1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2007/11/10(土) 11:38:17 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2007/11/10(土) 11:39:46 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2007/11/10(土) 11:42:13 ID:???0
5 :
花と名無しさん:2007/11/10(土) 11:58:35 ID:???0
,.-‐=ー-−、
, -{〃´r `ヽ. 丶
/, イ い ー-、 `、
ノ ゝ `下ヽい j ぃ.ヽ
〃 い ぃ_ノ八ー' 、_,小 ヽ.い
八ゝィ(、_冫ィrくヘ(__,〃 ミヽYリ
{ ゝいン‐-廴いゝン-いゝ川 {
}Yハ 涎nヾ代愆シ`〉Yィ'リ
ヾゝい j / ノリ´
`込 __,,__ /イ^′, -<¨¨ ‐、
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}ニヽ.`¨´〆´{ / ハ
ノ廷込Y'{rI巧∨ r _ ',
, -‐、 -‐'´  ̄`ゝ孑乍ミ7 ノ⌒ ヽ {. i
〃シ/兮、 _/匁/}ドI父f (、ノ_,∠._ __い、_ノ |
/乏yiWrfヘ ヽゞタ/'ノ}!t},ネ{ 小 r符ミ ' r符ミtり} |
/'爻〃 リ' }j'りハ. Vイタ{{カt,ハ{ {ぃ ^¨´ h `¨^ rラ′!
/〃朮/x〃ォリ〕}ルiヘ. hホ;!}价} いヾ、 ' ,{(.ノ/
/ッ厶 ル'衣/ゞ/仞{刔ハ !仔}.{弁{ / 弋タ\` ̄´ イ心./
'^^^/ ty'r片/r_/r〃えl爿ヘ.l込{ }戈j./ /´`フ'| ` ー ´ {ヘ‐'^ヽ
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' ⌒´h伐ルくj弐ネくリ,{f|戈{i }_込_イ戈ぇ癸,ゝにユtュ.--―‐、
/ 亅ゝ'´l }iゞlゞ{小!tゞ'卞冖示テ=会テ示冖'j|「 ̄`
/ ! l {爻j〃}jtぐく必込X述シx伐ゞム圦.v!
' |i | ヽハ爿刈ネYヘ弐ソハ.Xイ夾ac^込7
/ l ! l Et{r{/`込ぃ.來ネa | `7
/ h| i t予/ ヾ沙宀' l /
亅l l `ァ′ / !. ! /
、 j ! ! / / | i c⌒ヽ!
6 :
花と名無しさん:2007/11/10(土) 13:31:49 ID:???0
>>999 その変化が非現実的だから、途中からアホ漫画になったなと思った
カウンセリングは様々な方法があるけれど、ただ黙って向き合うとかありえない
ペンは話を引き出すのが下手糞
精神科医じゃなくてただのカウンセラーなら仕方ないかもしれんけど
7 :
花と名無しさん:2007/11/10(土) 13:35:44 ID:???0
あ、でも「アビー」の時は普通だったね
ペンはイアンが無理矢理行かせたカウンセラーってこと忘れてた。
普通は苦しんでる本人が何とか助かりたいと思って(無意識にでも)精神科やカウンセラーのとこにいく
でも、強制的に行かされた場合はその限りじゃないかも
8 :
花と名無しさん:2007/11/10(土) 13:42:10 ID:???0
>>1乙
前スレ996は前スレ998?
感想見る限りだともうちょっと読み込む余地があると思うな…
ジェルミが「嗜虐と愛とが同じものの中にある」と気付いて衝撃受けたりとかの
重要なシーンをかなり読み落としてるんじゃないかな
あと、カウンセリングで最初からべらべら話せるケースばかりではないみたいよ
そしてペンが「有能」なカウンセラーという描写はなかったと思う
そしてこれは「物語」であって、
整ったパズルピース(有能カウンセラーとかね)を揃えて
「こうあるべき現実」という期待を適えるツールではないしね
9 :
花と名無しさん:2007/11/10(土) 13:51:44 ID:???0
>>1 乙華麗さまでございました
>>8 そう、前スレの977,996,998は私。この漫画最初読み始めたときは、虐待について上手に描けてると思って読んでたんだけど
途中から(イアンが急にジェルミに恋愛感情らしきものをもったところ)何てもったいないことするんだろう!って思って
アホ漫画になったと思った。最初から「どうせこれは漫画だし」って思ってたらよかったかもしれないけど、そう思うには前半はとてもよく描けてたから。
だから、前半と後半のバランスの悪さとか、整合性のなさにすごく残念に思った。
でも、これは漫画だし、虐待についての教科書でもなんでもないからこだわる私の方がアホなんだけどさ
苦しんでる人は、その症状の段階によっては
自分の苦しみそのものを認めたくない=自分の現状を直視したくない
(一番辛い事を反芻しなければならないから)=でもつらい、というスパイラルに嵌って
やばい症状も認めようとしないし、病院にも行きたがらない場合もあるよ。
どこかで奮起して通院してもうまくいくケースばかりではないし。
専門知識は必要ないと思うけど「これはこうな筈!」って思い込みが少しだけ安直かも。
別の人格を作り出して逃避とかね
別人格を創り出すにはジェルミは成長しすぎww
現実に、別人格作って逃げられる人ばかりじゃないもんね
>>10 だからもったいないんじゃん
現実に虐待を受けて苦しんでる子供の心理状態がものすごく上手く描けてたのに
途中から非現実な展開を描きだしたことが・・・
うまく言えないんだけど、後半はありえないよ
私自身が虐待うけて精神科医とのカウンセリングで立ち直る基盤を先生と一緒に築くことができたから
カウンセリングのもつ、というより人の心がどれだけ大きな力を持ってるか描いて欲しかった
ああ、こうやって書いてたら気がついたよ、ありがとう。私は自分が立ち直れたから、皆も立ち直れるものなんだって思い込んでたんだ
>>14 最後の一行まで、「立ち直れる人ばかりじゃない、様々なケースがあるって視点はゼロ?」
と思いながら読んだw
私としては、ただカウンセリングで救われる話にならなくて本当によかったよ。
人間の無力さと、それでも…っていう力もあると思うから。
折角立ち直ったんだから(本当によかったね。どうか幸せに生きてね)
漫画くらい一つの別世界としてよく読み込んでみるのも悪くないと思うよ。
小説でもそうだけど、ほんの一行の中に全ての鍵が眠っていたりするし
そういうのに出会うのが読む事の楽しみでもあると思うしさ。
ちなみに自分はカウンセラーを信頼できなかったケースw
>カウンセリングのもつ、というより人の心がどれだけ大きな力を持ってるか描いて欲しかった
そもそも残神って
「虐待を受けた子供がカウンセリングによって立ち直る」
というカウンセリング漫画じゃないし、
ハッピーエンドなラストの漫画でもないんでは。
カウンセリングはあくまでも物語のなかの小道具の一つに過ぎない。
ジェルミの場合は殺人を犯した罪があるから
カウンセリングに全て委ねるというわけにはいかなかったんじゃないのかな。
人の心の持つ力と可能性は死力を尽くして描かれてたと思うよー。
カウンセリング漫画にならなくてよかった、ハッピーエンドを目指す話じゃないに同意。
>>15 あの、ありがとう。このレスで最後にします。スレ違いと言われるから。
私が展開にこだわったり納得できなかったのは、やっぱり自分のケースと照らし合わせてたから。
人の心は柔軟で、立ち直る力を患者が持っているということを双方が信頼してカウンセリングをするのが基本姿勢なので
私は最初カウンセリングに行ったときは、強制されたんだけれど、精神科医のインチキを暴いてやる!と思って乗り込んでいった。
でも、最後のカウンセリングでは私は「親を許したいと思う」って言葉が出たときに自分でも驚いて、先生も私も泣いた。
その時になって初めて、本当に心って無限の力があるんだなって実感した。
15さんに何があったのかはわからないけれど、がんばって下さい。
それで、もし苦しいことがあったら信頼できる医者は絶対にどこかにいるはずだと思うから、カウンセリングうけてみてください。
でも個人的にはカウンセラーよりは同性の精神科医の方がいいと思います。
トーマやポーは物語を楽しんで読んでたけど、やっぱり虐待がテーマだとものすごく過剰に反応してしまいました。
>>1 スレ立て乙
定期的に虐待やカウンセリング経験者のこういった書き込みあるよね
スポーツモノにせよ、料理モノにせよ経験者がつっこみたくなる気持ちはわかる
叩いてんじゃなくて、たまにこういう流れになるのも自然なんかなと改めて思った
そんだけだw
>>20 ありがとね。
やっぱり色んな読者が色んな読み方をしてるんだよね。
ナディアやマージョリーのようなパターンは虐待でなくても普通に多そう。
エリートの子供がDQNな場合って、親が無意識下に子供にそうさせているって
どこかで読んだような。ってどんどん板チになってごめん。
終盤ナディアが突然ふってわいたおかしな男と結婚するよね
奴の登場の仕方が??で杜撰だったけど
ナディアのそれまでのセルフ&パブリックイメージにはまらないタイプの男と
ガチンコしながら結婚
本来のナディアの姿がああいう鈍臭い感じで、あの結婚が彼女の自立ポイントなんだな
イアンもゆくゆくはナディアとくっ付いたり離れたりするんじゃないのかな?
ジェルミの存在を理解する女性なんてナディアくらいなんじゃないか?
理解してたのかよ
ナディアは子持ち既婚で更に言えばジェルミへの理解からは結構遠い存在だったねww
カウンセリングで実際、うっかりつるっと告白しちゃったじゃない。
でもそれでパニックを起こしちゃって、カウンセラーのフォローや誘導に乗ることもできずに遁走しちゃった。
続けることができればカウンセリングで救われることもあった「かもしれない」けど
ジェルミにとっては母殺し、その前に母を裏切って義父に抱かれていた、その嫌悪感も罪悪感も殺意も
みんなひっくるめて義父によって「愛」と名づけられてしまった。
そういう自分が罪に至るまでにあったあれこれの罪悪感の方が重くて、その重荷を勝手に降ろして
救われてしまうことはジェルミにとっては許されざることだった。
だからむしろ最短の救済の道を無意識にでも避けてたと思うんだよね、ジェルミ。
背中の傷を学校の先生に見せたらそれでよかった、どの時点でも一本の電話を行政にかけていればよかった、
でもそれはできなかった。
自分を傷つける相手を自分が傷つけたのだから、自分が傷つかずには自分は救われなかった。
自分の被害者ではない職業カウンセラーには救われてはいけなかったし、
だから自分を壊した/自分が殺した母親に抱擁を受けた、あのラストの展開は美しかったよ。
ついでに、イアンがジェルミにうたう歌
シューベルトの「菩提樹」
泉に添いて 茂る菩提樹
慕いゆきては 美し夢見つ
幹には彫りぬ ゆかし言葉
うれし悲しに 問いしその影
今日もよぎりぬ 暗きさ夜中
真闇に立ちて まなこ閉ずれば
枝はそよぎて 語るごとし
来よいとし友 此処に幸あり
面をかすめて 吹く風寒く
笠は飛べども 捨てて急ぎぬ
はるか離かりて 佇めば
なおも聴こゆる 此処に幸あり
微妙に物語とリンクしているというか、これを歌うのがジェルミではなく、
ジェルミに寄り添いたいと思ってるイアンだというところがなんとも言えず味わい深い。
じゃあ、さっさと自殺でもすればよかったのにね、ジェルミ
罰して欲しいならそれが一番わかりやすい罰だったんじゃないのかな?
ましてジェルミは15かそこらの子供でしょ
子供の足りない頭で考えて、行き着く結論といえば自殺くらいだったと思うんだけど。
┐(´ー`)┌
>>29 イアンが連れ戻さなければ12、3巻あたりでジャンキーで死んでた可能盛大。
自分をコントロールできないんだし消極的な自殺だよね。
>>27-28 だからバレンタインやイアンとのかかわりがあるんだよね。
いつだったか過去スレで、残神は単に萩尾望都がやおいを書きたかっただけって意見あったけど
そのとおりだと思う
あっそう。
>>29 その「救われてはいけない」「自分は死ぬべきだ」と、理性の部分では考えられないから
自殺を思い付けない、って感じだと思うんだよね。
ついでに、ジェルミの場合自傷行為だと究極の達成ではなくて
あくまでも「殺意=愛」「破壊=愛」と刷り込まれてしまった以上、自分が傷つけた愛する者の手によって、
なんでしょう。
サンドラもわざわざ、おさない息子に自分の自殺未遂を見せつけたし。
ジェルミは自覚的にはそれを恐れたけど、無意識的にはサンドラの破壊的な愛を感じてたんじゃないかな。
荒れないでw
ここは最年長のエドガーの意見でも聞いてww
>>28 その菩提樹の歌詞、ドイツ語の原詩は分からないかな?
ググったけど、うまく見付けられなかったんで知ってたら。
>>36 最年長はエズラ(達)か、ひょっとすればエルグなんではあるまいか
>>36 昨今の麦は頂く気にならないそうですわ。
ジェルミのあのカオスな内面も突き詰めればシンプルで
結構咀嚼されてたと思うよん。
>>38 百億の昼と千億の夜のラストシーンの、「炉」の外の人達だと思う
>>37 手元にあるのは和訳詩だけ。ごめん。
関係ないけど、キングポーってまだ生きてるんだよね?
>>41 彼が古代ローマ人だったらと考えるのがロマンです。
イタリアから来たらしきフレーズがあったよね。
ドイツ語だああ
ついでですんで、曲も聞けたらいいなあ クレクレ厨
キングポーは避難してたからまだ存命でいいんじゃない
前スレ976さん
>今掲載されていたら、即刻削除な描写なんだよね。
>いくらお遊びといっても。
そうなのか?
じゃあ、
最近発売された『トーマ』では削除あるいは書き直されているの?
>>47 Very beautiful!! Thanks.
>>42 ありがとう。CDは持ってるんだが、ドイツ語の歌詞は載ってなかったんだ。
かと言って聞き取れるほどドイツ語も出来ないし。この詩を見ながらまた聞いてみるよ。
>>48 そのままだったと思うよ。
菩提樹っておんぶらまいふだよね?
あれドイツ語じゃなかった?
ドイツ語で菩提樹はリンデンバウムだと思ふ。
ein Lindenbaum
>>51 >おんぶらまいふ
フレンチぽい響きかな、わかんね
母子癒着といえば『トーマ』のマリエとエーリクも相当なもんだと思うが、
あれは、子供があてつけで家を出て寄宿舎にはいっちゃったのがよかったのかな?
『トーマ』って、親子の関係のパターンが何種類か出て来てそっちに着目しても
面白いんだよ。
しかし、トーマの自殺方法は、現実問題であれば迷惑きわまりないわけで
自殺とは思われない方法で自殺するなら他に方法はなかったのかと....。
>>48 いや、そのままだけど、現在の社会情勢では
少女対象のマンガ雑誌にそういうエピソードが入ってるマンガを掲載して
「お遊びだよ。ちゃんそ砂糖がはいっている」なんてシャレになんないでしょ。
57 :
56:2007/11/10(土) 18:12:20 ID:???0
× ちゃんそ ○ ちゃんと
普通にシャレでいけると思うんだけど
投身はひどいよね。やはりお遊びならぬ毒物を(ry
電車が遅れたら損害賠償がすごいんじゃないっけ。
シュベール家は払ったらしい描写がなかったよね。
ドイツでは無いのかな。
ごめん、シュベールじゃなくってヴェルナーだ。
しかもシュベールじゃなくってシューベルだよね。
おちつけwww
それよりリアルで身体をこなごなに打ち砕かなくても。トーマってシュールな子だ
シューベルは11月だっけ
>>51 ヘンデルのオペラのアリア>オンブラ・マイ・フ
>>63 シューベルは11月って?
ドイツ語の11月なら読みも英語と同じNovemberだけど?
他にシューベルという月もない。
>>65 11月のギムナジウムのことを言ってるんだと思うよ
萩尾作品のことあまり知らないでこのスレに来てるのなら
早合点でえらそうな態度取らない方がいいよw
>>65 そう、11月のギムナジウムの事。でも自分の書き方がちょっと分かりづらかったね
シューベルトのトを抜いてつけた名前だったのに
読者から「ドイツにシューベルという姓はありません!」と
つっこみの入ったアレですね
凄いよね、その忠告の人。
自分は日本人の姓さえ全部把握できてないw
そして皆そうだと思ってる
今も昔も同じような人がいるもんだねw
○○系□□人とか、系統によっては外見だけじゃ日本人にはわかり辛いけど
そういう場合の姓でもその国の読み方に変化させてた気が
いや、小鳥遊でタカナシ、とかさ
読み仮名ふられないとわからない苗字いっぱいだよね
ということで・・
>>71 フィギュアスケートのブライアン・ジュベールって
フランスの選手がいるんだけど、彼の名前は本来フランス語では
ブリュアンが正しい発音。
でも本人が英語読みの方が好きだからって
そう名乗ってるんだよ。
読み方なんてそんなもの。
>>67 ごめん。萩尾望都は好きだけど11月のギムナジウムのキャラ名までは把握してなかったので勘違いしてた。
それと言うのもトーマの心臓と比べてしまうと、同名の別キャラが何人も出てくる11月のギムナジウムはあまり好きになれなかったというのもあるんだ。
それはともかく、別にえらそうな態度とるつもりはなかったんだけど、読み返してみるとそうもとれるね。
気を悪くしたら本当にすまなかった。
>>73 うん大体そういう意味。作家でも自国語読みの名と英語読みの名を持つ人いるしね
亡命作家とか
>>74 自分67だけど上記の通りなんで無問題
シュベールとかヴェルナーとか一瞬スケート板きたかとおもたw
板チすまそ
今はないサンクトペテルブルグをセントピータースバーグというと
ロシア語専攻の友人が怒りくるってたのを思い出した
お友達は亡国の情も学んだんだYO!
サンクトペテルブルク、普通にあるよ・・・?
ごめん、ないのはレニングラードだな
「訪問者」再読しました。
もう何度も読んでいるけど、何回でも面白く読めますね。
絵もセリフも言葉もストーリーも全部美しい。
30年近くも前の作品なのに、萩尾さんはすごいなと再実感です。
>>60 確実に自殺と断定されない場合、鉄道会社が損害賠償を遺族に求めても裁判で
勝てるかどうか分からない。それに遺族が遺産相続を放棄すればそれまで。
実際に払ったケースもいくつかあるらしいけど、トーマの場合は両親ですら
はっきり自殺だとは認識していない(特に母親)し、ましてや世間的には
「不幸な事故」とされているはず。真実を知る関係者たちが後になってペラペラ
しゃべるとも思えない(あのアンテですら)。破かれた遺書が現存していたと
しても、あの文面だけで自殺と断定するのは難しいしね
>>68 あれって、その後に披露されていた医療器具のエピソードと同様に、指摘した奴の知識が
浅かっただけの話だったんだよね。知ったかぶりは恥ずかしいってこった
>>81 まあ舞台が日本だったら修正入ってたかもね。とりあえずトーマは「きちがい」が変更に
なっている段階で萎える。これだから昔のコミックは手放せない
>>85 エーリクなら「きちがい」だよねー。台詞は登場人物のキャラを計算して使われるのが
普通だから、ああいう変更はシラケるわ
「きちがい」は差別用語にあたるので現状では仕方ない一面があるだろうけれど、
KCNのラベルは全然問題ないと思うなぁ
多分、今の雑誌掲載でも通るんじゃないか?
その「差別用語」って発想自体、疑問なんだけどね・・。
気が(普段と、他と比べて)違ってる。言葉自体に色はないのに。
中国=支那も使っちゃいけないというけど、支那子って名前の人もいるのに
失礼過ぎる。大体、シナってチャイナの当て字なだけで差別と関係ない。
それまでの使い方に差別があっただけなのに、言葉のせいにしてるだけ。
その煽りで、こんな名作が改変されなきゃいけないなんて嫌だな。
文庫から入った自分はどうでもよかったりする
11人の「女性が最終テストに?」も改変されたままだったねえ。
あれはあれで矛盾点ありまくりだかからしょうがないかもだが。
続編で宇宙大学に女の子いまくりなうえに、本編でも「国連議会の半分が
女性の時代」とかいってるんだから。
続編を作るつもりはなかった
続編を作るところで周辺の設定を考えた
ってところだろうな
キャラクター(と一部の設定)は使われてるけど、
コンセプト全然別もんだし
「訪問者」今読むと面白いんだけど、初めて読んだ時は「トーマ」との絵柄のギャップ
がすごくて受け付けなかった。
>>88 気持ちはわからんでもないし、
確かに作品内での使い方も見ずに機械的に言い換えるのはうなずけないな
ただ、クレームや苦情がくるので出版社や新聞社等では、
実際に差別用語を使わないようにしているのだからしかたない
以前、「ちびくろサンボ」がどこぞの妙な一家から糾弾され、
絶版に追い込まれたときほどではないが、今現在でも「めくら」「せむし」等は使わない
また、最近では魚類学会がそうした差別語の入った標準和名を改称した
(メクラウナギ→ヌタウナギなど)
なぜかというと、
水族館などではクレームがくるので英名などで表示していたところも多いし、
実際NHKなどでもイザリウオをフロッグフィッシュと言い換えて放送しているのを聞いたことがある
これでは和名の意味がないから、実際に不快感を感じる人がいる等が改名の理由
まースレどころか板違いでした。失礼
長文書くなら句点つけて。読みにくい。
「訪問者」は発表されたころは蛇足の感が強くて、
個の作品としての評価以前のところで拒否反応があったな
今は読み返してみないと分からない
プチフラワー創刊号の目玉だったんだっけ。
プチフラ立ち上げた編集者が週コミも立ち上げた人で
萩尾竹宮の育ての親だったっちゅう背景を考えると、
萩尾さん的には新雑誌=新連載の心づもりをしていたんだが
(実際2号からメッシュ開始してるし)
ここはひとつポーかトーマの番外編で、って指定でもあったのかもね。
>>95 そういう意見とか、絵が変わって云々て意見みるたびに
ここ数年で萩尾一気読みした自分にはわからん思い入れが
リアルタイム世代にはあるんだなーと思う
「訪問者」
「ママは何を飼ってるの?」の件りとか、
犬が居なくなったから、パパは帰って来ないかも
しれない のあたり
我が身につまされて、今でもキツイ。
作品自体は大好きだけど。
オスカーが、いま 30代から40代の
「大人」だったら、どんなキャラクターに
なってるだろ?
自分は、母親になって ますます
トラウマが強くなった。
自分は 子供たちが、愛しくて仕方がない。
でも、私は こんな風に愛されなかった。
両親ともに、私を捨てて家を出た。
携帯長文スマソ
>>89 は、リアルタイムで知ったとしてもどうでもいいと思う人のはず。
好きな作品が、納得できない理由で改変されるのは嫌なもんだよ
そうなんだけど、後から知ると改変がリアルに感じられないのは
しゃーないでしょう。
私も一気読み派なんだけど、トーマの絵が大好きで、
他の作品は別の作家さんのものに見えてしまったよ。
好みって言うのはあると思う。
>>102 ごめん、
>>92にハイリンつけて書き込めば良かったね。
リロミスで
>>100を見る前に書き込んだから流れ外れになっちゃったのさ。
>>103 オッケーw
自分もあの頃の絵が好き。硬質な今の作風は凄いと思うけど
萩尾先生というとあの頃の絵を思い描くよ
萩尾作品自体が、遠い昔を懐かしむ対象になっちゃったかー。
しみじみ。
絵柄が変わっていくこと自体には、否定するばっかりじゃないけどね。
切なくなるのは仕方がないね。
萩尾先生って可愛い男の子上手いよね〜
エーリクもそうだけどジェルミって生唾物。
ジェルミやエーリクがおやじになるのはちょっと想像できないよw
「柳の木」でも読みなされ
>>106 女の子も可愛いけど、少年は特に奇麗よね。
裸も、女性より男性の方がリアルに描かれている気がする。
バルバラのエズラはどう?
