シベリアの少数言語

このエントリーをはてなブックマークに追加
1パラディグマ
絶滅に瀕しているといわれるケット語に関心があります。
シベリアの少数言語について関心のある方、ご意見ください。
2名無しさん@1周年:2001/04/16(月) 22:48
3名無しさん@1周年:2001/04/16(月) 22:49
4名無しさん@1周年:2001/04/16(月) 22:50
et

1.Variant(s): Northern Ket, Imbatsk Ket, (old generic name also covering Ket: Pumpokol and Yug:)
Yenisei Ostyak, not to be confused with Ugric Ostyak or Khanty (q.v.), nor with Ostyak Samoyed or
Selkup (q.v.)

2.Geographical location: on the middle and upper Yenisei and its tributaries, mainly between the
Yelogui and Turukhan basins; today concentrated in a few villages, notably Kellog and Farkovo, in
northern Krasnoyarsk Krai, Russia

3.Relationships: /N/Yeniseian

4.Present state of the language: SERIOUSLY ENDANGERED
(a) children speakers: generally very few, but the situation varies depending on locality; recent
field data suggest that there may still exist linguistically intact families or even communities
(b) mean age of youngest speakers: mainly from 40 years up
(c) distribution by sex: no known difference
(d) total number of speakers: approx. 500; members of the ethnic group: approx. 1,100
(e) degree of speakers' competence: from rudimentary to good; however, Russian is spoken
universally as a second language; some knowledge of Northern Selkup (q.v.) is also not
uncommon

5.Sources:
(i) information (about the language) and (ii) published material (of the language): A. P. DUL'ZON:
Ketskij jazyk, Tomsk 1968; there is a relatively abundant literature on many aspects of the
language, mainly in Russian
(iii) competent scholar(s) and institution(s): Heinrich WERNER (VERNER), c/o Wolfgang
VEENKER, University of Hamburg, Hamburg, Germany
5マンセー・パボヤネン:2001/04/17(火) 00:49
ツングースと日本語の関係ってど〜よ
6名無しさん@1周年:2001/04/17(火) 03:22


      __∠∠∠∠∠∠∠∠
      > ゚)∧∋∋⊃⊃⊃⊃⊃∞∞∞……<>   ))))
       ̄▽\| ⌒⌒⌒⌒⌒⌒
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ∠   念魚を1匹くらい飼いて〜な
             \________________
    ∧_∧
   (    )口コ                ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ_
   (    )つ   (((( <>……∞∞∞⊂⊂⊂⊂⊂∈∈∧(゚ <
   | | |                    ⌒⌒⌒⌒⌒⌒|/▽ ̄
   (__)_)
7名無しさん@1周年:2001/04/18(水) 03:50
ケット語は何処の言葉でしょうか?ДВГУの先生か誰かに聞くのはどうですか?
あるいは某ホテルのフロントの子が何だかの少数民族の出ですよ。
8ばびんちょ:2001/04/18(水) 09:01
>>7
アクフェス西洋のフロントの姉ちゃんか?
若く見えるが、すでに子沢山だぞ(苦笑)
9江沢 民雄:2001/04/18(水) 11:01
>>1、7
エニセイ川流域だったかな?
あれは外見が白人種に近く、言語が単音節的なので、
一時期中国語との関連が研究されて、中国語がセム系だと信じたい
ヨーロッパの言語学者の間でははやったんだけど、
もう研究されていないな。絶滅しているかも。
それよりもツングースの方がおいしいぞ。
日本語との関連性も指摘されるし。
10ЁЖИК(МОРСКОЙ):2001/04/20(金) 20:16
>>ばびんちょさん
うっそ〜〜〜〜〜〜〜〜?????!!!!!
あの子と、むかしROYALPARKで会ったけど、そんな年には、、、、
それならブランデーなんて奢るんじゃなかった!畜生。
僕はКИРОВАに住んでたので、何かあると(トイレが詰まった、ブレーカ落ちた)
516516に電話せず、アクフェス西洋に聞いたもので、、、
 それなら、こうだ!1Я РЕЧИКАの市場の豆腐売りのおばちゃんが
ツングースです。彼女のお父さんはしゃべれるよって言ってました。

11名無しさん:2001/04/21(土) 00:20
どこの話か分かりませんが、そんなに狭い世界なんですか。
12実話らしい:2001/04/21(土) 02:03

フルシチョフ 「中国としては核の脅威についてどのように考えているか?」

毛沢東 「あんなもの怖くも何ともない。一発で100万死ぬとして、100発落ちても一億人だ。まだ九億人も生き残っている。」

13ЁЖИК(МОРСКОЙ):2001/04/21(土) 09:45
КТО УБРАЛ ДОСКА ДЕВЧОНКИ?
НЕ ДЕЛАЕТЕ КАК ФСВ!
ТАНЮХА ТАКЖЕ ПРАКАЕТ НО、、、
14名無しさん@1周年:2001/05/17(木) 04:33
         
15名無しさん@1周年:2001/05/17(木) 23:38
>>12
ものの本質をついてるわね。
16名無しさん@1周年:2001/07/13(金) 04:24
同意
17名無しさん@1周年:2001/07/13(金) 12:23
           ,,,,----====^~~~^'''=-,,
          /;:::::::::::::::::::::;::::::;:;;;,-=~~^^\.
        /;;:;:::::;::::::::::::::::::::::/   __>、              ,------,,,
        /彡;;;;::::::::::::::::::;;:;/   ,,,-~;;;;::::::::::;::;:;ヾゝ,,,.         /:..  \, ~^^-,..
       /彡;;;;;:::::::::::::::::::;/  /;;:;::::::::::::::::::;:::::::::::::ヽ~     ,,--^~'';::::...   ~=-,,... ~^ヽ,,
       i彡;;;;;::::::::::::::::::/  /;;;;;:::::::::::::::;::::::::::::;:;:;::::;::li_,,,,,,,  li|,;::.il   '';..     ~~^^--,ヽ
      /;;;;:;;;;;::::::::::::::::,,,| /;;::::::::::::::::::::::::::;丿;:::::;:::::::::||ヽ、  ~ヽi||i,::..     .         ヽ
     |ミ;;;;L;:;:;:;|;;;;;::::/~ヽミ;;::;/ノ_,,,ノ;ノ;/;/;;/:;;:;:::::l i;;;;;;i、  ';.\|li,:..     ;...
    ┌^i/;;;;;:;/ミ;;;;::::| /」 iノノ/-~^^~,_ ノ丿ノ/:::/::/,,,,,>:^ヽ;    ヽヽ;;;:..
    |;;;;,i|─;ノ\彡;;;;| i ヽ "    _,,`   /ノノ/ /:::::::;;:ヽ;.,    ヾ丶;;::..    \
   /^~/~;;;;/" 》;;:/^~ヽ        i゚/ /      l:::::i;:::::;i;::::\:.    \ >;::...    \
   |ミ;;;;,-;;;;)  >:/              |       ヽ:|:;;;:;:|::|;:::::ヽ:.、   `-" ヽ::...
  ┌V;;::::;/  (,;/     ヽ     _,--'        `ヽ;;;lヽ>=-,,ー-,-^--=, >-、
  |;;〆;:;;;i   ,,/,__   \   .ゝ  オッパイ     ` ヽ"~二ヽ  ~i;;::::::::;ヽ二"k,.,
  i;:;/::::ノ /~;^;;;:::::::~=--,, |-,~^-"~   見たかったん    | iヽ`    i;;i:;;::::/  ヽ,,.mn,,,,,/
  >;i~;;;)/;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::~ヽ-,,_      でしょう?  ノ  `" ミ    ""`i しヽ |;;;;--,,,
 j;;;Y;/;;;;(二,,ヽ,,;;:::::::::::::::::::::::::::::\ー=フー,-.、        ヽ、             ,,,ノ:::::::::.ノ
 >;;;/::::::::::::::::::-,,,,=-n,;;;:::::::::::::::::::;::::\//./|;;;;;)-、       i、           `i;;::''''''''|
 (;;;;|彡;;;:::::::::::::::::~=-,,ヾ;:;:;:;:::::::::::::::;/ / ./ /'i=ーL、       `)       ,ii,,     /
 |  |彡;;;;;::::::::::::::::::::::::ヾ ;:;::::;:::::::::::/   " / i⊂,,, )        ~ヽ、 ,,,,-=~ ~^i--,,/
 | i|,jjj;;;:::::::::::::::::::::::::::::::| lk;;;::::::::::::|      /  /           `~~      >"    /
 /;;;;ヾ彡;;;;;::::::::::::::::::::::::::i |;ミ;:;:::::::::|i     .l::l /                    ヽノ  /
ノ;;;;;;;ゝ\ミ:;;::;::::::::::::::::::::::::ヽヾソ;::;::::::|    ,,|::i l                      |i   i
ノノソ/ii  ヽ彡jj::::;;;;;;;:::::::::::::::)i|ミ;:;:;::::::|   ./:::/ |                      ヾ, |
 ""    ヽjkl;;;::::::::::::::::::::::::/il;:;::::/   ./;;;/ .|                       | | .
18名無しさん@1周年:01/12/20 23:10
age
19名無しさん@1周年:02/03/19 21:52
age .
20名無しさん@1周年:02/03/20 11:17
この周辺の研究に熱心なのは,
千葉大学とか東京大学でしょうか?

