608 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/07 01:40
トーシロです。
入門の講義を受けてたんですが、ハリスとチョムスキーが似たようなことをやってるようにしか見えません。
スタンスの違いというようなものがあれば、教えていただけるとありがたいです。
609 :
Adamas:04/07/07 06:00
おはにょろりぃ〜ん♪
遅寝早起きの不健康なおやじだよぉ〜ん♪2日に1回寝るぐらい。ははははは。
>>606 >ションの切れが良かったかどうか、気になる・・・
ははははは。出るまで時間はかかるは、出してる間も昔ほど開放感はないは、
終わったと思ったらまだチョロチョロ出てるは、
この3つがそろえば立派なヲヤジだ罠。ははははは。
てか、なんか上の3つの条件はアッチ方面にもあてはまるよーな気がするな。ははははは。
これからこの3つを「ヲヤジの条件A, B, C」と呼ぼう。ははははは。
>だが、CがTをカバーしてるようにvがVをカバーしてて、
>Cとvが発話力とかfocusとかに関連したEPPを持ってて、
>TもEPP持ってるとなるとVにあるとうまく空いてる穴が埋まると思うんよ。
ふむふむ。でも「定義上」、attractできるのは機能範疇だけとなってると思うのよ。
そーなると、仮にV(with EPP素性)が何かをattractできるとすると、
それはもう定義上つーか実質的には機能範疇だと思うのよ。
だからわし的には、elocutionalつーかforceが絡んでいるのはCだけで、
EPPが絡んでるのはTとvかなと思うのよ。つーのも、
Tとvだけが派生上subjをhostできるからね。つまり、いわゆるEPPをmeetできるからさ。
ま、でも個人的にはいわゆるEPPはTだけにrelevantであるよーな気がしないでもない。
とにかくこのあたりよくワカラン♪
つーか、EPPって今じゃsubjのhostingとは完全に無関係なの?
ここらヘンがぼんやりしてるから、この辺りの議論になるとほんとワケワカランのよ。
つーか、EPPが移動を引き起こすメカだとしたら、
EPPなんてゆーミスリードなタームはやめてdisplacment-featureとか言って欲しいわ。ま、displacement-featureなんて名付けたら、
それこそナ〜ンニモ説明していることにならないんだけどな。
てか、実は、移動現象の説明の難しさはこの辺りにあるんだな。ははははは。(つづく)
610 :
Adamas:04/07/07 06:00
>objがvPまでいくとすると派生の一時点でobjがsubより上位になることになるんだが
>それあっちゃまずくねえのかなとも思うんよ。例えばanywhere Binding Aだとして、
>Himself loves himselfがOKになっちゃうとかね。
たしかにね。主語にanaphorがくるのを許しちゃうもんね。
ま、派生の一時点でobjがsubjより上位になり、かつ主語にanaphorがくるのを阻止するには、
objのvPへの移動がA'移動だと考えればエエ罠。
それなら、主語にあるanaphorは束縛条件Aにうまく抵触することになるからな。
で、vP edgeへの移動がA'移動だと考えると、
モロにCP edgeへ移動とのパラレリズムが見られる罠。
つーのも、CP edgeへの移動もA'移動だからさ。
で、vP edgeへの移動がA'移動だとして、再構築効果絡みでなんか問題生じるかなモシ?
>まあ、確かにwh-mvtやobj-shiftはそれでもいいが
>Tへの移動はマジで外から要請されとんのかなー。
>虚辞とかPROとか移動してもしなくても外システムには何の意味もないように思うのだが。
てか、外システムにどんな条件があるかワケワカラン状態だから、
このあたり憶測とゆーか直感でモノ言っちゃうしかないよね。
で、たしかにわしも、なんとなくだけど逃走派しゃんのゆーこと分かる気がするわ。
んで、だからこそ、T絡みの移動つーか、
いわゆるEPPは言語システム内の極めて自然言語チックな現象だと思うのよ。
ちゅまり、自然言語には主語があるベシ!とゆーことね。
もっとゆーと、主語があるゲンゴが人間言語で、主語がないゲンゴはゲンゴだ!みたいなね。
(らぶ安堵ピースうぃずサインはV) (つづく)
611 :
Adamas:04/07/07 06:01
>もし本当に火星人がいて、彼らに言語があって、
>しかもdisplacementがあった場合には、チョムはどうするつもりやろうな。
まあ火星人までいかなくても、チンパやイルカでもエエと思うのよ。
香具師らのゲンゴに本当にdisplacementってないのかなぁ?
