1 :
花と名無しさん :
「えんじぇる」なんて何度読んだことか!
2 :
花と名無しさん :2000/10/08(日) 04:16
15才で別マを卒業して以来
少女漫画はそんなに読む方ではないけど
岩館さんとか、大島弓子、くらもちふさこ、陸奥A子とかは
どうしても捨てられないのです・・・。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 06:47
なつかしい・・・岸裕子・・・
玉三郎さんと玲奈ちゃん(うら覚えですが)かわいかった
歌舞伎の玉三郎さんとどうしてもダブらせてしまって
芝居を好きになるきっかけになったかも
4 :
花と名無しさん :2000/10/09(月) 02:25
>3
すいません、私は岩館さんを愛してるんですが、全然意味
わかんないんですけど。
5 :
花と名無しさん :2000/10/09(月) 02:47
岩館真理子さんのファンって「アリスにお願い」で
グンッと減ったらしいですね。
作風がかなり変わりましたもんね。
私の中では、あれは傑作なんでとても残念です。
あんなに美しくて怖くて悲しい世界って、そう描ける
もんじゃあないです。
6 :
花と名無しさん :2000/10/09(月) 02:57
今やってる、モーニングマグナム増刊での連載が好きなんですけど、
あれ系(ほのぼの系?)でお勧めは無いですか?
「アリス〜」を読んでみましたが、私にはちょいときつかったです。
7 :
花と名無しさん :2000/10/09(月) 05:18
私はアリスはとても好き。
だけど、最近の作品はあんまり....
線がすこし細く弱くなりすぎかな。
全体に画面がパサついた感じ(?変な表現ごめん がします。
個人的にはヤングユー以降の作品はあんまり「当たり」がない....
「冷蔵庫にパイナップルパイ」くらいかなぁ
8 :
花と名無しさん :2000/10/09(月) 05:59
今月のヤングユーの笑った。
濃いシリアスもいいけど、こういうあっさりしたラブコメも好き。
絵はシリアスの方が力はいってるけど、
コメディのふわわ〜ん、へろろ〜〜んとした味もおかしい。
表情とか吹き出してしまうときがある。力のぬけ具合がおもしろい。
9 :
花と名無しさん :2000/10/09(月) 07:01
今「まるでシャボン」とかYOUNG YOUやフィーヤンあたりで連載したら
大人気になると思うが。ちょっと早すぎたつうかセンス良すぎた気もする。
ところで岩館さんって今いったいいくつなんだろ?
ひょっとしてもう40代後半?
10 :
花と名無しさん :2000/10/09(月) 07:55
作風に違わぬ、年齢を感じさせないふんわりした美人さんですよね〜。
11 :
いちおうあげとくけど :2000/10/09(月) 17:26
岩館真理子のスレって、たまーに誰かしら作ってくれるんだけど、すぐさがって
しまうんだよね(笑)どうせなら皆でサゲて話してたほうがいいのかな…
「まるでシャボン」ほんと好きでした。私は「おいしい関係」とかあのへんが
いちばん好きだった。一度心をがしっと捉えられてしまったんで、そのあと作風
変わって違和感を感じても、ファンをやめることなんてできませんよー。
初期ころの、乙女ちっく路線から移り変わる?ころのものも読んでて感慨深いです。
ちょっとした会話とか、書き文字、すべてに独特なものがあって。
でもこのスレの「21世紀に残す名作」もそうだけど、代表作をあげるのが難しい
んだよね。マンガ夜話では「うちのママが〜」だったそうだけど(BSないので
見られてない…)私としてはなんか違うんだよなー、と思うし…
12 :
名無しさん :2000/10/09(月) 17:41
キララのキ、おもしろかった
13 :
花と名無しさん :2000/10/09(月) 17:54
キララのキはちょっと苦手だったかも…
でも岩館真理子はすごく好きです。
私もまるでシャボンがすごく好きで、大人の世界っぽくて
憧れたなあ…
ご本人はもう40代半ばくらいですかね?
