1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2006/12/25(月) 10:19:06 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2006/12/25(月) 10:20:38 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2006/12/25(月) 10:21:19 ID:RlI+9zANO
ちんこ
5 :
花と名無しさん:2006/12/25(月) 10:21:29 ID:???0
6 :
花と名無しさん:2006/12/25(月) 10:22:25 ID:???0
_ -ー--―- .._
ノ´ ヽ
〃 `ーく
, '´ \
/ /, ヽ、 ヽ
i 、 ( `、ヽ }リ il
(jり ノ , ヽ ヽノ Y' , リ
ノ / , イ 、、 }li il ! リ }((,イ
〃 , / { {{ r(_ノノ ノ人_ノノ〃_,イリ` }!
t {、 い.ヽ.__トこ._'⌒ー-,r_ニ.´^tフ,.イt 彳
/〃 {{下、.‐'フfrrヘ` i '{?タk {{ ヽ',.イ
いヽ_ハ. い?ヾ:ェタ. l ^'宀'´ !ラく小{
`爪_ ゝくヘ ´^ | ,ハ.ノノノ
``ヽ._ゝベ、 _´_ /、(し´
`いr、\ ´ー ` ,.イゝー'´
ゞ-ク{ `丶 .__ _,/l!ト、
/:::l \ / l:::ヽ
,.イ::::::::::! /r:く_ l::::::l`ー- ._
_,.-'´:::::|::::::::::::!_,.-‐''_}::{_ ̄`ヽ:::!::::::::::::`ヽ、
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l::::::::::::::!::::::::::/:::::::::::::l.l::::| !:| |::::::::::ヽ::::::!:/:/:::::|
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!:::::::::::::::::!::::::::::::ヽ::::::::!_::ト、 ` ,l:::l:|:::::::/::::::::l/::::::::::::|
7 :
花と名無しさん:2006/12/25(月) 10:28:15 ID:???0
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{':://'/:/,r‐、:'::::/_;.ノ__ -‐':_;:/ /!:リ::!
∨l:li'::l::i r 冫r‐''´ ニー- .._ ´ノ'ノ
Yl:!l:l::l { {{イ ヽ´{「ft;リ` ,r≠7
、!l:l::.い、ヽ ^ ー-' i{ヒタ7
ヽ-.ヽ_) |` /
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8 :
花と名無しさん:2006/12/25(月) 10:29:04 ID:???0
,. ‐'"´ ̄ ー- .
, ‐ ' _ ヽ ._
/ rく'´ ヽ `ー 、
/ / ノ } ノ ヽ
、_ノ ! / , ' } i }
〃 ノ / '´ ノ ノ ノ j } リ ト
{ ,/ {/ . '´ / / ,〃 / イ! ,ハ
、イ{ 人. / , '´ ,∠__, -' //ノ〃 }
} ヾ_ト、 { /{ /,.=、7 / ,r_⌒/ _,ノ
ヽ. {、_) ゝ{ ハ_ 小tツ{,.イし i{t;リ7 (
)ヽーr{ `7 ` ^` ` |`^ !ノ^
`ーr ヽ.),イし' ,! /
!{ l ^ー'´ __´ /
`` l \ ー‐ /
/! ` - .__,.イ
/ ,l ノ ヽ _,,. 、
_,. / ! ! / }ー ‐''7-‐' `ヽ
__,.-'´:.:,' {| / __ !:.:.:.:./`ー‐' ',
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9 :
花と名無しさん:2006/12/25(月) 10:44:10 ID:???0
,.-‐=ー-−、
, -{〃´r `ヽ. 丶
/, イ い ー-、 `、
ノ ゝ `下ヽい j ぃ.ヽ
〃 い ぃ_ノ八ー' 、_,小 ヽ.い
八ゝィ(、_冫ィrくヘ(__,〃 ミヽYリ
{ ゝいン‐-廴いゝン-いゝ川 {
}Yハ 涎nヾ代愆シ`〉Yィ'リ
ヾゝい j / ノリ´
`込 __,,__ /イ^′, -<¨¨ ‐、
r_、  ̄ イ^´ / \
}ニヽ.`¨´〆´{ / ハ
ノ廷込Y'{rI巧∨ r _ ',
, -‐、 -‐'´  ̄`ゝ孑乍ミ7 ノ⌒ ヽ {. i
〃シ/兮、 _/匁/}ドI父f (、ノ_,∠._ __い、_ノ |
/乏yiWrfヘ ヽゞタ/'ノ}!t},ネ{ 小 r符ミ ' r符ミtり} |
/'爻〃 リ' }j'りハ. Vイタ{{カt,ハ{ {ぃ ^¨´ h `¨^ rラ′!
/〃朮/x〃ォリ〕}ルiヘ. hホ;!}价} いヾ、 ' ,{(.ノ/
/ッ厶 ル'衣/ゞ/仞{刔ハ !仔}.{弁{ / 弋タ\` ̄´ イ心./
'^^^/ ty'r片/r_/r〃えl爿ヘ.l込{ }戈j./ /´`フ'| ` ー ´ {ヘ‐'^ヽ
. / ん幺イ7方ソ,!余;朷j tj|爻} {父j′ / ヘ / \ ヽ
' ⌒´h伐ルくj弐ネくリ,{f|戈{i }_込_イ戈ぇ癸,ゝにユtュ.--―‐、
/ 亅ゝ'´l }iゞlゞ{小!tゞ'卞冖示テ=会テ示冖'j|「 ̄`
/ ! l {爻j〃}jtぐく必込X述シx伐ゞム圦.v!
' |i | ヽハ爿刈ネYヘ弐ソハ.Xイ夾ac^込7
/ l ! l Et{r{/`込ぃ.來ネa | `7
/ h| i t予/ ヾ沙宀' l /
亅l l `ァ′ / !. ! /
、 j ! ! / / | i c⌒ヽ!
ハ / | ! /
{ ヽ / U
10 :
クリスマスは:2006/12/25(月) 22:40:05 ID:???0
ロンドンで。
新スレ、乙です。
11 :
ひみつの検疫さん:2024/11/28(木) 21:59:27 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
また嫌がらせかよ
hosu
>>12 上にあるスレは、もれなく貼り付けられるんですよ。
見れないことないけど面倒なんだよなー
前スレの1000グッジョブ。
前スレ993さんへ
かぎりなく夢オチっぽいけど夢オチじゃないよー
トキオの欲求が未来も過去も修正してしまった。
ただそれは、トキオの望みにもかかわらず、
トキオの望みとは違った物になったってお話じゃないかな。
修正前の過去の記憶が夢と同じだと言われたら、夢かもしれないけど、
トキオにとてはどっちも現実だったんだろうなぁ。
未来への希望はある、ただ自分の手の届くとこにはないって読んでて思った。
トキオの望みとは違った形になったけど、現実が修正されてしまった結果
思いがけずバルバラが救われることになった、という意外さがキモではないかなー。
(バルバラにはキリヤが必要だった)
銀の三角にも繋がるテーマ性で、夢と現実の相互関係が
おもしろさの重要な鍵になってますね。
「夢をかなえたい」とはよく言うけど、その夢ってあくまでも現実の延長ですよね。
では本当に「夢物語」をかなえたとして、それが現実に影響するとしたら…。
バルバラでは夢は未来を示す部分もあり、その辺りの複雑さも面白いです。
移転乙。
24 :
花と名無しさん:2006/12/31(日) 00:12:43 ID:1z+AkDOvO
ちょっとアゲ
男性諸君、結婚すると不幸になる。幸せにして当たり前で感謝無し。都合の良い奴隷としてだけ感謝され、搾り取って用済みになればゴミ箱へポイ♪
女の外面は綺麗で清潔で良い人、内面はずるくて汚いため、口も悪い+薄情+嘘+女同士も上辺仲良し裏では悪口三昧
女の成分はA(性悪陰湿残忍+損得自己中感情)+B(良い女演技+体形+整形化粧+ファッション)
↑良い女演技は好きな男>>異次元>>男集団>他人の順に良くなる。年齢とともにBのメッキがはがれ内外ともに醜くなる(Aの良い女は極少数)
女は「人生の不良債権、北朝鮮、金メッキを施したゴキブリ」
男女は対等で平等。男が女を養ったり守る必要はない「見切れ!見切り千両!私不幸なの?嘘!泣いてます?演技!情けは不要!つけこまれるぞ」
女は社会的優遇、過剰な法的保護、仕事と家庭の二束のわらじを得て、女尊男卑〜結婚しようとする君を彼女は陰で小馬鹿にしている事でしょう〜
★結婚は保留し、沢山の女と自由に恋愛(sex)を楽しめ♪★避妊必須
★捨てた女は優しい真面目男が結婚(残飯処理)してくれるさw★
それでも結婚する君へ究極護身法→[夫婦財産契約登記]
夫婦財産契約により、自分の稼いだ財産はすべて自分の物
弱い者いじめは最低と言いつつ、赤ちゃんを殺す母親(そして無罪判決(笑
狙撃は女子のほうが強い。男はノイローゼになってやめてしまうが
女は何人殺してもノイローゼにならない。骨盤が安定しているため
ナチスの拷問で、女の拷問の残虐非道さを見て、拷問をしていた男達もひいたという
拷問しながら楽しそうに笑みをうかべていたそうだ。罪悪感や引け目が無い
・有史以前が女尊男卑の時代だったことを指摘したのは、スイスの学者バッハオーフィン
アマゾン女族の女王は、法律を定め、男達には卑しい奴隷の仕事を課した
男児が生まれたら、生き埋めにするか、脚と腕を不自由にして、戦えなくし奴隷とした
・王位継承権が女性にだけあった古代エジプトでは女性権力が非常に大きかった
・日本でも卑弥呼が女王
http://kr.img.dc.yahoo.com/b1/data/dci_etc/76.wmv ←女集団が女一人をリンチしている動画(執拗に蹴り続けながら皆楽しんでる 一部エロ有
女は虐げられてきた?父系社会など人類の歴史から見ればほんのわずかな期間に過ぎない。むしろ
26 :
花と名無しさん:2006/12/31(日) 21:10:28 ID:1z+AkDOvO
あげ
27 :
花と名無しさん:2006/12/31(日) 21:11:16 ID:kG+DxaC90
上がってないと見られない、やっかいなスレになってしもた・・・
28 :
花と名無しさん:2006/12/31(日) 21:30:39 ID:mC7qi45+0
そうなの?
萩尾さんの漫画をよく読んだ一年でした。
ちょっと見ない間にスレが荒れてるようですが、萩尾スレの皆さん
良いお年を。
§
§
,fニニヽ
/:::::ヽ ヾ、
|l' ̄ ̄ ̄'l| ヾ、
{ ------- } ___ヾ___
|:ニ:(ノ:二:二|) @___))___)
{______________} 《
》 /⌒ヽ
((^ω^ ) 除夜の鐘鳴らすお
ヽと ヽ
(⌒) )
(_)
エーリク・フリューリンク君、お誕生日おめでとう!
32 :
花と名無しさん:2007/01/04(木) 02:46:16 ID:1vGj1QLY0
ずっと人大杉で見れんかった。
今日やっとこのスレに初参り。めでたいめでたい。
34 :
花と名無しさん:2007/01/04(木) 15:26:08 ID:PXUUOwpY0
乙
35 :
花と名無しさん:2007/01/04(木) 17:09:58 ID:Y975aB310
36 :
花と名無しさん:2007/01/06(土) 00:13:57 ID:u8+22GQa0
ご意見いただきたい。
「11人いる!」を読んでかなり面白かった。まだこれだけしか
萩尾作品読んでないんだけど、次は何かおすすめありますか?
>>36 11人いる!の続編、ただし話の色合いはかなり違うものに(SFよりヒューマンドラマ系に)
キャラのその後を知りたいならこれをお勧め
11人いる!と近い時期のSFなら、まず「スター・レッド」「精霊狩り」お勧め
ほぼすべてのSFがSF好きに評判よいです
「マージナル」
レイ・ブラッドベリ原作の「ウは宇宙船のウ」
超本格SF「銀の三角」、原作つきの「百億の昼と千億の夜」は、難解ですが、
SFが面白いと思えた人なら絶対に一読の価値アリ
38 :
花と名無しさん:2007/01/06(土) 00:26:06 ID:u8+22GQa0
>>37 レス有難うございます。続編は、文庫版で読んだのでついてきてました。
「スター・レッド」「精霊狩り」読んでみます。
>>37の続き
萩尾作品そのものに興味を覚えたなら、初期の名作
「ポーの一族」(吸血鬼もの)
「トーマの心臓」(ほんのりと少年愛の香りが漂います(その手の物の先鞭です)がむしろテーマは「神の愛」)
ヨーロッパ舞台の文芸作品もたくさんあります
地味なようでいて佳品名品ざくざく
「トーマ」のキャラクターのアナザーストーリー「訪問者」
「メッシュ」(短編連作)
「アメリカン・パイ」「ゴールデン・ライラック」「エッグ・スタンド」
最新作がSF「バルバラ異界」ですが、そのひとつ前に発表されたのが萩尾作品最長の
心理ドラマ、「愛」「支配」をテーマにした「残酷な神が支配する」
これは義父による少年の性虐待がモチーフであること、
トラウマを扱っているので話がループループでなかなか進まないことなど、初心者には高いハードルですが
このスレッドの過去ログでえんえん語り合われている、奥の深い作品です
モチーフに耐性があり、覚悟が出来たら、ぜひ一読を
>>39の続き
さらに一時期バレエものを集中して描かれていました
陽性で(裏に色々同時進行しているのですが)明るく楽しくスポ根調でさえある「フラワー・フェスティバル」
ドロドロドラマありだけどラブストーリーで憎んでいたものとの和解もありで「ローマへの道」
いろんな意味で陰性のw「感謝知らずの男」
などこれも、興味あれば。
と、しつこく列挙してごめんなさい
萩尾作品は山ほどあるので、たっぷりいろいろ楽しんでください
そしたらここでまたお会いしましょう
今週WJ武井、名作へのオマージュだよ。
42 :
花と名無しさん:2007/01/06(土) 02:07:37 ID:whkzQYWTO
気がつけば30年以上ファン
たった今それに気づいた。
わたしはたかだか20年ファン。
うわっ! 俺も30年以上だ……。
はじめまして。
去年ポーの一族、11人いる!、トーマの心臓を読んで萩尾さんのファンになり、
それからバルバラ異界を読んで絵のギャップに驚きました。
物語は面白かったけれど、正直昔の絵の雰囲気の方が好きだったのでショックでした。
いきなり最新作を読んだのがいけなかったのだろうか・・・
で、今また昔に戻って11月のギムナジウムを読んでるところ
これから作品沢山読んでいこうと思います。今大学生なんですが、もっと早くに出会いたかった・・・
>>47 わたしはファン歴三年ほどの大学生です。
とりあえず、白泉社文庫の『銀の三角』は品切れ状態みたいなので、
未入手であれば見つけたときに買っておいてください。
新しいファン地道に増えつづけてるね。
私もファン暦10年程度のぺーぺーだけど、最初読んだのは
フラワー・フェスティバルだった。クオリティの高さに驚いたのを今も覚えてます。
評価の高い作家さんだという事は知ってたけど、本当だなーと。
そんな驚きも序の口だったと半神、マージナル、銀の三角等々を読んでさらに驚いたっけ。
私が萩尾さんを天才だとオモタのは、『午後の日差し』を読んだ時。
独身なのに、よくこんな話を描けるなぁと心底感心した。
「あなたと私は他人だけど、一番近い他人だわねえ。」ってラストにも。
私も「午後の日差し」は隠れた名作だと思う。
あの作品を何度か読み返したけど、
その時の自分の立場や結婚年数とかによっては、
本当に読後感が違う。
何よりもラストに救いがあってそれがホッとさせてくれた。
>>50 昔はじめて読んだ時は不倫部分の、なんてことないさりげない描写の隠微さにドキッとしたり
娘が父親にボディブラシを使われて嫌悪感もあらわに怒るあたりにドキッとしたりしたけど、
今読み返してみると
あの中年の危機ど真ん中なお父さんが銀杏を伐っちゃダメだ!と言ったところで不覚にもうるっと来た。
旦那を「近しい他人」としてやはり最後に選ぶのは、こういう歴史があるからなんだよな…
>>46 この中に一人、11人目がおる!おまえやろ?
午後の日差しの
お母さんが娘時代を思うとこのモノローグが好き。
手元にないからうろ覚えだけど
日差しがこの身を射し貫いていた―とかそんなかんじのとこ。
「午後の日射し」もいい作品ですね。じわっと感じ入るところがある。
私は萩尾作品に出会ったのは中2の頃、ポーを読んでからなんですが、
吸血鬼はパンパイヤではなくバンパネラだと、完全にすり込みされて、
あとで全然違うところで「バンパネラって・・・」と言って怪訝な顔をされたことがあります。
そんな私も萩尾ファン歴27年・・・
数年前、芝居見に行ってて萩尾さんを見かけたときは嬉しかったナア。
>>50 独身とか既婚とか関係ないだろ
萩尾さんは男の子でもないしヴァンパネラでもないし“火星人”でもないけど、
その内面をよく描き出してただろうに
>>57 そりゃそうだけど、実際にそういう立場である読者にしてみれば
「この人はどうして私の心を代弁してくれているんだろう」って種類の感動もするものなのさ
>>58 それもワカルけどな。
余計な一言といえば余計な一言だと思う。いくつかの意味で。
>>59 > 萩尾さんは男の子でもないしヴァンパネラでもないし“火星人”でもない
なんて言わずもがなの余計な煽りで否定するほどのこともない
男の子はともかく吸血鬼とか火星人の「内面をよく描き出している」かどうかは
実際にはわからないじゃないんだろうか?とまぜっかえしてみるw
なんだ中二か。
64 :
50:2007/01/09(火) 00:51:19 ID:???0
>>56 バンパネラや火星人の生活は、実際にはあり得ないから
多少荒唐無稽な描写が出てきても許される。
でも、主婦の生活は、経験してる人もたくさんいるから
嘘っぽい描写はすぐにばれるし、読者をしらけさせる。
それを実体験の裏付けがないのに、想像力だけであそこまで
描ききった萩尾さんに心底驚いたから「独身なのに」って入れたんだ。
でも、あなたが不快に思ったんなら正直すまんかった。
65 :
50:2007/01/09(火) 00:52:08 ID:???0
大丈夫だよ。言わんとしてることは
>>57以外には皆通じてた。
57は普段既婚者に「しょせん独身にはわからないわよお〜」とハブにされていて
カリカリしているのです
>47
大丈夫です。これから末永いファンになってください。
11月のギムナジウムとか初期短編いいよねえ。
厨房の頃にはトーマや恐るべき、にはまり、英文科の学生初期にポーの世界に
舌を巻き、フェミニズムや比較文化に興味のあった後期にはマージナル、銀△
その他萩尾SFを貪り読んだ。どれもクオリティが高いのがすごい。
将来本当に萩尾作品の入手が難しくなったときには、古典漫画として
大全集がでるんじゃないかな。っていうか出して欲しい。
初期短編では「かわいそうなママ」とか「ポーチで少女が子犬と」とか、ちょっと怖い雰囲気の話が好きだなぁ。
そういえば「かわいそうなママ」は、萩尾漫画で初めて「親殺し」が描かれた作品なんだよね。印象的。
>>64 実体験がなくても、
普通に自分の家族(両親)とか友人の話とか
書物とかから基本的な資料は仕入れたんでしょ
>想像力だけであそこまで
というのは、ちょと違うと思う
しつこい人だな…
家族や友人からの伝聞だろうが書物からの知識だろうが
本人がその時のその人物の感情に共感できなきゃ、
臨場感ある描写は難しい。
そのためには、他人の日常や人生をリアルに追体験できる
想像力がなけりゃ不可欠ってこと。
ていうか、知識だけで描ききれると思ってるほうに驚き。
グレッグのような性格破綻者やジェルミの神経症的世界も
知識からだけで描けてると思ってる?
あ、私は
>>50=
>>64じゃないけど
あまりに呆れたのでつい書いてしまった。失礼。
73 :
71:2007/01/09(火) 22:11:31 ID:???0
× 想像力がなけりゃ不可欠ってこと。
○ 想像力が不可欠ってこと。
萩尾さんの場合
「自分に理解できる感情」まで持ってきてから描いてるんだろうな、と思う。
感性が変わってしまったら描かない、その線引きがすごいね。
作者が自分をよく知ってるっていうか、
想像力や知識もだけど、よく人を観察してるんだろうな。
キライなタイプのキャラは描けないって前に対談で言ってたけど
歳を経てからかなりバリエーションに富んだキャラを描くようになって
若い頃より興味の対象が広がったんだと思った。
どんなにうへぁなキャラでも萩尾さんには興味深い人物なんだな。
>>71 「知識だけで描ききれる」とは70は主張してないようだぞ
78 :
50=64:2007/01/10(水) 11:56:02 ID:???0
>>70 ん、確かに言葉足らずだったかも。すまん。
でも、私の言いたい事は、
>>71が全部代弁してくれた。
ありがとう。
>>71さん
んで、以下は
>>77宛てのレスでもあるんだけど、
資料を読んだり、他人の話を参考にした知識で物語を構築するのは
漫画家なら誰でもする事だけど、それを嘘っぽくなく、読者に納得してもらえる形で
表現するのはなかなか難しいと私は思うんだ。
だからこそ、萩尾さんの想像力のすごさを改めて感じたって事。
その言いたい事のテーマ(みたいなのw)だけ汲み取ってくれれば十分。
>>68 >将来本当に萩尾作品の入手が難しくなったときには、古典漫画として
>大全集がでるんじゃないかな。っていうか出して欲しい。
手塚治虫全集みたいなシリーズかな?
ワクワクするけど、作品数が多いからコンプリートするのに時間かかりそうw
つか、今の時点で出してほしい。
作品集も全部揃えてないし。
>>78 70です。
2段落め、それならよくわかります。
こちらも失礼しました。
出すからには大判で、掲載時カラー完全収録でお願いしたい。<全集
>>54亀だけど私もそこが好き。
手元に無いのでうろ覚えですが、
娘の身体を貫く強い日差しと、あの頃は許せないことが多くて苦しかったといったモノローグに
自分の10代だった頃を思い出しドキッとしました。
自分自身の実体験にはない言葉でも、リアリティのあるセリフや描写には
読んでいてドキっとさせられる。
キャッチーなセリフで現わすのが上手いんだろうな。
「自分で稼げもしない者がポットを割る資格なんかない」とか、
「一週間どうしてた?」「なにも…たいくつだった」とか、
「愛のほかは、全部くれると言った!」とか(以上セリフはウロ覚え)
85 :
84:2007/01/11(木) 04:53:15 ID:???0
一行抜けた…
>自分自身の実体験にはない言葉でも、リアリティのあるセリフや描写には
>読んでいてドキっとさせられる。
ていうより、その人物や物事の本質を突いてるセリフやエピソードだから
リアリティを感じるんだろうが。
>そしてそれをキャッチーなセリフで現わすのが上手いんだろうな。
と、読んでいただければありがたいです。
>>84 >「自分で稼げもしない者がポットを割る資格なんかない」とか、
『トーマの心臓』のキンブルグ弁護士のセリフだね。
あのシーンは私も好き。
「君はまだ一ペニヒだって自分で働いて得たこともないくせに
人の作ったものを、たんなる気まぐれでぶちこわすなんてもってのほかだ!」
ああいう風に叱られたら、私も一言も言い返せないだろうな。
思い返してみると本当に印象に残るセリフとか多い。
「愛のほかは全部くれると言った!」なんか特にそう。
あの一言にこめられたナースタースの心が凄く伝わるよね。
>>87 あの台詞、前後の言葉を続けて言うと切なさ倍増なんだよね…
きらわれてたのはわたしよ!わたしに指一本触れなかった!
(…なぜ彼に言わなかった?愛していると)
言ったわよ 足にすがりついて言ったわよ
彼はオクターブ家の継承権も財産権もカンパニーもわたしにくれた
アルファ・ケンタウリもくれると言った
それならわたしは全部もらうわ!愛のほかは全部くれると言った!!
私もナースタースのあのセリフ大好きだ。
ずっと想いあってたのに、それだけじゃ駄目だったんだな…
でも、ラブラブ状態のメイヤードとナースタースというのも
なかなかスゴそうなw
メイヤードはナースタースを愛してたと思うんだが
肉体的なコンプレックスが邪魔して拒絶してたのかね。
あそこまで愛してたならプラトニックな間柄でも
彼女は満足したんじゃなかろうか。
たぶんコンプレックスのレベルじゃなかったんじゃないかな。
幼馴染的な台詞も出てきてたから、まだ男でも女でもない子供のころから
お互い仲良くて好きだったのに、思春期とか二次成長とかが来たときに
メイヤードの方だけが気持ちを残したまま脱落してしまって、男性になれなかった、
それからどんどん距離が広がっていった っぽい感じ…。勝手な印象だけど。
メイヤードの「ナ…ス タ…ス」もほんとに好き。毎回読むと泣きそうになる。
メイヤードって不能なんだっけ?