>>106 バルバラのエズラの変化を当てはめてみると
わかりやすいかも
トーマも連載開始頃の絵と中盤頃からとはでは
随分ちがうよね。
やっぱり中盤以降の絵の方が上手い。
オスカーの髪の軽やかさなんかさ。
>>107 柳の木って萩尾の漫画?
>>108,109
金髪系より、アジア系とか黒髪、茶髪の性格が純な男の子が可愛い。
オスカーとエドガーは生意気だからちょっと違う。
生意気っていうと、江戸川より相方の荒川のほうを思い浮かべる。
でもその生意気なとこがかわいんだけど。
「三月ウサギが集団で」でも、マーク・レスターの名前がでた
「小さな恋のメロディ」BSでやるよね。
マーク・レスターは砂糖菓子みたいな男の子だし
ちょっと不良っぽい友人役のジャック・ワイルドなど
まるっきりのモデルとはいわないけど、キャラの参考には
してるんじゃないかと思う。
トレーシー・ハイドは今当時の面影は全くないおばさんになってるらしいね。
幸せに暮らしてるらしいから別にいいけどさ・・・時の流れは残酷だ。
ブルック・シールズにも言ってやってください・・。
外国人って景気よく一気に老けるよね。
でも、エドアラオスユリは大丈夫、としておこうw
ログ読むのに大変w
自分も使用意図を汲まない「差別用語の変更」は残念でたまらない派。
「三月ウサギが集団で」好きだなあ。
学園ドタバタなんだけど不思議なテイスト。
中学時代ポーにはまってトーマも好きで、それで全集読んだ時
初期作品も味わい深いのが多くて面白かった。
絵柄がどんどん変わっていくから、数人分の漫画家作品を読んだような感じ。
上手くなる前の絵が好きだけど、それは上手くなった絵を見てからのことで、
変化したからこそ以前の絵がいいと思うような、ひねくれた自分を確認した。
もちろん今の作風も好きだけど、初期の絵がすごく好きみたい。
>>111 < 柳の木って萩尾の漫画?
そだよ。最新の単行本に収録されている。
柳の木の下にどじょうがね、1匹2匹と果てしなく増えていくホラー。
作風も画風もかなり広域だから
好きじゃない絵柄の時期も、好きじゃない作品もあるよ。
んで変遷としてまとめると興味深いんで全部好きという。
モードリンの頃の絵柄の面白さと、月蝕の頃の絵柄の斬れ味と
あれで同一人物なのがすごいわ。
登場人物のその後が気になる作品多いけど
パーコレで読み直して思ったんだが
トーマのアンテって色々経験して
その後深みのあるいい奴になりそうな希ガス
1人はぐれてるアウトサイダーは気になってフォロー
アンテは嫌いじゃないな。オスカーを諦めないでほしいw
アンテは違いの分かる男
あの髪型のせいで、間違ってアランに声をかけられるに100ローレ
ラーメン大好き小池さんでもイケるに1バッカス
アウトサイダー好きのくせにトーマと仲良しぶりっこ可能。
アンテって出世しそう。
レドヴィは、どんな子になってくんだろうね。
変な諦観があったけど。
レドヴィってシニカルともまた違うし危うい感じ。
でも案外あのままいくか、彼女ができたら変わりそう。
すっげチラ裏ですまんが、
私はラーメンの小池さんていうとどーしてもサイモン・ラトルが出て来ちゃうんだけど
そうかラトルの少年時代ってアンテでエドガーだったかもなのか〜ははは〜
ちょっと世界が変わったw
ラトルの笑顔が嫌いだ
そんなこといわれても…
数日前にトーマ読んだばっかなので、アンテはまだ許せないや。嫌い!
トーマって、どうもトーマ・ヴェルナー本人のパーソナリティが
ベールに包まれたようによくわからないな。出てくるセリフは
「ユリスモール愛している」ばっかだし。
結構他のキャラクターはそれぞれ理解できるんだけど
トーマだけなんだかぼやけてよくわからん。キーパーソンなのに。
大体、14やそこらの少年が「愛している」連発すること自体
なんか嘘臭く感じるんだよね(作品が、ってことじゃなく)。
好き嫌い惚れたはれたはいいんだけど、「愛している」なんて
そうそう言える事じゃないでしょ、家族は別としてさ(あの文脈では
絶対家族愛的な「愛」じゃないし)
そのせいかトーマだけどうにもリアリティをもって感じられないな。
その辺みなさんどうよ?
日本人の14の少年が「愛している」は確かに考えられないんだけど、
トーマは精神性強調のファンタジーだと思ってる。
ので、アムールはそれでいいじゃない、と勝手に思ってしまっている。
ポーにおけるメリーベル幻想みたいな。
(で、記憶喪失エドガー時のしっかりしたメリーベルが、トーマ・シューベルのイメージ。)
家族的な愛ではないのは確かなんだけど、
もっとアガペーに近いものってことで、エーリクの言ってた
美しい景色を慈しむようなもの、なんじゃないかな。
疑問に答えられていなかったら御免ね。
>>132 ああ・・・アガペね。
日本語で「愛している」だと、アガペ的な愛はあまり含まれない感じだけど
どうもエロスの匂いもあんまり感じないし・・・と思ってた。
結局トーマ自身のモノローグにもあるように、寂しい気持ちが
行き着く先を求めた末の根源的な愛とでも言うべきなのかな。
牧師の息子だしなw
レスd
>>110 トーマは連載を始めるずっと前から構想があって、そのころに世に出す
つもりもなく自分の楽しみのために、始めの部分を描きためてあったそうです。
その後、11月のギムナジウムが先に発表されて、トーマの連載に繋がって
いったとか。
だからごく初めの部分の画風が違うのは、描いた時期が異なるからでしょうね。
私もトーマは中盤以降の伸びやかで軽い描線が好き。初期の硬さも味わいあるけど。
全体的なトーンはあのころの少女漫画独特のものが
あると思うけど、ある意味トーマはどうでもいいからああいう扱いなんじゃ
ないかな。ユーリはトーマを愛していたと言っていたけど、ユーリを
通してもトーマはあまりリアルじゃない。エーリクがその分、
生き生きとしてる。あの2人は1つでそれぞれの側面でユーリを救ったような感じだ
全然関係ないけど、ユーリが書置きを見つけるところ、ホークアイが
トラッパージョンの書置きを見つけるところを連想する
トーマはリアル世界から物語世界を見る時の
「その物語世界のカラーはこんな感じ」という記号を伝えるフィルターでしょ
137 :
136:2007/11/12(月) 01:21:30 ID:???0
「愛している」ほか、様々なフレーズやモノローグがポエムなのは
そういう詩のような世界の話ですよっていう舞台装置じゃないのかな
直情的に読んで反応する前に、作品ごとにそういう了解ってあると思う
私も今日トーマを読んだ。
「残酷な神」と通じる部分が結構多いなと思った。
作者の好きなテーマや書きたいものって、あまり変わらないのかも。
トーマの愛は、あがないみたいな感じなんじゃないかな。
エーリクのユーリに対するそれも、似たような物だと思う。
そろそろなりきりくさくない?
それは前から臭ってる
>>87 > 「きちがい」は差別用語にあたるので現状では仕方ない一面があるだろうけれど、
「3月ウサギが集団で」ではそのままだったなw
142 :
花と名無しさん:2007/11/12(月) 11:34:03 ID:m0bXFq1Q0
萩尾さんの描く
食事のシーンが好きだな。
細かくて丁寧で、うまそう(笑
たいていの萩尾漫画は好きだけど残神だけは苦手だ。
特にイアンに感情移入できない。
なんでジェルミに手を出すのか、肉欲の塊かよとイラつくし、あと父親の真の姿を知った後も
割と平然でたいして傷ついてないのも不自然。
ジェルミの心の葛藤みたいのはよく描かれてたのにイアンのそれはほとんど無し。
自分を一番可愛がってくれた父親があんなホモサドならある意味ジェルミよりも
傷つくはずなんじゃないかと思う。
後半やたらずるずる長かったし、その割りに中途半端。いったい保険の調査員の
おっちゃんなんて何の役回りだったのやら。
萩尾さんの漫画は脇役も魅力のひとつなのにこれも小出しでぐちゃぐちゃ出てくるが
いずれもパッとしない終わり方だった。
私としては残神は萩尾作品の中では一番下に確定してるよ。
>>143 ほぼ同意。
残神は、虐待を受けたジェルミの内面描写はすごく良かったと思うんだけど、
イアンとのホモ展開が不要だったというか、とってつけたような感じを受けたな。
ジェルミの欝展開だけで私としてはとても面白いマンガだったと思うんだけど
ほんとイアンはいらんかったというかポジティブすぎて理解不能だったw
後半の、回復←→悪化の流れは、リアルに精神の回復の過程を描写するには
必要だけど、あの物語には不要だと思った。長いエピローグみたいだった。
イアンとのホモ展開(語弊有り)こそ萩尾さんの描きたかったところだろうに・・・w
イアンとジェルミのホモシーンは全然よくない
メッシュとミロンならそそられたかも知れないけど
そそるとかそそらないとかでなく
精神を病んだ人間のグダグダ感はよく表現されてたと思う。
なんでそうなるの!みたいなとことか、
浮いて沈んで浮いて沈んで一進一退、周囲を巻き込んで滅茶苦茶、
何故かメンヘラにはメンヘラがよってきてややこしいことになり
結局完治なんかしない、みたいなとことか。
>>135 ごめんちょっと質問
ホークアイは「モヒカン族の最期」でいいの?
>>138 ジェルミは神学校へ逃げ(萩尾さん談)なかったユーリなのかも
トーマの心臓はそこでうやむやにも美しく終ったけど、人間そう簡単に悟りきれないしね
イアンは確かに鈍感でタフすぎる。頭が筋肉で出来てるので父親がああでも
傷つかなかったのだろう。
残神はメンヘラな人とそうでない人、またメンヘラな人でも現在の状態の良し悪し
とかで感想はかなり違ってくるんじゃないかな。賛同したり嫌悪したり、とにかく
極端に反応するとか
自分には話が長すぎた。半分くらいなら良かったんだけど
ここの皆はそんなに「残酷な神が支配する」を勝ってるの ?
メンヘラがうまく表現出来ていてもトーマほどリアルに感じないのはどうしてだろう。
そもそもジェルミはなんでイアンと出来たのか。マジであのオヤジの息子という
だけで引くと思うが。
そういう自分に理解できないとこが多々合ってそれで苦手なのかも知れない。
まあね、人それぞれ楽しみ方や捉え方は違うという事なんだろうけど、これを読んで
いろいろ薀蓄語る人見るとなんとなく違和感やズレを感じる。
頭のおかしくなった人の世界は理屈では動かないから。
創作としては手を出さない方がいい世界じゃないかな。
書いてる側も、キャラクターの心理的葛藤や行動の不整合に耐えられなくなって
きれいなオチに逃げてしまうのが普通だと思う。
残神はよくこれだけ長くgdgdを描ききったもんだなぁと思った。
自分は
残酷は完結するまで重苦しかったけどマージナルよりずっとマシだった
バルバラは残酷よりよかったと思った
長すぎないし
自分的には残神は最高傑作だと思ってるが・・・・
いまだに何度も読み返すし。
マージョリィや、母、バレンタインとかのサブキャラの話は説得力あるし、泣けるよ。
イアンとジェルミがグレッグを回想するイメージみたいなシーンは
ちょっとくどいかなぁと思った。
私も始めは、イアントジェルミの同性愛はいらんだろと思ったが、
普通に恋愛ものとして好きだな。体操みたいなセックスシーンはくどいけど。
なんだかんだイアンは愛情深い人物なのかなと思うよ。
父親とか、兄貴とか、友人、恋人の役割をやってたというか。
個人的にはイアンが根が健康的な人間だからジェルミは救われたような気がする。
最後までジェルミといっしょにいたし。
まぁテーマがテーマだし、受け付けない人がいて当然だよ。
>>154 同意。
あれだけの登場人物と、ジェルミやイアンの心理をよく迷わず描ききったと思うな。
トーマのユーリが中途半端だからそれだけはきちっとやるつもりだったのかも。
>>153 健常な人なら絶対しない選択をあえてする。
メンヘラってそういうもんじゃない?
あのオヤジの息子であるイアンに自分を与えるのも、自分への罰とかさ。
自傷行為の精神版なんだよ。健常人に理解できなくてあたりまえだと思う。
>残神はよくこれだけ長くgdgdを描ききったもんだなぁと思った。
なるぼと、そういう感心の仕方はあるかもね。
山岸さんならもっと短くびしっと決められそう。母親対息子でも良作あった。
男の子の世界では人型の紙がピラピラしてるってやつ。あれも怖かった。
今思ったけど、ストーリー自体にある種のカタルシスがないと傑作と
思えない人と、物語の進む過程で描き出されるものに注目する人がいるね。
残神はそういう意味で「快作」とは言えないかも知れないが、
ジェルミの内面の切り取り方の凄さは語り尽くせない。
gdgd感はあるけど(自分、イアンとのセックル不要の
>>144)、
いろんな意味で凄い作品なのは間違いないと思ってる。
>>158 萩尾も短くまとめようと思えばまとめられると思うよ。
カタルシス、とか偽王とか、親やら性的トラウマの葛藤を描いた作品はあるし。ちゃんとオチもついてる。
綺麗にまとまっててとても読みやすい。
ただ、残神については、ジェルミの浮き沈み全てを丹念にたどって描いていこうという試みだったのではないかと。
自らを救おうとしたり逆に貶めようとしたりする過程を描くのは
気力も体力も相当要ると思った。
本人も書いててものすごく読みにくい作品であるのはわかってたんじゃないかなあ。ジェルミにもイアンにもものすごくイライラするもんね。
結局、「イライラするのはわかる。よくわかる。
でもしょうがないんだよそれがメンヘラってもんなんだよ
わかってやろうぜ」っていうマンガだったのかなー
わかってやろうぜ、というよりは
「彼らはその状況でその選択しかできなかった」ってことかなあ?
メンヘラへの理解がないとわからん漫画なのか
おバカ単細胞の私にはとても無理だったのね
イアンの鈍さもメンヘラだからかな?ここにはあんまり共感できるタイプがいないっていうか、
リアルでそういうタイプはこのテの本は読まなさそう。
>>163 というか、「彼はそうするしかなかった」という逃げ場のない状況を
リアルに描いてみせたのだと思う。
ちゃんとカウンセリング通って立ち直ればいい、
殺人とかしないで逃げて警察にでも駆け込めばよかった、
売春とかする必要はない、
とか思ってしまう人は、多分この話は向いてない。あるいは、萩尾さんにそこまでの力量がなかったか、だと思う。
『残神』は、たぶん萩尾さんにとって特別な漫画
あの長さは異質だ
本来、萩尾さんは短編・中編作家だと思うので
>>141 それは最近の?
以前に比べて差別語は多少ゆるやかになってきたからね
一昔前は「片手落ち」でも校正さんから執拗に赤字を入れられたけど、
最近は割とスルー
>>143 >自分を一番可愛がってくれた父親があんなホモサドならある意味ジェルミよりも
>傷つくはずなんじゃないかと思う。
同意。
まぁ、とってもアホな「使えないオスカー」ということで。
(カギ括弧内は、荷宮和子「アダルトチルドレンと少女漫画」より引用)
要は、親がそんなんでも傷つかない子供もいるんだよ ということでは?
自分的には、これと、なんでイアンがジェルミとヤれるのかが「???」
もっとも、このスレ的には「こういう疑問を持つ人には不向きな作品だから
無理して読んでくれなくていいです」といわれるんだろうけど。
高1の時、萩尾漫画にハマってポー、11人、半神、トーマ等を読んだ。
でも連載中だった残酷で脱落してしまって(16歳の自分にはキツかった…)
暫く離れていたけれど、最近になって萩尾熱が再燃。
未読だった作品を読んでいます。残酷も再挑戦したい。
今日はバルバラ1巻を購入。凄くおもしろかった!
パーセレ買ったばかりで金欠だったけど、全巻買えば良かったなぁ。
>>167 個人的には、イアンがジェルミを犯すっていうのは凄く納得がいったんだけど。
ただ、私が思っていたよりも、イアンはまともで善良で役立たずだったw
>>168 あ、同い年くらいですね
自分も連載の「残神」は途中で脱落
内容がキツイというより、話がグダグダ長々と続いてつまらなかったんだと思う
でも、萩尾ファンなので数年前に一気読みしました
けど、やっぱり途中で飽きて読み通すのが大変だった
ただ、人気も評価も高い作品なので、感想は人それぞれなんでしょう
萩尾さん的にも重要な作品のようなので、ぜひチャレンジを!
イアン、グレッグの正体発覚に、吐く程ショックは受けてたような気はするが…。w
つか、父親がサドホモの事実が分ったところで
イアン自身はグレッグに愛されて育てられた記憶もあって、
グレッグとイアンの親子関係自体はしごくまともなんだから
イアン自身が傷つく謂れは別にないと思うが。
それに親父のSM道具見ても動じないほどなんだから
立派な人間だと信じていたのに裏切られた!って傷つくほど
既に子どもでもないし。
だからジェルミに対しても、一緒に傷ついた子ども同士で慰めあおうね、
っていう共感のスタンスではなくて、
まずは物質的金銭的な援助をもって親父の罪を購おうという関係性をもって
接したんだと思う。
(ただそれが親父に代わってセックスも、と、飛躍すること自体は、
私にも理解不能なのでパスw)
まあ、致命的に鈍感だっていうのは、認める。w
× 立派な人間だと信じていたのに裏切られた!
○ 立派な親父だと信じていたのに裏切られた!
イアン、セルジュといい勝負だなw >鈍感
イアンは父親の生前から、自覚無しにジェルミに惹かれていたんじゃないの?
で、基本的に過激な人だしw
健全で善良かつドンカン 健全という悪 てキャラかくの昔からうまいよね。お姉さんとの確執のせいかな…?
ジェルミの、人に決して言うまい、知られるまいというストレスと恐怖が、ドモリ、キョドリ、目を合わせない
…とかに形を変えて現れているのに全く気付かない(サンドラのように無意識的にスルーしてる気もする)
そんなイアンも、いっぺん気づいて受け入れるとなんて俺はバカだったんだこのバカ!このバカ!
なんでもするぞ償うぞジェルミー!とハタ迷惑な善人になる
ジェルミはもともとイアンを憎からず思っている(Sorryのあたりからか?)ので、だからこそ
愛という破壊的狂気をイアンに抱かないように逃げまくる
イアンがバイセクシャルで享楽主義者なのは最初からだけど、ジェルミの壊れたレコードの傷のありか
(愛=セックス=破壊)が別のところにあったら、それこそカアチャンのような保護者の愛を注ぎまくって
ウザがられてもキモがられてもご飯を作って食べさせて風邪ひいてない?お風呂入った?歯を磨いた?
最近帰るの遅いけど好きな子いるの?バレンタイン?今度家に呼びなさいよ、カアチャンケーキ焼くわ!とか
いらん世話焼きの、ジェルミの枕元で一晩中うちわ持ってるようなキャラになったような気もする…
(愛=セックス=破壊)
じゃグレッグからの虐待を愛だって思ってたのか、ジェルミは。
愛してるってうるさく言ってたからな・・
痛すぎの人をもっとわかりたい、知りたいって思える人が残神を支持してて
放っておこう、知らないで幸いだっていう人は指示しない。
ということでよろしいでしょうか。
自分がその作品から感じ取れるものがあるなら、他の評価や分類は
無意味では?
同様に、自分の意見と他人の意見を照らし合わせて新しい発見があるなら
いいけど、自分は駄目(またはOK)だからOK(または駄目)な人はこんな人
みたいな決め付けしても意味ないし。
こないだまで某スレで暴れてた人が
このスレに泳ぎ着いてんじゃない?
見下し見下されることにしか生き甲斐を見いだせない人。
ジェルミの殺人は漫画だから、
許せないまでも、非難できないけど
現実にあった場合、事件の上っ面しか知ることないし
ジェルミの内面など想像もしない(できない)から
なんで馬鹿なことやっちゃったんだろなあ、若いからなあ‥
などと思ってしまうだろう自分。
>>169 >思っていたよりも、イアンはまともで善良で役立たずだった
同じこと思ったw
イアンはタフだけどそれなりに感受性もあるのだし、
もっと違うアプローチをするかと期待していた。
ただあの親父に似て、サディスティックなところがあるんだよね。
だからどんどん話がもつれていったような気がする。
イアンがあんまりウェットな性格設定じゃないのは、
萩尾さんの周囲にそういう人がいたのだろうか。
白人種にはよくあるのかな。またはお姉さんが似てるのか。
愛されてたと思うかな、ジェルミは。幼児の頃から仕込まれてれば別だけど
あの年になってからあれを愛だと思うのはちょっと・・・
>>175 >ウザがられてもキモがられてもご飯を作って食べさせて風邪ひいてない?お風呂入った?歯を磨いた?
>最近帰るの遅いけど好きな子いるの?バレンタイン?今度家に呼びなさいよ、カアチャンケーキ焼くわ!とか
>いらん世話焼きの、ジェルミの枕元で一晩中うちわ持ってるようなキャラ
レコードの傷がどこにあったらこうなるのかはわからんが
いや、むしろそのまんまイアンてこういうヤツだよね
カアチャンキャラとは認めたくないけどさ
笑わせていただいたw
>>184 だから、ジェルミは「愛なんていらない!」ってイアンに言ってるじゃん…
昨日残神読み始めたら止まらなくなって完読してしまったorz
久しぶりに読んだら前より好きだったよ。相変わらず理解しきれなかったけど
イアンもあれでも物語を通して成長したなと思った。何かイギリス人だな〜って
感じするキャラだね
ジェルミのイアンへの気持ちは結構わかりやすいんだけど、イアンのジェルミへの
気持ちはわかりにくいっていうか、肯定的にとらえにくいな。
とても恋的な意味の強い愛な気がする。セクシャルというか
と言いつつもイアン結構好きですが
>>148 今頃だが「MASH」のホークアイ・ピアース
いい話だけど萩尾さんテイストは全く求めてはいけない
残神も好きなんだけど、あれはいろんな意味で大作すぎると思う
今は読む人がいろんな反応示して当然というか
このスレでいろんな意見がいっぱい出てくれば楽しいというか
作品単体では評価出来ない所があるね、ファンならわかるけどとか
小声でいうと、イアンに萌えじゃなきゃ満足し辛いという面がw
私は海のアリアがすごい好きで、「ピアノは美しい楽器だが…」のくだり、
ピアノ自体をSF的な対象として完成度を語る事とか
それ自体がすごく美しくて>168みたいな人にぜひ勧めたい
イアンはもともとが根明で(あの母親をあのように失っても強い)
人間の愛情というものを生来信じているキャラ。
愛のさまざまな側面と矛盾を体現してるキャラ。
でも、逆説的だけど
ジェルミの壮絶な崩壊ぶりを見なかったら、
逆にあそこまでタフではいられなかったと思う。
父子がらみのジェルミとの因果が彼を強くしたんだと思うよ。
192 :
168:2007/11/13(火) 01:13:56 ID:???O
>>170 おっ同年代ですか!
私はグダグダ感とかよりも内容がキツかったです。
ジェルミの心理描写を読むのが辛いし、義父が嫌いで嫌いで。
男同士の性的虐待も衝撃でした…。
成人した今ならもっと冷静に読めるかな。
>>190 全作品読みたいので海のアリアも読むつもりです。楽しみですね。
今も買えるものは新刊で買いたいんですけど、昔のは集めるのが大変そう。
作品集T期は古本屋にもない…。
海のアリアは、あの巨大ヒトデが
ぐぁばーーーと襲ってくるシーンがオソロシス
イアンが実に健康的というか繊細じゃないキャラなのは、
ジェルミと対比させてる意味が大きいんじゃないかと思った。
あんな親父と早死にした母親と弟と伯母で構成された家で育ったのに、
というか無事に育ってきたのは鈍感力故とでもいうか。
見て見ぬ振り・気づかない振りで現実逃避したり
息子に依存しまくってたサンドラの方がまだまだ理解し易い。
自分は正直ジェルミ視線で感情移入しまくる読者だけど、
だからこそイアンの肉体関係が意味不明な点をするりと受け入れられた。
イアンってジェルミ(視線)でみるとまったく理解できない生き物で、
それこそ存在自体が元々意味不明w
元々意味不明な生き物なので義弟を犯してもあまり不思議に思わない。
それがイアン。
イアンってそんなに理解できないかな?