14 :
花と名無しさん :2000/10/10(火) 11:37
子供の頃(とは言っても中学)近所のマンガ友のお姉さんに
たぶん、初期のコミックを色々借りたんだけど
今までそーもないギャグ系ばかり読んでたせーか
めちゃくちゃ重い内要にビッビった思ひ出が、、。
15 :
名無しさん :2000/10/10(火) 15:25
>14
初期のでそんな重い内容って?なんだろう…
まあアリスとか、自分が小学生とかだったらやっぱ暗い話だなー、
とか思うだけなんだろうなきっと。
キララのキ、は絵が絵本みたいだなと思った。
私は、ヘンな言い方だけど彼女のちょっと雑っぽい絵が好きなので、
あれはキレイすぎてびっくりしました。
16 :
花と名無しさん :2000/10/10(火) 16:00
>11
岩館さんのスレが育たないのはわかる気がするなあ。
「熱烈な支持」というのがあんまりなさそうなイメージ。
普段そんなに漫画読まない人の読む率は高そうだけど。
漫画夜話は「アリスにお願い」をやるべきだったと
個人的には思ってます。
>15
うん、キララの絵は凄かったね。
やたら整った線で緻密に描かれてた。
あの細かく練られたストーリーにはあの絵が合うと思ったな。
17 :
名無し :2000/10/10(火) 18:27
「アリスにお願い」とか「ヴィヴィアンの赤い爪」とか
大好きなんだけど、読みながら(きっと、吉本ばななって
こういうの書きたいんだろうなぁ。影響受けまくり)と
思ってました。岩館ファンのワタシとしては、ばななの
小説は同じようなテーマや雰囲気でも亜流というか
ヌルすぎてバカにしてしまいます。
そして、(やっぱ岩館先生はステキ)なんて思っとります。
18 :
花と名無しさん :2000/10/10(火) 20:36
個人的に絵のセンスは少女漫画界一だと思ってる。
(アリス〜キララの頃。最近はちょっと崩れてきた・・・)
19 :
花と名無しさん :2000/10/11(水) 13:39
うん、最近の絵はちょっと…って感じ。
頬骨が気になるかも。
「まるでシャボン」て、いいっすねえ。せつなすぎる。
岩館さんのマンガって中途はんぱっていうか、独特の
物足りなさ?(いい言葉が見つからない)みたいなのが
すごい良いんだよね。
あんまり説明的じゃないっていうか。
感覚で読め、って感じだから最も少女マンガ的。
20 :
花と名無しさん :2000/10/11(水) 15:20
岩館真理子の描く女性は本当に魅力的だわ。
美しく我がままで可愛くて上品で、と多面的に捉えられていて。
反対に男性は「子供は何でも知っている」の「とうた」や
「うちのママが言うことには」の「英太郎」のように、単純で
おまぬけな存在で描かれる事が多いのよね。
もしくは存在感があまり無い薄〜い感じのキャラクター。
岩館さんて男の人にあまり思い入れ無いみたいね。
それとも女の子に対しての思い入れがかなり強いのかしら?
なぁんて岩館チックな言葉遣いで書き込んだりして。
21 :
花と名無しさん :2000/10/11(水) 18:06
>>6 ほのぼの系というと「うちのママが言うことには」かなあ。
終わりのほうはちょっとどろどろしてるけど。
この人の漫画ってほのぼのと思っていても油断できないので・・・
「子どもはなんでも知っている」もあんな暗い終わり方をするとは
思っていなかったし。
マグナム増刊のもすごく好きだけど、どんな終わり方をしても驚きません(笑)
22 :
21 :2000/10/11(水) 18:07
あ、ちょっと古いけど「えんじぇる」はおすすめです。
あれは読後感のさわやかさでは、岩館作品中一番では。
23 :
11 :2000/10/11(水) 18:18
案外育っている…(笑)
>19
私もそう思うんです。あらすじ自体はどうでもいいようなかんじだし、
ただ話が進んでいくだけというか…やっぱり上手く言えないなー。
