04:メイン武器の選択
メラルーにアイテムを盗まれて、ヤオザミにベースキャンプ送りにされたんですよ、不覚にもね。
で、この際武器系統を変えてみようかと思ったわけですわ。
正直しばらくは片手剣で行こうと思ってたのよ。手許の『初めてのハント(※)』に「初心者から玄人まで!」って書いてあったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはあまり俺向きじゃない。アイテムだね、アイテムを多く使いたい人用だよ。
最初に色々試してる時さ、めちゃめちゃ真っ直ぐコンガがふんがふんがって突進してきたからそろ〜っと盾でガードしたのよ
ガードした後にすぐ攻撃に移るつもりでさ。でなんか思いっきり盾ごと吹き飛ばされちゃったのさ。
それで村に帰ったら教官がさ「もっと他の武器も試せ!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからとりあえず大剣を装備してみたのさ。えぇ、そりゃもう例によっていきなり実戦投入ですとも。
『初めてのハント』にも良いことが書いてあったからね。
一撃必殺とかそれでいて連続攻撃可能(この時点で矛盾)とかガードも可能とか色々読んでね。
だって教官が色々試せって言ったからね。
そしたらエライ事になった。
構えた途端走れなくなった。重い、重すぎる。そしてガードしたら他の行動不可。後ろからの攻撃には完全に無防備。
それで連続攻撃を試してたら変な体勢で硬直してランゴスタにいいように攻撃されてんの。ホント勘弁してください。
正直「一撃必殺は男のロマンだぜ!」なんて思ってたけど、やっと追いついたブルファンゴですら一撃で倒せない始末。
心の底から不慣れな武器をいきなり実戦投入しようとした事を後悔したね。
でも村に帰ってきて教官に「大剣は使えないな!これだから見た目が派手なヤツは。」とか言っちゃってんの。
練習しない俺が悪いんだけど。
誰か構えても走れる大剣を開発して下さい。
※ゲーム解説書のことです、はい。
04:当たらなければどうということはない
いきなりの実戦投入に限界を感じたんですよ、さすがにね。
で、とりあえず道場で修業することにしたわけですわ。
正直最初は道場での修業って簡単だと思ってたのよ。実際練習用なんで簡単なはずなんだけどさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはクリアが目的じゃない。試行錯誤だね、自分に合った武器を探す場だよ。
どの武器でも最初に始める時さ、めちゃめちゃゆっくり武器をそろ〜って素振りしてそろそろ実戦でも行けるかな〜っと思ったものよ
30秒くらいかけてさ。でなんかいざとなったら焦っちゃって結局中途半端な行動をしちゃったのさ。
そしたら教官がさ「お前、防御下手すぎ!」とか言うの。
そもそも防御行動に『回避』と『ガード』の2種類あることが混乱の元よ。
だからモンスターの攻撃に対してはとりあえず回避一本に絞ることにしたのさ。
えぇ、そりゃもう戦場での一瞬の迷いは死活問題ですから。ザコ相手にガードごと吹き飛ばされるなんて問題外ですから。
それにいろんなことに気を配るのも注意力が散漫になる。
体力とかスタミナとかアイテムとか色々気を配る対象はあるからね。
それに一人で狩る以上、援護とか遠距離からチクチクとか無理があるからね。
そしたらエライ事になった。
消去法で太刀しか残らなかった(※)。取り扱いが簡単。構えながら走れる。攻撃範囲も広い。多彩な連続攻撃とやらを覚える必要もない。
それにスタミナは回避と逃走以外には気にしなくて良い。ホント俺向き。
正直「ガードは大事!」なんて思ってたけど、迷いの元を断ったことで逆に動きが洗練された(自称)って感じ。
最低限体力と斬れ味にさえ注意を払っておけば、あとは戦闘に集中できるからね。
で狩場でメラルーに遭遇して「この前は世話になったな!これからは遠慮なく斬ります。」とか言っちゃってんの。
自分優位になった途端この態度。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※一人のアクションヘタレが辿り着いた答えです。
06:狩猟報酬
装備が揃ってきたんですよ、そこそこね。
で、生まれて初めてボスモンスターを狩猟することにしたわけですわ。
正直最初は素材が手に入る以外はわざわざボスを狩るメリットなんてないと思ってたのよ。
報酬金額も目を見張るほどじゃないし、アイルーの世話になる確率も高いからね。
あのね、俺が間違ってた。
報酬はクエスト達成分だけじゃない。相場だね、狩ったモンスターの処分権はハンターにあるんだよ。
最初にドスランポスを狩った時さ、なんかちょっと見慣れない精算書があってこれなんだろな〜って思ってたのよ
貰える金が増えるのは良いことなんだけどさ。でなんか不安になって村長に話を聞いたのさ。
そしたら村長がさ「その金は依頼とは別枠だから好きに使って!」とか言うの。
更にどこぞのセレブが依頼してきて取引価格が上がる(多分そんなとこ)のがWANTEDよ。
そうなると金の入り方が全然違うのさ。えぇ、そりゃもう当に桁違いですとも。
今までの行為が馬鹿らしく思えてきたよ。
特産キノコの納品とかアイテムの精算とか余った鉱石の売却とか時間のわりに小額。
そもそも鉱石の採掘にはピッケル(消耗品)が必要で、運が悪ければ赤字だからね。
そしたらエライ事になった。
いきなり生活に余裕ができた。すごい違い。ってゆーか今までが悪すぎ。これならピッケルを買う本数で悩むこともない。
それで調合書買ったら調合の成功率が上がってゴミが出にくい。ホント正のスパイラル。
正直「万全の態勢でボスに臨む!」なんて見栄張らないで試しにでもボス狩猟クエストを受注すりゃよかったと思ったよ。
厳選キノコを見つけて大喜びしてた(※)のが嘘みたいだ。
でも酒場で飲みながら「顔も知らない奴からの依頼は気が進まんな!金貰えるから良いけど。」とか言っちゃってんの。
今までの俺が冗談抜きでワーキング・プア。
誰かが助けてくれているのだと思いたい。
※特産キノコは1個50z(メインターゲットだと5個で300z)だが、
厳選キノコは1個100zで精算される。その代わりレア
05:生きる弾丸
ランポス装備が整ったんですよ、ようやくね。
で、未討伐のドスファンゴを狩りに出かけたわけですわ。
正直最初はドスファンゴって動きが鈍いと思ってたのよ。図体がでかい奴が鈍いってのは世の常だからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは人の常識が通用する相手じゃない。無視だね、世の中の常識を無視した生き物だよ。
最初に突進してきた時さ、めちゃめちゃびびって攻撃そろ〜って出してそろ〜っと様子を見ようとしたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんかこっちの攻撃なんかものともせずに突進されちゃったのさ。
そしたら俺の本能がさ「相手の正面に立つなんて大馬鹿ヤロー!もっとよく見て、頭使え!」とか言うの。
それでとりあえず回避に専念して相手のクセを盗んでチクチク攻撃したわけよ。
そしたらドスファンゴが一目散に逃げ出したのさ。えぇ、そりゃもうエリア移動して寝てましたとも。
冷静に考えればドスランポスより報酬が100z増えたぐらいでそんな格段に強くなるわけがないよ。
それに武器とか防具とか既に現時点での最強装備だしね。(冷汗)
そして寝てたってことはもうすぐ倒せるってことだからね。(多分)
とゆーわけで気が貯まってきたので…
「喰らえ、無双乱舞!!(正しくは『気刃斬り』)」
そしたらエライ事になった。
もう普通に突進喰らった。すごい吹き飛び方。カウンター?冷静に考えれば重量的に勝てるわけがない。
それで起き上がったらそこにまた突進を被せられてんの。ホント勘弁してください。
正直「乱舞(ry中はスーパーアーマーだぜ!」なんて根拠のない自信を持たずに素直にチクチクを繰り返しゃ良かったと思ったよ。
心の底から勝負を急いだ事を後悔したね。
でもクエストが終了した後(※)にアイテムを見て「シビレ罠使えば良かったな!まぁ初討伐だから良いか。」とか言っちゃってんの。
実際問題、使い方がいまいちわかってないし、そもそも捕獲用麻酔玉を対象に当てる自信もない。
そのうち練習しよう。
※実際には何回もクエスト失敗の憂き目に遭いました。
07:砂漠
砂漠のクエストが開放されたんですよ、とうとうね。
で、生まれて初めて砂漠に足を踏み入れたわけですわ。
正直初めは勝手に歩き回ろうかと思ってたのよ。まだ何があるかわからないからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはテキトーに回れるトコじゃない。灼熱だね、さすがは温暖期立ち入り禁止区域だよ。
最初にベースキャンプに着いた時さ、めちゃめちゃびびって地図をそろ〜って開いて現在地をそろ〜っと確認したのよ
なんせ安全なはずのベースキャンプ(※1)が何故か砂漠のど真ん中に設置されてるからさ。でなんかどうやって設置したのかを想像しちゃったのさ。
そしたらクエスト受注書がさ「そんなこといいから、さっさとドスゲネポス狩って!」とか急かすの。
まぁ初めて来たトコだし、内心ウキウキなのが俺よ。
だからとりあえず近くに見えた井戸を調べたのさ。えぇ、そりゃもう興味津々ですとも。
深く考えずに調べたよ。
体力とか砂漠という狩場とかモンスターの生態とか全然考えずにね。
だってそもそも何かあると思って調べたわけじゃないからね。
>>177 通し番号05
>>179 07
>>180 08
すまぬ。途中で改変を追加するからこんなことになる。
08(つづき)
そしたらエライ事になった。
もうすごい急降下。すごく暗い。鍾乳洞って感じ。吐く息が白い。
それでテキトーに行動してたら普段より心なしか疲れやすいような…。なになに?何が起きてんの?
