1 :
名無し象は鼻がウナギだ!:
「円」の読み仮名は「ゑん」(旧仮名表記)のはずなのに、どうして“yen”なのでしょうか?
“wen”なら納得できるのですが。
2
たまには、ちょっとひねった対処のしかたきぼーん
めりけんにはそー聞こえンじゃないの。
phonemeとphoneの違いでしょ。
日本銀行のページに挙げられている説以外にも、明治の当時、あるいはそれ以前に、
「エ」を「YE」で表記する慣習があったのではないか、という説もある。
円 ¥ エン
圓 =@ウォン
圓 ¥ ユァン
7 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 12:11
日中韓いずれも圓なのか?
もし将来、東アジアの共通通貨を創るとしたらこれで決まりだな。
8 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 14:01
YEBISU
9 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 18:26
オランダだかポルトガルの古地図にも、蝦夷がYendso[je~dzo](nは当時の鼻音)と表記されている。
10 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 18:59
>>7 香港 港元
米国 美元
日本 日元
シナ人に取っては何でも元
11 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 19:08
>1
enだと、フランス人が「アン」と読みたがるから。
というか、英語でもエンとは読みにくい。
>10
シナ北方語では元と圓が同音のため、略字的に広まったものです。
12 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 19:34
圓は北京語ではYUANだけど南方系の発音ではYENと読むらしい
南方系の発音と言っても、広東語なのか福建語なのか客家語なのかは知らない
13 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 19:35
漢字の読みについては、西洋語に移入されるものは南方系発音であることが多い
茶=TEAも南方系発音らしい
14 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 19:40
西洋人に漢語が伝わるルートは経書だの説文だの広雅だの康煕字典だのによる「正式」なルートではなく、
商人などを経由しての非公式なルートであることが多いので、
「正式」な北方音ではなく華僑など海外に進出する人の多い南方系の音が伝わりやすい傾向があるようだ
15 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 20:46
仮説:enだとリエゾンで、前の単語によって発音が変わってしまうからではないか。
ex."100 en"->"ワンハッドレッデン" "1,000,000 en"->"ワンミリオネン"
なんでYなのかはわからんけど。
やっぱり、諸説あるよね。
リエゾンという言葉の使い方がちょっと変だが、>15の仮説もあり得ると思う
17 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/12 21:20
広東語yun福建語oan客家語yenだが、
やはり日本語のエンであると思われ。
中国の場合はyenとは表記しなかったはず。
「え(e)」「江(je)」「ゑ(we)」の三音は、室町時代までにはすべて
[je]になっていた。これは日葡辞書の表記からもまず間違いないところ。
で、これが江戸時代中頃から今日の[e]に変化しはじめたらしいんだけど、
この[je]から[e]への変化の時期というのは、地方によってかなり
ばらつきがあったようで、維新後も[je]が残っていた地域もあったみたい。
だからひょっとしたら、何かの拍子に古い[je]のほうが
表記されてしまったのかもしれない>YEN表記。
19 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 02:11
ヘボン式ローマ字では、「ゑ」は“we”なんだから、「円(ゑん)」も“wen”になりそうな気がするのだが。
>>19 ヘボン式ローマ字では「ゑ」も「e」だよ。
>>18 >維新後も[je]が残っていた地域もあった
その地域に東京や京都・大阪は該当しないという確証はあるの?
22 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 02:36
>>20 明治期のヘボン式ローマ字では“we”になっています。
23 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 02:45
「ゑびす」→YEBISU も間違いか?
>>22 明治期のヘボン式ローマ字では「ye」または「e」です。
25 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 09:41
日葡辞書の表記もふくめて、
eという文字が表す音価があまりにまちまちだから、
エの音に特化させるために、外国人がyeをこのんで用いたんでしょ。
yeはイェ以外に読まないから。Yedo(資料によってはYendo)もそう。
シナ語のピンインだって∂はe、jeはye、eはe^と表すし。
26 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 09:46
enだと、「イン」って発音されるから。
デンマーク語等の不定冠詞(「イン」と発音)とカブってるし。
27 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 15:51
佐世保の近くで1898年に生まれた私の父親は円をjenと発音していたように
覚えています。映画館もeigakwanだった。長崎あたりではどうだったのか。
>>25 日葡辞書作ったのはポルトガル人だよ。
ポルトガル語のeは英語ほど多様じゃない。
日葡辞書ではオも[wo(表記はVO)]となっていることから、
中世から近世にかけて「アイウエオ」は[a][i][u][ye][wo]
だったと考えられている。
だからこの問題は、「え」「お」が単純母音化したあとも
"JE/YE" "VO/WO"という表記法だけが慣習として残っていて
それがYENという表記につながったか、もしくは
当時の政府関係者の中に「え」を[je]と発音する人がいたか、
そのどちらかじゃないかと思う。
佐世保だから、アメちゃんのマネしてただけなんじゃない?
というか、あなたいくつですか?
"せ" を "しぇ" という地域では、
"いぇ" も残りやすいと聞いたことがある。
31 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 21:20
>>18 ふと疑問に思ったのですが、
室町以前には、「je」と発音する、
専用のかながあったんでしょうか。
32 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 22:09
>>24 明治期のヘボン式ローマ字では、「ゐ」「ゑ」「を」はそれぞれ「wi」「we」「wo」です。
「え」が「e」「ye」です。
33 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 22:12
>>30 “s”の音が“sh”になる現象は、中世の頃には近畿以西の西日本各地で見られたようですが、現在では九州の一部地域だけになっています。
34 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 23:17
>>31 「え(衣)」がア行の「え」で、
「エ(江)」がヤ行の「いぇ」だったそうです。
36 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/13 23:41
>>35 両方に平仮名と片仮名があるわけじゃないの?
>>36 あるんだけど、フォントがない。
ア行のほうはひらがなが「え」、カタカナが「衣」の一部を取ったもの。
ヤ行のほうはひらがなが「江」の草書(これは「え」の変体仮名として
明治まで使われた)、カタカナが「エ」
詳しくは日本国語大辞典の「え」の部を見て。
>>35 そうだったのか…はじめて知りました。ありがとう。
39 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/14 01:37
40 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/14 01:48
41 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/14 04:21
>>37 じゃあ、現代仮名の「え」「エ」は、それぞれ平仮名はア行、片仮名はヤ行だったものが残っていると言うことになるのですね。
でも、不思議ですね。50音表にも一切載っていないなんて。
ワ行の場合は、「ゐ」「ゑ」「を」「ヰ」「ヱ」「ヲ」は一応括弧付きながら、50音表に載っているし、こうしてフォントもあるのに。
あと、何かソースに当たるサイトがあったら、リンクぎぼーん!
