Oxygenを命名したのはフランスの化学者ラヴォアジェ
リンや硫黄を燃やすと吸湿性の酸化物になり、
リン酸や硫酸の水溶液ができてしまう。そこでラヴォアジェは、酸素とは
酸っぱさの素だ!と勘違いして命名してしまった。
ドイツ語でも酸素はSauerstoff(酸の素)と翻訳されてしまい、
ドイツ経由で日本語に輸入された時も「酸素」と翻訳してしまった。
英語の場合は、oxygenという単語をそのまま輸入したため、
酸との区別が付く。
H = 酸素という命名は、ルイス酸に適応できないので賛成しかねる。
>>1 現行の規則でも「炭素二酸化物」という呼び方が可能。
>>19 炭化は二種類の意味で使われる。
一つは酸素の供給が不十分で炭が残る反応。炭の組成は複雑なんだが、
単純化すれば炭素の形式酸化数は0価。
もう一つは、カーバイドを陰イオンとして命名する場合に登場するもので、
炭素単体のマイナスイオンを指す。
炭化水素という言葉があるが、これは水素の形式酸化数を+1とみなした時、
炭素はマイナスの酸化数を持つとみなせるためこう呼称される。
炭素原子自体は若干還元的な状態にある。