1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2005/12/01(木) 18:50:11 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2005/12/01(木) 18:50:57 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2005/12/01(木) 18:52:09 ID:???0
5 :
花と名無しさん:2005/12/01(木) 18:52:25 ID:???0
_ -ー--―- .._
ノ´ ヽ
〃 `ーく
, '´ \
/ /, ヽ、 ヽ
i 、 ( `、ヽ }リ il
(jり ノ , ヽ ヽノ Y' , リ
ノ / , イ 、、 }li il ! リ }((,イ
〃 , / { {{ r(_ノノ ノ人_ノノ〃_,イリ` }!
t {、 い.ヽ.__トこ._'⌒ー-,r_ニ.´^tフ,.イt 彳
/〃 {{下、.‐'フfrrヘ` i '{kタk {{ ヽ',.イ
いヽ_ハ. いヾ:ェタ. l ^'宀'´ !ラく小{
`爪_ ゝくヘ ´^ | ,ハ.ノノノ
``ヽ._ゝベ、 _´_ /、(し´
`いr、\ ´ー ` ,.イゝー'´
ゞ-ク{ `丶 .__ _,/l!ト、
/:::l \ / l:::ヽ
,.イ::::::::::! /r:く_ l::::::l`ー- ._
_,.-'´:::::|::::::::::::!_,.-‐''_}::{_ ̄`ヽ:::!::::::::::::`ヽ、
,.-'´、::::::::::::::!:::::::r'´::,r'´イ ´ト. ̄ヽ::/〉:::::::::|::::::ハ
,::::::::::::i::::::::::::`フ´ヽ'r'7:::l |::| 「`"、::::::::::::!:::/ /:i
l::::::::::::::!::::::::::/:::::::::::::l.l::::| !:| |::::::::::ヽ::::::!:/:/:::::|
l::::::::::::::::!:::::::::ヽ::::::::::::l:::::ト、 ,!::|.l::::::::::/:::::::!〃::::::::!
!:::::::::::::::::!::::::::::::ヽ::::::::!_::ト、 ` ,l:::l:|:::::::/::::::::l/::::::::::::|
6 :
花と名無しさん:2005/12/01(木) 18:52:50 ID:???0
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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ノ:::::;::::/:::/〃;/:::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::ヽ
´//::/;'/:::::://;::::::::;::::::::::::/:::::::〃r'^ヽ:::::::i
〃::/〃::/〃/::::::/:::::;::/:::::/::/ }:li:::|
{':://'/:/,r‐、:'::::/_;.ノ__ -‐':_;:/ /!:リ::!
∨l:li'::l::i r 冫r‐''´ ニー- .._ ´ノ'ノ
Yl:!l:l::l { {{イ ヽ´{「ft;リ` ,r≠7
、!l:l::.い、ヽ ^ ー-' i{ヒタ7
ヽ-.ヽ_) |` /
/{' 、 , ‐' /
/! 、 \ ‐-- /
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7 :
花と名無しさん:2005/12/01(木) 18:53:07 ID:???0
,. ‐'"´ ̄ ー- .
, ‐ ' _ ヽ ._
/ rく'´ ヽ `ー 、
/ / ノ } ノ ヽ
、_ノ ! / , ' } i }
〃 ノ / '´ ノ ノ ノ j } リ ト
{ ,/ {/ . '´ / / ,〃 / イ! ,ハ
、イ{ 人. / , '´ ,∠__, -' //ノ〃 }
} ヾ_ト、 { /{ /,.=、7 / ,r_⌒/ _,ノ
ヽ. {、_) ゝ{ ハ_ 小tツ{,.イし i{t;リ7 (
)ヽーr{ `7 ` ^` ` |`^ !ノ^
`ーr ヽ.),イし' ,! /
!{ l ^ー'´ __´ /
`` l \ ー‐ /
/! ` - .__,.イ
/ ,l ノ ヽ _,,. 、
_,. / ! ! / }ー ‐''7-‐' `ヽ
__,.-'´:.:,' {| / __ !:.:.:.:./`ー‐' ',
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8 :
花と名無しさん:2005/12/01(木) 21:00:44 ID:???0
9 :
花と名無しさん:2005/12/01(木) 22:15:10 ID:???0
スレ立て乙です。
毎回このAA見るのが楽しみ
1さん乙華麗! ( ^^) _旦~~
深夜にお茶を。
1さん、乙です。ヨウカンもどぞー( ^^)_皿
ところで、「みんなでお茶を」(精霊狩り)は、マザー・グースから来てるのかしらん。
Polly, put the kettle on.・・・We all have tea♪
13 :
11:2005/12/02(金) 06:20:56 ID:???0
↑ おや、そうだったのですか! 初めて知ったよ。
14 :
前スレ982:2005/12/02(金) 09:05:05 ID:???0
1様乙華麗です。
今日見たら知らないうちに前スレ終わってましたー
さすが萩尾先生だわ(?)。
拝啓前スレ
>>981様、
知らぬうちにお返事を下さってたなんて感激です。
私雑誌というものを買うという行為自体普段あまりしないので、
萩尾先生の漫画を雑誌版で見た機会というものがすごく少ないのです。
だって単行本派にしてみれば、ちょっと立ち読みするにしても
今後の展開が一部わかってしまうわけで・・。
そんなわけで萩尾先生の作品は単行本で大事に大事に楽しむ派でした。
でも981様のおっしゃてることを聴いて、
雑誌の大画面(?)の萩尾先生の素晴らしい絵を一度見てみたい衝動に
駆られてしまいました。単行本の白い紙の上の印刷しか知らなかったんだけど、
雑誌の色つきの紙だったらどんな具合なんだろう?とか。
とにかく、こんな私に愛想をつかせてなければ
今一度お返事下さいませ!
譲る譲らないは別としても、じっくり語り合いましょう!
