1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2006/02/16(木) 23:39:09 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2006/02/16(木) 23:40:07 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2006/02/16(木) 23:41:13 ID:???0
5 :
花と名無しさん:2006/02/16(木) 23:42:00 ID:???0
_ -ー--―- .._
ノ´ ヽ
〃 `ーく
, '´ \
/ /, ヽ、 ヽ
i 、 ( `、ヽ }リ il
(jり ノ , ヽ ヽノ Y' , リ
ノ / , イ 、、 }li il ! リ }((,イ
〃 , / { {{ r(_ノノ ノ人_ノノ〃_,イリ` }!
t {、 い.ヽ.__トこ._'⌒ー-,r_ニ.´^tフ,.イt 彳
/〃 {{下、.‐'フfrrヘ` i '{kタk {{ ヽ',.イ
いヽ_ハ. いヾ:ェタ. l ^'宀'´ !ラく小{
`爪_ ゝくヘ ´^ | ,ハ.ノノノ
``ヽ._ゝベ、 _´_ /、(し´
`いr、\ ´ー ` ,.イゝー'´
ゞ-ク{ `丶 .__ _,/l!ト、
/:::l \ / l:::ヽ
,.イ::::::::::! /r:く_ l::::::l`ー- ._
_,.-'´:::::|::::::::::::!_,.-‐''_}::{_ ̄`ヽ:::!::::::::::::`ヽ、
,.-'´、::::::::::::::!:::::::r'´::,r'´イ ´ト. ̄ヽ::/〉:::::::::|::::::ハ
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l::::::::::::::!::::::::::/:::::::::::::l.l::::| !:| |::::::::::ヽ::::::!:/:/:::::|
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!:::::::::::::::::!::::::::::::ヽ::::::::!_::ト、 ` ,l:::l:|:::::::/::::::::l/::::::::::::|
6 :
花と名無しさん:2006/02/16(木) 23:42:48 ID:???0
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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ノ:::::;::::/:::/〃;/:::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::ヽ
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〃::/〃::/〃/::::::/:::::;::/:::::/::/ }:li:::|
{':://'/:/,r‐、:'::::/_;.ノ__ -‐':_;:/ /!:リ::!
∨l:li'::l::i r 冫r‐''´ ニー- .._ ´ノ'ノ
Yl:!l:l::l { {{イ ヽ´{「ft;リ` ,r≠7
、!l:l::.い、ヽ ^ ー-' i{ヒタ7
ヽ-.ヽ_) |` /
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7 :
花と名無しさん:2006/02/16(木) 23:43:31 ID:???0
,. ‐'"´ ̄ ー- .
, ‐ ' _ ヽ ._
/ rく'´ ヽ `ー 、
/ / ノ } ノ ヽ
、_ノ ! / , ' } i }
〃 ノ / '´ ノ ノ ノ j } リ ト
{ ,/ {/ . '´ / / ,〃 / イ! ,ハ
、イ{ 人. / , '´ ,∠__, -' //ノ〃 }
} ヾ_ト、 { /{ /,.=、7 / ,r_⌒/ _,ノ
ヽ. {、_) ゝ{ ハ_ 小tツ{,.イし i{t;リ7 (
)ヽーr{ `7 ` ^` ` |`^ !ノ^
`ーr ヽ.),イし' ,! /
!{ l ^ー'´ __´ /
`` l \ ー‐ /
/! ` - .__,.イ
/ ,l ノ ヽ _,,. 、
_,. / ! ! / }ー ‐''7-‐' `ヽ
__,.-'´:.:,' {| / __ !:.:.:.:./`ー‐' ',
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/!:.:.:.:/ ,.イ⌒ヾ、 /.//./:.:.:.:.丶!:./ ! !
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8 :
花と名無しさん:2006/02/16(木) 23:52:02 ID:???0
9 :
1:2006/02/16(木) 23:59:33 ID:???0
乙
1さん、ありがとです。
えー、どこで見たのだったか。エドガーとアランが並んでるAAも、どなたかお願いできましょうか?
,.-‐=ー-−、
, -{〃´r `ヽ. 丶
/, イ い ー-、 `、
ノ ゝ `下ヽい j ぃ.ヽ
〃 い ぃ_ノ八ー' 、_,小 ヽ.い
八ゝィ(、_冫ィrくヘ(__,〃 ミヽYリ
{ ゝいン‐-廴いゝン-いゝ川 {
}Yハ 涎nヾ代愆シ`〉Yィ'リ
ヾゝい j / ノリ´
`込 __,,__ /イ^′, -<¨¨ ‐、
r_、  ̄ イ^´ / \
}ニヽ.`¨´〆´{ / ハ
ノ廷込Y'{rI巧∨ r _ ',
, -‐、 -‐'´  ̄`ゝ孑乍ミ7 ノ⌒ ヽ {. i
〃シ/兮、 _/匁/}ドI父f (、ノ_,∠._ __い、_ノ |
/乏yiWrfヘ ヽゞタ/'ノ}!t},ネ{ 小 r符ミ ' r符ミtり} |
/'爻〃 リ' }j'りハ. Vイタ{{カt,ハ{ {ぃ ^¨´ h `¨^ rラ′!
/〃朮/x〃ォリ〕}ルiヘ. hホ;!}价} いヾ、 ' ,{(.ノ/
/ッ厶 ル'衣/ゞ/仞{刔ハ !仔}.{弁{ / 弋タ\` ̄´ イ心./
'^^^/ ty'r片/r_/r〃えl爿ヘ.l込{ }戈j./ /´`フ'| ` ー ´ {ヘ‐'^ヽ
. / ん幺イ7方ソ,!余;朷j tj|爻} {父j′ / ヘ / \ ヽ
' ⌒´h伐ルくj弐ネくリ,{f|戈{i }_込_イ戈ぇ癸,ゝにユtュ.--―‐、
/ 亅ゝ'´l }iゞlゞ{小!tゞ'卞冖示テ=会テ示冖'j|「 ̄`
/ ! l {爻j〃}jtぐく必込X述シx伐ゞム圦.v!
' |i | ヽハ爿刈ネYヘ弐ソハ.Xイ夾ac^込7
/ l ! l Et{r{/`込ぃ.來ネa | `7
/ h| i t予/ ヾ沙宀' l /
亅l l `ァ′ / !. ! /
、 j ! ! / / | i c⌒ヽ!
ハ / | ! /
{ ヽ / U
>>14 私初めて見たよ・・・・・いかん涙目になってきた・・・
>>14 アンティーク・ドールのような愛らしさ、はかなさがありまする。
前スレの1000スゴス!
1000 花と名無しさん sage New! 2006/02/17(金) 09:00:31 ID:???0
1000なら今年もいっぱい新作が読める!
バルバラ一気読みしたー。面白かったー。
銀の三角とスターレッドと、金曜の夜の集会と、えーとあとは
なんだべか。危ない丘の家とか?
萩尾漫画の集大成って感じか?ここからまた新しい何かが生まれるのか?
当時「フロルはオカマではない!」てのが別コミの読者コーナーのイラストに
載ってて、吹いたものよ。わしも年取ったものよな。
この娘うります!の赤頭巾ルックがカラーで見られたのに感動!
dです
すごい豪華連載人だね あと今更週刊だったと知った
>20
「トーマは生きている」切り抜いて持ってる
そういや前スレあたりで貼られていた無料立ち読みサイト
いつのまにか会費取るようになってしまいにゃ著作権法違反か
なんかで摘発されてニュースになっていた・・・・・
アホーの立ち読みはマカ−は見れないんだな。
>25
あそこサイト閉じたよね。挨拶メールが来た。
>>20 このころ、吃驚するぐらい皆同じ絵だな・・・顔と言うか
中身覗けば違うんだろうが表紙は判押しだ
ぬわーーーーー
プ、プランタンのどアップが・・・素敵だ。
プランタンって、たまにオスカーに見えない?w
見える見える
>>27 とはいえ、望都様のトーマの頃の甘い絵が好きだー!
うん、なんか20の絵見てたら涙でてきた。
いきなりだけど、
ゴールデンライラックのヴィーって途中で
夫の方に心を寄せるくせに最後になったら
幼なじみの男の子に「あなたが一番好きよ」って言ってたのが
「どっちやねん!」って理解できなかった。
私が青かっただけかもしれんが
(あれは一番大事ないとこ、一番大事な男の人はあなた〜
て台詞があったから余計に)
その時その時の一番なんじゃないかと。
自分の気持ちに正直で真摯なヴィーらしいと思ってたよ。
でもそれこそ本命ヴィーに「あなたが一番好きよ」と告白されて、何年も置いて
海外いっちゃうかなー??って私はそっちの方が疑問だった。
告白されたはいいけど、
ビリーだってまだ航空技師として今ひとつだったんじゃない?
だからアメリカに行って一人前になったら帰るって、
そう決めていたと勝手に妄想してましたw
>>34 いま理解できれば、それでいーんじゃないの。
>34
ベルバラのマリーアントワネットもフェルゼンを愛してると言いながらも
夫が処刑される時には「激しい愛ではなかったが愛していた」とか何とか言ってたから
それとおなじかなと
劇的な愛ではないけど、長年一緒に暮らす中で人として湧いてくる情愛みたいな
>36
それまで長年すれちがったりかみあわなかったりしても「一番愛してる」
なら、アメリカ行きの数年間だって耐えよう、という信念みたいなのがあったのではないかなお互い
もちろん辛いだろうけど
自分なりの理解なので、他の人に押し付ける気はないですが
で、色々あったけれどアメリカから帰ってきて二人は結ばれたんだよね?
これで結ばれないというのもロマンだなーと思ってたり…
夫を亡くしたヴィーが飛行機の上で泣き喚くエピソードは
メイヤードとナースタースのアレwにつぐ素晴らしい相思相愛描写だと思う
自分的には
夫が生きてるときのビリーとヴィーの関係が好きだった。
自分のものにならなくてもお互いを大事にできるんだなーと
恋人同士だけが男女の関係じゃないなって
44 :
花と名無しさん:2006/02/19(日) 21:09:13 ID:ZMmZ9GvP0
最近、萩尾先生の作品を読み始めました。
残神と傑作集のエッグスタンドを読んだのですが、エッグスタンドの中に
収録されている天使の擬態が面白かったです。
主観ですが、秋田吉生のラバーズキスがこの作品と何となく、雰囲気が似
ていると思いました。
↑ 吉田 秋生(よしだ あきみ)な。
テラワロス。読み流してた。
入れ替えてもそれらしい名前になるじゃないの。
そういえばここはsage推奨スレじゃないの?
>>46 44タンは、まだ2chに慣れてないみたいなので、初回は大目に見ませう。
天使の擬態、昔は地味なのにリアルじゃなくてなんだかなー と思ってたのに
最近読み直したらじーんと来たよ。大人にとっての青春の話なんだな。
萩尾作品がリアルなのは、服装とか言葉遣いとか流行じゃなくて
(そういう方面でリアルである必要がないSFは、もともと評価が高いよね)
登場人物がギリギリのところで迸らせる感情とかなんだなーと思った。
「おじんね」というセリフが嫌だったのを思い出した。
当時の流行り言葉ではあったけど、萩尾キャラがそれを使うな、とか思ってました^^;
話は面白かったです。
萩尾作品で日本の現代物だと流行っぽいもんを入れようとして
すべってしまう感があって(上記の「おじん」とか)昔はなじめないもんが
あったけど、話の根幹は良いんだよね。
天使の擬態の主人公は残神のバレンタインにかぶるところがあるように
思う。
前スレでちょっと話題に出てたジブリde萩尾、
ゲド戦記のアレンのビジュアルを見て、案外アリかもな〜と思った。
千尋以降、ジブリの男子キャラは
明らかに女子狙いに美形化していてどうよ?って感じだったのが、
ちょっと思い直したw
秋田吉生で悶えwwwww
>52
いやいや、楳図氏は少女漫画的感性に富んでるよ〜?
実は繊細で幻想的な絵をよく描く。フラワーズスレで、
誰を引っ張ってきたいか、って話題の時に何度か上がったぐらい。
怪奇ものとまことちゃんが有名すぎるからだよね。
当時の少コミには、今大御所と言われてる漫画家が大概
連載持ってたからねえ。
石森(当時は)章太郎も横山光輝もやってるし。
西谷祥子って、なんとなくマーガレットの方のイメージが
強かったんだけど、少コミにも連載してたんだ。
…いや萩尾スレでそういう話してもアレだけど。
「昭和30年代生まれの人が語る少女漫画」みたいなスレ、
以前はあったけど消えちゃったしなー。
話ぶった切るけど、
米米クラブ(ふるっ の『SEXY POWER』って曲、
覚えている、ご存知の方いますか?
いえ、ナースタースとメイヤードっぽいと思ったんです。
ちょっと戻してゴメン。「エヴァンズの遺書」(前編)の絵、私コレ初めて見たわ・・・。メリーベル、綺麗〜。
>>54 同意。楳図作品秀逸だよぉ。おろちなんか最高。そんじょそこらの少女漫画家より
女性の絵が上手い。うちのお宝書棚には萩尾単行本と楳図単行本が仲良く
並んでるw
>>58 >うちのお宝書棚には萩尾単行本と楳図単行本が仲良く 並んでるw
ノシ うちも同じく。 私も萩尾さんと楳図さんのファン。
でも、楳図作品は初期の頃の方が好き。
『まだらの少女』とか『紅グモ』とか『影』とか。
女の子たちがとってもキュートで憧れたもんでつ。
なんてカオスなスレだ…(*´∀`)
萩尾さんと楳図さんが並んで・・・・・・舞台に立っているのなら見たことがある。
>61
詳細きぼんw
楳図マンガは「わたしは真吾」が好きだ。
BASICの時代にあれを世に送り出したんだよな。
真吾は傑作だよねー。
コンピュータといえばラーギニーが大好きだ。
くもの巣にかかったような表紙といい、なんだかエロスだ。
短編で狼が城主に化けて、人間の女の子と結婚して息子が産まれた話
ちょっとオカルトチックで好きだったな
続編描いて欲しい・・・目の色が片方違う、あの少年の今後が気になる
『月蝕』ね。不思議なムードのある作品だったな。
そんな作品あったっけ?<狼
萩尾作品だよね?
>>67 >>65の言ってる作品は『月蝕』。『ポーの一族』叢書版の3巻に収録されてる。
昔の月コミにあった「一ページ劇場」(漫画家が自由にイラストエッセイかいてた)
に「ポーの一族によせて」という題名で萩尾さんが描いた回があって、
たしか
「ドコドコに金色のオオカミの兄弟が住んでいました」みたいな文章がなかったっけ?
その文章に当てはまるシリーズのエピソードがなかなか発表されなくて、結局
>>65の『月蝕』のことではないかとファンの間で噂になってた気がする。
詳しい人フォローたのむ。
>61 そうさなぁ、、、あれはもう何年前のことじゃったか。
えー、木原敏江さんの「摩利と新吾」が最終回を迎えたあたりの時期です。
東京・下北沢の劇場で、「マダム鶴子の優雅な正月」というお芝居が上演されました。
出演は楳図、萩尾、木原、名香、ささやさん・・・豪華な顔ぶれでした。もっと大御所! な方々も出てたし。
「高校の頃演劇部にいて主に裏方をやってたけど、役者として出るのは初めて(萩尾)」とパンフにあった気がします。
萩尾さんが泣き崩れるシーンでは観客席から拍手がわいてました。
>>69 あったあった! 「1ページ劇場」。
でも、「昔むかし オオカミの出る山中に金毛の兄弟が住んでいました」ってなってるよ。
下に全文を書き出してみる。
72 :
71:2006/02/21(火) 01:44:17 ID:???0
続き
*************************************
1ページ劇場
−−ポーの伝説によせてーー
−−昔むかし オオカミの出る山中に 金毛の兄弟が住んでいました
−−明るい五月に少女は 青い目の少年にプロポーズしました
−−シャーロック・ホームズふうの 帽子をかぶった紳士は
バスのなかで彼にほほえむ少年を 見ました
−−戦争のすこしまえ ロンドンで殺人事件が起こりましたが
死体が見つかりませんでした
−−オズワルド・エヴァンスは きみょうな遺言を残しました
−−アランは エドガーが出かけたので 雨の日の一週間
ひとりで留守番をしなければ なりませんでした
−−古城の城主は 川を流されてきた少年の死体が
生きかえるのを見ました
−−幸福な婦人は バラの庭で 恋人の帰りを待っていました
−−炎のなかで ひとりの少年が 燃えて消滅しました
萩尾望都
73 :
71:2006/02/21(火) 01:46:45 ID:???0
上の1ページ劇場が掲載されたのが、昭和49年だから
『エヴァンズの遺書』が始まる前だね。
ポー・シリーズ、すでにここまでの構想が練られていたわけだ!
>>71乙!
いいなあ、一ページ劇場、、、と思ったら、ないよないない!
萩尾先生、是非これを加えさせて、、、。
−−寄宿学校の生徒たちは エドガーがアランの靴紐を縛るのを
見ました。
>>70 ええええ演劇をー!?
なんだかぶっとびました
漫画家ってのは想像以上に行動的な生き物なんですな
ちょっくら調べてきます、ありがとうございました
>>75 作家が集まって芝居する「文士劇」っつーのも結構伝統あるし、
意外に、ものを書く人たちの中には舞台に立つの好きな人が
多いみたいっすよ。
まあ物語を綴ってる時の小説家や漫画家はシナリオライターで
演出家で俳優なわけだし。
>>71-73 ありがd!!!1!!
すげーアランの消滅ももう考えられてたんだ…
81 :
71:2006/02/21(火) 09:53:13 ID:???0
>>79 スマソ。スキャナー持ってないのよ。<(_ _)>
連載当時の切り抜きをいろいろ持ってるんで、
スキャナーがあったら紹介したい物がいくつかあるんだけどねぇ…
(なぜか『風と木の詩』が始まる前の竹宮さんの1ページ劇場もある。)
その内買うので待って下され。
とりあえず上記の1ページ劇場、青インクで印刷。
真ん中に、花のついた帽子を持った愛らしいメリーベル、
その右側にちょっとおすましボーズのエドガー、
メリーベルの左側にグラスを持った『ポーの一族』時代の髪型のアラン。
のイラストが描いてありまする。
やな書き方だ。
ごめん
若かりし筒井康隆は、典型的な「舞台栄えのする美形」だった。いるだけでいいの。
それをあちこちでネタにもされてたw
舞台は体感芸術だもの、そういう存在があってもいいとオモ。
彼の映画論、芝居論は本格的だよ。彼は本当に「書くためにいる」人だと思う。
萩尾さんも「描くためにいる」人だよね。
夜の明けそめに 目をさまし
ただ 音もない静けさを
この身のなかにひきこめば
花の色さえ とけだして
なにか けだるいモノローグ
きみ
ロンドを踊ろう
ゆるやかに きみ
ロンドを踊ろう
くりかえし きみ
ロンドを踊ろう
エドとアランが踊っていて・・
エドガーのささやきだろうか。
この詩 覚えてる方いますか。
>>89さん、ありがとう。
イラストにしばし見とれてた 自分。
エドガーのリードでアランが踊っている。
淡紫の明かりの中。高く伸べた腕。
エドガーの手の中に、アランの指先。
と、言うようなイラストに添えられていた詩です。
30年以上前(!)になるかも。
>>88 萩尾さんは詩的なネームもすごく綺麗で印象的だよね。
最近読んだ友達が「これ(上のような詩的ネーム)は誰か考えてるの?
漫画家本人?すごいね、この構成・ネーム・絵皆1人で考えてるの」って感心してた。
>>90エドガーとアランの描写は何気ないとこに雰囲気があってしばしばすごいな、と思う
不思議な関係性があるよね、いくつもの感覚が重なり合ってるような。
メリーベルならエドガーの「妹」アランの「初恋」とか一言キーワードもあるんだけど。
トーマ読むたびに何故かユーリがキテレツの声で再生される
やめてww
ワロスWWW
キテレツ=マライヒ…?
一休さんだな。
アンジーでもある。
オスカー、ユーリは男声でもよさそう。
最近の声優詳しくないんだけど。
トーマは若本
一休さんというと、藤田淑子さんでしょうか。だったら、多分キャッツ・アイの泪姉さんと同じ人ですよね。
んで、アンジーって、はみだしっ子の・・・???(スレ違いで申し訳ないが、詳細を知りたいです)
>98
詳細ってはみだしっ子のことですか?
昔、はみだしっ子のイメージサントラがあったんですよ。
谷山浩子が曲を書いてて、ミニドラマも入っていた。
今で言うドラマCDとサントラを一緒にしたような一枚で
あの手の中では隠れた名盤だと思う。
ちなみにコロ助がグレアムだった。
キシリア様と言ったほうがいいか。
このままでは何なので、谷山浩子といえばポーっぽい歌ありましたよね。
歪んだ王国にぼくたちは住んでる
歪んだ鏡にぼくときみだけがまっすぐに映る
ほかに住めるところが二人にはない
やさしくきみを目隠ししてあげよう
白い首筋にキスをあげよう
とかって歌(うろ覚え)アランでもメリーベルでもとれる。
その歌の元ネタは綾辻の時計館なんじゃ
時計館インスパイアは後ろ半分の曲
>101
もちろん存じてます。紛らわしい書き方ですみません。
私がそう聞こえたというだけです。
>102
王国にも綾辻氏がボーカル参加していたように記憶してるので
一枚まるまる綾辻インスパイアだと思います。
104 :
98:2006/02/24(金) 00:58:55 ID:???0
99さん、100さん、レスさんくすです。
そうか、イメージサントラなんてあったのか(思えば画集「はみだしっ子その後」も買い損ねたんだった)。
時計と出てきたので・・・。「ピカデリー7時」のエドガーが懐中時計を眺めてる絵が好き。
時が止まってても時計は必要なんだなー、とアタリマエのことを思ったもんです。
それにしても、紙にお酒で書いた文字は読みにくかったろうなぁ・・・。<朝7時. ピカデリー
>>96 今ならガラスの仮面の月影先生だな。>藤田淑子
>100 ポーたる者、やはりその鏡には歪んでうつるふりが出来なければいけないのですね・・・。
そーいえば 今思い出したんだけど
確か文庫版の「訪問者」に入ってた(多分)
「城」って短編が
やばいくらい好きだった
なんでもない話だけど、あのオシアンと不倫した奥さんの
「恋したことないのね」って時の表情が
すごい美しくて印象的で・・
心の清涼剤みたいな感じ。
>>107 私もそのシーン大好き!
