1 :
水先案名無い人:
2 :
グガゴーガ:2007/04/19(木) 15:33:07 ID:ktl0fCUV0
グガゴーガが2げt
3 :
水先案名無い人:2007/04/19(木) 15:48:28 ID:yZRzjr6Y0
出典
【もう】運転って難しい【だめぽ】
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1026137360/ 1 名前:名無しさん? [] :2002/07/08(月) 23:09 ID:d726MnQr
この前教習所行ったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて車を運転したわけですわ。正直最初は車の運転って簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に運転してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が乗るもんじゃない。神だね、神が乗るものだよ。
最初に発信させる時さ、めちゃめちゃびびってアクセルそろ〜って踏んでクラッチそろ〜っと離したのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって両方離しちゃったのさ。
そしたら教官がさ「もっとアクセル踏んで!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからアクセル踏んだのさ。えぇ、そりゃもう踏みましたとも。全てを忘れて踏んだよ。後方確認とかクラッチとかウィンカーとか色々忘れてね。
だって教官が踏めって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい急発進。すごいG。8Gくらい。ドラクエなら薬草だって買える。
それで横見たら教官がすごい勢いで俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「男ならマニュアルだぜ!」なんて見栄張らないで素直にオートマにすりゃよかったと思ったよ。
心の底からマニュアルにした事を後悔したね。
でも教習所出て友達と「前のオートマとろかったな!これだからオートマは。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい
------------------------------------
(最終行文末「。」ないのは原文ママ)
4 :
水先案名無い人:2007/04/19(木) 16:18:30 ID:2LpsdiHN0
(最終行文末「。」ないのは原文ママ)
これは気になる・・・
5 :
水先案名無い人:2007/04/19(木) 20:12:49 ID:n0Fbnjm+0
6 :
水先案名無い人:2007/04/20(金) 02:07:13 ID:GPv86PTzO
ほしゅage
7 :
水先案名無い人:2007/04/20(金) 16:49:21 ID:8bIBSAr40
【コツ】
>もうすごい急発進。すごいG。8Gくらい。ドラクエなら薬草だって買える。
↑この部分が最大の見せ場になる。
ドラクエに固執せずにオリジナリティを狙うべし。
前スレの秀作を参考にするべし。
爆笑ネタにするも良し、感動ネタにするもよし。
専門的すぎてもわかってくれる香具師はきっといる。
がんがって投稿してくれ!!
8 :
名作劇場:2007/04/20(金) 16:54:44 ID:8bIBSAr40
この前ジャイアンと戦ったんですよ、本気でね。
で、生まれて初めてジャイアンに勝ったわけですわ。正直以前には勝つのって不可能だと
思ってたのよ。みんなボコボコにやられてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。人は諦めるもんじゃない。変化だね、人は変わるものだよ。
いままで殴られる時さ、めちゃめちゃびびって抵抗しないで、帰ってドラえもんに助けて〜って泣きついていたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんかドラえもんに頼っちゃったのさ。
そしたら今晩ドラえもんがさ「未来に帰らなきゃいけない!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから1人で戦ったのさ。えぇ、そりゃもう抵抗しましたとも。全てを忘れて戦ったよ。恐怖とか痛みとか今までの自分の弱さとか色々忘れてね。
だってドラえもんが安心して未来に帰れないからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい食らい付き。すごい覚悟。映画版くらい。ドラクエなら薬草だって使わない。
それで横見たらジャイアンがすごい勢いで逃げてんの。
正直「ドラえもん、助けて!」なんて逃げないで素直に自立にすりゃよかったと思ったよ。
心の底からドラえもんに心配かけてきた事を後悔したね。
で、夜が明けて1人で「君がいなくなったら部屋ががらんとしちゃった!でも慣れると思う。」とか思っちゃてんの。
ホントは俺ってダメ人間。
だけど誰の助けもいらない。
9 :
名作劇場2:2007/04/20(金) 16:55:32 ID:8bIBSAr40
この前海水浴行ったんですよ、久しぶりにね。
で、久しぶりに海で泳いだわけですわ。
正直最初は海水浴って簡単だと思ってたのよ。みんな普通に泳いでるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人の泳ぐ所じゃない。魚だね、もしくは水生哺乳類が泳ぐ所だよ。
最初に海に入る時さ、めちゃめちゃびびって右足からそろ〜っと入って左足もそろ〜っと後を追ったのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって後ずさりしちゃったのさ。
そしたら仲間がさ「もっと勇気出して!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから飛び込んだのさ。えぇ、そりゃもうダイブしましたとも。全てを忘れて飛んだよ。あの実食べて以来まったく泳げなくなった事とか色々忘れてね。
だって仲間が勇気出してって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい溺れた。すごっく水飲んだ。10リッターくらい。自動車税なら10万ゆうに超えてる。
それで横見たら仲間がすごい勢いで俺の事見て爆笑してんの。ホント原たつのり。
正直「男ならやってできない事は無い!」なんて見栄張らないで素直に浮き輪使ってりゃよかったと思ったよ。
心の底から仲間の言う事聞いて後悔したね。
でも船に戻って仲間と「ここの海水うまかったな!これだからグランドラインは!」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってゴム人間。
海賊王に俺はなる。
10 :
水先案名無い人:2007/04/20(金) 17:09:19 ID:y07CKWc80
復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
依頼者・代行者とも超乙!
11 :
水先案名無い人:2007/04/20(金) 17:14:07 ID:8bIBSAr40
この前呂布と戦ったんですよ、初めてね。
で、生まれて虎牢関で対峙したわけですわ。正直最初は呂布と戦うのって簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に戦ってるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が対峙するもんじゃない。神だね、神が対峙するものだよ。
最初に戦う時さ、めちゃめちゃびびって遠くからそろ〜って近寄って弓で狙おうと思ったのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって引き返そうかと思っちゃったのさ。
そしたら護衛兵がさ「出すぎではございませんか?」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからつっこんだのさ。えぇ、そりゃもう斬りかかりましたとも。全てを忘れて挑んだよ。設定難しいになってるとか、
あとは董卓倒せばクリアとか、桃園の3人やられそうとか色々忘れてね。
だって護衛兵が生意気言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい狙い撃ち。すごいワッショイ。すごい胴上げ。東大だって合格してる。
それで横見たら護衛兵がすごい勢いで「申し訳ございません」てやられてんの。ホントごめんなさい。
正直「男なら武勲だぜ!」なんて見栄張らないで素直に回避すりゃよかったと思ったよ。
心の底から挑んだ事を後悔したね。
でも友達と「今回の難易度たいしたことねぇな!これだから無双は。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
12 :
水先案名無い人:2007/04/20(金) 17:39:19 ID:8bIBSAr40
この前ホントになるウソついたんですよ、初めてね。
で、ドラえもんがいなくなって初めてジャイアンに仕返ししたわけですわ。正直最初はウソつくなんてって簡単だと
思ってたのよ。みんな普通にウソついてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人がつくもんじゃない。神だね、神がつくものだよ。
事の発端はさ、ドラえもんが帰ってきたって聞いて喜んで家に帰ったのよ
10秒くらいかけてさ。でもやっぱりドラえもんは帰ってなくて、ウソつかれたのさ。
そしたらドラえもんがさ「1つだけ道具を残す!」とか言うの思い出した。
仕返しは忘れないのが俺よ。
だから道具を使って仕返ししたのさ。えぇ、そりゃもうウソつきましたとも。全てを忘れて言ったよ。ドラえもんがいない寂しさとかドラえもんの笑顔とかとかドラえもんの声とか色々忘れてね。
だってドラえもんが最後に残してくれた道具だからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい虚脱感。すごい寂しさ。8ページくらい。だってこんなことしても「ドラえもんは帰ってこない」って声に出したくらい。
それで横見たらドラえもんがすごい勢いで俺の事見てんの。ホントびっくり。
正直「慣れると思う!」なんて見栄張らないで素直に抱き着いてりゃよかったと思ったよ。
心の底から別れていた事を後悔したね。
でも部屋でドラえもんと「嬉しくない!これからもずっとドラえもんと暮らさない。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
これからも助けて下さい
13 :
水先案名無い人:2007/04/20(金) 17:44:34 ID:JjkGMfe10
14 :
水先案名無い人:2007/04/20(金) 18:22:29 ID:Ick8v2lKO
15 :
水先案名無い人:2007/04/20(金) 20:50:49 ID:GPv86PTzO
この前全部のステージで忠勝を感服させようとしたんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて忠勝を感服させに行ったわけですわ。正直最初は感服って簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に忠勝使えてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人がやるもんじゃない。無双マニアだね、無双マニアができるものだよ。
最初に感服させる時さ、めちゃめちゃびびってそろ〜ってステージはじめて、そろ〜っと敵将倒したのよ
1分くらいかけてさ。でなんか怖くなってメンバー変えしちゃったのさ。
そしたら総大将がさ「まだまだ誉められない!」みたいな事言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからめちゃめちゃ敵将倒したさ。えぇ、そりゃもう倒しましたとも。全てを忘れて挑んだよ。浅野が金髪とか忠勝の声がスネークとか激難とか色々忘れてね。
だって信長が誉めてくんないからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい急展開。すごい仲間敗走。フィールドに味方総大将のみ。もうすぐ死んでしまうとは何事だって言われそう。
それで横見たら友達がすごい憐れみの目で俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「男なら激難だぜ!」なんて見栄張らないで素直に易しいにすりゃよかったと思ったよ。
心の底から激難にした事を後悔したね。
でも総大将死んで友達と「ゲームバランス悪いよな!これだからコーエーは。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい
16 :
水先案名無い人:2007/04/21(土) 00:33:34 ID:W/5Bw2yiO
∩(・∀・∩)アゲ
17 :
水先案名無い人:2007/04/23(月) 09:15:29 ID:4GIpkHZz0
ほ
18 :
水先案名無い人:2007/04/28(土) 01:53:57 ID:zUQivF+aO
保守
19 :
水先案名無い人:2007/05/10(木) 13:38:21 ID:Y/EMHTdJ0
この前のGWに函館に桜を見に行ったんですよ、函館自体は全然初めてじゃないけどね。
でも、生まれてGWに函館に行ったわけですわ。正直最初はGWの函館って大したことないと
思ってたのよ。みんな普通に行ってるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは一人でバタバタと行く所じゃない。家族連れだね、家族連れがゆっくり行く所だよ。
家を出発してさ、道の駅のスタンプを押すために日本海側を南下したのよ
10時間くらいかけてさ。で、なんかコワくなって(注:北海道弁で「疲れて」)夜桜をちょっとだけ見て次の道の駅まで行ってしまおうと思ったのさ。
そしたら頭の中の俺がさ「昼の桜も見たい!」とか言うの。
そこで「よく考えたら桜なんて地元でも見れるし」とか考えてしまうのが疲れてる時の俺よ。
だからアクセル踏んだのさ。えぇ、そりゃもう踏みましたとも。全てを忘れて踏んだよ。五稜郭タワーが倍の高さになって見晴らしが格段に良くなったとか
もっとよく考えてみればそんな桜の名所に行ける機会なんてそんなにないだろとか色々忘れてね。
だって「休みたい!寝たい!」が最優先事項になっちゃってたからね。
そしてらエライ事になった。
『五稜郭の桜が満開!』(GW明けの新聞より、俺が行った次の日の写真つき)
もうすごい後悔。すごいorz。8orzくらい。ドラクエUならサマル王子探してサマルトリア→勇者の泉→ローレシアとたらい回しにされた挙句、
再度サマルトリアに行ったら「お兄ちゃんはまだ帰ってません。」とか言われて、いざ仲間にしたら足手まといみたいなw
それで横見たらデジカメが「昼の桜も撮りたかったなぁ」って感じで俺の事見てる気がすんの。ホントごめんなさい。
正直「桜ならどこでも見られるぜ!」なんて見栄張らないで素直に留まってりゃよかったと思ったよ。
心の底から運転疲れに負けた事を後悔したね。
でも家に帰って親に「桜前線は北上してくるものだからな!これだからGWの函館は行けたもんじゃない。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か来年は一緒に行って下さい。
20 :
水先案名無い人:2007/05/11(金) 18:43:02 ID:r8awXOLtO
(´;ω;`)ブワッ
21 :
水先案名無い人:2007/05/11(金) 21:25:28 ID:sbpUtf070
この前ドリフトの横に乗ったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて生ドリフトを体験したわけですわ。正直最初はドリフトの横に乗るくらい簡単だと
思ってたのよ。ゼロヨンや冬ドリならしたことあったからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人がやるもんじゃない。土屋だね、土屋圭市がやるものだよ。
最初に走り屋スポット行ってさ、めちゃめちゃびびってギャラリーのとこにそろ〜って並んで端でそろ〜っと見てたのよ
10分くらいかけてさ。で頼んでとりあえず助手席乗せてもらったけど、やっぱなんか怖くなって車降りようと思ったのさ。
そしたら運転手がさ「ここもう順番待ちの列!次俺らの番!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから観念したのさ。えぇ、そりゃもう諦めましたとも。全てを忘れたよ。考えてみたらジェットコースター苦手とか、
暗くて周りが見えないとか前走ってる人がヘタだとか色々忘れてね。
だって順番がきちゃったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい急発進。すごい悲鳴。応援団くらい。甲子園なら外野すら気づく。
それで横見たら運転手がすごい勢いで俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「土曜の夜は走り屋だぜ!」なんて見栄張らないで素直にギャラリーにしてりゃよかったと思ったよ。
心の底から横に乗った事を後悔したね。
でも数日後友達と「ちょっと練習すればできそうだよな!これだから走り屋は。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
22 :
水先案名無い人:2007/05/11(金) 23:31:39 ID:Sx4AfR+J0
この前寿司屋行ったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて回らない寿司を体験したわけですわ。正直最初は寿司屋のカウンターって簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に食ってるるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が食うもんじゃない。神だね、神が食うものだよ。
最初に店に入る時さ、めちゃめちゃびびって暖簾そろ〜ってくぐって扉そろ〜っと開けたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって両方離しちゃったのさ。
そしたら大将がさ「へいらっしゃい!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから大トロ頼んだのさ。えぇ、そりゃもう頼みましたとも。全てを忘れて頼んだよ。粋とか順番とか周りの視線とか色々忘れてね。
だって大将がらっしゃいって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごいお勘定。すごい時価。8銀座くらい。かっぱ寿司なら親戚一同だって満腹。
それで正面見たら大将がすごい勢いで俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「男なら江戸前だぜ!」なんて見栄張らないで素直に回転寿司にすりゃよかったと思ったよ。
心の底から銀座の名店にした事を後悔したね。
でも寿司屋出て友達と「やっぱ寿司は回らない寿司だな!これだから職人は。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
23 :
19:2007/05/14(月) 10:55:12 ID:QknsMBdB0
この前の土曜日桜を見に行ったんですよ、今度は地元の山の周辺を一周(約40`)コースでね。
で、今年初めて自転車を繰り出してみたわけですわ。正直最初は自転車での花見って簡単だと
思ってたのよ。実は去年も行ったしさ。
あのね、俺が間違ってた。あれはトレーニングを怠ってた30代がやるもんじゃない。アスリートだね、いや、それほどでもないか。
最初に発進させる時さ、めちゃめちゃびびってペダルそろ〜って踏んでブレーキをそろ〜っと握ってみたのよ
10秒くらいかけてさ。で、よく見たらタイヤの空気がなくなってて、出かけるのが億劫になりかけたのさ。
そしたらポケットに忍ばせたデジカメがさ「昼の桜を見に行くんじゃなかったのかよw」とか言うの。(妄想)
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから自転車屋で空気入れてペダル踏んだのさ。えぇ、そりゃもう踏みましたとも。全てを忘れて踏んだよ。
晴れるのを待ってたから既に3時だとか今年の冬は雪が少なかったから除雪で体も動かしてないとかまだ半袖は寒いだろとか色々忘れてね。
だって函館の件が相当こたえてたからね。
そしたらエライ事になった。
山の反対側でスタミナ切れ。すごい足がガクプル。8gkprくらい。ドラクエならちょっと遠出して、MP切れたから帰ろうと思って、
道具袋探したらあるはずのキメラの翼がなくて、Uターンした途端に戦闘で毒を喰らって毒消しもない、って感じ。
それで空見たら雲がすごい勢いで広がって暗くなってきてんの。ホント勘弁して下さい。
正直、自転車の乗り初めなんだから無理しないで素直に近所の公園にすりゃよかったと思ったよ。
心の底から『行動がいきなりで大雑把』(昔のハイ〇ュウの宣伝、B型編)の自分の性格を呪ったね。
でも家に帰ってきてPCに写真入れて「名所の桜も良いけど、こういうポツンと咲いてる桜も風情があって良いねぇ。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
ちょっと鍛え直します。
24 :
水先案名無い人:2007/05/15(火) 16:17:38 ID:fgkkh64M0
あげ
25 :
水先案名無い人:2007/05/17(木) 23:19:49 ID:YlZKYeIM0
この前mixiで検索したんですよ、初めてじゃないけどね。
で、知ってる人いるかなーと思ったわけですわ。正直最初は検索くらい簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に検索してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。知ってる人の名前で検索なんてするもんじゃない。知らない方が良い事もあるんだよ。
最初に検索かける時さ、めちゃめちゃびびって無難に近い知り合いばっか検索してたのよ
10分くらいかけてさ。でなんか誰も見つかんないし、つまんなくなっちゃったのさ。
そしたらココロの中の悪魔がさ「昔つきあってた人で検索!」とか言うの。
悪魔の言いなりになったのが俺よ。
だから検索してみたのさ。えぇ、そりゃもう探しましたとも。何人か検索したよ。まさか本名では登録してないだろうとか軽い気持ちでね。
だってあると思わなかったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい確定。すごいジャストミート。福田朗くらい。そりゃズームインに昇格もしますよ。
それで内容見たら、全然中身成長してなくてすごい勢いで痛いこと書いてあんの。ホントごめんなさい。、勘弁して下さい。
正直「あれから何年もたってるし!」なんて見栄張らないで素直にスルーすりゃよかったと思ったよ。
心の底から内容と見た事を後悔したね。
でも「やっぱり別れて正解だったな!」とか思っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。 良い思い出として残しておきたかった・・・
誰か助けて下さい。
26 :
25 改定:2007/05/18(金) 11:00:27 ID:UNaG5hI/0
この前mixiで検索したんですよ、初めてじゃないけどね。
で、知ってる人いるかなーと思ったわけですわ。正直最初は検索くらい簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に検索してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。知ってる人の名前で検索なんてするもんじゃない。知らない方が良い事もあるんだよ。
最初に検索かける時さ、めちゃめちゃびびって無難に近い知り合いばっか検索してたのよ
10分くらいかけてさ。でなんか誰も見つかんないし、つまんなくなっちゃったのさ。
そしたらココロの中の悪魔がさ「昔つきあってた人の名前で検索!」とか言うの。
悪魔の言いなりになったのが俺よ。
だから検索してみたのさ。えぇ、そりゃもう探しましたとも。何人か検索したよ。まさか本名では登録してないだろうとか軽い気持ちでね。
だってあると思わなかったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい確定。すごいジャストミート。福澤朗くらい。そりゃズームインに昇格もしますよ。
それで内容見たら、全然中身成長してなくてすごい勢いで痛いこと書いてあんの。ホントごめんなさい。、勘弁して下さい。
正直「あれから何年もたってるし!」なんて見栄張らないで素直にスルーすりゃよかったと思ったよ。
心の底から内容見た事を後悔したね。
でも「やっぱり別れて正解だったな!」とか思っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。 良い思い出として残しておきたかった・・・
誰か助けて下さい。
27 :
水先案名無い人:2007/05/31(木) 11:40:22 ID:Feq84CYA0
この前電子ピアノ買ったんですよ、初めてね。
で、消防以来で鍵盤を弾いてみたわけですわ。正直最初は鍵盤って簡単だと
思ってたのよ。PCキーボードは基本3段で鍵盤は2段で1段少ないからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれはオヤジが気分でやるもんじゃない。教育だね、小さい頃からやるべきものだよ。
最初に弾く時さ、めちゃめちゃびびって鍵盤にそろ〜って右手置いてド・レ・ミってそろ〜っと弾いたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか意味もわからずに薬指でファを弾いちゃったのさ。
そしたら一緒に買った初心者用の本にさ「ファはちゃんと親指で!」とか書いてあんの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから親指でファの練習したのさ。えぇ、そりゃもう弾きましたとも。全てを忘れて弾いたよ。もういいオヤジだとか左手とか流れとか色々忘れてね。
だって基本は大事だからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい指ブルブル。薬チューくらい。一日中PCキーボード打ってクリックしまくってもこんなにならないよ。
それで時計見たら始めてから30分も経ってないの。ホントごめんなさい。
正直消防の時に「ピアノなんて女のやるもんだぜ!」なんて言って辞めないででちゃんとやってりゃよかったと思ったよ。
心の底から何かを始めるのに遅すぎることってあるんだなって自覚したね。
でも陣内の弾き語り見て「やっぱカッコイイな!やれば出来るもんなんだな。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か教えて下さい。
28 :
水先案名無い人:2007/06/11(月) 02:24:47 ID:ryWNNjeW0
この前地震に遭ったんですよ、久しぶりにね。
で、阪神淡路大震災の恐怖を思い出した訳ですわ。
正直、最初は小さい地震でだし大丈夫って思ってたのよ。
一応、耐震マンションに住んでるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が経験するもんじゃない。神だね、神が経験するものだよ。
阪神淡路大震災にあった時にさ、めちゃめちゃびびって布団の中に潜ってじーっと恐怖に耐えてたのよ
10秒以上は揺れていたさ。でなんか揺れが激しくなって家具が倒れちゃったのさ。
揺れが収まって外に出ると「死体を包む毛布がない!」とか聞こえるの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから必死で探したのさ。えぇ、そりゃもう探しましたとも。全てを忘れて探したよ。寒さを凌ぎたいけどガス管に亀裂が入っていつ爆発するかわからないから火が使えないとか少し離れたところでは地すべりが起きて家ごと押しつぶされていたとか色々知らずにね。
だって遺体安置どころか避難所もなかったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい火事。すごい炎。山火事みたい。京都の大文字焼きなんて目じゃない。
しばらく避難生活を送ったけど、毎晩すごい勢いで地震の夢を見てんの。ホント自分が止められない。
正直「PTSDなんてヘタレの言い訳だぜ!」なんて見栄張らないで素直にカウンセリング受けりゃよかったと思ったよ。
心の底から平気なフリした事を後悔したね。
でも揺れが収まって会社の人に「こんな揺れたいした事な!これだから火山性地震は。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
29 :
水先案名無い人:2007/06/13(水) 17:53:44 ID:lLovybeF0
この前『春の雪』見たんですよ、レンタルでね。
で、感化されて生まれて初めて百人一首を全部暗記しようと思ったわけですわ。正直最初はそれほど難しいものだとは
思ってなかったのよ。基本五七五七七で、古典とはいえ所詮日本語だしさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは勢いで覚えるもんじゃない。継続だね、継続は力なりだよ。
最初に『書いて覚える』みたいな本を買ってさ、めちゃめちゃかしこまって表紙をそろ〜って開いて前書きをそろ〜っと読んだのよ
10分くらいかけてさ。でなんかやり遂げたみたいな気になっちゃって本を閉じちゃったのさ。
そしたら頭の中の自分がさ「三日坊主どころか一日持たずかよw」とか言うの。
実は買うだけ買って読んでない本が結構あるのよ。
だからもう一度開いたのさ。えぇ、そりゃもう読み始めましたとも。全てを忘れて読み始めたよ。学生時代に古典が赤点続きだったとかついでに字の練習するだとか色々忘れてね。
だって覚えようと思ったときの自分に負けたくなかったからね。
そしたらエライ事になった。
「あきのたの か…かりほの い…いおの と…と…とまを あ…あらみ?」
一首目にしていきなり字余り。しかも全然意味わからん。ドラクエVでビアンカが最初に読んでくれる本くらい。
それで本を横から見たら残りページがものすごい勢いで俺にプレッシャーかけてんの。ホントごめんなさい。
正直「男なら全暗記だぜ!」なんて見栄張らないで素直にDSにすりゃよかったと思ったよ。
心の底から字を練習しながらとか欲張った事を後悔したね。
でも約2ケ月かけてやっと50首覚えて「もう半分かよ!あと半分なんて意外と楽勝じゃね?」とか言っちゃてんの。
ホントにきついのはここからのはず。復習しながらだからね。
誰かに助けてほしいけど、自分でやらなきゃ身にならない。がんばれ、俺。
30 :
水先案名無い人:2007/06/15(金) 03:13:02 ID:KmKWHqHRO
この前妹が癌になったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて実家に飛び帰ったわけですわ。正直最初は癌なんて簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に手術で完治してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは普通に治るもんじゃない。初期だね、初期が治るものだよ。
最初に妹に話し掛ける時さ、めちゃめちゃびびって「元気か?」って喋って「どうなの?」ってそろ〜っと話したのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって言葉が出なくなっちゃったのさ。
そしたら妹がさ「手術しても駄目なんだって、もうほとんど転移してるから」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから普通に話したのさ。えぇ、そりゃもう話しましたとも。全てを忘れて話したんだよ。高校辞めてから家を出て、一年に1.2回としか帰らないとか、妹と話したのが何年振りとか色々忘れてね。
だって妹が「お兄」って言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごいマシンガントーク。すごい活舌。明石家さんまくらい。速記が出来る奴だって間に合わない。
それで横見たら妹がすごい普通で俺の会話に返事してんの。ホントごめんなさい。
正直「男なら妹と話すのが照れ臭いぜ!」なんて見栄張らないで素直に会話したり遊びに連れてやればよかったと思ったよ。
心の底から疎遠にした事を後悔したね。
でもお母さんと「あいつハゲるな!カツラ買わなきゃね。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
本当に助けてください…
妹はまだ大学出たばかりなのに…
俺なんかより頭が良くて、真面目で遊びなんかしなくて
やっと社会人になって、これから恋愛なんかしていくはずなのに
神様 何で俺じゃないんですか?
俺みたいなクズの命でいいんじゃないんですか?
本当誰か助けて下さい…
31 :
水先案名無い人:2007/06/15(金) 03:30:20 ID:7EeobOt4O
(´;ω;`)
32 :
水先案名無い人:2007/06/15(金) 11:18:54 ID:+/+OiAj+0
この前すぐ上の兄貴と喧嘩したんですよ、俺の名前使って悪さしてるって聞いたからさ。
で、余裕見せて「死に場所を選べ」とか言ってみたわけですわ。正直最初はすぐ上の兄貴なんてちょろいと
思ってたのよ。前にも一度けちょんけちょんにしてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは弟がやるもんじゃない。親父だね、親父が根性を叩き直すべきものだよ。
喧嘩始めた時さ、ちょっと痛めつければ更生するかもと思ってたのよ
まぁ前回の喧嘩の時もそう思ってたんだけどさ。でなんか兄貴がパイプ壊して油出して火を付けちゃったのさ。
そしてさ「お前の友達な、あいつを狂気に走らせたのはこの俺よ!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから殺る気になったのさ。えぇ、そりゃもうなりましたとも。全てを思い出してたよ。
狂気に走った友とか、それで死んだ恋人とか、来る途中で会った兄弟とか色々ね。
自分の不幸の原因が全てこいつにあると思ったね。
そしたらエライ事になった。
もう怒りが止まらない。すごい奥義。触っただけで激痛が走るくらい。あとはボウガンの矢を刺して、俺の分を殴ってTHE END。
('A`) …
怒りにまかせて兄貴を殺してしまいました。ホントごめんなさい。
正直前の喧嘩のとき人前に出られない顔にするなんて中途半端なことしないで素直に再起不能にしてりゃよかったと思ったよ。
心の底から自分の考えが甘かった事を後悔したね。
でも兄貴が死ぬ寸前「あと上に二人いるだろw行け!行って殺されろ!!」とか言っちゃてんの。
ホントすぐ上の兄貴ってダメ人間。
あれ?でも、もしかして全てを失ったのって結果的に全部俺(の甘さ)のせい?
誰か助けて下さい。
ケンシロウ
33 :
水先案名無い人:2007/06/16(土) 07:29:22 ID:oiHceSIdO
保守
34 :
水先案名無い人:2007/07/06(金) 13:17:11 ID:0KDMSpq70
保守
35 :
水先案名無い人:2007/07/07(土) 08:52:59 ID:/bN8SYnw0
昨日、初めて立会い出産したんですよ、初めてね。
で、生まれ初めて分娩室入ったわけですわ。正直最初は立会い出産なんて簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に立ち会ってるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは普通に男が入るもんじゃない。女だね、出産経験者が入るるものだよ。
最初に嫁に話し掛ける時さ、めちゃめちゃびびって「大丈夫か?」って喋って「もう少しだぞ!」ってそろ〜っと話したのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって言葉が出なくなっちゃったのさ。
そしたら看護婦さんがさ「旦那さん、一緒に呼吸法!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから普通に呼吸法したのさ。えぇ、そりゃもう呼吸法しましたとも。全てを忘れて呼吸法したんだよ。
恥ずかしいとか、あんなの意味無ぇべ?とか思ってた事も忘れてね。
だって嫁が「痛い!」とか「苦しい!」って言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごいヒッヒッフー。すごい一体感。俺のフルカスタムZX-11くらい。吊るしのバイクじゃ味わえない。
それで横見たら看護婦さんがすごい勢いで「おめでとうございます!元気な女の子ですよ〜!。」
だってさ。
正直「お前が苦しむ姿でも、生暖かくヲチ!」なんて見栄張らないで素直に外で待ってりゃよかったと思ったよ。
心の底から出産をナメてた事を後悔したね。
でもお義母さんに「あいつ騒ぎ過ぎですよ。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
嫁へ、「産んでくれてありがとう。お疲れ様。」
娘へ、「生まれてくれてありがとう。これから宜しくね。」
36 :
水先案名無い人:2007/07/10(火) 23:10:24 ID:VDQE6Qcz0
なぜこれがないんだ・・・
---------------------------------------------------------------------
この前飼い猫が病気になったんですよ、末期のね。
で、生まれて初めてペットロスを経験したわけですわ。正直最初はペットロスって軽いもんだと思ってたのよ。動物飼いならみんな普通に経験してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が経験するもんじゃない。冷血人間だね、冷血人間だけが耐えられるものだよ。
最初に「安楽死承諾書」出された時さ、めちゃめちゃびびってペンそろ〜って持ってそろ〜っと名前書いたのよ。10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって消すどころか承諾書破り捨てちゃったのさ。
そしたら飼い猫がさ「苦しいよ」とか目で訴えてくるの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから名前書いたのさ。えぇ、そりゃもう書きましたとも。全てを忘れて書いたよ。家に迷い込んできた時のヤツの心もとないほどガリガリだった体とか、初めて膝で寝てくれたときにホントに嬉しかった事とか、エサをねだる時の愛らしい顔とか色々思い浮かんでくるのを頭から振り払ってね。
だってヤツが苦しいって訴えてたからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい即死。そして俺のすごい涙。幅3cmくらい。昔の漫画だけど星飛雄馬やはだしのゲンにも負けない。
それで横見たら飼い猫がすごい安らかな顔を俺の方に向けてんの。ホントごめんなさい。
正直「飼い主なら苦しみから救ってやるのが義務だぜ!」なんて見栄張らないで素直に最後まで悪あがきしてやればよかった、せめて自然に任せて死なせてやればよかったと思ったよ。
心の底から承諾書にサインした事を後悔したね。でも埋葬が終わって友達に「猫はさっさと死んじまうな!これだから猫は。今度は長生きするカメでも飼うか」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。・゚・(ノД`)・゚・。
37 :
水先案名無い人:2007/07/10(火) 23:11:14 ID:VDQE6Qcz0
この前病気になったんですよ、末期のね。
で、生まれて初めて飼い主との別れを経験したわけですわ。
正直最初は別れって簡単なもんだと思ってたのよ。
野良猫時代は普通のことだったからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは猫が経験するもんじゃない。
冷血動物だね、は虫類だけが耐えられるものだよ。
最初に動物病院に入った時さ、めちゃめちゃ痛くて脚そろ〜って動かしてそろ〜っと尻尾ひきずったのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか体が動かなくなって診療台の上でへたりこんじゃったのさ。
そしたら飼い主がさ「苦しいのか」とか目で訴えてくるの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからニャーンて鳴いたのさ。えぇ、そりゃもう鳴きましたとも。全てを忘れて鳴いたよ。
家に迷い込んだ時のヤツの暖かいまなざしとか、
初めて膝で寝たときにホントに気持ちよかった事とか、エサをくれる時の呼び声とか色々思い浮かんでくるのを頭から振り払ってね。
だって長引くと飼い主がつらいだろうって思ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい即死。そして飼い主のすごい涙。幅3cmくらい。昔の漫画だけど星飛雄馬やはだしのゲンにも負けない。
それで横見たら飼い主がすごい悲しそうな顔を俺の方に向けてんの。ホントごめんなさい。
正直「飼い主を苦しみから救ってやるのが義務だぜ!」なんて見栄張らないで素直に最後まで悪あがきしてやればよかった、せめて自然に任せて死ねばよかったと思ったよ。
心の底から承諾書にサインさせた事を後悔したね。
でも埋葬が終わって天国で「飼い主って寿命ありすぎるよな!これだから人間は。
今度は長生きするカメにでも生まれるか」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ猫。
…もう泣かないで下さい。
38 :
うしお:2007/07/18(水) 12:39:50 ID:ab1XGAsS0
この前蔵の書物の虫干しを言い渡されたんですよ、親父にね。
で、久しぶりに蔵に入ったわけですわ。
正直最初は古書の虫干しって簡単だと思ってたのよ。普通に埃かぶってるだけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは普通の蔵じゃない。妖怪だね、妖怪が封じられていたんだよ。
最初に変な扉を見つけた時さ、めちゃめちゃびびって取っ手を握ってそろ〜って踏んばって思いっきり開けようとしたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか急に金具が壊れて、扉と一緒に落ちちゃったのさ。
そしたら下にいたナニカがさ「おい小僧、この槍を抜きな!」とか言うの。
なんか人を喰うとか言ってるし、正直抜く気なんてなかったさ。でも、なんか外から悲鳴が聞こえてきたのさ。
そしたらその妖怪がさ「この槍を抜けば、俺が退治してやるよ。」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからそいつの肩に刺さっている槍を抜いたのさ。えぇ、そりゃもう抜きましたとも。
あまり物も考えずに抜いたよ。
こいつなんで封印されてたんだとか信用できるのかとかそもそもこいつも妖怪じゃんとかよく考えずにね。
だって外から聞こえてきた悲鳴があいつの声だったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい急襲。すごいふっとばされた。阿蘇山噴火ぐらい。ってそりゃ九州だろ。
それで妖怪見たら「人間との約束なんて守るわけねぇだろw」とか言ってんの。ホント何すんだゴルァ!!