自分はあの話のキャラの誰にも「共感」はできないけど
言動に違和感ってキャラはいなかったな。
不愉快で理不尽な行動や、何故そこまでタフ?っていう人物像は
特に不思議じゃなかった。
イアンのいいところは、自分の悪いところや間違いをちゃんと認められる公正さを
持ち合わせていることだと思う。
だから彼の好意や誠意に共感はできなくても、信用することはできるんだよね。
ボクシングの件で思い出したけど、根っから体育界系だよね
そして育ちがよくて根が素直>イアン
自分の非と向き合える時点で公正だね。で、とどのつまり
>>175なのね
途中からイアンの視点が中心になって
ジェルミの内面の変化が見えなくなった
「一度くらい僕の言う事聞いてくれたっていいじゃないか!」が
すごい唐突に思えた
犯してやろうかと脅して告白を迫ったり
なかったことにしよう、と思い付いたり
金を払ってるとこの感情が何なのかわからなくなる〜
二人きりの祭典の陶酔に酔いしれる
あたりの感情の流れは違和感なかったな
「神の作った実験作」「サクリファイス」は
自分の中にベースがなくてしっくり来なかった
>>199 「一度くらい僕の〜」はジェルミの脳内葛藤だから、イアンには分からない
描写されない限り読者にも分からない
>犯してやろうかと脅して告白を迫ったり
>なかったことにしよう、と思い付いたり
>金を払ってるとこの感情
上辺だけのなあなあな付き合いじゃ済まなくて、
その予感でぐらついたりってところじゃないのかな
相手と本気でかかわるからには
同じ位置にまで行ったり、押したり退いたりの駆け引きもあるでしょ
ジェルミは、体当たりでぶつかれるイアンがいたけど、
イアンは体当たり出来る人がいなかったから、感情がジェルミに向かったのかなと思う。
平凡なイアンが「僕の所まで落ちて来れないだろ!」で、ドーンと爆発しちゃうの少し分かる。
人の感情や理性って、どこでどうなるか分からないもんだし、
メンヘラ相手だと、呑み込まれやすいと思うし。
残酷が萩尾作品だったから、信頼して最後まで読めたのだと思ってるよ。
他の人の漫画だったら、重すぎて途中で絶対やめてる。
私も…。早々にきつくなってリタイアして、終了後にきちんと読んだ。
残神は長く物議かもされて、評価も定まらない作品…であってもいいと思う。
でも一言で「失敗だ」「ホモがかきたかっただけ」云々と断定して
それで斬って捨ててしまうのは、読み手としても本当に勿体無い作品。
様々なエピが一つ一つ濃いと思うし。
ボストンに戻ったジェルミがビビと再会した時の対応を見て
ごく初期に
サンドラを、ビビを想って想って犠牲になった彼は壊れちゃったんだなぁって思った。
ビビに一緒に泣いて欲しかった、慰めて欲しかったって泣いてる時ジェルミがひとりでホントにかわいそうだった。
人殺しになってからは読者の私もジェルミが遠くなって、とりかえしのつかない事になっちゃった気がした。
ジェルミやイアンだけでなく、あの物語に出てくるほとんどの人たちは程度の差こそあれ病んでいるんでしょ
カウンセラーのような立場の者でさえ。そして世界はそんなもので、人は互いの狂気に傷ついたり、逆に互いの
狂気を寄り合わせて生きていく。そういう話だと解釈してる
そうそう
イアンとナディアが別れた時、健全な関係がなくなった物語が
どこに向かうか不安でしょうがなかった
最後まで読み切れたのはこのスレのおかげです
読了後しばらくボーっとして立ち直れなかったけど、ジェルミの言う
「イアンが頭に住んでる」「好き」はこんな感じかとも思った
人って頭ではいくらでもわかってても、そうそう論理的な行動はとれない気がする
たとえばイアンと健全で理想的な恋愛を成就させようと必死だったナディアが
とんとん拍子で落ち着いた先は、彼女にとっては理屈じゃ説明しがたい相手だったけど
ちょうどああいう感じで
>>203 半角カタカナは読みにくいし、文章そのものも何を言いたいのか分からない
イアンは、虐待の事実を目をつぶるべきじゃなかったと言い切ってるが
現実だと自分の置かれてる利害関係などで罪を指摘できる人は多くないんじゃないかな?
イアンが弱い人間だったら、ジェルミの虐待を知っても、
事実を受け入れられなくて、ジェルミを責めてしまう人もいるんじゃないかな?
現実、性的虐待って親が子供が誘惑したと子供を責めてしまうケースがあるんだよね。
9巻でジェルミへの虐待の写真を見てイアンは人生の転機になるだろう
「絶望」を感じたんだろうけど、
もしイアンが父親に必要以上に依存してたりしてたら
その感情を上手く処理できなくて、自分に優しかった父親よりジェルミを
悪者にしてしまうような気がする。
弱い人は物事をゆがめて取る傾向があるから
イアンは精神的には自立したまっとうな人物だと思うよ。
>>209 いやーほんとその通りだと思った。
健全で鈍感で(鈍感力とか)、うざがられるほどの愛情
(過保護カーチャンキャラ)とか、どれもすごい納得する。
みんなイアンをよくわかってるんだねー。
ふむふむと納得したり、いいやそれ違うだろうと突っ込みが入ったり
いやはや昨日は盛り上がって楽しかったね。
ひとつの作品を上げてみんなで好き勝手に意見言うっていうのも楽しいね。
マンセーばっかりじゃ盛り上がりに欠けるもん。
残神ってなんだか読んでるとこっちの精神までピリピリして不安定にふわふわしてく感じがするもんね。
これだけの様々な意見がでるくらいだから簡単に語れないなにかがあるんだろうな。
私は最近パーセレで萩尾作品に再会してメッシュまで読んで、やっぱり萩尾漫画はスゴイなって。
で、そのノリのままダダーッと残神を読んだ。この流れがいけなかったのか。
なんか今までの(過去の作品)と毛色が違いすぎるんで軽く拒否反応があるんだわね。
なにもそんな生々しい痛い話をオブラートもなしにすんな、みたいな。
痛々しい赤い生肉を目の前にさらさんでくれって感じか。
私は萩尾さんの作品で何が一番好きかというとこのオブラートの部分だったりするから。
でもきっと書きたかった書かなきゃいけない主題だったんかなあとは理解してるつもり。
感受性豊かだね
>>210 >健全で鈍感で(鈍感力とか)、うざがられるほどの愛情
うわ、どこのセルジュ・バトゥールかと思った。
215 :
花と名無しさん:2007/11/13(火) 12:40:25 ID:3B94TB4sO
スターレッド完全版って来年だっけ?
来年の1月だお
今月来月はポー
楽しみすぎてアホになりそ
イアンが悲しみを怒りに変えてきたってのが
ひどく納得したなあ。
リンドンが「あなたはそういう人なんですね」ってとこにも。
持って生まれた性質っていうか。
読み切るのに体力いりますよね>残神
「これまでのイアンの瞳を失う」が、どうしても泣ける
で、「ここまで堕ちてこれないだろ!」でひと休み
何もかも自分好みの話、好み関係なくエンタメとしてありな話、
意味もなく惹かれる話、何かが気に食わない話、とか色々あって
個人的にそういう好き嫌い感情も冷静に抱けるくらい作風様々なところが面白いと思う>萩尾作品
残神って読み続けられなかった・苦手って感想も含めて
沢山の読者にひっかかりを残す作品だったんだと思った。
普通、雑誌で目が滑ったりスルーしたりする作品だと、
翌日以降一生思い出さないままだから。
>>220 萩尾さんには珍しい長編だし、
本人にも思い入れがあるようだし、賞もとったし。
萩尾ファンなら、仮に連載時でめげてもとりあえず読むだろうね。
一応読んで苦手って作品はあるよ。こういうのは好みだからね
自分は海のアリアとか源平物のが微妙に苦手だった
でも娯楽としては伸び伸びと描かれてて、そういう面で面白かったと思う
>>156 自分もイアンとジェルミの関係は普通の恋愛物と同じように読んだ
出会ったときから一目ぼれしてるし、ヤキモチやら駆け引きやら、普通の男女の恋愛物と全く変わらない
むしろそこらの恋愛漫画なんかより断然面白かったし燃えたけどなw
そういう点ではトーマの「性も無い」愛ってのは共通してるのかもね
タラレバ
グレッグの性的虐待がない状態で出会っていれば
カラリと親密な義兄弟という関係で
それ以上にいったかどうかは分からない、
これもまあ成り行き次第だったろうね。
グレッグが普通の人だったなら、普通に兄弟になっただけだろ
ジェルミがイアンのような性格だったら…
最初にグレッグにキスされた時、殴って終わり。
反対派って企業に苦情入れたりしてるわけじゃないんだよね。
2chで愚痴言うので満足してるんでしょ?
久しぶりに「湖畔にて」を読み返して、萩尾さんの言葉感覚に
またあらたな感動を覚えた。
せつなくなるような詩的表現がほんとうまいんだよなあ
言葉の選び方上手だよね。
主人公の心の声も詩的で美しいんだけど、会話も奇麗だ。
説明過多にならずに、雑然としてる会話が好き。
グレッグが普通の人なら、サンドラと再婚してない気がする。
「君とサンドラはリリヤからの贈り物」だと思った、みたいなこと言っているし。
豚切ってスマソ。セルジュって誰だっけ?
801板に行って名無しさんの名前を見なされ
イアンとは似てないと思う
>>230 萩尾作品のキャラじゃないから、分らない人はスルーして問題ない。
下手に説明すると嬉々としてアンチが食い付きそうなんで、察しておくれ。
花の子ルンルンの…とボケてみる。
(R35クラスのネタか)
>>234 ルンルンの後を付回しながらサカタのタネを配って歩く人、だよね>セルジュさん
風よ雲よ、心あらば答えてくれ…
「カネボウホームプロダクツ萩尾望都シルクレディ'79カレンダー」
というグッズイラストに、
翼を生やして花冠をかぶって竪琴を持って膝立ちしている
アポロンみたいなエーリクと、
荊の冠をかぶった黒衣のユーリのイラストがあるんだけど、
このイラスト、パーセレに収録されてる?
トビラ絵だね
BSロミジュリの頃のオリビア・ハッセー、
ユーリの風貌もこんなかんじ?と思いながら観てた
漆黒の髪の美形だね。
>>237 レスありがとう。トピラ絵だったのか。
やっぱりパーセレ買おうかな。
ハトなの
エリザベートキャワ
エリザベートはいい子!
>>229 >言葉の選び方上手だよね。
>主人公の心の声も詩的で美しいんだけど、会話も奇麗だ。
センスが良い上に、ネームを丹念にやっているんだろうね。この世代のマンガ家は
基礎がしっかりしていると思う。
>>230 セルジュというのは竹宮惠子の「風と木の詩」の登場人物。正義感だけど鈍感な
部分があるという、典型的なタイプの人間
そういえば「風と木の詩」の“ジプシー”は今はどうなってるんだろう?
う〜ん、“ジプシー”も駄目なんだっけ?
じゃあ、♪踊り疲れたらどうなるの? by 山口百恵も駄目じゃん。
♪ボヘミア〜ン も駄目だったらワロス
全部自主規制だったら尚ワロス
それをいったら中森明菜はw
NHKで放送された「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズでも、最初の放送では
「ジプシー」だったのが「ロマ」に変更されている。中森明菜の曲とかからも
わかるように、少なくとも日本人は「ジプシー」という言葉にロマンを感じることは
あっても差別的な感覚で使うことはほとんどないと思うんだけどね。つまらない時代に
なったもんだな
小説や映画では「この作品には今日の観点からは差別的な表現が含まれていますが
時代的な背景(ry)あえてそのまま残しました」みたいにする天晴れなところが
少なくないけど、マンガに関しては事なかれ優先のところが多い
いよいよ「流浪の民」も危ういな。
「家なくて流離ってるみたいで差別だ!」くらい言い出しそうだな
本人たちじゃない人がw
きのうテレビの変わったカフェ特集で
男子校カフェとかいうのがやってて、メイドカフェの男子校バージョンなんだけど
経営者がトーマの心臓が好きだとかで風木とかの同性愛漫画が置かれてた。
しかし、トーマが好きだと言う割には制服は普通の高校っぽいのだし、
トーマが好きというよりただの腐女子ねらいかもしれない。
それよりなによりウエイターがいかにもフリーターって雰囲気で
美少年から程遠かったよ。
その辺歩いてる男の子のほうがよっぽど可愛い。
ダメだなその経営者はw
そんなもん、顧客層ははっきり腐女子に決まってる。
私が経営者なら、ウェイターは新人の芸能プロダクションから
普通よりちょっと可愛げな子を見繕ってバイトさせる。
売れない新人のバイト先として、事務所単位で契約してね。
ウェイターには客に媚びさせず、あくまで普通の接客させる。
ウェィター同士のちょっとした私語(2,3言の会話とか)は
あえて許可。
そしたら腐女子どもが、お気に入りの誰それと誰それがちょっと
顔を近づけて喋っただけでキャーとか騒ぎそうだ。
売れない新人とファンの新しい交流の形としてビジネスにならんだろうかw
あの制服と面子だったらホスト部カフェの方がピンと来るし
流行りそうだけどね。
>>247 なんかの映画を見ていて、
ジプシーを指して「ロマ」という字幕がついてた
……最初、なんのことかわからず、人名かと思ったよ(笑)
今は「エスキモー」もダメじゃなかったっけ?
「イヌイット」と呼ばないといかんらしい。
つか言葉狩り激しすぎ。
昔の本なんかはへんな改訂やめてほしい。
言葉は移り変わっていくもんだよ。呪いの言葉をわざわざ残す必要はない。
「女なのに最終テストにいる」というような昔の常識は違和感ありすぎて、
未来を描いた作品を古臭く見せてしまうしね。
学級図書に旧字使いのシェイクスピアの古い本があって、ロミオとジュリエットでさえ
鶏の金玉がどうの、跛ガどうの、と堂々と書いてたよ。それを読んだ消防の感想としては
こういう言葉もあるんだ、と昔の人々の剛毅さに思いを馳せた程度だった。言葉狩り、意味わからん
そのうち♪ブナの森の葉隠れに(中略)いずこゆくか家は買う気になったら買えるけど敢えて旅する民族〜
とか、早口で歌うようになるよw
>>248
>>253 いや、エスキモーはいろいろ
説明が面倒なので、Wiki あたり読んでください
>>254 作者の同意を得られる場合は改変してもいいと思うよ
ただ、「そういう時代もあって、そんな時代背景で描かれたSF作品」という意味では、
あのままのセリフにしておいてほしかったと思う
(もちろん、註釈はいるけれど)
>>249 あー 見た見た!
たしかに、そこらのコンビニのバイトにーちゃん
のがマシな面子だったよ。
ポリシーも、付加価値もないみたいだし
あれなら、ドトール行くよ。
朝?ハーン朝かソーカ朝がまた来たか私の巻き毛とは関係なく地球はちゃんと自転しつつ軌道にそって動いてるわけかそーか朝か
「子供」という字もダメらしい。出版界では「子ども」と書くのが通例。
トーマの心臓でも、そうなってる。
なんでも、おえらい児童文学者が
『「子供」の「供」という字には「従者」の意味があり、
こどもを大人より低い立場として扱っているようだ。』
と批判したのが発端とか。
しかし、元々「子供」という言葉に差別的な意味はなく
「子ども」と書くのが、適切とも言えないらしい。
「男ども・女ども」みたいに「子ども」の方が、「子供」より
相手を蹴散らしている様に感じるのは、私だけ?
執筆活動を生業にする人は、出版界の約束事を守らないといけない…。
障がい者、とかね。もうカタカナ英語使ってくれた方がまだマシ
負けないで、出版関連の方たち!
そう言えば、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」
あれ、確かマザーグースの詩を作品で使ってるんだけど、
元の詩では「10人のインディアン」ではなく「10人のくろんぼ」だったらしい。
それをアガサ自身が詩の内容からしても黒人は問題になるだろうと考え、インディアンなら文句は出ないだろうとして変更したらしいね。
精神・心理系の人間ですが、
学会誌等でも、2-3年前までは「障害」が当たり前でしたけど、
今は「障がい」表記が増えてきています。
「子ども」は完全に定着している感がありますが、
全部ひらいて「こども」とあえて表記する人もいますね。
>>259 >「男ども・女ども」みたいに「子ども」の方が、「子供」より
>相手を蹴散らしている様に感じるのは、私だけ?
「ども」は複数を示す接尾語
差別語とは関係なく、
常用漢字ではないからといった理由で、
熟語の半分だけひらかれると違和感あるな
今は「拉致」でOKだけど以前は「ら致」と書かれていて
実に読みにくかった
>>262 障碍者の碍の字が常用漢字ではないので、「障がい」とひらいているのかと思ってた
障害者とも書くのか
そういや、そうだったっけ
「害」は文字通り害を与えるもの、「碍」の方には「さまたげるもの」という
意味があるので、漢字表記なら「障碍者」と書くのが望ましいんだけど、
漢字制限が…って理由で、結局「障がい」が使われてるらしいけど。
まあこだわるべきはそこじゃないんじゃないか、って気もするけどね。
萩尾作品にも言葉の差しかえはいくつかあるけれど脱線しすぎな気がする
なんのスレかと思った
>>266 摂食障害、高機能自閉症障害、適応障害、発達障害…といった診断名については
すべて公式には「障害」ですし、
学会名に「しょうがいしゃ」「××しょうがい」を含む場合についても、
確認のため検索してみましたが「障碍」を用いている団体はないようです。
こういう背景もあるかと思います。
270 :
269:2007/11/14(水) 17:41:51 ID:???0
>>268 リロードしていなかったので気付きませんでした。すみません。
でも、大方の人が言葉狩りの行きすぎに憤りを感じてるのがわかって
ちょっと安心したよ。「悪い言葉は問答無用で使っちゃだめ」みたいな
短絡思考が大半じゃなくてよかった。萩尾先生の過去作品も再販の時は
元にもどして欲しいです。その時代の自由な空気の記録でもあるんだから。
自分も最後に一個だけ!
上のレスで言葉は時代で変わっていくものだから、とあったけど
言葉狩りはそれと同じに考えちゃいけないよ。
大体裏には左翼団体や悪質なボランティアもどきが絡んでて
いちゃもんつけて企業強請ったりしてる。その餌食にならないように
自主規制してるって聞いたから。そうじゃなくても不愉快だっ
まあ、言葉ってのは人を不快にしちゃいかんと思う。
黒んぼ、土人、片輪、女中、基地外、なんてのも今となってはそうとう違和感ある。
言葉に出しても気持ち悪いくらい。
言葉っていうのも徐々に洗練されてくもんじゃないのかな。
生き物っていうのはそういう意味でもあると思う。
へえ…女中もいやなんだ。職業差別?忌むべき職業なの?
百姓とか運転手とか工夫とかも忌まわしいんだろうか
大変だなあ
275みたいなのがわいてくるから
こういう話はいやなんだよなぁ
>>274 不愉快って書いたのは、自然淘汰じゃない状態で強制されることだったのでしたが。
すぐ上のレスなので関連あるかと思って。違うのならすみません。
そして、洗練された末が「子ども」や「障がい」「ら致」なら、泥臭さ万歳!!
H×Hのアカズはウマいよねw
テレプシのビッコのバレリーナとか
新聞やTVは自主規制もいいと思うけど
創作物には負の表現があってもいいし、
規制する必要性もないはずなんだけどな
>>274 2ch変換に慣れて忘れがちだが「基地外」じゃなく「気違い」なw
一般的に基地外書いても通用せんと思うから。
>>275 女中は完璧な差別用語ですよ。正しい用語は「ハウスキーピングスタッフ」「ハウスマネジャー」です。
日本語を排斥してカタカナ英語を何の衒いもなく正しいと言い切る感覚がすでに変
日本の持つ忌まわしい歴史をすっぱり捨てさるにはいいでしょう?
萩尾さんの作品も、日本が舞台の作品は何か重くて嫌なんだよね。
クールでかろやかで変な引っ掛かりのないものがいいよ。SFとか。
>>280は揶揄で言ってるのかと思ったけど違うのか…?
「もし、そこなおハウスキーピングスタッフ、お待ちくだされ」
流れ読まずにすみません。
今、文庫アメリカン・パイを読みました。
グラン・パみたいな世話焼きキャラは良いですね。リューもすごく可愛い!
宝塚では2人の歌はどういう風に歌われたのでしょう。気になる。
ヴィオリータはちょっとよく解らなかったです。
ヨハンはいつの時代もヴィオリータという少女を追い求めていた、という事ですか?
でも母親だったり、皆違う少女なんですよね?
うーん、まだまだ読解力が足りないなぁ…。
でも絵がすごく美しくて好き。個人的に70年代中頃が一番好きです。
>>282 の気分で塗り替えられる歴史なら、どうでもいいがwww
昔、厚生省は「乞食」という言葉を使えなかったので「自己のために路上で募金活動を行う人」
と言ってたそうな。ほんとかよ。で、ホームレスと言う言葉が使われるようになって
とても助かったとか。
乞食は橋の上で土下座して小銭をもらう活動が主要だから、
(黒澤明の映画で「盗みをやるくらいなら、私は乞食をする!」ていうシーンがあってな)
家を持たずにリサイクル活動などで稼いでいる人とも違うような。
浮浪者かな
メッシュ以降どうにも合わなくなり殆ど読んでなかったですが
「山へ行く」の単行本読んで久々に良かったと思ったので カキコに来ました
脱線し過ぎを反省w
>>284 見ればお若い方のようなのに、70年代が良いとは面白いね
>>288 いらっしゃい、どうぞ語ってくださいな
浮浪者はルンペンじゃないのかな?
ドリトル先生では「世捨て人」と言っていた。。。
(最初なんのことだかさっぱり分らなかった)
>>283 「お」をつければ差別語じゃなくなるケースもあるらしいよ。
百姓は×だが、お百姓は○
女中は×だが、お女中は○
個人的には「子ども」に違和感示す人が多くてびっくりした。
私も大学で教育学をとっていたので「子ども」表記が当り前のようになっていた。
こんな話ばかりでごめん。
>>288さんは気にせず、どんどん語って新しい流れを作ってね。
>>254 >「女なのに最終テストにいる」というような昔の常識は違和感ありすぎて、
>未来を描いた作品を古臭く見せてしまうしね。
あの台詞は、その発言をした人物のキャラクターを表現したものだと思うよ。
「女なのに最終テストにいる」ことに驚きを感じるような人物、だということだよ。
最近の中国では、お店のおばちゃん(おねえちゃん)に、
「おねえちゃん」とよびかけちゃいかんそうだよ。差別的だから。
正しくは「従業員!」というふうに呼ばねばならぬそうだ。
言葉の流行というのは移り変わるもので、すぐに言葉を取り囲む価値観変わるから。
コジキとかヒャクショウとかその通りだから別にいいじゃんというなら、
「お前」を敬語として使ってもいい理屈になる。
問題はコジキとかヒャクショウには特定の文脈がくっついてくることで、
そういうのを避けようとすると自然に自粛しちゃうんだよ、文を書く人間は。
過剰自粛は確かによくないけど、売文してる人間は無神経じゃすまされないんだ。
あんまり簡単に言ってくれるな。
個人的には「11人」のせりふ変更はいいと思う。
うまく直しているよ、あれは。
>>255 ロミジュリは原書からしてシェイクスピアの他作品に比べて
浮かれた軽口や卑猥な冗談が多いんだって
そういえば近年のホロコースト特集でも犠牲者の一部を「ロマ」と呼んでた
>>259 その文学者が中途半端だよね
日本語は古語であるほど、厄除けの意味でわざと卑賤語を用いた例が多い
特に子供にはわざわざそうした文字(○○丸という幼名の「丸」=厠の意)を
あてたのは夭逝避け
差別のある状態が書かれて、そこに何を思うかが問題なのにね
「11人」のセリフ変更は萎えたよ。
極論だけど、ファシズム蔓延の世界を描くときに
構造を偽って客体化できる?