>>41 一言で言うと、それだけいろは47文字の影響が強かったということみたい。
ただ実は、もう一つこれには間抜けな話があって、本当は江戸時代末期に
「古言衣延弁」という「え」と「いぇ」の使い分けを記した本が出てたんだけど、
明治になって今で言うところの旧仮名遣いを定めた人たちは、この本の存在を
知らなかったらしいんだね。
それで、かつては「え」と「江」の区別が存在したことに気づかぬまま、
五十音図を今日のものに固定してしまったそうな。
結果、同じく滅びた音でも「ゐ」と「ゑ」はこうしてJISコードにも
ちゃんと収められているのに、「いぇ」だけは復活できなかったと…。
43 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/14 16:23
>>42 ところでいろは歌って誰がいつ頃つくったの?
44 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/14 17:25
45 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/14 20:43
真言宗の「仏前勤行次第」には次のような文章が載っていたよ。
霞にまがふ桜花
錦織りなすもみぢ葉も
夜半の嵐に誘はれて
色は匂へど散りぬるを
流れ静かに行く水と
人の命の定めなく
呼べと帰らぬ鹿島立ち
我が世誰ぞ常ならむ
黒白もわかぬ黄泉の道
ひとりの旅と思ひしに
大師の御手に導かれ
有為の奥山けふ越えて
うれしやここはミツゴン(漢字忘れた)の
浄土なりけりあな尊と
諸仏菩薩に守られて
浅き夢見し酔ひもせず
原典をなくしちまって、記憶を頼りに書いたので
正確じゃないかもしれんけど、確かこんなかんじだった。
つまり、やっぱり空海がつくったってことなのかなぁ?
いろは歌を空海が作ったてのは、とっくに否定された俗説です。
47 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/14 22:05
じゃあ
>>45は、いろは歌の後に肉付けされてできたということか。
それとも空海ではない誰かが
>>45をつくり、それを元にして
いろは歌ができたのか。
どっちにしても「有為」とあるからには、いろは歌が仏教関係の
歌なのは間違いなさそうだな。
48 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 00:15
>>42 いろは歌に出てくる「え」は、「越ゆ」の連用形の活用語尾なので、本来的にはヤ行の「え」ということになりますね。
つまり、いろは歌にはア行の「え」がないのですね。
ふと思ったのですが、いろは歌のどこかにア行の「え」を1文字挿入して、意味の通る文章に出来ないものでしょうか?
>>46 確かに、空海が活躍した奈良末〜平安初期だと、まだア行とヤ行の「え」の発音上の区別が完全には消滅していない可能性が高いですね。
『広辞苑』の「いろはうた」の項にも
「弘法大師の作と信じられていたが、実はその死後、平安中期の作」
とあります。
50 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 00:25
>>37 今日、図書館へ逝って、ヤ行の平仮名の「江」とア行の片仮名の「衣」を日本国語大辞典で確認してきました。
ヤ行の平仮名のはうは、「に」と形が似通っていて、一見すると誤読しさうですね。
ア行の片仮名のはうは、「フ」の上に点を付けたやうな字ですね。
この2文字を是非復活させたいと強く思った次第であります。
>>50 は? そんなもん復活させてどうするつもりでせう。
(どうして國學者流の五十音信仰がいまだに生きてゐるのかなあ)
52 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 02:07
>>48>>50 明治期の旧仮名表記でも同じになるア行とヤ行の「え」「エ」を今さら分類することは可能でせうか?
「え」「エ」の音節が存在するすべての単語について、その「え」「エ」が本来はア行とヤ行のどちらだったかを判別することはできますか?
もはや判らなくなってゐるものがなければよいのですが。
でも、もし出来るのならば、表記を(少なくとも古語辞典に於いては)別々にするべきだと考えます。
>>51 五十音信仰とはなんですか?
53 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 02:13
漢字の簡略化はいいとしても、仮名遣ひを発音に合はせて変更したことは、一種の愚民化政策ではなかったのか?
と思ふのですが、いかがでせうか?
54 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 02:51
「旧仮名遣ひ」「現代仮名使ひ」といふ表現がよくないと思ふ。
「歴史的仮名遣ひ」「表音的仮名遣ひ」といふ表現にすべきだと思ふ。
56 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 05:16
>>54 さんざん既出な話だけど、「現代仮名遣い」は表音仮名遣いじゃないよ
表音仮名遣いじゃないんだから、100年後、200年後、300年後を考えると
発音が時代とともに変化してしまえば表音仮名遣いとの違いはますます大きくなってしまい
結局は第二の「歴史的仮名遣い」になってしまう性格のものだ
「現代仮名遣い」が仮に300年後に存続してたとして、
そのときにはすでに「現代」ではなくなってるはずだから、
将来を見越した名称で呼ぶなら「昭和仮名遣い」とでも呼ぶべきだろう
57 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 05:18
58 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 05:23
>>42 「古言衣延弁」は、加賀藩家老奥村栄実の著作ですね。
59 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 05:26
61 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/15 12:00
62 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/16 03:43
橋本進吉「古代国語の音韻に就いて」をよむべし。
63 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/16 19:01
ア行とヤ行の「え」の違いはわかったが、ア行とヤ行の「い」、ア行とワ行の「う」の区別は本当に古代から全くなかったの?
>>63 少なくとも、今日まで残されている文献碑文を見る限りでは
なかったといえるらしい。
65 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/16 20:41
じゃあ日本語の問題はおいといて。
音声学上、[i]と[ji]、[u]と[wu]は全く同一の音でよろしいのですか?
>>65 「音声学上」って……その前に、音声と音韻(音素)の区別は理解してる?
>>65 それらは別のもの。実際区別される言語もあるよ。
身近なところだと英語がそうだね。ear[i-]とyear[ji-]のように。
ただ[ji]や[wu]という音素は、母音ないし子音が変化した結果
生まれたものであるケースが多い。
上の例で言えば、ear/yearはもともと[e:r][ye:r]だったけど、
母音大移動の結果それぞれ[i-][ji-]となった。
>>67 >[ji]や[wu]という音素は
「音声は」の誤りでは?