そしたらエライ事になった。
もうすごい変身。すごい髪が伸びた。8m…もさすがにないな。関羽もビックリ!髭じゃないけどw
正直「妖怪倒すなら妖怪だぜ!」なんて考えないで自分の力で何とかしようとすりゃよかったと思ったよ。
心の底から安易に槍を抜いた事を後悔したね。
でも外の妖怪を退治して、中にいた方の妖怪に「名前がないと不便だな。よし、おまえは今日から『とら』だ。」とか言っちゃってんの。
そしたら憑かれてしまいました。
誰か助けて下さい。
39 :
うしお:2007/07/18(水) 12:43:24 ID:ab1XGAsS0
この前嘘ついたんですよ、ポリシーに反してね。
で、生まれて初めてバレバレの嘘をついてみたわけですわ。
正直最初は嘘って簡単だと思ってたのよ。みんな普通についてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
嘘は人の心が読める妖怪につくもんじゃない。人だね、いや、つかないで済むならそれにこしたことはないよ。
最初にその妖怪に会った時さ、めちゃめちゃびびってそろ〜って近づいてそろ〜っと話し掛けたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか自分の予想とぴったりの受け答えで安心しちゃったのさ。
で、その夜そいつが人を殺すのを止めようとしたらさ「ミノルの目、良くなる!ミノルに合う目がきっとあるはず。」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから考えこんだのさ。えぇ、そりゃもう考えましたとも。
普段使い慣れていない頭をフル回転させて考えたよ。
その妖怪に悪気はないとかミノルの目は手術で良くなるとか感情剥き出しの自分じゃ、あの妖怪には勝てないとか色々ね。
だってやっぱりその妖怪の行動は間違ってるからね。
でも良い答えが出なかったからミノルの病室の前で妖怪を待って止めることにした。
そして戦闘。
もうすごい行動が読まれまくり。すごい一方的。8ナンジャソリャぐらい。ドラクエ1なら会心の一撃!→ミス…って感じ。
それで俺の心を読んで軽くメダパニった妖怪がすごい勢いで病室に入ろうとしたから妖怪の首に槍を刺しちゃったの。ホントごめんなさい。
そして妖怪に「ミノルは俺を見て『お父さん』って呼んでくれるかな?」なんて聞かれて、ばれるの承知で「当り前だろ。」なんて嘘ついたのよ。
心の底からサトリを相手にした事を後悔したね。
でも公園で麻子に「俺、嘘ついちゃったよ。」とか言っちゃってんの、顔だけ笑って。
ホント俺ってダメ人間。
頼む、胸を貸して下さい。うえぇぇぇぇぇん…ヒック
40 :
水先案名無い人:2007/08/17(金) 22:06:37 ID:/OWT+lQF0
↑ネタがわかんないんだけど
41 :
水先案名無い人:2007/08/17(金) 22:41:16 ID:Iu/zDc/S0
名前欄も見てやろうぜ
42 :
1/4:2007/08/21(火) 13:56:21 ID:Zij8xj+60
こないだ体育館行ったんですよ、2年ぶりぐらいにね。
で、生意気な2年と1年がいるからバスケ部を潰そうとしたわけですわ。
正直最初はバスケ部を潰すぐらい簡単だと思ってたのよ。バスケは気の弱い奴ばっかりのはずだし、こっちは仲間いっぱいいたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは俺が知ってるバスケ部じゃない。主将だね、主将が変われば部全体のふいんき(ryもあんなに変わるもんなんだね。
最初に体育館入る時さ、めちゃめちゃびびらせようとして外靴のままドンって鳴らして一気に入り込んだのよ。
10秒もかかってなかったね。でなんか俺の目的とは関係ない1年のキツネ目が突然キレちゃったのさ。それから補習を終えた主将が来ちゃったのさ。
そうこうしてる内に今度は顧問の先生が入って来ちゃったの。
実はこの先生がいたからこの高校に入ったのよ。
だからつい本音が口から出ちゃったのさ。えぇ、そりゃもう出ましたとも。
いろいろ思い出して涙も出てきたよ。
全国制覇が夢だったとか現主将との初対決とか中学の時に先生に言われた言葉とか色々思い出してね。
だって本当はバスケがしたかったからね。
そしたらエライ事になった。
1年の赤頭の仲間が俺を擁護発言。俺の仲間も話を合わせてた。全部で8人くらい。ドラクエ4ならパーティだって組める。
それでなんだかんだでバスケ部に戻れることになったの。ホントごめんやらありがとうやら。
正直「先生、バスケがしたいです。」なんて素直に言ってホントよかったと思ったよ。
心の底から受けた恩をしっかり返したいと思ったね。
でも久しぶりの練習でシュート決めて「ディフェンスあめーよ小暮。」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
でも久しぶりのバスケだ。
43 :
2/4:2007/08/21(火) 13:57:47 ID:Zij8xj+60
この前地区予選の決勝まで進んだんですよ、調子良くね。
で、ここで初めて去年のシード校と対戦することになったわけですわ。
正直最初は予選突破って簡単だと思ってたのよ。なんてったって中学MVPの俺が入ったんだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは2年も遊んでた奴のいる場所じゃない。努力家だね、努力家だけがいても良い場所だよ、本当は。
試合が始まる前さ、めちゃめちゃびびってトイレにそろ〜って行って大の方でそろ〜っと座ってたのよ
そわそわしながらさ。でなんか誰かが入ってきたのが聞こえたのさ。
そしたらそいつがさ「あいつなんて5点に抑えてやるよ!」とか言うの。
そんなこと言われたら燃えてくるのがこの俺よ。
だから俺が点を取りまくろうと思ったのさ。えぇ、そりゃもう燃えてきましたとも。
そいつを振り切るために動き回ったよ。
高校は40分制だとか今のところホントに5点に抑えられてるとかこんな奴中学の時にいたか?とか色々考えながらね。
だってそいつがボックスワンで俺をマークしてたからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごいスタミナ切れ。すごいG。8Gくらい。さすがにまともに走れません。
それでベンチ見たら後輩がすごい心配そうに俺の事見てんの。ホント自分が情けない。
正直、みんなに迷惑掛けて、ここで働けなけりゃ俺はただの大バカヤロウだと思ったよ。
そこで中学の頃の諦めない心を思い出して、終わってみれば20得点。
それで交代して先生にすいませんて謝ったら「君がいて良かった。」とか言われちゃって、あれ?目から水が…
ホント俺ってダメ人間。
なんとか予選突破です。
44 :
3/4:2007/08/21(火) 13:59:00 ID:Zij8xj+60
この前全国行きの最後の切符をかけた試合だったんですよ、とうとうね。
で、この大会で初めて先生がいない試合が始まったわけですわ。
正直最初は先生がいなくてもなんとかなると思ってたのよ。予選の決勝の相手もそんな感じだったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはうちらみたいな若いチームがやるもんじゃない。信頼だね、レギュラーが全員3年生で何とかできるものだよ。
前半はさ、前の試合で最後までスタミナもたなかったキツネ目がめちゃめちゃセーブしてたらしくて、相手の強力なオフェンスもあってビハインドで折り返したのよ
6点差で。で後半そのキツネ目が本領を発揮して逆転して、相手のセンターが4ファウルで引っ込んでさ、今度は結構こっちのリードが開いてきたのさ。
そしたら主将がさ「この試合もらったぞ!」とか言うの。
だけど勝ってる時はあまり感じないのが歪みよ。
だからいざ追い上げられると歯車が狂い出すのさ。えぇ、そりゃもう嫌な雰囲気になってきましたとも。
このチームが抱えているいろんな問題が表面化してきたのよ。
先生不在とか選手層が薄いとか、まぁ色々ね。
そして選手層が薄いってことは、交代して体力の回復もできないってことだからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい倒れ方。唇も切った。意識もなかったくらい。少し休んでも缶のタブすら起こせない。
それでコートに戻ったら相手がすごい勢いで追い上げてんの。ホントお前らなんとかしろ。
正直「怪我したから、これからは好きに生きるぜ!」なんて見栄張らないで素直にバスケを続けてりゃよかったと思ったよ。
心の底から2年という時間を棒に振った事を後悔したね。
でも試合に勝ってから先生のいる病院に行って「俺達ゃつえぇぇ!」とか言って胴上げなんかしちゃってんの。
ホント俺達ってお調子者。
やっと全国だ。
45 :
4/4:2007/08/21(火) 14:04:06 ID:Zij8xj+60
全国大会の2回戦に駒を進めたんですよ、初めてね。
で、早速優勝候補の筆頭と試合することになったわけですわ。
正直最初は優勝候補筆頭って言ってもそれほどでもないと思ってたのよ。所詮同じ高校生だし、先生も相手チームが俺のこと怖がってるとか言ってたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは勢いで何とかなる相手じゃない。県のベストメンバーだね、いや、それでもきっと勝てないよ。
前半はさ、いきなりアウリープ決まってめちゃめちゃ3ポイントも決まってリードで折り返したよ
リードって言っても2点だったけどさ。でなんか後半始まった途端プレスかけられて、あっという間に20点以上離されちゃったのさ。
そしたら先生が赤頭にさ「諦めたらそこで試合は終了ですよ。」とか言ったらしいの。
勢いに乗ったら誰も止められないのが俺達よ。
だから俺も必死で走ったのさ。えぇ、そりゃもう走りましたとも。
全てを信じて走ったよ。
俺のために主将がスクリーンかけてくれるとか、その隙を見逃さずにピアス野郎がパスをくれるはずとか、シュート失敗しても赤頭がオフェンス・リバウンド取ってくれるとか色々信じてね。
だってもう俺には3ポイントしか残ってないからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい追い上げ。でもまた離された(><;)追い上げる前に逆戻り。ドラクエならボスをギリギリで倒したと思ったらもう1段階パワーアップでorz状態。
それで今度こそ諦めムードが漂ったら今度はキツネ目がすごい勢いで相手を翻弄してんの。お前ホントすげぇな。
正直「20点以上離されたら潔く諦めるぜ!」なんて変に大人ぶったりしないで素直に負けたくないって気持ちを持ちつづけて良かったと思ったよ。
心の底からこの5人でプレイできる事に感謝したね。
で残り時間が少なくなって、相手も必死になってきた頃に3ポイントでフェイント入れてファウル貰って4点プレイとかしちゃってんの。
ホント俺って諦めの悪い男。
でもさすがに燃え尽きました。
46 :
水先案名無い人:2007/08/22(水) 00:30:27 ID:pB+1ixVa0
272 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2007/08/20(月) 19:13:55 ID:gfuikgL40
この前模擬戦やったんですよ、訓練でね。
で、なのはさんに逆らって新しい戦術を試したわけですわ。正直最初はなのはさんに勝つのって簡単だと
思ってたのよ。スバルもなのはさんやさしいもんって言ってるからさ。
あのね、私が間違ってた。あれは人じゃない。魔王だね、管理局の白い魔王だよ。
クロスミラージュで切りかかった時さ、なのはさん、めちゃめちゃ怒ってレイハそろ〜って解除して
表情がそろ〜っと変わったのよ
別人みたいにさ。でなんか怖くなって慌てて距離とったのさ。
そしたらなのはさんがさ死んだ目で「少し頭冷やそうか!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが私よ。
だからクロスファイヤー撃ったのさ。えぇ、そりゃもう撃ちましたとも。全てを忘れて撃ったよ。
これは模擬戦だったとかこのまま撃ったらスバルも巻き込むとか相手は魔王だとか色々忘れてね。
だってなのはさんが死んだ目で頭冷やそうかって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい反撃。すごい砲撃。ゼオライマーくらい。訓練弾じゃなきゃ死んでる。
それで横見たらスバルがすごい勢いでなのはさんの事睨んでんの。ホントごめんなさい。
正直「もう誰も傷つけたくないんです!」なんて見栄張らないで素直になのはさんに従っとけばよかったと
思ったよ。
心の底からなのはさんに逆らった事を後悔したね。
でも後でなのはさんの過去を知って「ごめんなさい!ごめんなさい。」とか言っちゃてんの。
ホント私ってダメ人間。
誰か少し頭冷やして下さい。
47 :
水先案名無い人:2007/08/28(火) 23:24:49 ID:dd1CJvDr0
今日愛犬を火葬しに行ってきたんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて犬の火葬に立ち会ったワケですわ。正直最初は立ち会うなんて簡単だと
思ってたのよ。まわりで結構そんな話を聞いてたからさ。
あのね、私が間違ってた。あれは人が立ち会うもんじゃない。犬はただの犬、そんな考えの人間が立ち会うべきだよ。
「最後にお別れを」といわれた時さ、めちゃめちゃびびってそろ〜て近づいてそろ〜と触れたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか悲しくなって手を離しちゃったのさ。
そしたらペット霊園の人がさ「最後なのでちゃんとお別れを」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが私よ。
だから愛犬を抱きしめたのさ。 えぇ、そりゃもう抱きしめましたとも。すべてを忘れて抱きしめたよ。
仮死状態で生まれて一晩ミルクを上げ続けてようやく聞かせてくれた泣き声とか、舐めるのが大好きで人が口を引き結んでいると唇を噛んでくることとか、私が泣いているときにずっと傍にいて涙を舐めてくれたこととか思い出を振り払ってね。
だってペット霊園の人にお別れをと言われたからね
そしたらエライ事になった。
もうすごい涙。すごい泣き喚き。泣き女もかくやというくらい。道端でやったら都市伝説の黄色い救急車を呼ばれてもおかしくないくらい。
それで横見たら無骨な父親どころか霊園の人まで貰い泣きしてるの。ホントごめんなさい。
正直「飼い主なら立ち会うのが勤めだよね!」なんて見栄張らないで素直に家で留守番してりゃよかったと思ったよ。
心の底から火葬に立ち会ったことを後悔したね。
でも火葬が終わって随分と小さくなった骨壷を抱えながら父親に「もう、二時間置きに寝返りを打たせたり、トイレに連れてったり、洩らしたオシッコ始末したりしなくていいから楽になるね」とか言っちゃてんの。
ホント私ってダメ人間。
誰か助けて下さい
涙、止まらないよ。
48 :
水先案名無い人:2007/08/29(水) 02:00:47 ID:Jl1WEBGe0
この前アメリカに留学したんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて実家から離れたわけですわ。正直最初は留学って簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に成功してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人がやるもんじゃない。虫だね、心がない虫がするものだよ。
親が夜中に国際電話してきた時さ、めちゃめちゃびびって電話機そろ〜って取って通話ボタンそろ〜っと押したのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって両方離しちゃったのさ。
そしたら俺の中の俺がさ「もっと勇気出して!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから通話ボタン押したのさ。えぇ、そりゃもう押しましたとも。全てを忘れて押したよ。通話料金とか時間とか明日の授業とか色々忘れてね。
だって俺の中の俺が押せって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
親がもうすごい末期癌カミングアウト。すごい大混乱。大根Runって書けるくらい。夢の中なら大根だって走れる。
それで横見たら彼女がすごい勢いで「どうしたの!?」って聞いてきてんの。ホントごめんなさい。
正直「男ならアメリカだぜ!」なんて見栄張らないで素直に国内大学にすりゃよかったと思ったよ。
心の底からアメリカにきた事を後悔したね。
でも電話終わって彼女と「今の電話はビビったな!これだから年寄りは。」とか強がって言っちゃてんの。
ホント俺って見栄っ張りのダメ人間。
誰か助けて下さい。
誰か母さんを助けて下さい。
この泣き虫息子に活を下さい。
母さんよりも俺を殺して下さい。
49 :
水先案名無い人:2007/10/14(日) 17:42:31 ID:mqgsqmz1O
保守
50 :
水先案名無い人:2007/10/17(水) 17:34:56 ID:IUfUVE8V0
この前お婆ちゃんが死んだんですよ、当然初めてね。
で、生まれて初めて火葬に立ち会ったわけですわ。正直最初は火葬って簡単に済むと
思ってたのよ。みんな一度は立ち会っているだろうしさ。
あのね、俺が間違ってた。あれを楽とか考えるのは人じゃない。鬼だね、鬼が考えるものだよ。
火葬が終わった時さ、めちゃめちゃびびってお骨があるところへそろ〜って行って部屋の中をそろ〜っと伺ったのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって目を逸らしちゃったのさ。
そしたら母親がさ「ちゃんとお婆ちゃんを見送ってあげなきゃ」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから部屋の中へ入ったのさ。えぇ、そりゃもう入りましたとも。全てを忘れて入ったよ。一緒に白鳥を見に行ったこととか笑点の公録に行ったこととか実は骨が全部そのまま残っているわけじゃないとか色々忘れてね。
だってもう部屋は目の前だったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい号泣。すごい涙。熱血漫画くらい。明日どころか十分後すら見えない。
それで横見たら兄貴が涙こらえて「そんなんじゃお婆ちゃんが安心できないぞ…」とか言ってんの。ホントごめんなさい。
正直「男なら涙を見せずに立ち会うぜ!」なんて見栄張らないで素直にずっと泣く覚悟で行けばよかったと思ったよ。
心の底から火葬が楽だなんて考えた事を後悔したね。
でもその夜飲み過ぎちゃって「う〜、気持ち悪い〜〜。これだから葬儀は。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
婆ちゃん、出来れば今までもらった小遣い分は恩返しをしたかったよ…。
51 :
水先案名無い人:2007/11/02(金) 17:46:02 ID:3XwzDa9y0
あげ
52 :
1:2007/11/03(土) 16:25:34 ID:H3DRtnAc0
先に言っときます。長文ごめんなさい
この前結婚したんですよ、初めてね。自慢じゃないけど俺30歳、嫁さん20歳。
で、生まれて初めて披露宴をしたわけですわ。正直最初は披露宴って簡単だと
思ってたのよ。みんな普通にお披露目してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは俺がやるもんじゃない。人生前向きに生きて
きて廻りにあんまり迷惑をかけなかった二人がやるものだよ。
最初に新郎新婦入場した時にさ、めちゃくちゃびびって左足そろ〜って前に
出して右足そろ〜って前に出したのよ。
10秒くらいかけてさ。そしたら視界の中に初老の夫婦の顔が見えたのさ。で
なんか怖くなっちゃって視線を外しちゃったのさ。
そしたら、嫁さんがさ「ほら、○○姉さんのお父さんお母さんも来てくれたね!
姉さん見てるかね?」とかこそっと言うの。
同じ過ちは2度と繰り返さないのが俺よ。
だから深々とお辞儀をしたのさ。えぇ、そりゃもうお辞儀したとも。全てを思
い出して腰を90度に折り曲げて二人でお辞儀したよ。
12年前○○と付き合ってて一緒に暮らしてたとか、二人で遊んだり、喧嘩した
こととか、日曜日の朝に○○が犬の散歩中ダンプに引っ掛けられて急に亡くなっ
たこととか、その後、廃人同様だった俺を両親や○○の御両親やバイト先が一緒
だった義母さんとまだ8歳だった嫁が心配してついていてくれたこととか、ヤケ
酒呑んでマンションの屋上に居た俺を親友が引き摺り下ろしたこととか、7回忌で御
両親が「早くお嫁さん探しなさい。○○のことはもう過去のことなんだから。あ
なたはまだまだ先に進まなきゃいけないの。こんなことでいつまでも躓いてた
らだめ。」ってしかられた事とか、2年前、呑友達だった義母さんが「娘がどうも
あんたをえらく気に入ってる。1回遊んでやって。」という一言から二人の付き
合いが始まったこととか色々思い出してね。
だって、嫁が憶えてないと思ってたのに「○○姉さん」って言ったからね。
そしたらスゴイ事になった。
53 :
2:2007/11/03(土) 16:26:37 ID:H3DRtnAc0
ものすごい号泣。ものすごい泣き虫。今ならのび太と良い勝負が出来る。
それで横向いたら、事情を知っている両親やら義父母やらご両親やら友人や
らがみんな泣いてるの。これだけ水があったらここに小谷実可子呼べっちゅうの。
もう一回横向いたら、なんでこんなことになってるか分からない嫁さんの友人
がすごい勢いで俺たちのこと見てんの。ホント訳わかんない状況でごめんなさい。
正直、「男なら独りでも生きていけるぜっ!」なんて見栄張らないで素直にこれか
らも嫁さんや両親や俺を支えてくれた人達に感謝しながら生きなきゃと思ったよ。
心の底からみんなに感謝したね。
そんで披露宴終わって嫁さんと話してたときに、「○○姉さん以上になるっ」なん
言ってんの。それ聞いてまた号泣。二十歳そこそこで良くその心意気を持った!!
でもな、以上も以下もないんだよ。お前だから結婚したんだよ。
その後、友達と「良いだろ。やっぱり嫁さんはピチピチしてねぇとな。若さ最高。」
とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
なぁ、○○よ。俺はお前を忘れねぇぞ。そして嫁さんを幸せにしてやりたい。どうか俺
と嫁さんを見守ってください。
54 :
水先案名無い人:2007/11/04(日) 20:36:15 ID:pfD3RLPU0
>>52-53 おめでとう。
うまいことを言えなくてすまんが、なによりおめでとう
55 :
水先案名無い人:2007/12/09(日) 15:52:10 ID:HUQKaWd0O
あげ
56 :
水先案名無い人:2007/12/28(金) 14:23:38 ID:vdAbE6JR0
DQ5を題材に改変してみようと思ってたんですよ、なんとなくね。
で、数年ぶりにDQ5(SFC版)をプレイしてみたわけですわ。
正直最初はすぐ終わると思ってたのよ。改変の対象になるイベントなんて10本ぐらいだと思ってたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは人がツッコミ入れて良いもんじゃない。ファンタジーだね、何でも有りの世界だよ。
最初に始める時さ、めちゃめちゃ久しぶりにSFCそろ〜って出してテレビにそろ〜っと繋げてみたのよ
10分くらいかけてさ。でなんか電源入れても反応がなかったのさ。
そしたらSFCがさ「もっとしっかりカセット入れて!」とか言うの。
昔はこんなこと日常茶飯事よ。
だからカセットの下をフーフーしたのさ。えぇ、そりゃもうフーフーしましたとも。
本体の蓋も開けてフーフーしたよ。
セーブデータとか呪いの音楽とかカセットの寿命とか色々心配しながらね。
だってこれが動かなければPS2版を買って来なきゃならないからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごいチェック模様。次は真っ黒。8回くらい。FC版DQ3なら普通にデータ全滅。
それでやっと入ってデータ見たら一個も消えてないの。どうせ一個は消すことになるんだけど。
正直「クリアするだけなら初版で充分!」なんて見栄張らないで素直にPS2版にすりゃよかったと思ったよ。
で、いざ始めたらエライ事になった。
イベント毎にツッコミ改変。すごい数。サラボナに着いた時点で30。既に予定の3倍。
それでレベル見たらクリア予定レベルの半分くらいなの。ホント先が思いやられる。
正直ちょっとしたツッコミ所なら無視して進みゃ良かったと思ったよ。
心の底からツッコミ所に全てツッコミ入れた事を後悔したね。
でも結婚イベント始まって「どっちと結婚するかな。子供の名前も考えなきゃならんな。」とか思っちゃってんの。
そんなこと言ってるうちにも更に伸びるレス数。
なんか疲れてきた。
57 :
水先案名無い人:2007/12/28(金) 23:06:16 ID:PTpCYp7o0
>だからカセットの下をフーフーしたのさ。えぇ、そりゃもうフーフーしましたとも。
>本体の蓋も開けてフーフーしたよ。
最高だwww
58 :
水先案名無い人:2008/01/11(金) 17:32:32 ID:MNMlYmy20
そろそろミルドラースあげ
59 :
水先案名無い人:2008/01/12(土) 17:59:44 ID:b2nJQZeXO
この前ゲレンデ行ったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めてスノボに乗ったわけですわ。正直最初はスノボなんて簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に乗ってるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が乗るもんじゃない。神だね、神が乗るものだよ。
最初に立つ時さ、めちゃめちゃびびって手でそろ〜って地面押してそろ〜っと立ったのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって座っちゃったのさ。
そしたら友達がさ「早く立てよ!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから立ったのさ。えぇ、そりゃもう立ちましたとも。全てを忘れて立ったんだよ。前方確認とかゴーグルするのとか色々忘れてね。
だって友達が立てって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい急発進。すごい逆エッジ。顔面ヒット。石崎君ならナイスクリアー。
それで後ろで見てた友達がすごい勢いでばか笑いしてんの。ホントムカついた。
正直「男ならスノボだぜ!」なんて見栄張らないで素直にソリにすりゃよかったと思ったよ。
心の底からスノボにした事を後悔したね。
でも山から帰って違う友達に「周りの奴等とろくてさ!これだからスノボちゃんは。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
60 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 09:38:14 ID:0Ep/fq+10
01:プロローグ
不思議な夢を見て目が覚めたんですよ。
で、親父にそれを言ったら寝ぼけてることにされたわけですわ。
正直最初は「まぁ所詮夢だし…」とか思ってたのよ。いまいち状況が飲み込めてなかったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
後にして思えば、あれは妄想で見たもんじゃない。デジャブだね、記憶が見せたものだよ。
で話を戻すと、他にやることもなかったからさ、なんとなくタンスそろ〜って開けて薬草そろ〜っと出したのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか親父も居たからそそくさとポケットに入れたのさ。
そしたら親父がさ「外の空気を吸ってこい!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから船の中をくまなく回ったのさ。えぇ、そりゃもう回りましたとも。
全てを見て回ったよ。
タンスとか壷とかタルとかの中身をゴソゴソとね。
だって親父が船内を見て回れって言ったからね。
そしたらエライ物発見した。
もうすごい宝箱。9個。どう見ても真ん中のは取れないけど。ドラクエなら3のピラミッドの中ぐらい。これはあれか?罠か?罠なのか??
それで開けようとしたら鍵がかかってやんの。そりゃそうだよな。それにもし開いたところで、宝箱の中身がなくなってたら、真っ先に疑われるの俺だし。
正直、船降りる時親父に「忘れ物はないか?タンスの中とか」なんて聞かれて、舌をペロッと出して忘れてたことにしようかと思ったよ。
心の底から良い子のフリは難しいと思ったね。
そしてその時船長が「お父さんの言うことをよく聞いて、立派な大人になるんだよ。おじさんのコトもたまには思い出してくれよ。」とか言っちゃってんの。
土産ぐらい寄越せや。お前らホント使えねぇな。
いつかその宝箱の中身、回収してやるからな。
61 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 09:42:22 ID:0Ep/fq+10
02:初めての戦闘
ビスタの港に着いたんですよ。
で、親父がその辺で遊んでろとか言って、そこにいたオヤジと話し始めたわけですわ。
正直最初は時間を潰すのって簡単だと思ってたのよ。今までもそうしてきたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あそこは子供が時間を潰せる所じゃない。大人だね、大人が昔話に花を咲かせるのが関の山だよ。
とりあえず親父の言うこと聞いてさ、めちゃめちゃ慎重にいっぱいあるタルをそろ〜って覗いて2階のタンスもそろ〜っと確認したのよ(ここにも何もなかった)
親父がオヤジの気を引いているうちにさ。でなんか飽きてきちゃって親父に話し掛けたのさ。
そしたら親父がさ「あまり遠くに行かないようにな!」とか言うの。
そんなこと言われたら外に出たくなるのが俺よ。
だから外に出てみることにしたのさ。えぇ、そりゃもう踏み出しましたとも。
全てを忘れて踏み出したよ。
一人歩きは初めてとか武器が檜の棒だとか道具は船で見つけた(ってゆーか元々俺のっぽい)薬草一個だけとか色々忘れてね。
だって親父がいつまでも話し込んでたからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい戦闘開始。すごいいきなり。スライム3匹。俺まだ一歩も動いてないんですけど。
それでテキトーに戦ってたら親父がすごい勢いで俺の事助けに来たの。ホントおせぇよ。
でも正直親父の強さ見て、LV27でHP410って有り得なくね?って思ったよ。
心の底からこいつはとんだ化け物だと思ったね。
でも戦闘が終わって親父が「まだまだ外の一人歩きは危険だ。これからは気をつけるんだそ。」とか言っちゃってんの。
ホントお前が話し込むのが悪いんだろが。
誰かこいつに何か言えよ。
62 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 09:47:11 ID:0Ep/fq+10
03:サンタローズにて
親父がどこかへ出掛けて行ったんですよ、こそこそとね。
で、親父の後をつけることにしたわけですわ。
正直最初は親父の後をつけるって簡単だと思ってたのよ。歩く速さは同じだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはきっと子供が関わっちゃいけない世界。アレだね、ランデブーってやつだよ。よくわからないけど。
親父が家を出る時さ、親父のオーラか何か知らないけど、しばらく動けなくなって気付いたら結構離されてたのよ
10mくらいかな。で慌てて後をつけたのさ。
そしたらジジィがさ「ガキは親父の邪魔すんな!」とか言うの。
そんなこと言われたら増す増す気になるってもんよ。
だから別のルートを探すことにしたのさ。えぇ、そりゃもう探しましたとも。
全ての可能性を考えたよ。
一度町の外に出られないかとかジジィどっか行けとかタンスの中から繋がってないかとか色々ね。
だってやっぱり人の秘め事って気になるからね。
そしたら町の奥に道を発見!
もうすごい惹かれる。すごいwktk。8wktkくらい。でもすぐにHPがオレンジに(汗)
それで一回寝て、今度は親父が家に居る時にジジィに話かけたんだけど昨日と同じこと言うの。このボケ老人がぁ!
正直「良い子なら親父の邪魔しちゃいかん!」なんて建前言ってるけど、ホントは単純に子供が嫌いなんじゃないかと思ったよ。
心の底からこれは単なるジジィの嫌がらせだと思ったね。
でも心の中で(別のルート発見したもんね!これだからジジィは。)とか思っちゃってんの。
ザマねぇぜ、けっけっけ。
いつまでもそこに突っ立ってろw
63 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 09:54:11 ID:0Ep/fq+10
04:初めてのダンジョン
再度洞窟に入ったんですよ、他にやることもないしね。
で、今度はもっと奥まで行って親父の秘密を探ろうと思ったわけですわ。
正直最初は洞窟の探検って簡単だと思ってたのよ。着々とLVも上がってきてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは子供が一人で深入りする所じゃない。子供が行けるくらいなら、町の大人だって行けるよ。
暗くて先が見えなくなってる所があってさ、めちゃめちゃ気になってそろ〜って歩いていってそろ〜っと入ったのよ
10秒くらいかけてさ。でなんかいきなり戦闘になったから、こうゆう所はモンスターが出やすいんだと理解したのさ。
そしたら下に行く階段を見つけてさ(これで親父の秘密に一歩近づいた!)とか思ったの。
そうなったら止まらないのが俺よ。
だから階段下りたのさ。えぇ、そりゃもう下りましたとも。
勢いで下りたよ。
武器を強化したとか薬草も増えたとか習ってもいないのにいきなりホイミ覚えたとか色々自信も出てきたからね。
だってモンスターが相手にならなくなってきたからね。
そしたらおおきづちとかいうモンスターと遭遇してエライ目にあった。
初痛恨の一撃。すごいダメージ。初の二桁。危うく気を失いかけた。
それでHP回復しようとしたら、こんな時に限ってこいつ俺より速いでやんの。ホント勘弁してください。
正直「危なくなってもホイミで楽勝だぜ!」なんて楽観視しないで素直にもう一つぐらいLV上げて来りゃよかったと思ったよ。
心の底から肝を冷やしたね。
でも最下層っぽい所に来たらおっさんが「岩が落ちてきて動けないから寝ちゃったよ。お願い、この岩よけて。」とか言っちゃってんの。
岩の下敷きになって寝るて。あんた一体何者だよ。
しかも助けたら俺を置いてさっさと一人で帰りやがった。ちょww
さてと、帰るか。あれ?俺って何しにこんな所まで来たんだっけ?
64 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 09:59:35 ID:0Ep/fq+10
05:アルカパ
女性だけで外は危ないってことで、ビアンカ母子をアルカパまで送ることになったんですよ、どうやってサンタローズまで来たか知らないけどね。
で、ネコイジメの現場に遭遇して、話の流れでお化け退治をすることになったわけですわ。
正直最初はお化け退治って簡単だと思ってたのよ。俺には化け物親父がついてるからさ。
あのね、俺が甘かった。
夜寝てたらビアンカが迎えに来た。無謀だね、こいつ親父抜きで行くつもりだよ。
正直その発想はなかったわw
最初に出かける時さ、めちゃめちゃびびってコマンドそろ〜って開いてビアンカの強さをそろ〜っと確認したのよ
10秒くらいかけてさ。でなんかLV1とか見えて目の前が真っ暗になっちゃったのさ。
もうねアホかと、バカかと。お前、一緒にLV上げ付き合ってやるから、俺の足を引っ張らない程度にはなってくれと。
とは思ってても言えないのが俺よ。
だから黙ってLV上げてやったのさ。えぇ、そりゃもう戦いまくりましたとも。
貯まったお金で装備も整えてやったよ。
ヘアバンドは何故か昼間にしか売ってないとかドレスも良いけどエプロンも捨て難いとかそもそも何で俺がこんなことしてるんだろうとか色々考えながらね。
だって後で文句言われるのは結局俺だからね。
で疲れたし、ビアンカのMPが0のままだったから宿屋に戻って寝たらエライ事になってた。
親父が風邪で動けません(><;)。すごい風邪ウィルス。モンスターには強いが、この手の免疫は弱いらしい。
それで夜になったらまたビアンカがすごい勢いで俺の事起こすの。ホント勘弁してください。
正直「男なら女の子を助けるぜ!」なんて見栄張らないで素直に「そんなに行きたいなら一人で行けや!」って言えばよかったと思ったよ。
心の底から勝手にお化け退治なんて引き受けたこいつを恨んだね。
でちょっと寝ぼけたフリしてたら「レヌール城はここから北よ!さぁ逝きましょう。」とか言っちゃってんの。
勝手に一人で逝ってくれや。
誰か俺の代わりに逝って下さい。
65 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 10:56:46 ID:zkVE/y5W0
ワロタww
いちいち小ネタがきいてるなw
66 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 12:32:50 ID:ljs2QWsz0
06:お化け退治
レヌール城に行ったんですよ、当然辺りは真っ暗ね。
で、とりあえず目の前にある扉を開こうとしたわけですわ。
正直最初はこんなトコさっさと帰りたいと思ってたのよ。親父はいないし夜だしさ。
あのね、俺が甘かった。
何で子ネコ助けるためにこんなトコ来なきゃならんのだ。宝だね、レア物でも見つけないとやってられんよ。
最初の扉が開かなかったからさ、別の入口探して非常口っぽいハシゴをそろ〜って登って一番上の部屋にそろ〜っと入ったのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか出口閉められてそのまま奥に進んだらビアンカとはぐれちゃったのさ。
でビアンカ助けたら「もっと早く来いや!」とか言うの。
来たくてこんなトコ来てるわけじゃないのが俺よ。
だから黙々と進むことにしたのさ。えぇ、そりゃもう進みましたとも。
ビアンカの発言の全てを無視して進んだよ。
うちの本を読めなかったのに何で貼り紙は読めるんだとか、黙って聞いてれば「真っ暗だわ」とか「足元に気を付けてね」とか色々ツンデレ。
でやっとのことでボスらしき奴のトコまで着いたらエライ事になった。
もうすごい急降下。すごい衝撃。震度3くらい。周りのガイコツの首が一瞬跳ね上がった。
それで横見たらビアンカがすごい勢いで俺の事睨んでんの。はいはい俺のせい俺のせい。
正直「俺だってこんなトコまっぴら御免だぜ!」なんて言いたかったけど、でも言えないから、この怒りを全てさっきの奴にぶつけようと思ったよ。
心の底からこのやり場のない怒りを早く爆発させたいと思ったね。
で王と王妃を助けたら宝石みたいなのが出てきて、ビアンカが「キレイな宝石ね。きっとお礼よ、貰っちゃいましょう!」とか言っちゃってんの。
ホントこいつってどんだけジコチュー人間。
誰かこいつに教育的指導しろ。俺はいやだ。
67 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 12:40:19 ID:ljs2QWsz0
07:誰がために
アルカパに戻って夜が明けたんですよ。
で、ビアンカがネコをいじめてたガキにお化け退治を報告してたわけですわ。
正直最初は俺は関係ないと思ってたのよ。あくまで俺はビアンカを手伝っただけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは実は人じゃないんじゃないかと思ったね。小悪魔だね、生まれついての小悪魔だよ。
最初にネコを貰った時さ、ビアンカがめちゃめちゃ張り切ってネコの名前について俺に意見を求めてきたのよ
即席で候補を4つぐらい上げてさ。でなんかテキトーに全部「いいえ」って答えたのさ。
そしたらビアンカがさ「もっとちゃんと選んで!」とか言うの。
ってゆーか何でお前のペットの名前を俺が決めるのよ。しかもよく聞いてなかったけど、最後に変な名前言わなかったか?
でも逆らえないからテキトーに決めることにしたのさ。えぇ、そりゃもう完全に他人事でしたとも。
改めて全ての名前候補を聞いたよ。
ボロンゴかプックルかチロルかゲレゲレの4種類らしい。ゲレゲレてw
それ以外は受け付けないらしい、つまり実質3択。
ボロは嫌だし、ネコにチロもないだろう。とゆーわけで(消去法で)プックルで。
それで宿屋に戻ったらエライ事になった。
68 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 12:41:27 ID:ljs2QWsz0
あ、ありのまま起こったことを言うぜ。
「俺はビアンカのネコ助け及びお化け退治を手伝っただけだと思っていたら、
いつの間にかそのネコを押し付けられていた。」
な、何を言ってるかわからねぇと思うが、俺も何をされたかわからなかった。
ってゆーかよく見たらネコじゃなくてベビーパンサーじゃん。お前、外で狩りまくってたじゃん。
それで歩き出したらビアンカがすごい勢いで俺の名前を呼ぶの。やっとおかしいことに気付いたか。と思ったら違った。
正直「プックルちゃんにこのリボンあげる!」なんて言ってないでさっさとこのネコ連れてけと思ったよ。あんたも何か言えよ親父!
もう心の底からこいつに関わった事を後悔したね。
でも別れ際にビアンカが「また一緒に冒険しようね!絶対よ!」とか言っちゃってんの。
ホント丁重にお断り致します。
誰か他をあたって下さい。
でアルカパ出る時に親父が「お前はまだ子供なんだから、あまり無理するなよ。」とか言っちゃってんの。
ツッコミ所そこじゃないだろ。それに俺だってあんた抜きで行く気はなかったよ。
あんたこいつの餌代もてよ。
69 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 12:47:11 ID:ljs2QWsz0
08:噂
サンタローズに戻ってきたんですよ。
で、親父に手紙が来てるということで自由時間となったわけですわ。
で、教会の近くに見慣れない人を発見したのよ。なんか普通に歩いてるからさ。
でね、話し掛けようと思ったの。
あれは放っておけない。ふいんきだね、話し掛けなきゃならないふいんきだったんだよ。
最初に話し掛ける時さ、歩き回る姿をそろ〜って遠目で見て教会のシスターにそろ〜っと話を聞いたのよ
とりあえず知らない人と話しちゃいけないって教育受けてるからさ。でなんか怖い人じゃないっぽいんで話し掛けたのさ。
そしたらその男がさ「そのキレイな玉見せて!」とか言うの。
なんとなく断れないふいんきよ。
だからゴールドオーブ見せたのさ。えぇ、そりゃもう見せましたとも。
あまり考えずに見せたよ。
どうしてコレ持ってるの知ってるんだとかどっから来たんだとか上着の色が似てるとかあまり考えずにね。
でその人と別れて、村の人と話すことにした。
そしたらエライ事になってた。
要約すると@最近イタズラが多いA寒くて困るの2点。イタズラはやってることが子供っぽい。この村で言えば…あれ?子供って俺だけ?