理屈っぽい若い男の子がいると真似して言ってみたくなる。
オシアンからの手紙をつかんで自転車で風のように走り去る……
あの真面目な眼鏡君も、あれから1年くらい経てば
若奥さんの気持ちが痛いほど分かる経験をするんだよ(・∀・)
「雪の子」で望都センセの世界の虜になった。
[秋の旅」でドイツの情緒に触れた。
「ポーの一族」でキャラクターの機微にうたれた。
残酷な神…で見れなくなったアテクシは古いのかな。。
>>111 『残酷な神が支配する』は、萩尾作品の中でも好き嫌いが分かれるからね。
私も数年前に読んだ時は、読み続けるのに苦労した。心が痛むんだよ……
でも、去年読み返した時は、以前ほど読むのが辛くなかったし、
前回スルーしていた事もいろいろ見えてきた。
あなたもしばらく封印して、またその気になったら読み返してみたらどうかな?
>>111 私ももう残神は読めません。(一度はがんばって読んだけど)
ジェルミの絶望や苦痛が我が身に感じられて苦しい。
すごい作品だとは思うけど。年月が経ったら読めるようになるのかな。
この作者ので一番面白いと思った作品だけど
なぜかあまり読み返す気はしない>残神
長いからかな
ヘビーな内容だからタフな時じゃないと読み返す気が起きないのでは。
自分はPFに連載中は真っ先に読んでたけど単行本としてまとめて読もうという気は
起きないので。
不倫はよくないが
やっぱり人間は理屈じゃなくて感情だ
と思ってしまう話です>「城」
いつかこんな恋がしたい・・
自分はそうだ、というだけで、みんなそうとは言えないと思うけど、
親との葛藤や問題を抱えている身には残神はツライ…
残神はエンディングギリギリまでヘビーな展開で最終的にはハッピーエンドだったから
読み返さない方が楽なんだよね
ジェルミが売りやってるときの値段が安いような気がするんだが
あんなもんなのか外国は
読むのがつらくて封印してましたが、最近なってやっと最後まで読めました
過去を客観的に受け止めて、傷ごと愛せるようになった自分に気付きました
単行本まとめて読んだ時、ジェルミの病んでる心に同調しまくってヘロヘロになったので
時々一冊だけ抜き出して読むようにしてます・・・・・・・・
>>119 自分を罰したいジェルミには「相場より安」というのが当然だったのかも
けっこう気持ち沈んで体力落ちてる時に読むと
しっくり読み進む>残神
気持ちが沈んでいるっていうか、おちついていないと
「残神」は私は読めなかった。
ハッピーすぎてもだめ。落ち込みすぎてもだめ。
気持ちがループ状態のときに読むと
いいかんじに外に出してくれる
なんか色々聞いてて怖くて読めないで居たけど
折角だしこの機会に読んでみるかな<残酷な神〜
いま結構死にたいとか思っててACだったりするわたしですが、
読んでみたら何かが変わるかも、季節の変わり目だしそれもいいかもしんない
>>126 読んで症状が悪化したとしても自己責任でよろすく。
>>126 読み進めててつらくなったら、食事やファッションに目をとめてオタクな読み方をすると
気が紛れていいかもです。
そういうディテールがキャラや境遇や状況に実にマッチしてたり、必然的な違和感が
あったりて、何度読んでも新しいよ。
残酷、リアルタイムの時は怖くてキツくて片目つぶりながら読んでました。
あまりの怖さに数年封印したけど、連載よりまとめ読みのが向いてるだろうなあと
常々思ってたので、こないだ文庫を手に入れて一気読みしたら面白かった!
それでも前半は怖くてグレッグが死んでから読んでたけど、数回読み直すうちに
平気になり、今では何事もなく作品を楽しんで感心しながらしばしば読んでるよ。
誰に感情移入してもつらかったけど、今は全員に距離をおきつつ感情移入できるように
なったからかも。
意外と読み直すとうわおもしれ!ってなるよね
特に学校の寮のあたりとか、後半のヘビーさですっぽり抜けてたけど
色々とときめきも多い漫画だと分かった
>128
内装とか、インテリアとかかなり楽しいね
>130
イアンがジェルミと暮らし始めた頃、ローランド家の執事さんが、シンプルなダイニング見て
嘆かわしがってるのとかねw
単なるカジュアルじゃなく、実はアール・デコのそれなりに高い品だったら味わい深い…
ローランド家の装飾品はクラシカルなデザインが多いよね。ビクトリアンかな?
イアンが今までずっと自宅のコース&寮の学食(質素なコース)料理中心だったのに、
自炊始めていきなり一品料理中心になじんでるのも面白かった。
やっぱり貧乏同棲してた頃の仕込みなのかな。
話ぶったぎりますが昨日、家人がマージナルを一気読みしました。
エメラダ・マザが死んだあたりから急展開で驚いたけど面白かったそうです。
ところで誰が好きなの?と聞かれたのでメイヤードと答えたらやっぱりと。
読中、メイヤードにいろんな意味でやたらとそそられたらしいですw
しかしラスト3人になってどうするんだーヽ(`Д´)ノウワァァンと悶えてました。
確かに3人で上手くいくのかな?
>132
たぶん上手くいく気がする。
キラは最後にはアシジンを精神的に受け入れてたようだと感じたのと、
グリンジャは大人だし、アシジンも一連のできごとで一皮むけ感があるように思えました。
でも、アシジンはちょくちょく嫉妬で癇癪起しては、反省をくりかえしてそう。
私は残神はつらいつらいと言われてたからしばらく敬遠してたけど、
読んだら全然大丈夫だった・・・。
虐待はもちろん辛かったけど、それよりイアンに惚れてなかなか素直になれない
ジェルミがもどかしかったくらい。
どっか欠陥あるのかな・・・。
その前に風と木を読んでたからか、免疫があったのかな。
でも風と木は読んだ後いや〜な気持ちになるけど、萩尾先生のはいつも最後に
ピュアな気持ちにさせてくれる。
>>134 自分語り乙
sageは半角でお願いします。
>>133 アシジンとグリンジャって何かいい関係になってましたね。
二人でキラを大事にしていくんだろうなぁ。
子供は皆で大事にするみたいだから大丈夫かも。
アシジンはメイヤードの最後の話をどの程度理解していたのかしらん
キラがメイヤードの子だって事は理解してたかな。
アシジンとメイヤードの絡みはどれも好きです。
>>135 >>134のレスは、自分語りと責められるほどではないと思うが。
ただ、「風と木は読んだ後いや〜な気持ちになるけど」の所は
いただけないな。竹宮、萩尾両作品のファンもここにはいるだろうから。
>>112 萩尾ファンだけど、あの作品はダメだなー。
二度ほど通読したけど、たぶんもう一度読むことはないだろう。
読むのがキツイとかではなく、単純に物語に入り込めない。
導入部分は引き込まれるけどネ。
なんというか、全体に消化し切れてない感じもするし、
それは萩尾作品の中でも例外的に長いことにも現れてるような気がする。
ただ、題材が題材なので、
たぶん萩尾さんの中でも、自分の作品群の中では特別な思い入れと位置付けの作品なのでは、とも思う。
非難してるわけじゃないよ、念のため。
萩尾さんファンなら、一度は読んでみてほしいと思います。
受け取り方は人それぞれ。
>>138 すいません。特に、112さんに対するレスではなかったです。
>>137 自分語りではあるけれど
>>137の言ってる部分は問題ないと思う。
どう感じるかは人それぞれだし、感想は自由。
嫌な気持ちになる理由の説明でもあればよかったのかもね。
過去スレだったか花達スレだったかもう覚えてない…けど
竹宮作品は「こうなの!こうなの!」と突きつけ続け、
萩尾作品は「どうして?どうして?」と問い続ける作風だ、
みたいに比較したレスがあった。あれには納得した。
>141
納得。疑問があるからいろんな作品が生まれたんだよなぁ。。。
>>136 キラってメイヤードの子だったっけ!?!
何度も読んでるのにすっぽり忘れてる自分にショック。
>>141 うまい表現だなあ。すごい納得した。
>>143 イワンが作ったけどメイヤードの遺伝子(血液から採取)とアイリーンの卵で生まれた。
ナースタースがメイヤードの子らの行く末に関心を持ったので
プロジェクトが続行されるようになった。
全く関係ない話かもしれませんが・・
正直今の自分にとっては(それが独りよがりだったとしても)
こうなの!と人に押し付けるぐらいのものがある人が
羨ましい
自分信念とか人に言えるぐらいのものなんにもないんで・・
萩尾先生の作風も好きです。
どうして?と一緒に考えることができる、感じ。
他作家の話になりますが、大島先生は
ああそうだね、そうよね、みたいな感じだと自分は思います。
押し付けるわけでもなく、同意できるならしなよ、
他の答えがあるならそれでいいんだよ、みたいな印象を受けます。
関係ない話してすみません・・
>>145 いえいえ興味深いです。
大島さんは確かにそんな感じですよね。
24年組って面白いくらいちがってるんだなあ。
木原さんは物語の語り手というか、吟遊詩人のようなイメージがある。
「昔々、こんな物語がありました」で始まって中盤はものすごく盛り上がるけど、
終わるときは淡々としているというか。
萩尾さんと竹宮さんは並べて語られることが多い作家で、共通項も多いのに
どうして対極にいるようなイメージがあるのかと思っていたけど
> 竹宮作品は「こうなの!こうなの!」と突きつけ続け、
> 萩尾作品は「どうして?どうして?」と問い続ける作風だ、
でものすごく納得したな。
ずーっと昔、N島梓さんが萩尾さん(「トーマの心臓」)について、こう書いてます。
◆つまり彼女がこれまでだれひとり、少女マンガで描けるとは思わなかったし
描こうともしなかったほど大きなことを、あえていおうとし、
しかもあるていどまでいいえた、
◆萩尾望都のなかには、「マンガをかきたい」というよりもっとさきに、
「これを伝えたい」という大きなものがあるのはたぶんたしかなことだと思う。
それはマンガによって自分の表現すべきことをみつけ、
導かれていった竹宮恵子とまさに正反対の道のりだ。
どちらが正解だというのではない。
まあその通りだとしても、萩尾さんは表現手段として結局マンガを選択したと思う。
それは、私にはすご〜〜い幸せなことだなぁ。
萩尾さんの小説も(歌もw)大好きだけど。
で、ついでに。N島さん、こうも書いてます。
◆SF、という人工の翼の助けをかりて、何年か飛びつづけたら、
もういちどその翼なしで、「トーマの心臓」のおわったところから描きはじめなくてはいけない、
なにかいちばん大きな「伝えたいこと」がまだ残っているのだろう、という奇妙な感じが、
私にはする。
おわったところから、ではないけど、「残神」を思い出します。
温帯はホモ礼賛者だからとりあえず同性愛ものはほめるな。
そういうことを言ってるんじゃないと思うが…
温帯、最近は評価落ちまくりだけど、
>>148を見るとこの頃はまともだったのかと思う。
>>150 同感、
最近の著作はもう読むに耐えないけど(あれがどうして本になるんだろう?って思う)
でも、見る目は確かだったんだね。
>>141 ナイスですね!思わず机を叩いてしまいました
「どうして?」と話が進められると、作者の隣で内側から世界を見ているような気や、
語りかけられるような気持ちになります
「こうなの!」は純粋に楽しんだが勝ちだと思います
今宵はアランでオナニーしていいですか?
>147
中島さんだったのか、ようやく思い出したよ。
二人の比較を的確に表現したのは。
これで最近のモヤモヤが晴れたわ。
ありがと、147さん。
「精霊狩り」のシリーズの中でもチェシーが常に「どうして?どうして?」と
言っていて最後に「疑問を持ち続けるのは良いことだわ。いつかその疑問が
解ける日が来るだろうから」(本が手元に無いのでウロですが)
と、言ってたね。
>>153 おおー!眉毛がつながりそうな所が似てますねー。
>>150-151 書いてることはマトモなんでしょうけど、
これが原文ママならもともと日本語はうまくなかったんだなぁ。と、思ったり。スレ違い、失礼。
萩尾せんせの日本ものは、一般家族ものが秀逸だなあ
と思った新作。
初めて読んだのはとっても幸せモトちゃんで、小学校低学年の時だった
つぎに読んだのは残神、中学校のときだった
裏切られたー!と思った
それ以来ファンになりました
またずいぶん極端な2作品を・・・・・w
その裏切られたの用法は正しかろうw
バルバラを先日一気読みしました。
こういう話ししたら怒られるかもしれないけど、
自我がなくなって他人と自分との区別が消えるって言われると
どうしてもエヴァを思い出す。
青羽の言うとおりに未来が実現したらいつか自分と言う固体が消えてしまうの
だろうか・・庵野監督もこういうことが言いたかったんだろーね
でも自分が自分でいなくちゃいけない理由が最後まで見つからずに
ダメだった。
バルバラ一気読みした時の印象は
「奇跡体験!アンビリバボー好きにはたまらなく面白い、
色彩豊かなお話のパッチワーク」
前世療法とか心臓に存在する記憶物質とかがカブりました
臓器移植で人格まで乗っ取られる別のマンガでは
「ありえねー↓」とドン引きでしたが、
BSEを引き合いに出されて、記憶酵素を素直に納得している自分がいます
山に行こう
山に行く
>>164 前半の青葉はエヴァに似てるかなあ
むしろこっちの方が近いと思うので良かったら
つ「蒼穹のファフナー」
楽園を作る大人達と子供がバルバラとかぶる
エヴァ臭いと叩かれつつ後半で突き抜けてしまった。
まあ、生物としてのテーマだから>他者との融合は是か否か
かぶるも何もってかんじはするけれど
SFにはありがちなテーマなのかもね。あんまり知らないけど。
エヴァはブラッドソングや少年期の終わりだしねぇ。
個人的に融合ネタはナユタ(漢字が出てこないよ)の、
独りぼっちの2人が融合したら、また独りぼっちを思い出す。
他者との完全な理解=意識の融合って「究極の平和」ってことで
SFでは結構流行ったテーマだと思う。
ハインラインにもあるし百億にも出てくるよね。
共同意識を持っていれば戦争は起こらないとだろうという時代へのアンチテーゼ
だろう。キューバ危機とかベトナム戦争の頃の世情を写しているんだろう。
>>169 那由他=1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
そだね、戦争が出てくる精神的全融合は
争い自体がテーマだねー
エヴァと聞くと、
脊髄反射的に「(レンタル料の)金返せ!」と思ってしまう。w
カネ?( ゚д゚)ポカーン
の、イアンかわいい
すげーわかるw
自分はクールで近寄りがたくジェルミが片恋ってた時の
イアンが好きさー!
初期のイアンとジェルミの距離感がたまらなかったなァー。
仕事の山で山に往けず
オヤジ哀れ
二十代でも感情移入ばりばり出来たなー
あのおじさま
>>167 ファフナー、放映当時見てた。前半の鬱っぷりにはほんとまいったけど。
まあ、それがあるからこそ後半がよかったな。
バルバラ全巻揃えたけどまだ読んでないんだ。
そうかファフナーか・・・心して読まないといけないのかな・・・
エヴァとか感じたこともなかったけどなー。先にテレビアニメ見た人ってそうなんのかな
デビルマンをエヴァに似てるとかハア?なこという人もいたし。自分はエヴァ好きなんだけど
一緒にされると????と違和感ありまくり。
バルバラは残神とかぶるとこあるなーと思って読んでたけどね、こまかいモチーフとかが。
残神のトビラでジェルミが冷蔵庫に入ってるとことか、ジェルミが専攻しようとしてた
講座が進化と系統だったり、「時々何が現実かわからなくなる、サンドラ達は生きてるのかな、
自分は死んでるのかな」とか現実のと夢の境界があいまいになってるところとか。
その辺の料理の仕方を変えたのがバルバラぽいと思ってた。
10日のジュンク堂のトークショー、知った時には既に萩尾さんの回だけ売り切れだった
どなたか行かれるのなら、後でレポお願いします。
来月のお花達の「萩尾望都の本棚」だっけ? 楽しみだ
そんなのあるのか!いいなあ東京の人・・・!
>>179 似てるというか、殆どの映画監督が黒澤明の影響を受けたように
永井豪ぐらい影響力のある漫画家なら、他作家の作品にも
その匂いと言うかテーマがかぶるとかそういう感じで
同じ雰囲気を感じると思うってことじゃないかな?
バルバラとエヴァは似てないけど、テーマがかぶってるから
似てると思う人もいるんだと思うよ
>>182 バルバラとエヴァ
萩尾さん自身がインスパイアされたといってたんじゃなかった?
えーまじで?
結末や背景を補完したくなったというならすごく分かる
エヴァは過去のいろんな作品の切り張りだろ。
いや、面白かったけどな。w
ただ、ラストの適当さが激しくイヤだ。
そのへん、きっちり構成するストーリーテラー・萩尾さんと大違い。
庵野監督も最初はラストはハッピーエンドにしようと
作ってたんだと思うけど、うまくいかなくて
逆切れして「アニメなんぞくだらん!」と言ってやめちゃった。
萩尾先生は最初から一応ラストまで作ってるんだと思う。
でもラストを決めずに作っても素晴らしくまとまる場合もあるし、
また当初予定したラストと違う結果に終わることもよくあると思うから、
流れに任せて作品を作ることそのものは否定しない。
>>186 最後の1行は同意だが
(っつか、少年マンガとかの連載ものの多くはそうでしょ)、
プロなんだからきちんとまとめろや、と思うぞ。
ましてや、
回数が決まってるアニメでは考えられん(一昔前は別として)。
アンノさんは、学生時代から大風呂敷広げてはまとめられず、
ケツまくるタイプだった。
と、当時の知り合いさんに聞いたことある。ホントかどうかは知らないが。
スレ違いだよな。もう、やめときます。
そういえば萩尾さんが小説版ターンAガンダムの表紙絵を引き受けたのは
どういう経緯から?
最初びっくりしたけどガンダムシリーズの中ではかなり異色というか、
世界観はむしろジブリに近い作品と聞いて納得はしたが。
>>188 昔(初代ガンダムの頃)、トミノ監督は最終的にロボットアニメで
「カルピス劇場」の世界を目指してるんだ、という説が冗談混じりに
言われてたんだけど、ターンA見て「ほんとにやりやがった」って
感想を持ちますたw
(カルピス劇場のアニメ製作会社は『日本アニメーション』、ジブリの
スタッフはここ出身が多い)
おやじ(手塚)に捧げる…かと思った、ターンA。
>萩尾さんが小説版ターンAガンダムの表紙絵を引き受けたのは
ネタか?w
認めたくないものだな、191の若さゆえの過ちというものを…
「萩尾さんがターンAの表紙描いてる」という話を聞いて
ガンダムに興味を持ち、初代から見始めて見事にハマった私が通りますよw
ターンAはまだ見てないんだけど、「もともとターンAには萩尾望都っぽいキャラが多い」って話はホント?前にどっかのサイトで見かけて凄いビックリしたんだけど。
ガンダムかー。
最初のアニメシリーズもまともに見てないやね。
(三部作といわれる劇場番は見たけど)
レンタル屋行くと、ズラーッと並んでてもうわけわからん。w
>194
そんなあなたに安彦オリジンだ。
あれはいいものだ。あれこそいろんな意味で萩尾ぽいw
>>182 いや、明らかにデビルマンの影響モロ受けなのに
デビルマンがエヴァっぽいとか言う奴のことだろう・・・
どうみても元ネタパッチワークなのに全てエヴァが元祖と感じる奴ウザすぎ、
盗人猛々しいというか・・・ってスレ違いだから止めるわ。スマソ
萩尾さんが描いたターンAか、見たいな。
ガンダムは初代とZまでしか見てないから知らなかったよ。
やめろー萩尾を食い物にするのは辞めてくれー!
ZZだるうが∞好きなだけやるのはいいが他漫画を巻き込むな。
存在理由で悩むにしてもネタじゃあないんだよー!
>>198 に、日本語で逆上してくれ。特に2行目。
ところでハヤカワSF文庫・ハヤカワFT文庫は萩尾表紙の宝庫なのです。好きなのです。
>>198 意味がわからん。
とりあえず、普通の日本語でよろしく頼む。
>>196 エヴァ制作スタッフはいちおーまぁオマージュってことでいいけど
(とりあえず面白かったから)、
デビルマン云々のエヴァ信者の件は、
無知なうえに資料確認を怠る視聴者側の責任ではないかと思ったり。
セカチューのタイトル話とか、大笑いでした。
ターンAは月と地球の関係がマージナルぽい。
文明の後退した未来の地球では、ガンダムにまつわる情報はすべて封印の黒歴史。
主人公の少年がジェンダーレスで、女装してガンダム(作中では"機械人形")に
乗っちゃうあたりとか、月の女王(少女)と地球の鉱山王の令嬢が瓜二つとか、
そのへんが萩尾ぽいのかな?あまり意識したことはないが。
あとガンダムってのは、基本的に天才とそれに勝てなかった二流のお話で
(天才のほうが凡才に振り回されて一生を棒に振るというのが特異だが)
自己存在でウダウダ悩んだりはしないでしょ。
203 :
202:2006/03/08(水) 00:46:42 ID:???0
しかし自分で書いておいて言うのもあれだが
マジでどこにでもいるんだなガノタって…
まあアンドロイドが登場するマンガのスレには
高確率であ〜るネタが氾濫するし。
「○○、恐ろしい子……!(白目)」は結構少女漫画板
以外でも通用するし。
萩尾さんのマンガでそのテの汎用性があるネタは…
ないな、たぶん(あったらあったでちょっと困る気もする)。
ポー関係は、けっこういけるものがあるとおもう。
バンパネラネズミとかw
「憎しみで人が殺せたら」でぐぐってみw
萩尾さんだと何だろうね〜
だあれがころした…
クックロビン音頭ジャマイカ、やはり
あれは世間ではパタリロネタとして認識されてるものであって
元ネタが望都ネタであることを知ってる人は存外少ない。残念ながら。
>206
笑った。ハマーン様には確かに似合う。
まあそういうな、
萩尾サンを思うあまりの過ちだ。許してやれ
>>204 「11人いる!」は結構通用するよ
まぁ使われる状況そのものがかなり限定されるから結局は微妙なんだけどw
萩尾初心者におすすめの作品ってなんでしょうか?
あと、「残酷な神が支配する」のコミック版は全何巻なんでしょう。
たしか全13巻。
>>212 2行目については、
ここで聞くよりもっといい手があると思うのだが。w
「アランに撃たれた」ごっこは、……結構マニアックかw
「靴紐が結べなかったんです」の遅刻の言い訳も、知る人ぞ知る、か。。
>>217 どっちも非常にマニア。w
でも、「類は友を呼ぶ」ので、中高生のあいだは私の周囲では結構通じたよ。w
よそのスレで、なくし物を必死に探してる家族(萩尾オタ)に「革袋に入れた光る石を渡した」って
猛者がいたよ。(オリハルコンだよね?)