言葉=世界なのに。
「差別意識のある世界」をも描くのが「創作」。
ていうか、長引いてて申し訳ないけど
「11人」は、“女性は一夫多妻制の中の一人になるのがデフォ”という価値観の中で
反抗するフロルがいて、その個性を失わないままで恋人を得て
その相手と一対一で関係を築いていこう、とするところで終わるでしょ。
女性蔑視と言うなら言える世界観をまず描かなきゃ意味ないよ。
現状の漫画界の言葉狩りは、築き上げた世界観を壊すレベルのものばかりだと思う。
上から目線っていうことではなく、
言いたいことを伝えて、意味が通っていい線で直す、
かなり考えられた変更だって言う意味。
女性差別だっていうようなよけいな文脈がついてきちゃって、
そのことで批判されるのじゃソンじゃない。
むろん自分もたとえば戦前の文学とか差別用語バリバリなのも読むよ。
別にそれがすごいいやだとは思わないけど、
人に向かって差し出す文章の時は、それがテーマじゃないときは、変える。
11人の場合は、最初は296の通りだったと思うけど、
今の社会環境だと254の感覚になると思う。
どういう読者に差し出すかにもよる>用語選択。
むしろ萩尾さんがすごく考えて、うまい変更をしたことに感心している。
変更後のも文脈通らないとは思わないんだよね、自分は。
マンとウーマンの英文脈での感覚が下敷きにないとぴんとこないから、
むつかしくはなったけど。
しつこく便乗。
樹さんの漫画でも「毛唐」が文庫で「外人」になっていたのを思い出した。
侮蔑後ではあるけれど、ほとんど死語になっている言葉をわざわざ使ったところが面白いのに
(むしろ発言者ワロスという意味で)、単純に表面的な添削をしてるんだろうね。
こういう言葉を日本人が使用していたという事実を消したいというか。
逆にウィキでこういうのも見つけたよ。
>今では「白人」ということばは平気で使われているが、
>本来は「皮膚の色が白い人」の意味ではなく、「うすらばかな人」の意味である。
時代によって今NGな言葉も別の意味で使われる時がくるかも。
萩尾さんの作品はまだ文章の置き換えのみだけど(これも問題あるが)、
手塚治虫のブラックジャックなんかは一部の病気関係の話が作品ごと抹消されてるんだよね。
そのうち今の風潮がエスカレートして「半神」とかの名作も規制にあったらと思うとガクブル。
「人に向かって差し出す文章」と
創作表現における文章とは、次元が違うと思うよ。
自分も論文書いてる時は単語選びに神経使うけど
これは手紙に気遣うのと同程度。
気遣われるべき「フィクションに臨む読者」って
たとえば児童書とかかな?
続投になるけど、一部フェミニズム論が過剰で
それで色眼鏡で見られたら損というのは分かるけど
世界観まで現状に即して言葉を直す必要は全然ないと思う。
過去の禍根を絶とうとするなら
歴史をリアルに伝えた方がいいと思うな…。
それが古典の価値じゃないのかな。漫画においても。
>>301 同意。源氏物語までいくと世界観に文句をつける人間は誰もいない(ちょっと違うか)。
>>297 たしかになるべく作品は、他人に不快感を与えない方がいいよねえ…。それはわかるよ。
ただ最近の出版業界の風潮に腹が立つのは、気を使うべき方向がちょっとずれてて、
本当の弱者に対してではなく、彼らを盾にとって糾弾するエセ人権屋なりフェミニストなり外国なり、
訴えられたらやっかいな、利害が絡んできそうな相手にばかり媚びてる印象がするんだよ。
エログロなんかは対保護者アピールと思われるおざなりな年齢制限を設けてるだけで、
規制どころか増長しているようなありさまだし。
まあ作者が納得して描き変えてるなら、こちらも納得するしかないのだけど。
まあその・・・一般論をしたいなら別スレに行った方がいいんでねえの
源氏物語とか大奥とか廓物とかは、時代物だからという了解なのかな
カムイ伝は時代物じゃ済まない領域の、そのものズバリ内容だけど…
信条のない言葉狩りだよね
>>303 昔の名作がいろいろと再発行されるのが嬉しいんだけど
出るまで不安なのがこの言葉変更の問題だから
仏陀切りでござい。
最近はまって萩尾さんの作品ちょこちょこと文庫版で揃え始めた。
…………誰だ巻末エッセイに折原みととか呼んだのorz
収録されてる作品は珠玉だったのに/(^O^)\
カムイは死んだのに「ぼく双子だから顔同じでーす☆」ってまた出てきちゃうのは萎えた〜。
大昔を描いた昔の漫画だから、差別語満載だし、えたひにんがテーマの一つだし一揆したら皆殺し晒し首だし
基地外ばっかだし近親姦やらレイプやらエロとグロとで大変なことになってたよね。
あれはセリフや絵を変えたらカムイじゃなくなる。
で、作者の事情ではなく出版社の事情で言葉は変更されている近頃ですが
筒井のてんかん事件の例をひくまでもなく、言葉狩りは「揚げ足を取られないために、足をあげない」というだけの行為。
セリフ変更するほうもやりたくてやってるわけじゃないし、誰かのせいにしても仕方ないんじゃないの?
そこだけ何かでとじなされ
別にマンガの柱に載ってる訳じゃなし
折原みとは私もorzだったけど
巻末エッセイはナイスだった時だけ喜んで、基本期待しないようにしてるw
赤い表紙の全集版だと木原敏江先生とかが熱く書かれてた記憶
連投ごめん。
禁止用語満載のレスをしてしまったようですが皆さん気にするな。
あと、
>>283のセンスが大好きだ。
>「揚げ足を取られないために、足をあげない」というだけの行為
根本的に違いますね。誰かのせいとかそういう問題じゃないしww
>>306 >あれはセリフや絵を変えたらカムイじゃなくなる。
大なり小なり「このセリフを変えたら当作品(のテーマ)じゃなくなる」という話をしております
揚げ足取りたい奴には取らせて、問題になるなら徹底抗戦して
脳味噌ふりしぼって納得いく作品を描いて欲しいな。
>>305>>308 同意。っていうか普通スルーできる後書きで、こんなに後味悪いのも凄いよね。
なんなんだ、あの人はw
言葉狩りは、読者の思いも踏みにじってると思う。
萩尾作品中心ならここで論じるものおかしくないよね。
差別用語として不愉快に感じている人もいるなら、それを欺瞞と感じ強要されることが
不愉快な人もいる。不愉快、を一方的に制限の理由にしてもらいたくないな。
巻末エッセイ、宮部みゆきとかもいるのに
折原みと登場は意味不明すぎてインパクトだけは過去最大なんだぜ
竹宮恵子,とか、萩尾望都、とか呼び捨てにもびっくりさ。しかも風木を鼻で笑うような記述があって。お前、わるいが名前しか知らんのだが。と後書きに呟いたわしである。
しかも萩尾文庫でも屈指の神作品集「訪問者」('A`)
ところでこんな時間にいつもこんなに人いるの?凄いなw
ついでに質問しても良いでしょうか。
萩尾さんの作品で、漫画というか絵本仕立てで、雑誌の口絵みたいなのにちょろっと載っただけだと思うのですが、
きれいな肉食花があって、王様がもっときれいな花を見たくて人間の赤ん坊を養分として差し出す。
ところが花は赤ん坊を食べずに育ててしまう。王様は怒って放置。
十数年たって来てみると、赤ん坊は、それは美しい娘に成長していて王様は一目ぼれ。
娘も王様に一目ぼれ。王様のところに行きたいと泣く娘。
怒った花は王様と娘を食べてしまう。
そうして花は、そもそも最初に王様が望んだとおりに、大輪の真っ赤な花を咲かせたのでした。
みたいな話知っている方いないでしょうか。調べまくったんだけどどうしても探し出せず。いずれの本にも未収録なのかな。
萩尾さんなのは確かなのですが。
たしか「月夜のバイオリン」(新書館)に収録されてたと思う。
>>291 まあ、今となってはそういう見方もできるけど、
そのセリフは、
単純に当時の(そして萩尾さんが育った時代)日本の常識でもあったよ
「言葉狩り」って言葉が大好きな人がいるようだが、
その一言でくくるといろいろわやくちゃになるよ
321 :
316:2007/11/15(木) 04:13:29 ID:???0
>>317 レスキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
しかも早っ!!
起きていた甲斐がありましたわ。
これですこれです。画像も見つけました。
幼い自分に良い意味での衝撃の一作だったのです。懐かしすぎて涙出てきた…。
ほんとにありがとうございます。2chスゴス。
でも絶版か…orzいろいろ捜してみます(`・ω・´)
今後の使い方は時代に即してていいと思うけど
過去作品をいじるのは違うよね。
小川未明の「港に着いた黒んぼ」とか手直ししないでそ。
323 :
316:2007/11/15(木) 04:19:24 ID:???0
なんかはげしく浮いてた…すいません。
一昔前に比べると、差別語の規制も緩やかになってはいるけどね
テレビ業界はともかく書籍関連は
325 :
291:2007/11/15(木) 04:57:48 ID:???0
>>319 自分は雑誌連載厨房リアル世代しかも地方住みだったけど、当時女性の大学進学は普通で
全然吃驚するようなことじゃなかったよ。萩尾さんの世代はまた違うとは思うけど、
それにしたって「大学なんて行ったってヨメの貰い手もない」と言った考えが
絶対的だった時代とも違うはず。日本の当時の常識なんかじゃないよ。
>>323 気にしなくてもいいよ。あと、花に食べられたのは娘だけ。
ファンタジー世界がこんな具合ですと描かれてるのに対し、リアルはこうだ、てのは
とりあえずお話にもならないimg
肉食花のお話読みたいな。タイトルうかがっていいですか?
「言葉は時代で変化するもの」だからと言って、昔の作品の内容を変更するのは
頭の悪い話だよね。右翼や人権屋の因縁を恐れてという理由の他に、都合の悪い歴史を
塗りつぶそうという意図がある場合もある。それが現代の視点からすればどんなに
ひどいものでも、作品が書かれた時代や作者が伝えたかったことを考慮してきちんと
断りの文章を入れてそのまま残すべき。獸木野生は最近の作品でも差別主義者の発言として
「かたわ」を始めとして“差別用語”を並べ立ててみせた。それを言っているのが
差別主義者であり、その愚劣さを表現するのに必要だったから。「11人いる!」も
作品の中で宇宙大学に女性が行くのは珍しいという状況設定だったんだから、続編と
矛盾するとしても残してほしかったな。
「ひみつのアッコちゃん」の再放送で、アッコちゃんが「女中」と言われて
「女中、女中と言わないで! お手伝いさんという言葉があるのよ」というセリフの
「女中」が丸ごと削除されて無音になっていたのは笑った。
あと
>>326さんの質問している作品は「食肉花」です
>>327 古いアニメの再放送を見ていると、セリフが消されている事あるね。
消された言葉は何?って、そればっかり気になって集中できなかったりする。
そろそろKY。しつこい
少女漫画より少年漫画のほうが規制が激しいんじゃないかと思うんだけど。
手塚の漫画とか。
しかし、確かにスレ違いだからサロンあたりに専用スレ立ててみたら。
>>327 あれは、続編の「西の...」が出て、宇宙大学にけっこう女性がいる設定に
なっちゃったから変えておかないと、のちのち単行本で初めて通して読む
読者がおかしく思うでしょ。
>>320 じゃ、日本語蹂躙とか、日本語レイプでどうかね。
黒んぼといえば、あの騒ぎの延長でカルピスのマークが変えられた。
ネクタイをしたおしゃれな黒んぼ、好きだったのに。本当、愚かだよ。
今後の萩尾作品が蹂躙されないよう切に願う。
>>325 たぶん同じ世代。
自分のほうがちょっと年いってるかな。
でも、319のようなところが日本にあったのも事実。
>>332 愚かなのはスレチ話引っ張り続けるおまえだよいい加減空気嫁
>>334-5 圧力団体関係者乙。
食肉花、って月夜のバイオリン掲載時は確か2色カラーだったよね。
今回もそれで載ってるのかな。
ああ、あの『月夜のバイオリン』の頃のふわんとした曲線って好きだったなー。
服や髪や花やなんかの。そして「お菓子おばけ」大好き!
ところで『月夜のバイオリン』って2種類あるよね。
たしか古い版の方は表紙が坊主頭の日本の少年で、何でだかせつない気持ちになっちゃうんだな。
>>289 初めて読んだのがトーマ、次がポーだったからでしょうか。
あの頃の絵はなんていうのか、まるっこくて可愛い。
ポー後期やヴィオリータは美しすぎる。
残神を見て、体つきとか絵が変わっててびっくりしました。
今の絵も横顔とか美しいなぁと思います。
私は83年生まれで70年代の少女漫画はよく知らないのですが、
キャンディキャンディの絵は知ってて、皆こういう絵というイメージがありました。
(今は、きちんと読めばそれぞれ違うだろうと思っています)
目がキラキラで鼻にちょんと線があって、ショック時は白目になる…
萩尾漫画を読むまでは正直古くさいと思ってました。すみません…
そのうち萩尾先生以外も読みたいと思っています。はみだしっ子とか。
上の方に出てたけど、萩尾さんとお姉さんの確執って何?
ここ数年の読者なので、詳しい事知らないのです。
誰かご存知の方いらっしゃったら教えて下さい。
大人うけのいいネーチャンと
ちょっと不器用な妹さん
とかそんな程度
お姉さんよりお母上との確執がまずあるのかな?と思ってた。
所謂ホワイトカラーの出自で漫画家になるなんて言語道断的な。
その価値観に適う姉とそうでない妹。
確か(記憶で書いてます)、グレープフルーツという新書館から出ていた雑誌(カラーで
価格が高かった)に萩尾がエッセイを連載していて、「小夜という姉がいて....」で
始まる話を目にしたのが、どうも彼女には家族絡みのなんかおもしろくないことが
あるらしい という感じだったな。そのあともちょくちょく家族絡みのグチを
書いていた。
今ほど、作家やマンガ家がプライベートを語る時代じゃなかったので、驚いた。
別ララに載ってた「デクノボウ」という”ネーム中のマンガ家がいかに役立たずか”
を描いたエッセイ漫画の中で登場した萩尾姉は
胸に”専業主婦”の字、夫と子供を送り出す平和な朝の絵
「健康のためには不規則な生活はダメよ。ちゃんとゴハン食べて…
朝起きて夜はキチンとねて…昼夜逆転の生活って体に悪いのヨ
夜早く寝ることよ それが一番いいのよ そうしなさいっ」
という活字フキダシの下に
オマケのようにつけられた手書き文字の内容は
「わたしって なんて正論はいてるのかしら」
あ こんなところに毒が!と思って
他人の姉妹関係にもかかわらずハラハラした記憶があります。
感謝知らずの男w
なんというレヴィ
でも誠意や善意である以上こむずかしい問題ではあるよね
相手の心遣いを理屈で受け止め、自分の気持ちは愚痴で流すしかないという
あのエッセイを読んでからメッシュの「苦手な人種」の姉を見たら、
これが例の姉なのか…と思った。
>>346 つーか、メッシュには両親と姉がみんな出てくるよね
メッシュはあまり好きじゃないんだが「苦手な人種」だけは好きだ。
あのー
だいじょーぶですかーあ?
人が落ちちゃったんですー
ああいう人って現実でもいそう。
いるさー。ふつうに「いい人」でいる。
>>624 そうだった!思い出しました。ありがとう〜。
>>623 「すばらしき仲間」というトーク番組です。
海老孝玉の回は、玉さんがたしか34才くらいのときの。
三人とも和服で、築地の田村で正月の御前を囲みながらだった記憶。
353 :
347:2007/11/15(木) 22:52:59 ID:???0
誤爆しました…すみません…
しかも微妙に身ばれしそうな…(知合いが見てないことを祈る)
ああ恥
>>353の専ブラはレス番がズレているものと思われ
まるで話題豚斬りの質問ですみません。
萩尾先生の作品に、既存の曲でテーマソングを当てるならどんなものをイメージされますか?
…あれ、上手く説明出来ているか不安です。
私は最近、『(きっと無理だろうけど)残神がアニメ化したらEDはこの曲でこんな演出に…』という、
何の役にも立たない妄想をして一人喜んでいるのですが、皆さまの中にもそんな方がいらっしゃったら
お話を伺ってみたいと思いました。
ちなみに私の残神EDソングはビートルズの「Black Bird」です。
ジェルミの心の傷が完全に回復することはないかもしれませんが、
それでも、今までいた絶望の中から「再生への希望」を見出した点にコノ曲を捧げたいです。
…なんだかキモい長文になっちゃってごめんなさい。
357 :
339:2007/11/15(木) 23:16:04 ID:???0
みなさん、レスdクスです。
大きな確執ってほどでもないんだろうけど、確実にジワジワ効いてきそうな姉さんですね。
萩尾作品がマイノリティに優しいのは、そういう家族のおかでもあるんでしょうね。
352=353です。
>>354 >>355さんの指摘通りです。リロードしないと良くこうなります。
何度もすみません。
>>357 望都さんのエッセイ集、「思い出を切り抜くとき」に
お姉さんのこととかも詳しく書かれているよ
360 :
花と名無しさん:2007/11/15(木) 23:22:40 ID:mmeC6UGX0
>>357 望都さんのエッセイ集「思い出を切り抜くとき」に
お姉さんの事もいっぱい書かれているよ
>>356 個人的に「ポーの一族」はサイモン&ガーファングルの「スカボローフェア」がイメージ。
歌詞ってよりメロディラインがねw
イギリス的だから?
そうです。だから残神にビートルズがくるのもなんとなく分かります。
というかあれはイギリスの伝統歌っしょ
>>356 あくまで自分の中での話ですが。
百億の昼と千億の夜:Beatles ABBEY ROAD B面メドレー
ポーの一族:Moody Blues サテンの夜
感謝知らずは、レヴィの独白の、
自分は無償の親切を受けるに値しない人間なんだ、
もし5才児のようになれたら、
どんなに我侭を言ってもダダをこねても
当たり前のように世話をやかれ、愛を与えられ、
でもそのことで見返りを要求されたりは決してしない、
そんな感謝知らずの男になれたら、どんなにかいいだろう
って言ってるあたりが、萩尾さん自身の本音なんだろうなって思った。
で、世話焼きな保護者タイプから無条件に甘やかされる、
あんな我侭やこんなダダっ子が色々浮んで、なるへそ、と妙に腑に落ちたんだったw
>>356 スミスの「セメタリー・ゲイツ」。
ポップで明るい旋律だから、はぁ?とか言われそうだけど
詩の内容通りの墓地デートが、普通に残神に出て来そうなんで。
音源まとめると面白そうだね
ようつべから拾ってくるのじゃ
フィオナ・アップルがカバーした版のビートルズ「Across The Universe」で銀の三角。
フィオナの声をエロキュスだと思って聴くとイイw
370 :
369:2007/11/16(金) 02:09:22 ID:???0
>>356 音楽に超うとい私の渾身の選曲を食らえ
ポーの一族→ゲ・ゲ・ゲゲゲのゲー♪朝は寝床でグウグウグウのやつ
残神→魂のルフラン
半神→ベートーベン交響曲の五番
スターレッド→タイム・トゥ・セイ・グッバイ
ポー → パッヘルベル カノン
トーマ → バッハ G線上のアリア
この娘 → シルヴィ・バルタン アイドルを探せ
ポーは作品によってはいかにも宮廷音楽くさいのが多少なり入っててほしいかも
メリーベルと銀のばらあたりは調和の霊感ぽいのとか
百億 → オルフ カルミナ・ブラーナ
銀三 → 鈴木慶一 WISDOM OF THE WORLD
半神 → サティ ジムノペディ
メッシュ → The Smiths There is a light that never goes out
アロイス → ENYA EVENING FALLS
11人いる!→十人のインディアン
コニー・フランシスじゃなくてシルヴィ・バルタンてのはよく分かる。>この娘売ります
個人的印象だけど、萩尾作品はやはりイギリスのアーティストが似合う気がする。
特に「TUBULAR BELLS」で有名なMIKE OLDFIELDの曲は、昔から複数の作品のBGMにしてる。
「ポーの一族」シリーズは「HERGEST RIDGE」、「霧笛」や「みずうみ」は「OMMADAWN」、
どちらもアルバム丸ごとで1曲という大作。「ポー」シリーズでも「ホームズの帽子」は
GERRY RAFFERTYの「BAKER STREET」、「一週間」はKATE BUSHの「嵐ヶ丘」あたり。
やはりイギリス系だなw
「メッシュは」フランスが舞台なんだけど、なぜかビートルズが浮かぶことが多い。
「FREE AS A BIRD」とか「ALL YOU NEED IS LOVE」あたり。あと、こちらはドイツだけど
「ラーギニー」にKRAFTWERKの「COMPUTERLOVE」というのはベタですか?w
萩尾作品ならやっぱりクラシックだな〜。
良く知らんからなにがいいとは言えないけど。
イギリス民謡とかもあいそう。
SFは銀の△とか、百億ならインドの古代音楽とか、それっぽいのを
アレンジしたような曲。甲殻の菅野ようこみたいなの。
メッシュとかは芸術っぽい雰囲気があるからジャズっぽいのはどうだろ。
フランス映画とかジャズが多いような気がするから個人的なイメージだけど。
残酷のビートルズはいいかも。話が重いから静かな、単純なメロディがあいそう。
メッシュはジャズより小洒落たシャンソンじゃないだろうか?
って、自分越路吹雪のシャンソンしか知らないけどw
個人的に梶浦由記の切ないメロディはポーに合いそうだなぁと
ポーのラジオ聞けないんだけどドラマのBGMとかあるのかな?どんな感じだろ
CD買う予定だけど、声優さんによるキャラソンとかないよね…?
