GJ!!
定期age保存
18歳雛子=紗羅綺麗
799 :
ゲーム好き名無しさん:04/11/30 23:49:58 ID:9KiN1hQm
今回は、一押しアニメの感想。
可憐の戦闘参戦、音速白雪との決戦の流れの要求シナリオはプロレベル。
果たして、完成できるのだろうか。
「うたかたについて」
うたかたは、起承転結の結に入った模様。
残り2話しかない。
転の部分短すぎ。2クールで見たかった。(鬱
俺も涙を舐められたい。
しかし、残りの約50分で謎解きや、伏線のまとめをしなければならないので仕方がないか。
25分で可能か?
一応、この話は一話の冒頭から察するにハッピーエンドで終わるらしい。
実は一話冒頭の一夏は、灼眼一夏?
鬱かたエンドな罠。(マテ
「神無月の巫女」
ヒロインがDARKSIDEに覚醒。
敵サイドを全て抹殺。
百合レイプ、キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!
千歌音はヒロイン。
主人公は姫子、ソウマはヒーローじゃないよ。
1話見る限りだと、ソウマのヒーローものだと勘違いするけどね。
だから、ヒロインが主人公を百合レイプ。
パンティまで脱がせてるし。ティッシュじゃないよな?
DVDverだと、どうなってしまうんだ?
「ローゼンメイデン」
俺的キャラクターランキング
1.水銀燈
2.翠星石
3.真紅
4.雛苺
5.蒼星石
ナチャーンは性悪ということで。
俺も翠星石を捕まえたい。
水銀燈は覚醒亞里亞のイメージに近いな。
でも、性格は闇可憐な感じ。
水銀燈かわいいよ、水銀燈。
水銀燈も本当は可憐な性格に違いない。
お兄ちゃんて呼んでくれ。
えっ、可憐?何、いや、ま、待て、何をする。うわああああああ!!
最近シスプリの話をしてないので、SSの設定を少し公開。
鞠絵と鈴凛の設定は考案中。
ガルシア=マルケスのシナリオ教室は購入しました。
しかし、文庫サイズじゃなかったので電車の中で読みにくい。(鬱
”妹”CODE1
可憐 誰が正しいかなんて分からない。可憐は自分が正しいと思う事をするんです!!
武器 :日本刀
保有スキル:ブラッドヒート、他
”妹”CODE2
花穂 花穂は…戦うことしかできないから……! 花穂はお兄ちゃまのためならできる!!
武器 :可変式(十二形)円月刀
保有スキル:?
”妹”CODE3
衛 僕は戦いを止めたい! 妹同士が戦う運命なんて間違ってるよ!!
武器 :トンファー
保有スキル:?
”妹”CODE4
咲耶 私は真実が知りたいだけ………
武器 :西洋刀(サーベル)
保有スキル:?
”妹”CODE5
雛子 クシシ、これはね、ゲームなんだよ。だから・・ねっ☆、ルールを守って楽しまなくっちゃ♪
武器 :C−4プラスチック爆弾カスタム
保有スキル:?
”妹”CODE7
白雪 にいさまに毒リンゴなんて差し上げませんの。ぜ〜んぶ、姫がいただきますの♥
武器 :包丁
保有スキル:音速
”妹”CODE9
千影 妹が行き着く世界……私はそれを……見てみたい
武器 :?
保有スキル:?
”妹”CODE10
春歌 血縁者としての責任、取って下さいね
武器 :薙刀、弓、他
保有スキル:?
”妹”CODE11
四葉 四葉はアニチャマと一緒に幸せになりたいだけデス
武器 :?
保有スキル:?
”妹”CODE12
亞里亞 弱い奴から〜〜喰われるのー!
武器 :?
保有スキル:?
綾小路 アイツは俺が守らなくちゃって、そう決めたんだ
武器 :?
保有スキル:?
竜崎麗華 アナタとはきっと、殺す殺さないの関係までいきそうね
武器 :?
保有スキル:?
