ストーリーを教えてもらうスレ part40

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1ゲーム好き名無しさん
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自分でやるのが面倒、手に入らない、時間がない、お金がない、などの理由で
ストーリーを知りたいゲームのストーリーを教えてもらうスレです。
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A をNGワード指定推奨。

またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
まずはまとめWiki↓で既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki
http://www8.atwiki.jp/storyteller/
携帯電話の場合でもこちらのURLから行けば表示は崩れますが見れます
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/2.html

・スレに書き込まれたストーリーのまとめWikiへの収録作業や
まとめWiki中の未解決リストの更新作業は、スレ内の有志によって行われています。
手の空いた方がいらっしゃったらご協力をお願いします。
編集方法の説明はこちら。:http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html

・作業を行ってくれた方は、「>>○○まで収録作業したよ」
「>>○○までのリクを未解決リストに反映したよ」などと
スレに書き込んでくれると、次に作業をする者にとって
どこから作業すればいいのかわかりやすくなるため助かります。

1レスでストーリーの概要を知りたい方は↓でどうぞ。
【読むのも】ストーリーを要約してもらうスレ 2【面倒】
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1145367885/l50

前スレ
ストーリーを教えてもらうスレ part39
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1209926454/

ストーリーを書く際の注意、関連スレ、未解決リストなどは>>2-10
2ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 22:04:45 ID:OZO7anFo0
ストーリーを読む・リクエストする方へのお願い。

・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・まとめWikiで既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。
・リク主は依頼したストーリーが書かれたら、書き手に感謝の意を伝えましょう。
・過度のクレクレはスルーや批判の対象になります。気をつけましょう。
・手の空いた方はwiki編集などでスレに貢献しましょう。

ストーリーを書いてくれる方へのお願い。

・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。 
 要望に出ていないゲームでも書きたいと思ったら遠慮せずに書いて頂けると読み手が喜びます。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
 タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から1ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
 同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
 都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。

関連スレ
(ギャルゲー板)
ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります)
http://www.geocities.jp/galge_oshiete/

(エロゲネタ板)18才以上の方のみ!
エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki(現行スレへのリンクもあります)
http://wiki.livedoor.jp/luc001/
エロゲのストーリーを教えてもらうスレ 纏めサイト サルベージ版
ttp://www.geocities.jp/f4cq4/erg_story/

(女向けゲーム大人板) 18才以上の方のみ!
BLゲースレhttp://game14.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1095410605/
乙女ゲースレhttp://game14.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1157949089/

(漫画サロン板)
ストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります)
http://malon.my.land.to/

(アニメサロン板)
ストーリーを教えてもらうスレ まとめ(現行スレへのリンクもあります)
http://cabin.jp/koizumi/story/
3ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 22:05:34 ID:OZO7anFo0
●未解決分 ≪part39の527までの時点でのリスト≫
※複数の機種で出ているものも、便宜上、一つの機種の欄にのみ書かれています
■PS3  ・アガレスト戦記 ・忌火起草(赤ルートと黄緑ルートを) ・GENJI -神威奏乱- ・戦場のヴァルキュリア
・ソニック・ザ・ヘッジホッグ ・魔界戦記ディスガイア3 ・ミスト オブ カオス ・RESISTANCE(レジスタンス) 〜人類没落の日〜
■PS2  ・アークザラッド ジェネレーション ・アーバンカオス ・Another Century's Episode 3 THE FINAL ・雨格子の館 
・アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(既出部分の続き) ・イースI・II ETERNAL STORY(既出部分の続き) 
・AIRFORCE DELTA 〜BLUE WING KNIGHTS〜 ・エバーブルー2 ・X−FIRE ・over the monochrome rainbow 
・カウボーイビバップ追憶の夜曲 ・カオス ウォーズ ・神業−KAMIWAZA− ・仮面ライダー正義の系譜 
・ガンサバイバー3 DINO CRISIS ・ガンバード1&2 ・ガンパレード・オーケストラ 白の章 〜青森ペンギン伝説〜 
・ガンパレード・オーケストラ 緑の章 〜狼と彼の少年〜 ・ガンパレード・オーケストラ 青の章 〜光の海から手紙を送ります〜 
・機動新撰組 萌えよ剣 ・機動戦士ガンダム クライマックスU.C. ・キルゾーン ・ギルティギア ゼクス プラス 
・ギルティギア イグゼクス ・キングダム ハーツII(既出部分の続き) ・九怨 ・九龍妖魔學園紀 re:charge ・Kunoichi -忍- 
・グランド・セフト・オート3 ・グローランサーIV Return(既出のフレーネ・イライザ・LN型以外のシナリオを)
・KOF MAXIMUM IMPACT ・KOF MAXIMUM IMPACT 2 ・ゲームになったよ!ドクロちゃん ・喧嘩番長 ・GENJI
・高円寺女子サッカー ・ゴッドファーザー ・五分後の世界(特にオダギリとミズノについて詳しく) ・COMBATQUEEN
・XIII [サーティーン] 大統領を殺した男 ・THE 鑑識官 ・サムライウエスタン
・THE ロボットつくろうぜっ! 〜激闘!ロボットファイト〜 ・死角探偵 空の世界〜Thousand Dreams〜
・ジェネレーションオブカオス3 ・忍道 戒 ・シムーン 異薔薇戦争 〜封印のリ・マージョン〜 ・シャイニング・ウィンド
・灼眼のシャナ ・白中探検部 ・神魂合体ゴーダンナー!!(できれば詳しく) ・真魂斗羅
・新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド <特別編> ・スーパーロボット大戦OG ORIGINALGENERATIONS ・ステラデウス
・SPY FICTION ・スペクトラルフォースクロニクル ・スペクトラルフォースラジカルエレメンツ
・聖剣伝説4(あらすじは知っているので詳細に) ・絶体絶命都市2―凍てついた記憶たち―(陰謀や謎の解を)
・ゼロの使い魔 小悪魔と春風の協奏曲 ・ソニック ヒーローズ ・第3次スーパーロボット大戦α〜終焉の銀河へ(セレーナ編)
・超時空要塞マクロス ・ディジタルホームズ ・ティンクルスタースプライツ-La Petite Princesse-
・デストロイ オール ヒューマンズ! ・鉄人28号(できれば詳しく)
・12RIVEN(トゥエルブリブン) -the Ψcliminal of integral- ・Dog of Bay
・ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン ・トリノホシ 〜Aerial Planet〜 ・ナノブレイカー
・ナムコ クロス カプコン(既出部分の続き) ・奈落の城 一柳和、2度目の受難 ・ハードラック ・バイオハザード4のエイダ編
・鋼の錬金術師 翔べない天使 ・鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女 ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO
・バルダーズゲートダークアライアンス2 ・半熟英雄4 ・ヴァンパイアナイト ・彼岸花
・PHANTASY STAR UNIVERSE(出来ればオンラインの分も) ・フェイズパラドックス
・フロントミッション フィフス 〜スカーズ・オブ・ザ・ウォー〜 ・ぼくのなつやすみ2 ・炎の宅配便
・魔界戦記ディスガイア2(エンディング全部) ・METAL GEAR SOLID 2(SNAKE TALESの部分の続き)
・遊星からの物体X episodeII ・ラーゼフォン 蒼穹幻想曲 PLUSCULUS(各ルートについて、出来れば詳細に) ・ライゼリート
・RULE of ROSE  ・ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を ・レイジングブレス
・紅忍 血河の舞(れっどにんじゃ けっかのまい)
4ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 22:06:14 ID:OZO7anFo0
■PS  ・アークザラッドIII ・アンシャントロマン 〜パワー・オブ・ダーク・サイド〜 ・エースコンバット ・エクサフォーム
・オウバードフォース ・逢魔が時 ・カウボーイビバップ ・学校のコワイうわさ 花子さんが来た!! ・GUNばれ!ゲーム天国
・機動警察パトレイバーゲームエディション ・クリックまんが クリックのひ ・ゲゲゲの鬼太郎(バンダイ) ・ゲッターロボ大決戦
・幻想水滸外伝1&2 ・公開されなかった手記 ・高2→将軍 ・サイレントボマー ・シュレディンガーの猫 ・すべてがFになる
・SPRIGGAN 〜LUNAR VERSE〜 ・蒼魔灯 ・ダークメサイア ・黄昏のオード・TILK-青い海から来た少女- ・テイルコンチェルト
・デザーテッドアイランド ・天使同盟 ・東京ミュウミュウ 登場新ミュウミュウ!〜みんなでいっしょにご奉仕するにゃん〜
・ドラゴンシーズ 〜最終進化形態〜 ・ナイトアンドベイビー ・’70年代風ロボットアニメ ゲッP−X ・2999年のゲーム・キッズ
・人魚の烙印 ・眠ル繭 ・NEUES〜ノイエス〜 ・BOUNTY SWORD DOUBLE EDGE ・バルディッシュ ・ひみつ戦隊メタモルV
・Forget me not -パレット-(「パレット」からの追加分を) ・BLACK/MATRIX OO(既出部分からの続きを。簡潔でもかまいません)
・プラネットライカ(既出部分からの続き) ・ベルデセルバ戦記 〜翼の勲章〜 ・ボルフォス ・マーメノイド
・マネーアイドル・エクスチェンジャー ・ミザーナフォールズ ・ミスティックアーク ―まぼろし劇場― ・ミスティックドラグーン
・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・夜想曲2 ・聖刻1092 操兵伝 ・竜機伝承 ・ルパン三世 カリオストロの城 −再会− ・LULU
■PSP  ・アナタヲユルサナイ ・グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
・攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX -狩人の領域-(既出のものより詳細に) ・SILENT HILL ZERO
・新天魔界 〜GOCIV アナザサイド〜
・新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-(各シナリオをできれば詳しく)
・テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー ・デッドヘッドフレッド〜首なし探偵の悪夢〜 ・PATAPON(パタポン)
・VALHALLA KNIGHTS -ヴァルハラナイツ- ・ブレイドダンサー 千年の約束 ・ヘブンズ ウィル
・MYST(ライム時代とED全種を含めて) ・METAL GEAR AC!D ・リゼルクロス
5未解決リクエスト一覧:2008/07/03(木) 22:06:47 ID:OZO7anFo0
■Wii  ・機動戦士ガンダム MS戦線0079(ストーリーモードを) ・スーパーペーパーマリオ ・宝島Z バルバロスの秘宝
・ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔(詳しく) ・ネクロネシア ・NO MORE HEROES ・メトロイドプライム3 コラプション
・レッドスティール ・ワンピース アンリミテッドアドベンチャー
■GC  ・ガチャフォース ・神機世界エヴォルシア ・ターミネーター3:ザ・レデンプション ・バイオハザード 0 
・PHANTASY STAR ONLINE EPISODE III C.A.R.D. Revolution ・ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア 
・遊戯王フォルスバウンドキングダム 虚構に閉ざされた王国 
■64  ・悪魔城ドラキュラ黙示録(ラインハルト編) ・悪魔城ドラキュラ黙示録外伝 〜レジェンドオブコーネル〜
・シャドウゲイト64 ・爆ボンバーマン2 ・爆裂無敵バンガイオー
■SFC  ・アイ・オブ・ザ・ビホルダー ・アルバートオデッセイ ・アルバートオデッセイ2 ・Wizap!―ウィザップ 〜暗黒の王― 
・エルナード ・エルファリア2 ・カードマスター リムサリアの封印 ・機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122 
・機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 ・Psycho Dream ・ざくろの味 ・Secret of Evermore(SNESソフト。日本未発売)
・シャドウラン ・少年忍者サスケ ・神聖紀オデッセリア ・神聖紀オデッセリアII ・セプテントリオン ・ゼロヨンチャンプRR-Z 
・ソウルアンドソード ・熱血大陸バーニングヒーローズ ・ファイナルファイトタフ ・ファイナルファイト2 ・ブレインロード 
・弁慶外伝 沙の章 ・負けるな!魔剣道 ・魔女たちの眠り ・らんま1/2朱猫団的秘宝 
■FC&ディスクシステム  ・悪魔城ドラキュラ ・エスパードリーム(1、2) ・ガンナック ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・御存知弥次喜多珍道中
・新・里見八犬伝 ・ゼビウス ・道(TAO) ・ドラキュラII 呪いの封印 ・百鬼夜行 ・魔洞戦記 ディープダンジョン 
・魔法のプリンセスミンキーモモ ・未来神話ジャーバス ・魍魎戦記MADARA ・勇士の紋章 ディープダンジョンII 
・ラディア戦記
■DS  ・アパシー ・あらしのよるに(マルチエンディング全7種類を) ・L the proLogue to DEATH NOTE -螺旋の罠(トラップ)-
・おさわり探偵 小沢里奈 ・ONI零-戦国乱世百花繚乱- ・川のぬし釣り こもれびの谷せせらぎの詩
・くりきん ナノアイランドストーリー ・高円寺女子サッカー2〜恋はネバギバ高円寺〜 ・降魔霊符伝イヅナ
・THE 装甲機兵ガングラウンド ・サバイバルキッズLost in Blue ・スーパープリンセスピーチ ・スターフォックス コマンド
・世界樹の迷宮II 諸王の聖杯 ・世界はあたしでまわってる ・ゼノサーガ I・II(変更・追加部分のみ) ・タンクビート
・超操縦メカMG ・チョコボと魔法の絵本 ・ディープラビリンス ・テイルズ オブ イノセンス(詳しく)
・ドラゴンボールZ 舞空烈戦(クリリンと18号とブロリーとセルのストーリーモード) ・パワプロクンポケット8(正史ルートを)
・ピンキーストリート キラキラ★ミュージックアワー ・ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング
・ブラック・ジャック 火の鳥編 ・フロム・ジ・アビス ・ヘラクレスの栄光 〜魂の証明〜
・ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊(既出部分の続き) ・メタルサーガ鋼の季節 ・ルナ -ジェネシス-
・Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜
■GBA  ・アドバンス ガーディアンヒーローズ ・真・女神転生デビルチルドレン(光、闇、炎、氷、メシアライザー)
・Z.O.E 2173 TESTAMENT ・沈黙の遺跡〜エストポリス外伝〜 ・ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート ・彼岸花
・Vマスタークロス ・ブラックマトリクスゼロ ・マジカルバケーション ・メタルガン・スリンガー 
■GBC  ・エストポリス伝記〜よみがえる伝説〜 ・METAL GEAR Ghost Babel(おまけドラマも) ・メダロット3 ・メダロット5
■GB  ・王ドロボウJING ・鬼忍降魔録 ONI ・ザードの伝説2(前作やって無くてもわかるように)
・サバイバルキッズ孤島の冒険者 ・ジャングルウォーズ ・スターオーシャン ブルースフィア
・ドラゴンクエストモンスターズ 〜テリーのワンダーランド〜 ・ビタミーナ王国物語 ・メダロット1〜2
・読本夢五誉身(よみほんゆめごよみ)天神怪戦2
6未解決リクエスト一覧:2008/07/03(木) 22:07:24 ID:OZO7anFo0
■XBOX360  ・【eM】 -eNCHANT arM- ・Operation Darkness ・ギルティギア2 オーヴァチュア ・コンデムド サイコクライム
・Condemned 2: Bloodshot(日本未発売) ・STRANGLEHOLD ・ゼーガペイン XOR ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ ・天誅 千乱
・NINETY-NINE NIGHTS(N3) ・バレットウィッチ ・ヴァンパイアレイン ・ブルードラゴン ・Halo 3
■XBOX  ・ガンヴァルキリー ・コンスタンティン ・JSRF ジェットセットラジオフューチャー ・真・女神転生 NINE
・DINO CRISIS 3 ・PHANTOM CRASH ・FATAL FRAME(追加部分) ・Halo 2
■DC  ・ILLBLEED ・ウィークネスヒーロー トラウマンDC ・機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
・ゴーレムのまいご ・SONIC ADVENTURE ・SONIC ADVENTURE 2 ・タコのマリネ
・トリコロールクライシス ・BLUE STINGER ・HUNDRED SWORDS
・ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 喪失花の章 ・魔剣X(既出部分の続き) ・L.O.L.(LACK OF LOVE)
■SS  ・ガーディアンヒーローズ ・ガングリフォンII(ミッション間ラジオも) ・慶応遊撃隊活劇編 ・サイバードール
・シャイニングザホーリィアーク ・シャイニング・フォースIII(シナリオ2〜3を) ・ソニック3Dフリッキーアイランド
・ダークセイバー ・大冒険セントエルモスの奇跡 ・DEEP FEAR ・ティンクルスタースプライツ
・テラ ファンタスティカ(既出部分の続き) ・慟哭 そして... ・NOёL3 ・バッケンローダー ・バトルバ
・ファイナルファイトリベンジ ・ファンタシースターコレクション ・ファンタズム ・プリクラ大作戦
・ラングリッサーV〜ジ エンド オブ レジェンド〜 ・RAMPO ・リンクルリバーストーリー ・ROOMMATE〜井上涼子〜
・ROOMMATE〜涼子 in Summer Vacation〜 ・ルームメイト3〜涼子 風の輝く朝に〜 ・LUNAR2 エターナルブルー
・RONDE -輪舞曲- 
■32X  ・カオティクス
■MCD  ・ダンジョンマスターII スカルキープ(プレイはしたが、背景が全く掴めなかったのでそのへんを重点的に) ・夢見館の物語 
・らんま1/2〜白蘭愛歌〜 ・ルナ ザ・シルバースター 
■MD  ・エイリアンソルジャー ・機動警察パトレイバー98式起動せよ! ・スプラッターハウス PART3 
・ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 ・ハイブリッド・フロント ・バトルマニア ・バトルマニア大吟醸 ・パルスマン 
・時の継承者 ファンタシースターIII ・モンスターワールドIV ・ランドストーカー 皇帝の財宝 
・ワンダーボーイV モンスターワールドIII 
■Mk3  ・ファンタシースター 
■PC-FX  ・こみっくろーど ・はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブFX
■PCE SUPER CD-ROM2  ・GS美神 ・スプリガンmark2 リ・テラフォーム・プロジェクト ・聖夜物語(出来れば4通りすべて)
・ソードマスター ・はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブ ・ふしぎの海のナディア
■PCE CD-ROM2  ・天外魔境 ZIRIA ・らんま1/2 とらわれの花嫁
■PCE  ・奇々怪界
■MSX  ・アニマルランド殺人事件
■WS&WSC  ・SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ ・TERRORS ・TERRORS 2
・VAITZ BLADE ・ラストスタンド
■ネオジオ系  ・KOF R-1 ・わくわく7(既出キャラ以外)
7未解決リクエスト一覧:2008/07/03(木) 22:07:49 ID:OZO7anFo0
■PCゲー  ・アークトゥルス ・アリスインナイトメア ・アルファ(スクウェア) ・Alone in the Dark ・アンタリア創世紀 
・ウィザードリィ3 リルガミンの遺産 ・ウィル(スクウェア) ・英雄伝説V 海の檻歌(既出部分の続き) ・ガラージュ 
・機動戦士ガンダム アドバンスドオペレーション(エンディングのみを) ・Call of Cthulhu: Dark Corners of the Earth 
・コマンド&コンカー ・サイキックディテクティヴシリーズ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・ザ・スクリーマー 
・ジェネシス(スクウェア) ・The Elder Scrolls2 Daggerfall ・Sherlock Holmes - The Awakened 
・S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl ・セツの火 ・そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ 
・空の浮動産 ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・ツァイ‐メタ女‐ 
・テイルズ オブ エターニア オンライン(ロレッタとレニイの関わるストーリー核心部分だけでも) 
・デザート・ドラグーン〜砂漠の竜騎兵〜 ・デジタル・デビル物語 女神転生(日本テレネット) ・ドラゴンスレイヤー英雄伝説II 
・どろろ―地獄絵巻の章― ・ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜 ・「ニード・フォー・スピード」シリーズ
・Heroine Anthem - The Elect of Wassernixe(聖女之歌) ・Heroine Anthem II - The Angel of Sarem(聖女之歌2)
・ふしぎの海のナディア(PC-98、X68000、FM TOWNS) ・女神転生IMAGINE ・メタ女〜府立メタトポロジー大学付属女子高校SP〜
・忘れえぬ炎 
■アーケード  ・カラス ・KOF MAXIMUM IMPACT regulation "A" ・サイレントヒル・アーケード
・ザ ハウス オブ ザ デッド4スペシャル ・ザ・ロストワールド(SEGA) ・ストリートファイターZEROシリーズ ・デススマイルズ
・「鉄拳」シリーズ(1〜5まで、次の作品のキャラ紹介で優勝したことになっているキャラのストーリーを) ・怒首領蜂大復活
・ドルアーガオンライン ・ドルフィンブルー ・ビーストバスターズセカンドナイトメア ・ピンクスゥイーツ〜鋳薔薇それから〜
・ラジルギ
■携帯電話アプリ  ・風ノ名前 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜真夏の夜の夢〜 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜人形達の宴〜 
・人類は一本の塔に想いを込めた…。 ・テイルズオブコモンズ ・テイルズオブヴァールハイト ・テイルズオブブレイカー 
・DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー A’s TEST Server 完全版 ・24:ザ・モバイルゲーム ・ナノデビル 
・ふしぎの海のナディア ・フライハイトクラウディア ・ペルソナ2 罪 ロストメモリーズ ・ぼくのすむまち ・夢魔の天蓋 
・METAL GEAR SOLID MOBILE ・メタルサーガモバイル ・勇者死す。 ・ルート16ターボ
・ロックマン エグゼ ファントム オブ ネットワーク
・ゲンキモバイルのサイコミステリーシリーズ(「Sin-罪-」「Innocent Noise」「Cold Rain」「Bloody Tears」
「横浜牧師館殺人事件」「イザナミの花婿」「CHAIN-白馬の騎士連鎖殺人事件-」)を詳しく
■同人ゲーム  ・アールエス ・アカツキ電光戦記 ・Another Moon Whistle ・犬神 ・スグリ ・SACRED BLUE
・Seraphic Blue(既出部分の続き) ・ゾウディアック ・送電塔のミメイ ・退魔心経
・タオルケットをもう一度2(唐揚げタンポポ) ・TWilight INSanity ・ひぐらしのなく頃に ・分裂ガール ・マヨヒガ
・メイドさんを右に 
・東方靈異伝 ・東方封魔録 ・東方夢時空 ・東方幻想郷 ・東方怪綺談 
・東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.
8現在執筆されている作品、執筆予告がある作品:2008/07/03(木) 22:08:56 ID:OZO7anFo0
●途中
・テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-[7月]
・ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト[6月] ・ボクらの太陽[6月] ・SPIDER-MAN[6月]
・マナケミア〜学園の錬金術士たち〜[6月] ・デビル メイ クライ 4[5月] ・双界儀[5月] ・プロジェクト シルフィード[5月]
・アーマード・コア フォーアンサー[4月] ・カルドセプト サーガ[4月] ・コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア[4月]

●執筆予告がある物
・世界樹の迷宮II 諸王の聖杯[6月] ・ユグドラ・ユニオン[6月] ・Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜[6月]
9ゲーム好き名無しさん:2008/07/04(金) 00:31:14 ID:ZB5PJTNs0
>>1
乙!
10ゲーム好き名無しさん:2008/07/04(金) 08:05:40 ID:/3pukqHL0
>>1乙。

だが>>8のユグドラユニオンはつい先日レポ終了してるぞ。
11ユグドラ・ユニオン:2008/07/04(金) 17:12:32 ID:1VzVPo6g0
>>1乙です
12ゲーム好き名無しさん:2008/07/04(金) 18:21:21 ID:XS3lS04C0
前スレから先に使ってね

ストーリーを教えてもらうスレ part39
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1209926454/
13ゲーム好き名無しさん:2008/07/04(金) 18:52:55 ID:J2AzaVNG0
>>1乙です
14ゲーム好き名無しさん:2008/07/04(金) 21:20:47 ID:NVLD8j740
真魂斗羅予約しまーす
15ゲーム好き名無しさん:2008/07/05(土) 08:59:19 ID:R2MrnZup0
PS2大神の続きをひっそり待ち続けている俺ガイル
神よ…
16ゲーム好き名無しさん:2008/07/05(土) 12:24:29 ID:lVxgX+5MO
>>15
どうもすみませんでしたorz
二三日中に復活させます〜
17ゲーム好き名無しさん:2008/07/06(日) 12:34:22 ID:E/9ANqvRO
テイルコンチェルトをリクエストしてもよろしいですか…
18ゲーム好き名無しさん:2008/07/06(日) 23:22:11 ID:wlkFmVC50
RPGツクール製作のフリーゲーム「Gu-L」をどなたかお願いします
19ゲーム好き名無しさん:2008/07/08(火) 01:56:26 ID:AAqaiFSL0
前スレの548、このスレの>>18までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

「分裂ガール」
「アークザラッドIII」
はWikiに直接書いてもらえたので、未解決リストから消しました。
20ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 01:33:20 ID:CgZZ822j0
要望に東方関連あるけど・・・
wikipediaにある情報以上のものが必要か・・・?
21真魂斗羅:2008/07/09(水) 03:18:03 ID:rZ/87beB0
ストーリー
エイリアン戦争(魂斗羅スピリッツ)から11年後の西暦2647年…
地球は超磁力兵器の暴走により環境は崩壊、人口は8割にまで激減した。
そして僅かに生き残った人類に更なる試練が訪れる。
謎の武装テロ組織「ブラッドファルコン」の台頭である。
人知を超えた生体兵器を駆使する彼らの前に、人類はなす術も無く敗退。
追い詰められた統合政府の最高意思決定機関「元老院」は、ある苦渋の選択を下す。
「毒をもって毒を制すべし」
召喚された男の名は、ビル・ライザー。かつて5度に渡るエイリアンとの戦いを勝利に導いた英雄。
そして、人類史上最悪の特Aクラスの犯罪者でもある。
かつての戦友であるランス・ビーンの殺害、軍事基地占拠、超磁力兵器の暴走の張本人。
懲役一万年の減刑と引き換えに、再びビルは戦場へ赴く!

登場キャラクター
ビル・ライザー
ご存知魂斗羅の主人公、青い方と言えばこの人。
数々のエイリアン地球侵攻を相棒ランス・ビーンと共に勝利を収めた歴戦の勇士。
が、2642年、突如狂気のテロリストに変貌。親友であるランスを殺害したうえに
発展途上にあった軍の超磁力兵器を暴走させ、地球規模の大災害をもたらした悪魔と化した。
…と言われているが真実の程は定かではない。
その後重犯罪者収監所の地下獄房に6年収監されていたが、超法規的措置により釈放。
対ブラッドファルコンの遊撃部隊として、再び戦場へ赴く事になる。
因みにロン毛のビル兄貴が見れるのは真魂斗羅だけ!

ルシア
あらゆる殺人技をプログラムされた女性型戦闘用人造人間。
魂斗羅ザ・ハードコアに登場した狂気の科学者ジオ・マンドレイク博士の開発プランを
軍が秘密裏に接収、完成させた。見事な尻が特徴である。
ビル・ライザーのパートナー兼監視役として、対ブラッドファルコンの任に就く。
全体的にセリフが少ない。

元老院
それぞれネロ、ガイウス、コンモドゥス、三人の元老から成る統合政府の最高意思決定機関。
体の殆どがサイボーグ化され、数百年の齢を重ねる老人達である。
脳に埋め込まれた情報共有デバイスにより、一個の生物のような統制された思考を持っている。
登場するときはイスのようなものに必ず座っている。

ブラッドファルコン司令官
かつて地球を恐怖のどん底に陥れたエイリアン達と重ねて見られる事が多いブラッドファルコン。
そのブラッドファルコンをまとめる男。正体、目的は今のところ不明。

Mr.ヘリロボ
各所に現れてはビル達の邪魔をする、青い色した変形ヘリ型ロボ。
奴隷獣タカ改に踏み潰されるが、どうやら予備にもう一機いる模様。
22真魂斗羅:2008/07/09(水) 03:22:32 ID:rZ/87beB0
初期ステージ紹介
ステージ1
山岳地帯に位置する前線基地に、敵の最高司令官が滞在中との情報を得た。
防衛網を突破し、司令官を抹殺せよ!
ボス:奴隷獣タカ改。スピリッツにも登場した亀型生体兵器が再び登場。人面のケツが吐くゲロは圧巻。

ステージ2
BC兵器を搭載した軍用列車が敵に占拠され、人口密集地隊へ向けて暴走中!
直ちに追撃し、惨劇を阻止せよ。
ボス:超力ロボ・ヨコヅナJr。ヒョロそうな外見からはイメージ出来ないが、列車を持ち上げるほどのパワーを持つ。
変形して空も飛ぶし、ガシガシ走る。ロケットパンチも出せるぞ。

ステージ3
市街地に向け、敵の大規模な侵攻作成が開始された。
中核部隊を叩き、これを食い止めろ!
ボス:クローラータンク。前方に掘削機と砲台を持ち、壁から突如現れる。車輪ではなく足で移動する。
外見はガラクタを寄せ集めたよう。ラストは尻の赤い弱点を狙え!

ステージ4
改定地熱発電所が攻撃に曝されている。
速やかに敵を排除し、人類に残された貴重なライフラインを奪還せよ。
※ステージは自由に順番を選ぶ事が出来る。
ボス:人面魚マッサンクジラ。簡単に言えば、キモく、そしてデカくなったシーマン。
飛び道具は一切持たないが、その巨体で攻撃を仕掛けてくる。気泡が見えたらジャンプしろ!
23真魂斗羅:2008/07/09(水) 03:30:40 ID:rZ/87beB0
ステージ1クリア後デモ
敵司令官の見つけ出した二人、しかし司令官に動じた様子はまるで見られない。
後ろを向きながら指揮棒をペシペシと手で叩いている。
ルシア「あなたが司令官ねッ!」
ビル「逃げ場は無いぞ、観念するんだな」
司令官「…ビル・ライザー。
まさかお前まで投入してこようとは、元老院の老いぼれどもめ、いよいよ窮したか」
ビル「?…貴様は一体……」
司令官「ふっ、獄房生活でこの顔を見忘れたか?」
敵司令官が振り向くと、その顔は死んだはずのランス・ビーン本人だった。
ビル「!!…お前はランス!」
ルシア「ランス?……まさかエイリアン戦争の英雄と言われた、あのランス・ビーン!?」
ビル「そんな…そんなはずはない…お前は確かにあの時死んだはずだっ!」
ランス「そう…しかし俺は、見ての通り冥府の淵より舞い戻って来た。
神の代理人として、罪深き者共を浄化の炎で焼き尽くすためになっ!!」
ビル「なんだとっ?ランス…自分が何を言っているか、わかっているのかっ!?」
ランス「ふっ…哀れな男だなビルよ…何もわかっていないのはお前の方だ。
が…所詮は戦の犬過ぎぬお前に、真理を説いたとて仕方あるまい」
ビル「……」
ランス「まあよい……かつて共に戦ったよしみで、この場は見逃してやろう。しかし、次に戦場で出会ったら、こうはゆかんぞ。さらばだっ!」
そう言うと、黄色い光と共にその場からランスは消えてしまった。
ビル「ま…待てっ、ランスっ!」
…6年前…
ランスは腹部に致命傷を受け、倒れこんでいる。それを発見したビル。
ビル「しっかり…しっかりするんだランスっ!」
ランス「ううっ…ビ…ビルか?…」
ビル「くそっ、いったい誰にやられたんだっ?!」
ランス「うっ…ぐっ…」
ビル「待ってろ!今すぐ衛生兵を呼んで来てやる」
ランス「待て、ビルっ!…」
ビル「?……」
ランス「き…気をつけろ…俺達は…て…奴らは…ぐっ…ぐはっ…」
ビル「ランスっ!」
ランス「…………」
そのまま、ランスは息絶えた。
ビル「嘘だろランス?目を開いてくれ…ランスっ!ランスーっ!!」
(回想終わり)
ビル「ランス…一体お前に何が起こったというんだ」
ルシア「ビル……」
24真魂斗羅:2008/07/09(水) 03:31:39 ID:rZ/87beB0
ステージ3クリア後デモ
場所は統合政府官邸
元老ガイウス
「…同士よ、最新の戦況報告が入った。ビル・ライザーならびに、人造人間LCRの働きによって敵侵攻部隊は潰走。
K12方面の防衛ラインは、とりあえず死守されたといえよう」
元老ネロ
「ふむ…結果だけ見れば、概ね我らの予定通りだが、思いのほか展開が急なのが気になる」
元老コンモドゥス
「左様。時間稼ぎの捨て駒のはずが、このまま勢いに乗って戦局を覆すような事にはなるまいな?」
元老ガイウス
「それはそれで結構な事ではないか。我らとしてもいずれ始末をつけねばならぬ問題が前倒しに片付くだけの話。
まずいのは、あの者らがこの戦いの背景にいらぬ詮索をはじめた場合だが…」
元老ネロ
「案ずるには及ぶまい。既にかの「遺産」の解析も残すところ僅かなれば…」
元老コンモドゥス
「ともあれ、今暫くは慎重に動かねばならぬ。全ては大いなる変革と、我らが悲願成就のために…」
※ステージ2,4はクリアしてもデモは無し。

ステージ5
遂に敵本拠地が確認された。
ガルガ諸島…全てが始まった場所。
果たしてそこに待ち受ける運命とは?

懐かしの要塞ゲートを破壊し、ランスの居る基地深部に至る二人。
ビル「追いつめたぞ、ランス!」
ランス「ふっ…こんなところまでやって来ようとは。言っておいたはずだぞ、次の俺の前に現れたら容赦はせんと!」

巨大なモニターを謎の力で破壊し、二人に襲い掛かるランス。
…ランス撃破後…
ランス「やるな…しかし遊びはここまでだ。でゃあああああああっ!!!」
ランスの体が宙に浮き、辺りが光った。
基地にいたはずが、景色はかつて戦ったエイリアンの胎内に変わっていた。
ビル「これは…エイリアンとの融合!?」
この後、天王創魔心ゴメラモスキング、陰獣キムコウ、プレスハンド、天王鬼ギャバとの連戦が始まる。
全て撃破すればステージクリア。
25真魂斗羅:2008/07/09(水) 03:34:45 ID:rZ/87beB0
あ、キムコウの前にイモムシみたいなのが居たの忘れてた…

バッドエンド(5面クリア時に総合評価がB以下)
ガクッと膝をつくランス。
ランス「うぐっ…この俺が敗れようとは…」
ビル「ランスっ!なぜだ…なぜこんな事に?」
ランス「ふっ…哀れな男だな、ビル。自分が一体何のために戦っているかも知らず…」
ビル「なんだとっ?」
ランス「…俺はここで滅びる。だが…お前も遠からず同じ運命を辿るだろう。
これほど突出した力を持つ者の存在を、奴らがいつまでも許しておくとは思えんからな」
ビル「どういう意味だ、奴らとはいったい?」
ランス「くっくっくっ…ひと足先に地獄で待っているぞ。さらばだっ!!」
炎と共に消え去る
ビル「ランス…」

そして衛生兵器がガルガ諸島上空から砲撃を行い、島は大きな炎に包まれ完全に消滅した。

同時刻、衛星軌道上

…衛星兵器による砲撃終了。
目標ポイント、ガルガ諸島は完全に消滅。
半径100キロ以内に生体反応無し。
これで全てが終わり…いや、始まったと言うべきか?
世界は我らの手の内で、新たな時を刻み始めるのだ…
くっくっくっくっく…
26真魂斗羅:2008/07/09(水) 03:36:00 ID:rZ/87beB0
ステージ5クリア時に総合ランクA以上の場合
床に倒れこむランス。
ランス「ううっ……」
ビル「ランスっ!」
ランス「うぐっ、ビル……やはり…お前には勝てなかったか…」
ビル「ランス、教えてくれ!なぜだ…なぜ、こんな事に?」
ランス「……いいだろう。お前なら…あるいは…」
ビル「……?」
ランス「全ては20年前…資源発掘業者が木星で偶然にも、モイライの遺跡を発見した事にはじまった…」
ルシア「モイライ?」
ランス「超知的存在…とでも表現すればよいか。
人類誕生の遥か以前、この銀河系を支配した偉大な種族の呼び名だ。
彼らは自らの文明を、我々の想像すら及ばぬ究極のレベルにまで高めた後…
より高次元の世界を求めてこの宇宙を去っていった。
そして木星の遺跡は、彼らの残した神殿。
そう…決して触れてはならぬ聖域だったのだ」
ビル「……」
ランス「ところが、愚かな権力者達は暴挙に出た。
奴らは超文明の技術独占を目論み、極秘裏に軍を木星に派遣…
聖域を汚したばかりでなく、安置されていた「遺産」を地球に持ち帰ってしまったのだ」
ルシア「なんて事を……」
ランス「数年後、エイリアンの地球侵攻が始まる」
ビル「まさか!……」
ランス
「そう……俺たちが命懸けで戦ってきたエイリアン達の正体は、侵略者などではなかった。
あれはモイライの遺跡を守護すべくプログラムされた攻撃型の改造生物だったのだ!
しかし、権力者達は事実をひた隠しにし続けた…
エイリアンとの戦いで華々しい戦果をあげる俺達を英雄として祭りあげる事で…
メディアや大衆を欺き続けたのだ」
ビル「くそっ……それじゃあ俺達は、何も知らずに踊らされていたというわけかっ!?」
ランス「俺は偶然から、この事実を掴んだ。しかし、抗議行動に移る間も無く抹殺され、奴らはその罪をお前にきせたという訳だ」
ルシア「それじゃあ、超磁力兵器の暴走も…」
ランス「奴らの…仕業だ…抵抗勢力を抹殺し…自分達が全ての権力を…握るため…」
ビル「しっかりしろランスっ!」
ランス「うぐっ…俺は生きねばと思った。生き延びて真実を公表しなければと…」
ルシア「それでエイリアンの胚を自分に移植したのね」
ランス「そうだ……しかし…結局俺には、それを制御する事ができなかった…」
ビル「ランス……」
ランス「行けビル!お前にはわかるはずだ。真の敵が誰…なのか…
奴らは「遺産」の解析をほぼ終わらせている。
あれが完全にコントロールされれば…世界…は…」
ビル「しっかりしろ、ランスっ!!」
ランス「……」
ビル「ランスっ!!……」
ランスは既に事切れていた。
ステージ6へ
27真魂斗羅:2008/07/09(水) 03:49:37 ID:rZ/87beB0
ステージ6
夕方、ガルガ諸島を脱出し、輸送機で上空に出た二人にMr.ヘリロボが襲い掛かる。
ヘリロボを撃破した二人は、前方に現れた謎の光の中へ輸送機ごと飛び込んでいった。
(因みにビル達は輸送機の翼の上に常に乗っかっている。魂斗羅なので多分寒さも大丈夫)
周囲は赤く、生物とも物体とも解らないモノが多数漂っている空間へ出た。
ビル「何だここは?」
そこで待っていたのは元老院達だった。
元老ガイウス「くっくっくっ…ようこそ我らが結界へ」
ビル「元老院!貴様らが全ての元凶だったのか…許さんっ!」
元老ネロ「ふっ…許さぬならどうする?友を屠った血まみれの手で、今度は我らを討とうとでも?」
元老コンモドゥス「愚か者め、もう遅いわっ!
既に我らは、貴様のような虫けらごとき者が及ぶべくもない存在なのだ。見よっ、我らが力の源をっ!」
元老院の背後には大きな球体「遺産」が浮いている。遺産から赤い光が元老院達へ流れ込んでゆく。
ビル「この輝き…まさか、これがモイライの「遺産」!?」
元老ガイウス「遺産を受け継ぎ、我らは新たな神となる」
元老ネロ「くっくっくっ……この歴史的瞬間に立ち会えた幸運に感謝しながら死んでゆくがよい。……むっ?」
遺産から流れていた光が赤から青へ変わり、元老院達が苦しみ始めた。
元老コンモドゥス「ど…どういう事だ!吸収されてゆく…ち…力がっ!!」
元老ガイウス「ふっ…ふぎゃぁぁぁぁぁあっ!」
モイライとのバトルへ。

モイライの遺産は人型へ変形し、二人に襲い掛かってきた。
人型→カエル→くらげ→細胞球体と倒すごとに形状を変化させ、最後に中核部分がある胎内のような場所へ移動した。
オタマジャクシみたいなのが漂っており、ときたまそれが襲ってくる。中核部分を破壊すればステージクリア。

真のラスボス戦
モイライの遺産はボロボロになり、大爆発を起こした。そこから飛び出す輸送機。
しかし、人型、カエル、くらげを混ぜた形態になった遺産が輸送機にへばりついてきた。
まだ戦いは終わってない、口から吐く炎弾とバウンドボールを避けつつ、ラスボスを倒せ!
遺産を再び撃破すると、遺産は最後の力を振り絞り輸送機ごと炎の中へと引きずりこもうとしてくる。
しかし、力尽きたのか遺産は炎の中へ吸い込まれていった。輸送機はそのまま結界からの脱出に成功した。
上空へ出ると、既に夜が明け始めていた。
トゥルーエンド
群集が待つ地上へ着陸する輸送機、喝采に迎えられた二人はそのまま輸送機から飛び出した。
(輸送機の進んでる方向と、高さ的にかなり危険だと思う……)

任務完了!!
君の活躍によって、人類は滅亡の危機から救われた。君こそ真の英雄だ。
その名は人々によって永遠に語り継がれてゆく事だろう。
28ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 10:58:24 ID:TPyTrh8t0
wikiの分裂ガールを読んだが、あれで終わりなの?
最後の手紙は何だったんだ?
29ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 19:26:54 ID:hrkWklOZ0
まとめきれないんでこれ、wikiに載せるなよ

とりあえずは全部ナール爺さんの策略でリュクリシアに祖父を殺させるように誘導していて成功
リュクリシア、プギャーーーwwww
みたいな内容を淡々と書いてある、ああ可哀想、本当に可哀想、みたいな
でリュクリシアはすっかりしょげて、エルテの処刑はもうすぐ始まっちゃう(朝になるとだったか)。
これは夢、夢に違いないあははははっはははっはははっはははは。みたいなEND

・背景てきなこと
ナール爺さんは非合法な薬物研究をしていた病院の元院長みたいな人で
爺さんの指示で研究を始めて、院長の席は息子に譲ってた
で、それが明るみにバレて息子とか親戚やら死刑多数
なんかナール爺さんは薬物実験中にミスって少し精神がイカれてたから死刑にはならず精神病院で終身刑
(その記事も病棟の中で読めるし、仲間にその研究を恋人としてて恋人が死刑くらった奴とか入れれる)
で、その判決をしたのがリュクリシアの親父、あれ祖父?で復讐をしたかった。

精神病院の奴らに反乱っぽいことを起こさせたのもこいつ
(精神病院で縛りつけるとか力ずくで従わせるなんて常識プギャーーーwwww
というのを不当だ虐待だとアンダーグラウンドのほうで呟いて伝染させ、全体をそういう雰囲気にしたとか)

エルテを精神分裂症にしたのも爺さんで過去にエルテを誘導して大量殺人もやらせてる
(その記事も読める)
大量殺人の判決に関わったのがまたリュクリシアの親父か祖父で
またまた爺さんがそれをネタに誘導してエルテにリュクリシアをさらわせた

爺さんすごすぎ
30ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 20:32:37 ID:zK8adNz30
なんつー後味の悪い…
31DS・世界樹の迷宮2 -諸王の聖杯-:2008/07/09(水) 20:47:22 ID:J9D0WNCn0
世界背景

舞台は北の高地にある『ハイ・ラガード公国』と、中心にそびえる巨大な『世界樹』。
天高く伸びる世界樹は『空飛ぶ城』につながっているという伝説があり、信仰の対象であった。
それゆえに、国民の中には世界樹のことを『世界樹様』と呼ぶものも少なくない。
また古き伝承では公国の人々は『空飛ぶ城』から降りてきた民の末裔だとも言われている。

ある日、世界樹の内部に、多彩な未知の動植物や遺跡群を含んだ迷宮が発見された。
巨大な自然の迷宮を上へ上へと進んでいけば、『空飛ぶ城』にたどり着くかもしれない――。
公国を治める大公は、大陸全土にお触れを出した。
 「世界樹に挑み、伝説の真偽を調べる冒険者を求む!」
夢とロマンに溢れる布告に、大陸中の冒険者が続々と公国へと集まっていった。
しかし、幾多の冒険者が世界樹に挑んだが、いまだ迷宮を踏破し謎を解いたものはいなかった。


公国の経済は主に『冒険者』が世界樹の迷宮から持ち帰る物資によってまかなわれている。
それはモンスターから得られる素材であったり、迷宮内で『発掘』『採取』『伐採』されるもので
あったりするが、いずれにせよそれらの物資が寒さ厳しい北国の環境を支えているのは確かだ。
そのため、公国では冒険者に対し非常に優遇した制度を採用している。
冒険者は『ギルド』に登録すれば、前科不問で公国の国民として永住権が与えられる。
また国内の施設――宿、交易所、薬泉院など――も冒険者に対し非常に協力的であるし、
酒場に『クエスト』という形で冒険者たちへのさまざまな依頼をすることができるシステムも
確立しており、冒険者・国民の両方の生活を支えている。

ハイ・ラガード公国は、世界樹とそれに挑む冒険者によって成り立っている国なのであった。
32DS・世界樹の迷宮2 -諸王の聖杯-:2008/07/09(水) 20:49:29 ID:J9D0WNCn0
第一階層 古跡ノ樹海

また新たな冒険者たちが公国を訪れた。彼らは『冒険者ギルド』にてギルドの登録を行った。
(前作クリアパスワードがあると、前作の舞台『エトリア』から新たな冒険を求めてやってきた
歴戦のギルドとして扱われる。特殊アイテムの引継ぎもある。でもメンバーのレベルは1。)
冒険者として認められるための入国試験も軽く突破し、2階、3階へと進んでいく。

すると大きな黒いオオカミが彼らの行く手をさえぎった。オオカミが導くままに歩みを進めると、
一人のパラディンが現れる。彼はギルド『ベオウルフ』のフロースガル(とクロガネ)と名乗った。
ベオウルフは公国でも有数の有力ギルドだと言われ、獣を仲間に冒険することで知られている。
フロースガルは彼らに、先に進まず、一度大公宮に戻り『ミッション』を受領するように伝える。
(公国の冒険者たちには、公国が発動するミッションに従事する義務がある)
その助言に従った彼らは、行方不明となった衛士を救出するミッションを無事に完遂する。

生き残った衛士の証言から、第一階層で魔物が増殖しているのは、ある魔物の影響だと判明する。
公国はその魔物、『キマイラ』の討伐のミッションを発動。彼らもそれを受領する。
彼らがキマイラ討伐に向かう途中、4階にいる1人の衛士からベオウルフにまつわる話を聞く。
ベオウルフはかつて5人のギルドであったが、キマイラに挑み、3人が殺されたというのだ。
フロースガルとクロガネの2人は、その仇を討つべく、ふたたびキマイラに挑もうとしている。

5階にたどり着いた彼らを迎えたのは、深く傷つき、悲しい目をしたクロガネだった。
クロガネから地図の切れ端を受け取った彼らは、そこに記された場所へ向かい、キマイラを討つ。
急いでクロガネのところに戻るが、すでに手遅れだった。クロガネは首輪を彼らに渡し、力尽きる。
ギルド・ベオウルフはここに滅びる。しかし、その魂は、彼らに引き継がれたのだった。
(このキーアイテム『信頼の首輪』があると、新職業『ペット』の仲間が作成できるようになる)
33DS・世界樹の迷宮2 -諸王の聖杯-:2008/07/09(水) 20:51:13 ID:J9D0WNCn0
第二階層 常緋ノ樹林

6階に上ると、樹海は、新緑の季節を思わせる緑の樹海から一転、紅葉が舞い散る森へと変貌する。
7階まで進むと、公国も彼らの実力を認め、信用に足る有力なギルドとして国家機密にかかわる
ミッションを任せるようになった。ベオウルフなき今、彼らは国を代表するギルドのひとつなのだ。

公にされてはいないが実は、ハイ・ラガードを治める大公は大病を患い臥せっているという。
王の一人娘である公女が公国の古文書を調べたところ、ひとつだけ解決する手段を発見した。
その特効薬の材料を8階にあるサラマンドラの巣からとってくる危険なミッションを無事に完遂。

意気揚々と8階まで進んだ彼らの前に、不意に暗い印象漂うガンナーの老人が立ちはだかる。
彼は魔弾のライシュッツと名乗り、敵意むき出しで迷宮探索をやめるように言い二丁の銃を構える。
一触即発のところに、ドクトルマグスの少女――アーテリンデと名乗った――が割り込んできた。
彼女ら2人はギルド『エスバット』として、未熟な冒険者を監督する任務についているのだという。
(エスバットとベオウルフの2組が公国内での有力ギルドの代表だという話を大臣から聞ける)
アーテリンデは、この先に進みたいのならば、一度戻ってミッションを受けてくるよう指示する。
単なる注意にしてはライシュッツの放った殺気は強烈すぎるものであったような気もするが……
(会話の選択肢によっては威嚇射撃までしてくる)

大公宮で、10階の奥にいる強敵『炎の魔人』を討伐せよというミッションを受領する。
恐るべき生命力を持つこの魔物は、何度討伐しても数日で復活してしまうというのだ。
それゆえ、この魔人と戦えるだけの実力がないギルドは10階へ近づけないようにしているという。
逆に言えば、このミッションを受領できるのはそれだけの実力のあるギルドということであり、
完遂し第三階層まで進めるギルドは公国内でも数少ない、非常に厳しい試練なのだ。
彼らは炎の魔人を撃破し、無事ミッションを完遂、次の階層へと進んでいくのであった。
34DS・世界樹の迷宮2 -諸王の聖杯-:2008/07/09(水) 20:52:36 ID:J9D0WNCn0
第三階層 六花氷樹海

11階に上ると、そこは一面の銀世界であった。降り積もる雪、凍りついた足場が探索を妨害する。
彼らは12階に進み特効薬の材料(氷花4つ)を集めるミッションを完遂、公女様と謁見する。
公女は言う、特効薬を完成させるためには、今まで集めた2つの材料を『諸王の聖杯』の中に入れ
調合する必要がある……そしてその聖杯は『空飛ぶ城』の中心に安置されているというのだ。
目指すは『空飛ぶ城』。その決意を新たに、彼らは迷宮をひたすら登り続ける。

先へと進もうとする彼らの前に、アーテリンデが現れ、迷宮の探索をやめるように言ってくる。
断ると、彼女は悲しそうな顔をして、この公国に伝わる『空飛ぶ城』の伝説を語り始めた。
空飛ぶ城には、『天の支配者』とその眷属が住み、地上で死した魂を集めているのだという。
「これは噂なんかじゃない」とアーテリンデは言った。何かを知っている、確信している口調で。
「先に進みたいなら、止めやしないわ……今は、ね」 ……彼女はそう呟いて去っていった。

14階にて再びライシュッツに出会う。今回は明確な殺意を持って彼らに手を引くよう伝えてきた。
「警告を無視して進むならば、15階、氷と雪の広間がヌシらの墓場となる、覚えておけ!」
街に戻り情報を聞くと、エスバットにはいろいろよからぬ噂があるらしいことが分かる。
15階で発見された冒険者の死体の背中に、弾痕らしき傷があったという証言まである……。
35DS・世界樹の迷宮2 ◆l1l6Ur354A :2008/07/09(水) 20:54:06 ID:J9D0WNCn0
15階の広間。夜の寒さで凍った湖面を越えた先で、鋭い殺気を放つエスバットの2人と出会う。
吹きすさぶ寒風、降りしきる雪のなか、2人はぽつぽつとその目的を語り始めた。
……かつてエスバットの一員だったドクトルマグスの女性が、第三階層で命を落とした。
彼女は『天の支配者』の手により永遠の命を与えられ、第三階層を支配する怪物と化したという。
「それでもあたしたちは彼女を守りたいの。どんな姿になろうと彼女はあたしにとって大切なの」
アーテリンデはそう言い武器を構える。……ハイ・ラガードの最強のギルド同士の戦いが始まる。

……人並みを外れた戦闘力を持つエスバットの2人を彼らは辛くも退けた。
呆然とするアーリデンテをかばうように前にでたライシュッツが、彼らに語りかける。
「我らの負けだ。自由に進むがいい」……負けを認めたうえで、ライシュッツは続ける。
「この先に進めば、ヌシらは必ず『氷姫』に出会うだろう。彼女を倒すな、とは言わぬ。
 ただ…… 彼女は『天の支配者』のため、人為らざる身になっている。それを救うため……
 我らにはできなかった『天空の城』発見と、そこに住む『天の支配者』の討伐を頼みたい」
そういって頭を下げた2人は、そのまま去っていった……。

名実共に公国最強のギルドとなった彼らは、凍りついた池の上で氷姫『スキュレー』を破り、
新たな階層へと歩みを進めていく。

もう彼らの歩みを止めるものはない。いざ、『空飛ぶ城』を目指して進むのみ!
36DS・世界樹の迷宮2 ◆l1l6Ur354A :2008/07/09(水) 20:55:12 ID:J9D0WNCn0
第四階層 桜ノ立構

夏の新緑、秋の紅葉、冬の白銀……それに次ぐ新たな階層の森は、桜舞い散る春景色であった。
それだけでなく、足場となっている島はなんらかの不思議な力で空中に浮かんでいるのである。
景色に見とれていた彼らに空から声がかかる。翼を持つ不思議な亜人種が彼らを見下ろしていた。
歓迎するでもなく、敵対意志を示すでもなく、彼らを『土の民』と呼んで飛び去っていく。

大公宮にそのことを報告すると、公女が文献に残されていた伝説を教えてくれた。
それによると、翼を持つ民の力を借りねば、空飛ぶ城にたどり着くことはできないのだという。

さらに冒険を進め、迷宮を登っていく。18階の扉につくと、翼を持つ民に行く手をさえぎられる。
公女から教わった『盟約の言葉』を伝えると、彼らは驚いたように飛び去っていった。
さらに進み、20階の最初の扉の前で、ついに『空の民』の長……クアナーンに出会う。
彼は「盟約の言葉だけでは足りぬ。いにしえの飾りを持ってこい」と要求してきた。
大公宮で公女から飾りを受け取って再び訪ねると、クアナーンは彼らを『古き盟約の者』と認め、
扉を超えて進むことを許可した。「我らは汝らに天への道を指し示すのが使命である」と。

さらに進み、20階の中央フロア前にたどり着くと、そこでふたたびクアナーンに出会う。
この先はかつては空の民の聖地であったが、今は『天空の女王』のねぐらになっているのだという。
この機会にクアナーンから空の民や彼らの言う『神の声』について聞いてみるが、純朴な彼らから
得られる情報はあまりに少なかった。彼らは昔からこの世界樹の高層に住んでいる一族であること、
迷宮内で傷つき倒れた土の民を『天の城』に届けるよう命じられていたこと、しかしその理由は
分からず、その者たちがどうなっていたかも分からないということ…

クアナーンと別れ、彼らは歩みを進める。『ハルピュイア』を撃破し、その奥の扉を開ける。
そこに立ち上る光の柱に触れると、彼らの身体は不思議な力に包まれ、上へ上へと上っていく……
37DS・世界樹の迷宮2 ◆l1l6Ur354A :2008/07/09(水) 20:57:45 ID:J9D0WNCn0
第五階層 天ノ磐座

光が晴れる。目の前には、黄土色の未知の金属で出来た、細い1本の空中回廊と、それにつながった
同じく黄土色の金属の巨大な建造物……『空飛ぶ城』があった。……伝説は、本当だったのだ。

回廊を進み、城の内部に入った彼らに、不思議な声が降り注ぐ。「我が居城に訪れたるは何者か?」
高圧的にそう尋ねてきた声の主は自らを「天の主」『オーバーロード』……"神"であると名乗った。

奇妙な人工物の仕掛けに行く手を阻まれながらも、彼らは歩みを進めていく。
22階、23階……進んでいくたびに、オーバーロードは彼らに語りかけてきた。
「汝らは自然の摂理をどう考える?」「生きる者みないずれ死す、それが抗えぬ自然の摂理だ」
「だが、それに抗い、死を超越できるとすればどうだ?」「汝らは不死には興味はないか?」
「我は長きに渡り、不死を研究してきた……」「その成果が『諸王の聖杯』だ」
彼は自らの研究材料として、強靭な生命力を持つ者……すなわち冒険者たちを利用していたという。
いままでの迷宮で戦ってきた怪物たちは、彼の手で怪物に変えられた冒険者だというのだ……!

一方で、城のいたるところに不思議な仕掛けが残されていた。突起物を押すと、オーバーロードと
思しき人物が、なにやらつぶやいているような声が流れるのだ。
「…人類が生き延びるには…」「…神をも恐れぬ所業であろうと…」「…みな去ってしまった…」
「…彼女までも…」「…だがたとえ私ひとりでも…」「…研究を続けて…」

オーバーロードが作り出したという23階の守護魔獣『ジャガーノート』や、行く手を阻む大小様々な
金属人形たちを破り、彼らはさらに複雑さを極める城をひたすらに進んでいく。
そしてついにたどり着いた25階……そこでついに、オーバーロードと対面する。
38DS・世界樹の迷宮2 ◆l1l6Ur354A :2008/07/09(水) 20:58:42 ID:J9D0WNCn0
「遂にたどりついたか。我が空船の最上階、王の間に」
とオーバーロードは尊大な口調を崩さずに言う。そのまま彼は、彼の研究とこの城の歴史を語った。

……遠い昔、古の時代に、世界は一度滅びた。この『空飛ぶ城』は、滅び行く大地から逃れるため
古の神の船になぞらえて作られた「箱舟」だったのである。
しかし、空に逃れた人々も、そこで安住を得られたわけではなかった。環境の変化に耐えられない
者が続出したのだ。彼はそれを救うべく、"人間を作り変える研究"を行なった。遺伝子レベルでの
肉体強化という、かつては禁忌とされていた"神の領域"に踏み込んだ研究を。

そんな彼と袂を分かつ者たちが現れた。「どうせ死ぬなら、慣れ親しんだ大地で死のうじゃないか」
彼らは城を出て、滅び去った大地の欠片で人間としての生活を行うことを選んだ……それが土の民、
すなわち、大地でほそぼそながらも昔からの営みを続ける人間たちの先祖であった。

「我は有限の人の身体を捨て、永遠に滅びぬ身体に精神を宿し、研究に埋没したのだ! 我を信じ、
 ついてきた者たちをあらゆる厄災から守るために! いまだ『諸王の聖杯』は完成しておらん… 
 汝らの目的が聖杯ならば、それを渡すわけにはいかぬ! 死して灰燼と化すがよい!!」

オーバーロードの金属の箱のような身体、さらに真の人を超えた姿までも撃破すると、どこからか
激しい光が音もなく巻き起こり、オーバーロードは光の粒子となって消え去っていった。
ついに『諸王の聖杯』を手に入れた彼らは、それを持って公国大公宮へと帰還する。
――それはひとつの伝承の終わりか、あるいは新たな物語の始まりか――。

(完)
39DS・世界樹の迷宮2 ◆l1l6Ur354A :2008/07/09(水) 20:59:46 ID:J9D0WNCn0
注意:
大部分プレイ経験に基づいて忠実に書いたつもりですが、記憶と妄想が混同している可能性もあり。
セリフなど不安なところは全部世界樹Wikiを参照して書きましたが、文字数などの都合上、ゲーム内
記述とは多少違った部分があります。ニュアンスは変えていないつもりです。
あと本筋以外はぜんぶすっとばしました。全部かいてたら時間がいくらあっても足りやしないんで。

最初のハイラガの経済のあたりはほぼゲーム内描写に忠実ですが微妙に妄想微修正があり。

第一階層は忠実なはず。フロースガルさんのミッションがらみの細部を忘れたのでズレてるかも。

第二階層の国家機密うんぬんは妄想。有力ギルドと認めたフシはあるがそういうことは言われない。
ほかは忠実のはず。サラマンドラのミッションとエスバット登場の順序が逆だったかもしれない。

第三階層は忠実にしたつもり。エスバットのほかのメンバーなどの詳細はゲーム内では不明。
これもゲーム内では明言されてないが、スキュレーになった女性はおそらくアーテリンデの母親。

第四階層もほぼ忠実。ただし、クアナーンの名前が分かるのは実際は飾りを見せたあと。

第五階層もほぼ忠実。オーバーロードの非常にウザい自分語りがメインとなって話が進んでいく。
ラスボスが喋りすぎると小物になるの法則がここまで見事に成り立っているのも珍しい。
ただ、城のいたるところで聞ける台詞はうろ覚え。Wikiで確認しようとしたが見つからなかった。
ここではセリフ変化の選択肢が2箇所ある。最初の問いかけと、最後、ボス第1形態撃破後。
最初の問いかけの全パターンを比較すると、オーバーロードの"他者"観が垣間見えて面白い。
ボス第一形態後の問いかけは、いわゆる「手を引け」系。Yesと答えると本当に手を引いて即座に
ゲームオーバーになるというびっくり仕様になっているので要注意。

あと6層もあるんだけど、自分はまだ途中なんで書けなかった。申し訳ない。
40ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 22:23:43 ID:rwqO8oGwO
世界樹2で城でスイッチを押すと聞けるセリフ
携帯で撮ったのが残っていたので投下
多分不完全

・箱舟に乗って生き残った人々に対しての演説と思われる物
「…いいですか。みなさん。
我々の祖国は全て……
消えてしまったのです…」

「今となっては……
かつての国家の意味がない。
新しい指導者を……」

「…私が……私こそが
この箱舟を建造し……
新しいユートピアを……」

・オーバーロードの独白と思われる物
「…環境の変化の為か……
このままでは……
全て…死を待つだけ…」

「…各国家の一流の……
…研究者……。人の…
遺…伝子を……組…換え…」

「我…は……機械の……
身体……人の……弱…を…
永遠に……生きる……」

「我らは…生きねばなら…
…新たな…大地……の…
王となる…為に………」

「遺伝……は…人の…
細胞……が…分…裂…を
不死…化…すれ…ば…」

「この…世界…で……
生き…テロ…メア…を
…改良…す…」
41ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 23:11:52 ID:ANIYwJpx0
諸王の聖杯ってもろ諸王の冠のパクリ?
42ゲーム好き名無しさん:2008/07/10(木) 01:21:18 ID:nSLavIWe0
前スレの554、このスレの>>41までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

「ひぐらしのなく頃に」
はWikiに直接書いてもらえたので未解決リストから消しました。
「ルナ ザ・シルバースター」も
SS・PS・Winへの移植作「ルナ シルバースターストーリー」を
Wikiに直接書いてもらえたので未解決リストから消しました。
43ゲーム好き名無しさん:2008/07/10(木) 10:37:43 ID:WKlFiFa70
>>41
それはない。ソーサリーとは懐かしいが。
44ゲーム好き名無しさん:2008/07/11(金) 13:27:02 ID:n20Gv9DB0
世界樹2乙
自分も6層で止まってるわw
45ルミナスアーク(NDS):2008/07/11(金) 18:25:59 ID:oWycSniJ0
主人公たち「ガーデンチャイルド」(少年少女計6名)は教団に育てられました
彼らはある日、教団に「悪いことしてるけしからん魔女を討伐してこい」と命令されました
いざ魔女に会ってみると意外に魔女はいいヤツでした
魔女の里で、魔女たちの話を訊くと、むしろ悪いのは教団と、教団が信仰する神でした
おまけに教団にだまされて主人公たちは一気に反逆者扱いです
こうなりゃ教団に遠慮は無用、今まで従っていた教団に立ち向かうことになります
なんとか教団のボスを倒したけど、それまでに苦労したんで神が復活しちゃいました
なので魔女たちと一緒に神を倒してエンディングです
46ゲーム好き名無しさん:2008/07/11(金) 19:44:45 ID:s7PsvtxN0
>>45

でもそういう書き方だと要約スレ向きじゃない?
47ゲーム好き名無しさん:2008/07/11(金) 21:10:13 ID:qZ0H54HjP
まあ、まとめには長いのも短いのもあるし
こっちで聞かれたらこっちでいいんじゃない?
詳細ききたければ追加で聞けばいいんだし
48ゲーム好き名無しさん:2008/07/11(金) 22:12:58 ID:eAm/9srt0
長くなり過ぎると批判されるし短くまとめると要約スレに行けと言われ…難しいスレだよな。
49ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 00:51:31 ID:sV1ZFRpP0
前スレの557、このスレの>>48までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

Wikiに関する連絡を前スレの558-559に書きました
前スレで意見をお教え下さい
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1209926454/558-n
50Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜:2008/07/12(土) 01:27:42 ID:OMQ9eZCU0
■主な登場人物
・アリス…主人公。魔法のドレスも着ている。15歳。
・ナボコフ…アリスの父。地下迷宮の奥深くに幽閉されている。
・ミヒャエル…ナボコフの助手。闇の魔道に通じている。萌え執事。
・ルシール…屋敷のメイド。「フフフ、フフフフ。ケーッケッケッケー。」と笑う。通称、毒メイド。

■本編
時は19世紀末。ところは大英帝国の首都「倫敦」。
天才科学者ナボコフは帝政末期のロシアから家族とともにこの地に亡命してきた。
主人公の少女アリスはナボコフの一人娘。
母はすでに亡くなっており、広い屋敷に父のナボコフ、ナボコフの助手であり執事のミヒャエル、
メイドのルシールとともに暮らしていた。
ある日、ナボコフが屋敷の地下に連れ去られてしまう。
アリスは「きっとお父様はわたしが助けにいくのを待ってるのぉ! だから、わたしじゃなきゃダメなのぉ!」と意気込むがミヒャエルに反対される。
しかし、じゃあ自分のかわりにミヒャエルが助けに行けと言うと、ミヒャエルは手のひらを返したように
アリスが助けに行くのを賛成しだす。
ルシールはルシールで、アリスが魔物に食われて死んでも自分には関係ないからさっさと行けと冷たい。
使えない使用人達を置いて迷宮へ足を踏み入れるアリス。
迷宮には魔物たちがうようよしていた。
アリス自体は普通の少女なので魔物を倒すことはできない。
しかし、迷宮に置かれているボアダムンという邪気の塊を破壊を破壊すると、魔物が弱体化するのでアリスでも踏み殺せるようになる。
また、アリスはミヒャエルの作った魔法のドレスを来ているので、それを使えば魔物を倒せなくとも足止めしておくことができる。
魔物を避け、足止めし、ボアダムンを破壊してどんどん迷宮を降り行くと、床に魔法陣が描かれた礼拝堂のような部屋が。
何故かそこにはミヒャエルの姿も。
ミヒャエル曰く、自分の魔法で屋敷の倉庫と迷宮を魔法陣で繋げて、アリスが屋敷に戻りやすくしたらしい。
本当に、屋敷と迷宮を往復できるようになったのか確かめてみるアリス。
魔法陣に乗ると、ミヒャエルの言うとおり、あっという間に屋敷の倉庫に移動できた。
何か役に立つものはないかと屋敷をうろうろすると、ルシールに嫌味を言われてしまう。
ルシールに腹をたてながら、父を探し迷宮に戻ると、今度はミシンのある奇妙な部屋を発見。
ミヒャエルにあれは何か聞きに行くと、あのミシンを使えばアリスでも魔法のドレスを作れるといわれる。
ちょうどミシンの傍にドレスの型紙が置いてあったので、試しに作ってみると、ライテンスという穴を飛び越えられるドレスができた。
魔物を倒してドレスの型紙や素材し、迷宮のあちこちにあるミシン部屋で便利なドレスを作りつつ進むアリス。
一気に進みすぎたからか疲れてきたのでいったん屋敷に戻ることに。
51Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜:2008/07/12(土) 01:28:16 ID:OMQ9eZCU0
屋敷に戻ったアリスは父がどうしてさらわれたのか調べるために、父の部屋を捜索。
そこで父が「ゲノムロイド」という物を作り出す研究をしていてことを知る。
外に何かないか探そうとするとルシールに暴言と嫌味を吐かれて追い出される。
仕方がないので、また迷宮に戻ることに。
ドレスを大砲をぶっ放すドレスや、短距離ワープのドレスや、体が小さくなるドレスなど便利なドレスを作りつつ、ボアダムンを破壊して先に進むアリス。
中にはボアダムンが無くなったおかげで正気を取り戻した魔物もおり、彼らからドレスの材料などを購入したり、情報を得ることができた。
しかし、進むにつれアリスの体力はどんどん無くなっていく。
これはどうみても迷宮を進んでいくうちに溜まった疲労のせいとかそういうのが原因ではなさそうだ。
不安に駆られたアリスは屋敷にも戻って、何が起きているのか知るために調べ物をする。
ルシールに邪魔をされて読むことができなかった書物の続きを読んでみるとそこには衝撃的な事実が記されてた。
ナボコフの本当の娘と妻はナボコフがロシアから倫敦に逃げてくる際に亡くなったこと。
アリスはナボコフが妻や娘を奪った魔物に復讐するために作り出したゲノムロイドという人造生命体であること。
ゲノムロイドであるアリスはこのままだと長く生きられないこと。
どれもアリスにとって信じられないことであった。
ショックを受けるアリスの元にルシールがやってくる。もちろんいつもの様にアリスに嫌味を言うために。
しかし、アリスは言い返す元気が無い。
アリスはルシールが嫌味を言いたいだけ行って去っていたのを確認すると、ミヒャエルの元へ向かう。
ミヒャエルはナボコフの助手としてアリスの出生にも関わっており、アリスが人間でないことはとっくに知っていた。
(屋敷でアリスの正体を知らないのはアリス本人だけ)
しかし、アリスがナボコフの本当の娘ではなくても、ミヒャエルにとっては大事な「アリスお嬢さま」であり、
ナボコフもアリスを本当の娘のように大事に思っているとアリスに伝える。
元気を取り戻したアリスはまた父を助け出すため迷宮を潜ろうと意気込む。
ただミヒャエルが言うには、アリスのドレスは本来人造人間であるアリスの生命力が無くなっていくのを抑えていくためのものであり、
ドレスの魔法の力を使い続けていくと、短いアリスの寿命が更に短くなってしまうらしい。
下手すればもうすぐに命を落としてしまうかもしれないのだ。
アリスは例え命がつきようと父だけは助けると言い、迷宮に戻った。
52Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜:2008/07/12(土) 01:28:50 ID:OMQ9eZCU0
迷宮を進めば進むほど厄介な魔物が増え、扉の封印を解くため解除しなければならない魔法陣も増える。
苦労しつつやっとの思いで最下層である地下30階のナボコフの元へ。
ナボコフは魔界の檻の中に捕まっていてアリスの力では助けることができない。
ミヒャエルや友好的な魔物にどうすればいいのか尋ねると、アーガスという特別なドレスなら檻を壊せると教えられる。
アーガスの型紙は「聖水」と「聖書」によって作ることができるらしいので、早速その二つを探しに迷宮を今度は登ることに。
聖水は地下29階で、聖書は地下26階で入手。
この二つを組み合わせて型紙を作成。そこに記された材料を元についにアーガスができた。
急いで地下30階のナボコフの元へ行き、さっそくアーガスのドレスを着てみる。
アーガスは邪悪なるモノを打ち破る破邪の聖剣を使うことができるドレス。
聖剣の力であっさりと檻は壊れ、ナボコフは自由の身に。幸い怪我も無いようだ。
ナボコフは屋敷に戻るなり、このままだと死んでしまうアリスを助けるため、アリスを人間にする儀式の用意を始める。
儀式はナボコフとミヒャエルの手により行われた。しかし、どうもミヒャエルの様子がおかしい。
ミヒャエルは突然苦しみだすと、まるで別人のような口調で話し出す。
ミヒャエルはどこかで聞いたことのある笑い方をすると、光とともにルシールに変化する。
驚くアリスにナボコフは衝撃的すぎる事実を教える。
ミヒャエルはかつては邪神に仕える神官だったが、ミヒャエルは愛する人間の為に人間の味方をして邪神を封印するに協力し、その後ナボコフの助手兼執事になったらしい。
ルシールは自分はその時切り捨てた邪神を崇拝する邪悪な方の人格であり、封印された邪神を呼びだすために活動していたと告げる。
ミヒャエルとルシールは表裏一体の同一人物であり、ルシールはミヒャエルの別人格だと知っているが、ミヒャエルは自分がルシールの別人格だと知らなかったらしい。
そのためミヒャエルは知らず知らずのうちに少しずつルシールに意識を乗っ取られていき、たった今完全に乗っ取られてしまったようだ。
ルシールは儀式のエネルギーを利用し、邪神を復活させてしまう。
アリスは大事な父やミヒャエルたちを助けるために「(邪神を倒せるのはゲノムロイドである)わたしじゃなきゃダメなのぉ!」と一人で邪神に立ち向かう。
破邪の聖剣の力で何とかして邪神を倒すことができたが、ドレスの力を使いすぎたアリスは意識を失ってしまう。
気がついたとき、アリスは儀式部屋で寝かされていた。
ナボコフとミヒャエルはアリスが目覚めたのを確認すると、中断していた儀式を再開する。

