出てるそうだ
「出たのか」
「おう、出てるぜえ。しかも―――」
男の顔に下卑た笑みが浮かんだ。
「ひろし本らしい―――」
祭りだ。
祭りの予感がするのである。
弘祭りだ。
夢枕獏の文体のガイドライン外伝・龍王院弘
誰かスレ立てしてくれぬものか。
こんにちは、
>>934です。
あなた、大帝の剣お好きですか。
ぼくは、この大帝の剣というものが好きで好きで、ちょっと中毒みたいなところがある。
あなたがこの大帝の剣を好きで、そして獏が続きを書いてくれるならば、これはもうぼくとしては非常にありがたい。
平成17年二月 堺にて
キマイラなんか変
すまぬ。
343 イラストに騙された名無しさん sage New! 2005/05/02(月) 00:43:40 ID:rIjV7BMs
将棋のヤツとデブ童貞のヤツも読んどけ。
344 イラストに騙された名無しさん sage New! 2005/05/02(月) 01:29:56 ID:FSJ8Kj4t
デブ童貞って怪男児のこと?
345 イラストに騙された名無しさん sage New! 2005/05/02(月) 02:35:38 ID:nF83SJlk
夢枕作品の童貞集合
加倉文平
室戸武士
出雲あやめ
くらいかな?
346 イラストに騙された名無しさん sage New! 2005/05/02(月) 03:43:07 ID:WG9PcKnw
九十九三蔵も童貞だったっけ?
348 イラストに騙された名無しさん sage New! 2005/05/02(月) 07:51:23 ID:J9IYVS50
阿久津は童貞じゃない?
351 イラストに騙された名無しさん sage New! 2005/05/02(月) 19:38:40 ID:k2kzeTPp
藤巻、涼二も童貞?
夢枕作品は童貞はけっこういるが処女はいないっぽいな。
556 イラストに騙された名無しさん New! 2005/07/20(水) 01:54:42 ID:C41cFxMk
たぶん「黄金宮」は終わらないぞ。
中島らもの「ガダラの豚」を読んで、アフリカ秘境物の傑作を打ちのめされてしまったから。
蟷螂拳対ゾンビ対密教術の異種格闘は面白いんだけどね。
童貞と言えばキマイラの菊地。放置プレイ向きかも。
571 イラストに騙された名無しさん sage New! 2005/07/27(水) 09:05:49 ID:5R//n1uE
>>569 37歳素人童貞の俺に孫が出来るまでには完結するであろうと思われ
573 イラストに騙された名無しさん sage New! 2005/07/27(水) 14:23:33 ID:K4thuryt
オマイラ童貞変
18年か・・・
まだ書店にまで辿り着けていないのだよ
来し方を振り返るために崑崙の王を読み返しているのだが・・・
キマイラ乱雲変なんていつになるんだ?
なんだ、知らなかったのかい? おめえ、よ。
季刊誌「太陽」で「鬼の骨笛」ってタイトルで
連載されてるぜい。
>>939
いや、すまぬなあ。おれのレスが間違っていたよ。
正しくはよ、平凡社から出版されている「別冊太陽」に
連載されている「鬼の骨笛」だ。
939よ、すまんかったことであることよ。
>>938 季刊誌。
季刊誌だと。
それはつまり、1年に4回しか発行されないということなのか。
そんな雑誌に、続き物の連載をしているとでもいうのか──
「くくく」
「かかか」
「久々にわろうたな――」
「おう」
「斯様なスレが、数多立ち並んでおったのが、昔のガ板であったな――」
「であったな」
「そうじゃそうじゃ」
「それにひきかえ、今おる新参共は昔を知らぬ」
「困るな」
「困る」
────────────────────────────────
参加者:松尾 姫川 堤 立脇 加藤 閲覧(1)
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
松尾:ROMってるやつきめぇから入ってこいや
────────────────────────────────
姫川:こういうのって本当ウザいよね・・・
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堤:見てて楽しいのか
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立脇:まだ見てるよ・・・
────────────────────────────────
加藤:おい入って来いやカス
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『文七』が入室しました
────────────────────────────────
『松尾』が退室しました
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『堤』が退室しました
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『立脇』が退室しました
────────────────────────────────
『姫川』が退室しました
────────────────────────────────
『加藤』が退室しました
────────────────────────────────
保守か
保守だ
そういうことになった。
とにかく、今スレもおしせまった。
新スレが建つのは、950辺りということになろうが、このレスを書いているのは、まだ今スレで、しかも950の前である。
いやその950にゆっくりと近づきつつあるところだ。
前スレもよろしい。
今スレもよろしい。
好きだ。
しかし、どのスレにいても、常に恋しいのは、次スレである。
春よ、来い。
平成十八年 二月二十一日 青函連絡船にて
>>946 しかし、この流れの速さを考慮するに
970あたりでも十分なのではないか。
950 :
水先案名無い人:2006/02/23(木) 22:09:58 ID:jl09PAoG0
ぱわぱわわ──
拳を突き出せばいい。
視力を奪うのもいい。
それどころか、己の感情に任せて、単純な力で張り倒してもいいのだ。
男の背を、ぞくりとしたものが駆け上がってくる。
「おう──」
男は、歓喜の声を上げた。
そろそろ、よ、保守が必要な頃合じゃねえのかい?
952 :
水先案名無い人:2006/02/24(金) 07:54:04 ID:YaGF07JCO
応っ!!
にいっ
>>942 皆目、笑えたものではないのだが。
このようなものが――
このようなものが、昔のガ板だったのか?
