ストーリーを教えてもらうスレ part54

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455ゲーム好き名無しさん:2010/12/25(土) 01:51:24 ID:Q6QAwvku0
>>454
ありがとうございます
ってか続き書くって言ってた人も
気が向いたら書くっていってて
結局書いてないので
気が向かなくてもぜひぜひ続きを書いてほしい・・・
期待してます
456ゲーム好き名無しさん:2010/12/25(土) 09:08:27 ID:YSyCSzrB0
ようやく規制解除キター!
ってことで、「Seventh Blood Vampire」予約します。
457ゲーム好き名無しさん:2010/12/26(日) 01:31:28 ID:dV528Bz/0
俺まだプレイしてないから書くときは新作タグよろ
458ゲーム好き名無しさん:2010/12/26(日) 03:51:10 ID:DsQuNdwQ0
あんたがプレイしてるかどうかとかどうでもいい
新作だから新作トリップをつけてもらうだけだ
459ゲーム好き名無しさん:2010/12/26(日) 13:12:59 ID:YQGVwFyrO
>>456
楽しみにしてます
460月の光〜沈める鐘の殺人〜:2010/12/27(月) 02:53:28 ID:HLS1JyWt0
>>424
アドバイスありがとうございます。
というわけで、早速投稿します。

以前投稿してくれた内容を考慮して、パートナーは古谷と表記します。


<七不思議について>
 『夜想曲2』のミステリーチップのようなもので、特定の箇所で△ボタンを押すと鐘園学院にまつわる七不思議を聞く事ができる。
 また7つのうち3つは話を聞いた後、主人公が実際にその話の怪異に遭遇する体験編がある。
461ゲーム好き名無しさん:2010/12/27(月) 02:56:50 ID:HLS1JyWt0
<七不思議その1:音楽室の怪>
(噂)
 今から20年前、夜中に音楽室からピアノの音が聞こえてくるという噂を聞いた教師が真偽を確かめるべく夜中に音楽室を訪れた。
 そこには、見慣れない制服を着た女生徒がピアノを弾いていた。
 教師は女生徒を注意したが、女生徒は教師の言葉が耳に入っていないのか、ピアノを弾き続けていた。
 何度注意しても全く耳を傾けようとしない教師は感情的になり、肩を掴んで力ずくでこちらに振り向かせた。
 すると……その女生徒はゴトリという音を立てて地面に倒れた。
 驚いた教師は女生徒を助け起こそうとした。
 その時見た女生徒の顔は……骸骨だった!
 骸骨は教師の手を握り返し、こう言った。

「弾かせて…、弾かせてぇ…」

(体験編)
 大塚千絵(ラブレターを出した3人の生徒のうちの1人)からこの話を聞いた主人公は翌日の放課後、学院を探検している際に音楽室の前を通りかかった。
 肝試しに音楽室の中に入ると、音楽室の幽霊と遭遇し気を失ってしまう。
 大井先生に助けられ自室に運ばれた主人公は、そこで幽霊の正体を聞かされた。
 20年前、その幽霊を目撃した教師は大井先生だった。
 大井先生は幽霊の事を独自で調べると、正体は戦時中に学院に在籍していた音楽部の部長だとわかり、見慣れない制服は当時の学院のものだった。
 ピアノを何よりも生きがいにしていたのだが、戦火が激しくなると学院の寮が閉鎖され、女生徒は疎開先へと落ち延びた。
 疎開先にはピアノがあるはずもなく、生きがいを奪われた女生徒はやがて体を壊し、「もう一度ピアノを弾きたい」と言い残して亡くなったという。
462月の光〜沈める鐘の殺人〜:2010/12/27(月) 03:01:17 ID:HLS1JyWt0
<七不思議その2:怨念のトイレ>
 数十年前、この学院に1人の女生徒がイジメの被害にあっていた。
 所持品を隠されたり、嫌がらせの手紙を送り付けられたり……陰湿な苛めは徐々にエスカレートしていった。
 冬のある日の放課後、女生徒がトイレに入って行くのを見たイジメっ子が、トイレの扉をモップの柄をつっかえ棒にして開かなくし、そしてドアの上から水をかけた。
 イジメっ子は女生徒はトイレに閉じ込められたまま帰っていった。
 残された女生徒は扉の上の隙間から脱出しようとするも、運動が苦手な女生徒は扉を乗り越える事ができず、真冬の校舎に一晩中ずぶ濡れのまま放置された。
 そして次の日……女生徒は凍死体で発見された。

 その女生徒の閉じ込めれていた一番奥の個室は現在、まるで何かを封印しているかのように使用禁止になっている。
 その個室のドアをコンコン、コンコン、コンコンと3回ノックすると……

「私を閉じ込めたのは、お前か!?」

 濡れた黒髪の少女が鬼の形相で出てくるというのだ!!
463月の光〜沈める鐘の殺人〜:2010/12/27(月) 03:06:10 ID:HLS1JyWt0
<七不思議その3:血を吐く校舎>
(噂)
 図書室の入り口の側の壁に奇妙なシミが存在する。

 この校舎に使われている石は江戸時代に囚人達が強制労働させられていた石切り場から切り出された石である。
 囚人達の人権が尊重されなかった時代、ちょっとでも看守に歯向かえば即死刑だった。
 死刑と言っても斬首はまだ良い方で、長時間石に打ちつけ苦しませた挙句に殺すという惨たらしいものもあったという。
 そんな囚人達の怨念がこもった血を吸い込んだ石が、この校舎に使われているというらしい。

(体験編)
 片平奈緒(ラブレターを出した3人の生徒のうちの1人)からその話を聞かされた後日、放課後に図書室で古谷が呼んでいると杉本先生から伝えられ、図書室に向かった。
 図書室に入ろうとした時、壁のシミが気になって目を向けると何かを打ちつけている音とうめき声が聞こえてきた。
 思わず壁に耳を当てる主人公だが、突如ヌルッとした感触がして顔を離す。

 主人公の顔は鮮血で真っ赤に染まっていた!

