2 :
ゲーム好き名無しさん:2006/11/22(水) 01:50:06 ID:OvDEbcp7
+基本ルール+
・参加者全員に、最後の一人になるまで殺し合いをしてもらう。
・参加者全員には、<ザック><地図・方位磁針><食料・水><参加者リスト>
<着火器具・携帯ランタン>が支給される。
また、ランダムで選ばれた<COMP>が渡される。
支給品は武器+アイテム(例:アタックナイフ+傷薬5個 コルトボニー+魔石)
※死亡者リストは放送とともに人名に斜線が入る。
・<ザック>は特殊なモノで、人間以外ならどんな大きなものでも入れることが出来る
・開始直後、参加者はスマル市のどこかにランダム転送される。
・生存者が一名になった時点で、ゲーム終了。その一名はどんな願いもかなえられる。
・日没&日の出の一日二回に、それまでの死亡者が発表される。
+呪術関連+
・参加者は生存判定用の感知能力がついた『呪術』をかけられている。
この呪術は、着用者が禁止された行動を取ったり、
または運営者が念じることで即死魔法が発動する。
・24時間以内に死亡者が一人も出なかった場合、即死魔法が発動する。
・なお、どんな魔法や爆発に巻き込まれようと、誘爆は絶対にしない。
+魔法・技に関して+
・MPを消費する=疲れる。
・全体魔法の攻撃範囲は、術者の視野内にいる敵と判断された人物。
・回復魔法は効力が半減します
+メガテン特有のシステム+
・邪教の館、ベルベットルームは使用不可。
・フィールド上の野良悪魔は、開始直後は弱く、放送の度に強くなる。出現場所固定。
・悪魔との交渉は可能。悪魔合体は邪教の館不使用でできる場合は可。
・ペルソナは変異可能。
・噂システムは未定。
3 :
ゲーム好き名無しさん:2006/11/22(水) 01:51:22 ID:OvDEbcp7
= 書き手さんへのお願い =
※各キャラ同士の力のバランスを崩さないよう、十分に気をつけてください
※話に矛盾(時間軸・場所・所持品など)、間違いが起こらないよう注意してください
※作中に登場した人物の状況や所持品などを、レス末に記載してください
※タイトルは名前欄に記載してください
※キャラを新しく参加させることは、条件・理由を問わず一切認めません。
※他の書き手さんにつなぐためにも時間描写をできるだけ入れてください
※SSの登場キャラは基本的に早いもの勝ち(書きたかったキャラが先に死んだりしても文句は言えない)
※キャラの予約(〜を書きたい)は自由。この場合予約者が優先されます
※他の書き手のSSで登場したキャラを書くのも自由(殺してもOK)
※死亡者報告の放送を作中で流す場合はスレで報告してください
※この板は全年齢対象です。過度の下ネタ・性的描写はどんな理由があろうとも厳禁です
※叩かれても泣かない
= 基本注意事項 =
※原作を知りたい方は、原作をやるか「ストーリーを教えてくれるスレ」へ行きましょう
※職人さんにとって、読み手の感想は明日への活力になります。読むだけで終わらず、積極的に言いましょう。
※この板は全年齢対象です。雑談でも、過度の下ネタ・性的描写はどんな理由があろうとも厳禁です
※スレが荒れてきた場合は一切反応せず、収まるまで各メガテンスレやしたらばでまったりして来い。
※女性差別反対!…ってタヱが言うので、その志を尊重しる!
※1タイトルに偏ったバトロワと関係ない話がしたい場合は、
対応するタイトルのスレ又は、したらば雑談でやれ
※参加作品は、以下のタイトルのみ。それ以外の話題は雑談スレでもスレ違いとなります。
非該当作品について話したい場合は、対応するタイトルのスレ又は、したらば雑談でやれ。
「旧1」「旧2」「真I」「真II」「真III」「if」「ペルソナ」「ペルソナ2」
「ソウルハッカーズ」「デビルサマナー」「ライドウ」・・・以上、11作品
「キャラがどんな扱い、結末だろうと 絶 対 に文句を言わないこと」
4 :
ゲーム好き名無しさん:2006/11/22(水) 01:52:11 ID:OvDEbcp7
+マップに関して+
・舞台は浮上スマル市全域(鳴海区除く)
【スマル市】
蓮華台
町の中心に位置する
・七姉妹学園、シルバーマン宅、アラヤ神社、本丸公園、民家多数
・悪魔出現:七姉妹学園
平坂区
西側
・春日山高校(地下に防空壕あり)民家多数
・悪魔出現:春日山高校 スマイル平坂
夢崎区
北側
・繁華街、店多し、パチンコ屋なんかもあったり
・悪魔出現:GOLD(スポーツジム) ギガ・マッチョ(CDショップ)
ムー大陸(ゲームセンター)ゾディアック(クラブ)
青葉区
東側
・野外音楽堂公園、キャスメット出版、消防署、スマルTV等
・悪魔出現:野外音楽堂公園 スマルTV(2F以降)
港南区
南側
・海に面している、住宅多し 警察署あり
・悪魔出現:廃工場 空の科学館
・参加者はスマル市のどこかにランダム転送される
・支給品は武器+アイテム(例:アタックナイフ+傷薬5個 コルトボニー+魔石)
5 :
ゲーム好き名無しさん:2006/11/22(水) 01:52:52 ID:OvDEbcp7
参加者一覧
【真・女神転生】
ザ・ヒーロー(作中名未定) ヒロイン(作中名未定)
ロウヒーロー(作中名未定) カオスヒーロー(作中名未定)
【真・女神転生II】
アレフ(主人公) ベス ヒロコ ザイン(=サタン)
【真・女神転生III-NOCTURNE】
主人公(人修羅・作中名未定) 橘千晶
新田勇 氷川 高尾祐子 フトミミ
【デジタル・デビル物語女神転生】
中島朱実 白鷺弓子 リック
【デジタル・デビル物語女神転生II】
主人公(作中名未定) ダークヒーロー(作中名未定)
ヒロイン(東京タワーの魔女・作中名未定)
【デビルサマナーソウルハッカーズ】
塚本新(主人公) スプーキー
ネミッサ(=遠野瞳) ナオミ
【真・女神転生デビルサマナー】
葛葉キョウジ レイ・レイホウ(麗 鈴舫)
シド 秦野久美子
【デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団】
葛葉ライドウ 鳴海昌平 大道寺伽耶 朝倉タヱ
【女神異聞録ペルソナ】
藤堂尚也(主人公・ピアスの少年) 園村麻希 南条圭
桐島英理子 サトミタダシ
【ペルソナ2罪・罰】
周防達哉(罪主人公) 天野舞耶 リサ・シルバーマン
周防克哉 上田知香(チカリン) 反谷孝志(ハンニャ)
【真・女神転生if...】
内田たまき(女主人公) 宮本明 赤根沢玲子 狭間偉出夫(魔神皇)
神代浩次(男主人公) 白川由美
6 :
ゲーム好き名無しさん:2006/11/22(水) 01:53:42 ID:OvDEbcp7
補足として、ペルソナ3につきましては、
・書き手がキャラ性を把握できるだけのプレイ時間が必要なので登場が遅れる
・その分全体のストーリー進行が遅滞する
・ネタバレが発生する可能性が高い
・新規でキャラ参加させることは混乱を招く原因となるため不可
といった点から、今回は見送りという方針となりました。
なおもう一つ補足注意として…
・過度の顔文字使用はスレが荒れるもととなりますので、控えましょう。ご利用は計画的に。
説教部屋(死者スレ)はしたらばへどうぞ。
初心者の練習場もあります。
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/7003/
>>1乙
最近したらばは全然使われてないな。
ちょっと寂しい気もする。
>>1乙ダイン。
ついでに予約します。
ただ、あまり時間が無いので一週間で書きあがるかどうかが微妙なのですが…。
もし一週間経って何の音沙汰も無かったら無視してくださって結構です。
予約キャラは南条、塚本、藤堂、玲子です。
連投失礼します。
>>8です。
一応捨てトリ晒しておきます。
>>8 PT同士の遭遇キタ?
南条と尚也の再会はあるのか、何が起こるのか期待。
またしてもニアミスでもそれはそれで面白い。
主催サイドの話を考えてるんだけど、運営側のキャラ増やすのはありかな?
あんまり増やすと収拾付かなくなりそうだが、
『主催者サイドの野望』で出てきた以外にも運営側キャラはいるようだし。
まだプロット組み立て中で、運営側として誰を出すかとか
そもそもキャラ追加が必要かとかも決まってないんだけどさ。
テンプレには
「※キャラを新しく参加させることは、条件・理由を問わず一切認めません」
ってあるけど、これ厳密に適用すると既に通ってる『主催者サイドの野望』も通らなくなってしまう。
というか悪魔を出すのも認められなくなってしまうな。
「参加させる」は「バトロワ参加者として出す」って意味で、
悪魔や主催側は良識の範囲で新登場させていいって解釈でOK?
スマル市が舞台なのとイゴールが主催者側なのをみると
フィレモン(イゴールの主人)とニャルラトホテプは関係ありそうだけどどうなんだろう
噂現実化も主催側が制御してるって事はニャルの影響は受けてる事になるしな。
ひっそりとナオミ繋ぎ投下。
乙です。
ナオミが可愛いと思ったの初めてです。
南条その他を予約してる者ですが、書きあがれば今日中に投下します。
>>14 乙!
モコイが今後の展開のキーマンとなることに期待。
いや無茶か。
>>15 楽しみだ。がんがれ。
時間的に取り残されてるキャラも少なくなってきたし、
比較的時間の進んだキャラもそろそろ動かすかな。
って言っても今構想があるのはただの繋ぎだが…。
すみません、投下している最中ですが、投稿しすぎ警告受けたので、
しばらく置いてから続きを投下します。
連投すみません。
南条その他投下しました。
またもやすみません。投下した後でミスを発見しました。
文中に「純粋に脱出を目指している〜」の下りは、
まだ尚也が南条の目的をはっきりと聞いていないので消しておいてください。
度々すみませんでした。
>>18 乙カレー。リアルタイムで見てたぜな。
新いいね。こういう曲者は扱いが大変そうだけど、それだけに引き付けられるね。
南条君も原作でまれに垣間見せるような熱さを見せ付けてくれた。
>>14 ナオミかわいいよナオミ
満月の女王を無慈悲に繰り出していた彼女とは思えんくらいだ
何度も何度もすみません。
>>19のことですが、もう一回読み直してみると南条はちゃんと脱出を目指している旨を説明していました。
少し落ち着け自分…。
>>18 おお、早い。乙。
毎回5cmって玲子切りすぎw
新作乙です!
レイコたんハァh・・・じゃなくて、エルミンズ切ないよエルミンズ
九龍+カンパンぐぐっちゃったよ九龍+カンパン
久々に投下。
何のイベントも起こらない短い繋ぎです。
時間的に遅れてるキャラを使った上で大きなイベントとか起こせないものか…。
しばらく他の書き手氏の投下に期待しつつ地図と睨み合うとします。
25 :
ゲーム好き名無しさん:2006/12/05(火) 23:00:05 ID:wzDi4FE2
>24
新作乙です!!
あっち側に行きそうなザインいいよザイン
【蓮華台】
千晶:午前9時半 七姉妹学園屋上 『手負いの獣が見た希望』
尚也:午前10時 サトミタダシ前から走り去る 『僕が悪魔でも友達でいてくれますか?』
玲子:午前10時 サトミタダシ前から尚也に連れ去られる 『僕が悪魔でも友達でいてくれますか?』
新:午前10時 サトミタダシ前から尚也を追う 『僕が悪魔でも友達でいてくれますか?』
南条:午前10時 サトミタダシ前から尚也を追う 『僕が悪魔でも友達でいてくれますか?』
鳴海:午後1時 蓮華台ロータスから去る 『“氷の微笑”の男 後編』
【平坂区】
神代:午前7時15分 春日山高校前 『軽子坂デストロイヤー』
朱実:午前8時 カメヤ横丁を離れた 『横丁の戦い』
アレフ:午前9時半 蓮華台方面へ移動 『手負いの獣が見た希望』
明:午前9時半 夢崎区との境辺りのビルで休息 『手負いの獣が見た希望』
キョウジ:午前9時半 夢崎区との境辺りのビルで休息 『手負いの獣が見た希望』
たまき:午前9時半 春日山高校北から人が多い所へ移動 『憑いてる二人』
レイ:午前9時半 春日山高校北から人が多い所へ移動 『憑いてる二人』
ネミッサ:午前10時 スマイル平坂からピクシーの案内で移動 『歩き出せ!』
タヱ:午前10時 スマイル平坂からピクシーの案内で移動 『歩き出せ!』
舞耶:午前10時 スマイル平坂からピクシーの案内で移動 『歩き出せ!』
カオスヒーロー:午前10時半 区の中央へ歩き出す 『覚醒』
【夢崎区】
シド:午前7時 青葉区方面へ移動 『天の父の如く優しく、残酷な』
ダークヒーロー:午前10時だっけ? 『呼んだ名は、告げられた名は』
ザイン:午後1時 小さめの通りの文具店 『未知の感情』
【青葉区】
旧2主人公:午前8時半 スマルTV1階で氷川との合流時間待ち 『情報の亡者』
魔女:午前8時半 スマルTV1階で氷川との合流時間待ち 『情報の亡者』
ザ・ヒーロー:午前8時半 オフィスビル 『笑顔』
伽耶:午前8時半 オフィスビル 『笑顔』
達哉:午前8時半 オフィスビルで気絶中 『笑顔』
氷川:午前10時 スマルTV2階で小休憩 『情報の亡者』
人修羅:午前10時 スマルTV付近のビル屋上で咆哮 『狂気と渇望の果てに…』
【港南区】
真1ヒロイン:午前7時 ジョリーロジャーで休息 『二つの選択肢・後』
ナオミ:午前8時 廃工場から出た所 『サマナーと愉快な仲魔』
克哉:午前9時〜9時半 江南警察署で休憩中 『過去,現在,異界に生きる者達の会話』
弓子:午前9時〜9時半 江南警察署で休憩中 『過去,現在,異界に生きる者達の会話』※本人は登場せず
エリー:午前9時〜9時半 江南警察署で休憩中 『過去,現在,異界に生きる者達の会話』※本人は登場せず
【蝸牛山】
ライドウ:午前11時20分 森本病院 『モミアゲの王子様』
狭間:午後1時 皆殺しの為に歩き出す 『復活』
人がいないので取り敢えず時間表更新。最終登場話も付けてみた。
前スレ落ちててダークヒーローの現在時間拾えなかった…誰か補完頼みます。
間違いがあったら訂正ヨロシク。
使役者別、現在生存中の悪魔一覧。
朱実:ロキ(午前6時に蝸牛山を出発、平坂区→夢崎区→青葉区と弓子を探索)、他3体
弓子:ミズチ
ダークヒーロー:オルトロス
ザ・ヒーロー:ピクシー(三人娘に同行)、ブラウニー、ハーピー、ケルベロス、ノッカー、コボルト、アズミ
人修羅:アバドン、他にもいるらしい
千晶?:ヴァーチャー(夢崎区で偵察)
氷川:オセ(旧2主人公&魔女に同行)、サマエル
明:ノッカー(メリケンサックがCOMPだと気付いてない?)
ナオミ:モコイ
ライドウ:モー・ショボー、イッポンダタラ
伽耶:ホウオウ
こんな面白いのがあるなんて知らなかったー
まさに夢の対決、サバイバル!
執筆者の方々グッジョブです!
一メガテンファンとして今後も応援します
新規さんかな?
過疎ロワだから新しい人は嬉しいよ。
もしネタが浮かんだら投下してくれたらもっと嬉しいな。
>>29 新しく見に来る人がいるのは本当に嬉しい。
見ての通りこのスレにも書き込み少ないから、作品投下に限らず
感想・ネタ話題投下・雑談とかも歓迎だ。
俺も何か話題振りたいんだけどネタが浮かばなくてな…
32 :
29:2006/12/12(火) 00:04:25 ID:dZ/28MjC
一話から一気に読んでたんですけど、いいですねぇ
if男主人公のデストロイっぷりと鳴海の変貌ぶりは予想外でビビリました
舞耶、ネミッサ、タヱ(+ピクシー)の女性組のノリとかは殺伐とした中の一服の清涼剤的で癒される
あと、ライドウとペルソナ1主人公の対決はホント燃えました・・・
誤解から来たこの戦いの行方はどういった決着を着けるのやらwktk
ライドウも待望の仲魔が入ったことですし・・・
モーショボーの「王子様」発言が何か良かったw
確かにこのライドウは真面目でカッコイイもんなぁ
個人的には魔神皇ハザマの今後の動きに期待
お互いの思考的に魔神皇VS氷川とか魔神皇VS千晶が絵になりそう
そして設定的にも人修羅がまったく負けそうな予感がしないw
語りたいことはいっぱいありますけどとりあえずこのへんで
作品投下とかできればしたいんですけど、ここまで文才ないもんで・・・
ネタ投下ぐらいならできたらいいなぁ
感想サンクス。
こういうカキコは凄い励みになるよ。
ネタが出たらまた頑張って投下したい。
舞耶姉チームとヒーローチームが合流したら何気にハーレムチームだ!
って思ってそんなうはうはな話を投下しようと思ってたけど達哉がいるのを忘れてた…orz
>>32 感想があることの嬉しさよ…。
狭間は強マーダーなのにまだ誰も殺してないんだな、そういえば。
マーダー同士の対決というのは読んでみたいし、書いてみたい展開でもある。
>>33 達哉と舞耶姉がすんなり再会できるかどうかも楽しみだ。
平坂区→青葉区だと距離もあるし、遭遇する可能性のある危険人物もそれなりにいるな。
無事でいてほしい反面、何か起こるだろうかと期待してしまうアンビバレンツ。
予約はしていませんがヒーロー 伽耶 達哉投下します。
以上、投下終わります。
1レス目にタイトルを付け忘れました、2レス目からのがタイトルです。
新作キター!
乙。ヒーローは冷静で優しい印象だったけど、今回のヒーローは冷徹なイメージだ。
男相手だと容赦がないんだろうかw
そういえば達哉は元々参加者に知り合いが多い分、一番沢山知り合いを亡くしてるんだな。
っと今気付いたけど、生きてる知り合いにはたまきちゃんもいるんじゃ?
しょうもない疑問なんだがヒーローはアギダインなんて知ってるのか?
やつのころはマハラギオンどまりのはずだ。
達哉にに撃たれてるが強力なアギ系魔法というぐらいしか解らないと思う。
まあこの辺はぜんぜん無視してかまわないと思うが。
>>36 新作乙です
達哉が女性チームを連れてヒーローと合流できたなら
かなりの大所帯チームになって戦力UPしそうだけど・・・
そう上手くいってくれないんだろうなぁ 一波乱二波乱ありそうだ
今のところペルソナ勢は戦力的には他メンバーより若干劣ってる印象だから
今後ガチバトルになった時にどういう立ち回りを見せるのか期待
>>38 シリーズによってアイテムや魔法の名称が違ってたりすること多いよな。
でもそこまで気にしなくてもいいかと思う。
アギダインについても無理な解釈すればカヤヤが教えてたかもしれないし。
その辺りはルールブックに記載済とかいうのでもアリかと
例)
アギダイン
=アギの単体最強系魔法です。
単体攻撃ですがマハラギオンより威力が高いです。
フレイダイン
=核熱系の最強系魔法です。
万能攻撃魔法に近い系統ですがメギド系とは異なります。注意!
とか…
そうやって全ての魔法を必死こいて書き下してる閣下を想像してしまった…
弓子はグッスリトとか使うのかなあ。
ってルールブック執筆担当も閣下かよw
閣下がどんどん可愛くなってゆくwww
可愛い…か?w
「注意!」とかノリノリで書いてるのを想像すると笑えるが。
ふと思ったんだが、ルールブックに「偽のルール」も書いてあるんジャマイカ?
閣下ならやりかねん
某死神ノート的に
人修羅投下します。
スラきたー…('A`)
以上です。
>>48 乙です。ついに壊れたか人修羅。
南条・塚本組が話してた満月の話がこっちにも影響してるってのがいい感じ。
マーダー化、仲魔消滅、大ダメージと一気に動かし易くなったな。
こういう状態に至るまでの心理描写とかが欲しかった気もするけど、バランス調整してくれたことに感謝。
>>47 で、この展開を読んでも「人修羅投下」というだけで嫌な顔をする気がまだあるか?
最強すぎる→重傷+スキル使用不可
仲魔多すぎ→仲魔消滅
専守防衛で扱い難い→マーダー化
と、今まで人修羅の問題とされてた部分を解消しようとしてる作品な訳だが。
ただのキャラアンチなら黙っとけ。
50 :
ゲーム好き名無しさん:2006/12/15(金) 14:03:05 ID:Lpgez62I
…すまん、ちょっと煽りすぎたな。
この手のは完全放置だと許容されたと思い込んで調子に乗るんで、
釘を刺しといた方がいいかと思ったんだが、喧嘩腰じゃ火消しにもならんか。
便乗煽り・叩きは控えといてくれるとありがたい。
どのキャラの信者だろうがアンチだろうが、このスレにいる限りは
「ロワを円滑に楽しく進行させる」というのを共通の第1目標としてほしい。
いや、殆どの人には今更言うまでもない事だろうが。
って書いてる内に変なの湧いてるしw
>ID:n4QJTV9S
腐女子満開の脊髄反射はやめれ。わざとやってるなら止めないが。
>わざとやってるなら止めないが。
間違えた。「わざとやってるなら止めても意味がないが。」
荒らしじゃないなら、本当に頼むよ……気持ちはわかるが自重してくれ。
腐の鑑だな
他スレに書くぐらいなら最初からここで言ってくれよ……。
モチベーション下がる。
59 :
ゲーム好き名無しさん:2006/12/15(金) 16:00:00 ID:PiNfYyh+
進歩がなくて泣けてきた
61 :
51:2006/12/15(金) 18:01:59 ID:lWBR3gik
悪い。50見て謝ったように読まれると
「荒らせば折れる」と取られそうだったんで反応してしまった。
俺こそ黙っとく。
キャラ云々関係無しに今回の人修羅話ちょっと微妙だな・・・
SSというよりPV文章化って感じ
前回の話からそのまま続いてるにしては、心境の変化が唐突と言えば唐突。
前回の時点で危うくはあったから、仲魔と戦って蟲毒というのを思い付くのはわかる。
ただ最初は「襲ってきた奴を倒す為に」だったのが、
戦ってる内に理性が削られて殺戮衝動に染まってくみたいな描写があれば尚いいな。
わざと心理描写を入れないって手法もあるけど、それなら本文にフルムーンの影響の件を入れるとか。
状態欄見るまで、なんで突然心境が変わったのか解らなかったし。
動かしづらいキャラを動かしたこと、大きく状態を変えたことはGJだと思う。
展開がいいからこそ、描写不足気味なのが勿体ないなあ。
修正しろとまで言うほど足りないとは思わないけど。
文体に見覚えないし、新規の書き手さんかな?
違ったら申し訳ないが。
書いてくれるのは物凄く嬉しい。今後も期待してます。
人修羅を書いたものです。
確かに今読み返してみると精神面の描写が足りなかったように思いました。
なので一応改訂版を書きました。
未だ稚拙であるとは思いますが多少は良くしたつもりです
二度同じ内容を投下することを先にお詫びします。
以上です。
フルムーンは文章中で書ききれなかったのでステータスから削除しました。
67 :
セーブ機能:2006/12/16(土) 21:30:51 ID:gkZPNdkF
新作投下してる人乙
>>66 前を破棄して投下しなおした方を採用すればいいんだな?
まとめサイト更新できんですまん
リアルが忙しくてなかなか暇がとれないんだ
正月までは暇取れそうにないが、新年までには更新するつもり
待ってる人がいたら本当にすまない
>>67 いつも乙です。
今は、一年の中でも一番忙しい時期ですから
無理せずボチボチいきましょうや。
>>65乙です!
加筆が入って、人修羅の変化がわかりやすくなった感じ。
フルムーンの件は削除残念だけど、伏線にはなりそうだな。
久々のまとめさんも乙です。
無理せずリアルを大切に。まとめサイトの更新は遅くなったって問題ないんだし。
ところで、SSのタイトルは凝ったものから解りやすいものまで色々あってそれを見てるだけで楽しいけど
元ネタってどんなのがあるのかな?
俺が解ったのは
「蜘蛛の糸」→芥川龍之介の小説
「脱出への挑戦!」→ライドウ第十一話「宇宙への挑戦」のオマージュ?
「ママノタカラモノ」→異聞録セベク編の重要なキイワード
「ある“生存者”の葛藤」→映画のタイトル
「平成妖都の純情」→ライドウの称号「大正妖都の純情」
「“氷の微笑”の男」→映画のタイトル
「モミアゲの王子様」→テニスの王子様?
黒鳴海の出てくるSSタイトルって二つとも映画からだな。
生存者は見たけどまさにアレな映画だったなww
他に解ったって人っている?
元ネタありのタイトルは多用する書き手と全然使わない書き手に分かれるな。
原作ネタ以外はほとんどわからないが、わかると書き手の趣味が垣間見えて面白いんだろうな。
あと元ネタはなさそうだが、氷川を書いてた人の付けるタイトルのセンスが好きだ。
別の意味でネタにされた「不毛」は置いとくとしてもw
あるキャラとあるキャラを後に出会わせて、
元ネタありのタイトルを付けようと思ってたりするが…
位置的に出会うとしても相当後だから、それまで2人とも生きてるかどうか。
「僕が悪魔でも友達でいてくれますか?」は個人的にとても良いタイトルだと思った
異聞録ペルソナCMの台詞であり、話の内容にもしっかりリンクしてて嬉しかったな
予約します。
克哉、弓子、エリー、ゴウト、人修羅で。
年内に投下出来るよう努力します。
>>73 克哉チームに動きが!
楽しみにしてます。3人の運命は色んなキャラに大きな影響与えそうだし。
書き上がるかどうかいまいち自信がないので予約はしないけど、
こちらも今書いてる話があるので週末頃に投下できるかも。
見通しが立ったら予約するけど、それまでに被ったら潔く諦める。
動きも何もヒトスラに大量虐殺されるだけだがな
やっぱりそうなのかね……orz
スマソ なんかキャラ厨っぽいな
忘れてくれ
スラとかいう呼び方使うやつはほっとけばいいと思うぜ
人修羅って設定からいくと強いだろうけど仲間もいないし守るものべきものも無いわけで
ここが戦いにどう影響を与えうるかだよね
悪魔になりきれるか、人の心が残っているか、参加者に今後どう見られるか・・・
「悪魔なら遠慮はしない」とか言うキャラも出てくるかもしれん
無印の人修羅知らないからかなんで人修羅が強いのかわからん。
戦歴ならアレフのほうが上だし。
「悪魔だから」というイメージはあると思う。
ザ・ヒーローやアレフがいくら強くても所詮は人間。
急所を撃たれたり大量に出血したりすればあっけなく死ぬ。
HP制のゲームじゃなく、ある程度リアリティが重視されるロワだから尚更。
それに比べて人外と化してるキャラは簡単に死にそうにないイメージがある。
「人間なら常識に従わなきゃいけないけど人外ならある程度何でもあり」みたいな。
魔丞千晶とか、(まだ合体してないけど)悪魔人カオスヒーローとかも
人間キャラから見たら強大な存在になるんじゃないだろうか。
アレフは戦歴はダントツだが「悪魔使いだから」それだけの事ができたイメージ。
つかヒーローやアレフに仲魔抜きでラスボス倒せる能力があるという事になると、
召喚プログラムを与えたスティーブンの存在に意味がなくならないかw
実際ヒーローもアレフもゲーム中で仲魔不要なくらい強いけどね。
急所を突かれたらアッサリ死ぬ/仲魔がいないと弱いイメージなら人修羅の方がそうだな。
ゲームキャラだとどうしても、ゲームデータでのイメージで見る人と
お話としてのイメージで見る人で解釈に違いが出るんだろうな。
ちなみに俺は交渉が楽しくてほとんど雑魚戦しないからLvが上がらず、
毎回ボスに苦戦してるから「ボス悪魔は強大、主人公は弱い」イメージを持ってるw
知ってる作品の戦歴
ヒーロー:ミカエル・アスラ王・ベルゼブブ 他にも主神クラスがけっこう
アレフ:顔・ルシファー・サタン
ペルソナ:パンドラ
罪罰:ニャル・フィレモン
人修羅:ルシファー・カグツチ
ハッカーズ:マニトゥ
ライドウ:超力超神・ベルゼブブ
アレフがダントツ、数ではヒーロー、ペルソナが弱め、ライドウはちょっと違う、他は横並びか。
視覚的には刀一本で戦艦ぶった切るライドウだがな。
ヒーローは島を体に乗せるサイズのエキドナぶった切るし、アレフは山脈サイズの九頭龍ぶった切るから戦艦どころの騒ぎじゃないけどな
そう考えると改めて人間の規格外な強さになってる奴がいっぱいなことに気付くなぁ
肉体的な強さってのも重要だろうけど、こういうサバイバル状況下だと
戦略とか、地形や建物を生かした頭脳プレイがモノを言いそうだから
戦い方の上手いタイプも侮れないな
実際の戦闘じゃないけど、人修羅と先生の対話は心理ダメージを与えたとも言えるね
ああいうの好きだ
超力超神って身長400メートルもあるんだな、ガンバスターの倍って。
88 :
ゲーム好き名無しさん:2006/12/23(土) 22:37:38 ID:18vKzqUH
ライドウのふぁんぶっく読んでたら超力超神400メートルもあるんだな。
ガンバスターよりでかい。
神代・中島投下します。
投下完了、で早速訂正orz
本スレ105の最後から二行目
>女を。
の部分を「女に。」に訂正です。すいません。
>>90 ピリピリした緊張感が伝わってくる話乙です!
悪魔でも愛してる。
>>90 お互いの思惑が交差する仮同盟の結成って感じですね
どちらがどちらを利用することになるのか・・・
>>90 乙でした。
マーダー同士の組み合わせとは新鮮ですね。
単純な殺し合いとは別の緊張感が。
克哉、エリー、弓子、人修羅を投下しました。
GJです!全米が泣いた。
兄貴は最期までいい兄貴だった……
克哉氏の死を受けて、特に弟の達哉や仲間が既に死んでるエリーにどう影響が出るかにも期待
克哉…格好良かったぜ。
人修羅も既に相当キてるし、満月が過ぎて理性を取り戻した時にどうなることか…。
どのキャラも今後が心配になる。超GJでした。
克哉たちの話を投下した者ですが、感想ありがとうございます。
今気付いたのですが文中に出てくる「青葉公園で落ち合う〜」の下りですが、
よく考えたら遠すぎるので恵比寿海岸に直しておいてください。
すみません。
克哉もついに・・・
己の信念を賭けた戦いGJ
人修羅の人間と悪魔の狭間の心、兄であり刑事である一人のペルソナ使いの心
そのぶつかり合いの見える良い「戦い」でした
激昂した達哉との戦いは避けられそうもない?
100 :
ゲーム好き名無しさん:2006/12/27(水) 23:59:48 ID:Q2HyE9I4
100
説教部屋が早速賑わってるw
第2回放送で呼ばれる死者と、それぞれの名前に反応しそうなキャラは今の所…
・ガイア(朱実、弓子)
・リック(朱実、弓子)
・ロウヒーロー(ザ・ヒーロー、カオスヒーロー)
・ベス(ザイン、ザ・ヒーロー、伽耶)
・スプーキー(新、ネミッサ、ザイン)
・克哉(達哉、舞耶、弓子、エリー)
まだ増えるかな。
今調べてガイアが第1回放送以降まで生き延びてた事実に驚いたw
読み返したら伽耶もロウヒーローの名前聞いてるや。
ヒーローが呟いてる。
聞いたのは本来の伽耶だけど、記憶を読んだ描写があるから中の人も知ってるな。
おお…マイナンバー1キャラの克哉兄貴が逝ってしまった…
兄貴らしい最後だった…いい作品をありがとう…
達哉と舞耶さんのこの後が気になるな…
現在位置一覧を更新。
【蓮華台】
千晶:午前9時半 七姉妹学園屋上 『手負いの獣が見た希望』
尚也&玲子:午前10時 サトミタダシ前から立ち去る 『僕が悪魔でも友達でいてくれますか?』
新&南条:午前10時 サトミタダシ前から尚也を追う 『僕が悪魔でも友達でいてくれますか?』
鳴海:午後1時 蓮華台ロータスから去る 『“氷の微笑”の男 後編』
【平坂区】
神代&朱実:午前9時 港南区方面へ移動 『牙を隠して』
アレフ:午前9時半 蓮華台方面へ移動 『手負いの獣が見た希望』
明&キョウジ:午前9時半 夢崎区との境辺りのビルで休息 『手負いの獣が見た希望』
たまき&レイ:午前9時半 春日山高校北から人が多い所へ移動 『憑いてる二人』
ネミッサ&タヱ&舞耶:午前10時 スマイル平坂からピクシーの案内で移動 『歩き出せ!』
カオスヒーロー:午前10時半 区の中央へ歩き出す 『覚醒』
【夢崎区】
シド:午前7時 青葉区方面へ移動 『天の父の如く優しく、残酷な』
ダークヒーロー:午前10時だっけ? 『呼んだ名は、告げられた名は』
ザイン:午後1時 小さめの通りの文具店 『未知の感情』
【青葉区】
旧2主人公:午前8時半 スマルTV1階で氷川との合流時間待ち 『情報の亡者』
魔女:午前8時半 スマルTV1階で氷川との合流時間待ち 『情報の亡者』
ザ・ヒーロー&伽耶:午前8時半以降 オフィスビル 『「待つ者」「探す者」』
達哉:午前8時半以降 平坂区方面へ移動 『「待つ者」「探す者」』
氷川:午前10時 スマルTV2階で小休憩 『情報の亡者』
【港南区】
真1ヒロイン:午前7時 ジョリーロジャーで休息 『二つの選択肢・後』
ナオミ:午前8時 廃工場から出た所 『サマナーと愉快な仲魔』
人修羅:午前11時半 警察署地下駐車場 『人の心と悪魔の本能』
弓子&エリー:午前11時半 恵比寿海岸へ向かう 『人の心と悪魔の本能』
【蝸牛山】
ライドウ:午前11時20分 森本病院 『モミアゲの王子様』
狭間:午後1時 皆殺しの為に歩き出す 『復活』
ついでに各キャラ・PTの出会えそうな相手を書き出してみる。
・千晶:高い所にいるので見通しは抜群。誰かが移動してるのを発見するのも可能そう。
しかし尚也玲子ペアも南条新ペアも元気そうな二人組。襲わずスルーも有り得る。
獲物を探して移動するなら誰と出会う可能性もあり、期待のマーダー。
・尚也&玲子&南条&新:一塊で追いかけっこ中につきグループ化。
彼らのいたサトミタダシは蓮華台ロータス内。
つまり11時〜12時の間に気絶した鳴海を抱えたスプーキーが通るはずだが、すれ違うのだろう。
・神代&朱実:行き先の港南区には本当に弓子が。ただし時間的に即遭遇はない。
出会う可能性があるのはナオミぐらいか。
・アレフ:ネックは地図を失ったこと。目的の蓮華台に辿り着けるかがまず問題。
オートマッピング依存症、ハイテク時代の救世主の方向感覚や如何に。
・明&キョウジ:レイたまコンビとは絶賛ニアミス中。
平坂区←→夢崎区間は誰も歩いてないので平穏な休憩ができそう。
・たまき&レイ:目的にする「人が多い所」は蓮華台か、夢崎区か。実は平坂区に一番人が多いのだが。
夢崎区を目指す場合は明&キョウジが休んでる外を通るかも。通過してしまうとムー大陸近辺に。
蓮華台を目指した場合、四人娘とルートが同じになる可能性が。が、立ち止まらないと遭遇はなさそう。
・四人娘:青葉区へ行くのに蓮華台を通るか港南区を通るかで運命が分かれる予感。
蓮華台に行けばネミッサ&新の再会フラグが立つが千晶様の恐怖も。
港南区では人修羅絶賛発狂中。エリーと弓子を拾えれば六人娘になるが?