よっぽどの萩尾オタ同士じゃなかったらポカーンか、怒られるだろうな…w
>>219 オリハルコンとゆーと、萩尾&光瀬以前に、手塚のトリトンが浮かんじゃいます。w
オリハルコンは手塚じゃなくって富野サンです、って戻るんかい…。
>>217 リアルタイムの頃はすごくはやったって聞いたことあるよ。
エーリクのおたまが云々とかも。
普通のクックロビンも流行ってたんでは。
さすがに30年前のネタでは今はあんまりないと思うが、
漫画家がいまだにオマージュとして使うときあるよね。
ガンダムに戻って恐縮ですが、
ターンAの仕事は富野さん直々の依頼だったはず。
無関係なようで、意外にそのへんのつながりはあるんでは。
安彦さんの画集ででも対談してるし。
やっさんが「残神」読んでますよって、感想言ってたよw
トリトンといえば今Gyaoでやってるので見てるよ。
ターンAの仕事ってネタじゃなかったのか。
どっかで画像見れないかな。
……ぐぐれよ。
>224は>191か?
>ターンAの仕事は富野さん直々の依頼だったはず。
やっぱり怪しい。。。。。。。まだ粋手他の科よ。。。。
この作品にあやかれば話題性、両方のファンをつかめるとしか考えてないよ。
てか、いまだにガンダム続いてること自体人気にあやかるとしか
思えないし。とにかく萩尾さんを起用する下心はみえみえだ。
>>227 何絡んでるんだよ
>>228 別にどうでもいい。ガノタでもないしガノタ嫌いでもないが
萩尾さんの仕事の幅が広がるのは結構なことだ。
>229
今の知名度で充分だと思うけど。質の低い仕事には手出して欲しくない。
長編が読みたい…
60過ぎると明らかに線を引く能力が衰えるというからその前に…
>>230 質は低いとは思わないけど。
ガンダム嫌いは勝手だがなんだかなー。
>232
嫌、ガンダム初期は好きなんだけど永遠に続いてる続編は
ガンダムヲタアニヲタくらいしか見てないんじゃない?
アニヲタが好きそうなアイテム揃えて話も特に見る価値があると思えない。
アニヲタは別だろうが。
ヲタ向けだから質が低いってわけじゃないとオモ
それに萩尾さんが納得して受けた仕事なわけだから
いんじゃね?
本人が「質が低いやりたくね」と思ったらやらないんじゃ?
>199
表紙じゃないんだけど、早川JA・野阿梓の「兇天使」上巻の(多分)、
シェイクスピアの弟子だったかハムレットだったか、巻き毛の少年の挿絵がすんんんげぇ好き。
表紙だと、FTの「ドラゴンになった青年」。おすわりしてるドラゴンが可愛いんだよね。
まあガターンAをマンガにするぐらいなら
ポーシリーズをリライトなり再開なりして欲しいわな。
萩尾ファンとしては。
> ポーシリーズをリライトなり再開なりして欲しいわな。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
今の絵だったらちょっと・・・
空気読めない236!
ポーでもキリアンの子孫の話なら読みたいかな。
エドガー・アラン・メリーベルの話は確かに今の絵ではちょっと…。
239に賛成! 子孫の話だったら今の絵でもいいよ(やっぱり女性になるのかな?)。
個人的には、自分が吸血鬼なことを悩んでない主人公がいいな。
かと言って人間に対して残酷なんでもなく。
そしていつか老テオドール・ブロニス博士に会い、エドガーの存在を知って・・・。
や、オービンさんが時を越えて生きててもいいや、そこはw
キングポーVSオービンさんですよ。
ホームズの帽子をかぶった 長い髪だった魔法使いがいました
そのあまりの面白さに神は 老人のときをとめました …ときを とめました…
「ああ、これはわれわれ一族の話じゃないな。ただの不死人の伝説らしい」
それでオービンは 明日も 明日も 長い真っ白いひげを
トーキョーシティの風に吹かせて 老人のままで
オリオナエのときを 生きているのです…
いや 頭のてっぺんのことは訊かないどくれ
>>231 別に短編でも中編でも描いてくれればうれしい。
ただ、萩尾さんは短編・中編が向いてる作家さんだと思う。
単行本にして上下巻とか、5〜6巻。長くても10巻以内かなー。
>>233 普通に新規ファン(若い世代)もいるんじゃないの?
ひさしぶりに残神読み返した。
ジェルミが、イアンが美しすぎる。
その他もろもろの登場人物も、イギリスの風景も美しすぎる。
余韻に浸りながらハーブティ飲みに逝ってきまつ。
ブルーベリーじゃないのが残念だが。
バルバラ読んだ…
3巻まではなんとか着いてったけど
4巻でもう駄目。難しすぎて理解できなかった。
マンガ読むにも才能が必要だなあと思った。
私が馬鹿なだけなんだけど。
遠軽が舞台に出るらしいということで
買ったんだけどあんまり現実の遠軽とは
関係なかったみたいね。空港ないし。
ポーの3巻無くした…orz
最近、やっとトーマの心臓を買って読んだら感銘を受けますた(´・ω・)
>>246 未来の話だからね。あんまり現実との差を気にしなくていいんじゃないかな。
>>246 漫画にしても映画にしても小説にしてもアニメにしても、
体験してみて何かしら心が動けばそれでいーんじゃないの?
今はわかんなくても、10年後に「あ!」とわかることがあるかもしれん。
グチャグチャ考えるのもいいだろうけど、感じて楽しむのもアリだと思う。
>>246 私も実はあの話理解できてない。
同じ人がいてほっとしたよ。
>>246 急いで話をまとめすぎた嫌いがあるからついて行くのが難しいと言うのには
賛同。展開が急すぎて説明を端折っているようなところが見受けられるし。
えー、全く逆だ。
バルバラ3巻までは今回あんまり面白くないなーと思ってたんだけど
4巻でがぜん面白くなった!!!やっぱ終盤に向けて面白くなるね!とか思ってたけど。
バルバラはなんとか理解できたがマージナルはサッパリ、、、
10年ぶりに読んでみたら理解できるかしらん。
昔よりバカになってるから期待薄だが。。
バルバラは難しそうと思って敬遠してたけど、
1巻だけ買って読んだら続きが気になって、翌日4巻まで買った。
自分は最初から最後まで、すっごくドキドキした。
何でかわからないけど、読む度に興奮する。
>234
同じオタクっていっても(自分の好む美少女キャラで萌えられるとか)
萌え必須アイテム満たしてるアニメだったらなんでもいい、質は問わないヲタクと
得意分野に凄い知識をもってて質にこだわるオタク2種類あると思う。
まぁガンダム評価してるのは前者だろうがね。
>本人が「質が低いやりたくね」と思ったらやらないんじゃ?
そう思ってるならガンダムには手を出さないと思うんで、一概には言えないな。
間がさしたって事もあるしね。。。。
バルバラは、十条の奥様の悲しみに(マリエンバート含む)感情移入しちゃうことと
居場所のなさに絶望しているキリヤと
青羽のビジュアルがとても美しいこと(夜半から血になって…とか)とにすごい惚れてた。
キリヤが世界に拒まれていると思ってること、居場所がないと思ってることも、
そもそもが彼は「今」の「この現実」に属さない子だったからなのかな?
十二国記の陽子をちょっと思い出す。
でも、死にゆくエズラの崩壊する精神世界と「死にたくない 僕の心臓を…食べてくれ」
美しい心臓を 用意しておくわ の伏線消化の瞬間
キリヤとタカが入れ替わった瞬間
この3シーンはリアルでものすごい勢いで鳥肌が立った。萩尾さんはほんとに演出がうまい。
>>255 マージナルの方がSFとしてのハードさは上だからね。
ところで、萩尾世界は互いに繋がってないね。
作品世界がぼんやり一つにまとまっている人が多いと思うけど
青葉の行きたい火星とセイの憧れている火星とゴー博士の出身地は
全く関連がない。こんな風にいくつもの世界を生み出す事が
出来るのって希有な才能だと思う。
正直SFというジャンルがそんなに好きじゃない自分は、
バルバラ読んで「また火星か」とか思ってしまいました。
萩尾先生の作品はすごく好きだし(もちろんSFも)
すごく質の高いことは私でもわかるのですが、
残神やイグアナの娘のような作品の方が私は好き。皆さんはどうでしょう?
メッシュはキャラ萌え、訪問者、バレエシリーズ大好き
SF風味はA−A’くらいの味付けがベスト
百昼は付いていけなくて、銀△でギリギリ、マージナル好き
バルバラは少年愛もキャラ萌えもないのに、物凄く面白かったです
バルバラは連載時のこのスレが面白かった。
こんなこと言ったらまた荒れるかもしれないけど
何で理解できないのかって思う。
自分的に一番難解だったのは銀の三角だけど、
難しくはあったけど理解できない作品は無いだろうと思う。
ちゃんと理屈でも説明してるし、ストーリーとしても破綻してないのに。
理論じゃなくて、感情として?納得いかないってのはわかるけど・・
(うまく言えません すみません)
仕掛けとしてSFが使われるけど、テーマは普遍だものね。
が、SF的なものが出てくるとそこで思考が止まる人が身近にいるので、
SF的なものがダメという気持ちもわかる。
感じとしては、微分積分がまったくわからない状態で物理の問題を解いてる状態に
とても似ているらしい。
萩尾先生は「メッシュ」とか短編の「城」とかもちろんイグアナとか、
なんらかの理由で家族とコミュニケーション不全になった主人公が
回復していく話が一番好きだな。
なんたって感情描写が鋭いし、感情移入もできるし、自分も
一緒に回復できる気がする。メッシュの最後はまだまだこれから・・って
感じだったけど。でも残神はトラウマ度が高すぎて少し感情移入
しにくかった・・。
やっぱり身近なテーマの方がより親密感が湧く。SFは面白いけど
ちょっと遠い世界・・のような印象がある。 私見ですけどw
確かに、マージナルの核であった
メイヤード(だっけ?)の心理があんまり掴めなかった。
男なのに薬でなりたくもないのに女性化されて、
あんまり詳しく言ってなかったけどたぶん生殖機能もないんだっけ?
で、子供もつくれないだろう(多分)。
それでまあ、同じ不妊の地球に自分を投影して地球計画を牛耳ってて
おまえらだけ幸せにはさせないぞ的な気持ちで
「この不妊の地球はわたしのものだ」=俺と一緒に滅べ
みたいな気持ちだったのかなーと解釈したが。
でもキラがカンフルになって病んでた地球が回復したって言うのは
すごいまとめ方だなーと思った。希望のあるラストは感動した。
ここ数年読み返してないので、ピント違いだったらすみません。
>微分積分がまったくわからない状態で物理の問題を解いてる状態に
とても似ているらしい
ああ、なんとなくわかります。
やっぱり、頭がないから理解できないとかじゃなくて、
SFの雰囲気とかがどうしても受け入れられなかったり合わない場合も
ありますよね。
普通の、現代日本のストーリーで同じことを言われたらわかるんだろうけど。
「SF的」になったらわからなくなる、というのは
矛盾してるかもしれないけどわかります。
>>263 「マージナル」や「銀の三角」「バルバラ」といった作品を読んで、
自分は理解できている、
と考えられるなんてすごいなー。
なんか楽しみが半減するような気もするけど。
理解できてるって完全に物事が漏れなく把握できてるって
意味じゃないでしょ・・
テーマや作者の伝えたいことを推察した上で、ああ、つまり
こういうことが言いたい(伝えたい)作品だったんだなって
思うってことじゃないの?よくワカランけど・・
まあ確かに「理解できないところも含めて作品」って観念は
何となくわかる。銀の三角とか。なんか「?」な部分も含めて、
作品そのものを楽しむって感じだよね。完全に理屈で理解したら
逆に伝わらなくなるものもある気がする。
>>268 いや理解できた方が楽しい。
まあ煽りは置いといて、
私も
>>269さんに近い考え。何か、完全に理解するというより、
「こういう作品なんだなと理解する」ってニュアンスかな。
だから理解できない!わからん!って感想を聞いたら
どこがどういうふうにわからないの?って思う。
そんでそれぞれの観念で語らいあってわからないとこを
補足できたらなーって思う。なんと言うか、
>>268さんの捉え方=「理解できない部分を残す」
「理解できない」=「根本的に理解できない」
と私は解釈した。この違いで食い違いが生まれるんじゃないかと。
うん、理解出来た方が楽しい。
あのへんはSFに免役がない人は設定自体でなにがなんだがわからなく
て難しいと感じるのかも知れないけど、SFに慣れ親しんでる人には特に
どうという事もないよ。
他の作品と同じく、物語に一喜一憂したり、キャラに共感したり反発したり、
描かれない部分を想像したり、もちろんSF的なしかけを楽しんだり。
なんか「どうという事もない」というと作品を軽んじてるみたい
だけど、そんな事はぜんぜんなくて、楽しみつつも「凄い、凄い」
と感嘆しながら読んでます。
自分はSF好きなんで萩尾作品はSFから入ったクチ。
むしろメッシュやポーは苦手だった。読み込んで行くうちに
面白くなってハマったけど。
SFにすんなり入り込める人とそうでない人が居るよね。
入れない人に取っての垣根は高いらしいし、逆にSF好きで
ファンタジーが全く駄目な人も居るし。
銀の三角やスター・レッドみたいなガチSFをまた描いてほしいなぁ。
>>266 >あんまり詳しく言ってなかったけどたぶん生殖機能もないんだっけ?
ないよ。
法律で繁殖を禁止されてる。
どんな方法でそうされていたのかは描いてなかったけど
アシジンに裸に剥かれたときのショックの受け方から見ると
パイプカット程度ではないのかもしれないね。
>>274 コンプレックスの固まりの己の身体に対して
健康で美しい肉体を目の当たりにして魅入られたという感じね。
己の存在を受け入れられない→ナースタースを受け入れられなかったんだろうね。
他人の愛を引き受ける余裕もないだろうし、自分ではナースタースを幸せに
できないと思って拒否ってたんだろうな。(´;ω;`)
愛のほかは
……
ナースタース
ぜんぶ
なんて美しい科白なんだろうと今でも思い出す。
マージナルは雑誌掲載時のカラーも再現されていて嬉しいな。
残神でカラーが白黒だったときは心底がっかりした。
>>275 >>276 ううっ、だめだまた涙が・・・
好きな作品、好きなシーンは他にも山ほどあるのに、
「好きなセリフ」だとどうしてももそこになってしまう。
あの一連のセリフで、ナースタースの感情の奔流に
巻き込まれちゃうんだよなぁ。
他人に触れられる事を極端に嫌がったメイヤードが
途中で送信しちゃった。スマソ。
他人に触れられる事を極端に嫌がったメイヤードが
最後にアシジンに抱かれながら亡くなったのはなんとなく救われるなぁ。
アシジンはメイヤードの身体と告白を聞いても拒否しなかったし。
>>270 そりゃ、理解できたほうが楽しいよ。w
268は、「理解できないからわからん!」とは言ってない。
「理解できる」と言い切る263を不思議に思ってるだけだろ。
SF理解できない人って映画やアニメも興味ないのかな。十代の頃はまった
人は大人になっても好きなんじゃ?
たいていの大人はSFなんて子供の見るものと思ってるだろうし、
好みの問題だよ。ただし、映画でもSFファンタジー抜かしたら映画ならでは
の魅力がだいぶ失われるよね。。。
漫画でも恋愛物なら面白いもの描ける人いるけど、SFファンタジーだと
とたんに陳腐なものになる。作家の知識やセンスが問われるジャンルだよ。
萩尾さんは人間ドラマも定評があるけどSFファンタジーも描ける、
評価されるほどのある人だってわかるよ。
>>273 私は逆で、萩尾作品は、SFよりもポーやトーマやメッシュ等の方が好き。
SF作品も面白いと思ってるけど、ポーなどよりはのめりこめない。
子供の頃に、SF小説になじんでいればもっと好きになれたのかなと時々思う。
怪奇小説や推理小説は子供の頃から身近にあったから、今でも大好きだ。w
バルバラ理解できなかったのはSFが苦手ってのもあるのかもな、そういえば。
「たったひとつの〜」とか「冷たい方程式」くらいしか読んだことないし。
素養がないのか。
バルバラは面白く読んだけど、
時夫とキリヤがどうしても親子に見えない。w
時夫は35歳くらいになってると思うのだけど、
22、3歳にしか見えないのだ。兄貴と弟だよ。
SF作品もポーのような作風の方もどっちにしろ最高級の陶酔に変わりないと思うけどな
トキオって歳相応じゃないからな。
あえて子供っぽく描写してる気がする。
主人公だからかもしれないが。
昔の萩尾さんなら「父親」を描写する時は
もっとおっさんに描いてたしな。
今時の独身の35歳ってあんなもんだよ、と歳の近い自分が言ってみる
時夫は堅い職業でもないし 独身じゃなくても子育てしてないとなかなか落ち着かないし見かけも二十台後半みたいな人が多い
若くして結婚、離婚、子育てをしない・両親に干渉もされずに生きてきた男としてはなかなかリアルだった
288 :
284:2006/03/11(土) 12:47:08 ID:???0
>>286-287 レスとんくす。なるほどねぇ。
萩尾さんほどの画力がある人が、35歳くらいの父親を不自然なほどに
若く描いたのは、そこに何か意図があるはずだと思ってた。
そういう事か。
時夫はいい父だと思うけど「うああん」と
泣き出すとこにはちょっと引いたなー。
いい男が・・って・・古い人間なものでw
↑ 私はあのシーンで時夫に萌えた。www
けんかはよせはらがへるぞ
↑ワロス!(´▽`) GJ。
バルバラ、最初の頃は主役が誰なのか迷った。
>>282 子供の頃からSF好きだったよ。小松左京が好きでほとんどの作品を読んでいたから
バルバラの前にゴルディアスを読んでいたんだよね。ここでは少数派かも。
バルバラの世界では意識して大人を子供っぽく描いているんじゃないかな。
近未来で今より大人の幼児化が進行していて年を取るのも遅くなっている
って設定なんだと思う。
戦前の日本なんか、20代前半で結婚した男が「家長」として家族に君臨し、奥さんは子供に
お父さんを尊敬するようにって教え込んでた。(実際は舅が大黒柱であることも多いけど)
旦那がだらしなくても本当は幼い人でも、旦那を立てる形を守ってた。
大人っぽい男って「本当にそういう性格」であるケースよりも、周りが「責任ある大人」として
接して、本人も「責任ある男」を演じるところから始まると思うんだよね。
勤めてたら次第に後輩が増えて、自分に責任が増えていくし。何かの自営でも、ものづくりで
たくさんの人を抱えるようになれば、そういう立場を勤めざるを得ないし。
夢や深層心理みたいな、社会的性格を取っ払った本音と感情の世界を仕事にしてたら、
社会的性格なんて育ちようがない。
明美さんは怖いし弱い人だけど、時夫をなんか侮ってた気持ちもわかんないでもない。
297 :
296:2006/03/11(土) 15:36:48 ID:???0
あ、私は時夫、好きです。
彼の幼さはだから説得力あるし、彼なりの誠実さは人をひきつけると思う。
でも一番「大人の男」として好きなのはパイン…
キリヤに対する彼の一生懸命な誠実さ、トラウマ抜きの大人っぷりは、
最近の萩尾作品には珍しいぐらい。
298 :
花と名無しさん:2006/03/11(土) 17:28:48 ID:2UPA3/NS0
>>286 「この娘うります」のドミニクのパパは34歳だけど
目の下と口の脇にシワがかかれてたね
描いた時の萩尾さん自身の年齢にも関係あるのかも。
>>298 若い頃は少年少女の主人公目線で描いてるから、その父親は設定年齢にかかわらず
年配に描かれてたよね。ぱっと思いつくとこだけでもトーマの父親、
ミュラー校長、ドミのパパなどなど。
トキオは「父親」として描写したいのではなく「父親になりそこなった青年」みたいな
ポジションだよね。
>>298 最近この娘うります読み返した。ドミニクのパパ老けてるねえ。十は上に見える。
10代のころは気にならなかったけど、同世代となった今では随分違和感があるわ。
時夫はリアルに描かれてると思うな。
ああいう子供っぽいところが抜けてない30代男性、最近多い。(それが悪いこととは思わないよ)
でも、時夫は仕事してるしフラフラ遊び歩いてないし、幼いけれどちゃんとはしてるね。
30代半ばなんてまだまだ子供と言えるだけの年齢だからこそ描けるのかも、ああいう人間。
西洋人は若い頃を過ぎると一気に老けるのでそういう意味じゃリアルだと
思ってた。>ドミパパ
日本人の感覚からすると老けてるけどね。
>30代半ばなんてまだまだ子供と言えるだけの年齢だからこそ描けるのかも、ああいう人間。
ああおいう子供っぽい30男をかわいいと思うナナミさんの心理描写も
今の年齢だから描けるのかもな。
時夫もドミのパパも年齢設定は違和感なくリアルだと思ったけどな。
今の35で東京のフリーランスの男性ってあんなもんだよね、若いと感じた人は
堅い職業の人が周りに多かったり地方だったりするんでない?(実際地方公務員の
親戚とは同い年でも全然違う)パパの方は20〜30年前の34ってあんな感じだと思う。
昔の時代の代表マンガ・サザエさんのフネさんだって42歳の設定なんだし。
>サザエさんのフネさんだって42歳の設定
びっくりした。
サザエさんは24歳だったっけ。
フネさん60歳ぐらいかと思ってた。
>>283 話題が変わってるのにスマソ。
「たった一つの冴えたやり方」「冷たい方程式」
萩尾読者で、その2つ読んで全然面白いと思わなかってこと?
そのふたつ、両方とも後ろ向きな作風だからじゃないだろうか…w
萩尾SFはひねりの利いた前向きだよね。ハインラインみたいなハ長調の前向きじゃなく。
秋葉原コスモスちゃんは何歳なんだろう。30年間子役してるモデル。
短編には結構救いのない話も多いけどなー。
タイトル忘れたけど、過去の記憶を残したまま転生を繰り返して、
何度も殺しあう運命を変えようとするけどうまくいかない二人の
話とか(「女がうつぶせて死ぬだろう」、が「男があおむけて死ぬ
だろう」に変わっただけ)。
『ラーギニー』もコンピューター視点で考えれば悲しい話だし、
あと『4/4カトルカース』も、あれ単品で見ればかなり救いがない
(モリには『XY』の方で救済があったけど)。
萩尾さんが傾倒してるブラッドベリ自体、そんな前向きな作風じゃないし。
309 :
283:2006/03/12(日) 22:08:40 ID:???0
>>306 いや、SF小説は有名なのはこのふたつくらいしか
読んだことないってことです。
ちなみに両方とも面白かったですよ。
萩尾さんが好きらしいブラッドベリとか
ハインラインとか読んでみたいです。暇があったら。
>>305 実の娘のワカメちゃんが八歳なのにそれはアリエナスw
のび太くんのお父さんもはじめの頃は家で和服を着てたり
床柱を背に説教を始めたりと35歳にしては老けている。
今と三十年前での「一般的な三十代」の像が違うってことだろう。
波平さんだって54歳には見えないけど戦前ならあれで良かったと。
311 :
花と名無しさん:2006/03/12(日) 23:57:16 ID:D7BWpsB80
日本人総ネオテニー時代とか言われてるしね
親世代の話聞いていても昔は形から大人になったんだろうなって感じ
萩尾作品はジャンルを問わず好きだけど、あえてどのジャンルが好きかと問われたらSFだなー。
語弊があるかもしれないけど、宇宙の描写がロマンチックだし、読んでて「開眼」に近いくらいの驚きと発見がある。
まあ、いちばん好きなのは「トーマ」なんだけど、ジャンルで訊かれたらSF。
>>308 『酔夢』ですね。
確かに救いが無い話だけど、この話好きだな〜
いつも死んでいて目を閉じていたから
あなたの瞳の色のことを考えていたとか何とか
男性が女性側にうったえるシーンは子供心に極上の殺し文句だと思ったw
>>312 少女漫画家でこれほどたくさんのジャンルを描き分けられる人って
珍しいと思う。
SF、ファンタジー、時代物、現代物、前衛もの、
コメディありシリアスあり心理劇あり、重厚なストーリー物も
叙情あふれるものも冒険活劇も、およそマンガの範疇に数えられる物は
すべて網羅しているんじゃないかな。
バルバラなんかSF的な細かい演出が効果的に隠してあってぞくぞくする。
あとはスポーツど根性ものぐらいですかw>すべてを網羅
そう言えば、バレエものもあったのだった。
スポーツってあんまりないね、マリーン(題名わすれた)のテニス位?