メッシュはシャンソンかな、やっぱり。
前にエディットピアフの映画見てなんとなく萩尾作品とイメージがダブった。
どこが似てるかとうまく言えない自分が悔しいー
フランソワーズ・アルヌール「もう森へなんか行かない」
=一週間 ↑すごく好きな曲なんだけどCD探せない・・
オスカー
ビートルズの若い頃のジョンがモデルだったと密かに思ってるのは
自分だけかな。
メッシュ → サティなんかも合うかも
↑フランソワーズ・アルディだった
>>384 ジョン信者がすごい数いるのは承知だが、オスカー大好きジョン生理的に無理
な自分も息をして生きている。スルーできずに一言書いてしまったよよよよよ
帽子は確かに似てるな
メッシュは自分の中では
前衛な現代音楽 - サティのヴェクサシオンとか、
ケージのカニンガムのための諸作品とか
ピアノ曲 - 何故かドビュッシーのこどもの領分と
シューマンのこどもの情景・トロイメライ
80年代初期エレクトロポップやネオロマ
が場面に応じて。
残神にスミスはいいな。陰鬱な歌詞と裏腹にポップなメロディが
あの重苦しい話を救ってくれるような。
The Boy with the Thorn... に一票
オスカー=ジョンレノンは拒否反応がすごいということで却下
ポーはケルトっぽい曲もいけそうだよ
アメリカンパイはフォークかな。
皆の頭でそれぞれのメロディが流れてそうだな。
トーマの心臓、J−POPだが
アンジェラ・アキ「Kiss me good bye」 自分的にはこれしかない
すんごい浮いたこと言いますが、初めて「残酷」読んだ時は宇多田のBe My Lastをリピしてました
歌が「母さん」から始まるのが印象的で、あのこんがらがった感じが合うなぁ、と
あと、作中にも出てくる菩提樹は救われるようでホッとします
皆さんのおすすめも聞いてみますね
翼をあげるから、信じて飛べばいい
愛した記憶が 私を強くする だっけ? いいかも
妄想キャストと自分語りネタは伸びるな
>>395 自分は冷静、ブームには乗らんぞ みたいな歪んだ自意識レスは
伸びようがないよねw
火星ものはジギー・スターダスト
銀の三角と百億はミニマル/インド古典
海のアリアはまったく想像つかず。ベリンモン手強し。
みんなの妄想を読むの楽しいよ。
それぞれイメージがあるんだな、面白い。
このスレって荒れにくいし、人のレスにダメ出しする人少ないし、好きだ。
>>379 > 萩尾作品ならやっぱりクラシックだな〜。
> 良く知らんからなにがいいとは言えないけど。
> イギリス民謡とかもあいそう。
>>378が書いていたマイク・オールドフィールドのアルバムはケルト民謡やイギリスの
トラッドがベースにあるしクラシックのような大作だ。他の人もENYAとかケルト系の
音が合うと言っていた。自分も同感
ほら、例のあの人の名前もそろそろ挙げなくては。
なんて人だっけ ? 萩尾さんがフアンだっていう。
でも、どの作品に合うんだろう。
>>398 いいですね>火星ものはジギー・スターダスト
>>395 メンヘラ談義と言葉狩り話で変なスイッチ入っちゃったのがいるんだよ
ここID出ないからこういう流れになると暴走しまくる
萩尾スレ名物くらいに思って流れが変わるの待ってるといいよ
上レスの残酷語り面白かった
ちょい前の爆笑問題のニッポンの教養に出てた精神科医が
「人は誰でも何かしら病んでいる。病気かそうでないかは程度の差だ」
みたいなこと言ってたけど、なんか納得
私はまともだ、と豪語する人のほうが厄介だったり…
「私は間違っていない。これは愛だ!受け入れろ!」っていうのはやっぱ怖い
まぁグレッグなんですけど
>>400 >マイク・オールドフィールド
全然知らないけど聴いてみたいなぁ。いきなりケルト民謡じゃ濃すぎるだろうし。
ツタヤにおいてあるか探してみよう。皆音楽詳しいね〜。
銀の△ってインドの古典音楽元なってるのかな?
あれに近い音楽ってなんだろう?誰か知ってる人いますか?
BGM考えてるのが自分語りって言われてるの?変なの・・
>>406 今のBGM話と、前の自分の虐待体験や言葉狩りに関する自分の知識披露の話だとレス伸びるって意味だと
前者を妄想キャスト、後者を自分語りって言ってるんじゃない?
だっからさあー
モトさんが好きなのは甲斐よしひろなんだってば。
この人よく知らないけど、どんなマンガに合うんだろうね。
>>408 その、何の話題でもいちゃもんつける人って何が目的なんだろうね
>>407 昔、誰かのレコードをテープで録ってもらった。
で、数年前にCDも買った(どこで買ったんだろう? amazon かな〜)
他の曲もけっこういいよ
>>410 自分は何にでもいちゃもんつけてるわけじゃないよ
言葉狩りに関する萩尾と全く関係ないトリビアみたいな知識披露にうんざりしただけ
中国での店員の呼び方とか厚生省とかアッコちゃんの台詞とか萩尾スレでする話ですか?
やっと終わってほっとしたよ
>>412 俺はあの程度の脱線は気にならなかったけどな。まあ「気になっていたから終わってほっとした」という
君の自分語りももう十分だから黙ってくれないか?
>>403 あなたの方が妙な妄想スイッチ入っているみたいで気持ち悪い
そういえば、甲斐よしひろとコラボした作品があったような。
私は未読なんだけど、なにかの広告で見た気がする。
>>415 甲斐バンドのファースト・アルバムのCDが萩尾望都のジャケットに変更されたのには驚いた
タケカワユキヒデも萩尾望都のファンで、まだゴダイゴの頃に雑誌で対談やっていたな
モーツアルトも生きてれば萩尾望都のファンになったと思う。
なんとなくだけど
ベートーベンは作品でボロクソ書かれて御立腹w
完全犯罪か、好きな作品だけど、
ここでは昔から甲斐よしひろを侮っている発言が多い
けしからん
あらかじめスタイルを決めてから描く実験的なやり方が面白いと思った。>完全犯罪
あとねー、漫画語りで白熱ってわりと望ましいよ。シンクロできないとびっくりするし
気分に合わないとウザイってなるのはわかるけどね。
>>419 萩尾望都も甲斐バンドも昔から好きな俺は、「完全犯罪」の評価が低いのに驚いた
ミュージカル形式は初期の頃からあったし好きな作風のひとつだったんだけど、
いまの若いファンは好みじゃないのかな。まあ甲斐バンドはデビュー当時から
売り方のせいもあって誤解されていたからね
では、オスカー=甲斐よしひろ
ってことで。
>>423 暴力はいかん。しかし、ジョンとか甲斐とか生ものが出てくると萎えるよなw
完全犯罪だけは読んでない
甲斐バンド知らなくても楽しめるのかな?
最終的には個人の好みだろって話になっちゃうんだが
「美人の母親に生き写し」設定がある以上
どんないい男でも全て却下の流れかもよ。
絵柄的に女優挙げた方がどっかではまるんでない?
ユーリの顔が15歳時のオリビア・ハッセーとか。
>>425 甲斐バンド知らないけど自分は面白かった。アナクロな横浜臭とか。
>>424だけを見ると、銀牙─流れ星銀─の話みたいだ
>>425 自分は『完全犯罪』を読んでから聞いた
で、甲斐バンドも割と気に入った
でも、このスレには『完全犯罪』と甲斐に強い拒絶反応を示す人もいるようだ
甲斐よしひろって10年ほど前に小室哲哉に曲書いてもらってなぁ。かなり酷い曲だったw
なんかお互いに「落ちたな」って感じがした。
萩尾さんはどう思って見てたんだろ?
>>427 ワロタ。だが、銀牙伝説ーWEEDーでもイケる!!
ユーリ=オリビアはイメージじゃないな。
どっかでみたエーリク=マークレスターは似てないけどイメージありだが
>>430 そっか。上にあってなるほどと思った。>ユーリ=オリビア
オリビアの眉が、繊細な目鼻口に対して少々しっかりめで
少年ぽくて可愛かったから、顔だけね。
あと飛ぶ教室主演の子も何となく。エーリクも子役でいそうだね。
ビョルン・アンドレセンをみると萩尾作品を思い出す。
でも誰かといわれると思いつかない…。エドガーあたりかな?
わしはビョルン、加賀丈二(この字?)似てると思えるが。
特に目元と髪型と鼻の下あたり
>>425 甲斐バンドの曲を知らなければ、自分の中で勝手にメロディが流れるだろうから
それもまた面白いんじゃないかな。私は知っていたから選曲が良いなあと
思いながら読んだ。全盛期の甲斐よしひろの“美少年ぶり”とセクシーさは
半端じゃなかったよ。曲は自分の好きな洋楽の影響がモロに出ちゃうから
パクりを指摘されることもあるけど、それでもあれだけの名曲を書けるというのは
並みの才能じゃないと思う。萩尾さんが夢中になるのも無理はないw
>>432 私も同じだ。
エドガーにしてはちょっとゴツい気もするし、オスカーもちょっと違う気がする。
萩尾作品のイメージ=ビョルン・アンドレセンだなぁ。
ビョルンは考えた事なかったけどありなのかも。
シルバーナ・マンガーノの面立ちがオスカーとか駄目かw
マンガーノは、ヴィスコンティ作品ではものすごい優雅で上品だけど、
若い頃はいわゆるセクシー女優なんでなあ。
中年以降のイメージ限定で良ければありかな。
つか、素直にヘラ役でいいじゃんw
そだねw
映画も観てる時はあれこれイメージリンクするんだけど
あえて誰とかって案外浮かばないな…。
甲斐バンドと萩尾さん両方のファンだった自分は、
漫画家だというだけで初コンサートで楽屋までお邪魔できる萩尾さんが
ひたすら羨ましかったな…
その後の甲斐さんと萩尾さんの交流もいろいろ漏れ聞いて、いまは
同じ表現者同士、でも漫画家仲間でない「同志」ができて、萩尾さんも
楽しんでる気がする。萩尾さんはなんとなく昔から、人づき合いが
苦手そうな感じだったから、気の合う人ができたのは喜ばしいことだよね。
そう?松岡正剛の文章とか読むととても気さくな人で
人づきあい苦手ってイメージはなかったけど…
まあ誰であっても気遣いは難しくて、人付き合い得意って人もいないか
まさか若い子って
アンナ〜おまえの愛の火はまだ〜萌えているか〜い
ヒーローヒーロ〜になるとき〜あ〜は〜それは今〜
のメロディを知らないとか?
そんなのさすがに知らなくて普通じゃないの?
>>441 知らない。というか現在の若い子とは小室も知らない世代をさす。
普通に知らんだろ
>>442-444 うへぇ〜知らないのか・・・ジェネレーションギャップだ。
30代はさすがに知ってるよ・・・・ね?
曲を流したら聴いたことある人はいるかもしれないが。
30代後半だけど「完全犯罪」の時は甲斐バンドはもう全盛ではなかったと思う
「ヒーロー」や甲斐バンドの名前を知らないってことはなかったけど
ちょっと上の世代の音楽ってイメージだったよ
30そこそこだと、懐かしの歌謡番組でたまに流れてるな、くらい。
30半ばだけど甲斐バンド知らない。
やはりひと世代前の歌手という印象。
あ〜は〜♪がツボったw私は40才
うーむ、急速に失速した様子がわかっておもしろいね
でも、正直生まれてなかったからとかジャストな年齢じゃなかったからとかの理由で
往年のヒット作知らないって言われても違和感あるんだ。知ってるからいい辛いけどw
なら自分が誕生前のあれやこれや知ってるのは何で?ト思ってしまう
>>450 興味があるかないかだと思う。
生前の文化でも何かしら琴線に触れる事柄だとリアルレベルで知りたいと思うし。
452 :
451:2007/11/16(金) 21:37:00 ID:???0
ナチュラルボケごめんなさい生前じゃないw
生まれる前w
でも音楽シーンに限らずそういうものじゃないかな。
「ヒーロー」は甲斐バンドを真のメジャーにした大ヒット曲だけど、それでも今の若い人は
知らないのが普通じゃないかな自分が生まれてない頃の古い曲も知っているのは
大泉洋くらいのもんだw
今のヒット曲だって、20年後の大部分の若者は知らないだろうしね。それを思えば
萩尾望都の作品がいまだに多くの人たちから愛されているというのは、ファンとしても
うれしいことだと思う
♪ハチのムサシは死んだのさ〜♪
を唄える30代ですが ナニカ
あくまーがぼくはにくいー♪
いい年だけど、甲斐よしひろが出てきたときは
歌謡曲に背を向けてたときだから「HERO」くらいしか知らない。
ま、年代以外にそういう人間もいるというころで
Heroと言えば、デヴィド・ボウイの曲にもある。全然違う曲だけど。
曲中で銃弾が頭上を飛び交う壁の側に立ち僕らはキスをしたなどと、歌われるベルリンの壁も今はもうない。
そのベルリンの壁の下にナチスの拷問部屋が
そろそろ萩尾の話をしようか
戦争中のムードの表現が上手い漫画家さんて
それなりに多いと思うけど
萩尾さんだと「エッグスタンド」
あの殺伐感と空気感がそのまま映画になりそう。
>>457 正確には「ヒーローズ」だな。そして時代は移り変わり「ノー・モア・ヒーローズ」
という曲が生まれる。萩尾マンガにはヒロインはいてもヒーローは少ないよね
>>459 頭悪いな。例えば
>>457は明らかに萩尾望都ネタだろう
萩尾の世界観を探ってみるのも、このレス的にはありなんじゃないの?
自分の好みの流れじゃないと文句言うし、かと言って新しい面白いネタを
提供するわけでもないし。困った人がいるね・・
本人は換気してるつもりなんでしょ。まあ別にどうでもいい。
歴史物を描かれる気はないかな?
あぶない〜はそれだったかしらw
>>461 459じゃないけど、457が萩尾ネタというのがわからん
解説してくれる?
>>459 そう思ったら自分から話題振れよ。
2ちゃん慣れしないなら半年ロムれ。
前の方のレスで出てたようつべのアメリカンパイ聞いてる。
カバーは聞いたことあるけどオリジナル聞いたのは始めてかも。
あの…まったく個人的な感慨で、お気にさわったら大変申し訳ないのですが…。
呼び捨てなの、ちょっと気になります。
(自分は評論家の人が著名人を名字の呼び捨てにするのも気になるようなタイプなので、
べつに何ということもないのかもしれませんが…)
> 歴史物
長編を描くとしたらあと1作だけ…のような話を過去スレで読んだような気がしますが、
もしそうなったらジャンルとして何を読みたいかと考えた時に、
心理モノっぽい話や現代モノよりはSFかな、壮大な歴史モノもいいな、と思いました。
でも実際の歴史じゃなくて創作で、古代・超古代を扱った…というと、既に銀三があるか…。
呼び捨て、折原みとの後書き以外は全然気にならない。
文章の属性ちがうから
>>466 ファンサイトだったら敬称デフォだと思いますよ。
それ以外では臨機応変なので特に疑問持ちません。
ごめん。書いた本人だけど萩尾望都に繋がってるとは思わなかった。
まあ、ポーの一族にも「西ドイツか。前は東西にわかれてなかったけどな」
みたいなエドガーの台詞もあるから関係は少しはあるかな?
エドガーが今またドイツに行ったら「前にアランと来た時は、西と東にわかれてた時だったな……」としみじみと昔を思い出したりして。
>>458 ベルリンの壁が出来たのは戦後。ナチスはもうとっくにいなかったよ。
評論こそ敬称はつけづらいというか、つけませんよ…
>>469 ?ベルリンの壁跡、地下にナチスの拷問部屋はあるよ
現在もベルリンの観光名所のひとつだし
一昨年も去年も見てきてしまった所です
後書きと評論は違いますが…
折原みとの後書きはエッセイのつもりなんだと思う。
>>466 文脈から判断して、
別に荒しや見当外れの貶しに見えなければ、
別に呼び捨てでも気にならないなぁ
>>471 スレチごめん。
シュタージとかの東ドイツ政府関連の拷問部屋ではなくて、ナチスの?
ググっても分からなかった。
>>475 内実というか上層部の構成人員が同じな為か、ナチスのと解説されてた
恐るべき子供たち描いてた頃の絵だと怖すぎるけど
鋭利なタッチのファシズムなドラマを見てみたかったな
残神とは別の意味で読むのが苦痛だろうけど
エッグスタンドで十分怖いよ
ファシズム批判の漫画描くと怖い組織に目つけられたりして。
文庫感謝知らずの男を購入。
このスレで初めて萩尾先生のご家族との確執?を知ったのですが
そういうのを知ってから読むと、
>>366さんのなるほどと思いました。
イグアナや半神も読み直してみよう。
勝手に人付き合い苦手そうと思ってたけど、対談とかも読んでみたいな。
ヒーローって最近ビールのCMで使われてた曲ですか?
完全犯罪も読まなきゃ。
>ヒーローって最近ビールのCMで使われてた曲
その通りです
やっぱり繊細なんだけど、言動がかなり天然で図太いって感じの逸話を
昔けっこう読んだ記憶あるよ>萩尾さん
どれも面白かったんだけど昔すぎて詳しく思い出せない
以前まんが夜話?だかに出演された時は
やや独特な空気の番組の中でも最後までのまれる事なく、GJされてたと思う
残神もグレッグの言動は十分ファッショだと思うよ〜。
ていうか、全体主義や権威主義の狂気については、
ことさらにポリティカルなテーマとしては扱わずとも
萩尾さんはいつも描いてることと思うんだ。
>>480 今もCMで起用されるなんて凄いですね。
若い人達にも知られてると思います。
>>481 まんが夜話に出演された事があるんですか!?うわ〜観たかったです。
ポーチで少女が子犬とだっけ。すごく好きその話。
モードリンとか遊び玉とか、初期作品も妙に好みだったりする。
ポーチテラコワス((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「犬はいい」
>残神もグレッグの言動は十分ファッショだと思う
何かファシズムの定義がワケワカメかと。多分、戦後の映画産業で
広められたナチSS=サド、性的倒錯者のフィルターを通して
そういう感想が出てくるんだろうけど。
萩尾さんは具体的に特定のイデオロギー批判ってのは
特にどの作品でもしてないとおも。
人間の根源にある暴力による支配への欲望、っていうのは
一貫して描かれてるテーマだけど、これが集団によって盲目的に
増幅される状況ってのはあまり出てこないよね。
「小鳥の巣」の「キツネ狩り」がちょっとそれっぽいが。
んー、萩尾漫画でファシズムなドラマが読みたいと書いた者だけど
純粋に時代物群像劇が見てみたいって意味です
それこそ映画みたいなのがね
メンタルドラマの追求は常になされてると思うから、その点重視なわけじゃないよ
>>479>>483 スレ違いの上に蛇足レス。あのビールのCMで流れている曲は
甲斐さんが作った曲ではありますが、カバー版で、歌っているのは
甲斐バンドではありません…念のため。
今時だと時代ものは設定だ資料だとうるさいし、
なんとなくもう萩尾さんには大作書くだけのパワーがないんじゃ
ないかな?って気もする(気力とか体力とか創作欲とかもろもろ)
まあ次に何を描くっていう展開が
自分などの予想をいつも良い意味で裏切ってくれているので
ゆるく期待しつつってとこです
今平沢進聞いてるけどバルバラに合うかもな
494 :
花と名無しさん:2007/11/17(土) 07:49:23 ID:Cz3FJmKO0
日本の最大の不利な点は、せっかくの文化発信が(漫画も含めて)
国内、ドメスティックにとどまっていること・・
もしここがアメリカなら、ポーも11人もスターレッドも
ハリウッド映画レベルの投資額で実写化されてたかもしれない、そういうネタが多すぎる
星野さんや諸星さんあたりも(もちろん手塚氏も)大作映画として
実写化すれば、社会現象化するネタもあったろうに・・
ドメスティック配給だけのリターン見込みではとても
ハリウッド並の予算は取れない ゆえに埋もれてる原作は多い
「ブルーホール」「2001夜」「コドクエクスペリメント」「ムーンロスト」等など
望都さんの「スターレッド」なんかハリウッド予算で全世界配給を前提に
高額投資で実写化されるなら、ぜひ見てみたい
トクナガ・セイのキャストは、外人受けするなら浜崎あゆみか広末当たりなのかもしれないが
浜崎は年を食いすぎで、演劇ができないだろうし広末には、レッドの強さが無い、
ここはやはり、15歳と言う設定からも
少し前の「エリカ様」にレッドセイをやってもらうのがドンピシャなきがしますが・・如何ですかね
昼はお嬢様女学校、夜は暴走族の女リーダー
かわいいが過激で強気なインパクトのある性格と美しいフェイスとスタイル
レッドセイになるためにエリカ様は生まれてきたのではと思えるほど
ハマり役なのだが・・「エリカ様のスターレッド」
いまさらスターレッドを実写化するなんてないだろうしね
ああ、ここがアメリカであればねー・・もったいなや
アメコミ風に映画化されたいの?多分超絶つまんなくなるよw
しかもエリカさまてww
アニメ化ならいいかもね
実写はやだ。
てか、悪いけど
>>494の妄想に退いた。
キャストもなんだけど、すべてに・・・
mangaは既に立派な日本の文化として認められてるのに
今更ハリウッド信仰とは
エリカ様はちょっとセイのイメージと違うな。なんか小娘臭い。
かといって他に合う女優は思い浮かばないんだけど。
もっと強そうな女性がいいな。
でも栗山千秋みたいなサドっぽいのも嫌なんだけど。
スターレッドは連載開始時アメコミっぽかったね。
ストームの髪が長い頃ちょっとセイっぽいと思ったよ。
白い髪赤い眼って絵的に映えそうだね〜。やっぱCGになるのかな。
エリカ様は別にでcm見なくなっちゃったね〜。
>>494 >日本の最大の不利な点は、せっかくの文化発信が(漫画も含めて)
>国内、ドメスティックにとどまっていること・・
そうか??
漫画は世界中に出て行ってるよなあ。
アメリカの本屋でも普通にハチクロ英語版とか売ってるんだぜ。
まあ超マイナー本扱いだけど。
萩尾作品はアングラが似合うとおも。
やっぱりアニメがいいなァ。
声優さんは海外ドラマの吹き替え多くやってる人希望。
アニメなんてヤダヨー
萩尾作品がアングラwwwww
折原みと乙
>>493 ヒラサワいいね。
漫画家やアニメ監督のファンが多い。
508 :
花と名無しさん:2007/11/17(土) 12:51:27 ID:5aZGj0JkO
ユーリは若い頃のhydeが似合うなあ
アニメなら銀英伝のように原作に忠実に、
映画なら、クレジット見て初めて「原作」とわかるくらいアレンジ!
ってのが、個人的希望
「1999年の夏休み」というのもあったな。
エリカ様で星をイメージしてみた。合うねw
別に。のパンク魂でバイクを乗り回すアクションシーンがこなせれば
後半は普段の女優さんのりでおk、白い髪で赤い目のエリカ様見たいw
問題は脇の黒羽やエルグの配役だ。
実写厨うぜえ。プロ意識のない勘違い女優なんかお呼びじゃねぇよ
>>487 犬>>>>>越えられない壁>>>>>少女
スターレッドに思い入れないからどうでもいい…
エリカ嬢は案外マリーンとかそのへんのイメージ真逆な役の方がこなすでしょう
って彼女のアンチ?が何故萩尾スレにいるのか謎ww
アンチっつーか普通に醜いしな、エリカ嬢。
ジャニの番組ではニコニコしてたのはワロタがw
別にどうでもいい
そういう反応を求めて名前出す奴がいるだけ〜
ラジオドラマですら嫌だから映像化全般パス。最近の女優さんは前は皆好きだったけど今は全員パス
二次元三次元の壁って相当だよね。
例えばBGM推薦曲見てても千差万別だし。
その曲やその女優俳優を個々で好きでも、
漫画とは絶対にリンクしないで欲しい。
アメリカン・パイの宝塚舞台化は良かったよ
グランパが美形だったりと原作とはかなり違うが
リューはイメージに合っていたし音楽がどれも良かった
アメリカン・パイの面白さがよく分からなかった、にもかかわらず何度も繰り返し読んだ。
葡萄園のリューの姿が異様に記憶に残ったりして。でもやはり惹かれない作品。
多傾向の作風だから、はっきり無理な作品もいくつかある。
私はスター・レッド、百億千億、銀の三角、モザイク・ラセン、アメリカン・パイ、このあたりが苦手。
ウは宇宙船のウの頃も実は苦手。
スターレッドはヨダカのインパクトが全て
アメリカンパイはメロドラマっぽいから嫌いだった。
こんなんだったらモトさんじゃなくても描けるんじゃないのって。
でも何年か後文庫で読み直したら結構感動したな。
死後感っていうのか、存在してたものが消えて無くなって皆にも忘れられて。
自分が死んだらこの気持ちはどこに行くんだろうとか。
結構虚しくなるような話なんだけどね。どこかにそっと残ってるような。
自分にとってはそんなマンガ。
アメリカの西海岸なんて作者の舞台には珍しい場所だったんだけど、だから
よけいにこうしーんと染みた。リューの歌みたいなイメージか。
透明で軽やかで抜けるように静かで明るい読後感。
内省から距離のある話も描きたくなるんだろうね。
524 :
花と名無しさん:2007/11/17(土) 18:10:04 ID:gZwj8xwTO
乗り遅れた…けど残酷な〜話
バルバラから読み初めてトーマ、訪問者などを読み残酷な〜を読んだが一回も飽きる、醒めることなく読みきれた。
最後のサンドラの辺りがいまいちわからないままになってしまったけど、あれはジェルミの心の中での出来事(心の中でのサンドラは全てを知って、それでもジェルミを抱き締めてくれる、許された)だと思った。
イアンがジェルミと肉体関係を持ったのにはそれほど違和感を感じなかった。
同性愛をそれほど問題視していない世界のように思っていたのでだと思う。
イアンが写真を見たことによって殺した→殺してないなどの意見を変えてジェルミな接する辺りがリアルで、読んでてどちらにも共感した。
単行本版での6巻くらいがピークに面白くて、キャスと行動する10巻〜11巻くらいで少し読むのが辛かった。多分雑誌で読んでたら読みきれなかった。
バルバラはもっと長く続いて欲しい作品だった。
自分は、ハチミツ入り生姜湯の結晶(イメージ)を
一粒づつ食べさせるシーンで涙が零れ落ちますた。
事実と違う事を自分に言い聞かせて信じ込む心理という
個々の小さな狂気が、少しづつ事態判明を遠ざけていくドラマも
異様に臨場感あって怖かったな…。
とっくに議論され尽くしたんだろうけど
サンドラは最期、車でジェルミへの虐待のことをグレッグに聞いたのかな
答えがでないことだけどずっと考えてしまう
>>522 >西海岸
アメリカンパイの舞台はフロリダでは。確かマイアミ?
