「黄金の60年代」
N○Kのサイトを見る限り、「60年代(に生まれた・活躍した)の作家について」…ではなさそうな気がする…
高度成長期の日本に生まれ、半世紀を経て世界に認められるようになった、日本SF。
その50年にわたる歴史をたどりながら、育まれた遺伝子がどのように発展し現代日本文化を生み出したのかを浮き彫りにする。
……なんか、既に解釈がおかしそうだ……
なんのこっちゃ…
高度成長期だとエイトマンとか鉄人28号とかマグマ大使とか鉄腕アトムとかな。
パーマンとかビックXとかバビル2世とか…。もちろんウルトラQからのウルトラシリーズも。
その当時の少女マンガでSF…。
学研の科学と学習に付いてた漫画は流石にSFっぽかったキガス。作者は覚えてないけど。
少女マンガはバレエものしか浮かばない>1960年代発表
70年代に入れば萩尾&竹宮がくるけどねえ。
なら、手塚・石森・横山で終わりだな。
このスレの
>>3-31見ると、
河あきら「ありがとうエス」、
里中満智子「くらい空のはてに」、
もりたじゅん「ダニイル」
が60年代の作品。
でも、どれもマイナーな作品だから取り上げられる可能性は低そう。
まあ、手塚・石森・横山は60年代には少女漫画も結構描いてたから、
そっちの方で取り上げられる作品はあるかも。
たとえば、石森の「きのうはもうこない だがあすもまた…」とか。
福島正実健在な頃の話とかは興味があるんだけど、
特にマンガに関しては自分のSFのイメージと激しくずれた
取り上げ方をされそうな気がするので
番組を見るかどうか迷っている。
なんだか、今度公開の映画「三丁目の夕日2」に便乗した企画のような気がするな。
明日か
知ってる人が少ないかもですが、まだ出ていないようなので。
ひたか良 「コンピューターヒ-ロー」
おじの開発した、特殊なスーツと鬘を身につけると
超人的な動きが出来るようになる。
主人公は、大人しい男の子、でも幼馴染の女の子が好き。
幼馴染の子は強い。いつも主人公は守られてばかりだったが
守れるようになりたいと思い、このスーツを着用して…と言う話。
基本的にトダバタコメディ路線の話です。でも好きだった。
S][文]ETV特集
2007年10月21日 22:00〜23:30 NHK教育
21世紀を夢見た日々・日本のSF50年
▽鉄腕アトムウルトラQエイトマンSF作家と意外な関係
▽星新一の幻の映像が
▽小松左京と大阪万博
▽筒井康隆の名作秘話
▽少年ドラマシリーズ
▽宇宙戦艦ヤマト誕生
▽栗山千明アキバ探検
どうだった?
SF者的には大満足
昔の野田元帥やら矢野曹長やらの映像とか
星の馬鹿話とか
少女漫画板的には何も
つまり、少女漫画の範疇はかすりもしなかったんだ?
なにしろ「ヤマトから現在までのSFアニメの流れとライトノベルと
アキバの話」を最後の15分でやるような時間配分だったから。
あのパートは不要だったなあ。
前半のじっくりした作り方に比べて、ひどくいい加減。
あと、折原みとたちの鼎談もいらない。
歌って踊れる漫画家だったっけ?>みと
TVアニメはなー…権利問題とかいろいろとこう、
すごくドロドロした側面があって、60年代のアレコレを
いまだにひきずってる人もいるからなー。
詳しく突っ込んだ話に持ち込めなかった、というあたりが
正解じゃないかと。
…だったらそのへんはやらなくてもいいじゃないか、とも
思うけどね。
SFの歴史番組を作りたかったんだけど、「SF」じゃ企画が通らなかった。
そこで、「オタク」で無理矢理通したんで、そのためのエキスキューズが
必要になったのがあれ。なんてことじゃないかと愚推。
あそこで竹宮,萩尾方向に持ってくと、違うオタクのほうにいっちゃうし。