ふとあっちの世界に行ってしまいたい、と思うような魅力がある。
>20
「まるでシャボン」の羽賀さんにしても、なんの特徴もないただの
「愛されてる男」というだけの存在だったもんねー。
昔の、もっと少女マンガしてたころから、あんまり男で印象的なキャラ
ってなかったなあ。もともと恋愛自体どうでもいいのかもしれない…
マンガ夜話見た人いますか?あの番組に全然向いてないと思うんだけど、
なにが話題になってたんだろう…
24 :
花と名無しさん :2000/10/11(水) 19:43
マンガ夜話見ましたよ。
岩館真理子みたいな絵が少女マンガ界で凄く多い時期があったけど、
元祖は彼女だ、みたいな事をいしかわじゅんが言ってましたね。
出演者は皆コメディタッチの作品はいいがシリアス系のは肩に力が
入りすぎて良くない、という意見が殆どという感じだったかな。
コメディのセンスが優れている人だ、と。
ゲストの河合美智子と夢枕貘は昔のファンみたいでしたし、
岡田斗司夫と夏目房之介はあんまり興味無さそうでした(笑)
盛り上がってなくてファンとしては消化不良な感じでした。
25 :
24 :2000/10/11(水) 19:50
あ、そうそう。岡田斗司夫が、
「岩館真理子の絵の目は排水溝にたまった陰毛のようだ。」
と言っていてカチンときた(笑)
26 :
花と名無しさん :2000/10/12(木) 02:15
「えんじぇる」は月一くらい読んでも飽きないくらい好き。
「週末のメニュー」「おいしい関係」やら「森子物語」なんて好きだなぁ。
「アリスにお願い」でファンが減ったのか〜
私は綺麗ですごく好きな作品ですが
たしかに「キララのキ」とか「雲の名前」とか含めて
近年のサスペンスなのは、作風が変わってドキっとしました。
しかし、消化不良を感じることもあるけど基本的に好きですね。
あと、ばななは岩館さんというよりも、ばなな本人も認める通り
大島弓子により影響受けてると思うなぁ。(個人的感想だけど)
岩館さんは、ばななのキッチンを絶賛していたが、、、
わたしもキッチンやつぐみなんかは好きです。
27 :
花と名無しさん :2000/10/12(木) 12:11
岩館真理子さんって、デビューが高校生の時だから、案外まだ40才になったか
そのくらいの若さじゃないかなぁ。
ものすごく長く描いているのに、いつも新鮮、いつもページを開くたびに
ドキドキするような緊張に包まれてしまう。
一度読み終わってからも、すぐに最初に戻ってなめるように見てしまいます。
えんじぇる、の頃から今まで、どんなに絵が変わっても最高に気になる作家さんです。
ファンがいたら申し訳ないんですが、山下和美の絵って、岩館真理子の
絵を我流に変えたようで、気持ち悪くて見れないんです。
デッサン狂った岩館真理子、って感じで、、、好きな人いたらごめんなさい。
28 :
>27 :2000/10/12(木) 12:34
私は両方好きだけどな。
確かに髪の毛の線なんかは似てるかも。
でも岩館真理子は細線、山下和美は太線って感じ。
29 :
花と名無しさん :2000/10/12(木) 13:04
乙女坂戦争、えんじぇる、森子物語、アリスにお願い持ってます。
キララのキも大好き!!
ラスト、ナギコの家のお手伝いさんが窓際で目撃したナギコ、
あれはなに?アキラがナギコの人形を作ったの?
十秋を送り出したキリコ(キョウコ)になんでナギコと同じ位置にホクロがあるの?
それと。。。なんて男だ十秋父。
>>20 何かの後書きだったか対談で
10代の女の子って、一番ミステリアスで思い入れがあるってなことを言ってました。
>>27 山下和美は岩館真理子というよりも小椋冬実じゃないかな?
30 :
花と名無しさん :2000/10/12(木) 13:14
吉本ばななさんは岩館真理子がすごく好きで、もろ影響うけてるって
ご本人が言ってたから間違いないのでは。
ところで
>>21 子供はなんでも知ってるってどんなふうに終ったんですか?