 パニックに陥った主人公はハンカチで何度も顔を拭うが、血は止まらない。
 片平の呼びかけて正気を取り戻すと、顔には何もついていなかった。
 ふらつきながらその場を去ろうとすると、片平が主人公の落としたハンカチを拾って手渡した。 

「結構、派手なハンカチですね」

 主人公の白いハンカチは、鮮血で真っ赤に染まっていた!
464月の光〜沈める鐘の殺人〜:2010/12/27(月) 03:12:38 ID:HLS1JyWt0
<七不思議その4:終わりのない廊下>
 この学院は元は修道院であり、その時にこんな事件があった。
 ある日、学院が大雨に見舞われた。
 激しい地滑りが起き、敷地内の小屋が巻き込まれた。
 その時、その小屋には1人のシスターがいた。
 地滑りの直後、小屋が土砂に半分埋まったままの状態で中からシスターが助けを求める声が聞こえていた。
 しかし、二次災害を恐れ誰も助けにいけなかった。
 そうしているうちに2度目の地滑りが起き、小屋は完全に土砂に押しつぶされ流されてしまった。
 シスターは遺体すら見つからなかったという。
 
 そしてこの話にまつわる怪談がある。
 神出鬼没の「開かずの扉」……突然学院内に現れては消えるという。
 そして、この扉を見つけて入った人がいるらしい。
 その人によると、扉を開けると終わりのない廊下につながっており、そこに入ると入口も消えてしまい、進んでも戻っても一本の廊下が延々と続くだけ。
 しばらくすると、小さな明かりがゆらゆらと揺れながら、こちらに近づいてくる。
 それはシスターの幽霊が持っている蜀台に乗った蝋燭の明かりである。
 シスターは声をかけない限り人がいる事に気付かず、近づいて来ても何もせず通り過ぎて行くだけらしい。
 もし声をかけると……

「どうして見捨てたの!」
465月の光〜沈める鐘の殺人〜:2010/12/27(月) 03:19:55 ID:HLS1JyWt0
<七不思議その5:いじめられた転校生>
 30年ほど前、何をやっても不器用な生徒がこの学院に転校してきた。
 やがてよそ者扱いされ、いじめの対象になってしまった。
 そんな転校生をかばってくれたのは、転校生とは真逆のイメージの学級委員長だった。
 委員長がかばってくれたおかげでいじめられる事は少なくなったが、転校生は困った時は委員長が助けてくれると、委員長の救いに依存し続けるようになった。
 自分が強くならなければいじめが止む事はない……転校生はその事に気付いていなかった。 
 転校生を心配した委員長は2つの校舎を繋いでいる3階の屋外の渡り廊下、空中回廊に転校生を呼び出してその事を指摘した。
 しかし転校生はいくら言っても理解してくれなかった。
 さすがの委員長も痺れを切らし始め、転校生もまた委員長に不満を抱き始める。
 互いの不和が出始めていたその時、いじめっ子達が回廊の両端の扉が閉め、2人を閉じ込められた。
 いじめっ子達は「委員長だけなら出してもいい」と言った。
 普段なら怒鳴り返す委員長も、この時ばかりは迷った。
 委員長が転校生の方を見ると、転校生はいつものように助けを期待しているような目で委員長を見ていた。
 その時、委員長の心に今までにない怒りが湧き上がり、ついに転校生を見限って入れてもらうよう頼んだ。
 意外な展開にさすがのいじめっ子達も一時は驚いたが、すぐに大笑いして委員長だけを中に入れて、転校生を空中回廊に残したまま校舎を去った。
 校舎の外からいじめっ子達が容赦なく罵声を浴びせるが、委員長はもうそれを止めようとはしなかった。

 次の瞬間、転校生は空中回廊から飛び降りた!

 空中回廊の下は花壇で、当時は先端が槍のような柵が立っていた。
 転校生は柵に体を貫かれ串刺しになった。
 それでも意識があった転校生は、集まってきた委員長といじめっ子達を睨むと、こう言った……

「……もう、いじめない?」

 それ以来、あの空中回廊には転校生の霊が出るという。
466月の光〜沈める鐘の殺人〜:2010/12/27(月) 03:25:55 ID:HLS1JyWt0
<七不思議その6:走る! 人体模型>
 科学を担当している杉本先生に狭山が殺害された日の克二のアリバイを聞いた。
 杉本先生と話をしている最中に主人公は、ふとあることに気付いた。

 教壇の横にあったはずの人体模型が、いつの間にか奥の方に移動している?

