929 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/06(水) 02:28:09
広く瀬戸内海沿岸地域に限れば
やはり引用の助詞「と」が抜けるという現象が共通。
私は岡山だが、おそらく和歌山・大阪・兵庫・岡山・広島・山口
・大分・愛媛・香川・徳島という環瀬戸内海地域は
この現象は共通と思うが。 ゆうか、共通思うで。
九州や南四国や山陰はどんなん?
930 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/06(水) 23:35:47
「〜じゃ」か「〜や」、18世紀に上方言葉(当時の関西弁)の「〜じゃ」が京都で変遷し「〜や」。
931 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/06(水) 23:50:25
九州では、引用の助詞「と」は
「て(主に西九州だっけ?南九州も?)」とか
「ち(主に東九州だっけ?)」になると思う。
(大分とか北九州って「と」抜けも使う?)
例:「何(なん)て言うた?」「何(なん)ち言うた?」
筑前・筑後は「て」と「ち」の混在で「ち」が衰退気味?
932 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/06(水) 23:54:37
「て」は関西でも違和感がないが
933 :
出雲弁@松江(島根県):2005/04/09(土) 02:49:04
>>910 うちも「濃ゆい」を使います。「濃い」は全く使わない。
>>929 引用の「と」は、だいたい「て」又は「って」になります。
>>925 >あとインクがつくもorz
話題になってるのは、「インクが」じゃなくて「ボールペン(等)が」だよ。
canの意味の「よう(能う)」は西日本全体で使うんじゃなかったっけ。
936 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 14:03:15
まず関ケ原から西が西日本でいいの?
岐阜はケッタとか言うし
937 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 14:19:42
この分類で良いでしょう。
−−−−−東部方言−−−−−−−−−−−−−−−
・北海道方言
・東北方言(新潟県北部を含む)
・関東方言
・東海東山方言(新潟県・長野・岐阜・山梨・静岡・愛知)
・八丈島方言
−−−−−西部方言−−−−−−−−−−−−−−−
・北陸方言(富山・石川・福井県北部)
・近畿方言(福井県南部を含む)
・中国方言(出雲・伯耆以外の中国5県および、兵庫・京都の日本海沿岸)
・雲伯方言
・四国方言
−−−−−九州方言−−−−−−−−−−−−−−−
・肥筑方言(長崎・佐賀・福岡・熊本)
・豊日方言(大分、宮崎、福岡県行橋以南)
・薩隅方言(鹿児島および宮崎県都城周辺)
−−−−−琉球方言−−−−−−−−−−−−−−−
・奄美方言
・沖縄方言
・先島方言
>>937 だからその制作者の出身地がモロバレな分類をどうにかしろと(ry
939 :
四国人:2005/04/09(土) 16:24:17
四国南西部だけ異質だ
942 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 18:23:33
大分方言に近いの?
で、気になったんだけど
八丈島方言ってどんな言葉だろ?
943 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 18:26:20
>>929 少なくとも大分は脱落しない。「ち」「っち」が入る。
脱落した言葉聞くと関西っぽいなーと感じます
>>942 四国方言と東九州方言の折衷みたいな感じかな。
東九州的
愛媛側に上下2段活用の残っている地域が所々ある
「〜て」を「〜ち」と変化する地域がある。
四国(土佐方言的
「〜の」を「〜が」とい地域がある。
などなど
945 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 18:51:26
白河の関の南北で決定的な違いは無いのか?
「〜けん」の類(けん、けえ、きん、さけ、さかいなど)があれば西日本に含めるということでどうだろう?
947 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 19:26:36
高知の西の方の人の言葉きいたときに、最初大分出身の人かと思ったことある。
なんとなくアクセントがそれっぽく聞こえた。
>>947 小さな違いはあるにしても大分と幡多・宇和地方(四国西南部)は東京アクセントだからね
>>946
さかい系のある東北地方はどうする?
950 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 22:15:08
>>939に同感、四国は関西よりは関西に、中国地方より中国、九州よりは九州に近い
951 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 22:21:27
「〜よる」や「〜とる」(その変形の「〜ちょる、〜とう、〜とん」を含む)
ちなみに「〜よる」の語源は「をる」、「〜とる」は「〜てをる」「〜とーる」「〜とる」
952 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 22:28:58
「おちょくる」は四国〜東海西部(愛知県尾張)の広範囲で使う。
953 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 22:38:55
>>950 徳島・香川は近畿的(特に徳島)
愛媛県中予・東予は中国地方的
高知県中部・東部は独自
愛媛県南予・高知県西部は九州的
という違いはあるけれど、
あるていどのまとまりがあるのも事実
もしも2つに分けるなら四国西南部方言とそれ以外の四国方言ということになるだろうけど、
西日本方言の下位分類として西南部方言と四国方言に分けるか、
それとも西日本方言の中の四国方言の下位分類として2つを立てるか迷う
955 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 23:22:47
「おちょくる」って全国で通じないの?(俺は長崎)
956 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/09(土) 23:36:21
957 :
松山人:2005/04/10(日) 11:38:57
>952
「おちょくる」の使い方は
「お前人のことおちょくっとんか?」とか
「何おちょくりよんぞ!」です。
近県の人達はどうですか?
