1 :
花と名無しさん:
会社のバイトの女の子(24)と少女漫画の話をしていた。
萩尾の話を出すと、「ハギオモト…誰ですか?」と言われ絶句。
当然竹宮恵子も山岸涼子も知らない。
くらもちふさこ、岩館真理子は、聞いたことがある、そうな。
ああ、そういう時代がくるのか…
3 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 22:13
1さん、おいくつですか?
私、四捨五入30なんですけど、
そういう人結構周りにいます。
たとえば音楽業界でユーミンのワビサビの歌詞よりも、
今売れ線のストレートなわかりやすい歌詞がうけているように、
漫画界でも、確実に「受け入れられ易い」ものって変わってきてますよね。
萩尾先生のコミックを21の子に貸してあげて、
感動もなく返されてきた時には、内心ショックでした・・・
4 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 22:18
今の若い世代は深く考察する能力無し
いちいちセリフやモノローグを乱発しないと駄目
5 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 22:24
考察力、ないねーーー
単に与えられたものを素直に受け取るだけの作業しか
教えられてないんだろうな。
6 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 22:34
2ちゃんに来るまで、萩尾望都も
大島弓子も山岸涼子も吉田秋生も知らなかった。
当方19。
私(20代前半)は萩尾望都さん、竹宮恵子さん、山岸涼子さん、
くらもちふさこさん、岩館真理子さんのお名前は存じ上げておりますが、
絵が好みじゃないので読んだことはありません。
(あ、竹宮先生は読んだなあ・・・でも私には面白くなかった)
なので機会があったら読みたいとは思いますが。
若い世代が「知らない」と言う一つの理由には「好み」という問題があるのでは?
8 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 22:38
そりゃ、20代前半くらいだったら、萩尾望都知らなくてもおかしくな
いでしょう?世代が全然違うし。実際、私も読んだ事無い。
1さんは24年組以前の作家って読んだことありますか?もし、なかった
としても、それはおかしい事でもなんでもないでしょう。世代が違う
のですから。
9 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 23:11
同じように、今の若い世代が好んで読んでいる漫画も、
10年後の若い人には「何それ知らない」とか「好みじゃない」と
言われてショックを受けるんだろうよ。
10 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 23:14
22だけど好きな漫画は11人いる!です。
11 :
22才:2001/06/06(水) 23:17
>>7 私も萩尾望都さん全く知りませんでした。
リアルタイムで読んでないからしかたないですよね。
文庫版で「11人いる」と「スターレッド」と「半神」読みましたが、
これは読んでみて欲しいです。
くらもちふさこは中学くらいのとき別マで「海の天辺」読みました。
12 :
25歳:2001/06/06(水) 23:25
私も全然知らなかったけど、高校のとき誰かが「ポーの一族」くれて、
それではまり出した。 文庫が出始めたから、宇宙モノ以外は
大体買いあさったよ。 竹宮は昔本屋で見かけて「すっげー少女漫画
代表みたいな絵だな」と思って見てたんだけど、萩尾にはまった
ついでに読んでみた。 ちなみに山岸って人は知らない。
くらもち・岩館は、消防時代マーガレット買ってたから知ってる。
二人ともすき。
13 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 23:35
世代が違うって言っても、萩尾さんも山岸さんも、いま現在連載
持ってる身だけどなぁ。
そりゃ、全盛期は過ぎてるし(特に山岸さん)、絵柄もいまどきの
ちゃらちゃらした絵じゃないから目立たないんだろうけど・・・。
ちなみに当方23歳、萩尾さんも山岸さんも中学時代からはまって
ます。くらもち・岩館も嫌いではないが、やはり24年組あたりの
作家の方がすき。
14 :
22才:2001/06/06(水) 23:37
24年組ってなんですか?教えてください。
15 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 23:37
世代もあるけど、単に好みの問題もあるんじゃない?
今流行ってる漫画でも知らない漫画家いっぱいいるし。
ありなっちとかましーんとか、2ちゃんで知ったよ。
16 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 23:51
私も好みの問題が大きいと思う。
当方28歳で、個人的には24年組の作品は好きだけど、
誰にでも勧めたりはしないな。
絵柄についてはとりあえず置いて、ストーリーについては、
誰もが読んでわくわくする、とか、最後はめでたしめでたし、という方向よりは、
そうならない方向でストーリーを構成するという実験精神にあふれた作品が
多いと思う。
雑誌掲載当時でも、人気連載は別の人の作品ということが多かったよ。
普通の漫画に飽きた人が読むと面白いのかなぁ。
わたしは、少し前の作家なら、人気はいまいちだったけど
岡田あーみん先生の作品が好きだったし、
今の作家なら、やっぱり人気はいまいちだけど遠藤淑子先生とか
桑田乃梨子先生の作品が好きだけど、やっぱり誰にでも勧めたりはしないな。
17 :
16:2001/06/06(水) 23:59
もっともリアルタイムで読んでいたのは80年代前半の消防のころ、
「日出づる処の天子」と「綿の国星」くらいだから、70年代はどうだったのか
(発表当時から大人気だったのか)よく知らないな。
18 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 02:31
学校の部室にSFものの文庫を置いてみた。
反応が楽しみだ。
19 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 03:24
あのお〜当方34才のババーですけど。(笑
萩尾望都や「24年組」といったものを読み込む人は、当時からそれなりに
マンガおたくだったような気がしますけど・・・
岩館真理子やくらもちふさこは、マンガオタ以外でも人気でしたけどね・・・
私の周りですが。
20 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 04:01
>>14 昭和24年(1949年)前後生まれの少女漫画家。
というか、'70年代前半から頭角を現してきた、独自の作風を持つ
一群の漫画家たちが24年生まれ中心だったことから名付けられた。
考えてみたらみなさんもう50代なんですね・・・。
「教養としての〈まんが・アニメ〉」という本をこのあいだ読んだんだけど
(先月の新刊だからまだ普通の本屋さんにあると思う。講談社現代新書)
この本のテーマがまさに
>>1さん他の言うとおり、30代以上の世代が
常識として受け入れてきた漫画やアニメが20代以下に受け継がれていない
現状への危機感というものでした。
でもこの本を読む人は、たぶん上の世代が中心なんだろうな。
>>20 でもその手の本を読むと、今の漫画に対する価値観との
ずれを感じてしまうんですけどね。
22 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 04:25
本とか音楽とか、ほかのジャンルでも同じじゃない?
渋澤龍彦や三島由紀夫とか、リアルタイムじゃなくても読む人は読むし、
興味ない人は名前も知らないと思うし。
先のことをうれいても仕方ないのでは。
私は27だけど、この歳でも萩尾望都しらない人なんてたくさんいるよ。
大学生でも知ってる人は知ってるし。
でも24年組あたりはまだ名前残してるほうで、今のいわゆる人気漫画家の
なかで、10年後20年後に語り継がれる人っているのかなと疑問に思う。
24年組を始めとして、所謂古典的少女漫画と言われる作品は好きで、大抵読んだのですが、
「少女漫画の名作」と言われる「ポーの一族」の文庫版を読んだ後、正直言って、
「えっ、あんなに傑作と言われるほどか?」と正直思ってしまった…。
人間の儚い生の素晴らしさ、生と死を巡る不条理、永遠を生きることの切なさ等良いと
評価されるであろうポイントは分かるけど、それほど胸に響いてこなかった。
同じ萩尾先生の作品でも「トーマの心臓」は、良い作品だなと思ったけど。
どこが読み方として悪かったのかしら。
よっぽど山岸先生の「日出処〜」や木原先生の「大江山〜」の方が感動した。
当方28歳女です。
「ポー〜」を読んだのは、大学1年の時かな?大学で社会学科にいたので、
サブカルチャーとしての少女漫画代表作は読んでおこうと思ったのが読んだ動機です。
>>23 ポーの一族は読み方を間違えています。
あれはコントとして読むと最高です。
25 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 04:53
いわゆる名作を読んだけど面白くなかったとか作品の出来不出来とか
そういう話とは別に、「語り継がれていない」というのが
そもそもの問題じゃないの?
宮部みゆきの読者が森鴎外を読んでいなくてもかまわないんだけど、
森鴎外の存在すら知らないというのはどうかと思うわけで。
どんな(文章のでも映像でも)文学作品はそうなのよ…
なにを今更のように(笑)<コントとして読むと
なにせみんな登場人物酔っ払ってんだから。
27 :
金井:2001/06/07(木) 05:11
私は今高校生ですけど萩尾望都さん大好きですよ。
時代が違っても面白いものは面白いですよ、やっぱ。
28 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 05:20
「ポーの一族」はリアルタイムで読んだ人には
設定の新鮮さ・ロマンティックさっていうのも
魅力のひとつだったんじゃないかと思うんですけど。
私は80年代後半くらいに読みましたが
当時ですでに「吸血鬼の少年・少女…ありがちなネタ」
という感じで世界に入り込む前に萎えてしまいました…。
29 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 05:29
>>28 その「ありがち」の先駆けが24年組なのねん。
だから古典という地位がとられるのねん。
既にいろんなマンガ読んでからの人が読むと、
この地位ということを考えないと興味深く読めない面もあるのねん。
30 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 05:32
>>28 そうなんですよね。後年「ポーの一族」に影響を受けたマンガが
続出したから、さして新鮮さが無くなってしまった。
(愛田真由美の「マリオネット」とかモロ・・・)
んで、私も真面目に「ポー」を読んだのは 80年代後半だったんです。
好きな世界だけど、先の理由でそれほどのめり込まなかった。
がしかし!それから何度か読み返す度、新たな発見&作品の奥行きを
ひしひしと感じる次第だったんですわ・・。
やっぱり雰囲気だけを真似たミーハーな後続作品とは一線を画して
いるな〜という印象。
イギリス人の無学なおばあさんが、初めてシェークスピアを読んでみて、
「なんだ、名作っていうからどんなものかと思ったけれど、
使い古された言い回しだけで芝居を書いたんだねぇこの人は」。
もちろん、英語圏ではシェークスピア作品のセリフ一つ一つが
使い古されるほど引用されているというだけなのですが。
使い古されてるからシェークスピアを読む価値はないかといえば
そんなことはないし、元ネタがシェークスピアだと知らないで
そのセリフを云々するのはやはり間違っているのではないかと。
32 :
>31:2001/06/07(木) 07:31
シェークスピアについて知らない事は世間的に恥だけど、
萩尾望都を知らなくても、一般社会において別に後ろ指差されません。
その辺がマンガ文化の哀しい所でもありますが。
大衆性の側面から言えば、シェークスピアと萩尾望都は同列には並べられないですよね。
もちろん萩尾望都は「マンガ文化を語るにおいては」不可欠な存在です。
マンガを語る時に 元ネタが萩尾と知らないで語っていれば無知を避難される
べきでしょう。
そういう面でなら全面的に共感します。
33 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 08:48
23歳だけどここで初めて萩尾さんを知った。
34 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 09:02
ポーの一族は、インタビューウイズバンパイアを観た後に
読んじゃだめ。
35 :
30歳:2001/06/07(木) 10:03
「ポーの一族」は社会人になってから読んだけど、感動しました。泣きました。
「トーマの心臓」は最近読んで、良い作品だなとは思ったけど、あまり涙は出ませんでした。ハッピーエンド?のせいなのか。
これは思春期に読めたらよかったですね。
萩尾望都の作品はリアルタイムで読んだのはわずかで、ほとんど文庫などで読んだけど、かなり好きなものは多いです。
SF物も私は好きです。「銀の三角」なんかは本当に美しくて深いと思いましたよ。
SF物は逆にいつ読んでも感動する人はするし、しない人はしない、って感じでしょうか?
私は、もともと幅広く漫画を読むタイプではないので、あまり他の漫画の影響を受けなかったのかも。
定番の、同じ24年組の竹宮恵子の「風と木の詩」、「地球へ・・・」、山岸涼子の「日出処の天子」「アラベスク」、全てすごく感動したし、好きです。
結局、世代差というよりは、個人差なのかな・・・・・ 好みの問題?
>>32 同意です。
36 :
24歳:2001/06/07(木) 10:10
>>31ではないけれど、
>もちろん萩尾望都は「マンガ文化を語るにおいては」不可欠な存在です。
>マンガを語る時に 元ネタが萩尾と知らないで語っていれば無知を避難される
>べきでしょう。
>そういう面でなら全面的に共感します。
あたりまえでしょう。ここは少女漫画板なんだし。
その前のレスを受けてるし、そういう流れだと思う。
漫画の薀蓄を語るときには知っておかないと、ってことだとおもう。
普通に漫画を楽しむ場合には構わないと思いますけど。
私も知る知らないは個人差だし、知らなくてもいいじゃない、と思うけどね。
感性も人それぞれだし、傑作といわれるものでも分からなかったりはするよ。
たとえばマーガレットに掲載されてる漫画なんてからっきし知らない。
11人いる!は本屋の立ち読みではまりました。
ブラックジャックもその本屋で殆ど全巻立ち読み(藁
37 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 11:21
>>23 私は27歳女で、20歳過ぎてから「ポー」を読んだのですが、
「ポー」は文庫やコミックで読んじゃまずいと思う。
小学館の全3巻のハードカバーで読むと、作品がほぼ発表順に並んでて、
「こんなに順不同で描いたにも関わらず、ちゃんと辻褄が合ってオチてる」
という、その抜群の構成力の見事さ、に感動するのよ。
あの順番で描いたからこそ、ラストシーンが「あっ、そういう意味だったのか!」
とエドガーの気持ちが胸に迫って切なく、泣けるのよ。
どちらかというと「作品が感動的だから感動する」という作品というより、
意外なオチのあるミステリー読んでるような感覚に近い作品だと思います。
38 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 11:41
>>37 >「ポー」は文庫やコミックで読んじゃまずいと思う。
激しく同意!!
文庫とかでは順番がぐちゃぐちゃだと知って、
私はたまたまハードカバーで読めた幸運ものだっておもったよ。
ミステリっていうのはなんとなく分かりますね。
家系図の出てくる回あたりどうなるんだろ、とぞくぞくしましたもん。
22歳ですが読んだこと無いです。
高校生の時ドラマでイグアナの娘が放送されてたので
知ってる作品はそれくらいだな。
40 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 16:20
20代前半が読んだことないのはあたりまえかもしれないですね。
でも、ぜひ、読んでいただきたい。
マンガを文学に近づけた方ですよ、この方は。
ただ、今の若い世代が文学離れしてるらしい(世論では)ので、
この方の難解な作品は肌に合わないのかも。
(銀の三角/トーマの心臓/スターレッドも最初わかんなかったなあ)
11人いる! くらいから読むととっつきやすいのかな?
なんか「戦争を知らない子どもたち」を知らない子どもたち、
ってフレーズを思い出すな、このスレタイトル。
>>36 >あたりまえでしょう。ここは少女漫画板なんだし。
>その前のレスを受けてるし、そういう流れだと思う。
あの〜、その前にスレ設立者1サンが例に挙げてる人
>会社のバイトの女の子(24)と少女漫画の話をしていた。
ていうのは徴妙だと私も思ったので一言。
この女の子を一般ピープルと捉えるかマンガ通と捉えるかで、
レスの仕方も変わって来るんだよね。
だからここの流れも、それに基づいて2種類有るし、ややこしい。
私も最初、1の挙げてる女の子にはパンピー的な印象を抱いたもの。
パンピーなら知らなくても無理ないジャンて。
その辺の区別をはっきりしたかったんでないの?