ただわしらには分からないとゆーだけのハナシかもしれないし。
チョムなんかは、動物のゲンゴにはdisplacementはない!とゆーけど、
そこまで強く言える根拠がわしにはワカランのよ。
てか、わしに言わせると、香具師らのゲンゴにもタンゴがあれば、
75%ぐらいの確率でdisplacementがあると思うのよ。
で、わし的には、香具師らがゲンゴを持っているかどーかじゃなくて、
タンゴを持っているかどーか、それを調べるべきだと思うのよ。
ま、言いたかないけど、ナントカ霊長類研究所とかゆーところで、
一生懸命「ゲンゴ獲得」のケンキュウをしてるみてぇだけど、何やってんだかと思うね。
チンパやらが自然の状態でタンゴを持っているかまず調べると、
そして、そのタンゴの中に機能範疇モドキなモノがあれば
かなり高い確率で香具師らにもdisplacementがあるとわしは思うのよ。
まあ、チンパがチンパにモノ教えてりゃワケないわ。
どいつもこいつもヴォケてるのヴァッカでしゃーないわ。いや、マジで。(つづく)
612 :
Adamas:04/07/07 06:02
>入門の講義を受けてたんですが、
>ハリスとチョムスキーが似たようなことをやってるようにしか見えません。
てか、ハリスはハリスでもアホチョムがモロに影響を受けたのは
ジェームス・ハリス(←18世紀の哲学者)の方だ罠。
I-lang.のハナシとゆーと、こっちの方のハリスが引き合いに出されることがある罠。
てか、608ちゃんや、藻前さんはほんとにトーシローか?ほんとはプロじゃねぇの?
え〜、今日は残業で帰りがメチャクチャ遅いのでイーブニング・カキコはなしとゆーことで。
ほいじゃ、ばぁ〜いびぃ〜♪
おまけ:
やっぱFred師匠が誰だか分からんわ。Fredしゃん、あんた一体誰よん? (おわり)
>>(´∀`)先生
なんか盛り上がってるところ横レスすまそ
上で紹介していただいた論文あっちこっちわからんところだらけですが
一応読み通しますた。以下感想垂れ流し
>>(6.1) Level 2 tool:[hammer stone, [nut, anvil stone]]
Level 3 tool:[hammer stone, [nut, [anvil stone,wedge stone]]]
>>(6.2) Level 1 tool: [twig, termite]
1.レベル3まで行くと完全に二つ以上の機能と3つ以上の操作対象物を組み合わせた構造をもっているので
言語機能の前提となる事態認知システムとしてはほぼ完成品に近いような気がすます。んでもって疑問と
して、この認知システムの延長線上にあると思われる言語をなんでチンパンジーが持ってないのかが
残るわけですが、この辺について認知勢のかたにその考えを教えていただけたら嬉しいです。
2.次に些細な疑問ですが、上の構図では機能は二つ以上あっても、Actionは一つですね。
これだけで判断するのはちょっと難しいですが、これは複数のイベントの認識が不可能
なんでしょうか?
3.(´∀`)先生がこの論文お奨めってことは、構造の相同ってのは単に相同ってことじゃ
なくて、なんらかの意味があってそのパターンをとっていて、言語機能もその相同の上にのっかた
だけってお考えでしょうか?なんか統語の自立を謳う生成っぽくないような気もしますが←多分勘違い
P.S.品詞カテゴリーを先験的に認めるのはどうかと思っているので大西センセが動詞
とよんでいるものはAction程度にしておいた方がいいかなと思いますがそれは枝葉
616 :
Adamas:04/07/08 20:22
あちぃ〜な。横やりクゥキコするよ。でも、ちょこっとだけな。
まあ、
>>509で書いたよーに、大*論文は、
マジで虚無長官の句構造パロディーの生物版だと思うわ。
たとえば、次のよーなクゥキコ見てもそー思っちゃうのよ。
> Level 2 tool は、X-barモデルでは
>��(6.3) [X'' [Spec hammer stone, [X' [X nut], [Complement anvil stone]]]
>と解釈すべきであろうか?
>すなわち、割りにくい堅果(X,主要部)を、敷石(補部)によって一次投射(X')して、
>斧石(指定部, Spec)をさらに操作させて、
>"堅果の中味を取り出す操作" = 最大投射(X'') を完成させるのである。
てか、道具使用に階層性があったとして、
それの延長線上に言語がなきゃいけないロジックもちょいとワカランのよ。
逆にゆーとさ、言語構造が退化してくと道具使用構造になんの?