16 :
14:2005/12/02(金) 10:21:17 ID:???0
スレ違いごめんなさい!
まずはここでお返事を返さないことにはシカトしてることになると思い・・
>>981様、ちゃんと返信拝見しましたよ!
どうもありがとうございました。続きをするにしても今後は場所を移動して
やりましょう
1さん乙かれです。
ミラーがいつもいいね。
今度だれかフロルとかタダ作ってくれないかな。
その前に、エドガーとアランのAAを作ってホシス…
AA板行って職人さんたちに頼んでみれば。
画像があればやってくれると思うけど
21 :
前スレ981:2005/12/02(金) 20:38:43 ID:???0
16さん、では15さんご紹介のスレへ移動しましょう。15さん、どうもありがとう!
>12
キャベツ畑のおばさんたちの名前もマザーグースだし
萩尾さんのマザーグース好きってけっこう有名だよね。
ポー当時は谷川訳が出る前で、神田まで洋書の絵本探しに行ったもんだわ。
少女漫画でマザーグースを最初に使ったのはみなもとたろう氏らしいね。
御本人が「お楽しみは…」でそう書いてた。
二人は恋人でよく描いてたけど、講談と大都の単行本には収録されてなかったな。
>>22 小学生の時萩尾さんの漫画にハマり、なけなしの小遣いで当時出たばかりの
谷川訳マザーグースを買ったっけ。
で、今は2歳の娘がマザーグースの英語版ビデオを見まくってる。
メロディーを聞くと漫画で受けたイメージと全然違ってるものも多くて
不思議な気分だ。「オレンジとレモン」なんて、あんなあっけらかんとした
歌だったなんて…。
>22
>少女漫画でマザーグースを最初に使ったのはみなもとたろう氏らしいね。
え?そうなんですか?
>二人は恋人で
萩尾さんとみなもとさんの二人ってこと?
『ふたりは恋人』というタイトルの
みなもと氏の漫画があるのよ
22です
ごめん、「二人は恋人」というみなもと氏の漫画で…ということです。
「最初に」というのは22で書いたとおり、みなもと氏の自己申告です。
少女フレンドで連載していた「二人は恋人」の中で何度かマザーグースを使ってた。
当時、北原白秋くらいしかまとまった訳本はなかったし、谷川訳の前なので
作者が訳したのではないかと思う。 クック・ロビンに見開き2ページ使ってた。
(谷川訳の前は、文語調のしかなかったように記憶してます。)
萩尾さんのも自分で訳したのではないかと思うんですが、どうでしょう。
「オレンジとレモン」って、
ソミソ/ミドミ/ファレソ/ミドソ/ ・・・というようなメロディなの?
マザーグースのメロディって同じイギリスでも地域によって
かなり違うらしいよ。歌詞はそのままでも曲がまったく違うってのが
結構多いとか。
あとアメリカに渡って曲調が変わるのも多いらしい。
日本もわらべうたなどは地方によって違うけど教科書でこれが正式と
決めてしまう傾向があるけど向こうはそういうことしないから。
29 :
23:2005/12/03(土) 01:04:37 ID:???0
私は27さんじゃないけど、いいサイト教えてくれてありがとう!
>>29 ありがd。思ってたのと同じでした(簡略化したメロディでスマソ)。
おなじみのメリーさんの羊やロンドン橋までマザーグースだったとは…
意外に浸透してんだな。
クックロビンは、なぜか本物(?)聞いてもクックロビン音頭のメロ
ディしか浮かばない。orz
クックロビンの話の(キリアンやテオが出てくる寄宿舎の)
あのエドガーやアランが仲間にしようとして子って
何で自殺したの?
天使が来るのを張り出し窓で待っていたのさ。
アランの「Rain, rain, go away」もマザーグースだね。
私は小学校の時に谷川訳のマザーグースにはまった後、
中学生で萩尾作品にはまったので、
こんなところにマザーグース!とえらく感激した覚えがあるなあ。
ジョージィポージィプリンにパイ
女の子にはキスしてポイ
ミステリーのエラリー・クイーンものに、マザー・グースから
いろいろ引用してたのがあったからなー。
「靴に棲む老婆(旧題・『生者と死者と』)」なんか、タイトルから殺人の
パターンまで、マザー・グースのいろんな歌を踏襲したものだったし。
クリスティの「そして誰もいなくなった」もそうだけど、このへんから
マザー・グースに興味持った人も多いんじゃないかな。
多分、萩尾さん自身も含めて。
イギリスでは新聞の見出しにもマザー・グースが慣用句として引用されたりする。
それだけ一般的に浸透してるので語学留学してた萩尾さんは「イギリス的なもの」
として使ってただけかもしれん。
語学留学は確かモトちゃん連載時
マザー・グースはキャベツ畑や精霊狩り等の初期作品から使われてるから
以前から興味あったんだと思う
そういう自分は、萩尾さんと前出のみなもと氏でマザー・グースにはまった。
>>33 ロビン・カーですね。
私は自殺というか、ある意味事故死だったような感じがしていた。
トークセッションいってきたよ
若々しかった
レポ、プリーズ!
レポ?でも文章ヘタなんだよ自分。
えーとね、池袋ジュンク堂で、萩尾さんが愛読の本を並べたコーナー「ラララ書店」が開店。
開店の今日は萩尾さんが店員姿で売り子されていました。
文芸からミステリーから歴史もの、マンガはジャンプ系から少女マンガなど、多岐に
渡ってならべてあって、これ眺めるだけですごく楽しかった。
個人的には「大きく振りかぶって」「デビルマン」「サウスバウンド」「失踪日記」が
印象に残った。
萩尾さんは終始にこやかで、店員のようにありがとうございますと挨拶したり、お客と
握手したりしてた。
そのあと津原泰水って作家と対談。
ミステリ大賞に応募して400万円ゲットしようっていうのが話の大筋だった。
途中、萩尾さんの携帯が鳴った。着メロはカルメンのビゼー。
11人いる!のタダが、まじめすぎて動いてくれないつまらないキャラになって
しまったとおっしゃってたのでびっくりした。
津原さんはバルバラその他、萩尾作品に触れようとしてくれたんだけど、
なぜか話はミステリーに戻っていくって感じのトークだったな。
だれか補足して!