(中島梓がでてくることになりそうだ)
ちょっとした拾い物があったので投下。
「グリーンは天才」たんのてるこ
古本屋で購入した、1970年の「りぼん」6月号の別冊ふろく、『愛は北海に消えて…(タイタニック号の
悲劇をベースにした悲恋物)』に同時収録されていた、16ページの短篇。
分類的には多分※…かな。
時代設定はおそらく未来。主人公はアニー・サリバン(!)という「ロボット研究家」の女の子。
ロボット設計技師の婚約者がいて結婚をせっつかれているが、まだまだ研究に夢中で当分その気には
なれない模様。
主人公はどこから見ても人間の女の子にしか見えないアンドロイドを作り上げ、メイドロボット「ミス・グリーン」と
して売り出そうと考えていたが、完成したロボットは家事がまったくできず、その上「自分は完璧な美女で天才」
だと思い上がって、主人公の婚約者に横恋慕。
このロボットは危険だと判断して壊そうとした主人公は返り討ちに合い、危機一髪のところを婚約者に救われて
とりあえずハッピーエンド。
ロボットといってもいきなり完成状態で登場するし、メカ描写らしいものはほとんどない、古い少女漫画らしい
軽いコメディなんだけど、唯一メカらしいものとして登場する主人公の助手ロボットが…どう見ても、「火の鳥」
未来篇や復活篇のロビタ。
作者名でぐぐっても、この作品と、あと同じりぼんの別冊ふろくに収録された「ハッピイ・ハピイ」というタイトル
(内容は不明)くらいしか出てこないので、他に作品があるかなどは不明でした。
板移転、保守
最近は、SF作品はほとんど読まなくなりましたが、昔は「DUO」「リュウ」の愛読者でした。
アニメでいうと、宇宙船艦ヤマト、ハーロック、999、ガンダム、イデオンくらいまでw
なので、このスレを発見し、とても懐かしく読ませていただきました。
で、まだ出ていないと思われる作品を。 (過去スレは見ていませんが)
もとなおこ
▲ or ※ 「DREAMY BLUE(ドリーミー・ブルー)」 初出誌:不明
あとがきマンガによれば「1986年2月に雑誌に載った作品」とのこと。
プリンセス・コミックス『星の野原をゆこう』(絶版)収録 平成7年9月10日 初版発行
ということで、おそらくプリンセスだとは思うのですが。
ラストページの隅っこに「1986.1.28」と表記。
[ あらすじ ]
異星人の宇宙船が行った無茶なワープが原因で、現代の日本から
恐竜たちが闊歩するジュラ紀へタイムスリップしてしまう女子校生と
その原因を作った美形の異星人との恋物語。
作中で、主人公は「タイムスリップと第三種接近遭遇のダブルショックだわ」と語る。
ま、こんなあらすじでは身も蓋もなく、SFと呼ぶには相応しくないかもしれませんが、
主人公は、公害による環境破壊や戦争など、現代の地球にうんざりしていて、
恐竜だらけとはいえ、豊かな自然あふれる過去の地球と、
見た目は地球人とほとんど変わらない(美形の)心優しい異星人との交流のせいで
現代に帰りたくなくなってしまい、ある行動を起こす。
** 以下、少々ネタバレあり
遠い過去にタイムスリップし、異星人との出会いや、宇宙から青い地球を
眺めるといった体験で、主人公の意識が「人間なんてほろびてしまえばいい」という
悲観的なものから、「あたしの時間(とき)をせいいっぱい生きていく」という
前向きなものに変わっていく過程が暖かく丁寧に描かれた佳作です。
以前、もとさんの「悠かなる愛し夢幻」があげられていましたね。
でも、「DREAMY BLUE」では、宇宙船の内部や小型宇宙船、
ホバークラフトのような空中浮遊船など、
がんばってSFしてると思うのですが、いかがでしょうか?
