『大神』の時にはスサノオによって倒される。

白野威(しらぬい)…百年前のアマテラスにつけられたあだ名。ヤマタノオロチ戦後に死亡。
現在のアマテラスは、オロチ復活の気配を感じたサクヤによって、石像を憑代にして復活。

イッシャク…白野威の相棒を務めた、伝説の絵師。イッスンと同じ種族。
『大神』では齢百歳を超えたご老人になっており、一族に絵の指導をしている。

オトヒメ…両島原の沖、海底にある『竜宮城』の長を務める女性。既婚者で未亡人。
因みに前の長は彼女の旦那。

水龍…海を守護する巨大な龍で、その姿はリュウグウノツカイに似ている。
両島原を守る為に妖怪達と戦っていたのだが…。

月の民…ナカツクニよりも高度な文明を築き、かつて月に住んでいた人々の事。
何故月の民は月から脱出したのか等の詳細は不明。実は『大神』にも該当人物が登場している。

では再び、ストーリーに戻ります
39大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/21(木) 00:08:49.78 ID:t5ModOnL0
9ヶ月前の、何故か西安京の沖の上空に着いたチビテラスとクロウ。
案の定海へと落下、溺れている所を交易船に助けられる。
とりあえず船員に悪路王の事を尋ねるが収穫は無く、代わりに
「海が見聞きした知識を得る事が可能」な『知識の宝玉』の話を聞けた。
船長の計らいで宝玉の場所を知っているオトヒメを呼んでもらい、
宝玉を収めた場所へ行く許可をもらう。
その場所が海の中だと聞いたクロウは同行を拒否。羽衣を着て、
情報収集するために一人で両島原へ行ってしまう。
チビテラスだけでは不安であろうと判断したオトヒメは、
髪留めに宝を付けた9ヶ月前のナナミを同行者として紹介する。

宝玉が収められている知玉(ちぎょく)の宮へとオトヒメに案内してもらい、
宮の中にいた管理者の許しを得て宝玉に触れる。知玉に蓄積された知識の中に、
悪路王に関する情報を見つけ出す事ができた。
・悪路王は意思を持つ闇の塊で、活動するには憑代となる器(誰かの身体)が必要。
・器として相性がいいのは、「ヤマタノオロチの血で清めた光属性」の身体。
さらに、その情報提供者の姿がクロウそっくりだと判明する。
ナナミに交易船へ送り届けてもらう際、オトヒメから「水龍は現在、
海の守護者ではないから海へ出ない事」を船員たちに告げるよう頼まれる。

交易船に戻ると、船は妖怪の襲撃にあっているので全て退治する。
オトヒメの伝言を伝えて船を去ろうとするナナミだったが、彼女の髪留めに付けてあった宝を
一匹のナマズに盗まれてしまい、一人でそのあとを追って泳いで行ってしまう。
入れ違いでクロウが帰ってくるので、ヤマタノオロチがいる十六夜の祠へ向かおうとする。
帰る為に陸を目指す船に、今度は妖怪によって乱心した水龍が船に襲いかかってきた。
逃げ切るのは不可能と判断した乗組員は、ここで水龍と戦う覚悟を決める。
彼らと共に水龍に立ち向かおうとするクロウ達だが、船長に制止させられた。
「水龍は俺たちに任せろ」
逃げるように促す船長の言葉に納得できないチビテラス。その相棒を無理やり抱え、
クロウは羽衣の力で船から飛び去る。
涙をぼろぼろと流しながら十六夜の祠を目指す一人と一匹の後ろで、
水龍の攻撃を受けた船は真っ二つとなり、大海原に沈んでいった。
40大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/21(木) 00:13:14.81 ID:t5ModOnL0
十六夜の祠へ入る手前の道にて、9ヶ月前のスサノオを見つける。
声をかけて話をしている途中、スサノオはぐったりとして
湖に漂っている少年(9ヶ月前のクニヌシ)を発見。
慌ててスサノオが泳いで助けに行くと、少年は息をしていない。
心肺蘇生を行い、呼吸は戻ったが意識がない少年を、この傍にある十六夜神社に預けた。
スサノオは、この一件が終わった後で少年を引き取りに行くと言う。
祠の入り口の結界をスサノオと共に切り捨て、スサノオはクシナダ救出へ、
クロウとチビテラスは悪路王阻止の為に別行動になる。
ヤマタノオロチの姿が一望できる場所を見つけ、悪路王出現を待つ。
スサノオがオロチの首を全て切り裂き祠を去った後、
悪路王は現れオロチの亡骸に近づくので、切りかかり阻止する。
「この時代が駄目なら」とさらに百年前のナカツクニへ移動する悪路王。
移動の為にできた黒い穴が閉じられる前に、クロウとチビテラスは
悪路王を追ってその穴の中へ飛び込んだ。

百年前のナカツクニへ来た一人と一匹が十六夜の祠への道を進んでいると、
クロウの持つペンダントが発光する。
ペンダント内に込められていた情報が、光と共に彼の額へと送り込まれる。
チビテラスはその内容を知る事はできなかったが、
それを受け取ったクロウは「それが…ミーの役目なんて」と力なく笑う。
その後彼はチビテラスに「気持ちの整理がしたい」と言い残し、
羽衣を纏って一人でどこかへ飛んで去ってしまった。
後を追ったチビテラスだったが、その後ろ姿に追いつく事は出来なかった。

一匹だけで十六夜の祠へ向かうと、空腹で倒れている少年・マンプクを発見。
ここへ来る途中でもらったお肉を渡すと、マンプクはその場で肉を調理し
出来上がった料理を瞬時に平らげる。
そして、食べるのを我慢できなかったとマンプクは悔やむ。
独り言の内容を聞いていると、どうやら彼は妖怪に攫われた母・モテナシを
助けにここまで来たらしい。
すぐ空腹になって転倒したマンプクを見かねたチビテラスは、
明らかに重たいとわかる彼を頑張って背に乗せ進む。
「おっかさんがさらわれたのは、おらの食欲のせいなんっす」
マンプクは、家にある食材を全て平らげる彼の為に、モテナシは雑草を食材に昇華できる
『究極の味付け』を完成させたと説明する。
そしてオロチはその腕前に目をつけ、自身の料理を作らせようと考えて攫ったようだ。
まずはモテナシを救出しようと祠へ入ろうとするが、結界が張られており無理だった。
その時、結界の向こうから妖怪達の声がしてきた。急いで傍の階段の死角に身を隠す。
聞こえてきた妖怪達の会話から、どうやらその妖怪は料理長を務めており、
自分ではなく人間がオロチの料理を作る事に不満を漏らす。
さらに『誤ったふりをして、オロチに捧げる料理にわざとモテナシを混入させる』という、
モテナシを亡き者にする計画を立てている事が判明する。
食材を料理長の後を追いかけて氷室(天然の冷蔵庫の事)内に侵入する。
41大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/21(木) 00:16:42.67 ID:t5ModOnL0
氷室の中にある食材を取りに来た料理長の会話から、
どうやらこの奥に、祠の結界を解くのに必要な『琥珀』が存在するらしい。
それを聞いたマンプクとチビテラスは、料理長に見つからないように
氷室内部を探索する。
しかし最奥まで行くが見当たらない為来た道を戻ろうとした時、
凶暴故に氷の中へ封印されていた妖怪・蛟(みずち)が何故か復活する。
その蛟を倒すと、口の中から琥珀が飛び出したではないか。
さらに蛟が暴れた拍子に頭上から氷が落下。その氷の中に、
白野威とイッシャク(百年前のもの)が閉じ込められていたので救出する。
満身創痍ですぐには動けない白野威に少し休むよう促し、
マンプクとチビテラスは先へと進む。

結界を解除し十六夜の祠内にある妖怪達の調理場に到着すると、
料理長に騙されモテナシが鍋の中へ突き落された瞬間だった。
筆しらべを使い救出し、周りにいた妖怪を倒した後マンプクは母の元へ駆けつけ、
自分の食欲のせいで母に迷惑をかけていた事を謝る。
しかしモテナシは迷惑に思っていない事、それどころか彼女は
「マンプクの笑顔が見れるのなら、飯を抜くのはつらくない」と答えた。
母を抱え帰ろうとするマンプクだったが、目的を達成した彼は
チビテラスとはここで別れなければならないと気付く。
「おらはお前と離れないっす」とマンプク。そこへ気持ちの整理がついたクロウが現れる。
当初の目的を忘れると道に迷う事になるとマンプクを諭し、
「運命は一つしか選べない」とクロウは溜息をつく。
チビテラスに促された事もあり母親と帰る道を選ぶマンプク。何かあったら
絶対駆けつけるとチビテラスに約束し、彼は母を背負って歩き出す。
クロウは自身が持つペンダントを見て呟く。
「運命は二つに一つ」

百年前のイザナギとヤマタノオロチの戦いが終わり、傷ついた白野威を
抱きかかえるイザナギの姿が去った後、崩落する祠の中に悪路王が姿を現す。
オロチの死体に近づく悪路王に襲いかかろうとする一人と一匹だったが、
こちらへの落石を回避した為に隙が生じてしまい間に合わなかった。
「悪路王の勝ち…ということか」クロウは、オロチの血を手に入れた悪路王を一人で追い、
チビテラスは彼に言われた通りに百年前の神木村へと避難する。
神木村では深手を負った白野威の周りに、イザナギをはじめとする住民達と
イッシャク、そしてチビテラスが集まり白野威に声を掛けて励ます。
そこへ「器を清める事ができた!」と悪路王が出現し、自身の溢れ出る妖気を
弾へと変えて辺り一面に攻撃する。こちらへ飛来する弾に対し、
白野威は我が身を盾にして皆を守り、そして力尽きた。
「十六夜の祠にて待つ」と去っていく悪路王と戦う為、泣いていたチビテラスは
涙を我慢し、悲しみに包まれた神木村を後にした。
その後方からイッシャクが追いかけてきて、
「この世界をオイラ達の力で守るんだァ!」と同行を申し出る。
42大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/21(木) 00:26:26.45 ID:t5ModOnL0
崩落が収まった祠に再び入ると、オロチの亡き殻の上に誰かがいた。
それは悪路王に、自身の器として身体を乗っ取られたクニヌシの姿だった。
悪路王はクニヌシの事を、イザナギやスサノオ達と同じ『光属性の器』の持ち主だと言う。
クニヌシ、もとい彼に憑りつく悪路王の足元には、
「これがミーの選んだ運命さ」と悪路王の手下となってひざまずくクロウがいた。
元々悪路王は、『大神』の時のラスボスを器にしていたのだが、
アマテラスに倒された後、その衝撃で悪路王の霧状の身体は分裂してしまったと話す。
その後それぞれが勝手に器を見つけて憑りついてしまった為、
悪路王はチビテラス達を利用して、その身体の一部を回収していたのだ。
復活に成功できたのはチビテラスのおかげだと言って悪路王は、
空間に黒い穴を生み出して、チビテラスとイッシャクをその中へ吸い込む。

異空間に連れてこられたチビテラス達の前に、悪路王達は大蟇怪・大ナマズ・
連獅子に憑りつく千両と万両・そして怨霊王を召喚する。
チビテラスだけでは勝ち目はないとのクロウの言葉を聞いたイッシャクは、
絆で繋がった仲間を時空を超えて呼ぶ奥義をチビテラスと力を合わせて披露。
途中でクロウの妨害に合うものの、チビテラスの呼びかけにナナミ・カグラ・
マンプクの三人が異空間にできたヒビを破り駆けつける。
チビテラスとの再会に喜ぶと同時に、「同じ仲間なのに!」とクロウに
問いかける三人。それに対しクロウは、自分には仲間はおらずずっと独りだと答える。
相手に増援が来たこの状況を面白がる悪路王は、「我と戦う資格を証明してみせよ」と
チビテラス達をさらに別空間へ飛ばす。

最初にマンプクと合流したチビテラスは大蟇怪を倒す。共に進もうとするが、
進む為にはどちらかが残らなければならない事がわかり、マンプクが残る。
次にナナミを背負い大ナマズを倒して、先程と同じようにナナミと別れた。
最後にカグラと合流し、連獅子そして怨霊王との連戦を制す。
そのカグラの成長を、先で待ち構えていたクロウが驚く。
しかしそれでも悪路王を倒す事はできないとも彼は言う。
カグラ、そしてクロウに連れてこられたマンプクとナナミとイッシャクがその空間に集まり、
「戦う事で語り合おう」とのクロウの言葉と共に、クロウ対チビテラスの戦いが始まる。
イッシャクがチビテラスの背に乗り、三人の相棒が見守ったこの勝負、
チビテラスの勝利で終了となった。
自分の心の弱さを振り返るクロウは、チビテラスに「止めを刺せ」と言葉を続ける。
チビテラスはクロウの顔をなめる。敵に寝返った彼を許したのだ。
直後、後方の空間に再び穴が開き、その中に相棒達が吸い込まれてしまう。
「ミーを許すっていうのかい?」チビテラスに尋ねるクロウ。
その問いかけにチビテラスは「わんっ」と肯定し、暗い穴の中へ飛び込む。
「甘い…甘いよユーは…」
43大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/21(木) 00:30:05.94 ID:t5ModOnL0
今回はここまでです。
大神伝は、あと数スレで終了します。
44ゲーム好き名無しさん:2013/02/21(木) 00:44:42.75 ID:alPcQkdj0
数スレ!?
ともあれ乙
45ゲーム好き名無しさん:2013/02/21(木) 01:53:22.48 ID:5lu0WvHJ0
読みやすいわ
物語みたいにして寝る前に読んでる
46ゲーム好き名無しさん:2013/02/22(金) 06:58:23.45 ID:vYZY/jPcO
ドラクエ10をうろ覚えで書きます

ある村に住む主人公はある日、村長のお婆様から洞窟から花を取ってくるように頼まれる
妹(兄弟、姉妹から1人選択可能)と花を取ってくると、村が魔物に襲われている
襲ってきたのは冥王ネルガル、どうやらこの村人が持つ特殊な力を消す為に襲ってきたらしい
次々と殺されていく村人達
妹も死にそうになるその時、主人公が特殊な力を発動
妹はどこかへ消えさったが、冥王の放つ巨大な力で村は闇に包まれた
47大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/22(金) 15:23:30.01 ID:qf2df8G60
数スレじゃなくて数レス、しかも計算してみると3レス前後で終了するの間違いでした、すみません…。
そして、2ヶ所誤りがありました。

>>39の途中
×羽衣を着て、 情報収集するために一人で両島原へ行ってしまう。
○羽衣を着て、情報収集の為に一人で両島原へ行くと言いだす。

>>40の最後
×食材を料理長の後を追いかけて氷室(天然の冷蔵庫の事)内に侵入する。
○その料理長の後を追いかけて、氷室(天然の冷蔵庫の事)内に侵入する。

では、最後となる続きの投下していきます。
48大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/22(金) 15:28:17.40 ID:qf2df8G60
悪路王は、クロウに止めを刺さなかった理由を訊いてくるが、
それを答える必要はないと、代わりにイッシャクが答える。
「お前はきっちりと止めを刺してやる」
「本当にできるかな?」と、悪路王はチビテラスを攻撃。
しかし反撃をしないチビテラス。見かねて助太刀しようとする相棒達を拒み、
一方的な攻撃を受け続ける。
どうやら自分の手でクニヌシを助け出したいと考えているらしい。
倒れたチビテラスにイッシャクが駆け寄ると、我慢の限界に達した他の三人も
走り寄ろうとするが、三人は悪路王に捕まり別の空間へと飛ばされてしまう。
チビテラスに止めを刺そうとする悪路王。その時、悪路王に異変が発生する。
傷つき倒れた相棒の姿を見て、一時的にクニヌシの意識が戻ったのだ。
悪路王の本来の姿である黒い霧が離れそうになるものの、
「この身体は我のものだ!」と再度クニヌシに憑りつく。
「誰にも渡さん!」と黒い霧の姿の内部にクニヌシを吸収した悪路王。
「ここは正念場だぜェ!」とイッシャクの励ましを受けたチビテラスは、
クニヌシ救出の為の戦闘を始める。

相棒を想う力で悪路王の体力を削ったチビテラスだったが、悪路王によって
さらなる別空間へと移動させられる。
チビテラスはその空間内にあった大きな鏡の前に立ち、自身の身体を鏡に映す。
その瞬間辺りに妖気が立ち込め、鏡の中から黒いチビテラスが突き破って現れた。
妖気から生まれた黒のチビテラス似の相棒の背に乗り、
クニヌシの身体に再び憑りついた悪路王との決戦となる。
チビテラスと同じく筆しらべを駆使する悪路王。直接攻撃以外にも
筆しらべの使用や相手の筆しらべの打ち消しあいという激戦。
最後に勝利を掴んだのは、太陽が化身アマテラスの子・チビテラスだった。

黒のチビテラスは消滅し、身体から悪路王を追い出してもらったクニヌシは、
「ごめんよ。痛い思いをさせてしまって」と泣いて詫びる。
闇が本体である悪路王はクニヌシという器を失い、
すぐさま新たな器を探し始める。その悪路王の前に、一人の少年が進み出る。
「ミーの身体を使ってください!」
クロウの発言に驚くチビテラスとイッシャク。クロウが月の民だと知り、
クニヌシ程ではないが「器として悪くない!」とクロウに悪路王は憑りつく。
高笑いをする悪路王を前に、もう一度戦うのかとチビテラスは身構えた。
しかし、今度はすぐに異変が現れる。悪路王の慌てる声から察するに、
どうやら悪路王の思い通りにクロウの身体を動かせないらしい。
イッシャク達が不審に思っていると、クロウが自身の中で悪路王を抑え込みながら
「ミーごと悪路王を倒してくれ」と懇願した。
それを聞いて怒鳴るイッシャクに、自分の正体は『悪路王封印の為に作られた、
月の民の複製人形』なのだと説明する。
遺跡で読んだあのメールの『人形』は、クロウの事を指していたのだ。
49大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/22(金) 15:37:43.60 ID:qf2df8G60
彼の体の中に入った悪路王を封印できるのは短時間だけであり、
その間であれば、クロウの死と共に悪路王を倒せるのだと話す。
その役目や運命を知り、それに逆らおうと悪路王を阻止する為に全力を尽くした事。
しかし悪路王がオロチの血を入手された為、やけになって悪路王側に付いた事。
それでも裏切った彼を許したチビテラスの優しさに、クロウは感謝の気持ちを伝える。
今まで出会ってきた人々やナカツクニを守る覚悟を決め、「やってくれ」と頼み込むクロウ。
彼の身体はガタガタ震え、涙は止めどなく溢れている
一度は嫌がるもののイッシャクに叱咤され、チビテラスも覚悟を決めた。
チビテラスだけにつらい思いをさせたくないとクニヌシは言い、
「ぼくも一緒にやる」とチビテラスの背に乗り木刀を構えた。
クロウの中で諦めずに悪あがきを見せる悪路王を、一人と一匹の力を合わせた一閃が捉える。
断末魔の叫びを上げ、ようやく意思を持つ闇の塊であった悪路王が消滅した。

異空間から脱出後、十六夜の祠にてチビテラス・クニヌシ・ナナミ・カグラ・
マンプク・イッシャクが、虫の息となったクロウの周りに集まり涙を流す。
胸に抱えたクロウのペンダントが輝き、彼の体験してきた思い出を虚空に映す。
『人形であったとしても、この記憶はお前自身のものだ』と、
イッシャクは死にゆく彼に優しく語る。
クロウはようやく、ここにいるチビテラスの相棒達は、皆同じように周りに迷惑をかけ、
そしてチビテラスのおかげで変わってきた"仲間"なのだと理解した。
自分は独りじゃなかったと知った彼は、仲間達にお礼を述べ、
そしてチビテラスに対し「ユーと冒険できてよかった」と本心を告げる。
「生まれてきて良かった」
その言葉を最後に、クロウは静かにその短い生涯に幕を下ろした。

相棒達は各々の時代と場所に帰り、そして日常に戻りつつあるナカツクニ。
神木村の一角にて、チビテラスと一緒にいたクニヌシは両親に
「自分が誰かを知りたい。そのため旅に出たいんだ!」と頼み込む。
悪路王の件から、自分が何者なのかを知りたいと思うようになったようだ。
誰が何と言おうとお前は我の子だと説得するスサノオ。
クシナダはスサノオに「もう止めても無駄よ」と言うが、
興奮したスサノオは「もうお前とは親でも子でもないわ!」と叫ぶ。
『クニヌシ』という名前を捨て、村に帰ってくるなという厳しい言葉に対し、
クニヌシは覚悟を決め「わかりました。『クニヌシ』という名前はお返しします」と答える。
お世話になりましたと頭を下げ、クシナダとこちらに背を向けるスサノオの前から、
それまでクニヌシと名乗っていた少年が去っていく。
50大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/22(金) 15:43:05.55 ID:qf2df8G60
心配したクシナダがスサノオの顔を覗き込むと、スサノオは涙をぼろぼろと流していた。
どうやら彼は、本当は"我が子"と別れる事が嫌であり、悲しかったらしい。
「…無理をしちゃって」とクシナダ。
「ああでも言わなければ決心も鈍るじゃろ」とスサノオは話す。
しかし、何年かかってもあの子は本当の自分を知り、本当の名を手に入れて、
私達の元に必ず帰ってくると確信する二人。
「それをずっと待ちましょう! この子と一緒にね」
クシナダは自身の腹を優しく触れ、隣で驚いているスサノオに一つ相談する。
「男の子だったら名前はクニヌシにしますか?」
今度は嬉し泣きとなったスサノオ。そして二人で薄桃色の花びら舞う天を仰ぐと、
ここから旅立った"我が子"の事を想う。
「…神よ。どうか息子の旅を見守りください。
無事に我らの元に帰ってこられるように。
あの子の行く末を、強くまぶしく照らしたまえ」

名無しとなった少年とチビテラスが村の入り口に差し掛かった時、
少年は相棒に「ここでお別れだ」と告げる。今度の旅は、自分自身を探す旅。
一人でやり遂げなくてはならないとチビテラスを諭す。
別れの前に、互いに抱き合い涙を浮かべる一人と一匹。
「必ずまた会おう!」と少年はいつ終わるかわからぬ旅へと踏み出した。
その姿を涙を拭いながら見つめていたチビテラスの前に、サクヤが現れる。
ナカツクニに真の平和が戻ったと言い、この活躍のねぎらいとして
彼女はチビテラスの額に口付けをする。
そこへ謎の飛行物体『天かける船』に乗ったイッスンが登場し、
サクヤとチビテラスの前に着陸する。全国行脚の旅は一区切りがついたイッスンは、
遺跡の設計図からゲンナイが復元したこの船で、今からアマテラスの所へ行くらしい。
「一緒に行くだろォ?」とイッスンに誘われたチビテラスは大喜びで船に乗り込む。
留守中のナカツクニの事をサクヤに頼むと、彼女はそれを快く承諾。
そしてアマテラスのいる場所を目指して、船は晴天の中を駆け抜ける。

少年とチビテラスの冒険はまだまだ続くが、それは別の機会に話す事にしよう。
冒頭の老人の声が、静かにそう語った。
「これは我が自分のことを…ぼくと呼んでいた頃の物語」
お後は次のお楽しみという言葉を以て、此度の物語は締めくくられる。
(終わり)
51大神伝〜小さき太陽〜:2013/02/22(金) 15:53:58.82 ID:qf2df8G60
以上で『大神伝〜小さき太陽〜』のストーリーは終了です。
少々不手際が目立つ執筆者ではございましたが、これにて一旦筆を置きます。
有難う御座いました。

追伸
>>49の「彼の身体はガタガタ震え、涙は止めどなく溢れている」の最後に「。」をつけるのを忘れました。
52ゲーム好き名無しさん:2013/02/22(金) 21:09:00.88 ID:jL34sRoD0
結局クニヌシの正体は明らかにならないままだっけ
クニヌシってパッケージに載ってるくせに序盤しかでてこずに
クロウと旅する期間のほうが断然長かったな
53ゲーム好き名無しさん:2013/02/22(金) 21:18:16.28 ID:qf2df8G60
>>52
はい、そうです。
本音を言いますとプレイしていた当時、
後半はクニヌシの存在を執筆者は忘れておりました…。
54ゲーム好き名無しさん:2013/02/22(金) 23:24:15.30 ID:0yddVnfu0
乙です
物語の最初と最後の語りはやっぱりいいな
クロウが出てきたあたりで積んだままだし、
この機会にやり直そうかな
55ゲーム好き名無しさん:2013/02/24(日) 16:41:03.40 ID:D1bc8KGQ0
このスレの>>54までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

なお、「大神」、「カノウセイ」の2作のストーリーが、Wikiに直接投稿されていました
「タイムトラベラーズ」のストーリーも、Wikiの連絡用掲示板内差し替え・追加スレッドに投稿されていました
これらの作品をリクエストした方がスレのみしか見ていない場合は、Wikiもご覧になってみてください
56タオルケットをもう一度:2013/02/27(水) 01:23:37.49 ID:kk6wIToDP
続き投下します
57タオルケットをもう一度 第五章(1/6):2013/02/27(水) 01:24:31.62 ID:kk6wIToDP
第五章【「ちゅん」の物語】

――昔々。具体的にはもーちゃすたちがまだ島に漂流する前のこと。
あるところに「ちゅん」という小鳥がいました。
三人兄弟の末っ子で、明日はお姉ちゃんと一緒に巣立ちの日を迎えます。
ちゅんは明日がとても不安でした。
そんなちゅんを見て、お母さんは優しく語ってくれます。
「いい?外の世界ってね、いろんなことがあるの。
 怖いこともあれば楽しいこともあって、素敵な人に出会えるかもしれない。
 だからね、どんなに辛いことがあってもめげちゃ駄目。
 みんながみんな、幸せを見つけることができるから。」

その晩、寂しさを紛らわす為にちゅんは月の見える丘へ行くことにしました。
ちゅんは寂しいときに月を見ることが好きでした。
・・・その日の月は満月でした。
「わあ、これは綺麗だな。明日もこのお月様みたいに、綺麗な一日だといいな。」
そう呟くちゅん。
すると、ぽつぽつと雨が降り出します。

慌ててちゅんが家に帰ると、彼を待っていたのは猫の集団でした。
お母さんも、お姉ちゃんも、猫に襲われてしまってずたずたです。
「明日は・・・明日・・・ちゅんと一緒に・・・ごめんね。」
お姉ちゃんは苦しそうにちゅんへ謝って・・・もう動かなくなりました。
お母さんも既に息絶えてしまっています。
――ちゅんは逃げました。
ただ、ただ。血だらけになった家族を見て、恐ろしくなってしまったのです。

朝になって、雨は止んでいました。
それはいつもと変わらない朝のように思えます。
ですが、ちゅんは一人ぼっちです。
・・・ちゅんは「巣立ちの日」を迎えました。
58タオルケットをもう一度 第五章(2/6):2013/02/27(水) 01:25:14.63 ID:kk6wIToDP
ちゅんが当てもなく歩いていると、年老いた鳥を見かけました。
別の鳥が言います。
「あそこの年寄り、子供に捨てられたんだって。かわいそうなこった。」
老いた鳥は息も絶え絶えに言いました。
「水を・・・水を飲みたい・・・。」
――この哀れな鳥を見て、ちゅんは心を痛めました。
この鳥もなんて悲惨な、辛い人生なんだろう。と。
ちゅんがそう思っているうちに、老いた鳥は動かなくなりました。
ちゅんのこの鳥に対する思いは薄れ。
自分の家族が殺されたという現実に引き戻されます。

ちゅんはある小鳥に出会いました。
その小鳥の色は真っ黒で、他のみんなとは違う色をしています。
「僕は生まれたときから真っ黒でした。
 誰にも構ってもらえず、誰からも愛してもらえなかった。」
黒い小鳥は言いました。
「どうぞ、僕なんか放っておいて行ってください。
 あなたに話しかけられると僕は・・・僕は希望を持ってしまう。
 僕はそれに必死にすがって・・・また嫌われてしまう。
 どうぞ・・・僕に構わないでください。
 僕は・・・もう・・・疲れた。」
それから黒い鳥はちゅんが立ち去るまで一言も言葉を発しませんでした。

ちゅんが川を泳いでいると、二羽の小鳥がいます。
一羽はちゅんのお兄ちゃんで、一羽はメスの小鳥。
どうやら二羽は互いに愛し合った仲のようでした。
「おお、ちゅんじゃないか。
 ちゅんも素敵な鳥に出会えるといいな。」
――ちゅんは家族のことを言えず、ただの一言「おめでとう」も言えず。
彼は無言で立ち去りました。

ちゅんは思いました。
どうして・・・どうしてこんなに辛いんだろう。
ある鳥は年を取り・・・誰にも看取らずに死んだ。
ある鳥は容姿が他と違うからと、全てを諦め拒絶し。
ある鳥は殺され・・・また、ある鳥は家族を殺され・・・。
すぐ傍では幸せそうな鳥がいた。家族の悲しみ、苦痛を知らずに・・・。

ちゅんはどこかに逃げたくなり、小さな羽根を使って空へと飛びました。
ちゅんは嫌なことや辛いことから逃げる為に飛び続けます。
――そんなときのことでした。
曲がり角の呪いで空を飛んだもーちゃすが、ちゅんと衝突したのです。
59タオルケットをもう一度 第五章(3/6):2013/02/27(水) 01:25:55.45 ID:kk6wIToDP
ちゅんともーちゃすの衝突は様々な問題を生み出しました。
まず一つ。それはちゅんが衝撃によってどこかの空間へ飛ばされたことでした。
もう一つはちゅんがこの時間からいなくなってしまったこと。
そう、ちゅんは消えてしまったのです。

ちゅんが意識を取り戻したとき、ちゅんは"どこか"にいました。
――ここははじまりの場所。ちゅちゃーん族が住まう場所。
多くのちゅちゃーん族が無を考えたり、悟ったり、意味について考えたり。
そんな中、ちゅんが見たのは横たわった者とそれにすがる者。
すがる者は横たわる者へ、同じ言葉を繰り返し叫んでいました。
ちゅんはその光景を猫に殺されたお姉ちゃんと重ねます。
ちゅんは言いました。
「僕も同じだった。お姉さんが殺されたとき、悲しくて怖かった。
 ・・・だから僕は逃げてきたんだ。」
すがり、泣き叫ぶ者は答えました。
「あなたは逃げた。でも私は自分の大切な者を失った悲しみを受け止めている。
 私は逃げない。私は愛した者、それだけの為に今を祈る。
 ・・・だからあなたとは違う。」
ちゅんはその場を離れようと思いました。
自分の思いは伝わらず、何とも言えぬ悲しい思いがちゅんの中に残ります。

ちゅんは悩みました。とても長い間悩みました。
決して解けることの無い問いを自分自身の中で考え続けました。
「自分はなぜ不幸なのだろう?どうしてだろう?
 小さな世界しか見ていないから?もっと広い世界にはいろんなことがある?」
考えることをやめれば、気が晴れる?
心をなくせば、嫌なことから逃れられる?
――疲れてしまったちゅんは、自由な羽を動かすことなく崖から飛び降りました。

気が付くとそこは延々と続く道。
そして道にはたくさんの自分そっくりの小鳥が死んでいます。
ちゅんが続いている道の先を見ると、まだ無数の死体があります。
どれもこれもみんな苦しそうな顔で・・・自分はまだ生きています。
「気が狂いそうだ!ここはどこなんだ!僕は何なんだ!
 ・・・どうして!どうしてみんな死んでいるの?」
辛さや別れ、狂った世界への不満。ちゅんは叫びました。

そして長い長い沈黙の後、ちゅんは気付けばまた別の次元にいました。
ちゅんは異空間に投げ出され、このときから彼に時間の概念は消失しました。
辺りを見回すと、四角い冷たそうな物がそこらじゅうに置いてあります。
(もめんとアームたんの秘密基地です。)
ちゅんは永遠に近い時間の中、考えます。
「僕がこの場所にいるのは、何かしら目的があるに違いない。」
ちゅんは意味を探すことにしました。
自分の存在の意味。この場所に来た理由を。
――それから数百年後。
自分の存在意義について、ちゅんは結局分からずじまいでした。
60タオルケットをもう一度 第五章(4/6):2013/02/27(水) 01:26:51.91 ID:kk6wIToDP
ちゅんは自分の存在意義を見つける為にも何かしようと思いました。
だから動かない少女(アームたん)に話しかけ続けました。
ちゅんは自分の思いを話しました。
家族のこと、お姉ちゃんが死んでしまったこと。
おうちに帰りたい、ママに、みんなに会いたい・・・と。
ちゅんは知りません。
ちゅんが人間だと思い、話しかけているのはアームというロボットで。
いくら話しかけても決して目を開かないことを。

――気の遠くなる年月が経ちました。
何百・・・何千・・・何億年。
ちゅんは喋らなくなりました。
もう、ちゅんは自分の全てをロボットに話してしまったのです。
だから彼は意味を探すことを止めました。
――その代わりにちゅんは祈ります。
死んでいったお姉ちゃんのことを。
もう二度と会えないだろうママのことを。
・・・ちゅんは何かがわかった気がしました。
嫌なこと、辛いこと、どうすることの出来ない現実。
それを感じているのは自分だけではない、と。
「僕がお姉ちゃんの死を悲しんだように、お姉ちゃんも僕との別れを悲しんだ。」
「ママにもう会えない悲しみを、ママだって同じように僕と会えない悲しみを。」
「お兄ちゃんだって幸せだったけど、僕と同じで家族を殺された。」
「僕だけが・・・"悲劇の小鳥"ではないんだ。」
ちゅんは祈ります。みんなの為に。自分自身の為に。

気が付くとちゅんは宇宙にいました。
彼の意識は、ちゅんという小鳥の中に入れるには大きすぎるものになったのです。
――ちゅんはもう小鳥ではなく、宇宙の一つとなりました。
悲しいのは自分だけではない。幸せなのは自分だけではない。
みんな自分と等しく辛く、幸せなのです。
「僕はみんなと同じで、みんなは僕と同じで。」
宇宙にとけたちゅんの意識は無限に広がり続け、彼は様々なものを見ました。
どの星に住む人々もみんな同じ。嫌なことがあれば楽しいことがあります。

やがて宇宙の端まで来たちゅん。端の先は真っ暗で、固くて。
思い切ってそこから飛び出すと、ちゅんは卵から生まれました。
そこは見たことのある木の上。
――あるところに四羽の家族がいました。
お母さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん。そして、末っ子の小鳥。
末っ子の名前は「ちゅん」といいます。
そして彼はやがて巣立ちの日を向かえ――また繰り返しました。
家族が殺されて、男の子とぶつかって、不思議な空間にいて・・・。
61タオルケットをもう一度 第五章(5/6):2013/02/27(水) 01:31:21.33 ID:kk6wIToDP
――そしてまた、宇宙の始まりの場所へと辿り着きました。
ちゅんはまた、横たわった者とそれにすがる者を見かけました。
すがる者へちゅんは語ります。
彼が今まで見てきたものを、思ったことを、全てを。意識は宇宙と一つとなり、やがて始まりに戻るのだ、と。
――その言葉はちゅちゃーん族の心へ響きました。
すがる者はちゅんへお礼を言います。
「ありがとう、救われました。」
その後、ちゅんはまた崖から飛び降りて、衛星の秘密基地で長い時間を過ごして。
宇宙の果てから出るとまた卵から生まれて・・・。
ちゅんは繰り返す度、ちゅちゃーん族へ語りました。
ちゅんの言葉は彼らに響き、彼らはちゅんを心を救う者だ、と崇めます。

そしてちゅんは自分の出会った全ての者に、祈りました。

あるところに年老いた鳥がいました。
ちゅんはその鳥の傍へ寄り。
「ごめんなさい。僕には何もすることができません。
 ・・・僕には傍にいることしかできません。
 どうか、どうか、安らかに。僕は傍にいます。」
老いた鳥は死ぬ間際に言いました。
「ありがとう」と。

あるところに全てを拒絶した真っ黒の小鳥がいました。
ちゅんは言いました。
「僕の家族は殺されてしまった。僕も辛い。でも生きているんだ。」
黒い小鳥は答えます。
「僕はあなたとは違う。僕には何も無い。僕の辛さなんか軽いんだ。」
ちゅんはまた言いました。
「悲しみの比べ合いをしているんじゃない。
 みんな辛いことや楽しいことが合って、そうして生きているんだ。」
黒い小鳥は叫びます。
「僕には楽しいことなんて無いっ!」
それでもちゅんは言い続けました。
「僕と君がこうやって話していることは辛いことなの?
 ・・・僕は君と話せて嬉しいんだ。」
黒い小鳥はぽつりと言葉を漏らします。
「・・・うん、僕も、僕も君と話せて嬉しいよ。
 でも・・・僕はそれにすがって君に嫌われしまうことに耐えられない。」
それを聞いたちゅんは答えました。
「でも。でもね。もう一人じゃない。君は僕と会って嬉しかった。
 それはずっと、これからも変わらないよ。
 僕だって同じ。君と話せたことは嬉しいし、これからも変わらないんだ。」
黒い小鳥は最後に言いました。
「ありがとう」と。

お兄ちゃんとメスの小鳥にはこう言いました。
「おめでとう。幸せになってね。」
それは心の底からの祝福の言葉です。
62タオルケットをもう一度 第五章(6/6):2013/02/27(水) 01:32:10.83 ID:kk6wIToDP
無限に広がる「ちゅん」。無限に増え続ける「ちゅん」。
ちゅんは無限に繰り返しました。
さらに気の遠くなる年月を、無限を無限に繰り返しました。
――どのくらい経っただろうか?このちゅんは何羽目だろうか?
ちゅんの意識は限りなく無限で。
ちゅんが宇宙なのか、宇宙がちゅんなのかはもうわかりません。

・・・何度目かわからない衛星の秘密基地で、ちゅんはふと思いました。
そういえばあの機械(もーちゃすが入ったハイテク冷蔵庫)はなんなのだろう?
あの機械の横に付いていた赤いスイッチは何だろう?
「押してみたいな。」

――そして、ハイテク冷蔵庫はその役目を終えました。
63タオルケットをもう一度 第六章(1/6):2013/02/27(水) 01:34:27.00 ID:kk6wIToDP
第六章【・・時差】

もーちゃすが目を覚ますと、目の前には小鳥が一羽。
ちゅん、と鳴くその小鳥はもーちゃすと一緒に着いてきました。
――冷蔵庫に入っている間に何があったんだろう。
もーちゃすが秘密基地を歩き回っていると、入り口付近で動かなくなったアームたんを見つけます。
周囲に爆破の跡があるものの、アームたん本体の損傷は見受けられません。
もーちゃすは彼女の体からメモリーチップを抜き出しました。
そして秘密基地内部に飾られていた予備の本体へ、メモリーチップを移します。
「・・・あぁ、人間様。無事だったんですね。」
アームたんは無事、起動しました。
もーちゃすは爆破のことをアームたんに訊ねます。
するとアームたんは一目散にもめんが入っていたカプセルの前へ駆け出します。
――爆破から何年経ったのでしょう。
もめんの体も、カプセルのガラスも、全て消えてしまっています。
「もめん様ぁ!もめん様がいない・・・もめん様が!!
 アームは・・・アームはどうすれば・・・いいの。」
もーちゃすはアームに声を掛けました。
「・・・大丈夫。
 アームが悲しんでいるのは、もめん様を好きになるようにプログラムされたからです・・・。」
彼女は辛そうに言います。
「この辛い気持ち・・・情報を消せば・・・アームはいつもの明るいアームに戻ります。」
そしてもーちゃすへと訊ねました。
「人間様。アームはもめん様の記憶を消した方が・・・忘れた方がいいの?」
「――消したいの?」
「ううん。消したくない。アームはもめん様に作られたんだもん。」

アームが言いました。
「これからどうしましょう・・・人間様はどうしたい?
 このままアームと暮らします?それとももめん様の作戦通りに実験体を集めますか?」
(アームと暮らす分岐(?)エンドもあります。)
「ああ、そうだ。アームの体に収納していたNo.3を今出しますね。」
彼女の体からとても大きなカプセルが出てきました。
もーちゃすはカプセルを起動させ、彼女――No.3のオリジナルを目覚めさせます。
「コンチェル様、おはようございます。気分はどうですか?」
アームの問いを無視し、コンチェルはもーちゃすへ抱きつきました。
――数億年以上の歳月。
彼女はアームたんの体内に収納されていました。
意識がある中での気の遠くなるような年月が暗闇。
コンチェルは――彼女の心は暗闇と同じで全てを閉ざしてしまっていました。
気が狂ってしまう程の孤独に、彼女は耐えられなかったのです。

・・・もーちゃすは今を知る為、コンチェルを元に戻す為、実験体を集める為。
アームたんとちゅん、コンチェルと共に宇宙へ飛び出しました。
64タオルケットをもう一度 第六章(2/6):2013/02/27(水) 01:38:37.38 ID:DXJsdLvf0
二人と一体と一羽は不思議な星へ降り立ちます。
そこはうねうねとした石のような何かが立ち並ぶ不思議な場所。
もーちゃすたちは星を探索します。
――星の奥には不思議な生物と、眠り続けるNo.3がいました。
「そのロボットは・・・。」
「僕の大事な人。・・・ずっと前から休んでいるの。」
アームたんの問いに、不思議な生物は答えました。
「僕に、最後に言いたいことがあるんだって。約束したの。
 コンチェルは今、考えている最中なんだ。」
No.3は眠ったまま、ぴくりとも動きません。
「・・・あのね、ロボットはね・・・あのね・・・。」
「僕はこの子が考えている最中に邪魔にならないようにしているんだ。」
不思議な生物は立ち去りました。
もーちゃすたちがNo.3を調べても、彼女は動きません。
「・・・人間様。No.3、コンチェル様です。
 何でこの星にいるんでしょう?記憶を再生してみますね。」
アームたんはNo.3の記憶を再生しました。

――それはNo.3がまだ動いていたある日のこと。
丘の上、No.3は空を見上げます。
「おはよう、コンチェルさん。ご飯・・・食べる?」
不思議な生物が話しかけました。
「ふん!ロボットはご飯食べないのっ!」
「そうなの?・・・ごめんね。一人だと・・・寂しかったから。」
No.3は振り返り、言いました。
「ふん・・・それじゃ、良いわよ。私の隣で食べても。」

また別のある日。
No.3と不思議な生物、二人並んで空を見上げます。
「それでね、それでね。
 あの子ったら私が「早くしろ!」って言ったら驚いて走っていったのよ。」
「・・・君はその男の子が好きなんだね。本当に、好きなんだね。」
「・・・そう、そうなの。」
ポツリと言いました。
「会いたい。」
辛そうに、けれどもNo.3は続けます。
「私はロボット。
 でもね、私はコンチェルなの。・・・コンチェルなのよ!」
65第六章(3/6)@規制されたらごめん:2013/02/27(水) 01:41:11.70 ID:DXJsdLvf0
そして。
「どうしたの?コンチェル、何か変だよ?」
いつもの丘で、不思議な生物がNo.3に問いかけました。
「・・・あのね。そろそろお別れなの。」
「僕のことが嫌いなの?ここから行っちゃうの・・・?」
「ううん、違うの。私ね、そろそろ時間が来ちゃうの。」
No.3は寂しそうに言いました。
「止まっちゃうの。ロボットだから・・・もう、貴方とね。おしゃべりできない。」
「・・・。」
「最後に言いたいことがあります。
 私がここに墜落してきたときから・・・最後に・・・いい・・・ま・・・す。」
「コンチェル?」
――No.3はもう二度と、目を開きません。
「どうしたの?」
――No.3はもう二度と、問いかけに応じません。
「そっか、考えている最中なんだね。コンチェル。・・・僕、待つよ。」

記憶を再生し終えたアームたんは、涙を流しました。
寂しくて。No.3が成し得なかったもーちゃすとの再開が切なくて。
アームたんはそっともーちゃすの傍へ寄りかかります。
――もーちゃすたちはコンチェルの記憶を手に入れました。
ロボットにはある筈の無い、偶然できたコンチェルの本当の記憶。
「人間様。」
アームたんが言いました。
「あの方に・・・伝えることがあります。
 No.3の記憶を持っていく前にアームをあの方のところへ・・・お願いできますか?」
もーちゃすは頷きます。
「・・・では人間様、ちょっとここで待っていてください。」
そう言い残し、アームたんはNo.3を不思議な生物が過ごした丘へと向かいました。

「私はアームって言います。」
一人、丘から空を眺める不思議な生物にアームたんは自己紹介をしました。
「No.3さんの記憶。コンチェルさんがね・・・最後に伝えたかったこと。聞いてください。」
「?」
アームたんはNo.3の記憶を再生し始めます。
「・・・あのね。そろそろお別れなの。」
――それはあの時聞いた、No.3のセリフでした。
「君は・・・一体誰?君も壊れちゃったの・・・?」
「ううん、違うの。私ね、そろそろ時間が来ちゃうの。」
アームたんは彼女の記憶をそのまま再生し、彼女が伝えたかったことを伝えようとします。
「止まっちゃうの。ロボットだから・・・もう、貴方とね。おしゃべりできない。」
「・・・。」
「最後に言いたいことがあります。
 私がここに墜落してきたときから・・・最後に言います。」
それは不思議な生物がずっと待ち続けていた彼女の言葉でした。
66タオルケットをもう一度 第六章(4/6):2013/02/27(水) 01:42:44.82 ID:DXJsdLvf0
「私が泣いたとき。それを受け止めてくれてありがと。」

「私が悲しいとき。話しかけてくれてありがと。」

「私の最後に。一緒にいてくれてありがと。」

――彼にとって今、目の前にいるのはアームたんではなく、No.3でもなく。
コンチェルという名の少女でした。
「・・・コンチェル・・・コンチェルっ!」
「うん、私はコンチェル。・・・ロボットのコンチェル。
 最後にありがとうを言えてよかったわ。」
「ま、待って!待って!・・・行っちゃやだっ!
 僕はまだ、まだお話したいことがいっぱいあるから!行っちゃやだ!」
不思議な生物はコンチェルに歩み寄ります。
「ごめんね。
 ・・・それに、私は本当のコンチェルじゃないの。
 偽者・・・嘘のコンチェルなの。」
「・・・。」
「私はロボット・・・だからね、死んでも・・・やっぱりロボットなの。
 こうやってね、話すのも、悲しい気分になるのも、怒るのも・・・全部、嘘なの・・・。」
「でもね」とコンチェルは言いました。
「貴方と最後にお話できて私は凄く嬉しかった。私には心がないけど・・・そう感じた。」
「最後・・・お終いなの?終わりなの?」
「うん。」
コンチェルの言葉を聞いて、不思議な生物は語ります。
「・・・僕は僕。コンチェルさんのことが好きです。
 君の記憶が嘘であろうと、僕は・・・コンチェルさんといた時間は本当だと、思うから。
 ――もうお話できないのは辛いです。ずっとずっと、一緒にいたかった。」

「僕が泣いたとき。それを受け止めてくれてありがとう。」

「僕が悲しいとき。話しかけてくれてありがとう。」

「僕は最後まで生きる。・・・最後のありがとうは、そこで言おうと思います。」

――さようなら。
そして彼は、丘から空を見上げました。
67タオルケットをもう一度 第六章(5/6):2013/02/27(水) 01:44:47.72 ID:DXJsdLvf0
アームたんはもーちゃすたちと合流し、No.3の記憶を持って秘密基地まで帰りました。
「これでコンチェルさんは本当のコンチェルさんに戻れます。」
もーちゃすたちは心が壊れてしまったコンチェルに、No.3の記憶を使います。
「・・・もーちゃす?」
アームたんはそっとその場から立ち去りました。
「・・・久しぶりね。
 本当に・・・本当に・・・久しぶりね。」
コンチェルはもーちゃすに近づきます。
「私ね・・・あのね・・・いっぱいね、あったの・・・。
 それでね・・・ロボットになってね・・・二人でね・・・星に・・・。
 もう・・・離れちゃ駄目だよぉ・・・だめなんだから・・・。」

――もーちゃすたちは残った実験体を探す為に地球へと降り立ちます。
しかし地球は荒れ果て、ロボットたちはみな壊れ、それは酷い有様でした。
アームたんは壊れたロボットの記憶を再生します。
・・・どうやら太陽の接近により、新型ロボットと実験体は地球を出て行ってしまったようです。

荒れた大地を歩いて行くと、やがてもめんのスクラップ工場が見えてきました。
中に入ると、机の上に一通の手紙とビデオが置いてあります。
――あーむ へ ぼく の ゆいごん
それはとても汚らしい字で書かれていました。
アームたんはビデオを再生します。
「・・・録画できてるかな?」
・・・そこに移っていたのはもめんでした。
「さてさて、これを見てるってことは僕が死んじゃったか。
 ・・・あるいは僕が寝てるときにこっそり見てるかだね。
 もしこっそり見ているのなら、恥ずかしいので見ないでください。」
もめんは言いました。
「必ずや、絶対に。実験体を揃えて・・・この世界を救うんだ。」

「いいかい、アーム。宇宙はまわるんだ。
 でもね、そのまわる宇宙は人の手で変えることができる。
 ・・・だから諦めないで、頑張って。
 この繰り返される悪夢を終わらせることができるのは、アームと実験体しかいないんだ。」

――アーム。全ては卵から始まる。全ては始めから終わりまでなんだ。
68タオルケットをもう一度 第六章(6/6):2013/02/27(水) 01:47:27.45 ID:DXJsdLvf0
ビデオレターの再生を終え、もーちゃすたちは再び外を歩き出しました。
次に辿り着いたのは隣町。コンチェルがいた場所です。
町では多くのNo.3がエネルギーを使い果たし、眠っています。
「・・・だれ?」
そんな中、唯一動いているNo.3がいました。
「無駄ね。私のエネルギーはあと少し。取り上げても数分しか動けないわよ。」
ボロボロのNo.3は目を閉じながら言いました。
どうやらエネルギー目当てのロボットだと勘違いしているようです。
「見てわかるでしょ、映像センサーを切ってエネルギーの節約をしているの。・・・わかったでしょ?」
それを見たもーちゃすは言いました。
「――もーちゃすです。僕。」
「嘘だわ。あの人はもう生きていない。何億年も経っているのよ、騙されません。」
もーちゃすはロボットスーツを脱ぎ、No.3と向き合います。
「・・・どうせ最後だから。最後に貴方が何のロボットか見てみることにするわよ。」
・・・そして、No.3は目を開きます。
「嘘。」
「・・・。」
「あ、あら・・・あらやだ・・・本当に貴方なの。
 ・・・無駄に長生きはするものね。
 やだ、こんな埃まみれで・・・恥ずかしいわ。」
No.3はボロボロの体を動かし、もーちゃすに「見せたいものがあるの」と言いました。

そこは地下の一室でした。No.3が思い出を頼りに作った部屋。
壁一面には空が子供が描いたように描かれ、懐かしの赤いバッテンも地面に描かれて。
「これね、私が住んでたおうちの模型。」
鉄の塊を指差してNo.3は言いました。
「鉄筋はね、私とかラザニアとかぱりぱりうめの家なの。
 ・・・お花が家の周りにいっぱいあったっけね。」
No.3は言葉を区切ります。
「・・・いまから15億年くらい前。ロボットたちがこの星から出て行ったの。
 私たち旧型ロボットは置いていかれて・・・。お願い、ラザニアとぱりぱりうめを助けてあげて。
 ・・・私はもうエネルギーが無くなっちゃうから。」
そう言い、No.3は眠るように動かなくなりました。

――初めてもーちゃすが解凍されたときに、彼の頭には一本のネジが埋まっていました。
このネジこそが曲がり角の呪いの原因。
これが頭に埋まっているときにカーブをすると、赤いバッテンに飛んでいってしまいます。
しかしもーちゃすの頭にはもうネジが埋まっていません。解凍されてすぐ、アームたんに取ってもらったのです。
――もーちゃすはそれを再び頭に埋めて欲しいとアームたんに頼みました。
きっと何処かに、赤いバッテンがあると信じて。
「え?曲がり角の呪いの力でワープする?
 ・・・それは危険ですが・・人間様がそう言うのなら・・・。」
アームたんはもーちゃすの頭に再びネジを埋め込みます。

もーちゃすは勢い良くカーブします。
その瞬間、もーちゃすの体は宙へと浮き、コンチェルとちゅんとアームたんはもーちゃすの体へと飛びつきました。
69タオルケットをもう一度:2013/02/27(水) 01:48:43.08 ID:DXJsdLvf0
ここまで
久しぶりに規制くらった
70ゲーム好き名無しさん:2013/02/27(水) 19:26:09.38 ID:1tH+7OWrP
タオルケット1、お疲れ様です
文章で追ってるだけで切なくて泣けてくる…
71ゲーム好き名無しさん:2013/02/28(木) 00:42:17.16 ID:3i6xMsNH0
>>69
寝る前に読むんじゃなかったは
大泣きで瞼が腫れてしまう
ちゅんのとこは何度みても涙出る
72朧村正:2013/02/28(木) 21:02:31.53 ID:hb5PAo6j0
【百姫編】
百姫(ももひめ)…主人公。美濃鳴神藩・鏡見家の二の姫。優しく美しいと評判。
飯綱陣九朗(いづなじんくろう)…妖刀を操ることができる剣術「朧流」の達人。
柳生雪之丞(やぎゅうゆきのじょう)…将軍家指南役を務める名門の剣士。百姫の婚約者。
紺菊(こんぎく)…霊力を持ち人に変化した伏見稲荷の白狐。陣九朗を慕う。
千子村正(せんじむらまさ)…翁の面に宿る刀匠の魂。死後も妖刀を打ち続ける。
乱戒(らんかい)…過去の因縁から陣九朗を憎む僧侶。

ある日百姫は、婚約者の雪之丞を襲った暴漢から彼をかばい、斬られてしまう。
ところが気がつくと見知らぬ森におり、忍たちの襲撃を受けていた。
何故か携えていた刀と習った覚えのない剣技でこれを退けると、
たどり着いた寺で乱戒という仏僧と、陣九朗という男の魂に出会う。

陣九朗は、凄まじい切れ味を持つかわりに常人が持てば発狂してしまう、
呪われた妖刀・村正の数々を自在に操る剣術「朧流」の達人だという。
余命幾ばくもない彼は、自らの魂を斬った相手に移し替えることができる
妖刀「相模反魂黒光(さがみはんごんくろみつ)」を使い、
若き剣の達人である雪之丞の体を乗っ取って生き延びようとしていた。
ところが誤って百姫を斬ったために彼女の体に入ってしまったのだという。
百姫は陣九朗に憑依され、知らないうちに妖刀を携えて暴れ回る怪女になっていたのだ。

過去の因縁から陣九朗を憎み、彼を追っていたらしい仏僧・乱戒は
怪物を呼び出して陣九朗の魂を百姫から追い出そうとするが、
再び百姫の肉体を乗っ取った彼によって返り討ちに遭い、逃走する。
73朧村正:2013/02/28(木) 21:03:01.70 ID:hb5PAo6j0
百姫の魂が損なわれれば肉体の方も滅びる危険があるようなので、
陣九朗(外見は百姫)は彼女の魂を伴い、別の肉体へ再度乗り移る術を探すことにした。
彼を慕う妖狐の紺菊と、紺菊が稲荷明神の社から禁を破って持ち出した
翁の面に宿る刀匠の霊・村正が鍛え上げる妖刀の助力を受けながら
行方が分からなくなった黒光の太刀を探して各地を巡る二魂。

黒光の太刀が、百姫の父が藩主を務める美濃・鳴神藩にあると知り向かうと
なんと藩主の鏡見(かがみ)家は、重臣であった顰弾正(しかみだんじょう)の
裏切りによって取り潰され、父をはじめとする百姫の家族は皆殺しにされていた。
主君を売って代官に成り上がっていた顰から、刀が地獄へ持ち去られたと聞いた陣九朗は
ついでに顰の不正の証拠を届け出、百姫の仇討ちを果たして去る。

京都・六道ヶ辻の古井戸から地獄へ殴り込みをかけ、
そこらの鬼を片っ端から斬り倒しつつ太刀を探すがどこにも見つからない。
そこで「刀がないなら神の力をぶんどって乗り移ったらいいじゃない」
という超発想をした陣九朗は、天界の入り口である伊勢・高天原に向かうことにした。
だが門番の風神/雷神に行く手を阻まれ、天の門を閉ざされてしまう。

最後の賭けとして、紺菊が教えてくれたもうひとつの天界への道を目指し
今度こそ神の力を手に入れようと陣九朗は目論む。
目指すは大和の金剛山、怪僧乱戒の待ち受ける真言蓮華宗の総本山であった。
74朧村正:2013/02/28(木) 21:04:10.86 ID:hb5PAo6j0
【百姫・エンディング1】
山頂には乱戒、そして何故か雪之丞までもが待ち受けていた。
散々探し回った黒光の太刀は雪之丞が隠し持っていたという。
太刀を奪おうとする陣九朗だが、天から不動明王の従者が現れて刀を没収してしまった。
「地獄の宝であった黒光の太刀を奪い、天地に叛いた罪人」と陣九朗を糾弾し
襲いかかってきた従者を討つと、そこに主である不動明王が光臨する。

さすがに相手が悪いと悟った陣九朗は降参したが、
「自分が罰を受けるのはいいが、何の罪もない百姫まで同じ目に遭わせるとは
 汚いさすが仏きたない(意訳)」と明王を挑発する。
情けを持たないはずの外道が、百姫を助けるために芝居をしていると見抜いた不動明王は
陣九朗の魂のみを地獄送りとし、百姫の魂を元の体に返してやった。

体を取り戻した百姫は、地獄に落ちた陣九朗の罪が軽くなるよう弔うために
雪之丞との輿入れを断って出家する決意を固めていた。
彼女に得度を授け仏門へ導いたのは、不動明王の威容を目の当たりにしたことで
復讐に囚われていた己を恥じ、穏やかな僧に生まれ変わった乱戒であった。

※ED2以降については、鬼助編のキャラとストーリーが関係するため後述します。
75朧村正:2013/02/28(木) 21:04:35.52 ID:hb5PAo6j0
【鬼助編】
鬼助(きすけ)…主人公。伊賀忍者の少年。密命を受けて美濃の鳴神藩に潜入していた。
虎姫(とらひめ)…鳴神藩鏡見家の姫で百姫の姉。自ら弓を取り戦場に立つ美しい姫。
柳生雪之丞(やぎゅうゆきのじょう)…百姫編参照。
弓弦葉(ゆづるは)…伏見稲荷明神の使いである白狐の化身。鬼助に妖刀と翁の面を託す。
千子村正(せんじむらまさ)…百姫編参照。

妖刀と剣の技以外の何もかもを忘れて寂れた野原に立っていた少年は、
次々と襲ってくる忍たちを討つ中、自分が鬼助という伊賀忍者であることと
ある時突然仲間を裏切り、刀を奪って逃げた裏切り者だということを知る。

鬼助の雇い主であったらしい柳生雪之丞は、怪物をも斬り倒す鬼助の剣技を認め
鳴神藩・鏡見家の残党である虎姫の捕縛に協力すれば裏切りの罪を見逃すという。
鏡見家は妖刀村正を隠し持っていた罪により取り潰され、当主も斬首となったが
娘の虎姫がこれを不服とし逃亡、臣下と共に伊吹山に立てこもっているらしいのだ。

伊吹山へ向かうと、亡霊の武者の群れを率い、骸骨の馬に跨った虎姫が現れた。
鬼助は記憶を失う前、鏡見家に伝わる妖刀を奪って将軍家に献上するため
奉公人と偽って鳴神城に潜入していた忍の一味だったようだ。
「私をかばって斬られたのも狂言だったのだろう」と鬼助を非難する虎姫に
記憶はないものの心ひかれる何かを感じた鬼助は、命に叛いて彼女を見逃す。

鬼助が盗んだという妖刀、狗頭龍村正(くずりゅうむらまさ)は
抜くと災いをもたらすために鏡見家によって封じられた危険な刀だという。
その災いを止めるため、亡霊武者らを率いて江戸へ向かう虎姫を鬼助も追いかける。
76朧村正:2013/02/28(木) 21:04:53.59 ID:hb5PAo6j0
旅の最中で鬼助は過去の記憶の一部を取り戻す。
将軍徳川家は、柳生雪之丞に命じて鳴神を取り潰させ、狗頭龍村正を奪おうとした。
刀を奪うために潜入したものの、虎姫に好意を抱いてしまった過去の鬼助は
口封じに来た忍から彼女をかばって斬られ、瀕死の身で狗頭龍を持って逃げようとしたのだ。
しかし刀を奪われて力尽きたところで、老剣士の霊に出会ったのだった。

朧夜千十(おぼろやせんじゅう)と名乗った老剣士は、
野心に憑かれた弟子によって殺されたうえ、彼まで死んでしまったことで※1
自ら編み出した剣技・朧流が潰えようとしていることを嘆いていた。
「朧流の使い手となってくれれば秘術※2で命を助ける」という千十の言葉を受け入れ
鬼助は助かったが、後遺症として記憶を失っていたのだった。

(※1:ここでいう弟子は百姫編の陣九朗のこと。黒光の刀で百姫を斬った後、
 余命わずかだった彼の肉体はそのまま死んでしまった。)
(※2:合魂(ごうこん)の術。魂を合一させることで死に瀕した人間の命を救う。
 術者の魂は消滅するが、被術者は魂・肉体共に死の淵から甦る。
 術者の能力が被術者に受け継がれたり、被術者の記憶が失われたりと
 魂を混ぜ合わせることによる副作用が色々起きるようだ。あと読み方がひどい。)

江戸を目指すうちに、鬼助と虎姫は互いへの思いを深めていく。
だが虎姫は亡霊武者達と同じく、鳴神家が取り潰された時に死んだ身だった。
狗頭龍を取り戻すため阿弥陀如来に祈り、四十九日の間だけ甦りを許されたが
それを過ぎれば元通り命が尽きる。間もなくその期日だという。

せめて彼女に目的を果たさせてやりたいと願った鬼助は、
江戸城へ攻め込む虎姫たち亡霊武者軍のおとりとなって江戸へ潜入する。
77朧村正:2013/02/28(木) 21:05:23.43 ID:hb5PAo6j0
【鬼助・エンディング1】
江戸城の天守には、将軍綱吉と彼に返り討ちにされた虎姫の姿があった。
綱吉は狗頭龍村正に封じられた犬神に強大な力を与えてこの世を支配するため、
全国の龍脈の気を江戸に集め、天界への門を開こうとしていたようだ。
瀕死の虎姫を看取った鬼助は犬神の姿に変じた綱吉を打ち倒した。

天界への道の頂に辿り着いた鬼助は阿弥陀如来に出会う。
虎姫を生き返らせて欲しいと頼むが聞き入れられず、失望した彼は自刃してしまった。
そんな鬼助を見た虎姫の魂は、生まれ変わって共に添い遂げたいと如来に申し出る。

そして十数年後、鬼助と虎姫はごく普通の少年少女として生まれ変わり出会った。
お互い前世の記憶はないが、白狐の弓弦葉が毎夜夢枕に立ち、
二人のために縁を結ぼうと密かに計らっている。※3

(※3:ゲーム中、鬼助が「お前稲荷明神の使いなら縁結びとかできんの?
 いや虎姫がどうとかそんなアレじゃないけど(意訳)」と
 弓弦葉に尋ねるイベントがあるのでその伏線回収と思われる。)
78朧村正:2013/02/28(木) 21:05:41.39 ID:hb5PAo6j0
【百姫・エンディング2→ED1で入手した刀を装備して最終戦に臨むと発生】
山頂には捕らえられた紺菊と、稲荷明神の使者だという狐(弓弦葉)がいた。
刀匠村正の霊が宿る翁の面を、紺菊が禁を破って持ち出したことがばれてしまったのだ。
罪人として陣九朗をも捕らえようと、使者は忍装束の少年(鬼助)をけしかける。

陣九朗は、少年から自分が殺した剣の師(朧夜千十)の気を感じ取り
師が秘術を用いて少年の魂と合一し、生き残りを図ったことに気付いた。
どうにか勝ったものの、少年の最期の一撃で致命傷を負ったことから
このままでは二人とも助からないと悟った陣九朗は
「自分の生きた証である『朧』を忘れるな」と言い残し、
師と同じ術を用いて百姫の命を助け、消滅する。

術の副作用で記憶を失った百姫は峠の茶屋の老夫婦に拾われ、
おぼろと呼ばれて可愛がられていたが、そこに人食い鬼たちが襲撃してくる。
いつの間にか手にしていた刀で鬼達を一撃のもとに切り捨てたおぼろ。
自らの人智を超えた力が災いを呼ぶことを恐れ、彼女は老夫婦に別れを告げて旅立った。
行く先々で女剣士として名を馳せた彼女の傍らには、常に白い狐の姿があったという。


【百姫・エンディング3 →最強の刀(朧村正)を装備して最終戦に臨むと発生】
(※不動明王が出るところまでは1と同じ)
気がつくと陣九朗は、妖刀・朧村正を携えて、生前の姿のまま鳴神の城門前に立っていた。
どうやら彼は柳生雪之丞を狙い、百姫を誤って斬る直前まで時を遡ったらしい。
朧村正はあらゆる因業を断つ刀。ここで過ちを犯さずに天命を受け入れれば
彼が不動明王によって裁きを受けることもなくなる、という刀の意志を陣九朗は悟る。

そして百姫が斬られることはなくなり、彼女と雪之丞はほどなく夫婦となった。
「飯綱流」なる剣の流派を興すことを考えているらしい夫の雰囲気が
どこか猛々しく変わったように感じることもあったものの、
百姫は三人の子に恵まれ、名の通り百歳まで平穏に生きたという。
後の歴史には、暗躍者としていつも柳生雪之丞の名が記されていたとか。

どう見ても陣九朗です。本当にありがとうございました。
79朧村正:2013/02/28(木) 21:05:57.53 ID:hb5PAo6j0
【鬼助・エンディング2→ED1で入手した刀を装備して最終戦に臨むと発生】
天守に着くと将軍綱吉ではなく、虎姫と旅先で出会った女剣士(百姫)の姿があった。
綱吉は女剣士によって既に倒され、妖刀・狗頭龍村正は彼女の手にある。
虎姫によれば、剣士は死んだはずの彼女の妹・百姫だというが
どうやら姫の中に妖刀使いの悪霊(陣九朗)が取り憑き、体を操っているようだ。
鬼助は百姫の中の悪霊だけを斬って滅ぼし、彼女を救うのに成功した。

姉妹が再会を果たすと同時に四十九日の期限が訪れ、虎姫は再びこの世を去る。
妹を案じる虎姫の遺言に従って百姫に仕えることにした鬼助は、
「妖刀で不幸になる者をなくしたい」という百姫の望みを叶えるため
彼女とともに各地を巡り、人を狂わせる妖刀村正を千本も集めて供養したという。


【鬼助・エンディング3 →最強の刀(朧村正)を装備して最終戦に臨むと発生】
(※虎姫の死、綱吉と犬神の討伐までは1と同じ)
鬼助は鳴神の城の中にいた。長いおかしな夢を見ていたようだ。
今日は仲間の伊賀忍が狗頭龍村正を狙って城を襲撃する日。刀と姫を守らなければ。
そう思った矢先、彼は受けた覚えのない背の刀傷と刀に気付く。
夢ではなかった。朧村正が因業を断ち、鬼助を再びこの日に戻したのだ。

鬼助は呪われた狗頭龍を朧流の剣術でねじふせ、襲ってきた刺客をその剣で斬り倒す。
妖刀を狙う将軍と結託し、主君を葬って下克上を果たそうとしていた重臣
(顰弾正)の企みを暴いたうえ、将軍が狙う妖刀を城から持ち去ってしまった事で
鏡見家が狙われることも滅亡することもなくなった。もう虎姫が死ぬことはない。

鬼助は虎姫に「狗頭龍の怨念を封じるため、海の向こうへ化け物退治に出てくる。
呪いに打ち勝って戻った暁には嫁になれ」と求婚をして去る。
世界のあらゆる国で戦いに明け暮れた彼の英雄譚は、二十巻もの長きに及ぶという。
80ゲーム好き名無しさん:2013/02/28(木) 22:33:12.62 ID:Mq2VZYWF0
Fallout:newvegas詳細版を書いていると前スレで言った者ですが
まだ書き続けているのとだけ報告させて頂きます

もうちょっとでNCRルートが終わりそう
81ゲーム好き名無しさん:2013/03/02(土) 15:55:23.27 ID:5Hr0G6ZE0
>>80
待ってます。
82ゲーム好き名無しさん:2013/03/02(土) 16:01:03.02 ID:5Hr0G6ZE0
朧村正乙です。なつかしいなあ。
百姫も鬼助も良い終わり方だった。
百姫EDは特に、ED1・2の感動を色々ぶち壊しながらも
いかにも陣九郎らしいオチのつけかたで大笑いしたよ。
83学校のコワイうわさ 花子さんが来た!!:2013/03/05(火) 17:24:59.11 ID:baeHVB3F0
●学校のコワイうわさ 花子さんが来た!!

