>>392 ジェルミの場合は
程度の問題もある。
質的にも量的にも異なれば、同じモノでも区別が必要です。
囲炉裏の炎と、家が炎上しているのは、問題が根本的に違う。
なのに、まるで区別なく「火事だ!」となっては困ったことになる。
サンドラがイギリスでジェルミの受難を(仮に)看過したことと、
ボストンでのサンドラの振る舞いを同一線上で考えて良いのは、
色々な言葉にならない負の感情で混乱したジェルミだけでは?
ボストンでのサンドラは母として未熟ではあった、しかしながら、
母親として充分でなかったとはどうしても考えられない。
グレッグの事件がなかったと仮定して、ビビとも上手く行っているある日、
ジェルミが突然、サンドラの束縛をうとましく感じる、これは普通の成り行き。
でも、情緒不安定になるくらいの憎悪まで感じたら? 過剰とは思わない?