それで宿屋に行ったらそこのオヤジが「坊やじゃないだろうね?」とか言うの。ホント口には出さないけど、周りもそんな空気。
正直「俺がそんなことするはずないだろ!」なんて言おうと思ったけど、実際タンスの中とか調べたことあるから言えない罠。
心の底から俺が真犯人を捕まえると誓ったね。
でも飲み屋で半透明なナニカが見えた気がしたけど「お化け退治したばかりだからな!憑かれてたら困るから、ここはとりあえず無視。」とか思っちゃってんの。
ホント親父はこういうのには弱そうだし。
誰か除霊してください。
70 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 12:54:45 ID:ljs2QWsz0
09:助けてくれ詐欺
とうとう半透明のナニカに話し掛けることにしたんですよ、いつまで経っても消えないからね。
で、なんとなく話の流れで妖精の国の危機とやらを助けることになったわけですわ。
正直最初は妖精の頼みごとって簡単だと思ってたのよ。こう見えてお化け退治したぐらいだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
きっとベラは俺にだけ見えてたんじゃない。スルーだね、大人はみんな見えてるのにスルーしてたんだよ。
最初に妖精の国に来た時さ、めちゃめちゃまくし立てられて「不思議な力がある」とか言われてちょっとその気になっちゃったのよ
ビアンカにいいように利用されたばかりなのにさ。でなんか話だけでも聞くことになっちゃったのさ。
そしたら妖精のお偉いさんがさ「春風のフルートを取り戻して!」とか言うの。
その時既に妖精の褒美に思いを馳せているのが俺よ。
だから頑張ることにしたのさ。えぇ、そりゃもう突き進みましたとも。
皮算用だけで突き進んだよ。
褒美の確認とか妖精は戦えないと言っていたわりにベラを同行させるということは見張りか?とかベラの次のレベルに上がるために必要な経験値がおかしいとか色々忘れてね。
だって今回は妖精のお偉いさんの依頼だからね。しかもどうやらザイルとかいうガキが相手みたいだからね。
でザイルにヤキ入れたらエライ事になった。
もうすごい黒幕登場。なんと雪の女王。これって単なる妖精同士の覇権争いじゃねぇの?冬が来なくたって困るだろが。
それで横見たらベラのHPがすごい勢いでオレンジになってんの。回復しようにもザイルにマホトラくらいまくっててMPもピンチ。
正直「男なら頼まれたら断れないぜ!」なんて建前で言わないで素直に断っときゃよかったと思ったよ。
心の底から褒美の事前交渉しなかった事を後悔したね。
でやっとの思いで雪の女王を倒して帰ったら妖精のお偉いさんが「大人になって困ったらまた来なさい。きっと力になりましょう」とか言っちゃってんの。
お前らのスペック知らないんだから、その時が来たと思ったらお前から来いや。ホント使えねぇな。しかも、よく考えたら俺が途中で死んだら結果的にタダ働きかよ。
これは新手の詐欺だな。
俺のイタズラ疑惑も晴れてないし。
71 :
水先案名無い人:2008/01/17(木) 13:00:49 ID:ljs2QWsz0
10:フラグ
妖精の国から戻ってきたんですよ。
で、ラインハットに行くことになってたみたいなんですわ。
正直今回の旅は楽勝だと思ってたのよ。なんと言っても化け物親父が一緒だからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは断るべきだったんだ。フラグだね、フラグが立っちゃったんだよ。
サンチョに話を聞いた時さ、めちゃめちゃ急いで教会行ってそろ〜って親父に話し掛けてそろ〜っとお祈りしたのよ
10秒くらいかけてさ。でとりあえず村の入口にいた親父と合流したのさ。
そしたら親父がさ「今回の旅が終わったら落ち着くから、遊んであげるぞ!」とか言うの。
脂肪フラグキタ━━━('A`)━━━ !!!!!
でも不吉なことは口にしないのが俺よ。思い過ごしかもしれないし。
だからとりあえずついていくことにしたのさ。えぇ、そりゃ本当は行きたくなかったけど。
でも親父には聞いておかなきゃならないことがあるのよ。
船で見た夢のこととかサンタローズでの秘め事とか風邪ひいてる時にうわ言でいっていた『マーサ』という名前とか色々ね。
だって親父にフラグが立っちゃったからね。
そしたらエライ事になった。
関所で親父急変身。すごいG。8Gくらい。兵士もきょどってる。
それで川を渡ったらじいさんがポツンと川を見てんの。ホント全てのセリフが縁起悪く聞こえる。
正直「川の流れを見ながら国の行く末を案じている」なんてセリフ聞いても、フラグさえ立ってなきゃ普通に聞き流してたよ。
心の底からフラグに気付いてしまった事を後悔したね。
でも親父は何も考えずに「あまり風にあたると体に毒ですぞ。では御免。」とか言っちゃってんの。
ホントあんたも体には気をつけろよ。
とゆーわけで助けてくれる人を募集します。
条件:親父より強いこと
72 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 09:11:44 ID:uiZz5kQh0
11:ラインハット
ラインハットの城に着いたんですよ。
で、どうやらそこの王様が親父の腕を見込んで頼みがあるとのことですわ。
正直最初から気が気じゃなかったのよ。フラグが立ってるし、俺も巻き込まれるかも知れないからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは親父が起因じゃない。俺だね、俺が最初に事件に巻き込まれたんだよ。
最初に城を回ってる時さ、めちゃめちゃ怪しい男がそろ〜っと小舟を城につけてるのを見つけたのよ
10秒くらい見てたんだけど、でなんか怖くなって見なかったことにしちゃったのさ。
で下に行ったらヘンリーとかいう王子がさ「俺の子分にしてやろうか?」とか言うの。
同じ過ちは何度も繰り返さないのが俺よ。
だから全力で断ったのさ。えぇ、そりゃもう断りましたとも。
いろいろ考えて、やっぱり断ったよ。
親父の尾行とかビアンカとかポワンとか色々思い出してね。
だってこーゆーのに関わってロクな目に遭ってないからね。(でも無限ループに耐えられず、仕方なく『はい』と答えたorz)
で城を回ってたらだいたい国の現状を把握できてきた。
そして再度ヘンリー王子の所に行ったらエライことになった。
もうすごい急襲。すごい一撃。動けなくなった。それから王子をドカッバキッ!
それで外に出て見たら屈強な男達がすごい勢いで王子をアッー!逃げられた。
正直「王子が攫われた!」なんて親父に報告しないでそのまま逃げようかとも思ったよ。
心の底からフラグに向かって一直線!を実感したね。
でも一人で逃げることも出来ないから親父に知らせたら「なにー?なんとしたことだ!城の者には黙ってろ。ついて来い。」とか言って俺を置いて行きやがった。
ホントあんたって人は。
誰か一緒に来てください。
73 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 09:16:56 ID:uiZz5kQh0
12:別れ
親父を追いかけることにしたんですよ、仕方なくね。
で、ラインハットの北東に怪しげなほこらを発見したわけですわ。
正直最初はあまり気乗りしてなかったのよ。なんせフラグに向かって一直線だからさ。
あのね、俺はそこに近づきたくないわけよ。
でもあれは人がどうにかできるもんじゃない。神だね、神に導かれるように足が勝手に進むのよ。
最初にほこらに入った時さ、めちゃめちゃすぐそこにモンスターに囲まれてる親父を発見して気をそらさせるのもまずいからそろ〜って進んでそろ〜っと親父に近づいたのよ
親父を援護するためにさ。でなんか着いた途端に親父がモンスターを蹴散らししちゃったのさ。
そしたら親父がさ「おぉお前か。よし、お前が先に行け!」とか言うの。
これで逃げることが出来なくなっちゃったのよ。
だから親父をしんがりにして進んだのさ。えぇ、そりゃもう進みましたとも。
わずかな希望を胸に進んだよ。
それでも親父なら…親父なら何とかしてくれる、そう信じてね。
そしてヘンリー王子連れて逃げようとしたら、変な奴が立ちはだかって、強制戦闘に。
そしたらエライ事になった。
例えるなら幼少の頃のバキVSユージロー。様子見たり笑ってたり。挙句に痛恨でプックルに3桁ダメージ。どう見ても負けフラグです、本当に(ry
それで横見たら親父がすごい勢いで俺の事助けに来たの。ホント遅すぎ。
正直「親父、やっちまえ!」なんて思ってたら今度はゲマが俺を人質にとりやがった。
その後親父は人間サンドバック状態になってたね。
でも『死んでしまった』というメッセージの後に親父が「実はお前の母さんはまだ生きているはず。わしに代わって母さんをぬわーー!!」とか言っちゃってんの。
全然死んでないし、『実は〜はず。』って日本語は実は違和感たっぷりなはずだし、ぬわーてw
ホントフラグ恐るべし。
下手なことは口にできません。
そして何処かへ連れて行かれた。人生オワタ\(^o^)/
74 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 09:20:03 ID:uiZz5kQh0
13:脱出
10年もの間奴隷として生きてきたんですよ、ヘンリーも一緒にね。
で、女が監守にムチで打たれていて、それを見かねたヘンリーが飛び掛って、流れで俺も戦うことになったわけですわ。
正直最初はムチ男×2なんて楽勝だと思ってたのよ。俺を誰だと思ってるんだ。
あのね、俺が間違ってた。
装備が奴隷の服だけだった。そうだよね、奴隷にまともな装備させるワケない罠。
最初にスカラ唱えた時さ、いつもの高揚感がなくて「??」と思って、そろ〜って『たたかう』選んだのよ
打撃系相手の必勝パターンだからさ。でなんかそこで自分の攻撃手段が素手だってことを思い出しちゃったのさ。
それでもってムチ男×2は回復もできるらしいの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからチマチマ素手攻撃をバギに切り替えたのさ。えぇ、そりゃもう唱えましたとも。
全てを忘れて唱えたよ。
装備さえあればこんな奴ら楽勝だとかMP残量とかヘンリー何やってるんだとか色々忘れてね。
だってここで負けたら殺されるだろうからね。
よく考えたらここで勝っても結果は一緒だった。
兵士がぞろぞろやってきた。ムチ男も立ち上がった。今度は全部で5人。さすがにこの装備で勝つのは_。
それで牢屋に入れられて、ヘンリーと喋ってたら兵士と奴隷の女が入ってきたの。ホントどーなるの?
正直「男ならこんなトコ実力で抜け出すぜ!」なんて見栄張らないで素直にコネでも作って、隙見て逃げりゃよかったと思ったよ。
心の底から10年という歳月を無駄にした事を後悔したね。
でもその兵士の方が「お前たちは他の奴隷とは違う!妹を連れて逃げてくれ。」とか言っちゃってんの。
ホント俺はこの目で嘘をつく。
タルに入ってイヤッホーィ!!
75 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 09:32:09 ID:uiZz5kQh0
14:新たな旅立ち
どこかの教会に流れ着いたらしいんですよ、タルでね。
で、三日も眠りっぱなしだったらしいんですわ。
正直最初はタルで流されたからそんなに眠ってたと思ってたのよ。結構流されてたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
これは人が休める状態じゃない。装備だね、子供の頃の装備を強引に身に付けたせいだよ。
まぁそれは良いとして、金髪女性が目に入ってさ、めちゃめちゃ紳士的にそろ〜って近づいてそろ〜っと話し掛けたのよ
出会いは大事だからさ。で「どこかで会ったことありませんか?」とか言おうとしたのさ。
そしたらマリアでさ「今頃気付いたんですか?(pgr」とか言うの。
まぁこんな所にいつまでもいられないのが俺よ。
だから旅立つことにしたのさ。えぇ、そりゃもう旅立ちますとも。
0からの再出発だよ。(マリアから1000G貰ったけど。)
親父の最後の言葉(ぬわーではない)とかカーチャンを探す(10年前の話だけど)とか自分のこれからとか色々探す旅に出る。
だってやっと自由を手に入れたんだからね。
そしたら出口でヘンリーが待ってた。奴隷の服のままで。
もうすごい一緒に行きたそう。すごいわかりやすい。断ったら「お前、俺の子分じゃなかったっけ?」とか言ってる。渋々承諾(><;)
それでヘンリーが教会からすごい勢いで皆を連れてきたの。ホントこーゆーの苦手なんですけど。
正直「顔も知らないのに、親父抜きでどうやって母親を探すんだよ!」なんて思って、これからは自由気ままに生きていこうと思ってたんだよ。お前がいたら探さなきゃならなくなるだろが。
心の底から空気読めない奴だと思ったね。それともわざと?
で教会の人が「北に大きな町があります!行けば何かわかるかも。」とか言っちゃってんの。ヘンリーも行く気満々。
さらば俺の自由。
誰かこいつを引き取ってください。
P.S. マリアは奴隷のために毎日祈るそうです。なんのこっちゃ。
76 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 09:39:58 ID:uiZz5kQh0
15:相棒
北にある町とやらに向かうことにしたんですよ。
で、相棒であるヘンリーの強さを確認しようとしたわけですわ。
正直最初は強さなんてどうでもいいと思ってたのよ。みんな初めはLV1だったんだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
数値的な強さだけが人を見る尺度じゃない。称号だね、称号も立派な人の『強さ』だよ。
装備が整うまではさ、めちゃめちゃヘンリーのHP少ないからそろ〜って防御させてそろ〜っと俺が盾役をしてたのよ
10戦闘くらいさ。でなんか奴隷の服のままじゃ可哀想に思えてきちゃったのさ。
そしたらヘンリーがさ「LVが上がったからもっと俺を使って!」とか言うの。
死なない程度に育ってしまえば、一人より二人の方が良いに決まってるよ。
だからとりあえず強さを確認したのさ。えぇ、そりゃもう確認しましたとも。
戦略を立てるために見ましたよ。
最大HPとか使用可能魔法とか装備は何から整えようかとか色々考えながらね。
だってヘンリーが俺にも戦わせろって言ったからね。
そしたらエライ事を発見した。
称号が『ラインハット王子』。なんか厳密には(今は)違う気もするが。DQ3の主人公がいきなり『勇者』というぐらい違和感がある。
それで改めて自分の称号見たら『逃げた奴隷』とかなってんの。ホント何ですか、この扱いの差は。
正直「男なら称号なんて気にしないぜ!」なんて見栄張ってたけど、もっとセンスのある称号名はなかったのかよ。
心の底から悔しくてヘンリーの装備を奴隷の服のまま進もうかと思ったね。
でもお金も貯まってきてヘンリーに「さすがに奴隷の服はアレだな!あの町に何か鎧売ってないかな。」とか言っちゃってんの。
ホント俺って実戦主義。
この町は大きいらしいから、良いものあるといいな。
77 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 13:43:22 ID:M7N5e6IY0
絶望した!どじっこ奴隷(ドジドレ)マリアへの言及が少なくて絶望した!
78 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 16:29:38 ID:+KPIoMVh0
16:モンスターを仲間にしろ詐欺
オラクルベリーに入ったんですよ。
で、モンスターじいさん(自称?)とやらに会ったわけですわ。
正直最初は「ワシが有名な〜」とか言われて戸惑ったのよ。少なくとも俺は知らなかったからさ。(義務教育期間を奴隷として過ごしたから、一般常識がないだけかも。)
あのね、また俺の目が人を惑わした。
ってゆーか実は話し相手が欲しくて皆にそう言ってるんじゃないかな。きっとご隠居さんだね、奥にバニーガールとか居るし。
でそのじいさんが言うにはさ、俺はめちゃめちゃ良い目で、それでいて不思議な目とか言うのよ。どんな目だよ。
でも本人は真面目っぽいのさ。でなんか話に熱が入って来ちゃったのさ。
そしたらそのじいさんがさ「お前ならモンスターを改心させて仲間に出来るかも試練!」とか言うの。
これはアレか?最近流行ってる詐欺か何かなのか?シャバはわからん。
だから話半分で聞いたのさ。えぇ、そりゃもう俺は妖精に騙された数少ない人間ですから。
あぁ嫌なことを思い出してきましたよ。
洞窟で薬屋に置いて行かれたとかビアンカにベビーパンサー押し付けられたとか妖精にタダでこき使われたとか色々ね。
だって人の話には裏があるのが常からね。
そしたら話が変な方向に逸れた。
どうやらそのためには馬車が必要らしい。つまり馬車屋とグル。そして愛を持ってモンスターと戦えと。なんの宗教だよ。
それで馬車を買いに行ったら「3000Gを特別に300G!」とか言うの。ホントどんな価格設定だよ。モノ売るってレベルじゃねぇぞ。
正直モンスターを仲間にするなんて眉唾な話のために300Gでも高いと思ったよ。
マリアから貰った1000Gがなかったら確実に断ってたね。
で外に出てヘンリーが「よーし!モンスターをバリバリ仲間にしちゃうぞー!」とか言っちゃってんの。
ホントはモンスターじいさんにこいつを預けたい。
それより『青銅の盾より安い馬車(馬代込み)』にツッコミを入れるべきだろうか。
曰くつきじゃねぇだろうな?
「モンスターは呪われないから大丈夫ですよ。」ってやかましいわw
79 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 16:33:34 ID:+KPIoMVh0
17:頭の悪さ
スライムが起き上がったんですよ、徐にね。
で、仲間にしてほしそうにこっちを見ているわけですわ。
正直最初はHP上がったら戦闘に参加させようと思ってたのよ。最初はみんなそんなもんだろうからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あいつは安易にスタメンにすべきじゃない。馬鹿だね、かしこさが足りなすぎるんだよ。
最初に仲間にした時さ、めちゃめちゃHPが少ない(6w)からそろ〜ってスタメンから外してそろ〜っと馬車にいさせたのよ
HPが30ぐらいになるまではさ。でなんか頭悪そうだから全体攻撃の武器を持たせてたのさ。(頭が悪いと言うこと聞かないのはプックルで経験済み)
そしたらスラリンがさ「ニフラムニフラム!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからスラリンのMPを0にすることにしたのさ。えぇ、そりゃもうニフラムにも目を瞑りましたとも。
全てを我慢してスラリンのMPが尽きるのを待ったよ。
ニフラムは経験値もお金も入らないとか経験値が高い奴に限って消える(普通逆だろ)とかMPが回復しちゃうから宿屋に泊まれないとか色々我慢してね。
だってさすがにMPが0ならニフラム使わないだろうからね。
そしたらエライ事になった。
MPないのに普通に使いやがった。いや、使えてないんだけれども。すごい脱力感。今までいろいろ我慢してた分、反動も大きい。
それで馬車見たらブラウンがすごい勢いで俺の事見てんの。ホント俺の戦略ミス。
正直「ビアンカのリボンで賢さUPだぜ!」なんて言ってスラリンに金つっこまないで素直に単体攻撃でもブラウンの装備を整えりゃよかったと思ったよ。
心の底から金の使い所を間違ったと思ったね。
でもヘンリーに「最初は2人だったんだもんな!邪魔にさえならなければ良いか。」とか言っちゃってんの。
ホント馬車代が無駄にならなかっただけでも儲けもの。
でも早く賢さ上がってください。
80 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 16:37:33 ID:+KPIoMVh0
18:10年後のサンタローズ
サンタローズの村に来たんですよ、10年ぶりにね。
で、変わり果てたサンタローズを目の当たりにしたわけですわ。
正直最初は大地震か何かで崩壊したと思ってたのよ。10年も来てなかったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
これは大地震なんかじゃない。ラインハットだね、つまりヘンリーがいた国の仕業だったんだよ。
最初にその話を聞いた時さ、めちゃめちゃ話が見えなくてそろ〜っとシスターの話に耳を傾けたのよ
状況を理解するためにさ。でなんか嫌な予感がしてきたのさ。
そしたらシスターがさ「パパスさんのせいで王子様が行方不明になったって…」とか言うの。
そこで親父が何かやってたってことを思い出したのよ。
だからじいさんに話し掛けたのさ。えぇ、そりゃもう止められませんでしたとも。
やっと親父の秘め事が明かされる日が来たよ。
なんで同じ洞窟内でこんなにモンスターの強さがこんなに違うのかとか親父はこの仕掛けを作動せずに置くに進んでたのかとか何で遺跡っぽいのかとか色々考えながらね。
昔来た洞窟とは随分ふいんきが違うからね。
そしたらエライ事になった。
親父の手紙を発見。すごい内容。親父の旅の目的は妻(俺のカーチャン)と伝説の勇者を探すことだったらしい。
それで最後まで読んだらすごい勝手に「後はお前に任せた。」とか書いてあんの。ホント迷惑な話。
それと「魔界に入れるのは天空装備の勇者『だけ』。」とも書いてある。つまり最終的には赤の他人である勇者一人に任せるということだろうか。
正直「大変な話になってきたなぁ。」なんてヘンリーに言われて、こいつを連れて来なきゃ読まなかったことに出来たのにと思ったよ。
心の底から生き証人を作ってしまった事を後悔したね。
でも手紙の隣にあった天空の剣を手に取って、装備出来ないことを確認して、心のどこかでホッとしちゃったりしてんの。
ホント装備なんて出来たらどうしようかと思ったよ。
誰か俺の代わりに伝説の勇者とやらを探してください。
81 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 16:46:23 ID:+KPIoMVh0
19:10年後のアルカパ
アルカパに来たんですよ、東の関所は通れないみたいだからね。
で、改めて時の流れを実感したわけですわ。
正直最初は普通に話をして情報を仕入れるだけだと思ってたのよ。宛てのない旅だからさ。
あのね、俺は勘違いしてた。
大人になったのは俺やヘンリーだけじゃない。当り前だよね、時間は全てのものに平等に流れるものだよ。
最初に町を歩いてる時さ、何となく俺達と同世代っぽい人を見つけてそろ〜っと話し掛けたのよ
ぶっちゃけトークでさ。でなんかそいつらの顔がふとプックルをイジメてた奴と面影が重なったのさ。
そしたらそいつがさ「ラインハットで働いてたけど逃げてきた。」とか言うの。
逃げてきたならその格好はまずいだろ。
その後、改めて町を回ったのさ。えぇ、そりゃもう武器屋も歳を取ったな〜とか思いましたとも。
奥にある飲み屋にも行ってみたよ。
子供の時は門前払いだったとかこんな田舎でバニーかよとか何か良い情報はないかとか色々思ってね。
だって情報収集と言えば飲み屋だからね。
そしたら関係ないけどエライ物を発見した。
小さなメダル発見。飛び出てきた。勝手にキラーンて。マリオのコインだって下から突き上げないと飛び出さないって。しかも何と比べて小さいというのか。
それでいきなりコマンド出てきて「メダル王に送りますか?」とか聞いてくんの。だから誰なんだよメダル王って。
正直世界中のメダル発見者に自動的にコマンドが配信されるシステムかと思って、知ったかぶって送っちゃったよ。
心の底から、誰だかは知らないけど、そのネットワーク恐るべしと思ったね。
で宿に泊まったらヘンリーが「ラインハットに様子見に行ってみるかな。ここから東だったな。」とか言っちゃってんの。
ホントこいつって遠回し&他力本願。
自分の国のことくらい自分で何とかしてくださいよ。
82 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 16:51:19 ID:+KPIoMVh0
20:10年後のラインハット
ラインハットに行くことにしたんですよ、ヘンリーは一人で行く気ないみたいだしね。
で、10年前に親父と通った関所を再び通ることにしたわけですわ。
正直最初は関所を通るのって簡単だと思ってたのよ。トムとかいう兵士が協力的だったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはただのトンネルじゃない。架け橋だね、過去と現在、そして未来とを繋ぐ架け橋だよ。地下だけど。
最初にトムに通された時さ、めちゃめちゃ昔を思い出しながらそろ〜って階段下りてそろ〜っと渡ったのよ
10分くらいかけてさ。で階段上がって外に出たらじいさんを発見したのさ。
そしたら多分あの時と同じじいさんがさ「川の流れを見て、この国の行く末を案じている」とか言うの。
俺は、実はこのじいさんボケてるだけなんじゃないかと思ったよ。
でも全く違う印象を受けたのさ。えぇ、そりゃもう違って聞こえましたとも。
同じセリフなのに不思議なもんだよ。
フラグとか不安とかその時の状況とかで色々受け方も変わるもんなんだね。
でも結局このじいさんも自分では何もする気がないらしい。
でヘンリーの身分を隠して王様(ヘンリーの弟)に会いに行くことになった。
でもいきなり追い払われた。門は通ったから門前払いではない(そういう問題でもないが)。城の外ではお恵み。5G。スライムなら5匹分。
それで城の横に見覚えのある小舟が泊まってんの。いったい何のために…
正直「この小舟で城の中に入ってきてください!」なんていう誰かからのメッセージと受け取ったよ。
心の底からヘンリーに意見を求めたかったね。
でもそう言えばと思ってヘンリー誘拐犯が入ってきた辺りを調べたら、内側から鍵が掛かっているらしいの。
ヘンリー、お前何か知らないのかよ。
ホント使えねぇな。
83 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 17:10:21 ID:pIFy0kEs0
21:城への裏道
城への侵入口らしきものを発見したんですよ、釣り橋の下にね。
で、そこからラインハット城への侵入を試みたわけですわ。
正直最初は城に入るのって簡単だと思ってたのよ。入ってすぐに上に行く階段を発見したからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはきっと鍵が合わないってことじゃない。仕掛けだね、扉の隙間から床に怪しいマークが見えたんだよ。
進めそうな道を進むことにしてさ、めちゃめちゃ遠回りうぜ〜って思いながら進んだのよ
そもそも何で俺がこんな所に…とか思いながらさ。でなんか下に行く階段を見つけちゃってブルーになったのさ。
そしたら牢屋に入れられてるじいさんがさ「ヘンリー王子を殺したのは太后じゃ!」とか言うの。
ついでに先王殺害も疑ってるのが俺よ。
だから先を急いだのさ。えぇ、そりゃもう進みましたとも。
じいさんをそのままにして進んだよ。
今にして思えばサンタローズに何年も住んでたわけじゃないから俺はあんまし関係ないんだよね。
さっさとこの件を片付けて、ヘンリーと別れたいだけなんだよね。
そしたらなんかもう一人発見した。
女性が幽閉されてるっぽい。すごい妄想。8DQN。自分を太后だとか言ってるよ。
そんなの無視して外に出て子犬と接触したらドラゴンキッズになって襲ってきたの。それなんてT−ウィルス?
正直「ヘンリー、お前も男なら一人で何とかしろ!」なんて思ってたけど、この国の危機を何とかしないと俺の自由の旅にも支障が出ると思ったよ。
心の底から城内でモンスターを飼っているという事実に危機感を持ったね。
でも玉座に言ったら王が「不思議な鏡についての本が地下の倉庫にあったな!勝手に読んで何とかしてくれ。」とか言っちゃってんの。
ホント兄弟揃って他力本願。
でも今回だけは協力してやるよ、俺の自由のために。
84 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 17:19:33 ID:pIFy0kEs0
22:マリア
ラインハット城地下の倉庫に来たんですよ。
で、2個しかない本棚から鏡に関する情報を得たわけですわ。
正直最初は南にある塔なんて楽勝だと思ってたのよ。そこにある鏡を拝借してくるだけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは一般人が入れる塔じゃない。僧だね、修道僧が鍵を持っているみたいなんだよ。
最初に旅の扉で飛んで塔に入った時さ、めちゃめちゃ強引に扉を開けて入り込もうと思ってたのよ、妖精界で鍵の技法を会得してるからね。
でも文字通り門前払い。でなんか周辺を歩いてるうちにいつぞやの教会に辿り着いたのさ。
そしたらマリアがさ「私が力を貸してあげなくてもなくってよ(pgr」とか言うの。
借りは返さないと気が済まないが俺よ。
だから本人のやりたいようにやらせたのさ。えぇ、そりゃもう好きにさせましたとも。
一応力を試したいっていうマリアの望みを叶える形にしたのよ。
こいつの兄貴に逃がされたとかタルでエライ目に遭ったとか貰った1000Gで馬車を買ったとか色々思い出してね。
だってどうやっても力じゃ開かないタイプの扉だったからね。
そしたらエライ事になった。
本当に開きやがった。どんなトリックだよ。ってゆーかこれを作ったのが誰で、そいつに祈りが届いた結果だよ。
それで横見たらマリアがすごい勝ち誇った顔で俺の事見てんの。なんで俺に関わる女はこんなのばっかりなんだ?
正直「マリア、お前の力を試させてやるぜ!」なんて強引な理由で借りを返そうとしないで素直に俺の着替えをしたというシスターを脅せばよかったと思ったよ。
借りを返すつもりが逆に増えてしまったことに心の底から舌打ちしたね。
でも塔に入ってマリアに「危ないからな!守ってやるからちゃんと後ろに隠れてろよ。」とか言っちゃってんの。
ホント俺のパラメータで運の良さがダントツで悪いワケが分かった気がする。
女運も運のうちらしい。
85 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 17:31:06 ID:pIFy0kEs0
23:見えない道
とうとう塔に入ったんですよ。
で、生まれて初めて上に向かって歩を進めたわけですわ。
正直最初は入ってしまえば攻略そのものは簡単だと思ってたのよ。入り方がわかるってことは少なくても誰かが入ったことがあるってことだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは人が作ったもんじゃない。きっと神だね、なんたって入り口の鍵が『祈り』だからね。
最初に入った時さ、意外と広くて、階段も多くてそろ〜って慎重に進んで隅から隅まで見て回ったのよ
多分2度と入れなくなるだろうからさ。でなんか道が切れてる場所に辿り着いたのさ。
そしたらマリアがさ「根性見せろよ!(pgr」とか言うの。
こう見えていろいろ考えて生きてるのよ。
だから考えたのさ。えぇ、そりゃもう脳ミソをフル回転させましたとも。
下を覗いたらさっき渡った通路も見えたよ。
とりあえずアイテムの取り忘れとか情報の聞き漏らしとか例えば特殊な能力で道が見えるとかはないと確信したね。
だってそんなのがあったら、他の誰かが鏡を持ち出してるだろうからね。
で一休さんのマネして真ん中歩いたらエライ事になった。
もうすごい普通に落ちた。いっきゅーう!いっきゅーう!!信じる者は救われなかった。
それで何回かチャレンジしてるうちに進める道があることに気付いたの。だいたい何で道が見えないのに落ちるほど体重かけるんだよ。
正直「修道僧仕様なら真っ直ぐなはず!」なんて思わないで素直にオラクルベリーでも行って長めの板でも買って来りゃよかったと思ったよ。
心の底からタダで渡ろうとした事を後悔したね。
でもやっと渡り終えて「やっとラーの鏡を見つけたぜ!案外楽勝だったな。」とか言っちゃってんの。
鏡の名前が『ラー』っていつ知ったんだっけ。
使い終わったら返しに来ないとまずいかな。
86 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 17:39:08 ID:pIFy0kEs0
24:カジノ
オラクルベリーのカジノに来たんですよ、息抜きにね。
で、生まれて初めてカジノを体験したわけですわ。
正直最初はカジノで儲けるって簡単だと思ってたのよ。豪華な景品もあるって聞いたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは旅人が暇つぶしにやるもんじゃない。大富豪だね、若しくは道楽家がやるものだよ。
最初にコインを買う時さ、これからも装備とかにお金かかるから慎重に買うコインの枚数を計算したのよ
1コイン20Gもするからさ。でとりあえず10コイン買ったのさ。
そしたらバニーちゃんがさ「楽しんでいってくださいね!(pgr」とか言うの。
良いんだよ、身の丈に合う遊びでガス抜きしてるんだからよ。
気にせずに場内を見てまわったのさ。えぇ、そりゃもう吟味するために見るだけでしたとも。
冷やかしと思われるくらいテキトーに見てたよ。
バニーちゃんの冷たい視線とか1回100コインのスロットとかレースだけ見てどんなスライムが勝つのか研究したりしてね。
だって文字通り体を張って稼いだ金だからね。
そしたらエライ事になった。
賭けた途端、あっという間になくなった。10コイン。つまり200G。スライムで言えば200匹。
それで景品交換所見たらグリンガムの鞭が250000コインとかなってんの。お金で買うとすると5百万G。所持金見たら『,』が一個足りない。
正直「息抜きも男の嗜みだぜ!」なんて見栄張らないで素直にラインハットで40回恵んでやりゃよかったと思ったよ。
心の底から逃げた奴隷ごときが来る場所じゃないと痛感したね。
でもカジノを出てヘンリーと「ここの客ならホント緊張感ねぇな!これだから平和ボケは。」とか言っちゃってんの。
ホント完全に負け惜しみ。
運が上がったらまた来てみるかな。
87 :
水先案名無い人:2008/01/18(金) 17:42:51 ID:pIFy0kEs0
25:想定内と想定外
ラインハットに戻ってきたんですよ、ラーの鏡を持ってね。
で、その鏡でニセ太后を見つけて一件落着しようとしたわけですわ。
正直最初はすんなり事が進むと思ってたのよ。ラーの鏡を覗くだけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
デールはまだ王座に就く器じゃない。子供だね、よく考えたら俺やヘンリーよりも年下だもんよ。
最初に玉座に行くまでさ、めちゃめちゃ張り切って歩いていってニセ太后にお灸を据えた後に地下から本物の太后を連れてこようとしてたのよ
まだどっちが本物かわからないんだけどさ。でなんか玉座に着いたら大臣が忙しなく歩き回ってたのさ。
そしたら大臣がさ「太后様が2人になってしまったのじゃ!」とか言うの。
まぁ何にせよ、このラーの鏡があればノーマンタイ。
だから上に行ったのさ。えぇ、そりゃもう覚悟は決めましたとも。
戦闘は避けられないと踏んだよ。
ポワンとかザイルとか雪の女王とかで色々経験してるから戦闘は想定の範囲内。
だって変身してるってことは良からぬことを考えてるってことだからね。
そしたら予想通りの展開になった。
ただし見た目は想定外。見ただけで精神的ダメージ。8ダメージくらい。なんとニセ太后の正体は口裂け女のフラガール。
それで横見たらヘンリーがすごい(゜д゜;)って顔してんの。ピエールは…ちょっとわからないw
正直「相手がモンスターなら倒すだけだぜ!」なんてタカくくらないで、どんなモンスターが出て来ても怯まない精神力を養おうと思ったよ。
心の底から世界には想定外のことがたくさんあると実感したね。
でもそのモンスター倒したらそいつが「俺を殺さなければ、この国の王が世界の王になれたものを!」とか言っちゃってんの。
ホント奴隷風情に倒されて何が世界だ。
そしてヘンリーとも別れて、俺は晴れて自由の身。
88 :
水先案名無い人:2008/01/19(土) 23:21:07 ID:8VWWV1MF0
力作乙!主人公ヒネクレ杉ww
89 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 09:27:23 ID:5A0plcSF0
26:気の持ちよう
やっと自由の身になれたと思ったですよ、初めてね。
で、生まれて初めて自分の意志で歩こうとしたわけですわ。
正直最初は何にも縛られずに行動できると思ってたのよ。みんなそうやって大人になるものだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
早いうちにドサクサに紛れてヘンリーを殺しておけば良かった。吹聴だね、あのバカそこら中で俺の話をしまくってたんだよ。
それでも自由に生きていこうと思って出発する時さ、とりあえずヘンリーが抜けたからスタメンを再編成しようとしたのよ
じっくり考えてさ。でなんか俺以外はみんなモンスターだってことに改めて気付いちゃったのさ。
そして俺は「これはいくら何でも目立つ!」とか思ったの。
目立つだけならまだしも、これは明らかに危険人物よ。
だから自分自身を納得させることにしたのさ。えぇ、そりゃもういろいろ考えましたとも。
それで自分の都合の良いように結論づけたよ。
ピエールはスライムに乗った人とかブラウンは小人族とかドラきちは鳥型のペットとかね。
だってそうでも考えないと世間の視線に絶えられなくなるだろうからね。
ブーメランを持ったスライムは考えないことにした。
そしたら気が楽になった。すごい晴れやか。俺は一人じゃない。DQ4のパーティぐらい賑やか。
それでビスタに行ったら俺のことを待ってたかのように船が泊まってんの。ようやく俺の時代が来たって感じ。
正直「男なら1人で生き抜いてみせるぜ!」なんて思ってたけど仲間がいるってとても素晴らしいことだと思ったよ。
心の底からこの船の宝箱も俺の者だと思ってたね、この時点では。
でも何も出来ずに船から下ろされて「さすがに子供の時と違ってガードが固かったな!どうせ大したものはなかったんだろうけど。」とか言っちゃってんの。
まぁ手に入らなかったものはしょうがない。
さてと、気を取り直して出発出発。
90 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 09:30:10 ID:5A0plcSF0
27:化け物退治の依頼
この町はポートセルミっていうみたいなんですよ、どうやらね。
で、とりあえず町を見て回ることにしたわけですわ。
正直最初はツボやタンスを調べたら町を出ようと思ってたのよ。外には未知の世界が広がってるだろうからさ。
あのね、俺が間違ってた。
モンスターじいさんは1人じゃなかった。いや、1人だとしたら俺は彼に見張られているのかも。
まぁ見なかったことにして町を回ってたらさ、男が1人ダーッと走ってきて、どう見てもDQNが追いかけてきたのよ
助けてだの助けるだの叫びながらさ。でなんか巻き込まれちゃって山賊を倒しちゃったのさ。
そしたら追いかけられてた農夫がさ「俺の話を聞いてくんろ!」とか言うの。
他人の頼み事には幼い頃から痛い目に遭ってきたのが俺よ。
だからとりあえず断ったのさ。えぇ、そりゃもう断りましたとも。
面倒なことはお断りなんだよ。
つい最近も国の危機を救ってやったのにお礼をくれないから、強引にバリアに突入してきたばかりだからね。
でもどうしてもって食い下がられた。
で断れなくて依頼を受けたらエライ事になった。
もうスパーッと前金払い。1500G。解決後に更に1500G。どこぞの国とは随分差がある。
それでカボチの村に行ったらばあさんが「ワシもそろそろお山に行こうかのぉ。」とか言ってんの。子供の話を聞いたら更に切なくなった。
正直こんな状況でよく1500G(最終的には3000G)も捻出したものだと素直に感心したよ。返す気はないけど。
心の底から貰った分の仕事ぐらいはしようと思ったね。
でも村を一通り見て「荒されて困るなら畑に柵ぐらいつけろよ!これだから田舎者は。」とか思っちゃってんの。
これじゃ化け物を退治しても次が来るのは時間の問題ではないだろうか。次は山賊かも。
ま、黙って仕事はするけどね。
91 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 09:33:23 ID:5A0plcSF0
28:プックル
カボチから西に向かったんですよ、化け物はそっちから来るっていうからね。
で、海岸に沿って歩いていったわけですわ。
正直最初は注意深く目を光らせて進んだのよ。村の人でも場所を特定できないって言うからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれを見つけられないってことはない。嘘だね、最初から探してないんだよ。
最初に洞窟に入る時さ、もしかしたら村人はとっくにここを調べてて、その上でわからないと言ってるんだと思ったのよ
いくら何でもこれは見つけられると思ってさ。でなんか半信半疑のまま奥に進んだのさ。
そしたら奥にいた化け物がさ「ガルルルルー!」とか言って襲い掛かってきたの。
俺はこいつがカボチを襲ってた化け物だと直感したよ。
だから戦闘を開始したのさ。えぇ、そりゃもう戦いましたとも。
3000Gの仕事に取り掛かったよ。
でも途中からベビーパンサーが大人になったのがキラーパンサーだとかこいつ偶に変な行動するとかこいつの後ろに見覚えのある剣が刺さってるとか色々考えていた。
だってなんとなくプックルに思えてきたからね。
ふと思い出して道具袋からビアンカのリボン出してみたらエライ事になった。
もうすごい態度急変。フニャーゴロゴロ。俺に攻撃してリボンで大人しくなるってことは、こいつはやっぱりビアンカが飼うべき。
それでカボチに戻ったらみんながすごい懐疑の目で俺の事見てんの。まぁ気持ちはわからなくもない。
正直「あんたを信用したオラがバカだった!」なんて言うくらいなら、俺のパーティ見て初めに気づけやと思ったよ。
初めからアニマルしか連れてなかっただろが。
でも報酬の残金貰って「仲間が増えて金も貰って、当に一石二鳥、いや、無石二鳥!」とか言っちゃってんの。
実際、俺何にも悪くないし。
誰かに柵でも作ってもらいなさいってこった。
92 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 10:10:51 ID:5A0plcSF0
29:ルラフェン
ルラフェンという町に着いたんですよ、ポートセルミの西ね。
で、いつものように町の散策を始めたわけですわ。
正直最初は町の散策って簡単だと思ってたのよ。いつもそうしてきたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはヨソ者が自由に動けないように作ってある。ワザとだね、対盗賊仕様か何かだよ。
一通り回ったと思った時さ、めちゃめちゃ怪しくて明らかに入っていない煙突から煙の出ている家を発見したのよ
10秒くらい考え込んださ。でとりあえず今度は情報収集することにしたのさ。
そしたら商人風のオヤジがさ「ラインハット王の兄が結婚した!」とか言うの。
ラインハット王の兄と言えばヘンリーよ。
だから感慨深いものがあったのさ。えぇ、そりゃもう奴とは長い付き合いですから。
まぁ腐れ縁とも言うけど。
初めての出会いとか親父のこととか10年間の奴隷生活とか色々思い出してね。
でも今は何も出来ないから、気を取り直していろいろ調べているうちに気になる貼り紙を発見した。『魔法助手』って言葉にとても惹かれる。
で貼り紙の通りに進んだら、さっき見つけた、町で(良くない)噂の家があった。
入ったら中にはじいさんが1人。寝てるのか?死んでるのか?周りのツボを調べても微動だにしない。
それで話し掛けたらじいさんがすごい勢いで魔法の説明を始めてんの。で必要なものを取りに行けとさ。助手として。
正直「男なら自分で取りに行けや!」なんて思ったけど、よく考えたら助手の貼り紙見て来たのは俺の方だからしょうがないかと思ったよ。
心の底から興味本位でここに来た事を後悔したね。
でも必要な草のある場所を教えてもらって(随分と遠いな!最近のじいさんは遠慮がなくて困る。)とか思っちゃってんの。
しかも夜にしか見えないってさ。
誰か代わりに行って下さい。
93 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 10:14:08 ID:5A0plcSF0
30:ルラムーン草
ルラムーン草とやらを取りに出かけたんですよ。
で、遠い道のりを歩いて行くことにしたわけですわ。
正直最初は草を取ってくるなんて簡単だと思ってたのよ。行って摘んでくるだけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはいつ行っても取れるもんじゃない。夜だね、夜しか取れないってじっちゃも言ってた。
言われた辺りに行ったらさ、めちゃめちゃ直前でピカ〜って明るくなってあちゃ〜っと思ったのよ
暗くなるまで10時間はかかる。でも戻るのも癪なんで途方に暮れちゃったのさ。
そしたら「サンタローズの洞窟で拾った闇のランプ試してみるか!」とか思ったの。
でも自由に生きているように見えて実はポリシーを持っているのが俺よ。
だから闇のランプは使わなかったのさ。えぇ、そりゃもう使いませんでしたとも。
その辺を歩いて夜になるのを待つことにしたよ。
経験値とかお金とか運が良ければアイテムとか色々手に入るかも知れないからね。
だって夜が明けたばかりでまた夜になったら皆が迷惑するだろうからね。
そしたらその内夜になった。
沼地らしき所がボンヤリ光出した。局地すぎ。しかも取ったら消えた。レア物ってレベルじゃねぇぞ!