958 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/10(日) 12:59:12
「わい、人ばおちょくいよとっや?」
「なんおちょくりよっとや!」だよ。
俺も長崎ばってん
959 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/10(日) 16:44:51
ピカチュウ
960 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/10(日) 23:58:57
>>958 「わい」って関西弁の「わい」と違うって事ば書いとかんば、
他県の人が勘違いするやろうが。全国の人が見よっとやっけんがさ。
と言う事で、「わい、人ばおちょくいよとっや?」の「わい」は、
「お前」の意味です。
961 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/11(月) 00:16:17
>>937 平山案のコピペだな。
どうしてもこう書き換えたくなる。
−−−−−東部方言−−−−−−−−−−−−−−−
・北海道方言
・東北・東関東方言
・東京・西関東・東海東山方言
・八丈島方言
−−−−−西部方言−−−−−−−−−−−−−−−
・北陸方言(富山・石川・福井県北部)
・近畿方言(福井県南部を含む)
・中国方言(出雲・伯耆以外の中国5県および、兵庫・京都の日本海沿岸)
・雲伯方言
・四国方言
−−−−−九州方言−−−−−−−−−−−−−−−
・九州中西部方言(長崎・佐賀・福岡・熊本・宮崎)
・九州北東部方言(大分)
・九州南部方言(鹿児島および宮崎県都城周辺)
−−−−−琉球方言−−−−−−−−−−−−−−−
・奄美方言
・沖縄方言
・先島方言
西部方言にはそんなに突っ込みどころは無い希ガス。
四国方言については、
基本的には周辺外部の影響は一部語彙など散発的・限定的なものに過ぎず、
古い近畿方言をよく継承しているという面が大きい方言だと思う。
962 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/11(月) 00:21:08
北九州が微妙
>>961 中国の出雲・伯耆を分けるんなら、四国も南西部(南予・幡多)を分けるのが道理。
問題となるのは、アクセントの点では、
南東北方言と北東北方言をわけるか
(北東北方言は外輪式東京アクセント
東関東方言と西関東方言をわけるか
(西関東方言は東京アクセント
上2つに関連して東関東方言と南東北方言を統合するか
(共に無アクセント
十津川を独立させるか
四国西南部を独立させるか
宮崎を東九州方言から切り離すか(宮崎だけ無アクセント
香川アクセントの1類3類統合型京阪アクセントの扱い
そのほかアクセントの方言島(東三河・西遠江のようなものから、能登の東京アクセント、
一集落だけ無アクセントのようなものまで)の扱い
こんなとこか?
まぁ、明らかに語彙に違いが無く、一集落だけ、或いは一町だけ無アクセントというような例は、
比較的最近変化が起こって違いが生じたと考えて同じ方言区とすべきだとは思うけどね。(大洲の無アクセントなど
もう一つ、方言区の境目をどうひくか。
宮城県などでは、北部に行くとアクセントの崩壊が進行中の地域があって、
このような移り変わりのある地域をどうするか。
>>963 中国〜雲伯ほどの違いは、
四国〜四国西南には無いんだよね。
まぁ、同時に四国西南〜東九州も大きな違いが無いからややこしいんだけどね
近畿〜十津川を分けるなら
四国〜宇和・幡多をわけるべきかもしれんが。
966 :
松山人:2005/04/11(月) 11:51:33
四国は三つに分けられると思う。
香川・徳島は大阪よりの言葉で、愛媛は東予・中予は岡山弁に近い。
南予は高知弁が混ざってる場合があるから。
967 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/11(月) 12:55:09
968 :
松山人:2005/04/11(月) 13:11:06
>967
香川・徳島、愛媛(東予・中予)、愛媛(東予)・高知の三つ。
>>968 愛媛の南予をわけるんなら(書き損じてるけど)、
高知も幡多地方をわける必要があるんだってば。
イントネーションで分けるんなら(語彙体系は無視)、
四国は、標準語式に喋る南西部(南予+幡多)と、関西弁式に喋る、それ以外。
970 :
松山人:2005/04/11(月) 13:21:33
>958 訂正
愛媛(南予)・高知
971 :
松山人:2005/04/11(月) 14:12:36
高知のことは具体的には分からん。
けど、四国は標準語式と関西弁式しかないと思う。
関西弁式:香川、徳島、愛媛(県南部の南予地方以外)、高知(県西部の幡多地方以外)
標準語式:南予、幡多
四国をアクセントで精密に分けると、島嶼部の中国地方系方言を除く
A 四国方言
A−1 北四国方言(愛媛南予北部・中予・東予 香川 徳島)
A−11 香川方言(徳島北西部・香川全域・愛媛東予)
A−12 徳島方言(A−11の地域を除く)
A−13 愛媛方言(同上)
A−14 大洲方言(無アクセント)
A−2 南四国方言(高知中東部)
B 四国西南部方言
A−12とA−13はアクセントに違いが無いが地理的に飛び地になるので分けた。
A−2とA−12とA−13を統合すれば一つになる。
次に語彙・文法・音韻の点で南四国方言がかなり注目されるが、
南四国方言的なものが、
四国西南部方言には比較的濃く、
南予北部・東予・香川県西部・徳島県西部にいくらか見られる。
むつこい/むつごい
975 :
福岡:2005/04/11(月) 19:12:06
松山の人の言葉を聞くと、なんとなく関西弁っぽいと思た。
北九州〜筑豊〜大分辺りと近いようでそれほど近くないね。
四国西南部方言を聞いてみたいものだ。
977 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/11(月) 20:32:17
四国出身の知り合いはそういないからよくわからないのだが、
四国全体でも中国の出雲・伯耆ほど違いは大きくないだろう。
出雲弁って、ネイティブに喋られたら他県の人間にはまったく聞き取れない。
言葉的にはあの地方だけが東北だから。
> 〜よくわからないのだが、
> 〜大きくないだろう。
わからんのやったら書きなさんなや。