〓日本語生成文法の段階的勉強方〓

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1岡山県民
日本語の生成文法をやる場合、
どう言った文献から読み始め、どう進んでいくかを書いてください.
分野を句構造、受動態、使役構文、否定などのように細分化しても結構です.
「勉強方」ってのはイタイ。
ていうか母語話者の書いた文にみえないんだけど、
ホントに岡山県民なのか?
4名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/24 16:04
>>1
GB以降のチョムスキー理論を使った日本語生成文法の入門書は何冊か
あります。しかし、私は、最近のチョムスキー理論にはあまり感心
しないので、その手の本を読むことは薦めません。
The Handbook of Japanese Linguistics (ed. N. Tsujimura)と
いう本もあるんですが、これも殆どチョムスキー理論一辺倒なので
薦めません。特に、スクランブリングに関する章はひどい。日本語の
句構造がどうなっているか、スクランブリングをどう分析すべきか、
といったことに関しては論争が続いているにも関わらず、チョムスキー
派の内部で多数派になっている理論を解説しているだけなので、
学習の入り口としては優れたものとは言えません。
しかし、では何から読んだらいいのか、と言われると、はたと困って
しまいます。適当に、面白そうなものから読んでいって、そして、
ちゃんとした、それなりに客観的な専門家と時々話をする、という
ことが可能なら、それが一番だろうと思いますが、いかがで
しょうか?
5名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/24 18:26
今普通に出てる研究社とかのやつは論文を読むときの
参考書みたいな感じで使うしかないからちょっとおすすめできない。

文法を構築するという意味では去年の日本語学の増刊号の
上山あゆみ「日本語から見える「文法」の姿」とか説得的だと思いますよ。
6岡山県民:01/12/24 23:57
>>3
まじすか!
アメリカ留学を1年していたことはあるけど、
れっきとした岡山県民だよ.
どこらへんが変かな?
7名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/25 14:08
どのくらいの言語学のbackgroundを持っているかにも
よるけど、私個人としては初学者がいきなり日本語の
シンタックスをやるのではなく、ある程度は英語の
シンタックスをやった方がいいと思う。英語は生成文法
の中で一番よく理解されている言語だし、本当に学ばないと
いけないのは、生成文法の方法論・論法であり、それは英語
について書いてある文献にしっかりしたものが多いからです。
それと、個別言語に限定した勉強法よりも、他の言語のことも
読むことも大切だと思う。
勿論、日本語研究にもすぐれた研究は多い。必ず読まないと
いけないのが黒田先生の博士論文、斎藤先生の博士論文。
私も、こういう先生達の論文読んで、「理論というのは
こういう風に使って論法を建てるのだ」ということを
学びました。Hoji先生の博士論文もいい。
8名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/26 13:47
いや、丁寧語の使い方にちょっと違和感を感じたから。あまり気にしないでくれ。