>>91 それに加えて、ナースタースには自分のようなハンパな男ではなく、
ちゃんとした男と幸せになってもらいたい、とも思ってたんだろうな。
「ハンパ」とか「ちゃんとした」、ってのは、メイヤード自身がそう考えていた
だろう、ってことね、もちろん。
ナースタースの方は「メイヤード」という人間自体が重要なのであって、
彼が抱えたいろんな問題は二の次だった、ってことを、メイヤード本人
は理解してなかったんだろうな、と。
そのへんの(お互いを思いやったせいでの)スレ違いも哀しいんだよね…。
>92
かなー? と思ってるけど…
あと、女性みたく胸があるとか子供を作るのを禁じられてるとかも…
>>91 > メイヤードの「ナ…ス タ…ス」もほんとに好き。毎回読むと泣きそうになる。
メイヤードを看取ったアシジンには意味がわからなくて、
ナースタースはそれを伝言で聞いてるっていうのがまた切なくて泣ける。
スレの流れをきっかけに読み返してまた泣きそうになったよ。
ところでここで話題にすべきことじゃないんだろうけど
ギムナジウムカフェって執事喫茶みたいなのを作るって企画があって、
そこのブログ読んだら、「トーマ」を傷物にされてるみたいで気分悪くなった。
子孫を残すことを禁じられたメイヤードの子がキラで
しかもメイヤードが自分と重ねて見ていた不毛の地球で
唯一妊娠している存在ってのがまたすごいプロットだよなぁ。
>「君はまだ一ペニヒだって自分で働いて得たこともないくせに
>人の作ったものを、たんなる気まぐれでぶちこわすなんてもってのほかだ!」
似たようなことを、
母からも小学校の教師からも言われたことがある(その後、中学でトーマを読んだ)
よくある説教話、としか思ってなかったけど、今の若い人には新鮮なのかな
>>96 すごいというか皮肉というか何というか。
『マージナル』はいろいろと複雑で奥が深くて、
萩尾作品の中では個人的にトップクラス。
冒頭のキラが砂漠をさまようシーン、映画のようで新鮮だった。
萩尾さんが夢で見たという話だが、その夢からあんな作品を創り出してしまうところに感銘を受ける
>>97 今の若い人、じゃなくても1円も稼いでない歳の頃にこの一文に
触れたら感じる事はあるだろう。
自分は小5でトーマを読んだ昔の若い人だが当時このセリフは好きだった。
実際に言われたことがあるかどうか、っていう問題でもないんでは。
ちなみに自分は癇癪起こすとキーッてなってモノに当たる子どもだったので
そのセリフはすごい胸に突き刺さったが、
実際に親や教師に言われたら、かえって逆上してたかもしれんw
100get!
>>95 >ギムナジウムカフェ
脳内だけにとどめておけばいいのにほんとに出店するのか。
>ギムナジウムカフェ
ウェイターが全員ドイツ人少年とかならちょっと行ってみたい。
>>96 そのキラが、不毛の地球(=自分)を蘇らせることのできる唯一の存在、ってのがまた凄い。
メイヤードが報われなくて可哀想っていう感想をよく見るけど、
この時点で彼にはじゅうぶんな救いが用意されていたと思う。
また萩尾さんの長編SFが読みたいなー。描いてくれないかな。
>>99 >実際に親や教師に言われたら、かえって逆上してたかもしれんw
なるほど
しかし、そー言われると親や教師ってのは大変なんだな
はてなのマージナルの解説?の
「萩尾の裏メッセージ」って結構厳しいよね。
自分は読んでてあそこまで感じなかったからちょっとびっくりした。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a1??%bc%a5%b8%a5?%eb%a1%d9
>そして、それを予見した反乱者が「マザ」の暗殺を画策していた。
裏でこの世界を操っている高度な科学技術を持った組織「センター」
が「マージナル」の破滅を推し進めていると気付いたからだ。
これってちょっと違うような希ガス
単純に婆マザあぼーん→新マザ誕生&子供ポンポン出産→子供配給ウマー
を狙ってただけじゃないかと…
センターへの不信感程度ならあるかも知れないけど
メイヤードがマザ更新打ち切りを考えてたことは知らなかったはずだよね。
世界の仕組み自体知らされず騙されてるわけだし。
>>106 > 単純に婆マザあぼーん→新マザ誕生&子供ポンポン出産→子供配給ウマー
> を狙ってただけじゃないかと…
うん、私もそう思ってた。でもなんかこう、「新マザがちゃんと生まれる」って件については
アシジンは単純に前向きに信じてたけど、
グリンジャは「生まれない かも しれない」とは思ってたような気もする。
それがマザの老いとともに世界中にひしひしと押し寄せる「滅びの感覚」に過ぎないのか、
世界を滅ぼすに等しい「マザ殺し」「母殺し」の大罪を犯すために暗殺者として育てられた
グリンジャならではなのか、それはちょっとわからないんだけど。
↑
(後者は、
「それほどの大罪を犯すからには、もう新しいマザは罪深い自分達に恵まれないのではないか」
とグリンジャは考えたんじゃないかってことね)
アシジンでなくそんな彼の方がキラの身体に配偶者として選ばれたってのも皮肉というか奇跡というか…
>>107が変な書き方だったなあ。ちょっと追加訂正させて…
グリンジャの仲間は
> 婆マザあぼーん→新マザ誕生&子供ポンポン出産→子供配給ウマー
を狙ってたと思う。
だけど、グリンジャ自身は新しいマザ誕生と世界再生に、割と懐疑的な描写だった、ような気がする。
>>108それで合ってたとおも。
夢の子供を作り出したアイリーンとポール(だっけ?)が、二人の作った
楽園のドームの中で狂ってしまったのが衝撃的だったな。
既出の話かもしれないけど、ここんとこ銀の三角を読みかえしていて
考えても混乱してしまう一点・・・。
マーリーがラグトーリンを初めて訪ねていった時、ラグトーリンはマーリーのことも
エロキュスのことも「知らなかった」 マーリーと出会った後ラグトーリンは
古代でエロキュスを探しあてこれを現代に転生させた・・・。
しかしエロキュスが存在しなければマーリーはラグトーリンのところに行くことも
なかったわけで、完全に円環状態。頭がぐるぐるする。
この状態でラグトーリンはマーリーがエロキュスを殺さないようにマーリー消去を
もくろむが、それって深刻なパラドックスになるからできないじゃーん。
マーリーがそもそも存在しなければ、ラグトーリンはエロキュスの存在も知り得ない。
ぐるぐる。
それとも、マーリーの居る世界とラグトーリンのいる世界はパラレルワールドで
お隣の世界なのだろうか・・・。
銀の三角はかなり緻密に作られているお話なので、なにか答えがあると思うのですが
・・・賢い人どなたかわかりませんか?
ラグトーリンがシミュレーションゲームをしているようなもんだと思えばおk
複数のルートをプレイした記憶はデータを消してもなくならない
ラグトーリンはデスクトップ上で世界を見てるようなもん。
パソコンが身近でない時代に、人格のバックアップ(銀の三角・A-A')とか、
アンドゥリドゥの繰り返し(酔夢・銀の三角・とか、初期設定以降の蓄積データは
ハードウェアを複製しても反映されない(A-A'・スターレッド)とか、
よく描いたなーと30年近く追い続けてきて改めて思うな…
最後のアイデアは「初期設定以降のデータが実は初期化しても残っていて、
方法さえ正しければ新しいハードに移植できる」(バルバラ)と発展したのも面白い
脳以外のところに何か記憶が残って…ってネタは、マージナルでは子宮だったよね
>>114の2行目
× > (酔夢・銀の三角・とか
○ > (酔夢・銀の三角・バルバラ)とか
>>114 人格(とゆーか記憶・経験)のバックアップ、というアイデア自体は、
80年代にジョン・ヴァーリイというSF作家が発案したのがきっかけだと思われ。
クローン再生というのが、昔考えられていた「コピー人間」ではなく、結局は
時間差で双生児を作るだけ、しかも最初から成体を育成しても「脳」は赤ん坊の
ままでしかない、ということがわかってきて、「じゃあ記憶もコピーとっといて
写せばいい」という発想……になったのは、カセットテープとかPCの記憶媒体
なんかが一般的に使われるようになったため、なんだろうけど、ある種の
「目からウロコ」な発想だったんですな。
一角獣シリーズは、全体に(当時日本でも翻訳が出たばかりで新鮮だった)
ヴァーリイの「八世界シリーズ」の影響が強いっす。クローン+記憶のバックアップ、
遺伝子改造でちょっと異形なヒトを作る、性転換などなど。
そこから一気に「銀の三角」みたいな方向の発想が出てくるあたりは、萩尾さん
らしいところだ、とつくづく思いましたが。
マージナルの、知識や記憶を共有する複数の肉体ってのは「人間以上」の影響かな?
119 :
花と名無しさん:2007/01/13(土) 22:57:09 ID:dY9ahzrx0
ごめんageちゃった…
わたしはキラの兄弟の、赤んぼのまんまの子は009のイワンを連想してしまったw
009も「人間以上」の影響受けてるとよく言われてるね
>>123 『地球(テラ)へ…』、原作読んだ事ないんだけど、
面白そうなのでアニメ観てみようかな^^。
>107-108
>アシジンでなくそんな彼の方がキラの身体に配偶者として選ばれた
それでも最後にキラ(二号のほう)がグリンジャでなくアシジンの頭をさわったところに
何かこう、未来は明るいんだなーという象徴があって好きだな。
126を書いてて思ったんだけど、そういや萩尾の中〜長編漫画は
どれも読後感がいいのが多いね。
きちんと結末があって、さらに結末の先を読者に予感させるというか(ポーはちょっと違うかな?
これほど多種多様なジャンルで、一つ一つの物語が綺麗に完結している事にあらためて驚き。
>>キラ(二号のほう)
本妻に対する「二号さん」のほうで想像してワロてしもた。
あれは本能的に種の強そうなほうを選んだってことなのか。
メイヤードの遺伝子もちっとは影響してるんだろうな。
>>127 マージナルのラストはメイヤードにも救いを感じされると思う。
「ナースタースが突然地球の再生に興味持って云々」ってのは本当に切なかった。
「新しい名前を付けよう」ってのも好きだ。
マージナルもスターレッドもトーマもバルバラも
「人とか世界とかを愛する心で救われる」話だと思った
言葉にすると陳腐だけど、作品読むと全然陳腐でない
>>128 うん、「愛」っていう不確定要素が予想外の結果を生み出すんだよね。
スターレッドの最後の火星人である2世のセイはあれからどうなるんだろう?
ラバーバはジュニア・セイがもう少し大きくなったら地球を離れるとか
ゆうてたね。あの時代には太陽系外にも植民してたんだっけ?
あの宇宙船でどこまで行ったのだろうか・・・。
禁煙セラピーを読んでから
オスカーへの見解が変わった。
オスカーは愚か者の臆病者
オスカーだって大人ぶっててもまだ子供だもの
キラが地球を救うだろうというラストはメイヤードの無意識の望みだよね。
洪水で流されて行くときの「青い海」の幻影は、死にゆくメイヤードのイメージにシンクロしたものかと。
ゴー博士に「私の好きなビデオ」って昔の地球の海の映像見せてたし。
結局病める地球を救ったのは、地球と心中するつもりだったメイヤードだったってのが何とも切なくて後を引くんだなあ。
>>134 メイヤードの最後の言葉を知ったナースタースが
地球の再生計画を支援するって
まるで、幸福な出産のようだな。
>>116 なるほど
面白そうだから読んでみよう
>人格(とゆーか記憶・経験)のバックアップ、というアイデア自体は、
ただ、これはもっと以前からあるアイデアのような気がする
(ヴァーリイがきちんとまとめあげたのかもしれないけれど)
60年代とか70年代とか、具体的に作品を挙げられなくて申し訳ないんだけれど
漫画だったかもしれん……
いずれにしても、萩尾さんの発想や演出、構成力には脱帽
>>128 本妻がグリンジャに拾われてああなったのと同じように、
二号さんはもともと、アシジンに「対応」してたんだと思う。
だから岩屋の近くの氷室で発見されたんでは?
「3人は岩屋でいつまでも幸せに暮らしました」はありえなさそうだし。
そっそーなのかなぁ。
3人暮らしはやっぱムリですか・・・
私は3人くらし説に一票。
グリンジャはちょっと隠居はいったキャラだし、
なんか不思議なバランスとりながら3人でなんとかやってくでしょ。
そのあと別れるにしてもね・・・
一夫一婦だけがある道ではないよ。あんな社会だし。
自分も3人暮らし派だな。
元々男だらけの世界だったし、いきなり一夫一婦になるより自然。
あのエンディングには調和を感じたし。
どっちにしろ若死にするんだよね…と落ち込むようなことを言ってみる
3って特別な数なんでしょうか。
三年目の毬絵とかオスカー父母と校長
3ってよりはこれは女1人に男2人か。
あと銀の三角。
ほかなんかない?
安定した数字であるし
あと最も小さい人間社会は「3人」から始まるし
1対2という構図がしばしば生じるので話にふくらみや厚みを出しやすいんじゃないか
新しい名前をつけようって事でキラとは別人格って
二人ともちゃんと分かっているのがいいと思う。
3人で暮らしてあの子が選んだ方と自然に結ばれそう。
グリンジャとは女子としてアシジンとは少年として付き合うんじゃまいか。>新キラ
すっごく基本的な質問していい?
最終的に地球では女性が赤ちゃんが産めるようになったの?
それともキラの遺伝子を持つ子だけが妊娠可能?
>>149 まだ、あの段階(最終回ラストシーン)では確定してないはず。
グリンジャとアシジンのところに行ったキラは、事前に胎内の卵巣を
片方取り出されてて、これは最後に出てきた双子の黒人医師(生物
学者?)がいろいろ分析して調べてる最中。
もう片方は温存したまま、実際に地球で暮らさせてみてどうなるか、
経過を観察しよう、ってところだと思う。
「地球に溶けた」方のキラが受胎したメカニズムや、決定的な要因とかは
まだはっきりしてなかったんじゃないかと。
グリンジャに対して「あんたに対応する」と言ってたから、なにかしらその
へんを起動させるきっかけはあったんだろうけど…。
新しい名前を付けようのくだり凄く好き。
ただ、最初のキラが自分の名前を覚えてなかったからって
氷室のキラもそうとは限らないんじゃ?と思ったな。
だから新しい名前を付ける前に
「お前の名は」と聞くのがスジだろうとw
名前があるってアーリンが言ってたよね?
そのへんの食い違いは連れ帰って話してる内にわかるかとw
>>151 最初はひとりずつ別々の名前をつけたけど、「みんな同じ」だと気付いてからは
キラとしか呼んでなかったのでは?
安易に「キラが帰ってきた」ってならないところが好きだ。
トーマとエーリクの関係もそんな感じだよな。
似てるから同一視されるけど、エーリクにとっちゃ「誰? それ?」状態。
>>150 dd
とりあえずあの世界では当分は男だけで子どもはよそからもらってくるんだね
マザ制度とかどうなるのかな
図書の家が新しい歴史教育とか始めるのかな
メリーベルとアランの関係は、不老不死な分だけ辛さ倍増だね(´;ω;`)
図書はエドモスとカレンによって立て直され、色々見聞した
エドモスは新しい歴史の本を書くのかなぁと思った。
しかしカレンは最初エドモスのどこがよかったのかなw
>>151 そりゃそれが正論だろーけどw
あのセリフは
「子供を産むためにつくられた夢の子供・キラ」ではなく
ただの人間として生きていくのだ、という意味だしょ
あのエメラダも選んだくらいだから相当いい男なんじゃないかエドモス。
頭良さそうだし。(エメラダに関してはちょっと盲目的になりがちだけど)
エドモスの色子期ってどんなんだろうね?
カレンも将来髭を蓄えた立派なオッサンになるのかなー想像つかないw
よく考えたら美形同士より
マッチョと美形の方がわりと現実的だね
エメラダ…最強ツンデレだよね。ツンだけで終わった…w
もっと現実的なのはマッチョとマッチョ
>>156 カレンってきれーだから、みんなにチヤホヤされて暮らしてたんでしょ。
んで、硬派なエドモスが自分に見向きもしないとこに魅かれちゃったんじゃないかなー。
年齢的にエドモスの方がエメラダより年上だよね?
どういういきさつで図書の人間になったんだろう。
サキ老の色子だったのかな?
>>163 変な日本語になったorz(年齢的と年上)
サキ老も何歳くらいなのか不明だなぁ。
ミカルの父に教えていたのだから
マージナルでは長生きしたんだろうけど。
マージナルで長生きということは、40歳くらいか。
エメラダ、エメラダばっかり言ってるせいか
申し訳ないけどあんまり頭が良さそうに見えないな、エドモス。
好きだけど。
>>166 男女問わず、頭はよくなくても朴訥で誠実で…ってキャラよく描くよね。私も好き。
>>167 名前忘れちゃったけど、ラグトーリンに惚れる彼もそのタイプだよね。
もう髪を見せろとも言わん!って…彼も好き。
マージナルのキャラはアシジンといいミカルといい
ジューシーといいカレンといい
良くも悪くも素直で自分に正直な人が多くて癒される
無知と紙一重の素直さなんだろうけど
>>167-168 ああいう人は現実世界にもいるんだろうかと考えたら
「北の国から」の田中邦衛が思い浮かんでしまった
エメラダが最強かわいそうっつーか、損したキャラだと思う。
……エメラダ、エドモスの色子だったときはすげーはかなげな美人で
確かに「女とも見まごう」って感じだったのに、マザに改造されたら
なんか妙にガタイのいい「厚化粧のオカマ」みたいになっちゃって
たっけなあ。
シロイツキを指に留まらせてにっこり笑った大ゴマとか、特にそんな
感じがした。
私、メッシュは甲斐祥弘+尾崎豊ってイメージで見てたけど違うよね・・
あと、ナディアは足首の太い斉藤由(ry とか・・ ごめ
>>172 男の格好だと「男にしては」女っぽいところが強調されるんだよ
でも、実際女の格好をすると本物の女よりかごついから。
最近トーマを初めて読んだんだけど、オスカーがアンテの気持ちに気づくの遅くない?
もっと鋭いキャラだと思ったんだけど
>>149 遅レスだけど
あのラストは「地球規模での再生」という話だったから
とてつもなく長い期間が必要で、
ナースタースの寿命内程度では結論でない……と自分は思った
ただ人類の多くは地球外に生存しているので、
その支援態勢が続く限りマージナル社会を維持していくことはできそうだけど
>>175 人の周りをうろちょろしてるクソガキにしか見えない段階で
気づける方が特殊なのでは。
エメラダって、
上手く言えないんだけど変に「役割」を生きてる感じがする。
「図書の家の」とか「ハレルヤとしての」とか。
エドモスと喧嘩してるシーンが好きだな。
あれが何も演じてない生のままのエメラダだと思うから。
>>177 感のするどい人ならうろちょろしてるあたりで気付くよー
オスカーは興味のある人に対しては鋭いけど、興味ない人にはまったくない人。
そこまでくると現実世界では「するどい」じゃなくって思い込みが激しいとか、
妄想とか、なんでも自分の都合よく考える人とか言うと思う。
興味のないものについては、目には入っていても見ていない、
無関心というのはそういうことだ。
>>179 エスパーじゃないんだから気づかなくて当たり前。
他人の気持ちなんてそうそう理解できるものじゃない。
しかも関心も無い人間から関心持たれてもウザイだけ。
まーだから、175はオスカーをもっと神経細やかで、回りに気を配るタイプだと
思ってたってことでしょ。でも、オスカーはそうでもなかったと。
アンテまで気を配ってたら身が持たんだろうが。
若い内はオスカーがすっごく大人でいい人に見えるけど、年とると見え方が
違って来るんだよ
オスカーもごく普通の人間だし、別にそれは悪いことじゃない。
でもオスカーがアンテの気持ちに早めに気づく設定にしてたら
アンテのキャラが生きてこない気がする。なかなか伝わらないから
生意気だけどちょっとかわいそうだなって思えるんじゃないかと
私の中ではアンテと、マージナルのカレンがダブる。
あとあとになんだ真面目ないい子なんじゃん、実は、と分かるタイプ。
からかいでキスなんかして不良ぶってたオスカーも
後になって実はユーリ一本だったことがわかるわけで、、。
ピュアな純愛の交錯が見えてきてラストの救いに昇華する、と。
そうそう、オスカーもユーリのことを追うのに必死で
周りが見えてないんだよね。だからアンテが「目に入らない」。
と、アンテも思うことで自分を納得させようとしてたのに、
ポっと出てきたエーリクはするりとオスカーの懐に入れてしまったんで
ガーン!とかなっちゃったんだろうな。
189 :
175:2007/01/21(日) 20:26:14 ID:???O
177からのレスと合わせて何度も読み返してみたら、色々納得。
あと、訪問者も読んでちょっと泣いた。
確かにオスカーだって普通の人間で、まだ15、6?の子供なんだよね。大人ぶってても。
関係ないけど、何度読んでもバッカスとかサイフリートが年下に思えない……。
まあエーリクの場合は、ユーリに直接的にあれこれ絡んできたから、
オスカーとしても特に注目せざるを得ない存在だった、つーのはあるわな。
オスカー好き好きであんなことになってしまったけど
アンテもそんなに悪い子じゃなかったね。
レドヴィみたいのは普段何考えてるかわからないキャラなだけに
真を突いてくるとこにどきっとする。
オスカーもユーリが好きだったけど南米へ行ったグスタフ親父に
重ねて見てる部分もあったろうし、みんながみんな切ない片思いなんだよな。
話ぶったぎるけど、吾妻さんの「逃亡日記」読んでたら、
2006年の手塚治虫文化賞の授賞式の話で、萩尾さんと
話してるシーンがちょっとだけ出てた。
「最近、お酒飲むと記憶なくすんですよー」
「ははは 危ねえな」
「ははは」で済ませていいんかいw
ポーの一族の絵はすごい美少年と美少女と美女だらけで
(美男はいなかったような気もする)
話もおもしろいし、とにかくすごく綺麗な絵なのに、
なんでその数年後には絵が変なんですか?(´・ω・)
残神は、話が面白いから読むのやめられなくて読んだけど絵が…
グレッグに結婚をキャンセルされた時だったかのサンドラが動揺してるコマとか
人体と空間が歪みすぎてません?
時間がたてば、絵柄が変わってしまうのは、どの漫画家さんでもそうだし
しょうがないと思うんですけど、萩尾さんはちょっと変わりすぎじゃないですか?
てか、絵が良かった時期が短過ぎませんか
白い鳥になった少女のあたりはプロとしてどうよな絵で
その翌年にはポーで神な絵で、そのまた5年後は絵が崩れててそのまま20年崩れっぱなし
イグアナの娘の文庫とか、何この歪んだ人体って感じだし
ポーの頃より、エッグスタンドの頃の絵が私的に神。
そのへんはひとそれぞれだろうけど
>(美男はいなかったような気もする)
オズワルドもだめかい?いい男
上手いとか崩れてるとかはわからんからどうでもいいやw
ネットで素人に同意を求めるより、美大生とかに見てもらってくれ
好きな絵はエッグスタンドとか訪問者あたりだな
読めない程ではないけど今の絵は苦手
でもライカは私的最高の萌えキャラ
ライカとマシロのコンビがなんかやらかすシリーズ漫画が読みたい
自分は逆にポーや訪問者の頃の耽美?っぽい感じが駄目。
修飾が多すぎるというか…。
ポーとバルバラの中間、マージナルあたりが一番すきだな。アシジンの髪が神だ。
やっぱ好みでしょう。
トーマ、訪問者、半神、11人いる!の絵柄が好き。
グレンスミスもなかなかいい男だと思うが。
私は、『小鳥の巣』の頃の画が一番好きだ。個人的に。
>>192 ハハハの方が萩尾さん発言?