音素なら/ji/や/i/。
音声は全てそれぞれ異なるが、言語によってはそれらを同一「音素」と見做す。
69 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/16 22:21
>67
日本語の[j]と英語の[j]は違う音でしょ。
日本語の場合は半母音だけど、英語の場合は摩擦音。
日本語の場合は、[ji]も[i]も音の長さは別として同じ音になってしまうと思う。
銭と厘は"sen""rin"でいいの?
71 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/17 03:18
財務省造幣局によると、
1、「EN」とした場合外国人がエンと発音しにくい(当時、江戸が「YEDO」と表記されていたのも同じ理由かもしれません)
2、中国では昔、お札の単位であった「円ユアン」を「YUAN」と表示しており、これが「YEN」に変わった
3、外国の常用語「en」(フランスでは「中に」、オランダでは「と」、「そして」の意など)と同じ綴りになるのを避けた
という説がありますが、これもはっきりとしたことは不明です
とのこと。
結局何なんだ?
はい、それじゃぁ、議論続行!
73 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/17 05:55
>>69 英語の[j]が摩擦音ってどういうこと?
ここでの[j]の意味は、発音記号としての[j]だよね?
まさかsh([∫])の濁音という意味じゃないよね?
74 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/17 06:21
>>71 ア行の「え」、ヤ行の「え」、ワ行の「ゑ」および語中語尾でのハ行の「へ」の発音は、中世末期にはすべて[je]で統一されていた。
このことは、戦国〜織豊期に来日した西洋人(主にポルトガル人)が日本語のこれらの発音をすべて「ye」と表記していることからも明らか。
ところが、江戸時代の間にこれらの発音[je]は、単純な母音の[e]に変化した。
変化の時期は、江戸周辺においては17世紀末から、上方(京阪神)地域では18世紀半ば頃と推定される。
しかし、地域(特に九州や東北)によっては、明治時代になっても[ye]の発音が残っていたことが知られている。
つまり、幕末〜維新期は、まだ「え」「ゑ」「へ」の発音が[je]から[e]に変化する途上である。
そして、この時期の開港場のなかには、おそらくまだ[je]の発音が優勢だったと思われる都市(長崎、函館)も含まれる。
さらに言えば、明治の元勲を多く輩出した薩長土肥の地域でも、この時期には[je]がまだ優勢だった可能性が高い。
こうしたいきさつを考えると、「ゑん」を「yen」と表記しても、当時としてはあり得ないことではなかったと思われる。
75 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/17 06:25
>>74補
ちなみに、ア行の「お」、ワ行の「を」および語中語尾でのハ行の「ほ」の発音は、中世末期にはすべて[wo]で統一されていた。
そして、これらも同様の変化をたどって[wo]から[o]に変化している。
>>73 勘違いしてた。英語でも[j]は通常は接近音で、摩擦音になることもあるだけだね。
スマソ
78 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/18 05:28
79 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/18 07:25
以下の説は、以前に私がどこかで聞いた俗説ですので、そのつもりでお読みください。
色(いろ)は匂(にほ)へど散(ち)りぬるを
我(わ)が世(よ)誰(たれ)ぞ常(つね)ならむ
有為(うゐ)の奥山(おくやま)けふ越(こ)えて
浅(あさ)き夢(ゆめ)見(み)じ酔(ゑ)ひもせず
これが現在一般に流布している「いろは歌」(47文字)である。
しかし、実は「いろは歌」は48文字あった。
どういうわけかというと、最後の行が本当は「浅き夢見じ酔ひもえせず」といっていた。
つまり、最後の「せず」の前に「え」という否定の意味の副詞があった。
この「え」はア行下二段活用動詞「得(う)」の連用形が副詞化したものなので、明らかにア行の「え」である。
また、3行目の「有為の奥山けふ越えて」に出てくる「え」はヤ行下二段活用動詞「越ゆ」の連用形活用語尾なので、ヤ行の「え」となる。
「いろは歌」が48文字あり、ア行とヤ行の「え」の区別があれば、平安初期の人物である空海がつくったという説もあながち間違えとは言えなくなる。
おそらく、もとは48文字あったものが、ア行とヤ行の「え」の区別が失われた結果、字余りとなる上になくても意味が大きく変わらない最後の行の「え」が消滅して47文字となった。
>>79を読んで思い出した。
「たごのうらに うちいでてみれば しろたへの……」
百人一首でおなじみのこの句、現代人の感覚だと5-7-5じゃなく
6-8-5になっているように思えるけど、当時の人の感覚だと
母音連続は1拍として受け取られていたらしい。つまり、
現代 ta-go-no-u-ra-ni / u-chi-i-de-te-mi-re-ba
当時 ta-go-nou-ra-ni / u-tii-de-te-mi-re-ba
こういうことだそうな。
だから「ゑひもせず」が「ゑひもえせず」だったという説も
あながち否定しきれないかも。
>>78 英語の/j/が有声硬口蓋摩擦音として現れることもあるという意味です。
>>80 すると「うゐのおくやま」が6拍になってしまうな
82 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/18 18:04
>>80 歌は「詠む」ものであって、「書かれたものを読む」のではないですから、
四拍子のリズムに乗ればいいんだと思う。
「5・7・5」とか「6・8・5」は文字数の話ですが、詠むとなると文字数
ではなく以下のようにどっちも同じ「四拍子が三つ」なのではないでしょうか。
たご・のう・らに・い〜/うち・いで・てみ・れば/しろ・たへ・の〜・〜〜/
たご・のう・らあ・〜〜/うち・でて・みれ・ば〜/しろ・たへ・の〜・〜〜/
>>15 遅レスだが、euro はリエゾンしてしまうんだよな(藁
84 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/19 05:43
>>83 表記上は母音字でも発音は母音ではないと思われ。
あなた、エウロッパとかエウロとか発音するんですか?
オイロじゃねーの?(w
フランス語で、たとえば「trois euros」が「トロワズーロ」というように
リエゾンすることはあるな。これならリエゾンの本来の意味だから、83の
言ってることは間違ってない。
88 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/19 21:28
>>81 >すると「うゐのおくやま」が6拍になってしまうな
いろは歌は平安時代なので、奈良時代の和歌とは同様には語れないと思ふ。
>88
「ゑひもえせず」を5拍と数えようとすれば
「うゐのおくやま」は6拍になってしまうし、
「うゐのおくやま」を7拍と数えようとすれば
「ゑひもえせず」は6拍になってしまう。
ということが言いたかったのだが
90 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/19 23:46
>>89 それは承知してゐる。
ただ、「田子の浦に・・・」の和歌が出来た奈良時代のやうに連母音の片方を発音せずに短母音化する法則は、平安時代にできた「いろは歌」には適用されないといふことが言ひたかった。
92 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/20 04:26
>>91 あのぉー、
>>79=
>>90ですが何か?