ええっと、生成文法とチョムスキー理論は同じでないことはとりあえず承知しといてね。
生成文法をやってる人の中にもチョムスキー理論に「感心しない」4のような人がいることも。
まあ7が進めてるものや、紀伊国屋にならんでる入門書を読んでみて、本当にチョムスキー理論
が科学的といえるかどうか自分で判断してくれ。
9こざかな:02/03/06 17:18
>7
英語生成文法から入る必要はないと思います。
いま最前線でどういうことが議論されているのか、ということを知るには英語生成文法に
関する論文などを読むのがいいかもしれませんが、形式科学としての生成文法を考える時、
むしろ日本語を母語とするならば、日本語の分析から入った方が、時間はかかるかも知れませんが、
確実だと思います。
 で、ここのタイトルとは異なるのですが、「生成文法を日本語で段階的に勉強する方法」
について。このような道を辿ると「日本語生成文法」になるかな、と。
数学者の小平氏によると、数学者には「数覚」なるものがあるそうですが、おそらく、
数学がすきな人は、数学をやっているうちにこの「数覚」が発達してくるのだろうと思います。
つまるところ、生成文法をやりたい、という人の目標とすべきことの一つに、この「数覚」
にあたるような「言語覚」を研ぎすますことにあると思います。これは数学の勉強には
優れた先覚が学習上の配慮の下に定理を並べたものをひとつひとつ証明していくのがよいのと同断に、
言語学の「定理」、またはうまく問題設定されたものが並べてあって、それをひとつひとつ
みづからの手で解いていくのがいいと思います。こういうのを探すと、大修館から出ている福井先生
の本などどうでしょう。
 もう一つ、生成文法をやるには、問題とその解法を形式化する、ということが
必要だろうと思いますが、これには戸田山氏という方の『論理学をつくる』をやっていくと
身につくのではないでしょうか。生成文法をやるなら、いずれにせよ論理学は必要になりますし。
 ところで、アエラムックの『日本語学のみかた』の田窪氏のエッセイは、日本語で
生成文法をやるときの見方に関するヒントが結構あると思います。読みやすくて、生成文法を
やる、という感覚がなんとなく理解できるようになるかも。
10名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/07 18:38
>>9
福井さんの本(『自然科学としての言語学』のことですよね)は、面白い所も
多々あるのですが、チョムスキー理論(そしてチョムスキー個人)に対する、
信仰にも近い賞賛の気持ちが表現されているのが鼻につきました。例えば、
225ページ以下で、チョムスキーの束縛理論を、ニュートン・マックスウェル・
パストゥールらの業績になぞらえているあたり、噴飯ものだと思いました。
チョムスキーの束縛理論は、既に、誤った理論であることがはっきりしている
と思われるのに、ここまでほめあげるのは、やはり、個人信仰か何かだと
言われても仕方がないでしょう。また、この本の第6章では、チョムスキーの
政治関係の仕事が論じられているのですが、ここでも批判の言葉は一言も
ありません。ひたすらほめあげています。チョムスキーの政治関係の著作に
はかなりトンデモに近い言説が含まれています。例えば、「米国のマスコミは
右よりに偏向している」とか。(実際は、米国のマスコミは、一般的な米国
民よりは左っぽいことを言うことが多い。)福井さん自身、チョムスキーに
対する個人崇拝をいましめているのですが、この本ほどチョムスキー崇拝を
素直に表現した本は珍しいと思います。
11こざかな:02/03/08 10:12
>>10チョムスキーの政治関係の著作にはかなりトンデモに近い言説が含まれています。
>>例えば、「米国のマスコミは右よりに偏向している」とか。
>>(実際は、米国のマスコミは、一般的な米国民よりは左っぽいことを言うことが多い。)
自分の無学を恥ながら言いますが、私は米国のマスコミについては詳しくはわかりません。
しかし、チョムスキーがトンデモに近いのならば、同じ趣旨で、エドワード・サイードも
トンデモに近いのでしょう。このような判断は、チョムスキー、サイードといった知識人の
努力を無にするものであり、また、そのようにしようとする米国マスコミと同じです。
また、本質的なことではありませんが、米国民がextreme rightなら、それよりちょっと
左っぽくなったって右は右です。
 上は福井氏の本の中の、Chomskyの政治的言説に関わる部分の批判でしょうが、
そもそも形式科学を学ぶための参考書として挙げたものにこのようなことをお書きになる
神経がわかりません。形式科学を語るのに、政治学者としての資質をうんぬんするというのは、
無意味です。
 束縛理論が誤っているかどうかもよくわかりませんが、「噴飯物」ならそれはそれとして、
生成文法を段階的に勉強するのによいという本をこちらに示してください。単に「けなす」ということが
学者がする仕事だと勘違いするという「噴飯物」である人物でないなら、そうして下さい。
これから勉強する人にとって生産的であるためにも。
 もっとも、1の岡山県人さんの意図は、単に試験をするかのようなものだったかもしれませんが。
12名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/08 11:01
米のダブルスタンダードを指摘したのは、正しい。

これ以上はやめとこう。
13名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/08 11:57
>>11
チョムスキーの政治関係の著作を全否定するつもりはありませんでした。
鋭い観察・分析も多いと思っています。(彼の言語学に関しても、同様
に、全否定するつもりはありません。)
「生成文法を段階的に勉強するのによい」本としては、Wasow and
Sagの入門書ぐらいしか思いつきません。日本語の生成文法を学ぶのに
よい入門書は存在しないような気がします。(ちなみに、10=4です。)
14こざかな:02/03/08 13:44
>>13
10=4さんでしたか。
冷静なご回答をいただき、ありがとうございます。
かなり嫌な書き方をしてしまったこと、お詫びいたします。

ところでWasow and Sagは、読みながら、日本語のデータを
考えて、自分で理論をよく考えていく、という方面で、
何か読み方のsuggestionはありませんか?
15(´∀`):02/03/08 17:02
10は元・一生成文法家にゃ?
>225ページ以下で、チョムスキーの束縛理論を、ニュートン・マックスウェル・
>パストゥールらの業績になぞらえているあたり、噴飯ものだと思いました。
こういう前後の文脈を無視して真意を歪めて伝えるような批判の仕方は感心しないのにゃ。

>>5
短いこともあって、どれだけ説得的かはともかく、
その小論、ネットで読めるはずです。
1710:02/03/08 22:56
>>15
>10は元・一生成文法家にゃ?