まさか記憶なくす方か
逃亡日記早く読みたいなー
吾妻ひでおの新刊が出たんだ!>『逃亡日記』
……と思ったら、エッセイなのかー。とりあえず書店で見てみるか
20年以上の絵柄の変化の差を言われてもなぁ
いつ時代の絵をみてもそれぞれ好ましく思うけど、
今誰か別の若い作家がポー時代の繊細な絵で作品描いても、
きっと古いタッチだなぁとか、
古い感じが売りなんだなぁって思ってしまいそう。
描きたい事と絵と時代がエンゲージしてる作家だと思う。
感じ方はひとそれぞれだけど、
そんな酷い変化のしかたはしていない気もけどな。
変化し続けて行くってすごいなーとむしろ感心する。
>>200 ごめん、「記憶なくす」の方が萩尾さん。
もともとそんなにお酒強い人じゃないっぽいしね。
昔、お友達だったかアシさんだったかが、「お酒はわりと
好きらしいんだけど、常時寝不足状態だから、ちょっと
飲んだだけでも前後不覚になってしまう」みたいな話してたのを
思い出した。
>>201 エッセイというよりインタビュー集みたいな感じ。
最初の方にマンガで各種の賞を受けた時のことが数ページ。
お友達の近況なんかもいろいろと……高千穂遥はものすごく痩せて、
新井素子は太ったそうなw
文藝読んだら、恩田陸が萩尾さんと話した内容を少し言ってて、
萩尾さんはまた「吸血鬼モノをもう一度やりたい」って言ってたそうだよ。
・・・って既出だったらスマソ
恩田陸といえば…
SF系雑誌の恩田氏と萩尾さんの対談で、
萩尾さんが「柄亀の最終回を漫画家仲間たちで考えた」とかいうのに笑った。
漫画家にしろ小説家にしろ、
「創作の妨げになる云々」などの理由で
他作家の作品を読まないという人がいるけど、
萩尾さんはいまだにすごい量を読んでるみたいだし、
漫画大好き!って感じが好きだなあ。
>>203 201です。サンキュー! うむ、まあ一応買っておこうかな
>>204 それは楽しみだ。ぜひ描いてほしいなぁ
>>205 BSマンガ夜話に出た時、源博雅(陰陽師)を
「ヒロくん」と呼んでいたのを思い出したw
>>205 いっそ書いて欲しいと一瞬思ってしまったよw
芸風が違い過ぎて別物になりますが。
萩尾さんが何かの対談で送られてくる漫画雑誌は全部読んでるって言ってた。
審査員とかやってるし出版社が勝手に送ってくれるのかな?
そこらへんの事情はよくわからんけど
男性向け萌え漫画とかも読んでるんなら感想聞きたいw
男性向けの百合とかさ
独自のアイディアの泉を持ってるから他作家の作品読んでも創作の妨げに
なるなんことは無いんだろうな。
「失踪日記」「うつうつひでお日記」と買っているが、モー様のネタもあるならこちらも
買いだな。情報ありがとう。
212 :
211:2007/01/23(火) 11:52:50 ID:???O
残神を読んだ時、ふと思った。
かつての”少年愛”がただのエロ本に堕ちてしまっている近年のBLを
読んだ萩尾さんが、「どうだ、出来るものならこれだけ深く、美しく描いてみろ!」
と他のBL作家に見せつけるつもりで、描いた作品なんじゃないかと。
>>213 自分は逆にBLの隆盛を見て、「最近はここまで描いてしまってもいいのか。
それなら私も以前よりもっとエグいものも描いてみよう」と思って描いた
んじゃないかと感じた。
よしながさんとの対談で「トーマの頃は自分も若かったので純愛路線だった」
って言ってたしあながち間違ってないと思う。
残神は萩尾がずっと追求してる親子問題の決着版みたいなもんかと思ってたよ
萩尾(24年組)の同性愛はあくまでテーマを追及するための道具じゃないの?
>「トーマの頃は自分も若かったので純愛路線だった」
って言うなら時代よりも若さが一番の原因では?
70年代に時代が許せば残神を描けたかというとそうじゃないと思うし
そもそもBL自体娯楽ジャンルみたいなものだし
エロに特化してもしょうがないよ
市場が成熟してきたせいかわからないけど、良い作品もあるよ
アンチBLならゲイそのものを正面から捉えている
漫画じゃなきゃ意味ないと思う
(アンチBL自体、はいはいご苦労様って感じだし)
BLはファンタジーだしな。
残神がBLだったら強姦から始まってグレッグとジェルミが恋愛関係になるんだろう。
残神がBLだったら
グレッグがもっと細身のイケメン親父になってるにちがいあるまい。
で、ジェルミはありとあらゆる登場人物(♂)にモテモテになるであろう。
イケメン紳士のグレッグと、若くてカッコいいイアンがジェルミを取り合い
サンドラはそんな親子をほほえましく思い(BLなのでホモに理解ある母親にキャラ変更。死なない)
ああ。
事件が起こらない。
うわーラブコメだ。
>サンドラはそんな親子をほほえましく思い(BLなのでホモに理解ある母親にキャラ変更。死なない)
でも時々 ジェラってオーブンに頭つっこんだりとかね。
そんな中、ナディアの扱いだけは残神と変わらなかったりして…
グレッグとジェルミだけならBLっぽいとは1ミリも思わなかったけど、
イアンとジェルミは普通にBLっぽいと思った
BLだったらナディアもホモに理解のある恋人だな。
幸せになってね、とか言って都合良く退場。
>223
ナディアはイアンに何度も振られる役柄だから
(教会で1回、公園で2回、クリスマスキャンセルで3回、他にあったっけ)
BL設定でも違和感無いねw
ナディアは、最初はジェルミの女神として
聖女みたいな登場の仕方だったのに、実はサンドラ2号だったというw
彼女の扱いの落差が一番びっくりだったかも。
でもイアンが「親父と女性の趣味は似てると言われる」と言ってるから、
萩尾さんは、はじめっから彼女をそうするつもりだったんだろうな…
ジェルミが一目惚れするのにも根拠があるんだよね。
>>226 何度も掘られる に見えた……憑かれてんのかな
ナディアが何度も「やさしくしよう」と思っては、愛されているジェルミを見てブチ切れ、
ひどいことを言ってしまう…というの、初めて読んだ時はムカついたんだけどw
久しぶりに読み直してみると、ナディアとしてはイアンを本当に好きだし、
「ボランティア恋愛」で可哀想がりたいだけだとしても、ジェルミをちゃんと好きなんだよね。
ただ単に ち ょ っ と だけ、相手に理想の王子様の夢を見て、依存してしまうだけの。
ナディアって、サンドラ2号であるだけでなく、グレッグやイアンにも似ている…
まあナディア側に立ってみればかなり悲惨だけどね…
向こうから言い寄られて、付き合って上手くいってると思ったら
約束をスッぽかされるわ、男でしかも義理の弟が本命だとかいわれるわ、
お母ちゃんはヒステリックでお父ちゃんは家族を捨てて妹は超マイペースで
そりゃ厭味の一つも言いたくなるわさ。
ナディア視点だといろんな災難にぶつかりながら成長する
フツーの少女漫画になりそうだ。
両親は別居でそれぞれに浮気してて、
その母親の愛人が堂々と家に出入りしてて、
妹はメルヘンなメンヘラで、その同居人は母親の愛人の元カレで、
自分の彼氏は義弟と寝てて、
その義弟が妹のボーイフレンドでって、
とてもフツーの少女マンガにはならんと思うw
その登場人物の男性全員から(特に理由もなく)求愛&レイープされたら今どきの少女漫画かも。
>>232 いや…見てみたい。
不幸てんこ盛り状態からオーバーアクションの熊男を選び取って
怒りっぽいけどにぎやかな幸福人生を送っていくヒロイン。
熊男は髭を剃ると実はすっごいハンサム、というお約束も盛り込んでみる。
そういえばよしながさんが、萩尾さんとの対談で、
ナディアのパパもゲイ(バイセクシャル)だし云々…と言っていたんですが
そんな描写、もしくはそれを示唆するような描写ってありましたっけ?
しかしそうすると、
>>232で出て来る男性が漏れなくゲイかバイセクシャル
ってことになるのがすごいなw
236 :
花と名無しさん:2007/01/25(木) 08:17:45 ID:tfeHnpT+0
>>235 バイかどうかは知らないけど、
ジェルミに誘われてくらっときてたから、
そういう素質はあったんじゃない?
イアンと初めて会った時の表情とか。
239 :
花と名無しさん:2007/01/25(木) 17:49:21 ID:u4Y07LEa0
ナディアのパパって誰だっけ
ドイツ在住の音楽家じゃなかった?>ナディアパパ
マージョリーの入院でチラッと出てきたはず。
すぐに帰国してしまい、クレアが爆発してたような。
単行本を貸してるので確認できないが、
ジェルミやイアンとは会ってないと思うが……
>>218 なんど読んでも笑える
とくに
>サンドラはそんな親子をほほえましく思い(BLなのでホモに理解ある母親にキャラ変更。死なない)
ここの 死なない が笑える
かなり重要な変更なのにさり気なくw
23: 2006/12/02 18:05:15 FH0eT43+0 [sage]
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、ドイツの学校行ったんです。男子ばっかの学校。
そしたらなんか男子がめちゃくちゃいっぱいでなじめないんです。
で、よく見たらなんかみんなやに下がってて、吹きだしに「フロイライン」、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、フロイライン如きで普段言わないリーベとか言うなよ、ボケが。
フロイラインだよ、フロイライン。
なんかクラスメイトとかもいるし。一クラス37人でフロイラインか。おめでてーな。
よーしパパファンクラブつくっちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、フロイラインやるからその席空けろと。
学校ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
食堂のテーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。色ボケは、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、今度は殺すから、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、脅迫なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、殺すから、だ。
お前は本当に殺人犯したいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、殺したいって言いたいだけちゃうんかと。
旅行通の俺から言わせてもらえば今、学校間での最新流行はやっぱり、
天使の羽根、これだね。
僕の羽片方あげるから。これが通の頼み方。
天使の羽根ってのは天国に近くなる。そん代わり人から遠くなる。これ。
で、それにキスして、でないと言うよ! これ最強。
しかしこれを頼むと次からオスカーにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、1は、鼻水入りスープでも食ってなさいってこった。
わろた。
腹痛ぇw
上手いww
前半は正直微妙だが後半の巻き返しがスゴすw
>>243 > みんなやに下がってて
ここの部分が分からん。
やに下がるって熟語……?
>>249 ゆとり世代ではないけど、初めて知ったよ・・・orz
人生日々勉強ですな
>>243 >で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、今度は殺すから、とか言ってるんです。
>そこでまたぶち切れですよ。
ここが特におかしかったなぁwww
全体的にエーリクの鼻っ柱の強さとマッチしてるよね。
フロル編も作れそうだ。
既出かな?
「僕は妹に恋をする」っていう漫画の実写映画が最近公開されたけど、
公式サイトの著名人からのコメントで、モデルの杏ちゃんが(渡辺謙の娘?)
“「トーマの心臓」のような雰囲気だった”って言っちゃってるよ。
映画は観てないけど、公式サイトで流れる曲がとても綺麗で、
あれトーマ実写のメインテーマで良いと思った。
かなりレスの主旨ズレるんだけど、
>モデルの杏ちゃんが(渡辺謙の娘?)
>“「トーマの心臓」のような雰囲気だった”って言っちゃってる
なんだろねー、それまで全く知らない人だったのに
自分が好きなものを知っていて(たぶん)好きだというだけで
好感度がアップするから不思議なもんだ。
801板って、時々ヒットあるよねw
優秀なAA職人もいるし。
ちょwww うま過ぎ
>>243 トーマス・マンの「トニオ・クレーゲル」を読んだ人いる?
なんだか昔の萩尾さんが彷彿としてくるモチーフが多いよ。
ギムナジウム、美少年、没落、同級生への思慕…
くらいは当時のドイツ少年が主人公なら当たり前なのかもだけど
他にも南国出身な親ゆずりの黒髪少年(トーマ)
主人公が憧れる奔放な金髪美少女、
彼を慕う大人しく優しい少女には振り向かない(ゴールデンライラック)
主人公の生家は一家の没落後は図書館に(ポー)とか。
筋はこんなです。かなり詳細なんで直に読んでみたい人はネタバレ注意。
ttp://www.tufs.ac.jp/ts/personal/yamaguci/seminars/2003/referate/ueno.html 興味があればwikiのトーマス・マンなども参照してたも。
あと、未読だが同作者の「ヴェニスに死す」もまた別の方向から萩尾世界っぽさげ。
モデルの杏ちゃんは好きなんだけど
僕芋とトーマ並べられるのは正直かんべん
禁断の恋は全部トーマか風木なんか?ああん?
上手くいかないなー
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、宇宙大学の入学試験受けたんですよ。宇宙大学。
そしたらなんか人が一人多くて11人いるんです。
で、なんかアナウンスが流れて、君達10人はこの船で53日間過ごしてもらう、とか言ってるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、一人多い位で53日間も過ごさなきゃいけない船で疑心暗鬼になってんじゃねーよ、ボケが。
53日間だよ、53日間。
なんか入学する気もない王様とかもいるし。腕試しか。おめでてーな。
スープにフォークがはいってるぞ 私の胃にあなをあける気か!とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、俺の分のスープやるから落ち着けと。
入学試験ってのはな、もっと冷静になるべきなんだよ。
温度が上昇し続ける船内でいつ・デル赤ハン病に感染してもおかしくない、
回避策を考える、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。石や爬虫類は、すっこんでろ。
で、やっと帰れるかと思ったら、隣の奴が、僕と結婚しなよ、とか言ってるんです。
そこでまた赤面ですよ。
あのな、プロポーズなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、そんな領主ふっちまいなよ、だ。
お前は本当にオレが変化して女になるのを待ってくれるのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
美人になるかどうかわからないけどいいのかと。
入学試験通の俺から言わせてもらえば今、入学試験通の間での最新流行はやっぱり、
封じられた記憶、これだね。
いたんだよ この船に。これが通のカミングアウト。
デル赤ハン病ってのは感染率が高め。そん代わりワクチンが少なめ。これ。
で、それを思い出し深刻な危険に気付く。これ最強。
しかしこれを公表すると他の受験生に11人目としてマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、1は、男の子の方のチョコレートでも食ってなさいってこった。
最後の一行ワロタよw
>>260 私は
>>251を書いたヤシだけど、
ワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww dです!!
>石や爬虫類は、すっこんでろ。
ワロス
264 :
253:2007/01/28(日) 21:12:23 ID:???0
スターレッド読んだ時思ったんだが、ヨダカに彼女いたとしたら
気の毒だな。いないからあっさり女性化したんだろうけど。
ヨダカ性格いいから、ひそかに彼に想いを寄せていた女の子とかいたのかも。
それでもクリュセを取り戻さない限り子供は持てない。
つらい恋だね。
子供がすべてではないだろうけど…
種の存続に関わる大問題だしね。
>>260 過去スレの名作を貼っとく。
このあいだ、トメイ行ったんです。トメイ。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、エロキュス、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、エロキュス如きで普段来てないトメイに来てんじゃねーよ、ボケが。
エロキュスだよ、エロキュス。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人でトメイか。おめでてーな。
よーしパパケスキーモ叫んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、チケット代やるからその席空けろと。
トメイってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
王宮前広場の向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、カデル・マー!とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、カデル・マーなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、カデル・マーだ。
お前は本当にクーデターを起こしたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、カデル・マー!って言いたいだけちゃうんかと。
トメイ通の俺から言わせてもらえば今、トメイ通の間での最新流行はやっぱり、
小船で川下り、これだね。
エロキュス誘拐して川下り。これが通の楽しみ方。
川下りってのは小船で川を下ること。宙港とは逆方向。これ。
で、それにエロキュス誘拐。これ最強。
しかしこれをやると次からラグトーリンにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前ら素人は、海賊版カセットでも聞いてなさいってこった。
270 :
269:2007/01/29(月) 18:46:43 ID:???0
で、それに刺激されて漏れが作ったのがこれw
昨日、近所の宇宙大学行ったんです。宇宙大学。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、バセスカ引き渡し、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、バセスカ引き渡しき如きで普段来てない宇宙大学に来てんじゃねーよ、ボケが。
バセスカ引き渡しだよ、バセスカ。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で宇宙大学か。おめでてーな。
よーしパパ、バリヤーはっちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、バセスカ引き渡すからその席空けろと。
宇宙大学ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
最終テストに白号に乗り合わせた奴といつ脊髄液の奪い合いが始まってもおかしくない、
合格か不合格か、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。両性体は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、国へ帰る、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、国へ帰るなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、国へ帰る、だ。
お前は本当に国へ帰りたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、国へ帰るって言いたいだけちゃうんかと。
宇宙大学通の俺から言わせてもらえば今、宇宙大学の間での最新流行はやっぱり、
半ダースのボート、これだね。
バセスカのボートが半ダース。これが通の見送り方。
半ダースのボートってのはハリボテが五機入ってる。そん代わり本物は一機だけ。これ。
で、それに「グッドラック」。これ最強。
しかしこれをやると帰ったら全員一週間のバツ当番という危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、フロルの置いた巨大モモでも食ってなさいってこった。
『東の地平 西の永遠』編だね。(・∀・)
スペース・ストリートも入ってるw
>>266 仮に彼女がいたとしても、あの場面でヨダカは女性の体に変えたと思う
「セイ」という存在を存続させるかどうか、というった重要な決断だからね
ヨダカたちだって当然恋愛くらいしていただろうけど、
そのへんの関係を作品内で描写しちゃうと
話の軸がブレるので作者は敢えて設定する必要がなかったと思う
ヨダカって凄いよね
男性じゃ身体ひとつに精神ふたり分はNGだからって女性化を即決。
初めて読んだとき
その柔軟な発想と決断力、適応能力に惚れたよ。
ところで今月のフラワヅ、また妖怪人間出たね。おなごなら誰でもいいって感じがする。
このおっさん。
>柔軟な発想と決断力、適応能力
男性には珍しいタイプだよなー
友人にトーマ、訪問者、11月の〜、イグアナ、ポー、A-A'、半神をしばらく貸すから
少しのつもりで読んでたらいつの間にかこんな時間に……
>>274 >男性じゃ身体ひとつに精神ふたり分はNGだからって女性化を即決。
それは大いなる誤解でしょう。
単純に、男には出産能力がないから女性に変化した、というだけの話でしょう。
セイの体はもうなかったわけだから。
精神だけ持って帰るなら、男性のママでも可能だったわけで(あとでヨダカは困ったろうけどw)。
もちろん、ヨダカの包容力というか、豊かでフレキシブルな考え方には感服いたします。
同じことじゃね?
ようするに男性にしろ女性にしろ「体ひとつ」には「心ひとつ」で定員オーバーなわけで、
どうしようかってなった時に「そうだ、女になって妊娠すれば体はふたつ、ウマー」
>>278 274と同じことを言ってると思うけどなあ。
自分の身体にセイの精神を、とかじゃなく
自分もセイも両方助けるってのがヨダカのすばらしいところだね。
ところで、やっぱりあれは単性生殖になるのかな、聖母マリアみたいに。
ヨダカと黒羽の役回りが逆になってもよかったんだよね。
受胎能力が無いために戦士になった女が新しい命、
最後の火星人を産み出すというのも有りだったかも。
それにしてもヨダカに彼女がいたら
彼氏が女性化、出産、ひげ男の嫁に…なんて
二度と立ち直れないシチュになるんだな。
黒羽好きだー
酔っ払って勝手にテレポートしちゃうとこも好きだ
死んだのは惜しかった
ちょっとアマゾンに似てるね。ミロンやアメリカン・パイの彼の系列
いいねえ黒羽。
スターレッドの登場人物はどれも個性的で好きなんだが、
唯一印象が薄いのが、あれだ、角を隠してた不死の男。
>285
なにげに納得wゴルゴ13とかに比べると。。。
ちがうちがう、ほらあいつだよ、アデラド・リーの褐色のポニー
つザルツブルグ音楽祭2005年製作の歌劇「刻印された人々」の衣装が萩尾先生的デザインだったことについて。
初期の短編がすき
少女の前に現れてせっかくの縁談をご破算にする空気読めないユニコーン
角はアディが分担してます
>>290 どれもすごく(・∀・)イイ!!ね。
私は特に、『11月のギムナジウム』と『ビアンカ』が好きだ。
295 :
花と名無しさん:2007/02/03(土) 13:59:38 ID:zAGGWRYA0
ポーの一族面白かったけどラストが・・・・
>>290 私は笛を井戸に落としちゃった少年の話と、お母さんが死んじゃった浴衣の
話、それから作家の実の父親に会いに行く少年の話。(ごめんよ、タイトル忘れた)
涙なしには読めn
>>296 『白き森 白き少年の笛』と『小夜の縫うゆかた』と『秋の旅』ですな。
『秋の旅』と『六月の声』が好きです。
萩野先生はバレエなさるのですか?
誰だよw
萩野って誰だよw
荻尾
萩野
荻野
男を誘い込みネコたちの餌にする地獄少女
305 :
花と名無しさん:2007/02/05(月) 07:53:15 ID:a8LAxIRV0
阿修羅王って女だったんだね
「百億の〜」の文庫本読んだんだけど
オパーイついていること気がついた
実は最初、阿修羅は少年だと思っていた。
横向いた時に胸の膨らみに気付いて読み返した。
「少年のように見える」で誤解したようだ。
パンを踏んでツバメになっちゃった少女の話なかったっけ?
>>307 『白い鳥になった少女』。原作はアンデルセンの『海つばめ』。
>>305-306 光瀬龍の原作も「阿修羅は少女」という設定で、
萩尾さんは特にそこが気に入った……とかいうエピソードをどっかで読んだ気がする
記憶違いかなー
知ってる人いたら媒体とか教えてください
>>308 原作があったのか!今度さがしてみよう。
>>310 てか、はっきり原作 光瀬龍 ってあるじゃん・・・
>>312 アンカーちゃんと見れ。
アンカーずれてるならログの再取得しる。
>>304 「プシキャット プシキャット」だっけ。
>>309 光瀬龍「百億の昼と千億の夜」は早川SF文庫から大昔から出てますよ。
原作も阿修羅は少女。
たしか萩尾さんの阿修羅のイラストが表紙を飾った時期もあったような。
これは記憶違いかも。
>>307の漫画にも
きちんとアンデルセン童話よりとか明記してあるがね。
かなり前、NHK教育テレビの子供向け人形劇番組で
やってたな「パンを踏んだ娘」
♪パンを 踏んだ むすめ〜
パンを 踏んだ むすめ〜
つーコーラスがものすごく暗かったっけ
私は影絵みたいなやつ
NHKでみたよ。
インゲー インゲー
ホント暗かった。
当時インゲって変な名前だと思ってたが
インゲボルグとかそういう名前なんだろうな。
ドイツ語圏だと「インゲボルグ」、英語圏だと「イングリッド」系列の
愛称なんだろうね。
インゲって漢字で書くと陰毛?
アフォか
324 :
304:2007/02/07(水) 15:50:34 ID:???O
>>315 おお、わかってくれる人がいたか!w
>>317 原作のクレジットがない時もあったよ。昔の文庫版とか。
>>324 作品の最後のページに作者自身が書いていた気がする<白い鳥になった少女
>>324 を! ほんとだ気がつかなかった!
>>325 オリジナル版はそうなんだけど、昔の文庫版『11月のギムナジウム』には
そのスペースに、「1971年10月 『白い鳥になった少女』」って入ってるんだよ。
>>326 自分が持ってたのそれだ〜>昔の文庫版
最終ページにそんなの書いてあったの気づかなかった…と
不安になってた。ありがとう
ポースレより転載
783:愛蔵版名無しさんsage2007/02/09(金) 10:26:56 ID:???
1999年の夏休み、4月に舞台化だってさ
むしろ「トーマの心臓」ではなく「1999年の夏休み」をアニメ化してほしい。
トーマの心臓をドイツで女性監督に撮ってほしい
アグニシュカ・ホランドあたりで
なんか「飛ぶ教室」を思い出しちった。
>>318>>319 どっかの板の「トラウマになったなんとか」スレで
沢山挙がってたw
パンを〜踏んだ娘〜パンを〜踏んだ娘〜
パンを〜踏んだ罪で〜地獄に〜落ーちーたー♪
生活全般板で見たよ
なんかその歌すごそうw
でもまあ
食べ物を踏むってのは普通はまずできんことだからな
そんことする娘が無惨に捨てられないってのは
すごい話でもあり
救いでもある
和物でも、新美南吉の民話アレンジ話だったかな、
托鉢でおわん一杯分もらったお米を粗末にした坊さんと
農民が報いを受ける、みたいな話があったっけなー。
西洋のパンはキリストの体の代替物だし、日本のお米には
一粒に八十八柱の仏様が入ってるっていうしな。
アニエスカ・ホランドは萩尾ぽいよね。
最新作は?だったが…
でもメッシュやエッグ・スタンドのほうが似合いそうだ。
ていうかズバリ残神で。
「タマゴを産めー!」を映像化…?ガクブル
残神はむりでしょ……
バルバラの「皆一緒で皆幸せ」の元ネタというか元祖はなんだろう
海外小説かな?
因果地平の彼方へ皆一緒に飛ばされて、皆幸せになる。
>>339 萩尾さんも好きといったエヴァンゲリオンより前からその手の小説は多かったよね
(というよりエヴァがヲタ受け孫引き作品だった)
ぱっと思いつくのはコードウェイナー・スミス「人類保管計画」
グレッグ・ベア「ブラッド・ミュージック」
個人的にはブラッド〜の方が萩尾さん好みじゃないかと思う。ちょっとさびしい終わり方で。
アシモフにもあるよね。十月の少女たちでアシモフの名前を知った私としては、
アシモフ影響説をとりたい。(妄想)
343 :
花と名無しさん:2007/02/12(月) 21:33:14 ID:hkS1GJn10
ちょっと「百億の昼と千億の夜」のゼンゼン・シティを思い出します。
ドクン、ドクン、共生・・・! というのが非常に怖かった。
同じ光瀬さん原作の「アンドロメダ・ストーリーズ」にも、
「皆で幸せ」というの出てくるね。こちらは皆でひとつになるのではなく、
夢の世界に行っちゃったということのようだけども。
344 :
339:2007/02/12(月) 23:04:24 ID:???0
ありがとう
萩尾さん含む色々なSF漫画読んでやっぱ元ネタがわかってた方が
読んでて楽しいんだろうなーと思って質問しました
これを機にSFというジャンルに挑戦してみたい
ちゃんと理解できるか自信ないけど読んでみるね
「みんな一緒で幸せ」ってのは
昔々の共産主義や社会主義ブームの影響もあったかもね
社会生物学とか流行ったこともあったし
私は佐藤史生を思い出した
私は諸星大二郎の『生物都市』。
>>343 マトリックス見て、ゼン・ゼンシティ思い出したのは私だけではないよね?