ま、どーぞ顔餅と議論しておくんなせぇ。わし、脇で見てるからさ。
時々チャチャ入れるかもしんねぇけど。ははははは。
ま、そんなところで。ちょいと忙しいもんで。ふんじゃ!
イルカの言語は研究されていると思うが。
618 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/09 00:23
>>611 霊長類研究所の言語学習は、それを手段にしてさまざまな認知能力を見るためのものみたいですね。
言語学習自体に主眼の置かれる時代はとっくの昔に終わっているもよう。
>>615-616 大西さんは強く言いすぎだと思います。
道具使用の延長線上に言語があるというのは、ロジックというよりも、経験的な支持かも。
僕は専門家ではないのですが、グリーンフィールドの説かもです。
対象操作中枢と発話中枢とが、2歳までは同一のブローカ野にあるとする説。
ヒト個体的には、2歳以降に対象操作・発話のそれぞれが(相対的に)モジュール化する。
進化的には、チンパンジーと分かれたヒトにおいて、そのモジュール化が生じている。
統語論の独立を否定するものではないですよ。
多少の階層性なら妥当でしょうが、指定部とかそこまでやるのは、理由はあるのでしょうか
(どの論文か教えてくださると嬉しいです)。
理由がないと、X'とかを適用は、相同ではなく類同となってしまうのでは。
グリーンフィールドはもちろん相同説として提唱していますが。
最近はFOXP2遺伝子の話もかかわってくるようですが、ちょっと詳細を失念。
619 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/09 00:26
すみません。
>>618の「どの論文か教えてくださると嬉しいです」は気にしないでください。
わかりましたので。
620 :
(´∀`):04/07/09 02:33
最近いろいろあってほとんどカキコできんのにゃが、
>>618 グリーンフィールドだにゃ。俺もあちこちで何度か引用しているにゃが、action grammarにおいて
generalized transformation相当のことがヒトにはできてチンプにはできん、ってのが示唆的だと思うにゃ。
Xバーにこだわる必要はなくて、現に生成ではbare systemに移行したように、結果として領域固有の
構造特性が生じるにしても、その起源としてはごく単純なrecursionなりmergeの繰り返しなりがあるだけで、
それが分子細胞レベルからヒトの言語や社会にいたるまで、あらゆる進化の階層(Maynard Smith風に)で
繰り返されてきた、というように見たいところにゃ。にゃから、
>>615 >構造の相同ってのは単に相同ってことじゃなくて
「単に相似ってことじゃなくて」「相同」だ、と言いたいわけにゃん。
Hauser et al. 的にいうと、最初domain-specificだったものが、domain-generalに拡張され、人間言語の
syntaxもそのようにして生まれた、ってことだろうにゃ。
>統語の自立を謳う生成っぽくない
618しゃんの指摘どおり、起源や進化において前適応・外適応であっても、いったんそれが確立・固定されれば
その後は自律的固有的なものになるにゃ。統語論の自律性は個体発生のレベルにおいて成立するにゃが、
系統発生のレベルでは成立しないとゆーか、むしろどうやって自律性が生まれたのかという問題にゃから
まだ成立していない時点に遡る必要があるにゃ。で、何度も言ってきたように、ここのところを混同して、
個体発生レベルの主張を勝手に系統発生レベルに移し替えてジサクジエン的に批判しているのが認知ブンポーだにゃ。
ヒトとチンプはもともと先祖は同じにゃから、今もヒトとチンプは種として区別できない、といってるのと
変わらんのにゃ。ま、ぜひ一度チンプと交配して子ども作ってみせてもらいたいもんにゃ、にゃははは。
621 :
(´∀`):04/07/09 02:33
>>606-610 >objがvPまでいくとすると派生の一時点でobjがsubより上位になることになるんだが
>それあっちゃまずくねえのかなとも思うんよ。例えばanywhere Binding Aだとして、
>Himself loves himselfがOKになっちゃうとかね。
俺のムカシのペーパーによるとw、むしろSubjの基底位置がshifted Objより下にあるか否かで
Subjのθ-解釈が異なり、その結果ある種の解釈の時だけbackward bindingが可能になるように
見える、ということにゃが、何か?
Himself loves himself は、anaphor自体にreferenceを決定する能力がないことから排除される
べきにゃろ。
622 :
(´∀`):04/07/09 03:30
上の逃走派しゃんの
>[vP external arg [v' v+V [VP Obj [V' t/V t/obj ]]]]
に関係するかも、にゃが、チョムが three factors の最後のほうで書いてる、この部分↓
It should be that all operations are driven by the designated element of the phase, the phase head C, v.