ひでえオナニーだな
鈴凛は本編中も未完成だけど飛行機作ってたし
最新鋭戦闘攻撃機F-35B。
それがダメならカール君(カールグスタフ)
>808
一応、全ての武器は携帯可能な武器で通すつもりですし、
鈴凛はシナリオの中核にいる妹なので重装して暴れたりはしないので、
飛行機を武器にするのは難しいですね。しかし、登場はするかもしれません。
メカ鈴凛も、武器ではなく刺客の扱いですね。メカ鈴凛シリーズみたいな。
ライトブレード等で可憐を襲います。
84mm無反動砲「カール・グスタフ」はイイですね。
カール・グスタフを両腕装備したメカ鈴凛に可憐を襲わせるのもいいかもしれません。
確かに鈴凛にはアクティブな武器の方が似合っていると思います。参考にさせて戴きます。
dj
・以下の作品は他所に投稿された作品を加筆修正したものです。
祝福の鐘が鳴り響く。
それは、永遠を誓い合う二人の新たな世界への旅立ちの音。
「おめでとう」
「おめでとう」
挙式終了後、祝福の言葉とフラワーシャワーを一斉に浴びながら、
お兄様と花嫁さんはハネムーンカーに向かって歩き出す。
ふと、花嫁さんが私に手を振っているのが見えた。
そして何かを私に投げてくる。
バサッ
私の手のひらに落ちたもの、それはブーケだった。
花嫁さんはニコリと微笑む。
(そうだ、言ってあげなくちゃ。お兄様に「おめでとう」って)
私はお兄様に近づくと、その場でスッと立ち止まった。
「お…お兄様、おめで……」
ポタッ ポタッ
涙?私……泣いているの?
「咲耶ちゃん?」
気がつくと、私はその場から走り去っていた。
それから数年の月日が経った。
お兄様からは、今でも時々手紙がくる。
昨日届いた手紙には、生まれたばかりの赤ちゃんの写真が同封されていた。
あれから私は、お兄様の面影を探して何人もの男の人と体を重ねた。
いや、本当は誰でもよかったのかもしれない。寂しささえ埋められれば。
でも私は、男に騙され続けた。みんな目的は私の体だった。
そして挙句の果てには借金の保証人にされ、今は小さなアパートで一人で暮らしている。
ふふふ、本当に馬鹿な女ね、私って。結局誰からも愛されていなかったんだわ。
ガンガンッ
「おい、いるのは分かっているんだぞコラアッ!!」
もちろん、お兄様は今の私の状態を知らない。
お兄様はもう幸せな生活を送っている、だから心配はかけたくないの。
でも……本当は来てほしい………助けて、お兄様……。
私は泣き崩れた。
思えば小さい頃から私は、お兄様に見てもらうことだけを考えていた。
ファンデーションを塗り、ルージュを引き、着飾っていたのも全て私を見てもらうため。
『おい、お前の妹可愛いな。紹介してくれよ』
『いやあ、ははは』
照れているお兄様は少し嬉しそうだった。
お兄様、私お兄様のためにもっともっと綺麗になるわ。
だからお願い。他の女の子に目移りなんかしないで。私だけを見て。
誰よりも綺麗になるから。
……本当はもう分かっていた、兄妹同士では結婚できないって。
でも、私は心の奥底では期待していたの。
いつか本物の夫婦みたいに、お兄様と一緒に二人っきりで暮らすことを。
私はお兄様を繋ぎ止めることだけを考えていた。
うふふ。私、今になってやっと気づいたわ。
私は自分のために生きてきたのではなく、お兄様のためだけに生きてきたのよ。
でも、それも終わり。もう……疲れちゃった。
コンパクトを開くと、鏡には化粧の崩れたボサボサ髪の女が映っていた。
そこにはもう、昔のような面影はない。
鏡に映っている女の姿が哀れで、私はまた泣いた。
気がつくと、私はビルの屋上にいた。
ふらふらとフェンスに近づきよじ登ると、ゆっくりと空を見上げる。
そこには雲ひとつない青空が広がっていた。
(さようなら、お兄様。私はお兄様のいない所へ行きます)
私はそっと目を閉じ、フェンスの上から身を投げた。
地面に向かって落ちていく途中で、ふと昔のことを思い出した。
それは幼い頃、お兄様と一緒に親戚の結婚式へ行ったときの記憶だった。
『ねえお兄様!!見て見て、花嫁さん。うわぁ、綺麗』
『咲耶ちゃんも、大きくなったらあんな風にドレスを着るのかな?』
『うん。私大きくなったら、お兄様のお嫁さんになる!』
ゴグッ。
―――随分と、鈍い音。
それが、私の聞いた、最期の音だった。
END
815 :
ゲーム好き名無しさん:04/12/20 00:29:21 ID:OzC/pqKG
(,,・∀・)<つまんねぇ
ここって、いつも静かだよな。
天災
くすん教。
世の全ての男性は兄やになりなさいなの
亞里亞以外の女性は全員じいやになって、ショコラを作って亞里亞に委ねるの
亞里亞が諸君等を守り、慈しむの
亞里亞が諸君等を永遠の安住の地へ誘いましょう
亞里亞以外の妹に目を向ける輩を鏖殺し、常世へ導いてやりますの
くすん、全て亞里亞に任せるの
くすん、亞里亞を信じるの
くすん、亞里亞を称えるの
今こそ亞里亞に
亞里亞こそ全て
全てを亞里亞に
逡巡する理由は何もありませんの
さぁ、(ショコラを)委ねるの
818 :
可憐:04/12/29 02:23:57 ID:???
