スー過去のマクロのLM曲線の章
P57のNO,3の肢3で
「金融環境の変化が起こり、人々の貨幣に対する需要が減少した場合、
LM曲線は右下方にシフトする。」
が正解なのはなぜでしょ??
貨幣需要が減少ということは
M/P=L(Y,r)の右辺が減少して、左辺が減少するってことで、
M↓でLM曲線は左上方にシフトするのではないでしょうか。
299 :
受験番号774:05/01/29 17:13:16 ID:WjcLVf9F
さっきから長々と解説書いている者だけど、俺もその辺でつまずいた。
ハア???て感じの解説で・・
貨幣需要が下がる要因は国民所得の減少や
この設定だと、
「金融環境の変化が起こり、人々の貨幣に対する需要が減少した場合」であり
財市場からの影響を受けるものとは書いていない。だから国民所得Yが減ったわけではない。
まだMもPもYもrも変化はない。
それなのに環境変化により予備的動機などが減少して、超過供給が発生。
この段階では元の均衡点より左に来てしまっている。
均衡回復のために利子率が下がり、投機的需要が増加することで均衡は保たれる。
つまり、現金での保有ではなく、公債や株券での保有に変えたいと思うわけだ。
結果、均衡利子率はr1→r2に下がり国民所得はそのまま。貨幣供給曲線も不動。
IS-LM分析で見るとLM曲線はrの減少を受け真下にシフトする。
んでワルラス的調整を経て、IS曲線とのドッキングにたどり着きめでたしめでたし。
IS曲線が右下がりなら、
L1の減少&L2(r↓)の増加⇒LM曲線を右下シフトということになる。
300 :
受験番号774:05/01/29 17:13:58 ID:WjcLVf9F
100の資産(所得)があったとして、
資産を5:5の割合で公債・株券:現金という形で保有したいと考える人がいたとする。
「金融環境の変化」とはよくわかんないんだが、
「人々が現金という形で資産を保有したくない状況」であることだな。
いい例えではないが、放火魔や空き巣が出回っているような状況かな。
で怖いから8:2の割合で持とうとする。超過供給が発生して貨幣需要曲線は左シフトしているわな。
貨幣供給量は変わったわけではない。
すると均衡したときにはrは下がりL2が増えている。
291を参照してくれ。
あと下の229からを参照してくれ。
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/economics/1096381132/l50 ここの人は俺よりも適切な解説を書いている。
ちなみに、この章に関してのスー過去の説明は糞だよ。
こんがらないように、しっかり説明していない。パズルで憶えるって・・
俺は、「Yの変化によらないスクランブルでのLMシフト」として別物にしている。
301 :
受験番号774:05/01/29 17:18:45 ID:WjcLVf9F
>>298 スー過去P56の第一問も納得いかなかっただろ?
これも上のプロセスで逆に考えればいい。
302 :
298:05/01/29 17:39:51 ID:m6dZYk1g
>>299-301 すっげー!そうかYもM/Pも不動で、rだけ減少しちゃうんですね。
そしたら下にシフトするか。なるほど。
グラフにして見るとわかってきたけど、具体的に資産の保有が
どうとかで理解できるようになるには、もうちょっとつめないとだめだ。。
ちなみに失礼ですが、どこ受験希望ですか?
自分は普通に地上・国Uなんですけど。おんなじかな。
だとしたら、今の時期にこんなに差があると、かなりショッキングなんですが。
303 :
受験番号774:05/01/29 17:54:04 ID:hOekVfgS
あんまり深く追求してないものなのだが、
「貨幣に対する需要が減少=供給が増加」ととらえて右(下)シフトと
答えをだすのはやっぱり今後まずいかな?