 その事に気付いた杉本先生は、人体模型がひとりでに動いたのではないかと言った。
 怯える主人公に杉本先生は鍾園学院の七不思議の1つ、夜中に走る人体模型の話をした。

 この人体模型は午前0時なると、ひとりでに動き出して学校を一周するらしい。

 肌寒いある日、真夜中に女生徒が忘れ物を取りに校舎に入った。
 教室で忘れ物を回収した女生徒は、すぐに教室を出て廊下を歩き出した。
 真夜中の校舎に恐怖を感じながら足を進めると、理科室の前に差しかかった。
 頭の中をよぎる人体模型の噂。
 時間は午前0時を過ぎていた。
 恐怖心と同時に好奇心もあった女生徒は、何気なく理科室の扉を開けて中を覗いてみた。

 そこには……人体模型はいつも通りの場所にあった。

 ため息をついた女生徒は扉を閉めて、再び廊下を歩き始めた。
 そして理科室を通り過ぎたその時……背後で扉の開く音がした!
 女生徒が反射的に振り向くと……

 何もなく扉も閉まったままだった。

 空耳なのだろうか?
 女生徒は先へ急ごうとした。

 そいつは、目の前に立っていた!!

 そして女生徒は消息不明になったという。
 消息不明になったのに話だけは伝わっている事に薄ら寒さを感じた主人公はただ噂なのだと強がり、人体模型が動いたのは気のせいだと必死に思い込もうとした。
 しかし杉本先生は笑いながら言う。

「科学にどっぷりつかっている人の言葉だからですよ。現代人は本やら何やらで物の本質をわかっている振りをしている。本当は分かってないのにね」
467月の光〜沈める鐘の殺人〜:2010/12/27(月) 03:30:45 ID:HLS1JyWt0
<七不思議その7:血まみれの女教師>
(噂)
 30年ほど前、1人の女教師がこの学院にやって来た。
 若くてスタイルがよく美人、優しくて頭もいい、まさに非の打ち所がない才色兼備の女性で、生徒教師問わず人気を集めた。
 やがて同じように人気のある男性教師と婚約。
 だが、その男性教師は学年主任の女性と婚約関係だった。
 男性教師は自分の心変わりを学年主任に伝えたが、学年主任は納得しなかった。
 学年主任は同じ女として何もかも持っている女教師を妬ましく思った。

 ある日、遅くまで仕事をしていた女教師を学年主任は鐘楼の下に呼び寄せた。
 時間は午後11時。
 女教師は時間通りに鐘楼の下で学年主任を待ったが、約束の時間から30分経っても姿を現さない。
 しかし、学年主任はすでにその場所に来ており、鐘楼の上で女教師を見下ろしながら迷っていた。
 女教師がこのまま去るのを待つか、それとも……ここから岩を落として殺すかを!
 しばらく迷った末に、学年主任は止める事にした。
(人殺しだなんて……自分がどうかしていた)
 そう思って立ち上がり鐘楼を降りようとしたその時、痺れを切らした女教師は学園主任に愚痴を吐いた。
「なによ、あのブス主任! 人のことをバカにしてるわ!」
 その言葉を聞いた学年主任の自我は吹き飛んだ。
「醜いのは、あなたも同じよ…!」
 学年主任は女教師の頭上に岩を落とし、岩は女教師の頭に直撃した。
 致命傷を避けたものの頭からおびただしい血が流れる。
 女教師は事態を察知し、血だらけになりながらも逃げ出した。
 その後を追う学年主任。
 女教師はサロンに逃げ込んで隠れてやり過ごすと、サロンにあった公衆電話から男性教師に助けを求めた。
 しかし、その途中で学年主任に見つかり殺されてしまった。

 それ以降、夜中の12時にサロンで電話をかける血まみれの女教師の霊が現れるらしい。
468月の光〜沈める鐘の殺人〜:2010/12/27(月) 03:33:16 ID:HLS1JyWt0
(体験編)
 中沢爽香からその話を聞かされた後日、岡江院長の葬式の日の夜、主人公は部屋で事件について考えるも一向に頭が冴えず、気分転換に寮から出て散歩した。
 その時、サロンから明かりが漏れているのを目撃する。
 中を覗くが誰もいない。
 サロンの電気を消して去ろうとした時、ふと自分の記憶を疑った。

 さっき電気を消した瞬間、サロンの奥に……白い人影を見たような。
 
 爽香の話を思い出し、おそるおそるサロンの中を覗いてみると……公衆電話の前に血まみれの女性が立っていた!

 主人公は一目散に自分の部屋に逃げ帰る。
 呼吸を整え必死で自分を落ち着かせようとした時、部屋の電話が鳴り出した。
 主人公は重い腰を上げて、受話器を取った。

『どうして逃げたの!』


 翌日、主人公は高田事務長に昨日の出来事を話し、祈祷師を呼んでサロンのお祓いをしてもらった。
 その時に高田事務長から女教師が殺された事件は実際にあった事だと聞かされる。

 その後、女教師の幽霊がサロンに現れることはなくなった。
 女教師を殺した学年主任は、今どこにいるかは不明だという……。
469Seventh Blood Vampire ◆l1l6Ur354A :2010/12/27(月) 15:48:34 ID:P6M2t9aO0
再規制が来そうな予感がするので触りだけでも投下しておこうそうしよう
ということで「Seventh Blood Vampire」行きます。

タイトル通り吸血鬼ものですが吸血鬼の設定がほぼオリジナルなので、
用語等分かり難かったら適当にツッコミ入れて下さい。
470Seventh Blood Vampire ◆l1l6Ur354A :2010/12/27(月) 15:49:29 ID:P6M2t9aO0
○第一夜
湖の畔の屋敷で、母、そして住み込みの使用人アーウィンと共に暮らす少女レナ。
彼女は生まれつき病弱で学校にもまともに通うことができなかったが、
無二の友人であるリズとマシューの存在を心の支えに、平穏な日々を過ごしていた。
14歳の誕生日、レナは祝い来てくれた二人と共にケーキを囲みながら「ずっと友達でいようね」と約束を交す。