あえて答えないことにしたいと思います。すみません。

>>225ページ以下で、チョムスキーの束縛理論を、ニュートン・マックスウェル・
>>パストゥールらの業績になぞらえているあたり、噴飯ものだと思いました。
>こういう前後の文脈を無視して真意を歪めて伝えるような批判の仕方は感心しないのにゃ。

歪めてはいませんよ。チョムスキーの束縛理論は、ニュートンの理論などと
同様に、一見関係ないように見える事象の間に関係を発見している点で、高く
評価できる、と福井氏は言っているわけです。
1810:02/03/08 23:00
>>14
Sag and Wasowの本には、日本語をネタにした練習問題も載っているん
ですが、あまり出来のいい問題であるとは思えませんでした。日本語の
生成文法を学ぶための本としてはこの本も推賞できないです。
19(´∀`):02/03/08 23:30
>>17
>一見関係ないように見える事象の間に関係を発見
するのが科学の本質だ、というのが主旨で、その実例として束縛理論なり古典力学なり
をあげており、これら自体の正しさ完全さを主張しているわけではないにゃ。
どちらも科学の発展のある段階では正しかったのであり、それだけでは説明できない
現象領域もあるという点で不完全にゃ。
チョムに対する肯定的評価を何でもかでも崇拝だの信仰だの決めつける悪い癖は捨てた
ほうがいいにゃ。
逆にきくにゃが Sag & Wasow が「一番よい」(総合スレ2)という判断はどういう
根拠に基づいているのにゃ。「今あるものの中では一番よい」って、今あるものを全部
精読したのかにゃ? 自分に馴染みのあるHPSG系でめぼしいもの、という程度のこと
であって、その背後にはチョム理論を扱ったものはとにかくダメというあやしげな
信仰があるのにゃ。たぶんにゃ。
スレとは趣旨違いにゃから、反論あれば総合スレでお願いするにゃ。
20名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/08 23:37
hpsgやってるわけじゃないけど、sag&wasowはよくできると思うよ。
俺が学部生の頃にあんな本があってテキストとして使われていたら
もう少し遠回りせずに済んだかも、と言うような気もする。
21K-Rod:02/03/09 02:24
私が初めて読んだテキストはCulicoverのPrinciples and Parametersにゃ。
あと、Radfordも一通り読んだにゃが、Generative grammarがおもしろくなりだした
きっかけはLinguistic theory in Americaとそれと並行して読んだSyntactic structure
などのチョム先生の論文にゃ。それ以降は、適当に読みたい論文を読み漁っているやくざな
勉強法でMPやってるにゃ。あと、私の理解では生成文法の目的はUG、Language Facultyの
解明にあって、日本語だけの生成文法なんて無意味だと思うにゃ。英語にしろ、日本語にしろ
これらの解明を目指すための一つの手段というか手がかりというか、言語能力の表出とでも
言えばいいのかにゃ?だから、生成やるのに日本語にこだわる必要はないと思うにゃ。ただ、
英語のバイアスがかかっていないということと、比較対象があるという意味で日本語話者は強み
があるとでも考えてたらいいんじゃないのきゃ?
とにかく健闘を祈るにゃ。
日本語から入門したら、途中でバカバカしくなってしまうのでは?
英語の分析なら、ある程度うまくいってるわけだから、読んでて感心して、
どんどん勉強したくなると思うけど。
23こざかな:02/03/20 00:35
>>22
たとえとして適当かわかりませんが、たとえば、6進法で数学やってて、
素数を発見できなかったとしても、6進法で数学すんのは10進法でやるより
バカバカしいよなあ、なんて言ったら数学者に頭をしばかれるのではないでしょうか。
10進法で数学をするというのはいうなれば歴史的偶然の産物で(人間の指が10本という
「偶然」も作用したでしょうけど)、そこで発見され、議論が進んでいるからと言って
6進法でやるのはバカバカしいとは言わないのではないでしょうか。
 英語に基づいて論じられている、英語として具現化されている普遍文法の
特質は日本語にも具現化されるはずで、されないならば、些細でない、興味深い問題を提起する
はずです。
 しかし、「生成文法する」(この語法はまだ生きているのでしょうか)のではなく、
「生成文法の分野で新しいとされるものを理解したい」というのならば英語の分析を
読むのがいいのかもしれませんが、すいすい理解できるとは思えません。
 あ、これは私が英語ができないから、というだけでしょうけど。
2422:02/03/20 00:55
>>23
「バカバカしい」という表現が気に障ったのかもしれませんが。
バカバカしく感じられるだろうというのは、日本語の分析を最初に読んだら、
おそらくほとんどの人は「なんでこんなややこしい分析をするんだろう?」
と思うだろうからです。英語の分析を読んでからならば、納得いくことが
比較的多いと思いますけど。現在の研究目標はそうでなくとも、チョムスキーの
理論は英語の分析がベースになっていることは歴史的事実ですし。
25名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/20 01:27
日本語に関する生成文法研究はレベルが低い、ということですね。それは、
言えていないこともない。日本語に関する生成文法研究の草分け、黒田
成幸氏も、そんなことを言っています。以下は、『シンタクスと意味:
原田信一言語学論文選集』(大修館、2000年)所収の黒田成幸氏の
文章からの引用です。