>>318 >マリーン(題名わすれた)
そのまんま、『マリーン』だす。
このスレにはポー連載当時からのファンの人って
どのくらいいるんですか?
私は初めて読んだのはポーでしたが、
読んだのは2004年頃です。
激しく嫉妬
横だけど初めて萩尾さんの作品を読んだのは
年の離れた姉が借りてきた「A−A´」だったなぁ。
りぼんやマーガレット読んでた私には頭殴られた気分だった。
そういやパタリロやピグマリオも姉が借りてきて初体験したわ。
ポーは文庫が出てから体験した。
このスレすごいw
自分は読み始めたのは一昨年から
連載当時の時代の空気を感じながらずっと読んでこられた読者さん方が羨ましい
中学生の時に「残酷〜」を姉が買ってきた。それが萩尾さんとの出会い。
色々と衝撃だった。
ポーからリアルタイムって羨ましい。
男なので出会いはチャンピオンw
百億は名作だ。
>>330 ということは…こまわり君の阿修羅のコスプレも
見ているということですねw
萩尾作品に出会う前に
「百億のヒットラーおじさんと千億のヒットラーおばさん」
に出会ってしまった私が来ましたよ
遅ればせながらノシ、ポーが初めて自分で買ったコミックスだ。
コミックス発売の告知見てから必死でお小遣い貯めた覚えがある
当時はガキなもので漫画雑誌まで買えなくて
読みはぐってた分まで読めて嬉しかった。
女だけど私もドカベン目当てに読んでいたのでチャンピオンの百億が出会い。
他のマンガにはない独特の雰囲気があって興味はあったんだけど難解すぎて
当時はほとんど理解できなかった。
ただ、シッタータの「別れの挨拶をしておくか?」ってシーンだけは
妙に印象に残ってずうっと忘れられなかったよ。
雑誌はメッシュシリーズから。
でも初読みがなんだったかはマジで思い出せない・・・テラヤバス
たぶん小学館文庫版(旧)の11月のギムナジウム・・・のような気がする。
子供の頃は竹宮さんのほうがテーマがわかりやすいので好きだった。
萩尾さんのテーマに共感できるようになったのは高校〜大学の頃。
>>332 ぶは。「イブの息子たち」ですな。
阿修羅王がすごいことになってたっけ。
自分は「11人いる!」がリアルタイム。
たまたま親に買ってもらった別コミに載ってたんだよな。
前スレあたりにルルとミミをリアルで読んだと言う住人がいたはず
竹宮さんと両方同じくらい好きだったんだけど、ポーの初単行本読んだとたん
天秤秤の針がガタッと萩尾さんに傾いて、以後ずーっとそのままだ。
まんがABCの切り抜きは宝物(しまい込んだもんで、すぐ読めないが)
『まんがABC』に載ってる、「エーリクとマリエ」のカットが好きだ。
あと、「1作でのみ果てていく人がどれほど多いか」「だからデビューはあせらずに」って所も。
ちょ、このスレすごw
リアルで触れたことががあるのは「百億」と「スペース・ストリート」だけど、それはたまたまで、
毎号買ってたわけじゃなかった。自分で雑誌を買うようになってからの初リアルは「訪問者」。
返す返すも口惜しいのは、「スター・レッド」。その時すでに高校生で、
萩尾さんが連載してるのを知ってたにも関わらず、なぜか雑誌を買ってなかった。不覚。
まんがABC、復刻して欲しいよ。
自分持ってるけど、もっとみんなに知って欲しい。
あれは漫画家めざす者には読んで欲しいよ。
漫画好きにも萩尾さんの作家魂みたいなのが
感じられてお薦めだから。
自分はCOMの「ポーチで少女と子犬が」からです。
342 :
341:2006/03/14(火) 00:14:37 ID:???0
訂正
「ポーチで少女が子犬と」でした。間違いごめんです。
年寄りなのでそのへんご容赦。
多分最初に雑誌に載った萩尾作品を読んだのは、イトコが持ってた
双子と死神の話。でも、それでは流石にファンになったというほどではなくて、
なんと言っても決定的だったのは、別コミ「ポーの一族」連載第一回。
怖い話も外国のロマンチックな話も大好きだった小学3年生は一発ではまって
萩尾漫画でその後の人間作ったようなもの。
>>343 >双子と死神の話。
『もうひとつの恋』だね^^。
最初が『マージナル』のラジオドラマw
同じ年にオルフェウスの窓を読破したばっかりで
また主人公水攻めか!とかなりへこんで原作を読まなかった。
数年後、原作を読んでみたらハマってしまい現在に至る。
『マージナル』面白い。今読みかえしてる所だけど、何年経っても
面白いってホント凄い事だと思う。
自分は残神からだなー
みんな、リアルタイムで今見られるんだからよかったじゃない。
>337
自分も最初、竹宮(アストロツインあたり)の方が好きだったけど
『ドアの中の私の息子』で一気に萩尾信者になってしまいました。
『精霊狩り』シリーズ、大好き♪
『ドアの中の…』でしたっけ、チャシーがピンを空中に飛ばしちゃうの。黒い画面に散らばる白いピンが綺麗で…。
おじさん 「お嬢ちゃん、ピンをいじっちゃお手々いたいよ」 ⇒ 「このガキ、精霊だーっ!」
ダーナ 「キャーッ、どこか近くに精霊がいるわー! あなた、コワ〜イ!」
イカロス 「逃げろ、やつらイタズラ好きだ、ヒドイ目にあうぞ!」 この間にスタコラサッサ
ここのシーンがいつ読んでも愉快。
一番古い記憶にある萩尾作品は別コミ誌上の「メリーベルと銀のばら」。
幼いエドガーとメリーベルが駆け回る見開きの表紙が、凄く印象に残ってる。
主流ではなくとも、常にリアルタイムでファンを獲得しつづけているんですな・・・
長年の読者として感無量。
一番最初に読んだ萩尾作品は講談社の雑誌に載ったという「ビアンカ」でした。
当時は毎週フレンドを読んでいて、たまたま別コミでポーを見てノックダウン、
完全にハマりこんで、以来フレンドを買うのをやめてしまいましたw
その後で再録のビアンカを読んでこれ見覚えある!とびっくりしました。
最近ネットで、初掲載されたのが「サインはV」の総集編の本だったと知って、
だから読んだことがあったのかと納得しました。フレンドで連載を読んでいて
総集編を買ってたんですね。調べたら今から36年前のことです。
353 :
花と名無しさん:2006/03/14(火) 17:15:38 ID:sUp8dt8v0
小6か中1くらいの時、スキー帰りの信越本線の中で
友達が持ってた雑誌に、なんかフシギな丸い絵が
書いてあるSFマンガが載ってた。
「東の地平西の永遠」だったよ。
読んだけど、全然意味がわからなかった・・・・。
354 :
353:2006/03/14(火) 17:18:40 ID:???0
いや、考えてみたら
その時の雑誌に何が載ってたかなんて
全然憶えていないわけだ。
でも、「東の地平」はとにかく憶えてるんです。
今や萩尾先生のコミック作品はほとんど全部持ってます・・。
自分は去年、残神の文庫から萩尾さんを始めて読みました。
ポーの一族がすごい好きです。
トーマも綺麗でため息がでます。
つい最近、また何冊か文庫を買いました。
20過ぎてもこんなに素敵な漫画に出合えて幸せです。
何かしらんが印象に残っていて、ふだんは丸っきり忘れてるけど、時々思い出したり、
あるいは一度も思い出さなかったり・・・。
そういうものと、ある日ふいに再会した時って、ホントに頭の中が「!」となりますよね〜。
「あれは何だったっけ、何だったっけ・・・」とカケラしか思い出せなくて苦悶してても、
ずっと苦悶してるといつかまた出会う。そういう風になってるんだと、最近思います。
精霊狩りシリーズは、今読もうと思ったら
古本屋で探すしかないですか?
そうですね、古本屋かネットですねぇ。<精霊 頑張れ☆
三作ともテンポよくて読みやすいし、セリフも楽しい。
そしてダーナ達ももちろん好きだけど、助手Aが、ああ、助手Aが・・。
「東の地平 西の永遠」は、まだあまり萩尾さんを知らない頃、
本屋の2階(2階はあまり人が来ない)のシックめの赤い表紙がずらっと並んだ中にあって、
ロマンチックなタイトルにひどく惹かれて、いつか買おう、いつか買おう、とずっと憧れてました。
「ビアンカ」から順に買い揃えて、途中でみるみるハマってったけど、
「東の・・」を読む時のドキドキはひとしおだったな〜・・。
新しい赤本は色が鮮やかすぎて、前の方が好き。日に焼けて変色したんじゃなく、最初から違う色ですよね?
>358
ありがとう!
PFコミックスと文庫で集めて全部読んだ気になってたら
まだまだ未読があるようで・・・orz(でも読めるかと思うと若干嬉しい)
探してみます。
文庫じゃなくて愛蔵版全集を出して欲しい。
>>358 購入前や読む前のドキドキを覚えているなんて、
なんかロマンティストだなあ。
色々な思い出を丁寧に抱えている感じ。素敵。
ここの皆さんはそうなのかもね。私は雑なんでw
>>358 >助手Aが、ああ、助手Aが・・。
それはもしかしてオ○カーの事?w
確かに作品集の赤い色は、初期の頃は濃いめのピンクって感じでしたね。
後になると朱色に近い鮮やかな赤になった。
その後(1995年以降)にデザインが一新されたけど、
私は赤本の方が好きですた。
残神は萩尾さんの漫画に出会ってからすぐ連載が始まって、
初めてリアルタイムで読んだけど、
過去に数々の名作を生み出している人がまたスゲー漫画を
生み出そうとしている、その底なしの創作力に驚いたよ。
>底なし
うん、うん、枯れることが無いね、今んとこ。
手塚さんみたいにずっと現役でいて欲しい。
もし自分が小学生くらいの頃に萩尾作品に出会っていても
きっとさっぱり理解できなかったろうなと思う
今の時代を批判するわけじゃないけど、
昔って漫画も読者の質もすごく高かったんじゃないかな・・・
>>363 >手塚さんみたいにずっと現役でいて欲しい。
言いたい事には激しく同意するが、その言い方だと
ある日ぱたっと倒れて逝ってしまいそうだ・・
萩尾さん的には理想の最期かもしれないが。
メッシュ(だったかな)の巻末に手塚さんへの追悼文が載っていたね。
萩尾さん程の人にとっても「神様」だったんだなぁとちょっと驚いたよ。
萩尾さんだからこそ、なのかもしれないけれど。
萩尾さんは手塚さん、竹宮さんは石の森さん、が(心の)師匠、
という位置づけだよね。
ゴルゴ先生セクハラw
>>367-368 萩尾先生の動画がステキ!
魅力的な方ですね。声もきれいで落ち着いていて(・∀・)イイ!!
一度お会いしてみたいなぁ……
>>359 1990年代くらいの愛蔵版・全集ブームの時に
当時出ていた分の全作品が全集化されてるよ。
第一期と第二期がある。
全集以降の作品はマージナルから。
たまに古本屋さんで状態のいいもの見かけるので探してみては。
あーでも、ストロベリーフィールズみたいなエッセイ集に載ってるのは
収録されてないんだっけ?
今まで取りこぼされてた1p未満のものや予告用カットなどを集めた
マニア向けの本が出るといいなーと思う。
>>365 >萩尾さん程の人にとっても「神様」だったんだなぁとちょっと驚いたよ。
そりゃあ、そうだろうなぁ。
「ちょっと」にしても驚く人がいることにとまどっちゃう。
たぶん、私が年くってるせいかもしれん。w
もうずっと以前、「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに萩尾望都が
出たとき、あまりの勘違いも痛々しいナルシーな言動に退いた。
>>371 ストロベリーフィールズ、やっぱりどこにも載ってないのか・・・
「湖畔にて」大昔立ち読みしたっきりで・・・
ああ、今更ながら買っておけばよかった・・・
>>374 『ストロベリーフィールズ』、よくヤフオクで出品されてるよ。
たまに500円台や1000円くらいで出てる時があるから
こまめに見てみてはどう?
漫画家さんに、人前で美しく見える才能も人前をわきまえてそつなく喋る才能も
求めてないのでキニシナイ
素晴らしい作品を世に送り出してきた・送り出し続けているだけで無上の価値がある
萩尾さん達が出てくる前、少女漫画より少年漫画が好きな女の子は
沢山いた。サイボーグ009は、本当に人気があった。
島村ジョーは大好きだった。
ポーに出会った時、リアルタイムで
小学生だった自分は、少女漫画で少年が主人公というのが
本当に新鮮だったし、こういうのを読んでみたいと
思っていた通りの漫画だったんだよ。
ついでに。
ポーの一族とサイボーグ009の共通点。
主人公は「みな○ご」(泣ける言葉だね)
他者によって、合意なく違う自分に変身させられて
もう、元には戻れない。
書いてるだけで、胸が締め付けられそうだよ。。
>>373 クリエイターだから、あれくらいでかまわないと思うけど
TVにはもうでないでと思ったのも事実だ。
安心して見られる少女漫画家は里中と池田かな・・
特に、里中は少女漫画家という気がしない。
萩尾はNHKの少女漫画の描き方?みたいな番組に出演した時は
普通だったよ。
ペン入れする様子に画面に張り付いて見ていた。
あの線はこういうふうに生み出されるのかと。
録画すればよかったなあ・・
>>373 望都さんがご出演の「笑っていいとも」はタモリの下ネタが感じ悪くて、
タモリ酔っ払ってるのか?とヒヤヒヤしながら観てました。
望都さんがタモリの後頭部をバシッとやった時は、
よくぞやってくれました!と思いこそすれ、ナルシーとは思わなかった。
人それぞれいろんな見方がありますね…。
緊張で指が震えてたけど「緊張してません。」って答えた所は
人間萩尾望都の思わぬ一面が垣間見られて楽しかったデス。
>NHKの少女漫画の描き方
ビデオ撮ったが、友人に貸したまま返って来ん・・・。
「海のアリア」の扉絵の作画工程が映ってて、トーンを幾重にも幾重にも貼ったり削ったり。
あの一枚にこんなに手間がかかってるのか、と驚きました。
「フェアリー」の男女がくるくるまわって踊ってるカラーの絵も、TV画面で見ると感激でした。
NHKの少女漫画入門、ビデオまだあるけどいい加減テープ
のびちゃってるかもしれんな・・・
海のアリアじゃなくて「感謝知らずの男」の扉絵だったような気ガス。
私が画面でみた萩尾さんは斉藤由貴のトーク番組だった。
普通の人でしたよ。むしろ突然乱入したコスプレなりきりエドガー(?)
がひたすら痛くてこっちが恥ずかしくなった。斉藤由貴本人は漫画好き
らしく普通にいい感じだった。
あとCD画集のインタビューと、なんかの深夜の教養バラエティ番組で
閉店後の本屋が舞台(セット)だったのぐらいかな。内省的でいろんなことを
考えていそうな雰囲気でした。あえていえばCD画集のインタビューの時に
鼻声だったくらい。
タモさんって二日酔いのまま出てる?ってくらい
酔っ払いがからむように笑っていいとも出てた時あるからねー。
>>382 私も持ってるけど何年も見てないからのびちゃってるかなあ。
なんとかDVDに保存したい。
>>383 >なんかの深夜の教養バラエティ番組で
>閉店後の本屋が舞台(セット)だったのぐらいかな。内省的でいろんなことを
>考えていそうな雰囲気でした。
10年以上前に教育テレビでやってた「ソリトン」かな?
大塚寧々と対談したやつ。
ふたりで「夢」の話を語り合ってた。
最近見直したが当時から「バルバラ」の構想があったのかなと
思えるような内容だった。
>>386 それ、うちに捜せばまだビデオあるわw
「ソリトン金の斧銀の斧」だったような。バルバラの土台とは興味深い。
久々に見てみようかな。
>>383 斉藤由貴とのトークはあまり面白くなかった記憶。
テレビのトーク物って、ゲストその人を全く知らない人への紹介的切り口か、
ディープなファン向けの「見て得しちゃった」系に分かれると思うけど、
そのどちらでもなかった。内輪受けで喜んでたような…斉藤さんが萩尾ファン
だったから、本人は嬉しそうだった。
タモリのは、当時は毎回あの下ネタでゲストの反応を見るのが恒例だったとはいえ
相手を選ぶべきだと思った。テレビの世界で生きてる人と自己内省の芸術家タイプは
どうしても相容れない。そうするしか彼には出来なかったとは思うけど。
>>381 感謝知らずの男の表紙の絵にペン要れしていたよね?
笑っていいともの萩尾さんはいかにも芸術家って感じでエキセントリック
だったけど他人に対して失礼な態度とるよりよっぽどまし。
個人的にはあんまりテレビに出て欲しくない。TV出演の頻度が多い漫画家って
どうも肝心の作品が停滞気味な人が多いような。漫画特集とかは嬉しいけど。
漫画家って、ずっと家に閉じこもって仕事する事が多いから、
いい気分転換になるのかもしれんね。>テレビ出演
動画見ることができてよかった。
いい声でした。
漫画夜話に陰陽師のとき出てたときは
他主出演陣(おじさま)から菩薩扱い、神扱い(ある意味正しい)
でなんだか楽しかった
持ち込んだ陰陽師の本に付箋(ポストイットだろう)をたくさん
くっつけて来てたのが印象的だった。
ミーハーなノリで本人も楽しそうだった。
かわいらしいなぁ
BSでやった「THE 少女マンガ!」の萩尾さんは語り口が思慮深くて
楚々とした方だったね。
あのシリーズ見てるとマンガ家の人って論理的にしゃべる人が多いなと
思った。
>396
おお!久々ですな。
しかも、ジュンク堂の話。
おまけにオスカーの話題まで。
続きが待てないよ〜。
>世にオスカー好きは数知れず。
至言だ。
漫画家は芸能人じゃないんだから
大衆を納得させる漫画を描くことは大事だけど
大衆を納得させる演説(?)をすることが大事だとは思わない。
そもそも並の漫画家はTVに出る機会すらないだろうし、
TVに出られるだけで尊敬しますっ。
チラシ裏&自分語りの話題だけどちょっと独り言言っていい?
「バルバラ」の明美さんって怖いなーと他人事のように思ってたんだけど、
よく考えたら自分も「明美的行動」をしてたかもしれない。
私も姉が全然家にいないタイプの人で、今は高校でたらさっさと結婚して
別の生活してるんだけど、その姉が今になって悪いと思ったのか
祖父とかの墓参りに自主的に行ったりするの見ると、
「一番ずっと側にいて色々してたのは私なのに、今さら途中でやりだしただけで
私と同じぐらい孝行してることになるのか・・」と思ってしまい、
もう何もしてほしくないっ。と思ってしまう。
自分が心が狭いのもわかってるけど。私も「明美症候群」なんだろうか?
>>400 返信チラシ裏デス
ずっと勝手な姉と
ちょっと勝手でなくなった姉
どっちがいい?
2人でシンミリ語り合おうよ、最終巻キリアの心意気で♪
茂木さんとの対談聞いてきたんだけど、映画化(現地キャストで)の予定はありませんかとの質問に、
訪問者の話は実はあった(ある)けど、制作費が五億かかるのでとんざしてるって言ってたよ。
スポンサーいたら実現できそうなのになあ。なにはともあれ外人で頼む。
今は低予算映画が主流とはいえ映画の製作なら5億くらいかかるよね。
>401
気まぐれで孝行を始めてた姉は勝手でなくなった姉でなく
それはやはり「勝手な姉」の延長線のモノなんだろうね
>402
まじっすか?
5億ってドル?ユーロ?
募金募ったらできないのか?うわーん。
>>405 『タイタニック』ですら制作費2億ドルだから、さすがにドルや
ユーロということはないと思われます…
5億ドルかけて訪問者を映画化したらどんなことになるんだろうw
監督と俳優のギャラにあてる。
『トーマの心臓』の中ではミュラー校長の回想として描かれていたオスカーとグスタフの別れのシーン。
たしか、「グスターーーフ!」って叫んでたな、「シェーン、カムバーーック!」みたいだな、なんて思ってたら・・・。
今、『訪問者』(25年も前の作品だったんだね)のそのシーンを拾い読みしただけで、胸がつまっちゃった。
「パパ ぼく 南米の色切手をはった絵ハガキがほしいな」 「ああ 送るよ」 うそつき うそつき
「パパ ぼくほんとに なん年も待ってていいね? パパほんとに帰ってくる? 帰ってくるね?」
そして次の叫びは声にならなかった。グスタ――フ!!
・・・・・・シェーンどころじゃなかったです(; ;)
書き起こすのをやめろ! 思い出させるな…。
。・゚・(ノД`)・゚・。
つーかもう25年にもなる!?
リアルタイムでPFで読んだ時はオスカーの顔がすでにトーマの心臓の頃と
違ってて話は良かったのに馴染めなかったんだよな。
>402
405の最後の叫びは私の叫びだ。
頓挫してるって進行形だよね、ね。
可能性が全く0って訳じゃないよね、ね。
訪問者に目をつけたのはどこの誰なんだろ。
ハリウッドだったら投資したいところだ。(金無いけど)
ファンからの募金を集める・・・というのはどうかw
世にも稀有なケースとして成功するかも?しれない?