That should include internal Merge. But a problem arises, discovered by Julie Legate some years ago:
there are reconstruction sites at smaller categories, though movement cannot stop there but must move
on to the phase head that drives the operation. A solution to the conundrum is developed by Cedric
Boeckx in a slightly different framework, adapting ideas of Takahashiユs. In brief, the phase head drives
the Move operation, but it proceeds category by category, in a manner occasionally suggested for other
reasons, until it reaches a point where it must stop. That is usually the phase head, though there can be
an exception, namely, if the phase head assigns its uninterpretable features to the head it selects. Thus
the phase head C may be the locus of agreement, selecting T and assigning it (unvalued) phi-features,
so that when raising of DP driven by C-agreement reaches the TP level, its uninterpretable features are
valued and it is frozen, unable to proceed further. That yields many of the properties of EPP, and if
generalized, yields interesting empirical consequences that would carry us too far afield.
まずLegateの reconstruction sites at smaller categories ってのが具体的にどんなのか、分からんにゃが
誰か知ってるかにゃ? それからここで言ってるのは、extension condition の放棄につながるの
にゃろか? 逃走派しゃんの構造にあてはめてみると、small vがmergeされた段階でVに素性が
受け渡され、それでV-Specへの移動が可能になる、ってことになるかにゃ。
>まずLegateの reconstruction sites at smaller categories ってのが具体的にどんなのか、分からんにゃが
>誰か知ってるかにゃ?
これはLIに出た(のだったと記憶している)、some interface properties of phaseとか
いうタイトルの「passiveやunaccusativeのVPもphaseだ」という主張の論文ではないにょろか?
624 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/09 12:53
(
http://itre.cis.upenn.edu/%7Emyl/languagelog/archives/000025.html より。)
43 years later, someone finally checked. And it turns out that Chomsky
was wrong.
In Syntactic Structures (1957) Chomsky famously wrote:
(1) Colorless green ideas sleep furiously.
(2) Furiously sleep ideas green colorless.
. . . It is fair to assume that neither sentence (1) nor (2)
(nor indeed any part of these sentences) has ever occurred
in an English discourse. Hence, in any statistical model for
grammaticalness, these sentences will be ruled out on identical
grounds as equally `remote' from English. Yet (1), though
nonsensical, is grammatical, while (2) is not.
(中略)
In an article "Formal grammar and information theory: together
again?", Fernando Pereira describes an experiment that disproves
Chomsky on this point, by fitting a simple statistical model (an
"aggregate bigram model") to a corpus of newspaper text.
The result? The sentence "Furiously sleep green ideas colorless"
is estimated by this model to be about 200,000 times less probable
than "Colorless green ideas sleep furiously" (p. 7).
625 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/09 15:13
ワラタw
>それからここで言ってるのは、extension condition の放棄につながるの
>にゃろか?
当該のchomの引用部分、いまいち分りにくいニョロ。50%くらいしか分った
気がしないニョロ。でも多分、コチョコチョ動く、ってことが言いたいニョロね。
たとえば
[XP ... X [YP ... Y ZP ] ]
という構造で、
i) ZPが最終的にXPのspecまで動く
ii) YPはphase (CP、vP)ではない、ZPは
iii) YPのにadjoinしてからXP-specにあがっている
として
a) ZPがYPにadjoinしてからXとZPがmergeする
b) ZPはXがYPとadjoinしたあとに、YPを経由してXP-specにあがる
という二つのどちらを言っているんでしょうニョロか?b)ならExtensionは
ないことになるニョロかね。この二つを区別する方法はあるにょろかね。
627 :
(´∀`):04/07/10 06:05
Legate、近いウチ見てみるかにゃ
>>626 俺の理解では、phase head Xがmergeされた段階で
[ X [YP Y ZP ]]
Xの素性がYに付与され、そのためZPの移動はXによって駆動されるものの、XがYのSpecまで動いた段階で
[ X [YP ZP Y t ]]
ZPの素性も値指定され、それ以上ZPは動かない、ってことだろにゃ。
TPのEPPも実はCの素性がTに付与されて起きる、って言ってるにゃん。
この解釈だとextensionは成り立たない、あるいはextensionの定義をしなおして、派生の各段階での
topmost headのみが操作を駆動できる、という解釈になると思うにゃ。
しかしこれだと、strict cycleの典型的な例の一つ、subject condition違反にゃんかどうやって扱うにょろ。
[ C [TP T were taken [DP pictures of whom ]]]
CがmergeするまではT単独ではEPPは存在しない、となると、この段階で先にCがwhomをひっぱり、後から
DP全体がSpec-TPに移動すれば
*whom were pictures of t taken t
が出てしまうから、同じCが駆動する操作の中にさらにstrict cycle的orderingを設ける、あるいは
この場合[+wh] CによるEPPってことで、Tにも[+wh]があり
[ C [TP who were taken [ pictures of t ]]] →
[ who C [TP t were taken [ pictures of t ]]]
とならざるを得ない、とかするのにゃろか。
ところでこの最後の例で、pictures自体のCaseはどうやって保証されるにょろ?