3巻まで持ってて、そのあと知らないんですけど…
知ってる人いたら教えてほしいです。
31 :
花と名無しさん :2000/10/12(木) 23:22
>30
26の人は、「より」大島弓子にとかいているので
岩館さんに影響受けてないといってるのではにとおもいますよ。
なにしろ「アリスにお願い」巻末でも対談してるし周知のことです
でも吉本ばななは岩館さんにも、大島さんにも影響受けてるかもしれないけど
他のものにも影響受けていて(誰でもそうであるように)
結局ばななワールドになっていてわたしはいいとおもいますが
わたしは岩館さん作品に似てるなんておもったことないし。
32 :
ありなっち :2000/10/13(金) 00:06
>24
岡田は基地害で素人以下のセンスしかない蛆虫
だから気にするな。
33 :
花と名無しさん :2000/10/13(金) 00:32
篠有紀子もかなりそっくりだよね。
両方好きだけどさ。
34 :
花と名無しさん :2000/10/13(金) 00:35
わたしは吉本ばななの小説を読むときには
頭の中で岩舘真理子の絵に変換しながら読んでたりする(笑
どっちもすごく好きだなぁ。
35 :
花と名無しさん :2000/10/13(金) 00:40
「森子物語」とか「遠い星をかぞえて」
なんかの微妙なお年頃の女の子が主人公のが好き。
36 :
花と名無しさん :2000/10/13(金) 00:44
私は「つぐみ」に岩館感を感じますね。
繊細な女の子の描写に力が入ってる所とか。
37 :
花と名無しさん :2000/10/13(金) 01:52
>33
その人はどんなコミックス出してるのですか?
初めて聞く名前なので。
吉本ばななはまあ両方に影響受けてるってことで。
岩館真理子本人も、大島弓子のことをすごく尊敬してますよね。
しかしこれからどういう地平に行くんでしょうねー?
38 :
花と名無しさん :2000/10/13(金) 09:55
>>27 山下和美は、松苗あけみ、岩館真理子あたりの影響あるよね。
でも「柳沢教授」みたいなのは山下和美にしか描けない世界でしょ。
中〜老年男性のしわやたるみをあれだけ愛をこめて描ける女性作家は
希有な存在です。
スレ違いでごめんね。
39 :
33 :2000/10/13(金) 14:03
>37
篠有紀子は「花きゃべつひよこまめ」が一番有名なのかな。
これはコメディ色が濃くて「えんじぇる」っぽいお話。
コメディを面白おかしくさらっと描くのも上手いけど、
短編なんかはシリアスでちょっと残酷で悲しくてって、
感じで岩館さんとほんと通じるものがあるかも。なんか「うちママ」
の拓子さんの描きそうなSFみたいっ!て思いました。
絵も線がほっそ〜くて上品なところも似てる。
でもこのひと独自の世界も確立してるし。
岩館さんが好きな方なら多分好きかと…どうでしょう?
40 :
花と名無しさん :2000/10/13(金) 22:47
ふたりの童話って知ってる?(笑)
イライラするくらいモジモジしてるの。
それからずーっと、中途半端っつーかハッキリしない話なのが個性なんだね。
最近はかなりエキセントリックになったような。ちょっとこわい。
下品な内容を上品に描くのが上手い人。
41 :
花と名無しさん :2000/10/14(土) 03:20
「ふたりの童話」持ってます。あれは…ああいう時代、だったんじゃないかなあ
岩館真理子は「乙女ちっくマンガ」の中心でもあった人だもんね。
私は1冊目の「おしおきしちゃうから!」から全部持ってるのですが、最初の
何冊かは、一見岩館真理子の作品とは思えないほどです。マンガの中に本人が
登場したり、おまじないの紹介があったりと、今みるとほほえましいというか
時代を感じて面白い。(まあ長くやってる人はそういうのが当たり前か…)
私も「キララのキ」はさすがにいっちゃったなあ…と思った。
しかし案外?昔から、子供かくとかわいいんだよね。
昔出ていたイメージソング集?はどうよ?
43 :
花と名無しさん :2000/10/14(土) 10:00
おねだり天使かわいいんだけどこわすぎ
44 :
花と名無しさん :2000/10/14(土) 18:08
最近の絵がねー。
どんな心境の変化であんなになっちゃったんだろう。
男の人なんか、生身の人間よりズングリしてませんか?