・ワルオ:人口密度の高い平坂区だが、通過点になってる今は誰に会えるのか?
位置によっては四人娘が歩いてくる所にぶつかるかも知れない。
・シド:次なる手駒を探して青葉区へ。区内に放置されてる死体といえば…ハンニャ?
・ダークヒーロー:せっかく探知機があるのに、誰も近付いてこない予感。
すっかり過疎った夢崎区で鋭気を養って復活なるか。
・ザイン:放送までスプーキーを待ち続けるのか、外に出るのか。出ても近くに誰もいないけど。
・旧2主人公&魔女:氷川を待ってる間は動かなさそう。ヒーロー組も達哉もTV局はスルー。
外から来そうなのはシドぐらいだが、それはそれで話がややこしくなりそう。
・氷川:何を考えているのか未だ謎。ちょうど10時、人修羅の咆哮を聞いて反応するのか?
・ヒーロー&伽耶:近くにいる者は双眼鏡で発見可能。シドとか見付けたらどうすんだろ。
・達哉:四人娘側からはピクシーが達哉を探せるが、達哉は勘で進むだけ。すれ違わないといいね。
やはり蓮華台か港南区を通るので、下手に道を間違うと怖い。
・ヒロイン:店内で休息中とはいえ、店の外に堂々とヨシオの死体放置じゃそりゃ目立ちます。
誰かが近付いてきたら発見は時間の問題。遭遇した時の成り行きは精神状態次第。
・ナオミ:克哉一行は彼女に出会わずじまいだったので、警察署には行かなかったことになる。
モールに行ったとするとヨシオ死体発見→ヒロインとご対面コンボも有り得る。
・人修羅:すぐに立ち直ったとしたら弓子・エリー組を追うだろう。
精神的ショックがどれだけ大きいかで今後が決まりそう。
・弓子&エリー:ゴウトから克哉の死を聞いたら行動方針はどうなるか?
まあ取り敢えず逃げとくといいと思うよ。
2時間半後まで朱実が生存してれば再会できる位置、しかし再会してもろくなことにならない予感。
・ライドウ:眠れる王子様、活動再開…してるのか?
狭間が復活する1時までに離れないと雪辱戦フラグが立っちゃって危険。
・狭間:どこに行くつもりかは不明。誰とでも遭遇させられる期待の星。
だが残念ながら多くのキャラは1時にはまだ遠い。しばらく待ちぼうけの魔神皇。
ほしゅ
保守ついでに「人の心と悪魔の本能」の誤字その他を訂正
腕一本?ぎ取られて→腕一本もぎ取られて
スーツとワイシャツを→スーツと赤いシャツを
心すごく配だ→すごく心配だ
それとエリーの状態を疲労にしておいてください。
訂正箇所が多くて申し訳ありません。
今度こそ名無しに戻ります。
保守。
来年も楽しみにしています。
明けましておめでとう
今年も激しく楽しいバトルロワイアルが続きますように
本来ならメガテンキャラも正月を楽しく過ごしてるんだな……
あけおめ。
新年最初の作品はどんなのが来るか楽しみだ。
しかしメガテンキャラの正月って想像しにくいな。生活感が薄いから。
ヒーロー:泥酔してヒロインに世話されながら「パスカルゥ〜〜」
アレフ:泥酔してヒロコに世話されながら「ベスゥ〜」
ライドウ:鳴海と徹マン
克哉:泥酔して達哉に絡む「天野君〜」「兄さん、舞耶姉は死んでない」
南条:お年玉の金額は二桁くらい違うから正月早々多人数の押しかけを喰らう。
ペルソナキャラは割りと想像し易い。
あけましておめでとうございます
年末にやるつっといて、休みが結局取れんかったわけだが
ことしもよろしくお願いしますってか、
頼りないまとめ人だが今年もよろしくお願い致しますorz
保守
セーブ機能氏あけおめ。忙しそうで大変っすな。乙です。
今はまとめサイト未収録作品も本スレで見られるのばっかだし、
急ぐことはないと思うんで無理されないように。
いつも感謝してます。
セーブ人さん明けましておめでとうございます。
そしてお疲れ様です。
今年も投下したいと思ってますのでよろしくお願いします。
セーブ人さん以外の書き手、読み手の皆さんもよろしくお願いします。
お、まとめサイト更新されてる。セーブ人さん乙です。
あと読み返してて気付いたんだけど…
旧2主人公&魔女は一番新しく投下されたのが『情報の亡者』なのでそれが最新状態と思ってたけど、
時刻表示を見ると『不安と安らぎと』が午前10時なのでそっちが後だった。
『情報の亡者』の回想部分(氷川と魔女の遭遇)が8時半。この時点で主人公は意識なし。
『不安と安らぎと』は魔女がトラスタルトでスマルTVに来た所から描写があるが、
途中で魔女が眠る→しばらくして主人公が意識を取り戻す所で時間経過があるので
氷川との遭遇はその間だったということになる…のかな?
魔女が主人公を連れて千晶から逃げたのが『迫る危機』、6時半。
つまり『不安と安らぎと』冒頭は6時半ということになる。
魔女はそれから主人公の治癒に千年、その間の8時半に氷川と遭遇。これが『情報の亡者』の魔女登場部分。
氷川と別れてから魔女も休んで、主人公共々目を覚ましたのが10時。『不安と安らぎと』後半。
でもって、その順だと『不安と安らぎと』の時点では既にオセがいて、
氷川から受け取った簡易武器があることになるが、ザックから剣を出す描写が…
…「この場には二人きり」とは書いてないしオセは視界内にいなかったと解釈することは可能だが、
武器に関しては微妙だな。
『情報の亡者』の書き手氏が『不安と安らぎと』の描写を見落としてたっぽい?
投下当時に気付かなかったのが悔やまれる…どうするかね、これ。
作者さんがいる時に気付いて指摘してれば辻褄合わせも簡単だったんだろうが…
これだけ時間が経って、書いた人がまだスレを見てるかも不明なのに
勝手に時間関係を修正してしまっていいものなのか悩む。
時間を変える場合、
『不安と安らぎと』の時点での時間を8時半より前にすると
魔女が人修羅の咆哮(10時)を聞いた描写をどうするかって問題になる。
『情報の亡者』で魔女と氷川が会ったのを10時より後にするかすれば矛盾はなくなるかな?
…と思ったら「氷川の腕時計は10時を指している。それから遡る事2時間前の話」ってあるな…。
どっちかの作者さん、もし見てたら修正案とかくれると嬉しい。
>>119-120 えらく昔に旧2出したの俺だ
過去ログでの作者の話から、把握している状況ではこうだな
6時半:旧2の2人が千晶から逃げる(『57話:迫る危機』)
7時台:旧2主人公の処置、休息に入る(『67話:不安と安らぎと』前半)
8時半:魔女と氷川が取引。旧2主人公は気づいていない(『79話:情報の亡者』)
10時:魔女ら目を醒ます。(『不安と安らぎと』終了)
武器に関しては『何かに使えるかもしれない複線』でと書いた物
旧2の女性が装備できる剣はそう大きなものは無理だったと思うので、
初めから魔女に装備させるつもりはなかったから『不安と安らぎと』で所持品へ記載していなかったが
まずいようなら所持品に追加してください
誰かが奪って行くもよし、旧2主人公が装備するもよしその後はお任せします
2ch閉鎖になったら、どうするよ
したらばに避難かな?
123 :
ゲーム好き名無しさん:2007/01/12(金) 23:46:05 ID:OLpwJr9Y
そうだね…
>>121 レスありがとう、オセの剣は描写されてないだけで『不安と安らぎと』終了時にもあると考えればいいのか。
ややこしく考えすぎだったかな。
今後どうなるかは続きを書く人に期待ってことで。
>>122 マジ閉鎖だったらしたらばで細々と継続かねえ。
新規参入が見込めないのがネックだが…
予約とかないですがいきなり書いて投稿させていただきました。
けっこう議論の余地があるネタが含まれていると思いますので、
問題アリでしたら没にしていただいて結構です。
乙!
投下ないし何か話題でも振ろうかと考えてたとこだったんで嬉しい。
ライドウ機械音痴設定は特に問題ないと思うけど、
オリジナル設定は望ましくないって意見が出るようなら
「不慣れなライドウには難しかった」みたいな記述に変えればいいと思う。
問題になるとすればメリケンサック型COMPが二つ一組って設定か。
フィネガンのにはそんな設定なかったよな?
あったらごめん。絵だと両手に装着してるっけ?
両手にしてるっぽい、ソースは漫画版ハッカーズだけど。
だから強いてオリジナルを言うなら「インストールソフトが使える」「合体が出来る」「機能はふたつでGUMP1つ分」
このくらいだな。
>>128 おお、漫画版で描かれてたのか。
となると2つ1組ってのは半公式みたいなもんだな。
インストールソフトは使えても全くおかしくないんじゃないかね。
合体もできて問題ないと思う。ファントムサマナーが持ってた物ならできて不思議はない。
どっかで「GUMP以外のCOMPでは合体はできない」って公式設定が出てれば別だけど。
2つで機能が分かれてるってのが最大の焦点か…
実際の操作を考えるとそれぞれの手に機能が割り当てられてるってのは納得できる。
まあリアリティなんてそもそもあってないような代物だがw
COMPが二つに分かれてるのだとすれば、もう片方を今持ってるのはアキラだよな?
場合によってはそれが重要な伏線になるかもしれないのでそれはそれでアリだと思う。
どちらのメリケンサックがどの機能を備えてるのかで今後の展開は変わって来ると思う。
131 :
ゲーム好き名無しさん:2007/01/18(木) 23:59:51 ID:kaaSxzSB
フィネガンのCOMPは、普通のメリケンサックとしても機能するようになってるんで、
悪魔を呼び出すときは拳の握り加減や動作で操作するようになっています。
誤操作しそうで怖いよなw
シャドーボクシングであらかじめ登録されたパターンのコンビネーションを繰り出すと設定された悪魔が召喚される、という感じだったはず
つまり二つ揃ってないと送還はともかく召喚はできないはず
片手だけじゃ召喚できないのか。それも漫画版情報?
原作やっただけだったから知らなかった。
しかし神代VS明で召喚してるし、両方ないと召喚不可にするのはきついな。
そういえば主催側にヴィクトルいるし、手が加えられてる設定でもいけるかも知れない。
って3日も経ってから気付いたが、
メリケンサック型COMPに入ってた経験がある悪魔が台詞で説明してるんだよな。
>>133が公式設定の場合、ヴィクトルが手を加えたにしても台詞には修正が必要か。
漫画版設定なら公式ではないって事でロワでは違う設定にしちゃうのもありだと思う。
個人的にはね。
あんまりガチガチに公式設定にこだわらなくてもいいと思う。
ただでさえ民度の低いロワなのに
これ以上縛りを増やしたらそれこそ過疎どころの騒ぎじゃなくなりそう。
だからメリケンサックCOMPも、
「片方だけだと召還しか出来ないけど二つ揃うと合体できるようになる」
とかそんな解り易い設定でいいんじゃない?
書き手としては、どこまで自己流解釈を入れていいか枠が欲しくもあるんだよね。
ガチガチだとも縛りだとも思わないよ。
まあ正直言っちゃえば、ゲーム本編で出てきてないアイテムの詳細設定ぐらい変えてもいいと思う。
ただそれを好まない人もいるんじゃ?ってのが心配だから、無責任に「通しちゃえ」とは言えない。
ある程度意見が出た所で、書き手氏に判断を委ねる(このままか、どこか修正するか)って事になるかね。
あと詳しい人に裏設定を教えてもらう事でネタが出るのもちょっと期待してるので、設定談義は好きだ。
現にここ数レスのやり取りで思い付いたネタもあるし。
公式
「メリケンCOMPは両手にはめる(2個1組)」
半公式(GUMPからの推測)
「COMPには合体機能とインストールソフト機能がある」
ロワ公式(すでに通っている話の描写)
「神代浩次がメリケンCOMPで合体をしている」
「ヒーローがインストールソフトを使用している」
「神代のCOMPにインストールソフトの記述なし」
以上より脳内妄想を繰り広げた結果、この話の形にしてみました。
まぁぶっちゃけたところ、「ぼくのかんがえたこんぷせってい」ですから
否定されるのは覚悟の上でありまして、修正すべきなら喜んでいたします。
投稿した直後に「シキミの影」の誤字に気づいたし。
携帯用まとめサイトの不具合報告はここでいいのか?
一章21話以降の2ページ目がサバ落ちしてる
おかげで欲求不満だorz
>>139 対応遅れてすまん
修正したけど漏れがあったらまた言ってくれ
ちょっとした雑談って言うか疑問なんだが、ペルソナの「像」ってのは普通の人に見えてるんかな?
弓子、ゴウトとかは見えてる描写があるし、玲子のガーディアンも見えてたから
この辺りには認識されてるんだろうけど、こいつら「普通の人」とはちょっと違うし
本編でどういう扱いだったかちょっと覚えてないもんで
もし悪魔使いとかには見えてないんだとしたら
仲魔での多角的な攻めVS見えない攻撃って対決ができるんかな?と思ったり
ペルソナ2の罪でラストバタリオンに襲われたセブンスの生徒がブラウンたちに助けられた時、
「ペルソナーって叫んだ瞬間あいつら倒れた」みたいなことを言ってたから
まるっきり一般人には見えないのかも。見えてたら多分大騒ぎかとw
でも探偵社にいた所長(キョウジ)とたまきちゃんは見えてるかもしれないので
ある一定以上の霊感の持ち主とかは見えるのかも。
このロワの参加者だったらデビルサマナーは見えるけど、
生き残ってる一般人ではタヱは見えないイメージ。
鳴海はゴウトの言葉も聞こえないみたいだから微妙。
モブキャラとかが見えてる描写は思い出せないな。
でも轟所長とかたまきとかのデビルサマナーは見えてるはず。
覚醒前のペルソナ使いも見えてる。
ペルソナを取られたペルソナ使いも見えてる。
ただしも見えてるかもしれない。
だから「不可視のものではない」か「有る程度霊感が強ければ見える=悪魔使い・魔法使いなら余裕で見える」のどっちかかなぁ。
もう一般人なんて鳴海ぐらいしか残ってないけど、それに彼も霊感強いみたいだし。
そーいやその辺の定義が曖昧だよな
罰の島津管理官、SAT辺りは見えてなきゃ戦いようが無いし
ペルソナの適正が有ったとも考えにくい。(あるなら覚醒させてる)
敵意を向けられた対象は見える(感じる)とか・・・漫画だとどうだったっけ?
まぁニャルに適正与えられたで済む話しだが
関係無いがスレsage過ぎじゃね?落ちてるかと思ったw
ペルソナ1だったかモブキャラ(if生徒だったか?)でも何か背後にいる様な事を
ピアスの少年に言ってた記憶があります
霊感強い人間ならその人の霊感レベルにもよるけど「視える」のではないかと…
タエちゃんも「何か変な気配が彼らの背後からする(気がする)」ってのもいいかのしれないですね
その辺りはここの書き手さん達なら上手くやってくれると思う
どーでもいいことだが…
四人娘組が原作の灯台組みたいな末路を歩みそうな気がしてハラハラしてしまう…。
今の所仲良し?四人組だがヒーロー達と合流したらどうなるんだろ。
達哉が守りたいのは舞耶姉だけみたいだし、現に彼は既に一人殺してるんだから
それが引き金になって内部分裂もありえる。
そういう展開もロワらしくてステキなんだが、複雑なハラハラだ。
続きが気になって欲求不満気味だが自ら投下する力量も無いし…
書き手さんたち頑張ってくれー!
って応援することしか出来ないのがもどかしい…。
147 :
ゲーム好き名無しさん:2007/02/04(日) 03:14:34 ID:rps677gr
_ _ _ __
/三ミミミ==ヾヾヾヽ
/=三ミミミミ二二≡ミミミミゞ
i/三ミミミ=二二二二ミミミミミヽ
|////// ミ ミ ミ ミミミミミミミゝ
|/////ノ ヽミミミミミ }
|/// ノ \ミミミミ |
`//i  ̄ \ / |ミミミミミ| 30センチ以上の黒人のチンポしか
│:i <O> <O>ミミミミ|
│i 丿 i \ミiミ| 興味おまへんなぁ
│ ノ( ) ・ i||ミ|ミ|
ヽi ( _ヽ_ ノ_ ) ]ミミミ《|
《ヽ \H_H_H_H丿 ノ巛巛《
巛<ヽ ヽ _ ノ /巛巛巛《
《巛<\ /巛巛巛巛
《《《巛《《── - ヽ巛巛巛巛<
巛巛巛《ノ \ <《《《巛巛
勢いで1本投下してきました。
前の話でのダークヒーローの時間帯記述がDatの海に沈んでるので確認できません。
もし前の話で11時半を過ぎてたようだったら時間関係修正します。
乙。時間は、ダークヒーロー前々回が9時前後なので問題なしかと。
>>149 そういう重要なことはメル欄じゃなく普通に書こうぜ…
セーブ機能氏が気付かないかも知れないよ。
ともあれ修正乙。
>>149 したらばの方が最終版ってことだよな?
おk。まとめに追加してくる
セーブ人さん乙。
流れが止まってるし、何か話題は無いものか。
上で四人娘のその後を心配してる人がいるが、他に展開予想してる読み手がいたら聞いてみたいな。
私の予想&希望は達哉VS人修羅。
出会うタイミングによって展開は全然違うと思うけど、次の放送後に2人が出会ったら戦闘になりそうだし、
その出会いが遅れて月の影響で凶暴化してる人修羅が正気に戻っていたりしたらどうなるのかワクテカする。
セーブ人さん乙っス。
今後が気になるのは追いかけっこ組(尚也玲子+南条塚本)だなあ。
すんなりチームになれる空気じゃないし、いつまでも追いかけっこって訳にもいかないし。
あと氷川の妙な存在感と意図の読めなさが怖い。
情報を求めてるようだけど、TV局だとどんな情報が得られるだろう。
緊急時に備えて予備電源があるだろうから、機材類は使えそうだけど。
【2/14】女神転生IMAGINE【オープンβ】
155 :
ゲーム好き名無しさん:2007/02/18(日) 13:16:59 ID:70GhArQ3
保守あげ
本スレに投下しました。
死体再利用はあんまりやりすぎるとバランスとか色々壊れそうなので、
問題だと思うようでしたらNGにして頂いて構いません。
まあ、身体能力が上がっても素材がコレなら大した脅威にはならないかな…とは思いますがw
>>156 新作乙です
いやいや、あの人はきっと何かをやってくれるはずw
教職者のタガが外れ抑圧された狂気がどうなるか、そしてシドの「身代わり」ってのがどう影響するか
盗聴器で情報把握とか、シドは付かず離れずでロワイアル参加者をねちっこく攻めてるけど
近々、抜き差しなら無い鉢合わせが訪れるか?
158 :
156:2007/02/20(火) 00:55:39 ID:qYvbxhBK
>>157 レスありがとうございます。
シドに限らず新しい遭遇なしで時間が経過してるキャラ・PTが多いので
繋ぎを書く時は出会いそうな方向に誘導したいなあと思ってます。
それでも続きが思いつかないキャラも何人も…。
あと投下作品の訂正をさせて下さい。
本スレ142
>しかし、サイズは携帯電話よりも小さい。ボタンも付いていない。音量を調節するダイヤルがあるだけだ。
↓
>しかし、サイズは携帯電話よりも小さい。ボタンも付いていない。
>小さなスイッチと、音量を調節するダイヤルがあるだけだ。
に。切り替えスイッチ忘れてた_| ̄|○
予約します。
キャラは舞耶、ネミッサ、タヱ、たまき、レイで。
予約キター!
4人娘が6人娘になるのか、それとも…?
ああそうだ、ピクシーも予約に含まれるかどうか教えてくれると助かる。
もし動かさないなら、ピクシーを使った話をちょっと考えてるので。
あくまで「他の人が動かさないなら」程度なので、動かす気なら遠慮なく。
華のあるメンバーの話なので楽しみにしてます。
あと、予約の時は本人証明の為に捨て鳥でも付けとくといいのでは。
なくても騙りが出るとは思わないけど、まあ一応。
トリはこれでいいかな?
助言サンクス。
一応、今構想段階だけどピクシーも予約に入る。スマソ…。
でも多分、ピクシーはそれほど影響無いと思うけど…ゴメン。
>>161 いや、動かしてくれるなら歓迎。
期待してます。
勢い付いたので六人娘投下しました。
早っ!
GJです。一触即発の状況、ドキドキしながら読ませてもらいました。
死体になってからでも展開に影響できてサトミも浮かばれた…のか?
>>163 乙です
たまきの絶体絶命っぷりにハラハラしました
言い訳のできないこの状況下、今後どうなるかを考えると恐ろしいです・・・
ピンチなんだけど、たまきちゃんの一般人っぽさがいいなあ。
軽子坂組は何か吹っ切れちゃってるのが多いから、普通さに癒される…ってのも変な言い方だが。
ところで前は序盤で中断してしまったキャラ別感想大会、またやってみないか。
ここの住人は社会人多そうなイメージがあるから(古い作品があるせいか)
年度末で忙しい時期、投下が減っても盛り上がる話題があるといいかと思う。
4人娘を久しぶりに見れて良かったGJ。
PANICなたまきちゃんがこれからどうなるかとかも楽しみ。
それにしても「彼女のModern...」懐かしい。
>>166 自分は書くのちょっと無理そうだが、また復活すると楽しいかもね。
>>166 過去ログ見れないんで聞きたいんだが、前はどのキャラで終わってたっけ?
住人の多くがレイコたんにハァハァしてたところまでしか覚えてない…。
玲子ハァハァ祭り懐かしいなw
作品順だっけ?まさかアイウエオ順ではないよな……
あいうえお順じゃなかったっけ?
だから玲子が最初に来てハァハァ祭りになったはず。
でもあいうえお順で2番目のはずの舞耶姉の話題になった覚えがない。
…作品順にして最初からやる?
作品順だと旧1からでいいのかな。
取り敢えず死者も込みでいってみよう。
・朱実
理性的なままナチュラルに狂ってる所が魅力の元祖主人公。
その気になればステルスマーダーにもなれそうなのに殺気だだ漏れ。何か色々吹っ切ってる。
弓子と生きたまま再会して、彼女が他の参加者と協力しようとしてるのを知ったら転機になるか。
しかし例え反主催になってもいずれ何かやらかしてくれそうだ。
・弓子
早々にチーム入りしたせいか単独での見せ場もなく影が薄いが、
克哉を失って今後をどう乗り切るかに注目。出番はこれからだ。
COMPを持ってるのでサマナーとしての活躍が期待できそう。
・リック
早めに死にそうだなーと思ってたらやっぱり死んだ。
しかし当初の目的通り朱実に会えていてもろくな末路は辿らなかっただろう。
明の闘志に火をつける引き金になったとも言えるのが救いか。
死者スレでも見ないけど、みんなたまには彼のこと思い出してあげて下さい。
・ガイア
しんのゆうしゃ乙www
放送で名前が呼ばれても、多分朱実にも弓子にも顔は思い出してもらえないだろう。
まあ彼自身も朱実の名前を忘れてた訳だが。所詮は店主と客の関係。
しかしノリノリで自分の死を実況していた彼は、もしかしたら本望だったのかも知れない。
そういえばリックもガイアも神代に殺されてるんだな。
そして今は朱実が神代と行動中。
まあ朱実は微塵も「知り合いの仇」とか思わなさそうだけど。
朱実と弓子が対立する流れになったら面白そうだな。
是非見てみたい。
今のパーティーのまま出会ってしまったら神代はどう動くんだろ。
一昨日、まとめ含め全て読みました。
夢中で読んで、気が付いたら明け方の4時でした。
書き手さん達、GJ!です。
続きを楽しみにしています。
新しく見に来る人もいるんだな。嬉しいことだ。
この際書き手デビューしてみないか?w
しかしキャラ別感想は土日挟んだのに増えないなあ。
旧1キャラだと知ってる人が少ないせい?
旧2に移る?
新規さんが来てくれると書き手として嬉しいよ。
頑張ってまたネタをひり出そうって思う。
勿論書き手デビューしてくれるともっと嬉しいんだが、感想だけでもありがたい。
作品別感想、これ以上来ないのなら旧2に移ってもいいと思うよ。
ただ、私も旧2は未プレイなのでロワ以外の突っ込んだ感想言えないんだが…。
いっそ、作品別じゃなく、各々好きなキャラについて
話した方が伸びるんじゃないか?
スイマセン、感想大会ってのがどんなんか把握できてなかったので書けなかった
つまるところ
>>171みたいなのを皆で語ろうぜってことですね
確かに好きなキャラとかで語った方がやりやすいかも
泣けた話ベスト3とか名バトルベスト3とかみたいに自分ランキング作ったりとか?
好きなキャラだとロワ関係なしに元々好きだったキャラとか入るし、
ロワで見て株を上げたキャラってのはどうか。
つか指定なしで俺的ベスト3でもいいか。何のベスト3かは自由。
名ズガンベスト3で勇・サトミ・ガイアとかな。
…これはむしろワーストか?
俺的「死んでから影響の大きいキャラ」ベスト3
3位 サトミタダシ
最初のモノローグからズガンまではまさにたまきちゃんを際立たせるための噛ませ犬だったが
死んだ後で舞耶に気付いてもらえて良かったんじゃない?
説教部屋で勇とヘタレ同士でコンビ組んでみたらどう?w
2位 ヒロコ
アレフに与えた影響は勿論、ヒーローチームの心理状態にも変化をもたらしているはず。
彼女に止めを刺したダークヒーローもこれから何を思うのか。
1位 園村麻希
彼女の自殺を止めようとしたばっかりにライドウが命を狙われるハメになってしまった。
尚也が真実を知ったらどうするのかが気になるところ。
でも欲を言ったら生きてる間にゲーム中に垣間見せたしたたかぶりを見せて欲しかった…。
じゃあ俺的印象的な悪魔ベスト3。
第3位 オセ
氷川とのやり取りが渋すぎる。
旧2主人公&魔女の護衛としての活躍もあるか?
第2位 ピクシー
四人娘の一員としてすっかり馴染んでる感が。
萌え・和み担当の一角。
第1位 イッポンダタラ
ごめんモー・ショボーより印象に残ってるw
ライドウとモー・ショボーの真面目な会話の横で脈絡もなく騒いでる姿がシュール。
どうでもいいけど気になることベスト3
3位:ゴウトがどさくさに紛れて混じってる理由
2位:ヒトミの人格は今どうなってるんだろう
1位:ところで見せしめ誰?
見せしめはチャーリーのような気がする。
たまきちゃんはアキラルート、神代はレイコルートだからどっちとも親しくないし。
誰かと関係の深いキャラだったら何らかの反応があるはず。
オザワとかも考えたけど、それはそれでカオスヒーローが何か感想言いそうだしな。
まあ思いっ切り後付けの理由だが。
なんか過疎ってるので話題作りも兼ねて予約宣言でも。
1週間で書けるかどうか怪しかったんで予約せず書いてたんだけど、
あんまり投下も予約もないとますます人が減りそうなので。
もし1週間過ぎちゃったらスルーして、誰か書ける人がいたら書いちゃって構いません。
誰も投下しなければ時間は掛かっても完成させる所存。
ナオミ・真1ヒロイン・神代・朱実を予約します。
場所は港南区ですが人修羅vs克哉より時間は遡るので、上記4人+その仲魔以外に影響はありません。
お、ヒロイン久々の登場だな。
楽しみにしてる。頑張れ!
よしおの死体でジェノサーイドな予感
>>186 ツアー乙です。密かに楽しみにしてましたw
見ての通り過疎スレなので人やネタが集まるかどうかは微妙ですが、
ネタ提供ができるようなら協力したいところです。
これを機に見てくれる人や、あわよくば書き手さんも増えてくれるといいのだが。
お、21日は丁度バイトが休みだからラジオ聞けるんだぜ!
楽しみにしてます。
ラジオに備えて何かネタ出しとかしといた方がいいのかな?
初めて読む人にもよくわかる女神ロワの特徴紹介とか。
普段の住人以外にも興味持ってもらえるようじゃないと、
せっかくの機会がもったいないしR-109氏にもなんか申し訳ない。
R-0109氏だった…失礼しました。
明日か……大学の謝恩会だorz
>>191 数少ない住人に聞けない人がいるのは残念だな。
しかし祝日だろうが土日だろうが誰かしらは聞けない人が出るんだろうな…。
女神ロワの特徴って言うと
・マップ上に悪魔出現ポイントがあり、悪魔召喚の能力やアイテムがあれば仲魔にできる
・禁止エリアなし
・最初期(参加者総計50人になるまで限定)、ズガン要員・死体役での投票落ちキャラ飛び入りOKだった
・展開協議制というかほぼ持ちキャラ制→通常のリレー小説に移行
・したらばに避難して荒らしをやり過ごし復活した経緯あり
・実は見せしめキャラが誰か未だに不明
といったところか。
他のロワにない要素はやっぱ悪魔だな。
>ズガン要員・死体役での投票落ちキャラ飛び入りOKだった
これ最近他ロワで荒れた話題だから出さんほうがいいぞ
他ロワで問題になってたのは「投票落ちキャラをダシに主催側が参加者に接触」という話、
しかも1人の書き手が独断で書いた(試験投下だけど)もの。
すぐ死ぬ参加者としての登場をシステムで認めるというのとは全く性質が違わないか?
まあ思い出して不快になる人がいるようなら触れないのが無難かも知れんね。
少人数ロワで序盤のマーダー描写をするには結構いいシステムだと思うんだけど、
他ロワで採用されてるの見たことないんだよな。
多人数ロワだと、そんなことしてたら参加者人数が減らなくて困るのはわかるが。
あと特徴的なのは主催者が複数とか?
他のロワをよく知らないんだがどうだろう。
画鋲氏、セーブ機能氏、乙でした。
楽しませて頂きました。やってみたいことも色々増えたし。
画鋲たん、セーブ機能さんお疲れ様でした。
とても楽しい時間が過ごせました。
いい刺激になったので今温めてるネタを形にしてくる!
予約した話、結局今日までには書き上がりませんでした。申し訳ない。
執筆は続けますが、他に書きたい方がいらしたら遠慮なくご予約下さい。
むう、残念。
気長にまってます。他の書き手さんのssも読みたいなぁ
保守
調べ物 しようとしたら メモカ紛失 (字余り)
紛失したのがSHのセーブデータ入りのじゃなかったのがまだ救い。
ナオミ出る所まで再プレイとかだったら軽く死ねました。
保守
ラジオで約束しので過去ssを通読中。
改めて自分とのクオリティの差に愕然としている。ひぃ
まだ序盤だから派手な展開は少ないけど、何気にクオリティ高いんだよな、ここのSS。
でも204ガンバレ!
そして203も期待してる!
やっと完成!
これより本スレに投下します。
投下完了したよ、フィニッシュ。
予約2週間オーバーなんて、ダメダメくんだね、ボク。
待ちかねました! 面白かったです。
モコイさんがどうなるかが一番ハラハラしたよ。
ともあれGJです。
え、えっちなのはいけn
モコイ君がカッコよすぎてもうw
神代しなねーかなー(笑)
凄いGJ!
あ、あと質問なんだけどシドは人修羅の元に向かってるからスマルTV周辺の建物を片っ端から探したりするかな?
>>209 探すかどうかは次の書き手さんが決めていいとオモ。
シドは原作だとそこまで細かく性格描写されてる訳でもないし。
212 :
ゲーム好き名無しさん:2007/04/11(水) 00:20:34 ID:Eq/nJxvUO
保守
>>199氏や
>>209氏が投下してくれそうなのでwktkしつつ待ってるけど、
投下があるまでスレの流れが止まるのも寂しいしネタ出ししてみるか。
まだ支給品不明のキャラがいるけど、
「これが支給品として出たら面白い」とか出し合ってみる?