まあ,フィールドワークの前にロシア語を
やらなきゃ駄目なんでしょうな.コミュニケーション
の言語としてね.

しかし,ロシア語にしろ,少数言語にしろ,
アカポスゲットは絶望的な分野ですなあ.
21名無しさん@1周年:02/03/21 13:24
>>20
一昔前には北大にも研究している人が結構いたような
気がしますが、宮岡先生が移られてからはどうなって
いるんでしょう。
22名無しさん@1周年:02/03/28 20:53
ヨーロッパのど真ん中に言語島として存在するハンガリー語に最も近い言葉は、シベリアの
少数民族が話すハンティ語とマンシ語だという。
ハンガリー人がウラル山脈あたりから西に移動し、今の場所に定住したというのは非常に有
名な話である。
ところで、ハンガリー語と、ハンティ語、マンシ語はどのくらい離れているのか。また、こ
の少数民族の言葉について詳しく紹介されているものがあったら教えてください。
23名無しさん@1周年:02/03/28 21:11
>>22
日本語で書かれたものなら小泉保『ウラル語の話』(大学書林)
ロシア語でもよければ「世界の言語」シリーズの『ウラル語』
あたりはいかがでしょう。
24名無しさん@1周年:02/03/30 11:32
>>22
23の人のレスに追加.
インディアナ大学の「ウラル=アルタイ研究」に
ヴォグル語(マンシ)とオスチャーク語(ハンティ)の
chrestomathy(文法と読み物,語彙集)があるね,英語だけど.
あと,三省堂の「言語学大辞典」にこのあたりの記述があるね.
(シベリアの少数言語全般に関して)

漏れの友人がハンガリー語とヴォグル/オスチャーク語の研究をしているが,
彼の話だと,文法はそれほど似てないらしい.
25名無しさん@1周年:02/04/24 16:54
age                           
26名無しさん@1周年:02/04/24 17:13
ウデヘ語
27名無しさん@1周年:02/04/24 17:47
여러분 안녕하십니까?
나는 배추 김치가 아주 좋아합니다.
여러분은 어떤 김치를 좋아하십니까?
그럼 안녕히 계십시오.
28名無しさん@1周年:02/04/24 19:14
>27
シベリアの少数言語と白菜キムチとの関係は?
29名無しさん@1周年:02/05/17 19:17
age                                  
30名無しさん@1周年:02/05/17 22:56
>>28

シベリアのロシア語話者達はキムチのことをキムチャというそうな。
31名無しさん@1周年:02/05/17 22:58
東京外大のK先生の話が出てこないが....
32名無しさん@1周年:02/05/26 04:09
age
33名無しさん@1周年:02/05/26 06:07
菅野?
34名無しさん@1周年:02/05/26 16:44
>>31
>>33
K間先生では?
35名無しさん@1周年:02/07/19 18:11
おもしろいぞ言語学 age
36名無しさん@1周年:02/08/04 20:07
しんじろう先生ときよぞう先生の関係は???
37名無しさん@1周年:02/08/06 10:01
>>36
親子
38名無しさん@1周年:02/08/08 21:34
>>36
じゃねえぞ
39名無しさん@1周年:02/08/20 17:46
age
40名無しさん@1周年:02/09/12 18:24
age
41名無しさん@1周年:02/09/13 01:02
こーいうのはやく世に出て欲しい。
  
エクスプレス オロチョン語或はエクスプレス ツングース語
42名無しさん@1周年:02/09/13 04:23
>41
あんたさんが書いて下さい。
43名無しさん@1周年:02/09/17 15:48
オロチョンとエベンキの違いわからないです。
中国政府の分類にだけオロチョンがあるのでしょうか?
ソロンのほうは、「エベンキ」に入れられたですけど、
オロチョンはなぜ独立した民族とされたのか?
ロシアと中国とでは「エベンキ族」は、別のじったいなのでしょうか?
44名無しさん@1周年:02/09/19 19:42
AGE

「サハリン」ってツングース語から来てるんだよね?
意味は「黒い山」(saha-alin)
45名無しさん@1周年:02/09/19 21:58
>>36
しんじろう先生はきよぞう先生の甥御さんです。
46名無しさん@1周年:02/10/17 00:40
age
47山崎渉:03/01/08 00:10
(^^)
48名無しさん@1周年:03/01/08 01:05
ギリヤーク語は?
49名無しさん@1周年:03/01/12 01:15
ギリヤーク語おぼえてやこーぶそんになろう
50名無しさん@3周年:03/02/15 09:16
ギリヤーク語を最近ニヴフ語と言っているのはどうして?
51山崎渉:03/04/17 13:34
(^^)
52山崎渉:03/04/20 01:54
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
53山崎渉:03/05/22 03:16
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
54山崎渉:03/05/28 10:58
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
55名無しさん@3周年:03/06/03 13:00
>50
ニヴフ(ニヴヒ、ニクヴン)が自称
ギリヤークはもともとロシア人だかツングース人だかがつけた名前
56名無しさん@3周年:03/06/10 02:41
エベンキ語・ナナイ語などと満洲語はどれくらい似通っているのだろうか
57名無しさん@3周年:03/06/10 02:50
>>56
かなり離れてるんじゃないの?
特に、満洲語は他のツングース語から離れてるね。
58あぼーん:あぼーん
あぼーん
59あぼーん:あぼーん
あぼーん
60あぼーん:あぼーん
あぼーん
61山崎 渉:03/07/15 11:43

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
62山崎 渉:03/08/02 01:23
(^^)
63山崎 渉:03/08/15 13:14
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
64名無しさん@3周年:03/09/17 12:18
色々あるだろ。
ネネツ、カムチャダール、コリヤーク、…これらまとめて
極北アジア諸語族って言わなかったっけ。
65名無しさん@3周年:03/09/17 14:09
Дерсу Узалаが話していた言語は何語ですか?
66名無しさん@3周年:03/10/21 20:49
北のことばフィールド・ノート−−18の言語と文化
http://www.hup.gr.jp/new/new_kitanokotoba.htm
に「デルスの見た星」という章がある。
67名無しさん@3周年:03/10/27 05:04
>>66
あ〜,いいな。欲しくなりました。
68名無しさん@3周年:03/11/04 17:56
>>64
「極北アジア」+「諸」+「語族」だから、
「ユーラシア大陸のヨーロッパ部を除いた部分の
すんごい北に分布するいくつかの語族」のこと。
そういう「語族」があるわけではない。
「カムチャダール」と「コリャーク」を同じ語族
に入れるのはまあいいとして、ネネツを含める
研究者はいないと思うよ。
69あぼーん:あぼーん
あぼーん
70名無しさん@3周年:04/01/12 15:45
>>69
ベルホヤンスクあたりで凍え死んで来て下さい。
71名無しさん@3周年:04/05/26 16:27
ウェーハッハッハッハッハッハ!!!