94 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 10:15:44 ID:5A0plcSF0
30(つづき)
それでその草を持ってルラフェンに帰ったらじいさんがすごい勢いで起き上がって下にすっ飛んで行った。寝起きなのに元気だな。
正直「年寄りの頼みは断れないぜ!」なんて思ってたけど全然俺より元気良いと思ったよ。
心の底から俺より長生きすると思ったね。
で俺も下に行ったんだけど、いつまで経っても始めないから話し掛けたら「ええい話し掛けるでない!これだから最近の若いモンは。」とか言われちゃってんの。ホント殺して良いですか?
でじいさんがルラムーン草をでかいツボに入れたらエライ事になった。
すごい火力が上がった。すごい爆発。辺りが真っ白に。こりゃ死ぬかもな。
それで目が覚めたらでかいツボは何もなかったようにそこにあんの。ホントどんな爆発の仕方だよ。
正直「部屋と一緒に俺自身も真っ白になりかけました!」なんて冗談言う前に素直にまだ寝てるじいさんの首を締めようかと思ったよ。
心の底から死を覚悟したからね。
でも俺がルーラで飛んでいったら「おぉ、やったぞ!この調子で次の呪文に挑戦しよう。」とか言っちゃってんの。
ホントあんたいつか実験で命落とすぞ。
「どうせ老い先短いからそれでも良いんじゃ。むしろ本望じゃ。」ってやかましいわ!
どうか俺を巻き込まないで下さい。
95 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 10:38:54 ID:5A0plcSF0
31:さすらいの旅人
ラインハットに来たんですよ、覚えたルーラでね。
で、結婚したと聞いたヘンリーと話をしに行ったわけですわ。
正直最初は相手の人にヘンリーのバカ話をしようと思ってたのよ。奴隷だった話なんて知らないだろうからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは昔話で笑える相手じゃない。マリアだね、ヘンリーの奥さんはマリアだったんだよ。
最初にヘンリーに会いに行く時さ、めちゃめちゃ何も考えずに昔のヘンリーの部屋にそろ〜って行ったらそこに太后がいたからそろ〜っと戻ったのよ
実はヘンリーは王の更に上にいたのさ。でなんかヘンリーが「お前も早く結婚しろよ。」とか言ったのさ。
そしたらマリアがさ「彼はお友達(モンスター)と仲良くやっていたいのよ(pgr」とか言うの。
そんなこと言われたらツッコミ入れたくなるのが俺よ。
でも我慢したのさ。えぇ、そりゃもう慎みましたとも。
心の中でだけツッコミ入れたよ。
結婚=幸せなのかとか収入はあるけど装備に消えるとか奴隷のために祈るとか言ってたのはどうしたとか色々ツッコミ入れようと思ったんだけどね。
だって曲がりなりにも向こうは王家、こっちはさすらいの旅人だからね。
そしたらエライ事言われた。
カーチャンを話の種にしやがった。俺さえ会ったこともないのに、お前に何がわかるんだ。自分の幸せを他人にも強要か、ホントめでてぇな。
それで後ろ見たらピエールとプックルが「大将、どうしたんだい?」なんて顔で俺の事見てんの。ホントよくこの編成で町の人も普通に話してくれるよ。
正直「まともな女ならこんなパーティ見たら逃げる!」なんて思ったけど、俺の称号も充分に問題あると思ったよ。
心の底からモンスターに囲まれた生活に慣れてきている自分をヤバイと思ったね。
で大臣に地図の情報を聞いてオラクルベリー行ったら「地図あるよ!3000Gのところ1000G。」とか言っちゃってんの。
「3000Gのところ」って口癖なのか?
誰か何か言ってやって下さい。
96 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 10:42:33 ID:5A0plcSF0
32:結婚の条件
サラボナという町に着いたんですよ。
で、町ではフローラさんという女性の結婚相手の話で持ちきりだったわけですわ。
正直最初はそんなの関係ねぇオッパッピーと思ってたのよ。俺はさすらってこの町に流れ着いただけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
とりあえずタンスとか調べてる場合じゃない。無視だね、無視してとっとと町を出るべきだったよ。
最初にテキトーに町を回ってる時さ、一番奥に大きな家を見つけて良い物ありそうだと思ってそろ〜ってドア開けてそろ〜っと入ったのよ
で怪しまれないようにすぐそこにいた女性に話し掛けたのさ。でなんかよく聞き取れなくて「はい?」って聞いちゃったのさ。
そしたらその女性がさ「ではそちらに並んでください!」とか言うの。
なんかよくわからん内に巻き込まれたww
でもとりあえず炎のリングを探すことにしたのさ。えぇ、そりゃもう探すことにしましたとも。
夫には天空の盾が与えられると聞いたからね。
まだ結婚なんて考えてないとかフローラにはアンディという幼馴染みがいるとか言い伝えにしては随分と情報が具体的だなとか色々考えたね。
だって俺が見つけてアンディにやれば、俺は結婚せずにアンディに貸しができて、結果として盾が借りやすくなるだろうからね。
そしたらエライ事になった。
なんかいかにもって場所に辿り着いた。そしてやっぱり出てきた。赤いの3匹。他の奴ら、なんか入り口付近でうろちょろしてると思ったら、これ知ってやがったな。
それでそいつら倒してアンディに売りつけようと思って入り口に行ったら、もう誰もいないでやんの。ホント諦めが早いな。
正直「ルドマンにこのリング渡した時点でフローラの結婚候補は俺一人になってしまう!」なんて思ったけど、アンディが火傷で寝込んでるから俺が届けるしかないと思ったよ。
心の底から戦闘力で何とかなってしまう条件を出したルドマンの頭の中身を心配したね。
でもルドマン宅に行ったらルドマンが「水のリングというぐらいだから水と関係する場所にあるはず!私の船を使うが良い。」とか言っちゃってんの。
なんで炎のリングの時と違ってそんなに情報が少ないんだよ。
ところでその船を使って逃げられないだろうか。
97 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 10:57:54 ID:5A0plcSF0
33:幼馴染み
ルドマンから船を借りたんですよ、水のリングを探すためにね。
で、その船使ってバックレようとしたわけですわ。
正直最初は船さえ手に入れば何処へでも行けると思ってたのよ。今までは基本的に陸路だったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
浅瀬を避けて進んだらすぐに行き止まりだった。水門だね、水門が俺の行く手を阻んだんだよ。
で看板に書いてあった山奥の村に行ってさ、水門を開くための情報を求めてそろ〜ってみんなに聞いて回ったのよ
悪魔のツボに苦戦しながらさ。でなんか一番奥の家がどうやらビアンカの家で、泊まることになっちゃったのさ。
そしたら翌朝ビアンカがさ「私も連れてって!」とか言うの。
(建前としては)他の女性と結婚するために水のリングを探しているのが俺よ。
だから断ったのさ。えぇ、そりゃもう断りましたとも。
フツーに考えて断るだろがよ。
『はい?』と聞いたら『はい!』と勘違いされたとか結婚前の若い男女がそんなのはしたないとか馬車は今満杯だとか色々考えてね。
だって余計な問題の原因になるからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい押し。すごいG。8Gくらい。ループ会話による無言の圧力。何でお前に水門をどうにかできる権限があるんだよ。
それで渋々承諾したら誰かをモンスターじいさんの所に送れとか言うの。ホント相変わらずジコチューっすね。
正直「ってゆーか、むしろプックル引き取れや!」なんて思ったけど何も言えない自分が歯がゆかったよ。
心の底から子供の頃にこの女にトラウマを持ってしまった事を後悔したね。
でもビアンカの装備見て「まだそれ持ってたのかよ!随分物持ち良いな。」とか言っちゃってんの。
そしたらビアンカが「べ…別に手に馴染んでるから持ってるのであって、あんたから貰ったからとか関係ないんだからね!」とか言っちゃってんの。
さてと、どうやってこの事態を乗り切るべきか。
誰か良い知恵を授けて下さい。
98 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 11:00:59 ID:5A0plcSF0
34:水のリング
水門を開いて先に進んだんですよ、ビアンカ同伴でね。
で、生まれて初めて大海原へ船を進めたわけですわ。
正直最初は船旅って好きな所へ行けると思ってたのよ。なんかちょっと前にもそんなこと考えた気もするけどさ。
あのね、俺が間違ってた。
船は浅瀬を渡ることが出来ない。無意味だね、あの水門の存在意義がわからないよ。
最初に視界が開けた時さ、とりあえず現在地を確認しようと思ってそろ〜って地図を出してそろ〜っと見たのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか今いる場所は海と言うよりもむしろ湖に近い印象を受けたのさ。
そしたらルラフェンの西にさ、溯れる川のようなものを発見したの。
そーゆーのを見たら入らずにはいられないのが俺よ。
だから川を溯ったのさ。えぇ、そりゃもう溯りましたとも。
滝に入り口らしきものを発見して迷わず入ったのよ。
結婚とか水のリングとかビアンカ同伴とか何も関係なしにね。
だって穴があったら入りたいって言うからね。
そしたらエライ事になった。
中にいた怪しい男に女連れ扱いされた。さすがに予想外。もしかして編成間違えたかな?
そう思って後ろ見たらピエールとメッキーが言葉を理解できないながらも俺の事見てんの。ホントどっちが女に見えたんだろう。
でも正直「すごい指輪が眠ってるらしいぜ!」なんて聞いて素直にここに水のリングがあるんだと思ったよ。
心の底からルドマンは初めから2つのリングの在り場所を知っていて、俺達を試しただけなんだと確信したね。
でも水のリング見つけて外に出てビアンカと「意外と余裕だったな!これだから温室育ちは。」とか言っちゃってんの。
ホント俺って6歳からこんなことばっかりやってる。
そこらの同年代とは年季が違います。
99 :
水先案名無い人:2008/01/21(月) 11:47:22 ID:5A0plcSF0
35:究極の選択
炎と水のリングを2つとも見つけてしまったんですよ、そんなつもりはなかったんだけどね。
で、とりあえずビアンカの村に寄って家まで送り届けようとしたわけですわ。
正直最初は水のリングを手に入れたらパーティから外れると思ってたのよ。初めからそういう話だったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
家に帰っても全然離れる気配がない。ここで閃いたね、敢えてサラボナにビアンカ同伴で戻ることにしたよ。
でサラボナに戻ってさ、めちゃめちゃ何気なくビアンカを連れて町中を堂々と歩いてルドマン宅に入っていったのよ
修羅場になることを期待してさ。でなんかそそくさと帰ろうとするビアンカをフローラが呼び止めたのさ。修羅場キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
そしたらルドマンがさ「二人のうちどちらかを選んで!」とか言うの。
なんでそういう展開になるんだよorz
だから逃亡を試みたのさ。えぇ、そりゃもう夜の闇に紛れて逃げようと思いましたとも。
俺は自由を満喫したいんだよ。
10年間奴隷してたとか女性に良い思い出がないとか一応恋愛してみたいとか俺にだって色々あるんだよ。
だって結婚相手が自己中心女と箱入り娘の2択なんてありえないからね。
そしたらエライ事になった。
町を出ようとしたら町人の視線が痛い。暖かいようで冷たい。これは出られないと自分に言い聞かす。町の中は自由に歩けるけど軽く軟禁状態。
それで朝気が付いたらいつの間にかルドマン宅に連れて来られてるの。ホント勘弁してください。
正直「二人と結婚するわけにいかないからな!」なんてルドマンが言ってたけど、だがちょっと待ってほしい、結婚しないという選択肢があっても良いのではないか?サイレントマジョリティを考慮すべきではないか?
心の底から『はい?』と聞き返してしまったところまで時間を戻したいと思ったね。
人生とは得てしてそんなもの。
でも(逃げられないという)覚悟を決めて嫁を選んだら信じられないという顔をするから、俺も作り笑いとかしちゃってんの。
さようなら俺の自由。
ハメられた。いろんな意味で。
36:結婚式
結婚式を挙げることになったんですよ、もちろん初めてね。
で、式の前に山奥の村まで行ってヴェールを受け取って来て欲しいとルドマンに言われたわけですわ。
正直最初は言われるがまま行こうと思ってたのよ。でも素朴な疑問が湧いたのさ。
あのさ、何で俺が行くの?
俺は花婿だぞ。着替えだね、俺にだって準備とか色々あるだろ。
でもまぁ俺の着替えなんてすぐ終わるだろうからさ、めちゃめちゃ気乗りしなかったけど山奥の村まで行ってヴェールを貰ってきたのよ
悪魔のツボを飼ってるオヤジのところでさ。でなんかサラボナに戻ったら嫁の準備が終わってたのさ。
そしたら嫁がさ「私を教会まで連れてって!」とか言うの。
この時点でまだ着替えてないのが俺よ。
だから焦ったのさ。えぇ、そりゃもう目も泳ぎまくりですとも。
軽くテンパりながら着替える場所を考えたよ。
教会とか馬車とか宿屋とか色々ね。
だってまさかこの格好で式を挙げるわけにいかないからね。
そしたらエライ事になった。
普段着のまま式が始まった。すごいオマケ感。パセリくらい。ってゆーか、ここって普通は花嫁とその父親が歩くとこじゃねぇの?
それで横見たらルドマンがすごい満足そうな顔で俺達の事見てんの。後ではっ倒す。
正直「かっこつけて失敗するなよ!」なんてヘンリーが言ってたけど率直にそれ以前の問題だと思ったよ。
心の底からルドマンに全て任せたことを後悔したね。まぁ、自宅の目の前に別荘を持っているような奴だしな。
でも式も終わってルドマンが気まずそうに「盾のついでに船もやろう!自由に使え。」とか言っちゃってんの。
そんなんで汚名返上のつもりか?
むしろ船は初めから貰うつもりだったんだが。
37:テルパドール
ポートセルミから南に向かったんですよ、陸沿いにね。
で、砂漠に城を発見したわけですわ。
正直最初は体力を回復する中継点ぐらいに思ってたのよ。周りには特に何もなかったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
ここには勇者に関する情報があるらしい。兜だね、天空の兜が祀られていたんだよ。
最初にここの王に会いに行く時さ、めちゃめちゃ何も考えずに階段そろ〜って上がって玉座にそろ〜っと近づいたのよ
でも王は下にいるらしいのさ。でなんか地下に行ってそれっぽい人に話し掛けたのさ。
そしたら女王様がさ「私に付いてきて!」とか言うの。
まぁ女王様にそう言われたら付いていくしかない罠。
だから女王を追いかけたのさ。えぇ、そりゃもう何度も見失いかけましたとも。
女王が向かった先には天空の兜があったんだよ。
そしたら女王がさ「これをかぶってみて!」とか言うの。
すいません、いつ俺がかぶるとかいう話になったんすか?
でもまぁかぶってみたのさ。えぇ、そりゃもう女王様命令ですから。
でもかぶる前から結果はわかっていたのよ。
天空の剣とか盾とか全く装備できないですからね。
だって女王様がかぶってみろって言ったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい頭が重い。すごいG。8Gくらい。子泣きジジィを頭に乗せたら多分こんな感じ。
それで横見たら女王様がすごい幻滅した顔で俺の事見てんの。俺だってかぶりたくなかったんだがね。
正直「あなた達には何か感じるものがある!」なんて言われてその気にならないで素直に他の天空の武具を装備できないことを伝えりゃよかったと思ったよ。
心の底から無駄な時間を過ごした事を後悔したね。
でも地下に戻った女王様が「あなた、もしかしたらパパス王の、グランバニア王の息子?」とか言っちゃってんの。
こんなところでとんでもないカミングアウト。
どうやら俺は自由に縁遠いらしい。
38:グランバニアへの道(登り)
テルパドールから東に向かったんですよ、グランバニアに行くためにね。
で、とりあえずネッドの宿屋と呼ばれる場所に着いたわけですわ。
正直最初はグランバニアに行くのって簡単だと思ってたのよ。東方という情報しかもらってなかったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
グランバニアは東にさえ向かえば行ける場所じゃない。山越えだね、結構な高さの山を越えなきゃならんらしいのよ。
最初に山に入った時さ、めちゃめちゃグネグネした道をそろ〜って歩いて宝箱をそろ〜っと回収してたのよ
炎のリングしてるのにまともにベギラマ喰らいながらさ。でなんか変な階段を見つけて下りたら怪しげなばぁさんがいたのさ。
そしたらそのばぁさんがさ「道に迷ったんなら泊まってけ!」とか言うの。お前みたいなばばぁがいるか!
でもいかにも怪しげな展開は逆に何も起きないフラグよ。
だから泊まることにしたのさ。えぇ、そりゃもう泊まりましたとも。
で夜中に嫁に起こされたら動けないのよ。
やっぱり罠だったかとかこれは単なる金縛りかとか寝る前に頑張りすぎた(?)とか色々考えたね。
でその内ばぁさんが俺の武器を持って現れたから青ざめたね。
そしたらエライ事になった。
ばぁさんが武器を研いだら俺の力がアップした。5くらい。レベルが上がったってこんなに強くならないよ。俺、寝てただけなのに。
それで山頂まで登ったら嫁がいきなり倒れたの。標高が高いと空気が薄いからな。
正直(このままここに置いていこうかな…)なんて思ったけど、小さい集落で顔も覚えられちゃって、もう一回ここまで来るのも面倒だと素直に思ったよ。
心の底から一緒に連れてきた事を後悔したね。
でも次の朝起きて嫁に「寝心地悪いからな!これだから300Gの馬車は。」とか言っちゃってんの。
まぁ、ここからは下り坂。
登りよりは楽なはず。
39:グランバニアへの道(下り)
チゾットから橋を渡ったんですよ、遠くに城を見ながらね。
で、峠の折り返し地点を通過したわけですわ。
正直最初は今度は下りだから楽だと思ってたのよ。引力は上から下にかかるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは下りとかそういうレベルじゃない。転落だね、『下りる』じゃなくて『落ちる』だよ。
最初に階段下りてさ、とりあえず北にそろ〜って進んで宝箱をそろ〜っと回収してたのよ
1個はミミックだったけどさ。でなんか行き止まったから今度は最初と逆の方向に歩いて行ったのさ。
そしたらそこにいたオヤジがさ「ここから先には行かない方が良いですよ!」とか言うの。
そんなこと言われたら逆に行きたくなるのが人のsagaよ。
だからオヤジを無視して進んだのさ。えぇ、そりゃもう進みましたとも。
物事を常識で考えてたよ。
道が登り以上に複雑なのかとかモンスターが急に強くなるのかとかそもそもオヤジの誇張なのかとか、まぁその程度にね。
だってなんだかんだ言ってもそこしか進む道がなかったからね。
そしたらエライ事になった。
いきなり回転しながら急降下。すごいG。8Gくらい。スタメンよりもむしろ馬車の中の方が心配。
それで馬車見たら何ともないの。ホントどんな構造になってるんだよ。
正直「この道作った奴、何考えてんだ!」なんて思ったけど、もしかしたら戦争を起こさないためにわざとこう作ったのかもとか思ったよ。
ってゆーかグランバニアの版図もイマイチ知らないんだけどね。
でも山を下りきって嫁と「とんでもない道だったな!これだから技術途上国は。」とか言っちゃってんの。
ホント何のためにこれほど複雑にしてあるんだ。
誰か新しい道を作って下さい。
40:形見の剣
この前親父の使ってた剣を見つけたんですよ、結構前の話だけどね。
で、早速装備して使い勝手を確認したわけですわ。
正直最初はこれで2回攻撃や会心の一撃が出まくりだと思ってたのよ。親父もそうだったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは剣の特性じゃない。個人スキルだね、親父の特技だったんだよ。
最初に装備した時さ、その辺にある剣よりは切れ味ありそうだけど、それ以外の違いがイマイチわからなかったのよ
10回ぐらい素振りしたけどさ。でなんかその内わかるだろうと思って実戦投入しちゃったのさ。
そしたらルラフェンの武器屋がさ「スネークソードの方が切れ味良いよ!」とか言うの。
人間は俺一人だけど気持ち的には一人旅じゃないのが俺よ。
だから俺の武器は後回しにしたのさ。えぇ、そりゃもう後回しですとも。
色々戦略を練りましたよ。
この剣は俺しか装備できないとか少しの差なら他のメンバーの装備を揃えたいとかその内2回攻撃できるかも知れないとか色々考えてね。
だって仲間がすぐに死んだら逆に金が掛かることになるからね。
で小さなメダルが貯まってメダル王から奇跡の剣を貰ったらエライ事になった。
もうすごい攻撃力アップ。すごい差。60くらい。親父の剣の2.5倍の攻撃力。
それで敵を斬ったらHPがすごい勢いで回復してんの。まさに奇跡。
正直「男なら親父の形見を使いつづけるぜ!」なんて見栄張らないで素直に俺は俺の人生を歩いていこうと思ったよ。
心の底の方で(やっと親父を超えられたかな?)なんて思ったね。
でも俺のレベルが親父に追いついた時「親父は同じレベルでHP400超だったな!これだから化け物オヤジは。」とか言っちゃってんの。
ちなみに俺のHPはやっと200を少し上回ったぐらい。
消えた10年(ドレイ期)の弊害か。
41:グランバニア
グランバニアの城に着いたんですよ。
で、物心ついて初めて城内を散策しようとしたわけですわ。
正直最初は城の散策って自由だと思ってたのよ。子供の頃から意外と自由に歩き回ってたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
城ってのは部外者が自由に歩き回れるべきじゃない。城下町ぐらいだね、中枢まで見せないのは国防の基本だよ。
最初に城に入った時さ、めちゃめちゃ高くなってきた防具をとりあえずスタメン分揃えて、今度は武器屋を探したのよ
その辺を物色しながらさ。でなんか2階以上は兵士が立ってて通してくれないのさ。
で城の脇の建物に行ったらサンチョがいて「先代が死んでから…」とか言うの。
辺境の地でぬわー!って言って灰になったのが親父よ。
だからサンチョをスパイと踏んだのさ。えぇ、そりゃもう疑いましたとも。
昔を思い出してたよ。
俺達親子が出かけている時に女を連れ込んでた(しかも俺達父子の部屋に上げてた)とかアルカパに行ってる間にラインハットから手紙が来た(親父は数年ぶりにサンタローズに帰ってきたばかり)とか
俺が妖精の国から帰ってきた途端に地下室に来たとか今考えると色々腑に落ちない点が多いからね。
だって親父が『死んだ』っていう証拠はないはずだからね。
でサンチョに注意を払いながら、さっき行けなかった玉座に行ったらエライ事になった。
嫁の妊娠発覚。しかももう産まれそう。ってことは結婚してそんなに経つの?
それで横見たらサンチョが「今日ほど嬉しい日はない」とか言ってんの。ホント嘘くさい。
それで再度玉座に行ったらエライ事になった。
オジロンが俺に王位を譲るとか言ってんの。王様になるのだって教育とかあるだろ。俺、10年くらい奴隷やってた後、さすらいの旅人だったんですけど。三国志なら呂布や張飛並みの政治力。
それで横見たら大臣がすごい顔で俺の事見てんの。うわぁ、嫌な予感。
正直「パパスの息子だから!」なんて言ってるけど、俺の意見や国民の事なんて何も考えてないんだなと思ったよ。
問答無用で断る選択すらなかったからね。
でも半分人質状態になった嫁に「しきたりらしくて、ちょっくら王家の証を取ってくるからな!これだから宮仕えの石頭は。」とか言っちゃってんの。
ホント王様になんかなりたくない。
誰か代わって下さい。
42:サンチョのつぶやき
先代王パパスを亡き者にしたんですよ、10年以上も前の話だけどね。
で、その息子をワシが育てて、将来はグランバニアの大臣になろうと思ってたわけですわ。
正直最初はワシの計画は完璧だと思ってたのよ。先代は留守がちだったから、計画も綿密に練られたからさ。
あのね、ワシが間違ってた。
先代は中々死んでくれなかった。化け物だね、ワシが用意した罠をことごとく突破したんだよ。
で、先代がアルカパに行った時さ、めちゃめちゃ内密にラインハットに手紙をそろ〜って送って王妃に共同作戦をそろ〜っと持ちかけたのよ
向こうも第1王子が邪魔だって聞いてたからさ。でなんかラインハット王から先代に来て欲しいっていう手紙が来たのさ。
そしたら先代がさ「ラインハットには息子も連れて行く!」とか言うの。
あんなやんちゃ坊主を連れて行くとは思ってなかったのがワシよ。
だから内心焦ったのさ。えぇ、そりゃもう焦りましたとも。
でもこの計画は既にワシの手を離れていたのよ。
ラインハット王妃は変な連中と繋がりがあるとか向こうの第1王子はこっちのクソガキと同じくらいの歳だとか色々考えてももう遅い。
だって先代は邪魔だったけど、バカ息子は必要だったからね。
そしたらエライ事になった。
先代の死亡報告。鼻タレ坊主は行方不明。噂によるとゲマが絡んでる。あそこはワシの手に負えない。
それでグランバニアに帰ったらすごい冷遇で城の中にすら住まわせてもらえないの。ホント踏んだり蹴ったり。
正直「当に策士、策に溺れる!」なんて思ったけど、時間は巻き戻すことが出来ない。それが人生。
心の底からこのまま朽ちていく事を覚悟したね。
でも10年以上も経って、何も知らずに来た無職男を見て興奮を抑えきれずに「よくぞ生きていてくださった!このサンチョ、今日ほど嬉しいことはありません。」とか言っちゃってんの。
ちょっとワザとらしすぎたかな?
人の良いオジロンを言いくるめたし、試練の洞窟ぐらい、あの化け物の息子なら何とかなるだろ。
43:王家の証
試練の洞窟に行くことになったんですよ、王家の証を取りに行くためにね。
で、生まれて初めて仕掛けてんこもりのダンジョンを進むことになったわけですわ。
正直最初は子供だましの仕掛けばっかりだと思ってたのよ。まぁ、親父もオジロンもやったみだいだしさ。
あのね、俺が間違ってた。
リレミトが使えない。不思議な力だね、なんでホイミがOKでリレミトがNGなんだよ。
最初の所で扉が4つあってさ、めちゃめちゃよくわからない内に奥に進んじゃって、王家の証を手に入れたのよ
俺一人ならキツかったかも知れないけどさ。でなんかリレミト使えないから歩いて出ようとしたら、誰かが道を阻んだのさ。
そしたらそいつらがさ「お前らを帰すわけにはいかねぇな!」とか言うの。
俺一人だと思って二人で来たんだろうけど、仲間を二人(匹?)連れているのが俺よ。
だから3対2で完全に立場が逆転したのさ。えぇ、そりゃもう「話が違うぞ!」って顔してましたとも。
引っ込みがつかなくなったって感じだったよ。
スカラとかベホマとか奇跡の剣とかで一人でも楽勝っぽかったけどね。
だって肉弾戦だったからね。
それでそのまま出ようとしたらエライ事になった。
最初の扉が4つの所で出られなくなった。すごい行ったり来たり。8回くらい。だんだんワケわからなくなってきた。
それで横見たらピエールとメッキーが「おいおい頼むぜ大将。」って顔で俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「危なくなったらリレミト!」なんて余裕ぶらないでちゃんと考えて進めばよかったと思ったよ。
心の底から帰りのことを考えてなかった事を後悔したね。
でも後になって嫁と「次の奴のために、あの仕掛け元に戻すのかな?使用頻度の少ない洞窟のために税金投入かよ。」とか言っちゃってんの。
ホントそれって無駄遣い。
そんな金があるなら、チゾットへの道を整備してください。
44:即位
王家の証を取ってきたんですよ。
で、さすらいの旅人がいきなり王様になることになったわけですわ。
正直最初は試練の洞窟もクリアしたことだし、しばらく落ち着こうと思ってたのよ。どっちみち子供が生まれたらさすらってる場合じゃないからさ。
あのね、俺が間違ってた。
王様ってのは先代の息子ってだけでなるもんじゃない。権力争いだね、悪い予感が的中したんだよ。
即位式が終わってさ、めちゃめちゃ行列作って城内をぞろ〜って歩いてその後宴会が始まったのよ
「カンパイ(完敗)じゃ縁起悪いからカンショウ(完勝)といきましょう、カンパ〜イ!」とか言ってさ。でなんかふと目が覚めて嫁の所に行ったら、嫁がさらわれちゃってたのさ。
そしたら最初に来たサンチョ(親父殺害に関わっている疑いあり)がさ「私の目はごまかせませんぞ!」とか言って俺よりヤル気満々なの。
そこに並々ならぬ意思を感じ取ったのが俺よ。
だからサンチョの好きにさせたのさ。えぇ、そりゃもうとりあえず任せましたとも。
みんなを起こして作戦会議が始まったよ。
大臣がいないとかみんなして眠ってたとか赤ん坊は無事だとか色々話してたね。
俺的に言わせてもらうと、その大臣がどう見ても一番怪しいんだけどね。
そしたらエライ事になった。
みんなしてぞろぞろと城外に出て行った。ヤル気は感じられる。でも脳ミソは足りない。兵士の賢さは軒並み20以下。
それで大臣の部屋見たらタンスに空飛ぶ靴とか入ってんの。ホントにナイスジョーク!