板移転どうなってんだろ
>>524 無事完了してるが?(anime2→anime3へ)
保守
中村理恵
『21世紀探偵事務所』ボニータコミックス
1巻=平成5年5月10日初版
2巻=平成5年8月10日初版
3巻=平成10年12月15日初版
4巻=平成11年7月25日初版
5巻=平成12年7月25日初版
『地上の星』(『21世紀探偵事務所』の番外編)きららセーズコミックス
1巻=平成8年12月10日初版
初出の雑誌はちょっとわかりません。多分ミステリーボニータあたり。
手近にコミックスがないので大雑把な内容ですが、
タイトル通り21世紀の探偵事務所の話。たしか西暦2030年ごろだったと思います。
ミステリですが近未来予想的小道具が登場していました。
直径3センチぐらいのスーパーミニディスクとか携帯ファックス。
あるいは人間そっくりな外見のロボットなど。
第二次関東大震災が起きて東京半壊後10数年、
その後放射性物質輸送中の事故により新宿あたりが基本的に立入禁止。
地下街とか結構スラム化している…ような設定でした。
一巻の巻末に未来年表がついていたり。
hο∫hμ..._〆(゚▽゚*)
hο∫hμU..._〆(゚▽゚*)
530 :
花と名無しさん:2008/01/28(月) 00:51:06 ID:D1N4NdQ40
地球へ...のスピン作品の蒼きキースは宇宙船がしっかりしてると思う
板違いな話題ですまんが、保守兼ねて…
出版芸術社という出版社が「日本SF全集」を出すようです。
(もちろん小説なので、漫画は関係ない)
まだ出版社公式サイトでの情報公開はないですが
某作家スレで見かけたもんでついでに告知。
最近原作付き漫画ってゲームコラボやら浅見光彦シリーズやらで
増えているのに、SFではあえてそう言うシリーズでやろうって企画は
ないのかねぇ?過去に少しあったからそれで終わりなのかな。
漫画やゲームってわざわざ原作付にしなくても
素でSFだったりFTだったりするからなあ。
というか、最近SF小説であんまりヒット作が出てないからでは?
割かし最近マンガ化されたのも原作は結構昔のものが多いし。
昔ならSFの範疇のものもラノベで出てるキガス。
星新一のショートショートを、秋田書店が2冊くらい出していたね。
このスレの初期に出されたものをまとめサイトから引用すると
□『コミック☆星新一 午後の恐竜』2003秋田書店 (原作: 星新一)
漫画: JUN、木々、かずはしとも、川口まどか、白井裕子、鯖玉弓、有田景、志村貴子、小田ひで次
□『コミック☆星新一 空への門』 2004秋田書店 (原作: 星新一)
漫画: 鬼頭莫宏、鈴木志保、安部潤、川口まどか、東山むつき、羽央、人見茜
前者のみ読んだけど、秋田の雑誌の連載をまとめたもので、
原作のストーリーがどうあれ掲載が初期に近いものほど漫画的に出来がいいという印象を受けた。
小説のSFを読んで漫画のSFを描きたくなったというジェネレーションは
やはり80年代以前にSF漫画を描いてた漫画家だと思う。
今どきのミステリの原作つき漫画化にしても、原作はラノベ寄りのキャラ物でとっつきやすいものだしね。
まあでも、出版社が往年のファン層をねらった企画としてシリーズを出すことは
どのジャンルにもあるので、もう少し長生きしてたら
SF漫画全集とかもありうるかも。
最近になって、わたなべまさこさんにもSF作品があった事を知った。
「リリアム」バイオハザード系
「プルトンの息子たち」異世界もの
「リーベス・ツァイベン」エスパー系
どれも70年代末頃の連載だけど、どれも軍隊絡みのストーリー仕立てで話はよくできてる。
終盤で急いで風呂敷畳むみたいな感じでちょっと惜しいなと。
はじめまして。佐々木淳子さん大好き者です
これも入れてくださいな↓
坂本ミドリ《20世紀のクレオパトラ》 1970年代終わり頃刊なかよしからと思ったがちがったみたい(ネットでは昭和53年 若木書房)
内容:クレオパトラが20世紀にタイムスリップする話。このクレオパトラとダニー・ノミシラミーという男の子と女の子のドタバタコメディ系
佐々木淳子のアイン・ラーガの6巻以降が手に入らないorz
全何巻だっけ?