とは言っても先に書かれたら書き手さんとしては実際に採用しにくくなるかね。
絶対誰かにハイレグアーマーが入ってると思ってた時期もありました。
そこは寧ろすけーるアーマーで。
ケルベロス入りフロッピーとか首狩りスプーンとか
呪い武器も面白いな。
でもマイナス効果の支給品というのはロワ的には微妙かね?
他のRPGもののロワではマイナス装備やら呪いアイテムやらも結構支給されてるけど、
そういうのはたいてい序盤のキャラ立ての時期で全部確定させちゃうからねー。
放送一回終わっててみんな大体活動してるのに、いまさら出てきても脈絡がないというか。
そこは書き手の筆力なのかもしれないけど。
確かに呪いアイテムはキャラ立ての側面が大きいから、
今になって出てきても…って気はするな。
不明支給品や死者の放置支給品も、これから決めるにしても地味なのになりそうだね。
まあ、ある意味呪い支給品と言える物も登場はしてるが。
狭間の(ry
狭間の手紙は自爆アイテムだよなー。
破られてるからタヱは中身まで見てないと思うけど、本人に見られたら瞬殺決定。
でもこれが何かの拍子に他のifキャラに渡ったらちょっと面白いかも。
神代の手に渡る
↓
復元
↓
拡声器拾って「狭間出て来い、出て来ないと朗読するぞ!」
…脱出に協力させようってのにそれはないかw
それでも神代なら……神代ならなんとかしてくれる!
あとは手紙読んで神代笑い死にという衝撃の展開とか
223 :
ゲーム好き名無しさん:2007/04/25(水) 18:10:05 ID:ZdvDj4Q7O
いつも楽しんで読んでます。
最近更新されたみたいで携帯から見たんですけど、
新作二話がエラーが出て読むことができませんでした。
予約もなしに投下して、千晶の話を書いていた人がいたらごめんなさい。
最初午前10時にロータス組とぶつけようとして、アレフの行動と少々矛盾することに
気づいて突貫修正したため、なんとなく違和感が残る文章になってたりします。
久々の投下キター!
千晶様の凄みと美しさに萌え&燃え。
派手な動きも起こって、色々な所に影響が出そうなのも楽しみだ。
変化がありそうな蓮華台に激戦地になりそうな港南区…wktkしてきた。
連休に投下ラッシュとか来ないかなーと期待しつつ、
この前のラジオで画鋲氏が更新してくれた状態一覧を更に更新。
10時の壁を越えてないのはヒーロー&かやや+たっちゃん、旧2ペア、明&キョウジ。
【蓮華台】
千晶:午前11時半 七姉妹学園屋上→港南区へ移動開始 『理想…そして狂気』
尚也&玲子:午前10時 サトミタダシ前から立ち去る 『僕が悪魔でも友達でいてくれますか?』
新&南条:午前10時 サトミタダシ前から尚也を追う 『僕が悪魔でも友達でいてくれますか?』
鳴海:午後1時 蓮華台ロータスから去る 『“氷の微笑”の男 後編』
【平坂区】
明&キョウジ:午前9時半 夢崎区との境辺りのビルで休息 『手負いの獣が見た希望』
ネミッサ&タヱ&舞耶:午前10時過ぎ スマイル〜カメヤ横丁間の空き地 『彼女のModern…』
たまき&レイ:午前10時過ぎ スマイル〜カメヤ横丁間の空き地付近 『彼女のModern…』
カオスヒーロー:午前10時半 区の中央へ歩き出す 『覚醒』
【夢崎区】
ダークヒーロー:午前11時半 ムー大陸で休息 『メサイア・コンプレックス』
アレフ:午前11時半 蓮華台方面へ移動 『メサイア・コンプレックス』
ザイン:午後1時 小さめの通りの文具店 『未知の感情』
【青葉区】
シド:午後11時 青葉公園からスマルTV方面へ移動 『蠢く闇』
ハンニャ:午後11時 獲物探しに出発 『蠢く闇』
旧2主人公&魔女:午前8時半 スマルTV1階で氷川との合流時間待ち 『情報の亡者』
ザ・ヒーロー&伽耶:午前8時半以降 オフィスビル 『「待つ者」「探す者」』
達哉:午前8時半以降 平坂区方面へ移動 『「待つ者」「探す者」』
氷川:午前10時 スマルTV2階で小休憩 『情報の亡者』
【港南区】
神代:午前10時 シーサードモール付近 『危険な邂逅』
朱実&ナオミ:午前10時 シーサイドモール内 『危険な邂逅』
ヒロイン:午前10時 シーサイドモール内 『危険な邂逅』
人修羅:午前11時半 警察署地下駐車場 『人の心と悪魔の本能』
弓子&エリー:午前11時半 恵比寿海岸へ向かう 『人の心と悪魔の本能』
【蝸牛山】
ライドウ:午後0時頃 下山中 『暁天の星、再び輝』
狭間:午後1時 皆殺しの為に歩き出す 『復活』
新作読ませてもらいました
そろそろ色んな舞台が整ってきて激突が連鎖反応しそうな予感がしますね
遭遇も避けられないだろうし、溜め込んだ誤解や思惑が爆発するんだろうか・・・wktk
>>226 べらぼうに乙。これがあると非常に状況把握がしやすい。
ぜひシドとハンニャの午後11時を修正してやってくれ。
>>228 指摘ありがとう、そこだけ修正忘れてたや。
午前11時だなw
230 :
ゲーム好き名無しさん:2007/05/13(日) 03:34:03 ID:sYjcvpJZO
保守あげ
231 :
ゲーム好き名無しさん:2007/05/15(火) 03:36:32 ID:FX8zzr8K0
バトルロワイアル物ってくだらなさそうと思ってスルーしてて
気まぐれで読んで見たらあんまり面白いんでびっくりした!!!
見もせずにそんな風に思ってたことを心から謝りますごめんなさい。
かなり時間かけて読みあさってしまいました。
さすがメガテン大好きな皆さん、各人物をよくつかんでいらっしゃって感服。
克哉兄さんかっこよかった…信念を貫いてさ。涙でてきた。
人修羅壮絶だし。なんとこう来たか!それでもまだマサカドゥス付き&強烈に強いだけに楽しみ。
シド・千晶・神代・鳴海が動くところはなんだかめっちゃ怖いことになりそうだし
女の子4人衆にもなにやら不穏な気配…?
や、感想書き出すときりがないけどさ、とにかくこれからも楽しみにしてます。
自分も文才があればいいんだけど。作者の皆様応援してます!
232 :
ゲーム好き名無しさん:2007/05/15(火) 03:42:54 ID:FX8zzr8K0
もう一言だけ。
モコイさん最高にカッコイイ!!ナオミも魅力的。
この二人もっと見てみたいです
皆殺し系朱実ちゃんとどうからんでくるのか…ハラハラものです。
コンゴトモヨロシク
>>231 いらっしゃーい
自分も正にそんな感じでここに入ってきましたよ
書き手の皆さんのGJっぷりに感謝する日々
>>231 新規さん歓迎します。
私は書き手なんだけど、今スランプでネタが出ない…。
スランプ脱出したらまた投下するからその時はヨロシク。
>>233-235 歓迎ありがとうございます。こちらこそコンゴトモヨロシクお願いします。
書き手さんのGJぶりは本当に感激ですよね。尊敬もの。
235さんの脱スランプをお祈りしつつ、投下を楽しみにお待ちしております!
てか、昨日は話を読むのに夢中であんまり気づかなかったけど、
改めて見るとタイトルもけっこうしびれるのがあるなぁ…クオリティ高!
一気にレスが伸びてて何事かと思ったら、新規さんいらっしゃーい。
見ての通りまったり進行だけど、新たに読みに来てくれる人がいると思うと励みになる。
特に感想がもらえるのは何よりの喜びだ。
投下がない時もスレに書き込みがあると刺激になってネタが浮かんだりもするので、
ネタ振り・雑談とかでもたまに書き込んでくれると嬉しい。
もちろん書き手側も頑張るつもりだがw
どの書き手氏かわからないけど、235氏も復活してくれるのを楽しみにしてる。
他の書き手がまだいるというのも安心するものだ。
こっちもなかなか時間取れずに書けてないんだが、
動かそうかと思ってるキャラがいて絡められる面子を考えてるとこなので、そのうち書くよ。
おお!書き手さんがもう一人いらっしゃってる!
まとめサイトで繰り返し読ませて頂いております。
なんかリフレインで読んでるうち、神代のすがすがしいまでの外道っぷりが
むしろカッコよく見えてきた…書き手のかたもなんか楽しそうだし。
こっそりライドウの回復に大学芋を期待wイッポンダタラカワユス
237さんお忙しそうですが、考え中とのことで楽しみにさせて頂いておりますね。
予約はありませんが鳴海・カオスヒーロー投下します。
以上です、矛盾・間違いその他指摘などありましたらよろしくお願いします。
新作キターーー!
鳴海はすっかりどす黒く染まってるな。謀略家っぷりがいい。
能力的には一般人に近いマーダーは何となく応援したくなるw
そしてスプーキー謹製ウィルス入りPCがカオスヒーローの手元に…
色々と面白いことになりそうな予感。
ただ、カオスヒーローは前の話で10時半には動き出してたから、
それから3時間誰にも会わないまま平坂区をうろついてた事になるな。
誰か殺して支給品を奪おうという思考なら普通、誰も会わなかったら河岸を変えるだろうから
無意識に逃げる思考・安全な方向へという思考が働いてたとか説明が欲しいかな。
あるいは、3時間の間に民家や店で武器にできそうな物を物色してたとか。
あと、ロータスから平坂区への移動は30分でできるものなのかね。
原作でも所要時間は不明だから適当でいいとは思うけど。
新作乙です。
このままワルオは鳴海に利用されたままになるのか逆にワルオが鳴海を利用するのか
ワクテカが止まりません。
>>241 確かに時間的なフォローは欲しいところだな。
ただ、彼の行動は意外と慎重な感じだから(たまきちゃんとかと比べたら)
描きやすいかも…。
ちょっとフォロー分を考えてみるから、もしネタの神が光臨したら予約するかもしれん。
でも神降ろしに失敗する可能性もでかいからすでにネタが出てる人は気にせず投下してもらいたい。
新作乙です
いやぁ鳴海が色んな意味で怖いわ・・・
心理戦では今のところちょっと優位に立ってる感じだし、ノートPC関連でも何か考えがあるのかもだし、
他に使えそうな奴見つけたらさっさと乗り換えたり、裏で他の奴とも手を組んで同士討ちさせかねない感じ
今まで他の奴に散々苦渋を舐めさせられた上に
鳴海が特別な力を持ってない只の一般人であると知り、そんな奴にも利用された、舐められたと感じたら
カオスヒーローも今まで溜め込んだものを一気に爆発させそうだ
悪魔の力が手に入ったらどうなることか・・・
>>242 補完もいいが、書き手氏に考えや修正案があるか聞いてからにした方がいいかと。
時間を遡っての補完には矛盾が出易い。
まあすぐ予約するというつもりでもないだろうが、一応。
今、やっとまとめサイトの話を全部、読み終わりました。
ハイレベルな展開にドキドキしっぱなしです。
楽しい時間をありがとうございました。
これからも応援してます。
>>245 また新規の人キター
気に入った話とかキャラとか感想があると書き手さんが喜ぶんだぜ。
ついでに雑談のネタにもなるし。
ここんとこ読み手もちょっと増えてきてるようだし、話題があればスレも賑わうんじゃね?
>>246 今、ちょうど真メガ3をプレイしてるので人修羅関連の話が気になりました。
警察署で克哉やゴウトと話してるときとか、こっちが寂しくなってくるよう。
あとフルムーンの関連とか、発想がすごいなと思いました。
私には絶対、思いつかないよ…
投下しました。予約もなしにすみません。
最後の状態票の名前は6/7でなく7/7です。
新規の読み手さんもいるし、結構たくさん書き手さんもいるようで、
このスレもなかなか安定しているようでなによりです。
とりあえず目標は全員10時越えか…でも旧2キャラ分からないなぁ…
GJです!
ある意味三つ巴な展開ハラハラしました。
それにしても神代がスーツ姿なことに玲子タンは何を思うのか。
聞かれたら奴は何て説明するのかちょっと見てみたかったりw
ところで「理想…そして狂気」もそうなんだけどメ欄で何気にウケたww
250 :
ゲーム好き名無しさん:2007/05/29(火) 21:36:08 ID:vf5s6avs0
あまりの面白さに勢いあまって書き込み。
元々他のロワ目当てだったんだけど、マニアクスクリアした記念に見てみよ
うと軽い気持ちでページ開いたら徹夜で全部読んでしまった…。
ハイレベルな展開に終始圧倒されっぱなしでした!こんなに夢中になって読んだ
のは久しぶりです!書き手の皆さんに猛烈に拍手したい!!
どんどん話が緊迫感に包まれていく中、一体各キャラがどんな行動をとり何を思うのか
気になって気になって夜も眠れず・・・。
体に気をつけてこれからも頑張ってください!
>>248 乙&GJ!
動向が気になってた追っ掛けっこ組に神代が加わって波乱の予感。
神代の本性に気付いてる尚也がどう出るかが運命の分かれ目になりそう。
それにしても新はいい奴だなあ。
>>250 徹夜乙w
感想やネタ振りでスレを盛り上げてくれると嬉しい。
今回の更新で神代に電撃食らわされてもいいから藤堂さんちのなおりんになって、
健気可愛い玲子ちゃんをおそ(ry
と思った俺はダメ人間o rz
>>252 ならば俺はモミアゲの王子様になってょぅι゛ょとイチャついてることにする!
何だか死亡の前に逮捕フラグのような気もするんだぜw
254 :
ゲーム好き名無しさん:2007/05/31(木) 01:59:25 ID:Kh6Kvito0
自分も新規の人だったり。
何だろうと思って見たら…凄い話ですよ、本当。
個人的には新を応援したいなぁ。「せっかくだから」とか「心配入りません」にウケタw
ところで、本家「バトルロワイヤル」は見たほうが楽しめる?
それとも基本設定だけ知ってればOK?
パロネタはほとんど無いから読む分には必要は無いかな。
書き手をやるなら雰囲気をつかむためにも読んどいたほうがいいかも。
256 :
254:2007/05/31(木) 21:11:44 ID:Kh6Kvito0
>>255お返事ありがd
今、83話を読んだとこです。
書き手さんGJです!!
静かに狂ってる狡猾な鳴海、すごくいい味出してますね。
一般人だけど頭が相当切れて、そこに勝負かけてきてるキャラってのが面白い!
というか、お人よし系&ライドウが一人で彼に会った場合はかなり危険だよな…。
カオス君との一触即発の同盟関係がハラハラもの。
スプーキー最後の賭けはどうでるのかも絡んで、続きがめっちゃ楽しみです!
そしてレイコと藤堂にはなんと神代がからんできましたか!
や、神代マジ面白!主人公系では唯一無二のダークカオス系。だがそこがいいw
if…再プレイしたくてたまらなくなってきた。もちろんレイコでね。
南条と新がいるから、藤堂はそう簡単にやられそうにはないけれど、
藤堂と神代の関係の破綻が目に見えているだけに、本当、緊迫感がありますね!
読み始めると本当に面白いんで、ついつい感想が長くなってしまってスミマセン。
書き手のみなさま、これからも応援しております!
そしてこっそり、由美殺害後不安定なダークヒーローのその後が気になる…未プレイなのに。
あともうひとつだけ。
南条の「なんとなく胸の中に渦巻くイヤな予感」ってのがすげ引っかかる…。
“先回り”は藤堂にとって不吉なのか、はたまた南条自身にとって不吉なのか。
あるいは新が、口ほどに信用してはいけない相手だったのか(個人的にはこれはないと思いたい)
それとも…最大の不吉は警察署で待ってる“アレ”と、アレに引き寄せられて
くるであろう彼女?
う〜ん、書き手さんたちよくこんなすごいの書けるよな。
259 :
ゲーム好き名無しさん:2007/06/01(金) 17:49:26 ID:9sh7lT4v0
今一話から読み返し中。
ロウヒーローの狂いっぷりに爆笑ww
普通の人が急に(もしくは徐々に)狂っていくのもバトロワの醍醐味だなぁ。
そしてすっかり忘れてた達哉の所持品の中にあった虫みたいなもの・・・。
あれってやっぱりあれなんだろうか・・・。
だとしたらこれからの衝突を暗示してるようでワクテカなんだぜw
>>258 言われてみるとすごい気になるw書き手さん達はすごいな!
二手に分かれて戦力的にキツキツになった今、二人の行く末がかなり不安だ。
南条、新組はいい奴等だから死んで欲しくないなぁ・・・。
でもアレまたは彼女との鉢合わせもちょっと見てみたいw
なんにせよエルミンズが和解できる日が来ることを祈る。
最近新規さんが多くて嬉しい。
自分は書き手なんだがなかなかネタが出てこないんで新規さんが来てくれると励みになるよ。
キャラの足踏みを揃えたくても自分も
>>248さんと同様旧2が解らないからなぁ。
他には氷川とか書いてみたいんだけど、いまだに彼の人物像が掴めてないから出来ない。
自分の文才の無さに泣けてきたよママン…。
すみません足踏みじゃなくて足並み。
>>259 ホント気になる。
>>226さんのタイムテーブル見てみると、
今港南区は地獄絵図だからなあ。アレと彼女だけでなく、
朱実ちゃん・ナオミ(+モコイさんw)・真1ヒロインがやり合ってる真っ只中。
南条と新がますます心配だ…。
そして達哉とアレは、、やっぱ因縁の対決があるのかな…克哉さんのこともあるし。
てか、シーサイドモール行ったら朱実ちゃんと出くわす可能性アリでしょ?
神代、漁夫の利作戦のためにも、シーサイドモールの件を一切を伏せてるくせに、
そっちに向かっちゃうとは大胆不敵だよな…神代らしいけど。
あ、でも考えてみたら、シーサイドモールではそんなに問題行動起こしてないかw
アキラ&キョウジあるいはアレフに会った時が、神代の年貢の納め時かな?
>>260さんネタ降臨お祈りしてます。氷川、謎すぎて気になるなぁ…
263 :
262:2007/06/02(土) 14:46:57 ID:CLqsnrB30
前言撤回。アレフは神代とは無関係だったね。
ちーたんと勘違いしてた。
神代は狙った相手をきっちりデストロイしてるからなぁ、
奴に出会って生き延びてる奴がアキラ組ぐらいしかいないという…
ホント、恐ろしい子!
265 :
ゲーム好き名無しさん:2007/06/03(日) 11:52:56 ID:sNhzjgYP0
>>264 神代の外道っぷりにばっか目がいって、
気付かなかったけど確かに。マーダーの鏡だw
そろそろサラマンダーな魔神皇にも頑張ってもらいたいなぁ・・・。
と思ったけど、午後一時までみんな遠いw
266 :
ゲーム好き名無しさん:2007/06/07(木) 05:55:55 ID:go+z8rRPO
保守
10日間で書き込みは保守のみか。
今必死に書いてるからこのスレのこと忘れないでいてくれると嬉しい…とか言ってみたりして…ハハ…
乙トロス
もちろん忘れてなんか無いさ!
執筆頑張って下さい!
このキャラはこう行動するんじゃないか、とか
こうなってほしい、とか言うのはあり?
反映されるかどうかは別として。
うかつにそういうこというと捻くれ者に真逆にされるかもな、俺みたいな奴に。
>>271 そういうのは喜ぶ書き手もいれば嫌う書き手もいるからなあ。
どう考えてもねーよwwwレベルのネタ予想なら問題ないと思うが。
書き手が困るのは書くつもりの話がまさに予想通りだった時だしな。
>>273 すごく…それぶち当たったことがあるw
紆余曲折を経て神代が狭間の手紙を拾う話考えてたんだがズバリ当てられてしまったw
>>221はネタのつもりでカキコしたんだろうけどw
でもこれを期にもっとトンデモ展開考えることにしたよ。
>>274 書き手乙
予想を上回る展開ってのも良いんだけど、予想通りでも熱い展開の方が
面白い事も有るしね。
自分が面白いと思った展開でガンガって下らい。
超展開アイディアはいくつか思いつきはするんだが、
話の流れから無理だったりするのが多くてのう…。
誰かの支給品にドリー・カドモンとシュタイナーが
入っているかもと思っていた時期が俺にもありました…
最初にズガン用の追加キャラがばんばん出てた時に
ドクター・スリル入れてドリー・カドモン作らせようと思ったことがあるよ。
ドリー・カドモンともども瞬殺予定だったけど。
278 :
271:2007/06/17(日) 14:05:46 ID:DK6gKoTv0
お返事ありがd
逆にされたりするのは覚悟の上だけど
やりにくくなる書き手さんもいるのか…むぅ。
我が愛するまとめサイトの管理人様へ連絡です。
携帯用まとめの、2章95話「堅物と知的派ムードメーカー」が消えているようですよ。
280 :
ゲーム好き名無しさん:2007/06/24(日) 03:35:57 ID:iLHQ+aLAO
頑張らなきゃ
神代の清々しいまでの俗物っぷりが素晴らしい
>>281でもそのうち、悪魔から闇討ちをくらいそうだ。
神代はいろいろ弄りがいがあるキャラだからなァ、
出来れば長く生き延びておいて欲しいが…
書き手として正直いちばんとっとと死んでほしいのはノクタンw
あいつが絡んでくると話のプロットが怪獣大決戦にしかならねw
>>283 ハンデ付けてもバランス崩壊キャラに変わりは無いもんな…。
とっとと理由付けてブチ殺したい反面、
フルムーン過ぎたらどうなるのかも書いてみたい微妙な書き手心。
>>282 死んでガーディアン変更でメタトロンとかになってメタトロンの影響でロウヒーローみたいな奴になるとか
まあ死んだら終わりだろうけど
>>285 ヒント:ユミ、あっさり死亡
キャラが立ってる上位悪魔ってどういう扱いすりゃいいんだろ。
仮にトール様が出たとして、ヨスガのトールなのかChaosのトールマンなのか…
両方への義理に悩むとかのドラマがあると面白いけど、そうなってくるとキャラが増える一方だし…
…ああ、そうか、出さなきゃいいのか…
マサカドゥスさえ除けば人修羅と正面から戦える奴なんていくらでもいるだろう
マサカドゥスは制限されてて原作で言うところの防弾チョッキくらいのタフさってことでいいだろ。
というかマサカドゥスがあっても普通に殺せるか
銃効くし
万能系魔法も効くよ。
前にも話が出たけど結構使い手がいる。
>>286 既にロキは出てるけど、中島の知ってるロキとは別人扱いだね。
メガテン世界だと普通に固有名詞の悪魔が複数いるし、
トールが2人出てきても不思議はない…かも知れない。
アバチュだと地変も効くんだよな>マサカドゥス人修羅
ペル2キャラならマグナ系でも…と思ったが使い手がもういない…
ところで人修羅と正面から戦えるか否かについてだが、
歴代主人公のうち、香とか抜きで全パラMAXに出来るのって
人修羅だけだと思ってたけど違うの?
パラメータだけで言ったら人修羅がそりゃ最強だな。
しかし数値を使わない小説なんだし、ゲーム内のパラメータを真っ正直に反映するものでもないかと。
パラメータなんて言い出したら、原作のエンディング後に参戦してるキャラと
原作途中の時間軸から参戦してるキャラで実力に凄い差が出るぞ。
まあ、高能力にしやすい=ポテンシャルが他キャラより上という解釈はできるが、
正面から戦うってのは何も装備とか全部同条件で殴り合うってのに限らないだろうし。
そういうことを287は言いたかったんじゃないだろうか。
大体1レベルあたりの強さの基準も作品によって違うんだから「パラを伸ばし易い」だけで強いなんてことにはならん。
人修羅程度はザ・ヒーローやアレフなら正面から切り結んでも普通に勝てるだろ。
>人修羅程度はザ・ヒーローやアレフなら正面から切り結んでも普通に勝てる
どうにも同意しかねるが、個人のイメージの問題なのかな。
まぁ、人修羅が並外れて強力ってわけじゃないのは同意。
そんな最強だったらこんなにパトるわけないもんな〜。俺の1時間が…
あとはマサカドゥスの解釈か…
個人的には下手に弱体化補正かけないほうが燃えるね。
ただ万能の使い手が死ぬとそれこそ無敵になるよなぁ…
ザ・ヒーローは肉体的には普通の高校生だから大して強くないイメージ。
戦い抜いてきた経験を加味すればそれなりに強いだろうけど、
身体能力は人間の限界を超えないし魔法も使えない。
その分、悪魔の扱いに長けてるのがアドバンテージ…と思ってた。
純粋な戦闘力だけ見ると主人公の中ではおそらく新が最弱だと思われる。
(魔法使えない、GUMPが無いから悪魔使えない、武器は怪しげな手製爆弾と鋏だけ
仲間の南条も初期ペルソナだからそれほどの戦闘力は見込めない。)
でもこのロワではトップクラスの頭脳派という設定だから、
例え人修羅や千晶と戦う破目に陥っても機転を利かせて逆に陥れるような気がする。
真1や真2、FC2の主人公は設定的にも人間の限界を超えた存在だと思うが。
このロワにおける主人公キャラの単純な戦闘力は順位にするとこんな感じ?
1位 人修羅(言わずもがな…)
2位 藤堂尚也(最強ペルソナ降魔 それなりの破壊力を持った武器を所持)
3位 周防達哉(尚也と同じくペルソナが強力)
4位 中島朱実(COMPを所持し、おそらく一番上手く機能させることが出来るはず)
5位 旧2主人公(COMP内蔵型の腕は優勝を狙えるほど有利だと思うんだけど…)
6位 真1ヒーロー(GUMPを持ってる。悪魔とのコミュニケーションも上手いと思う)
7位 葛葉キョウジ(悪魔召還出来ない状態だがピースメーカーが強力)
8位 真2ヒーロー(キョウジとほぼ同じく。持ってる銃はピースメーカーより弱いと思う)
9位 葛葉ライドウ(一応COMPがあるが上手く使えるかどうかが微妙。管が手に入れば化けるはず。)
10位 塚本新(武器は鋏と手製の爆弾。COMPとまともな武器さえ手に入れば…)
上記は全部独断と偏見で出した意見だから読み手によっては全然違う感想持ってるかも。
そう言えばまだ主人公の中から死者が出てないのな。今気づいたw
299 :
298:2007/07/03(火) 17:22:07 ID:tK/q8FrT0
あ、神代忘れてたw
神代は現段階で回復したけど明に身包み剥がされたのが痛い。
順位はライドウより一つ上くらいか?
300 :
298:2007/07/03(火) 17:31:48 ID:tK/q8FrT0
すまねぇ、たまきちゃんも主人公だったな。
if…やってないからペルソナの印象が強かったわw
考えたらたまきちゃんが最弱の主人公かもな。
魔法使えない、悪魔召還出来ない、唯一の武器であるデザートイーグルはロワ的死亡フ(ry
人によって結構イメージ違うんだなあ。
まあそもそも魔王やら神やら倒せる主人公は既に一般人じゃなさそうだしな…
考えてみればザ・ヒーローは金剛神界で修行した時点で人間超えてるとも考えられるのか。
たまきちゃんはフラグと精神的脆さはともかく、
ガーディアンでの身体能力強化があるから新よりは強そう。
でも主人公組で一番しぶとく生き延びそうなのは新なんだよな。
そりゃ「人間の枠を超えない」人間がエキドナや九頭龍みたいなデカブツとまともに戦えるわけがないもの。
大司教設定では、人間は開花すれば悪魔と同等かそれ以上の霊的ポテンシャルを持っているそうだし。
人修羅と他の主人公の違いなんて悪魔になって強くなったか、人間のまま強くなったかだけなんだが、なぜだか人修羅は特別だと思ってる人が多いのは不思議だなあ。
まあ他の主人公を人修羅マンセーのダシにしなければなんでもいいけど。
大体ゲームだけやってる分には人修羅が抜きん出てるようには見えない、戦歴とかもそう特筆することも無いしな。
悪魔補正云々にしてもザ・ヒーローは悪魔と合体したカオスヒーロー倒してるわけだしそこまでの補正にはならんと思う。
その大司教設定は初めて聞いた、聞いて納得。
そうか、メガテン世界だとそういうものなんだな。
どっちかと言うと個人的には、非力な人間が知恵と経験で強大な悪魔に立ち向かうのに燃えてて、
だからこそロワでの人修羅や千晶は「人間にとっての強敵」として強いイメージなんだよなあ。
強キャラが殺戮繰り広げるだけじゃロワとしても面白くないし。
強さって言っても色々あると思うんだよ
武器に例えるならザ・ヒーローやアレフとかは銃器、人修羅は爆弾ってイメージ
どっちが強いの?って問いに一言で答えられるものでもない
相手を倒すことを考えたら単純に破壊力の強い物の方が強いように見えるが
その考えこそむしろ罠だったりするのがバトルロワイアルの面白さじゃない?
人修羅の破壊力なんざ他の主人公から抜きん出たものでもないって話なのに
>>306 顔面から万能ビームを出したりとか
両手から火炎放射をぶっぱなしたりとか
気合い入れて1000越えデスカンぶちかましたりとか
のあたりが破壊力あるイメージなんじゃないのかね
パロロワの法則より
・盛者必滅の法則
そのプログラムの参加者中で単純戦闘力が最強とされるキャラは、
まず確実に優勝もしくは脱出の恩恵にあずかることは出来ない。
書き手もある程度は心得てるだろうから、心配しすぎることもないかと。
他人の持ってるイメージを否定してもしょうがない。
単純戦闘力で最強であろうアレフが千晶程度にビビリまくるヘタレ扱いだから、このスレにはあんまり関係ない法則だな
多少訓練を受けてるとは言え一般人の鳴海が魔神皇狭間を蹴落とすくらいだしな
>>310でもさ、アレフはベスがまだパートナーだった頃なんだよね(第22話)。
それだとギリギリのところでもレベル30は普通いかない。
逆に新は、モト(レベル72)が仲魔らしい(第35話)から、レベルもそれ相応のはず。
2周目でしたなんてオチがなければだけど。
人修羅と他の奴との違いは装備なしでも強いってぐらいのもんだと思うんだが
逆に装備あってもこいつにはあんまり意味がない
それなりの装備があればどいつでもいい勝負だと思うんだが
どっちにしても強さだけを比較したってしょうがない。
コンディション万全の人修羅がどれだけ強いかは今は問題じゃないだろ。
正気を失ってて(=あまり冷静な判断はできず)手負いの人修羅なら
やり方にもよるが倒せるキャラはそれこそ幾らでもいる。
盛り上げようとしてくれた
>>298には悪いが、
強さ比較は原作解釈によっても違ってくるからあんまり意味はないと思う。
むしろ解釈のぶつかり合いで荒れる原因になりかねない。
まあ今程度なら荒れてるって程でもないし、久々に賑わってるのはいいことだが。
人修羅の狂った強さのイメージは隠しボス状態から来てるな
ああ、それか。
アバチュやってないから思い至らなかった。
ならダークヒーローや東京タワーの魔女も狂った強さであるべきだな
318 :
ゲーム好き名無しさん:2007/07/06(金) 09:56:40 ID:gstZMUd70 BE:88715726-2BP(6002)
面白いので一気読みしますた。
もしP3のメンバー参加してたら、キタローのためってゲームに乗る女が多そうww
そういや途中から読み始めたんでよく知らんのだが何でアバチュは入ってないんだ?
アバチュの人修羅は真3の人修羅とは別人だけどな。なんで紛い物が本物の人修羅より強いんのかは謎だが。
>>318 新規さんいらっしゃーい。楽しんでもらって何より。
もしよかったら軽くでも感想とか書いてくれると書き手が喜ぶんだぜ。
キタローは参加してたら名前はやっぱりキタローになってたんだろうかw
>>319 世界観が違いすぎるという理由だったはず。
NINEと携帯版は知名度の低さが理由で除外。
魔神転生はどうしてだったっけ…。
魔人もそういう理由だった気がする。マイナーってのも。
デビチルも同じく…だったような。記憶が定かじゃなくてすまん。
ペルソナ3はロワ開始当初まだ発売してなかったから参加を見送った。
ここで空気を読まずにライドウ予約します。
まだ構想しか出来てないから間に合わないかもしれないけど、
もし締切り過ぎた後でライドウ使いたい人がいたら遠慮無く予約してやって下さい。
久々に予約キター!
新作が読めるのは楽しみだ。期待。
324 :
ゲーム好き名無しさん:2007/07/12(木) 02:22:29 ID:Uru8f7+GO
☆
325 :
ゲーム好き名無しさん:2007/07/12(木) 02:56:44 ID:l4xKtIPL0
ごめん…一週間とっくに過ぎてるけど全然出来てない…。
ライドウ使いたい人いたら譲ります。
いなかったら続行するけど、どうかな?
327 :
ゲーム好き名無しさん:2007/07/22(日) 02:53:22 ID:IkMqwuKXO
(2ヶ月空いてるけど)連投の形になるのがアレかなぁと
思ったものの午前10時の壁突破支援したかったもんで
夏の影響はこのスレには来るのかなぁ…
来て欲しいような来て欲しくないような…
やっちまった…
ハンニャがネクロマされたの午前11時だ…
修正してからまた来ます…
おおおお新作キタコレ!
GJ、そして修正がんがれ。
前にこのパート書いてた書き手氏がまだいるとわかって安心したのは秘密。
ヒーローと伽耶はつくづくいいコンビだな。
疳の虫の設定もなるほどと思った。
そして達哉と舞耶姉は無事に再会できるのか、ハンニャの暴れっぷりやいかに?
と楽しみな要素が色々あって燃えた。
ここの書き手氏は社会人多そうな印象だけど、夏の影響はあるのかねえ。
ちょっとでも話が動いたら嬉しい。
書こうと思ったんだがいくらマニアクスに出たからといって流石にダンテ出すのはマズイよな?