正直「なんでわざわざこんな物を置いていくんだ?」なんて思ったけど、もしかしたら俺を誘っているのかも知れないと思ったよ。
心の底から俺に喧嘩売った事を後悔させてやろうと思ったね。
でも上に行って双子ちゃんに「母さんを取り戻してくるからな!いい子にして待ってるんだぞ。」とか言っちゃってんの。
俺の家族に手を出すということの重大性を知らしめる。
一国の主がなめられたら、国の存亡に関わる。
45:勇者の血統
グランバニアの北にある塔に向かったんですよ、嫁を取り戻すためにね。
で、色んな仕掛けを作動させながら頂上にいるジャミと嫁の所に辿り着いたわけですわ。
正直最初はジャミの撃破って簡単だと思ってたのよ。親父にケチョンケチョンにされてたぐらいだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは人が倒せる相手じゃない。ナニカだね、特別なナニカを纏っている感じだったよ。
最初に戦闘が始まった時さ、めちゃめちゃ普通に戦って相手の出方をそろ〜っと見ようと思ってたのよ
数ターンかけてさ。でなんか全然ダメージを与えられなくて、逆にこっちはガンガン喰らって、ジャミが調子に乗り出したのさ。
そしたら嫁がさ「やめなさいジャミ!」とか言って、ジャミの纏っているナニカを剥ぎ取ったみたいなの。
そうなったら数と回復力に勝る俺達に有利よ。
だから戦闘を再開したのさ。えぇ、そりゃもう攻撃もまともに当たりますとも。
攻撃さえ当たればこっちのものだよ。
親父はこいつら二体と渡り合ったとか全体攻撃がキツイとかでも勝てないほどじゃないとか色々考えてね。
だってグランバニアには俺たちの帰りを待っている子供たちがいるからね。
でジャミを倒したらエライ事が判明した。
嫁が勇者の血統らしい。すごいサラブレッド。赤兎馬くらい。グランバニア王家なんて霞んで見える。
それで横見たらジャミがすごい勢いで石化ガスを吐いてんの。ホント油断した。
正直「俺の命が目的なら、最初に使えよ!」なんて思ったけど、無敵の力を手に入れて優越感に浸りたかったんだろうなと思ったよ。
心の底からたまたま来た盗人兄弟が倒して割ったりしないことを願ったね。
その頃子供が泣いて俺達を心配している乳母にサンチョが「滅多なことを言うもんじゃない!2人が帰るまではこのサンチョが面倒を見てあげまちゅからね〜。」とか言ってたらしいの。
でもその顔はどこかニヤけていたらしい。
誰か教育係を代わって下さい。
46:サンチョのつぶやきA
先代の息子(以下、パパス子)がグランバニア王になったんですよ、とうとうね。
で、幼い頃の恩に着せて大臣になろうと思ってたわけですわ。
正直最初はちょっと計画が狂って遠回りしたけど、やっとワシの時代が来たと思ってたのよ。ワシはパパス子の親みたいなものだからさ。
あのね、ワシが間違ってた。
あれはワシが自由に動かせる人間じゃない。奴隷だね、奴隷をしている間に根性がひん曲がったんだよ。
最初にパパス子が大臣の部屋から出てきたのを見た時さ、めちゃめちゃ怪しげな靴を持ってたからそろ〜って後をつけて城の外でその靴を使うのをそろ〜っと見てたのよ
何が起こるのかと思ってさ。でなんか空に飛んだかと思ったらそのまま音信不通になっちゃったのさ。
そしたら乳母がさ「こんなに泣いて。お二人の身に何かあったんじゃ…」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのがワシよ。
だからこの二人を教育することにしたのさ。えぇ、そりゃもう英才教育ですとも。
男の子は皇太子、つまり次の王ですから。
王子が天空の剣で遊んでいるのを叱ったりとか王女は女の子らしく育てようと思ってたのに回復魔法を覚えてくれないとか色々大変でしたよ。
でもこれもワシが将来大臣になるためだからね。
そしたらエライ事になった。
王にそっくりな石像の目撃情報。ホントにしぶとい。先代以上。どーりで彼のペット(モンスター)が野性に返らないわけだ。
それで横見たら王女がすごい勢いでストロスの杖で遊んでんの。ホント行く気満々っすね。
正直「この杖は石化を解除することが出来ます!」なんて教えないで素直に書物だけ読ませときゃよかったと思ったよ。
心の底から英才教育の一長一短を見たね。
でも旅立つ前に二人に「お二人が生まれてすぐに行方不明になっちゃったからね!あまり期待しちゃいけないよ。」とか言っちゃってんの。
そう、ワシこそがこの二人の育ての親。
そろそろ還暦です。
47:春夏秋冬
ジャミに石化されちゃったんですよ、不覚にもね。
で、どこかの富豪らしき男に買われて守り神として軒先に置かれたわけですわ。
正直最初はその家の生まれたての子の成長を見守ろうと思ってたのよ。俺の子供だと思ってさ。
あのね、俺が間違ってた。
俺は動ける体じゃない。石だね、誰が見てもリアルめな石像だよ。
その家の子が走り回れるくらいに成長してさ、めちゃめちゃ元気に庭をダ〜って走るのを俺も黙〜って見てたのよ
いや、元々喋れないんだけどさ。でなんかいきなり辺りが暗くなって、怪しい音楽とともにモンスターが飛んできたのさ。
そしたらそいつらがさ「子供ってこいつ?とりあえず連れてくべ!」とか言うの。
その会話を聞いてピーンと来たけど話せないのが俺よ。
だからその家の主人に蹴り倒されたのさ。あぁ、もうちょっと丁寧にお願いしますとも。
で倒されたまま年月が過ぎて行ったよ。
春が来たとか夏とか秋とか冬とかどれくらい時が流れたかわからないくらいにね。
だって子供という時を知るパロメータがさらわれちゃったからね。
そしたらエライ事になった。
見たことあるおっさんと二人の子供が来た。いくつぐらいだろう。8歳くらい?おっさんの方は相当いってる感じ。
それで石化解除されたら子供達がすごい勢いで俺に話しかけてくんの。とりあえず服の汚れを落とさせてください。
正直「嫁が勇者の末裔と知っているなら、嫁がグランバニア王妃ってことぐらいさっさと調べて子供をさらえば良いのに、なんて頭の悪い連中だ!」と思ったよ。
まぁ、そのおかげで子供達は無事だったわけだけどね。
でもマシンガントークの子供達を尻目にサンチョが「ここは危ないからさっさと帰りますよ!はい王女、ルーラをお願いします。」とか言っちゃってんの。
ちょwwww、ルーラって古代呪文wwwww
でも目が喜んでないよ、サンチョ。
48:伝説の勇者
グランバニアの城に戻ってきたんですよ、話によると8年ぶりにね。
で、預かり所に預けてあった天空の剣と盾を息子に持たせてみたわけですわ。
正直最初は息子の話を話半分で聞いてたのよ。もし息子が装備出来るとすれば、親父はこの世にいない人間を探していたことになるからさ。
あのね、どうやら本当らしい。
あれは人が持つもんじゃないと思ってた。神だね、神の装備だと思ってたよ。
最初に親父の手紙と一緒に天空の剣を見つけた時さ、めちゃめちゃ重くて力をフガ〜って入れて振ってみようとしたのよ
10秒くらいかけてさ。で結局持ち上がらなかった物さ。
そしたら息子がさ「ほら、見てー!」とか言って片手でブンブン振り回してるの。(もう片方の手には盾を持ってた。)
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからジャミの言葉を思い出したのさ。えぇ、そりゃもう思い出しましたとも。
嫁の血統から勇者が生まれるってこと。(何故嫁自身が勇者でないのかは不明。)
だから改めて子供達を見たよ。
髪の色が二人とも嫁と一緒だとか俺の遺伝子弱ぇぇ!とかテルパドールの兜の件とか色々考えてね。
だって息子が伝説の勇者なら、『勇者を探す』っていう目的は果たされたことになるからね。
それでテルパドールに行ったらエライ事になった。
天空の兜が息子の頭にフィット。前回女王が「あなた『方』」と言った理由がわかった。俺じゃなかったんだ。むしろ嫁の方だったんだ。
そしたらエライ事になった。
息子の称号が『伝説の勇者』になった。すごい感動。俺の息子が勇者。その代わり、俺の称号が『グランバニア王』から『勇者の父親』になったorz
それで娘の称号見たら『俺の娘』のままなの。ホント一貫性無さすぎ&扱い違いすぎ。
正直「伝説の勇者が嫁の血統なら、俺はグランバニア王のままで良いだろ!」なんて思ったけど、後の祭りだと思ったよ。
心の底から装備代をケチろうとした事を後悔したね。
でもテルパドール出て息子に「おじいちゃんの言うことが本当ならおばあちゃんを助けに魔界に行けるのはお前『だけ』だからな!よーし、パパ、これからビシバシ鍛えちゃうぞー。」とか言っちゃってんの。
一番危険な目に合わせたくない者が、なんという皮肉な運命。
カーチャンのことは忘れても良くないだろうか。
49:エルヘブン
オジロンからカーチャンの故郷についての情報を貰ったんですよ。
で、生まれて初めてカーチャンの故郷に行ってみることにしたわけですわ。
正直最初はカーチャンの故郷に行くのって簡単だと思ってたのよ。多分親父も行った所だからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは偶然辿り着ける場所じゃない。別件だね、親父は他に用事があって行ったんだよ、きっと。
最初に地図で場所を聞いた時さ、めちゃめちゃ張り切ってその周辺をそろ〜って回って何度も地図をそろ〜っと見たのよ
歩きでさ。でなんか山に囲まれてる洞窟と湖に沈んでる城と凹んでる所に町を発見したのさ。
そしたら息子がさ「地図から見ると、あの町だね!」とか言うの。
そこはどう見ても歩いては行けない所よ。
だからもっとよく調べることにしたさ。えぇ、そりゃもう歩き回りましたとも。
その周りを一周しましたよ。
町の北側から川が流れ出てるとか大陸の東側に船が入れそうな穴があるとか色々見ながらね。
だってオジロンが知ってるってことは、誰かがそこに着いたってことだからね。
そしたらやっとエルヘブンに着いた。
もうすごい武具が高価。すごいG。平均で1万Gくらい。あっという間にサイフがスッカラカン。
それで話を聞いたら親父は迷い込んでここに着いたらしいの。あの崖を転げ落ちたのか?さすがあのHPはダテじゃない。
正直親父がやったことなら、大抵のことなら驚かなくなっている自分に気付いたよ。
ある意味親父に毒されてるなと実感したね。
でもエルヘブン出て子供達と「魔法のじゅうたんだってよ!これで行動範囲が広がったな。」とか言っちゃってんの。
肝心の情報は何もなかった印象。
今まで行けなかった所にでも行ってみようか。
50:天空の城へ
マグマの杖を手に入れたんですよ、天空の塔と呼ばれる所でね。
で、その杖で湖に沈んだ天空の城に行けると聞いたわけですわ。
正直最初は天空の城なんて行くつもりなかったのよ。旅の目的に入ってないからさ。
あのね、ぶっちゃけ言うと名前に惹かれました。
よく考えたら天空の装備が揃ってない。鎧だね、天空の鎧があると思ったのよ。
エルヘブンを探した時に見つけた湖に行ってさ、めちゃめちゃ半信半疑でマグマの杖をそろ〜って掲げたら山がゴゴゴゴゴ〜っと無くなったのよ
他の山には反応しなかったのにさ。でなんか教育に差をつけるのも良くないと思って、子供達と入っていったのさ。
(最悪の場合、息子は単身で魔界に行くことになりかねないので、息子は鍛えなければならない。)
そしたら中にさ、どう見てもマグマの杖なしで入った形跡があるの。トロッコとか。
もう既に人が入って、何か掘ってるんじゃねぇかよw
とりあえずそのトロッコを使って奥に進むことにしたのさ。えぇ、そりゃもうある物は使わせていただきましたとも。
でもちょっと子供の教育に良くないんじゃないかとも思ったよ。
止まる度に吹っ飛ぶ仕様とかトロッコが飛ぶことを前提としたレールとか歩いて奥に行けない不可解な作りとか色々気になってね。
だって働く人の安全について全く考慮されてないからね。
で奥に進んだらエライ事になってた。
ぐるぐる回っているトロッコを発見。人も乗ってる。見てるこっちも目が回りそう。まるでブレーキの壊れたジェットコースター。
それでトロッコを止めて話を聞いたら、その男が「20年以上回ってました」とか言うの。か…漢だ。
正直「何で餓死しないんだよ!飛び降りるとかいう発想はないの?」なんてツッコミ入れようと思ったけど、ツッコミ入れたら負けかなと思ったよ。
他のトロッコが普通に作動してきたことを鑑みるに、ここのブレーキだけ特ア製だったらしい。
でも天空人と名乗ったプサンが「人が多い方が良いでしょう。私が一緒に行ってあげます!」とか言っちゃってんの。
20年以上も回ってたドジ野郎に言われてもねぇ。しかも今までプサンが乗ってた殺人トロッコに乗るしかないらしい。
大丈夫なんだろうか…
訂正
(下から4行目)ブレーキ→切り替え
51:落ちた城
最後のトロッコに乗ったら外に飛び出たんですよ、いきなりね。
で、俺の中ではこれで死体なんかを処理してたんだと理解したわけですわ。外に飛び出る仕様なんて有り得ないからね。
で正直最初は天空の城って湖に沈んで完全に水の中だと思ってたのよ。沈むってことはそういうことだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは確かに沈んでる。でも水の中ではない、雲が壁の役割をしている状態。
最初にトロッコが飛んだ時さ、めちゃくちゃな勢いで水に突っ込む感じだったから、軽く死を覚悟したのさ。
もうどうすることも出来ないからさ。でなんか普通に雲に着地して水溜りを見つけて、とりあえず水中ではないから呼吸も会話も普通に出来るみたいなのさ。
そしたらプサンがさ「どうして落ちちゃったんでしょうねぇ。」とか言うの。
そもそも空を飛んでたこと自体信じてないのが俺よ。
でもまぁ雲の壁を見れば信じられなくもないさ。えぇ、そりゃもういつ水が押し寄せて来てもおかしくない状態ですとも。
だからさっさと城が落ちた原因を調べようと思ったよ。
人っ子一人いないとか城内に居る時に水が来たらひとたまりもないとかまぁきっと大丈夫なんだろうとか色々考えながらね。
だってこの城が落ちたのは20年以上も前の話だからね。
そしたらエライ事が判明した。
ゴールドオーブがなくなったのが城が落ちた原因らしい。そんな大事な物ならもっと頑丈な場所に保管しろよw
それでプサンがゴールドオーブの気をたどったらすごい勢いで俺ばっかり出てくんの。ホントごめんなさいって気分。
正直「ぬわーーー!」をもう一度見ることになるなんて、夢にも思ってなかったよ。
でも途中におかしげな画像が紛れ込んでた気がする。
で一度城から出て子供達と「天空の城はレヌール城の上にあったのかよ!天空の塔から行けるなんてガセじゃんw」とか言っちゃってんの。
そしてプサンが、オーブは妖精が作ったと言っていた。
自分達の技術で城を飛ばしてたんじゃないのかよw
52:迷いの森
妖精の森とやらに行くことにしたんですよ、旅の目的がわからなくなってきたけどね。
で、とりあえず子供のときの貸しを返してもらおうと思ってたわけですわ。
正直最初は妖精の森に行くのって簡単だと思ってたのよ。頭の中では場所の予想ができてたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
それは天空の塔の北にある森じゃない。湖だね、湖しかなかったんだよ。
最初に湖に入った時さ、めちゃめちゃ使えと言わんばかりに置いてある小舟にそろ〜って乗って辺りをそろ〜っと回ってみたのよ
森の入り口を探してさ。でなんか見えないナニカにぶつかって先に進めないのさ。
そしたら息子がさ「これは『森』って言わなくね?」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから別の場所を探すことにしたのさ。えぇ、そりゃもう一からやり直しですとも。
サンタローズの周辺かとも思ったよ。
そうじゃなきゃベラがわざわざサンタローズに来た意味がわからないよ。
そもそも妖精の村がこの世界にあるなんて思ってもいなかったけどね。
で結局全然関係ない所に怪しげな森を見つけて入ったらエライ事になった。
もうすごい不思議なダンジョン。すごい行ったり来たり。しかもモンスターがいやらしい。マヌーサにマホトーンにバギクロスにスカラにメガザル。
それで焚き火を見つけたら息子がすごい勢いで誰かと喋ってんの。何故か会話は聞こえる。
正直「大人は妖精が見えているのにスルーしている。そう思っていた時期が俺にもありました。」なんて思ったけど、子供達がスタスタと歩いて行ったから付いていかなきゃと思ったよ。
心の底からこのままじゃ間違いなく子供達がタダ働きさせられると思ったからね。
でも妖精の村に着いて子供達に「パパが小さい頃に来た時はショボイ装備しか売ってなかったんだけどな!戦えないとか言ってるわりに大した技術だな。」とか言っちゃってんの。
さすがに防具しか扱ってないらしい。
需要と供給はバランスが取れるもの。
妖精にとってそれだけ住みにくい世界になったということか。
53:妖精の国
ポワンの所に来たんですよ、20年ぶりぐらいにね。
で、幼少時の貸しを返してもらおうと思ってたわけですわ。
正直最初はポワンの所に行けばゴールドオーブが手に入ると思ってたのよ。プサンが『妖精』としか言わなかったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
ゴールドオーブはここにはないらしい。女王だね、妖精国の女王に頼めって言われたよ。何だよ妖精国ってw
最初にポワンの所まで行く時さ、めちゃめちゃ張り切って蓮(?)の上をぞろ〜って歩いて階段をぞろ〜っと上がったのよ
3人でさ。でなんか向こうが事態を飲み込めてないっぽいから説明したのさ。
そしたらポワンがさ「このホルンをあげるから女王に頼んで!」とか言うの。
ポワン自身に貸しがあるのが俺よ。
だから正直工エエェェ(´д`)ェェエエ工ってなったのさ。えぇ、そりゃもう工エエェェ(´д`)ェェエエ工でしたとも。
全力で工エエェェ(´д`)ェェエエ工をアピールしたよ。
人にモノを頼んでおいて、その借りを他人に振るとか、そりゃないだろと思ったね。
だって結局ポワンは何もしてないことになるからね。
でルナって妖精にホルンを使う場所を聞いたらorzってなった。
さっき行った湖らしい。すごい遊ばれてる気分。海の向こうじゃん。妖精国って意外と版図が広いんだな。
それで妖精国の女王に会ったら「私達にもゴールドオーブは作れませんでした」とか言ってんの。ホント役に立たねぇな。
正直「貴方にならなんとか出来るかも知れません!」なんて言われて光るオーブを貰ったけど、俺にどーせーっちゅう話だと思ったよ。
心の底から妖精界全般のヤル気の無さにうんざりしたね。
でも城内の妖精と話してると「これは不思議な絵です!思い出の場所に行けますよ。」とか言われちゃってんの。
俺の思い出の場所って何処なんだろう。
奴隷時の作業場とかだったら嫌だな。
54:ポワンのつぶやき
人間の親子が来たんですよ、人間なんて何年ぶりかしらね。
で、親の方になんとなく見覚えがあったわけですわ。
正直最初は子供を口車に乗せてタダ働きさせるなんて簡単だと思ってましたのよ。どうせ大人になればみんなここには来られなくなりますから。
あのですね、私が間違ってましたわ。
妖精に比べ人の寿命は短い。その代わり遺伝ですわね、その男の子供も私達を見られるなんて完全に計算違いでしたわよ。
最初に男が近づいてきた時ですね、めちゃめちゃうろたえて記憶の扉をそろ〜って開けてベラにもそろ〜っと聞こうとしましたのよ
既に男が目の前まで来ていて聞けなかったのですけど。でなんか思い出せないからとりあえず男が話し始めるのを待っていたのです。
そうしたらその男がですね「昔の約束を果たしてくれ!」とか言いますの。
そこで完全に思い出しましたのが私です。
だから誤魔化すことにしましたの。えぇ、それはもう頭をフル回転させましたとも。
全てを忘れてましたから焦りましたよ。
春風のフルートとか雪の女王との覇権争いとか向こうが子供を使ったから私も子供を使わせたとか色々思い出しましてね。
だって本当に来るなんて思ってもみなかったですからね。
それで話を聞きましたらエライ事になってましたの。
ゴールドオーブを作ってくれと。すごいG。8Gくらい。男の後ろにいる子供達の真っ直ぐな目が、私にかかるGを更に倍増させてましたわ。
それで男を見ましたらゴールドオーブを貰って当然って顔で私の事見てますの。もう少し私に出来ることを要求してくださいませ。
正直「妖精国の女王を紹介しますわ!」なんて言ってはみましたけど、男の工エエェェ(´д`)ェェエエ工って顔が頭から離れませんわ。
心の底からこれで借りを返したことにして欲しかったですわね。
でもベラがその男に「私『は』すぐにわかったわよ!」とか言っちゃってましたの。
この女、抜け駆けですわね。
後で説教部屋に来てもらいましょう。
55:親父
言われた絵の前に立ってみたんですよ、恐る恐るね。
すると、いきなり視界が歪み始めて、気付いたらサンタローズの村にいたわけですわ。(しかも親父がいる!話から判断すると俺が妖精の国に行ってる時期らしい。)
正直最初は親父のラインハット行きを止められるかと思ってたのよ。俺はこれから起こることを知ってるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは人が何とかできるもんじゃない。運命だね、ここは過去だけど、過去は変えられないんだよ。
最初に家に行った時さ、めちゃめちゃかしこまって階段そろ〜って上がって親父にそろ〜っと話しかけたのよ
親父を止めようとしてさ。でなんか占い師かなんかと勘違いされちゃって、話を聞いてもらえなかったのさ。
そしたら親父がさ「しかし肝には銘じておこう、妻に似た目をした人よ!」とか言うの。
そんなこと言われたら何も言えなくなるのが俺よ。
だからせめて親父の姿を目に焼き付けることにしたのさ。えぇ、そりゃもう焼き付けましたとも。
目から水がこぼれ出そうだったけど全てを焼き付けたよ。
強さとか優しさとか自分の目指す父親像とか色々ね。
だって、今思えば俺はずっとこの背中を追いかけてきたような気がするからね。
で改めて村の人と話すことにした。
俺ってすごい大事にされてたんだ。村人全員の子って感じ。俺の知らなかった俺への思い。けどこの人達はもういない。
それで教会辺りを見たら小さい頃の俺がすごい勢いで俺の事見てんの。ホントどんなに辛いことがあっても負けるな。
正直「ゴールドオーブを回収したらとっとと帰るぜ!」なんて思ってたけど、ここに残って親父を何とかできないものかと考えてたね。
でも、過去が変えられないのなら、せめて未来は俺の手で守ろうと心に決めた。
で現代に戻ってきて子供達に「じぃちゃんは相変わらずだったな!これだから頑固じじぃは。」とか言っちゃってんの。でも半泣き。
昔、親父が俺の前で戦っていて、こんなにしっかり守ってもらえる俺は、きっと特別な存在なのだと感じました。
今では、俺がお父さん。子供達とモンスターの間に置くのはもちろん俺のこの体。
なぜなら、彼らもまた、特別な存在だからです。
60:パパスのつぶやき(回想)
アルカパから帰ってきたら手紙が来ていたのだ、ラインハットからな。
で、折り入って私に頼みたいことがあるというわけだ。
正直最初はこの依頼を断ろうと思っていたのだ。私にはやるべきことがあるからな。
そんな時、私に客が来た。
彼(正確に言うと彼の目)を見た瞬間ピンと来た。息子だな、息子が成長した姿だ。
最初に彼が私の部屋に上がってくる時、ただならぬ気配を感じてそろ〜っと振り返ってそろ〜っと彼の顔を見たのだ。
10秒くらいかけてな。で彼の目を正視できなくて、手紙に視線を戻してしまったのだ。
そうしたら彼がだな「ラインハットには行くな!」とか言うのだ。
その言葉を聞いて全てを悟ったのが私よ。
つまりラインハットで何かが起こるのであろう。あぁ、それはもう彼の口調や表情から察するに私にとって最悪の事態だろうとも。
最近私の周りに不穏な空気が流れているからな。
洞窟で薬屋に襲われたり、アルカパに行った途端に原因不明の病に掛かったり、
面識もないラインハット王から手紙が来たりと色々あったが、決めた、ラインハットに行こう!
何故かって、それは彼にとって過去、つまり私にとっては運命なのだから。
それで彼を追い払ったらエライ事になりおった。
全く帰る気配がない。その代わりすごい覚悟を感じる。これは相当の修羅場をくぐり抜けてきた男の気。そして…そうか、親になったのだな?
それでちらっと後ろを見たら彼がすごい勢いで私の事を見てるのだ。ホント気持ちが揺るぎそうになるから、さっさとどこかへ行ってくれ。
正直、一体どれだけの修羅場をくぐり抜ければ、あの年頃であれ程の気を纏えるのだろうかと素直に思って、更にやりきれなくなった。
心の底からその場にいてやれないであろう私の運命を呪ったよ。
せめて天空の剣とともに息子への手紙を置いておかねばなるまいな。
それでラインハットに旅立つ前、息子に「今回の旅が終わったら少し落ち着くつもりだ。これからは遊んであげられるぞ!」などと言っている自分に苦笑。
これは息子への言葉というよりも、むしろ自責の念。
お前はこれから色々な仲間と出会って成長していくのであろう。
私のこの命が続く限り、お前を守る盾となろう。
57:天空の城、再び
ゴールドオーブを手に入れたんですよ、過去に行ってね。
で、それを持ってプサンの所に行ったわけですわ。
正直最初は城が飛ぶなんて未だに半信半疑だったのよ。ハッキリ言って想像もつかないからさ。
あのね、本当に飛びやがった。
あれは人が作ったもんじゃない。神だね、神が作ったものだよ。(原動力は妖精だけど。)
最初にプサンのいる所に行った時さ、めちゃめちゃゴールドオーブが落ちた穴を、それこそ穴の開くほどジ〜って見ている彼を見て、どこか哀愁を感じたのよ
10秒くらいそのまま見てたさ。でなんか我に返ってゴールドオーブをプサンに渡したのさ。
そしたらプサンがさ「この城が再び天空にのぼる時が来ました!」とか言うの。
でも城内にいたから実際に飛んだのが見えてないのが俺よ。
だからまだ半信半疑だったのさ。えぇ、そりゃもう疑ってましたとも。
でも半分は信じてたよ。
地響きとか浮遊感とか水溜りがなくなったとかとか色々あったからね。
だってとりあえず状況的に判断するしかないからね。
で外に出たらエライ事になってた。
もうすごい足元の雲が城を支えている。下からは見えないっぽい。まさに天空のラピ〇タ。落ちたら死にそうな穴まである。
それで城内に戻ったら天空人が結構いるの。ホントお前らどこから出てきた?
正直「あとはマスタードラゴン様の復活だけじゃな。フック付きロープを持ってけ!」なんて行ってるジジィが居たけど、なんで俺が行くことを前提にして話をしてるんだよ。
心の底から(お前らの問題ぐらいお前らで何とかしろよ!)って思ったね。
でも城から出て子供達と「ゴールドオーブが落ちた穴はそのままだったな!あれはまた落ちるぞ。これだから学習能力のない奴は。」とか言っちゃってんの。
落ちるのは良いが人のいる所には落ちるなよ。
迷惑だけは掛けてくれるな。
58:旅の目的
改めて旅の目的を考えてみたんですよ、なんか最近、他人の使いばかりしてる気がしたからね。
で、旅の目的を思い出してみたわけですわ。
正直最初は他人の使いをしているように見えても、それなりに目的に近づいていると思ってたのよ。なんか天空の城も飛ばしたりしたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
旅の本筋を見失ってはいけない。全然だね、目的にかすってもいなかったよ。
石化から開放された時さ、オジロンからカーチャンの故郷を聞いてめちゃめちゃ張り切ってエルヘブンに向かったのよ
新しい情報はなかったんだけどさ。でなんか天空の塔に行った辺りから話が脇道に逸れちゃった感じがするのさ。
そしたら子供達がさ「早くお母さんに会いたい!」とか言うの。
ちょっと前ならここぞとばかりに自由に生きようとしてきたのが俺よ。
でもサンタローズに行って親父と会ってわかったのさ。えぇ、そりゃもう気付きましたとも。
全てを悟ったよ。
父親とか母親とか環境とか子供達にとって色々大切だってこと。
だって俺自身が一番淋しい思いをしてきたはずだからね。
そしたらエライ事になった。
何となく入ったボブルの塔でゴンズに遭遇。さっきの人が「化け物がいる!」って言ってた。2匹。つまりもう1匹いるってこと。
それで話聞いてたらゴズが「ゲマ様の手をわずらわすこともあるまい」とか言ってんの。こら、今なんつった?
正直「見つからないうちに逃げなさい!」なんて言われてたけど、ゲマと聞いたら行かないわけにはいかないと思ったよ。
心の底から沸々と湧き上がるナニカを止めることができなかったね。
でも不安そうな顔をしている子供達に「ゲマってのはじぃちゃんの仇だからな!ちょっとだけパパのわがままに付き合ってくれ。」とか言っちゃってんの。
嫁探しとカーチャン探しと、そして3つめの旅の目的。
今ここで親父の仇を討つ!
59:ゲマのつぶやき
20年ぐらい前になりますか、パパスの暗殺命令が出たのですよ、グランバニアとエルヘブンに手を組まれると厄介ですからねホホホ。
で、パパス殺害後、その息子を攫ってきたわけですよホホホ。
正直最初は子供のうちに奴隷にしておけば、従順に育つと思っていたのですよ。毎日ムチが飛ぶわけですからホホホ。
あのですね、私が間違ってましたホホ。
いつまで経っても反抗的でしたねホホ。血ですかね、さすがは私が一目置いた男の息子ですよホホ。
それで私が出掛けている時にですね、めちゃめちゃ奴隷が暴れたらしくって、処刑してタルで流したと報告を受けたのですよホホ。
それが10年ぐらい前の話です。でなんか新しく就任したグランバニア王を倒すために送り込んだジャミがやられちゃったのですよホホ。
そしたらゴンズがですね「ゲマ様、天空の城が飛びました!」とか言うのホホ。
こんなことが出来るのはあいつしかいませんでしょうよホホ。
だからボブルの塔に潜入したのよホホ。えぇ、そりゃもうマスタードラゴンまで復活された日には厄介事が増えますからホホ。
ドラゴンの目を各自で持って、待機しましたよホホホ。
塔の正門を閉じれば馬車は入って来られないとかどうやら向こうは3人で行動しているらしいとか内一人は天空装備だとか色々聞いてますよホホ。
だって向こうの兵力を分断してしまえば、各個撃破は難しくないでしょうからホホホ。
そしたらエライ事になってしまいましたホホ。
ゴンズがやられてしまいました。逆に向こうが各個撃破してきた。3対1で。正義のヒーローにあるまじき行為ですよ、常識的に考えて。
それでここに来たと思ったら三国無双のオーラ武将のように気が高まってるの。完全に戦略が裏目に出てしまいましたホホ。
正直「歩いてたら偶然ゴンズに会った!」なんて言われて初めて勝手に愚策を労した自分に気付きましたホホ。
よく考えれば、こっちが分かれてることなんて向こうは知る由もないですもんねホホ。
でもオーラ化を解除するために時間稼ぎで「私を覚えていますか?いや、それはどうでも良いですホホホ。」とか言っちゃってんのホホ。
全然解除される気配がないですねホホ。
しょうがないですね、さぁ、掛かってきなさいオホホホホホホホホホホホ!!
60:ゲマ再び
ゲマの所に辿り着いたんですよ、とうとうね。
で、20年ぶりに再びゲマと対峙したわけですわ。
正直子供の頃はいい感じでこいつを追い込んでたと思ってたのよ。まともに攻撃も当たってたからさ。
あのね、あれは若気の至りだった。
こいつは子供が勝てる相手じゃない。親父だね、親父がまともに戦ってもホントに勝てたのかな?
最初に対峙した時さ、ビシバシこいつの強さが伝わってきて空気がズドーンと重くなったのよ
10秒くらいヘタに動けなくて沈黙が続いたのさ。
そしたらゲマがさ「父親と同様、楽にしてあげましょう!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないって言ってるのがゲマよ。
だから今回は最初から全快さ。えぇ、そりゃもう本気モードですとも。
持てる全てを俺達にぶつけてるって感じだったよ。
焼け付く息とか激しい炎とかメラゾーマとか色々ね。
だって20年前は3ターンぐらい何もしなかったからね。
でもまぁ時既にお寿司ってこった。
もうすごい魔法強化。スクルト&フバーハ。それにバイキルト。焼け付く息さえ凌げば勝てる。
それでゲマ倒したら「教祖様バンザイ!ほっほっほっほっ。ぐふ!」とか言っっちゃってんの。最後に気が狂ってホント支離滅裂。
正直「親父、仇は取ったぜ!」なんて思ってはみたものの、何でゲマが20年前あの場にいたのか、未だに理解できないよ。
きっといくつもの思惑や偶然が重なり合った結果なのだろう。
でも塔を出て子供達と「あいつに連れて行かれた所で神殿とか作ってたな!あそこで何か企んでやがるのか。」とか言っちゃってんの。
守るべきものは過去よりも未来にある。
親父もそう言ってくれるはず。
>>121 ナイタ
もうすごい佳境。すごいG。8Gくらい。ドラクエなら薬草だって……あ、ドラクエか。
訂正
>>121 通し番号60→56
なんかおかしいと思った。
61:マスタードラゴン
ドラゴンオーブを手に入れたんですよ、ボブルの塔でね。
で、これでマスタードラゴンを復活させられると思ったわけですわ。
正直最初はマスタードラゴンが仲間になって一緒に戦ってくれると思ってたのよ。なんか炎とか吐いてくれそうだしさ。
あのね、俺が甘かった。
マスタードラゴンは戦闘に参加しない。乗り物だね、人が乗るものだよ。
最初に天空城に戻った時さ、ドラゴンオーブの使い方なんて知らないから、天空人の話を聞こうと思ってそろ〜っと城内を歩き回ったのよ
図書館にいる人なんて詳しいかな〜とか思ってさ。でなんか特に情報もないまま玉座に行ったらプサンで揉めてるのさ。
そしたらプサンがさ「そのオーブを私に渡して!(オヤジギャグか!)」とか言うの。
確かに天空人っぽくないなと思ってたのが俺よ。
でもとりあえず渡してみたのさ。えぇ、そりゃもう渡しましたとも。
色々考えて渡したよ。
こいつはゴールドオーブの気をたぐったとかそのオーブで城を浮上させたとか何かあったら殺してでも奪い取るとか色々ね。
だってとりあえずプサンが嘘を言ったことは今のところ無いからね。
そしたらエライ事になった。
プサンが瞑想を始めた。そしてすごい光。うぉ、まぶし!ニフラムくらい。アンデッドモンスターなら消えてしまう。
それで前見たらでっかいドラゴンがすごい勢いで俺の事見てんの。取り乱す天空人。
正直「私は世界の全てを統治する者!」なんて言うくらいなら、あんたがその魔界の王とやらを倒せば良いだろと思ったよ。
心の底から「マスタードラゴン、お前もかぁ!?」って失望したね。
でもその後マスタードラゴンが「も…もちつけ。もちろん私も力を貸そう!これを持っていくが良い。」とか言うから期待したら、天空のベルとかいうマスタードラゴンを呼ぶための道具なの。
ホント役に立たねぇな。
戦闘中は使えないみたいだし。
62:古代の封印
サラボナに行ったんですよ、久しぶりにね。
で、町に入ったらルドマンが兵士風の男に「頼みましたぞ!」とか言ってたわけですわ。
正直最初は話が全く見えなかったのよ。町は特に何も変わりなく見えたからさ。
あのね、ルドマンの様子がおかしい。
ルドマンの先祖がツボに何かを封印したらしい。色だね、青が安全で赤が危険ってのはグローバルスタンダード。
それで頼まれてツボを見に行った時さ、めちゃめちゃツボが燃えるような赤い光を放っていてついでに変な音も聞こえたのよ
ヤバイ感じだったさ。でなんかそれをルドマンに知らせに行ったさ。
そしたらルドマンがさ「準備してくるから、ここで見張ってて!」とか言うの。
薄々嫌な予感がしていたのが俺よ。
すると辺りがいきなり暗くなったのさ。えぇ、そりゃもう向こうから何かが近づいて来ましたとも。
どんどんでかくなってきたよ。
随分長い支度だなとかでもこの地響きでわかるだろとか頼む=戦えってことか?とか色々考えたね。
だってルドマンが来る気配が全くないからね。
そしたらエライ事になった。
いきなり喧嘩売られた。なんの脈絡もなく。体ならしに血祭りに上げられるらしい。
それで下見たらルドマンが準備をしながらちらちらこっちを見てんの。あのヤロー、バックレやがったな。
正直「男なら売られた喧嘩は買うぜ!」なんて思ったけど、町の人も見てるだろうし、ルドマンの立場上、彼に譲った方が良いのかな?なんて思ったよ。
心の底から普段から修業していれば、こーゆー時にアタフタしなくて済むのにと思ったね。
でも戦闘が終わって子供達と「最後の鍵だってよ!退治した報酬に貰っちゃおう。」とか言っちゃってんの。
これは報酬として妥当なところだろう。
ルドマンも文句は言うまい。
63:神殿
俺が奴隷をやってた神殿に行くことにしたんですよ、ゲマが「教祖様ーー!」とか言ってたからね。
で、マスタードラゴンを呼んでひとっ飛びしたわけですわ。
正直最初は俺自身のケジメだと思ってたのよ。ゲマの黒幕だからさ。
あのね、俺が間違ってた。
これは俺や親父だけの問題じゃない。嫁だね、嫁の石像があったんだよ。
最初にマスタードラゴンで乗り込んだ時さ、めちゃめちゃ広々とした階段を堂々と上がって正面入り口から普通に入ったのよ
ちょっと大胆すぎたかと思ったけどさ。でなんか信者(奴隷?)が集まってるトコに紛れ込もうと思ったのさ。
そしたら衛兵がさ「教祖様のお祈りが始まってるから早く中に入れ!」とか言うの。
その教祖とやらを殺るために来たのが俺よ。
だからとりあえず前に行こうと思ったのさ。えぇ、そりゃもう竜戦士に止められましたとも。
そいつらを瞬殺して前に行ったよ。
信者が「マーサ様」って言ってるとか信者に襲われたら多勢に無勢だとかこいつら人間だから殺すのは子供の教育に良くないとか色々考えたけどね。
まぁ、最悪子供達を逃がすぐらいは出来ると思ったからね。
そしたら嫁の石像があって、その前に立っていたマーサがさ「思えばパパスはつまらない男でした。」とか言うの。
俺のために体を張って死んだのが親父よ。ついでに言うと、あんたに会うために生涯を捧げたのが親父よ。
だから話を聞かないことにしたのさ。えぇ、そりゃもう無視ですとも。
どうせ偽者なんだろがよ。
実際にカーチャンに会ったことはないとかカーチャンは魔界にいるはずとか目を見ればピンと来るはずとか色々思ってね。
だって親父が俺とカーチャンの目は似てるって言ってたからね。
61 つづき
それで正体を暴いたらエライ事になった。
もうすごい変身。すごい巨大化。8tくらい。質量保存の法則を完全に無視してる。
それでそいつ倒したら正気に戻った信者が「イブールが、勇者が生まれないようにあの石像に呪いをかけてました!」とか言ってんの。何だよ、まだ上がいるのかよ。
正直「勇者が生まれたのを知ってたから、年頃の子供を攫ってたんじゃないのかよ!」なんてツッコミ入れようと思ったけど、もしかしたら単に頭が悪いだけなのかもと思ったよ。
心の底から頭が悪いのって損だな〜と思ったね。
でも元気に育った子供達を見て「もうちょっとで母さんに会えるからな!もう淋しい思いはさせない。」とか言っちゃってんの。
ジージョも正気に戻ってたな。
早く帰ってやれ。(どうやってここから下りるのか知らんけど。)
64:イブール
神殿の奥に進んだんですよ、ラマダの足元にあった階段を下りてね。
で、見たことあるような場所を進んでいったわけですわ。
正直最初はイブールって奴は対人恐怖症か何かのヒッキーだと思ってたのよ。階段の出口はラマダが塞いでたわけだしさ。
あのね、俺が間違ってた。
イブールはヒッキーなんかじゃない。淋しがり屋さんだね、意外と賑やかなのが好きなんだよ。
最初にイブールらしき奴が視界に入った時さ、めちゃめちゃその辺にいるモンスターが一クセも二クセもあって、結構MPも消費しちゃってたから一回戻ろうかと思ってたのよ
なんせ相手は大教祖とか言うくらいだからさ。でなんか向こうがこっちに気付いちゃったから引くに引けなくなったのさ。
そしたらイブールがさ「さぁ、来るがよい!」とか言って馬車メンバーまで呼んだの。
そんなことされたらそんなに強いのかと思っちゃうのが俺よ。
だから馬車メンバーを含めた戦略を組み直したのさ。えぇ、そりゃもう入れ替えしまくりですとも。
戦略が広がりまくりだよ。
攻撃役とか回復役とか盾役とか色々揃ってるからね。
だって全員の全力を注がないと勝てないと思ったからね。
そしたらそうでもなかった。
もうすごいモーションがわかりやすい。すごいワンパターン。まさに教科書通り。こっちがそれに備えても全然構わずに行動してる。
それで当の本人見たら一つ一つの行動は強力だからすごく満足そうなの。技の発表会なら他所でやってくれ。
正直「男なら正々堂々勝負だぜ!」なんて思ったけど、もしかしたらこんな所まで来て話し相手になってくれた俺達への彼なりのサービスなのかも知れないと思ったよ。
とゆーわけで、このまま引導を渡してやろうと思ったね。
で戦いが終わってイブールが「母を助けたければ魔界に行くが良い。そして殺されれば良いんだから。私が魔界への道を通じさせてやろう。
それに失敗しても命のリングをやろう。べ…別にあんたのためなんかじゃないんだから勘違いしないでよね!ぐふ!」とか言っちゃってんの。
なんだ、ツンデレだったのか。
なんか流れでこうなっちゃったけど、悪い奴じゃなかった気がする。
P.S. ヨシュアのものと思われる骨がありました。マリアの祈りは奴隷には届いたけど、どうやら兄には届かなかったらしい。
65:魔界へ
誰かの声が聞こえてきたんですよ、命のリングからね。
で、「魔界に来てはいけない。」みたいなことを言われたわけですわ。
正直最初は魔界に行くにしても5年後ぐらいだと思ってたのよ。なんだかんだ言っても息子はまだ子供だからさ。
あのね、俺が間違ってた。
息子はやっぱり普通の子供じゃない。伝説の勇者だね、さすがは親父が追い求めた男だよ。
最初に嫁を連れてグランバニアに帰ってきた時さ、めちゃめちゃ普通に嫁に泣きついたのを見て、やっぱりまだまだ子供なんだと思ったのよ
10歳をすぎたばかりだからさ。でなんかオジロンにもたしなめられちゃったのさ。
で上に行ったら息子がさ「僕は魔界に行く!」とか言うの。
間違いなく俺の血を引いているのが息子よ。
だから俺が止めても無駄だと思ったのさ。えぇ、そりゃもう一人でも行こうとするでしょうとも。
昔の俺を思い出してたよ。
サンタローズの奥への冒険とかレヌール城のお化け退治とか妖精の国の危機とか色々ね。
だって俺が息子でも同じことを言うだろうからね。
だからせめて俺が連れて行くことにした。
エルヘブンの北の怪しい扉の向こう。3体の石像。そして3つのリング。今思えば、炎と水のリングを俺が探したのも運命の一部だったのか。
それでダメ元で穴に飛び込んだら、空間が歪んで、見慣れない場所に出たの。ホントに来ちまったな。
正直「魔界に行けるのは伝説の勇者だけ!」なんていう親父の情報がガセでホントによかったと思ったよ。
親父も伝説の勇者より3つのリングを探せばここに来られたということ。
でもカーチャンから賢者の石を貰って仲間達と「意外と余裕があるんだな!よく考えたらこっちでの生活の方が長いのかな。」とか言っちゃってんの。
ホントは一秒でも早く会ってみたい。
モンスターを仲間にできるのも、おそらくは貴女の血なのでしょう。
66:サンチョのつぶやき The Final
イブールまで倒してきたんですよ、パパス子がね。
で、ワシの手に負えなくなってきたから、事故に見せかけて亡き者にしようと考えたわけですわ。
正直最初は事故に見せかけて殺るのって簡単だと思ってたのよ。いざとなればメダパニにかかったフリをすれば良いんだからさ。
あのね、ワシが間違ってた。
旅は誰でも同行できるもんじゃない。選抜だね、パパス子に選んでもらわなきゃならないんだよ。
パパス子が嫁さんを連れて城に戻ってきた時さ、めちゃめちゃ迷ってる感じのパパス子に魔界に行くように促したのよ
先代の名前を使ってさ。でとりあえず「どんな所にもお供しますぞ!」とか言ってみたのさ。
そしたらパパス子がさ「よし、魔界に行こう!」とか言うの。
パパス子が小さい頃から見てきたのがワシよ。
だからメンバーには選ばれると確信してたのさ。えぇ、そりゃもう執事ですから。
今まで言ったパパス子への賛辞の言葉を思い出してみたよ。
「今日ほど嬉しい日はありません」とか「今日ほど嬉しい日はありません」とか「今日ほど嬉しい日はありません」とか、うわ、同じことしか言ってねww。orz
でもまぁさっきアピールしたから大丈ブイV(死語)。
そしたらエライ事になった。
64(つづき)
(パ:パパス子、ワ:ワシ)
パ「よーし、じゃぁパパ、メンバー発表しちゃうぞー!」
ワ(何でお前が選ぶんだよ。勇者たる息子だろ常考。まぁ、まだ子供だから仕方ないか。)
パ「まず嫁、息子、娘。」
ワ(その辺は確定だわな。息子は伝説の勇者だし、教育に差を付けない主義みたいだし、嫁は色んな意味で。)
パ「ピエール。メッキー。」
ワ(まぁ、その辺も妥当だろう。ピエールはオールマイティーファイターだし、ベホマラー使いが2枚看板だと長期戦も楽になる。)
パ「プックル。」
ワ(ま…まぁ、子供の頃からの付き合いだし、長旅にはマスコット的なキャラも必要だろう。)
パ「次、ラストなー!」
ワ(何ーー!?全部で8人しか行けないの!?ワシを最後に発表するとは、パパス子め、味なマネを。)
パ「……」
ワ(『さ』。『さ』。)
パ「ピピン。」(おぉぉぉぉ!(←ギャラリー))
ワ(な…何ー!?ぴ…ピピンー!?ピピンって、あの魔法も使えない兵士!?)