正直「砂漠は昼は暑さ、そして夜は寒さ対策が常識だぜ!」とは思っていたけど、
まさか昼に寒さ対策しなきゃならんエリアがあるなんて思ってもみなかったよ。
心の底からいきなり辺り構わず調べたことを後悔したね。
でベースキャンプに戻って支給品(※2)を確認して「だからホットドリンクもあるんだな!
とりあえず貰っておきゃ良かったよ。」とか言っちゃってんの。
『支給品専用』とさえ書いてなきゃ自分の物として持って帰れる(つまり売れる)んだから。
少しでも採掘や採取をするために一つでも余分なものを持たないで行こうなんて考えが甘すぎた。
※1:この前提があるから、プレイヤーはクエスト開始時にそこまで安全に搬送され、
支給品も届けられ、寝ることで体力を回復することができる。
※2:クエスト開始時にベースキャンプで支給されるアイテム。
クエストには自由に使えるが、クエスト終了時には返却しなければならないものが多い。
難易度の低い初期のクエストでは、手ぶらでクエストを開始してもなんとかなるレベル
09:スキル・○○半減
ドスゲネポスを討伐してゲネポスシリーズの防具を揃えたんですよ、とりあえずね。
で、これでもっと報酬が高いドスガレオスを狩りやすくなったと思ってたワケですわ。
正直最初は発動したスキル『麻痺半減』て『麻痺状態になる確率が半分』だと思ってたのよ。ランポス装備はそんな感じだったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは確率が減るもんじゃない。時間だね、復帰するまでの時間が減るスキルだよ。
最初にそのスキルを発動した時さ、めちゃめちゃ張り切ってスキルの効果を実感するために敢えてドスゲネポスの討伐クエストを受注したのよ
でもなんか普通に麻痺ってる感じがしたのさ。でなんか「あれ?」と思って『初めてのハント』を開いたのさ。
そしたらさ『麻痺半減とは、麻痺している時間が半分になるスキルです。』とかしっかり書いてあるの。
敵の攻撃は受けてしまうものだと考えているのが俺よ。
だから確率の半減じゃないと意味がないのさ。えぇ、そりゃもうそういう状態にならないことに意味があるんですとも。
これじゃ単なるランポスシリーズの色違いだよ。
素材とかゼニーとか5ヶ所分(※)となると結構痛かったのに。
確率が半分になると思って頑張ってきたから精神的ダメージも大きい。
そしたらエライ事になった。
09(つづき)
逆に攻撃を受けないための個人的スキルがレベルアップ(当社比)。スキル依存症脱却。
危なくなったら安全に逃げ切るスキルもレベルアップ(当社比)。まさにケガの功名。
それでたまたま麻痺ったら(時間が半分の方がむしろ良いかも…)とか思ってんの。ホント自分勝手。
正直「男なら真っ向勝負だぜ!」なんて夢見ないで素直に機動性をフルに活用した戦法を身につけようと思ったよ。
ってゆーかそれが武器を太刀に決めた(つまりガードを捨てた)ときに自分に課した戦法だったはず。
でも村に帰って村長に「ランポスと大差なかったな!これだから鳥竜種は。」とか言っちゃってんの。
この時の俺はハンターとして何かを掴んだ気になっていたんだ。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※防具は頭・胴・腕・腰・足の5パーツに分かれており、それぞれを作成・強化するために必要な素材(種類・数量)が設定されている。
そして作成・強化してもらうという行為にはもちろんお金がかかる。
10:新たな戦い
モンスターの討伐報酬が600z、700z、800zと増えてきたんですよ、順調にね。
で、報酬金額から見てもいきなり1.5倍(1200z)のイャンクック(以下、クック)を討伐することになったわけですわ。
正直今までペイントボールって使ったことなかったのよ。
ぶっちゃけボスから安全に逃げるためのアイテムだと思ってたし、そもそも当てる自信もないからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは逃げるためのもんじゃない。逆だね、ボスが逃げた時に追うための物だよ。
最初にクックと遭遇した時さ、めちゃめちゃびびりながらもそろ〜って回避優先で様子を見ながらそろ〜っと攻撃してたのよ
5分くらいかけてさ。でなんか翼を広げたと思ったらいきなり飛び上がっちゃったのさ。
それでも先入観でさ「どうせ隣のエリアだろ!」とかタカをくくってたの。
飛ばないモンスターしか相手にしてきてないのが俺よ。
だから飛んでエリア移動するクックを完全に見失ったのさ。えぇ、そりゃもう軽くパニックでしたとも。
慌てて全てのエリアを探しまくりましたよ。
上空が開いてないエリアにはいないだろとか下手に動かない方が良いんじゃないかとか
まさか夜に行けないエリアにいるのか?とか色々考えてね。
だってこんな事態初めてだったからね。
10(つづき)
そしたらエライ事になった。
刻々と流れる時間。すごいG。8Gくらい。時間という制限が俺に重くのしかかる。
それでやっと見つけたと思ったらペイントボールがなかなか当てられないの。ホント練習不足。
正直「とりあえずサブターゲット(※)を達成したから帰るとするか!」なんて言って村に戻ったけど、
明らかにチンピラの「次は覚えてろよ!」的撤退。
心の底から戦闘にすらならない戦闘を歯がゆいと思ったね。
でも村に戻ってアイテムボックス開いて「何となく貰っておいたペイントボールがいっぱいあるからな!