「これがさらに純化されると、当面注目を集めている仮説を
支持するかのような材料を日本語で調えるのが日本語研究者の
責務であるとしているのか、とみえるような研究集団意識が生じ、
あたかもある政治綱領(人一般の福祉という抽象であれ、民族の
栄光という虚像であれ)を至上目的と掲げる政治結社と
合い似たものとなり、集団の目下の使命を離れて個々人が独自の
思考のあとを辿るというようなことは奨励されない業であることになる。
(中略)
このような極端な集合態の雰囲気を生成文法研究者の一部の
間で可能にしたのは何かと問うてみると、生成文法が近来
ますます高度に形式化したことにあるのではないか。
極度に形式化された術語体系による表現を共有することで、
あたかも、密語で秘儀に携わる宗教教団のように、閉ざされ
堅く結ばれた集合態が形成されうる。そうであれば、これは
皮肉な成り行きというべきであろう。」
26こざかな:02/03/20 01:34
>>24
待って下さい、別に「バカバカしい」にカチンときたわけではありません。
この板での議論が「日本語生成文法」の勉強の仕方であって、チョムスキーが
今どこにいるかを知るためには、ではないはずです。
 私は個人的意見として、形式科学の方法論に則って日本語を考えていけば
結果として日本語生成文法になる、と言ったことはあります。このことは普遍文法研究の
フロンティアを否定するものではありません。しかし、生成文法をやる以上、
母語との関わり方(母語の転がし方?)を知っておいて損はないはずです。このことは、
他言語母語話者をインフォーマントとして研究をすすめる際にも役に立つはずです。
 また、分析の「ややこしさ」に関しても、それが必要なものなら、はじめの段階から
知っておいてもいいことではないでしょうか。デカルトに従い、感覚は信じられないもので、
精神にとって明晰かつ判明なもののみを真とするならば、明晰な精神が判明であると判断するに
いたるにはややこしくなったってしょうがない場合があるのですから。
 以上、「日本語生成文法の段階的勉強法」としての議論です。
 
学問の世界もまた流行り廃りによって規定されている日本では、
現実的には、今後を考えて、認知文法関係をやったほうが良いのじゃないかにゃ(藁

世界的に、アメリカが理論の前線であるということは変わらないにしても、
ミニマリストプログラムとともに、チョムスキー教の信者数も世界的に最小化、同時に、構文の分析装置として、議論の余地のない一定の地位を占めてもいても、
大将が入滅されたら、先は分からないのにゃ。とりわけ日本ではにゃ。
今の流行は、認知文法だにゃ、世界的に。
当該言語について、母語話者の心的イメージにしたがって、
円を書いたり、塗りつぶしたり、ぐしゃぐしゃっと線を引いたりすればいいだけだから、
英語(およびフランス語)圏で開発された議論でも、
言語の境界を越えて簡単に応用できるんだにゃ。
世界一の漫画大国である日本の人には、きっと向いているにゃ(藁
(でも、あれは、本当に文法理論なのかにゃ。
二次言語習得には役立つかもしれないけれどにゃ。)

それに対して、普遍性を志向しながらも、どうしたって英語に関する文法である
(良く言って印欧語族の文法である)チョムスキー風の理論を
日本語にもってこようとすれば、どうしたってアクロバティックになるにゃ。
この板でチョムスキー系の生成文法家たちによって議論されている日本語の
例文の多くが、英語において発展させられた理論にあわせるために
無理やりでっちあげられたかとしか思えないものであることをみればよく分かるにゃ。ああした、へんてこ、トンデモ例文に慣れ親しむよりは、
まずは国語学の伝統をきちんと学んで見るほうがよいのじゃないかにゃ。チョムスキー系の生成文法学は、英語について学ぶことにしてにゃ。

なんて煽り文句ばかり書いていてもしょうがないので、まじめにレスにゃ。
 『生成日本語学入門』長谷川信子、大修館書店
 『日本文法小事典』井上和子編、大修館書店
あたりが、入門としてはいいと思うにゃ。
どちらにもその後に読むべき本などが書いてあるにゃ。
・・・といった程度のレスも、チョムスキー教の信者からつかないなんてどういうことにゃ(藁
それと、そもそも、1は見ているのかにゃ。
28名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/20 11:10
>>27
その本いいの?
29チョ教徒:02/03/20 15:25
>>27
 ・・・といった程度のレスも、チョムスキー教の信者からつかないなんてどういうことにゃ(藁

 チョムスキー教徒だからこそ書かないのですよ。
もちろん、2冊とも良い本であることはあるのですが、入門としては難しすぎると
思います。特に後者は読み物としても読めますが、やはり辞典として使った方が
よいのではないかと思います。
 それよりは、原田信一氏の「日本語に変形は必要だ」(『シンタクスと意味』に再録)
のデータをじーっと眺めて見て、自分で考えてみて、もっと知りたい!と
いう衝動が押さえきれなくなったら原田氏の他の解説とともに、井上先生の
『変形文法と日本語』をむしろ読んだほうがいいのではないでしょうか。
さらに自分では形容することのできない衝動を感じだしたら、梶田先生の
『変形文法の軌跡』などを読んで一度挫折感を味わってみて、「生成文法を
勉強するには何が必要だろう」ともう一度考え直して見るのもいいでしょう。
 思うに27さんは、言及2冊の本の名前を知っているだけ、っていうんじゃ
ないですか?
30名無し猫は鼻がウサギだ!:02/03/20 21:57
>>29
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、っていうのはかっこわるいにゃ。
だから、宗教とかセクトとか言われるんだにゃ。