>>43 乙!
タダが優等生すぎてつまらない、というのは誰かとの対談でも
言ってたね。
不良なタダだったらどんな11人になってたんだろう。
>>43 レポ乙です
いいなあ〜・・・東京圏はいいなあ〜・・・
・・そういや自分の携帯にもカルメンあったな、設定しなおそう。
レポ、さんくすです。売り子はやっぱり初日だけなんだろね・・・。
着メロがカルメンの中の何だったか知りたいなー。
携帯によくデフォルトで入ってるのは
「序曲」じゃないかな。
「カルメン」で大概の人が思い出すと思われる、
「チャンチャカチャカチャカ チャンチャカチャカチャカ
チャンチャカチャララララ〜〜〜」
ってやかましい旋律のアレ。
カルメンのビゼーというかビゼーのカルメンではないのか
まあ意味分かるからいいけど
お、「がんばれ ベアーズ!」で使われてた曲かな(古ッ)。多分だけど、「闘牛士の入場」シーンの曲だね。
トークセッション参加したものです。
あれはカルメンの『ハバネラ』という曲だよ。
邦題は『恋は野の鳥』だったかと?
本買ったとき、握手してもらっちゃった…!!
いちばん甘美なメロディのやつだね。
萩尾さん、奥田英朗とか読むんだー。ちょっと意外だ。
やっぱりハタキとエプロンのコスチュームでしたか?w<萩尾さん
奥田英朗はゼンブ揃ってたよ
もちろんエプロン姿でした
足首までの黒のブーツでかわいかったなあ
いや、あれは黒のブーツじゃなくて、編み上げブーツのだまし絵がプリントされているソックスと黒の革靴を合わせていたんだよ!
私も最初、編み上げのロングブーツかと思ってジーっと見たら気付いたよ。
(トークセッションのとき、最前列だったからつい…)
なんにしてもオシャレですね〜♪
ハバネラって聞いたとたんマリア・カラスの声が響いてきて
編み上げ柄の黒ソックスと知ったら真紅のバラを口にくわえてカスタネット打っている
センセーを連想してしまったじゃないか。
そういえば「感謝知らずの男」で、レヴィに構ってた女の子が声楽やってて、
「得意はハバネラ あ〜ら カ〜ルメ〜ン♪」とか歌ってましたね?
トウガラシのハバネラしか知らないや。
それはハバネロ
あ、そうだ!なんか変だと思った。スマソ
萩尾さんはカルメンがお好きなのね。
メッシュにも、登場させてたね。
「たったひとりしか好きじゃない♪」
「違うよ、ただのひとりも好きじゃない、だよ」
「ひとりぐらい好いてやらないと、男どもが可哀想だろ」
・・・こんな感じでしたよね?
あー、メッシュ読みたくなってきた。冬だし(熱いミルクにプディング♪)。
あったかいプディング食べたくなってきた。でも世間では冷たいのしか
売ってない。
冷たいプリンをレンジであっためる
自作
好きな方を選んでください
茶わん蒸しで代用
ちがう、あまりにちがいすぎる・・・
でも茶碗蒸しもくいてぇ。
むかし、日本海軍のコックが上官がエゲレスで食べたというプディングを
上官からの伝聞のみで作ろうとしてできたのが茶碗むしだという。(ウソ)
肉じゃがの由来だっけw
へえボタンを50くらい押したのに!
日本海軍萌えさえしたのに!
萩尾先生は大河の義経見てらっしゃるかなぁ?
あぶない丘の家の義経のイメージがタッキー演じる義経に
顔も雰囲気もぴったりなんだけど。
たしか去年の「新選組!」はご覧になってたんでしたよね!
自分は「あぶない丘の上」の義経は、見た目だけなら野村ボビコかなあ。
たった今残ったバナナをぶちこんでスフレ風プディングを
焼いているところだ!ブランディとシナモン利かせてウマー。
>70
うん、全くそうだ!テレビ見ててなんかデジャヴ感があったのはそれか!
74 :
花と名無しさん:2005/12/07(水) 17:46:35 ID:7VzgTPHOO
>33
親の離婚でさんざたらい回しににされエンジェル達はとうとう迎えには来てくれない…、
>>43 うーむ、行きたかったなぁ。
驚いたのは、萩尾さんがケータイの着信音を切っていなかったこと。
(個人的には公開インタビューやトーク等にはケータイは切るのが礼儀と思ってます)
年齢が(割と。w)近いせいか、萩尾さんもそうだと思ってたのだが……。
ちと意外。
まあ、うっかり忘れちゃったのかもしれないけどね。
>>74 もう少し待っていたら迎えに来たのにね・・・
>>77 まったく。
ロビンが仲間になってエドガーとアランと3人で旅することになってたら
物語は全く違ったものに、、、。三角関係になったりとか。(妄想)
マチアス殺さずに3人だったら、またそれで違ってただろうね。
ドイツ人の彼を連れてイギリスに長期滞在できたのか、
(語学覚える時間は山ほどあるが・・・)バンパネラでも足引きずってたのか
ハリー・ポッター(映画)で、ポッターの親友ロンが誰かと重なる…と思ってたけど、
キリアンだったw自分の中でだけど。
髪型やそばかすのせいだな。
「小さな恋のメロディー」でマーク・レスターの親友役の男の子、私は彼と重なりマス。
ジャック・ワイルドね。たしかにピッタリ。
当時すでに18歳だか19歳だったんだよな、たしか。
バルバラ異界って文庫版出る予定とかありますか?