,.
( -―-
'´ ヽ
,. ' , ' ヽヽ .
. / ,'/, / /i l l i ト1 !
,'l| i,' l ! リ l ! l トl| | i lY! l|l!
!|l| il l ハ '´「!ヾ !|ly! l|!! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ!l | ! |j, liゝj リlイ! l| |
/リlヽ ヽ7 ` ´,.-lY! i < お兄ちゃんと結婚したいの
//, 、、` ,ー┐ ハ>lY!i !|l |理屈なんかないの
,' i┴'-1f/くフf.フ// !y! l !! \_____
i l`r― !' く/|_〉'´ { lスl l |l
! |l l li V i iY| l|
! l/1 /ll o! /! lイ! !!
ノノly! l il 〈/` jY| |l
(( lイl゙ー'l o! ヽ /lY! |l
ヽ[_,X_] ノ! il ー' 「_><_〕l
ノ )l | l o! ,.ィ'( ヽ l
ノノノー'^ー--' l )ノ !
(( // / i |ノ リ
// / l i |ノノ(
// / l || '
く/ / ,' l ! j
世界の中心で、兄をさけぶ
天災
四葉がフェラチオに集中している。
そんな四葉の頭めがけて、俺は愛用のマグナムハンドガンをドカンッ!
四葉の頭は一瞬で弾け飛び、辺りは血の海と化した。残った四葉の一部が
崩れていくのを見てスッキリしているところに、激痛が走った。俺のチンコまで
吹っ飛ばしてしまった。出血多量により意識が遠のいていく中、幽霊となった
四葉が迎えに来て、こう言った。
「兄チャマ、まだ精液ピュピュしてないデス。続きはあの世でしマスから、兄チャマ早く死ねよデス」
五分後に幽体離脱して、あの世に行き着いた俺は、四葉とHを再開。
再び四葉にフェラをさせて、四葉の口内に精液を放って、すぐに四葉と合体。
何度も何度もファックしまくって、四葉の膣に射精した。
l行為のあと、四葉を殺してしまった俺に向かって、四葉は言った。
「兄チャマ、愛してるデス」
「うぅ・・・・四葉・・・・俺も、俺も四葉を愛してる!」
「兄チャマ・・・・」
俺はこの時、心に誓った。
もう、二度と四葉を殺さないと。
保守age
〃⌒⌒ヽ
.. i彡ノノ))))〉
l∬ ^ヮ^八 <お兄ちゃん♥
__ _ (つ . __つ .._ __ __ _
. __ |ロロ|/ 〜(_)|ロロ|/ \ __ |ロロ| __..|ロロ|/ \
_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_
ワー!! キャー!!
λ λ ワー!!
ニゲロー!! λ λ λ
λ λ λ λ λ λ
λ λ
”Princess of Sisters”
『第7話』
>509
「っ―――」
風圧と重圧が体を絞る。
地上まで約十五メートル、着地まで一.七秒―――
じゃ遅い、きっと白雪に追いつかれる……!
私は確信していた。彼女の保有スキルは音速。
正直バカみたいな話ではあるが、読んで字の如く自分が襲われているのだから仕方がない。
「舌、噛むんじゃないわよ」
「ふぇ?」
丹田を軸に重心を固定。窓ガラスを背に足を180度蹴り上げる。
落下速度、対象との射程のタイミング、打撃を最も能率よく与える間合いが一致する勘に合わせて、
蹴り上げた力を解放し、一気に振り下ろす!