その晩、レナは階下にある柱時計の鳴る音で目を覚ました。
時刻はちょうど零時をまわったところで、昼間はしゃぎ過ぎたせいかなと独りごちる。
と、どこからか彼女の名を呼び続ける不気味な声が聞こえてきた。
レナは怯えながらも何かに導かれるようにしてベッドを抜け出し、普段は立ち入らない物置で地下道の入り口を発見する。
長年暮らしていた家に地下があるという事実は、レナの好奇心をいたく刺激した。
「体調もいいし、ちょっとだけ」と自分自身に言い訳しながら、彼女は懐中電灯を片手に地下道へと足を踏み入れる。

しかし進み始めて間もなく、レナは道の前方に奇妙な影を見つけた。
恐る恐る近づいてみると、それは狭い道の両端に座り込んでいる二つの人間の死体で、
互いの首に渡された赤いロープと、同じ姿勢で向かい合うシルエットは何かの門のようにも見える。

レナは悲鳴を上げ、慌てて来た道を駆け戻ろうとした。
だが地下道の入り口――物置の奥にあった鉄の扉は閉めた覚えもないのに堅く閉ざされ、こちらからは開けることが叶わない。
半狂乱で扉を叩きながらアーウィンを呼ぶが、いくら声を張り上げても助けが来る気配はない。
暫くそうした後、レナは「他にも出口があるかもしれない」との希望に縋って奥へと進む決意を固める。

先ほどの死体があった場所(死人門)まで戻ってきた彼女は、意を決して死体の間に渡されたロープを跨いでみた。
すると途端に、何かが腐ったような……それでいてどこか甘いような臭気が辺りに立ち込める。
ロープひとつ超えただけで何故、と思うがいくら考えても答えは出ない。
レナは強烈な臭いに耐えながら、ただ先を目指すことしか出来なかった。
471Seventh Blood Vampire ◆l1l6Ur354A :2010/12/27(月) 15:51:03 ID:P6M2t9aO0
やがて辿り着いた地下道の終端には梯子が掛けられていた。
それを上ると出た先はどこかの中庭と思しき場所で、レナは風に揺れる草木の気配に少しだけ安堵する。

しかし中庭の中央に備え付けられた噴水からは妙にどろりとした真っ赤な液体が流れていて、
おまけに建物に通じる扉の幾つかは施錠され、ここからでは外に出られそうもない。
と、レナは噴水の陰に一人の女性が屈みこんでいることに気が付いた。
女性の方はまだこちらに気が付いていない様子で、銀色のロザリオをきつく握りしめながら祈りの文句を口走っている。
思わず声を掛けると彼女はひどく怯えた様子で、レナにロザリオを投げつけながらヒステリックに叫んで逃げ出してしまった。
大切な物なのではないかと思ったレナはロザリオを拾って女性を追いかけようとするが、
彼女は東側にある塔のような建物に飛び込み、扉の掛け金をかけてレナの追跡を阻んでしまう。
暫く四苦八苦した後、レナは中庭にあった細い柵を使ってなんとか掛け金を外すことに成功する。

扉の先に進むと、そこには奇妙な部屋があった。
その室内の一角は檻のような鉄格子で区切られていて、更にその傍らのスペースは衝立によって不自然に隠されている。
鉄格子の向こう側には扉が見えるが、こちらからはどう頑張っても通れそうにもない。
完全な突き当りだが、女性の姿がどこにも無いことに困惑するレナ。
とりあえずもっと周囲を調べてみようと傍の机に置いてあったランプを手に取った瞬間、衝立の向こうから物音が響いた。
驚いたレナは勢い余って衝立を倒してしまう。そして、ランプの明かりが照らし出したものに戦慄した。

最初に目に入ったのはあの女性の顔だった。
しかし見開かれた目は虚ろで肌には生気が無く、明らかにもう生きてはいない。
女性の上には何かが跨り、その喉元からびちゃびちゃと血液を啜っていた。

血まみれのボロを纏った身体、真紅に輝く瞳、蛇のようにうねる異常なほど長い舌。
――だがその化け物は、レナと全く同じ容貌をしていたのである。

あまりにも受け入れがたい事実を認識し、絶叫すると共に、レナは自らの意識を手放した。
472Seventh Blood Vampire ◆l1l6Ur354A :2010/12/27(月) 15:53:55 ID:P6M2t9aO0
次に目が覚めると、そこは朝日が差し込む普段通りの自室だった。
レナは飛び起きるとアーウィンを呼び、昨夜目にした地下道や、自分にそっくりな『おばけ』のことを捲し立てる。
明らかに信じていない様子の彼に焦れたレナは連れ立って物置へと向かうのだが、
確かにあったはずの鉄の扉は消え失せ、そこはもうただの壁でしかない。
呆然とするレナに「悪い夢でも見たのでしょう」と声をかけて、アーウィンは部屋に戻ってもう一眠りするよう促す。

その時、リズから電話がかかって来た。
彼女はレナに「マシューが昨日パーティの後どこに行ったか知らない?」と聞いてくるが、どこか話がかみ合わない。
リズの話によると、マシューはレナの家からの帰り道で「忘れ物がある」と引き返し、その後行方不明になってしまったらしい。
しかし昨日マシューは家に戻って来ていないし、アーウィンもマシューのことは見ていないと証言する。
不吉な予感を覚えるレナ。だがリズは「きっとすぐに見つかるから」と明るく励ましてくれる。

