ちょっと他のスレッド見て思ったんだけど、川村先生って大卒なの?
アニメの彷徨が原作と一番違うのは
あまり舌を出さないことだな
956 :
花と名無しさん:02/02/22 08:22
人妻ワンニャー(以下ワンニャー)「さぁ!つきましたよルゥちゃま。ここが吉野家ですよ。」
未夢「こういうところで皆で食べに来るなんて初めてね!」
ルゥ「ちゃ〜いっ!!」
ワンニャー「なんでしょう?垂れ幕が下がっていますね150円引きですかぁ〜!とてもラッキーですね!」
未夢「わぁ〜!人がいっぱい居るね。とても座れそうにないわ。」
彷徨「たくっ・・たかが150円ごときで普段来てない吉野屋に来るなよ。」
未夢「あ〜やっと座れたわ。あ、店員さん。私、大盛り、つゆだくで。」
彷徨「おい未夢。お前、本当にそれが食いたいのか?」
未夢「えっ!?」
彷徨「お前ただつゆだくって言いたいだけじゃないのか?」
未夢「彷徨!!それど〜ゆ〜意味よ!!?」
彼方「本当につゆだくを食べたいのか小1時間問いとめたいよ。」
未夢「む〜・・・そ〜ゆ〜彷徨はどうするわけ!!」
彷徨「見てろ。おれが通のたのみ方をしてやる。店員さん、大盛りねぎだくギョクだ。」
未夢「・・ねぎだくって!?」
彷徨「ねぎだくはねぎが多めに入ってる。そのかわり肉は少なめだ。それにギョク(玉子)これが最強だ。」
未夢「ちょっと!!牛丼の主役は肉でねぎはあくまでも引き立て役に過ぎないのよ!!そんなの、おいしいわけないじゃない!!」
ワンニャー「・・・あの〜、わたくしとルゥちゃまは牛鮭定食をいただきます・・・」
957 :
花と名無しさん:02/02/25 17:54
彷徨「そんな事よりちょっと聞いてくれ。三太。
このあいだうちの奴らと牛丼の吉野家行ってきたんだよ。吉野屋。
そしたらなんか人がいーっぱい居て入れないんだよ。
で、よく見たらなんか垂れ幕下げてて百五十引きとか書いてあるんだよ。
もうね、アホかとバカかと。オメーらな、百五十円引きごときで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ。ったく!
百五十円だよ。百五十円。
で、やっと座れたかと思ったら未夢のやつが「大盛り、つゆだくで」とか言うんだよ。
そこでまたぶち切れだよ。
あのな、つゆだくなんて今日びはやんねーんだよ!!
得意げな顔してなにが「つゆだくで」だよ。おまえはほんとにつゆだくが食いたいのか問いたい。問いつめたい。
小1時間問いつめたかったよ。
おまえ、つゆだくって言いたいだけなんじゃないかと。
吉野家通のおれから言わしてもらえば今吉野家通のあいだでの最新流行はねぎだく。これ。ねぎだく。
ねぎだくっていうのはねぎが多めに入ってる。そのかわり肉が少なめ。これ。
で、それにに大盛りギョク(玉子)。これ最強。
しかしこれを頼むと店員からマークされるという危険をともなう諸刃の剣。素人にはおすすめできない。
まぁ、ルゥと近所の奥さんは素人らしく牛鮭定食を食ってたけどな。
どう思う?三太。」
三太「え!?い、いいんじゃねーの!?」
(自分からこんなに喋る彷徨ははじめてだ・・)
まだ吉野屋コピペを使う人っていたんだ(w
>955
確かに。アニメの彷徨が舌をだすのは、原作の方の話で彷徨が舌を出していたときだけだし。
だから、アニメの彷徨が舌を出すと違和感を感じる
960 :
鼻と名無しさん:02/02/26 17:13
もうすぐアニメ最終回だからあげるぞ
こ、この最終回は(汗)
どうする、原作!!
962 :
花と名無しさん:02/02/26 18:45
コミックス出る前にネタバレ!!