30個ぐらいあれば足りるだろ。」とか言っちゃってんの。
この時の俺はペイントボールさえ当てられれば勝てると思っていたのよ。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※このゲームはメインターゲットの他にサブターゲットというものがあり(ないクエストもある)、
どれを達成しても成功として村に帰ることができる。但し、メインターゲットを達成しないとクエストそのもののクリアにはならない。
11:弱点攻めの代償
再びクック討伐に出かけたんですよ、ペイントボールをしこたま持ってね。
で、今度はまともに戦闘できるものと思っていたわけですわ。
正直最初はペイントボールさえ当ててしまえば討伐自体は難しくないと思ってたのよ。
報酬の飛躍的アップはそういう戦法をしなければならないという状況に対するものだと思っていたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
報酬400zアップはダテじゃない。今までのモンスターとは明らかに戦闘能力が違うね、ペイントボールだけで埋まる差じゃないよ。
最初に遭遇した時さ、めちゃめちゃ慣れてないアイテムコマンドそろ〜って開いてそろ〜っとペイントボール投げてみたのよ
2発ぐらい外したんだけどさ。でなんか音に弱いとかいう情報があったからついでに音爆弾も投げてみたのさ。
それで一度は(?∨?)ってなったクックがさ「ギシャァァァァ!」とか鳴いたと思ったら明らかに様子が変わったの。
現状をよく飲み込めていないのが俺よ。
だから普通に間合いに踏み込んだのさ。えぇ、そりゃもうあれは音にやられた後遺症で、
もしかしたら攻撃チャンスなのかも知れないとか考えていましたとも。
でも冷静に見たら明らかに怒ってるよね。
尻尾回転とか高速突っつきとか炎を吐きながらパニック走りとか全然手がつけられない。
だってスピードが全然違うからね。(※1)
11(つづき)
そしたらエライ事になった。
ウケケケケとか鳴いてる隙に近づいた途端尻尾回転。間髪入れずにクチバシ攻撃。なす術なし。
やっと起き上がったところに走る足に蹴られてピヨった(※2)。ちょww
それで横見たらクックがすごい勢いで俺の方に振り向いてんの。ずっとクックのターン。
正直「危なくなったらベースキャンプで一休みだぜ!」なんて思ってたけど、既にどうにもならない状況。
心の底からこの状態の時に安易に攻撃した事を後悔したね。
それとともに救助アイルー、助けてくれてありがとう(有料だけど)。
それとともに村長、余計な情報をありがとう。(※3)
でなんとなく状況を把握したと思ったらクックの気配が消えて「ペイントボールって有効時間があるのかよ!
また一から出直しか。」とか言っちゃってんの。
それでもなんとかクエストを達成した俺はクック討伐もそろそろ卒業かと思っていたんだ。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※1:ボス級モンスターには『通常状態』の他に『怒り状態』というものがあり、
怒り状態時は通常時に比べ、総じて攻撃力とスピードがアップする。
※2:モンスターの攻撃を一定時間内に一定量以上食らうと脳震盪のような症状に陥る。当然行動不能。
※3:このゲームはシングルプレイだと、振興の村を発展させていくという設定上、
ほとんどのクエストが村長からの依頼である。そして知識はあるが戦闘に関しては素人である村長が
その依頼書に好きなことを書いていくのだが、ほとんどの場合参考にならない。しかし最初のうちは参考にせざるを得ない。
12:亜種
クックとの戦いにも慣れてきたんですよ、さすがにね。
で、生まれて初めて『亜種』と呼ばれるモンスターを狩ることにしたわけですわ。
正直最初は亜種の討伐って基本的に原種と同じだと思ってたのよ。なんか普通に酒場で受注できるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは原種を倒したぐらいで調子に乗って相手にすべきじゃない。無視だね、冷静に考えれば狩る必要性が全くないよ。
最初にクエストを選ぶ時さ、めちゃめちゃ難しい顔して情報そろ〜って見てそろ〜っと閉じたりしてたのよ
10秒くらいかけてさ。で何かが足りない気がしてそれが何なのかを考えちゃったのさ。
そしたら酒場の看板娘がさ「亜種はサブターゲットがないからメインターゲットに集中できますね!」とか言うの。
意外とサブターゲット達成時の支給品(※)をアテにしているのが俺よ。
だから持ち込むアイテム選びから戦いが始まっているのさ。えぇ、そりゃもう出発前ですとも。
全てを考慮して選んだよ。
回復薬とかこんがり肉とか砥石とか色々多めにね。
だって途中でアイテムがなくなったら切ないし、サブターゲットがないってことは、
逆に言えばメインターゲットを達成しないと無事に帰って来られないってことだからね。
そしたらエライ事になった。
サブターゲットがないどころの騒ぎじゃない。すごい攻撃力。そしてスピード。
ドラクエならスライムとスライムベスぐらいの差だと思ってたのに。
それで怒り出したらさらにスピードアップ。ホント物理的におかしいから、その首の動き。
正直「亜種なんてサブターゲットがないだけだろ?」なんてタカくくらないで素直に原種を狩って装備を整えて来りゃよかったと思ったよ。
心の底から好奇心で亜種を相手にした事を後悔したね。
でもなんとか討伐に成功して村に帰ってきて「大したことなかったな!これだから色違いは。」とか言っちゃってんの。
なんか素材も色が違うぐらいで原種の物と一緒に加工できなくなるらしい。
きっと2度と相手にしない。
※サブターゲットを達成すると村に帰ることもできるが、とりあえず支給品が追加で届く。
これが意外とおいしかったりする。
13:砂中を泳ぐ者
村長に素材を納品したんですよ、酒場発展のためのね。
で、村に来て初めて施設が発展することになったわけですわ。
正直最初は納品さえ済ませばすぐに工事に取り掛かると思ってたのよ。俺の仕事は素材の収集までだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはすぐにできるもんじゃない。材料だね、俺の集めた素材がそのまま使われるわけでもないんだよ。
いつまで経っても工事が始まらないからさ、季節が変わらないと始まらないのかと思ってそろ〜って簡単なクエストを受注したり
そろ〜っと家で寝てたりしたのよ
間借りしてる身分だから有料なんだけどさ。でそれでもさっぱり始まる気配がないから村長に話しかけたのさ。
そしたら村長がさ「材料が来るまでドスガレオスでも狩ってて!」とか言うの。
寒冷期にしか出現しない(※)のがドスガレオスよ。
だから狩るにもタイミングってものがあるのさ。えぇ、そりゃもう寒冷期が終わったばかりですとも。
しばらくドスガレオスは狩りにすら出れないよ。
他のクエストとか釣り(要エサ)とか爆睡(有料)とかで時間を潰さなきゃならない。
まぁガレオスの親分であるドスガレオスの基本動作は子分とそんなに変わらないだろうから
受注さえ出来れば負けることはないと思ってたからね。
13(つづき)
で実際に受注したらエライ事になった。
音爆弾投げたら親分も子分も一斉に地上に出てきた。さすがにデカイ。まるでオームに囲まれた風の谷の姫様。
それで親分に的を絞ったら死角から子分が飛んできたり砂を吐いたり尻尾を振り回したり。ホントウザい。
正直「親分なんて子分をちょっと大きくしたぐらいだろ!」なんて油断してたけどそのウザい子分ですら2〜3撃では倒せない始末。
心の底から報酬金が上がるほどに一筋縄ではいかなくなる事を実感したね。
でも村に帰って「子分に慣れちゃえばなんてことなかったな!これだからドス系は。」とか言っちゃってんの。
その子分に半殺しにされてたのは秘密だ。
でもこいつらから取れる素材の売価はちょっとおいしい。
※このゲームには季節という概念があり、ドスガレオスに限らず、
季節によって出現しないモンスターや出入りすらできないフィールドがある。
昼夜もあり、季節を跨がない限り、好きな時間帯での受注・出発が可能。
基本的に夜の方がモンスターが活発なため難易度は高いが、採取できるアイテムがおいしかったりする。
14:一角を背負いし者
酒場発展のための物資が足止めされてるらしいんですよ、砂漠でね。