ある朝、アリスはなかなか起きてこない父を起こしに行く。
廊下を歩きながら、儀式の後のことをふと思い出す。
あの後、儀式は無事成功し、アリスは人間になり、短命ではなくなった。
ミヒャエルの中のルシールは邪神が倒された影響で力を失い、もう表に出てくることはできなくなったらしい。
あれからいろいろなことがあり、きっとこれからも大変なことがあるだろうけどアリスは大事な家族達と乗り越えていこうと誓う。
ナボコフの部屋に入ったアリスの元気な声が屋敷に響き渡った。

終わり
53ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 01:37:24 ID:OMQ9eZCU0
以下ちょっとした補足。

・アリスの正体関連はそこそこ伏線があったけど、ミヒャエルや邪神関連は本当に最後にいきなり明かされる。
 そもそもルシールと廊下で話した後で近くの部屋に入るとミヒャエルがいたりするので、
 同一人物ならこの2人物凄い超高速移動してる。

・邪神の影が薄すぎる上にコツさえ掴めば簡単にノーダメージで倒せるのでラスボスとしての威厳が無い。

・父を助けに行くと騒いだときの「わたしじゃなきゃダメなのぉ!」というセリフが携帯ゲーRPG板の名無しの由来。
54ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 10:01:14 ID:IPh/pStUO
乙です
デフォルト名無しの由来になるほどメジャーなゲームだったのか
55ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 12:16:38 ID:OMQ9eZCU0
いや、どマイナーなゲーム。ほとんど売れてないしそもそも売っているのあまり見かけない。

名無し投票のとき、開発元のメガサイバーがコンマイに吸収されて、
公式サイト消滅秒読みのロンゴスの弔い合戦をしようってロンゴススレで話題になり、
気合の入ったスレ住民が序盤にこの名無しに殺到して、
それに何としてでも世界樹の迷宮由来の名無しにしたくない連中が乗る形で票が伸びて、そのまま決定。
マイナーすぎたのが逆に良かったのか変な抵抗もなく、馴染んじゃったという。
56ゲーム好き名無しさん:2008/07/13(日) 02:38:20 ID:osZrlr7O0
今見に行ったけど本当にそうなってるな。知らなかった。
やった時の事大分忘れちゃったけど、あのダッシュ時持久力が減りにくくなるピンクのドレスにはお世話になったぜ。
何をともあれ乙。
57ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 01:03:34 ID:yrx6cWof0
そういえばDSで最初に買ったソフトが
ロンドニアンとシスの復讐だったな
58ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 12:33:09 ID:yFggx2bYO
誰かスターウォーズ・リパブリックコマンドをお願いします。
SW世界やコマンドーの設定は知ってるんで、本編のあらすじだけでも構わないです。
59ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 16:43:04 ID:LZWEcfNa0
>>29の分裂ガールの概要なんだが、俺がプレイしたのとかなり違うな…
公式によると

>テックコンパク版との違い
>・別の作品と言っていいくらい違います。
>システム及びシナリオの大幅な改良、更に、製作期間を上回る手直し期間を経由

って事らしいけど、
バージョンによってかなり内容が違ったりするんだろうか?
そういや、コピペ疑惑で消されたwikiのも結構違う所があったな…

もし ver1.13 (2005/10/2) が最新版だったら、
これ今クリアした所なんで忘れない内に書いておこうかと思うんだが、どうだろう。
60ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 17:43:10 ID:YUZfrSQx0
分裂ガールも無断転載疑惑が上がってるみたいだけど、
書いてくれるならうれしい
61ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 17:56:24 ID:s8nFLPowO
>>59
期待して待ってます
62ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 20:21:03 ID:LZWEcfNa0
了解。
んじゃ、えーと…このスレの作法としては
予約ってのをしておけばいいのかな。

「分裂ガール ver1.13(2005/10/2)」を予約します。

投稿予定時刻は…まぁ日付が変わる頃までには何とか。
それにしても、こんな事もあろうかと
各階層・各イベント前のセーブデータをとっておいて良かった。
63ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 23:55:59 ID:LZWEcfNa0
全く間に合いませんでしたorz
明日中には何とか…
64ゲーム好き名無しさん:2008/07/16(水) 00:41:08 ID:lQbdGJ1d0
GCのガチャフォースを予約します。
65ゲーム好き名無しさん:2008/07/16(水) 02:32:58 ID:w7+mP2IC0
part39で転載人さんが10日程返事を待つと書いてあるのだから、
アップは結論が出た後の方が良いかも知れませんね。
件の人が実際書いた人なのかも知れないし。
66ゲーム好き名無しさん:2008/07/16(水) 07:27:13 ID:L1pA63JU0
んー、そうか。じゃあ暫く様子見って事で。

それにしても、ストーリーを纏めてて気付いたんだが
隔離病棟が何時、そして何故、封鎖されたのかってのが
作中で全く描写されてなかったんだな…

wikiの旧記事だと、「患者達が結束して弾圧に抵抗した為に封鎖された」
スレ>>29の概要だと、「ナールに吹き込まれて反乱活動を行った(ので封鎖された?)」
ってな事になってるが、ver1.13(2005/10/2)にはそういう描写は一切無い。
じゃあ他に何か描写があるのか?というとそうでもなく、
封鎖された理由については全く語られず、
時期についても具体的に言及される事は一度も無いという有様。
これに関する情報が無いと、話全体が巧く纏まらないんだが…困った。
67ゲーム好き名無しさん:2008/07/16(水) 21:58:29 ID:s6HHJU3o0
2999年のゲーム・キッズを予約させてもらいます。
68ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 02:45:35 ID:wBF5knPA0
前スレの581、このスレの>>67までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

現在、Wikiの複数のページで外部サイトからの無断コピペと疑われる文章が見つかっています。
これについては、前スレで話し合い、対応を検討しています。
該当ページを投稿した方は、「やはり無断コピペなのかどうか」、
「もしそうだとしたらどのページは無断コピペでどれはそうではないのか」
などについて、ぜひ前スレでコメントをお願いします。

前スレ
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1209926454/558-n
69ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 16:48:07 ID:D4UYXli00
ネオコントラを希望します。
70ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 17:47:40 ID:NMKTEmW/0
古い記憶でだけど「奇々怪界」書きます。
やってたのはアーケードでだけど、
PCエンジン版も同じなんで問題ないと思うし、とりあえず投下します

ほとんどストーリーなんて無いけどいいんだろうか?
71奇々怪界:2008/07/17(木) 17:49:09 ID:NMKTEmW/0
七福神が船ごと妖怪達に攫われてしまう。
主人公で巫女の小夜(さよ)ちゃんが七福神を助けに妖怪の里へと向かった。

7種のステージで御札と御祓い棒を使って妖怪を倒していき、途中に落ちている鍵を拾ってボスの待つ部屋へいく。
ボスは七福神それぞれの神様が変化させられていた姿。倒すと元に戻り救出成功となる。

全員助け終えると、七福神に「宝船がないんですけど!」と言われる。
宝船のありかを示す3つの巻物を見つけ出し、宝船も回収し終えると無事終了。


おしまい。
72ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 18:31:51 ID:U7LNDmYk0
>>69
ちょっと待っててね
73ゲーム好き名無しさん:2008/07/18(金) 13:56:26 ID:aMBcwKMU0
どなたかPSPのSILENT HILL ZERO(サイレントヒル0)をお願いします
74ゲーム好き名無しさん:2008/07/18(金) 22:30:47 ID:+IOE33k10
DS、ナナシノゲームを希望です
75ゲーム好き名無しさん:2008/07/18(金) 23:06:38 ID:Vj5h+abr0
>>74
発売されて2週間しか経ってないゲームのリクをすんなっての



って最近言われてないよな
この発売直後〜の注意勧告の風習は廃れたのか?
76ゲーム好き名無しさん:2008/07/18(金) 23:08:01 ID:n64CdcaV0
その役目は君に任せるよ
77ゲーム好き名無しさん:2008/07/18(金) 23:10:56 ID:Vj5h+abr0
なるほど
言う人が来なくなったってことか

つか、発売直後でストーリー気になるなら買えよって思うんだが
78ゲーム好き名無しさん:2008/07/18(金) 23:15:15 ID:YZpYr8k/0
別にいいんじゃない、とは言いにくいがトリつけてやる分には問題ないだろう
79ゲーム好き名無しさん:2008/07/18(金) 23:29:31 ID:Vj5h+abr0
本当に気になるストーリーのゲームの場合、
ネタバレやら事前情報をも気をつけてネットを切ってることだってあるけどさ
でもここで書かれたストーリーが、どこかの本スレでコピペネタバレとして使われたら
ここも酷く荒らされたりされないかなとか心配になるんだ

このスレ的にはトリつけてればいいかもしれんが
倫理的にどうなんだろうというか…上手くまとめられなくてすまんorz

まあストーリー書いてくれる人が、投下するタイミングを見計らえば問題ないことかもしれんが
80ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 00:07:51 ID:ueTw6THF0
そういう逆恨み的な荒らしは、もう気にしたら負けなんじゃないかなぁ。

まぁ確かに、
「嫌がらせが趣味の変態に、その為の道具を提供する事になってしまう」
ってのは、かなり不愉快ではあるけどね。
自分の投稿したコンテンツがそんな事の為に使われて、嬉しい人間は居ないだろうし。

結局の所、投稿者がどう考えるか次第って事になるのかな。
自分のコンテンツが何に使われようが知ったこっちゃねえぜって人が居たら、それは止められない。
81ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 00:15:18 ID:ueTw6THF0
言い方を変えると、
「自分の作ったナイフで人が刺されたとして、どうなの?」
っていうよくある話だね。

確かに心の痛む事だし、勿論そんな事にならないように祈ってるけど、
どこぞのWinnyみたいに作り手の責任が問われるなんてのは明らかに筋違いだから
その辺はやっぱり気にしたら負けだと思う。

それはさておき、スレ39の方で予告した
「ウィザードリィXTH2 無限の学徒」
を投稿します。
82ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:19:59 ID:ueTw6THF0
〜 はじまり 〜

ここは大陸東部に位置するホト連合国。
この国の聖戦学府の名は、式部京。
桜の舞う季節、今年も新たな学徒達が門を叩いた。

「私、姉さんを探しているんです!」
まだ幼いフェルパーの少女の声。彼女の名前は村正凛。
式部京校長、村正御舟の娘であり、
遥か西方クライス王国の聖戦学府アーレハインに於ける
交換留学生、村正静流の妹でもある。
彼女の願いから、この物語は始まる…

// と、ここで前作と今作の間に起こった出来事のおさらい。
// 前作の終盤、アーレハイン校長サウロ・アンダルシアによって
// 三国合同の新たな組織、準英雄同盟エクスが結成されたが、
// その後まもなく行われた大規模軍事演習inメルキオロードに於いて
// 通常では考えられない規模の魔族の待ち伏せを受け、
// 演習の指揮を執っていたサウロ以下、ほぼ全てのエクス隊員が死亡、
// または行方不明になるという大惨事が発生。
// この中には、前作の留学生ララス・バフォメットや村正静流も含まれていた。
// その後、主要人員を軒並み失ったエクスは三国会議により解体が決定。
// 代わりに、レオン・ギルガメッシュ率いる竜王騎士団が国防を担う事となった。

前述の通り、静流は死亡してしまったとされているが、
妹である凛はそれを受け入れようとはしなかった。
必ず何処かで生きていると信じ、今も探し続けているのだ。
そしてつい最近、近隣のロード内で静流と思しき人影を見かけたという報告が入ったらしい。
だが、凛はまだ幼く、学徒として戦えるレベルではない。当然、危険なロード内の探索など論外。
凛の健気な想いに絆された学徒達は、代わりに静流探索の任を引き受けるのだった。

// 実際には、学徒達も新米でとてもすぐにロードへは出られないので
// まず聖戦学府のカリキュラムをこなして、技術を磨いていく事になります。
// 教頭ユリウス鑑真(人・女)、戦術講師ポンプー(死神・?)、盗術講師王宝珍(ホビット・女)、
// 魔術講師アイン江戸川(ノーム・男)、聖術講師柴ハチ郎(ドワーフ・男)、
// …といった多彩な面々がしごいてくれます。例によって盗術講師には注意。
83ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:22:38 ID:ueTw6THF0
静流が目撃されたのは、マサラオロードの中枢だという。
果たして、確かに静流はそこに居たのだが…どうにも様子がおかしい。
既に現世との関わりの断ったかの様な振舞いで、せっかく生きていたというのに
故郷へ、そして何よりも愛する家族の元へ戻るつもりは毛頭無いらしい。
それどころか、何かを果たさねばならぬという衝動に突き動かされ、一心不乱の様だ。
静流は説得にも耳を貸さず、いずこかへと去ってしまう。

同時に、この探索によってロード中枢には謎の閉鎖区画がある事も判明。
そこはセメタリーと呼ばれており、プルトと呼ばれる謎の少女が管理していた。
静流は、この謎の区画と少女が目的でここに来ていた様だが…?
詳細は不明なまま、学徒達は帰路についた。

// かなり抜けてる情報があるかも。…まぁ大筋は外れてないと思います。
// この時点で、凛の依頼とは別件で独自に静流を追っているララスと遭遇した気もする。

帰還した学徒達が御舟校長に事のあらましを報告すると、
どうやら式部京のデータでは解らない事が多いので
ロード探索の先駆者たるアーレハインから情報提供を受けようという事になる。
丁度ホトとクライスの中間辺りにあるエルウィン湖まで、
マーフィー兵長という人物が迎えに来てくれるらしい。
早速旅立つ学徒達。
前述のメルキオ事件によって三国の協力体制が崩れてしまった為、
国境越えの際に竜王騎士団所属のキースという人物から妨害を受けてしまうが…
ここはマーフィーのとりなしで事無きを得た。

そして、アーレハインで判明する数々の事実。
ロードの事、空中都市イカロスの事、そして電脳種リリスの事。
しかし、セメタリーという謎の閉鎖空間についてはここでも解らなかった。
ロード内の事については管理者たるリリスに尋ねるのが一番だという事で、
制御札(ロード内の通信許可証でもあり、通行許可証でもある。)の提供を受け、
リリスMk2と接触する。

// Mk2なのは、Mk1が前作終盤で死んだからです。
// ただし記憶は引き継いでいるので、中身は変わりません。
84ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:25:19 ID:ueTw6THF0
彼女から得た情報によると、セメタリーとはイカロスの実験その他により生まれた
産業廃棄物…もとい産業廃棄データの捨て場所であり、
そこには、管理者兼データ処理用奴隷として
リリス(PLT−14)のプロトタイプであるPLT−1〜13達が囚われているらしい。
また、そこにはかつて放棄されたアブリエル量産計画の残滓である
後天的にアブリエルの能力を付加する為の研究データが残されている事が解る。

// 紛らわしいですが、プロトタイプである事と呼称がプルトである事は関係ありません。そもそも綴りが違う。
// プルトの由来は下界の神ハデスの別名プルートーからで、これはXTH3への布石でもありました。しかし、今となっては…

アブリエルになる為のデータ…そんな物を集めて、静流は一体何を?
アブリエル(またの名を無限種)の持つ圧倒的な力による、魔軍への復讐だろうか。
しかし、イカロスの超技術をもってしても完成せず、放棄された程の計画。
静流の身が無事に済むとは思えない…
事ここに至って、式部京聖戦学府校長であり父親でもある御舟から正式な任務が下る。
危険な最前線のロードも含め、計13箇所あるセメタリーを回り、静流のデータ収集を阻止せよ!
任を受け、学徒達は本格的な魔軍との戦いに身を投じる事になる。

// 何か、リリスと会う所とか含めてかなり時系列が狂ってる気がする。…まぁ大筋は(以下略
// ともあれ、ゲーム的にはここからようやく本番です。ひたすら各ロードを探索していく事になります。
85ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:26:00 ID:ueTw6THF0
各ロード中枢に位置するセメタリーの探索を続ける学徒達だが、
事あるごとに何者かの妨害を受ける。
ある時は竜王騎士団。ある時は魔軍。ある時は竜王騎士団と、それに率いられた魔物達。
エクス無き今、国防を司る重要な立場にある筈の竜王騎士団だが…これは一体どうした事だろう。
団長レオンも含めて暴走している様だが、詳しい事は解らない。
また更に、魔軍の幹部、四天魔の一角を成す毒婦パンドゥーラまでもが出張って来る。
彼女は何かを知っているらしいが、思わせぶりに囁くだけで肝心な事は何も解らない。
戯れに襲い掛かってきたパンドゥーラを何とか撃退するも、
これも特に意味は無かったらしく笑いながら闇に消えていった。

いくつかセメタリーを回っていると、
今度は静流とララスが言い争っている場面に遭遇する。
やはり静流は、メルキオ事件で死んでしまった大勢の仲間達の敵討ちとして
アブリエルの力による復讐を果たすべく邁進していた様だ。
どうして一人で抱え込むんだ。少しは仲間にも、俺にも頼ってくれ。お前は一人じゃない!
そう諭すララスだが、静流の心には届かない。
強迫観念にも近い復讐心に囚われた鬼気迫る静流は、再びその場を去ってしまう。

…結局、ひたすらに力を求める静流を止める事は出来なかった。
最後のセメタリーで、学徒達、ララス、静流、そしてパンドゥーラが一堂に会する。
そこで明かされる真実。
静流はやはり、メルキオ事件で死んでいた。
しかし、凛に「必ず帰る」と約束した静流の生への執着は強く、
そこをパンドゥーラにつけ込まれ、生ける屍、操り人形として蘇生させられてしまった…
愕然とする学徒達とララス。だが、パンドゥーラは更なる悪夢を展開する。
謎の不意打ちによりエクス壊滅に至ったメルキオ事件は、
その実、裏で竜王騎士団が手引きしていたというのだ。
団長レオンは常々「学徒など半端者だ」と嫌悪しており、その思い極まった結果だと。
86ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:28:18 ID:ueTw6THF0
魔軍ではなく、同族の、人の裏切り…
パンドゥーラの魂縛により、既に自我も定かでない静流。
その敵意は、全ての人類に向けられた。
収集したデータによりアブリエルとなった彼女は、破壊の化身として活動を始めてしまう。
…パンドゥーラは、笑いながら闇に消えた。

絶望的な状況の中、ララスは命を賭して静流を止めると言う。
学徒達は聖戦学府に事の次第を報告する為、涙を呑んでその場を後にした。

報告を受けた御舟校長とユリウス教頭だが、
こうなってしまっては、もう元に戻せない事は明らかだった。
考える暇も無く、アーレハインのダミアス校長代理から
静流の進撃によりクライス王国の防衛隊が次々と壊滅しているという報告が入る。
しかし、どうあっても静流は実の娘…
御舟の心情を慮り、代わりに口を開こうとするユリウス。
だが、それを遮る御舟。彼に迷いは無かった。
下される最後の指令は、「静流討伐」。

どうしても最後に説得したいという凛と、
アブリエルを消滅させるには私(イカロス)の力が必要だというリリスを連れて、
決戦の場、エルンロードへと赴く学徒達。
そこに居た静流は、まだ人の姿を保っていた。表面上は理性も戻っている様に見える。
躊躇わずに近付き、話しかける凛。だが、既に手遅れだった。
一撃の下に吹き飛ばされ、気絶する凛。あれだけ愛していた妹の事も、最早解らない。
凛の介抱はリリスに任せ、学徒達は最後の決戦に挑む。

人の姿でも異常な強さを誇る静流だが、何とかそれを制した学徒達。
しかしそれで終わる筈も無く、制御を失った静流は異形へと変貌を遂げてしまう。
どれだけ傷付こうとも、アブリエル、無限種として、際限無く再生を繰り返す異形。
学徒達はリリスの力を借りて、彼女の苦しみを終わらせた。

…崩れ落ち、人の姿と心を取り戻した静流。駆け寄る凛。
静流は最期に詫びると、愛する妹に抱かれながら息を引き取った。

〜 おわり 〜
87ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:32:17 ID:ueTw6THF0
って、後味わりぃーーー!
遠い記憶を思い出しながら書いたから、細部はかなり間違ってるかもしれないけど
大筋はこれで間違いないってのが何とも…
なんか当時のチームラの絶望的な状況が反映されたのかと思えてくる。

ここで終わったらあんまりだし、クリア後のイベントの一部も紹介。
一応メインストーリーの範疇だと思うので。
88ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:33:20 ID:ueTw6THF0
〜 クリア後 はじまり 〜

静流事件も終息し、ひとまずの平穏を取り戻した三国。
残る問題は、魔軍との内通が明らかとなった竜王騎士団への対処のみ。

…だが、大人しく処分されるのを待つレオンでは無かった。
なんと堂々と組織ごと魔軍に寝返り、新たに魔王騎士団を名乗ったのだ。
更にパンドゥーラの推薦により、空席であった新たな四天魔に就任すると言う。
パンドゥーラに操られているのか、それとも根っからの外道なのか。
それは解らないが、学徒達はいつか必ず
メルキオに散ったエクス隊員達の、そして静流の、仇を取ると心に誓うのだった…

// あ、ちなみに本編の方では盛大にスルーしましたが
// かつての準英雄同盟エクス長官、サウロ・アンダルシアは普通に生きてます。さすが隠れアブリエル。
// 彼はエクス壊滅後、リリスの助けを借りて暫くはイカロスで養生していましたが、本編終盤に活動再開。
// その後、新たにイカロス聖戦学府を設立し、そこの校長に就任。
// 本編では式部京代表として活躍した学徒達も、クリア後はここの所属になっています。

// ついでに、最後のセメタリーで静流に特攻を仕掛けて散ったかに思われたララス・バフォメットも生きてます。
// 死にかけていた所をサウロ同様にリリスに助けられ、現在イカロスで療養中。

そんなある日、大事件が発生する。
本編中盤で出てきたクライス王国アーレハイン聖戦学府の通信士、
マーフィー兵長が魔軍に誘拐されてしまったというのだ。
何故わざわざ只の兵長を?普通は攫うならもっと偉い人とか金持ちを…という所だが、
このマーフィー兵長というのは仮の姿。
実の姿はチャンドラといい、クライス王国の王女という重要な立場にあった。
89ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 00:34:26 ID:ueTw6THF0
予想された魔軍からの要求も無く、行方が解らず困惑するクライス及びアーレハインだが
リリスの(正確にはイカロスの)惑星全域にも及ぶ超広域検索機能の助けを借り、
マーフィーは現在メルキオロード中枢に居るらしい事が判明する。

// 前作から引き続き、重要な存在として登場する空中都市イカロスですが、その実態は人工衛星というか何というか…
// とにかく空中ってレベルじゃないあからさまな大気圏外に浮かぶ、巨大な球状の構造物でした。

リリスの情報を受け、メルキオロード中枢に急行した学徒達だが
そこでまたもやパンドゥーラと遭遇する。嫌な予感。
果たしてマーフィーは見事に洗脳されており、完全な操り人形と化していた。
成すすべのない学徒達に対し、パンドゥーラから要求が出される。
王女様を返して欲しければ、あなた達だけでバルタスロード中枢の閉鎖区画まで来なさい、と。
バルタスロードと言えば、そこは完全に魔軍の勢力圏内。最前線の向こう側にある最も危険なロード。
しかも、そこの閉鎖区画とは…罠以外の何物でもない事は明らかだった。

// 閉鎖区画と言うとセメタリーを連想して紛らわしいですが、別物です。
// バルタス中枢の中央部には、隔壁で厳重に封鎖されているものの内部には何もない謎のデッドスペースがあり、そこを指します。

一旦イカロス聖戦学府に戻り、作戦会議を開く学徒達とサウロ校長。そしてリリス。
皆どうすべきか悩むが、やはりマーフィーを見捨てられる訳もない。
そして、サウロから指令が下る。「決死の最終決戦」。
場所が閉鎖区画である為、突入した学徒達を外部から支援する事は困難を極める。
だが、それも何とかしてみせるというサウロとリリスを信じ、学徒達は決戦へと赴いた…
90ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 00:43:30 ID:IYE72j4x0
連投規制支援
91ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 01:53:16 ID:k9chZAVD0
連投規制支援
92ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 02:28:52 ID:ueTw6THF0
>>90-91
これはどうも、助かります。
以下、続き。

-----------------------------------------------------------

バルタスロード中枢に到着した学徒達は、跳躍呪文を用いて閉鎖区画へと侵入する。
そこに待ち受けていたのは、パンドゥーラとそれに率いられた魔軍の精鋭部隊。
そして、レオンとそれに率いられた魔王騎士団だった。
どうやらレオンは静流事件で活躍した学徒達を強烈に逆恨みしている様で、
今回のマーフィー誘拐事件は彼等を誘き出し始末する為のものでもあったらしい。

// パンドゥーラにはまた別の思惑がありましたが、そんなものは盛大に無視するレオン。
// 彼は魔軍でも持て余すほどの狂犬という事か…

マーフィー救出の為に赴いた学徒達だったが、この状況ではそれどころではない。
大軍に四方を囲まれ、徐々に追い詰められてしまう。
最早これまでか…

瞬間、村正の一閃が奔り、これまで常に余裕を見せてきたパンドゥーラの顔が苦痛に歪む。
現れたのは御舟校長。いや、静流の親としての御舟か。
静流事件に於いては常に冷静で、時には非情とも思える決断を下してきた御舟だが
その心中は娘への愛と怒りに燃えていた。

魔軍が動揺する暇もなく、今度は謎の召喚陣が展開される。
現れたのはララス。静流とは古い学友、そしてライバルでもあった。
二度と仲間を犠牲にすまい。その想いで磨きをかけた大召喚が発動し、
溢れんばかりの召喚獣が魔王騎士団に襲い掛かる。

止めとばかりに、煌きと共に魔軍精鋭の首が飛ぶ。
現れたのはリリス。
ここへ第二の決死隊を送り込んだのは彼女の力によるものか。

三方の敵を彼等に任せ、仇敵レオンと対峙する学徒達。
今、決死の最終決戦が始まった。

〜 クリア後 おわり 〜
93ウィザードリィXTH2 無限の学徒:2008/07/19(土) 02:32:54 ID:ueTw6THF0

(以下は省略されました。続きを読みたい方はチームラを応援して下さい。)

…冗談はさておき一応書いておくと、この場は死闘の末パンドゥーラとレオンに逃げられて終了。
あと、本編・クリア後ともにサブイベントは省略しまくったんで、正確にはまだ終わりじゃなかったりする。

はー、しかしXTH3は…もう無理だよなぁ…何でよりによって原神なんかに…
チームラ公式の「スタッフのひとり言」スレにも
G−XTHの次は純ファンタジーの何かを作る予定だって書いてあるし、
とにかく残念。
イカロス聖戦学府とか、量産型電脳種とか、南大陸への侵攻とか、
いよいよこれから本番ってな所だったのになぁ。

ともあれ、以上です。長文にお付き合い頂き、真に有難う御座いました。
94TOS ラタトスクの騎士 ◆l1l6Ur354A :2008/07/19(土) 10:16:25 ID:9Qb8oBKkO
一章 響き、届かぬ世界

半年後―奇跡の街・ルイン
エミルは魔物の声で目を覚ます。
その声が自分を呼んでいるような気がして気になってしょうがない。
世話になっているおばさんの話では、枯れた湖の底で発見された洞窟に
明け方から魔物が入り込んでいるらしい。
ごめんなさい、と自分の所為ではないのに謝ってしまうエミル。
そんな態度が気に入らないおばさんから姉さんに全然似てない、
父親の血が濃いんだわ等と毒を吐かれてしまう。

魔物の声が気になるエミルは、声の聞こえてきた方の噴水広場へ向かう。
広場のロイド像の前にはいつもエミルをいじめる二人組がいた。
ロイド様に挨拶しないとは、さてはお前、魔物に町を襲わせようとしてるんだろ?
違うなら忠誠を誓え!と、無茶苦茶なことを言って絡んでくる。
そこへ一人の旅の剣士がやってきて二人を追い払ってくれた。
助けてもらったお礼を言おうとするが、怖くて伝えられない。
剣士は、おでこに赤い宝石を付けた少女を捜しているようだ。
剣士は、うじうじした態度のエミルを見て、
「勇気は夢を叶える魔法」という言葉を教える。
昔、頭のネジが外れた人間が言っていたらしい


95TOSラタトスクの騎士 ◆l1l6Ur354A :2008/07/19(土) 10:18:07 ID:9Qb8oBKkO
人の顔色ばかり見ている奴は豚、いやそれ以下だ。と、言い残し去っていく。

湖の洞窟にやってきたエミルだったが魔物に襲われてしまうが
危ない所をマルタと名乗る少女に助けられる。
彼女はエミルに見覚えがあるようだが、エミルの方は記憶にない。
少女はそのまま洞窟の中に入っていくが、額に赤い宝石が
あるのに気がついたエミルは報告するために街へ戻る。
剣士・リヒターを追い町長の所へ行くと、マルタを見かけた場所までの案内を頼まれる。
洞窟内でリヒターから戦闘のレクチャーを受けつつ進むエミル。
扉の前でリヒターを呼ぶ声がしたが、魔物の声だろう、とはぐらかすリヒター。その場にエミルを待たせ一人先に行ってしまう。
女性の悲鳴が聞こえたので扉の奥へ向かうと、なんとリヒターとマルタが戦っていた。
戦いを止めようとするエミル。だがリヒターは、ラタトスクは魔王だからコアの状態である今のうちに
破壊しなければならないと聞き入れようとしない。
二人が口論している隙にマルタは洞窟の奥へ逃げる。
96TOSラタトスクの騎士 ◆l1l6Ur354A :2008/07/19(土) 10:19:43 ID:9Qb8oBKkO
リヒターは水のセンチュリオン・アクアを呼び出しエミルを足止めする。
アクアの配下の魔物に追い返されてしまうが、そこにテネブラエが現れ、
ラタトスクの騎士として契約しろと言う。
何だかよくわからないが、契約すればマルタを守る力が手に入ると言われ、契約する事にした。
騎士の力で魔物を撃退すると、配下の魔物を倒されたアクアはその場で気を失ってしまう。
二人を追い掛けるエミルとテネブラエだが、奥には傷ついたリヒターがいた。
どうやらロイドが現れ、やられてしまったらしい。
彼を放って置けないエミルは、テネブラエに「後悔しますよ」と
言われながらもアクアを呼びに行き、介抱を頼むのだった。
更に奥へ向かうと祭壇の様な場所で、ロイドとマルタが戦っていた。
仇を前にしたエミルは激情にかられ戦いを挑むがあっさり負け、気を失ってしまう。
気が付いた時にはロイドは居らず、祭壇にあった白い宝石の様な物も無くなっていた。
マルタ達の話によると、それはルーメンのセンチュリオン・コアらしい。
97TOSラタトスクの騎士 ◆l1l6Ur354A :2008/07/19(土) 10:22:45 ID:9Qb8oBKkO
コアの状態だとセンチュリオンは力の制御ができずマナの暴走を招くので危険であり
また、ラタトスクを早く復活させるためにも
コアから孵化させなければならないというのだ。
とりあえずルインに戻る一行だが、そこでヴァンガードのホークと出会う。
実はマルタはヴァンガードの一員でありながらコアを持ち逃げしていたのだ。
なんとかその場を切り抜けるが、今度はマーテル教会騎士団が現れ、コアを狙ってくる。
一旦街の外へ逃げ出すが、騎士団はルインがヴァンガードに協力している疑いがある、しかしマルタを引き渡せば許すと言う。
それを聞いたエミルは、マルタを責め、コアを差し出すように言う。
(実は自分が町の人から責められたくないから)
それを聞いたマルタは1人で戻っていってしまった。
ラタトスク・コアはマルタの体を養分にしているため、
コアを外すには死ぬしかないと知ったエミルは後を追い掛ける。
なんとか騎士団を追い払う事が出来たが住人たちはエミルの力を恐れ
以前より避けるようになってしまった。
町長は何度も町を救ってくれたロイドがこんな命令をするはずが無い、
彼に会って真実を確かめてほしいという。

また、旅に出すことによって殺気だった住人達からエミルを守る事もできる。

こうして二人と一匹(?はコアとロイドを探す旅に出るのであった。
98ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 17:25:05 ID:ftLrJ0mY0
ウィザードリィの人、TOSラタトスクの人乙です

64で予約した、GCのソフト、ガチャフォースのストーリーを書き込ませて頂きます。
99ガチャフォース:2008/07/19(土) 17:26:22 ID:ftLrJ0mY0
キャラクター
コウ(獅子戸 吼)…百十小学校に転校してきた熱血漢。小5。パートナーはマシンボーグ族の“Gレッド”
Gレッド…コウの前に現れたボーグ。デスフォースの魔の手から地球を守るため、コウに協力を要請する。
カケル(犬井 駆)…コウの親友。真面目で人の良い性格。小5。パートナーはニンジャボーグ族の“サスケ”
マナ(海原 麻魚)…コウ達の同級生で、クラスの人気者。小5。パートナーはナースボーグ族の“ナオ”
うさぎ(黒川 うさぎ)…コウ達と仲の良いボーイッシュな女の子。小5。パートナーはガールボーグ族の“ケイ”
ツトム(加鳥 勉)…気が強く、自分の事を頭が良いと思っている。小5。パートナーはタンクボーグ族の“レオパルド”
ネコベー(猫部 克己)…年下のコウ達に偉そうな態度を取る卑怯者。中1。パートナーはナイトボーグ族の“ヴラド”
キツネ(狐山 明男)…猫部の子分的存在で、ずる賢い。小5。パートナーはマシンボーグ族の“アイザック”
テツヤ(猿渡 哲也)…スポーツ少年で、コウと同じく熱血漢。小5。パートナーはムシャボーグ族の“ムサシ”
メット(恩田 正宗)…メットを着用する少年。コウとは気があわない。小5。パートナーはニンジャボーグ族の“シジマ”
コタロー(縞野 虎太郎)…コウの弟分。負けん気が強い。小1。パートナーはガンボーグ族の“ビリー”
たま(多摩川 たま)…デスフォースに加担し悪事を働く少年。小3。パートナーはフォートレスボーグ族の“デスアーク”
ユージ(荒木 優二)…掴み所の無い性格で、よく寒いギャグをかます。小5。パートナーはナックルボーグ族の“ジャック”
ショウ(鷹見 翔)…突然現れた謎の少年。ライバル的存在。小5。パートナーはウイングボーグ族の“ガルダ”
オロチ(?)…地球侵略を目論むデスフォースの女幹部。パートナーはナイトボーグ族の“ダークナイト”とデビルボーグ族の“デスウイング”
デスブレン…地球制服を目論むデスフォースの親玉。以前、Gレッド達のメガボーグ星を破壊した。

用語
ボーグ(ガチャボーグとも)…Gレッドを始めとするマシン生命体。人型から戦艦型までさまざまなタイプがいる。
ガチャフォース…Gレッドなど、デスフォースに対抗するボーグ達。
デスフォース…地球制服を目論む悪の組織の総称。GFコマンダー、ガチャフォース達が倒すべき敵。
GFエナジー…ガチャボーグが戦う力の源であり、コマンダーの勇気の力。
GFコマンダー…ガチャフォースコマンダーの略。ガチャボーグに指令を与え共に戦うコマンダー。コウ達主人公側を差す。
デスコマンダー…デスフォース側のコマンダー。オロチ、たまがこれにあたる。
100ガチャフォース:2008/07/19(土) 17:27:21 ID:ftLrJ0mY0
1章
コウはさばな町の百十小学校に転校してきた小学5年生。
ある日、山に隕石が落ちて来た。コウが隕石の落ちた場所に行ってみると、10cm程のてのひらサイズの心を持ったマシン、「Gレッド」と出会う。
Gレッドは地球をデスフォースの魔の手から守るために来た。そして、デスフォースはさばら町のどこかに基地を作って地球の制圧を目論んでいるという。
Gレッドはコウに共に地球を守ってくれと頼む。コウはGレッドを受け入れてGFコマンダーとなった。

2章
コウは同じくコマンダーであるカケルと会い、彼の案内でマナ、ツトム、うさぎ達をGFコマンダーに引き入れて共にデスフォースと戦っていく。
調子に乗るなとネコベーとキツネに戦いを挑まれたりコウをライバル?視するメット、テツヤと勝負をしたりしていくうちに、ショウと名乗る謎の少年が現れ、コウに戦闘を挑む。(展開によっては無視されるが)
ショウとの戦いの後、人間でありながらデスフォースの幹部であるオロチに勝負を挑まれる。戦闘後、今のは挨拶代わりだと去っていくオロチ。人間がデスフォースに加担している事実にコウもGレッドも驚きを隠せない。
オロチとの戦いの後、町中がデスフォースのエナジーに包まれる。カケル達GFコマンダーに加え、テツヤ、キツネ、ネコベーも仲間となり、町中のデスフォースを倒していく。
再びオロチとの戦闘。コウ達はデスフォース達が地下に基地を建設していた事を知る。基地を守るダークナイトとの決戦の末に勝利。Gレッドは欠けていた自分のデータを奪還し、真Gレッドにパワーアップを果たす。

3章
キツネとネコベーがコマンダーとなった少年からボーグをカツアゲしようとしていた。コウが助けると、その少年、コタローはコウになつき、彼もGFコマンダーとなる。
新たなるデスコマンダーたまが現れ、激化していくデスフォースとの戦闘。ある時カケルがコウに、オロチとショウが戦っていると教えてくれる。コウが駆けつけと、ショウはユージという少年とともに、オロチ&たまに勝利していた所だった。
デスコマンダーにもGFコマンダーにも敵意を見せるショウはそのままコウ達にも勝負を挑む。勝利すると、彼らはデスクリスタルを残して去っていってしまった。
デスクリスタルを入手したコウの元にオロチが現れ、クリスタルを奪いに来る。オロチを退けた矢先、もう一つのデスクリスタルを入手したカケルがコウの家に訪れて来た。その時、再びデスフォースの大群が家に押し寄せて来る。
どうやらデスクリスタルとは、デスフォースにとってもとても重要な物らしい。
その後、オロチとショウの戦闘に駆けつけたコウはショウの救援をし、オロチを撤退させる。ショウは自分が持っていた最後のデスクリスタルをコウに託す。
ショウが言うには、デスクリスタルはデスフォースの住まうデスゲートを開くために必要な物らしい。次に会う時にコウと決着を付ける、と言い残しショウは去っていく。
デスベースあとでショウとの決闘をつけ、コウの前から去っていくショウ。
突然現れた竜の軍団をGFコマンダーとボーグ達は力をあわせて撃破し、コウ達はデスクリスタルを使ってデスゲートを開く。
101ガチャフォース:2008/07/19(土) 17:28:18 ID:ftLrJ0mY0
4章
町中が再びデスエナジーに包まれてしまう。メット、ユージも仲間に加え、町を解放していくコウ達。
デスフォースとの戦闘中、苦戦するコウの元にショウが救援に共に戦うと宣言する(条件を満たした場合仲間になる。満たさなかった場合、ショウは救援に来ないため、仲間にならない)
(1周目と2周目以降で条件を満たした場合、若干話に変化があるので分けて書きます。)

◆1周目◆
一方、たまは度重なる任務の失敗によりオロチに始末されそうになる。たまと共にオロチを倒すと恩を感じたのか、たまはデスフォースを裏切って仲間になってくれる。オロチとの戦闘の際、オロチは時折頭痛を訴える。
その後、カケルが町に巨大なボーグが現れた事を伝えに来る。デスフォース達がついに本格的な侵略を開始した。
今までのような手の平サイズではなく、町を1つ2つ、簡単に破壊してしまえそうな巨大なドラゴンボーグが現れた!Gレッド達はGFエナジーを使って巨大化して戦う。
勝利したGレッド達の前にオロチが現れる。彼女を激しい頭痛が襲う。次の瞬間、オロチの人格はデスブレンに乗っ取られた。
時はみちたと言うデスブレン。地球侵略がついに始まる。

◆2周目以降(条件を満たした場合)◆
一方、たまは度重なる任務の失敗によりデスフォースに始末されそうになる。たまと共にデスフォースを倒すと恩を感じたのか、たまはデスフォースを裏切って仲間になってくれる。その様子をオロチが言葉もなく見ている。
町のはずれでオロチがデスフォース達と戦っていた。不思議に思いつつ協力するコウとGレッド。何故デスコマンダーのオロチがデスフォースと戦っていたのかとたずねる。
オロチはデスブレンに洗脳され、記憶も名前も奪われてしまった。本当の自分を取り戻すためにデスブレンと戦う決意をした。コウはオロチを一緒に戦った方が良い、とGFコマンダーに引き入れる。オロチは自分の記憶が戻るまで、共に戦う事になる。
その後、カケルが町に巨大なボーグが現れた事を伝えに来る。デスフォース達がついに本格的な侵略を開始した。
今までのような手の平サイズではなく、街を破壊できるような巨大なボーグ達が現れた!Gレッド達はGFエナジーを使って巨大化して戦う。勝利したGレッド達の前にデスブレンの声が響く。
時はみちたというデスブレン。オロチを用済みだと捨て、今までに回収したエナジーを使って地球侵略を開始する。

5章
GFコマンダー達は、避難勧告が出ている中ひそかに抜け出して集結する。
巨大なデスブレンとの決闘の舞台は宇宙。Gレッド達は極限まで巨大化、デスブレンに挑む。
死闘の末、デスブレンは宇宙の塵となり、地球は救われた。
デスブレンが消えた事でオロチの洗脳が解け、元の心優しい少女に戻った。
戦いを終えたガチャフォース達は自分のパートナー達の元へ戻る。コウの元にGレッドが戻り、ED


補足
・ショウがデスフォースもガチャフォースも憎んでいたのは、父親がボーグ達の戦闘の中で死んでしまったため。
・オロチの本名はリン(錦織 凛)でコウ達と同じ小5。バスケ部の主将で統率力や指揮能力にデスブレンが目を付け、さらって洗脳した。
・Gレッド達の故郷、メガボーグ星はデスブレンに滅ぼされた。
・コマンダー達は全員モチーフの動物がいる。
コウ=獅子、カケル=犬、マナ=魚、うさぎ=兎、ツトム=鳥、キツネ=狐、ネコベー=猫、テツヤ=猿、
メット=カメレオン、コタロー=虎、たま=アザラシ、ユージ=コアラ、ショウ=鷹、オロチ=蛇
102ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 17:30:31 ID:ftLrJ0mY0
こんな感じです。ストーリーはわりとアッサリめ。
一部、公式などの補足説明を交えて記述しています。
103ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 22:33:44 ID:xRQYa66w0
PCゲーム「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」予約しておきます。
104ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 03:03:21 ID:h++Ubkz30
前スレの585、このスレの>>103までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

現在、Wikiの複数のページで、同一人物による外部サイトからの無断コピペと疑われる文章が見つかっています。
これについては、前スレで話し合い、対応を検討しています。

該当ページを投稿した本人がいらっしゃいましたら、「やはり無断コピペなのかどうか」、
「もしそうだとしたらどのページは無断コピペでどれはそうではないのか」
などについて、ぜひ前スレでコメントをお願いします。

前スレ
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1209926454/558-n

7月22日で最初にこの件について連絡した日から数えて10日ほどになるので、22日以降に
・その人物が投稿したうち、コピペ元が見つかったページは復元不能な完全削除
・コピペ元が見つからないページは一時削除のまま
・どちらも五十音順リストから削除して未解決扱いに
という作業を行おうかな、と考えています。
105ミスティックアーク まぼろし劇場:2008/07/20(日) 03:18:02 ID:H60LhP650
★設定や登場人物の詳しい解説はWikipediaなどを参照してください
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF_%E3%81%BE%E3%81%BC%E3%82%8D%E3%81%97%E5%8A%87%E5%A0%B4

★3人の主人公のうち、どれを選んでも基本的なストーリーは変わりませんが
 便宜的にアリスを主人公として書きます。


―プロローグ―

創立100年祭を目前にした、小さな港町に、小さな異変が起こりました。
ミスター・シルバー・フィンガーチップスという、一座の座長を名乗る、カカシ頭の男が、
チラシを配りながら、ショウが来るとふれまわっていました。
けれども、いつまでたっても、見世物小屋が建つ気配がありません。
そんなある夜、アリスの前に、ミスター・シルバー・フィンガーチップスが現れました。
「ようこそ、わが一座へ」
気が付くと、そこは劇場の舞台の上でした。
「勝手に君をここに連れてきたことを、許してもらいたい。
私の頼みを聞いてほしい。今、これを託せるのは君しかいないからね。
君たちが失いつつある力や心、それを見つけ出すのだ。
それは、私のショウの中で、アークとして現れる。その7つのアークを探し出し、
人々に力や心を取り戻してほしい」
ミスター・シルバー・フィンガーチップスは、自分の部屋に来いと言い残して、去っていきました。
106ミスティックアーク まぼろし劇場:2008/07/20(日) 03:20:01 ID:H60LhP650
第1幕 妖精郷

第1場 勇気のアーク

アリスは座長の部屋を見つけましたが、ミスター・シルバー・フィンガーチップスはいませんでした。
部屋を出ようとすると、ドアの外で大きな物音がしました。
おそるおそるドアを開けてみると、巨大な黒犬が廊下を走っているのが見えました。
黒犬は壁にぶつかり、穴を開けてその向こうへと去っていきました。
その壁の穴に近付くと、ものすごい勢いでアリスは吸い込まれてしまいました。

壁の穴は妖精郷に繋がっていました。突然現れたアリスに、
そこにいた三人の小人は驚いています。小人はそれぞれ、レッディ、グリン、イェットと呼ばれていました。
アリスは小人たちに自己紹介しました。すると、そこにあの黒犬がやってきました。
小人たちは怖がって逃げて行きました。
アリスは小人たちを探しながら、森の中を歩いていると、飛び跳ねている壺を見つけました。
その壺はハチミツが入っていた壺で、うっかり中に入ってしまった勇気の妖精は、
外に出られなくなっているらしいのです。
小人たちに、壺を洗うときに使うという塩をもらって、アリスは勇気の妖精を助け出しました。
勇気の妖精は、アークになるために、ヴィルデ・フラウという水の精を探しているということでした。
勇気の妖精はアリスに、勇気のカードを渡しました。
小川を渡ったところに、大きな家がありました。ジャックという小人が住んでいる家です。
ジャックは黒犬が怖いらしく、家の中にこもっていました。
アリスはカードを使って勇気の妖精を呼び出し、ジャックに宿しました。
すると、ジャックは勇気を取り戻し、アリスを中に入れてくれました。
ジャックは、トレントに話を聞くといいと言いました。
木の精のトレントに話を聞き、アリスは泉にやってきました。
泉にトレントからもらった銀のコインを落すと、ヴィルデ・フラウが現れました。
勇気の妖精は、ヴィルデ・フラウに、アークになるにはどうすればいいのかとたずねました。
ヴィルデ・フラウは、アークになるには本当の勇気が必要だと言って、アリスに銀の棒を渡しました。
ジャックの家へ銀の棒を持っていくと、ジャックは、その銀の棒を材料にして何か作ろうかと言いました。
銀の剣を作ることもできましたが、アリスは、銀の笛を作ってもらうことにしました。
実は、黒犬はもともと、ジャックが飼っていた犬で、よく銀の笛を吹いてあげていたとのことです。
銀の笛を持って道を歩いていると、黒犬が現れました。
勇気の妖精は、アリスに、自分が黒犬の注意を逸らすから、銀の笛を吹いてと頼みました。
勇気の妖精は黒犬に向かって生きました。そのすきに、アリスは銀の笛を吹きました。
すると、黒犬はどんどん小さくなって、もとの姿に戻りました。
そして、勇気の妖精は、アークになりました。
107ミスティックアーク まぼろし劇場:2008/07/20(日) 03:21:15 ID:H60LhP650
第2幕 モンストロルム博士の怪奇実験室

第2場 知恵のアーク

アリスは劇場に戻ってきました。
舞台裏に、火が消えた燭台があったので、勇気のアークの力で火をつけました。
ところが、火の勢いが強すぎて、側にあったタペストリーを燃やしてしまいました。
燃えたタペストリーの裏には、不気味な髑髏のレリーフがありました。
アリスがそのレリーフをよく見ようとすると、もの凄い勢いで吸い込まれてしまいました。

そこは本がたくさん並んだ書庫でした。
ドアを開けて先に進むと、実験室がありました。
背中の曲がった、モンストロルム博士と名乗るおじさんが、せわしなく歩き回っています。
助手だという、どんくさい感じの少年、ピッケに、冷凍室に行けという命令を出しました。
なんと、博士は、アリスにも行くように命じました。
アリスは、エレベータに乗って下の階に行きました。
そこは、博士が作ったという恐ろしい怪物が徘徊する場所でした。
先へ進んで行くと、博士の私室を見つけました。博士自身の肖像画が掲げられています。
ふいに、助けてという言葉が聞こえました。
アリスが肖像画を壁から外すと、裏には穴があり、そこから知恵の妖精が飛び出しました。
知恵の妖精は、博士に奪われた6冊の知恵の書を探していると言いました。
知恵の書を探しながら進んで行き、やっと冷凍室を見つけました。
その扉の前で、ピッケが困っています。冷凍室の扉が凍り付いていて開かないということでした。
勇気のアークを呼び出してみましたが、火の力が足りません。
さらに先に行くと、墓地がありました。墓地の奥には、小さな家が建っていました。
そこには、ママ・キャスという老婆が一人でさみしく住んでいました。
モンストロルム博士は、もともとこの家に住んでいて、貧しい墓守だったのでした。
しかし、そんな生活が嫌になり、逃げ出してしまったとのことです。
アリスは、ママ・キャスにたいまつを借りました。
冷凍室まで戻り、勇気のアークの力でたいまつに火をつけ、扉の氷を溶かすと、扉は開きました。
アリスはピッケと共に中に入りました。そこには大きな水槽のようなものがあり、その中に
怪人の体が入っていました。
ピッケは、冷凍装置を止めなければならないと言いましたが、止め方を忘れてしまったとのことです。
アリスは、ピッケに知恵の妖精を宿し、止め方を思い出させてあげました。
ピッケは、冷凍装置を止めて、怪人の体を実験室まで運びました。
アリスも実験室まで戻りました。しばらくすると、巨大な体の人造人間ができました。
しかし、実験は失敗だと言って、博士は、バルコニーへ行ってしまいました。
すると、バルコニーから博士の叫び声が聞こえました。アリスが行ってみると、
博士は狼男に変貌していました。アリスが狼男を倒すと、博士は元に戻りました。
博士が持っていた、最後の知恵の書を受け取りました。アリスが集めた5冊と合わせて、
知恵の書が6冊集まりました。知恵の妖精はアークになりました。
108ミスティックアーク まぼろし劇場:2008/07/20(日) 03:22:18 ID:H60LhP650
第3幕 キャセイの不思議な踊り子

第3場 夢のアーク

劇場の控え室にあるイスに知恵のアークを宿すと、イスは馬になり、部屋を飛び出していきました。
馬は隣の衣裳部屋のカギを開けて中に入りました。アリスも衣裳部屋に入りました。
壁の高いところに、中華風のポスターが貼ってありました。アリスが近付くと、もの凄い勢いで吸い込まれました。

そこはキャセイと呼ばれている場所でした。人々が行き交うにぎやかな通りには、いろいろな店がならんでいます。
おばさんに、チャイナカードで勝負しようと声をかけられました。
チャイナカードとは、トランプのようなカードを3枚ずつ引いて、数の合計が大きい方が勝ちというものだそうです。
キャセイでは今、チャイナカードが流行っていて、
先の食堂にいる、ホウリンという女の子がチャイナカードが強いと噂されているそうです。
アリスはその食堂に行ってみました。ホウリンの周りには人がたくさんいます。
そして、ホウリンの頭上に夢のアークがいるのが見えました。
食堂の人がいなくなるのを待ってから、アリスは、ホウリンに話しかけました。
ホウリンは、宮殿で開催される舞踏大会に出るために、この町にやってきたそうです。
でも、大会に出る勇気が出ないと言います。
アリスは、勇気のアークをホウリン宿しました。そして、ホウリンに、舞踏大会に出てみるよう勧めました。
とうとうホウリンは、舞踏大会に出る決心を固めて、宮殿に行きました。ホウリンは優勝しました。
しばらくしてまたキャセイに行ってみると、なんと、空に竜が飛んでいるのが見えました。人々は逃げ惑っています。
食堂に行ってみても、ホウリンはいません。ホウリンは竜に連れ去られてしまったとのことです。
アリスは宮殿に行き、皇帝に話を聞いてみることにしました。
200年に一度、姿を現す竜に、皇帝の娘を捧げなければ、国が滅ぶという言い伝えがあるそうです。
ですが、皇帝は、娘を差し出すのがいやなので、代わりを探すことにしました。
皇帝が主催していた舞踏大会は、実は、竜に捧げる生贄を選ぶ場だったのです。
ホウリンを助けたいとアリスは思いました。
皇帝は、竜の力を封じるには、恐ろしい怪物のいる洞窟に行き、
三つの像に三つのシンボルを納めればいいと言いました。
竜に力を奪われ、アークから妖精に戻ってしまった夢の妖精が、アリスに協力するといってやってきました。
アリスは、夢の妖精の協力により、三つのシンボルを納めることができました。
ホウリンを取り戻すことに成功し、夢の妖精はアークになりました。
109ミスティックアーク まぼろし劇場:2008/07/20(日) 03:23:43 ID:H60LhP650
第4幕 まぼろし劇場

―幕間―

まぼろし劇場の舞台の上には、田舎の村のセットが組まれていて、役者ももうスタンバイしていました。
アリスにはガチョウ飼いの少年の役が与えられました。
必死で台詞を覚えて、演じました。
ストーリーはこうです。
王女様の13歳のお祝いに、ガチョウを献上することになり、ガチョウ飼いの少年は
お城に行くことになりました。城下町で、少年は奇妙な噂を耳にします。
王女様は、13歳の誕生日に、魔術師の所に行かなければならないという約束があるらしいのです。
ですが、王様は王女様を行かせたくないので、国中から強い剣士をお城に集めているとのことです。
王女様の誕生日に、ガチョウ飼いの少年がお城の中に入るという場面で、
いら立たしげに手を叩く音が響き渡りました。セットの奥から出てきた村長役の男が、
ダメだと役者たちにケチをつけ、劇は中止されました。
村長役の男の姿は変わり、カカシ頭の男になりました。
男はブラック・フィンガーチップスと名乗りました。ブラック・フィンガーチップスは去っていきました。


第4場 力のアーク

モンストロルム博士のところに行ってみると、実験室には博士はいませんでした。
ピッケが言うには、アリスが不在の間に、ママ・キャスが死んでしまったとのことです。
博士は蘇生の秘薬を作り、ママ・キャスを生き返らそうとしているらしいのです。
博士に会いに行く途中で、力の妖精と出会いました。
博士が持っているという、力の帽子を探していると、力の妖精は言いました。
アリスは博士を手伝い、本を届けたり、材料を集めたりしました。
博士はしばらく実験室にこもりました。そして、蘇生の秘薬は完成しました。
秘薬をママ・キャスに飲ませると、ママ・キャスは生き返りました。
アリスが博士の私室に戻ると、博士はもういませんでした。
机には書き置きが残されていました。
子供に何度も助けられて、天才だと思い上がっていた自分が恥ずかしい、
しばらく旅に出る、と書かれていました。
帽子掛けに力の帽子が掛かっていました。力の妖精はアークになりました。

110ミスティックアーク まぼろし劇場:2008/07/20(日) 03:24:18 ID:H60LhP650
第5場 友情のアーク

また妖精郷に行ってみると、小人たちは互いに不信感に苛まれていました。
なんと、小人たちが大切にしていた黄金の鳥が盗まれてしまったとのことです。
道を歩いていると、友情の妖精がいました。
妖精郷のどこかにある、黄金の玉を求めて、ここへやってきたそうです。
アリスは、ヴィルデ・フラウに会いに行きました。
ヴィルデ・フラウは、小人たちの不信感を消せば、黄金の鳥を呼び戻すと言いました。
アリスは、友情の妖精の力を借り、小人たちの不信感を消しました。
黄金の鳥は、小人たちの元に戻りました。
トレントの力を借りて、黄金の玉を見つけました。友情の妖精はアークになりました。


第6場 思い出のアーク

キャセイの町に行ってみると、人々はアリスを変な目で見ます。
話を聞いてみると、アリスは人々の大切なものを盗んでいるということらしいのです。
アリスは盗まれたものを探して取り返し、持ち主に返して、誤解を解きました。
アリスは妖精と出会いました。その妖精は記憶喪失になっていて、
自分がどういうものか思い出せないと言います。
アリスは、洞窟で妖精の記憶を見つけました。妖精は思い出の妖精でした。
アークになるために、思い出のオカリナを探しているということです。
ふたたびキャセイの町に行くと、今度は、人々は記憶喪失になっていました。
アリスは、思い出の妖精の力で、人々の記憶を戻していきました。
人々から、思い出のオカリナの情報を聞き、ジャックに頼んで、オカリナを作ってもらいました。
ホウリンにオカリナを吹いてもらうと、思い出の妖精はアークになりました。
111ミスティックアーク まぼろし劇場:2008/07/20(日) 03:26:57 ID:H60LhP650
第7場 希望のアーク

ふいに、ブラック・フィンガーチップスが現れました。
ブラック・フィンガーチップスが登場して以来、
妖精郷でも博士の実験室でもキャセイでもおかしなことばかり起きました。
それはみな、ブラック・フィンガーチップスのしわざだったのです。
ブラック・フィンガーチップスは、賢者の塔に来いと言い残し、ホウリンを連れ去りました。

まぼろし劇場の座長の部屋に置かれた箱。それには6つの封印が施されています。
アリスは6つのアークの力で、6つの封印を解きました。箱の中には希望の妖精が入っていました。
希望の妖精、お姫様が持っているという、希望の心を求めてやってきたらしいのですが、
そのお姫様はもういないと言います。
ホウリンを助けるため、アリスはまぼろし劇場の舞台に上がりました。
そこには賢者の塔のセットが組まれていました。
ブラック・フィンガーチップスは、アリスに絶望の力で襲い掛かります。
アリスは、希望の妖精の力を借り、ブラック・フィンガーチップスを倒しました。
ホウリンの、そしてアリスの持っていた希望の心により、希望の妖精はアークになりました。


―エピローグ―

ミスター・シルバー・フィンガーチップスがアリスの前に現れて、言います。
「さて、これで私のショウは終わりです。最後に、ひとつお願いがあります。
どうか、忘れないで下さい。ここで見つけたたくさんのものを。
いつの日か、それが懐かしさに変わっていくとしても。
さようなら、ありがとう。私が出会った最高の観客・・・」

アリスは日常に戻りました。
長い年月が過ぎ、アリスは大人になりました。
けれども、あのとき、まぼろし劇場で体験した出来事は、いつまでも心の中に残っていました。

Everlasting and Ever
112ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 07:31:24 ID:JjOvZJ4S0
おお、そんな話だったのか。
まぼろし劇場の人乙。
113スパイダーマン:2008/07/20(日) 09:41:00 ID:o/sNlCn10
時間かかってすいません。続きです。

ヒューマントーチ
本名ジョニー・ストーム
FFの一員。火達磨になって空を飛ぶ。年齢が近くスパイディと仲が良い(それでもスパイディは絶対に正体を明かさないが)。

自由の女神でトーチに愚痴るスパイディ。そりゃ災難だったなと暢気なトーチにヴェノムはどうすればいいか聞くスパイディ。
「何、そのうち相手の方から見つけてくれるさ」と役に立たない助言を受け、とりあえずウェブスイングしてみるとヴェノムが現れ、追いかけっことなる。やっとヴェノムに追いつくとヴェノムは路地裏に飛び降りた。

スパイダーマン出てこーいと先に降りといて叫ぶヴェノムの頭を踏んづけて戦いを開始する。
「こいつはイケるぜ・・・」
「ミントでも食べろよ!」
透明、実体化を繰り返しウェブや共生体を伸ばしてきたり、舐めてきたりするヴェノムを何とか撃退する。

ヴェノムは得意の下水道の中に飛び降りる。スパイディも飛び降りるが着地に失敗、ヴェノムに笑われ逃げられる。
下水道に開いた洞窟からヴェノムを追うが、リザードが生み出した怪物リザードマンが襲い掛かってくる。

洞窟、地下鉄の上、さらにヴェノムに殴り飛ばされた先の下水処理場を進むスパイディ。リザードの迷路でリザードに道を教えてもらいようやく抜け出すのだった。
114スパイダーマン:2008/07/20(日) 10:13:17 ID:o/sNlCn10
メリー・ジェーン(MJ)
ピーターの妻。その確定ヒロインっぷりは初登場時から健在。
映画版ではかなりのビッチである。

ようやくMJを発見。しかしヴェノムはMJを鎖で水槽に吊るし水責めにするという、原作はおろか映画以上の外道を見せ付ける。

ヴェノムが水道のスイッチを操作するたび解除して、MJの溺死を阻止しつつようやくヴェノムを撃退するスパイディであった。

何故戻ってきたんだヴェノム!と鉄拳制裁を浴びせるスパイディ。発明品を盗んだお前が悪い、と偽者にすっかり騙されているヴェノムに再び拳固をくれてやり、その場で二人がぶつかったことを思い出させる。鎖の切れたMJを助け謝るヴェノム。
もちろん腹の虫が収まらないスパイディではあったが、それより私を助けなさい!とMJに言われヴェノムにも面目丸潰れだなとまで言われてしまう。
115ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 11:29:06 ID:W/gymjVfO
.hack// vol.4お願いします
116スパイダーマン:2008/07/20(日) 11:54:27 ID:o/sNlCn10
とりあえず手を組んだスパイディとヴェノム。
偽者の正体はミステリオかカメレオンかと考えるスパイディにカメレオンだ、間違いないと自信満々に答えるヴェノム。
オクトパスの発明品を欲しがるのは誰かという問題にも役に立たない。呆れたスパイディは新聞社のコンピューターで調べることにする。
「インターネットでもする気か?」
「いいから黙って付いてこい」

新聞社についた二人。インターネットだとはしゃぐヴェノムに呆れるスパイディだったが、カーネイジの気配を感知したヴェノムは、スパイディを置いて飛び出していく。さらにスパイディにもカーネイジから生み出されたシンビオートが襲い掛かる。

シンビオートに閉じ込められた人々を救出し、エレベーターを操作してシンビオートの網を破る。印刷室や地下のシンビオートジェネレーターも破壊していくと、ついに偽者と遭遇。逃げた偽者を追いかける。
117スパイダーマン:2008/07/20(日) 12:00:07 ID:o/sNlCn10
ミステリオ
本名クエンティン・ベック。
薬物や仕掛け、ロボットを使用する幻覚使い。一度自殺したが復活した。

「なるほど確かにそっくりだ。親愛なる隣人というよりイカれたドン詰まりってとこだけどね」
「何十年お前のその軽口にうんざりさせられたことか。だがそれもここで終わりだ!」
正体を現しさらにそのまま巨大化するミステリオ。
「ちっちゃな蜘蛛野郎、ここがお前の墓場だ!」
「ああ、確かに親愛なる友達になるには遅かったようだ!」

「悪夢へようこそ、スパイダーマン!」
幻覚の名の下で巨大化、棘付車輪を出現させたりとやりたい放題のミステリオ。スパイディは体中についたパワーソースや金魚鉢ヘルメットを飛び道具で破壊し縮ませるのだった。
「そんな!馬鹿なあぁぁぁ!」

「お前は考えている。この偉業をベガスで出来ないかとな」
「お前の軽口など聞きたくない!」
胸倉を掴み何を企んでいるか問いただすスパイダーマン。ミステリオ達はシンビオートを町に放し世界中の人間と融合させようと企んでいた。キレたスパイダーマンが金魚鉢を叩き割ると、ミステリオはようやく41番倉庫に行くがいいと吐くのだった。
118スパイダーマン:2008/07/20(日) 12:32:22 ID:o/sNlCn10
パニッシャー
本名フランク・キャッスル
スパイダーマンの敵の一人。と思ったらいつの間にかダークヒーローになっていた。悪・即・断の下、銃や毒薬など手段を選ばず容赦せず悪人を処刑する。そのため他のヒーローからも距離を置かれている。

スパイディを捉えるスコープ。しかしスパイダーセンスで感づいたスパイディに塞がれる。
「悪いな。そのスコープ高いんだろ」
パニッシャーの前に現れるスパイディ。丁度いいと共闘を持ちかけるパニッシャーだったがスパイディは断り一人で倉庫に突入する。

倉庫のジェネレーターを破壊し、さらに深い通路に飛び込む。
降りたところは高圧電流が流れ、壁からビーム砲を備え付けた足場が伸びた海底トンネル。
びびりつつ突破した先は霧を発生させている部屋だった。繋がっている警備室に入ると中ではキャットが檻の中。
檻を壊すにはエネルギー発生装置を壊せばいい。
車の排気管にバナナを突っ込めばエンジンが壊れる。同じように霧を出している最中に煙突に蓋をすればエネルギー発生装置も壊れるはず。
意味不明かつ乱暴な理論で次々と蓋をしていくスパイダーマン。
内部が壊れ霧も噴出すがキャットの救出に成功、応援を呼ぶよう頼む。スパイダーマンは残る実験施設に向かうのだった。

文字数制限があると大変です。
119スパイダーマン:2008/07/20(日) 13:26:02 ID:o/sNlCn10
逆光で姿が見えない敵に、スパイダーマンはシンビオートのコントロールは不可能だと叫ぶ。
私には出来るのだよ、と答えた影は言うまでもなくドクターオクトパス。その隣にはカーネイジ。
全ての人間はシンビオートと融合しなければ生き延びられない、それに従わない者は生きる資格はないとほざくオクトパス。
「あー、だから全てぶっ壊すってか」
スパイダーマンの後ろからヴェノムが姿を現す。
「なんだぁ、悪いシンビオートの臭いがプンプンするぜ」
「こっちだぜ、爺さんよお」
ヴェノムとカーネイジが肉弾戦に突入、もつれ合った両者は上の部屋に跳ぶ。
「ようやく一人きりになったな」
「終わりにしようかスパイダーマン」

「私を倒すことは出来んぞ。スパイダーマン」
バリアで身を守りつつ、マジックハンドを伸ばして攻撃してくるオクトパス。
スパイダーマンは次々出現する解除装置を起動させ、バリアを消しぼこぼこにする。
オクトパスはさらにマジックハンドを次々に叩きつけてくるが、結局敗れ去るのだった。
「なんだと、私が負けるとは・・・」

こんなはずではと倒れるオクトパス。これで一人、後は・・・と言いかけたスパイディの近くにヴェノムが落下する。
ヴェノムに駆け寄るスパイディだったが、その隙にカーネイジの触手で部屋に引きずり込まれてしまう。

カーネイジ
本名クリータス・カサディ
ヴェノムから分裂したシンビオートが殺人鬼に融合して出来たサイコキラー。無目的・無計画に惨殺を繰り返す基地外。
出血するだけで再生し、死んだふりまでするしぶとさを持つ。しかしピンチになると「死にたくない」と言い出す子供のような内面を持つ。

「てめえの血は何色だあ?」
リーチの長い接近攻撃に、連続で投げつけてくる飛び道具とかなりの強さを誇るカーネイジ。
スパイダーマンは何とか部屋の中央の超音波発生器にカーネイジを叩き込み、倒すのであった。
「音量はどうだい?」

「お前の負けだ、クリータス・カサディ」
カサディから逃げ出すカーネイジのシンビオート。
背伸びをしつつ、
「さあようやく終わったなスパイディ。そうだな今から・・・」
しかし突然床を破り、マジックハンドが現れる。オクトパスか?と驚く間もなく引き摺り下ろされたスパイダーマン。
その目の前にいたのはオクトパスにカーネイジのシンビオートが取り付いた怪物、モンスターオクトパスだった。
120ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 08:29:31 ID:xYy8HZy30
PCゲーのportalをお願いします
ハーフライフ2に抱き合わせになってたやつです
121ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 16:10:26 ID:VlVSstNT0
dsのゲーム
ルーンファクトリー2をお願いします
122ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 23:49:40 ID:/M/xbsap0
あれ、「慟哭 そして...」ってまだ未解決か。
123ルーンファクトリー2:2008/07/22(火) 04:15:17 ID:GvsRv8Tl0
ざっと書くので、詳細を知りたければ再リクエストよろ。

ある日、アルヴァーナの町に一人の青年が流れ着く。
名をカイル。
この地に何があるのか?
彼の目的は?
自身の答えを求めて旅を続けてきた青年の前に、一人の少女があらわれる。
「あなたは・・・?」
平穏な時の足元で、異変の響きを感じ取れる者は、まだ地上には存在しなかった。
(以上公式より。)

ゲームは二部構成で、第一部がカイルを主人公としたヒロインとの結婚〜出産までの話、
第二部がカイルの息子(あるいは娘)を主人公とした失踪した父親(カイル)を探し求める話となっています。