628 :
(´∀`):04/07/10 06:09
XがYのSpecまで動いた段階で → ZPがYのSpecまで動いた段階で
人生色々!
社員も色々!
会社も色々!
理論も色々!
>>627 にゃるほど、そういうことなら、思いきって、
>>[ C [TP T were taken [DP pictures of whom ]]]
これはCの上にもう一つfunctinoal projectionがあってそのheadが
Cに素性を与えて、whを引っ張る、ってすればorderは出てくるニョロ。
問題はそんな機能範疇の証拠がない、ということにつきるニョロけど。
>>ところでこの最後の例で、pictures自体のCaseはどうやって保証されるにょろ?
これはなんらかのreanalysisがかかっているんじゃないにょろかね?
take picture ofのこの場合、photographというidiomaticな解釈にょろし。
同じようにtake advantage ofというidiomにはいろいろはpassiveがあるにょろ。、
John was taken advantage of.
Serious advantage of John was taken.
Advantage was taken of John.
idiomの中のNPがcaseが必要か、というと、微妙ニョロ。
*/??Someone took pictures of repeatedly John
631 :
Adamas:04/07/11 09:05
それにしてもアチィな。
公私共にメチャクチャ忙しくてやってらんねぇわ。いや、マジで。
ちょいとだけクゥキコするわ。
ま、上でハナシになってるextension. conditionつーかeppのハナシだが、
ハッキリ言ってワケワカンネー!ってカンジだな。いや、マジで。
そんなことする根拠が全くもってワケワカラン♪わ。
ま、でも、わし的なコメントをすると、よーするに、
プリ・サイクルに影響を及ぼせれるつーのは、
昔あったgovernment transparencyを彷彿とするな。
あと、あれだ、Tが仕事をするためにはCが必要だとか、
Cが仕事をするためにはCの上に更に機能範疇が必要だとか、
それはある意味では、watanabe (ph.d)のfollow upのパクリだ。
ま、あと、なんだな、
チョムのやり方だとextension conditionの破棄のよーに見えるが、
派生をトップ・ダウンつーか左から右への構造構築と考えれば、
ある意味、extension conditionは満たしているわけだ。
CPの次に構造を「大きく」するためにTPを作ってるんだからな。
てかよー、マジ、アホチョムのやることはやっぱアホだ。
それにしても、周りのことも考えずに
よくもまあエロエロいじくり回して好き放題する香具師だな。
ピョ*ヤン在住の王様といしょじゃい。いや、マジでよ。ははははは。
ふんじゃ、またな。今マジで忙しいから時々じゃねぇーと顔出さねぇーよ。
ちゃてと、選挙逝ってこよっと。ランラ・ラン♪
632 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 13:01
633 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/11 21:26
生成文法は既存の語彙で文章は生成できますが,
新しい文法を生成することはできるのですか?
634 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/11 22:47
突然、失礼します。
生成文法とは直接関わりのない用件なんですが、出版されていないような
Dissertationを手に入れるにはやはり個人的なコネが必要なんでしょうか?
例えば、F井先生とか獲得でいえばT橋先生や、A柳先生の論文を読みたいんですが
一面識もないので直接呉れなんて不躾なことはできませんし。
UnpublishedのDissertation入手方法はなにかございませんでしょうか?