>961
原作はアニメより先に終わっているけど・・・
>>962 どうでもいいけど
旧スレに書き込むときはsageてね
夜星星矢っていいよね
黒須三太っていいよね
ふと、私って今なにやってんだろう…、と覚めた目になってしまった。
「…どうした?未夢」
「ん、いや、何でもないの。続けて、彷徨。」
「なら、いいけど…」
彷徨も少し覚めちゃったみたい。せっかく、ひとつになれてるのにね。
ほんというと私、まだそんなにいい気持ちじゃないんだ。
圧迫感ていうか、彷徨が動かすたび、おなかの中がかき回される感じ。
でもなんだか彷徨のことがすごくわかったような気がするよ。
こうしてると昼間のけんかがウソみたい。
彷徨、どうして私たち、こんなことになっちゃったんだろうね。(笑)
「なに笑ってんだよ…」
「あ、はは…ごめん。ごめんね、彷徨。」
「いや、謝らなくても……その…悪ぃ、本当はもっと気持ちよくさせて
やんなきゃなんないんだけどさ、俺…そういう練習ってしたことないし」
「ちがっ、違うの彷徨。私も…ふと、なんでその…彷徨といっしょに
寝るようになっちゃったのかなぁ…なんて、その…つい、他のこと考えてた。」
「……」
「ゴメンっ。」
「…いや、俺も」
「え?」
「俺もそれ思ってた。今日だって、昼間はケンカしてたのに、その…」
「…同じこと考えてたんだ。」
「いっしょだな。」
「うん…」
「……なぁ、体重かけていいか…?」
「………あんまり重くしないでね。」
「…………未夢……おまえ、その…すごく気持ちいいよ…。」
「…うん」「私も気持ちいいよ、彷徨。」
たしか最初は、私が何かショックなことがあって、落ち込んでて、
彷徨が黙ってなぐさめてくれたんだった。
縁側にへたりこんでる私を後ろからそっと抱きしめてくれて、
やさしく頭をなでてくれた。
今かんがえたらなんかまぬけだよね、赤ちゃんじゃあるまいし。
でも、それで…すっごく救われたような気がしたんだよ。
彷徨も、私にかける言葉がなくて、思わずそうやったんだとおもう。
私は、なんかこう…自分でもよくわかんないんだけど、すごく頼りたく
なっちゃって、思わず振り向いて彷徨に抱きついちゃった。
いゃあ、ああみえて彷徨ってけっこう胴回りがあるんだねぇ、
抱きつきが甲斐があったよ。(笑)
で、…まぁいきおいで、その…キスしちゃったりして。
…あぁ、もうこりゃ自然のなりゆきかなー…って。だよねぇ、
やっぱり最初のきっかけってこんなもんなんだよ、うん。
で、そのまましばらく二人とも固まっちゃって、私は
「…今だったらいいんだけど… その…彷徨はいい…かなぁ?」
てきくのが精一杯で。彷徨は目をそらせて
「俺も…別に…今だったらいいし…」
て言うし。(「別に」はないよねぇ、こんなときに。)
でも、ま、気持ちがおんなじってことがわかって、ちょっと安心した。
敷居の段差が痛かったから、畳の間に移ったの。障子も閉めようと
思ったけど、ちょっと考えて、どうでもよくなっちゃった。
部屋の電気は消えてたけど、月明かりがなんかこう、いい気分だったんだよ…
ふぅん…こーゆー時だけ、彷徨って優しいんだ。(笑)
パジャマを脱がせてくれるとき、いちおう気づかって目をそらせてくれたの。
そんなだから、ボタン外すのにずいぶん戸惑ってたよ。
「彷徨。とりあえず…上だけ…上だけ。ね?」
「ん?…あ、ああ…。」
まだちょっと、照れくさかった。だから、最初は上だけ脱ごうねってことで
彷徨も私も上だけはだかになった。…やっぱだめだ、照れくさいや。
「…えへへ…いゃあ、暑いよねぇ………… 」
彷徨はちょっと苦笑して
「ほんとだな。」
と言ってから、私のおでこに、ちょんっ、と口を当てた。小鳥みたいなキス…。
「…かわいいキスするんだね、彷徨。」
「………」
「…小鳥みたいだね。」
彷徨は黙って(だけど私の言ってることは聞いててくれてるみたい)、
私のほっぺた、あご、首すじ…に、ちょん…ちょん…と軽いキスをしていった。
「(…おぉっ…彷徨、もしかしてテクニシャンってやつ?)」
でも、あ、そろそろムネかな?と思ったら、私の左手をすっ…と取って、
二の腕のやわらかいところへキスするしさ。…避けてんのかな?…でも、彷徨の
髪の先が私のムネに触れてて、なんだかくすぐったいような気持ちいいような。
「…未夢」
ふいに彷徨が私の名前を呼んだ。
「…なぁに? かな…」
私の気がそれた一瞬のすきに、彷徨のやつ!私のムネの先っぽを、ちゅんっ…と
ついばんだ。おもわず「ひやっ!?」って変な声だしちゃったよ!やられた!