「ポーの一族」の文庫版て愛蔵版と掲載順が違うけれど
どうしてそうなってるのかわかる人いる?
ページ数とか?
愛蔵版のポー3巻にある「月蝕」が
まだ読めてなくて気になる
生物都市やマトリックス、ゼンゼンシティあたりは
元ネタというかインスパイアされたのは思想はユングじゃないかい?
>>350 それ知らない
どんな話なんですか?
ごめん
350さんは読めてないから内容を知らないんですよね
失礼しました
知ってる方いたらヨロ。。。ってネタバレで嫌われるかな
曖昧に適当にヨロシクです
たしかそのオオカミってきんもー☆だったよな
「月蝕」は確か掲載誌が左綴じの雑誌だったせいで、
単行本収録のとき左右反転にされてなかったっけ?
効果音の文字がひっくり返ってたような記憶が・・・
反転させてもデッサンが狂わないのには驚いたよ。
確か「月蝕」て掲載誌が左綴じだったせいで
単行本収録のとき画像の左右を反転して印刷してなかったけ?
擬音文字の左右がひっくり返ってたような記憶が…
反転してもデッサンが狂わないのにあは驚いたヨ
失敗しました、スレ汚しすみません
左綴じの雑誌…「リリカ」だろうか。
ポーシリーズ連載当時、別コミには「1ページ劇場」という月変わりの
漫画家が自由に書けるエッセイのページがあった。
連載の途中で、そこにポーにまつわるキーワードを使い、いくつかの詩のような
文章が発表されている(手元にないのでうろ覚えだが、幸福なレディや
炎の中で少年が消失とかあった気がする)
エディスまで終わった段階で、その文章がすべてポーのエピを表していたことが
判明し、ファンが驚愕した。
その中でひとつ、オオカミにまつわる文章だけが作品が未発表だったのだが、
「月蝕」がそれに当たるのではないかと言われている。
>>360 これだね。↓
*************************************
1ページ劇場
−−ポーの伝説によせてーー
−−昔むかし オオカミの出る山中に 金毛の兄弟が住んでいました
−−明るい五月に少女は 青い目の少年にプロポーズしました
−−シャーロック・ホームズふうの 帽子をかぶった紳士は
バスのなかで彼にほほえむ少年を 見ました
−−戦争のすこしまえ ロンドンで殺人事件が起こりましたが
死体が見つかりませんでした
−−オズワルド・エヴァンスは きみょうな遺言を残しました
−−アランは エドガーが出かけたので 雨の日の一週間
ひとりで留守番をしなければ なりませんでした
−−古城の城主は 川を流されてきた少年の死体が
生きかえるのを見ました
−−幸福な婦人は バラの庭で 恋人の帰りを待っていました
−−炎のなかで ひとりの少年が 燃えて消滅しました
萩尾望都
わーありがとうありがとう保存した
−−明るい五月に少女は 青い目の少年にプロポーズしました
↑がいまいちわからない 銀の薔薇?
それにしてもアランあぼん前の「一週間」も想定内だったとは
あーでもマイナー雑誌の対談インタで萩尾さん、アランは実は消滅してないとも
言ってたから、続編を描く機会がもし!あるならアランもよろしくって言うと
そうですねって言ってくれたよ。
まああれで完結とするならアランどころかバンパネラ皆存在が曖昧なとこが
儚さが際立って醍醐味なんだけど。
某スレよりコピペ。目からウロコ
変奏曲は、話は増山さんで、竹宮さんは実質絵のみらしいが、
ボブ、ウォルフ、エドナンには、
増山自身、萩尾、竹宮がそれぞれ投影されているという話を聞いたとき、
ああ、それでウォルフなのか!と皿が割れるほど膝を叩いた記憶。
(望都=モーツァルト=ヴォルフガング)
キャラはもう、そのまますぎて納得するしかないw
ちなみにモーツァルトに因んで望都とつけたのは、お父様らしい。
>ちなみにモーツァルトに因んで望都とつけたのは、お父様らしい
あーあのビートルズ嫌いの…
ええーーっ!望都はモーツアルトだったのか!!
なんか御兄弟も全部音楽関係の名前なんだよね?
小夜(セレナーデ)とか和歌子とか弦一郎とか。
>>364 おお、なんかわかるなー。大泉サロンって、本当に少女マンガのトキワ荘だったんだね。
>>370 そうなんだろうね。つーか、両親(特に父親)への愛憎がなければ私たちは萩尾作品を
楽しむことができなかったと思う。それだけ親子の問題は彼女にとって大きなテーマだったはず。
ファンにとっては、萩尾望都本体と作品の原動力となる親との確執を
生み出した萩尾父は偉大だということになるね。
ご本人もその皮肉さには早い時期に気づいていただろうから、胸中複雑なんだろうな。
1日遅くなりましたが、オスカー、誕生日おめでと〜。
憧れのお兄さんだったオスカーも、すっかり息子の年になっちゃったよ(笑)。
>>354 遅レスでスマソが……
ワラタよwwwww
「オスカー・ライザー」って格好いい名前だな、と思うけど、
ご両親はグスタフ・ライザーとヘラ・ライザーなのかな。
……後者何か凄いな。
「ヘラ」は愛称で、「ヘレネー」が正式名称じゃ
なかったっけ。
>339
思いっきり遅レススマソだけど、
萩尾さんも好きなP・K・ディックのアンドロイドは電気羊〜にも
人々が共感ボックスを通じて「マーサー」になるマーサー教ってのが出てくる。
実際には意識や感情を架空の聖職者に融合するだけで身体は一つにはならないけど。
有名作だし面白いからお勧めするよ。
ヘレネーつうと
山岸さんの黒のヘレネーを思い出す。
サンドラみたいな女だった…
と書いてて気づいたんだが
サンドラってもしかしてカサンドラから来てるのか?
何を言っても信じてもらえない女。
不吉と破局の代名詞。
(実際はアレクサンドラあたりの省略なんだろうけど)
384 :
376:2007/02/16(金) 10:50:10 ID:???O
オスカーとトックリが同じ誕生日だったとは!
共に親の愛に恵まれてないんだよな。
ヲタアニメだと思ってスルーしてた「涼宮ハルヒの憂鬱」が海外ヲタにも評判なので
今更見てみたんだが、別の世界が育っていって、いつかそっちの世界とこっちの世界が
入れ替わる可能性が、という設定がバルバラっぽいなと思った。
>>387 そんな話なんだ。
あの文体(アニメだと全編に入っている男のナレーション)
がどうにも駄目で、見続けられないんだよね。
設定や話は面白そうだよね。
389 :
美奈子:2007/02/17(土) 15:17:54 ID:???0
ハルヒは見たことないが、そーゆー話なのか
まあパラレルや異次元、夢なんかによる異世界ってのは、
昔からSFではよくあるジャンルだもんね
現在のアニメやゲームにも採用されることもあるだろう
>>364 キャベツ畑や精霊狩りとずいぶんイメージが違うな。
しまった
>あの文体(アニメだと全編に入っている男のナレーション)
うんうん
あれがなければそれなりに見れそうなのに
わたしゃあの絵で入れませんでしたよ。>ハルヒ
>>379 遅レスですがP.K.ディックの電気羊は名作ですね。
アンドロイドと人間がどちらがどちらか分からなくなるところは
望都さんの短編にもあったイメージだ。自転車にのって過去に行くやつ。
(ごめんタイトルわからn)
「湖畔にて 」を「訪問者」と間違えていた……。
湖畔って文庫で手に入る形になってないのかな。
読みたいよ……。
「湖畔にて」は「ストロベリーフィールズ」(絶版)でしか読めません。
残念ながら作者の復刊の意思がないそうです。
よかったもってて(´ω`)
>>395 『ストロベリーフィールズ』、ヤフオクでよく出てるよ。
「湖畔にて」の文章の一部は、「リフレイン」の歌詞にも使われているんだよね。
“夏が終わると星がたくさん流れ落ちる夜がある”
400ゲット!
>>355 亀だけど、ほんとだ!
「キーッ」とか「バサバサ」とかいう擬音文字の左右がひっくり返ってるよ。
『バンピレラ』をググって『月蝕』が載ってるページを見つけたら、
確かにオリジナルの画は左右反対になってた。
>>399 リフレイン、懐かしいなー
アルバムタイトルは「エトランゼ」だっけ
萩尾さんの漫画をここ3,4年に知って、たくさん読んだんですけど
読めて、すっごく良かったです!
漫画が面白いし話も面白いし、でも、一番良かったことは、
今まで、他に好きな漫画家さん達に対して「絵が劣化したあー」と
思ってたことが、ぜんっぜん劣化してない!
20年以上も高い質保ってる漫画家さんばっかりじゃん!
萩尾の劣化に比べたら全然マシ!
ってか、マシどころじゃない!
と、考え方を変えることが出来たことです!
本当にありがとう!萩尾さん!
褒めてるのかけなしてるのか・・・
前の方でオスカーの誕生日の話が出てるけど、
他のキャラの誕生日とかも明らかになってるの?
>>404 工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工
褒めてるように読めますか?
国語から勉強しなおしてみてはいかがですかー?
ちょっと前のほうでインゲの話してる人らも凄い
よくまああんな絵でプロだと言えるなと
ある意味感心しちゃうw
クマー
ケナされてもまったくピンと来ないな。こんな煽りは初めてだw
>>409 おなじく
「隠してた後ろめたいこと」を言い当てられないと逆上ってできない
と書いてグレッグを思い出してしまうワタシ
>>405 エーリク 19××年1月1日生まれ
ユーリ 19××年12月6日生まれ
トーマ 19××年4月27日生まれ
でも確かに萩尾テンテーの絵はちょっと変化しすぎだと思う・・・
トーマから訪問者を描くまで数年しかたってないのに
オスカーが(´;ω;`)
(´;ω;`)人(´・ω・`)人(´Д`)
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・
・
・
なんかここっておばちゃんばっかりなの?(´・ω・)
絵に描いたようなおすすめ厨
自分は訪問者の絵も好きだけど……
>>411 トンクス。
訪問者はリアルめのタッチだよね。
自分はあのへんの絵が一番好き
>>419 ナカーマ
絵とは全然関係ないけど
萩尾漫画に出てくる象徴的な少女キャラが(・∀・)イイ!
ビアンカ、メリーベル、イザベル(花と光の中)、茶菜、タリー(みずうみ)などなど
少女キャラと言うか作者の少女観の一種かな?
花と光の中やみずうみは作中の男に女としてちょっとムカついたりもするけどw
今の絵が一番好きなワタシは変わってるのかしら・・・。
あの「不思議」さは凄いと思う。
読んでて酔ってきて気持ちいい。
ゴールデンライラックのヴィーが好き
少女らしいエゴのかたまりなんだけど、だがそこがいい
>>422 私は恐るべき子供たちあたり(79年)あたりの絵は怖くてちょっと・・・だったけど
メリーベルと銀のバラ(73年)〜あたりの絵と
A−A’(81年)以降の絵は好きだなあ。
というかA−A’とかX+Yあたり以降あんまし絵が変わってない気するんだけどな?
もちろんバルバラの絵も好きです。
マージナルより後の絵柄が苦手。
というか何故か笑いのツボにはまってしまうので真剣に読めない。
残神の特にグレッグが来るらしく、
虐待のシーンとか回想とか本来ならゾーッとしなきゃいけない場面で大爆笑。
さすがに困る …そんな人、ほかにいないよね…
恐怖と笑いは紙一重だから、そう不思議でもないかもよ
滑稽な人物だからねー
ジェルミにとっては恐怖だけど
その辺かな?
>>427 いるよ!
私もだよ!!
回想でグレッグが出て来てイアンに話しかけるところなんか
いけないと思うから余計にお腹が苦しいよ……。
サイフリートも結構笑える。
ストーリーは真面目に噛み締めてるつもりなんだが……。
確かに変遷しているけど、どの時代の絵でも
“萩尾望都”の絵としてのベースは同じだと思うけどなぁ。
絵が崩れているわけではないから、劣化とは言えないのでは?
その時に書いているストーリーと合った絵柄な気がする。
骨太な絵に変わったからこそ、活きた話もあると思うので。
せめて訪問者は、絵が変わる前に描いてほしかった
他はいい
>>385 トックリって誰?
読んでない作品がまだまだあるんだけど、
登場人物ですか?
>>432 オスカーファンはそういう気持ちなのか。
訪問者は訪問者でいいと思うけどなぁ。オスカーではあっても小さい頃の話だし。
「海のアリア」と「あぶない丘の家」は年代近いのに絵の感じが全然違うよね。
「あぶない丘の家」と「バルバラ」って絵が近いような感じする。
訪問者好きだよ。
「トーマ」のオスカーだと思うと感動もひとしおなのはわかるけど、
「あの」オスカーでなくても全然かまわない(手塚治虫のスターシステムみたいに)。
あの話はあれだけで哀しくて美しい。絵も、タッチが変わったけど変だとは思わない。
このスレで定期的に下手だ嫌いだと言われててそのたびに首傾げてたけど、
訪問者・恐るべき子供たち・ゴールデンライラックあたりのオイルパステルみたいな
ざくざくしたペンタッチ・丸っこいキャラは「それまでとは違う」からあんなに毛嫌いする人がいるのかな?
あの絵は全然下手じゃないよ…しかも話に合ってる。
書いてて言いたくなった。
ヴィクトーリア大好き!汚れることをいとわず本当に大事なものに正直な、エモーショナルな美女最高。
>>434 オスカーファンで、最初は慣れなかったけど
読んでいくうちに好きになったよ。
トーマはトーマの絵柄、訪問者は訪問者の絵柄で
それぞれ話に合ってていいと思う。
>>436の言うように。
絵柄どうこうよりも印象が変わってしまうキャラが気になる。
白い鳥のようなヘラ(「トーマの心臓」)…
「訪問者」ではたくましすぎて別人のような感じ。
ジェルミのお母さんのような感じだったら違和感なかったかもしれないけど。
「エヴァンズの遺書」のメリーベルも
しょっちゅうぶったおれてた「ポーの一族」のメリーベルとは同じキャラとは
思えなかった。
>>433 385じゃないけど、とっくり=ハケンの品格(テレビドラマ)の主人公。
ちょうど先週の放送で、2月14日が誕生日とやっていました。
時事ネタですね。
>>438 でも作品によってキャラの印象ガラリと変わるのって、他の作家でもあるよねw
古い話だけど森脇真末味の緑茶夢シリーズの八角君とか
名香智子のシャルトル関連キャラとか
違う性格付けで描いてみたくなったり、長い期間のシリーズ中で変わっちゃったり
とかって、ありがちなんだろかw
エヴァンズはエドガーが保護してるメリーベルって実はこんな子で
普段かよわくて不死なのに何も知らない無垢なそぶりは
全部エドガーと生きていくためという話かと…
山岸涼子の漫画で母親に「ぜんそくが起きたらどうしよう」と言われると
実際に息苦しくなる子供の話があるけど、メリーベルの普段の不調もあんな感じで
ヘラは確かに白い鳥ではないね…生活に疲れちゃってたのかねヘラ…
校長の印象は、十数年前の、しかも主観的なものだしなあ。
>白い鳥のようなヘラ
「子供が欲しいのに」と二番目に好きな男の前で泣き崩れてる、
弱々しい姿ばかりが記憶にあれば、やっぱりいろいろと美化して
しまってるんじゃないだろうか、と擁護してみる。
……けど、まあ実際には「トーマ」と「訪問者」の描かれた年代に
ギャップがあるせいだろうとは思うけどね(萩尾さん自身の構想とか、
女性の社会的な位置付けとかいろいろ)。
視点が変われば人物の印象なんて変わるってことを知らんのか。
萩尾の描いてるのは一貫してそういう話だと思うが。
視点の違いを踏まえたうえで、一貫してると思う人とそうでない人がいるだけ
私はメリーベルやヘラには違和感ないけど
アズ兄ちゃんは結構都合いいキャラだなーと思ったよ
コメディ風味だからあんま追求する気持ちもないけど
>>431 私も「劣化してる」と思った事は一度もない。
「どんどん変化してる」と思った事はある。
>>445 それはコメディだからこその違和感では?>アズにいちゃん
コメディにおける登場人物はフラットキャラクターなのが作劇の基本だから。
しかしアズにいちゃんて、そんなにコロコロ印象が変わってたかな…?
おとぼけブラコンキャラ→時々酷薄なキャラ って設定なだけでは?<アズ兄ちゃん
あと、主人公視点によってキャラの印象は変わるよ。
いい例が残神のリリア
グレッグの言う娼婦リリア・ナターシャの言う善良で奥手なリリア・
ジェルミが想像(幻視?)した妖精のようなリリア・
たぶん恋人だったあのロシア人から見た、陽気でセクシーなリリア・
イアンの知っている…マットが「誰かから」聞かされている…
イアンが掘り返しちゃった幼時記憶とナターシャの告白とすり合わせると
陽気でセクシーな、だけど「幸せになるために」グレッグと結婚して壊れた、弱い女性
って感じが真のリリアに近いと思う
サンドラと同じタイプに見えるガクブル
見る側の立場によって、善悪が変化するというのは誰にもあることだろうけど、
対する相手がこと男性だとコロコロ変わるキャラを使い分ける女性は怖い、
そういう話でもあったのかもと
>>448を読んでガクブルしてしまった。
以前は絵の変化を嘆く人がいてもこんな流れになるスレじゃなかったのに
なんか盲目儲ばかりになって悲しい(´・ω・`)
気持ち悪い、下手になった、そう思わない人は盲目信者だ、じゃなく
普通に冷静に語ればよいではないか
>>450 しかし私は絵が変化したなと思いつつ嘆く気にはならないので賛同しないが
今の絵でポーや11人を描かれたらたまらんと思うが、ネタ以外でそう言う事をする作者じゃないしね。
釣り?
絵の変化を嘆く、って、
例えば、メリーベルと銀のばらと訪問者やマージナルをくらべて
どっちが好きか否か、ならともかく
後者を劣化と判断できるセンスのほうを単純に疑う。
昔の絵マンセーのほうが盲目信者臭いです。
私は今の絵がベストではないけど、
一番人気っぽいポーの頃の絵は耽美すぎて駄目だな。線が多すぎる。
丁度入り交じった感じのマージナルくらいが一番好きだ。
今の絵が笑っちゃうって人は
美形キャラがビックリした時の顔や
グレッグ、バルバラの明美さんやおばちゃんキャラでよく見る
「四白眼の寄り目顔」が駄目なんじゃない?
怒りや驚愕を大袈裟に、というかコミカルに描くようになったのかな〜と思う。
11人いるならアリかもしらんが、ポーだけは今の絵では描けんな。キッパリ。
ポーの最初期の絵でもちょっとなんか違う。メリーベルと銀のばらの頃の
あのふわふわ〜とした絵が一番ポーらしい。
あの絵柄はあの絵柄ではかなく美しかったが、逆にあの絵のまま変わらなかったら、
現代では下手に見えてしまう・・・かも? 後のSF作品群とか残神も描けなさそう。
デビューの頃からふんわりしたタッチをになって、
かっちりした線になるまで随分絵柄は変化してるね。
でも現在に至るまで絵が劣化したと思ったことは一度もない。
大御所のまんが家さん、若い頃に比べて絵からエネルギーが
なくなったような印象の人って結構いるけど、
萩尾さんの絵にはいつも念というかエネルギーがこもってる。
個人的には「銀の三角」の絵が好きだ。
でも線は硬化(老化?)してきてるよね、確実に。
しょうがない、加齢には勝てない。
でも理想とするクオリティを落とさずにがんばってるほう。
いっそ山岸さんのようにストーリーとデッサン勝負、
ぱっとみための描線にこだわらないのも立派ではあるが。
高野文子のように作品ごとに絵が違う作家もいるし。
私もグレッグに笑えるし、ジェルミは美少年に見えないんだけど
その書き手と受け手の落差がなんか楽しい。
粗い、クセがある、地味、同人くさい、やたら変化する、といった
その違和感がむしろおもしろい(萩尾だけじゃなくて漫画全体でね)。
これは明らかに少数派だろうけど、こんな奴も少なからずいるってことで。
すいません、ずっと気になってたことがあって質問したいんですが、
「小鳥の巣」で、『バンパネラの血が潜在的な因子としてキリアンの子孫に云々……』とあって、
最後のコマに書かれている少女がその子孫?ていうラスト、
その先の話はあるんでしょうか?
ポーの一族は文庫版しか読んだことがないので、
未収録なのかそれとも訪問者みたいに単独で出ているのか知りたいんです。
ないです。
でもお話上の因子は、潜在してうけつがれ、
バルバラにちょっと露頭してるかなと。
露顕
いや露頭でしょ
露顕は悪い事が発覚した場合に使う
露鵬
>>462=464
恥ずかしながら「露頭する」なんてはじめて聞いたよ。
朝っぱらから辞書調べちったw
で、あまり使い方として適切とも思えないんだが
特定の作家か評論家がこういう言い回しをするの?
467 :
466:2007/02/23(金) 06:37:28 ID:???0
送っちゃった。つづき。
「顕現」あたりのニュアンスで使いたいのかな?
というのはなんとなく察せられたが。
>>466 実際どういう風に使われているのか知らないくせに
よく批判できるね
露頭(ろとう)とは、野外において地層・岩石が露出している場所。
海岸の崖、河床など自然な場所の他、林道などの切り割り、
工事現場など人工的に露出している場所も含む。
鉱山では、鉱物が露出している面を指すこともある。
ウィキだとこんな感じ
実際どういう風に使われてるかは私も知らないからよくわからない
この説明読んで納得した人は露頭と表現すればいいんじゃない
>>469 wikiは誰でも編集できるから内容が正しいとは限らないってことは知ってるよね?
広辞苑引いてみ。他の意味も出てくるから。
権限はまたニュアンスが違うしね
変換ミスった…
>>453 「雪の子」や「ビアンカ」あたりからポーのラストくらいまでの絵がいちばん好きだけど、
それ以降の絵が劣化してるとは思わないな。初期の絵が好きだという理由で儲扱いもなあ。
>>473 「初期の絵が好きな人」を無差別に叩いてるわけじゃなくて
「初期の絵が是、今の絵は非」と言ってる人を煙たがってる
ってことじゃないの?
おお何かすまんでした「露頭」。
うけつがれた流れ=鉱脈のようなものの頭が少しでているよ、
というようなちょっと比喩はいった意味で使いました。
直接受け継がれているわけではないし、
こんな感じが自分的にはしっくりしたんで。
初期がいい
描かれた時代は大きいよな。
ポーの終了前後が少女漫画全体の絵が大きく変わった時代だから。
名香智子も「目が細いキャラを描くと悪役と言われるから、
主役は大きな目でしかかけなかった」と言ってた。
初期の絵は好きだし、妥協の産物だとは思わないけど、
時代につれて、少女漫画の絵の許容範囲が大きくなったから
思うように絵柄を変えられるようになったのはあると思う。
自分はポーの頃の絵が好き
479 :
426:2007/02/23(金) 19:00:51 ID:???0
結局、最初に読み始めた頃の絵が一番なじみ深く愛しいっちゅことでは?
私はリアルタイムで読み始めたのがA−A’の頃だから、あの頃の絵がなじみ深いw
でも初期から読んでた人達は初期の絵が好きなんでしょうね。
え〜っと、絵もストーリーも、メッシュが一番好きだ。
ポーは、笑うミカエルとパタリロから触発されて読んだw
初期の話は絵も話も素敵ですね・・・。
最後の方の、つじつまあわせというか、後日談っぽいのはいまいちかなあ。
あ、残神からはリアルで連載読んでいたんだけど、正直あそこまで連載が続くと思わなかったから、
途中つらいものがあったな〜。
その点、バルバラの長さはちょうど良くて安心しました〜。
そんな皆さん、痛スレで笑われたからって頑張らなくても
この娘売ります!の絵柄とノリが好きだなあ
残酷な神〜は、ブコフでちらっと見たけど・・
大人買いで一気読みしないとストレス溜まりそう
というわけで、まだ読んでないんだけど
カタルシスがあるのだろうか・・
私は最初に読んだのが感謝知らずの男だけど、一番好きな絵は
エッグスタンドかな
…まあそんなに大きくは違わないけど
はじめて読んだのは「ポー」だけど
一番好きな絵は「訪問者」とか「銀の三角」とかあのへん。
「ポーのあたりの絵が人気あるみたいだけど私は苦手」
「ポーは耽美すぎて嫌い」
「私って少数派?」
等々が最近はやりです
質問です。
トーマの心臓の作中でオスカーが歌っていた曲
(彼女はオレにキスした〜というやつ)って、
実在するんですか?それとも萩尾さんの創作
ですか?