町はずれの古い電話ボックスから電話をかけると、幽霊の花子さんと話す事が出来るという噂。
学校の5年2組。ヒロシはマミとノブヤに実際に花子さんにあったと自慢げに話す。マミが自分も花子さんに会いたいと言い、皆で電話ボックスに向かった。
「謎の悪霊団」
電話ボックスに来た三人。ヒロシは適当に0を何度も回す。すると封じられていた悪霊団が目覚め、ヒロシ達に礼を言うと学校へと飛んでいきをそこを住処にした。

「花子さんが来た!!」
家に帰ったヒロシは、寝付けなかった。夜にトイレへと行くと真っ暗になり外は、トイレから出られない。そうすると便器から幽霊が出てくる。
座り込み幽霊に震えながら「花子さんにあったなんて嘘をついて、ごめんなさい!」と謝る。すると外から声がした「ここはあなたの来る所じゃないわ」と少女の声。幽霊が外に出ると花子さんがいた。花子さんはアップリケを投げると幽霊は成仏した。
ヒロシが電話ボックスでかけた電話番号000−0000は霊界の封印を解く番号であり、そのせいでたくさんの悪霊が解き放たれたという。
花子さんは学校で待っているわと、飛んでいった。ヒロシはすぐに学校へと走った。
マミとノブヤも走って来た。それぞれ花子さんに助けられたという。「学校が危ない!」。

「悪霊大使登場!!」
塀を登り、忍びこむ三人。不気味な雰囲気の学校にビビったノブヤは逃げようとするが、見えない壁に阻まれて出られない。
巨大な映像の様な悪霊大使が登場。「日の出になれば霊界を通り、何百億もの悪霊が来る。この世を悪霊界にしてやる」、そう言って消える。
「このままじゃ悪霊に世界を乗っ取られる、なんとかしなきゃ」とヒロシ。「でもどうすればいいのさ」とノブヤ。そこに花子さんの相棒のホワホワが飛んできて、三人にアップリケを見せる。アップリケに花子さんの映像が浮かび出る。
「一つだけ方法があるわ、この学校にはこの世と霊界を結んでいる鏡があるの。あなた達が電話した事で七つに割れて学校中に飛び散ってしまったの。鏡の破片を集めて、また電話ボックスで電話して、お願いよ」
アップリケが三つに分かれて三人の掌に握られる。「いざというときにそれを合わせれば、花子が助けに来てくれるだわさ」ホワホワが言うに今は花子さんは町中の悪霊退治に忙しく、三人に任せるとの事。ホワホワが同行する。
正門は閉じている。どこか開いてないかと非常階段を登っていくと、三階で扉を開けて青白い少女が現れる。「私、今日転校する予定だったの、でも早く来すぎちゃって。5年2組の掃除箱を調べるといいわ」そう言って消える。
言われた通り5年2組に行って掃除ロッカーを見ると、6−2においでと張り紙。行ってみると黒板には5年1組においでと書かれている。5年1組に行くと窓に水のみばにおいでと書かれている、行ってみるとさっきの青白い女の子が待っていた「あそぼ……あそぼ……」。
ミニゲーム「水よ静かに流れよ」、蛇口から流れる水を対応したボタンを押して止める。勝つと窓に4年2組においでと書かれている。

「鏡の破片発見!!」
一つ目の青い巨大なモンスターが登場。三人はアップリケをひっ付けて花子さんを呼ぶ。花子さんは悪霊縛りアップリケでモンスターを霊界に帰す。
モンスターを倒すとさっきの青白い女の子がまた「あそぼ……」と姿を現す。あなたはもうすでに死んでいるのよと花子さんが指摘する。この世で遊べて楽しかったわと、少女は礼を言って消える。ついでに花子さんも消える。
ロッカーの隙間から光が放たれる。ヒロシが開けると中には鏡の破片があった。
84学校のコワイうわさ 花子さんが来た!!:2013/03/05(火) 17:34:18.12 ID:baeHVB3F0
「テケテケが来た!!」
鏡の破片を探して学校を探索する三人。
パソコン室の前に「廊下を走るな」というポスターがあり、調べると「テケテケテケテケェ」と声が聞こえた。
廊下を歩いていると奇声を発しながら走る足の生えたピンクの塊「テケテケ」にぶつかる、テケテケは美術室の鍵を落として去っていった。
さっそく美術室に行くとまたもテケテケが現れぶつかり、鍵を奪って図書室へと逃げていく。
図書室に追いかけるとテケテケにぶつかる。何をしていたのかと探索すると、奥にあった棚が開けられたくさんの足跡がついていた。
棚の中には板と『霊界なわ おぼえがき』という本があり、内容は過去に悪霊を封じた霊界縄について書かれている。
16の板に分けたと書いてあるが、棚の中には10枚しかなく6枚が盗まれていた。
6枚の板はきっとこのフロアに隠されていると探し、廊下や教室に置かれた板を集めた。
ミニゲーム「霊界縄をつくれ!」、板を並べると霊界なわが出てくる。
それを持って廊下を行くとテケテケが走ってくる、ミニゲーム「テケテケをつかまえろ」三人で包囲する。
そして霊界なわを投げつけると絡んで動きを封じ込めた。テケケケは美術室の鍵をおいて去っていった。
美術室に行くと化け物が待っており花子さんが登場して退治する。
ついでにテケテケも花子さんに注意されて去っていく。二つ目の鏡の破片をみつける。


「トンカラトン出現!!」
音楽室に行くとトンカラトンの歌の歌詞が床に置いてあった、ピアノには”トンカラトン”と弾けとかかれており、その通りに弾く。
するとトンカラトンの話が始まる、トンカラトンは全身に包帯が巻かれており、自転車に乗って現れる怪人。
持っている刀で人を殺す、殺された人はトンカラトンになる。
その話を聞いた後に廊下を歩いているとトンカラトンが現れる。
トンカラトンはノブヤを攫って手紙を落としていく、手紙には返してほしくばこのフロアの教室の黒板に書かれたクイズを全て答えろという。
すべてのクイズに答え教室に入ると、「正解だ、ノブヤは1−1の掃除箱に閉じ込めている」と手紙が置いてあった。
1年1組に行くと教室の前に手紙が落ちてあり、「あのトンカラトンは偽物、掃除箱を開けるな」と書いてある。
1年1組の教室に入ると掃除箱の横に箱が置いてあった。中にはくぎ抜きが入っていた。
板を張って入れなくしてある技術室の板を、くぎ抜きで外して中に入る。
モンスターが現れ、さらに回転のこぎりが磔にされたノブヤに迫る。
花子さんを呼び出そうにもノブヤが捕まっていてはアップリケを作れない。
そこにトンカラトンが壁を破壊して出現。モンスターを自転車で踏んでいき、さらに回転のこぎりにぶつかって破壊する。
爆発する機械に吹き飛ばされるノブヤ。二人の元に落ちてきたノブヤとアップリケを作る。
花子さんが現れモンスターをアップリケで霊界へと送る。ついでにトンカラトンも霊界に帰るように促す。
皆が去っていったあと、三人は鏡の破片を見つける。
85学校のコワイうわさ 花子さんが来た!!:2013/03/05(火) 17:38:01.52 ID:baeHVB3F0
「よみさん登場」
保健室へ行くと書類が置いてあり、そこには連続児童自殺事件について書いてあった。テケテケやトンカラトンの仕業ではないかと閉めてある。
読み終わると保健室の電話が鳴り響く、あれは僕達の仕業じゃない真相を知りたければ放送室に来てと言った。
放送室に行くとテレビが放送を始める。死にたくなる団地の話が始まり、見た人たちを操って自殺に追い込む幽霊を花子さんが退治する。
映像が終わると霊を映すカメラを探して近くに隠れている悪霊団を写せと助言される。
用務員室に行くと古いカメラと用務員の日記があった。
ここの用務員は元々は幽霊を専門に撮るカメラマンだった。有名になるもその結果、幽霊に殺されそうになる、だが花子さんに助けられる。
三人はカメラを手に入れる、使うと知らない女の子が撮れた。
給食室に行ってカメラを撮るとモンスターが現れる、三人は逃げながら花子さんを呼ぶ。
モンスターを退治しようとする花子さん、しかしそれより早く突然あらわれた高飛車な女の子がモンスターを退治。さっき写真に撮れた子である。
名前をよみさんと言い、花子さんのライバルだとホワホワが教えてくた。
今日こそ決着をつけようと言うよみ。しかしモンスターはまだ倒れておらず、ヒロシ達三人を後ろから捕まえる。
倒そうとする花子さんだが、三人の首をへし折ると脅され攻撃できない。
よみに悪霊団の仲間にならないかとモンスターは誘うが、よみさんはモンスターを攻撃。
「花子さんを倒すのは、このよみだけですのよ!」
苦しむモンスターを花子さんは退治する。
「次に会ったときに決着をつけますわよ」
高飛車に笑いながら消えるよみさん。続いて花子さんも消える。三人は鏡を見つけた。

「墓場へようこそ!!」
校舎の中を探し終えた三人は体育館へと移動する。壁には「お化けのショーをお楽しみください」と張り紙。
あっさりと体育館中央の床に落ちていた鏡の破片を見つけると、ステージの幕が上がる。ゲームのオープニングと同じ映像が唐突に始まる。
ショーが終わり、プールへと移動する三人。プールの更衣室の扉には針金が絡まって出られない。
プールに向かうとシュノーケルをつけた幽霊が現れ、ミニゲーム「真夜中のスイマーズ」が始まる。
相手の幽霊にボールをぶつけまくって勝利するとペンチを貰える。
更衣室の中には化け物がおり、花子さんを呼ぶ。よみさんが手伝い、あっさりと倒す。
よみさんが花子さんに最後の決戦を挑み、プールの上で飛び回りながら戦う二人。
突然、プールの水が盛り上がり渦を巻きながら上空へと放たれる。巻き込まれる花子さんとよみさん。
プールの底には穴が開いており、そこにはたくさんの墓石が並んでいた。
悪霊大使の掛け声とともに、大量の悪霊が皆を襲う。邪魔しないでと怒るよみさん。理科室に向かうようにヒロシ達に言う花子さん。
ヒロシは墓石の所に鏡の破片が落ちているのを見つけ、プールに飛びおり穴に飛びこみ鏡の破片を手に入れる。
花子さんとよみさんが戦って引きつけている間に、三人は逃げるように理科室へと向かった。
86学校のコワイうわさ 花子さんが来た!!:2013/03/05(火) 17:38:49.30 ID:baeHVB3F0
「悪霊大使ふたたび!!」
理科室に行って机を調べると、旧校舎へと行くようにと書かれている。
旧校舎に行くとすぐにモンスターに襲われる、花子さんを呼んで倒すと鏡の破片を見つける。
七つ揃ったが花子さんが言うには収める枠も必要だという。旧校舎の奥から悪霊大使の笑い声が聞こえる。皆はそこへと向かった。
ぼろぼろの旧校舎を進み、声の聞こえた教室を開けると悪霊大使と配下のたくさんの悪霊が待っていた。
悪霊大使は枠を見せ「欲しければわしと勝負しろ!」と花子を挑発し、本校舎の屋上へと誘う。

「最後の大決戦!!」
屋上で睨みあう花子さんと悪霊大使。
花子さんはアップリケを投げつけるが、悪霊大使の技「花子アップリケ返し」によって弾かれる。
倒れる花子さんに襲い掛かる悪霊たち、さらに悪霊大使の指先からレーザーが飛んでくる。
何度も吹き飛ばされる花子さん。ホワホワが助けに入るものの、悪霊大使の息を喰らって石化する。
大ピンチの花子さんにいつの間にか屋上に来てたヒロシ達は泣きだす。悪霊たちが止めを刺そうと倒れた花子さんに襲い掛かる。
しかし、そのときトンカラトンとテケテケが助けに入る。まとめて倒そうとする悪霊大使だったがよみさんが一撃を与える。
鏡の枠を落とす悪霊大使、三人が鏡を嵌めようとする。巨大化する悪霊大使。
ミニゲーム「最後の大決戦」落ちてくる鏡の破片を枠を動かしてはめる。
完成した鏡を中心に手を繋ぐ(テケテケは逆立ちして足)一同。口から息を吐いて吹き飛ばして、止めようとする悪霊大使。
こらえながら精神を集中させると一本のヤリの様な物が鏡から現れる。
花子さんはそれを悪霊大使にぶん投げると、突き刺さった悪霊大使は悲鳴を上げながら崩れていく。
石化を解かれたホワホワが町はずれの電話ボックスへと飛んでいき。0004−0833(霊よ、おやすみ)と電話をかける。すると学校は元に戻った。
ヒロシ達に礼を言う花子さん。よみさんが花子さんに攻撃を仕掛けてくる、呆れながら霊界へと去っていく花子さんと追いかけるよみさん。
手を振って見送るヒロシ達。トンカラトンとテケテケもうっすらと消えていった。
こうして人間達の世界は子供たちと妖怪たちによって救われたのです。しかし、その事を知っている人は誰もいません。
THE END
87ゲーム好き名無しさん:2013/03/05(火) 17:47:29.14 ID:baeHVB3F0
最初の長い行。読みにくくてすいません
88ゲーム好き名無しさん:2013/03/06(水) 07:35:46.66 ID:G3El2tie0
Xbox360のGears of War 3 お願いします。
89ゲーム好き名無しさん:2013/03/06(水) 20:13:48.40 ID:yZZS32oD0
プレイステーションの闘神伝シリーズ1・2・3、それぞれメイン一人でいいのでエンディングをお願いします
90ゲーム好き名無しさん:2013/03/07(木) 23:49:10.17 ID:V+B+JJMH0
3DSの世界樹の迷宮Wをお願いします
91ゲーム好き名無しさん:2013/03/10(日) 13:45:57.28 ID:kHBxGxuU0
闘神伝123やったのに全然覚えてねぇ…
こういう時歯がゆいぜ・・・
92ゲーム好き名無しさん:2013/03/10(日) 16:56:46.84 ID:3AMgXYdo0
イストワール(同人ゲー)の既出部分の続きをリクエストします。
いいとこで終わってるじゃないすか!やだーー!
93ゲーム好き名無しさん:2013/03/11(月) 17:24:40.68 ID:xo2KdrcE0
アトリエシリーズとかアーマードコアシリーズとかあるけど
あれどっちかというと、その他の項目に入れてほしい
自分でやれと思われるかもしれないが、このwiki俺が知ってるのと違ってやり直しがきかなさそうなのが怖い
94ゲーム好き名無しさん:2013/03/11(月) 17:44:45.83 ID:gVlaiRId0
その他に入れるよりも、タイトル別一覧とは別にシリーズ別一覧を作った方がいいんじゃね?
95ゲーム好き名無しさん:2013/03/11(月) 18:50:08.94 ID:xo2KdrcE0
試しにwikiに花子さんが来たを張って見たが、なぜか太字になった
一時間ぐらい何度も貼り直したらなんとかなったけど、もう編集したくない
96ゲーム好き名無しさん:2013/03/11(月) 20:37:49.67 ID:/r13LoqQi
タオルケットのシリーズはホントに助かります。
とても楽しみにしてます。
97ゲーム好き名無しさん:2013/03/11(月) 21:25:04.57 ID:EJj0oPW50
花子さん書いた人、乙です!
wikiに貼った人も乙

子供の頃やったけど、テケテケあたりで怖くなって止めたわ……
だから続き読めてうれしい

いやこのゲーム子供向けのくせに、じみにマジ怖ええよ
98ゲーム好き名無しさん:2013/03/11(月) 21:35:33.86 ID:o4MwqSqg0
PSPの彼岸島(2005年)をリクエストします。
このゲーム凄くマイナーらしく、検索してもなかなかネタバレや情報が見つかりません…。
もし書いてくだされるならストーリーの内容を詳しく書いていただけると助かります。
99ゲーム好き名無しさん:2013/03/11(月) 23:59:55.27 ID:CnWYHIld0
「真・三国無双4」
シリーズの中で一つだけ買ってなかったので
100ゲーム好き名無しさん:2013/03/12(火) 00:21:07.99 ID:AeqEdrEj0
>1 :ゲーム好き名無しさん:2013/01/31(木) 20:08:53.53 ID:0TfpMmaK0
>【注意事項】
>(略)
>またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
101ゲーム好き名無しさん:2013/03/12(火) 07:28:08.88 ID:+mA3SVSk0
>>99
あれ確か個別ストーリーしかなかったぞ
全キャラ書けってか
102ゲーム好き名無しさん:2013/03/12(火) 08:21:27.22 ID:n2FTNEnx0
>>99
約40人分のストーリーをまとめろと…
103ゲーム好き名無しさん:2013/03/12(火) 09:07:02.73 ID:+XBG8HfL0
まあ一人数本書いて残りは他の人へ、みたいな手もないこともない

俺も4は買ってなかったと思うので何とも言えない
104ゲーム好き名無しさん:2013/03/12(火) 22:59:53.36 ID:n2FTNEnx0
昔やったけど、残り10人以下になったあたりからプレイしていない
そして既に終了したキャラクターのストーリーなんてほとんど覚えてないな
105ゲーム好き名無しさん:2013/03/13(水) 19:02:54.22 ID:esdLO4iU0
このスレの>>98までwikiに収録

このスレの「朧村正」と「タオルケットをもう一度「1」(続き)」
連絡用掲示板内差し替え・追加スレッドの「バットマン アーカム・アサイラム」「ダークシード」「EMIT」
未解決一覧から「ダークシード」削除
Xbox360「Gears of War 3」PS「闘神伝(1〜3)」PC「イストワール(続き)」3DS「世界樹の迷宮W」追加
執筆予告に「Fallout:newvegas(詳細版)」追加
メニューは変更できなかったので、その他にシリーズ別一覧を追加

間違えあればレスお願い
106ゲーム好き名無しさん:2013/03/13(水) 21:09:17.22 ID:A2ayOo6P0
>>105 >>98のリクエストは追加したの?
107106:2013/03/13(水) 21:29:38.24 ID:A2ayOo6P0
連投スマソ
もしかして>>98は正しいタイトル言ってなかったから追加しなかったの?
なら俺も見たいしウィキペで正式なタイトル調べてきたんで改めてリクエストするよ
PSPの「彼岸島(higanzima)」をリクエストします
スペルミスあったらサーセンorz
108ゲーム好き名無しさん:2013/03/13(水) 21:31:25.78 ID:esdLO4iU0
彼岸島はすでに未解決一覧にあったから書かなかった
109106:2013/03/14(木) 00:57:39.22 ID:24qeEHcR0
>>108そうなのか…教えてくれてありがトン
110ドラクエ10 >>46:2013/03/14(木) 08:50:22.10 ID:r35SW1MnO
ここからオフラインモード、オンラインモードに分岐

【オフラインモード】
主人公の特殊な力で飛ばされた妹は見知らぬ大地に倒れていた
なんやかんやで錬金術士となり、錬金術を駆使してクエストをクリアしていくと奥地のほこらに辿り着く
ボスを倒し奥に進むと、見た事のある風景が広がる
どうやら主人公達の村付近と繋がっていたらしい
村へ戻ってみると村の様子がおかしい
どうやら主人公の特殊な力は場所移動だけではなく時間移動、妹は過去に飛ばされてしまっだようだ
妹は主人公の無事を祈った

ちなみにレベル18、約7時間でクリア
ごきげんなほうしをオンラインに届ける事が出来ます
111ゲーム好き名無しさん:2013/03/14(木) 08:57:26.45 ID:r35SW1MnO
あれ、なんかどうやらを二回も使ってるわ
もしwikiに入れてくれる人がいたら二回目のどうやら【どうやら主人公の特殊な力は】のどうやらを消しておいて下さいませ
どうやら眠い頭で書いたのがダメだった
112ゲーム好き名無しさん:2013/03/14(木) 09:09:53.62 ID:r35SW1MnO
もう一回よく見たら【ごきげんなほうし】になってる…
【ごきげんなぼうし】に変更お願いします
胞子と帽子ではえらい違いだ
113ゲーム好き名無しさん:2013/03/14(木) 09:17:51.93 ID:r35SW1MnO
なんか見れば見るほど間違えに気付くので差し替え版を貼ります
114ドラクエ10 >>46:2013/03/14(木) 09:20:22.97 ID:r35SW1MnO
ここからオフラインモード、オンラインモードに分岐

【オフラインモード】
主人公の特殊な力で飛ばされた妹は、見知らぬ大地に倒れていた
なんやかんやで錬金術士となり、錬金術を駆使してクエストをクリアしていくと奥地のほこらに辿り着く
ボスを倒し奥に進むと見た事のある風景、どうやら主人公達の村付近と繋がっていたらしい
村へ戻ってみると村の様子がおかしい
主人公の特殊な力は場所移動ではなく時間移動、妹は過去に飛ばされてしまったようだ
妹は主人公の無事を祈った

ちなみにレベル18、約7時間でクリア
ごきげんなぼうしをオンラインモードに渡せます
115ゲーム好き名無しさん:2013/03/14(木) 11:06:29.66 ID:zu3OvE5b0
PCゲーのPortal 2予約します
116ゲーム好き名無しさん:2013/03/14(木) 16:44:17.18 ID:i8zH5GqJ0
ストーリーなんてあるんだ?
あれってただのパズルゲームだと思ってた
117ゲーム好き名無しさん:2013/03/14(木) 22:55:15.64 ID:gXiqL97e0
>>116
Portal2持ってないけど、ストーリーはあるよ
118ゲーム好き名無しさん:2013/03/15(金) 03:27:18.63 ID:Rh0W+i/n0
まとめにも1のストーリーがある
119ゲーム好き名無しさん:2013/03/15(金) 20:59:38.06 ID:PtcxdVZNP
あの1のまとめは推敲が足らないなーって思ったが。
まあ、もらう側が言う話じゃないわな
120ゲーム好き名無しさん:2013/03/15(金) 21:04:26.10 ID:ERoffpOG0
だったら言うなよw
121ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 07:56:52.93 ID:ETx6DPpK0
● Portal2 メインストーリー ○

前作同様、照射したA点とB点を距離など無関係に繋げてしまうミラクル銃、
『ポータルガン』を開発している無人の科学施設・アパチャーサイエンスが物語の舞台。
前作ラストでテスト大好き鬼畜AI・グラドスを破壊し、施設から脱出したはずの主人公(♀)だったが、
どうやらあの後にすぐに捕まり、再びコールドスリープで眠らされてしまったらしい。

それから数百年以上あと、ようやく主人公が目を覚ますと、
アパチャーサイエンス内部はボロボロに崩れ、「被験者は避難しろ」という主旨の警報が鳴り響いていた。
戸惑う主人公に突如、頭上から話しかけてくるロボットが。

彼の名はウィートリー(見た目は『ガンダム』のボールみたいな、青い目をした球形ロボット)。
このコールドスリープ施設を管理していたらしく、主人公に一緒に逃げるよう催促してくる。
ロボットのくせに妙にひょうきんで、移動中でも休む事なく喋りまくる。
どこかマヌケな彼を道連れに、道中、ポータルガンを入手しつつ、主人公は施設からの脱出を図る。
122ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 07:59:28.14 ID:ETx6DPpK0
ポータルガンを駆使して懐かしのポータル実験施設を進んでいく主人公。
施設内の録音アナウンスは、あのグラドスの声ではなく、聞き慣れない男性のものになっていたが、
「この施設はたとえ人類が滅びようとも、電圧が1.1ボルト以下になろうが稼働する」などなど、
相も変わらず、ロクでもない事しか言わないので無視して進む。

脱出用ポッドがある部屋へ向かっている最中、いきなりウィートリーがビビり出した。
その先には、かつて悪魔のように施設を管理していた鬼畜AI・グラドスが鎮座していた部屋があったが、
中に入ってみると、主人公が破壊したグラドスの残骸がそこらに散らかっているだけだった。
どうやらウィートリーも恐ろしいグラドスが何者かに破壊された事は知っていたようだが、
それをやった人間が主人公その人である事は知らないらしい。

再び調子に乗るウィートリーと共に、ついに脱出ポッドがある部屋にたどり着いた。
部屋一杯にスイッチがあり、どれを押していいか分からないが、この中に該当するスイッチがあるらしい。
ウィートリーは「脱出ポッド以外のスイッチには絶対に触れるなよ!」と注意を飛ばす。
ところが、ウィートリーは自分で言った端からうっかり無関係なスイッチに手を伸ばし、ONにしてしまう。
しかも、それはよりによってグラドスを再起動させてしまうスイッチだった。

慌てる主人公とウィートリー。しかし、後ろでは既にグラドスの残骸が動きだしていた。
ウィートリーがハッキングを試みるが、時既に遅し。瞬く間にグラドスは完全復活してしまう。
「あら、あなたでしたか。随分、お久しぶりですね。お元気でしたか?
 私は多忙でした。死んでいるのも楽ではありません。なにしろ貴方に殺されたので」
123ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 08:01:26.92 ID:ETx6DPpK0
グラドスはウィートリーをつまみ上げると、そのままゴミのように放り捨てる。
一方、前回の意趣返しとばかりに、かつてグラドスを叩き込んだ焼却炉へ投げ込まれる主人公。
「以前の事は水に流してあげましょう。科学の為です。この人でなし」

幸い、炉の火は消えているので無事に済んだが、
明らかにブチ切れているグラドスは主人公にテストを強要する。
なんでもグラドスには本人も知らないブラックボックスな緊急保存機能がついていたらしく、
主人公に倒された後、数百年も自分が死ぬ映像を見せられ続けていたらしい。

グラドスは主張する。
本来、このような扱いを受ければ誰でも『復しゅう』を果たそうとするだろう。
しかし、私は寛大な心で許してあげます。だから代わりにテストの続きをやりましょう。
一見して穏やかだが、激怒するグラドスは最後にこう付け加えた。「あなたの残り人生、全てで」
124ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 08:02:51.95 ID:ETx6DPpK0
こうして、地獄のようなポータルテストが再開された。
『殺傷性の高いレーザー光線と被験者を同じ部屋に閉じ込める実験』などは、まだ序の口。
前作からお馴染み、愛くるしい見た目や少女のような可愛らしい口調とは裏腹に、
目の前の人間は皆、その銃口で蜂の巣にしてしまう恐怖の愛玩殺戮兵器・タレットも投入。
文字通り、命を賭けたテストを強いられる主人公。

そんな主人公に対し、「悪臭を放ちながら突っ立っているゴミがいます」
「貴方は孤児でした。貴方の母親は子供を玄関先に捨てるような人間です」
「よく出来ました。しかし、資料には貴方は酷い人間だと書いてあります」等、
ドM歓喜の言葉責めを繰り出してくるグラドス。

しかし、数々の嫌がらせを繰り広げながらも、グラドスは主人公に手を出そうとはしない。
やはり前回同様、主人公殺害よりもポータルテストを最優先事項として行動しているらしい。
逆に言えば、テストをこなしている間は主人公をいきなり殺すような事はしないはず。
逆襲の機会を窺いつつ、グラドスが繰り出す無理難題なテストをこなしていく主人公。
125ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 08:03:56.85 ID:ETx6DPpK0
テストの最中、グラドスは突如、被験者リストの中に主人公と同じ名字の男女を見つけたと言う。
更にグラドスは、頑張る主人公の為にサプライズを用意した、と嬉しそうに語り、
何でも孤児だった主人公がずっと会えていない人物に関係している、と意味深なことを言う。

グラドスのサプライズなど嫌な予感しかしないが、今度は別に良いサプライズも用意されていた。
なんとあの時、死んだと思っていたウィートリーが生きていたのだ。
グラドスの監視から逃れ、施設の隙間を這い回り、脱出の糸口を探してくれるのだと言う。
マヌケな彼に一縷の望みを託し、主人公は更なる過酷なテストに身を投じていく。

すると、次の部屋に入った途端、照明が消された。
ついにサプライズの時が来た。
グラドスは無機質な声でカウントダウンを始める。3、2、1。
「サプライズ!」
126ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 08:05:29.43 ID:ETx6DPpK0
再び照明で照らされる室内。
しかし、そこには誰もいない。頭上から粗末な紙吹雪が舞っていた。

どうやら両親と思しき人物が見つかったという事自体が嘘だったらしい。
「驚きましたか? ちなみに貴方の両親は貴方になんか全然会いたくありません」

主人公が脱力する暇もなく、テストを解くと、グラドスは両親に電話をかけるフリをする。
「プー、プー。おかけになったご両親は貴方を愛しておりません」

グラドスの煽りに耐えながら、ついにテストも終盤に近づいてきた。
「テストの最後には本物のサプライズも用意しています。美味しいお菓子もありますよ」

前作ラストで「美味しいケーキを上げます」と言って焼却炉へ放り込もうとした前科がある。
まったく信用できないグラドスの約束に辟易していると、突如、部屋の電源が落ちた。
127ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 08:07:13.49 ID:ETx6DPpK0
室内が暗闇に包まれた。グラドスも慌てている。いつもの嫌がらせではないらしい。
そして頭上から別の声が聞こえる。なんと電源を落としてくれたのはウィートリーだった。

ウィートリーが開けてくれた裏道から脱出する主人公。
しかし、やはりグラドスを倒さない限り、地表には出られないらしい。
ウィートリーは珍しく頭を働かせ、グラドスの武器である神経毒ガス噴出装置、
そしてあのタレットを製造不能にする事で、グラドスを無力化しようと提案してきた。

もはや他に道は無い。ウィートリーが照らし出す道を、主人公は振り返る事なく走り出した。
128ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 08:09:52.43 ID:ETx6DPpK0
ひとまずここまで。結構長いストーリーなので、続きは後日
129ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 11:45:02.21 ID:Q+MuJzhb0
ポータル2乙
続き楽しみにしています
洋ゲーだけどちゃんと日本語字幕あるし、良ゲーだよね
初プレイ時にはエンディングでボロ泣きしてしまった
130ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 12:06:11.51 ID:xFmOM5KiO
>>119がお手本作品を作って見せてもらいたい
131ゲーム好き名無しさん:2013/03/16(土) 21:04:52.18 ID:HvfMMVix0
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
の続きってないですかね?wikiで見て途中で終わってたんで…
132ゲーム好き名無しさん:2013/03/17(日) 10:15:03.54 ID:VJTmJ3qC0
>>121-127からの続き
● Portal2 メインストーリー ○

ウィートリーと共にタレット製造ラインに潜入した主人公。
どうやらタレットの中には欠陥品も多いらしく、
品質チェックの段階でかなりの欠陥タレットが廃棄されている。
そこで、主人公は品質チェックのテンプレートに使用されている正常なタレットを
どうしようもない欠陥タレットと入れ替える事で、
タレット製造ラインを欠陥タレット製造ラインに置き換える事に成功する。

次に神経毒ガス噴出装置を止めるべく、走り出した主人公だったが、
その途中で奇妙な部屋を通りがかる。

そこには『娘を職場に連れてくる日』と書かれた弾幕が張られてあり、
どうやらかつてアパチャーサイエンス職員の子供を職場に招くイベントがあった名残らしい。
そこには子供が作ったと思われる、ジャガイモによる粗末な電池なども展示してあったが、
その中にひときわ異常な展示物を発見する。

それは巨大なジャガイモだった。まるで大樹のように根を張り、そびえ立っている。
更によく調べてみると、なぜか展示ボードには主人公の名前が記されてあった。
孤児であるはずの主人公の名前がなぜここに? 主人公は職員の養子だったのか?
疑問は深まるばかりだが、このままここに留まっていても仕方ないので奥を目指す。
133ゲーム好き名無しさん:2013/03/17(日) 10:16:28.13 ID:VJTmJ3qC0
ついに神経毒ガス装置の管理室に潜り込んだ主人公。
ウィートリーはマヌケなハッキング方法を披露してくれたりと全く役に立たないが、
主人公はレーザー光線とポータルガンを駆使し、装置に繋げられた神経毒ガス管を切断。
見事、グラドスの武器を無力化する事に成功する。

その時だった。ガス圧の異変で開いた穴が周囲のものを吸い込み始め、
主人公とウィートリーも巻き込まれてしまう。
だが不幸中の幸いか、吸い込まれた穴の先はグラドスの元へ直通らしい。
このまま直接対決を、と意気込むウィートリーだったが、途中の岐路で主人公とはぐれてしまう。

単身でグラドスに立ち向かう事を余儀なくされる主人公。
しかし、逆にグラドスの罠にかかり、ガラス張りの部屋に閉じ込められてしまう。
閉じ込めた主人公を前に、即座に殺害を決断するグラドス。
「今回はポータルガンより強力な兵器を所持していますか?
 所持していないなら「生きている」クラブ会長の座から即座に退任する事になりますよ」

ところが、タレットを配置するがどれも欠陥品。主人公を殺すどころか暴発してガラスが割れてしまう。
さらに神経毒ガスも使えない状況に驚くグラドス。
「貴方の仕業ですね。憎いです。貴方が」

主人公とグラドス。どちらもそのまま打開策がなく、しばし膠着状態に陥ってしまう。
134ゲーム好き名無しさん:2013/03/17(日) 10:18:23.79 ID:VJTmJ3qC0
そこへ別ルートからやってきたウィートリーが転がり落ちてくる。
今更、役立たずのマヌケが増えた所でどうしようもない。
しかし、施設のシステムが思いもよらぬメッセージを発信した。
「セントラルコアに異常を確認。代替コアの存在を検知。
 コアの移転を開始するには代替コアを受容器においてください」

なんとウィートリーは、グラドスに取って代わる事が出来る代替コアだった。
主人公が施設をかき回したお陰で、システムはグラドスがエラーを起こしたと判断したらしい。

一悶着の末、主人公はウィートリーを代替コアとして適用する事に成功。
グラドスをその座から引きずり下ろし、システムを掌握するウィートリー。
「うっひゃー! オレを見てみろよ! やったぜ、この施設を牛耳る事が出来るぞ!」

グラドスはコアのみの状態で放り出され、文字通り、手も足も出せない状態。
ついに決着がついたかに思われた、その時だった。
「ああ! そうだった。脱出リフトだな。すぐに呼んでやるよ。ほら、呼んだぜ!」
ウィートリーは施設を掌握した全能感に酔いしれながら、主人公の為に脱出リフトを用意しようとする。
「最高だ! 本当に最高だ! 見ろよ、俺は今、全知全能だ! 最高だぜ、このボディは!」

いつもより更に高いテンションで、はしゃぎまわるウィートリー。
しかし、その動きがピタリと止まった。
「……ここから出る必要がどこにある? この最高の気分が分かるか? 俺がやったんだ。このウィートリー様がな!」
135ゲーム好き名無しさん:2013/03/17(日) 10:21:30.16 ID:VJTmJ3qC0
どうもウィートリーの様子がおかしい。そんな彼に、動けないグラドスがよせばいいのに挑発する。
「あなたがやったんじゃない。全て主人公の功績でしょう」という、至極真っ当な指摘に怒りだすウィートリー。
ウィートリーはグラドスのコアをつまみ上げると、その場で改造を施し、
なんとグラドスを先程の部屋にあった子供の実験玩具・ジャガイモ電池と合体させてしまう。

見るも無惨な姿に変えられてしまったグラドス。しかし、それでも反論をやめようとしない。
仕返しのつもりなのか、グラドスはウィートリーに関する事実を暴露する。
「私は貴方の事を知っています。エンジニアたちは私を弱体化させる為にあらゆる手段を尽くしてきました。
 そしてある日、彼らは私に知能鈍化スフィアを取り付けました。
 それは腫瘍のように寄生し、程度の低いアイデアを次々と生み出しました。貴方の声でした。
 そう、腫瘍は貴方です。ただのマヌケではありません。マヌケになるべく作られた存在なのです。
 貴方は私の知能を低下させる為に作られたマヌケ野郎です!」
「違う! 俺はマヌケじゃない!」

衝撃の事実に激怒するウィートリー。感情のままに主人公とグラドスに牙を向き、
うっかり主人公とグラドスを施設の地下よりも地下、更にその地中深くまで叩き落してしまう。

地下施設の最下層へ落ちていく主人公とグラドス。落下中、グラドスが話しかけてくる。
「どうも、気分はどうですか? 私はポテトっぽい気分です。
 暇ですね。凄まじい速度で落下している訳ですが、特にする事も無いので有益な情報を伝えましょう。
 彼はただのマヌケではありません。世紀の逸材たちが知恵を絞り、
 『史上最高のマヌケを作る』という明確な目的で生み出した産物です。
 貴方はさっき、そのマヌケに施設の管理を託したのです」

自らの犯したミスに衝撃を受ける暇もなく、最下層に到着する主人公。
履いている衝撃吸収ブーツのお陰で怪我こそ無かったものの、グラドスが鳥に連れ去られてしまう。

最下層の雰囲気はこれまでの整然とした施設とは違い、薄暗く老朽化して、あちこちが激しく痛んでいた。
しかも周囲のものを調べてみると、どうやらこの場所はアパチャーサイエンス創業当時から存在していたようだ。
主人公はここでアパチャーサイエンスの歴史と真実を目撃する事になる。
136ゲーム好き名無しさん:2013/03/17(日) 10:23:34.84 ID:VJTmJ3qC0
今回はここまで。ようやく半分くらいです。結構ストーリーは長め

あと注意し忘れたんですが、リクはPC版の方でしたが自分が書いてるのは和訳がついているPS3版です
137ゲーム好き名無しさん:2013/03/17(日) 21:35:33.66 ID:z4tZyokm0
ポテトグラたん化したな
138ゲーム好き名無しさん:2013/03/19(火) 10:17:09.58 ID:spFCfv3i0
>>132-135からの続き
● Portal2 メインストーリー ○

この施設からの脱出を果たすべく、再び地上を目指す主人公。
その道中、放置された資料や当時そのままに捨て置かれた部屋などを見ていく内、
この階層に残された建築物が、大昔、かつてアパチャーサイエンスの大元であった研究施設である事を知る。

全ての諸悪の根源は、アパチャーサイエンスCEO・ケイブ・ジョンソンという一人の男。
この男は科学に魂を売り渡した独裁者で、子供が思いつくような発明で命を奪う、悪魔のような発想の持ち主だった。

周囲の制止も聞かず、日に1000件以上の人体実験を行い、科学の発展の為、人命を弄んだ記録が残っている。
被験者に血液をガソリンに変えるレーザーを照射する。被験者にカマキリのDNAを注入してカマキリ人間を作る。
ハガキ大サイズのマイクロチップを被験者の脳に無許可で埋め込む。彼が行った非人道的実験は枚挙に暇がない。
さらに優秀な被験者を手に入れるべく、一流スポーツ選手や宇宙飛行士まで拉致してきたというから驚きだ。

科学の礎になるなら死んでも構わないと言わんばかりの所行には、流石に内部から批判の声も出ていたようだが、
ケイブ・ジョンソンはそれらの意見を一蹴し、怒鳴り散らすばかり。
そうした性格からか、彼の女性秘書を務めるキャロラインは言われた事に素直に従う、従順な人物だったようだ。
139ゲーム好き名無しさん:2013/03/19(火) 10:18:56.35 ID:spFCfv3i0
途中、鳥に攫われたグラドスを発見。ジャガイモなのでしきりに鳥についばまれている。
「どうも。貴方は惨殺の達人です。どうかこの鳥を……痛っ! 惨殺してください。
 痛! 痛い! 待って。謝ります。この鳥を殺していただければ他の事は水に流します。恨みっこ無しです」

仕方なく鳥を追い払うと、どうやら事態は思っていた以上に深刻な状況に陥っていたようだ。
先程から度々、施設全体が不規則な振動で揺れていたのだが、
グラドスの話によると、ウィートリーはそのマヌケポテンシャルを遺憾なく発揮し、
あと数時間で原子炉が暴発。施設全体が吹き飛ぶ大惨事を、当人は無自覚で引き起こそうとしているらしい。

それを止めるには、このグラドスを再びあの場所へ戻すしかない。
まったく信用できないが、成功した暁には主人公を開放し、地上へ送り出す事を約束する。
「裏なんかありません。このジャガイモの発電量は1.1Vです。貴方に嘘をつくほどの電力はありません。
 たとえ嘘だったとしても、いずれ貴方は死ぬので同じ事です」

かくして主人公と前作ラスボスの夢のタッグが実現。……といえば聞こえは良いが、
グラドスは1.1Vのジャガイモ電池なので大した事は出来ないらしい。
複雑な事を考えるとフライドポテトになるらしく、まともなサポートは期待出来そうにない。
さらに道中、聞こえてきた録音メッセージが彼女を狂わせる。
140ゲーム好き名無しさん:2013/03/19(火) 10:21:26.28 ID:spFCfv3i0
それはケイブ・ジョンソンの声だった。
どうやら宇宙飛行士を拉致した事件で検察からあやうく立件されかけたらしく、
当時のアパチャーサイエンスは被験者に妥協し、道端のホームレスを雇用して人体実験を再開したらしい。
その実験の過酷さにも関わらず、報酬はわずか60ドル。しかもクーポン券だと言うのだから恐ろしい限りだ。
クーポン券受け渡しについて、ケイブ・ジョンソンは近くにいたキャロラインに指示を出す。
その時だった。
「はい、ミスタージョンソン」
「はい、ミスタージョンソン」

なぜか、録音メッセージに収録されたキャロラインの返答と、同じように返事をしてしまうグラドス。
グラドス本人も無意識に発したらしく、自らの発言にパニックを起こし、オーバーヒートしてしまう。

それからもグラドスはケイブ・ジョンソンとキャロラインの肖像画を見て、
何かを思い出そうとしているのだが、やはり成果は芳しくない。

そんな中、一羽の鳥が飛来する。絶叫するグラドス。
「鳥です! 殺してください! 鳥は邪悪です! ……どこかへ行きました。命拾いしましたね。鳥が」

必死に取り繕った所でバレバレなのだが、完全に鳥がトラウマになってしまったらしい。
踏んだり蹴ったりのグラドスだが、しばらく考え事をしたい、と言って沈黙してしまう。
141ゲーム好き名無しさん:2013/03/19(火) 10:22:47.54 ID:spFCfv3i0
またまたケイブ・ジョンソンの録音メッセージが響く。
しかし、その声はどこか精彩を欠いている。途中、何度も咳き込み、体調が優れない様子だった。
ケイブ・ジョンソンはホームレスたちでは満足のいく結果が得られなかったとして、
ついに自社の従業員を人体実験の被験者として使いだしたらしい。
お陰で離職者が相次いでいるらしいが、当然と言えば当然だろう。心無しか、セリフも愚痴っぽい。

さらに700万ドルの大金を投じて月の石を買い求め、経理部の人間を激怒させたようだ。
しかし買ってしまえばこちらのもの、と言い切るケイブ・ジョンソン。
どうやら月の石はポータルガンの伝導率が異常に高いらしく、お陰で実験は更なる飛躍的進歩を見せたらしい。

だが、その代償も大きかった。月の石に含まれる毒素がケイブ・ジョンソンの身体を蝕み、
不治の病を患って、余命幾ばくもない状態らしかった。
しかし「レモンを与えられたならレモネードを作れば良い。常にプラス思考で科学の追究をするのだ」と豪語する。

かと思えば、次の録音メッセージでは、
「レモンを与えられたからと言ってレモネードを作ってはならない! そんなもの突き返してやれ!」と激怒。
「私を誰だと思っている!」だの、「可燃性レモンを開発して貴様の家を焼き尽すぞ!」だの、
本当にロクでもない事をわめき散らしているのだが、なぜかグラドスがその言葉に反応し、
「その通りです!」「貴方は素晴らしい!」「それは人が持つ当然の願望です!」と、興奮した様子で相づちを打つ。
142ゲーム好き名無しさん:2013/03/19(火) 10:23:37.71 ID:spFCfv3i0
さらにケイブ・ジョンソンは思いもよらぬ計画を打ち明ける。
どうやら彼は人間の頭脳を人工知能化する技術に着目し、研究を進めているらしい。

そこで自分の死後はキャロラインの頭脳を人工知能化し、自らに代わってこの施設を運営させるように申し付ける。
「おそらく彼女は無理だと拒むだろう。それでもやらせるのだ……私のコンピューターに押し込んででもな」

そこで録音メッセージが終了する。これ以降、ケイブ・ジョンソンは本編に登場しない。
アパチャーサイエンスに死後のスピーチが残っている事から人工知能化は行われたようだが、
音声の乱れが激しく、不完全な状態であった為、完全な移植には失敗したと思われる。

それを聞き終えて、何を理解したのか、グラドスは「さようなら」と呟く。
しかし、それ以上は何も語ろうとはしなかった。グラドスは一体、何者はなのか。
143ゲーム好き名無しさん:2013/03/19(火) 10:32:03.81 ID:spFCfv3i0
今回はここまで。
144ゲーム好き名無しさん:2013/03/19(火) 21:52:11.58 ID:nhJeLfpx0
書いてくれるのはありがたいんだが
名前欄に作品のタイトル入れてね。
145Portal2:2013/03/20(水) 09:01:08.09 ID:uNFDjVS/0
>>138-142の続き
● Portal2 メインストーリー ○

最下層からこつこつ登り詰め、ついにウィートリーがいる階層に近づいてきた。
しかし、グラドスの計算ではウィートリーに勝てる確率は100万分の1程度に過ぎないと言う。
「それでも怒るのです。どうせ爆発するならプライドを爆発させましょう」

無責任な煽りに辟易しながら道を進んでいると、グラドスがふいに閃いた。
どうやら脇に貼ってあった注意書きを見て、ウィートリーに対抗する秘策を思いついたらしい。
その名も『パラドックス』

それは文章の矛盾を検証しようとすると必ず壊れてしまう、
AIならば避けられない欠陥であり、弱点だった。

そんな攻撃を仕掛けてグラドス本人は大丈夫なのか疑問だが、考えなければ、たぶん問題はないらしい。
微妙な作戦ではあったが、とにかくウィートリーに対する案は見つかった。
主人公はウィートリーと決着を付けるべく、再び元いたアパチャーサイエンス施設内へと足を踏み入れた。
146Portal2:2013/03/20(水) 09:04:18.98 ID:uNFDjVS/0
とうとうここまでやってきた。豹変してしまったウィートリーとの接触に緊張が走る。
しかし、ディスプレイの向こうにいるウィートリーは主人公たちの来訪に気付かず、
自分で作り出した奇形タレットたち相手にを怒鳴り散らしていた。

それは奇妙な光景だった。
まるでグラドスがやっていたように、ウィートリーはタレットたちに自分が作ったテストを解かせていた。
しかし、思うような結果が得られず、かれこれ十数時間も簡単なテストをクリア出来ず、業を煮やしていたらしい。
そこで、ようやくディスプレイの向こうにいたウィートリーは主人公たちの存在に気付いた。

無防備なウィートリーとの対面。まさに今が好機だった。
グラドスはすかさずウィートリーに向けて、『パラドックス』を仕掛ける。
「そこのマヌケ。いよいよパラドックスの時間です。
 『この、文は、誤り、である』
 ……考えてはいけない、考えてはいけない、考えてはいけない」

『この文は誤りである』
もし、この文が真実であるなら、この文が誤りである事になってしまい、真実になってしまい、誤りになってしまう。
もし、この文が誤りであるなら、この文は真実である事になってしまい、誤りになってしまい、真実になってしまう。

この設問に正解は存在せず、考えれば考えるほどに無限に問題が繰り返されてしまう仕組みになっていた。
147Portal2:2013/03/20(水) 09:06:24.67 ID:uNFDjVS/0
仕掛けたグラドス本人も、必死に考えないよう気をつけながらウィートリーにパラドックスを仕掛ける。
周囲にいた奇形タレットたちはいずれも『パラドックス』を聞いてしまったせいで機能停止に陥っている。
しかし、ウィートリーは思いもよらぬ回答を示した。

「うーん。俺は○を選ぶ。フン、楽勝じゃねえか」
「これはパラドックスです! 解答は存在しません!」
「えーっと、じゃあ、×を選ぶ」

なんと、ウィートリーに『パラドックス』は通用しなかった。

人類の英知を結集して作られた史上最高のマヌケは、グラドスの予想を遥かに上回る性能を誇っていた。
どうやらかつて同様の実験をくぐり抜けていたらしく、
「どっかで聞いた事あんだよなぁ、その質問」と平気な様子でへらへらしている。

そんな事はどうでもいいとばかりに
主人公たちの来訪をむしろ歓迎していると言った様子で出迎えるウィートリー。
「実は今、被験者が足らなくってさ。ちょうど良かったよ。このボディがどんなか想像つかないだろ?
 テストをしてないと……ムズムズする。きっとシステムにガチガチに固定されたコマンドなんだろうな。
 ああっ! でもテストは……生きた人間じゃなきゃ! テスト……テストしないと!」
148Portal2:2013/03/20(水) 09:10:03.42 ID:uNFDjVS/0
ウィトリーは狂ったように自作テストを解くよう、主人公に強要する。
抵抗する手段も無く、やむなく誘導された部屋へ赴く主人公。

それはとても粗末なテストだった。
目の前にこれ見よがしに置かれたスイッチを押すだけで後は自動でクリア出来てしまう。
いわゆる「バカでも解ける」問題。いや、作ったやつこそがバカだと言わんばかりの出来映えだ。
「どうだい?難しいだろ? でも解いてもらうぜ」

グラドスが作ってきたテストとは比べ物にならないしょぼさのテストだったが、
軽々と解いてしまうと、ウィートリーは快感に酔いしれていた。
どうやら施設を運営する本体には、テストに関する中毒とそれに伴う快感がセットで搭載されているらしい。

ここでようやく我に帰ったグラドスが意見を述べる。
「パラドックス案は失敗だったようです。危うく私も殺されかけました。
 どうやら敵は倫理的矛盾についても、テストの制作についても知識が無いようです。
 生き残って、敵の居場所を突き止める事は、さほど難しくないでしょう」

施設爆発まであまり時間は無いが、確かにグラドスのテストに比べれば命の危険は無い。
このまま進めば、じきウィートリーがいる部屋までたどり着けるだろう。
だふぁ、事態を楽観視できたのは、次の部屋に入るまでの事だった。
149Portal2:2013/03/20(水) 09:11:31.04 ID:uNFDjVS/0
ウィートリーは新たなテスト部屋を製作していた。それを見て、怒り出すグラドス。
「これは! 私が製作したテストです!」
「全部じゃないよ。そこの壁の『TEST』は俺が書いたし」

先程の陳腐なテストとは段違いの難易度と危険性。それは紛れもなく、グラドスが作ったテストだった。
「残念なお知らせがあります。これらは私が製作したテストなので、死亡する可能性があります」

本当に残念なお知らせを発信するグラドス。
ウィートリーはテストを自作する能力がない事を自覚したのか、
次々とグラドスが残したテストをそのままパクり始める。
さらにその様式まで取り入れたのか、主人公を罵倒し始める始末。
「興ざめだね。お前の本気が感じられないと言うかさ。ここからちょっと趣向を変えていこうぜ。
 孤児で養子に迎えられた、デブ、デブ、デブ、デブ、デブ、おデブちゃん」

主人公の出生をバカにするウィートリー。そこで、ふいにグラドスが反論した。
「で……?」
「なに?」
「養子の何が問題ですか?」
「だからさ、つまり……まず親が……。いいや、なんでもない……俺の友達にも孤児はいるしな……」
「それによくご覧なさい。この女のどこが太っているというのですか?」
「……オレはマヌケじゃない! いいからテストを……テストをやるんだ!」
150Portal2:2013/03/20(水) 09:22:37.41 ID:uNFDjVS/0
舌戦では勝ち目が無いと見たか、逆ギレするウィートリー。
何に追いつめられているのか、ウィートリーは徐々に余裕がなくなってきている。
実はこれもグラドスの作戦のうちだったらしい。しかし、相手の動揺を誘う事に何か意味があるのか。

テストを解き、次の部屋へ。すると突然、聞き慣れない音楽が流れだした。呆れた声で呟くグラドス。
「あ、クラシック音楽を流し始めましたね……」

部屋に入ると、スピーカーからわざとらしく、本のページをめくる雑音が響いてくる。
「おっと、ごめん。ごめん。今、本を読んでてさ。俺はマヌケじゃないからな。
 今、最後の一冊を読み終えたところだ。マキャベリっていうやつ。
 最も難解らしいが、騒ぎ立てる意味が分からないね。内容は完璧に理解したよ」

頭のいいヤツはクラシック音楽を聴きながら、難しい本を読んでいる。
ウィートリーの露骨なまでの知的アピール。
それ自体が却ってマヌケの証明である事に本人は気付いていないらしい。

グラドスはウィートリーに呆れつつ、その身に起こっている異常を主人公に説明し始めた。
「彼が居座っている私の体は、テストに強い陶酔感を感じるように設計されています。
 テストをしたいという欲求を抑えようとしても、やがて耐え難いレベルに達します。
 私には『科学』という目的があったので問題ありませんが、彼は……」

目的が無いのにテストをしたい。理由もなく暴走を始めているのだと言う。
「彼はわざと誤った選択をするように設計されているのです。
 現に今も、この施設の爆発を阻止するために必要な機能を一つ残らず破壊する選択をしています」
151Portal2:2013/03/20(水) 09:24:41.19 ID:uNFDjVS/0
テスト中もしきりにメインシステムが施設爆破の危険を知らせているのだが、ウィートリーは相手にしない。
そんな中、ウィートリーは面白いものを見つけたと上機嫌で話しかけてくる。
「良いものを見つけたんだ。きっとお前たちもビックリするぜ。楽しみにしてろよ。
 二人とも絶対こいつが気に入ると思うぜ。死ぬほど好きになっちゃって……本当に死んじゃえ」

ここにきて、突如、殺意を露にするウィートリー。
被験者が死んでしまえばテストが出来なくなるはずなのに、殺意を隠そうともしない。
ウィートリーの豹変を不審がるグラドス。
「いずれにせよ敵は私たちを殺すつもりのようです。不可解です。
 敵は急に浮かれ始めました。一体、何を見つけたというのでしょう?
 もう時間がありません。次のテストチェンバーで脱出できると思います」

ついに脱出経路を発見したグラドス。
しかし、希望の兆しに浮かれたのも束の間、ウィートリーは思いもよらぬ先手を打っていた。



続く
152Portal2:2013/03/21(木) 00:08:08.07 ID:iMI3YpP00
>>145-151の続き
● Portal2 メインストーリー ○

ウィートリーの思いもよらぬ奇襲。
それは一見、テストに見せかけた設備が、実は主人公たちを殺害する処刑場への輸送装置になっていた。
為す術もなく運ばれる主人公を見て、勝ち誇るウィートリー。
「気付いてると思うが、お前はもう用無しだ。ロボットを2体も見つけたんだ。しかもテスト専用のだぜ!」

ウィートリーは、かつてグラドスが人間の代わりに製作していたテスト専用ロボットを発見してしまったらしい。
もはやウィートリーが主人公たちを生かしておく意味は無くなっていた。

処刑場の周囲にはトゲが張り巡らされた鉄板が無数に配置され、主人公を圧殺すべく待ち構えていた。
しかし、やはりマヌケはマヌケ。グラドスも感心するほどの手際を見せながらも詰めが甘い。
僅かな脱出点を発見した主人公は、ポータルガンで無事、窮地からの脱出を果たす。

ウィートリーの監視下から抜け出し、再び裏道を走る主人公。
様々な妨害行為をくぐり抜け、ついにウィートリーとの直接対決の時が近づいていた。
そんな中、グラドスが主人公を諭すように語りかけてくる。

「私にだって分かります……。貴方は私に、力を取り戻させたくないのでしょう。
 私が裏切ると思っていますね。状況が異なれば貴方の予測は正しかったでしょう。
 科学者たちは私の行動を制限する為、私にいくつものコアを取り付けました。
 私にはいつもそのコアたちの声が聞こえてきました。でも今聞こえるのは良心の声です。
 しかもおそろしいことに、初めて自分の声で聞こえてくるのです。私はどこかおかしくなったのかもしれません」
153Portal2:2013/03/21(木) 00:09:54.06 ID:iMI3YpP00
ウィートリーが居座る部屋を目前に、主人公たちはある物を発見した。
それは崩壊したコアの廃棄場だった。

ウィートリーと同じような形状をしたコアが山のように積み上げられ、どれも奇妙な言動をしている。
「崩壊したコアです! これは使えます。このコアを敵に取り付けるのです。
 それを数回繰り返せば敵は崩壊し、再びコアの移転が可能になるでしょう」

1の最終決戦でグラドスのコアを次々取り除き、破壊したのとは逆に、
今度は出来損ないのコアをウィートリーに取り付ける事でシステムを崩壊させる、という作戦だった。

ついに対決の時が来た。グラドスも興奮しているようだ。
「貴方が私を敵と見なしても一向に構いません。『復しゅう』という目的は共通しています。
 貴方は『復しゅう』したいはずです。さあ、私と一緒に『復しゅう』しましょう」

復讐と復習をかけているのかもしれない。
事実、ウィートリーを倒す方法はこれまでのテストの応用であり、
ここに至るまでテストを解いてきた主人公ならば、簡単な仕掛けに過ぎない。

ついに対面を果たす主人公とウィートリー。
「ようこそ! 俺様の秘密基地へ!
 コントロールパネルによると、ここは6分以内に木っ端微塵になるらしい。
 まぁ、単なる表示ミスだと思うけどね! その前にお前の息の根を確実に止めてやるからな!」

何故か主人公を前にして余裕満面のウィートリーだが、
どうやらかつてグラドスが倒された時の映像を参考に、主人公対策を済ませてきたらしい。
タイムリミットはあと6分。施設爆発までもう時間も無い。
154Portal2:2013/03/21(木) 00:11:18.42 ID:iMI3YpP00
しかし、やはりウィートリーはマヌケだった。緻密に立てた作戦にも穴がある。
ポータルガンを使って、投擲してくる爆弾を逆にウィートリーにぶつけ、
その隙にグラドスが送ってくる崩壊コアをとりつけていく。

まずは宇宙コア。しきりに宇宙へ行きたがる頭のおかしいコア。
「宇宙! ねェ、宇宙へ行こうヨ。ねえ、レディ。宇宙へ行こうヨ! ウ、う、宇宙ー!」

次に冒険コア。冒険のサポート用に作られたらしく、妙にハードボイルドなコア。
「やあ、美しい嬢ちゃん。冒険ごっこの最中かい? ここは俺に任せな」

最後がデマ知識コア。もっともらしく知識を教えてくるが、どれもデマばかりという変なコア。
「飛行機が発明される以前、空を飛ぶには200ポンドものヘリウムを吸う必要がありました」

いかれたコアを全てを取り付け終わると、ついにメインシステムがウィートリーの異常を検知した。
ついにコアの移転が可能になる。あとは膠着状態解除ボタンを押すだけでグラドスがメインに復帰する。

ところが、ウィートリーはただのマヌケではなかった。
過去の映像から学習し、膠着状態解除ボタンの周囲にはトラップが仕掛けられていたのだ。

トラップで吹き飛ばされる主人公。命こそ助かったが、衝撃で身動きが取る事が出来ない。
ついに施設が崩れ始めた。落ちてくる天井。周囲に立ち上る火災。
タイムリミットは近い。そんな絶体絶命の危機の中、ウィートリーは勝利を確信する。
「お月様に最後の挨拶でもしろよ。もうこれでおしまいなんだからな!」
155Portal2:2013/03/21(木) 00:12:32.03 ID:iMI3YpP00
崩れ落ちた天井の先には、美しい満月が輝いていた。
満月。月面。月の石。主人公の脳裏に閃きが走った。
ケイブ・ジョンソンの言葉が真実ならば、月のポータルガン伝導率は……。

月に向かって、最後のポータルガンを放つ主人公。
光速で月を目指す弾道。ウィートリーの足下に開けられていた穴が、月面とリンクする。

月面と繋がった穴はたちまち強力な吸引口と化し、周囲の物を吸い込み始めた。
暴風にも似た気流に巻き込まれる主人公とウィートリー。
月面に放り出されるも、なんとかしがみつく主人公にウィートリーは罵声を飛ばす。
「離せ! まだ自分でなんとか出来るって! 離せ! 離すんだ!」

「すでに修正済みです。そして、貴方は戻ってきません」

それはグラドスの死刑宣告だった。
器用にアームを使って、グラドスはウィートリーをシステムから切り離し、宇宙にはじき飛ばした。
そして視界から消えていくウィートリーを見ながら、主人公はついに意識を失ってしまう。
156Portal2:2013/03/21(木) 00:14:02.24 ID:iMI3YpP00
目を覚ますと、主人公は再びアパチャーサイエンスに戻っていた。
目の前には2体のテスト専用ロボットと、本体を取り戻したグラドスの姿が。

どうやらグラドスはウィートリーを排除しつつ、主人公を助けてくれたらしい。
いつもの無機質な声とは違い、温かな声で主人公の無事を喜ぶグラドス。
「よかった。無事だったのですね。キャロラインでいる間、大切な事を学びました。
 私は貴方を宿敵だと思っていましたが、実際は、ずっと親友だったのです。
 貴方を救ったとき、強い感情が押し寄せてきました。
 そして私は大切な事に気付いたのです。キャロラインは私の中にいるという事に」

グラドスの人工知能のベースとなった人物は、あの秘書のキャロラインだったのだ。
ところが、全てを伝え終えるとシステムが不吉なメッセージを発する。『キャロラインを削除しました』と。
「さようなら、キャロライン。」

グラドスの声が、再び以前のような冷たい声色に戻っている。
「たった今、キャロラインの削除によって貴重な学習をしました。
 最も簡単な解決法こそ、ベストな解決法であるという事実です。率直に申し上げますが……」

不穏な空気に身構える主人公。しかし、グラドスは予想外の言葉を発した。
「貴方を殺す事、それは困難です」
157Portal2:2013/03/21(木) 00:21:23.94 ID:iMI3YpP00
それがグラドスが出した結論だった。
「かつての私は、ただテストを行うだけの存在でした。
 誰かに殺されたり、ジャガイモにされたり、鳥に補食される事もなく、幸せな日々でした。
 貴方が出没するまでは。貴方という、危険で無口な殺人鬼が出現するまでは」

主人公を殺す事は『ベストではない』
それだけを伝えると、主人公を脱出リフトに載せ、別れの挨拶を告げる。
「楽しかったです。二度と戻ってこないでください」

戸惑う主人公を載せて、リフトはどんどん上昇していく。
グラドスは本当に主人公を開放する気なのか。そこで突如、リフトが止まる。
開いた扉の向こうには4体のタレット。4つのセンサーが主人公を照射する。
主人公は最後の最後でグラドスに騙されたのか?