もうすごいショック。すごいガーン!戦力外通告。ドラクエ4なら3章のあいつ。
それで不満げな顔してたらパパス子が「君は秘密兵器だからメンバーじゃないんです。」とか言うの。それ全然意味わからないから。
正直「俺達が帰ってくるまでグランバニアを頼むぜ!」なんて言ってたけど、側近を育てて次の治世に備えるための布石だと確信したよ。
心の底から実は全部バレてるんじゃないかと思ったね。
でも城の脇の自分の部屋に戻って「政治オンチだと思って侮ってたな!先代の時は楽だったのに。」とか言っちゃってんの。
ホントワシってダメ人間。
先代を亡き者にした時、ワシの人生も終わっていたのだろう。
67:魔界
魔界に来たんですよ、ついにね。
で、歩いてたら当然の如く敵に遭遇したわけですわ。
正直最初は魔界といえど、目が飛び出るほどの違いはないと思ってたのよ。こっちもそこそこの強さを自負してたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
ある意味、息子の魔法がないと魔界を歩くことすら出来ない。耐性だね、スクルト・フバーハも必須だよ。
最初にキラーマシン×3に遭遇した時さ、めちゃめちゃ普通に『戦う』そろ〜って選んで娘に念のため俺にバイキルト掛けるように言ったのよ
HPや防御力は高いかも知れないからさ。でなんとなく戦闘が始まったのさ。
そしたら1ターン終わって娘がさ「パパ…私…死にそう…」とか言うの。
戦闘が始まった時HPは満タンだったのよ。
だから焦ったのさ。えぇ、そりゃもう焦りましたとも。
まさかこれほどとは思ってなかったよ。
超強力な攻撃力とか2回攻撃とかこっちより素早いとか全くの想定外。
だって魔界に来てから1回、いや1ターンしか戦ってないからね。
で入れ替えを総動員してその戦闘を凌いだらエライ事になった。
俺らヒャド系(吹雪含む)に弱ぇぇww弱そうに見える鳥がザラキてwwそいつらが混合で6体とか有り得ねぇぇwwww
それで明らかにパワータイプが来たからスクルトかけてホルホルしてたら、いきりたった攻撃で200超のダメージとか喰らってんの。ホント勘弁して下さい。
正直「賢者の石があれば楽勝だぜ!」なんて思ってたけど、全然回復が間に合ってないし、結局息子や娘と交代したメッキーにベホマラー使わせてるし。
心の底から息子に星降る腕輪付けさせといて良かったと思ったよ。
でもジャハンナに着いて「さすがに装備品は充実してるな!需要がある所は違うな。」とか言っちゃってんの。
でも高すぎて買えねwww
誰かグランバニアの名前でお金を貸して下さい。ゴールデンゴーレムを狩って返します。
68:カーチャン
カーチャンの所に辿り着いたんですよ、とうとうね。
で、生まれて初めてカーチャンとまともに会話したわけですわ。
正直最初はこのままミルドラースとやらを倒して帰ろうと思ってたのよ。多分もうすぐそこという所まで来てるだろうからさ。
あのね、俺が間違ってた。
無理するなっていう方が無理だった。母だね、母は子供のために無理をしてしまうものなんだよ。
最初にカーチャンの所に着いた時さ、めちゃめちゃいきがってるモンスターが襲ってきたからサクっと瞬殺したのよ
これで邪魔者はいなくなったのさ。でなんかここに来てかしこまっちゃったのさ。
そしたらカーチャンがさ「私がミルドラースの魔力を封じてみせます!」とか言うの。
そのミルドラースを倒すためにここまで来たのが俺達よ。
だからカーチャンには無理してほしくなかったのさ。えぇ、そりゃもう止めるべきでしたとも。
抑えつけてでも止めるべきだったのかも知れないよ。
俺が生まれた時の夢とか親父の最期と重なったとかつい最近その親父と話したとか色々なことを走馬灯のように思い出してたよ。
でも親の言うことを聞くのも一つの親孝行だからね。
そしたらエライ事(ってゆーか、ある意味予想通り)になった。
もうすごい悪天。すごい雷。やばい感じ。よく見たら、カーチャンいつの間にか半透明。もぉ良い、もぉ良いよカーチャン…
それで声がしたと思ったら親父が出てきてカーチャンを連れてくの。親父、約束守れなくてホントごめん。
正直「私達の子は私達を超えたようだ!」なんて言われたけど、全くもってそんなことはないと思ったよ。
心の底から親を超えることの難しさを痛感したね。
でも2人が消えて「親父がここに来れるなら俺達が来ることもなかったな!『見守ってるからガンバレ』なんて言われても困る。」とか言っちゃってんの。
でも何だろうな、この妙な安心感は。なんか落ち着く。
ここに家族みんなを連れてきて両親に見てもらえてホント良かった。
69:マーサのつぶやき
グランバニア王と結婚したんですよ、随分前の話ですけどね。
それで、めでたく男の子を授かったのです。
正直最初はこの幸せが永く続くと思っていたのです。エルヘブンの皆さんもいつかは許してくれるでしょうから。
でもね、幸せは続かなかったのです。
私達を引き裂いたのはエルヘブンではありませんでした。魔界ですね、ミルドラースの手の者だったのです。
あれからどれくらいの時が経ったのでしょう。伝説の勇者が生まれたらしいという噂がそろ〜っと実しやかに流れて、そしてミルドラースの手下を次々と撃破しているらしいのです。
10歳くらいの男の子だそうです。そしてその父親が私の息子らしく、そろそろここに来るらしいのです。
そうしたら私の見張りが「何だテメーは!マーサの邪魔をするな!」とか言ったかと思うと、あっという間にボコボコにされたのです。
この瞬間を夢にまで見ていたのが私です。
だからせめて一つぐらい母親らしいことをしたいと思ったのです。えぇ、それはもうせめてもの償いですとも。
この命に代えてもミルドラースの魔力を封じてみせます。
この場に夫がいないということは、彼はもう既にこの世にいないのでしょうとか考えると吹っ切れました。
だってもしここで私が死んでも、私は一人じゃないってことですからね。
そうしたら何かがこちらへ向かってくる気配。
もうすごい反撃。すごい雷。しかも何回も。視界がぼやけて来たのは涙のせい?それとも…
それで声のする方を見ましたら夫が優しく私を呼んでいるのです。あぁ、ホントに会いたかった。
正直「子供のためなら、この命を捧げます!」と思っていましたけど、それはきっとあなたも同じだったのでしょうね。
心の底からあなたと出会えたことを神に感謝します。そして最期に息子に会えたことにも。
それで最後に息子達に「未来はあなた方に託します!私達はいつでも見守っていますよ。」と伝えることができました。
元気な孫も見ることができました。もう悔いはありません。
あなた方が新しい世界を作り、そして守っていくのです。
70:地獄の門番
先に進むことにしたんですよ、カーチャンには会ったけど、今度はミルドラースが仇になっちゃったからね。
で、明らかに何か仕掛けがありそうな宝箱を発見したわけですわ。
正直ここまで来て余計なことに脳ミソを使いたくないと思ってたのよ。もう何があっても驚かない覚悟が出来てたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは多分他のモンスターとも仲良くできてない異質の存在。隔離だね、ミルドラースが匿ってた切り札だよ。
壁にお面みたいなのが掛けてある所があってさ、めちゃめちゃ俺達の歩みに合わせてボワ〜って目の光が動いてぞわ〜ってなったのよ
結局何も起こらなかったんだけどさ。でなんか床が動く仕掛けの所に来たのさ。
そしたら息子がさ「この仕掛け、僕達が来るまで向こうの人は出られないの?」とか言うの。(ってゆーか、そもそもこの部屋の存在意義がわからない。)
そんな一言で場の空気を和ませてしまうのが伝説の勇者よ。
だから見るからに怪しい宝箱も勢いで開けちゃったのさ。えぇ、そりゃもう罠発動ですとも。
ゴゴゴゴゴとかいう音とともに扉が開いて、何かが走ってきましたよ。
先制攻撃じゃなきゃトラップの意味ねwwとか俺達が来て宝箱開けるまでじっと扉の向こうで待ってたのかwとかでもなんかヤバイふいんきとか色々考えたね。
だって初めて遭うモンスターだったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい得意技イオナズン。すごい連発。1ターンで2匹ともとか。俺が面接官なら今すぐに帰ってほしい。
それでHP見たらすごい勢いでオレンジ色になってんの。ホント瀕死ってレベルじゃねぇぞ!
正直「お前らはこの戦闘で全てを出し切っても良い覚悟なんだろうけど、俺らはこの後にミルドラースと戦らなきゃならないんだよ!」
なんて言って色々温存したりしないで少なくとも1匹は速攻で撃破しとくべきだったと思ったよ。
心の底から温存なんて考えてた事を後悔したね。
でも戦闘終わって仲間達に「先制攻撃できないとトラップの意味がない罠!俺ならこんな中途半端なマネしないね。」とか言っちゃってんの。
『トラップ』と『罠』をかけてみました。
誰か気付いてくださいorz
71:ミルドラース
ミルドラースの所に着いたんですよ。
で、今となってはカーチャンの仇となったミルドラースと対峙したわけですわ。
正直最初はミルドラースってどんだけ強いか想像もしてなかったのよ。なんせ魔界の王だからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは本来のミルドラースの力じゃない。カーチャンだね、カーチャンがこいつの力を相当削ってたんだよ。
最初にヘルバトラーが出てきた扉をくぐった時さ、めちゃめちゃピッコ○をじぃさんにした感じの奴が見えてきて、そろ〜っと近づいたのよ
ってゆーか足が勝手に動いてたんだけどさ。でなんかそいつがご丁寧に自己紹介を始めたのさ。
そしたらミルドラースがさ「私は神をも超えた!」とか言うの。
『神をも超えた』てw邪気眼でも言わねぇよ、最近。
でもそんなことはどうでも良いんだよ。
だから問答無用で戦闘を開始したのさ。えぇ、そりゃもう問答無用ですとも。
全てをぶつけるつもりで戦ったよ。
親父とかカーチャンとか子供達の未来とか色々守るためにね。
だってこいつが神だろうと魔王だろうと、いずれ俺達の前に災いとなって現れるだろうことは想像に難くないからね。
そしたらセコイ事しやがった。
仲間を呼びやがった。セコイ。神超えが聞いて呆れる。ゲマもラマダもイブールも、お前の手下は最後まで一人で戦い抜いたってのに。
それで息子にスクルトかけさせたらすごい勢いで援軍が役に立たなくなってんの。ホント何のために出てきた?
正直、ここで召喚されたのがさっきのヘルバトラーだったら、さすがにヤバかったんじゃないかと思ったよ。
心の底からその中途半端ぶりに呆れたね。
でもインターバルに入ってミルドラースが「不幸なことだ、なまじ強いばかりに私の本当の恐ろしさを見ることになるとはな!泣け!叫べ!」とか言っちゃって変身始めてんの。
はいはい想定内想定内。
四の五の言わんと、かかって来いやー!!
72:最後の戦い
ミルドラースが変身を始めたんですよ、想定の範囲内だったけどね。
で、それが終わるまで黙って見てたわけですわ。
正直最初は変身してる途中で攻撃しようかとも思ってたのよ。別に終わるまで待ってる筋合いもないからさ。
あのね、俺が間違ってた。
不意打ちは子供の教育上良くない。それに空中だね、俺達の武器が届かない所で変身してたんだよ。
最初に変身が始まった時さ、なんか黙って見てるのもナンだな〜って思って嫁にそろ〜っと耳打ちしたのよ
メラゾーマぶっ放すようにさ。でなんか嫁にたしなめられちゃったのさ。
そしたらミルドラースの輪郭からさ翼やら尻尾やらみたいなのが出てきたの。
まぁしょうがないから待っててやるよ。
でもせめて回復ぐらいしたかったのさ。えぇ、そりゃもうさっきの戦闘が終わってそのままの状態ですとも。
しかも補助魔法は全て解除されたっぽいのよ。
ここまで来たらフバーハとかバイキルトとか何度掛け直してでも倒す!
だってこれが最後の戦いだろうからね。
そしたらまたセコイ事しやがった。
もうすごい瞑想。体力が回復したっぽい。どのくらい?ベホマ級ならいつまで経っても終わらない。
それで凍てつく波動喰らってその度に補助魔法掛けてたらすごい勢いでMP減ってるの。これはちょっとヤバいかも。
正直「ベホマラー2枚看板だぜ!」なんて余裕こいてたけど、フバーハもベホマラーも使えなくなったら相当キツくなること必至。
心の底からこのエンドレスな展開に終わりは来るのかと思ったね。
でもやっとの思いでミルドラースを倒して仲間と「神超えを語っておきながら、瞑想なんてダメージ受けることを前提としたスキルを修得してんじゃねぇよ!これだから邪気眼は。」とか言っちゃってんの。
空から何かが降ってきた。
あぁ、終わったよ、親父、カーチャン。
73:エピローグ
ミルドラースを倒して帰ってきたんですよ、俺達の世界にね。
で、今まで世話になった(むしろ世話をした?)人達に挨拶して回ることになったわけですわ。
正直最初は世界を救ったなんていう自覚はなかったのよ。俺の個人的な問題を片付けただけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
なんか世界が平和になったらしい。救世主だね、救世主的扱いだよ。
最初に天空城に行った時さ、めちゃめちゃかしこまってマスタードラゴンにお礼を言われて、彼に乗って挨拶回りすることになったのよ。
家族揃ってさ。でなんかラインハットにも行ったのさ。
そしたらヘンリーがさ「息子が勇者なんて、トンビがタカだな!」とか言うの。
そしたらマリアがさ「そんなこと言ったら『奥さんに』失礼ですわ。(pgr」とか言うの。
そしたらヘンリーがさ「世界が平和になってラインハット国民も大喜びだ!」とか言うの。
そのラインハットに故郷を滅ぼされたのが俺よ。
でもその場は笑って会話したのさ。えぇ、そりゃもう子供の前ですから。
友好的に見せるのも国家戦略の一環ですから。
今のうち楽しんでおけば良いさ。
73(つづき)
でグランバニアに戻ってサンチョが「こんな日が来るとは夢にも…」とか言うの。
お、ボキャブラリーが増えたみたいだな、サンチョよ。
でも軽く聞き流したのさ。えぇ、そりゃもう言ってる意味は全部同じですから。
痴呆が入ってきたことにして、近々引退してもらうよ。
嫁とか息子とか娘とか色々守るためにね。
だって何かが起きてからじゃ遅いからね。
そしたら宴会が始まった。
なんか人がいっぱい来て舞踏会。すごいノー天気。モンスターがいなくなったって。でも下にプックルは居た。つまり悪いモンスターが消えたってことらしい。基準がわからん。
それで娘の横見たらサンチョがすごい勢いで俺の事見てんの。ホント何かやったら殺す。
正直、まさかこんな所で何かやるとも思えないけど、空気読めないのがDQNのDQNたる所以だからね。
心の底からサンタローズにでも飛ばそうかと思ったけど、目の届かない所で小細工されても困るし、近場に置いて監視を付けることにしたよ。
でもどこからか声が聞こえてきて「私達が叶えられなかった夢を息子は叶えた!私達の息子は私達を超えたようだ。」とか言っちゃってんの。
ホントあなた方の息子で良かった。
そっちで末永く幸せになってください。
オマケ:薬屋のつぶやき
薬の調合を頼まれたんですよ、アルカパの宿屋の女将にね。
で、話を聞く限りただの風邪だとは思うけど、丁度材料を切らしてたから村の奥の洞窟に入ったわけですわ。
正直最初は材料を採ってさっさと洞窟を出ようと思ってたのよ。弱いとはいえモンスターも出るからさ。
あのね、俺が間違ってた。
なんか他に人がいた。サンチョさんだね、サンチョさんがいたんだよ。
最初にサンチョさんに呼ばれてさ、めちゃめちゃ珍しい薬草を見つけたとか言ってたから、それをそろ〜っと見せてもらおうと思ったのよ
珍しいと言われれば見たくなるからさ。でなんか両手で大事そうに持ってるからそぉっと顔を近づけたのさ。
そしたらサンチョさんがさ「もっと顔を近づけて!」とか言うの。
それでいきなり匂いを嗅がされて軽くバーサクったのが俺よ。
だから洞窟内を走り回ったみたいなのさ。えぇ、そりゃもう意識が朦朧としてよく覚えてませんとも。
材料採取用の手斧を振り回しながら走ってたみたいだよ。
壁とか水溜りとか遺跡とか色々関係なしにね。
だって足が自分の意志と関係なく動いてた感じがするからね。
そしたらエライ事になった。
視界にパパスさんが入った…ような気がする。でそんなの構わずに手斧を振り回して走り回った…ような気がする。
それで難なく取り押さえられて、動けないように体の上に岩を乗せられた…ような気がする。
それで次に正気に戻って目を開けたら男の子がすごい勢いで俺の事見てんの。って、よく見たらよりによってパパスさんの息子。
正直「岩が落ちてきて寝ちゃったよ!」なんて言ってみたけど、我ながら苦しい言い訳だと思ったよ。
心の底からサンチョさんの行為には何か陰謀めいたものを感じたね。
でも助けてもらってパパスさんの息子に「あ、薬の調合しなきゃ!じゃぁね坊や。」とか言って1人でスタコラサッサと帰ってきちゃってんの。
また罪を増やしてしまった気がする。
パパスさんに謝りに行きたいけど、1階に常時サンチョさんがいるから、行くに行けない。
オマケ(本来は45と46の間):ジャミのつぶやき
ゲマ様から新しく就任したグランバニア王を殺せとの指令を受けたのだ、ゴンズよりも俺の方が優秀だからなフハハ。
で、新王を快く思っていない大臣を抱え込んで、新王を誘い込むことにしたのだフハハ。
正直最初は誘い込んでしまえば殺すのは簡単だと思っていたのだフハハ。石化ガスも使えるが、ゲマ様に特別な魔法をかけてもらった私に普通の攻撃は通用しないからなフハハ。
あのな、俺が間違ってたフハ。
この世に完璧なものなどない。相互関係だな、特に補助魔法は強化と弱化又は解除は一対のものだフハ。
上手く新王を誘い込んだ時な、用済みになった大臣を始末したのだフハハ。
ボロ布のようになフハハ。でなんか本命の新王が俺の所まで来て攻撃が当たらないから焦っているのだフハハ。良い表情だフハハハ。
そしたら横にいた王妃が「やめなさいジャミ!」とか言ってゲマ様の魔法を解除しやがったのだフハ。
あ〜下手こいたぁ、でもそんなの関係ねぇ!はい、オッパ(ry
だから戦闘を再開したのさ。あぁ、そりゃもう攻撃力までは落ちてないからなフハハ。
石化ガスは最後の手段よフハハ。
ベホマとか奇跡の剣とかスカラとか、これは長引けば長引くほど俺に不利フハ。
使えるには使えるが石化ガスは私自身もヤバイからなフハ。どうやって身に付けたかは秘密だフハハ。
そしたらエライ事が頭をよぎったフハ。
この女、もしや伝説の…?すごい波動。ゲマ様の魔法をあっという間に解除。まさかあれはあの有名な『凍てつく波動』??
それでちらっと王妃を見たらその隙に王の剣が俺の心臓に深々と突き刺さってんのフハ。さすがにこれは致命傷フハ。
正直「王妃を攫って王をおびき寄せる!」なんて回りくどいマネしないで、宴会しているうちに攻め込めばよかったと思ったなフハ。
王妃が勇者の血統とはさすがに計算外。
でも最後の力で「その女に子は産ませぬフハハ。石となってこの世の終わりを見るが良いフハハ!」とか言って石化ガスを吐いてやったぜフハハ。
体力と魔力が落ちてて不完全な石化ガスだから、このまま手を加えなければストロスの杖なんかで解除されちゃうかもフハ。
ゲマ様、後はお願いしまグフッ!
オマケ:ベラのつぶやき
久しぶりに人間が来たのよ、20年ぶりくらいね。
で、そいつは初めてじゃないみたいで、真っ直ぐポワン様のところに来たのよ。
正直私はそいつの顔を見た瞬間わかったのよ。春風のフルートの時の少年だってね。
あのね、ポワン様はわかってなかったっぽいわね。
ポワン様が人間(主に子供)をタダ働きさせたのは一度や二度じゃない。バチだね、バチが当たったのよ。
たまに妖精が見える子供もいるけどさ、歳をとるとみ〜んな見えなくなって、偶然この森に入ってもだ〜れもここには辿り着けないのよ
そういえばパパスって子は元気かしらね。でなんかそれがわかってるからポワン様もやりたい放題なのよ。
そしたらポワン様がさ「あいつ誰?」ってアイコンタクトしてくるのよ。
そんなポワン様にいい加減ウンザリしているのが私よ。
だから考えてるフリしたのよ。えぇ、そりゃもう思い出すフリですとも。
頭の中ではあの時の光景が鮮明に映し出されていたわ。
サンタローズの酒場とかカギの技法とかベビーパンサーとか色々ね。
だって実際に私は一緒に行動してたからね。
そしたらそいつがエライ事言ってきたのよ。
ゴールドオーブを貰いに来たってwwウケるww無理無理wwあんなの多分女王でも作れないわよ。ポワン様になんか絶対に無理ww
それで横見たらポワン様の目がすごい勢いで泳ぎまくってんの。ホント自業自得ww
正直「女王様に頼んで!」なんて言って上手く切り抜けたつもりでしょうけど、春風のフルート紛失の件は女王様に報告してませんもんねぇw
心の底からこれからの展開にwktkよ。
でも人間とポワン様の会話が終わって「久しぶりね!私はすぐにわかったわよ。」とか言っちゃったのよ。
まぁポワン様ったら、睨んじゃってコワいコワいw
さてと、そろそろその座を私に明け渡してもらいましょうか。
オマケ:デールのつぶやき
死んだと思っていたヘンリー兄さんが帰ってきたんですよ、10年ぶりぐらいにね。
で、母さんの偽者も退治されたわけですよ。
正直最初は王位を兄さんに譲ろうと思ってたのよ。当然王位継承権は兄さんの方が上だからさ。
あのね、僕が甘かった。
兄さんは王になんてなる気がない。無責任だね、元々こんな感じだったけど。
最初に兄さんが来た時さ、めちゃめちゃ嬉しくて僕は外に出られないから別働隊として兄さんに真実を映し出す鏡を探すのを頼んだのよ
その作戦は成功したのさ。でなんか問題が解決したから予定通り王位を譲ろうとしたのさ。
そしたら兄さんがさ「子分は親分の言うことをきくもんだ!」とか言って断ったの。
意味がよくわからないけど王を続けることになったのが僕よ。
でも一応補佐を期待したのさ。えぇ、そりゃもうそのくらいはしてくれるでしょうとも。
全てを譲歩することになったけどね。
マリアさんとの結婚とか部屋の交換とか段々エスカレートしてきたけどね。
だってそうしないと補佐してくれなさそうだからね。
そしたらエライ事になった。
もう昼間から上でギシアン('A`)。すごい音、そして声。アーアー聞こえない(∩ ゚д゚)。でも少し(*´д`*)ハァハァ
それで子供が生まれたらすごい勢いで兄さんの小さい頃とそっくりなの。ホント頭痛が痛い。
正直「兄さんが生きてただけでもラッキーだぜ!」なんて思ってたのはいつのことだっただろう。
むしろ以前よりも胃がキリキリするぐらいストレスたっぷりな毎日だね。
でミルドラース倒して挨拶に来たグランバニア王が「随分と老けたな!ヘンリー、仕事してないんじゃねぇの?」とか言っちゃうぐらい、僕はパッと見ておじいさん。
親も子も、何でグランバニアとラインハットではここまで違うのか。
誰か助けて下さい。
改変後記
楽しんでいただけましたでしょうか?
当初はイベントを幾つかピックアップして改変する予定でしたが、
いざゲームを始めると、話を繋げた方が面白いような気がして、勢いで通してしまいました。
今回の改変で気を付けたテーマは、(出来たかどうかは別にして)
主人公の成長を年齢・立場・出来事等を通して上手く表現するということでした。
まぁ、本当の最初はひねくれ者で最後まで通すつもりだったんですけど。
昔のゲームは、キャラの表情や感情は現在のCGのものと違って非常に乏しく、
またストーリー展開もやや強引にならざるを得ない部分が多々ありました。
しかし逆にそれはプレイヤー自身が想像を膨らませることが出来る大きなスペースでもありました。
特にDQの主人公は基本的に『はい』か『いいえ』の意思表示しかなく、
セリフから主人公の性格等を推し量るということが出来ませんでした。
今回の改変はその辺りを勝手に脳内補正したものです。
容量や技術の向上による細かい部分まできちんと設定された物語も良いとは思いますが、
与えられる世界観(人物像や人間関係を含む)だけを楽しむのではなく、
見えない部分を勝手に想像で補充して作り上げていく世界観を楽しむことが出来れば、
ゲームはもっと深く、そして活きたものになるんじゃないかと思います。
個人的に好きなのは55と56のセットです。
未来を守るために過去へ行った主人公が、結果として父のラインハット行きを決意させてしまう
という悲しいパラドックスは、情報不足と脳内補正の為せるワザです。
(ついでに言うと56は完全に思いつきで、55投下後に改変作成しました。)
プレイする人の数、もとい、プレイされる数だけ、新しい物語が生まれますように。
以上、スレ汚しお詫び致します。
この前車に轢かれたっぽい猫の手当をしたんですよ、初めてね。
なんか友達が夜中に電話してきたからさ。まぁ骨折でもしてんだろと思って、
段ボールと捨てようと思ってた毛玉だらけのセーターをもってたんですよ。
今は大寒だし動けないと猫も寒いだろうからね。で、生まれて初めて現場に行ってみたわけですわ。
正直最初は猫の手当って簡単だと 思ってたのよ。
交通事故なんて日常茶飯事だからね。
あのね、俺が間違ってた。あれは一般人がやるもんじゃない。獣医だね、獣医がやるものだよ。
最初に道の真ん中に倒れてる猫をのぞき込んだとき、
めちゃめちゃびびってそろ〜って近寄ってそろ〜っと覗き込んだのよ。 10秒くらいかけてさ。
そしたら、猫、頭から血をながしてんの。血の水たまりできてんの。
でなんか怖くなって後ずさりしちゃったのさ。
そしたら猫がさ、俺のこと見つけてさ、ニャーの形に口開けて「しーっしーっ」とか言うの。
お前もう声でないんだろ。頭持ち上げれないくせに足をバタバタ、うごかしてんの。
もう、動かなくていいから・・
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから猫を撫でたのさ。えぇ、そりゃもう撫でましたとも。全てを忘れて撫でたよ。
血のにおいとか、酷い怪我とかぜんぶ忘れてね。
だって猫がなんか訴えてたからね。
そしてらエライ事になった。
セーター敷いた段ボールに入れたとたん。もうすごい脱力。
それで猫見たら苦しそうな顔して動かなくなってんの。ホントごめんなさい。
正直「いますぐかけつけてやるよ!」なんて見栄張らないで素直に家にいりゃよかったと思ったよ。
心の底から何もできない自分に後悔したね。
でも第一発見者の友達と「猫も道の真ん中で死にたくなかったんだな。セーターの上でもちょっとは救われたんじゃねーの?」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
どうかやすらかに眠って下さい。
懲りずにオマケ:スラリンのつぶやき
この前仲間2匹と遊んでたんですよ、この前と言っても結構前だけどね。
で、人間がビスタと呼んでいる港の近くで遊んでいたら突然子どもが飛び出してきたわけですわ。
正直最初はちょっと脅かせば逃げると思ってたのよ。相手はまだ子どもからさ。
あのね、オイラが間違ってた。
あれは普通の子どもでもなければ偶然でもない。運命だね、運命がオイラ達を引き合わせたんだよ。
最初に会った時さ、めちゃめちゃ突然の衝突で目がくら〜ってなってスラの助が起こしてくれたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか向こうも臨戦体制に入って引くに引けなくなっちゃったのさ。
そしたらスラの助がさ「みんなでかかれば勝てる!」とか言うの。
別に戦う気なんてなかったけど、多数決には従うのがオイラよ。
だから戦闘を開始したのさ。えぇ、そりゃもう袋叩きですとも。
なんぼ世界最弱とは言え、檜の棒装備の子どもを3匹で囲んで負けたとあってはモンスター中の笑い者よ。
子どもなのにオイラ達よりHPが高いとか何でこんな所に一人で?とかあ〜スラダンがやられたとか色々あったけどね。
だってそろそろ相手も弱ってきたからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごいオヤジ登場。すごいゴツイ。筋肉隆々。HPならオイラ達の約100倍。
それで横見たらスラの助がすごい勢いで俺の横を吹っ飛んでいったの。ホント次は我が身。
正直死を覚悟したけど、子どもの方に殴られて気絶してたらどこかに行ってくれて助かったのよ。
心の底から九死に一生を得たね。
でも住処のサンタローズに戻って、ホイミなんて使えるようになって少し逞しくなった君を見て、既に束になっても勝てないと思っちゃってんの。
君は覚えているだろうか。
あの時逃げ出したスライムがいたことを。
懲りずにオマケ:スラリンのつぶやきA
この前結構大勢でカジノがあって夜も明るい町の近くで遊んでたんですよ、この前と言っても結構前だけどね。
で、そこで大きくなった君と遭遇したわけですわ。
正直最初はオイラに気付くかな〜と思ってたのよ。目の下にホクロがあるのオイラだけだからさ。
あのね、オイラが間違ってた。
ホクロなんて誰も気付いてない。そもそもそんな至近距離まで近づかないよ。
この時は結構仲間も多かったからさ、めちゃめちゃびびってみんなの後ろをそろ〜って付いていってそろ〜っと戦列に加わったのよ
もちろん一番後ろさ。でなんかみんなが一斉に飛びかかったのさ。
そしたら君がさ「唸れ、チェーンクロス!」とか言うの。
そのチェーンナントカで次々と倒されていったのがオイラ達よ。
でもさすがに最後の方になると威力が落ちてくるのさ。えぇ、そりゃもう最初に攻撃を受けたスランプは即死でしたとも。
で殺されるのを覚悟で起き上がったら仲間にしてくれたっけね。
刃のブーメランとかスライムの服(何故こんなものが人間の防具屋に?)とかなんかリボンとか色々くれたよね。
だって君が仲間にした初めてのモンスターだったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい急成長。すごいHP。30くらい。ダメージを受けてないのに回復してないってだけで瀕死状態。
それで魔法まで覚えて成長したオイラを見てほしくてその魔法ばっかり使ってたら君がすごい冷めた目でオイラのこと見てんの。ホントごめんなさい。
この体でブーメランを投げるのは正直キツイって素直に最初に言っておきゃよかったと思ったよ。
心の底からそれを理由に命令違反した事を後悔したね。
でもどんどん強い仲間が増えてモンスターじいさんに預けられたみんなと「所詮オイラ達も捨て駒よ!これだから人間は。」とか言っちゃってんの。
いつまでも君と旅を続けられる。そう思っていた時期がオイラにもありました。
君は今頃魔界だろうか。
ここにいるみんなのこともたまには思い出してください。
>>148 一気読み。細かいツッコミがなるほどな感じで笑えましたw
乙です
154 :
水先案名無い人:2008/02/06(水) 21:52:13 ID:fJUjzvea0
なんという超大作・・・これは映画化すべき
>>148 ヤバイ。めっちゃ面白かった。
他の人のつぶやきも見たくなりました。
さすがにそれはわがままですね…。
157 :
水先案名無い人:2008/02/07(木) 23:29:17 ID:dIIyq80RO
>>148 超大作乙!