くそぅ〜…意表をつかれたよぉ〜…やっぱこいつ、あなどれんわ…
「…かっ、彷徨……だめ…」
でも私は、彷徨を突き飛ばすかわりに、彷徨の左手をしっかりと握りしめた。
それから彷徨の頭を私の胸に引き寄せて、もし聞こえるもんなら私の心臓の
すごい早打ちを聞いてビックリしなさいよぉ…とちょっと健気に思った。
彷徨の左腕が私の手をほどいて、するっと頭のうしろをくぐった。
私は頭の重さをそっと彷徨の腕にかけてみる。
…これって、うでまくらだよね…。はぁぁ…
やばいよこりゃ。かなりドキドキもんだよ。
なんかもう、私、ムネの真ん中のあたりまで真っ赤になってるよ。
彷徨ってどこでこんなワザを覚えてきたんだろ。少なくとも授業じゃないよねぇ…
…って、いつのまにか彷徨の左手が私の左ムネ撫でてるし!
枕だと思って甘くみた!!
「未夢って…」
「え、えっ?」
「すげー狭いんだな…肩幅…」
「…そ、そうかなぁ…」
そういえば、彷徨の肩幅ってなんか、広そう。ていうか、がっしりしてる。
彷徨が息をするのにあわせて、胸板が静かに膨らんだり戻ったりしているよ。
見てるうちに何となく触ってみたくなって、彷徨の胸板をそっと撫でてみた。
…固い……。それに、固くて大きい。おっきくて、広い…。
私ひとりぐらい、入ってしまいそうな感じ………
「ねぇ、彷徨…。ひとつだけ、聞いていいかな…」
「……なんだ?」
「私のこと……」「…その……いつ頃から………」
「………」
「……あ、やっぱ、いいよ。忘れて? ね、彷徨」
「………」
いいんだ。どうせ彷徨のことだから、きっとぶっきらぼうに
『今も、別に好きってわけじゃないし…』
とか言いだすに違いないもんね。
いや、でも、このシチュエーションで、そんなこと言うやつっているかぁ?
…いやいや、彷徨ならわからんぞ。まったく素直じゃないもんねぇ、こいつ。
それに…、そんな言葉、いま聞かされたら泣いてしまうよ。
「…彷徨、見える?満月だよ。」
「…あと少しで満月、てところだな。」
「どっちでもいいよ。」
「うん…そうだな。」
「月の光だとさ、なんでこう、ぜんぶ青白く見えちゃうのかね。」
「そうだな。」
「…畳も、なんか、光ってるみたいだよね…。」
「うん……」
「………」
「…閉めたほうがいいか?」
「ううん、いい。このままで。」
「そっか。」
「………月光浴だね。」
「…そうだな、未夢…。」
月の光って、すごくきれいな水みたいにみえる。
さっきまでカッカしてたからだも、月の光を浴びたら、さぁーっと洗い流されちゃって、
ほんとうの私だけが残ったりするような気になるよ。
私は彷徨に抱かれて横になったかっこのまま、そっと手をパジャマのゴムの下に入れて、
腰をちょっと浮かせてから、すっ、とおろして一番はばのある部分をクリアした。
…な、なんか頭の上から彷徨の視線がびしびし降り注いでるんですけど…
も…もしかして…、フライングしちゃったかな…?