で、どうしてもダイミョウザザミ(以下、ザザミ)を狩らなければならない事態になったわけですわ。
正直出来れば相手にしたくないモンスターなのよ。何回か戦ったことはあるからさ。
あのね、俺が甘かった。
こいつを倒さなきゃ物資が届かない。緊急事態だね、砂漠なのに温暖期でも行けって言ってるよ。
フリークエストで戦った時さ、めちゃめちゃ音に弱いって聞いてそろ〜って音爆弾投げてチクチクと攻撃してたのよ
10分くらいかけてさ。でなんか全く勝てる気がしなくてサブターゲットだけ達成して音爆弾とドリンクを貰って帰ってきてたのさ。
そしたら村長がさ「ダイミョウザザミはヤドも壊せるよ!」とか言うの。
太刀(切断系の武器)でもヤドを壊せる、そう思ってた時期が俺にもありました。
だから一生懸命ヤドを攻撃してたのさ。えぇ、そりゃもう無理にでもバックを取ろうとしてましたとも。
壊せば戦いが楽になると思って全ての攻撃をヤドに集中させてたよ。
何故か動くヤドの口突進とかどうやって飛んでるのかわからないボディプレス攻撃とか
原理が全く理解できない地中からの突き上げとかに色々耐えながらね。
だって村長がいらないアドバイスくれたからね。
で全然壊れないからヤドの破壊を諦めたらエライ事になった。
なんか急に攻撃を喰らわなくなった。余計な移動をしない分攻撃回数も増えた。当然ベースキャンプに戻る回数も減って時間も節約。
それでエリア移動したのを追いかけたら寝て体力回復をはかってんの。ホントあの苦労はいったい…
正直「他人のアドバイスは聞くもんだ!」なんて思ってたけど、そう言えばクックの時も音爆弾で嫌な思い出が…
心の底から素人の戯言に耳を傾けた事を後悔したね。(音爆弾も特殊ガード時以外は効果がないことが後に判明)
でも村に帰ったら村長が「壊せるという事実は言ったけど、それで戦闘に何か影響あるなんて一言も言ってないよ。
しかも壊すなら打撃系の武器じゃなきゃ。」とか言っちゃってんの。
体張ってない奴の言うことはホント身勝手。
こっちの身にもなって下さい。
15:沼地
沼地に行けるようになったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて沼地に足を踏み入れたわけですわ。
正直最初は密林をちょっと暗めにした感じだと思ってたのよ。砂漠と違って季節による出入り制限もないしさ。
あのね、俺が間違ってた。
夜は人が入るもんじゃない。毒だね、そこら一帯毒の沼地だよ。
最初に行った時は昼でさ、めちゃめちゃびびって辺りをそろ〜って見回しながらそろ〜っと採集とかしてたのよ
10分位かけてさ。でホットドリンクが必要なエリアはあったけど、だいたい把握できたから今度は夜に行こうとしたのさ。
そしたら酒場の看板娘がさ「夜の沼地は毒が出てるところがあります!」とか言うの。
そうは言っても一度は実際に行ってみないと何もわからん罠。
だからとりあえず夜の沼地に行ったのさ。えぇ、そりゃもう怖いもの見たさですとも。
全てが毒で満たされているわけでもないんだろ?
実際には見た目でわかるのとアイテム採集とかエリア移動とかが制限される程度。
だってわかってさえいれば入らなければ良い話だからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい急突進。またお前らかブルファンゴ。モンスターに毒は関係ない。ドラクエでも『毒の息』は全く使えない(※)。
それで起き上がったら毒の沼地のど真ん中ですごい勢いで毒ってんの。ホントお前らいい加減にしろ。
正直「毒の沼地なんてちょっと行動範囲が狭くなるだけ!」なんて油断しないで素直にそのエリアを出てりゃよかったと思ったよ。
心の底から変に余裕ぶった事を後悔したね。
でも村に帰って酒場の看板娘に「毒の沼地なんてたいしたことなかったよ!あんなの余裕余裕w」とか言っちゃってんの。
ホントは命からがら逃げてきました。
装備にこびりついた毒や泥を拭き取るの誰か手伝ってください。
※毒状態になると戦闘後の移動時にダメージを受けるが、戦闘中は何ら困ることはない。
それはモンスターも同じことで、成功しても意味がない、全く意味不明で存在意義さえわからない特技。
16:毒の中で生きる者
本格的に狩りに出ることにしたんですよ、沼地でね。
で、明らかにランポスやゲネポスと同系であろう赤いモンスター(イーオス)と遭遇したわけですわ。
正直最初は単なる色違いだと思ってたのよ。生息地域が違うだけで進化の過程は同じだと思ってたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
よく考えればゲネポスも麻痺という特殊能力があった。地域だね、生まれてからの育ち方で能力や免疫も変わる。
最初に発見した時さ、めちゃめちゃ目立つ赤い生き物にそろ〜って近づいてそろ〜っと攻撃したのよ
10秒くらいかけてさ。でなんかランポスやゲネポスよりタフでなかなか死なないのさ。
そしたらイーオスが何か溜めるようなモーションしたと思ったら毒を吐いてきたの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからとりあえず毒を吐くモーションは見切ったのさ。それでもドスイーオスと対峙したら何故か死にそうになってましたとも。
理由を必死で考えましたよ。
スピードが速いとか攻撃力も高いとかこっちの攻撃が先に当たっても怯みずらいとか色々わかったところで、
そろそろベースキャンプに戻らねば。
だってそろそろ救助アイルーが出てきそうな感じだったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい跳躍力。助走なしで8mくらい。しかもすごい的確。飛んでるうちに俺が移動する距離まで計算に入ってる。
それで周り見たらドスファンゴやらモスやら。今ならモスに攻撃されても救助アイルーの出番。
正直「トカゲ系ならダッシュ逃走で十分!」なんて思ってたけど、新しい逃走法を身に付ける必要性を感じたよ。
心の底からボスモンスターから目を離した事を後悔したね。
それで秘技『後方に全神経を集中しながら走る』を編み出して、村の子供たちに
「この技は逆に前が全く見えなくなるからな!素人にはお薦めできない。」とか言っちゃってんの。
ホントは逃げるという行為自体あまりカッコいいものではないんだが。
性能も良さそうだし、是非イーオス装備を一式揃えたい。
17:護身の極み?
イーオス装備が揃ったんですよ、ようやくね。
で、防御力と毒に対する耐性が上がったから次に報酬の低いゲリョスを討伐することにしたんですわ。
正直最初はゲリョスってクックよりちょっと強いくらいだと思ってたのよ。報酬もそんなとこだしさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは強いとかそういうことじゃない。技の総合デパートだね、いやらしい特技のオンパレードだよ。
最初に出発する時さ、とりあえずサブターゲットでもあるトサカの破壊をそろ〜っと試みたのよ
慣れてからやれば良いのにさ。でなんか短い尻尾を振り回してきたから軽く回避したのさ。
そしたらなんか尻尾が伸びてきてすっ飛ばされてんの。
不意打ちを食らって少し思考が停止したのが俺よ。
だから次のクチバシ攻撃をまともに食らっちゃったのさ。えぇ、そりゃもうわけのわからんうちに砥石とか盗まれてましたとも。
慌てて股下に潜り込んだよ。
盗みとか尻尾とか毒とか色々してくるからね。
だって台風は目に入ってしまえば安全だって言うからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい発光。しかもすごい連続。発光した次の瞬間にはもう発光モーションに入ってる。
ドラクエ6ならオニオーンのパーティに眠らされて、攻撃されて起きて、
そのターンのうちにまた眠らされてのエンドレスパターン。
殺せ、ひとおもいに殺せ。
そこで尻尾でも振り回せば勝てるのに、飛び上がった拍子に風圧でピヨリ解除。ホント何がしたいんだ?
それで急に倒れこんだから倒したのかと思って近づいたら、あれ?ここは…ベースキャンプ?
なにがどうなて…?(死にマネだったらしいorz)
正直「でかいモンスターがせこいマネことするわけねぇ!」なんて勝手に決め付けてたけど、
ここまで徹底してれば逆に清清し…くはないな、やっぱり。
心の底から初対決の難しさを実感したね。これからもこんなのが続くのか?