635 :
Adamas:04/07/12 03:43
>>633 ん?生成は正しい文なら生成するが、
新しい文法や古い文法やダメな文は生成しないだモシ。
よーするに、生成が生成するのは正しい文だけだモシ。
>>634 ま、知覚の生成やってる大学つーか研究室に逝って
「見せてちょ」って言えば見せてくれるんでねぇ〜の。
てか、今の時代、読まなきゃならん本やらph.d.やらペーパーはた〜くさんあるから、
よ〜くセレクトして読まんと、アッ!とゆーまに時間切れになっちゃうなモシ。
ちゅまり、お勉強しっかりしたワリには
なんもペーパー書いてないとゆーことになりかねないだモシ。時間は無制限じゃないだモシ。
ちょいと関係ねぇこと書いてしまったけど許せだモシ。
ちゃて寝るだモシ。
モノによっては大学図書館でも手にはいるものがあるニョロ。
自分の学校でよその大学図書館に紹介状でも書いてもらえば、
見ることができるニョロ。
MITのとかなら、本になっているやつ以外ならMITから通販で買えるニョロ。
それ以外ならuniversity micro filmという手もありますにょろ。お金かかるだろうけど。
それよりF井さんのdissって本にならなかったっけにょろ?
アッシのはおそらくなかなか手にはイランだろうな。マイナーじゃケン。
637 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/13 20:50
保守
>Adamasせんせ
>かかりせんせ
レスありがとうございました。
P.S.カキコまじにうけて本屋で「『英語熟年』ありますか」と聞いて
怪訝な顔されました欝
顔文字しゃん、亀レス、すまそ〜ん(らびゅ
>>621 書き込んだとき某LI論文が一時的に頭から抜け落ちてたよー(w
LOCUS-T/Vにこだわりたいので、いちおー粘ると、そのbackward bindingが可能に
なる主語はVP-internalであり、不可能な主語はvP-Specとするのもアリだと思うのだわ。
backwardがOKのをfake ext.arg、そうでないのをreal ext.argとすると、
[vP (real ext.arg) v [VP (fake ext.arg) [V object]]]という構造。
realが選択されないときは、fakeが主語になるしobjが一時的にfakeの上にくるのでbackward
が可能になると。
>>622 CがTにassignってのが気にくわねー。顔文字しゃんのsubject conditionについての
指摘を回避するには、TがCを、(transitive) Vがvを選択する方向か?
EPPを持ったfullのTはどうしてもCにcoverされないとダメ、transitiveのVも
まっとうなvにcoverされないといても立ってもいられないと。functionalなレベル
でのselectionとlexicalなレベルでのselectionは異質だとすると、とりあえず
すべてが丸く収まりそう、とlocusT/V信者は自己満足するのであった(w
分りずらい書き込みだった。つまり、Tは最初からファイもEPPも持っている。
Cとmergeする前にすでにEPPがあるので、subjを引き上げる。よってwh-movement以前に
主語形成。だがnon-defectiveのTは何故かCにカバーされたいという欲求を持っている。
(ここらへんは結局Watanabeしゃん的なシステムになるか?)。そこで救世主のCが登場、
めでたくTPとmarrige、じゃなくってmerge、その後wh移動。よってsubect conditionの
ジレンマは発生せず、ってこってす。
641 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/15 02:49
ジュンク堂(池袋)で言語学フェアやってたよ。
642 :
Adamas:04/07/15 05:18
シャレにならんほどモーレツにビジーだよ。ったく。
カクゾ!って思わんとカキコできねぇわ。いや、マジで。
ま、そんなこんなだけど、ちょいと逃走派しゃんのカキコに釣られちゃうヨン♪
>>639 >[vP (real ext.arg) v [VP (fake ext.arg) [V object]]]という構造。
う〜む、realとfakeの定義がちょいと分からんけど、ま、よーするに
主語の位置として2つキープしちゃうヨン♪つーワケだな。ダナ・ダナ♪
でだ、これですぐに思い付くのがthere構文だ。次のthere構文から分かるよーに、
fake ext.arg(ちゅまりthere)がreal ext.arg(ちゅまりtheme NP)に先行してるわけだ。
(1)There is a pearl in my (・(ェ)・)
アイスランド語に見られるtransitive expletive construction (TEC)でもそーだ罠。
たとえば次のよーなカンジだ。もちろん次の隷はアイスランド語のツモリ。
(2)There has John a pearl in his (・(ェ)・)
で、わし的には、基底の構造と表層の構造の間にあんまりネジレがない方が好きだから、