>>538 全6巻なのでどうがんばっても続きは手に入らないよ。
書き方が悪かったね6巻を含めて後の巻が手に入らないんです。
>539
教えてくれてありがd
追伸
1巻から4巻までは割と簡単に手に入ったけど、5巻を最近
手に入れるまで結構時間がかかったんだよね。
もう6巻は手に入らないかも・・
_r'ニ二> 、
_,. :'´ ̄: :`ヽ\::.::`ヽ
_,.:'´: : : : : : : : : : ヽ ';:.::.::ハ
∠,仁._‐-、 : : : : : : : : : :}_j::/::.::i
, '´ ̄¨´‐.、 `y'^ー、: : : : : : :/'イ::.::.::{ ,.、
/ . : : Y } }_;.-'TT´::::::.::.::.:;ノ _,.f´__,\
.′ : : :}v .i`ト-く._!:::::::_;.イ--、―¬;.:.:.:.:_:.:.:\
. l . : :. .:!| !! /イ ̄ / j_,. -亠'¨⌒ヽ:_ノ
! { : :. |:.:,! ! | `ー'´ ヽ.__,,.. -‐'´
}.:}. :.l :.: .!:.i r' , 、〉
(_,ノ_;{:...:.:.:!: .:.:. .ハ:{_`T~^i
f彡Y:.:.}:|:.!:.:!:{:イ'` | !
⌒j,ィ:.{:!:ハ:|:!{{| j !
,レ^ト! }川`ー/,. {
}n.n r}
佐々木淳子は、残念ながら「あっちの世界」に行ってしまったような気がする。
いや、ちがうよ。あの手の漫画じゃ売上が期待できないと考える出版社のせい。
いまWEBのでダークグリーン2(タイトルうろ覚え)再開してるよ。コミック化してくれるといいんだが
現実の子が出てくるとイマイチモッタリするけれど、絵の感じを見る限りでは、今後の展開によってはまた気持ちいい世界が見られるよ
佐々木さん本人はアナログ人間らしくて、ネットではなかなか安否確認できないが(公式は代理人がうpしてくれてる)
>>543 「ディープグリーン」だね。
うちの環境ではWEBのが読めないので自分もコミックス化を期待してるんだが…
「ディープグリーン」は一巻が講談社から2008/02/08に発売されてる
みたいだね。
佐々木さんは悪い意味で絵が変わらないような気がする。
以前のままでも古さを感じないひとと、モロに時代を感じてしまう人がいるけど
佐々木さんの場合は後者のように思う。
>>545 書店発売じゃなくて、ネットでダウンロードして読む方式で
紙媒体じゃないんじゃない?
空想科学を謳って描きながら、電脳社会や時代に乗れない作者って矛盾を感じるなあ…。
いや、佐々木さんのファンなんですけども。
>546 そもそも元から流行に関係ないところに居る気がする
那由他もだけど、現代の服(普段着も制服も)が登場するとマイナスポイントになり気味でもったいない
今の絵、期待どうりで安心してるんだけどやっぱり現代の服のシーンは他の人に見せたくないな
長々とこのスレを占領するのもいい加減申し訳ないし、
スレが落ちた頃よりも今は話題やネタもあると思うから
久しぶりに佐々木淳子スレ立ててみる?
>>550 この話題には参加してないけど、
ここも過疎なのでSFなら別にここで続けてもいいのでは?
思いっきり板違い(青年向けweb漫画)なんだけど…
遺伝子操作が絡んだ科学的に作られた不老不死の肉体を持った男女2人が主役で
片方は手違いで美少女だけど、実は何千年も生きている設定の作品
原作「新谷かおる」×作画「佐伯かよの」夫妻の新作「QuoVadis-クオ・ヴァディス-」が
ちょっと面白いです。柴田昌弘が好きな住人とかにおすすめ。
タイムマシンのようなシステムもあるようです。
>>552 昨日2巻買ってきて読んだわ。旦那のクリスティ・ハイテンション2巻と同時
発売でしたね。
ゼロサムのあまつき(高山しのぶ)
メロディの秘密(清水玲子)はどうよ?
佐藤史生って今も描いてる?