414 :
412:2006/03/19(日) 00:38:13 ID:???0
丁度昨夜アカデミー賞の番組見てたとこなので
402を読んで舞い上がってしまったよ。実現したら
作品賞ぐらい取れるかも。脚本がよければ脚本賞とかもね。
>>400 しかし時夫の場合は、明美から離婚を言い渡されたんだもんなぁ。
自分から勝手に家を出ていって、父親の役目を放棄したわけじゃないし。
子供に会いたがる気持ちは解るよ。
だから明美は自分勝手だなあと思う。
今日、結構期待して映画のブロークバックマウンテンを見に行ったのだけど、
見終わって最初に思ったのは「萩尾先生の漫画のほうが数十倍おもしろい…」だった。
もちろん人によって感じ方は違うと思うし、漫画と映画と比べるのもおかしいかもしれないけど、
心情の描写とかが全然物足りなかったよ…
だって米製でそ
しょうがないよ
418 :
400:2006/03/20(月) 13:50:11 ID:???0
>>401,404,415
レスさんくすです ちょっと遅れてごめんなさい
私も姉さんのやってることや反省した気持ちはすごく
価値のあるものだと思うし姉のことは他の面で見ても好きなんです。
でもなんかね・・別にこれだけじゃなくて、
自分って小学校のときからクソ真面目で不器用で損するタイプで、
よく人にていよく仕事を押し付けられることもあって・・
自分以外の人が途中から頑張っただけで簡単に自分と同じ位置に居るように
思えちゃってね・・。
途中から努力することも大変だともわかるんだけども・・
というか完全萩尾先生と関係ありません。すいません ごめんなさい
>>418 試行錯誤しながら積んだあれやこれやの君の経験は、誰にも奪えない君だけ
の財産。
これからの人生の中で、今の君の思いと共にその経験が活きることが必ず
起こる。人生上で起こることは、なんであれ決して無駄にはならないよ。
420 :
415:2006/03/20(月) 18:11:14 ID:???0
人生相談は別のところでやれ
>418
なんかビーだね(メッシュ)
萩尾漫画に惹かれるのも分かるなー
という具合に萩尾話につながるのです。スレ違いではないのです。
エエェェ(´д`)ェェエエ・・・
こないだはここ読んで「マージナル」を買った。
実家にあるはずなのに。
で、今日は「メッシュ」を買いたくなった。
実家にあるはずな(ry
427 :
402:2006/03/20(月) 21:57:05 ID:???0
映画の話は質問者が「ないですか?」との質問から
いくつかお話いただいたのもある、訪問者とかなんですけど五億かかるらしいので
(そんな資金はないので)パーティの度に名詞渡しながら私に五億ください、
といって回らないといけないとゆーか。(←この辺ものの例えで言って回ったわけではないと思う)
みたいな受け答えだったよ。現地キャスト希望と言ったのは質問者で、
それに対しては特に答えはなかったので、もちろん現地キャストでの話を言ってるのか
そうとも限らないのかがちと不安で、つい「現地キャストの話ですよね??」とダメだししたくなった・・・orz
版権は小学館が持ってるのかな・・・ファンレターで要望したら
なんとか前向きに進んでくれんかなあ。
他にもジェルミはほんとに救われたのか?みたいな質疑応答もあって
なかなか聞き答えがありました。
>>416 個人感想だから別にいいし、自分でも気づいているようだけどサァ。
そもそも萩尾漫画、
それも同性愛テーマの特定の作品ではなく作品全般と、
一遍の映画を比較することが「非常にヘン」だと思うのだが。
>>417 意味不明。w
萩尾さんは心理描写が濃いいからね。それと比較すれば映画は物足り
ないかも。でも映画のいい面も見逃してるような。。。。。
>428
>ジェルミは本当に救われたのか?みたいな質疑応答もあって
kwsk
402さん、詳しい説明ありがとう。
少し落ち着きました。
映画化するならハリウッド製じゃなくヨーロッパ製がいい。
>>429 ゆとり教育世代なのかな
もっとおべんきょうしたほうがいいよ。
婆なら最悪w
今さらかも知れないけど
返信くれた方さんくすです。
422-423ナイスまとめ!ありがとう。
それでは消えますので萩尾話題に。
ここ数日のログを今眺めていて、思い出したこと。
育ち盛りの幼児がアレルギーでぎちぎちの食餌制限を余儀なくされてて、
「好きな食べ物は水」っていうのはすごく哀れに思えた。
そして実の両親の心臓を食べて、膨大な時間の記憶を受け入れさせられて、
実の祖母に憎まれながら青羽はずっとバルバラにいる…
あたしよそもんなの?っていう(キリヤの疎外感とおそらく同じ)青羽の呟きに
マーちゃんが話して聞かせたおとぎ話はとても上等な癒しだと思う。
萩尾作品って神経質な母親との確執や軋みが目立つけど、こういうのもうまい。
>432
「ジェルミは救われたのか」の問いに対し、
救われて欲しいと思って描いているんだけど、お墓でサンドラと会って
ほんとにこれで救われるのか、違う形で支配が強くなるんではないか、とか
明快に救われたという感じではない、本当にこれでよかったのかと聞かれると
迷う、と思われて、結局「時々はいいこともあるさ」という感じのラストに
落ち着いたとのことでした。
「シューベルトの菩提樹を使ったのは何故」に対しては
以前ウィーン少年合唱団が歌ってたのがとても印象に残ってて、
詩もきれいだし有名だからこれを使ったとのことです。
印象的だった話で、「ケーキケーキケーキ」を描かなくてはならなかったとき、
当時は海外旅行というと取材旅行しかない時代でもちろんそんなものには行けず、
アンアンもノンノもない時代でもあり、パリの街のお菓子屋さんについての資料が
全くなく困っていたら、知人が手塚先生がパリにいって帰ってきたとこだから聞いたら
教えてくれるかも、ということで手塚先生に「パリのお菓子はどういう風に売られてるんですか」
と聞き、「和菓子屋みたいな感じで店先に並んでるよ」と教えてもらって描いたとのエピがあったんですが、
・・・・・想像で描けちゃうの?ちょっとすごいんですけど・・・と思わずにいられませんでした。
いくらなんでも、ケーキ屋の軒下の写真くらい編集が集めてきたのでは
ネットもないし、宮殿の写真は図書館にあっても「街中のケーキ屋の軒先」の写真は
あったかわからない。
海外旅行者も居住者も今とはまったく数が違うし、いても、ブログや同人誌で個人の
経験を公にする人もいなかった。
編集者が集めるといっても、当時の少女漫画は子供だましと思われてる節もあって
「3日間でパリのあそことこことあれとそれを撮ってきて下さい」なんて仕事に
編集者が首を縦に振るとも思えない。
443 :
432:2006/03/22(水) 03:01:51 ID:???0
>438
詳しくどうもありがとう!
萩尾さん自身もジェルミが救われたかどうかは
わからないってことですか…
萩尾さん自身も迷われて描いていたって、ちょっと
驚きです。
でも現実には白黒はっきりつけられるような出来事は
あまりないわけだし、あのように描くことでジェルミの存在が
余計にリアルになったのだろうなと思いました。
やはり萩尾さんは凄いです…。
>>439 絵を描く人の目(と記憶)は、音楽を作る人の耳と
同じように、一度見たものを普通の人が見てきたの
より細かく再現できるだろうからね…。
あの手塚さんが「『自分の目で見てきたもの』について
話した」のを聞いた萩尾さんなら、一般の人が納得できる
くらいのリアリティは出せるんだろうな、と思った(実際に
パリへ行って、本当の景色を見た人は別だろうけど)。
『ケーキ ケーキ ケーキ』が発表されたのは1970年。
大阪万博の年で、まだ1ドルが360円だった時代だね。シミジミ…
少女漫画は子供だましでも
少女漫画出版してる会社は他も出版してて資料でも何でもあるだろw
それを編集者がすべて把握しているとは思えん
良心のある編集ならがんばって探してくれるかも知らんが、あの当時漫画自体が軽んじられていた頃にそこまでしてくれる編集がいたかどうか不明。
むしろ日本のケーキ屋書いとけばいいでしょ、パリって設定があれば読者はそれがほんとの風景かどうかなんて疑問にも思わないでしょ、って言う編集が多かったんじゃないの?
という話の流れなんじゃ。
「資料室」って知ってる?
そういうのが社内にあるの知ってる?
ナンカ今のマンガが面白くなくなってきたのが分かるような希ガス。
ここの住人が推測してるんじゃなく
萩尾さん本人が「資料がなかった」といってるのに448は
なぜそうまで「資料があったはず」にこだわるんだか
資料がないと描けないはず、だから絶対資料があったはず、
資料がなくて想像でとかありえない、
一生懸命に資料がなかったことにしたいのは本人?pgr
…だと 同人板での話題なら 思うんだけどw
萩尾スレでそりゃないよね。なんでだろう
萩尾さんって幼少の頃の絵も小学生低学年にしてはあまりに
デリケートな絵なので教師に親が手伝ったと思われたんだよね。
一度見た映画の映像とか細部まで覚えてることが可能な人なのかも。
資料って言っても図書館で手に入る外国の風景写真とかじゃないの?
ポーを描いた初期の頃だって海外旅行して下調べしたわけじゃないんだ
よね?同じ風景を見てもずば抜けて描写力が優れてるんだよ。
漫画みればわかるけど。
> 一生懸命に資料がなかったことにしたいのは本人?pgr
少女時代にこの人の漫画読んでて
今もちょっと頭悪いオバサンじゃないの
>451 453さんは、「・・・と思っちゃうところだが」という旨の発言をしてらっさるようだよ。
見て(覚えて)描くのと、想像で描くのと、どちらもすごいね。
想像で描くというのは、記憶の断片を寄せ集めて創造することなわけだけど。
読者は木々や家具みたいな身近なものも、現実には(まだ)ないものも、
リアル感をもって感じ取れる。
そしてまた萩尾さんは、目に見えないものも描くのがうまいんだな〜。
そこまで過剰に畳み掛けんでも、と
リンク間違えてない
なんかおばさんたちもう・・・
453=456この人、なんか気持ち悪い・・・
>443
トラウマを解決するのってやっぱり時間が一番だもんね・・徐々に思い出さなくなった、
まとめて思い出すってのがリアルだなあと思う。
影響を受けた人ということで、手塚先生の話が何度かでてたのだけど、
初めて話したときは覚えてますか?と茂木先生が聞かれて、
最初はデビュー前に虫プロかなんかに手伝いにいって挨拶程度、
ちゃんと話をしたのがパリのお菓子屋さんの話を書かなくてはならなくなった時のこと、
と言われてたよ。コマ割りの具体例で、手塚先生らのコマ割りがものすごくよくできていて
それが普通と思ってたので技術的な勉強にもなった、子供の頃は頭が柔らかかったので
読んだら全てのコマ割りを全部覚えていたとか創作の仕方についても図解しながら
説明されてたので、へぇぇぇ!とか言いながら聞いてました。
映画などで見た外国の街の風景や建物などの部分を
一度でちゃんと覚えていて、再現できるというワザを持っている
という話を読んだことがある。
想像で描くという話、「オー・マイ! ケ・セィラ・セラ」で、
「いらっしゃいよ、タップ! エスケープしましょ!」ってセィラが遊園地へ行くシーンもそうかな〜。
まあ、イギリスの遊園地も日本の遊園地とさして変わりないだろうと思うけど、
セィラが片手に持っているクレープ、当時としてはかなりオシャレな気がするんだよね。
そしてもっと気になるのが、もう片手に持っているのが多分・・・焼きトウモロコシだってことw
イギリスには日本と同じ様な固定の遊園地と、
祭などのイベントにやってくる移動式がありますよ。
どちらかというとなじみ深いのは移動式の方だったりします。
移動式は設備はなんかしょぼいんですけど、
微妙な哀愁とお祭り感がいい味だしてます。
マージナルを久しぶりに読み返したけど、続編が読みたい。
キラが融け込んだので何かの因子がD因子の替りにできちゃって、
月からどんどん来たウーマンたちが生む子どもたちは、
(地球で生育すると)超能力が発達するとかw
ナースタースが地球のマルグレーブになるとかww
そういうの描いてほしいなあ。
スターレッドみたい
>>462 無理に続編つくるとたいていヘタレるんで、
あそこで止めておいて後は読者の想像にまかせるのが個人的にはいいなぁ。
萩尾さんの中で、
新たな(そして本人が描きたいと思う)続きの物語が浮かんだのならウエルカム!
ポプラ対談更新されたんで前回の続きだオスカー萌えネタだと
期待して見に行ったらあ〜ぁ違うネタに飛んでたよ。
でもそれはそれで面白かったけど。次回は4月3日更新予定だ。
残神読んだら
正直な感想として毎回毎回セックスしてばっかだなーと思った
いえ何でもないです すみません。
そのセックスが楽しくて気持ちいいもんだったら気楽なのにねえ…
私は連載当時、毎回毎回よくメシ食ってる(お茶飲んでる)子達だなあと思ったw
どんなに気まずくても何とか二言三言会話しようとしてるし。
それもあって、舞台演劇のような作品だと思った。特に後半、アパートでの二人暮し時代。
>>467 >そのセックスが楽しくて気持ちいいもんだったら気楽なのにねえ…
うむ、ジェルミにとっては不快で苦痛なものでしかない。そしてどんどん墜ちていく。
だけどラストで救われるね。イアンに「お前、今までで一番高く飛んでたぞ。」
みたいな事言われてたし。あの場面は秀逸だとオモタ。
あの場面は照れくさくて未だに直視できない
>>469 みごとにジェルミに感情移入できてますね
>469
なーるほど!
照れくさいというかもう死ぬほどいたたまれないシーン
ウィリアムにsomeoneの例え話として相談してみたら自分のことだとバレていた件
それどころか
いたたまれずに自分からバラしたら「わかってたよ」みたいに鼻毛読まれてた件
うゎぁあああ(AA略
最初読んだ時は黒髪パーマ濃い眉にウーンと思ってたが
最近読んだらジェルミが萌える件
イアンがジェルミのどアップを見て
「こいつの眉毛、よく見るとつながってんな…」と思うシーンで
両さんを思い出してしまった件
>473
不覚にもワラタ
私事ですが風邪ひいてノドがはれて声が出ない日が3日続いて
いい加減やぱいので
はちみつ入りしょうが湯飲んでみました。
うまくて飲むのとめられません。
>>475 昔から思ってることですがイワバチの巣を食べてみたくて仕方ありません。
純露(懐かしい)に似てるんだよね、あの極小の絵が…
>>477 こんなん出ました。
笑いすぎて今、泪目っす。
『愛されるオスカー』をモットーに、政界へと進出するオスカー。
しかしそのとき宇宙からは、エーリク軍がこの地球を征服するべく飛来してきていたのだった…。
「エーリク!お前達に地球は渡さない!」
ユーリはオスカーの権力に便乗し、税金を横領して地球軍を結成する!
次回!『金を返せユーリ!お楽しみに♪』
>>477 「アラン…好きです」
突然のメリーベルの告白に戸惑うアラン
そしてその様子を見ていたアランの親友であり、恋人であるエドガーは…。
「メリーベル…許さないから」
3人の運命やいかに!!!
「うふふふ… アラン、大好き」
非常にまともなものが出来て、目がテン・・・・
報告は1件で充分です^^
トーマの心臓読んでユーリにハマりました。
11月のギムナジウムはユーリ好きにも楽しめますか?
>>481 トーマのユーリとは別人だと思ったほうがいい。
実際名前も違うしね。
まぁ萩尾作品として、トーマの原作としては読んでおいたほうがいいかも。
他にも素敵な登場人物が出てくる作品いっぱいあるから、
よかったら他のもどうぞー
>>482ありがとう!!
別人だけどなんとなくユーリっぽい人がいるってことですか?(゜Д゜*)
もし良ければ、簡単にでいいですのであらすじをお教え頂けませんか?
>>483 これから読むかもしれないのに言っちゃっていいのかな?
ユーリの元キャラと思われるフリーデルはクラスの委員長で、
はねっかえりのエーリクをなだめる面倒見役といった感じ。
ストーリーを進行させるための脇キャラかな。
ちなみに11月ではトーマも生きてるし、オスカーなんてもっと別人です。
簡単に言うと11月は、転入生エーリクと、彼にそっくりの分身トーマの
二人の愛と罪の物語。
>>484ありがとうございます!!
そうなのか…
う〜ん…とっても読んでみたいけど、「トーマの心臓」で知ったキャラが「トーマの心臓」とは違うのを見るのがなんとなく怖いorz
よ〜く検討してみますね!!
>485
迷う気持ちはよくわかるが、
11月はいつかでいいから必ず読んで欲しい作品。
そういや、11月のギムナジウムで、黒板だか教科書にtomanoshinzouとか描いてあったよね。
苫野信三?
連作短編は楽しんで描いてる感じがしていいね
読んでるこっちも楽しくなる
>>490 うん、作者がより自分の作品に深みや愛情を持つ様が見られていい。
それはそうと私が萩尾先生のキャラクターの中で一番好きなのが
マージョリー。あのほどよいエキセントリックさが魅力
でも作品が進むにつれだんだん普通の女の子になっていってしまったようで
少しつまらなかった。
「トーマの心臓」の内容が、まだよく理解できていないので整理してみました。
トーマはユーリを愛していて、ユーリもトーマに惹かれてた。だけど、サイフリートの一件でユーリは自分が汚れてしまったと思って、そのことを知られるのを恐れた事もあって、トーマの愛を拒んで自分は誰も愛していないと思うように変わった…ってこと?
それでトーマはユーリを救うために、身を投げ出してユーリに愛を示した…っていうことなの?
すみません、誰か教えてください…
>>492 それでいいんじゃない?
色んな解釈はあると思うけど、大筋はそれでいいと思う。
ここにもっと宗教的要素をからめた見解もあるからよかったら過去ログ見てみては。
でも一番大事なのは、自分がどう感じたか、だから。
>>493そうですか!
ありがとう!
なんだかすっきりしました。
すまん、わしは酔ってたんだ!(≧O≦)/
チラ裏
「11月」のトーマの方が男っぽくって好きス
私は11月のオスカーなんていやだ
11月のオスカーはワルガキっぽくて好きっす。
キャラが3月ウサギの一丸に似てる。
トーマのオスカーのが大人でかっこいいけど。
どっちのオスカーも好き!
どこに出演してもオスカーはイイ役者。
市丸も好き。
オスカーといえば、食堂で暴れたみんなをしめ出すシーンがイイ!w
あの時はユーリも追い出されたのかなw
>>492さんに補足。
汚れた自分は無垢な生徒達なかんずトーマを愛する資格が無い。
また、トーマに愛される資格も無い。と。
そして後半、ユーリがユーリであるだけで愛してくれる友人があった事、
友人達(および神の)愛の深さを知り、それにより事件を克服し
新しい目標を得、新しい世界へ旅立つ…。
とまぁ、そんな感じ。
>でも一番大事なのは、自分がどう感じたか、だから。
禿同!
>>502(*;□;)
なっなんて深い愛の物語なんだろう…
本当にありがとう!自分で感じ取ることも大切だし、こうして人から聴いて見えてくるものも大変ありがたいです!
そのことを踏まえもう一度読んできます!!
ずっとトーマに片思いだったレドヴィが何気に良い子で好きだ
レドヴィだけで漫画一本できそうなくらい、何かありそうな子だよね
トーマに片思いだったのか
今でてるフラワーズの、萩尾さん読みきり読んだー!
ほんわか系ライトSFか?と読み始めて
兄弟の名前を騙ったあたりでうるっと来て
オチがうひゃっとホラー・ファンタジーで
その後の余韻でまたうるっと
ああいうのも好きなんだなあ…「影のない森」とかも
萩尾さん自身も今すごく楽しんで描いてる気がする。
内田百閧ニか稲垣足穂とかの散文ぽい。
ものすご今さらネタで話の流れぶった切っちゃってごめん
バレエシリーズが好きです
保守
3月32日…火星暦だな、きっと
>>415 亀レスでスマソだが、明美が時夫にキリヤを会わせたくなかったのは偽者(タカとすりかわった)だとバレるのが怖かったからじゃないかな?
すりかわってない方(最終話)だと、それほど時夫のことを嫌ってないのもその心配がないからでは?
まあ、時夫の能力を知ってた上で結婚して、その能力を理由に出て行ったのは自分勝手だと思うけどね。
宇宙暦かも。
>>106 先月の忙しさに翻弄される話も良かったけど、今月のはもっと良かった。
「供養…」ってところで、じーんと来ますね。
このシリーズは、このおじさんが主役で行くんだね。
おじさんだけど少年のような瑞々しさが魅力。
やっぱ萩尾望都先生すごいわ!このシリーズ大好きです。
514 :
花と名無しさん:2006/03/32(土) 18:04:15 ID:EJ0FmtoFO
突然すまん、萩尾先生が好きな少年キャラは鉄腕アトムと塔矢アキラだそうだ。
515 :
sage:2006/03/32(土) 18:35:31 ID:xLI3vY7n0
萩尾さんもアキラ好きなんだと思うと嬉しい。
あの作品は萩尾ファンが読むと萩尾色がそこここに読み取れるよね。
アキラと名人が歩いているところはトーマとその父みたいだし。
そりゃ当てはめすぎだ罠w
何でもかんでも一緒くたイクナイ!
517 :
515:2006/03/32(土) 19:54:26 ID:xLI3vY7n0
別に何でもかんでもいっしょくたにしてはいないよ。
何でもかんでも萩尾と比較イクナイ
萩尾は少年についてインタビューされることが多いけど
少女はないのかね どっかにあるのかな
あ、アキラって大友の方のアキラかと思ってびっくりしてしまった。
ヒカルの碁か。
読んだことあるけど萩尾色を読みとったことはないな…
ヒカルとアキラというキャラの対比関係は萩尾っぽい感じがあるかも知れないけど、
話の進め方が全然違うからなー
ヒカルとアキラの対比関係はなんて
少年漫画でも少女漫画でもゴロゴロしてるだろうに・・・
なんでもかんでも「萩尾」でくくるの、痛すぎ
萩尾望都先生の絵は、昔っぽいキラキラした絵のほうが好きだった。今の絵もきれいなんだけど、昔のほうがキャラひとりひとり個性的なデザインだった気がする。あくまで個人的な意見だけど。
わたしには、今の絵も充分キャラが個性的でキラキラして見えるよ。
年取ってくると普通、絵が劣化するものだけど、
萩尾さんの場合は、どんどん巧くなってるというか、
洗練された絵になってるのがすごいと思う。
昔(トーマあたり)と今の絵、両方とも味があって好き。
でもメッシュあたりはちょいと苦手。
「なんでこんな絵になっちゃったのー?」と1人で騒いでた記憶が。
話はメッシュが一番好きなんだけど。暗さと明るさのバランスが絶妙で。
>>521 うん。私は「メッシュ」→「マージナル」→で入ったほうなのでごつい絵の方が入っていける。
もしかして初めてみた絵の刷り込み現象なんでしょうかねー?(そんなばかな;;)。
私はエッグスタンドあたりの絵が一番好き
かっちりしてて力強いので
刷り込みってのはあると思うですよ
私は『完全犯罪』から入ったけど、『トーマの心臓』の絵のほうが好きだなー
ところどころこの表現はまさに昔wと、思わず笑っちゃう部分もあるけど、リアルじゃない分すごく表情豊かで好き
私はポーの絵が一番好きだな
ポーの絵もお話もキャラクターも全部だいすき。
特に老成した美少女メリーベルが可愛くて(*´Д`)'`ァ'`ァ
エドガーとアランの美少年っぷりにも(*´Д`)'`ァ'`ァ
その後の漫画も話やこまわりや世界観なんかが好きだから好きだけど
↑ こまわり君?