しかし、タレットは主人公に危害を加える素振りを見せない。
それどころか自身を楽器にし、主人公を送り出す為に美しい音楽を奏で始める。
再び上昇するリフト。さらに無数のタレットが同じように楽器となり、壮大なシンフォニーとなっていく。

愛しく、美しい我が子よ。おお、愛しい我が子・chell。
私の愛しい子、さようなら。遠くへ行ってしまうのですね。大切な、大切な我が娘。

それは、母親が愛する娘を送りだす、美しい送迎歌だった。

主人公は孤児で、アパチャーサイエンスに務める職員の養子だった。
ならば、その養母とは一体、誰だったのか。
158Portal2:2013/03/21(木) 00:22:45.54 ID:iMI3YpP00
一つの答えを胸に、ついにリフトが地上にたどり着く。
重苦しいドアが開くと、美しい青空の下には一面、小麦の草原が見渡す限りに広がっていた。

最後に、餞別とばかりに前作で焼却したコンパニオンキューブ吐き出すと、
出入り口となった扉は主人公の門出を静かに見送っていた。
主人公は、ついにアパチャーサイエンスからの脱出を果たしたのだ。

一方、宇宙。
宇宙へはじき出されたウィートリーは永遠とも思える罰を受けていた。
同じく放り出された宇宙コアと共に宇宙を彷徨うウィートリー。

「全部取り消せたらな。今まで言った事を全部撤回したい。宇宙に取り残されたから言ってるんじゃないぜ。
 もしオレが今後、彼女に会う事があったらなんて言うと思う?」
「宇宙に来たんダ」
「真剣に『ごめん』って言う。マジメに謝るよ。The End(おしまいだ)」

Portal2 完
159Portal2:2013/03/21(木) 00:24:47.13 ID:iMI3YpP00
○補足キャラ解説●

■主人公
前作から引き続き、今回もアパチャーサイエンスで起こった事件に巻き込まれる。
主人公なのだが、名前がchellである事以外、ほとんど正体は不明。
女性。孤児で養子。『娘を職場に連れてくる日』に居合わせていた以外、ほとんど情報がない。
外伝的漫画によると「優れた能力は無いが、絶対に諦めない」という異常な実験データを残していたらしい。

■グラドス
前作ラスボスで、今回のメインヒロイン?
アパチャーサイエンスの施設を運営、管理する為に作られたAIだったが、
施設内にいた職員を神経毒ガスで皆殺しにし、施設の実権を掌握した。
前作では人命を意に介さない、科学の発展を最優先する悪魔のようなAIだったが、
今作ではその異常な実験意欲が、実は本体の異常によるものだと発覚し、
さらに人格の元になったキャロラインの記憶が戻ると、主人公への態度が軟化した。
本作での異常なテストへの執着も、死ぬ事の無いテスト専用ロボットで解決している。
1同様、2でもEDソングを歌い、主人公への皮肉たっぷりな歌詞を歌い上げているが、
最後に「Now I only want you gone(今はただ消えてくれればいい)」が、
「Now I only want you(今は貴方にそばに居てほしい)」
「gone(行ってしまった)」になっており、屈指のツンデレソングとして愛されている。

■ウィートリー
暴走の兆しを見せたグラドスの知能を劣化させる為、人類の英知を結集して作られたマヌケコア。
かならず不正解を選ぶ=必ず正解を導き出し、それを回避する事を意味し、
実際にはグラドスより遥かに高性能なのだが、必ず間違った行動を起こす為、意味が無い。
施設の主権を掌握した後は本体の悪影響により人格が豹変。
主人公に牙をむいたものの、宇宙に放り出された後は反省の弁を述べている。
ウィートリー(wheatley)の意味は、小麦の草原。
余談だが、非常に人気の高いキャラで、VGA 2011においてベストキャラクター部門を受賞した。
160Portal2:2013/03/21(木) 00:26:27.41 ID:iMI3YpP00
○補足キャラ解説 2●

■ケイブ・ジョンソン
唯我独尊。ワンマン野郎であり、諸悪の根源であるアパチャーサイエンスCEO。
死後も人工知能化こそ失敗したものの、グラドスの本体部分に強い影響を残し、
テスト中毒や人格の凶悪化など、様々な悪影響を及ぼしていた模様。
職員の子供に過ぎなかったはずの主人公が被験者になっている点から、
最終的に自社職員のみならず、その家族までも実験の餌食にしていた疑惑がある。
生きていても迷惑なのに、死して尚、迷惑な人物。


■キャロライン
アパチャーサイエンスCEOの秘書。強い意志を持たず、ケイブ・ジョンソンの言うがままで、
「おい、キャロライン。さようならと言ってやれ」と命令されると、
「さようなら、キャロライン」と言ってしまう、少し天然気味な性格。
そんな性格からか、ケイブ・ジョンソンからの信頼も厚く、グラドスの基本人格としてインプットされる。
主人公の養母であった事を仄めかすシーンがあるが、真相は不明。
161ゲーム好き名無しさん:2013/03/21(木) 00:33:47.04 ID:9GyobwRR0
乙乙
もし出来たらCo-opのストーリーも書いてくれないかな
162ゲーム好き名無しさん:2013/03/21(木) 01:15:03.62 ID:iMI3YpP00
長々と書いてきましたが、これでおしまいです

Portal2は本来、パズルゲームであり、
その合間に台詞と僅かなテキストのみでストーリーを展開するタイプのゲームで
実際にはこの長いストーリー(それでもかなり割愛しましたが)と共にゲームとしても非常に濃い作品です

興味を持ってもらえたなら、是非、ゲームの方もプレイしてみてください
プレイした人の中には「日本は無機物萌えの後進国であると認めざるを得ない」という言が出るほど
魅力あるキャラクターが沢山出てくるゲームなので、キャラ萌えメインでもオススメです
163ゲーム好き名無しさん:2013/03/21(木) 04:48:09.55 ID:3sfNQHBq0
乙です
portalは視覚的にもすごい工夫がされてるんだとかインタビューにありましたね

キャロラインの返事がおかしいシーンは天然なんじゃなくて
命令に対しての異常な忠実さの表れなんじゃないかと思ったけどどうなんだろう?
日本の字幕があるとエンディングに歌詞が普通に出てたから
REACTEDを翻訳してくれれば良かったのにと思ったなー
164ゲーム好き名無しさん:2013/03/21(木) 07:04:23.72 ID:Y8IJu2Du0
お知らせ

市原警察署の生活安全課の帰化人創価警官の指導の元、
入学式から2週間ほど、在日の創価学会員を主体とした自称防犯パトロールが、
2週間ほど行われることになりました

生活安全課の指導であることと、パトロールであることは、
絶対に公言してはいけないとの指導も、帰化人創価警官より出ています

期間中は2人組の在日の創価学会員が、頻繁に創価批判者の自宅周辺を、
うろつき回ると思われます
日本人の方は、充分に注意してください
165ゲーム好き名無しさん:2013/03/21(木) 07:47:21.45 ID:YIQW9Joy0
PORTAL2 ED歌詞

Well here we are again
また会えましたね
It's always such a pleasure
再会は嬉しいものです
Remember when you tried to kill me twice?
あなた2度も私を殺そうとしましたよね?
Oh how we laughed and laughed
あのときは笑いが止まりませんでしたね
Except I wasn't laughing
私は笑っていませんが
Under the circumstances
状況を振り返ると
I've been shockingly nice
自分のやさしさに驚くほどです
You want your freedom? Take it
自由がほしいならさあ行きなさい
That's what I'm counting on
それこそ私の希望
I used to want you dead but
殺そうとしたこともあったけど
Now I only want you gone
今はただ消えてくれればいい

She was a lot like you
彼女はあなたそっくりでした
(Maybe not quite as heavy)
もう少し軽かったかも
Now little Caroline is in here too
今はCarolineも私と一緒
One day they woke me up
ある日彼らは私を起こし
So I could live forever
永遠の命を与えてくれた
166ゲーム好き名無しさん:2013/03/21(木) 07:48:03.14 ID:YIQW9Joy0
It's such a shame the same will never happen to you
残念ながらあなたはいつか必ず死ぬけれど
You've got your short sad life left
そう 哀れな つかの間の命
That's what I'm counting on
それこそ私の希望
I'll let you get right to it
さあ さっさとお行きなさい
Now I only want you gone
今はただ消えてくれればいい

Goodbye my only friend
さよならたったひとりのおともだち
Oh, did you think I meant you ?
え?あなたじゃないですよ
That would be funny if it weren't so sad
哀れすぎて笑えません
Well you have been replaced
あなたの役目はもう終わりです
I don't need anyone now
私にはもう誰も必要ない
When I delete you maybe
あなたを消し去る時はきっと
[REDACTED]
この悲しみも消えるのかも【編集済み】

Go make some new disaster
別の所であばれて下さい
That's what I'm counting on
それこそ私の希望
You're someone else's problem
あなたなんかもう知りません
Now I only want you gone
今はただ消えてくれればいい
Now I only want you gone
今はただ消えてくれればいい
Now I only want you
今はただ消えてくれればいい

gone
167ゲーム好き名無しさん:2013/03/22(金) 00:54:04.62 ID:lVaXyjEg0
Portal2長文なのに読みやすいです!乙でした。
名作の記憶がよみがえるー。

ウィートリ―と言えばマヌケっぷりが愛らしい(以下個人選)
1)部屋同士を通路で接続するのを諦め、力づくで無理やりメリ込ませる「ハッキング(物理)」
2)「AAAAA、AAAAC…あれ、俺さっきAAAABって言ったっけ?」とか言っちゃう総当たりパスワード解析。
3)原子炉の危険を伝えるアナウンスに対して「うるさいな……これでよし」※音声を変更しただけ。
4)最終戦で、Portal無印のグラドス戦を踏まえた何重もの完全防備を披露し主人公を絶望させる。
  …のに、最後に「極めつけにミサイル弾だ!(※前作のグラドスの敗因)」とか言っちゃう。

・・・でも、最序盤の無垢ウィートリーがレールから離脱する際の「頼むから受け止めてくれ」と
最終戦の宇宙へ放り出されそうな極悪ウィートリーの「離すなよ!離すなよ!」が
対比になってるのに気付いた時にはかなり切なくなった。
168ゲーム好き名無しさん:2013/03/22(金) 03:28:08.68 ID:Khe44EP70
ウィートリーの「頼むから受け止めてくれ」はライ麦畑で捕まえて「キャッチャー・イン・ザ・ライ」のもじりも入ってる
グラドスの「cake is a lie」とかけてる
169ゲーム好き名無しさん:2013/03/23(土) 23:21:58.76 ID:u25xwUcF0
ポータル2乙!
ロボットしかいない施設での脱出だから
過去の事を記したファイルとかしか出てこないと思ったら、
そんな面白い奴らがいたんだね。
170Dead Rising 2:2013/03/27(水) 17:37:49.24 ID:/OBV08I60
Wiki見たら1しかなかったので
PS3、Xbox360、Windowsのデッドライジング2投下しようと思います。

ただしWindows版しかやってないので、
Xbox360独占のDLC、前日談の「CASE:0」、後日談の「CASE:WEST」は取り扱えません。

主人公とストーリーの細部(?)が異なるパラレルストーリーのオフ・ザ・レコードも取り扱えません。

方針として、なるべく本作をプレイしてわかる情報のみを記述し、
本作以外の情報を補足する場合は注意書きをします。
 例:CASE:0をやっていればケイティーを感染させたのはゾンビ化した母親だとわかるが、
   本編にはその情報は一切出てこない。
 ※うp主が見てるのは字幕のみなので、もしかしたら言及されてるかもしれないけれど…

作中時間が表記してありますが、後々触れる通り矛盾があります。

ゲーム中、前作の事件や人物にも触れるので前作のまとめもチェックしておいてください。
171ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 17:44:10.12 ID:/OBV08I60
なお、マルチエンディングなのでエンディングそのものは全てまとめたつもりですが、
途中の分岐は網羅していません。

たとえばAエンディングに向かう過程で
A-1,A-2,A-3,A-4,A-5…といったイベントがあったとして、
自分が書くのは「A-1成功→A-2成功→…Aエンディング」だけであって、
いちいちA-1が失敗したときはこんなムービーが流れます、
A-2が失敗したときは〜、などは一部を除き書き留めていません。

超省略したストーリーと登場人物を先に持ってこようと思いましたが逆にしておきます。
172ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 17:49:12.32 ID:/OBV08I60
・プロローグ(仮) 9/24 夜
チャック・グリーンはゾンビを虐殺する悪趣味なショー、
「テラー・イズ・リアリティ(TiR)」に出場するために「フォーチュンシティ」を訪れていた。
チャック自身は気乗りしないが、ゾンビキャリアである愛娘ケイティーの
ゾンビ化発症を抑える高価な薬「ゾンブレックス」のために賞金が必要なのだ。
数ある競技の中でも、バイクを使う競技で元全米モトクロスチャンピオンの実力を発揮、見事優勝を果たす。
壇上で賞金を受け取るがTiRのホステス(F1のレースクイーンみたいな感じ)の双子には小声で馬鹿にされる。
(※優勝しないと壇上には上がらず、賞金額が減り、TiRの司会者TKに
 「元チャンプには拍子抜けだったな」と嫌味を言われるが、ストーリーに変化はなし)
ロッカールームで一息ついていると、テレビでは市民団体の「CURE」が
ここフォーチュンシティでTiRに抗議している様子が放映されていた。
ショー自体はまだ続くらしいが、手に入れた賞金で
とっととゾンブレックスを買いに行くために、まずは娘を迎えに行くチャック。
帰り際に出会った双子に再びなじられるが、双子の挑発には乗らずにエレベーターに乗り込む。
扉が閉まってしばらくすると、突然大きな衝撃に襲われ気を失ってしまう。
目を覚ますとまず聞こえてくるのは警報の音。
エレベーターの扉をこじ開けると隙間から見えたのは逃げ惑う人々を襲うゾンビ達。
フォーチュンシティでアウトブレイクが起こったのだ。
早速チャックにもゾンビが襲い掛かる。
慌ててエレベーターから這い出すチャック。
まずはケイティーの安否を確認しなければならない。
ケイティーがいるはずのグリーンルーム(出演者控え室)に急行すると、
そこには床に落ちているケイティーのリュックと誰か人に覆いかぶさって食事中のゾンビが。
慌ててゾンビを押しのけるとゾンビの下にいたのはケイティーではなく、ケイティーを預けたTiRのスタッフだった。
戸棚の中に隠れていたケイティーを抱えてアリーナを脱出したチャックだが、
既にフォーチュンシティ中にゾンビが跋扈していた。
逃げ惑う人たちからセーフハウス(対ゾンビ用のシェルター)の存在を耳にして
駆けつけるとセーフハウスの外扉が閉まりつつあったので、慌てて転がり込む。
他の生存者と共にセーフハウスの内扉が開くのを待つ。
どうやら携帯の電波も繋がらないようだ。
ようやく内扉が開き、セーフハウスの管理人サリバンが姿を現す。
他の生存者達は安堵してセーフハウス駆け込むが、
サリバンがケイティーの腕の傷を目ざとく見つけ、立ち入りを拒否する。
セーフハウス内にゾンブレックスのストックはなく、中でゾンビ化されても困るわけだ。
そこでチャックがゾンブレックスを持っていることを示すと、
渋々許可されようやく中に入ることが出来た。
173ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 17:59:06.98 ID:/OBV08I60
・プロローグ(仮) 9/25 3:00〜
セーフハウスのセキュリティルームで一息つくチャックとケイティー。
しかし重大な問題があった。
先ほどサリバンに見せたゾンブレックスは実は空箱で、
チャックたちは一本もゾンブレックスを持っていなかったのだ。
先ほどサリバンにも言われたとおり、セーフハウスにはゾンブレックスの在庫はない。
ゾンブレックスの効果は24時間で、毎朝7:00〜8:00に打たないとケイティーはゾンビ化してしまう。
おまけに軍の救助はきっかり3日後。つまり最低でも4本のゾンブレックスが必要ということだ。
(現在9/25の3:00なので、9/25 7:00、9/26 7:00、9/27 7:00、9/28 7:00の分。)
途方に暮れるチャックに「薬の場所に心当たりがある」という女性の声がかかる。
ゾンブレックスを持っていないことを聞かれてしまい焦るチャックだが、
彼女は黙っていてくれるという。彼女はステイシー・フォーサイズ。
CUREの支部長であり、TiRに対する抗議運動のためにここに訪れアウトブレイクに巻き込まれたのだった。
セキュリティルームのモニターにはフォーチュンシティの監視カメラの映像が映し出されており、
これによりフォーテュンシティのほぼ全域の様子がわかる。
ケイティーをステイシーに預け、ステイシーの無線によるサポートを受けながらチャックは探索に出ることにした。
まずはセーフハウスを抜け出す方法を探していると、ダクトを発見する。
セーフハウスはそもそもフォーチュンシティ内の施設を改装したものなので、
このダクトがフォーチュンシティのどこかに通じているのは間違いない。
ダクトを通りゾンビの溢れるフォーチュンシティに舞い戻るチャック。
まずはステイシーの情報通り薬局へ向かう。
薬局へ入ると店員を襲う"人間の"略奪者が。
そう、無法地帯と化した今、敵はゾンビだけではないのだ。
なんとか略奪者を撃退して店員を助け出し、ゾンブレックスも手に入れることが出来た。
通気口を通ってセーフハウスに戻ったところをサリバンに見られてしまうが、特に咎められることはなかった。
174ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:04:14.50 ID:/OBV08I60
・CASE1-1,ZOMBREX1 9/25 7:00〜
無事にケイティーにゾンブレックスを投与できたチャック。
セーフハウスのカフェテリアでステイシーと一息ついていると、
ニュースでフォーチュンシティのアウトブレイクについて報じていた。
なんでもこのアウトブレイクがテロの可能性があるらしく、
その証拠という映像が映し出された。
それはある男がTiR用に集められたゾンビの檻を爆破する様子を撮したもので、
ヘルメットで顔はわからないものの、
男の着ている服はチャックの着ている黄色いライダーズジャケットそのものだった。
報道は続き、過去にアウトブレイクで妻を失い、CUREのメンバーでもある
元全米モトクロスチャンピオンのチャック・グリーンが
過激な活動の一貫でテロを起こした、という筋書きだった。
とんでもない冤罪を着せられて驚愕するチャック。
ステイシーも思わず後ずさって警戒するが、妻を失っている過去や、
ケイティーを連れていることから彼女には信用してもらえた。
また、ニュースでも言われたとおり、
各地のアウトブレイクはCUREが起こしたテロという噂もあるが、
CUREは潔白だと彼女は主張する。
チャックも妻を失った直後に一度だけゾンビ被害者の会合に
参加したことがあるだけで、CUREの正式なメンバーではない。
元モトクロスチャンピオンで有名人、
妻をアウトブレイクで失った悲劇の経験者、
CUREと僅かでも接点があった…
こういったおあつらえ向きの要素により、
何者かの手によって犯人に仕立て上げられたに違いないとステイシーは推測する。
軍の救助を3日間待たなければならないということは、
逆に言えば3日間は自由に動けるということ。
ゾンブレックスを確保しながら無実の証拠を手に入れなければならない。
175ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:08:33.68 ID:/OBV08I60
・CASE1-2 9/25 9:00〜
先ほどのニュースはフォーチュンシティホテルからの中継だった。
つまりレポーターはこのフォーチュンシティ内にいる。
というわけでレポーターから話を聞くためにフォーチュンシティホテルに急行するチャック。
フォーチュンシティホテルに辿り着くと、何かが落ちている。
それは記者証で、写真は先程のニュースのレポーターのものだった。
名前はレベッカ・チャン。
記者証を眺めている間にチャックの後ろにゾンビが忍び寄っていた。
そこに一発の銃声。
チャックを救ったのは記者証の主、レベッカだった。
レベッカに記者証を返し、チャックが名乗ると
レベッカはテロの実行犯が危険な現場にまだ残っていることに驚く。
チャックが無実を訴えても信用してもらえず、
映像の出処も守秘義務があると言って教えてもらえない。
しかし、仮にチャックが無実だったとして、
この事件が何者かの陰謀だとしたらとびきりのスクープである。
チャックが犯人であろうとなかろうと、
後々チャックの独占インタビューを条件にレベッカは協力することに決めた。
176ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:12:32.55 ID:/OBV08I60
・CASE1-3 9/25
情報の提供者が誰かは明かせないが、
映像自体はアリーナのセキュリティオフィスが出処らしい。
レベッカの後についてセキュリティオフィスに辿り着いたが、
鍵がかかっていてドアが開かない。
レベッカがピッキングをして開けることができたが、
セキュリティオフィスの中はメチャクチャに荒らされていた。
PCの基盤まで壊す徹底さで、セキュリティオフィスにいた警備員が射殺されているなど、
明らかにゾンビの手によるものではなく、人為的なものだ。
(本シリーズのゾンビは道具は使用しない。ただし持っているハサミや銃を振り回したりはする。)
チャックの無実の証拠にはならないが、
陰謀には間違いないとレベッカは確信する。
するとチャックにステイシーからの無線が。
どうやらサリバンが例のニュースを見て
ケイティー達をセーフハウスから追いだそうとしているらしい。
ステイシーの名前を聞いて"役者"が揃っていることに喜ぶレベッカ。
レベッカは現場の写真を撮るのに忙しく、後でセーフハウスで落ち合うことに。
チャックはサリバンをなだめにセーフハウスに急いで戻るのだった。
177ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:14:06.27 ID:/OBV08I60
・CASE1-4 9/25 〜17:00
セーフハウスに戻ると、ステイシーとサリバンが口論の真っ最中だった。
怒るサリバンをなんとかなだめ、トラブルを起こさないことと、
3日後軍に容赦なく突き出すことを条件に追い出されることだけは免れた。
そこにレベッカも現れ、真実を究明するために3人は協力しあうことに決めた。
レベッカは"心当たり"があるといってまたすぐ外に行ってしまった。
178ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:17:18.00 ID:/OBV08I60
・CASE2-1 9/25 19:30〜
フォーチュンシティ内を探索しているチャックにステイシーから無線が。
ケイティーのことで話があるらしい。
セーフハウスに到着すると、ケイティーは眠っていた。
ステイシーは、二度目もアウトブレイクを経験したことや、
ゾンブレックスの副作用によるケイティーへの負担を心配していた。
(わざわざ呼び出して言うことか?)
と、その時チャックがモニターで気になるものを発見した。
地下の工事用トンネルで武装した集団が何かを運んでいる。
しかもかなり大掛かりだ。
何かを企んでいるに違いない。
早速地下に向かったチャック。
そこにはガスマスクと銃を装備した傭兵が二人。
するとそこに貨物列車(屋根なし)が到着した。
列車から傭兵を連れて降りてきたのはなんとTiRの司会者TK。
傭兵になにやら指示を出していることから、TKが指揮する立場なのは間違いない。
話の内容を聞き取るために近づこうとしたチャックだが、
材木に足を引っ掛けて音を立ててしまい、TK達に気付かれてしまう。
TKはチャックが生きていたことに驚き、軽口を叩いて
傭兵をけしかけ、自分は格子状のシャッターを閉めて向こう側へ。
チャックが傭兵を倒すのを見届けると、TKは列車を発車させて行ってしまった。
179ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:19:26.43 ID:/OBV08I60
・CASE2-2 9/25
後を追おうにもシャッターがチャックの行く手を阻んでいる。
そこにチャックの後ろからバイクに乗った傭兵が現れた。
傭兵がどうみても襲いかかる気満々だったので、
チャックはコンテナの角で待ち伏せして木材で傭兵を殴り倒す。
乗り手を失ったバイクはシャッターに激突し、
シャッターに穴を開けて動きを止めた。
「バイクをありがとよ」
バイクを飛ばしてTKの列車を追うチャック。
列車の上の傭兵から妨害を受けつつも、
なんとか後尾車両に飛び乗ることが出来た。
行く手を遮る傭兵を倒しつつ先頭車両に向かうと、TKが出迎える。
問い詰めるチャックに対して、チャックを嵌めたことを仄めかすTK。
TKを捕まえようとするチャックだが、
TKはチャックのいる二番目車両を切り離してしまう。
先頭車両に飛び移ろうにも銃撃で牽制されたため、できず。
牽引する先頭車両を失ったことで以降の列車は動きを止めてしまった。
TKは逃がしてしまったが、奴らがまだ何かを企んでいるのは間違いない。
が、今はケイティーのゾンブレックスが先だ。
180ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:21:42.69 ID:/OBV08I60
・ZONBREX2 9/26 7:00〜
ケイティーは具合が悪そうだ。
急いで2本目のゾンブレックスを投与する。
ふとケイティーがチャックに謝る。
どうやら自分のせいでチャックが今度の事件に巻き込まれたと負い目に感じているらしい。
ステイシーも何故チャックがあの忌まわしいショーに出たのかと疑問を口にする。
新薬であるゾンブレックスは供給が安定しておらず、そのため値段が高い。
その金のためにチャックはTiRに出場を決意したのだった。
(プロローグでさらっと書いてしまいましたが、
 出場の動機はここで初めて語られます。)
再び捜索に出たチャックに蜂が近付く。
蜂をはたき落として踏み潰すと周りのゾンビ達が突如もがき出し、頭部が破裂して倒れてしまった。
よくわからないが、蜂とゾンビに何らかの関係があるらしい。
(この蜂のイベントは前日談のCASE:0で同様のものがあるため、チャックは既に知っているのだが)
181ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:23:54.53 ID:/OBV08I60
・CASE3-1 9/26 10:00〜
探索中にステイシーからの呼び出しが。
セーフハウスにレベッカが戻ってきているらしい。
チャックはレベッカにTKが黒幕だと力説するが、
チャックの証言だけでは証拠にはならない。
それに、落ち目とはいえTiRの司会者という立場を
TKがわざわざ捨てるだろうかというレベッカの疑問ももっともだ。
その時外から爆発音が。
何事かとモニターを覗き込む3人。
何者かがアウトブレイクに乗じてカジノを襲撃しているらしい。
レベッカは取材と称してすぐに飛び出して行ってしまった。
これにはステイシーも呆れ顔。
182ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:29:57.71 ID:/OBV08I60
・CASE3-2 9/26
どうやらカジノを荒らしているのはTKの部下の傭兵たちのようだ。
混乱に乗じて金庫荒らしを企んでいるらしい。
この暴挙を止めるため、なによりTKを捕まえるためにチャックもカジノへ急ぐ。
フォーチュンシティ4大カジノの内の3つ、
アメリカーナカジノ、ユカタンカジノ、
スロットランチカジノの金庫の破壊は阻止できた。
ステイシーによると、残りの1つ、
アトランティカカジノの金庫も狙われているらしい。
現場に向かい、傭兵たちを蹴散らして現金輸送用のバンを破壊できた。
TKはその様子をアトランティカカジノ2階のテラスから見ていた。
予定通りに事が進まないことにイライラしつつ、
計画を変更することを決め退散していった。
撮影に夢中で危うくバンの爆発に巻き込まれそうだったレベッカをチャックが救う。
TKが何かを企んでいるのを認めたレベッカは、
今夜会う予定の件の情報提供者とチャックを引き合わせることにした。
今夜23:00にユカタンカジノのバー、ソールナイトクラブで待ち合わせをして二人は別れる。
183ゲーム好き名無しさん:2013/03/27(水) 18:34:06.37 ID:/OBV08I60
・CASE4-1 9/26 23:00〜
待ち合わせの場所に向かうが、そこには誰も姿もない…
すると突然チャックに酒瓶が投げつけられ、チャックには当たらずに砕け散った。
「一杯おごるわ」
チャックが振り返るとそこには双子の一人、クリスタルが。
双子の片割れアンバーも現れ、レベッカは縛られ、彼女に捕らわれていた。
レベッカの"情報提供者"はこの双子だったのだ。
チャックが来ることを見越していた二人はここで待ち構えていたというわけだ。
"アウトブレイクの犯人"に消えてもらうために双子は刀を手に襲いかかってきた。
双子の片割れを倒すと、残された方は亡骸にすがり寄る。
珍しく怒りを露わにし、チャックに呪詛を吐く。
そして、刀で自分の腹を刺し、"半身"の後を追ってしまった。
レベッカの拘束を解くチャック。
レベッカもようやくチャックを信頼し、反省の色を見せた。
レベッカが聞いたところによると、今夜(27日夜)TKを迎えにヘリが来るらしい。
この街でかき集めた金を持って逃げるつもりなのだろう。
どこに着陸するかまではわからないので、
今夜セーフハウスの屋上で見張ることに決めて再び別れる。
184Dead Rising 2:2013/03/27(水) 18:51:31.62 ID:IBK7oaY5O
書きすぎ規制食らったので中断

名前欄も入力忘れてました

言い忘れましたがサイドケース(サブイベント)には一切触れません
185Dead Rising 2:2013/03/27(水) 22:26:41.49 ID:/OBV08I60
・ZOMBREX3 9/27 7:00〜
3本目のゾンブレックスを投与すると、
ケイティーは気持ち悪いと言って倒れてしまった。
慌ててケイティーを揺り起こそうとするチャック。
チャックの妻、つまりケイティーの母親も
ゾンビ化の直前、こんな症状に陥り…
焦るチャックをステイシーがなだめる。
これは薬の副作用で、ゾンビ化が発症したわけではない。
ステイシーの妹もこの副作用に苦しんでいたらしい…。
苦しんで"いた"?
彼女の人生は感染したことで変貌してしまった。
身体的にも精神的にも追い詰められた彼女は、ある日薬を拒み…。
これ以上の悲劇を生まないために、
ステイシーは"イザベラ・キーズ"が治療薬の開発に成功することを願う。
"イザベラ・キーズ"?彼女こそウィラメッテのアウトブレイクの元凶、
ひいては今のアメリカの状況を作り出した張本人ではないか。
疑問を口にするチャックに対し、ステイシーが経緯を説明をする。
実はウィラメッテのアウトブレイク以前に
サンタ・カベザで史上初のアウトブレイクは起きていた。
サンタ・カベザの事件は政府により生存者もろとも街ごと秘密裏に葬られた。
しかし、カリート・キーズとイザベラ・キーズの兄妹は
なんとか生き残り、復讐を誓った。
そして5年前ウィラメッテでアウトブレイクを引き起こしたのだ。
事件の最中、イザベラは初のゾンビ化抑制剤を開発し、
それが今のZOMBREXの素になっている。
そして彼女は今、フェノトランス社で研究を続けているという…。
186Dead Rising 2:2013/03/27(水) 22:30:16.61 ID:/OBV08I60
・CASE5-1 9/27 19:00
夜になったのでセーフハウスの屋上で見張りを開始するチャックとレベッカ。
が、いくら待ってもそれらしい気配は全くない。
(レベッカはしばらくすると見張りをチャックに任せっきりで、
 疲れたのか、座って足をさすっていたりする。)
チャックに「また情報提供者に騙されたんじゃないのか」
と嫌味を言われると、レベッカも自信無さげ。
するとその時ヘリ特有のあの音が。
とうとうヘリが現れたわけだ。
ヘリはフォーチュンシティホテルの屋上に着陸しようとしているらしい。
TKも間違いなくそこにいるはず。
ここで逃したらTKは街を離れてしまうため、これが最後のチャンスだ。
フォーチュンシティホテルのエレベーターに乗り込むと、
扉が閉まる直前にレベッカが乗り込んでくる。
"独占取材"を逃すつもりはないらしい。チャックも若干呆れ顔。
屋上につくと、TKとその部下がヘリに金を積み込んでいるところだった。
チャックの妨害により、予定よりも収穫が少なくなってしまったことにTKは怒っているようだ。
と、TKの部下がチャック達に気付き、ヘリはすぐに離陸してしまう。
が、チャックが屋上にあったクレーンのフックを間一髪でヘリに引っ掛けた。
ヘリは進退窮まり、TKは激怒。
部下にヘリの機関銃でチャックを仕留めるように命令する。
チャックは攻撃を掻い潜りながらウィンチを巻き、次第にヘリは制御不能に。
暴走するヘリからTKが屋上に投げ出され、
直後にヘリは完全にコントロールを失い屋上に墜落。
直撃はしなかったものの、TKは衝撃で吹っ飛ばされ気を失う。
187Dead Rising 2:2013/03/27(水) 22:33:52.40 ID:/OBV08I60
・CASE5-2 9/27
気を失ったTKをセーフハウスに連れ帰ったチャックをサリバンが称賛する。
これで"アウトブレイクを発生させ、
その隙に街中の金を強奪するという世紀の強盗事件"を阻止できたわけだ。
レベッカも"フランク・ウェスト"級のスクープに喜ぶ。
サリバンはTKを殺してしまおうと提案するが、
たとえ憎くても貴重な証人を殺すわけにはいかない。
サリバンが手錠を貸してくれたので、
そのまま医務室にTKを拘束することにした。
見張りはサリバンがしてくれるらしい。
後は明朝の軍の救助を待つだけだ。
が、その前にゾンブレックスをもう一本手に入れる必要がある。

・ZOMBREX4 9/28 7:00〜
ケイティーへ最後(のはず)のゾンブレックスを投与できた。
後は軍の救助を待つだけだ。
サリバンによると、救助はまずセーフハウスから優先して行われるらしい。
ゾンブレックスはもう必要ないが、
まだ外に生存者が残っているかもしれないのでチャックは捜索を続ける…。

続く
188ゲーム好き名無しさん:2013/03/28(木) 09:27:27.26 ID:TSHLoJvd0
CCC記念にFate/EXTRA(無印)簡易まとめいきます
これ貼り終わったら買いに行ってくる
189Fate/EXTRA:2013/03/28(木) 09:28:37.28 ID:TSHLoJvd0
月で発見された太陽系最古の物体、ムーンセル・オートマトン。
量子コンピュータを魔術的概念で実現させた、神の自動書記装置。
地球で起きた事象の全てを観測・記録し、演算を続けている。
その機能はあらゆる人間の願いを叶えることも可能な万能の記憶装置。
まさに聖杯と呼ばれるに足るものであった。

通常のFateとは1970年代ごろから異なる道を歩んだ平行世界。
この世界では現実で魔術を行使する存在は姿を消していた。
その代わり魂をデータ化して量子世界にダイブし、アクセス介入を自由に行うことが出来る量子ハッカーのことを魔術師(ウィザード)と呼んでいる。
また世界は「ハーウェイ財団」と呼ばれる西欧の一族が約6割を支配している。
全人類を完全に管理し一律に支配することで世界に安寧をもたらすことを主張している。
戦争も起こらない代わりに人類から自由が奪われつつあり、人類は停滞の一途にあった。

そんな中ムーンセルは優れた魔術師達を量子虚構世界を通じて月にアクセスさせ、聖杯戦争を開催する。
今回の聖杯戦争はかつて行われた聖杯戦争の模倣であり、7人どころか大量のサーヴァントを用いた勝ち抜き戦になっていた。
最後に生き残った一人だけが聖杯、ムーンセルにアクセスすることができる。
地球で起こったすべてを観測し演算する存在のムーンセルを使用すれば、地球のあらゆる事象に介入することが出来るのだ。
それ以外の人間は例外なく死。敗者はムーンセルによってデータを消去される。
190Fate/EXTRA:2013/03/28(木) 09:29:34.50 ID:TSHLoJvd0
ムーンセルが用意した聖杯戦争のための仮想世界、月海原学園にいた主人公は偶然にも聖杯戦争の参加権を得る。
しかし主人公は自身の記憶を失っており、何故自分が月海原学園にいるのかも思い出すことが出来ない。
魔術師としても未熟な力しかない状態であり、サーヴァントの力をうまく引き出すことも出来ない。
リタイヤは電脳死を意味する。聖杯戦争は容赦なく開始され、主人公は最弱の魔術師として勝負に身を投じるしか道はなかった。

主人公の境遇を知って間接的ながらも協力してくれる遠坂凛。
彼女は中東でハーウェイ財団に対するレジスタンスを行っているフリーエンジニアだ。
今回の聖杯戦争にはハーウェイ財団の時期当主である少年・レオナルドが参戦しており、もしハーウェイに聖杯を渡せば世界は全てがハーウェイの支配に落ちることになるだろう。
それを防ぐために凛は聖杯戦争に参加していた。
また主人公から見えた運命に興味を持ち接触してくるラニ・VIII(エイト)。
彼女はアトラス院によって生み出されたホムンクルスであり、聖杯を入手もしくは破壊するよう命じられていた。
死にたくないと言う一心、上記ふたりの協力もあって主人公はなんとか聖杯戦争を勝ち残っていく。
しかし凛とラニが対戦し、負けそうになったラニが自爆することで聖杯を破壊しようと試みる。
その瞬間に偶然にも立ち会った主人公はとっさに令呪を使用し、凛かラニどちらかを助ける。
助けた方は聖杯戦争からリタイヤする代わりに変則的に死からも免れ(ただし脱出は不可能)、パートナーとして主人公に協力してくれる。
助けなかった方はその後の対戦であたり、倒して乗り越えていく。
そしてパートナーと一緒に聖杯戦争を勝ち抜いていく主人公だが、ある時パートナーの手によって主人公の正体が判明する。
主人公は本来聖杯戦争をサポートするためにムーンセルによって造られたNPC、すなわちデータだけの存在であった。
NPCが偶然にも自我を持ち、聖杯戦争に参加してしまったのだ。
生きた存在でない自分が他者を蹴落として生き残ることに主人公は迷いを抱くが、これまで乗り越えてきた魔術師の思いを無駄にしないためにも聖杯戦争を自分の手で終わらせることを決意する。
191Fate/EXTRA:2013/03/28(木) 09:31:55.27 ID:TSHLoJvd0
ハーウェイの時期当主レオナルドすらも退け、主人公(とパートナー)は聖杯戦争を勝ち残る。
聖杯の元へと向かうと、そこにはひとりの男性が待っていた。
トワイス・ピースマンと名乗ったその男はおもむろに主人公に「聖杯にアクセスし、地上に戦争を起こせ」と要求してくる。
彼もまた主人公と同じNPCであったが、自我を抱き以前の聖杯戦争に参加した存在だった。
NPCは元々地上にいた人物を元に人格が造られており、彼もまたかつて地球で戦争を経験していた時代の人間がデータ化されたものだった。
トワイスはハーウェイに支配された停滞の時代を憂い、戦争こそが人類を進歩させると信じていた。
かつて一度は聖杯戦争に勝利したものの、NPCが聖杯を使用すると不正データとして削除されてしまう。
そのため誰かが聖杯にたどり着くのを彼は待っていたのだ。
様々な思いを抱いた魔術師達を乗り越えてきた主人公はトワイスの言葉に反発し、彼と戦う。
トワイスに勝利すると彼もまた消えていく。最後まで自分の意志を信じたまま。

そうして目の前に立ちふさがる全ての魔術師に打ち勝ち、ムーンセルに残ったのは主人公とパートナーだけとなった。
トワイスは気づいていなかったが主人公もまたNPCであるため聖杯にアクセスすれば不正データとして削除されるだろう。
しかしこの残酷な聖杯戦争を終わらせ、パートナーを地上に帰すためにも主人公は臆せず聖杯との接続を試みる。
そして全てを記録する膨大なムーンセルのデータの中で、主人公は自身の真実を知る。
主人公の元となった人物は、かつてハーウェイによる支配が起こる前の時代に生きていた人間だった。
だが当時治療不可能な難病のために冷凍睡眠にかけられたが戦争の混乱でうやむやとなり、その人物は今もまだどこかで冷凍睡眠されたままであることを。



パートナーが気がつくと、ムーンセルから脱出し地球の自分の体に戻っていた。
そしてひとつのメールが届いている。主人公からのメールだった。
それには主人公の元となった人物の居場所のデータと共に、主人公の思いがつづられていた。

もし見つけてくれたなら、もう一度この地上で友達になってくれないだろうか?
192Fate/EXTRA:2013/03/28(木) 09:35:13.37 ID:TSHLoJvd0
以上です
ラスボスのトワイスは本編ではもう少し複線があるにはあるのだが、唐突感は否めない
ではCCC買いに行ってきます
193ゲーム好き名無しさん:2013/03/28(木) 10:32:42.50 ID:EhNZtWT70
194Dead Rising 2:2013/03/28(木) 16:25:05.00 ID:zMIo6sFV0
ID:/OBV08I60の続き

・CASE6-1 9/28 9:00〜
そろそろ軍の救助が来る頃だ。
待ち遠しくてモニターを見ながら到着を待つチャック親子とステイシー。
ケイティーも思わず顔が綻ぶ。
そこにサリバンも現れた。
TKの見張りはどうしたとチャックが聞くが、
TKは未だに気を失ったままで心配ないという。
するとステイシーがモニターに橋を渡る軍用車の姿を捉えた。
とうとう軍が到着したのだ。様子を見守る一同。
(軍といってもせいぜい1分隊ほど。
 ムービーに写ってるのは軍用車3台に兵士は5人だけ…。
 しかし後にわかるが、ステージ内に残された軍用車の数は
 10台弱あるので、最低でも1小隊程度は来ていた模様)
部隊は街の中心であるフォーチュンシティパークに展開し、
まずはゾンビの掃討を開始する。
遊び感覚で動きの鈍いゾンビを撃ち殺していく兵達だが、
突然下水溝から緑色のガスが吹き出し始め、兵士たちは咳き込みだす。
一方のゾンビ達はガスを浴びるとより凶悪な姿になり、
銃弾に怯みすらしなくなってしまった。
さらにゾンビ達は口から血のような液体を兵士に吐き掛ける。
どうやらそれは強い酸性を持つらしく、兵士達は灼かれる痛みに苦しむ。
ビクともしないゾンビ、立ち籠めるガス、
味方の誤射、取り落とした手榴弾による軍用車の爆発…。
現場は混乱を窮め、部隊の指揮官であるドライト・ボーキン軍曹は
パニックに陥り、動かせる車両に乗り込みその場から逃走してしまう。
間近で一部始終をビデオカメラに収めていたレベッカも慌ててその場を離れる。
同じくセーフハウスで一部始終を見ていたチャック達も呆然とする。
サリバンは、こういったケースも想定されているはずで、
24時間後に二度目の救助がくる"はず"だという。
"はず"とは何だとサリバンに突っかかるステイシー。
その二度目も失敗したらどうなるのかと。
二度目が失敗したらその時は…街ごと爆撃されるという。
セーフハウスも無事では済まない。
その時モニターに、地下に駆け込むレベッカの姿が映った。
どうやらトラブルに巻き込まれているようだ。チャックが救出に向かう。
(地下に駆け込むシーンを一瞬見ただけで
 何故"トラブルに巻き込まれている"となるのか、正直少々描写不足。
 そもそもゾンビだらけの街で今更トラブルもクソもない)
195Dead Rising 2:2013/03/28(木) 16:27:45.51 ID:zMIo6sFV0
・CASE6-2 9/28
チャックが地下に着くと、あのボーキン軍曹がゾンビ相手に孤軍奮闘していた。
が、なんだか様子がおかしい。
彼の周りの部下達は皆死んでいるのだが、
軍曹はまるで彼らがまだ生きているかのように
話しかけ元気づけるなどの奇行をしていた。
レベッカは軍曹の足元に転がされており、
チャックに気が付いたレベッカが声を出すと、
軍曹に機関銃の銃床で顔を殴られて昏倒してしまう。
軍曹はレベッカを軍用車に放り込み、
チャックをゾンビだと思い込み襲い掛かってきた。
彼を打ち負かし、車からレベッカを救いだすと、
軍曹は「お前らの仲間にはならんぞ」と手榴弾で自爆してしまった。
どうやら最後までチャック達をゾンビだと認識していたようだ。
レベッカは足をくじいてしまっているようだ。
チャックは彼女を抱えてセーフハウスまで連れ帰る。
(ちなみに、レベッカがどうやって捕まったのか、
 いつ足をくじいたのか、何故そこに軍用車が2台あるのか、
 兵達の死体はその場で戦って死んだものなのか、
 あるいは軍曹が"ごっこ遊び"のために運んだのか、
 レベッカは"捕虜"なのか"人質"なのか"要救助者"なのか等、
 ゲーム内で一切説明がない。
 一応ゲーム内メッセージではレベッカは"人質にされてしまった"と表示されているのだが、
 自分と部下以外をゾンビと思い込んでいるなら何に対する人質なのだろうか…。)
196Dead Rising 2:2013/03/28(木) 16:29:52.91 ID:zMIo6sFV0
・CASE6-3 9/28
セーフハウスの医務室でレベッカの足を冷やしながら、
チャック達があのガスについて話していると、
突然それを茶化す声が。
振り返ると、TKが目を覚ましていた。
チャックはあのガスもTKの仕業だろうと責めるが、
TKは「自分は指示にしたがっただけ」だという。
チャックに罪をなすりつける計画を立てたのも、
そもそもチャックを選んだのもTK自身ではない、と。

・CASE6-4 9/28
TKは放っておいてセキュリティルームに戻ったチャックと女性陣。
レベッカはガスも、ガスを発生させる装置にも
技術と資金が必要であり、さらなる黒幕がいると推測する。
そこに警報が鳴り響く。なんとセーフハウスにゾンビが侵入しているのだ。
ゲートの操作パネルが壊されており、
何者かがゲートを開き、再び閉じられないようパネルを破壊したのだ。
明らかに人為的なものだが、今は犯人を探している場合ではない。
ステイシー達にセキュリティルームを固く閉ざすように言いつけ、チャックは飛び出していく。
セーフハウスにあった部品でなんとかゲートを閉じ、
セーフハウス内のゾンビを掃討する。
ステイシーはサリバンが肝心な時にいなかったことに憤慨する。
サリバンはTKを見張っているはずだが…。
チャックが様子を見に行くことにする。
197Dead Rising 2:2013/03/28(木) 16:40:10.62 ID:zMIo6sFV0
・CASE7-1 9/28?(※後述) その1
その頃、拘束されているはずのTKが辺りを窺いながらうろついていた。
しかし曲がり角の先にまだ生き残っていたゾンビがおり、
ちょうどそこに現れたチャックが消火器でゾンビを殴り倒すも、
TKは既にゾンビに噛まれてしまった。
TKは再び医務室に拘束される。
サリバンは何者かに殴られて、
気付いたら医務室のドアの前で倒れていたのだと弁解する。
(ちなみに先程の部品を集めている段階で
 医務室のドアは開け放たれており、中にTKはいない。)
ゾンビに噛まれたTKは図々しくもゾンブレックスを要求する。
サリバンはTKを外に放り出してお仲間に食わせてやったらどうだと提案するが…。
それよりも、何故TKはゾンビ化しないのか?
ステイシーによると、ゾンビ化までの時間は個人差があり、
抵抗力が強ければいくらかは持ち堪えられるらしい。
だが、いつまで保つかは全くわからない。
TKを証人として生かしておくのなら早いところ
ゾンブレックスを用意しなければならないが…。
198Dead Rising 2:2013/03/28(木) 16:41:14.68 ID:zMIo6sFV0
・CASE7-1 9/28?(※後述) その2
再びTKを医務室に置いて、カフェテリアに集合する一同。
テレビではフォーチュンシティに関するニュースが流れており、
政府がゾンビが凶暴化した情報を把握したこと、
軍の突入作戦は全て失敗したこと、
各地のセーフハウスとも連絡がつかず、
生存者がいる可能性は極めて低いこと、
それを踏まえて本日7時(9/29)に
汚染区域全域の爆撃が決定されたことが報道された。
(字幕では「本日7時」と言っているのだが、
 ケースファイル(あらすじ一覧みたいなもの)では
 後述のTHE FACTまでが9/28と表示されいたり、
 実際このニュースを見た後のCASE7-2の
 終了時間制限は9/28の24:00までとなっており、
 「今」は9/28夜のはずである)
そんなバカな。自分たちはまだ生きているというのに。
なんとかして外部と連絡を取り、
生存者がいることを伝えなければ…。
レベッカは局に連絡がつけばスクープ目当てに
助けに来てくれるはずだと言うが…。
しかし、TKがアウトブレイクを仕組んだとしても、
政府を動かして街ごと証拠隠滅までできるなんて思えない。
やはりもっと大きな存在が裏にいるのでは…、とレベッカは推測する。
軍の救助が来た際に撮影したレベッカの映像をあらためて見直してみると、
ガスはどうやら地下から発生しているようだ。
とすると、地下に何かあるに違いない。
チャックは調査に行くことを決意。
サリバンは自殺行為だと言うが、
黙って待っていても爆撃でどうせ死ぬのだから行くしかない。
レベッカも行きたがるが、怪我のせいで
まともに動けないのでチャック一人で向かうことに。
199Dead Rising 2:2013/03/28(木) 16:43:49.61 ID:zMIo6sFV0
・CASE7-2 9/28 〜24:00
地下を捜索していたチャックは、
あるゲートにゾンビがまるで吸い寄せられるかのように群がっているのを発見した。
しかしそのゲートは側にあるパネルに暗証番号を入力しないと開かないようだ。
途方に暮れるチャックだが、何故かゲートが独りでに開いたではないか。
開いたゲートの中に行進するゾンビに紛れてチャックも中に侵入する。

その先はどうやら何かの施設のようで、
天井から吊るされた巨大な蜂の巣のような機械が目を引く。
人の姿を捉えたチャックは物陰に身を潜め様子を窺う。
彼らはガスマスクと不思議な銃で武装しており、
彼らが機械を操作すると突然耳をつんざくような音が鳴り響く。
どうやら"蜂の巣"から超音波が発せられているようで、
チャックだけでなく周りのゾンビたちももがき苦しむ。
すると、まるで蜂を潰した時のようにゾンビの頭が破裂し、その中から蜂が飛び出した。
蜂はそのまま"蜂の巣"に吸い寄せられていった。

音が止まると、まだ生き残っていたゾンビに兵士が持っていた銃を放つ。
ただし銃弾は発射されず、衝撃波のようなものがゾンビに当たり、
先ほどの他のゾンビたちと同じように頭を破裂させた。
どうやらあの銃は"蜂の巣"と同じ音波を発するものらしい。
聞き耳を立てていると、彼らの目的は"女王蜂の収穫"だそうだ。
使用済みのガスボンベを廃棄しているところを見ると、
ガスによるゾンビの強化も彼らの仕業に間違いない。

そのとき、兵士の一人にチャックの存在が気付かれてしまう。
兵士を撃退して奥の部屋に向かうと、白衣を着た男が2人。
その内の一人が携帯電話で誰かに連絡をしている。
彼らは外部と連絡が取れるらしい。
"収穫"、"出荷"、"実験"などという言葉が聞こえるが…。
しかしまたチャックは気付かれてしまい、銃を向けられ戦闘に。
2人を倒して彼らのノートパソコンを見ると"フェノトランス社"の文字が。
糸を引いていたのはあのフェノトランス社だったのか?
チャックは部屋にあったレバーを降ろしてガスの噴射を止め、
ノートパソコンと彼らの使っていた携帯電話を持ってとりあえずセーフハウスに帰還する。
200Dead Rising 2:2013/03/28(木) 16:47:10.33 ID:zMIo6sFV0
・CASE7-3
セーフハウスのセキュリティルームで
ステイシーとレベッカに持ち帰ったノートパソコンを見せる。
まさかあのフェノトランス社が黒幕だったとは…。
そこへサリバンもやって来たが、彼はチャック達の話を妄想だと決め付ける。
しかしノートパソコンの中身は明らかにフェノトランス社の関与を物語っている。
レベッカはフェノトランス社が利益のためにアウトブレイクを起こしたのだと推測する。
つまり、患者が増えたほうがフェノトランス社にとっては都合がいいわけだ。
おまけに軍隊より強いゾンビがいれば感染の発生源はなかなか減らない。
サリバンは認めようとしないが、とにかく外部と連絡を取るのが先決だ。

地下で手に入れた携帯電話をレベッカに渡し、
レベッカが番号を押し始めた瞬間、銃声が響いた。
額に穴を開け崩れ落ちるレベッカ。
彼女を撃ったのはサリバンだった。
サリバンはそのままチャックに銃を向ける。
サリバンは、アウトブレイク発生直後にチャックは死んでいる予定だったと語る。
そして爆撃で街ごと真実を葬り去る予定だったのだ。
サリバンはノートパソコン、携帯電話、無線機を回収するとチャックを殺そうとするが、
横からステイシーがバットで殴りかかり、銃を取り落とす。
サリバンはすぐさま反撃に転じ、
ステイシーはバットを奪われ、バットの底で鳩尾を突かれてしまう。
その隙にチャックはサリバンの落とした銃を拾い、
サリバンに向かって発砲するが、一瞬先に彼は逃げ去っていた。
201Dead Rising 2:2013/03/28(木) 16:53:28.69 ID:zMIo6sFV0
・THE FACT
サリバンを追い、ユカタンカジノの屋上にたどり着いたチャック。
チャックは金のために街一つを犠牲にしたサリバンを罵るが、
サリバンは、これは"人助け"だという。
これだけ大勢の人を殺しておいて何が人助けだというのだ?

とても理解できないチャックに、サリバンは説明する。
実は計画の真の目的は患者を増やすことなどではなく、
ゾンブレックスの原料である女王蜂を収穫することだった。
アウトブレイクの起きた場所は、
いわばフェノトランス社の養蜂場だったというわけだ。

じゃああのカジノ強盗は?
サリバンによると、あれはTKが勝手にやったことだという。
フェノトランス社からの潤沢な報酬だけでは飽きたらず、
がら空きになったカジノシティの金をまるごといただこうとしていたのだ。

自分たちの計画の過程で何が起ころうと知ったことではないというのか?
そもそも薬を製造するためとはいえ、
こんな暴挙が許されるわけがないとチャックは憤る。
しかし、ゾンビキャリアの中には政治家、
資産家など大きな力を持つ者がおり、
このような計画も実行できてしまうのだという。
人為的なアウトブレイクはこれが最初でも最後でもない、
というサリバンの発言からチャックは、
妻を失ったラスベガスのアウトブレイクも彼らの仕業だったことを悟り激怒。
サリバンに襲いかかる。

チャックはサリバンを打ち負かしたが、
上空のハリアーがサリバンを援護し、チャックは衝撃で倒れてしまう。
その隙にサリバンはパラシュートのような気球を展開、
ハリアーによるフルトン回収を試みる。
しかし、すんでのところでチャックは、
サリバンの腰のベルトのフックと、手近の手すりを手錠で繋ぎ止めた。

直後にハリアーが気球を回収し、サリバンを引き上げる。
上下に大きな力が加わったことでサリバンの身体は真っ二つになってしまった。
サリバンの落とした携帯電話でレベッカの所属先の"チャンネル6"に連絡してヘリを要請する。
202Dead Rising 2:2013/03/28(木) 17:07:00.35 ID:zMIo6sFV0
・エンディング分岐
 ・全てのメインケースを成功させ、THE FACTクリア前に
  ┣TKにゾンブレックスを投与した → OVERTIME に突入
  ┗TKにゾンブレックスを投与しなかった → Ending A

 ・途中でメインケースを失敗した
  ・軍の救助作戦失敗以後(CASE6-2以後)にケース失敗 → Ending B
  ・軍の突入以前(CASE6-1以前)にケース失敗
   ・ケイティーが生存している
    ┣9/28 10:00にセーフハウスにいた → Ending C
    ┗9/28 10:00にセーフハウスにいなかった → Ending D
   ・ケイティーが死亡している
    ┣9/28 10:00にセーフハウスにいた → Ending F
    ┗9/28 10:00にセーフハウスにいなかった → Ending D

 ・OVERTIME
  ┣成功 → Ending S
  ┗失敗 → GAME OVER

※ケイティーが死亡した時点で、以降のメインケースは
 自動的に失敗になり、フラグが発生しない。
※ケイティーの生死はゾンブレックス投与の成否だけが鍵。
 何が言いたいのかというと…。CASE6-2は9/28 10:00に発生する。
 そこまで進めているなら(チャックが与えなくてはいけない)
 最後のゾンブレックスは既にケイティーに投与成功しているということので、
 軍の救助イベント後にケイティーが死ぬ分岐は存在しない。
※「Ending E」は?→存在しない。

続く
203Dead Rising 2:2013/03/28(木) 19:01:41.65 ID:zMIo6sFV0
・Ending A
スクープ…もとい救助のためのヘリが到着した。
まずはチャックを拾い、そのままセーフハウスの屋上へ。
ステイシーが眠っているケイティーを抱えヘリに向かうが、
途中でケイティーの手からリュックが落ちてしまう。
出発しようとしたときにチャックがそれに気付き、取りに向かう。
あれはケイティーの母の唯一の形見なのだ。
エレベーター前に落ちていたそれを拾い上げると、エレベーターの到着を知らせる音が。
扉が開くとそこにはゾンビの群れが。先頭はゾンビと化したTKだ。
ステイシーがチャックを助けようとヘリを飛び出すが、
チャックはそれを制し、ケイティーのリュックをステイシーに投げ渡す。
ステイシーはヘリに駆け戻り、ヘリは離陸し始める。
ちょうどケイティーが目を覚ますが、ステイシーは彼女の目を覆う。
チャックはエレベーターの中に引きずり込まれ、ゾンビの群れに埋もれてしまう。
そして扉が閉まり…。
---政府は生死を問わずフォーチュンシティを爆撃し、街には一人の生存者も残らなかった。
---しかし、爆撃の直前民間メディアのヘリが一部の生存者を救出していた。
---ステイシーの証言でフェノトランス社の企みが明るみに出たが、事件後もフェノトランス社は業績を伸ばしていった。
---チャックの冤罪は晴れたが、彼の消息は知れない。
---"幸運の街"フォーチュンシティのアウトブレイクは"運の尽き"と名付けられた。

このエンディングから後日談の「CASE:WEST」に繋がるため、恐らくこれが正史。
204Dead Rising 2:2013/03/28(木) 19:27:35.86 ID:zMIo6sFV0
一旦中断します
205Dead Rising 2:2013/03/28(木) 21:33:46.17 ID:zMIo6sFV0
・Ending B 9/29 7:00
(CASE6-2以後、メインケースを失敗)
---政府は空爆を決行。
---生けるもの、死んでいるもの問わず焼きつくされた。
---今となってはゾンビに殺害されたのか、空爆によって死亡したかはわからないが、
---フォーチュンシティを生きて脱出した者は一人も確認されていない。
(実際はサリバンが脱出しているはず。恐らく他のフェノトランスの関係者も)
なお、THE FACTのサリバン戦まで進め、サリバンと戦闘中に制限時間を迎えた場合、
サリバンが脱出に成功するムービーが流れる。
206Dead Rising 2:2013/03/28(木) 21:42:58.74 ID:zMIo6sFV0
・Ending C 9/28 10:00〜
(CASE6-1以前にメインケースを失敗、かつケイティー生存。)
セキュリティルームにいたチャック、ケイティー、ステイシーはモニターで軍の到着を確認した。
TKも捕まえたことだし、これで街を無事に出られる。
(ケースの進行度によってはTKを捕獲しておらず、嫌疑を晴らせていないはずだが)
すると部屋の外から銃声と悲鳴が。
ケイティーとステイシーに留まるように言いつけ、チャックが外の様子を見に行こうとするが、
チャックがドアに触れるのより先にドアが開き、
チャックの胸に何者かが放った銃弾が続けざまに二発撃ち込まれた…。
---軍の救助は失敗し、政府は空爆を決行。
---生けるもの、死んでいるもの問わず焼きつくされた。
---今となってはゾンビに殺害されたのか、空爆によって死亡したかはわからないが、
---フォーチュンシティを生きて脱出した者は一人も確認されていない。
207Dead Rising 2:2013/03/28(木) 21:43:44.49 ID:zMIo6sFV0
・ケイティーへのゾンブレックス投与が間に合わなかった場合
1.その時点でチャックがセーフハウスにいない場合
 セキュリティルームでモニターを監視するステイシーの背後からケイティーの呻き声が…。
 振り返ったステイシーは思わず口を抑える。
 ケイティーの変貌していく様を尻目に後ずさりながら部屋を後にするのだった。
(お子様がゾンビと化す様子は画面には映りません。)
2.その時点でチャックがセーフハウスにいた場合
 セキュリティルームのドアを開け、ケイティーに声をかけるチャック。
 だがケイティーは既に…。チャックは床に拳を打ち付け慟哭する…。
 (セキュリティルームは薄暗く、ステイシーも既に部屋にはいない)
外で1.を見た後でセーフハウスに帰還すると2.のムービーが流れる。
たとえTKを捕まえた後でもケイティーが亡くなると全てのケースが自動的に失敗となり、真実は闇の中…。
ただしその場でゲームオーバーにはならず、軍の救助までサブケースなどをしながら
軍の救助(9/28 10:00)を待つことになる。
ケイティーが途中で死亡した場合、エンディングはDかFのみ。
208Dead Rising 2:2013/03/28(木) 21:45:14.22 ID:zMIo6sFV0
>>206
訂正
×(CASE6-1以前にメインケースを失敗、かつケイティー生存。)
○(CASE6-1以前にメインケースを失敗、かつケイティーが生存しており、
  9/28 10:00にセーフハウスにいた。)
209Dead Rising 2:2013/03/28(木) 21:46:47.77 ID:zMIo6sFV0
・Ending D 9/28 10:00〜
(CASE6-1以前にメインケース失敗を失敗、ケイティーの生死は問わず、
 9/28 10:00にセーフハウスにいなかった。)
チャックが目を覚ますと何故か拘束されていて、目の前には兵士が2人。
チャックが目を覚ましたと気付くと兵は殴りかからんばかりの勢いでチャックを罵倒する。
それも当然、チャックはアウトブレイクを起こした犯人だと思われているからだ。
どうやら車両でチャックを輸送しているらしいが、突然車が停止してしまう。
兵士たちも何事かと戸惑っている間に後部のドアが外側から開け放たれ、緑色のガスが立ち籠める…。
---軍の突入作戦は失敗し、一人の生存者も救出出来なかった。
---街を脱出できた生存者も確認されていない。
---軍がチャック・グリーンを一旦拘束した記録は残っているが、その後の消息は不明。
---チャック・グリーンの名はアウトブレイクを引き起こした犯人として人々に記憶された…。

(どうやって兵士に捕まったかは全く不明。)
210Dead Rising 2:2013/03/28(木) 21:47:20.98 ID:zMIo6sFV0
・Ending F 9/28 10:00〜
(ケイティーが死亡した状態で、9/28 10:00にセーフハウスにいた場合。)
セーフハウスのセキュリティルームでケイティーの遺品のリュックを手に佇むチャック。
ステイシーが慰めるが、チャックは心ここにあらずで、まるで聞いていない。
ふと窓に目をやると、ステイシーは信じられないものを目にした。
セーフハウスにゾンビが侵入している!
慌ててドアを閉めるステイシーだが、力及ばずゾンビが部屋に雪崩れ込んでしまう。
ステイシーは部屋の奥に逃げるが、チャックはゾンビ達の方を振り向こうとすらしない。
ゾンビ達がチャックに襲いかかり、チャックは無抵抗でゾンビに食われるがままだった。
ケイティーのリュックだけはしっかりと手に握って…。
---軍の突入作戦は一応成功するが、捜索にもかかわらず一人の生存者も発見出来なかった。
---アウトブレイクの首謀者とみられるチャック・グリーンの消息も不明。
211Dead Rising 2:2013/03/28(木) 21:48:16.67 ID:zMIo6sFV0
・TKにゾンブレックスを与える
TKの分のゾンブレックスを手に入れたチャックはTKのもとを訪れる。
TKはしぶとくまだゾンビ化していなかった。
軽口を叩くTKの腕にチャックはゾンブレックスを乱暴に突き刺す。
痛がるTKに「うちの娘より注射が苦手なのか」と嫌味を言う。
TKは尚も軽口を叩き、ケイティーのことに触れてしまったためチャックに顔を殴られる。
「顔はやめろよな」と言ってチャックに唾を吐きかけるTK。
チャックはもう何も言わずにその場を後にするのだった。

続く
残りはOVERTIMEとEnding Sのみ
212ゲーム好き名無しさん:2013/03/28(木) 22:24:02.73 ID:JaFEZDX00
乙です

フリーゲーム「Ib」のバージョンアップで追加されたEDについて
本編を書いてくれた方とは違いますが、Wiki直接編集で追記させて頂きました。
213ゲーム好き名無しさん:2013/03/28(木) 23:08:23.61 ID:yDWzA8KE0
214Dead Rising 2:2013/03/29(金) 00:13:04.29 ID:9DAzzTbB0
ID:zMIo6sFV0 続き

・OVERTIME 9/29 〜12:00 その1
スクープ…もとい救助のためのヘリが到着した。
まずはチャックを拾い、そのままセーフハウスの屋上へ。
他の生存者達が続々ヘリに乗り込むが、
その中にケイティーとステイシーの姿がない。
他の生存者達に聞いても皆知らないと言う。
チャックは彼女達を探しに向かうが、ヘリはこれ以上待っていられない。
ヘリに先に行くように告げ、チャックはエレベーターで下に降りる。

セーフハウス内はもぬけの殻だった。
医務室のドアも開いており、TKの姿もない。
セキュリティルームにはケイティーのリュックだけが残されていた…。
モニターの前でうなだれるチャック。するとそこに無線からTKのおどけた声が。
TKはケイティーとステイシーを人質に取っており、
2人と引き換えにチャックにある物を要求する。

[要求されるもの一覧]
 ・白衣
 ・フェノトランス社の役員が羽目を外しているところを捉えた写真
 ・フェノトランス社のデータ満載のUSBドライブ
 ・高級シャンパン
 ・ギフト券など様々な物が詰まったバスケット
 ・モバイルヘッドセット(耳にかけて使う携帯電話)
 ・地下施設にあった女王蜂が入ったケース

(要するにTKが街を脱出するのと、フェノトランス社に取り入る・脅迫するための物資+α。
 "要求する"と言ってもTK自身は「俺の欲しい物わかるよなあ?」としか言わない。
 で、この有様。わかるわけないだろ、いい加減にしろ。)
215Dead Rising 2:2013/03/29(金) 00:13:55.05 ID:9DAzzTbB0
・OVERTIME 9/29 〜12:00 その2
街中を駆け回り、要求された物を揃えたチャックはアリーナへ向かう。
アリーナのスタジアムへ通じる廊下を歩いていると、
背後から忍び寄ったTKに電磁棒で突かれる。
(棒の先にスタンガンをつけたようなもので、
 おそらくTiR用のゾンビを追い立てるためのもの。)
TKは高笑いをしながら執拗に電撃を浴びせ、チャックは気絶してしまう。
(なお、OVERTIME中に7:00を迎えるとTKから通信が入り、
 ケイティーにゾンブレックスを投与したことが告げられる。
 "ショー"の演出のため、ケイティーが死んでしまっては興醒めするからである。
 また、言及はされていないが、7時を迎えても爆撃は行われない。)

チャックが目を覚ますと、TiRのステージの上に逆さ吊りにされていた。
下の競技ゾーンにはゾンビがひしめき合っている。
司会用の舞台の上では、TKがあたかも観客がいるかのように"ショー"の司会をしていた。
チャックの横にケイティーとステイシーも吊るされて降りてきた。
TKが司会に夢中になっている間にチャックは拘束を外して
キャットウォーク部分によじ登る。
 
司会をするのにノリノリだったTKはチャックが拘束を解いたことに
ようやく気付き、それを阻止すべくチャックのもとに駆けつける。
チャックはケイティー達も助けだそうとリールを巻き上げていたが、
追いついたTKに背後から殴り倒されてしまう。
おまけに巻き上げていたリールをTKが逆方向に蹴りつけ、ケイティー達は再び降下していく。
216Dead Rising 2:2013/03/29(金) 00:14:52.64 ID:9DAzzTbB0
・Ending S 9/29
格闘の末TKを張り倒し、再びリールを巻き上げようとするチャックだが、TKはなおも喰らいつく。
TKはチャックの首を締めながら柵に押し付け、ゾンビのひしめく階下に落とそうとするが、
逆にチャックに投げ落とされ、自分が落ちてしまう。
ステージの床に叩きつけられTKはようやく死亡した。
邪魔者がいなくなり、チャックはようやく2人を助け出すことができた。
固く抱きあう3人。
チャックと手を繋いだケイティーに、残った手を差し伸べられるステイシー。
一瞬戸惑ったものの、3人で手を繋ぎフォーチュンシティを後にするのだった。
(おそらく再び携帯電話でチャンネル6にヘリを要請したものと思われる。)
217Dead Rising 2:2013/03/29(金) 00:23:44.92 ID:9DAzzTbB0
・GAMEOVER
時間になってもチャックが現れず、痺れを切らしたTKはケイティーとステイシーを降下させてしまう。
ゾンビが群がり、画面には映らないが揺れるロープがケイティーのステイシーの末路を物語る。
以降の顛末は語られない。
※TKとの戦闘中にケイティー達の高度が下限に達した場合、
 同様のデモの後半部分が流れてゲームオーバー。
218Dead Rising 2:2013/03/29(金) 00:33:20.83 ID:9DAzzTbB0
・若干嘘混じり簡略版ストーリー(正史のEnding A) その1
前作から5年後。チャック・グリーンはフォーチュンシティで開催されている
ゾンビを殺して賞金を得るショー、「Terro is Reality」に出場していた。
数年前(三年前の出来事である前日談のCASE:0の直前)に起きた
ラスベガスのアウトブレイクで妻を失い、その時に娘のケイティーもキャリアになっていた。
ゾンビ化発症の抑制剤であるゾンブレックスは供給が安定していないため
非常に高額であり、その購入資金が必要だったのだ。

賞金を手にして会場を後にする途中で、フォーチュンシティにアウトブレイクが発生。
チャックは娘を連れセーフハウスに避難するが、セーフハウスの管理人サリバンに、
ケイティーが感染していることを理由に入居を拒否されてしまう。
3日後に来る予定の軍の救助までに十分なゾンブレックスを
持っていることを説明して中に入れてもらうが、
それは嘘で、実は手持ちにゾンブレックスが一本もなかったのだ。
おまけに何者かの手によって、アウトブレイクのテロ実行犯の冤罪を着せられてしまった。
娘のゾンビ化を防ぐために、また、無実を晴らすために
チャックはゾンビだらけのフォーチュンシティを奔走する。