72名無しさん@3周年:04/08/22 20:09
>>65
ウデヘ語だっけナナイ語だっけウイルタ語だっけ?
とにかくツングース系言語のどれかだった
73名無しさん@3周年:04/09/06 22:49
ネネツはウラル語族じゃなかったですか?
74名無しさん@3周年:04/09/06 23:19
NENETS  >>73 (You are right.)
Classification; Uralic, Samoyedic, Northern Samoyedic.
> Languages of Russia (Asia)
ttp://www.ethnologue.com/show_country.asp?name=Russia+%28Asia%29

>>56>>57
(1)『満洲語文語入門』 ;一冊買うならこれです。
ttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/487698445X.html
(2)【満州語 <---->英語 】辞書  "Manju Gisun"
ttp://www.manjugisun.com/
(3)【満州語-日本語lexicon】辞書
篤志家が作ってくれています。
ttp://mogasen.hp.infoseek.co.jp/lang_study.html
(4)『清語老乞大』、教材
ttp://home.kimo.com.tw/manchusoc/laucida.htm

(5)集中講座【接尾辞5講】
[1]-me; 時間的継起
[2]-ha/-he/-ho. -ka/ke/ko;完了連体形
[3]-fi;完了連用形
[4]-re ;前望終止形
[5]-ci;条件連用形
ttp://axy.s26.xrea.com/test/read.cgi/mansyu/1063370251/199-204

(6)臺北滿族網
ttp://home.kimo.com.tw/manchusoc/
75名無しさん@3周年:04/09/16 08:40:18
>>74
(6) 404 not found
76名無しさん@3周年:04/12/24 22:59:29
サハ語なんかは安泰だろうけど、
ユカギール語やケット語なんかは大丈夫なのかな?
77名無しさん@3周年:04/12/24 23:12:54
話者はほぼ全員ロシア語とのバイリンガルか
78名無しさん@3周年:04/12/25 05:08:41
バイリンガルでも話せればいい方で
二十〜三十代が話せないし聞いても分からない世代になってたらかなり絶望的か

その辺を最近詳しく調査した人っているんだろうか
79名無しさん@3周年:05/02/03 21:19:45
>78
いる
80名無しさん@3周年:05/02/04 11:35:17
81名無しさん@3周年:05/02/05 13:59:31
新シルクロードで、楼蘭の辺りで最近見つかったミイラがインド・ヨーロッパ語族の最初の移住者ではないか、といってたが、そのルートが大きく北に迂回してたから
北極圏に近い方にロシア人が来る前から白人系の人がいたのだろうか。
82名無しさん@3周年:05/02/05 14:08:32
ここはロシア関連でもましなスレですね
83名無しさん@3周年:05/02/06 21:24:23
>>81
なんでそのミイラがインドヨーロッパ語族の人間だとわかるの?
84名無しさん@3周年:05/02/07 00:47:14
>>65
ДерсуがМоя Гольд.(Я Гольд.)と言っていたけど。
85名無しさん@3周年:05/02/09 06:09:06
Гольд=ナーナイだっけ?
86名無しさん@3周年:05/02/10 09:05:52
>>79
くわしく

>>81
インド・ヨーロッパ語族の原住地ってどこなんだ?
もう解明されてるのか?
87あぼーん:あぼーん
あぼーん
88名無しさん@3周年:05/02/14 01:59:45
>>83 中国の研究者が放送で言ってたけど、それは放送を見てて疑問に思えた。事実「正論」の「NHKウォッチング」では、当時が湿潤な気候ならどうしてあんなきれいな保存状態なんだ、と疑問を投げかけていた。
何年か前パキスタンで「見つかった」「エジプトのミイラ」みたいに捏造だったりするのかな。
89名無しさん@3周年:05/03/10 08:36:47
ヤクート(サハ)語の入門書を探しています。
できれば日本語か英語で書かれたもので。
簡単な会話集程度のものでもよいのですが。
90名無しさん@3周年:05/03/10 15:34:14
そーいえば図書館でも本屋でも見た事ないね、サハ語
サーミ語やグリーンランド語まであるのに
91名無しさん@3周年:05/03/19 13:01:14
92名無しさん@3周年:2005/03/22(火) 11:25:40
>>91
ありがとうございます。
高いですねw
93名無しさん@3周年:2005/03/26(土) 03:25:36
エクスプレスで出してもいいと思うんだけどなあ
シベリアはこれから経済交流が増えるだろうし

・・・やっぱロシア語で十分なのかな
94名無しさん@3周年:2005/03/26(土) 11:53:58
ロシア語を学習してから、シベリアに語学留学することですな。
95名無しさん@3周年:2005/03/28(月) 21:26:39
>>90
トルコ語とあまり変わらないから
その2言語ほどには学者の興味を引かないんじゃないか。
96名無しさん@3周年:2005/04/05(火) 20:54:45
>>95
そうなんだろうけど
日本とも交流無いわけじゃないのに、ちょっと寂しいなあ
国内に研究者はいないのかな
97名無しさん@3周年:2005/05/03(火) 22:47:49
いる
98名無しさん@3周年:2005/06/13(月) 22:29:38
>>94 英検準1級の英語では駄目ぽ?

あるいは日本で気軽にヤクート語サークルみたいのないかな?
99名無しさん@3周年:2005/06/15(水) 13:52:12
>ヤクート語サークルみたいの

あったら参加したいなぁ。
100名無しさん@3周年:2005/06/18(土) 19:01:53
日本にサハ人っていないの?
101名無しさん@3周年:2005/06/22(水) 00:06:50
意外といるんだな、これが。
102名無しさん@3周年:2005/06/24(金) 06:13:11
何人くらい?
どこに多いの?やっぱ北海道?
103дорообо лорун:2005/07/04(月) 23:41:41
「ヤクート語の集い」を作るなら、
かろうじてサハ人留学生のいる北海道じゃないと無理かな?
104名無しさん@3周年:2005/07/11(月) 00:32:05
インド・ヨ-ロッパ語族は主格によって動詞が変化する
それがアイヌの言葉のほんの一部に主格によって動詞が変化するのがある
これはインタ-ネットのアイヌ語講座でちょっとかじったからよくわからん
北海道のアイヌはヨ-ロッパ系統だという人がいるが
ヨ-ロッパ系統-インド・ヨ-ロッパ語族が大陸だからアイヌはそっちの系統なのか?
105名無しさん@3周年:2005/07/11(月) 12:30:30
あげたわりにはつまらんなw
106名無しさん@3周年:2005/07/11(月) 22:02:50
つまるつまらんじゃなくて、
言語の「系統」をそんな特徴のみで云々することがどうかと思うが
107名無しさん@3周年:2005/07/11(月) 22:52:07

アイヌの謎を探るにはいろいろあるけどやはり言葉がてがかりになる
ロシア語をたどればその系統はわかる

アイヌのような少数民族の言葉は孤立語なのか
それともやはりシベリア辺りの少数民族と通じるものあるのか?

シベリアではロシア語をしゃべれない少数民族いることに驚いたんで

ともかくアジアには少数民族的な孤立語的な言葉多いじゃないか
日本語自体漢字が入るまではそうだったからな

ロシア旅行のためにちょっとロシア語などかじりはじめたのでここにきたんです
108名無しさん@3周年:2005/07/12(火) 10:30:30
>>107

「孤立語」っていきなりでてくるから何かとおもったけれど、
系統不明の言語(isolated language)といいたかったんですね。
ふつう孤立語というと別のものを指すので。

アイヌ語の系統についてはいろいろな仮説がありますが、広く
認められているものはありません。動詞が主語(アイヌ語の場合は目的語も)の
人称によって変化するというのは系統と関係なく広くみられる現象なので、
あまり証拠になりません。とくに印欧語やアルタイ語の人称変化が語尾で行なう
のに対し、アイヌ語の場合は接頭辞を使う場合が多いので、おそらく由来は別で
しょう。

かなり危い学説ですが、ふつうの意味の語族の上に超語族とか言語門とかいう
レベルを立てる考え方があって、そのばあいアイヌ語が印欧語やアルタイ諸語や
日本語などと同じグループに入る、ということを言う人もいるにはいます。
109名無しさん@3周年:2005/07/12(火) 12:37:44
このスレに来てる香具師でチュクチ語を勉強してる人おる?
110名無しさん@3周年:2005/07/12(火) 16:59:38
>>108

言語学の専門の人らしいですね

主格で動詞が一つくらい変化してもインド・ヨ-ロッパ語族と結びつけるのは
無理ということですね

アイヌがヨ-ロッパ系統の人種ではないかとか言う人もいるので
なんらかそっちの方と結びつけようとしたが無理ですね

アイヌ語とシベリアの少数民族の言葉と共通性が少しでもあるんですか?