表層でfake ext.argがreal ext.argをc-comしてるなら
基底でもfake ext.argがreal ext.arg.をc-comしてる方がなんかスッキリするわけよ。
ちなみにfake argがreal argをc-comするっつーのは
there構文やTECだけに見られるワケじゃなく、
いわゆる形式主語や形式目的語のit ... that ...でも見られる罠。
>functionalなレベルでのselectionとlexicalなレベルでのselectionは異質だとすると、
>とりあえずすべてが丸く収まりそう、とlocusT/V信者は自己満足するのであった(w
ココ↑よく分かんねーとlocusT/V懐疑者は自己不満足するのであった(w
(つづく)
643 :
Adamas:04/07/15 05:18
>>640 >だがnon-defectiveのTは何故かCにカバーされたいという欲求を持っている。
わし的には、Cつーのはpropositionを保証するもんだと思うのよ。
よーするに、ナニがドーしたとゆー命題を保証するもんだと思うのよ。
で、CHLから認知システムへの要素の受け渡しはphaseしかだめだと。
そーなると、どーしてもCが必要になってくると思うのよ。
同じよーに、なんでvが必要になってくるかとゆーと、
vもC同様propositionを保証するものだから。
そしてpropositionじゃなきゃ認知システムに言語情報がエンコードできないからなのよ。
ま、よーするに、narrow syntaxではネクサスを作る必要があると。
んで、そのためにはCとvがどーしても必要になってくると。ま、わし的にはそんなところ。
てか、あえてチョムの路線でストーリーを作ればのハナシだけど。
(らぶ安堵ピースうぃずシェケナベィベー)
おまけ:
>>638 >P.S.カキコまじにうけて本屋で「『英語熟年』ありますか」と聞いて怪訝な顔されました欝
ワロタ。
もう一眠りしよっと。ぐ〜すか・ぴぃ〜・ぴぃ〜♪(おわり)
ここはかなりコアですね(;´Д`)
日本語やってる漏れはどこにいけばいいんだろ(;・ω・)
構造・記述→類型→認知と来て、やっぱり生成に関しても基礎知識を得ておかないとなぁと
思い、昨日RadfordのSyntactic Theory and the Structure of Englishを読みだした。
なんだ初心者にやさしい本もあるじゃん、この本でMinimalistやっとけば
それ以前の理論は知らなくてもいいって言ってるし、と入り込もうと思ってる
矢先にこのスレ見てがっくし。めげずにいくつか質問しまつ。
1)新理論発表で今からminimalistやるのは時代遅れでつか?
2)生成やってる人の目から見てもChomskyはほんとにイッちゃってると思いまつか?
3)チョム抜きの生成文法ってあり得るんでつか?
誓って煽りや釣りではありませぬ。
今後の研究計画の参考にしたいので。
646 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/15 15:40
いままでの流れだと顔文字、闘争派、Adamas、先生全員Subjはpredicate
internalってお立場みたいっすけど、TPのspecにSubjが基底生成されるって
のはなんか不都合なんでしょうか?predicate internalは絵的にはエレガントっすけど
Cの仕事考えるなら、こっちの方でなんか仮説はたてられんかなと思われ
647 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/15 18:31
648 :
Adamas:04/07/15 19:04
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
業者の人から裏CDキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
てか、顔餅、最近見ないと思ってたら業者の人のアシスタントしてたのか。をい、をい(w
ナニはともあれ、それいけサンクス!!
またハァハァ言わせてもらいやす!
てか、さてはわしに仕事させん気だな。
つーか、この前の裏ビデオで既に仕事が手に付かない状態ダッチューノ!
ま、顔餅、業者の人にひとつよろひこ伝えといてケロ。ほれこのとーり→ m(_ _)m
てか、エビでタイを釣るってゆーか、なっちゃんで裏CD釣っちゃったな(こっちのハナシ
てか、CDの「表紙」めちゃくちゃこってるなぁ〜。業者の人器用だな。いや、マジで。
ふんじゃ、今日はちょいと機嫌がエエからちょいとだけカキコするにょろん♪
>>645 >1)新理論発表で今からminimalistやるのは時代遅れでつか?
時代遅れだろーがナンだろーが面白ければやればエエの。ただそれだけ。
>2)生成やってる人の目から見てもChomskyはほんとにイッちゃってると思いまつか?
てかな、生成つーかガクモンつーのはイッちゃってなきゃできねぇーの。
シラフで生成つーかガクモンができるかい!ゴルゥァァアアアア!!!
>3)チョム抜きの生成文法ってあり得るんでつか?
リッチー抜きのパープルやレインボーってあり得るんでつか?