まだまだ先かな。
>81
どちらかというとオスカーなイメージだなー自分は。
つい最近まで連載してた作品だしまだ先じゃないかな>バルバラ文庫化
自分は文庫は絵が小さくなるのがいやなので単行本がいい。
ですかー。 ありがとう。
今まで全部文庫で買って来たから、文庫の方が収まりがいいんですよね。
男なんで、少女漫画4冊まとめ買いとかちょっと恥ずかしかったりもしたりで。
でもまぁ待つのきついし、買ってこようかな。
カバー絵どんなだろう。 地味目だと嬉しいな。。
少女漫画は最初文庫からはじめたけど、この頃は慣れてしまって平気でコミック買ってるぞw
>>86 『バルバラ異界』はSFだから、男の人が買っても恥ずかしくないんじゃないかな。
>>86 アマゾンで買えば問題なしじゃん。少女漫画どんどん買っちゃえ。
萩尾さんを買うのは、ちっとも恥ずかしくないでしょ。
森脇真末味の本を探しに、ビブロスの棚に行ったときはつらかった。
ビブロスはつれーなw
少年漫画のコーナーに女がいるのは当たり前なんだから、その逆もありだろと思えばいいw
女でもビブロスの棚は行きにくいな。
ロリ系エロ本コーナー逝くのの逆だよ…
ロリエロもボーイズラブも、遠目で見ると「蛍光ピンクの入った肌色」だよね表紙w
あそこはどうも近寄れない…そのジャンルを読まないってのもあるけど
その近くに目当てがある(近所の本屋は通常青年マンガの横がそれ)とつらいなorz
萩尾さんはそんな心配のない場所にある。無問題。
でも結構見つけにくい。
新刊なら平積みしてるだろうと思って書店行っても
小さいとこだと数冊しか置いてなかったりするので
うっかりすると既刊を買ってしまったり。
つかよく確かめない自分が悪いんだが。
書店によってはそれ系統の棚の横にハルバラとかが置いてあったりする。
自意識過剰とは分かっていても意識してしまうw
バルバラ異界売ってなかったです;;
3軒見たんだけどな。 大きめの所じゃないとないんかな。
アマゾンですかー。
漫画をネットで買うのは頭に無かったな。 その方が速いかもですね。
現代ドラマ物の方が好きでSF系はあんまりだったけど、レビューみたいのちょっと見たら面白そうだ。
期待しちゃう。
最近の書店てなんか本の動きがすごく速くて、出版後1,2年ですぐ見あたらなく
なる。バルバラ全巻揃ってるとこの方が少ないと思う。
この点でもアマゾンはグッド。早くゲトして異界に逝ってきなはれ。
「夜半に血に変わった」
連載第2話のこのフレーズで一気に萩尾世界に堕ちました。
>97さんも血と冷たい湖の水でずぶ濡れになりにいらっしゃい。
283 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:07:03 ID:???P
坂田靖子はまだしも、メロディに描いてる竹宮惠子と双璧といわれた萩尾望都を
知らないとはw。「ポーの一族」すら知らないのか?
言ってみりゃ、手塚治虫とか石森章太郎とか「ベルバラ」を知りませんと
言うようなもんだ>萩尾望都知らず。
これでも読んで来い
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/萩尾望都 284 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:10:29 ID:???0
何なの?この萩尾厨は・・・
285 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:20:54 ID:???0
萩尾望都はどちらかというと小学館を中心に執筆しているので白泉社マンガ
だけ読んでいる読者には馴染みがないのも事実かもしれないですね。
知らなくてもいいけど少女漫画全般を語る際に欠いてはいけないでしょう。
あと一条ゆかりとか大和和紀なんかも。
286 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:23:54 ID:???0
まあ、少年漫画板で「手塚治虫ってベテランなんですか?」と訊くようなもんだったからね…
>>283 でも喧嘩腰イクナイ。
これをきっかけに知ってくれたら嬉しいジャマイカ。
287 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:27:18 ID:???0
そろそろウザいよ、萩尾厨。
っつか「厨」呼ばわりされるのも恥ずかしい年代の人ばかりだろうに…。
いくら名作描いたとしても、
嗜 好 品 DA KA RA !!!