○第二夜
マシューの安否について続報を待ちたかったレナだが、アーウィンはそれを許してくれなかった。
リズからの電話の後、薬を飲まされてベッドで眠りについた彼女は、再び深夜に柱時計の音で目を覚ます。
すると間もなく昨夜と同じ不気味な声が聞こえてきた。
レナが毛布を被ってやり過ごそうとしていると、やがて声は途絶え、代わりに階下から誰かが歩くような物音が聞こえた。
アーウィンが起きているのだろうと考えたレナは、マシューのことを聞くために一階へと向かおうとする。

しかし階段を下りる途中、鏡に血まみれの『おばけ』が映っているのを目撃し、驚きのあまり足を踏み外して転落してしまった。
次に気が付くと、そこは何故かあの地下道の入り口で。
慌てて物置に繋がる扉を確かめてみるも、そこは昨夜と同じように閉ざされていて戻ることはできそうにない。
レナは泣きながら立ち上がり、血塗られた中庭へと至る道を歩み始めるのだった。

(続く)
473ゲーム好き名無しさん:2010/12/28(火) 15:36:39 ID:wnWo2N5O0
皆さん投下乙

>>469
>用語等分かり難かったら適当にツッコミ入れて下さい。
「さわり」の誤用についてぐぐっておくことを強く勧める
474ゲーム好き名無しさん:2010/12/28(火) 21:28:57 ID:UAG1r6Ge0
         / ̄ ̄ ヽ,              / ̄ ̄ ヽ,
        /        ;             /        ',
        {0}  /¨`ヽ {0}.',            ..{0} ../¨`ヽ {0}.',
        l///ヽ._.ノ//// ',          l///..トェェェイ ///'
       リ   `ー'′    ',         リ   `ー'′    ',
      ,'          ⌒\     /⌒          ',
      |           、   )    |              |
      ',    、-^──ー´  /    / ヽ、           /
   、-^─ ',    '-───ーヘ  /  /ノ          /
    '-──\            \  / /          ノ
       _ノ            )' /           ∠_
   /` ̄     \    /|    |  |    f\     ノ     ̄`丶
  (    _、 --─ー>、___//|    |  |    |  ヽ__ノー─-- 、_   )
   ',  丶    `ノノノノ   |  |  |  |            /  /
    ',   j     ```   .|  |  | |          ,'  /
    ',   |      さわ   ヽ  \/  ノ           |   ,'
     ',  |        さわ   .\   '; /             |  /
     > ヽ             _ノ\  ';            ,ノ 〈
    / __.ノ            (  〈 >  )           ヽ.__ \
   (__/              ヽ._<_./              \__)
475ゲーム好き名無しさん:2010/12/29(水) 00:54:32 ID:pyt1djNw0
【XBOX360】アラン・ウェイク
Wikiからの続き(DLC)を教えてください
とくになぜバリーがヒロイン認定されるかを詳しく知りたいです

よろしくお願いします
476ゲーム好き名無しさん:2010/12/29(水) 04:04:34 ID:34Kp9a/80
リクエスト
 パワプロクンポケット8(NDS)

一応Wikiに記事はあるけど、内容が不完全なうえ、
文章ヘッタクソでまったく話の筋がわかんない
誰かもうちょっとまともなストーリーprz
477ゲーム好き名無しさん:2010/12/29(水) 04:25:20 ID:34Kp9a/80
パワポケ9の人、まだ続き書いてんのかな?
なんつーか、まんま書きすぎてて長すぎなんだけど。
wikiの1〜4あたり参考にもうちょっとまとめて書けよ・・・
478ゲーム好き名無しさん:2010/12/29(水) 04:42:02 ID:8KxhyTyr0
>>475までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
479ゲーム好き名無しさん:2010/12/29(水) 14:17:00 ID:CI+OFdMr0
>>476-477
不満があるなら自分で書けばいいんじゃね
480ゲーム好き名無しさん:2010/12/30(木) 01:36:00 ID:tGkYUR4O0
つまりどういうことです?
481ゲーム好き名無しさん:2010/12/30(木) 06:51:49 ID:O4iA/Yhl0
次スレを立てました

ストーリーを教えてもらうスレ part55
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1293655765/l50

このスレの容量が一杯になって書き込めなくなるまでは、
なるべくこのスレを優先して使用してください。
482ゲーム好き名無しさん:2010/12/31(金) 22:15:14 ID:sWfJhOTt0
age
483ゲーム好き名無しさん:2010/12/31(金) 23:28:30 ID:VVFJbvG00
アガレスト戦記を今プレイしてるんだけど、
wikiまとめ方わかりません
ここに書いてもいいのでしょうか
484ゲーム好き名無しさん:2010/12/31(金) 23:50:13 ID:Fxu6YX6r0
どうぞ。というか、基本的には皆こっちに書いてる

前にちょっと弄ったが、ワープロモードの使い方がよく分からんかったわ…
485ゲーム好き名無しさん:2011/01/01(土) 01:28:52 ID:juWyv94e0
2011年あけましておめでとうございます
ストーリーを書いてくれる方々と、ゲームを作るゲーム会社の方々にとっていい年でありますように