第一部
アルヴァーナにたどり着いた記憶喪失の青年、カイルはヒロイン(候補)のマナに出会い牧場を貸し出されます。
「きっとカイルはアースマイトだね」とか言われつつ
せっせと畑を耕しつつヒロイン候補を含む町の人たちと交流をしていると、
ある日マナから「この町に学校を作るのが夢だ」と教えられます。
※この世界では学校は大都市にしかなく、アルヴァーナくらいの規模の町では各家庭で教えるのが一般的。
それを聞いたカイルは、自分も学校の設立に協力する事に。
※というかほぼカイルの独力で建設させられます。
ヒロインとの結婚、子供の誕生、学校の建設を全て終わらせるとカイル編終了、時は流れて第二部へ。
一部ではひたすらウザイだけだったジェイクやアウトロー気取りだったバレットが性格改善されてるあたり
時の流れは偉大です。マックス兄貴は相変わらずカッコイイ。
124ルーンファクトリー2:2008/07/22(火) 04:17:06 ID:GvsRv8Tl0
第二部
第一部終了から数年後。
とある雨の夜、自分がなぜこの町に来たのか・・・自らのなすべき事を思い出したカイルは誰にも何も言わず姿を消してしまう。
さらに数年後、カイルが作った学校に通う年になったカイルの息子アルス(あるいは娘アリア)は一つの決心をする。
父親の跡を継ぐ事、そして行方不明の父親を見つけ出す事を。

各地の怪物を倒しながらさまざまな場所を探索したアルス(アリア)は、ついに父親の失踪の理由を知る。
・アルヴァーナの町は実は神竜ネイティブドラゴンの一体であるフレクザィードを封印する神殿の上に建てられていること。
※ネイティブドラゴンについては1のまとめ参照。
・火の竜であるフレクザィードは目覚めれば世界を焼き尽くしてしまう(その後、土の竜が再生させる。)ため、
過去のアースマイトによって目覚めそうになる度に再度眠りにつかされていること。
・カイルもまた封印にやってきたアースマイトであること。
その事を知ったアルス(アリア)は封印している神殿にきっとカイルがいる!と乗り込むが、
最深部にカイルの姿は無い。
その時、カイルの声が聞こえてきた。
カイルが言うには、記憶を取り戻した時には既にフレクザィードは目覚めそうになっており、
手遅れになる直前であった。
その為通常の封印手段は効かず、やむを得ずモンスター達の世界である「はじまりの森」で
フレクザィードと同調する事で今はなんとか抑えていて、そちらの世界にはいない。
そして帰還する手段は残念ながら今は無い、と。
フレクザィードを竜の力を弱める「ドラグキャリバー」の魔法と父親の助力でなんとか再封印するアルス(アリア)。

町に戻ったアルスは猛勉強を始める。「お父さんを呼び戻す魔法を見つけ出してみせる!」と。
第二部END。
※その後更に進める事で「ゲートリジェクト」の魔法を完成させ、カイルをちゃんと呼び戻せます。
125ゲーム好き名無しさん:2008/07/22(火) 20:08:24 ID:rHE6lrCg0
前スレの590、このスレの>>124までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
126ルーンファクトリー2:2008/07/23(水) 00:48:51 ID:P1AVz/qd0
あー、すまん。前スレ見損ねてた。
予約のほうが先っぽいし、こっちに書いたのはまとめから消してくれるとありがたい。
127ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 02:43:39 ID:ses1Sns00
せっかく書いたんだしそんなキッチリしなくてもいいんじゃないか?
128ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 03:03:47 ID:/QPv8J5U0
Another Century's Episode 3 THE FINAL 予約する
129ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 12:36:39 ID:1YT1JR5f0
>>127
いや、きっちりしといた方がいいと思うよ。
下手に前例作っちゃうと歯止めが効かなくなるからね。
130ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 15:44:31 ID:O1jyd0Zu0
予約した人が判断すればいい話だろ
131ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 18:02:28 ID:uNHx7Occ0
それでは>>123-124と予約していた人の二人を名指しでルーンファクトリー2をリクエストしますよ
132ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 22:19:45 ID:MfBNAS400
リクエストお願いする立場なのに偉そうだな・・・
133ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 00:33:32 ID:HNC7BuPs0
匿名スレで名指し指名とか…
134ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 23:10:16 ID:lJrv73kd0
書く側だとこういう状況になると非常に書きづらいって思わんのだろうか
135ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 02:05:36 ID:I//TlunA0
気分いいもんじゃないね
136NEO CONTRA:2008/07/25(金) 02:47:30 ID:Sbx/jJAd0
■ストーリー
時は西暦4444年、地球は巨大な監獄と化していた。
(前作真魂斗羅からなんと1797年後!)
殖民惑星の統治により、繁栄の絶頂を極める人類。しかしその裏には…
治安を乱す犯罪者は元より、不穏分子と目された者は容赦なく狩り立てられ
環境が崩壊し、荒廃しきった監獄惑星「地球」へと送られるという。
混沌と暴力のみが支配するこの地では、正気を保った者は三日と生き残れない、正にこの世の地獄と化してしまった。
しかし、この地獄に闇の秩序を言うべき存在が誕生した。
「NEO CONTRA」
かつて幾度となく地球の危機を救った精鋭部隊「魂斗羅」の名を冠しながら、各地で殺戮と破壊を撒き散らす武装組織。
事態を重く見た連邦議会は、冷凍冬眠されていた史上最強の戦士を蘇らせ、NEO CONTRA殲滅の命を下す。
初代魂斗羅こと「ビル・ライザー」の復活である。
今ここに、魂斗羅 VS NEO CONTRAの戦いの火蓋が切って落とされた!
137NEO CONTRA:2008/07/25(金) 02:52:31 ID:Sbx/jJAd0
■登場キャラクター
ビル・ライザー(略称:ビ)
決して折れぬ鋼の意思と、強靭な肉体を以って、幾多の戦乱を駆け抜けた伝説の英雄。
再び訪れた人類の危機に立ち向かうため、冷凍冬眠から目覚める。
任務遂行の過程で、己自身の重大な秘密を知ることになる。
嗜好品はタバコから葉巻に変えた模様。パンツの色は青。

ジャグワァ(略称:ジ)
ビルと共にNEO CONTRA討伐の任に就くべく、鎖国惑星「OH!エド」から派遣された剛の者。
SAMURAIの精神を受け継ぐ黒人の武人だが「刀は最後の武器でござる」が信条。
フルネームは柳生・ジャグワァ・玄兵衛。赤フンドシ、さらし、下駄を愛用。
彼の剣技は凄まじく、奥義「大激震黒神剣」は、超巨大ロボを地球ごと真っ二つにするほどの威力を誇る。

ミステリーG(略称:爺)
顔にキズを持ち、使い込まれた二丁の高性能長銃を手足のように使いこなす謎の老戦士。
戦うその姿は魂斗羅スピリッツ時代のビル達を髣髴とさせる。敵か、それとも味方なのか?
愛用の長銃はそれぞれ「亜鈍」「鎖武尊」と名前が付いている。

マスターCONTRA(略称:MC)
NEO CONTRAの首領。文字通り弱肉強食が支配する地球を生き抜いてきた犯罪者どもを
瞬く間にまとめあげ、一年足らずで強大な軍隊に仕立て上げた。
比類なきカリスマ的存在と言えるが、彼の素顔、目的は謎に包まれている。

NEO CONTRA地獄の四人衆
一騎当千の戦闘集団NEO CONTRAの中でも、一際抜きん出た能力によって組織の要を成している四人の指揮官。
「ゲリラCONTRA」「プラントCONTRA」「フェロモンCONTRA」「アニマルCONTRA」の総称。
早い話がミッション1〜4のボス。
138NEO CONTRA:2008/07/25(金) 02:56:27 ID:Sbx/jJAd0
■ミッション01
地球軌道を回る衛星から今静かに地球へ向かってミサイルが発射されようとしている。
ミサイルにはペイントされたCONTRAの文字。発射されたミサイルは都市を直撃し、大爆発を起こす。
瓦礫だらけの着弾点にはビルとジャグワァの二人の姿。二人ともミサイルの中に入ってたのかよ!何をともあれ作戦開始。
NEO CONTRAの防衛ラインを突破し、要塞内部入る二人。そこに待受けていたのは戦闘用のヘリ。
しかし、中央の閉じた円形のシャッターから突如腐食顔ゲゲボンヌが大きな口でヘリを食ってしまった。
こいつは巨大な生物兵器で、三つに分かれる口を開くと、そこからは赤子のような醜い顔を覗かせる。
主な攻撃は寄生された羽虫と、触ったら死ぬ紫の液体と、赤子が大量に吐くゲロ。
ゲゲボンヌを倒すと円形シャッターの穴の奥へ落ちていった。その穴へと二人は飛び込んでいく。
落下中に対魂斗羅戦車マグナスmkVと戦うが、取り立てて書く事もないので省略。そのまま最下層へ。
最下層へ降りた二人が注意深く先に進むと、二人が落ちてきた穴から巨大な歩行戦車が降って来た。
戦車から軍服を来たハゲ軍人が出てきた。ヒゲを生やし、ポパイみたいなパイプをくわえている。
軍人「ふっふっふ…待っていたぞネズミども!」
ジ「ぬぬっ…この基地の司令官でござるな?」
ビ「NEO CONTRA四人衆の一人か」
GC「いかにも…俺の名はゲリラCONTRA(以下GC)。ここまで辿り着いた褒美に、貴様らには死をくれてやる!」
GCが載ってる戦車は戦車魔人タイタン。GC専用の戦術核運用決戦兵器。ただし、核は間に合わなかったので積んでない。
四種類の砲台とボディプレスで襲ってくる。前座っぽいボスに見えるが、地味に強い。
砲台を破壊すると二足歩行にチェンジする。足の装甲を破壊し、膝付いてる間にGCを狙え!
GC自身も誘導式ミサイルランチャーで攻撃をしてくる。
タイタンを破壊するとGCはMCへ向かってナチス式敬礼をしながらタイタンの爆発と共に消えていった。

一方、敵NEO CONTRA本部では戦況の報告が入り、それを静かに聞く男が一人。顔は見えない。
声(女性)「報告します。本日未明、前線基地935が敵の強襲により壊滅…施設責任者ゲリラCONTRAの生体反応消失を確認しました」
?「ほう…と、いう事は議会も遂にあれの投入に踏み切ったか…」
声「いかが致しましょう?」
?「ふむ…しばらく泳がせておいてもよかろう。ただし、動きは掴んでおけよ」
声「かしこまりました」
?「面白い…せいぜい楽しませてもらうとしよう。あくまで最終調整完了までの余興としてだがな…くっくっくっくっ…」
今日はここまで
139ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 04:24:53 ID:5VIKAPy60
PS2の「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」をお願いします。
140ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 15:42:17 ID:dlZQrKFV0
サイレンNTお願いします
攻略wiki見る限り無印の改変っぽいけど
141ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 16:01:14 ID:g1rgzewN0
要望自体がネタバレとはおそれいった。
142ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 16:07:09 ID:KmlLSN3F0
>攻略wiki見る限り無印の改変っぽいけど
これ自体は発売前から言われている情報だからいいけど
半年どころか昨日発売じゃなかった?
DL購入の人も昨日がラストステージ解禁だったはずだし
いくらなんでもリクするのは早すぎかな、と思う
143ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 20:31:21 ID:Q8Od2t/N0
140の2行目は間違いなく蛇足だけど、発売日が昨日だろうが10秒前だろうが
>自分でやるのが面倒、手に入らない、時間がない、お金がない、などの理由で
>ストーリーを知りたいゲームのストーリーを教えてもらうスレです。
というこのスレのルール上問題はない。
書き手が発売日から半年経ってなければトリップを付ければいいだけ。
144ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 20:37:18 ID:5mM06wWJ0
まだクリアしてる人がいない、ってコトでしょ
145ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 21:53:15 ID:Q8Od2t/N0
リクはリク。それ以降効いてくるものであって
その時点でクリアしてる人間がいようがいまいが関係ない。
ルールにない以上論じるのも意味ないしこれ以上はスレ汚しなので消えまっせ。
146ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 21:59:42 ID:1ekZIzu30
目くじら立てずにゆっくりしようよ
147ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 06:02:37 ID:s5VB1clxO
未解決から何となく覚えているのをいくつか

らんま1/2 朱猫団的秘宝
たしか超マイナーならんまのRPGだったと思います。
アイテムにやかんとバケツがあって、戦闘中に変身出来たかと。たいてい弱体化しますが。
ストーリーは天童道場でのあかねとの戦いから始まった気が。
なんかすげー宝を狙ってる猫軍団に操られた、ムースとかシャンプーとか親父とか久能家をぶっ飛ばしながら宝集めて、
最後に現れる猫の親玉を猫拳で倒して(ほとんどイベント戦闘)終わりだったと思います。
148ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 11:20:25 ID:Sh33F4Ye0
全然ストーリー解説になっていないぞ・・・
149ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 19:50:10 ID:f9wgSOen0
古いゲームならもともとストーリー薄いからこんなもんじゃないか?
150ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 06:08:41 ID:wi/8Ekre0
イベント戦闘じゃないだろ
ねこじゃらし使って弱体化させてた記憶があるぞ
151ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 15:32:29 ID:e3T/f51N0
流石にこれが載るのは抵抗あるけど、載せない理由がある訳じゃないからね・・・。
152ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 16:12:31 ID:hTA5O5+FO
>>45とだいたい同じじゃん
153ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 20:07:24 ID:mMzAy3yr0
これはどういうゲームか解説してるだけで
どういうストーリーかにはちっとも触れていないと思うのだが
154ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 21:08:25 ID:lL+c+qLh0
そもそも全ての文章が「思います」「出来たかと」「気が」「思います」ってうろ覚え風で終わってるのはどうかと
いや、リク消化してくれる意気は大変ありがたいんだけど
155ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 21:21:27 ID:YYCx7MAz0
参考として使うのはいいけど>>147を解説として使うのは無理があるな
156ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 03:10:35 ID:zJafaAXk0
DSのTHE爆弾処理班をお願いします。
157ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 12:12:11 ID:FH18Nxan0
>>152
長さは同じだね。
45は要約で147が要約と呼べる代物ではないという違いはあるけど。
158ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 19:03:58 ID:luOxb/VMO
まとめのロマサガ3見たけど、サラはあまり変わらないっていうのは間違いだよ。
むしろエンディングは180度変わる。
159ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 19:25:00 ID:68fqov7u0
サラをさらう
160ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 22:15:38 ID:h5N7l1vn0
>>159
川相さん帰りますよ [ー。ー]っ<<<< ´w`)
161ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 04:58:03 ID:2UFVg8EE0
未解決にあがってるやつ何個か持ってるなぁ
気が向いたら順番に書き込むよ
とりあえずNO MORE HEROESから
162ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 08:32:21 ID:g6CdZoqc0
それは予約のつもりなのかそうじゃないのか明確に書こうか。
「気が向いたら」とか「とりあえず」とか必要ないよ。
163ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 08:56:41 ID:qkzoKADO0
>>123
リクエストしたものだが消さなくてもいいんじゃないか?

とりあえず乙
164ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 16:56:56 ID:2UFVg8EE0
>>162
ごめん、NO MORE HEROESに関しては予約のつもりだった。
余計なサブストーリーとか寸劇をそぎ落としたら割りと早く書けたので投下します。
その他に関しては未定。
165NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 16:59:53 ID:2UFVg8EE0
世界設定とだいたいの登場人物
舞台はアメリカの田舎町「サンタデストロイ」。
プレイヤーの目的は主人公である殺し屋「トラヴィス・タッチダウン」を操作して全米殺し屋ランキング一位を目指してひたすら戦う事。
【主な登場人物】
トラヴィス・タッチダウン…27歳、アメリカ出身アイリッシュ系。
趣味は格闘技・アニメ・映画を観賞する事。部屋に美少女フィギュアやアニメポスターを飾っている、いわゆるオタク青年。
両親は既に他界し、飼い猫のジーンと二人で暮らしている。
ネットオークションで競り落としたビームカタナと多数のプロレス技を武器にランキング戦に挑む。

シルヴィア・クリステル…24歳、フランス出身。米国暗殺者協会略してUAAのエージェント。

ジーン…25歳。トラヴィスの昔の恋人。トラヴィスの部屋にある写真には麦藁帽子と白いワンピース姿で写っている。

ヘンリー…27歳、ビームカタナを操る謎の青年。トラヴィスとは何らかの因縁があるようだ。

【オープニング】
殺し屋トラヴィスは、酒場で意気投合した「凄ェいい匂いでスカーレット・ヨハンソンに似たマブい女」から流れ者の暗殺依頼を受ける。
早朝、指定された場所で待つトラヴィスの前に現れたのは「イケメン・クールガイ」の同業者ヘルター・スケルターだった。
激闘の末ヘルターを倒すトラヴィスの前に、黒服を引き連れ先ほどの美女が現れる。
「おめでとう。ランキング入りよ。第11位の殺し屋として認定されました」
女の名はシルヴィア・クリステル。米国暗殺者協会(以下UAA)から派遣されたエージェントだという。
「このまま残り10人のランカーも倒して、ランキングトップになりたくない?」
という訳で、ひょんな事からトラヴィスの「殺戮の旅」が始まった。
166NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17:01:05 ID:2UFVg8EE0
【10位〜】
ランキング10位はタウンゼント伯爵。裏の世界では剣聖デスメタルと呼ばれる男である。
トラヴィスは彼の私邸に正面から乗り込み、ガードマンを次々と切り倒してデスメタルの元に辿りつく。
海の見えるテラスで対峙する二人。
デ「いい眺めだろ。この景色は人の金で買ったんだ。今はこの景色以外何も要らない。だからこのまま出て行ってくれないか?」
ト「出て行くのはお前だ。死体袋に入ってな。楽園って知ってるか?」
デ「楽園?」
ト「ここがそうだ。ここは誰もが夢焦がれる場所だ…アンタはでっかい夢を手に入れた。ってことはそろそろ目を覚ましてもいい頃だ」
デスメタルと戦いと並行してトラヴィスの独白。
(この生活は俺の未来だ。プール付き豪邸、高級スポーツカー、メイド軍団、リッチな生活…成功者は全て手に入る。
同時にここには何も無いって事を俺は知ってる。多分俺は飛び込む前にもうちょっとよく考えるべきだったんだ。
もう進むしかない…先が見えない、出口を探そう。出口を抜けたら、その先はきっと楽園だ)

デスメタルに勝つと、シルヴィアと黒服が現れ、現場の清掃・消毒と記録を始める。
「本当に一位になったら約束を守ってくれるんだな?」(この時点ではプレイヤーは約束の内容について何も知らされていない)
「UAAは約束を破らないわ」
「もし途中で止めたら?」
「あなたは下位のランカーから常に狙われる立場なのよ。いつでもどこにいても」
「どっちにしろ戦うしかないって事か。無間地獄…このアマはめやがったな」
「覚悟決めた方がいいんじゃない?」
「…じゃあさじゃあさ、一位になったら一回だけヤラせてくれる?」
「どうしよっかな〜」
「頼む!一回だけ!」

翌日、トラヴィスの家の前にUAAのリムジンが停まり、今後の詳しい説明を受ける。
基本的なルールは二つ。ランカー同士のマッチメイクはUAAが主導する。下位ランカーはその料金を払わなくてはならない。
(プレイヤーは単純労働/暗殺のミニゲームを繰り返して資金を貯め、ATMからUAA宛に金を振り込む。この繰り返しでストーリーが進む)
167NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17:08:02 ID:2UFVg8EE0
トラヴィスは順調にランキング戦を勝ち進んでいく。
9位:二丁拳銃を操る妻子持ち・ドクターピース…得意の早撃ちが居合い抜きに破れ、腹部を斬られて死亡
8位:アフロサムライ女子高生・シノブ…トラヴィスが受講していた剣術通信教育の先生の娘と気付き、あえてトドメをささず立ち去る。
7位:全身武器のコスプレ男・デストロイマン…命乞いをして油断したところを攻撃するが、見破られ真っ二つに。
6位:義足のファッションモデル・ホリーサマーズ…負けを悟ると手榴弾を咥えて自害。
5位:パンクバンドのヴォーカル・レッツシェイク

5位のレッツシェイク戦だけは特殊で、プレイヤーが何もしない内に乱入した謎の男ヘンリーが勝手に真っ二つにしてしまう。
ヘンリーはトラヴィスを知っているようだが、トラヴィスは彼との面識が無い。

4位:手品師・ハーヴェイモイセイェヴィチヴォロダールスキー…カタナで目を斬られ失明し、自らのマジックの装置から脱出できず死亡。
3位:巨大なビーム砲を持つ老婆・スピードバスター…トラヴィスの師匠を殺害するも、トラヴィスには破れ首を斬られる。
2位:酒乱ロリータ・バッドガール…腹部にビームカタナが刺さったままトラヴィスに馬乗りになってバットを振るうも、力尽きて死亡。

後半、シルヴィアは「探さないでください」と伝書鳩を寄越し姿を見せなくなる。
最後のランカーの所在を聞き出すためずっと前に渡されたUAAの番号に電話するトラヴィス。
しかし、電話に出たのはシルヴィアの母親だった。UAAではなくシルヴィアの実家の電話番号だという。
彼女によるとこれは全てシルヴィアが仕組んだ挑戦料詐欺で、被害者はトラヴィスが初めてではないらしい。
呆然とするトラヴィスに、シルヴィア母は「男なら自分で始めたことは最後までやれ」と言い、1位との対戦場所を告げる。

対戦場所に着くと、シルヴィアの母親の言ったとおりランキング1位ダークスターが待っている。
黒尽くめで独特の呼吸音を発するマスクを被ったダークスターは、ビームカタナを抜くと「私はお前の父親だ!」宣言。
しかし5位と同じく戦う前に股間を手刀で貫かれて死んでしまう。
「こいつがアンタの父親な訳ないじゃない」
崩れ落ちるダークスターの背後から現れたのは、トラヴィスの元恋人ジーンだった。
「そうだ、俺の父親はいない…君に殺されたから」
トラヴィスの両親は、自宅でジーンによって鉈で滅多切りにされて殺されており、
その復讐の為に裏社会に身を投じて殺しの技術を磨いていたという事が明らかになる。
最初にシルヴィアに会った晩、泥酔したトラヴィスはその過去をシルヴィアに打ち明けていたのだ。
シルヴィアと交わした約束とは、1位になったら復讐相手と引き合わせる事だった。
「で、やっと会えた訳よ。シルヴィアにせいぜい感謝する事ね」
「ジーン、ずっと聞きたかった…君は誰なんだ?なぜあんな事を?」
「言えない。これを話すとレーティングに引っかかって発売中止になっちゃう」
「じゃあ早送りにするから教えてくれ」
168NO MORE HEROES/ノーモアヒーローズ:2008/07/29(火) 17:09:39 ID:2UFVg8EE0
_________________________________________________
ここでジーンは過去を語り始めるが、本当に早送り再生になってしまい本来は聞く事が出来ない。
しかし実は外部機器でスロー再生させる事によって、音声を聞き取る事が可能になる。
以下要約。
ジーンはトラヴィスと腹違いの妹であり、父親は愛人のトラヴィスの母親と駆け落ちしてしまった。
ジーンの母は絶望して自殺し、残されたジーンは父親に目を付けられ、古アパートで奴隷として飼われていた。
父親への恨みと幸せに暮らすトラヴィスへの嫉妬から復讐を企てる。
素性を明かさず何食わぬ顔でトラヴィスに近づき、その目の前で両親を殺害したのだ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「君と俺が兄妹だったなんて」
「ちょっとはわかってくれた?」
「確かに殺されても仕方なかったかもしれない、…でも復讐には復讐だろ?」

戦闘が終わると、一旦は命乞いするジーンだがトラヴィスの決意は変わらないと知り諦めたように目を閉じる。
「お休みなさい、お兄ちゃん」
「次はいい夢見ろよ」
トラヴィスが十字にビームカタナを振るうと、バラバラになるジーン。
シルヴィアは物陰で全て見届けていた。

「全て終わった…」
自宅のトイレ、便座に座りジーンズを足元まで下げてリラックスするトラヴィス。
そこに再び謎の男ヘンリーが現れる。
「表へ出ろ、トラヴィス」
アパート正面の駐車場で切り結ぶ二人。腕が伯仲しているのか、なかなか勝負がつかない。
「こんなものかトラヴィス!笑わせるな」
「一つ聞いていいか?お前はいっつもトラヴィス、トラヴィスって友達かなんかみたいに気安く呼びやがって、一体何モンだ?」
「まだ気付いていなかったのか?俺はお前の双子の兄だ。プレイヤーもお前もとっくに気付いてるものかとばかり…」
「そんな話今まで聞いた事ねーぞ!じゃあシルヴィアはどうしたんだ?意味深に消えて以来なんの音沙汰もない」
「シルヴィアは我が妻だ。私の稼ぎでは浪費家の彼女は満足出来ず、時折こうやって消えてしまう」
「お前の妻だって!?そうか、悪い妻だ…でもいい女だったぜ」
「貴様、まさか妻と!…だが、これでこそまさに兄弟というもの」
二人は互いのビームカタナを交差させたまま駐車場から駆け出す。
「あえて聞くが、お前これからどうやって収拾をつける気だ?」
「このグダグダなエンディングを俺にまとめろっていうのか?」
「当然だ。俺は所詮ハンサムで謎めいたライバル兼兄役、オチをつけるのはお前の仕事だ」
「勘弁してくれ…全く出口が見えてこないぜ…けどよ、ひょっとしたら最初から出口なんてないのかもな。
出て行く必要なんてないんだ。違うか?」
「そうだ。俺達はただ走り続けるしかない」
「楽園って名前の出口を目指してな…行くぞッ!」
日本製アニメの締め方のように戦う二人の画でストップ。劇画調になりそこに被さる様にスタッフロールとBGM。

スタッフロールが終わるとシルヴィアが現れて、画面に向かって「ちなみに続編は出ないわよ」と断ってFIN。
しかし社名ロゴの後、TO BE CONTINUEDの字が画面に大写しになる。最後までまとまらないままゲームは一応終了。
169ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 20:24:20 ID:4t0ZThwPO
…なぁ、これってパロディや楽屋ネタとか満載したバカゲーってこと?
170ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 22:27:59 ID:Php0duzS0
マジで作っちゃったけどバカゲーっぽく装ってるだけじゃね?
隠し切れない厨二臭を感じるw
171ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 22:36:13 ID:LCSmjjIy0
前スレの595、このスレの>>170までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

ルーンファクトリー2は>>126の書き手本人の意思により削除しました。
>>131のリクエストは未解決リストにどう書けばいいのか迷ったので
とりあえずリストに依頼としては載せていません
172ゲーム好き名無しさん:2008/07/30(水) 03:21:35 ID:CC6OhUSuO

今気付いたが>>165-168ってプラットフォームwiiなんだな
最近の段階でてっきりPCかなんかだと思った
173ゲーム好き名無しさん:2008/07/30(水) 17:29:49 ID:Dr0nH7tR0
ノーモアヒーローズ乙!

公式HP見た時点でパロディとかメタネタ満載の雰囲気がしてたが
マジで滅茶苦茶だw
174ゲーム好き名無しさん:2008/07/30(水) 20:37:24 ID:oqKTqMBM0
ノーモア乙。個人的に気になってた作品なんだ。

須田ゲーは合う・合わないがはっきりしているゲームとは聞いたが……
すごく寒く感じてしまった。
175ゲーム好き名無しさん:2008/07/31(木) 18:13:16 ID:aUd0/WRO0
実際はもっと滅茶苦茶というかほとんどギャグなんだが
結構短くわかりやすくまとめてあるな。乙
新作の零の脚本も須田って聞いてるけど、もしクリアした人がいたら投下お願いします
176ゲーム好き名無しさん:2008/07/31(木) 18:16:48 ID:aUd0/WRO0
おっと、詳細忘れてた
ハード:wii タイトル:零〜月蝕の仮面〜
177ゲーム好き名無しさん:2008/07/31(木) 20:40:43 ID:3hIcnk/P0
PSPのインフィニットループをお願いします。
最近発売されたゲームでファミ通ゴールド殿堂も取ってるらしいのに、
2chにスレすらないのな、このゲーム
178ゲーム好き名無しさん:2008/07/31(木) 20:57:38 ID:aCU9QlR10
あるじゃん
179ゲーム好き名無しさん:2008/08/01(金) 02:52:07 ID:Opc2CZRE0
PS3のティアーズ・トゥ・ティアラ -花冠の大地-のストーリーを教えてください
180ゲーム好き名無しさん:2008/08/01(金) 06:23:27 ID:Fs/nJ9rk0
SIREN NTたのむ!
181ゲーム好き名無しさん:2008/08/01(金) 11:55:38 ID:JOpfnjoM0
ちょうどクリアしたんでインフィニットループ予約
まとめ下手なんで、ちょっと長くなるかもしれんが…
182ゲーム好き名無しさん:2008/08/01(金) 22:31:35 ID:I1Ndqtae0
トワイライトシンドロームを書いてた者です。
三ヶ月ほっといてすいません。9話を書きかけてるので再予約させてください。
8話は確かスレにupしたと思うので、wikiに投稿します。
183ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 02:05:15 ID:sjyU1dr70
PS3のソウルキャリバー4をお願いします
184ざくろの味:2008/08/02(土) 02:11:07 ID:2HkU4LZO0
登場人物

土門(名前変更可)・・・主人公(僕)。浪人しながら、SF雑誌「月刊サイファイ」で「月面のアヌビス」という小説を書いている。裕子先輩に思いを寄せている。
裕子先輩(名前変更可)・・・主人公の先輩であり、このゲームのパートナー。「月刊サイファイ」の編集部で働いている。
朝藤・・・「月刊サイファイ」の女編集長。
田代・・・編集部で働く人その一。
五味川・・・編集部で働く人その二。関西弁を話す。
多田・・・編集部で働く人その三。パソコンにやたらと詳しく、編集部のパソコンを自費で機能拡張していたりする。
勝又・・・編集部のアルバイト。空手が強い。
神田マチ・・・編集部で働く人その四。勝又のことが好きらしい。


ひどく寒い夜だった。
凍てつく闇と吹雪の底に、そのビルはあった。
狂ったような白い夜の向こうで、常夜灯の灯火の中、ぼやけた輪郭が見えた。
いつもとは何処か違ったそのビルの、光る入り口に、僕は足を踏み入れた。


東京都心近くの、4階建ての古びた雑居ビル「中井ユニオンビル」。
その4階に「月刊サイファイ」の編集部はあった。
その夜、僕は原稿を持って、編集部を訪れていた。
朝藤さん、田代さん、五味川さん、多田さん、勝又、マチさん。いつもと変わらない人たちがいた。
そして、憧れの裕子先輩。裕子先輩に原稿を渡すと、先輩はさっそく原稿のチェックを始めた。
「あれ?揺れてない?」
裕子先輩がそう言ったとき、机からボールペンが落ちた。
そして、大きい地震がやってきた。震度5ぐらいはあっただろう。揺れはすぐにおさまった。
ロッカーや棚がいくつか倒れて、下敷きになったマチさんが気絶してしまった。
それ以外の人は、僕も含めて、大した怪我はしていなかった。
その数分後、本当の恐怖が襲ってきた。
さらに大きい地震が来たかと思うと、降りのエレベーターに乗っているような感覚が襲ってきて、
窓の外の明かりが一瞬にして消えた。上から瓦礫が落ちてきて、僕は気を失った。

気が付いたときには、辺りは真っ暗だった。僕は怪我をしていたが、動けないほどではない。
側にいた裕子先輩も大丈夫だ。
どうやら、このビルの真下で地盤沈下が起こったらしい。窓の外を見ると土があった。
つまり、ビル全体がすっぽり入ってしまうほどの沈下が起こったということだ。
懐中電灯の灯りを頼りに、他の人たちを探す。田代さん以外は全員、命に別状はなかった。
田代さんを探しにいこうとしたとき、ドアが開いて、田代さんが入ってきた。
田代さんは一足早く、ビルの中を見回ってきたという。
185ざくろの味:2008/08/02(土) 03:04:24 ID:2HkU4LZO0
僕と勝又、他数名で、他の生存者がいないかと、ビルの中を見て回ることにする。
2階にはOL3人がいた。安全なところに連れて行く。
同じく2階のデザイン事務所を覗いてみたが、そこの人たちは全員死んでいた。
しかし、何かがおかしい。死体にはえぐり取られたような跡がある。
そして、さっきの地盤沈下で死んだにしては、腐敗が進みすぎていた。
1階の管理人夫婦は死んでいた。夫婦の息子の敦くんは生きていた。
敦くんはなんと、死体が動くのを見たと言った。
1階の出入り口の向こうに、田代さんが使っていたペンが落ちているのを発見した。
田代さんはどうやら、ビルの外に出ていたらしい。

多田さんが、パソコンの前に、皆を呼び集めた。
電話回線は通じなくなっていたが、3階の会社が引いていた光ケーブルは生きていた。
それを利用して、このビルを建てた建設会社にハッキングしたのだという。
そこで、興味深い資料を発見した。
昭和20年ごろ、戦中に、このビルの真下の地下壕で、恐ろしい薬品が開発されていたという。
それが「柘榴(ざくろ)」という名前の薬品だ。
「柘榴」を死体に投与すると、なんと、死体が生き返るのだそうだ。
だが、欠点もあった。ひとつは、思考能力の著しい減退、もうひとつは、腐敗が早くなるということだ。
震度5ほどの弱い地震で沈下が起こったのは、ビルの真下に地下壕があったからだ。
そして、敦くんが見たという動く死体、そしてデザイン事務所の腐敗が進んだ死体、
それらは「柘榴」のせいかも知れない。資料には、研究は中止されたとあるが、
密かに研究は続けられていたらしい。「柘榴」は気化して、ビル内に充満しているのだろう。
だが、何故「柘榴」という名前なのか。それを考えていると、朝藤さんが口を開いた。
「ざくろは、人肉の味がするという俗説があるの・・・」
人の子を取って食らうという鬼子母神に、お釈迦様がざくろを与えて、
もう人の子を食べないよう約束させたとか、そんな伝説があるという。

閉めていたドアを激しく叩く音がする。僕はじゅうぶん注意してドアをあけた。
そこには、顔が半分ない田代さんが、腐臭を漂わせながら立っていた。
田代さんは一度死んでいたのだ。そして「柘榴」によりゾンビ化していた・・・。
田代さん、いや、田代さんだったモノを鉄の棒で殴り倒した。
デザイン事務所の人たちもゾンビ化して、何かをむさぼり食っていた。
それは、人の死体だった。

皆でビルから出ようということになった。
僕と勝又が中心になり、迫り来るゾンビを蹴散らしながらビルから出て、
かつて地下壕だったところを通り、地上へと出た。
生きていた人は全員無事だった。
腕時計を見ると、午前5時。雪は上がっていて、朝日が射してきた。

186ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 03:58:41 ID:8mM6xhU70
ざくろの味乙です!
187ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 08:09:23 ID:f4vQv+qT0
乙!
これは一番最初に見られるシナリオだね
あと悪霊編、サイバー編、テロ編の3編があるはず

上のエンドも実はフラグをこまめに回収していくと
地上まで出た所で裕子先輩がウイルスにかかっている事が分かって
泣き別れになったりするというマルチシナリオだったりする・・・
188インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/02(土) 10:02:56 ID:6raAxSqN0
【登場人物】
ウィリアム(ウィル)…主人公の王子。誰からも愛される人格者で、国民からの人気も高い。
セレスティア(セレス)…隣国の姫でウィルの婚約者。彼の事を一途に慕っている。
ヴァネッサ(ヴィーネ)…ウィルの妹。筋金入りのブラコンで、兄の婚約者であるセレスが嫌い。

アイシャ…ぽっちゃりメイド。母性的な性格の持ち主で、主にセレスとヴィーネの世話を担当する。
メアリ…玉の輿が夢の褐色メイド。主に来客への応対とネルズの世話を担当する。
ジェイムズ(ジミー)…衛兵の青年。忠義に篤いが、そのおかげでよく使い走りにされる事も。

ネルズ…現宰相。良くも悪くも公平無私で、国のためなら多少の犠牲も厭わない。
グラント…没落した公爵家の当主。貧乏だが先王に気に入られていたらしく、発言力はある。
タチアナ…宮廷付き占い師の老婆。毎日、城の離れに篭っては怪しげな呪文を唱えている。
ドレン…かつて大臣だった囚人。処刑されたと思われていたが、何者かによって生かされていた。

ぺリテ…城下の教会に身をおく司祭。現状に憂いているが、政治には関わりたがらない。
ルケス…成金の豪商。非常に強欲で、国の商業を掌握しようと目論んでいる。奥さん美人。

死神…ウィルを死に追いやった謎の存在。どうやら複数いる模様。
189インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/02(土) 10:03:28 ID:6raAxSqN0
リゼーブルグ王国――それは、古き堅牢な城を中心とする辺境の国。
蛮勇で名をはせた時代はとうの昔。
国の生業は農業や商いが中心となり、長く平穏な時が続いていた。
しかし……国王の崩御、原因不明の流行り病による相次ぐ要人の死など、次々と国に暗雲が立ちこめる。
王城に仕える者達はみな逃げるように辞めて行き、城にはほんの一握りの人間が残された。

それでも空位の時が長く続いてはいけない。
ついに戴冠式を明日に控え、第一王子のウィルは自室で物思いに耽っていた。
「私は本当に王になれるのだろうか?」
昨今の騒動も手に負えず、救えるものを救えていない自分が王になっていいのかと。
彼の胸にあるのは、そんな漫然とした不安ばかり。

しかしどんなに悩もうと、それで時が止まってくれる訳ではない。
ジミー、ヴィーネ、グラント、ネルズとぺリテ、そしてセレスが入れ替わり訪れてきては、
明日の段取りや今後の事についての確認を求めてくる。
そうして夜も遅くなった頃、またしても誰かのノックが聞こえた。
だが、扉を開いてみてもそこには誰も居ない。
訝しむウィルの前に現れたのは、禍々しい気配を纏った一つ目の死神だった。

死神と目が合い――気が付くとウィルは、床に倒れている自分自身を見下ろす形となっていた。
状況が理解できず混乱していると、再び部屋の扉をノックする音が聞こえる。
現れたのはメイドのアイシャだったが、彼女はウィルを見た途端悲鳴を上げた。
それを聞きつけてやって来たジミーとアイシャの会話により、自分が死んでしまったのだと気づくウィル。
しかもどうやら、今の自分はアイシャに「憑いて」いて彼女の背後から離れられない状態らしい。

アイシャは一通りネルズ達への状況説明や事後処理に駆け回り、
使用人室に戻ると倒れこむように眠ってしまった。
当然、一人で行動できないウィルも仕方なく彼女の起床を待つこととなる。
190インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/02(土) 10:04:29 ID:6raAxSqN0
翌朝。
目覚めたアイシャは早速仕事に向かうようだ。
しかしヴィーネとセレスはウィルを失ったショックから自暴自棄になっているらしく、
今はそっとしておくべきだと判断した彼女は庭園の掃除を行う。

そこでふと、普段は立ち入らない庭園外れの小屋へ入るアイシャ。
そこはタチアナの占い小屋だった。
掃除も間に合っているようなので早々に立ち去ろうとするが、ふとタチアナは何事かに気が付いた様子でアイシャを引き止める。
「みんな死んでったけど あんたみたいに居残ってるのは初めてだヨ」
タチアナは、幽霊になったウィルのことが見えていたのだ。
しかし占い師の彼女でさえも、ウィルの姿が見るのが限界で、声までは聞くことができないらしい。

どうにか出来ないものかとやきもきするウィルに反して、アイシャは小屋を離れてセレスの客間へと向かう。
しかしセレスはアイシャが声をかけても反応一つ見せない。
翌日ヴィーネの元を訪れてもセレスの態度と大差なく、塞ぎ込む二人をどうにか元気付けたいと考えるアイシャ。

更に次の日。
ジミーからのアドバイスを受けて、アイシャはヴィーネを一度外に連れ出すことにする。
半ば無理やり庭園の散歩へ向かうと、それまで無言だった彼女は「ありがと」と礼を言ってくれた。
一歩前進した事に気をよくしたアイシャはセレスも散歩に誘ってみるが、こちらはなかなか一筋縄ではいかない様子。

そうして、ウィルの死から四日目の晩。
セレスの元を訪れたアイシャは、彼女が死んでいるのを発見する。
傍に毒入りの小瓶が転がっていた事からセレスはウィルの後を追いかけようとしたのだろう。
この四日間に何か彼女を止める術はなかったのかと、自分の行いを悔いるウィル。

その途端、チクタクという音とともに時計の針が逆回転をはじめた……。
191インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/02(土) 10:05:28 ID:6raAxSqN0
気が付くと、ウィルはあの日のように自分の遺体を見下ろしていた。
ノックと共に自室へ入ってくるアイシャ。
彼女の悲鳴を聞きつけて駆け込んでくるジミー。
アイシャの背から離れられないウィル。
まるで時が巻き戻ったとしか思えないほどに、何もかもが自分の死んだ日と同じだった。
ウィルは現状に困惑しながらも、4日目までにセレスを救わねばならない事を思い出す。

起きて早速仕事場へ向かうアイシャ。庭園外れの占い小屋に入り、タチアナと出会う。
しかしそこでの彼女の反応は、以前の時とは少しばかり違っていた。
「おやぁ また来たねぇ」
まるでループしている事を知っているかのような反応に驚くも、相変わらずウィルの声はタチアナには届かない。
しかし彼女は、ウィルが自分の意思でアイシャ以外の人間に憑依出来る事。
そして「深夜、寝静まった相手にならあんたの想いも届くかも」とのアドバイスを教えてくれる。

その晩、メアリとアイシャの会話を聞いたウィルは
アイシャにセレスを救ってもらえるよう夢で自分の想いを伝える事に。
セレスが泣いている夢を見たアイシャは、セレスを元気づけなければとの意識を持つ。
小さくてもできる事があったと気が付いたウィルは、ヴィーネの方もなんとかしようと憑依を使い彼女の背後へ移動した。

その晩。ウィルは、かつてヴィーネとよく歓談したテラスの夢を見せる。
夢を受けて、翌日テラスへと向かうヴィーネ。
ウィルが生きていた頃を思い出した彼女は「ヴィーネの仕事はお兄さまの喜ぶ事をすること」と、持ち前の明るさを取り戻す。
ヴィーネにはセレスと共に生きて欲しいと願うウィルは、更にヴィーネへ夢を見せる。
それは自分と同じように、ウィルを亡くした哀しみから泣き続けるセレスの夢。
目を覚ましたヴィーネはセレスの身を案じ、様子を伺いに客間へと向かった。

折りしもセレスは部屋で毒を飲もうとしている所だった。
慌てて彼女に体当たりし、止めに入るヴィーネ。
「お兄さまは一緒にいるもんっ!!
きっとどこかで みんなを見てるもん!」
そう叫んで泣き出すヴィーネを見て、セレスもまた声を上げて泣き始める。

同じように愛する人を失った二人は急速に仲良くなった。
それまでの不仲はどこへやら、本当の姉妹のような二人を見て、アイシャは一人首を傾げる。
こうして、はじめにウィルが見た「セレスの自殺」という悲劇は回避されたのだった……。

続く
192ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 14:33:09 ID:gFvHjAbv0
バイオ0どなたかお願いします!
193ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 16:51:48 ID:nl5Npas90
トワイライトシンドローム第九話投下します。
ユカリがツンデレからヤンデレに進化しかけました。
194トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 16:52:32 ID:nl5Npas90
第九の噂『オカルトミステリーツアー』

夕暮れの街角に、ひっそりと辻占が佇んでいる。ユカリはなんとなくその前で足を止めた。
占ってもらうと、
・ユカリは激しい変化の中にいて、行く先がわからず悩んでいること。
・大事な人を失ったこと
・今まで自分を信じてやってこれたのに、はじてめての心細さを感じている事
を言い当てられ、更に、貴方にはこの世の外に力が加わっているみたい と言われる。
そして、貴方の心の奥深くに小さな女の子が隠れている、と言われ、占い師の催眠を助けに、目を閉じて自分の心に意識を集中する。
ユカリの頭に、幼い少女の笑い声が聞こえた。あの日、最初の冒険で出会った少女の声だった。
「あなたはこの子にもう一度出会うでしょう。それによってあなたの運命は大きく変わっていく…」
あなたは、近いうちに大きな選択を迫られる事になるでしょう。
占い師の声が途絶え、目を開けると、そこには誰もいなかった。

学校でミカが、一番最初の冒険の話を持ち出してきた。
旧校舎に出る、おかっぱの少女の霊。その子を呼び出すと、願い事が叶うという噂。
最初の冒険は失敗して、追い掛け回されて命からがら逃げただけに終わった。
「あれは呼び出し方が悪かったんです!今度のはもうバッチリ!」
チサトは嫌がるが、結局、その噂にリベンジ挑戦することになった。

夜の学校に忍び込むが、いつもと勝手が違う。
もうカズヤはいないから、ユカリは鍵束を借りる事はできない。行けない所が多く、逃走毛色にも制限有。
今回の呼び出し方は前回より手が込んでいる。学校の鬼門となる美術室で、わらべ唄を歌うと言うもの。

「庄屋のおじょうさん 小紋の小袖
 髪あげ前の おかっぱあんで
 橋のむこうの オケ屋のせがれ
 かんざし買って 石段のぼって
 おいなりさんに あぶらげあげて
 グルグルまわる 三回まわる
 願掛けそうろう 豆食ってそうろう
 門松市松 かがんでくぐって
 関のお山の守り人さん
 愛しいあの子と結んでくりゃさんせ」

歌ってみたけど、特に変化はない。女の子の霊が出たか、旧校舎まで確認しにいくことに。
旧校舎の一室に、明かりが灯っているのが見える。蛍光灯ではない。明かりは、床のほうから灯っているのだから…。
その教室は、旧校舎の鬼門、一番北東の教室。
そこまで行ってみることになるが、教室に近づくと、明らかに異変が起こっているのが分かる。気温がとても低い。
扉を開けると、そこには青白い光が浮かんでいた。
チサトはその光を怖がり、あの女の子とは何も関係ないとても悪いモノだと言う。
3人はひとまずその場を逃げ出す。
195トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 16:57:20 ID:nl5Npas90
校舎の中には、霊が沢山出現している。あの光の中から出てきたようだ。
自分達は、大変なことをしてしまったらしい。
校舎を逃げ惑う内に、ユカリは二人とはぐれてしまった。
生物室を覗くと、ぼんやり霞む少女の後姿が目に入った。
彼女はすすり泣き、ブツブツと自分を振った男への未練を口にしていた。手首からは血が流れている。
直感的に、フジタマユミだと思うユカリ。あの時、彼女は成仏できなかったのだろうか。
「…違う!フジタマユミは…」首を吊って死んだんだ。

少女は、別れた男への恨み言を口にし続ける。
 「あんな一方的に言うなんて、ひどすぎるよ…
 そう思ったらくやしくなっちゃって…ゆるせない
 …ゆるせない!ゆるせない!!ゆるせない!!!」
「違う!違う!私は…」
ユカリがたまらず叫ぶ。
「私はそんな風に死んだりしないよ!!」

「…カズヤ…」
言いながら振り向いた少女の顔は、ユカリと同じだった。

気がつくと、ユカリはチサト達に介抱されていた。生物室に倒れていたらしい。
合流し、自分達が召喚してしまった何かを封じる方法を探す。
生物室に、いつもの鍵束がぽつんと置いてあった。生物の先生がしまい忘れたのだろうか?
有難く拝借する。通行制限解除。
196トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 17:00:39 ID:nl5Npas90
校舎内の怪奇現象はますますひどくなっていく。自分達が召喚したのは、霊たちが出てくる出口だったようだ。
霊たちは口々に苦痛の声を上げている。
苦しい 開けてくれ 出口を開けてくれ ここから出たい 帰りたい

自分達が開けてしまった扉は一方通行で、押し出された魂達が行くことも帰ることも出来ず苦しんでいるのだろうか。
わらべ唄しか自分達には材料が無いので、歌詞をよく見直してみる。
この唄は、おかっぱの女の子を呼ぶ唄としてはおかしい。
オケ屋のせがれが、庄屋の娘に会うために、橋を渡してくれと お稲荷さんと守り人に頼んでいる。
オケ屋のせがれとは何の象徴なのか?何故自分で川を渡れないのか?これは、死者を此岸に渡すための歌なのだ。

どの道、手札はこの唄しかない。この唄を、然るべき場所で歌えば、霊の帰る道が出来るんじゃないだろうか?
その場所はどこなのか、歌詞とにらめっこしながら考える。
関のお山って関所のこと?人の出入りを司る所と言ったら、玄関のことだろうか。
そこで、チサトが閃いた。
「玄関だよ、ユカリちゃん…あの人たち、霊の世界に帰りたがってたんじゃないんだよ…」
霊たちは、もう一度生者の世界に帰りたいと呻いていたのだ。
霊たちが目指していたのは、この学校からの出口だ。そこを封じないといけない。
3人は、一か八か玄関でもう一度わらべ唄を歌った。
校舎内の霊魂達が、開いた出口に飛び込んでいった。霊たちを飲み込んだ出口は校舎中を発光させて、消えてしまった。

最後にチサトの視点での後日談が入る。
死者と私達の境は何なのか… いつかは必ず、自分達も彼らの仲間入りをするというのに、私達は彼らを恐れ、拒絶する。
私達が開いた扉から見えた、生者の世界の眩い光。それが彼らにどんなに渇望を抱かせたか。チサトはその事に罪悪感を覚える。
そして、あれ以来、ユカリの様子がおかしくなった。はぐれていた間、ユカリが死者達からなにを見せられたのか…
チサトは今日も心配し続けている。私達は死者に近づきすぎたのかもしれない…。
「この穏やかな生者の世界で、私達はいつまで生という夢にまどろみ続けていられるのでしょうか…。」
197トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 17:09:02 ID:nl5Npas90
続けて最終話です。
あの街の名前は「夕闇ヶ丘」じゃないでしょうか。第3話的な意味で。
198トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 17:10:55 ID:nl5Npas90
第十の噂 「裏側の街」

ユカリは夢を見た。夕焼の中、小さな女の子が滑り台を何度も滑り続けていた。
珍しく寝坊して、母親に起こされ、お隣りのチーちゃんー幼稚園の可愛い女の子が昨日行方不明になったと聞かされた。
チーちゃんがいなくなったのも公園だったらしい。あの夢は予知夢だったのだろうか…。

夏休みに入ったが、その日は登校日。ミカとチサトにその夢のことを話すと、その公園に行ってみようという事になった。
すべり台を、女の子の真似をして何度も滑ってみる。
同じ所をぐるぐる回ると別世界に迷い込む、という民間伝承もあることだし…。
当たりは夕闇。トワイライト。死者に近づきすぎた3人が、女の子の消えた公園で、ぐるぐるとすべり台を滑る。
3回目を滑り終わった時、雷が鳴った。夕立がくるのかもしれない。
急いで公園を出ると、そこは 自分達が知っている街ではなかった。

ここは駅にどちら側?PARCOはどこにいってしまったんだろう。町並みは妙に古く、紙芝居屋なども出ている。
街に立つ人たちに話しかけると、皆どこかおかしい。自分の名前を言えなかったり、何処から来たか覚えてなかったりする。
その内にチサトが、胸騒ぎがすると言い出した。
「ねぇ、今日何日か覚えてる?8月なのまでは覚えてる。でも何日なのかが…」
「何言ってんですか?今日は登校日だから……あれ?」
今日が何日なのか、誰も思い出せなかった。

広場に出ると、皆街頭テレビに夢中になっていた。
老紳士が説明してくれた。あのテレビに映るのは人々それぞれの記憶。
みなそれを慈しみ、ここで別れを告げるのだという。訳が分からない内に、どこかの路地に紛れ込んでしまった。
夕陽が心地よく、自分が暖かさの中に溶け出していくような気持ちになる。その気持ちと戦いながら、先を急ぐが、路地裏がループして出られない。
その内に、3人はクラスメイトの顔が一人も思い出せないことに気付く。

路地で夕涼みをしているおばあさんに、この街について訪ねると、おばあさんはここを「お彼岸の町」だと言う。
橋を渡れない悲しいホトケさん達は、この町で夕日にゆっくり溶かされて、全てを忘れて彼岸へ旅立つのだと。
おばあさんは、ここでおじいさんを待ってるらしい。もう、おじいさんの顔は思い出せないけど…。
199トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 17:14:10 ID:nl5Npas90
「でも私達、生きてるんです…迷子になっただけなのに…」
おばあさんは、この町を出るには橋が一本かかっているだけだという。彼岸に渡る為の橋。
3人は、この町から出るために、他の方法を探す。

ループを抜けて、教会にたどりつく。
神父に相談する内に、自分達のことを少し思い出す。
そして、神父は、3人が死者に近づきすぎたことや、ユカリが生きる事に対する迷いや苦痛を感じていたことを見抜く。
死に近い者は、死者の世界に迷い込んでしまう事があるらしい。ユカリの迷いが二人を巻き込んでしまった。
3人は町に戻る。ユカリは、自分が2人を死へ誘い込んでる事に責任を感じる。
自分の、迷いに対する答えを探さなければならない。
でももう、その迷い自体も、記憶もほとんど失われてしまった。家族のことも思い出せない。
ユカリは、チサトと昔好きだったコックさんの絵描き唄の話をする。どんな唄か忘れちゃったけど、楽しかったね。
童心に返り、色々な話をしながら土手を歩いた
その内に、3人は橋へと辿り着いてしまった。

夕焼けがとってもきれい。あっち側で見たらもっときれいだよね。
もう橋を渡ってはいけないことも思い出せず、ユカリは橋へ向かって歩き出す。
ミカとチサトは、本能的に橋を渡る事にためらいを感じて立ち止まる。
「ユカリちゃん戻って!」
「センパイ!その先はダメです!」
二人の制止を聞かず、ユカリは橋を夕日に向かって歩いていってしまった。

ミカとチサトは、ユカリにひきずられてここに迷い込んだだけ。ユカリがいなくなり、二人は夢から醒めるように元の世界へ戻っていた。
二人は、ユカリが戻ってくると信じて、ユカリと近い場所を探そうと走り出す。
200トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 17:17:11 ID:nl5Npas90
ユカリは、夕焼けの中をいい気持ちで歩いていた。
見覚えのある道を登ると、そこは雛城高校。確かにここを知っている気がした。
夕日に満ちた世界で、小さな女の子が砂にコックさんの絵を描いている。会ったことがある気がする。
その子を追いかけて、ユカリは校舎の中へ入っていく。

校舎を歩く内に、段々ユカリは記憶を取り戻していく。
ミカとチサトとはじめて探検した時、ここから入った…カズヤに借りた鍵で…。

カズヤとの最後のデート、喫茶店で、カズヤを傷つけてしまったあの時のことが再生される。
虚勢を張って、傲慢に振舞っている自分を見ながら、ユカリは後悔する。
違うよ、こんなの全部嘘だったんだよ。私だってカズヤと一緒にいたいだけだよ…

廊下の先に、小さな女の子が立っていた。ユカリは、チーちゃんの事をなんとなく思い出した。
「あなたはチーちゃん?私、お隣のユカリ。一緒に帰ろう。」
逃げる少女を追ううちに、また記憶が蘇ってくる

父さんに、離婚のことを切り出された時の記憶が再生される。
強がって、何でもないことのように振舞った自分を見ながら、ユカリは苦しむ。
その先は聞きたくないよ。本当は嫌だよ。父さんと母さんが別れるなんて、私絶対認めないよ…

強い子だと言う父さんの声にユカリは心の中で叫ぶ。
強くなんかない!私は全然強くなんかないよ!やだ…行かないで、父さん…

カズヤと雨の中出会った事。ずぶぬれのまま自転車のチェーンを直していた自分に、カズヤが傘を差しかけてくれた。
カズヤが見てくれたけど、結局直らなかった。父さんからもらった大切な自転車だったけど、もう寿命だった。
結局二人ずぶぬれになって、自転車を押しながら相合傘で歩いた

チサトと出会ったのも、夕焼の中だった。雛城に引っ越してきて最初にできた友達。大切な親友。
あの公園でよく遊んだ。いつだったか、あのすべり台に座って、二人で夕日を見た。
「ユカリちゃん、帰らないの?くらくなっちゃうよ」
「お母さんね、お父さんのこと、きらいなんだって…お父さんも、お母さんのこと、おこるの…」
「ユカリちゃん…」
「帰りたくない。わたし、おとうさんもおかあさんも…きらい」

流れてくる記憶を受け止めながら、ユカリは夕暮れの校舎を歩く。

入学式、両親に素直じゃない態度を取った事。
ミカと出会った時の事、初対面からなれなれしい奴だった。
3人でうさんくさい噂を検証して回った事。明るくはしゃぐミカ、おだやかに微笑むチサト…。

はじめての噂の時、おかっぱの少女に出会ったトイレの前を通りかかった。
あの時と同じように、3回回ってみる。あの時は、この後屋上に行ったっけ…。
201トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 17:20:48 ID:nl5Npas90
チサトとミカの声が聞こえた気がして、階段を登った。世界には夕焼けがいっぱいに広がっている。
押し寄せてくる記憶の洪水に飲み込まれ、暗転し、気がつくとそこは屋上だった。
おかっぱの少女がユカリを待っていた。

「おねえちゃん、どうしてこんなとこにいるの?」
「あたし…」
「だめだよ、おねえちゃん。こんなとこにはいってきちゃ。
 ここは夕焼けの町。死んだ人が最後にたどりつくところ。
 嬉しかったことも、悲しかったことも、夕日がバターみたいに溶かしてくれるの。」
「…。」
「でも、おねえちゃんは、まだちがうよ。まいごになっちゃったの?」

帰りたい?と少女に聞かれて、ユカリは戸惑う。
もう、いいかもしれない。疲れてしまった。どうせ一人ぼっちだし、このまま…。
「でも、おねえちゃん、ずっといっしょだったよ?
 ここにのぼってくるときも。気がつかなかった?」

そういえば、声が聞こえた気がした。誰かの声が…。
わかっていた…思い出した…ずっと感じていた…。
「本当は帰りたいの!
 でもあたし、もう自信ないよ
 必死に意地張って、強いフリして
 本音に気付かれないように…気づかれないようにしながら
 もうそうやって生きていく自信がないの!」
本当は離れたくない、チサトやミカとずっと一緒にいたい。
でも…

おねえちゃん、まってるひとがたくさんいるね。きこえない?
少女にそう言われてユカリは気がついた。

幼い少女の泣く声が聞こえる。気がつくと、目の前に立っているのは、おかっぱの少女ではなく、チーちゃんだった。
すすり泣く少女越しに、ビルが見える。見慣れた風景だ。帰ってきた。元の世界に帰ってきた。
振り向いたユカリの目には、こちらへ歩いてくるチサトとミカが映っていた。

エンディングを挟んで後日談。

夏休みが終わり、3人は教室から空を見上げていた。
結局、噂の検証をしてる内に休みはパァ。若い娘らしい秘め事もなく…。
「まぁ、シゲキ的なコトは二学期に期待ってとこですね!」
振り向くと、ユカリとチサトは教室を出て行くところ。
慌ててミカも後を追う。まだキツい日差しが、誰も居なくなった教室を明るく照らしていた。

ー「噂」終了ー
202トワイライトシンドローム〜究明編〜:2008/08/02(土) 17:52:34 ID:nl5Npas90
この後、prankという話が出てきますが、それはムーンライトの宣伝なので、
トワイライト無印はこれで終わりです。

トワイライトシンドローム〜再会〜(PS)とトワイライトシンドローム〜禁じられた都市伝説〜(DS)をリクエストさせてください。

夜想曲2を予約します。

夜想曲2を予約します。
203ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 17:53:29 ID:nl5Npas90
あれ?すんませんなんか二回出ました。
204スパイダーマン(PS):2008/08/02(土) 21:51:07 ID:+kVmQu/l0
キャプテン・アメリカ
本名スティーブ・ロジャース
マーベルヒーローの中のヒーロー。ドイツに宣戦布告する前から表紙でヒトラーを殴るほど歴史が古い。
シビルウォーの最後に暗殺され、実際にニュースになった。

オクトパスカーネイジの暴走によりさらに基地の崩壊が進む。スパイダーマンは慌てて逃げ出すが、モンスターオクトパスの猛追撃も始まる。

咆哮とも呪詛ともつかない声をあげ、障害物も隔壁ももろともせず追跡してくるモンスターオクトパスだったが、ついに爆風に飲み込まれる。
一方スパイダーマンは紙一重で爆風を回避していた。
しかし皮肉にもカーネイジのシンビオートに守られていたことでドク・オックは無事だった。
オクトパスを担ぎ脱出したスパイダーマンだったが、出た先は海のど真ん中。
大団円だと自嘲していると、飛行機に乗ってキャップ、キャット、ヴェノムが登場。
ヴェノムの手に掴まり爆発から逃れたスパイディ。キャップの応援はキャットのおかげだった。
最高のタイミングだと喜ぶスパイディに、ヴェノムがキャップのサインをこっそりねだる。呆れるスパイディ。
205スパイダーマン(PS):2008/08/02(土) 22:05:05 ID:+kVmQu/l0
場面変わってトランプをするスパイディ、デアデビル、パニッシャー、キャップ。
パ「今回はいい関係が築けたなスパイダーマン」
ス「悪いね。世界を救うのに忙しくてさ。でもカードで君たちに勝つのはわけないけどね」
デ「君のスパイダーセンスは今回は役にたたんよ」
パ「負け惜しみか?俺のカードを盗み見しやがって」
デ「君のカードに興味はない。ブラフはバレバレだよ」
キ「まあまあカードくらい平和にやろうじゃないか」
パ「…ところでこいつらを呼んだのは誰なんだ?」ス「君たちもうちょっと音量下げてくれよ」

「何言ってるんだよ。俺は燃えてるんだぜ。ファイヤー!」
音楽に合わせ踊るトーチとキャット。

一方ムショの中でもスコーピオン、ライノ、ミステリオ、強盗がトランプ中。
ちょっと待て、こんだけ雁首揃えてスパイダーマン一人倒せなかったのかと言うスコーピオンに、私のせいじゃないな、ドクオックの計画が悪かったと言い訳するヘルメットに包帯を巻いたミステリオ。
するとライノがわけの分からないことを言い出した挙句勢いよく座り強盗を天井に打ち上げる。
手札を聞かれたライノ、
「俺の勝ちだ!お前らはいつも俺をバカにして笑っているが今泣くのは誰かな〜」
「あ〜、悪い。間違えたぁ〜」
頭を掻いてごまかし笑いをする。
こんな奴らとまとめてぶち込まれた情けなさに、オクトパスは格子に頭をぶつけ始めるのだった。
206ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 22:14:14 ID:quLTIUWw0
じゃあPSのダークメサイア、予告しとく
遅くとも明日には投下できると思う
207スパイダーマン(PS):2008/08/02(土) 22:15:24 ID:+kVmQu/l0
これで終わりです。
拙い長文失礼いたしました。

因みにチートコードを入れると下水道にアヒルさんが浮かんでいたり、JJJの代わりにネバーソフト社長(登場人物一覧にも登場)が襲われたり、捕らえられたキャットが音楽に合わせて踊っていたり、煙突に本当にバナナを突っ込んだりするWhatIfモードに突入します。
個人的に納得がいかなかったのはクリータスの扱い。スパイダーマンすら彼が死んだことを忘れている…。
208ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 01:59:12 ID:1nlRCGDN0
インフィニットループありがとうございます!
続きも期待してます
209インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/03(日) 15:38:09 ID:s/ZFH2rE0
一方そのころ、宰相のネルズはひとり頭を抱えていた。
先に先王の国葬を執り行ったばかりだったこともあり、ウィルの国葬に使える資金が不足していたのだ。
しかし仮にも第一王子の国葬。
費用を出し惜しみ、他国に付け入る隙を見せるわけにもいかない。
資金を捻出するには民に臨時租税を課すしか方法がなく、ネルズは難しい選択を迫られていたのである。

だが一体どこで耳にしたのか、租税の話を知った商人のルケスはその噂を町に流してしまう。
重税が課せられると聞いて喜ぶ民がいる訳もなく、城下では日に日に教会前に座り込む人々が増え始めていた。
ジミーからの報告で民の決起を知ったネルズは、退く訳にはいかないとあえて租税の公布に踏み切る。
いったい誰が、租税の噂を外へ漏らしたのか。
疑心暗鬼に陥るネルズは、租税の撤回について嘆願にきたぺリテ司祭やグラントを跳ね除け、ひとり自室に篭ってしまった。

同じころ、騒ぎの張本人であるルケスはネルズに取り入りろうと行動していた。
しかし面会を拒絶している彼にはなかなか会うことが出来ない。
なんとかネルズの弱みに付け込めないものか。
彼には何か悩みなどないものかと考えるルケス。
ウィルはルケスに憑依し、彼に国葬についての夢を見せる。
(ここでフラグが足りないと最終的に暴動が発生。1日目にループする)

目覚めたルケスは早速グラントに国葬費用援助の話を持ちかける。
グラントを橋渡しに、翌日ネルズと会う約束を取り付けたルケスは上機嫌で就寝。
しかし寝坊したルケスは肝心の会見にも遅刻し、費用を「一部」ではなく「全額」負担する事になってしまった。
後日、グラントとルケスの立会いの元、ネルズとぺリテの会見の席が設けられる。
そこで正式に租税公布の撤回が発表され、座り込みを行っていた民たちもようやく解散するのだった。
210インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/03(日) 15:39:14 ID:s/ZFH2rE0
暴動騒ぎも治まり、ようやく王宮も落ち着きを取り戻したかのように見えた。
だが、ある日ヴィーネが「地下から声が聞こえる」と騒ぎ立てた事から事態は再び急転する。

アイシャ経由で話を聞いたジミーが地下牢へ見回りに向かうと、牢の看守は既に息絶えた後であり、
中には一人だけ囚人……いや、とうの昔に処刑された筈のドレンが眠っていた。
驚いたジミーはすぐさまネルズに報告へ向かう。
しかしかつての政敵であったネルズ本人も、ドレン生存は寝耳に水の話だったらしい。
ネルズはジミーにドレンへの食事を運ぶよう命じ、早速ぺリテを呼びつける。

その囚人が本当にドレンなのか。
確認を取ろうにも、ドレン処刑の最大の要因となったネルズ自身が牢へ赴く訳にはいかない。
代わりにぺリテが牢へ向かうと、ドレンは何者かに毒を盛られ苦しんでいる真っ只中だった。
あわてて吐かせたため大事には至らなかったが、ネルズとぺリテの二人はさらに疑念を募らせる。

やがて二人の捜査上にグラントの影が浮上した。
彼は先王のお気に入りであり、処刑を取り止める事も可能だったのではないかと思われたのだ。
しかし相手は落ちぶれているとはいえ仮にも公爵位を持つ人間であり、
決定的な証拠でもない限り、宰相とはいえ平民出のネルズが彼を捕縛する事はできない。
グラントを詰問する事も出来ないまま、刻々と時間だけが過ぎていく。

ぺリテもドレンとグラントの件に頭を悩ませていたが
司祭の彼にできることは、ただただ神に祈りを捧げ、慈悲の心を請うことだけ。
ウィルはそんなぺリテに憑依し、彼に地下牢とドレンの夢を見せる。
(フラグが足りないとネルズが殺害され、1日目にループ)

夢により激しい胸騒ぎを覚えたぺリテは、起きて早々ネルズの元へ向かった。
しかし彼は自室に居ない。
地下牢へ赴くと、そこには今しもネルズを絞め殺そうとするドレンの姿があった。
ぺリテは慌てて止めに入り、間一髪のところでネルズをドレンから引き離す。
彼の説得を受け、なんとかネルズに対する殺意だけは抑えるドレン。
しかし二人に問い詰められても、ドレンは自分を生かした人物について口を割ろうとしない。
211インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/03(日) 15:40:44 ID:s/ZFH2rE0
王宮内の騒動はどこ吹く風で、タチアナは今日もマイペースに暮らしていた。
そんな彼女の元の、ある日突然ネルズがやってくる。
「地下の封印が解かれた」
地下――ドレンが囚われている牢の更に奥には、王族でさえも触れてはいけない祭壇の間があった。
そこはかつてタチアナ自身が封じた場所だったが、最近になって何者かが封印を解いたというのだ。

ネルズはタチアナに再封印を執り行うよう命じるが
したたかな彼女は、封印を行う代わりに古びた占い小屋の修築を行うよう要求する。
ネルズしぶしぶその話を呑み、先の件で晴れて王宮出入り商人になったルケスへ手配を要請。
修繕の間、タチアナは祭壇で封印を儀式を行いながら寝泊りをする事になった。

一方、元気を取り戻したヴィーネは趣味の読書に没頭していた。
ある日タチアナがオバケ封印のために地下へ入った事を知った彼女は、
ふと、そんな内容の本をタチアナから借りていたと思い出す。
早速部屋を探してその本を読んでみると、そこにはややこしい封印の呪文が書かれていた。

オバケを封印するために本が必要なのではないかと考えたヴィーネは
なんとかしてタチアナに会おうと駆け回るも、地下は危険だからと行く事が出来ない。
誰か地下に行ける人物は居ないかと悩む彼女にウィルはぺリテの夢を見せる。
(フラグが足りないとタチアナが封印に失敗→死亡して以下略)

目覚めたヴィーネは早速ぺリテへ会いに行く。
ちょうどネルズの元へやってきていたぺリテに本のことを話すと、
彼は慌てた様子でタチアナに本(実は教典)を届けに向かった。

ヴィーネの働きにより、無事、祭壇の再封印は成功。
離れの修築も終わりタチアナは小屋へ戻る……筈だったが、実はルケスが修築費用をケチっていた。
修築したばかりにも関わらず、今にも倒壊しそうな手抜きぶりに報告を受けたネルズは激怒。
彼の怒りをかったルケスは半ば新築する勢いで再工事を行う羽目になってしまう。
212インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/03(日) 15:42:14 ID:s/ZFH2rE0
ウィルが亡くなって、もうすぐ一ヶ月が経とうとしていた。
ヴィーネたちのお陰で大分明るさを取り戻したセレスだったが、最近は少し体調が優れない。
そんな彼女の元にはグラントが頻繁に見舞いへ訪れていた。
1、2度ならともかく、あまりにも毎日通ってくる彼の様子に思わず呆れるアイシャとメアリ。
しかしセレスとしては無下に断るわけにもいかず、会見に応じざるを得ない。

同じ頃。タチアナの手助けを果たして得意になっていたヴィーネは、
「古い本には魔力が宿る」という昔話をメアリに聞かされていた。
純粋な彼女は、さっそく部屋の本棚から一番古い本を引っ張り出してくる。
それは若くして死んだ王子が婚約者がキスを受けて蘇るという、ありふれたおとぎ話が書かれた絵本だった。