というか今から新キャラ出すのは無しだったんだな。
スマソ
神代ってラハブ憑きのLV60近くだったか
それじゃあ人間アキラなんて簡単に撲殺出来そうな感じだし結局強さなんて…って思ったけど、アキラはアキラで塔には入ってたからアモン無しでもLV70は逝ってそう
ヴィーナス憑きギンコが瞬殺されましたよ
レベルの基準は作品によって全然違うから比べる意味なんぞ無い
レベルの単純な上下比較は無意味だけど、目安にはなると思うけどね
少し上でも、アレフのレベル30以下説ってのが出てるけど、ようするには
戦闘の経験がまだ浅いというか、そういうニュアンスになるわけでしょ
設定的に最強ランクの男なのに弱いのはなぜか? みたいなのの
根拠付けにはなるんじゃないかな、なんて
コペルニクスの合体事故でケルベロスやホウオウ(真IではLv43と36)
作ってるザ・ヒーローとか、つっこみどころもなくはないけども
そこんとこがゲーム原作ロワの難しさなんだよな。
個人的には、それこそ
>>336の言うように「どのくらい戦いに慣れてる扱いか」を
数値じゃなくニュアンス的なもので考えるんで丁度いいと思う。
例えば同じLv1(1からじゃなかったかも知れないが初期Lvってことで)でも、
アレフはコロシアムの闘士で戦闘経験豊富、ただし人間相手の武器戦闘が専門。
ライドウは召喚師としての修行をそれなりに積んでて悪魔の相手もある程度できる。
新は戦闘経験のないただのパソヲタ一般人。
Lv1だから素人とも限らないということになる。
Lvが比較基準になるのは、出典が同じ作品の場合くらいだと思う。
Lv60の神代とLv60のたまきちゃんならガーディアンにもよるが強さはほぼ同程度、とか。
でも実際に小説として書く場合、何ポイントのダメージを与え合うとかじゃなく
性格の違いによって取る作戦が違ったり、戦術の相性があったりするから、
同程度のポテンシャルがあっても互角とは限らないし、低Lvのキャラが高Lvのキャラを倒すこともある。
まあ、「序盤設定のアレフなら成長途上だから唯一神を倒せる強さはないだろう」とか、
「ニュートラルED後のザ・ヒーローなら超人的な強さでも違和感はない」とか程度の参考にはなるかな。
ヴァルハラのコロシアムは人間同士の戦闘だけじゃなくてデモノイドやら悪魔との戦闘もやってるんだが。
中島はレベル1の時点でロキとセトを倒しているし
アレフもレベル1の時点でコロシアムのチャンピオン候補だが、これは20XXではレベル30〜40に相当する
だからレベルなんか目安にしようがない
>>338 すまん、一文が長くなるからそれは省いた。
デモノイドって言ってもコロシアムにいるのはパフォーマンス用の人間型が主だし。
あ、メインイベントの前座としてデミナンディと戦わせたりするとかって設定もあったっけ…
TRPG版の設定と混ざってどこまで公式かわからなくなってきた。
まあ、あくまで一例ということで。指摘は感謝、攻略本読み返してみる。
岡本がはじめてあった時悪魔の群れぶち殺しちゃったとかいってた気が
ついでにいえば、コロシアムの戦士は日常的に悪魔との戦闘訓練を行っている。
仮想データとはいえ現実のそれと相違ない奴と。
細かいツッコミだけど、確か真IIって開始時でレベル2ケタじゃなかったけ?
だから「アレフのレベル1」を語るのは不可能だよ。
あと、作品ごとの悪魔の強さの差を加味しない比較のほうが無意味だし、
悪魔との戦闘経験といっても低級悪魔と上級悪魔の差もあるわけで。
初期レベル6だったか。
真2で全般に悪魔のレベル・ステータスが低めに設定されているのは、それだけアレフのスペックが並外れているからってのは有名な話だな。
他の作品と比較するならゲーム上のレベルに+10〜20せにゃあならん。
まあそれ以前にレベルなんてゲーム的なもんでしかないけどな。
上で出ている中島の例のようにな。
ゲーム中のレベルをまともに考慮しちまうと、
ダークヒーローなんかレベル110・単体でルシファー同等の強さということになるな。
参加者が誰も登場しない話を落としてきました。
目指せ10時の壁全員突破。
348 :
ゲーム好き名無しさん:2007/08/02(木) 22:02:42 ID:rWB6Sp+2O
そろそろ誰かに死んでもらいたいなぁ・・・
349 :
ゲーム好き名無しさん:2007/08/09(木) 06:57:42 ID:4oAHzDg6O
みんながんばれ
携帯変えたら200XとIfハザマ編の配信発見記念カキコ
20XXな。
200XはTRPGだ。
20XXはマーダー適正のあるキャラが多くてロワ映えしそうだから、
知名度さえあれば参戦させてやりたかったなあ。
353 :
ゲーム好き名無しさん:2007/08/20(月) 04:35:30 ID:EWA4xImzO
保守
354 :
ゲーム好き名無しさん:2007/08/25(土) 13:33:55 ID:JoZxlv9vO
初めまして!
たまたま見つけて、一気に読みました。凄く面白いです\(≧▽≦)丿
それにしても続きがとっても気になる…。
私は全作プレイしてないので、解らないところもありますが、未プレイ作品のイメージがここで固まってしまいそう(笑)
全部知ってたら、書き手さんに混ざってみたかったなぁ。
書き手のみなさん、応援してます。
アバチュが無いはきっと、原作の最初の展開が素でバトロワだから削除されたのかな〜なんて。
では、失礼致します。
新参者でしたm(_ _)m
おお、新規の人が来てる。
楽しんでもらえて何より。
未プレイの作品にもこれを機に手を出してみるとよろし。
ところで2ch初心者っぽいけど、ロワは好き嫌いが分かれるから普段はなるべくsageてほしい。
あと、2ch系以外の顔文字は歓迎されないのも覚えておいた方がいいよ。
356 :
ゲーム好き名無しさん:2007/08/26(日) 03:46:58 ID:Z49KQL3sO
なにこいつ
354です。
そうなんです。2chはカキコ初めてなんです。
礼儀が解らなくてごめんなさい。教えて下さってありがとうございます。
メアド欄にsageで下がる、で間違ってないかな。
また上がっちゃったらごめんなさい。でも、教えてくれたお礼は書いときたい。
したらばに修正版投稿してきました
一月以上もかかるとは思わなかった…
皆さんお待たせしてすみませんでした
おお…修正乙!
ここんとこ人多杉だったこともあって、誰もいないんじゃないかと心配してたw
毎日覗いてた甲斐があったというものだ。
スローペースでもちょっとずつ進んでると思うと希望も湧いてくる。
書き手さん修正乙です。
新作が続々投下される夢を見て大喜びして、起きてからしょんぼりした。自分wktkし過ぎ。
毎回楽しみにしています。書き手さんいつも面白い作品をありがとう。
焦らず急がず、自身で出来に納得の行く話を執筆して下さい。
文才があれば力添えになりたいけれど如何せん、絶望的に文章が書けないorz
それにこのロワ文章レベル高すぎだぜ…
文章は日本語が使えれば誰だって書ける!
と言いたい所だけど小説の文章は出てこない時には全然出てこないからな。
台詞だけでも思い付くなら死者スレみたいなネタとか、
今までの好きな話の感想とか書くのも立派な支援になる。
という訳で印象に残ってる話、というかキャラの一言感想。
氷川の読めなさが凄い。人肉ミンチとか思い付かんわ。
死体がこんなに有効活用されてるロワも珍しい気がする
いつもの誤解の種以外にも、ミンチにネクロマだからねぇ
久々に氷川やってみようかと思うんだが久々だから結構忘れてしまった
取り敢えず予約はこっちでいいのかい?
予約はここだよ。
氷川に期待。楽しみにしてます。
ちょっと気になったことを。
たまきちゃんの服装が、9話・78話・91話・111話では軽高の制服になってますが
83話ではエルミンの制服となってます。
モコイさん健気(;_;)
筆者参考ログメモで107話後 弓子とエリーは恵比寿海岸へ向かう になってるけど
正しくは青葉公園に向かう でいいんだよな?
368 :
ゲーム好き名無しさん:2007/09/30(日) 22:41:19 ID:vW7Tt/12O
ウォー!逃げて!!
人修羅様ともあろう御方が傍らにピクシーなどとそのような低級悪魔・・・
ぐおわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
>>367 書き手さんから訂正入ってたような。
警察署が青葉区にあると思って公園って書いたけど港南区だったから海岸に変更、だっけ?
と思ってログ見たらこのスレだった。
>>98
ここが動いてるの見て久々にネタが浮かんだ。
期限に間に合うかどうかわからないけど予約します。
舞耶・ネミッサ・タヱ・ピクシー・たまき・レイ・達哉で。
>>370 本当だ書き手さん訂正してるわ。過去ログちゃんと読め自分。
親切に返答ありがとう。
更に一件予約がキター!
達哉も交えて混戦になるのかな。
大変遅くなりました。
予約分、今から投下します。
投下終了です。
Q.ネミッサがどうやって炎を弾き返すつもりなんですか?
A.弾き返せません。ハッタリです。
・みんなに死んだと思われてる。
・全身火傷の重傷
たまき\(^o^)/
遅ればせながら新作乙です
達哉がかなり困った状態・・・戦いは避けられるんだろうか
限界状況とはいえ、暴走の危険性的にはたまきもまだありえる状況
鍵を握るのはやはりタヱ?報道の力は発揮出来るんだろうか・・・
あと本スレに感想投下されてるみたいだけどこっちに誘導した方がいいんだろうか?
久々に新作が来たうれしさのあまり間違えちゃったぜ…
あ、俺も俺も
流れ遅いし、次スレ立てる時(まだ先だと思うけど)は
投下スレと感想スレ統合してもいいかもね。
382 :
ゲーム好き名無しさん:2007/11/09(金) 04:00:26 ID:81pA3oabO
383 :
ゲーム好き名無しさん:2007/11/11(日) 04:44:12 ID:tjNBUeD8O
☆
384 :
ゲーム好き名無しさん:2007/11/16(金) 02:22:05 ID:BkRkrZizO
(´・ω・`)
385 :
ゲーム好き名無しさん:2007/11/23(金) 01:23:21 ID:ojaibbsAO
パッション保守
386 :
ゲーム好き名無しさん:2007/11/30(金) 23:14:02 ID:RG5/+rv4O
頑張
387 :
ゲーム好き名無しさん:2007/12/01(土) 01:06:33 ID:j/Mq8HRfO
質問質問
藤堂のペルソナは最強ペルソナなのに南条やエリーは何故初期ペルソナなのか?
摩耶は克也を知っていたことから罰世界から来たと考えてよいのか?
ならば摩耶のペルソナがアルテミスなのに対して克也のペルソナは何故初期ペルソナだったのか?
うざくてさーせん
1:最初に書いた人がそう決めて、特に反論がなかったから
2:罪でもいちおう克也と顔見知りではあるのでそこだけでは決められない
3:同上
賑やかしと書き手支援を兼ねて、ロワ内での動向含めたキャラ紹介書いてみることにした。
取り敢えず旧1から順に1人ずつ書いてくよ。
かなり主観入ってるのはご了承を。
【中島朱実@旧1】
登場話:『歪み』『転生の絆』『横丁の戦い』『牙を隠して』『危険な邂逅』…以上5話
遭遇キャラ:フトミミ、たまき、神代、ナオミ、真1ヒロイン
初代メガテン主人公にしてイザナギの転生。旧シリーズでの悪魔召喚プログラム開発者でもある。
ロワでもCOMPとマグネタイトを支給され、早々に仲魔を現地調達する手際の良さを見せる。
仲魔を使い捨ての駒として駆使し、他人も利用する知略派ではあるが戦闘能力も低くはない。
参加者の中でもかなりの強豪と目されるが、弓子が絡むと精神的な脆さが顔を出す。
いずれ、根暗な天才という似た者同士のハザマとの対決もあるのだろうか。
行動原理は、とにかく弓子至上主義。
ゲームの優勝に興味はないが、他人は弓子を脅かす敵になり得るから排除。
目的は刻印を解除して弓子と2人の世界を築くこと。元の世界に帰る気は皆無という徹底ぶり。
その傍迷惑なまでに深い愛情は、まさにヤンデレ属性。
再会前に弓子が死んだ場合は彼女の復活のため優勝狙いに転向するだろうが、
弓子の方は至極まともな対主催スタンスだけに、無事に再会した場合の方が泥沼展開に陥りそうだ。
最初はフトミミと遭遇し、協力する振りをして不意打ちで殺害。
ステルスマーダー路線を進むかと思いきや、フトミミから武器を奪って気が大きくなったのか、
次に出会ったたまきに対しては最初から殺気だだ漏れ。攻撃するも逃げられる。
その後、装備を失い負傷した神代と遭遇。
彼を脅して情報を聞き出そうとするが、神代は弓子らしき女の死体を見たと嘘をつく。
弓子にはとことん弱い朱実は、嘘だろうと思いつつ万が一の疑いを捨て切れず神代に同行。
結果、逃げられた上に隙を突かれて武器を奪われる。
真1ヒロインの攻撃に曝され、ナオミと共闘することになりそうだが…?
>>389乙であります!
ただ、登場話は話数も併記した方がいいかも。
>>389 これはGJ
見やすいし、分かりやすい、そして面白いな
意見・感想thx、気が向いたらそのキャラについて感想とかも書いてくれると嬉しい。
自分以外の感想読むの好きなんだ。
【白鷺弓子@旧1】
登場話:『出会い』(21)、『集う仲間達』(23)、『作戦会議』(44)、『人の心と悪魔の本能』(107)…以上4話
遭遇キャラ:克哉、エリー、ゴウト、人修羅
『女神転生』のタイトルの由来となった初代ヒロイン。
主人公らしからぬ相方の朱実とは対照的に、優しく清純な正統派ヒロインである。
しかし優しい人間ほど苦悩を抱えたり大変な目に遭ったりするのがロワの常。
支給品は当たりの部類のアームターミナル、前世が国産みの女神だけあって日本系の悪魔にカリスマも発揮でき、
本人も多彩な魔法を使用可能と強キャラになるポテンシャルは秘めているものの、
既にチーム崩壊の憂き目に遭ってたり朱実がアレだったりと今後も苦労しそうである。
ちなみに支給されたアームターミナルは描写から察するにアレフが原作で着けていたものと思われるが、
弓子があれを装着しているのを想像するとなかなか様になって格好いいと思う。
スタンスはやはり正統派の脱出志向。
イザナミの力を脱出に使えないかと考えているが、自由に使える力ではないため、現状手掛かりはほぼなし。
これから誰と出会うかで運命が大きく左右されそうだ。
行く当てのないところを克哉に保護され、悪魔に襲われていたエリーを助けてチーム結成。ゴウトもいるよ。
元いた世界も時代も違う面子が揃ったことで、舞台が異世界であることは認識。
安定感のあるほのぼのチームとなったと思われたが、そう上手くいかないのもロワの常。
警察署での休憩中に人修羅の強襲を受け、克哉に逃がされてエリーと共に海岸へ向かう。
そこで克哉を待つつもりだが、克哉は人修羅との戦闘で死亡。
後から逃げたゴウトと合流できればそれを知ることができるのだが、
折りしも港南区には千晶with天使軍団が襲来予定。果たして無事に逃げ延びられるのか。
さりげに朱実も近くにいるのだが、再会すると話がややこしくなる可能性大。彼女の苦労は尽きそうにない。
短いからついでにもう1人。
【リック@旧1】
登場話:『アキラ、リック』(12)、『KENKA』(72)…以上2話
遭遇キャラ:明、キョウジ、神代
メインキャラが2人しかいない旧1から、ほぼ頭数合わせに近い形で出演。
恐らく全参加者中ぶっちぎり1位のマイナーキャラであり、スレ住人から「誰だっけ?」という声も上がった。
知らない人のために解説しておくと、ヴァルハラ回廊で牢に幽閉されていた巨人である。
鎖を解いてやると高レベルの悪魔に変身して仲魔になってくれるのだが、
実際そういう展開になっていたらどんな悪魔になっていたのだろう。
ロワにもやっぱり鎖で縛られた状態で参戦。
最初に出会った明には鎖は破壊できず、朱実を探すつもりで彼と同行。支給品のヒノカグツチを渡す。
が、春日山高校を出て早々、キョウジとの交渉中に神代に奇襲される。
リックは銃弾から明を庇って死亡。大方の予想通り、短い出番であった。
しかし彼の死が明の怒りに火をつけ、明vs神代の壮絶なケンカの引き金となったことを考えると、
その死は決して無駄ではなかったと言えよう。
死してもメインキャラに熱い展開を残す、脇役の鑑である。
次も短かったことを思い出したので一気にw
【ガイア@旧1】
登場話:『ぼったくりマッチョの最期』(62)…以上1話
遭遇キャラ:神代
先程リックを最マイナーキャラと書いたが、よく考えるとこっちの方がマイナーかも知れない。
ちなみに、旧1のマズルカ回廊で銀のレリーフと引き換えに有り金全部持ってく男である。
このキャラに目を付けた書き手のセンスにはある意味脱帽。
初登場はなんと第1放送終了よりも後。
民家に隠れて食料を食い尽くし、外に出た途端神代に斬殺される。
いわゆる一発ネタキャラであるが、地味に神代のキルマークを増やすという貢献をした。
わたしこそ しんの ゆうしゃだ!
395 :
ゲーム好き名無しさん:2007/12/21(金) 14:37:45 ID:tE5cEbq8O
面白いレスがついてるのに誰もいないとは勿体無い
396 :
ゲーム好き名無しさん:2007/12/25(火) 01:10:44 ID:Gta14eAGO
保守
397 :
ゲーム好き名無しさん:2007/12/29(土) 21:26:28 ID:6C0JS0ATO
保守
間が空いたが全キャラ分目指して。
【主人公@旧2】
登場話:『鎮魂歌』(42)、『生贄』(54)、『迫る危機』(57)、『不安と安らぎと』(67)、情報の亡者(79)…以上5話
遭遇キャラ:久美子、麻希、ライドウ(以上一方的に見たのみ)、千晶、魔女、氷川
殺人に関してはドライなキャラが多い主人公勢の中では珍しく、心優しい主人公。名前はまだない。
シェルターに住むゲーム好きの少年だったが、怪しいゲームがきっかけで救世主に。
ロワにはルシファーを仲魔にして唯一神を倒したED後から参戦している模様。
ちなみに、原作では親友よりも初対面・素性不明の魔女を信用した男である。
ロワ内での性格は、優しいが消極的で繊細といった印象。
しかしパートナーの魔女に対してはもちろん、自分を襲った千晶にも軽口を叩く一面もあり、
本来は飄々として芯の強い性格なのかも知れない。
魔女とは強い絆で結ばれており、様々な場面からラブラブっぷりが覗える。
魔女には今も「少年」と呼ばれている辺り、年下扱いされて尻に敷かれている姿も想像できるような。
麻希が久美子を殺してしまい自殺、それをライドウが止めようとする場面を目撃する。
死んだ2人を埋葬するがその優しさが仇となり、千晶に不意打ちを受けていきなり瀕死。
魔女が助けに入ったお陰で命は取りとめたもののダメージは大きく、未だ回復途上。
TV局内で休息中に氷川と遭遇しており、再会を約束している(話したのは魔女だが)。
その氷川が自分の埋葬した2人の死体を掘り出してミンチにした男だという事実を、彼は知る由もない。
ライドウが麻希を殺したという尚也の誤解を解くキーパーソンであるが、
現状では尚也に会うどころか、この場を動ける程度に回復するのにも時間がかかりそうだ。
しかし、絶対的に信頼できる心強いパートナーと早くに合流できたのは幸運と言えよう。
もし復活を遂げれば、ED後参戦ゆえの高い戦闘能力に主催との因縁と、見せ場を作れる要素は多い。
…まあ、無事に復活できればだが。
頑張れ(`・ω・´)
400 :
ゲーム好き名無しさん:2008/01/07(月) 23:29:28 ID:TWCzJAPNO
400なら活気復活
活気復活祈願!
【東京タワーの魔女@旧2】
登場話:『迫る危機』(57)、『不安と安らぎと』(67)、『情報の亡者』(79)…以上3話
遭遇キャラ:旧2主人公、千晶、氷川
本名不明、年齢不明、素性も不明、デビルバスターに登場していた理由も不明。
よく考えると謎だらけの旧2ヒロイン。
スレ内で無名キャラに名前を付けようと提案された際「炉斬菜」と名付けられかけたが、幻に終わった。
主人公達を旅立たせたパズスとは敵対しており、彼女の説得により主人公の進む道は大きく変わることになる。
そんな経緯もあってか主人公との絆は強く、登場も今のところ常に主人公と一緒である。
オルトロスを捕らえて幽閉するほどの実力者であり、また彼女と戦うことを選択しても絶対勝てないため、
設定上は非常に高い魔力を持っているのだろうが…仲間になると無敵ではないのはお約束。
原作での気の強さ、主人公を「少年」と呼ぶお姉さん属性はロワでも健在。
外見的には彼女も少女に見えるのだが、実年齢は気にしない方がいいかも知れない。
少々気の弱そうな主人公をしっかりリードする頼もしい存在といった印象。
荒れ果てた世界で東京タワーを占拠していただけあって胆力も抜群、強敵相手にも物怖じしない。
そんな彼女の恐らく唯一とも言える弱みが、主人公への愛情である。
カップルはろくな目に遭わないのがロワのお約束であり、最近はツンデレは不幸になるとも言われるが、
果たしてジンクスに打ち勝って主人公を守り抜けるのだろうか。
初登場は第1放送後。主人公を探す内に千晶の邪悪な気配を感じ、間一髪で瀕死の主人公を助ける。
千晶配下の天使を軽く片付け、主人公救助を優先してトラスタルトでその場を脱出。
その後現在まで、スマルTVに潜んで主人公の回復を待っている。
情報を得るためスマルTVを訪れた氷川と出会い同盟関係を結んだが、彼への警戒は解いていない様子。
護衛として借り受けた仲魔のオセを、2人の時間を妨げるお邪魔虫と思っている…訳ではないと思う。
しかし動ける状態でないとはいえ、身を隠すにはちょっと目立ちそうなTV局という場所。
後に合流を約束している氷川も読めない奴だし、彼女を取り巻く状況は依然厳しい。
402 :
ゲーム好き名無しさん:2008/01/18(金) 03:02:07 ID:y9YQXnl1O
がんばれ〜!
403 :
ゲーム好き名無しさん:2008/01/22(火) 16:20:39 ID:IWHdu2ut0
ほしゅ
404 :
ゲーム好き名無しさん:2008/01/29(火) 22:50:40 ID:meNDgWGwO
氷川が一人順調にメキメキパワーうpしてるのな。
読んでて面白いし参加したいなーとも思うけど、
ペルソナシリーズと初代メガテンしかやってないから敷居が高い…
話全体も佳境に入ってるから、下手な話は投下できないぜ(´・ω・`)
そーいう場合は知ってるやつだけ書いて
知らないキャラが出てきたら他の人に任すのはどうだろう。
俺はあまり知らないキャラが出てきたけど一応キャラ紹介で
どんな性格か知ってから書いてる程度だけど。
話はまだまだ序盤の部類だし、まだ方針が固まりきってないキャラもいるから
どんな展開でも投下してくれれば大歓迎なんだぜ。
わからないキャラがいるならスレで質問するなりしてくれればフォローはできる…と思う。
あと歴代主人公キャラは朱実・達哉・舞耶以外は性格的にはオリキャラだから、
かなり好き勝手に書けてオススメ。
個人的にはソルハカ主人公の性格がツボだw
書き手さん達マジがんがれ
そのハッカーズ主人公みたいに
既に他の職人さんが良いキャラ作りをしちゃってるから
尚更それを壊すような話は書けないなー…と思う自分ヘタレ
ひと月遅れですが新作投下乙です!
ちょw氷川がピク&カハクコンビを仲魔するとはww予想外すぎる。
かしましい羽コンビが果たしてどう活躍してくれるのか。
M字の後退は彼女たちによって促進されるのか。(主にストレス)
サマエルの失望は現実のものになってしまうのか。うおお、続きが気になる。
氷川自身も初めの頃の得体の知れなさが大分薄れてきて人間臭さが漂ってきた感じで
個人的にはいい感じです。これはもしや改心展開もありか?
とりあえず一箇所誤字発見です。
「魔女等の場所に通じる会談付近で」→「魔女等の場所に通じる階段付近で 」
って新作来てたのか!
投下スレ見てなかったから全然気付いてなかった…
遅れ馳せながら投下乙です、今度から投下したらこっちにも報告頼みます。
氷川とサマエルでコメディ路線が来るとは。不意打ち的にワロタ。
掴み所がなくて動かしにくい印象だった氷川も、これでちょっと書きやすい感じになってきた?
412 :
ゲーム好き名無しさん:2008/02/20(水) 01:15:38 ID:NazCy2S+O
保守
保守
414 :
ゲーム好き名無しさん:2008/03/01(土) 03:33:43 ID:Xbsdd1r9O
ほ
415 :
ゲーム好き名無しさん:2008/03/03(月) 04:44:44 ID:dY274IyiO
ほ
まとめサイトって更新停止?
>>416 随分前から更新止まってるっぽい。
新作は掲載されてないし、wikiでも借りて移植した方がいいかねえ。
418 :
ゲーム好き名無しさん:2008/03/20(木) 02:13:32 ID:0a9gia1XO
保守
419 :
ゲーム好き名無しさん:2008/03/25(火) 00:47:26 ID:NTj7vLMb0
保守
420 :
ゲーム好き名無しさん:2008/03/31(月) 04:44:11 ID:wllTtmr6O
哀しいが保守だ
so
投下中です。連投規制め、面倒なことを…。
とりあえずコレでほとんどのキャラが午前の壁を突破した…かな?
自己リレー禁止の自分ルールのせいでそろそろ書けるキャラがいなくなってきた…
感想の人、けっこう楽しみにしてたんだけど、もう書かないのかな。
応援レスとか他人任せみたいでイヤだったんだけど、したほうがよかったかな。
投下完了。一番手間取ったのがメアドの駄文の推敲とは…トホホ。
いちおう他のキャラの話も途中まで書いてあります。
いつ完成するかも分からないから予約とは行かないけれど。
…そういう書き手さんって、ほかにもいらっしゃいますかね?
おおお新作キタコレ! GJ!
オセと魔女の掛け合い、主人公の鋭い所発揮、氷川の冷徹さと
キャラの個性が出てる会話シーンがいいなあ。
天使の剣に関する所も上手い。相変わらず主人公はピンチ続きだなw
そしてまさかのシド登場で、この後も一波乱ありそう。
あーとキャラ紹介書いてた者ですが、ちょっと忙しくなって途中で止まってました。
楽しみにしてくれてた方もいるようなんで、時間を作って続きもまた書こうと思います。
あと、現在位置・時間まとめもそろそろ最新版作るかな。
ネタと時間があれば本編にも協力したいんだけど、なかなかそうもいかないのでせめて支援を。
425 :
ゲーム好き名無しさん:2008/04/07(月) 20:41:55 ID:CfVjDi0d0
保守
おっと先を越されたあああああああああああああ
シドVS魔女オセ+主人公はお蔵に入れるしかないか……
新作乙です! いやー氷川ってカッコ良いッスね。
もうちょっとかっこよくしないと……
427 :
ゲーム好き名無しさん:2008/04/13(日) 03:23:19 ID:uRCnjYdY0
保守
428 :
ぴかちゅう:2008/04/13(日) 03:25:32 ID:rPymhBGA0
>>426 これは勿体ない…
形になりそうだったら没ネタとしてでも見てみたい。
というわけで、スレの活気復活を願ってさかのぼりの自己満足作品を投下した次第。
とか言って、私はこれでネタのストックがほぼ切れたという…
補足説明…
キョウジは本編エンディング後、数ヶ月ほど私立探偵 兼 悪魔召喚師として修羅場をくぐってからの参戦。
ピースメーカーは、実在する銃が魔力で強化されたもの、というイメージ。
「極端にバレルが長い」のはバントラインスペシャルみたいなイメージ。伝説剣ならぬ伝説銃みたいな。
別に私は銃に詳しくないし、適当に書いた内容なので、後に生かしていただかなくてよいです。
迷っていたところはカス高の防空壕。例のウワサのあれが残っていたのか、出口がみつからない。
……え? 神代が悪魔狩りで出入りしてた? ……別の防空壕なんじゃないかな、たぶん。
キョウジがゲーム開始から第一放送後までずっと出てこなかったことに合理的な理由をつけようとすると、
地理的な問題から言って、防空壕で迷ってたことにするのが一番自然と思うので、無理にでも納得してください。
(外を自由に歩けた場合、平坂区の主要箇所はほぼすべて別の人がいるので、そっちと会ってないのはおかしい)
本当は本編内で全部説明すべきなんだが、うまくいきませんでした。
無理なく設定を説明できる小説家ってホントすげえよな。無理やり説明する小説家もけっこういるけどさ。
おお、補完乙。
キョウジの中の人の本名ついに判明+久美子の死への反応と、
補完とは言え読み応えのあるパートでした。
少年少女が多い中だと大人属性になるキョウジだけど、本来は一般人青年だもんな。
よーし感想のついでに勢いでキャラ紹介再開しちゃうぞ。
久々すぎて感覚忘れてるから要約下手で悪い。
【ダークヒーロー@旧2】
登場話:『堕ちたる救世主・中』(46)、『堕ちたる救世主・後』(47)、『戸惑いと上昇と』(75)、
『呼んだ名は、告げられた名は』(100)、『メサイア・コンプレックス』(109)…以上5話
遭遇キャラ:由美、ザイン、スプーキー、オルトロス、ヒロコ、アレフ
真シリーズの「友人は敵対した挙句死ぬ」という伝統の基礎になったとも言える、旧2主人公の親友。
元は主人公と同じくシェルターに住む普通の少年だったはずだが、
道を違えて別れた主人公と再会した時には「使用前/使用後」とテロップが付きそうな変貌を遂げていた。
主人公が冒険している間に、彼にも色々あったのだろう。
取り敢えず、その変態としか思えない鎧はどうにかしてほしい。
ロワ内では、荒廃した元の世界を救うため修羅の道を選ぶことを決意する。
しかし根が善人なので、罪悪感から目を逸らそうと無理をしている節がある。
殺すつもりの相手ともしっかり対話し、結果、増えるのは自分への精神的ダメージ。
迷いは吹っ切ったものの、鬱を加速させるような相手とばかりピンポイントで遭遇する不運ぶり。
まあ、格好を見て問答無用で人外扱い・変態扱いされたりしていないだけまだ幸運か?
ゲーム開始早々に出会った由美を殺害するが、生きている人間を殺せたのは今の所この時のみ。
彼女の死体を見付けたザインとスプーキーを奇襲するが、思想を全否定され、動揺が原因で取り逃がす。
その後しばらくは悪魔を虐殺して精神の安定を図る…と言うと危ない人のようだが実際別の意味で危ない人だ。
狩り中に旧知のオルトロスと再会して仲魔にし、迷いを振り切って優勝狙いの決意を新たにする。
が、そこにゾンビヒロコが襲来。
死闘の末に彼女を葬るものの、ヒロコの名前とシェルターでの苦い思い出のダブルパンチでまたもや鬱度アップ。
ネクロマ犯の「神父」に怒りを覚え、打倒神父のためアレフと同盟の約束をする。
今は別行動中だが、いずれ救世主タッグが実現するのだろうか。
ロウヒーローが生きている間に会っていたらどうなっていたかを想像するのも楽しいぞ!
デビルバスターをプレイ中の主人公の後ろで
自分の名前も入力してくれとせがんだり
続きを早くやってくれとせがんだりするという
ちょっと可愛い一面もある男、ダークヒーロー!
元祖ハイレグアーマーな漢!ダークヒーロー!
とりあえず真面目に再起するのなら
wikiなりでまとめの未更新分を納めにかかった方が良いんじゃね
そういや携帯の方のまとめも所々ページ消えちゃってるんだよな
問題は管理人を出来る人がいるかどうかだな。
いや何か皆忙しそうだし、wiki管理人って責任重大なイメージが…
何も出来ないのでせめて保守
まとめwikiでも作ったほうがいいよな…
まとめサイトはまったく更新されてないし
439 :
ゲーム好き名無しさん:2008/05/16(金) 01:08:46 ID:FPXxFxVc0
保守
保守
441 :
ゲーム好き名無しさん:2008/05/24(土) 18:34:33 ID:R95pVTlR0
保守
新しく目が点シリーズ出ないかぎり新作無理じゃね
キャラ紹介の続きを密かに待ってる
保守
☆
l^丶
| '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう
ミ ´ ∀ ` ,:'
(丶 (丶 ミ いあ いあ
(( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ
;: ミ ';´∀`'; ';´∀`';, ,
`:; ,:' c c.ミ' c c.ミ
U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J
/^l
,―-y'"'~"゙´ | それ るるいえ うがふなぐる ふたぐん
ヽ ´ ∀ ` ゙':
ミ .,/) 、/) いあ いあ
゙, "' ´''ミ ハ,_,ハ ハ,_,ハ
(( ミ ;:' ,:' ´∀`'; ,:' ´∀`';
'; 彡 :: っ ,っ :: っ ,っ
(/~"
ロワ内で普通にクトゥルーが召喚されかねないのがメガテンクオリティ。
久々にキャラ紹介いきます。
【ザ・ヒーロー@真1】
登場話:『ゲーム開始』(0)『ザ・ヒーロー、大道寺伽耶』(6)、『移動開始』(10)、
『神に選ばれし者』(19)、『誕生そして再開』(20)、『鬼と希望』(26)、『尋ね人』(36)、
『殺意の渇き』(38)、『瞬間 連携 逃走』(43)、『第二の、或いは最悪の再会』(52)、
『休息』(65)、『この街の真実』(96)、『笑顔』(97)、『「待つ者」「探す者」』(104)、
『分岐、選択、決断』(116)…以上15話
遭遇キャラ:伽耶、ロウヒーロー、ヒロコ、アレフ、ベス、達哉、ハンニャ
登場回数、多っ!