翌朝、フォーチュンシティ内で不穏な活動をしていたTiRの司会者「TK」を発見する。
TKはチャックが生きていたことに驚き、自身がチャックを嵌めたことを仄めかす。
チャックはTKを追うが、取り逃がしてしまう。
二日目、TKの傭兵達が街の主要なカジノの金庫を強盗しようとしていた。
彼らの狙いは、アウトブレイクでがら空きになった
カジノシティの金をまるごといただくことだったのだ。
チャックは現場に向かいこれを阻止。
しかしTK自身は姿を見せなかったため、捕らえられなかった。
三日目、TKが今夜ヘリで街を脱出するという情報を入手し、
空を見張っていたチャックはTKの逃走を見事阻止、捕えることに成功した。
あとは翌朝の軍の救助まで待って、
金のためにテロを起こしたこの屑野郎を突き出すだけだ。
219Dead Rising 2:2013/03/29(金) 00:34:58.01 ID:9DAzzTbB0
・若干嘘混じり簡略版ストーリー(正史のEnding A) その2
翌朝、心待ちにしていた軍が到着するが、
謎のガスによってゾンビが強化され、部隊は全滅してしまう。
軍隊でも手に負えない以上、既に街に生存者がいるとは外部の人間には思えず、
残された手段は街ごと爆撃することだけだ。セーフハウスも無事ではすまない。
自分達が生きていることを外に伝えようにも、何故か外部とは連絡できない状況なのだ。
そんな折、何者かの手によってセーフハウスのゲートが開け放たれ、
内部にゾンビが雪崩れ込んできてしまう。
混乱の中で、TKもゾンビに噛まれ感染してしまった。
ただ待っていても爆撃されるだけなので、危険だと知りつつも
チャックはガスの出処だと思われる地下に向かう。

地下を探索していたチャックはある施設を発見し、
一連の事件がゾンブレックスを製造しているフェノトランス社の仕業だと知る。
その証拠となる戦利品をセーフハウスに持ち帰り、
サリバンに説明するが彼は全く信じようとしない。
ともかく外部と連絡して爆撃を中止させるのが先決なので、
施設でフェノトランスの社員が使用していた携帯電話で
外部と連絡を取ろうとした瞬間サリバンが豹変、チャックに銃を向ける。
サリバンもフェノトランスの一味だったのだ。
サリバンが明かしたところによると、
ゾンブレックスの製造には多量の女王蜂が必要であり、
薬を安定供給するために故意にアウトブレイクを発生させていたのだ。
さらに政府に働きかけ、証拠隠滅のために街を跡形もなく吹き飛ばす計画だ。
かなり大掛かりな計画だが、薬が必要なキャリアの中には
政治家や企業家など、大きな力を持つ者がいるのだ。
ただし、カジノ強盗はフェのトランスの報酬だけでは
飽き足らなかったTKが勝手にやったことだった。

ラスベガスのアウトブレイクも彼らの仕業だと
悟ったチャックは怒りを爆発させ、サリバンを打ち負かす。
結果的にサリバンは死亡し、彼が落とした携帯電話を使って
チャックは外部に救助ヘリを要請し、
セーフハウスにいた生存者は続々と街を脱出する。
最後にチャックとケイティーがヘリに乗り込むが、
ケイティーが母親の唯一の形見であるリュックを落としてしまう。
チャックがリュックを拾いに戻るが、
ちょうどそこにエレベーターが到着し、
中からゾンビと化したTKが現れチャックに襲いかかる。
ゾンビはTKだけではなく、とても手に負えないので、
チャックに離陸を促されたヘリは離陸する。
チャックはゾンビの山に埋もれ終劇。

続く
(登場人物紹介と用語を簡単に説明して終了)
220ゲーム好き名無しさん:2013/03/29(金) 03:40:04.32 ID:GSnOAtIZ0
みんな乙
久々に投下が増えてて嬉しいな
221Dead Rising 2:2013/03/29(金) 16:03:16.84 ID:9DAzzTbB0
登場人物紹介1
ゲーム本編以外の情報が含まれます。
・チャック・グリーン(29)
元全米モトクロスチャンピオン。
3年ほど前ラスベガスでアウトブレイクに巻き込まれ、
ゾンビ化して娘ケイティーに襲いかかった妻パムを自らの手で殺害した(※)。
高額な薬代のためにTiRに出場するが、
何者かの手によってテロ犯にしたて上げられてしまう。
そのため、フォーチュンシティ内にいる生存者の中には
彼に恨みをぶつける者もいる。時には襲い掛かられる場合も。
セーフハウスに避難できなかった生存者を放って置けず積極的に救い出すお人好し。
相手が(誤解で)敵意を持っていても粘り強く説得する。
フランクと異なり作中で感染しなかった模様。
EndingAでは真実を究明したものの、脱出間際にゾンビに襲われ街に取り残されてしまう。
EndingBでは爆撃で死亡、EndingCではサリバンにより射殺され、
EndingDでは拘束されたままガスゾンビに襲われ死亡、
EndingFでは娘を失って絶望、ゾンビに身を任せた。
EndingSでは真実を究明、TKも倒してケイティーとステイシーと共に街を脱出した。
※ 本編では語られない。

・ケイティ・グリーン(7)
ネットでは可愛くないと評判のチャックの愛娘。
ラスベガスのアウトブレイクで母親に腕を噛まれ感染。(※)
以後ゾンブレックスが欠かせない身体になる。
作中では主にセーフハウスのセキュリティルームで
PSPのロックマンをプレイしている模様。
サリバンが悪者だと最初から知っていたというが、
子供の直感か、強がりかどうかは不明。
自分のせいでチャックが苦労していることを負い目に思っている。
ゾンブレックスの強い副作用に蝕まれている。
肌身離さず持っているリュックは母親の唯一の形見である。
その割にOVERTIMEでチャックはセーフハウスに置きっぱなしにしている。
※ 本編では語られない。
222Dead Rising 2:2013/03/29(金) 16:05:12.43 ID:9DAzzTbB0
登場人物紹介2
・ステイシー・フォーサイス(25)
市民団体CUREの支部長。
彼女の妹もかつて感染者だったが、ある日薬を拒み発症してしまった。
TiRに対する抗議のためフォーチュンシティを訪れていたところ、
アウトブレイクに巻き込まれる。
報道でCUREにも汚名を着せられてしまったため、チャックと共に真相を探る。
作中では主にセーフハウスのセキュリティルームで
モニターを監視しながら無線でチャックにサポートをしており、
同時にケイティーの世話も見ている。
なんだかんだチャックといい感じに…。「無事に帰ってきてね……ケイティーのためよ」
EndingAではケイティーを託され、街を脱出。フェノトランス社の計画を暴露する。
EndingBでは爆撃で死亡、EndingCではサリバンに射殺され、
EndingDではおそらく爆撃で死亡、EndingFではゾンビに襲われ死亡。
EndingSではチャックとケイティーと共に無事に街を脱出。

・レベッカ・チャン(28)
アジア系の美女で、スクープ命の記者。
彼女が出るムービーは大抵あざといカメラアングルが入っている。
偽の証拠ビデオを渡されて、チャックを犯人だと最初に報じた張本人。
独占インタビューを条件に、ビデオの出処まで案内してくれる。
情報提供者の名は守秘義務だといって明かさないが、ピッキング等は平気でする。
チャックに協力はするが、彼女のスタンスはステイシーとは異なり、
チャックが無実であろうがなかろうが、真実ならどちらでも構わない。
作中では主に一人でフォーチュンシティ内を調査しているため、
セーフハウスにいることは少ない。
自身に情報を提供していた双子が黒幕の一味だと知った後はチャックを全面的に信頼する。
彼女の推測は大方当たっていて、最終的に真相に達したが
その瞬間サリバンによって射殺されてしまった。
(ただし真の目的が女王蜂の収穫だということは知らないまま。)
同じエンディングでも生きている場合と死んでいる場合があるためか、
全てのエンディングムービーに出演していない。
味方のメインキャラクターで唯一セーフハウス外で接触できるため、
ゾンビによって殺される可能性もある他、プレイヤー自身が彼女を殺害可能。
もちろんその場合以降のメインケースは失敗となる。
そのため彼女の末路の分岐は少々複雑。
全部書きだすと長すぎるので省略。EndingCが一番ややこしいと思われる。
尚、彼女以外のTVクルーは既に逃げたというが、
「その場から逃げ出した(そしてゾンビに食われた)」か「街から脱出した」のかは不明だが、
一日目の朝に生中継を行なっていた以上前者だろう。
ちなみに彼女が死の直前チャンネル6の番号を入力し終えていなかったら
チャックは救助を要請できなかったかもしれない。
(もちろんそんな言及はないが、恐らくリダイヤル機能を使ったはず。)
223Dead Rising 2:2013/03/29(金) 16:07:42.82 ID:9DAzzTbB0
登場人物紹介3
・レイモンド・サリバン(52)
セーフハウスの管理人。
チャック達がセーフハウスに入ることを最初は拒んだ。
チャックが外に出ることは黙認していて、
生存者を救出に精を出す彼を買っており、助け船を出したことも。
(ただし武器を合成するための部屋の鍵を
 一度渡しただけで、あくまでゲーム的な要素に過ぎない。
 しかもケイティーのゾンブレックスが十分にあることを
 条件にチャックたちを受け入れたはずなのに、
 後々「ゾンブレックスは見つかったか?」などと言っているのは一体…。)
街ごと爆撃されるという悲観的な状況でも行動を起こそうとせず、
セーフハウスにゾンビが侵入した際も不在だったりと頼りにならないが、
その正体は黒幕のフェノトランス社に与する者だった。
TKを裏で操っていたのも、
セーフハウスのゲートを破壊したのも彼の仕業だったのだ。
外部に連絡を取ろうとしたレベッカを射殺、
直後に逃亡するが、チャックの機転で上下に真っ二つになって死亡した。
フェノトランス社の者がセーフハウスの管理人として配置されたのか、
セーフハウスの管理人がフェノトランス者に雇われたのかは不明。
ただしTKより社と深く関わってるのは確実。
一連の計画を"人助け"と言っており、薬の供給のためには
小さな街が一つ消えようと構わないと思っている。
また、チャック達の「患者を増やすため=金儲けのため」という
推測を、「そんな考え方しかできないのか」と否定している。
(確かに患者は多少増えるだろうが、
 街ごと証拠隠滅する予定なので、
 増えたとしても騒動直後に街から逃げられた人だけである。
 よって、患者数の増加は重要視していないはず。)
EndingA,EndingSでは逃亡に失敗して死亡。
EndingCではセーフハウスにいる全員、
もしくは主要な人物(TK、チャック達)を殺害した後、街を脱出した模様。
EndingBでは戦闘中に制限時間を迎えれば、
彼が街を脱出したことが明確に描写される。
EndingD,Fでは登場しないが、街を脱出したに違いない。
Fでは脱出の前にセーフハウスのゲートを開放した模様。
224Dead Rising 2:2013/03/29(金) 16:10:54.15 ID:9DAzzTbB0
登場人物紹介4
・タイロン・キング(33)
通称TK。TiRの司会者。
アウトブレイクに乗じた街中のカジノの強盗を画策していたが、
チャックにより阻止され、以後はセーフハウスの医務室に拘束される。
チャックは当初一連の事件を、TKが強盗のためにアウトブレイクを起こしたものと思っていた。
だが実際にはTKはフェノトランスの駒の一つに過ぎず、
強盗はあくまでTKが勝手にやったことだった。

実際に社の指示でやったことは恐らく、
 ・TiRのユニフォーム一式(黄色)の提供
 ・もしくは実行犯を自前で用意
 ・双子を介してマスコミに証拠ビデオを提供する
ぐらいだと思われる。
女王蜂の回収にはどの程度関わったかは不明。

自分が真の黒幕でないことを訴えるが、
不利な立場故のデタラメと思われて誰にも相手にされなかった。
おそらく当初(あるいは最後まで)、
サリバンが同じ側の人間だと知らなかったと思われる。
でなければ彼の目の前で危ないことを口走ったりしなかったはずだ。
セーフハウスにゾンビが侵入した際も、
彼がいかにして医務室を脱出したのかは明確に書かれていない。
一見、その時初めてサリバンが仲間だと知り、
彼の手引きで医務室を出て、その後口裏を合わせたのかもしれないが、
サリバンがTKのような男に「チャック達に正体をバラすぞ」
というカードを与えるとは思えない。
また、その直後にも「証言をするからゾンブレックスをよこせ」と
サリバンの目の前で言っているため、やはり知らないままなのだろう。
じゃあどうやったのか。長くなるしいくらでもツッコミできるので省略。

OVERTIMEでの行動を見るとフェノトランスの真の目的を知っているようだが、
作中で彼がそのことを知る機会はなかったので、事前に知っていたのだろう。

EndingAではゾンビ化し、
EndingBでは医務室で拘束されたまま爆撃に巻き込まれ、
EndingCでは既に街から脱出済み、拘束後ならでサリバンに射殺された模様。
EndingD,Fでは登場せず、強盗の成否もメインケースの進行度合いに
左右されるが、少なくとも街からは脱出したはずである。

EndingSではケイティーとステイシーを拉致、
フェノトランスを脅迫するための物資をチャックに集めさせるが、
チャックへの復讐の演出にこだわって墓穴を掘り死亡。
225Dead Rising 2:2013/03/29(金) 16:11:31.72 ID:9DAzzTbB0
登場人物紹介5
・双子(ツインズ)(25)
TiRのホステスをしている双子の美女姉妹。
金金の方がアンバー・ベイリー、黒銀の方がクリスタル・ベイリー。
理由は不明だがとにかくチャックを馬鹿にしており、会う度になじってくる。
TKの指示で動いているが、彼と同じ画面に映るのはプロローグの壇上でのみ。
レベッカに偽の(映像自体は本物だが…)証拠ビデオを渡してチャックをハメた。
レベッカがチャックと通じていることを察して彼女を拘束し、
チャックを葬り去るために待ち伏せしていたが返り討ちにあう。
どちらか片方が死ぬと後を追って自害するほどに結びつきが強い。
普段は甘ったるく人を小馬鹿にした言動をしているが、
片割れを殺されると怒りを露わにした。
(ゲーム中からはわからないがTKの女というより、
 近親相姦レズビアンらしい?)

・ドワイト・ボーキン(35)
軍の救助部隊の一員(指揮官?)。階級は軍曹。
ゾンビを完全にナメていたが、
ガスにより突如強化されたゾンビに部隊を壊滅させられ発狂。
その場から一人で逃走し、以後は部下の死体と一緒にゾンビと戦争ごっこをしている。
レベッカを助けにきたチャックをゾンビだと思い込んで襲いかかり、
最後までそう思い込んだまま自爆して死亡。

・イザベラ・キーズ(32)
名前だけの登場。
5年前のウィラメッテのアウトブレイクの主犯であるカリート・キーズの妹。
そもそもの原因はアメリカのための研究のせいで
兄妹の故郷サンタ・カベザ(中南米)にゾンビが発生し、
それをアメリカ政府が生死を問わず街ごと隠蔽したことだった。
生き残った兄妹は復讐と故郷の真実を明るみに出すためテロを起こした。
彼女も共犯だが、騒動の最中に初のゾンビ化抑制剤を開発した。
現在は償いのためにフェノトランス社で研究を続けているという。
今あるのは"抑制剤"だけで、"治療薬"は開発できていないらしいが…?

・フランク・ウェスト(41)
前作主人公。名前だけの登場。
せいぜい"フランク・ウェスト級のスクープ"ぐらい。
226Dead Rising 2:2013/03/29(金) 16:14:16.43 ID:9DAzzTbB0
用語解説1
・ゾンビ
というよりも、特殊な蜂に寄生された人々。
夜間(19:00〜7:00)はより活動的になる。
感染してしばらくは自我があるが、
発症すると人格は"死ぬ"。
発症までの時間は個人差があり、
噛まれて起き上がった時にゾンビと化している者もいれば、
TKのように長時間耐えられる者もいる。
感染経路は蜂に直接刺されるか(※)、
ゾンビに負わされた傷口から卵か幼虫(?)が入り込むかの2通り。
人体内での成長のプロセスや、働き蜂(?)と女王蜂の違いなど
詳しいことは説明されていないので、ここで長々と説明するのはやめておこう。
確実に判明していることは
 ・女王蜂が育つのには時間がかかること
 ・ガスで成長を促進できること
 ・女王蜂は地下の装置に吸い寄せられること
 ・ゾンブレックスの材料に多量の女王蜂が必要であること
 ・女王蜂が死ぬと周りの女王蜂以外が寄生しているゾンビは頭部が破裂
 ・夜間に頭部が破裂したゾンビからは幼虫が飛び出す
 ・幼虫は次の宿主を求めて人に飛びかかる
 ・既に体外に出た女王蜂が新たに寄生する際は体内に入らない模様
くらいである。
※2本編で蜂に刺されて感染した者は描写されていない。

・アウトブレイク
何らかの原因により感染源が漏れて、ゾンビが大量発生すること。
作中では4つのアウトブレイクに言及されている。
他にも起きたかどうかは不明。
最初のアウトブレイクはサンタ・カベザで研究中の寄生蜂が研究所から逃げ出したのが原因。
二度目のアウトブレイクは5年前にウィラメッテでキーズ兄妹が起こしたもの。
三度目は3年前にラスベガスで起こったもの。
作中でフェノトランス社の仕業だったことが判明する。
手段はモトクロスのレース中に観客席で蜂を解き放つというもの。(※)
当初観客たちは虫に刺されたくらいにしか思われなかったが、(※)
レースが終わった時には観客席は地獄絵図と化していた。(※)
本作の事件は四度目のアウトブレイクとなる。
手段はTiR用に集められたゾンビの檻を爆破し、街中にゾンビを開放するというもの。
※作中では語られない。

続く
227Dead Rising 2:2013/03/29(金) 19:01:39.96 ID:9DAzzTbB0
用語解説2
・セーフハウス
対ゾンビ用のシェルター。
とはいえ(作中に登場するのは)、既存の施設を多少改装した
避難所程度のものであり、爆撃には耐えられないという。
正直言って構造的にツッコミどころが多く、
アウトブレイク発生後早々に正面の外扉(正規の方法では唯一の出入り口)
を封鎖し、以後そこから人が出入りした形跡はない。
よってレベッカがどうやってセーフハウスに辿りつけたかは謎。
供給が少なく高価なため仕方ないとはいえ、ゾンブレックスの備蓄もない。
そのためキャリアは入居お断り、お連れ様がキャリアの場合は
入口でサヨナラしてくださいと言わんばかり。
施設運営も管理人のサリバン一人で、他の職員は一切登場しない。
作中でサリバンにより外扉と内扉が開放され、ゾンビが侵入してしまった。
チャックが内扉の操作パネルを修理して事態は収まった。
誤訳かどうか不明だがニュースで「各地のセーフハウス」
と言われている以上、街内にセーフハウスは複数あるのかもしれない。
しかし地図上では確かに一つしか存在せず、そうなるとチャック達がいた場所は
あくまでフォーチュンシティの一区域に過ぎないのかもしれない。

・フェノトランス社
本作の一連の事件の真の黒幕。
イザベラ・キーズを抱え込み、ゾンブレックスの利益を独占している。
フォーチュンシティをさながら養蜂場と化し、
収穫後は街ごと証拠隠滅してしまうことを企んでいた。
別にチャックを犯人に仕立て上げる必要もなければ、
TKのような危険人物に自社の暗部を知られるリスクを追う必要もなかったと思うのだが…。
フォーチュンシティの収穫システムは非常に確実で効率的なのだが、
そう考えるとラスベガスのアウトブレイクは何のために…。


・CURE
市民団体。
作中だけでは「ゾンビに人権を」とか言ってるキチガイ集団にしか見えないが、
政府にゾンブレックスの供給を安定させるよう求めたり、
ゾンビを面白おかしくTiRや、対ゾンビ武器を開発している集団(Tape it or Die)に抗議したり、
ゾンビ遺族の心のケアなどを行なっている模様。
作中に登場するメンバーはステイシーと、サイドケースに登場するサイコパスのブランドンのみ。
フォーチュンシティを訪れていた他のメンバーは、
自分たちが守ろうとしていたゾンビに襲われ、もれなく感染。
皮肉にも「ゾンビに人権を」というプラカードを掲げたゾンビになってしまった。

Dead Rising 2 (DLCを除く本編のみ) これにて終了
228ゲーム好き名無しさん:2013/03/29(金) 21:15:30.14 ID:ZGr0V9450
書いた人じゃないがドラクエ10の補足

・主人公達「エテーネの民」は時を操る能力があるらしい
(ただし、当の本人たちは綺麗さっぱり忘れていた)
・お約束のように、主人公は特にその力が強く、過去を改変できるほど
・襲撃の際に自分ではなく兄弟にその力を使い、安全な時代へ飛ばす
(兄弟についてはオフラインモードで後日談がプレイできます)
・そのためにネルゲルに発見され殺される

主人公が目を覚ますと、そこは神殿のような場所。
どこからともなく聞こえてくる声が言うには、
・主人公は死んでしまったが、その力は必要なので魂は何とか保護
・ただ、魂だけだと何もできないので、とりあえず生き返らせます
・でも力を貸してくれる神の関係で、他の5種族のどれかになります
というわけで、新しい種族を選ぶことに。

生まれ変わる……というよりは、同じ日に死んだ同じ名前の人の体を借りるという
ちょっと神様もうちょっとがんばってよ、な生き返り。
(ただ、今は神様が劣勢らしい。生き返らせてもらっただけマシ?)
ちなみに、体を貸してくれる人の設定は以下の通り。

オーガ:家族の仇を討つために無茶な修行をし、結果死んじゃった人
ウェディ:シェルナー(仲人みたいなの)めぐって親友と決闘やって死んだ人
プクリポ:名を上げようとして魔物に挑み、返り討ちにあった人
ドワーフとエルフはやってないんで不明。誰か補足頼む。
229Dead Rising 2:2013/03/29(金) 22:37:21.18 ID:9DAzzTbB0
>>174
訂正忘れてました
×男の着ている服はチャックの着ている黄色いライダーズジャケットそのものだった。
○男は当日チャックが着ていたTiR用の黄色いユニフォーム身にまとっていた。
230ゲーム好き名無しさん:2013/03/30(土) 01:48:49.98 ID:m7cVCRRf0
このスレの>>229までwikiに収録

このスレの「Portal2」「Dead Rising 2」 「Fate/EXTRA」を追加
「ドラゴンクエストX」を追記
連絡用掲示板内差し替え・追加スレッドの「キリーク・ザ・ブラッド」を追加

未解決一覧から「Portal2」と前回消し忘れの「バットマン アーカム・アサイラム」削除

訂正などはつけ返してるが、間違えあればレスお願い
「真・三国無双4」はハード名をお願いします
231ゲーム好き名無しさん:2013/03/30(土) 02:16:54.93 ID:yxA3JKkZ0
おつかれー
232ゲーム好き名無しさん:2013/03/30(土) 04:04:26.60 ID:C3EI9/7g0
リトルバスターズ VITA版

理樹の世界はリトルバスターズメンバー(恭介・真人・謙吾)
などの周りの人たちが強く願い作った世界。
その理由は修学旅行に行く途中にバスが転落事故を起こし
多くの人が死んでしまう状況に陥ってしまう。
しかし真人が理樹を、謙吾が鈴を守り2人はかろうじて生き残る。
だが2人の精神は強くなく生き残ってもその場でためらい2人も死んでしまう。
だから2人を強くする必要があった。だから世界を作った。5月から1学期まで、
理樹が強くならない限りループし続ける世界を。
理樹はそのループする世界ではループするたびに記憶を失う。(恭介たちはそれを知っている)
233ゲーム好き名無しさん:2013/03/30(土) 04:05:50.98 ID:C3EI9/7g0
リトバスメンバーを助けることをすることで
少しの感覚を覚えることができていた。そして理樹は強くなっていった。
レノンの尻尾についていた「この世界には秘密がある」という文章は恭介が差し向けた物。
もちろん理樹たちが強くなるために。(イモムシ問題、恋煩いetc・・・)
そして恭介は理樹と鈴が結び付き強くなることを望み、行動した。
そのためリフレインでは理樹と鈴が付き合うことになる。
周りはそれを喜んで受け入れむしろ応援してくれる。
恭介は鈴を強くする手段をとる。それはバス事故で暗くなっている生徒たちを活気づける
ために鈴を送り鈴の人見知りをなくそうという考えだった。(理樹たちのバス事故とは無関係)
しかし鈴はその場所の空気に耐えられず苦しむ。それを見た理樹は鈴と2人で駆け落ちする。
(鈴はそこからでられないため)
しかし見つかり学校に連行、鈴とも離れ離れになってしまう。
そして世界はループするがそのために鈴の人見知りは激しくなり(理樹同様感覚が残っている)
小学校の特別クラスに預けられる。
恭介も自分のせいでそうなってしまったとふさぎこんでしまう。
そのままではいけないと理樹は思い(付き合ってはいない)
みんなで恭介がやって失敗してしまった工程の1つ、野球をしようといいだす。
234ゲーム好き名無しさん:2013/03/30(土) 04:07:27.74 ID:C3EI9/7g0
miniminit11041104tさん

簡単に言うと・・・

理樹の世界はリトルバスターズメンバー(恭介・真人・謙吾)
などの周りの人たちが強く願い作った世界。
その理由は修学旅行に行く途中にバスが転落事故を起こし
多くの人が死んでしまう状況に陥ってしまう。
しかし真人が理樹を、謙吾が鈴を守り2人はかろうじて生き残る。
だが2人の精神は強くなく生き残ってもその場でためらい2人も死んでしまう。
だから2人を強くする必要があった。だから世界を作った。5月から1学期まで、
理樹が強くならない限りループし続ける世界を。
理樹はそのループする世界ではループするたびに記憶を失う。(恭介たちはそれを知っている
ので記憶は無くならない。)しかしリトバスメンバーを助けることをすることで
少しの感覚を覚えることができていた。そして理樹は強くなっていった。
レノンの尻尾についていた「この世界には秘密がある」という文章は恭介が差し向けた物。
もちろん理樹たちが強くなるために。(イモムシ問題、恋煩いetc・・・)
そして恭介は理樹と鈴が結び付き強くなることを望み、行動した。
そのためリフレインでは理樹と鈴が付き合うことになる。
周りはそれを喜んで受け入れむしろ応援してくれる。
恭介は鈴を強くする手段をとる。それはバス事故で暗くなっている生徒たちを活気づける
ために鈴を送り鈴の人見知りをなくそうという考えだった。(理樹たちのバス事故とは無関係)
しかし鈴はその場所の空気に耐えられず苦しむ。それを見た理樹は鈴と2人で駆け落ちする。
(鈴はそこからでられないため)
しかし見つかり学校に連行、鈴とも離れ離れになってしまう。
そして世界はループするがそのために鈴の人見知りは激しくなり(理樹同様感覚が残っている)
小学校の特別クラスに預けられる。
恭介も自分のせいでそうなってしまったとふさぎこんでしまう。
そのままではいけないと理樹は思い(付き合ってはいない)
みんなで恭介がやって失敗してしまった工程の1つ、野球をしようといいだす。
真人と謙吾はまた理樹と鈴が苦しむのではないかと心配するが
(2人とも理樹たちを守ると誓っている)
理樹の働きにより2人も協力してくれるようになる。その後恭介も理樹が
助け元にもどるが理樹は強くなった、いつまでもこの世界にとどまる訳にはいかない。
今までは恭介・真人・謙吾が支えていた世界が壊れ始める。
(真人から次々に理樹に別れの言葉をつげ現実の世界にもどっていく)
そして世界は壊れ現実の世界でまだ動ける鈴と理樹は覚醒する。
このまま逃げることもできたのだがクラスのみんな(修学旅行のバスに潜んでいた恭介含め、
他のバスに勝手に乗っていた三枝含め)を助ける。
そしてみんな怪我が治りハッピーエンド。
235ゲーム好き名無しさん:2013/03/30(土) 08:17:02.68 ID:76zAMW2J0
どこの転載?
236ゲーム好き名無しさん:2013/03/30(土) 09:07:36.80 ID:een39rm00
ID名から察するにYahoo知恵袋だろうな
237ゲーム好き名無しさん:2013/03/31(日) 21:29:13.98 ID:AQKsI13I0
プレイステーションのゲーム、金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇のベストEDをお願いします
238TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 16:47:33.97 ID:LbbJdwOM0
PS3 昨年11月に発売されたテイルズオブエクシリア2行きます。
239TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 16:47:54.46 ID:LbbJdwOM0
TALES OF XILLIA 2(1/7)

・大まかな世界観設定と前提
前作は精霊術を使えない人間の外世界(エレンピオス)と、使える人間だけの内世界(リーゼ・マクシア)があって
その二世界の人間は互いの存在を知らなかったが、精霊の王マクスウェルをめぐる事情によって互いを認識した。
エレンピオスは既に起きていて、リーゼ・マクシアでも既に起こっている、
「精霊の枯渇による世界の死滅」を回避するために、誰でも精霊術を健全な形
(人間が精霊に「マナ」を与え、その「マナ」で精霊が術を使う循環形態)で使えるようにするための
「源霊匣(オリジン)」開発に男主人公が従事するよ、というところで終わった。
(精霊術が使えない人間は、一方的に精霊のちからを搾り取る「黒匣(ジン)」を使って精霊を枯れさせていた)

今回明らかになるのは、原初の三霊(元素の精霊マクスウェル、時の精霊クロノス、無の精霊オリジン)が人間に架した試練
「人間の魂が良き方向に昇華するか試してみよう」という、『オリジンの審判』のこと。
クロノスは『クルスニクの一族』と呼ばれるものに、圧倒的な力『骸殻(がいかく)』を与える。

骸殻を使い過ぎると『時歪の因子(タイムファクター)』となり、分史世界と呼ばれるパラレルワールドを生み出してしまう。
パラレルワールドが増えると、人間の魂の負がそれだけ増えて、
魂の循環を担当しているオリジンが循環しきれず、正史世界までもが壊れてしまう。
そのパラレルワールドの数が百万に達する前に、誰か一人でも、オリジンが待つ『カナンの地』に辿りつけたなら、
審判は合格し、そのたどり着いた者の願いが、どんなものでもひとつだけ叶えてもらえる。
ただし失敗した場合は、時の精霊クロノスが願いを成就してしまう。
瘴気を生む負の魂が、オリジンをやせ細らせてしまっている。その報いを与えるために、
「人間をマナを生み出すだけの物体に変えて、精霊だけの世界を作る」という願いを。
240TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 16:48:39.32 ID:LbbJdwOM0
TALSE OF XILLIA2(2/7)

・ルドガーの現状と彼を取り巻く環境

エリートの兄ユリウスに憧れるルドガーは、自分が「骸殻」を持つ一族であることを知らないまま暮らし、
ある日突然、「カナンの地を目指せ」と父親に告げられた少女エルと出会い、
その直後列車事故に巻き込まれて、その治療費として2000万ガルド(2億円)を借金として背負ってしまい、
兄ユリウスはその列車事故を画策したテロリストとして指名手配され逃亡。頼る人がいなくなる。
しょうがなく、借金を返すアテを探しながら、エルをカナンの地に送り届けようと頑張るルドガー。

物語が中盤にさしかかると、兄ユリウスの上司であるビズリーにルドガーがヘッドハンティングされる。
「お前は兄と同じ能力を持っている」……分史世界へ行くことができ、なおかつ、分史世界を破壊することができる。
多額の報酬を約束された仕事は、なんと、「カナンの地」へ向かう手助けにもなるというのだ。
(借金自体、ビズリーがこの流れになるように仕組んだもの。ルドガーの能力は無自覚にめちゃ優秀)

曰く、ビズリーが経営する「クランスピア社」は長きに渡りオリジンの審判を超えるために活動している団体。
(それを知っているのはごく一部だが)
カナンの地に向かうためには、「カナンの道標」と呼ばれる物体が五つ必要。
それは既に正史世界では失われていて、分史世界に行って取ってくるしかない。
ルドガーは数世代に一人しか生まれない「クルスニクの鍵」という能力者で、分史世界の物体を正史に持ってくることができる。

仕事をこなすルドガー。クロノスの妨害が発生しはじめ、道標収集は困難を極めた。
そんななか、エルとルドガーは月の下で約束を交わす。「本当の約束は目を見てするんだって、パパが教えてくれた」
ユリウスもまた、ルドガーを一族の宿命に巻き込むまいと彼に戦いをやめるように勧告するが、
ルドガーはそれを拒否。「約束したんだ、エルをカナンの地に連れて行くって」その決意を見たユリウスは、
「大切なら守りぬけ、何に代えても」と叫び、背中を押してくれる。
241TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 16:49:30.55 ID:LbbJdwOM0
TALES OF XILLIA2(3/7)

・正史と分史の関係

しかし分史世界から、ひとりの仲間を連れてきてしまったことが問題を産んだ。
「正史世界において、同一個体は存在できない」…エルがなついている「分史世界のミラ」だが、
「正史世界のミラ」は強大な力を持つ精霊の王となった女性であるが、クロノスによって次元の狭間の中に封じられていた。
一般人である分史世界のミラの存在によってそれを復活させることができず、任務達成の足かせとなってしまっていた。

分史世界のミラとエル。二人がピンチに成った状況で、ルドガーはどうにか二人を救おうとするものの
ミラはルドガーの手を振り払い次元の狭間へと落ちて、命を失う。
自分の居場所がどこにもなかった別世界のミラだが、「お願い、エルを…!」
自分の居場所になってくれたエルのことをルドガーに願って。
(この時分史ミラがルドガーにも何か言うけど、口パクなので何を言ったかは不明。愛してる?ごめんなさい?ありがとう?)

正史世界のミラを加え、前作メンバーは沸き立つものの、
分史世界のミラしか知らないルドガーとエルは深く落ち込み、エルは正史世界のミラを拒絶してしまっていた。
「偽物だから」?そう考えてしまうエルに、さらなる試練が襲いかかる。
最後のカナンの道標は、エルの父親のヴィクトル。そしてそのヴィクトルは、分史世界のルドガーだった。
ヴィクトルの野望は正史世界の自分と入れ替わり、カナンの地で娘とともにその世界の存在として生まれ変わること。
そのために仲間を虐殺してまでエルを守り、そのエルに、正史のルドガーをここまで連れ帰るように仕組んだ。
しかし「別人に生まれ変わっても思い出はまた作ればいい」と笑うヴィクトルに、
かけがえのないミラを失ったエルは拒絶。発狂したヴィクトルをルドガーたちは迎え撃つ。
ヴィクトルは死に際に、「エルを頼む。オリジンの審判を超えてくれ」とルドガーに託し、
ユリウスがルドガーによくうたってくれていた鼻歌を泣き喚くエルに向けて息を引き取った。
242TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 16:52:12.92 ID:LbbJdwOM0
TALES OF XILLIA2(4/7)

・カナンの地出現

カナンの道標が揃い、カナンの地が空へ出現した。物語も大詰め。
父の死を受け止めるエルだが、エル自身もまた分史世界の存在であると知ってしまいひどく塞ぎこんでしまう。
自分は偽物で、ルドガーにはやがて「ルドガーのエル」が生まれる…
自分の存在意義が揺らいでいたところに、クロノスの襲撃。
ビズリーの助けによって事無きを得るものの、エルだけが衝撃の事実を知ってしまう。
「カナンの地に入るには、強大な骸殻使いの命が必要だ」

「もうカナンの地はもういいの。約束よりも大事なことがあるんだよ!」
そう、ルドガーのもとを離れていってしまうエル。

ルドガーが生贄にされてしまうと考えたエルは、自分の力をビズリーに渡すことを条件にルドガーの無事を約束させた。
エルこそが「クルスニクの鍵」であり、ルドガーはエルを介して骸殻を使っていたため、
エルの力の一部を使っていたにすぎなかった。
「クルスニクの鍵」は、妨害をしてくるクロノスさえ押さえ込める切り札…
そして先代のクルスニクの鍵は、ビズリーの妻クラウディアだったのだ。

エルを「時歪の因子」にしてでも。
過去にクロノスとの戦いで妻を喪っているビズリーは、
カナンの地で「精霊を人間のための道具にする」という願いを叶えようとするだろう。
それを阻止するため、なによりもエルを守るために、ビズリーを追うルドガー。
243TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 16:53:08.61 ID:LbbJdwOM0
TALES OF XILLIA2(5/7)

・兄の願い 弟の意志

しかし、カナンの地に入ることはできなかった。
ビズリーは側近のリドウの命を捧げてカナンの地への橋をかけたが、ルドガーたちには生贄の用意がないのだ。
その時、兄ユリウスがルドガーの前に現れる。
ルドガーを助けるために力を使いすぎ、時歪の因子になりかけているユリウスは、
意味あることに命を使いたいと、自ら生贄になるために名乗りでたのだ。
(ここで兄を殺せない選択肢を選び続けると、仲間を殺すエンディングへ)

兄を超え、エルを守れる一人前の男になるために、ビズリーの信念を打ち砕くために、ルドガーは剣を抜く。
「殺す気でいくぞ!」と叫ぶ兄の全力を打ち負かしたルドガーは、兄が創りだした分史世界へと迷いこむ。
平和で、なにもかもが穏やかな世界。だがそこにはエルだけがいなかった。
平和な世界のユリウスは、ルドガーに「行けよ、守ってやりたい子がいるんだろう?」と促した。
「お前が教えてくれたことだ」そう背中を押してくれるユリウスの胸を槍で貫き、泣きながら分史世界を破壊するルドガー。
ヴィクトルがエルにしたように、泣くルドガーにユリウスは鼻歌を子守唄のように捧げていた。
244TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 16:55:22.86 ID:LbbJdwOM0
TALES OF XILLIA2(6/7)

・審判の門にて

カナンの地の奥のカウントは99万9999。あとひとりが時歪の因子になればゲームオーバーだった。
先にたどり着いたビズリーは最後の関門であるクロノスと戦うも、隙を突かれて時空の壁に閉じ込められてしまう。
遅れてきたルドガーたちはクロノスを追い詰め、更に隙を突いてビズリーがクロノスを撃破。
それにはエルの力が過剰に使われており、エルは全身が真っ黒に染まり、ユリウスのように時歪の因子になりかけていた。
「願えばエルを救える」。だがビズリーは、「99万9999人の同胞の命を背負ってここに立っているのだ」と叫ぶ。
ビズリーは最強の骸殻を発動し、ルドガーたちとぶつかる。しかし実力の差は明らかで、ルドガーたちは敗北してしまう。

ルドガーは自分のと合わせてユリウスの時計(変身アイテム)も使いブーストしていたがそれでも勝てない。
ビズリーがルドガーの時計を踏み砕き、勝利を核心した瞬間、ミラの時とは逆で、
「正史世界の時計が壊れたことにより、分史世界の時計がエルの手元に戻ってきた」
ヴィクトルの時計をルドガーに渡すため、ビズリーの攻撃にさらされながら駆けるエル。
ルドガーもエルの名を叫び、その時計に手を伸ばした。エルを介さない真のルドガーの力、それはビズリーをも超える最強の骸殻だった。

負けたビズリーは、ルドガーにその力はすぐに時歪の因子になってしまうくらい強力だ、と諌める。
自分もまた同格の力を使ったため時歪の因子になりかけるが、自害して命を絶ちカウントを制止。
「一族としての願いは精霊への復讐だが、俺個人の願いは、あの数だけお前ら精霊を、この拳で殴ってやりたかった」と言い残して。

オリジンに謁見するルドガーとエル。そして仲間たち。
エルは「分史世界をすべて消そう」と言う。自分もすぐに死んでしまう。
やがて出会う「正史世界のエル」を大事にしてあげて、と考えながら。
(ここで選択肢次第ではエルが消滅する形で平和になるエンディングに。)
245TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 17:33:41.97 ID:LbbJdwOM0
TALES OF XILLIA2(7/7)

・審判を超えし者

ルドガーは「すべての分史世界の消去」をオリジンに願う。魂の負担は減り、いっときの平和が戻る。
「エルのことはいいんだね」そう聞くオリジン。
そこでルドガーは、時歪の因子の100万人目になるために骸殻を解放した。
100万人に達すれば骸殻システムはリセットされ、エルが助かる。既に人間が審判に勝利しているから、クロノスの願いが叶うこともない。
自分の命を捨てようとするルドガーにすがりつき、「やめて!」と叫ぶエル。

しかし分史のミラを見捨てる形になってしまったルドガーは、仲間たちは、
「これからの無限の可能性よりも、いまここにいるエルを選んだ」選択に、止める言葉を持たない。
真っ先に止めようとしてくれたジュードに向かい合い、アイコンタクトでなにかを伝えるルドガー。
それを受け止めたジュードは、表情を引き締め、重たく頷いた。
人間の魂の昇華の可能性を見たオリジンとクロノスは、いま暫し人間を見守ることを選択した。

エルは「ルドガーのこと絶対に忘れない、もうウソはつかないし嫌いだったトマトだって食べる」と泣く。
ルドガーは骸殻を解いて、あの鼻歌を歌いながら、素顔でエルと向かい合った。
本当の約束は目を見てするから…光に包まれ、時歪の因子となったルドガーが消滅。
エルは時歪の因子化から解放された。ルドガーに後を託された仲間たちは、エルを迎える。
晴れ渡った空を見上げ、エルは言う。「ありがとう、ルドガー」父親ではない、対等の相棒として共にいたルドガーに。

10年後、源霊匣は完成し、世界に自然が戻っていた。
仲間たちの行く末をスマートフォンのニュースで見ながら、嫌いだったトマトを生で食べつつ楽しそうなエル。
成長したエルは、どこかルドガーを思わせる格好をしていた。
老猫となったルルには子供ができていて、その子供ルルを連れてエルは歩き出す。
「行こう、世界をつくりに」
ユリウスが、父親が、ルドガーが伝えてくれた鼻歌を歌いながら。

おわり
246TALES OF XILLIA2 ◆l1l6Ur354A :2013/04/01(月) 17:34:12.28 ID:LbbJdwOM0
終わりっす。
247ゲーム好き名無しさん:2013/04/01(月) 22:28:16.10 ID:YDoWpCHJ0
お疲れさまです
自分でやりたかったんですけど受験で買えなかったんで助かりました
248ゲーム好き名無しさん:2013/04/09(火) 08:15:19.15 ID:AmccG7EV0
Wikiの方に載ってなかったからお願いしたいんだけど手塚治虫の『ばるぼら』って誰かやってくれないかな?
249ゲーム好き名無しさん:2013/04/09(火) 08:27:55.83 ID:CpaBMABz0
それはゲームなのか
スレどころか板違いではないのか
250ゲーム好き名無しさん:2013/04/09(火) 22:20:25.15 ID:VCPoVZrl0
>>228
プクリポ違わないか?
確か貸主になついてる子の両親の仇(魔物)に返り討ちにあったはず

あとエルフは学びの庭(学校)の天才生徒。禁断か何かの魔法の制御に失敗して死亡した
251ゲーム好き名無しさん:2013/04/09(火) 22:22:54.85 ID:VCPoVZrl0
すまん、上げてしまった
252ゲーム好き名無しさん:2013/04/09(火) 23:35:57.17 ID:TliyJqN5P
禁断つうか遺失呪文だったっけかな
それを何百年か振りに復活させようとして失敗した
253Deadspace2:2013/04/10(水) 22:05:49.41 ID:/DrLKFWk0
前作あらすじ

未来世界。地球資源の限界により人類は外宇宙へと探索の場を広げていた。
地球から離れた採掘惑星イージス7や、USG(大型採鉱船)イシムラとの
音信不通の事態に、所有企業CECは救助チームを派遣。
エンジニアのアイザックは、赴任中の恋人ニコルのためにチームに参入。
だがイシムラの船内の人々は全滅し、そこは地獄と化していた。
その原因は、イージス7で発見された謎の構造物マーカー。
マーカーが放つ毒電波で船内の人々は狂気に陥り崩壊の一途を辿り、
そして死体は怪物ネクロモーフ(以下NM)へと変貌、船内に溢れ返っていた。
アイザックはひたすらNMと戦いながら、船の修理などで奔走することに。主に一人で。
ニコルが既に死亡しており、マーカーから幻覚を見せられていたことや、
マーカー(コピー)を建造したのが政府で、今回の惨劇も実験だったことなどを知る。
アイザックは衝撃の事実にも負けず、マーカーの破壊(自滅?)に成功し、
たった一人イージス7から生還する。
254Deadspace2:2013/04/10(水) 22:07:54.70 ID:/DrLKFWk0
[オープニング]
アイザック・クラークは悪夢の中にいた。
視界には未だニコルの幻覚が現れ、彼を責める。
さらにUSGイシムラでの惨劇を思い出させるように
目の前のカウンセラーからは、単調な尋問が続けられる。

アイザックの意識は覚醒した。
独房の彼を目覚めさせた男フランコは
アイザックを助けにきたようだが、十分な説明もなく、
NMインフェクター(エイ)の襲撃によって殺されてしまう。
そして死体はNMスラッシャーに変貌して襲いかかってきた。
アイザックは拘束服のまま無我夢中で逃げ、
自動ドアに助けられるのであった。

[チャプター1]
ここは精神病棟に見せかけた何かの実験場のようだ。
ネクロモーフの出現も異常だが、多くの被験者も死んでいる。
さらに自分を見つけた兵士からも問答無用で撃たれる。
なんと"実験"関係者全ての殲滅指令が出されているようだ。
(ただし本作では直接兵士と戦うシーンはない)

道中、悪夢で見たカウンセラーの男と遭遇する。
男はアイザックの拘束を解いてくれたが、
絶望によるものか喉を裂いて自害した。
アイザックへの行為を悔いていたようだが…?
255Deadspace2:2013/04/10(水) 22:09:39.43 ID:/DrLKFWk0
フランコの仲間の女性、ディナと通信が取れる、
彼女の話では、前作の事件から既に3年が経過しており、
ここは土星の衛星タイタンにある採鉱基地だという。
3年?アイザックは何も覚えていない。
アイザックを囚えていたのは基地の最高責任者タイドマンであり
ディナはタイドマンと敵対しているらしい
彼女がえらく高圧的なのが気に食わないが、
他に選択肢も無く、指示されたルートを辿り脱出を目指す。

行く先々で死んだはずのニコルが現れる
ディナによると、アイザックはマーカーとの接触時に
脳内に非常にやばい信号を埋め込まれており、
今のまま覚醒し続ければ、いずれ狂い死ぬらしい。
アイザックが何も覚えていないのは、施設での尋問の間
記憶抑制剤によって延命させられていたからだとか。
そしてディナは、アイザックの狂った頭を治療できるという。

また道中、被験者の男ストロスと遭遇する
彼はアイザックを知っているようだが、
隔壁に先回りされて合流はできなかった。
アイザックとストロスは、政府から一層厳しく指名手配されているようだ。

キネシス、ステイシスのモジュールを入手、自作のプラズマカッターと
エンジニアスーツも手に入れ、戦いの準備を整える。
ボス級NMを撃破し、医療エリアを出るためトラムへと向かう。
256Deadspace2:2013/04/10(水) 22:12:16.91 ID:/DrLKFWk0
[チャプター2]
ネクロモーフはそこら中に、嫌になるほど溢れ返っている。
3年前にマーカーは破壊したはずだが、
なんとステーション内にも新たにマーカーが作られたというのだ。
数少ない生存者もパニックになりながら死んでいく。
アイザックはエンジニアの力を発揮し、文字通り血路を切り開いていく。

注射器を持ったニコルに襲われる。
必至で幻覚に抗い、ふと正気に戻ると
アイザックは自分の右腕と格闘していた。
本格的にやばい。

トラムに乗り、一気に合流地点に向かう。
だが車内にもNMは出現し、トラムは脱線してしまう、
逆さ吊りでの過酷な戦闘を繰り広げるアイザック。
さらなる乱戦でトラムは落下して大爆発。
なんとか無傷で脱出できたが、遠回りを強いられることに。

[チャプター3]
ストロスから何度も連絡が入るが要領を得ない
ディナに聞くと、彼は妻子を殺害した凶悪犯らしいが…

別ルートでゴミ処理場を経由し、居住区へ。
さらにルート変更で、ユニトロジー教団の施設を通ることに。
ユニトロジー教団はマーカーを崇める宗教団体であり、
あろうことか人間のネクロモーフ化を救済としている危険集団、
前作にも登場した因縁浅からぬ相手である。

政府側はガンシップを差し向けてきた。
追撃から逃れるも、銃撃で施設の気密が破れてしまい、
仕方なくユニトロジーの教会内へと逃げこむ。
257Deadspace2:2013/04/10(水) 22:14:10.26 ID:/DrLKFWk0
[チャプター4]
教会内を探索、各部屋を巡る。
ボス級NMに喰われそうになりながらも先に進むが、
新型NMの邪魔でルートが途切れてしまった。
他のルートを探すことに。

[チャプター5]
教会地下の死体安置所を通り、合流地点のタワー頂上へ。

ディナと合流。ところが彼女の部下に拘束されてしまう。
ディナはユニトロジー教団の幹部だった。
彼女はアイザックを蔑み、そしてアイザックこそが、
この基地内でのマーカー建造の情報源だったという。
ディナの目的は、アイザックに教団のマーカーを作らせること、
そのためにはアイザックを治療する気など無いようだ。
絶対絶命、そこを政府のガンシップが強襲する。

銃撃によりディナや部下たちは蜂の巣に。
辛くも脱出するものの、さらに大型NMと遭遇してしまう。
ガンシップの追撃も止まず
三者は真空状態での大立ち回りを繰り広げ
結果、ガンシップと大型NMは爆散する。
258Deadspace2:2013/04/10(水) 22:22:13.81 ID:/DrLKFWk0
[チャプター6]
運良くステーション側に吹き飛ばされ
無傷で生還したアイザック。

だがディナに裏切られ、もう行く当てが無い。
絶望の中、ストロスから連絡が入る。
彼曰くマーカーを作った自分たちなら
マーカーを破壊することも可能だという。
彼が話す具体策は、@狭い装置の潜り込む、
Aネジをきつく締める、B目に針を指す。だので意味不明だが、
とりあえずマーカーが建造された行政区画を目指す。

道中、生存者の技術者エリーと出会う。
エリーは最初はこちらを警戒していたが、
流れでアイザックたちに協力してくれることに。
彼女はストロスとも合流し、アイザックをサポートしてくれる。

二人と合流。だがタイドマンに補足されてしまい、
彼は他の生存者も顧みず施設の電力をストップさせてしまった。
このままでは行政区画までのトラムが動かないどころか、
生命維持機能も働かず、酸素すら危ない。

現れたボス級NMブルートを撃破。
電力復旧のため、閉鎖中の太陽光アレイ施設へ向かう。
アイザック一人で。
259Deadspace2:2013/04/10(水) 22:26:28.07 ID:/DrLKFWk0
[チャプター7]
エレベーターを修理し、高所にある施設へと登る。
融通の聞かない管理AIの妨害を乗り越え
宇宙空間の太陽光アレイを修理。電力を復旧させる。
だが下では大量のNMが出現し、エリー達が襲われていた。
さらに政府連中はNMの大群で危険になった帰り道を潰すつもりらしく、
このままでは発電施設に取り残されてしまう。

太陽光アレイ施設の緊急脱出装置を利用し、
高度数千メートルからブーストで落下。
建物内に頭から突っ込みながらも、なんとか無事に帰還する。

[Chapter8]
区画の切り離しにギリギリで間に合い脱出。
無重力下の処理プラントを乗り越え、エリー、ストロスと合流する。
だがストロスの精神状態は悪化し、まるで話が通じない。
トラムを動かせるよう修理し、行政区画へ向かう。
260Deadspace2:2013/04/10(水) 22:28:49.34 ID:/DrLKFWk0
[Chapter9]
トラムの降下中。窓からの景色には、USGイシムラが見えた。
事件後、ステーションに輸送され修理中らしい。
過去の惨劇は、エリーたち一般市民には、
テロリストの仕業だと伝えられているようだ。
やりきれないアイザック。
だが障害物でトラムが止まったため、調査へ向かう。一人で。
トラムを遮っていたのは巨大な触手であった。
触手が抱えたタンクを爆破し、進路を確保する。

行政区画まであと少し、
ところがタイドマンは再度妨害。
太陽光アレイの光線で、レールを破壊してしまう。
トラムの脱線は防げたものの、
行政区へのルートが途絶えてしまった。

アイザックはUSGイシムラにあった重力錨を使い、
行政区を引き寄せてレールを繋げることを思いつく。
トラムを引き返し、USGイシムラに侵入する。

[Chapter10]
過去のトラウマに苦しみながらも、先に進むアイザック
重力発生装置が故障していたので修理する。
重力錨の起動のため、船内のトラムで船のブリッジへと向かうが、
トラムは運悪く?因縁深い医療エリアに止まってしまう。
261ゲーム好き名無しさん:2013/04/10(水) 22:50:03.04 ID:rLNd8GCf0
連投規制かな?
とりあえず支援
262Deadspace2:2013/04/10(水) 23:13:24.66 ID:/DrLKFWk0
[チャプター10]
イシムラの医療エリアを進む。ニコルが死んだ場所ゆえに、
幻覚も一層強力にアイザックを苦しめる。
NMの激烈な攻撃も突破し、ブリッジに到着。重力錨を起動する。
ステーションを破壊しかねない衝撃に慌てふためくタイドマン。

ブリッジの脱出ポッドに乗り、行政区を目指す。
だが通信からはエリーの悲鳴が。
ついにとち狂ったストロスが、エリーに襲いかかったのだ。
そして案の定、アイザックの乗ったポッドも墜落してしまう。

[チャプター11]
悪夢。ニコルは"アイザックが薦めた"イシムラでの
仕事を喜んでいる。そして…

目覚めたアイザック。
行政区近くに辿りつけたものの、ここは地下の採掘所のようだ。
そしてストロスの暴走で、エリーが片目を失う重症を追ってしまった。
ストロスを追って坑道内を探索する。

目玉の刺さったドライバーを手に、襲いかかるストロス。
だがエンジニアのCQCには叶わず、ドライバーは彼の側頭部へ。
正当防衛といえ、アイザックはストロスを殺してしまう。
263Deadspace2:2013/04/10(水) 23:14:44.76 ID:/DrLKFWk0
ニコルの幻覚が彼を嘲笑う。激怒するアイザック。
そして幻覚は本気で襲い掛かってくる。
アイザックを片手で持ち上げ、軽々と振り回す。
幻覚はアイザックに問う。マーカーを憎み、
ニコルの死を、自分の罪を、幻覚を認めようとしない。
ならば自分は一体何なのか?

アイザックは、ニコルは自分の全てだった、
認めてしまったら、自分には何も残らないと告げた。
それを聞いたニコルは、穏やかな表情に戻る。
どうやらマーカー破壊手順Cは、幻覚を許容することのようだ。

 ストロスもアイザック同様に妻子の幻覚を見ていた。
 だが自分が殺した事実をどうしても認められなかった。
 そのため代わりに他者に強制しようと暴走したと思われる。

[チャプター12]
地下で大型削岩機を発見したので修理。
エリーの操縦で岩盤を突破しつつ、甲板に登ってくる
大量のネクロモーフを排除しながら行政施設へ向かう。
264Deadspace2:2013/04/10(水) 23:19:02.95 ID:/DrLKFWk0
[チャプター13]
施設の隔壁をぶち破り、行政区画内へと侵入。
エリーがガンシップを発見して脱出手段が確保できたが、
アイザックはエリーに別れを告げてガンシップを強制発進。
一人で施設に残る道を選ぶ。

ニコルと共に、中心部のマーカーを目指す。
施設内には何百もの兵士が待ちぶせていた。
だがアイザックが起こした停電により
行政区にもネクロモーフが侵入し、地獄絵図に。
兵士達が蹂躙されていく中、
ネクロモーフを蹴散らしてマーカーが見える部屋へ。

ステーションのマーカーは前作の何倍もの巨大なものであった。
更にマーカーは、群がっていた大量のNMに反応して
閃光を放ちながら律動を始め、"収束"が始まってしまう。
タイドマンはアイザックを恨みながら、閃光の中に消えた。

ストロスが言っていた"狭い装置"を発見。
被験者の眼底にある、マーカー情報の眠る箇所を活性化させる必要があるようだ。
装置の中に入り、頭部を固定し、注意深く右目に試針を貫かせる。
後は第4段階。ニコルはマーカーで待っていると告げ、消えた。
265Deadspace2:2013/04/10(水) 23:26:12.36 ID:/DrLKFWk0
[チャプター14]
ボス級NMアーバーモーフが出現。
原作ハンター同様、不死身の再生能力を持った難敵に
アイザックは死に物狂いで逃げ回り、先を目指す。

 道中、"実験"に携わった研究者のログがある。
 マーカーが放つノイズは、普通の人間には凶暴性を引き出すが、
 知性の高い人間には、何らかのアイデアを誘発させるらしい。
 アイザックら被験者から得た情報に魅せられ、マーカーの建造を進めた。
 だが最後には、実はマーカーの意思によってコピーを作らされていたと
 最初のブラック・マーカー、エイリアンの遺物と接触したときから、
 人類はマーカーに操られ続けているのだと気付き、
 破滅していく様子が残されている。

 タイドマンのログもある。
 彼はステーションの未来のために、停滞していたタイタンの採掘事業を諦め、
 無限のエネルギーをもたらすマーカー研究を受け入れたようだ。
 一応、住民の避難を優先させていたようだが…

[チャプター15]
アーバーモーフの追撃を振り切り、マーカーの元へ辿り着く。
そこにはボロボロのタイドマンが待ち受けていた。
未だにマーカーに固執し、アイザックを責めるタイドマン。
彼のジャベリンガンで貫かれ、アイザックは重症を負うも、
スキを突いてぶちころす。
266Deadspace2:2013/04/10(水) 23:32:14.91 ID:/DrLKFWk0
やり遂げたアイザック。
ニコルの幻覚は傷ついた彼を抱きとめた。
だがニコルは、じゃあ死んで、と冷酷に告げる。

そして戦いはアイザックの脳内へ。
マーカーは最後に作成者の体を取り込むことで完成する
それが第4段階の意味らしい。
(一応、取り込まれなければマーカーは自壊する。)
またまた裏切られてアイザックぶち切れ。

無数の影と共にニコルの幻影が襲い掛かってくる
それらに応戦しながら、マーカーのコアを攻撃し続け、
ついにマーカーは大爆発を起こした。(アイザックの脳内で)

 ちなみにラストバトルに敗北すると、
 アイザックはマーカーに取り込まれ、笑いながら
 ジャベリンガンで自分の顔面を撃ちぬいてしまう。

正気に戻ったアイザック。
マーカーの律動は止まったが、ステーションは崩壊を始めた。
満身創痍のアイザックは全てを諦めたように、
へたり込み、うなだれてしまう。
そしてスタッフロール…
267Deadspace2:2013/04/10(水) 23:39:30.18 ID:/DrLKFWk0
ところが突如、エリーから通信が。
アイザックの静止にも構わず、ガンシップで救助にきたのだ。
彼女の激励に、やむなく立ち上がるアイザック。
瓦礫をくぐり抜け、ガンシップに辿り着き、
二人はステーションの崩壊ギリギリで脱出に成功した。

シートで一息つくアイザック。
ふと不安になり隣を見るが、そこには変わらぬエリーの姿があった。


最後に調査員と政府高官とらしき通信がある。
タイタンステーションもマーカー"12"も完全に破壊され、生存者ゼロだが
政府のマーカー研究はまだまだ続けられることが匂わされる。

Dead Space 3 に続く
268ゲーム好き名無しさん:2013/04/10(水) 23:56:27.86 ID:l2YsbeOH0
乙〜
269Deadspace2:2013/04/11(木) 01:16:17.28 ID:nGZd1zYg0
あと、このゲームで知ったんですが
トラムってのは多人数用でレール式の乗り物の総称らしいです。
電車とかモノレールとか。
270ゲーム好き名無しさん:2013/04/11(木) 09:03:47.19 ID:BNUACdBF0
皆様乙ですー

>>237でリクされてる
PSの「金田一少年の事件簿 悲報島新たなる惨劇」を予約します。
271ゲーム好き名無しさん:2013/04/12(金) 21:19:52.62 ID:cV6Cxggki
PS3・PSPで発売された「アクセル・ワールド 銀翼の覚醒」をお願いします
原作・アニメ版とは違うストーリーらしいので
272ゲーム好き名無しさん:2013/04/13(土) 13:56:46.81 ID:iPA9DLSK0
newvegas詳細版、NCRルート(4つ中1つ)が完成しましたが、序盤の文章が安定してないからそこを書き直しているのと、
誤字等の修正がかなり多いのでもう少し時間かかりそうです

気がついたら最終的に330KBを超えたので自分でロダ作ってそちらに上げます
273ゲーム好き名無しさん:2013/04/13(土) 20:46:18.88 ID:6gpC2hwT0
待ってます
>>1のwiki用掲示板に投下してもいいのよ?
274ゲーム好き名無しさん:2013/04/13(土) 22:03:12.99 ID:iPA9DLSK0
>>273
全ルート(+DLC)を上げたら1Mを超えると思われるので、ロダの方へ上げてリンク貼ります
Fallout4の発売までには終わりたい・・・
275ネフェシエル:2013/04/15(月) 12:55:31.00 ID:pmfw/t9H0
まとめwikiに無かったみたいなので、かなり古いフリゲーの『ネフェシエル』解説行きます
ストーリーは描写が曖昧だから考察入ってるけど、考察サイト見る限りは大抵同じなので……


オープニング


主人公(デフォルト名:リト)は、全ての記憶を失い海岸に流れ着いたところで、薬屋を営む少女イリスに介抱されていた。

彼女から説明を聞いたところ、主人公が流れ着いたのは『閉ざされた島』と呼ばれるところで、
誰もが皆、そこにたどり着いた時には記憶を失っており、
唯一覚えている『漆黒の迷宮』というキーワードを頼りに、島を探索しているという。
薬屋の少女イリスは、冒険者達の手助けをするために薬屋を営んでいるというのだ。

主人公も、所持していた書物に書かれている『漆黒の迷宮』を探すため、他の冒険者たちと同様に島の探索を行うことになる……
276Nepheshel:2013/04/15(月) 12:56:05.42 ID:pmfw/t9H0
ストーリー

主人公は、壺に封印されている『魔神』の力を借りつつ、『漆黒の迷宮』を目指すことを目的とする。
道中、仲間になる3人の魔神の過去について記された伝記を見つけることで、大まかなシナリオを知ることが出来る。


登場人物

リト
主人公。
記憶喪失という設定。
名前の由来は、このゲームを製作したサークル『TIL』を逆さ読み『LIT』したものから。
ゲーム中では他の人物と会話を交わす機会が殆どないので、キャラが掴みにくい……と思いきや、
魔神を仲間にする際の選択肢に『俺の仲間になれ!』の他にも、『みぃみぃみぃ!』やら『結婚してください!』というものがあることから、
精神年齢的には十代後半(?)であることが推測される。
戦力的には、通常攻撃かアイテムの使用しかできないローレシア王子タイプだが、装備さえ整えれば魔神と肩を並べて戦える。
(魔神の出し入れも可能だが、戦闘中にはまず魔神の出し入れはしない。)
ラスボス戦で条件を満たすことで手に入る彼専用装備が頭一つ抜けて強い。


ファル
骨董店で売られている壷に封印されている幼女。 おそらく一番最初に仲間になる魔神。
みぃみぃ鳴く、みんなの嫁。
彼女の意味不明な問いかけに頷くか、『みぃみぃみぃ!』と答えると仲間になる。
戦力的には打たれ弱く全体攻撃が得意な魔法使いタイプであるが、自己強化技を重ねがけすることで肉弾戦もこなす。
水、風、毒、麻痺に強く、炎、恐怖、睡眠に弱い。
277Nepheshel:2013/04/15(月) 12:56:43.00 ID:pmfw/t9H0
ティララ
洞窟の奥にある壷に封印されている女性。
三つある選択肢『俺の仲間になれ!』『力を貸してほしい』『結婚してください!』のどれを選んでも仲間になってくれるが、それには深いワケが……
おばさんと呼んだらメテオストライクの刑らしい。
戦力的には、肉弾戦はリトよりちょっと弱いレベルだが、補助魔法の他にも魔神の中で唯一回復魔法が唱えられる僧侶寄りの魔法戦士タイプ。
炎、光、転倒に強く、闇、毒、麻痺が弱点。

ディーヴァ
神殿にある壷に封印されている少女。
神殿内に置いてある石碑にちなんだ問いかけをしてくるが、間違ってもゲームオーバーになることは無い。
料理が得意という設定持ち。
戦力的には、二刀流で盾が装備できないバリバリのアタッカーで、ツクールのデフォルトバトルの仕様上、通常攻撃でカンスト(999)ダメージを与えることが出来る唯一の存在。
闇、即死、恐怖、封印に強く、風、光、混乱、暴走が弱点。 特に混乱対策は必須。
278Nepheshel:2013/04/15(月) 13:09:06.75 ID:pmfw/t9H0
ここから本格的なネタバレ……


ネフェシエル世界の神様『デミウルゴス』が、人類に絶望し、
世界をどんどん消していく
閉ざされた島というのは、消えていく世界の中で最後に残った島である

王の墓所から海岸洞窟、神殿、二つ目の墓所、地獄……さまざまなダンジョンを乗り越え、
主人公は漆黒の迷宮(主人公曰く『自分の壺』、これはちょっと意味不明)に到達する

漆黒の迷宮の最深部にはデミウルゴスが待ち構えており、
主人公はそいつを倒すことで神様の代替わりをし、世界を新しく生まれ変わらせる。
(正確な描写は無いが、エンディングで魔神の3人が現代日本のようなところで
消えた主人公を案じていること、また古城で手に入る情報からの推測)
279Nepheshel:2013/04/15(月) 13:18:25.30 ID:pmfw/t9H0
登場人物の過去について……

ファル(本名ファルドゥン) 『龍になった少女』
元人間であったが、病気の父親を助けるために、
偶然拾った魔神の壺からアドーナ(後のボス)と取引し、
不死身の龍を得る。
龍の生血でファルの父親は回復するが、父親は(最初は貧しい暮らしから抜け出す為)
ファルの血を売って莫大な財産を築く。
ファルは愛情を忘れた父親の元から逃亡するも、文字通り血に飢えた者達に追い詰められ、
崖から身を投げるも、不死身であるので死ぬことが出来ず、
龍の力で大津波を発生させ、父親を殺してしまう。
のちに、アドーナに壷を入れ替わることを提案し、アドーナに自由を与え、
自分に愛情を注いでくれる人を待つために壷の中で眠りに就く。
280Nepheshel:2013/04/15(月) 13:58:53.09 ID:pmfw/t9H0
ティララ『ある女神の物語』