蝦夷(エミシ)はやはり北方のアイヌもふくめた少数民族も関係していた
縄文土器が中国側の日本海沿岸からも発見された

古くから縄文時代、日本海を通じて北方民族の交流があった、
オホ-ツク文化の伝播もそうだった

蝦夷は大きな範囲の人達が混成していだ、その中にアイヌがいて北方の少数民族も
交じっていたんで

蝦夷(エミシ)の言葉というけどこれは日本の古語が一番古いのであって縄文語はわからない、消失したのか、それともアイヌ語なのかわからない、・・・・・

素人で新発見は無理でしょう・・・・
111名無しさん@3周年:2005/07/12(火) 17:24:10

言語学の先生にお聞きしたいですけど

樺太(カラフト)は唐太で韓半島がカラと日本で呼んでいた
韓半島をカラと呼び最初の外国の認識となった

フトというのは人-ヒトのことなんですか?

私の近くの福島県の川俣町に口 太 山 (くちぶとやま)というのがあるんでが
これは朽ちる人の山で姥捨山の別な呼び名だった、
口-朽ちる 太(ブト)→フト→ヒト→クチヒト山

ブト、フトはヒトがなまったものなのか。樺太のフトは明らかに唐人(カラヒト)になるでしょう

ブトとかフトと言っているのはこれが古い日本語だったんでしょうか?
112名無しさん@3周年:2005/07/13(水) 13:52:31
シベリアとあんまり関係なくなってきたので、アイヌ関係のスレッドに行った
ほうがいいようにおもいます。

>>110
アイヌ語とほかの言語の関係についての代表的な諸説をわかりやすくまとめた
ものがここにありました。参考になるかとおもいます。超語族については書い
てないですが。
ttp://linguistics.byu.edu/classes/ling450ch/reports/ainu.htm

>>111
カラフトの由来についてはよく知りません。もともと日本語なのかどうかも
はっきりしないようですし。17世紀の正保日本図に「カラトノ嶋」が載って
います。これが初出かどうかは知りませんが、かなり古い例でしょう。
カラフトを唐人に由来すると考えるのは(それが正しいかどうかは別として)
可能ではありましょう。フトについては、とくに古い日本語を考えなくても、
津軽をはじめ、ヒトをフトという方言は各地にひろがっています。
113名無しさん@3周年:2005/07/13(水) 23:33:12

カラトノ嶋からやはりカラに単に唐をあてたのか

カラフトのフト(ブト)は方言だったのか
ヒト→フトとなった、古い原型はやはり古語の音にあるんですね

方言というのは日本の古語が元で変わった音になるんでしょう

音が先で文字があとからあてたからそこに地名なんか誤解することが多いですね
自分の興味は地名なんですが・・・・

114名無しさん@3周年:2005/07/14(木) 11:19:57
>108さん
図書館の言語学大辞典でみたけど、ギリヤーク語って
子音が複雑なだけで、文法はツングース語やアイヌ語
チュクチ語より単純なような気がする。
専門家の方々、実際はどうなんでしょうか?
また孤立語のギリヤーク語は強いて言えば、どの言語に
近いのでしょうか?
115名無しさん@3周年:2005/07/14(木) 12:31:46
>>114
強いて言えば日本語
116名無しさん@3周年:2005/07/14(木) 17:09:46
ありがとうございます。
日本語とは驚きです。
朝鮮語の基層というのは
以前どこかで見ました。
117名無しさん@3周年:2005/07/16(土) 09:39:52
>>115
ウソ言うなよw
118名無しさん@3周年:2005/07/17(日) 00:37:31
>>117
ほんと。
119名無しさん@3周年:2005/07/17(日) 00:53:14
>どの言語に近いのでしょうか?

>>118
何がどう近いのか、簡潔にじゃなくてもいいので教えてください。
参考文献でも結構です。
120名無しさん@3周年:2005/07/18(月) 03:42:48
>>118
>>119じゃないけどどこが似てるのか俺も聞きたいよ

つうか北東アジアでもっとも発音が複雑な部類のニヴフ語と
一番か二番(アイヌ語の次)くらいに発音が単純な日本語って
かなり好対照だと思う
121名無しさん@3周年:2005/07/18(月) 10:53:38
>118
>119

ニヴフ語なら、ここが詳しいよ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/geo/1036024044/l50
122名無しさん@3周年:2005/07/18(月) 13:47:01
>>120
日本語は濁点の区別があるために朝鮮、中国から見ると非常に難しい発音の言語なのですが。
123名無しさん@3周年:2005/07/19(火) 12:39:35
アイヌ語にはコリャーク語、チュクチ語ほどではないにせよ
周接辞が発達していること。動詞構造は単数複数の区別があること。
単数同士であっても接頭辞で区別すること。
日本語、ニヴヒ語には以上のような構造はまったく存在しない。
124名無しさん@3周年:2005/07/19(火) 19:34:32
>>122
「濁点の区別」って何?
「簡単/難しい」と「単純/複雑」は別の概念だってわかる?
125名無しさん@3周年:2005/07/19(火) 21:08:09
>123
なるほど。補足すると、
アイヌ語の動詞の一部には単複で語幹レベルの差異があり、
さらに複数を表示する動詞接辞(あるいは助動詞)がある。ニブフ語の動詞に単複はないが、
複数表示の助詞がある(名詞にも動詞にもつく)。
日本語には動詞に単複はない。
アイヌ語には接周辞と解釈しうるものがいくつか見られる。
そのひとつ「再帰形態素+動詞+使役形態素」
はニブフ語でも並行的な接語表現がある。
日本語にはない。
やはり共にアルタイ的な言語でありながら、
母音調和や人称接辞がないあたりも、
よく似てますね。
でもむしろツングース諸語やアイヌ語と似てる部分も結構ありますが。

126名無しさん@3周年:2005/07/20(水) 10:51:30
>>123

>アイヌ語にはコリャーク語、チュクチ語ほどではないにせよ
>周接辞が発達していること。動詞構造は単数複数の区別があること

アイヌ語はやはりインド・ヨ-ロッパ語族と関係あるんですか?
アルタイ山脈辺りから西と東に民族移動があった
フィン族(フィンランド)とかも西と東に移動したのが3000年前とか
アイヌもそうした大陸の民族移動の一派の可能性もあるんでしょうか

つまり純粋なインド・ヨ-ロッパ語族でないにしろインド・ヨ-ロッパ語族に近接して
その影響を受けた民族が移動してきたということが・・・・



127名無しさん@3周年:2005/07/22(金) 21:10:17
>>126
言いたいことがよく分からないんだが、
アイヌ語のどこがインドヨーロッパ語に似てるんだ?
128名無しさん@3周年:2005/07/22(金) 23:36:03

>動詞構造は単数複数の区別があること

これインド・ヨ-ロッパ語族と関係ないの?

日本語になくてなぜアイヌ語にあるのかということ
129名無しさん@3周年:2005/07/23(土) 22:32:21
>128
アイヌ語の複数は印欧語の複数とは
あまり似ていない。
「多回」という面ではトルコ語に似てるし。

130名無しさん@3周年:2005/07/23(土) 22:52:59
>>129

なるほど「トルコ語」か、「多回」などという専門用語でてきましたね
素人もちょっと議論に参加できていいね、ネットは

モンゴルとか突厥とかツング-スとか遊牧民系統の言葉なのかな
これも日本語に交じったとか

まあ、ロシア語とかヨ-ロッパ関係は系統がわかっている
ロシアもヨ-ロッパ文化圏に入るがシベリアとかアイヌの少数民族は
モンゴルとかトルコとかの遊牧民系統が移動したのかもしれん

言語学だけになるとちょっと素人には議論できないよ
131名無しさん@3周年:2005/07/23(土) 22:56:42
いやぁ、
何か似たような特徴が複数の地域の言語にあったとして、
まず関係が有るとは考えない方がいいよ。
偶然に、両方に似たような特徴があると思っておいた方がいい。
(関係が証明できたとすれば別だけど。
132名無しさん@3周年:2005/07/23(土) 23:29:50

結局さ、言葉ってどう考えても一少数民族だけで全部発明できるわけがない

ある民族の言葉は他の民族から伝えられまた別な民族に伝えられて
言葉が広がっていった、ただそこで発音などが違い分派した

バベルの塔の崩壊以後、言葉が通じなくなったというのはもともと人類は
一つの言葉で通じ合っていたんだよ

だから言葉はもともと複雑にかなりあってできたものであり
孤立語というのものはない、どんな離れた島でも交通というのはあるし
山の中でも他の部族とか民族と交わらずその民族だけの言葉などありえないからな
133名無しさん@3周年:2005/07/23(土) 23:31:37
>>132
どうでもいいが、
バベルの塔なんてなかった。
134名無しさん@3周年:2005/07/24(日) 01:05:54
釣りにマジレスとかよくないよ