>2冊とも良い本であることはあるのですが、入門としては難しすぎると
>思います。

『生成日本語学入門』が難しすぎるのだったら、その人は生涯チョムスキー文法とは無縁に
終わると思うにゃ。GB以降のチョムスキー文法の基本概念を説明しながら
日本語を扱っている点で、最初にざっと見取り図を描くにはいい本にゃ。
1の取得済みの知識背景が分からないからなんともいえんけどにゃ。
>特に後者は読み物としても読めますが、やはり辞典として使った方が
>よいのではないかと思います。

謎だにゃ。辞典は読んじゃいけないみたいな言い方だにゃ。
従来の日本語文法の扱いとの関連が触れられていたりするので、
入門者が見取り図を描くのには、これも便利なのにゃ。
項目別になっているおかげで、さっと眼を通せるので、俯瞰しやすいにゃ。
これも1の背景がわからないので、なんともいえないけどにゃ。
(1は、まだいるのかにゃ)
『変形文法と日本語』は、古典だから、日本語生成文法をやるのなら
読むべきであることはいうまでもないけれど、1976年の本だにゃ。1がChomsky OS最新版を追いかけたいのかどうかという点は別にしても
2002年時点の入門書としてはどうかにゃ。
古典を読まない研究者は阿呆にゃが、いきなり古典をすすめるのも研究者の傲慢だにゃ。もちろん、古典という言葉は、古いという意味でとらえてはいけないのだにゃ。
読むことで問題意識自体を形作ってくれるものが古典だにゃ。
その点では、早い時点で古典をきちんと読むということには賛成だけどにゃ。


ここからは蛇足だにゃ。

>デカルトに従い、感覚は信じられないもので、
>精神にとって明晰かつ判明なもののみを真とするならば、明晰な精神が判明であると判断するに
>いたるにはややこしくなったってしょうがない場合があるのですから。
デカルトは、その後の章で、神が欺くはずがないのだから、
感覚もまた信じられるものであるとするなどして、最終的に善意の神を想定することで、
神から与えるすべてのものを真なるものとするにゃ。
               ……どこかの文法学派の展開を思い出させる話だにゃ。
31ちょきょーと:02/03/20 23:22
>>30(ちょうどいいdevil's advocateさん)
「俯瞰しやすい」ということが入門として適している、とは思わないのですが、
これは立場の違い、と言ってしまえばそれまでかもしれません。
 私の信じる入門観から一つ引用したいと思います。名無猫さんには「釈迦に説法」かもしれませんが、
入門時の学生の状態記述として「まさにそうだなー」と感銘をうけたことがあるパッセージを
下にひきます。

 In our teaching experience we have found that students get proper insight
into the aims and methods of modern phonology only when they have had direct
experience with attempts to grasp and express formally the principles and regularities
inherent in a given body of data.
...Halle and clements.1983.Problem Book in Phonology, preface

このことはもちろん音韻論だけでなく、統語論についても言えると思います。
だからこそ、俯瞰図を得るよりも、データを考えながら理論を理解できるような
ものはどんなものかいな?というようなことを書いているわけです。このような
考え方では、別に日本語に縛られる必要はないのですが、自分の直観が生かせる
という点で母語を使わない手はない、と思います。これに関して、21のK-Rod氏の
議論も参考になりました。

それから蛇足の方のデカルトの話ですが、あれは「神が存在する場合の、
その神が我々の良識を欺く可能性」についての話で、神の存在証明と深い
関わりがある部分じゃありませんか。神の存在証明をする必要がない我々にとって
とりあえず無視していいところではないのでしょうか。それとも科学者は常に
「神の存在論」をやらなければ科学できないのでしょうか。
 もちろん、Husserlとともにtranscendental phenomenologyを極めようとするなら
無視できないところなのでしょうけど。おっと、ここから先は知らない領域です。
>>31
Husserlをあたかも超越論的「神学者」のように書くのはどうかにゃ。
問題にされたのは、cogitoにゃ。
33ちょきょーと:02/03/21 03:24
>>32
私の書き方が悪かったかもしれませんが、
「Husserlとともにtranscendental phenomenologyを極めようとするなら」
はCartasian Meditationsの中でのように、デカルト的懐疑を「思惟する我」に
も向け、現象学的把握の絶対的視座をどのように保証するか、という方向に向かうなら、
という意味で、でした。
 しかしどう読むとフッセル氏を「神学者」のように書いている、と読め、cogitoの
問題ではない(正確にはbonne senseの話だったかもしれませんが)読めるのでせう?