「このスレでストーリーを読んだからもう買わなくていいや」ではなく
「このゲームのストーリー面白そうだ、よし買ってきてみよう」と
実際にプレイしてみてくださいね
486ゲーム好き名無しさん:2011/01/01(土) 03:49:16 ID:TSCXj+fhO
テラーが悪い例もあるんだろうけど、大体が「あ、話は面白いけど(or話が全く面白く無いし)ゲームとして
面白くなさそうだな…」で終わっちゃう
487ゲーム好き名無しさん:2011/01/01(土) 05:00:25 ID:b/uoNakI0
つまりどういうことです?
488ゲーム好き名無しさん:2011/01/01(土) 12:46:57 ID:7JbmMiFbO
自分がネタバレ全く気にしない質ってのもあるかもしれんが
ここでストーリー見て気になってプレイしたのいくつかあるよ
俺屍とかバロックとかライブアライブとか
489ゲーム好き名無しさん:2011/01/01(土) 12:48:03 ID:7JbmMiFbO
言い忘れた。どれも名作でした
あとあけましておめでとう
490ゲーム好き名無しさん:2011/01/02(日) 03:56:57 ID:OIW4fcWe0
次スレで間違って質問してしまった。こっちで報告あったなスマソ
491月の光〜沈める鐘の殺人〜:2011/01/03(月) 01:32:34 ID:1PkT2an80
あけましておめでとうございます
完結編を投稿します
492月の光〜沈める鐘の殺人〜:2011/01/03(月) 01:40:03 ID:1PkT2an80
■完結編

登場人物

【北原琴美】
 鍾園学院の1年生。
 主人公の受け持つクラスの生徒。
 霊感が強い。

【杉本先生】
 理科担当の教諭。
 いつもクールな視点で物事を理論的に考えている。
 主人公に何かと力になってくれる人。



 鐘楼から悲鳴が響く…。

 買い物から戻ってきた主人公は、古谷から主人公のクラスの北原琴美が鐘楼から転落しそうになった事を聞かされる。
 主人公と古谷は事情を聞くために琴美の部屋に向かった。

 あの一連の事件から1年の月日が流れた……。
 主人公は変わらず学院に勤めており、今年から担任のクラスを持った。
 岡江克二は岡江正二殺害で起訴され、裁判のために拘留中。
 中沢爽香は卒業し、1人暮らしをしながら都内の大学に通っている。
 高田事務長は自殺した岡江院長の後を継ぎ、理事会の満場一致の決議で今年の春に院長に就任。
 一連の事件のせいで今年の鍾園学院の受験者数は激減したが、それでも卒業生達の働きかけもあって、なんとか定員数にまでこぎ着けた。
 その後は何事もなく平穏な月日が流れ、再び紅葉の季節を迎えることになったのだが……
 最近になって鐘楼から転落しそうになる生徒が増えていた。

 琴美をサロンに呼び寄せ事情を聞くと、鐘楼に上がって景色を眺めていると転落しそうになったと言うのだ。
 幸い擦り傷だけですんだ。
 主人公は青ざめながら事情を説明する琴美を見て不審に思った。
 その時、1年前に草壁先生の事件を調べるために鐘楼に上ったとき、誰かに突き落とされそうになった事を思い出した。
 琴美に誰かに突き落とされそうになったのかと聞いてみると、琴美は驚いてその通りだと答える。
 鐘楼に上った直後異様な雰囲気を感じ、そして誰かに背中を押されたと言うのだ。
 琴美は霊感が強いことで生徒の間では有名であった。
493月の光〜沈める鐘の殺人〜:2011/01/03(月) 01:42:48 ID:1PkT2an80
 事情を聞いた後、古谷と相談し、鐘楼を管理している高田院長に鐘楼の閉鎖案を直談判する事にした。
 院長の部屋に向かう途中、古谷は夜空に浮かぶ月を見上げながら言った。
 月には不思議な力がある。
 月は太陽の光を反射して輝いている。
 自分の力で光る事ができないので、その背中は真っ黒。
 その部分を見せないために、自分達に光る部分だけを見せて回っている。
 闇の象徴たる月には、様々な迷信がある。
 月夜の晩には犯罪が多いとか、死んだ魂が蘇るとか……。
 古谷は最近、月に対しそう感じるようになったという。
 その時、主人公は密かに思い出した。
 1年前、この学院に初めて訪れた日、池で溺れていた爽香を助けた直後に響いてきた鐘の音。
 あの時、鐘楼の鐘は池の底に沈んでいたはずなのに。
 そして、その時も夜空には輝くような月が昇っていた……。
 
 院長室に来た主人公と古谷は、さっそく鐘楼の閉鎖を院長に訴えた。
 しかし高田院長は鐘楼からの景色は学院の名物で今の生徒達にも見てほしいと決断を渋る。
 そして、15年ほど前にも主人公と同じように鐘楼の閉鎖を訴えた先生がいたと聞かされる。
 主人公が強く訴えた結果、高田院長はしばらく鐘楼への立ち入りを禁止する措置を取る事にした。
 また主人公には転落する人が増えている原因を探ってほしいと頼まれる。
 
 次の日、学院内は琴美の転落未遂の話で持ちきりだった。
 幽霊に押されて鐘楼から落ちそうになったという噂が一斉に広がったのである。
 主人公は事務員の桐島一枝から噂に尾ひれが付き「池に河童がいる」という話まで伝わっていると聞かされる。
 これ以上噂が広がる前に何とかしなければならないが、どうやって調べればいいのか見当がつかない。
 こういう時は理論的な人に相談するのに限る。
 
 主人公は理科室を訪ね、杉本先生に相談した。
 幽霊については完全に否定しなかったが、鐘楼の事故は科学的に説明がつくと言う。
 そして鐘楼をじっくりゆっくり調べれば答えが見えてくるだろうとアドバイスした。
 科学の先生だけあって説得力のある言葉に安心する主人公。
 しかし、杉本先生はわざわざそんな事をするよりも鐘楼を閉鎖した方が早いと力をこめて言った。
 というのも、15、6年前に鐘楼で誰かが転落して死亡した事故があったというのだ。
 主人公は杉本先生に礼を言って、鐘楼に行って見る事にした。
494月の光〜沈める鐘の殺人〜:2011/01/03(月) 01:46:34 ID:1PkT2an80
 鐘楼を下から眺めながら主人公は転落の原因について考えてみた。