みんな夏厨のふりして書いてるだけだってw
135名無しさん@3周年:2005/07/24(日) 01:47:46
まあうまく話が進めば
そして面白ければ
釣りだろうがネタだろうが
構わないぞ
ここは語学スレだし
136名無しさん@3周年:2005/07/24(日) 01:54:33
それより誰か、>>132の「複雑にかなりあって」が何を意味するのか
教えてくれないか?
137名無しさん@3周年:2005/07/24(日) 07:35:50
>>136
複雑にからみあって
138名無しさん@3周年:2005/07/24(日) 08:16:27
複雑にかさなりあって
139名無しさん@3周年:2005/07/24(日) 14:17:33
複雑にかかわりあって
140名無しさん@3周年:2005/08/25(木) 16:57:41
だれかぁ・・・アイヌ語を守ろうとする時まずいことがのってるサイト教えてください!!!
141名無しさん@3周年:2005/09/23(金) 01:15:38
ツングースキーage!
142名無しさん@3周年:2005/09/23(金) 03:15:30
アイヌがその昔は樺太にまで住んでいたということは、新モンゴロイドの系統の周辺の諸民族にも、アイヌとの混血により彫りが深かったり、多毛の人がいたりするのでしょうか?
143名無しさん@3周年:2005/09/23(金) 17:09:56
>>140
何じゃいそりゃあ
144名無しさん@3周年:2005/10/11(火) 23:30:22
Tit quodeng en' mut?
145名無しさん@3周年:2006/01/10(火) 00:04:02
エクスプレス・サハ語の出版はまだですか?
146名無しさん@3周年:2006/01/14(土) 21:39:45
今年のAA研の夏期研修、東京会場でサハ語ですよ。みなさん。
147名無しさん@3周年:2006/06/17(土) 19:46:29
ユカギール語はフィンランド語と同系なんですか。
148名無しさん@3周年:2006/06/17(土) 21:14:12
そういう説もある(あった)程度
149名無しさん@3周年:2006/08/10(木) 02:18:18

Torova! 
150名無しさん@3周年:2006/08/22(火) 19:02:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000016-maip-soci
ナウカ書店 老舗のロシア語専門書店が破産 神田神保町

拡大写真

破産宣告から1カ月たち、在庫処分に全力をあげているナウカ書店=東京・
神田神保町で、山本晋写す
 
 ロシア語専門書店として昭和初期から洋書輸入・出版を手がけてきた
老舗のナウカ書店(東京)が7月に破産し、元従業員たちが無給覚悟で
在庫本約14万冊の販売に全力を挙げている。
 書店・古本屋が軒を並べる神田神保町の一角に、日本でも唯一のロシア語
専門書店がある。一般にはなじみの薄いスラブ文字が目立つ書店に、
夏休み中にもかかわらず、学生や中高年の客がひっきりなしに訪れている。
 今月いっぱいで閉店と聞いて駆けつけてきたという中年客は「来月から
どこでロシア語の本を買ったらいいのか。いま通信販売やネット販売が
はやっているが、本は手にとって見て買わなければだめだ」と話した。
 同書店と長い付き合いのある中村喜和一橋大学名誉教授(ロシア文化
専攻)も「いつもロシア語やロシア関係の日本語の新刊書を置いていて、
研究者にとって一種のサロンだった。今後どうしたらいいか」と嘆く。
151150:2006/08/22(火) 19:04:28
27人いた従業員も7月初めに全員解雇された。店舗も一時閉められたが、
在庫本を処分しなければ未払いの給料や退職金が出ないため、元従業員の
約半分が出社し、在庫販売に懸命だ。30代から50代までさまざまだが、
多くは無給という。
 約14万冊の在庫本は、ソ連時代のロシア語の原書が多いが、最近の
ロシア・東欧関係の書籍も少なくない。03年以前に発行されたものは
半額で販売。在庫本のネット販売(http://www.nauka.co.jp/)も始めた。
書店は今月いっぱいで閉鎖されるが、ネット販売は10月くらいまで続ける
方針だ。
 破産管財人の桑島英美弁護士によると、数年前から続いていた給料遅配と
退職金の未払いが計約7億円にのぼる。売掛金の大半は差し押さえられて
いて、支払いは在庫処分次第という。【飯島一孝】)
 ◇ナウカ書店
 東京日日新聞(毎日新聞の前身)のウラジオストク通信員などで活躍した
大竹博吉氏が1931年に創立。「ナウカ」はロシア語で科学の意味。
ソ連からの洋書輸入の傍ら、ソ連の社会主義建設を紹介する本などを
出版し、36年には治安維持法違反で閉鎖。52年に現在のナウカ書店が
でき、ソ連だけでなく欧米の洋書も輸入。しかし、ソ連崩壊やネット販売普及などの
影響で低迷し、数年前から資金繰りに窮していた。
(毎日新聞) - 8月22日17時15分更新
152名無しさん@3周年:2006/08/22(火) 19:29:41
>>142
今も樺太にはアイヌがいます。
153名無しさん@3周年:2006/08/26(土) 08:05:37
アジアで子音が清濁(有声無声)ニ対立の言語って、日本語のほかにどこにあります?
もしかしたら日本語ってヨーロッパの言葉に近いのかな…
154名無しさん@3周年:2006/08/26(土) 08:55:40
タガログ語とかインドネシア語とか、あの辺の系統は
有声無声の対立だろ。というか、ヨーロッパだって
スウェーデン語とか北欧系は帯気無気の対立だし。
155名無しさん@3周年:2006/09/24(日) 18:11:19
>>108
続きね。Phylumのことね。「語門」と最近では言っているが、昔は「大語族」といった。
アメリカ・インディアン語などの分類に使われ、今は、オーストラリアやニューギニアの
土語の分類に使っている。ようするに、おもちゃ箱をひっくりかえしたような雑多な
言語がひしめく地域の言葉を分類する概念で、ほんとうにいっしょにくくれるのか
どうかあやしい分類概念。
 ちなみに、これでいくと、さらに超超語族の考え方があって
シナチベット語族とシベリアのケット語(エニセイ・オスチャーク語)さらには、
北米のアトパスカン語族(いわゆるナバホ語やアパッチ語)が、同系だという
学者がいる。インディアンとシナ人が同系なのかよ…だね。

ほかにも、ウラル語族とインドヨーロッパ語族、さらにはセムハム語族が同系などという
説もある。さらにバンツー語をこれに加える人もいるから驚く。この程度の概念。
でも、インディアン語の分類はこれでやっているからすごいよね。

ただ、日本語、朝鮮語、アルタイ語同系論はこのたぐいだからこまるのよね。
シベリアのパレオ・アジア語(コリャークやケット、チュクチなど)も、これでしか
系統を説明できないの。昔はパレオ・アジア語族などといった人がいたが
いい度胸だよね。今は、パレオ・アジア語群ぐらいでしょう。
アイヌ語、ギリヤーク語などはこれにも入れられない。
アイヌ語は日本語にもっとも近いのじゃないの。
156名無しさん@3周年:2006/09/24(日) 20:41:19
「語門」について面白い考え方ができるのよ。
北米インディアン諸語の大語族を調べたことがあるの。
すると、日本語というのにはああいう分類概念からいうと立派な語族なの。
印欧語族などでいうゲルマン語派、ロマンス語派などは、本土方言、琉球方言に対応させられるの。
つまり、日本語派(本土方言)、琉球語派となるわけ。
東日本方言、西日本方言、九州方言がフランス語、イタリア語などの各言語に相当。
ただ、困るのは八丈島方言。東日本方言の下位方言という人がいるが、
反対に本土方言、琉球方言に対立する上位方言と考える人もいる。
これだと、八丈島語派(この言い方問題あるけどね)になるわけ。
ただ、方言か独立言語かを規定するのは最後は政治だから、かりにそうだとしても、
未来永劫、こんな風には呼ばないだろうね。
朝鮮語、アルタイ語は、語門(大語族)の中の別の語族とすれば、
系統分類が可能じゃないの。なぜなら、下記のような定義があるから。