ファーストインパクトは百億の昼と千億の夜だった。
次はたぶん11人いる!かな。
でも一番絵がきれいだと思う時期は銀の三角。
一番「絵が」好きなのは…そうだな一角獣シリーズのへんかなあ…
雪の子とか六月の声とか精霊狩りから、美少年ものの草分けのギムナジウムやトーマを経て
今に至るまで少年より少女、男より女の方が「絵が」好き。特に美人と描かれてなくても美少女に見えるw
更年期障害と中二病の合併症みたいな人達が集うスレです( ^ω^)
リアルグレッグがいらっさる
>>481 ??どっかにそんなスレがあるんですか?
興味アル・・。探したけどよく分からないです・・。
教えてくださいませ。
かまって欲しくて 必 死 だなw
>>498 自分も歌だと思ってた。
が、えらい歌詞だよなあ……。
オスカーが歌うならそれでもいいんだろーけど。
すさんだ歌詞も上手に口ずさんでくれそうだから。
>>500 マザーグースとかだと結構残酷な詞が多いから
そういうのかと思ってた。
>>499 おお〜〜ありがとうございます。
少女漫画板は見て回ったことなかった(好きな作家3人だけ)ので、
早速読んでみます〜
絵のことでいうなら、ゴールデンライラック前後の増量(当社比)は、なんだったんだかと思う。
増量ってなんだ? 書き込みとか線の太さとかか?
>当社比
ナゼかおかしい、笑っちゃったよ
でも分かるような気がするね
ヴィーは首が太いと言われてたなあ
ちょっと小太りに見えるよねw
藍川さとるの絵も一時期増量してて本人もぼやいてた
増量期とか顔が伸びる期とか漫画家によって色々あっておもしろいw
ああ、増量ってそういう意味か。w
「ゴールデンライラック」みたいな作風だと、むしろリアリティがあっていいかな
ファンタジーやSFとはまた別な感じで
萩尾って構成が下手じゃない?
すっごい読みにくい
>>509 そういう人は青年誌の漫画を読むといいよ。とても読みやすい構成になってる。
突然歌いだすミュージカルが好きなので、
最近歌いださないのが物足りない〜
なんというかまってちゃんぶり
>511は間違いなくアホっ子アラン
アランかわいいよアラン
アンテでもいいな
トーマで「白羽の矢」とか「アルコホル」とか覚えたな。
スター・レッドで
ラテン語の1〜6の数字を覚えた。
モノ・ジ・トリ・シクロ・ペンタ・ヘクサ。
>>513 アンテは最初むかつくと思ってたけど、
今では好きなキャラww
「テルレスの青春」で金に汚い男子生徒がそれをダシに同級生達に
徹底的にいじめ抜かれるのを観て、閉鎖的な寮ってコワーと震えた
それの逆がトーマやアンテのアイドル状態で、とことん崇拝して
惚れた腫れたキャッキャやることでストレス発散してんのかな
「トーマの心臓」が映像化されたらテーマ曲はAmazing Grace がいいと、思います。
透明感があっていいね。
amazing graceは賛美歌じゃなかったっけ。
カトリックの司祭になるユーリにそれはまずいんではw
まあバッハのようにプロテスタントなのにミサ曲作ってる奴もおるが。
カトリック教会で普通に賛美歌歌うよ
amazing graceも。
プロテスタントでもミサでミサ曲流すし。
ごめん 今Amazing Graceをちょうつべで聞きながら、このスレ見てたら
上のほうのユーリ達のAAが流れていって、すっげ〜〜〜鳥肌キターってなっただけです。
しかも、やっぱ神の愛をさとるところでユーリに真の救いがもたらされるから
単純に合ってる!って思っただけです。
× ちょうつべ
○ ようつべ
>>525 そういうのしょっちゅうする
この曲ってまんま○○?!とか想像(妄想)がつっぱしってしまう
ミサ曲は18世紀当時で既に
コンサート音楽としての一種のジャンルだったからなあ。
てかプロテスタントで「ミサ」はないだろ。釣り?
>>528 カトリックほど儀式っぽいかんじじゃないけど、
いちおうミサしてるところあるよ
プロテスタントといっても宗派は山ほどあるんだし、
カトリックに近いプロテスタントもあるよ
ああそういう意味ね。そりゃ失礼。
amazing graceは名曲だけど
白い巨搭のイメージが強すぎて…
嫌なお医者!
母様に色目つかって・・・・・
もともとは黒人霊歌なんだけどね。
日本では色々と日本独自のイメージが育ってしまった感じだよね。
ドイツ語バージョンとかあるんだろうか。。。
>>515 >>521 「火星人には名前以上に大切なことなのに」ってね
黒羽は怒るかもしれない
「オレはテトラだ!」とかw
>>515シクロワロス 環式?
スターレッド読んでないけどヘクサに吹いた。屁くさに脳内変換されて。
「スター…」の中ではヘクサ表記なの?ヘキサじゃなくて
確かヘクサだったはず
つかこれギリシャ語だよね、ラテン数字だったら6はモットヤバス。
>>563 >ラテン数字だったら6はモットヤバス。
ラテン数字は知らないけど、だいたい想像がつくw
↑あひゃ! 未来レスしてしまいますた。
538は
>>536宛てね。
突っ込みどころがちゃうでしょw
シクロじゃなくてテトラだ
と黒羽やラーダが主張しているわけで
こんにちは、はじめまして
この掲示板がきっかけで萩尾先生の「ウは宇宙船のウ」(文庫版、以下宇宙船と略)を購入いたしました。
一箇所わからないところがあったので質問させてください。
宇宙船の14ページでクリストファが「ヨーロッパ回り・・・仕事でも」
の台詞の後のレイフの表情とその次のコマの宇宙の風景は何を表現しているのでしょうか
原作を読め!とお叱りを受けそうですが、どうか教えてください。
>>541 自分も原作は未読なのでマンガからの印象ですが
まさにヨーロッパ廻りの貨物船の仕事をしてる風景を
一瞬想像したんじゃないのかな。
クリスと一緒の宇宙ではなく自分のみが貨物船の仕事に従事してる姿を。
>自分のみが貨物船の仕事に従事してる姿を
この場合、前頁でクリスが「もしそんなことがおこったら― ぼくらは―レイフ」と
呼びかけているだけに、たいへん辛い想像だな。自分もほとんど同意見。
544 :
541:2007/02/28(水) 21:09:54 ID:???0
>>542-543 眼から鱗が落ちました。(自分の鈍感さに呆
そんなレイフのことを想うと、とても−とても胸が苦しくなりました。
そしてこの作品を今まで以上に好きになりました。
ご意見ありがとう御座います。
ウは宇宙船の中で、宇宙飛行士の父親が太陽に飲まれて帰ってこなかった
話が昔大好きだったんだけど、、、
よく考えてみればあの母子ってサンドラとジェルミになんか似てる。
最新作のポエム付イラスト読んだけど
なんだかリアルタイプ中学生とポエムが目茶苦茶ミスマッチだったんだけど
なんだかなーーーーーーーーー
非常に無理やり感がぬぐえませんでした。
リアルタイプて現代中学生てこと?
21世紀と70年代の融合を試みたんだろうか
萩尾さんの作風でそれは難しいかもな…
ここではないシリーズ、早くコミクスにならないかな
>>545 サンドラ・ジェルミタイプ?の親子は萩尾さんの作品に
ちょいちょい出てくるよね。
「トーマの心臓」のエーリク・マリエ親子が原型なのかな。
ピクニックに行ってるみたいな絵でそっくりなのがあるよね。
>>549のスレ、面白そうだと思って見てみたんだが
台詞だけ並べても会話になりづらいような…
名セリフそのままで会話しようとするより
「萩尾望都の名台詞を改変して会話するスレ」とかにしたら
もうちょっと盛り上がるんじゃまいか
いっそのこと萩尾キャラなりきりスレがいいんじゃまいか。
トーマ限定の週とか11人!の週とか、ポーの週があると楽しい。
トーマのテーマ曲、フォーレのピェ・イェズス なんか良くない?
ポーはイギリスの民謡とかがいいな。
>>546 でもおかっぱの女の子は普通に可愛いなーと思った。
このところ絵が荒れ気味だったから(腱鞘炎の影響?)、ちょっと安心。
小学館文庫版でスター・レッド、ゴールデンライラック、
ウは宇宙船のウ、恐るべき子どもたち、マージナルの
どれかを買おうと思い、迷っているのですがオススメは
ありますか?
ちなみに好きな作品は訪問者、11人いる!、小鳥の巣、
半神などです。
>>555 SFもいけるクチでしたら「マージナル」をぜひ。
>>555 「ウは宇宙船のウ」もいいですよ
ブラッドベリ原作の短編集だけど見事に萩尾作品に昇華されています
「マージナル」かな?
好きな作品を参考にすると「ゴールデンライラック」とか
でも
ちょっと毛色の違う「恐るべき〜」以外は、
555はどれも気に入るんじゃないかな、という気がする
560 :
555:2007/03/07(水) 22:41:29 ID:???O
>>556-559 ありがとうございます。
スター・レッド、ウは宇宙船のウは友人が持っていることが
わかったので、一度借りて読んで気に入ったら購入しようと
思います。
なのでマージナルとゴールデンライラックでもう少し考えて
みます。
今回は恐るべき子どもたちは見送ります。
>>555 ヒリヒリするような少年少女の世界が好きなら
恐るべき〜も行けそうな気がする。
小鳥の巣が大丈夫だからオッケーでしょう。
ていうか、11月のギムナジウムはもう読んだ?
マージナルオケなら
A−A’
海のアリア
メッシュ
あたりも合いそうと思う。
自分も萩尾ファンだから、
たくさん作品を紹介したくなる気持ちもわからんでもないが、
あんまり並べ立てても555が困るだろ
ただでさえ迷ってるのにw
恐るべき、はマイベストですよ。。。萩尾文学漫画の傑作!
マイセカンドがマージナル。萩尾作品でも完成度の高い秀逸SF.
555はこの二つは外すべきじゃないと思う。
ご近所なら今すぐにでもお貸しできるのに!!
初期から『ポー』までの絵を特に愛する俺だが、『恐るべき〜』と『ウは〜』別腹。
特に前者はコクトーの魂が乗り憑ったような迫力。
555さんへ。
ゴールデンライラック、好きです。
言葉を知らなくて申し訳ないのですが、古き良きスケールのでかい
アメリカ映画みたいな雰囲気です。格調高いです。
舞台はヨーロッパなのですが。
映画化して欲しいなあ。
>ちなみに好きな作品は訪問者、11人いる!、小鳥の巣、
>半神などです。
このラインナップからいけば、まずは
「恐るべき」と「マージナル」をすすめるかな。
絵柄へのこだわりはなさそうだし。
もちろんいずれはどれも読んで欲しいけども。
>>561 トーマや11月はさすがに読了してんじゃまいか?
567 :
555:2007/03/08(木) 18:11:58 ID:???O
>>561 今まで挙げたもの以外で読んだのは、
小学館文庫
11月のギムナジウム、ポーの一族、A−A′、
イグアナの娘、トーマの心臓
白泉社文庫
この娘うります!
小学館の萩尾望都作品集
百億の昼と千億の夜、銀の三角、半神
です。
海のアリア、メッシュはまだ読んでいません。
>>562 迷ってマージナルとゴールデンライラックの両方を
買ってきてしまいましたw
>>563,564,566
恐るべき子どもたちも友人が持ってるようなので
借りてみます。
>>565 ゴールデンライラックこれから読みます。
長くなってしまいすみません。
皆さんありがとうございました。
銀の三角とゴールデンライラックはいつか読もうと思いながらも
読まずに来た。
余韻のあるラストが好きなんだけど、この二つはどうなんだろう。
粗筋を聞いただけじゃわからないんだよね。
銀の三角は余韻ある終わり方だよ。
というか、全体に反響しまくり(音が)な感じかも・・・
その反響は不規則にうゎんうゎんとなってるんじゃなくて、
緻密な計算から成り立っていて美しい、のかも知れない。
(全部を理解できていると自信を持って言えない。)
話のキモになってるのが、「あるひとつの音」だしね>銀の三角
作中に頻出する竪琴みたいな楽器とか、タンバリンみたいな楽器の
響きが聴こえてきそうな話だった。
マージナル読み終わりました。
ネズはオカマキャラなんでしょうか。
>>571 気弱でナヨっちいけど普通に男で普通にヘテロセクシャルだと思うよ
女に使われてオドオドゼエゼエしてそうな
573 :
571:2007/03/09(金) 23:46:32 ID:???O
>>572 ありがとう。
ホモとかヘテロとかバイとかまでは考えてなかったけど、
なんだか仕草とかがなよなよしてるからオカマというか
おねえ系キャラなのかと。
ネズにはジャガー横田みたいな女が合うと思う。
>>568 なぜ読まない?w
もう一度、初読の感動を味わえるなんてウラヤマシイ
個人的には、どっちも余韻ある作品だと思う
ただ友人の中には『ゴールデンライラック』のヴィーに共感できない、
という女性が何人かいた
(自分はヴィーが非常に気に入っていたし、面倒なので反論しなかったが)
>>571 ただの気弱な人だと思ってた
>>570 > 話のキモになってるのが、「あるひとつの音」だしね>銀の三角
「あるひとつの音」→、モザイク・ラセンかと一瞬思った。
あの話も不思議な感じで好き。
終わり方の余韻は、銀の三角のほうが大きいと思うけど。
>>568です。
銀の三角は、じっくり読み込まないと理解出来ないと聞いていたので
時間のある時に読もうと思っている内に時が経ち、
ゴールデンライラックは表紙の少女を見て躊躇している内に
(個人的にレッド星みたいなヒロインが好みなので)
ズルズルと読まないままになっていました。
>>575 私も、どちらかというとヴィーに共感できなかったかも。
嫌いではないし、あのさばさばした嫌味のない性格は好き。
でもあの結婚したオジサンのほうを「一番」と言っときながら、
そのあとビリーに「一番愛してるわ」と言ってるのが、
「おいおい夫が死んだらまた変わるのか? それとも最初からビリーだったけど
その時の気分であのオジサン(ハーバートだっけ)の方に
傾いてたのか?」
とかいろいろ思った。
やっぱり一途と言うか、この人!っていうヒロインの方がわかりやすくて受け入れられやすいんじゃないかな。
他作品で言えば「花より男子」の牧野つくしみたいに、誰かを好きになる過程が
(最初類って男の子から、横暴な主人公に変わる)
描かれていれば普通に抵抗無く読めるけど、
「ゴールデン」はビリーが語り手だったので、ヴィーの心理があまり描かれてない為
「結局どっちだったんだ?」と思ってしまう。
>>578 私は、ベルばらの「これもまた愛だったのだと、マリー・アントワネットは牢獄の中で思い返していた」
ってくだりを思い出してた。彼女が本当に愛していたのはフェルゼンで、ルイ16世とは
愛のない政略結婚だったけど、それでも長年夫婦として過ごし、子供も産まれ、
積み上げてきた大切な思い出がある。
ヴィクトーリアは、ハーバートにそういう感情を抱いてたんジャマイカ。
ヴィー好きだな。共感できる。
どんなに酷い相手でも一途に愛してるわ、ってのより
読んでて気持ちよい。
>578 でもあの結婚したオジサンのほうを「一番」と言っときながら、
そのあとビリーに「一番愛してるわ」と言ってるのが、
岡野玲子さんの「ファンシィダンス」思い出した。
お母さんが兄弟二人に「一番美味しそうなリンゴをむいてあげるわ」の話。
弟に一番美味しそうなリンゴをむいてわたし、全部食べ終わったのを
見届けてから、兄にも残った中で一番美味しそうなリンゴをむいて
「二人ともよかったわね。一番美味しいリンゴが食べられて」
残った中で一番だったんだよ ビリー
ゴールデンライラック昔はなんかアメリカ映画の焼き直しなような印象で
それほど好きではなかったんだけどトシとって読み返すとしみじみいいよ。
生活苦やいろんな原因でほんとに望んだ人生を選択できないけど
戦争とか娘の病気とか乗り越えて自分の人生を受け入れてるあたり泣けてくる。
金持ちの夫も相手に嫉妬せずビーを譲るとか言ってるし、
こんなに都合いい話はないんだろうけど、キャラが逆境乗り越えて丸くなるあたり。
これ描いたとき萩尾さんは30位だろうけど、背伸びしてるけどさらっと描いてて良い。
しかしビリーは印象が薄い。
575です
みなさんの『ゴールデンライラック』の感想、およびヴィー観が読めてうれしいです
ヴィーが嫌いと言った友人たちも主に恋愛観の面でそう感じたようで、
自分は「どんな逆境でも前向きに生きる女性」として気に入っていたので、
当時は語り合うのが非常に面倒でした
あんまり性差というのは主張したくないのですが、
男性と女性の読者の感想の違いかな、と思ったりも
>>582 確かに地味だけどw
ヒーローばかりの少年漫画に飽きていた自分にはビリーは非常に新鮮で
また魅力的でもあった
ヴィーのグチャグチャな感情は良いか悪いかは別にして共感したし
とことん生きてやる!という強さはかっこいいと思ったな
自分のエゴを認めた上で自分を肯定して生きる強さみたいな
ごく最近、萩尾漫画を読みはじめてちょっと気になってたんだけど・・・
はじめに超有名作の11人を読んでハマって、そのあと小学館文庫で
1巻完結のA-A'、スター・レッド、トーマを買って
人間ドラマでもSFがらみがいいなと思ったんで
やっぱり超有名作な半神を短編集と知らずに読んだら
ラインナップの素晴らしさ(特に前半)に相当感激してたんだけど
「真夏の夜の惑星」だけ絵柄が違いすぎないか?
違う人の漫画が紛れ込んだのかと思った。
よーく見ると顔パーツのバランスはザ・萩尾なんだけど。
この作品以降はこの絵柄で行ってるんだろうか。
上の方のレスに「絵柄のこだわり」ていうのがあったんで
つい流れを切るような真似をしてしまった。すまん。
関係ないが自分的には、偽王、半神、ラーギニーの順に絵が好み。
>>577 銀の三角は何回読んでも飽きないし、新たな発見があっていいよ。
でもいい作品だから、初読をさらっと流しちゃったらもったいないし、
(つっても、流して読もうと思っても読み出したらきっと力入っちゃうと思うけど)
落ち着いて時間のあるときに読むといいね。
>>585 >偽王、半神、ラーギニーの順に絵が好み
分かる。
でも真夏の夜の惑星もすごく好きかも。。
なんか葉が閉じるシーン、忘れられない。
>>585 偽王と半神が同じ年の作品('84)
ラーギニー('80)と同じ年に描かれたSFが「銀の三角」
真夏~は、'91。バレエもの描いてた頃。
絵の話は荒れるので避けようと思いつつ、
'84-'85年頃の短編を続けさまに描いてた時期の絵が
私も個人的ベストフェイバリットだよ。作品としてのベストはポーだけど。
あ、SF+人間ドラマで、あの当時の絵がお好きなら
「マージナル」読むといいよ。衣装や風俗も「偽王」に近いし。
そういえばバレエものを書いてから演劇ものっぽい空間を書くようになったよね。
人物が斜めに立ってたり。ジョジョじゃないけど。
そういう感じが独特で、すごく好きだ。
ジョジョワロタw
>>591 ワラタ!wwwww
メリーベル「えっ?」www
>岡野玲子さんの「ファンシィダンス」思い出した。
お母さんが兄弟二人に「一番美味しそうなリンゴをむいてあげるわ」の話。
弟に一番美味しそうなリンゴをむいてわたし、全部食べ終わったのを
見届けてから、兄にも残った中で一番美味しそうなリンゴをむいて
「二人ともよかったわね。一番美味しいリンゴが食べられて」
残った中で一番だったんだよ ビリー
かあちゃんひどくね? それなら最高のりんごを半分に割ってやればよかったんじゃ
そして母は、兄弟にりんごを与える前に最高のりんごを食べていたのだった・・・
「真夏の夜の惑星」って読んだことない……気がする(忘れてるだけかな?)
調べたら文庫版『半神』に収録されてるんですね
「真夏の〜」以外は別の単行本で持ってるから買いたくないなぁ
他にどっかに収録されてませんか?
>>597 小学館叢書(愛蔵版)の『A−A’』に収録されてるらしいが、
この本自体が品切れか絶版状態だった希ガス。
ついでに600ゲト!
文庫は、既存の短編に未収録の話をいくつか足して出してるのが
多いからなあ……
真夏の夜の惑星は真夏の夜の夢のSFパロディみたいな話だった気がする
>>585 ついでにイグアナの娘の小学館文庫でも買って読んでみるといい
1991〜1994年頃に描かれた作品が多いから585にはたぶん絵がかなり合わない
残神もたぶん合わない
いや、たぶんですよ
そんできっと訪問者とかアメリカン・パイとかは合いそうな気がする
パーマかけた松本潤クンがジェルミに見えて仕方がない
眉毛はつながりそうではないけど
>>603 ほうほう、なるほど。
んじゃ、エルゼリの遠い恋の記憶はいつまでも色あせなかったんだろうね。
>>604 花男3話か4話目あたりの、なんのシーンだか忘れたけど
たぶん結納に向かう時だったかも。ちゃんとした服を着ようとしてるシーンで
松潤が白いシャツに黒いズボンをはいて立ってるのが
ちょっと離れ気味に撮られてる所で
「ジェルミがいる!」
と一人で興奮しましたw
自分がジェルミだ!と興奮したのはそのシーンの時だけで
他は、ドラマはドラマで楽しんで見てるし松潤もタイプではないけど
やっぱドラマが面白いからかF4は全員かっこよく見えます
そういえば昔、イグアナの娘の実写でやってたよね
なんか萩尾ファンにも評判が良かったとか聞いたことがあるけど
自分みなかったしその頃萩尾さんとか知らなかった(´・ω・`)
イグアナはレンタルで見た
菅野美穂だっけ?
見てたけどまだ小学生だったからよく覚えてないや。
チラ裏は5行まででよろしく
>>607 『イグアナの娘』、私はドラマを観てから原作読んだんで、
「原作は短編だったんだ」とビクーリした。
ドラマはいろいろ肉付けして長くしてたけど、見応えあって面白かったよ。
ただ、母親役は違う女優の方が良かったんジャマイカと思った。
イグアナはマンガでしか読んでないけど
これ読んだとき、萩尾さんもオブラートに包まず
ダイレクトに語るようになったんだなあと思った。
半分現代だしダイレクトに突き刺さる部分てあるよね
萩尾漫画ママを実生活で実践するとこんな感じかあ
ああ自分もやってしまうかも…みたいな怖さがある
ドラマはしり上がりにじわじわ評判が高くなっていったと記憶している。
私は逆に川島なお美が意外に好演だと思った。オチは本当にママがイグアナ
だったような気がする。
イグアナは収録されているほかの短編も現代日本が舞台だよね。
あの一冊はテーマや漫画的演出(心理状態がそのままキャラの外見)が
山岸さんや大島さんの短編を連想させる。
川島なお美は予想外(失礼)に好演していたと思うわ。
イグアナ収録なら『午後の日射し』が良かった。
夫婦って一番近い他人、ていうラストには温もりを感じたなあ。
ところで残神9巻(ちょうど手塚賞とった頃)から単行本で読み続けてきたんだけど
10巻あたりで急に登場人物増えるよね。そこから11巻で急展開するけど
ジェルミを次に支配するの誰だろう?て思った。結論最終的にはサンドラなんだろうけど
マージョリー周辺のいかつい男に牧師の息子、それからイアンがジェルミを救済するのかと
思っていたらイアンが支配して救済もするって役回り、ちょっと意外だった。
さすがにリンドンは安牌と思っていたけど。パンジーの存在は忘れてた。
雑誌でリアルタイムで読んでた人はどう先読みしてたのかなあ?
>>615 ジェルミの救済者は、バレンタインだと思ってた。
ジェルミはバレンタインとくっつく(つっても精神的に)のが一番いいと今でも思ってる。
バレンタイン透明感があってすごく好きだったけど、マージョリーも好きだったなあ。
マージョリーのあの裏のない明るさも、救済者の役割を担えそうな気がするけど、
私にとっては、なんでイアン?と不思議。
イアンも救済者が必要だったからでは?
それがジェルミ
ジェルミは基本的に誰にもグレッグや事故のことを明かさないんだから
詳細を知らない誰かがジェルミを愛して救うって構図はちょっと無理があると思う
ジェルミの救済だけが残神のテーマじゃないんだし
ジェルミは罰して欲しいんじゃなかったっけ?