最近見かけない漫画家スレより。
132 名前:花と名無しさん 投稿日:2008/02/25(月) 04:04:18 ID:RhCdkbWN0
佐藤史生さん
「夢見る惑星」「ワン・ゼロ」大好きだった。
もともとかなり寡作だったけど最近新作はないんでしょうか。
133 名前:花と名無しさん 投稿日:2008/02/25(月) 13:59:03 ID:???0
書き込む前に検索を
◇◆佐藤史生を語るスレ第3複合船◆◇
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1155915162/ 専スレがあるのでそっちでどうぞ
誘導されてきました。
↓ここの490です。
少女漫画のタイトル&作者名捜索願(33)
ttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1201890273/ 25年以上前の作品を探しています。
面白かったということのみで、作者もストーリーも何も覚えていないのですが
はっきり覚えているのは
SF、最終巻が出たのが1983年頃、
『ラストの戦いの後?で、崩れかけたビル、
街角の水道の蛇口から水が一滴ピチョンと落ちる』 このひとコマのみ。
テンプレを見ていて、竹宮恵子の『アンドロメダ・ストーリーズ』
が気になったのですが、最終巻のラスト近くに上記の様なシーンはありますか?
よろしくお願いします!
>>557 自分が覚えている限りではありません
また『アンドロメダ・ストーリーズ』は異星、異文化が舞台なので
水道の蛇口というものはなかったはずです
>>558 そうですか(´・ω・`)
でもありがとうございました。頑張って探し続けます!!
>>559 蛇口からじゃないけど、地球へのラストで
水音ような音と波紋の描写があってキースが目覚めるシーンがあるんだけど
561 :
557:2008/03/12(水) 20:46:26 ID:???0
>>560 地球へは「読んだ」という記憶があったので除外していたんですが
週末にでも漫喫行って読み直してみます。ありがとうございました!
>240
いまさらですが、羽根くんシリーズのコミックスが1冊だけ見つかり、それが登場人物達の
初夢話だったので、これかな?と思い報告します。
野妻まゆみ 『羽根くんの気になるお前』
1985 白泉社 花とゆめCOMICS(初出:昭和60年 3〜8号)
SF要素はほとんどないと思われます。最後の主人公の夢オチというのも、SF的な夢を見ての
夢オチではなく、酒を飲まされて意識朦朧とした時の事を友人(酒を飲ませた人ではない)に
「それは夢じゃないんですか?」とごまかされた感じです。
1・時代劇(遠山の金さん)、2・ちょっとSFっぽい、3・西部劇→特撮(宇宙刑事もの)
4・メルヘン(白雪姫)、5・耽美なギムナジウム(夢ではなく、妄想)
2・主人公の友人、ジュリー(男)の見た夢(SFっぽい?)
誕生日に友人達を招いてパーティを開いていた。友人の一人がジュリー父がいつもまとって
いるマントに興味を持ち、中を覗いてみたいと言う。(父はいつも、スーハー、ゴォー、という呼吸音
を効果音にしているので、ダースベイダーのインスパイアっぽい) 断られた彼女だったが、マント
をひっぱって破いてしまう。と、その中から、5歳の羽根くんが出てきた。
欲しいという仲間が何人もいるうえ、ちょろちょろと元気よく走り回る幼児羽根くんに、本人羽根くんは
ぐったり。親友の曽我部が「マントにもどせばいいんじゃ?」と提案し、それを実行しようとするが幼児
は嫌がり、弾みで羽根くんはまたマントを破いてしまう。
新たに3人の幼児羽根くんが出てくる。それを捕まえようとして、マントをびりびりに破いてしまい、結果
たくさんの羽根くんが。ジュリー母の提案で仲間達みんなでわけることに。
仲間各人の性格にそった幼児羽根くん達に、羽根くんはさらに翻弄されることになるのでした。
最初に報告された方が読まれたものが別の話だったらすみません。
>24
□ あもい潤「@テンション!」(1997〜2000コミックアイズ)
1999〜2000ホーム社.集英社 EYESコミックス(全3巻)
□→■