ちょっとパニクって固まっていたら、彷徨はその隙に自分のパジャマに手をかけて、
前かがみのおもしろい動作をして、自分だけ先にパジャマを脱いじゃったよ。
…なーんだ。じゃ、別に気どらなくてもいいんだ。足をもぞもぞさせて、えびみたいに
なって。パジャマも、その下の小さな下着も、私の足をくぐってどっかへ行っちゃえ。
「へへ…… なんだか、これからお風呂にでもはいるみたいだね。」
二人とも真っ白い姿になってから、月明かりの下で、あらためて抱きあった。
それから泳ぐようにしてもつれてたら、なんか盛り上がっちゃって、またキスをした。
今の私たち、ナワみたいだな…… って、何考えてんだろ私。
はぁ…
…しっかりからみあっちゃって、足が。
いや、でも、太ももの間に何かはさんでると、なんか安心感があるかも。
まぁそれが彷徨の…足…ってのがちょっと問題あるんだけどねぇ。
…しがみついてる私も私だけどさ。
わたしのおなかに、おなか擦りつけてる彷徨も彷徨だし。
…ごりごり当たってるんですけど…。彷徨、わかっててやってんのかな。
はぁぁ〜…
…私にはない器官だわ。
おへその下の、先っぽが当たってるとこ、なんだかぬるぬるしてるし……
…ぬるぬるって、必要なんだよね。入れるとき。…
い…
いれるんですか、やっぱし。…それも、このあとすぐ……。
だめだ、なんかどんどん不安になってきたよ。
続きは明日………って、ばかばかばか、そんなわけないって。
いや、かっ彷徨のことだから、直前になって
「なぁんてな。」
とか言い出したり………
しないって。おい、しっかりしろ未夢。
そういえば、もうそろそろ…あれだったような気も…
も、ももももし始まっちゃったら………
…あ、ちょっと涙がでてきた。
「お、おい、未夢!?」
「…あ、な、なんでもない、なんでもないよ?…」
「未夢…」
「いいの。おねがい、彷徨…」
でもちょっとだけ、…いま、気を失えたらなぁ…と虫のいいことを考えてしまった。
薄目をあけてそっと見たら、彷徨はひざ先を開いた正座のようなかっこをしてて、
私の太ももを抱えあげて割り込むと、右手でなんかごそごそとやっている。
彷徨の先っぽが、私の股のあいだを上下にすべらせてるのがわかる。
…ちょっと考えて、私は、すこし太ももを引き寄せて、彷徨のために足のつけねを
開いて面積を広げてみた。…つぶれたカエルみたいな、へんなかっこだと思った。
…ママ、パパ、…ごめんなさい。私はもう、こどもじゃなくなります。
ななみちゃん、綾ちゃん、なにも相談しないでごめんね。親友なのにね。
クリスちゃん…クリスちゃんが彷徨のこと一番好きなのに……怒るよね。ごめんね。
……でも、私、いま彷徨を離しちゃったら、もうだめなような気がするんだ。
今しかないんだよ…
こんな生意気なやつだけど、ほんとうは、私、私……
ピッ、と端っこが切れる感じがした。
背中の筋肉が、2本の鉄の棒みたいに固まって、からだじゅうから汗が吹き出す。
握りしめてる指のつめが手のひらにくいこんだままガチガチ震えて開かない。
胃から口に空気がぜんぶ抜けるような、吐き気がおそう。
もこもこした感じが腸をかきわけてくる。
全身が硬直してしまった。
奥歯が割れそう。
しぬ…
…彷徨がなにか話しかけてるけど、頭にのこってくれない…
心配しないで。私、だいじょうぶだから。
でも、できたらしばらく、動かさないでほしい…。
…私のからだが、ほかの人のからだとつながってるよ…
人間のからだにはそういう機能があるんだなって、はじめて実感することができた。
彷徨がすごく悲しそうな顔で、ほおずりをしてくれる。
私に突き刺さってる彷徨のがふわっと柔らかくなって、それで少しだけ楽になった。
ふと気がつくと、私はすごくのけぞってて、さっきまであごで息をしていたらしい。
ガチガチにこわばった背中からゆっくり力を抜いて、肩の力も抜いて、