>>32のレスは。
43 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 20:12
例えば「私少女まんが大好きなんですよー」系のコが
やはり萩尾さんの名前すら知らない・・・・と言うのは変に思う。
私の世代(24)に人気のある作家さんが「影響を受けた・好きな漫画家」に
必ず入っているので名前くらいは知っていて当然だろう。
逆に漫画にあまり興味なければ、知らなくても当然ですよね。
>>25 ごめんなさいね(汗)スレとズレたカキコしてしまって。
41さんが「戦争を知らない子供たち」を比喩に使うぐらい、「ポー〜」はあまりに名作評価が
当然視されていて、それを前提としてのスレだったため、日頃自分が感じている
違和感についてカキコしたくなってしまいました。だからsageにしたのだけれども。
すみません。
>>29-32
もちろん「文学性を漫画に取りこんだ少女漫画の源流」としての認識の下に読んだのだけど
(それでなくてはわざわざリアルタイム読者ではないのに、24年組作品を読もうとしなかった)、
23にも書いた様に解釈的に読んでその価値を確認できるということと、作品自体の持つ力、
迫ってくるような感動を与えるパワーというのかしら、を感じるということは別だと思う。
実際私は後者については感じられなかったということが言いたかったのです。
でもこれも
>>37さんが書いているように文庫で読んだのが悪かったのか、単に私個人の感受性
の問題か、なのでしょうね。やはり皆さん一様に作品の力も含めて評価されているようなので。
長レス失礼しました。
45 :
花と名無しさん:2001/06/11(月) 13:01
私は21の投稿者ですが・・
萩尾先生大好きです。ストロベリー・フィールド迄持ってる位好き。
単行本もビアンカからもってます。(つまり全部?)
まあ、同世代の子が知らないのはしょうがないと思いますけど
漫画家志望の子が知らないのはちょっと・・・と思う。
萩尾望都を読まないなんて、漫画家志望として勉強不足以外の何者でもない。
そういう新人ばっかり増えるから日本の漫画界がヲタクに侵食されちゃうのよ!
46 :
花と名無しさん:2001/06/11(月) 13:04
↑21才という意味です。
21の人のスレじゃありません(汗)
47 :
花と名無しさん:2001/06/11(月) 13:05
23歳。家族に漫画家がいたので、本棚には漫画がぎっしり
だったこともあって小学生のころから
萩尾さん読んでいました。さすがに小学生では「??」
でしたが歳をとる毎に面白くなります。
でも同世代で知ってる子はあんまりいないなあ…。寂しい。
48 :
23歳ですが:2001/06/11(月) 13:11
萩尾作品は消防の頃に読みました。
病院の待合室に置いてあってステキな雰囲気だな〜と
読みふけってました>「ポーの一族」
でも、特別に漫画好きな人でないかぎり最近の漫画家も知らないって
人はたくさんいますよね。
私の場合は70年代作品が好きなので、最近の漫画家は全然知りません。
49 :
21歳です:2001/06/11(月) 13:20
私も70年代のが好きで最近のは知らない。
一番よく漫画を読むであろう小中学生の頃出ていた作品は
ちっともおもしろいと思わず、ほとんど読まなかった。
なので同世代の「懐かしい漫画」の話題には加われない。
高校生の時に70年代漫画に出会って、漫画ってすごい!と
自分の中でものすごい認識の変化が起こりました。
萩尾さんのはほんとにすごいと思う。一日脳みそを借りてみたい。
50 :
花と名無しさん:2001/06/11(月) 13:26
>>47 そーゆー時は友達に薦めるのさ。
文学を読んでる系統の子は結構はまると思う。
かくいう私も、小説と青年誌向けの漫画は読むけど少女漫画は馬鹿にしてた口だった。
ろくなモノねーよ、と思って。実際、目につく漫画はろくなモノ無かったし。
それが、友人に薦められて、24年組辺り(山岸涼子さん・大島弓子さん・萩尾望都
さん・竹宮恵子さん等)の漫画を読むことがあって。
読んだらもうメチャクチャはまっちゃって、今やこういう年代の少女漫画
の虜ですから。
最近は佐藤史生さんを読んでます。
ちなみに23歳ですが。
22歳ですが、くらもちさんはコーラスに連載されてた天コケ
を本屋でお勧めって書いてあったのを見てコミック買って読
んでそれで初めて知ってファンになりました。
52 :
22才:2001/06/11(月) 15:33
>>45 古典をまったく読まなくても小説が書けるように
マンガを一冊も持ってなくても人気漫画家にはなれるらしいです。
それに萩尾望都は面白いけど、もはや必須ではないでしょう。
今どき萩尾望都とかいってる方がヲタクくさいのでは?
ちなみに私はイラスト詩集「少年よ」をゼミ合宿の宴会で朗読するくらい
萩尾好きなヲタクです。
53 :
花と名無しさん:2001/06/11(月) 21:51
絵柄が古くさくなるのはしょうがない。中身がよければよし。
54 :
45:2001/06/11(月) 23:42
>52
たしかに私は萩尾望都に関してはオタクです。認めます。
でも、少女漫画家目指しててその少女漫画の黄金期を知らないで
最近の目がデカイだけの漫画史に絶対残らないような少女漫画
しか読まない、描かないって人が(周りにも)多すぎて
正直悲しいっす。
55 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 01:06
私も萩尾望都世代。確かに今の若い人たちが
あの名作を読まない(知らない)っていうのは
もったいないとは思うけど、自分自身
「水野英子の『ファイヤー』は傑作よ!」と
いくら薦められてもちょっと読めないなあと
感じるので仕方ないことかも…
56 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 01:10
>>52 萩尾ファンてくらいで卑下して自分からヲタクとかいわなくても…。
ヲタといえば今はアレですよ。じゃんぷ読んでヤヲイ同人とかさ。(w
もっともゼミ合宿で朗読とかいうのは少し重症かもしれませんが。(ww
あと古典の小説や漫画を読んでない作家は、有名な既出ネタを
それとは知らずかいてしまう危険とかあるので読んどいた方がいいです。
57 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 01:37
>>56 読んで損はないし役には立つけど必須ではないと思うということです。
それにヲタの世界は深いですし、同人を描くという行為は
立派な表現行為であってヲタと言い切れない部分もあるのでは。
それにその括り方ってなんかもろにメディアに影響された括り方っぽい。
第一、ヤヲイの世界観を広めた人の1人が萩尾望都じゃあ・・・
58 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 02:09
ん?
同人誌とかで男同士が意味もなくセクースして
「ヤマなし、オチなし、イミなしだよん」とかって
萩尾が最初にやりだしたのか? 知らんかった。。。
59 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 02:20
>>57-58
萩尾や竹宮の持つ世界の、あくまで表装だけを真似して出て来たのが ヤヲイ作家。
表ッつらだけ真似してるので、ヤマなし、オチなし、イミなしなんだな、あれは。
61 :
ダンス:2001/06/12(火) 04:09
20代前半の男だけど、24年組の中では一番抵抗なく読める。
個人的には「トーマの心臓」が好きかな。
ところで、「おモー様」という愛称はいつからなの?
んで、誰が言いはじめたの。教えて。
「この娘売ります!」とかをやってたころ、すでにモー様と呼ばれていたような。
雑誌がつけた公式ニックネームだったかなあ。
63 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 04:23
>>61 モー様ていう呼称は知ってるけど「おモー様」は知らない...
64 :
ダンス:2001/06/12(火) 04:27
ああ、勘違いかも。>おモー様
そうですか、雑誌がつけたんですか。勉強になりました。
萩尾望都を初めて知ったのは江口寿史の「すすめ!パイレーツ」にて。
「マッチ一本火事のもと ポーの一族萩尾望都」
当時消防の私(♀)はジャンプとか少年漫画しか読んでなかった。
18過ぎてようやく萩尾望都読み出してわかった。
でもこのギャグはずっと覚えてた。今でもクスっと笑える。
66 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 09:12
おモー様とかおリョーさま(山岸さんね)とか、そういう変な愛称つけるよね。
めぐタン(水沢めぐみ)とかしぃちゃま(たかなししずえだっけ?)とかさ。
○○クンってのもあるよね。あれ、誰がつけるんだろ?
しかし、萩尾さんくらいメジャーどころを好きなくらいで「ヲタク」ってのも
自意識過剰なんじゃ?ガロ系作家が好き!とかなら、ちょっとヲタク系と思われ
てもしかたないけどさ。
ちなみに私は萩尾世代ではないし、ましてや水野英子世代でもないけど、「ファイヤー!」
も「白いトロイカ」も名作だと思いますよ。いつの時代に描かれようが、名作は名作。
古いとか新しいとか、そういうので読むものを限定するなんて、すごくもったいないと
思う。自分で視野を狭くすることないのにね。
竹宮恵子は、おケイさまと呼ばれたかったらしいが
誰も呼んであげなかったな。
木原敏江のドジさまというのはなんかあんまりだと思った。
68 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 10:08
木原敏江さんは自分からDOJIって名乗ってたからじゃ
なかったっけ?
69 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 10:53
岡野玲子は手塚真と結婚するまで、なんと手塚治虫の漫画を全然
読んだことがなかったそうだ。
父親に紹介される直前に、一夜漬けで「ブッダ」と「火の鳥」を読んだとか。
>>69 そう、どんな事情で必要になるかわからないから
有名どころの作品はきちんと押さえておこうね。
…ってちがうだろ!
それで手塚治虫漫画賞もらっちゃったのか、岡野玲子?(藁
71 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 13:27
吉本ばなながそれと知らずに川端康成の作品のネタとかぶった小説書いた
事があって、本人は「知らずに書いた。オリジナル」とか言ってたけど、
プロなら川端の作品くらい読んどけとか言われてた事があった。
有名な作品を知ってて損な事はないはずだ…多分。
岡野玲子は「陰陽師」が「日出処天子」と登場人物の関係がよく似てるとか
言われてるけど、読んだ事あるんだろうか無いんだろうか。
72 :
花と名無しさん:2001/06/12(火) 19:00
>>66 ガロ系作家も好きだけど、それでヲタク系っていわれるのは心外だ。
なんか話がどんどんずれていっておもしろいな。
萩尾スレが他にあるんでここでくわしく作品の話しても
しょうがないでしょ
75 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 03:12
絵で入れないと、勧める人が貸してくれるなりしないと読まないね。
私は20歳だけど、24年組だと 竹宮>萩尾>>大島≧山岸 の順で
古さが鼻に付いて手が伸びなかった。
たまたまSF好きだったから苦手も潰せたけど、これより古いのはとっかかりもない…
76 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 03:19
ガロはオタクというよりもマニア系。
もしくはマニア気取り系。
>>76 確かに(笑
なんつーか、漫画読むことそのものに固執して読む漫画。
78 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 03:31
ババアの信者は熱いね
79 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 03:33
オバサンは時代からズレてるから。
80 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 03:38
オバサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
クっくそー、悪うござんしたね・・・。
こんな時間に、薄っぺらな煽りに負けながら2ちゃん見てるようじゃ
いけないと思うわ。
82 :
よろしく哀愁:2001/06/17(日) 04:36
萩尾望都もマンガオタクとマンガマニアにしか
語られなくなる時代がきたのね・・・
83 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 09:09
でもこの板のほとんどのスレ、マンガ読まない人にはなんのことだか
わからないでしょう。
どのスレの住人も、よそから見ればマンガオタクなのでは
84 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 09:57
でも、昔は萩尾望都とか竹宮恵子は「基本」(ヘンな例え)だった
んだよね。クラシックやる人がベートーベン知らない訳ないように、
とか、ビートルズ知らない訳ないとか、んなカンジかな?
でもまぁ、手塚治読んだ事ない人もいるからねぇ。
・・・名前知らない人はいるかな?
85 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 10:07
クラシックは教育システムがしっかりしてるからベートーベンは知ってるだろうけど、
今バンドやってる人の中でビートルズ聴いたことない人は多いんじゃないかなあ。
ポップカルチャーは世代交代していくのがある程度宿命かもしれない。
86 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 10:10
ビートルズはそれと知らなくてもCM・テレビやラジオで
流れまくりだから 聴いたことはあるでしょうな。
本人に自覚なくても。
87 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 12:54
毎年毎年数多い漫画が描かれてて、それが積み重なっていく。
後から読もうと思ったら、やっぱり取捨選択しないとね…読み切れないよね。
そういう意味で、古いまんがが読まれなくなっていくのは自然な流れだと思う。
まんが家の中にも、ヲタクといってよいくらい漫画を読む人と
実はあんまり読まないんですよね〜な人がいるし、
それは読め、と強制するべきものじゃないでしょう。
ヲタクの描くまんがが必ずしも面白いわけじゃないし。
88 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 13:07
私は少女時代を全てモト様にささげた信者だすが、
最近はやはり古いなーと感じるですだ。
モト様が、時代や国境を超えた普遍的なものを目指されてることは
よ〜〜〜くわかってはいるのですが、なんか重く感じることもアルし。
モト様は御自身もたいへんなマンガ好きで頭の良い方だから、
そのへんは充分理解してると思われます。
BS夜話の岡野玲子へのミーハーファンぶりはとても愛らしくて好感でした。
若い人たちに忘れられるのは、時代の流れとして当然のことでしょう・・・
ただ、私はモト様を知ってることが、とても幸せなことだったと感謝しています。
たぶん、一生崇拝しているでしょう。最近のは面白くないけど(失言
89 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 16:24
普通の人に漫画を読んでるとかいうと相手の態度が硬くなることあります。
でも手塚治虫とか萩尾望都とかいえばたいてい雰囲気がやわらぎますね。
「あ、そんなオタクとかじゃなくて一般的な有名作を読んでるだけなんだ」
って感じで。(人にもよるでしょうが)
これが今の同人臭強いというかいかにも風の鼻夢コミックスの表紙とか
みせちゃった日にはもうだーっと引かれて大変。
その後、何かというと「○○ちゃん、コスプレとかはしないの?」とかいわれ
からかわれ続けたことがある。(実話)
手塚、萩尾、サザエさん(笑)は人にいいやすくて重宝してます。
20代前半のことかも萩尾の名は知らない子は知らないけど
「吸血鬼の話とか描いた人ですよね」とかいって知ったかぶる子も
いることはいるので一般教養強い人は知ってるみたいなイメージなのかな
と思っています。ちなみに自分は26歳(汗)です。
90 :
花と名無しさん:2001/06/17(日) 17:52
文章は古くならないけど
絵柄(視覚的センス)はどうしても古くなるから大変だな、漫画文化は
いや文章も古くなるよ。漫画よりはペース遅いけど。
直木三十五の小説なんて、今ほとんど読まれていないよね。
権威ある賞に名前を残すぐらい、大衆文学を代表する作家だったけど。
92 :
花と名無しさん:2001/06/18(月) 01:54
まぁでも、吉本ばなな読むんだったら大島弓子読んどけよ、とは思うなー。
なんとなく。
93 :
花と名無しさん:2001/06/18(月) 02:02
>>92 同意。まったく別口で両方読んだけど、
先入観なく大島弓子の方がオリジナルの風格があると思ったもん。
両方踏まえた上でどちらを選択するかは好き好きだけど。
94 :
花と名無しさん:2001/06/18(月) 02:16
萩尾作品では、[とっても幸せモトちゃん]が1番好きで、子供達には寝る時に童話と一緒に読み聞かせた。
でもオタクには、ならなかったなぁ〜
95 :
花と名無しさん:2001/06/18(月) 02:43
当方21歳です。萩尾、山岸、大島の中では、一番最初に読んだのは
大島弓子の「つるばらつるばら」と「ダイエット」でした。
当時小学生だった自分には難解だったけど、すごい衝撃的で、
今でも忘れられない作品です。
山岸涼子作品は結構読んでます。中学ぐらいのときに「日出〜」、
高校のときに「アラベスク」を読みました。あとは短編集を色々。
「日出〜」は、高校のときに文庫版が出てすごく流行りました。
山岸涼子は今読んでも凄いと思えるし、絵も気にならないです。
作品にあった絵だと思います。
萩尾作品は最初に読んだのは「フラワーフェスティバル」とか
「完全犯罪」とかで、あまり良いとは思ってませんでした。
他の古典的名著ってやつも読んでみたんですが、当時はイマイチと
思っていました。
でも最近になって読み直すと「11人いる!」とかすごい
面白いと思うようになりました。「ポーの一族」は文庫版で読んじゃったんで、
すごく後悔しています。
96 :
花と名無しさん:2001/06/18(月) 06:11
たとえば音楽はさ、ビートルズ世代がメディアを作るようになれば、
CMやらなにやらで使うこともあるでしょう。
そうすると、自然に耳に入るものね。それはクラシックも同じ。
マンガは、いくら目の前に置かれても、自分でページめくらなければ頭に入らない。
そういうとこ、ジャンルによる違いがあるんじゃないかなあ。
音楽ならカバーもありだし。で、それがまた流行ったりするし。
私(27です)は24年組はほとんど読んでるけど、手塚治虫は読んだことない…
いや、うちにもらったのが何冊かあるんだけど、ちょろっとしか手をつけてない。
ごめんよくれた人。
97 :
花と名無しさん:2001/06/18(月) 06:19
>>96 漫画のリメイクってできないかなあ。下手にビジュアル引っ張らないで
まったく別のイメージにして、それでいて原作の面白さを損なわないような。
「デビルマン」に対する「AMON」みたいに。(読んでないけど)
少女マンガは一般的に設定が密じゃないから、
リメイクしても似て非なるパクリに収まりそう(´∀`;)
99 :
花と名無しさん:2001/06/18(月) 09:19
大昔のアニメのヤツなら、別の人が描いたりした事があるけどね。
ロボット合体アニメとかなら、アニメと同時進行で若い人が描いて、あとで
大御所(キャラクターデザインした本人)が別で描く、とか、
でもリメイクではないからねぇ。
リメイク、面白い試みだとは思うけど萩尾先生とかのは出す側(出版社)とかが
びびってOK出さなそう。いざ雑誌に載ってからも、ブーイングのが多く
なりそうだし、描く人も勇気いるよね。
100 :
花と名無しさん:2001/06/18(月) 13:18
私は初期のコメディが一番好きですー!