「アフリカ象が好きっ!」
ああ、コマ割りか…。
わたしも一瞬、こまわり君を思い出したよ。
赤ッ毛のいとこ?
>>533 ツワブキくんが読んでたね。w
萩尾さん自身も、当時『がきデカ』が好きだったそうだ。
エドガーが血(エナジー)を吸っているところ見られて…
「八丈島のキョン!」
エナジーがハナジーに見えた…。
エドガーとオズワルドがそっくりなら、伯爵の若い頃もエドガーにそっくりだったのだろう
あの容姿で遊び好きで、女にモテモテの伯爵・・・良いなあ(;´Д`)ハァハァ
コクトーの恐るべき子供達を漫画で読んで、センスいなぁ・・・なんておもってたら
有名な漫画家さんだったんですね。他の作品も読んでみたい。
> コクトーの恐るべき子供達を漫画で読んで、センスいなぁ
センスないなぁ なのか、センスいいなぁ なのか、それが気になる
他のも読みたいって言ってるし
後者じゃなかろうか。
俺は恐るべき〜読んだことないんで
よくわからない。
>>538 んー、
その作品は萩尾作品の中でもいろいろ異色だから、
「いいなぁ」であろうと「ないなぁ」であろうと、
他の作品もぜひ読んでほしい。
今の方が、画自体は相当しっかりしていて力強く、「人間」らしいけれど、
ポーやトーマの頃の繊細で華奢でふわふわでキラキラな画が好き。
でも、残酷な神とかをあの画でするのはちょっと…だから、
内容や年月とともに画が変わってくるのはしょうがないですよね。
でも、初めて12歳の時にトーマを読んだときは、あの画が古臭く感じて読むのに
躊躇しました(当方80年代後半生まれなので)。
>>539 センスいいなぁ・・でしたwごめんなさい。
>>540 とても良かったですよ。フランス文学が原作なんですけど、漫画は漫画の素晴らしさが
際立っていて、ちょっと吃驚しました。
>>541 そうします。ポーの一族いってみようかと。軽く立ち読みしたんですけど途中からなんで
雰囲気つかめなかったんですよね。
>543
是非是非是非、発表順に読んでください。できることなら
というよりも切に。そうでないと印象が全く違うから。
あっちゃーフラっと古本屋入ったらば、ワイド版の2巻と3巻だけあったから買ってきちゃったよ。
1巻買うまで我慢したほうがいいですね。
発表順と収録順も若干違うので気をつけてね。
大阪・梅田のジュンク堂に、でっかいエドガーのイラストが貼ってあった。
先生の手書き?よくわかんないけど。
今まで見たことなかったから、つい最近入手してものだろうか。
池袋のジュンク堂にも入口付近にエドガーやら最近の絵やら
いろいろパネルになって飾ってある。
だからジュンク堂好き。
田舎の人間には目にすることは不可能なのかな>ジュンク堂
できればですが、うpお願い!
>>545 543さん?
赤本(萩尾全集)でポーを読んだから発表順じゃなかったけど、
そんなに気にならなかった。
あとから、発表順に並び替えて読み直してみたり。w
それも楽しかったスよ。
というか、
ワイド版も発表順に収録されてるとは限らないような気が……。
仙台のジュンク堂(ロフト店)にも、「ラララ書店」の
コーナーがあった。
書棚三つくらい使って、萩尾さんオススメの本と
四角い箱をエドガーの絵でラッピングして赤いリボンを
かけたものがいくつかディスプレイされてた。
ポースレから拾ってきたよ。
646 :愛蔵版名無しさん :2006/01/14(土) 10:21:08 ID:???
雑誌の発表順に並べると
『すきとおった銀の髪』→『ポーの村』→『グレンスミスの日記』
→『ポーの一族』→『メリーベルと銀のばら』→『小鳥の巣』
→『エヴァンズの遺書』→『ペニー・レイン』→『リデル・森の中』
→『ランプトンは語る』→『ピカデリー7時』→『はるかな国の花や小鳥』
→『ホームズの帽子』→『一週間』→『エディス』
になる。
サイン会が抽選制とは、さすがです。
100人かー。競争率高そう‥
>>549 な、何をうpしろと?
まさかジュンク堂の原画を写メしてうpってことかw
昨日久々に「恐るべき子どもたち」読んだ。
初めて読んだ時は何これ?顔丸いし眉毛太いしワケわからんし!!って思ったけど、
すごい作品だった・・・。
特にラストのエリザベートの自殺はゾクゾクする。
ほんと、色褪せないなぁ。
いつか、物凄いクオリティーでポーをアニメ化してほしい。
>>554 その「まさか」ですw
やっぱり無理な話ですかね、残念。
普通店の中ではカメラ禁止でしょ。
> ものすごいクォリティでアニメ化
あ、私はぜひ「スター・レッド」を。
絵面は美しいし、各エピソードも必要かつ華 or 衝撃性があり、
キャラクターも面白く、イメージ崩れても「ポー」ほどの嘆きはないだろうということで(不純?)、
アニメ化するにピッタチョだわ♪ と思うものであります。
>>556 写メが出始めたころ、
それによる情報の“万引き”が結構問題になってたよ。
情報誌のデータを撮っちゃう輩が続出して。
まー、「立ち読みしてメモるのとどこが違う!?」って反論もあったけどね。w
っつーわけで、
書店内で写メやデジカメを使うってのは、普通の神経では考えられないス。
店員さんにOKもらってからじゃないと、ちょっと。
スターレッドって70年代終わりなんだけどファッションセンスが先端。
セイのライダーファッションとか今でも充分イケそう。
萩尾さんのSFって時間の観念がないというか、時空間が病むとか結構
唐突に出てきたりして凄い面白い〜。
ポーは蟲師くらいのクオリティでやってくれるんだったら見てみたい。
フラワーフェスティバルとかドラマ化とかもいけるかなってちらっと
思ったんだけど、タレントがいないw
>>560 >フラワーフェスティバルとかドラマ化
たま子ちゃんのガイアが是非見たいw
恐るべき〜はたまたま100円で買ってきたんだけど、もしかしてすっごーーい掘り出し物だったんでしょうか。
確かに素晴らしいです。
>>560 最初の2行……そうかぁ?
ライブで読んだときは、正直いって「だっせー」と思いました。
(同年代だったら御免よ)
まあ、ファッションの歴史は戻ったり繰り返したりするそーだから。
お金持ちのハワードさんがかわいそすぎです><
ハワードさんは、あの後別の方法を考え出して、
子供たちをお茶に招待するのに成功したと思われ。
(口コミとかね)
70年代後半でも「女学校」とは言わなかったと思う
この言い方は私の母親の世代だよ
せめて文庫化の時「女子高」にして欲しかった
>>566 改変イヤン
できるだけ発表当時のままとして欲しい
スターレッドの時代には女学校と言ったんだよ。
>>566 マンガの中では「復古調」と言う設定だったんだから
女学校っていう古くさい名称にしたんじゃないかな。
570 :
569:2006/04/06(木) 15:33:46 ID:???0
追加。
女子校・女子高と言う言い方だと「今時のギャル(70年代はなんと言ったんだ?)」が
たむろしているような印象を抱くが、女学校だと大正時代あたりの良家の子女とか
が楚々として通っているような印象を受ける。その辺の効果を狙ったのでは。
>>554 わしも・・・あれ読んだら恐くて原作が読めなくなったw。
いまだにトラウマ引きずってます。ぅぅぅぅ・・・;。
>>570 私もそう思った。
クラシカルなお嬢様学校のニュアンスを込めてある感じだよね。
女子高って言っちゃうと、セイの夜の顔とのギャップが生きて来ない。
>>566 時代遅れだからといった機械的な言葉の改変は、
物語の雰囲気を読みとってない編集のやることだよ。
だから、
>>569-570、
>>572 に同意。
敵対グループのリーダーが、
大笑いしながら「ネオロマン風の!(うろ覚え)」とか言ってたじゃない?
セイの通ってた学校は、
作品内でもお嬢様系オールドファッションだったんよ。
「女子校」じゃ、その雰囲気がうまく伝わらない。
女子高に変わってたんだ。本読みなれてる人は違和感ないと思うが
できるだけ初版のままにしておいて欲しいな。
あの制服のフリフリは引いたけどw
女子校にしてほしかった、だからなっていないのでは?
いま文庫版手元にないから確認できないけど。
>574
いや、よく読んで
誰もそんなこと言ってない
577 :
569:2006/04/07(金) 00:42:23 ID:???0
あのフリフリの制服って何色なんだろ。
薄ピンクかオフホワイトってところかな?
素材は絹だろうか。洗いにくそうだw
未来だから手入れの必要のない絹があるとか。
>>571 原作は漫画を読む前のほうが良かったかも?
漫画よりももっともっと陰惨なイメージをもって読むことができる内容で、芸術性も
やっぱり原作のほうが上ではあります。でも、漫画のほうは漫画として本当に素晴らしくて別物ですよ。
セイって15,6には見えないよね(マオちゃんとおない年?)
やたら色気があるんですけど。
色気はそんなに感じなかったなぁ。
まあ、見た目の年齢なんて個人差あるし。
フィギュアの浅田(妹)は、122〜13歳でも通りそう。
見た目も話し方も幼い。
122歳はないよ
バンパネラだなw
最近10年ぶりくらいに読み返してるけど、やっぱり面白いわー。
年齢が違うと面白いものとそうでないものがはっきり分かれるみたい。
「続11にいる」が以外に凡庸な気がした。
>>585 > 「続11にいる」が以外に凡庸な気がした。
同意。しかもそういう感想けっこうあちこちで見るよ。
でも大好き(*´∀`)
SFなんだけど、正統派の大河ドラマっぽいよね。辺境の王国の跡目争い…
双子星。長く続く白夜。
張り巡らされる権謀術数と、愚直なまでにまっすぐすぎる若き王。
愛する人を失って刺客となった少女。盲いた巫女。
11人いる!の続編といっても、タダとフロル(すっかり「ボーイッシュな女の子」になっちゃって)
にはドラマはもう起きないからある意味別のお話だよね。
萩尾SFのこまやかな舞台設定が死ぬほど好き。アリトスカ・ラとアリトスカ・レにも痺れた。
「好きだよ?」っていいながらウルウル見つめてくるエーリクが忘れられません><
男に、しかも漫画キャラにマジ惚れで胸が痛いです><
今年26です><
「残酷な〜」で、クレアが娘のナディアの事をあんなに嫌う理由がよく分からない
マージョリーの事で神経質になってるからなんだろうけど…あそこまで嫌うのは何で?
同族嫌悪とか?ママの怒り方にそっくり〜云々の台詞もあったし。
人生の先輩、ズバッと回答をば…
私は単に相性の問題と思って読んでたけど・・・
身内でもどうしてもそりの合わない人っているし。
じゃなければ、子供時代のナディアがあまりにも手のかかる子だったとか。
相性が悪い上に、乳〜幼児時代に手がかかりすぎると
愛情が薄くなる母親もいるらしい。
>>589 クレアの性的なトラウマじゃなかったか?
ナディアが祖母に修道女のように育てられたから
そばにいると自分があばずれに思えてくるとか、
ナディアが悟ったように、クレアを見下げるような描写があったと思うのだが
本誌しか読んでないから勘違いだったらスマン。
>>587 私も14歳の頃は、エーリクにマジ惚れしてたなぁ… (遠い目)
今はツンデレ千秋が好きだけど。(爆)
萩尾さんもエーリクが一番好きなんじゃないかなと私はオモテいます。
彼は、『トーマの心臓』の中では脇役のはずなのに、なぜか
カラーイラストや表紙にひんぱんに登場するし、(それもアップで)
『湖畔にて』という続編も描いてもらってるし、
『まんがABC』では、「エーリクとマリエ」という大きなカットも出てくるし。
続11人はル・グィンの「闇の左手」へのオマージュみたいなもんだし、
世界観のオリジナルさが「11人いる」に比べると低い。
そのへんが「意外に凡庸」のゆえんかも。
でもSFとしての「はっとさせられる視点」みたいなのを求めずに、
お話として楽しめばそれはそれでいい作品なんだけど。
>>592 ごめん、千秋って誰でしたっけ? 思い出せん・・・^^;
>>592 >エーリクは脇役なのになぜか頻繁に登場する。
12歳で、初めて読んだ時は、エーリクが、ほぼ主役だと思いました。
エーリクって素直で、思った事をストレートに言葉にするタイプなので
読者にとって大変解りやすく、一番感情移入しやすいキャラだと思います。
真っ先に行動を起こし物語をぐいぐい引張っていく…。ちょっと見たところ
華があるし、カラーや扉絵で中央に置きやすかったのでは無いでしょうか。
596 :
592:2006/04/10(月) 12:13:41 ID:???0
>>594 まったく別の人のマンガです。ごめんなさい… <(_ _)>汗汗
597 :
592:2006/04/10(月) 12:19:30 ID:???0
>>595 >エーリクって素直で、思った事をストレートに言葉にするタイプなので
萩尾さんは、こういうキャラがお好きなのかもしれませんね。
はねっかえりで生きのいいタイプ。フロルもそうだし。
>読者にとって大変解りやすく、一番感情移入しやすいキャラだと思います。
『トーマの心臓』の中では、変なたとえかもしれないけど触媒のような役割を
果たしているのかも。エーリクが関わってくる事で、ユーリの閉ざされた心にも
変化が起こってくる。逆に彼が登場しなかったら、膠着状態が続いていたでしょうね。
>>589-591 「イグアナの娘」のお母さんもそうだった。
長女はイグアナに見えて可愛くなくて、次女は可愛がっている。
どちらの長女も内側の面が母親似だから同族嫌悪からかも。
萩尾書店で奨めてたアダルトチルドレンの本読んだが、
レイプ体験や幼少の時の性的トラウマが原因で、
自分に子供が出来ても愛情がもてない場合があるのそうな。
長女=自分に似ている=汚れた自分の投影=嫌悪
次女=自分に似ていない=汚れていない無垢な存在=溺愛
赤ん坊の時にわかるのかいな?と思うがそこは母の直感で…
逆に母親が自分の嫌いな人・苦手な人を娘に投影してる
と思ってずっと読んでた。
可愛がってる方がかつての自分を投影する対象で。
萩尾さんておりこうさんな姉が両親に溺愛されて、
本人である妹が嫌悪される位置だったと思うのだが、
この場合の姉は両親に似てるんだろうなと。
まあ、他人からみるとどっちも似てたりするんだけどね。
似てる似てないよりも、母親が無意識に娘達にそういう役割をふって、
そう育ててるんだと思う。嫌悪も溺愛も裏表だよね。
役割りふるきっかけって、最初は単に髪が黒いとか茶色いとか程度なのかもね
無意識なもんだからそのまま感情を固定させちゃうのかな
親といえども完璧じゃない、だけど子どもにとってはいい迷惑ではあるな
>589ですが、皆さんレスありがとう。
自分はこういった環境に置かれたことがないから、親子間・姉妹間の軋轢(?)がイマイチ理解できなかった
色々と聞けて良かったです。サンクス
話題引きずってごめんなさい。
以前に育児雑誌(それもかなりの部数売ってるメジャーな雑誌)で
”どうしよう上の子が かわいくない!”とか銘打った特集をみました。
「下の子は幼くて天使で、かわいくて疑いなく愛している。
上の子は時に、カンに障る事を言ったりしたり、かわいげが無い。」
と言うのが、この件で悩む、おおよその母親の意見。中には、
「上の子は生まれた時からあんまりかわいいと思えない。」ともあり…。
専門家からは「上の子の場合、親は常に、はじめての育児で自信が無く
ストレスもあり、かわいく思う暇も無い。
下の子が特にかわいく思うのは、たんに育児(母性)に余裕があるから。」
とありました。
ナディアの場合は、もっと複雑な絡みがあると思いますが、
望都先生は、親子間について語られるそういった一般論も、もちろん
知った上で、いろいろ描いてらっしゃる…と感じました。
>>603 2児以上育てた母親ってのは、
「上の子はかわいくないけど、下の子はかわいい」と一般に感じるもんなのか?
私の周囲では、あんまり聞いたことないなぁ。
上の子はかわいいけど、下の子は嫌いって友人もいるし。
>604
悩んでいる人がいなかったら雑誌で特集なんか組まないんでない?
誰にも相談できずにこっそりと悩んでいる人って意外に多いのかもしれない。
クレアがナディアを理解出来ない事に悩んでいるようには見えないけど・・・。
怒りまくってるだけで。
>604
一般的って事はないけど、そういう人も多いだろうと思う
うち三人兄弟だけど、一番上の子を育てる時は余裕がなくて厳しく
しすぎたなーって親は言ってるし、実際下にいくほど子育ても甘くなってる。
ダウンタウンの松っちゃんのお母さんも末っ子の松っちゃんのことを
「ペットみたいに思ってた」って言ってたしw
下の子ってのはそれもあって甘え上手な子が多いしね
そういうのが親本人のコンプレックスとないまぜになって歪むとクレア
みたいになるのかも試練
>>604 第一子というのは一対一の関わり合いだから、産んだ本人の母親、もしくは夫の投影である事が多いそうだ。
第二子は客観的に見た自分、三子からは家族(色々なものがふっ切れたた唯の子供)
クレアの場合母への不満、甘えられなかった自分カワイソと言う感じじゃないかな、
対ナディアは殆んど八つ当たりだと思う。
608 :
562:2006/04/11(火) 14:45:16 ID:???0
すみません。補足です。上のお話は乳幼児向けの育児雑誌だったので、
子供がごく小さいお母さんの悩みなんだと思います。
私は新米ママで「えっ!幼児でも愛情に偏りってあるものなの?」と、
思ってしまったのですが、特集になる程度には"ある"んだと思います。
でも親子関係は子供の自我が出来てからの方がすっと長いし大変なの
ですよね。きっと…。
>607
そういえば(長男がいない場合の)長女で「お母さんのお母さん」
と「お母さんの夫」両方の役割をやらされてる友達がいた…
562=×
603=○ 間違えてごめんなさい。
書き込み後に再読み込みしたら、たくさんの方が語って下さってました。
ありがとうございます。
第一子である、ないにかかわらず、自分の子供が
自分に似てて(自分の悪い部分を客観的に見てる感じで)イヤだという人は結構多いな。
でも、それは本人も自覚してることが多いのだけれど。
長子に対する親の態度としては、自分の子供の理想像を押し付けてしまうタイプが多いと思う。
末子に関しては、「いつまでも小さい子」というイメージが強くて
ついつい甘やかしたり世話を焼いてみたりするケースがある。
逆に、育児経験が手伝って放任主義になったりもするけれど。
クレアはマージョリーが「いつまでも可愛い私の赤ちゃん」と思ってるケースなのかな、
と思って読んでたよ。
特にマージョリーみたいに精神的に危うい子だと、保護欲も一層強くなるのかな、と。
マージョリーが危ういのは何割かはクレアの所為でもあるんじゃ?
確実にクレアのせいだと思うよ
母親が子どもに与える影響は図り知れない
>>612 それもあるかも。それがいいことなのか悪いことなのか、敢えてはっきりしないところにも
リアリティや魅力があるような気がする。
10代から親になった今まで萩尾先生の作品を読んでいるけれど、
その長い間に学んだのは、親も世間の大人も完璧じゃないということだな。
萩尾作品は特に子供視点での大人が描かれていることが多いから、
子供の頃の気持ちを忘れない・振り返られる、親としても完璧であるわけないと思わせられる点は
すごく人生の為になってるなあ。
最初の子の写真やビデオの記録が多いくらいなら、たいしたことないんだけどね
上のレス見てると、長男・長女と次男・次女タイプって分けるのも
あながち根拠がないわけじゃないんだとも思えてきた。
一般論に当てはまらない家庭も多いだろうけど、603の専門家の意見で
少し余裕が出る人もいるだろうな
私の母は自分と性格が似てる真ん中の姉と一番気が合って
友達感覚で仲が良い。
傍から見れば母の欠点をそのまま受け継いでる部分もあるけど・・
母は絶対それをけなしたり怒ったりしない。(というより気づかない?)
母親の性格にもよりけり、自分の欠点に目を当てない人間であれば
自分と似た人間が最高、と思うんじゃないでしょうか?
ナディアのマージョーリーに対する気持ちってのは、
末っ子だからっていうのも凄く作用してると思う。
自分も三人子供が居るけど、
上の子は育児に余裕が持てないし、何をするにしても初体験、
ゆえにまず失敗を想定してから準備にかかったりするくらい用心深かった。
真ん中はちょっと育児に慣れてはきたけど、
実は子供の中に自分の汚点とか性格上の欠点とかを見つけたりして、
同属嫌悪みたいな感情もある。
だけど可愛くないわけじゃない、ただ感情がぶつけやすかったりもする。
末子になると、いつまでも赤ちゃん状態って感情が残る。
上の子と同年齢でできるはずのことでも、「大丈夫かな?」と心配したりする。なのでナディアの気持ちもわからないではなかったけど、
マージョリーの自立の芽を摘んだのはナディアだとは思った。
>>617 ナディア(長女、マージョリーの姉)じゃなくて
クレア(ナディアとマージョリーの母)についてだよね?