校舎二階の窓ガラスを蹴り破りながら、窓際の生徒机に着地と同時に走る。
可憐が、何か叫んでいるが、この際無視。
―――とにかく場所を変えないといけない。
屋上なんて遮蔽物の少ない場所ではなく、もっと白雪のスキルを無効化できるところ。
出入り扉を蹴り破り、全速力で渡り廊下を突っ切り、階段の踊り場を飛び越える。
「はっ、はーーー!」
屋上からここまでの動作、僅か五秒。常人なら残像しか見えない速度。
けど、そんなものは―――
「ムフン、ご苦労さまですの」
一階の踊り場で待ち受ける少女、白雪相手には何の意味もあり得なかった。
周囲の空間に生じる重力線の歪みが再度咲耶へと狙いを定める。
しかし、咲耶はそのままサーベルを握り締める右手に更に力を込め―――
爆音が弾けた。
<chapter 可憐>
「痛いです」
床に打ちつけた腰をさすりながら辺りを見回すと同時に、階下からの爆音が響き渡った。
建物がビリビリと振動している。
唖然としながら大きな音が聞こえた方向、蹴り破られた出入り扉を見つめる。
「咲耶ちゃん!」
状況の認識に数秒、私は慌てて立ち上がり、そのまま教室を飛び出した。
廊下へと飛び出した私はただがむしゃらに走った。
校舎端の教室から、音源らしき渡り廊下中位置の階段までの距離が酷く遠く感じられた。
何度か転びそうになりながらも、ひたすら全速力で廊下を駆ける。
何か嫌な空気が私の心を占めていた。早く!早く行かなきゃ……。
カツ……
「!?」
足音。
それは聞き間違えではない。
廊下から階段踊り場へと曲がった先。誰かが靴を鳴らす音であった。
私は踏み止まる。
誰かが……来た。
カツカツ……
酷くリズミカルに、正確に。足音は向こうからやってくる。
その足音の正体が咲耶である事だけを願いつつ、可憐は廊下の先へ必死に祈りを捧げていた。
……カツ
足音は、階段の踊り場で止んだ。
可憐は息をのむ。この位置からでは状況が掴めない。もしや咲耶の身に何かが起こったのだろうか。
私は不安と期待の入り混じった声をかける。
「咲耶ちゃ―――」
しかし、無情にも祈りは天まで届かなかったようだった。
「あれ?」
続いて踊り場から顔が覗いた時、可憐は完全に硬直していた。
「あ、あ……」
ひょっこりと顔を出したのは、望んでいた咲耶でもなく、見知らぬ誰かでもなく、
血塗れの包丁を握り全身に返り血を浴びた白雪だった。
頭の中が真っ白になって、思考が完全にストップする。
少女は口を閉ざしたまま、私を静かに見つめていた。
そして、一言、呟く。
「あなたは……泥を食べたことがありますの?」
ー続く
825 :
ゲーム好き名無しさん:05/01/17 21:57:18 ID:Sf/4UTO8
Ups
まぁぶっちゃけた話、妹が何人もいたらウザイだけなんだけどなー
827 :
可憐:05/01/29 03:10:38 ID:???
,.
( -―-
'´ ヽ
,. ' , ' ヽヽ .
. / ,'/, / /i l l i ト1 !
,'l| i,' l ! リ l ! l トl| | i lY! l|l!
!|l| il l ハ '´「!ヾ !|ly! l|!! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ!l | ! |j, liゝj リlイ! l| |
/リlヽ ヽ7 ` ´,.-lY! i < シスター・プリンセス、生誕六周年!!
//, 、、` ,ー┐ ハ>lY!i !|l | お兄ちゃん、大好き♥
,' i┴'-1f/くフf.フ// !y! l !! \_____
i l`r― !' く/|_〉'´ { lスl l |l
! |l l li V i iY| l|
! l/1 /ll o! /! lイ! !!
ノノly! l il 〈/` jY| |l
(( lイl゙ー'l o! ヽ /lY! |l
ヽ[_,X_] ノ! il ー' 「_><_〕l
ノ )l | l o! ,.ィ'( ヽ l
ノノノー'^ー--' l )ノ !