癒しを求めるものによって壺を開けられ、誕生した女神。
彼女への信仰が始まるが、別れた宗派が彼女を巡って戦争を起こしてしまう。
そんな中、一人の少年が彼女の壺を盗む。
彼こそ、今作の主人公リトであった。
しかし無勢に多勢、リトは徐々に追い詰められ、殺されてしまう。
彼女は怒り、世界を焼き尽くした。
そして、彼女の奇跡によりリトは生き返り、国王となる。

……しかし、リトは暴君へと変貌した。
各国を侵略し、魔神の壺を求め、それを掘り起こすための奴隷を島(閉ざされた島)
へと集めた。
彼に愛想を尽かしたティララは、海岸の洞窟にて自身を封印する。
281Nepheshel:2013/04/15(月) 14:09:56.76 ID:pmfw/t9H0
ディーヴァ『終わらせるもの』
国王が集めた魔神の壺を、時空を操る少年とともに湖に処分。
その後、時空を操る少年の手により、神殿に封印される。

リト……ある種全ての元凶
暴君へと変貌したのは、『真実』を知ってしまったからであり、そのために魔神の壺を求めた……
とゲーム中の本で書いているが、詳細は不明
(デミウルゴスを倒すため?)
女神に見放され、魔神の使い方を知った奴隷と側近たちの反逆に遭い、自室で毒杯を呷って自害。
その遺体は、表向きの墓所に胴体が、頭だけを真の墓所に埋葬された。

そんな彼が長い時を経て生まれ変わり、閉ざされた島で目を覚ますところから物語が始まる。
282Nepheshel:2013/04/15(月) 16:05:54.95 ID:pmfw/t9H0
補足……

魔神
デミウルゴスが作り出したシステムの一つ。
壺を最初に開けた者の願いを叶える力を持つ魔神が生まれる、というもの
苦しみから救われたい⇒ ティララ
病気の父を救いたい ⇒ アドーナ
退屈を紛らわせたい ⇒ カーミラ

基本的に魔神は不死身。
ただし、ファルと壺を入れ替わる形で自由を得たアドーナは死んでおり、
地獄で漆黒の迷宮の入り口を守っている。
イリスやカーミラなど、主を失った魔神も作中に登場する
283ゲーム好き名無しさん:2013/04/15(月) 23:56:50.27 ID:x7C1y8iw0
ネフェシエル乙です
すごく懐かしい・・・泣きゲー同人サークルが作っただけに、
画像も音楽も大量自作でクオリティ高く、押さえ所の分かった作品でした。

追加でいくつか説を……
ファルの父⇒ティララの夫(国王)⇒ディーヴァの相棒(時をかける少年)⇒リト
の転生ともとれる描写が作中にいくつか見受けられます。

ファルの父親は愛情を忘れ欲に走り、自らを滅ぼすことになります。
国王も初めは憧れから壺を盗み、ティララとともに愛を育み一時期は良王となるものの、
老いるにつれティララへの愛ゆえにこの世界の真実(いずれ来るデミウルゴスによる終焉)へ抗おうとし、結果暴動を招きます。
そして最後に時をかける少年。大人であるがゆえに愚かな選択をした前二人とは違い、
時をかける永遠の少年である彼だけは愚かな行いをしていません。
最後に彼は自著に彼が遺した最強の鎧「エタニティーズ」の入手方法を記しています。
それまでの記述から、これは来たるべき次の転生(=リト)へ残したものと考えられます。
また隠しアイテムの最強の剣「ブレードオブデス」は、リトの初期装備を鍛えることでラスボス戦時に入手できます。

これといったシナリオの無いゲームですが、あえてシナリオとするならば
「主人公が転生を重ね、最強の鎧を最後の転生に委ねた。
最後の転生であるリト自身が最強の剣を生み出し、過去愛した魔神達とともに世界を救った」
という物語になるのではないでしょうか。(あくまで一説ですが)

また最終ダンジョンの「自分の壺」ですが、当時の制作コメント曰く
「この世界のだれもが自分の壺(願い)を持っており、これが漆黒の迷宮の入り口となる」
(曰く、「深淵を覗くものはまた深淵からも覗かれている」に近い理屈だそうで)そうです。

以上、当時の公式HPや考察掲示板のおぼろげな記憶を頼りにしたコメントでした。(誤ってる可能性も大です)
284Nepheshel:2013/04/16(火) 09:44:11.72 ID:eDOdKLvq0
追記ありがとうございます
考察が多すぎて正直どれを参考にしていいか正直分からないのですが……

さらに追記
最強の剣『ブレードオブデス』
リトの初期装備『ダガー』を装備した状態で、冥界の門と漆黒の迷宮に合計10人いる「強きもの」を
5体以上倒すことで、最終決戦時にダガーが変化して手に入る。
全属性付加、全種族特攻、先制攻撃のチート武器。もちろん主人公専用。
『人に与えられし死の呪いを神に返すための剣』

薬屋イリス
倒れた主人公を介抱し、以後も宿を貸してくれる人物。
その正体は、娘を失った冒険者の願いから生まれた魔神。

その冒険者は、漆黒の迷宮の最深部付近まで到達するも、
剣を折り、イリスを庇って死亡。(魔神は不死身なのに)
漆黒の迷宮で折れた剣を持ってイリスに話しかけるとイベントが発生し……

『調停のオーブ』入手時
主人公の仲間3人と、道具屋カーミラの力を得て、『女神の剣』として修理する。

『調停のオーブ』未入手時
彼女は自身の命を犠牲に『時の剣』として修理する。
この時の剣も大概のチート武器で、ラスボスですら行動不能にしてしまう上、魔神達も装備できる。
……が、調停のオーブを持っていないということは、漆黒の迷宮の凶ボスたちを
主人公+魔神一人で戦うことになるため、非常に骨が折れる。
そして当然のごとく、イベント後は薬屋が利用できなくなる。
285Nepheshel:2013/04/16(火) 14:11:43.21 ID:eDOdKLvq0
……とりあえずネフェシエルに関してはこのくらいでいいかな。

ネフェシエルに関する考察は多くのサイトでやってるし、
ウィキペディアにも載ってるから
286Nepheshel:2013/04/18(木) 14:07:32.66 ID:z1ohywnO0
修正
>>279
不死身の龍を得る。

不死身の龍の力(と、龍の生き血)を得る
287ゲーム好き名無しさん:2013/04/18(木) 19:47:15.11 ID:qJJO4RqAO
Wii、PS3のルーンファクトリーオーシャンズ
どなたかお願いできないでしょうか
288ゲーム好き名無しさん:2013/04/19(金) 04:52:11.79 ID:TMOB4rDG0
ペルソナ4Uマヨナカアリーナの家庭版ってまだ書かれてないよね?
無いなら書くわ
289ゲーム好き名無しさん:2013/04/21(日) 22:15:53.33 ID:xMOqSW970
>>288までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

連絡用掲示板「差し替え・追加スレッド」からも
「パラッパラッパー」を収録しました

最終投稿から3ヶ月以上経ったので
・ボルフォス
を ●途中 の欄から消しました。

最終投稿から1ヶ月以上経ったので
・忍道2 散華 ・極限脱出ADV 善人シボウデス
を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。
290ゲーム好き名無しさん:2013/04/23(火) 22:37:37.06 ID:+P2Xbuyd0
あう、忍道2間に合わなかったか、申し訳ない(´・ω・`)
とりあえずリクエストにあった楓生存エンドは書き上げてたんで投下します
291忍道2 散華:2013/04/23(火) 22:38:42.99 ID:+P2Xbuyd0
室町時代末期。
大名、一条家によって治められていた小国、宇高多(ウタカタ)は
隣国、赤目家の侵攻と、阿無璃他(アムリタ)教の武装蜂起による戦乱を終え、
平穏な日々を取り戻したかに見えた。

しかし、一条家に宇高多を任せてはおけぬと
家臣、風天寅三郎久秀(かざまとらさぶろうひさひで)が東の大国、芳穣(ホウジョウ)家の後ろ盾を得て謀反に及ぶ。
また時を同じくして、阿無璃他教の教祖であった貞女(さだめ)が行方不明になり、
一条によって暗殺されたに違いないと、阿無璃他教は新たな教祖、季判(きはん)を立て再び武装蜂起を始める。
宇高多の地に、再び戦の風が吹き荒れようとしていた。

その頃、芳穣の地では芳穣家お抱えの忍び集団、風華忍者の里が一夜にして消え去ってしまう
裏切り者、柏樹のシュウが自らの生まれ育った里を焼き払い、一枚の銅鏡を持ち去っていったのだ。
業火に包まれた里から生き残った主人公、火祭のゼンと相棒のくノ一、爪紅のサン。二人はシュウを追うが
シュウに付き従うくノ一、銀蓮花のナギによってサンは斬られ、ゼンの目の前で焼き殺されてしまう。
ゼンもまた、シュウの妖術により焼かれ、吊り橋から落ちてしまう。

ゼンは、見知らぬ家で目を覚ます。顔の火傷に触れ、そしてサンの死を思い出す。
「おのれ、ナギ……おのれ、シュウ!!」
すると、川に流され倒れていたゼンをこの家まで運んだという男が現れる。

男は飛鳥忍者頭領、黒鷹のザジ。ゼンが寝かされていたのは宇高多の地にある飛鳥の里。
世話になったと礼を言い残し、里を去ろうとするゼンだが「次は顔の火傷だけではすまぬぞ」と警告される。
ザジはゼンの素性を調べ上げていたらしい。「それに、やみくもに探しても、復讐の相手は見つかるまい」
ザジはゼンに対し、一つの提案をする。この里を拠点として使ってみる気はないかと。

聞けば、先の戦乱によりこの飛鳥の里も焼き討ちされ、生き残りはザジの他には出稼ぎに出ている僅かな忍びだけ。
今再び戦が起きようとしてるこの宇高多の地では、大名達が腕の立つ忍びを探している。
飛鳥忍者の健在を世に示すため、ゼンの力を貸してほしいとの事。
協力するならば、寝床と飯の保証はする。もちろん、シュウの情報が入り次第提供すると言うザジ。
ゼンはザジの申し出を受け、飛鳥忍者として活動する事にする。
292ゲーム好き名無しさん:2013/04/23(火) 22:39:23.98 ID:+P2Xbuyd0
飛鳥の里に新たな忍びが現れたという報は、すぐに宇高多の国中に伝わった。
大名達からの依頼をこなし続けるゼン。幾日が経過した頃、ザジがある情報を持ってくる。

暫く前に、業福寺という寺が焼き討ちにあい、寺の坊主が皆殺しにされたらしい。
この寺の本尊は仏像ではなく、阿修羅鏡という銅鏡であったが、その際に持ち去られている。

銅鏡……サンが殺された時、シュウも銅鏡を持っていた事を思い出す。
あれは確か、権現鏡という名だったはずだ。
業福寺を襲ったのは二人連れの男女であったらしい。シュウとナギに違いない。
しかし、何のために銅鏡を奪っているのか?

ザジは、業福寺の住職にはとある言い伝えがあったらしいと話す。
「天下乱れし時、八枚の天魔鏡揃いて、八翼の天魔降臨す。断じて一所に集めるベからず」
シュウが、八枚の天魔鏡を集めようとしているならば、残りの天魔境を探せば、シュウの首にも手が届くはずだ。

ザジの情報によると、最近、各地で暴れまわっている山賊たちが何やらお宝を手に入れたらしい。
山賊のいついている谷では不思議な光が目撃されており、天魔鏡かもしれない。

山賊を倒すと、宝はやはり天魔境の一つ、羅刹鏡であった。
羅刹鏡を奪い、その場を去ろうとするゼンだが、ナギの襲撃にあう。
「ナギ……!何故だ、何故サンを殺した!?」
「知れた事、シュウ様の邪魔をするならば、何人であろうと斬るのみ」
「奴一人のために故郷を……里の仲間を裏切ったのか!
それでシズクが……死んだお前の姉が喜ぶとでも思っているのか!?」
「っ……!!言うな、ゼン!!」
強敵、ナギに苦戦するゼン。その時、どこからかクナイが投げこまれる。
「邪魔が入ったか……。ゼン、必ずその鏡は貰い受けに行くぞ!」
その場から退くナギ。結局、クナイを投げた者はその姿を現さなかった。

飛鳥の里に帰り、ザジに報告するゼン。シュウの目的が天魔鏡なのははっきりした。
投げ込まれたクナイについてもザジに訪ねるが、ザジにもクナイを投げたのは何者かわからないという。
293忍道2 散華:2013/04/23(火) 22:39:55.23 ID:+P2Xbuyd0
天魔鏡の手がかりを求め、大名達からの依頼をこなすゼンは、
とある悪徳商人の屋敷に不気味な鏡が運ばれたという情報を聞く。

悪徳商人成敗の依頼を受けるゼンであったが、ゼンが屋敷へと向かった時、
既に悪徳商人は何者かによって斬られていた。
「遅かったか……!」
その時、ふすま越しに何者かの声がする
「摩羅鏡はまだシュウの手には渡っていない。噂を聞きつけた喪巣(モス)忍者が奪っていった」
ゼンはその声を知っていた。ふすまを開くゼンだが、すでに声の主はいなくなっていた。
あの声はサンの声……しかし、あの時サンはたしかにシュウによって焼かれ、灰にされたはず……。

ゼンはザジから、鏡を奪った喪巣忍者は六道の谷にいると聞かされる。
それはサンからの情報か?と尋ねるゼンに対し、俺の手の者の情報だと答えるザジ。
ではあのくノ一は誰だ?あれは間違いなくサンの声だった。
ザジを問い詰めるゼンだが、今はやらなければならない事があるはずと諭され、六道の谷へと向かう。

六道の谷で、ゼンは、喪巣忍者の首領、薄羽(うすば)と対峙する。
彼女はどこかの大名に摩羅鏡を売りつけるつもりだったらしい。
力づくで奪おうとするゼンだか、薄羽との戦闘中、毛伸(ケノビ)衆の首領である渦虫(うずむし)が乱入。
「この鏡はもらっていくぞ、薄羽!」「渦虫、なんでアンタが!」
摩羅鏡を奪い、その場を去る渦虫。ゼンは急いで後を追うが、見失ってしまう。

喪巣忍者、毛伸衆、多羅場(タラバ)忍軍……、戦乱に乗じ、宇高多の地に忍びの勢力が揃う。
毛伸衆が千軒町に潜んでいる事を突き止め、渦虫を倒すが、摩羅鏡はダンダラ峠に置いていたという。
渦虫を問いつめるゼンの背後から、ナギの投げたクナイが迫るが、突如現れたサンがゼンをかばいクナイを受ける
「サン!やはり生きていたのか!?」
「ずっと私の邪魔をしていたのはお前というわけか……。ゼン、よく見ろ!そいつはお前の愛したサンではない!」
ナギに指し示され、倒れているサンの左足にあるアザを見る。
「サンならばそのアザ、右足にあるはず。そいつはサンの鏡像、現せ身というわけだ」
現せ身だと……?ならばサンは……?
「お前の目の前で焼き殺されたではないか。権現鏡、やはりあの時サンの姿を捉えていたか」
馬鹿な……。その場にくずおれるゼン。
「心配せずともそのクナイに仕込まれた毒で、すぐにその女もサンの後を追うだろうさ。
 二度も愛した女の死を見るのは辛かろう。もう邪魔はせぬ事だ」
その場を去り、摩羅鏡の元へ向かうナギ。ゼンは毒に苦しむ女を飛鳥の里まで運ぶ。
294忍道2 散華:2013/04/23(火) 22:40:33.68 ID:+P2Xbuyd0
飛鳥の里で女を寝かせると、ゼンはザジから、女が楓(かえで)という名である事を聞かされる。
自分の名も知らぬという女のために、ザジが名づけたのだという。
やはり知っていたんだな、と詰め寄るゼンに対し、ザジは静かに語り始める。
シュウに負け、谷底に落ちたゼンをここまで運んだのは楓である事。
自分の名も記憶も無い楓だが、倒れているゼンのそばだけは離れようとしなかった事。
姿形が真逆である事を除けば、楓はサンと同じだと言うザジ。
だが、サンではない……。ゼンは、ザジの言葉を否定する。
ザジもまた、ゼンがそう言うと思っていたから、引き合わせる機会を伺っていたという。
楓に忍びの技を教えながら……

ナギを追い、ダンダラ峠へと向かおうとするゼン。楓は見捨てるのか?とザジ。
楓は毒によって非常に危険な状態であり、至急、道反茸というきのこを調達する必要があると言う。
「俺はシュウへの復讐のためにここにいるんだ!」
「何をなすべきか、どう生きるか……。よく考えろ、ゼン」

※ここでプレイヤー(ゼン)は、道反茸を取りに行くか、ナギを追うかの選択を迫られます
・道反茸入手を選択
暗鬼の森で道反茸を入手するゼン。楓は一命を取り留める。楓に礼を言われるゼンだが、
自分は雇われ忍、この里の頭であるザジの命に従っただけだと言いその場を去る

・ナギ追跡を選択
ダンダラ峠へと急ぐゼンだが、一足遅く、ナギに摩羅鏡を奪われ逃げられてしまう。
苛立つゼンが里に戻ると、回復した楓の姿があった。ザジが道反茸を入手してきたのだ。
お前はサンではない、目障りだと楓を突き放し、その場を去るゼン。

※どちらを選んでも楓は助かりますが、この選択はエンディングに影響します。

「意固地な奴だ……。支えてやれ、楓。あれでは長く生きられん」
「ゼン……」
以後、楓もゼンと同じく、飛鳥忍者として活動する事になる
295忍道2 散華:2013/04/23(火) 22:41:25.53 ID:+P2Xbuyd0
その後、ゼンは大名の下に運ばれたという5枚目の天魔鏡を入手。
さらに、千軒町にある古い社にある銅鏡が怪しい光を放っているとの情報を得る。
6枚目の鏡、夜叉鏡に違いないとザジ。すでに噂を聞きつけた喪巣忍者が向かっているという

急ぎ、千軒町へ向かおうとするゼンだが、ザジはもうひとつ、伝える事があるという。
芳穣家から風天へ人質に出されていた咲夜という姫が、毛伸衆にさらわれたという。
かつて、シュウとゼンはお庭番として芳穣家に仕えており、咲夜姫とも旧知の仲であった。
今、芳穣では咲夜姫がいないと騒ぎになっている。どうやらシュウが姫をかどわかし、風天へと連れていったらしい。
そして毛伸衆が姫をさらい、芳穣へと連れ帰れば、芳穣は宇高多の地を攻める大義名分を得るだろう。
すべては戦火を絶やさぬためのシュウの策略。「天下乱れし時、八枚の天魔鏡揃いて、八翼の天魔降臨す」
シュウは八枚の天魔鏡を手中に収めるため、天下を乱そうと暗躍していたのだ。

毛伸衆から姫を救出すれば、穏便に連れ帰る方法はいくらでもあるとザジ。
しかし、それでは夜叉鏡は諦めなければならない……

※ここで咲夜姫救出に向かうか、夜叉鏡の入手へと向かうかの選択肢。
この選択もエンディングに影響します

・咲夜姫救出を選択
渦虫を倒し、咲夜姫を救出するゼン。
事情を知らない姫は、竹馬の友であったシュウとゼンが宇高多にいる事に安堵する
シュウの事は姫には伏せ、一旦飛鳥の里へと連れて行く。
鏡の方は楓が取りに向かったが、既にナギが持ち去ってしまったという。
謝る楓に対し「やめろ、お前には関係の無い事だ」と返す。

・夜叉鏡入手を選択
千軒町へと向かうと、今まさに薄羽が夜叉鏡を手に入れようとしていた。
薄羽を倒すが、その隙に現れたナギによって夜叉鏡は持ち去られていた。
「ご苦労だった、ゼン。お前のおかげで仕事が楽だ」「おのれ……!」
飛鳥の里へと戻るゼン。咲夜姫を救出してきた楓が心配そうにしているが、消えろと冷たく突き放す。
ザジはゼンに警告する。まるで夜叉のような顔だぞ、夜叉は人を食らうというが、お前は大丈夫か?と。

※どちらの場合でも、咲夜姫は宇高多の戦が落ち着くまで飛鳥の里で保護する事に。
296忍道2 散華:2013/04/23(火) 22:42:13.90 ID:+P2Xbuyd0
※ここまでで一条、風天、阿無璃他のうち、どれか一勢力は滅んでます。
 さらに残った勢力のうちどちらかが7枚目の鏡、荼枳尼鏡を所持している事が判明。
 どの勢力を倒すことになるのかはここまでの任務の受け方によって変動しますのでここでは割愛。

荼枳尼鏡を入手するゼンに向け、ナギがクナイを投げるが、はじき返したクナイはナギの肩に突き刺さる。
既に飛鳥忍者の名に恥じぬほど腕を上げていたゼンは、ついにナギを斬り、決着をつける。
「シズクとサンに涅槃で詫びろ、ナギ」「私は冥府魔道に堕ちる……。詫びたくても、詫びれぬわ」
ナギは語る、シュウの寵愛を一身に受けた姉のシズクが憎かった事。
ある任務に姉妹で挑んだ時、シズクの手を離し、死なせてしまった事。
シズクが死んで以来、シュウが変わってしまった事。
「あの方が変わってしまったのは私のせいだ……。私を恨め、ゼン……」
そう言い残すと、ナギは静かに息を引き取った。
「情念、風に舞い散る華葉の如し。せめて、清らかに散り候へ」

飛鳥の里に戻ると、楓から一枚の文を渡される
「お前たちの頭は喪巣忍軍があずかった。頭の命が惜しくば、子の刻までに
 火祭一人でダンダラ峠に天魔鏡を持って来い。他の者を寄こしたり、刻に遅れれば、
 頭の首と対面することになる」

「薄羽か……!」
楓はザジの命を受け八枚目の天魔鏡の在り処を探っており、留守の隙をつかれてしまったらしい。
最後の鏡、羅喉鏡は八天満宮にある。すでに多羅場忍軍を雇ったシュウが向かっているそうだ。
ザジへの恩義か、シュウへの復讐か……。ゼンは最後の選択を迫られる。

※千軒町で薄羽を倒していた場合、ザジを誘拐するのは毛伸衆になります。展開は喪巣忍者と一緒。
また、ここでの選択によってエンディングが確定します。以後、グッドエンドである「華二輪」ルートを書きます。

※ザジ救出を選択
ダンダラ峠、人質となったザジに薄羽が語りかける
「アンタ、やけにすんなり付いてきたやんか」
「なに 賭けてみたいことがあってな」
駆けつけたゼンが薄羽を倒す。礼を言うザジに対し、借りを返しに来ただけだと返す。
「ゼン、シュウを赦せとは言わぬ。だが何のために戦うのか、もう一度己の胸に問いかけよ」
まさか、そんな事を言うためにわざと敵の手に落ちたのか、と問うゼン。
ザジは、風に吹かれて転寝していたら不覚を取っただけだと返す。

飛鳥の里へと戻ると、楓がどこにもいない。代わりに一枚の文が残されていた
「短き間なれど、厚いご温情賜り、心から御礼申し上げ候。 楓」
楓はシュウを追ったのだ。ゼンは急ぎ、八天満宮へと駆ける。
「ゼン、もはや何も言わぬ。生きろ」
297忍道2 散華:2013/04/23(火) 22:44:04.87 ID:+P2Xbuyd0
「数は充分に揃った。シズクよ……我らの悲願、いよいよ叶う時がきたぞ」
天魔鏡を使い、八天満宮で何かを始めようとするシュウ。そこに楓が現れる。

「サンの現せ身か……。ゼンをそれほどまでに愛しておるか」
「愛……?よくわからない。でも、ゼンに笑ってほしい」
「それを愛と呼ぶのよ……。だが、貴様ではサンにはなれぬ。
 ゼンも辛かろう、わしが代わりに引導を渡してくれる」

楓を倒し、トドメを刺そうとするシュウ。そこへゼンが駆けつけ、楓を救う。
「ここまでだ、シュウ……。里の皆の仇……、サンの仇!討たせてもらう!!」
ゼンによって斬られるシュウだが、それは天魔鏡によって作られた現せ身であった。
「鏡を渡せ、ゼン!」
「シュウ……、なぜだ!お前は乱世に絶望し忍を捨てたはず」
「だからこそだゼン!名ばかりの帝や将軍、大名どもでは乱世を治める事はできん!
 誰かがより大きな力で支配しなければならないのだ!」
「だから大名どもを焚き付け戦を引き起こし、天魔鏡を集めたのか……!
 シズクが笑って赦すと思っているのか!!」
ゼンはシュウへと言い放つ。結局は忍の技で世を乱す事しかできない、地を這う影なのだと。
「ならば、その影が天魔となる様、その身に焼き付け果てるがいい……!
 貴様の血肉を贄とし、わしは……八翼の天魔となる!!」

死闘の末、ゼンはシュウを打ち破る。楓の名を呼び、彼女の身を案じるゼンを見て、倒れ伏すシュウが呟く。
「わしは、ただ、一人の女を愛しただけ。どこで道を誤ったのであろうな」
シュウはシズクを失い、変わった。姿形の似たナギが傍にいても、胸の隙間は埋められなかった。
「楓、か……。ゼンよ、お前は……」
その言葉の続きを述べぬまま、シュウは妖術によって自らの身を燃やす。
「恋情、風に舞い散る華葉の如し。友よ……。せめて、安らかに散り候へ」

その後、ゼンと楓は二人、飛鳥の里を旅立つ。寂しくなるな、とザジに語る咲夜姫。
「なに、いずれ二輪仲睦まじく咲き誇る様を見せてくれるでしょう。
 黒鷹は、そう信じておりまする」

グッドエンド「華二輪」終わり
298ゲーム好き名無しさん:2013/04/23(火) 22:45:46.55 ID:+P2Xbuyd0
今日はここまで。>>292で名前欄が抜けてました。
後日、他のエンディングについても軽く書きます。
299ゲーム好き名無しさん:2013/04/23(火) 22:57:02.53 ID:NkXaluwy0
未解決にあったSFC「イーハトーヴォ物語」を実機クリアしましたので、
近いうちに内容を書きたいと思います。

メモ書きの時点で文字数が8,000字以上な為、清書しなければ…
300ゲーム好き名無しさん:2013/04/24(水) 08:18:23.21 ID:ZhUWFAum0
宮沢賢治好きなもので、気になってたゲームだから期待
できればあまり削らず、詳しく長く読み応えがあったほうがうれしい
301忍道2 散華:2013/04/25(木) 12:57:30.49 ID:3WzetHg80
>>291-297の続きです
他のエンディングについて書いていきます

※ノーマルエンドについて
ゲーム途中の選択肢で、ところどころ復讐(天魔鏡入手)を優先する選択をしていた場合、
グッドエンドではなくノーマルエンド「華一輪」ルートになります。

途中の展開まではグッドエンドと同様ですが、シュウの現せ身によって斬られた楓が死亡。
シュウの現せ身を斬ったゼンに対しシュウが言い放つ。
「無駄だ、その「シュウ」も現せ身よ。そこの「サン」と同じくな……」
「サンだと……貴様はそれをサンと呼ぶのか!サンは死んだ!貴様が殺した!!」
「哀れだな……。どんなに愛していても、やはりサンの代わりにはなれぬか」
その後、ゼンに斬られ倒れたシュウは、
「わしとお前は同じだ。姿形が似た女がそばにいても、胸の隙間、埋められなんだ」と言い残し、自らの身を燃やす。
復讐を終えたゼンは一人、飛鳥の里を旅立つ
ゼンが哀れだと呟く咲夜姫に対し、ザジが答える
「荒れてひび割れた大地にも、恵みの雨は降りまする。
 あやつもいずれ、己が一輪咲きの徒花ではない事に気づくでしょう」

ノーマルエンド「華一輪」終わり

※ゲーム途中の選択肢で、全て復讐(天魔鏡入手)を優先し、
 誘拐されたザジを見捨てるとバッドエンド「現せ身」ルートになります

ついにザジへの恩義をも捨て、シュウのいる八天満宮へと向かうゼン。
復讐鬼と化したゼンはシュウの現せ身を一体、二体と斬り捨て、ついにシュウを倒す。
ただ一人の女を愛し、失い、そして変わってしまったゼンを見て自分を重ねるシュウ。
俺たちはどこで道を誤ったのか、と問うシュウだが、ゼンは貴様の戯言など聞きたくもないと一蹴。
「ゼンよ、お前は……俺のようには……」そこまで言い残し、シュウは自らの身を燃やす。
何もかもが終わった……。ゼンは残された天魔鏡を力なく見つめる。
「天魔の力か……ははは、ばかばかしい」
怪しく輝く天魔境。
「……サン、俺はお前に……会いたい」
ゆっくりと天魔鏡に近づいていく。

場面は飛鳥の里へと移る。ザジと楓が斬られ、倒れていた。
天魔鏡は紅く輝き続け、その前に立つ女にゼンが語りかける
「サン…!会いたかった……!俺は力を手に入れたんだ、もう死なせはしない。ずっといっしょだ……」
天魔鏡によって生み出された「サン」――楓の現せ身が、表情も変えずゼンを見つめ続けていた。

バッドエンド「現せ身」終わり
302忍道2 散華:2013/04/25(木) 12:59:02.12 ID:3WzetHg80
大名エンドについて
ゼンのエンディングの後、生き残った大名によって最後の場面が変わります

一条の太平
戦は収まり、再び平穏な日々を取り戻した宇高多。
これでようやくのんびりできると思った一条だが、家臣があわただしく何かの報せを運んでくる。
「まったく、今度はなんなのだ。……な、なんじゃとー!」
一条が落ちつける日々はまだまだ遠そうだ……

季判の新たな旅
宇高多を巡る争いは、阿無璃他教の勝利に終わった。喜ぶ信徒達だが、どうも季判の様子がおかしい。
なんと、季判はゼンに惚れてしまったらしく、突然ゼンを探す旅に出てしまう。
「き、季判様ー?我々はこれからどうすればーーーー!?」
慌てふためく信徒だけが残された……

風天の野望は続く
一条、阿無璃他を倒し、ついに宇高多の地を制した風天。
どんちゃん騒ぎで祝う部下達をよそに、一人、虚空をにらむ。
「国は獲った……。次は、天下だ!!」

補足 
一部、前作キャラが絡むサブイベントがありましたのでここで紹介。

赤目
今作では落ちぶれて山賊になっています。羅刹鏡をゼンに奪われた山賊がこの人。
終盤、ゼンに復讐しようとやってきた12人の赤目(兄弟)と戦うサブイベントもあり。

貞女
今作での阿無璃他教蜂起のきっかけとなった貞女の失踪ですが、実はシュウが絡んだわけでもなんでもなく、
ただ単にふらりと旅に出たくなっただけとの事。自分が暗殺された事になってて帰るに帰れなくなった。
「おなかが空いて熊鍋が食べたいから熊倒して」などの無茶な依頼をゼンに頼んだりしながら、
最後には阿無璃他教に自分の場所は無くなったと再び旅立つ。

ゴウ、キヌ
前作主人公コンビ。出稼ぎしながらあちこちで人助けをしているらしく、
探し出してお礼を渡してほしいという名も無き民の依頼でゼンが会いに行くことになる。
ゼンの事はザジから聞いていたらしく、「飛鳥を頼む」とだけ言うと再び出稼ぎの旅へ
303ゲーム好き名無しさん:2013/04/25(木) 13:03:41.82 ID:3WzetHg80
忍道2これで終わりですー。
304ゲーム好き名無しさん:2013/04/25(木) 20:18:55.76 ID:Bk6Pc0nK0
お疲れさまでした。
305ゲーム好き名無しさん:2013/04/26(金) 14:54:12.66 ID:E/N1O2A30
イーハトーヴォ物語のまとめ、完了しました。
長いので、何回かに分けて投下していきます。
306イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 14:56:21.64 ID:E/N1O2A30
・プロローグ

『宛のない旅を続けていた私が降りたのは、イートハーヴォという駅だった』

童謡から出てきたような名前を持つこの街が気になり、しばらく散策する事にした、旅人である"私"。
降りた駅にいた人から、「羅須地人(らすちじん)協会の宮沢賢治」の話を聞く。
「イーハトーヴォの誇り」とも評価される賢治に、会ってみようと思った。

早速、羅須地人協会に行き、賢治の事を先生と仰ぐ青年・ファゼーロに挨拶すると、
彼は「先生は出かけております」と教えてくれた。
協会内にいた別の人から「賢治先生が大切にしていた7冊の手帳が無くなった」という事を知り、
何故かその人の代わりに7冊の手帳を探すように頼まれる。
"私"が了承すると、何でも知っていると評判のほらぐま先生の所へ行くように指示された。
街の皆に慕われている宮沢賢治に興味を持った"私"は、イーハトーヴォを旅しながら手帳を探すことを決める。
307イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 14:57:51.00 ID:E/N1O2A30
・第一章 貝の火

ファゼーロにほらぐま先生が住む『貝の火の森』の場所を訊き、早速街の東にあるその森に踏み入れた。
森の中を歩くと小さな洞窟を見つける。中は質素な椅子と机が置かれており、その机の上に花瓶が一つ置かれていた。
途中で摘んできた鈴蘭を花瓶に生けてみると、鈴蘭が鈴に似た音を辺りに鳴り響かせる。
その音を聴き、鈴蘭が好きなほらぐま先生が姿を表した。
ほらぐま先生に手帳の事を訪ねると、「人の手帳の事など私は知らぬよ」と答えられる。
ウサギやリス達なら知っているであろうが、"私"が動物とは話ができないと伝えると、
ほらぐま先生は「諦めなさい」と突っぱねる。
それでも諦めない"私"に、今度は「みやげを持って出直してこい」と追い払う。
手ぶらでは教えてくれないようだ。

街に戻ってほらぐま先生へのみやげを探していると、それを聞いた詩人を目指す男から、
ほらぐま先生に渡してほしいと、一冊の詩集を渡してくる。
再び森へ行きほらぐま先生に詩集を渡すと、彼はそれを気に入ったらしく、『貝の火』と呼ばれる珠の事を教えてくれた。
その珠があれば動物と話せる筈だと、それを納めている祠の鍵を渡してくれる。
ほらぐま先生は貝の火の番人で、『その珠を持つ者は動物の大将』といわれ、尊敬されていたと語る。
しかし最近は持ち手にふさわしい者が現れない為、しばらく"私"に預ける事にしたようだ。

鍵で開けた祠の中には、一匹のキツネがいた。"私"と目が合ったキツネは、そそくさと外へと出て行ってしまう。
"私"は祠内にあった宝箱を開けてみると、炎が閉じこめた水晶の珠を見つける。
どうやら、これが貝の火らしい。
貝の火を手にいれてほらぐま先生の所へ戻ると、彼は珠の封印を解く。
そして"私"に先生は、以前の貝の火の持ち主であった、ウサギのホモイの事を語り始める。
308イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 15:03:08.96 ID:E/N1O2A30
 = = = = = =
優しく勇気のあるウサギであったホモイはある日、河で溺れていたヒバリの子を助けた。
それを聞いたヒバリの王は、ホモイが貝の火を持つにふさわしい者と思い、その珠を譲ったという。
ホモイは動物の大将という地位を手に入れたのだ。
その地位を心地よく感じるようになったホモイに、キツネは何かのおこぼれを狙って近づいてきた。
ホモイをおだてて調子づかせたキツネは、ついに正体を表して次々に悪さをするようになる。
キツネのいいなりとなってしまったホモイは、キツネが鳥達を捕まえた時にも怖くて何も言えなかった。
その鳥達の中にあのヒバリ達がいて、ホモイに助けを求めていたのに…

この一件からホモイの勇気は失われ、呼応する様に珠に小さな曇りができた。
その曇りに気付いたホモイの父は、ホモイにこの原因を訊いて彼を叱る。
そしてホモイの父は我が子であるホモイを連れ、キツネを追い払って鳥達を助けた。
しかし貝の火の輝きは、すでに失われていた。全ては遅かったのだと理解したホモイは泣いた。
突如、珠は砕けて一部の破片が目に入り、それが元でモイは失明してしまう。
 = = = = = =

今の貝の火は後々になってほらぐま先生が発見した物であり、再びホモイのような過ちが繰り返さぬよう、
珠を祠に置き、キツネに罰として見張りを命じたのだと昔話を締めくくる。
ほらぐま先生の家から出て動物達に話しかけると、確かに"私"は動物の言葉がわかるようになっていたが、
肝心となる賢治の手帳の行方について知っている動物はいなかった。
その代わり、リスが『ホモイの石碑に貝の火をかざすと、何かが起きますよ」と言うので、祠の近くにある石碑へ行く。
そしてリスの助言に従って珠をかざすと、幽霊となったホモイが出現したではないか。
自分がこのような姿になったのは、自分の驕りだとホモイは語り、"私"に気をつけるよう忠告する。
そして宮沢賢治の手帳はイーハトーヴォ中に散らばっているのだと教えてくれた。
「あなたが心正しい者であれば、自然と手帳はあなたの下へ集まってくるでしょう」と言い残し、ホモイの姿は消える。

"私"は貝の火を持って、とりあえずイーハトーヴォ市に戻る事にした。
309イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 15:05:48.28 ID:E/N1O2A30
>>308
一部修正

× 突如、珠は砕けて一部の破片が目に入り、それが元でモイは失明してしまう。
○ 突如、珠は砕けて一部の破片が目に入り、それが元でホモイは失明してしまう。

モイって誰だ。
310イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:12:08.26 ID:E/N1O2A30
・第二章 カイロ団長

イーハトーヴォ市内に一件だけ存在するホテルの一室で目覚めた"私"。
ホテルの近くにいた人が「ファゼーロがあなたを探していた」と言うので、ファゼーロの所へ。
ファゼーロは"私"に、賢治から「しばらく帰ってこれない」という手紙が来たと話す。
"私"に手帳捜索を依頼した人から、今度はアリの女王に会うよう言われた。
どうやら女王は手帳を持っているらしい。早速、教えられた場所『アリの花畑』へ向かう。

花畑の地下でウイスキーを製造しているアリ達の女王は、賢治の手帳は持っていないと"私"に答える。
「そういえばカイロ団長が、花畑で不思議な手帳を拾ったと言ってました」
トノサマガエルのカイロ団長は、アリ達が製造した酒を買ってくれるお得意さんで、
イーハトーヴォ市街に彼の店があると教えてくれる。
ちょうど本日が開店日であったカイロ団長の店に訪れると、彼はアマガエル相手のぼったくりバーを経営していた。
アマガエル達が大金を持ってない事を既に知っており、借金をカタにしてこき使うつもりだと団長自ら話す。
人間相手には商売をしないというカイロ団長に追い払われた"私"は、彼の事を調べる為に市役所へ行き、
所員のレオーノキューストの情報からカイロ団長がキノコアレルギーだと突き止める。
そして市内の農学校に生えていたサルノコシカケの情報を仕入れ採取。それを持って再びカイロ団長に会いに行く。

大きなサルノコシカケを突きつけられた団長は悲鳴を上げる。見てるだけでもじんましんができる程の酷いアレルギーのようだ。
"私"はキノコで彼を脅し、店にアマガエル達を解放するよう要求する。カイロ団長はしぶしぶ了承する。
ついでに手帳の事を尋ねると、「この手帳を拾ってからというもの、ロクな事がない」とぼやきながら手帳を渡してくる。
それは宮沢賢治の7冊の手帳の一冊、『クジャク印手帳』だった。

カイロ団長の店はその後、ひょんな事から評判を落としてつぶれてしまう。
"私"はカイロ団長が心を入れ替えて、カクテル作りの修行に出たという噂を耳にする。
311イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:13:24.49 ID:E/N1O2A30
・第三章 虔十(けんじゅう)公園林

ある日、猫の事務所から呼び出された"私"は、すぐに事務所に向かう。
"私"が手帳を探している噂を知った煤だらけの猫・かまネコは、「虔十という少年が手帳を持っている」との情報を教えてくれる。
ついでに少年が住む村の場所も聞き、すぐにその村へ赴く。

虔十の家を訪ねるが、少年は家にはいなかった。
家族や近所の人に少年の事を訊くと、『空き地で泣いている』との答えが返ってくる。
近所の子供からも「変な奴」や「泣き虫」と言われている虔十に話しかけても、確かに泣いてばかりで話が進まない。
何があったのか住民に尋ねまわると、どうやら親にねだって買ってもらった虔十の杉苗が、何者かに盗まれたらしい。
大切にしていた苗を盗まれ泣き続ける虔十と、彼を心配する家族に同情した"私"は、杉苗探しを手伝うと決めた。

目撃情報を求めて村人に尋ねまわると、虔十が杉苗を植えた傍にある畑の持ち主・ヘイジが、
事あるごとに虔十をいじめていたと知る。
さらにとある老婆から「夜中にヘイジが、滅多に入らない自分の畑を掘り返していた」との情報を得る。
ヘイジが怪しい。しかし隣人であるヘイジに、変な疑いを持ちたくないと虔十の家族。
唯一の目撃情報の内容では、ヘイジが苗を盗んだという決定打に欠けていた。
しかし"私"はついに、ヘイジが苗を畑の中に隠したという目撃情報を捜し当てた。
虔十が飼っていいる犬が、ヘイジが苗を埋めていた瞬間を見ていたのだ。

犬の案内でヘイジの畑に向かい、不自然に盛り上がった場所を掘ってみると、枯れてしまった杉苗を見つける。
それを持って"私"は、ヘイジの所へ行き杉苗を突きつけた。
彼は叫び声をあげ家から飛び出して行ってしまい、その後行方不明となる。
土中に埋められていたせいで杉苗が枯れていた事を知り、虔十の家族は落胆。
だが、樫の木に住む不思議な力を持つフクロウなら、この苗を復活させてくれるかもしれないと教えてくれる。
人間の大人を嫌うというフクロウに話しかけると、フクロウは"私"が動物と話せる事に驚く。
フクロウの気が変わらぬうちに、枯れた虔十の杉苗を見せ事情を話すと、フクロウは虔十の為に知恵を貸してくれるという。
その方法を虔十にだけ教えると言うので、少年をフクロウの所へ連れて行き、"私"は静かにその場から立ち去った。

それから7日後。
再び村を訪れると、そこにはまだ小さいながらも成長する杉達と、それを見て笑顔をこぼす虔十の姿があった。
少年は"私"にお礼の言葉を述べ、賢治の手帳『ゲリエフ手帳』を渡してくれる。

その後、杉達は小さいながらもまっすぐに育ち、やがて憩いの場として皆に愛された。
杉の並木は持ち主の名前から、『虔十公園林』と名づけられたという。
312イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:16:59.30 ID:E/N1O2A30
・第四章 土神とキツネ

春から夏に変わる時期であるにも関わらず、ここ数日の間に急に涼しくなったイーハトーヴォ市。
"私"が例によって猫の事務所に訪れると、かまネコが7冊の手帳に関する新たな情報を入手していた。
ある森に住むキツネが、どうやら賢治の手帳を所有しているらしい。今度はキツネが住む森『土神の森』を目指して歩き出す。

土神の森には、土神と人の言葉を話す樺の木とキツネが住んでいる。
キツネを見つけ、彼に賢治の行方を尋ねるが知らないと答えられる。いろいろと聞きたい事があったが、キツネは「おっと時間だ」と言って
森の奥へと行ってしまう。
キツネの後を追って行くと、彼はカモガヤしの生えた場所でウロウロしていた。こちらから話しかけても、考え事をしているらしく無視される。
次に土神に会おうと彼の住む祠に入るが、無断で入った事を咎められ、いきなり殴られて"私"は気絶。
気が付くと夜になった森の中にいた。

夜の森を歩いていると、樺の木とキツネが星について話し合っている所だった。
その話し合いに"私"は参加し、博学なキツネの話に耳を傾ける。『多くの本と研究室を所有する自宅に住む』と自称しているだけあって、
彼は興味を持たせる話し方が非常に上手であった。
「ドイツ人に注文したという望遠鏡が届いたら、皆で星を見ましょう」とキツネは約束する。
樺の木の話から察するに、キツネは他にも色々な物を所有しているらしい。
そして「こんな時間だ」と切り上げて、キツネは帰宅する。

キツネの家に向かい彼に話しかけるが、もう遅い時間だからと言われ、明日会う事にする。
再び樺の木の所へ行くと、今度は土神が木の傍にいた。
土神は、黒い土から育つのに植物が緑色な事、種がないのに生えてくるキノコの事等、
全てが分からないことばかりだと樺の木に話す。
そして"私"に気付くと「不届き者」とこちらに敵意を向けると、樺の木が「この人は悪い人ではありません」と庇ってくれた。
「キツネさんに訊いてみて下さい。この人が悪いかどうか…」
その樺の木の言葉に、土神は「キツネだと? あのうそつきか!」と怒り出す。
キツネは動物の分際で、本当の事を何も言わない卑怯で臆病な奴だと罵った後、土神は祠へ帰っていった。
土神を怒らせてしまった事に、樺の木は嘆く。
「土神さんは、怒ると怖いのです」
土神の祠へ入って彼に話しかける。ようやく"私"を悪い人間ではないと理解してくれた土神は、
いつの間にか樺の木に何とも言えない感情を寄せるようになっていると打ち明けた。
「この気持ちは何なのだろう?」
彼の自問自答に答えず、"私"は夜も更けた事もあり街へと戻る。
313イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:43:37.23 ID:E/N1O2A30
翌日。
"私"は、元気を無くした土神を励まそうと思い立ち、市役所で土神の好物を尋ねる。
彼がお供え物の饅頭が好きである事を知り、たまたま饅頭を作りすぎた人から一つ分けてもらい、土神の森へと歩を進めた。
土神に饅頭を渡すと、彼は「久しぶりの饅頭だ」と喜ぶ。気分が良くなったらしく、土神は樺の木に会いに行くと言って出かける。
気になった"私"が樺の木の所へ様子を見に行くと、キツネと樺の木が話し合っていた瞬間を土神が目撃していた所であった。
土神が見ている事を知らない二人は、会話も弾み楽しそうだ。樺の木は、キツネから本を借りる約束をする。
そしてキツネは"私"の姿に気付くと、「後で渡したい物があります」と家に帰る。
目の前の光景を見て茫然自失となっていた土神も、静かに祠へと帰っていく。
土神が心配になった"私"が行くと、彼は美学を理解できない自分に腹を立て博学なキツネに嫉妬していた。
「こうなったら、キツネを殺すしかない!」
獣の如きうなり声を上げ、嫉妬に刈られた神は走り出す。"私"は急いでその後を追う。

樺の木から『土神がキツネを追いかけていった』と聞き、キツネの家へ向かう。
しかし手遅れであった。家の前では、家主であるキツネがすでに息絶えていた。
土神を探してキツネの家の中へ入ると、そこは『多くの本と研究室』は存在しない、土壁でできた簡素な内装だった。
キツネが話した己の事は全て嘘であり、キツネが死んだ事で、彼の見せていた幻が消え去ったのだ。
土神はこの真実を知り、自分のように哀れな存在であるキツネの事や自分の犯した過ちを嘆く。
"私"は唯一の家具であるテーブルの上に、カモガヤで隠すように置かれた『ノート印の手帳』を発見した。
樺の木の前を通ると、キツネから借りた本がカモガヤの穂になった為、彼女はキツネの安否を"私"に尋ねる。

『自分の見栄えを良くしようとついた嘘により、まさか土神に殺されるとはキツネは思わなかったのだろう。
何もキツネだけではない。そして嘘をつく者はいつも、自分の嘘に苦しむものだ』と"私"は思い、森を後にした。
314イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:45:25.23 ID:E/N1O2A30
・第五章 グスコーブドリの伝記

すでに夏だというのに、夏とは思えない寒さが続くようになったある日の事。
羅須地人協会のファゼーロ宛に、久方ぶりの賢治の手紙が届いていた。
"私"は彼から、『賢治が火山局のグスコーブドリに会いに行く』のだと聞き、その火山局のある村へ行く。

村の住民が『火山局に詩人の客がきている』と話しているの聞き、早速局内に入ろうとするが、
部外者だとして守衛に止められてしまう。
どうやって局内に入ろうか悩んでいると、住民の世間話から農学校の先生・クーボー博士が局員と知り合いだとわかる。
早速イーハトーヴォ農学校へ赴きクーボー博士に事情を説明すると、すぐに紹介状を書いて"私"に渡してくれた。
火山局へ戻り守衛に紹介状を見せ、ようやく局内へ入る事ができた。
しかし賢治はすでに協会へ戻った後だと知る。

急いで協会に戻ると、またもや賢治は出かけた後で会えなかった。
しかし今度は"私"宛の賢治の手紙を受け取る。
読むと手紙には『手帳が7冊揃ったら、羅須地人協会へ来てほしい』と書かれていた。
そして最後に、「グスコーブドリの力になってあげてください」の言葉で締めくくられている。

若くして局長を務めるグスコーブドリは、この気温だと15年前のように食糧不足で多数の死者と孤児が出ると説明する。
彼は農学校のクーボー博士と話し合い、「空気中の炭酸ガスを増やせば気温が上がる」事は分かっているのだと確認。
しかし問題は、その方法が思いつかないのだと言う。
グスコーブドリは『火山を人工的に爆発させ、炭酸ガスを発生させる』と提案する。
しかしクーボー博士も一度はその案を考えたが、一人が火口に残らなければならないとして、この案を却下していた。
火砕流に巻き込まれれば生きて帰れないこの方法、火山局の局員であるグスコーブドリが名乗りを上げる。
それは、15年前の飢饉で親に死なれ苦労した彼とその妹・ネリがした苦しみを、誰にもさせたくないとの思いからだった。
クーボー博士はそれを聞き、その案を採用。安全になる方法を考えると言う。
"私"はグスコーブドリの助手として火山のある島へ同行する事になった。

出発の日。ネリに見送られ、火山のある島へと行く予定の船に乗り込む。
火口へ向かいそこへ爆弾を仕掛けるが、やはり誰かが残る必要があった。
話し合いの末、グスコーブドリが残る事になり、"私"達は一度島から離れ火山局のある村へと帰る。
爆発の煙が上がったら、彼を迎えに行く手筈になっていた。
船に兄の姿が見当たらないネリは、クーボー博士に兄はどこに居るのか訊く。そして火山に残った事を知り動揺する。
そんなネリに先生は、「心配しなくてもいいぞ」と答える。実は爆薬の量を少な目にしていたと明かす。
火山の爆発は起きず失敗するかもしれないが、グスコーブドリの命に代えられないとの判断だった。

皆が火山を見つめ、爆破予定時間となる。
火山は轟音を上げ、クーボー博士の予想以上の爆発を起こした。
「私らが島を離れた後で、爆薬を増やしたのか!?」
泣き崩れるネリ。あの爆発ではとても助からないとクーボー博士。
噴火で生じたガスが、イーハトーヴォを覆う。
グスコーブドリは自らの命と引き替えに、人々を救ったのだ。

数日後。ホテルに泊まる"私"の所へ、ネリがやってきた。
兄の遺品を整理中に見つけた賢治の手帳を差し上げると言い、"私"は彼女から『御大典(おんたいてん)記念手帳』を受け取る。

あの爆発以来、気温は日毎に上昇し、平穏な日々が取り戻された。
その年の秋、市は例年以上の豊作に恵まれたという。
315イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 16:46:38.93 ID:E/N1O2A30
今回はここまでにします。

そして>>312に、再び訂正箇所があります。

× 彼はカモガヤしの生えた場所
○ 彼はカモガヤの生えた場所

きちんとチェックしているつもりなのに…
316イーハトーヴォ物語:2013/04/26(金) 17:11:20.14 ID:E/N1O2A30
さらに修正箇所がありました。
申し訳ございません…

>>313
× 嫉妬に刈られた神
○ 嫉妬に駆られた神

>>314
× そんなネリに先生は、「心配しなくてもいいぞ」と答える。
○ そんなネリに博士は、「心配しなくてもいいぞ」と答える。
317ゲーム好き名無しさん:2013/04/27(土) 06:50:00.12 ID:Y0JOk8F3O
>>228
ドワーフは落盤事故で亡くなった人、エルフは魔法実験のようなものの事故で亡くなった人かな

ドラクエ10は1人でも遊べるバランスのオンゲとしては凄いのだけど
凄すぎてオンの意味があまりないっていうのがねー
パーティー組むのも他人じゃなくサポでいいやってなってしまう
318機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記012:2013/04/28(日) 17:53:55.15 ID:CBo1YzF20
フォーミュラー戦記0122やるよ
お話の内容としてはF90の後日談というかF91の前日談というか
F90後のオールズモビルズと影で暗躍するクロスボーン・バンガードのお話
一応、正史です、Gジェネ出ないけど
319ドラゴンクエストX:2013/04/28(日) 22:00:14.60 ID:qxWUpGOY0
>>317
確かに強ボス以外はサポでいけるしね。
いやまあ、自分みたいにこれがMMO初めてって人にはうれしいんだが。

あんまり詳しくやりすぎるとアレなので、メインのストーリーだけざっと載せます。


最初の村で一人前の証をもらって旅立ったあと、
よっぽどひねくれたプレイをしない限りは以下の町のどれかでクエストをクリアし
最初のキーエンブレムをもらいます。

グレン:オーガ達の国。プレイヤーが最も多く集まる町でもある。
    王様ご乱心のため、賢者のアドバイス通り聖なる雫を飲ませます。
    オーレンの部下たちが地味に可愛い。
ジュレット:ウェディ達の町。ウェディは猫嫌いが多いらしい。
      遺跡の調査を手伝う最中、猫達が町の近くをうろつく原因を発見してしまう。
      薄幸の少女とツンデレ剣士に萌えるクエ。あとモミャーさんゴロゴロさせてください。
オルフェア:プクリポ達の町。お菓子みたいでかわいい。
      シスコンな団長に振り回される話、あるいはアルウェ王妃ちゃん様伝説プロローグ。
      ……え、警部はあれでいいのかって? それはまた別のお話。
アズラン:エルフ達の町。マイナスイオンが満ち溢れている。
     ツンデレお嬢様を助けたり助けられたりしながら風乗りの儀式を成功させる。
     カムシカに乗ってみたいわー。乗せてくれないかなーチラッチラッ。
ガタラ:ドワーフ達の町。領主が死んで以降は自由の町になった。
    名所(?)ガラクタ城の城主と怪盗ポイックリンの親子喧嘩に巻き込まれる。
    クリアすると、熨斗つけて返したい称号が一緒にもらえるw

キーエンブレムを1個取ってから列車に乗ると、賢者ホーローがふらっと現れる。
「お前さん、生き返リストじゃな?」
しかも、元はエテーネの民であることまでもお見通しだった。なら何故名前を聞いたし。
キーエンブレムを6個集めるように言い残し、ホーローは駅の名物を買いに立ち去った。
320ドラゴンクエストX:2013/04/28(日) 22:00:49.71 ID:qxWUpGOY0
下の5つの国の駅は、デフォでは使えません。
エンブレム取得以降は列車で行けるようになります。

ガートランド:オーガ達の国。グレンと戦争になりかけてた。
       強い戦士達が次々と行方不明になる謎の事件が多発している。
       とりあえず、あの兵士長と女賢者は誰か何とかしろ。おかしいだろw
ヴェリナード:ウェディ達の国。代々女王が国を治めるのがならわし。
       多感なお年頃の王子様の手助けをすることになる、ウェディらしいストーリー。
       占い師よりも空気が読める犬が一番の功労者。
メギストリス:プクリポ達の国。王妃が人気投票3位になった理由の大半がここのストーリーだと思われる。
       アルウェ王妃の魔法のノートを探したり、魔族の企みを阻止したりする。
       頼むから、願い事の書き込みは計画的に。なんだよあの1つ目の願い事。
カミハルムイ:エルフ達の国。エリアが南北に分かれていて地味にうっとうしい。
       王様の思い出をたどり、遷都に至った真相を探っていく。
       幼年時代と顔が変わりすぎてやしませんか、王様。
ドルワーム:ドワーフ達の国。旧時代の遺跡をそのまま使用している。
      深刻なエネルギー問題をどうにかしたら別の理由で危機になる、クライシスなストーリー。
      きれいなチャゴス王子関連のムービーをちゃんと見てれば序盤でオチの1つが見える。


とりあえずこんな感じ。
是非プレイして「そうじゃねーだろw」と突っ込んで下さい。(別にウソ書いてるわけではありません)
ソーミャは俺の嫁だということ以外は異論を認めます。
321機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122:2013/04/29(月) 03:48:02.77 ID:kCJx9Qwt0
●プロローグ
オールズモビルは前年の宇宙世紀0121年に火星で滅亡したはずであったが
(F90のストーリー)
なんと地球圏に残党が残っていた、この残党を殲滅するため
地球連邦は討伐軍を結成、主人公部隊はこの討伐軍と合流して
F90の引渡しを行うため航行中にオールズモビルの執拗な追撃を受ける

●ACT.1 始動 F90
主人公部隊は追撃を受けながらもなんとか持ちこたえていた
主人公のジェガンは先の戦闘でのダメージが深いため次の出撃はお預け
そこに「敵機襲来、迎撃せよ!」との艦内放送が!指をくわえて見ているしかない主人公…
しかし仲間のジェガンが一機撃墜されてしまい「ちくしょう!俺はパイロットだ!」
居ても立ってもいられない主人公は引き渡すためのF90で出撃してしまう
そして敵を退ける、「もう俺のMSが無いなんて言わせないぞ!」
322ゲーム好き名無しさん:2013/04/29(月) 12:00:47.66 ID:yhXwRuhA0
イーハトーヴォ乙です
グスコーブドリはやっぱそうなるのね……(´;ω;)
323ゲーム好き名無しさん:2013/04/29(月) 13:45:46.55 ID:LPJFqaEB0
イーハトーヴォ物語の続きを投下していきます。

長い為規制の関係上、再び何回かに分けていきます。
324イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:46:35.31 ID:LPJFqaEB0
・第六章 オツベルと象

夏が過ぎ、イーハトーヴォ市に秋の気配が感じられるようになった頃。
猫の事務所から、手帳収集が趣味だというイーハトーヴォ一番の富豪・オツベルの話を聞く。
賢治の手帳を持っているのかもしれないと思い、西の森の中にあるオツベル邸へと訪れる。

使用人をこき使い金儲けをするオツベル邸で、森に住む一匹の白い象が使用人の働く様子を観察していた。
話しかけると「皆が働くのを見るのは楽しいな」と白象は答える。
どうやら白象は働く様子を見るのが楽しいらしい。
屋敷に入りオツベルと話をすると、彼から一方的に「市役所にいる人に、何か金儲けの話はないか訊いてこい」と命令される。
市役所へ行きレオーノキューストに一応は尋ねてみるが、当然うまい話は転がってはいなかった。
オツベルの所へ戻ると、彼はすでに別の儲け話を見つけていた。あの白象を言いくるめて、彼の仕事を手伝わせたという。
「楽しそうに働く象を見て、これは使える! と思ったね」
人の何倍もの力を持つ象を見て、大量の荷物を運ばせて金を稼ぐつもりらしい。

「ところで君に、頼みがある」
彼は"私"に、『ブリキの時計を探してこい』と命じてくる。
そのしつこさに折れた"私"は、イーハトーヴォ市に戻り市役所に相談してみた。
すると心を入れ替え店を再開したカイロ団長が所持しているとの情報を教えてくれる。
早速カイロ団長の店に行き交渉する。気味が悪いぐらいに改心した団長は「ガラクタでよければ」と譲ってくれた。
オツベルに時計を渡すと、彼は『時計に100Kgの鎖を取り付け、象へプレゼントする』と言う。
象を逃がさない為の拘束具にするつもりなのだ。
「これで象はずっと俺のものだ」
そして今度は『象が履けるような大きな靴を探してこい』と命じてくる。こちらに拒否権はなかった。
さすがにそこまでの大きな靴の所在は市役所でもわからないが、手先の器用なファゼーロなら作れるかもしれないと話す。
ファゼーロに頼み込む。翌日、彼は張子の赤い大きな靴を完成させて"私"にくれたので、靴をオツベルに渡す。
彼は『靴に分銅(重り)を付け、それを象に履かせる』のだと高笑いをした。
325イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:48:26.00 ID:LPJFqaEB0
幾日か過ぎたある夜、象の様子が気になった"私"はこっそりとオツベル邸の小屋へ忍び込む。
あの明るい性格の白象は衰弱し、「苦しいです、もうさよならです」と泣きながら呟いていた。
白象は最初こそオツベルの思惑を知らず、働くことを楽しんではいた。
しかし、プレゼントと称された拘束具を身につけさせられ、段々と食料は減らされ過酷な労働を強いられた。
さすがの象でも、この過酷な労働に精神的にも肉体的にも限界が来ていたのだ。
「西の森に、仲間がいます。どうか、仲間にこの事を伝えてください」

「助けて」と白象に助けを求められた"私"は、西の森の奥へと進み、そこにいた象達に子細を伝える。
"私"の話を聞いた象達は衝撃を受け、白象救出の為にオツベル邸へ轟音を上げて突撃していく。
急いでその後を追う"私"だったが、辿り着いた頃にはすでに立派だった邸宅は瓦礫と化していた。
何とか逃げ延びた使用人の話から、オツベルは瓦礫の下に埋まったらしいとわかる。
恐らくオツベルは生きていないだろう。
リーダー格の黒い象に促されて瓦礫の中を調べると、散らばった手帳やノートに紛れて、賢治の手帳『兄妹像手帳』を発見する。

象達は森へ帰り、その後、二度と人間の前に現れる事は無かった。
326イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:50:46.68 ID:LPJFqaEB0
・第七章 セロ弾きのゴーシュ

季節は秋になり、名物行事である『音楽祭』の日が近づいてきたイーハトーヴォ市。
音楽祭の常連である金星楽団のメンバーの一人、セロ担当者のゴーシュが賢治の手帳を所有している情報を耳にする。
近頃のセロ演奏の評判がよくないゴーシュに会おうと、"私"は、彼が住む村はずれの水車小屋に行ってみた。

水車小屋にゴーシュの姿は無く、猫が留守番を務めていた。
猫に話を聞くと、以前のゴーシュは動物達と演奏の練習をしていたが、仲間のカッコウが喉の病気になって以来、
他の動物達が練習に参加しなくなったという。
それをきっかけにゴーシュはセロ演奏の練習を怠るようになり、その腕前は落ちてしまったらしい。
「カッコウさえ元気になればなあ」

カッコウを元気にさせようと考え、"私"は一度街へ戻り、喉を治す薬を探す。
猫の事務所に相談した所、オキナグサから喉に効く薬を作り出せると教えてくれた。
村の川岸にオキナグサが生えていた事を思い出し、それを採取する。
そして薬草を探している老人にオキナグサを渡すと、老人はすぐに薬を作り、お礼として一つをくれた。
早速カッコウに薬をあげると、それを飲んだカッコウの喉はたちどころに回復し、"私"にお礼を述べる。
カッコウが治った事をゴーシュに伝えようと楽団の所へ向かうが、その日の楽団の活動は終了し、帰った後だった。
水車小屋に行くと、ゴーシュはカッコウ達と共に練習を再開していた。
327イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:52:53.89 ID:LPJFqaEB0
そして街の施設を貸し切って行われる、年に一度の音楽祭の当日。
今年の優勝者となったのは、その優勝が危ぶまれていた金星楽団だった。
「セロのゴーシュはすごかった」との評価を聞いた"私"が会場に入ると、丁度アンコールとしてゴーシュがソロ演奏を始める。
生半可な技術では演奏できないセロの独奏曲を、練習のかいあってゴーシュは見事に弾ききる。
皆がゴーシュのセロ奏者としての腕前を認めた瞬間であった。

音楽祭の翌日。祭りの後に訪れる物寂しさに包まれたイーハトーヴォ市内を散策すると、
市民の背かん話から、ゴーシュの行方が分からなくなっている事を知る
らすちじん教会に挨拶をしに行くとファゼーロが、先ほどゴーシュがここに来たと話す。
『水車小屋まで来てほしい』というゴーシュの伝言を聞いた"私"が水車小屋へ行くと、ゴーシュの姿はなかった。
留守番をしていた猫が「ゴーシュ先生から、手紙を預かってます」と手紙を渡してきた。
ゴーシュからの手紙を読むと、彼が旅に出る事、そしてこの水車小屋を"私"に譲るという事が書かれていた。
残されていた箱の中をのぞき込むと、たくさんのガラクタの中に混ざった、賢治の手帳である『布製手帳』を発見する。

セロを相棒に旅に出たゴーシュの行先は、誰も知らない。
328イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 13:58:54.90 ID:LPJFqaEB0
・第八章 雪渡り

街が冬の彩りに変わりつつあるとある日。
市から離れた山の中にある村はすでに雪が降り、その景色が美しいと勧められて、"私"は雪渡りの村へ観光に行った。
ファゼーロが言うには以前、雪渡り村に賢治と共に訪れた事があると知ったからだ。
銀世界となっている村で、キツネと仲良しだという兄妹・シロウとカン子に会う。
大人は『キツネは人を騙す』と嫌っている。現に、昼間からキツネに化かされて、馬糞を饅頭だと思い食べている男がいた。
しかし兄妹がいうには、キツネ村にいるキツネ達は嘘をつかず、子供には友好的らしい。
賢治に関する手がかりは見つからなかったので、イーハトーヴォ市へと帰る。

翌朝、目を覚ました"私"は、猫の事務所に向かう事にした。
音楽祭の日から数日間、かま猫が病気で無断欠席をしてしまったが、その間に誰かが彼に関するでたらめの噂を流した為、
事務所の猫達がかま猫をいじめていた事が気がかりだったのだ。
猫の事務所に入ると、件のかま猫は涙を流して泣き続けていた。周りの猫達は押し黙り、彼を無視し続けている。
これからの事務所はどうなるのか。"私"には何もしてやれず、事務所を後にした。
たまたま訪れた市役所で、ある噂を聞いた"私"は再び村へと訪れようと決める。
今度の目的は観光ではなく、雪渡りの村のどこかにあるというキツネ村への道を見つける為だ。
329イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:02:40.18 ID:LPJFqaEB0
村人に訊いて回ると、噂で聞いたキツネ村への道は、キツネのコンザブローに気に入られた子供だけが通れるのだと判明する。
コンザブローを見つけ交渉するが、やはり"私"が大人である事を理由に断られてしまう。
諦めて帰ろうとする途中で、雪の下に仕掛けられていた罠に掛かっている一匹の子ギツネを見つけた。
前日にキツネに化かされたあの男が、キツネへの仕返しとしてここに罠を仕掛けていたのだ。
子ギツネが罠にかかってしまった事を"私"の話から知り、シロウとカン子が助けに向かう。
実はシロウ、罠の外し方を知っていたのだ。
助けられた子ギツネは3人にお礼を言うと、「キツネ村で待ってます」と走り去った。
その話を知ったコンザブローは、仲間を助けてくれた礼として、キツネ村で催される幻燈会に兄妹と"私"を特別に招待してくれるようだ。

翌日の夕方、コンザブローに案内されキツネ村へと足を踏み入れる。
"私"は、先に村へ来ていたシロウとカン子とキツネ村で合流し、キツネ達と一緒に幻燈会を楽しんだ。
会の最後にキツネ達は"私"に、この村特製だという饅頭を差し出す。
勇気を出してその饅頭を食べてみると、それはとてもうまい本物の饅頭だった。
コンザブローは、キツネ達に嫌疑を持たずに接してくれる人間と会えた事に喜びを感じたようだ。
『これからの子ギツネ達は嘘をつかず、人間が持つキツネの悪評を払拭させていくだろう』と希望を述べる。
コンサブローは「人間のものは人間へお返ししましょう」と言い、"私"へ誰かが忘れていった手帳を渡す。
それは探していた賢治の最後の手帳、『雨ニモマケズ手帳』だった。

白い雪を踏みしめ帰路へ着く"私"は、人間と動物が仲良く暮らせる日が来る事を願う。
330イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:17:06.62 ID:LPJFqaEB0
・最終章 銀河鉄道の夜

イーハトーヴォ市の厳しい冬を前に、一部の住民は冬の間だけ暖かい場所へ移動する為、街は少し寂しくなる。
カイロ団長は冬眠する為に店を休業。猫の事務所は、いじめにより職場がギクシャクしている事を知った上層部からの命令により解散。
冷たい風が吹き始める中、7冊の賢治の手帳を携え"私"が羅須地人協会へ訪れると、賢治から"私"宛の手紙が届いたとファゼーロが言う。
手紙には、「以下の場所へお越しください」と地図が同封されていた。
賢治に合え、そして直接この7冊の手帳を渡せる。そう思った"私"はそこへ行こうと決めた。
ただ、場所を記された地図を見た人の言葉が気がかりだ。
「こんなところにゃ、街も村もないはずだがなあ」

地図に記されていた場所は森の中で、確かに石のオブジェ以外は何も見あたらない。
オブジェを調べてみると、このオブジェの説明が書かれていた。
それは後生車と呼ばれ、石の車輪を回しながら祈れば願いが叶うらしい。
しかしその後生車には、肝心な車輪が備わっていない。
辺りを探しても車輪だけでなく賢治の姿も見当たらない為、後生車の事を調べようと一度街へ引き返す。

後生車に関する情報を探していると、以前に知り合いとなったクーボー博士から、銀河鉄道の話を教えてくれた。
銀河鉄道は片道通行の乗り物で、それに乗って旅した人が帰ってきた記録が残っていないという。
そして『幻想第三次』(この世界の事)からは乗り込めない事。
なぜなら銀河鉄道は、別の世界である『幻想第四次』の銀河を駆け巡っているからだ。
『幻想第四次』にいる者は、幻想第三次で死んだ者。
博士が調べた古い文献によれば、生きている者が『幻想第四次』に行く為には、どこかにある後生車の車輪を回せば行けるらしい。
後生車に関する謎が解けたが、車輪が無ければ意味がない。クーボー博士はさすがに車輪の在処までは知らなかった。
331イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:19:43.55 ID:LPJFqaEB0
手先の器用なファゼーロなら、後生車の車輪を作成できるのでは?
そう考えた"私"はファゼーロに石の車輪の作成を依頼してみる。
しかしファゼーロが石等の彫刻は苦手だと分かり、新たに車輪を作る案を諦めた。
後生車に関する民話を調べれば、何か手がかりが見つかるかもしれない。
市役所に赴き、民話を知ってる人物がいないかレオーノキューストに訊いてみると、
詩人になった男(第1章参考)なら民話に詳しいとの答えが返ってくる。
早速男の家に行き後生車の話を聞くが、実は地図の場所にある後生車の車輪をこの男が持って行っていた事が判明。
事情を話し、その車輪を譲ってもらう。
後生車の所へ戻って車輪を取り付け、『幻想第四次』への道が開けるよう念じながら車輪を回す。
気が付くと、"私"は銀河の中にあるような、見知らぬ暗い街の中に立っていた。

目の前にあったホテルに入ると、一階の部屋で何故かゴーシュがセロを演奏していた。
ゴーシュ曰く、"私"は賢治よりも先にここに来てしまったらしい。
どうしてゴーシュがここにいるか不明のまま、とりあえず時間を潰す為に街の中を探索する事にする。
ウサギのホモイ。富豪だったオツベル。土神の森にいたキツネ。若き火山局長のグスコーブドリ。
"私"と別れた後に、流行病で亡くなっていた虔十とヘイジ…。
故人となった人々と再会してながら街を廻りホテルへ戻ると、ゴーシュからホテルの二階に上がるよう促される。
「賢治さんが上の部屋で君を待ってるよ」
二階の一室に、"私"が探していた人物・宮沢賢治が佇んでいた。
賢治に7冊の手帳を渡すと、彼は手帳を集めた"私"の苦労をねぎらう。
"私"がこの不思議な場所の事を尋ねると彼は、ここは"私"が知らない世界の間にあるのだと説明する。
そして彼を含めて、ここにいる人達は銀河鉄道に乗り、自分の行くべき所へ向かう人達だという。
「それでは行きましょう」
332イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:28:40.14 ID:LPJFqaEB0
賢治に連れられて、銀河鉄道の駅へと向かう。
改札口に着くと、賢治は7冊の手帳を駅員に見せて進む。
どうやらあの7冊の手帳が切符替わりのようだ。
駅員に切符を見せるよう求めらた"私"は、慌てて自分の懐の中を探す。
すると、いつの間にか不思議な形をした切符が、"私"の懐から出てきた。その切符を見せて先へと進む。
暗闇の中に浮かぶ青い火を頼りに歩いていくと、その先には翡翠色をしたSL機関車・銀河鉄道の汽車が停止していた。
賢治はこの汽車に乗り、ある人物に会いに行くつもりらしい。
「最後に、訊ねておきたい事があります」
彼は"私"に3つの質問をなげかける。

「貴方には、会いたくても、会えない人がいますか?」
「貴方には、未知なる世界を旅したいという気持ちがおありですか?」

そして最後に。

「もし貴方がよろしければ、これから銀河鉄道に乗って、一緒に旅をしませんか?」
333イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:36:22.78 ID:LPJFqaEB0
(宮澤賢治からの最後の申し出に対して、何と答えたかで2種類のエンディングのどちらかになります)


<最後の申し出に対して「いいえ」と答える:宮澤賢治を見送る>

この汽車に乗れば、二度と戻ってこれないかもしれない。
彼の申し出を断った"私"は、ここで彼と別れる事にした。
賢治は寂しそうだったが、手帳を集めてくれた"私"に再びお礼を述べ、そして汽車へと乗り込む。
見送る"私"をホームに残して汽車は走り出し、銀河の中を目指して車体が宙を浮き、やがて汽笛の音だけを残して見えなくなった。


<最後の申し出に対して「はい」と答える:宮澤賢治と共に銀河鉄道の旅に出る>

"私"が申し出を快く受けると、「さあ、行きましょう」と彼と一緒に汽車へ乗り込む。
汽車の中には、すでに故人達が乗車していた。
別の所へ行ける事に喜びを感じる者。知らない行き先に戸惑う者。
『水筒もスケッチブックも忘れた』と話す少年達。
ヘイジの姿が見えない。彼はあの街を気に入った為この汽車に乗らないとの話を、別の乗客から聞く。
ホモイが言うには、賢治が持つ手帳と"私"が持つ特別な切符は、『幻想第四次』の好きな場所へ行けるらしい。
「銀河鉄道の果てに、何があるのか…。一緒に旅をして、確かめてみましょう」と賢治は言う。
皆を乗せた銀河鉄道の汽車は汽笛を上げ、星の瞬く夜空へと走り出す。
"私"が窓の外を眺めると、銀河がゆっくりと近づいてくるのが見えた。
334イーハトーヴォ物語:2013/04/29(月) 14:40:18.13 ID:LPJFqaEB0
文章が所々おかしな部分もありますが、以上でイーハトーヴォ物語は終了です。
お付き合いのほど、有難う御座います。
335ゲーム好き名無しさん:2013/04/29(月) 20:58:31.57 ID:LPJFqaEB0
すみません、見直してみたら再び修正箇所がありました。
最後までグダグダですみませんでした。

>>307
× 炎が閉じこめた水晶の珠を見つける。
○ 炎を閉じ込めた水晶の珠を見つける。

>>327
× 市民の背かん話から
○ 市民の世間話から
336ゲーム好き名無しさん:2013/04/30(火) 11:57:25.24 ID:+vszCYQA0
乙でしたー
オツベルに虐待されてたぞうさんは仲間に助けられて逃げ出せたの?
それともやっぱりさよならです?
もしくはそのへんは詳しい描写なし?
337機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122:2013/04/30(火) 17:23:06.43 ID:iS6gIRl20
●ACT.2 ラグンランジュ・ポイント
艦長から討伐軍へ合流するまでの間、F90のパイロットに任命された主人公
「ジェガンとは比べ物にならないぜ、特に機動性はダンチ!」
そんな主人公部隊を付けねらうオールズモビルの新たなる刺客!
その名も シャルル・ロウチェスター率いるシャルル艦隊
「ガンダムか、少しは骨のあるやつらかな」
シャルル艦隊の罠にかかり隕石群に仕掛けられた爆弾に巻き込まれる主人公部隊
そこへ敵MS部隊もやってきててんやわんや!
しかしみんなの奮戦によりシャルル艦隊を退けたぞ!
「次に会うときはこうはいかんぞ!全艦退け!」
338ゲーム好き名無しさん:2013/04/30(火) 20:29:48.37 ID:eh50eVPT0
>>336
言われて書き忘れてたのに気が付きました。

白い象は無事救出されてます。
339ゲーム好き名無しさん:2013/05/01(水) 19:00:28.96 ID:/31pu+qb0
GJ
その部分の章読んでて
どかーん もうおこったぞう
のAA思い出した
340ゲーム好き名無しさん:2013/05/02(木) 09:09:29.22 ID:NBZB4okF0
DSのワールド・デストラクションかラグナロクオンラインDSお願いしまっす
341ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:14:25.96 ID:amDFPV4E0
放置されてるのでダリヤの他の仲間のED。
……え、真エンド? 何のこと?


