486 :
名無し象は鼻がウナギだ!:
あるスレで議論になってることで質問を。
「絶対的」という言葉について。
辞書によると、「何物とも比較できないもの」とありますが、
この意味通りで考えると、
「長さ」「絶対温度」「絶対評価(学校の成績のつけ方)」などは、
どれも絶対的ではないこと(相対的)になってしまいます。
例えば10メートルという長さは、
1メートルという長さと比較して与えられるものであるので。
(実際は、3×10^8メートルという基準と比較している)
しかし世間では、
「長さ」などのものを「絶対的」と考えているように思えます。
そこで僕は、「絶対的」の意味について、
「ある固定した基準と比較したもの」という意味を考えました。
(長さの場合、「3×10^8メートル」というのがその基準です。
光の速さから基準を決めてあるので、この基準は固定なものと考えます)
さて、質問したいのは、
世間で本当にこのような意味で使われているのかどうかです。
問題のスレの多くの人は、
「世間の人はこのような意味では使わない」と主張しているのですが…
10メートルという長さは、メートルの基準器を元にして計られているのであって
比較されているとは考えない。
>>486 辞書に載っている意味が全てではありません。
ちょっと専門的な表現だったりすると結構載ってない。
あんたの辞書に載ってるのは「この選手のほうが絶対的に強い」
などの、「断然、比べ物にならない」って意味。あなたが頑張って
説明しようとしてる、「相対」の対義語としての「絶対」とはちょっと別物。
489 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/08/29 01:37
>>486 相対的な長さ
AはBよりxだけ長い、とか、xだけ短い、ということ
基準となるBがなければ決定できない
絶対的な長さ
Aの長さを、Bの長さを単位として測り取ること
Aの長さを表現するために、Bが単位を使われるだけであって
Aの長さ自体は、Bの存在とは無関係に存在している。
それと、
>>487の言うとおり、メートルは光の速さではなく、メートル基準を用いた測定単位
さらに、
>>488の言うとおり、概念の厳密な定義を字引きに求めてはいけない。