ありえないとは分かっていても、ウィルにも絵本のように蘇って欲しいと願うヴィーネ。
彼女はセレスを含めた大人たちに本の話をするも、一向に取り合って貰えない。
ただひとりタチアナだけは「7日以内なら蘇ったかもねぇ」と、邪険にはしなかった。
その言葉に、ウィルはもう一度ループすれば生き返る事ができるのではないかと考える。

あえて悲劇を受け入れ、過去に戻るためループを行使すると、
以前とは違い、セレスとヴィーネがウィル復活のため独自で動き始めていた。
7日目にタチアナの元を訪れ話を聞いた二人は、
絵本をウィルの死体の上に乗せ、10日間誰も見られないようにキスを続ければ
彼の魂を肉体に呼び戻すことが出来るかもしれないと知る。
ウィルを蘇らせる事を決意した二人は、早速その儀式をはじめるのだった。

一方、タチアナは何故か地下を気に入り、ドレンを話し相手に毎日牢へ入り浸っていた。
彼が何事かを隠し口を噤んでいる事に気が付いた彼女は、
ルケスの再工事が終わっても小屋には戻らず、辛抱強くドレンに話しかける。
213インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/03(日) 15:43:15 ID:s/ZFH2rE0
そのおかげか、長い囚人生活で正気を失いつつあった彼は徐々に落ち着きを取り戻していた。
政権を奪還するつもりは無いが、どうにかして牢から出れないものかと思索に耽る内、
ドレンは自分を生かし、利用しようとしているグラントこそが憎むべき相手だと悟る。
しかし彼の潜伏先を知らなければ行動に出る事もできない。
ウィルはドレンにグラント邸の夢を見せ、居場所を知らせる事にする。
(ここでフラグが以下略)

同時期、セレスはついにグラントから求婚されていた。
しかしウィルの復活を望むセレスは、がんとして彼の言葉に耳を貸さない。
その場は大人しく退いたグラントではあったが、彼はセレスを諦める気など毛頭なかった。
セレスには老いた父と幼い弟がいるだけで、隣国には強い王位継承権を持つ者が皆無なのだ。
彼女を娶り、隣国もろとも掌握し、最終的には国家転覆を図る――。
それこそがグラントの黒幕としての野望だったのである。

薬を盛られて深い眠りについたセレスは、そのまま秘密裏にグラント邸へ攫われた。
表向きには両者同意の婚姻としてセレスを隣国に連れ帰る算段らしい。
しかし、ウィルに見せられた夢により、脱獄したドレンがグラント邸へ殴りこんでくる。
鉢合わせたセレスは初め彼の身なりに警戒するも、ドレンの真摯な受け答えに安心し助けを求めた。

セレスを連れ帰ったドレンはその足でネルズの元へ向かう。
腹を割って話し合った二人は、長年の因縁を越えてようやく和解。
ネルズは国葬が終わると共に宰相を辞任、ドレンは冤罪だったとして復権する事となった。

王子の死から28日目。
何度か失敗しかけたものの、ついにセレスがウィルに最後のキスを行う時がやってくる。
儀式と本の魔力を受け、幽霊となっていた彼の魂は奇跡のような復活を果たした。
グラントは罪人として囚われ、近日中にウィルの戴冠式と婚儀を行う旨が発表される。
久しぶりの祝賀ムードに国中が沸き、そのお祭り騒ぎに乗じて景気は上昇に転じた。
214インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/03(日) 15:44:31 ID:s/ZFH2rE0
そうして戴冠式前夜。
ウィルはあの夜のように、自室で一人物思いに耽っていた。
しかし以前のように王になる事に不安はない。
小さな事でも、積み重ねれば悲劇は未然に回避できる。
1ヵ月近くに渡る幽霊としての体験は、彼に何か大切な事を教えてくれたのである。

夜も遅くなった頃、ノックの音が響いた。
入ってきたのは、地下に囚われていたはずのグラントと――そしてあの死神だった。
「死してなおこの世に留まり、さらに復活するとはね」
まずいと思った時には既に遅くウィルは死神によって再び殺められてしまう。

気が付くと1日目……あの、最初にウィルが死んだ日へと戻っていた。
生き返ったつもりがまたしても幽霊になってしまった彼は、死神への対抗策を探るべく行動を開始する。

2度目の復活を果たし、再び戴冠式前夜。
以前の時と同じように部屋を訪れてきたグラントと死神に対して、
ウィルはループを使って手に入れた対抗策――すなわち鏡を向ける。
死神はかつて王国に君臨した暴君を呪い殺すため呼び出された存在であり、その目は魂を吸い取る力を持つというのだ。
鏡によって逆に死神の視線を受けてしまったグラントは、断末魔の悲鳴を上げ滅びていく。

やがて、延期されてきた戴冠式と婚儀が執り行われる。
セレスとウィルの宣誓によって式はつつがなく終了し、
ここにようやく、長きに渡り国を覆っていた暗い影は取り払われたのであった。

-終-
215インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/03(日) 15:45:47 ID:s/ZFH2rE0
【補足】
・ウィルが何でループしていたのかは不明

・タチアナはループの事を知っていたのかも結局不明

・グラントはセレスの入浴や着替えを覗いてハァハァしてるガチ変態
 どうやらウィルが生存していた頃からセレスに横恋慕していた模様

・ドレンに毒を与えたのはグラント(ルケスから「薬」と言って購入するシーンあり)

・ウィルの死体が1ヵ月近く腐敗しなかったのは、絵本に籠められた魔力のおかげらしい

・祭壇に封じられていたのは死神。解放したのは当然グラント
(ちなみに作中でタチアナが再封印に成功しても、あっさり解放されて意味がない)


その他、なんか補足が必要そうな部分があったら質問どぞ
ザッピングと繰り返し前提の話をむりやり一本化して書いたから
正直、流れがわかり難い部分もある気がするんだ
216ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 16:09:32 ID:VLm/eV/B0
トワイライトシンドローム、スパイダーマン、インフィニットループ乙
217カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16:18:36 ID:OVl2qQZA0
カルドセプトサーガを書いていた者です
最初からプレイし直していたのですが、トラブルがあって時間がかかってしまいました

画面撮りながらやり直したので、現在文章を編集中です・・・
とりあえず、前回の続きから陽拝宮殿プロブディンまで書き込みます
218カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16:25:37 ID:OVl2qQZA0
(ディナール山脈)
帝都脱出後、取りあえずファウスティナの師匠である賢者にかくまってもらうために山へ
そこへドラクマ、カストールが2人がかりで襲ってくるが来るが、リララが加勢にくる
勝利後に親玉の大司祭登場、ファウスティナに「カードを否定する思いを受け止めてやろう」と言い、
テレポートしてファウスティナを連れ去ってしまう

「助けを求められたのにファウスティナを助けられなかった」と主人公は悔やむが
他に頼るあても無いので、賢者の元へ向かう(リララも主人公と決着を付けたいと言い付いてくる)


(エツメル山の隠者の館)
館に着くと賢者登場、賢者は名をディアーナと言うらしい(見た目は若い女性)、
ディアーナはあの大司祭は自分でも勝てないので帰れと言います。
そこで主人公は「大司祭と賢者より強ければ良い訳ですよね」と言い、実力を試される事に(リララも参戦)

勝利にヒロインを助ける方法を聞く主人公、それに対しディアーナは「彼女が世界を滅ぼせと言えばそれに従うのか?」と尋ねると
主人公は「自分の見た夢の意味を知り、それを彼女に伝えたい、それしか彼女に出来る事は無い」と答えます
ディアーナは「それだけの力がありながら、星々の夢を知りたがっているなら、サフィウス倒せるかも知れない」と言い
主人公達を試練の場に連れて行きます


(星司の泉ヴェイニス)
※セプターとカードが支配する側を決める為に戦う場所、深い深い水の底にあるが何故か呼吸できる

カードの記憶を守る神官フォンティシエルの前に転送された一行
彼女に勝てば星々の夢の始まりを知ることができるが、負ければ溺れ死ぬらしい。
リララと主人公は同意して、神官と戦う事に

勝利後に星々の夢の続きを見せられる
「カルドラが宇宙と神々を作り、そして世界を見守るために天空へ昇り、創造の書カルドセプトを残した
そして神々はその書物に従って世界を作り上げた」

フォンティシエルは自身の持っている星々の夢を見せた後、さらなる試練に向かうように言い、カードの化身である彼女は試練を乗り越えた証としてカードになります
カードを手に入れた主人公はさらなる試練へ向かいます
219カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16:26:07 ID:OVl2qQZA0
(月折の塔カニンガン)
※巨大な木の中に作られたステージ、負けたら木の養分にされる

フラムフルールの前に転送された一行、勝てばカードが生まれた記憶が分かるらしい
勝利後には星々の夢の続きを見せられる

「神々はカルドセプトに従い、最初に宇宙に生まれた世界を育てようとしたが、3人の神のうちの一人であるバルテアスガ
カルドセプトの空白に自分の意思を書き込み、カルドラの地位を奪おうとした、
その行為をカルドラは良しとせず、カルドセプトを砕き、バルテアスを幽閉した
散らばったカードは作られた世界に散らばり、人々は力を得た」

夢を見せた後、フラムフルールもまたカードになり主人公の元へ下ります
そしてディアーナに連れられ、最後の試練の場へ繋がる転送円に入ります


(墓標峡谷)
※試練に破れて死んだもの達の魂が集まる場所。負ければ敗者は亡霊たちによって死の世界へ引きずり込まれるらしい。

墓標峡谷に着いた時、ディアーナは「カードが真の力を発揮するのは途方も無い争いと破壊の果てのこと。カードが誰かを救うことなど無い」と言います
どうやら過去に最愛の人を失った様子。
「サフィウスを倒したければ私を倒すがいい。負ければ亡霊となるぞ」と言って戦いを挑んできます。

敗北した師匠は「サフィウスが世界を滅ぼす所をみるよりは良い」と、覚悟を決めますが何も起きません
「早く死に引きずり込め」と言っても亡霊達はスルーします、どうやらカードが亡霊達を遠ざけているようです
その原因は主人公がカードに師匠を守れと指示したからだそうです

主人公が「あなたはカードが人を救うことなんてできないと言ったが・・・、あなたにとって大司祭は本当に倒すべき存在なのですか?」と聞くと
ディアーナは「サフィウスこそが私が隠者になった理由、私は彼と戦うはずだった、しかし戦えなかった、唯一愛した男だったから」と告白・・・
そして「行け最後の試練に勝つだろう、あの男を止めてくれ、カードの闇に支配されたサフィウスを救ってくれ」と主人公に頼みます
220カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16:27:02 ID:OVl2qQZA0
(陽拝宮殿プロブディン)
※最後の試練が行われる場所は火山の火口

リララが「ファウスティナを助けたら一緒に組まないか、あんたとなら負けないし」と誘いますが、主人公はやんわり拒否

すると試練の番人ルーソレイユ登場、しかしドラクマに操られている、最後の試練の勝利者である大司祭の力があれば侵入も容易かったとのこと
主人公、リララVSルーソレイユ、ドラクマの戦いになります(戦闘間際、リララが「今回を最後にもう一緒にに戦うことなんでできないから・・・」とか言います)

勝利すると、ルーソレイユはドラクマに「試練の道を歪めし者よ、カードの意思の報いを受けるが良い・・・」言い
ドラクマは青い炎に包まれ、大司祭に助けを求めながら消滅します
更なる夢の続きを見せられる主人公達

(夢の続き:ムービーの内容です)
だがバルテアスはカルドセプトが破壊される前に・・・
ある呪いを書き込んでいた・・・
再びカードを集めた者は・・・
カルドラの創造の力を手に入れると
世界に住まう者たちがカードの存在を知った
カードの力を現すことが出来る者を
人はセプターと呼んだ
セプターたちは互いにカードを奪い合い・・・
やがて・・・その頂点に立つ者が現れた
覇者となったセプターはカードの力を利用し
復活を狙うバルテアスの存在を知り・・・戦った
そしてセプターの勝利によって
バルテアスは再び幽閉され・・・
セプターは新たな世界を創造し・・・
神々の一員として迎えられた・・・
カルドセプトは再び無数のカードとなって
新たに生まれた世界に降り注いだ・・・
カルドセプトはそれ自身を永遠に輪廻させる
セプターが世界を創造して神となるたびに
カルドセプトはカードとなって道を示す
カードは過去と未来と世界とお前をつなぐ
神々とお前を・・・出会うべき者たちをつなぐ
セプターよ・・・お前は今ここで
世界と分かちがたく結びついた


主人公達は星々の夢の続きを見て、新しい世界を創る事が、カードの本当の役目だと知ります。
リララは星々の夢を見た事を忘れていた自分を嘆き「誰かの為に戦えるあんたが、最初に見た夢を忘れずにいるあんたが、羨ましい」と言います。
ルーソレイユは「世界の命運はお前達と共にある。この世界と新たに生まれるべき世界の為に戦うがいい。」と言ってカードになって主人公の手に。
リララは「ずっと一人ぼっちだった自分が世界の為に戦う。私はここに来るために、カードたちに出会ったんだ。」とつぶやき
この場所で修行を積み、次に会う時はカードを全部を奪ってやるからねと主人公に言いますが(主人公は苦笑)
最後に「死ぬんじゃないよ、あんたなら必ず大司祭を倒してあの子を助けられる。」と励まします
主人公は礼を言って転送円の中へ入っていきます。
221カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16:37:52 ID:OVl2qQZA0
前回ファウスティナはヒロインと書いていたのですが、ファウスティナで統一しました
wikiも修正しておきました(今後も編集したら書き込みをします)

今リアルが忙しいので次回はまた後で・・・、ゴメンなさい
222カルドセプトサーガ:2008/08/03(日) 16:45:25 ID:OVl2qQZA0
補足ですけど、文章中に「・・・」が多いですがゲームの本文のままです
今後もこの調子で見にくいかも知れませんがご容赦ください
223ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 16:50:41 ID:udR2Z8IH0
カルドセプトサーガ乙です。
>補足ですけど、文章中に「・・・」が多いですがゲームの本文のままです
なるほど、一瞬福本マンガっぽいと思ってしまった
224S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:03:26 ID:HOgwJDan0
"S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl"行きます。
このゲームは進行の自由度が高く、
メインストーリーに関わらない部分はプレイヤーの行動によって展開が変化することもあり、
またお宝探しや金稼ぎなどで延々と時間を潰すこともできます。
そういった部分はほとんど省かせていただきました。


(ゲーム開始時までのあらすじ)
2006年、チェルノブイリ原子力発電所跡地で謎の大爆発が発生。
周辺一帯は放射能で汚染され、
突然変異したミュータント生物や異常な物理現象(アノーマリー)が目撃されるようになる。

そして2012年、"Zone"と呼ばれるようになった事故現場周辺は
"STALKER"(「ストーカー」)と呼ばれる命知らずが集う場となっていた。
彼らは"Zone"の内部で科学者による調査の手助けをしたり
"Artifact"と呼ばれる"Zone"にしかない特殊な物質の回収作業を行う賞金稼ぎである。

その"Zone"の内部には"Death Truck"と呼ばれる謎のトラックが存在した。
それらは何処からともなく現れては、幾つもの死体を捨てて何処かへと去ってゆく。
死体はストーカーや身元不明者であった。
彼らの共通点は、体に「S.T.A.L.K.E.R.」の刺青が入っていること。

ある日、一人のストーカーが大破したトラックと周囲に散らばる死体を発見した。
死体には全て「S.T.A.L.K.E.R.」の刺青が入っていた。
だが、死体と思われた者の中に、ただ一人生存者がいた。
ストーカーは意識不明のその男を背負い、懇意にしている商人シドロビッチの元を訪れる。

男はシドロビッチの元で息を吹き返したが、記憶を完全に失っていた。
持ち物はPDA(個人情報端末)のみ。
そこには一人の男の写真と、「ストレロックを殺せ」という文章だけが記録されていた。
シドロビッチによって"Marked One"(「印付きの男」)と名づけられた男は、
自分が何者であるかを知るために、ストーカーとして"Zone"へ足を踏み入れることに…。
225S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:04:38 ID:HOgwJDan0
("Zone"内部勢力紹介)

・Loner(一匹狼)
特別な主義信条を持たず、かといって見境なしに他人を襲うほど悪辣でもないストーカーたち。
「一匹狼」とは言うものの、Loner同士でグループを組んで行動することが多い。
主人公"Marked One"もLonerと見なされている。

・Bandit(盗賊)
他人を襲って生命と物品を奪うことを躊躇わない、ならず者のストーカーたち。
当然ながら他のあらゆる勢力と敵対している。

・Duty
"Zone"の危険から外世界を守ることを自らの責務とする、
準軍隊的な色彩を持つ規律正しい集団。
科学者による調査を積極的に支援している。
Loner以外の勢力、特にFreedomと敵対している。

・Freedom
"Zone"の神秘と恩恵は全世界に共有されるべきであり、
"Zone"への出入りは自由になるべきだ、と唱えるアナーキスト的な集団。
当然DutyやMilitaryとは仲が悪いが、Lonerとは敵対していない。

・Mercs(傭兵、Mercenaries)
対人戦闘に特化したストーカーの集団。
他者に雇われて「敵」を排除することを仕事としているようだが、
極端に閉鎖的であり、その本拠地の場所や活動の指針は不明。
他のあらゆるストーカー勢力と敵対している。

・Military(軍隊)
政府の指示によって"Zone"内の警備や調査に当たっている職業軍人たち。
彼らはストーカー勢力とは敵対関係にあるが、理由なしに積極的な交戦はしない。
時には戦闘ヘリや装甲車を投入してくる。

・Monolith
"Zone"中心部にあるという「モノリス」の存在を信じ、
それを人の手から守ることを大義とする宗教的な集団。
"Zone"中心部に近づこうとするものを容赦なく攻撃する。
226S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:05:21 ID:HOgwJDan0
(その他、"Zone"内部で活動する人々)
・Trader(商人)
勢力というよりは職業。ストーカーと取引をする"Zone"の商人たち。
物品以外に情報や仕事の依頼も取り次いでくれる。
自ら銃を手にして戦ったりすることはない。

・Ecologist(生態学者)
外部から"Zone"の調査に訪れた科学者たち。
警備や調査・採集のためにストーカーを雇ってくれるので、
一般のストーカーにとってはお得意様にあたる。
Loner、Duty、Militaryとは良好な関係にあるが、MercsやMonolithに襲撃されることがある。



息を吹き返した"Marked One"。
記憶はまったく残っていないが、"Zone"の風景はどこか見覚えがあるし、銃も手になじむ。
どうやら自分もストーカーだったらしい。
なぜ自分のPDAに「ストレロックを殺せ」とあるのか、
そもそもストレロックとは何者なのかを調べることで自分を見つけ出すことを決意する。
こっちは慈善事業をやってるんじゃないんだ、
手間をかけさせただけの価値があることを証明して見せろ、
というシドロビッチの言葉を受け、
彼からの依頼をこなして情報を得ながら調査を進めることに。

シドロビッチの指示の下にLonerとBanditの争いに参加。
任務を果たしてストレロックという男のことを教えてもらう。
その男は現役のストーカーで、
噂によると誰も近づけなかった"Zone"中心部近くへ接近する方法を見つけたらしい。
その男が今どこにいるのかは不明だが、何人かのストーカーを介して情報を集め、
彼の使っていた地下の隠れ家を見つけた。
そこにはカスタマイズされたライフルとフラッシュメモリが残されていた。
フラッシュメモリ内の記録によると、彼には「ファング」と「ゴースト」という仲間がいたらしいが、
「ファング」は死亡したらしい。
ストレロック当人以外に「ゴースト」のことも調べることに。

(註:フラッシュメモリを見つけなくても先に進めるが、
 その場合はいくつかのイベントが発生しなくなり、真エンディングまで到達できなくなる)
227S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:06:49 ID:HOgwJDan0
シドロビッチの指示で「アグロポラム研究所」という放棄された施設に潜入し、
警備していたMilitaryと交戦して調査記録を奪取した。
文書の内容によると、その研究所は"Zone"発生と拡大の時期には
「X18」なる秘密研究所の隠れ蓑として機能していたらしい。
文書は「バーキーパー」に渡せということなので、
"Zone"内のストーカーが集うバー"100Rads"へ向かう。

バーはDutyの拠点である工場団地跡にある。
ここはDuty隊員達の不断の努力によってミュータントやアノーマリーが排除された安全地帯だ。
ベテランの商人であるバーの店主に文書を渡すと、
「X18」(ではないかと思われる研究所)の場所を教えてくれた上で、そこの調査を頼んできた。

バーで情報を集めるうちに、奇妙な噂を耳にした。
"Zone"中心部近く、かつてのチェルノブイリ発電所の「石棺」には「モノリス」がある、
それは「望みをかなえるモノ」、それに願えばどんな望みでもかなうという…。
(「石棺」とは、1986年に爆発事故を起こした4号原子炉を封印している建造物のこと)

バーの南東、Dark Valley地区にある「X18」に向けて出発。
付近に拠点を築いていたBanditを撃破し、地下の入り口からX18内部へ。
X18内部には生きている人間は一人もいなかった。
異様な生物たち…ねじくれた人間のような奇怪なミュータントや実体の見えない敵が襲ってきた。
ミュータントの中にはガスマスクやボディスーツの残骸を身にまとっているものいたし、
サイコキネシスやパイロキネシスの使い手さえもいた。
X18の最深部・中央管制室でめぼしい書類を引っつかんで逃げ出す。
どうやらX18では(おそらく人間を材料に)ミュータントを作り出す実験をしていたようだ。
同時に、人の精神に影響を与える電磁波か何かを放射する装置を製作し、"X16"へ送っていたらしい。

バーキーパーにX18の書類を見せると、今度は"X16"の探索を依頼してきた。
"Zone"中心部近くには"Brain Scorcher"(脳を焼き尽くすモノ)なる地帯がある。
そこに足を踏み入れたものは必ず発狂しゾンビになってしまうという恐るべき場所だ。
その症状はX18の実験記録に酷似している、
ということはX16を調べれば"Brain Scorcher"を止める方法が分かるのでは…?
X16はおそらくYanter地区にあるだろう、とバーキーパーが言うので現地に向かってみることに。
228S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:07:40 ID:HOgwJDan0
Yanter地区を目指し工場団地の西へ向かう。
なぜかMercsがこのあたりを封鎖しており、戦闘に突入してしまう。
クルグロフ教授と名乗る科学者が救援を求めてきたので、
Mercsを退けて彼を救助した。
彼はヘリでYanterの研究施設に向かっていたところ、Mercsにロケット弾で撃墜されてしまったらしい。
一緒にYanterへ向かうことに。

Yanter地区はゾンビになってしまったストーカーがうろついているばかりで、
まともな人間は一人もいないかのように見えた。
地区の南にトーチカのような研究施設を発見。
中にいた生態学者サハロフ教授に話を聞くと、やはり彼らもX16を調査しようとしていることが分かった。
しかし、この付近では人間の精神を破壊する装置"Psi-Emitter"が働いているため、
不用意に行動すればゾンビになってしまう。
そこで、教授の研究に協力して精神防護装置"Psi-Helmet"を完成させることに。

クルグロフ教授とともに屋外での調査を終えると、
サハロフ教授は完全にチューニングしたPsi-Helmetをくれた。
さらにヴァシリエフという生態学者のことを教えてくれた。
ヴァシリエフはストーカー「ゴースト」を雇い、
一週間ほど前にX16内部への侵入を試みたが、そのまま通信が途絶えた。
彼の最後の通信がどこから行われたか突き止めたので、行ってみてほしいとの事。

Psi-Helmetを着用し、調査行を開始。
まずヴァシリエフの遺体を捜索した結果、彼の亡骸とX16の場所を含む記録を発見。
彼らはX16内部への侵入を果たしたが、
「ゴースト」はX16内部で正気を失い、施設の奥へと入っていってしまったらしい。
逃げ出したヴァシリエフも結局はゾンビに取り囲まれて生還できなかったようだ。
どうやら「ゴースト」の口からストレロックの事を聞きだすのは絶望的なようだが、
X16内部には彼の遺体か何かがあるだろう。

X16の入り口は研究施設の北、廃棄された軍の施設にあるらしい。
施設付近は強力なPsi放射が発生しており、
ゾンビと干からびた死体と人間の成れの果てのミュータントしかない荒涼たる世界になっていた。
建物の一つから地下研究所X16へ。
229S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:08:36 ID:HOgwJDan0
X16内に侵入し、ゾンビとミュータントを駆逐しつつ奥へ進むと
巨大な脳のようなものを透明なカプセル内に据えた奇怪な装置を発見。
これこそがPsi-Emitterだろう、ということでそこらじゅうのスイッチをオフにして回る。
全てのスイッチをオフにすると、激しい鳴動とともに装置が止まった。

研究所のさらに奥に入り、「ゴースト」の遺体を発見。
彼が持っていた書類と記録を確保する。
死体の顔を見たMarked Oneはある事に気づいて驚いた。
彼は自分のPDAに「ストレロックを殺せ」という文章とともに記録されていた写真の男だった。
あの写真はストレロックではなかったのか…?

ゴーストの記録からストレロックの仲間に「ドクター」と呼ばれる男がいることが分かった。
彼の居場所は「ガイド」と呼ばれる男が知っているらしい。
また、手に入れた書類から"X19"の存在が判明した。
これこそが"Brain Scorcher"らしい。
X19のPsi-Emitterは冷却装置の保護のために定期的に出力を下げるそうだ。
タイミングを図って侵入することであの一帯を突破できるらしい。

「ガイド」に会うためにゴーストの記録にあった会合場所へ。
待っていたガイドにゴーストのことを告げると、
ドクターはストレロックの隠れ家にいるということを教えてくれた。

以前一度行ったことがあるストレロックの隠れ家へ向かったMarked One。
だが、隠れ家の入り口のはしごに手を書けた途端、爆発が起こって意識を失った。
朦朧とする意識の中で、誰かが介抱してくれていることに気づく。
「どうしたんだストレロック、記憶喪失にでもなったのか?
 トラップを仕掛けるように言ったのは君だろうに…。
 時間が無い、聞いてくれ。
 モノリスに関する君の考えはおそらく正しい。
 「デコーダー」はプリピャチに隠しておいた。鍵と地図を渡しておく。
 君が何を求めているのかは知らないが、がんばってくれ。」

ふと気づくと、そこには誰もいなかった。
自分こそがストレロックだとしたら、記憶を失う前に一体何があったのだろうか?
真実を知るにはさらに北に向かうしかない…。
230S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:10:08 ID:HOgwJDan0
バーキーパーの計らいでDutyのリーダー、ヴォローニン将軍に会うことになった。
Lonerの立場を活かし、Freedomの基地に入り込んで
強力なグレネードランチャーを盗み出してほしいとの事。
また、Duty隊員の一部が将軍の制止を振り切ってFreedomを攻撃しに行った模様で、
自殺行為だから彼らには加わるなと釘を刺された。

バーの北にある廃棄された軍の倉庫群がFreedomの基地になっている。
そこへ向かう途中、Dutyの隊員に声をかけられた。
Freedom殲滅作戦に協力してほしい、
具体的にはLonerの立場を活かし、Freedomのスナイパーに近づいて殺害してほしいとの事。

(ここから先にどのような行動をとるかはプレイヤー次第。
 ヴォローニン将軍に従ってDutyに穏健な協力をするもよし、
 Duty過激派のリーダー「スカル」とともにFreedom殲滅を目指すもよし、
 Freedomのリーダーであるルーカッシュと話し合ってDutyと戦ってもよい。
 特に何もしないことも、DutyもFreedomも皆殺しにしてしまうことも一つの選択肢である。
 エンディングの内容にある程度影響するが、メインストーリーにはまったく関係しない。)

Freedomの基地よりさらに北へ行くと、Freedomが「防壁」と呼んでいる拠点に到達した。
ここより北はMonolithの狂信者のたむろす場所であり、
Freedomの隊員達は彼らの襲撃から南の一帯を守るために戦っていた。
ちょうど襲撃が始まったので、彼らに協力して敵を退け、そのまま単独での逆襲を開始する。

"Brain Scorcher"を目指して北上するMarked One。
あたりはアノーマリーと異常に強い放射能にあふれ、
しかもMonolithの連中が容赦なく攻撃してくる。
Monolith兵の妨害を退け、Brain Scorcher内部へ侵入したMarked One。
中はがらんとしており、Monolith兵すらいない。
難なくメインスイッチを切るMarked One。その途端、彼はめまいとともに意識を失った。

 あの時、自分は確かに見た。
 巨大な氷のようなクリスタル、「望みをかなえるモノ」、モノリスを。
 自分はあそこにいた…

「お前の望みは知っているぞ。我が元へ来たれ…」
誰かの声が耳元で聞こえた。モノリスが呼んでいる…
立ち上がるMarked One。退路を断ちに来たMonolith兵と戦ってBrain Scorcherを脱出する。
231S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:11:27 ID:HOgwJDan0
Brain Scorcherが停止したという情報は瞬く間に広まったらしい。
ヘリで乗りつけたMilitaryがMonolithと激闘を繰り広げ、
DutyとFreedomがZone中心部を目指すために相争い、Lonerは我関せずと北へ走り…
Marked Oneも北を目指す。
向かう先はプリピャチ、かつてチェルノブイリ発電所の勤務者のために作れられた町だ。
(註:実際のプリピャチは発電所の北にあるが、このゲームでは南にあることになっている。)

バーキーパーの周旋で重装備のLonerのチームとともにプリピャチを進むことになった。
至る所にMonolith兵が待ち構え、間断なく銃声と爆発音が響く。もはやここは戦場だった。
力闘の末、制圧した地下駐車場に拠点を構えることにしたLonerたちと別れ、
Marked Oneは単身でホテルに向かう。
ドクターのくれた鍵と資料をもとにホテルの一室に入ると、
そこにはデコーダーと資料があった。
ストレロック、すなわちMarked One自身の残した記録だった。

かつて、ストレロックの率いるチームはチェルノブイリ発電所への侵入を果たし、
モノリスの存在を突き止めていた。
だが、同時に電子ロックのかかった不審な扉を発見していた。
モノリス自体が何かの隠れ蓑なのではないかと考えていたストレロックは撤退を命じ、
部下の「ファング」に電子ロックを破るデコーダーの作成を命じた…。

プリピャチの北の端、チェルノブイリ原子力発電所のすぐ近くでは
MilitaryとMonolithの死闘が繰り広げられていた。
激しく抵抗するMonolithをヘリや装甲車を投入して押しつぶそうとするMilitary。
時に両軍に標的にされながら、火線を縫って発電所に飛び込む。
Monolith兵と戦いながら発電所内部を捜索するMarked One。
その向かう先は…

(デコーダーを持っていなければ以下のモノリスエンドでゲーム終了。
 その時満たしている条件によってどのエンディングになるかが変わる。)
232S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:12:08 ID:HOgwJDan0
「石棺」内部へ侵入したMarked One。そこには光り輝く巨大なクリスタル、「モノリス」が。
「お前の望みは現実となろう…ここは道の終わり…我が元へ来たれ…」
Marked Oneはモノリスの呼び声に答えて…

1.「俺は不老不死になりたい」 (特定の条件を達成していない)
 彼はそう言うと、体に違和感を覚えた。
 体が見る見るうちに金属になっていく。
 恐怖に震えながら、なすすべもなく全身を金属に変えられていくMarked One。
 彼は不老不死の金属像になった。 (終)


2.「俺は金持ちになりたい」 (所持金が一定額以上)
 彼がそう言うと、何かが降ってきた。拾ってみるとそれは金貨だった。
 雨のように降り注ぐ金貨と紙幣。喜ぶMarked One。
 彼は気づかなかった。
 「紙幣」は剥れたペンキの破片で、「金貨」は外れたボルトやナットであることに…。
 やがて天井を支える梁が脱落し、Marked Oneを押し潰した。 (終)


3.「俺は"Zone"が消えてほしい」 (Marked Oneのストーカー間での評判が非常に良い)
 彼がそう言うと、彼は真っ白な光に包まれた。
 "Zone"は消えたのだ。この光に目が慣れれば、あたりは平和な光景が広がっているはず…。
 喜びの表情を浮かべるMarked Oneの目には瞳が無かった。
 "Zone"は(彼の視界から)消えたのだ。 (終)


4.「人類は腐敗している。統制が必要だ」 (Marked Oneのストーカー間での評判が非常に悪い)
 彼がそう言うと、彼の脳裏にイメージが送り込まれた。
 行軍、核爆発、死者…。腐敗した人類にモノリスが与える容赦なき統制…。
 Marked Oneはただ一人、暗黒の中にいた。 (終)


5.「俺は世界を支配したい」 (DutyとFreedomの指導者が両方とも死亡している)
 彼はそう言うやいなや、体を折って苦痛の声を上げた。
 彼の体からもやもやとした光が放たれ、モノリスに吸い込まれていく。
 あとに残ったのは彼の防弾スーツだけだった。
 Marked Oneはモノリスに吸収され、その一部として世界を支配する存在になったのである。 (終)
233S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 19:13:37 ID:HOgwJDan0
(デコーダーを持っていれば以下の"C-consciousness"エンドに到達できる。
 会話中の選択肢によってエンディングが分岐。)

「石棺」ではなく電子ロックされた扉へ向かったMarked One。
デコーダーで扉を開け、最深部へ侵入する。
そこにはモノリスの制御装置があった。
これを破壊すると、装置に写っていたモノリスのホログラムが消え、一人の男の姿が現れた。
「ごきげんようストレロック。君は私に聞きたいことがあるだろう。
 まずは話をして、それから何をするか決めようではないか。」

 「それ」は超意識体"C-consciousness"、7人の人間の精神を統合した存在だった。
 彼は原発事故で廃墟になっていたチェルノブイリでひそかに行われた実験の産物である。
 彼が作られた目的は情報空間"Nous-Sphere"にアクセスし、これに操作を加えること。
 Nous-Sphereは地球全てを覆い、全ての生物の精神に接続している。
 これを操作すれば地球上から残虐性や貪欲といった負の精神面を消去できると考えられたのだ。
 だが実験は失敗。現実空間とNous-Sphereの間に亀裂が発生し、"Zone"が出現した。

 "C-consciousness"は"Zone"の拡大を抑え、実験を続けるために自らの身を守る手段を講じた。
 発電所の周囲に"Psi-Emitter"を配置して無関係な人間の到達を阻む。
 Psi-Emitterの秘匿能力である洗脳機能を用いて近づいてきた人間を護衛に変える。
 (そのほとんどはMonolith兵にされたが、一部は特殊な任務を遂行するエージェントになった。
  Marked Oneの腕にもある"S.T.A.L.K.E.R."の刺青はその一員であることを意味している。)
 そして「モノリス」を設置し、その噂話を意図的に流して"C-consciousness"の存在から人々の目をそらす。

 ストレロックはモノリスの背後に何かがあることに気づいた最初の人間だった。
 "C-consciousness"は彼を探し出して抹殺することを決め、
 何人かのストーカーを洗脳して任務を刷り込み、"Death Truck"に乗せて送り出した。
 最大の誤算はそのストーカーたちの中にストレロック本人がいたこと。
 次の誤算は輸送中のトラックが落雷で破壊され、
 Psi-Emitterの効力が及ばない場所で激しいショックを受けたストレロックの洗脳が解けてしまったこと。
234ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 19:28:45 ID:Y8371CXD0
連投規制?支援
235ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 19:47:38 ID:rPT39eBB0
Wii新作の「零〜月蝕の仮面〜」クリアしたので、予約しときます。
そこそこ長いんで、気長に待っててください。
236ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 20:07:28 ID:n+F9Z0zu0
遅ればせながらトワイライト乙〜
完結してよかったw
237S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 20:12:39 ID:HOgwJDan0
"C-consciousness"との会話の終わりに、
「"Zone"の拡大を抑えるために我々に参加して欲しい」と頼まれたストレロックは…

1.「実験に協力しよう」と言った。

 協力を申し出たストレロックは"C-consciousness"装置の培養カプセルの一つに入り、
 "C-consciousness"の一部になった。

 "Zone"内のとある場所で、初老の男…ドクターは一人つぶやく。
 「もう長いことストレロックを見ていない…彼はやったのだろうか?
  簡単に終わるようなタマじゃない、きっとうまく行っているのだろう…」  (終)



2.「そんな誤魔化しに協力する気はない」と言った。

 ストレロックは光に包まれ発電所の外へテレポートした。
 大規模アノーマリー「ブロウアウト」でMilitary他の勢力が壊滅した静寂の中、
 彼はMonolith兵と戦いながら無数のテレポーターを潜り抜け、"C-consciousness"装置へ到達した。
 もはや彼を阻むものは何もない。
 彼は銃を培養カプセル群に向け、ためらいを振り切って引き金を引いた。

 次の瞬間、ストレロックの周囲にあった物が全て消えうせた。
 そこはトンボが飛び野ウサギが跳ねる、明るい野原だった。
 「俺が正しかったのかどうかは分からない。
  だが、俺はやった。この幸運に感謝すべきだろう…」
 彼はごろりと横になると、平和な眠りを楽しむことにした。 (終)
238S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl:2008/08/03(日) 20:14:47 ID:HOgwJDan0
最後の最後で規制に引っかかりました。

7つあるエンディングにはゲーム中では扱いに差がないのですが、
一番最後の"C-consciousness"破壊エンディングが真のエンディングだと見なされています。
(このエンディングへのルートが一番長いため)

このゲームの設定の元ネタは1979年に公開された
映画「ストーカー」(アンドレイ・タルコフスキー監督)だと思われますが、
映画をゲーム化したという訳でもないようで、その辺の関係はよく分かりません。
239ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 20:26:44 ID:OVl2qQZA0
スタルカー乙でした
何回かクリアしたけど、詳細が分から無かったので助かりました
240ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 20:42:22 ID:5ZWSDAET0
ストーリーって大雑把と細かいのどっちがいいもんかな?
241ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 20:55:27 ID:vWxuryDb0
DSのヘラクレスの栄光予約
242ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 21:04:44 ID:huOHOcit0
>>240
自分はうまくまとめてあれば細かい方が好き。
あらずじなら要約してもらうスレあるし。
243ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 04:00:04 ID:WhV82dj70
NINTENDO DS 『BLEACH the 3rd phantom』のストーリーをお願いします
244ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 06:10:39 ID:6aQn/UEZ0
ストーカー乙です。
なんかモノリスに望みを願ってもたいていろくでもないことになるってところ、
ウィザードリィ4のエンディングを思い出すなぁ。
真エンディングも「トンボが飛び野ウサギが跳ねる、明るい野原」なんて、
なんだかいかにも幻影っぽい感じの光景で安心できない感じだね
245ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/04(月) 11:20:54 ID:KJIhCnyL0
■登場人物
主人公:記憶喪失で不死。妖精から英雄ヘラクレスと呼ばれる。
ロコス:不死の少年?どう見ても女だけど本人は男と言い張っている。
シュキオン:美形。女の子にちょっかいかけたら女の子の彼氏にボコボコにされて不死だと発覚したらしい。
自称ヘラクレス:無銭飲食でスパルタの牢屋に捕まっていた。不死。
エリス:不死の幼女。町一つを吹き飛ばす爆発に巻き込まれた際に記憶をなくしてしまったらしい。

アゴン:アテナイの元兵士で今はトランティアの将軍。アキレスに恨みを持つ。
ダイダロス:タポス・クラシスを世界中に造り上げた発明家。
プロメテウス:ゼウスによってコーカサス山に磔にされている古き神。人に火(魔法)を教えた。
ガズス船長:元ダイダロスの弟子。愛娘フローラと妻と平和に暮らすためかつての罪を償う方法を探している。
デクレオス:伝説の海賊王。
ピアザ:アテナイの王女。ディロス将軍によって塔に幽閉されている。
パトロクロス、エウドロス:アキレスの部下。パトロクロスは女でエウドロスは男。
アキレス:英雄。母が女神で父は人間の半神半人。アテナイ軍を率いる。
ヘロン:元ダイダロスの弟子。エリスと旅をしていた。エリスに特別な感情を抱いているらしい。
カッサンドラ:トロイの王女。予知能力者。
アストレア:正義の女神。
ゼウス:諸悪の根源な神々の王。
ヘファイトス:鍛冶屋の神。冥界に引きこもり中。

■シナリオに絡む範囲での基本用語
・エーテル:人が魔法を使うのに必要なもの。生物は消滅するとエーテルに変換される。
4色の四大元素のエーテルとまくろきのエーテルの二種類がある。
4色のエーテルを消費して魔法を使うとまくろきエーテルが精製される。
まくろきエーテルを使う場合はその逆。
・オーバーキル:大ダメーシを与えることで相手を4色エーテルに変換して完全に息の根を止めること。
何度も生き返る不死の生き物を倒すときに必要。
246ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/04(月) 11:21:40 ID:KJIhCnyL0
■本編
クレタ島の海岸に漂着した主人公。
どこ行くあてもないのでフラフラと近くの森を彷徨っていると、兵士に追いかけられた少女に出くわす。
通り過ぎようとすると少女に体当たりされて一緒に崖下に落下。
少女はさっさと起き上がって、主人公が墜落死したと思ってどこかにいってしまう。
主人公は少女の後を追い、また崖から飛び降りる。
何度崖から落ちても死なない不死な主人公をみて少女は不死仲間ができたと喜ぶ。
少女はロコスと名乗り、自分は男だと言い張る。信じる主人公。
ロコスは武器も持っていない主人公に、仲間の証として父の形見の刀を貸し与える。
ロコスと2人森の中を進むがどこを見ても出口が見つからない。
困っていると、妖精が現れる。妖精曰くここは迷いの森だから出口がないらしい。
妖精は主人公を英雄ヘラクレスと呼び、英雄のためだと言って出口まで案内してくれる。
迷いの森から脱出した主人公たちが港町に向かって歩いていると、兵士と追われる男に遭遇。男は不死らしい。
せっかくの不死仲間だからと逃走の手伝いをする2人。どうやら男は無事逃げられたようだ。
何はともあれ港町クノッソスへ到着。しかし船に乗るには許可証が必要だと言われ、困る2人。
そこへさっきの男が現れ、主人公達の分も許可証を用意してくれる。
おまけに宿屋の主人を魅了して宿の手配もしてくれることに。
男の名前はシュキオン。不死で女の子にやたらとモテる美形。
シュキオンもロコスと同じで自分が不死の理由を探しているらしく、主人公達と同行したいと申し出る。
シュキオンがいうにはオリンポスに行けば不死の理由が分かるらしい。
ということでオリュンポスへ向かうことになった主人公一行。
翌朝スパルタ行きの船に乗り込むが、途中で魔物に襲われる。
ちょうど乗り合わせていたパトロクロスとエウドロスとともに魔物クラーケンを撃退。
しかし船が壊れてしまったので、進路を変更して船長の家があるラコニアへ行くことに。
247ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/04(月) 11:22:15 ID:KJIhCnyL0
魔物を倒してくれたお礼だとして船長の家に泊めてもらうことになった3人。
パトロクロスとエウドロスは急ぎの旅なので、道具屋から船を買い取り先にスパルタへ向かうらしい。
船長の家で、船長の愛娘のフローラと会う。
フローラは小さいお花を船長に内緒で育てているらしく、このことを秘密にして欲しい頼まれる。
ロコスが「すぐに見つかっちゃうよ」というと慌てるフローラ。
その晩、主人公は女の子に漂着していた時から身に着けている青い羽飾りをプレゼントされる夢を見る。

真夜中突然響いた警鐘の音で飛び起きる3人。
フローラが行方不明らしい。どうやら秘密の花を隠しに廃坑に一人でいってしまったようだ。
船長とともに廃坑に向かう3人。
廃坑の奥で魔物に襲われているフローラを発見。フローラのことは船長に任せて魔物オルトロスを退治。
ラコニアに戻ると船長や町の人に感謝される。
翌朝、船が直ったので今度こそスパルタへ向かう。

スパルタでは無銭飲食で捕まった英雄ヘラクレスの話題でもちきり。
シュキオンの機転で牢屋の兵士を買収して、その自称ヘラクレスに会いに牢獄へ。
自称ヘラクレスも不死らしく、なにやら自分がヘラクレスと呼ばれる記憶があるらしいが本人である確証がない。
色々あって脱獄するはめになった主人公一行。
兵士に囲まれ困っていると船長が登場。脱獄経験のある船長に隠し通路を教えてもらう。
魔物の巣窟なので兵士が来ないという廃墟に向かう5人。
この廃墟はタポスといいダイダロスの作り出したエーテル発生装置。そして船長はダイダロスの弟子らしい。
しかし、とっくの昔に廃棄されたはずのタポスがまだ何故か稼動している。
原因を探るべくタポス内部へ潜入。最下層で魔物ヒュプノスに襲われるおっさんと幼女を助ける。
おっさんはヘロンといいダイダロスの弟子で、幼女はエリスといい不死で記憶喪失。
タポスは人間の手に負えない装置だからと神々によって破壊されているらしい。
その時に町ごと吹っ飛ばされたりしているので、ヘロンはそうさせないよう人の手でタポスを停止させるために旅をしているようだ。
エリスは顔の綺麗なお兄さんことシュキオンに懐いているようなので、ヘロンと別れて主人公と同行することに。
代わりに船長がヘロンとともにタポス完全停止の方法を探しに旅に出るといい、主人公たちと別れる。
船長にミケナイのアルという男に会いに言って欲しいと頼まれたので、ミケナイに向かう一行。
248ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/04(月) 11:23:20 ID:KJIhCnyL0
アルの家にいくとアルの友人と名乗るゴアンという男と出会う。
アルは家の中でまるで魂が抜けているみたいな放心状態になっていた。
ゴアンが言うにはアルの家の地下にあるクラシスという装置のせいでこうなってしまったらしい。
ゴアンと別れて、オリンポスに向かうべく、戦士の草原へ足を踏み入れる5人。
戦士の草原では死んだはずの兵士が何度も起き上がり襲い掛かってくる現象が起こっていた。
主人公達も襲われたので不死兵をオーバーキルでエーテルに変換しつつ進む。
不死兵と間違われ、草原出口で落とし穴に落ちる5人。
落とし穴を作ったのはパトロクロスとエウドロスらしい。
2人はお詫びに自分達の上司の英雄アキレスの元に連れて行ってくれる。

アキレスは主人公を見るとこの人は英雄ヘラクレスだと証言。しかし自称ヘラクレスも英雄ヘラクレスらしい。
アキレスは今、トロイに攻め込んでいる最中だが、姫が王の座を狙うディロス将軍によって塔に監禁されてしまっているので困っているらしい。
どうもそのピアザ王女がいないとオリンポスに通じる天空の門が開かないらしいので、主人公達が助けに行くことに。
アキレス曰く「ピアザは運命の女だ」らしくオリンポスに行ったら、王女を自分のもとに連れてきてもらいたいようだ。
承諾して塔へ向かう一行。
入り口の兵を蹴散らして、最上階へ行き、ピアザ王女の部屋を守る魔物スピンクスを撃破。ピアザ王女のもとへ。
しかしディロスの手のものと勘違いされてしまう。
シュキオンの説得という名のナンパを軽く笑い飛ばされてしまったので、面倒臭くなった自称ヘラクレスの体当たりで王女を気絶させ、塔から脱出。
そのままオリンポスへ向かう。

オリンポスふもとの村で休憩しつつ、天空の門へ到着した一行。
ピアザ王女の呼びかけで扉が開き、門の中で一行は天空の回廊に飛ばされる。
天空の回廊を登っていくと途中で英雄の門の前に出る。
英雄の門は英雄であるか否かを確かめる門。ヘラクレス2人組は妖精たちに無理やり押し込められ、門の中へ。
今まで倒したクラーケン、オルトロス、ヒュプノス、スピンクスのコピーを倒して門の中から出てくる2人。
結局どっちが本物かは分からずじまい。
天空の回廊の先には神殿があり、そこには女神アストレアが。
アストレアがいうのは主人公達の不死は神々の認めたものではなく、本来ならばこの場で塵にされても文句は言えない。
しかし善なる存在の証明をすれば見逃してもらえるとのこと。ただ善なる存在の証明が何を指すかは教えてもらえなかった。
アストレアは言いたい放題言うと主人公達を天空の門へ転送してしまう。
結局オリンポスでも不死の理由や自分達が何者か分からなかった主人公一行は意気消沈しながらふもとの村へ戻る。
249ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/04(月) 11:24:18 ID:KJIhCnyL0
主人公達がオリンポスに行っている間にふもとの村はトランティア軍に攻め込まれていた。
ヘラクレス将軍率いるトランティアもトロイを攻め込もうとしているらしい。
とりあえず、ピアザ王女をアキレスももとへ届けるべくトロイを目指す一行。
ドリスコスの街に立ち寄ると、そこには不死の兵士がうごめいていた。
何事かと街の中を探索すると怪しいアジトらしきものが。
アジト内部でヘラクレス将軍と遭遇。やっぱり記憶喪失で不死。
ヘラクレス将軍は神々の命を受け、クラシスという装置を破壊しているらしい。
アジトの奥にはアルの家で見たのと同じ装置が。クラシスだ。ただしこの装置の中心には魔物が捕らわれていた。
さっそくヘラクレス将軍の体当たりでクラシスを破壊。将軍はクラシスが機能停止したのを確認すると立ち去る。
主人公達は装置から解き放たれた魔物メデューサを退治。
すると、魔物の魂を分け与えられていた不死兵たちがエーテルになって消えていく。
アジトから出るとここのアジトでクラシスを使っていた張本人なディロス将軍が登場。
ピアザ王女が塔から身を投げて死んだって思い込んでいたディロス将軍は王女が生きているのを見て大喜び。
しかし、クラシスを使用していたことをヘラクレス将軍に咎められ、
「使用した俺が極悪人なら、クラシスを作った奴はどうなるんだ」「クラシスを作った奴も成敗してやる」「何をいっているんだ!?」
という問答をしながら逃走。
主人公一行はヘラクレス将軍のようにクラシスを破壊すれば善なる存在が証明されると考え、クラシス破壊の旅をすることに。

トロイへの道のりの途中、馬の形をした巨大な建物が後ろからやってくる。
ピアザ王女の演技でトロイまで乗せてもらえることに。
木馬型移動要塞の中には生きている兵士のほかに不死兵が、何か怪しいので中を探索するとクラシスを発見。
善なる存在の証明のために装置を破壊して、捕らわれた魔物キメラを退治。
しかし、このせいで木馬を警備していた不死兵が消滅してしまい、木馬を魔物達が襲撃。
何とかのりきると、ヘラクレス将軍が乗り込んでくる。木馬にクラシスを持ち込んだのはクビになったはずのアゴン将軍らしい。
ヘラクレス将軍は主人公達にある仮説を語る。
クラシスは捕獲した魔物の魂を死者に分け与えて不死の兵を作る装置。
英雄ヘラクレスが複数存在しているのは、本物のヘラクレスがクラシスに捕らわれていてその魂を死者の肉体に分け与えているからだと。
英雄を捕らえられるのは神々くらいなので、神々が英雄不足を解消するためにこんな事をしたのではないかという事らしい。
ロコスはもし本物のヘラクレスが解放されたら主人公たちもエーテルになって消えてしまうのではないかと危惧する。
250ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/04(月) 11:54:00 ID:KJIhCnyL0
話をしているうちに、木馬はトロイから撤退してきたアキレスたちに追いつく。
トロイでもやはり不死兵が使われており、これから援軍を呼びに行くところらしい。
アキレスは「ピアザ王女がアキレスの運命を変える」とトロイの予言者で王女のカッサンドラに言われたらしい。
しかし当のピアザはどうすればアキレスの運命を変えられるのか知らないという。うなだれるアキレス
疲れきっているアキレスの介抱を王女に任せてトロイへ急ぐ5人。

トロイは門を閉ざしてしまっているので入ることができない。
主人公達はヘラクレス将軍に頼んで木馬を突進させて門を破壊。不死兵がうようよいるトロイ市街地へ進む。
不死兵を倒しながら、トロイ城へ向かうと、途中で甲冑に身を包んだ男に呼び止められる。
男はシュキオンの知り合いらしく、シュキオンに仲間になれと誘うがシュキオンは知らないという。
エリスは男がミケナイであったゴアンであると見抜く。
ゴアンはまた後で会おうといい立ち去る。気を取り直してトロイ城へ。
トロイ城の横の塔からトロイ城内部に入り、奥に進むと、やはりそこにはクラシスと魔物が。
クラシスを破壊し、魔物プロファシスを倒す一行。
倒された魔物プロファシスはカッサンドラへと姿を変える。
カッサンドラは誰にも自分の予言を信じてもらえないと嘆き魔物に変わってしまったのだという。
しかしアキレスはカッサンドラの予言を信じているようだと教えると、自分の予言を理解できたアキレスに伝えなければならないことがあると言う。
ちょうどそこへやってきたアキレスとピアザとヘラクレス将軍。
カッサンドラが世界滅亡に関する予言を伝えようとすると、ゴアンが登場。
ゴアンの本名はアゴン。アテナイの元兵士でトランティアの将軍。
アゴンはアキレスの弱点であるアキレス腱を切断してアキレスを殺害してしまう。
アキレスの弱点をアゴンに教えたのは幼かったころのピアザ王女。これが「ピアザ王女がアキレスの運命を変える」ということだった。
アキレスはアゴンがアテナイ城を探っていたことと、アテナイ城には秘密があるということを告げて息を引き取った。
カッサンドラは自分の予言を信じてくれるひとがいなくなったと嘆く。
試しに主人公達が予言を聞いてみるが何を言っているのかが理解できなかった。
ピアザは自分なりにアテナイ城の秘密について探ってみるという。
遅れてやってきたパトロクロスとエウドロスはアキレスの遺言に従い、ピアザ王女の部下になり、王女をアテナイまで護衛することに。
去っていくピアザ達。
ここでアゴンを追うというヘラクレス将軍とも別れ、当面の目的地がなくなった5人は海が見たいというシュキオンのために港町ミレトスへ向かう。
251ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 11:55:50 ID:KJIhCnyL0
ヘラクレスの栄光 魂の証明をとりあえず今日は半分まで投下しました。
残りは明日投下予定。
252ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 21:48:01 ID:RlNKw3F50
遅レスですがインフィニットループ乙です。
宰相のオッサンは黒幕じゃなくてそれなりに良い人だったんだな・・・
どうせお約束の配役ストーリー(悪人顔は敵方)だと思って避けてたんだけどよさげですね。
あと、メアリやジミーのサブストーリーみたいな物はないのでしょうか?
253ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 21:50:50 ID:w4ZRBh/n0
相変わらずとっつきにくいストーリーだなw>ヘラクレス
254ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 23:59:22 ID:Z/BB2ktS0
>>253
でもプレイした側としては中々いい展開だった、すごろくゲーなのは否めないけど

それは置いてトワイライトシンドロームDS予約しておきま
刻みで出すのと一括で出すのはどっちがいいのだろう
255ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 00:40:29 ID:qlKHXafI0
どろろのゲームストーリーを教えて下さい。
256ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 01:14:34 ID:85i+O6NI0
>>254
10レス超えると連投規制に引っかかるようなので、
それ以上になりそうなら分けて出すべきかと思われます。
そこまで行かないなら自分がやりやすい方法でいいのでは。
257 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 04:34:13 ID:/tIlwCAU0
インフィニットループ乙でした。
パッケージと公式サイト見て「どう見てもこの宰相が黒幕だろ・・・常考」とか思ってたけど違ったんだなw
258ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:29:36 ID:g4KRIre40
ミレトスではトランティアの兵士達が船長とヘロンに懸賞金を懸けて捜索していた。アゴンの命令らしい。
主人公達が港へ行くと、そこでは兵士となにやら揉めるヘラクレス将軍の姿が。
どうやらアゴンが船を出港させないように手配しているようだ。
アゴンはクラシス破壊の手柄を自分のものにして将軍の座に返り咲き、代わりにヘラクレス将軍が追放、指名手配されているらしい。
兵士がヘラクレス将軍を捕まえようとすると、どこからか「ガズスとヘロンがいたぞ!」という声が。
兵士はヘラクレス将軍より船長達のことを優先して声が聞こえてきたほうへ急ぐ。
ヘラクレス将軍はトランティア王の誤解を解かなければと言うと、足早に去っていった。
残された主人公たちのところに少年がやってくる。
少年曰く「この船は囮なんだ。不審な奴が乗船してしまえばあっという間に牢屋に早変わり」とのこと。
ここから東の岬にある船なら安全に海を渡れるらしいので、早速東の岬へ。

確かに立派な船が泊まっていたが、どうみても海賊船。乗り込むともちろん海賊に襲われた。
海賊達を撃退すると、少年がやってくる。
「これで海賊に奪われたボクの宝物を取り戻せるよ!」by少年。まんまと利用されたようだ。
少年の宝とは「英雄の証」という紙切れ。
これはかの英雄ヘラクレスが魔物に敗れて落ち込んだときに、ヘラクレスの弟が兄を励まそうと送ったものの複製品らしい。
英雄の証を見た自称ヘラクレスは自分も弟のイピクレスにこの紙をもらった記憶があると言い出す。
そこへこの海賊船の船長であるデクレオスが現れる。
デクレオスはシュキオンの知り合いらしいがシュキオンには心当たりがない。
デクレオスがシュキオンの手握ると、シュキオンとデクレオスが輝く。どうやらこれでシュキオンの記憶が一部戻ったようだ。
デクレオスは「アゴンはどうした?」とシュキオンに尋ねる。やはりシュキオンとアゴンは知り合いみたいだ。
シュキオンは主人公達に「私を信じてついてきてくれませんか」と言い、デクレオスに「例の場所」へと船を出してもらう。
259ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:30:25 ID:g4KRIre40
船旅の途中で謎の巨大海洋生物に遭遇。デクレオスが言うにはこれが海の神オケアノスらしい。
オケアノスが近くに来たせいなのかシュキオンのアザが疼きはじめる。
何はともあれ目的である島に到着。島にはオケアノス神殿があった。
主人公一行がオケアノス神殿の奥の泉に足を踏み入れると、突然シュキオンの記憶が完全に復活。
記憶の戻ったシュキオンは古い神話を主人公達に語った。
昔、古き神々とゼウス率いる新しい神々との戦争ティタノマキアがあった。
劣勢だった古き神々は強力な魔物テュポーンを製造。
新しい神々は誰一人としてテュポーンを倒すことはできなかった。
古き神であるオケアノスは戦争後での自分の地位を保障することと引き換えにテュポーンを倒すという契約をゼウスと結んだ。
激闘の末、勝利するオケアノス。
しかしゼウスは約束を守らず、強力な神であるオケアノスの体と魂を分離。
オケアノスの体はあてもなく海を漂うことになり、魂はさらに三つに分割されて人間に転生。
シュキオン、デクレオス、アゴンはオケアノスの分けられた魂の持ち主であり、それ故に不死のようだ。
アゴンがシュキオンに協力して欲しいこととは合体してオケアノスに戻り、ゼウスに復讐することらしい。
シュキオンは記憶が戻っても主人公達が気に入っているから一緒に旅を続けると言う。

用が済んだので東の岬へ戻ると、女の人が倒れている。
女の人はアテナイのピアザ王女に伝えなければならないことがあると言い、意識を失う。
女性を海賊船で介抱しつつ、ピアザ王女に会うためにアテナイに向かうことになった一行だった。
260ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:30:56 ID:g4KRIre40
襲いくる魔物を撃退して、やっとのことで海賊船をアテナイの港に寄港すると、当たり前だがアテナイの兵士がやってくる。
その中にパトロクロス、エウドロスがいたので事情を説明して、停泊を許可してもらう。
謁見の間に行くと、退屈そうなピアザ王女が。
「あれ? カッサンドラも一緒?」と言われたので、振り向くと、後ろにカッサンドラがいた。城の秘密について話に来たようだ。
カッサンドラはかつてアテナイ王によりこの城の地下に幽閉されており、アキレスともそこで出会ったらしい。
アキレスだけがカッサンドラの予言を聞き取れたのはきっとその場所のおかげかもしれないとのこと。
カッサンドラに隠し通路の入り口を出現させてもらい、城の地下へと足を踏み入れる5人+カッサンドラ+ピアザ。
一本道をひたすら下っていき、たどり着いた最下層の部屋には魔物オイジスが住み着いていた。
オイジスを倒すと爆発が起き、床の表面が剥がれ落ち、廃墟のタポスで見たのと同じような模様が現れる。
カッサンドラが幽閉されていたのはこの部屋らしい。早速、予言の内容を教えてもらうことに。
今度は聞き取れた予言の内容は「このままでは世界が破滅してしまう。なぜならテュポーンが復活してしまうからだ」というもの。
全てのタポスを破壊すれば復活を阻止することができるようなので、一行は善なる存在の証明のためタポスを破壊することに。
ピアザはパトロクロスとエウドロスに船長とヘロンの保護とタポス捜索を指示。
別れ際、倒れていた女性のことを教えると、ピアザ王女は血相を変えて海賊船に向かう。
どうやら女性はピアザ王女の乳母のアミタスらしい。
デクレオスに予言のことを話すと、ビブロスにタポスがあることを教わる。
女性をピアザ王女に預け、ビブロスへの船旅がはじまった。

海の魔物を倒していくと不吉な黒い雨が降り始める。
黒い雨にトラウマがあるロコスは部屋で休みにいく。ついていく主人公とエリス。
魔物ヒュドラが襲ってきたので、シュキオンと自称ヘラクレスとデクレオスで撃退。
そのころ、船内に魔物エキドナが侵入。こちらは主人公とエリスとロコスで撃退。
なんだかんだでロコスも元気になり、一行はビブロスに到着。ここでデクレオスと別れ、タポスに向かうことに。
ビブロスの町をうろうろしているとヘロンを発見。しかしヘロンは主人公達を見るや否や逃げ出してしまう。
追いかけると、街を出たところでトランティア兵に囲まれるヘロンの姿が。
ヘロンはトランティア兵に斬りつけられ倒れてしまう。トランティア兵を倒してヘロンを助けるがもう手遅れ。
主人公達を見て逃げ出したのはエリスがついていってすねていたかららしい。
死ぬ間際、エリスとはじめて会った時のことを思い出しながら「もう誰も信じられない…エリス…さようなら…」と言ってヘロンは息を引き取った。
エリスは「馬鹿な男…」と、ヘロンの魂が消えていった青空を眺め続けた…
何はともあれビブロスタポスにたどり着いた一行。タポス内部に入るとエリスの記憶が部分的に戻る。
エリスがいうにはタポスは古き神々の墓であり、タポスストーンという特別な石でできているらしい。
タポス最深部で装置を操作してタポスコアを出現される一行。
タポスコアは古き神レテに姿を変えて襲ってきたので撃退。タポスコアを破壊する。
破壊されたタポスコアに蓄積されたエーテルが解き放たれ、エリスに吸い込まれる。その影響でエリスの記憶が完全に戻る。
しかしエリスは自分の正体の主人公達に言いたくないという。
その時、タポスが大爆発。5人は吹き飛ばされてしまう。
261ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:31:43 ID:g4KRIre40
主人公とエリスはベンカジに着地。ベンガシではヘラクレス将軍と再会する。
将軍は主人公達が吹き飛ばされてここにきたと教えると将軍は「空を飛んだ気分はどうだった?」と笑って立ち去る。
はぐれたロコスたちを探すべく、大都市エジプトへ向かう2人。
エジプトでは船長を探すエウドロスの姿が。
エウドロスはエジプトにタポスがあるという情報と、船長の奥さんから預かったというダイダロスの笛をくれる。
ダイダロスの前で笛を吹くと何かが起きるらしい。
2人はタポスっぽい大ピラミッドへ行くことに。
途中、またしてもヘラクレス将軍と遭遇。どうやらダイダロスの作った装置があるらしい。
主人公は試しにダイダロスの笛を吹いてみるが、主人公は笛を吹くのがとてつもなく下手くそだった。
いらついた将軍に笛を奪われる。将軍はやたらと上手だ。しかし何も起きない。
将軍は「ダイダロスに会うまでに練習しとけよ」と言って去っていた。

ピラミッドに到着するとロコスとシュキオンと自称ヘラクレスがいた。
シュキオン曰くピラミッドはタポスを真似て作られた偽物らしい。
本物はここより更に先にあるそうなので早速向かうことに。
エジプトタポスでは、アゴンとそして何故か船長と遭遇。船長はアゴンに従っているらしい。
アゴンからはさまざまな情報が聞けた。
タポスは古き神々の墓なので新しき神々の力の影響が及ばないこと。
アテナイの歴代の王はプロメテウスと契約しており、プロメテウスに頼まれた先代のアテナイ王がダイダロスに命じてタポスを作ったこと。
またタポスはまくろきエーテル吸収装置であり、人間が魔法を使って4色エーテルを消費して作り出したまくろきエーテルを蓄積していること。
プロメテウスは人に魔法を教えることで、人間達に何百年にも渡り魔法を使い続けてさせ、まくろきエーテルを集めさせようとしたこと。
真実を知ったダイダロスの進言でタポスを破棄することを決意した王はプロメテウスへの報告の帰り道、ゼウスの怒りに触れて亡くなったこと。
タポスに集まったまくろきエーテルを使用すればテュポーンが復活することなどだ。
言いたいことだけ言って去っていくアゴンを追いかけ、やっとのことで追いつくと、アゴンと船長が揉めだす。
船長は娘のフローラを人質にとられて仕方なくアゴンに従っていたらしい。
船長はアゴンに飛びかかるが一撃で撃退されて倒れてしまう。
怒った主人公達はアゴンを戦うが、不死同士なので決着がつかない。
痺れを切らしたアゴンはどこかへ行ってしまう。
船長は主人公達にフローラを助けて欲しいと頼み、最後の力を振り絞って主人公がダイダロスの大切なものによく似ていると伝えると息を引き取った。
最下層にやってきた5人は爆発するまえにどこで合流するか話し合う。
エリスが言うには最後のタポスはコーカサス山にあるとのこと。
コーカサス山と聞いて自称ヘラクレスの記憶が一部戻る。どうやらコーカサス山に家があるらしい。
主人公一行はコーカサス山のヘラクレスの屋敷で再開しようと約束し、ビブロスタポスと同じように古き神ゲラスに姿を変えたタポスコアを破壊。
5人はまた大爆発に巻き込まれて吹っ飛ばされた。
262ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:32:57 ID:g4KRIre40
主人公が飛ばされてきたのはアトラシアの近く。
仲間を探すべくアトラシアの街に行くと、根暗なさもしい男が英雄の証を片手に自分はヘラクレスだとつぶやいているのを目撃。
村人がいうには英雄の証の複製を本物だと勘違いし、自分が本物のヘラクレスだと思い込んでいるらしい。
コーカサス山方面行きの船を探しに行った港でロコスと自称ヘラクレスと再会。
コーカサス山に行く前にさっきの男の家に立ち寄ることに。
男がなにやら一人で騒いでいるようなので自称ヘラクレスの体当たりで扉を破壊して室内に乱入。
男は妖精たちに弱虫英雄だのとヘラクレスのくせに情けないだのとからかわれているようだった。
その姿をみて「それでも私の兄か!」と一喝する自称ヘラクレス。
弟よと駆け寄ってきた男に腕をつかまれたのがきっかけで自称ヘラクレスはすべてを思い出した。
自称ヘラクレスの本名はイピクレス。英雄ヘラクレスの弟だ。
昔、ある魔物に何度も負けて英雄としての自信を失った兄を励ますために英雄の証を作ってあげたイピクレス。
気弱でおとなしい性格のイピクレスにとって、兄はたとえ何回負けようとも「かっこいい英雄」であり誇りだった。
しかし、ある日イピクレスはヘラクレスと魔物の戦いに巻きこまれて命を落としてしまったらしい。
感動の兄弟再会をしたのもつかの間、イピクレスは自分が死んだことを思い出してしまったせいなのかエーテルになって消えてしまう。
目の前で二度も弟を失い、荒れ狂って近くの物に当り散らすヘラクレスを主人公たちはそっとしておくことに。
港で船を待っているとヘラクレスがやってくる。
ヘラクレスは弟の遺志を継ぐために主人公達と同行したいと申し出る。もちろん了承。
ヘラクレスは船を待つより早いと、絹の手綱でペガサスを呼び出してくれる。
一行は空を飛んで一気にコーカサス山ふもとのネアポリスへ。

黒い雨の中、コーカサス山の入り口の廃墟の横を通りすぎようとする一行。
ヘラクレスがいうにはここには昔「ドコス劇場」という人気のある劇場が建っていたらしい。
旅芸人をしていたロコスの父の名もドコス。どうやらこの劇場はロコスの父のものだったようだ。
ロコスは物心ついたときから父に連れられ各地を転々としてしていたらしい。
ある黒い雨の降った日、街の外で魔物に襲われたロコス親子。
ロコス父は幼いロコスに「俺は男の子がほしかったから、お前を男として育ててきた。これからも男として生きろ」といい、自分の剣をロコスに渡した。
そして「実はお前は不死だ。だから崖から飛び降りても死なない。俺も不死だ。後から飛び降りるから先に行け」とロコスを崖から突き落とす。
本当に不死だったロコスは落ちても死ななかった。
ロコスは崖の下で父を待つがロコス父は落ちて来ず、魔物の叫び声とロコスの名を呼ぶ父の声が聞こえるだけ。
しばらくして崖の上に戻ったロコスは動かない父を見つける。ロコスの父は不死ではなく、死んでいる芝居をしているわけでもなかった…
泣き出しそうなロコスにヘラクレスは悲しいときは笑うよう言う。ヘラクレスの笑い方はイピクレスそっくりだった。
少し元気を取り戻したロコス。何故父は劇場を捨てて旅芸人になったのか疑問を口に。
ヘラクレスは「きっと自分の子供に世界を見せてやりたかったのだろう」と言い、コーカサス山へ歩き出す。
まだ少し落ち込んでいるロコスを元気付けようと主人公は自分の大事な青い羽飾りをロコスにプレゼントする。
元気になったロコスは主人公と一緒にヘラクレスを追いかけた。
263ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:34:29 ID:g4KRIre40
コーカサス山道途中でエリスとシュキオン、それに何故かピアザ王女と再会。ピアザ王女はとある短剣を探しているらしい。
シュキオンたちに自称ヘラクレスはどうしたのか尋ねられる主人公。
ヘラクレスは弟は休んでいるから代わりに自分がきたと説明。ロコスは主人公も過去を思い出して休まないでと念をおす。
しばらく進むと古い石柱のようなものを発見。ここに目的の短剣が隠されているらしい。
ピアザはロコスと妹のロコシスだと呼び、石柱に刺さった短剣を抜くよう促す。
言われたとおり短剣を抜くロコス。ピアザ王女はこの短剣を抜くことができたということが正統なアテナイ王家の人間の証明だという。
昔、プロメテウスに報告に行った帰りゼウスの雷で命を落とした先代アテナイ王。
彼は死ぬ間際その時に連れていたロコスをネアポリスの元親衛隊長に預け、ピアザは神の怒りに触れないよう隠せとアミタスに指示していた。
プロメテウスによってアテナイ王は代々正統な後継者一人にだけ不死が与えられている。ロコスが不死なのはそのせい。
姉のピアザが不死じゃないのは母が王妃ではなく、乳母のアミタスが本当の母であり、不義の子だから。
オリンポスの天空の門が開いたのもピアザに反応したのではなく側にいたロコスに反応したかららしい。
説明を終えたピアザ王女の前にディロス将軍が現れる。ディロス将軍はロコスを将来の義理の妹と呼ぶ。
ピアザがディロス将軍の思わず監禁しちゃうくらい一途で熱烈な愛にとうとう折れ、正式に婚約したらしい。
唖然とする主人公達をおいて2人はいちゃつきながら山を降りて行ったのだった。