(( // / i |ノ リ
// / l i |ノノ(
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く/ / ,' l ! j
Since 1999/01/29(電撃G’sマガジン1999年3月号発売日)
(;つД`)
自由への遁走を目指しデイヴィッド大久保は荒野を駆ける。
hosyu.
寂れすぎ。
俺がいるから職人が来ないのかな。
水銀燈に浮気したのが良くなかったのかな。
もう絶対に浮気しないから許して下さい。
俺がSS書いても全く盛り上がらないし、
俺がいなくなったら職人が帰ってくるかもしれないし、
もう来ない方がいいか?
まぁ連載とかいろいろ終わっちゃってるから寂れるのも無理ネーヨ。
東海大相撲と慶応は出るから、面白いよ。
湘南小僧地区から二校進出なんて面白いよね。
836 :
ゲーム好き名無しさん:05/02/09 00:50:00 ID:BweKa7LN
肉饅頭の材料になるか、薬剤の材料になるか、
貴方ならどちらを選びますか?
\__ ________ _______/
.. \/ \/
___
〃⌒⌒ヽ ... /, 〜ーヾ
i ノリノ )))〉 . / .イノリ从)))
! (|l○_○リ ヽ !| ゚ -゚ノリ
(Y)つ⊂ハ /⊂V†リつ
(Y)Li_|〉 -くノ_l」‐'
し'ノ し'ノ
「二人一緒じゃ、ダメですか?」
>832 >833 >834
そうですね。
今月のG’sランキングではトップ2の咲耶と可憐が、
白鐘姉妹はおろか一条姉妹にまで劣る始末。
可憐はこのまま双恋陣営に喰われそうな悪寒ですからね。
こうなったら、せめて咲耶だけでも上位5位に残って欲しいものだ。
もう少しだけ頑張ってみます。
現在、某特撮の『覚醒』を聞きながら第8話を執筆中。
>531
遅レス申し訳ありません。
ガルシア=マルケスのシナリオ教室、読了しました。
新しい思考回路が生まれたかもしれません。
どうもありがとうございました。
結果は、第8話で!
それにしても、凄いカウンターだ。
”Princess of Sisters”
『第8話』
<chapter 白雪>
公園と呼べるほど立派ではない小さな広場。
ブランコと滑り台、そして木々などで構成された幾ばくかの空間。
その一角の砂場には幼い少年とふたりの少女が向かい合わせに佇んでいる。
ふと、少年は困った顔をする。
少女はなにやら思案を巡らせた後、目を輝かせて砂場の土を使って泥団子を作り上げた。
少女の一人はそれを見たあと、大笑いをする。
それも当然、泥団子が食べられる筈ないなど幼児の世界でも認識事項なのである。
だが、それを見た少年は少女から泥団子を奪い上げると、そのまま食べてしまった。
唖然と歓喜。対極する二つの感情。
それは、他愛の無い、どこにでもある、幼子達の小さな宴。
―――幼子達の小さな宴。
そして、一言、呟く。
何故、そんなことをしたのか分からない。
姉妹を、この手で殺した。
殺した。コロシタ。死んだ。シンダ。――この、手で。
それは、もう、既に、現実としてこの手に焼き付いたまま離れない。
包丁で、刺した、彼女を、鮮血。
「咲耶ちゃん……そんな…」
ミツケタ、ノコル”敵”ハ、十ニン。
何故、そんなことをしたのか分からない。
ナゼ、コロシタ?
「―――えっ?」
彼女が、反応、した。
だから、もう一度、呟く。
殺せ、殺せ、コロセ!