やっぱり少女漫画的手法に飽きて、いろいろ試行錯誤してらっしゃるの
かもしれませんね。
何十年も漫画家やってきてまだ絵が変えようとするなんて
本当に凄いことだと思うけど、、、。
45 :
花と名無しさん :2000/10/14(土) 18:37
つーか、精神的に繊細なんだね。
一条ゆかりとは正反対なタイプだ。
作品読めばある程度の精神状態はわかる。
本人も認めてたし。
46 :
花と名無しさん :2000/10/15(日) 03:21
イメージソング集なんて出てたんだ…見てみたいような見たくないような。
ビデオも出てたよね。見たことないけど。
一条ゆかりみたいなのは、ほんとプロの職人というかんじがするよね。
エンターテイメントに徹してるというか。
岩館真理子はたしかにそれとは対極にあるよなー。(一条ゆかりも好きだけど)
初期のころ、マンガ家やめようかと思ってたと言ってますよね。
えーと「春がこっそり」の巻末に書いてあった。
絵は…私はそれほど期待してないので(「おいしい関係」の浩一・浩二さんを
見てから…)だまってついていこうかと思ってます。
47 :
花と名無しさん :2000/10/15(日) 11:31
最近男性誌で連載されてるんですよね?
どういうお話しなんですか?
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/15(日) 19:13
岩館真理子さんは作家さんがよく読む漫画みたいですね。
批評系の雑誌には必ず出てくる気がするのですが・・。
それにしても絵がかわりましたね。
わたしが人魚になった日、の時ぐらいの絵が個人的にはとても好きなのですが。
巨匠扱いされる寸前ぐらいの時期かなあ。。。
キララのキはこっそりファンです。残酷な話しですけどね。
49 :
花と名無しさん :2000/10/15(日) 19:20
素晴らしい…もうすぐレス50いくんじゃない?
2ちゃんで岩館真理子、のわりには続いてるなあ…
私も大好きだけど、批評系の本で読むといまいちピンとこないって
いうか。自分の中ではいつまでもただ好きな作家、なので…
巨匠みたいな扱いがちょっとピンとこない。好きな作品も、やはり
それ以前のものが多いです。
絵柄、これだけマンガ描きつづけてるわりにはそれほど変わってない
ほうじゃないかと思うんだけど、どうかな?
50 :
花と名無しさん :2000/10/15(日) 20:34
お、50ですね。
私の中では巨匠です。もっと評価されるべきだと思います。
51 :
花と名無しさん :2000/10/15(日) 22:51
篠有紀子と一緒にしちゃダメ!
私こいつ大嫌いだもん。 ほんわか見せかけて、実はなんか逝っちゃってて
きもい話だし、絵なんてマジぱくり。 でもそのわりに毒々しいタッチだし。
きもすぎて本当に嫌だった。 こいつに騙されてる人多すぎるよ。
岩館真理子は私の中でも巨匠だよ。 ほんと、もっと評価されるべき。
52 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 02:21
ええ。私も巨匠だと思います。
岩舘真理子さんは48年組の中では代表的な作家さんですね。
他には・・・・・名香智子さんも48年組でしたっけ?
作品群の中では「えんじぇる」「森子物語」「きみは三丁目の月」
なんて大好きですね。
昔、週間マーガレットは岩館真理子さんがいたから買っていたようなものでした・・。
>51
篠有紀子さんは完全に岩館ワールドに影響受けてますよね。
53 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 02:25
「おいしい関係」が好き。あと「幾千夜」も。
54 :
たく :2000/10/16(月) 02:42
「幾千夜」は僕も好きでしたね。あれって一体、その後どうなったん
だろう?再会は出来たのかな??
(最後イギリスに行っちゃう話ですよね?違ってたらすいません!)
55 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 02:49
僕は男ですが、岩館真理子の漫画大好きっす。
子供はなんでも知っている・・・・はまりました。
あとは、冷蔵庫にパイナップルパイ?かな・・・てへへ・・・。
56 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 03:19
「きみは三丁目の月」私も好きです。
どこの国の話だろう、ていうちょっとオトギ話めいた雰囲気がある
んだよね、そういうとこ好き。(そのくせお尻におできができたり
しょうもない事件が起こる、そういうところも好き)
男の人でも好きだっていう人がいるんだー。
(偏見すいません)なんか絵柄もネームも男の人にはとっつきにく
そうに思えるんだけど、読んでる人もいるなんて嬉しいな。
私も週マ買ってました。ところどころ絵を切りぬいてカセットレーベル
(歳がばれるなー)にはさんでました。懐かしい。
57 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 03:23
>>54 「幾千夜」「センチメンタルリング」を初めて読んだ時、この二人、
再会してほしい〜!でなきゃせつなすぎる!と涙にくれたもんです。
現在は、この続きがあってほしいような、続きがないままにせつない
思いに暮れていたいような、複雑な気分だったりします。
58 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 13:13
短編では「街も星も君も」が好きです。
とてもせつなくて、悲しいおとぎ話、といった感じで。
「幾千夜」なんかもそうだけど、孤独な人たちが肩をよせ合っている
感じがなんとも泣けるのです。
私は篠有紀子さん好きです。確かに岩館さんの影響をかなり受けてる
感じですが、自分なりに作品の中で消化されてて完成度は高いと思います。
それにやりたい事の違いは読んでいてわかります。
59 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 15:44
ヤングユーに移ってからの作品と週マの頃の作品、
みなさんはどっちが好きですか?