あごを引いて下のほうを見ると、自分のムネがなんだかハト胸みたいに見えた。
彷徨が私のほっぺたを両手で挟んで、くにくにっ…とこねる。
可笑しくって、ちょっと笑う。
彷徨もほっとして笑う。
それから彷徨は、おいしいものを味わって食べるように、私のくちびるを食んだ。
さっきまでのキスとはちがう、深いところで感じるようなキス…。
彷徨のくちびるが、咬むように私を食べていく。
食べられていく私。
彷徨のが私の中でまた大きくなって、私のを押し広げた。
おもわず喉の奥から、泣くような声が出てしまう。
彷徨の両手が私の胸をぴったり包み込むように掴み、混ぜるようにして動かすと
甘食みたいなバストのかたまりが肋骨の上でごろごろするのがわかった。
…ときどき彷徨のが、跳ね上がるみたいにして急に膨らむ。
私は彷徨を抱きしめたくなって、むりやり微笑みながら両手を差し出した。
…微笑んだつもりだったけれど、痛さでちょっと引きつり笑いになってしまった。
「彷徨……」
引き寄せられた彷徨が、息のような言葉でささやく。
「…未夢…」
ちゃんと聞いてるよ、彷徨…。
「……愛してる………」
………
や…
やっと言った………。
やっと言いやがったよぉぉ〜………こいつ!!
はじめて、彷徨から告白された。
それも、セッ……クスの最中に。
私たちって、順番がおかしいよね。
だいたい、その、セッ……って、デキてる二人がするもんじゃん。
でも……やっちまった。
デキるまえに、してしまったよ……。
でも、それは、彷徨とはつきあい長いし、お互いのことよくわかってるし、
別にあらためて言わなくても…いいよね?って思ってたから……
…ごめん、それはうそ。
私からは言えなかったの。
言えなかった……
………
「…なんで…いま、言ってくれたの…?」
最低の私。
「………さっき、ふと…」
彷徨が私の頭を撫でながら言う。
「言わなきゃ……って思ったんだ…。」
今度は私の首すじを撫でながら言う。
「…おれには、いま未夢がすごくつらいってことが全然わからなくて…」
あ、さっきの引きつり笑いを見られたんだ。
「…だから、その………」
そう言いながら、彷徨が私の肩にかかった髪を降ろすのを見て、
はじめて、彷徨は私の頭や首すじを撫でていたんじゃなく、
私の乱れた髪を整えてくれていたんだ…ということに気がついた。
庭のどこかで虫が鳴いてる。
あ…障子、開けっ放しにしてるんだった。
…いま中庭に誰か来られたら…ぜんぶ見られちゃうな…
そんなことがふと頭に浮かんだけれど、まるで他人事みたいな気がした。
頭の中がマヒしちゃったのかなぁ…。
…でも、なぜだか、しあわせだ。
彷徨は、おれのこと愛してるか、なんてことは訊かないんだね。
私がいつか自分の口から言うのを信じてるんだ。
うん…。私もいつか言うよ。きっと。私も彷徨のこと、愛してる…って。
…ごめんね。ひきょうな子で。
「彷徨…」
「…未夢…」
「……彷…徨…」
もっと彷徨の体温を感じていたかった。
立てひざだった足を彷徨の腰に巻きつけて、離さないようしっかりと挟み込んだ。
重くて深いキスをしながら、両手をたすきがけにして彷徨のからだを抱く。
私のからだの脂肪がクッションになって、彷徨の胸…おなか…下のところまでを
やさしく密着させる。バストを押しつけると、胸の先の内側でふしぎな感覚がした。
私の上の彷徨は、少し前かがみ気味になって、私のからだを完全に包んでしまった。
彷徨の右腕が私の背中にまわって、私を力強く引き寄せる。
…私のはじめてみる、こんなに激しい彷徨。
たった右腕一本で、私の肋骨が砕けそう。
彷徨は腰を動かしてはいなかったけど、深いところまで届いていたのでつらかった。
なんだか振り落とされるような錯覚がして、泣きそうになりながら必死でしがみついた。
やがて…彷徨が苦しそうに小さく息を詰まらせると、ものすごい力で私を締めた。