「花嫁を拾った男」「精霊狩り」「キャベツ畑の遺産相続人」
あのころのほうが目がちっちゃくて、今でも通用する画風だと思う。
「ポーの一族」の途中から、エドガーの目がドングリ目になって、
ギャー!ヤメテクレー!と思った覚えが。
>>88 萩尾さん50歳過ぎてもあんなにミーハーに熱く「萌え」で漫画語れるなんて、
漫画オタの鏡だと思いました。
さすが萌え漫画の元祖と言われる「ポーの一族」描いた人なだけはある。
ポーの一族とかトーマの心臓とかいろいろ小難しい分析されてますが
けっこう当時は単なる萌えマンガだったんですね。
萩尾望都さんって「イグアナの娘」描いた人?
名前なら知ってるけど漫画は読んだことがないな(売ってないし)
>>102 ファンの女の子が「エドガー派」と「アラン派」に別れて争ったとか。
だれか当時を知る人詳細キボン。
単なる萌えマンガ…というより、萌えマンガが一つも存在しない時代に
「キャラ萌え」できるマンガ描いたつうのがある意味えらい。
>>103 売ってるよ…(;´д`)
目につかないだけか。
>>103 なんか文庫でいろいろ出てましたよ。
笑学館文庫(?)だと思います。
>>104 そか、24年組の前はキャラ萌えマンガ自体なかったんですね。
106 :
花と名無しさん:2001/06/19(火) 03:07
リメイクじゃないけど、私は萩尾モト原作の某舞台を見て
彼女の漫画を読むようになったよ。結局はまらなかったけど…
古いマンガって、なにかのきっかけがないと読むようにはならないよね。
最近は文庫とかあるけど、ちょっと前には書店に並んでなかったでしょう?
107 :
花と名無しさん:2001/06/19(火) 03:51
当方27歳女。中学位の時たまたま「マージナル」のラジオドラマを
聴いて、なんかほもほもしい(笑)世界は怖かったけど、なかなか
良かったので、コミクス読んで見たらば、かなり衝撃的にすごいと
思いました。子供だった私が初めて出会った1ステージ上の漫画だと
感じました。で、確か「銀の三角」を次に読んだけど、バカな厨房には
理解不能でした。(笑)そのまんまになってたけど、最近ヒマを持て余
して昔の漫画あさりをしていて、萩尾望都と山岸凉子には見事にはま
りましたね。有名どころは文庫が結構品揃え豊富なので、その気にな
りさえすればとっつきやすいと…(あ、若い人をその気にさせるのが
たいへんなのかっ)
でも、今の目で見ると萩尾望都っておたく要素ギッチョリです(ヲイ
萩尾望都は、萌えだけじゃなく、SFの視点もヲタクに近いねぇ、、
ちょっとした文学ヲタクでもあり。
ハイブロウヲタク。
先駆者としてのエッジは利いてるけども。
109 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 02:07
萩尾先生ってキャラ萌えのさきがけなのか。
そうとは知らずに「トーマは自己の喪失と救済の物語であり・・・」
とかって論じちゃったよ。友達に(藁)
でもキャラ萌えだとしても、かなり高尚なキャラ萌えですよね。
それこそ今の白癬系ヲタク漫画とは格違い。
25年組みたいな漫画描ける少女漫画家、出てこないかな〜。
処天とかポーみたいなのが、また読みたい。
110 :
23歳:2001/06/20(水) 02:53
「綿の国星」「ポーの一族」(1巻)「トーマの心臓」「風と木の詩」
「日出処天」「ベルばら」は家にあった。(すべて母のもの)
「綿の国星」「ポー」「ベルばら」は普通に本棚においてあったので
小さい頃読んだ。「ポーの一族」は図書館で読んだ。10歳ごろかな。
「処天」は六年生のとき日本史の授業の話をしたら、母が「聖徳太子の話だよ」
と勧めてくれた。(隠してあった模様)
(その結果「普通の少女漫画なんて ケッ」て感じに育ち、リアル厨房時は
少年漫画にはまりましたわ。)
いまでも、(それらのなかでも)萩尾望都は別格ってかんじです。
あ あと「つる姫じゃ〜」もあったっけ。
111 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 03:41
>>110 アナタみたいな若い子がいるだけで、モト様信者のオバさんの私は感涙!
良いお母様を持ったわね!(涙・涙)
112 :
27歳ッス:2001/06/20(水) 10:14
>>110 私は処天は10歳の時読んだのですが、小学6年生の娘にあの作品薦める
お母さんナイスですね。
思えば今の私が801好きなのはこの作品がきっかけだった、、、
113 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 10:44
あ〜、うちにも萩尾作品(母コレクション)いっぱいあるよ。
そういう人けっこう多いんじゃないかな。
うちには、なんかでっかい複製原画集みたいなのとか(ちなみに竹宮恵子のもある)、
「百億の〜」のあしゅらの直筆イラストみたいなんが
額に入って保存してあったりする。
この複製原画集、今ならもしかしてけっこうレアなのかな?
超昔の「ぱふ」の萩尾特集なんかも保存してあるのを
発見した時はこいつは筋金入りだなぁと思いましたさ。
そんで、この親にしてこの子ありだよ、としみじみ思いましたさ。
長文おわり。
114 :
うちの:2001/06/20(水) 11:19
母親(50)は漫画に疎い人で、「ハギオモト?…誰それ」って
感じだった。だから私が買った望都作品を読んでいた。
当然、竹宮惠子も山岸涼子も知らない。でも近頃は今の年齢になって今更
少年愛耽美少女漫画は読めないと思ったらしく、「続き貸して」とは
言わなくなった。そして私も卒業した。
…私が娘を産んでも、望都、竹宮あたりは見せないと思う。
115 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 19:54
私の母は私を産む前に、結構少女漫画読んでたらしい。
初産の姉の子育てで心労溜まってた頃の現実逃避だったそうだけど。
それら全て処分された本の存在を知らず、自腹で大島弓子を買い漁っていた娘。。
うちの母は落ち着いた今読んで初めて、24年組を評価してる。遅い(笑
思えば、母と変わらない歳の作家さんたちなんだなあ。
116 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 20:35
24年組を信仰している母の世代は、あまり現代の面白い漫画を理解できない。
西原理恵子や根本敬の凄さを説明しても読もうとしない。
かわかみじゅんこもあまりよくわからないとな…。
雁須磨子のルパンの同人誌がどんなにアバンギャルドか言ってもわからない。
もったいない…。私は24年組より新しい漫画の方が面白いと思うし、
レベル高いと思う。
>>116 それはそれこそ時代の差でしょう。
リアルタイム24年信仰者なんてったらとうにお腹いっぱいだろうし。
評論的に漫画読む人ならともかく、そんな人種はほとんどいないし。
24年組の一部の名作は普遍性も高く備えてるから何だかんだ残ってるけど、
80年代以降の作品は作品外の時代性を踏まえてないと読めないものが多いから、
同時代人しか理解できない傾向にある。
(同じ時間を生きてても、世代が違えば受け取る情報や感受性が違うから分からん。)
それはそれでもったいないけど、また別の話だ。
面白いってのは個人の評価でいいけど、レベルの高さうんぬんは客観的に
説明しないと。
こういう例を出すのは権威主義みたいだけど、24年組の作品を読んだ脚本家や
舞台作家、小説家などはたくさんいたけど、今の売れ筋を読むことはない。
時代背景や、サブカル全体での表現方法を比較していくと、24年組から35年組
までの少女漫画がどういう意義を持ってるのか分かる。
119 :
116:2001/06/20(水) 21:35
>>116 『母の世代は…』ではななく『母は』と書きたかったのですが
書き間違えました。すみません…。
117
>>116 集中sage砲火みたいになったな。スマソ(´∀`;)
121 :
116:2001/06/20(水) 22:20
安易に生意気な書き方をしたようですいませんでした。
>>117 同時代しか理解できない傾向
成る程、と妙に納得です。今まで、なぜ母(40)は
松本大洋とか理解できないんだろうと思ってたのですが…
魚眼レンズのような画面構成、サブリミナル効果のようなコマ割り、
なぜ…?!と思っていたけど、やはり時代特有のファッション感覚でしょうか。
(てゆうか、松本大洋、少女漫画じゃありませんね…)
反省の旅に逝ってきます…
モトって読むんですね・・・今まで、ずっと何て読むんだろうと思ってた(w
萩尾フリークのうちの母親(47)は、
西原理恵子フリークでもあるですよ>116さん
なんだかんだ言って、娘が萩尾作品読んでるの
嬉しいみたい。>うちの母
そんな娘(わたくし)のNo.1は「銀の三角」です。
ちなみに西原作品のマイベストは「ちくろようちえん」。
さげとこ
124 :
花と名無しさん:2001/06/21(木) 18:15
>118
35年組って誰ですか??
125 :
花と名無しさん:2001/06/22(金) 10:37
吉田秋生とかでは?>124
80年前後にデビューした人って昭和35年生まれが多いと思う。
126 :
花と名無しさん:2001/06/22(金) 11:27
西原や、あまつさえ根本敬は「母」とかよりも個人の好みが激しいと思う
127 :
神様の愛い奴?:2001/06/22(金) 13:33
私にとって根本敬は映画雑誌とかに載ってる文章は面白いけど漫画は…な人です。
35年組は、昭和35年頃に生まれ、70年代の後半から80年代にかけて、
少女漫画界に新しい作風を広げた人達。
その特徴はいろいろあるけど、一つには欧米社会の描写が、それまでの諸作品
とは違うことが挙げられるかな?
吉田秋生のカリフォルニア物語、成田美名子のエイリアン通りなど、
耽美趣味やバロックを延長したかのような描写が、アメリカのPOPに
変遷した感じ。
129 :
花と名無しさん:2001/06/22(金) 15:16
あのう、萩尾望都さん等古典漫画のファンの方は、若い世代の漫画家
にも、同じような(あなた方が良いと思える作品)を描かせたいのですか?
でも、時代は流れてますし、今のままでも今の子供達が楽しいなら、
(わくわく・ドキドキ出来れば)私はそれで良いと思います。
よくオジサンとかが、若い人の遣う言葉はだらしがない等と言いますが、
言葉は生き物だから変わって当然だという意見もあります。
私は漫画だって生き物なのではないかと思いますので、変わってゆくのも
しかたがないと考えています。
ちなみに私は26歳で、ぼく地球・グリーンウッド世代です。
今の花ゆめは読めませんが、私も歳を取ったのだし
これも自然な流れかなと思っています。
反論とかあるかもしれませんが、こういう考え方をする人もいるのだと
あたまのはじっこに入れて頂けたらと思い書き込みました。
長文、失礼しました。
130 :
花と名無しさん:2001/06/22(金) 15:58
>>129 私も27歳で、ぼく地球・グリーンウッド世代だけど(ついでに今の花ゆめも
読まないけど)24年組の漫画もよく読むよ。
今の漫画家には、同じような作品を描かせたい、というより、どっかで読んだ
ような作品ばかり描いてないでもっと新しい表現をしてくれという感じ。
パイアニアになって欲しいというか。
もう少女漫画はジャンル自体が終息に向かい始めたとは思いたくないのよ。
あとこのスレは「昔みたいな漫画が読みたい」という主旨のスレというより、
「◯◯の作品で引用されている元ネタになった昔の漫画くらい読め」という
啓蒙スレだと思うけどどうかね。
131 :
129:2001/06/22(金) 16:19
>>130 私も、啓蒙の意味なら読んだ方が良いかと思います。
実際骨太の良い作品ばかりです。
ただ、このスレの最初の方はどう読んでも
「萩尾望都の良さが解るアタシ達は頭が良い。読まない最近の子はバカ。」
としか受け取れないのですが・・・?
その意見へのレスが129の書き込みのつもりでした。
「パイオニアになって欲しい」とのご意見も解りますが、純粋な意味だと
難しいのでは?
漫画のエピソードや設定なんかは結構出尽くしていると思うので。
その上で感性とか、表現手法なんかでアレンジしている良い作品は
今でも沢山あると思いますよ。(今は思いつきませんが・・)
最近多くなった漫画の傾向に、安易な自己肯定というものがある。
自己肯定という言い方で合わなければ、欲望の肯定とでも言おうか。
戦後長らくの経済成長も終え、日本人全体の向上心、アイデンティティが
喪失しかけた頃から、この傾向は強まった。具体的に言うとバブルの
弾けた頃からだが。
それまでの学歴尊重、金銭尊重、一流企業や官僚などに対する幻想が確実に
崩壊し、価値観の多様化と呼ばれる、実際はただの混乱が起こった。
ここでの自我は個人の欲望をそのまま認め、個人の価値観を肯定する方向へ
向かった。青少年の道徳心の欠如などがマスコミに宣伝されるようになったのも
同じ時期で、漫画の内容にもその傾向が現れ始めた。
つまるところ、現在のイケイケ系(死語だよな……)の漫画は、ある程度年齢の
いった、分別ある大人には受け入れにくくなったのだろう。
>>132の文章、コピペに使えそうだなあ…
>>133 イケイケ系?の漫画は、ネタとしては楽しめるよ。マスィンたんとか。
昔の漫画でも過激な描写はあったけど、同じにバカっぽさってのがあったんだよなあ。
あからさまに悪役で、自己中心的な美学を語ったり。
けれど最近の作品は、作者が勝手に自己陶酔してるから。
自分の価値観や表現を厳しく律する自我の強さと教養を持った漫画家は、
最近少ないのでは?