多分メガテン主人公と聞いて大体の人が最初に思い出すであろう、言わば主人公代表。
原作の時点で既に母親が悪魔に喰われるわ飼い犬がケルベロスになるわ30年後に飛ばされるわ、
壮絶な経験をしているためか、胆の据わりっぷりは流石。
オープニングではいきなりルシファーに名指しで期待を寄せられ、
その期待に応えて(?)地道な情報収集によって脱出計画を練る頭脳派として足場を固める。
ちなみに彼も名前はまだない。
というか、作中で「ヒーロー君」「ロウヒーロー」などと呼び合っているため、
もしかしたらそれが本名なのかも知れない。つか、この辺の人達が死んだら放送ではどうなるんだろう。
ロワ内で最初に遭遇したのは伽耶で、最初はお姫様を守るナイト的な立ち位置。
マッドな人になってしまった旧友ロウヒーローに襲われても慌てず騒がず迎え撃ち、
武装では負けている状況を仲魔を活用して切り抜ける。
その後、中の人が変わった伽耶とは脱出計画・戦闘ともに絶妙のコンビネーションを発揮。
ゾンビヒロコの襲撃からも逃げ切り、冷静さを失って攻撃してきた達哉からも伽耶を守り抜く。
捕らえた達哉への脅し混じりの説得の様子から、今まで人当たりが良く優しいタイプに見えていたものの
それは相手が女性だったからであり、男には結構厳しいことが明らかに。
脱出の鍵と目した舞耶と合流するため達哉を送り出して一段落したところを、今度はハンニャに襲撃される。
襲撃を受けるのは実に4回目。この巻き込まれ体質っぷりも主人公の中の主人公ならではか。
すっかり参加者の1人のようになっているピクシーや乗り物にもなるケルベロスなど仲魔も豊富で、
その情報処理能力も含め、まさに司令塔と呼ぶに相応しい存在感の大きいキャラである。
本人はCOMP操作と仲魔の活用に長け、相棒は魔法関係に強い伽耶(というか未来ドウ)。
対主催勢力の中心になれそうではあるが、送り出した達哉は行った先で暴走中、
本来のパートナーだったヒロインも別の場所で暴走中、と周囲に火種は少なくなかったりする。
精神面の強さは折り紙付きだが、苦労はまだまだ尽きそうにない。頑張れヒーロー。
乙です
ヒーローに名前をつけてあげてほしい、本当に
ていうか、地の文でヒーローって書いてるとなんか不思議な気分になる
名簿での順番はヒロインが先だったの忘れて、先にロウヒーロー書いてしまった。
ま、いいや。
【ロウヒーロー@真1】
登場話:『神に選ばれし者』(19)、『誕生そして再開』(20)、
『二つの選択肢・前』(66)、『二つの選択肢・後』(74)…以上4話
遭遇キャラ:ザ・ヒーロー、伽耶、ヒロイン
ザ・ヒーローと夢で出会った仲間の1人であり、ヒーローの幼馴染の少女の彼氏でもある。
元は普通の高校生で、絵に描いたような優等生だった。まあ何故か魔法使えたりするけどな。
しかし失踪した彼女を探す内にヒーローやカオスヒーローと出会い、色々あって大破壊後の時代へ飛ばされた上、
探していた彼女はアンデッド化していて成仏(消滅)させてほしいと頼まれ、
その後本人もヒーローを庇って死亡、そのまま死んでいればまだましだったものを
メシア教会に勝手に復活させられて救世主に祭り上げられ、しかもなんか洗脳済みっぽい空気。
(復活後ロウヒーローの公式イラストには頭に「No.ZERO」の刻印と縫った跡があり、
肉体は後のメシアプロジェクトのプロトタイプ、縫い跡はロボトミー手術の跡だとかどっかで読んだ)
ルートによってはヒーローに倒されるが、その際の最期の台詞は「僕は生贄だったのか…」。
恋人への愛情とヒーローへの友情、善良さゆえに悲劇に見舞われた不遇な少年である。
……というのを忘れそうになるほどの狂いっぷりをロワでは発揮。
神に選ばれた自分こそ正義、汚物は消毒だと言わんばかりの選民思想を見せ付ける。
現実を受け入れられず「これは試練なのだ」と逃避した結果なのだが、どう見ても普通に発狂してます本当に(ry
旧友であるヒーロー相手に高笑いしながらジリオニウムガンを乱射する姿は壮絶の一言に尽きる。
普段大人しいタイプほどネジが飛ぶと大変なことになる、とは言うが何本ネジ飛んだんだお前。
で、結局ノリノリで襲撃したヒーローには逆襲されて敗走。
次に出会ったのはまたしても旧知の間柄であるヒロインで、友好的な振りをして奇襲をかける。
ところが冷静なヒーローと違い、ヒロインも精神汚染で壊れかけ状態だったのが運の尽き。
追い詰めて重傷を負わせ、勝利を確信したところでまさかの反撃を受け、メギドで頭を砕かれて散る。
登場話は少ないものの、強力な武器を手にした狂的な無差別マーダーとして強烈な存在感を残してくれた。
ちなみに、ジリオニウムガンと発狂マーダーとしてのスタンスはヒロインが見事に受け継いでいる。
今後の期待込めて保守
451 :
ゲーム好き名無しさん:2008/07/01(火) 15:46:49 ID:r0fQ952X0
保守
キャラ紹介楽しみにしてます保守
453 :
ゲーム好き名無しさん:2008/07/16(水) 07:27:37 ID:hrv2mi5X0
保守
454 :
ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 07:51:48 ID:m6NkF4XI0
保守
メガテンロワ完結して欲しいなー
みんな読んでてめちゃ面白いし
456 :
ゲーム好き名無しさん:2008/07/30(水) 22:22:52 ID:FCem+fxwO
ライドウ2が出るね
457 :
ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 20:59:18 ID:xrm5N7S00
保守
誰も見てないことはないと思いたい
書き手さん、違うロワにいっちゃったのかな・・・
名前ナシのままかなり進行してるのがびっくりした
主人公たちはまだ誰も死んでないね
たまきちゃんが一番乗りになりそうかな
個人的にはザインとスプーキーの話が好きです
オトナの優しさにじんわりくる
459 :
ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 02:19:31 ID:fD2UtGA40
保守
そういえば主人公死んでないのか。
メガテン主人公勢は色んな意味で逞しいもんなあw
今のところ一番乗り候補はたまきちゃんか旧2主人公?
いつか書きたい
462 :
ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 16:27:10 ID:19q+dF930
保守
停電の人のやりたかった人とカブってないことを祈りつつ投下。
寸止めは仕様、視点がころころ変わって読みづらいのも仕様。
肝心なところを決めず次の人任せにしてるのももちろん仕様。
これで全員午前10時の壁を越えたかなぁと思うのですがどうかな?
タイムテーブル整理しようと思ったけど30話ぐらいで挫折しました…
おおおっ!投下乙ですGJ!
たっちゃん切ないよたっちゃん
アルテミスの魔法反射がそのまま残ってたら舞耶姉かなり有利だよねと思ってたら
達也がそれを逆に利用するとは
レイとキョウジ、たまきちゃんとアキラも会えそうでどうなるか楽しみです
新作キターーーー!
達哉…ついに一線を踏み越えてしまった感が。
熱いバトルに切ない展開、実に面白かったです。
キョウジとアキラは本来の相棒がいる場所に近付いてはいるものの、これはピンチの予感。
本スレ落ちたな、容量もかなりぎりぎりだったからしょうがないけど
過疎スレが板またぎで2スレも使うのは悪い気がするので
これを期に本スレと感想スレを一本化すべきだと思うがどうだろう
467 :
ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 21:30:42 ID:BB4xLo1bO
統一に賛成
ついでにageとく
468 :
ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 22:46:40 ID:hvbavct1O
>>463の投下分を読む前に落ちた…orz
保管庫も動きないし、誰かコピペしてくれまいか…?
ログ取ってるからすぐコピペ出来るけど勝手にやっちゃってもいいのかな。
作者さん、もし見てたらいいですか?
>>469 ありがd
>>470 達哉がどんどんドツボに嵌まって行ってる…
キョウジと宮本はストーリー展開であまり動きがなかったから、
出てきて嬉しいぞ。
乙&再うpありがd!
472 :
状態早見表:2008/09/09(火) 08:46:54 ID:f1LsdBaq0
10:00
[港南区] 中島朱実・ナオミ・ヒロイン・(神代)
11:00
[平坂区] 葛葉キョウジ・アキラ・周防達哉
[平坂区] 天野舞耶・ネミッサ・タヱ・レイ・たまき
[港南区] 神代浩次・尚也・赤根沢玲子・新・南条圭
(人修羅の咆哮)
11:30
[青葉区] ヒーロー・大道寺伽耶・(ハンニャ)
[夢崎区] (ロキ)・(ヴァーチャー)
[夢崎区] ダークヒーロー
[夢崎区] アレフ
[港南区] ユミコ・桐島英理子
[港南区] 人修羅
[蓮華台] 千晶
(千晶の天使召集)
12:00
[青葉区] 旧2主人公・魔女・氷川・シド
[蝸牛山] 葛葉ライドウ
13:00
[夢崎区] ザイン
[蝸牛山] ハザマ
(ロータス炎上)
13:30
[平坂区] カオス・鳴海昌平
※ 注意が必要なロングパスキャラ
カオスヒーロー、10:30ごろ覚醒し区の中央へ向かうも次の登場は13:30
スプーキー、10:00ごろ夢崎区を出て蓮華台に行き、12:00ごろ鳴海と会う
達哉、9:00ごろ青葉区を出発、10:30ごろ平坂区に到着
おお、まとめ超乙!
今とあるパート書いてるんだけど、時間なくて完成は遠そうだからまだ予約はできない。
ネタだけなら3パート分くらいあるから、気長に頑張るよ。
スレは投下・感想一緒でいいと思う。このペースだしね。
474 :
ゲーム好き名無しさん:2008/09/15(月) 04:35:51 ID:licSNPrL0
保守
保守
ライドウ2とマニクロが出たら此処も活性化されると良いんだが
477 :
ゲーム好き名無しさん:2008/09/25(木) 03:26:24 ID:NubIr++MO
ほっしゅ
478 :
ゲーム好き名無しさん:2008/10/03(金) 01:25:45 ID:YlPYXX6PO
保守
早く続き見たいけど、書き手さんもライドウ2とマニクロ待ちかね
キャラ紹介も待ってます
480 :
ゲーム好き名無しさん:2008/10/09(木) 13:27:59 ID:4uX3fu/XO
ソウルハッカーズの主人公のキャラ良いな。
凄く面白いし好きな性格だけど、あの性格を元の職人さん以外には
自由に動かすのは癖があって難しそう。
他力本願で悪いがまとめサイト、ちゃんと更新したの作って欲しい。
自分に時間あれば作るんだけど。
続き楽しみ。
wikiにすれば誰でも更新できていいんだけどね<まとめサイト
借りてみようかとは思うんだけど、今までの作品や資料を全部移植するのには時間かかりそう。
それにwiki詳しくないから管理人は荷が重い&センスのあるトップページとか作れない…
って言っても皆が他力本願じゃしょうがないから、ちょっと勉強してみるかな。
ページの編集とか新規ページの作成ぐらいは他ロワのwikiでやったことあるんだけど、
管理人やるならこれは覚えとけみたいな機能・スキルってある?
483 :
ゲーム好き名無しさん:2008/10/23(木) 01:21:15 ID:uH5JGBVI0
保守
484 :
ゲーム好き名無しさん:2008/10/30(木) 12:35:49 ID:uqzqvaBoO
凪を出してほしい
シリアスな場面でプロセスとかセオリーとか言われたら吹いてしまうw
出られるとしたら、ライドウが回想する場面ぐらいか。
488 :
ゲーム好き名無しさん:2008/11/04(火) 00:17:07 ID:fNITwFKg0
保守
489 :
ゲーム好き名無しさん:2008/11/12(水) 10:33:33 ID:OW58kR+wO
凪を出してくれたら書く
イッポンダタラの擬態、ショボーの神風の出番ですよ
491 :
ゲーム好き名無しさん:2008/11/21(金) 22:16:50 ID:N555ewZMO
保守
492 :
ゲーム好き名無しさん:2008/12/10(水) 02:27:08 ID:UUdGtiVuO
終わり?
これで終わりというのはさみしいなぁ・・・アバドン王も発売したのに
読み専門なんであれだがこのロワのレベルは高いと思うだけに続いてほしい
494 :
ゲーム好き名無しさん:2008/12/24(水) 15:18:03 ID:LCdQxdK2O
誰も書かないのはなんでだろ
495 :
ゲーム好き名無しさん:2008/12/24(水) 15:46:25 ID:LS4Vt/DjO
つまんないから
というよりも意欲がそがれたんだろうあのクソ荒らしのせいでな
497 :
ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 01:07:08 ID:hyHgSGnAO
荒らしってデビチル厨?
違う違う二年前の夏休みだったかな
人修羅がどうのこうので荒れまくったんだったっけ
此処の外道 神代の印象が強すぎて、
メガテン関連スレで「if男主人公は影が薄い」なんて話が出ると
激しく違和感を覚えてしまう件
あるあるw
そんでもってカツオはイメージぴったりだ
ライドウは逆に優男過ぎる感じかなw
ロワの初期鳴海はアバドン王の方に近いような
502 :
ゲーム好き名無しさん:2009/01/24(土) 22:58:10 ID:ut51Qz5/0
誰も書く人がいなくなったのはP3、P4という人気作が入ってないからだろ
あと凪がいたら書く
PはPで勝手にやっててくれ
Pは…正直ないわ
誰も書く人がいなくなったのは魔神、デビチル、アバチュという人気作が入ってないからだろ
それもないわ…
一部キャラ厨と一部シリーズ厨が痛すぎた
それもないわ・・・
書こうと思っても本スレ落ちてるジャン
立ててもいいのかね?
この速度でスレ二つとか要るわけが無い
ここで書くってことか?
512 :
ゲーム好き名無しさん:2009/02/07(土) 18:27:58 ID:sSMjRYY90
>>511 このスレのちょっと前のところを読み返してみるといいね、具体的には466のあたり
こんな面白い企画あったなんて知らずに昨日まで過ごしてたぜい。
面白すぎて、昨日から一気読みしてしまいましたよ。
>>514( ゜∀゜)人(゜∀゜ )ナカーマ
自分も、初めて知った時は貪るように読んだよ
ここに投下するのもアリかと。
作品投下に期待させてもらってもいいのかな?
>>517 おお、素晴らしい!
本当に有り難う。
このwikiって携帯だと編集出来ないのかな?
出来るならこっそり協力させてもらいやす。
@wikiご利用ガイド よくある質問>仕様について より引用
Q.携帯から閲覧できますか?
A.できます。PCのURLで携帯からアクセスした場合、自動的に携帯用に切り替わります。
機種などにより多少が差異がでる可能性があります。
Q.携帯から編集できますか?
A.現在のところ編集はできません。
以前停電でデータが全部ぶっ飛んだ書き手です。
ようやく何とかなったので繋ぎ部分だけど投下します。
森本病院を抜け出したライドウは鬱蒼とした木々を潜り抜け、ひたすらに下山を目指した。
悪魔が蔓延る森の中だから、病院内で一度引っ込めた仲魔だが、念のため二体とも呼び出しておいた。
探すべき人物の一人である鳴海がどこにいるかは解らない。
彼が物資、とりたて輸血用に使用する血液や食料を探しているのならばこんな森の中にいるより街に出る方が有意義と考えられる。
勿論レイコのことも心配だ。
彼女はあのピアスを着けた悪魔のような男に囚われている可能性が極めて高い。
無論、人質としてだ。
彼女を人質として利用するなら相手は間違いなく自分であろう。
だから、逆に考えると彼女は今、不本意ながらレイコはあのピアスの男に守られている状態にあるはずなのだ。
あの男は強い。刀一本で戦艦を真っ二つにした自分とまともに張り合えるほどに。
ライドウの本心を言ってしまえばレイコのことは鳴海よりもよっぽど気にかかる。
まさしく胸が張り裂けそうに…。
この感情に一体どういう名前が付いているのかをモー・ショボーに尋ねたら何故かいきなりビンタを食らってしまった。
レイコに続いて二度目のビンタだ。
彼女の小さな手から繰り出されるビンタは大した威力ではなかったが、
何故いきなりそんなことをするのか詳しい説明を求めたが、無言で勝手にGUMPに戻り、
引きこもってしまったのだから話にならず、ライドウは困惑してしまった。
ただ、イッポンダタラが意味深な一言を口にしたのは印象に残っている。
「うぉまえは今、世界一最低だが世界一幸せな漢だアアアアアアアアアアアッッ!!!」
人殺しを強要され、自らも命を狙われ、それでも何とか仲間を集めて脱出を試みようとしている自分は少なくとも最低だとは思わない。
さらに、信頼置ける人間とはことごとく離れ離れにされた自分のどこが幸せなのかも全く解らなかったが、
とにかくイッポンダタラの情熱だけは伝わってきたので今のところはよしとしておこうと無理矢理自分を納得させておいた。
支給品の地図と上空に浮かぶ太陽を交互に見合わせればおのずと目指すべき方角は見えてくる。
元来た道を辿るのは危険だ。
あの魔神皇が生きているかもしれないのだ。
いや、まず間違いなく生きているだろう。
あのギリギリの状況で魔神皇を出し抜いたことはまさしく奇跡だ。
そして奇跡は二度も起こらないことをライドウは経験上よく知っている。
その二度目の奇跡を過信して油断してしまい、命を落とした悪魔召喚師の数は枚挙に暇が無いのだ。
「うぉまえぇぇぇぇ! んがぐぐっ!」
相変わらず無駄に絶叫するイッポンダタラの頭を無理に引き寄せ、黙らせる為に手で口を塞いだ。
しばらくじたばたともがいていたが、やがて大人しくグッタリしたところでようやく開放してやる。
背後に人の気配を感じた。イッポンダタラもそれに気づいたのだろう。
(まさか、また…!?)
最悪の事態を想定した。
――魔神皇!?
いや、奴にしては気配が薄い。いや、まさしく殺気と呼べる感覚とはそれは少し違った。
気配は自分たちの後ろからだが、刀の柄に手を掛け、背後を振り返るとそれはサッと太い木の幹の影に隠れた。
一瞬だけちらりとその姿が視界に入ったのをライドウは見逃さなかった。
そして、それが人間ではないことも。
だが、その悪魔がライドウの記憶と同じならば、今ここにいること自体、おかしい。
ルールブックによると出没する悪魔は徐々に強くなって行くはずで、
今遭遇するようなレベルの悪魔はそれこそ今仲魔として連れ歩いているモー・ショボーやイッポンダタラ程度の実力のはずだった。
だが、あの悪魔は…。
(これは、逃げた方がいいのか?)
こんな所にあの実力の悪魔が出がるということは、他の誰かがCOMPによる合体で作り出した可能性、
つまりそれを操っている強い悪魔召喚師が近くに潜んでいる可能性が出てくる。
しかし、悪魔は襲ってくる様子は無かった。
と、すると、偵察だろうか。
何にせよ、危険だ。
ライドウとイッポンダタラは足を速めた。
だが、その悪魔は一定の間隔を開けて確実に自分たちを追いかけてくる。
攻撃の気配は無い。
「気になるううううううう!! ヤツは誰だアアアアアアアアアッッ!!!
うぉれも誰だアアアアアアアアアアアアアッッ!!!」
「……頼むから黙っていてくれ、イッポンダタラ……」
どうして引きこもったのがこいつではなくてモー・ショボーの方なのか。
ライドウは度重なる自分の不運を呪った。
どこかに運喰い虫がいれば少しは気休めにでもなるのに…。
もっとも、いたところで取り餅も虫かごも無いのだからいたところで捕まえられないが。
「静かに聞いてくれ。」
「うおおおおお!!! むぁかせろおおおおおおおおおおおおお!!!!」
(…駄目だこいつ、早く何とかしないと…)
そう思うが黙らせている時間すら勿体無い。だから無視して手短に伝えた。
「今後ろに悪魔いるのは解るな?
今からお前をいったん『こんぷ』に戻してあの悪魔の背後に召喚する。そこで炎属性のシキミの影を作ってくれ。
奴の背後、それから左右に。
その後また呼び戻す。
それからここに左右二本の太い樫の木がある。この間にも同じものを作って欲しい。解ったか?」
初めて自分が仕える召喚師に頼られたのがよほど嬉しかったのか、イッポンダタラのボルテージはさらに上がってしまった…。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
ムぁかせるぉおおおおおおおおおおおおおッッ!!」
「…………。」
(もう、どうでもいいや。)
ライドウは投げやりにため息を付くと、おぼつかない手つきでCOMPを操り、まだ何かわめいているイッポンダタラを中に戻すと、
今の自分に出来る最速の動作で再び召喚した。
あの悪魔の気配を感じるさらに後ろ辺りに。
いきなり背後に今追っていた連中の片割れが登場したのだから偵察の悪魔も多少動揺したのだろう。
木陰からちらりとこちらに姿を見せた。だが種族までは確認できない。
「絶頂ううううううううううう!!! 好カベ一代イイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」
イッポンダタラのテンションは相変わらずだが壁作りの腕は確かなのか手際は無駄に良く、
一瞬にして悪魔を囲うようにシキミの影を作り上げた。
シキミの影は相変わらず生理的に受け付けない表情をしているが今は最大の武器の一つだ。
ライドウもイッポンダタラごときに負けてはいられない。
何とかCOMPの扱いに慣れてきたのか、先ほどよりは素早くイッポンダタラを回収すると、
驚いている悪魔を尻目にもう一度召喚した。今度は自分のすぐ隣に。
もの凄い勢いで最後の退路、つまり自分たちへの方向へ空いた穴を塞ごうとするイッポンダタラを足蹴にして止めると、
ライドウはあらかじめ鞄から取り出しておいた消火器の栓を抜き、中身をぶちまけた。
「きゃあああああああっ!」
中から絹を引き裂く強烈な悲鳴が聞こえた。少女の悲鳴だ。
はっきりとした姿は粉塵によって確認できたわけではないが、どうやら女型の悪魔だったのだろう。
「今だイッポンダタラ!」
消火器の中身の壁の間に粉塵が充満している間にもう一つシキミの影を作らせ、完全に密封する。
壁越しにもくもくと浮遊する粉の中からようやく悪魔の姿を確認することが出来た。
悪魔はかなり焦った様子で腕力では決して崩すことの出来ない壁をドンドンと殴りつけていた。
「こいつは…!」
粉塵の中、ようやくはっきりと確認した悪魔は脅威とも言える実力を伴う悪魔であることをライドウは知っていた。
しかし、どうして今こんなところに“彼女”がいるのかは理解できなかった。
「あたし、今あなたの後ろにいただけなのに何で! あんたなんかにお友達になって欲しいとか全然思ってないよ!」
彼女はライドウ側の壁に両手を付いて必死の形相で訴えた。
何故と聞きたいのはこちらの方であった。
たまたま上手く行った思いつきの作戦が失敗していたらこちらが命を落としているところだったのだ。
この悪魔の名前は魔人アリス。
ルイス・キャロルの童話そのままの姿を取ったような、
プラチナブロンドの髪をきらめかせ、紺色のワンピースを着た愛らしい少女の姿をしているが、
彼女はまさしく死神だ。
無慈悲なまで無垢な言動とその美貌でこちらを惑わし、死に追いやる。
(どうする? アリスは浮遊出来るが上まで塞げばそう簡単にここから脱出は出来ないだろう。
今の内に逃げるか?
いや、しかし……
交渉が上手く行けばかなりの戦力になる。だが、彼女が既に誰かに使役されている状態ならばそれは絶望的だ。
賭けに出るか? いや、迷ってる暇は無い!)
「アリス、このシキミの影は炎で焼き尽くせる。だが今やれば粉塵爆発を起こして君も木っ端微塵だ。
こちらの交渉に応じてくれれば少し収まってから…」
ライドウが考えを巡らせつつ、交渉を持ちかけていると、いきなりぬっと現れたモー・ショボーがライドウの前に立ちはだかった。
勝手にCOMPに引きこもったと思うと今度は勝手に登場する。
どうも彼女はイッポンダタラよりよっぽど扱いにくい仲魔だったようだ。
「ちょっとニンゲン! こいつ仲魔にするのあたしイヤだからね! 今すぐ焼いて!
これ以上ライバルを増やしたら…あれ?」
キッと煙の中で咽ているアリスを睨み付けたモー・ショボーは何かに気づいたようだ。
「あんた、その首…!」
ライドウもその時気づいた。
アリスの首に、自分たちと同じ死の刻印が刻まれていることに――。
しかもそれは自分たちのそれとは違い、赤く、激しく点滅していた。
「……ニンゲン……アリス、ウソついてた。ホントはニンゲンとお友達になりたくて……ヴィクトルに、一生懸命頼んだのに……
ひどいよ、やっぱりみんな……『死んでくれる?』……きゃぁぁッ!」
ドン!!!
壁の内側から篭った破裂音が響き、ぱっと立ちふさがるシキミの影に鮮血が弾けた。
収まりつつあった粉塵の中でごとり、と、彼女の美しい首が転がり落ち、その直後、小さな体もがっくりとうつ伏せに倒れた。
「死んじゃった……?」
唐突に起こったことことにモー・ショボーも、イッポンダタラも、そしてライドウもしばらく唖然としてしまった。
「今のは……何だったんだ?」
「あ、あたしに聞かないでよ!」
それに彼女が一度だけ口にした人物の名前――。
『ヴィクトル』
何故この名前が今、彼女の口から発せられたのか……。
ライドウの知るヴィクトル・フランケンシュタイン博士はこの『ゲーム』に何らかの形で関わっているとでもいうのだろうか。
また一つ、謎が増えてしまった。
だが、今はまだ解けない謎を解明している暇は無い。
イッポンダタラのアギでシキミの影を取り払うと、
ライドウは眼を見開いたまま粉まみれで転がっているアリスの首の前に跪き、粉を手で払うと右手で目元をそっと覆う。
その手を避けると、彼女の眼は閉じられている状態になった。
『ニンゲンとお友達になりたくて』
彼女がライドウに近づいた動機は本当にそれだけだったのだろう。
たとえどんな裏事情が隠されていようとも。
だが、今のライドウに出来る弔いはこれだけだった。
「ニンゲン……」
モー・ショボーは何か言いたそうにこちらをちらちらと見やったが、良い言葉が思いつかなかったのだろう。
そのまま押し黙った。
イッポンダタラもさすがに黙り込んでいる。
「行こうか。」
ライドウは踵を返すと、そのまま再び歩き始めた。
(同時刻 スマル市某所)
「失敗してしまったか」
降魔殿の安楽椅子にゆったりと腰を掛け、ヴィクトルはメアリからの伝令に耳を傾ける。
「イゴールに悪魔の選別を頼んだのがいけなかったのか、我輩の考えが浅はかだったのか…。」
きちんと切りそろえた顎鬚に手を当て、ヴィクトルはしばし考え込む。
「ヴィクトル様。お気になさらぬよう。また、もう一度別の悪魔を差し向ければ済むことです。」
「しかし……」
ヴィクトルの思惑は別のところにあった。
魔人アリスは最期にとんでもないことを口走ってしまったのだ。
つまり、自分の名前を――。
そのことは遅かれ早かれルイ・サイファーの耳にも届くはずだ。
そうなれば、自分はどういう処分を受けることになるのか。
恐れているのは死ではない。
これ以上悪魔の研究が出来なくなるのではないかということ一点である。
「メアリよ。」
「何でございましょう。」
「我輩はこれよりルイ・サイファーにもう一度掛け合ってみる。」
「でも、ヴィクトル様……」
「何、按ずることは無い。この街の悪魔を自在に操れるのは我輩だけだ。すぐに戻ってこれるであろう。
お前は一度噂現実化制御部門の方へ行ってフィレモンとニャルラトホテプの機嫌でも取っておいてくれ。」
「何か作戦がおありなのですか?」
「ああ。次は奴らの手を借りることになるであろう。
頼んだぞ。」
「……かしこまりました。」
メアリは優雅かつ、控えめに一礼すると、降魔殿を後にした。
<時刻:午後0時20分頃>
【葛葉ライドウ(葛葉ライドウ対超力兵団)】
状態 貧血気味(肩の傷は手術と回復魔法でほぼ完治)
武器 脇差(ひどい刃こぼれ) メリケンサック型COMP(合体機能なし、インストールソフトあり)
道具 レイコの荷物(マハラギストーン マハジオストーン マハガルストーン) MAG2800
病院で拾った物いくつか(食料、傷薬少々)
仲魔 モー・ショボー(疲労) イッポンダタラ(凹み中)
現在地 蝸牛山、下山中
【ヴィクトル・フランケンシュタイン】
主催者の一人。悪魔管理部門総括
【メアリ】も同様に悪魔管理担当
すみません。
ただ今投下した者ですけど早速訂正をお願いします。
最期のキャラの状態とか書いてある節の名前が「ゲーム好き〜」になっていますが、これも
「本当は死んでなんかほしくない」内に入ります。
あと、降魔殿を業魔殿に直しておいてください。
失礼しました。
うぉまえっ! 乙だぁぁっ!
>>517 お疲れ様です!
初代まとめに未掲載だった話も追加されてるのに狂喜乱舞です。
しかもスレに新作も投下されるし!
早速新作も合わせて読み耽らせていただきます。
>>517 まとめwiki作成お疲れ様&大感謝!
タイトルロゴに思わずニヤリ。やっぱ黒地に赤文字で書くといかにもメガテンという感じ。
>>520 新作投下乙!
まさか監視悪魔が主催者側の情報を漏らして即退場とは予想して無かったので良い意味で期待を裏切られた。
人気悪魔を容赦なく屠る
>>520、そこに痺れる憧れ(ry
アリスの死亡理由は「主催者側の事を口に出してしまったから」でいいのかな?
これを期に活気づくといいな。一番好きなパロロワだからこのまま終わって欲しくない。
532 :
ゲーム好き名無しさん:2009/02/19(木) 01:40:03 ID:W7OnX5nG0
久しぶりに来たら復活してた!