許せるのもイアンとサンドラ(故人だけど出てきたから)だけだと思う。
ジェルミは完全に救済されたわけじゃないよね。
イアンの存在は大きかったけど、決定打はやはり墓場での
サンドラとの邂逅だろうと。
支配されながらも愛されている、その実感を得ることで
今後の人生を生きていくことができたんじゃないかと。
決して忘れる事はできないけれど思い出さないようにはできるようになった。
そこまでの道のりを描いた作品だったんではないかと。
残神の女性キャラではビビが1番好みだったんだが…
見事に中盤以降消滅ヒロインになってしまった
>決して忘れる事はできないけれど思い出さないようにはできるようになった。
ジェルミの気分としては逆だと思う。
消して忘れることのできない(忘れてはいけない)心境から
普段は忘れてて時々思い出す(忘れてても許される)心境にまで
来たという感じ。
イアン言うところの「一年に一度の祭典」というのも、
そのこと自体を年中儀礼のように思えるようになったってことだし。
ジェルミの場合は、グレッグとサンドラがセットになってるから、
母殺しの罪を意識することは、
虐待の悪夢を呼び覚ますことにもなってしまうんだけど、
思い出してそれで一時的に悪化しても
ちゃんと戻ってこれることを学んでいるので、
忘れることや思い出すことに罪悪感や恐怖を感じなくなった、
というのが大きいと思う。
イアンとの関係も、それはきっと、ジェルミがああな限りは続くのだろうけど、
いずれはそれさえもが形骸化していくんだろう、
最終的には、普通に逢って思い出を語り合うだけみたいになるんだろう、
それがいつになるのかは全然見えてないし、
あるいはそんな日は一生来ないのかもしれないけど、
でもそういう曖昧なものでいいんだな、と思わせてくれるラストでした。
イアンとジェルミの関係、自分としてはあの後日談的なラストに、いい加減な突き放され方をされたようで納得いってなかったんだけど(メッシュのような突き放され方はすごく良かったが)、
<<622さんのような感じ方に、うん、何か現実味があるし、こういう暖かさが萩尾世界の救いなのかもな、って思えるようになったよ。dです。
たとえて言えば冬の日の日溜まり。決して春って訳じゃないし、つかの間の幻のようなものかもしれない幸せの時間。エドガーとアランの過ごした時間みたいな。
残神の最初のほうで、ジェルミがグレッグと二人きりのドライブに誘われたときに
「すみません、僕ちょっと手が離せない用事があるんで」
って断れてたら!
とか、たまに無駄な空想をします
いや、最初から狙う気ぽかったからドライブをスルー出来ても
今後2人きりになったチャンスに幾らでも襲ってくるだろう
あジェルミがあれほど母弱点でなければ
「失せろオッサン」で全て終了していたと思うが…
サンドラがマリエみたいな性格だったらあんな悲劇は起きなかったろうね。
どっちも子供っぽい性格だけどマリエは我慢なんかしないし自分が主導権を取れない相手はポイしそう。
>>621 ビビのまっすぐな明るさはホっとするねー
おかまシスターズの明るさにも同じく
きっかけアイテムの桜のツバが無かったら
ジェルミは数年後ビビと結婚でもしてノーマルな人生おくってそうだな。
まあ息子ベタベタなサンドラと孫の育て方でもめぐって
多少小競り合いしそうだが無難なホームドラマコメディの範疇だ。
>>621 (ビビにしてみれば)彼氏に男と浮気されて一時的には混乱して責めても、
後からちゃんとその時のジェルミの心境を自分なりに慮ってみようとする所が
いい子だなーと思ってた。ら、イアンとボストンで会った時「生きてるならどこでだって
見つかって欲しいわ!」って叔母さんに怒ってるの見て本気ですげーと思った
ジェルミとサンドラの関係がああである以上、ジェルミはグレッグから逃げられなかったとは
思うけど、やっぱ萩尾先生も言ってたように、完全イアン視点でも読んでみたかったな
告白の時どんな凄まじい衝撃を受けただろう
>>628 なんか健康的な家庭をつくって
平凡だけど幸せな普通ないい生活をおくりそうだよね
グレッグめ!
私はサンドラがグレッグと出会わなくても、
なんだか問題ありそうな男にひっかかってそうな印象を持ったよ。
だめんずっつーか、
表面だけ見たらいい人だけど、
結婚してみたら実は借金持ちとか。
ジェルミはまた別の意味で苦労してそう。
>なんだか問題ありそうな男にひっかかってそうな印象を持ったよ。
そんな物語を読んだから、その印象しか持てないって事じゃない?
バレンタイン、マージョリーやクレア、エリックとポピー、ウイリアムと友人達とか、
ジェルミ自身が病んでいてもいい対人関係は築けている。
グレッグの事は、だめんず(ついついダメ男と関係を持つ)云々じゃなくて
本当に厄災だったんだなーと思う…。
ところで、ジェルミはこれからちゃんと女の子と付き合えるのだろうか。
別に女と付き合わなきゃいけないってわけじゃないけど、
ゲイになったわけじゃないから。
>>608の言ってるのは、ジェルミ自身のことじゃなくて、
サンドラがだめんずだから、
よしんば相手がグレッグじゃなかったとしても
ジェルミはきっとなんだかんだと母親のせいで苦労するに違いない、
ってことだと思うよ〜。
ああ、そういう意味か。
読解力が無くてごめん。
ならばまるっと同意だ。
やっぱりサンドラがこの話の進行役だからかな
ジェルミが13ぐらいの時に急な心臓発作ででも死亡してたら
息子も早いうちに母の呪縛から独立できてたのに…
サンドラに育てられるよりはプリマスのおばさんの方がマシっぽい
サンドラ育てたお婆ちゃんが古い人間だったしね。
お婆ちゃんもお婆ちゃんなりに苦労があったんだろう。
グレッグだってグレッグの両親が仲良しだったら
リリヤに依存して過剰な聖母幻想持つこともなくて
彼女が世界の全てなのに裏切った!なんて思いつめなかったのにな…。
グレッグの両親から芽はあった感じだったよね。
思ったより詳しく描かれてなかったけど、でもキリが無いもんね。
その親まで遡るかもしれないし、昔はそれが当たり前だったかもしれないし、
現実にそこまで知ったからってどうにもならないし、実際はそこまで知ることって
そうそう無いし・・・。
リアルに描かれてるよ・・。
どんな育てられ方しても、みんな同じになるわけじゃない。
だから、育てられ方や環境も関係あるけど、やっぱり本人次第なんだと思う。
100%ではないけど。
ジェルミはただ逃げるべきだったし、自分だったらみんなを集めてぶちまける。
でも出来なかったし、それもよく分かる。
というようなことを考えた。
>631
サンドラは確かにダメ男に引っかかりそうな率は高いけど
最初に結婚した男(ジェルミ実父)は穏やかで優しい本当にいい人
だったみたいだから100%男を見る目が無いわけでもなさそう。
…たまたま運が良かっただけかもしれないが。
逆に考えたら
そんないい人のパパは
サンドラとかかわったばっかりに…
>>639 早死にしたからサンドラの運自体が悪いんだよ。
卵を産めー
>>642 ずいぶん増えたね。前は2、3作品だったような希ガス。
>>642 スタイルシート?が崩れている・・・
フォントが小さく設定されてるんだね。
40〜50代でも漫画読んでる時代だから、残念。
そういえば、ラストでジェルミがバレンタインの所へ行くような事
言ってたけど、バレンタイン自身の姿は出なかった。
本来の女の子の姿に戻って、ジェルミと交流してるんだろうか。
623のように、自分もあの後日談的ラストには
ちょっと違和感を感じた
巻数が増えてキャラが多くなった作品をまとめる
にあたって、とりあえず一人ずつのその後みたいな
のを描かなきゃいかん、というのは分かるが。。。
642のやつ、新参者には嬉しい。
本屋は文庫にはビニールかけてるし、古本は汚いし立ち読み疲れるし。
ここで「立ち読み」しても、やっぱり気に入ったやつはじっくり読みたいから
本屋かアマゾンで買ってる。
>649
eBook(´・ω・) カワイソス
既出かもしれんが
『リュウ』で萩尾特集をするそうだ
特集用に対談をした吾妻さんは、
萩尾さんからガラパゴス・コーヒーなるものをもらったそうだが、
ガラパゴス産のコーヒーなんだろうか(あり得ない)
マジかよ
ガラパゴスで農業やってるのか!!!!
グリーンピースは日本の調査捕鯨船に嫌がらせなんぞしてないで、
エクアドル政府に攻撃を仕掛けるべきだな
(もうやってたらゴメンよ)
>>654 まず隗より始めよ、でお前さんが緑豆に入るのがいいんじゃないか?
ガラパゴスネタみてTVでやってたコモド島の特集番組思い出した。
コモド島の民話にイグアナの娘っぽいやつがあるんだよね。ある家に普
通の人間とコモドドラゴンの双子(姉妹?ここらへんうろ覚え)が生ま
れて一緒に育つが、トカゲの方が最後は村を去って森へ行くって話。
娘の見た目がイグアナってあたりはもしかしたらここからヒントもらっ
てるんじゃないか?ってTV見てて思ったよ。
>>626 マリエのお金がサンドラにあったら。
でもサンドラは自分がいちばん可愛いよね。
可愛い自分のための可愛い息子だから、お金があっても性格は変わらないのでは。
あ、ごめん
マリエの性格だったら、って書いてあるのにレスしちゃった。
スルーして下さい。
>>655 その諺を使うのなら、
654勧めるのはグリーンピースに入ることじゃないだろ
グリーンピースの話はもういいよ。
>>657-658 スルーしなくてごめんなさい。
グレッグは、金や地位のない美人がタイプっぽいので
サンドラがマリエみたいな金持ちだったら
グレッグが惚れない→ジェルミ安泰!
確かに自分よりお金持ちで社会的権力も強く身分も上々の女って
思いどうりにするのは難しいからグレッグは忌避しそうだ…
リリヤも身分はロシア移民出身で余り裕福でなさそうな家庭の娘、
虐待してた娼婦達は下層階級だし。
グレッグ情けな!!
自我のないお人形さんタイプが好みなのは、
自分の実母が、年老いてもデーハーでゴージャスな下着をつける
女王様タイプの女だったからでしょ。
きっとクレアみたいな人だったに違いないw
外見も儚げ系の金髪女が好きだもんな
じゃあサンドラがサッチャー元首相とかライズ国務長官みたいな
強靭で超エリートタイプ女だったら、いくら息子のジェルミが
自分好みでも絶対篭絡出来なかっただろうw
自分より頭が良くて弁がたつ女とか、冷静沈着な女も嫌いそう
要は強きに弱く、弱きに強い卑屈いじめっ子…
つまり、もしオスカーのママが存命だったとしても、カンペキに
ターゲット外だったということですな。
バルバラ異界の3巻だけがどこ行っても売ってなくて困った。
1、2、4は平積みでたくさんあるのに。
現在はネットで買えることを確認しましたけど、
ちょっと前は1500円ぐらいで古本が取引されているのを見かけました。
なぜ3巻だけがない/なかったのか、
理由を説明できる方いらっしゃいましたら、
教えていただけませんでしょうか。
サンドラは本当にアホの子だったなぁ
「うはいい男!しかも金持ちそう!」で豪邸見て感動してはしゃぎまくって
まともな意味での自己主張もないし
そんな女でもジェルミには唯一の母親で、人生最初の恋人だったんだよ…
あほな親ほど見捨てられないと言う事だね
>>667 自分もこの間、書泉で売ってなくて店員に聞いたんだけど
なんでも印刷所(出版社?)の方にも3巻だけ在庫がないらしい
出版社だかなにかの判断による重版待ち、ってことらしいよ
書店員に聞いたら、出版社には準備できたので注文なら受け付ける
みたいなことを言われた。
しかし3巻以降重版かけなかったとかならわかるが、
なぜ3巻だけ。それとも、これはよくある話なのか。
教えてエロイムエッサイム
プチフラワーの方の残神も15巻以降は絶版で古本屋でも見かけない
文庫が出たからだろうけど、途中から絵がちっちゃいよ
初巻と最終巻は割と掃けるからじゃないか?
それと、文庫への切り替えもある
在庫が出るのを出版社は最も嫌う
特に今はね、出版点数だけ増えてるからなるべく在庫は減らしたい
そんなとこじゃないでしょうか
コミックリュウが萩尾特集だね
誰か読んだ人いる?
>>677 読んだ。買う価値があるかどうかはともかく
寺田克也が書いたあしゅら王とか
水玉が描いたオスカーとか
なかなかレアな感じだった。
うわ。買いたくなったw
>>679 水玉って誰?ググったけどよくわからんかった……
水玉蛍之丞?
吾妻ひでおとの対談 8P と合作漫画の再録 9P
お祝いメッセージ(コミック・エッセイ)
寺田克也 2P 高野文子 1P 鶴田謙二 1P とりみき 2P
水玉蛍之丞 1P 道原かつみ 1P 吾妻ひでお 2Pあさりよしとお 1P
リュウ読みました。
吾妻ひでおとの対談がおもしろかった。
バルバラ異界が、途中から最初の設定と全然違う話になったというのは
意外だった・・・
686 :
685:2007/03/21(水) 17:31:07 ID:???0
あと、鶴田謙二の書いたレッド星がきれいだった。
今まで、スターレッドを高く評価する人をあまり見なかったのでうれしかった。
>>684 さんきゅ
萩尾&吾妻ファンとしては明日、さっそく探して買ってくるよ
個人的には高野さんととりみきさんのお祝いメッセージが楽しみだ
自分もリュウの特集を読んできた。
萩尾にとっての「妄想を可能にする舞台」の話が興味深かった。
チラッと書いてあっただけだが。
3巻だけ増刷されなかった話は載ってるはずもなかった・・・。
コピペ。「主人公」の形容が興味深い。
487 :花と名無しさん :2007/03/22(木) 03:42:35 ID:???0
【タイトル】覚えていません
【作者名】 覚えていません
【読んだ時期】20-25年ほど前
【掲載誌または単行本】プチフラワーだったかな…
【作品の内容】
・主人公
特徴のない少年だったと思います。
・物語の舞台
架空の世界の話ですが、話中で未来の世界の話であることを匂わせていた。
・あらすじ
男が圧倒的に多い世界で、子供を得たいときには、申告して認可されたあと
数少ない「マザー」と呼ばれる女の人と子供を作ることができる。
途中の一話だけしか見ていないのですが、その話では、
男の人が、生涯一人しか持つことの出来ない子供を、
病気かなにかで死なせてしまい、狂っていってしまいながらも、
もう一度、子供を作らせてほしいと懇願する話だった。
あと、主人公が昔は女の人が男の人と同じくらいいて子供も申告なしで作っていたことを聞いて
「そんな、まさか」と驚いていたシーンがあった。
【その他覚えている事、また自己解決のためにやったこと】
・絵のイメージは繊細系だったと思います。
服装はギリシャ神話の人たちがよく着ているような服だった。
同じ雑誌に10歳くらいの容姿の偉そうな白髪で長髪ウェーブの女の子(神様?)
が常に裸の状態でいて、何かをするSF系の話もあったような…。
こちらの話も面白かったと思うのですが、筋を全く覚えていません。
「男しかいない世界、漫画、マザー」などと検索してみたのですが、
わかりません。
よろしくお願いいたします。
>>689 それ、元スレ(捜索スレ)で見た時、最初の方見て「マージナル」
だろうなーと思ったんだけど、
>生涯一人しか持つことの出来ない子供を、
>病気かなにかで死なせてしまい、狂っていってしまいながらも、
>もう一度、子供を作らせてほしいと懇願する話
の部分で違うかも、と思ってしまった。
結局マージナルだったみたいだけど、↑はどのあたりを指してるの
かなあ…。
イワンとアーリンが登場するあたり?
>>689 >>10歳くらいの容姿の偉そうな白髪で長髪ウェーブの女の子(神様?)
>>が常に裸の状態でいて、何かをするSF系の話もあったような…。
こっちの話がすげー気になるんだが…
>>690 冒頭で子どもを寄こせと詰め寄るシーンかも
質問者が勘違いしてたり、他の漫画の記憶が交じってたりすることもあるから
あまり厳密に考えなくてもいいんじゃないかな
>>692 ああ!いたいた。偉そうな裸の子。
dクス!
名も呼んでもらえないルシャナ、まじ不憫
遍照鬼と呼ぶなと
というか同時期に同じ雑誌に連載してたのか。と感動
神雑誌だ…
マージナルで長年謎に思ってること
キラは肛門が子宮につながっていたのだろうか・・・
昼間からすみません
私もあのあたりのキラの体の変化のしくみがよくわからなかったんだよね。
今から思うと、以前怪我の手当てをした時は明確に男性の体で、
グリンジャに反応して女性形になったのだろうか。グリンジャはいつもの
ように色子を抱いているつもりで、実は女性相手をしていたのか?
そのへんは雰囲気でスルー?
凸になったり凹になったり相手によって変幻自在なんだと思ってたが。
相手の子を産みたいと思ったら無意識に女性形になるのかもね。
グリンジャに愛撫されながら、「キラが目を覚ました…」ってつぶやいて、
そのあとしばらく顔つきとか変わってたからね。
なんつーか「女」の顔みたいな感じに。
あと、グリンジャが言ってなかったっけ、「男のしるし(要するにアレ)が
ない (蜘蛛に噛まれた手当ての時に)体を拭いた時にはたしかにあったのに」
みたいなこと。
性が入れ替わる…て結構好きなモチーフなのかも
AーA’のコも男だったり女になったり
>>696 当時の『プチフラワー』は、確かに読み応えのある雑誌だった。
萩尾さん、佐藤史生さんの他にも山岸凉子さん、木原敏江さん、
吉田秋生さん、森川久美さんたちが面白い作品を発表してたなぁ。(遠い目)
青池保子さんの『サラディンの日』も載ってた。
坂田靖子さんもたまにいた
当時の『PF』は『マンガ少年』と並んでホントに神雑誌
>>701 性別については双子と同様、ずっとこだわってる気がする
フロルもそうだし
●性が変わった人(または両性具有or無性)
フロル ヌー タクト ヨダカ キラ……こんなもんだっけ?(もっとあるような)
●双子
アロイス 半神 モザイク・ラセン 11月のギムナジウム ルルとミミ
A-A′(に出てた科学者) この娘売ります!(のヒロインの友人)
なんか他にもいろいろ双子ネタはあったけど忘れた
残神のエリックとバレンタイン。
>>705 その他の双子ネタ。
『セーラ・ヒルの聖夜』、『ケネスおじさんとふたご』。
>>706>>708 thxs!
そうそう、セーラ・ヒル!
『残神』は途中リタイアしたので知らなかった(ごめんね)
とうことで改訂
●性が変わった人(または両性具有or無性)
フロル ヌー タクト ヨダカ キラ
●双子
アロイス 半神 モザイク・ラセン 11月のギムナジウム ルルとミミ
A-A′(に出てた科学者) この娘売ります!(のヒロインの友人)
残神(エリックとバレンタイン) セーラ・ヒルの聖夜 ケネスおじさんとふたご
「もうひとつの恋」は?
ごめん、読んでないかもしれない
どんな話ですか?
性別変化ネタは「ハーバルビューティ」も
あれ?
ギムナジウムのトーマとエーリクは、
そっくりだけど双児じゃなかったんでは…
トーマの兄の子がエーリクだったような?
激しく思い違いしてたらすまん。
714 :
713:2007/03/23(金) 00:04:07 ID:???0
と、書きながら
トーマがなんで死んじゃったのか思い出した…
すまんです…
715 :
710:2007/03/23(金) 00:39:58 ID:???0
>>711 初期の作品で双子の姉弟がでてくるコメディ
姉のほうが結婚式の前日にバイク事故で死んじゃって
ユーレイになる
どうしても結婚したい姉は弟に乗り移ったりして大騒ぎ
そのうち死神が出てきて実は死ぬ予定なのは
弟だったことがわかり…
という話です。
横レス
>710
三月ウサギが集団で に収録されてたやつでしたっけ?
そういうコメディものってあんまり読んだ記憶ないから
たぶん今持ってないこれだったかと・・・
>>712 『ハーバルビューティ』は本人の性別誤認っぽいかな?
まあ性別が主筋に関わってくるには違いないか。
どうでもいいけど
この作品に出てくるテープパネルって、今でいうSDカード辺りだよね。
こんなに小さくなるのかな?って当時思ったけど、なったね見事に。
伝導ヅタのデータファイルが紙だったのが懐かしいw
「東の地平 西の空」で火消しのおじさんが
出すのはカセットテープみたいのだったねw
「六月の声」はニュースカセットだったなあ
「雪の子」は男装ネタかな
萩尾版リボンの騎士という気が
>>717 >伝導ヅタのデータファイルが紙だったのが懐かしいw
昔の図書館で調べ物してるみたいだったね^^。
入学試験はコンピュータで回答してたので、紙の所はちょっと違和感あったw
>>719 あのニュースカセット、平べったくて軽そうで、読んだ当時は
「便利そうでいいなあ」と思ってた。
ウは宇宙船のウでお母さんがレイフ(だっけ??)にテレビモニターの
録画でメッセージを残しているやつ、いいなあ、便利そうだなあと思った記憶が。
あの近未来の母子家庭の家の雰囲気ってすごく好きだ。超近代的なのにアメリカの田舎風のとことか。
私は性別転換で「酔夢」を思い出した。
過去は女性だった姫様が、時空を経て今度は男に生まれ変わってる話。
純粋な男じゃなくてなり損ないの?なんか複雑だったような。
にしても私にとって酔夢は軽くトラウマな作品だった……
あの次元を超えても救われない様が
トラウマ萩尾漫画と言ったらみんな何?
自分はメッシュかな
あの登場人物達にコンプレックス刺激されまくる(´・ω・`)
好きな作品だけどね
>724
みつくにの娘
消防にはキツかった・・・
『銀の三角』。
トラウマと言うほどじゃないけど、父親に何度も殺されるパントーを見るのは辛い。
>>724 「偽王」
似たようなものなのになぜか大好き「左ききのイザン」
トラウマじゃないけど『酔夢』好きだ〜。
瞳の色うんぬんの台詞に彼女への想いがすべて凝縮されてる気がして
救いようが無い悲劇なんだけど、でも感動したよ。
>>724 文庫版A-A'に収録されてる目が虹色の鳥人間みたいなのを
長髪の男が殺しちゃうやつ。
1回きりしか読んでないからよく覚えてないんだけど、
あの鳥人間の目がダメだった……。
さっき日テレニュース24で紹介されてたブラックブック
って映画、ちょっとエッグスタンドを思い出した。
成人男子なのにポーの一族を読んで「いいなぁ」と思ってしまう俺はおかしいんだろうか
>>729 海のアリアの、原始生物に食われてしまうダリダン、と
ナイトメアに侵されて回復できないアリアド。
悲劇なんだけど、原始惑星の美しい背景と奇妙に重なって、
その回想のひとつひとつが印象的だなあ。
なんつうか、あのエピだけで立派な漫画が十分出来ると思うんだが。
なにも日本の私立お金持ち学校のお坊ちゃまたちを加えなくても。。
それが私のトラウマ。
情報くれたみなさん、ありがとう
ということで改訂
●性が変わった人(または両性具有or無性)
フロル ヌー タクト ヨダカ キラ
※参考
バーバルビューティ 雪の子 酔夢
●双子
アロイス 半神 モザイクラセン 11月のギムナジウム ルルとミミ
A-A′(に出てた科学者) この娘売ります!(のヒロインの友人)
残神(エリックとバレンタイン) セーラ・ヒルの聖夜
ケネスおじさんとふたご もうひとつの恋
>>730 おかしくはない。男性でポーのファンって人も結構いる。
>>732 訂正後にすまないが、ヒロインの友人も入れるなら是非「ミーア」も。
この娘売ります!でプチとパピが出てきた時、ミーアの双子だ!と
すごく嬉しくなったので。
マージナルにも双子の科学者がいるよ!
メッシュも性が変わったとは言えない?
周囲の認識と本人の女装とぐらいだけどw
>>735 あ!
A-A′じゃなくて、マージナルだった!
(いま見てみたら、X+Yの黒い研究者と間違えたらしいです。すまん)
>>734 了解です。「ミーア」、よく覚えてないけど、ヒロインの友人?
>>736 ふむ、名前もフランソワーズと女名だしね。母親による性誤認とか
参考になります
というわけで、改訂
情報あったら、ぜひまた書き込んでください(たまったら改訂します)
●性が変わった人(または両性具有or無性)
フロル ヌー タクト ヨダカ キラ
※参考
バーバルビューティ 雪の子 酔夢 メッシュ
●双子
アロイス 半神 11月のギムナジウム ルルとミミ
セーラ・ヒルの聖夜 ケネスおじさんとふたご もうひとつの恋
マージナル(科学者) この娘売ります!(ヒロインの友人)
残神(エリックとバレンタイン) ミーア(脇役?)
モザイクラセン(シュエジュ)
脇役でなら双子のお婆さんが海のアリアと、メッシュの千の矢で知り合う画家の男の子の家にいたよ!
ここはいつも教えてあげるちゃんが大量なスレですね('A`)
>>733 社会と無縁の生活のポーたちがちょっと羨ましく思えてしまう
って意味じゃない?
三つ子もいたよ。
この娘うります
みんなよく覚えてるね!