>>134 こういう文章、ニュース議論とかの社会系板にはいろいろあるよ。
昔はアニメ板もこういう硬い話題が多かった。
作家には、漫画に限らず古典読んでほしい……
人間が有史以来同じ悩みを抱えてることだけでも知れば、
自己陶酔の馬鹿馬鹿しさに気付くはず。
現代特有の悩みを語るにも、付け焼き刃の強引な自己肯定の印象はなくなると思う。
漫画や作家に限らず、人類の遺産をねえ、大事にしたいよねえ……
私は23歳ですが、萩尾望都はデビュー作から最新作まで単行本見収録の作品も
全て読んだことありますよ。(家にあったので)
小学校6年生頃から24年組はハマッて、でも中学3年生くらいで卒業。
他にもいい漫画いっぱいあったんだなって気がつきました。
萩尾望都の特長は、(天才と言っても良い程の)流れるような映画的コンテ。
重厚に重ねられた巧みな伏線のストーリー構成。御耽美少年愛。
時代背景もよく調べられていて、出てくる小道具も細密に描かれていたのも
当時の漫画界では画期的だったんでしょうね。
けれど新しい時代の少女漫画にも良い作品が沢山あると思います。
こなみ詔子「コインロッカーのねじ」
鈴木志保「船を建てる」
よしながふみ
その他諸々…
同人あがり特有の白い画面が作り出す絶妙な間。
極限にまで抑えられた乾いた台詞。大胆に省かれたストーリー。
けれど感覚的なその作風から読後に感じるられるのは
以外にも虚無や希薄さではなくて、心の奥の方から静かに湧き出るような優しさ。
明日へ繋がる勇気。
これらは
>>132の方がおっしゃるような
『アイディンティティーの喪失』『青少年の道徳の欠如』とは全く正反対の作品
だと思います。新しい叙情表現とゆう意味ではパイオニアだと思います。
もしも「24年組に比べて今時の漫画は…」と思っている方がいたらぜひ読んで
見て下さい。(ちと小難しいので要注意。24年組の方が娯楽性があります)
少女漫画も進化してるんだなと思います。
138 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 03:59
>>137がいいこと書いているのでage。私は24年組読みの世代なんだけど、勉強になります。
139 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 05:19
私はもの書き(描き)のプロになろー、等と思っている人種
ではないので、昔の漫画はただ面白いので読むだけです。
こんな面白いの読まなきゃ損って思うんだけど、そう思わ
ない人には薦めてもしょうがないのかな、とも思うけど…
たしか少し前にイギリスの演劇学校でシェイクスピアの授業
が無くなるとかであちらでは喧喧囂囂になってた事があった
し、日本で教科書から漱石が無くなるという問題とも似てい
るようですね。
それから、萩尾望都という作家が少女漫画の教祖みたいに
なってるのはちょっと不思議な気もします。
作風からいって、今だったら新書館辺りで描いてそうじゃ
ないですか…(ワラ) こういう作家が群を抜いた素晴らしい
精神性と描写力を持ってしまったのは必然だったのかもしれ
ないけど、少女漫画には結構悲劇だったのかも?
140 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 05:55
>>139 あ、新書館バカにしてる。
昔は萩尾望都だって新書館で描いてたんだぞ。
「grape fruit」はいいぞ!
141 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 06:01
萩尾望都の才能が少女マンガにとっての悲劇、ってのは確かにあるね。
意図的に組み上げられたスタイルって、方法的には真似しやすいから。
コピーを繰返せば劣化するのは必然なんだよな。
142 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 06:28
>>139 逆に、かつては実験的な作風でも少コミの看板作家になれたのに、
現在その路線を受け継いでいる新書館はマイナー扱いされる、とも言える。
143 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 11:25
使い古されたネタでも、古典漫画とは違った面白さがあると思う漫画です。
・教師と生徒の恋愛 「人生は薔薇色だ」
・狼少年もの「秘密の犬神くん」桑田乃梨子・・・作者本人の個性が素晴らし
いのでどの作品も面白い
・主人公が世界を救うヒロイックファンタジー
「BASARA」田村由美・・・物語や設定の欠点を忘れさせてしまう程の
ドラマティックな演出は、他に類を見ない
・動物・獣医もの(苦しい・・)佐々木倫子
「動物のお医者さん」・・・説明不要の有名作。ある意味「パイオニアか?」
とも思う
上記のような作品があるので、私は今の漫画も捨てたもんじゃないと思います。
144 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 15:46
>>143 これらの作品は私も好きだけど、
今の漫画っていうか、もうすでに一世代前の漫画になってないでしょうか?
10年前はまだ少女漫画も面白かったのになぁって思います。
私も今の漫画の中にも面白い漫画があると思っています。
○『玄奘西域記』諏訪緑・・・・構築的なストーリーロマンとゆう面で
24年組の延長線上にある少女漫画の中では
唯一「ポーの一族」や「処天」に引けを
取らない名作だと思います。
○『執事の分際』よしながふみ・・大島弓子・高野史子・ベルバラが好きだ
とゆう著者がそれらを踏まえて別の
スタイルで描く少女漫画
他にも2000年代注目のかわかみじゅんこ。24年組の作風とは全く別の
表現手段で新しい少女漫画を描いていると思います。
146 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 18:07
>>145 諏訪緑は私も好き。
よしながふみも好きだけど実は同人誌のやおい本しか読んだことがない。
「執事の分際」って同人誌と内容一緒?
「西洋骨董洋菓子店」の番外編の同人誌は
なんかおねえなモノホンの人たちにもウケそうな気がした。
よしながさんって「好きになったのがたまたま男だった」ってのじゃなくて
「俺ホモだから」っていうの描いててなんか新鮮ですごい好き。
こんな私は24年組で育った世代・・・
147 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 18:26
そういえば、少女漫画におけるエヴァンゲリオンの影響って
どうだったのかな?
少年漫画とかに比べると、あまりないようだけど。
>>146 おお!24年組で育った世代でよしながふみの同人誌読んで
らっしゃるとは、かなりの漫画通では…。
若い世代で萩尾望都読んでる人は結構いると思うんですけど。
24年組の世代で今時の第一線の漫画、ちゃんと読んでる方って少なくないですか?
それで、今の漫画より昔の方が面白かったって言ってる人、時々いますよね。
あ、でも、ここのスレに集まってくる方達は若い方も24年組世代の方も幅広く
いろいろな漫画読んでそうですが。
149 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 18:31
>>147 少年漫画でも主人公の内面を描かれるようになり
少女漫画の得意とする領域を結果的に奪われた。
という話を誰かが言ってた。
萩尾望都って若い人にあまり知られてないんですか?
私は二十歳の学生ですが、周りの友達なんか皆普通に読んでるし、
今でもカリスマ(W)的人気を誇ってるのかと思ってました。
逆に今の少女漫画は絵柄の話も薄っぺらで読む気がしません。(よく知らないけど)
まあ美大だから、環境が多少特殊なのかもしれませんが・・・
151 :
139:2001/06/24(日) 12:42
>>140藤たまきさん(大ファン)が新書館で「トーマの心臓(現代日本版)」
みたいなのを描いてたので…
萩尾センセの存在によって、日本の漫画描き、漫画ファンにヲタク志向が
強まったのではと思ったんですけど、リアルタイム世代ではないので、
確信はもちろん無いです。
152 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 10:20
現在のオタク達と、萩尾作品の間には
かなりのへだたりがあるように思うけどなあ・・。
それにどっちかっていうと竹宮恵子の方が
やおい萌え系漫画の元祖ってかんじが。
153 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 12:10
竹宮さんはもともと少年愛に興味の無い人だったけど、増山さん・萩尾さんに
こっちの世界に引っぱり込まれたような事書いてますね。
私は竹宮さんは仮性で萩尾さんは真性のような気がする。
竹宮さんの最近刊行された「漫画の描き方」(←このようなタイトルの本)
を読んで、「花の24組」が増山さんが言い出した事だと知りました。
出版社からでもなく読者からでもなく、自分達でブーム作っちゃえ!という
度胸とエネルギーが凄いです。
154 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 12:17
>>149 >少女漫画の得意とする領域を結果的に奪われた
「奪われた」って…(笑)
155 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 14:58
>>153 小粒なら同人誌時代の高河ゆんあたりがジャンルをひとつ自分たちで作ってましたが(菊池秀行の「魔王伝」だったかな)
いまは新しい流れを作るのはどうしても同人系の人になってしまっていますよね。
純粋に投稿してプロになる人は雑誌のカラーを身につけることが先に立って個性が余り感じられないような。
>>149 心理描写という得意領域を奪われた(藁 として、
少女漫画がそれに代わるものを提示できなかったのが
現在の衰退の原因だと思います。
女の子っていつも恋愛やエロばかり考えているわけではないので
読むものがなくなった読者が少年誌や青年誌に流れたり
ひいては漫画を読むこと自体から卒業してしまうのは
少女漫画に新しい流れが出てこない限り難しいことではないでしょうか。
156 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 15:07
そもそも「少女」「少年」というジャンル分けにこだわる必要あるのかなあ?
「ミステリー」と「ラブストーリー」とかだったらもちろん全然違うわけだけど
今現在性別のみではっきりと嗜好が分かれるというのはないんじゃない?
面白ければ青年誌だろうが少年誌だろうが何でも買うでしょう。
少女漫画はこう!って決めつけずとも良いと思いますが。
少女漫画がなかなか思うように発展しない理由の一つに
編集者の多くが男性であるということがあるのでは?
男性の視点で少女向けの娯楽を作ろうと思うと
どうしても恋愛物などを主流にする固定観念の世界にハマってしまう。
せっかく24年組を始めとするパイオニア作家達が
「SFぅ? とんでもない!」などと編集に言われながら
新しい少女漫画の流れを作ってきたのにそれが受け継がれてない気がする。
今のメジャー誌の若い漫画家の多くは雑誌のカラーに従順すぎるのでは?
編集に反発してでもどうしても描きたいものとかないのかな。
もちろん新しいいい作品も幾つかあるけど、勢いという意味では
どれもいまいちっぽいからね。
まあ、若い漫画家や編集者たちがどうとかいうより、長びく不況で
世の中全体の活気がなくなっているのを反映してるのかなとも思う。
158 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 15:24
>>150 そうか、美大生とかは今でも萩尾望都読んでるんだね。
絵とか戯曲とか専門にやってる人たちだけでも
読み継いでいって参考にしてくれると心強いよ。
159 :
萩尾さんの漫画は構図的に面白いので美大生にはいいんじゃないかな:2001/06/25(月) 17:02
>>155 そういえば、がゆんさん、昭和40年組だなんつう事言ってたような。
最近は昭和48年前後生まれの漫画家さん達ががんばってますね。
>>156 >面白ければ青年誌だろうが少年誌だろうが何でも買うでしょう。
女はそうですが、普通の男性は少女漫画なんか読まないので、
やはりジャンルという壁はあると思います。
それに今、少女が少女漫画読まずに、ジャンプやサンデーを読んで
少女漫画のシェアが奪われてると問題になってますし。
160 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 17:35
自分は中学生ですが萩尾望都好きです。
小学校のころの先生(♂)が漫画好きで
教室に色々置いてあったんです。
トーマの心臓とかとかポーの一族とか。他にもいっぱい。
だから友達にも知ってる人とか好きな人とかいますよ。
161 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 20:08
>>159 昭和48年生まれの漫画家さんってどなたのことですか?
昭和40年組ってゆうのはがゆんさんの他はどの辺を指すのでしょうか?
162 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 22:47
>153
増山さんは、たしかどっかのインタビューで萩尾さんは
少女系の人だったのに、こっち(少年愛)に引っ張り込んで
しまってちょっと悪かったかな みたいな事をおっしゃってた気が
・・・。
萩尾先生も、20歳にささげる言葉とかなんとかって言う
インタビューで増山さんと竹宮さんは大泉サロン当時、
ゲイのポルノとかまで読んでいたけど自分はそこまで興味
がわかないみたいなこと言ってらっしゃいました。
でも全てのインタビューを読んでるわけではないので、
人によって言うことが違うのかも知れませんね。(藁)
163 :
花と名無しさん:2001/06/26(火) 13:20
164 :
花と名無しさん:2001/06/26(火) 15:09
>>161 実際に40年組とかいうくくりがあるわけじゃないと思いますが。
っていうか「昭和40年組」って名称実際使ってるひといたらセンスなさすぎ。
165 :
40のオサ−ン:2001/06/26(火) 17:56
萩尾望都を知らない世代の人には、わたしは親の世代でしょうか
自分は体育会系だったのに高校時代にすっかりはまっていました
レコードが出たとき、田舎の地元でもサイン&握手会があり人目を忍びながら並びました
今でも実家の物置にダンボール箱にいくつも・・・
「スターレッド」の頃から大学に入って色気づいたのですっかり疎遠になりました
家内はぜんぜん知りません
いま中学生の娘にだけは知られたくない・・・
166 :
花と名無しさん:2001/06/26(火) 20:04
ううーん、確かに自分の父親がハギオモトを愛読してたらちょっといやかも(笑)
167 :
たまなし:2001/06/26(火) 20:25
プチフラワーのあの編集長は、
自分の父親が萩尾望都読んでいるみたいなもんかも。
168 :
花と名無しさん:2001/06/26(火) 21:22
竹宮恵子愛読するオサーンのほうがイヤ(笑)
萩尾先生なら可。
いえいえ、今のプチフラワーの編集長は萩尾望都がわからなくて
赤石路代にながれたクチ。あったま悪ぃー(藁
関係ないんでさげ。
170 :
146:2001/06/28(木) 10:10
>>148 タイミングはずしたんでレスしにくくなってかなり遅レスになっちゃったけど
ちょっと話題がとぎれてるからいいかな?
萩尾望都に小学生時代にハマって大学あたりで離れてたのが
ここ数年でまたハマりなおしたという人間です。
24年組にどっぷりつかって成長してきたけど最近の漫画や同人誌も読んでます。
ただやっぱり感じるのは少女漫画の世界は同人誌色が濃くなっちゃったなぁって感じです。
骨太なまんがが減ったなぁっていう印象はぬぐいきれない。
最近の漫画が全部面白くないとは言わないけど
たぶんまんが家の数も増えたせいもあると思うけど
いいまんがを探すのが大変になってきたのは確か・・・・。
よしながふみさんはスラムダンクにハマってたせいで読み始めました。
ベルばらを好きというあたりもわたしの世代に受け入れやすいはず(^^;)
てか絵柄がすごい好き。
諏訪緑さんは「西遊記」が好きなのでちょっと読んでみようと思ってハマりました。
あと今市子さんは絶対おすすめですよね。
同人誌のほうのオリジナル短編もすごいいい。
同人誌であれだけ手を抜かずにしっかりしたまんがを描ける人って今少ないと思う。
石原理さんはSF好きな人にはちょっとツボだと思う。
「セルナンバー8」おすすめ。
「あふれそうなプール」はボーイズラブだけど読んでみる価値あり。
ほかにも好きな最近のまんが家さんいるけど
全体的にみると・・・なんかあっさり系の絵柄がやっぱ好きみたい。
ほんとに探すのが大変になってきたけどいいまんが描く人はいますよね。
171 :
27才:2001/06/28(木) 12:19
最近のマンガ家さんて、確かに読める人探すの難しい。
私は少女マンガ好きだけど同性愛とかはあまり好きじゃないので、
「よしながふみ」さんは友達に勧められたけどダメでした…。
なんで男の人同士じゃないといけないのかがわからない。(どっちか
女の人にしても違和感無いのに)
竹宮恵子さんもその流れで読めなくなりました。
まあ、話の好みという別の問題もあるんですけど。
日出処の天子とか、石原理さんのマンガは同性愛のテイストもありますが、
あくまでそれは+αの部分で、作者の描きたいテーマが別にあるから
読めるのかなあとも思ったりします。男同士じゃないと描けないテーマ
を扱うからかな、とも思うし。萩尾望都さんもそう。
ちょっとスレとズレた意見ですいません。
172 :
花と名無しさん:2001/07/02(月) 19:57
よしながふーみんさんって顔漫画でしょ?
どのへんが24年組に通じるのか知りたいです。
どなたか教えて下さい、よろしくお願いします。
カオマンガってなに?
174 :
花と名無しさん:2001/07/02(月) 23:47
顔(アップ)ばっかり漫画?
175 :
花と名無しさん:2001/07/03(火) 09:21
残酷な〜age
176 :
花と名無しさん:2001/07/03(火) 11:20
イグアナの娘の作者,萩尾先生でしょ?