 語族は、系統関係が確定しているもの。
 語門は、系統関係が仮定されるもの。

これに、言語年代学でいう残存語率が29〜80%なら語族、
12%以下なら語門というのがあるの(学者によって多少違う)。
何ならこの語門に日本語、アルタイ語、朝鮮語だけでなくアイヌ語もギリヤーク語も
いれちゃったら。東北アジア語門あるいは東北アジア大語族
とか何とかいっちゃって。
157名無しさん@3周年:2006/09/24(日) 21:47:59
>>155 
サピアはそういうことを言っていたが、実際に論文にもしていないし、
研究途中で死んでしまったから、そういう研究者がある、というのは
ちょっとな・・・
ウラル語と印欧語の関連、セム語と印欧語の関連は、古い時代の言語
接触による蓋然性が高いが、セム語とハム語はほぼ間違いなく同系だ
と考えられている。ただし、相互の関係は、と言うと全くと言ってい
いほど分かっていないので、一つの語族とは言われてないが。
バントゥー語はハム語中のチャド語と古く関係があったようだが、そ
れはウラル語と印欧語の関係に近いから、そんな事言ってる研究者は
糞だ。だからそれは無視すべき。

因みに、パプアニューギニア周辺の「パプア諸語」と呼ばれる言語群
は、昔は「オセアニアに存在する、オーストロネシア語及びオースト
ラリア原住民語以外の言語」みたいに位置づけられていたが、現在で
は一応共通の特徴を持った言語の集まりだ、という認識が大多数。
こんな風に、もっと「語門」や「諸語」なんていう概念を厳密に定義
すべきなんだ。
だから、「概念があいまいだ」とか言って「東北アジア大語族」なん
て言うのは全く正当性を持たない主張だ。
158名無しさん@3周年:2006/09/24(日) 23:23:40
何か微妙なレスもありますが、勉強になるスレですね。

>>155-156のような概念って、私のような素人には荒唐無稽で面白く感じられますね。
ただ、簡単に政治に利用されそうな気もしますが。
学問として考えてゆくならば、できる限り曖昧さを排除していかなければならないのでしょうね。
159名無しさん@3周年:2006/09/24(日) 23:51:25
俺は基本的には君と同じなの。語門などという概念は
ちとまゆつばと思っている。だけど、サピアが中途半端に残した
概念(というより単なる用語)を、いまだに利用している学者たちが
いるの。たとえば、オーストラリアのS.A.Wurmとか。
彼は、オーストラリア諸語とかパプア諸語をこれで分類しているの。
日本の学者でも角田さんとか紙村さんも、これを紹介している。
ただ、東北アジア語門は俺がここで冗談で言った言い回しで、おっしゃる通り、
誰もそんなものを提唱してないよ。

ただね、このスレでやっている、どれとどれが似ているとか、近いとかいう議論は
まったくそれと同じことなの。それをいいたいだけなの。
ロマンとしてはともかく、言語学的には意味がないのよね。
アルタイ語と日本語の関係なんかはすでに学者が十分に
研究した題材なの。日本語とアイヌ語、ギリヤーク語と日本語
あるいは朝鮮語の関係とか、はっきりいうと、似たところがあるけど、
言語学的には無関係というのが正しい言い方じゃないの。
160名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 01:01:06
ところで、>>155-156>>159は、>>108と同じ方でしょうか。随分文体が違うようなのですが。
もし同じ方なら、勝手なお願いですが、>>155以下のMr.Booみたいな文体ではなく、>>108と同じ文体でお願いできないでしょうか。
ただでさえ素人には高度な内容です。せっかく興味深いお話しをしてくださっていても、変わった文体では文意をとりずらく、混乱してしまいます。
わからないなら口を出すなと言われてしまえば、それまでですが。
161155名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 01:27:40
すまない。155-156だが、108の方とは違います。続きなどと変なことを書いたのは失敗だった。
ところで157さんは、108さんと同じなの。これって、2chの問題点だよね。みな、同じ匿名を
使うから、最後に誰が誰だか分からなくなる。以前、別なスレで喧嘩になったときは、
誰と喧嘩してるのか分からなくなったことがある。
まあ、議論を戦わすならコテハンじゃないとまずいわな。
よって155名無しさん@3周年にしますわ。
なお、文体は、もっとまじめなのがいいの。分かりました、そうしましょう。
162155名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 01:28:44
すまない。155-156だが、108の方とは違います。続きなどと変なことを書いたのは失敗だった。
ところで157さんは、108さんと同じなの。これって、2chの問題点だよね。みな、同じ匿名を
使うから、最後に誰が誰だか分からなくなる。以前、別なスレで喧嘩になったときは、
誰と喧嘩してるのか分からなくなったことがある。
まあ、議論を戦わすならコテハンじゃないとまずいわな。
よって155名無しさん@3周年にしますわ。
なお、文体は、もっとまじめなのがいいの。分かりました、そうしましょう。
163155名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 01:48:08
157さん。質問していいですか。
アメリカの学者が言っている北米インディアン語のNa-Dene Phylum(ナデネ大語族)や
Penutian Phylum(ペヌーティ大語族)とWurmや角田さんのいうオーストラリア諸語の
Pama-Nyungan phylum(パマ・ニュンガ語門)のphylumは同じものですかね。
かりに違うとすると、何で同じ用語を使っているのですかね。
オーストラリア諸語やパプア・ニューギニア諸語では厳密にこの用語を使用し、
アメリカ・インディアン語ではあいまいに使っているという変なことになるのですよ。
ちなみにEthnologue language family indexでもこのphylum分類に基づいてます。
何か言語学者のやっていることはわけ分かりませんね。
164155名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 02:13:29
ちなみに、今、資料がどこかにいってしまったので、すぐにでてこないが、
シナチベット語族とアトパスカン語族の関係については、誰が言ったか思い出しました。
アメリカの学者Robert Shaferと有名なインディアン語の権威M.Swadesh。
" Robert Shafer :Athapaskan and Sino Tibetan"
この中で形態素の比較をしているらしい(実際の論文は読んでないので詳細は不明)。
もちろん、親族関係の証明に成功したわけでないと書いてはいますがね。

ケット語とシナチベット語の関係はRamstedtなど多数…。
もちろん、これについては誰も成功していないと書いてます。

そうした怪しげな比較論の中にウラル語族とユカギール語の比較も入っているのですよ。
それゆえ、水を差すようで悪いのですが、ロマンとしてはともかく、ここでのスレもその類になってしまうのです。
つまり、厳密に…というなら言語学的にはシベリアの言葉の関係をいくら議論しても意味はないわけなのです。
すいませんね、無粋なことを言って。
165名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 03:00:34
2ちゃん学問版は
本格的な学問水準に到達しえなかった人たちに
いっぱしの学者ぶる機会を提供する。
これによって現実において彼らがこうむっている
自尊心の損傷を癒すという社会的意義をもつ。
では、いっぱしの学者はというと、地道な研究を続けており、
彼らのままごとを温かい目で見守っている。
166155名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 04:03:20
>>165
そういわれりゃ、その通りだよな。分かりやした。
撤退させてもらいます。それではみなさんあとは、
がんばってください。
167155名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 14:28:24
おっと、おとぎ話にのめりこんで、肝心なことを言うのを忘れた。
最後にこれを言ってから退散しよう。
スレ主さんは、ケット語に興味があるの。何で興味があるんです。
これは、文献も研究者も少ないし、結構、調べるの大変ですよ。
ちなみに、自分は一冊だけこれの論文をもっています。
英語ではSTUDIA KETICA LINGUISTICS
ロシヤ語では、КЕСКИЙ СБОРНИК ЛИНГВИСТИКА
昔、ナウカで買ったやつなのですが、全編これロシヤ語なのでうんざりして
ほとんど読んでない。
誰か詳しい人に聞きますが、これ以外にケット語の文献てありますか。
ユカギール語の本もあったが、今、どこにいったか分からない。
168155名無しさん@3周年:2006/09/25(月) 14:29:53
あと、骨董品的ですが、ギリヤーク語の入門書を持っています。
戦時中に大阪朝日新聞で出した高橋盛孝「樺太ギリヤク語」
これは、文法、会話(たいした量はない)、読本と一応、入門書の
体裁をなしている。ただ、発音表記がやたら複雑でね。
あとで、研究社の世界言語概説の服部健さんの「ギリヤーク語」を
みたら拍子抜けしてしまった。発音表記が非常にシンプルなんですよ。