嬉しすぐる
今度ペルソナ1もリメイクされるし、ここも活気づくといいなあ
533 :
ゲーム好き名無しさん:2009/02/25(水) 02:42:42 ID:W5uxy6byO
あげときます
534 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/04(水) 23:58:22 ID:XW0dR2lcO
あげ…
ごとりと音がしたので、彼女はそちらへ向け引き金を引いた。思慮も配慮もない、ただ恐怖からの反射的な行動だった。
強烈な光線が銃から飛び出し、ただの瓦礫を吹き飛ばす。ついでに建物の一部も破壊し、また新しい瓦礫を生み出した。
ごろりごろりと音が立つたび、彼女は半狂乱になって光線銃を乱射する。そのたびにまた新たな瓦礫が生み出され、また
新たな音を立てていく。彼女はこの単純な循環にも気づくことなく、ただただ銃を乱射するばかりだった。
ひとしきり撃って、引き金を引いても銃が反応しなくなった。弾切れではない。幸か不幸か、彼女の持つ銃は弾切れの
心配がない光線銃だ。連続で撃ちすぎてエネルギーの充填が間に合わず、一時的に使用不可能になっただけだった。
「落ち着け、落ち着け」
彼女はゆっくりと呟いた。これまた幸か不幸か、粉になった瓦礫と先ほど撒いた煙幕とが霧状になって、視界を塞いで
いる。この隙に逃げよう。とにかく逃げて逃げて逃げまくろう、殺されるのはイヤだ、死にたくないなら逃げるしかない。
そう思い、振り返って走り出そうとしたら、目の前の壁に吸い寄せられるようにぶつかってしまう。背後に壁があった
記憶はないのに、なぜ? そう思っていると、地面もなくなってしまったことに気づく。壁がまるで磁石のように強烈な
力で自分を吸い寄せるため動けない。いったい何がどうなっているのか。
軽くパニックになりながら、力のほとんど入らない手足をばたつかせる。そのうち、これが壁ではなくて地面だという
ことに気づいた。自分は、倒れたという自覚もないままに倒れてしまっているのだ。
早く逃げなければ、煙幕も埃も晴れてしまう。そうなったら殺される。逃げなければ、逃げなければ。その思いだけで
必死に手足に力を入れた。立てない。それでもなんとか逃げようと、必死で這い蹲って進んだ。視界が涙で歪み、呼吸が
嗚咽で乱れるのを感じたが、構っている暇はない。全身がしびれ、酷く寒いが、そんなことも気にしている余裕はない。
ぷにょ、ぷにょ、という奇妙な音と気配を感じた。ひいっ、と喉の奥で悲鳴を上げながら、彼女はそちらを振り返る。
「こないで、こないでぇえ!」
ロクに確認もせず、彼女は叫びながら引き金を引いた。大きくて重い銃を、片手で、しかも狙いも定めずに撃ったので、
まるで見当違いの方向に光線が飛んでいく。1発、2発。3発目を撃とうと引き金を引いたが、何も出なかった。
「ウォー! 撃た、撃た、撃たないで! 撃ったってモコイの死体ができるだけ、いいことなにもないよ!」
「いやぁぁぁあああ! こないで、こないで……こないでぇえええ!」
悪魔の言葉も耳に入らず、彼女はただひたすらに引き金を引き続けた。かちかち、とトリガー音だけがむなしく響くが、
そのことすら気づいていない。ただただ夢中で、目の前の脅威に対して銃を向けて引き金を引き続けている。
「ウォー! ウォー! やめ、やめ、やめ、やめて、撃たないでー!」
彼女に負けず劣らずのパニックになりながら、モコイは独特の柔らかい身体をくねくねと動かして彼なりの最大速度で
のらりくらりと逃げ回る。そうこうしているうちに光線が飛び出てこないことにようやく気づいて、モコイは落ち着きを
取り戻した。独特の精神構造を持つ彼は、一度落ち着くとあっさり自分のペースを取り戻すことができる。
「イヤよ、やめて、こないで……死にたくない、死にたくないのよぉぉぉ!」
彼女の悲痛な叫びに、モコイの心は痛んだ。こちらに危害を加えてきたから敵だと思っていたけれど、こうして見ると
彼女も完全な被害者だ。むしろどっちかというと自分たちのほうが加害者っぽく見えてくる。そのちょっとした罪悪感と
憐憫の情から、モコイは彼女を説得してみることにした。
「……ねえ、チミ、泣いてるの?」
上半身を起こす力もなく、寝そべったまま必死で引き金を引き続ける彼女に、モコイはそう話しかけた。
「近寄らないでええっ! いやぁああああっ!」
「ウォー! ちょ、銃やめて! ボクやる気ないよ! ほら、武器捨てるよ、ね? これで安心、ラブアンドピース」
からん、と足元にトレードマークのブーメランを投げ捨てる。それを見たからか、彼女の引き金を引く指が止まった。
しかし震える銃口はモコイにしっかりと向けられている。そこからいつ光線が飛び出るかとビクビクしながら、けれども
表情に乏しい顔と口調でそれを隠すともなく隠したまま、モコイは交渉を続ける。
「これ、見てよ。キミの魔法でボロボロ、戦えっこないよ。無害だねボク、哀れな子羊、メーメー」
腰をくねくねさせながら伸びをひとつ。自分の傷ついた身体を見せつつ、武器を隠していないことを示すための姿勢の
つもりだったが、ちょっと決めポーズっぽくなってしまったことにモコイは照れ笑いをする。
「ドゥフフフ」
「ひぃっ!」
「ウォーッ! やめ、やめて! なんでもないよ!」
また彼女の指がカチカチとトリガーを引く。モコイは今度は震え上がって腰をくねらせる。幸い、光線銃のエネルギー
充填がまだ終わっていなかったので、銃からは何も飛び出すことはなかったが、しかし彼女がまったく安心も信用もして
いないことは明らかになってしまった。モコイはちょっぴり傷ついて、
「こんなにプリチーなのに、ボク……」
とぐったりと肩を落としてつぶやいた。場違いなまでのオーバーな感情表現はあるいは相手に安心感を与えることすら
ありえる愛嬌のあるものだったが、しかし彼女にとってはそれすらも脅威であるのか、またびくりと肩を震わせて、手の
中の銃を激しく操作する。ただただ半狂乱になって、彼女はやみくもにトリガーを引きまくった。
かち、かち、かち。銃はなんの反応も示さない。
殺さなければ殺される、その思考に支配された彼女にとって、他者を殺すための武器が無力化したことはこのうえない
恐怖であった。反応しないのはなにかの間違いだ、といわんばかりに、彼女は盲目的に銃を操作し続ける。
かち、かち、かち。銃はなんの反応も示さない。
「いや……」
かち、かち、かち。銃はなんの反応も示さない。
「いや……いやぁぁ……」
かち、かち、かち。
「いやぁぁぁぁああああああああ!!」
ひときわ大きく絶叫し、銃を投げ捨て、頭を抱えて、彼女はうずくまり、そして、動かなくなった。
「……あれ?」
しばらく震え上がって固まっていたモコイは、ふと気づいて声を上げた。彼女の殺意とそれを体現する銃口が自分へと
向けられていないことに、ではない。いや、それにもいまさっきようやく気づいたのは確かだけれど、それともうひとつ、
彼女の意識が変化するときに、なんとなく、ブレのようなものを感じ取ったのである。
「もしかして、誰か、いる?」
みよん、と外法の力を全身から放ち、目の前で震える彼女の心を探る。「読心術」。夜魔に属する悪魔なら、ほとんど
基本技能と言ってよい技だ。さすがに低級夜魔のモコイの魔力では、彼女の精神世界の奥底まで潜り込んでいくことまで
要求されると酷なものがあるが、彼女の心の中に巣食っている同胞に挨拶するぐらいなら簡単なものだった。
《あらぁ、私に気づくなんて、誰ぇ?》
必要以上に色っぽい、気だるげな声が返事をした。この口調、正直モコイの得意なタイプではない相手のようだ。彼は
内心「やっちまった気味だねコレ」と思ったが、そんなことはおくびにも出さず、というか出したくても彼の粘土細工の
表情は変えられないし、動揺していたところで独特の口調ではそれが伝わりにくいのであるが、まあとにかく応じる。
「ボク、モコイさん。こう見えて、地元じゃけっこう大物ってことになってるんスよ」
《ふぅん? で、その大物さんが私に何か用なのぉ?》
ふわ、と、彼女の心の中に潜んだ悪魔が、その姿をあらわにする。四肢が虫のような節足のものに化した全裸の女性。
「あれ? 見ない顔だね、チミ。しかもなかなかストロング、今の時間に出歩くのはルール違反じゃないかな?」
片足を軸にくるりと回転しながら、モコイはこの街に集められた悪魔たちに下された命令について触れた。あの青白い
船長とメイドさんが言うには、最初は弱い悪魔から、だんだんと強い悪魔を放っていくということになっていたはずだ。
目の前にいるこのクモっぽい女悪魔は、ざっと見積もってモコイの3.2倍から7.4倍は強い。そんな強い悪魔がこんな早い
時間に外を出歩いていていいのだろうか。
《そんなこと言われてもねぇ? 私、さっき蘇ったばっかりでなにがなんだかわかんないし》
「お、今の発言、とってもストレンジ。興味しんしん君だね、ボク。詳しくプリーズ」
強いと褒められてまんざらでもないのか、体を揺すりながら応じた女悪魔に、モコイがテンポよく合いの手を入れる。
ノリのよさの中に知性のひらめきも見え隠れするモコイの口説き術に、女悪魔も警戒心を解いてか饒舌に答えた。
《私は鬼女アルケニー。このヒロインちゃんのメシア覚醒を邪魔しろって命令を受けてね》
「ふむふむ。あ、誰に、は言わなくていいッスよ」
とモコイは必要のない気配りを見せる。悪魔に対して命令を出せるような存在など、言わずとも限られている。
《まぁ、命令じゃなくたって、こんな高貴な魂ほうっておく手はないじゃない?》
「気持ちはわかるね。う〜ん、見るからにテイスティ」
モコイは口を腕でぬぐうそぶりを見せた。女悪魔の話をスムーズに聞きだすためのオーバーな相槌ではあるが、実際
彼も悪魔だから、半分以上は本気で"救世主"の清らかな魂を味わいたいと思っているのは仕方がない。
《で、まぁこの子の心の奥に網を張って、じっくり頂こうと思ってたんだけどね》
「清らかな乙女の危機、そこに颯爽と現れる一人のヒーロー、その名は!」
《ザ・ヒーロー》
「安直だね」
ちょっと拍子抜けしてモコイはがくりと肩を落とすが、まぁ田中太郎とかよりはマシだったということで我慢しよう、
と意味のわからないポジティブシンキングで再び顔を上げた。
「で、そのヒーローくんに殺されちゃった、と」
《そう。ただ、完全には死にきらなかったみたいね。いまこうして蘇ってるってことは》
とアルケニーはまるで他人事のように言った。実際、彼女自身にも実感はないのだろう。なんとしてもという意地と
執念で蘇ってきたわけではなく、なんか気がついたら蘇っていたのだ、投げやりになるのも無理はない。
《原因はこの子たち、でしょうね、きっと》
アルケニーは自分の体にたかる虫を追い払うようなしぐさをした。その言葉と動作の意味がわからず、モコイは少し
首をかしげながら目を凝らす。すると、うすぼんやりとだが、白い糸くずのようなものがアルケニーにまとわりついて
いるのが見えた。いや、同化している、というか、アルケニーの肉体を形作っている、というほうが正しいか。
「なにそれ」
《あら、知らないの、夜魔のクセに》
「同属仲魔にウトいんスよ、ボク。タラスクくんとかは仲いいんだケド」
つい最近まで死んでいた悪魔に勉強不足を指摘され、モコイはフクザツな気分でポリボリと頭を掻いた。
《"虫"よ。あなたみたいな夜魔になりきれなかった、弱い弱い"虫"。それがこの子に憑いて、いっぱい増えちゃって、
それでなんかいろいろあって私を蘇らせたみたい》
そのなんかいろいろってなんなのかな、と思ったが、それを指摘すると「そんなの知るか」と逆ギレされそうだった
のでモコイはただ「へぇ」と感心だけすることにした。
《正直、いい迷惑よ。このままじゃ、また怖ぁい怖ぁいお兄さんに神経弾ハメされちゃうわ》
「外道だね、ヒーローくん」
《外道ね》
モコイの独特の言語センスから見事な形容表現が飛び出して、アルケニーはくつくつと笑った。外法の悪魔から外道
よばわりされるのは、ヒーローくん的にはどう思うところなのかな、とモコイは場違いなことを考える。悪魔より悪い
ド外道という意味なのか、それとも裏の裏は表でまっとうなことだと胸を張れることなのか。ま、名前からしてかなり
イケてない系だから、どっちでもいいのかな、という結論に達して、彼はシニカルな微笑みを浮かべる。もっとも彼の
体の構造の都合上、いつもの口をポカンとあけた表情からほとんど変わっていなかったが。
「それで、どうするのチミ?」
《どうって?》
モコイの漠然とした問いに、アルケニーが取り付く島もない返事をした。そのニヤついた表情から察するに、なにに
ついて聞かれたかわからなかったわけではないだろう。むしろ「そういう質問だと、たくさん答えがありすぎるのだが
どの答えをお望みかしら?」と言わんばかりの、底意地の悪い反応と受け取るほうが自然だ。
「とりあえずなんとかしないと、その子死んじゃうよ。左手ないし」
と、モコイはそもそも最初の目的であった少女について触れた。彼が指差したアルケニーの足元には、彼女の宿主で
あるところの少女が、頭を抱えて丸まっている。顔は覆われていて表情や顔色はわからないが、体が痙攣に近いような
震え方をしているのを見るだけでも相当危ないことはわかる。
《そうなのよねぇ》
とアルケニーも表情を曇らせる。普通なら「死んじゃえばいいじゃない、ていうか死んでくれたほうが手間が省けて
好都合」と答える場面なのだが、なにせいま現在アルケニーの生命を支えているのは、足元の彼女の精神の中に残って
いるアルケニーの残滓に"虫"がたかったエネルギーだ。彼女が死んでその精神が消滅したら、アルケニーも運命を共に
せざるを得ないだろう。望まぬ蘇生とはいえ、再度死ぬのもごめんだ、と彼女は不快そうに手足を揺する。
《実体化できるだけのMAGがもらえれば、とっとと出てくのもやぶさかじゃないわよ?》
と提案はしたものの、モコイは顎に手を当てて首をひねるばかりである。そんな持ち合わせがあるならば、初めから
「どうするの」なんて聞きはしないのだから、当然といえば当然の反応だ。もちろんアルケニーだって期待して言った
わけではなかった。
「う〜ん」
《冗談よ。間に受けたならごめんなさい》
妙に熱心に考え込んでいるモコイに、アルケニーは優しい声をかけた。傲慢さゆえに女神の怒りを買ってクモに転生
するハメになった悪魔らしからぬ行動は、彼女は彼女なりに今の状況に混乱と後ろめたさとを覚えている証拠だった。
「うん、外にいるボクの仲間なら、そのMAG持ってるかも」
とその思いやりを知ってか知らずか、モコイは勝手に話を進めて、ひとり外へと出て行く。
《ちょ、ちょっ? どこ行くの?》
「ドンウォーリー、そこで待っててよ」
あくまでマイペースな小さな悪魔は、彼特有のふらふらとした足取りで外に出て行く。その背中が、妙に頼りがいが
ある大きいものに見えて、アルケニーは思わず前肢で両目をこすった。
ぷよん、ぷよん、と気の抜けた足音を立てて(ウォー! 立てたくて立ててるんじゃないよ!)、建物の外に出る。
視界もいつのまにかずいぶんと晴れており、きょろきょろと見渡すと、先ほどの看板の陰に二人の人影が見えた。
……あれ、二人? と疑問を抱きつつも、悩んだ所で意味がないためモコイはさっさとそっちへ向かって歩き出す。
ぷよん、ぷよん、と気の抜けた足音を立てて(しつこいねチミ、ボクは大真面目なのに、失礼だよホント)、一直線に
看板の陰へと向かっていき……がしりと掴み上げられた。
「ウォー! なんなのチミ! 暴力反対!」
先ほど同じようにして衝撃魔法をブチ込まれた記憶が蘇り、モコイはバタバタと手足を動かして、精一杯抵抗する。
頼れる武器であるところのブーメランをついうっかり置いてきてしまったことが悔やまれてならない。
「……放してあげて、私の仲魔よ」
と横から救いの女神の助け舟が入る。ナオミの呼びかけに応じて、学生服の男はモコイをぼとりと地面に落とした。
ずいぶんと無礼な扱いにさすがのモコイも憤慨するが、とりあえずそれはそれとして、今は大事な用件を優先だ。
「チミ、チミ、チミ! そのパソコンの中、MAGのいい香りがするね」
といろいろすっ飛ばしていきなり本題に入られて、学生服の男……中島朱美は反応に困って眉をひそめる。その顔を
見て、はっと気づいたモコイは最初から丁寧に説明しなおすことにした。
「じつはかくかくしかじか。これで全部説明終わりってことで、小説のお約束ね、コレ」
「……つまり、その子が誰彼かまわず攻撃していたのは、アルケニーという女悪魔のせいだってこと?」
モコイのメタフィクショナルかつ抽象的な説明に、ナオミがうまいことフォローの会話を入れる。さすが、フリーの
エージェントとして世界を股にかけて活躍するサマナーはコミュニケーション能力が高い。
「うーん……えっと……あー……その通りだね、ザッツライト」
「今の間はなんだ」
とモコイの下手な嘘はあっさりと見破られ、中島の冷たいツッコミに晒される。
事実、彼女が暴走していたのは、あながちアルケニーだけのせいでもないのだ。もともと彼女の心に「他者を殺して
でも生き残る」という思想の片鱗があり、それがアルケニーや"虫"のせいで増幅した、というのが正確なところである。
その意味では「彼女は自分が生きるために他人を殺そうとしている」のは事実と言わざるを得ない。
だが、そういう思いを抱かない人間なんかいるのか? 他人より自分が大事だと思うのはしごく当然、当たり前だ。
そういう当たり前の思いを、無理やり増幅させられてしまったという意味では、やはり彼女が攻撃的になっているのは
アルケニーのせいだというのも、同時に事実ではあるのだ。
そのへんの複雑なニュアンスをなんとかして伝えたいのではあるが、モコイの知恵と語彙ではかなり難しいのだった。
どうやってこの男を説得しようか、モコイは首と、ついでに体をくねくねと捻って考える。
「……いいだろう」
と、モコイがグッドアイディアをひねり出す前に、中島があっさりと承諾した。
「もっとも、ロハでMAGだけくれてやるつもりはない。契約して仲魔になるぐらいはしてもらう」
「うーん、まあ確かに妥当なトコだね」
しごくごもっともな中島の主張に、モコイは同意を示してうなずいた。アルケニーだって、あの女の子と心中をする
ハメになるぐらいなら、その程度の条件なら呑むのは覚悟の上だろう。
「交渉成立、ってことでいいかしら?」
ナオミが看板の陰を出て、親指でクイッと先を指差しながら微笑んだ。無防備に姿を晒しても攻撃が来ない、と確信
していなければできない振る舞いだった。彼女が攻撃してこない、というのは事実ではあるが、それを証明するものは
なにもなく、モコイの証言があるだけだ。それでもナオミはそれを信じてくれている。それだけ仲魔を信用してくれて
いるということに、モコイは感激して涙を拭った。涙は出ない体だが、まあ気分で。
「……ああ」
と言いながら、中島はまだ半信半疑な様子がありありで物陰から体を出す。失礼なヤツだね、とモコイはちょっぴり
不満になった。せめてナオミみたいに、全身に緊張感は張り巡らせているけれどそういうそぶりは見せない、ぐらいの
洒落た対応はできないものか。
「じゃ、レッツゴー。こっちだよ、こっち」
と、ぷよん、ぷよん、と気の抜けた足音を立てて(ウォー! まだひっぱるのそれ?)モコイは先導して歩いていく。
もっとも彼のそんな気配りなど必要もなく、すでに煙も埃もすっかり晴れており、明らかに不穏な気配が漂う店が一軒
あることはそこにいる全員にはっきりと見えていた。不自然なまでに壊れた店先、あちこちに残る焦げ跡。店先に放り
出されていた光線銃を、中島はそっと拾い上げた。ところどころに染み付いた血は、おそらく彼女自身のモノだろう。
その血なまぐささと生暖かさ、ぬるぬるとした感触……そして銃そのものの重みが、中島になんともいえない不快感を
与える。軽く舌打ちをして、モコイのうしろについて店内に入った。
「こっちこっち、紹介するよ、マイフレンド」
モコイが手招きする。その先には、クモのような姿の悪魔と、その足元でうずくまった姿勢でガタガタと震える少女。
これはモコイにしか分からぬことだが、その姿勢はさきほどこの店を後にしたときからほとんど変わっていなかった。
唯一と言っていい違いはといえば、服と地面とに広がった血の染みが大きくなっていること。
「かくかくしかじか、面倒な交渉は中略。小説のお約束ね、コレ」
「誰に話してるの?」
「それは聞かない約束だよ、マイスウィート」
奇妙なコンビの奇妙な会話を聞き流しつつ、中島はCOMPを開き、プログラムを操作、契約モードに切り替える。
「こっちの準備はいいぞ。いつでも入れる」
《ありがとう、助かったわ。……いちおう言っておこうかしら。コンゴトモヨロシク、ね?》
中島の言葉を受けて、アルケニーは新たな主に向かって科を作った。この出会いを仲介してくれた小さな同胞に向け
ちらりと感謝の視線を送る。モコイは照れくさそうにブーメランを持った手を顔の前でぶんぶんと振った。では早速、
とCOMPの中に入り込もうとしたアルケニーを、中島が片手を上げて静止した。
《……?》
「まずその前に一仕事だ」
言いながら、中島は前に出した手をすっと腰の後ろに回す。
「……!? あなた、まさかッ……」
ナオミの表情が変わる。なにが起こっているのかわからず、モコイは不安げに二人の顔を交互に見渡した。その目が、
見覚えのある"それ"に吸い寄せられるのは無理からぬことだ。"それ"はあの女の子が持っていた光線銃。禍々しく光る
銃身は、中島の手から女の子の頭へと一直線に伸びて……
ど し ゅ っ 。
「なッ、なにするのッ……」
突っかかろうと一歩前に出たとたん、モコイは重量のある何かに真上から踏み潰された。アルケニーがモコイの体に
前足の一本をのしかけてニヤニヤと意地の悪い笑顔を浮かべている。先ほど心安く会話していたときとはまったく違う
表情。なにが彼女を豹変させたのか、とモコイは説得すべく大声を上げた。
「ウォーッ! ど、どいてよッ!」
「それは無理ね、命令だし」
アルケニーの笑顔がいっそう邪悪にゆがむ。もうニヤニヤというよりニタニタという感じだ。それを見てモコイは、
自分が大きな考え違いをしていたことに気がついた。そう、そもそも最初の最初、根本から間違っていたのだ。
「命令とかッ……! こいつは、あの子をッ、せっかく、助かりそうだったッ……!」
「アンタ、悪魔のクセになにズレたこといってるのぉ?」
アルケニーが前足にぐっと体重をかける。その重量と筋力たるやすさまじく、モコイに骨があったらバキバキと音を
立てて折れているところだ。
「確かに、ズレてるわね」
背後から、冷たいツッコミの言葉が降りかかる。ナオミだった。
「チミまでそういうことッ……」
信じていた契約相手にまで自分の意見を否定されモコイは小さからぬショックを受けるが、しかしナオミの表情と、
そして全身から立ち上る感情の気配に気づいて抗議の言葉は中断された。
「ここでは殺し合いが正義。殺せる相手を殺すことで、文句を言われる筋合いはない。それは認めるわ」
「あらぁ。そっちの召喚師さんは分かってるじゃな……い、がッ!」
ナオミの細腕が、見た目からは想像できないような握力でアルケニーの顔面を締め上げる。
「あなたがその子を撃ったことに関しては、不愉快でも我慢してあげる。でもそれとは別に我慢できないことがある」
もう片方の手で、モコイの上に載っている足を掴み、こちらもまた万力のように締め上げる。ミリ、ミリ、ミリ、と
肉が軋む音が、荒れ果てた店内に響く。それは死霊の泣き声のようにモコイには聞こえた。
「私が怒っているのは……あなたが、私の仲魔を傷つけたこと」
アルケニーが声にならない叫びを上げながら、前足に絡みついた万力を必死で振りほどいた。顔面のほうも剥がそう
と、前足両方をナオミの手首に必死に引っ掛けるが、クモの節足が災いして無駄な抵抗に終わっている。
「足蹴にしただけじゃない……私の仲魔の、真剣な行動を……侮辱した」
顔面の拘束が急激に緩んで、アルケニーの姿勢が軽く崩れる。その瞬間に、ナオミの拳が無防備な顔面にめりこむ。
巨体が、浮き、吹っ飛び、壁に激突した。
重石のなくなったモコイは、よろよろと立ち上がった。ナオミの顔を見る。なんと表現すればいいのだろう、怒り、
悲しみ、自省、同情、虚無感……いろいろなものが混じりすぎていて、その表情を一言で表すことができそうにない。
その鬼神のような表情を見て、モコイにはなぜか、優しい、という表現が頭に浮かんだ。
「侮辱、ね。たかがそれしきのことで戦うのか、君は」
端正な顔を不気味な微笑みで歪めながら、中島が呟く。片手にパソコン、片手に光線銃という姿は、戦うには非常に
アンバランスな格好に見えるが、誰知ろうこれこそが中島にとっていつもの戦闘スタイルだった。
「たかが? 名誉と信用は何より重いのよ。あなたもサマナーなら覚えておきなさい、ボウヤ」
対するナオミは徒手空拳。だが拳法使いでもある彼女にとっては決して戦力不足の状況ではないし、なにより彼女は
酸いも甘いも噛み分けてきた歴戦の戦士であり、その経験という武器がある。
一触即発の空気が、荒れ果てた店内に張り詰める。
[午前10時半]
【ナオミ(ソウルハッカーズ)】
状態:左肩に抉られた傷(出血なし)、全身に軽い打撲、頭から少し流血。憤慨中
武器:なし
道具:日傘COMP、黄金の蜂蜜酒、酒徳神のおちょこ
仲魔:夜魔モコイ
現在地:港南区・シーサイドモール
行動指針:呪印を無効化する、情報を集める、レイホゥを倒す
中島を不快な敵と認識、戦闘態勢
【中島朱実(旧女神転生)】
状態:右腕にレーザーによる傷、頬に軽い傷
武器:ジリオニウムガン
道具:封魔の鈴、COMP、MAG2550
仲魔:ロキ、ゴブリン、アルケニー他2体(ロキは現在別行動中)
現在地:港南区・シーサイドモール
行動指針:弓子の安否を確かめる、弓子との合流、弓子以外の殺害
ナオミが仕掛けてくるなら、自分の身を守る
【夜魔モコイ(ナオミの仲魔)】
状態:けっこう大ダメージだが、問題なく動ける
行動指針:それなりにナオミを助ける
【鬼女アルケニー(中島の仲魔)】
状態:MAGをもらって実体化、健康 顔面にダメージ
行動指針:中島の指示に(いちおう)従う
【ヒロイン(真・女神転生)】 死亡
道具:ロイヤルポケット(残弾なし)、毒矢×4、煙幕弾×3は近くに放置中
新作乙です!!
最近投稿が続いて嬉しい
546 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/16(月) 21:51:15 ID:34MQZztZO
保守
547 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/17(火) 23:27:22 ID:4cORv+hvO
新作乙でした!
548 :
ゲーム好き名無しさん:2009/03/24(火) 07:30:33 ID:ch3RpjG1O
初めて見たけどこのモコイさんゲーム以上のモコイさん
なのに、ゲームのモコイさんを殺してないな〜
うまいあげ
新作乙です!最近このスレを見つけた新参者なんですが、懐かしの旧約面子も居て書き手さん方も毎回楽しませてくれて最高です
今は過疎ってる?ようですが、まだまだ続いてほしい
うぉぉおおおおおぉぉ!
こんなスレあったのか…!!昨日初めて知って貪るように読みました。
個人的にヒーロー(真1)と克哉と人修羅の回、
ハッカーズの主人公のキャラに惹かれました。
>>544の「優しい悪魔と〜」も、ナオミが非常にイイです。
執筆者皆様、本当に有難うです。
皆様お忙しいと思いますが、どうか続きを楽しみにいさせて下さい。
保守
hosyu
553 :
疵 1/6:2009/04/20(月) 17:49:30 ID:AUgx75J/0
長らく動かずにいた"それ"は、不意に目を醒ました。
暗闇の中、青年の死体の上からゆっくりと上体を起こして、細く長い息を吐く。それは、炎がすべてを舐め尽して
油と煤と死のニオイが充満しきった暗い暗い警察署地下駐車場の中でもなお、最も濃厚な死の香りを放つ息だった。
自身の、仲魔の、そして目の前のこの青年の血が入り混じったモノが放つ強烈な臭気に、"それ"がまだ高校生として
平和に暮らしていて"少年"であったころならば、即座に嘔吐でもしたかもしれない。しかし今はそうではなかった。
唇の端がゆっくりと吊り上がっていく。犬歯というよりは牙と呼ぶほうがふさわしいような尖った歯が闇に浮かび
上がった。歯の隙間がゆっくりと広がり、また吐息が洩れる。それはまるで獣のような――という言葉ではあまりに
過小評価にすぎるのであるが、しかし他に形容のしようのないような――そんな呼気であった。
呼気に合わせて、体に刻まれた文様が赤く弱弱しく光る。"それ"は、不意にある感覚に襲われた。己の中に足りぬ
何かを満たさねばならぬという、焦燥と苦痛を伴う強い欲求。これは、そう、たしか……。
(餓エテイルノカ?)
頭の中に声が響く。誰だかは知らないが、しかし知っている声。"それ"はその声を無視することにした。かつて、
自分はこの声をすべて無視することに決めていたような気がしたからだ。理由までは覚えていないが。
ふと目の前に転がるモノに気づいた。熱されたコンクリートの上で乱雑な扱いを受けたことで、かなり酷い見目に
なっているが、しかし"それ"の目的を果たすにはなんの問題もなかった。
"それ"は右手を伸ばして、焼けて縮れた髪の残った部分を掴み、手元に引き寄せ、首の肉に齧りついた。口一杯に
頬張った、半生の肉を咀嚼する。二度、三度。口の中に、新鮮で濃厚な血と肉の味が広がり――不意にその味に耐え
切れなくなって、"それ"はすべて吐き戻した。膝元の血溜りに、ぐちゃぐちゃに潰れた肉の塊がびちゃりと落ちる。
(餓エテイルノダロウ?)
また声がした。今度は"それ"はその声に耳を傾けることにする。傾けてはいけない理由はあったような気がするが、
もうその理由も消滅したような確信があった。理由がなんだったかは忘れたが。
(喰ライタイカ?)
何を言っているのか、散漫になりつつある"それ"の思考では完全には理解することができなかったが、しかし今の
自分の心の中をずばり言い当てているような気がしたので、肯定することにした。
(ナラバ喰ラウガイイ、己ノ『心』ノオモムクママニ)
その答えに"それ"は憤慨する。さきほどそのようにして、しかし飲み込むことができなかったではないか。
(チガウ。サッキノハ、オマエノ『記憶』ノトオリノ喰ライ方ダッタロウ)
言われて、確かにそうだったかも、と"それ"は考え直す。喰らうということはこうすることだと、無意識のうちに
体が覚えていたやり方に従った。そして、それは受け入れられなかった。
(オマエハ、モウオマエデハナイ。『記憶』ハ捨テロ。『心』ニ従エ)
その声の言った内容に"それ"はいたく満足した。なるほど確かにその通りかも知れない。自分はもう自分ではなく
自分に変わったのだから、自分のやり方を捨てて自分のやり方に変えなくてはいけないのは道理だった。
先ほど放り投げた物に再び手を伸ばす。今度は持ち上げなかった。地面に置いたまま、その上に拳を振り下ろす。
骨が砕ける音。肉がきしみ、皮膚が裂け、血が飛び散る感触。そして、そこから巻き上がる力の流れを感じる。
"それ"はうずくまった。全身の文様が発光し、その光が背を上り首筋を通り過ぎ、頚部から生えた角に集中する。
その光に吸い寄せられるように、飛び散った力の流れが淡い光を放ちながら頚部の角へと集まっていった。
(ウマイカ?)
"それ"はその言葉に答えず、夢中で光を吸い続けた。それ自体が肯定の返事のようなものだった。
554 :
疵 2/6:2009/04/20(月) 17:50:55 ID:AUgx75J/0
その空間に満ち溢れる死の臭気に、炎の車輪に身をゆだねた天使は顔をしかめた。半ば霊化した清浄なる身体に
穢れが入り混じってしまったような気がして、嫌悪感に身を震わせる。
「このような不浄な地に千晶様を立ち入らせるわけには参らん」
ぽつりとつぶやく。清浄なる霊の世界である自分の体内から放たれたその声は、つぶやきであってもなお清浄で、
同時に気高く雄雄しく響く力強さも誇っている。天上の楽園ならばこの小さな声は小さなままに楽園すべてを駆けて
なおいささかも減ずることもないものであるはずなのに、この一段劣る外の物質の世界ではあっさりと堕ちて消えて
しまった。穢れに押しつぶされて消えていったその声に、つい自分の身を重ねてしまい、座天使ソロネは恐怖に身を
凍らせ、直後に思い直して首を振る。力と秩序の世界が成った暁には、統べる者の一員として主たる千晶様のお傍に
侍るべき身であるこの私が、恐怖を与えることこそあれ、恐怖に身を震わせるなどあってはならないではないか。
「そう、あってはならぬのだ」
言って、ソロネは屈辱に身を焦がす。車輪を彩る炎が、それに呼応するように清浄なる霊の光をいっそう強めた。
あのとき、千晶様の御前であるというのに、ソロネはあの雄叫びに竦みあがってしまった。他の低級な役職に就く
天使ならば仕方がないにしても、あの場に集った天使たちの中で最上位であり、その統率を図る代表者であり、かつ
最強を誇る超越者であるべきこの私が、そのような醜態をさらすということは、自分のみならず座天使全体、いや、
もっと言うならばヒエラルキーを象徴とし統合された天使という集団全体の品位まで下げることになることだった。
現に千晶様は我々に氷川や人修羅と戦えという命令を下さらなかった。それはつまり、我々天使に戦力として期待を
寄せていないということの表れではないのか。
そう考えると、ソロネの心の炎はますます燃え上がった。無風なる地下駐車場の中で、ソロネの心の霊質の動きが
巻き起こす空気の流れによって、ローブがはためき車輪の炎が揺らめく。かの創造主が与え給うた支配体制の一員と
しての本能が、この屈辱を決して受け入れてはならぬと抗議していた。もっとも、その本能とは平たく言えば単なる
集団帰属意識に過ぎぬものであるのだが、しかしそれもいと高きにおわすお方から与えられたものであるからには、
そのような陳腐な言葉で評されるべきではない神聖かつ不可侵な真理であり、決して逆らうべきものではない。
この屈辱は、なんとしても拭わねばならぬ。ソロネは決意を新たにする。このソロネがやらねばならぬ。千晶様の
命令に逆らったことで、処断されることになったとしても……いや、間違いなく処断されるだろう、それは疑いない。
あのお方は逆らう者に一片たりとも容赦はしないし、ソロネとしても容赦などして欲しくはない。しかし、この命が
必ず失われることになったとしても、必ずやらねばならぬ。
「このソロネがやらねばならぬのだ」
また呟いた。それは間違いなく己を鼓舞するための呟きであり、同時にソロネが恐怖を感じていることの決定的な
証拠であることは明らかなのであるが、それは無視した。気づけば否定せねばならないが、否定できるわけもない。
ならば見ないフリをするに限る。これが厳正なる法と秩序の世界に生きる上でのちょっとした知恵というものだ。
つう、と滑るように進む。配下たちがその背後に従う。ソロネは己の力を誇示するごとく、必要以上の力をもって
スマル警察署地下駐車場のドアを開け放つ。大きな音と共に、光と空気とが循環を始める。
むっと死が臭う。ソロネはこみ上げる不快感を押さえつつ、果敢に闇の中へと進んだ。
555 :
疵 3/6:2009/04/20(月) 17:51:47 ID:AUgx75J/0
足りない、と"それ"は思った。なにもかもが足りない。
吸い足りない。力が足りない。暴れ足りない。殺し足りない。足りない。足りない。足りない。
(餓エテイルノカ?)
また声が聞こえた。"それ"は肯定するように大きな雄叫びをあげた。自らの力を振り絞るかのようなその叫びは、
まるで巨大な爆弾が爆発したかのように、周囲を騒がせ、振るわせた。
足りない。足りない。足りない。 足 り な い 。
一度意識に上ったその感覚は、"それ"の心に瞬く間に燃え広がり、一片の隙間もなく覆い尽くす。いや、初めから
"それ"の心には何もなかったのかもしれない。ただひとつだけ生まれたその感覚はそのまま"それ"のすべてとなった。
またひとつ大きな雄叫びをあげる。炎がすべてを焼き尽くした暗い駐車場に、再び爆発が巻き起こった。
(餓エテイルナラバ、ドウスレバイイ?)