でも村の酒場で飲みながら「強いけど怖くはなかったな!これだから技に走るモンスターは。」とか言っちゃってんの。
まぁ、二度と戦いたくはないが。
ほぉ、ゲリョスの素材は雷属性に強いんすか。
18:桃色の変獣
新しいモンスターが出てきたんですよ、密林でね。
で、名前から察するにコンガの親分を討伐することになったわけですわ。
正直最初はコンガの親分の討伐って簡単だと思ってたのよ。コンガの注意点はオナラだけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはコンガの親分どころじゃない。突然変異だね、全然違うから『ドスコンガ』じゃないんだな、きっと。
最初に遭遇した時さ、めちゃめちゃナメきって尻尾きよ〜に使ってキノコうまそ〜に食べてたのよ
予想よりもでかいな。でなんか、いざ戦闘が始まったら突進やら跳躍やらぶん回しやらで全然手が付けられないの。
そしたら修行中ハンター(※)の話でさ「ババコンガは戦闘中でも肉を食べる!」とか言うのを思い出したの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから一度村に戻ったのさ。えぇ、そりゃもう自宅に直行しましたとも。
肉をいろいろ調合したよ。
毒テングダケとかネムリ草とかマヒダケとか色々戦闘用にね。
だって肉を食うたびに状態異常になるんなら、負ける要素がないからね。
そしたらエライ事になった。
ホントに食いおった。麻痺ってる麻痺ってる。10秒くらい。これならずっと俺のターン。
それで調子に乗って何回も肉を置いたら効かなくなってんの。さすがにそう甘くはないか。
でも正直「男ならアイテムになんて頼らないぜ!」なんて見栄張ってたけど、こういう戦いもアリかなと思ったよ。
効きが悪くなるなら根本的な解決にはなってないんだけどね。
それで村に帰って修行中ハンターにお礼を言ったら「私の情報は役に立ったかしら?
べ…別にあんたがババコンガと戦ってるって知ってたわけじゃないんだからね!」とか言われちゃってんの。
いやいやホント助かったよ。
「あ…あんたが狩猟に失敗して私に依頼がまわってきても、あいつくさいから困るし!(///)」
※人を小馬鹿にしつつ、いろいろと有用なことを教えてくれるツンデレ娘。
ちなみに頼みを聞いたお礼に食事を奢ってくれた時は「私の口には合わなかったけど、
君が気に入ってくれたならそれで良いや。」とか言う。
19:風を纏いし龍
なんかヤバそうなモンスターの目撃情報が入ったんですよ、村の周辺でね。
で、それに伴って古龍観測局とやらから竜人族のお姉さまが村にやってきたわけですわ。
正直最初は古龍との戦闘ってゲリョスをちょっと強くした感じで想像してたのよ。みんな誇張してるだけだと思ってたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは人が対峙して良い相手じゃない。天災だね、自然の驚異の前に人はただひれ伏すしかないんだよ。
最初に遭遇した時さ、めちゃめちゃびびって太刀をそろ〜って構えてそろ〜っと近づいたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか速いわ風圧で飛ばされるわ空飛んだまま攻撃してくるわ
いつの間にか救助アイルーに運ばれてるわ。
そう言えば竜人族のお姉さまが「討伐しようなんて考えないで!」とか言ってたな〜(遠い目)。
そして村に帰ったらライバルハンター(※1)が「勝てる気がしねぇぜ!」とか言うの。
村の一大事ぐらいみんなで協力しようとか、救助アイルーの費用を村で負担しようとか考えないのかね。
しょうがないからまた一人で出発したのさ。えぇ、そりゃまぁ俺だって勝てる気なんてしませんとも。
でもなんとかしないとねぇ。
夜は屋外では雨で爆弾が使えないとか毒投げナイフ(支給品)とか持ち込みとか色々考えたね。
だって『毒に弱いかも』的な情報があったからね。
19(つづき)
そしたらエライ事になった。
慣れてきたはずのペイントボールですらまともに当てられない。毒投げナイフ当てても効果が不明。
閃光玉いまいちわからん。やっと攻撃当てても弾かれる。
それでエリア移動を追いかけたらすごい勢いで寝てんの。回復ってより昼寝って感じ。
正直「ここは屋内だから爆弾で大ダメージだぜ!」なんて思って大タル爆弾設置したけど、あれ?これどうやって起爆すんの?
心の底からいきなり慣れないことをしようとしたことを後悔したね。
でもアイテムの説明書に『衝撃を与えることで爆発します。』って書いてあったから
クシャルダオラ(以下、クシャ)を叩き起こして突進時に爆弾が足に当たるように誘導したら、
爆発しないでそのまま俺に体当たりしちゃってんの。
何故あの体重で蹴られて起爆しない?(※2)
誰か教えて下さい。
※1:自分より少し遅れて村に来たハンター。
「○○を手に入れた!」とか「△△を追い詰めた!」とか言うわりに、
実際にモンスターを倒したという話を聞いたことがない。
※2:どんな巨大なモンスターが突進しても決して爆発しないが、石ころやペイントボールを当てれば起爆できる。
しかし場所が近いと自分も巻き込まれる諸刃の剣。
20:怒れる水竜
クシャの撃退を諦めたんですよ、とりあえずね。
で、まだクリアしてないガノトトス(以下、ガノっち)の討伐を受注したわけですわ。
正直最初はクシャほどではないと思ってたのよ。攻撃も普通に当てられそうだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
報酬金額はダテじゃない。強さだね、強さに比例するものだよ。
最初に受注する時さ、クシャにけちょんけちょんにされた直後で、
そのクシャより報酬金の高いモンスターなんて討伐できるのかな〜って思ってたのよ
すっかり自信喪失さ。でなんか話によると船大工の親方をハンター稼業引退に追い込んだのがガノっちらしいのよ(※)。
そしたら村長がさ「ガノトトスは音に弱くてカエルが好物!」とか言うの。
村長のアドバイスに散々痛い目にあってきたのが俺よ。
だから話半分に聞いてたのさ。えぇ、そりゃもう戦場では自分しか頼るものはありませんから。
でも一応アイテム選考の参考にはしたよ。
音爆弾とか釣りカエルとか水属性値の良い防具とか色々ね。
だって報酬的にはクシャよりも高いモンスターだからね。
それで釣り上げたらエライ事になった。
もうすごい硬い。ガシガシ弾く。しかも立ったらデカい。ドスガレオスどころの騒ぎじゃない。
それで顔見たらすごい勢いで口から白い息が出てんの。明らかにいきなり怒り状態。
正直「攻撃が当たるなら、あとは軟らかい場所を探すだけ!」なんて考えてたら、
避けようがない体当たりとほとんど飛び道具の回転尻尾であっという間にベースキャンプ送り。無理無理、絶対に無理。
心の底から時期尚早という言葉が身に染みたね。
でもガノっちを釣り上げるのがサブターゲットだったから村に帰って「サブ達成でも報酬はおいしかったな!