 ギリヤーク語は結構、研究されていてその気になれば、まあまあ
文献が見つかる。もっとも、ナウカあたりにいろいろ注文したが来たためしはなかったが。
複数の研究者がいるから日本の大学あたりで論文をあされば、結構研究できると思いますよ。
なお、ご存知と思いますが、ギリヤーク語にはいくつかの方言があります。
私は、樺太ギリヤーク語をやったので、ニクブン語(自称)ニクブン語と
ナウカあたりでいってたらニブフ語、ニブフ語と何回も言い返された。

ソ連で出版されていたギリヤーク語はたいていニブフ語で、これは、大陸
ギリヤーク語(アムール河口方言)のことらしい。私も一冊辞典ですが持ってます。

ただ、そうじていえることは、これらの言葉を普通に研究することは絶望的ですね。
誰か、日本の女の人でコリャーク語か何か現地に研究しにいった人がいましたね。
あーでもしない限り、こういう超マイナー言語はしるすべもないのじゃないですかね。
169157:2006/09/26(火) 03:56:04
俺は答えて好いのか、放置すれば好いのか・・・?
一応言いますが、108さんじゃないすよ。

折角なので言いますが、「語族」という概念すら、研究者の専門とする言語に
よって意味合いが違うたあ思いませんか?
昭和堂から出てる吉田金彦『ことばから人間を』の崎山理と清瀬義三郎則府、
それぞれの論文を読み比べたとき、「オーストロネシア語族」と「アルタイ語
族」の意味が全く違うものなんだ、と言うことが分かって、納得しましたが、
「語族」という概念すら、一様でない。>155さんの言うとおり、日本語族
でも構わないし、アフロ・アジア語族でも構わない。いわんや「語門」をや。
「語族」より大きい単位なのに、それが同じだと思う方がおかしい。

なんかややこしいこと書いてしまったが、要するに「語族」「語門」という
概念は、「語族」同士、「語門」同士で全く違う概念だと思った方が良い。
お互い話が通じていないのだし、違う言語同士を同じ概念で切り分けられる
訳もない。別の例で言えば「質量」と言う概念だって、ニュートンとアイン
シュタインではまったく違う意味になっている(あるベストセラーより)の
と同じ事。だから、意味が違っても安心してください。
ケット語は言語学大辞典に文献がちょっとだけあがってました。千野先生が
執筆しているので、短い稿ですが、読んで見ては?>1

>>168
漏れも大東亜語学叢刊『樺太ギリヤク語』明日買いに行こうかと思ってるん
ですが、買った方が良いですか?言語学大辞典と世界言語概説はあるんですが
・・・
170157:2006/09/26(火) 04:03:47
しかし、オセアニアの言語学者って面白い人が多いなあ。
ワームは60か国語だっけ?出来ると自称してるし、紙村センセは授業中も
セクハラ発言しまくりだし。角田先生は純粋に面白い言語学者だし。
ハワイ語の塩谷亨先生なんて、フラ踊るとか、マジやばい。
ちょっとオセアニアに興味を持ちだしつつあるな、俺・・・
171155名無しさん@3周年:2006/09/26(火) 15:16:50
レスありがとう。モヤモヤしていた部分すっきりしました。
あっちはあっち、こっちはこっちか。いずれにせよ、
素人どうしでははそんなことうっちゃて議論してるんだから
すごいよね。

樺太ギリヤーク語の本買ったほうがいいですよ。
本の中身ということでなく、保存しとくだけで貴重…という意味です。
普通、ギリヤーク語の研究は、大陸のニブフ語が主流で、
樺太のニクブン語研究は、日本の特殊事情ですよね。
ようするに、かっての日本の領土内言語であったこと、
(亡命してきた)インフォーマントたちがみなこの話手であった
…ただ、それだけの理由でしょうね。

ウイルタ語(オロッコ語)も同じでしょう。ソ連、中国のトゥングース語の
研究者なら、普通、エベキンキ語かナナイ語からやるよね。
「満語研究」というのをしばらくとっていたのだが、エベンキ、ナナイ、
オロチョン(これもエベンキだろ)ばかりで、まず、ウイルタ語など
とりあげなかったからね。

昔、トゥングース語の池上二良さんにも会ったことがありますが、
何かこの部分ではかみ合わなかったな。ローカルすぎてね。
「トゥングース語」比較言語学などいう市民講座を聞いたんだけど
満州語を除くと、例文がウイルタばかりなの。女真語を出せとは
いわないけれど、やはり、もっとシベリアのトゥングース諸語を
主体にしてくれないとね。

まあ、どんなものでも保存して研究しておくだけで貴重ということなのでしょうね。
その意味では、このスレも役目があるということか。
172155名無しさん@3周年:2006/09/26(火) 15:40:40
それと下の部分はスレ主さんのために知りたかっただけなのです。
>ケット語は言語学大辞典に文献がちょっとだけあがってました
個人的には、ケット語はあまり興味がないのです。むしろ、エスキモー語や
北米インディアン語の関係でチュクチ語(とその周辺)を研究したいんですよ。
何年も前にあのつぶれたナウカにギリヤークともども何冊か注文出した
のですが、なしのつぶて。そのうちに、ご存知のように倒産。
結構、研究者にはきびしい現実ですよね。
173157:2006/09/26(火) 19:13:57
ギリヤーク語買ってしまった・・・最高でした。汚いけど。
これ以降の世代じゃ先ず手に入らないだろうしなあ。
序でに「月刊言語’83年12巻11号・特集:北方の諸言語」も
あったので、買いました。因みに宮岡先生がチュクチ語を書いてましたよ☆
チュクチ語やコリャーク語なら、ケット語としたら大分と文献があります
よね。呉人恵さんって言語学者が大修館のドルフィンブックスから
『危機言語を救え!』を出してたり。言語学大辞典も割と充実してるみたい。
個人的には北大図書刊行会の津曲敏郎『北のことばフィールドノート』が大好き。
18言語ぐらいの若手研究者がそれぞれ書いてて、楽しい。
中公新書も『イヌイット』出してるし、ひょっとして最近このあたり流行中?

と、暴走してみる
174155名無しさん@3周年:2006/09/27(水) 02:55:57
>ひょっとして最近このあたり流行中?
だと思いますよ。環北太平洋班のHPなどを覗くと
結構、若い人たちが、フィールドワークに活躍してますよね。
>と、暴走してみる
いいんじゃないですか。こういう絶滅種に対して興味をもつ
人がひとりでも多いほうが…

>「月刊言語’83年12巻11号・特集:北方の諸言語」
それ確か昔読んだ記憶があります。今、手元にはないですがね。
宮岡伯人さんは、エスキモー語についてずいぶん書かれてますよね。
エスキモー語の興味を掻き立ててくれたのが宮岡さんの本です。
(もともと世界言語概説を読んでいてエスキモー語には興味はあったのですけどね)
アラスカのYupik語(Yupik Eskimo)の本は随分買いましたよ。
文法、辞書、それに読本から対訳書まで、20冊くらい持ってます。
ただ、肝心の学習意欲のほうが欠けていていまだに積んどく。

チュクチについては、樺太ギリヤークの高橋さんが極北諸言語とインディアン語
に関する概説書の中でいろいろ書いてましてね(ギリヤークのよりもっと古色蒼然とした本)、
。そのあと宮岡さんのこの論文で、興味がさらにましたというわけです。
175155名無しさん@3周年:2006/09/27(水) 03:00:23
ところで、話が変わりますが、スレ主さんは、このスレ(つまりシベリアの言葉)ではどのへんまで
の言葉を含めているのですか。
アイヌ語は、入れたほうがいいのでしょうが、シベリアの言葉とはいえないわな。
エスキモーなどはシベリアにもいるからこれも入るのですかね。ただ、中心はアラスカ、カナダだわね。
あと、西や南では、どのへんまでを含むかです。たとえば、フィン・ウゴル語やブリヤート語、
トルコ系のハカス語なども入れるのですか。ちょっと、範囲が広すぎて散漫になりませんかね。
偉そういって悪いのですが、サハ語(ヤクート語)は、シベリアのど真ん中の言葉ですが、
どっちかというとトルコ語(チュルク諸語)といっしょにとりあつかったほうがいいような気がしますが。
そのほうが専門的にやった人が来る可能性があります。
まあ、勝手にしゃべってくれ…というのでしたら、それはそれでいいですが。
176名無しさん@3周年:2006/09/28(木) 23:04:30
シベリアの言語勉強してると、段々エスキモー語やアメリカの原住民語に
興味が出てくるから不思議だ。。。あと、アルタイ諸語なんかも。
177名無しさん@3周年:2006/09/30(土) 10:56:41
このスレはじめて来ました。地理板のアイヌ語地名の北限スレや
言語板のアイヌ語スレによく書き込みしてた者です。
ナウカで買ったと言うケット語の本やニブフ語ロシア語辞典持ってます。
世の中には自分と似たような人がいて、びっくりしました。
チャプリンスキー、ナウカンスキー、シレニキ懐かしい。
東方書店で満語研究買いましたよ。
178名無しさん@3周年:2006/10/04(水) 09:11:26
ホジェン(ナナイ)の叙事詩に関する本がちょっと前に出てますね。
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4750320633/ref=sr_11_1/250-4181528-1145836?ie=UTF8
179名無しさん@3周年:2006/12/27(水) 16:19:41
シベリア
180名無しさん@3周年:2007/01/06(土) 23:29:31
シレニック・イヌイット語消滅。