手塚治虫も石ノ森章太郎も既に過去の人になりつつあって、
漫画好きでも遡る人とそうでない人といるんだし。
・・・30代の自分でさえ「ポーの一族」を好きな友人と嫌いな友人(読みたがらない友人)の
両方いる状態じゃ、現役10〜20代読者に強制なんかさせられないよ。
288 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:31:59 ID:???0
>>287 嗜好品かどうかとは無関係に
仮にも少女漫画板住人が知識として知らないのはどうよ?って話だよ。
289 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:39:38 ID:???0
漫画に教養主義(名作読んでないと恥ずかしい)を持ち込むのはどうかと思う。
その教養主義に風穴開ける存在なのが漫画の立場だったんだし。
だいたい漫画知らなくともちっとも恥じゃないべ。
290 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:40:21 ID:???0
今ごろ長文打っているのか?287は。
それにしても萩尾蟲は痛い。
知識という言葉に驚いてしまった。
291 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:45:57 ID:???0
みんな
>>1を嫁。
つ旦~ 茶でも飲んでマターリといこうよ
292 名前: 花と名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 02:47:51 ID:???0
いや一般人が漫画知らなくともちっとも恥じゃないけど
2ちゃんはそれなりの知識あることが前提で語られることが多いでしょ。
教えてやってる住人は親切だと思うよw
>>290 「常識」のほうがよかった?w
私怨まじりで他スレからコピペしなくていいよw
私もあまり濃い萩尾ファンではない(ファン暦だけは長い)けど
アロイスって花夢コミックス(白泉社)だったような遠い記憶。
どっちにしろ古いか…
萩尾さんは常識!とか知らないやつ信じられない!とか言うつもりはない。
萩尾作品はいつも、時代の主流だったことはない。
でも常にクオリティは高く、この上なく「萩尾作品」だったし、「萩尾世界」だった。
デビューからずっと数十年間。
漫画が好き、と自他共に認める人ならいっぺん読んでみてほしいなとは思う。
ジャンルにも絵柄にもすごい幅と量があるから、それのうちのどこかが好みに合う
なら、こんな広大な金鉱はないよ〜
あんまりコアな漫画好きじゃない人なら仕方ないが漫画オタを自認してる人種は
読むべきだよね。萩尾さんだけに限ったことじゃないけど。
まあ、以前はネタにされて大体通じていたからね、白線系で
クックロビンはすでに元ネタがなんだったかすらわからんほどに
広まってしまったが。
クックロビン音頭が魔夜さんのオリジナルだと思ってる人に
ポーの一族という作品の存在を説明してマザーグースが何ぞやを説明しパタのは
パロディであってそこが面白いんですと説明してるとなんかもうめんどくさい。
20代後半の友人はパタリロ自体を知らなかった…orz
同世代だけどパタリロはばっちり知ってます。
まさしくポーより先にクックロビン音頭世代じゃないでしょうか。
パタのアニメが82年の放映だったし再放送もあったし
少女漫画好きなら名前ぐらい知ってて当然と思ってましたが…。
私は20代の友人に「萩尾望都の漫画ってBLなの?」と聞かれた…orz
BLっぽい話しが好きな子だし、読んだのも「残神」の一部だけ、とからしいから
そんな風に感じるのも仕方ないかもだけど。
一応「BLとはちょっと違うと思うけど、残神はおもしろいから全部読んで」
と言っておいたが。
>>111 すごいですね。
いいところを紹介してくれてありがとう。
豚義理スマソ
セーラヒル以外に萩尾さん作品でクリスマスものってありましたっけ?
「クリスマスはロンドンで」
…いやセリフだけ言ってみたかっただけ。
「訪問者」にクリスマスのシーンがあるけども・・・。そういやクリスマスものとなると思いつかないねぇ。
>>111 私からもありがとう。数年ぶりに『イグアナの娘』読んだよ。
自分はガラカメ読んだ。
今はエリア88。
YOUで読みきり描かれるのね。
え?いつ?
新作待ちくたびれたよ。
萩尾さんが5人くらいいたらいいのに。
>>120 あせりすぎだw そこいらの週刊漫画家じゃあるまいしw
職能集団「萩尾望都」てか
やめてくれw
萩 原 某
尾 西 某
望 月 某
都 島 某
の合同PNです。
>>120 萩尾マン
萩尾1号
萩尾2号
萩尾3号
・・・
ふむ、スペアがきくからな。
ブール博士?
わしだってページを獲得するために、時には泣いて訴える必要があるんだよ!
アクシデントでもいい。
先生の記憶コピーを脳に注入して欲しい。
>119
フラワーズスレに情報が載ってた
それによると12/28日発売の号らしい。
年末年始は萩尾望都!
>129
ありがと。
萩尾さんの作品は残神から入って文庫化された旧作はほぼ読んだんだが
バルバラって不要な要素多くない?残神は個性付けされたサブキャラには
最後まで面倒見ている感じで全てが(賛否両論あるにしろ)うまくまとめているが
バルバラはどうも目白の双子とか(ライカとバルバラの接点のため一人は必要だけど)
要るのか正直今でも疑問。ライカの従兄弟もキャラ付けされた割には消化不良。
最後の時夫の現実と夢との葛藤とかは見ごたえあって楽しめたんだが・・・
SFでも銀の三角やスターレッド、マージナルは全体的にまとまっていた感じがしたが
バルバラは残神のノリで登場人物を出しすぎたような気がする。
続編とかありそうな気配だよね。
エズラが最後に改変していった、最終的な時間軸では、時夫と明美&キリヤには
伏線も心理的引っ掛かりもなくなってるよね。「細眉のキリヤ」達の記憶とその喪失の悲しみを
時夫は持ち続けているけど、彼らは未来に存在する。
十条の奥様とその周辺の確執も一応収束してる。青羽は茶菜の記憶を最後に
奥様に伝えて(この時間軸では)死んだけど、あれはつまり茶菜自身でもあるんだよね。
その心の行き着くところを与えてもらってないのは蕾香とその周辺。
萩尾先生、連載後にアフリカに行ったって言ってなかったっけ?
蕾香周辺の話があるんじゃないかと思ってるんだけど。せんせいー期待してるー!
>134、下から3行目訂正orz
蕾香とその周辺→蕾香 の 周辺。
親とサチコ。サチコは受け継いでしまったかもしれないんだよね?
エズラの一族の記憶を。
…ところでキリヤという名前には漢字表記があるのだろうか。
ヒナコとか夢の中でも自殺してしまうキャラがいるってのは
どういうことなんだろうと思ってたら最期にジェノサイドまで
起こってしまうし、ああ、夢だからなんでもアリなんだ、と思った。
アオバの夢であっても登場人物はそれぞれあの世界で勝手に生きてるから
ヒナコの自殺もジェノサイドも止められないって事なんだよね?
>>132 本当はもう少し長い話として用意したのかな、と思うよ。
前半の話の膨らみようからすると尻すぼみというか
さっさと話を収集させすぎている感はあるね。
>>135 未来ってことで、キリヤの漢字表記はないのかなあって思ってる。海外生まれだし。
その時代的にはカタカナ名をつけるのが一般的みたいな感じで。
あえてつけるなら霧夜とか?