気を取り直して山道を進む一行の前にヘラクレスとイピクレスの家だった瓦礫の山が現れる。
ヘラクレスは瓦礫を見つめながらイピクレスが死んだ後何があったのかを静かに語り始めた。
最愛の弟を失い、力を失ってしまうほど長い長い間悲しみに明け暮れたヘラクレスの前に一人の男が現れる。
その男こそがダイダロス。ダイダロスはイピクレスを生き返らせる方法を教えてやるとヘラクレスを誘う。
イピクレスの遺体を抱え、おとなしくダイダロスの研究所について行くと、そこにはクラシスが。
ダイダロスに促されクラシスの中心の台座に乗ると、英雄の魂の力に耐えられなくなったクラシスが暴走。
その時起こった大爆発で前後の記憶を失い、アトラシアの小屋に引きこもっていたらしい。
シュキオンはつい先ほど主人公がエジプトタポスに向かう途中でダイダロスに再会したと指摘。つまりヘラクレス将軍=ダイダロス。
クラシス暴走のとき側にいたのはヘラクレス、イピクレスの遺体、ダイダロスの3人。
イピクレスがヘラクレスの魂を受けて自分がヘラクレスだと思い込んだように、ダイダロスも記憶を失い、ヘラクレス思い込んでいると。
主人公はというと、ヘラクレスが研究所には主人公と同じ背丈の人形がいくつも転がっていたと証言。
人形がヘラクレスの魂の影響で人間になったなんてまさかと笑う5人。
何はともあれダイダロス本人に何があったのか聞くことにしてタポスへと急いだ。
264ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:36:08 ID:g4KRIre40
コーカサスタポスの入り口を開けるとフローラが飛び出してくる。
フローラは船長からの手紙を預かっているらしい。
ロコスはあえてフローラに手紙の内容を教えず、ヘラクレスに頼んでペガサスでフローラをラコニアへ帰してもらう。
手紙にはフローラが死んでいることが前提で、この子はフローラというので墓にはその名前を刻んで欲しいと書かれていた。
そして最後に主人公達にあったのならトランティアのバイタポスとバイクラシスの存在を教えてくれと綴られている。
このタポスを破壊したら次の目的地はトランティアだと決め、ヘラクレスが戻ってくるとすぐにタポス内部を進んだ。
最下層でいつものようにタポスコアを出現させようとするが、コアはすでにアゴンによって持ち出された後だった。
仕方がないのでここは放置してバイタポスへ向かおうとすると、エリスが寄り道したいと言い出す。
ヘラクレスがいうにはエリスはプロメテウスの妻で、これからこの山の山頂では磔にされているプロメテウスに会いに行くのらしい。
途中の対剣の門なる場所で父の形見の剣と例の短剣(正しくはティターンの剣とティターンの短剣)を使ってはりつけ台への抜け道を出現させる。
抜け道の先には鎖で岩に縛り付けられたプロメテウスの姿が。
プロメテウスはゼウスに復讐するためにエリスに命じてタポスのエーテルを集めさせようとしたようだ。
しかしエリスはタポスのエネルギーを受け止めきれず記憶喪失になってしまい計画は失敗に。
プロメテウスはエリスに復讐はアゴンに任せて自分のもとに戻れと言う。
エリスはヘロンに拾われ主人公達と出会い旅をしている間に、かつてのプロメテウスように人間を好きになってしまったと語る。
だからアゴンを止めるからプロメテウスの言うことは聞けないと宣言し、本来の姿である黒い翼の生えた女性に戻る。
プロメテウスは力は貸さないけど、トランティアへの道を教えてくれた。
ヘラクレスは去り際、復讐をするのをやめるのならプロメテウスの鎖を切って自由にしてやると約束する。

トランティアではバイタポスの影響か全く作物が育たなくなってしまっていた。
マッシリア、レンツでは人々はそれでもそれなりに元気そうだったが、首都トランティアは悲惨の一言。
草木は枯れ、目とのどを刺激するガスが街中を覆い尽くしているため人々は喋ることができない。
この街に戻って来たばかりなので無事な人からバイタポスらしき建物の情報を入手。
決着をつけるべく最後のタポスへ向かった。

バイタポスは他のタポスよりも広く、アゴンの不死兵たちも主人公達の行く手を何度も塞いだが、それでもなんとか最深部へたどり着く。
いつものようにタポスコアを出現させる主人公。バイタポスというだけあってここのタポスコアは2つあった。
古き神タナトスとネメシスに姿を変えて襲ってきたコアを撃退し、破壊に成功。
しかし通常のタポスの倍の量のエーテルはさすがのエリスでも吸収できず、大量のエーテルが解放されてしまう。
ショックで一時的に記憶を失い子供化するエリス。
そして毎回おなじみのコア破壊後大爆発で吹き飛ばされてしまう5人だった。
265ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:36:46 ID:g4KRIre40
今回はエーテルと共にみんな同じ孤島に墜落する。周りの装置からしてここがバイクラシスのようだ。
周囲に漂っているエーテルを吸収してエリスが元の姿に戻る。
そこへデクレオスの海賊船が島に到着。
船に行くとちょうどアゴンもやってくる。どうやらさっきのでテュポーン復活に必要なエーテルが集まったらしい。
デクレオスとアゴンが甲板で戦っていると、ヘラクレス将軍の乗った船が海賊船に激突。ついでにオケアノス(体)もやってくる。
主人公達とデクレオスと乱入してきたヘラクレス将軍に囲まれるアゴン。
アゴンはテュポーン復活を望むのはオケアノスの意思なのか自分の意思なのかもはやわからないと叫ぶ。
そして将軍とシュキオンとオケアノスを突き飛ばしてバイクラシスへを起動させに行く。
バイクラシスにて主人公達4人はアゴンと戦闘し勝利。
しかし、アゴンは自らの魂を生贄にして装置を起動。テュポーンが復活してしまう。
デクレオスはシュキオンとオケアノス(体)と合体してオケアノスに戻りテュポーンを倒すことを提案。
こういう時のためにミケナイのクラシスを持ってきたのだと言う。しかしそのクラシスは壊れている。
ヘラクレスは将軍の肩を掴んで分け与えた魂を回収。ヘラクレス将軍=ダイダロスは記憶を取り戻す。
ダイダロスはクラシス爆発の時、自分の息子の遺体を隠していたことを告白。
彼が本当に生き返させたかったのはイピクレスではなく息子だった。そのためにヘラクレスを利用したらしい。
「ゼウスはクラシスとそれが生み出した存在に怒っているだろうか…?」とつぶやくダイダロス。
ロコスは「主人公がその息子さんなんだろう?」と指摘。しかしダイダロスは強く否定。
俺の息子は俺に会うために空を飛んで落ちて死んだ。
主人公は人形に魂が宿っただけで息子じゃないと誰かに言い聞かせるかのように叫ぶダイダロス。
ダイダロスはあっという間にクラシスを修理する。
クラシスの台座に乗ったシュキオンとデクレオスから魂が飛び出してオケアノスの体と合体。
復活したテュポーンを激闘の末、冥界に落とすことに成功する。
だが完全な魂ではないせいか、オケアノスの魂が体から分離。このままでは魂をバイクラシスに吸収されてしまう。
無理やりクラシスを逆起動させ魂を回収してみることに。
本来の使い方ではなかったためなのか二人の魂がシュキオン1人の体に宿る。ついでに服が破れて半裸でワイルドな外見に。
シュキオンはテュポーンを倒すことはできなかったが再生コアを破壊できたと主人公達に伝える。
今なら主人公達でも倒せるかもしれないらしい。
ということでテュポーンに止めを刺しに冥界へ行くことに。
266ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:37:25 ID:g4KRIre40
冥界への回廊には古き神々の魂が集まっていた。
階段を駆け下りながらしばらく行くと、鍛冶屋の格好をした老人に呼び止められる。
この老人こそ鍛冶の神ヘファイトス。
天界にいるとゼウスが武器作れとうるさいし、剣を鍛えるには地獄の業火が一番だから冥界に住んでいるんだとか。
ヘファイトスは主人公の剣を指して、プロメテウスに作ってやった剣のようだがすっかり剣がくすんでしまっていると言う。
主人公がティターンの剣とティターンの短剣を渡すと真の力を引き出してもらえた。
用事がすんだヘファイトスは鍛冶場に戻っていった。

回廊を出て、冥界の岩場に引っかかっているテュポーンを発見。
テュポーンの叫び声で足場が崩れだし、主人公とダイダロスが崩れかけた部分に取り残されてしまう。
ダイダロスはジャイアントスイングの遠心力で主人公をロコスたちのほうへ投げ飛ばす。
主人公が助かったのを確認すると、崩れ溶岩に沈み行く足場の上でダイダロスは叫んだ。
「おい!魂を持った人形よ!もう飛ぼうなんて考えるなよ。地に足をつけて生きるんだ」
「いや…好きに生きろ!おまえが決めるんだ!」
ダイダロスが溶岩の海に消える。長い沈黙。
気を取り直してテュポーンと対峙する主人公達。
ロコスが「先のことは分からないけど…俺達はテュポーンに勝ってこの世界で生きるんだ!」と叫んだ。

激闘の末、テュポーンを倒すことができた一行。
テュポーンに止めを刺すためにはオーバーキルをしなければならないらしい。
ここまできた主人公達ならそれができるだろうというヘラクレス。
主人公達は再び武器を構えた。
消滅したテュポーンから大量のエーテルが解き放たれた…
267ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:38:01 ID:g4KRIre40
こうして世界に平和が訪れた。
無事に復興を果たしたトランティアやトロイ。
ピアザとディロス将軍は正式に結婚をした。
シュキオンはオケアノス神殿に戻る。
ヘラクレスはエリスとともに約束どおりプロメテウスを縛る鎖を切り、プロメテウスを解放してやる。
ロコスはドコス劇場跡地で主人公にもらった青い羽を見つめている。
そこに女性がやってくる。女性は主人公と同じ名前の幼馴染を探しているらしい。
その幼馴染は母を亡くした後、遠くで暮らす父に会いに行くと言って、翼を背負ってどこかへ飛んでいってしまったらしい。
ロコスはそいつはきっと父親に会えたんじゃないかと語る。
うまく降りれなくてケガしたかもしれないが、父親が頑張って何でもして治してくれたんじゃないかと。
だからきっといつかその幼馴染に会えるだろうと言うロコス。
女性は会ったら笛を吹いてもらいたいと言う。ちなみにその幼馴染は笛がド下手らしいのだが。
所変わって、崖の上で例の笛を吹く主人公。相変わらず下手だ。
主人公はふと空を仰ぎ、青空をみた後、エジプトでダイダロスが吹いた曲を吹き始める。
いつの間に練習したのか今度は上手に吹くことができた。
そのころ、天界で主人公を見ていたゼウスとアストレア。
アストレアはゼウスに主人公をどうするのか尋ねる。
ゼウスはしばし考えて「人形にしてはなかなかうまいものだな…もう少し吹かせてやるか」と答えた。
主人公の笛の音が響き渡る中スタッフロ−ルが流れる。
268ヘラクレスの栄光 魂の証明 ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 13:44:21 ID:g4KRIre40
■おまけ
・正体まとめ
 主人公:羽をつけて空を飛んで墜落死したダイダロスの息子(神話だとイカロス)。
    はっきりと明言されてないので人形の可能性があるが、最後のダイダロスの反応や夢の内容をみるかぎり息子本人だと思われる。
   (仮に人形にヘラクレスの魂が宿っただけの存在だとすると、ダイダロスの息子の記憶を持っていることの辻褄が合わない)
 ロコス:アテナイの王女ロコシス。
 シュキオン、アゴン、デクレオス:オケアノス1/3。
 自称ヘラクレス:ヘラクレスの弟のイピクレス。
 エリス:プロメテウスの妻。古き神。
 ヘラクレス将軍:ダイダロス本人。

・アゴンがアキレスを恨んでいたのは兵士をクビになったから。どうみても逆恨み。

・クラシスで魂を分け与えられて不死になったものは分け与えられた魂を回収されると不死ではなくなる。
 死者が魂を回収されて不死でなくなるとエーテルになって消滅(例・不死兵、イピクレス)。
 生前の記憶が戻ると消滅するのかは不明(イピクレスは魂を兄に返したので消滅した可能性も)。

・ミケナイのアルは放置されたまま。

・最後に出てきた女性が夢の中で青い羽を主人公にプレゼントした女の子らしい。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 以上で終わりです。
269ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 13:57:03 ID:O3+711YD0
ヘラクレスの栄光乙です。
270ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 14:00:58 ID:aI9m++RC0
新参で申し訳無いけれど、ポケモンXD予約させていただきます。
271トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 15:00:17 ID:gxUl+3qk0
サブタイまで入れると名前が長すぎるとの事でDSとしておきます
実際はトワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説です


はじまりの噂

ある日カナ、メグミ、アリサの3名は最近流行っているナナシという正体不明の人物が送る
都市伝説メールに書かれたこっくりさんを試してみようとメールの内容に従って旧校舎でこっくりさんを実行する。
すると好きな人を聞けば「きつね」、場所を聞けば「あのよ」と不気味なコインの動きに怯え不安が高まる中
アリサが痙攣しながら倒れ、思わず2人は逃げ出してしまう。
脱出しようとするも扉は開かず途方に暮れ、突如現れた霊から逃げていたがついにカナが孤立してしまう
そこでナナシからのメールにあった鏡を見ながら背中に「犬」と書けばお守りになると思い出して実行しようとするが
見つかる鏡は全て紫色に塗り潰されているか割られていた。
どこかにないかと探しながらこっくりさんを行った音楽室前にいくとアリサが倒れている。
慌てながらもカナはアリサの背中に「犬」と書く事でアリサを助け脱出しようとしたが背後には霊が迫っていた。
272トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 15:02:20 ID:gxUl+3qk0
第1の噂 神隠しメール

母親が単身赴任で1人桐塚へ越してきたミズキはクラスメートからカナとメグミが行方不明で
アリサが意識不明のまま道ばたで倒れていたのを保護され入院した事を聞かされる。
試しにとカナに電話するが取る事はない、また昨晩自分に届いたカナからのメールは件のこっくりさんチェーンメールだったのだが
何故か後半が文字化けしており読める部分だけを繋げると「カミカクシ」となっていた。
クラスメートの話ではこっくりさんをやったのではないかと聞かされ何となく不安が残る
そんなミズキの携帯にナナシから「屋上で待つ」とメールが届いた。
悪戯だろうかと怪しみながら放課後になって屋上へ行くと誰もいない、少し待ってみようと旧校舎へ目をやると一瞬人影が見えた
その時、背後から携帯で撮影する音が聞こえ振り向くと見知らぬ女学生がいた。
まさかナナシ?と思わず呟くと相手は笑いながら「あんたも受け取ったのね」と言いながら自己紹介をした
リコと名乗る学生はアリサの友人で都市伝説に興味があって色々と調べているのだという
だがミズキには面白半分としか見えずどこか気になるがリコはお構いなしに話してくる
そしてカナとメグミの手かがりを得るためにこっくりさんを今からしないかと持ちかけてきた
嫌がるミズキを説得するようにナナシのメールにも「屋上では霊が集まりにくい」とあるから大丈夫だと言って
押し切られる形でこっくりさんをするが反応がない。
何で動かないのかと愚痴をこぼすリコを見ながらミズキは先ほどの人影を思い出しリコにさっきとった写真を見せてもらう事にした
すると花壇にメグミの携帯が落ちているのを発見し、調べると履歴にイズミレイカという人物があった
リコによれば祖母が占い師をしているらしく色々詳しいと噂という。
何かアドバイスをもらえないかと会いに行ってみたがそっけない態度で相手にもされない。
ミズキが事情を話すと「旧校舎ではなく新校舎屋上でのこっくりさんなら安全だと思う」と言われ
夜になってミズキとリコは屋上でこっくりさんを行うが気を失い、気づくと旧校舎にいた。
せっかくだから探検しようという気楽なリコの反応に呆れながらもカナとメグミを探すために旧校舎を調べる2人
調べていく中でカナが狐の真似をした声が聞こえたり、旧校舎は戦時中に負傷者の収容所であった事が分かり
旧校舎には今も無念の思いを抱いた霊が自縛霊としているのではと考える。
しかし、チェーンメールを行わなかったために「24時間以内に送らなければ霊に襲われる」という都市伝説が現実になり霊に襲われる。
そんな頃、2人にアドバイスしたレイカは新校舎の屋上は鬼門の方角であり
そんな場所でこっくりさんをやれば余計に霊を集めてしまう事に気づいた。
気が進まないままに間違った情報を与えた罪悪感から旧校舎へと入るレイカ。
ミズキとリコの声が聞こえるのだが姿が見えない事から時間と空間がズレていて2人は現実と霊界の狭間にいるのだと判断する。
このままでは2人も取り込まれてしまうため助けにいかなければならないが
自分も同じ空間にいくには『鏡を使ってかごめかごめを歌うこと』しかない
だが通路の鏡は紫色に塗り潰されたままである。
急いで探し回るとトイレの割れた鏡から破片の大きい物を選んでかごめかごめを実行する。
何とか上手く同じ空間に入る事に成功しミズキとリコの2人と合流する。
そして倒れたメグミを発見し背中に犬の字を書く事でまずは事なきを得たが未だにカナは見つからない。
しかし2人が集めた情報とレイカの知識を使って戦時中に看護婦が飼っていた狐が供養されずにいて自縛霊となっているのではと気づく。
3人はナナシのメールに書かれた「旧校舎の音楽室でこっくりさんをやると好きな人が分かる」を思い出し
ひょっとすると音楽室に何かあるのではと考え音楽室を調べると蓄音機の下から狐の遺骸が見つかった。
すぐさま供養を始めたがそれでもカナの行方が分からない、旧校舎に居ないならどこなのか
考えた結果旧校舎同様に霊の集まりやすい場所は新校舎の屋上しか無いと判断する。
すると空間が歪み、気が付くとカナが居なくなった日のその時その場所に移動していた。
レイカが言うには狐のお礼だというがそれよりも今まさに屋上から飛び降りようとしているカナを発見し
落ち着きながら背中に犬の字を書いて何とか救い出した。
やっと終わったと安心した3人の前に狐を抱いた看護婦がお礼を言うような素振りで空へ昇っていくのが見えた。
次の日、事件前後の記憶は無くしているが無事にカナとメグミが発見され神隠しメールは解決したのであった。
273トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 15:04:51 ID:gxUl+3qk0
第2の噂 幻のホーム(1/2)

あの事件以来、何かと関わる事となったリコから友人が人身事故を見て保健室で休んでいるから見舞いに行こうと誘ってきた。
興味本位で話にいくだけじゃないの、と皮肉を言うミズキを軽く笑って保健室にいくとベッドで休んでいる友人がいた。
話を聞いた所、友人が言うには東桐塚駅で電車を待っていると「落ちろ、落ちろ」と声が聞こえた直後に隣の人がホームから落ちたという。
しかしそんな話をしても誰も信用しないのでどうしたらいいか分からないと話す友人にリコがそれなら私たちが調べてくると提案する。
いきなり言われ気乗りはしないが友人を放っておくのも、という事でミズキも協力する事に。
駅に着いてリコから江戸川線には「時間にない電車がきたり」「拡張工事をしてる際に怪我人が多い」
といった話を聞きながらホームに降りるとクラスメートのマサキに出会った。
どうやら友人のユウタと2人で夕飯を食べる約束をしていたらしいのだが
ユウタはまだ来ていないので雑談がてらにマサキへ怪奇現象を調べに来たなどの旨を話してみると
マサキたちが小学校の頃から「時刻表に無い電車に乗ると幻のホームに辿り着く」があったといった話を聞かされる。
そのままリコから強引に誘われる形でマサキも調べ物を手伝わされる事になり
3人で階段を登ると老人が係員の待機所でドアを叩いているのを見かけた。
老人の「拡張工事をやめないと大変な事になる」と叫んでいるのが気になり話を聞いてみると
老人はサクマと名乗り昔江戸川線で働いていたと言う。
その頃は拡張工事が盛んで地下にある遺跡を使う事もあったせいか事故も多かったため
やむなくルートを大幅に変え、その際に元々あった旧三ツ矢駅を封鎖し新三ツ矢駅を作った事や
昔の駅ではコインロッカーに赤子が捨てられる事件などもあったと話してくれた。
そして幻のホームとは旧三ツ矢駅の事で自分は若い頃そこに行った事があると言う。
その時は時刻表に無い電車が駅に入ってきて気が付いたら幻のホームに着いて
迷路のような洞窟を抜けると祠の前に辿り着いた後引き返したのだが
大事な時計を忘れてきてしまったため老いてからもそれが心残りだと話す。
サクマ老人は恐らく祠が怪奇現象の原因だと話し、最近になって怪奇現象が増えたのは拡張工事のせいだと言った。
そして時刻表に無い電車がきたら乗ってはいけない、乗ってしまったら幻のホームに着く電車にまた乗りなさいと助言してくれた。
サクマ老人と別れホームに降りると丁度電車が着いた所なのだが次の電車まで10分はあるはず
まさかこれがとミズキが呟くがマサキはあんなのただの噂だろと相手にしない、そこにユウタも到着したが辺りを見回すとリコがいない。
電車に乗るマサキとユウタをやはり不安に思い降ろそうとするが結局ミズキも乗ったまま電車は出てしまった。
274トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 15:05:53 ID:gxUl+3qk0
第2の噂 幻のホーム(2/2)

その電車には3名以外に誰もおらずミズキの不安は大きくなる、すると電車が唐突に止まり、この隙にと3人は電車を降りた。
駅も何も無い場所で降りたため、とにかく帰り道を探そうと来た道と逆方向へ歩くと途中で妙な形の石を幾つか拾った。
そうやって先に進むと風の流れがあると気づいたユウタが横道を見つけ、奥へと進むと首の無い地蔵があった。
ふと先ほど拾った3つの石を思い出して取り出すと
それは地蔵の頭であり、ひょっとするとこれが原因かもしれないと綺麗に乗せて地蔵を直した。
そしてここでの用は終わったと横道から出て先へ進むと無人駅があり、そこはやはり旧三ツ矢駅であった。
そこにナナシからのメールが届き開いてみると「ホテルなどにある額縁の裏には御札が貼られている」という都市伝説が書かれた内容で
何のことかと思いながら歩いていると柱に貼られたポスターが目に付いた。
ひょっとしてこれの事かと剥がしてみた所、ポスターの後ろには御札が貼られている。
それを何かの役に立つかもしれないと手に入れた所で時計の音が聞こえてきた。
ミズキの頭にサクマ老人の話が浮かび時計がまだあるのではと探すと音は奥にあるロッカーから聞こえてくる。
3人で手分けしてロッカーを開くが時計は全く見つからない、それどころか音も途絶え嘘のように思えてきた。
仕方がないと引き返そうとした時、突然ロッカーから赤子の泣き声が響きガタガタと揺れ始めた。
慌てて扉を押さえる3人だが徐々に揺れが大きくなりもうダメだ
という所で背後に気配を感じたミズキが一瞬後ろを振り返ると女性の霊が「私の赤ちゃんを返して」と呟いて消えた。
同時にあれほど揺れていたロッカーも静かになり手を離しても何ともない。
何だったのだろうと訝しむ3人だったが改めてロッカーを調べるとどうやら後ろが空洞になっていると気づき
ずらしてみると更に奥へ進む道があった。
その奥にはサクマ老人の時計が落ちており、今もしっかりと動いていた。
持ち帰って渡してあげようとミズキがポケットに入れ先へ進むと頭蓋骨が積まれた祠に辿り着いた。
ユウタが「そうかここは昔の処刑場跡なんだ、だから桐塚という地名なのか」と呟く。
ミズキはここで先ほどの御札を使えば霊が落ち着くのではと祠に御札を貼り、3人が引き返すと無人のホームに電車が到着していた。
慌てて乗り込む3人だが動き出した電車には誰も乗っていない。
しかし暴走する電車をマサキが何とか操作してどうにか東桐塚駅へと帰る事が出来た。
駅に着くとリコが「トイレに行ってる間に一体どこ行ってたのよ」と呑気に文句を言ってきてミズキは脱力してしまう。
階段を上り改札の前にいる駅員へサクマ老人に時計を渡したいので会えないか聞くとサクマ老人は三日前に亡くなったと聞かされる。
そんな馬鹿なと思いながらも時計を駅員に渡して届けてもらうように頼むと
マサキが「さっき電車を操作している時に誰かが手を添えて手伝ってくれた」と話した。
ミズキは心の中でサクマ老人に礼を言って4人で駅を去っていった。
275トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 15:07:41 ID:gxUl+3qk0
第3の噂 ひとりかくれんぼ(1/2)

ある日、ミズキが友人と話しながら「一人暮らしは怖くない?」などと聞かれ
「最近騒がしいかな、昨日も変な酔っぱらいがいたみたいだし」とたわいのない会話をしていると
背後からリコが「あそこのマンションは昔ストーカーの殺人事件があったらしいよ」と脅かしてきた。
引っ越してきたばかりのミズキはその辺の事は分からないため
話をしていた友人にも尋ねてみたが「そんな噂があったような」程度しか分からない。
そこにマサキが現れ小学校の頃にもそんな話が出てたけど何にも無かった、と説明をしてくれた。
その後、自宅に戻ったミズキの携帯にナナシから「○○マンションでは殺人事件があった」といった旨のメールが届く。
薄気味悪いと思いながらメールの墓場(チェーンメールなどを友人に送りたくない人が使うゴミ箱用サイトのアドレス)に送り
気分直しにお風呂に入ろうとした所で玄関でチャイムが鳴った。
出てみるとリコが現れ「今日の話で驚かせたから遊びに来てみたよ」と話してきた。
そして玄関前にこんな物が置かれていたと袋を渡すと中には見覚えのないビデオが入っており、日付は20年ほど前のものだった。
何が写ってるのか気にならない?と話すリコと一緒にリビングでビデオを付けてみると
ミズキが今使っている部屋で男が女性の名前を呟いている映像が流れた。
その背後にあるカレンダーはやはりビデオと同じ日付であり、これが話に出てたストーカーなのだろうか?と考えながらビデオを止めた。
本当に霊がいるのだろうか、と心配になるミズキへリコがレイカから教えてもらったというコンパスを使った霊の探知法があると教える。
言われた通りにすると反応の強い所でコップやアルミホイルなどいくつかの品が見つかった。
前に住んでいた住人のものだろうか?と思いながらコンパスでの調査をするが別段それ以上の事はない。
リコが「それならひとりかくれんぼならどうかな」と言うので話を聞いてみると人形を使った一種の降霊術でこっくりさんと似たようなものらしい。
しかしこっくりさんは前回の事で懲りているので「ひとりかくれんぼ」について手順を習ったが
やはり1人でやるには不安という事で後回しにする。
276トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 15:08:18 ID:gxUl+3qk0
第3の噂 ひとりかくれんぼ(2/2)

そして今度は外を調べてみようとリコに提案しマンションの横にある物置を探してみると妙なオカルト本や無数のビデオテープがあった。
そんな事をしていると横からお婆さんに何をしているのか話しかけられ
ミズキの前にいた住人について調べていると話した所「倉田裕見子」という人だったと教えられた。
もしやその人が殺されたのではと思ってミズキは母に電話してみたが母は「その人なら引っ越して実家に帰っている」と言われ安心する。
リコにその事を話すと良かったねと言われたのだが突然コンパスが異様な反応を示した。
反応はミズキの部屋からであり、一体なにがと2人で部屋に入った所ミズキはベッドの下に男がいるのを発見する。
慌てないようにリコと一緒に部屋を出て警察に電話し、男は逮捕されたが自分が何故あの部屋にいたのか覚えていないとの事だった。
リコは一度家に戻るとの事で1人部屋に帰ったのだがあまりの異常事態にミズキは「ひとりかくれんぼ」をする決心をした。
リコに教わった通り人形を使い言われた手順を行うミズキ、そして人形が鬼になる手順までこなして急いで押し入れへと隠れる。
すると誰もいないはずなのにテレビの電源が消され、妙な音が聞こえ始めた。
まるで引っ掻くような音と何かを呼ぶような声で徐々に耐えきれなくなるが救いのように玄関のチャイムが鳴った。
同時に気配が消え、急いで押し入れを飛び出し「ひとりかくれんぼ」を終了させる。
それから玄関へ出るとリコとマサキが現れ、何かあったのかと尋ねる2人へ「ひとりかくれんぼ」をやっていたと話した。
マサキが言うには人形は使った後に燃やさなければいけないとの事で
コンロを使い燃やしていると徐々に炎は大きくなり小火騒ぎとなった。
最早消すのも間に合わないと判断し逃げようとするがミズキはふと先ほどの「ひとりかくれんぼ」を思い出した。
そしてリコの制止を振り切って自分の部屋に入ると床板がずれている。
慌てて床板を剥がすと中からは胸に包丁の刺さったミイラが埋まっていた。
その服はビデオに出ていた男の物であり、ミズキはそこで確信を得る。
だがのんびり考える暇は無く、急いで窓から飛び出し何とか危機を回避した。
結局、前の住人である倉田裕見子はストーカー男のしつこさから殺人を犯し
その遺体を部屋の床下に埋める事で隠蔽していた事が判明し事件は終わりを迎えた。
ミズキは「ひとりかくれんぼ」をした時に聞こえた物音はひょっとすると男の霊で
彼は自分の遺体を見つけて欲しかったのではと1人考えるのであった。
277トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 15:09:37 ID:gxUl+3qk0
とりあえず半分まで、続きは明日か明後日くらいに出します
278インフィニットループ ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 20:04:19 ID:XdSWmram0
パケ絵の宰相は「いかにも私が黒幕です、本当に(ry」な位置と顔だからなぁw

>>252
メアリやジミーに限らず、本編に関係ないサブイベントは結構あります。
補足に書いたグラントがセレスの覗きをしてる〜ってのもその一つだし…
誰かさんの意外なフェチっぷりや日常、女性陣(タチアナ含)の入浴シーンなんかも拝めるので
気になるキャラが居るなら一見の価値はありかもしれない。
279トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 21:22:49 ID:3b8fBQdl0
第4の噂 こわいテーマパーク(1/2)

ミズキは遊園地を歩いていた。
もやがかかったような遊園地を1人彷徨っているとオルゴールのような音とともに風船を持ったピエロが向こうから歩いていくる。
近くにきたピエロから風船を受け取った次の瞬間、ピエロの手にはナイフが握られておりミズキはあっという間に刺され倒れてしまう。
悲鳴と共に目を覚まし今のは夢だったのかと安堵する。
そして学校に登校して遊園地の話をリコに聞くと取り壊し予定になっている
ドリームパークという遊園地では幽霊が集まると噂になっているという。
もしやそこが今朝の夢に見た場所ではないだろうか、そう考えるミズキだが
自分はその遊園地に行った記憶はないし夢で見る理由が分からない。
そんなミズキの様子を見て案の定リコが無くなる前に肝試しに行こうと誘いをかけてきた。
ついでにマサキとユウタも誘って4人でいけば大丈夫と話し、2人も強引に誘われる事となった。
深夜、懐中電灯を片手に4人で遊園地に忍び込み心霊スポットとして噂のミラーハウス、ホラーハウス、観覧車を巡る事にする。
ホラーハウスで白いワンピースを着た少女の幻を見たがそれ以外には大した出来事も起こらず
噂は噂だったのだろうかと話していたら後ろから「こらっ!」と呼びかけられた。
振り向くとスーツ姿の男性が立っており何をしているんだと問いつめられる。
男は遊園地を経営していたオーナーの息子ハセガワで幽霊騒ぎが多いため園内を見回っていたという。
早く帰れというハセガワの言葉に従おうとした時メリーゴーランドを無数の霊が楽しそうに遊んでいるのを目撃する。
驚きながらもミズキはレイカへと電話をする、レイカが言うには楽しい記憶を元に霊が集まっているのではとの事。
その時、夢の中で聞こえたメロディが辺りに響いた。
見ると通路の向こうから風船を持ったピエロが軽快にステップしながらこちらへと歩いてくる。
ピエロはハセガワの目の前で止まり風船を差し出したがミズキは夢の出来事を思い出してハセガワを制止して5人一緒にその場から逃げた。
ミズキ、ハセガワ、ユウタの3名はひとまず事務所まで逃げたがリコとマサキははぐれてしまう。
携帯で2人に連絡を取り安否を確認してからハセガワへ心当たりがないか訪ねると「あれは親父かもしれない」とハセガワが話した。
280トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 21:23:43 ID:3b8fBQdl0
第4の噂 こわいテーマパーク(2/2)

生前のオーナーは遊園地にくる子供達へピエロの扮装をして風船を配っていたらしく、中でも赤い風船が好みだったという。
しかしハセガワ自身は遊園地にばかりかまけたオーナーが嫌いで、そういった理由からオーナーの死後は遊園地を閉園したと話す。
ミズキはレイカに連絡しオーナーが生前もっとも気に掛けていたものを探る事で成仏するのではとアドバイスをもらう。
そしてハセガワにオーナーが気に掛けていたものと逃げ道が無いか訪ねると観覧車を気にしていた事と
地下に従業員用の通路があるはずだがどこにあるかは分からないと話した。
事務所内を探すと観覧車の絵が書かれた紙と直筆の手帳が見つかる。
手帳には先が長く無い事、ハセガワが後を継いでくれるだろうかという事、そして遊園地を愛している事が書かれていた。
ミズキは観覧車の絵を見て、これはひょっとすると暗号では?と思い至る。
そこでマサキに連絡し観覧車を指示通り回して貰うと事務所の金庫が開き、中からは赤い風船が出てきた。
ミズキは金庫に入れるほどの物ならばとハセガワに風船を膨らませる事は出来るか聞くと
ホラーハウス内には従業員室があるはずなのでそこに風船用のヘリウムが置いてあったように思うと言われる。
そこでリコに連絡しホラーハウス内の従業員室を探して欲しいと伝える。
ホラーハウスは電子ロックがかかっていたが緊急用の電源を事務所で入れる事によりリコは従業員室へ入る事が出来た。
そして無事にヘリウムを見つけるが直後背後からピエロが現れる。
電話の向こうから聞こえる叫び声に事態を把握したミズキはすぐさまホラーハウスの電源を落とす。
それにより電子ロックが再びかかりリコはどうにか危機を乗り越えた。
すると暗闇になった部屋で発光塗料の矢印が浮かび上がり、矢印の示す先には非常階段があった。
それを使いリコはミズキたちと合流し、その後マサキとも合流する。
そしてミズキはオーナーの霊を正気に戻すために遊園地を楽しい雰囲気にすればいいのではと提案した。
ミズキたちはそれぞれ心霊スポットであるホラーハウス、ミラーハウス、観覧車、広場に行きオーナーが現れるのを待つ。
ミズキとハセガワのいる広場へオーナーが現れた時、赤い風船を持ったハセガワがオーナーへ話しかけ
リコたち3人はそれぞれ手に持った大量の風船を空へと飛ばした。
霊たちが楽しくはしゃぎ、まるで昔のような雰囲気に包まれるとオーナーは苦しそうに頭を押さえ
次の瞬間にはハセガワとそっくりなスーツ姿の男性が立っていた。
そのままオーナーの姿が消えるのを見送ってからオーナーの思いを守るために
ハセガワは再び遊園地を昔のようにしようと決意した。
281トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 21:24:38 ID:3b8fBQdl0
第5の噂 都市伝説百物語(1/2)

ナナシのメールが広まる中、ある時こんなメールが届いた
「○○高校のミズキという少女は都市伝説に呪われている」
自分に対する謂われのないメールだったがクラスメートの間ではそこかしこでミズキに対する噂がたっていた。
孤立するミズキは何度も相談していたユカリ先生へ助けてと頼み込む。
しかしユカリ先生は「あなたにはもう私以外の助けてくれる人がいる」と話して立ち去っていった。
そこにマサキが現れあんなメール気にするなよと励ましてくれた。
2人で帰り道を歩きながら昔からあるという木の前に来た時、ミズキは妙な懐かしさを感じた。
そんなミズキを見てマサキは「ここは昔女の子が事故にあったんだ」と話す。
ミズキは「まさか・・・」とどこか心の隅に引っかかり帰宅後、母親へ電話して昔事故にあわなかったかを訪ねた。
母親は「酷い事故だったけど救急車に運ばれている間に傷がみるみる治っていった」と話し
医者も見た目が酷かっただけなんだろうと結論づけたという事があったと伝えた。
ミズキの中でバラバラだった欠片が繋がっていく、遊園地で見た白いワンピースの女の子
事故にあった自分、昔一緒に遊んだ3人の子供、様々な事を思い出しそうになっていたそんな頃。
ミズキとマサキがこっそり付き合っているらしい、そんな話を友人のうわさ話で聞いたリコは言い様のない不安に駆られる。
まさか自分はマサキの事が好きだったのだろうか?そうだとしたらミズキに取られたくない。
そんな思いからナナシのメールにあった「0時に学校で好きな人の持ち物を水に落とし
水をかき混ぜるとその人の好きな相手が分かる」という都市伝説を実行する。
深夜、学校のプールに忍び込み水泳部でもあるマサキのゴーグルを取って
プールに落とし水をかき混ぜるとそこに現れたのはミズキ・・・の顔をした口裂け女だった。
リコは狂笑しながら「口裂け女なんだ!」と叫んだ。
次の日、リコが行方不明になったとマサキ、ユウタから聞きクラスメートから情報を集めると例の都市伝説を実行したのではと推測できた。
しかしナナシのメールにはもう1つ「学校のプールには霊が集まる」という都市伝説もありミズキは不安になる。
そこでレイカにも連絡してミズキ、レイカ、マサキ、ユウタの4人は深夜の新校舎屋上へと集まった。
そしてユウタは「ナナシが都市伝説を広めるのは100番目の噂が現実となるから」と話し、すでに98番目まで来ているから時間が無いと話す。
だがレイカはユウタがナナシなのではと疑っておりどこがギクシャクしている。
仕方がないのでミズキとユウタ、レイカとマサキで分かれミズキとユウタはプールへ、レイカとマサキはリコの教室と二階を探索する事にする。
レイカとマサキは学内を探索するがトイレも教室も手がかりは無く、図書室もついでに調べようと中へ入る。
そこでナナシのメールにある「図書室の卒業アルバムには幽霊が出る」という噂を調べるために
卒業アルバムを引っ張り出すと写真の全てに亡くなった校長の姿が写っていた。
その時、背後の気配に振り向くと校長が2人と一緒にアルバムを見ていた。
レイカが自縛霊というより守護霊に近いと呟きながら図書室を後にすると
唐突にマサキがトイレに行きたいと言うのでレイカは用が終わるまで待つことにした。
するとマサキの叫び声が聞こえ驚いたレイカは男子トイレへと調べに行く。
だが中を見てもマサキはいない、それどころか個室に入った所で閉じこめられてしまった。
一体どうなっているのか不安になるレイカの耳に人形のような足音が聞こえてきた。
突然コンコン、と叩かれるドア。
レイカはナナシのメールを思い出しこれが花子さんの都市伝説と気づく。
そこで叩かれた方向の壁へ同じ回数ノックを返す事で難を逃れようとするが
何度かノックした後に回りの壁がドンドン!と激しく揺れ上から人形が襲ってきた。
282トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 21:25:50 ID:3b8fBQdl0
第5の噂 都市伝説百物語(2/2)

一方、プールに着いたミズキとユウタはプール前に落ちているリコの携帯を拾う。
その時、2人の背後から口紅で口が裂けたように見えるリコが現れ「あたしってきれい?」と呟きながらユウタの首を絞めプールへと落とした。
そしてミズキの首も絞めるが「ごめんね・・・リコ・・・」という呟きに反応して苦しみながら気を失った。
だが安心する間もなくプールの方を見るとユウタが溺れている。
慌てて飛び込みユウタを助けようとするが周り中に霊が現れ2人を取り囲んだ。
ユウタが言うにはさっきも霊に足を捕まれ溺れそうになったのだという。
これまでかと諦めそうになるミズキへユウタが話をした。
子供の頃に自分はナナシとして都市伝説を広めた事、100番目の都市伝説を作った
その時目の前でミズキが事故にあった事、すぐさま100番目を「この木の前で事故にあった少女が奇跡の生還」に変えた事
そしてこれは都市伝説という闇に深入りし過ぎた自分を迎えに来た霊である事。
そしてユウタは「ナナシとは本来あの世にいる霊の事であり
都市伝説を広めているナナシは正体がばれればナナシでなくなり100番目は無効になる
ナナシの正体を知るためにも2つの携帯を使ってにらめっこの都市伝説をするんだ」と言葉を残して水の中へ消えていった。
悲しむミズキだったがユウタの意思を無駄にしないために
「携帯を向かい合わせて4219と打ち込めばナナシと会話出来る」という携帯を使った都市伝説のにらめっこを行う。
その結果、本当のナナシがミズキに伝えたのは「1059」という数字。
4219が死に行くならば1059は天国の語呂合わせだと理解するが天国とは何処なのか。
必死に考えミズキはここで天に一番近い所、つまり新校舎屋上なのではと予想する。
その時ナナシから100番目のメールが送られ「朝、東京で地震が起きる」と書かれているのをみた。
急いで校舎に戻ると二階のトイレ前で物音がする。
何だろうかと入ってみると蛇口から水が噴き出し、その水にレイカが首を絞められている映像が映っていた。
映像はすぐに消えたが、不安を残しながらもミズキは屋上へと向かった。
屋上に辿り着くと辺りは薄暗くてよく見えなかったが壁にレイカが立っているのを見つける。
近づいてよく見るとその首には縄が縛られており助けようと近づいた瞬間レイカが必死の形相で叫びだした。
ミズキが悲鳴をあげると同時、レイカの体がぐったりとしたがよく見れば人形である。
その時、背後から声をかけられ振り向くとマサキが座り込んでいた。
レイカが突然暴れ出し首を絞められた事、気が付けばここにいたと話すのだがミズキはトイレと先ほどの人形を思い返す。
そしてマサキが手を上にあげた時、その手首にアザがついているのを見て後ずさりした。
「まさか・・・」と呟くミズキを他所にマサキは徐々に昇る朝日を見ながら「ついに100番目のメールが実現するな」とミズキに語りかける。
「あなたがナナシだったのね!」と叫ぶミズキにニヤリと笑いながら「そうさ、このために俺は都市伝説を広めた」と話し始めた。
「子供の頃にお前がユウタに助けられたのを見て俺はナナシになると決めた。
だが何度やってもあと一歩で失敗する、それは何故か?俺は気づいた
都市伝説が成立するには都市伝説によって助けられた少女が必要なのだと。だから俺は耐えるようにして待ち望んだ。
そんな俺の願いが届いたのかお前は転校してきたよそして俺の計画は実現する事になった!」
笑いながら話すマサキが「さぁ!最高のショーを見ようじゃないか!!」と叫ぶが一向に地震は起こらない。
「な、何故だ!!」狼狽するマサキへミズキは告げる「ユウタが言っていた正体がばれたナナシはナナシでなくなり都市伝説は無効になると」
「チクショウ!!」叫ぶマサキはミズキへ襲いかかり首を絞めながら屋上から落とそうとする。
首を絞められながらミズキは携帯を取りだし4219と打ち込み「にらめっこ・・・しま・・・しょ」と呟き通話ボタンを押す。
「ははは!狂ったか!!」と叫ぶマサキだったが自分の携帯が鳴るのを見てミズキの意図に気づいた。
そして異様な気配に背後を振り向くと無数の手がマサキへと襲いかかった。
その手に押されマサキは屋上から落下、ミズキが下を見ると木がクッションになり辛うじて無事なマサキが倒れていた。
その後、リコもレイカも無事だったがユウタだけは帰ってこなかった。
けれど今でも時々ナナシからメールが届く。
「君は1人じゃない」
283トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 21:26:24 ID:3b8fBQdl0
最後の噂 心霊写真

100番目のメールを止める事が出来たあの日が終わってもミズキは都市伝説を調べていた。
そんなミズキを見て都市伝説に深入りはするな、と話すレイカ。
だがミズキは1つ気になる事があった。
あの事件の後、ユカリ先生を捜しても見つからないのだ。
それどころか誰に聞いても「そんな先生は居ない」としか言われない。
どういう事なのか分からないミズキは図書室でユカリ先生について調べていた。
すると数年前の新聞記事で「○○高校教師 長谷川ユカリが自殺」という内容を見つける。
ふと何度か携帯で撮った写真を思い出し見てみると
遊園地でのミラーハウス、自分のマンション横にあった物置にユカリ先生の顔が写っている。
「一体どういう事なの・・・」呟くミズキが背後に気配を感じるとユカリ先生の声が耳に届いた。
「都市伝説の闇からは逃げられない・・・そう、私のようにね!!」
ハッ!と気が付くとそこは自分の部屋だった。
どうやら勉強の途中で寝てしまったらしい、すると携帯が鳴り表示された名前を見るとリコだった。
「はい、もしもし」何かの用事だろうか、と思いながら取ると電話の向こうでは焦ったようなリコの声が聞こえてきた。
「早く!早く逃げて!!」
「え?なんのこと?」
「あいつが!マサキが看護士を殺して病院抜け出したって・・・キャーーーーーーーーー!!!」
「リコ!?リコ!どうしたの!!」
ただごとではない悲鳴が聞こえリコの名前を叫ぶと電話の向こうから
「次は・・・お前だァァァ!!!」
マサキの声が届くのであった。

284トワイライトシンドロームDS ◆l1l6Ur354A :2008/08/05(火) 21:27:39 ID:3b8fBQdl0
明日だそうかと思いましたが最後まで書けたので一気に出しておきました。
文章が色々怪しいのといくらか省略した部分などありますが大筋は合ってると思います。
285ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 23:09:50 ID:mjQqzmEV0
トワイライト乙
こんな後味悪い終わりなのか
286ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 03:13:48 ID:DCT4zyyN0
>>285までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

3ヶ月以上経ったので、「アーマード・コア フォーアンサー」
「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」を ●途中 の欄から消しました。
1ヶ月以上経ったので「大神(既出部分の続き)」を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。

「ざくろの味」は終わりなのかまだ続きが書かれるのかわからないのですが
「終」と書かれているのでとりあえず終了とし、 ●途中 の欄には加えていません。

>>255は機種が書いていないので、すでに未解決リストに入っているパソコンソフトのことなのか
それともPS2ソフトのことなのかがわからなかったため未解決リストには加えていません。
287ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 09:42:59 ID:0joyvWiV0
豪華ポケモン運送船リブラ号は順調に航行を続けていた。
が、突然ヘリコプターの集団に取り囲まれた。
ヘリのパイロットがなにやら合図をすると、
ルギアのような巨大な生物がサイコパワーをリブラ号に当てる。
船員は振り落とされてしまい、リブラ号はそのまま連れ去られてしまった。

ところ変わって、ここは古代のコロシアム。睨み合うボーマンダとメタグロス。
激しい戦いの末、勝利したのはボーマンダだった。
ボーマンダのトレーナーである少年に歓声が送られる。

「よーし、リュウト。今回はここまでにしよう!」
リュウトというのは、先ほどの少年の名である。
今の試合は、バーチャルによるトレーニングだったのだ。
彼の本当の手持ちはイーブイ一匹である。
しかし、コーチはリュウトがだいぶ成長してきたことを見て、
そろそろ他のポケモンを持つことを薦めてくれた。

リュウトの母親リリアはポケモンの研究者であり、リュウトは研究所の宿舎に住んでいる。
父親も優れた研究者であり、リュウトの住む研究所を創立した人物であったのだが、
事故で亡くなってしまったのだ。現在は親友だったクレイン所長が引き継いでいる。

そしてリリアから頼み事を受ける。
妹マナの姿が昼食の後から暫く見かけないということで、探しに行ってくれとのことである。
現在、大きな研究が大詰めを迎えており、リリアは手が離せないそうだ。

クレイン所長がP★DAをプレゼントしてくれた。
これはメールの受信やさまざまな資料を見ることができる携帯端末である。

リュウトがマナのことを聞くため、休憩室に入ったときに
ニュースで「リブラ号失踪事件」が報道されていた。
アイオポート沖で遭難した形跡もなく消滅しており、捜査当局も困惑しているようだ。
リブラ号には多数のポケモン達が乗っており、その安否が気遣われているという。

マナと一緒にかくれんぼをしているハイドという老人から、
「カミンコ博士の屋敷に行ったのではないか」という情報を聞かされる。
どうやら、かくれんぼを放り出して遊びに行ったらしい。ハイドはムリして隠れているというのに…
288ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 09:44:13 ID:0joyvWiV0
スクーターでカミンコ博士の屋敷に向かう。リュウト12歳だが気にしたら負け。
屋敷の周辺は常時雷雲が立ちこめており、怪しい場所だった。
入ろうとしたとたん、自称カミンコ博士の助手ナンバーワンのチョビンという人物に
いきなり泥棒疑惑をかけられ、襲いかかってきた。(なお、助手はチョビン一人らしい)
チョビンのヒマナッツを倒すと、チョビンはリュウトが子供であることに気付き、泥棒疑惑は晴れる。
「違うなら違うと言ってくれよー」と言うが、そんなチャンスは無かった。

そんなとき、屋敷からマナが出てきた。
「おにいちゃん迷子になったんでしょ!」と言う。心配して探しにきたのに。

マナからカミンコ博士のことを聞かされる。すごい発明をするのが仕事なんだそうだ。
マナはたまに屋敷に来るらしい。勝手に歩き回って迷惑をかけているそうだ。

チョビンの薦めでカミンコ博士の発明を見ていくことになった。
だがVTRで紹介を受けたのは、あからさまにキチガイ染みたものばかりである。

ここでカミンコ博士の図面を見ているルースという老人から、ことづけを頼まれた。
「例のパーツはいつでも取りに来てくれ」とのことだ。

そして、何とかマナを連れて帰る。スクーターに二人乗りである。
どうやら、かくれんぼのことは完全に忘れていたらしい。
そしてリリアから、「クレイン所長が呼んでる」と伝えられる。

クレイン所長から見せられたものは「スナッチマシン」だった。
これは相手トレーナーからポケモンを奪う恐ろしいものである。

しかし、これは無闇にポケモンを強奪するために作られたのではない。
ダークポケモン…意思や感情を消し去られ、戦闘機に変えられたポケモンを助け出すために作られたのだ。
そして5年前、シャドーという組織がこのダークポケモンを使い世界征服を企んでいたが
他のスナッチマシンを持つ少年(レオ)と
ダークポケモンか否かを識別することのできる特別な目を持った少女(ミレイ)が
その野望を砕いたのだった。伝説のように語られる話である。

用事とは、このスナッチマシンをテストすることであった。
左腕にスナッチマシンを、左目に「ドラゴンボール」の「スカウター」のような装置「オーラサーチャー」を装着した。
そしてトレーニングルームに向かおうとした途端、研究所に何者かが押し入り、所長を拉致していった。
(なお、作中にレオとミレイの名前は出てこない。)
289ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 09:45:13 ID:0joyvWiV0
急いで外に出ると、白い戦闘服に身を包んだ3人組がクレイン所長を連れ去ろうとしている。
「新しい研究所」に連れていこうとしているとのことだ。
リュウトが駆けつけると、うち一人が攻撃を仕掛けてきた。
相手が繰り出したヒメグマから黒い霧のようなものが立ちこめる。
なんと、このヒメグマはダークポケモンだというのだ。
そしてリュウトは「オーラサーチャー」を付けているためにダークポケモンを視覚で判別できるのである。

クレイン所長はリュウトにモンスターボールを投げるよう指示する。
リュウトは左手に力を込めてカラのモンスターボールを握り、ヒメグマに投げつける。
スナッチ成功。相手は驚きを隠せないようだ。
だが3人組はそのまま逃げてしまった。クレイン所長も助けられなかった。

再びダークポケモンが現れるかもしれない、そのクレイン所長の予感は的中していた。
現在研究中の「リライブホール」があればダークポケモン達を救えるかもしれない。
しかし肝心の所長がいない。誰もが諦めていた。ただ一人を除いて。
リリアは顔を上げて公言した。諦めてはいけない、リライブホールを完成させましょうと。
ここまで進めることができたのはクレイン所長だけでなく、みんなの団結があったからだと。

リュウトにはアイオポートまで、マシンパーツを受け取りに行くという役を与えられた。
アイオポートは研究所の南部にある港町である。
マナは道を知っているらしい。連れていくことになる。

着くや否や、マナは走り出し柄の悪い男にぶつかり、
さらに「おじちゃん」呼ばわりしたためトラブルとなる。
そのザグスカという男はダークザングースを繰り出す。

だが、ここで老紳士と二人の中年程度の男が止めに入った。
大金持ちと、そのボディーガードといった感じである。
側近の一人アルドスはフーディンを繰り出し、ザングースを一撃で倒してしまった。
ザグスカは逃げ帰っていく。老紳士メチャリッチは追うこともさせず、放っておくことにした。
礼を言うマナに、「するべきことをしただけだ」と答え去るメチャリッチ一行。

パーツショップに行く。どうやら店主のルースは留守のようだ。
孫のザックが橋の修理から戻ってくるまで、客の船乗りが店番を頼まれてしまったのだ。
だが勝手が分からず、結果世間話で時間をつぶすことに。
船乗りは世界を回りさまざまなポケモンを見てきて、
さまざまな姿に進化できるイーブイに興味を持ったらしい。
そして、イーブイを進化させる5種類の道具を手に入れたのだ。
(注、この作品の段階でリーフィアとグレイシアは未発見である)
そしてイーブイを持つリュウトに、何かの縁だと道具をひとつ分けてくれることになった。
店の外に出ると、ザックが戻ってきた。マシンパーツを渡してもらう。
290ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 09:46:18 ID:0joyvWiV0
パーツをリリアに渡すと、リライブセレモニーについて聞かされる。
ダークポケモンは一緒に行動することでココロの扉が開いてくるが、
最後の一線を「リライブセレモニー」によって越えなければならない。
だが、リライブセレモニーが行えるリライブホールは未完成である。
そこで、アゲトビレッジという村にある聖なるほこらでリライブセレモニーが行えることを教えてもらう。
そしてほこらを管理しているローガンという人物に会いに行くよう言われる。

アゲトビレッジは引退したトレーナーが住む緑豊かな村である。
しかし、そういったトレーナーの知恵を学ぶため訪れる若きトレーナーも少なくない。
ローガンの家に行くが妻セツマがいるだけでローガンはいない。
セツマと話をしているとローガンが帰ってくる。聖なるほこらに行くよう言われる。

道中にローガンが配したトレーナーがいた。
ダークポケモンのリライブを進める基本はバトルである。
彼らを倒しつつ、ポケモンのリライブを進める。
そして奥にたどり着くと、ローガンが待っていた。
ローガンとのバトルを終え、ほこらにダークポケモンを連れて行く。
ダークポケモンのココロの扉は開き、経験値と嘗ての技を取り戻した。

その後ローガンの家で、クレイン所長がほこらについて研究していたということを聞かされる。
また、ここでアゲトビレッジの北にあるバトル山という施設にいるセネティという人物が
誰もいるはずのない砂漠の方に怪しい人影を見たことを教えてくれる。
本人に直接話を聞くため、バトル山へ。

バトル山に着くと、メチャリッチの側近の一人で、アルドスではない方の男と出会う。
彼もかつてバトル山で修行をしたらしい。
当時の彼は理由を考えず、強くなることだけを求めていた。
そして今の立場を得たが、今になって戦う理由を考えるようになった。
リュウトになぜ強くなりたいかを考えることを薦め、去っていった。

バトル山は新人トレーナーの研修中だったが、
セネティへの用事であることを伝えるとあっさり中に入れてくれた。
最も、新人トレーナーに挑戦者と間違われ、勝負を挑まれはしたのだが…

さて、セネティ曰く、南の砂漠の方に5年前のダークポケモン事件で使われた
シャドーの研究施設が残っているらしい。
何もないはずのその廃墟に、大勢の人間が入っていったそうである。
リュウトはそこに乗り込むことにした。
291ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 09:47:33 ID:0joyvWiV0
謎の施設の前には所長を誘拐していった奴らのトラックがあった。
そして中から現れる、「六つ子ブラザーズ」と名乗る6人の戦闘員。
だが…番号の号令をかけても数が合わないというアホ軍団である。
しかし、彼らから「ここはオレたちシャドーの管理物件だ」と言われる。
シャドーは滅亡してはいなかったのだ。

警備を破りつつ奥へ進むと、少女とクレイン所長の声が聞こえてくる。
どうやらこのラブリナという少女はシャドーの人間らしく、リライブの研究成果について問いつめている。
XD001とやらをパワーアップさせたいらしい。
当然、クレイン所長は拒否の一本張り。ダークポケモン計画の中止を薦める。
ラブリナはクレイン所長を拉致した戦闘員に八つ当たりし、
クレイン所長が計画に協力しない責任を押しつけた。さすがのクレイン所長も同情するほどの身勝手さである。

クレイン所長の元にたどり着いた。戦闘員は逆にかなりの説得を受け、迷いが生じていた。
襲いかかるナップス。だがもはやリュウトの敵ではなかった。
クレイン所長を連れ、研究所から逃げ出すことに。

だが、ここでラブリナと鉢合わせる。
ラブリナ曰く、現在の目標はリライブ不可能なダークポケモンである。
その一匹目、XD001はまだプロトタイプである。
そしてそれを完全にするために、クレイン所長のリライブについての研究データが必要であるそうだ。
完成すれば、XDシリーズを主力とした戦闘部隊だって可能である。
だが、当然こんなことに手を貸すリュウトやクレイン所長ではない。
力ずくで協力させようとするラブリナは、リュウトに勝負を挑む。

ダークラッシュを使う強敵、ダークエネコロロの猛攻に耐えつつ、リュウトはなんとか勝利を収める。
逃げるラブリナは「データロム」を落としていった。持ち帰り調査することに。
そして研究員やラブリナが口にしていた「デスゴルド」という名…
どうやらそのデスゴルドがシャドーの総帥であるようだ。

そしてリュウトの活躍のおかげで、クレイン所長は本来いるべき研究所に帰ってくることができた。
しかしシャドーが復活していたということが分かった以上、ぼやぼやしている時間はない。
それも、やつらはダークポケモンを再び作り始めているのである。
おまけに、リライブ不可能な究極のダークポケモンを生み出そうとしている。
しかし、ここで朗報が入る。なんとリライブホールが完成したのだ!

リライブホールは5年前の事件を受けて、リュウトの父とクレイン所長が設計したのだ。
再びダークポケモンが現れた時に備えて…
リライブホールはダークポケモンが通常のポケモンとふれあうことでリライブが進む、という仕組みである。
292ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 09:48:12 ID:0joyvWiV0
さて、データロムだが、かなり強いプロテクトがかかっているため
研究所の人間では解析ができなかったのだ。
クレイン所長からテレビ局「ONBS」に持って行くよう言われる。
これはかつてシャドーの陰謀をくじくのに活躍した、
子供だけでつくられた情報組織「コドモネットワーク」の発展形なのだ。
代表のレンの右腕、スレッドという人物に渡して欲しいとのことである。

パイラタウン。ONBSがあると同時に、由緒正しきゴロツキの町である。
さて、ONBSのレポーター、レイラが大急ぎでどこかに向かっていった。

町を歩いていると、トロイとヘボイという二人組が警察官に職務質問されていた。
ただ買い物だと言う二人組に、警官ユイトは問いつめる。二人組は逃げ出した。
聞くと、トロイとヘボイはかつてシャドーの一員だったという。

技術顧問室でスレッドにデータロムを渡す。かつて、似たようなものを解析したことがあるらしい。
解析には時間がかかりそうだから、それまでポケスポットを見て回るよう言われる。

ポケスポット、それはオーレ地方にはめずらしい野生ポケモンが出現する場である。
特定のポイントにエサをしかけることで野生ポケモンが寄ってくるのだ。

ポケスポットを回っているとヘボイとトロイがいた。
ミラーボなる人物が世界中のポケモンを独占するという、明らかに実現不能な野望を掲げているらしい。
ヘボイとトロイはそのミラーボのことを愚痴っていたところ、ミラーボ当人が現れた。
ミラーボはリュウトが優秀なトレーナーであることを見抜き、勧誘してくる。当然断る。
そして襲ってくるが、リュウトはあっさりとミラーボを倒してしまう。そのままミラーボは逃げていった。
ヘボイは自身が開発したミラーボレーダーを落としていった。

すると、スレッドから「シャドーについて大変なことがわかった」とメールが入る。
直接話したいから戻ってきてくれとのこと。

戻ってくると、ONBSはシャドーに占拠されていた。
受付嬢であり、スレッドの妹でもあるシホを人質に取っているとのことだ。

技術顧問室では、シャドー戦闘隊長ダカッチャがシホを人質にし、
データロムの引き渡しを要求している。
スレッドは妹に手を出さないことを条件にデータロムを渡した。
リュウトが現れると、ダカッチャは勝負を挑んでくる。
リュウトは辛くも勝利を収める。だが、負けてもここに用はないと逃げていった。

スレッドはシャドーの犯罪計画を一部とはいえ読み取っていた。
どうやらリブラ号の失踪事件はシャドーのしわざらしい。
さらに、これから水の都フェナスシティを襲撃するそうだ。
なんと、現在「連絡が付かなくなった」としてレイラが調べに行っている場所である。
至急、このことをフェナス市長に伝えることになった。
また、トレーナーズトレーニングセンター(通称トレトレ)のセイギという人物に頼めば力を貸してくれるはず、とのことである。
293ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 09:49:07 ID:0joyvWiV0
リュウトがフェナスシティに着くと、いきなり来訪者100万人目の祝福を受けてしまう。
フェナスが誇る娯楽施設「ラルガタワー」で使えるバトルディスクをもらうが、
そんな場合ではないにもかかわらず、強制的に行かされてしまう。

ラルガタワー。他の客に話を聞くと、他にも100万人目がいたのだ。
つまり、「来訪者100万人目」はフェナスに人を入れないためのウソだったのだ。

戻ってきたときには流石に入れてくれた。
だが町の様子がおかしい。ポケモンセンターでは受付の人が不在、ショップは休業。
さらに町の人もとことん非協力的。セイギという人物さえも取り合ってくれない。
だが、トレトレの生徒の一人は授業の内容がいつもと違う、と気付いているようだ。
さらに市長も留守である。秘書らしきお姉さん曰く、いつ帰ってくるか分からないらしい。
おまけに2階には上がらせてもらえない。

町の民家で、親切なおじさんがベッドを貸してくれることになった。
また音楽ソフトをくれた。おじさんには難しいが若い女性なら興味をそそるだろうとのことだ。
これを先ほどの秘書のお姉さんに渡し、再生機にかけに行っている間に2階に上がる。

2階には市長の手紙が落ちていた。それはセイギに宛てたものだった。
市長はフェナスがシャドーの攻撃対象になっていたことに既に気付いていた。
どうやら奴らはすでに町に入り込み、人々と入れ替わり始めているという。
このままでは誰も気付かぬうちに町を乗っ取られてしまうだろう。
そのためセイギの力を借りようとしたのだ。
そして手紙は途中で切れている。どうやら市長もここまで書いたところで拉致されたらしい。

秘書のお姉さんに気付かれた。そして、その正体はシャドーの戦闘員であった。
倒すと「セイギに渡してもムダ」と言って去っていった。

市長の家から出ると、トレトレからセイギが6人も現れた。
だが…言ってることから中身が六つ子ブラザーズであることは自明である。
そして町の人の大半は、シャドー戦闘員の変装だったのだ。

トレトレの中にいるセイギも偽者だった。自称「ホンモノのニセセイギ」である。
どうやら町の人が人質となっているため、セイギも抵抗できなかったらしい。
市長、セイギ、そして町の人々はトレトレの地下に監禁されているそうである。
ホンモノのニセセイギを倒しても、エレベータキーが無ければ助けに行くことはできない。
そして彼もそんな大事なものは持っていなかった。

フェナスシティのスタジアム跡に、シャドー幹部とレイラがいた。
どうやらまずいものを撮ってしまったらしく軟禁状態にあるらしい。
気付いたシャドー幹部ワズルは戦闘員をリュウトに向けるが、リュウトはいとも簡単に倒してしまう。
そしてワズル本人との激闘。…結果は、リュウトの勝ち。
ワズルは「ゴリガンの回収作戦の為の時間稼ぎだ」と言いのこし、去っていった。
レイラはリュウトに礼を言うと、取材テープをニュースにするためパイラタウンのONBSへと向かっていった。

ワズルはエレベータキーを落としていった。これを使ってトレトレのエレベータを動かす。
市長やセイギを始め、町の人々を救出する。
市長は改めてお礼がしたいとのことで、後で家に来てほしい、とのことだ。
294ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 10:57:26 ID:0joyvWiV0
セイギ曰く、フェナスが襲撃されたのは、
フェナスに広まった「砂漠を行き来する怪しい集団」のウワサを封じるためである。
市長ダグデから「がくしゅうそうち」を受け取り、ウワサの真偽を確かめに向かう。

だがリュウトのスクーターではタイヤが砂に囚われ、目的の場所まで進むことができない。
仕方なく一度フェナスシティに戻ることにした。
すると、ポケモンの捜索依頼がある、というメールがレンから届いた。

行ってみると、老人と女の子から捜索依頼を直接受ける。どうやら新種のポケモン・ウソハチらしい。
また、スレッドに服が砂まみれであることを気付かれ、事の次第を話す。
あの場所にはスクーターでは行けないということだ。
アイオポートのザックを訪ねることを薦められる。

だが、行ってみてもルースは留守であり、ザックは勝手にはできないとのことである。
例によってカミンコ博士の屋敷らしい。
向かおうとすると、またメチャリッチに出会う。フェナスの活躍を誉められた。

で、カミンコ博士の屋敷では再びチョビンに泥棒疑惑をかけられる。
勝って疑惑が晴れるかと思いきや、今度はカミンコ博士まで泥棒疑惑をかけ、
征伐のために「アレ」を持ち出すという。
そして現れたのは、チョビンの乗った「メカ・グラードン」である。
最も、戦う相手はチョビンのポケモン達なのだが…
そして勝つと泥棒疑惑は晴れる。
しかしカミンコ博士はメカ・グラードンの敗北によって、
開発中のメカ・カイオーガに可能性を見いだせなくなってしまう。

地下でルースに会い、スクーターを改造してもらうことになる。
そして出来たのは、ホバータイプのスクーター。
これなら砂漠の上を走ることもできるのだ。
295ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 10:58:23 ID:0joyvWiV0
そしてウワサの場所にたどり着くと、そこにはリブラ号があった。
しかし、船体は真っ二つになり、船底に大穴が空き、見るも無惨な姿だった。
甲板にはシャドー幹部・ゴリガンと二人の戦闘員がいた。
どうやらこのリブラ号のポケモンを連れ去るらしい。だが一匹だけ取り逃したようだ。
リュウトに気付いたゴリガンはリュウトの始末を戦闘員に任せて工場なる場所へ帰ってしまう。
だが、戦闘員のうち一人も屁理屈をこね、もう一人の戦闘員にこの場を任せて帰ってしまった。
残された一人が仕方なくリュウトを攻撃する。しかし、リュウトの勝ちである。

すると、船の操舵室からおじさんが出てきた。単にこの船を見つけて住み着いたホームレスらしい。
そして彼曰く、船底からたまに妙な物音が聞こえるらしい。だが怖くて確認に行けないそうだ。
リュウトが代行して確認をしに行くことになる。

船底にいたのはウソハチだった。
怖がらせないようにすり足で近寄るも、空気の読めないメールの着信音のせいで
驚いて逃げてしまう。ちなみに、大した内容のメールではなかった。

そして船を出たとたん、スナッチ団のヤッチーノという人物に襲われる。
どうやら、リュウトのスナッチマシンを狙っているようだ。
バトルの構えを取るスキもないまま、クサイハナの「ねむりごな」で眠らされてしまう。

目を覚ますと、リブラ号操舵室のベッドにいた。ホームレスのおじさんに介抱されていたらしい。
そして、スナッチマシンは無くなっていた。
奴らは北に向かっていったらしい。追うことになる。

そこには奇妙なピラミッド型の建物があった。
そしてスナッチ団二人と、アイオポートにいたザグスカがにらみ合っている。
スナッチ団のザブはナゾノクサを繰り出すが、ザグスカのダークザングースに一撃で退けられてしまう。
そしてザグスカはリュウトに気付く。リュウトに「オレの貧乏神だ」と言いがかりをつけ、勝負を挑んでくる。
ダークポケモンも、ここでは倒してしまうしかない。
ザグスカを退けても、見張りが通してくれない。
引き返していると、レンから連絡がある。至急ONBSまで来て欲しいそうだ。
296ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 11:40:36 ID:0joyvWiV0
レンにスナッチ団について聞かされる。
スナッチ団は5年前までシャドーと組んでいた。
しかし、スナッチマシンを失ってからはシャドーに見放されて、解散されたと思われていた。

そして、シャドーの施設から逃げ出してきたと言う人物と接触があったらしい。
レポーターを派遣しようにも、罠である可能性もある。そこでリュウトの出番ということである。
ダニーと名乗るその男は町はずれのスタンドにいるらしい。

町はずれのスタンドへ行くと、ミラーボと鉢合わせる。いきなり勝負を挑まれる。そして勝ったら逃げた。

ダニーはどうやら先ほどの怪しい建物から逃げてきたらしい。
ダークポケモンを量産するための秘密工場だということである。
それを知ってから、そこで働くのが怖くなって逃げ出したということだ。
そして、一匹だけダークポケモン・トゲピーを連れ出すことに成功した。
このトゲピーのリライブを頼まれ、ダークトゲピーを預かることとなった。

そして、スナッチ団のアジトの場所が判明した。乗り込むことになる。

スナッチ団のボス・ヘルゴンザの腕にはリュウトのスナッチマシンのサイズが合わなかった。
そのことでヤッチーノがヘルゴンザに怒られているところに、リュウトは殴り込む。
リュウトがヤッチーノを倒すと、ヘルゴンザは感心し、
自分にバトルで勝てたらスナッチマシンを返そう、と言い出す。
リュウトが勝負に勝つと、スナッチマシンをおまけの技マシンまで付けて返してくれた。