あたしはどっちも好きですし、「アリスにお願い」
なんか、出た!岩館ワールドの真骨頂!なんて思いました。
週マの頃では、読みきりを中心に読んでいました。
静かな訪問者、シルエット、幾千夜、五番街を歩こう、月夜のつばめ・・・
ところで、ヤングユーってレディースコミックにはいるんでしょうか?
60 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 23:28
ヤングユーの「アマリリス」、ときどき場面を思い出して
一人で笑っちゃいます。
口からスルメを出してるコマとか。
61 :
花と名無しさん :2000/10/16(月) 23:37
私はヤングユーに移ってからの作品が好きです。
週マ時代の作品はリアルタイムで読んでいない、という事があるからかも
しれませんが。
岩館さん独特の世界は、ヤングユーに移られてから完全に確立されたんじゃ
ないかと思います。
「アリスにお願い」は、本当に素晴らしいとしか言いようがないです。(泣)
もう何十回読んだことか…
廃園になった遊園地、川辺の小屋、鍵、長い髪の美少女、そして死…
美しいイメージを幾重にも重ねてゆく事で
繊細に紡ぎだされた世界に何度読んでも圧倒されてしまいます。
この作品はストーリーよりも、イメージや空気に惹かれるのです。
自分はこの作品よりグッとくる作品にまだ出会えてません。
62 :
花と名無しさん :2000/10/17(火) 02:39
私もどっちも好きだけど、リアルタイムで読んでたのが週マだから、思い入れは
そっちのほうがあるかも。
岩館真理子本人はあまり興味がないのかもしれないけど、恋の話がけっこう好き
でした。「まるでシャボン」みたいに、はがゆくてせつない物語が好き。
ちょっとした風景のコマが好きです。道がつづいてるのとか、階段がつづいてる
のとか、街の遠景、特別丁寧に描きこんであるわけじゃないのに、みているだけ
でせつなくて懐かしいような、ふしぎな感じになる。
ひとつの絵だけでそんな気持ちにさせられるマンガ家、いまんとこ他にはいない。
63 :
花と名無しさん :2000/10/17(火) 03:13
週マの頃の作品といえば、おいしい関係第一回が忘れられません。
巻頭カラー見開きで、たまこちゃんがあくびをしてた絵だったのですが
まだ覚えています。歯磨き粉も描いてあったような・・・。
続編の週末のメニューも好きでした。
64 :
花と名無しさん :2000/10/17(火) 09:47
週マ時代の「昔 赤いレンガの道で」泣きましたー。
友達に言ったら一体何処で泣くの?と不思議がられましたが。
自分にも妹がいるので感情移入してしまうんだろうな。
65 :
花と名無しさん :2000/10/17(火) 16:16
岩館真理子スレがこんなに成長してるなんて嬉しいかぎりですね♪
週マ時代の作品は。。。
そうですね、古い作品では、赤い淡い夜がすき”遠い星をかぞえて”
わたしが人魚になった日”静かな訪問者”
などですか。。。あと天使の耳朶?でしたっけ。
ヤングユーの作品はなんといっても
うちのママがいうことには”ですか?
(岩館真理子作品の中では珍しく長編!)
66 :
花と名無しさん :2000/10/18(水) 01:00
新しい作品だったら「黄昏」が好きだな。
67 :
花と名無しさん :2000/10/18(水) 01:10
私も嬉しいです!