霧夜って。。。なんかナイトクラブみたいじゃんw
バルバラはあの登場人物関係がいいんだと思うよ。コンビニのスシや
ケーキやアイスクリームみたいに、未来的でなんでもアリで重くなくて、
その世界と住人がそのままラストのもう一つの世界でオーバーラップしていく。
なんかビデオを何度も再生しているみたいな、オブザーバー的な視点で
描かれているし、読者もそんな風に読める。
近未来を楽しみつつ、読後にちょっとぞっとするのが、バルバラにおける
アレルギーの存在。家族全員症状があるだけになんかコワイ。
残神とは世界の設定も人物の描き方もテーマも全くスタンスが全うとオモ。
桐野って姓みたいだけど、どう?
桐哉・桐弥・桐也とかの方が普通の名前っぽいけど
茶菜や蕾香と同じように植物系だと馴染みがいいかなと。
桐矢・桐夜・霧也あたりを思い浮かべてたな。
切矢もいいかも。
茶菜って名前は変だよね。
キリヤとかライカとかパリスはまあ未来だしって思ったけど、
女性の名前に茶。茶??tea leaf?
とかいって本当にいたらごめんなさい。
つ[茶々]
ありそうでなさそうで、でも近未来ならそれもアリかも
と思わせる名前のセンス。その辺のバランス感覚が絶妙で
物語世界に違和感なく酔える。萩尾さんのセンスは凄い、と思う。
私は小松左京のファンで「ゴルディアスの結び目」は20年も前に読了済み。
何度も何度も読んでいて非常に印象深かったので、バルバラ読んだときに
すぐに気がついた。
にもかかわらず小松左京の香りさえさせない、その力量には感服。
つくづく凄いなぁって思うよ。
「霧のむこうのふしぎな町」がはっきり透けて見える上
めちゃめちゃに切り刻んで駄目にしてしまっている「千と千尋」とは雲泥の差だ。
萩尾さんにゲド作ってもらいたかったよう…。
>>132 私も読後にそれを感じたな。「登場人物多すぎ」って。
ストーリーが複雑に入り組んでるだけに、登場人物は少なくして欲しいとオモタ。
>145
キャラデザを萩尾さんに…
ってありえないかぁ
萩尾さんが料理をしたものをまた別の味付けし直される
しかもジブリ風味に、なんて嫌だあ
紀里也
>>145、147
今原書でゲド読んでる!そっか、ゲドをタダの顔にイメージして読んでみよ。
俺様なタダを連想。
最近になって萩尾さんを友人にすすめられました。
11人いるの文庫とDVDを貸してくれたんですが、どちらから始めた方がいいでしょうか?
ちょっとここの方々にご意見をいただきたく、お邪魔しました。
その11人いる!のDVDというのはまさか…
あの伝説の…
152です。
DVD、伝説なんですか。
友人いわく、「自分は漫画から入ったけど、
映像からのがいいかもね」だったんですが
他の方のお話も聞いてみたいと思った次第です。
実写だったらその御友人はオニですな。
アニメなら、まあ…少なくとも…いや…
マジレスすると、漫画を先にした方がいいんじゃないかと
思うけどね…。
>152
漫画を先にドゾー
もしDVDが実写なら、そのギャップに _| ̄|○ かもしれんがw
>152
DVD実写なら絶対見るな!アニメなら後で見ても良し。
D・V・D!!D・V・D!!
その後友人とは距離をあけて付き合ったほうがいいんじゃないかと余計なおせっかいw
>>157,
>>158,
>>159 レスありがとうございます。
ちなみにDVDはアニメ版です。
実写もあるんですね…恐ろしげな…。
とりあえず文庫のほうから読んでみることにします!
なぁんだ残念w実写DVDから見てほしかったのにィ
実写DVDなんてレアすぎるもん勧めるな。
ここの住人だってゲットした香具師の報告無いぞ。
11人のアニメ見る価値なし。
昔中古ビデオ買って見て、あまりの失望感に捨てた私。あれのどこが良いの?
個人的に、主題歌うたってたカウンターテナーは思わぬひろいものだった。
というかあの人が、私が初めて出会ったカウンターテナーでした。
いまだにそらで歌える、あんな美声じゃないけど…いーつもーそーばにーいてー
確かにアニメの出来はあれだけど
今の流れは実写と比べればまだマシ、という話では。
実写はある意味見る価値があるとかは?
ゲテモノ食いの私としては一度は見てみたいw
>>167 そして地の底まで落ち込んでくださいww
いやマジで。
正月気分もさめやらぬ時に、「11人」がドラマで見られるなんて
すてきなお年玉♪とか思ってテレビの前でワクテカしていた、
あの時の自分に警告したい。
NHKの「少年ドラマシリーズ」にはSFやミステリ系のに佳作が
多かったからさー…「11人」みたいなバリバリ未来世界で宇宙モノの
話は正直微妙だとは思ったんだけど、「少年ドラマシリーズ」なら
うまく処理してくれるんじゃないか、と、それなりに期待はしてたんだ…。
放映後新聞の番組欄に載った怨嗟の投書の数はすさまじかったな。
そりゃ、あのチープなつくりの上にラスト改悪まであっちゃねえ
当時中学生で168と同じく放映をすごく楽しみにしていた。
最後まで見たからよけい腹立ったもんな。
思い出させてくれるな!