177 :
花と名無しさん:2001/07/03(火) 11:51
178 :
花と名無しさん:2001/07/03(火) 15:25
>>172 よしながふみが24年組に通じるなんて
誰もどこにも書いてないと思うんだけど・・・
180 :
花と名無しさん:2001/07/03(火) 17:48
よしながふみ好きなんですけど、70年代はじめ生まれくらいの人の作品
だったら上下両方の世代が読んでるから名前が出るのかもしれない。
自分は30代前半ですが、買っていた雑誌がりぼん→ララという感じだった
ので24年組の作品は80年代にはまりました。
でも、すごく重要そうな竹宮恵子さんと池田理代子さんをサパーリ読んでない…。
ま、人それぞれ偏りがあるってことでしょうね。
181 :
31才:2001/07/03(火) 19:21
よしながふみ、コミックス全部持ってます。山田ゆぎとかも好きだし。
マンガブランクは10年弱くらいあるけど
ここ3年くらいで手放したマンガ(処天、トーマ、風木、はみだしっ子)
をあらかた買い戻しました。殆どヤフオクとかネット購入です。
よしながふみのことはあめぞうで知りましたし、
ネットをやるようになって昔の悪癖(笑)が再発したおねーさま方って
案外多いような気がする・・・・
182 :
36歳:2001/07/04(水) 11:00
>>181 わたしはヤフオクでよしながふみを知りました。
なんかえらく人気のある(本の相場の高い)人がいるけど面白いんかなー?と思って
読んでみたら結構ハマっちゃったです。
確かにまんがブランクがあってネットはじめてから
また新旧色んなまんが読むようになりました。
183 :
172:2001/07/04(水) 12:49
そっか、よしながさんはちょうど中間にあたる世代の
作家さんなんですね。どうもありがとうございました。
184 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 13:04
よしながさん、話に品の良さが漂ってて嫌いじゃないけど
なんか物足りないんだよねー。
もっと濃いものが読みたい!と思ってしまうのよ。
竹宮・萩尾・・・・を読んだ後では。
だからって「殺し屋イチ」に行くのは自分でも間違ってると思うが。
185 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 15:06
よしながさん好きなのでこーゆースレで名前出るのはイヤ…
186 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 17:17
>>185 「こーゆースレ」ってなに?
すごい失礼な言い方だと思う。
このスレって名前がでたらイヤなようなスレなの?
187 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 17:26
>>186 まったくだ。悪口は一言も書かれてないと思うけど?
物足りない、っていうのも萩尾先生と比較してって事だし。
ちなみに萩尾先生の作品は厚みが深すぎるので、たいていの作家は
比べるとどうしても浅い気がする。いたしかたなし。
こういうスレ立てられんのは萩尾ファンも嫌なんだぞ。(w
189 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 19:32
さらし揚げ
190 :
145:2001/07/04(水) 19:38
>>179 私の書き方が悪かったですね。
24年組みとは別のスタイルとゆうことを言いたかったのですが。
よしながふみの漫画には余白に静かな間を感じます。
191 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 21:33
「ポーの一族」って名作なの?
主人公2人の性格に一貫性がなくない?
300年生きてる奴の性格に一貫性を求められても…
あと、5年位かけて描いたシリーズ短編なんで、最初の設定と違った所は
あるんじゃないでしょうか。
>>184 よしながふみ、性描写は濃いかも(誉めてる)
この人の場合は相手が女性でも違和感ないのに、とは思わない。
萩尾さんの同性間の性描写は好き合ってる同志のも気持ち悪い。
残酷…が嫌いなだけで、ほとんど大好きなんですけどね。
194 :
花と名無しさん:2001/07/05(木) 20:12
>>193 よしながさんの描く作品の登場人物達は、妙にものわかりが良すぎなんで、
そこが物足りない人もいるんじゃないでしょうか。
そういう部分が今どきな感じですが。性描写も濃いけどエロく感じないし。
184
>>193 私は青年漫画の残酷描写・性描写の濃いものも読むので、特によしながさんが
「濃い!」とは思わないかも、です・・・・。確かに一般少女漫画の中では
濃い方だとは思いますが・・・・。
>>194 物分かりが良すぎ・・・・・それなのかもしれない、私が物足りなく思うの。
あと、確かによしながさんに限らず、最近の少女漫画って淡白だよね。
もっと読後感が悪かったり、後に尾を引くようなものでもいいのに、
と思ってしまう(笑)。
萩尾さんの漫画がよしながさんの漫画より(厚いとゆうよりは)
エンターテイメント性に優れているとは思いますが。
萩尾さんの方が表現がストレートで解り易いです。
ロマンティックなドラマや、背景の書き込みが細かいとか、
ストーリーが凝ってるとかゆうのは、誰が読んでも割とすぐ解るじゃないですか。
極端な話小学生高学年くらいが読んでも楽しめる、みたいな。
それに比べて、よしながさんの方は読める読者の範囲がぐっと狭まる。
ドラマティックな表現はあえて一切用いないで、
淡々とした描写だけで内面を表現するってゆうのは、ある程度年齢が上じゃ
ないと読んでいてつまらないし。
かなり漫画読みなれてないと解らない部分もあるじゃないですか。(笑)
24年組みが実験的でかつ良質な漫画であったにもかかわらず、
サブカルチャーではなく、少女漫画の主流となったのは、
多くの読者の共感を呼ぶ大衆性を含んでいたからだと思います。
次の世代に登場する岡崎京子(笑)では俗性を否定し
技法だけがどんどんシャープになっていった気がします。
(私はこっちの方がまだ、もう少し好きですが)
よしんがふみは更に次の世代。あまりにも多様化した少女漫画界でも
一際光る存在だと思います。
197 :
名無しさん@公演中:2001/07/05(木) 22:43
age
198 :
花と名無しさん:2001/07/05(木) 22:54
>>195 最近の少女漫画は淡白…。
一見淡白なように見えても、読んでから何年もたっても心に残ているのは
私は24年組みよりも、よしながふみ系の静かな漫画です。
(あくまで系です。よしながふみが必ずしもそうだとゆうわけじゃないです)
いや、ホントにただ薄っぺらいだけの漫画も山程あるけど(笑)
ちなみに個人的に24年組は、大島弓子はまだしも、木原敏江・竹宮恵子は
少ぅし低俗な感じがあって、読み応えとゆう点ではこっちの方が物足りないです。
(FANの方ホントにごめんなさい)
199 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 12:25
萩尾モーはマージナルにしろ残酷にしろ美少年同士のからみが
好きなんでしょ。うまく、他のテーマくっつけてるだけで、
そんなに偉大かよ。
200 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 12:46
>>198 好みはそれぞれ。
よって謝る必要全くなし。
201 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 13:23
>>199 誰よりも先駆けて少年愛を商業誌に描いて、成功したという点で偉大なんです。
202 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 13:30
>>201 もちろん、それだけじゃないけどね。少年愛、という概念に目を向けるとそうなるね。
他にもSFとしてのレベルの高さや、リアルな設定・背景等や今ではまあ当然と思われている
手法の中にはこの人によって確立されたものも多々あると思う。
203 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 18:57
> 淡々とした描写だけで内面を表現するってゆうのは、ある程度年齢が上じゃ
> ないと読んでいてつまらないし。
> かなり漫画読みなれてないと解らない部分もあるじゃないですか。(笑)
それは本当にそう思うんです。よしながさんは本当にわからない・・
難しいと思います。
ア○ルセックスの描写にも感情移入できないです。
204 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 19:09
>>203 よしながふみの同人誌読んだことあります?
わたしは同人誌から入ったのですがすんなり入れました。
205 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 19:13
>>199べ、別にほもばっかり描いてるわけじゃ(笑
206 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 22:21
萩尾望都もよしながふみも別にホモばっかり描いてるわけじゃ…(笑)
私はアンチやおいなんで。両者ともホモの描写は寒いです(笑)
でも、双方とも、やおいチックな部分を差し引いてみても
充分、面白い漫画だと思います。
あぶない丘の家でやたら男同士のキスシーンがあって
気持ち悪かった。作者はこんなの描いて喜んでるのかあ!?とか
想像したらよけいキモかった。
トーマのように必要性があって描くなら問題ないけど
内容もサムかったし、駄作じゃないですか?あれ。
萩尾望都関係スレなのに、よしながさんネタ随分続いてますね。(笑)
萩尾さんに(実力が)拮抗しうる今の世代の漫画家で、しかも、
萩尾望都FANと読者層がかぶってるのって、よしながさんくらいなんでしょうか?
今の世代の少女漫画として、安野モヨコとか、間違っても卯月妙子(?!)
とかの名前が挙がらない辺り(実力があるのに)、なんとゆううか…
萩尾望都スレらしいですね…。(笑)
209 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 23:44
>>207 あれは駄作ですよね(笑)でもあの男同士のキスシーンは
作者が好きで描いてたんですか?
私はってきり、やおいFAN向け商業的サービスかと思ってましたが。
滑ってたけど(笑)萩尾さん、さすがにアレだけ多くの作品を書いていると
面白いのは面白いけど、つまんないのは思いっきりつまんないですよね。(笑)
まあ、たいていの漫画家さんがそうかな?
210 :
エッチ:2001/07/06(金) 23:48
211 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 23:49
>>209 あれはファンサービスですかね。
私はやおいとかはちょっと、、できれば見たくない方ですね。
212 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 00:05
萩尾ファンてやおい駄目な人多そう。
そういうシーンあっても必然性を求めるというか。
よしながファンとはかぶってないと思うが…
213 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 00:13
必然性を求める・・・ワロタ
>>212 きっと若い編集に「先生、ここでキスシーンいれときましょうよ」
「うちの読者層に受けますよ」くらい言われて仕方なく(ある意味必然)
描いたシーンかも。日常に「キス」という行為が頻繁に見られない日本では、
必然性を求められてしまうのですな。
214 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 00:19
や、萩尾サンはウチュージンのような人だから…。
あの人の書くものに「必然性」とか「論理性」なんて
期待したことなかった。
(めんつゆでポーを描いたという話を読んでから
器がでかいというか、常人には理解しがたいというか
ザッパというか、とにかくこういう人もいるんだなと思った)
私もやおいはダメだな。別にオールドマニアというわけでもないけど。
単に男に仮託した女の欲望に抵抗があるので。
215 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 00:59
皆さんBSマンガ夜話見ました?
萌え萌えですよ萩尾サン(爆笑
216 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 01:03
>>212 ああ、やっぱり、よしながFANの人はやおい好きな人が多いんですかね?
私はよしながふみ好きだけど、やおいは嫌い。
萩尾FANの方がやおい好きかと思ってた…。
どちらの漫画のやおいシーンも、必然性はあまり感じられないですが…。
別にFANがかぶってるとは思わないけど(笑)
今時の実力派少女漫画で、萩尾望都世代の人でもかろうじて読んだこと
あるんじゃないか?と思うのは、よしながふみくらいかなぁとは思うけど。
217 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 01:09
>>216 萩尾望都、頭悪そうで、少し以外だったような
やっぱりとゆう感じのような(笑)
とにかく漫画純粋に好きなんだなあ、
やおいも結構好きなんだなあと思った(笑)
218 :
217:2001/07/07(土) 01:15
>216じゃなくて>215の間違いです。ごめんなさい。
萩尾せんせがやおい好きかどうか、って言うことですが、
嫌いではないだろうし、
801の危うさもロマンも心得ていらっしゃると思われます。
かなり昔(12.3年前か?)
「蜘蛛女のキス」がTVで放映された時に、解説を萩尾センセが
されてました。映画の良さと、それが好きなセンセの思いが
ストレートに伝わる解説でした。
録画したテープが発掘されて来たんですが、経年変化しちゃって
もう見られなくなっていました。
なまじ残ってたのが、かえって悔しい(T_T)
220 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 02:41
小説ジャンルでいうところの村薫ぽいかもなぁ。
ものすごい描写力の素晴らしく面白い作品なのだが
“何故?何故ここでホモがっっ!?”→読者ア然(^^;
221 :
ユーマ:2001/07/07(土) 02:56
うちは18ですけど
萩尾サン知ってますよ〜好きですよ〜!
竹宮も三原順も好きです…
222 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 04:07
新しい作品しか知りませんが(というか、新しい作品で
はじめて知りました)非常に、なんというか、すごく力の
ある作品を描く人ですね。萩尾氏。
好きです。
223 :
萩尾ファンでよしながファンで高村ファン:2001/07/07(土) 10:57
>>220 高村さんは「やおい」なんつう世界をまったく知らないでああいう
作品を書いてる天然さんなのだそうだ…
萩尾さんはBSマンガ夜話見るかぎり、明らかに博雅×清明に萌え
てるような…やおい魂は不滅なのね。
無自覚・自覚的の差はあるんじゃないでしょうか。
224 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 01:56
>>223ああ、見たよJune(笑)
でも「モーリス」は好きらしいけど…ハハハ
萩尾サンも描き始めの頃はヤホヒ萌えなんてない時代だったろうに…
男性読者が多いから、女性のファンも気を揉むネ☆
225 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 07:12
>>224 え?高村さんて「モーリス」好きなの?
ジュネのインタビューには載ってなかったですよね?
何で言ってたんですか?
ってスレ違いな話題ですまそ。
萩尾さんと高村さんの対談て見てみたいかも。
226 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 10:56
>>225ごめんよ未確認情報なんだけど、どっかのタカムラスレで言っとった。
「レディ・ジョーカー」を読んで、勇者…とオモタ(^_^; もう国民的作家と
言っていいくらいなのに、主人公でホモオチにするとは…天然だなやっぱ。
「残神」もらぶらぶな展開になって、皆困ってなかった?(笑
227 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 11:01
「残酷」グレッグはホモだけど最初はホモ漫画って感じでは
なかった。
後半はイアンととのやおい漫画になってしまってがっかり(笑)
228 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 11:28
>>225 実在のゲイのスパイ、ガイ・バージェスのエピソードに触発されて
リヴィエラが書かれた…のかな?こちらは、「アナザーカントリー」
のほうですが。登場人物の名前が「モーリス」から採られてるという
書き込みを見たことがあります。ジェームズ・アイヴォリーが好き
なのかしら?
229 :
225:2001/07/08(日) 16:30
>>228 >登場人物の名前が「モーリス」から採られてるという
>書き込みを見たことがあります。
そそそ、モーリスの最初の恋人の名前がクライヴ・ダーラムといって
社会的保身のためにモーリスを捨てたヤツが、結婚の相手に選んだ女性の名前がアンなんですよね。
だから私は、候ってヒュー・グラントがおそらくモデルなんだろうなあと思ってました。
目と髪の色も候と同じだし。
アイボリー監督のリヴィエラ・・・みみみ見たいものだ・・・
230 :
225:2001/07/08(日) 16:35
残神のスレなので残神の話も。
私は、イアンがジェルミのベッドで彼の首をしめた時からなんとなく予感はあったので
自分の中ではわりと早いうちから「残神」は一種のやおいマンガではありました。
だからあの展開や結末にもあまり困惑は感じなかった。
逆に死んじゃったジェルミがその後のイアンの一生を支配するなんていう
変にドラマティックな結末にされちゃかわねーなーと思っていたくらいで。
これはあくまでも私の勝手な私見ですが、
ジェルミっていうのは所詮は普通の人間の男の子じゃないですか。
イアンとくっついたからといって、二人で300年あのままってわけではなし
結局普通の社会生活が送れないで死ぬしかなかったジルベールやアッシュみたいなのとも違う。
つまり萩尾さんは、現実に生きる生の象徴として
フツーに?ラブラブな日常生活の様々な断片を描き、
それが男の子二人であることに必然性を持たせる装置として
SAだのPTSDだのを周到かつ克明に描いたのではないのカナー、と。まあ極論ですが。
いずれにしても「やおいの要素もある作品」っていうのと
「やおいをとったら何もない作品」とでは大きく違うと思うので、
私は萩尾さんが確信犯的ヤオイスキーでも全然オッケーです。
高村に関してはやおいはともかく、どうしようもない美形スキーだという自覚ぐらいは
あって欲しいものだと思います・・・(笑)
長くなって重ね重ねすまそ。
231 :
225・訂正:2001/07/08(日) 16:38
>残神のスレなので
→萩尾スレなので
232 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 20:12
そもそも
やおいとそうでないものの
境ってあいまいなのでは・・。
イアンとジェルミはやおいなの?