それはともかく、32氏は哲学に造詣が深いようだ。残念ながら私は自分が使う道具の
範囲でしか知らない。これは他意なくお願いしたいのですが、言語学者がまず読むべき
哲学の本を紹介していただけないでしょうか。
3432ではないが:02/03/21 11:47
やっぱ言語学と関係が深い哲学つったら分析哲学(日常言語学派)でしょ。
オースティン『言語と行為』かな。
35名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/04 11:34
ああああへ
36名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/04 12:24
>> 『生成日本語学入門』長谷川信子、大修館書店

オレ、コンピュータで自然言語処理やっているもんだけど、
上記の本なんて、C言語のポインタよりも理解しやすかったよ。
あの本が難しいなんていっている奴が、論文書いて
発表できるようじゃ、日本語言語学は暗いね。
37名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/04 19:20
>>36
理解しやすかったのはいいとして、その他の感想とかを聞かせてもらえません?
3836:02/05/05 03:00
いや、理論よりももっと数式が欲しかった。
あとは、本当にこれを非文と決め付けちゃっていいの?と思う例もあった。

でも、二項述語、三項述語と言われても、それを記述した数千語以上の
辞書ファイルがなきゃやっぱり使いものにならない。数十の例ではダメだ。
もっとも、それは学者が作るものではなく、技術者が作るものだが。
それを作ったあとに初めて理論の裏づけが取れる。

エンジニアリングというのはそういうものだね。
常に、経験と比べなければ、理論の真価が問えない。
39名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/05 03:09
どんなパーサー使ってるの?それで身元がばれるようなら、
別にいわなくてもいいけど。
4036:02/05/05 03:19
うーん、パーサーと突っ込まれてもね。いろいろ人によってとらえ方
違うから。というか、私はパーサーを自作するほうなんで。
もちろん、評価用に出来合いのものを試すことはあるけど。

でも、自然言語処理は要はやっぱり辞書でしょ。
辞書が効率的に構成されれば、それだけパーサーも軽くなる。
パーサーが重くなるということは、辞書の作りが間違えている。
すなわち、辞書のもとになった理論が間違っていると言うことだ。
41名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/05 04:37
他のスレでも書き込みがありますけど、LKBって
評価どうなんでしょう?
4237:02/05/05 05:39
>いや、理論よりももっと数式が欲しかった。
自然言語処理の人から見て、あの「理論」はどうなんだろうね。
『生成日本語学入門』は読んだことないけど、格素性のチェックとか、
派生とか、「そーいうもんかな」って思う? 「なわきゃねーだろ」って思う?

HPSG (LINGOプロジェクトとか)どう思う?
4336:02/05/05 09:16
>『生成日本語学入門』は読んだことないけど、格素性のチェックとか、
>派生とか、「そーいうもんかな」って思う? 「なわきゃねーだろ」って思う?

生成文法は基本的にコンピュータ向きなのは間違いない
もちろん、国文法も含め、どの文法理論もそれなりに理に
かなっていると思うよ。

ただ、エンジニアリングはアカデミックと違って、
レトリックや権威で納得できる分野ではないので、
実際に辞書やアルゴリズムで精度や実行効率を評価しないと
なんともいえない。素人のドンデモ文法論でも、それが凄い
パフォーマンスを出せば、素直に評価するのがエンジニアリングの世界だ。

>HPSG (LINGOプロジェクトとか)どう思う?

すみません。評価できるほど詳しくないもので、割愛。
44:02/05/06 01:31
言語処理ではいわゆる談話の為の理論はどう考えてますか。
inter-sententialを処理するためにdiscourse representation theoryとか採用するのですか。
45名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/27 02:56
倉庫行き防止あげ
46>>44:02/05/27 13:59
DRTを実際の言語処理に使うってのは、面白いだろうが、
パフォーマンス恐ろしく悪いだろうな。
47こさかな:02/07/06 21:51
age

ところで、「日本語生成文法」ってなんだろう。理念と現状。
と根源的なんだか、適当なんだか分からん問いを
発して私は逃げる
とりあえず、略称は「日生」ということで。
49ふ〜ん:02/07/08 00:03
何か反応が良くないな。
実質的に「英語生成文法」でしかない分野が、
限定句なしの「生成文法」になるためには、
「英語生成文法」を相対化するための「日本語生成文法」も必須なはずなのに。
50名無し象は鼻がウナギだ!:02/07/08 22:11
日本語特有の生成文法的テーマ、ってどれぐらいあんのかな?
LCM、かきまぜ、数量子遊離、wh...モなど。
これらは普遍文法への関係が深く、
また、英語の逐語訳ではないものでしょう。
これらが普遍文法の照射すれば、限定句なしの「生成文法」になる?
51名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/08 01:07
あげてみませう。
5252:02/10/08 09:20
>50
韓国語などを考えると特有と言えるかな?とは思うんだけど、
LCMは、日本語や韓国語のようなCaseとlower caseを持つと
考えられる言語のlower caseの仮説として興味深いと思う。
そして、他にもこれに類する装置を備えた言語があることから、
UGにはこの装置として実現される仕組みがあると考えることが
できて、UGの考察の上でも重要だと思う。
5352:02/10/08 09:40
52に続いて。日本語と韓国語の対照からUGに絡んでいきそうな
論点を思いつきで挙げてみます。