私は少しだけ耐えたけど、あきらめて、彷徨の中で落ちていくことにした。
意識が遠のく直前、彷徨が絶え絶えの息になって小さく沈んでいくのがわかった。
…どれくらい経ったのかな。
ふと気がつくと、いつのまにか私たちのうえにはタオルケットがかけられてて、
横では彷徨がひじを付いて添い寝している。
起きあがろうとすると、からだじゅうの筋肉とあそこに痛みが走った。
起き上がるのはやめて横になった。
「…起きたのか…」
「あ…うん…」
…おふろ、入りたいな…汗が冷えて寒くなってきたし。
「…彷徨…」
「ん…なんだ?未夢…」
「………もし…」「赤ちゃん…できてたら…」
彷徨が、痛いところをつかれたように目線をそらす。
「………おれ…自分のセーブができなかった…」
「…彷徨………」
「……ごめん…」
私は、それ以上聞くのはやめた。
彷徨がおふろを沸かせてくれてたので、二人で入った。
まだあそこから彷徨の出したものが出てきてて、肌にくっついて困ったよ。
彷徨が、さっきよく拭いたんだけどなぁ、なんて言うから、
急に恥ずかしくなって彷徨のこと思いっきり叩いちゃった。
…で、ちょっとどなりあってから、顔をにらみあわせてるうちに
そのうちだんだん可笑しくなってきて、二人でおなかを抱えて笑った。
それからパジャマに着替えて、子供みたいに手をつないで一緒に寝た。
次の朝、彷徨が先に起きだして、コーヒーを淹れて持ってきてくれた。私が
「これが“一緒にモーニングコーヒーを飲む”ってことなんだねぇ」
と言ったら、彷徨もはじめて気がついたみたいで、しきりに感心していた。
あれから月日が過ぎ、私には無事に生理もきたし、彷徨はちゃんと避妊をしてくれる
ようになった。時々けんかもするけれど、それと同じくらい、二人の夜を過ごすように
なった。それ以外は、いままでと変わらない、いつもと変わらない毎日…。
私、まだ、彷徨に告白できないままでいる。
<おわり>
改めて読むとすごい泉さんってやっぱりすごいなぁ。
981 :
花と名無しさん:02/03/05 22:54
原作の未夢って取り柄というか、
特技みたいなのがあまりにも無いんだよね。
ageてんじゃねえよ、ヴォケが
ageるとこっそりやる意味が…
中途半端でなかなか終わらないな、このスレ…
なになに?1000取りするの?
>>981 恐らくナナミケーキと同等のものが作れるぞ。
立派な特技だ。
ももこたん、くぁいい
989 :
名無したん:02/03/07 20:50
まもなくここは 乂1000取り合戦場乂 となります。
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( )
990 :
花と名無しさん:02/03/07 20:55
1000!!!
991 :
花と名無しさん:02/03/07 20:56
1000
992 :
花と名無しさん:02/03/07 20:56
1000000000000000000000
993 :
花と名無しさん:02/03/07 20:58
おかーさーん
sage
995 :
花と名無しさん:02/03/07 21:36
995
996 :
花と名無しさん:02/03/07 21:40
996
pu
998 :
花と名無しさん:02/03/07 21:42
999 :
花と名無しさん:02/03/07 21:42
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1001:Over 1000 Thread
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
1002 :
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