再び工場に向かい、ザグスカを倒す。
そして工場から見張りが出てきて、リュウトの身元に気付きバトルになりそうになるが、
そこにヘルゴンザとヤッチーノが登場。ヤッチーノのクサイハナが見張りを眠らせてしまう。

工場内部を警備している戦闘員たちをなぎ倒しつつ、メインコンピュータ制御装置の前へ。
道中で拾った「解除レバー」を使い、コンピュータに過電圧を流し込んで破壊。
これによってダークポケモン製造用のプログラムはパーである。
工場の主であるゴリガンは激怒。リュウトに勝負を挑んでくる。

勝つと、ゴリガンはリュウトを工場ごと始末しようとする。
すると、シャドー本部のデスゴルドから連絡が入る。
その姿は…アイオポートで出会ったメチャリッチであった。
デスゴルドから、既にXD001が手元にあること、そして本部はニケルダーク島という島にあることを聞かされる。
ニケルダーク島はアイオポート沖にあり、常時荒波と嵐に取り囲まれている。
勿論、普通の船や飛行機ではいけやしない。

戻る途中で、「どろぼー!」という叫び声が聞こえた。
どうやら、ダークポケモンが一匹盗まれたらしい。
297ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 11:41:12 ID:0joyvWiV0
アイオポートに行くと、メカ・カイオーガが完成していた。
ルースの力によって、高性能な海上移動手段へと生まれ変わったのだ。
これならニケルダーク島にさえ行くことができる。

ニケルダーク島の戦闘員や、なぜかいる一般トレーナー
そしてラブリナやワズルを蹴散らしつつ、上へ上へと登っていく。

最上階に近づくと、アルドスがいた。
嘗て彼に助けられたことがあったが、それはまだシャドーが本格始動してない段階で
ダークポケモンを人前に見せた者に懲戒をした結果でしかないと言う。

アルドスを倒し、デスゴルドのいるドームにたどり着いた。
だが、デスゴルドはガラスの巨大な壁を出現させ、リュウトの行方を遮った。
どうやら他から回ってくる必要がありそうだ。

仕方なく引き返すと、ドーム近くのエレベータからゴリガンが現れた。
ゴリガンを倒し、回り道をしてやっとデスゴルドの元にたどり着く。

そして、デスゴルドはバトル山でも出会ったもう一人の側近・エルデスにリュウトの始末を命じる。
だが・・・エルデスにはなにか思惑があるようだ。
そして、このバトルは虚しいだけで、何の意味も無いと言う。
しかし総帥の命令は絶対であり、戦いとなる。

そしてデスゴルドのいる最上階へたどり着く。
そこで、シャドーの計画について詳しく聞かされる。
まずは、リライブ不可能な究極のダークポケモンを創り出すこと。
そして、デスゴルドの命令のみで動くダークポケモン部隊を作ること。
これが実現すれば、人間の部下を使わず世界征服が出来てしまうのだ。

そして、デスゴルドの元にいるリライブ不可能なダークポケモンの第一号・・・
XD001ことダークルギアが現れた。
だが・・・やはりダークポケモンであることには変わりがないようだ。
激しい猛攻に耐えつつ、リュウトはスナッチを成功させる。
(失敗してもシナリオは進む)

これに怒ったデスゴルドは、直接勝負を挑んでくる。
298ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 11:57:46 ID:mGfs5nr90
連投支援
299ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア:2008/08/06(水) 11:59:14 ID:0joyvWiV0
デスゴルドに勝利したところ、アルドスが駆けつけてくる。
そして、デスゴルドに対し、ニケルダーク島ごとリュウトを抹殺することを提案する。
しかし、それはダークポケモン計画のための資料や部下をも巻き添えにすることになる。
アルドスはそんなもの後から補充できるとして、爆破計画を強く薦める。
だが、エルデスが待ったをかけた。他人に犠牲を強いて自分だけ逃れようとするのは恥だと言う。
見栄を気にしていたらシャドーは崩壊する、生き残りさえすれば何度でも復活できると反論するアルドス。
エルデスはシャドーはもう立ち直れない、と説得する。アルドスは滅びを受け入れようとしない。

ここでエルデスがこう言った。「もう止めましょう、父さん!」
そう、エルデスとアルドスはデスゴルドの息子だったのだ。
エルデスは父を諭す。総帥という肩書きに踊らされ、大事なものが見えなくなったのだと。
強いポケモンを作れば世界征服ができるわけではない、
現にリュウトのまっすぐな心が、XD001より勝っていたと。
未だに負けを認めないアルドスを無視し、シャドーの崩壊を父に認めさせようとする。
アルドスは呆れたのか、その場を立ち去っていった。
エルデスはこれで良い、我々にはこれから法の裁きが待っていると父に手を差し出した。
そしてデスゴルドもとうとう、自らの過ちに気付いたのだ。

エルデスはリュウトに近寄り、やっと目を覚ますことが出来たと礼をしたのち、
待つ者のところへ帰るよう言った。
そして再戦を約束した。
今度は正義と悪の関係ではなく、お互い純粋なポケモントレーナーとして。

ニケルダーク島の空が晴れていく。波が穏やかになっていく。
シャドー壊滅の知らせに、各地の人々は喜んだ。
兄の帰りを喜ぶマナと、感傷に浸るリリア。
そして、お世話になったみんなが研究所に駆けつけてくれた。

だが、リュウトの戦いは終わらない。
全てのダークポケモンをスナッチし、リライブするまで。

(本編終了)

戦いを終え、一息ついていたリュウトにローガンからメールが届いた。
文章が途中で切れていたが、オーレコロシアムで大会を開くのでぜひ来て欲しい、とのことである。
研究所の外にいるローガンと一発バトルをした後、オーレコロシアムの場所を紹介された。

リュウトが残されたダークポケモンのスナッチに奮闘していたところ、ミラーボレーダーが鳴った。
ミラーボがアイオポートに現れたらしい。居場所は・・・灯台の屋上。
これが最後のダークポケモンとなるのだ。だがミラーボも当然ご立腹。

逃げ出すミラーボ。その後、アイオポートの食堂・クラブ亭で踊っていた。
300ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 12:00:41 ID:0joyvWiV0
>>298
ありがとうございます;

以上でポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギアのシナリオは終了します。
ポケモン語翻訳機騒動のさわりは一身上の都合で差し控えることにいたします…
301ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 12:43:33 ID:mGfs5nr90
>>300
ポケモンお疲れ
差し控えるって異様に長いとか覚えてないとか?
302ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 14:02:45 ID:3QRXZB6Q0
トワイライト乙です。後味悪いな。
しかも自殺したユカリって、無印トワイライトの主人公か…。
なんだかなー。
303ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 14:02:47 ID:6bKcfmbY0
>>301
そのイベントを発生させるために、対戦仕様のコロシアム戦をクリアしなきゃいけないわけなんですよ。
シナリオクリアレベルで勝てる場所じゃないし、GBAから援軍送り込むにもGBAケーブルが行方不明。
ストーリーはプレイしながら書いたけど、ここから先に進めない;
304300:2008/08/06(水) 14:05:43 ID:6bKcfmbY0
おっと、一旦ネットから遮断したためかIDが変わってる。
ポケモンXD投下した者です
305ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 16:00:16 ID:OF31FrSL0
トワイライトシンドロームの人、ポケモンXDの人乙
ポケモンXDは最後のデスゴルド戦のスナッチが面倒だったな
クリア後のミラーボ戦も未だにスナッチできずじまい
306ゲーム好き名無しさん:2008/08/07(木) 01:21:37 ID:LUoL0O7t0
>302
ムーンライトでも無印キャラの扱い酷かったから…しょうがないと思うけど。
でもひどいオチだなぁ。
307ざくろの味:2008/08/07(木) 23:09:31 ID:O7B0y9sy0
>>286
済まんです
>>187の言っている通り、メインストーリーのみ書きました。
自分的には終わったつもりです。
308ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 16:35:24 ID:t0AHqC4U0
ファンタシースターユニバースとイルミナスの野望お願いします
309ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 09:23:38 ID:LhYsAhdc0
紅忍〜血河の舞〜 を予約します。
あと大神が途中で止まっているようなので、続きを書いても良いでしょうか?
310ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 11:28:29 ID:nEPM4OCj0
>>309
>紅忍〜血河の舞〜 を予約します。
転載人さんの為にハード名を書きましょう。

>あと大神が途中で止まっているようなので、続きを書いても良いでしょうか?
最終投稿から3ヶ月以上過ぎてるので問題ないです。
311ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 11:53:20 ID:pQI7dN4pO
>>309
1ヶ月以上前に大神復活させると大嘘こいた物です…
私用でゴタついている内に規制に巻き込まれ書き込めなくなっていました
良ければ是非おねがいします
312ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 16:17:24 ID:vfg5tIy10
>>311までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
313ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 16:40:08 ID:CBnJgWEU0
>>312
(`・ω・´)> お疲れ様です。
314ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 18:57:41 ID:2yfvCQjQ0
R4 を知っている方がいたらお願いします。
4チームクリアすると裏設定的なものが多少見えると聞いたのですが。
315ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 23:55:20 ID:pQI7dN4pO
バイオ0予約します
キューブの方
316309:2008/08/11(月) 06:18:54 ID:dO5smBdc0
紅忍〜血河の舞〜と大神の続きを予約した者です。
申し訳ありません、ハード名入れ忘れました;
どちらもハードはPS2です。

317ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 07:16:15 ID:TgJ6GK3XO
つい7時間程前にバイオ0予約した者ですが撤回させて下さい
ケース開けたらバイオ初代が入ってた…
本来の中身は親がイトコに貸したんだってさ…勝手に。ああもうorz

そういう訳ですみませんお騒がせしました
318HALO3:2008/08/11(月) 10:30:57 ID:2LAWxW6c0
現在の状況
地球軍(UNSC)&ゴブナント離反軍vsゴブナント軍vsフラッド

ゴブナント軍
地球外生命体による連合、フォアランナーを崇拝するという宗教により結束している
HALOを起動することにより大いなる旅立ちが出来るというはた迷惑な勘違いにより現在起動インデックスが存在する地球に侵攻中
ゴブナント離反軍
HALOの真実を知り離反したエリート族を中心とした軍
フラッド
無限に繁殖することが目的の寄生生命体、知性は無い

主要キャラ
マスターチーフ(チーフ)
主人公、UNSCの切り札でありゴブナント軍にとって悪魔と呼ばれるほど驚異視されている
アービター
元々はゴブナント内での宗教的な実行者、ゴブナント社会の危機に命をかけてあたるエリート族の戦士である
が、チーフとグレイブマインド(後述)によりHALOの真実を知りゴブナントの指導者である預言者に疑問を抱く
コルタナ
チーフと1、2と行動を共にしたAI、現在チーフを地球に送り返すためにフラッドだらけのゴブナント首都ハイチャリティに残留
オラクル
HALOに関してフォアランナーが残したヘルプAI、HALO起動が目的ではなくフラッドの拡散を阻止するために行動する
HALO起動はその手段に過ぎない
真実の預言者
こいつの妄想が全ての原因、性質の悪いことにゴブナント最高権力者である
グレイブマインド
無限に吸収した結果知性をもったフラッド、知識を求めて無限に同化を続ける

用語

フォアランナー
地球、ゴブナント以前に存在した文明
多くの痕跡を残しておりHALOもその一つである、フラッドの製作者
HALO
フォアランナーが残した対フラッド用最終兵器、起動すると惑星系一つを消滅させる威力がある
319HALO3:2008/08/11(月) 10:32:58 ID:2LAWxW6c0
ハイチャリティから地球へと侵攻を進めるゴブナント軍最後の預言者「真実の預言者」を追いマスターチーフもまた地球へと帰還する
コルタナの支援によるワープで地球へと帰還、だが地球の大部分は既にゴブナント軍に占拠されゴブナント軍がHALOの起動インデックスを発掘するのも時間の問題であった
地球へと大気圏突入を行いゴブナントとUNSCの戦いの大地へと降り立つ
突入した先でジョンソン軍曹率いるUNSC海兵隊とアービターと合流し真実の預言者を倒すために行動を開始する
ゴブナント軍との戦いも熾烈を極めた頃ワープしたゴブナントの戦艦が墜落してくる、だが様子がおかしい
ゴブナント艦はどこから来たのだろうかゴブナント軍の姿は無かった、あるのはおぞましい数のフラッドだけだった
ついに地球へと侵略の手を伸ばしたフラッド、拡散を食い止めるべくエリートの部隊シャドウオブインテントと協力し艦橋へとたどり着く
そこにはハイチャリティに残ったはずのコルタナの姿があった、コルタナを回収しようと手を伸ばした瞬間オラクルがコルタナを運ぼうと現れる
オラクルとは未だに敵同士であり和解はしていない、コルタナを持って行かせるわけにはいかない
だがオラクルはチーフと敵対する気はなく、HALO亡き今フラッドを食い止めるためチーフを手助けするという関係に戻ったのだった
回収されたコルタナのメモリーをオラクルが修復したがコルタナ本体ではなくあくまでメモリーに過ぎなかった
メモリーがフラッドに汚染されグレイブマインドが居るハイチャリティが地球に向かっていると伝える、当然大量のフラッドを乗せて
だが同時にフラッドを滅ぼす方法があるというHALOを起動せずに、アークそれが希望
コルタナが指定したポータルに突入しアークへと向かう
そこには真実の預言者そしてゴブナント軍が待ち構えていた、コルタナの言う解決策を求めて彼らも来たのだろう
だが預言者の起動したアークのバリアの解除途中でゴブナントに軍曹が捕らわれてしまう
軍曹が残した仕事をかたずけるために塔へと向かったがそこへ…ハイチャリティが落ちてくるフラッドが軌道を変えたのだ
守りを固めるゴブナント軍との交戦中にミランダ中佐が単身軍曹の救出へ乗り出す、真実の預言者の元へたどり着き軍曹を一時的に開放するものの預言者の手にかかり命を落とす
アークの入口を守るスカラベ二体を倒しチーフとアービターはアークへと突入する
しかしアークへと大量のフラッドが押し寄せて来た、だがグレイブマインドの目的は真実の預言者の抹殺共闘を申し出たのだ
フラッドの力を借りてゴブナント軍を突破し真実の預言者にアービター自身の手で決着をつける
だがその瞬間グレイブマインドが牙を剥いた、脱出する軍曹のペリカン(ヘリのようなもの)に飛び乗るがグレイブマインドによって阻止される
大量のフラッドを切り抜けた先にコルタナの幻影を見る、導かれるようにある光景を目の当たりにする
HALO、フラッドのための最終兵器
幸いここは地球とも離れている、このHALOを起動することをオラクルへと伝える
だが起動するには鍵が必要だインデックスが、ハイチャリティへと向かう必要がある
フラッドに汚染され見る影もないハイチャリティに侵入しインデックスを持っているコルタナを助け出す、チーフは独りの戦いを開始する
ハチャリティ謁見の間でコルタナとの再会を果たす、インデックスも確保
フラッドの襲撃を受けつつもHALOのコントロールルームへとたどり着く、そこで先に調整を行っていたオラクルから今使えばこのHALOは崩壊するということを伝えられる
軍曹がインデックスを差し込み起動しようとした瞬間、オラクルが防衛することを選択した
軍曹はオラクルのレーザーの直撃を食らいつつも最後に一撃撃ち返しオラクルを破壊することに成功する、身を呈してコルタナを守り軍曹は息を引き取る
起動したHALOから脱出しなければならない、次々と装甲が飛び始める中バギーで戦艦まで辿り着く
コルタナに操縦を任せチーフは次の戦いに備え冷凍睡眠に入った
320ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 11:03:30 ID:UuWY8jFI0
HALO3乙です…でいいんだよね?

ところで思ったんだけど、複数予約ってアリなん?
ひとつ書いてる間はどうせ他のは書けないんだから、一個きちんと終わらせてから別のを予約したほうが良くない?
あと最近複数リクもする人多いよね…
321ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 11:36:17 ID:Xwb0Vk470
複数リクは問題なさそう。但しハード名はちゃんと書くべし。
複数予約も書き終える自信さえあれば問題はなさそう。
ただ、例えば発売されて程ないソフトを複数予約するのは余り心象よくなそう。
でもまぁルール談義は何か問題が起きてからでもいいのでは?
322ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 14:15:42 ID:szqQMCOi0
HALO3乙です。
でもゴブナントじゃなくてコブナントじゃね?
あと「だが同時にフラッドを滅ぼす方法があるというHALOを起動せずに、アークそれが希望」
って言う部分変じゃね?英語をエキサイト翻訳した文章みたい。
323HALO3:2008/08/11(月) 19:44:41 ID:2LAWxW6c0
ごめん文章切れてた正しくは「宇宙の果てのフォアランナーの遺産アーク」だった、ごめんね
あと指摘の通りコブナントだね、色々見つかって俺涙目
324ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 21:30:51 ID:oZIrPfbU0
複数予約はやめるべき、モラル的に
例え論理的には回せるとしても、そこは遠慮という文化を大事にした方がいい部分だと思う
325ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 21:42:24 ID:+/2xLyj90
予約期限が1ヶ月になったことだしいいんじゃね?

○○と××と△△が書きたい!
でもどれかを書いてるうちに他のどれかが予約されたらと思うと
どれから予約するべきか悩んで筆が進まない!

ってひともいるんじゃないかな(↑は極端な話だが)
326ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 21:46:33 ID:VOrEIWsZ0
PS3ででた「ティアーズ・トゥ・ティアラ ―花冠の大地―」をお願いします
327ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 21:55:54 ID:oZIrPfbU0
>>325
それはそのヒト個人の問題であって、周りが解消してやるべき問題ではない
そのヒトが自分で自分を律すればいいだけの話
むしろそれくらいの事すら律せないような人間に複数予約でロックされる方がよろしくないw
328ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 22:03:46 ID:+/2xLyj90
自分で自分を律する〜〜とか小難しいお話はいらないんじゃないかな?
329NEO CONTRA:2008/08/12(火) 04:33:30 ID:LgBYDaW50
■ミッション02
アーマーを装着した恐竜のような獣にまたがり、ハイウェイを爆走する二人。
処刑ボーダーに武装ジープ、乗員が直接爆弾を投げ落とす輸送機なんぞをチョイチョイとやり過ごす。
獣を乗り捨て、垂直なビル(兵士達の独身寮)を器具も使わず五体のみで上り始める二人。さすが魂斗羅。
下からは独身寮の防犯装置「鳴呼酢怒裸婚(あーすどらごん?)」が追いかけてくる。
途中にある丸窓からは落し物兵が安息を守るため私物(爆弾や植木鉢)をポンポン落としてくる。
鳴呼酢怒裸婚をビルから叩き落し、内部へ侵入、ビップルームを目指す。
途中、連射機関砲、自走機雷を装備した「武装通路阿」とレーザー砲を装備した「武装通路吽」と戦う。
阿、吽を破壊した先がビップルームとなっている。丸く広い部屋で、地面が土になっており、照明以外何も無い。
そこにゴーグルを付け、皮膚が緑色のチビと二丁長銃を装備した爺さんが戦っている。チビが押されてる。
チビ「ムムム、ムキーッ!!このプラントCONTRA(以下PC)サマと互角に渡り合うとは…アンタ、只者じゃないザンスね?」
爺「フッ…互角とは笑わせる。お前ごとき雑魚が相手では肩ならしにもならぬわ。それっ!!」
爺さんの二丁長銃が火を吹き、PCを蜂の巣にした。
PC「ふぎゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」
PCは緑色の体液を噴出しながら大の字にぶっ倒れた。そこへ入ってくるビルとジャグワァ。
ビ「むっ!これは?…」
ジ「四人衆の一人が既に倒されているでござる!」
入ってきた二人を見た爺。
爺「お主、ビル・ライザーだな?」
ビ「そうだが…あんたは一体?」
爺「わしは…そう、ミステリーGとでも名乗っておこうか」
ビ「ミステリーG…」
すると爺は収めていた長銃を取り出すと、銃口を二人に向けた。
爺「史上最強の戦士『魂斗羅』…果たしてお主がその呼称に値する男か確かめさせてもらうとしよう」
ビ「なにっ?」
爺「ふっふっふっ…ゆくぞっ!!」
爺は魂斗羅スピリッツのトップビューステージでおなじみのLRボタン同時押しで出来る両手持ち撃ちの要領で
ファイヤーウィップを放射しながら移動、リフレクトレーザー、体当たりの攻撃をしてくる。爺を倒すと…
330NEO CONTRA:2008/08/12(火) 04:34:54 ID:LgBYDaW50
爺「なるほど、それなりに出来るようだな。だが、この程度で果たして奴に抗し得るものか…」
その時、死んだかと思われたPCが起き上がった。
PC「ううっ…」
爺「むっ!?」
PC「ワタクシとした事が不覚をとったザンス」
爺「ふんっ…まだ生きておったか。が…こやつと遊ぶのは少々飽きた。ビル・ライザー、お主が相手をしてやれ」
ビ「な…?」
爺は謎の構えをとると光に包まれどこかへ消えてしまった。
爺「さらばだっ!」
ジ「あいや、暫し待たれよっ!!」
3人から放置されていたPCが顔を本当に真っ赤にして怒りだした。
PC「ムムムムム、ムキーッ!!ワタクシを無視して話を勝手に進めるとはコケにするにも、程があるザンス!」
顔はますます赤くなり、頭から湯気まで沸いてきた。
PC「お前らが何者かは知らないけれど腹いせにヌッ殺してやるザンス」
PC「いくザンスよ!本気モォーゥドプラントフラァーッシュッ!!」
PCのゴーグルが光輝くと、PCの姿は消え、地面から巨大な植物が生えてきた。これこそPCの真の姿「びっぐペニ植物」である。
茎を伸ばして蕾から捕食する、「サイヴァイマソ」とよばれる歩行種子を吐き出す、蔦で地面を叩く攻撃等をしてくる。
露出する赤い部分を攻撃し続けると、蕾が開花して「華」状態に変化する。
「華」状態になると、弾ける種子飛ばし、鮫の背びれのような刃状の根っこを地面に走らせ攻撃してくる。
びっぐペニ植物を倒すと、植物が生えていた場所は緑の液体がポコポコと沸騰する露天風呂のようになっていた。
ジ「ぬう、植物型の改造人間だったとは少々面食らったでござるな」
ビ「ああ…しかし、あの男ミステリーGと言ったか…いったい?」
331NEO CONTRA:2008/08/12(火) 04:37:47 ID:LgBYDaW50
■ミッション03
数箇所が活動を続けている火山地帯。その火山の一つが大噴火、飛び散る溶岩。
その飛び散る溶岩に混じってなぜかビルとジャグワァも噴火口から燃えながら飛んできた。
そのまま上陸する島付近の海へ落ち、程よく冷却されたところで風呂上りさながらの湯気を上げながら浜辺へ向かう二人。
ミッション03では海岸沿いにある敵要塞への突入が目的。防衛ラインを突破して要塞内部を目指す。
真魂斗羅に登場したスノーワームが低地適応した豪殻魔獣ランドワームやタラコを二つあわせて目と手足をつけたような
陰禿奇獣タラコイドS(食用)、坂道を巨岩に乗って転がってくる岩石兵等が行く手を阻んでくる。
二刀を持って襲い掛かる雑魚、ブレード突撃兵も道中わらわら出てくるが、岩石兵が乗った岩に何人か潰される。
要塞内部は円柱状になっており、底はどのくらい深いのかわからない。そこへ、合体部品カニミッソ92が現れる。
外部からの攻撃を遮断するバリアーを持ち、ブースターでの突進攻撃を行ってくる。
が、ブースター攻撃後はエネルギー不足で無防備になるため、ケツから撃って底へ叩き落とせ!3回ほど落とすと壊れる。
カニミッソ撃破後、今度は合体部品イカッス69が現れる。見た目はまんまイカ。機体の迷彩色はカニミッソと同一。
5つの子機を操り、そこから強力な熱波攻撃を出す。子機を破壊していくと、本体は3本のレーザーを地面に向け発射し続ける。
壊れたイカッスが底へ落ちると、ビル達が入ってきたトコから誰かが入ってきた。
腹から伸びたチューブが付いたマスクを装着しており、顔は見えないが、女性らしい。
ジ「むむむっ?こやつは四人衆の一人、フェロモンCONTRA(以下PHC)に相違ござらぬ。油断めさるな!」
PHC「フフフ…相変わらずのタフガイぶりね、ビル・ライザー…」
ビ「…?なぜ俺の事を…貴様、何者だっ!」
PHC「あらあら、つれない事。この私を忘れたとでも言うの?」
そう言うとPHCは付けていたマスクを外した。その素顔は…
332NEO CONTRA:2008/08/12(火) 04:43:02 ID:LgBYDaW50
ビ「ま…まさか、ルシア(以下ル)か!?」
(ルシアについて知らない人はまとめwikiの真魂斗羅の項目を参照してください)
ジ「なんと!このご婦人が、かつてビル殿と共に戦った伝説のバイオロイドだと申されるのか?」
ビ「どういうつもりだルシア!何故お前が奴らに荷担する?」
ル「フフ…永遠に知らない方が幸福な事もあるわ。だから貴方はここで私が殺してあげるっ!」
すると底へ落っこちたカニミッソとイカッスが浮上し合体。人型タイプのロボ鉄人48號となった。
カニミッソのバリアとイカッスの∞エネルギーにより破壊は不可能。ルシアの援護にまわる。
ルシアは48號が発射するナパームと電撃を身にまとい、炎と電撃で攻撃を繰り出してくる。
宙に浮く技を身に付けたり、電撃による分身を作ったりと色々とパワーアップしている。
元は味方だったけど、今は敵なので触ると当然即死…。ルシアを倒せばステージクリア。
瓦礫にもたれかかり苦しそうに腹を抑えるルシア。
ル「ううっ…こ…こんなはず…では」
ビ「ルシア…何故だっ?答えろっ!」
ル「フ…やはり強いわね…ビル…でも…それが貴方の不幸…」
ビ「……?」
ル「お聞きなさい…貴方がどうあがこうと決して勝てやしない…あの方に…だけ…は…」
ビ「何を言っているルシア?」
ル「さよ…な……」
そう言うとルシアはガクッと頭を垂れてしまう。
ビ「ルシア!」
持っていた銃を落とすビル。
ル「……」
ビルはルシアに駆け寄り両肩を掴むが、既にルシアは事切れていた。
「ルシアーっ!!…」
※公式サイトによるとルシアは真魂斗羅で造反を図ったらしく廃棄扱いとなり、以後の消息は不明とされている模様。
しかし、NEO CONTRAに加入した理由等については結局解らずじまい。つーかルシア、1800年近くも稼動してたのかよ!
今日はここまで
333ゲーム好き名無しさん:2008/08/12(火) 07:01:59 ID:UsBOmmmMO
NEO CONTRA氏乙。勝手ながら、ルシアに関して雑記をば。

『NEO』では本編に絡まない隠しキャラとして、ルシアが用意されている。
フェロモンCONTRAのルシアと区別するため、スーツはピンク色を基調としている。
DS版『デュアルスピリッツ』でも同様に隠しキャラで、PS2の2作品とは違い髪を下ろしての登場である。
334ゲーム好き名無しさん:2008/08/12(火) 07:06:31 ID:nDAAZ67s0
ペルソナ4お願いします
335ゲーム好き名無しさん:2008/08/12(火) 08:34:23 ID:+TZEbd7K0
>>334
>>1
>またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
336ゲーム好き名無しさん:2008/08/12(火) 22:35:23 ID:nDAAZ67s0
失礼。ハードはPS2です。タイトルは「ペルソナ4」であってると思う。
337NEO CONTRA:2008/08/13(水) 03:47:18 ID:ndxI7LU20
■ミッション04
どんよりとした空の下、全力疾走をしているビルとジャグワァ。カメラがスーッと引いて二人がどこを走っているのかが見えてきた。
何と二人が走っているのは上空を飛び、高速回転するヘリのローターの上だった!そのまま敵空母を目指せ。
因みに二人を乗せているヘリは、真魂斗羅で何かと邪魔をしてきたMr.ヘリロボ。今回は味方なのだろうか。
スピリッツ、真魂斗羅でも登場したギガフライ、対魂斗羅戦闘艇イが二人の行く手を阻む。
それらを蹴散らすと今度は対魂斗羅戦闘艦ロが現れる。ミサイルランチャーをバカスカ撃って来るので、砲台を全て壊して黙らせろ。
因みに、ロの艦長武頼徒は弾幕が無いと生きていけないらしく、ロからは常に無駄弾が垂れ流されている。
砲台を全て壊され、弾幕が撃てなくなったためか、ロはフラフラとバランスを失い対魂斗羅空母ハに激突、火を吹きながら墜落していった。
無傷なハから発射される砲撃をかいくぐりながら接近するヘリロボ。途中一回転してるが、二人はなぜか落ちない。
砲撃がヘリロボに命中!しかし二人は見事空母甲板に着地する事が出来た。ヘリロボはそのまま墜落し、爆発。
甲板から空母後部を目指す二人、敵空母なので雑魚敵はワラワラ沸いて、砲台はモリモリ設置されている。
甲板後部まで到達すると、ピッケルハウベみたいなヘルメットを被った犬(ブルテリア)が出てきた。
(ピッケルハウベ:19〜20世紀にかけてドイツ軍や消防隊で使用されたヘルメット。頭頂部に付いたスパイクが特徴)
ビ「むっ…貴様はっ!?」
犬「我輩の名はアニマルCONTRA(以下AC)…この飛行空母の艦長である!」
ジ「なんと…こやつも四人衆でござるか!」
犬が喋ってる事には特に疑問を抱かずに話を進める二人。
AC「罠とも知らず、ノコノコ乗り込んでくるとはつくづくオメデタい奴らであるな。ぷっ!」
ビ「何!罠だとっ!?」
AC「左様…この艦はまもなく自爆する。貴様らは、ここで犬死するのである。ぷぷっ!」
するとACがいる辺りの甲板が開いて中から戦闘機が出てきた。ヤツはこれに乗って逃げるつもりだ。
ビ「自軍の乗員まで見捨てようというのか?非道なっ!?」
AC「なんとでも吼えるがよい…さらばであるっ!」
ACは戦闘機に飛び乗り、戦闘機は飛び去ってしまった。
ジ「待てーっ!艦長なら艦と運命を共にするでござるっ!」
ビ「おのれ…逃がさぬっ!」
そう言うと二人はどこかへと駆け出した。持ってきたのは青と赤の魚雷。それを担ぐとそのまま空母から飛び降りた!
あんたらここどんだけ高さがあると思ってんだよ…まあ、魂斗羅だから大丈夫か。
澄み切った青空から魚雷に乗って海へ着水する二人。そのままACを追う。
ACが乗る戦闘機は浮遊戦闘機TIM砲(Tactical Invading Maneuver Gunboat)。左右二門設置された砲台の攻撃は脅威。
さらに海中から沸いてくる反射ビットは砲台のレーザーを反射させ、直線的なレーザー攻撃を複雑なものにする。
因みに反射ビットには突撃兵が乗り込んでおり、完璧なフォーメーションを組むため、日夜猛特訓に励んでいる。
二門の砲台を破壊するとACが乗っている中心部から大出力レーザーを発射してくる。
TIM砲を破壊すると爆発の衝撃でACは「ワオーン!」と吠えながら青空彼方まで飛び、そのままキラーンと星になった。
338NEO CONTRA:2008/08/13(水) 03:51:54 ID:ndxI7LU20
■ミッション05
NEO CONTRAの研究施設なのか、陰獣キムコウが走っており、逃げ遅れた兵士が何人か踏み潰されている。
逃げた兵士達と共にキムコウはそのまま扉の奥へ入っていく。するとキムコウの肉片が血飛沫と共に扉の奥から飛び散った。
奥から出てきたのはビルとジャグワァの二人。この施設の最深部を目指す。
妖卵エグロンや、把妖虫バッカーなど初代魂斗羅に登場した敵たちが登場する。
途中、特大ムテキムコウと呼ばれるキムコウの巨大種が登場する。無敵なので倒す事は出来ない、轢かれないように逃げろ。
(どのくらいデカいかっていうとFC版スーパー魂斗羅のキムコウくらいにデカい)
巨大エレベーターまで逃げて一安心かと思いきや、今度は通常のキムコウが一匹降って来た。
キムコウは体内にバッカーを寄生させており、時々何匹か吐いてくる。そして興奮すると目から怪光線を放ち、グルグル回る。
キムコウを倒すと、羽化して成体状態になる。ジャノメチョウのような模様の羽を4枚持ち、強烈な酸性液とカッターのような物を出してくる。
キムコウを緑色の血だまりに静めると、エレベーターは次のフロアへ到達する。
このフロアは地面に大開三重唇バコンガーが多数生息しており、バコンガー近づくと寄生した鬼頭獣オーリアンが突然襲い掛かってくる。
バコンガー地帯を抜けると団子蟲エイリアンの巣が現れる。団子蟲は獲物を見つけると突進してくる。
巣ごと駆除して先に進むと、鬼母獣マザーエイリアンギロンガが行く手を塞ぐ。こいつは基地全体に侵食し、司令部ゲートと一体化している。
見た目はかなりデカいが、たいした攻撃はしてこないので弱点の目を攻めてとっとと倒して先に進む。
司令部に居たのは天王鬼ギャバだった。実験体として生かされているので円柱状のバリアーに包まれている。
どうやって捕獲されたのかは不明だが、確認されているもので最後の固体らしい。絶滅保護種に指定されている。
度重なる実験と延命処置により、極度のストレスが溜まり、脳が肥大。サイキック能力に目覚めたらしい。
中央の成体以外に回りに幼体が4匹飛んでいる。同じくバリアーに守られているが、攻撃は普通に当たる。
ジャバの攻撃時にバリアーに少しスキマが出来る。そこを狙ってジャバ本体を叩け!
ジャバを倒すとジャバの脳髄である頭脳生命体サールが現れる。
サイキック能力により、異次元からイガ生命体を呼び出し、空中元素からプラズマ火球を生成する。
サールを倒せばステージクリア。するとどこからか男の笑い声が聞こえてきた。
?「くっくっくっ…はーっはっはっはっ……」
ビ「む?」
?「なかなか良い勝負だったな…楽しませてもらったぞ」
ジ「何者でござるかっ!」
?「我こそはNEO CONTRA最高司令官…」
ビ「まさか…貴様がマスターCONTRA(以下MC)か?!」
MC「ふっふっふ…その通り。四人衆を屠るとは上出来だぞ、ビル・ライザー…」
MC「フェイクに過ぎぬお前にしては…な」
ビ「フェイクだと?…どういう意味だ!」
MC「ふっ…その答、この姿を見れば、説明の必要もあるまい?」
二人が振り向くとMCが少しはなれた場所に立っていた。そしてその顔はビルと同じだった。
軍服らしき服の上に、ミステリーGと同じようなアーマーを付けている。爺は緑でMCは赤。
顔色が良くなかったり、こめかみあたりにボルトみたいなのが埋まってる気がするが気にしない。
339NEO CONTRA:2008/08/13(水) 03:54:01 ID:ndxI7LU20
ビ「!!」
ジ「な…なんと!ビル殿と瓜二つではござらぬかっ!」
MC「改めて自己紹介させてもらおう。我の名はビル・ライザー…正真正銘オリジナルのな!」
ビ「な…オリジナルだとっ!?どういう意味だ…この俺が貴様のコピーだとでも言うのか?」
MC「はっはっはっ…なかなか物分りが良いではないか?」
ビ「ふざけるなっ!そんな馬鹿な話が信じられるかっ!」
MC「では聞こう…お前の記憶…コールドスリープ以前のものは、どこまで鮮明かな?」
ビ「!?…」
MC「作戦行動や戦闘についての記憶はそれなりに輪郭もはっきりしているだろう」
MC「が…それ以外のプライベートについてはどうだ?自分でも驚くほどの落差があるのではないか?」
ビ「そ…それは……いや、しかし…」
動揺しだすビル。
MC「ふっ…当然だ。お前の記憶は軍のデータベースを元に刷り込まれたものなのだからな」
ビ「そんな…そんな馬鹿な…」
ジ「ビル殿…」
MC「はっはっはっ…真実を知って動揺しているようだが、今となっては全てが無意味」

5面クリア時に総合ランクがB以下の場合
MC「既に時は満ちた…これより、我が崇高なる使命を遂行する!」
ジ「な…それは一体?…」
MCが手をかざすと辺りが震動しだし、二人は動けなくなった。
ジ「うおっ!」
MC「さらばだ、哀れな道化者どもよ!」
MCは去っていった。すると場面は都市に切り替わった。一部で爆発が起きると、何かが上昇していく。
上昇の衝撃で高層ビルがボロボロとなぎ倒されるほど巨大な要塞が現れた。どんどん上昇して宇宙へ到達。
そして要塞の最下層部に設置された衛星兵器から光弾が発射され、地球に命中。大爆発を起こした。
地球は跡形も無く吹き飛び、爆発の衝撃で月まで粉々に砕かれた。
340NEO CONTRA:2008/08/13(水) 03:56:20 ID:ndxI7LU20
5面クリア時に総合ランクがA以上の場合
MC「我が崇高なる使命完遂のための準備は全て整った」
MC「議会の注意を逸らすめ、敢えてお前らを放置してきたが、その必要も既に無い。そろそろ消えてもらうとしよう!」
MCが両手をかざすと暗い衝撃のようなものがビル達に向かって放たれ、それを受けた二人は動けなくなってしまった。
ビ「ぐおっ!か…体の自由がっ…」
二人は銃を持っていることすら出来なくなり、地に伏せるしかなかった。
ジ「不覚…油断したでござる!」
MC「ふっ…ゲームオーバーだ。死ね!」
MCは大剣を取り出すと二人に斬りつけようとした。しかし、間一髪で爺が現れ、剣を受け止めた!
爺「そうはさせんぞっ!」
MC「ぬおっ!」
爺は二丁銃でMCの剣を何とか受け止めている。
ビ「うぐっ…あ…あんたはっ!?」
MC「ええい、小癪なっ!」
そのままMCは爺を斬りつけた。ただ突っ立ってるところを斬られたように見えるが気にしない。
爺「ぐほっ…」
鮮血が飛び散り、爺は倒れてしまう。
MC「ふんっ、屑どもめ。…まあよい。テイクオフの時間が来たようだ」
MC「粛清の手始めに、お前らもろともこの腐りきった惑星を消滅させてやろう。さらばだ!」
MCは光に包まれてるとどこかへ消えてしまった。魂斗羅は何時の間に変な術を身に付けたんだろう…
二人とも身動きが取れるようになり、倒れた爺の下へ駆け寄る。
ジ「ぬぬっ、消えた!」
ビ「しっかりしろ!」
爺「うぐっ…わしにかまうな…この傷では、もう…助からん…それより奴を…」
ビ「し…しかし…」
爺「聞け、ビルライザー、奴の世迷言に惑わされてはならぬ。己が一体何者なのか…それは生き様を以って証すもの…」
爺「信念に殉じ、命と賭して戦うなら、お主は断じてフェイクなどではない。まぎれも無く、真の漢、魂斗羅じゃ…!」
ビ「あんた…一体?」
爺「お主と同じじゃよ…魂斗羅…かつて…そう呼ばれ…た…」
ビ「しっかりしろっ!」
爺「……」
爺は既に息絶えていた。爺の手を強く握るビル。
ビ「!…」
341NEO CONTRA:2008/08/13(水) 04:02:34 ID:ndxI7LU20
■ミッション06
場面は都市に切り替わり、一部で爆発が起きると何かが上昇していく。
上昇の衝撃で高層ビルがボロボロとなぎ倒されるほど巨大な要塞が現れた。どんどん上昇して宇宙へ到達。
場面は変わり、ロケットが今正に発射されたところであった。二人はこれに乗り込んでいるのだろうか。
ロケットの先端が開くと、ブースターのついた乗り物に乗っている二人が飛び出した。
途中、ロケット変形型のロボット数体が襲い掛かってくるが、それらを蹴散らしさらに上昇する。
ブースターを加速し、きりもみ回転しながら生身のまま要塞へ突っ込む!
ビ「決着をつけに来たぜっ!」
MCが居る要塞内部へドカドカと入り込む二人。
MC「ふっ…こんな所まで追って来ようとはな…」
MCは放電しながら宙に浮いている。
ビ「貴様、いったい何をたくらんでいる!」
MC「純粋なる戦士という存在を否定する最たる脅威の排除…即ち、秩序ある文明社会の破壊!」
ビ「なんだと?」
MC「秩序ある文明社会で問われるモラル…敵を殲滅する手段に対し、道義的な是非を問うような偽善を、我は憎む」
MC「下らぬモラルや安泰への欲望から開放されねば、至高の兵士は完成せぬのだ」
ジ「く…狂っているでござる」
MC「狂ってなどいるものか。戦争に勝つための最も効果的なメソッドを完遂する事…」
MC「それこそが我に与えられた存在理由の全てなのだからな。最早、問答無用…ゆくぞっ!」
MCの体はバリアに覆われており、周りを浮遊する3つのビットを破壊しないと攻撃を与える事が出来ない。
ある程度ダメージを与えると、分身して本体のみ攻撃が当たるようになっている。
爺を斬った剃刀のような大剣を使い、分裂させて投げる、エネルギー波を出す等様々な攻撃方法をもつ。
MCを倒し、倒れたMCの顔を見ると、皮膚が破れ、その下から機械が覗いている。
ビ「こ…これは!」
ジ「なんと!こやつロボットでござる」
しかし倒したはずのMCの声がどこからか聞こえてくる。
MC「くっくっくっ…」
ビ「……!」
辺りを見回すも誰も居ない。
MC「お前に我を倒す事などできぬ」
するとガラス張りの床のしたに巨大なビルの顔が現れた。
ビ「貴様は一体?…」
342NEO CONTRA:2008/08/13(水) 04:04:13 ID:ndxI7LU20
MC「プロジェクトC…我もお前も、10年前にスタートしたこの計画の産物だ」
ビ「…?」
MC「頻発する殖民惑星での紛争を一気に解決するための切り札…究極の殺戮兵器開発プロジェクト」
MC「そのモチーフとなったのが、人類史上類を見ない戦闘能力を有した伝説の男…ビル・ライザーだった」
ジ「なんと…」
MC「その研究は、設計思想の異なる2つの結実を得るに至った」
MC「最強兵士としてのビル・ライザーをクローン技術で再生しようとするプラン。…即ち、お前」
MC「もう一方は、ビル・ライザーの意識を最終兵器に移植しようというプラン。…即ち、この我!」
ビ「なんだと…それじゃまさか!?」
MC「そう…惑星破壊能力すら有したこの究極要塞そのものが、この我自身なのだっ!」
ジ「あいや…しばし待たれよ。それでは、貴殿がビル・ライザーのオリジナルだと言うのは…」
MC「ビル・ライザーとは一体何か?それが単なる一個人の名前に過ぎなかったのは数百年も昔の話」
MC「ビル・ライザーとは、即ち象徴なのだ。飽くなき征服への渇望…闘争本能の具現者…全てを凌駕する純粋なる力そのもののな!」
MC「故に、我こそはオリジナル…いや、オリジナルを遥かに凌駕したビル・ライザー最終完成体に他ならぬっ!」
そこまで聞いたビルが一言…
ビ「…下らねぇ。要するに貴様は妄想に取り付かれた出来そこないの鉄屑だって事だろうがっ!」
MC「理解出来ぬというのなら、力を以って示すのみ。髪の毛一本残さず消滅し尽くしてくれるわっ!」
すると辺りに電撃が走り、ガラス床の下にいたMCが床上に現れてゆく。
MCの周りにある4つのビットを30秒以内に全て破壊しないと強烈な電撃が部屋全体にほとばしり、残機に関係なくゲームオーバーになってしまう。
光の束が刺さった場所が数秒後に爆発を起こす攻撃と、ビットを壊していくと口から光る人型MCを出してくる。破壊可能。
ビットを全て破壊し、MCの機能を停止させると、中枢を失った究極要塞は爆発を起こして傾きながら崩れていった。

この時点で総合ランクがB以下になった場合
崩れた要塞から脱出艇で逃げる二人…宇宙には要塞の残骸が漂っている。その中には切り離されたMCの頭部もある。
平和は訪れたかのように見えた…しかし、機能が停止したはずのMCの目はまだ死んでいなかった…


この時点で総合ランクがA以上の場合
二人は脱出艇らしきもので要塞から飛び出したが、切り離されたMCはボロボロになりながらも追ってきていた…
足場を回る炎と光弾で最後の攻撃をしてくるMC。最後のボスに引導を渡してやれ!
MCを完全に破壊し、脱出艇は地球へと落ちていく。二人は無事地球に帰る事が出来たのだろうか…
場面は変わり、大海原から大きな鯨が一匹ジャンプした。その尻尾に捕まっているビルとジャグワァ。二人は無事だった。
海面に浮上し、悠々と泳ぐ鯨に捕まりながら、拳を掲げ勝利を分かち合う二人であった…

任務完了!!君の活躍によって人類は滅亡の危機から救われた。君こそ真の英雄だ!
その名は人々によって永遠に語り継がれてゆく事だろう。
おめでとう、君こそ真の魂斗羅だ!!
■舞台
戦国時代。主人公が武田軍、敵が(一応)織田軍。

■主要人物
紅(くれない)…主人公。鉄砲技師リョウの娘。父を殺され自分も重症を負った所を千代女に救われ、くのいちとして育てられる。鉄弦と色仕掛けが武器。
千代女…武田信玄に仕えるくのいちで、武田軍の忍者の頭領。
明美…武田家のくのいち。紅の親友で、妹的存在。潜入と蝶を使った諜報活動が主な任務。紅に比べると容姿も性格もかなり幼い。
善三…武田家の忍者。基本何もしない人。紅にとっては他の男性と全く違う印象らしい。

リョウ…武田に仕えていた鉄砲技師。紅の父親。5年前、新型鉄砲を作り上げるが謎の忍集団に殺される。
銀兵衛…リョウの弟子。リョウが殺害された時から行方不明。
武田勝頼…武田信玄の息子。非常に短気で、怒りに任せて采配を折るシーンがある。しかも2回。

■用語
鉄弦…ワイヤー。先端に小刀を付けて遠距離から敵を切り裂く他、鉤を付けて移動手段にする、分銅を付けて敵を縛り上げる・吊るす等用途は多彩。リールに巻いた状態で右袖に隠し持って

いる。
新型鉄砲…リョウが造り上げたガトリング砲。5年前、銀兵衛と共に行方不明になった。

※ゲーム中に名前の出てこないボスには勝手に呼び名を付けています。公式資料も見つからないので(公式サイト消滅&攻略本未発売)、分かる方いましたら訂正お願いします。
■OPムービー

戦国時代、武田家と織田家が全盛を誇っていた頃。織田家の鉄砲隊に対抗するため、武田家の鉄砲技師リョウは新型鉄砲を設計する。
完成したばかりのそれは織田家との衝突の際、勝頼の指揮の下で実戦投入された。
新型鉄砲は一機のみ、操作する兵士も一人だったが、織田の大軍を騎馬ごと薙ぎ倒してしまう。
勝頼は一人喜ぶが、信玄も設計者であるリョウすらもその無慈悲な威力に恐れを抱く。
信玄は勝頼に新型鉄砲を廃棄するように命じるが、勝頼は納得が行かない。
反論するのを遮って「そなたはこの地に花を植えよ」と答える。

その晩、リョウの家では口論が起きていた。
銀兵衛が新型鉄砲の廃棄を渋るのだ。
二人の荒い声に、眠っていたリョウの娘・紅が目を覚ましてしまう。
「怒っているの?」と不安がる紅。
リョウはひとまず銀兵衛に席を外させる。

銀兵衛は家の外に置いてある新型鉄砲を見に行く。
背後に危険が迫っていることに気づかずに。

「死んだお母さんの夢を見たの。泣いていた」と言う紅を慰めるリョウ。
「次はきっと笑ってくれるよ」
その時、頭巾を被った男たちが天井を破って進入してくる。
リョウは刀を抜くが、ろくな抵抗もできずに殺されてしまう。
紅も逃げようとするが背中に斬り付けられる。
男たちの首筋にトカゲの形の刺青があるのが見えた。

その後、桜の巨木に縄で吊るされている紅を千代女が見つけた。
「生きているのか?」と問いかける千代女に紅は答える。
「生きている?いいえ… でも、まだ死んでない!」

■第一ステージ
それから5年、紅は千代女の元でくのいちとして育てられた。
黒壷という町に、織田の家臣が能を見に来る。
その暗殺が紅の初めての任務だった。
暗器・鉄弦を袖に忍ばせ、紅は黒壷の町に向かう。

町へ潜入したところで、兵士の一人に見つかってしまう。
兵士は助けを呼ぼうとするが、善三がどこからか飛び降りてきて兵士の首を折る。
善三は父から譲られた小太刀を「ツキを呼ぶ」と言って紅に渡す。(紅はたまに小太刀を使うが多分コレ)
そして家臣が能に目を奪われている時、篝火が暗くなった時を狙うよう助言して姿を消す。

さらに途中で、親友の明美が現れて吹き矢をくれる。
紅の任務が楽になるように持って来てくれたらしい。
このためにわざわざ?と尋ねると
「紅だったらそうするでしょ?ね?」
と微笑む。
しかし「気をつけて。嫌な予感がするの」と言い残して去っていく。

能楽堂に辿り着いた紅は、明美に貰った吹き矢で家臣の暗殺に成功する。
しかし護衛の侍たちに囲まれ、不利な状況で戦うはめになる。
主賓は死に、能を見ている者は居ないが能楽師は平然と舞っている。
侍たちを倒すと、今度は能楽師が刀を手に襲ってくる。
それを倒したところで再び善三が現れ、能楽師の面を剥ぎ取る。
首筋には父の仇と同じ蜥蜴の刺青があった。
それを見た善三は「黒蜥蜴…」と呟く。
黒蜥蜴は抜け忍ばかりで構成された忌まわしい忍び集団。
彼らが織田家と手を組んだという噂を耳にしたという。
■第二ステージ
紅たち4人の忍は信玄に謁見する。
信玄は簾の中に座していてその顔を見ることはできない。
とある山脈で、織田が新型鉄砲に使う火薬を作っているらしい。
しかもそこには5年前に行方不明になった銀兵衛が居り、新型鉄砲の図面まであるという。
勝頼は紅に銀兵衛と図面を取り戻す様に命じる。
紅は千代女がどこか思いつめた顔をしているのに気づく。
簾の中の信玄は何も言わない。

千代女の作戦はこうだった。
まず千代女が囮になり、敵を引き付けながら銀兵衛を救出する。
その間に明美が工場内を探索し、彼女の残した目印を辿って図面を取り戻す。
千代女は紅と明美に「用心せい」と告げて工場へ向かう。
いつもと様子の違う千代女に、2人は不安を覚える。

紅も工場に進入する。
途中で明美に鉤を貰い、高所を移動しながら進むと、ある一室の棚から新型鉄砲の図面を見つけた。
工場と吊橋で繋がった崖に出ると、両手に鎌を持った老婆に出会う。
彼女は紅が黒壷の町で能楽師を倒したことを見抜き、自らも雷を操って紅に襲い掛かる。
瀕死になった雷使いは木の上に逃げるが、鉄弦で止めをさす。
雷使いは地面に落下して動かなくなった。

更に先へ進むと、火薬壷の倉庫らしき場所に着く。
そこには千代女が救出するはずだった銀兵衛がいた。
彼は何か考え事をしているようだったが、紅に気づいて驚く。
しかし死んだと思われた雷使いが現れ、最期の力で火薬壷の一つを破壊する。
それがが爆発を起こすと他の火薬に引火し、驚いた銀兵衛は何処かへ逃げてしまう。
紅は後を追おうとするが、床下に居た明美が彼女を引っ張り込み、何とか爆発から逃れる。

2人は工場を脱出しようとするが、黒蜥蜴の一団が追ってくる。
崖っぷちまで追い詰めらるものの千代女の術に救われる。
図面はどうした、と尋ねる千代女に紅が図面を渡す。
千代女は受け取った図面をじっと見つめ、2人に武田に戻るように言う。
困惑する2人に、決して自分を追ってはならぬとだけ告げて千代女は凧で飛び去ってしまう。
明美の蝶に後を追わせ、2人は武田へ帰還する。
■第三ステージ
戻ってきた明美の蝶によって、どうやら千代女は「抜けた」らしいことが分かる。
善三が報告すると勝頼は烈火のごとく怒り出す。
「武田に忠誠を誓った忍者の頭領が抜けたと申すか!」
怒鳴られても善三は冷静に続ける。
千代女は南蛮船の停泊している酒川の港へ向かったらしい、図面を売る気かもしれないと。
勝頼は簾の中に居る信玄と話すが、小声なので聞き取れない。
「信玄様のお達しだ。千代女を探し図面を取り戻して参れ!何者であろうと、邪魔する者は殺せ!」
勝頼は手にした采配を真っ二つに折る。
信玄はやはり何も言わない。

港についた紅と明美は、善三から千代女の話を聞く。
千代女は信玄自らが育て上げた忍。
2人の絆は、信玄とその妻の物よりも深いという。

酒川の港では織田兵が大量の酒樽を南蛮船に積み込んでいる。
善三が傍にある酒樽に刀を刺すと、中から火薬が流れ出てきた。
明美に見張り役を頼んで、千代女の捜索に向かう。
善三は紅に、千代女を見つけたら迷わず斬れと忠告する。

港の奥で千代女を見つけるが、紅は彼女を斬ることができない。
紅と追いついてきた明美に千代女が衝撃の真実を語る。

武田信玄は1年前に死んだ。
勝頼は自分に信玄ほどの才覚が無いことを自覚しており、それ故に新型鉄砲を求める。
新型鉄砲さえあれば、織田を潰すことは容易いだろう。
しかし勝頼はそれだけでは満足しない。
今まで自分を馬鹿にした者、自分に刃向かう者を滅ぼしにかかるだろう。
おそらく忍も用済みとして滅ぼされる。
図面は武田にも織田にも渡してはならぬ。

千代女は紅も共に来るよう誘うが、紅は誘いを拒んで小太刀を抜く。
そのとき千代女が何者かの砲撃を受ける。
倒れた千代女の背後に鎧を付けた大男が立っており、千代女の持っていた図面を奪って南蛮船の一つへ逃げ込む。
そこに黒蜥蜴に追われた善三が来て、停泊している船は南蛮船に偽装した織田の軍船だと伝える。
善三と明美は黒蜥蜴と闘い始めるが、紅は大鎧を追って船に飛びつく。
黒蜥蜴を振り切った明美も飛び移ろうとするが海に落ちかけ、紅の鉄弦に救われる。
なぜ追ってきたと言う紅を睨み返す明美。
そのまま大鎧と戦闘になる。

舟に積まれていた大砲を明美が操作して、大鎧を瀕死に追い込む。
しかし大鎧は死なず、図面を落として逃走する。
更には明美が黒蜥蜴にさらわれてしまう。
紅が追い掛ける間を与えず、黒蜥蜴は舟を爆破して逃げていく。
■第四ステージ
勝頼は奪い返した図面で新型鉄砲を造れないかと聞く。
しかし銀兵衛の技術でなければ機関部が造れない。
苛立ちの募る勝頼はまたしても采配を折る。
紅は簾の中の信玄を見つめる。
千代女の話が本当なら、この信玄は影武者ということになる。

善三と2人きりになった所で、紅は千代女の話を伝える。
善三は信じられない様子だったが、やがて「叶わず許されぬ事を望みながら望まざることを果たさねばならぬ」と呟く。
そこに明美の蝶が飛んでくる。
その羽には銀兵衛の居場所が書かれていた。
紅は明美を助けてくれるように頼むが、善三は口封じに殺す方が早いと返す。
ならば自分が助けに行くと言う紅に、善三は一日だけ猶予を与える。
一日で救えなければ、自分が殺しに行くと釘をさして。

明美の蝶の案内で廃寺に辿り着く紅。
大仏像が隠し通路になっており、そこを通ると巨大な地下洞窟に出た。
牢屋の中で水車に縛り付けられ、水車ごと廻されている明美を見つける。
紅は必死に明美に呼びかけるが意識が朦朧としている明美は気づかない。
紅も、明美に気を取られているうちに蛇に噛まれてしまう。
気を失った紅の背後で、馬鹿なくのいちだと高笑いする女が居た。

紅が意識を取り戻すと、そこは牢屋の中だった。
頼みの綱の鉄弦は奪われている。
紅は壁の穴から脱出し、武器が無いまま洞窟を進むことになる。
途中で鉄弦を取り戻し仕掛けを操作すると、不気味な蛇の巨像が口を開ける。
紅はその中へ飛び込む。

飛び込んだ先には明美と蛇使いの女が居た。
さっき紅に噛み付いた蛇もこの女がけしかけた物。
明美は毒を飲まされており、助けるには蛇女から解毒剤の入った箱の鍵を奪うしかない。
蛇女を倒して鍵を奪うものの、今度は怪物と呼べるほど巨大な蛇に襲われる。
しかし鉄弦で鍾乳石を引っぱり、押し潰して倒す。
明美を救い出し、2人は銀兵衛の捕らえられている「監獄島」へと向かう。
■第五ステージ
冒頭で紅が忍び装束に着替える。
(ここから紅が、赤いミニ丈着物から露出過多なボディスーツ姿になる)
監獄島までは水蜘蛛で歩いて渡ることになる。
付いて来れる?と尋ねる紅に、明美は「装束が無くても私は忍者よ!」と明るく笑ってみせる。

監獄島に上陸すると、2手に分かれて銀兵衛を探しに行く。
監獄島は至るところに罠や脱獄に失敗して串刺しになった死体のある不気味な場所だった。
牢屋からは助けを求めて泣き叫ぶ声が聞こえ、格子の間から囚人の手が伸びるが構っている余裕は無い。
監獄の奥にはなぜかたたら場がある。
恐らく銀兵衛に新型鉄砲を造らせるためだろう。

とうとう紅は銀兵衛と再会する。
紅は銀兵衛を連れ出そうとするものの、銀兵衛は新型鉄砲を持って行きたいと言う。
見れば机の上に、5年前から所在不明だった新型鉄砲が鎖で縛り付けられている。
リョウ様の鉄砲ですから…と妙に新型鉄砲に拘るのだ。
仕方なく明美をその場に隠れさせ、鎖を外す鍵を探しに行く。

長いので分けます。
※第五ステージ続き

兵士から鍵を奪って戻ってきた紅。
銀兵衛は「ご無事で何よりです」と言うが、その目は紅ではなく新型鉄砲に向いていた。
明美は銀兵衛を不安そうに見つめる。
脱出途中で吊り橋を渡るが、大筒を担いだ男が行く手を塞ぐ。
「銀兵衛!新型鉄砲の威力、試す時が来たぞ!」
その声に応えて、銀兵衛は新型鉄砲を紅たちに向ける。
「5年にも及ぶ改良の末完成したこの新型鉄砲…破壊力はリョウ様の試作品を上回るはずだ」
銀兵衛の裏切りを理解した明美は、「裏切り者!」と銀兵衛に斬りかかろうとする。
しかし銀兵衛は新型鉄砲を撃ち、明美は蜂の巣にされてしまう。
「私は忍びよ紅…だから死なない…」
それが明美の最期の言葉になってしまった。
遺体を抱いて泣く紅の背後に、銀兵衛の笑い声が響く。
怒りに燃える紅は乱射される弾を避けて銀兵衛に走り寄る。
しかし大筒男に掴まれ橋から放り出されてしまう。

戦闘の途中で大筒男が床を叩き割り、更に階下へ落下する。
落とされた床(網)の下は熔けた鉄らしき物が煮えている。
紅は大筒男を梁に吊るして攻撃する。
そのうち網が割れ、大筒男はそこに落ちていく。
鉄弦で橋の上に戻ると、酒川の港に居た大鎧と善三が戦っていた。
善三は銀兵衛を連れて行けと指示し、大鎧を追ってその場を離れる。

紅は無言で銀兵衛の前に立つ。
銀兵衛はまたも新型鉄砲を撃つが、紅は軽々とかわし一発も当たらない。
弾が切れると、自分が居なければ新型鉄砲は造れない、忍の掟を破るのかと命乞いを始める。
「図面は武田にも織田にも渡してはならぬ」という千代女の言葉が頭をよぎり、明美の亡骸を見やる紅。
その隙に銀兵衛は懐刀で紅に斬りかかるが、いつの間に抜いたのか紅も小太刀で銀兵衛を刺す。
動きの止まった銀兵衛を更に刺す。
そこに善三が戻り、死んでいる銀兵衛を見て驚く。
「裏切り者には死あるのみだ。鉄砲を渡せ」と紅を責めるが、紅は何も答えず新型鉄砲を放り投げた。
しかし溶けた鉄に落ちる寸前、大鎧が鉄砲をかっさらう。
橋を渡って逃げる大鎧の後を紅も追う。
善三も追いかけようとするが、足を止め明美の亡骸の傍にしゃがみ込む。
■最終ステージ
新型鉄砲を持って逃げる大鎧を追い、織田兵や黒蜥蜴のたむろする市街地を駆ける紅。
大鎧は城(安土城?)の天守閣へと逃れる。
紅も天守閣に向かうが、城から出てきた織田信長と鉢合わせる。
紅は信長と一太刀交えるが、何者かの攻撃を受ける。
天守閣の大鎧だった。
信長の呟いたところによれば、織田と手を組んでいたはずの黒蜥蜴が新型鉄砲を手に入れた途端に裏切ったらしい。
逃げていく信長は捨て置いて紅も天守閣へ昇る。
天守の屋根には光っている場所があり、大鎧はその中へ消えてしまう。
紅も光の中へ飛び込む。

光の中はなぜか異空間に通じており、天から上下逆さの城、黒蜥蜴城が伸びている。
鉄弦を使って最上階に侵入すると、(上下逆さなので下へ降りていく形)大鎧との戦闘になる。
大鎧に勝利すると鎧が割れ、中から千代女が姿を現す。
驚く紅に千代女がもう一つの真実を語る。

千代女は密かに黒蜥蜴を乗っ取り、信長を傀儡にしていた。
そして織田を滅ぼし、信玄の悲願であった天下統一を自分が果たすのだという。
「信玄様亡き世を馬鹿共の手には渡さぬ」と。
千代女は再び紅に自分の元へ来るよう誘いかける。
しかし紅は首を振る。
千代女は風の術を使い、それが破られればと黒蜥蜴の忍者たちを使って紅を殺そうとする。
紅は師であり、母親代わりであったはずの千代女と戦うことになってしまう。

何度紅に敗れても千代女は諦めきれない。
「あの人の夢が生き続ける限り、私はそれに従うわ 私は間違っていない…」
千代女が術を使ったのか、辺りが白い光に包まれる。

光が収まると、そこは千代女が紅を見つけた桜の木の下だった。
紅の衣装も赤い着物に戻っている。
紅は鉄弦を使い、千代女の首を桜の木に吊るす。
「この世の行く末を見届けてくれ…紅」
そう言い残して千代女は息絶え、紅は泣き崩れる。

気が付くと黒蜥蜴に戻っていて、紅の衣装も忍装束に戻っている。
城が崩れ始めたのに気づき、紅は千代女の亡骸から離れると落ちていた新型鉄砲を持って城を脱出する。
城外の橋に出ると善三が居る。
橋も所々崩れており、飛び越えなければ進めないが、重い新型鉄砲を持ったままではとても飛べない。
しかし善三は鉄砲を棄てて飛べという。
その時善三の足元が崩れ、善三が落下してしまう。
紅は新型鉄砲を放り出し、橋に鉄弦でぶら下がって善三の手を掴む。
新型鉄砲は溶岩の中に消えていった。
■EDムービー
どうにか2人は地上に脱出する。
任務に逆らって銀兵衛を殺してしまった以上、善三は敵同然である。
紅は善三に貰った刀を構えるが、善三は「行け」と言う。
「いずれ織田も武田も無くなる。そうなれば、きっとまた会える」
「そうだ善三。これ、返すよ」
構えていた小太刀を渡すが、善三は受け取らない。
「もし次に会った時に敵同士だったら、それで俺を殺せ」
それだけ言って善三は背を向ける。
紅は善三の名を呼ぼうとするが止め、善三とは逆の方向に歩き出す。
善三が振り返った時、既に紅の姿は無かった。

これで終わりです。
※第三ステージで千代女を襲った大鎧の正体は不明です。あれは本物で千代女が後でコッソリ消したのか、それとも千代女の分身なのか。
※ストーリー分岐は無くオマケ要素もありません。
353ゲーム好き名無しさん:2008/08/13(水) 06:04:12 ID:WPviTI3J0
309ですが、どうも自分の書き込みが物議を呼んでしまったようなので大神の予約は撤回します。
迷惑掛けてすみません。
354ゲーム好き名無しさん:2008/08/13(水) 17:26:12 ID:jM8pJmQ70
紅忍乙です。
ちゃんとくのいちらしく色仕掛けがあるのがいいよね
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2173269
天誅や忍道はその辺放棄してるから
355ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 13:49:28 ID:j3TvLcmW0
紅忍乙です!
356ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 15:38:05 ID:86fNbVAa0
紅忍乙です。
ちょっと欲しくなりましたw
357ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 21:52:51 ID:z3mnsUX60
忌火起草予約

リクした人、見てる〜?
なんで赤と黄緑だけなのかと小一時間問い詰めたい
黄緑は茶色がベースになってるし、茶色を把握しておかないと解んないだろ、と。
wii版準拠で全ルート書くつもりだけどいいよね?答えは聞いてないけど。
358ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 22:34:51 ID:oJnEzbL60
>>357
>赤と黄緑だけなのかと
きっと書き手の労力を気遣った思いやりさ。
リクしてる時点で多少中途半端な思いやりなんだが。

それはそうとキバって書いてくれ!
359ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 23:28:07 ID:9YWe/Lxi0
mother(マザー)というゲームをお願いします
360ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 02:29:35 ID:yYPNzLtl0
マザーはすでにあるぞ
361ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 14:15:20 ID:ZWuEO+QO0
>>360
どこに?貼って貰えると助かります
362ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 14:59:34 ID:lkVwXQjK0
どこに?ってまとめサイトに。
363ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 19:11:19 ID:BR2Bj3ZO0
>>362までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
364ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 19:33:40 ID:4O8Hu0ptO
初めてですが、投下予約をしてもよろしいでしょうか?
20:00から『バルクスラッシュ(SS)』の書き込みをしたいと思います。
未解決一覧には載ってませんが、まだED部分で中途半端なのが残ってます。
自分が勝手に補足する形になりますけど。
365ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 20:01:05 ID:4O8Hu0ptO
ではそろそろ時間ですので、投下行きます。
ここの書き込みと食い違ったルピアと、まだ書かれてない3名のEDです。
携帯からなので、1人ずつとっかえひっかえする形ですいませんが。
366バルクスラッシュ:2008/08/16(土) 20:02:11 ID:4O8Hu0ptO
ルピア・ルードのED
クレスとはいい関係にはなったが、それでも泥棒はやめられないルピア。
今日も展覧会の車を強奪して意気揚々としていたが、いつの間にか後部座席にクレスの姿が…。
ルピア、気まずそうに挨拶。

※ムービーはここで終わるので、この後どうなったかは不明です。
367バルクスラッシュ:2008/08/16(土) 20:03:51 ID:4O8Hu0ptO
■メティカル・フレアー(CV:氷上恭子)
ステージ3に登場するナビゲーター。惑星グリューンを治めるフレアー王家の第一王女。同乗を申し出る時は丁寧な言葉使いだが、実際は高飛車な性格。
EDではメティカルの父、現フレアー国王に仲を咎められるが、「叶わぬ恋ならば」と意を決したクレスとメティカルは、共に崖から身投げをするのだった…。崖下に待機させてた自機に向かって。
368バルクスラッシュ:2008/08/16(土) 20:05:15 ID:4O8Hu0ptO
■コロン・スタイナー(CV:水谷優子)
ステージ6に登場するナビゲーター。軍属ではあるが恋愛経験が豊富。妙なバイリンガル調のセリフが多い。
EDでは夕日が映える景色の中、クレスがコロンに胸の内を打ち明ける…が、そこにコロンのボーイフレンド数名からの呼び出しが来てクレス大ショック。恋愛経験豊富、言い換えれば遊び人だった…。
369バルクスラッシュ:2008/08/16(土) 20:06:57 ID:4O8Hu0ptO
■クレス・ドーリー(CV:子安武人)
父親が開発した可変型戦闘機『ガーデュアル』を駆るこのゲームの主人公。正義感溢れる青年だが、女性に関しては主導権を取られがち。
ナビゲーターを乗せずに戦っていけばノーマルEDになる。かつてリーゼンと過ごした思い出の地で、子供の頃の回想をするクレス。その回想の中には、確かにクレスの知るリーゼンが居た。詩を読むのが好きな、優しいリーゼンが…。
370ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 20:18:42 ID:4O8Hu0ptO
書き逃げするみたいですいませんが、以上となります。

当時、月刊少年誌(現在は休刊)にて紹介されてるのを見て以来、このゲームに憧れていました。
0%の運命(攻略不可)を知った時はやはりショックでしたが。
371ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 21:40:48 ID:ZWuEO+QO0
真・三國無双1から3までのストーリー、これぞというシーンがあったらそこは詳細にお願いします!
372ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 21:44:39 ID:dSUlDqtA0
零1〜4のストーリーをノーマルエンドまでお願いします
373ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 22:18:46 ID:a0Tlrk2GO
>>372
お前「れい」って読んで「ら行」のとこ探してない?
「ぜろ」と読むんだよ。さ行のとこにもうあるぞ。
374ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 23:30:46 ID:nd14Q4TA0
>>373
ナイス金田一www

どきどき魔女神判!2(DS)をリクエストします。

375ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 23:41:20 ID:MsG4PaiQO
マイナー過ぎて誰も知らないであろう、PSの『ベルデセルバ戦記 〜翼の勲章〜』を予約します

極力削ってはいますが、長い上にストーリーが分岐するので、嫌な方は↑のタイトルを名前NGしてください
376ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 23:41:57 ID:ftTmLBdx0
レンタルビデオ屋で頭文字Dを探したコピペ思い出した
377ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 23:46:10 ID:tdkXvad20
PS2のファンタシースターユニバース、及び続編のイルミナスの野望お願いします
378ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 02:08:56 ID:R3BzQ6tD0
>>377までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
379HALO3補足:2008/08/17(日) 16:21:30 ID:kuJneJuo0
>>319
ごめん、もうちょっとつっこませて。

軍曹が捕まったのは、軍曹がアークを起動する鍵だから。
というより、人間じゃないと起動できないから。

あと、オラクル(ギルティスパーク)がHALO起動させないようにってファビョって軍曹をレーザーで撃つけど、
ギルティを壊したのは軍曹から受け取った極太レーザー兵器を使ったチーフ。
イベント戦闘。

最後、バギーで脱出して宇宙船に乗るチーフ+コルタナ&アービターだけど、
チーフ+コルタナのいるところだけ破壊の衝撃で宇宙船から分離、
エンディングではチーフたちは死んだことになっている。
が、実際は宇宙船の残骸はどこかの宇宙を漂流していて、助けが来るまでチーフは冷凍睡眠する。
380リパブリックコマンドその1:2008/08/17(日) 18:40:31 ID:kuJneJuo0
スター・ウォーズ リパブリックコマンド
公式サイトhttp://www.japan.ea.com/republic_commando/

このゲームは、映画スターウォーズのEp2-Ep3の時間軸で活躍したエリートトルーパーたちの物語です。
映画を見ていないと用語・地名などが分かりづらいと思うので、見たことがない人でも想像できるように簡潔かつ独断と偏見による用語説明を加えさせていただきます。
あと、ここではボスたち4人のことをデルタ小隊と呼ばせていただきます(小隊は誤訳らしい)。

用語
共和国…映画Ep1-Ep3までは正義の味方ジェダイがいた国。Ep4からは悪の帝国に変貌。
通商連合…共和国と敵対している。ドロイドと呼ばれるロボット軍団で攻めてくる。
カミーノ…いつも大嵐の星。クローントルーパー生産工場。訓練が終わるとトルーパーたちは戦場に出荷される。
ジオノーシス…荒野っぽい星。通商連合vs共和国の大規模な戦闘が行われている(Ep2)
キャッシーク…ウーキー(毛むくじゃらの獣人)たちの故郷の星。Ep3に出てきたような気がする。森っぽい星。
クローントルーパー・・・共和国のために作られたクローン人間たち。映画ではやられ役の雑魚。
デラックスモデル・・・ボスたちのようなエリート集団のこと。通常のトルーパーとは装備などが違う。
バクタ処理という回復方法が使える。最大の特徴は装甲を自分の趣味でペイントしているところ。

登場人物
デルタ38「ボス」…プレイヤーキャラ。デルタ小隊の隊長。4人の中で一番優秀らしい。
声優は吹き替え、オリジナルともに映画のジャンゴ・フェットの中の人。ペイントは赤っぽいオレンジ?(CV 西凛太朗)
「これはまた優雅な武器だよな? まったく時代遅れもはなはだしい!」

デルタ40「フィクサー(調停者)」…冷静沈着。ハッキングが得意。
衝突しがちなセブとスコーチをなだめるお守り役。ペイントは緑。(CV 立木文彦)
「数えてばかりいないで、援護を忘れないでくれよ」

デルタ07「セブ」…ちょっとキ○ガイ。DNAの再確認が必要なくらい戦闘にこだわるそうな。
狙撃が得意。イベントでは素手で敵をしばき倒す。ペイントは血のような赤で返り血っぽいの。(CV 乃村健次)
「じゃあ隊長、楽しい狩りを」

デルタ62「スコーチ(焼き払う)」…お調子者でよく喋る。爆弾狂い。
昔爆弾で教官の眉毛を焦がしたそうな。ペイントは黄色と濃い灰色。(CV江川央生)
「ウォッホー! プラズマはどうだ、ドロイドめ!」
381リパブリックコマンドその2:2008/08/17(日) 18:42:34 ID:kuJneJuo0
アドバイザー…文字通り指揮を執る人。「死ぬときは一緒だ」とか冒頭でのたまうくせに、エンディングでは…。
あとマルチプレイ中に本性を垣間見ることができる(声だけだが)。
「進むにつれて指令が増えるぞ。しっかりやれ」

アサルトシップ編
行方不明になっていた仲間の戦艦がとんでもないところで見つかったので、ボスたちは戦艦の様子を探りに潜入する。
妨害電波を発するエイのような飛行ロボットが大量に船内をうろうろしており、バラバラになって潜入していた仲間たちが一人、また一人と通信が途切れていく。
孤立するボス。ブツブツ独り言を呟きながら与えられた目的をこなし、仲間との合流ポイントへ一応向かう。
どうやら戦艦はトランドーシャン(爬虫類人)に乗っ取られているようだ。
生き残っていたトルーパーたちは目の前でどんどんやられるわ、廃墟となった中をうろつけばトルーパーのバラバラ死体は転がってるわでげんなりしつつ進んでいると、40と合流する。
途中で端末からデータを取っている07を見かける。が、敵に不意打ちされどこかに拉致られてしまう(ボスたちとはガラスを隔てているので助けに行けない)。
またも進んでいくと、トランドーシャンたちに戦闘不能にも関わらずフルボッコされている07を見つけ、救出する。
牢屋っぽいところに閉じ込められた62も助け出し、エレベータに乗る小隊。
しかしエレベータは途中で停止。敵にシステムが乗っ取られているらしい。
とりあえずエレベータから降りるとそこは拘留エリアだった。
途中、アドバイザーから、トランドーシャンと通商連合がつるんでいると聞かされる。
嫌な予感がする小隊。
まぁとりあえず、トランドーシャンたちがそのエリアにうじゃうじゃいるとのことで、回路を修復して毒ガス兵器を起動。敵を一掃する。
ボンベ?も持たないので、壁を爆破し別の階層へ。トランドーシャンの母船がハンガーにあるので破壊しに行く。
タレットを強奪して母船を破壊。
それを感知したのか、なんと通商連合の戦艦がやってきてしまった。
ドロイドを大量に送り込み、船ごと奪うつもりらしい。
船の主砲の制御室まで行き、応戦することに。
その間、アドバイザーが近くの戦艦に助けを求め、仲良く通商連合の戦艦を破壊した。


ジオノーシス編、キャッシーク編、誰かお願いしますorz

(地味で)売れなかったので、このスレで未解決にあがってるのをみてうれしくなりました。
動画サイトにプレイ動画もアップされてますので、ぜひどうぞ。
382ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 22:48:29 ID:9jniwFCA0
DARK SEED(セガサターン)どなたかお願いします 。
383ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 23:19:46 ID:HGKvraIwO
PS2 羅刹
お願いします
384ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 17:19:22 ID:JKL1iBGrO
零 月蝕の仮面
お願いします
385ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 05:30:50 ID:ewWAwMlz0
だから機種をだな・・・
386ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 05:37:55 ID:5ruKQv/eP
MCD シャドウランをお願いします

リクばかりもあれなんで書けそうなの探しますね
387ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 07:29:40 ID:lAL/JE8K0
そういえば零4の予約してた人どうなったんだろう。
388ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 07:37:37 ID:nkkz5xXM0
俺も零4(月蝕の仮面)楽しみに待ってるんだ。
>>373で、直接あっちかと思い見に行ったけどなかったしな〜
389ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 12:47:29 ID:U9wGAlR00
ANUBIS Zone Of the Enders (PS2)
が途中みたいです。
どなたかお願いします。
390ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 19:44:44 ID:LBe30ePI0
あー、ANUBISも転載問題のときに削除られたんだな。

ちょうど持ってるし暇なんでANUBIS予約しますよ〜
391ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 23:47:50 ID:aLLWHWZA0
>>319
遅いですが、HALO3のエンディングの補足良いですか?

