臨場感を凌駕(ryのガイドライン 子育て2人目

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235水先案名無い人
>>1に対する各界の反応

精神科医エリック・バーンが提唱した心理学理論である交流分析で「破壊的メッセージ」と言われているものがある。
そのなかのひとつに「子どもであるな(Don't be a child)」がある。子どもは人格をなくして親に都合のいい生活を始める。
親は子どもを生活道具として使う。親にとっては生活しやすい。ボロ雑巾みたいなものである。
人格が抹殺されれば、都合よく扱われても異議を申し立てることは認められない。
このメッセージはもうひとつの破壊的メッセージである「成長するな(Don't grow)」とまったく逆である。
しかし、だからといって「成長するな」というメッセージを受け取った人が「子どもであるな」
というメッセージを受け取っていないわけではない。親は子どもに矛盾した期待をかける。
いつまでも子どものまま自分の支配の対象でいることをあるときには期待し、
別のときには早く成長して弟の世話をしたり、成功して家の名声を高めることを期待する。

加藤諦三『うつになりやすい人』