ガノっちを釣りにだけ行くかw」とか言っちゃってんの。
ホントこの時は現実逃避の状態だったんだ。
クシャかガノっち、どちらかを狩らない限り、事態は何も進展しないという現実。
※正確に言うとガノトトス亜種と思われる。
21:電気袋
村人から頼みごとを聞いてたんですよ、たまにね。
で、船大工の親方に頼まれた物の中に『電気袋』というのがあったわけですわ。
正直最初は現時点で手に入る物なら是非欲しいと思ってたのよ。
それがあれば待望の属性付きの武器が手に入るし、それでクシャかガノっちを何とか…と思ってたからさ。
あのね、俺が甘かった。
電気袋は今行けるフィールドで手に入るもんじゃない。せっかちだね、手に入れられる物を要求しろよ。
最初に頼まれた時さ、季節とか昼夜とかで受注できるクエストがめちゃくちゃ変わるからそろ〜っと何度か酒場に足を運んだのよ
とりあえず季節が一周するまでさ。でなんか話に出たフルフルとかいうモンスターの狩猟クエストが出ないから諦めちゃったのさ。
そしたら船大工の親方がさ「酒場の情報をしっかりチェックしろ!」とか言うの。
そう言われたら怪しくないところまで怪しく見えてくるもんよ。
だから酒場で『フルフルベビー』なるものを見つけて(これはもしや…)と思ったのさ。えぇ、そりゃもう藁にもすがる思いですとも。
いろんなことやったよ。
フルフルベビーを多く盗むor所持した状態でどこかに行けば親が怒って出てくるかもとか
山菜ジジィ(※1)に交換してもらえるフルベビアイスを持ち歩くorそのサブターゲット達成報酬で貰える素材をどうにかするんじゃないかとか
マカ漬けの壷(※2)でフルベビ漬けにして別のフィールドのどこかに持っていけば親が…とか色々ね。しかもそれを昼夜別々に実験したよ。
だってぶっちゃけ今の武器でクシャやガノっちに勝てる気がしないからね。(欲を言えば防具も新調したい。)
そしたらエライ事になった。
21(つづき)
結論を言うとすごい無駄骨。すごい時間ロス。考えたくもないくらい。その代わり金がわんさか入ったから何でも買える。
その金を持って街に行けば良い装備が買えると思ったんだけど、クエスト以外では村から一歩も出られないの。
村長、村の一大事でしょ何とかしてください。
正直「ハンターなら自分で素材を集めるぜ!」なんて思ってたけど、
装備強化のために工房から要求される素材は明らかに現時点で手に入りそうもないものばかり。
心の底からさっさと新しいフィールドを開拓しろよと言いたかったね。
でも村長と話すたび「伝説級の古龍がこの村の近くにいるなんて!いや喜んでる場合じゃないな。」とか言っちゃってんの。
ホントこいつ今の状況わかってんのかな。
クシャが撃退されるまでは何をするつもりもないらしい。
※1:フィールドを徘徊する謎の老人。
ハンターが持っている物と自分のオタカラやトッテオキとの交換を持ちかけてくるが、
ほとんどの場合ハンターが手放すアイテムの方がレア。
※2:中にアイテムを入れて地面に埋めると別のアイテムになるという摩訶不思議な壷。
埋めている時間によって立ち昇る煙の色まで違い、それに伴い手に入るアイテムも変わる。
22:風を纏いし龍A
クシャ撃退クエストに出発したんですよ、覚悟を決めてね。
で、使える物を全部使って満身創痍でクシャの撃退に成功したわけですわ。
正直最初はクシャさえ撃退すれば村長が新しいフィールドを開拓してくれると思ってたのよ。みんな普通の生活に戻れるはずだからさ。
あのね、俺が甘かった。
クシャは逃げたわけじゃない。気まぐれだね、(なんかウゼー奴いるんですけど!)って感じだよ、きっと。
クシャを撃退して村に戻った時さ、めちゃめちゃ疲れてたけど村長にそろ〜って話しかけて
新フィールドの情報でもそろ〜っと聞こうとしたのよ
これでやっと装備を新調できると思ってさ。でなんかクシャがまだ近く(砂漠)にいるから追いかけろとか言われちゃったのさ。
そしたら竜人族のお姉さまがさ「前回は気まぐれで逃げただけかも。」とか言うの。
実は俺もそうじゃないかと思ってたところよ。
だから二度も勝てると思ってないのさ。えぇ、そりゃもう出来れば誰かに代わってもらいたいですとも。
でもいつの間にか全てを任されてたよ。
武器とか防具とかアイテムとか何一つ変わらない状態でもう一回戦えと。
ライバルハンターに至っては「砂漠だったら夜でも爆弾使えるな。」だって。そう思うならお前がやれよ。
でも結局俺一人で行くことになった。
もうすごい貧乏クジ。すごい押し付け。村の命運が掛かってるのに一人。
まるで娘の命と国の将来を勇者ロトの末裔というだけの理由で一人の男に託し、
自分は一歩も動かず、そして兵の一人も出さなかったラダトーム王。
それで改めて村長と話したら「毒が効くんじゃないかな?」だって。とっくに実験済みです。
正直「そんなこと雑貨屋から買った『クシャルダオラの書』に書いてありましたから!」って言おうと思ったけど、
言ったところで何も変わらないしカドが立つだけ。
心の底から村のことを思うなら何か画期的なアイテムをくれ。
でも心配そうにこっち見てる修行中ハンターに「一回勝ってる相手だからな!まぁなんとかなるだろ。」とか言っちゃってんの。
ホントはクエストに出るフリして逃げ出したい。
バキなら「来いやぁ若僧がぁぁぁぁ!!(帰りて〜〜!)」っていうゴウキじぃちゃんの心境。
23:雪山
クシャを撃退したんですよ、なんとかね。(※1)
で、ここで初めて雪山が開放されたわけですわ。
正直最初はホットドリンクさえあれば何とかなると思ってたのよ。行く前から寒いのくらいわかるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは今までの寒さじゃない。極寒だね、ホットドリンクの有効時間も半分だよ。
最初にフィールドに出た時さ、めちゃめちゃのんびりポポがのろ〜って歩いてガウシカがピョンピョンと跳ねてたのよ
ここら辺はまだ普通の気温で草も生えてる。でなんか調子に乗ってどんどん上のエリアに進んで行っちゃったのさ。
そしたらいつもの半分くらいの時間でさ「もっと温めて!」とか体が要求するの。
5個しか持てないのがホット(&クーラー)ドリンクよ。
今まではそれだけあれば制限時間内に困ることはなかった(※2)のさ。
えぇ、そりゃもう多少時間が掛かってもベースキャンプまで戻ってましたとも。
支給品は救助アイルーの世話になった時のいわば予備よ。
砂漠(昼夜)とか沼地の洞窟とかあまり困ったことはなかった。
だって持ち込みだけで制限時間をカバー出来てたからね。
23(つづき)
それにザコモンスターもエライ事になってた。
白いランポス発見。普通種よりもタフ。しかも何か吐き出した。と思ったら雪ダルマにされてたorz
それで逃げてエリア移動した先にいたブランゴがまたいやらしい動きすんの。マジでストレス溜まる。
正直「太刀は回避を軸にしたヒット&アウェイ!」でモンスターを狩ってきたけど、
逆に自分がされるとこれほどムカツクものもない。
もしこいつがボスになったらどんなことになるかなんて想像もしたくない。
でも村に帰ってきて村長に「みんなしてタフだわ!これだから寒いトコのモンスターは。」とか言っちゃってんの。
あいつらは寒冷期にもあそこに住んでるんだから、俺が行ける時はむしろ暖かいぐらいなんだろうな。
そしてブランゴのボスとも遠からず戦うことになる。
※1:簡単に書いてますが、実際は苦戦(ってゆーかクエスト失敗)しまくりです。
もちろん密林の時以上に。契約金がかからないから助かったってレベル。
ただ、砂漠でのクシャは基本的に2つのエリアを往復するだけなのでペイントボールを当てる必要がなく、
またその移動時にベースキャンプを経由できたりするのでなんとかなっただけ。
基本的に戦闘そのものは密林と同じなので割愛。
※2:ゲーム内では、制限時間50分に対し普通の暑さ(寒さ)であればドリンクの有効時間は10分。
救助アイルーの世話になるとドリンクの効果も無くなるけど、5個の持ち込みと支給品で時間的に困ることはない。
実は調合で暑さ(寒さ)対応の肉も作れる。
24:盲目の飛竜
雪山の地形も頭に入ったんですよ、だいたいね。
で、ようやく見た目は少しアレなゲリョス装備でフルフルと戦うことになったわけですわ。
(これで武器の強化に必要な素材が手に入るはず。)
正直最初は「フルフルは独特」って言われてもいまいちピンと来なかったのよ。俺に言わせてもらえばみんな独特だからさ。
あのね、とりあえず鼻で情報を得ているみたい。
暗闇に住んでるから目が見えないらしい。でもね、何故か昼でも普通に外を飛んでる。
まぁいぃや。
最初に遭遇した時さ、めちゃめちゃびびって距離をそろ〜ってとって行動をそろ〜っと観察したのよ
何が独特なのかと思ってさ。で多分あの体内発電のことなんだろうなと思ったのさ。
そしたらさ『雪山はホットドリンクの減りが早い!』ってことを思い出したの。
そんなにゆっくりしてられないのが俺よ。
だからタイミング見計らって踏み込んだのさ。えぇ、そりゃもう踏み込みましたとも。
意を決して踏み込んだよ。
体内発電とか電気ブレスとか飛びつきボディプレスとか色々見切ってね。
だって全体的には動きが緩慢だからね。
そしたらエライ事になった。
まず大声で硬直。そこに首伸ばしを喰らった。そして起き上がる前に電気ブレス炸裂で麻痺。
それでフルフル見たらすごい勢いでボディプレスの体勢に入ってんの。ずっとフルフルのターン。
正直「体力さえ高めに維持してれば死ぬことはない!」なんて思ってたけど、
あれだけの連続攻撃を喰らうなんて思ってもみなかったよ。
報酬金額2000z超えの片鱗を味わったね。
でも村に帰って船大工の親方に「やっと電気袋が手に入ったっすよ!