「遠い星をかぞえて」はせつない話だったなあ。
あと「おいしい関係」は大好きでした!たまこちゃんみたいなキャラ
かける人は岩館真理子くらいしかないでしょう。
スキー教室でおびえてる姿が自分とだぶりましたが。
なにがどうなってるのか、いまいちすっきりしないストーリー・・
あれが岩館真理子のいいところだと思います。
68 :
花と名無しさん :2000/10/18(水) 03:30
54.57さんへ
角川文庫から出てる「わたしたちができるまで」という本にご本人の作品解説が
載っていたのですが、「私はいつか、ちゃんと二人と一匹は出会うことが出切るのだ
という気持ちで描きました」と書いてありました。結論は読む人次第とも書いて
ありましたが、それを読んでほっとしたのを覚えています。
69 :
68 :2000/10/18(水) 03:31
出切る⇒出来るでした。ごめんなさい
70 :
花と名無しさん :2000/10/18(水) 03:32
おいしい関係、といえば、
槇村さとる、の、おいしい関係。
おい!パクりじゃないの〜?
なんて思ったのは私だけ?
岩館真理子フリークのアタシとしては、
今でもなんか、こう、しっくりといかないというか。。
岩館センセーの方が先よっ!
っていいたくなるのですが・・・・・・・・・・。
71 :
花と名無しさん :2000/10/18(水) 06:18
>70
でも世間で「おいしい関係」といえば槇村さとる…
同じ集英社で、時期もそんなに離れてないのにー。
たしかに「?」とは思う。
けど岩館真理子のファンはそんなことにピリピリしないもんね。
「わたしたちができるまで」あの当時買っとけばよかった…
(小椋冬美も好きなんで)
今になって、古本屋とか行って探してもみつからない。
72 :
花と名無しさん :2000/10/18(水) 08:12
、ス、ヲ、、、ィ、ミセョフコナ゚ネ�、オ、テ、ニ、ノ、ヲ、キ、ニ、?、ホ、ォ、ハ。」
タ、ツ蠻ェ、ヒエ莇ロ、オ、ネニア、ク、ヌ、ケ、隍ヘ。」
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73 :
花と名無しさん :2000/10/18(水) 16:04
ネタバレです
「アリスにお願い」のアリスって自殺?それとも殺されたの?
自殺って解釈してたけど最近読み返してみて
もしかして美名子が??と思ったものだから。だったら怖すぎる〜
74 :
花と名無しさん :2000/10/18(水) 19:10
>73
へえ、そういう読み方もあるんだね。
ちなみに私は自殺として読んだけど。
アリスが自ら死を選ぶ事で二人だけの秘密を、永遠のものにしたんだなあ、
アリスは美名子のことを愛していたんだなあ、と。
その愛がこれから美名子を一生苦しめていく。あのじっと真直ぐを見つめる
アリスの目は、罪を償って簡単に楽になる事を決して許さない、怖い目。
75 :
わたしはダリ?名無しさん? :2000/10/19(木) 01:37
「アリスにお願い」
ってそんな話しだったんですね。
わたしって岩館先生の漫画って週マの時の作品しかしらないから、
驚いてしまいました。早速文庫買って読んでみようかな。
76 :
花と名無しさん :2000/10/19(木) 01:53
うん、文庫版は「白いサテンのリボン」とか良い作品が入ってるのでオススメよん。
でも週マ時代と雰囲気変わってるけど、ショックを受けないようにねん。
77 :
花と名無しさん :2000/10/19(木) 02:23
>73、74
私はアリスは美名子が殺したのだと思っていました。
過去の告白をした次の日の、アリスに「おはよう」と言う美名子の
表情からそう思ったのですが・・・・。
アリスは川で死んだので その秘密は 永遠に鍵をかけられたのです
という最後の文、怖かった・・・・・。
でも、74さんの解釈もなかなか怖いですね。
どちらにしても、とても好きなお話です。
78 :
花と名無しさん :2000/10/19(木) 02:34
でも考えてみると、「まるでシャボン」も恋人が死んだことが
キーワードになっていたんだよね・・・
文庫版アリスは、1冊であんな濃ゆい世界を堪能できるので
お得だと思います。
私は全部コミックスで買ってて、文庫持ってないんだけど、
「自選集」てことなのでなにを選んでいるか知りたい気がする。
あとがきは誰が書いてるのかな?