(つづく)
649 :
Adamas:04/07/15 19:05
>>646 Cの登場がTのEPPを要請するなら、そりゃいきなりSpec-Tにsubjが挿入されてもエエ罠。
理屈としてワナ。あと、あれだ、vP-internal subj hypothesisのsupporting evidenceつーと、
floating quantifierがあったけど、結局"float"してるQはいわゆる副詞みてぇだしな。
よーするにeventの修飾語だ罠。そーすると、floatつまり移動なんかしてねぇんだから、
subjがそもそもvP内にあるなんて強く言えねぇ罠。
あと、HuangのvP-frontingに見られるbindingの証拠があった罠。
でもvP-frontingの位置づけやらbindingの位置づけ次第では、
このvP-frontingの証拠もvP-internal subj hypothesisの証拠にもならん罠。
そー考えると、subjはダイレクトにSpec-Tに挿入されてると考えるのもアリ賀茂な。
ちょうど、Cの[wh]素性をsturateするためにダイレクトに
whetherやifがSpec-CなりCに挿入されるよーニナ。
ま、そーなるとポイントは、subjのθ役割がいつ与えられるかだな。ちゅまり、
covertにVがTにraiseしてからsubjにθ役割が与えられれば都合がエエわけだが、
はたして、そのよーな経験的な証拠があるかだ。
逆に言うと、V-to-v movementはovert syntaxで起きているから、従来のシステムだと
subjのθ役割はovertに付与ないし照合されているハズだ。だから、やるべき仕事は、
subjのθ役割がいつ付与ないし照合されているかを調べればエエわけだ。
そしてもしcovertに与えられている証拠があれば、
それはvP-internal subj hypothesisを破棄する間接的(だけど強い)証拠になる罠。
ほら、646や、ネタあげたY。これをベースに修論やら博論やら書いてみろ!
ふんじゃ、みゃったりぃん♪ (おわり)
それにしてもメッチャ忙しいY!なんじゃ、コリャァァアアア!!(←松田優作風
さ、マンマ食べてこよっと♪
650 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/15 19:34
651 :
Adamas:04/07/15 19:35
>>647 今見させてもらったよ。いや、647しゃんは器用だね。
あんなもん作れるんだ。すげぇな。いや、マジで。
あっ、そーいや、生成スレ5が抜けていたよ。
それとさ、関係ねぇハナシだけど、
生成スレ5以上はいつになったら見れるよーになるんだろな。
ま、別に読み返そーとは思わねぇけど。ははははは。
ほいじゃ〜な、また時間できたらカキコするニョロン♪
>>648 お送りしたのはDVDですのでお間違えなくw
653 :
(´∀`):04/07/15 21:57
VP内主語の証拠については、先日の前期試験で出題したとこにゃが
一つはcoordinate structure constraintに基づくものと、あとIrishなんかの
VSO語順でVがCまでは上がっていない、従ってSもSpec,TPには移動しておらず
vP内にあるとしか考えられない、ってのがあるにゃん
しかし狭義のθ-roleとは別に、同じSubjがvP内に留まる場合とSpec,TPに上昇した
場合とで、やはり意味解釈上違いがあるわけで、passiveやraisingにおけるforegrounding
効果もそうにゃが、θ-role + αのαの部分を文法のどこで扱うべきかはやっかいかもにゃ
654 :
(´∀`):04/07/15 22:05
ところで俺も業者の人から同じDVDもらったにゃがw、リッチーが面白い発言してるにゃ。
♪Smoke on the Water〜 の部分、リッチーだけずーっとマイナーコードで弾いていたが、
他の全員はメジャーで弾いていた、とパープル抜けてから気がついた、とかにゃw
>>648 ありがとでした。気にせずラドフォード読んでみまつ。
あとで見たらこのスレの上の方でこの人駄目みたいに言ってたけど
サルでもわかるように書いてくれてるようだし。
(パイレーツか…懐かすぃ(遠い眼))
>>644 ここに書いたらいいと思う。
みんなコアだけど優しく教えてくれるみたいだし。
あでも、日本語生成文法スレあったよ、て知ってるか。
656 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/15 23:41
c-command,m-commandって一体何やねん!
c-command
次の条件を満たす時、αはβを構成素統御する
(a)αがβを支配せず、
(b)αを支配する最初の枝分かれ節点がβを支配しいている
やと?
せやから、c-commandしてたら、一体何やねん?
m-commandしてたら、一体何やねん?
「日本語生成文法の段階的勉強方」っというスレはしってるんですが、倉庫行き寸前で・・・。
昔からこのスレたまにのぞいてるけど、いつも内容が濃いしで入れず(;´Д`)
この板じゃやっぱり日本語生成文法マイナーなのかな・・・。
645氏と同じくラドのその本でMPはいったんて、Spec-headに感動。
現在修論作成中でAgreeで格闘中・・・。
上にも話題になってましたが、EPPって結局何でぃすか( ´Д⊂?
その前に日本語でしっかりデータ集めないとも(;・ω・)