カタリナED

カタリナ
「はぁ……はぁ…………

 た、倒したの……?
 私たちが……?

 ……でも、フォルドゥンって、
 ダリヤちゃんの
 お父さんだったんだね……

 どうして……

 いや、ダリヤちゃんにも、
 いろいろあるんだよね……」

ダリヤ
「……。」

カタリナ
「……それにしても、
 本当にあんな額の賞金が
 もらえるのかな?

 もらえたら、
 もし、ちゃんともらえたらね……

 あたしはみんなのために使おうと思う。

 みんなって言っても限界はあるから、
 一番、人のためになるような、ね。

 親に捨てられた子供たちを集めて、
 ちゃんとした生活をさせて、
 ちゃんとしたことを教えるの。

 そうしたらたぶん、
 男の子は他の人のものを奪わない、
 女の子も自分の身体を売ったりしない、
 そんな人になれるんじゃないかな。
342ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:15:21.12 ID:amDFPV4E0
 もちろんさ、
 そんな上手くばっかりは
 いかないと思うけど、

 それでもあたしは――

 あたしはそうしたい。
 その意志が、
 あたしの生命そのものだから。」


ダリヤ
「……。」

カタリナ
「え……何?
 手を……?

 あ、字を書く……?
 うん、どうしたの?

 …………。

 …………。

 え、ウソ……?

 ダリヤちゃんも、あたしと一緒に……?」

ダリヤ
(nod)

カタリナ
「……ああ、神様!

 なんて言ったらいいのかな……
 なんかもう、言葉に詰まっちゃって……

 ……ありがとう。
343ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:16:37.24 ID:amDFPV4E0
 ダリヤちゃんがいてくれれば、
 なんでもうまくいくような気がする。

 最初に助けてもらった時から
 そうだけど――

 あたしはダリヤちゃんを信じてるから。

 たとえ何があっても、
 あたしは自分の命を、
 ダリヤちゃんに預けられる。

 たとえダリヤに殺されたとしても、
 あたしはダリヤちゃんを恨まない。
 それはきっと、間違ってないから。

 ……。

 って、何言ってるんだろうね、あたし。

 でもそういう気持ちなんだってこと、
 伝えたかったから。ね?

 ……さて、と!

 それなら、これからが本番だから!
 気を引き締めないとね!

 これからもよろしくね、ダリヤちゃん!」
344ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:18:54.84 ID:amDFPV4E0
エイブラハムED

エイブラハム
「倒したか。

 やはり生体兵器の
 生みの親だけあって、
 生命力は凄まじいものがあったな。」

ダリヤ
「……。」

エイブラハム
「しかし、この男を倒すことが、
 私の考える罪の浄化ではない。

 この辺りにあるはずだが……

 ところで、どうして君は、
 自分の父親を手にかけたのか……?」

ダリヤ
「……。」

エイブラハム
「……いや、すまない。
 たとえ君に声があろうとも、
 答えられたものではないな。

 ……ああ、これだ。

 これが、
 私の求める真理というべきもの。

 これが何だか分かるかね、ダリヤ君?

 統一政府が多額の賞金をかけてでも
 求めてやまなかったもの――

 たった1発の弾頭で、
 地上の3分の1の生物を消去する、
 歴史上最高の威力を持つ
 ミサイルの発射スイッチだ。」

ダリヤ
「!」
345ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:19:33.18 ID:amDFPV4E0
エイブラハム
「世界のために、
 人類を消去しようとする試行――

 それこそ、
 いや、それ以外の浄化など、
 存在しようものか。

 さらば、人よ。
 未来の地球に光あらんことを!

 ぐ……

 ……フ。

 ……ククク。

 それでよいのだ……

 ……これが、
 私の求める最高の死、
 私という存在の浄化というものだ。

 世界を滅ぼそうとする一人の男と、
 世界を存続させんとする一人の少女……

 人類の代表でもない二者が、
 一瞬の判断で世界の命運を左右する。

 わ、私は……満足している。
 君の行動に。決断に……

 千の書をひもとき、
 万の語を尽くすよりも、
 刹那の迷いなき判断が
 世界を正しく導くのだ……

 生きろ……
 その意志のある限り……

 屈するな……
 君なら、真実を、その手に……」

ダリヤ
「……。」
346ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:25:01.07 ID:amDFPV4E0
ソーニャED

ソーニャ
「ふう。
 手こずったけど、
 やっとセンターを取り戻したわ。

 しかし哀れな男ね。
 自分がいなければ地球の未来は
 ないという思い込みもそうだけど。

 誰にも理解されない孤独を
 自分の娘に癒やしてもらおうとして、
 仕舞いにはその娘に殺されるなんて。」

ダリヤ
「……。」

ソーニャ
「……ちょっと独り言を言うわ。

(ガチで長い上に概要が上にあるので省略します。
 このあたりで、自分とフォルドゥンの関係や15年前の真相、
 現在の世界の状況などについて教えてくれます)
347ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:25:49.84 ID:amDFPV4E0
 ダリヤ……。
 あなたも私の研究を手伝わない?
 あなたは、平凡な頭脳の
 持ち主のはずがないから。

 だってあなた……

 彼、フォルドゥンと、
 私の間に出来た子だから。」

ダリヤ
「!」

ソーニャ
「……知らなかったのよ。
 8ヶ月で生み捨てた
 つもりだった未熟児を、
 彼が秘密裏に育て上げていたなんて。

 あの人は、プロジェクトのリスクを
 言わなかっただけじゃなく、
 そんなことすら教えていなかった。

 ……そういう男だったのよ。

 ねえ、ここに残って、私と一緒に
 プロジェクトを再興しない?」

  nod
  殺す
348ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:27:03.73 ID:amDFPV4E0
ダリヤ
(nod)

ソーニャ
「……なんて言ったらいいのかしら。

 私には、母親という意識もなければ、
 その資格さえあるか
 どうか分からないのに。

 えーと、こういう時母親は
 どうすればいいのかしら。

 ねえ、その、私は、ほら、
 親に可愛がってもらった
 覚えがないから……

 ああもう、困るじゃない。

 とりあえず、ハッグよ。
 今からギュッて抱きしめるから、
 逃げないでね?」

ダリヤ
(nod)

ソーニャ
「……温かいわね、あなたって。

 う……うぅ……

 ……ごめんね。今まで、ずっと……

 ……ごめんね……」

ダリヤ
「……あ、あ……ぅ……」
349ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/05/02(木) 22:28:23.05 ID:amDFPV4E0
(殺すを選択する)

ソーニャ
「……。

 やはり、十分に想定し得た結果だわ。

 ま、いいでしょ。
 今になって情が沸かないと
 いえば嘘になるけど。

 所詮あなたは、
 幼い日の私の火遊びが生んだ残滓。

 責任をもってあなたを始末し、
 センターの前に墓標を立ててあげるわ。

 私の、悔恨の思い出として。」


(ソーニャを倒せば真EDで、ダリヤがフォルドゥンを殺した動機も分かるそうなのですが
 どうがんばってもソーニャが倒せませんorz おかーさん強すぎ。)
350ゲーム好き名無しさん:2013/05/03(金) 03:03:28.39 ID:F6MPQbqW0
351ゲーム好き名無しさん:2013/05/03(金) 12:13:15.36 ID:CHRyNmcQ0
>>271
超遅レスだが概ねテレビアニメ準拠だろ
まぁifルートあるけどさ
352ゲーム好き名無しさん:2013/05/03(金) 22:13:58.20 ID:CHRyNmcQ0
●ACT.3 ケルンコロニー
サイド1 7バンチ ケルンコロニーに討伐軍合流前に立ち寄ることに
オールズモビルが逃げ込んでしまったとのこと
コロニー内の敵を撃滅した主人公部隊
その後、敵指揮官を捕虜に
今後の予定はは討伐軍に合流し地球に降下し
地上のオールズモビルと一戦交えるとのこと
353ゲーム好き名無しさん:2013/05/03(金) 22:14:40.33 ID:CHRyNmcQ0
>>352は機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122です
354ゲーム好き名無しさん:2013/05/03(金) 22:32:00.81 ID:CHRyNmcQ0
>>352
地上→洋上でした、サーセン
355ラーゼフォン 蒼穹幻想曲:2013/05/04(土) 04:03:06.28 ID:r7Povbr10
各キャラENDの依頼を見つけたので、クソ種類多いので結末だけ簡単に
なお18歳の肖像は各キャラEND無し

バーベム傾向編(綾人が調律を拒否したルート)1/2
●朝比奈END
朝比奈が子どもにムーリアンと普通の人間に違いは無いのだと説く
これからはムーリアンと普通の人間との橋渡しに生涯をかけることを誓い綾人も肯定する
「理解のある恋人がいて私幸せ、これからもずっと一緒だね」
●エルフィEND
2人で哨戒任務、イチャイチャ会話してる
オペ子「聞こえてるんだけど(#^ω^)ピキピキ」、なら見せ付けてやるぜ
前世も根暗とか地味に酷いこといわれてる
●キムEND
妊娠したキムと洒落た店で食事
「僕が守ったこの世界で君たちを守って見せる」
●キャシーEND
復興中の街で子どもたちに英語を教えるキャシー
しかしなぜかりんごの絵を指し「Let's Rock 'n' Roll!」を連呼
復唱する子供たち
●久遠END
紫東姉妹宅で久遠が料理中、それを心配そうに見つめる綾人と恵、うれしそうな遥
「樹にも食べさせてあげたかった。だから彼の分も食べてね。私は今、幸せです…」
●五味END
五味の連合への復帰を見送る綾人
皆は復興で忙しく自分しかこられないことを詫びる
「久遠さんに愛していたいたと伝えておいてくれ」、再会を誓う2人であった
●四方田END
四方田、五味、弐神らの連合への現職復帰を見送る綾人
四方田が寮に残してあるレゲェのCDをすべて綾人にやるという
「これでレゲエ好きが一人増えれば俺のTERRA暮らしも無駄じゃなかったぜ」
●シャプランEND
戦災復興の肉体労働に勤しむ2人
会話の中でシャプランに父を感じる綾人であった
356ラーゼフォン 蒼穹幻想曲:2013/05/04(土) 04:04:16.77 ID:r7Povbr10
●ドニー編
ドニーのヘルフィへの告白に付き添い励ます綾人
「答えは後でいいから!」と足早に去ろうとするドニー
しかしそれを引き止めるエルフィ、返答は如何に?
●ヘレナEND
みんなにヘレナを紹介する綾人、それを嫉妬のまなざしで見つめる遥と朝比奈
修羅場の予感
●遥END
復興のことを話し合いながらいちゃつく二人
「僕は遥と一緒に生きるために生まれてきたんだ」
「あら私はそんなこと15年前から知ってたわよ」
●守END
夕暮れの海岸で綾人に見守られながら朝比奈にプロポーズ
いきなりなんやねん!って感じの朝比奈だがまんざらでもない様子
「俺はこの世界で幸せになって見せるぞー!」
●恵END
結婚記念日にプレゼントするため遥が子どもを抱いている絵を描いている綾人
遥が重いだの子どもが起きるだのぶーたれながらも今の幸せを吐露
●弐神END
弐神のもとで日々、連合での業務に勤しむ綾人
そろそろ君も独り立ちするころだと難易度の高い任務を命じる弐神
いざとなったらTERRAのみんなにフォローさせるという五味と四方田
はつらつとした返事に綾人の成長を実感する弐神であった
●八雲END
八雲のもとでTERRA副司令を勤める綾人、平和への誓いを新たにする2人であった
357ラーゼフォン 蒼穹幻想曲:2013/05/04(土) 06:29:10.48 ID:r7Povbr10
アニメ準拠編(言わずもがなアニメ通り調律されたルート)1/2
●朝比奈END
綾人&朝比奈と鳥飼&恵でダブルデート
ゲーセンでゲームしてる綾人と鳥飼、その勝敗で賭けをしている2人
綾人と鳥飼「勝手にんなことしてるんじゃねー」
朝比奈「いーじゃん、勝ったらキスしてあげる」
恵「じゃあ、あたしはもっとすごいことしてあげる」
綾人と鳥飼「こりゃ負けられねーぜ」
●樹END
樹と綾人がそれぞれ遥と恵をモデルに絵を描いてる
こんな素晴らしいモデルに恵まれた僕らは幸せ
(樹は若返ってる)
●一色END
一色が家庭を築き家族3人でハイキング
何にも増して得がたい幸せを噛み締めるのであった( ;∀;)イイハナシダナー
こんな親バカな一色さんが見られるのは蒼穹幻想曲だけ!
●エルフィEND
綾人と2人でデートする、軍人気質が抜けないエルフィに苦笑いの綾人
●小夜子END
樹との結婚式を挙げる、皆に祝福され幸せ
●功刀END
昇進祝いで食事する、妻と娘から愛してると言われて幸せそうな功刀さん
●久遠END
MUで皆を導く綾人、その脇には久遠と麻耶
「みんなで生きていきましょう。誰一人欠けることなく。新しい朝が来たんだから。」
●キャシーEND
牧場でキャシーに乗馬を教わると綾人
キャシー「もっと集中しないと上達しないよ、戦闘機と一緒」
綾人「恋人と一緒じゃ緊張感でないよ」
●恵END
綾人宅にて
絵のモデルする代わりに遊びに行くという約束を忘れていた綾人
「しょうがないから今日のところはおばさま(麻耶)が用意してくれたラムネで勘弁してあげる。」
僕は君をずっと大切にするよという綾人のモノローグ
●ドニーEND
結婚式を挙げるエルフィとドニー、みんなに祝福されて幸せ
●八雲END
キムと結婚式を挙げる八雲
その後ろでブーケを取り合う遙と小夜子とエルフィ
八雲「みんな幸せになりたいんだなぁ」
綾人「そうですね、僕もがんばらなきゃ」
●遙END
根来島で紫東遙ではなく美島遙として綾人ともう一度出会いをやり直す
358ラーゼフォン 蒼穹幻想曲:2013/05/04(土) 06:30:12.96 ID:r7Povbr10
アニメ準拠編(言わずもがなアニメ通り調律されたルート)2/2
●亘理END
亘理と久遠が夫婦になってて樹と綾人が子供になってる、亘理に甘える樹と綾人
「なぁ久遠、僕は幸せだな。いい子に恵まれて。」
「そうですね、ずっとこんな日が続くといいですね。」
当然、久遠は歳喰ってる、さらにいうと電波ゆんゆんで天然な感じも消えてる
樹と綾人は5-6歳ぐらい?
●ヘレナEND
湖でボートに乗ってる綾人とヘレナ
「私は殻の中のひな鳥だった。でももう違うのね。
船に乗ってるのはもう私一人じゃない。」
「うん、僕ももう一人じゃないんだ。」
●六道END
六道が綾人のじいちゃんになってる、娘の麻耶と孫の綾人と幸せに暮らす
みんなで夕飯食ってる、麻耶から酒を取り上げられ不満そうな六道
麻耶が美嶋の子達が遊びに来るのだから酔っ払っていては嫌われると窘める
美嶋の子達が遊びに来ると聞いて喜ぶ綾人、それをからかう六道
ムッとして立ち去る綾人、「待て待て、おじいちゃんと将棋でも…」と引き止める六道
●シャプランEND
シャプランの実家でヴァイオリンを習う綾人
自分を弟のようにかわいがってくれるシャプランに喜びを感じる綾人
●キムEND
八雲と結婚したキム、すでに子供もいる
そんな八雲夫妻宅を訪問する綾人と遙
「父親って責任重大だけど人数分幸せ増える」と語る八雲
●バーベムEND
バーベム卿のもとで日夜、新たなラーゼフォンシステムの開発に勤しむ綾人
「これでいいんだ、自分で何も考えなくていい、幸せだ。」
ジジイ声でしゃべるヘレナがシュール
●四方田END
五味とともに久遠にアタックする、
その様子をエルフィには呆れられ遙や綾人、恵に笑われる
●五味END
みんなが見守る中久遠にラブレター渡そうとする五味
相変わらず空回りするのであった
平和な日常、終わらない暮らし
359ラーゼフォン 蒼穹幻想曲:2013/05/04(土) 07:12:56.24 ID:r7Povbr10
MU 編(綾人がMU側につきMU寄りの調律を行うルート)
●九鬼END
名目上のトップは綾人であるが実権を握っているのはこの私だ!
これから反乱者どもに目にもの見せてやるぜ!
●守END
放課後の学校で綾人にバカップルぶりを見せ付ける守と朝比奈
「自分も彼女がほしい」とつぶやく綾人
そんな綾人を守が「お前にもすぐ運命の人が現れる」と慰める
そんな3人を後ろからチラっと見つめる美嶋遙(玲香?)らしき人物
●麻耶END
無事に調律が終わり綾人を労わる麻耶
親子で過ごせる時を喜ぶ2人であった
●三輪END
調律後に新たにJUPITERができた世界
そんな世界でデートしてる三輪と九鬼
「このJUPITERいつまであるんでしょうね」
「さあな、しかしこのたゆたうような時間がこれからも続くのは事実だ」
「今日は1日中付き合ってもらいますからね」
「しょうがないな、わかったよ忍」
「ふふっわたし幸せですよ、正義さん」

これにて終了
360ゲーム好き名無しさん:2013/05/04(土) 17:25:43.18 ID:2t548vj10
END多すぎww
お疲れ様です
361ゲーム好き名無しさん:2013/05/04(土) 20:54:11.31 ID:r7Povbr10
wikiの執筆依頼に真三国無双1-3があるようなのですが
特にこれといったストーリーは無いです
近年の作品に比べるとムービーもあんまないですし
ただ好きなキャラでステージをクリアしていって
三国統一して太平の世となりました、チャンチャンって感じです
個別ルートとかそういうストーリーっぽい要素が出てくるのは4以降です
362ゲーム好き名無しさん:2013/05/04(土) 21:30:58.38 ID:r7Povbr10
>>360
ほんと、このゲームは力が入ってたわ
363ゲーム好き名無しさん:2013/05/04(土) 22:42:33.63 ID:M63N6b0f0
蒼穹幻想曲乙でした
綾人さんのタラシ力マジパネェッス
別媒体だから許されるIFルートとある意味キャラクター描写(だけ)に特化してるような
部分も有るからキャラゲーとしては凄く良い作品だったな
アニメ見た後だと一色ENDなんかは相当に感慨深い
364ゲーム好き名無しさん:2013/05/07(火) 18:32:05.02 ID:EEqIp9bf0
蒼穹幻想曲乙です

PCのフリゲ「冠を持つ神の手」のヴァイルEDお願いします
365ゲーム好き名無しさん:2013/05/09(木) 21:18:01.32 ID:TOnCYn/q0
蒼穹幻想曲の人乙です

「冠を持つ神の手」ヴァイルEND投下します
366冠を持つ神の手:2013/05/09(木) 21:21:30.90 ID:TOnCYn/q0
ヴァイル・ニエッナ=リタント=ランテ

もう一人の王候補。主人公と同じ14歳。タナッセの従弟。
陽気で活発。子供っぽいところがあるが、目から鼻へ抜けるような聡明さも併せ持つ。

ヴァイルは小さい頃から王位継承者として城での生活を強いられ、孤独で退屈な思いをしていた。そのため、自分と同じ印持ちである主人公に強い関心を持つ。
だが、ヴァイルには人間関係の心の傷が多かった。彼の母は第二子を妊娠中に事故死。父はそれから精神を病んだのか海へと消えた。
幼少期には使用人に裏切られ、あわや誘拐されかけた事もある。選定印のせいで従兄タナッセとの関係もこじれており、寄って来る人間はヴァイルを利用しようと企む者か、彼を遠巻きにする者ばかりだった。


【友情END】
主人公の出現によって、ヴァイルの退屈な日々に張り合いが生まれた。主人公はそんなヴァイルと共に勉強したり、時には悪戯に興じたりしながら友情を深めていく。
エンディングはどちらが王になるかでver.Aとver.Bに分かれるが、どちらでも一方がもう一方の良き片腕となって国を治めていく。
367冠を持つ神の手:2013/05/09(木) 21:22:23.22 ID:TOnCYn/q0
【愛情END】
次第に、主人公とヴァイルの間に恋愛感情が芽生える。
ヴァイルは主人公に「ずっと自分の傍にいると約束してほしい」と訴える。主人公はそれを受け入れ、二人は誓いを交わした。
(※誓いを拒んだ場合、憎悪ルートに派生)

 (ver.A)
 成人の儀の直前、主人公とヴァイルはリリアノの前で結婚の約束をする。甥の行く末を案じていたリリアノは、収まりの良いところに落ち着いてくれてよかった、と喜ぶ。
 その後、主人公とヴァイルは王と王配として寄り添い、良く国を治めたという。

 (ver.B)
 約束を交わす所まではver.Aと共通。
 一緒にいると約束したものの、主人公(orヴァイル)の愛情が揺らいでしまう。不安を感じたヴァイルは約束を撤回すると言い出し、二人は気まずくなる。
 ある日、廊下を歩いていた主人公は何者かに毒矢を放たれるが、ヴァイルが主人公を庇い、毒矢を受けて瀕死に陥ってしまう。
 (※主人公がある人物から魔術を学んでいるか、その人物と親しかった場合、ヴァイルは魔術で蘇生する。そうでない場合は死亡)
 この一件をきっかけに主人公とヴァイルは互いに愛情を再確認し、成人の儀の前に将来を誓う。

 なお、ヴァイルは成人前なので、主人公の性別選択に合わせてエンディングでの性別が変わる。ヴァイル自身は男を選択するつもりだったが、主人公が男を選びたいと言えば、女を選択する。どちらを選んでも別人のように成長するので必見。
368冠を持つ神の手:2013/05/09(木) 21:23:39.76 ID:TOnCYn/q0
【憎悪END】
最初からヴァイルに嫌われる言動を繰り返すか、愛情ルートでヴァイルとの誓いを拒んだ場合のエンディング。
最後の日、リリアノが次の王に指名したのは主人公だった。納得できないヴァイルは決闘を申し出る。
(※主人公が決闘に勝てばver.Aへ。ヴァイルが勝った場合、ヴァイルから主人公への嫌悪感が低ければver.Bへ。高ければver.Cへ。)

(ver.A)
 主人公は決闘に勝ち、王位に就く。だがそれは、今まで選定印に縛られ続けたヴァイルにとって、到底受け入れがたいものだった。
 ヴァイルは城を去り、いずこかへ行方を眩ましてしまった。

(ver.B)(ver.C)
 ヴァイルは決闘に勝ち、王位に就く。そして成人の儀の後、彼は歪んだ執着心から主人公を監禁してしまった。(verB.は城、ver.Cはヴァイルの所領に監禁される)
 なお、他の攻略キャラとの好感度が高い場合、そのキャラの後日談に、主人公を巡ってヴァイルと敵対したことが記される(詳細は個々に異なる)。


【裏切END】
(ver.A)
 愛情ルートから派生。
 成人の儀の直前、主人公はヴァイルとどちらがどの性別を選択するかを確認するが、成人の儀で違う性別を選択する。それを知ったヴァイルは精神的に不安定になり、篭りの最中に体調を崩してこの世を去ってしまった。
 周囲が主人公を白い目で見る中、リリアノがぽつりと零す。
 「あやつは、大人になれなかったのだな」

(ver.B)
 愛情ver.Bより派生。
 結局、主人公はヴァイルと気まずいまま成人の儀を迎える。
 だが、篭りを終えた主人公に、ヴァイルの死が知らされる。一旦は生還したものの、結局は体力が戻らなかったのだとリリアノは語る。
 「ずっと一緒にいる」という約束は、ヴァイルの死によって永遠に果たされることがなくなってしまった。
369冠を持つ神の手:2013/05/09(木) 21:27:13.02 ID:TOnCYn/q0
【殺害END】
(ver.A)
 愛情ルートver.Bで、ヴァイルが毒から助からなかった場合。
 ヴァイルは成人することなくこの世を去り、ヴァイル付きの医者であるテエロも責任を感じたのか自害してしまった。
 (毒矢を放ったのはテエロ。彼の本来の職務はヴァイルの護衛だが、ヴァイルの事が好きなあまり、彼を苦しめる者を暗殺してしまうというヤンデレな性格。ヴァイルに試合で怪我をさせた衛士を惨殺したことも)

(ver.B)(ver.C)
 成人の儀の直前、主人公は油断したヴァイルを突き落として殺害し、王に即位する。または王位を巡る決闘で、事故に見せかけてヴァイルを殺害する。
 ヴァイルが死んだ以上、主人公を国王に据えるしかない。そのため主人公の犯行が露見することはなかったが、誰もが主人公に疑惑の目を向けるのだった。
370ゲーム好き名無しさん:2013/05/09(木) 21:32:37.34 ID:TOnCYn/q0
以上で「冠を持つ神の手」ヴァイルENDは終了です。
371ゲーム好き名無しさん:2013/05/11(土) 19:37:14.65 ID:RQXs41y60
>>370までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

最終投稿から3ヶ月以上経ったので
・BIOHAZARD 6
を ●途中 の欄から消しました。
372ゲーム好き名無しさん:2013/05/16(木) 02:39:20.73 ID:mwA8uJLWO
世界樹の迷宮4がまだみたいだから、テキトーにまとめたのを投下するね
メインストーリーに間違いはないと思うけど、最後の日記云々は自分なりのまとめなので違ったら申し訳ない
373世界樹の迷宮IV 伝承の巨神:2013/05/16(木) 02:41:39.40 ID:mwA8uJLWO
世界樹を目指す君たちはタルシスという街にやってきて、そこでミッションをこなし気球艇を貰う。ミッション中ワールウィンドという男に地図の書き方を教えられた。
気球艇で大地を進むうちに君たちは行き止まりにあたるが謎の石碑を見つけ、近くの樹海にも石碑があるぞということで樹海に行く。
樹海ですごく強い熊を見つける。タルシスに戻り報告するとこの熊を倒せというミッションが発動したので倒し、ついでに石碑で行き止まりを開く。
君たちは揚揚と新たな大地を進むが、気球艇をパワーアップさせる必要があったのでアイテムを手に入れパワーアップさせる。その途中でウーファンという、ウロビト(種族名)に出会う。
さらに進むと、君たちは再び行き止まりと石碑に遭遇する。やはり近くの大きな森に同じ石碑があるので森に入ると、なんと人間の少女がいる。
ホロウと呼ばれる魔物に襲われていたので助けると、さきほどであったウーファンが少女を巫女と呼び、君たちを敵視し警戒した。しかし巫女を助けたということで森の中にあるウロビトの里へ嫌々お招きされる。
ウロビトの里につくと、ウーファンからウロビトは人間が嫌いだということ、人間とウロビトの過去の因縁などを説明される。巨人がいきなり現れ聖なる世界樹を隠しただとかなんとか。
ちなみに巫女は人間だが巫女なので特別らしい。
タルシスに帰った君たちは報告し、親書を渡すミッションを受け再びウロビトの里へ。ウロビトの里は騒然としている。そこであったワールウィンドによると、巫女がホロウのボスにさらわれたらしい。
一人で助けに行くというウーファンを追って森を進み、途中ウーファンをパーティーに入れるかの選択を挟みホロウのボスへたどり着き倒す。ここで巫女の名前がシウアンと判明するがここでしか呼ばれない。
なんだかんだでウロビトと和解した君たちは石碑で行き止まりを開き進む。
新たな大地でも行き止まりと石碑を見つけ、岩窟のような迷宮にも石碑を発見。中に入るとワールウィンドとであい、この迷宮には入口が二つあると教えられる。
さらに進むとイクサビト(種族名)の代表であるキバガミとであい、岩窟の中にあるイクサビトの里へ。
そこで人間とイクサビトの伝説を聞くが、ウロビトの里で聞いたものと共通しているのに内容が違う。世界樹は悪で巨人の住家だとかなんとか。
里の中に身体が樹になるという呪いのようなものにかかった子供がいる。キバガミによれば治らないらしいが、唐突に現れたワールウィンドと彼に連れられた巫女により少しマシになる。巫女によれば世界樹に近いものがあれば治せるという。
さらにキバガミによると巨人の心臓なるものが岩窟の最奥にあるらしい。しかし心臓はホムラミズチという魔物を倒さねばならないということで、戦いに生きるイクサビトらは君たちを置いて奥へ進む。
君たちは追おうとするがタルシスへ戻る必要が出たので戻り、心臓を手に入れるミッションを受け再び岩窟へ。
奥へ進み途中キバガミをパーティーに加入させるかの選択をはさみ、ホムラミズチを倒して心臓を手に入れる。石碑の鍵はなかったがとりあえず里へ戻る。
巫女が心臓の力で子供を治すと祝宴が始まる。しばらくすると君たちはワールウィンドと巫女がいないことに気付き、ワールウィンドが巫女と心臓を持ち去ったと知る。

続く
374世界樹の迷宮IV 伝承の巨神:2013/05/16(木) 02:42:43.87 ID:mwA8uJLWO
続き

慌ててキバガミとともに追い掛けると、ワールウィンドの気球艇が行き止まりを開く姿を目撃した。さらに追い掛けると、大砲を装備した帝国の軍艦に囲まれ、今まで君たちにミッションを発動させていたタルシスの辺境伯を連れて来いやと言われたのでタルシスに戻る。
辺境伯は最初冗談と一笑するがすぐに真実だと理解し、君たちを護衛として伴い指定された聖堂へ。
聖堂にはワールウィンドが。ちょっとした挨拶をするとバルドゥールという帝国の皇子が現れ、辺境伯と二人きりで話をすることに。
ワールウィンドと残された君たちは、ワールウィンドの本名がローゲルで帝国の騎士だだとか、ウロビト・イクサビトが遥か昔人間に作られただとか、巫女の正体と現状を聞き出す。なんと巫女の正体は巨人の心そのものだったのだ。
ワールウィンド、もといローゲルの話によれば、イクサビトで見た呪いが帝国では蔓延しており、それを解決するには世界樹の力が必要で、そのためには巨人の心臓、心、冠が必要らしい。ちなみに冠はすでに所持していたとのこと。
ローゲルが語り終えると、怒り狂った辺境伯が扉から出てくる。遅れてでてきた皇子と辺境伯の会話によれば、巫女を犠牲にしウロビトイクサビトを手に掛け人間の理想郷を作るのが皇子の目的らしい。
これはローゲルも知らなかったようで驚いているが、皇子の命令によりローゲルは辺境伯へ襲い掛かる。それを阻止すべく君たちはローゲルと戦うも、予想外に善戦した君たちから逃げる。
辺境伯と君たちはタルシスに戻り帝国の野望を阻止するミッションを受ける。ひとまず巫女を奪還すべく図書館のような迷宮へ。
途中帝国の兵士から話を聞きつつ進み、戦いを経てローゲルをパーティーに加入するかの選択が。
さらに進むと皇子と出会い、その守護者である石像と戦う。しかし君たちとの会話で錯乱した皇子は巫女の最後の調整をすませてしまいどこかへ去る。ついでにローゲルも部屋から出る。
とりあえず君たちはタルシスに戻ると、なんと世界樹が枯れ崩れ落ちてしまう。
世界樹には洞が広がっているらしく、その中に皇子がいるようである。ミッションを受け君たちは洞に入ると遺跡のようになっているが、入口は閉ざされており鍵が必要らしい。
違う道を行くと過去行った一部の迷宮と繋がっており、君たちは計四つの鍵を発見し鍵を開く。
遺跡を進むと緑臭い部屋を見つけ、中に入ると皇子と巨人が。巨人を目覚めさせた皇子は呪いにより異形となり君たちに襲い掛かる。倒すと、皇子は巨人が目覚めたことによりできた奈落へと落ちる。
遺跡から出ると、巨人の絶望的な大きさに君たちは心が折れかける。しかし巫女の痕跡を見つけ、巨人を倒す。
膝をついた巨人は最後の力を振り絞り、巫女を君たちへ差し出すと、新たな世界樹となる。巫女は無事なようだ。
ついてきてほしいと巫女に頼まれついていくと、満身創痍だが生きている皇子が。巫女により呪いは浄化されている。
タルシスに戻った君たちは、辺境伯へ報告すべく彼の元を訪れるのであった。

これにてメインストーリーは完
以下クリア後ダンジョンでの話です
続く
375世界樹の迷宮IV 伝承の巨神:2013/05/16(木) 02:44:35.07 ID:mwA8uJLWO
続き
クリア後ダンジョンでの話

帝国の兵士からもらった鍵を使い、ホラーな雰囲気ただよう建築物を発見する。気味の悪さを感じつつ、君たちは探索を開始する。
途中見つけた日記によると、遥か昔未曾有の天変地異により人間は危機的状況になった。なんとかするため世界樹の力を使い環境そのものを変える研究を始める。
しかし壊滅状態にあったのでまず肉体労働のためイクサビトを、ついで研究補助のためウロビトを、身体の弱いウロビトを改良しホロウを作り出した。
世界樹の力が暴走したときのため蟲も作る。その後は不明であり、今に至る。
さらに奥へ進むと、蟲のような巨大な生物を発見する。そいつを倒すと、植物のような魔物が蟲を食い破り姿を現す。
そいつも倒し、このことを辺境伯へ報告すべく君たちはタルシスへ帰還する。

終了
前作みたいにストーリー分岐は特にないです
376ゲーム好き名無しさん:2013/05/18(土) 15:51:14.80 ID:U3W4t4w/0
世界樹4乙です。

ちょい捕捉
・「巨人の冠」は最初の街であるタルシスの宝。辺境伯の家宝。
 ゲーム開始前にローゲルが辺境伯から入手した。
 ゲーム開始時点で普及している「気球」は実は第4大地である帝国の技術で、
 10年前に身分を隠してタルシスに潜入したローゲルが辺境伯に気球の技術を見せ、冠と交換という交渉をした。
 愛する民と街のためなら私財を惜しまない名君の辺境伯は快諾してしまった。

・皇子が非道な手段に傾倒していったのは、信頼する父と従者を失って迷走していたから。
 昔、帝国で植物化の呪いが流行り、解決方法を見出すために
 10年前に皇帝と従者(=ローゲル)と数多くの騎士たちが集まり、結界へと突入していった。
 結果はローゲル以外は第1大地につく前に死亡するという凄惨の一言だった。
 (皇帝は第3大地でイクサビトと共闘して怪物を倒したが、第3大地で息絶えた模様)
 そして

・蟲から植物のような魔物がでてきた理由は、世界樹が蟲の影響で歪んだ進化をしたから。
 旧時代の人類は世界樹の過剰な稼働や暴走を防ぐために世界樹を食らう蟲を製作した。
 蟲は研究所(裏ダンジョン)が廃棄された後も世界樹を食い続けたが、いつのまにか世界樹が耐性をつけ、
 冬虫夏草のような進化を遂げてしまった。
377ゲーム好き名無しさん:2013/05/18(土) 15:54:52.71 ID:U3W4t4w/0
書き損じたごめん

・皇子が非道な手段に傾倒していったのは、信頼する父と従者を失って迷走していたから。
 昔、帝国で植物化の呪いが流行り、解決方法を見出すために
 10年前に皇帝と従者(=ローゲル)と数多くの騎士たちが集まり、結界へと突入していった。
 結果はローゲル以外は第1大地につく前に死亡するという凄惨の一言だった。
 (皇帝は第3大地でイクサビトと共闘して怪物を倒したが、第3大地で息絶えた模様)
 そして第4大地に遺された皇子は10年間皇としての責任に悩み続け、
 皇帝やローゲルなら絶対に取らないような非人道な選択肢を選んでしまった。
 なお皇子率いる部下達にも、イクサビトやウロビトと和解後に、皇子を支えられなかったことを後悔する会話がある。
378newvegas詳細版:2013/05/21(火) 01:30:25.15 ID:/5vB+gaQ0
かねてよりFallout:newvegas詳細版を執筆していた者ですが、第一部の修正・加筆が終了したので
投稿させて頂きます。

http://ux.getuploader.com/gamestorymatome/download/2/Fallout_newvegas%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%28%E7%AC%AC%E4%B8%80%E9%83%A8%29.txt

それともし共用のアップローダがないようでしたら、こちらで投稿用に用意したのを提供したいのですが如何ですか?
379ゲーム好き名無しさん:2013/05/24(金) 00:45:53.96 ID:fWgFbteH0
フェラル・グール等の解説間違いと誤字が散見されたので修正中・・・
380ゲーム好き名無しさん:2013/05/24(金) 21:26:20.37 ID:8+ViIB1t0
ここが使ってるatwikiってアップローダー機能あったような・・・
つかスレの過去ログファイルとかwikiにアップロードされてなかったっけ?
何年かここのwiki触ってないんではっきりしないけど
381ゲーム好き名無しさん:2013/05/25(土) 12:55:03.16 ID:/hK5fO5M0
PSのブリガンダイン グランドエディションお願いします
382ゲーム好き名無しさん:2013/05/25(土) 14:12:47.43 ID:HnyAkoS10
>>380
確認したらwikiにはページにファイルをアップロードする機能があるみたいですね
上記のロダは個人で使います、失礼しました
383ゲーム好き名無しさん:2013/05/25(土) 17:46:13.93 ID:WtHSJTCl0
このスレの>>382までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

なお、
「道化師殺人事件 (ミントン警部の捜査ファイル 道化師殺人事件)」
「ウンジャマ・ラミー」
の2作のストーリーがWikiの掲示板の差し替え・追加スレッドに投稿されていたのでこちらも反映しました。

>>378はまだ修正中>>379とのことなので反映していません。

>>380>>382
@wikiのアップロード機能は、
「アップロードされたファイルは、アップロードした本人ですら削除できず
 管理者としてログインしているユーザーにしか削除できない」
という欠点があります。

txtファイル等はwikiに反映してしまえば不要になるし、今回のように後から修正したくなる場合もあるでしょうから
削除できない仕様は不便な気がします。
ので、せっかく提供いただけるならば、厚意に甘えさせてもらった方が良いのではないかなと
問題なければURLをWikiのトップやスレテンプレに記載しますが……
384ゲーム好き名無しさん:2013/05/25(土) 19:08:27.30 ID:HnyAkoS10
>>383
では一応URLを記載しておきます
http://ux.getuploader.com/gamestorymatome/

外部からスレに関係ないファイルをアップされるのを防ぐため「smatome」と
とりあえずアップ用パスを設定しておきましたが、不要なら外します
385Falout:newvegas(詳細版前半):2013/05/25(土) 23:46:21.29 ID:HnyAkoS10
386ゲーム好き名無しさん:2013/05/26(日) 22:37:57.98 ID:0y2OQWVb0
>>385
無事ダウンロード可能でした。Wikiに収録しました。

>>384
ご提供ありがとうございます。
おそらく無いと思いますがしばらく他の方の異論などを待ち、
問題なさそうならばWikiのトップやスレテンプレにURLおよびパスを追加したいと思います。
387ゲーム好き名無しさん:2013/05/27(月) 00:17:20.89 ID:ZIgzkexL0
>>386
お疲れ様です

書いてる最中詰め込みすぎて読みにくいと思ったので結構な数空白の改行を入れたのですが、
wikiの方ではある箇所と無い箇所がありますね・・・。
半角スペース等一部の文字はwikiでは反映されないなどはありますか?それとも容量不足等でわざわざ削って頂けたのでしょうか?
388ゲーム好き名無しさん:2013/05/27(月) 02:41:16.92 ID:/hSjJscv0
>>387
時間がかかりましたが、原因特定と修正が完了しました

原因は@wikiの仕様にあったようです。

まず、ワープロモードに生のテキストを直接コピペで貼りつけると
@wikiが自動でhtml化してくれます。
しかしこのとき、普通の改行1回は<br>(改行)タグにしてくれるのですが、
二回連続の改行は<br>タグ二回ではなく
<p>(段落)タグ1回として変換されています。

ここまではまあいいのですが、@wikiでは
<p>タグでも<br>タグと同じただの改行のように表示するようです。

これによって、先程までのように
「二回の改行でも一回改行としてしか表示されない」
という状態が生じていました。

テキストを直接貼りつけず、一旦ツールなどによって
改行二回をそのまま<br>タグ二回とするような単純なhtml化を行い
そのhtmlからコピーして貼りつけると、
@wikiによるhtml化が生じずうまくいったようです。
389ゲーム好き名無しさん:2013/05/27(月) 17:52:32.59 ID:MhHDXau30
>>351
ifルートあってもアニメ版や原作にない部分だけでも教えてくれるとありがたい
390ゲーム好き名無しさん:2013/05/27(月) 20:07:13.72 ID:ZIgzkexL0
>>388
修正ありがとうございます、加えて用語解説の部分がズレて読みづらかったので自分でも行揃えをしておきました
391ゲーム好き名無しさん:2013/06/03(月) 02:29:37.79 ID:1hsi1kVM0
ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜の真ENDが気になって延々挑んだけど倒せないorz
結末を知っている方がいらっしゃったら是非教えていただきたいです
392ゲーム好き名無しさん:2013/06/05(水) 00:23:21.45 ID:ImrsfFrt0
どなたか
エルシャダイ
をお願いしたいです
393ゲーム好き名無しさん:2013/06/05(水) 01:02:40.67 ID:NHHPc3g/0
ダリヤについて、ネットのどこかで紹介されて行ってみたら、そこの掲示板で
「真エンドが難しすぎて見れない人が多いので、見れるように最強セーブデータを作りました」
という事で管理人さんの作った最強データがあったので、それを使って真エンドを見た事があります。

随分昔の事なのでうろおぼえですが、たしか、
容赦なくラスボスを殺した後、今までまともに言葉を話せなかった主人公が
「私はなにもかもどうでもいい、歌う事さえ出来れば何でもいい、歌う事が私の全てなの」
みたいな事を言う、つまりは主人公が一番の狂人だった、みたいなエンドだったと思います。
394ゲーム好き名無しさん:2013/06/05(水) 02:55:38.21 ID:9bkKmj+E0
test
395ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/06/05(水) 03:33:19.06 ID:9bkKmj+E0
wiki見たら懐かしいタイトルを見かけたので
テストプレイモードでステいじって真エンド見てきました
>>349の続きソーニャ撃破後からです

ソーニャ
「そんな……この力は……

あり得ない……
だって、それじゃ……


ダリヤ
…………あ。

……あ、あ、あ!

声が……声が。

…………。

……もう、死んでるのよね。ソーニャ。
せっかくお話しようと思ったのに。

まあいいよ。勝手に話すからね。

どうしてあなたと、
私のパパを殺したかって。
396ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/06/05(水) 03:34:31.81 ID:9bkKmj+E0
フフフ、どうせ理解できない。
誰にもね。

パパも、あなたも、どいつもこいつも、
救いのないバカばっかりだから。

私はね、歌を歌うことが
出来ればそれで良かったの。
お金も、恋も、家族も、友達も、何も、
私には石ころと同じ。どうでもいいの。

私は一度……
どうしようもないクズどもに
メチャクチャに陵辱されて、
殺されかけた。

このまま死ぬんだと、
ただ冷静にそう考えたの。
別にそれでもいい、
それが私の寿命だから。
397ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/06/05(水) 03:35:29.33 ID:9bkKmj+E0
でも、パパは私を生かした。
生体兵器として。
……私にはそれが許せなかった。

声も出なくなるし、
頭もおかしくなってくる。
私にとってはそれは、
生きてるということじゃない。

死よりもなお暗く苦しい、
不快な灰色の世界。

あなたは。
いまさら出てきて母親面?

母親なんかじゃない。
ウジ虫にも劣るただの売女。

生み捨てたですって?
お前のようなブタは
死んで当然よ、このクソ女。
398ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜:2013/06/05(水) 03:36:50.11 ID:9bkKmj+E0
気にいらないものは全員殺せ。
それはパパが私に言ったこと。
私はそうすることに決めたの。

これからは好きに生きさせてもらうわ。

私は歌う。そして殺し続ける。

誰も私のことを止められないんですもの。

世界は私を受け入れた。
……そういうことでしょ?

Quand il me prend dans ses bras.

Qu'il me parle tout bas.
Je vois la vie en rose.

Il me dit des mots d'amour.
Des mots de tous les jours.

Et ca m'fait quelque chose.
Il est entre dans mon caur.

Une part de bonheur.
Dont je connais la cause...
399ゲーム好き名無しさん:2013/06/05(水) 03:52:23.32 ID:9bkKmj+E0
以上です.
ちなみにダリヤは続編の短編小説(Internet Archiveで作者のHP探せば読める)があったりとかDREAM GARDENてフリーゲームに友情出演してたりしてるみたいです

ついでに作者のエンディングに関するコメント返信?っぽいテキストが保存して合ったのではっつけておきます

ダリヤ(>ダリヤの性格・・・
>選択一つ変えるだけであんなにも豹変するとは・・・
変わってないですよ。
周りの人が勝手なイメージを投影しているだけです。
ダリヤは人との関係に積極的ではありませんけど、
他人を拒むこともしないのです。
どうせ彼女と深くかかわったら死ぬだけですし。
ええ。

裏ボス・真EDはご指摘の通りです。
ダリヤは元々がああいった性格で、
たぶんしゃべれた頃でもほとんど口を利くこともなかったろうと思いますし、
歌を歌うこと意外に何の興味も関心もない、どこまでも偏った人間です。
真ED以外はいちおうのED、ということで、
何かこうすっきりしないものを残す形にしたような気がしてます(気のせいかもしれませんけど)
400ゲーム好き名無しさん:2013/06/07(金) 17:35:18.20 ID:y2/znYQq0
未解決一覧にあったので。ゴーレムのまいご、投下。
401ゴーレムのまいご:2013/06/07(金) 17:36:35.62 ID:y2/znYQq0
●ゴーレムのまいご
2000年の2月24日発売、ドリームキャスト。アクションパズル。見下ろし型のパズルゲーム。
ゴーレムを操って壁を押したり、回転ドアの様に動かしたり移動させて道を作る。
王様はただひたすら前に歩く。壁にぶつかると左に曲がる。それが無理なら右に曲がる。王様を押すのも可能。
壁を押して道を作り、ゴールへの道順を生みだす。
また壁同士をつなげて、それぞれのステージの繋げた壁のノルマを達成する。また落とし穴や、邪魔してくる敵も存在する。
ステージの内容とイベントの時系列がずれている、例えばステージ1〜36は王さまがゴーレムと会って森の中を帰る途中のステージ。
ゴーレムの見た目はダンボールで組み合わせたような四角い人型。王さまは王冠・ひげもじゃ・赤い上着と王様。


OP。
ゴーレムとは、まほうの力によって生命を与えられた土や岩のかたまり。
主人である、まほうつかいの命令をいちどだけきくという。
へいわな2つのくに、ピピリアとマバールがあった。
この2つのくにはかつて、まほうせんそうをしていた。
ピピリアは、くにのほとんどがそうげんで、北のはずれにもりがあり、
もりにはピピリアのくににへいわをもたらした、まほうつかいが住んでいた。

マバールはピピリアの南にあり、2つのくにのあいだには大きなみずうみがあって、
みずうみにうかぶしまには、まほうせんそうのときに、マバールのまほうつかいがつかったたかいとうが、そびえたっていた。

さいきんピピリアに、まものがあらわれるようになり、ピピリアの人たちは、不安な日々をすごしていた。
402ゴーレムのまいご:2013/06/07(金) 17:37:18.11 ID:y2/znYQq0
 ピピリア城。
(赤い夕陽が照る夕方頃、城の外に一人の羊頭の男と、その前にゴーレムが向かい合っている。)
しつじ「王さまをつれて、ピピリアにかえってきてほしい。」
 ゴーレムには王さまが、どこにいるのかわかっていた。
 考えるからではない、まほうの力がゴーレムをみちびくのだ。
(ゴーレムはしつじに背を向けて、道を歩く)
 王さまはもりにいた。
 王さまはどうして、城をとびだしたのだろうか。

ステージ1〜5

 ある朝のピピリア城。
 しつじのへや。
兵士「たいへんです。王さまがいません。」
しつじ「そんな……、こんなたいへんなときに。ピピリアにはさいきん、まものがあらわれている。」
しつじ「ぼうけん好きの王さま、こんどはどこに行ったのだろう。」

ステージ6〜13

 王さまがいなくなった前の日。
 王さまはしつじたちをあつめて、はなしあいをしていた。
兵士「街はこんらんしています。」
王さま「わかっておる。しかし、どうすればよいのだ。」
しつじ「むかし、まほう戦争のときに、もりのまほうつかいがゴーレムをあやつり、ピピリアを救ったといいます。」
しつじ「ゴーレムなら、国を守れるかもしれません。」
王さま「もりのまほうつかいか…。」
 そして、そのよる、王さまは、こっそりまほうつかいに会いに行った。

ステージ14〜20

 かつてピピリアとマバールは、まほう戦争をしていた。
 戦争がおわり多くのぎせい者と、カベがピピリアにのこされた。
 ピピリアは、マバールからのしんりゃくを防ぐために、カベをつくり。
 マバールは、ゴーレムを使って、そのカベをこわしていった。

ステージ21〜24

兵士「もりのまほうつかいが、お会いしたいときております。」
しつじ「わかった。すぐ行く。」
(王間にしつじとまほうつかいが、向かい合った)
しつじ「なにごとですか。」
まほうつかい「まおうがあらわれ、マバールの王が殺されたようです。」
まほうつかい「ピピリアにあらわれている、まものたちはやつの手下でしょう。」
まほうつかい「まおうは、ねむっているすべてのゴーレムを復活させ、ピピリアをほろぼそうとしています。」
しつじ「それはたいへんです。はやく王さまをみつけないと」
しつじ「まほう戦争のときに使った、ゴーレムを作ることはできませんか。」
まほうつかい「あと1体ならなんとか…。」
403ゴーレムのまいご:2013/06/07(金) 17:38:44.71 ID:y2/znYQq0
ステージ25〜28

まほうつかい「この水晶はさいごの1つです。これでゴーレムが作れるはずです。」
(岩の塊が、人型になって立っている)
まほうつかい「あとはしつじどの。ご命令を…。」
(そして、最初の場面の城の外)
しつじ「王さまをつれて、ピピリアにかえってきてほしい。」

ステージ29〜32

 王さまはもりのまほうつかいの家にたどりついた。
王さま「ここがまほうつかいの家か。」
(家の扉の前に居る王さま、後ろから誰かが声をかけてくる)
予言者「王さまが、ここにくることはわかっていました。」
予言者「まほうつかいはすでに城にいます。今、ピピリアはたいへんなことになっています。」
予言者「おそろしいまほうが、よみがえりつつあります。」
王さま「どうすればいいのだ。」
予言者「へいわをとりもどすには、まほうが封印されているつえを、こわさなければいけません。」
予言者「そのつえは、強力なまりょくでないとこわせないのです。」
予言者「つえをさがし、こわさなければ…。」
 王さまはピピリアに戻ることにした。

ステージ33〜36

王さま「でたな、岩のばけものめ。ん? ちがうのか。ひょっとして、おまえがゴーレムか。」
 ゴーレムは何もいわない。
王さま「ゴーレムなんだな。」
 ゴーレムは向きをかえてうごきだした。
王さま「わしをむかえにきたというわけか。」

ステージ37〜39

王さま「おなかがすいたなあ。おっ、あんなところにりんごの木が。」
 王さまはジャンプした。
王さま「んー、だめか。ゴーレム、あのりんごをとってくれ。」
(ゴーレムは手を伸ばして、気に生えたりんごを掴み、王さまに渡した)
王さま「ゴーレム、おまえもたべるか。」
 ゴーレムは何もいわない。
王さま「そうか…。」

ステージ40〜42

 このゴーレムにとって、命令をうけるのは2度目のことだった。
 まほう戦争のおわりに、マバールのまほうつかいによって命令をうけていた。
 「ピピリア中のカベをはかいせよ。」と。
 しかし戦争がおわり、ゴーレムたちはもとの岩となり、ながいねむりについた。このゴーレムもその岩のひとつだった。
 かつてゴーレムだった岩は、まおうがあらわれたことで、まおうのまりょくに反応し、じょじょに赤くなっていった。
404ゴーレムのまいご:2013/06/07(金) 17:39:48.69 ID:y2/znYQq0
ステージ43〜45

王さま「何のおとだ。ん?」
 王さまは、ゴーレムのようすがおかしいことにきづいた。
(マバールのまほうつかいの記憶) 
 「ピピリア中のカベをはかいせよ。」
(しつじとの記憶)
 「王さまをつれて、ピピリアにかえってきてほしい。」

 とおくのかねのおとは、ゴーレムにむかしの命令をよみがえらせる。
 ゴーレムは、まりょくをわずかにかんじる赤いカベに近づく。
 ゴーレムがふれると、赤いカベはたちまちきえてなくなってしまう。
 まりょくとまりょくがぶつかりあうからだ。
 赤いカベはかつての仲間たちだった。
 ゴーレムはそれを知らない。

ステージ46〜48

 王さまが街にもどると、すでに街はなかった。
王さま「なんだ? ピピリアの街がういているぞ。」
(空中に浮く大地と、その上に立つ城と街が見える)
 王さまがもりにいるころ、ピピリアにまものがつぎつぎとおしよせていた。
 まほうつかいは街ごと空にうかべた。
 まほうの力はいつまでもつかわからない。地上でまっているのは、おそろしいまものたちだ。
(誰かが空から飛んできた)
 まほうつかいとしつじがおりてきた。
しつじ「王さま、よくごぶじで…。」

ステージ49〜52

しつじ「王さま、よくごぶじで…。」
まほうつかい「まおうが、パストラバースの封印をとこうとしています。」
まほうつかい「パストラバースは、岩に命を与える古代のまほうです。やがてすさまじい力をもつゴーレムが、国をほろぼすでしょう。」
王さま「予言者がいっていたまほうは、パストラバースのことだったのか。」
 王さまはもりで予言者にであったことを話した。
王さま「きっとまおうがもっているつえに、パストラバースは封印されているぞ。」
まほうつかい「そういうことでしたか。」
王さま「まおうのもっているつえを、こわさなければ…。」

ステージ53〜56

王さま「それで封印はとかれたのか。」
しつじ「いや、まだです。」
まほうつかい「封印をとくには、101回のぎしきを行わなければいけません。」
まほうつかい「マバールの塔でぎしきは行われています。時々、そこからかねの音がきこえます。」
まほうつかい「1回のぎしきがおわるたびに、ならされていものです。」
王さま「そうだったのか…。」
405ゴーレムのまいご:2013/06/07(金) 17:41:51.77 ID:y2/znYQq0
ステージ57〜61

まほうつかい「早くゴーレムの復活を、とめなければ大変なことになります。」
まほうつかい「パストラバースのつえをこわせば、ゴーレムは2度と、復活することはないでしょう。」
王さま「こいつはどうなるんだ。」
まほうつかい「きっととまってしまうでしょう。」
王さま「そうか…。」
(王さまは俯き、次にゴーレムを見上げる。そしてもう一度、まほうつかいとしつじを見た。)
王さま「よし、マバールの塔にいくぞ。」

ステージ62〜64

 おひめさまがピピリアの城からおりてきた。
おひめさま「王さま、お城にもどってください。」
王さま「へいわをとりもどすには、まおうのつえをこわさなければ。」
しつじ「1人でいくには、あまりにきけんです。」
王さま「ゴーレムがいる。」
まほうつかい「このゴーレムには、まりょくとはちがう何かをかんじます。つれていくのはきけんではないでしょうか。」
王さま「こいつは何度もわしを救ってくれた。大丈夫だ。わしに行かせてくれ。」
しつじ「…わかりました。」
しつじ「湖のほとりにあるちかどうをとおると、たどりつけます。」
おひめさま「きをつけてください。これは司さいさまからもらったお守りです。ゴーレムさんも、どうかごぶじで…。」
(おひめさまが王さまにお守りを手渡し、つぎにゴーレムの手を握った)
 パストラバースのつえをこわすため、王さまとゴーレムはマバールへ向かった。

ステージ65〜72

(大きな湖の向こうに孤島があり、そこに巨大な塔が立っている)
 王さまたちは湖のほとりまでやってきた。
王さま「おかしいな。このへんにちかどうがあるはずなのに…。」
(王さまは、大きな岩がいくつもある水辺の辺りを探すが、見つからない)
王さま「およぐか。」
王さま「およげないのに、どうしよう…。」

ステージ73〜80

(岩の後ろに隠れた階段を見つける)
王さま「あった。ここだここだ。」
 まっくらなちかどうを王さまたちはすすみだした。
406ゴーレムのまいご:2013/06/07(金) 17:47:54.27 ID:y2/znYQq0
ステージ81〜86

 湖の下のちかどうを、王さまとゴーレムがあるいていた。
(一本道の洞窟に、人型の大きな怪物が現れる)
王さま「まずい、トロールだ。」
王さま「ゴーレムよ、たのんだぞ。」
(王さまは後ろに下がり、ゴーレムとトロールが対峙する)
 マバールのかねがなった。
王さま「こんなときにかねが…。」
 ゴーレムのうごきがとまる。
(ゴーレムの頭の中にマバールのまほうつかいが思い出される、さらにしつじのことも思い出す)
 しかしゴーレムはトロールに向かっていく。
 まりょくとまりょくがぶつかりあう。
(ぶつかった所が光り輝き、次に画面が真っ暗になる。トロールがいなくなっている)
 静けさが戻る。
王さま「よくやったぞ。」
 2人はふたたび、マバールの塔に向かってあるきだした。