みなさんどう思う?
233 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 21:51
やおいってゆうのは、もともとは「山なし落ちなし意味なし」のことなんで。
残酷はむろん山なし落ちなし意味なし漫画ではありません。
でもイアンとジェルミの関係について言えば安易な美少年趣味妄想漫画だと
思います(笑)読んでて二人の(ホモチックな)関係には全然説得力がありません。(笑)
残酷、他の部分には結構リアリティーを感じるのに。
イアンとジェルミは間違いなく、やおいです(笑)
234 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 21:58
美少年趣味妄想漫画・・・
たしかにそうかもなー。
でも、それを言ったら25年組なんて
総じて美少年趣味だしな・・。
私は美少年趣味妄想漫画でも楽しかった
けどなあ。
235 :
花と名無しさん:2001/07/08(日) 22:21
>>234 24年組(25年組ともゆうのですか?)の美少年趣味は
今の美少年漫画とは少ぅしだけ違うと思います。
何が違うって24年組は初めて少女漫画でホモを描いたとゆう意味で
開拓者だからです。(w
昔、竹宮恵子が何かで「自分は少女漫画で初めてホモを
描く人間になろうと思って描いた」と言ってました。
初めは非難轟々くるかと心配していたそうですが、
描いてみたら大好評だったとのこと…。(笑)
処天とかは偶に、やおいではなく必然性を感じるとゆう意見も
聞きますが、アレは山岸さんの単なるサービスだったそうですよ(笑)
昔インタビューで「同性愛的な部分はもっと抑えた方が良かった」と
言われて「アレは全部、ただの読者サービスです」
と答えておられました。(笑)
236 :
むずかしい:2001/07/08(日) 23:57
美少年(美形)趣味とやおいスキーっていうのは、違うってことすか?
美形趣味は厳密にはやおいスキーには分類されないの?
237 :
よくわからん:2001/07/09(月) 02:06
イアンて普通に女たらしだったからなぁ、そういう意味では
やおひっぽくなく見えた。
それにあんなに家族や女性たちがからんでくる作品はやさい
ものではないよ。ただ主人公がな(笑)
当初は内容なしをやおいといったけど
今はもうちょっと範囲が広いので萩尾さんもやおいに入るんだろうな。
あと、美少年趣味とは全然違うんでは?
美少年が好きなのは単なる美形好きじゃないの?耽美趣味とか。
それで綺麗な女の子との美しい恋愛ものとかだったら全然やおいじゃないと思いますが。
逆にやおい好きイコール美少年好きでもないしね。
現に私はオヤジものとかのほうが好きだし。
239 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 10:03
238さんの言う通り、今はやおいという言葉は広い意味で使われてるので、
竹宮・萩尾さんの作品もやおいと呼べるでしょうね。
今は美少年より「ガタイのいいお兄ちゃんがヤラれてるのが萌え〜」
みたいな人が増えてると思う。
処天って私の一番好きな少女漫画だったんですが、あのデムパヒッキ-王子様の
悲恋も涙もみんな読者サービスだったんですか…ちょっとショック。
240 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 13:21
イアンとジェルミの関係がやおいだと思って読んだことは
一度もなかったなあ。
結局最後、どちらにも女の影がちらほらしつつ終わったじゃないですか。
卑怯〜(笑)とも思ったけど、いろんな可能性のある未来・・という
ことだったのかな。
やおいは「オマエと俺、2人の関係は永遠さ♪」のオチ必須じゃないですか。
241 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 13:22
よしながさんは色々なエピソードが安易で嘘っぽくてシュールとも違う。
大人の読者はそのへんのとこいかがでしょうか。
242 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 13:29
別に女の影ちらほらしてるやおいもあるけど…
究極のやおいって、高村女史の「リヴィエラを撃て」みたく「一人の女を
長年にわたって共有しつつ、本人同士はプラトニックラブ」な関係だと
思った事あり。
でも「残神」はやおい萌えしない作品ではありました。
243 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 14:15
>やおいは「オマエと俺、2人の関係は永遠さ♪」のオチ必須じゃないですか
いやそれはどーかなあ…そうじゃないのも多いよ。
ポーなんかも、黎明期の当時ならともかく
今見たらキャラ萌えなんてしない人の方が多いだろうね。
良くも悪くもストーリー優先でキャラ自体はそんなに魅力的じゃないし。
244 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 14:44
>>241 大人の読者ですがわたしは好きですよ、よしながさん。
よしながふみは「えっちが基本」だと思って読んでるし
そこが好きだったりするし
実際同人誌読んでるとやってるシーンばっかりだし
やってるとこしか描いてないし
本人もそっちが描きたいんだろうなぁと(w
商業誌でいろいろエピソードつけてるのは商業誌だからだと思ってます。
245 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 14:46
そろそろスレずれ
よしながさんの話題はよしながさんのスレ行きませんか。
246 :
240:2001/07/09(月) 15:13
おお・・早い反応ありがとうございます。
そうかも・・
247 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 15:17
>>244 ありがとうございます。
実年齢に関係なくここの住人は大人な人達だと思ったので
どうしても聞いてみたかったのです。
248 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 15:23
萩尾さんにしても竹宮さんにしても、物語作家という面が強い。
キャラクターはあくまでもその物語を紡ぐもの、というか・・・。
うまく表現できないけど、俯瞰の視点があるんじゃないかな。
やおいって、どうしてもキャラ萌えやシチュエーション萌え要素が強い
と思う。ストーリーは二の次というか、やおいを描くための方法って
感じがする。
249 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 15:43
竹宮恵子曰く、
(設定やキャラなんかに)
目をつぶってあえて突っ込まないで
読むのがやおいというか、
近頃(?)流行のボーイズ。だそうな・・。
突っ込まないで読むってあたり激しく同意。
250 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 16:00
>>249 あー、わかるような・・・
それってやっぱりHがメインってことだよね。
そうなると萩尾・竹宮あたりの少年愛路線とやおいものとの間には
決定的な違いがありそうな気がするなぁ。
251 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 19:10
やおいが好きでそのままストレートに描く人のが素直でいいじゃん。
252 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 19:25
>>251 だから、萩尾さんはやおいを描こうとしてるんじゃないんだってば。
読み手も描き手も、やおい好きならストレートに描くのがいいと思うけど。
やおいを萩尾さんに求めて読むと、これは?ってなるんじゃないの。
残酷、やおいじゃん。
私はやおい全般が吐き気がでるほど嫌いなので、
残酷の後半の展開には腹が立ちました。
254 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 19:33
>>253 あなたのいうやおいってなんだろう?
単に男同士のセクースなら残酷は始めっからそうなんだけど…。
後半はやってるだけに見えたってことか?
255 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 19:36
>>253 残神がやおいならこの作品の元になった「トーマの心臓」もやおいだよなあ
と思うけど、これもやっぱり吐き気がでるほど嫌い?
256 :
251:2001/07/09(月) 19:39
前半は、「永遠の子」を読んだ後だったので、
そういう虐待ものなんだな、と思って読んでいました。
後半を読むと、ロンゲの兄ちゃんと主人公を
そういう関係にしたいがために書いた話なのか
と思えてがっかりしたのです。
257 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 20:02
かわいらしい女の子に癒されたってテーマ的には問題なかったと思うし…
そこでかっこいい義理のお兄さんで設定しちゃうあたりが
まあこういうの好きなのね萩尾さんていうことなんじゃないの。
>>257 でも男に強姦されたなんて
かわいい彼女にはいえないよ。ふつー。
259 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 20:14
主人公が女の子だったら素直に読めたんだけど。
そうするとかなりイタイけど。
>259
義父に性的虐待を受けた女の子が
その息子といい仲になって癒されたりしたら
女性読者はますます納得しなかろう。
…って、こんなこと話すなら萩尾スレに逝った方がよいね。
萩尾スレでもその話題はループしまくりでは…>260
262 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:10
義理父に性的虐待を受けた女の子だったら、
後半の義理の兄に癒される展開にはならないだろうから
そっちのが良かった。
263 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:11
いや、私も残酷の後半は陳腐なやおい漫画だと思いましたが(笑)
私も主人公が女の子だった方がまだましだった気が…。
もしくはジェルミが美少年ならイアンの方はスッゲー太ったおばさんにするとか(笑)
男同士でもイアンが美青年なら主人公のジェルミをマット並
の容姿のするとか(笑)(自分で書いててキモいです)
それぐらいだったらやおいじゃないわけですよ。
そこが美青年どうしだと、あまりにもありふれた設定で時代遅れ。
しかも都合よく(なんでだ?って思うような展開で)
2人に恋の気配があったり、ベッドシーン(死語)なんかが出てくると
ああまたかってうんざり。こうゆうのがやおいだと思います。
264 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:20
>>257 萩尾望都が少年愛(?)を描く理由としてインタビューにこう答えてる。
以下はトーマの心臓に関してのコメントです。
「 掲載誌が少女誌でしたから、主人公が男の子ではまずいかなと思って、
女の子版と男の子版の二つのプロットを作ってみたんですね。
すると女の子版の方は、どうも関係がネチネチしてしまう。
どうして男の子だとうまくいくんだろう、と考えてみて、思いついたことがあるんです。
ある程度年齢を経ると、世の中の男女の役割分担を心理の中にインプットされてしまって、
そこからどうしても自由になれなくなる。特にわたしたちの世代はそうです。
それが、男の子だけの話を描いてみると、その制約を全く受けない。
自分で描いていても、すごい驚きでした。それが少年の世界を描く面白さですね」
あと、残神でも描いてるけど
萩尾望都は基本的に「愛」を信じることができないんじゃないかなーと思う。
母性も信じてないから、ジェルミを母性愛で救うことはできない。
だから女だと駄目なんだと思う。
265 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:25
なんか
>>230あたりから激しくスレちがいな内容になってないか?
萩尾論を語りたいなら萩尾スレでやればよいと思われ・・・・
266 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:27
267 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:31
24年組はあの年して、決して読者を意識してとか、
雑誌のカラーを意識してとかじゃなく、現役でバリバリ
やおい真性好きで描いてるからあきれる(笑)とゆうか、
見上げたもんだ(笑)とゆうかやはり天才は違う(?)
とか思いますが…。
だいたいやおいって普通中学校くらいで卒業じゃないですか?(笑)
木原敏江さんとか、すっごい一人よがりで、読者に全然伝わんないぞ
ってくらいのやおいを未だに本気で描いてて、いくつになっても漫画も
やおいも好きなのねーって思います。漫画家ってのはやはり
それくらいでないと長くやってけないんでしょうかね…。
268 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:31
別に萩尾論なんか別に語りたくないぞ。
269 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:37
>>267 >木原敏江さんとか、すっごい一人よがりで、読者に全然伝わんないぞ
木原敏江ってラブコメ描いてる頃すごい好きだったんだよねぇ。
リアル消防だったけど。
今そんなひどいんだ?
270 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:39
24年組は少女漫画読みとして知ってて当たり前みたいな
感じでよく書かれるけど、萩、竹より、
くらもちふさこ、岩館真理子のがずっとすばらしいと思う。
271 :
267ではないのですが:2001/07/09(月) 21:42
>269
木原さんが今描いてるのは
フランス革命のマンガで、ゼンゼンやおってません。
私は木原作品では鵺が好きです。
ヤオイスキーですいません。逝ってきます。
272 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 21:49
「普通」の感性が好きな人には
くらもちふさことかの方が好まれると思う。
(私は萩尾・くらもちどっちも好きですが)
「70代の少女漫画家の関心が内へ、内へと
向かっていくのに耐え切れなくなって出てきた
のが80年代の少女漫画だ」とBS漫画夜話で
夏目房ノ助が言ってました。
273 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:00
>>264 いや、男女の話しでも陳腐な恋愛話でない、
もしくは恋愛の出てこない漫画だって構わないはずだ(笑)
萩尾望都は単に美少年耽美趣味なんでそうゆう漫画描きたい
だけだと思うけど(笑)
だから女の子版のプロットで上手くいくわけがない。
そもそも「トーマ」の元ネタとゆうかイメージになったのって
「寄宿舎」(ってゆう映画)じゃないですか。寮とゆう
閉ざされた世界で過ごす美少年達の友愛(ホモ)映画ですよ。
ああゆう世界が描きたくて「トーマ」描いたんでしょうに…。
男女の役割分担とかその制約とかそれらしいこと言ってるけど
はっきり言って関係ない(笑)いや、別にそれはそれで関係ある
必要ないんだけど。力のない作家がそれらしい薀蓄たれるのは
別にどうとも思わないんだけど。
萩尾望都くらいの天才には、はっきりと「少年愛を描く理由は
単に美少年趣味だから」とか言ってほしいなぁ。
その方が好感もてるんですけど(笑)
273に激しく同感。
275 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:11
>>1 私は16才ですけど萩尾望都好きですよ。
てゆーか知らない方がヤバいと思うんですが。
(まんが好きならね)
276 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:14
知らないほうがヤバイとか意味付けする方が
よっぽどヤバイ。
277 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:25
どかがヤバイの?
278 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:26
どうなんだろうねー。
漫画の神様と呼ばれている手塚治虫は知ってるしアニメもみてたけど
結局いままで「ブラックジャック」しか自分読んだことがない。
それと同じで最近の人たちが萩尾を読んでなくても
個人的にはかまわんとは思うんだけど?
279 :
20歳:2001/07/09(月) 22:31
>>1 なんか萩、竹のビックネームより、
くらもち、岩館を知ってる方が通(?)っぽいんですけど(笑)
面白いとかそうゆう問題じゃなく
こっちの方がマイナーですよね?(笑)
280 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:35
萩尾、知ってて当然、というのが全然わかりません(イグアナと
半角獣は好きだけど)。
281 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:38
がゆんとか崇拝してるオタッキーも趣味悪ぅ(失礼)とか思うけど、
萩尾望都、絶対主義の少女漫画オタクもちょっぴり
センスを疑う(がゆんよりは遥かにマシですが)…。
あうっ、がゆんと萩尾が好き。
いぢめないでね。
283 :
280:2001/07/09(月) 22:42
半角獣じゃないやー。半身だっけ。シャム双生児の話。
最近、くらもち、岩館、大島の過去の作品読んだけど
こっちのがイイ!
284 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:45
>>279 そうかな?24歳だと、一番マンガ読んでた10代の時に別マとかで
活躍してたと思うけど>くらもち、岩館
萩原望都あたりは、マンガ好きじゃないと知らないと思う。。。
285 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:47
>>281 はあ? いうことが極端では?
いまどき高河ゆんを「崇拝」しているオタッキー(四語)とか
萩尾望都「絶対主義」の少女漫画オタクとかどこにいるわけ?
萩尾望都「絶対主義」ここにいっぱいいる。
287 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:50
ほんと?
絶対主義の皆さん、手をあげてみて!
がゆんの元ファンたちは結構卒業してると思うけど
萩尾は卒業できずにさ迷ってる人がいっぱいいそうだよなー…
萩尾スレにもめったにいないよ。そんなの。>萩尾絶対主義者
たいていは残神とかに手厳しいこといってるよ。
卒業できずに、ここで知ってて当然まんが読みならって
逝ってるんだね。
291 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 22:57
漫画の神様と呼ばれている手塚治虫。
「ブラックジャック」は確かに大傑作だけど、
他は別にたいして面白くないですよ。
日本初のTVアニメや今の日本の漫画に繋がる文化を生んだと
ゆう意味で漫画の生みの神様なのです。
何しろ、手塚がデビューした当時は漫画本一冊の値段は当時で
¥22,000.-(!!)もしたんですから!
勿論プレミアとかじゃないですよ。当時の定価ですよ!