手元にないから確認できないが、萩尾さんに限らず日本の漫画描きに
取り上げられるのは珍しいところな気がしたので印象に残ってる。
何か元ネタがあるのかな?
>>526 サンドラなりに現状に何かしら働きかけようとしたのが
あの最期だったのかな、とは思ってる。
映像化だったら、SF系で舞台設定が複雑なのをやって欲しいな。
時間数をかけて丁寧に世界観やキャラの過去や内面を
徐々に明らかにしていくのを希望、
予算も沢山欲しいのでアメリカのTVドラマ枠が一番合ってるかなと思う。
ファースケープとかダークエンジェルみたいな感じで、
現代社会とか人間があんまり出てこない作品&外人キャスト&字幕なら
自分のイメージとのギャップも少なくて良さそうなんだが。
>>522 >アメリカの西海岸なんて作者の舞台には珍しい場所だったんだけど、
なんか別のマンガ家と間違えてないか? 「アメリカン・パイ」はマイアミが舞台なんだが
>>529 映像化もドラマ化も基本的にいやだけど
11人いる!のアニメ映画版は個人的に面白かった。
普通に読み流せるけど
>作者の舞台には珍しい場所
という枠自体が特に存在しない作家さんだと思う。
534 :
522:2007/11/17(土) 19:19:49 ID:???0
おおー、矢がぶすぶすだ。
フロリダだったのか、なんかカリフォルニアだと思ってた。
最近年のせいか物忘れが多くていけませんなあ、こほこほ・・
そういえばこないだも「ユニコーンの夢」を長い間内田善美作品と勘違いしてた。
内田さんの「星に行く船」だっけ。それとダブってたのか。
でも、この二つ、話似てたっけな ?
長い間マンガ読みやってるとこの程度の間違いあるよねえ、ねー、皆さん!
「アメリカン・パイ」の最後のページ、グラン・パの足と顔のシーンが「百億の昼と千億の夜」の
ナザレのイエスとかぶって仕方がないw
>>533 国内外に地球内外に過去未来にパラレルにと
少なくともステージに縛られてはいないんじゃね。贔屓とかでなくさ
今BS見てて思った。
エドガーが成長しておっさんになった姿→デヴィット・ボウイ
あるいはサングラスかけてメイヤードに……
生ものは、もう結構です。
同意
ボゥイもいいが、20年くらい前じゃないとな
ボウイのメイヤードはなかなかいいなw
>>534 内田さんので『ユニコーンの夢』とリンクしそうなのは、
『銀河 その星狩り』(のようなタイトル)かな?
> 『アメリカン・パイ』 萩尾さんでなくても描ける
私も内容としてはまるで“名作劇場”みたいだと思った。
池田さとみさんにも『西のペルシア』という音楽家と不治の病の少女の話があるし、
わりとありがちなテーマかな、と。
でもリューの初舞台を始め各シーンの描き方や、ジャクスンやジュリーに至る脇役も素敵で、
ええ話や!・・と思ってしまうんだよね〜。
「別に萩尾望都じゃなくても描ける」とか頭悪い。「ああいうテーマを萩尾望都が
描いたらどうなるか」という話でしょ。実際、萩尾望都らしい見事な作品だと思った
545 :
花と名無しさん:2007/11/18(日) 08:49:22 ID:C6CRA4KJ0
ハリウッド映画がどうこうじゃなくて
小説にしろ、映画にしろ、漫画にしろ、音楽にしろ
日本発信の商業文化がドメスティックにとどまってる事を言いたいんだろ
全世界同時発売6ヶ国語同時翻訳なんて作品は、史上1度もないわけ
完全に文化面では鎖国状態、ブームもコップの中の嵐でおしまい
非常に小さな辺境の市場しかないのが、日本の商業文化の現実だと
世界は日本の作家の作品など読んだことも見たこともない奴の方が圧倒的に多い
そもそも日本に小説作家なんているの?と思ってる奴もいるだろう
自分たちでは気付かないが、そのくらい日本はマイナーな世界だということ
良い作品に出合うとその矮小な市場ではもったいないとつくづく思う
また独り善がりの基地街が湧いたか
アメリカンパイは粗筋は不治の病の少女の話でありふれてるけど
それを萩尾さんならではで描いたから傑作なんだよな。
てかあの作品のテーマは全作品にも伺われると思うんだけど。
>>545 ハリウッドはなんだかんだ日本のものをリメイクしたり
間接的だけど上手くパクったりしてるような。
マトリックスとか日本の漫画から影響受けてる映画監督いるよね。
とにかく邦画で間違ってポーとかトーマとかやられた日にはどうなるのか
目に見えてるので上手くパクって洋画で映画化されたほうがいいや。
>545
それで何か悪いのかまったくわかんないや
>>545 そんな映画英語圏の映画でないと無理だし
しかも国が違ってもわかりやすいように単純化されてないとな。
で、あんたはそういうのにあこがれてんの?わかりやすい人だねーヒットチャート脳
お前ら釣られ杉
>>535 マイアミのグランパさまにかかればちょろいもんよ!
552 :
花と名無しさん:2007/11/18(日) 13:01:43 ID:3255aqIS0
日本発信の商業文化がドメスティックにとどまってる事を言いたいんだろ
>552
だからそれで何が悪いのかまったくわかんない。
長文レス苦手じゃないけど
なぜか上のやつは目が滑るよ。よく読めるなぁ
ドラゴンボールの実写映画の様子を見てるとドメスティックな方がいい
>>545は、日本の母国語を英語にしろと主張しているらしい
日本で人気の漫画が英語に訳されて外国で発売されたっていうの
テレビでよく見るけど、それは違うのかな?
確か「だぁ!だぁ!だぁ!」とか。他にもたくさん。
「日本の漫画が好きな外国人」がインタビューされてる番組も見たし。
外国でも日本の作家の作品見たことある人結構いるんじゃない?
>>545はちょっと一方的に決め付けすぎじゃないかな、と思う。
何十年も前、日本の公用語をフラ語にしようと主張してたの誰だっけ?
文化というものを軽んじてるよな
芸術を理解できないゆえだろうか?
ま、そもそもスレチ
長文もそれに釣られる奴らも新手の荒らしに思えてきた
萩尾さんの話って翻訳しても細かいニュアンスが
日本人じゃないと理解できなくて残念だなって思う。
自分がハリウッド映画とか観てても
言葉の本当のニュアンスや歴史・文化背景の知識が無いから
解り切ってないんだろうな…と感じるのと同様にね。
萩尾作品って頁に詰め込まれているものが膨大だから、
ニュアンスで読み取る部分もその分+α多くて
日本文化で育った人でないと半分も楽しめなさそう。
日本人に産まれて良かったよ。
あ、それ思う。
とりあえず、城おいときますね
P
||
|::|
∧ △|::::|
△田.lΠl l.△
. |゚゚゚|二||O||二|゚゚゚|
__〔ニニ〕 ||⌒|| 〔ニニ〕______i
__| | || 丗 || | |_____|
^~~ ~~ ~~
裏は真っ黒なんだろ?
エルゼリそれ、城ちゃうで。
ブコフに 「残神」1巻〜10巻揃ってた。
1冊 ¥350。
買うかどうするか…。
567 :
花と名無しさん:2007/11/18(日) 23:19:46 ID:EAS9u8u80
ものすごく亀だが
>375
ここでMOTHERファンを見るとは
そしたらハロルドは車に轢かれずにすんだかもしれない
いやエルゼリの事だ
「そう言い捨てたあの人が世界一好きだったの…」
とか言いだしかねない。
>>545はあれでしょ、日本の漫画が世界的にマイナーなせいで
インタビューウィズヴァンパイア→ポーの一族
マトリックス→百億の昼千億の夜
がそれぞれインスパイアされてる
って声高に言えないから悔しいんでしょ。
わかるわかる。
適度な閉鎖性の中で育まれ、爛熟直前に通気
この文化こそが全ての創作畑に通じるDNA
日本人で良かったわ
大昔「キャンディ・キャンディ」読んでたら
あんたそんなのより萩尾先生の漫画読みなさいよーって言われたっけ・・
574 :
522:2007/11/19(月) 13:10:35 ID:???0
ポーは一緒に乗れるんだけどトーマの壁は厚かった・・・
>>571 インタビューとポーは関係ないし、
百億の原作は光瀬龍だし
別に悔しがることは全然ないよ
どうでもいい。とりあえずメディアミックスとかやめてくれればそれでいいw
>>573 そのセリフを吐いたヤツ、いけ好かねーなー、と自分は思った
その程度の奴しか傍にいなかったとか
スレチで悪いが、キャンディは名作だ
萩尾作品とは比べられない
キャンディが名作なのはわかるけどスレチ発言じゃ厨印象しか残らない
キャンディやベルバラとは、まったく別方向の名作だよね。
キャンディ・キャンディは絵も題名も甘ったるくて中身も見ずに
毛嫌いしてたね、当時。
萩尾だ大島だと言ってるいけすかない奴だったよ、自分。
少女のビルドゥングスロマンなら描いてるけど
毛色や作家性は違うかもね。近い作品てあえて言えば何だろう…
ゴールデンライラックならハリウッドでもいいと思うな。
>>582 どっちもリアル読者じゃないから比較できない
そういう人が大多数だと思う
服飾の正確さに惹かれる自分としては
萩尾さんには18世紀西欧物をいくつか描いて欲しかったな
ヴァトープリーツ、ストマッカー、アンガジャントを珍しくきちんと描いてた人
作品だとポーの序盤舞台くらいしかないのが残念
メッセージ・シリーズのドレス姿も好きだな
2のおばちゃんなんか肖像画から抜け出たようだ。
>>582 毛嫌いしてても構わない
他人に強要したり、余計なことさえ言わなければ
いくつになっても何のファンでも幼稚な人はいるし
勝手に嫌われればいいだけの話
>>587 そうそう。あの時代くらいを舞台にいつかお貴族様物を描いてほしい
男性の衣装もそうだけど、どんなデザインでもちゃんと「布」という感じがして
見てて楽しい
どんなにストーリーが面白くてもそれだけじゃ惹かれないのがマンガの世界。
妹の影響でベルばらもキャンディも陸奥A子も読んでいた私が通りますよ。カレーもラーメンも
スパゲッティもカツ丼も美味しい。それだけの話です
系統が違うからといって読まないのはもったいないよね
食わず嫌いというのは誰にでもあると思うけど
何かのきっかけで読んでみるとすごく面白かったという事もある
キャンディなんかはまさにそれだったな
若い頃は盲目的だから仕方が無い。
自分も今思えばひどい中二病だったと思うし。
kyな昔語りしてるようなら現行で中二病
>>596 そういう物言いを気が利いてると思ってるならアナタも現役厨二病
エドガーは永遠に中二
彼の精神年齢は(ry
>>597 様子のおかしい人の釣り餌に延々食いつく気がしれない
パワーがパワーっと
これなんか好き
羽根をパタパタさせただけで不幸が起きると信じ込んでるバタフライ一
族って、けっこうカルト臭いな。
キャンディから少女漫画に入ったから、何もいえない。小学低学年、、大好きだったよ
ポーを読んだのは多分高学年かな、ペニーレインだった
色んな世代の読者達があれやこれやの作品に巡り会う流れって
同じではないと思うんだよね
リアル世代の思い入れも、ノータッチ未読世代の抱く作品の印象も、
その立場を想像すればわりと理解できるけどな
>>602 蝶のはばたきが空気を動かし…何を引き起こすんだっけ、
80-90年代のニューサイエンス(ライアル・ワトソンとか)が得意としたジャンルの思想だよね
ああいう強迫観念(不自由だけどそこに守られている)から、からっぽで自由で不安定な境遇に
ポーン!と飛び出ることの、ちょっと恐怖を伴った解放感ってすごい印象的と思う
萩尾先生はこういうの描くの好きなんだろうな
「びっくり箱」の「わたし死んだの!死ぬってなんて素晴らしいことなの!」
「マージナル」の「ぼくは子供を生まなくていいんだ!」
「メッシュ」の、結局どっちの列車にも乗らずに光の中にひとり立つラストシーン
「ぼくは子供を生まなくていいんだ!」
これ、閉経によって結婚や出産の呪縛(親からの)から開放された萩尾先生自身の叫びかも
関係ないけど教育テレビでボウイのヒーローズの解説やってるw
遅かった〜!kwsk
>>610 トンスク!「絶望の果てに」か。雰囲気だけは分かったよ。
で、
イアンはジェルミとギリシャ旅行をしたんでしょうか?
>>612 したと思う
ジェルミは、2〜3年たってから、バレンタインと愛あるセックスもしそう
あの二人好きなんだ
でも、そこはしてしまったらダメな気もしますね。
615 :
614:2007/11/20(火) 07:45:33 ID:???0
あ、614は613さんへのレスです。ジェルミとバレンタインについての。
あの二人はセックスで傷を負った者同士なので、お互いが回復してきても
セックスで愛を表現というのはちょっと違和感がある気がします。
横レスだけど、そうかなあ。愛をもってできるなら本当の回復であり癒しだと思うけど…。
まあ、専門家でないからよくわかりませんが。あの二人が身体的な愛情表現に対して
緩やかに否定から肯定へ向かうのは読者としては嬉しい。
バレンタインはセックスによって傷を負った、とは
考えていなかったなあ…。
言われてみればそうかも知れないし、違うような気もしないでは…。
セックスに抵抗はありそうに思えるけど、それ以前に他者との距離のとり方を見ると
近親愛ゆえのがんじがらめで起こしてしまった殺人が彼女の傷だよね。
人は殺さずにいたいものだ、もちろん殺されることもなく
グレッグは ひとごろし なのだろうか
ジェルミは ひとごろし なのだろうか
…ユーリは?
ユーリを人殺しと言うのはあまりにもひどいな。
ジェルミは正当防衛、でも確かに人を殺した。
この登場人物たちみんなの傷の総量といったらすごいよなあ。
萩尾さん、10年?もよく続けられたものだ。
レイプは殺人扱いくらいにして欲しい・・・
>>619 ジェルミは殺人者だけど、
グレッグとユーリは殺人を犯していない
取り引きに応じた結果なんだから最初のうちは和姦だよね
>>623 どっちにしろ未成年相手だから淫行罪です…
グレッグに娘いたらどうなってたんだろ
リリヤにしたみたいにがんじがらめにしそうなイメージがある
つうか
>>623て、和姦とか本気で言ってるの?
加害者の発想だろこれ。
レイプとかパワハラ・セクハラの加害者がよくそう言うらしいな。
「殴ったら大人しくなったので合意」とか。
特に、セクハラ加害者は自分がセクハラしているという意識が全くないそうだ。
「クビになってもいいの、って言ったらついてきた。だから合意だ。愛し合っているのだ」とかさ。
>>626 グレッグがしつっこく繰り返し言ってたよね
「これが愛だ、君は私を愛している、僕と君はこうなる運命だったんだ」
見る見るうちに精神不安定になっていくジェルミを見ながら
「愛とは破壊だ、二人で世界を破壊するんだ」
殺してやると言われればにやにや笑って
「最高の愛の言葉だ!」
623みたいな人がいるんだから、グレッグの言い分って普通に加害者が言い張る論理なんだろう。
母子殺人事件の加害者少年が気ちがいじみた言い訳と自己弁護のはてに
来世で夫婦になろうって誓った みたいなこと言いだしたの見て、ジェルミにグレッグはこういうふうに見えたんだと思ったよ。
釣りに応じても平行線では…
バレンタインやジェルミを最終的に縛っているのは
自分は殺人者であるという事実だと思う
他者と密にかかわる事を避けてる彼らが
誰かと親密になれるなら、本当に前向きに応援したいなあ…という感想
>>621 去勢は必須だよね。
されたことないのに、思考が停止するほど腹が立ってくる。
マージョリーはウイリアム狙いなんだっけ
何が釣りなんだか良く分らないが。
もし
>>623なんて釣りなのにマジレスなんてバカじゃん?と言うことなら
そんなこと言えるような感性の持ち主は
書いた本人くらいだろうとしか思えないんだが。
>>632 623などは常識的に相手にできない類の発言でしょう。オンでもオフでも
マジレスの応酬ならいくらでも可能なDQN発言を振って
ヒートうpさせたいだけに見える
脅迫による意思は瑕疵のある意思。それだけは取り違えないでいた方がいいよ。
>>634 事実それを知らない人が623の無知発言に反応するんだと思う
ジェルミはなかなか女の子にモテるタイプだよね。
>>634 専門用語は一般人にはなじみがない
ここに書き込むなら、『残神』の場合を例にとってきちんと説明しなければ、
単なる知識等のひけらかしに見える
>>637 つ検索
専門用語って瑕疵?なら法律以外でも使う語だよ
>>631 マージョリーはコスモ狙い
ウィリアム狙いはルールー(リンドンの娘)
あんまり会話を楽しみたいタイプじゃないな、638は
>>639 なんでコスモwwそうだったコスモでした。かわいいなー
ジェルミの学友くん達は最後まで登場し続けたのが感慨深いよ
>640が笑える。
残神のラストを読んで、あれしかないと思った
ああいう根の深い傷は、何かののきっかけや何かの言葉で劇的に治るものじゃない。
何度もの揺り返しを経て、少しずつ癒されていくものだと思う
改めて、萩尾さんは凄いと思った。
人間ってものを知っていて、かつ表現できるのは凄い。
>>641 ウイリアムが夏の体験をジェルミに話すシーンが好き。思春期がどうとか。
旅行先で医者同士の何気ない会話を小耳にはさんで
マージョリーがウツに入ったり
コスモとウィリアムの「爪は焼け残らないから髪と同じ」なんて
さり気ない会話でジェルミが調子を崩したり
読み返したらホント芸が細かくて脱帽
残神は、なんかさりげない日常シーンの一つ一つが丁寧で読ませる感じ
読了するまでしんどいけどね…
どこへ引っ張られるエピソードなのか、とか特に考えないんだけど
ジェルミの周囲の人たちへの思いやりも綺麗なモチーフが添えられてるせいか
絵的に心に残るんで、それで読み込める気がする
>瑕疵ある意思表示(かしあるいしひょうじ)とは、
>民法上の法律用語で、詐欺や強迫(刑法上の脅迫とは異なる)
>によってなされた意思表示のこと。
調べたがすげーわかりにくい文章だな。
> か‐し【瑕疵】
> 1 きず。欠点。また、過失。2 法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること。
すげーわかりやすい文章じゃんw
ていうか瑕疵くらいのことばでいちいちやり合える気持ちがわからん。
瑕でも疵でもだいたいの意味はつかめるやん。
脅迫がベースにある以上、合意を主張しても通らないって意味だよね
違う話題がふられてるのに専門用語がどうとか何をムキになってるのかわからんね
とんとんとん
P
||
|::|
∧ △|::::|
△田.lΠl l.△
. |゚゚゚|二||O||二|゚゚゚|
__〔ニニ〕 ||⌒|| 〔ニニ〕______i
__| | || 丗 || | |_____|
^~~ ~~ ~~
弥勒の心理攻撃にかかったエルゼリは城が見えてしまいました。
しかもオシアンの城ですか
他メディア展開は基本的に苦手なんだけど
バルバラ異界は映像化に向いてるんじゃないかなと思った。
なんとなくヴィムヴェンダースにやってほしいな
最近はどうなのか分からんけど
>>644 うん、いいね、あのシーン。
ウイリアムのような友人がジェルミには必要だよ。
ウイリアムの言う「そういう年齢」云々を読んでいて
トーマを思い起こしたよ。
愛にネガティブなジェルミの言葉を
ウィリアムが穏やかに覆していく、あのやりとりは素敵だね
「愛(エロス)と 死(タナトス)の ――秘密を」の〆方とか、詩のようで。
残神は、一読だけだとお腹いっぱいになるけど
再読を重ねるとどんどん面白くなる事に最近気付いた
また釣り師とセンシティブな方々と知識自慢アスペによる饗宴があったんですか
みなさん良く飽きませんね
マジで残神専用スレでも立てた方がいいんじゃないですか?
そうやっていやらしく釣ってないで好きな話題を振ってみろというのに
>>644 横レスだけど、「穏やかに覆していく」の表現にシビれた
イアンは体を張って、言葉を尽くしてもダメだったけど
ウィリアムだと素直に聞いてるという対比が面白かった
>>656 そうかもね
一歩間違えると陳腐な三流SF映画になりそうだけど、
思い切りはまると幻想的できれいなファンタジー映画になる気がする
>>661 残神はお腹いっぱいな私も専用スレを立てた方が良いんじゃないかと思う。需要は
あると思うし。ポーみたいに
確かに、それはいい案かもしれない
「残神」の場合、作品としての評価はともかく、
好き嫌いははっきり分かれてて、ファンの間にも温度差がかなりあるようだから
ポーの専用スレと同じ板(懐かし漫画)にでも立てるといいんじゃないかな?
ちなみに、ポーのスレは
>>4の真ん中あたり
でも今連載作があるわけでもないのにそんなに
分割しなくても良いような。最近は残神話題多いけど
全然出てない頃も長かったよー。
結局トーマが多いと思ったな。
というかさ、ちらほら他の話題も出てるよね?アメリカンパイとかバルバラとか。
なのに、残神パスの方が他のネタを伸ばしてるようにも見えないんだよね。
それで分割は通らないと思う。
分割はするまでもないよ。
ここが本スレで懐かしがポースレ。
スレチではないのだから、ここで残神の話題になっててもそれは仕方ないと思う。
そういう漫画なんだから、スレも暗い話になりがちかもしれないけど。
ところでレス番狂ってる人いない?それとも私の専ブラがおかしいのかな?
自分の専ブラだと多分
>>662さんがズレてるかな。
スレ取得し直した方がいいかも。
自分はどっちでもいいな。漫画好きだけど日常的に読むタイプじゃないし
違う話題で白熱してても別にスレに固執しない
ある時語り合いたくなったら、自分で判断して動く
2chって「流れ重視、空気嫁」みたいなところがあるでしょ?
だから、残神の話が続いていると「他の作品の話しちゃいけないのかな?」
みたいな気分になることがある。
スレの空気なんて読む必要なくて、きっちりアンカーうって異なる作品の
話題を3本でも4本でも併行してやりゃあいいじゃないか とパソ通時代を
知ってる自分は思うんだけど、こういう考え方の人はいませんか?