合掌。::::
181名無しさん@3周年:2007/01/07(日) 01:29:33
>>180マジで?ソースきぼん
182名無しさん@3周年:2007/01/09(火) 05:50:12
>>181
http://www.ethnologue.com/show_language.asp?code=ysr
Yupik, Sirenik

>It became extinct in 1997. Inuit residents of Sirenik village now speak Central Siberian Yupik.
183名無しさん@3周年:2007/05/05(土) 09:31:54
シベリアの言語で一番メジャーなのは何?
184名無しさん@3周年:2007/05/05(土) 15:02:11
ロシア語
185名無しさん@3周年:2007/05/06(日) 08:02:41
>>184
つまらん
186名無しさん@3周年:2007/05/06(日) 11:48:22
中国語
187ю:2007/05/06(日) 13:19:51
サハ語
188名無しさん@3周年:2007/05/06(日) 18:16:11
今はロシア語
でも10年後には中国語
189名無しさん@3周年:2007/05/06(日) 18:39:23
シベリアの少数言語の中で一番メジャーなのは何?
190名無しさん@3周年:2007/05/20(日) 22:12:12
>>189
ヤクート語でしょ
191名無しさん@3周年:2007/07/04(水) 03:40:20
『樺太ギリヤク語』と『エウェンキ語への招待』以外で満州語とアイヌ語以外の言語の日本語書籍ありますか?
192名無しさん@3周年:2007/07/10(火) 11:35:13
>>191 ELPRの「環太平洋の言語」シリーズなんかはどうでしょう?
フィールドワークでの研究成果報告をまとめたものですが
入門書としても使えるものもあると思います。
193名無しさん@3周年:2007/07/19(木) 21:41:17
>>192
ありがとうございます。
エウェンの民話集に文法概説があったりもするようですね。
探してみます。
194名無しさん@3周年:2007/08/13(月) 23:24:10
暑いですね。
195名無しさん@3周年:2007/08/25(土) 21:15:34
>>191 ウィルタ語のがあった。
196名無しさん@3周年:2007/12/03(月) 22:56:19
寒いですね。
197名無しさん@3周年:2008/02/12(火) 18:44:08
シベーリア
198名無しさん@3周年:2008/02/20(水) 06:54:21
ラッタッター
199名無しさん@3周年:2008/02/21(木) 01:19:02
まじな質問でアゲとく。
ウイルタ語の puliptэngi ってどういうものか
どなたか御存知ないか?
200名無しさん@3周年:2008/02/21(木) 18:32:43
200get
マジな質問を2ちゃんねるに(ry
201米原さんの弟子:2008/02/22(金) 18:25:38
ブリヤートは少数言語には入らんかね?
202名無しさん@3周年:2008/02/24(日) 15:55:14
シベリアの民族管区は全部取り潰された。
203名無しさん@3周年:2008/03/10(月) 00:22:24
>199
そりゃ当然「となかい、ふね」のことだろう。
204名無しさん@3周年:2008/06/16(月) 19:06:20
ウラジオストックってもともと誰が住んでいたの?
205名無しさん@3周年:2008/06/16(月) 20:06:34
アイヌ語と似てるの?
206名無しさん@3周年:2008/06/16(月) 22:11:40
デルスー・ウザラーって
どんな意味ですか?
207名無しさん@3周年:2008/06/18(水) 19:37:26
黒澤明監督映画。
何部族の人だったのだろう。
208名無しさん@3周年:2008/06/23(月) 17:34:00
>205
ウイルタ語が?似てない。

>206-207
ナーナイ民族。ウザーラ姓。デルスーは個人名。
ロシア語訛りの語形とのこと。原語での語形は不明。
どっちにしても複数のモデルから作り上げた登場人物。
これ以上は専門家じゃないと分らないだろう。
209名無しさん@3周年:2008/06/23(月) 19:46:57
ありがとうございます。
すごい知識だ。
210名無しさん@3周年:2008/09/03(水) 17:53:38
9月20日札幌学院大学でニヴフ語映画上映会(午後1時半から)。日本語字幕あり。ニヴフ人スタッフも来日。
211名無しさん@3周年:2008/09/04(木) 21:26:55
>>210
面白そうだが俺はいけないorz
212何語で名無しますか?:2008/11/10(月) 18:11:46
>210
札幌住んでたら余裕で観に行くのに・・・
まさしく北海道がうらやましいと思う瞬間だなorz
213何語で名無しますか?:2008/11/14(金) 23:23:49
214何語で名無しますか?:2009/05/27(水) 01:31:37
>>6
215何語で名無しますか?:2009/06/17(水) 12:47:06
>52

ガッ
216何語で名無しますか?:2009/08/08(土) 14:30:57
白水社エクスプレスシリーズ「日本語の隣人たち」に8言語の入門編収録、
ユカギール語が入ってる。
217何語で名無しますか?:2009/09/29(火) 14:14:35
ギリヤーク語(ニヴフ語)とイテリメン語もね。
218何語で名無しますか?:2010/03/18(木) 11:39:10
ふん
219何語で名無しますか?:2010/03/18(木) 13:38:16
マニアックすぎて嵐の少ないすれですね。
220何語で名無しますか?:2010/04/07(水) 13:50:04
-エクスプレススペシャル「日本語の隣人たち」-
これほどマイナーな言語で、一般向けの聴覚メディアが登場したのは
大変貴重なことだと、高く評価できる。
中には死滅寸前の言語もあるわけで
聴ける最後の機会かもしれないからね。
自分の興味あるホジェン語がやや内容薄なのが少し残念だが。
221何語で名無しますか?:2010/04/07(水) 15:38:45
ホジェン語とナナイ語は本当に同一言語なのですか?
222何語で名無しますか?:2010/04/29(木) 12:31:49
このスレ笑える。人いない。
223何語で名無しますか?:2010/05/02(日) 19:06:24
>>1
ケット語を含むイェニセイ語族は北米のナ=デネ語族との系統関係が証明されました。
ベーリング陸橋消滅後も両大陸間で隣接地域以外でも言語を保持したまま人の移動があったのです。
よかったね。めでたしめでたし。
224何語で名無しますか?:2010/05/02(日) 23:34:08
てか証明されたの2008年って
>>1の7年後かよ。
225何語で名無しますか?:2010/05/03(月) 01:07:26
>証明されました
ソースちょうだい
226何語で名無しますか?:2010/05/03(月) 01:39:24
とりあえずEdward Vajda(2008)読めば良いんじゃね?
で、納得すればそれでよし。納得しなければ反論する。
227何語で名無しますか?:2010/05/03(月) 03:39:19
'A Siberian link with Na-Dene languages'ってのかな

いやーまったくの専門外とはいえこんな話まったくしらなかった
なんか本物っぽいねw
228何語で名無しますか?:2010/05/06(木) 20:36:39
もはや比較の対象が接辞の子音1音素レベルまで来てるとかマジキチ。
この調子なら古アジア諸語のそれぞれもインディアン言語のどれと同祖って証明されてもおかしくないな。
問題はそこまで調べる学者がいないという事か?
229何語で名無しますか?:2010/06/14(月) 00:43:01
>>219
wwwwwwww
230何語で名無しますか?
A Siberian link with Na-Dene languages

КЕСКИЙ СБОРНИК ЛИНГВИСТИКА