何故、そんなことをしたのか分からない。
―――彼女の掠れた声が私の嗜虐心をくすぐったのかも知れない。
「あなたは……泥を食べたことがありますの?」
地平線に沈みはじめた夕日が窓から差込み、彼女をより鮮やかに紅く彩る。
「泥、……ですか?」
可憐は唇を血が出そうなほど噛み締め、今にも泣き出しそうな表情を瞬間ちらりと見せた。
覗き込む白雪のまなざしを捕らえるのもつらそうだった。
「姫はありますの。姫の口の中にはまだ、その時の泥の味が残ってますの……泥の、味が…………」
「どうして、……どうして、泥なんか食べたんですか!?」
可憐の周りから、いつもの穏やかな空気が消えていた。
私は―――、泣いていたのである。
解いた長い髪を両肩にしだれかけさせ、肩を震わせ―――、泣いていた。
<chapter 可憐>
白雪は、顔をうつむかせ、ただ啜り泣いていた。
何かを堪えようとしているが、しかし堪え切る事が出来ない、そんな風に泣いていた。
そこには、普段の気丈な彼女を感じる事は出来なかった。まるで幼子のように、彼女は泣いていた。
静まった廊下に、彼女の嗚咽だけが響いていた。
私はただ静かにその瞳を閉じ、大きく深呼吸をする。
己の心拍にその吐息を委ねる。
「可憐は泥を食べたことはありません。だけど、お兄ちゃんが大好きだという気持ちに対して死ねと言われたことはあります」
白雪は体を震わせる。
ーーー私に出来ること。
『あいつ、お兄ちゃんが大好きなんだってさ』
『結婚したいんだってさ。お兄ちゃんと!!』
『アハハ、一回死んだ方がいいんじゃないの〜〜』
『かわいい顔して頭おかしいよ、アレ。ヤッチマウカ』
『何なのよ、あの子。気持ち悪い』
ーーーああ、そうだった。
ーーー泣いていたのは私だけじゃなかったはずだ。
一人の少女が泣いているのだ。
しかもその少女は、私にとって家族ですらある。
だから、とにかく彼女を慰める。
ただ声を掛けてやるだけでもいい。
その肩に手を置いてやるだけでもいい。
そして、背後から彼女の肩を抱いてやったって良かった。
ーーー私にしか出来ないこと。
『”妹”になった者は最後の一人になるまで戦い続けなければならない。
最後に生き残った”妹”だけが、その望みを叶えるコトが出来る』
ーーー私の答えは決まっている。
『逃げなさい。姉妹が何だって言うのよ。どうせ他人でしょ』
ーーー他人、なんかじゃ……ない!
私は手を伸ばす。失った温もりが欲しくて、誰かに握って欲しくて。
サーバントを握り締める感触だけが強く頭をはっきりとさせた。
(お兄ちゃんっ!!)
刹那、一気に頭に流れ込んでくる情報。
溶けるような、吸い込まれる様な感覚。
そこから拾い集められるモノはごくわずか。
そして、導き出される情報の羅列を一本に結んでいき、抽出される一つの言葉。
可憐は小さな拳を胸の前へ素早く引き戻し、大きく息を吸い込むときっと前を見据え、そのカオススペル(呪文)を紡ぐ。
「変身ッ!!!!!」
旋風がはじけた。
サーバントより連鎖された機械音声が鳴り響く。
≪SISTER PRINCESS≫
爆発的な衝撃すら伴う突風が放射状に周囲をなぎ払う。
少女を中心に旋風が緩やかなる黄金の輝きの螺旋を描きながら放射状に吹きすさぶ。
そして漂う光の残滓がその身に結集し、腕、足、身体、顔部を包み込む。
その粒子、原子レベルまで分解されたオリハルコン・エレメント。
少女のシルエット状となった粒子は刹那の速さで彼女をトレースするように追装していく。
薄れてゆく黄金の光芒。
立ち尽くす身を包む輝きが薄れてゆくとともに、ゆっくりとその姿があらわとなってゆく。
風とともに振り払った燐光の下、颯爽と屹立する少女。
柔らかな質感を持つ腰まで届きそうな髪は漆黒の輝きを放ち、風の余韻になびき揺れていた。
僅かに揺れる袖先から覗く可憐な指が、戦慄の美を流す、大きな刀を握っている。
圧倒的な存在感。その姿、端麗にして可憐。
何が正しいかなんて分からない。
だけど、これだけは分かる。
こんなこと、お兄ちゃんは絶対に望んでなんかいない!
ーーー私の願い、それは……!
「白雪ちゃん。あなたをここで止めるッ!」
ー続く
乙。BD記念SSになるんかな?
>844
え〜と、シスプリ生誕日というより、白雪誕生日記念SSという意味なのかな。
いや、それほど立派なSSでもないですし、今回は可憐をメインで描いたSSですよ。
9話以降の流れとしては、白雪との決戦。
亞里亞、春歌、山神等の組織の登場となります。
お楽しみに。