俺には正直、今のほうがよっぽど良いもののように思われるよ――
「逆に考えるのさ―――」
「逆に?」
何を言っているのだ、この男は。
「あぁ、そうさ、逆に考えるんだよ」
男が、口の端を吊り上げ言い放った。
「―――"そいつに、やっちまっても構わねぇ"ってな」
ざわり。
背筋を、何か虫が這い擦り廻るような感覚が走る。
ジョージ・ジョースター―――
たまらぬ紳士であった。
>>957 なんと───
破廉恥。
そう思ったのもつかの間であった。
これは「有り」なのか?
問いは答えであった。
「しゃあああああっ!」
龍王院弘は、天に向かって吼えた。
歓喜の声をあげた。
「しゃあああああっ!」
>>957 ――金。
――――金。
――――――金。
まごうことなき金の男であった。
961 :
水先案名無い人:2006/02/26(日) 00:12:21 ID:rSaoV7PT0
もう次スレいらないね
そういうな。
無いと無いでまた寂しい。
>957
スポットライトに照らされて、はじめて、その男の肉体が見えるようになった。
それは、異様な肉体であった。
上半身の筋肉が、並はずれて太い。
胸が、ごつんと前にせり出していた。
その肉体を包んでいる派手な赤いレザージャケットが、裂けそうなほど広がっていた。
そのため、服のラインが無くなって、子供用の服を無理やり着ているようにさえ見えた。
歓声があがっていた。
どこから届いているのか、たまらぬ歌声が聴こえてくる。
この男の時間が、始まろうとしていた。
金木犀の香りが、氷上にかすかに漂っていた。
かっ、
と身体の芯から熱気が立ち昇っている。
その熱が、内側からプルシェンコの肉を炙っている。
上衣を脱いでしまいたい。
しかし、脱げばこれからの事は台無しになってしまうだろう。
通路で、軽く身体を動かす。
軽くジャンプをして、1、2、3回転。
左右の脚を上げる。
最高だ。
よく動く。
どこにも疲れなんかない。
本戦はおわっている?
ふん。
そんなのは関係ない。
これだけ動けば、本戦の時より調子がいいくらいだ。
見ろ。
おれの動きを。
こんなにリズミカルにステップを踏むことができる。
会場の方で、大きなどよめきがあがる。
おれの番だ。
いよいよ、あれをやるのだ。
「どうしたんだよ」
横から、コーチが声をかけてきた。
「動きすぎだぜ」
どうもしやしない。
調子がいいだけだ。
今なら、オリンピックで、相手の全員がメダリストであっても負ける気がしない。
動きすぎなものか。
どけ。
プルシェンコは、試合場まで走りだしていた。
大きな歓声が、プルシェンコに波のようにぶつかってくる。
「この曲は何だ?」
「体型が違うぞ」
「sex bombだと?」
まっしぐらだ。
ぶつかってくる観客の声を、左右に跳ね飛ばしながら、プルシェンコは縦横無尽に動いた。
中央に突っ立ち、
「かあああっ!!」
咆えた。
上衣を脱ぎ捨てる。
どよめきが疾った。
本戦のおりにはなかった筋肉が、もりあがっている。
見ろ。
これがおれだ。
これがおれの肉体だ。
これがおれのフィギュアスケートだ。
これがエフゲニー・プルシェンコだ。
「ぬかああっ」
プルシェンコが咆えた。
「んかかかかかかかかっ!!」
咆えながら、力をたわめ、疾った。
観客席に向かって――
たまらぬ金メダリストであった。
sex bombの合わせて氷上で踊るオリンピック代表選手・・・・・・
たまらんな・・・・・
ああ、たまらん。
―たまらぬのは観客たちのほうであった。
毎回のように、たぶん、前スレの始まったときから、獏仕事しろ、仕事しろ
と言い続けてきたような気がするが、もう、どうにも、獏が仕事するという
雰囲気じゃねえわな、これは。
三年、四年は、すぐかかる。
その頃には、このスレの数は十をこえてしまい、なんと、獏自身が書いたより
多くの獏文体が2ちゃんにあることになってしまうではないか。
いったいどうなってるのよ、これは。
こうなってしまったらもう、おれは、真壁雲斎のように待つしかないではないか。
もう、おれは、怖いものなしだ。
いくらだって待てる。
寿命が百年あれば、百年待つ。
千年あるのなら、千年だって待ち続けてやるぞ。
どうだ、わかったか。
支離滅裂だが、これが、今のおれの正直な声なのだよ。
な。
二〇〇五年二月二六日 小田原にて
_____
`ヽ ,」_ァ'"´
f'て}. ̄ rY ト、 __
| r个 √`>‐.k } f゙)ヾ>
}l r ''"`ァ'゙ ,ノ、ム'^'ァ'゙
人.ヒ,ィ゙ ァ弌__,,>'´゙ヽ いくらだって待てる。
い, `'<, ,r'^ ,ノ
}⌒'‐\ ,、 ゙'くョr.''"´
い弌-、 \ }. ゝ-、
`'ー' ゙'ー‐--‐'⌒''''''゙
まとめスレが機能してないと
前スレでそう思う。
このスレでそう思う。
次スレでそう思う。
止まっている──。
それもまた、獏へのオマージュであった。
尊敬。
期待。
畏怖。
高揚。
悦楽。
不安。
煩悶。
焦燥。
憎悪。
諦め。
愛着。
そしてまた、期待。
あらゆる想いが、混濁していた。
あらゆるものが、熱を持っていた。
「応。」
>>974は、堪らず、熱いものを放っていた。
股の間から、季節外れの金木犀が、ほのかな香りを漂わせていた──。
埋。
埋。
ほう・・・
もう梅の季節か。
たまらぬのう。
尊敬。
期待。
畏怖。
高揚。
悦楽。
不安。
煩悶。
焦燥。
憎悪。
埋め。