もしいないのなら、残神スレ独立に賛成だな。
流れと全く違う話題のレスつけたり普通にするけどね
遠レスでも気にしない。何故かというに掲示板だから
>>671 他作品の話もしたけりゃしていいと思う。誰もいけないなんて思ってないでしょ。
単に、スレの流れの上で別作品の話が見逃されて結果的にスルーされてるだけでしょう。
一つの話題で延々盛り上がって他の話がスルー傾向にあるなら、別スレでもいいとは思いますけどね。
>>660さんが単なる皮肉だけでなく「これこれの話がしたいんだけど」と振れば
タイミングが合わなくても同じ意向の人が乗ると思う
でなければむしろこの手のレスは完全無視だな
675 :
662:2007/11/21(水) 18:17:43 ID:???0
あれ、ホントだ
659さんへの横レスでしたtks
>>669,668
私は参加したい流れがあれば乗って、他は放置なので遠パス気にしない
残神マターリスレなら覗くかも
バレンタインのハーブティーでもてなしてくれるサロンとか
分割ハァ?と思ったけど、懐かし板の百億千億が落ちてるようなら
もう一つくらいスレあっても乱立にはならないのかな?
だったらどっちでもおkです
>>667 分割されればされたで、どっちもスムースに流れる気もするけどね
なんにせよ「残神」大好き派が新スレを立てなければ始まらないので、
結局このママの状況が続くんじゃないかなぁ
どっちでも可な人は移るだろうし、どっちでも可ならわざわざスレ立てない気も。
言い出した人がスレ立てればそれで済むのではー。
二十四年組って結構記憶喪失物が多いけど萩尾さんは確かないよね。
ポーのエドガー
別に分割するほどでもないと思う。
延々残酷の話してるわけじゃないし他の話ふればいいのでは。
684 :
683:2007/11/21(水) 21:40:39 ID:???0
そうだ「X+Y」もあったな
記憶喪失というか記憶消失の話が印象的かも
記憶を「引き継げない」話が多いような印象かな。
クローンネタがいくつかあるから。
他の作品の話だと何も言わないのに
ちょっと残神が続くと、チャチャ入れる人、いるよね。
ほっときゃいいと思うけど。
残神は長編だし、語りネタも多いしで
一つのスレでまとめた方が作品に興味もった人には
ログあさりしやすいかなってのはある
でも茶々入れの人的にどうあって欲しいのかはレス見ただけじゃ不明
>ちょっと残神が続くと、チャチャ入れる人、いるよね。
つーか、誘蛾灯みたいにメンヘラ自慢や精神科医気取りが集まってきて、自分語りしたり
本から仕入れた知識を披露するのがウザーっていう人がけっこういるんじゃない?
>>689 ていうか、自分の思い通りの進行じゃないから、匿名なのを
いいことに暴れてるんだとおも
誰でも情報の取捨選択くらいやった上でレスしてるよね。
それできなきゃネットなんてきついと思うけど。
全部ぎっちり読み込んでいちいち腹たててウザーなんて暇ないから
痛いのはすっとばして作品について語る。他はムシ
・メンヘラ自慢
・精神科医気取り
・知恵袋レスに逆上=茶々入れ
このへん全部スルーすれば?できないなら茶々も入れるべからず
逆にスレを独立すれば、語りたい人は思いっきり語れるって
気もするけどな。
>>689 いつも愚痴しか言わないけど、責任もってスレ立てるとかはしないの?
中立が多い場合はやっぱり相手にされなくなるよ。
残神はテーマがテーマだからいろんな人が集まるのは仕方ない
それが萩尾さんの漫画の面白いところなんだから、スルーできなければ
ミグシィでもいけばいいのでは。
言いたい人はどんな場でも言い続けるだろうから無駄じゃないかな…
>>693も一理あると思うので、どうしても!というアグレッシヴな人が動くべき
697 :
689:2007/11/22(木) 07:33:10 ID:???0
>>694 > いつも愚痴しか言わないけど、責任もってスレ立てるとかはしないの?
「いつも」? わたしはここで他の人に対して愚痴を言ったことはないし、
>>689が愚痴だとは思わないですけどね。ましてやスレ立てのことなんて書いたことは
一度もないけど、あなたには何か人に見えないものが見えるの?
>>693 だよな
>>694>>696 689や693じゃないけど、
もし「残神」スレを立てるならそのスレに常駐する人が立てるものだから、
その気がないなら無責任に立てられないよ
記憶喪失じゃないかもしれんが、『マージナル』のキラも最初はそんなカンジ
ていうか、24年組が記憶喪失得意って初めて聞いたけど。
なんか、そういうのあった?
>>697 きっとスーパーハカーなんでしょ。自分で的外れとわかったらスルーすればいいよ
残神スレは必要と思う人が立てればいいし、そこまでしないならこれもスルーが吉だよ
>>701 良く読もうな。
>>679は「結構記憶喪失物が多い」と書いている。「記憶喪失得意」とは書いてない
まあ特に24年組が多いという印象はないけどね。むしろそれまでの“正統的”少女マンガの方が
そういう展開が多いような気がする
ごく最近の新聞コラムで、ドラマなどの創作物の世界には
記憶喪失者が頻繁に登場するって読んだなw
記憶喪失は展開を練りなおせるアイテムだからかなぁ。
>>702 自演で攻撃的だから目立つよアナタ。
…
というか発言が攻撃的な人達は何かしら必ず突っ込まれてると思う
残神の話題になるたびにちくちくやりあうのはお互いに疲れるんじゃないかな
何だったら自分スレ立てて参りますが
テンプレの希望などありましたらマターリ挙げておいて下さいな
作品タイトルが長いからスレタイの注文とかドゾ
別スレ立てるんなら、もうこのスレで残神の話はできなくなるよ。
ちゃんとその辺、わかってるよね。
残神の話になるたびにいつもの人がお掃除に来てくれるから問題ないのではw
>>705 あなたは
>>694さんと同じ人?。そういう決めつけってかなり
気持ち悪い。あなたの理屈だと
【攻撃的な人はすべて同一人物の自演】
ということになるんだけど。それって結局は
【自分の気に入らないカキコミはすべて同一人物の自演】
なんて言っている人と変わらない。そもそもあなたの方が
よほど攻撃的に見える
>>707 話が続くようなら「専用スレありますよ」のアナウンスで充分かと
特に何の話をするでもない人がレスの応酬に嫌味だけつけたりとかイミフ
>>709 私にはそのへんのやりとり全部全員攻撃的に見える
自分だけは違うという認識前提なのが一番怖いよ
自分は
>>691の言うことが至極まっとうだと思うので
別スレは必要ないと思うけど。
極端な話、萩尾さんの作品なら例え自分があまり興味のない作品の話題が3カ月続いても気にならないよ、
てか、作品別になってくると面倒で、正直ポーの別スレも
一本化してほしいぐらい。
豚義理
昨日の朝日夕刊に山へ行く紹介されたよ
うん作品別は面倒。っていうか比較的最近の作品が
話題になるって良いと思うな。賛否両論あって賞もとって
作家として現役だってことだ。
私はポーやトーマも好きだけど連載を読めたのは残神と
バルバラで、現役の萩尾さんの迫力を感じられて凄く
嬉しかった。評価は色々あるかもしれないが、この年齢で
作家として一線にいられる作品を書くことに感動した。
私は作品別でもいいよ。まとまってるログは読み易いから
でも愚痴しか吐かない人がスレが別れてもやってきそうwwwそれくらい意味不明
>>713 評判いいみたいで嬉しい
間めぐる物語
↓↓↓今こんな感じ↓↓↓
別スレ立てた方がいい+条件付きで賛成・・・6票
必要ない・・・6票
どっちでもいい・・・10票
>>706 スレ立ててくれるとウレシイです
>>707 残神の話題が禁止になるわけじゃないし、
別に普通の話題なら、このスレの残神苦手の人たちも気にしないでしょ
長々と話題が続くようなら誘導すればいいだけのことだし
>>715 愚痴しか吐かない人って、そのスレのことだろう?
それはともかく、
逆に、残神スレに誘導されてもココで延々と語る人がいそうな気がする
失礼、間違えた
718の下から3行目の
「そのスレのことだろう?」は、「どのスレのことだろう?」です
お詫びして訂正いたします
>>721 最後のありがちなオチに少しだけワロタw
残神の専用スレは私もどっちでも良い。でもポーと違って隔離スレ的な扱いだよね。ポーのスレは
何というか作品の別格感が(・∀・) イイ!!
>>718 >逆に、残神スレに誘導されてもココで延々と語る人がいそうな気がする
この箇所の根拠をくださいな。残神は作品の性質もあり
アンチが昔からよくスレを荒らしにきてましたが
臨機応変でいいっすよ。テンプレ用意しておいて要事にさっと立てるとか>残神スレ
隔離でなくちゃんとしたものを。で、忌憚なく語り合えれば一番いいかと
725 :
706:2007/11/22(木) 15:58:34 ID:???0
じゃも少し様子見でいいのかな?正直自分もどちらでも構わないので…
スレタイでも何でも積極的なご意見があればストックしておきますYO
その頃スレ覗けなくてdat落ちしてしまい、がいしゅつしまくりな悪寒ですが
第46回日本SF大会の萩尾さんブースに行かれた方います?
残神ってどうしてこうも意見が真っ二つになるんだろうか。
好き嫌いの差はどこなんだろう。説明できる方、解説お願いします。
こじつけだけどわりと昨夕紙面の記事がうまいこといってたような
目に見えるものは見える通りのものではない。
世界は「みんながそう思っている」のと同じものではない。
真実はいつも「間」の中にある。そして本当の自我もまた。
萩尾望都の作品は、このところずっと静かにそう言い続けているように思える。
BY藤本由香里氏
ネガ要素の強い事柄をアワイの中に表現しきったから
心を挟まれた読者にとっても感想を吐き出すのが精一杯で
噛み合おうという意志が生まれるのは先のこと、とか
苦手な話が延々と続くようなら、
いい意味での話の腰を折るネタふりをすればいいのにねぇと思ってみたり。
スレを作るほど盛り上がりも持続しないのでは?
時にポーで盛り上がり、トーマで盛り上がり、残神で・・・
そしてその他の作品でもりあがり・・・
私自身は語るほど言葉や考えを持ち合わせていないので、
どんな話題でも作品についてのセッションは見てて面白い。
>>725 自分は行ってないんだが、詳細をレポってるブログがあったと思う
がんがってぐぐってみてくれ
バルバラは行き当たりばったりで描いたとか色々
そんなにスレの消費速度が速いわけでもないし結構ループしてるから
わざわざスレ分ける必要もないと思うが、
分けたい人がいるなら分けてみれば?
でも多少いろんな人がいるのは2chだし、萩尾の漫画のテーマがテーマだから仕方ないし
それが面白いとこだよね。
自分も
>>730に一票。
ついでに“萩尾望都”について語るスレなんだから、作品の時代背景とか
勝手なBGMとかにレス続いたからとキィキィ言うのはやめてほしい。
(個人的にはキャラの生もの配役と家族との確執の話は参加したくないけど)
まさか「○○って素敵よね」「私もそう思う」みたいなやり取りのみOKって
わけじゃないでしょ?
魅力のあるテーマならそっちに流れるんだから、不満のある人は文句より
まず良い話題を出す努力をしてよ。文句だけのレスはスルー推奨。
したらばにでも立てたらいかがか
思ったんだけど、萩尾望都という人が描いたからこそ
残神って色々な意味で面白いんだと思う。
いつも同じような作風の作家が描いた作品なら、
またこの路線かよ…って自分ならゲンナリする様な気がする。
ポーやトーマで延々盛り上がる時もあるんだから、
このスレで残神も語っていきたいと思う。
つーか、残神ネタ続くと煩い人はそれ以外の時どんな話してるの?
なんだったらそれに合わせるけど
>>731 > ついでに“萩尾望都”について語るスレなんだから、作品の時代背景とか
> 勝手なBGMとかにレス続いたからとキィキィ言うのはやめてほしい。
禿万年青なほど同意。つーか、そういうの煩い人はそれ以外の時どんな話してるの?
なんだったらそれに合わせるけど((C)
>>735さん)
同時にいろいろ盛り上がって話しててもいいんじゃないの
そーゆーのも結構好きだ
>>713 昨日の夕刊、チェックしてきた!!
記事、なかった……@近畿
>>731<レス続いたからとキィキィ言うのはやめてほしい
自分もそう思う。
続くったって、1週間も2週間も続くわけじゃなし、
一つのテーマに火がついて熱心なレスが続くのは、悪いことじゃないと思う。
そもそも自分が感心のない、または嫌いな話題は排除しようっていうのが気に入らない。
そんな人はお天気の話しでもしとけば、って感じ。
どっちも真面目なんだと思うよ
自分に不要なレスまで読んでしまうのも
こうやってネタが続いてしまうのも
話豚切り+唐突に変な質問でごめん、
「けっ……こう」
って台詞が萩尾作品にあったと思うんだけど何のどの場面だっけ?
唐突に思い出して気になってモヤモヤしてます。ポーだったような…
>>741 スレ参加者の意思疎通をするのも大事だと思うけど。
何でもそういうふうにネタ呼ばわりするの、もう止めない?
>>743 いや…ネタって、この場合は話題っていう意味で使わせてもらったので
もう止めない?と言われても別に止めませんw
意思疎通云々も普通に見守ってるし、うまいこと落ち着けばそれでいいですよ
>>742 確かにどこかにあった気がするんだけど思い出せずモヤモヤw
普通のセリフであったよね。「結構」で通るシーンだけど臨場感あった
オラオーラで萩尾先生を試すとえらいことにw
よしながふみの漫画であったことは覚えているw<けっ・・・・こう
>>748 こういうときの自演+アンカミスってかっこ悪いもんだねw
彡
_____/||
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| ω `) ||:::::::::||
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ミ \||
あの…お茶が入りましたよ…
ありがとう、いただくわ…ってなにこれ臭い!!ペッペッ
ここでバルバラ未読者なんておそらく自分だけ
密林から届くのが楽しみだお
いやー自分も賞取ってしばらくするまで未読だったんで、
ここで話題になったときは必死こいて飛ばした。
で、読んだ後で戻って見た。
けっこうの話でなぜか思い出した。
エーリクが転入してきた時、誰かが口笛をふいたのに対して、
「へったなくちぶえ」とエーリクが言っていたのだが、
私はしばらくそれを「減ったな、くちぶえ」だと思い込んでいて、
へぇ、「口笛は吹くと減る」などという迷信があるのか、と思っていた。
バルバラは何だかトリップできるお話でした。読後ぼ〜っとしちゃった…。
>けっ……こう
ポーかトーマ…?
「けっ・・・こう!」じゃなかったっけ?
小鳥の巣に出てきたような気がしないでもないでもない
エドガーっぽい気がする
キリアン相手な気がする
「小鳥の巣」冒頭、二人が転入してきた場面で
英語でしゃべってるのをキリアンにとがめられた後、
アラン「中洲の学校か!」「…けっ…こう…」「すてきなシーズンになりそうだ」
これ?
762 :
742:2007/11/23(金) 01:20:11 ID:???0
>>761 それダ━(゚∀゚)━(゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚)━(゚∀゚)━!!!!
ありがとう!
しょーもないモヤモヤに付き合わせてヒントくれた皆さんもありがとう!
愛蔵版ポーの一族を本棚の奥から引っ張り出したけどたどり着くの遅かったですw
アランだったw
>>754 ノシ
30年来の萩尾ファンだが、実は残神も読んでない。連載の頃、体調崩してて
巷の評判を聞いて今の自分では受け止めきれないと判断してパス、そのままに
なってる。でも(どこのスレでもいいけど)みんなが熱い意見をたたかわせてる
のを見るのは好きだよ。自分は参加しないけど。
>>756 小鳥の巣でアランがエドに「かったるい」と言うシーン、
友達がその言葉を知らず、ずいぶんと長いこと「軽いって何が軽いんだろう」
と悩んでたそうだw
昔の萩尾マンガはセリフが生き生きしてたよね。
なんか飛び跳ねてる感じがした。私はトーマや小鳥の巣の寮生たちの会話も大好きだ。
半神から入った自分はトーマについていけない…
>>766 たとえばどういうところ?よかったら教えてください。
感覚の違いに興味がある
直接は関係ないけど、「あたしん家」の最新刊のおまけ漫画で大笑い、そして胸キュン。(古
自分工房時、漫研。あの頃はどこの研究会でも大概、漫画研究会という名の萩尾望都部、
ポーの一族部、だったなー。
自分の高校の漫研では、
諸星大二郎やますむらひろし、高橋葉介あたりが話題の中心だった
(萩尾望都も普通に人気はあったけど)
うちの漫研はSF研ぽかったな。でも萩尾さんは
あんまし評価されてなかった
漫研というもの自体が存在してなかった気がする
万軒はアニヲタの巣窟で異文化だった。
デカルチャ!
すみませんお尋ねしたいんですけど
井上陽水の初期の曲をタイトルにした萩尾先生の短編があるらしいんですがどれでしょう?
ググッてもわかりませんでした、、
>>774 陽水の初期の曲に「感謝知らずの女」というのがあるから、「感謝知らずの男」はそこから
取ったんじゃないかな? 間違ってたらごめん
>>749 そうそうwよく分かったね
なんだかインパクトある台詞w<けっ・・・こう
>>767 手元に現物が無いので詳しくは言えませんが
「お……お…お………お…お!」って感じがどうにもあかんかったです
大げさというかなんと言いますか
わかりにくすぎてスマソ
ポートーマから入ったけど理解できます
萩尾望都を始め、名作となっている少女漫画は高校の漫研で初めて読んだよ。
ポーかトーマどちらからか入ったかは忘れたけど、好きだったヘッセの世界感を彷彿させるものがあってすぐにのめり込み、色々と読みあさったな。
半神は極限まで削いで抑えた感じだもんね
>>771 769だが、
漫画研究会じゃなくて、うちの高校の場合は単なる「漫画クラブ」
内容は創作してる人もいれば単なる漫画ファンもいていろいろ
もっとも、正式な部じゃなくて単なる有志の集まりだったけどね
そういう団体自体が無かったのでは
名前が異なってた、というだけのことですよ
勘違いしてた
781と783はスルーしてください
すいません
>>754 なぁーに、自分もつい先週読んだばかりだよ
自分は今日ポチしたし
>けっ……こう
しっ…けい…
ならわかってたんだけどなあー
半神ってすんげー作品だってことはわかるけど
一体何がテーマなんでしょ
「マンガは哲学する」っていう本の解説読んだけど釈然としなかった
どなたか「これだ!」ってのを教えて下さい
>>787 お?またモヤモヤしてきた。
それ何だっけ???
>>788 これだ!は無理だけど
構成要素を挙げてみると何かわかるかも…?
・(一卵性)双生児=自分/自分でない自分
・搾取する側/搾取される側
・生/死
等などが全部逆転して二人がどちらをも通過するカラクリを、
全部絵で見せてるとか
でも個人的には最後の涙だけで十二分に切なくてやられた
>>788 解答は1つじゃないだろうし(と自分は思う)、
自分がどう思ったか、ひとつくらい書いてみたらどうでしょう?
半神って私はやたらネットとかで評判が高いのを見てから読んだクチで、
超期待して最初読んだ時には「そんなにか…?」と思ったけど
後からすごくじわじわときた。
うまく言えないけど身体的にも精神的にも、人間の本当にあらゆる側面が凝縮されてるみたいな。
794 :
花と名無しさん:2007/11/23(金) 22:19:15 ID:ZamPXy6X0
全然話違うけど、「十年目の毬絵」って短編知ってる人いる?
つらいよね
誰も姉を責められないけど、姉は生涯妹を思い続けるだろうと思うと
>>792 ナイスヒント!今回はわりと簡単に分かったかも!
激昂して教室を出て行こうとしたエーリクとぶつかったユーリが言った台詞?
レポートの直しを指示しにきたんだよね?
さて本棚の奥からトーマの心臓引っ張り出して確認してくるw
>>794 マリエさん
やっぱりマリエさんだ
だったっけ
>>796 ピンポン!
14歳のガキが「失敬」って、あんた…
って、当時13歳の私はオモタのでした。
799 :
花と名無しさん:2007/11/23(金) 22:30:16 ID:ZamPXy6X0
>>797 「寂しくて寂しくて寂しくて お便りします」みたいな独白が入ってるヤツー。
あれすっげ好きなんだけどスレで語られることがほぼ0…あんま有名じゃないのかな…
>>794 ピカソの漫画と、ろうけつ染職人のシーンが印象に残ってるよ
そういやマリエって、マージナルの3人組とも似てるね
がいしゅつかもだけど
>>794>>799 知ってるよ。好きな作品
でも短編だし、ちょっと萩尾さんっぽくないので話題になりづらいのかもしれない
「毛糸玉にじゃれないで」の系統かなぁ?
「赤っ毛のいとこ」のようにシリーズ化されていれば、話題になりやすいと思うんだけど
>>801 自分は、特にそう感じたことはないかな
“女”一人に男二人という設定は古今東西よくあるので
毛糸玉、モードリン、片っぽの古靴、三月うさぎ、雪の子、
このへんの作品好き
かわいそうなママと十年目の鞠絵は、作品として妙に印象的
青いインクが哀しいでしょ〜!
は井上陽水だが
この寂しさは70年代かな?いいよねえ
<799
????????????????????????????????????????????????????
?????????????!??????????????????
>>806 君のレスが意味不明だ
(799じゃないけど)
?????????????????????????????????
>>790 丁寧にいくつもありがとうございます
「逆転して二人がどちらをも通過するカラクリ」…なるほど
残神の「愛は幾度も生と死の間をゆきつ戻りつする」にも繋がるのかな、なんて思いました
>>791 そうですね。すみません
考えれば考えるほどごちゃごちゃしてしまうんです
分からないから好きというのもあるのですが
個人的には「自己愛と自己卑下」てのも一つあるのではと思いますが
考えがまとまりません…
>>793 「人間の本当にあらゆる側面が凝縮」とても分かりやすいです
一つにこだわらなくともいいんですよね
なんか宇宙人からのメッセージが…
半神は事柄をすごく解り易く描き出してるから
ダイレクトに喚起される感情が答え、でいいんじゃないかなあ
最初に読んだ時すごい衝撃だった
多分、その時の感動が答えなんだろうけど
2度目以降はそれがわからなくなるんだよね
>>807 そうそうそれです(なぜ出てこなかった、自分)
そのためどうにも感情移入できませんでした
トーマでそう思うんなら、半神以外のほとんどが駄目じゃない?
萩尾作品に限らず
自分は半神は、一人の人間の持つ二面性をシャム双生児という題材を使って表現してたと思った。
周囲に認められないが故に嫌悪し、押し殺した自分こそが真の自分の姿で、それにまつわる愛憎というか。
答えは無いですが・・・
トーマの心臓を読んでみようと思うんだけど、これってBL?
少女漫画はいつでも良かれ悪しかれその当時のお約束のふいんきが
充満してて、トーマも例外ではないとオモ あれでもかなりマシなんだと思う
トーマの連載途中から、ページの端に「少年愛」という言葉が書かれるようになって(トビラだったかな)、
自分は初めて聞く言葉だったので、少年愛って何?って思った。
ずっと自分の中ではこの言葉の明確な意味はとれないでいたよ。
(なーんとなく、はあっても)
で、つい最近読んだ残神のウイリアムとジェルミのシーンで、やっとトーマの「少年愛」に結びついた。
BLの世界をよく知らないのでなんですが、自分にとっては少年愛
=BLではないな。
少なくともトーマに限っては。
振り付け師のベジャール氏、亡くなったね。
ベジャール氏を知ったのは、萩尾さんからだったなあ。
BLと言ってなんの躊躇も持たぬが
名作なので別格w
でも友人とかがトーマは同性愛の話で・・とか言ってるとなんか違うって思ってしまう
トーマの言うように、少年期だけのもっと性別のない透明なもんだと思うんだけど
なかなか口語で説明するのは難しい。アガペがどうのなんてリアルで熱く説明するのも抵抗あるし。
あのテーマって男女でやったって別にいいと思うんだよな。
ただあの密室感(寮、同部屋など)は同性じゃないと出せないな。
女性同士でも全然おkと思う
少年にすれば純度が増す、という幻想が入っているあたり
BL度はあると思う
男女で話を進めると、主題に添わないもの(わかりやすい恋愛や肉欲など)に
読者の意識が流れやすくなるからかも。
あの話に出てくる欲望は「支配欲」だけだと思うので…ちがうかも…?