>>164 アニメの11人、わざわざ前売買って見に行った私の立場は…
あの当時はそれなりに面白いと思ったんだが
雪の女王みるたびに当時の11人アニメ思い出すよ・・・・
出崎&杉野は「コブラ」とか「ブラックジャック」とかはよかったのに・・・
まあブラックジャックがイケメンマッチョすぎの意見もございますが。
まああれだ、べるばらアニメも肝心のシーンが野外プレイ蛍添えになってもたし
(しかも懐かしアニメ特集なんて番組では何故か必ずあのシーンを映す)
11人は短時間でまとめたにしては良いのではないかと思ったが。
ケーキケーキケーキ!なんかは実写でも楽しそうだけどなあ。やらないかなあ。
モトちゃんの実写はやめてね。
どうできるんだあんなのw
ヒント:きぐるみ
見たいかどうかは別として。
ヒント:原作者ご出演
>きぐるみ
マテ また伝説の番組作る気か
フラワー・フェスティバルなんか実写でやったら楽しそうなんだけど、
キャスト段階で全ての制作費用と日程使っちゃいそうだw
「金曜日の集会」とかは案外いい映画になりそう。
題名が思い出せないけど、
親に反抗できなくて口にも出せなかったけど本当はあの子が好きだった。
あの子のお葬式に行きたかった。っていうあの話、2時間ドラマになったら
余程のことがなければいい作品になりそうだと思う。たぶん泣く。
「カタルシス」だっけ。
喫茶店のマスターに良い役者当てて欲しいな・・・・
>180
そう!ありがとう!「カタルシス」でした!
ああうん、抑えたさりげない演技のできる役者がいいなあ。<マスター
文庫版「イグアナの娘」に入ってた
『還ってくる子』も、かなり泣ける話だったなー。
ただ、アレを映像化すると、監督によっては
思いっきりサイコホラー方面にしちゃいそうだけど。
萩尾作品を舞台やアニメにしても
映画にしようという猛者はいまだに現れませんな。
>>183 実際問題たま子ちゃん体型の子が黒鳥の32回転したら
めちゃくちゃ足痛めそうだね・・・・・
なんだっけ、有名な舞台女優が殺されて無名の男の子がミュージカルで
主役に抜擢されてっていう話。あれは余裕でテレビ用2時間半ドラマとか
作れそうだ。ジャニーズ系の無名の若い子とか起用して。
甲斐バンドの音楽は知らないけどさ。
ふー(汗
その作品は(ry
あれ、ストーリーとしては結構好きなんだけどな。
フェアリー-完全犯罪-。
自分も甲斐バンドの曲って全然知らないから、ところどころに
挿入されてる歌詞はポエムみたいなもんだと割り切って
読み飛ばした。
マンガで描いた擬似ミュージカル(そもそも舞台がミュージカルだし)と
思えば、まあそれなりに。
殺された女優とか、いろんな人の思惑が混じって、ストーリーは
切なくていいと思うよ。
違う話で失礼を。河出書房新社から出た「本と女の子 おもいでの1960−70年代」(近代ナリコ)の
寺山修司関連のページに萩尾さんが表紙絵を描かれた「あなたのファンタジィ」の写真が載ってます。
(文章を読んでないけど、多分写真だけ。2冊、白黒)
/^l
,―y'"'~"'◇ |
ヽ ´ ∀ ||| ゛': テ〜ケテ〜ケテケテケテン〜テ〜ケテ〜ケテッテッテ
ミ .,,,.r⊂ヾミ
゛, ヽ_)V.〈''ミ .ハ,_,ハ,
ミ (.└┘).:' n゛´∀`n;
';;,つ ' ̄ ̄彡 ゛;, O.,'
~"゛''´~"U 'u'゛'~'
/^l
,―y'"'~"゛´ | ラウ゛ィ!!
ヽ ゜ ∀ ゜ ゛':
ミ.,∩ 、∩ミ
゛, "' ´''ミ nハ,_,ハn
(( ミ ;:' :' ゜∀゜ ';,
'; 彡 :: ミ
(/~"゛''´~"U ι''"゛''u
実写映画で見てみたいのは「銀の三角」だな。
「マージナル」もいいかも。
監督はいっそリュック・ベッソンあたりで。
>>190 良くわかんないけど甲斐バンドか?それw
可愛い
>>191 マージナルは都市が水没しちゃうとこかなんかCGで作ったら迫力だろうね。
スターウオーズのノリで思いっきり衣装とかメークとかこだわって欲しい。
マージナル・・・いいね。
「さゆり」とかで変な芸者ショーするよりよっぽど(ry
マージナルはアニメに映えそう。
>>194 芸者ショー…たしかに。
あれ原作はもっとずっとセンスよい話だと思ったが。
どうせサムライの次ぎはゲイシャだってノリなんだろうけど。と、スレ違いスマソ
映像化するなら百億なんかどうかな。
内容はうまく噛み砕いて。
百億の映像化は難しそうだなー。
原作の漫画化なみに難しそうだ。
つくづく、あの原作を活劇漫画化(←絶賛表現)した力量は凄いと思う。
萩尾作品の透明感は現在のジャパニメーション表現では描き得なそう。
アニメ化に相応しそうなのって、モトちゃんとかスペースストーリーとか
あとは最初期の作品群しか思い浮かばないや。
百億とか難解な物はハリウッドのわかりやすい系は合わないと思う。
いっそのこと現代に設定を持ってきてフランスあたりの哲学系で。
阿修羅王はミッション系美少女とかにしたらどでしょ?
・・・・・・しかしこれじゃ萩尾さんの絵の意味が無くなるが・・・
キル・ビルな阿修羅王とか
ハリウッドの人は(というかアメリカ人の基本認識というべきか)、
「華奢な少女がすごい力を発揮して、デカい男や怪物をバッタバッタと
なぎ倒す」というのが理解できないらしいっす。
「デカいもんぶっとばすなら、自分も大きくてたくましくなきゃダメだろ?」
みたいな感じで、アメリカンなスーパーヒロインは、みんなボディビル大会
出られるくらいマッチョでムキムキな体型しとります(このスレで例えて
理解する人がどんくらいいるかわからないけど、『The Gut's!』のタカさん
みたいな)。
筋肉モリモリで腹筋割れてそうな阿修羅王……見たいっすか?