なほ、
>>79は「いろは歌」が平安中期に出来たといふ説の妥当性など論じてはゐません。
むしろ、「いろは歌」成立の時期が平安初期(つまり空海作)といふかつての俗説も、あながち間違えとは言へない可能性を述べたものです。
93 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/20 05:43
可能性と妥当性(プップッ
95 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/21 00:31
96 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/21 05:38
>>88=
>>90は勘違いしているのではないか?
90で「連母音の片方を発音せずに短母音化する法則」などと書いているが、
これはたぶん、「あら+いそ」→「ありそ」(荒磯)のような現象のことを指すのだろう。
しかし、
>>80や
>>89で語られているのは、そうではなくて「字余りの法則」のことだと思う。
字余りの法則は平安後期までの和歌に確認できるので、適用できないというのは当たらない。
97 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/21 22:54
>>96 さうではない。
>>80が、
「『田子の浦に・・・』の歌は現代人の感覚では字余りだが、当時の感覚では母音連続は1拍として数へるので字余りではない」
つまり、連母音は単母音化されるので、母音が連続する場合は音節数が1つ増えても当時の感覚では字余りには当たらないのではないか、といふ趣旨のことを言ってゐる。
それに対し
>>81が、いろは歌の一節にも連母音の単母音化の法則を適用させようとしたことに対して、平安時代のいろは歌にはそれは適用すべきでない旨を
>>88で書いた。
「字余りの法則」が平安期の和歌には適用できないなどといふことは一言も言っていない。
98 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/21 22:58
>>97訂正
× 言っていない。
○ 言ってゐない。
>>97 勘違いではなく曲解というべきか。
>>80はただ「母音連続は1拍として受け取られていた」と言っているに過ぎず、
「連母音は単母音化される」などとは一言も言っていない。
80が「ta-go-nu-ra-ni」でも「ta-go-no-ra-ni」でもなく「ta-go-nou-ra-ni」と
書いていることからも、それを「単母音化」とは考えていないことは明らかだろう。
つまり、80が想定しているのはやはり字余りの法則であって、
「連母音の単母音化の法則」などではない。
字余りの法則か否かの問題を別にしても、
そもそも、97の言う「連母音の単母音化の法則」の伊呂波歌への適用は
80が始めたことではないか。それによって
>>79の説を補強したわけだ。
>>81=
>>89はただ80と同じことをしただけであるのに、
ひとり81=89のみを批判するのでは筋が通るまい。
「トンチンカン」と評した
>>91の気持ちが分かるよ。
100 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/22 17:12
>>99 「母音連続は1拍として受け取られていた」とすれば、その理由は「連母音は単母音化される」からに他ならない。
つまり、「連母音は単母音化される」⇒「母音連続は1拍として受け取られていた」といふことである。
曲解などではない。
ただ、「連母音の単母音化の法則」の伊呂波歌への適用は
>>80が始めたことといふのは、よく見るとその通りなので、
>>81が始めたといふのは訂正する。
なほ、
>>79=
>>88=
>>90ですので悪しからず。
101 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/22 17:22
つまり、「母音連続は1拍として受け取られる」のは、その根底に「連母音は単母音化される」といふことがあるのである。
よって、「母音連続は1拍として受け取られる」ことを「連母音は単母音化される」といふことに置き換へても、その意味に何ら違ひはない。
102 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/22 17:28
このあたりでそろそろ話題を変へませう。
ア行の「え」とヤ行の「江」に違ひがあることが発見されるきっかけとなった「上代特殊仮名遣ひ」について語りませんか?
「上代特殊仮名遣ひ」におけるイ段、エ段、オ段の乙類の仮名の母音は何だったと思ひますか?
103 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/22 22:08
橋本進吉「古代国語の音韻に就いて」がおすすめです。
>>102 上代特殊仮名遣い専用のスレを立てたほうがよろしいかと。
105 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/24 01:06
>>104 ア行の「え」とヤ行の「江」の違ひに話が及んだ以上、次は上代特殊仮名遣ひの話になるのが自然な流れかと。
えと江の話は、今と同じ五母音体系下の話だけど、
上代特殊仮名遣いは八母音体系時代の話だからなあ。
107 :
96=99:02/02/24 12:09
>>100-101 >>80を少々書き換えてみた――
「はなのいろは うつりにけりな いたづらに……」(古今集113)
百人一首でおなじみのこの歌、現代人の感覚だと5-7-5じゃなく
6-7-5になっているように思えるけど、当時の人の感覚だと
母音連続は1拍として受け取られていたらしい。つまり、
現代 ha-na-no-i-ro-wa
当時 ha-na-noi-ro-wa
こういうことだそうな(当時のハ行子音が現代と異なることは無視した)。
だから「ゑひもせず」が「ゑひもえせず」だったという説も
あながち否定しきれないかも。
――これなら、トンチンカンな文句が出ることもあるまい。
『万葉集』はもちろん『古今集』から『詞花集』あたりまでの和歌について、
その字余り句のほとんどすべてに上のような母音連続が含まれている。これは事実。
この事実を「連母音の単母音化」と解釈することもできなくはなかろうが、
どういうわけか
>>90は平安期のものについてはそれを否定している。
となると、ここでひとつ疑問がわく。
>>80の示した「田子の浦に」の例と、
上の「花の色は」の例との間には、その母音連続のありようについて外見上の
違いが見出せないのに、
>>90=
>>88=
>>97は一体どうやって「田子の浦に」の例のみが
「連母音の単母音化」であると判断した(できる)のか? うーむ、謎だ(藁
余談。有名な話だが、百人一首では「田子の浦に」だが、万葉集には「田児の浦ゆ」とある。
108 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/25 03:24
>>107 なるほど。
確かにそのやうになってゐる。
貴方の言ふ「母音連続は1拍」を、「単母音化」と解釈したのは、私の早とちりだったやうだ。
奈良時代ならば母音連続は徹底的に単母音化されるといふことが念頭にあったここと、貴方が最初に提示された和歌が奈良時代のものだったことから、このやうに勝手な解釈をしてしまった。
すべては私の浅学がなせることなれば、どうか存分にお笑ひ下され・・・。
そこで、貴方のレスを読んでから、百人一首をはじめ思ひ付くかぎりの和歌について、この法則の適用が可能かを考へてみた。
さうすると、鎌倉初期あたりまでは、すべての和歌に就いて適用が可能なやうだ。
確かに、字余りのある句には、必ず母音だけの音節(「あ」「い」「う」「え」「お」のいづれか)があるし、逆に、字余りのない句では、句頭以外に母音だけの音節はない。
しかし、南北朝以降の和歌にはこの法則の適用が難しいみたい。
ところで、貴方はこうしたことに詳しいやうなので、もう一つご意見を給はりたいことがあります。
実は、百人一首に就いて考へてゐるときに、以下の和歌に就いてあることを思ひました。
御垣守 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ
mi-ka-ki-mo-ri we-zi-no-ta-ku-hi-no yo-ru-ha-mo-ye hi-ru-ha-ki-ye-tu-tu mo-no-wo-ko-soo-mo-he
この和歌に就いて、三句目の「燃え」と四句目の「消え」は、ともにヤ行の「え」であると解釈すれば、母音連続にならないので拍数が揃ふと考へられると思ひます。
しかし、この和歌の三句目が「夜は燃え」ではなく「夜は燃えて」となってゐる複数の本を私は以前に見たことがあります。
この異本は、ア行とヤ行の「え」の区別が曖昧になったあとの平安後期くらゐの人が、「夜は燃え」では拍数が足りなくなると思って勝手に「て」を書き加へ、これが後世に伝ったものと解釈してみました。
この解釈はいかがでせうか?