其壱。visibility conditionを採ると、Θ役の受け手は格を必要とするのに
 対して、与え手は必要としない、と期待される。後者を、(1)格があっても
 なくてもよい、と弱く考えるか、(2)必要としないんだからあってはならない
 とするか、ま、どっちでもいいんだけど、これを心に留めて、日本語を見る。
 名詞述語を考えると、日本語ではニが添加され、そしてこれは欠いてはならない。
1. NP-ガ N-ニ/*φ ナル
 visibility conditionから期待される(1)、(2)の両方に関して、ニを格ととれば、
 これらの期待とぶつかっちゃう。そこで考えられるのは、ニを格としないで
 繋辞ダの活用形とすることでしょう。アラビア語などでもこのような環境で
 格と見なせる形があらわれることはこの際無視したとしても、韓国語の対照から、
 これを格としないと面白い問題の一つをとりこぼしちゃうような気がする。
5452:02/10/08 09:57
 韓国語では1.に対応するような文での格配列は次のようになる。
2. NP-NOM N-NOM/*φ toi-ta
 LCMでは、inherent Caseが与えられていないNPにlower caseが与えられる。
 よく考えるのは後回しにしましょ。LCMによって「欲しい」を述語とする文に
 格付与がなされるのに準じて日本語と韓国語の問題の格配列を考えると、名詞
 述語がinherent Caseを持っている日本語ではLCMが空回りし、そうではない
 韓国語ではNOMが与えられる。これはもっと一般に見られることです。日本語
 では目的語はヲをもつものだけではなくニをもつものもある。しかし韓国語では
 様々な言語との対照から与格が期待されるところで対格が使われる。例えば
 「会う」など。「行く」の着点は対格と与格が任意に交替するが、これは
 LCMを使うと、inherent Caseが任意に与えられた場合にはLCMが空転し、
 そうでない場合にはLCMが作動するとすればよい。
552チャンネルで超有名:02/10/08 10:00
http://wqll.jpn.ch
http://my.post-pe.to/tthujk/


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  2チャンネルで超有名
5652:02/10/08 10:03
 このようなお話が成り立つとすると、少なくとも韓国語にもLCM(相当)の
 仕組みが備わっているという可能性が出てくる。さらに次のようなデータを
 考察すると、形態的に具現化された構造格が、Caseの単なる音声的実現では
 ない、といえそう。日本語で観察されたことだが、lower caseを持たない
 目的語はかきまぜによって主語を越えることはできない。これはCaseの
 理論とlower caseの理論から説明されたが、同様の観察が韓国語でも
 得られる。
3. NP-ACC/*φ NP-NOM t V
 さあこれでとりあえずLCMを日本語特有の仕組みとする縛りからは
 離れた(とおもう)。日本語にLCMが備わっている、ということ、そして
 これが核文法に属するということが言えれば、それだけでUGとの絡みは
 でてくるはずだが、日本語だけからこれが核文法に属しているということは
 わかりにくい。日本語からの縛りがはずれればはずれるほど、UGにLCMと
 して発芽するなんらかの種子が備わっていると考えられるようになるかも
 しれない。
 以上です。長文失礼。
57山崎渉:03/01/06 23:28
(^^)
58名無し象は鼻がウナギだ!:03/01/27 02:02
三原健一「日本語の統語構造−生成文法理論とその応用−」はどう?
役に立つのかなぁ?
59名無し象は鼻がウナギだ!:03/01/28 20:39
>>58
私は役に立つと思いますよ。私はそれから入りました。
60エマニエル夫人:03/01/29 22:02
 人に参考書を聞いてるようじゃ話にならん。自分で文献を
探す能力も大事だぜ。
61名無し象は鼻がウナギだ!:03/03/03 08:24
しかしここのところ、生成文法の優れた研究書がでないな。
ミニマリスト・プログラムで行き詰まってしまったせいなのか。
62bloom:03/03/03 08:33
63名無し象は鼻がウナギだ!:03/03/04 16:41
>>1
生成文法をやりたいという時点で、無能ぶりを証明している。