その声の、底意地の悪い誘導尋問がごとき質問に、"それ"は怒りの雄叫びで答えた。二度、三度。失われた左腕の
断面から血液が飛び散り、よりいっそう消耗を生み、飢えを激しくする。四度、五度。炎に嘗め尽くされ酸素を使い
果たした空気が、肺を汚し喉を焼いていく。
喰らうのだ。殺し、奪い、喰らう。ただ欲望の赴くままに。ただ餓えが求めるままに。餓えと渇きが満ちるまで、
喰 ら い 尽 く す 、 た だ 目 の 前 に あ る も の を 。
またひとつ、叫ぶ。右の拳を、もはや原型の残っていない肉片に叩きつけた。血肉が飛び散りこそすれ、極限まで
絞りつくされたそれからはもうなにも出てこない。それがまた"それ"を苛立たせる。
壊れたバネ人形のように、止まることなく拳を振り下ろした。一撃ごとに駐車場の床のコンクリートにヒビが入り、
建物が揺れ、柱がミシミシと悲鳴を上げ、天井が揺れて埃を落とす。しかしそのようなものは"それ"の目にも耳にも
入らない。ただ心を焼き尽くさんとする欲望の炎に身を任せているばかりだ。
喰らって、喰らって、喰らい尽くす。ただ満たすために。この餓えから逃れるために。
(逃れられると、思うかい?)
また声がした。先ほどまでの声と違うことに"それ"は気付き、一瞬対応に迷う。叫びすぎて顎の筋肉が少し疲れた
せいか、その口はだらりと開かれ、獣がごとき牙を覗かせ、涎を垂れながしながら、"それ"は小さく首をかしげた。
(その苦しみは、もう永遠に治まらないよ。いくら喰っても、なにを喰っても、もう取り戻すことはできない)
もはや論理的思考などできなくなっている"それ"に、その声は優しく冷たく語り掛けていく。
(苦しみを癒すことができるのは、「希望」だけだ。「希望」だけが「絶望」という餓えを満たす「鍵」なんだ)
子供のようでもあり老人のようでもあり青年のようでもある声が続ける。"それ"は耳をふさいだ。左腕がないので
両耳をふさぐことはできないし、ふさげてもこの声をさえぎることはできないことは本能でわかっていたけれども、
ふさがずにはいられなかった。聞きたくない。これ以上は聞きたくない。しかし声はあくまで優しい口調で続ける。
(だが、もう希望は失われてしまった。希望は食い尽くされてしまった。ヒトリノ アクマノ テニ カカッテ)
「ああああアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!」
"それ"はただ叫んだ。その声は、怒りと悲しみと喜びと苦しみと渇望とが混じった、まるで"それ"そのものだった。
まさしく"それ"のすべてが、叫びとなって世界に轟く。"それ"は、ただ、叫び、叫び、叫び……
そして、不意に奔りだした。
556 :
疵 4/6:2009/04/20(月) 17:52:48 ID:AUgx75J/0
雄叫びがやむと同時に、なにか影のようなものが走った。そうとしかソロネには見えなかった。
闇に目が眩まされていたわけではない。霊質を観る天使の瞳にとって、少なくとも人や悪魔の動きを見る場合には、
光の有無はさほど重要ではない。
単純に、"それ"がソロネの捕らえられる速さを越えているだけのこと。その事実をソロネが認めたころには、もう
影は彼のすぐ目の前で、その右腕を高々と振り上げていた。
ブ ン ッ
獣の爪のごとくに立てられた指が空気を切り裂く。ソロネは慌てて身を捩ってその一撃をかわした。がぎり、と、
一瞬前までソロネがいた場所で破砕音が響く。頑丈なコンクリートの床に三本の巨大な傷が残されていた。もし今の
一撃が命中していたならば、その深い斬撃を受けていたのは、ソロネの身体だったのだ。
「バカな、そんなバカな」
その事実に戦慄を覚え身を堅くしている間にも、影は留まることなく走り続け、その拳、その掌、その脚、その口、
あらゆるところから死を繰り出し、死を撒き散らしていた。ソロネのことは手強しとみて後回しにしたのかそれとも
たいしたことなしと見て後回しにしたのか、あるいは単純に、目に付くものを片っ端から屠り去ろうとしているだけ
なのだろうか。おそらく三番目だろう、と、妙に冷静な一部でソロネはぼんやり考えた。
右拳が振るわれ天使の肉体が飛散する。掌から放たれる光弾が能天使の鎧を貫く。その脚から撃ち出される無数の
気弾が力天使たちを無残に地に堕としていく。
「バカな」
己を騙し続けるには、目の前の光景はあまりにも直接的すぎた。天使の軍勢が、瞬く間に躯の山へと変わっていく。
この事実の前には、もはやどのような言い訳も通用しない。ソロネには、ただ見惚れているように呆然とする以外に
できることはなにもなかった。それほどに、圧倒的で超越的で、そして、非現実的だった。
「お前は、何者なのだ!?」
ソロネの叫びは、もはや問いではなかった。人ならば、悪魔ならば、ソロネは何度も見てきた。目の前の"それ"は、
既知のそれらとは……似てはいるが、明らかに違う何かだ。
それを認めるわけにはいかない。人でも悪魔でもないもの。両者を超越した至高なる存在。それを呼び顕す言葉は
ひとつしかない。しかしその名にふさわしき存在は、ソロネにとっては、天に住まう主と地に現れた千晶の二人しか
いてはいけないものなのだ。認めるわけにいかない。認めるわけにはいかないのに、抗うことは……
ソロネの思考を遮るように、影が奔った。衝撃。激痛。浮遊感。殴り飛ばされたソロネは駐車場の壁にめり込む。
腕はひしゃげ、背負った車輪は砕け、目からも口からもマガツヒがあふれだしている。
違った。ソロネは、痛みによって大きく鈍り、痛みによって一部のみ妙に鋭くなった思考で考えた。あれは違う。
あれは我が主とは……人をも悪魔をも超えたいと高きもの……"神"とは違う。死。あれは、ただの"死"だ。
認めるも認めないもない。ただ純粋な"死"がそこにある。抗うなどという次元ではない。あれは、ただ飲み込む。
人であろうと、悪魔であろうと……"神"であろうと、分け隔てなく、ただ、飲み込む。
「……千晶様……」
最後に呼んだのは、仮初の主の名。なぜ。思ったが、それ以上を思索する暇もなく、ソロネの意識は、その肉体と
ともに、"それ"の放つ光弾の中に消えた。
557 :
疵 5/6:2009/04/20(月) 17:53:45 ID:AUgx75J/0
ほんの数秒前まで警察署入り口の自動ドアだったガラス片を素足で踏みにじりながら、"それ"は表へと出てきた。
(彼の数少ない衣服であった靴と靴下はガソリンで火達磨になった際に燃え尽き、天使と戦っている間に剥がれ落ちて
跡形もなくなっていた。一方ズボンは上手い具合に焼け爛れて皮膚にべったりと貼り付いており、傍目には以前同様に
ズボンをきちんと履いているように見えなくもなかった)
いたずらに天を仰いだら、太陽光が目を灼いた。思わず、右手をひさしのようにかざす。そのさまはまるで人間だ、
と"それ"が以前の"彼"だったならば皮肉に笑ったかもしれない。
視線を正面に戻し、口を軽く開き……喉から下品な排泄音、いわゆるゲップをひとつ放つ。ひとつひとつの量と質は
大したことはないとはいえ、かなりまとまった数の天使を殺してマガツヒをむさぼった。その前に食べた"あの人間"の
こともあり、彼の体内は今のところはかなり満たされた状態だといってよかった。
しかし精神面においてはまた別の話だ。マガツヒはいくら吸っても吸い足りないし、血の滾りも、心のもやもやも、
少しも収まる気配を見せない。
「……?」
手持ち無沙汰にあたりを見回す。いつもなら"あの声"がそろそろ話しかけてくるころだったのだが、その気配がない。
あの声の導きにこのまま身を任せようと思っていたのに、アテが外れた。
まあいい。すでにあの声には十分すぎる導きをもらった。"それ"は背筋を伸ばし、大きく息を吸い込むと、
「 お お お お お お お お お お お ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ !!!」
雄叫びを上げた。意味などない。体の底から溢れかえる力と衝動とを持て余しただけだった。
いや、少し意味はあった。叫んで力を少し使ったことで、アレが体の底から蘇ってきた。
不足感、焦燥感、満たされたいという強い欲求。これをなんというか、どう満たせばいいのか、あの声に教わった。
そう、これは「餓え」。餓えを満たすには、「ただ心に従えばいい」。
口元を笑みのように歪め……"それ"は地を蹴った。
満たされるために、心の命ずるままに。
558 :
疵 6/6:2009/04/20(月) 17:55:11 ID:AUgx75J/0
【時間:12時】
【人修羅(主人公)(真・女神転生V-nocturne-)】
状態
左肩から下を欠損、体力消耗(ただし克哉と天使軍団のマガツヒを捕食したため、攻撃用エネルギーの充填は万全)
悪魔化 殺戮衝動(FULLMOONの影響+精神ダメージ) 強い餓え
体中に人間/悪魔の返り血を浴びており強烈な異臭がする
武器 なし
所持品 なし
仲魔 なし
行動指針 本能の赴くままに殺戮だが…?
現在位置 スマル警察署地下駐車場
備考 左腕からは出血中、悪魔である彼が失血死するかは不明
潤沢なマガツヒで治療できたはずだが、そういう使い方をする発想は既にない様子
※人修羅の咆哮が再び響き渡りました。近辺なら確実に、遠くても気配探知に長けていれば、感じられるでしょう。
現在位置 港南区路上
乙です!!
人修羅、完全に堕ちてしまったなあ・・。
続きが気になる。
やった!作品だ!
人修羅は「人間らしく」もう迷ったりしないのかなぁ……。
周りが彼をどう対応する(利用する?)のかが気なる。
新作乙です!したらばの方も読ませてもらいました。変異ネタ良かったです
人修羅がどんどんおかしく……
餓えから逃れる術は他にない。といった感じで喰らい続けていくのか
悪魔召喚プログラム持ちのキャラの仲魔が変異で強くなったりすると、合体ができないコンプ持ちでも強力な仲魔が出来たりしていいかも
563 :
ゲーム好き名無しさん:2009/04/28(火) 04:18:25 ID:g1DhbywPO
保守age
564 :
ゲーム好き名無しさん:2009/05/03(日) 12:01:27 ID:0SGMZeJCO
乙
565 :
ゲーム好き名無しさん:2009/05/14(木) 02:13:02 ID:nRYVEo2xO
ホッシュ
566 :
ゲーム好き名無しさん:2009/05/18(月) 16:39:30 ID:Te/eKmCbO
P3・P4・デビサバのキャラを出せば過疎はなくなると思うんだがどうかな?
P3(笑)P4(笑)デビサバ(笑)
いらねーよ
いままでの流れを無視してぽんぽんと新キャラ追加なんかしたら
過疎解消どころか完全な物語崩壊に陥ると思うんだがどうかな?
「新キャラ不可」は決定事項みたいだしね。
執筆者様たちの投下を待っていたいなぁ。
悪魔が参戦できるから有名無実だけどな>途中参戦禁止ルール
571 :
ゲーム好き名無しさん:2009/05/28(木) 19:33:34 ID:l8zB4bx7O
執筆してた人も興味が参加外ゲームに向いてるよ
へいへい
うなりをあげて飛んでくるデスクやらプリンターやらを横っ跳びに避けながら、ヒーローはすばやく頭を回転させた。
ここはなんの変哲もないオフィス。正式な出入り口こそひとつしかないが二方向が道路に面しており、その両方の壁に
大きな窓がついている。というより、コンクリートの壁よりも窓のほうが面積が広い、と言ってもいいぐらいなものだ。
だから、ただ逃げるというだけならばなにも悩むことはない、窓から飛び出せばいい。現に、目の前で暴れている命なき
侵入者も、正式な入り口ではなく窓を割って入ってきたのだから。1階だから飛び出したあとの着地の心配もいらないし、
道路に面しているからそのあと通る逃げ道にも不自由はない。
逃げること自体は難しくない。困っているのは、逃げた後のことだった。馬鹿正直にまっすぐ逃げるだけでは、追われ、
そして追いつかれる。それは分かりきっていた。なにせ相手は『元気な死体』だ。いままた目の前で、相応の役職のある
人物が座っていたと思しき立派なデスクを強引に持ち上げ、振り上げ、投げてきたことからも分かるように、その単純な
腕力はもはや人間の域を軽く超越している。当然、走力を含めた脚力においてもそうだろうし、持久力においても同様だ。
そのことは、もう既に一度、別の死体に思い知らされている。
逃げるだけでなく、逃げ切る必要がある。それにはなにか一工夫必要なのだ。それをヒーローは必死に考えていた。
「おい、どうするッ!」
デスクトップパソコンの本体とモニターの連続コンボを転がってかわしながら、相棒の大道寺伽耶(の中に宿る熟練の
悪魔召喚師)が叫んだ。彼女(なのか彼なのか結局訊きそびれてしまった)も現状は理解している。この「どうする」は
質問ではなく、早くなんとかしろ、のメッセージだった。さっきからわざと大きな動きをして囮の役目を引き受けている
のだが、ゾンビが行っている「モノを投げてくる」という攻撃は同時に「逃げ道に障害物をばら撒く」という副次効果も
発生しており、かわすのもだんだんと厳しくなってきている。
考えた。破邪の力のあるもの。清めの水や塩があれば。しかし、民家ならともかく、ここはオフィスだ。
考えた。金属。銀、あるいは鉄でも多少は効果があるかも知れない。……いや、ダメか。さっきからヤツはスチールの
デスクをものともせずに放り投げている。
考えた。なにか、時間を稼ぐ方法。手持ちの道具。武器。GUMP。仲魔。周囲の状況。考えに考え抜いた。
「……これしか、ないか」
つぶやきながら、GUMPを開く。本当は結構前に思いついていたのだが、消費するリソースが大きすぎるため、できれば
避けたいと思っていた方法だった。しかし、出費を惜しんで命を落とすのでは意味がない。そのへんの損得勘定は、荒廃
した東京の街で様々な相手(悪魔に限らず、したたかな人間たちとも)と交渉してきたなかで、かなり鍛えられていた。
これ以上考え続けていても他の妙案が思いつくとも思えない。ここは妥協するしかないだろう。
すばやくコマンドを入れる。最後のキーを押さずに止めて、また別ファイルを開いた。それをまた繰り返す。
「なにか思いついたのか」
飛んでくるファイル類を回避しつつヒーローの側に近寄ってきた伽耶が言った。先ほどの仮眠のおかげか、その表情は
まだ余裕がある。体力気力ともに十分、とまではさすがに言えなくとも、活動に支障はない、というところか。
「ああ。エストマは使えるかい」
とヒーローはGUMPの画面を見ずに操作しながら伽耶に聞いた。ほんの数時間で、通常のPCとは操作感が大幅に異なって
いるGUMPを軽やかに使いこなしているのは、ヒーローのヒーローたるゆえんというところだろう。
「使えないが、似たようなことはできる」
飛んできた鉄製の鉛筆立てを近くにあった電話帳で打ち落としつつ、伽耶は叫ぶように答える。今の状況、すでに敵に
発見されている場面で退魔の技を使っても手遅れで無意味だ。それはお互いに分かりきっていることで、それでも敢えて
ヒーローはエストマが使えるかと聞いたのだ。ならば何か考えがあるのだと判断して、伽耶は反論を控えて質問に答える
だけにとどめる。それぐらいのコンビネーションはとれる程度には、ふたりの息も合ってきていた。
「なら合図と同時に頼む。防御は僕がやる」
「なに?」
「必要経費だ、ちょっと痛いのはガマンしてくれよ?」
ニヤリと笑ってヒーローは言って、ゾンビへ電話の子機を投げつけた。注意をひきつけるための形だけの反撃だ。
子機の仇とばかりか、親機が強烈な勢いでまっすぐ飛んできた。ヒーローと伽耶は左右に散るようにしてそれを回避。
ヒーローは、さらに物を拾っては軽く投げ続けた。伽耶はその行為を、自分の術のための時間稼ぎだろうと解釈し、軽く
精神を集中した。体内のMAGの流れを操作し、両手に集める。召喚術が本職であるため魔法は得手ではないが、術の応用で
真似事ぐらいならできる。実際の魔法より威力も速度も落ちるとはいえ、それでも数秒もかからず術は完成した。
「いいぞ」
「ああ、むこうもいいみたいだ」
伽耶の言葉に、ヒーローが応える。その内容の意味が分からず、伽耶は疑問に思いながらゾンビの方を見た。ばきばき、
と派手な音を立てながら、デカいファイル棚を引き抜いている。
「そこにいろ伽耶」
言いながら、ヒーローは大げさな動きで伽耶の側へと寄ってくる。
「おい馬鹿、まさか」
「痛いのはガマンしてくれって言ったろ? 防御はするさ」
「なんてこと考えるんだ、お前は」
伽耶はあきれて言った。この男は、あのゾンビの、あの膂力から放たれる、あのサイズの本棚の一撃を、あえて食らう
つもりだ。
「コレ頼む。このキーひとつ押せばいいようになってるから、それと同時にエストマよろしく」
GUMPが伽耶に投げ渡された。伽耶は反論しようと思ったが、しかしゾンビが投擲体勢に入っているのが見えてしまった。
「くそ、本当に大丈夫だろうな?」
一言だけ、嫌味な口調で尋ねた。ヒーローの作戦は上手くいきそうなのか? GUMPの設定は正確なのか? あの本棚の
一撃をきちんと防御しきれるのか? 本当に大丈夫なのか、ひとつずつ聞きただしたいところだが、時間がない。
「大丈夫さ」
力強い答えが返ってきたので、伽耶はそれを信じることにした。
死者が再び動き出した場合、たいてい生前の性質が反映されるものである。今回もその例外ではなかった。
彼は文弱の小心者であった。攻撃的性格を持ってはいたが、それの発散方法は、常に自分よりも社会的身分が低い者に
対する言葉による攻撃、要するにネチネチとしたイヤミであった。
そんな彼だから、生ける屍となって身体能力のすべてが開放された今でも、自身の肉体による直接的な攻撃をしようと
いう発想はあまりなかった。武器を使う。だが武器といっても本当に高度な武器は扱う技術がないから単純かつ原始的に
そこらへんにあるものを手当たり次第に投げる。とにかく投げる。相手が動かなくなるまで投げる。
分厚いファイルを投げた。避けられた。悔しい。もっと投げよう。手を伸ばしたが、もう本棚にファイルはなかった。
しかたがない。ではこの本棚を投げよう。強引に持ち上げる。こんな簡単なことなのに、なんだか少し嬉しい気がした。
昔、ショクインシツのシリョーセーリをしてたときに、こういうことが出来たらいいなぁと空想してたような気がしない
でもないが、いったいなんのことなのか、いつのことなのかは思い出せなかった。まあ、別にどうでもいいことか。
強引に、投げた。派手な音がする。ガラスが割れ、鉄板がへし曲がり、紙が舞い散り、衝撃と振動が天井や床から埃を
空中に舞い上げて空気を汚す。思わず、口を覆って両手をその前で扇ぐように振った。どういう意味のある行動なのかは
覚えていなかったけれども。
しん、と静かになった。先ほどまであれほど元気に跳ね回っていたふたつの気配がなくなっている。
「もしや、死んだのか? 若い者がそんな情けないことでどうする!」
呼びかけた。呼びかけにしては意味がいまいち通っていないことには当然自覚はない。が、別にどうでもいいことだ。
近くにあったイスを手に取り、本棚の影へと向かう。死んでいるならそれを確認して、そして若い血潮と新鮮な肉体を
堪能しようという腹だ。本人としてはそっと近づいているつもりだが、足がもつれたり力加減を誤ったりで随分と派手な
音を立てているのはゾンビゆえのご愛嬌というところだろう。なんだかんだで、本棚の前にたどり着く。
「グァァァァ!!」
その瞬間を狙ったように、陰から巨大な白い影が飛び出した。思考こそ鈍っているものの、本能的な反射速度は非常に
鋭くなっているうえに、もともとの小心な性格ゆえに何があっても対処できるよう警戒を怠っていなかった彼は、不意を
討たれたにもかかわらずイスを盾にして攻撃を防いだ。動体視力も高まっている目は、しっかりと影の正体を捉えている。
背に黒い影をふたつ乗せた、巨大な白い魔獣。わき目も振らず、まっすぐに遠ざかっていく。
逃げる気だ。そう気づいた彼は、不意に激しい苛立ちに襲われる。逃げるとはなんだ。希望にあふれる若い命が、少し
困難に直面しただけで立ち向かわずに逃げるとは不届き千万というほかはない。そんな腐ったミカンには徹底的に指導を
くれてやらねばいかん。それがこの私の使命なのだ。
屍鬼の例に漏れぬ混濁した思考と衝動的な感情に突き動かされ、彼は走り出した。それでもちゃっかりと投擲に使える
武器になりそうな手頃なものを引っつかんでいくのは忘れないあたりが彼らしいところで、天の神をそれを祝福している
のか、偶然にもその手頃な大きさの鈍器は彼と因縁浅からぬ電動ドリルだった。
逃げる影を、追う。頭の中にあるのはそれだけだった。逃げていく影の背中に見えるふたつの姿に、なにか先ほどまで
見ていたものとは違うような違和感を感じないこともなかったのであるが、心を燃やす激情と、体の底から溢れる力とが
その思考を押し流していく。ただ、走る、走る、走る。四本の足で駆ける巨獣よりも速く走る。その影が見る見る大きく
なっていく。その背にしがみつくふたつの影の表情……あざ笑うかのような歯を剥き出した顔もはっきりと見える。
なにを笑うのか。激情がふたたび体を支配した。走る姿勢から、強引に上半身を捻って、また逆方向に激しく振った。
風を切り裂く音とともに電動ドリルが宙を飛び、巨獣の後ろ足に命中。めしゃ、という痛々しい音とともにへし曲がった
足は、その重量と速度とを支えきることが出来ずに宙を泳ぐ。バランスが崩れた巨獣が地面を転がる。背にしがみついた
影が振り落とされて宙へと放り出される。彼にはそのすべての様子がはっきりと見て取れていた。
「痛ったいわぁもう! ホンマいやな子やねアンタってゾンビは! なんやその神父服、ちいとも似合うてへんよ!」
「まったくだぜ、このバチ当たり野郎! いいかげんあきらめやがれ! ギャハハハ!」
ふたつの影が口汚く罵ってくる。それを聞いて、彼のもともとボロボロに朽ち果てかけていた理性の糸は完全にキレた。
ついに武器に頼ることもなく、肉体の耐久力を省みず、全力で走り、全力で拳を振り上げ、振り下ろす。
「暗黒ヤング伝説ぅぅぅ!」
もはや意味もわからぬ掛け声。振り回した拳は軽やかに避けられ、地面をえぐり建造物を破壊した。その反動で自分の
両方の拳も、肉が裂け骨が砕けた酷い有様になっていたが、そんなことはもはや彼にはたいした問題ではない。あるのは
殺戮の欲求、ただそれだけだった。
「くぉぉぉのバぁぁカチンがぁぁぁ!」
「あひゃ〜! ヒーローちゃんコレこのままだとちょいとマズいんちゃうん?」
「聞こえてんだろヒーロー! 早く回収しやがれ、殺す気かコラぁ!」
ふたつの影が逃げ回りながらわめく。それを聞き、なぜかまた彼は意味不明にヒートアップする。
「私語は慎まんかぁぁぁ!! 立場がわかっとるのか貴様らはぁぁぁ!!」
コンクリートにヒビが入るほどの強い蹴りで宙に飛び、ふたつの影へと拳を繰り出さんと踊りかかる。と、その視界が
突然回転したと思う間もなく、彼は頭から地面に墜落してそのまま激しい勢いで二回転ほど転がった。
視界の端に、軽やかとは言えない様子で着地する白い巨大な影が見える。あの獣に叩き落されたということか。
「あっ、パスカルちゃん、助かったわぁ、おおきに!」
「おいおい、その足大丈夫かよぉ? おいヒーロー、マジやべえって、早く回収しろ!」
あのふたりはまだ私語を慎まんのか、と見当違いな怒りを覚えつつ、彼はゆらりと立ち上がる。額はぱっくりと割れ、
顔面の半分は見事に陥没したうえにコンクリートとの摩擦でジャムに変わっていたが、その程度ではネクロマのゾンビは
止まらない。痛みも死も超越した生きる屍は、その心に燃え上がる怒りと殺意が原動力だ。むしろ先ほどまでより怒りの
パワーがぐんぐん溜まってきて、より元気になっているといってもいい状態だった。
「あっ、来た来た来よったでぇ! ほなサイナラや〜ゾンビーシンプー」
「ッたく、さすがのオレも今回ばかりは参ったぜぇ」
ボウッ、と音がして、ふたつの影が光に包まれ……いや、違う、ふたつの影そのものが光に変わって消えていく。
いったい、なんだ、なんだ? 混乱している彼の頭に、巨獣の前肢の一撃が襲い掛かった。
わざと大きな本棚を食らうことで、その影に隠れる。それと同時にエストマで気配を消し、さらに囮の仲魔を走らせる。
先ほどヒーローが行なった作戦とは、平たく言ってしまえばそれだけのことだった。単純ゆえに効果的ではあるものの、
決して確実でもないし安全でもない、非常に危うい賭けでもあったのだが、なんとかうまくいった。
仲魔を走らせた方向とは逆方向に向かって走りながら、ヒーローはRETURNのコマンドを入力した。囮にしたとはいえ、
大事な仲魔を捨て駒にする気などはなかった。かなり離れた距離でのRETURNなので、悪魔の魂だけの帰還になってしまい、
その肉体を形作るのに使ったMAGは遠くに捨てる形になってしまう。MAGにやや不安がある現状ではやりたくなかったが、
あの局面を切り抜けるためには仕方がない出費と諦めるしかない。
RETURNを実行。数秒経ち、画面上の悪魔の名前の色がひとつ、ふたつと変化した。……が、肝心のあとひとつの名前が、
いつまで経っても薄暗い色のままだ。
「……どうした、パスカル? RETURNだ、戻って来い」
ヒーローはTALKコマンドを開いてケルベロスに話しかけた。アズミとコボルトは数秒で帰ってきたのにケルベロスだけ
遅いのは、どう考えてもおかしい。
《断ル》
GUMPから野太く力強く返ってくる。有無を言わさぬ調子は、なにか悲壮な決意を感じさせるものだった。
「なに言ってるんだパスカル? 早く戻って来い、勝ち目はない、殺されるぞ」
ヒーローは慌てて言い募った。通信画面に表示されているケルベロスのSTATUSが嫌でも目に入ってしまう。左後ろ足の
損傷がひどい。この状態では、走って逃げることも、まともに戦うこともままならないはずだ。それなのにケルベロスは
自分の意思であの場にとどまり、戦うことを選んだ。それは、つまり。
《ソノ台詞ハオ前ニ返ソウ。早クモット遠クヘ逃ゲロ、ソウ長クハ時間ヲ稼ゲン》
「パスカル、お前、まさかっ……」
足をひどく損傷した自分は、仮に帰還したとしてもその後はお荷物になるだけなのだから、せめてここで最後の働きを
しようとでも考えたのか。賢いパスカルらしい判断ではあるが、ヒーローには許容しがたい考え方だった。
「駄目だパスカル、そんなっ……」
《オレサマハ強イ男ガ好キダト言ッタハズダ。失望サセテクレルナ》
ヒーローの言葉をさえぎるようにして、ケルベロスが低く呻った。非情の判断をしろ、と言っているのだった。
「自分を犠牲に他人を守る強さ」だけではなく「他人を犠牲に自分が生き残る強さ」も荒廃した東京で生き延びるために
必要だったわけで、そういう強さが自分に欠けているとは思わないが、しかしそういう強さを自分があまり好んでいない
というのも事実ではあった。だが、この狂気の街では、むしろそういう非情な強さのほうが求められているのは明白で、
ケルベロスは、そういうヒーローの心の迷いに気がついていたのかもしれない。だからあえて、残った。
逃げる時間を稼いでくれればありがたい、と冷静な計算をしている自分がいる。パスカルの意思を尊重するべきだ、と
悟ったようなことを考える自分がいる。そんな勝手なことばかり考える自分の心とはまた別に、手は勝手にGUMPを操作し、
強制帰還の入力を何度も何度も繰り返していた。Command - Return … Boycott。何度行っても、命令は拒否される。
「パスカル」
《クドイゾ》
「でも」
なおも言い募ろうとするヒーローの肩に、伽耶の手が置かれた。
「……いい仲魔を持ったな」
過去形で語る伽耶の言葉を聞いて、ヒーローはすべてを悟った。GUMPのキーを連打していた指が止まる。
「……ありがとう、パスカル」
ぽつりと、言った。言葉でねぎらうことしかできない自分の無力がつくづく情けない。ヒーローは袖で目と頬を乱暴に
ぬぐう。袖がしっとりと湿ったのは、きっと気のせいだ。気のせいでなければならない。
《……サラバダ、ヒーロー》
「違う、そうじゃない」
パスカルの重く冷たい別れの言葉をさえぎって、ヒーローは明るく言い直す。
「また、会おう」
《……アア。マタ会オウ》
ケルベロスが答えた。嬉しそうな、楽しそうな、そんな明るい声だった。
《アオオーン! 我ガ名ハ地獄ノ番犬ケルベロス……否、ヒーローガ忠犬パスカル! 我ガ主ノ元ヘハ行カセンゾッ!》
力強い雄叫びを最後に、通信は途絶えた。ケルベロスが意図的に通信を遮断したのだろう。その最期を、主に聞かせたく
なかったのだろうか。誇り高い彼らしい行動だ、とヒーローは思って、また袖で目をぬぐった。
「うらやましいな」
ぽつりと伽耶がつぶやいた。召喚師としての本音だろう。命令に背いてまで犠牲になることを選ぶほどの忠誠は、単なる
契約だけでは得られることはないだろう。それだけの強い絆を仲魔との間に結ぶというのは、召喚師なら誰でも一度は夢に
見ることだった。
「ああ。自慢の仲魔さ」
彼は珍しく謙遜せずに胸を張って答える。もう目はぬぐわなかった。いつまでもめそめそして自慢の仲魔に恥をかかせる
わけにはいかないのだ。強い男にならねばいけない。
「さ、行こう。パスカルの意思を無駄にするわけにはいかない」
「ああ、そうだな」
伽耶が胸元から木製の筒を取り出し、念じてかざした。緑色の光が巻き起こり、大きな鳥――霊鳥ホウオウが姿を現す。
「二人乗りは厳しいかも知れないが、少しの距離でいいから頑張ってくれよ」
しぶしぶ、といった様子でホウオウは頭を下げて背中を明け渡す。これぐらいの対応が悪魔としては本来正しい姿なのだ。
やはりケルベロスは特別な存在だった。そしてその特別な存在がいなくなったことは、小さからぬ損失だ。
「悪魔が出るところで、戦力の建て直しが必要だな。それとまた拠点を作って……」
ホウオウの背中に乗ってビルの合間を縫うように低空を飛びつつ、ヒーローは地図を片手に伽耶に話しかけた。
(ビルを飛び越えるような飛行はホウオウの体格と体力的に厳しいし、そんなに目立つ飛び方をする必要もないと判断した。
なお、あえて飛行して移動しているのは、足跡やニオイで追跡される可能性があるかもしれないと考えたためである。)
「目をつぶっていてやる」
伽耶が急に違うことを言い出した。
「なにが?」
「耳もふさいでおこうか?」
「だから、なにがだよ」
「無理はするな、と言っているんだ」
ぶっきらぼうな言い方でなんだかよく伝わってこなかったが、伽耶が「泣きたいなら泣いていいぞ」と言っているのだと
しばらく考えてヒーローはようやく理解した。
「別に、大丈夫だよ」
「本当にか?」
「ああ。僕は強い男だからね」
強がりでもなんでもなく、ヒーローは自然に言い切った。そのつもりだった。
「……英雄ってのも、楽じゃないな」
伽耶がヒーローの顔から目をそらしながらつぶやく。
「……ああ、まったく」
また袖で目をぬぐいながら、ヒーローは答えた。だがその目の奥には、決して消えない強い光があった。
【時間:午後0時】
【ザ・ヒーロー(真・女神転生)】
状態:全身に軽症 軽度の疲労
武器:鉄パイプ、ガンタイプコンピュータ(百太郎 ガリバーマジック コペルニクスインストール済み) 虫のようなもの
道具:マグネタイト4700(だいぶ消費) 舞耶のノートパソコン 予備バッテリー×3 双眼鏡
仲魔:6体(全員正常、ピクシーのみ別行動中)
現在地:港南区方面路上
行動方針:伽耶の術を利用し脱出 戦力建て直し
【大道寺伽耶(葛葉ライドウ対超力兵団)】
状態:四十代目葛葉ライドウの人格、軽度の疲労
武器:スタンガン 包丁 手製の簡易封魔用管(但しまともに封魔するのは不可能、量産も無理)
道具:マグネタイト4450(術で少し消費) イン・ラケチ 文様を刻んだ鉛筆×5 カッターナイフ
仲魔:霊鳥ホウオウ
現在地:同上
行動方針:ザ・ヒーローと共に脱出 戦力建て直し
胸の中、いや、全身にあふれかえった激情。おさまることを知らないそれが、彼の体を突き動かす。
殺戮。彼が求めるものは、ただそれだけ。
いや、正確には少し違う。命。熱い血潮。若さみなぎる生命力。欲しいのはそれだった。
こんな汚らしい獣を叩き潰してもそんなものは手に入らない。そう気づいた彼は、ぐったりと動かなくなった白い巨体を
殴る作業を中断し、摩り下ろされた顔面を潰れた拳で軽く撫で、血に染まりところどころが破れた神父服を着なおすことも
せずによろよろと歩き出した。
命。命の鼓動。こっちからそれを感じるような気がする。あくまで気だけど。
なんの根拠もなく、彼はひとつの方向を目指してゆっくりと進んでいく。
点々と血を垂らしつつ、死のニオイを撒き散らしつつ。
【反谷孝志(ハンニャ)@ペルソナ2】
状態:ネクロマ状態、記憶が曖昧、シドの服を着ている
肉体の損傷は非常に激しいが活動にまったく支障なし
武器:なし(おそらくもう持てない)
道具:盗聴器(存在には気付いていない)
現在地:夢崎区路上
行動方針:とにかく殺す
おぉ、新作きてた! パスカルがどうなったのか…
このまま消えて欲しくはないんだが
腐ったミカンからの流れはww
また続きが気になるな 書き手さん乙です!