>>109 「夜は燃えて」を「ヨルはもえて」「ヨはもえて」と読んだだけぢゃないかな。
脱字失禮。
「夜は燃えて」を
「ヨルはもえて」ではなく
「ヨはもえて」と読んだだけぢゃないかな。
112 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/25 03:44
>>110 なるほど。
確かに、さう読んだと解釈することも可能ですね。
でも、私が見た本の中には、わざわざ「よるはもえて」と読み仮名が添へてあるものもあったので、気になりました。
無論
>>109の解釈では、四句目の「昼は消えつつ」に就いては説明できないのですけどね。
113 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/25 05:44
>>67 じゃあ、英語のネイティブスピーカーは、その2つの単語をちゃんと区別して発音し、ちゃんと聞き分けているの?
114 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/26 00:11
日本語の音韻についての研究の歴史
契沖・・・いはゆる歴史的仮名遣ひを確定
本居宣長・・・上代特殊仮名遣ひを発見
奥村栄実・・・ア行とヤ行の「え」の区別を発見
115 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/27 01:46
あgえ!
石塚龍麿は?
117 :
96=99=107(≠80):02/02/27 08:20
>>108-109 煩瑣を避けるために、
>>107では「字余り句には母音連続が含まれる」としか
書かなかったが、実を言うと、この法則があてはまるのは「あ・い・う・お」の
場合だけで、「え」は除外される。
この法則を発見した本居宣長は、その著『字音仮字用格』(1776)において、
「歌ニ、五モジ七モジノ句ヲ一モジ余シテ、六モジ八モジニヨム事アル、
是必中ニ右ノあいうおノ音ノアル句ニ限レルコト也」としたうえで、
「えノ音ノ例ナキハ、イカナル理ニカアラム、未考」と述べている。
「え」の例が見当たらないのは、ア行のエの音価がヤ行のエと同じになり([je])、
単独母音の性格を失ってしまったからであると考えるのが今日の定説。
字余り句はその句中に「あ・い・う・お」のいずれかを含んでいるが、
逆は必ずしも真ならず、それらが句中にあれば必ず字余りになるというわけでもない。
たとえば、
(1) 我がいほは都の辰巳しかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり(百人一首8、古今集983)
(2) 筑波嶺の峰よりおつる男女川恋ぞつもりて淵となりぬる(百人一首13、後撰集777)
(3) 山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり(百人一首32、古今集303)
(1)の歌は初句・四句・結句にそれぞれ「い」「う」「い」を含んでいるが、
いずれも字余りではない。同様に、(2)の二句には「お」が、(3)の四句には「あ」が
それぞれ含まれているが、やはり字余りではない。
>>108は「逆に、字余りのない句では、句頭以外に母音だけの音節はない」などと
書いているが、これは大嘘。ほんとに調べたのか?
118 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/27 09:56
外国語をろくに話せず言語学者を気取る国語学者はこれだから困るよう。
日本語の世界の中だけでデッチあげの歴史を語りたがる。
Yen の表記は,日本人が考え出したものと断定できるのかよ?
「千円」「百円」「十円」って発音してみな。金額は幾らでもいいけど。
君達には en にしか聞こえないかもしれないけれど,
英語を母国語とする私には yen(jen)としか聞こえないよ。
何人が最初か分からないけど,yen と表記してとて〜も自然じゃない。
119 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/27 10:16
>「逆に、字余りのない句では、句頭以外に母音だけの音節はない」などと
>書いているが、これは大嘘。ほんとに調べたのか?
別にすべての和歌を調べたわけではないので悪しからず。
手元に資料があるわけではなく、即興で思ひついた限りのいくつかの和歌について確実にこれが当てはまるやうなので、さう書いた。
120 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/27 10:23
>>117 では、
>>109の和歌で「夜は燃えて」とかいて「よるはもえて」とルビがふってあるやうな例はどのやうに解釈するのが妥当ですか?
121 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/28 09:32
122 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/01 00:31
ジャカルタに「O(オー)」と書いて「エン(円)」と読む日本人向け
エグゼクティブクラブ(おねえちゃん付きカラオケクラブ)があった。
この店を,日本人は「エン」と呼んでいたが,おねえちゃん達を含め
現地の人たちは,「オーエン」と呼んでいた。…関係ねーか。
123 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/07 00:51
>>121 広辞苑の「あめつちのことば」の項目を見ると、ヤ行の平仮名の「江」が載ってる。
電子辞書も可!