それにしても55のところからの急展開は反則。あれ、なんか目から汗が…
>>148 ドラクエX小学生の頃にやったきりで
凄く懐かしくいっきに読みました。
又やりたくなった
とても良かったです。
ありがとう
葬式に参列してきたんですよ、遠縁だけどね。
で、久しぶりに告別式まで式場にいたわけですわ。
正直最初は何となく終わるものだと思ってたのよ。故人とはあまり面識なかったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは遠縁とかあまり関係ない。命だね、人の生と死について色々考えさせられたよ。
告別の出棺の時さ、めちゃめちゃびびってみんなの後ろにそろ〜って立って近い人から棺に花を入れるのを黙〜って見てたのよ
10秒くらいさ。でなんか怖くなって棺に近づけなくなっちゃったのさ。
そしたら葬祭関係者がさ「最後に顔を見てあげて!」とか言うの。
そもそもその場にいるのがそこそこ場違いなのが俺よ。
だから花だけ入れて距離をとったのさ。えぇ、そりゃもう遠縁ごときが居てはいけない空間でしたとも。
そして故人との別れを遠目に見ながら考えてたよ。
祖母とか両親とか、もしあそこで棺を覗いているのが自分だったらどうなるんだろうとか色々ね。
だってもう何があってもおかしくない年齢だからね。(祖母にいたっては俺より元気だが。)
そしたらエライ事になった。
もうすごい涙腺緩みまくり。自分ならきっと耐えられずに崩れ落ちる。故人は帰ってこない。セーブも蘇生魔法もない、それが人生。
それで家に帰ったら式場で流れていた千の風が頭の中でサビだけエンドレスでリピートされてんの。ホント勘弁してください。
正直「遠縁だから感情的にはならないぜ!」なんてタカ括らないで素直に通夜だけ出て帰って来りゃよかったと思ったよ。
心の底から頭を切り開いて音楽の停止ボタンを押したい衝動に駆られたね。
でも久しぶりに『人の死』と向き合うことで「もっと毎日を大切にしなきゃな!俺もいつ死ぬかわからないし。」とか思っちゃってんの。
あぁ、まだ流れてるよ。
千の風おそるべし。
161 :
水先案名無い人:2008/05/18(日) 01:47:05 ID:zG5DrlB/0
友達が自殺したんですよ、思いがけずね。
で、お線香上げに行ったわけですわ。正直最初は自宅に伺うって簡単だと
思ってたのよ。みんな普通にお葬式出たりしてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは関わりがある人が行くもんじゃない。血も涙もないやつが行くもんだよ。
最初に線香あげる時さ、めちゃめちゃびびってそろ〜って最後尾に並んだのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなってうつむいちゃったのさ。
そしたら友達がさ「もっとちゃんとお別れしてあげて!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから線香あげたのさ。えぇ、そりゃもうあげましたとも。全てを忘れて語ったよ。周りに人がいるとか、そいつのご両親がお茶だしてくれたとかいろいろ忘れてね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい涙。すごい我慢。泣くの我慢して耳の下が痛い。
それで横見たらツレがすごい勢いで俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「お葬式出れなかったから、49日終わる前にみんなでお線香あげに行こう!」なんて見栄張らないで素直に自宅で黙祷してりゃよかったよ。心の底からこの場に来たのを後悔したね。
でも帰り際車乗って、安心したにかダラダラ泣きながら、友達と「ご両親いる前じゃなけなくっけさ。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
>>161 なんと言っていいか…あまり自分を責めないでな。
ほ
この前精密検査受けたんですよ、再々検査ね。
で、生まれて初めてMRIに入ったわけですわ。正直最初はMRIって簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に受けてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは病人が入るもんじゃない。健常者だね、健常者が入るものだよ。
最初に横たわる時さ、めちゃめちゃびびって段差そろ〜って上って腰をそろ〜っと下ろしたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって仰向けになれないのさ。
そしたら医者がさ「大丈夫だから横になって!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから寝転んだのさ。えぇ、そりゃもう寝転びましたとも。全てを忘れて寝転んだよ。使用上の注意とか俺の体の事とか診察料とか色々忘れてね。
だって医者が横になれって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい肺に影。すごい黒。ピンポン玉くらい。余命的に半年ないくらい。
それで横見たら医者がすごい悲しげに俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「煙草とか吸ってねーし大丈夫だぜ!」なんて見栄張らないで素直に大泣きすりゃ良かったと思ったよ。
心の底から結果を知った事を後悔したね。
でも病院出て両親に「大した影じゃなかったな!だから心配しねーで楽しみにしてた旅行行ってきなよ。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい
165 :
水先案名無い人:2008/09/06(土) 19:44:44 ID:syOFQZF3O
ほす
166 :
水先案名無い人:2008/09/29(月) 16:52:48 ID:/3sSIlGi0
浮上
167 :
水先案名無い人:2008/10/24(金) 12:16:34 ID:5qaTlsUn0
浮上
168 :
水先案名無い人:2008/11/23(日) 01:06:39 ID:dcz6IkLvO
浮上
浮上ついでに投下。
記憶と資料だけで改変してるから、細かいツッコミは勘弁。
ってゆーかDQ5は途中で改変を増やした関係で
レス番が飛ぶ時の番号がめちゃくちゃだな。
今更ながらスマン。
00:始めるにあたって
友達にモンスターハンター2を薦められたんですよ、絶対にはまるって言われてね。
で、その友達はPSP版を薦めてたんだけど、俺はPSPを持ってないから、今更ながらPS2版をやることにしたわけですわ。
正直最初は三国無双的なノリだと思ってたのよ。武器や防具があって、プレイするほどに強くなる的なことを言われたからね。
あのね、俺が間違ってた。
あれは俺みたいなアクションヘタレがやるもんじゃない。自分だね、自分が上手くなるしか先に進む手段がないんだよ。
最初にクエストを選ぶ時さ、めちゃめちゃびびってボスモンスターのいないクエストをそろ〜って選んでそろ〜っと出発したのよ
防具が揃うまでと思ってさ。でなんかあっという間に『キノコ博士』なる称号が手に入っちゃったのさ。
そしたら村長がさ「さっさとモンスター狩って!」とか言うの(幻聴)。
RPGでもボス戦にはその時の最強装備で臨むのが俺よ。
だからボスを討伐するフリしてサブターゲットの達成で帰ってきてたのさ。えぇ、そりゃもう現時点での最強装備を整えるまでの我慢ですとも。
クエストに出るだけでタダで素材が手に入るなんて、なんて良心的なシステムなんだ、ぐらいに思ってたよ。
武器とか防具とかスキルとか色々あるからね。
だって俺の腕的にはその時点での最強装備が最低限のスタート地点だからね。
でやっとのことで最強装備が揃ってホルホルしてボス討伐に行ったらエライことになった。
もうすごいボロボロ。やりたい放題。俺じゃなくて敵ボスが。今までの時間が走馬灯のように頭を駆け巡る。
それで時計見たらすごい勢いで進んでんの。ホント勘弁してください。
正直「装備だけでなんとかなるゲームじゃねーから!」なんて製作スタッフの声が聞こえてくるようだったよ。
心の底からアクションというジャンルをなめてかかってたね。
でも薦めてくれた友達に「クセさえわかっちゃえば大したことないな!これだからゲームは。」とか言っちゃってんの。
それまでに何回死んだかには一切触れずに。
ホント俺ってアクションヘタレ。
そんな俺の頼まれもしないゲーム長編第2弾、モンハン2(ドス)悪戦苦闘記、調子に乗って勝手に始めさせていただきます。
01:プロローグ
ジャンボ村に来たんですよ、ハンター募集の広告を見てね。
で、いろんな人に話を聞いてやっと村長に会えたわけですわ。
正直最初はモンスターハンティングって誰にでも出来ると思ってたのよ。結構聞く職業だからさ。
あのね、俺が間違ってた。
敵はモンスターだけじゃない。自然だね、自然との戦いでもあるんだよ。
最初に村に着いた時さ、村人にめちゃめちゃ怪しげな目でジロ〜って見られるから軽くニコ〜っと挨拶したのよ
もちろん作り笑いさ。でなんか歓迎とは程遠い雰囲気の中、村長の所まで案内されたのさ。
そしたら村長がさ「もしかして所持品それだけ?」とか言うの。
装備品は支給されるものと思ってたのが俺よ。
だから普段着なのさ。えぇ、そりゃもう「夏休みを利用してハンターを体験しに来ちゃいました(笑)」的な外見ですとも。
ここで初めて村人の目が冷ややかだった理由がわかったよ。
村には大工とか商人とか鍛冶屋とか色々職人気質揃い。
その中で俺の服装は職業人として明らかに浮いてたからね。
そしたらエライ事になった。
村長から手付金を貰った。これが今の俺の命の値段。1500ゼニー(以下、単に『z』)。防具屋で最低ランクの防具しか揃わない。
それで横見たらおっさん(教官)がすごい勢いで俺の事見てんの。どうやらハントのイロハから教えてくれるらしい。
正直「男ならモンスター狩りまくりだぜ!」なんて見栄張らないで素直に訓練を受けときゃよかったと思ったよ。
ある意味怪しい目のおっさんを敬遠した事を心の底から後悔したね。
でもキノコ狩りや草食モンスター狩りで装備もそこそこ揃って「結構余裕だな!少し活動範囲を広げてみようかな。」とか言っちゃってんの。
この時の俺はハンティングをわかった気になってたんだ。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※1ゼニー=100円くらい。いや、なんとなく。
02:自己責任
狩りにも慣れてきたんですよ、そこそこね。
で、活動範囲を広げてみることにしたわけですわ。
正直最初は活動範囲を広げるって簡単だと思ってたのよ。それに今の活動範囲じゃさすがに素材が集まらないからさ。
あのね、俺が間違ってた。
狩場は穏やかなモンスターばかりじゃない。盗みだね、盗みを働く奴までいるんだよ。
最初にネコの鳴き声が聞こえてきた時さ、めちゃめちゃナメきってそろ〜って近づいてそろ〜っと攻撃しようとしたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか尻尾を振ったかと思ったら向こうからピョンピョンと近づいてきたのさ。
そして体当たりされて尻もちついたと思ったら、逃げる黒ネコの手に俺のピッケルが見えたの。
キノコ狩りと草食モンスターしか相手にしてないのが俺よ。
だからいざという時に思った通りの攻撃が繰り出せないのさ。えぇ、そりゃもう気持ちだけ空回りですとも。
そうしている間にも他の黒ネコに盗まれまくりよ。
食料とか薬とかさっき採取したばかりのキノコとか色々ね。
だって動きが素早くて逃げるモンスターなんか想定していなかったからね。
そんな中雑貨屋ネコの言葉を思い出していたよ。
仕入れの原価がゼロだと言っていた。なるほど。そういうことか。逆にハンターは盗まれたものを金払って買い戻しているということ。
それで村に戻ったら雑貨屋ネコが当たり前のように物を売ってくるの。村人の目さえなければホント殺したい。
正直「狩場での被害は自己責任だぜ!」なんて思ってたけど、いざ自分が被害に遭うとさすがに殺意が沸くね。
いつか皆殺しにすると心に誓ったよ。
でもライバルハンターからアイテムを盗まれた話を聞いて「そんなのお前の力不足じゃん!ほれ、恩に着ろよ。」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
家に戻って攻撃の特訓しなきゃな。
03:油断大敵
活動範囲を広げることにしたんですよ、更にね。
で、なんか今度は砂浜が見えてきたわけですわ。
正直最初は別に大したことはないと思ってたのよ。見た感じベースキャンプの地形と似てるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あそこは今までのエリアと同じじゃない。水辺だね、地形が変わればモンスターも変わる。
そのエリアで最初にモンスターを発見した時さ、めちゃめちゃ暢気に何かを食べてるカニを見つけたからそろ〜って近づいてそろ〜っと攻撃したのよ
こいつも食用だと思ってさ。でなんかなめきって真正面から普通に攻撃しちゃったのさ。
そしたらそいつがさ「食事の邪魔しやがって!」って感じでハイスピードで俺の周りを回りだしたの。
その動きの急激な変化についていけなかったのが俺よ。
だから攻撃を食らいまくったのさ。えぇ、そりゃもう袋叩きですとも。
初めて敵前逃亡したよ。
アイテムとかガードとか避難先エリアとか何も考えずにね。
だって思うように足に力が入らなくなってきてたからね。
それで逃げた先がベースキャンプの隣のエリアだったからまっすぐ戻ろうとしたらエライ事になった。
砂の中からさっきと同じカニが出てきた。言われてみれば何か出てた。砂煙。これがホントのモンスターの先制攻撃。
それで気付いたら変な格好でアイルーにベースキャンプまで運ばれてんの。報酬が減った(※)とのコメント付き。
正直「でかいボス級モンスターと戦うのが楽しみだぜ!」なんて思ってたけどザコモンスターにベースキャンプ送りにされるとは思ってもみなかったよ。
ザコと思ってなめて掛かった事を心の底から後悔したね。
でも村に帰って船大工の親方と「驚くのは最初だけっすね!所詮ザコってことで。」とか言っちゃってんの。
この人と工房のばぁちゃんにだけは頭が上がらない。
なんかわからんが纏ってるオーラが全然違う。
※死ぬところを助けてもらった手数料がメインターゲットの報酬から差し引かれる。
金額はメインターゲット報酬の3分の1以上。支払う原資がなくなる都合上、
3回目の救出で村まで送ってくれるのだと考えられる(その場でクエストは失敗扱い)。
しかし2回まで助けてもらってサブターゲットのみの達成で帰ってきた場合、その報酬はまるまんま支払われるという不思議。
あぁ、あの引かれる報酬は救助代だったのか・・・
と、PSP版から始めたばかりのキノコハンターが通りますよ、っと。
ついでのオマケ:サンチョのつぶやき0(ゼロ)
久しぶりにデリバリーを頼んだんですよ、フヒヒ。
で、今日は隣町から宿屋の母子が来るわけですわムフフ。
正直今日は何をしようかな〜とか色々考えてたのよ。前回はお医者さんごっこだったからさ。
あのね、運が悪かった。
あいつが帰ってきたのさ。死神だね、きっと死神の仕業だよ。
宿屋の母子が着いた時さ、めちゃめちゃ普通の風邪ひいた旦那を脅かしてそろ〜って寝かせてきたという世間話をそろ〜っとしてたのよ
10分くらいかけてさ。でここからがお楽しみの本番さ。
そしたら外からさ「お〜い、パパスさんが帰ってきたぞ〜!」とか言う声が聞こえてきたの。
あわわわくぁwせdrftgyふじこlp
この時点で服を着ているのはワシだけよ。
だからとりあえずワシがパパスを足止めさ。えぇ、そりゃもう時間稼ぎですとも。
わざわざ玄関の外で出迎えたよ。
神父さんとか武器屋とかニヤニヤ顔。頼むから何も言うなよ。
だってこんなこと知られたらワシ殺されてしまう。
で家に入ったら更に脈拍アップ。
そこでビアンカちゃん登場。「この子は?」。パパスの目がワシに。「私の子だよ。」とおかみさん登場。
それでパパス見たらすごい嫌疑の目でワシの事見てんの。ホントここまでか。
正直「この子は何故私の部屋から出てくるんだ?」って意味だと思うけど、おかみさんナイス切り返し。
これでこの場で殺されることはないね、多分。
でもビアンカちゃんがパパス子と一緒に2階に行って「本を読んであげる!ちょっと待っててね。」とか言っちゃってんのが聞こえてきたの。
ちょwwビアンカちゃんwwそんなまるで自分の家であるかような言動はww
パパスのこめかみに青筋発見、ワシの額にはあぶら汗。
誰か助けて下さい。
04:メイン武器の選択
メラルーにアイテムを盗まれて、ヤオザミにベースキャンプ送りにされたんですよ、不覚にもね。
で、この際武器系統を変えてみようかと思ったわけですわ。
正直しばらくは片手剣で行こうと思ってたのよ。手許の『初めてのハント(※)』に「初心者から玄人まで!」って書いてあったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはあまり俺向きじゃない。アイテムだね、アイテムを多く使いたい人用だよ。
最初に色々試してる時さ、めちゃめちゃ真っ直ぐコンガがふんがふんがって突進してきたからそろ〜っと盾でガードしたのよ
ガードした後にすぐ攻撃に移るつもりでさ。でなんか思いっきり盾ごと吹き飛ばされちゃったのさ。
それで村に帰ったら教官がさ「もっと他の武器も試せ!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからとりあえず大剣を装備してみたのさ。えぇ、そりゃもう例によっていきなり実戦投入ですとも。
『初めてのハント』にも良いことが書いてあったからね。
一撃必殺とかそれでいて連続攻撃可能(この時点で矛盾)とかガードも可能とか色々読んでね。
だって教官が色々試せって言ったからね。
そしたらエライ事になった。
構えた途端走れなくなった。重い、重すぎる。そしてガードしたら他の行動不可。後ろからの攻撃には完全に無防備。
それで連続攻撃を試してたら変な体勢で硬直してランゴスタにいいように攻撃されてんの。ホント勘弁してください。
正直「一撃必殺は男のロマンだぜ!」なんて思ってたけど、やっと追いついたブルファンゴですら一撃で倒せない始末。
心の底から不慣れな武器をいきなり実戦投入しようとした事を後悔したね。
でも村に帰ってきて教官に「大剣は使えないな!これだから見た目が派手なヤツは。」とか言っちゃってんの。
練習しない俺が悪いんだけど。
誰か構えても走れる大剣を開発して下さい。
※ゲーム解説書のことです、はい。
04:当たらなければどうということはない
いきなりの実戦投入に限界を感じたんですよ、さすがにね。
で、とりあえず道場で修業することにしたわけですわ。
正直最初は道場での修業って簡単だと思ってたのよ。実際練習用なんで簡単なはずなんだけどさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはクリアが目的じゃない。試行錯誤だね、自分に合った武器を探す場だよ。
どの武器でも最初に始める時さ、めちゃめちゃゆっくり武器をそろ〜って素振りしてそろそろ実戦でも行けるかな〜っと思ったものよ
30秒くらいかけてさ。でなんかいざとなったら焦っちゃって結局中途半端な行動をしちゃったのさ。
そしたら教官がさ「お前、防御下手すぎ!」とか言うの。
そもそも防御行動に『回避』と『ガード』の2種類あることが混乱の元よ。
だからモンスターの攻撃に対してはとりあえず回避一本に絞ることにしたのさ。
えぇ、そりゃもう戦場での一瞬の迷いは死活問題ですから。ザコ相手にガードごと吹き飛ばされるなんて問題外ですから。
それにいろんなことに気を配るのも注意力が散漫になる。
体力とかスタミナとかアイテムとか色々気を配る対象はあるからね。
それに一人で狩る以上、援護とか遠距離からチクチクとか無理があるからね。
そしたらエライ事になった。
消去法で太刀しか残らなかった(※)。取り扱いが簡単。構えながら走れる。攻撃範囲も広い。多彩な連続攻撃とやらを覚える必要もない。
それにスタミナは回避と逃走以外には気にしなくて良い。ホント俺向き。
正直「ガードは大事!」なんて思ってたけど、迷いの元を断ったことで逆に動きが洗練された(自称)って感じ。
最低限体力と斬れ味にさえ注意を払っておけば、あとは戦闘に集中できるからね。
で狩場でメラルーに遭遇して「この前は世話になったな!これからは遠慮なく斬ります。」とか言っちゃってんの。
自分優位になった途端この態度。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※一人のアクションヘタレが辿り着いた答えです。
06:狩猟報酬
装備が揃ってきたんですよ、そこそこね。
で、生まれて初めてボスモンスターを狩猟することにしたわけですわ。
正直最初は素材が手に入る以外はわざわざボスを狩るメリットなんてないと思ってたのよ。
報酬金額も目を見張るほどじゃないし、アイルーの世話になる確率も高いからね。
あのね、俺が間違ってた。
報酬はクエスト達成分だけじゃない。相場だね、狩ったモンスターの処分権はハンターにあるんだよ。
最初にドスランポスを狩った時さ、なんかちょっと見慣れない精算書があってこれなんだろな〜って思ってたのよ
貰える金が増えるのは良いことなんだけどさ。でなんか不安になって村長に話を聞いたのさ。
そしたら村長がさ「その金は依頼とは別枠だから好きに使って!」とか言うの。
更にどこぞのセレブが依頼してきて取引価格が上がる(多分そんなとこ)のがWANTEDよ。
そうなると金の入り方が全然違うのさ。えぇ、そりゃもう当に桁違いですとも。
今までの行為が馬鹿らしく思えてきたよ。
特産キノコの納品とかアイテムの精算とか余った鉱石の売却とか時間のわりに小額。
そもそも鉱石の採掘にはピッケル(消耗品)が必要で、運が悪ければ赤字だからね。
そしたらエライ事になった。
いきなり生活に余裕ができた。すごい違い。ってゆーか今までが悪すぎ。これならピッケルを買う本数で悩むこともない。
それで調合書買ったら調合の成功率が上がってゴミが出にくい。ホント正のスパイラル。
正直「万全の態勢でボスに臨む!」なんて見栄張らないで試しにでもボス狩猟クエストを受注すりゃよかったと思ったよ。
厳選キノコを見つけて大喜びしてた(※)のが嘘みたいだ。
でも酒場で飲みながら「顔も知らない奴からの依頼は気が進まんな!金貰えるから良いけど。」とか言っちゃってんの。
今までの俺が冗談抜きでワーキング・プア。
誰かが助けてくれているのだと思いたい。
※特産キノコは1個50z(メインターゲットだと5個で300z)だが、
厳選キノコは1個100zで精算される。その代わりレア
05:生きる弾丸
ランポス装備が整ったんですよ、ようやくね。
で、未討伐のドスファンゴを狩りに出かけたわけですわ。
正直最初はドスファンゴって動きが鈍いと思ってたのよ。図体がでかい奴が鈍いってのは世の常だからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは人の常識が通用する相手じゃない。無視だね、世の中の常識を無視した生き物だよ。
最初に突進してきた時さ、めちゃめちゃびびって攻撃そろ〜って出してそろ〜っと様子を見ようとしたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんかこっちの攻撃なんかものともせずに突進されちゃったのさ。
そしたら俺の本能がさ「相手の正面に立つなんて大馬鹿ヤロー!もっとよく見て、頭使え!」とか言うの。
それでとりあえず回避に専念して相手のクセを盗んでチクチク攻撃したわけよ。
そしたらドスファンゴが一目散に逃げ出したのさ。えぇ、そりゃもうエリア移動して寝てましたとも。
冷静に考えればドスランポスより報酬が100z増えたぐらいでそんな格段に強くなるわけがないよ。
それに武器とか防具とか既に現時点での最強装備だしね。(冷汗)
そして寝てたってことはもうすぐ倒せるってことだからね。(多分)
とゆーわけで気が貯まってきたので…
「喰らえ、無双乱舞!!(正しくは『気刃斬り』)」
そしたらエライ事になった。
もう普通に突進喰らった。すごい吹き飛び方。カウンター?冷静に考えれば重量的に勝てるわけがない。
それで起き上がったらそこにまた突進を被せられてんの。ホント勘弁してください。
正直「乱舞(ry中はスーパーアーマーだぜ!」なんて根拠のない自信を持たずに素直にチクチクを繰り返しゃ良かったと思ったよ。
心の底から勝負を急いだ事を後悔したね。
でもクエストが終了した後(※)にアイテムを見て「シビレ罠使えば良かったな!まぁ初討伐だから良いか。」とか言っちゃってんの。
実際問題、使い方がいまいちわかってないし、そもそも捕獲用麻酔玉を対象に当てる自信もない。
そのうち練習しよう。
※実際には何回もクエスト失敗の憂き目に遭いました。
07:砂漠
砂漠のクエストが開放されたんですよ、とうとうね。
で、生まれて初めて砂漠に足を踏み入れたわけですわ。
正直初めは勝手に歩き回ろうかと思ってたのよ。まだ何があるかわからないからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはテキトーに回れるトコじゃない。灼熱だね、さすがは温暖期立ち入り禁止区域だよ。
最初にベースキャンプに着いた時さ、めちゃめちゃびびって地図をそろ〜って開いて現在地をそろ〜っと確認したのよ
なんせ安全なはずのベースキャンプ(※1)が何故か砂漠のど真ん中に設置されてるからさ。でなんかどうやって設置したのかを想像しちゃったのさ。
そしたらクエスト受注書がさ「そんなこといいから、さっさとドスゲネポス狩って!」とか急かすの。
まぁ初めて来たトコだし、内心ウキウキなのが俺よ。
だからとりあえず近くに見えた井戸を調べたのさ。えぇ、そりゃもう興味津々ですとも。
深く考えずに調べたよ。
体力とか砂漠という狩場とかモンスターの生態とか全然考えずにね。
だってそもそも何かあると思って調べたわけじゃないからね。
>>177 通し番号05
>>179 07
>>180 08
すまぬ。途中で改変を追加するからこんなことになる。
08(つづき)
そしたらエライ事になった。
もうすごい急降下。すごく暗い。鍾乳洞って感じ。吐く息が白い。
それでテキトーに行動してたら普段より心なしか疲れやすいような…。なになに?何が起きてんの?
正直「砂漠は昼は暑さ、そして夜は寒さ対策が常識だぜ!」とは思っていたけど、
まさか昼に寒さ対策しなきゃならんエリアがあるなんて思ってもみなかったよ。
心の底からいきなり辺り構わず調べたことを後悔したね。
でベースキャンプに戻って支給品(※2)を確認して「だからホットドリンクもあるんだな!
とりあえず貰っておきゃ良かったよ。」とか言っちゃってんの。
『支給品専用』とさえ書いてなきゃ自分の物として持って帰れる(つまり売れる)んだから。
少しでも採掘や採取をするために一つでも余分なものを持たないで行こうなんて考えが甘すぎた。
※1:この前提があるから、プレイヤーはクエスト開始時にそこまで安全に搬送され、
支給品も届けられ、寝ることで体力を回復することができる。
※2:クエスト開始時にベースキャンプで支給されるアイテム。
クエストには自由に使えるが、クエスト終了時には返却しなければならないものが多い。
難易度の低い初期のクエストでは、手ぶらでクエストを開始してもなんとかなるレベル
09:スキル・○○半減
ドスゲネポスを討伐してゲネポスシリーズの防具を揃えたんですよ、とりあえずね。
で、これでもっと報酬が高いドスガレオスを狩りやすくなったと思ってたワケですわ。
正直最初は発動したスキル『麻痺半減』て『麻痺状態になる確率が半分』だと思ってたのよ。ランポス装備はそんな感じだったからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは確率が減るもんじゃない。時間だね、復帰するまでの時間が減るスキルだよ。
最初にそのスキルを発動した時さ、めちゃめちゃ張り切ってスキルの効果を実感するために敢えてドスゲネポスの討伐クエストを受注したのよ
でもなんか普通に麻痺ってる感じがしたのさ。でなんか「あれ?」と思って『初めてのハント』を開いたのさ。
そしたらさ『麻痺半減とは、麻痺している時間が半分になるスキルです。』とかしっかり書いてあるの。
敵の攻撃は受けてしまうものだと考えているのが俺よ。
だから確率の半減じゃないと意味がないのさ。えぇ、そりゃもうそういう状態にならないことに意味があるんですとも。
これじゃ単なるランポスシリーズの色違いだよ。
素材とかゼニーとか5ヶ所分(※)となると結構痛かったのに。
確率が半分になると思って頑張ってきたから精神的ダメージも大きい。
そしたらエライ事になった。
09(つづき)
逆に攻撃を受けないための個人的スキルがレベルアップ(当社比)。スキル依存症脱却。
危なくなったら安全に逃げ切るスキルもレベルアップ(当社比)。まさにケガの功名。
それでたまたま麻痺ったら(時間が半分の方がむしろ良いかも…)とか思ってんの。ホント自分勝手。
正直「男なら真っ向勝負だぜ!」なんて夢見ないで素直に機動性をフルに活用した戦法を身につけようと思ったよ。
ってゆーかそれが武器を太刀に決めた(つまりガードを捨てた)ときに自分に課した戦法だったはず。
でも村に帰って村長に「ランポスと大差なかったな!これだから鳥竜種は。」とか言っちゃってんの。
この時の俺はハンターとして何かを掴んだ気になっていたんだ。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※防具は頭・胴・腕・腰・足の5パーツに分かれており、それぞれを作成・強化するために必要な素材(種類・数量)が設定されている。
そして作成・強化してもらうという行為にはもちろんお金がかかる。
10:新たな戦い
モンスターの討伐報酬が600z、700z、800zと増えてきたんですよ、順調にね。
で、報酬金額から見てもいきなり1.5倍(1200z)のイャンクック(以下、クック)を討伐することになったわけですわ。
正直今までペイントボールって使ったことなかったのよ。
ぶっちゃけボスから安全に逃げるためのアイテムだと思ってたし、そもそも当てる自信もないからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは逃げるためのもんじゃない。逆だね、ボスが逃げた時に追うための物だよ。
最初にクックと遭遇した時さ、めちゃめちゃびびりながらもそろ〜って回避優先で様子を見ながらそろ〜っと攻撃してたのよ
5分くらいかけてさ。でなんか翼を広げたと思ったらいきなり飛び上がっちゃったのさ。
それでも先入観でさ「どうせ隣のエリアだろ!」とかタカをくくってたの。
飛ばないモンスターしか相手にしてきてないのが俺よ。
だから飛んでエリア移動するクックを完全に見失ったのさ。えぇ、そりゃもう軽くパニックでしたとも。
慌てて全てのエリアを探しまくりましたよ。
上空が開いてないエリアにはいないだろとか下手に動かない方が良いんじゃないかとか
まさか夜に行けないエリアにいるのか?とか色々考えてね。
だってこんな事態初めてだったからね。
10(つづき)
そしたらエライ事になった。
刻々と流れる時間。すごいG。8Gくらい。時間という制限が俺に重くのしかかる。
それでやっと見つけたと思ったらペイントボールがなかなか当てられないの。ホント練習不足。
正直「とりあえずサブターゲット(※)を達成したから帰るとするか!」なんて言って村に戻ったけど、
明らかにチンピラの「次は覚えてろよ!」的撤退。
心の底から戦闘にすらならない戦闘を歯がゆいと思ったね。
でも村に戻ってアイテムボックス開いて「何となく貰っておいたペイントボールがいっぱいあるからな!
30個ぐらいあれば足りるだろ。」とか言っちゃってんの。
この時の俺はペイントボールさえ当てられれば勝てると思っていたのよ。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※このゲームはメインターゲットの他にサブターゲットというものがあり(ないクエストもある)、
どれを達成しても成功として村に帰ることができる。但し、メインターゲットを達成しないとクエストそのもののクリアにはならない。
11:弱点攻めの代償
再びクック討伐に出かけたんですよ、ペイントボールをしこたま持ってね。
で、今度はまともに戦闘できるものと思っていたわけですわ。
正直最初はペイントボールさえ当ててしまえば討伐自体は難しくないと思ってたのよ。
報酬の飛躍的アップはそういう戦法をしなければならないという状況に対するものだと思っていたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
報酬400zアップはダテじゃない。今までのモンスターとは明らかに戦闘能力が違うね、ペイントボールだけで埋まる差じゃないよ。
最初に遭遇した時さ、めちゃめちゃ慣れてないアイテムコマンドそろ〜って開いてそろ〜っとペイントボール投げてみたのよ
2発ぐらい外したんだけどさ。でなんか音に弱いとかいう情報があったからついでに音爆弾も投げてみたのさ。
それで一度は(?∨?)ってなったクックがさ「ギシャァァァァ!」とか鳴いたと思ったら明らかに様子が変わったの。
現状をよく飲み込めていないのが俺よ。
だから普通に間合いに踏み込んだのさ。えぇ、そりゃもうあれは音にやられた後遺症で、
もしかしたら攻撃チャンスなのかも知れないとか考えていましたとも。
でも冷静に見たら明らかに怒ってるよね。
尻尾回転とか高速突っつきとか炎を吐きながらパニック走りとか全然手がつけられない。
だってスピードが全然違うからね。(※1)
11(つづき)
そしたらエライ事になった。
ウケケケケとか鳴いてる隙に近づいた途端尻尾回転。間髪入れずにクチバシ攻撃。なす術なし。
やっと起き上がったところに走る足に蹴られてピヨった(※2)。ちょww
それで横見たらクックがすごい勢いで俺の方に振り向いてんの。ずっとクックのターン。
正直「危なくなったらベースキャンプで一休みだぜ!」なんて思ってたけど、既にどうにもならない状況。
心の底からこの状態の時に安易に攻撃した事を後悔したね。
それとともに救助アイルー、助けてくれてありがとう(有料だけど)。
それとともに村長、余計な情報をありがとう。(※3)
でなんとなく状況を把握したと思ったらクックの気配が消えて「ペイントボールって有効時間があるのかよ!
また一から出直しか。」とか言っちゃってんの。
それでもなんとかクエストを達成した俺はクック討伐もそろそろ卒業かと思っていたんだ。
この後あんなことになるとは露ほどにも思わずに…
※1:ボス級モンスターには『通常状態』の他に『怒り状態』というものがあり、
怒り状態時は通常時に比べ、総じて攻撃力とスピードがアップする。
※2:モンスターの攻撃を一定時間内に一定量以上食らうと脳震盪のような症状に陥る。当然行動不能。
※3:このゲームはシングルプレイだと、振興の村を発展させていくという設定上、
ほとんどのクエストが村長からの依頼である。そして知識はあるが戦闘に関しては素人である村長が
その依頼書に好きなことを書いていくのだが、ほとんどの場合参考にならない。しかし最初のうちは参考にせざるを得ない。
12:亜種
クックとの戦いにも慣れてきたんですよ、さすがにね。
で、生まれて初めて『亜種』と呼ばれるモンスターを狩ることにしたわけですわ。
正直最初は亜種の討伐って基本的に原種と同じだと思ってたのよ。なんか普通に酒場で受注できるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは原種を倒したぐらいで調子に乗って相手にすべきじゃない。無視だね、冷静に考えれば狩る必要性が全くないよ。
最初にクエストを選ぶ時さ、めちゃめちゃ難しい顔して情報そろ〜って見てそろ〜っと閉じたりしてたのよ
10秒くらいかけてさ。で何かが足りない気がしてそれが何なのかを考えちゃったのさ。
そしたら酒場の看板娘がさ「亜種はサブターゲットがないからメインターゲットに集中できますね!」とか言うの。
意外とサブターゲット達成時の支給品(※)をアテにしているのが俺よ。
だから持ち込むアイテム選びから戦いが始まっているのさ。えぇ、そりゃもう出発前ですとも。
全てを考慮して選んだよ。
回復薬とかこんがり肉とか砥石とか色々多めにね。
だって途中でアイテムがなくなったら切ないし、サブターゲットがないってことは、
逆に言えばメインターゲットを達成しないと無事に帰って来られないってことだからね。
そしたらエライ事になった。
サブターゲットがないどころの騒ぎじゃない。すごい攻撃力。そしてスピード。
ドラクエならスライムとスライムベスぐらいの差だと思ってたのに。
それで怒り出したらさらにスピードアップ。ホント物理的におかしいから、その首の動き。
正直「亜種なんてサブターゲットがないだけだろ?」なんてタカくくらないで素直に原種を狩って装備を整えて来りゃよかったと思ったよ。
心の底から好奇心で亜種を相手にした事を後悔したね。
でもなんとか討伐に成功して村に帰ってきて「大したことなかったな!これだから色違いは。」とか言っちゃってんの。
なんか素材も色が違うぐらいで原種の物と一緒に加工できなくなるらしい。
きっと2度と相手にしない。
※サブターゲットを達成すると村に帰ることもできるが、とりあえず支給品が追加で届く。
これが意外とおいしかったりする。
13:砂中を泳ぐ者
村長に素材を納品したんですよ、酒場発展のためのね。
で、村に来て初めて施設が発展することになったわけですわ。
正直最初は納品さえ済ませばすぐに工事に取り掛かると思ってたのよ。俺の仕事は素材の収集までだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはすぐにできるもんじゃない。材料だね、俺の集めた素材がそのまま使われるわけでもないんだよ。
いつまで経っても工事が始まらないからさ、季節が変わらないと始まらないのかと思ってそろ〜って簡単なクエストを受注したり
そろ〜っと家で寝てたりしたのよ
間借りしてる身分だから有料なんだけどさ。でそれでもさっぱり始まる気配がないから村長に話しかけたのさ。
そしたら村長がさ「材料が来るまでドスガレオスでも狩ってて!」とか言うの。
寒冷期にしか出現しない(※)のがドスガレオスよ。
だから狩るにもタイミングってものがあるのさ。えぇ、そりゃもう寒冷期が終わったばかりですとも。
しばらくドスガレオスは狩りにすら出れないよ。
他のクエストとか釣り(要エサ)とか爆睡(有料)とかで時間を潰さなきゃならない。
まぁガレオスの親分であるドスガレオスの基本動作は子分とそんなに変わらないだろうから
受注さえ出来れば負けることはないと思ってたからね。
13(つづき)
で実際に受注したらエライ事になった。
音爆弾投げたら親分も子分も一斉に地上に出てきた。さすがにデカイ。まるでオームに囲まれた風の谷の姫様。
それで親分に的を絞ったら死角から子分が飛んできたり砂を吐いたり尻尾を振り回したり。ホントウザい。
正直「親分なんて子分をちょっと大きくしたぐらいだろ!」なんて油断してたけどそのウザい子分ですら2〜3撃では倒せない始末。
心の底から報酬金が上がるほどに一筋縄ではいかなくなる事を実感したね。
でも村に帰って「子分に慣れちゃえばなんてことなかったな!これだからドス系は。」とか言っちゃってんの。
その子分に半殺しにされてたのは秘密だ。
でもこいつらから取れる素材の売価はちょっとおいしい。
※このゲームには季節という概念があり、ドスガレオスに限らず、
季節によって出現しないモンスターや出入りすらできないフィールドがある。
昼夜もあり、季節を跨がない限り、好きな時間帯での受注・出発が可能。
基本的に夜の方がモンスターが活発なため難易度は高いが、採取できるアイテムがおいしかったりする。
14:一角を背負いし者
酒場発展のための物資が足止めされてるらしいんですよ、砂漠でね。
で、どうしてもダイミョウザザミ(以下、ザザミ)を狩らなければならない事態になったわけですわ。
正直出来れば相手にしたくないモンスターなのよ。何回か戦ったことはあるからさ。
あのね、俺が甘かった。
こいつを倒さなきゃ物資が届かない。緊急事態だね、砂漠なのに温暖期でも行けって言ってるよ。
フリークエストで戦った時さ、めちゃめちゃ音に弱いって聞いてそろ〜って音爆弾投げてチクチクと攻撃してたのよ
10分くらいかけてさ。でなんか全く勝てる気がしなくてサブターゲットだけ達成して音爆弾とドリンクを貰って帰ってきてたのさ。
そしたら村長がさ「ダイミョウザザミはヤドも壊せるよ!」とか言うの。
太刀(切断系の武器)でもヤドを壊せる、そう思ってた時期が俺にもありました。
だから一生懸命ヤドを攻撃してたのさ。えぇ、そりゃもう無理にでもバックを取ろうとしてましたとも。
壊せば戦いが楽になると思って全ての攻撃をヤドに集中させてたよ。
何故か動くヤドの口突進とかどうやって飛んでるのかわからないボディプレス攻撃とか
原理が全く理解できない地中からの突き上げとかに色々耐えながらね。
だって村長がいらないアドバイスくれたからね。
で全然壊れないからヤドの破壊を諦めたらエライ事になった。
なんか急に攻撃を喰らわなくなった。余計な移動をしない分攻撃回数も増えた。当然ベースキャンプに戻る回数も減って時間も節約。
それでエリア移動したのを追いかけたら寝て体力回復をはかってんの。ホントあの苦労はいったい…
正直「他人のアドバイスは聞くもんだ!」なんて思ってたけど、そう言えばクックの時も音爆弾で嫌な思い出が…
心の底から素人の戯言に耳を傾けた事を後悔したね。(音爆弾も特殊ガード時以外は効果がないことが後に判明)
でも村に帰ったら村長が「壊せるという事実は言ったけど、それで戦闘に何か影響あるなんて一言も言ってないよ。
しかも壊すなら打撃系の武器じゃなきゃ。」とか言っちゃってんの。
体張ってない奴の言うことはホント身勝手。
こっちの身にもなって下さい。
15:沼地
沼地に行けるようになったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて沼地に足を踏み入れたわけですわ。
正直最初は密林をちょっと暗めにした感じだと思ってたのよ。砂漠と違って季節による出入り制限もないしさ。
あのね、俺が間違ってた。
夜は人が入るもんじゃない。毒だね、そこら一帯毒の沼地だよ。
最初に行った時は昼でさ、めちゃめちゃびびって辺りをそろ〜って見回しながらそろ〜っと採集とかしてたのよ
10分位かけてさ。でホットドリンクが必要なエリアはあったけど、だいたい把握できたから今度は夜に行こうとしたのさ。
そしたら酒場の看板娘がさ「夜の沼地は毒が出てるところがあります!」とか言うの。
そうは言っても一度は実際に行ってみないと何もわからん罠。
だからとりあえず夜の沼地に行ったのさ。えぇ、そりゃもう怖いもの見たさですとも。
全てが毒で満たされているわけでもないんだろ?