きてたぁああああ! 作品有難う!
パスカル、一度敵側になった後に味方になったりしないかな?
なったら嬉しいなぁ。
どうも、こんばんは。
先日のラジオが私の不手際と実力不足により中止にしてしまったので、リベンジ放送を7/5(日)から行いたいと思います。
ラジオアドレス等は
>>582と変わりません。
宜しければご参加ください。
保守
というわけで。リベンジ放送開始です。
>>582のアドレスからどうぞ
こんな企画があったのか!
たまたままとめWikiにたどり着き、
そのまま時間を忘れて5時間も読みふけってしまいました。
キャラが一人一人立っていて、展開予測のななめ上を行く話が多いので飽きを感じませんでした。
すごく面白いです!
個人的には魔神皇とライドウがこれからどう動くのか楽しみです。
そしてネクロマをかけられたヒロコとダークヒーローの話はゾクっときました。
書き手のみなさん、面白い物語をありがとうございました。長々と失礼しました。
それにしてもなんで今までこんな面白いものを知らなかったんだ…自分。
うむ。まだ住民がいるなら折を見て何か書こうかな?
いるよー
好きなエピソードがありすぎて毎日どこかしら読んでるわw
書いてくれるなら嬉しすぎる!
ここにもいます!
何度も最初から読み返してるよー
続き期待してます!
592 :
589:2009/08/04(火) 19:45:25 ID:IDqcDlRo0
おk。他の予約が終わってからになるだろうから、少し待ってね。
うおおおお
いつまででも待ってる!
待ちます、待ちますよー!
ありがとうございます! 楽しみに待っています!
595 :
野望 1/3:2009/08/08(土) 10:09:29 ID:zlU/TgUx0
魔女との合流を待つ間、氷川はしばしの休息を取った。
控え室に投げ出されていた安っぽいパイプ椅子に身を任せる。
一息ついたところで彼は時計に目を落とし、思案した。
10時20分。
魔女との合流までしばし時間があるが、そう長い間休んでいる暇は無い。
だからと言ってしばらくは闇雲に動き回ることも考えには無かった。
既に彼の中で一つの目的が定まってきていたからだ。
その為には魔女の協力が必須なのだから逸る気持ちを抑えてサマエルを見やった。
「氷川様、どうかなさいましたか?」
「……待つ。この行為は嫌いではない。だが時としてもどかしいものだな。」
「あの女のことでしょうか」
「そのこともある。だが…。」
氷川はそこで言葉を止めた。そしてもう一度サマエルを見やる。
そして小声で、まるで詩を謡うように呟いた。
「このスマル市と私の居た東京、何が違うか解るか?」
「どういうことでしょう」
「かつて人類が動物と変わらぬ時は弱肉強食の一部であった。
だが近代に入りその生態系ピラミッドは変貌し、単なる猿の進化系であった人類がその全てを掌握することになったのだ。
その鍵は言葉による情報だ。
東京という街はそれが顕著であり、情報に脆弱な者は全て振り落とされる。
サマエル、お前が降り立ったボルテクス界は東京とは違い、このスマル市と極めて近い。
かつて橘千晶が力こそ全てと言い放ち、高尾祐子が無様にも投げ出し、
挙句、人の身体に悪魔の魂を宿した少年が制した世界と極めて近いのだ。
……だが私はこのスマル市を受け入れるつもりは無い。」
「氷川様、それはどういうことでしょう。」
サマエルは大きな首をゆるやかに傾げた。氷川との付き合いは長いが、彼の思想には未だに不可解なところが多いのだ。
この悪魔は決して無能では無い。むしろ力も知能もそこいらの悪魔のそれを上回る。
ただ、氷川の脳裏に宿る考えが読めないだけだ。
おそらくサマエルだけではなく、魔女の元に付いているオセもそうであろう。
ただ、契約によって従っているだけならば気にする必要は無いのかもしれない。
しかしサマエルは氷川にそれ以上のことを望んでいた。
彼の思考を知るという、知的好奇心として。
596 :
野望 2/3:2009/08/08(土) 10:10:43 ID:zlU/TgUx0
「サマエルよ、疑問に答える前に一つ頼みがある。」
「何でしょう。」
サマエルは自分の欲求を抑え、氷川の前に跪いた。
「私がこのスマル市に降り立った時、数珠が消えていた。ミクロ経典もだ。
肌身離さず持っていたのにも関わらず、だ。
その代わり少量だがマグネタイトを持たされていたのだが、
これは一種の賭けでもあるのだがこの“ゲーム”の主催者によって持ち物を他の者と入れ替えられたとも考えられる。」
氷川がそこまで言ったところでサマエルはようやく彼の考えが読めてきた。
それは途方も無い彼の野望と言っても差し支えは無い。
「氷川様…もしや!」
「“巫女”である高尾祐子は既に死した。その代役は私自身が見極める。
サマエルよ、お前には数珠とミクロ経典を探し出してきて欲しい。」
その言葉だけで全てを察することが出来た。サマエルの疑問に答えるにはそれで十分であった。
「氷川様……貴方はもう一度やり直すのですね、“受胎”を!」
「その通りだ。今度こそ静寂の世界を作り出す。
その為に必要なものはお前に探してきてもらう二つの道具と、情報、そして巫女。
巫女は私自身の手で見つける。お前とはしばしの別れになるが、次に会う時は…」
言いかけたところでサマエルが口を挟んだ。
「しかし氷川様、お一人では危険なのでは…?」
氷川は首を横に振った。
「按ずるな。そのためにこれを用意したのだ。」
そう言って氷川がちらつかせたのは肉片の詰まったおどろおどろしいいくつかの瓶である。
「人も悪魔もある一つの欲求には逆らえないものだ。それはすなわち食欲である。」
「なるほど。そこまでお考えでしたか。」
このような肉の詰まった瓶ではそう大層な悪魔は使役できないであろうが、
いかに低俗な悪魔でも合体を繰り返せばより強く生まれ変わることが出来る。氷川にはそれが可能であった。
「私は再び悪魔召喚の儀に入る。お前も我が指令に応えて見せよ。」
「御意!」
サマエルは氷川の顔を見やると開いたままにしてあった窓から飛び出した。
597 :
野望 3/3:2009/08/08(土) 10:15:16 ID:zlU/TgUx0
<時刻:午前10時40分>
【氷川(真・女神転生V-nocturne)】
状態:左腕軽症
装備:オセの魔剣 鉄骨の防具
道具:死肉を詰めたビン×7 古めの腕時計
仲魔: 邪神サマエル
現在地:スマルTV二階控え室
行動方針:悪魔狩り 悪魔召喚 12時ごろに魔女等と再開 再び受胎
すみません、氷川の行動方針に「巫女を探す」を追加しておいてください。
書き忘れてしまいました、ごめんなさい。
おお氷川だ! 俺が昔書いてた奴だなつかしい
シドへの対応に詰まってたらそのまま長い間放置しちまったんだよなー・・・
オツ! 後でゆっくり読むよ!
あ、それと細かいけど「ミクロ経典」じゃなくて「ミロク経典」ね
おおお新作だ!!!投下ありがとうございます!
氷川はやっぱりかっこいいなあ…
雰囲気とか話し方とかノクタン本編の氷川そのものって感じ。
サマエルやオセの氷川に対する忠誠心というか尊敬?もいいなあ。
巫女は誰になるんだろう。
やっぱ巫女って言うからには女性じゃなきゃだめなのかな?
またしても続きが気になる展開だ…ほんとに乙でした!
602 :
ゲーム好き名無しさん:2009/08/28(金) 15:26:10 ID:XT8djEI90
保守
603 :
ゲーム好き名無しさん:2009/09/16(水) 21:57:50 ID:fY3qVYMKO
頑張って
604 :
ゲーム好き名無しさん:2009/09/29(火) 23:42:12 ID:QHFOWloOO
某所から来ました
過疎ってるな…
新作に喜びつつ保守
書き途中な方々、これから書こうかなって方、いつまでも待ってるよー!
606 :
ゲーム好き名無しさん:2009/10/04(日) 04:56:08 ID:a9x5myBRO
age
今から初読みしてくるYO!!
先に動いたのはJOKERと名乗ったライダースーツの男だったが、先手をとって最初に行動を行ったのはキョウジだった。
「来いっ、ニギミタマッ!」
大声で叫びながら、青い御魂を呼び出す。COMPの中でDEADとなっていたのを、アキラのサマリカームで蘇らせたのだ。
御魂は特殊な合体材料としての存在意義の強い悪魔であって、そのものには戦闘力はほとんどないと言っていい。しかし
それゆえにあえてキョウジは戦力として呼び出すことを選んだ。
「全国の皆様こんにちはっ! すわっ!」
軽妙な口調にあわせて、くるりと軽快な身こなしを見せる御魂に、JOKERと名乗ったライダースーツの男は一瞬身構え、
しかし足を止めることなく突っ込んできた。両手が顔の前面で交差され、攻撃を防ぐような構えを見せている。
計算通り。御魂をこの場面で呼び出すのは、明らかにデビルサマナー同士の戦いとしてはセオリーに反する行為だ。
それをあえて行うことで、相手に深読みをさせることができる。キョウジはにやりと笑った。
(ただし補足しておかねばならないのは、ライダースーツの男――周防達哉が過剰な反応を示したのは、御魂の存在を
知らなかったゆえである。その意味ではキョウジの作戦は無意味ではあった。しかし結果として彼が意図したのと同じ
効果は得られたわけであるから、彼の悪魔使役術の巧みさが否定されるわけではない。)
キョウジとアキラは同時に左右に散る。防御のために視界を犠牲にした相手は、反応が間に合わないはずだ。
「殺しはしないが、足の1本ぐらいは覚悟してもらうよ」
転がりながらピースメーカーを引き抜き、構える。既にアキラも魔法を放つ体制に入っている。左右からの同時攻撃。
正面のニギミタマも含めれば、三方向からの多面攻撃だ。
「私、感動で前が見えませんっ! すわっ!」
再び軽妙にくるりと回った御魂が、男に向かって魔力を吐き出す。素早さを奪い取るスク・ンダの魔法だ。これにより
ますます相手の回避は困難になる。自分とアキラ、どちらかの攻撃をかわしても、もう片方まではかわしきれない。
「アギダインッ!」
先に撃ったのはアキラ。背後に宿る太陽の神の力を受けて、掌に集められた魔力が熱と光に代わり、巨大な炎となった。
キョウジとしては無駄な殺生は避けるつもりだったのだが、アキラにはそんな考えはさらさらなく、危険人物は焼き殺す
つもりでいるのだろう。それが瞬時に見て取れるぐらいに、清清しいほど明確な熱と殺意の籠もった一撃だった。
男が炎を見て身構える。キョウジはその隙を見逃さない。左右どちらかに逃げたら、その踏み出した足を撃ち抜かんと、
銃を握る手に力を籠めた。殺すつもりはないが、この銃の威力だと、足を撃ち抜くどころか足を吹き飛ばしてしまうかも
しれないけれど、まあそれは殺意を持って挑んできた相手の自業自得ということでいいだろう。
(さあ、動いてみろ!)
キョウジが念じると同時に、男が動く。しかし、その動きはキョウジが意図したものとはまるで違っていた。その場で
くるりと方向を変え、キョウジのほうに向き直る。巨大な炎がその背中にまさに襲い掛からんとしているのに、薄笑いに
さえ見える表情でキョウジの手の中にある銃を注視している。
(バカな、避けない!?)
あまりに意外な男の行動に、キョウジは驚きを隠せない。パニックまでは行かぬものの頭の回転が追いつかなかった。
あっという間に男は炎に包まれ、赤い光に浮かぶ黒い影になる。標的を捉えた炎は柱のごとく天に向かって燃え盛って、
中心にあった影を赤一色に塗りつぶしていく。キョウジは銃を撃つことも忘れて、ただそれを呆然と見ていた。
炎が消え去る。男の姿はもうどこにもない。あの火勢だ、骨まで燃え尽きてしまっても無理はない、とキョウジは思う。
その瞬間、わき腹に強烈な衝撃。全身に痛みと同時に不快な音が響き、意思と無関係に口から苦悶の声が漏れた。
「が、はぁっ!」
上級の魔獣にも匹敵するような、重い重い一撃。無防備な姿勢に不意打ちを受け、キョウジは堪えきれずに転がった。
しかし拳銃とCOMPはしっかりと保持したままであるので、崩れた姿勢のまますばやく構えて追撃に備える。目の前には、
炎に飲まれたはずなのに傷ひとつない少年と……そしてその傍らに立つ、赤き力を持つ幻影。
「細っこい見た目のくせに、ずいぶん……ぐっ」
ここで精神的に押されてはまずい。軽口を叩いてやろうと思ったが、わき腹から広がる痛みに邪魔された。折れてるな、
とキョウジは思ったが、しかし口元の笑みは消さない。消せない、と言ったほうが適切かもしれない。どんな危険な状況
でも皮肉な笑みを絶やさず余裕を見せ付けるのは、職業病といってもいい彼のクセのようなものだ。
「火炎無効かよ、先に言え、くそったれ」
アキラが苛立たしげに言う声が聞こえた。なかなかセンスのいいジョークだ、とキョウジは口元の笑みを深めた。今、
キョウジの背中に負われている大剣ヒノカグツチは、斬撃が炎へと変わる魔力を持った剣だ。火炎が通じないということ
は、この剣も無用の長物ということになる。キョウジの口元の笑みと反比例して、ますます状況は悪化していた。
姿勢を整え、銃をしっかり構えるキョウジ。その正面に無造作に立つ男。男と背中合わせの形で赤いなにかが力を顕し、
背後のアキラに向かって睨みを利かせている。
そのまま、膠着した。ときどきニギミタマが思い出したようにクルリと回る以外は、誰も動かない。誰かが動くことが
この膠着を破り、誰かの命を奪う引き金になることは、三人ともわかっていることだ。その"誰か"は、破り方次第で誰に
なってもおかしくないぐらい拮抗した状況だ、ということも。
「ひとりかと思ってたが、どうやらお仲魔連れだったようだね」
キョウジは飄々とした風を装って声をかけた。あえてこの膠着状態を長引かせようという作戦だ。いきなりダメージを
受けてしまった分だけこちらが圧倒的に不利な状態だが、もう一度スク・ンダをかける隙があれば、取り戻せる。
「俺は一人だ」
意外にも、男が答えてきた。腹の中身を搾り出すかのようなその呟きには、尋常ではない想いが籠められているように
思えたのだが、キョウジはそんなことを考えてる自分を叱咤した。目の前の敵に同情している場合ではない。
「ほぉ、てめぇにも"憑いてる"ってわけか、あぁ?」
同じく動くに動けないでいるアキラも会話に乗ってきた。その背には、ご自慢の一撃をいとも容易く防がれてご立腹の
ようすで、エジプトの太陽神ラーが姿を顕している。
「……"憑いてる"ならまだよかった」
男が呟く。悲壮感漂うその言葉に、二人は思わず引き込まれるように聞き入ってしまう。
「罪も罰も、すべて"こいつ"のせいだと思い込めれば、どれほど幸せか」
男が続ける。自分の言葉に追い立てられるように、男の中でなにかが暴れ始めているのがわかる。キョウジは、銃を
構える手を握りなおした。アキラも魔力の集中をすると同時に、接近戦に備えて腰に下げた刀の鯉口を切っている。
この男はヤバい。キョウジはそれをひしひしと感じた。いったいなにがあったのか知らないが、この男はとんでもない
覚悟を決めてこの場に臨んでいる。最初から生き延びる気がないのだ。死を恐れない、などというような次元ではない。
死を受け入れている状態。むしろ、もう死んでいるとすら言っていい。先ほどキョウジは、足でも撃って戦闘不能にして
やればいいと思っていたが、こういう状態の相手にはその手は通じない。足がもげようが両目が潰れようが、戦闘不能に
なることはないだろう。この男を止めるには、それこそ完全に行動ができない状態まで痛めつけるしかない。それは、
殺さねばならないということとほぼ同義だった。
「だが"こいつ"は"俺"なんだ……だから、すべては俺が背負わなきゃならない……だから……」
男の声が、狂気的な色を帯びながら高揚していく。キョウジもアキラも、ギリギリまで引き絞った弓のような緊張に
晒される。勝負は、一瞬。一瞬の差が、生と死を分ける。
「だから、俺は……」
「ニギミタマッ!」
「俺はッ!!」
男が走り出すのと、命令を受けたニギミタマが魔法を唱えるのが、同時。緑の霧が男を包まんと広がるのと同時に、
赤い幻影の鋼の拳が御魂を粉々に打ち砕いた。男は、スク・ンダの重ね掛けを嫌って、転がるようにしてすばやく回避。
そこを狙ったように、アキラがブッ放した万能魔法の光が襲い掛かる。
「ちいッ!」
男が再び回避した。赤い幻影をアキラへと向かわせると同時に、自身はすばやく立ってキョウジに対して警戒を……
「……チェックメイト。一手遅れだね」
キョウジは男にこめかみに銃を突きつけて言った。
「そんなに速く動けたのか、その傷で」
立つ動作を中断した中腰の姿勢のまま、感情のこもらない言葉で男が尋ねてきた。わき腹に入った一撃がどの程度の
ダメージを与えるだけの深さだったかは、殴った本人である彼にはよくわかっているだろう。痛みでキョウジの行動が
鈍ることを計算に入れていたであろうことは読めていたので、キョウジからすればその裏をかくのは簡単だった。
「手助けは借りたけどね」
口元をにやりと上げながら、左手のCOMPを見せ付けるように振る。キョウジの背後から、毛むくじゃらの悪魔が顔を
覗かせて歯を剥き出して笑った。地霊コボルト。肉体の俊敏性を上げるスクカジャの使い手である。傷の痛みで遅れた
ぶんを補助の力で取り返す。男の速度がスク・ンダで鈍っていたこともあり、先手を打つことは十分可能になる。
(……安いもん、とはいかないかな、さすがに)
キョウジは痛みを表情に出さないようにしつつ、口に溢れてきた血を飲み込んで隠した。ただでさえ肉体にかなりの
負荷がかかる補助魔法を、この負傷で使ったのだから無理もない。肋骨が内臓に刺さっていないことを祈るばかりだ。
「……撃たないのか?」
男がぽつりと言った。強がりでもなく、命乞いでもなく、単なる事実確認とでもいうような口調だった。
「撃つさ。妙な真似をしたらね」
「ぬるィぞ、とっととクソど頭ブチ抜いちまえ」
アキラが冷たく吐き捨てるように言う。二人がかりの交渉の場合、片方が脅し役、片方が懐柔役になるのは基本だが、
アキラのことだからそんなことは関係なく本気で殺してしまえと思っているのだろう。キョウジは苦笑してたしなめる。
「撃つなら情報を貰ってからだ。もっとも」
会話をさえぎるように、炸裂音が響いた。男の左手に向けて、銃弾が放たれる。油断なくひそかに集中していた魔力
ともども、男の左手の肉と骨が粉々に砕けて宙に舞った。
「ぐ、うあっ……!」
「その前に撃つかもしれないけどね、そっちの態度次第では」
硝煙の立ち上る銃を油断なく構えながら、キョウジは冷たく言い放つ。ライダースーツの男は、手首の部分から先が
なくなった左腕を、右手で押さえてうずくまっている。
「銃の威力が強すぎて、威嚇じゃすまないんだ。次からは気をつけてくれよ」
そう軽口を叩くキョウジの目は先ほどまでと変わらず、愛嬌すら感じられる飄々としたものだ。変わらないのは豹変
するより恐ろしい印象を与える。そのことがよく分かっているキョウジは、痛む心を押し殺して表情を作っている。
「さて、どうする?」
ごり、と銃を男のこめかみに押し付けつつ、キョウジはアキラに尋ねる。普通なら灼けた銃身が皮膚を焼く場面だが、
男の火炎無効はこんなところでも効果を発揮しているらしく、髪の毛が数本焼け縮れて悪臭を放っただけだった。
「なにから聞こうか?」
「そうだな……平坂区に何があるのか、だな」
アキラはぽつりと言った。彼は頭の回転も速い。最初にこの男が「目的地はどこか」と聞いてきたことも、平坂区と
聞いた瞬間に殺気が跳ね上がったこともしっかり確認しているし、そもそもこの男が平坂区方面から歩いてきたという
事実も見逃してはいない。状況証拠ばかりだが、すべてが平坂区に結びついている以上、なにかあるのは間違いない。
「だそうだ。話してもらおうか?」
うずくまったままの男に向けて油断なく銃を突きつけたまま、キョウジは事務的な口調で尋ねた。
しばらく、無言が続く。男は左手を抱え込むようにしてうずくまったまま動かない。
「……手、大丈夫かい? 止血ぐらいならしてあげるよ」
キョウジが沈黙を破って言った。先ほどまでならアキラが「何言い出してんだ」と噛み付いてきただろうが、今回は
静観することに決めたようだ。さっき一瞬も迷わずに男を撃ったことを評価してくれているのかも知れない。
「平坂区に誰か大事な人がいて、その人のために人殺しになる決意を決めた……大方、そんなところだと思うけど」
男も、突きつけられた銃も、張り巡らされた緊張も、凍りついたように動かないなか、キョウジの声だけが響く。
「こんな状況だし、常識だの良識だのなんて言う気はないよ。僕だって、自分や自分の大事な人の命が他のヤツの命と
同じ重さだなんて思っちゃいない。復讐したいっていう気持ちだって……少しは、分かる」
思わず言葉を濁してしまった。揺らぐな、とキョウジは自分を叱咤する。
「でもね、僕はできれば人を殺したくないんだよ。こんな状態で言っても説得力ないだろうけども、殺したくないんだ」
これは、キョウジの本心だった。殺さねばならない場合があることも知っているし、殺す覚悟もある。しかしそれとは
別に、殺したくないという気持ちもある。心とはかくも不条理なものだ。
「僕たちを信用して、話してくれないか。解決の手がかりもあるかも知れない。協力だってできるかも知れない。闇雲に
戦うはずっとマシだと思うよ。君だって、誰彼かまわず殺し回っていいとは思っていないはずだろう?」
キョウジが呼びかける。油断はしていないつもりだったが、殺気は和らいでしまっているだろう。それは、仕方がない
ことだった。説得する以上、殺気の緊張は緩まざるを得ない。
「……にが……る……」
男が、何かをつぶやいた。噛み締めた歯の隙間から搾り出すような、かすれた聞き取りづらい声だった。
「え?」
キョウジが思わず聞き返す。注意が聴覚のほうにブレてしまう。ほんの一瞬、油断とさえいえないような油断。
「撃てッ!」
「お前に、何がわかるッ!」
アキラが呼びかけるのと、男が激情のままに力を解き放つのが、同時。瞬間、視界が真っ白になった。
数秒の沈黙の後、最初に意識を取り戻したのは、周防達哉だった。
ペルソナが暴走気味に発動したため、前後不覚に陥っていたのだ。ペルソナとは仮面。自分であって自分でないもの、
心強い味方であると同時に油断ならぬ隣人である存在だ。自分に特別に近しいペルソナを降魔していたのは幸運だった。
もし別のペルソナで同じ状況に陥っていたなら、暴走したまま肉体の支配を完全に奪われていたり、無理な精神の使用で
そのまま意識が戻らなくなったりしていたかもしれない。
達哉は半ば反射的に頭をフル回転させはじめた。戦闘中に意識を失うのは初めてではない。魔力によって眠らされたり
精神に異常をきたされたりすることもよくあったため、対処には慣れている。記憶の糸をたどり、意識が途切れる直前の
状況を回想し、自分が知覚していない空白の時間になにがあったのかすばやく推理をめぐらせた。
確か、二人の男に戦いを挑み、敗れたのだった。両脇を固められ、隙を衝こうと思ったら見抜かれて撃たれた。そして、
男の片方、白いスーツのほうになにか言われ……そこで、意識が途切れたのだ。
意識が途切れた原因ははっきりしている。傷の痛みと男の言葉に対する激昂で、心の箍が外れてペルソナが暴走した。
暴走気味の発動だったからこそ、予備動作なく最速最大の威力で火炎攻撃ができ、そのおかげで囲んでいた二人の不意を
衝く形になったのだろう。その点については、アポロに感謝しなければならないな、と達哉は思った。
時間にして1秒もかからぬ間に、達哉はそれだけの推理をめぐらせた。次にやらねばならないのは、現在状況の確認だ。
ゆっくり立ち上がろうとして、よろけて倒れた。受身を取れず、頭だけはなんとか肩でかばったものの、全身をしたたか
コンクリートに打ち付けてしまう。
左手の喪失と失血に加えて、精神力の磨耗もあるのだ。心の中で、優先順位を変更する。まず回復だ。さきほどよりも
さらに慎重に立ち上がって、戦闘の巻き添えにならないようにと用心深く離れたところに投げておいた荷物へ向かった。
ザックから宝玉とチューインソウルを取り出す。サトミタダシが営業していればいくらでも買えるような消耗品だが、
今の状況ではかなりの貴重品だった。しかし使うのを惜しんで命を失うようでは本末転倒だ。迷わず使って、出血を止め、
精神力を補給した。それだけでかなり楽になる。先ほどまでよりも少し乱暴に立ち上がる。軽くめまいはしたが、倒れる
ことなく姿勢を保つことができた。上々だ。
右手を軽く開き、握る。ボッ、と、加熱された空気が握りつぶされて爆ぜる音が響いた。コンディションは、万端とは
言いがたいが、戦うことはできる。達哉にとってはそれだけで十分だった。
「……くそ、ったれが」
苦しそうな呟きが聞こえた。振り返ると、バンダナの男が刀の鞘を杖代わりにしてよろよろと立ち上がるところだった。
周防達哉から遅れること数十秒、宮本明も意識を取り戻していた。
念のため集中しておいた魔力を慌てて放ったおかげで、ある程度相殺できたため、直撃は避けられた。とはいえ、今回
アキラの本領の火炎魔法はますます火勢が強くなってしまうので使えなかったし、反属性の氷結魔法は使えなくはないと
言っても最後に使ったのがいつかも覚えていない状態だったのでとっさに使う自信がなかった。万能魔法は使い慣れては
いるが、しかし今の場面では万能系ではまずい理由があった。というわけで半ば妥協的にマハザンマを放たざるを得ず、
衝撃系中級ランクの魔法では当然ながら相殺しきれる訳もなく、大部分をけっこうまともに食らってしまっていた。
ただでさえ腹部の傷で消耗しているところにこれはかなりマズい、と、何度も死線をくぐり、しかもそのうちの数回は
実際に死んできた経験がアキラに危険信号を鳴らしている。というかそんな危機信号を鳴らされるまでもなく、腹の傷は
痛むわ、全身は焼けて痛むわ、目は霞むわ、足に力は入らないわで素人目にも明らかにヤバい状態だった。
だからと言って寝ているわけにはいかんだろうな。死んだフリでやり過ごすなんてのは自分のガラじゃねえし、それに
こういうヤツは、一発ブン殴ってやらなきゃ気がすまねえ。
「……くそ、ったれが」
自分に気合を入れる意味で、ひとつ悪態をついた。膝が折れそうだったのだが、無想正宗の鞘を杖代わりにすることで、
断固として寝そべるのを拒否した。
「……生きていたか」
「死ぬかよ、あんな甘っちょろい炎で」
見下すように声をかけてきた男に対して、強い口調で答えた。強がるような口調になってしまったが、実際に強がり
なんだからしょうがない。
「甘い、か」
何がおかしいのか、男が薄く笑った。アキラはそれを挑発だと解釈することにした。そうじゃない可能性が高いことは
気づいているが、相手の事情を斟酌したら後味が悪くなるからだ。ぶっ飛ばすならなにも気にせずにぶっ飛ばしたほうが
後腐れが少なく、精神衛生上よろしい。
「俺の炎は、まだ甘いか」
「ああ、甘いね。どいつもこいつも甘ちゃんだぜ、ちくしょう」
吐き捨てた。本心だった。世の中の不幸を全部一人で背負ってるとでも言いたげな顔のクソガキも、実は非情な男かと
思ったらやっぱりそうでもなかったアホ探偵も、どいつもこいつも反吐が出そうなぐらい甘い。しかし、そいつらよりも
さらに甘くてムカつくのは、そんなヘボ探偵を見捨てられずにマハザンマで吹き飛ばして庇うなんて手をとってしまい、
そんなクソガキの炎に巻かれて死にかけている自分自身だった。
「俺は、まだ甘い。なるほど、高い授業料だったが勉強になったよ」
妙に気取った態度でクソガキが言う。一気に攻めてくればいいのにしないのがやっぱり格好つけたがりの甘ちゃんだ、
とアキラは思ったが、なんとか呼吸を整える時間を稼ごうと思っていたところだったのでありがたく乗ることにする。
「そこがバカだってンだよ」
刀を突きつけるようにしてアキラは言った。いらだたしげな口調は演技ではなかった。コイツを見てるとイライラする。
本当は誰より他人想いで、しかしそれゆえに傷つき傷つけらることに耐えられなくて、一人になろうとして心を荒ませる。
コイツは見るからにそういう男だ。アキラはこういうタイプのヤツを見るのが嫌いだった。見ていると、本当にイライラ
する。まるで自分を見ているようで。
「勉強したぐらいで甘さが捨てられるんなら誰も苦労しねェよ」
「だろうな。だが俺にはやらねばならない理由がある」
「理由がありゃできんのかよ、それが甘ェっつってんだろうが」
アキラは続けた。時間を稼ごうと思って乗った会話だったが、失敗だったかもしれない。くそッ、本当にイライラする。
「一夜漬けでイケるとでも思ってんのか、って話をしてんだぜ、ええ?」
人間の心はそう簡単には変わらないのだ。非情に徹するというと聞こえはいいが、徹することに努力しないといけない
ならば、徹さなくても非情なヤツとは同じ土俵で戦えるわけがない。心をすり減らして傷ついて、そのまま志半ばにして
倒れてしまうのがオチだろう。闘い方の向き不向きというものはあるのだ。
「できなくても、やる。それが俺の……“贖罪”だ」
「ケッ、“現実逃避”の間違いだろ。それとも“オナニー”か?」
突きつけた無想正宗を、挑発するように上下に揺らす。男の表情がピクリと動いた。自分の信念を否定されたことで、
誇りが傷ついた、というところだろうか。それもまた、アキラの癪に障った。こんな安い挑発で傷つく程度の信念なのか。
お前の信念は、こんな挑発を笑い飛ばして無視することさえできない程度の安いものに過ぎないのか。
「なんとでも言え……俺は、揺るがないッ!」
耐えかねたように、男がつっかかってきた。その背には、太陽神アポロ。
「そう口に出してるのが揺らいでる証拠じゃねェのかよバカ野郎がッ!」
まだ整え切れていない呼吸を叫ぶことで強引に押さえ込みつつ、剣を構えるアキラ。その背には、太陽神ラー。
二人のアツい不良少年と、二柱の太陽神が、熱を持って激突する。
【周防達哉(ペルソナ2罪)】
状態:脇腹負傷(出血は無し)、左手欠損 精神的に極めて不安定、非常に消耗
武器:なし
道具:なし
ペルソナ:アポロ
現在地:平坂区・夢崎区の境あたりの路上
行動方針:目の前の敵を殺す
舞耶以外の参加者を手当たりしだい殺す
※たまきが死んだと思っています
【宮本明(真・女神転生if...) 】
状態:満身創痍(腹部に貫通銃創、全身火傷)、ボロボロの服
装備:鍋の蓋、スターグローブ(電撃吸収)、無想正宗
アセイミナイフ、クラップK・K(残弾なし)、髑髏の稽古着(焼け焦げて使い物にならない)
道具:包丁×2、アルコールランプ、マッチ*2ケース、様々な化学薬品、薬箱一式
ガーディアン:魔神ラー
傷薬2つ、デイスポイズン2つ、閃光の石版
基本行動方針:目の前の敵を殺す
ハザマの殺害、たまきと合流しゲームの脱出、休息を取り体力回復
現在地:平坂区・夢崎区の境あたりの路上
備考:肉体のみ悪魔人間になる前
【葛葉キョウジ(真・女神転生 デビルサマナー) 】
状態:気絶中
装備:ピースメーカー、ヒノカグツチ、メリケン型COMP、MAG1400
道具:アセイミナイフ、包丁×1、魔石1個、ベスのバンダナ、基本支給品を余分に1セット、水・食料を余分に2セット
基本行動方針:レイと合流、ゲームの脱出、休息を取り明を回復させる
行動方針:平坂の葛葉探偵事務所を活動拠点にすべく移動中
仲魔:御魂ニギミタマ(DEAD)、地霊コボルト
現在地:同上
備考:中身はキョウジではなくデビサマ主人公です。
【宮本明(真・女神転生if...) 】
状態:満身創痍(腹部に貫通銃創、全身火傷)、ボロボロの服
装備:鍋の蓋、スターグローブ(電撃吸収)、無想正宗
アセイミナイフ、クラップK・K(残弾なし)、髑髏の稽古着(焼け焦げて使い物にならない)
道具:包丁×2、アルコールランプ、マッチ*2ケース、様々な化学薬品、薬箱一式
傷薬2つ、デイスポイズン2つ、閃光の石版
ガーディアン:魔神ラー
基本行動方針:目の前の敵を殺す
ハザマの殺害、たまきと合流しゲームの脱出、休息を取り体力回復
現在地:平坂区・夢崎区の境あたりの路上
備考:肉体のみ悪魔人間になる前
617 :
ゲーム好き名無しさん:2009/10/05(月) 22:53:06 ID:JuPCMdX+0
新作乙! すわっ!
乙!愛を感じるわ!
これはもうどちらかがリタイヤすんのは避けられなさそうだ
619 :
ゲーム好き名無しさん:2009/11/04(水) 08:18:00 ID:desck+32O
保守
新作マハ乙ダイン!!
毎回毎回どの話もアツくて面白過ぎる…
永遠に応援し続けるぜ。
621 :
ゲーム好き名無しさん:2010/01/16(土) 09:56:43 ID:/At3r5060
保守
622 :
ゲーム好き名無しさん:
保守