124 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/21 23:30
125 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/25 14:34
126 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/25 15:38
>>125 この人、時間の流れに伴う発音の変化と言うことについては何も考えていないね。
127 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/25 16:35
この人の経歴をgoogleで引くと,東京工科大の教授だった。
情報処理学会の重鎮だったということも分かった。
他の学問分野で怪しい自説を展開するのは,昔から先生先生
とおだてられてきたからではないかと言ってみるテスト。
129 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/29 15:48
あめ(天)つち(土)ほし(星)そら(空)
やま(山)かは(川)みね(峰)たに(谷)
くも(雲)きり(霧)むろ(室)こけ(苔)
ひと(人)いぬ(犬)うへ(上)すゑ(末)
ゆわ(硫黄)さる(猿)お(生)ふせよ
え(榎)のえ(枝)をな(馴)れゐ(居)て
130 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/29 15:50
たゐ(田居)にい(出)で な(菜)つ(摘)むわれ(我)をぞ
きみ(君)め(召)すと あさ(求食)りお(追)ひゆ(行)く
やましろ(山城)の うちゑ(打酔)へるこ(子)ら
も(藻)はほ(干)せよ えふね(舟)か(繋)けぬ
131 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/29 15:51
いろ(色)はにほ(匂)へどち(散)りぬるを
わ(我)がよ(世)たれ(誰)ぞつね(常)ならむ
うゐ(有為)のおくやま(奥山)けふ(今日)こ(越)えて
あさ(浅)きゆめ(夢)み(見)じゑひ(酔)もせず
132 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/29 15:59
ヤ行の「え」についての話題が上のほうにあったので、いろは歌以前の手習い歌を載せておきました。
年代の古い順に「天地の詞」(
>>129、9世紀)、「たゐに」(
>>130、10世紀)、「いろは歌」(
>>131、11世紀)となります。
これを見ると、最も古い「天地の詞」には「え」が二度出てくるので、ア行の「え」とヤ行の「え」に区別があったことがわかります。
この場合は、「榎」がア行の「え」、「枝」がヤ行の「え」となります。
ところが、このア行とヤ行の「え」の区別は、これよりあとの「たゐに」「いろは歌」では失われています。
133 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/10 22:04
良スレage!
134 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/12 23:13
良スレage!
135 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/13 02:50
上のほうにも出てたけど、
enだといろんなヨーロッパ言語の前置詞とか、特にゲルマン語の複数形の語尾とかとかぶるから、と言うのもあるだろうし、「え」の音を他の母音につなげて発音するとたしかに、日本語を母国語とする人意外には
[j]の発音に聴こえる。
あと、EUROの登場までヨーロッパの国々で母音で始まる呼び名の通貨が少なかったのも、ひとつの要因では。
さあさ、誰かつっこんでくれい。
136 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/13 18:38
漏れが、つっこうもう。
といって、大真面目のカキコだよ。
冒頭からこのスレを読ませていただいた。2ちゃんにもこういう知的なスレがあることを感心した。
もっとも、途中の母音がどうのこうのは飛ばし読みしたけど。
それで、肝心の「円」の読み方のことなんだけど、実はこういう実話がある。
以前、十数年前、東京の漏れの職場に長崎県内から短期出向で出てきた方がいたんだな。
この人は長崎県生まれ、育ちで、勤務もほとんど長崎県という初老の人だったんだけど、この人は何と円ではじまる苗字の人で、この発音がまさしく「イェンだったんだっよ。
イェンというより、ほとんどイエンだったよ。
あまりに出来すぎた話のようだが、実話も実話。これ以上詳しく書くと個人が特定されかねないので、このぐらいにしておくけどね。
と、とりあえずは、まず書き込み。
137 :
136の続き:02/05/13 18:47
で、問題はこの人が、「エ」をすべて「イェ」と発音していたのか、無意識にせよ「イ」と「イェ」の区別を言葉ごとに区別していたのかだが、これが記憶にない。
とにかく、自分の名前を言うときのイェの印象が強烈だったね。
ということで、このスレの本題に漏れも意見を述べたい。
以上の事実からしても、少なくとも、明治初期にはある一定の範囲で円をイェンと発音する日本人が多くいたことはおそらく間違いがないと思う。
長崎はその一部であったことは間違いない。それを外国人が聞き取ったのか、一部の日本人が自らYenという発音だと認識していたかは分からないが、その一方または両方だろう。
加えて、漏れの仮説である。
母音が頭に来る言葉より、子音が頭に来る言葉の方が、力強くて立派そうという感じはしない?
EnよりYenの方がいいぞと当時の明治政府の指導者が考えた、ということは十分ありそうな気がするが、どうかな。
さあ、誰か突っ込んでくれい。
138 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/14 18:39
それはどうだか。
139 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/15 23:37
母音云々の話は独立スレ立てて議論したほうがいいと思う。
140 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/02 12:00
徳川家康
= Tokugawa Ieyasu?
= Tokugawa Yeyasu?
= Tokugawa Iyeyasu?
141 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/02 12:04
virtuous river and domestic health.
もっともテンプラで食中毒したようなヤワな野郎だったがな!
142 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/02 12:12
143 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/06 11:59
= Tokugaha Iheyasu
144 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/06 11:59
=とくがは・いへやす
145 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/07 16:57
千円貸してっていうときにせんいぇん貸してっていってる気もする。
関西だけか?
146 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/11 18:53
eとyeについてはなんとなくわかったんだけど、
以前仕事で幕末から明治大正期の英字新聞読むことが多くて
そのとき感じたのが拗音の表記は違うってこと。
現代のローマ字とも上に出てた羅馬字会の本とも違う。
東京はTokioのことが多いし、
天竜はTenriuになる。
これはどういう法則だったんだろうか。
147 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/11 19:50
>>146 拗音をia, iu, ioで写すヨーロッパ語は多いのでは?
フランス語は今でもTokioでしょ?
動植物の学名(ラテン語)でもkiusiu-,riukiu-となっているのが
たくさんあります。
yを母音(ドイツのuウムラウト)に当ててる言語も多いからね。
149 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/12 03:46
新潟空港はNIGATAなのに
新潟競馬場はNIIGATAなんだけど
これはどっちが正しいのかな
150 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/13 12:55
151 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/13 12:56
>>147 ヤ行拗音についてはわかったけど、じゃあワ行拗音はどうだったの?