(一体、誰が買うんだ?!マジで?!)
そういった漫画は庶民の身近な娯楽ではなく
本当に高価な物だったんですね。
それが今や毎日大量に大衆に消費される娯楽になったわけです。
ありがたや…。とゆうわけで神様に合掌(笑)
火の鳥も面白いぞ。
>>287 絶対主義はおおげさだけど、まあ昔ながらのファンてのなら
たくさんいるだろう。
そりゃ作品を最後まで仕上げないような
いい加減な同人作家はすぐ見放されるだろうが。
まあまあ。
気に入らない作家のファンは
常に信者とか絶対主義者とか大げさ言うのが
2ちゃんの常だから…。
295 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 23:06
萩尾望都絶対主義はいないとしても(?)次のランクに進めない人は
結構いるかと。とゆうか、萩尾望都卒業したら、次に進む前に
漫画自体もう卒業なのかな?年齢的に。
296 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 23:13
萩尾望都絶対主義ってのは大袈裟だけど(笑)
偶に近いものを感じるのはあるなあ。このスレ(笑)
他の良い漫画を認めようとしない、
キチンと評価できないような感じのレスがごく稀にあるかな。
ま、それは他の漫画家FAN以外のレスもそうだけど。
297 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 23:18
萩尾作品を語る人イコール他の漫画を認めない人ではなかろう。
プチフラワー(萩尾の連載誌)のスレいってみな。
ほとんどは萩尾や竹宮を追っかけてた人達だと思うけど
今では新しい漫画家の登場を待ってるよ。
かわかみじゅんことか最近の人の名もよく出てるし。
298 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 23:19
火の鳥そんなに面白いかなぁ?
このスレに限っては信仰を感じる。
っていうか過去の栄光にしがみついてる。
「残酷」が最悪だったから?
このスレは昔からの漫画読みは
「萩尾なんていってるのは化石よ」っていわれてるように感じ
最近の少女漫画ファンは
「萩尾と比べれば最近の作品なんてカスよ」と言われているように
感じるってとこなんじゃない?
つーかタイトルが悪いでしょ、このスレ。
「24年組」じゃなく萩尾名指しってとこに限界がある。
萩尾望都の最近の作品なんて、普通の人は読めないって(w
303 :
296:2001/07/09(月) 23:30
>>297 す、すみません。
PFスレでかわかみじゅんこの名前を出したのは
私なのですが…。(笑)
勿論、私以外の人も名前出してたと思いますが。
PFスレでは新しい漫画家さんの名前がよく登場しますよね。
このスレでも結構出てますよね。
他の漫画家を認めてない人ってのはだから、たま〜にですって。
たま〜に。(笑)
304 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 23:35
私はがゆんCLAMPがデビューした頃ちょうど中学生で、一時期
すごいあこがれてた。すぐ飽きたけど。(藁)中学の頃は紡木タク
にはまってた娘がちょいヤンキー入りの普通の子で、吉田秋生とか
好きだった子は文学少女かヲタクの道を歩んだ気がする…そうやって
成長した後者のようなヒトがここにはそれなりにいそうな気がする(藁
岩館、くらもちはかなーり、一般向けですよね。
新しい漫画家を認めないというより
モーさんのファンの人は、モーを「知ってるのが当たり前」
と思ってるとこがいや.
306 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 23:37
>>299 「残酷」って最悪ってゆう評価なんですか?(藁
まあ、途中からやおいチックになっちゃったケド、
最初の方とかはホントに毎回ハラハラしながら読んでました。
萩尾FANじゃないけど「残酷」トータル的には良かな?
>>300 そうかも。
ここ読んでるとハギオFANって…って思っちゃう。
>>305 同意。
あと、読んだ上で嫌いって言うのも許されない雰囲気があって嫌だなあ。
だれもが好きになるわけじゃないのに。
>>298 小学生のころ最初に読んだとき、えらく面白かったよ。
面白いというか恐怖というか作中の時間を過ごすというか。
遠くの星や未来でひとりぼっちになってとっても心細かった。
310 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 23:43
801板と空気がかぶってきたzo!
スレタイトルを考えた発言をしましょうよ・・・。
大人なんだからさ・・・。(ここにカキコしてる人は)
311 :
花と名無しさん:2001/07/09(月) 23:45
>306
萩尾ファンでも、アンチやおいの人には
好かれなかったようす・・・。
>>305 とりあえず萩尾ファンだけど別に知らない人がいて当たり前と思ってるし
読んで嫌いだと思う人がいても個人の自由と思ってるよ。
313 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 00:19
>312
私も同様のスタンスです。
たかが漫画ですもんね。
314 :
278:2001/07/10(火) 00:20
>>291 >「ブラックジャック」は確かに大傑作だけど、
>他は別にたいして面白くないですよ。
あ、やっぱりそうなんだ?
私なんどか手塚を読もうとはしたんだけど、2・3頁読んでイヤになって読めなかったの。
「ブラックジャック」だけが面白くてずっと立ち読みしてました。
>>295 >萩尾望都卒業したら、次に進む前に
>漫画自体もう卒業なのかな?年齢的に。
小学生で萩尾望都にハマり24年組の洗礼を受けて育ってきましたが
高校〜大学時代に24年組のまんがについていけなくなり読まなくなりました。
子育てが一段落ついた今最近のまんがをたくさん読み始めてます。
こういうパターンもあるんじゃないかなぁ?
315 :
278:2001/07/10(火) 00:24
ちなみにがゆんもくらむぷもリアルタイムで読んでましたが
がゆんは同人誌知らなかったせいか最初からハマれませんでした。
なんか描いてある事がうすっぺらくて・・・
くらむぷは同人誌時代からずーっと好きだったので(SHOTENが特に)
商業誌デビューしてからしばらくは読んでましたが
東京BABYLONでむなくそわるくなり完全脱却しました。
結局自分は聖りいざが好きだったけどおおかわななせは大嫌いだということがわかりました。
316 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 00:29
?どこからこんなに人が・・
317 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 00:30
同人板
318 :
278:2001/07/10(火) 00:33
>>317 わたしは同人板の住人じゃないからね、念のため(w
319 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 00:36
うーむ、しかし普段接点のないかたたちなだけに、
新鮮といえば新鮮・・
320 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 00:38
>>319 そうか、このスレは実は
昔のまんが読みの人と最近のまんが読みの若者との交流スレだったのか!?
321 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 00:39
萩尾氏は昔は少女漫画の教祖だったんだろうけど、
今となってはオタク漫画の教祖って感じがする(^^
322 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 00:40
>>321 昔からオタクまんがの教祖だったと思うんだけど。
323 :
19歳、若者ですが:2001/07/10(火) 00:53
>322
今のオタク系教祖は最遊記
の作者とかで、萩尾モトが教祖
と言う話は一回も聞いたことがありませぬ・・。
オタクでも又違うオタクじゃない。
萩尾モトは漫画を「文学的」という人のオタクっていうか。
325 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 00:58
326 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 01:07
そうなんだよね。
オタクでも種類が違う。分類プリーズ。
いまどき何かにこだわる人は何でもオタクって分類されちゃうね。
政治オタク、歴史オタク、語学オタク、旅行オタク、
ドラマオタク、同人オタク…
それで単なる漫画オタクと漫画文学派オタクとかって区別もするのか?
付き合いきれないよ。
328 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 06:44
信者や絶対主義じゃなくても
昔は結構がゆんFANだとゆうだけで引いてました。
萩尾望都FANもちょっとセンス疑わしいなと思ってました。
でもこのスレ読んで、どっちのFANも
みんな漫画大好きなんだなーくらいにしか思わなくなりました…。
329 :
萩尾ファンでがゆんファン:2001/07/10(火) 09:38
今まで名前の挙がった漫画家はほとんど好き(クランプと最遊記以外)な
27歳のおばちゃんだが、他にそういう人はいないの?
◯◯のファンってもその人の漫画しか読みません、という人の方が珍しい
と思うけど。
330 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 10:19
>>329 おお、年も趣味もほぼ一緒です。
いろいろな漫画を楽しんで読むって人が一番多いんじゃないかと
私も思うんだけど…。
331 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 14:06
ゆうべはたくさん他板からお客さんが来たみたいだね。
わたしもなんでも読むよ。ただ読んだあとに好きか苦手かは
あるけど、読む前にフィルターかけちゃうのはもったいないよね。
は?他板て何?
同人板からでは?>332
1の萩尾さんを知らない世代は嘆かわしいというか、
そういう書きかたが悪いのでは。
335 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 16:36
>>331 30代主婦ですが、私も面白そうだと思ったものはなんでも読みます。
萩尾スレに常駐してますが萩尾さんがこの世の中で一番好きな作家というわけでもない。
よしながふみも峰倉かずやも今市子も読みます。
(でも今一番ハマってるのは「ベルセルク」だったりして)
2ちゃんねらーで漫画板に住み着いてる人間で
24年組しか読んでないようなヤツのほうが少ないような気がします(^^;)
>>334 1の書きかたでは萩尾ファンは「あんたの読んでる作家、
今の若い子はぜんぜん知らないよ」って馬鹿にされてるように感じる。
>>300さんの言うとおりかも。
337 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 21:10
そうかな ただ自分が年取ったのを嘆いてんだと思ったよ
339 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 23:01
「残神」は真面目な萩尾ファンにはストーリーがお気に召さなかったみたい
だけど(私は真面目じゃないのでOK^−^)、漫画としての“表現”は
すごいなーとオモタし、作者もそこら辺を楽しんで描いてたように見える。
(あくまで個人的主観だけどさ)最近の漫画家さんも参考にしろ、って
そゆとこかな?
340 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 00:39
だーかーらー、分類とか区別とか世代とかって
カテゴライズすることがよくないんだってば。
いいものはみんなみんな読むんだから、読む人はね。
一括りできるわけないじゃん。萩尾望都ファンにもいろいろいるんだし。
とかいったらもともこもない?
341 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 00:52
私はこの人の読んだの5年くらい前からだなあ。年くってるくせに。
10代の頃は絵柄が古くさいと思って拒否反応示してだめだったの。
だから自分の中ではあまりメジャーなひとじゃなかったんだけど
まあ確かに昔は名前はみんな知ってたものね。
342 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 00:53
ずっと誰だそれは?と思いながら流していたのだが、
思い出したー!!よしながふみってスラダン同人の!
同人は読んでなかったけどコミックボックスがうちにあったので
引っ張り出して見たけど…やおい…背景ナイ…顔ばっかり…
商業誌ではそれなりに描いてるんでしょうか??
343 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 00:53
>339,340
激しく同意!!
私も残神は、ホモセークスがどうこうより、
表現の凄さを語るべきだと思ってた。
(抽象表現を取り入れている所とか)
あと、細かく区分けして、それは違うとかって
言い合った所で無意味ですよね。
私もそう思ってたyo
344 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 01:14
ところで若い世代の方におすすめの最近の漫画を聞くのは意味ないだろうか?
大抵自分も読んでるような気がするが
念のためきいてみたいにょ・・・・
345 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 09:59
>>342 商業誌でも描いてません(・∀・)
インタビューで、漫画家は締めきりに仕事を仕上げさえすれば、
それがどんな原稿でも次の仕事が来る、と人から聞いた話を語ってました。
あのインタビューでアシスタント使ってたこと初めて聞いたよ。
でも好き。
>>344 私も知りたい…
346 :
20歳は若い世代ですか?:2001/07/11(水) 10:28
>>344 最近読んだのでは「Go!GO!モンスター」がオモシロかたよ。
あと「ARMS」。でも最近迷走気味だけど。
「神童」も良かった。つーか「神童」みたいな話って元々少女漫画
が得意としていた分野だよなー、なんて思って見たり。
「ルーキー図」も最近のジャムプの中では面白いと思う。
347 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 10:45
いくえみ綾
それって最近なの?
349 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 12:10
ジャングルはいつもハレのちグゥ
350 :
ギリギリ十代:2001/07/11(水) 12:54
最近の鼻夢の新人?だったら、
樋口橘 高尾滋あたりがお勧めでしょうか。
両者ともいい意味で古臭いと言われています。
他の鼻夢のドキュソ作家は読むだけ無駄です・・。
新人ってデビューして何年位を指すのだろう。
私的には樋口橘、高尾滋ってもうコミックス何巻も出てて新人じゃないような。
352 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 13:37
今日ふたたびスレ全部読んでやっと流れがつかめました(おばか過ぎ)
なんか的外れな書き込みを以前にしちゃったかもなースマソです。
ここで話題の出たかわかみじゅんこさん好きなんですが
なにせ既刊が少ない…。
新しいな、と思う作家さんの活躍の場は自費出版に移っていく
時代なのでしょうか。それほど歴史も古くないのに、ちょっと
情けないんじゃないかい日本の漫画出版界。
353 :
名無しさん:2001/07/11(水) 15:07
こないだエンターブレインとゆう出版社から出た「20世紀 少女マンガ天国」
読むとさ、500本の少女マンガが出てていろんな事わかるよ。
勿論萩尾望都特集も・・
黄色い表紙で1400円だった。おすすめ!
354 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 20:54
>>342 背景ない…
いや、あの、だから…、よしながふみはそこがいいんですけど…。
こづまんない同人系作家も書き込みない作家いっぱいいるけど。
よしながふみや、ごく少数の評価されてい新しい作家さんは
その画面の白さが逆に効果になって作品に透明感をもたらしています。
あれは、背景を描く力がないこと逆に利用して計算してああなのか。
はたまた単に手抜きなのが偶然ああゆうものを生み出してしまったのか。
この良さが解らないのは、ちと漫画を読む力が足りんですよ。
かわかみじゅんこや雁須磨子もそう。
「残酷」にみられる萩尾節とは全く逆の表現で、そこが凄いんですよ。
いや、萩尾望都は萩尾望都であれは間違えなく天才だと思うけど。
355 :
30代の漫画読み:2001/07/11(水) 21:13
>>354 >この良さが解らないのは、ちと漫画を読む力が足りんですよ。
そこまで言ったら角が立つんでやめときましょうや(藁
私もよしながふみの「そこ」が好きです。
よしながふみのええところはある意味つきぬけちゃってる所っすね。
すごい見てて気持ちいい(w
356 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 21:14
>>354 今月のぱふのインタビュー読めばわかりますが、
原稿落とさない為のたんなる手抜きだそうです。
雁須磨子さんは、描き込み増えたら逆に違和感あるだろうなあ。
なんかエヴァのアスカのエレベーターシーンは計算された演出か手抜きか!?
をちょっと思い出した。
なんだろう。背景かきこんで無くても気にならない作家と気になる作家がいる。
私はよしながさんは気にならなくて、高尾滋の背景が白っぽいのは何故か気になる。
(特にディアマイン1巻)
358 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 21:35
>>356 よしながふみ。あれ、手抜きなのか…。偶然なのか…。凄い…。
じゃぁ逆に時間かけたりして書き込んだら、
逆にあんまよくなくなるんだろうなぁと思う。
雁須磨子は以前、同人誌で「トーンを貼らない自分の漫画は真白で
乾きまくってて好き」と描いていたので、自分であの良さをわかってて
描いているようです。
359 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 21:38
よしながふみもそうだけど。
大島弓子や川原泉が、描き込みまくってても嫌だ。
あの繊細さとやさしさが壊れてしまいそうだから。
360 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 21:43
川原泉さんの絵は本当に単に下手なだけだと思うんだけど(w。
そこが味になってるんだよね。いいよねー。
あれでベルセルク並の背景とかだったら、あの独特のペーソスが
でないんですよね。
361 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 21:53
小学校6年生の時、萩尾望都読みまくってて
「トーマの心臓」読んだ後、がゆん読んだらぶったまげた。
な、なぜ背景が一切描いてない?!「トーマ」も週刊連載で
萩尾望都の中では絵が荒いとか言われえたのに…。
で、もっと後になって、紡木たく読んで、またもやぶったまげた。
この白さがいい!!