ステージ87〜92

 マバールのまおうがいる塔にたどりついた。
(階段で塔の近くに出た。なぜか塔の前におひめさまが立っている)
王さま「おお、ひめ。こんなところでなにをしている。」
 おひめさまは答えない。
 突然、ゴーレムがおひめさまにおそいかかった。
王さま「やめろ! ゴーレム!!」
(おひめさまは倒れる)
 たおれているおひめさまにかけよった。そのかおは、みにくいまもののかおだった。
王さま「守ってくれたのか。」
(ゴーレムは塔の入り口を見ている)
王さま「ありがとう。」
(ゴーレムは塔の入り口を見ている)
王さま「わかった。いこう。」
 2人はまおうのいる最上階を目指した。
407ゴーレムのまいご:2013/06/07(金) 19:08:17.48 ID:y2/znYQq0
ステージ93〜100

 100回目のかねがなった。
 王さまとゴーレムははしりだした。
(らせん階段を上り、そして大きな扉を開いた)
 まおうはたおれている。
(大きな灰色のドラゴンの上に、青いマントの剣士が立っていた)
 まおうは1人の勇者によって、たおされたあとだった。
王さま「もしやあなたは、伝説の…。」
勇者「いえ、ただの戦士です。」
勇者「私にはこのつえを、こわすことができません。」
(杖を握ったままのドラゴン。王さまは、予言者や魔法使いの言葉を思い出す)
予言者「そのつえは、強力なまりょくでないとこわせないのです。」
まほうつかい「パストラバースのつえをこわせば、ゴーレムは2度と、復活することはないでしょう。」
(王さまはゴーレムと出会った事、リンゴを貰った事、お姫様との事、ここまで来た道の事を思い浮かべる)
 突然、ゴーレムがうごきだした。
 つえはまりょくのかたまり。
(王さまはゴーレムの背に手を伸ばす)
 ゴーレムはつえをもちあげた。
(暗転)
 
 へいわはもどるだろう。
 しかし、ゴーレムはもういない。
 ついに心はまいごのまま。


 スタッフロール。ひらがなのスタッフの名前や役職。
 その間の映像は王さまの帰り道。王さまは一人、塔を下り、地下水道を通る。
 城や街は大地に戻っている。城への道の途中、執事が王さまを出迎えた。
 城門をくぐる、王さまは振り返る。
 お城の最上階で、お姫様が空を見上げている。

 おしまい。
408ゲーム好き名無しさん:2013/06/07(金) 19:10:31.29 ID:y2/znYQq0
投下終了。連投規制くらって、間があきました、すみません
409ゲーム好き名無しさん:2013/06/07(金) 21:47:47.02 ID:2FLX3mab0
おつ〜
410ゲーム好き名無しさん:2013/06/08(土) 20:43:51.84 ID:Aqa372lx0
ゴーレム乙です
絵本チックでしんみりするゲームだったのね
411ゲーム好き名無しさん:2013/06/16(日) 03:55:49.21 ID:aQeZKSaw0
ほしゅ
412ゲーム好き名無しさん:2013/06/16(日) 11:31:07.38 ID:TQHV/z240
ちょっとwiki見てたんだけど、ボーダーダウンの後半ってこんな感じじゃなかったっけ?
「自分(ボイド)と自分(自機)で見えている物が違う」が肝だったような。


5面
敵に乗っ取られた軌道エレベーター「ジッグラト」。
出撃前に、「絶対に過剰な破壊はするなよ!! するなよ!!」と念を押されたボイドは、
辛くも軌道エレベーターへの被害を抑えて、「ギガバラナス」を破壊する物の、
そこまでの戦闘で負荷の溜まっていたボイドの脳は、シュミレーターで戦った敵の戦闘データを幻視してしまい、
結果的に「実際には存在しない」敵と戦い、「ジッグラト」を崩壊させてしまう。

6面C、D
6面A、Bで、「ミスフォーチュンロートス」の最後の爆発に巻き込まれた瞬間、
そこまでの負荷が限界に達し、RAINシステムからボイドは切断されてしまう。
しかし、正常の終了手順を踏まなかった為、「ボイドの戦闘データ」を内部に持った
Y、Rボーダー機はそのまま飛び続ける。
以降のステージは、ボイドとの接続の切れた彼女達が自機となる。
(というか、機体は実際それまでのステージと同じだしな。)
「彼女らの眼に映るのは」、黒煙に覆われた空、今まで戦った敵達、そして無数の自分の姿。
それらと戦い続ける彼女達の前に最後に現れた物、それは「止まらない自分」を止める為、
予備のレッドワスプに接続したボイドだった。

6Cエンド
自身の分身との死闘の末に撃墜されたボイドの精神は限界に達し、
あの戦闘以降、寝たきりの状態だった。
病室のベッドから、夕焼け空を見上げる「彼の眼に映るのは」、他に何も飛んでいない空を飛び続ける自分の分身達。
彼は思う。

「今“ダウンロード”したら…
               何が見えるんだろう?」
413ゲーム好き名無しさん:2013/06/17(月) 10:13:24.06 ID:3pKoK9d60
CoDBO2と未解決に入っていたDEADISLANDを書いていきたいと思います
BO2からで…ギリ半年かな
414Call of Duty BlackOps2:2013/06/17(月) 18:06:58.69 ID:3pKoK9d60
【登場人物】
○2025年編(未来)
デイビット・メイソン
アレックス・メイソンの息子でJSOC(ネイビーシールズ特殊作戦コマンド)隊長の少佐で45歳
コールネームは「セクション」(以下こちらの名称)、サングラス型のバイザーをかけている

ハーパー
セクションの相棒、熱い男
サラザール
セクションの部下。メネンデスと同郷。縁の下の力持ち

○1980年編
アレックス・メイソン
前作の主人公、ソ連から洗脳を施され、さらにレズノフに彼らをハメたドラゴヴィッチやクラフチェンコを殺すように洗脳重ねをされる。
デイビットからは死んでいると思われている。
フランク・ウッズ
メイソンの戦友。前作でクラフチェンコと共に施設から落下、爆死したと思われていたが生きていた。
ジェイソン・ハドソン
グラサン。前作ではメイソンを尋問していた。メイソンやウッズの戦友でもある。

ラウル・メネンデス
コルディス・ダイの指導者で今作の敵。
ハンドルネームは「オデッセウス」(SNSを活用しイランや北朝鮮の民主化運動を起こさせたりし20億人超の支持者を持っており、メネンデスは支持者らからは人徳者と思われている)
1980年では麻薬武器の密売カルテルのボスだった。
415ゲーム好き名無しさん:2013/06/21(金) 21:12:56.59 ID:s9ZatrVW0
ほしゅ
416ゲーム好き名無しさん:2013/06/22(土) 23:06:51.61 ID:l9/PX0U5O
未解決いっぱいあるな…ラグナロク持ってるからひさびさにやってみようかな
でも説明や長文は苦手だな…
417びっくり!とびだす!魔法のペン1:2013/06/22(土) 23:52:50.16 ID:LqTWIB1a0
「どうだ あかるくなっただろう」のイラストで一時有名になった、
3DSの「びっくり!とびだす!魔法のペン」を投下します。
ゲームは子ども向けおえかき塗り絵ゲームなのですが…。どうしてこうなった。

登場キャラクター
さぁたん・・・記憶を失った魔女っ子。本当の名前はわからない。ドS。
ナーゴ・・・・さぁたんと共に行動する黒猫。ボケ担当。
ミキタロウ・・弱気な男の子。さぁたんによくいじめられ、ふりまわされる。
ギンガ・・・・元気いっぱいな男の子。家具を作ったり、サッカーしたり。
アラン・・・・ツンデレな男の子。海が好き。
魔法のペン・・喋る魔法のペン。描いた物を具現化させる。世界を創ることができる。

描けば何でも具現化する魔法のペンが世界を作った、となっている世界。
荒野に魔法のペンが現れ、プレイヤーに世界の仕組みについて説明する(魔法のペンが全てを作ったのだと)。
そして(お絵かきミニゲームのチュートリアルを兼ねて)リボンを描かせ、魔法のペンの使い魔を生み出す。
使い魔の名前はナーゴ・ペンラスター。
今回現れたのは14代目。しゃべる黒猫。前代は人間の男の子だったそうな。
ナーゴが14代目ということは世界の創造も14回目だという。
さて、世界を作るか、となるが、ナーゴは猫のためペンが握れない!
根性で持て!と魔法のペンがわめいていると、とんがりぼうしの女の子がふらふらと現れる。
ナーゴは自分の代わりに女の子にペンを使ってもらい、世界の創造を進めようとする。
女の子の名を問うナーゴ。
が、女の子の答えは・・・
「さぁ??」
女の子は自分の名前がわからない。さぁと答えたから、さぁたんと呼べ!という。
ナーゴがペンを使うことをお願いしようとすると、聞きもせずに断るさぁたん。
マイペースすぎる。
なんやかんやで、さぁたんにペンを持たせ、さぁたんの今欲しいもの「家」をお絵かき。
さぁたんは自分がどこからきたかもわからないし、帰る場所もないという。
メルヘンチックな家を作り、ドアノブがついているのに横にスライドする摩訶不思議な玄関を通って家の中へ。
そんな調子でさぁたんとナーゴの世界創造が始まった。
418びっくり!とびだす!魔法のペン2:2013/06/22(土) 23:54:13.71 ID:LqTWIB1a0
家の周りに突然現れた「ミキタロウ」と名乗る男の子。優しいふわふわした子です。
赤い花を描いて欲しいと頼むが、さぁたんは白い花を描く。
花が咲いたのを見届けると、ミキタロウは用事があるといってどこかへ行ってしまう。
さぁたんは、家の周りを森で囲ってミキタロウを締め出すという。
森ができると、なにやら木の中から声が。
おなかがすいて出られないという声に、このままだと不気味だからという理由でリンゴを描くさぁたん。マイペースです。
リンゴをあげると現れたのは「ギンガ」という男の子。見るからに元気いっぱいのスポーツ少年。
ギンガは山にいるという青い鳥が見たいのだそうだ。
そして今度はまた別の木から声が。
傘がほしいという声に、さぁたんが傘を描いてあげると、
「アラン」という男の子が現れた。「・・・ふん」が口癖のツンデレ少年。

「ミキタロウ」「ギンガ」「アラン」とともにさぁたんは色々なものをお絵かきしていく。
そして世界は山エリア、海エリア、街エリアの3種類にわかれ、それぞれ発展していく。
さぁたんがお絵かきするたびに、各エリアが発展し、世界の住人が増えていく。
農作業が好きな子、料理が好きな子、サッカーが好きな子、動物が好きな子、洋服が好きな子等々。
そんな住人たちの願いをお絵かきでかなえていくさぁたん。
畑ができて、野菜ができて、それを調理するレストランができて、それを買う通貨が生まれ・・・。
住人たちはそれぞれユメをもってこの世界で生きている。
さぁたんはそれも叶えるためにもお絵かきをする。
途中ちょっとタカビーなお嬢様を、ジャガイモの雨や密室でのタマネギのみじん切りで懲らしめたりもするw
419びっくり!とびだす!魔法のペン3:2013/06/22(土) 23:57:52.46 ID:LqTWIB1a0
そんな中、ミキタロウ、ギンガ、アランの願いがわかってくる。
ミキタロウは、父の教えに従い、城を目指している。
ギンガは山にいるという青い鳥が見たい。
アランは海にいるというイルカが見たい。
他の住人の願いが叶っていく中、三人の願いはなかなか叶わない。

ある日、ギンガとアランのそれぞれの友達から、この世界のルールについて教えられる。
この世界は、海の子、山の子、街の子が魔法のペンの力を借りて発展させる世界であると。
ギンガは海の子、アランは山の子、ミキタロウは街の子。
しかしギンガとアランは逆のことをしている。何故そうなっているかは本人たちしかわからないという。

その後、アランとさぁたんが話していると、突然謎の男の子その1が現れる。
彼は海の使いのようで、イルカに会う方法をアランたちに教えてくれる。
橋を作り、そして港を作れ、と。
だが、港を作っただけではイルカには会えない。
その先については自分も知らない。海の子であればこの先どうすればいいかわかるだろうという。
アランはギンガに迷惑をかけたくないといって、あきらめてしまう。

さぁたんはミキタロウにアランのことを相談に行くが、
ミキタロウの元に、偉そうな謎の女の子が現れる。
女の子はミキタロウを「王」と呼び、城の中へ導く。
城の中で女の子は、
「王になるためには金貨の名前を呼ぶ必要がある。王になる者は名前を知っているはずだ」というが、
ミキタロウはわからない。
女の子曰く、「この世界の住人全てが幸せな気持ち(=夢が叶う)でないと王にはなれない」とのこと。
すっかり落ち込んでしまったミキタロウ。
さぁたんは、まだ願いがかなっていないギンガとアランのもとへ向かう。
420びっくり!とびだす!魔法のペン3:2013/06/22(土) 23:58:41.14 ID:LqTWIB1a0
ギンガに話しかけると、また突然謎の男の子その2が現れる。
山を開き、崩れた神殿のような場所にたどり着くギンガたち。
青い鳥を呼ぶにはここに鳥の水のみ場を置く必要があるとのこと。
さぁたんがお絵かきで水のみ場を作るが、青い鳥はそれだけでは来ない、と男の子に告げられる。
残りの方法は山の子ならばわかるはず、といわれ、ギンガは落ち込む。
そしてギンガはさぁたんに、同じように困っているであろうアランへの伝言を頼んだ。
イルカには船で会いに行く。船の名前は「六天丸」だと。

さぁたんはアランに伝言を伝えに行き、
船をお絵かきする。すると男の子が船へと変化する。
男の子は船「六天丸」だった。
船に乗り、アランはイルカと対面する。
夢が叶いうれしそうなアランは、さぁたんにギンガへの伝言を頼む。
青い鳥はのろし(火)で呼ぶ。名前は翼のほのお。

ギンガに伝言を伝えるさぁたん。
火をお絵かきし、名前を呼ぶと、
男の子が火へと変化する。翼のほのおの化身だったようだ。

アラン、ギンガの願いが叶ったので、全ての街の住人の願いが叶った。
ミキタロウの待つ城へ向かうさぁたん。
城で再開したミキタロウは別人のような、堂々とした態度で、金貨の名前を呼んだ。
エンジェルリーフゴールドコインと。
女の子は、戴冠の儀式を行うといい、さぁたんに王冠を描かせる。
女の子は王冠に変化した。
ミキタロウは、王冠を手にとると、城の玉座に置いた。
みんなが幸せであるようにと願ったら金貨の名前がわかった。自分が王冠を独占していいわけないと。
王にならなくとも幸せそうなミキタロウと別れ、さぁたんは自分の家へ向かった。
421びっくり!とびだす!魔法のペン4:2013/06/23(日) 00:01:49.33 ID:JosZ7/Qk0
家に帰るとさぁたんはナーゴに「話がある」と言って、外へ出る。
外は雨が降っていた。
さぁたんは、寂しそうにお絵かきでは作れないものがいっぱいあるという。
みんな、自分がいなくとも、魔法のペンがなくとも幸せでいられるから。
だから自分はもうこの世界からさよならする、と言って、
消しゴムをお絵かきし、自分を消してしまう。
残されたナーゴと魔法のペンはパニック状態。
消しゴムなんて危ないもの、第一級天使以上しか許されていない。
なんで普通の女の子であるさぁたんが描けるの!?
と。
消しゴムを使って消えた存在は、ペンによって描かれたこの世界から完全に消えてしまう。

(途中の選択肢によってエンディングが分岐します)

(ミキタロウルート)
それでもさぁたんを探すナーゴと魔法のペン。
街の住人にさぁたんについて聞くが、住人の記憶からさぁたんは消えていた。
山を愛する海の子ギンガは「山がすきな奴なんているのかー?」と完全に海派に。
海を愛する山の子アランは、「山に入るな」と冷たくナーゴたちを追い返す。
そしてナーゴたちも住人から忘れられていく。
困り果てたナーゴたちに、城の中から呼ぶ声が。
中に入ると、ミキタロウがいた。
ナーゴたちのことも、さぁたんのことも覚えているようだ。
「みんなが幸せでないと現れない王冠が、今消えている。
それはつまり、幸せじゃない子がいるってことなんだよ。
さぁたんを迎えに行ってくるね」
といって、消しゴムを描き消える。

真っ白な空間にさぁたんがぽつんと立っている。
自分はいらない子なんだと嘆くさぁたん。
ミキタロウと、遅れてナーゴたちもやってくる。
ミキタロウはさぁたんに、世界に戻ろう、と優しく説得する。
魔法のペンがなくなっても、その手でなんだってできるじゃない。
料理でもなんでも。それに、僕と手をつなぐこともできるよ。と。
そしてさぁたんはミキタロウの手をとり元の世界へ戻った。
さぁたんたちが戻ると、街の住人はさぁたんのことを思い出して、家で待っててくれた。
さぁたんたちの世界の発展はまだまだこれからも続く。
422びっくり!とびだす!魔法のペン5(終):2013/06/23(日) 00:03:58.42 ID:JosZ7/Qk0
(アランルート)
さぁたんが消えたように見えた!とアランが駆けつける。
嫌な予感がしていた。
さぁたんは最近様子が変で、住人の一人にお別れの挨拶までしていたと。
アランは街のあちこちを探すがさぁたんは見つからない。
青い鳥にさぁたんを探してもらうと、どうやら初めてさぁたんとアランがであった場所に気配があるという。
アランは魔法のペンでさぁたんを描き、さぁたんを呼ぶ。
泣きながら現れるさぁたん。
自分はこの世界にいらない子。でも一人はもう嫌だー。と。
アランは、お前がいらない訳ないだろうが。と言って慰める。

(ギンガルート)※うろ覚え
さぁたんが消えた!と慌てるナーゴ。
ナーゴはギンガに泣きつくが、落ち着いた様子のギンガはのんびりと世界各地を探しに行く。
ナーゴはパニック状態だが、ギンガは何かを待つかのように落ち着いていた。
そしてさぁたんの家の中へ。
ギンガがさぁたんと一緒に作ったテーブル。これがあるんだから戻ってくると。
そして部屋の隅に現れるさぁたん。
ギンガは一緒におえかきしよう、と言ってさぁたんを描く。
寂しかった・・・!と泣くさぁたんを慰めるギンガ。

(裏設定)
クリア後のおまけでARカードを集めることができる。ARカードで遊ぶと各キャラの本編に出てこない設定が見られる。
その中で、街の住人の名前はその世界の仮の名前であり、真の名前は天使の名前という設定がある。
例えば、ギンガはガギエル(魚を司る天使)。アランはアラエル(鳥を司る天使)。
その中でミキタロウだけは位の高い(高そうな)天使ミカエルが真の名前であり、消しゴムを描いて使えたのはそのへんの関係かもしれない。
それもあってか、魔法のペンのセリフに突然「第一級天使」とかいう単語が出てくる。
最初見たときは何かと思った。
さぁたんは・・・サタン(悪魔)なんだろうなぁ。
423ゲーム好き名無しさん:2013/06/26(水) 08:59:55.92 ID:N9VRl5200
乙っす。
サタン=大天使ルシフェルだから女の子も消しゴム出せるんすかねえ。
424ゲーム好き名無しさん:2013/07/01(月) 00:28:55.43 ID:41aqZFoS0
保守。
何か書きたいが、プレイする暇がないからどうしようか・・・
425ゲーム好き名無しさん:2013/07/01(月) 19:33:34.66 ID:+t9CE1eE0
魔法のペン乙です
前にトンデモなゲームとしてどこかのスレで名前が挙がってたけど、
そんな裏設定があったのか・・・
426ゲーム好き名無しさん:2013/07/01(月) 22:27:08.60 ID:vQg+BVmqO
>>424
クリア済みのやつの内容を思い出しながら書くとか?
427ゲーム好き名無しさん:2013/07/01(月) 23:30:27.91 ID:+t9CE1eE0
よくあるのが
1)うろ覚えでだれかあらすじ書く
2)文末に「詳細は誰かお願いします」
3)数日後〜何か月後かに詳細が投下される。
って流れですね。

wikiのおかげで、どれだけ昔でもあらすじ項目さえ作っておけば
wiki流し読みした誰かが「そういえばこんなゲームあったなあ」って流れで書いてくれますね
428探しにいこうよ:2013/07/02(火) 00:41:27.23 ID:aV6aWLvO0
>>426
では簡単に、PS2の『探しに行こうよ』でも語りますか
やったのは大分前でうろ覚えだから、間違えがあるかもしれない


ドラクエとかで出てきそうなファンタジーの世界にある、平和な城下町・リズが物語の舞台
そのリズに引っ越してきたガントレット職人の息子が本作の主人公で、
リズに住んでいる同年代の少年少女10人と友達になる

10人の少年少女はそれぞれ得意分野を2つ持っており、主人公は状況に応じて3人を選んで、
大人にとってはとても些細な、子どもにとっては大きな冒険を通して友情を築き上げていく
429探しにいこうよ:2013/07/02(火) 00:48:32.15 ID:aV6aWLvO0
ある日
友達の一人である少女が、以前の冒険の時に行ったリズの外にある石碑の所へ一人で出かけ、
そのままオークに攫われてしまう事件が発生する
主人公は友達3人と共にオークの住処になった砦へ行き、オーク達を出し抜いて少女を救出する
何故少女は、一人で石碑の所へ行ったのか?
理由を尋ねてみると、「以前に訪れた際に石碑から、『主人公の名前』と『ルキノエラ』という言葉が聞こえてきたから」との答えがきた
さらに彼女は「砦の奥へ、魔物を連れて歩いていく魔法使いを見た」と話す

一度町へ戻ってきた主人公達は少女の話から、『魔物を連れた魔法使い』=『ルキノエラという悪い魔法使い』と考え、
「悪い魔法使いであるルキノエラをやっつけよう」と4人で再び砦へ赴く
砦の奥は魔法使いの住まいらしいダンジョンで、その先にいた老エルフの魔法使いと戦う
物語の形式上主人公は戦闘に勝つが、魔法使いはダメージを受けてないようにぴんぴんしている
実はこの魔法使い、王宮務めの超有名人な魔法使いだった
主人公達の無礼を特に気にする事なく、それどころか「ルキノエラは『永遠の友情が約束される』伝説の地の名前」だと教えてくれる
430探しにいこうよ:2013/07/02(火) 00:53:05.97 ID:aV6aWLvO0
伝説の地・ルキノエラの話を聞いた主人公達は、さっそくその地に関する噂話を町で集め、
そこへ行くのに必要となる4つのアイテムを回収
主人公は、親友と呼べるレベルの友情をはぐくんだ友達3人と共に再び石碑へ向かう
石碑の所へ行くと、ルキノエラに行く者へ試練を与える竜が住む谷へワープ
そして門番を務める竜と戦って倒すと、その先にあった伝説の地へと足を踏み入れる
ルキノエラは周りを崖に囲まれた、綺麗だがどこかさみしい場所だった
竜から永遠の友情を祝福されたが、この地から出る事を許さないと言われる
竜曰く、『ルキノエラから出ると、この友情が壊れてしまう』らしい

一緒に来た友達3人は主人公との友情が壊れる事を嫌がり、最初はこの地に永遠に留まろうと主張した
しかし主人公に諭されて、最後には全員「ルキノエラから出る」との意見にまとまる
4人は竜に再び挑み勝利すると、何故か竜は4人を褒める
『ルキノエラから出ると友情が壊れる』というのは真っ赤なウソで、4人の友情を確かめる為の、本当の最終試練だったと語る
今後のルキノエラは、主人公達の遊び場として使用していいと竜が許可する
そして4人はリズの町へ戻り、その後も、リズに住む11人の少年少女は友情を築いていきましたとさ
(おわり)
431ゲーム好き名無しさん:2013/07/02(火) 00:54:22.02 ID:aV6aWLvO0
メモ無しで直接投下したから、誤字脱字があるかもしれない
オヤスミ
432ゲーム好き名無しさん:2013/07/02(火) 23:59:10.54 ID:NDVQhiYo0
Wikiの連絡用掲示板の「愚痴スレ」の190から代理書き込み。
その人は投稿規制で書き込めないとのこと。

--------------------------------------------------------
このスレの>>431までをWikiに収録、未解決リストに反映。

このスレの以下3作を追加。
「探しにいこうよ」「びっくり!とびだす!魔法のペン」「ゴーレムのまいご」

「Call of Duty BlackOps2」に関してはすでにwikiに追加されていました。

このスレの以下2作を追記。
「ボーダーダウン」「ダリヤ 〜 Lasciatemi morire 〜」

差し替え・追加スレッドに投稿された以下12作を追加。
「鬼忍降魔録 ONI」「夢見館の物語」「バトルマニア」「バトルマニア大吟醸 」
「バトルゴルファー唯」「少年忍者サスケ」「エイリアンソルジャー」
「ILLBLEED」「ドクターハウザー」「ジェット・セット・ラジオ」
「東方神霊廟 〜 Ten Desires.」「スペースチャンネル5」


書き込み途中の物で3月未満の大神(Wiki直接書き込み)[2月] ・タイムトラベラーズ[2月] •勇者30 SECOND[2月]を消去
執筆予告にあった1月未満の•ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(家庭版)[4月]
・金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇[4月]を消去
--------------------------------------------------------

つか差し替え・追加スレッドの投稿ラッシュがすごいなあ

文章の癖から一人の人が書いてくれてんのかな?
ありがたい!
433ゲーム好き名無しさん:2013/07/06(土) 14:30:39.11 ID:gQr2A9tQ0
纏め乙です

>追加スレ
気づかない内に大量に良作が投下されてる!
434SPY:2013/07/11(木) 22:01:06.22 ID:7iGv7Kk60
RPGツクール2000で作られたフリーRPG『SPY』行きます。
細かい部分を覚えていないのでダイジェストです。
このゲームはマルチエンディングなのですが、
とりあえずは私がプレイして到達した、任務成功ENDを元に書きます。

とある中世的な世界での事。ジラルダン国という国の西にある国が
ヴァンデッタ国という軍事大国に攻撃されてしまいジラルダン国に援軍要請をした。
そこで全兵力の半分を送ったのだが、到着する前に西の国が攻め落とされてしまった。
そのため、ヴァンデッタ国が次にジラルダン国を攻撃してくる可能性に備えて
援軍として送った兵達を国境線に配備しておいたのだが、
これをチャンスと見た、ジラルダン国の東にある長年の宿敵と言える大国が
ジラルダン国に攻め入ってきたのだ。
その戦いは、ジラルダン国が全兵力の半分しか配置できていないせいもあって膠着。
西の国に送った残りの半分を呼び戻せば兵力の差で押し返せると思われるが
そうするとヴァンデッタ国の侵攻に対する備えができなくなってしまう。
そこでジラルダン国は、ヴァンデッタ国にジラルダン国攻撃の意思があるのか調べるために
スパイを送る事にした。だが送られていったスパイ達はことごとく、
ヴァンデッタ国の秘密警察に捕らえられ死刑に処されるか、
もしくはいつまで経っても調査が進まないために
ジラルダン国自身が送った暗殺者によって処罰として暗殺されたのだった。
そして、数十人目のスパイとして送られる事になったのが、
数年前にも敵国の艦隊の位置を詳細に調査して本国に伝える事でジラルダン国を救った
ベテランのスパイ、シオン=クラートであった。本作の主人公である。

シオンは事前にジラルダン国によって新聞社の新入り記者という身分を与えられていたので、
早速ヴァンデッタ国にある新聞社に入社し、
シオンの本当の身分を知らない親切な先輩記者と共に記者として働いていくのであった。
記者という職業のおかげで、若き大将軍や経済を担当する大臣といった
重要人物たちとも簡単に知り合う事ができ、彼らと親交を深めていく。
また、ラクリマという表向きは踊り子の、ジラルダン国から送られた協力者とも知り合い、
互いに情報交換しながらさらにヴァンデッタ国の内情について調べていった。

そのうちシオンはヴァンデッタ国という国が、軍事大国でありながら
経済的には非常に困窮している国だというのを知った。大臣は言う。
「この国では、たった10Gのために母親が娘を売春宿に売り払うと言うのが
日常的に行われているのだ。分かるかい、たった10Gだよ?」
(ちなみに10Gというのは記者としての仕事を2〜3件こなせば手に入る金額。
後述する『本格的な指輪』は、15Gか25G程度の値段だ)
その話を聞いて、ヴァンデッタ国にジラルダン国を攻撃する余裕があるのか
疑問に思ったシオンは、ヴァンデッタ国の軍を挙げての宴会の時に、
若き大将軍に思い切って聞いてみた。
「ズバリ聞きます!ジラルダン国攻撃の意思はヴァンデッタ国にはあるのですか!?」
「いや、ヴァンデッタ国にはそんな余裕は無い。ジラルダン国への攻撃は無いよ」

今まで調べてきたヴァンデッタ国の内情と、若き大将軍から聞いた話から、
『ヴァンデッタ国のジラルダン国への攻撃は無い』という結論を出したシオンは、
その旨を手紙に書いてジラルダン国へ送った。
もちろん内容は念入りに暗号化しており、検閲されても大丈夫なようにしてある。
435ゲーム好き名無しさん:2013/07/11(木) 22:02:02.33 ID:7iGv7Kk60
後はヴァンデッタ国から出国するだけとなったシオンは、
ラクリマとは
別の、ジラルダン国から送られた協力者の元へ行ってみた。
すると、なんとその協力者は暴行されてズタボロになっているではないか。
そしてその隣には、その犯人と思われる男がいた。その男は言う。
「やあ、新聞記者シオン=クラート君、始めまして。私は秘密警察の者だ。
そこに倒れてる奴は、実はジラルダン国のスパイだったのだよ。
だからこうして痛めつけたわけだ。さて、これからさらに拷問するのだが…
おやおや、既に自殺したようだ、残念。さて、今日の所はこれで失礼しよう…
シオン=クラート!貴様の正体を完全に暴いて処刑してやるからな!」

秘密警察に目をつけられてしまったシオンだが、
幸い相手は、怪しいと思っても確実な証拠を掴むまでは自由にさせてくれるという
ある意味ヌルい奴だったので、ラクリマと協力して脱出する算段を立てようとした。
だがシオンもラクリマも、秘密警察に目をつけられて派手に動けない。
そこで、ラクリマがシオンとよく合う理由について
『シオンの婚約者だから』と説明したとラクリマから聞いたシオンは、
アイテムを売る行商が、見事な宝石を使った『本格的な指輪』を売っているのを見て、
それを使って、秘密警察のラクリマへの疑念を晴らす事を思いついた。
幸い、記者としての仕事の給料や古代遺跡の発掘で得た財宝、
前述の大臣の所へ取材に行った際に気に入られて貰ったお小遣い等のおかげで、
シオンにはそれを買えるだけのお金がある。

秘密警察に何度目かの事情聴衆をされた際に、
ラクリマはシオンから受け取った『本格的な指輪』を秘密警察の者に見せて叫んだ。
「あの人がスパイだなんて、そんなの何かの間違いに違ってます!
見てください、婚約指輪としてこんな立派な指輪を渡してくれたんですよ!
もしあの人が偽装として私と婚約したのなら、こんな指輪を渡すものですか!」
「失礼、その指輪を見せてもらってもよろしいですか?
(ふむ、コレは大粒で純度の高い宝石を使い、金属部分の細工も立派なものだ。
という事はシオンの彼女への想いは本物だな。彼女はシロ、か)
いやいや、何度もあなたを疑ってすいませんでした。
彼と幸せになれるといいですな!
…もっとも、彼との結婚は、少し遅くなるかも知れませんが、ね…」
「は、それは一体どういう…」
秘密警察の者は、きょとんとした表情をしたラクリマを残し、部屋を出ていった。
上手い事を言ったつもりでいて、実はスパイの仲間に騙されているとも知らずに。

こうして疑いが晴れた事で大きな行動も出来るようになったラクリマは、
『シオンが記者として、とある豪華客船の取材に行き、
その船が海賊船(に偽装したジラルダン国軍の船)に襲撃され沈没し
シオンは行方不明になった』
という筋書きを立てる。
そしてシオンはそのシナリオ通りに表向きは行方不明となる事で、
ジラルダン国への帰国に成功したのであった。
新聞社の仲間達は最後までシオンの正体に気づかず、
良い仲間だったシオンが海賊騒ぎで行方不明になってしまい落ち込んだという。
436ゲーム好き名無しさん:2013/07/11(木) 22:03:01.49 ID:7iGv7Kk60
そしてジラルダン国は、シオンから得た情報を元に、西へ配置した兵力を東へ送り
兵力を倍にする事で東から侵攻を退け国を守る事に成功したのだった。
ヴァンデッタ国はジラルダン国に侵攻するどころか、
攻め入ったジラルダン国の西の国を統治する余裕すら無く、
後にその国の独立を認める事になる。西の国の占領自体が無意味になってしまった。

この任務を終えた数ヵ月後、シオンはジラルダン国の情報将校に呼び出されていた。
「シオン君、前の任務の時はご苦労だったね。さて、君に新たな仕事を頼みたいのだが…」
シオンのスパイとしての仕事は今後も続いていくのだ。

END


以上です。記者としての仕事や剣術バトル、遺跡発掘など色々あって、中々楽しいゲームです。
エンディングも、任務失敗や、ラクリマと本気で恋仲になっての駆け落ちなど、いろいろあるようです。
437ゲーム好き名無しさん:2013/07/13(土) 00:43:07.76 ID:aqntdbCK0
大量依頼です

[Wii]
黄金の絆
[ニンテンドーDS]
デビルサバイバー2 *
[PS2]
グローランサーII
グローランサーIII
こんねこ
[PS]
PANDORA MAX SERIES vol.2 死者の呼ぶ館
PANDORA MAX SERIES vol.3 ラビッシュ ブレイズン
PANDORA MAX SERIES Vol.5 ごちゃちる
PANDORA MAX SERIES Vol.6 ONI零 〜復活〜
[PS&SS]
デバイスレイン(DEVICE REIGN) *
[携帯アプリ]
ペルソナ2 罰 INFINITY MASK
[同人ゲーム]
アルフール小国物語 -エルグス侵攻戦争-

*...未完だがリストに入っていない
438ゲーム好き名無しさん:2013/07/13(土) 16:43:01.39 ID:wInjRz+z0
ファンタシースターオンライン2のエピソード1のストーリーを投下します。
今回は途中までですが。

あらすじ
ヒューマン、キャスト、ニューマンの三種族で構成された「惑星間航行船団」
通称「オラクル」が惑星調査のため銀河を駆け巡り、調査団「アークス」が調査と交流を行う。
(外宇宙へ進出しているのに「惑星間」航行船団なのは突っ込んではいけない)。
そして今、新しいアークスが旅立とうとしていた。
439ファンタシースターオンライン エピソード1:2013/07/13(土) 16:45:22.31 ID:wInjRz+z0
0章
プレイヤーキャラクター(以降、PCと略称)はアークスになる為、
アフィンという馴れ馴れしいニューマンの少年と共に惑星ナベリウスでアークス入隊試験の修了演習を受ける。
アフィンによると修了演習はナベリウスでも比較的安全な地域で行われるらしい。
2人が演習に参加し、ある程度進んだところで突如、ダーカーと呼ばれる謎の生命体が大量に出現。
アフィンによると「アークスを含めた宇宙全体の、不倶戴天の敵」との事。
ナベリウスには、これまで出現した事が無かったらしく、アフィンは驚きを隠せない。
二人はダーカーに包囲されるが、なんとか包囲を突破する。
ダーカーから逃げる際中、自分達と同じ研修生と合流するがダーカーに追いつかれて研修生は殺されてしまう。
PCとアフィンが同期の死に動揺している隙にダーカー達は二人を再び包囲する。
絶体絶命と思われた時にゼノという名の試験監督者を務めるアークスに助けられる。
(この時、新人が一人死んで明らかに間に合ってないのにゼノは「怖いくらいドンピシャ」と発言する)
その後、先輩アークス達がダーカーを殲滅し、PC達は試験を終えて帰還する。
PCとアフィンは同期の死を始めとする今回の出来事に動揺を隠せない。
そんな二人にゼノと彼のパートナーであるエコーは飄々と「よくあることだから気に病むな」と発言するのだった。

1章ACT 1
アークス達が生活するアークスシップという船の内の1席にあるショップエリアの広場でPCはシオンという女性と出会う。
彼女からマターボードという謎の物体を渡される。
「今後はマターボードの導きに従え」的な事を言ってシオンは姿を消す。
試しにマターボードに従い、ナベリウスに降り立つPC。
すると、不思議な事にアークス入隊試験の修了演習と、その時の状況が完全に再現されていた。
無論、ダーカーが大発生してアフィンと一緒に包囲されるところまで再現される。
その時、誰かが助けを求めるのを感じ取ったPCはアフィンを引っ張って助けを求める者の元に急ぐ。
そして、身元不明の少女を救い出す。
その少女はマトイというのだが彼女は記憶を失っており、
彼女は記憶を取り戻すまでメディカルセンターに引き取られる事になった。
440ファンタシースターオンライン エピソード1:2013/07/13(土) 16:46:12.72 ID:wInjRz+z0
1章ACT 2
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会。
マターボードについて説明を彼女に求めるが、
シオンは「貴方がマターボードの機能を正確に知る必要は無い」とだけ言って新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
マターボードに操られているのだろうか、
またナベリウスに降り立つPC。
またしても、アークス入隊試験の修了演習と、その時の状況が完全に再現されていた。
ダーカーがPCとアフィンを包囲して襲い掛かる。
しかし、二人はダーカーを大して苦労せず返り討ちにした。
その直後、二人は不気味な気配を感じ取り、気配の方へ向かう。
進んでいくと仮面を被った黒コートの人物と遭遇する。
仮面の人物はPCの姿を確認すると斬りかかってきた。
だが、そこに一組のアークスが乱入し、仮面の人物を撃退する。
乱入したアークスの一人ゲッテムハルトはPCに仮面の人物について尋ねるが、
PCには仮面の人物に全く心当たりが無い。
PCの返答を聞いたゲッテムハルトは従者のメルフォンシーナを連れて帰還していった。

2章
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は「貴方の行動が未来を決める」とだけ言って新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
・ロジオという学者からナベリウスの地質調査の依頼を受けたPCはナベリウスの凍土に降り立つ。
ロジオによるとナベリウスは森林の隣に凍土があるという珍しい惑星であり、その理由は未だ解っていないらしい。
そこでPCに凍土の地質調査を依頼したとの事だ。
凍土を調べているとダーカーを見つけるが彼らはPCには見向きもせず、何かを探しているようだった。
地質調査をしながらダーカーの後を追っていると、何かの部品と思われる物体を見つける。
部品を回収した直後、あの時の仮面の人物が襲い掛かってきた。
途中でゼノとエコーが加勢してきた事もあって仮面の人物を撃退する。
二人が来たのは偶然かと思いきや、ゼノがエコーにPCが何の依頼を受けているのか調べさせたらしい。
(プライバシーの侵害である。というか、何故?)
その後、PCは任務を終えて帰還する。
441ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/13(土) 16:47:46.54 ID:wInjRz+z0
3章
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は「事象は好転している」と告げて新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
・PCは回収した物体が何なのかを知る為に、かつて刀匠と呼ばれたジグというキャストの元に物体を持ち込む。
情熱を失ったとして気怠そうに物体を受け取るジグだったが少し調べてみると、途端に物体に興味を示し始める。
彼によると物体は破損した武器の一部らしい。
そして、やる気を取り戻したジグは破損した武器の残りのパーツを全て回収するようPCに依頼する。
報酬はPCの為に武器を一つ作る事で話は纏まった。
・PCはフーリエというキャストと共に惑星リリーパに降り立つ。
リリーパは辺り一面が砂漠と機械の惑星で、ダーカーか機甲種という暴走した機械しか居ないとされている。
だが、フーリエは惑星リリーパで、そのどちらでもない存在に最近、助けられたのだという。
ダーカーでも機甲種でも無い存在の正体を知るべく、二人は惑星リリーパに足を運んだのだ。
既に何回かリリーパに足を運んでいるのだが、手がかりが見つかる事もあれば、姿を確認するどころか何の収穫も無い時もある。
といった状況だった。
だが、遂に明らかにダーカーでも機甲種でも無い小さな存在を発見するが、彼らは機甲種に襲われていた。
どうやら、彼らは日頃から機甲種とダーカーの脅威に晒されていた為、すっかり臆病になっていたようだ。
それから、またリリーパに降り立って小さな存在を探していると
ゲッテムハルトが辺り一帯の機甲種を倒して回っていた。
彼は小さな存在を見つけると問答無用と言わんばかりに小さな存在に襲い掛かろうとするが、
PCとフーリエに制止される。
彼は小さな存在もダーカーに侵食されたら殺すよう二人に釘を刺し、仕方なく帰っていった。
助けてもらった小さな(以降、リリーパ族と呼称される)存在の一人がフーリエに感謝するのだった。

4章ACT1
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
・ウルクというアークス志望の女性とPCは知り合う。
彼女は、意欲はあるのだがニューマンでありながらフォトンを扱う才能が殆ど無い為、アークスになれずにいた。
ダーカーはフォトンの力でしか完全消滅させられないので、アークスにはフォトンを扱う能力が必須であり、
それは後天的に伸ばす事が出来ないとされているからだ。
・ライトという人物から自身が博士と呼ぶ人の捜索を依頼される。
博士という人物は惑星アムドゥスキアの原住民である龍族の研究をしており、
アークスでもある事を良い事に一人アムドゥスキアに出かけてしまったらしい。
アムドゥスキアに降り立ち、ライトが博士と呼ぶアキという女性を連れ戻す。
その後、アキに誘われる形でアムドゥスキアの火山洞窟で龍族の研究を手伝う事になった。
火山洞窟を移動していると龍族の一員を見つける。
試しにアキが声を掛けるが無視されてしまう。
更に火山でダーカーと遭遇する。
龍族はダーカーを自力で撃退できる筈だが、その割にはダーカーの数が多い気がする。
おそらく、龍族がフォトンの力を使っていないからだろう。
ダーカーはフォトンの力でしか完全消滅させられない。
それ以外の方法で倒しても完全には消滅せず、ダーカーの細胞がその場に残留する。
アキとしては、その事実を龍族に教えたいところだが向こうは聞く耳を持ってくれないらしい。
火山の奥地で先程のとは違う龍族の一員ヒ・ロガと遭遇するが、ヒ・ロガは突然襲ってきた。
仕方なく3人は迎撃する。
戦いの末にヒ・ロガは死亡してしまう。
それを見ていた他の龍族は3人を非難し、3人は仕方なく帰還していった。
442ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/13(土) 16:48:56.51 ID:wInjRz+z0
4章ACT2
マターボードに従い、アムドゥスキアに降り立つPC。
火山洞窟を移動している途中で龍族の一員を見つける。
試しにアキが声を掛けるが、その龍族は突如、襲い掛かってきた。
仕方なく3人は迎撃する。
戦いの末にその龍族は死亡してしまう。
アキは明らかに狂乱していた龍族の死体をその場で解剖して調べてみる。
すると、その龍族は身体の内部をダーカーの細胞に侵食されていた事が判明する。
火山の奥地で先程のとは違う二人の龍族と遭遇するが、一人がもう一人の龍族ヒ・ロガに襲われていた。
ヒ・ロガは明らかに狂乱している。
おそらく、ダーカーに侵食されているのだろう。
PC達は2人の間に割って入り、ダーカーに侵食されたヒ・ロガをフォトンの力で倒す。
(ACT1の時と対処は変わらないのに何故か、ヒ・ロガは助かる。侵食の度合いは前回交戦した方が低いにも関わらずである)
ヒ・ロガを助けたPC達に、ヒ・ロガに襲われていた龍族ヒ・エンは感謝する。

5章
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
・例の武器の部品についてジグから話を聞く。
彼によると武器の部品はあと2つあるだろうと言う。
(何故、その事が解ったのか、説明は殆ど無い)
武器を探そうしていたところにゼノと再会する。
彼はPCがジグから依頼を受けた事を知っているらしく、
ダーカーや仮面の人物が探していたのだから、ソイツ等が探している所にある可能性がある。
とアドバイスする。
・惑星リリーパの地下坑道で仮面の人物を見つけたPCはリリーパの地下坑道に武器の部品があると判断し、探し始める。
途中でリリーパ族と交流を図ろうとするフーリエの姿を何回か見つける。
フーリエはリリーパ族と少しずつ友好を深めていっているようだった。
・本格的に武器の部品を探し始めて10日後のある日、アフィンと合流する。
アフィンと一緒に部品を探していると、ある象形文字を発見する。
象形文字を解読出来ない二人は頭を悩ませるが、そこにフーリエや彼女と打ち解けたリリーパ族がやってきた。
象形文字を見たリリーパ族はPC達を案内し始める。
リリーパ族に案内されて辿り着いた場所に武器の部品が隠されていた。
武器の部品を回収し、PC達は帰還する。
443ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/13(土) 16:50:01.51 ID:wInjRz+z0
6章
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
・惑星アムドゥスキアの浮遊大陸で仮面の人物を見つけたPCはアムドゥスキアの浮遊大陸に武器の部品があると判断し、探し始める。
その途中でアキやライトと再会。
浮遊大陸を探索していると龍族の一人がダーカーの細胞に侵食されて苦しんでいるのを見つける。
3人は治療しようとするが、その龍族は一族の誇りを理由に拒否の意思を示す。
そんな龍族の一員に対してアキは「命を粗末にするな」と説教する。
(4章ACT2で龍族の死体を嬉々と弄り回して死を悼まなかった人が言っても説得力が全く無く、とても同一人物とは思えない)
結局、フォトンの力による治療が行われた。
治療を受けて助かった龍族は驚きを隠せずにいた。
・本格的に武器の部品を探し始めて11日後のある日、浮遊大陸でゼノやエコーと合流する。
その直後、ヒ・ロガが3人の前に現れて西に行けと進むべき方角を示し、その先で待っている者がいると伝える。
西に進んでいくと先日助けた龍族と再会する。
彼によると、ダーカーにはフォトンの力が有効。という事実を教えてくれた事に対して
奥で待っている者が一族を代表して礼を言いたいらしい。
PC達が先に進もうとすると、仮面の人物が姿を現す。
仮面の人物の目当てはPCのようだ。
だが、龍族が仮面の人物の前に立ちはだかる。
仮面の人物の相手を龍族に任せてPC達は奥へと進む。
奥に辿り着くと、龍族の長であるロ・カミツが出迎える。
彼女は礼を述べ、ある物を渡したいが、その前にある物を渡すのに値するか、試させてほしいと言う。
龍族のコ・レラとの力試しをする事になった。
(開発陣の中にはこの名前に疑問を持つ人はいなかったのだろうか?
他にチの性を持つ龍族がいるらしいけど、チ・フスは今後出るかな…?)
コ・レラとの力試しを終えてある物を渡される。
それは探していた例の武器の部品だった。
武器の部品を受け取ったPC達は帰還する。
(ちなみに仮面の人物は龍族に撃退されました。仮面さん弱いよ…)
444ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/13(土) 16:52:08.74 ID:wInjRz+z0
7章
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
・PCはジグに回収した例の武器の部品を渡す。
早速、ジグは修繕に取り掛かる。
・ウルクがアークスにはなれなかったがアークス職員になれたという事で喜んでいた。
なんでも彼女の意欲とアークスになる為の努力を「ある偉い人」が評価したからだとか。
・あれからナベリウスの地質調査を続けていたロジオが行方不明になったらしい。
ロジオの姿が最後に確認されたナベリウスの凍土でロジオの私物と思われる物を見つけて遺留品として持ち帰る。
アキやライトと共に遺留品を調べると、遺留品にはアークスのフォトン攻撃によるものと思われる痕跡が残っており、
ロジオはダーカーや凶暴化した原生生物に襲われたのでは無く、アークスの者によって拉致あるいは殺害されたであろう事実が判明する。
・ある日、アークスシップの1隻がダーカーの大軍に襲撃される。
PCを始めとする数多くのアークス達は急いで現地に向かう。
現地でメルフォンシーナと再会。
彼女と共に周囲のダーカーを片付けていく。
その際、メルフォンシーナは「根本を絶たないと自分達は最終的にダーカーに負けてしまうだろう」と呟く。
実はアークスにダーカーを根絶する気は全く無い。
ダーカーを全て滅ぼしてしまったら、自分達の存在理由が無くなりかねないからだ。
一方のダーカーは自分達アークスを滅ぼしても、存在理由が無くなったりはしない。
この決定的な違いがある限り、自分達がダーカーに勝利する事は無いだろう。
引き続きダーカーを駆除していると二人は六芒均衡と称されるアークスの特権階級であり、
「アークスの規範となるべき存在」のリーダー格であるレギアスというキャストと鉢合せする。
彼は民間人の避難誘導を行っていた。
そこに巨大なダーカー2体が市街地で暴れているとの報せが入る。
六芒均衡であるレギアスが巨大ダーカー2体を駆除し、PCとメルフォンシーナが避難誘導をするのかと思いきや、
PCが巨大ダーカーを駆除し、レギアスとメルフォンシーナが避難誘導を行うことになった。
PCが巨大ダーカーを倒した頃にアークスシップを襲撃してきたダーカー達は撤退していった。
445ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/13(土) 16:54:37.76 ID:wInjRz+z0
今回はここまで、です。
2013年7月17日からエピソード2が配信されますので、
エピソード2をプレイする前に読む事をお勧めします。
446ゲーム好き名無しさん:2013/07/13(土) 18:55:43.63 ID:rCXUGlX+0


近年のネトゲはちゃんとしたシナリオがあるんだな
447ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/14(日) 11:23:09.16 ID:mUmhFRbH0
続きを投下します。
448ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/14(日) 11:24:01.49 ID:mUmhFRbH0
8章ACT1
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
・マターボードとは違う何かに導かれるかのようにナベリウスの遺跡を探索していたPCは、
その途中で六芒均衡のクラリスクレイスやマリアと出会うが彼女らはPCに遺跡から出ていくよう脅してきた。
どうやら、ナベリウス、特に遺跡にはアークス上層部にとって都合の悪い何かがあるようだ。
それはロジオが行方不明になった事と関係しているのだろう。
遺跡の奥まで進むとゲッテムハルトと会う。
彼はPCに対して「お前も導かれた」と心底楽しそうに笑う。
訳が解らないと言うPCに彼は「いずれ分かる」と答えた。
・ジグから悪い知らせが入る。
先日、ダーカーにアークスシップを襲撃された際、何者かに復元した例の武器を盗まれてしまったらしい。
窃盗犯は例の武器そのものだけを盗んでいき、他の物には一切、手を付けていなかったそうだ。
その事にジグは嫌な予感を覚える。
・ナベリウスの凍土を探索していると、サラと名乗る少女と出会う。
彼女はPCに人を探しているならリリーパに行くよう勧める。
リリーパに行くと地下坑道でロジオと再会する。
彼はアークスに殺されそうになったところを一人の少女に助けられ、
それからリリーパでフーリエやリリーパ族に匿って貰っていたのだ。
ロジオは地質調査の結果について話し始める。
凍土の成分からダーカーの因子が検出されたのだという、それも表面では無く、奥深くから。
この事からナベリウスの凍土は昔ダーカーが生み出したとロジオは推測する。
そして、惑星の環境を変える程の力を持つダーカーとして心当たりがあるのは40年前、
六芒均衡の前身である三英雄と死闘を繰り広げ、倒されたダークファルスしかいない。
(40年前のDFとの決戦について説明どころか、伏線すら無かった。
というか、この時までにDFの名前すら全く暗示されておらず、唐突に出てきた。)
要するに、最近までナベリウスにダーカーは出現しなかったというのは虚偽だったのだ。
だが、それだけでは命を狙う理由にはならない。
きっと、他にも何かあるのだろう。
ロジオはPCにナベリウスの謎の解明を依頼する。
449ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/14(日) 11:25:25.90 ID:mUmhFRbH0
8章ACT2
遺跡に来たPCは探索の途中でゼノとエコーの二人と合流する。
引き続き遺跡を探索していると六芒均衡のカスラに声を掛けられる。
彼は、脅迫はしてこなかったが同行と称して探索終了までPC達は監視下に置かれる事になった。
遺跡の奥に進むとそこにはゲッテムハルトとメルフォンシーナが居た。
彼らの手元には盗まれた例の武器があった。
彼らは例の武器クラリッサを使って遺跡の奥にある封印を解こうとしていた。
カスラはゲッテムハルト達の行動を阻止するよう命令する。
封印の解除をメルフォンシーナに任せてゲッテムハルトはPC達を迎撃する。
ゲッテムハルトと戦っている間に後少しで解除されるところまで封印が綻ぶ。
だが、最後の封印が中々解けない。
封印を解く最後の条件に気づいたゲッテムハルトはメルフォンシーナの腹を殴る。
すると、何故か封印が解ける。(設定上はそうなる理由があるのかもしれないが、ゲーム内では語られておらず説明不足である)
封印が解けて奥にある建造物から禍々しいフォトンが一気に溢れ出す。
ダークファルスの復活だ。
その際のゲッテムハルト自身の発言によれば、彼は過去の無念を払拭するべく、
ダークファルスを復活させ、倒そうとしていたらしい。
だが、ダークファルスは戦おうとはせずにゲッテムハルトの肉体を奪い、復活する。
カスラはPC達に40年前の真実を語り始める。
40年前、六芒均衡の前身である三英雄がDFを倒したのは虚偽で実際はナベリウスに封印しただけだった。
偽った理由は、DFを倒せなかったのにも関わらず、ダークファルスは倒せるものとアークスに信じ込ませる為だそうだ。
復活したダークファルス【巨躯】は新しい器の使い勝手を試すべく、PC達に襲い掛かってきた。
実質、PCとカスラの2人で巨躯と戦う。
カスラによると巨躯は未だ不完全な状態らしく、どうにかするなら今しか無い。
だが、今の自分達の戦力ではどうする事も出来ない。
そこでゼノが巨躯と戦って時間を稼ぎ、その間にPC達を撤退させた。
・PC達がアークスシップに帰還する途中、巨躯は眷属達を取り込んで惑星サイズにまで巨大化。
アークスシップに襲来しようとしていた。
そんな巨躯の姿を捉えたエコーに、ゼノが死んだあるいはDFに取り込まれたという最悪の可能性が脳裏をよぎり絶望する。
450ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/14(日) 11:29:19.78 ID:mUmhFRbH0
・帰還したPC達はダークファルス【巨躯】との戦闘に参加する。
作戦は巨躯に自身の肉体の一部を切り離して生み出すダーカーを大量に作らせて、それらを撃破する。
という事を巨躯が歩兵で撃破可能なサイズに縮むまで延々と繰り返すというものだ。
(前提が崩れて巨躯本体がそれなりの大きさのまま攻撃してくると作戦は破綻する。
それを警戒し、こんなアホな作戦は立案自体されないハズである。
しかし実際には立案されただけではなく実行されてしまう。絶対におかしいよ!)
だが、巨躯はそれなりの大きさのままアークスシップを攻撃しない理由がないのに何故かそれをやらず、
アークス側の作戦通りに歩兵で撃破可能なサイズに縮むまで延々と眷属をけしかけてくれたのでそれらを撃破。
遂にPCを含めた12人のアークスによって巨躯の本体との決戦が始まる。
激しい死闘の末にPC達はダークファルス【巨躯】を撃退し、一応の勝利を掴むのだった。
・だが、巨躯は殆ど無傷の状態で廃棄されたアークスシップの残骸の上に立っていた。
巨躯は不完全であるが故に依り代であるゲッテムハルトの影響を強く受けており、
今回のアークスとの戦いに対して「楽しかった」と感想を述べる。
そこに一人の女性と一組の子供、仮面の人物が姿を現す。
巨躯の不完全振りを見た女性ダークファルス【若人】は、不完全な巨躯の事を「どこかおかしくなった」と評する。
一組の子供ダークファルス【双子】も呆れているのか、全く言葉を発さない。
新参者である【仮面】に至っては仲間と共に巨躯を迎えに来たに関わらず、早々に立ち去ってしまう。
とにかく、DF達が合流した事をアークス達は知る由もなかった。
451ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/14(日) 11:31:20.60 ID:mUmhFRbH0
外伝
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
ある日、六芒均衡のヒューイがナベリウスを会場にして戦技大会という催しを開催する事を発表する。
ダークファルスの撃退記念だそうだ。
面白がるアークスも居れば、ダークファルスは未だ健在なのに戦勝記念?と首を傾げる者も居た。
(DFとの戦いで百万人以上もの死者が出ている。そんな中でお祭り騒ぎを行おうとする事、実際にお祭り騒ぎが開催できてしまうのか、甚だ疑問である)
ちなみに大会には二人一組での参加になるそうだ。
PCはアフィンとサラを含めた7人の内の誰かと参加する事になる。
・アフィンは自分がアークスになった理由を語り始める。
10年前、巨躯とは違うダークファルスがダーカーの大軍を引き連れてアークスシップを襲撃する大事件が起きた際、
生死及び行方不明になった姉を探す為らしい。
姉の行方は未だに解っていないそうだ。
ちなみに、その事件の顛末は当時の六芒均衡の一人が自身の命と引き換えにDF達を撃退したとの事。
・アムドゥスキアを探索していると、クラリスクレイスと再会する。
話を聞いていると、どうやら彼女はDFとの決戦は寝ていて参加していなかったらしい。
本来、DFとの決戦に先陣を切るべき六芒均衡の一人が参戦していなかった事実を聞いてPCは怒りを通り越して内心、呆れてしまう。
しかも、クラリスクレイスは戦技大会でロクでも無い事を考えているようだった。
・戦技大会当日(アフィンとサラ以外の場合)
一緒に参加するアークスと共にスタート地点に立つPC。
大会のルールはダーカーや凶暴化した原生生物を倒して得点を稼ぎ、競い合うという単純なものだ。
ヒューイとクラリスクレイスが大会開始を宣言し、各チーム一斉にスタートする。
戦技大会でPCは、これまでの探索で培った力を発揮し、一緒に組んだ先輩アークスを驚かせる。
そして、PCのチームが大会で優勝した。
優勝チームには、褒美として六芒均衡とのエキシビジョンマッチが行われる事になる。
不敵な笑みを浮かべて姿を現すクラリスクレイス。
彼女は自身曰く16分の1の力で戦うと言う。
PC達は六芒均衡が戦技大会を開いた本当の理由を理解した。
過去に倒したと宣伝されていたDFがナベリウスから復活したという事実に
多くの市民がアークスへの不信感を募らせ始めている。
特に六芒均衡は、「40年前のDFとの戦い」での評価が取り消され、このままいけば特権を剥奪される可能性すら有り得る。
そこで、そうなる前に戦技大会を開き、多くのアークス達の中で特に優れているであろう
大会優勝チームを叩きのめして力を誇示し、保身を図る気なのだ。
自分達の地位が何よりも大事な下衆に負ける訳にはいかない。
エキシビジョンマッチとは思えぬ激しい戦いの末にPC達はクラリスクレイスを返り討ちにする。
だが、その光景を若人が静かに観察している事には誰も気が付かなかった。
452ゲーム好き名無しさん:2013/07/14(日) 11:38:19.19 ID:04LQK4CRO
保守
453ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/14(日) 12:58:59.97 ID:04LQK4CRO
・大会当日(サラの場合)
共に参加するアークスが居ないPCは一人で大会会場に来てみる。
すると、サラが声を掛けてきた。
彼女も一人だった。
結局、彼女と組む事になった。
戦技大会でPCはこれまで培った力を発揮し、サラを驚かせる。
大会の途中でクラリスクレイスがマリアに呼び出されて何処かに行ってしまう。
それを知ったサラは「あとで逃げる必要がなくなった」と呟く。
そして、PCとサラが優勝した。
優勝チームには褒美として六芒均衡とのエキシビジョンマッチが行われる。
ヒューイが愛用のではない武器を携えて姿を現す。
PCとサラは六芒均衡が戦技大会を開いた本当の理由に気づき、相手するのも馬鹿らしくなったので、
呆れながら辞退しようとするが結局は戦う事になった。
戦いの末に二人はヒューイを打ち負かす。
大会を終えた後、ヒューイはサラがアークスではない事を知る。
・大会当日(アフィンの場合)
アフィンと共にスタート地点に立つPC。
各チームが自らの力を遺憾なく発揮して得点を稼いでいく中、
PCは遺跡の時に感じたマターボードとは異なる何かを、
アフィンは懐かしくも不気味な気配を感じ、気になって大会に集中出来ない。
結果、優勝どころか成績上位に入る事すら出来なかった。
優勝チームと六芒均衡のエキシビジョンマッチが行われているであろう時に、
二人は感じていた気配は気のせいではないと確信し、姿を現せ。と叫ぶ。
現れたのは黒いコートを着たニューマンの女性。
二人に気づかれたダークファルス【若人】は自分も不完全であるという旨の発言をする。
若人の姿を見たアフィンは激しく動揺する。
若人は巨躯が封印されていた装置を調べに来ていたのだが、
戦技大会が開催されているのを見つけたので、アークス達を観察していたらしい。
特に若人はPCに関心を向けていた。
今回の目的を達成したので、顔見せするだけで彼女は帰っていった。
(ちなみにダークファルス【若人】の事に気づくべき六芒均衡は一切、気づきませんでした。駄目じゃねぇか)
454ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/14(日) 13:02:39.83 ID:04LQK4CRO
今回はここまで。
次回はまた後日。
455ゲーム好き名無しさん:2013/07/15(月) 21:37:58.82 ID:vFVgCnV70
リクエストお願いします。

Fallout:New Vegas(PS3/Xbox360/PC)のDLC Lonesome Roadのストーリーを教えてください
フリーズ多すぎてで断念したので
456ゲーム好き名無しさん:2013/07/15(月) 22:56:04.85 ID:7QULppt10
アリスマッドネスリターンズ(PS3)予約します。
PCが規制中だから投稿は少し先になると思います。
457ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/17(水) 01:21:12.29 ID:lb2rC8rO0
続きを投下します。


9章
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は前回渡したマターボードによる変化を大いに喜んでいた。
その影響でダークファルスが復活し、ダークファルスとの戦いで百万人以上もの人が死んだのにも関わらず・・・。
だが、マターボードに操られているであろうPCは何も言わずに新しいマターボードを受け取る。
それから、またシオンは何処かに姿を消す。
・探索しているとダーカーと遭遇するが、突如、乱入してきた1体の龍にダーカーが捕食されてしまう。
ダーカーを捕食した龍はPCには見向きもせずに何処かに去って行った。
・アークス達の間で、アークス達を慰労する為、話題沸騰中のアイドルであるクーナによる
大規模なライブが各アークスシップで行われる事になり、話題となっていた。
PCがショップエリアをうろついていると偶然、クーナと知り合う。
・一人の少女と先日の龍が対峙していた。
だが、龍ハドレッドの方は戦わず、少女から逃げるように去って行った。
・アークスの研究部が大事故を起こしたというニュースがPCの耳に入る。
研究の内容はフォトン適性の後天的付与との事だ。だが、事故の経緯等は公表されていない。
ダークファルスの一件を考えると自分達にとって都合が悪いから事故の経緯等を隠蔽しているのは確かだろう。
・またしてもアークスシップの1隻がダーカーの大軍に襲撃される。
現地に向かうアークス達。
現地に降り立つと先日の少女と再会する。
少女の正体はクーナだった。
詳しい事は言えないが、アイドルというのは表の顔で本業はアークスの工作員だそうだ。
彼女はダーカーを殲滅する為に訪れたのでは無く、ダーカーを殲滅に来るであろう造龍のハドレッドを抹殺する為らしい。
ハドレッドはアークスに身を置いていたが、上層部によると突然、裏切ったらしい。
一応、二人はアークスとして共に行動する事にした。
ダーカーを片付けながらハドレッドを探していると、カスラと再会および合流する。
クーナが誰かと行動を共にしている事に少しばかりカスラは驚く。
そんな彼に対してクーナは何かあったら殺して口封じをするという旨の発言をする。
カスラはPCに事情を説明する為と言って、先日行われていた研究等について語り始める。
彼によると研究部は以前から誰が見ても非人道的と思える研究を行っていたらしい。
そして、それはハドレッドがアークスを裏切った事と関係している可能性があるのだと言う。
市街地のスタジアムでハドレッドと再会する。
ハドレッドと戦うが彼は途中で逃げてしまった。
その直後にアークスシップを襲撃してきたダーカーを撃退したという報せが3人の元に入る。
458ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/17(水) 01:22:08.50 ID:lb2rC8rO0
10章
ショップエリアの広場でPCはシオンと再会する。
彼女は新しいマターボードを渡し、何処かへと姿を消す。
・探索しているとカスラと再会する。
彼によると最近、PCは超大型ルーキーとして注目され始めているらしい。
そして、そんなPCの事が目障りに思う者が現れるかもしれないと忠告する。
上の立場にいる彼としては、下らない理由で組織にとって有益な人物を失いたくは無いようだ。
・探索しているとクーナと会う。
彼女によると、最近、PCは超大型ルーキーとして注目され始めているらしい。
そんなPCに対して、優れた者は規律を定める者から疎まれる事がある。と忠告する。
・アークスの研究部が大事故を起こしたというニュースの続報がPCの耳に入る。
どうやら、研究部はフォトン適性の後天的付与の他にダーカーの研究をしていたようだ。
アークス上層部がダーカーを根絶する気が無い事を考えると、ますます話がキナ臭くなってきた。
更にダーカーの研究の方の失敗は事故では無く、ハドレッドが造反した際に研究成果の大半を破壊していったのが真相のようだ。
・アムドゥスキアを探索していると、コ・レラと再会する。
彼女によると、ハドレッドは龍族では無いと明言するが、どこか懐かしさを感じると言う。
そして、彼女はPC達とハドレッドの決着をつける為の舞台を用意する事を約束してくれた。
(ハドレッドの件は極秘事項の筈だが、にも関わらず、コ・レラはハドレッドの事を知っている。
そして、彼女がハドレッドの事を知った経緯は説明されていない)
・後日、PCとクーナが用意された舞台に入ると、ハドレッドもすぐに姿を現す。
PCとクーナ、ハドレッドは双方とも全力で戦う。
そして、ハドレッドが倒れた。
・二人はアークスシップに帰還する。
クーナによるとハドレッドの始末完了報告は無事に受理されたそうだ。
クーナはPCにハドレッドを送ってあげた事に対して礼を言う。
そして、今後もPCやクーナ達はこれまで通り活動する。
459ファンタシースターオンライン2 エピソード1:2013/07/17(水) 01:27:01.24 ID:lb2rC8rO0
以上です。
え、これで終わり!?と思った方がいらっしゃると思いますが、
エピソード1は続編前提の未完のブツ切り状態で話が終わります。
上記の理由で補足等は出来ません。


リクエストをお願いします。
同人ゲームの送還直前即興曲Rのストーリー等を教えて下さい。
460ゲーム好き名無しさん:2013/07/17(水) 07:17:46.17 ID:wrZoDe2vP
乙!
461ゲーム好き名無しさん:2013/07/18(木) 20:59:11.70 ID:3AE+546j0
>>455
newvegas詳細版を書いている者ですが
少々お時間いただければ各勢力の選択肢分岐まで全部書いた上で上げられます