最近のことは覚えられなくても
昔のことはよく覚えてる世代です。
メッシュは性別が重要なキーワードの漫画だよね
最後はまだ立ちすくむしかなかったけど、いつかはお父さんと和解してほしいなぁ。
のだめ 花男 ガラかめ
みんなドラマ化したやつばっかじゃーん
講談社・集英社系の大人コミックからじゃない?
ときたら 大竹しのぶさん2位「ポーの一族」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ポー全然きませんですた・・・orz
大竹さんのベストでちょこっと出ただけだったね
国民的ランキングに萩尾さん漫画は入らないような気はしてたw
少女漫画マニア的ランキングなら入りそう
いたね!
美雨とエドガー似の兄貴の双子の兄妹。
>>749 16位くらいでしたね。チラッとくらい紹介してほしかったな…
でも、どーでもいいけど30・40代に聞いたランキングで花男が一位になるとは思わなんだ。
753 :
751:2007/03/25(日) 09:48:12 ID:???0
スマソ妹の方は美衣だった!
24日の読売夕刊に、バルバラ異界で受賞したインタビューが載ってた
うpよろ
遅くなったけどリュウ読みました。
とってもよかった。買った甲斐がありました。
水玉氏の、マルグレーブはオスカーが演じてる説に
そうだったのか!と妙に納得。
高野氏の模写うまいですねえ。そしてなんと言っても
鶴田氏の、「萩尾望都になりたかったのだ」 ですよ。
リュウ、特集ページの紙質悪くてびっくり。
読み捨て雑誌なんだなぁ…原稿PDF配布してほしい。
あじま氏のバルバラ異聞は傑作。
マーちゃんがスマートでワロたよ。
>>755 小さな顔写真と以下の記事。長いから一部を要約。作者の言葉はそのまま。
「久しぶりに描いたSFマンガが選ばれてびっくりしています」
バルバラ異界で第27回日本SF大賞を受賞した萩尾望都さん(57)は
感慨深げ。
(同賞のマンガ作品の受賞は、1983年大友克洋の「童夢」以来)
「結局私、超能力とか不老不死というテーマが好きなんですね」
従来の萩尾作品と比べて特筆すべきは、夢にダイブする能力を持つ
主人公・渡会と、息子キリヤとの「父子関係」に重点が置かれていること。
「年を取ったらちゃんと大人になれると思ったのに、40になっても50に
なっても意識は20歳のころと変わらない。昔は反発していた親の気持ちが、
だんだんわかってくるようになりました」
息子とのコニュニケーションに悩む渡会の最初のイメージは、金城武
だったそうだ。
「でも、途中から性格がどんどんコミカルになってしまい、作品の
タッチまで自分の初期のころに戻った感じで、楽しかったです」
759 :
花と名無しさん:2007/03/26(月) 14:17:23 ID:Jv84ttd+0
>>758 乙です。
金城武だったのか。
確かに軟弱そうなイメージだな。
760 :
花と名無しさん:2007/03/26(月) 16:58:44 ID:owd67Tdq0
>>729 遅レスだけど、これ自分もトラウマだ・・・・・
「君は美しい瞳」だっけ?初読でガクブルって以来、封印してる。
繊細な線で、非常に美麗な絵柄だったと記憶しているのだけど
話も絵もそこはかとなくグロテスクで orz orz orz
美麗なのに楳図かずおか、ってくらい怖かった。一度も読み返して
ないから、記憶が誇張されてるかもしれないけど・・・
>>758 金城武、なんか納得。
761 :
758:2007/03/26(月) 17:18:37 ID:???0
×息子とのコニュニケーション
○息子とのコミュニケーション
…orz
今まで少女漫画は、パタリロと動物のお医者さんと笑う大天使とママレードボーイしか読んだこと無かったんだが
ついさっきポー読破したぜ。
ストーリーが分かりにくかった気がするんだが、そんなもんなの?
エドガーとアランが美しければそれだけでいいんです。
>>762 ”バンパネラ”という吸血鬼の基本設定さえ
飲み込めばさほど難しくないと思う
>>762 しっかり読もうと心がけて真面目に読めばそう難しくはないと思う
「物語」として決して不親切な作りにはなってないし
>>762はパタリロとミカエルの影響で読んだんだろう。
ポーは物語の中の時代が順番になってなくてバラバラだから
わかりづらいのもあるんじゃない?
>>760 そんなタイトルだった気が……
自分も封印してるから記憶が誇張されてるのかも。
でも読み返す気にはなれないなあ……orz
少女漫画は慣れです。いろいろ読んでったらスムーズに読めるようになるよ多分
760
亀レスすまん。
楳図さんの恐怖漫画に幽霊の目玉をぐりぐりとくっつけられてしまう女の子
の話があったのを今思い出して、美麗楳図かずお説に受けたww
萩尾、楳図、魔夜漫画はマイベストですよ。
すいません、汚超腐人がいるスレはここですか?
>>772 そういう書き方するとまるでキン肉マンかビックリマンみたいだ。
>>772 汚超腐人はめったに降臨いたしませんわ
ちなみにアタクシは貴腐人ですの
>>762 最初は分かりにくいと思うが、ぜひ慣れてくれ。
そしていつかは『銀の三角』に挑戦するのだ。
グレンスミスの日記を描いたのが24歳の時だと知って驚き
まるで映画を観ているような感じだった
リュウ読んだ。買いだと思う。
吾妻ひでおとの対談も面白かったし(オールドタイプのSF小説が好きな人(←私)にはたまらない)、
合作マンガもおかしいというか、吾妻さんの内輪受けノリに積極的にノッてくる萩尾さんが楽しいw
高野文子がペンタッチを似せてバルバラを描いてる(精霊狩りっぽいタッチ)んだけど
書き文字がそっくりなんでかなり驚いた。
>>757 とりあえずコピーとったさ
漫画雑誌なんて紙質はあんなもんだろ
高野文子が描いてるなら買わなきゃなるまい
まさかあの愛のコスモアミタイツゾーンがまた掲載されようとは…
なんだ、吾妻ひでおとの合作はその作品の再掲か。買うのやめようかな。
やめれば?
786 :
784:2007/03/28(水) 15:19:14 ID:???0
>>785 いざ書店に行ったら、けっきょく買っちゃったよw
家に戻って読んでみたら、対談もあるしあじま先生の新作もちゃんと載っていたし、
他のマンガ家たちのイラストエッセイも面白かった。買って良かった。家が狭いから
バラしてスキャンするけど。スレ違いだけど押井守原作で例のシリーズもやってるんだな。
なかなか奥が深い雑誌だ。
リュウって昔は平綴じだったのに今は普通の週刊誌みたいに
中綴じになってたんだな。
>>786 「萩尾先生のビキニ姿」というのは本当かな?w
>>788 >「萩尾先生のビキニ姿」
それなんですか?www知りたい!
>>789 「小松左京マガジン」11巻。
リュウの特集でとり・みきさんのとこで紹介してた。
ググってみたら2003年の発行とある。
・・・どういう経緯で載ったのか知りたいw>ビキニ
美脚だといううわさは聞いたことがあったが…
ダーナ・ドンブンブンのモデルだしな。
豚切りですみませんが
最初はジェルミの痛みに目を奪われてしまっていたんですが、
残神を何度か読み返していくうちに、10巻以降のキャラ達
それぞれ抱えているトラウマや不健全さが描かれているなぁ
といろいろ考えていてふと、
あれ?ロレンツォ!実は一番常識的でみんなを助けてる??
クレアのツバメとして登場し、実はパスカルとは旧知のSM仲間
で学校ごっことかいってジェルミをむち打ったりし始めた時には
思いもよらなかったが、巻が進むにつれ、そう思ってしまった。
>>793 そう、一番精神が安定してるのはロレンツォだよね。私もそう思ってた。
それとウィリアムも、過去は荒れてたこともあるようだけどポピーも、
17歳なりにとても安定した人格だと思う。
良識派の人々追加用テンプレート
・ロレンツォ
・ウィリアム
・ジェルミのパパとおばあちゃん
・
・
・
・
・
異常性偏差値もつけたいね。
グレッグが75くらい?
>>795 ジェルミのおばあちゃんも「誰かに幸せにしてもらわねば!」式のサンドラ系キャラだよ〜
イアンの友達のメガネの子も安定してるような気もする…。
ジェルミを襲ったり妖しいパーティーに出てたりするけどさ。
あと、ゆすりをやったお手伝いさんとか…。
この二人は良識というには悪い事に手を出してるけど、
ちゃんと線引きが出来てるようにも思う。
こっから先は踏み込んじゃ行けないよって線。
堂々と踏み込んだのはグレッグやらサンドラやら。
あんまり小さい頃すぎて具体的記憶はほとんどないだろうけど、(イアンが母親と死に別れたのと
同じぐらいの年齢だった?)ジェルミのお父さんはほんとはどんな人だったんだろう。
ジェルミは「サンドラを幸せにできてた、自分も幸せだった」って、覚えてないなりに理想化してたみたいで。
サンドラにとっては思うさま甘えられるパパキャラだったようだけど
(「ローマへの道」の、マリオ・パパと似た感じで)
長生きすればサンドラの依存体質をいい具合に導いて行けるぐらい、本当の大人だったんだろうか…
>799
エーリクかアランかってところか
>>797 まるっと同意〜
サベージ(メガネ同級生)なんか、アッシーやってくれたり
買い出し行ってくれたり
シャロン(お手伝いさん)も、怖い目にあったりしながらも
その後ナターシャの力になったし、変に同調して
精神的に引きずられたりしない、タフな人間だと思う。
ジェルミとの関係を見つかって混乱に陥ってるイアンに
「御自分の顔が知りたいなら鏡を見れば?」
と、言う辺り。。。すごい
ロレンツォはマメな人だ。イブイブの日に水槽の掃除とか。
人間一つくらい変な性癖を持ってる方が健康になれるのか?
ロレンツォ、ウィリアム、ジェルミパパ、サベージ、シャロン
豚切りすみません。
バルバラ異界は、いつ頃文庫になるんでしょうか。
文庫で全て揃えてるので、文庫化を待ってますが、
まだしばらくかかるようなら、コミックスを買おうと思います。
もしもご存じの方いらしたらお願い致します。
>>799 この位で歳を止めたくなる神様の気持ちも分る
806 :
803:2007/04/01(日) 18:13:06 ID:???O
>>804 良いスレ教えて頂き、ありがとうございます。
早速チェックします。
>802
そこにビビを追加キボン。
ジェルミのGFの中じゃ1番明朗快活でノーマルかと。
後は1巻に出てくるジェルミのボストン時代の友人全員は
明朗健全キャラだろう(薬中のキャス除く)。
リュウ面白い。
高野文子の精霊狩り風バルバラは味があっていいなあ。
青羽がチェシーそっくり。
道原かつみの学生時代の回想で「エドガーより年上になってしまったぁ!」に
ワロタ。
>>806 『萩尾望都作品目録』ってHPもある。
新作や単行本や文庫本の発売情報は、ここでつかめる。
直リンは避けたいんでGoogleで検索して探しておくれ。
ビアンカ・小夜の縫う浴衣が絵も話も好き
『ビアンカ』(・∀・)イイ!!ねえ。
初めて読んだのは、単行本のトーマの2巻に載ってたのだったけど、
衝撃を受けたよ。
未だに萩尾作品マイベスト5に入るくらい好きだ。
「ビアンカ」や「雪の子」など、独特の暗さがある頃の絵がたまらなく好きだ。
「千本目のピン」だっけ?
あれ童話っぽくていいなぁ
小夜の縫う浴衣はとても16ページとは思えない内容の濃さだった。
まだたった14歳の小夜が、家でお裁縫をするのが初めてらしいのに、部屋に駆け込もうとする
お兄さんに「針があるよ!」というシーンに痺れたっけな…
あのセリフは自分が言われてないととっさに出ない。小さい頃から、針を持つお母さんに
まとわりついてたお母さんっ子で、だから亡くしたお母さんが恋しくてたまらない、っていうのが
さり気なーく表現されてて泣けちゃうよ
「びっくり箱」「白い鳥になった少女」
も結構好きだ。
短編はいいのが多いな・・
「予算がないから良い映画が撮れない」と言う監督は、「12人の怒れる男」を観て反省汁!
「ページが少ないから良い作品が描けない」というマンガ家は、萩尾望都の短編を読んで反省汁!
>>817 今は知らないが、1970年〜80年当時の雑誌の投稿規定は16ページ厳守だった。
ページが少ないから良い作品が描けないって愚痴る人に
「まんがABC」で「そんなことはない」と先生も言っていたね。
いきなり話ぶったぎってスマソが、絶版になった【ストロベリーフィールズ】持ってるヤシいる?
トーマ読んでハマってから湖畔にてが読みたくて読みたくて仕方ないんだが…
読んだことある人に感想をお願いしたい。
820 :
花と名無しさん:2007/04/03(火) 14:51:17 ID:lyU8fWRw0
>>819 萩尾さんと対談してた女がやたらと上目線というか…アレだった
湖畔にて、はまぁ普通でした
絶版だけど近所の図書館とかにあるかもしれないから
そういう方面で探してみたらどうかな〜。
>>819 エーリクが義父のユーリ・シドと、湖畔の家で夏休みを過ごすお話。
オスカーも遊びにやってくる。ユーリは1ページ出演。
ヤフオクによく出てるから、手ごろな価格の物をゲトするのもいいかと。
「湖畔にて」いいね
トーマ読み返したらオスカーにハマって
久しぶりにストロベリーフィールズ開いたら
「!(ぎゃーオスカーが遊びに来た!)」
・・・と思わずときめいてしまったよ。忘れててよかった(つ∀`)
訪ねてくるのがユーリだったらいいのに…なんて妄想してたな
キャラの性格上ないのはわかってたけど
あり得ないからこそ想像するのが面白かったというか。
今読み返したらシドが危ない人に見えてしまうのが辛いw
>>399にも書いたけど、萩尾望都が作詞・作曲・歌に挑戦したアルバム「エトランゼ」の1曲目の
「リフレイン」に、この「湖畔にて」の言葉が使われているんだよね。だから「湖畔にて」を
読むときは自然に「リフレイン」が頭の中に流れてくる。
こういうスタイルで良いから、「ポーの一族」の後日談も読んでみたかったな。
「小夜が縫う浴衣」やら「雪の子」、「白い鳥になった少女」などの初期短編は
十代の頃、秋田文庫で読んだんだが、どれも短い頁数で
まるで映画をまるまる一本観たような余韻があることに驚愕した
しかも執筆当時の若さがすごい。二十代、それも前半だったんじゃないか?
「天才」の一言で片付けるのは、萩尾先生にとっても失礼だろうが
それ以外のどんな表現を使えばいいんだろう…と思った
初期のはかなげな絵が好きだったなぁ
オスカーの煙のこもった寮の一室の閉塞感を感じたり
雨のシーンでは重たい湿度まで伝わってくるんだな
モトさんの1コマ1コマ…
秋の透明な空気とか、ガラス越しの雨の質感とか、この人の絵は本当に映画のように
読む者に伝わってくる。登場人物のセリフもセンスが良くて無駄がないし、萩尾望都に
限らず24年組のマンガ家たちは色々な映画を見て新しい表現を模索し続けたんだろうね。
1作でいいからトーマの頃の絵柄で何か描いて欲しい。
>>829 手塚治虫は全集出す時に当時の絵柄に戻して加筆したりしてたらしいけ
ど、メリーベルと銀のばらの時点で加筆部分が既に違和感あった先生に
はそれはちょいと無理なのでは?
文庫版『トーマの心臓』の表紙のエーリクもジェルミ風になってたしね。
じゃあ田中圭一に当時の萩尾絵を描かせて萩尾先生のプロットどうりにマンガを描かせ・・・
すいません言ってみただけですw (手塚から連想してしまった)
昔、小学館漫画賞受賞のあとに
デビュー当時のネームを当時の絵柄の感じに
戻して描いたといっていたのが「花と光の中」だった。
確かに似せてはいたけど、タッチそのものが
変わってしまっていた。
バルバラのエズラの少年時代は
今エドガー描いたらこんな感じなのかなあと
想像しながら見てた。
>>830 連載時はとびとびにしか読めなかったから知らなかったよ。
フラワーコミックスの段階でもう加筆してあるの?
どの辺?
>>834 フラワーコミックスになった時に既に加筆された。それも、このページと
このページ、なんてはっきりと区別できないくらいの大幅な加筆。
コマ割りも変更に継ぐ変更になってる。
一番大きいのは、エドが目覚めてから最初に襲う黒髪の少女のエピが
終わるまで。あれはまるまる全部加筆。
オズワルドが決闘前にメリーベルに出した手紙をメリーベルが読むシーンも、
別コミ版とはずいぶん雰囲気が異なるよ。
ありがとう。
ディリーのあたりかなとは思ったけど。
befor afterどっちがよかった?
>>836 私は
>>835じゃないけど、
beforeの方は、ページ数が限られてるから、ちょっと詰め込みすぎの感もある。
afterの方が読みやすいと思うよ。男爵がシーラを見初めたエピソードも追加されてるし。
でも、デイリーの話は読んでてツライス……
かわいくていい娘なのになあ。母一人子一人だったし。
絵の話だけど、一言だけ。
アベルの顔でジェルミを描いて欲しかった。
重ね重ねありがとう。
>>837 加筆された後の方がわかりやすいに同意。
エドが一族に加えられてから、オズワルドがメリーベルに会うまで
3年の月日が流れているんだよね。
エドの台詞(あの子はもう十)とマドンナの台詞(13歳のねんねちゃん)で
それがわかるんだけど、加筆されたエピがあることで、一層時間の流れを
感じることができる。
皆さん30年以上前のこと覚えてるの?
それとも当時の別コミを持ってるの?
やっと『Comicリュウ』買いますた。
吾妻ひでお氏の対談の中で、萩尾さん「私は熊本の出身です」
って言ってるんだけど、萩尾さんは福岡の大牟田市の出身じゃなかったっけ?
あと、高野文子さんのお祝いページの絵が萩尾ムードにあふれててビクーリ。
漫画は、クマーたちの出てくる『冬眠』が一番面白かったよ。
クマーはこらーだれがへんたいだーで笑ったよ
吾妻さんの描いたロリ青羽がかわいかった
ソックス脱がすとかw
良かった!萩尾さんと合作して本当に良かった!
気持ちはよくわかります。
昨日、「アロイス」を購入。
アロイスのラストはちょっと怖かった
「モードリン」で、あの背伸びしたい年代の微妙な心理が、
そんな年齢をとっくに過ぎたはずなのに、スッと理解できるぐらい
完璧に描かれてるのに改めて感嘆した。
プシキャットの、たった4ページの話なのに読み終わった後の満足感にびっくり。
十五分のアニメに出来そう。
>>846 バルバラみたいな難しい作品を
靴下脱がせプレイなんてものがあるなんて知らなかったから
アジマ氏には良いことを教えてもらったw
萩尾さんにもアジマ氏好みの萌え小品を描いてもらいたい
そしてそれを読みたい。。
ストロベリーフィールズって文庫化の予定とか全くないの?
予定の有無は知らないが、とりあえず文庫ではサイズが合わない。
>>850 著者が絶版後の復刊を望んでいないのだから、文庫はもっとアリエナス
851も言ってるけど大きさも合わないしね
内容を知らないから「大きさがあわない」というのがピンと来ない。
オリジナル版のサイズでないと表現不可能な内容なの?
縮小サイズでもいい、なんて簡単に考えてたです。
変形で四角い本なんですよ
絵本というか詩集っぽいサイズ
縦横が合わない
復刊を望んでいないのはできに満足していないから?
ストロベリーフィールズって詩もイラストもなかなかなのに
気に入らないとしたらインタビューアーの自分語り。
『ストロベリーフィールズ』って、萩尾さんの子供時代の写真も載ってるね。
お父さんと並んで撮ったのとか、姉妹三人とか、弟さんと二人で撮ったのとか見てて楽しい。
昔勤めてた会社の、社内報のようなものに、萩尾さんのお父上がエッセイを連載してた。
顔写真も載ってたけど、萩尾さんとよく似てらしたなー
>>859 それで思い出したけど、20年ほど昔、洋菓子のユー○イムという会社が
顧客向けに店頭で配っていた小冊子に、萩尾さんのイラストが使われてた。
新作イラストではなかったけど、カラー印刷で独自の詩が添えられていて
とても美しかった。
3〜4ヶ月に一度くらいの割合で発行されて、一年ほど連載されてた。
あの詩は誰の作だったんだろう…
昔、ハイチュウみたいな菓子のパッケージに萩尾さんの
イラストが使われてたこともあったね。
全種類集めたっけなあ。
>>861 ハンカチなんかのプレゼントもあったみたいね。
オークションで見た事ある。
お菓子はシャンテ・オ・レですね。過去スレのどっかで話題になってたと思う。
パッケージは、チェリッシュギャラリーの自選複製原画集にもある、
「ねえ ちょうちょ 見つけたよ 木のうろの中に」という詩がついた、
秋っぽいイラストのと(男の子がエドガーに似ているのだ)、
「魔法使いは森の中」という詩のついた、少女がベッドで手紙を書いてるイラストの。
ハンカチのイラストは少年(?)が波をバックに貝を耳に当てているのだったかな?
自分が知ってるのはこれだけなんだけど、ほかにもあったら教えてください。
それにしても、「魔法使い・・・」の絵はほかで見たことがないので、
かえすがえすも箱をなくしてしまったのが悔やまれます。
はるかな国の花や小鳥を読んだ時、子供心にもいくらなんでも10年で恋人の名前を忘れるのはおかしい、と思った。ポーで唯一へんと思うのはそこ。
トーマでへんと思ったのはエーリクが家に帰ったときユーリが迎えに行った事。
だから見ろ、電車を乗りまちがえた。普通教師が行くでしょ。
>864
日本で、学校から自宅が近ければ教師が行くかも知れないけど
ドイツの学校って、長距離電車に乗ってまで問題児のプライベートな面倒見てくれるかなあ?
>>864 私の中学、登校拒否児がいたが
先生は迎えにいかなかったよ。
生徒が持ち回りで迎えにいってた。
>>864 ユーリは舎監もやってたし先生からも一目置かれてた。
それに話の流れからもユーリが学校から離れることで
変化がついた。
そそ、教師は大抵信頼のおける生徒に頼むよね。
学級委員とかしてる子とかね。
でも、単なる不登校じゃないでしょ?
14歳の厨房に頼むかなあ。
>>864 前2行
プレイボーイだったら、10年前のひと夏の恋なんて忘れてもしょうがないんでは?
ま、私も読んだ時は純粋な乙女だったので、「変や!」と思いましたが。
後2行
国が違うのでそういう事もあるかと、特に疑問は感じず。
私がポーで一番疑問に思うのは、20歳で一族に加わったシーラが
13と14の子の母として普通に馴染んでるっぽい所です。
片方が想った「分」と同じだけ
その相手も想い返していたとは限らない
>870
シーラと男爵との見た目の年齢差からして、
周囲には若い後妻と先妻の子にみえてて違和感ないんじゃないの?
昔も現代もお金持ちにはよくありそうな設定だ。
>>若い後妻と先妻の子にみえてて
を思わせるエピやセリフが一切無かった事への違和感を言っているのです。
当時の私は小学生でしたが。
ジェインは思いっきり実子と思っているようだったぞ。シーラってもし
かして違和感ないようにわざと老けづくりしてた?
見た目は若いけど、生きてきた年月の分
普通の人間から見るとそれなりに納得しちゃうような老成した雰囲気を醸し出していたんでは?
>>873 メリーベルがジェインに「お母様のことは知らない。生んですぐ亡くなった」
って帽子買いに行くエピソードのところで言ってるよ
雷怖がってるシーンね
だから「後妻と通していた説」が有力だと思う
トーマのユーリお迎えは深く追求すると違和感覚えるけど
外国映画で上級生や寮長が先生並みに仕切ったりしてる様子から
ありなのかな?と思ってる どうなんだろうね
ジェインに関しては、
>>876が書いている通りでメリーベルのセリフでフォロー
されているけど、それがなくても“どう見ても若い母親”を見ても普通は
「ああ後妻なんだな」と考えるから、怪しまれることはなかったはず。
ユーリがエーリクを迎えに行ったのは、校長とオスカー、それにユーリの
人間関係を考えれば特例的な措置だったと納得できる。それにエーリクが家に
戻ってマリエの死を実感すること、それにユーリの家族関係を知ることは
貴重なエピソードのひとつだから、そこにツッコミ入れるのはそもそも野暮。
>>877 後半同意。
ユーリお迎えが変っていうなら、むしろ校長までもが(破天荒なエーリクを)
「ユリスモールがよく指導しますよ」 なんて言ってることにツッコミをいれたく
なったものだけど (教師が指導しないものなのか、と小一時間)、
実のところ「エーリクをよく指導する」ことでユーリが救われるっていうのが
校長の本当の目論み?ってのは示唆されてるよね。
オスカーが「今度はエーリクにユーリを見張らせるのか」とか言って怒ったりして。
だから実際のお迎えのときはあまり違和感ない、というか物語上必然的
展開/行動として読める。つーか、校長の思惑通り?