でも他のアイテムがまだ揃ってないから先に武器を作らせてもらいます。」とか言っちゃってんの。
これで狩猟が格段に楽になるはず。
…と思っていた時期が俺にもありました。
>>204 下から7行目
× 死ぬ
○ 救助アイルーの世話になる
25:陸の女王
ようやく属性付きの武器を作成したんですよ、初めてね。
で、生まれて初めてそれを引っ下げて狩猟に出発したわけですわ。
正直最初はこれで狩りが飛躍的に楽になると思ってたのよ。武器での攻撃に追加でダメージを与えるわけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
ボスの体力が上がってきたから、そろそろ今までの武器では制限時間内に狩りきれない。
必須だね、むしろ属性なしの武器でよくフルフルと戦ったなって感じだよ。(そもそも持ってなかったわけだが…)
最初にリオレイア(以下、レイア)と遭遇した時さ、デカさと速さにめちゃめちゃびびって
攻撃することはおろか突進の避け方もわからんかったの
今までのモンスターとは明らかに一線を画す威圧感。でなんか怖くなって必要以上に距離を取っちゃったのさ。
そしたら頭の中の自分がさ「せっかく属性付きの武器を持っても当てなきゃ意味がねーだろ!」とか言うの。
頼みの綱は攻撃を当てつつモンスターとの距離を取る攻防一体の技『斬り下がり』よ。
これと回避の組み合わせでどんなモンスターとも渡り合ってきたのさ。
えぇ、そりゃもう斬り下がった着地点は敵の手の届かない場所でしたとも。
まさにヒット&アウェイよ。
ザコによる包囲とかババコンガとかフルフルとかこれで切り抜けてきた。
だって距離さえ保てればモンスターの行動にも対応できるからね。
そしたらエライ事になった。
斬り下がった地点で尻尾に殴られた。すごい衝撃。身体的にも精神的にも。
ドラクエなら逃げ出しに成功したと思ったら一歩も動かずに同じ敵に遭遇して、尚且つ先制攻撃を喰らった感じ。
それで起き上がったところに突進されてピヨってんの。ずっとレイアのターン。
正直「尻尾は時計回り!」なんて見切ったつもりでレイアの向かって左から攻めたのに、
まさか逆回転も出来るなんて思ってもみなかったよ。
『陸の女王』と呼ばれるモンスターの片鱗を見たね。
で改めて受注書を見ると「尻尾の切断だけでも報酬は出すからな!報酬は600z。」とか書いてあんの。
600zってことはドスランポス一頭の狩猟と同じ金額か。
それくらいなら何とかなるかも。
26:陸の女王A
狙いを尻尾に絞ることにしたんですよ、とりあえずね。
で、ザザミ以来初めて攻撃を一箇所に集中させるという行為をしてみたわけですわ。
正直最初は尻尾の切断って簡単だと思ってたのよ。ザザミの殻の破壊と違って太刀でもできるしさ。
あのね、俺が間違ってた。
敵は尻尾をこっちに向けたまま止まったりしない。隙だね、隙を見て敵本体の更に向こうまで行かにゃならんのだよ。
最初に尻尾に狙いを定めた時さ、めちゃめちゃ走り回ってとぉ〜くに行ったり尻尾をグィ〜ンって回したりするから無理だと思ったのよ
追いつくだけで精一杯さ。でなんか怖くなって諦めかけちゃったのさ。
そしたら戦術的にもさ(斬り下がりも回避も通用しないのにどうやって戦い続ける?)とか思ったの。
つまり尻尾すら切れないということは本体を倒せないってことと同義よ。
だから何が何でも尻尾を切るのさ。えぇ、そりゃもうそこが出発点ですとも。
全てがそこから始まると言っても過言ではないよ。
斬り下がりとか回避とかを色々有効に使いたい。
だってそのためにはあの尻尾はどうしても邪魔だからね。
でレイアがようやく止まったから千載一遇のチャンスとばかりに斬りかかったらエライ事になった。
待ってましたとばかりにサマーソルト炸裂。すごいダメージ。しかも毒のオマケ付き。バキなら毒手による鞭打。
それでも火炎ブレスを掻い潜って背後を取ったら結構高い位置にある上に器用に動くから武器を当てられないの。ホントどうしよう。
正直「報酬的にはドスランポス程度!」なんて油断してたけど、
逆に考えたらレイアとドスランポスを同時に相手してるようなもの。(それは違う。)
心の底から(何でこんな化け物の狩猟報酬がフルフルと一緒なんだ?)と思ったよ。
でもたまたま遠くで空振りしたサマーソルトを見て「技の前に一歩溜めを入れるんだな!
これはなんとかなるかも。」とか思っちゃってんの。
尻尾も垂れ下がってるから狙い目か。
着地前に攻撃するにはもうちょっと近くにいないとならんが。
27:陸の女王B
レイアの尻尾すら切断できないんですよ、いまだにね。
でも、さすがにクセみたいなものが見えてきたわけですわ。
正直最初はクセさえ盗めば勝てると思ってたのよ。いや、大きな口は実際に尻尾ぐらい切ってから開けと。
あのね、俺が間違ってた。
遠目に見るのと実際に手の届く所で見るのとでは大違い。視界だね、全体像が見えなくなるんだよ。
レイアが突進から振り向く時さ、めちゃめちゃゆっくりそろ〜って時とフンフ〜ンって感じの時があるのよ
ゆっくりの時が火炎ブレスさ。でなんかそれさえわかれば結構苦もなく尻尾まで行けるし、
火炎ブレスを吐いた後は尻尾が下がるのよ。
そしたら作戦でさ「あと気をつけるのはサマーソルトだけ!」って自分に言い聞かせる。
けど実際に攻撃を始めると欲が出ちゃうのが世の常よ。
だから一撃でも多く攻撃したくなっちゃうのさ。えぇ、そりゃもう火炎ブレス自体そんなに多いアクションじゃないですから。
そんなことやってる内に回避するタイミング合わなくて結局サマーソルトの餌食よ。
慣れてきたから時間とか結構余裕あるのに焦ってね。
だって一体のモンスターにこれほど苦戦したことなんてなかったからね。
それでやっと尻尾を切断したと思ったら緊張の糸が切れた。
もうすごい雑な戦い。またもやサマーソルト炸裂。やっぱり毒。どうやら尻尾の切断で変わるのは回転の半径だけらしい。
そもそも尻尾を切られてもなおバランスよく回転できるのは如何なものか。
それでも斬り下がり後に尻尾に当たらなくなっただけでも随分と楽。ホント苦労した甲斐があった。
正直初めてレイアが足を引きずる動作を見た時なんて、今までのことが走馬灯のように流れて感慨深いものがあったよ。
そのレイアですら取引価格表では中の下ぐらい。
でも村に帰って「女王というほどではなかったな!王女ぐらいかな。」とか言っちゃってんの。
ホント今回はギリギリだった。
そろそろ食事の研究でもしようかな。
こんなに空気読めないのは太刀厨だからなの?