よしながふみも…。白さが心に染みる。切ない。
それ言ったら吉野朔実なんてどうするよ……。
松本零二なんて……w
363 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 22:45
このスレ、マルチな話ができておもしろいなぁ
ハマっちゃいそう・・・
オレはマンガ夜話で知った。それから少女漫画買うようになったと言っていいと思う。
まあ家にあったんで昔からガラ仮面とかは読んでたが。
自称マンガ好きで知らない人は極少だろう。でも「よしながふみ」とやらは知らん。
そんだけ。sage
ハギオモト、
名前だけなら知ってるってひと多そうだよね。
古いまんが家さん(手塚治虫とか。萩尾望都もそうだし。)って
タイトル知っててストーリー知っててもよく考えたらほとんど読んだことないやって言う
そういうまんが結構ありません?
あしたのジョーとかさ。ドラえもんもマンガじゃほとんど読んだことないや。
366 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 00:22
>>346 >最近読んだのでは「Go!GO!モンスター」がオモシロかたよ。
なんか元気のいいポケモンのような少年マンガかとオモッタけど、ひょっとして
松本大洋の?「!」は余計じゃ〜(笑)あ、私もスキv冬野さほが作画協力
しててふわ〜と、しかも不気味な感じも。
367 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 01:28
四捨五入すると30で若くはないワタクスィですが、最近ちょっと“へえっ”
と思った漫画をば。
キューティ連載「ジェリーインザメリィゴーラウンド」続編「ジェリービーンズ」安野モヨコ
コミック・キュー連載「ピュアトランス」続編「ドリームタワー」水野純子(ロリだけどサ
今は亡き(w)キューティコミック「ハチミツとクローバー」羽海野チカ(SD同人さんダネ
LaLa連載「おまけの小林くん」森生まさみ(ララはベテラン目当てダッタけど
少年ジャンプ連載「ライジングインパクト」鈴木央(20年前の少女マンガの様だ…
そういえば最近少女漫画雑誌をほとんど読んでない自分に気がついた。
やっぱりおばさんだぁ(鬱
>>366 は!す、スイマセン。
なんとなく私の中で!を付けた方が収まりが良い様になってました。
松本大洋は昔の奴も好きだけど、ピンポンとか↑コレとか、冬野さほのあの
感じがいい風に影響されてて、以前の男臭い感じが抜けて来て好きっす。
でも萩尾望都影響下じゃないね・・・・・。関係ないね・・・・・。
のでさげ。
369 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 15:15
にゃんと、松本大洋はその昔BSマンガ夜話でやたら神聖視されて
いたのしか知らない。・・・これは読んでみなくてわ。
370 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 15:30
いい感じのスレになってきたね。
私も松本大洋読んでみよー。
371 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 01:10
最も松本大洋らしい傑作なら「鉄コン筋クリート」でしょ。
自称漫画読みなら萩尾望都よりむしろ今なら松本大洋、読まなきゃ(w
いや、読むべきとかそうゆう台詞はこのスレではヤボイ以外の何でもない。
24年組もそうだけど、松本大洋も日本の漫画界における最重要漫画家の一人。
372 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 01:17
岡田史子とかはどう?24年組世代の人は読んでますかね?
萩尾望都より前の世代の漫画家ですよね。
最近また、リバイバルされたりしてるけど。
なんか萩尾望都と竹宮恵子と同人誌描いてた頃の坂田靖子に
少し似てますよね。それらの原形になった感じ。
(萩尾望都は岡田史子の熱烈なファンだったそうですが)
もっとアングラ臭いけど。ちなみに私は20代前半…。
373 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 01:24
>>372 クイックジャパンに掲載されてるのを読んでファンになったんだけど、
本が見付からないのが・・・・・・。
ヤフオクに出されてるけど、やっぱりどうしてもコミックスに2000円
は出せないんで。
最近文庫本化が流行りだけど、どーせならこういう人のを出してくれ
と思うことしきり。
374 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 03:48
>>373 所謂、「COM」世代ですな。
岡田史子はNTT出版から作品集出てたり、
まんだらけから限定本が出てたりします。
しかしQJに触発されるとはね・・・
375 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 04:18
岡田史子か……アングラ・サブカル扱いでもいいから、
もうちょっと人目につくように出してほしい。
NTT出版のが絶版になったばっかりだから、取り上げられるとしても
まだまだ先だろうけど……
373
>>374 岡田さんが掲載さていてた時のQJに、「頑張って岡田さんの漫画を再販する予定
なので、もしこれを読んで欲しいと言う人がいたらハガキ送って下さい」
って書いてあったので、送ったんです。そしたら、何年かたって
まんだらけ限定本のお知らせが送られてきたんですけど、あれ10万以上
するんですよね。当時学生だった私にはちょっと無理過ぎる値段だったんで
泣く泣く諦めた思い出が・・・・・。
377 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 14:15
>>376 限定未発表作品集が15000で出てたよ。
表紙が手書きのやつ。まだ売ってるか知らないけど。
前に古本屋の人が言ってたけど、最近の再ブームで
岡田さんの自宅にファンからやたら電話が掛かってきてえらく迷惑してるらしい。
その古本屋の人はなんでそんな事知ってるんだ?
379 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 19:31
>>378 古本屋が個人的に知り合いだったりするのかも・・・
神田には元ヒロ書房の編集長だった人がやってる古本屋もあるらしいし。
380 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 02:01
>>378 けっこう前のことなんで、うろ覚えだけど
確かQJの人と知り合いみたいなことをほのめかしてたと思う。
>>379 昔からあるような難しい漢字の名前の古本屋にいって
ガロとかCOMとかのマンガ家の名前挙げたりすると
向こうからいろいろ話してきてくれて面白い。
381 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 09:45
岡田史子はどこか24年組の昔の作品を思わせる。
つりたくにこを読んだ時はなぜか昔の内田春菊のある作品を思い出した。
どこが似てるってわけじゃないんだけど。匂いが。
影響受けたかどーかは知らないけど。
新しい作品ってゆうのはある日、突然何もない所からポンとでてくるんじゃ
なくて、昔からあるモノが少しづつ変化していった生き物の様な文化だと思う。
漫画ってゆうのは。
そもそもコミックマーケットってのも萩尾望都の時代のオタク大学生が始めた
そうで。
それが時代が進んで「キャプつば」「☆矢」の時代に大規模な
アニメ同人誌文化に発展したわけで。
そこから出てきたのが、がゆん。くらんぷ。
で、24年組もアニメ同人誌も両方読んで育ってそうな世代から生まれた漫画家が
よしながふみ、西炯子かな?(西さんはちょっと違うかな)
っつーか、このスレに出てきた少女漫画の名前を無理やり繋げただけのような…。
382 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 11:35
こういう名作ものっていうのは、やっぱりその時代に読んだほうが感動もヒトシオなんでしょうね。
私は高校の時に美術の先生にお借りして読んだんですが、当時は高河ゆん・尾崎南全盛期でこの作品を読んでもあまり何も感じなかったように覚えてます。
「風木」なんかはロスマリネにキャラ萌えしただけだったなあ…。
多分これら作品を受けて出された作品で大きくなったので、なんだか古い、稚拙等と不届きな感想をもったような。
ただ、小学生の時に友達の叔母さんの持っていた「アラベスク」は面白かった。
「SWAN」もあって、両方貪る様に読んだような記憶が。あとは「はいからさんが通る」とか。
小学生だったので「牢名主」「おひきずりさん」など分からない言葉を母に聞いたり…楽しかった。
「日出処〜」は大学に入って初めて読んだのですが、今でも名作だと思います。
最初絵柄で古いな〜などと思っていたんですが、一時期とりつかれたように読んでいました。
結局文庫で全巻一気に揃えました。
名作布教はしてもイイと思いますね〜ただあまり感動することを期待しないで、貸す方がいいでしょうね。
384 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 12:26
>>381 そういうのを歴史というのだろうね。
高野文子とか柴門ふみとか、岡田史子に影響受けた人たちも70年末のコミケに
参加してたらしいね。
385 :
花と名無しさん:2001/07/15(日) 01:37
厨房の頃はいわゆる萩尾信者(藁)でした。
で、高一ではつげ義春(藁)にハマッてた…。
他は全然読んだことなかったです。
その頃の私は、他の面白い漫画を見つけ出す能力がなかったんですね。
でも、どんな時代のどんなジャンルの漫画にも
面白いモノが本当は沢山あったと後から思うようになりました。
「同姓時代」(上村一夫)とか、「嗚呼!!花の応援団」(どおくまん)とか。
いかにも、その時代を象徴するような若者像が出てくる漫画なのに、
内容がしかっりしてるから、今、読んでも色あせない面白さがあります。
当時のトレンドってゆうのは今読めばダサいだけのはずなのに、なんてゆうか
その時代の若者達ならではの良さと、今の時代の若者にも通じる所ってのを
両方合わせもっていて、そうゆう漫画ってのはいつまでも
古くならないんだと思いました。(正確にゆうと古臭いんだけど面白い)
松本大洋も読む前は、どうせ絵柄が今時なだけで若者に流行の漫画だろう…
と思っていたのですが、読んでみて絶句…!。本当に凄い面白い!!!
やまだないとも、いくつか読んでみて、
アート気取りのコジャレてるだけの漫画か…と思っていたのに。
「BEAUTIFUL WORLD」は唯一本物のアートだと思いました。
フレンチ映画の様な。ポップで透明で。
きっと、これらの漫画も時代が変わっても面白いと思いますよ。
ただ時代のオシャレを描いてるだけじゃなくて、
オシャレの捕らえ方が的確で、
描き方に時代を超えてもゆるぎない個性が光っているから。
386 :
花と名無しさん:2001/07/15(日) 02:48
>「BEAUTIFUL WORLD」は唯一本物のアートだと思いました。
けっこうすごいこと言うね、きみ。
387 :
385:2001/07/15(日) 22:27
>>386 アートってちょっと、大袈裟でしたかね?(w
そういえば、松本大洋はフランスじゃ第7芸術とかなんとか
ゆうんじゃなかったでしたっけ?
岡崎京子は現代美術家とかそんな肩書きがあったような…。
つげ義春の「ねじ式」は20世紀を代表する芸術とか何かに描いてあった…。
個人的には漫画は漫画がいいなぁ…。
芸術とかに成り下がらないでほしかったりするです。
388 :
花と名無しさん:2001/07/15(日) 22:29
ちょっとずれますが
>>372 >萩尾望都と竹宮恵子と同人誌描いてた頃の坂田靖子
そんな同人誌があったのですか??
「魔法使い」には萩尾・竹宮が参加していたみたいだけど萩尾・竹宮・
坂田がそろった同人誌ってあったらすごいです! タイトルだけでいいの
で教えてください!!
正確なデビュー月日は知らないけど岡田・竹宮の投稿時期は重なっている
ので私の中では同時代の作家です
昔は24年組が文学的だって書かれてるの見る度に気になった。
今思えば、単純にそれまでの漫画に比べて
漫画の中に文学的な要素があるってことだと思うんだけど。
なんか、漫画より文学の方が上だとゆうことを前提にそう書かれてる
気がしたんですよね。
だって文学の中にも漫画よりつまらないものだって
あるじゃないですか。(藁)だから不思議に思ってました。
スレからはずれてきたんでそろそろ下げます。
390 :
372:2001/07/15(日) 22:53
ご、ごめんなさい!
私の書き方が悪かったようで…。
萩尾さん、竹宮さん、坂田さんの3人が一緒の同人誌描いてたわけでは
ないんです。それぞれが同人誌、描いてた頃って言いたかったのです。
確かに私の文章へんですね…。がっかりさせちゃって、すみませんでした。
>>389 素直にそのように
いえない人もいるってことでよろしく。
漫画と文学と上下の問題じゃないということね。
>>391 漫画と文学と上下の問題じゃないとゆうこと
私だって今は勿論そう思ってますよ(藁)
その頃、私はマジでリアル厨房だったのです。
文学的ってゆうとなんか24年組より
関川夏央・谷口ジローの「坊ちゃんの時代」とか
坂口尚「あっかんべェ一休」とかの方を連想するな。
面白いかどうかは別として。
っつーか、こりゃ、只の真面目な歴史モンか…。
24年組よりもむしろ
岩館真理子・吉野朔美の方が、文学的って言われるのは
なんとなぁーくわかるような気も…。
両方ともあんまり好みじゃないけど(w
395 :
花と名無しさん:2001/07/16(月) 01:34
>>385 第九芸術じゃなかったっけ?確か第七は映画だったような・・・
それに「松本大洋が」というより、松本大洋が影響受けたBDが芸術としてみられてるのでは?
>芸術とかに成り下がらないでほしかったりするです。
芸術ってそんなにダメなもんかね?「ねじ式」もダメなの?
>>395 あ、第九芸術でしたか。教えてくださってありがとうございます。
(実は記憶あやふやで自信なかったんですよ…)
そうですね。芸術的な漫画は良い作品が沢山ありますね。
芸術的な漫画もそうでない漫画も面白いものなら何でも好きです。
(なんか、すっごーくスレの本題から遠い所にきちゃった気がするのでsage)
日本語でゲイジュツって言うとなんか権威的な感じで
漫画とは違うかなとか漫画はゲイジュツなんぞになってはならんとか
いろいろ考えちゃいますね。
でも英語でartっていえば職人技とか占いとか武術とか
ワザもの一般が幅広く含まれるので漫画もartでOKなんですね。
おそらくフランス語とかでも同じような感じでしょう。
それにしても日本人は細かくカテゴライズして
権威的に上か下かとか決めたがるの好きですね。
それをやっちゃうとよけいな先入観が
良い作品との出会いを邪魔するようでいやだなあと思います。
漫画ってのは権威的に上とか下とか関係ない所でも
評価される部分が好きです。
とにかく面白ければ良いって部分が文学や映画よりもずっと強い
と思います。
特にチビッコの頃読んでたジャンプとか。
デッサン力があるとか色彩感覚に特に優れていなくても。
ストーリーが矛盾だらけでも。
学説的に否定されたことが平気で描かれていても。
設定が都合よくコロコロ変わっちゃても。
(言いすぎかな…?)
突拍子のないアイディアやムチャクチャな展開ってのが
面白くって子供達の心を掴むんだと思います。
そうゆうチビッコ向けの作品は人気が出てPTAに下品だとか言われても、
それはある意味褒め言葉(?)なような気もします。
さすがに青年誌とかレディース誌になるとあまりにも子供騙しな
漫画では読者は離れてしまいますが。
今は大人になったので、リアルでよく調べてあるなぁって漫画が好きですけどね。
ジャンプはもう読めん(笑)
399 :
花と名無しさん:2001/07/22(日) 04:08
age
400
401 :
花と名無しさん:2001/07/28(土) 02:18
チビッコの頃からジャンプ読み続けている私逝ってよし!ですか?
403 :
401:2001/07/28(土) 23:06
>>402h痰、けど私のことだと思うので。
始めはね、アラレちゃんが好きな純粋なチビッコだったのよぅー!
その後少女漫画、アニメ、同人、と一周まわって萩尾望都にたどりついた。w
404 :
花と名無しさん:2001/07/28(土) 23:28
逝くなぁ!
何歳で何読んだってオケーサ
>>401 レスナンバー間違えてすんまそんでした。
アラレちゃんの時代にチビッコだったならまだ逝くにはお若いです。
同年代でジャンプ同人やってる人もまだまだいるはず。
でもアラレからアニメや同人経由して萩尾っつうのは珍しいですね。
406 :
403:2001/07/29(日) 02:19
>>405説明省きすぎました。(w
アラレが終わってからジャンプ読まなくなって、りぼんとかONLYになったんだ
けど、その後すぐ思春期に突入してまた嗜好が変わってジャンプ(☆矢時代…)
やLaLaに燃えていた。つーことで。
萩尾望都は前にたまたま読んだ「マージナル」がとてつもなく良くて、いつか
他の作品も〜!と思ってたので、大人になってから文庫等で揃えました。
なるほど。