サイフリートとおばあさま遭遇は校長の思惑外のアクシデントだけど。
自分はユーリが迎えに行くことに対してそういうもんかと流してたから
>>864のつっこみおもしろかったよ。
違和感と言えば残神のグレッグの誕生日祝いで
新車を見たイアンの「ジェルミも触ってみろよ!」というセリフ。
消防のようにはしゃいどるな…と思ったw
まーイアンはそういう奴なのかな。
ハリーポッターでも監督生は一種憧れみたいな感じだね
日本の公立のまったり学校行ってたから全然想像つかないや
私立だと似たような制度のある学校あるのかな
豚切りですが
「まんがキッチン」読んだ人いたら、感想教えてほすい
福田里香(アスペクト刊)3月
漫画ネタのお菓子本らしい
”対談陣には、萩尾望都、くらもちふさこ、羽海野チカ、よしながふみ
の各氏。描きおろし漫画はなんと、やまだないとさんの「Rサン」”と
装苑に紹介されてた
ここの住人さんはflowers読んでないんですかね?
今月の「柳の木」、20ページであそこまで読ませるとは…
あやうく泣きそうになりました
久々にスター・レッドを読み返したのだが……流石兄弟のAAが頭から離れてくれない
>>884 漫画雑誌はもう全然読んでないよ
ネット見て気になるものがあるときくらい
そーゆーわけで後で読んでくる
情報トン
>>884 残神が終わってからもう買ってない。
「柳の木」ってタイトルから察すると舞台は日本モノ?
>>884 私は毎月買ってるよ〜。「柳の木」、凄く良かった。
今やってる短編シリーズは日本が舞台のものが多くて新鮮だね。
でもそろそろ長編も見たいなぁ…。
作者コメントで「仕事の予定がぎっしり」みたいなことを言ってたから、もしや!?と期待してます。
萩尾さんは短編が秀逸だよね。
『11月のギムナジウム』とか『ビアンカ』とか『グレンスミスの日記』とか『半神』とか。
連載物でも単行本5巻以内に収まるのが多い。
残神は、ちょっと長すぎたか。
誰かスターレッドを通して萩尾さんが言いたかったことを教えてください
文庫の解説では抑圧された女性性について語ってたけど
他にも色々な解釈がありそうだ
エルグ(´Д⊂
柳の木、話は悪くないと思うけどあの女性の正体がはじめの方であっさ
りわかってしまうのが残念だったな。あまりのあからさますぎて。
でも土手の描写は結構手が込んでたね。草ぼうぼうだったのがマイナー
チェンジ続けていって最後はコンクリのきれいな土手になってて。
>>893 dd!ナツカシス。
ハンカチは記憶にないや。
>>863の
少年(?)が波をバックに貝を耳に当てているのしか覚えていなかった。
こういう箱とかハンカチとか取ってあったけど、もうどこにいったかわからない…
>>893 サンクスコ。
『LaLa』の表紙に使われたイラストだね。
確かにエーリクに見えるよ。髪も目も茶色だし。
ハンカチもらったよ。懐かしい。
引き出しに入れっぱなしにしてたら布に紙の染みがうつって
ちょっと汚くなっててがっかり。
トーマ連載時に扉絵の原画プレゼントがあったけど貰った人達今でも持ってるかな?
何年か前「何でも鑑定団」に出た。確か70万円くらいだった。
>>897 それ見てた。麦わら帽子をかぶったエーリクの表紙だったよね。
鑑定団にそんなお宝が出てたとは…その回見たい!
TV出演といえば
昔、野田秀樹の友達紹介でいいとも出てたよね
タモさんの後頭部をぶってたのだけ鮮明に覚えているw
萩尾さんは誰を紹介したんだろ…
このスレ知ってたまらなくなり
BSマンガ夜話の「ポー」の回と「陰陽師」の回を何度も見たよ
>>899 私も観てないんだけど、里中満智子さんを紹介したって話を聞いたんだが。
合ってるかな?
>>882 レシピ部分はマンガに登場したお菓子そのものではなくて、
マンガからインスピレーションを受けて考えたものという感じです。
それと食べ物視点でのマンガ評も兼ねてます。人間関係の表現の仕方とか。
萩尾作品からは「トーマの心臓」「バルバラ異界」
対談は何を考えて食事シーンやお茶会シーンを書いているのか
などの話があって面白かったです。
そりは実に興味深い・・・。
思えば『ルルとミミ』からして、お菓子は魅力的でした。ハチャメチャでw
シャンテのエーリク似の男の子、『花々に住む子供』の弟君にも似てますね。
『ルルとミミ』、空中にぷわんと浮くケーキもあったねw
ケーキやお菓子が出てくる話って多いよね。「爆発会社」とか。
kwsk!!
<タモさんの後頭部をぶってた
>>905 「テレフォンショッキング」のコーナーのラストで、当時は「次に紹介する
お友達へのメッセージ」を、タモリが手元のメモ帳に聞き書き……してると
見せかけて、実は例の安産マークを描いていた(メッセージそのものは、
番組終了後にでもビデオでも見て書き起こしてたんだろうけど)。
で、そのへんの事情を知らずに安産マークを目の当たりにしてしまった
萩尾さんが「あなた何書いてるんですかw」しぱーん、と。
斉藤由紀のゲストを招く番組もありましたよね。
見逃した私に親切な方 教えてください。
>>907 斉藤由貴がミーハーまる出しで喜んでいた。スタジオでナマ原稿を一緒に
見たりしたような記憶が…
でもトーク部分はつまらなかったことしか覚えていない。
トーク番組って、ハギオのハの字も知らない人向けのご紹介路線か
マニアが泣いて喜ぶ小話ネタかのどちらかが面白い。そのどっちつかずで
中途半端な印象を受けた。
>>900 サンクス
里中さんか…漫画家繋がりだね
>>901 えっじゃぁ、心臓料理かな?
うーん、読んでみたい。
柳の木、読んだ。じんわり泣けた。
それと、あれ面白いなーと思ったのは、ごくごく初めの頃は太いよね。
それが細くキレイに。木は太く。
そして最後に、とてもふっくらと人間くさく。なんて芸が細かいんだ…
シャンテオーレのパッケージ引っ張りだしてきた。
全部で3種類あった。
耳に手をあてている男の子の絵はLaLaの作品集から、他ふたつはオリジナルと
書いてある。頭に花飾りのある女の子とぶらんこに乗った女の子。
花飾りの子はユニコーンの夢に出てきた子に似てるかな。
裏面の男の子のひたいに輪がついてるし。
心臓料理はなかったけど
萩尾さんのスプーンこだわりから、いちじくのスープとか。
それと、少女まんが家の象徴として白いベレー帽のお菓子。
対談はかなりボリュームあった。
ルルとミミが扉だった!
やっぱりこの頃に絵、かわゆす。
>>913 >ルルとミミが扉だった!
>やっぱりこの頃に絵、かわゆす。
デビューして間もない頃の絵は、まだ手塚治虫の影響が色濃いよね。
作品集の1巻順番に読んでくとビアンカで「え?同じ作者?」ってなるw
クールキャットが好き
すてきな魔法を雑誌で読んで、とてもとても気に入っていたんだが
何しろまだ小さかったから作者名など気にも留めず
そのうちにその雑誌も捨ててしまったんだが
後年、ポーやらトーマやらにハマって
すてきな魔法の作者が萩尾さんだったのだと知った。
ささやかながら、自分にとっての運命の作家さんなんだなぁと思う。
今日アニメで地球へ…がやっててびっくりした。
この絵柄はアニメにはむかないんじゃないか?
深夜ではなく土曜の夕方というのもすごいね。
でも地球へ…をアニメでやるなら
どうぞバルバラ異界を劇場アニメで…!
わけわからん質問ですまそ
ラストシーンで、少女が「私は死んだのね」とかいう感じのことを叫びながら走ってて、
それを見かけた大人が「何でしょうあれは」「近頃はああいう遊びが流行ってるんでしょう」
っていう会話をしてる、ていう短編誰か知りません?題名がわからない。
もしかしたら萩尾さんの作品じゃなかったかもしれないんだけど。
それは「びっくり箱」、短編集「ウは宇宙船のウ」所収。萩尾作品です。原作はブラッドベリ。
投下しようと思ったら919さんが。
ちなみに、原作では少女じゃなくて男の子。
先にブラッドベリの方読んでたから、萩尾版読んでなんで女の子?って驚いた。
あれ、何で性別変えたんだろう?
お二人ともありがとう。ご丁寧に原作まで。
図書館でちらっと読んだんだけど印象に残ってて。
でもその図書館にはもう置いてないっぽい。
どーりで見つからないんだ・・・。
>>920 おっさんが女の子に変えられてたのもあったな。
>>920 「いいこちゃん」でいることの閉塞感と、後戻りできない破壊と、
いったん死んで「大人」になることの開放感とちょっぴり罪悪感。
発表が70年代ってこともあるし、
女の子主人公のこれを女の子が読んで覚えるびっくり感・解放感はすごかったと思う。
あとなんというか、個人的な感覚なんだけど
「夫に死なれた母親が息子と二人きり」の世界(しかも女教師と2役)というのは、
サンドラとジェルミみたいな性的なニュアンスがどうしても入る気がする。
その点「母親と娘」というと、クレアとマージョリーみたいな、あまーい閉塞感と
あなたには私の味わえなかった完全な幸福と平和を!って必死感がある。
あの世界には後者の方が合ってる気がする。
>917
自分はアニメのソルジャー・ブルーを見て「火星人をこの絵で見てぇ〜」とおもた
赤い目がきれい
萩尾さん漫画のイメージの少年が「僕は死んだんだ」って言うと
何かを喪失してしまった感や、ママを救えなかった…みたいな
なんだか儚いマイナスなイメージがつきまとうな。
その後人生にくたびれて、母親との箱庭生活が人生で最も甘美な時であった
なんて回想しながら死んでくマザコンお祖父ちゃんが目に浮かぶ。
>>873 8歳差の実子は無理があるけど、15歳差くらいならアリの時代だし
ジェインは、シーラの美しさをうらやんでたから
「大きな子供がいるのに美人だから若く見える」と思ったんだろう納得してた。
>>864 自分も中学の時に読んで不思議に思ったけど
年取ったら、10年前に軽い気持ちでつきあっただけの相手の名前なんて
覚えてなくて当然と思うようになった。
そう思うと、当時は純粋な人だと思ってたエルゼリが
痛い人に見えててたまらなくなった。
>>923の>「夫に死なれた母親が息子と二人きり」の世界
という文を読んで、宇宙飛行士?(と読んでいいものやら?)
のお父さんがしょっちゅう仕事で宇宙に出てて家にいないので、
お母さんと二人で生活している男の子の話を思い出したよ。
お母さんはお父さんに家にいてほしいので、息子にも協力させるやつ。
でも男の子はお父さんの仕事に憧れているのでなかなか協力しない。
最後お父さんは、ロケットごと太陽に落ちて還ってこないんだけど。
そして「ずいぶん長い間僕たちが外に出るのは太陽の隠れた雨降りの日だけだった」
みたいなモノローグで終わる。
これのタイトル失念してしまった……ウは宇宙船の〜 といい、
このあたりの短編の雰囲気は好きだなあ。
「スペースマン」だよ。「ウは〜」の文庫に入ってる。
『ウは宇宙船のウ』の中にも、
「母親を名前で呼ぶんだね、ジェインとさ」(だったかな)ってセリフがあったねー。
>>920 主人公を少女にしたのは掲載誌がセブンティーン(だったっけ?)
少女誌だったからSFに慣れてない従来の読者にも馴染めるようにという
萩尾さんの配慮からだっと思う。
>>930 なるほどね〜そういう見方もあるよね。
ただ掲載誌は週刊マーガレットだったんだよね。どっちでも少女誌だったことには
変わらないんだけどね。
ああ、マーガレットだったっけ。
フリーランスになってからジョトモとかけっこういろいろな雑誌に
描いてたよね。
150円か…これ持ってたよ。
懐かしいものd
マーガレットは最後まで週刊誌で頑張ってたけど、
少女マンガは描き込みが細かいのか、自転車操業がつらくて
だんだん月二回刊が主流になっていったね。先生もトーマの心臓の時は、
24時間ネーム状態、週に13ページがすごく苦行だったと後に嘆いてた。
アンチの私が来ましたよ
双子の女の子の話が好きだったけど、なんといいましたか・・
「ルルとミミ」?「半神」?
ちょうど話題になってるブラッドベリ傑作選の
「みずうみ」を久々に読み返したんだけど
マックダンはジョニーになにか特別な思いがあったのかな
「ところで結婚したって?」ってとこちょっと意味深だよね
あの話はなんとなく根底にあるものがポーと同じような感じがする
みずうみってラストが酷いよね。奥さんに向かって知らん女とか…
あの瞬間すでに、本当に、奥さんのこと忘れてるんだよね。
初恋のあの子はずっと待っててくれたしやっと再会できた、
それどころか
再会の前にそもそも別れてなかったし、そもそも死んでなかったし、
もうとっくにずっと昔から結ばれてたことになってる。
読者にとってはみずうみにずっといた不思議なものが、砂の城を半分作って
男の心をひきつけてしまったホラーだけど、
彼にとっては「妻と称して知らない人がなれなれしく近寄って来る」ホラー。
みずうみってずっと悲しい話だと思ってたが
そうだなありゃホラーだ。
ブラッドベリの原作読んだとき、背後にスペースがあるのすごく恐くなって
布団に潜り込んで読み続けたんだよな。
萩尾版読んだらその妙な恐さが視覚的に表現されてて、あらためてゾクゾクしたもんだ。
>>939 萩尾さんがマンガ賞受賞のあとに
初期の頃のネームをひっぱりだして描いた(と確かいっていた)
「花と光の中」って「みずうみ」の影響うけてたと思う。
あれも、今彼女カワイソス
943 :
937:2007/04/16(月) 23:44:25 ID:???0
私が読んだのみずうみじゃなくて「霧笛」だよ…
ごめん意味わかんない書き込みしてorz
遅くなりましたが
>>908さん ご親切にありがとうございます。
ずっと気にかかってた番組でしたから。
でも斉藤由紀がミーハーまる出しはわかる気が…
私自身 先生にお会いできたとしても
みんなの気になる萩尾望都に迫る!よりも
自分の大好きな萩尾望都を先生に伝えるのに精一杯かも。
ブラッドベリ作品のマンガ化では「みずうみ」と「霧笛」が最高だと思う。特に「みずうみ」は
冷静に考えればブヨブヨの水死体になった少女が、幼い頃に遊んだ少年がやってきたのを察知して
湖の底から出てきて、その姿を見た男はショックと少女の情念によって発狂し、妻のことも
忘れ果ててしまうというホラーなんだよね。だけど、それがブラッドベリと萩尾望都に共通する
透明感によって、美しい純愛物語になってしまう凄さ。
この2作品を読むときは、マイク・オールドフィールドという人の「オマドーン」という曲を
BGMにすることにしてる。個人的にはこわいくらいハマっている曲だと思う。
遺体を見た直後に、美しい少女だった頃のタリーで心を満たされるのもすごい。
みずうみ読むと結婚して産まれた娘に
初恋の女の子の名前をつけた知人(男)を思い出すわ…
漏れの奥さん、息子に初恋の男の名前をつけてたらしい……。(´・ω・`)
>>950 自ら周囲にそう吹聴して信じ込ませ、「あそこのご夫婦って、ねぇ・・・」などとアレな存在として
屹立するのも面白いと思うのだけど、そこまでの洒落っ気は持ち合わせていないのかしら。
いや、それ面白いか?
私もよくワカンネ。
エヴァンズの遺書に出てくるヴィオレッタって他の萩尾さんの絵とちょっと違うと思わない?
それと彼女の死因ってやはり結核?でもそれだと「突然血を吐いて」死ぬのかな?
漫画の中での印象だと突然死って感じを受けたんだけど。
血を吐いて死ぬヴィオレッタといえば椿姫だ。結核。
あの子はいつも文句を言わなかった
辛いとも苦しいとも一言も……(うろ覚え)
って台詞が超泣ける。
自分ちも父が病気で働けなくなって、経済的にかぶるとことかあるから
余計に切なくなった。
>>954 フラワーコミックスに収録される際に、一部萩尾さんが描き直しされているけど
彼女の部分を描いたのは、臨時アシストした漫画家の岡/元敦子さんです。
噂話をしているメイドたち、瞳を閉じているメリーベルの絵もそう。
肝硬変から来る食道静脈瘤かもしれないけど
>>957 おお!そう言われれば彼女の絵だ!ありがとう。
さっきNHKのラジオを何気なく聞いていて知ったんだけど、先週の高校講座倫理で萩尾望都の
「城」がテーマに使われたんだね。聞いた人いる?
あらー聴きたかった
あの漫画セリフやモノローグのテンポがすごく良くて読むたび感心する
>>957 エヴァンズの遺書はかなり作画崩壊してるなーて思ってたけど、アシ使ってたんだ
>>960 聞きたかったなそれ。
あれはオシアンの城の意味がいまいち分からんかった
オシアンて不良っぽい奴だっけ?(手元にないので・・・)
>>963 いわばダルジュロス(恐るべき子供たち)
オシアンの城は、傷つきやすいまばゆい白の内壁を隠すため(守るため?)黒で鎧う、
もしくは
粋がって黒だけで自分という城を建てよう(厨二病?)としても、どうしても足りない
どうあっても真っ黒にはなりえない、という感じかな
今ちょっと思ったんだけど、ダルジュロスとオシアンとロレンツォ(残神)て
少なくとも表向きの人格は似てるよね?派手で、攻撃的で、享楽的で。
萩尾さん的には、黒髪・大きな目・きりっと太い眉毛・ハデな顔立ちってそういうキャラクターなのかな。
>>964 サンクス。思い出した。
私はオシアンと不倫をしてた人がよくわからなかったなー。
最終的に優等生の男の子よりもあの女の人のほうが人間的に成熟している、というような感じだったから。
(いやそんな単純な話じゃないだろうけど)
あの人なりの行動基準があるんだろうけど周りに迷惑かけたことに違いはないじゃん。
だいたいほんとにオシアンに恋してたのかな?
「城」って「君は美しい瞳」の別バージョンみたいな話だと思った。
>>965 奥さんは自分が迷惑かけてることも自覚してるしね
自分の負の部分もそして多分相手の弱さも
受け入れることができる=豊かな人 ってことなんじゃないだろうか
アダムの城は論外だけど、オシアンの城も理想的とは言えない。メディーナの城は
人間としてバランスが取れている。時には過ちも犯すが自分の罪や愚かさも認め、
受け入れて日々を生きていく強さを持っている。ああいう理想的な城を造りたいと
思っても、なかなか出来るものではない。
とりあえず
>>965には「恋したことないのね」という言葉を贈ろう。マジに受け取って
怒らないでねw
「恋したことないのね」
あのシーン大好きだ。数多い萩尾漫画の中でも、私の中では屈指の名シーンの一つ。
>>965 自分も子供のころ読んだときは
不倫の女性のことが自分勝手な行動としか思えなかった。
いっぱしの恋もしてるつもりだったが
所詮子供の恋愛ごっこだったのかもしれない。
今なら「恋したことないのね」の台詞と城の構成で
あの女性のことがストンと腑に落ちる。
10年後読んでみると味わい変わると思う。寝かしてみて。
それ考えると、まだ恋もしたことのないラドクリフが瞬時に
「僕には彼女の城がみえる」と理解してしまうのは・・・えらい聡い子だったんじゃなあ。
私のお城はどうなっているんだろう、って考えることがあるよ。いまでも。
白い部分も黒い部分も汚れてくすんでるのかなーw
>>971 あるある。私も。
でもお城の形してないかもwって思っちゃう。
なんか庶民的な戸建になってそう。こぢんまりと。
子供の頃って妙に潔癖だったりするから
あの不倫女性に共感することは難しいと思う。
ラドクリフは他の子と違って周りの顔色を伺うことが習慣になってたから
そんなものに縛られない彼女に衝撃を受けたんだろう。
自分の負の部分を受け入れるってなかなかできることじゃないよね。
見ないふりしてより自分を正当化しようとして中二病になるのは簡単だけど。
アダムは自分の負の部分を放置してるわけだから
自分にもエゴがあって誰かを傷つけているかもしれない
と考えることもないんだよねきっと
若いから仕方ないけど、こじらせると明美さんみたいになっちゃうよアダム!
明美さんのキャラって、すごいリアリティあるよね・・・
萩尾先生の周りにも、ああいった人がいたのかな
対人関係でどうしてこの人はこういうモノの言い方をするんだろう、と
思うことがよくあったらしいからモデルになった人が周囲に
いた可能性はあるね。
ご母堂がそういう人なんじゃないかなぁ…と
萩尾さんのプライベートなことはちっともわからないけど
明美さんみたいな人ならそこらへんにいくらでもいるでしょ
グレッグやサンドラも同じく
自分にも似たような気質が絶対ないとは言い切れないし…
確かにねー。明美さんが出てくる度に胃がキリキリするのは、自分の嫌なとこ
見せられてるようだからかもしれない。
遅ればせながら柳の木読んだ。泣けた。
981 :
花と名無しさん:2007/04/23(月) 15:36:33 ID:InUVjzsJ0
そう言えば「え、ハゲゴキブリが食べたい?」にワロタのは30年以上前か。
たとえば「このマンガを読め!2007」の萩尾さんとよしながふみさんとの対談なんかを
読むと、ご両親(とりわけお母様)と色々あったんだなーというのが分かる。
それはともかく、↑の対談で凄いと思ったのは。
残神連載が終わった直後に、萩尾さんが薬物依存症からの脱却を目指すグループと話す機会があって。
そこで残神を読んだ人からこう聞かれたんだって。
「お父さんのグレッグは気持ちが辛くて読めなかったんですが、描いている時も
大変だったんではないですか」と。
それに答えて萩尾さん、
「いいえ。どうイジメてやろうかと考えるのが楽しくて、グレッグを描くのは
とてもおもしろかったです」
よしながさんの(笑)を挟んで、
「そうしたら、その人が『悪い人に共感してもいいんですね。ホッとしました』と言ってくれました」
既出ならごめん。心底凄いと思ったので。(「」内は上記の対談からの引用です)
>>981 wwwww
本当は、誰かが「かき氷食べたい」って言ったんだよね。
聞き間違いの名人萩尾さん。
残神は、グレッグの描き方がどうとかってよりも、
ジェルミ(つまり虐待される側)の描写についての執拗さと容赦のなさが
個人的にはヘビーだったんだが、
それって萩尾さん自身がグッレグ目線でジェルミを追っていたからなのか〜。
アランいじめやユリスモールいじめのシーンも
そんな感じでノリノリで描いてたんたかな…。
イジメシーンを描くのが楽しいってのは、よく理解できぬ心情だな。
読者としては素直にダメージくらってしまう。残神を読み返せないヘタレなわたくしですた。
すえのぶけいこの「ライフ」みたいな話を作ったらどんないじめが起こるんだろうか…
「いじめ」はタイムリーな社会問題だから、萩尾さんにも描いてもらいたい。
イジメシーンがリアルにヘヴィすぎて、見るに耐えんかったというと
15年くらい前にやった「人間・失格」ちゅうドラマが強烈にすごかった。
萩尾さんはサディズムに興味はあっても「いじめ」にはあまり興味なさそう。
982タンは、何がどういう意味で <心底凄いって思った んだろう?
対談引用、d
自分は、萩尾さんの、イジメるのが楽しかったという台詞は
他の対談ででも知っていたけど、それを(おそらく)過去に
虐待をした又はされた経験があるだろう人たちの前でも
包み隠さず言う彼女の正直さに驚いたよ。
結果オーライだったけど、
実際に性虐待を受けた人間がこの作品を読むときの気持ちって
どんなんだろう、って時々考えるけど、作者が楽しんで描いてた
なんて聞いたら憎んだりしないんだろうか??
憎しみというか、負の感情を抱く人もいるかもしれんが
それで批判等の言動をされても見当違いの逆恨みだろう
作品を作る上で楽しかったってことだからそこまで突っ込むのもどうかと。
客観的に見たらグレッグって変態でキチガイでこんなキャラを自由に
操れるとしたら作者としては相当面白いと思うよ。
うんうん、同意
>>991 ナディアだけでなくほとんどのキャラが いい男、親切な男、セクシーな男、子供にも優しい男、
顔もプロポーションも頭も家柄もよくスポーツ万能で人望もありのステキな男 と思っているイアンが
グレッグとそっくり(読者から見て顔も←特に後半)
(イアン自身も、性的嗜好から性格から父親に似ていると思っている節が)というあたり
そして、ジェルミを虐待するためのグレッグの論理「私は君を愛している・君は私を愛している」を、
イアンも執拗にジェルミに言う後半は、もう恐ろしいようなこっけいなような、まさにサイコサスペンス。
ところで次スレ……
私は規制で駄目だった。
だれか たのむ
埋葬
>>996 話の流れから、墓場から出てくるサンドラ思い出した……