2023年の近未来。ネットが発達し仮想現実が作られ、テレジオと呼ばれる世界で人々は遊ぶ
(ゲームではない)。電脳音痴のリカは、ハッカーである叔父にテレジオに行かされる。そこで
リカは美形青年と出会い一目惚れする。しかし彼の正体は、テレジオを破壊しかねないゴースト
だった。リカはテレジオで知り合ったカツヤと一緒に、ゴーストを捜す。
作者はサイバーパンク大好きだったそうなので、そういう要素がちりばめられている話です。
掲載紙が少女マンガ誌だったので、女の子主人公でロマンス要素も入れてありますが。
2巻と3巻に、それぞれSF短編が収録されています。
■? 亜藤潤子「パラサイコロジストの憂鬱」(1989 花ゆめEPO 9月号)
2000 『@テンション!』3巻に収録
美鳥はPKを持つ女子高生。恋人で同級生の宏次にESPカードで訓練させられているが
あきてしまう。そんな二人の前に美人の貴子が現れる。彼女はテレパスで、過去に宏次と
何かあったらしい。そのことで宏次とケンカした美鳥は、貴子に宏次の過去を知らされる。
そして貴子に、白鴉教会という宗教団体に連れていかれる。能力を授けてくれた神のために
その力を使え、と。
PKとESPが違うという説明とか、当時の白泉社はこういう漫画を載せてくれるところだったん
ですね。
■ 廈門潤?(初出時の名義不明)「FAR BLUE」(1993 アスキーコミック・らしい)
1999 『@テンション!』2巻に収録 32P
西アジア自治都市No.22は、3基のAIに制御された完全都市だ。3基のうち1基が常に都市の制御を
行い、1基はバックアップのために冬眠中。ホルスは、残り1基の、肉体をもったAIだった。
ホルスは街の外れの廃園で妙な事を言う女と出会う。彼の事をトオルと呼び、都市の下に湖があった
と言う。彼女は幾度か現れ、トオル(ホルス)に思い出して欲しいという。
冷たい水底で寄り添って眠る自分達を。
彼女との接触が、ホルスの受容体(肉体)を不安定なものにする。記録に基づいた愛と、なぜか記憶に
ある女への愛。混乱する彼に、メインAI(母)が呼びかけるが、ホルスはそれを拒絶する。
初出は少女マンガ誌ではないのですが、コミックスに収録されていたので一応ご報告させて
もらいました。
>>30 □山口美由紀「印象ローズ」(2000別冊花とゆめ2〜3月号)
2002白泉社HC『マジック☆マイスター』に収録
□→▲?
花の女子高生である美花子の隣人トシは年齢不明、出自も不明の謎の男。いつも世界中を飛び回っては化石を発掘している。
しかし、彼を追っかけているうち、美花子は気づいてしまう。トシが行く先々で地層の中に何かを『埋めて』いることに。
ある日、美花子はトシを問いただす。トシは埋めたものの正体については答えなかったが、代わりに少しだけ自分語りをしてくれた。
曰く、自分が既婚者であること。そして、妻は現在遠いところにいること。
そして、やがて知ることになる。彼が地球人ではないことを。
トシの星では、お忍びでの地球観光が流行中で、彼も観光客の一人として地球へやってきたのだ。
この話はとにかくオチが綺麗なので、そこに繋がるこれ以上の話はできません。
ですが、山口作品独特の読後感を持つ佳作だと思います。
>>562 >最初に報告された方
たぶん、それは私だと思うのですが、私が読んだのは、1と、5の次の回で
2〜5は読んでません。
5の次の回の最初、羽根君が友達が見た夢を「○○は俺を〜にした」という風に簡単にまとめて紹介するシーンがあり、
その中で「宇宙空間に云々」という夢の紹介があったので、3のことを指したものかと思います。
568 :
562:2008/03/14(金) 00:44:40 ID:???0
>567
この巻の確認でよかったのですね。
羽根くんシリーズは、たまにパロというかギャグの混じるコメディタッチの話ですが
作者の方が、ヤマト、トリトン、スタートレック、スターウォーズあたりを好きなのが
うかがえる話だったと記憶にあります。
>26
2巻だけ発掘しました。2巻には5話収録、2000年雑誌掲載
□→■ JET 『螺旋のアルルカン』(ネムキ連載)
2001〜2002朝日ソノラマ(全3巻)
未来の地球では遺伝子に異常が起こり、ヒトの寿命は20歳となった。