寄宿舎生活をする少年たちの間で起きた出来事を
設定を変えてまで男女で考える必然性もないとおも。
男女だったらそもそも
「寮で同室になる」というシチュエーション自体ありえなくなる。
女性同士の設定にした場合、サイフリートも女性?
それは、かなりイヤだなぁ。
「さあ おいいなさい!神よりもわたくしが上だと!」
絡新婦の理みたいで嫌だなあ
前もその話題出てたけど、サイフリートの欲望って女性は
持ち合わせのない類だと思うよ。
暴力を使っても他人の心を支配して、自分の理論を実現したい、とか。
精神的な男女差って確かにあると思うから、わざわざ女性でも成り立った
って言いたい人の気持ちがわからん。ホモフォビア?
「少年達の愛憎を書きたい」というのは
主題(信念の挫折と救済?)と共にあったと思う
>>831 そだね。
あと萩尾さん世代の漫画家さん方や、更に遡る日本近代の文豪達が
洗礼を受けまくった西欧芸術文化を急速に発展させた天才達に、
そうした文学者・詩人・画家が多かったというのもあると思う
>>830 ああ、そうだねー。
サイフリートって登場場面自体は少ないけど
物語の要であり、ずっと進行の背景に不気味に存在してるもんね。
うーん。やっぱり上手くできている漫画だわ。
>>819 少年愛ってのは、大人の男が少年を愛する趣味のことだと思ってた。
少年同士の愛情でも使うのかな。
稲垣足穂著作背表紙にあった?未読で実際の用例は知らないけど
少女漫画界においては少年同士の場合に用いられてるのかなーと思ってた。
BLより元祖ジュネって感じで、毛も生えてないような少年同士のみずみずしい感じを表現してるんだと思ってた
自分は心理描写なんて二の次で美少年のフォモ描写がふんだんにあれば
成り立つジャンルかと思ってる。
(中にはそれだけじゃないのもあるだろうけど最低必要条件として)
トーマの誌面に出た言葉ならそんなに歴史もないんでない?
特にこれとカテゴライズできないと思うけど
839 :
838:2007/11/24(土) 23:57:21 ID:???0
少女漫画読者にとっての言葉って意味で
840 :
837:2007/11/25(日) 00:02:16 ID:???0
>>837 は「BL」に関して、の見解でした。紛らわしくてスマソ
11人いる!とポーの一族しか読んだことなかったけど、ここ数日かけて銀の三角を読んだ。
やばい。これすごい。あまり話題になってないみたいけど萩尾ファンからは今いち好まれない作品?
いやそんなことないよ。
定期的に銀△の話題は出るし。ときおり熱く語られる。
銀△は気に入ったらぜひ大判で再読を!絵が綺麗だよ〜
じぶんはふと思い立ったときのぺらぺら読み用に
ハードカバー版を枕元においている。
銀の三角理解できる人が純粋に羨ましい。自分さっぱり分からなかった
自分はバルバラ異界届いたけど、いまいちのめり込める
コンディションじゃないみたいなので寝かせてる。
>>843 最初は自分もサッパリだった
でも魅力的な物語だったから理解したいと思って
他の人の解説や感想を読み漁った
百億千億の方がもっと分からなくて手放した
これからも再読するつもりはない
興味のないジャンルだったと思ってる
銀の三角が理解しにくいのは、ラグトーリンの存在が最後まで謎のまま残されるからだろうねえ。
でも、絵的にはラグトーリンの髪が効果的に使われていてステキだ。
>>833/830
自分も。サイフリートは代えの利かないポジションだと思う。
そして、自分の劣等感を性欲に転化させたり、性欲を満たすための
へんてこな理論の実践を考え出したりする男性(一部)の特色が
設定上生きてるから、女性版でもいけるという意見は無理すぎ。
何ゆえ、男女・女女版を推すのか?
>>847 ログ読み直したけど、誰も「推して」はいないと思う
寄宿舎が舞台で女同士の愛憎物みたいなのもできないわけじゃないけど
(なんとなく映画のピクニック・アット・ハンギングロックが浮かんだり)
やっぱり雰囲気は違ってきて、テーマも微妙にズレたと思う
これが描きたいというイメージに合わないものを描く必要もないんだし
銀の三角の話を振ったものです。好きな人もいるんだ!良かったーすごい嬉しいです。
読んだのは大判のハードカバーでした。絵、ほんと綺麗ですよね。
ラグトーリンの髪、良かったですね。他の登場人物の髪も美しくて印象的で効果的に使われたと思います。
自分も最初分かりづらかったんだけど、時間軸がバラバラだったり絡み合う系が元々好きだし、
段々理解できてきて、ラグトーリンじゃないけど、するするほどけていくような感覚がたまらんでした。
歌っている声、音楽が聞こえてくるようで、パントーの最後の声を想像したり、
何度も何度も殺されてしまうパントーに泣けたり、残されたマーリーに思いを馳せたり、と、
…うまく書けないけど読後いろんな感情が押し寄せてきました。
ほんと凄い作品だと思う。自分に合ったいい作品に巡り合えて嬉しいです。
あーもう!自分に文才ないのが腹立つ。とにかくやられました。ここ何年か読んだ漫画の内でNO.1でした。
あ、それと、最後は皆いなくなった、ってのがもう… きついよそれ、と萩尾さんをちょっと恨みました。
でもそれが良いんですよね… ああもうほんと凄い漫画だ! 長々と失礼しました。
851 :
846:2007/11/25(日) 03:43:06 ID:???0
マーリーがラグトーリンを殺そうとして返り討ちにあった後のシーン。
床に横たわったマーリーの死骸と、部屋一面に広がったラグトーリンの髪の毛。
あの静かな美しさは、忘れならない。
ラグトーリンの髪
ミュー・パントーの髪
ル・パントーの髪
ラグトーリンがタカオに髪を見せなかったこと。
「音楽」がセリフで語られるのに対して、
「髪」はひたすら絵として描かれるだけで何の説明もなされない。
印象的な「止め絵」が多くて、「マンガ」というよりも「挿絵と文章」のような面もある。
かなり特異な作品だと思います。
私は、大好きですけど。
>>850 「銀の三角種はいませんでした」にしてしまったのはすごいよね
銀の三角もそうだけど、最初から最後まで構成がしっかりしている長編作品は
素晴らしいと思う。
近年の週刊漫画や、やっつけ漫画読んでて、設定変わったり矛盾があっても、
脳内補完する癖がついてると余計に思うな。
>>840 チン○と挿入があるのがBLで
接吻どまりで股間は霞がかってるのが少年愛
だと自分は区別してるけど
ひとから見れば同じなんだろうなとも思う…
>>848 >>823のレスが発端の流れだから、それを「推して」いると表現したんでしょ
銀の三角は自分も最後まで読めなかったな。今度読み返してみよう。
>>845 百億は、あれだけ壮大な時空間で構成された世界が、実は「その外の世界」の人々に
とってはエネルギー炉の中のわずかな、それもせいぜい数日で消滅するバグに過ぎない
というオチの衝撃、さらに「外の世界」もまた同様に「そのまた外の世界」の……
という無常感がたまらなかった。映画「MIB」とか、SFの定番らしいけど
銀の三角、萩尾作品の中で一番好きだー!
最後のラグトーリンの台詞「どこへも行かない」って返しが鳥肌。
>>854 キスどまりのBLもあるのでそれは違うような…
少年愛って憧れにちかいような気がする。
女子高育ちでクラスメイトにときめいたこともありました。
そんな感じじゃないかなあ、と。
もうずっと人大杉……orz
男の人にでも書ける読めるのが少年愛、読者を女性だけに搾ったのがBLという認識。
稀にキスすらない手も握らないようなBLだってあるし、
読者も女性だけとは限らないから簡単には括れないよ
ってか、なんでここでBLの定義なんて話さなきゃならないの?
自分が作品を読んで感じ入ったものが全てだと思うから
定義や枠はあっても構わないけど、基本的に無関係だな
というかそもそも何かをカテゴライズする気ない
wiki解説が充分詳しかった
その
>>817からの流れだけどWikiに全部書いてあるよ。もう全部。
866 :
865:2007/11/25(日) 14:55:39 ID:???0
「少年愛」Wikiね。
阿修羅王は、何人かの漫画家さんが、
イラストなどで描いているけど、
萩尾阿修羅が、やはり一番イイ。
アタリマエカ
別に個々が思うBLってこんなもん、を言ってもいいじゃないか?
wikiなんかが正解なわけでもないし、個々によって捉え方が違うのもいいよ。
萩尾さんはストレートの髪の描写が絶品だよ。
幻想的なシーンのコマになると、美しくしなる、うねる。
その代表的なのがラグトーリン。
ウィキは多様な情報があって面白かったから
本当に疑問な人は参考にすればいいんでないかな
銀の三角、楽しみ方が分からなかったんでここの意見読んで目鱗だった
やっぱり面白いと感じる人は作品に潜む魅力を見つけ出してるというか
>>867 萩尾さんの阿修羅王は、中性的な感じが絶妙なバランス。
百億も銀の三角も、一時すごくはまったー。
でもわかるようで、わかっていない。
人には絶対説明できないw
百億は意味分からないながらもはまったわー。
ラストのあれは原子炉の中にうっかりエネルギーが凝縮して宇宙ができた、
って解釈で自分的に完全に納得して辻褄が合ってる。
あと結構衝撃だったのはトーマであれだけ絶対的に持ち上げてたキリストを
こっちではそんな扱いかよwって。原作付きとはいえ幅広い表現出来る人だなーと思ったな。
>>871<キリスト
あのぶっちぎりの品の無さがw
キリスト=ジーザス・クライスト より、
=ナザレの腰抜かし男だかんねW
トーマ:「それでもキリストは…ユダを愛していたのか」
百億:「へっへっへ、おめえは永遠の裏切り者だ!」
だもんねw
でも。
あの下品で貧相な、あの時点でただの人の子、貧乏な大工の息子である(そう描かれてるよね?)キリストが、
トランス入った眼で
神の門は広いが裁きはきびしい
よって神の子は人の罪をあがない
十字架の苦難をうけ
神の国へいたる道標となる
われは救世主なり われは神の子なり われは
パニックを起こす群衆、愕然とするユダ、救いの現れぬまま自分が死んでしまうことに気づいたイエスの目
そして「私達の知ってるこっちの世界の史実」から姿を消すキリスト
という流れにはほんとに鳥肌立ったもんでした。
そんでもって、「神」でも何でもない、「委員会」なるものに乗せられて時を越え、世界を滅ぼしてしまうキリスト。
その話の流れを追った後でちょっとページを戻ると
荒野で呼ばわる者の声がする――主の道をそなえよ その道筋をまっすぐにせよ
この「呼ばわるもの」「主」って……と、改編もしてない聖書の言葉そのものでもう一度ゾッとするという…
光瀬龍も、それを視覚化した萩尾望都もすごいよ。
>>875 >救いの現れぬまま自分が死んでしまうことに気づいたイエスの目
おお。私はこれ、もう少し我慢すれば向こうに行ける!早くこの時よ過ぎろ!
みたいに思ってるんだと解釈してた。
一瞬絶望しかけた、って深くていいねー。やっぱ人の意見聞くのは世界が広がって楽しいな。
877 :
875:2007/11/25(日) 21:25:57 ID:???0
>>876 ああ、そういう考え方もあるかー。<もうちょっと我慢すれば向こうに行ける…!
私はあそこであのキリストも、聖書で公式発言とされてるw
エリ…エリ……
(エリ・エリ・ラマ・サバクタニ 神よ何故我を見捨てたもうたか)
を口走っちゃってたから、
やっぱり「絶対いるはず、私を知っているはずの天なる父は救いに来てくれなかった」と知っちゃったと思ってた。
その、もうちょっと我慢すれば…っていうのは小物キャラっぽくていい。
でもしかしやっぱりそんなかわいそうな……ううorz
いやー、あのイエスなら
くそったれ!なんで神さんはオレ様をさっさと助けねぇんだよ!ケッ!
ってな具合で……
キャー、ごめんなさい、キリストを冒涜してしまいますた。
>>842 私も銀の三角が萩尾作品の中で一番好き!なんですが、残念ながら文庫版しか持ってない。
ハードカバー版って、早川書房の2000円前後くらいのやつであってますか?
パーセレの、他に萩尾のパーセレで欲しい作品アンケートに
銀の三角書いておいたよ。
残神も書いたけど、値段が怖いとも書いたw
ヤフ○クで70年代の少女コミックに見入ってしまった。
萩尾さんの漫画だけ読んでるとあんまり年代感じないけどすっげー時代を感じるよ・・・
てかタイトルにやたら・・・!ってビックリマークが多くて笑える。「〜が行く!」とかw
11人いる!もその勢いにのっちゃったのか?www
やっぱあそこでポーの一族とかトーマの心臓連載してたのって10年20年位時代が違う気がする。
絵柄とかセンズが全然違うし、その後の80年代ララとかプチフラワーとかの個性派漫画の波って
萩尾さんとか24年組みがパイオニアだったと思う。
竹宮のファラオの墓と梅酢の洗礼、大島のいちご物語、この娘うりますが同時連載だったんだね。
すんげ〜濃い。
昔の漫画雑誌って少なくて
(月刊は「りぼん」と「なかよし」、
週刊・月刊〔別冊〕はマーガレット・少女フレンド・少女コミック。
80年前後あたりから「花とゆめ」も参戦ってとこかな)
今みたいに種類(ジャンル別)がないから
1冊に結構いろんなタイプの話があったんだよ。
その当時を知らない者としては、「心臓」の文字にギョッとした。ホラーかと…。
11人はあのタイトルだからこそ「!」を付けたんだと思うな。
楳図かずおの「おろち」が大好きなんだけど、そこはかとなくポー的だからかも。
マーガレットの表紙が萩尾のブラットベリ原作「みずうみ」のリアルチックの絵の横に
岩館真理子の乙女チック漫画が・・・w「春がこっそり」
「文化が違う・・・!」(使ってみたりして)
コミック何度か読み返してるからそんなに昔の漫画とは感じなかったけど
あの表紙みるとそんな昔だったんだとため息でる。
花とゆめって70年代初めくらいからあったような感じがしてたけどな。
60〜80年代までって漫画見ても急激に変化してて時代の移り変わりが激しい気がするけど
バブル以降って停滞してるような気がするのは年とったせいか?
中期以降の岩館漫画も大好きだな。
漫画雑誌は読まなかったから、実はどれがどれだかさっぱりw
小コミで連載してた上原きみこの「マリーベル」って洋物の漫画だよね。
ストーリィ覚えてないけどこの手の洋物漫画って70年代後半までは存在してたんだね。
80年代のアメリカかぶれの波の前のヨーロッパ?風というか巻き毛が好きそうなやつ。
小コミって今はたぶんもう完全に学園漫画だろうけど、いつから洋物が途絶えちゃったのかな。
>>886 「乙女坂戦争」あたりは絵柄も洗練されてるし傑作多いね。まだコミック持ってる。
>>887 「どっか外国っぽいところでドレス着た金髪の女の子(でもメンタリティは
日本人そのもの)がかっこいい男の子と」云々、な話が、文字通り絵空事に
なってきたからだと思う。
外国を舞台にした話でもはっきりどこの国とわかるような、せめてアメリカと
ヨーロッパ諸国の違いくらいは描き分けられる必要性が出てきたというか。
吉田秋生さんの「カリフォルニア物語」あたりから、そのへんのリアル志向が
はっきりしてきた、らしい。
上原きみこって絵しか知らない
>せめてアメリカと
>ヨーロッパ諸国の違いくらいは描き分けられる必要性が出てきたというか。
www。
そういえばキャンディ×2がイギリスかアメリカ舞台か迷った。
891 :
886:2007/11/26(月) 04:51:12 ID:???0
>>887 すみません自分が好きなのはもっと後の。その頃のはまだ苦手領域かも…。>乙女〜
多分、子供は何でも後半とうちママ後半〜キララのキ前後。
ポーもトーマも連載で読んでみたかったなあと思ってたけど、
よく考えたら最初からアンティークにして鮮度ありって感じに惹かれたんだった。
ポーの一族のあの映像美はやっぱり映画とか参考にしたのかな。
ビデオとかない時代だよね?凄い記憶力と想像力だと思う。
それまでの漫画ではあれほどリアリティある世界は描いてる人いなかったと思うんだけど
参考にできる漫画もないのに映像化できてるのは今でも脅威。
頭の中映画みたいに映像が流れてるのかな。
初期作品からの積み重ねじゃないの・・・
手塚治虫の時代から、マンガ家たちは映画を手本とし、ライバルとしてきたからね
最近のマンガ家の底が浅いのは、小説や映画などをあまり見ずにマンガやアニメだけを
主な情報源にしてるからだと思ってる
うん。写真も映画もあったし・・
>>882 トーマは少コミ(週刊)、ポーの掲載は別コミ(月刊)です。
確かに少女マンガらしいキラキラした絵柄とストーリーの続いた後に、
一番最後のページ、色ちがいの緑の紙のうえにあの展開のポーシリーズは
別コミの中でも違う空気感をまとってました。ポーの一族、銀のばら、
小鳥の巣とか、もう…ポーを読み終わって、一枚めくるともう目次。
その余韻、浮遊感もよかった。
>>884 「11人いる!」は予告カットのタイトルでは「11人いる?」だったんだよね。
11人いる!
11人いる?
11人いる。
11人いる♪
11人いるw
学生時代に読んでいた漫画家を懐古するか、ずっと読むか以外
現在のものを広く読もうとは思わないんで、
最近の人がどうこうとは言えないし、言いたくない。
社会人になってから好きになった漫画家さんもわずかながらいるので
私はこれで充分だわ。
11人いるw
ちょwwwwwwおまwwwwww11人いるwwwwwwwwwwwうぇwwうぇwwwww
*・゜゚・*:.。..。.:*・11人いる・*:.。. .。.:*・゜゚・*
>>892 映画好きの人は、同じ作品を何度も観るために
映画館に足を運ぶよ。
あの作品を、と意識して参考にしてなくても
多くの作品の影響を受けて、映画的な描写が無意識に培われていたんだと思うね。
トーマの冒頭(トーマと父親の散歩)シーンだけは
ぜひとも映像で観たいとずっと思っている。
本当に美しいシーンだもの。
ドイツロケ&キャストでドイツ語で字幕とかにしないとな
朝から晩まで映画館にいて、同じ映画を何度も見ることが可能だったし、今と違って
娯楽が限られていた時代。当然ながら頭の中にしっかり刻み込まれたはず
厨房でもそれが可能だった時代w
そのまま塾へ行った
ところでパーセレポーは今日発売だよ…ね?
書店巡ってもスレ見てもポーのポの字も見かけないし不安になってきたよ
予約してる本屋から入ったって電話があったよ♪
明日とりにいくから、まだ手にしてないけど。
私もさっきあったよん。<パーセレ電話
不朽の名作、ついに登場! って感じ。 ワクワク
厚いっ! 重いぜっ!!
これで腕を鍛えろというのか?!
たたきつければメンコにも。
角を使えば鈍器にも。
要事に備えて一家に一冊。
メンコはムリ。
wwww
おまいら不朽の名作を前に取り乱しすぎモチツケwww
書店に問い合わせたら地方は28日入荷と言われましたよ…
早く見たいよポーセレ!!!
よく考えたらポーの第一期全話でしょ?
すごいよね。お買い得なんじゃない?
見たことのないカラー項や扉絵が楽しみ
パーセレ、本屋でみるとどきっとする
すごくpreciousなものが人目に触れるところに無造作においてあるようで
11人いるo(゚∀゚*o)(o*゚∀゚)o〜♪
「11人いる?」ときたら「11人いらない!」と言い返したくなるね。
最初に「11人いる?!」「これは試験の不備だ、ボタン押そうぜ!」
ブー 全員不合格
4コマ漫画かいな!
本スレで早ゲットした人によると、小鳥の巣の第二話扉絵が表紙だそうだ。
これは別コミに載って以来、どこにも再録がなかった麗しのエドだよ!
楽しみすぎて眠れんw
ポーの一族って文庫欲しいと思って調べたら
中古でもどこも品切れで
なかなか安値で手に入らないと思ってたら
ラジオドラマやってんのね・・・
バルバラやっと読んだ。
最初の方が好きだな。夢と現実世界とキリヤの創造した世界の関わりとか
面白そうだったけど、火星とか出てきたあたりで正直ちょっとその流れは飽きたな、
って思ってしまったけど、これは全く個人的見解ね。
絵が美しくなったと思った。80年代以降とかもそれなりにずっと好きだったけど、登場人物のきれいさに見入ることって70年代の頃以来だわ。キリヤとか、アオバとかね。
>>921 山科けいすけの四コママンガで「11人目は非常食用のブタだった」というしょうもない
オチのパロディがあったな
石頭「いやー11人いるなんて!絶対おかしいよ ボタン押すね?」
10人「ちょっと待て」
パーセレ分厚いな。マリーなら楽勝で人殺せるわW
マリーって薔薇のマリー?
929 :
927:2007/11/27(火) 16:13:26 ID:???O
>>928 そう。雑誌で鼻の下の急所を突いて瞬殺。今ならボーンの方が分かりやすいかな?w
それにしてもポーはカラーページ完全再現がいちばんありがたい作品だ
ポー明日届く予定wktk
ポー500ページもあった…
3冊に分冊して欲しかった。
仮にもう少し発表話数が多くて、まとめると広辞苑規格だったとしても
ポーなら文句言いません
そのサイズだと保存用に1冊と、切断用に1冊ほしい
普通に読んでたらたぶん途中で背が裂けるw
化粧箱入り豪華本装丁でよろ
萩尾さんは装丁デザインとか興味ないのかな
作家が装幀に細かく注文つけるとロクなことがない
いや、そういう意味じゃないけど…
確かに萩尾さんで考えるのはちょっと違ったと思うけどね
漫画描きの他にエッチングやったり装丁手がけたりしてる作家さんもいるから
どうなのかな、と少し思っただけ
書店からもらってきた!<パーセレ
レジ後ろの棚に燦然と輝いているのにw
店員さんがなかなか見つけられないから
「そこ!そこです、そこ!!」と指さししてしまった…
あと3冊あったなあ。田舎なのに。
>>934 興味はあるだろうと思う
でも、装丁は編集(版元)の領域というのが出版業界の常識だから
普通の作家さんは口を出さないことが多い
希望くらいは述べるかもしれないが
また、作家さんは「自分はデザイナーではない」と考えている人が多いので、
その意味でも口は出さないことが多い
ちょうどいまNHKのプロフェッショナルなんちゃらという番組に
パーセレの装丁やってるデザイナーが出てるよ。
クレジットには事務所とあるから、実際は中の別の人がやってるのかもしれんが。
>>880 おいらは百億をリクエストしました。
>>882 トーマの心臓って、タイトルだけ見るとうめずかずおみたいですな。
あー、百億あってもいいねー。<パーセレ
ポー届いた
初めて見るカラー項と初めて見る扉絵項だけで満足だけど
表紙中表紙も綺麗だね。来月分も楽しみ
百億があるなら即買ってるなぁ
945 :
花と名無しさん:2007/11/28(水) 18:55:28 ID:Frx8UY/U0
来月のパーセレの表紙はどんなんかなー
百億出るなら百億円出すなあ
うそこけー
百円玉出して「はい!百万円」って言うタイプの人だろ?
百億はやっぱ原作付きだし、難しいんじゃないかな。
>>949 単純に、売れセンじゃないからだと思う
別に、今まで光瀬側とトラブったこともないようだし
連投失礼
というより、版元の問題ですね
百億は秋田で、パーセレは小学館だもんね
ガンガレ、小学館!
版権を買い取る、あるいはバーターしてまで
『百億』をパーセレに加えるメリットは小学館にはないだろうなぁ
残念だけど