  1.物理的原因(突風が吹いた、足元が崩れた、階段を上がった疲労によるめまい等)
  2.心理的原因(高所恐怖症による立ちくらみ等)
  3.霊的原因(幽霊に押された等)

 主人公は物理的要因を主眼に置いて調べる事にした。
 鐘楼に上り景色や足場等を調べてみるが、これといって不審なところは見当たらない。
 これでは誰かが押さない限り落ちそうになるなんて事はないのかもしれない。
 草壁先生の場合は坂本本人かその仲間の仕業で間違いないだろうし、主人公を突き飛ばしたのも多分そいつらの仕業だろう。
 だが他の生徒は?
 坂本やその仲間は今も拘置所の中だし、仮に他に仲間がいたとしても1年前と同じ手を使うだろうか?
 そもそも突き落とされそうになったという前提で考えていいのだろうか?
 行き詰った主人公は一度鐘楼から降りようとする。
 その時、主人公は突然転びそうになった。
 慌ててバランスを取ってこらえたものの、先程の感覚に何らかの違和感を覚えた。
 そよ風が通り過ぎ、風を受けた紅葉が一瞬同じ方向に動いたように見えた。
 あたかも大きな1つの物体が目の前を移動したかのように。
 主人公の頭の中に1つの言葉が浮かんだ。

『錯覚』

 だまし絵のように、人の目は惑わされやすい事で有名だ。
 先程見た光景も錯覚によるものだとしたら。
 その錯覚を見たことで、めまいのような感覚が起きバランスを崩した。
 柵から落ちてしまうほどではなかったが、人によってはどうだろう?

 主人公は再び杉本先生を訪ねて先程の事を話すと、錯覚について教えてくれた。
 錯覚、つまりは『錯視』。
 人間はかなりの部分を視覚に頼っている。
 逆に言えばそれだけ目に見えるものの影響を受けやすいということだ。
 そういった現象全般を『空間認知』と呼ぶらしい。
 杉本先生はいい線をついていると励まされた。
 だが、主人公が鐘楼に上った事についてはあまりいい顔をしてくれなかった。
495月の光〜沈める鐘の殺人〜:2011/01/03(月) 01:51:50 ID:1PkT2an80
 主人公は図書室で錯覚について調べる事にした。
 1年前の火事で本がほとんど燃えてしまったが、蔵書は新しく買い足したり、近くの図書館や一般の人からの寄付のおかげですっかり元通りになっていた。
 主人公は、『錯覚』『空間認知』『知覚』関連の本を一通り読んでみた。
 人間が『錯覚』を起こす原因はいろいろな説がある。
 つまり具体的な理由は分かっておらず、どれも決定的とはいえない。
 主人公は『空間認知』の本を手に取って読んでみた。

 そこには1つの写真が載っていた。
 斜めに立てられた部屋……というより、普通に建てた部屋を微妙に傾斜している場所にそのまま置いたという感じだ。
 はたから見れば当然、置いてあるテーブルも家具も全て斜めに見える。
 写真には、その部屋で転んでいる人の姿が写っていた。
 普通、床は地面と並行であるという認識の元に人は暮らしている。
 だからこのような場所でも人は無意識に部屋と同じ角度になろうとする。
 しかし自分ではまっすぐ立っているつもりなのに、実際には床が斜めになっているため写真の人は転んでいるのだ。
 忍者屋敷のようなアトラクションでこのような部屋を見かけた事がある。
 見ているものとはものと実際の状況が違う。
 それが『錯覚』というものだ。
 
 これを見た主人公はピンと来た。

 数日後、主人公はかつて克二が学院を売り払うために呼び寄せた測量士達を再び呼び寄せ、鐘楼を測量してもらった。
 測量の結果、鐘楼がわずかに池の方に傾いている事が判明した。
 
 高田院長にこれまで調べた事を報告した。
 鐘楼は池に傾いているのだが、周りの景色のせいで見た目にはわかりにくくなっている。
 景色を見ていると錯覚を起こし、そして感覚を失ってバランスを崩す。
 これが転落の原因だと主人公は結論付けた。
496月の光〜沈める鐘の殺人〜:2011/01/03(月) 01:54:28 ID:1PkT2an80
 主人公は高田院長の要請で、朝礼の場でこの事を皆に報告した。
 転落の原因が科学的に解明された事で生徒も教師も安心し、鐘楼の幽霊騒ぎは急速に収まっていった。

 朝礼の後、琴美が廊下で話しかけてきた。
 琴美も主人公の説明に納得し、安心していつもの日常へと戻って行った。
 
 それからは何事もないまま平穏な毎日が続き、季節は紅葉が散る日へと移った。
 
 そんなある日の夜、琴美が血相を変えて主人公の部屋を訪ねてきた。
 琴美のルームメイトの新藤水絵と高見沢美紀が、琴美の静止を聞かずに鐘楼へ肝試しに行ったというのだ。
 主人公と琴美は急いで鐘楼に向かうと、2人が池の前にいた。
 主人公が厳重に注意すると、2人は素直に謝る。
 どこまで反省しているのかは疑問だったが、とりあえず何事もなく安心する。
 その時、鐘楼から声がした。
 見ると、柵から新藤の親友の水谷佐和子が身を乗り出して手を振っていた。
 佐和子も肝試しに加わって、水絵達より先に鐘楼へと上っていたのだ。
 主人公はその場から佐和子に注意し、すぐに鐘楼から降りるように大声で言った。
 佐和子は残念そうに返事をし、鐘楼を降りようとした。
 改めて2人を注意しようとしたその時、鐘楼から悲鳴が上がる。
 見ると、佐和子は必死に柵にしがみつき、今にも落ちそうになっている。
 主人公は急いで鐘楼を駆け上がった。
 頂上にたどり着くと、佐和子は何とか自力で這い上がり床にへたり込んでいた。
 佐和子は震えながら口を開く。

