フェミのバカさが、可哀相・・・

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>>119
>田嶋さんのどのへんがそうだと思うの?
>おれは話題になってる理論書をたまに読むぐらいで田嶋さんは本気で追っかけ
>たことがないんでなんかいい本があれば教えてほしいんだけど。

田嶋先生の場合、生きることとフェミニズムが直結しているから。
さらに、田嶋先生のフェミニズムは、田嶋先生が生きる過程で、
腹の底からしぼり出すようにして生み出されたフェミニズムだから。
フェミニズムに限らず思想というのは、様々な現実を生きる人間がそれと関わる
ことによって生きてくるのであって、思想それ自体は大した意味を持たないと思う。
どんなに難しい理論を並べ立てても、自分の人生に生かせなければ本物ではないし、
何の意味もないんじゃないかな。
個人的には『それでも恋がしたいあなたへ』(徳間文庫)が好きだけど、『愛という
名の支配』(太郎次郎社)の次の文章が重要だと思うので、引用しておきます。

「あくまで「私」が先であって、フェミニズムが先ではありません。゛「私」が
フェミニズムを生きる”のではなく、「私」を生きるにあたって、役に立つからフェミ
ニズムを使っているのです。私のフェミニズムは、私のフェミニズムです。そう、
田嶋陽子のフェミニズムでしかありません。でも、この洋服が窮屈になったら、私は
脱ぎます。フェミニズムが私に悪さをするんなら、さよならします。でも、私のフェ
ミニズムは自分の骨身から生まれたものですから、時代が変わって呼び方が変わっても、
その精神は私のなかで生きていくだろうと、そういう感じなんですね」(p.174)。