>マージョリーの自立の芽を摘んだのはナディアだとは思った
私も末っ子だけど、逆に(?)末っ子って上の例にもあるお笑い芸人の松本さんのように
ものすごく大成する人も多いんだって。
親の力は強大だし、萩尾先生も何度かそういう漫画を描いてるけど(メッシュもそうだし)
やっぱり子供本人の意思で自立はできると思う。
マージョリーは自立しないというより自分の独特の世界を築いていて、その殻の中で
生きてるって印象だった。
それがジェルミ他同年代に近い人間と接することによってだんだん
一般的な世界の方にも踏み込んでこれるようになったって感じかな。
>>619 > それがジェルミ他同年代に近い人間と接することによってだんだん
> 一般的な世界の方にも踏み込んでこれるようになったって感じかな。
ルールーとのコンビもいいよね。天然ボケ対天然ツッコミで。
『メッシュ』のカティやルールーのようなキャラは
不安定な人間を安定したところへ自然に導いてる感じがする。
ルールーのパパがリンドンていうのもツボなのね。
わりとスルーされがちだが
イアンとマットの兄弟も結構ヘビーな関係だと思うんだが。
>>621 そうだよね。
綺麗なイアンとそばかすのマット。
自分はたまに、マットはジェルミへの父の虐待を知る時が来るのかなあとか
知ったらどうなるんだろうとか妄想する。
いや、漫画なんだけどね。
でもなんとなく、知らないままな気がする。
知らないなら知らないでイアンがジェルミを気にかけすぎでなんか変だとか思うかもだけど
あと、自分が生まれたと同時に母親が亡くなってるってだけでかなりヘビーそう。
父親はイアンを可愛がるけど自分を可愛がらなかったり。
マットはマットで大変そうだ。
あと上のほうのナディアとマージョリーへのクレアの話だけど、
自分の子供(複数)を平等に可愛いと思えなくて悩むとかいうのは
けっこう聞く話だと思ってた。
みんなに愛情をそそげて、綺麗な自分でいられたらいいけどそうもいかないし。
萩尾さんの白と黒の石で自分のお城を作る短編を思い出す。
山岸スレで、「女性セブンで『フラワー・フェスティバル』の連載開始」
って話が出てたんだけど、突然どうしたんだろう。
新作じゃなさそうだけど…ドラマの「プリマダム」あたりとの連携かねえ。
それにしても、なんで「女性セブン」……。
>623
マジですか〜?もしほんとならみどりとサンダーのラブストーリィw?
フラワーズじゃなく女性セブン???謎なんですけど。
何の疑いもなくフラワー・フェスティバルを山岸先生が描くのだと思いました
え、ちがうの…?
猫本読んだ人いる?
>623-626
「リバイバル」だから昔の原稿を載せるんだよね。
小学館が持ってるバレエの漫画がコレしかなかったんじゃないの。
山岸氏ならテレプシはどうなったの?
完結してから買おうとは思っていたけど・・・・・
マージョリーみたいな子が実際に居たらかなり疲れるんだろうけど
でも裏表なく純粋な生き物(ペットとか観葉植物とかもね)
と触れ合う時って、実はかなり癒されたり心が楽だったりする…
マージョリーみたいな存在が欲しいな
>>629 まだダ・ヴィンチで連載中(時々休載)。
単行本は8巻まで出てます。
ここしばらくストーリーがあまり進展してなくて、
各登場人物の気分も低迷してる感じなので、
スレが微妙に荒れ気味だったり。
627さん、猫本って何ですか? 解説お願いしますです(_ _)
>>633 ウワオ超懐かしい!当時としては珍しく、額縁みたいに、絵の上に
文字が入らないようにしてくれてたんだよね(わざと?)
しかも120円か〜
どうもありがd!
>>633 ありがとう!はじめてみました。
サイン入りポーの一族1-3巻セットでプレゼント、激しく欲しい…
実際に買ったわけじゃないけど、すごく懐かしい。
いつごろだろうと思って検索してみたら、Wikipediaにも項目があって驚いた。
74年、120円。感動だわ。
↑ちょっと文章がおかしくなってしまいましたが気にしないでwww
>>633 オスカーぁぁぁぁぁ!!
自分もリアルでこんなの見たかったよ・・・
639 :
633:2006/04/14(金) 18:00:03 ID:???0
追記。この号の「トーマ…」は、ピンクの紙に紫のインク、城壁のシーンのあるお話でした。
「まんが家ホットジョッキー」なるコーナーには、エーリクとユーリの顔の描き方が。
そして634さんのおっしゃる通り、「★今週号の表紙、いつもと少し、違うでしょ。
そう、この表紙、まわりを切ればステキなピンナップになるのよ。オスカーとエーリクを、
あなたのおそばにってわけ。たいせつにしてネ!(萩尾望都)」のコメントも(^^;
「とってもしあわせモトちゃん」のハト時計のお話も載ってました。
>633
うわあ、今見ても全然古く感じない・・・キレイだなー
>633
萩尾望都の世界でトーマの扉絵全部のってるけど表紙は流石にみれないから
感激。
端の方にある連載陣の名前を見て、時代を痛感……
そうか、「トーマ」って「ロリィの青春」とかと同時代
だったんだ……。
’70、’80年代の普通の(?)漫画ってやっぱり
今現代っ子の自分が読んだら古臭いものが多いけど、
萩尾先生はじめ大島先生や竹宮先生や美内先生の
本当に大漫画家の漫画は今読んでも全く古いと感じないから不思議だなー
>>635 >サイン入りポーの一族1-3巻セットでプレゼント、激しく欲しい…
応募したけど外れちゃいました。 (_ _;) 昔からくじ運のない私……
うあああああエーリクかわいいよかわいすぎるよエーリクううううううううう
なのに湖畔にてが手にはんないよおお覆おうおおおおおおおおおおお!!!!
エーーーーーーーーーリクーーーーーーーーー!!!!
>>645 まずは落ち着け。
ヤフーオークションなどのアラートに「萩尾望都」で登録する。
もしくは楽天の探し物に「ストロベリーフィールズ」を登録。
(楽天はぼったくられる可能性あり)
オークションに参加できない未成年だったら古本屋を回る。
まめに回る。
がんばれ。
私は町の小さな古本屋さんで保護したよ。
値段は500円だった。
保護!
理解。その大切にしてる気持ち。
獣王星のアニメ見たが、絵がかなりきれいだった。
このくらいのレベルなら萩尾さんの作品もいけそうな気がするんだが。
>>646 ありがとうおおっとおおとっつううううううううう!!
これでもう一度エーリクに会えるんだね!
ああエーリクまめにさがすよエーリクぅぅううううううううううううう!!
おちけつw
すごいのいるね・・・・w
雨の日には、トーマを読みたくなる。
12歳で出会ってから11年、一体何度読み返したでしょう。
読むたびに新しい発見、新しい理解が深まる。
それにしても、画が美しい。
>それにしても、画が美しい
そうだよね
画力や絵の技術は今のほうがあるだろうし、好みの問題かもしれないけど
あの頃の絵はため息がでるくらいきれい。
短編でもユニコーンの夢とか温室なんか特に繊細で美しい。
>>653 温室はすごいよね・・・
美しすぎて迫力すらある。
ポーの時の絵は可愛いよね。美少年と言うものを描くのは
このときが最高だったように思う。
でも私は今の絵もスッキリしてて好きだな。
ちょっと大人向けの絵になったような感じは否めないけどね。
>>655 でもバルバラあたりから、また昔の繊細な絵に少し戻ってない?
特にコミクス3巻のキリヤの横顔とか綺麗すぎ。
うちの母親がリアル世代で萩尾ファンだったけど、絵が変わってから全く読まなくなってた。
でもこの前バルバラを一緒に読んだら、
「この顔ユーリだ!」
とか色々楽しそうで、とても嬉しかった。
657 :
655:2006/04/16(日) 07:01:46 ID:???0
>>656 それは良かったですね。
昔と同じようにまた親密な気持ちを持てて母上も嬉しかったことでしょう。
猫本もう買った人いますか?
書店で見つけられないんだけど。
センセーは何ページくらい描いてるのかな?
ポーは美少年と美少女と美女がいっぱいで絵を見てるだけでため息がでる。
一週間アランが留守番をする話でアランがベッドで飛び跳ねてる時の
足が可愛くてたまらない(*´Д`)'`ァ'`ァ
自分は萩尾さんの漫画を最近知ったもので文庫をちょくちょく買うのですが
ネットで1970年代前半に描かれたものを調べて買うようにしてます。
80年代の絵も嫌いではないのですが、あの頃のファッションが受け付けない…
ファッションは流行だから仕方ない
そもそも80年代日本のファッションが出て来るような萩尾作品あったっけ?
天使の擬態とかフラワーフェスティバルとかも「○年代です」みたいなんじゃなくて
なんとも年代不詳国籍不詳のファッションだったと思うんだけど。
学校へ行くクスリとかあぶない丘の家とかからバルバラまでずーっと、
アンティークドールっぽいか70年代以前のリバイバル、もしくは
「70年代以前のSFにおける未来ファッション」みたいなのを狙ってると思う。
でも確かに、70年代の日本舞台の作品(ぱっと思い出せるのは小夜の縫うゆかた、
赤っ毛のいとこ、かたっぽの古ぐつ、みつくにの娘あたり)は時代に応じてリアルな服装だった。
80年代のファッションを萩尾さん自身があまり好きじゃなかったんじゃないかな?
>661
いっぱいあるけどな・・・
メッシュとかのことだろう
自分はかなり好きだが
萩尾さんの描く服の中には、奇抜なデザインのものもあって楽しい。
ナースタースの服なんか面白いよね。帽子もステキだった。
665 :
627:2006/04/17(月) 00:06:36 ID:???0
猫本買ってきたんだけど、
これって描き下ろしかな?
他の人は再録が多いみたいなんだけど。
服と言えば、真夏の激暑い時期になるといつも
「耐熱耐寒服が欲しい!」と思う。
ナースタースのあの過激な服(リボンを束ねたみたいな)は涼しそうだ
もちろんインナーのレオタードスーツは着ない方向で
部屋から一歩も出なければなんとか…
>>661 フラワーフェスティバルは80年代のファッションしてると思うよ。
リュスは無茶苦茶だけどw日本人の女の子たちは当時の流行の服を着てる。
蘇芳さんのチューリップラインのスカートとかたまこちゃんの水玉ワンピースとか
みどりのマドラスチェックのテーラードジャケットとか。
そのほかにもフラットカラーのブラウス着てたりスカートがたっぷりしてたり
全体にブカブカだったり肩パットが大きかったりで懐かしーなーと思いながら
読んでたよ。
…此処は、萩尾先生の擁護スレなんですね。
良いも悪いも萩尾先生を持ち上げる人達のスレなんですね。
何か、悲しいです。このスレ自体が。
萩尾先生には、常に現役で居て欲しかったのに。
ヨイショばかりの人がなんでこんなに?何故?
>>670 萩尾先生は、今も現役ですが何か?( ^ω^;)
萩尾先生は今も現役の漫画家ですよ
何か勘違いしてるんじゃないかな?
>>670 みんな萩尾先生のファンなので、思った事を好きなように言い合ってるだけざんす。
それに、よいしょレスばっかりでもないよ。
「今の絵は好きじゃない。」とか「『バルバラ異界』は、登場人物が多すぎてまとまりに欠ける」
とかいろんな意見が出てるのだ。
「擁護」って言葉自体が何か誤解されてる余寒(゚∀゚)
「萩尾先生もうオワタ」と具体的な話もなしに言いたいなら確かにスレ違いだと思う
↑はただのちゃかしか罵倒になるからね
ああ、あと、萩尾作品について語るスレを「このスレの存在自体が悲しい」
って言うのは確かにお呼びじゃないからよそで語って
フラワーフェスティバル80年代感じるな。バルバラとかでもでもわりと
萩尾さん風にアレンジしてるから好きだけど、逆になにげに80年代
テイスト出てきて違和感感じる時がある。
でもみどりのフリフリワンピ少女派フッションは流石にいないよねw
私はSFチックなファッションも好きだ。A−A’とかの一角十種の
シリーズとか。
>>670 釣りでしょw
私はメッシュが女装した時の格好が好き。
特にツーピースっぽいの着てたとき。
最近「天使の擬態」を読み直しました。
「オジンね。」
というセリフに時代を感じました。
美容院行ったら偶然女性誌で「フラワーフェスティバル」の初回を読めた。
当然だろうけど巻頭のカラーは白黒再録なのね。
久しぶりに読んだから懐かしかった。初見の人はどうなんだろう?
しかしなぜ女性セブンで再録なのだろう?
以前、女性週刊誌で『ベルばら』を再録した事があったから、
マネしたのかな?
>>633 Zガンダムのクワトロとカミーユを連想してしまった・・・orz。
萩尾さん、またG関係に参加してくれないかな。
>『バルバラ異界』は、登場人物が多すぎてまとまりに欠ける
楽しんで読んでた自分は誰が余分だったのかわからん!(←馬鹿です)
登場人物が多すぎるというよりは巻数がちょっと少なかったというか・・
もし削るとすればライカの兄上あたりかなーとか
登場人物多いけれど、ちゃんと皆ストーリーに絡んでいるから凄いよ!>バルバラ
>>682 ライカの従兄弟の秋葉系は、絡んでくれた事でキリヤの剣舞?お神楽シーンを
見せてくれたし、アオバ人形を発注してくれた。
濃い顔のござる系は猩々のお面持ってたし、みんな役割をもっていると思う。
ちとわかりづらいなーってのは、正直な感想。>バルバラ
面白かったんだけど、
もうちょっと整理できたんじゃないかなぁ、と思った。
別に批判してるんじゃないよ。念のため。
6〜7巻行った方が生きたかも試練とは思う。
まーでもあの「ござる」の人とかはちょっと浮いてたな。
遠軽行きのメンバーの混沌さも考えて、もう少し統合は
できたかもなーとは思う。
登場人物が多すぎたか、巻数がちょっと足りなかったか、
には同意だなー。
687 :
花と名無しさん:2006/04/18(火) 18:50:54 ID:qhiiuZhE0
既出だったらごめん。
恩田陸という人のミステリ小説「麦の海に沈む果実」
読んだことある人いる?何かすごーく萩尾作品ぽい。
本なのに昔ながらの少女マンガ読んでる気分になる。
湿原の中に立つ学園、バラ園の中でのお茶会、そして殺人・・・
「小鳥の巣」「トーマの心臓」あたりを意識して書いてそう。
荒い素子も萩尾漫画にリスペクトされてるし結構多いよ思うよ。
イマジネーション刺激されてるアーティスト
野阿梓
690 :
花と名無しさん:2006/04/18(火) 21:18:00 ID:TY1f/tPk0
>>684 「バルバラ」はコミックスを1巻ずつ読むと混乱するけど、
最後までわかった上で一気読みすると、パズルのようにすっきり読める。
常にヒントは出ているのに、ミスディレクションというか
それが真実とわからないように上手く誘導している。
読み返すと、そのあたりがよく出来てる。
>>687 28年組にモロに影響された年代だし、
恩田自身も「漫画ファン」を自称してたと思う。
エッセイ読んだとき、
好きな漫画家として萩尾さんたちの名が挙がってたよ。
>>691 間違えた。「28年組」→「24年組」でした。
上に出ている「ストロベリーフィールズ」、古書店で見つけました。
3000円。買って買えない値段じゃないけど高い…。
ポプラビーチの例のweb対談シリーズはこないだのアフリカの話です。
更新されてました。
運の強さというか、結構萩尾さんらしい話で面白かった。
>>693 YOU買っちゃいなよ
個人的には状態のいいものなら1万出しても惜しくない…
>>687さん
私は恩田陸の他の作品読んでも頭の中の絵柄が「萩尾絵」になります。
「ネバーランド」は全寮制男子校を舞台にした「トーマ」日本版。
(自殺した美少年の謎、登場人物それぞれに過去に訳あり・家庭の問題があったり、と)
ネイサンの「ジェニーの肖像」に影響された「ライオンハート」も萩尾ティスト。
「麦海」の主人公、理瀬のシリーズも短編、長篇で何作か出てますよ。
(既読だったら、おせっかいスマン)
登場人物が育ちの良い知的な美形が多いし(ワル設定でも品がよい)、
風景描写も古き良き日本とヨーロッパが同居している感じが、古の少女漫画を彷佛させる。
>>697 それって萩尾ファン的にはどうなんですか?
好みなのかな。
なんとなくそういうパクり設定っぽいのは敬遠しちゃいそう。
ストーリィがまんまそっくりなら気分良くないけど
読んだことはないけど、そんなことはないんだよね?
影響されてる程度ならむしろ萩尾先生を誇りたい。
雰囲気が似てるってだけでパクリじゃないよ。
これをパクリ扱いにしたら、
漫画家全体はもちろん、萩尾望都自身もやばくなる。
そんなレベル。
701 :
687:2006/04/19(水) 21:04:38 ID:Yor3xZLr0
>>697さん
そうそう!読んでいくうちに脳内で萩尾絵に変換されるという感じですね。
知的でストイックで、どこか陰のある少年→ユーリのことか?!みたいな。
そんな少年と主人公が中庭でワルツを踊ってみたり。
ノスタルジックで、少しミステリアスで・・何ていうか情景が少女漫画的。
連作は「黄昏の百合の骨」しか知らなかったので探して読んでみます!
好きな漫画家に挙げてるのなら、やっぱり影響あるんだろうねー
若いときの心が柔らかいうちに読むと後々まで残るだろうけど、
それが大人になってからの作風に出たり(意識してのことかもだけど)
イマジネーション刺激したりするってのは
萩尾先生の作品がそれだけ影響力を持ってるってことなんだよねー
さすがだわー。
萩尾せんせが本場の雰囲気とそのへんの文学とかに
影響されたんであって、同じ影響元がある創作物を
ぱくりとか言ってしまう自意識過剰な読者は恥ずかしい
恩田陸、確かに萩尾センセと似てるな。
構成にちょっと難があるけどね。
恩田さんは何かの本のあとがきで、「自分の多くの作品は
萩尾さんの作品にインスパイアされて書いた」と公表してるよ。
どの作品がどの作品に影響されたかちゃんと実名で
挙げていた。
いつも思うんだけど、なんで「あれとこれ似てるね!」とかいう
のが毎度毎度でて来るんだろう。無意味だ…。
似てたらどうだっちゅ〜の。
いい意味で考えると「萩尾スレ住人だったら楽しめるんじゃないかな?」という紹介。
確かに嫌いな作家だとウヘァとなるけどな。
でもまあとにかく、嫌だったら自分で新しくネタを振りなさいな。
707 :
花と名無しさん:2006/04/19(水) 23:45:43 ID:Z1WsPsEx0
80年代ものに限らず
萩尾さんはファッションセンスが悪過ぎるのが
玉にキズ
昔の、シャンプーの宣伝かなんかで使われた萩尾さんのイラストのポスターが出てきた。
ちょっとしたお宝かな?
>>698 オマージュやパロディ、
あるいはヒントにした作品などを十把一絡げにパクリで片づけるのはよくないよ。
パクリってのは、厳密に言えば“盗作”のことだからね。
恩田さんの場合は、もちろんパクリではありません。
っつか、興味をもったのなら読んでみては?
結構おもしろいよ。
>707
あのセンスがけっこう癖になる
今月発売のファッション雑誌を引き写すだけの無個性の絵よりは
「ああ、パラレルワールドではこんなの流行ってみんな着てるんだな・・・」
という具合に楽しめる。と言ってしまえるぐらい今の感覚ではお洒落ではないが
読み過ぎて達観しすぎかな?
711 :
花と名無しさん:2006/04/20(木) 04:59:14 ID:Nacp1e5w0
<<710
なるほど。達観ですな藁
パラレルワールドってのはいい!
よし、許す。
いいレスさんくす
>707
若い作家のような時代の流行を敏感にキャッチするのは無理だけど
センスはいいと思うよ。ていうかファッション史よく研究してると思う。
70’のこの娘うりますも見事だし、SFも見てて楽しめる。
>>711 えらそうなこと書く前にsageとアンカーのつけ方覚えてこいっつーのw
>708 それって、白いドレスを着た少女の絵ですか?(←「萩尾望都の世界」にも掲載されてる)
中学の時クラスの子が、その絵柄のシャンプーのおまけを持っていて、非常に羨ましかったんです。
ポスターがあったのは知らなかった、いいなぁ・・・(^^ )
>>708 うpして我々をもっと羨ましがらせてください。
デザイン学校いってたこともあるそうで、
萩尾さんのファッションセンスって彼女ならではのセンスあるよね。
けど、ときどき、登場人物にへんなロゴのついた帽子やらトレーナーやら着せてて
正直「だっさ」とか思うことも。
だっさーと思うことはしょっちゅうです。
でも先生大好きです。
最先端のファッションセンスは若い作家にまかせよう
「ださい」ではなかったけれど「古い」とお客さんに言われて
「おまえと同じ方向に歩いてへんわ!」と言い放った芸人さんを思い出した。
人として理解できるが、芸人としてはスカポンタンだな、そいつw
リア消の頃「時の旅人」のキャラデザを見て(ノ∀`)アチャーとなった
正直20年後に、この人のマンガにこんなにはまる日が来ようとは夢にも…
まあ、今でもファッションには期待はしてないです
今、最新の売れっ子作家のマンガも今ならファッショナブルで洗練されて
見えても後にアチャーとなるもんだ。
ファッションって時代の空気を反映するもんだから。
ポーの時代の変遷を見せるコスチュームの見せ方やSF世界の服装なんか
すごい好き。11人のアニメでコスチュームがオリジナルと全然違った格好に
なっててがっかりした。
723 :
花と名無しさん:2006/04/21(金) 10:13:56 ID:ufJW2I0xO
一番おもしろいのはどの作品ですか??
バルバラおすすめ。
725 :
花と名無しさん:2006/04/21(金) 11:21:22 ID:Yh5dt1mj0
銀の三角
三月ウサギが集団で
面白い、ってことなら「11人いる!」
私も「A-A'」だな。
私も(A-'A`)だな。
長編なら程よい長さで萩尾SFのエッセンスが詰まってる「マージナル」が好き
短編なら連作短編集っぽい「感謝知らずの男」が好き
>731
なんかタイトルが違うw
微妙に違うwww
734 :
花と名無しさん:2006/04/21(金) 19:41:02 ID:E4BIjw0y0
↑えっ、あってまっせー?
メッシュ だな。
「ポーの一族」ってひとつの作品ってことでオケ?
もちろん!
738 :
花と名無しさん:2006/04/21(金) 19:53:28 ID:E4BIjw0y0
739 :
花と名無しさん:2006/04/21(金) 21:00:12 ID:7OSVx2l+0
三色スミレとか短編が好きですね
741 :
花と名無しさん:2006/04/21(金) 22:14:01 ID:RCFsPogZO
古いけどスターレッド好きだ。
スターレッド面白い、ラストの台詞が好き
もと?