アービターと共に戦艦に乗り込んだ後に、アービターが戦艦を起動(この時、チーフとコルタナは格納庫にいる)
ワープゲートに入り脱出成功・・・に見えたが、チーフの居た部分(戦艦後部)だけ取り残されて行方不明に

その後、地球ではチーフを含めた海兵隊の葬式が行われる(アービターも参加)
そしてアービターを含むエリート族は故郷に帰っていった

場面は変わり、宇宙空間を漂う戦艦の後部
チーフ達は生きていたが、もはや戦艦は自走できない状態だった

救援を待つ為に信号を発信し続ける状態にして、何かあったら起こす様にコルタナに頼み
チーフは冷凍睡眠に入るのだった

※以下、難易度レジェンドエンドでの追加部分
チーフ達のいる戦艦後部が謎の惑星へ引き寄せられて終わり
(最終章の筈なのに、次回作への布石なんでしょうか)
392ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 23:54:55 ID:aLLWHWZA0
あと、真実の預言者を追って地球に帰って来たチーフですが
オープニングでは大気圏突入して火達磨の状態で地面に激突し、ほぼ無傷です(パラシュート無しで)
コルタナの言う「スパルタンの中で最も運の良い人」だけじゃ、説明できない無茶な登場ですねw

393ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 00:55:08 ID:WYvKsXRk0
今更なんだが、
ヘラクレスの栄光V、三人の人間を不死身にした神様の名前が、
ヘパイトスになってる。
正しくはプロメテウスだ。ヘパイトスは職人と泥棒の神の名前だぞ。
394ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 11:13:21 ID:9WazjUScO
テイルズオブヴェスペリアをお願いします
395ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 11:37:20 ID:ZlZaXrRVO
>>394
なんかアニメキャラがカッコいいシリーズならではの綺麗ごと言って世界救う
396ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 20:59:57 ID:b6ywbKQT0
ヴェスペリア予約させていただきます。
397ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 22:41:13 ID:/t5ZOyKt0
ワラタwww
398ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 23:50:41 ID:odyTKWvf0
>>393
ヘパイトスではなくヘパイストスでは……と思ってググったけど
ヘパイトスでもそれなりの数ヒットするんだな
ゲームの方がその記述になってるのかな
あと職人の神はあってるけど、泥棒の神はヘルメスだと思うよん
399大神:2008/08/21(木) 07:30:06 ID:HsLb1SYa0
再予約あるかと思って待ってみたけど無いみたいなんで、とりあえず大神復活させときます

さてさて、逃げる小槌を追いかけて(と言ってもこの小槌、別に勝手にどこかに行ってしまう訳ではなく、
羅針盤のように「ある方向」を指して付かず離れずぴょんぴょん跳ねているだけなのですが)
西安京へと戻ってきたアマテラスとイッスン。小槌はどうも貴族街のほうへと彼らを導こうとしているようです。
従って再び謁見殿へとやってきた彼らは(貴族街へ行くには謁見殿の中を抜けないといけないのです)
そこにちゃっかりと舞い戻っていたツヅラオに再会し、先刻の宣言どおりイッスンは
「こらァ、ボイン!オイラ聞いてねぇぞォ、あんなバケモンがいるなんてよォ!」
と鼻息も荒くツヅラオを問い詰めました……ってあれ?今まで散々あっちこっちで水龍が水龍がって言われてましたけど……

案の定、「さ、散々申したではないか、海には恐ろしい水龍がいると!」
と即座にツッコミ返しを喰らったイッスン、暫しの沈黙の後に
「へ……屁理屈コネやがってェ、お前、オイラたちをハメようとしてるんじゃねぇだろうなァ!?」
と逆ギレしますが、自分だって食われる寸前で必死だった、と即全否定されます。
必死だったら法力あるとは言えただの人間がキリストも真っ青の水上走り出来んのかとか、まあその辺はさて置いて、
「それにまさか……貴殿らがあのように泳ぐのが、その……鈍いとは……」
言いにくそうに、でもズバリ痛い所(実は神様なのにカナヅチ)を突かれてしまったイッスンは
「それは言うなィ……こいつだって気にしてるんだからよォ」
と口ごもりますが、その足元のアマテラスはいつもどおり多分何も考えてないよ絶対!って感じです。
400大神:2008/08/21(木) 07:31:30 ID:HsLb1SYa0
キツネ管が大海原のどっかに紛れてしまってるかも知れない、お手上げな状況にドへこみして
最早orz状態のツヅラオの許を後にして、アマテラスたちは小槌追跡を再開しました。
大通りをまっすぐ進み、ヒミコの社へと向かうのかと思いきやその手前で小槌はくるりと向きを変え、
それを追って急カーブを切ったアマテラスたちが辿り着いたのは、こはいかに。例の怪し過ぎる煙の元、宝帝の屋敷です。
「よォし、このトンカチ野郎……やっと追い詰めたぜェ!
お前みてェに生意気なお宝は、その辺の業突く商人に売っ払って―――ん?ま……待てよォ?」
もくもくと煙が立ち上る小さな穴の前でついに立ち止まった(?)不思議アイテム相手に啖呵を切ったイッスンは、
そこでようやっと現在地に気付いて素っ頓狂な声を上げました。

「お前……こんな所に逃げ込んでどうしようってんだィ?」
と一旦は首を傾げたものの、素晴らしく都合がいい勘の働く彼のこと、すぐに小槌の狙いに気づきました。
「打ち出の小槌って言やァ……人を小さくする力があるんだよなァ?
……つまりその力でこのアマ公を小さくして、そのあからさまに怪しい、小さな穴を潜らせようってのかよォ!?」
こんな気味の悪い所に入れだなんて、と一度は小槌を疑ったイッスンですが、
すぐに却って都合がいいかも、と思い直します。
この屋敷が煙の元凶であり、女王ヒミコが沈黙したまま現れないなら自分達が真相を暴いてやればいい、
それにこの都で未だ一つも見つかっていない筆技のことも考え合わせると、屋敷の探索を避けて通る手はない……そう考えた彼は
「それじゃトンカチ!……お前の望み通りその穴へ入ってやるから、一丁コイツをブン殴って小さくしてやってくんなィ!」
と威勢よく物騒な事を言いました。

ちなみにここで「アマ公……お前も覚悟は決めたよなァ?」
というイッスンの問いに「冗談じゃない」と答えると
「お前……神サマなんだから、ちょっと痛いくらいガマンしろってェ!」
と更に何をされるのか不安になる返しをされ、挙句承諾しても小槌に向かって
「景気良くガーンと頼むぜェ!」
とまで言われてしまうのですが、別に撲殺されることもなく、んんんみゃ〜!!って感じに力をためて飛び上がった小槌が
アマテラスの頭上でさっかさっかセルフシェイキングすると実際の民話の様にみょみょみょ……って風に体が縮むだけです。
アマ公に対するイッスンの友情を疑う気持ちが逆にむくむくと芽をもたげているような気がするのはさて置き、
小さく、小さくなったアマテラスは蛍のような光を放ち、ふわりと浮かび上がると壁の穴の中へと突入します。
401大神:2008/08/21(木) 07:32:54 ID:HsLb1SYa0
細い穴をぴゅーんと通り抜け、勢い余って庭石に……といっても小さくなった彼女にとっては
どっかの神社のご神体級にでかい岩と化していますが……ぶつかり、石の脇の雑草
(これもまた草ってより木並みの大きさ)に跳ね返ってしゅたんと着地したアマテラス。
何もかもがでっかい周囲の風景を物珍しげにきょろきょろと見回していますと
「ブッハハハ、どうしたィ、そんなキョトンとしちまってよォ?」
脇合いからいかにも愉快そうな声で呼びかけられました。
「打ち出の小槌ってのは振るだけで人を小さく出来るんだィ。ブン殴るなんて乱暴な使い方するワケねぇだろォ?
相変わらずお前はからかい甲斐のある奴だぜェ!」
ですが耳に馴染んだ憎まれ口に振り向いたアマテラスが目にしたのは、
三度笠からぴょこんと触角を生やし、白い肌にほんのり赤いほっぺがかわいらしい、童髪を結い上げた見慣れない少年です。

うなりながら身構えるアマテラスに一瞬ぽかんとした少年はすぐにぷりぷりと怒り出しました。
「まさかオイラの顔を忘れちまったんじゃないだろうなァ?……いいか毛むくじゃらァ、
てめェの旅の連れ合い、この旅絵師イッスンさまの伊達姿を改めてその黒豆みてェな目ン玉に焼き付けるんだなァ!」
言うが早いか少年、もといイッスン(倍率×1000)は腰に差した筆付き刀で舞い落ちてきた木の葉をずんばらりっと切り裂いて見得を切りましたが
今の身長が140センチ位としたら元の姿は1・4ミリくらいです見分けろとか無茶言うな。

「まったく……こんな凛々しい大和男子(やまとおのこ)が他にいるかってンだ。どうだィ?少しは見直したかよォ?」
と自画自賛しつつ胸を張るイッスン。
しかしアマテラスは何もかもがでっかい周囲の風景を物珍しげにきょろきょろと以下略。
まさかのシカトに「この野郎……」としばしぶるぶると怒りに震えるイッスンでしたが、
とりあえず屋敷の探索をスタートすることに致します。
「お前もナリが毛玉みたいに小さくなっちまったが、やる時ゃやるってところを見せてくれるんだろうなァ、アマ公!?」
とうっ、とジャンプしてアマテラスに飛び乗ったイッスンは
(アマテラスが「毛玉みたいに小さくなった」せいで若干動物虐待に見えなくもない)
「んにゃっ、ほーい!」と奇妙な雄たけびを上げ、ミクロな(アマ公のみ)冒険の旅に出発するのでした。
402大神:2008/08/21(木) 07:34:42 ID:HsLb1SYa0
小さくなったせいでやたらとでかくなった蜘蛛や石の間をすり抜けてアマテラスは庭を進みます。
番人でしょうか、そこここに人の姿もありますが、小さくなったのが幸いしてこちらには気付かないようです。
そうして進んでいくうちに、奇妙な声が聞こえてきました。近づくにつれ大きくなる声は女性のどうもすすり泣きのようです。
どす黒く濁った池の飛び石を渡っていくと、池の向こうに屋敷の一部が見えました。
壁は赤い格子造りになっていて、扉には大きな錠前がかけてあります。なんとそこは牢獄なのでした。
驚いたイッスンは目を凝らして中を見透かそうとしますが、閉じ込められた誰かの姿は見えるものの、後ろ向きでよくわかりません。
「まァ大抵ああいうのは振り向いたら不細工ってオチだィ」
とヒドい事を言ったイッスンは騒がれて警備の兵が来ても面倒だ、と更にヒドい結論を出して先に進むことにしましたが、
「もし……?誰かそこにいるのですか?」
物音に気付いた囚われ人に見つかってしまいました。

「ああン?」とガラ悪く振り返ったイッスン、
「良く見えませんが……もしかして『使いの小槌』では……?」
と、か細く問いかける声に首を捻ります。それで相手違いに気付き、驚く女性にイッスンは
「ワザとらしくグスグス言いやがってェ……クサい芝居で人を騙す木っ端妖怪じゃないだろうなァ?」
重ね重ね失礼な疑いの目を向けました。けれども女性は怒るどころか
「それは……いえ、もしかしたらそうかも知れません」
口元を袖で覆ったまま、力なく肩を落としてしまいます。
『ジジさま』の作った竹細工を売りに西安京へやってきた彼女は突然宝帝に捕らえられ、
何もわからないうちにこの牢へ入れられてしまったらしいのです。

竹細工……聞き覚えのある単語にイッスンが
「そりゃもしかして……クサナギ村の竹じいさんの事かァ?」と尋ねると、
「あれ!ジジさまをご存知なのですか?いかにも……私はクサナギ村でジジさまに育てられた『カグヤ』と申します」
声を弾ませた女性は口元を覆った袖を下ろしましたが、なんちゅーか、桃色の着物の上にかぶった
宇宙ヘルメットみたいな珍妙な竹筒と、バニーみたいに頭から突き出た竹の葉さえ無視すれば、
金髪白皙の大層な美人です。

知っているのはクサナギ村で育った事だけ。それ以上のことは何も分からない、捕らわれた理由も、自分が何者かさえ。
そう言って再びしょんぼりと俯いてしまったカグヤに
モチロン「カ……カワイイ……」とイッスンはハートマークを飛ばし、
モチロンアマテラスは口をポカーンと開けて見とれています。メスなのにという突っ込みは多分二度目。
当然の如く「"カワイイ孫は牢から出せ"だィ!」とカグヤの救出を胸に誓ったイッスンは、戸惑う彼女に
「今はこんなカワイイ小神(ちいかみ)サマになっちまってるけど、コイツは天下を見行わす大神アマテラスさまだィ。
大船に乗ったつもりで待ってなァ」
威勢よく請け負って、屋敷の探索を再開しました。
403大神:2008/08/21(木) 07:38:14 ID:HsLb1SYa0
宝帝はしばしば庭の隅へ行っては穴を掘って宝物を隠していたらしい、という(犬か)カグヤの情報に従って
庭の奥へ向かった二人はこんもり盛り上がった土の上にひび割れを発見、
爆破してみるとその奥には地下に作られた空洞が広がっていました。
「匂う……とんでもないお宝の匂いがプンプンするぜェ!」
早速当初の目的も忘れてウキウキしだしたイッスンを乗せて下へ下へと進みますと、
そこには何やら怪しげなつづら……と言っても蔵かと思うほどデカいのですが……がありました。
すわお宝かと穴を開けて中に侵入したものの、蜘蛛の巣だらけであるのは古ぼけたガラクタばかり。
どういう意図だか天井からは同じく古びたおかしなヒョウタンが下がっていますが、どう見てもお宝とは思えません。
見当違いかと外へでようとしたその時、天井から降りてきた蜘蛛が穴を塞いでしまいました。

背中に般若の模様を持ったこの蜘蛛はクサリグモと言って、庭のあちこちでその名の通り鎖のような糸を垂らしているのですが、
気まぐれに意地悪をしてこのように通り道を塞いでしまうのです。
とりあえずつづらの中を探ることにして紐を切ってみますと、床にずしんと落ちたヒョウタンの口から、白い霧煙がもくもくと噴き出し始めました。
ですがこの霧、外のものとは違って嫌な感じはせず、むしろ心地いい気がします。
ヒョウタンの中は浅く水が張っていて、濃い霧がその上を漂っていました。
どうしてこんな物を宝帝は隠していたのか。或いはこの霧を閉じ込める為だったのかも。
そう呟くイッスンの言葉をヒントにアマテラスが入り口に向けて筆しらべを走らせると、
縮んだ体にいつにも増して猛烈な風がぴゅうんと吹き、二人は霧ごとヒョウタンの外に飛ばされてしまいました。

「アマ公、随分景気良くやりやがってェ!」
とイッスンがぼやいていると、つづらの天井に当る一角が不意に暗闇に閉ざされ、その中に星が瞬き始めました。
「あの光……まさかこんな所でも!?」
驚くイッスンをよそにアマテラスが筆しらべで欠けた星座を補い、星はヒョウタンを背負った羊に変わります。
ぐびぐびとヒョウタンの中の酒を飲んだ羊は真っ逆さまに二人の前に落ちてきて……ビタァン!と地面に叩きつけられました。
404大神:2008/08/21(木) 07:40:09 ID:HsLb1SYa0
ボー然と見守っている二人と、ふらふらと立ち上がった一匹に向けて、
その時四方からぎゅんぎゅんと回転しながら琵琶が飛んできます。
絶体絶命のピンチ、しかし羊は慌てず騒がず、再びヒョウタンに口をやり、酒臭い息と共に「めー!」と雄叫びを上げました。
続いてひらりと宙に飛び上がった羊、マトリックス張りに華麗な身のこなしで
足に!腹に!ケツに!頭に!向けて飛来した琵琶を……全部食らいました。

くるくると回転しながら落下して、再びビタァン!と地面に叩きつけられた彼に最早かける言葉もない二人。
よろよろ起き上がった酔いどれ羊は
「おお……我らが慈母アマテラス大神。我、御元より離れし後、魔より逃れんと国中を彷徨いたるが、
この邪なる瓢箪に捕らえられ、ここに眠り侍りぬ。
御許の御力にて我が封印解かれし今、この幽神(かすがみ)甘美なる雲霧を以って御許の御前を怪しく彩らん!」
……えー、羊には結局戦闘能力はなかったって事ですね。
ともあれ千鳥足で叫んだ羊は光となってアマテラスの中に吸い込まれ、時を操る力「霧隠」を取り戻したアマテラスは
とうせんぼを続ける蜘蛛の動きを遅らせて、つづらからの脱出を果たしたのでした。
ちなみにあの琵琶は何だったの?って質問は禁句。

さて、縁側から寝室に入り込んだアマテラスたちは、御簾の中で眠っている宝帝をついに発見しましたが、
ぐうすか立てているイビキと共にその口からもくもく吐き出されているのはあの嫌な色の毒霧です。
病の霧の元凶は、なんと宝帝自身だったのでした。
部屋中に巣を張った蜘蛛たちの背中を飛び渡り、御簾の上に達したアマテラスは、
迷う事なく宝帝の口の中へと飛び込みます。
毒霧が立ち込める宝帝の体内をぐんぐん進んで行きますと、開けたところに出ましたが、
その真ん中には奇妙な事に一振りの剣が刺さっておりました。
「広場」に飛び降りたアマテラスたちに反応して、辺りの霧がぎゅんぎゅんと渦を巻きだします。
「アマ公!この霧、い……生きてやがるぜェ!?」
とイッスンが驚く間にも霧は刀の前に収束し、あちこちに矢が刺さった恨めしげな鎧姿となって
エモノを地面から引き抜きました。
宝帝を操って、都中に霧を撒き散らしていたのはこの妖怪「エキビョウ」だったのです。
405大神:2008/08/21(木) 07:47:14 ID:HsLb1SYa0
「ツマラヌ真似ヲシテイル犬畜生メ!天下一トノ誉レモ高キ、コノ妖刀金釘ガ貴様ノ血ヲ吸イタイト鳴イテオル……
サア、撫デ斬リニシテクレル故、ソコヨリ一歩前ヘ出ロ!!」
おどろおどろしい言葉に応えて
「ヘッヘ、ナンボでも出てやるぜェ」と勢いよく飛び出したのはイッスンです。
ここが宝帝の体内である事を盾に取って脅しをかけようとするエキビョウに
「ちィとばかりここで暴れりゃ気付け薬が省けるってモンよォ!
このイッスンさまが天下のキレ物電光丸でそのナマクラ刀をへし折ってやらァ!」
更に叫んで飛び掛ろうとしたイッスンの襟首をひっ捕まえてその背に乗せ、アマテラスはエキビョウに立ち向かいます。

目にも留まらぬ速さで切りかかってくるエキビョウの攻撃を先刻手にした「霧隠」の力でかわし、
辛くもこれに勝利したアマテラス。
ただの古錆びた刀に戻った金釘が音を立てて砕け散ると、エキビョウもまたもがき苦しみながら宙に浮き、
文字通り雲散霧消して消えていきました。怨念を帯びたこの妖刀こそが、エキビョウの本体だったのです。
しかし、エキビョウの姿は無くなれど、黒い煙のようなその怨念は消え去りはしませんでした。
あっという間に空に登り、海の彼方へ飛び去った妖気は間違いなく、ヤマタノオロチを退治した時に空へ散った黒い影の一つ。
どうやら一息つくにはまだまだ遠い状況のようです。 

とまれエキビョウを退治したことにより都の霧は払われました。
次は牢に囚われているカグヤを助け出さなくてはなりません。
けれども体内でこれだけの大立ち回りが行われたにも拘らず、辺りにはいまだ安らかに眠っている宝帝のイビキが響いています。
「起こして説明するのも面倒だ」とアマテラスから飛び降りたイッスンが胃の中をどすんどすんと跳ね回ると、
宝帝が夢うつつのままで寝床から立ち上がりました。
「それじゃこのままおっさんを操って、カグヤの姉ちゃんのところまで行こうじゃねェか!」
という訳でつくづく胃腸の丈夫な宝帝の胃壁を蹴り蹴り、ぴょこたんぴょこたん歩かせて、二人はカグヤの牢の前までやってきます。

宝帝の姿を目にして二人が死んでしまったと早合点し、
「私が巻き込んでしまったばっかりに!なんとお詫びをしていいのか……!」
と嘆き悲しむカグヤに
「そうだなァ。それじゃまずは月見だんごを百個ほど用意してもらおうかィ……なぁんてなァ、ブッハハハハ」
と笑ってイッスンはこれまでのことを説明し、彼女を牢から出してあげました。
妖怪に操られてやった事とは言え、騒ぎにならない内にカグヤは逃がしたほうがよさそうです。
「さァて、アマ公、オイラたちも出るとするかァ!ええと……ここをこうして……コチョコチョコチョ!」
こうして大きなくしゃみと共に宝帝の口から吐き出され、めでたく元の大きさに戻ったアマテラス、
「竹姉ちゃんも無事、逃げたようだし―――それじゃ一丁、帝のおっさんに寝覚めのイッパツ決めてやりなァ!」
と促すイッスンに応えて待ってましたとばかり、毒の霧がすっかり消え去って、すがすがしく晴れ渡った空に向かい、
気持ちよく勝利の雄叫びを上げるのでした。


とりあえずここまでー
406忌火起草:2008/08/21(木) 10:45:27 ID:JkrGJEo80
至高の快楽を得(う)る代わり
  黒い女に骨まで焼かれるだろう
 大壺に火が焚かれるかぎり
   地獄の炎から逃れる術(すべ)はない
  残された刻(とき)を知りたくば
    自らの爪に聞け

◇登場人物
弘樹(ひろき)・・・主人公(僕)。大学三年生。野草研究サークルに所属。
    愛美が好きなのだが、その想いは胸にしまいこんだままである。20歳。
愛美(まなみ)・・・サークルのメンバー。優しく可愛い、非の打ち所が無いヒロイン。
       一年前、恋人の京介を交通事故で亡くす。
京介・・・大学の薬学科のOB。弘樹とは一回りも年が違う。愛美と一緒に歩いているときに、
     交通事故に遭い、愛美を庇って死んだ。
正人(まさと)・・・サークルのメンバー。貧乏学生。
香織・・・サークルのメンバー。ゴスロリファッションに身を包んでいる。見た目通りマイペースな性格。
     弘樹が好きだと公言して憚らず、執拗にアタックしてくるので、弘樹は少々迷惑している。
健吾・・・サークルのメンバー。オカルトに目がない。二年浪人している。
飛鳥(あすか)・・・サークルのメンバー。容姿端麗で成績も優秀な完璧な男。
和子・・・サークルのメンバー。美人でスタイルがいい。飛鳥と高校生の頃からつきあっている。

◇用語
野草研究サークル・・・単にサークルとも。京介が在学中に作ったものらしい。
           昔はまじめに野草の研究をしていたらしいが、今は遊びに行くついでに野草を摘む、
           といった程度のものになっている。所属メンバーは全員三年生。
ビジョン・・・最近、若者の間で流行っているドラッグ。錠剤。健吾がネットを通じて入手し、
       キャンプのときにみんなで飲んだという。また、心霊スポットで飲むとキクとかいう話もある。
キャンプ・・・先週末、野草研究サークルのみんなで行ったというキャンプ。弘樹と愛美は不参加。
       みんなでビジョンを飲んだというが、飛鳥だけは飲まなかったという。
忌火起草・・・イマビキソウ。夏に四弁の黄色い花を咲かせる野草。
       キャンプ場に群生していたという。花言葉は「悔恨」。

◇解説
期間は6月上旬(2007年6月4日〜?)の月曜日〜金曜日の5日間。
「赤の話」の冒頭から始まり、そこから各ルートに分岐していくといった感じです。
色毎に7つ(PS3版は6つ)のルートに分かれていて、各ルートに一つずつ「完」エンド(スタッフロールが流れる)があります。
407忌火起草:2008/08/21(木) 10:47:53 ID:JkrGJEo80
赤の話(メインルート)

月曜日

◇ドラッグの講義
講義室で、僕は退屈な講義を聞いていた。
ドラッグの依存性とかそういう内容だ。大して興味がない内容の上に、この教授の声は眠くなる。
いつしか僕は眠りに落ちていた。
「弘樹くん」
つんつんつん。愛美が僕をつついて起こした。講義はとっくに終わって昼休みの時間だった。
学食に行こうと席を立つと、愛美が驚きの声をあげた。
僕が座っていた机に、落書きがされていた。それは片目が隠れるくらい前髪の長い女性の顔だった。
あれ?こんな落書き、あったっけ?もちろん、僕が書いたものじゃない・・・。

◇学食にて
「一緒に、いい?」
愛美と一緒にお昼を食べていると、香織と正人がやってきた。
「なあ、弘樹、間違えて買っちゃったんだ、飲んでくれよ」
正人がペットボトルのお茶を差し出してきた。貧乏学生の正人から物をもらうのは気が引ける。
断ったが、それでも正人はしつこく言うので、もらうことにした。
キャップを開けて一口、口に含むと、苦い、焼け焦げたような味が口いっぱいに広がった。
とても飲み込むことは出来ない。吐き出してしまった。
「このお茶、苦すぎるぞ」
賞味期限切れかと思って確かめてみたが、擦れていて読めなかった。
”次のニュースです。関東芸術大学の学生8人が、焼死しました”
テレビがそんなニュースを垂れ流した。それを見ると正人の顔は急に青ざめて、
逃げるように学食を出て行った。

◇イマビキソウ
サークルの部室に顔を出すと、香織がいた。テーブルの上の花瓶に、黄色い花を挿している。
先日、皆が行ったキャンプ場に咲いていたという花を持ってきたらしい。
「イマビキ草」という野草なのだそうだ。
「イマビキ草の花言葉はね、『悔恨』なの」
香織はそう教えてくれた。だけど、花言葉に似合わないほど可憐な花だ。

◇自宅で夕飯
自宅のアパートの部屋の前。僕は鍵をなくしたことに気が付いた。これで二度目だ。
こんなこともあろうかと、郵便受けに隠していた鍵を取り出す。
そして夕飯。おかずは買ってきたハンバーグ。ご飯は朝炊いておいたやつだ。
「いただきまーす」
ご飯を口の中に入れると、苦くて焼け焦げた味がする。流しに駆け込んで吐き出して、口をゆすぐ。
残りのご飯に鼻を近づけると、かすかに焦げたような臭いがしたので全部捨てた。
僕の舌がおかしくなったのだろうか?でも、買ってきたハンバーグはなんともなかった。
あのペットボトルのお茶といい、ご飯といい、誰かのいたずらなのか?
だとしたら誰が?学食に一緒にいたのは愛美と香織と正人。でも、
ペットボトルのお茶は未開封だったし、ご飯だって、人の家に上がり込んで・・・?
人為的な可能性は低いんじゃないか。何せ、サークルの仲間を疑いたくはない。
408忌火起草:2008/08/21(木) 10:49:55 ID:JkrGJEo80
◇正人の不安
突然、正人が訪ねてきた。昼、学食から出て行ったときもおかしかったけど、
今も何かに怯えているように見える。とにかく、正人と部屋の中に入れて、話を聞く。
学食で見た、芸大生たちが焼死したというニュース。
それと同一人物と思われる学生たちは、同じキャンプ場に来ていたとのことだ。
そして、正人たちと同じく、ビジョンを飲んだ。
「俺、健吾にビジョンを飲まされたんだ。ビジョンを飲むと、黒い女に焼かれて死ぬんだ!」
正人はわけがわからないことを言う。一人では不安なので、泊めてくれと言った。
「わかった。落ち着けよ。とにかく、酔っ払って寝ちまおう」
僕がコンビニに酒を買いに行こうとすると、正人は止めようとする。ほんの5分くらいだからとなだめて、コンビニに行った。
帰ってきたら、正人はいなかった。書き置きが残されていた。黒い女が来た、と書かれていた。

火曜日

◇キャンプの写真
健吾に会った。
「よう。キャンプの写真あるんだ。見る?」
僕は健吾からデジカメを受け取り、写真を見ていく。
香織が取ってきた、イマビキ草という野草がたくさん生えているのを写した写真があった。
黄色い絨毯を敷き詰めたようなその奥に、奇妙な形の古い屋敷が建っている。
健吾が言うには、その屋敷は心霊スポットで、そこに入ってビジョンを飲んだのだそうだ。
なんでも、以前製薬会社が所有していた実験施設で、床下から白骨死体がたくさん出てきたとか。
「弘樹もどうよ?これ。キクよ。ネットで買ったんだけどさ」
小さいビニール袋に入った真っ黒な錠剤を、健吾が差し出してきた。これがビジョンか。
いらないよ、と言って断った。

◇ベンチの愛美
構内のベンチに座って、熱心に本を読んでいる愛美を見かけた。
思い切って、何の本を読んでいるのか聞いてみた。
「タイトルを言ったって、弘樹くんにはわからないと思うよ。これ、京介さんが好きだった本なの」
京介の名前を聞いて辟易する。あの事故から一年。あの事故のことをふと思い出す。僕も見ていた事故。
街中で愛美を見かけた。声をかけようとして近付くと、京介と一緒だったことに気付いた。
なんとなく二人の後をつけた。今思うとストーカーのようだったな、と思う。
突然、トラックが突っ込んできた。京介は愛美を突き飛ばし、トラックと衝突した・・・。
あの事故以来、愛美から、僕が好きだったはにかんだような笑顔が消えた。
僕は愛美の心の傷が一刻も早く癒えるように、あの笑顔を取り戻せるように祈っている。
まだ愛美は京介のことが忘れられないのだろうか。僕はいつまで待たなければならないのだろうか。

◇正人からの電話
部室に行ったが、誰もいなかった。携帯電話が鳴り出した。正人からだった。
「目が鍵なんだ。黒い女が現れても、目を見ちゃ駄目なんだ」
昨日と同じく、わけの解らないことを一方的に話して切れた。
そういえば小腹が空いた。テーブルの上のトレイにはチョコの包みが盛ってある。
ひとつもらって口に入れる。またあの苦い味がした。トイレに駆け込んで吐き出した。
なぜなんだろう。なぜこんな目に・・・。部室で頭を抱えていると、突然、ドアが開いた。
「あれ、ひとり?ね、これから映画行かない?」
愛美だった。
409忌火起草:2008/08/21(木) 10:52:33 ID:JkrGJEo80
◇愛美と映画
愛美とデートできるなんて、思いがけない幸運だ。
そういえば、何を観るんだろう。
「あれにしましょう」
愛美が指さしたのは、「TOWN2 怒りの交差点」という、
みるからにB級なアクション映画の看板だった。思わず笑ってしまう。
「笑うなんてひどい。元気なさそうだったから、弘樹くんが好きそうなのにしたのに」
これも愛美なりの気遣いなのだ。僕は他のが良かったんだけど、それを観ることになった。
B級でしかも続編だけあってかなり大味だ。開始早々、眠くなってしまう。
どれくらい経っただろうか。突然、映写機がトラブルを起こしたらしく、スクリーンには何も映らなくなった。
しばらくしてから再開された映画は、さっきとは全く違う場面になっていた。
暗い地下室と思しき場所に、大きな釜が設えてあり、その中には火が燃えている。
天井から延びた鎖に、何人かの人が吊るされている。吊るされた人は、一人ずつ釜の中に入れられて焼かれている。
焼かれた人の絶叫が聞こえる。
・・・おかしい。さっきの映画の続きはどうなったんだろう。それとも、僕は夢を見ているのか?
そう思った途端、場面は突然変わり、映画の続きが始まった。
映画館を出てから、愛美に変な場面が無かったかと確認したけど、愛美は見てないと言った。
どうやら、あれは夢だったらしい。

◇レストラン
ご飯を食べてから帰りましょうと言う愛美に連れられてきたのは、高そうなイタリアンレストランだった。
確かここ、香織の両親が経営しているレストランじゃなかったっけ?
愛美とデートしているところを香織に見つかるのは嫌だ。
「なあ、ここ、高そうじゃないか?」
「大丈夫よ、クーポン券があるから」
愛美に押し切られてしまった。店内を見回してみたが、とりあえず香織はいないみたいだ。
コースの一品目の、トマトスープが運ばれてきた。
口の中に入れると、また、あの焦げたような味がする。
だが、こんなお上品な場所で吐き出すわけにはいかない。
目の前の愛美は、何事もなさそうにスープを飲んでいる。
どうしよう?どうすればいい?僕は意を決して、口の中のスープを飲み込んだ。
喉から毒が体中に広がるように感じた。

◇いやな気配
味がおかしかったのはスープだけで、その後の料理はとてもおいしかった。
やっぱり、僕の味覚がおかしいのだろうか。
部屋に帰ってから、ふと指先を見ると、爪に黒い斑点がポツポツと浮かび上がっていた。なんだろう。
デート出来たのはうれしかったが、なんだか疲れた。布団を敷いて、早々に寝てしまうことにした。
横を向いて寝ている僕の背後に、誰かいる気配がする。誰かの息づかいが聞こえる。
【あなたは、誰?】
耳元で囁く女性の声がした。飛び起きて電気をつける。当然のことながら、誰もいない。
その夜は布団を頭から被って寝た。
410忌火起草:2008/08/21(木) 10:54:10 ID:JkrGJEo80
水曜日

◇キャンプ場のノート
僕は講義をサボって、部室にいた。またあの苦い味がするかと思うと、食欲が湧かない。
爪の黒い斑点は、洗っても擦っても取れなかった。何かの悪い病気かもしれない。
テーブルの上に「キャンプ場利用者ノート」と書かれたノートが置いてあるのを見つけた。
みんなが行ったキャンプ場のもののようだ。ぱらぱらとめくってみる。
「これからあの屋敷に行く」「ビジョンを飲んで盛り上がるぜ」
あの焼死した芸大生が書いたらしい文章があった。
「キクよ、これ」「黒い女が見えた」「『あなたは、誰?』って聞かれた」
黒い女って、正人も同じようなことを言っていた。そして、昨日の夜聞いたのと同じ声が聞こえただって?
僕はビジョンなんか飲んでないのに、どうして同じ声が?
その文章を書いたのは「三上亮平」というやつらしい。覚えておこう。
「どうした、顔色が悪いぞ。それ読んだのか。けっこう笑えるから持ってきちまった」
飛鳥が部室に入ってきた。飛鳥は和子から逃げてきたのだという。
和子は最近、飛鳥にお弁当を作ってきているらしいのだが、美味しくなさそうなので、
飛鳥は何かと理由をつけて断っているのだという。

◇バスケットを持つ和子
部室から出て、外をぶらぶらと歩いていると、バスケットを抱えてしょんぼりしている和子をみつけた。
あれが飛鳥に食べてもらえなかったお弁当か。
「ねぇ、飛鳥、浮気とかしてないよね?」
そう和子が聞いてきた。浮気していたとしても僕には解らないので、曖昧に答える。
和子は僕にバスケットを渡して、去り際にこんなことを言った。
「ねぇ、自殺するなら焼身自殺がいいと思うの。全身の皮膚が焼け爛れても、人は簡単に死なない。
死ぬまで苦しみを味わい続ける・・・」
こんなものもらっても困る。僕はバスケットをその場に置いて立ち去った。

◇三上亮平
思い切って関東芸術大学に行って、三上を探すことにする。小学生の頃の友達だと適当に嘘をついた。
三上の友達を見つけた。三上は先日、焼身自殺したとのことで、遺品の整理を頼まれているという。
日本画サークルに所属していたという三上。部室には、三上の作品が遺されていた。
その中の一点に目がとまる。片目が隠れるほど前髪の長い女の絵。どこかで見たと思ったら、
講義室で机に書かれていた、いたずら書きと同じ顔だった。
411忌火起草:2008/08/21(木) 10:55:55 ID:JkrGJEo80
◇訃報
部室にみんなが集まってきた。正人は今日も姿を見せない。
そこへいきなり、健吾が駆け込んできた。
「正人が、死んだ。ビルの屋上から、自分の体に火をつけて、飛び降りたらしい」
「飛び降りたって、自殺か?」
あまりにも現実感がなかった。
「そうだ、お前にも知らせようと思ったけど、電源がオフになってたからかからなかったって」
僕はあわてて携帯電話をチェックした。留守番電話が入っていたので聞く。
「助けてくれ、焦げが・・・。み、見るな、・・・俺は、正人だ!うわぁーっ!!」
正人が死に際に録音したらものらしい。焦げって?それに、自分の名前を言うって・・・?
僕はすぐに、ビジョンと正人の死を結びつけた。健吾に詰め寄った。
「お前がビジョンなんて飲ませるから、それで正人は幻覚を・・・・」
「俺だって、飲んだら死ぬもんなんか、飲ませるかよ」
「落ち着けって。ビジョンのせいとは言い切れないだろ?」
飛鳥が僕と健吾の間に割って入った。
「ねぇ、ビジョンを飲んじゃったんだけど、大丈夫だよね?」
香織が不安がっている。和子は、自分たちはなんともないから平気だろうと言った。
「・・・正人は、みんなよりも早く飲んでるんだよ。キャンプに行く前、下見のときに・・・」
みんなに動揺が走った。
「大学病院に知り合いの医者がいる。ビジョンの成分を調べてもらおう」
飛鳥は健吾からビジョンの入ったビニール袋を受け取ると、部室を出て行った。


木曜日

◇正人の自殺現場
正人の自殺現場に行ってみた。焼け焦げた跡がある。
正人は本当に自殺したのか?ビジョンを飲んだことと関係があるのか?
黒い女とはどういうものなのだろう?正人は、黒い女に殺されると言っていた。
そして、名前を言ったのはどういう意味なんだろうと、考えをめぐらせてみるが、もちろん解るはずもない。

◇死刑宣告
部室に行くと、椅子に座った健吾の周りを、みんなが囲んでいた。
健吾が皆に必死で訴えている。ビジョンを飲むと、黒い女の幻覚が見えて、やがて死ぬと。
「昨日から俺も見るんだよ。黒い女が出てきて、『あなたは、誰?』って迫ってくるんだよ」
現実的な飛鳥は、そんな話を信じようとはしない。
「嘘じゃないって!この爪を見てくれよ!」
健吾の爪は黒かった。これって、まさか・・・。
「あのさ、ビジョンって、どんな味がした?」
僕はなるべくさりげなく、そう聞いてみた。
「味って・・・何か、苦くて、焦げたような味だったけど?」
和子はそう言った。それは死刑宣告のようなものだった。
あのトマトスープに入っていたのはビジョンだったのだ。
412忌火起草:2008/08/21(木) 10:58:10 ID:JkrGJEo80
◇落ち込む健吾
構内のベンチでうなだれている健吾を見かける。僕と健吾に残された時間はもう少ないのかもしれない。
健吾と協力したほうがいいだろう。
「僕たちもビジョンについて調べてみないか。なあ、ビジョンはネットで買ったんだよな?
そこから調べれば・・・」
健吾の部屋にお邪魔することになった。健吾はパソコンを立ち上げて、
ビジョンを買ったというホームページにアクセスする。だが、表示されているのは「Not Found」の文字。
次に健吾は、怪しげなチャットルームに入室して、ビジョンに関しての話題を振った。
何人かが食いついてきた。誰かが謎のアドレスを貼って、退室していった。
そのアドレスにアクセスしてみる。
 至高の快楽を得る代わり
 黒い女に骨まで焼かれるだろう
 大壺に火が焚かれるかぎり
 地獄の炎から逃れる術はない
 残された刻を知りたくば
 自らの爪に聞け
謎の文章が表示された。これはビジョンに関する言葉らしい。それを見た健吾はいきなり奇声をあげた。
「そうか、そういうことか。黒い女と目を合わせることで、焼け死ぬってわけか。
精神は肉体を支配する。催眠術で、これは火箸ですって割り箸を押し付けられると、火傷するみたいなもんだ。
つまり黒い女の持っている火のイメージが伝わって・・・」
健吾は一人でエキサイトしている。僕は健吾をほっといて帰った。

◇部屋の中に・・・
夜、部屋に帰ってくると、微かに焦げたような臭いがする。
暗闇に目を凝らすと、壁に、人の形の黒い焦げ跡のようなものが見える。
焦げ跡から何者かが這い出してくる。黒く焼け焦げた体の、女のようだった。
「目を見ちゃ駄目なんだ」
正人が言った言葉が思い出されるが、僕はなぜかそいつから目を逸らすことができない。
【あなたは、誰?】
そうか、「俺は、正人だ」ってこういうことなのか。
突然携帯電話が鳴ったので我に返る。電話の向こうでは香織が能天気な声を出していた。
黒い女の気配は消えた。電気をつけてみると、壁には焦げ跡などなかった。


金曜日―The Last Day

◇飛鳥と大学病院へ
飛鳥から電話だ。ビジョンの成分がわかったということなので、一緒に話を聞きに行った。
ビジョンはイマビキ草が原料になっている。イマビキ草の正式名称はヘンルーダ。
ヘンルーダの有効成分のクロクマリンは、滋養強壮の薬効があるが、多量に摂取すると、
副作用の光増感作用によって皮膚炎を起こしたりするそうだ。
ビジョンの成分そのものには、有害な成分は含まれていない。
少なくとも、幻覚を見たりするようなことはないらしい。
昔、同じくイマビキ草を主原料にしたイマビキ湯と言う薬を作っていた製薬会社があるが、
その製薬会社はとっくに潰れているとのことだ。
413忌火起草:2008/08/21(木) 10:59:56 ID:JkrGJEo80
◇ビジョンを調べる
大学に戻った僕は、ビジョンについて調べることにした。
図書室に行って、ネットも使って調べる。
イマビキ湯の製法は、江戸時代頃からあるそうだ。それを、戦後すぐに、
守矢堂(もりやどう)という製薬会社の社長夫人、亜美が復刻させたらしい。
だが、亜美が焼け死ぬという事故が起こった。使用人の堀内という男も顔に火傷を負ったらしい。
それからしばらくして、守矢堂は潰れてしまったとのことだ。
古い新聞記事をみてみると、亜美の顔写真と、守矢堂の屋敷が写っている写真が載っていた。
亜美は片目が隠れるほど前髪の長い女だった。どこかで見たことがある。
そうだ、講義室の机の落書き、そして、三上が遺した絵の女だ。
そして、守矢堂の屋敷は、キャンプ場の近くの心霊スポットだった。
屋敷の中にあるという、奇妙な形の大釜が写っている写真もあった。
みんなを呼び出して、調べたことを伝える。
香織が突然、立ちくらみを起こして倒れた。
飛鳥が、自分の車で香織を送っていくという。
「弘樹、お願い」
香織に懇願され、僕も一緒に行くことになった。

◇駐車場で
駐車場で、飛鳥の車に先に乗って待つ。飛鳥と和子はなにやら言い争っている。
突然、飛鳥の体がフロントガラスに押し付けられた。その上に、和子が乗って、唇を重ねる。
こんなときに何をやってるんだと思った。あれ?飛鳥の様子がおかしい。
車から飛び出す。和子がようやく、唇を離す。飛鳥は口から黒い液体を吐き出した。
「やっと飲んでくれた!だって、飛鳥ったら、お弁当作っても、ぜんぜん食べてくれなかったんだもん」
和子の体から炎が噴き出す。和子は飛鳥を抱きしめる。二人は一緒に燃えて消し炭になった。
「俺も、俺ももうじき、死ぬんだ!!!」
健吾の声が聞こえた。恐怖にかられた健吾は、走って駐車場を出て行った。

◇健吾を追う
健吾の後を追いかける。健吾は止まらずに走り続けた。なかなか追いつけない。
道路を強引に渡ろうとして、トラックに轢かれた。
トラックの下敷きになった健吾は動かなかった。
呆然としている僕は、背中に何かが押し付けられる感触を感じた。意識があるのはそこまでだった。

◇香織の部屋で
目を覚ますと、そこは香織の部屋だった。
香織は僕をスタンガンで気絶させて、ここに連れてきたらしい。
「ビジョンの効果は、男と女では違うみたい。男は黒い女を見るけど、
女は好きな人にビジョンを飲ませたくなるのよね」
香織はそんなことを言う。駐車場での和子の行動は、そういうことだったのか。
ペットボトルのお茶もご飯も部室のチョコレートも、そしてレストランのトマトスープも。
全て香織がやったことだった。ペットボトルには注射器で注入したという。
ご飯は、鍵の隠し場所を知っていたので、無断で僕の部屋に入ってやったらしい。
レストランでは、厨房でこっそりと。僕をレストランに来させるために、愛美にクーポン券を渡した。
香織は、水の入ったコップを持ってきた。そこに、大量の黒い錠剤・・・ビジョンを入れて、かき混ぜる。
あんなに大量に飲まされたら・・・と思うと背筋が寒くなる。逃げようとするが体が動かない。
そのとき、香織の体から炎が噴き出した。香織は絶叫と共に燃えていった。
414忌火起草:2008/08/21(木) 11:02:19 ID:JkrGJEo80
◇愛美の家へ
僕は香織の部屋を出て、走った。さっき香織が言っていた中で、ひっかかることがある。
あのことを確かめなければ。愛美の家に着いた。インターホンを連打する。
頼む。お願いだ。僕の思い過ごしであってくれ。
愛美が出てきた。いやな予感は当たってしまった。愛美の爪は、僕のように黒かった。
「香織のレストランだろ?」
愛美はうなずいた。自分が情けなくて腹が立ってくる。何か愛美を助ける方法はないのか?
ひとつ、思い当たることがある。映画館で見たあの夢。
あの大釜と、昨日謎のアドレスで見たビジョンにまつわる言葉。
 大壺に火が焚かれるかぎり
 地獄の炎から逃れる術はない
この大壺は同じものではないのか。大釜は、キャンプ場の近くの屋敷にある。
きっと屋敷に行って釜の火を消せば、呪いから逃れられるのではないだろうか。
「あの屋敷に行ってみる」
そう愛美に告げる。
「待って、私も行く」
危険だからと止めようとしたけど、愛美はどうしても行くと言う。
「わかった。一緒に行こう」
愛美の運転で、屋敷に向かう。

◇屋敷に着いて
イマビキ草の絨毯の向こうに、奇妙な形の屋敷が見える。
屋敷は、執拗なまでに増改築を繰り返したので、こんな形になってしまったらしい。
僕と愛美は壊れた門の隙間から、屋敷の中に入った。

○守矢堂の歴史
大広間を抜けて、亜美の写真などが飾ってある、応接間に着いた。守矢堂の歴史が見て取れる。
亜美は召集され、戦争に行ってしまった夫が帰ってくるのを待った。
戦争で傷付いた夫を癒すべく、イマビキ湯を復刻させた。
だが、戦死の通知が届いた。亜美の精神は壊れてしまった。
もっと効果の高いイマビキ湯を作れば、夫が帰ってくる、そう思い込んで、
亜美は調合室に篭りっきりになった。そんなとき、事故が起こって亜美は焼死した。

○大きな釜
地下へと降りる通路を発見する。愛美をその場に残して降りていく。
地下室で、あのとき映画館で見た幻とそっくりの釜を発見する。
だが、火はついていなかった。
そんな・・・。釜の火を消せばどうにかなると思ったのに。
何気なく釜に手を触れると、いきなり映像が頭の中に流れ込んできた。
釜には火が焚かれている。鎖に吊るされた人が焼かれている。
釜の下から何かが滴っている。それは人の脂だった。
集められた人の脂は、黒い液体に混ぜられた。これは、イマビキ湯を作っているところなのか?
ハッとして手を離すと、映像は消えた。
・・・あきらめてはいけない。まだ他にも釜があるかも。
僕は元来た道を戻った。
415忌火起草:2008/08/21(木) 11:06:00 ID:JkrGJEo80
○京介の影を追う愛美
釜を見つけたけど火はついていなかったことを愛美に話す。
愛美は上の空で聞いている。
「この屋敷に、京介さんがいるの」
突然、愛美が変なことを言い出すので驚く。
「京介は死んだんだ!死んだ人のことを忘れないのと、
死んだ人のことをいつまでも引きずるのは、別だ」
僕は訴えたけど、効果はなかった。
「弘樹くん、ごめんなさい。私、京介さんを探しに行く!」
愛美は走り出した。後を追いかけたが、追いつけないばかりか、どんどん距離が開いて、見失ってしまった。

○屋根裏部屋
屋根裏部屋に来た。人の気配がする。顔に火傷のある老人が静かに座っていた。
「もしかして・・・堀内さんですか?」
老人はうなずいた。この人が亜美の使用人の堀内だった。堀内は僕に話す。
「イマビキ湯には、旦那様への想いがこめられているのです。
だから、イマビキ湯を飲んだ男は、亜美様に取り憑かれてしまいます。
女が飲むと、愛する男にイマビキ湯を飲ませようと思ってしまうのです。
お連れの女性は亜美様に選ばれたのですよ。イマビキ湯を作り続けるために」
帰らない京介を待ち続ける、そんな同じ境遇が亜美の目にとまったらしい。
今はもう、亜美の代わりに調合室に篭っているだろうとのこと。
堀内は、愛美をあきらめなさいと言うが、僕にはあきらめる気はなかった。
それなら一つだけ愛美を助ける方法がある、愛美を屋敷から連れ出せたらそれを教えると堀内は言った。
「ありがとうございます!」
僕は堀内に頭を下げてから、調合室へ向かった。
416忌火起草:2008/08/21(木) 11:14:36 ID:JkrGJEo80
○調合室で
調合室で、愛美は薬瓶や器具をカチャカチャやっていた。
僕が話しかけても無視している。愛美の手を取る。
すると、また映像が流れ込んできた。
調合室に亜美と、堀内がいた。
「亜美様、もうおやめ下さい。わたくしでは、旦那様の代わりにならないのですか」
すがる堀内を足蹴にする亜美。
「あなたは黙って人を攫ってくればいいのよ」
突然、調合室の扉が開き、制服の男たちが亜美を取り囲んだ。男たちは亜美に灯油をかけ、火をつけた。
亜美は燃え上がった。亜美が死んだのを確認すると、男たちは帰っていった。
堀内は火を消そうとしたがもう遅かった。顔に火傷を負った。
手を離すと映像は消えた。
とにかくここから連れ出そう、そう思って、愛美を引っ張ったが、動かない。
愛美の心は一切を拒絶している。愛美の心を開かせるもの。それはあれだ。
「愛美、京介だって、生きたいと思うはずだよ」
京介の名前を聞いて、わずかながら反応があった。僕は愛美を後ろから抱きしめた。
胸に万感の想いがこみあげる。
「こんなところで終わるなんて、絶対にいやだ。・・・ずっと言えなかったことがあるんだ。
はじめて会ったときから、僕はずっと愛美のことが・・・」
急に愛美の体から力が抜けた。僕は愛美を抱えた。
ホッとしたのも束の間、暗がりから黒い女―亜美が現れて、愛美を捕まえようとしている。
危ない、そう思ったとき。
【ガチャン!!!】
なんの音だろう?金属質の大きな音がして、亜美の動きが止まった。
その隙に、逃げようとした。左の足首に激痛が走る。亜美の手が、僕の足を掴んでいる。
亜美は顔を上げようとしている。目を見てはいけないのだが、顔を見たい衝動に駆られた。
【あなたは、誰?】
その声に、ハッと我に返る。
「僕は、弘樹だ!お前の夫じゃない!!」
僕は足を強引に引き抜いて、愛美を抱えて調合室を出た。

○大広間まで逃げ延び
足の激痛に歯を食いしばりながら、大広間まで来た。
亜美はまだ僕たちを追いかけてきていた。
僕の腕の中の愛美がうわごとで、京介の名を呼ぶ。
「愛美、京介はもういないんだ。でも、僕が守る。君を絶対に守ってみせる!!」
なんとか進むが、ついに限界が来た。もう逃げられそうにない。亜美が迫ってきている。
「亜美様、そうやって、旦那様のために、ずっとイマビキ湯を作り続けるのですね」
階段の上に堀内がいた。堀内は、亜美目掛けて灯油缶を投げる。
「どうしてあなたは、私を呪ってくれないのですか!」
堀内はマッチを擦って投げた。亜美は炎に包まれた。炎はたちまち屋敷に燃え広がった。
大広間に煙が充満する。煙の中に、大釜で焼かれた人たちの霊が見える。
霊たちは僕たちに襲いかかってきた。
僕はどうなってもいい。愛美だけでも逃がしたい。
意識が戻った愛美を、玄関ホールの方に突き飛ばす。これでもう、大丈夫だ。
417忌火起草:2008/08/21(木) 11:16:40 ID:JkrGJEo80
○愛美の手
煙はどんどん濃くなっていく。でも、もう一歩も動けない。
煙の中に、愛美の手が差し出されているのが見えた。僕はその手を掴んだ。僕は助かった。
屋敷から出て、愛美に手を引かれながらイマビキ草の中を走る。
屋敷から十分離れたところでやっと止まった。
夜が明ける。背後の屋敷は焼き尽くされようとしていた。
ふと見ると、爪が元通りの色になっていた。愛美の爪も戻っている。
「私、怒ってるんだよ。弘樹くん、私だけを逃がそうとしたでしょ。
あのとき、私がどんな気持ちだったと思うの」
愛美がそう言うと、僕はごめんと謝るよりほかなかった。
「死んだ人のことを忘れないのと、死んだ人のことをいつまでも引きずるのは、私も別だと思う」
えっ?
「調合室で、声、聞こえたよ。うれしかった。ありがとう。続き、聞かせてくれる?」
朝日をバックに、愛美が心からの笑顔を見せた。その笑顔は僕がずっと待ち焦がれていたものだった。
「もちろん」
僕は答えた。

○帰り道・・・
帰りは僕が運転することになった。足首の怪我は思ったより軽く、車の運転ぐらいは大丈夫だった。
助手席の愛美は無言だった。ちらりと見ると、そこには愛美ではなく、着物を着た知らない女が座っていた。
「ありがとう」
女は言った。僕は驚いてハンドル操作を誤った。車はガードレールにぶつかって止まった。
フロントガラスが割れている。僕は立とうと思ったが、胸の辺りが痛くて動けない。
助手席の女は消えていた。遠くに愛美の後姿が見える。そして、愛美の後ろにぴったり寄り添う影が見えた。
爪を見ると、また黒くなっていた。どうして?亜美の呪いは解けたんじゃなかったのか・・・?