「私、押されました……。誰かに押されました…」

 主人公は再び高田院長に抗議した。
 いくら原因を見つけても、興味本位で鐘楼に上がる生徒は後を絶たない。
 もはや立入禁止ではなく本格的に閉鎖する必要がある。
 しかし、それでも高田院長は学生時代の思い出と院長としての立場を秤にかけて閉鎖案を渋っていた。
 結局、主人公が詰め寄っても、少しだけ考えさせて欲しいと返すだけだった。
497月の光〜沈める鐘の殺人〜:2011/01/03(月) 01:57:03 ID:1PkT2an80
 主人公の部屋に古谷が乗り込んできて、ビールを飲みながら高田院長への愚痴を吐く。
 結局、事態は振り出しに戻ってしまった。
 古谷は「もう一度調べたら?」と軽く言う。
 しかし錯覚の事だって杉本先生のアドバイスを受けて、ようやく突き止めたのだ。
 これからまた新しい原因を調べるとなると大変な事である。
 古谷の酒は進み、すでに呂律が回っておらず、主人公の話もろくに聞かない有様だった。
 主人公は古谷を部屋から追い出すと、古谷は大井先生と飲むために部屋を出て行こうとする。
 部屋を出ようとした時、パートナーは「さっき誰のアドバイスで鐘楼を調べたと言った」と聞いてきた。
 主人公は杉本先生のアドバイスで調べたと言うと……

「誰、それ? どこの先生?」

 古谷の言葉の意味が分からず主人公は理科の先生と答えると、古谷はこの学院の理科の先生は小泉先生だろと言い残して部屋を出て行った。

 古谷は何を言っているのだろう? 
 確かにこの学院には小泉先生という人がおり、理科の担当をしている。
 しかし理科の担当はもう1人、杉本先生がいるはず……。
 
 主人公は部屋を出て、今言った古谷の言葉の意味を誰かに聞いて確認するために校舎に向かった。
 サロンに行くと、一枝がテレビを見ていた。
 すぐに一枝に杉本先生の事を聞こうとするも、慌てていたため杉本先生の名を何度も連呼するだけだった。
 一枝は「そんなに杉本先生、杉本先生と何度も言わなくてもわかりますよ」と返した。
 その言葉を聞いて、主人公は一枝が杉本先生の事を知っていると思いホッとした。
 
「で、誰ですか、それ?」
 
 主人公の期待はもろくも崩れ去った。

 いない?
 杉本先生なんていない?
498月の光〜沈める鐘の殺人〜:2011/01/03(月) 01:59:06 ID:1PkT2an80
 主人公は再び誰かに確認を取るために校舎を徘徊した。
 丁度その時、古谷の部屋に向かう途中の大井先生と遭遇する。
 さっそく、大井先生に杉本先生の事を聞いてみると……

「知ってますよ」

 大井先生はそう返した。
 それを聞いた主人公の肩はずっと楽になり、安堵のため息をついた。
 古谷と一枝は杉本先生を知らないなんて、何を言っていたのだろう。
 
「無理もありませんよ。亡くなりましたからね、15年程前に」

 大井先生はそう言うと、古谷の部屋に行くために去っていった。
 主人公は、その言葉を聞いて目の前が真っ暗になった。

 亡くなった?
 杉本先生が15年前に?
 主人公は15年前と聞いて、今までに聞いた話を思い出した。

 15年ほど前にも、主人公と同じように鐘楼の閉鎖を訴えた先生がいた。
 15、6年前に鐘楼で誰かが転落して死亡した事故があった。

 主人公は図書室に行き、16年前の卒業アルバムを引っ張り出して開いた。
 そして、冒頭の教職員の集合写真の左上の枠の中に見慣れた顔が写っていた……


杉本結貴
理科担当

享年38歳



to the eighth wonder…



「PAST」 完
499ゲーム好き名無しさん:2011/01/03(月) 02:15:08 ID:j0b2M5S90
あけおめんこ
そして乙んこ
500ゲーム好き名無しさん:2011/01/04(火) 10:16:42 ID:b4vYSArK0
いいからしゃぶれ
501ゲーム好き名無しさん:2011/01/04(火) 18:40:44 ID:m4Efmgmt0
みんなあけおめー。
自分はこのスレでストーリー確認した奴いくつか買ってるよ。
特にEver17には感謝してる。そしてこのスレの書き手全てに感謝を。

さて、>>455の声に応えて続き(勇者300)書いてきたんだけど結構長くなっちゃった。300秒なのに。
こういう場合って次スレから始めた方がいいのかな?
502ゲーム好き名無しさん:2011/01/04(火) 20:41:00 ID:fnYA8WqR0
できればスレ埋めてからのほうがいいんじゃないか。
ここからはじめてもちゃんとwikiには収録されるし。
503ゲーム好き名無しさん:2011/01/04(火) 20:52:39 ID:ccl2e/uA0
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504ゲーム好き名無しさん
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