152 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/13 13:19
>>151 何かのタシになるでしょうか、
日本語からとったサザンカの学名Camellia sasanquaというのが
あります。命名は確かシーボルトです。もっともラテン語(風)
だからwは使わないのが普通(ですよね)。
♯ああ、あやふや過ぎて鬱だ。
153 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/13 21:24
:l. ::::::! ::::::l::::i:::::::::,ll、r.l'"´:!.',l゙、::',',:::゙:::::::.:::::. .!.l::: l.l. l:::::::l:::l::::::::::: l::::::::. j.,'
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.:',:.:::::::::! :::::::l.',:!',::::::l-r'l ゙、;! ! ゙ ヾ;:l:l::;.',/゙i j!/'"lツ ,':::::::::/::::::,r'
.:::゙、::::::::!、::::::| ',:!゙、ーl'l. ヽ i;',ヽ jl ゙ツ' !;,_/l /:::::::;.'::::/
.::::::゙、::::::',゙、::::!. ゙、 ゙、:',.、 l;;;ゝ,,ノ;;! l::ii。j ./:::::/;r'" あら、おいしそうなちんこ。
.::::::r'\:::゙、゙、:', ヾ、 ';;:::'iiir';;l !,::::j ,':;ン‐'"
:::::::!. ",rヽ;ヽヾ、 〈:::::::::ソ , ゞ‐゙'" l"
:::::::゙、. 〈,`ヽ '" ゙''''''"゙ 〉 ! /⌒ヽ⌒ヽ
.::::::::j゙:、.ヽ 、..,, " /、 / Y ヽ
:::::::/::::,゙゙''‐--‐:.、 r-‐‐‐‐ッ ./`゙'ヽ、 / 八 ヽ
::/,.r'::::::::::::::::::::::l゙ヽ、, \、__ノ .,r'゙ ,、( __//. ヽ,, ,)
,.r'"::::::::::::/:::::::::::::| `''‐ 、.,_ .|! ,、‐'"::::::.. 丶1 八. !/
::::::::::::::::::,'::::::::::::::::! `゙'''ー‐,- --||::',::::::::::::::::...ヾ;:: l, 八. j
:::::::::::::::::{:::::::::;r-‐l |、、;:::∪ :゙、::゙、::::::::::::::::::::;;、>、 i .八 、 .j
::::::::::::::::::!、-'" 、,.ノ {、,. ゙. 、::::::ヽ::\::::::::::::::゙'ヾ、, | 八 |
155 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/29 00:49
Economy ClassのことをYと標記するのも何か
関係有るのか?
156 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/29 01:32
中国語では元(もともとは圓)と書いて「いぇん」と読むから、
そこからきたんじゃないの。
「怪」も中国語では今も「くゎい」と読むけど、
日本では昔は「くゎい」と読んでいたのが、「かい」になったから。
Yは猿や、プロ・ゴルファー猿や!
158 :
bloom:02/10/30 14:49
159 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/30 16:45
今週号だったか、先週号だったか、先々週号だったかは忘れたが
週刊文春で高嶋俊男が書いてるよ、yenについて
江戸=yedo, jedo
>>159 これね。
何故「円」にしたのか。
a 新しく作る貨幣が円形であったから。
明治2年に時の参与会計官掛の頭株であった大熊重信が「円くせよ。
円いのが便利だ。諸外国の貨幣も円い」としきりに円形を主張して
採用されている。
b 香港造幣局の機械を買い入れて銀貨を作ったのだが、その香港の
1ドル銀貨に「壹圓」と刻してあったから。―つまり、dollarの訳が
円であった。
c お金のことを指で輪を作ってあらわすから。
d 江戸末期頃から書生などが一両のことを「一円」と称してたから。
多分上記の理由のどれかによってと言うより、こうしたことを勘案して
「円」ということにしたのでしょうね。今となっては分からないが。
162 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/02 16:35
>>161 ああ現在発売中の今週号でも円について書いてるんだね
それなら先週号も図書館とかでみて
yenにはなぜyが付いてるのか、このスレのタイトルずばりのことが書いてあるよ
163 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/02 23:40
164 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/03 19:39
ええっと、図書館とかで読んだほうが早いとおもいまーす
説明へたなもので
立ち読みだったので何月何日号かは忘れたけど
たしか先週号だったはず
読んだ人は何月何日号か確かめて、カキコしてね
165 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/04 00:21
俺はずっと前からこうだからと思っている。
っていうのは、
千円は 「せいえん」 → sei-yen
一万円は「いちまいえん」 → ichimai-yen
って聞こえるから。
166 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/06 00:01
167 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/06 22:19
最近の週刊文春の高島俊男のコラムでyenのことを言及してたよ
スマソちゃんとよんでなかったすぐ上の方でがいしゅつですたね
もろかぶりワラタ
170 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/12 13:38
英語のearとyearを区別して発音できる人は
日本語で言うとことの(エ)を発音するときの口の形の違いを見ると
なぜ円がYenなのか説明が付くような気がする....
171 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/12 20:10
昔は、「え」の発音がyeみたいだったからだろう?
ペルリの日誌にも、江戸はYedoだべ。
172 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/15 11:57
諸説ありますなあ。面白い。
さんざんガイシュツだが、華南地方の発音を使うことにより、
「華僑の皆様、亜細亜の基軸通貨を目指すYENです!是非親しみを
持って使って下さい」
という明治政府の意気込みがあったのではないだろうか…というのをシバ
さんか何かで読んだような気がします。単に大隈らの肥前訛りだけで、深い
意味はなかった、というオチが一番面白いのですが。
173 :
bloom:02/11/15 12:25
174 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/15 17:12
関係ない話で悪いが、中国の北京の英語表記は
昔はPekin(g)だったよな。いつ頃からBeijin(g)に変わったの?
台湾もFormosaからTaiwanに変わってる。
175 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/12/11 02:17
176 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/12/11 17:53
>>174 Pekingは英語
Beijingは北京語
現地語で表記するようになっただけのことだ。
台湾をFormosaなんていつの話だ…
178 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/12/12 04:02
Formosaはむしろ雅語と言うべきだな。
日本を「大八洲」と呼ぶようなもんだ。
「¥」は「Y」+「=」
「$」は「S」+「|」
¥ってのは、yenのYからきてるのかしら
それとも逆?
180 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/12/12 16:19
>>176 現地の発音に忠実にするなら、Peichingの方がいいのでは?
>>180 現地語ではBeijingと書くんだからPeichingでは現地語ではなくなってしまう。
現地の表記に忠実にするにはBeijingと書くべきだ。
(^^)
183 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/02/01 00:31
안녕하세요!
184 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/02/01 00:53
>180-181
単純に、プートンファ(普通話)でBeijingと書いて、発音がPeichingでは?