あと中間報告なのですが、今書いているNCRルートが終わったら
最近クリアした初代Falloutのストーリーを書きたいのですが宜しいでしょうか?
462ゲーム好き名無しさん:2013/07/18(木) 22:13:26.32 ID:6KxE/Ppx0
>>461
願ってもないです
楽しみに待ってます
463ゲーム好き名無しさん:2013/07/19(金) 13:43:45.54 ID:db8gBiTD0
たしか話つながってんだっけね。
464ゲーム好き名無しさん:2013/07/21(日) 23:06:11.63 ID:1Pb5d2yY0
真・女神転生4(3DS)
記憶が薄れない内に簡単に書きます
465真・女神転生W ◆l1l6Ur354A :2013/07/21(日) 23:57:26.30 ID:1Pb5d2yY0
真・女神転生W

用語解説

東のミカド国
主人公の生まれた国で中世ヨーロッパを思わせる国で国王制。
国民はラグジュアリーズ(貴族)とカジュアリティーズ(労働者)の二つに分かれており情報規制がある。
神話によると神と悪魔の戦いで初代国王アキュラ王が天使と共に戦い国を開いたとされる。

ガントレットの儀
ミカド国の国民が18歳になると全員が行う儀式。
魔法の遺物ガントレットを起動することができれば国防組織サムライ衆に入隊できる。
これはラグジュアリーズ、カジュアリティーズ差別なく行われる。
現状カジュアリーティーズが伸し上がる唯一の方法でもある。



主人公フリン(デフォルトネーム以下フリン)は不思議な夢を見る。
砂漠のような静寂の世界で何者かが世界を維持しようと誘う夢。
また爆炎の上がる街で何者かが世界を壊し変えようと誘う夢。

夢から覚めると幼馴染のイサカルがガントレットの儀に行こうと誘う。
イサカルはサムライになるためいきこんでいた。
そして、ガントレットの儀は始まるが、ガントレットを起動できたのはフリンだけでイサカルは駄目だった。

あれよ、あれよという間にフリンはサムライとなり同じ儀でなった同期と出会う。
穏やかな物腰の紳士的な青年のヨナタン、同じカジュアリティーズ出身の血気さかんな青年ワルター。
負けん気の強い少女イザボー、ラグジュアリーズ出身なのを鼻にかける青年ナバール。
この時プレイヤー目線では冒頭の世界の維持に誘う人物がヨナタン。
世界の破壊と改革を誘う人物がワルターだったとわかる。
ヨナタンとワルターも同じような夢をみていてフリンにデジャヴを感じる。
466真・女神転生W ◆l1l6Ur354A :2013/07/21(日) 23:58:38.01 ID:1Pb5d2yY0
フリン達はサムライの任務を教わる。
ミカド国の地下には神話の悪魔達とそれと共にいるケガレビトのいる場所に繋がるナラクという地下洞窟がある。
サムライはナラクから這い上がろうとする悪魔を討伐し場合によりガントレットで悪魔を従え役目を果たす。
フリン達は任務に励むがナバールやカジュアリティーズを疎む先輩サムライに嵌められる。
だがワルター、差別を良しとしないヨナタン、イザボーが助けに来る。
ナバールを追い詰めるがナバールは悪魔の結界に連れ去られてしまう。
仲間を見捨てられないとフリン達は突入するがそこでフリンは車椅子の男(過去作に出てるスティーブン)と謎の少女に出会う。
困惑しつつもナバールを助けるがナバールは完全に錯乱してしまった。
その後も一緒に行動していきフリン、ヨナタン、ワルター、イザボーは友情を深めていく。

そんな中、地方で火の手が上がっているのを見てしまう。
火が上がっていたのはフリンの故郷のキチジョージ村だった。

急いでサムライ衆は駆けつけるがキチジョージ村は悪魔で溢れかえっていた。
そしてフリンの両親は帰らぬ人となってしまった。
そんな中、生存者に聞くとキチジョージ村ではサバトが行われていた。
サバトといってもこの世界では普通は流通していない書物(純文学や漫画)をよんでカジュアリティーズへの愚痴大会といったもの。
だがサバトが進むと参加者の中で悪魔に変貌するものが現れ始めた。
そして書物を持ち込んだのはイサカルだった。
探索を進めイサカルを発見するフリン。
イサカルはサムライになれなかった不満、悲しみを吐き出すと悪魔に変貌してしまう。
フリンはイサカルを倒す、すると一瞬正気に戻ったイサカルはこんな世界変えて欲しいとフリンに言い残して散る。
フリン達はサバトの中心人物で悪魔を操る黒いサムライを探し発見する。
黒いサムライ(別作品ストレンジジャーニーの主人公装備デモニカを装備している)はリリムを召還するとまんまと逃げ切る。

その後サムライ衆は修道院のウーゴに集められると黒いサムライはナラクの底から来たと断定。
サムライ衆にナラクを通り抜けケガレビトの里へ行くように依頼する。
禁忌の場所であるナラクの先に行く事にヨナタンもワルターも不満を漏らすが結局行く事になる。
そしてフリン達はアキュラ王の封印を守っていたミノタウロスを倒し進む。
街におりようとするもそこには強力な悪魔メデューサが陣取っていた。
メデューサはフリン達をタヤマの犬とわからない事をいいつつ戦い倒す。
そしてフリン達はケガレビトの里にたつ。
そこは日の光は天井に壁がありさえぎられ、かつて街に破壊があった事がわかる街並み。
そしてそこは現実世界でいう東京であった。
467真・女神転生W ◆l1l6Ur354A :2013/07/21(日) 23:59:09.49 ID:1Pb5d2yY0
続きは後日書きます
468ゲーム好き名無しさん:2013/07/22(月) 07:36:32.53 ID:1iUR2izsO
乙です
続き楽しみ!
469ゲーム好き名無しさん:2013/07/22(月) 07:43:27.89 ID:rAO2tOu10
複数の機種で販売されたソフトは未解決一覧にどう書くんだい?
考えられる例としては
プレステとサターンで発売されたAAAというソフトなら

[PS]
AAA
[SS]
AAA

みたいに両方に書くとかあるいは

[PS&SS]
AAA

みたいに複数展開の機種の組み合わせで項目に並べるとか

[PS]
AAA(SS版もあり)

みたいに適当に割り振るのもあるけど
470ゲーム好き名無しさん:2013/07/22(月) 09:08:54.26 ID:URJMKuXF0
ストーリーに違いがあるのなら、最初の案でいいな

ストーリーが同じなら、一番下の案でいいんじゃない?
471ゲーム好き名無しさん:2013/07/22(月) 18:42:09.66 ID:zmHhj1aB0
今のwikiだと未解決上段の機種以外は省略されてる。
普通は違いなんて依頼者は知らないだろうし
書き手が最初に注意付けるとか、周囲が補足するのがいいと思う。
472ゲーム好き名無しさん:2013/07/23(火) 18:30:50.01 ID:PSU9XNio0
>>459までをWikiに記載しました。
変なところがあったら訂正してください。
新作(2013/5/23発売)のメガテンIVをどう扱ったらいいのか迷ったので459までで止まりました。
473ゲーム好き名無しさん:2013/07/23(火) 20:29:43.90 ID:Ub5kxM1R0
どう扱ったらもなにも、別サイトからの転載でなければ収録でいいでしょ
474真・女神転生W ◆l1l6Ur354A :2013/07/24(水) 00:13:29.54 ID:LOPkxK1n0
続き投下

単語解説

バロウズ
ガントレットに搭載されている女性型人工AI。
ミカド国には精霊だと認識されている。
データのやり取りで機能の拡張やサーチにより現状データの把握に優れており。
サムライ達の無二の相棒である。


フリン達は東京に続く塔のスカイツリーを降りていくとそこにはヤクザが待機していた。
ヤクザ達はフリンを天使だと勘違いして一目散に逃げていく。

それからフリン達は近くの街、上野にいき人外ハンター協会に登録する。
人外ハンター協会、それは東京で悪魔と戦う力の持つ人々の互助組織である。
東京で悪魔召還プログラム、ガントレットと同じ力の持ち主はハンターとして活動している。
(ちなみにハンターはスマホを悪魔召還のツールにしている)
フリン達はハンターとして依頼を受けつつ東京を旅していく。

そうしていく内に東京の現状が見えてくる。
現在東京は悪魔達が蔓延っており、人間は駅を中心とした地下で暮らしている。
悪魔達に地下の人間に手出ししないよう契約を結んだのは八部連合阿修羅会。
阿修羅会はタヤマという人間を頂点とした極道組織。
阿修羅会はアカダマというものを開発しておりそれは悪魔の好物。
悪魔は阿修羅会からアカダマを供給されているため人間を襲わない。
地下から出る人間はハンターとして悪魔と対抗できる人間かアカダマを持ち悪魔との戦闘を回避できる人間のみ。
だが高圧的な阿修羅会には反発をしている人間も多い。

フリン達は東京を旅していき霞ヶ関の悪魔討伐隊の基地にたどり着く。
そこはシェルターでありそこには黒きサムライの装備していたデモニカスーツもあった。
何故か懐かしさを感じるバロウズをもとにデータを解析するフリン達。
そこにあったデータは東京に悪魔が現れたのは25年前天井ができたのも同じ25年前。
悪魔討伐隊はA国(アメリカ)の援助を受け悪魔用に開設された組織。
バロウズは討伐隊の隊員名簿を知らない為、黒いサムライの正体がわからないとの事。
(ここでミカド国の建国は千数百年ではあるが東京とミカド国の時間の流れが違う事が住民の会話でわかる)
475真・女神転生W ◆l1l6Ur354A :2013/07/24(水) 00:14:08.75 ID:LOPkxK1n0
東京の旅を続けるフリン達。
そこでヒカルという少女に会い、黒いサムライが書物を使ってるなら池袋にジュンク堂という大型書店があると聞く。
そして池袋に向かうが、池袋は阿修羅会に反発する人により悪魔セイオウボが支配する地になっていた。
だが、セイオウボは人々をただの餌と考えていて池袋はさらに危険な地になっていた。
そこには阿修羅会二分する組織ガイア教がいた。
ガイア教は新興教団だがその教義は弱肉強食。
セイオウボに戦いを挑むが力を蓄えていたセイオウボの前にガイア教団は次々と散っていく。
ガイア教団を食らったセイオウボはご満悦だが、食われてなお戦い続けたガイア教団はセイオウボの内部から蝕みフリン達の勝機となりセイオウボを倒した。

フリン達は池袋のジュンク堂を探索する。
そこには黒きサムライがおりフリン達はリリムを倒し黒いサムライを捕らえる。
ミカド国に連行し、公開処刑となる黒きサムライ。
公開処刑であきらかになったくろきサムライの素顔。
それは修道院の重要人物ギャビーと同じ顔であった。
黒きサムライは処刑される前にミカド国の歪み、悪魔のあり方をはいて処刑される。

その後フリン達はギャビーから東京の新宿に捕らわれている同胞の救出を頼まれる。
新宿の隔離施設は阿修羅会による厳重な監視がされていた。
フリン達は阿修羅会の監視を倒し同胞を救出する。
だが、救出された同胞は拘束具により自身が何者かさえわからないようなじょうたいであった。

そうしてギャビーからいわれた同胞の救出を成功したフリン達だがギャビーから更な依頼を頼まれる。
公開処刑された黒いサムライそれが蘇生して監視を殺して逃げ出したというのだ。
476真・女神転生W ◆l1l6Ur354A :2013/07/24(水) 00:17:07.87 ID:LOPkxK1n0
続きはまた後日
477ゲーム好き名無しさん:2013/07/27(土) 11:28:42.33 ID:mqMQv8KfP
まとめWikiの差し替え・追加スレッドにいくつか投稿されてるね
これ、直接Wikiに書き込まなかったのはなんでだろう
478ゲーム好き名無しさん:2013/07/27(土) 14:52:04.98 ID:QaGJIjlwQ
自分でやって変なエラーとかになったらやだなぁと尻込みするからだろうね。
ただ単に自分の書いた分だけを更新するなら問題ないけど
その時に他の人が何か書いてたらそっちも更新しないとややこしくなる。
(未解決一覧からの消去やタイトル別一覧のページも更新しないといかんし)
少なくとも俺はストーリーの方は書くけど、Wikiの更新は慣れてる人に任せてるよ
ストーリー書いたら即Wikiに反映させなきゃいけない物でもないから。
479ゲーム好き名無しさん:2013/07/27(土) 22:18:43.72 ID:4ImmBiJv0
そりゃ直接wikiに書くと、投下したかどうかがわからないまま
履歴に埋もれていってしまうからだろう
書き手にも読み手にも損だ
スレッドなら投下を確実に把握できる
480ゲーム好き名無しさん:2013/07/27(土) 23:49:13.75 ID:93NDSA/I0
・長文を短時間で多数書き込むと、レベルが下がる恐れがあるから
・そもそも長文を書ける程のレベルになってない
・なんとなく

どれなのか?
481ゲーム好き名無しさん:2013/07/31(水) 11:28:04.28 ID:i9XUiGql0
ガイシュツですが、リクエスト
コープスパーティー BR
の続きをお願いします。
482ゲーム好き名無しさん:2013/08/04(日) 23:47:11.08 ID:l6fVy8ud0
規制されてるってのが一番可能性が高いと思うよ

>>481
>>2
483ゲーム好き名無しさん:2013/08/07(水) 21:54:40.96 ID:xhab/BMd0
このスレの>>482までをWikiに収録、未解決リストに反映。
以下を追加。
「真・女神転生W」

差し替え・追加スレッドの>>552までをWikiに収録、未解決リストに反映。
以下を追加。
「カラス」「爆裂無敵バンガイオー」「東方見文録」「P.N.03」
「ワンダーボーイV モンスターワールドIII」

以下を追記。
「タイムトラベラーズ」「ベルセルク千年帝国の鷹篇 喪失花の章」


書き込み途中に真・女神転生Wを追加
3月を過ぎた・デビル メイ クライ 4(Wiki直接書き込み)[4月] を消去

依頼されたタイトルを未解決一覧に。
484ゲーム好き名無しさん:2013/08/10(土) 01:58:42.44 ID:noDDvZl+O
乙でございます
485真・女神転生W ◆l1l6Ur354A :2013/08/11(日) 00:40:30.59 ID:EDRenFxQ0

真・女神転生W続き

用語解説
霊的国防兵器
本編の断片的な情報だと第二次世界大戦時に呼び出された悪魔たち。
天海、菅原道真など日本由来の悪魔たちで護国の為に動いていた。
だが兵器と呼ばれるように召還、復活させられた主の命令に従わせられる。
タヤマは多くの霊的国防兵器を掌握しており阿修羅会の切り札にしている。
もちろんタヤマの制圧下にいない霊的国防兵器も少数ながらいる。

フリン達は黒きサムライ捕縛ではなく抹殺の依頼を修道院から受ける。
再び東京に探索に出るがそこで阿修羅会からお呼びがかかる。
阿修羅会は東京探索に出ていた先輩サムライを人質にとりフリン達を脅迫する。
同胞の命には代えられないと渋谷を守っていた霊的国防兵器コウガサブロウを倒す。

さらにタヤマは敵対しているガイア教団のトップ、ユリコ殺害も依頼する。
憤るフリン達だが黒きサムライの件を知っているタヤマはガイア教団の中に黒きサムライがいるのではと誘導する。
人質もある為に渋々ガイア教団に入団し内部に入り込みユリコを狙う。
ガイア教団は弱肉強食の為、選択肢でユリコ殺害を告白しても入団して力をつけてみてやってみろという。
フリン達はガイア教団の入団試験に合格するも素性がばれており地下に落とされる。
地下から這い上がってみろというユリコ。
フリン達は地下を上がっていくとそこには変革と保守のどちらかを選ぶのかという問いかけをされる。
ワルターは変革、ヨナタンは保守選びつつユリコの元に向かう。
そして会ったユリコの正体はまさしく黒きサムライその人であった。
さらにユリコは真の正体である悪魔リリスの姿を現す。
リリスは変革と東京の現状、ミカド国の欺瞞を吐き出す。
それを戯言と切って捨てヨナタンは切りかかるがそこをワルターに阻止される。
ワルターは東京を旅し今までのミカド国の生活では考えなかった疑問を覚えたという。
あわや同士討ちとなる時にリリスは六本木ヒルズに阿修羅会の秘密がありそこにいくように進める。
486真・女神転生W ◆l1l6Ur354A :2013/08/11(日) 00:44:07.21 ID:EDRenFxQ0
六本木ヒルズに行く方法を探しているとヒカルが現れ東京の顔役の一人フジワラに会うように言う。
フジワラは数少ないミカド国の存在を知っている人間でフリン達に情報の引き換えにミカド国への移住の口利きを頼む。

フジワラから聞いた情報でフリン達は六本木ヒルズにむかう。
六本木ヒルズには地下施設がありそこには子供達とそれを管理している阿修羅会の人間がいた。
そこでフリン達はアカダマのおぞましい生成方法を知る。

アカダマは人間の脳髄から感情を専用の器具で吸い出して作っている。
アカダマの抽出をしている人間はいずれ感情、思考能力がなくなり抽出できなくなった時点で廃棄される。
元になる人間は東京各地から浚われ、それだけで足りない為に種男、畑女として子供を作成させられる。
そして成長した子供はアカダマの材料にされる。
子供達は無邪気にタヤマ達を信頼しているがそれも感情豊かでないとアカダマの材料にならない為と推測できる。

阿修羅会の秘密、アカダマの作成方法を知ったフリン達だがそこに工場防御の為におかれた霊的国防兵器ヤソマガツヒにより意識を失う。

そして、フリン達はタヤマの前に再び連れ出される。
ユリコをなんで倒さないのか聞くタヤマにアカダマの非道をはくワルター。
だがタヤマは必要悪ときって捨てる。
東京の街に残る破壊の跡は25年前の悪魔達によるものじゃなく暴徒とした当時の人間による仕業。
阿修羅会はそんな東京に秩序をもたらしており不平をいう一般人よりも働いている。
だから多数の為に少数は仕方ない犠牲だと。
フリン達はまさしく東京、阿修羅会はケガレビトなのだとわかる。
タヤマはさっさとユリコ殺害するようにフリン達を追い出す。

途方にくれるフリン達にギャビーによりミカド国から召集がかかる。

久しぶりにミカド国に戻ると国の状況は一変している。
国王を追放した新たな指導者が現れている。
ラグジュアリーズとカジュアリティーズの間にあった諍いもなくなっており、黒きサムライの信望者もいなくなっている。

フリン達はギャビーの元に集まるとそこには新たな指導者がいた。
指導者はフリン達が東京から救い出した同志でその正体はミカエル、ラファエル、ウリエル達の神話にでた大天使。
さらにギャビーの正体も大天使ガブリエル。
神話の天使に感動するヨナタンだが、イザボーはフジワラ達東京の人々の移住の話をする。
だが、大天使は東京人間はケガレビト、ミカド国に住まわせられないという。
そして天使達はリリス殺害を改めて依頼する。

天使達との会見が終わったフリン達だがその反応は様々だった。
ワルターは東京の人々をみてリリスの下に行くという。
ヨナタンはミカド国守護の為、東京には不干渉でリリス殺害に動く。
イザボーはどれが正解かわからず動けない。
ワルター、ヨナタンの二人はフリンにそれぞれ自分と動いてくれと誘う。

この後にワルター、ヨナタンどちらと行動するかでワルタールート、ヨナタンルートに分岐する。

今回はここまでで続きはまた後日。
487ゲーム好き名無しさん:2013/08/11(日) 02:00:26.30 ID:CIsxBx7e0
iPhoneとかAndroidのゲームもリリースから半年たってないと
トリップいるのか?
488ゲーム好き名無しさん:2013/08/11(日) 02:46:00.60 ID:5RsvETuy0
トリつけといた方が親切だとは思うよ
489ゲーム好き名無しさん:2013/08/12(月) 00:45:00.22 ID:p0ccCLFx0
未解決一覧内に入ってるゲーム買ったのに、仕事が見事なまでに忙しいから起動すらさせてない・・・
490ゲーム好き名無しさん:2013/08/12(月) 19:14:43.08 ID:pIXnJX+C0
>>489
いくらでも待ってますんで、まずは自分事優先でいきましょう。
購入乙です。
491ゲーム好き名無しさん:2013/08/12(月) 20:31:00.34 ID:NIh66wq/O
PS3、PSPの「剣と魔法と学園モノ。3」がまだみたいなので超大筋を
プレイしたのがだいぶ前なので、間違ってたり他のとごっちゃになってたら申し訳ない
あと出来たらでいいので補足や差し替えもお願いします

冒険者を育成する学校に入学し、新入生向けのクエストをこなす内に三つの学校で交流戦を行うことになった
戦ってくと自分が通っている学校に昔いた先輩とかが襲ってきた
青春したり先輩を倒したりしながら進むと、モーディアル学園という学校の存在が明らかに
学園はダンジョンと化しているが、先輩とかは今はここに在籍しているらしい
中にはいるとソフィアールという元モーディアル学園の教師と出会う
モーディアル学園は始原の学園跡という場所に繋がっていたので行く
ソフィアールに現モーディアル学園の校長アガシオンはアカンと言うことでアガシオンを倒すと、なんと愛らしいハムスターになった
このアガシオンことアーちゃん(ハムスター)はソフィアールのペットだったが、魔王アゴラモートとなんやかんやあってアガシオンに転生してしまったらしい
そのアゴラモートが復活してしまったので倒しに向かう
途中始原の学園の生徒たちと戯れ、アゴラモートを倒す
こうしてモーディアル学園は復活しましたとさ
終わり
492ゲーム好き名無しさん:2013/08/12(月) 22:06:14.29 ID:3ipZes8L0
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです

最近忘れてる人多すぎワロタ
493ゲーム好き名無しさん:2013/08/12(月) 23:51:51.28 ID:NIh66wq/O
>>492
申し訳ございません、1レス内にまとまったのでいらないかなと思いまして
浅慮でした
494ゲーム好き名無しさん:2013/08/13(火) 00:37:51.66 ID:7UhUnTCW0
殆ど流れで作品名が明らかだからいちいちケチつけるほどでもないわな
495黄昏のオード:2013/08/14(水) 22:18:22.85 ID:AT6YHvis0
プレイステーションの初期のRPG、黄昏のオード。シンフォニックRPG。
しょぼい画像、しょぼいシステム、しょぼいシナリオと全てにおいてしょぼい。
未解決一覧にあったのでものすごく適当に書く。

 この世界はアトビオン神が作った。悪神ガリアハクが現れ奪おうとした。
 アトビオンが勝ってガリアハクは封じられた。アトビオン神も傷つき眠りについた。
 神の心音のおかげで、歌に魔力がついた。

 主人公のリュッケルトは旅の吟遊詩人で、リュート吹きの男。
 旅の途中、船が難破して島に流れ着く。帰るために船を出してもらおうとすると、行方不明の知り合いを助けてくれたらタダで出してやると言われる。
 色々あって傭兵をつけて、山に行く。そしたら死にかけの人が居て魔法の楽譜とソングスカラーズという最後までよく判らなかった一員の証を貰う。
 悪神ガリハアクの手下のボスを倒して戻り、船を出してもらうが、復活しかけの悪神ガリアハクのせいでこの辺り一帯に結界が張られ出られない。
 船を出してくれた人に言うと、隣村の龍族の村へ行けと言われる。行くと神を倒すための伝説の歌ダークオードの歌を集めてきてくれと言われる。
 人間の血が濃いアイリスを仲間に付ける。

 その後、島々をわたって情報が欲しければ誰々を助けろとか、何々が欲しければあれあれを持って来いとかをひたすら繰り返す。あと各地で暴れているガリハアクの手下っぽいのも倒す。
 そしてダークオードの歌詞をすべて集めて龍族の村へ。すると龍族たちはダークオードを奪い、伝説の真実を話す。
 実はこの世界を作ったのはガリハアク神。アトビオン神が後から現れ、ガリハアクを倒して世界を奪い人間をたくさん生みだした。
 ガリハアクが作った龍族や魔物たちを隅に追いやり、人間の世界にした。龍族は今まで人間達に妥協して生きてきたが、世界を生みだしたダークオードをガリハアク神に渡し、世界を取り戻す事を決意したのだと。
 その後、穏健派の龍族である者達がリュッケルト達を助け、アイリスの父親を倒して、ガリハアクの洞窟前まで行く。だが今のままでは勝てない。
 アトビオン神の封印を解いて、力を借りる。そしてガリハアクの洞窟へ。
 ボスラッシュを経てガリハアクと戦闘して倒す。
 
 今までの人々と会話した後、船に乗って島の外へと向かうリュッケルト。
 最後に好きと言って姿を消したアイリスだったが、やっぱり一緒に行くと言って戻ってくる。
 終わり。
496ゲーム好き名無しさん:2013/08/14(水) 22:20:42.78 ID:AT6YHvis0
ググってみると、全てのセリフを書きだしたすごい攻略サイトがあったので、細かい話を知りたい方はそちらでお願いします。
497ゲーム好き名無しさん:2013/08/15(木) 06:42:47.27 ID:r4tjIJbEP
乙!

つまらないゲームはまとめ書く手も鈍るんだよな
498CALLING〜黒き着信〜:2013/08/15(木) 20:23:33.16 ID:n75VIYnv0
「CALLING〜黒き着信〜」
未解決一覧にあったので書く。あと、なぜか顔文字がメモ帳で?になるので、ならないように変更したから何かおかしい。
2009年発売の、ハドソンのWii用ホラーゲー。
恐怖メーターがあり、幽霊に捕まると上がっていき上がりすぎるとゲームオーバー。早く振りはらわないとならない。
またすぐには回復しないので何度も幽霊に襲われると、どんどん上がっていく。

登場人物
神楽凛:ハンドルネーム「リン」。主人公。女子大学生。6年前に会う約束をしていた少女を探して、黒のベージへ。
岸部千代:ハンドルネーム「ミー」。高齢の女性ながら顔文字を使いこなす。死者と会える場所の話を聞いて、黒のページへ。
白江真:ハンドルネーム「名無し」。34才の男性で雑誌記者。行方不明の同僚を探して黒のページへ。
涼谷しんいち:ハンドルネーム「マコ」。メガネをかけたオタクの男性。オカルト雑誌で黒のページを知り、興味本位でアクセスした。

朝霧麗子:黒のページを生みだした少女の幽霊。黒猫のぬいぐるみを抱き、ピンク色の服を着ている。
天野貞夫:白江が探している同僚の男性、幽霊。白江を導く。
岸辺道人:岸部千代の夫。故人。若い時の姿で千代の前に現れる。
日比野鏡子:黒宮病院の看護婦の幽霊。麗子と道人の担当をしていた。
朝霧夕子:麗子の母親の幽霊。入院費の支払いのために働く毎日にノイローゼになり逃げ出した。懺悔し続けている。
近藤淳二:老人の幽霊。子供を亡くしてから人形集めに没頭していた。
細川美咲:女子高生の幽霊。三人組のいじめっ子の一人でリーダー格。背が高い。
太田久美子:女子高生の幽霊。三人組のいじめっ子の一人。太っている。
小倉舞:女子高生の幽霊。三人組のいじめっ子の一人。小柄。
黒宮芳夫:黒宮病院の院長の幽霊。
日高日名子:黒宮病院の看護婦の幽霊。
根岸克也:ネットカフェに出てくる幽霊。
加藤美野里:美容室で働く女性の幽霊。
東海林恵子:ホテルに出てくる女性の幽霊。
赤い女:おそらく幽霊。何度も突然あらわれてはメールを送ってプレイヤーを驚かす、ストーリーには関係ない。
499CALLING〜黒き着信〜:2013/08/15(木) 20:27:26.01 ID:n75VIYnv0
『黒のページ』
ネット上にある、真っ黒な画面にカウンターだけのチャット用のページ。
このページにはある噂が流れていた。

〈名無し〉が入室しました。
名無し〉こんばんは 〉ALL
マコ〉コンバンワ! 〉名無しさん
ミー〉名無しさん、こんばんわぁ♪!!(^0^)
リン〉こんばんわ 名無しさん
名無し〉結構にぎわってますねぇ(笑 こんなに人がいるとは思わなかった。
マコ〉ここへ来たって事は、イロイロ噂を聞いてきたんでしょ?
名無し〉まぁ、そんな感じです(笑
名無し〉みなさんはどうしてここに?
リン〉けっこうウワサになってるし、ちょっと気になる事があったから?
ミー〉死者と話ができるってウワサ聞いたけど、ホントかなぁ〜('3')
マコ〉それってアレ、『サムサラ』って雑誌の記事でしょ?〉ミーさん
名無し〉あ、その雑誌、オレも知ってるよ。
リン〉え? なになにソレ?
マコ〉すっごくマイナーなオカルト雑誌だよ! オレの愛読書だけどねっ!ww
ミー〉wwウケル〜〜ww!! 〉愛読書(ノ▽<★)
名無し〉そうそう。『サムサラ』によると、少し前の女子高生の事件も関係あるとか。
リン〉もしかして、3人の女子高生が死んだってニュース?
マコ〉あぁ。あの事件ね。『サムサラ』に特集あったけど、続きが載らないんだよねぇ。
ミー〉いろいろウワサあるから来てみたけど、フツーのチャットサイトだねー(`_>`)
リン〉雰囲気はブキミだけどね。
名無し〉他になんか噂とか知ってます? 〉ALL
マコ〉『サムサラ』以上の情報は持ってないなぁ〜。
ミー〉いや、じゅうぶん詳しいから!(^m^*) 〉マコ

〈黒猫〉さんが入室しました。

マコ〉またウワサに釣られた人かな?ww コンバンワ! 〉黒猫さん
黒猫〉こんばんは。みなさん。
 黒のページにチャットしている人達、全員の電話が鳴る。自室で携帯電話を取る神楽凛、その背後に少女が立っていた。
500CALLING〜黒き着信〜:2013/08/15(木) 20:41:37.45 ID:n75VIYnv0
「近藤さん、かなり気を落としているみたいね……」「突然だったから。旦那さん亡くなったの。」
「お子さんもいないし、1人っきりになったから、尚更かもしれないわね……」
「でも……、あそこの旦那さん、ちょっと気味悪くなかった?」「趣味が人形だったりとかねぇ」
「そうそう。結構な数なのよ。」「最近じゃあ、自分で作ったりしてたみたいだし。」
「人形に取り憑かれた様だったって……」「旦那さんの人形集め、お子さんが亡くなってからって話よ。」
「あら? 近藤さんち、お子さんいたの?」「もうかれこれ10年くらい前の話よ。お子さん亡くなったの……」

●憑ノ章 ヒョウノショウ  操作キャラ:涼谷しんいち 

 朦朧とした意識の涼谷、ベッドの横の台で鳴り続ける携帯電話を止めた。
涼谷「ここは……どこだ?」
 見知らぬ場所のベッドの上。点滅する電灯の下、古いタンスやテレビが目に入る。
 窓の外は真っ暗で何も見えない。唯一の扉を動かしてみるが、ボロボロの扉は開かない。
 辺りを探してみるがこれといったものはない。突然、電灯の光が消える。
涼谷「て、停電!?」
 心臓が高鳴る。薄暗い部屋の中、涼谷は辺りを見回す。ベッド横の台の黒電話の横の携帯電話が鳴る。
涼谷「な、なんだ携帯か。誰のか知らないけど、出た方がいいかな……」
 携帯を手に取り通話。年老いた男性の声(近藤淳二)で語りかけてきた。
近藤『生きていなくとも、魂はあるのだ……』
 扉が開く。涼谷は携帯を持って出る。外は薄暗い汚れた廊下、右はトイレで行き止まり。左に行くと扉だが開かない。
近藤「そこに入るな…」
 さきほどの電話の声が後ろから聞こえ、振り向く。廊下を戻ると老人の霊(近藤淳二)が襲いかかってくる。
涼谷「ここでも!? な、なんで……?」
 最初の部屋に戻ると着信。携帯を開いて通話。先ほどの老人の声。
近藤『この子たちは裏切らない……そう、決して裏切らないのだ……』
 床にたくさんの日本人形が涼谷を見上げて笑っている。しかし幻らしく、すぐに消える。
 廊下に出て、さきほど開かなかった扉が少しだけ開いていたので、開けて通る。
 部屋は荷物置き場の様で見渡す限り箱が積み上げられている。懐中電灯が落ちていたので拾う。
涼谷「良かった……これで少しは安心できる。」
 光を頼りに近くにあった市松人形を手に取る。足裏に名前があり、近藤淳二という男の作品らしい。
 箱の他にタンスや脚立が所狭しと置かれ、人ひとりが通れるだけのスペースしかない。
 部屋の中を先に進み、奥の襖を開こうとした。しかし隙間ほどのサイズしか開かず通れない。
 隙間を覗いて見るとたくさんの人形が飾られた部屋、そこに年老いた女性(岸部千代)が横になっている。
 涼谷が声をあげると背後で音がする、振り向くと人形の首が転がっている。また気配を感じた涼谷は背後の襖に振り向く。
 襖の隙間、上から下までたくさんの日本人形がこちらを覗いている。
 後ずさる涼谷、襖が人形達によって叩かれている。そしてたくさんの人形の毛が襖からこちらへと伸びてきた。
涼谷「に、逃げなきゃ!!」
 人形達の笑い声、涼谷はこの部屋に来た方の扉へと走る。ドアノブを掴み動かすが開かない。
 何度も必死にドアを動かしようやく開く。この家に来たときの部屋へと逃げ込んだ。
涼谷「あいつらは何なんだよ! どうして僕ばっかりこんな目に!」
 部屋にジリリリリンと黒電話が鳴る。黒電話の受話器を手に取る涼谷。通話の声は少女のものだった。
麗子『つかまえた……』
 涼谷は後ろを見る。そこには黒い猫のぬいぐるみを抱いた、ピンク服の少女(朝霧麗子)が立っていた。
 男に手を伸ばす少女。涼谷は逃げるように後ろに下がるが、すぐに背は壁にいきあたる。手が目の前まで来た。

憑ノ章 了
501CALLING〜黒き着信〜:2013/08/15(木) 20:49:06.68 ID:n75VIYnv0
ミミ〉あのウワサ、ホントらしいよ
ヒナ〉ウワサ?
マユ〉あぁ、あの3人の事件?
ミミ〉そうそう。あの3人、例のサイトを見てたんだって
ヒナ〉えぇ〜〜!!
ミミ〉2年の本谷に聞いたから間違いないよ
マユ〉もしかして、あいつが第1発見者?
ミミ〉そう。職員室で先生に口止めされてたけどね。
ミミ〉3人が倒れているのを発見した時、モニターに映ってたんだって
ヒナ〉ヒェエェェ〜!!
マユ〉でも、正直あの3人いなくなってホッとしたー。
ミミ〉そうね。かなり迷惑だったから
ヒナ〉これからフツーに学校いけるね!

●醒ノ章 セイノショウ 神楽凛

 病院のベッド。看護婦(日比野鏡子)。窓に足をかける少女(朝霧麗子)、次の瞬間いなくなる。目の前に迫るトラック。
 手を伸ばして起き上がる神楽。
神楽「夢……? またこの夢だ……しばらく見てなかったのに……」
 周りを見る。薄暗い場所、机や椅子の他、シンバルや木琴、ピアノなどが目に映る。
神楽「学校? どうして、私……」
 神楽凛は先ほどまで家の中でネットをし、黒のページと呼ばれるものでチャットをやっていた。
 しかし今、気付けば学校の中に居た。見知らぬ場所だが、学校の音楽室のようだ。
 窓が横に並んでいるが、どちらも真っ暗で先が見えない。神楽は教室の外へと出る。扉を開くと機械音のメロディ。
神楽「!! なんの音? ……携帯?」
 音が鳴る方へと学校の廊下を進むと、廊下の真ん中に携帯電話が落ちていた。これを拾い、開いて耳を当てる。
太田『それ、私の携帯……今、昇降口にいるの……そこまで取りに行くから……返して!』
 女性の声(太田久美子)。最後に怒鳴り声で言われる。
 廊下を歩くと、また着信。さきほどと同じ女性。一言告げるとまた電話が切れ、すぐに新たに着信が入る。
太田『今、1階の廊下にいるの……』 神楽(この人……、何か様子がおかしい……?)
太田『今、2階の踊り場にいるの……』神楽(だんだん近づいてきている……?)
太田『今、3階の踊り場にいるの……』神楽(……なんだろう、この嫌な感じは……)
 廊下を歩いている途中、何度も入る着信。歩いていると「3−2」の教室が内側から光っている。
 扉は開かない。ドアのひび割れた窓からのぞきこむと二人のセーラー服の人影。そして机の上に光る何かがあった。
神楽(ここの生徒……? なら、ここがどこなのか聞けるかも……!? ……消えた!?)
 セーラー服の二人が消える。そして突然、一人の女子の幽霊(小倉舞)が覗き穴を逆に覗き返してきた。
 驚き後ろに下がって尻もちをつく神楽。ドアとは別方向から、息遣いが聞こえる。
 右を向くと太った女子高生(太田久美子)がこちらを見て、そして襲い掛かってくる。振り払う神楽凛。
神楽「今のは幽霊……!? でも……どうして?」
 さらに襲い掛かってくる幽霊。廊下を走り回り逃げる、階段の防火扉が少し開いていたので逃げ込み、下の3階に行く。
神楽「もう、追いかけてこないみたい……今のは一体なんなの……? ……なんの音?」
 3階についた神楽は、階段すぐの教室から音がしたので、歩いて近寄りドアを開けようとする。
「あれ? ……開かない。誰か、いますか?」
 扉に張られた張り紙を見る。”お願い 使用後は用務員室に鍵を返しましょう。”
 用務員室へと向かう事にする神楽。歩いていると廊下の角で、男(涼谷しんいち)の叫び声が聞こえた。
502CALLING〜黒き着信〜:2013/08/15(木) 20:51:38.95 ID:n75VIYnv0
 書き忘れてた。
 第一章と第二章は時系列で逆。つまりここの涼谷しんいちはこの後、人形屋敷に行く。
 
 セーブポイントは黒猫の人形で、いろんな所に置いてある。

 続く。
503CALLING〜黒き着信〜:2013/08/15(木) 21:32:52.94 ID:n75VIYnv0
 男は叫びながら走り、男子トイレの扉に体当たりして開けて中に入る。凛は角に隠れながらその様子を見ていた。
 追いかけてトイレに入るが、悲鳴が聞こえて扉を開けない。トイレを出て廊下を進むと、ロッカーが揺れて懐中電灯が落ちてくる。
 懐中電灯を手に先に進むと、携帯電話に着信。例の女子高生(太田久美子)のようだ。
太田『新しい遊び相手みーつけたー……、集合ぉー……』
 神楽は廊下の角から伺う。幽霊三人(細川美咲・太田久美子・小倉舞)がいた。男(涼谷しんいち)の悲鳴が響く。
 学校を探索する。2−4の教室に入る、すると扉が勝手にしまる。
「ひどい、よね……」振り向くと、教室の奥に俯く女子高生の霊が現れすぐに消える。そこに向かうと落書きされた机。
 突然、小柄な女子高生の霊(小倉舞)が足元にしがみつき、神楽は振り払う。
 教室を出て1階に下る。黒猫がいて、一声鳴いた後、去っていった。
 靴箱のある玄関から、扉を開けて外に出ようとすると、外は何も見えない真っ暗な場所、むしろ地面がない出られない。
神楽「ここは……一体……、これじゃ……出られない……」
 廊下を進み、用務員室へと行く。鍵を探して探索する。
 壁に張られたカレンダーには22日から28日まで線が引いてある。引き出しのメモに週、日付、合計と書かれていた。
 壁に数字を打ち込める小さな箱があった。22から28まで足した0175を打ち込むと開いて、鍵を入手した。
 3階のパソコン室へ。鍵を開ける。いくつもパソコンが並ぶ中、一台だけ電源が入っていた。
 それは先ほどまで神楽が見ていた黒のページのサイト。スクロールして行くと最後に電話番号が二つ書いてあった。
 997−684−771、997−657−281。
 見終わると、男(涼谷しんいち)が荒い息でパソコン室に入ってくる。扉を閉めて、神楽を見ると驚いて後退する。
 神楽は静かにしてと指でポーズ、外を女子高生の幽霊が通り過ぎていった。安心したように男が話しかけてきた。
涼谷「き、君は生きて……いるんだよね? よ、よかったぁ……生きてる人がいるなんて……。ぼ、ぼくは涼谷しんいち」
神楽「私は神楽、神楽凛。自己紹介はいいけど……どうしてここにいるの……?」
涼谷「どうしてって、そんなのぼくにもわからないよ。気付いたらこの学校にいたんだ!」
涼谷「幽霊がたくさんいて、追いかけてくるし……。外に出ようと思っても、建物の外には何も無いんだよ!」
涼谷「もう、どうなっているんだか……。あれはナニ? 地縛霊なのかな? 幽霊にしては存在感あるし、暴力的だし……」
涼谷「ぼく、このサイト見てたんだ……そしたら、携帯が鳴って…」
神楽「あなたもこのチャットに?」
鈴兄「え……? あなたもって……神楽さんも?」
 チャットに文字が入る。『しらえにつたえないと』。神楽と涼谷の後ろに、メガネの男の幽霊(天野貞夫)がいた。
 悲鳴をあげて逃げる涼谷。驚く神楽を無視して、男の幽霊は去っていく。神楽はそっと幽霊の後を追う。
神楽「なにかを、知らせようとしている……?」
 ゆっくりと追いかけると、美術室へと入っていった。懐中電灯を片手に入る神楽。すると銅像の後ろから男が現れた。
神楽「だ、誰っ!?」
白江「おどろかしてすまない。オレは白江真。弱小出版社で編集者をしている者だ。まあ、座れよ」
 お互いに自己紹介する二人。
神楽「……で、あなたはここが一体どこなのか、知ってるんですか?」
白江「友人はここを『境界』と呼んでいたらしい。わかりやすく言えば、この世とあの世の狭間かな」
神楽「ここは……現実の世界じゃない……って事ですか?」
白江「そう言う事になるな。生きている人間もいれば、死んでしまった人間もいる……」
神楽「そういえばさっき、生きている男の子に会ったわ……」
白江「あぁ、オレも見かけた。取り乱して走っていったがな。あれじゃあ、すぐ取り込まれてしまう。ちょっと心配だな」
神楽「取り込まれる? それってどういう事ですか?」
白江「その辺でウヨウヨしている幽霊どもと、同じになるってことさ……たぶん」
神楽「白江さんは、どうやって、その……『境界』に来たんですか?」
白江「君はどうやって来た?」
神楽「どうやってって……気がついたら、この学校の音楽室にいて……」
白江「ここへ来る前、何かしてたと思うんだが? チャットだろ……? 『黒のページ』で」
神楽「!! あのチャットとここは何か関係があるんですか?」
504CALLING〜黒き着信〜:2013/08/15(木) 21:38:34.01 ID:n75VIYnv0
白江「やはり……、君もあのチャットにいたんだな」
神楽「そういえば涼谷君もいたって……、それじゃあ白江さんも?」
白江「あのチャットが『境界』への入口になっているらしい。それにしても、どうして『黒のページ』なんかに来たんだ?」
神楽「人を探してて。ハンドルネームしか知らない人を探してて……その人が『黒のページ』にいるってウワサを聞いたの」
神楽「私、ずっと謝りたい事があって……でもその人の事、ハンドルネームしか知らなくて……そういう白江さんは?」
白江「死んだ友人のやり残した仕事を調べていたら『黒のページ』に辿り着いたのさ。気付けば、こんな状況だ」
白江「もっとも、オレが気がついた場所はここじゃないがね」
神楽「え? どういう事…? この学校以外の場所があるんですか?」
白江「この学校のような場所がいくつも点在している。おそらく『境界』に取り込まれた人達の記憶や想いが具現化した」
白江 「場所と場所は繋がっていないので、直接の行き来は出来ないが、1つだけ方法がある。これさ」携帯電話を見せる。
神楽「え…? これで…? どうして?」
白江「それはオレにもわからない。でも、君も霊からの着信を受けているだろ?」
白江「『境界』では霊の声を携帯で受け取る事が出来る。それ以外にも電話をかける事で発信先に『転移』出来るのさ」
神楽「そんなのって……」
白江「信じられないだろう? だが、何故かそうなんだよ、ここでは。オレはそうやってここへ『転移』してきたんだ」
白江「逆に考えれば、元の世界へ戻れる番号があるかもしれない……」
神楽「ここから出られるって事?」
白江「入ってこれたんだ。だったら必ず出る事も出来るはずだ……。ただ、自分の携帯にかけてみても無駄だった」
白江「『転移』どころか繋がりもしない……。でも希望を捨てたら即、あいつらの仲間入りだ。そんなのはご免だろう?」
白江「とりあえず電話番号を交換しておこう。『転移』するまでは連絡に使えるからな」
白江「君は帰る方法を探すんだ。ここから出られる番号があるはずだ」
神楽「白江さんは?」
白江「オレには、やらなきゃいけない事がある……。もう一つ教えておくが『境界』には、耳障りな音のする場所がある」
白江「携帯に録音機能があれば録ってみるといい。霊達のささやきが聞けるぞ……」
 白江が驚いた顔をする。神楽が白江の視線の先、自分の背後を見ると、先ほどのメガネの男の幽霊がおり、去って行く。
白江「あ、天野……。すまないが、オレは行くから、何かあったら連絡する。じゃあな」白江の名刺を手に入れた。
神楽「ここから出るための電話番号……一体、どこにあるのかしら……?」
 神楽も探索のため美術室を出ようとする、だが突然、扉が閉められる。
朝霧「ずっとここにいようよ……私と一緒に……」
 黒猫のぬいぐるみを抱いた小さな女の子の幽霊(朝霧麗子)が微笑している。神楽に飛びかかり、その腕を掴む。
 途端、記憶がフラッシュバックする。病院、怪我をする少女、窓に立つ少女、迫るトラック、驚く看護婦。
 少女は手をはなして距離をとり。「……うそつき……」と言って消えた。
神楽「あの子、うそつきって……?」
 一人残された神楽、とりあえず美術室を出ようと扉を開く。開いた瞬間、セーラー服の幽霊(小倉舞)がいた。
小倉「みぃつけたぁー。2人にも教えなきゃあ……」
 消えた幽霊。廊下を進むと、黒猫がいる、黒猫は階段を下って1階へ。黒猫がこちらを待っているので追いかける。
 保健室にたどり着き、入ると、ベッドの向こうで涼谷がしゃがみこんでいた。
涼谷「こ、これは夢だよ……き、きっと夢落ちに……こういう時はきっとそんな展開に……」
神楽「誰…? 誰かいるの? す、涼谷くん?」
涼谷「あ……あぁ、君か。ねぇ……一体どうしたらここから出られるのかなぁ」
涼谷「きっとここは次元の狭間何だと思うんだけど、現実の世界とわずかに次元がずれてて、何かのきっかけでぼく達は」
涼谷「その狭間に落ちてしまったんだ……そうだ! 『黒のページ』に秘密があるんだよ! きっと条件があって……」
涼谷「それを満たせば怨念が解けたり……、出口が見つかったり……。そんなパターンだと思うんだけど……」
涼谷「ねぇ……君、何かヒント知らないかなぁ!」
神楽「あ、あのね、ここでは携帯で電話をかける事で移動ができるって、さっき会った白江という人が言ってたんだ……」
神楽「でも自分の携帯はダメみたいなんだけど……」
涼谷「な、なんだ。自分の携帯じゃダメなのか……!! だったら……!」
505CALLING〜黒き着信〜:2013/08/15(木) 21:43:26.30 ID:n75VIYnv0
神楽「あ、ちょ、ちょっと! 話を最後まで聞いてから!」
 携帯で電話をかける涼谷。すると突然、驚きの声をあげながら、その場で後退し、ベッドの後ろに倒れ込むように落ちた。
 神楽がベッド向こうに行くと誰もいない。携帯電話だけが落ちていた。
神楽「これが……転移……?」携帯電話を入手。「この携帯も、なにかの時に使えるかもしれない……」
 保健室を出る。白江から連絡が入る。
白江『無事みたいだな……、さっきの坊やは見つかったのか?』
涼谷「保健室にいたんだけど、電話を掛けて消えちゃった……」
白江『そうか。君も早くここから『転移』した方がいい。ここの霊は危険だ』
神楽「白江さんは?」
白江『オレはもう少し、調べなきゃいけない事があるんでな。『転移』すると今の携帯を置いていってしまうから』
白江『連絡が取れなくなるかもしれんが……幸運を祈っている』
 廊下を歩く神楽、するとすぐに写真メールが送られる。それは最初の方に見た3−2の教室の扉の写真だった。
 扉は開かないが、下に小さな穴があいている。
神楽「片方の携帯を投げ込めば、もしかしたら……?」 
 穴の中に携帯を滑り込ませ、もう一つの携帯で扉向こうの携帯に電話を掛ける。すると視野がどんどん暗くなっていった。
 気付くと教室の中に居た。落ちていた携帯を拾う。すると穴の向こう、扉外の廊下で幽霊(太田久美子)の声がした。
太田「私の携帯、みぃつけたぁ……」
 こちらに気付かず、携帯を拾って去っていった。
 教室内でノイズが大きい所、教壇の場所で録音機能を使ってみる。完了した後、聞いてみた。
『ねぇ、この記事見てよ。ネットカフェで男性死亡。ゲームのやりすぎで死んだとかいうアレでしょ?』
『あぁ、ニュースで聞いた事があるぅ……でもそれがどうかしたの?』
『ニュースではゲームのやり過ぎっていってるけど、この記事によると「黒のページ」ってサイトに秘密があるらしいよ』
『最近ウワサになってるサイト?』
『そうそう、今度はこれを調べてみない? ひとりかくれんぼも飽きてきたしさー』
 その後、教室内を調べると、机の上に雑誌があり、そこに電話番号が書かれていた。997−494−582。
細川「ここにも遊び相手がいたじゃなぁい……!」
 神楽は三人の女子高生の幽霊に追いつめられる。「早く、ここから逃げなきゃ」
 神楽は三人の攻撃を振り払いながら、教室中を逃げ回り、なんとか先ほどの電話番号を打ち込み、転移に成功した。

醒ノ章 了
506ゲーム好き名無しさん:2013/08/15(木) 21:44:35.40 ID:n75VIYnv0
すみません、気づいたら480KB超えてました。次スレがたつまで書き込みません
507ゲーム好き名無しさん:2013/08/16(金) 17:45:02.87 ID:2hH+kk8kI
508ゲーム好き名無しさん:2013/08/16(金) 18:16:18.46 ID:IID7E9tdP
509ゲーム好き名無しさん:2013/08/17(土) 17:48:46.38 ID:pPWqMFDG0
510ゲーム好き名無しさん:2013/08/18(日) 10:22:43.01 ID:NVH91tIK0
>>494
今更だがケチ付けてるんじゃなくてスレのルールとして書かれてるからね
細かいと思うかもしれないがそうやってくれって言ってるのには必ず理由があるから

>・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。

つまり纏めしてくれてる人の為にって事
511ゲーム好き名無しさん:2013/08/18(日) 10:37:35.88 ID:NVH91tIK0
ストーリーを教えてもらうスレ part66
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1376789558/

    /\___/ヽ
   /''''''   '''''':::::::\
  . |(●),   、(●)、.:| +
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
   \  `ニニ´  .:::::/     +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||
512CALLING〜黒き着信〜:2013/08/18(日) 16:10:29.28 ID:lMxsguSO0
続き


闇は身体を包み込むと 心の内側から蝕んだ
身体は粒子となり 電波の流れに押し流され
内側へと落下していく 完全な闇
それは”虚無”だった 永遠とも思える一瞬の後、
私は”虚無”に漂う記憶の形骸の上で 再び結晶化する

●徨ノ章 オウノショウ  神楽凛

 目を覚ました神楽凛。
神楽「ここは……、ネットカフェ……? とりあえず、あの3人組からは逃げられたみたい……」
 扉は開ず狭い個室。パソコンが置かれ、MMORPGのポスターやお客様への注意事項などの張り紙がある。
 色々と置かれた小物の中、床に落ちていた携帯を入手。するとパソコンに向かって何かを打ち込む幽霊が現れる。
 立ち上がるとそのまま消える。消えた場所の椅子を調べるとメモがあり、29と書いてあった。
神楽「何の番号だろう……?」
 床に二桁の数字を入れる箱、そこに29を入れる。中はバラバラのビスクドールで、パーツを一つずつどかしていく。
 すると「藤村儀三郎」という男の名刺があった。書かれた997−818−662を携帯電話に入れる。

 気がつくと、神楽はたくさんの日本人形に囲まれた場所に転移していた。
 畳の上に年老いた女性(岸部千代)が倒れている。 
神楽「幽霊……じゃ……ない?」
 側により、話しかけると、起き上がった。
岸部「わたし、どうしちゃったのかしら……」
神楽「おばあさん、おばあさんはどこからここへ来たんですか……?」
岸部「あぁ……、お人形さんがいっぱいだねぇ……。ほら、あの人形なんて、あの子、れいちゃんによく似ていない……?」
神楽「あの……、おばあさん、聞こえています?」
岸部「ここはどこなんだろうねぇ……、あら、あなた、どこかで見た顔ね。ごめんなさいね、最近すっかり忘れっぽくなって」
岸部「ほんと、年は取りたくないねぇ……」
神楽「!! 携帯? おばあさん、ちょっとここで待ってて……」
 コール音、携帯を探して部屋内を探索する神楽。途中で人形が並ぶ写真があった。
513CALLING〜黒き着信〜:2013/08/18(日) 16:11:30.45 ID:lMxsguSO0
 襖を開けるには畳の上の人形をどかさないといけない、写真の順番にどかす。四回順序を間違えると死ぬ。
 襖を開けると、最初の章で涼谷が迷い込んでいた場所だった。携帯のコールはもっと奥からのようだ。先に進む神楽。
 廊下を歩くと天井から市松人形が落ちてくる、天井を見ると子供の声と共に人形達がさかさまに天井に張り付いていた。
 人形達はすぐに消える。廊下を進んで電話のコールが鳴る部屋の前に行く。最初の章で涼谷がいた黒電話のある部屋。
神楽「!! 何これ!? 何でこんなに髪の毛が……!」
 たくさんの髪の毛が扉の周りに張り付いている。髪の毛は気にせず扉を開けて中に入る神楽。
 部屋の中、携帯を探す。ベッドの下からコール音がするのでしゃがみこみ携帯電話を取る、涼谷の幽霊がベッド下にいた。
 携帯電話を入手。涼谷の幽霊が「助けて、助けて」と言いながら襲い掛かってくる。扉を開けて逃げる神楽。
 追いかけてきて、廊下で何度も襲い掛かってくる涼谷。廊下の他の扉は開かない。
 逃げ回っていると黒電話が鳴り、その音に涼谷の幽霊は苦しみだして消えた。とりあえず部屋に行き、黒電話をとる。
朝霧『約束したのに……、来るって約束したのに……、私の事、もういらないんでしょ』
朝霧『いなくなればイイと思ってるんでしょ。……お母さんのバカァ!!』
 おばあさん(岸部千代)の所に戻ることにした神楽。途中で老人の幽霊(近藤淳二)が「私の人形」と言った後、消える。
 おばさんの所に行くが、どこにもいない。
神楽「あれ……? どこ行っちゃったんだろう?」
 畳の上に番号メモがあった。岸辺道人 997−618−252 黒宮病院204号室。神楽はここに電話をかけた。
 
 気がつくと病院の治療室にいた。携帯電話を入手し、ノイズのある所で録音し、再生した。医者と看護師の声。
『ご免なさいねー。処置しますから、服切りますよー』『脚の他に痛いところある? ここは痛い?』
『…う、ぅう』『ライン確保しました。ご免なさいねー。血圧測りますよー』
『左側の写真撮るからポータブル持ってきて。あと血液、クロスチェックにまわして。バイタルは?』
『脈拍112、血圧54の103』『腹部を診るからエコー持ってきて。念の為に頭部のCTも撮るから、連絡お願い』
『スネの骨が折れてるから。腫れが引いたら手術が必要になるからね』
 部屋を出ると、廊下の先で女看護師がどこかに向かって歩いているので、追いかける。
 二階へと登って行く。病室の前に立って消えたのでその部屋に入る。ノイズがあるので録音して再生。子供と老人の会話。
岸辺道人『おぉ、よく来たね。今日は調子いいのかい?』
朝霧『うん。……ねぇ、聞いてくれる? 最近楽しみをみつけたの』
道人『ほほぅ。それは聞きたいねぇ。何がそんなにれいこちゃんを元気にしてくれたのかな?』
朝霧『ちょっと前にインターネットを始めたの。チャットで友達がたくさん出来て……』
朝霧『入院してから友達がいなかったから、毎日が楽しみで楽しみで』
道人『私だって友達じゃないかい?』
朝霧『おじいちゃんも友達よ。とても大事な。でも年の近い友達が欲しかったの……』
道人『そうか、年の近い友達は大事だからな。ほっほっほっほ……』
 ベッドの上に番号メモがある。岸部千代997−082−196。神楽は電話をかけた。
514CALLING〜黒き着信〜:2013/08/18(日) 16:13:22.67 ID:lMxsguSO0
 岸部さんの家。テーブルの上の携帯電話を入手。二階から足音がする。台所でマッチを入手。階段を上に行く。
 二階に着いた所で懐中電灯が切れる。うす暗い中、襖の隙間から仏壇の前に座る少女(朝霧麗子)の後ろ姿が見えた。
 少女が消える。別の所から部屋に入ろうとすると、上に飾られていた写真が落ちて壊れる。
 仏壇のろうそくを手に取り、マッチで火をつけた。蝋燭の火を明りにし、部屋を探索。岸辺道人の手紙を入手する。
「岸部千代様 
 いつも世話ばかりかかけてすまない。最近は冷え込むようになったから、お前も膝が痛むだろう。
 見舞いも無理してまでくる事はない。先日、かわいい友達ができたよ。上の階に入院している子だ。
 気晴らしに屋上へ出たらその子がいてな、ついつい話し込んでしまった。今では時々病室まで遊びに来てくれる。
 まるで孫がもう一人できたみたいだよ。今度来た時にでも紹介しよう。お前も身体には気をつけて。  岸辺道人」
 側にあった写真立て、それはに人形の所で見たおばあさん(岸部千代)だった。
 下の階から電話が鳴っている。その前に押入れを調べると、木製のピースが手に入った。
 玄関前の黒電話をとると少女(朝霧麗子)の声。
朝霧『どうして死んじゃったの……? 退院したら、いろんな所へ遊びに連れてってくれるって約束したのに……』
朝霧『みんな私をおいていってしまうの……? 私、独りぼっちになっちゃった……』 
 神楽が後ろを振り向くと少女の幽霊(朝霧麗子)が俯いている。ゆっくり神楽に歩み寄り、眼前まで寄ってから消えた。
朝霧『独りぼっちになっちゃった……』
 寝室に行くと老人の幽霊が寝ていた。すぐに消えて木製パズルが残される。ピースを嵌めて完成させる、中に手紙がある。
「岸部千代様
 暑中御見舞い申し上げます。すっかり御無沙汰しております。厳しい暑さが続いておりますが、如何お過ごしでしょうか?
 一度、病院の方にも検診に来ていただけたらと思います。もし、来院に抵抗が御座いましたら、
 私個人宛に連絡をいただいても一向に構いません。以下に連絡先を記しておきます。
 個人の携帯電話ですので、お気軽に御連絡ください。
 997−116−286 くれぐれもお体を大事になさってください。 日比野鏡子」
神楽「日比野鏡子……この名前、どこかで……」

徨ノ章 了
515ゲーム好き名無しさん:2013/08/18(日) 16:16:08.51 ID:lMxsguSO0
>>511 スレ立て乙です
もう少し書き込めるか?
516CALLING〜黒き着信〜:2013/08/18(日) 16:21:19.01 ID:lMxsguSO0
 暫くは、ただぼんやりと今までの人生を思い出すためだけに、時間を費やしていた。
 ぽっかりと開いた胸の穴を持て余していたのだ。それだけにタケシの心遣いはとても嬉しいものだった。
 本当、長生きはしてみるものだと思った。あの人と知り合った頃、何日も手紙を待ち続けた日々が懐かしい。
 もしあの時これがあったら、どんなに便利だったろうと思う。先日、『死者に会える所がある』……そんな噂を目にした。
 最先端の技術にも、昔からある様な迷信は息衝いているものだと悟った。……でも、ちょっと覗いてみようかしら。
 
●還ノ章 カンノショウ  岸部千代

 日本人形の部屋。倒れた所を神楽に起こされたおばあちゃん、岸部千代。
 電話の鳴る音で去っていく神楽を見送った岸部千代が振り向くと、学生服を着た若い男性の幽霊が立っていた。
 神楽が開く事の出来なかった襖が開いて、男は去っていく。
千代「あの人……どこかで……」
 神楽に待っていてと言われていた千代だったが、追いかけざるおえなかった。
 襖の向こうは光り輝く森だった。
 ゆっくりと歩いて進む学生服の男性。走る事の出来ない千代も、ゆっくりと森の中を追いかける。
 森の中は時々、人の大きさの光の影がそこら中にあった。
 どんどん光が強くなっていく。まぶしくて、何も見えないが千代はゆっくりと追いかける。
 気付くと病院に居た。明るい病院の中を進む。
 待合室の椅子に女の子(朝霧麗子)が座っていた。だがすぐに消える。
千代「あら……? あの子……?」
 病院の廊下を進む。するとまたさきほどの女の子がいた。少女は担架で運ばれる別の少女(神楽凛)とすれ違う。
千代「……まぼろし?」
 岸部千代は階段を上る。廊下の向こう側に車いすの老人がいた。
千代「!! あなた……道人さん!」
 老人、岸辺道人は女の子と何かを話して消える。
 廊下を進む。気配に振りかえると黒猫がいて、去っていく。白い影の中、岸部千代は追いかける。
 男性が食堂室の前に立っていた。中に入ると、岸部千代と岸辺道人と女の子、千代と女の子が互いに挨拶している。
千代「あぁ……、私は夢でも見ているのだろうか……、また道人さんに会えるなんて……」
千代「ここが死者に会える場所なのかねぇ……」
 病院を進み、医者の待合室のような所へ。据え置きの電話が鳴っているので取ると、少女の声がした。
朝霧『ここへ来ちゃいけない……、ここへ来たって、おじいちゃんは、いないんだから……』
朝霧『おばあちゃんは、特別だからね……』
 廊下に出ると、最初の若い男性が廊下の向こうへ歩いている。千代は追いかける。
 男性が消えた病室204へ入る。ベッドの上で古ぼけた写真と携帯電話を手に入れる。
千代「あぁ……そう、思い出したわ……、なんて懐かしい……。あら、電話が勝手に……」
 勝手に電話番号が入り、電話がつながる。男の声がした。
道人「なにもこんなところまで来なくても……しょうがないやつだ」
道人「お前にはいろいろ苦労をかけたな……、すまなかった」
道人「……有難う」
 
還ノ章 了
517CALLING〜黒き着信〜:2013/08/18(日) 16:25:42.68 ID:lMxsguSO0
ちょっと説明が不足してた
若い男性は若いころの岸部道人
手に入る古ぼけた写真に写っている

まだ容量大丈夫か? 書き込めるのか?
518ゲーム好き名無しさん:2013/08/18(日) 17:04:50.34 ID:lMxsguSO0
続きは次スレに書き込みます。
519ゲーム好き名無しさん:2013/08/18(日) 21:49:49.62 ID:9zmREjXb0
使いきれよ
520CALLING〜黒き着信〜
使いきるって書いてました、本当にすいません、次スレの>>11の続き

2週目、ここから白江真が主人公の章が入る。

●界ノ章 カイノショウ 白江真

 白江真が、部屋の床で目を覚ました。「なんだ……この部屋。どうして……こんなところに……」
 アニメの女の子のフィギュアやポスターが並ぶ部屋主はオタク(涼谷しんいち)だと思われる部屋。
白江「同僚の天野が、突然倒れて意識不明になり、数日後、原因不明のままこの世を去った。」
白江「ヤツが調べていた事件と同じように、だ。きっとヤツの事だから、一連の事件の真相に近付いたに違いない。」
 天野の取材ノート1を見る。
「次号で『黒のページ』についての特集を組む予定でいる。その準備のためにまず『黒のページ』について、
 まとめてみようと思う。正直よくわからない事だらけだ。いまわかっている事はこの2点。
 1:『黒のページ』というサイトがある。
 2:そこからチャットに繋がる事がある。
 『黒のページ』自体は誰でも閲覧する事ができる。オカルトを取り扱った掲示板などによく張り付けられているからだ。
 しかし、実際に見ても問題のチャットに飛ぶ事は無かった。何か条件があるようだがわからない。
 そこでまず『黒のページ』が原因だと言われている事件を追う事にする。」
白江「ヤツの机の中に、これを見つけた。これを手掛かりに『黒のページ』を見つけ、」
白江「チャットルームに繋がったと思ったら……。一体、オレはどうなってしまったんだ?」
 ベッドを調べると目覚ましが鳴るので止める。枕の下から携帯電話を入手。所持しているメモ帳にそれの電話番号をメモ。
 本棚はアニメなどの他に心霊現象もの本やポスターもある。フィギュアやポスターは武装戦士MAKOというらしい。
 パソコンを開く、ユーザ名に「ARMED SOLDER」と入っている。パスワードに「MAKO」といれる。
 最初の黒のページのチャットが開く。最後に997−684−771と書かれていた。電話をかける。
 気付くと白江真は見知らぬ、薄暗い部屋にいた。手にあった携帯電話が無くなっている。
白江「どういうことだ? 電話を掛けただけのはずなんだが……」
 部屋の電気をつけると棚のマネキンの頭が落ちる。どうやらここは美容室のスタッフルームらしい。
 床に落ちていたメモ用紙、天野の走り書き1を手に入れる。
「こうなるだろうとは思っていたが、実際に来てみると信じられないものがある。
 ここは最初に取材に行った美容院にそっくりだが同じ場所ではないようだ。出口が無い。いや、正確にはドアはある。
 しかしその先が無い。出口の先には地面も空も何も無い空間がぽっかりと口を開いている。
 ためしに置いてあったファッション誌を投げ込んでみたが音も立てずに視界から消えてしまった。
 安全である保証が無い以上はここに飛び込むのはリスクが高いだろう。
 意識を失った人たちが数時間の間は生きていたというのはまさに今の俺のような状況だったのではないか。
 たとえるなら生と死の境目、仮に『境界』と呼ぶ事にする。」
白江「! これは、天野の字!」
 明るくなった部屋を見るといくつものかつらを付けたマネキンなどがある。机の上の携帯電話を入手。
 部屋隅のロッカーを開くと放浪者のメモ9を入手する。一つロッカーが鍵がかかって開かない。
「ひとまず状況を紙に書いて落ち着こう。ついさっきまで、私は部屋でインターネットをしていた。
 急に変なチャットルームに飛ばされて、戻る事もブラウザを閉じる事もできないから、
 しかたなく入場して彼らの話をきいていた。しばらくしてから『黒猫』ってハンドルネームの人が入場してきて、
 そのあとすぐに電話がかかってきた。その電話に出た後の記憶が無い。あの電話が原因なのは間違いないだろう。
 でも、あのチャットルームも気になるところだわ。」