壮大さで言ったら残神
あれは後味悪い。ちょっと生々しすぎでグロい
他作家だしてスマンが
風木の方が上手くベールに包んでて
痛々しさは伝わるけどグロさはない
>>746 ジャンルが違うから。
当時流行った耽美マンガは生々しさとは無縁。
長くて困難な再生の過程がキモとなる作品なら
破壊の場面をベールに包んでごまかすわけには
いかないでしょ
風木も連載当時はひどく生々しく思われただろうな
残神はBLまっさかり、少女コミックでもエロ必須、みたいな
時代になって来て描かれたもんだから
風邪木と残神を比べるのが無理。
残神は萌える為のセックス描写じゃないし作品を読み込んで意図が
わからないとグロい描写にしか写らないのは当然。
娯楽として楽しみたいときはメッシュかな。
重い話もあるけど、登場人物のほとんどが明るいので楽しめる。
じっくりと腰をすえたいときは残神。
精神的にどーんとくるけど、それがまたいい。
「おもしろい」にもいろいろあるからねー、どれか1つ選べって無理だわw
私ならとりあえず文庫の「半神」をおすすめするかな
とりあえずフラワーフェスティバル
小学校低学年の時、兄弟の本棚をあさり始めて萩尾作品に出会った。
記念すべき初遭遇は
百億の昼と千億の夜
だった。
わけもわからず惚れこんで今に至る。初心者向けって、
「わかりやすくて絵がきれい」に越したことはなくても別に絶対条件じゃないような
ちなみに同時に「はみ出しっ子」「009ノ1」「風と木の詩」「巨人の星」に
出会ってそれぞれはまる。ソーヘヴィー。
風木と残神の決定的な違いは
ジルベールは死んでセルジュの美しい思い出になったけど
イアンとジェルミはこれからも生きていくってとこだと思う
後者のほうが物語としてキツイのも
前者のほうが物語として派手なのも
この点からすれば当たり前
×美しい思い出
○痛い思い出
遅レスだけど
>>665 「チーズスイートホーム」「プ〜ねこ」「What's Micheel?」「とりぱん」
の4つは再録、他は全部描き下ろしみたいだよ。
だから萩尾さんの「長靴をはいたシマ猫」も描きおろし。豪華だなぁ…
萩尾さんの愛猫、「天使」って名前なのね。初めて知ったw
掃除してたら
小学館からs52年発行されたメルヘンリーフが出てきましたよ
「とってもしあわせモトちゃん」と「泣き虫クラウン」が収録されてました
覚えてないもんだなあ
モトちゃんて宇宙人のペットだったんですねw
中学生で「泣き虫クラウン」読んでクラウンとピエロの違いを知った。
>754
アエラ、探しまくったけど載ってなかった。で、もっかい754読んだら
明後日5月1日号だったのね。前号見てたのか、焦ったわ。
>>723の問い掛けに、まだ「アメリカン・パイ」が出ていないので出してみる。
>>757 描き下ろしなんだ!「猫本」買わなきゃ。トン!
サイン会の案内キターw
でもトークは外れたっぽい。
サイン会当たっただけでも羨ましい…
764 :
665:2006/04/24(月) 00:55:00 ID:???0
>>757 教えてくれてありがとう。
そうか、猫き下ろしだったのか〜。
講○社にまんまとのせられて得したよ
758さん、うらやましーーっ! それだけ持ってないんですよ、(昔の)萩尾さんの本て。
でも「泣き虫クラウン」は『月夜のバイオリン』と、もう一冊何か別の本で読んだことがあるから、
どこかで目にしたことがあったんだろうか・・・メルヘンリーフ。宇宙人のペット、気になるなぁ。
バルバラつまんなかった…。悲しい…。
そりはお気の毒でやした。乙。
>>766は、
>>723さん?
まぁ合わなかったんだね。
まだ読む気あるんだったら他の挑戦してみたら?
ジャンルいっぱいあるんだし。
バルバラはライカのにーちゃん二人とマヒルマシロ兄弟と
あきしの君がどっちかといえば出なくてもいいキャラクター
770 :
花と名無しさん:2006/04/24(月) 10:45:11 ID:QzaLyC9G0
自分もバルバラはあまりおもんなかったな。
評判悪いわけではない様だし、萩尾SFは好みに合わないってだけぽいけど。
残神や感謝知らず、恐るべき子供たちとかは大好きなんで、次はまた現代ドラマもの読めると嬉しいな。
秋の旅 とかすっごく今 読んでもいい!
SFものが一番好きなんだが、かなり奔放に書いてるだけに
人に勧めるかというとアレだな。
萩尾先生が自分を出しきれるのが
SFという舞台なんですね(?)
私は今まであまり読んでなかったSFを最近読んでいるよ。
古いものから買ってきて大変面白く読んでいるんだけど、
マージナルがどうしても駄目で…1巻までで辞めた。
BLっぽさが受け付けないのかと考えたんだけど昔のにもあるし、
最近の絵柄がダメなのかなぁ…自分でも分からん。
>>775 メイヤードの事をもっとよく知りたい♥と思ったら読めるぞ!
恐るべき・・・は原作読んでないとあまり楽しめない?
>>769 そういうのもあって、この人のSFはほんとに予想外の方向に話が進むんだw
>>775 まあ、今の時点では775さんに普通に合わなかったんでしょう。
でもね、面白いよ。
萩尾さんファンなら、機会があったらまたチャレンジしてみてください。
ここ読んで猫本買ってきた。楽しみだ。
海のアリア面白いよ
海のアリア忘れてたわぁ。
確かにおもしろいよね。
なぜかこの作品の存在を忘れてしまう。
「週刊朝日百科・動物たちの地球」で連載してた「いるかいないかさがし」
がかわいいw
海のアリアって日常とSFが一緒にならんでいるって感じで
私は凄いおもしろかった。
鎌倉舞台だよね?行きたいなあ・・・・・(わたしは関西)
海のアリアはいろんな要素が入ってるって感じだね。
>>786 装丁が通常版か豪華版か、の違いらしいよ。
海のアリアは、前にこのスレで出た気がするけど元のアベルが不憫
あれどうなんだろう?元のアベルてやっぱり海で死んでいる?
死んでるよね?
抜け殻になったからベリンモンが入ることができたわけで。
ベリンモンって字を見るとどうしてもモランボンを思い出して、つい焼
肉のたれを想像してしまう。
その気持ちよくわかります
>>782 読み終わった面白かった。
萩尾さん目当てだったけど他の漫画家さんの作品も久しぶり楽しかった。
ここのスレってみんないい意味で大人で好き。
信者が集うスレじゃないし、
意地悪な書き方をする人がほとんどいないし。
ちゃんとマイナスな意見に対しても素直に
認めたり自分の考えを述べてフォローしたり
みんなで消化しあっていく感じで。
AERA読んだ。
持病の腱鞘炎、悪化しているらしい。
でも「創作とは古い世界や古い自分を壊し続けること」という発言に
凄みを感じた。
そ、それはすごい。
誰でも安住したがるものなのに…。
萩尾望都がここまで作品の精度が落ちなかったのはまさにそれだね。
でもムリに頑張らなくても充分すぎるほどだと思う。
腱鞘炎って大変なんだね。
一條ゆかりも酷い腱鞘炎でペンも握れないってテレビでやってた。
>>797 うぐわぁー
惚れ直した
古い世界や古い自分を壊す…
想像が追いつかないほど大変そうだ…
でも今の少女漫画の傾向に魅力を感じれないのはソレかも
何描いてもおんなじ…
こんなエピソードならあの連載のあの主人公でやれば充分じゃんとか思ってしまう
せっかくヒット作を生んでも、次の連載が決まって面白くないし
アレもコレも面白いって漫画家さんは少ない
創作ってやっぱ甘いもんじゃないよね
>>801 まぁ、ここで他作家をけなすのはいかがなものかと。
腱鞘炎の話は読んでてドッキンドッキンしました。
キャラの目の焦点が合わなくなったらやめますって
そそそんなぁー。
望都先生のマンガは、望都先生の絵でなければ……
他の人の絵では読みたくないよー。
…泣き言申し訳ない。
「AERA」の記事は関係者談が多く、色々な評価や関係を窺い知れて
大変興味深い物でした。
>802 べつに誰かを特定したわけじゃないし、キツイ言い方でもないのでいいと思います。
AERA買って良かった。記事を書いた人もうまいんだと思うけど、
「ポー」単行本が初日で売れまくってつぶれかけの印刷所が復活した話とか(←知ってはいたけど)、
芽が出なければお針子しながら同人誌を・・・とか、カルチャースクールでデッサンの勉強をし直したとか、
アシさんへの怒り方とか、感動やら共感やら驚きやら、そこから発展したアレコレで、
うっかり泣きそうになってしまった・・・。(&自分ももっと頑張ろうと思った。)
「猫本」は近所の書店はどこも売り切れ。「思ったより人気があったみたいで・・・」だそうです。
私もAERA買いました。
一番びっくりしたのが、「小学館によれば、現在発行中の漫画文庫1000点の中で
最も売れているのは萩尾の『11人いる』」というくだり。
文庫はコミックスよりマニアックなラインナップが売れてるんでしょうが、それでも意外だった。
確かにamazonで「小学館漫画文庫」で検索すると、萩尾さんの作品がずらりと上位に並びますね。
1000万部突破!とかそういう売れ方じゃないでしょうけど、こういう名作は細く長くでいいから、
売れ続けて欲しいです。
いい記事だったと思います。漫画家や少女漫画を扱った記事って
期待して読むわりには反感を感じたり物足りなかったりすることが
多いけど、今回のはわりと地に足がついてる感じでした。
中島らも氏が文庫「11人いる!」の解説にこう書いている。
>「11人いる!」はSFのまぎれもない傑作である。
>傑作以上といってもいいだろう。
>その傑作以上の部分はすべてフロルの愛らしさによると僕は思う。
>そしてフロルの魅力は少女まんが、わけても萩尾望都にしかつくりだせない愛らしさだ。
ここまで簡潔にかつ平明な言葉で核心をつく解説はあるまい。
フロルかわいいよフロル
中島らもの解説、前半部分はどーでもいい自分語りだよねw
AERAの記事は、インタビューというよりは、
少女時代から現代にいたるまでの短い伝記、みたいな感じ。
もうちょっと本人のコメントを載せて欲しかったなあ。
あと、やけに
家父長システムのなかにおける娘の立場とか
男性社会における女性のあり方とかの方向に
話を持っていくんで変な書き方だなあと思っていたら、
ライターさんがジェンダー関係記事専門の人だった……。
まあ、親子間の確執については、萩尾さんは他の記事でもけっこう語ってるからね
この人の漫画の大きなテーマなのは間違いないし
28歳の時、お父さんを代表にして会社を作ったけど、
うまくいかなくて結局潰したというのは知らなかったな
お姉さんのコメントがあって、うがった見方かもしれないけど、“らしい”と思ってしまったw;
>>814さん なるほど!ホントそうですね。
私は講談社の人が、萩尾先生を講談社に引き留められなかったのを
残念がってたのが印象的でした。
一瞬「ドル箱を逃した。」と言う悔恨かと思いましたが、
そんな考えは失礼ですよね。
萩尾先生が講談社にずっといたら講談社の少女マンガも
今とは随分変わっていたかも…。
あえて萩尾先生が講談社色に変わるとは考えない萩尾信者な自分…。
先生のご母堂がイグアナの娘を読んで
描かれちょると思ったってとこでなんだか安心した
海外にいるんでAERAが手に入らない〜。読みたい!
今出ているものですか?
>>817 そうです。佐藤浩市が表紙で、「雅子さまとダイアナ妃〜」とか書いてあるやつ。
朝日新聞社から出てる。頑張って入手するんだ!
『AERA』、さっき買ってきて今読み終えたところ。
知らなかった事がいろいろ書いてあって面白かった。
教えてくれたスレ住人の皆さんに感謝!
2chに来なかったら知らないままだったよ^^。
>>815 当時の講談社の少女漫画雑誌は、典型的な型にはまった雑誌だった。
「主人公の女の子は明るくかわいく、すてきな男の子と出会って恋をして
紆余曲折あって最後には結ばれる。」そういうテンプレを忠実に守っていた
マンガ雑誌という印象がある。
もちろん集英社の雑誌もそのパターンが基本だったんだけど、
講談社の方が、より厳しかった。だから萩尾さんは、その方針に
ついていけなかったんだとオモ。でも、後発の『少女コミック』で
好きな物を描かせてもらえたのはラッキーだったとオモ。
他社との差別化を図る為には、ワンパターンじゃダメだしね。
「少女漫画は読み捨て」が当たり前だった時代。萩尾さんのマンガが
それを覆した。(少なくとも私にとっては、切り抜いてずっと持っていたいマンガだった。)
>>809 いまの小学館文庫だと中島らも氏の解説なんだね<『11人いる!』
手持ちのでは小松左京氏なので驚いた。
望都先生の「あとがき」も、もう載っていないのかな…
822 :
花と名無しさん:2006/04/26(水) 21:37:56 ID:gnNEbyV90
講談社が、ポーやトーマを描くことを許してくれるはずがないって。
萩尾さんが、毎月30冊以上の漫画雑誌を読むってところに驚いた。
しかも好きな作品は、3回は繰り返して読むって……
本当にマンガが大好きなんだねぇ!
エヴァンゲリオン見たけど分からなかったってwww
それは意外だな…
エヴァの監督は松尾スズキとの対談で萩尾望都は凄いって言ってた記憶が…
悲しい片思いだな…
らもさんって結構少女マンガの解説書いてるんだね。
山岸さんについては良く語ってたなぁと記憶してたけど。
合掌。
「陰陽師」はわかったんだろうか
萩尾さんが気に入った漫画が何なのか激しく気になる…
花’Sで百鬼と月の子を薦めていたぞ…・・・・・・・・
「陰陽師」激賞の件は黒歴史だよなあ…
萩尾さん、年齢お幾つ位なのかしら?
BSマンガ夜話で、陰陽師を絶賛してたよ…
手塚治虫のマンガ、『がきデカ』、『陰陽師』、『百鬼夜行抄』、『月の子』。
他には何があるのかな?
陰陽師を絶賛してたのはいつ頃の時期?
あれもエヴァと同じでラストに近づくに従って
一般人には理解し難くなっていったと思うんだけど…。
>>831 詳しい事は知らないんだけど、「源博雅萌え〜!」って事ではないの?
『陰陽師』という作品そのものを、萩尾さんは気に入ってるの?
>>833 あの頃はまだストーリーが「向こう岸」に
行く前だったから完結して後の感想を聞きたい。
>>837 たしか「ヒロ君♪」っていってましたねw
明らかにスレ違いを承知だけど陰陽師最後まで面白かったよ。
陰陽道とまではいわないけど多少の知識が必要なのは間違いない。
萩尾氏が面白がったのはそういう情報を持って楽しめてるからじゃなくて
あのマンガの空気が面白かったんだろうと思う。
あのマンガに乗っかってる情報を全部理解しようとするとかなりいろんな本も読んでないと難しい。
作者もそれを期待してるわけじゃないと思うよ。
「面白さ」「表現方法」なんかで考えると、氏が面白がったのはわかる希ガス。
ストーリーが面白いかどうかとかに目が行くふつーのわれわれと違って、
作画方法とか、そういう細かいところにも目が行くだろうしね。
ラララ書店のラインナップにも陰陽師入っていたから、
手のひら返して低評価というようなことにはなっていないと思われ。
陰陽師と月の子ね、読んでみるッス!
ヒカ碁も読んどけ。
アキラ(おかっぱ美少年)がお好きだそうだ。
てかキャラ萌え?
望都センセってもしかしてキャラ萌えの人?
>>834 そういや「ガキデカ」もリバイバルしてたんだな。
こまわりくんが40歳になってた。
萩尾さんはもちろんチェック済みかな。
どこかにラララ書店のラインナップ一覧が見られるサイトかなにかありませんか?
見に行ったけど、ジャンルがあまりにも多岐に渡っていて、どこから手を
つけたらいいものか、売り場をくるくるくるくる廻ってほんとに目がまわった。
SF、心理学、精神学関係がまず気になっています。それとファンタジー。
萩尾さんはエヴァは分からなかった、とは言ってないよ。
前に科学者とお茶を、か何かで語っていたけど、
あれはきちんと分かっている人の発言だと思う。
特攻して終わった、みたいな作品が許されたのも衝撃的だった、みたいなことを言ってたけど。
>>846 壮絶な量だ。
セレクトするだけでもかなりの労力では。
コミックのラインナップを見てるだけでも、
相当な広範囲の本読みさんなのが分かりますね。
ところで「本人の著作」に「11人いる!」の初期の文庫版と思しきものが。
「在庫無し取り寄せ」になってるけど・・・
あれって今でも手に入るものなの??
ラララ書店って実在するのですか??
すんません、無知で。。。
ところで、ヨーロッパやアメリカで漫画が
今すごい勢いで翻訳されて発売されていて、
最近のヒット作から手塚作品、ベルばら、BL迄
出てるんですけど、知ってる限りでは
萩尾作品は一作もないんです。
彼女が翻訳を許可しないとか
そういったお話をご存知の方いますか??
>>819に亀禿同
昨日やっとAERA買って読んだ。ここ読まなかったら読みそびれてた。
すごく面白かったよ〜
母親に「親をないがしろにするくらいなら漫画家をやめろ」と言われて
親の方を見捨てた話なんて、感動した。
記事の中でひとつ気になった記述は、ポーは 小 学 館 の 少女漫画で初の単行本化が
正しいのであって、集英社その他ではとうに単行本は発行されていた。
フラワーコミックスが創刊される時にポーが出て、3日で完売したんだよね。
売ってる書店を見つけるのが大変で、友達に買ってもらったっけ。
トーマだったか11人だったか、はアメリカ版の表紙をちらっとどこかで
見た気がするなぁ。(ちと、あやふや)
ところで猫本買われた方、どこのコンビニ(セブン、ローソン等)で
ゲットできました?近辺のコンビニどこ探してもなくて、、
>>851 買ってはいないけど、先週の金曜日に近所のセブンイレブンで見かけたよ。
「ああ、これが今噂の猫本だなあ!」とオモタ。ちなみに大阪。
>>847 最終行の萩尾さんの感想、僭越ながら激しく同意です。w
土
人
い
る
!!
>>836 BSマンガ夜話の放送は2000年3月。
収録もその少し前ぐらいだと思う。
ちなみに原作者の夢枕漠氏も一緒にゲスト出演して
「陰陽師」をほめまくってたよ。
英語だと11人いた!と過去形になるんだね。。
因に日本語のタイトル、はじめは「11人いる?」だったそうな。
859 :
845:2006/04/27(木) 13:43:43 ID:???0
>>846 ありがとうー!!
そうかジュンク堂のサイトにあったか、灯台下暗しでした。
このページってラララ書店が閉店したら無くなるのかなあ。。。
心配だからまるっと保存しておこうと思います。ありがとうございました。
陰陽師@マンガ夜話は、
あの時点で8巻までしか出て無かった時だから
仕方ないっちゃ仕方ないよ…
9巻以前と以降では、あれは完全別物だから。
8巻まではほんと、これは間違い無く傑作になるって
誰もが思っていたんでは。
>>846 今よく売れてる女性コミック3巨頭の中で、『ハチクロ』と『のだめ』は、お勧めに入ってたけど
『NANA』は入ってなかった。萩尾さんの好みじゃないんだな。分かるような希ガス。
彼岸に意識を向けて読めばおもろいよ<陰陽師コミクス
AERA の記事、最後、の一文に結構ハッとさせられたよ。
別に吸血鬼にならなくても、孤独だったりするよね、人間は。
そうか、自分はエドガーに「共感」してる部分があったんだなー、
と30何年経ってあらためて気づいたよ。
陰陽師の話は本スレでやれよ
いいじゃん、そんなに厳しく規制スル必要なし。参考になるし。
萩尾さんの初期SF異様に暗いけど、インタビュー読んでちょっと納得した。
今日ラララ書店見てきた。
メジャーなSFやファンタジーが多くてなんとなく中学や高校の図書館みたいな印象だった
手製のPOPが、なぜか関係ない隣の本棚のギャラリーフェイクに貼ってあって
危うく買いそうになってしまった。何の罠だ?
メジャーなSFからこそ入ってほしいwから、萩尾セレクトは正解だと思う。
ブラッドベリ、アシモフ、ハインラインに夢中になった時期が萩尾さんにもあるはずだもんね。
映画の影響で指輪、ハリポタ、ナルニア、ゲドを読んだ人が多少増えても
アシモフ、ブラッドベリ、ハインライン、グウィン、て何?て人いっぱいいるもんね。
世界の中心で、愛をさけぶ
→Socrates in Love
世界の中心で愛を叫んだけもの
←The Beast that shouted Love at The Heart of The World
セカチューとThe Heart of The Worldじゃ響きが全然違うわな
誤爆スマソ
まぁSF繋がりだし、いっかw
フロルの「だって似合うんだもーん」のAAきぼん
>>872 画像UPしてよ。職人さんに頼んでくるから。
腱鞘炎の右手、こうやってテープを…のとこで、
どれぐらいひどいのかと思ってたら、表紙の
猫抱いてる写真の右手にテープ?湿布?がべたべた貼ってあって
ああ〜、治せるなら仕事減らしてくださいと
思わず唸っちゃったよ。
作品減っても我慢します。
仕事止めてと言わないところが勝手だけど。
>>874 萩尾先生自身が描かずにいられないんジャマイカ?
作家の内なる衝動として。
仕事やめたって悠々自適で暮らせるはずなのに続けてるって事は、
本当に漫画が好きなんだとオモ。
>>826 庵野の世代のSF好きなら、文句無しに24年組に直撃されてるでしょう
嫁のモヨコもトーマに影響受けたと言ってるね
>>855 ありがとです
ハタキもった先生の写真ナイス
海外版もあったんですね
インタビューうぃずバンパイヤみたいに
パクられるの嫌で翻訳許可してないのかとオモタ
>>874 今の連載は16ページだし、仕事減らしているのかもしれませんね。
でも近い内に、またワーと濃い作品を描きはじめそうですね。
昔誰かの話で
「萩尾さんにはペンダコが無い。やさしくペンを持って描いているから?」
とあったので、なぜか腱鞘炎など無縁のように感じてました。反省。
AERAのスタッフ集合写真はなかなか迫力ありますね。
一見ごく普通のおばちゃん(失礼)のようですが、
このメンバーであれだけの内宇宙を作り上げているんだーと
年齢はたいした問題じゃないよなーとか
翻って自分はどうなんだーとか考えてしまった。
>>876 一番下の絵はキラかな。
四色ボールペンで書いたように見えるけど
その場の有り合わせで描いてもらったのかな。
でも綺麗だ・・
「さるマン」に音楽マンガって難しいって話があって
確かにろくなものがないと思ってたけど
「海のアリア」のラストあたりは総毛だってしまったよ
『海のアリア』は、まだ読んだ事ない。読んでみようかな。
でも、その前に『ローマへの道』を読まなくちゃな。
「ローマへの道」は、初めて漫画で泣いた作品だったなぁ。
キラ死んじゃったね
でも死んだらてっきり死神になるもんだとばかり思ってたら
死んだら無だなんてね
バレスレに迷い込んだかとオモタw
>>884 せっかくバレスレには寄り付かないようにしてたのに
バヤバヤ!!ヽ(`Д´)ノ
キラが違うのか
>>884 キラ違いw
てか何気に皆あそこのバレスレ住人だったりするのかな。
まぁ萩尾先生も読んでるからなー。
萩尾センセ、デスノ読んでるの?
可能性はあるw
キラ・(´・ω・`) ゙ ヴィッチ
>>889 前にそういう記事無かったっけ?
ヒカ碁も読んでるからデスノも絶対読んでると思う。