完<幽霊が見える薬>
418忌火起草:2008/08/21(木) 11:19:34 ID:JkrGJEo80
今日はここまで。
419ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 12:12:22 ID:n5epQpy50
忌火起草乙
なんというバッドエンド
でもこれでスタッフロール見れるんだよね
420忌火起草:2008/08/21(木) 12:22:16 ID:JkrGJEo80
>>419
そうなんだよね
途中まではわりといい感じで
調合室なんかは、かなりぐっときて泣けるんですが
最後でひっくり返されてバッドエンドになってしまうんだよね
それはどうしてなのかは解明編で明かされるのでお楽しみに。
421ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 12:40:48 ID:pBV5K9xB0
乙です
他のシナリオも楽しみにしてます
422ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 14:22:42 ID:WasiLG9u0
わー最後の最後でなんという…
これは続き気になっちゃうね
423ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 18:47:33 ID:h4tldcdG0
イマビキ乙。
イマイチ、と聞いてたが、なかなかどうして面白いストーリーじゃないか!
424戦国無双KATANA:2008/08/21(木) 20:29:01 ID:nkVdJLyp0
Wiiの戦国無双KATANA行きます。
このゲームは5つの章に分かれていて
それぞれの章は繋がりの無いパラレルワールドです。

立身の章

主人公は、織田家に仕える、とあるもののふ。
羽柴秀吉と一緒に信長のために戦う。
今川義元を倒し、浅井・朝倉の両家に挟み撃ちをされて撤退し、
鉄砲を三段撃ちして武田騎馬軍団を壊滅させ、本能寺で明智光秀を倒す。
関が原で反織田連合軍を倒した直後、
風魔小太郎がじわじわと死ぬ術を信長にかけるが、
素早く倒し信長を救う。
こうして織田信長が天下統一を達成し、
その後も、とあるもののふは秀吉と共に信長のために働いたとさ。
425戦国無双KATANA:2008/08/21(木) 20:29:26 ID:nkVdJLyp0
剣豪の章

主人公は、とある若き剣士。
とある村で宮本武蔵と出会い、共に剣の腕を磨きあった。
そんな折、住んでいた村に山賊が襲ってくる。
山賊頭が根城に逃げたと思いきやそいつは影武者で
本物は村に引き返し再襲撃するなど図体の割に頭も使ってきたが、
ついに山賊頭を完膚なきまで叩きのめし山賊を追い払うことに成功。
その後、腕を磨くために全国を旅することにした若き剣士と武蔵だった。
ちなみに山賊頭の権之助は山賊から足を洗い、兄貴と慕って勝手についてきた。

九州では、九州の豪族、島津が豊臣勢に攻められていた。
劣勢である島津に味方した若き剣士は大砲で大群をまとめて吹き飛ばし、
浮き足立った所で石田三成や豊臣秀吉に直接攻撃し、引き上げさせることに成功する。

東北では、天下一の傾き物、前田慶二が諸国の大名に仕官を持ちかけられていた。
そんな中、若き剣士は慶二に勝負を挑む。
慶二は、試練を乗り越えたものの話なら聞いてやると『本気の遊び』を提案してくる。
こうして『一般人を攻撃しない』『指定された敵だけ倒す』
『騎馬レース』『宝探し』といった遊びをクリアした若き剣士は
ついに慶二と勝負することに。
(勝つ以外に、タイムアップで引き分けという決着もある)
勝負が終わった後、話を聞いてやったのはこの剣士だからと、
今後も自由の身であり続ける慶二だった。

慶二に「日の本一のもののふである俺の友、真田幸村が徳川と戦っている。
助けてやってくれ」と頼まれ、大阪城に行く若き剣士。
豊臣秀頼を守り、徳川勢の本田忠勝を追い払い、幸村を救った。

宮本武蔵が佐々木小次郎と巌流島で戦うと聞き、駆けつける若き剣士。
そんな時海賊が巌流島近くの港に攻めてきたので、まずは海賊を切り捨て、
海賊が遠距離戦法に切り替えるとこちらも鉄砲で応戦。
海賊の用心棒や幹部、海賊頭を倒すもののついでで
佐々木小次郎までをも倒した後、武蔵と勝負する。
武蔵に勝った若き剣士は武蔵と別れ、再び流浪の旅に出たとさ。
426戦国無双KATANA:2008/08/21(木) 20:29:47 ID:nkVdJLyp0
暗躍の章

主人公は、風魔忍者の一員である、とある忍び。
北条家のために刃のついたヨーヨーやブーメランで戦うとある忍びだったが、
風魔小太郎は、北条家は弱者のくせに
強者である風魔を使い捨てにしたので許せないと、
忍者とは思えない理由で反乱を起こし、北条家を滅ぼす。
その後徳川を攻撃し服部半蔵と忍者対決したりして勢力を伸ばし、
全国に影響を与えるまでになった。
天下に無や破滅、混沌や闇を与え何も生み出そうとしない小太郎に対し、
これを見過ごせないとある忍びは勝負を挑むことにした。
小太郎を倒したとある忍びはその後、
風魔忍者の勢力を引継ぎ、天下に光を与えるために暗躍したとさ。
427戦国無双KATANA:2008/08/21(木) 20:30:07 ID:nkVdJLyp0
救世の章

主人公は、雑賀衆の一員の、とある牢人(浪人のことだと思う)。
弱者(とくに美女)を助けるために日夜活動する雑賀衆。
そこの一員となった牢人は、雑賀孫一と共に、
本能寺付近で逃げる濃姫を明智光秀から救い出し、
豊臣秀吉に追われるお市を助けたついでに
お市を狙ったことに怒ったねねも家出ということで迎え入れ、
九州で島津と戦っている立花ギン千代を助けたついでに
修行の一環として雑賀衆に来てもらったり、
真田の軍勢と戦う稲姫を守ったりして、
いつの間にか雑賀衆には5人もの美女が。
しかしその5人の美女達が、天下一の美女は私だと喧嘩を始める。
状況を打破すべく、孫市ととある牢人は5人の美女に力を示して、
こちらが天下一の美女を決定することを納得してもらってから、
天下一の美女を決定する。
(このとき『短髪と長髪、どっち?』『おしとやかと活発、どっち?』
といった孫市の質問に答えていく。
条件に外れた美女は怒って攻撃してくるので、4連戦を強いられる。)
天下一の美女が決まって喧嘩も収まり、めでたしめでたし。
その後も、とある牢人は弱者(とくに美女)のために戦ったとさ。
428戦国無双KATANA:2008/08/21(木) 20:30:29 ID:nkVdJLyp0
天下統一の章

主人公は、とある小国の殿。
天下が乱れている様子を見たとある殿は、天下統一を目指すことに。
まずはわが国の統治をしっかりしようというコーエーのゲームっぽい展開で、
国内の盗賊を成敗することにした。
そんな中、二人の剣豪が争ってるということで行ってみると、
なぜかこんな所で宮本武蔵と佐々木小次郎が勝負をしていた。
勝負をやめさせようとある程度攻撃すると、よりによって二人同時に攻撃してくる。
何とか退け、国内の治安は回復した。

コーエーのゲームのように今度は財政をよくするため、
商売の街である堺との取引を考えていると、ちょうど堺が豊臣勢に攻撃されていた。
防衛に成功し堺の民の心を掴んだ殿は財政を改善させることに成功した。

コーエーのゲームとしては次は人材が欲しいと思っていたら、
元上杉連合の武将達が徳川勢に追われて東海道を敗走しているとのこと。
助けると最初は上杉を再興せねばならんと断られるが、
本田忠勝を打ち倒し追い払うと、今回の敗走で将兵がかなり減ってしまい
上杉再興の機は潰えたと考え、前田慶二や真田幸村が配下武将になってくれた。

こうして国力を十分に蓄えたとある殿は、
コーエーのゲームらしく敵国に攻撃を仕掛ける。
こうして豊臣、徳川を破り、ついに天下人になった殿。
しかし徳川家康との最後の勝負の直後意識を失った殿は、
夢か幻か、燃える本能寺の中で織田信長と対峙する。
倒した信長に、お前の天下をずっと見ているぞと言われ、目を覚ます殿。
こうして天下人となった殿は部下と共に、
その後も天下のため尽力したとさ。めでたしめでたし。


これで終わりです。戦闘中はポインタが出て狙ってる場所が分かるし
通常攻撃はA・Bボタンだけでサクサク出せるので戦闘のストレスは少ないです。
ただ、メッセージ飛ばしができないのが不便。
いろんなミッションがあって飽きにくいので、安かったら買って損は無いと思います。
429TOV ◆l1l6Ur354A :2008/08/21(木) 21:56:34 ID:rSGuy8Fq0
テイルズ オブ ヴェスペリア 投下第1回いきます。

主要登場人物

ユーリ・ローウェル
主人公。帝都の下町に住む21歳の青年。
騎士団に所属していたが、現在は騎士団を辞めている。
皮肉屋な面があるが、困っている人をほっておけないため人々から慕われている。

エステル(エステリーゼ)
ヒロイン。お城で出会う貴族の令嬢。
フレンの知り合いで、彼に会うために旅を始める。

フレン・シーフォ
ユーリの親友。騎士団所属。
帝国を変えるため、内部にとどまり続けている。

ラピード
ユーリの相棒の犬。

カロル・カペル
ギルド「魔狩りの剣」に所属する少年。意外と博識。

リタ
アスピオに住む魔導士。

レイヴン
胡散臭いおっさん。

ジュディス
クリティア族の槍使い。



万物を構成する力「エアル」と、そのエアルによって駆動する魔導器(ブラスティア)に支えられる世界テルカ・リュミレース。
人々は街を巨大な結界で包むことで魔物の進入を退け、安全に暮らしていた。

旧文明の遺産である魔導器を管理する帝国は、時とともに腐敗の一途をたどり、
それに反発した人々は自由を求めて互助組織ギルドを結成した。
互いに衝突を繰り返し、双方による複雑な社会を形成していった。

そして十年前、人魔戦争と呼ばれる戦いが終結し、先の皇帝が崩御した。
以来、皇帝の座は空位となっていたが、世界はおおむね平和に見えた…
430TOV ◆l1l6Ur354A :2008/08/21(木) 21:57:19 ID:rSGuy8Fq0
そして現在。
帝都の下町にある水道魔導器(アクエ・ブラスティア)が大量の水を噴き上げ、壊れてしまった。
溢れた水の処理のために呼ばれたユーリだったが、水道魔導器の魔核(コア)がないことに気づく。
魔導器の修理を頼んだという「モルディオ」が怪しいとにらんだユーリは、貴族街にあるモルディオの家へ行く。
そこで一人の男を見つけ、追いすがるが、騎士団のデコボココンビ、アデコールとボッコスが立ちはだかった。

二人を一蹴したユーリだったが、そのまま騎士団に捕まり、城の牢屋へ入れられてしまった。
隣に入れられた囚人に脱出の方法はないか尋ねるユーリだったが、知らないと言う。
そのうち、その男が牢屋から出されることとなったが、「女神像の下を調べろ」と助言を残し、牢屋の鍵を落として去っていった。

鍵を使い、牢屋を脱出したユーリは女神像を探すため、城内をうろつく。
慌しい城内で一人の女性と出会う。
彼女はフレンに会いたいと言い、ユーリは彼女をフレンの私室に案内することになる。
どうやらフレンに危険が迫っているらしい。

フレンの私室に辿り着いたユーリたちだったが、謎の男が乱入してくる。
二人で力を合わせ、暗殺者を退けたが、フレンはどこかへ旅立った後だった。
フレンを追いたいという彼女、エステルの願いを聞いたユーリはとりあえず彼女を着替えさせるため、彼女の私室へ行く。
着替えてきた彼女と一緒に女神像の下から脱出したユーリは、
追ってくる騎士団に下町の人たちが絡んでいる間に相棒のラピードを加え、帝都を脱出したのだった。


帝都を飛び出した2人と1匹は、フレンの行方を追うことにする。
騎士団の巡礼に出たのなら、ハルルの街にいるはずだというエステルの言葉から、ハルルへ向かうことにした。
ハルルまでの途中にあるデイドン砦に辿り着いた一行。
そこは結界がなく、「草原の主」が魔物を引き連れて襲ってくる場所だった。

運が悪いことに、その草原の主が現れ、人々が避難を開始する。
逃げる途中、こけてしまった子供たちを助けるために飛び出したエステルを追うかたちで一緒に助けに行くユーリ。
助けた子供が落としたぬいぐるみを取り、ギリギリで砦の内側に逃げ込むことが出来た。
2人の前に「ギルド・ド・マルシェ」のボスを名乗る女性が現れ、仕事を持ちかける。
そんな暇はないとユーリは断り、彼女から「ハルルに行くならクオイの森を通れ」とアドバイスを貰う。
431TOV ◆l1l6Ur354A :2008/08/21(木) 22:00:00 ID:rSGuy8Fq0
クオイの森へ辿り着いた二人と1匹。
エステルの読んだ本によれば、ここは呪われた森なのだという。
さっさと通り抜けようという一行は、森の出口で小さな男の子と出会う。
興奮している少年は、巨大な剣を振りかぶってくるが、ユーリがその剣を折って落ち着けと諭す。
落ち着いた少年はカロルと名乗り、ギルド「魔狩りの剣」に所属していると語った。
何やらエッグベアを倒すのが目的だったらしいが、出ないなら仕方ないとハルルまで同行することになる。

ハルルは巨大な樹と一体化した結界のある町だった。
その樹が枯れてしまう時期があり、その間は結界が使えないという。現在がその時期だった。
しかもその隙を狙って魔物が進入し、フレンがこれを退治したのだという。

カロルによれば、花が咲かない原因は、街を襲った魔物たちが流した血を樹が吸ってしまったことで、
それを浄化しなければ花は咲かないという。
浄化するためにはパナシーアボトルが必要だが、それを作るためにはエッグベアの爪などの材料が必要なのだった。

それを仲間たちにも信じてもらえなかったカロルは、一人で何とかしようとしていたのだった。
ユーリはカロルの言葉を信じ、一行は材料集めをはじめる。

クオイの森でエッグベアを倒し、材料をすべて集めた一行はパナシーアボトルを作ることに成功する。
パナシーアボトルを樹の根元に撒くが、一向に花が咲く様子はない…
エステルが花が咲くよう祈ると、突如彼女の体が光を放ち、たちまち花が咲き、結界が復活した。

一連の騒ぎが収まり、フレンがどこへ向かったか問うユーリに長は東に向かったという。
下町の魔導器の魔核を奪ったモルディオがいるというアスピオも東にある。
ユーリたちはカロルを加え、アスピオを目指す。

アスピオでモルディオの家に辿り着くが、どこにも魔核らしきものはない。
そこへ一人の少女が入ってくる。
彼女はリタ・モルディオと名乗り、自分は魔核を奪っていないと主張する。
彼女は潔白を証明するため、盗賊団がいるらしいシャイコス遺跡へ一緒に行くことを提案する。

シャイコス遺跡の奥で一人の魔導士らしき男を見つけたユーリたちは、その男が起動させた巨大な人型魔導器と対決する。
人型魔導器ゴライアースを倒したユーリたちは魔導士を捕まえた。
そいつによれば、魔核を集めている男がカプワ・トリムにおり、下町の魔核を奪ったデデッキもそこにいったのではないかという。
ユーリは付いて来るというリタを一向に加え、すでにハルルへ戻ったというフレンを追うかたちで一路ハルルへ戻る。
432TOV ◆l1l6Ur354A :2008/08/21(木) 22:01:23 ID:rSGuy8Fq0
ハルルの街に着き、ユーリたちが直したという結界を見たいというリタ。
咲いた樹を呆然と見上げる。
そこへ長がやってくる。彼によれば、すでにフレンは旅立ち、カプワ・ノールにいるらしいことを知る。
街を出ようとする一行の前に、あの騎士団のデコボココンビが現れる。
彼らによれば、ユーリが指名手配を受けているという。彼らを軽くあしらったユーリたちは、カプワ・ノールへ行くため、エフミドの丘を目指す。

エフミドの丘に辿り着いた一行だったが、そこに設置された結界魔導器が竜使いと呼ばれる者に破壊され、
そのために騎士団がやってきていた。
結界魔導器を調べるために強引に近づいたリタのせいで獣道を行くことになってしまう。
途中、襲ってきた魔物を倒したユーリたちは無事エフミドの丘を抜けてカプワ・ノールへ辿り着く。

カプワ・ノールへ辿り着いた一行は、街の執政官が圧政を強いていることを知る。
どうやら街の執政官に子供を人質にとられ、返してほしくばリブガロという魔物のツノを持って来いといわれたらしい。
さらにユーリは、城で襲ってきた暗殺者と一緒にいた赤眼の男を見かける。
みんなと別れ、ヤツらが消えた路地へ入ったユーリを赤眼の男たちが襲った。
そこへフレンが現れ、ユーリを助けたのだった。

フレンと共にエステルたちのところに戻ったユーリ。
宿に入ったエステルは、事情をすべてフレンに話したのだった。
そこへフレンの部下が現れる。
どうやらラゴウのやっていることを調査していたらしい。フレンは強制捜査を行うつもりらしい。

執政官のことをフレンに任せたユーリたちは、街の外に出てリブガロを探す。
無事、リブガロのツノを手に入れた一行は、夫婦にツノを渡し、フレンがどうなったのかを見に行った。
しかしフレンは突っぱねられてしまったらしい。

なんとか執政官の屋敷に忍び込めないかと探る一行。
そこへ城の牢屋でユーリを助けてくれた男、レイヴンが現れる。
彼もどうやらラゴウに用があるらしく、協力を持ちかけてくる。
433TOV ◆l1l6Ur354A :2008/08/21(木) 22:02:47 ID:rSGuy8Fq0
だが、レイヴンはユーリたちを囮にし、まんまと屋敷へ侵入した。
ユーリたちは彼が乗ったエレベーターの横にあるエレベーターに乗ったが、それは地下へ降りるものだった。

地下に閉じ込められたユーリたちは、そこに魔物が飼われていること、
魔物に食べられたと見られる骨が散らばっていることに気づく。
地下内であの夫婦の子供を保護したユーリたちは、ラゴウを追っていく。

辿り着いた先には巨大な魔導器が存在していた。
それは街に圧政を強いるため、船を出させないために天候を操るための魔導器だという。
そこへあの竜使いが現れる。竜使いは魔導器を破壊し、去っていった。リタはその行動に激昂する。
逃げ出したラゴウを追う一行は、ラゴウの船に飛び乗る。

そこに現れたのはギルド紅の絆傭兵団(ブラッド・アライアンス)のボス、バルボスだった。
どうやら彼が魔核の盗難を指揮していたらしい。
バルボスはラゴウと共に脱出し、そこへ城で襲ってきた暗殺者ザギを呼ぶ。
ザギを倒した一行だったが、ラゴウたちは取り逃がしてしまった。
沈む船に乗っていた少年を助けたユーリたちは、フレンの指揮する船に救助される。


カプワ・トリムに辿り着いた一行が救出した少年は、実は次期皇帝候補の一人ヨーデル殿下だった。
しかもラゴウはフレンの取調べを受けたが、証拠不十分となってしまう。
街中で情報収集をしたユーリは、レイヴンに出会い、紅の絆傭兵団らしき一団が廃都カルボクラムにいるらしいことを知る。
レイヴンと別れ、紅の絆傭兵団を追うことにしたユーリたちはカルボクラムを目指す。

カルボクラムに辿り着いた一行だったが、そこにいたのは紅の絆傭兵団ではなく魔狩りの剣だった。
カルボクラムに入ろうとするユーリたちに警告をしてきた少女ナンは、ハルルの一件で逃げ出したと勘違いされたカロルにクビを宣言する。
どうやら彼女はカロルの大切な人らしい。

手がかりを求め、カルボクラムを捜索するユーリたちは、地下で逆結界に封じられた巨大な魔物を発見する。
そこへ現れた魔狩り剣は、その魔物を開放し、襲い掛かった。
だがそこに竜使いが現れ、魔狩りの剣を牽制する。
襲い掛かってきた巨大な魔物をユーリたちが相手にすることになる。
434TOV ◆l1l6Ur354A :2008/08/21(木) 22:04:09 ID:rSGuy8Fq0
なんとか魔物を撃退したユーリたちは、地上へ戻る。
地上に戻った一行を、騎士団のキュモール隊が待ち構えていた。
キュモールは帝国の姫、エステルを取り戻し、ユーリたちを殺すつもりだった。
しかしそこへデコボココンビの所属するシュヴァーン隊の副隊長ルブランたちが現れた。
彼らにより、ユーリたちは逮捕される。

新興都市ヘリオードに連行された一行は余罪を追及されていた。
そこへ騎士団長のアレクセイが現れる。
彼によれば、ヨーデルの救出、エステルの護衛をしたとのことでお咎めなしとなったのだった。
エステルは帝都へ戻るらしい。

宿へ入ろうとしたユーリをアデコールとボッコスが追いかけてきた。
2人は正々堂々と勝負し、勝てば免罪を認めようという。ユーリはあっさりと勝利した。
宿の前にいたフレンとヨーデルと話した後、ようやくユーリは宿で休むのだった。

朝起きると、なにやら街中に設置されている結界魔導器の調子が悪いらしい。
リタが調べているとエステルがやって来た。騎士団が修理を手配しているとのことだった。
一行は騎士団本部にいるフレンに会いに行く。

フレンに魔導器の修理を申し出るリタだったが、その時、振動が街を襲った。
どうやら魔導器に何かあったらしい。リタは一人で突っ走る。

広場に出ると、結界魔導器から大量のエアルが出ていた。
大量のエアルは人体に対して毒になる。
リタは何とかエアルの放出を止めようと魔導器を調べる。
そこへエステルがやってきた。彼女はハルルの樹を直した時のように光り輝いていた。

なんとか魔導器を直すことに成功するが、その瞬間、衝撃波が2人を襲った。
エステルは無事だったが、リタがぐったりして目を覚まさない。
435TOV ◆l1l6Ur354A :2008/08/21(木) 22:05:35 ID:rSGuy8Fq0
宿に部屋をとり、エステルがずっと治癒術をかけている。
このままではエステルも倒れてしまうと心配するユーリだったが、彼女は平気だと告げる。
無理しないように言い、ユーリは立ち去った。

廊下に座り込んでいるカロルと話すユーリ。
何も出来なかった自分にがっくりしているカロルをユーリは励ます。
カロルはユーリに一緒にギルドを作らないかと持ちかけてきた。ユーリは考えておくと返答した。

部屋に戻るとリタが起きていたが、エステルが疲れて眠ってしまっていた。
リタと話し込むユーリ。そのうちエステルが起きてくる。
リタはエステルに、もう魔導器を使って治癒術を使うフリはやめていいと語る。
驚くエステル。
そこへあの竜使いが現れた。

竜使いはユーリたちに攻撃をしかけてくる。
だが、すぐに立ち去ってしまった。結局、話は打ち切られてしまった。


次の日の朝、エステルは帝都へ帰ることになった。
ユーリたちはこのままギルドの街ダングレストへ行き、紅の絆傭兵団の情報を集めることにする。
エステルを待っているはずのフレンを探すが、どこにもいない。
そこへアレクセイが現れる。

彼によればフレンは別の用事ですでに旅立ったという。
さらにリタに昨日の魔導器の暴走について調査のため、ケーブ・モック大森林に行って貰いたいという。
リタはそれを承諾し、エステルも同行したいと願い出る。
結局、ユーリが護衛をすることで同行を許可された。一行はまず、ダングレストを目指す。


今回はここまで。
436ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 22:44:19 ID:zAoPDboy0
すげぇ沢山来てるw 乙www
とりあえず忌火起草から読んでみっか!
437ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 00:58:25 ID:yE+u9vP9O
そろそろ次スレ立てが必要だね
438忌火起草:2008/08/22(金) 08:47:00 ID:8jeAK7zx0
続きをいこうかと思ったが
次スレに一気に貼った方がいいと思うので
とりあえず番外編置いときますね
439忌火起草:2008/08/22(金) 08:49:26 ID:8jeAK7zx0
紫の話(番外編)

レストランのスープは苦い味がした。僕は意を決して吐き出した。
次の日、部室に駆け込んできた健吾から、正人の死が告げられる。
正人の首には噛まれた跡があって、体中の血を抜かれて死んだらしい。テレビでは、「連続猟奇殺人事件」と報道されていた。
正人の他にも、芸大生が血を抜かれて死んだらしい。また、焼死した芸大生もいる。正人と芸大生の接点は、ビジョンを飲んだという一点だけだ。
健吾も香織も和子もビジョンを飲んでいる。香織に電話をかけると、窓の外に正人が立っているのを見たと言った。和子も正人を見たと言う。
サークルメンバーは健吾のマンションに集まった。健吾は、この連続殺人事件は吸血鬼の仕業だと言う。
どうしてかはわからないが、ビジョンを飲んだ人を吸血鬼は襲っている。
健吾は自室に篭って、しばらくしてから出てきた。にんにくに十字架、白木の杭に銀のナイフ。吸血鬼退治グッズに身を固めている。
僕もできることをしなければ。健吾のパソコンを借りて、ネットでビジョンのことを調べる。
ビジョンは今惹湯という薬と同じ成分らしい。今惹湯は戦後すぐに守矢堂という製薬会社が発売した薬で、
飲みすぎると人体発火するという噂があったという。
今惹湯のせいで死んだ人の遺族が、開発者の亜美ををリンチ殺人したそうだ。
飛鳥は図書館で今惹湯のことを調べると言って、和子と一緒に出て行った。
その夜。突然停電になり、吸血鬼と化した正人たちが窓を破って襲い掛かってきた。
僕と健吾と香織で、なんとか吸血鬼たちと戦う。落ちていたブレーカーを上げる。
正人は正気に戻った。僕たちに、明かりを消してくれと頼むが、聞かなかった。
しばらくすると、正人と仲間の吸血鬼は燃えて灰になってしまった。
次の日。みんなは家に帰った。僕は大学に行ったが愛美の姿が見えない。香織も休んでいる。和子は吸血鬼に襲われて死んでしまった。
香織の部屋に行ってみた。昼間だというのに窓には厚いカーテンがかけられていて暗い。
香織は髪をかきあげる。首筋に噛み跡があった。いつ噛まれたのだろう。
香織は僕に襲いかかってきた。僕は香織に噛まれてしまった。このままでは、正人みたいに血を抜かれて・・・。
僕はカーテンを開けて、香織ともつれ合いながら、窓から外に飛び出した。
日の光に晒された香織の体から火が噴き出す。僕は愛美が心配になって、愛美の家へ走った。
愛美は無事だった。守矢堂が怪しいということになり、愛美と一緒に守矢堂があった屋敷へと向かう。
屋敷に着くと、吸血鬼が襲ってきた。それは健吾だった。愛美がいきなりボウガンを取り出して撃った。
わが目を疑う。愛美は吸血鬼退治の国際エージェントだったのだ。
愛美は、吸血鬼に噛まれてしまった僕は、やがて吸血鬼になってしまうが、吸血鬼のボスを倒せば元に戻れると言った。
応接間に来た。守矢堂の歴史が見て取れる。実は吸血鬼のボスは亜美だと愛美はいう。
今惹湯を飲んだ人は副作用の光増感作用により、光を嫌うようになり、
その血が吸血鬼好みの味になるらしい。ビジョンを飲んだ人が吸血鬼に襲われたのはそういうことだったのだ。
地底へと続くかと思われる、長い長い下りの螺旋階段に着いた。亜美はこの下にいるらしい。
そこへ、黒いマントを身に着けた飛鳥がやってきた。
飛鳥はデイウォーカー・・・昼間出歩いても平気な力の強い吸血鬼だったのだ。
僕は愛美を先に行かせることにした。飛鳥とにらみ合う。僕は内なる力を渇望した。
自分の中で高まっていく吸血鬼の力を感じる。僕は渾身の力を込めて飛鳥に殴りかかった。
僕の拳が飛鳥の頬をかすめた。その一瞬の隙を狙って、飛鳥の口に閃光弾を突っ込んだ。
まぶしさに目を閉じる。目を開くと、飛鳥はもういなかった。
螺旋階段を下りると洞窟があった。洞窟のには、亜美と愛美が立っていた。
愛美の様子がおかしいことに気づく。愛美は亜美に操られていた。愛美は僕の首に手をかけて、締めつける。
なにかないかと思い、僕は愛美の体をまさぐった。閃光弾が見つかった。
これを投げれば亜美は・・・。でも、僕も焼け死ぬかもしれない。
それでもいい。僕は愛美のためなら死ねる。閃光弾を投げた。亜美は業火に焼き尽くされた。
僕は元に戻れた。愛美は一人で去っていこうとしたけど、僕の心は決まっていた。
僕は愛美と一緒に吸血鬼と戦い続けることになった。

完<吸血鬼との死闘>
440忌火起草:2008/08/22(金) 08:51:34 ID:8jeAK7zx0
ピンクな話(恒例のピンクのしおり)

学食で、正人からもらったペットボトルのお茶は、ものすごく甘い味がした。
もちろんすぐに吐き出した。
その後に口に入れたご飯や部室にあったチョコレートも異常に甘い味がした。
健吾に見せられたビジョンの錠剤はピンク色をしていた。
正人が家にやって来て言う。ビジョンを飲むと、エロい女に取り憑かれて、
エロい気分になり、最終的には全裸になって走り出す、とのことだ。
そして、正人はビジョンを飲んでしまったらしい。
キャンプに行った芸大生も全裸になったと、テレビが報道している。
もしかして、愛美にこっそり飲ませれば、あんなことやこんなことが・・・?
愛美と映画の帰りに寄ったレストランのスープは、甘い味がした。
吐き出すわけにはいかないので飲み込んだ。
正人は心配したとおり、全裸になってしまった。
健吾もビジョンを飲んでしまったと言って頭を抱えている。
僕は、レストランのスープにビジョンが入っていたことを知った。
夜にエロい女の幻覚を見るようになった。
エロい女に全裸にされる前になんとか解決しなくては。
僕は、ビジョンが守矢堂という製薬会社が開発した惚れ薬と同じ成分だということを突き止めた。
エロい女は守矢堂の社長夫人の亜美らしいこともわかった。
亜美は、帰ってこない夫のことを想いながら惚れ薬を作っていた。
僕は愛美と共に守矢堂の屋敷へと向かった。
愛美は僕に向き直って言う。
「弘樹くん、あなたが欲しかったの」
お茶とご飯にビジョンを入れたのは愛美だった。
屋敷にはなぜか香織も待っていた。チョコレートとスープにビジョンを入れたのは香織だった。
ビジョンの正しい使い方は、一錠を二つに割って、
自分が半分を飲み、残り半分を相手に飲ませる、というものらしい。
香織は、僕がどちらのスープを飲むかどうか解らないので、愛美の方にもビジョンを入れたらしい。
愛美はそのせいで、体が火照って火照って仕方ないと言う。
僕の前で愛美と香織が、どっちにするのか、とせがんでいる。
僕はとても幸せでもあり、同時に不幸せでもあった。
そして、二人の後ろに、エロい女・・・白衣姿の亜美の姿が見えた。
僕は愛美と香織を断り、亜美を選んだ。
愛美と香織は不服そうだ。二人はいきなり服を脱いで僕にあんなことやそんなことを――。
(ビジュアルではなくSEと台詞で見事に表現)
亜美がやってきて、僕に触れる。僕の首には、先ほど見つけたお守りがかかっている。
「忘れないでいてくれて、ありがとう」
亜美の姿が消えていく。呪いは解けた。
そのお守りは、亜美の夫から亜美に託されたものだったのだ。
「キャー!弘樹のバカ!変態!」
正気に戻った愛美と香織が、僕を罵る。亜美の呪いのせいなのに、記憶がないらしい。
さて、これから僕たちがどうなるか。それは別の話だ。

完<飲むとモテる薬>
441ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 12:19:59 ID:8Hl8hSo90
乙です
>全裸で走り出す
普通にドラッグwww
442選挙炎説:2008/08/22(金) 15:56:37 ID:15aRwWG30
スレ容量が無くなってきたということなので、
埋めるのをかねて1レスで済む短いやつを。
コナミの携帯電話のゲームサイトの有料ゲーム、選挙炎説いきます。
ずいぶん前にプレイしたっきりなのでかなり曖昧ですがご容赦を。

都会に出て数年暮らし、改めて地元への愛に気づいた主人公我町(ワガマチ)は、
ちょうどそんな時に地元から「地元へ戻ってこい」という謎の手紙を受け取り、
地元へ戻ることに(後で分かるが、口述の謎の老人が出したもの)。
地元へ帰ってきて、役所が住民の話をろくに聞かず腐敗しているのを知り
怒りを燃やす我町は、幼なじみのいなほちゃんと再会する。
二人でこの町の未来を憂いでいると、謎の老人が話しかけてくる。
「町を変えたいのであれば、お前さんが炎説で戦えばどうかね?」
炎説とはこの町、この県独特の選挙ルールで、
炎説を聞いた住民代表に投票してもらい、勝った方が当選という物。
下っ端から順に倒していき、ついに現町長を倒し新町長になった我町。

しかしその後隣町の三枚目っぽい町長に圧倒的な差で負ける。
「君の炎説はたしかに熱い。だがそれだけだ。中身がないんだよ」
そう言われた我町はより住民の話に耳を傾け炎説内容を吟味した上で
隣町町長と再戦する。
今度は勝ち、この県を住みよくするため協力すること誓った。
その後県を改善するために県知事になることを決意する。
我町の幼なじみである二枚目ライバル県議員の村雲、
古参の県議員の不動、そして村雲の父である県知事を倒し新県知事になった我町。

そこへ県を腐敗させていたはずの県知事と不動、
それと冒頭の謎の老人(実は前町長)が現れて真相を話す。
「さっき戦った炎説アリーナを紹介した、司会者の言葉を覚えているかね?
昔から、炎説だけのための建物に80億もかけていたのだよ。
くだらない金の使い方だとは思わないかね?」
今の県知事が就任した時には既に県は腐りきっており、
自分たちの代では立ち直らせることは出来ないと悟り、
県知事、不動、老人は新しい世代の政治家を作り出す計画を立てたのだ。
不動は腐敗された行政の膿を出し、老人は新世代の政治家を呼び育て上げ、
そして県知事は悪党として新世代に倒される、という役割を請け負ったという。
老人にとって計算外だったのは新世代の県知事となるのは村雲であって
我町は村雲がより高みに到達するために打ち倒されるライバル敵存在だったのに
我町の方が上だったことだという。
この話を聞いて、母を捨てたことで県知事を恨んでいた村雲も父と和解した。
こうして新県知事となった我町。だがこの県を良くしていくのはこれからだ!
と新たな戦いに向け闘士を燃やす我町達だった。

エンディングの後、不動が暗いところで誰かと密会して、
「はい、こういう結果になりました。今後はいかが致しましょうか?
はい、かしこまりました。お任せ下さい…総理大臣!」
と、メタルギアソリッドのオセロットっぽいこと言っておしまい。
443ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 16:55:03 ID:yE+u9vP9O
埋めるなら新スレ立ってからの方がいいぞ
444ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 20:32:13 ID:fByx/WLh0
新スレ立ててみる
445ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 21:00:17 ID:8jeAK7zx0
ストーリーを教えてもらうスレ part41
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1219404967/

乙です
続き貼ってこよ〜
446ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 21:00:49 ID:fByx/WLh0
立ててきた。

ストーリーを教えてもらうスレ part41
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1219404967/

とりあえず途中と予告あるものだけ入れといたけど、
変なところあったらジャンジャン指摘してくれ・・・
447ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 21:02:28 ID:fByx/WLh0
ありゃ、先に気づいてくれた人が貼ってくれてたね
448ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 21:09:36 ID:4xVlISJz0
次スレ乙
忌火起草のピンクシナリオで、京介のヒッチハイクには吹いたww
449忌火起草:2008/08/22(金) 21:34:55 ID:8jeAK7zx0
>>448
記憶がないから今確認した

ピンクでは京介は交通事故に遭ってなくて、
愛美に別れ話を切り出した直後、決死のヒッチハイクをして、
飛び出してきたトラックに飛び乗って去っていったんだって。

こんな突拍子もないことを淡々と語る弘樹くんの声の人が最高です。
450ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 22:43:10 ID:CPmLqozV0
>>442
今の時代こんなニッチなゲームが存在するのかw
451ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 11:43:27 ID:0dfE+z+o0
PCゲーの「暁のアマネカと蒼い巨神」をお願いします
452忌火起草:2008/08/23(土) 16:23:50 ID:WLiFYfrF0
>>406
2007年7月9日〜の間違いだった
今確認した。大した問題じゃないけど。
ちなみに京介が事故に遭ったのは2006年7月29日らしい。
453ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 14:13:13 ID:fNNv8apP0
ニトロ+のカオスヘッドお願いします
454ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 19:12:33 ID:a2QE2u830
>>453
1嫁
455ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 19:40:51 ID:0P+0hs640
      _ / \ _
    / /    {┳ }
    >{、     ,>-<
   // -\__/ -ヽ \
.  {  |⊂⊃ i  ⊂⊃|  }  うめ先生
   \ヽ 「 ̄ ̄ フ  / /
  r─\ ゝ ─ '  厶二⊃
    ̄`|  ̄ ̄ ̄ ̄  `ーァ
      \       /
       >、___ イ
       し′  し′
456ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 20:27:22 ID:hcaLgu1w0
滝川ウメステル自重。
457ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 12:39:25 ID:SFX6WRv90
>>453
ギャルゲのストーリーを教えてもらうスレ 2
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1200493432/

>>454
>>2嫁だな。

ただ、ギャルゲーのスレはここ半年まともに機能してないな。
しかも、カオスヘッドって、ギャルゲーというかサイコスリラーっぽいから
ここでも良いと思うけどどうだろう?
458ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 14:13:48 ID:sJc7oXhu0
453だけど一応ギャルゲスレやエロゲスレも考えたんだけど
開発元がニトロ+でも一応一般向けに発売された作品だからこっちにお願いした
・・・スレに人が居るってのも確かにある
459ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 15:37:52 ID:ABhVBZtK0
>>458
機種名とタイトルを正確に書けっちゅーことじゃないだろうか
ニトロプラスとかはどうでもいいんだよPCならPCってちゃんと書け、と。
460ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 20:05:15 ID:2Q+Bc92m0
>>459
正解。補足有難う。1も読まずに書き込む奴多すぎ。
461ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 20:06:17 ID:NtLaLW8O0
>>1は読んでる人いると思うんだ
ネックは>>2だな
462ミスターボーンズ:2008/08/27(水) 22:50:31 ID:baDNDZA30
スレ埋めのついでにセガサターンのミスターボーンズでも。
アクションゲームでストーリーは無きに等しいけど概要だけ。

ネクロマンサーが楽器のドラムを手でポコポコ鳴らすと、
墓場から無数の骸骨達が起きあがってきた。
みんな目の部分に赤い光が宿っていた…と思いきや、
一人だけ目の光が青い骸骨がいた。彼こそ、ミスターボーンズ。
「あの骸骨を捕まえろ!」
ネクロマンサーに命令されボーンズを捕まえようとする赤目骸骨。
こうしてミスターボーンズの戦いは始まった。
大きな鳥に捕まって教会内を飛んだり、
氷原を落ちないよう気をつけながら進んだり、
ギター演奏で赤目骸骨を邪悪な術から解放してあげたり、
笑いを解さない無敵の怪物を小粋なジョークで笑わせたりしながら、
とうとうネクロマンサーの元へやってきたミスターボーンズ。
そんな時、夜が明け、建物内にも日の光が差し込もうとしてきた。
ボーンズはけなげにも「おーい、後ろ見て。危ないよ。あっ、後ろ!」
と注意してやったが、ネクロマンサーは
骸骨を生き返らせた理由や意義などを
よくあるRPGのラスボスっぽく演説していて人の話を聞かない。
そうこうしている内に日光がネクロマンサーにあたり、
悲鳴を上げながらネクロマンサーは消滅してしまった。
「人の話は、ちゃんと聞こうね」とカメラ目線で言うボーンズ。
そこへ旅の途中で出会った美人の幽霊が現れ、
空間にゲートを開け向こうの暗闇へ誘う。
「さて、この先はどんな面白い事が待っているかな?」
そんな事をカメラ目線でつぶやきながら、
ボーンズは暗闇へ消えるのであった。おしまい。
463ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 23:19:07 ID:40KrVkz60
>>462

山小屋で盲目のギタリストと意気投合してギターを授かるエピソードを抜かしちゃいけねぇぜ…
このゲームの重要アイテムだからな。
女幽霊は日本人から見るとお世辞にも美人とは言い難かったけどなw
でもラストの「体のない君と皮膚のない僕、なんだか楽しい予感がするよ」は良いセリフ。
464ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 23:38:45 ID:baDNDZA30
すまんね、プレイが10年近く前な上に今ではゲームが無いので
よく覚えてないんだ。
そんな状況で書くのは悪いかもしれないが、
それでも書かないよりマシだと思ってね。
それにしても、ラストのセリフよく覚えてるね。最近やった人?
465ゲーム好き名無しさん:2008/08/28(木) 01:46:28 ID:+qh0XOcLO
ミスターボーンズ乙です。
かっこいいよね。
466ゲーム好き名無しさん:2008/08/28(木) 09:56:26 ID:zTnp09PK0
>>460
だから、>>2だろ。お前はえらそうに出来ない。
467ゲーム好き名無しさん:2008/08/28(木) 13:35:43 ID:Qs4KMcln0
>>466
>>1から抜粋↓
>またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
Do you understand?>>459を百回読み直せよ。
468ゲーム好き名無しさん:2008/08/28(木) 13:45:46 ID:Qs4KMcln0
>>466
書き忘れ。>>1読めば諸注意は>>2-10って書いてあんだよ。
読み飛ばしならまだしも書き込む時は>>1に目を通すのは常識じゃねーの?
お前も出来てそうにねーけどw
469ゲーム好き名無しさん:2008/08/28(木) 14:51:04 ID:zTnp09PK0
ごめんなさい。その通りでした。
えらそうにして良いです。
470機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で:2008/08/29(金) 08:20:27 ID:SPsyjBUI0
DCのガンダム外伝書きました。
規制で書き込めないので(このレス自体はボランティアさんに代レスしてもらってます)
↓のサイトのうpろだの186番にあげました。
http://siomin.hp.infoseek.co.jp/

前にうぃきに直接書き込んだ人が実は他所のサイトの丸写しだったとかで問題になってたけど
こういう人目に触れにくいやり方だとまずいのかな?
471ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 10:11:06 ID:GpTGqIle0
ストーリーを教えてもらうスレ part41
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1219404967/
472ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 10:39:28 ID:G9oCHOst0
>>470
うpろだにうpした人は今までにも何人もいたからおk

無断転載はダメっていうのはさ、
たとえそれがゲームの内容をそのまま書き写したものでも、
書いたってことは、その文章を書いた人に著作権みたいのがあると思うんだ
だからダメ。
自分が書いたものなら、うpしようがwikiに書こうが2chに投稿しようが
どうしようと構わんわけで。

丸写しだとしても、文章を書いた人に転載の許可をもらえばいい。
許可をもらってないから問題になった。
473ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 19:10:57 ID:Uiyom3Yt0
>>471
まだまだ全然埋まらないから
次スレに誘導するよりこっちに書いてもらう方がいいよ
474ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 20:38:28 ID:pjNFE7cv0
>>1で、容量は重要だけどそのせいで常時関わる「機種名と正確なタイトル明記」が
目立たなくなってるのが問題で。
半角嫌いの人が【】無しでスレ立てて改変する前もこんなテンプレだったっけ?
475ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 23:25:28 ID:WIulv0NR0
このスレの>>474、次スレの177までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

1ヶ月以上経ったので「Another Century's Episode 3 THE FINAL」
「2999年のゲーム・キッズ」「分裂ガール」を
●執筆予告がある物 の欄から消しました。
476ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 10:47:41 ID:4HRpevIc0
Wii専用ソフト「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」のストーリーを教えて下さい。
477ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 15:30:06 ID:mpoD5EVr0
DS
パワプロクンポケット9
サクセスの神田奈津姫の話教えて下さい
478ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 17:57:37 ID:nyGJC47e0
            |       | \
            /!         !`ヽ. '.  ,.. ----- 、
        / :|      |  rン'´         ``丶、,. -- 、
          / |       !ヽ/ク   /{ { 、        \´ ̄`ヽ.
       i ./ !      |r'ク  / ヽ{ヾ==、、_       ヽ._ !
       || |      |ソ   /  __      jノjノ、{    ァ´ ,ハ
       || |     |  f      `ヽ      ヾ、 ∨|ヽ.  |
       || !        !  :| _ィチ汽ヽ      _  `∨ :| | ,′
         ヾ. |      |   '. 弋り       __ `\// :j j /
           V|        !   }           イ汽ヽ // ノ //
          }!       '.  j        , 弋り ノ// / //
            /:|       '. /   f===、、_    .イ/ / i |
        / |        '.ハ    |    /   /ノ ! !  ||
         |  |         ト、\  \__,/  .イ :|| | ||
         |  |           !∧ 丶. __ .  ´ ヽ.|| | ||
         ヽ. |         |:::ハ   |        | || | ||
          | |            !::::∧   |、    _ノ|| | ||
           j,ハ         |:::::::::ヽ.   `ヽ、    ̄! ハノ /ノ
           '.       ヽ./:::::::::::::::\  |∧、  ヽ{ :l {
           '.      /::::::::::::::::::::::::\_!:::ヘ.`丶、ヾ`ヽ
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479ゲーム好き名無しさん:2008/09/03(水) 21:00:21 ID:Am0CCLEL0
このスレの>>478、次スレの199までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

3ヶ月以上経ったので「双界儀」「プロジェクト シルフィード」を ●途中 の欄から消しました。

1ヶ月以上経ったので「零 〜月蝕の仮面〜」「夜想曲2」
「ダークメサイア」を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。
480ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 21:09:25 ID:F+sZdgLG0
                             -──────-
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.        〃 |  |  〈 ∨ヘヽ   </  >'三三三三三圦 .:.:.:.:.:.:.\.:.:.:.:.:.:.\
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.       | ヽ  弋___ _ヽ」 ∧  \/  /    /   /    !  j '\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
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.         | I>\_ |,   /:.:.:.:.∨ /|/ '| | l  /斗=ミ八 /リ|⌒メ、| /   ハ
        |\|    | ̄   / .:.:. /:.∨/ イ | | l イ{{ r'::ハ  ヽ| ィ示ミ、レ!     |
        |  .I>   │ I> /.:.:.:.:./.:.:.:ヘ| /|小l/Wi  ヒ:ン  ,  r'::::リ }/  /  l |  _
      __|  | ̄ ̄  /.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:Y∨ \{.|    rァー 、`ー'' 厶イ'  j | /ーう^ヽ、
.     _| く| | く| / .:.:.:.:.:./ .:.:.:.:.:.:.:.∨l/l  |八   {   }    /l/     }′  `く_∧
.    \ ̄ ̄  /.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧!ハ. !| \   、_ノ   , イ /   / ハ  /\_ーヘ
       \__,/.:.:.:.:.:.:./ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|ハ. ト、j|_ト、 __, ィ<__j/   / /ハ ̄ <I  <I \/|__
.       /\__;/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:⌒\|:.ヽrー≧=r=≦}___/  /ーく.  マ=========-、<I│
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       / /      / / ̄/¨''ー-く.:.:.:/.:.:./.:.:弋_i_人_jノ.:.:'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:丈ヘ  マ=======ミ.:.:.:./
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    / /|        /    /       `7:.:.:.:.:.//:.:人个'ヘ.:.:.:ヽ.:.:∨:/.:.:.:.:.:.\__j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
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   |   │     |   |     ___/:.:./// 二ニ=ー   ̄\ハト、_|   丶、:.:.:.:.:.::.:.:.:./
   |   │     |   |    〈   ヽく  | |        -=ニ|`l|、_ノ ̄\   ー---'′
481ゲーム好き名無しさん:2008/09/05(金) 12:58:12 ID:342qYezD0
bloodrayne2(ブラッドレイン2)お願いします
日本では未発売なので英語分かる人お願いします
482ゲーム好き名無しさん:2008/09/05(金) 18:37:13 ID:fi6gnWIs0
          /        /                   ヽ
            /        ,,           \          ヘ、
          ′         ″              ヘ       ミ 、    \
.         ,′       {{               ゙ ,、    ヽ}  ヘ、\
         ′        ∧           \ 、   ',\     レト、 ヽ`丶、
         /       〃/  ',  {      ト、  \   '  ヽ  ハ  >
      / /      { /   、 ヽ     ' \  \ }   ト、 {_j    \
     ノイ   j/      /   __\_ \   ', ,.r‐¬7|   i| |(_)  ト、   \
      ノ  /     {/'"´    _ ヽ  \   、 -‐_j厶L.、 .ii | Y^! { `'ー- _\
       〃 イ     {  ≠示弌トミ     \  、イて「ム`ヾ>ii |/ }  ',
     / / |        く/ {oし'hム        \ {°しリ '” リ {ム/   '
     /   !!     ヘ ` ヾ、__(ノ            `‐='-'′/ rク  ゝ、 ゙:、
         !!       \ 、` ー ''′               /ノ    \`丶、
         {j {      \          ,        /   、   \
        丿ハ {     ヘ. `          ′        ,ハ  八`'ー-  _\
          ルヘ.     い、        _       / {-┐ ヽ、
              | ilヽ   'レ个 、       ´     , イ    }  ヽ、`
          rリ从/\  ', `ーヘ`  .      イフ丿    jノ  ハ、
          イ´      \ ',    `¬=≧_‐'"_彡'´    /  〃 \
       / {       \ ─- 、     _    /        }厂ヽ
      /  ノ}            \/⌒Y´  `ヽ         ノ  ∧
483ゲーム好き名無しさん:2008/09/05(金) 18:44:30 ID:fi6gnWIs0
     /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:ス.:.:.:|\.:.:.:.:.:.::|\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`,
.    /.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.::/  .|.:.:..ト.:.:.:.:.:.:.:;:;:;|. ヽ:.:| .`、;:;:;:.:.:|. ヽ.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:|
    ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:;/   ヽ.:.|、.:.:.:.:.:.:.;;;;|  \:|  \,;:.:|  .\,;rェ、.:、.:.:.:.:.:ミ
   /.:ノ.:.:.:.:.:.:|.:.:ソ    ヽ.:.:|ヽ.:.:.:.:.:.;.;|    リ   {,;.::|   .、::ヤ j.:.:|.:.:.:.:.:`-、____
  //ノ.:.:/.:.:.:.:{:.:ノ-ー^`'''-t.:|-ィ.:.:.:.:.:.:;| ッ--イ'''"´ ソ ``  ソ;:f '、.:リ.:.:.:.:.:_.:.:.:.:/
 ン /.:.:/|.:.:.::.:.:ソ|  ,ィャ=ー-リッ. \.:.:.:;:| -'"ィ=テチ=リy、   |;:;`-'.:.:.:.:.:.:.:.:`---ッ
  /.:/ |;.:.:.:.:.:.:ヘ ャヲ 仭ヲモク`  \.:;;|    fシゥオヲ} `ッ  j/´`};:;:,.:.:.\"゙゙゙゙゙´
 ノ '  |;,:.:.:\,.:::`、 ` セZヲC    \;|   、tエヲCレ   j   i;:;:;:;:.:.:.:.:.:\.....
.     |;;:.:.:.:::|\.:`、 ,, ,, ,, ,, ,, ,,, ,,,",",,,ソ",,,, ,,, ,,, ̄,, ,, ,,, }¬ |.;.;.;.;ス、.:.:,:;:;:;: ̄,ア
     ノ|.:.:.:.:.:|:;:;;|\`、_ " "" " " "、 "" " " "" " "イ. ノ ノ.::;:;:;:;:;:;;\---"
.     |.:.:.:.:..:|:;:;t_ ト`\                 ,   /.:.:;:;:;:;;z;:;:;___\
      |、.:.:.:.:..|:;:;`:;`、                   /-'"゙.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ
      ゙\.:.:.:.|:;:;:;:;:;\    '゙ ̄  ̄ ゙̄`   /ス;:;:;:;:\゙゙'---ーー"ー
        \.:.:.:| ソリ-ッ `, 、_         ,ィ 、_ :;::\ ̄"ーア
.         \.::.|  /  ト| ` 、 __  "  |ノ ゙゙`-、_ヽ
.      _______r\.|/    ゙,j        /      ゙゙""j-、、__
      ィ"|  ;| .|:;:;|゙;、    .\      /         ,|:;:;| .j ```y
    ,"  |  ;;| |:;.| \    \   /          j:;:;/ |  /  ヽ
   j   .|   ;;|  |:;|        \/           |:;:;| | ./   `、
484ゲーム好き名無しさん:2008/09/05(金) 18:45:52 ID:fi6gnWIs0
             / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ : : : : _: : : : : : :`ー:‐: -:ン
              ,': : : : : : : ∧ : : : : : :ト、 :\.: : :ヽ\:ー:(0\: : : : : : : : :<_ノ}
           j: : : : : : : /  : : : : : { \: ヽ: :│ \`て0) : : : : : : : : : : :/
           /: : : : : : : |   '、: : : : . -‐}: :ハ: :厂  ヽ : : : : : : : : :_:_:_;∠
             /: / : : : : : :l -─∨\: ヽ j:/ー∨_,   ∨ :-、: : : : \
         厶/ : : : : : ∨ _--ヽ \:∨"下孑心Y  j:/⌒} : : : : : : ー:‐一ァ
             /: ∧: : : : :∨f下孑ト   \ 弋辷ソ_  /}く /: : : : : : :_:_:_:_/
           ∠:/  : : : : ∨弋ヒ:ソ          ´   ノノ/: : \:_:_:>
             ∧: : : :_>`     j        xxx  , __/: : : : : \
             j:人: : :小 xxx           / : : {\: :ヘー一\
                  {:ヘ: :∨:ヽ、   マ   フ     イ\ヘゝ ヽ、}  ∨二}、
                    ヽ 〉、∨ 个 _         '´ j/ { \\\/\\\
                / /]/  7>r- < -‐¬´ ∧ _,\\\/| \\
                  厂{ ////    {   /      / ∧\\巛厂  \ \\
            /` ∨//仏≠z、「  ̄        // /  \〉jj\(O_/   \\
            /   ー‐j{/〈/ 0/|       // /  xく〈\        /'⌒ヽ
           /     〃:::::::\ //|      // /  /  } \\      ///⌒ヽ│
.     /⌒7      {{:::《\::::ヽ/∧    // /  /--一1   \\ / //    | |
485ゲーム好き名無しさん:2008/09/05(金) 18:46:50 ID:fi6gnWIs0
            /.: : : : : : : : :,イ: :{ : : : : : : :l: : : : : : : : :!.: : : : : : : : : : : : :\
              /.: : : : : : : : :/|: l':, : : : : : :lヽ : : : :ヽ: :l\: : : :| : : : : : :ー-≧=-
          / : : : : : : : : /  |: :l ':, : : : : :l  \: : :} : l  ヽ : l__: :} : : : : : :`:ヽ、
            /: /.: : : : : : :,′__」:⊥.__∨: : : :!  _.⊥ム:⊥..__ Y )' : : :':,_: : : : `ー;:=‐
        //}: : : : : : : ' '´  レ′..._ \: : :'.   レ′}ノ__  `|入.\: : : :':,   ̄ ̄
       /´  |: : : : : : :.|  ,xi示ミx、 \: ',  ,xi孑]ミx.|ハ.:ヽ._).: : : :':,
             ,' : : :, : : : '. く{"{イ: :ハ     ヾ:、   {イ: :ハ }冫}:,r‐-、: : : : :ヽ
         /: : /: : : : : :',   弋}zし′     `  弋}zし′  j/厶}} : : ト、 : :\
           /.:/l: : : : : : : '.  ` ̄               ̄´   //ヽ. / : : :l \ : :\_
        厶'  l: : : : : : : :\       、l:.           rく_ /: : : : :':,  ` ー‐'´
             l: : : : : : : ト、:ヽ、                   /: : ヽ: : : : :\
                '.: : : : : : :|‐、 ̄    r── ァ     /`¨ : : : : :{\ : : : : \
            ':. : : : : : ! : :ヽ、     ` ー‐ '     ,.ィ".: : : : : : : : :':, `丶、: : \
                 \: : : : :v: ハ: > 、       , イ.: : : : : :「l丶、: : : \    ̄ ̄
                 \: : :∨ノヘ{ | ` 、_ _,. '´ 〔: : 、:{ : :乂_ ` ー─`
                 \: :',  r─}         |≧、`` ー一'´
                      _\':,´  i′       }′ ` ‐-
               .ィ个  `\、l         l      个:r-、
                __,.i´ | :l       \      /         | :|  |- .._
486ゲーム好き名無しさん:2008/09/05(金) 18:47:47 ID:fi6gnWIs0
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  ,':.:!:.:.:.:.:.:.:.i:.:i  !:.:.l', .:.:.:.:.:.:.:.! ';:.! \:.:  `ヽ;`く`Y:.:.:.::.:.. ̄:.:.:.:./
  /:; |:.:.:.:.:.:.:.:!.:!   !:.:l 、:.:.:.:.:.:|、_,斗 ''´ヽ|    リ / `T:::.\__:;; -:'´:  ̄:`ヽ
. /'´|:./:.:.:.:.:|:|` ̄´、| ヽ :.:.:.:.:! ァ七,ィ云ミx、_ ' r'ヽ 八:::_;.イ了 : : : : :/´i:|
´  ;';イ:.:.:.:.:.:.li ァ示ミt` \:.:.:.!  ' {ti:{j}`j/ ノノ/__:、ーt.7_: : : : : /:. :.:!|
  /´ !:.:.:.:.:i:.:k/ {if沁.   \:',    、辷ツ    ´ /:..: `ヽ} :}/:  ̄:`>、_: :!|
     |:.:.:.:.:::!:.|   、_竺'     \  `¨""´'〃 /´:..:..  /:〃: /:'´: : `ヽ
    |:.:.:.:.::{ヘぃ〃      ,              /:..:..:   /:/′:': : : : : : `、
      !:.i:.:.::::ヽ込.       ヽ          /:..:.   /:/,':/: : : : : : : :.:V´:ヽ、
.     !:.!:.:.ト、:!ト l.ヽ.      ____     /:..:.    //:.〃: : : : : : .:::::::/: : ´`: ー- ._
     ';.i.:.:.! `| !:.|:.:l`iー:. . ` 一'  //:..      //:.:,'′: : : : : :.::::/: : : : : : : : ` ー
       、:.:.:', ! い:.:! !  :.`丶._ イ、 /      i' :i:.!:.i: : : : : :.::;: :'´ : : : : : : : : : : :
       \:.Y :ヽ:i:.',.i     /:, '^Y:\     |:|!:.i: : : : :.;. '´: : :, :'´: : : : : : : : :
        ヽ〈',: : \l !__,/ /:| _:ヽ、\    ! :l:.l:.|: : : : ' : ;. :'´: : : : : : : : : : :
          〉ヽ: : :t: :/ : l: い |\ ヽ. j |:.|:.|: : : :.:::;: '´: : : : : : : : : : : : :
487ゲーム好き名無しさん:2008/09/05(金) 18:48:49 ID:fi6gnWIs0

             ,.:'゙-‐冖'´,..-‐===ミxヽ ;',;',:',:─-,:'、,:'/ ,:',:',:',:',:',,:',:',:'',:',:',:',:,:',;',:',:',:',:''  ,i;}|,:',:';'
             ゙:,:',:',:',:,:'〃:',,:'',:',:',:''j厂ゞ,,:',,:'',:'',:',:',;' ,:ヘ〈 ,:,:',:',:',:',:'',:',:_彡ヘ:',:',:',:',:',:',:  ,: :ij|,:',:';
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   ゝ ノ            ⌒{     } ,:',:'_;ノ,:',:',:',:'',:''ノr‐-ヘ,:'',:'',:'´ , -─ 、`゙':,:',:': ',:',:',:',:',:>r‐-
                ゝ__乂__,ノ /,:'/,:',:',:'',:',:'',:''〃 ,:',:',:'' \ ィ/从 (( ハ ゙:,:',:ヘV   ,: ,;:i|,:',:',:'
                        ,,:',:'/,:',:'/,:',:',:'',:ゞ=;彡' } ,: o。 _    {ノノ 'y\ ゝ、`ヽ、  ,;:l:i|,:',:':′
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      〇                  `~`''"`゙:,:',:'(   `¨´゙:,'⌒ んr'′ ーr ノ=ミ rヘ  │  , ,::}||
 ヽ                       '⌒ヽ  )'´        | ̄|  ノ儿 ィ⌒'l.:.:.:.、 │  ; ,;:{j|
  }                     ゝ _,ノ                |  jーく/し}::::L.  'l:.:.:.:.、 |  , ,.: i|
._,ノ                                      'v厶 -ヘ::::{:::::ハ   'l.:.:,;ハ|  ; ,;:j||
               , ⌒ヽ           ), ,,:'゙:.、,:'゙':..、       ゚::}::::::::::、 v/;}j|  , ,;:}i|,.:'′
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                                `ー'′      レニイ》 ,;: .:. ,; .: .:..:,;..:!.:}:i.:ij川
                                       ノ  / ,:: .:,; .; .:..:,;.j:} :i:l;i:|.:}:|
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                                        ,:: .:,:,; ,; .:..:,;.:i i:l;i:|j川
488ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 00:18:32 ID:/5OER3qz0
>>481
だから>>1をよく読め
489ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 00:40:24 ID:cFIVg/Ek0
以前に真魂斗羅をお願いしたものです
今更ながら>>21-27の人、本当にありがとうございました!
490ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 12:04:18 ID:40Ey4zJmO
毎度毎度スレ違いのAAで埋め立てしてる奴なんなの
前スレ残ってんのが気に食わないんなら自分で何か話書くなり
新スレにこまめに誘導かけるなりすればいい事だろ

ここは「僕の萌えAAコレクションを披露するスレ」ではありませんよ
491ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 13:02:24 ID:DTQjmUa80
毎度毎度のことなら
埋められる前に自分で何か話書くなり
新スレにこまめに誘導かけるなりすればいいんじゃねーの
492ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 17:28:06 ID:xUrpu4zd0
>>491
AA貼ってる本人さんですか?
493ゲーム好き名無しさん:2008/09/08(月) 18:25:19 ID:cJ/PhPEf0
>>488
>リクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
って書くだけで済むことを、省略すると
また変な奴が沸くぜ。

あと別に誰へのレスってわけではないが、
「他人に文句言う前に自分で何とかしろよ、出来ないなら文句言うな」
ってのはある意味正論だが、AA貼る事を正当化することにはならんと思うぞ
494ゲーム好き名無しさん:2008/09/08(月) 18:51:08 ID:SyAEqxXU0
一番の問題は、まだ容量に余裕があるのに次スレが立った時点で
スレの機能がほぼ完全に次スレへ移行してしまう点にあるな

これではいつまで経っても埋まらない。
495ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 10:13:06 ID:toUkAX2Y0
埋めついでに『ベルデセルバ戦記〜翼の勲章〜』を投下します。
削ったつもりなんですがやたら長いですスマソ
容量足りるかな?



超まとめ:
不時着したベルデセルバという惑星で、主人公があっちこっちでピーポーのハートを鷲掴みにしながら戦争を止めたよ! 
中ボスとラスボスは自殺するよ!
勲章なんて役に立たない下らない物はいらないよ! 
平和が一番だよ! な、みんな!><



★惑星ベルデセルバの勢力(上部3つが三大勢力ってヤツです)
◇ノイパスク共和国(以下ノイパスク)・・・住めなくなったパスクという惑星からやってきた異星人の国。
 首都は不明だが、北西の方角に本国がある。圧倒的軍事力(科学力)でベルデセルバを長年支配していたため、高飛車人間とヘタレ人間が多い。
 浮遊島を多数所持。モデルは北欧?。

◇グラシアルギダン王国(以下ギダン)・・・南方の広い領土と強大な軍事力を誇る。首都はグラシアル。
 ノイパスクとは敵対関係。王家への忠誠が高い。モデルは日本や中国などのアジア系。

◇ムノギイ連邦(以下ム連邦)・・・北方に位置する国家。首都はムノギイ。ノイパスクとは同盟を結んだばかり。
 ギダンと長い間敵対している。モデルはロシア?。


◇オルダナスピ国(以下ダナスピ国)・・・中心部に位置する永世中立国。戦争には関与しない。首都はダナスピ。
 モデルはインドなどの仏教国。

◇クナ共和国・・・オルダナスピに隣接する小国。首都はクナシティ。
 ベルデセルバの歴史の中で、独立国としていられたのはパスク人の支配時代のみ。現在はム連邦に属している。

◇空賊・・・平和のために、強国の軍隊の輸送船のみを襲い、決して民間船は襲わない義賊の集まり。
 軍人からは嫌われている。


補足:
・ベルデセルバでは飛空船技術中心の星です。運輸も戦闘も全部飛空船を用い、他の乗り物はありません
 (少なくとも、ゲーム中には自動車などは登場しない)。
496ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 10:15:09 ID:toUkAX2Y0
★主な登場人物紹介

【ミサキ】・・・主人公の青年。宇宙船のトラブルによりベルデセルバに不時着した異星人。
 自由奔放で物怖じしない性格。言い換えれば、いい加減で柄が悪い。上官だろうと国王だろうと誰に対してもタメ口。
 序盤のミサキの部下はオユ・キクル、ハウエズナ、バ・マッグの3人。


◇ノイパスク
【カフィ】・・・女性中佐。ノイパスク人でありながら常識を持ち、平和を望んでいる。ミサキに期待している。
【ゼクセル大佐】・・・オデナウデ長官の右腕だが、実質この人が司令官。切れ者で愛国心が非常に高い。

◇ギダン
【ガシザキノ中佐】・・・和平のためにカフィと連絡を取り合っている、理解あるギダン人。いい上司。
【カ・ジャルコ】・・・女性軍曹。腕力自慢のオカッパ娘。一部彼女を操作する機会がある。
 女性曹長で整備士のフラグナムとはニコイチ。
【ギダン国王】・・・マイペースでワガママだが、友好的で太っ腹で憎めないおじいちゃん。あまり戦争は好きではない。
 小さい頃からあまりシデルを構ってやれなかったことにコンプレックスを感じている。
【シデル提督】・・・ギダン国王の息子。ギダン軍を仕切っているのはこの人。ミサキ曰く「ドラ息子」。
【ミユキ】・・・いつもシデルの側にいる謎の少女。
 非常に純粋な心を持ち、彼女と話すと心が和み、様々な事を考えさせられるという。
【バムス中佐】・・・顔グラがあるのに大した活躍をしない・・・というのはフェイク。

◇ム連邦
【ゼシカ】・・・女性大尉。連邦の英雄サロ将軍の娘。男性的な風貌だが物腰は柔らかく、兵士や国民に大人気。
【コステリフ、タカテリフ長官】・・・そっくりな双子の長官。コステリフは黒っぽい服、タカテリフは赤い服を着ている。

◇ダナスピ国
【ダナスピ4世】・・・高齢の国王。ベルデセルバ全体の王でもある。
497ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 10:16:57 ID:toUkAX2Y0
気持ちよさそうに上空を飛行するミサキ。ふと飛空船のメーターの異常に気付き、叩いて直す。
それを見つめ、ミサキは回想を始める・・・

一人用の宇宙ロケットの中では、アラーム音が鳴り響いていた。
ミサキは「うるせぇ! 一回聞けば分かるんだよ!」と怒りに任せてパネルを叩き壊す。
あと5分でデータ無しの未知の惑星の重力圏内に入ってしまう。何とかロケットを立て直そうとするが、救命装置が
強制作動してしまう(さっき警報パネルを壊したせいで解除できなくなっている)。
ミサキは救命カプセルに詰められ、未知の惑星ベルデセルバの海に不時着。ノイパスクに保護されることになった。
(回想終了。以下ゲームスタート)


飛行訓練を終えてナデム島(ノイパスクの浮遊島の一つ)に戻ると、オデナウデ長官とゼクセル大佐に入隊を命令される。
勝手な取り決めにミサキは憤慨するが、「助けてやった恩」を持ち出され、何も言えなくなる。
何かと気に掛けてくれるカフィに「この惑星の事をよく知らないから決めかねている」と相談すると、彼女はベルデセルバの歴史を教えてくれる。

ノイパスクは元々、400年前にパスクという荒廃した惑星からの移住者たちが創った国だった。
数十年も宇宙を彷徨い、やっとベルデセルバを見つけたが、既にベルデセルバには先住民がいた。
ノイパスクの先祖達は科学により浮遊島を作り、空と地上に住み分けることによって平和を保つ事にしたが、地上では南北の紛争が絶えず、
上空のノイパスクまで影響を及ぼすことがあった。
そこで、圧倒的軍事力で以てベルデセルバを支配し、争いを鎮火させる事に成功した。
だが、今度は独立のために南北がノイパスクを攻撃し始めた。
皮肉なことに、先祖の技術を充てにし過ぎていたノイパスクの科学力は衰退し、反比例するかのようにベルデセルバの先住民は
科学力を身に付けていった。
ノイパスクはつい最近ム連邦と和解したが、ギダンはこれを拒否。今でも抗争が耐えないという。

答えが出ないままだったが、ミサキは少尉として軍に迎えられ、任務を任されるようになる。
498ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 10:18:47 ID:toUkAX2Y0
何度かギダン軍による襲撃と空襲に遭い、もともと不足していた物資がさらに不足。
病院でも薬がなくなり、痛み止めの代わりに危険な麻薬を射っている始末。
(軍からミサキに支給される船も、軍艦ではなくて武装商船だったりする)
ゼクセル大佐に戦況を尋ねられ、「とうてい勝てるとは思えない」とミサキはハッキリ答える。

とうとうノイパスクの本国から「ナデス島を捨てて同盟国であるム連邦に撤退せよ」と命令が出される。
協力要請のためにミサキ達が借り出され、ギダン王国領土を横切ってム連邦のミデーレキサタという街へ赴く。
そこでム連邦のコステリフ、タカテリフ長官、ゼシカ大尉らと出会う。
ゼシカにミデーレキサタを案内してもらい、ミサキは「ム連邦の人たちは侵略者であるノイパスク人にも友好的だ」と感心する。
この星をもっと知るために、ギダンの人間にも会ってみたいと言うミサキに、
カフィは「大きい声では言えないけれど、そのうちに会わせてあげる」と約束する。


ナデス島に帰ると、ミサキ達の留守中にまた襲撃に遭ったらしく、町はズタボロに・・・。
ナデス島脱出作戦の内容は、できるだけナデス島をミデーレキサタに近付け、
脱出中に襲ってくるであろうギダン軍をム連邦と挟み撃ちにするというものだった。
しかし、ム連邦はギダン軍の待ち伏せに遭い、ほぼ全滅してしまう。
ム連邦の戦力が頼りに出来ないため、ノイパスクだけで強行突破するという作戦に変更。
途中、空賊が来て何故かノイパスクに味方してくれる。(実は既に何度か助けてくれているが)
空賊の頭領ダ・クダミサキが宇宙から来たということも何故か知っていて、「お前の顔を見たくてな」と言って去っていく。

ミデーレキサタにて上官たちの会議が始まったため、ミサキ達は暇つぶしにパトロールをし、
ギダン軍の大部隊が接近しているのを発見する。
壊滅状態のミデーレキサタと、極限状態に近いナデス島の戦闘力では勝ち目がない。再び脱出を試みる。
ギダン軍に追いつかれるが、またまた空賊が参戦し、ギダン軍を撃ち落してくれる。
ミサキの船にやってきたダ・クダは、ミサキの腕を見込んで「空賊に入らないか」と誘う。
彼ら空賊は輸送船などを襲うことにより、惑星の経済と兵力の均衡を保っているというが・・・。

(ここで【軍隊編】と【空賊編】に分岐します)
499ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 10:22:05 ID:toUkAX2Y0
【軍隊編】

ダ・クダの申し出を断り、永世中立国であるオルダナスピ国の首都ダナスピへと赴くゼクセルらについていく。
ダナスピはベルデセルバの聖地とされており、ここならギダン軍も迂闊に手出しを出来ないからと考えての事だろう。
しかし、ゼクセルらはダナスピ占領を目的としてやって来たのだった。
ミサキ、カフィ、ゼシカが止めようとするが聞かず、ダナスピ王を監禁してしまう。
(余談ですが、この後オデナウデ長官は全く登場しなくなります)

これではベルデセルバ全体を敵に回したようなもの。
カフィは困惑し、ゼシカは同盟を破棄すると言い始める。
(ノイパスク側にとって、この同盟自体も最初からム連邦を利用するために結んだものだったらしい)
今ム連邦に手を切られては、本当にノイパスクは孤立してしまう。ミサキは「何とかする」とゼシカと双子長官を説得する。


とは言ったものの、何をすればよいのやら…と思案する間もなく、
ゼクセル大佐からダナスピ国入り口にあるデナムス基地の警備を命令される。
ギダンの戦艦を見つけたが、カフィのギダンの知り合いであるガシザキノ中佐の船だった。カフィは約束を覚えてくれていたのだ。
話があればまたここへ、という約束をし、別れる。

デナムス基地に戻ると、ム連邦のゼシカや双子長官、果てはダナスピ占拠に反対したカフィまで監禁されていた。
彼らが捕われている部屋を見張っているノイパスク兵を脅してカフィらと再会するが、現時点では逃がすことが困難なので、
ミサキはその場を立ち去る。

約束の場所で待っていたガシザキノに、ミサキは「ギダン軍に入れてくれ」と言いだす。
その場の全員が面食らったが、もうノイパスクにいる意味が無いと考えての申し出だった。
ミサキは少尉として、3人の部下と共にギダンに迎えられ、カ・ジャルコとフラグナムを乗組員として紹介される。
500ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 10:24:15 ID:toUkAX2Y0
かつての仲間と戦い、ダナスピを奪還。直後、逃げようとするゼクセルを見つける。
「異星人であるお前にとって、この星の戦いなどどうでもいいだろう?」と言うゼクセルに対し、
「お前みたいな馬鹿を放っておけない性分なんでね」と返すミサキ。
ゼクセルは「これで好きにしろ」と何かを投げて寄越し、逃走。彼が投げたのは豪華な造りの鍵束だった。
その鍵を使い、ダナスピ王とカフィらを救出。ゼシカ達ム連邦の人間を捕虜にすると後々面倒なので、こっそり逃がす。
ダナスピ王と一緒に捕らわれていた付き人は、元ム連邦の名うての砲手アグだった。彼は自分が戦いから逃げていたことに気付き、
ミサキの元で戦場復帰する。

クナ共和国の首都クナシティを占拠しているム連邦を倒し、クナ共和国を完全にギダンの傘下に入れる。ガシザキノは大佐に昇格。
その労いにギダン国王が来るので、国王を護衛する事に。襲撃を受けるが、返り討ちにする。
ミサキのその活躍を見た国王は、ミサキに勲章を授け、大尉に昇格させる。
「勲章や肩書きよりも賞金がいいんだけどな」と不満そうなミサキ。


今後のノイパスクへは経済制裁を加えると言う国王に対し、
シデルは「ノイパスクが所持している浮遊島は危険だ。以前落とされた時に大惨事が起きた。あれをまた使われたら堪らない」と主張。
確かに都市に浮遊島が落ちたひどい事件があったが、カフィによればあれは反重力装置の故障による不運の事故だったそうだ。
だがシデルの決定により、イ・デム島、ニ・デム島、ミ・デム島の3つの浮遊島を攻略する。

ノイパスクはもうほとんど戦えない状態であるにも関わらず、ゼクセルもシデルもまだ戦うつもりでいる。
しかし、度重なる連戦によってまともなドックで整備していなかったため、ミサキの船のエンジンが故障してしまう。
最近強大になりつつあるギダンの輸送船を空賊が襲うようになった事も相まって軍事行動を控える事になり、ミサキ達は休暇をもらう。


せっかくなので、首都グラシアルへ行く事になり、グラシアル出身のカ・ジャルコと共にバムス中佐の船で向かう。(他の仲間はお留守番)
途中でシデル親衛隊の戦艦数機とすれ違い、軍事行動は控えるはずなのに、とミサキは訝しがる。
カ・ジャルコを実家まで送ると、ミサキはギダン城内でミユキという少女と会った。

シデルがノイパスクへの攻撃を再開すると聞き、バムス中佐に問いただすも埒が明かない。
シデルの父親であるギダン国王に謁見し、今シデルがやっている占領行為は、かつてノイパスクがベルデセルバの民にしたのと
同じ事だとミサキは言う。
国王はしばらく考え、シデルにノイパスクと休戦交渉をするよう説得するためにクナシティへ赴くと答えた。
そして、助言の功績として、再びミサキに勲章を授けるのだった。

街の外れでまたミユキと会う。彼女はミサキと同じように宇宙船の不時着によってこの星へ来たらしい。
その時に両親を亡くし、シデルに育てられているという。なぜシデルの側にいるのかと問われ、
ミユキは自分がシデルに必要とされていて、シデルが本当は寂しがりやだから、と答える。
ミサキはミユキが言っていた「寂しがりや」という単語が引っかかっていた。

ミサキはカ・ジャルコと共に国王船に乗り、クナシティへ向かっていた。
ところが、警備に当たっていたはずのバムス中佐と迎えに来たシデル艦に砲撃を受け、国王船は墜落してしまう。
(ちなみに寝返る軍人は、このイベント前にミサキの国王に対する態度を注意したり、「国王陛下バンザーイ!」と言うなど、
忠誠心があるように見えた人ばかりなので驚きがでかい)

その頃、ゼクセルはノイパスク司令官の制止を振り切り、残った僅かな部下を引きつれてギダン軍と交戦。
一機だけでいくつもの艦隊を撃ち落すも、とうとうゼクセル艦は墜落する。
501ゲーム好き名無しさん
ミサキ、カ・ジャルコ、国王の3人は、ム連邦の2人組の商人に助けられる。
カフィらへの連絡のため、カ・ジャルコは単独行動する。幼なじみ(恋人?)のミルト少尉と会い、
ミサキの船を残してきたイ・デム島へ送ってもらう。
その間にミサキ達は国王といることがバレたのか、ギダン軍に追われていたらしく、探すのに手間取るが再会を果たす。
国王は敵国であるム連邦を頼って亡命をしようと考えている旨を皆に告げる。カフィとガシザキノは危険だと主張したが、
国王は意志を曲げなかった。

ミサキは世話になった2人の商人にお礼として、これまでに国王から貰っていた2つの勲章を「売れば金になるぜ」と譲る。


国王はガシザキノの船に乗っていると見せ掛けてミサキの船に乗せることに。
途中、ム連邦の船に止められる。乗っていたのはアグの兄のカチタ中佐だった。
亡命の旨を告げると、ゼシカの父であるサロ将軍に会わせてもらう事に。
将軍はギダン国王が平和を望んでいることを知り、ム連邦大統領がいる首都ムノギイへ通してくれる。
ミサキは大統領に会ってもつまらないので、ム連邦の傭兵になる。

ギダン国王が無事にムノギイへ入った頃、シデルがホウノム島という浮遊島こちらに移動させてきた。
ホウノム島長官となったバムス中佐の使者がやって来て、「ここを明け渡さないと町にホウノム島を落とす」と脅しをかけてくる。
民間人と兵士の命には代えられないので、サロ将軍はム連邦の人々に撤退命令を出す。
それを機に、ギダンとム連邦の国境を挟んでの激しい交戦が相次ぐ。


その頃、とうとうシデルの元へノイパスクが降伏を申し出ていた。
しかし、シデルは「軍人に用はない。私が望むのはノイパスクという民族の解体だ」と言うばかりだった。

アダグダという収容所で、空賊とギダン国政治犯の暴動が、ギダン国内ではシデル派と国王派の争いが起こっているという。
ギダンが内部壊滅する日も近いのかもしれない。

ギダンとの国境を越えようという時に奇襲に遭い、双子長官のうちの1人、カタリテフが爆風に巻き込まれて戦死してしまう。
カタリテフの弔い合戦として国境の町も奪還。そこへ、ギダン国王派のカカナン中佐が部下を引き連れ、ム連邦軍への入隊を志願する。

その頃、シデルはミユキを連れて空中要塞を訪れ、調停者として人々を正しい方向に導こうと考えていた。
ミユキのテレパシー能力(?)を使い、ベルデセルバの全住民に語りかける。
武器を捨て、争いをやめ、民族をも捨てて自分の元へ集え、と。

ホウノム島をムノギイへ、改ニ・デム島をアダクダに向け、シデル自身はベルデセルバの中央部であるダナスピに向かっていた。
見せしめとして、バムス中佐はムノギイの手前の都市にホウノム島を落とす。
シデルが言っている事とやっている事は矛盾しているため、ゼシカを始め、人々は激怒する。


空賊と共にシデルを追い、ミサキは空中要塞を破壊することに成功する。

(【エンディング】に続きます)


続きは次スレで!