生  成  文  法  は  単  な  る  カ  ル  ト  経  典  w



そこになんら自然科学的真理など無し。福井の『自然科学としての言語学』など電波もいいところ。
64名無し象は鼻がウナギだ!:03/03/04 16:42
●ピンクエンジェル●
http://www.pink-angel.jp/betu/index.html
>>63
なんでもいいけど、どうせ読むんならチョムスキーを
読んでから文句を言おう。
66名無し象は鼻がウナギだ!:03/03/05 11:01
>>61
伊藤たかね(編)「文法理論---レキシコンと統語---」(東大出版会)
はどうよ。「シリーズ言語科学」第一巻らしいんですが。
67名無し象は鼻がウナギだ!:03/03/05 11:03
>>65
俺は、生成文法は好きだけどチョムスキーは嫌い。あいつは
思い込み強すぎ。言語学でも政治論でも。チョムスキー信者達は
もっと嫌い。
>>67
真理の探究は好き嫌いではなく、正しいかどうかだよ。
チョムスキーを読まないで、生成文法が好き、というのも
変な話だ。
6967:03/03/05 13:08
>>68
読んでるよ。たくさん。言語学関係のも、政治関係のも。
読めば納得するはずだとでも思ったのかな
70名無し象は鼻がウナギだ!:03/03/05 13:34
>>69
もし本当に読んだのなら、もっと内容のあるレスを書くだろうと
思ったんじゃないの?
>69 じゃあ、具体的に何のどこを読んで、そういう感想を
もったか、書いてみれば?こちらではなくて総合スレに。
まあ、「感想」に過ぎんのなら書いてもしかたないけど。
72山崎渉:03/03/13 12:58
(^^)
73山崎渉:03/04/17 09:56
(^^)
74山崎渉:03/04/20 04:30
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
75名無し象は鼻がウナギだ!:03/05/12 10:20
238 名前:”削除”依頼 投稿日:03/05/10 22:26 HOST:61-24-227-140.home.ne.jp
http://academy.2ch.net/gengo/kako/1035/10354/1035455346.html
のレス120番を削除願います。このレスを書いた本人(勝山裕之、
前橋市民、書きこみ当時青山学院大学大学院博士後期課程3年、
現?非常勤講師)から直接知らされ、大変困惑し迷惑しています。
不特定多数には個人を特定されない内容ですが(本人が告白しています)、
明らかに誹謗中傷を目的としていますので削除願います。

239 名前:238 投稿日:03/05/10 22:42 HOST:61-24-227-140.home.ne.jp
>>238 迅速処理よろしくお願いします。
(内容がもとで学内で騒動になったそうですから、
そんなスレッドに完全には特定可能でなくとも
登場しているのは困ります)




76山崎渉:03/05/28 15:26
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
77山崎 渉:03/07/15 12:46

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
78名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/06 02:52
「選択制限規則」って誰の用語ですか?
自分で分析できるようになるにはどうしたらいいよ?
なあ、学校も通ってねえ俺におおまかな筋道だけ教えてくれよ
>>79
[自分で][ [分析できる][ようになる]には ][どうしたらいい|の|よ]?→自分で分析したい。ググル
[なあ]、[[学校も][通ってねえ][俺に] ] →[俺]の偏見。
[おおまかな][筋道だけ][教えて][くれよ] →分析の筋道教えて>>1
∴矛盾
81名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/27 22:18
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉


                    .☆
                        \ .|_|__|__|__
                >>81   .∧_/|__|__|__|_
                  グシャ  (  *;;;;|_|__|__|__
                    =〔~∪ ̄..|__|__|__|_
                    = ◎〜◎|_|__|__|__
83きのこたけのこ:04/09/04 03:04
あの、初心者です。
ここでこういうふうに投稿してよいのか、よくわからなかったのですが、
普遍文法で検索していたら、ここに出てきてそれで。。。
不適切だったらすみません。
新しいトピックをどう始めたらよいのがわからなくて便乗のようになってしまうのですが。。。


日本語を普遍文法の観点から見ている文献(できたら短い英文がよい)を探しています。
長短、日英、に関わらずオススメを教えてくださいませ。
よろしくお願いします。
>>83 おそらくもっと具体的に言わないとレスがつけにくいだろうな。
日本語のどういう現象なのかとか、そもそも何でそのトピックの文献が
みたいのかとか。生成スレできくなら、おじさんが多いので女の子だったら
プラス。
85きのこたけのこ:04/09/08 09:34
お返事ありがとうございます。
生成スレにはどうやったらいけるのでしょう。(結構バカ)
日本語全体の特徴を普遍文法の観点からみている、というのでは具体的じゃないでしょうね。
いや、学校で普遍文法で日本語を見たらどうなるの?という話になり、入門的なものを読んでみたくなったので。。。
お願いします。
女の子です。
86かかりちゃん:04/09/08 16:26
おじさん代表であっしが。

生成文法総合スレ
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1089894286/l50
おちんちんしごいてあげる♡
最初に発見した私がしごいてもらうということでよいのでしょうか
89ななし:04/11/24 13:23:26
日本語生成文法を理解するための、入門編のそのまた入門編みたいな本は
ありませんか?
樹形図が沢山のっており、ラベルの意味も説明されていて、Xバー理論も
やさしく、具体的に説明いるような本です。
中学生が読んでも理解できるような本を紹介してください。
生成スレの仇鱒先生の本がいいと思われ
91ピンク:04/12/28 16:36:52
xバー理論を用いてyesterdayを入れる事ができる位置を説明しなくてはいけないのですがさっぱり分からないので
教えてください。
I put the book on the desk in the library.
92 :04/12/28 17:36:39
>>91
Yesterdayはajdunctだからどこに付加できるかってことでしょ
実際にはストレスとかもかかわってくるから例外はあるけど、the yesterday book とか
in yesterday the libraryってのはだめなわけだ。

で、Xバーでいうなら put the book, on the desk, in the libraryはそれぞれVP, PP,PPなわけで
Phraseのheadとcomplement,及びheadの中間投射のうちどの境目にyesterdayが挿入可能かをしらべればよいと
思われ
9391
IP抜かしてた