実際には見た目でわかるのとアイテム採集とかエリア移動とかが制限される程度。
だってわかってさえいれば入らなければ良い話だからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい急突進。またお前らかブルファンゴ。モンスターに毒は関係ない。ドラクエでも『毒の息』は全く使えない(※)。
それで起き上がったら毒の沼地のど真ん中ですごい勢いで毒ってんの。ホントお前らいい加減にしろ。
正直「毒の沼地なんてちょっと行動範囲が狭くなるだけ!」なんて油断しないで素直にそのエリアを出てりゃよかったと思ったよ。
心の底から変に余裕ぶった事を後悔したね。
でも村に帰って酒場の看板娘に「毒の沼地なんてたいしたことなかったよ!あんなの余裕余裕w」とか言っちゃってんの。
ホントは命からがら逃げてきました。
装備にこびりついた毒や泥を拭き取るの誰か手伝ってください。
※毒状態になると戦闘後の移動時にダメージを受けるが、戦闘中は何ら困ることはない。
それはモンスターも同じことで、成功しても意味がない、全く意味不明で存在意義さえわからない特技。
16:毒の中で生きる者
本格的に狩りに出ることにしたんですよ、沼地でね。
で、明らかにランポスやゲネポスと同系であろう赤いモンスター(イーオス)と遭遇したわけですわ。
正直最初は単なる色違いだと思ってたのよ。生息地域が違うだけで進化の過程は同じだと思ってたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
よく考えればゲネポスも麻痺という特殊能力があった。地域だね、生まれてからの育ち方で能力や免疫も変わる。
最初に発見した時さ、めちゃめちゃ目立つ赤い生き物にそろ〜って近づいてそろ〜っと攻撃したのよ
10秒くらいかけてさ。でなんかランポスやゲネポスよりタフでなかなか死なないのさ。
そしたらイーオスが何か溜めるようなモーションしたと思ったら毒を吐いてきたの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからとりあえず毒を吐くモーションは見切ったのさ。それでもドスイーオスと対峙したら何故か死にそうになってましたとも。
理由を必死で考えましたよ。
スピードが速いとか攻撃力も高いとかこっちの攻撃が先に当たっても怯みずらいとか色々わかったところで、
そろそろベースキャンプに戻らねば。
だってそろそろ救助アイルーが出てきそうな感じだったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい跳躍力。助走なしで8mくらい。しかもすごい的確。飛んでるうちに俺が移動する距離まで計算に入ってる。
それで周り見たらドスファンゴやらモスやら。今ならモスに攻撃されても救助アイルーの出番。
正直「トカゲ系ならダッシュ逃走で十分!」なんて思ってたけど、新しい逃走法を身に付ける必要性を感じたよ。
心の底からボスモンスターから目を離した事を後悔したね。
それで秘技『後方に全神経を集中しながら走る』を編み出して、村の子供たちに
「この技は逆に前が全く見えなくなるからな!素人にはお薦めできない。」とか言っちゃってんの。
ホントは逃げるという行為自体あまりカッコいいものではないんだが。
性能も良さそうだし、是非イーオス装備を一式揃えたい。
17:護身の極み?
イーオス装備が揃ったんですよ、ようやくね。
で、防御力と毒に対する耐性が上がったから次に報酬の低いゲリョスを討伐することにしたんですわ。
正直最初はゲリョスってクックよりちょっと強いくらいだと思ってたのよ。報酬もそんなとこだしさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは強いとかそういうことじゃない。技の総合デパートだね、いやらしい特技のオンパレードだよ。
最初に出発する時さ、とりあえずサブターゲットでもあるトサカの破壊をそろ〜っと試みたのよ
慣れてからやれば良いのにさ。でなんか短い尻尾を振り回してきたから軽く回避したのさ。
そしたらなんか尻尾が伸びてきてすっ飛ばされてんの。
不意打ちを食らって少し思考が停止したのが俺よ。
だから次のクチバシ攻撃をまともに食らっちゃったのさ。えぇ、そりゃもうわけのわからんうちに砥石とか盗まれてましたとも。
慌てて股下に潜り込んだよ。
盗みとか尻尾とか毒とか色々してくるからね。
だって台風は目に入ってしまえば安全だって言うからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい発光。しかもすごい連続。発光した次の瞬間にはもう発光モーションに入ってる。
ドラクエ6ならオニオーンのパーティに眠らされて、攻撃されて起きて、
そのターンのうちにまた眠らされてのエンドレスパターン。
殺せ、ひとおもいに殺せ。
そこで尻尾でも振り回せば勝てるのに、飛び上がった拍子に風圧でピヨリ解除。ホント何がしたいんだ?
それで急に倒れこんだから倒したのかと思って近づいたら、あれ?ここは…ベースキャンプ?
なにがどうなて…?(死にマネだったらしいorz)
正直「でかいモンスターがせこいマネことするわけねぇ!」なんて勝手に決め付けてたけど、
ここまで徹底してれば逆に清清し…くはないな、やっぱり。
心の底から初対決の難しさを実感したね。これからもこんなのが続くのか?
でも村の酒場で飲みながら「強いけど怖くはなかったな!これだから技に走るモンスターは。」とか言っちゃってんの。
まぁ、二度と戦いたくはないが。
ほぉ、ゲリョスの素材は雷属性に強いんすか。
18:桃色の変獣
新しいモンスターが出てきたんですよ、密林でね。
で、名前から察するにコンガの親分を討伐することになったわけですわ。
正直最初はコンガの親分の討伐って簡単だと思ってたのよ。コンガの注意点はオナラだけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれはコンガの親分どころじゃない。突然変異だね、全然違うから『ドスコンガ』じゃないんだな、きっと。
最初に遭遇した時さ、めちゃめちゃナメきって尻尾きよ〜に使ってキノコうまそ〜に食べてたのよ
予想よりもでかいな。でなんか、いざ戦闘が始まったら突進やら跳躍やらぶん回しやらで全然手が付けられないの。
そしたら修行中ハンター(※)の話でさ「ババコンガは戦闘中でも肉を食べる!」とか言うのを思い出したの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから一度村に戻ったのさ。えぇ、そりゃもう自宅に直行しましたとも。
肉をいろいろ調合したよ。
毒テングダケとかネムリ草とかマヒダケとか色々戦闘用にね。
だって肉を食うたびに状態異常になるんなら、負ける要素がないからね。
そしたらエライ事になった。
ホントに食いおった。麻痺ってる麻痺ってる。10秒くらい。これならずっと俺のターン。
それで調子に乗って何回も肉を置いたら効かなくなってんの。さすがにそう甘くはないか。
でも正直「男ならアイテムになんて頼らないぜ!」なんて見栄張ってたけど、こういう戦いもアリかなと思ったよ。
効きが悪くなるなら根本的な解決にはなってないんだけどね。
それで村に帰って修行中ハンターにお礼を言ったら「私の情報は役に立ったかしら?
べ…別にあんたがババコンガと戦ってるって知ってたわけじゃないんだからね!」とか言われちゃってんの。
いやいやホント助かったよ。
「あ…あんたが狩猟に失敗して私に依頼がまわってきても、あいつくさいから困るし!(///)」
※人を小馬鹿にしつつ、いろいろと有用なことを教えてくれるツンデレ娘。
ちなみに頼みを聞いたお礼に食事を奢ってくれた時は「私の口には合わなかったけど、
君が気に入ってくれたならそれで良いや。」とか言う。
19:風を纏いし龍
なんかヤバそうなモンスターの目撃情報が入ったんですよ、村の周辺でね。
で、それに伴って古龍観測局とやらから竜人族のお姉さまが村にやってきたわけですわ。
正直最初は古龍との戦闘ってゲリョスをちょっと強くした感じで想像してたのよ。みんな誇張してるだけだと思ってたからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは人が対峙して良い相手じゃない。天災だね、自然の驚異の前に人はただひれ伏すしかないんだよ。
最初に遭遇した時さ、めちゃめちゃびびって太刀をそろ〜って構えてそろ〜っと近づいたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか速いわ風圧で飛ばされるわ空飛んだまま攻撃してくるわ
いつの間にか救助アイルーに運ばれてるわ。
そう言えば竜人族のお姉さまが「討伐しようなんて考えないで!」とか言ってたな〜(遠い目)。
そして村に帰ったらライバルハンター(※1)が「勝てる気がしねぇぜ!」とか言うの。
村の一大事ぐらいみんなで協力しようとか、救助アイルーの費用を村で負担しようとか考えないのかね。
しょうがないからまた一人で出発したのさ。えぇ、そりゃまぁ俺だって勝てる気なんてしませんとも。
でもなんとかしないとねぇ。
夜は屋外では雨で爆弾が使えないとか毒投げナイフ(支給品)とか持ち込みとか色々考えたね。
だって『毒に弱いかも』的な情報があったからね。
19(つづき)
そしたらエライ事になった。
慣れてきたはずのペイントボールですらまともに当てられない。毒投げナイフ当てても効果が不明。
閃光玉いまいちわからん。やっと攻撃当てても弾かれる。
それでエリア移動を追いかけたらすごい勢いで寝てんの。回復ってより昼寝って感じ。
正直「ここは屋内だから爆弾で大ダメージだぜ!」なんて思って大タル爆弾設置したけど、あれ?これどうやって起爆すんの?
心の底からいきなり慣れないことをしようとしたことを後悔したね。
でもアイテムの説明書に『衝撃を与えることで爆発します。』って書いてあったから
クシャルダオラ(以下、クシャ)を叩き起こして突進時に爆弾が足に当たるように誘導したら、
爆発しないでそのまま俺に体当たりしちゃってんの。
何故あの体重で蹴られて起爆しない?(※2)
誰か教えて下さい。
※1:自分より少し遅れて村に来たハンター。
「○○を手に入れた!」とか「△△を追い詰めた!」とか言うわりに、
実際にモンスターを倒したという話を聞いたことがない。
※2:どんな巨大なモンスターが突進しても決して爆発しないが、石ころやペイントボールを当てれば起爆できる。
しかし場所が近いと自分も巻き込まれる諸刃の剣。
20:怒れる水竜
クシャの撃退を諦めたんですよ、とりあえずね。
で、まだクリアしてないガノトトス(以下、ガノっち)の討伐を受注したわけですわ。
正直最初はクシャほどではないと思ってたのよ。攻撃も普通に当てられそうだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
報酬金額はダテじゃない。強さだね、強さに比例するものだよ。
最初に受注する時さ、クシャにけちょんけちょんにされた直後で、
そのクシャより報酬金の高いモンスターなんて討伐できるのかな〜って思ってたのよ
すっかり自信喪失さ。でなんか話によると船大工の親方をハンター稼業引退に追い込んだのがガノっちらしいのよ(※)。
そしたら村長がさ「ガノトトスは音に弱くてカエルが好物!」とか言うの。
村長のアドバイスに散々痛い目にあってきたのが俺よ。
だから話半分に聞いてたのさ。えぇ、そりゃもう戦場では自分しか頼るものはありませんから。
でも一応アイテム選考の参考にはしたよ。
音爆弾とか釣りカエルとか水属性値の良い防具とか色々ね。
だって報酬的にはクシャよりも高いモンスターだからね。
それで釣り上げたらエライ事になった。
もうすごい硬い。ガシガシ弾く。しかも立ったらデカい。ドスガレオスどころの騒ぎじゃない。
それで顔見たらすごい勢いで口から白い息が出てんの。明らかにいきなり怒り状態。
正直「攻撃が当たるなら、あとは軟らかい場所を探すだけ!」なんて考えてたら、
避けようがない体当たりとほとんど飛び道具の回転尻尾であっという間にベースキャンプ送り。無理無理、絶対に無理。
心の底から時期尚早という言葉が身に染みたね。
でもガノっちを釣り上げるのがサブターゲットだったから村に帰って「サブ達成でも報酬はおいしかったな!
ガノっちを釣りにだけ行くかw」とか言っちゃってんの。
ホントこの時は現実逃避の状態だったんだ。
クシャかガノっち、どちらかを狩らない限り、事態は何も進展しないという現実。
※正確に言うとガノトトス亜種と思われる。
21:電気袋
村人から頼みごとを聞いてたんですよ、たまにね。
で、船大工の親方に頼まれた物の中に『電気袋』というのがあったわけですわ。
正直最初は現時点で手に入る物なら是非欲しいと思ってたのよ。
それがあれば待望の属性付きの武器が手に入るし、それでクシャかガノっちを何とか…と思ってたからさ。
あのね、俺が甘かった。
電気袋は今行けるフィールドで手に入るもんじゃない。せっかちだね、手に入れられる物を要求しろよ。
最初に頼まれた時さ、季節とか昼夜とかで受注できるクエストがめちゃくちゃ変わるからそろ〜っと何度か酒場に足を運んだのよ
とりあえず季節が一周するまでさ。でなんか話に出たフルフルとかいうモンスターの狩猟クエストが出ないから諦めちゃったのさ。
そしたら船大工の親方がさ「酒場の情報をしっかりチェックしろ!」とか言うの。
そう言われたら怪しくないところまで怪しく見えてくるもんよ。
だから酒場で『フルフルベビー』なるものを見つけて(これはもしや…)と思ったのさ。えぇ、そりゃもう藁にもすがる思いですとも。
いろんなことやったよ。
フルフルベビーを多く盗むor所持した状態でどこかに行けば親が怒って出てくるかもとか
山菜ジジィ(※1)に交換してもらえるフルベビアイスを持ち歩くorそのサブターゲット達成報酬で貰える素材をどうにかするんじゃないかとか
マカ漬けの壷(※2)でフルベビ漬けにして別のフィールドのどこかに持っていけば親が…とか色々ね。しかもそれを昼夜別々に実験したよ。
だってぶっちゃけ今の武器でクシャやガノっちに勝てる気がしないからね。(欲を言えば防具も新調したい。)
そしたらエライ事になった。
21(つづき)
結論を言うとすごい無駄骨。すごい時間ロス。考えたくもないくらい。その代わり金がわんさか入ったから何でも買える。
その金を持って街に行けば良い装備が買えると思ったんだけど、クエスト以外では村から一歩も出られないの。
村長、村の一大事でしょ何とかしてください。
正直「ハンターなら自分で素材を集めるぜ!」なんて思ってたけど、
装備強化のために工房から要求される素材は明らかに現時点で手に入りそうもないものばかり。
心の底からさっさと新しいフィールドを開拓しろよと言いたかったね。
でも村長と話すたび「伝説級の古龍がこの村の近くにいるなんて!いや喜んでる場合じゃないな。」とか言っちゃってんの。
ホントこいつ今の状況わかってんのかな。
クシャが撃退されるまでは何をするつもりもないらしい。
※1:フィールドを徘徊する謎の老人。
ハンターが持っている物と自分のオタカラやトッテオキとの交換を持ちかけてくるが、
ほとんどの場合ハンターが手放すアイテムの方がレア。
※2:中にアイテムを入れて地面に埋めると別のアイテムになるという摩訶不思議な壷。
埋めている時間によって立ち昇る煙の色まで違い、それに伴い手に入るアイテムも変わる。
22:風を纏いし龍A
クシャ撃退クエストに出発したんですよ、覚悟を決めてね。
で、使える物を全部使って満身創痍でクシャの撃退に成功したわけですわ。
正直最初はクシャさえ撃退すれば村長が新しいフィールドを開拓してくれると思ってたのよ。みんな普通の生活に戻れるはずだからさ。
あのね、俺が甘かった。
クシャは逃げたわけじゃない。気まぐれだね、(なんかウゼー奴いるんですけど!)って感じだよ、きっと。
クシャを撃退して村に戻った時さ、めちゃめちゃ疲れてたけど村長にそろ〜って話しかけて
新フィールドの情報でもそろ〜っと聞こうとしたのよ
これでやっと装備を新調できると思ってさ。でなんかクシャがまだ近く(砂漠)にいるから追いかけろとか言われちゃったのさ。
そしたら竜人族のお姉さまがさ「前回は気まぐれで逃げただけかも。」とか言うの。
実は俺もそうじゃないかと思ってたところよ。
だから二度も勝てると思ってないのさ。えぇ、そりゃもう出来れば誰かに代わってもらいたいですとも。
でもいつの間にか全てを任されてたよ。
武器とか防具とかアイテムとか何一つ変わらない状態でもう一回戦えと。
ライバルハンターに至っては「砂漠だったら夜でも爆弾使えるな。」だって。そう思うならお前がやれよ。
でも結局俺一人で行くことになった。
もうすごい貧乏クジ。すごい押し付け。村の命運が掛かってるのに一人。
まるで娘の命と国の将来を勇者ロトの末裔というだけの理由で一人の男に託し、
自分は一歩も動かず、そして兵の一人も出さなかったラダトーム王。
それで改めて村長と話したら「毒が効くんじゃないかな?」だって。とっくに実験済みです。
正直「そんなこと雑貨屋から買った『クシャルダオラの書』に書いてありましたから!」って言おうと思ったけど、
言ったところで何も変わらないしカドが立つだけ。
心の底から村のことを思うなら何か画期的なアイテムをくれ。
でも心配そうにこっち見てる修行中ハンターに「一回勝ってる相手だからな!まぁなんとかなるだろ。」とか言っちゃってんの。
ホントはクエストに出るフリして逃げ出したい。
バキなら「来いやぁ若僧がぁぁぁぁ!!(帰りて〜〜!)」っていうゴウキじぃちゃんの心境。
23:雪山
クシャを撃退したんですよ、なんとかね。(※1)
で、ここで初めて雪山が開放されたわけですわ。
正直最初はホットドリンクさえあれば何とかなると思ってたのよ。行く前から寒いのくらいわかるからさ。
あのね、俺が間違ってた。
あれは今までの寒さじゃない。極寒だね、ホットドリンクの有効時間も半分だよ。
最初にフィールドに出た時さ、めちゃめちゃのんびりポポがのろ〜って歩いてガウシカがピョンピョンと跳ねてたのよ
ここら辺はまだ普通の気温で草も生えてる。でなんか調子に乗ってどんどん上のエリアに進んで行っちゃったのさ。
そしたらいつもの半分くらいの時間でさ「もっと温めて!」とか体が要求するの。
5個しか持てないのがホット(&クーラー)ドリンクよ。
今まではそれだけあれば制限時間内に困ることはなかった(※2)のさ。
えぇ、そりゃもう多少時間が掛かってもベースキャンプまで戻ってましたとも。
支給品は救助アイルーの世話になった時のいわば予備よ。
砂漠(昼夜)とか沼地の洞窟とかあまり困ったことはなかった。
だって持ち込みだけで制限時間をカバー出来てたからね。
23(つづき)
それにザコモンスターもエライ事になってた。
白いランポス発見。普通種よりもタフ。しかも何か吐き出した。と思ったら雪ダルマにされてたorz
それで逃げてエリア移動した先にいたブランゴがまたいやらしい動きすんの。マジでストレス溜まる。
正直「太刀は回避を軸にしたヒット&アウェイ!」でモンスターを狩ってきたけど、
逆に自分がされるとこれほどムカツクものもない。
もしこいつがボスになったらどんなことになるかなんて想像もしたくない。
でも村に帰ってきて村長に「みんなしてタフだわ!これだから寒いトコのモンスターは。」とか言っちゃってんの。
あいつらは寒冷期にもあそこに住んでるんだから、俺が行ける時はむしろ暖かいぐらいなんだろうな。
そしてブランゴのボスとも遠からず戦うことになる。
※1:簡単に書いてますが、実際は苦戦(ってゆーかクエスト失敗)しまくりです。
もちろん密林の時以上に。契約金がかからないから助かったってレベル。
ただ、砂漠でのクシャは基本的に2つのエリアを往復するだけなのでペイントボールを当てる必要がなく、
またその移動時にベースキャンプを経由できたりするのでなんとかなっただけ。
基本的に戦闘そのものは密林と同じなので割愛。
※2:ゲーム内では、制限時間50分に対し普通の暑さ(寒さ)であればドリンクの有効時間は10分。
救助アイルーの世話になるとドリンクの効果も無くなるけど、5個の持ち込みと支給品で時間的に困ることはない。
実は調合で暑さ(寒さ)対応の肉も作れる。
24:盲目の飛竜
雪山の地形も頭に入ったんですよ、だいたいね。
で、ようやく見た目は少しアレなゲリョス装備でフルフルと戦うことになったわけですわ。
(これで武器の強化に必要な素材が手に入るはず。)
正直最初は「フルフルは独特」って言われてもいまいちピンと来なかったのよ。俺に言わせてもらえばみんな独特だからさ。
あのね、とりあえず鼻で情報を得ているみたい。
暗闇に住んでるから目が見えないらしい。でもね、何故か昼でも普通に外を飛んでる。
まぁいぃや。
最初に遭遇した時さ、めちゃめちゃびびって距離をそろ〜ってとって行動をそろ〜っと観察したのよ
何が独特なのかと思ってさ。で多分あの体内発電のことなんだろうなと思ったのさ。
そしたらさ『雪山はホットドリンクの減りが早い!』ってことを思い出したの。
そんなにゆっくりしてられないのが俺よ。
だからタイミング見計らって踏み込んだのさ。えぇ、そりゃもう踏み込みましたとも。
意を決して踏み込んだよ。
体内発電とか電気ブレスとか飛びつきボディプレスとか色々見切ってね。
だって全体的には動きが緩慢だからね。
そしたらエライ事になった。
まず大声で硬直。そこに首伸ばしを喰らった。そして起き上がる前に電気ブレス炸裂で麻痺。
それでフルフル見たらすごい勢いでボディプレスの体勢に入ってんの。ずっとフルフルのターン。
正直「体力さえ高めに維持してれば死ぬことはない!」なんて思ってたけど、
あれだけの連続攻撃を喰らうなんて思ってもみなかったよ。
報酬金額2000z超えの片鱗を味わったね。
でも村に帰って船大工の親方に「やっと電気袋が手に入ったっすよ!
でも他のアイテムがまだ揃ってないから先に武器を作らせてもらいます。」とか言っちゃってんの。
これで狩猟が格段に楽になるはず。
…と思っていた時期が俺にもありました。
>>204 下から7行目
× 死ぬ
○ 救助アイルーの世話になる
25:陸の女王
ようやく属性付きの武器を作成したんですよ、初めてね。
で、生まれて初めてそれを引っ下げて狩猟に出発したわけですわ。
正直最初はこれで狩りが飛躍的に楽になると思ってたのよ。武器での攻撃に追加でダメージを与えるわけだからさ。
あのね、俺が間違ってた。
ボスの体力が上がってきたから、そろそろ今までの武器では制限時間内に狩りきれない。
必須だね、むしろ属性なしの武器でよくフルフルと戦ったなって感じだよ。(そもそも持ってなかったわけだが…)
最初にリオレイア(以下、レイア)と遭遇した時さ、デカさと速さにめちゃめちゃびびって
攻撃することはおろか突進の避け方もわからんかったの
今までのモンスターとは明らかに一線を画す威圧感。でなんか怖くなって必要以上に距離を取っちゃったのさ。
そしたら頭の中の自分がさ「せっかく属性付きの武器を持っても当てなきゃ意味がねーだろ!」とか言うの。
頼みの綱は攻撃を当てつつモンスターとの距離を取る攻防一体の技『斬り下がり』よ。
これと回避の組み合わせでどんなモンスターとも渡り合ってきたのさ。
えぇ、そりゃもう斬り下がった着地点は敵の手の届かない場所でしたとも。
まさにヒット&アウェイよ。
ザコによる包囲とかババコンガとかフルフルとかこれで切り抜けてきた。
だって距離さえ保てればモンスターの行動にも対応できるからね。
そしたらエライ事になった。
斬り下がった地点で尻尾に殴られた。すごい衝撃。身体的にも精神的にも。
ドラクエなら逃げ出しに成功したと思ったら一歩も動かずに同じ敵に遭遇して、尚且つ先制攻撃を喰らった感じ。
それで起き上がったところに突進されてピヨってんの。ずっとレイアのターン。
正直「尻尾は時計回り!」なんて見切ったつもりでレイアの向かって左から攻めたのに、
まさか逆回転も出来るなんて思ってもみなかったよ。
『陸の女王』と呼ばれるモンスターの片鱗を見たね。
で改めて受注書を見ると「尻尾の切断だけでも報酬は出すからな!報酬は600z。」とか書いてあんの。
600zってことはドスランポス一頭の狩猟と同じ金額か。
それくらいなら何とかなるかも。
26:陸の女王A
狙いを尻尾に絞ることにしたんですよ、とりあえずね。
で、ザザミ以来初めて攻撃を一箇所に集中させるという行為をしてみたわけですわ。
正直最初は尻尾の切断って簡単だと思ってたのよ。ザザミの殻の破壊と違って太刀でもできるしさ。
あのね、俺が間違ってた。
敵は尻尾をこっちに向けたまま止まったりしない。隙だね、隙を見て敵本体の更に向こうまで行かにゃならんのだよ。
最初に尻尾に狙いを定めた時さ、めちゃめちゃ走り回ってとぉ〜くに行ったり尻尾をグィ〜ンって回したりするから無理だと思ったのよ
追いつくだけで精一杯さ。でなんか怖くなって諦めかけちゃったのさ。
そしたら戦術的にもさ(斬り下がりも回避も通用しないのにどうやって戦い続ける?)とか思ったの。
つまり尻尾すら切れないということは本体を倒せないってことと同義よ。
だから何が何でも尻尾を切るのさ。えぇ、そりゃもうそこが出発点ですとも。
全てがそこから始まると言っても過言ではないよ。
斬り下がりとか回避とかを色々有効に使いたい。
だってそのためにはあの尻尾はどうしても邪魔だからね。
でレイアがようやく止まったから千載一遇のチャンスとばかりに斬りかかったらエライ事になった。
待ってましたとばかりにサマーソルト炸裂。すごいダメージ。しかも毒のオマケ付き。バキなら毒手による鞭打。
それでも火炎ブレスを掻い潜って背後を取ったら結構高い位置にある上に器用に動くから武器を当てられないの。ホントどうしよう。
正直「報酬的にはドスランポス程度!」なんて油断してたけど、
逆に考えたらレイアとドスランポスを同時に相手してるようなもの。(それは違う。)
心の底から(何でこんな化け物の狩猟報酬がフルフルと一緒なんだ?)と思ったよ。
でもたまたま遠くで空振りしたサマーソルトを見て「技の前に一歩溜めを入れるんだな!
これはなんとかなるかも。」とか思っちゃってんの。
尻尾も垂れ下がってるから狙い目か。
着地前に攻撃するにはもうちょっと近くにいないとならんが。
27:陸の女王B
レイアの尻尾すら切断できないんですよ、いまだにね。
でも、さすがにクセみたいなものが見えてきたわけですわ。
正直最初はクセさえ盗めば勝てると思ってたのよ。いや、大きな口は実際に尻尾ぐらい切ってから開けと。
あのね、俺が間違ってた。
遠目に見るのと実際に手の届く所で見るのとでは大違い。視界だね、全体像が見えなくなるんだよ。
レイアが突進から振り向く時さ、めちゃめちゃゆっくりそろ〜って時とフンフ〜ンって感じの時があるのよ
ゆっくりの時が火炎ブレスさ。でなんかそれさえわかれば結構苦もなく尻尾まで行けるし、
火炎ブレスを吐いた後は尻尾が下がるのよ。
そしたら作戦でさ「あと気をつけるのはサマーソルトだけ!」って自分に言い聞かせる。
けど実際に攻撃を始めると欲が出ちゃうのが世の常よ。
だから一撃でも多く攻撃したくなっちゃうのさ。えぇ、そりゃもう火炎ブレス自体そんなに多いアクションじゃないですから。
そんなことやってる内に回避するタイミング合わなくて結局サマーソルトの餌食よ。
慣れてきたから時間とか結構余裕あるのに焦ってね。
だって一体のモンスターにこれほど苦戦したことなんてなかったからね。
それでやっと尻尾を切断したと思ったら緊張の糸が切れた。
もうすごい雑な戦い。またもやサマーソルト炸裂。やっぱり毒。どうやら尻尾の切断で変わるのは回転の半径だけらしい。
そもそも尻尾を切られてもなおバランスよく回転できるのは如何なものか。
それでも斬り下がり後に尻尾に当たらなくなっただけでも随分と楽。ホント苦労した甲斐があった。
正直初めてレイアが足を引きずる動作を見た時なんて、今までのことが走馬灯のように流れて感慨深いものがあったよ。
そのレイアですら取引価格表では中の下ぐらい。
でも村に帰って「女王というほどではなかったな!王女ぐらいかな。」とか言っちゃってんの。
ホント今回はギリギリだった。
そろそろ食事の研究でもしようかな。
こんなに空気読めないのは太刀厨だからなの?
すまん 秋田
飽きたとか辞めろとか言われてからがスタートだぞ太刀厨
飽きた 辞めろ
ブログに連載してくれ。読むからw
214 :
水先案名無い人:2008/12/31(水) 00:17:58 ID:kxW4Ebi60
fujou
あけよめ、ことよろ
高菜、食べてしまったんですか!!??のガイドライン2
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1228805882/ 91 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2008/12/24(水) 21:07:44 ID:PYTywO4c0
この前元気一杯行ったんですよ、初めてね。
で、ラーメン来る前にテーブルの上の高菜食べたわけですわ。正直最初はラーメンの前に高菜食べても問題無いと
思ってたのよ。みんな普通に食べてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が食べるもんじゃない。神だね、神が食べるものだよ。
最初に高菜食べる時さ、めちゃめちゃびびって箸そろ〜って伸ばして高菜そろ〜っと持ち上げたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんか美味そうだから口に運んじゃったのさ。
そしたらラーメン持ってきた奥さんがさ「高菜、食べてしまったんですか!!!!????」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから反論したのさ。えぇ、そりゃもう反論したとも。全てを忘れて反論したよ。高菜の辛さとか丼から出る湯気とかスープの匂いとか色々忘れてね。
だって奥さんが18センチのままマナーに反する人はお帰りくださいって言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい激怒。すごい瞳孔の開き。きよし師匠くらい。視力検査なら5.0だって見えそう。
それで奥見たら長男が「あちゃー」という顔で俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「男なら高菜だぜ!」なんて見栄張らないで素直にラーメン出てくるの待ってりゃよかったと思ったよ。
心の底から高菜食べた事を後悔したね。
でも店出て友達と「なにも追い出すこと無いのにな!これだからこだわりにうるさい店は。」とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。
>>175 久しぶり。ドラクエ5の改変、面白かったよ。
モンハンはやったことないから分からないけど、また面白い改変出来たら投下してくださいなw
保守
この間初めて恋をしたわけですよ。この間っていっても今だけどね。
最初正直告白なんて簡単だと思っていたのよ。皆普通にしているからね
あれは人間がするもんではないね。神だね。心がきれいな人がするもんだよ。
それで好きな彼に告白したわけですわ。最初ビビってガタガタ震えていたら
彼が
はっきり言って
というのええ言いました。言いましたとも。本当は子供がいるとか。私の頭はウィッグだとかいろいろ忘れてね彼が言えっていったからね。そしたらね。玉砕、ドラクエなら冒険の書を消してしまった感じ
ジ エンド
正直、付き合ってほしいだなんて欲かかないで。素直に見ているだけにしていたら良かったよ。心の底から後悔したね
でも。帰りにこれだから草食はな〜ウブでダメだなあとか心の中で思ってんの
本当私ってダメ人間
誰か一緒に泣いてください
この前から単身赴任になったんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて妻子と離れて生活したわけですわ。正直最初は単身赴任って簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に単身してるし、1年の期限付きだからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは妻帯者がするもんじゃない。独り者だね、独り者がするものだよ。
独り者の単身赴任って、それただの人事異動なんだけどさ。
いよいよ出発の朝にさ、なるべくスパッと家を離れようと思ってマイカーのドアをそそくさと開けて
荷物を手早く放り込んだのよ。で、1歳になったばかり息子を抱いて見送りしてるかみさんを
一瞥して車に乗り込んだのさ。
そしたらかみさんが車の窓をトントンしてさ「しばらく会えないんだから○○(息子の名前)のこと抱っこしてあげて」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから抱っこしたのさ。えぇ、そりゃもうちっちゃい身体を抱きしめましたとも。全てを思い出してぎゅぅ〜としたよ。
ミルクは飲まないのに母乳を飲むのが下手糞で体重が増えなかった事とか、俺がフロに入れると気持ち良さそうに
寝ちゃう事とか、ハイハイより先につかまり立ちが出来るようになった事とか色々思い出しながらね。
だってかみさんが抱っこしてって言ったからね。
そしたらエライ事になった。
もうすごい愛おしい。そんですごい切ない。寂しい。離れたくないよ。
子供達と冒険できるドラクエ5の主人公が羨ましくて仕方がない。
それで横見たら息子がすごい勢いでニッコリしながらつぶらな瞳で俺の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「明日早いからもう寝る」なんて言って布団に入らずに、いつまでも息子の寝顔を見ときゃよかったと思ったよ。
心の底から、今回の勤務を受けた事を後悔したね。
でも新しい勤務先で「実質独身ですから。こっちで彼女作っちゃおうかな」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
人事課の人、家に帰りたいです。子供の成長をそばで見たいです。顔を忘れられたくないです。戻してください。
今日自殺を試みたんですよ、何回目かのね
で、生まれて初めて首を吊ってみた訳ですわ
正直最初は首吊りって簡単だと思ってたのよ。みんな普通に首吊り自殺してるからさ
あのね、俺が間違ってた。あれは人がやるもんじゃない。悪魔だね、悪魔に誘惑された人間がやるものだよ
最初に首に輪っかかける時さ、めちゃめちゃびびって首にそろ〜ってかけて踏み台からそろ〜っと足離したのよ。10秒くらいかけてさ。で、なんか怖くなって足を元に戻しちゃったのさ
そしたら頭の中の声がさ「もっとちゃんと死のうのして!」とか言うの
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ
だから簡単な遺書記して家を飛び出して海に行ったのさ。ちょうどいい高さの柵があるからね
えぇ、そりゃもう。全てを忘れて歩いて行ったよ
つい先週、似たような状況で友達に救って貰ったこととか
心配されてる・生きてていいって実感したこととか
死に行き着く前に誰かに助けを求めるって約束したこととか、色々忘れてね
だって頭の中の声が死ねって言ったからね
そしたらエライ事になった
もうすごい苦しい。すごい躊躇。死にたいと生きたいの大葛藤。この躊躇が金になるなら俺大金持ちになれる
それで結局飛び降りれなくて、海辺でずっとうずくまってて、ふと気付いたら父親がすごい勢いで俺の事探しに来てんの。ホントごめんなさい
正直「死ぬならスッと消えるように死ぬぜ!」なんて見栄張らないで素直に誰かに助けを求めりゃよかったと思ったよ
心の底から自分の駄目さ加減を実感した
でも友達が心配して電話くれた時に「今の自分はまともな判断力がない。自殺しないとか約束出来ない」とか言っちゃてんの
ホント俺ってダメ人間
誰か助けて下さい
>>222 心療内科で相談するといいよ
あと
あせらずにゆっくり回復を待つこと
ぼく「先輩 休憩どうぞ」
先輩「あ、ほんと?(笑)
じゃあお茶会行ってくるね」
ぼく「えっ」
先輩「えっ」
しばらくして、
ペットボトルを持った先輩がこっちに来て
先輩「ねぇ聞いてっ
今お茶買いに行ったらねっ…」
ぼく「えっ」
先輩「えっ?」
今日の会話
1年前に旦那と離婚したんですよ、私の浮気が原因でね。
で、この前初めて面接交渉なるものを体験したわけですわ。正直最初はそんなの簡単だと
思ってたのよ。みんな普通に面会してるからさ。
あのね、私が間違ってた。あれは人がするもんじゃない。神だね、神がするものだよ。
待ち合わせ場所に行く時さ、めちゃめちゃびびってそろ〜って車止めてそろ〜っと入店したのよ
5分くらいかけてさ。でなんか怖くなって入り口の所でうろうろしてたのよ。
そしたら私を見つけた息子がさ「お母さん」とか言って私の方に走ってきてさ、服の裾をギュッてするのよ
同じ過ちは2度繰り返さないのが私よ。
だから抱きしめたよ。えぇ、そりゃもう抱きしめましたとも。体中の力をふりしぼって抱いたよ。ここがお店の入り口だとかみんな見てるとか化粧が落ちるとか色々忘れてね。
だって「お母さん」って言ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい号泣。すごい涙。1デシリットルくらい。この調子で行ったらリアルで「一リットルの涙」になる。
それで前見たら元旦那がなんとも言えない顔で私の事見てんの。ホントごめんなさい。
正直「私が悪かったんだから仕方ない」なんて思わないで最後まで離婚届に印押さなきゃよかったと思ったよ。
心の底から浮気した事を後悔したね。
でも次の日会社で若い子に「すんごい疲れる!離婚するなら子供が居ないうちだね。」とか言っちゃってんの。
ホント私ってクズ人間。
誰か殺して下さい。