すまん 秋田
飽きたとか辞めろとか言われてからがスタートだぞ太刀厨
飽きた 辞めろ
ブログに連載してくれ。読むからw
214 :
水先案名無い人:2008/12/31(水) 00:17:58 ID:kxW4Ebi60
fujou
あけよめ、ことよろ
高菜、食べてしまったんですか!!??のガイドライン2
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1228805882/ 91 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2008/12/24(水) 21:07:44 ID:PYTywO4c0
この前元気一杯行ったんですよ、初めてね。
で、ラーメン来る前にテーブルの上の高菜食べたわけですわ。正直最初はラーメンの前に高菜食べても問題無いと
思ってたのよ。みんな普通に食べてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が食べるもんじゃない。神だね、神が食べるものだよ。
最初に高菜食べる時さ、めちゃめちゃびびって箸そろ〜って伸ばして高菜そろ〜っと持ち上げたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか美味そうだから口に運んじゃったのさ。
そしたらラーメン持ってきた奥さんがさ「高菜、食べてしまったんですか!!!!????」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから反論したのさ。えぇ、そりゃもう反論したとも。全てを忘れて反論したよ。高菜の辛さとか丼から出る湯気とかスープの匂いとか色々忘れてね。
だって奥さんが18センチのままマナーに反する人はお帰りくださいって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい激怒。すごい瞳孔の開き。きよし師匠くらい。視力検査なら5.0だって見えそう。
それで奥見たら長男が「あちゃー」という顔で俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「男なら高菜だぜ!」なんて見栄張らないで素直にラーメン出てくるの待ってりゃよかったと思ったよ。
心の底から高菜食べた事を後悔したね。
でも店出て友達と「なにも追い出すこと無いのにな!これだからこだわりにうるさい店は。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
>>175 久しぶり。ドラクエ5の改変、面白かったよ。
モンハンはやったことないから分からないけど、また面白い改変出来たら投下してくださいなw
保守
この間初めて恋をしたわけですよ。この間っていっても今だけどね。
最初正直告白なんて簡単だと思っていたのよ。皆普通にしているからね
あれは人間がするもんではないね。神だね。心がきれいな人がするもんだよ。
それで好きな彼に告白したわけですわ。最初ビビってガタガタ震えていたら
彼が
はっきり言って
というのええ言いました。言いましたとも。本当は子供がいるとか。私の頭はウィッグだとかいろいろ忘れてね彼が言えっていったからね。そしたらね。玉砕、ドラクエなら冒険の書を消してしまった感じ
ジ エンド
正直、付き合ってほしいだなんて欲かかないで。素直に見ているだけにしていたら良かったよ。心の底から後悔したね
でも。帰りにこれだから草食はな〜ウブでダメだなあとか心の中で思ってんの
本当私ってダメ人間
誰か一緒に泣いてください
この前から単身赴任になったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて妻子と離れて生活したわけですわ。正直最初は単身赴任って簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に単身してるし、1年の期限付きだからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは妻帯者がするもんじゃない。独り者だね、独り者がするものだよ。
独り者の単身赴任って、それただの人事異動なんだけどさ。
いよいよ出発の朝にさ、なるべくスパッと家を離れようと思ってマイカーのドアをそそくさと開けて
荷物を手早く放り込んだのよ。で、1歳になったばかり息子を抱いて見送りしてるかみさんを
一瞥して車に乗り込んだのさ。
そしたらかみさんが車の窓をトントンしてさ「しばらく会えないんだから○○(息子の名前)のこと抱っこしてあげて」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから抱っこしたのさ。えぇ、そりゃもうちっちゃい身体を抱きしめましたとも。全てを思い出してぎゅぅ〜としたよ。
ミルクは飲まないのに母乳を飲むのが下手糞で体重が増えなかった事とか、俺がフロに入れると気持ち良さそうに
寝ちゃう事とか、ハイハイより先につかまり立ちが出来るようになった事とか色々思い出しながらね。
だってかみさんが抱っこしてって言ったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい愛おしい。そんですごい切ない。寂しい。離れたくないよ。
子供達と冒険できるドラクエ5の主人公が羨ましくて仕方がない。
それで横見たら息子がすごい勢いでニッコリしながらつぶらな瞳で俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「明日早いからもう寝る」なんて言って布団に入らずに、いつまでも息子の寝顔を見ときゃよかったと思ったよ。
心の底から、今回の勤務を受けた事を後悔したね。
でも新しい勤務先で「実質独身ですから。こっちで彼女作っちゃおうかな」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
人事課の人、家に帰りたいです。子供の成長をそばで見たいです。顔を忘れられたくないです。戻してください。
今日自殺を試みたんですよ、何回目かのね
で、生まれて初めて首を吊ってみた訳ですわ
正直最初は首吊りって簡単だと思ってたのよ。みんな普通に首吊り自殺してるからさ
あのね、俺が間違ってた。あれは人がやるもんじゃない。悪魔だね、悪魔に誘惑された人間がやるものだよ
最初に首に輪っかかける時さ、めちゃめちゃびびって首にそろ〜ってかけて踏み台からそろ〜っと足離したのよ。10秒くらいかけてさ。で、なんか怖くなって足を元に戻しちゃったのさ
そしたら頭の中の声がさ「もっとちゃんと死のうのして!」とか言うの
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ
だから簡単な遺書記して家を飛び出して海に行ったのさ。ちょうどいい高さの柵があるからね
えぇ、そりゃもう。全てを忘れて歩いて行ったよ
つい先週、似たような状況で友達に救って貰ったこととか
心配されてる・生きてていいって実感したこととか
死に行き着く前に誰かに助けを求めるって約束したこととか、色々忘れてね
だって頭の中の声が死ねって言ったからね
そしたらエライ事になった
もうすごい苦しい。すごい躊躇。死にたいと生きたいの大葛藤。この躊躇が金になるなら俺大金持ちになれる
それで結局飛び降りれなくて、海辺でずっとうずくまってて、ふと気付いたら父親がすごい勢いで俺の事探しに来てんの。ホントごめんなさい
正直「死ぬならスッと消えるように死ぬぜ!」なんて見栄張らないで素直に誰かに助けを求めりゃよかったと思ったよ
心の底から自分の駄目さ加減を実感した
でも友達が心配して電話くれた時に「今の自分はまともな判断力がない。自殺しないとか約束出来ない」とか言っちゃてんの
ホント俺ってダメ人間
誰か助けて下さい
>>222 心療内科で相談するといいよ
あと
あせらずにゆっくり回復を待つこと
ぼく「先輩 休憩どうぞ」
先輩「あ、ほんと?(笑)
じゃあお茶会行ってくるね」
ぼく「えっ」
先輩「えっ」
しばらくして、
ペットボトルを持った先輩がこっちに来て
先輩「ねぇ聞いてっ
今お茶買いに行ったらねっ…」
ぼく「えっ」
先輩「えっ?」
今日の会話
1年前に旦那と離婚したんですよ、私の浮気が原因でね。
で、この前初めて面接交渉なるものを体験したわけですわ。正直最初はそんなの簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に面会してるからさ。
あのね、私が間違ってた。あれは人がするもんじゃない。神だね、神がするものだよ。
待ち合わせ場所に行く時さ、めちゃめちゃびびってそろ〜って車止めてそろ〜っと入店したのよ
5分くらいかけてさ。でなんか怖くなって入り口の所でうろうろしてたのよ。
そしたら私を見つけた息子がさ「お母さん」とか言って私の方に走ってきてさ、服の裾をギュッてするのよ
同じ過ちは2度繰り返さないのが私よ。
だから抱きしめたよ。えぇ、そりゃもう抱きしめましたとも。体中の力をふりしぼって抱いたよ。ここがお店の入り口だとかみんな見てるとか化粧が落ちるとか色々忘れてね。
だって「お母さん」って言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい号泣。すごい涙。1デシリットルくらい。この調子で行ったらリアルで「一リットルの涙」になる。
それで前見たら元旦那がなんとも言えない顔で私の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「私が悪かったんだから仕方ない」なんて思わないで最後まで離婚届に印押さなきゃよかったと思ったよ。
心の底から浮気した事を後悔したね。
でも次の日会社で若い子に「すんごい疲れる!離婚するなら子供が居ないうちだね。」とか言っちゃってんの。
ホント私ってクズ人間。
誰か殺して下さい。