詳しくはないが、中国語の普通話で、Bは濁音に成らないし、Pとは音の強さの違いでは?
>>184 Peichingの綴りを英語人や日本人に読ませると、人や体調(笑)によって
有気音になったり無気音になったりする。
Beijingの綴りで読ませると(つまりカナだとベイヂン)、
いちおう無気音になる確率が高くなる。
て説明じゃどう?
あと「濁音」ってのは日本語にしか通用しない概念だからね。
186 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/02/01 05:17
>>185 ビルマ語、古典のサンスクリット語、ドイツ語、ロシア語、ハウサ語に
あるよ。
187 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/02/01 16:25
>あと「濁音」ってのは日本語にしか通用しない概念だからね。
初めて聞いた。
187はたぶん誤解してる。
hが「清音」、bが「濁音」、pが「半濁音」
と規定している言語があったら教えてくれ、ということ。
189 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/02/01 16:48
>>180-185 北京語の場合は、清濁を区別する概念がない。
つまり、[k]と[g]、[t]と[d]、[p]と[b]などを別の音だと認識しない。
で、代はりに有気音と無気音を区別する。
だから、ローマ字表記する際は便宜的に、有気音を清音で、無気音を濁音で書くやうにしてゐるんだろ?
これは韓国語等でも同じ。
半濁音とは何なのか?
なぜ「p」だけ半濁音という特殊な分類をされるのか?
半分濁ってるとはどういうことなのか?
192 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/02/01 16:59
>>190 半濁音なんて便宜的な概念。
日本語のハ行子音も古代には[p]だった。
それが[F]になり、さらに[h]へと変化した。
ところが、促音の後にハ行音が来ると、[h]では発音しづらい。
しかし、濁音ではないから[b]にはならない。
その結果、促音の後みたいな特殊な場合だけは[p]の音が残った。
>>118 激しく遅レスすみませんが…
スレタイの『「円」が“yen”』なのは
>>118さんの言ってるとおりだと思います。
実際に発音が“yen”なんだから、「何故?」って言われても仕方がない。
既に結論が出てるんだったらスマソ。
「ア行え」と「ヤ行え」の論争については、私は言語学など表面かじったに過ぎない
ど素人なので言及は控えておきます。
194 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/04/09 02:46
すごく勉強になりました。
半島のwon(weon)の由来は『円』『元』どっち?両方?
196 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/04/10 21:21
>>195 どっちも発音が近かったからね。
「圓」の簡体字は国構えに「元」だし。
197 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/04/11 00:48
「円」と「元」は現代の韓国語や中国語では同じ発音だけど、元々は違うでしょ。
おそらく古代の漢字音では、「円」の初声子音は[w]だけど、「元」の初声子音は[ngw]だと思う。
今でも広東語とかには区別があるらしいが。
基本的に、日本語の漢字音がガ行音で、現代韓国語の漢字音で初声の子音が脱落しているものは、元々[ng]が初声子音だったと考えられる。
198 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/04/11 00:59
死に急ぐこと
生き溺れること
あなたを愛せば 私は死に急ぐことを選ぶでしょう
信じることが怖いから
あなたを憎めば 私は生き長らえるでしょう
この痛みを忘れたくないから
この闇は 永遠の光に満ちています
あなたは 光
私は 闇
決して交わることはないでしょう
私は闇に溺れるでしょう
もし 闇に桜咲いていたなら
あなたに逢えるかもしれません…
また 桜の季節に…
199 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/04/11 11:58
>>197 だれも「同じ」だなんて言ってないぞ、おい…
200 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/04/11 12:18
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>>7 >日中韓いずれも圓なのか?
もし将来、東アジアの共通通貨を創るとしたらこれで決まりだな。
実は世界共通通貨を作るなら銭がいいと思っている。
米ドルの単位はXドルXセントを使う。
ユーロもXユーロXセントを使う。
日本円も銭を使うのでセント(漢字表記で銭)を世界共通通貨単位
にするといいなと昔から思っていました。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
205 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/06/20 21:37
>18
漏れの出身地では「え」はすべて[je]と発音する。yeki、yeigoのように言う。
だから中学生の時100yenという表し方に納得したものだ。今治市の近くだが、
今治市内ではどうかなー。教えて。
>205
語頭の「え」だけ?語中も?
207 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/06/21 20:09
>>1 唐代の漢字音のIPA記号表記です。
発音はユエンといった感じです。
209 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/06/22 01:19
>206
光栄:ko^yei、遠泳:yen’yeiだねー
影絵:話すときはkage^、ゆっくり読めばkageyeかな。
しかし、小学校の1年の先生も a、i、u、ye、o と
教えていたんだろうなー。
なお、せ はseでsheとはいいません。
210 :
名無し象は鼻がウナギだ!:03/06/24 23:05
ヱビスは何故YEBISUなのですか?
假名遣は正しくは「えびす」です。「ゑびす」は誤り。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
あぼーん
215 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/23 03:16
216 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/23 08:34
>>195 中国語では韓国のウォンを「圓」(実際には簡体字「圆」、「円」とは別の字形)
と書いている。日本円は「日元」。
>>196 くにがまえに元の字は「園」の簡体字(「园」)だよ。
>>190 >>215 ついでに、
古典芸能(狂言とか)では「ファ・フィ・フ・フェ・ヘォ」を“軟濁音”と言うらすぃい。
>>210 ヱビスはとうぜんYEBISUだろ。
正しい設問は「なぜエビスでなくヱビスなのか」だ。
答えは知らんが。
219 :
名無し象は鼻がウナギだ!:05/02/01 18:38:57
で、ここまでの結論としては、
nan-en:ナネン
ichi-en:イチェン
ni-en:ニェン
san-en:サネン
yo-en:ヨェン
go-en:ゴェン
roku-en:ロキェン
のようになってしまうから、それを避けるためという事でいいですか?
素朴な疑問なんだけど、何でWebisuじゃなくてYebisuなの?
ばかなこと訊いてるのかも知らんが。
221 :
名無し象は鼻がウナギだ!:05/02/05 17:41:29
橋本進吉「古代国語の音韻について」を読め。
>>205以降の質問の大部分はこれを読めば解決するだろ。
222 :
名無し象は鼻がウナギだ!:05/02/09 01:47:39
223 :
名無し象は鼻がウナギだ!:05/02/11 13:28:52
2ちゃんねるは右翼
>>1御前は円が嫌なら銭を使え
それでも嫌なら厘を使え