しかし科学者カミラにより、ヒトの魂を人体型ロボットに移し替える
技法が考え出され、限られた人々だけが20歳を越えて生きていた。
博士は事故で頭脳だけの存在となり、過去の記憶も消された。
彼女のコピーロボットが奇跡的に彼女の記憶を取り戻し、別のロボット
へ依頼を託す。開発された時代へ行き、カミラを殺して欲しいと。
(主人公、Rは、ヒトの人格を移植される前のロボット。依頼を受けた
ロボットと関わり合いになり、この事件に巻き込まれる)
2巻では、Rは江戸時代へとタイムスリップする。
山田ミネコの最終戦争シリーズがMiChao!で連載開始だね。
最終戦争シリーズかあ…懐かしいけど、
私の中ではSFとしての最終戦争シリーズはディーヴァダッタ登場以前で終わってる。
それ以降は似て非なるパラレルの世界のファンタジーと思いたい。
どのあたりから連載開始なんだ。
同人小説?で書いていたあたりはどうなるんだ。
文庫ラストの続きなら小説はなかった事にされるのか、
アレをマンガで書き直すのか。
けっこう進んじゃってるけど。
気になる。
花郁 悠紀子 が夭折しなければ今頃色々読めたんだろうな、とオモウと
ちょっと切ない。
…26歳…。
でも、花郁さんは基本的にはSFというよりファンタジー作家だったと思う。
まあ生きていればその後、どういう風に変わっていったかはわからないけど。
自分は奥友志津子さんがもっと読みたいよ
今は地元に戻られているらしいが。
清冽で透明感のある作風が好きだったよ
572です。
みてきました。
また別の話だったんですね。叫んですみません。
早くナガト(現在睡眠中??)たちの話を進めてほしいからじれったい。
なまじ、同人小説も少し読んで、いろいろなことが気になっているから。
>>570 私も見てきました。
パソコンからなんで読めたのはまだ一話のみだけど、その限りでの印象は
「最終戦争シリーズ」本編より外伝の「パトロールシリーズ」系かな?
息子をコミケの売り子に使っていたような…?w
>>574 描きたい事が多すぎて描ききれないという、彼女の生前の言葉をふと思い出した。
>>575 奥友志津子さんの本は全然文庫化されないどころか、絶版だものね。
絵が少女マンガだったからSF好きからは知名度が高くなさそう。
軽快で洒脱な雰囲気を醸しだせる作風なのに、埋もれさせるのは惜しいと私は思うよ。
580 :
花と名無しさん:2008/03/19(水) 11:59:16 ID:ByCKnwbo0
佐々木淳子先生のディープグリーンもコミックスが今日発売ですね。
うちは田舎だから月曜日発売になります。
今から楽しみです。
保守
酒井まゆのピーターパン症候群も若干SF要素はいっている気もするが…
雰囲気好きだったのに打ち切りなのが残念
保守
保守
保守
板移転
あげ
ちょうど今最終戦争シリーズを読んでて、クマリが出てくるところだったんだけど
ニュースでクマリが交代したのを知った。
タイムスリップすると同じ時空に同じ人は居られないから
普通に過ごしてる方が一時的に消えるって言う設定の漫画があったと思うんですが
ご存じないですか?時期は90年〜95年あたりだと思うんですが。
当時は白泉社の漫画をよく読んでたので、そのあたりの短編かもしれないです
こっちの方が詳しい人多いかなと思ったんですが
誘導ありがとう
酒井まゆのMOMOはSFじゃないか…
スレタイに惑星とあるから反応してしまった
明智抄は良いSF漫画描いてると思うんだが・・・
中途半端にエロ・グロが強くて敬遠されるんだろうか?w
高尾滋の人形芝居はどうだろう
人形師の作ったアンドロイド?たちが人間と暮らすオムニバス
保守
昔はいかにもSFな少女マンガも多かったけど
いまはSFものはBLに行ってしまってる気がする。
それだけ少女漫画がメジャーになったってことだろうな。
少女漫画がまだまだ少年&青年漫画に後れをとっていた時代は
SFに限らずホラー、グロ、本格ファンタジーと多種多様だったよね。
ジャンルそのものがメジャーになったら極狭いタゲ層向け作品は敬遠されるんだろうなあ。
>>597 BLにSF物があるの?
佐々木淳子や佐藤史生あたりの硬派SFがあれば読みたいが、あの山からどうやって探せばいいんだ…。
>>599 ないよ…
設定がなんとなくSF風味なだけ