ネタで笑いながら見たいかもしれんw
つーか別にハリウッド限定なわけでもなく日本のアニメ限定なわけでもないんよ。
ああいう宗教とSFミックスの哲学世界の小説を漫画にできたのだから
オリジナル解釈で映像化もありかなって。
でもそれじゃ萩尾さんの作品を、ってのからそもそもはずれるな。
拾った時計の針をまわして「こんなふうに秋がくる あるいはこんなふうに秋がくる」の話なんかは、
季節感と情緒があるけどダイナミックに「面白い」わけではない、俳句みたいな感じだから、
モトちゃんをアニメ化したら、スヌーピーみたいな淡々としたノリになるのかな〜と思ったけど、
でも宇宙人が「ラ・コンプ!」って出てくるのは楽しいし、傘を回して雨の雫がパァァッ!「よーそろー!」
の声とともに一瞬にして傘が船に、水たまりが海になるファンタスティックなシーンはアニメで見てみたい。
モトちゃんもレミちゃんも可愛いし。そしてエロガー・ポーチネロとの共演もぜひ。
モトちゃんの声は誰にしようか。ムーミンのときの高山みなみあたりどう?
初代岸田今日子さまでもいいんではないかい?
レミちゃんは平野レミで。
♪〜
l^丶
○ | '゙''"'''゙ y-―,
\ ミ ´∀ ` ,:' 〜♪
(丶 ミ
ミ (/ ;':
_;: ___ /__ミ ____ o
/_/_/_/_/_,○_/_/_/_/_/_/_/l \ ハ,_,ハ
|____ コン♪ ____|/| _(`';´∀` ';,
|| | :| | :| | :| | :| | :| | :| | :| || || /_/_/_/_/lc.ミ
|| | :| | :| | :| .| :| | :| || || l___l/lヽ)
||_| :|_______,,,| :|_|| ||l ll il ll||
>>204 みんなの歌とかプチプチアニメの枠ならぴったりかも
______,,,,,,,,,,,,,,,,______
,,,,:::::::゙゙゙゙、-‐‐-、::::::::-‐‐-、゙゙゙゙::::::,,,,
,,::"::::::::::::::/ ヽ/ ヽ:::::::::::::"::,,
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/:::::::::::: ''" ヽ. ,.-‐-、 ノ "'' ::::::::::::\
/::::::::::/ ー-、,,,_  ̄´l::::::::::::l` ̄ _,,,、-‐ \:::::::::ヽ
i':::::,、-‐-、. `'''‐- `‐-‐' -‐'''´ ,.-‐-、::::::::i,
i'::::/ ──----- | -----── ヽ:::::::i,
i':::::{. -----‐‐‐‐‐ │ ‐‐‐‐‐----- }::::::::i
.|:::::i ヽ., _____,,,,,,,,|,,,,,,,_____ ,ノ i:::::::| 萩尾望都さん!!
.|::::| `'t‐----‐''''''´ `''''''‐---‐t''´ |::::::i
i::::i i i i:::::i'
.'i:::i i i i::::i'
, -‐‐- 、::i, ヽ. / /::i'
/ ヽi, ヽ /゙゙゙゙゙゙゙"'‐--‐'"゙゙゙゙゙\ / /:i'
{ } ヽ \ / i/ ./'´
ヽ ノ:::::::\ `''‐-、,,,,,,,,,_______,,,,,,,、-‐'´ /
`'''''''''t":::::::::::::::::\,,,,__ __,,,,,/
\::::::::::::::/;,,,,,,,,"""'''''''''''''ゝ‐-、''''''''''''''""",,,,,,,},,,,,,,,____, -‐- 、
\::::::/:::::::::::"""'''''''''''''{===}'''''''''''''"""::::::::::::::::::::/ ヽ
↑ ドラちゃ〜ん、頭ずれてるよ〜。
213 :
花と名無しさん:2005/12/27(火) 01:47:35 ID:DAo8hwVt0
感謝知らずの男を(レヴィの事がローマへの道で大好きになったので)
買おうか買わないか迷っているんですけど面白いですか?
ローマへの道が読めるなら感謝知らずの男も読めるはず。
個人的には感謝知らずの男の方が好き
私は面白かった。レヴィの青さがいっぱい詰まってるよ。
うん、あれは面白い。是非オススメ
ただ、「ローマへの道」のレヴィと「感謝知らずの男」のレヴィとは、趣がちょっと違いますよん。
218 :
花と名無しさん:2005/12/27(火) 14:53:32 ID:DAo8hwVt0
教えてくれて有難うございます。皆さんの意見を聞いてみて
面白そうなので明日買ってみます。
感謝知らず〜の方は青くてちょいボケ入っている感じ。
ローマの道の方は主人公を助けるいい役どころで大人だよね、レヴィ
初めて読んだ時、別人みたいって思ったけど、人間って変わるしそんなものなのかな。
ローマの方ではすっかりベテランだったから
大人になったと思っておけばいいかと。
自分も感謝知らずの男はレヴィの悩み多き少年時代の話で
ローマへの道はそれらをふっきった大人になってからの話だと思った。
高校時代とか思い出すとうわああああ(AA略 って気分になるもんな…orz
「感謝知らず〜」は、最後の『狂おしい月星』の話が
切ないっつーか苦いっつーか、痛いねえ。
あのカメラマンの子も、ちょっと見栄っ張りで功名心が
強かっただけで、根っ子はそんなに悪い人間じゃない
んだろうけど……人間、落ちていくとどこまでもダメに
なっていくなあと。
レヴィはクラッシック→モダンに移行したと考えていいんだろうか?
>>225 ローマでは「ロイヤルのソリストだった」と言われてるよね、レヴィ。
で、狂おしいのラストではパリ・アルファバレエでモダンをやってるよね。
モダンとクラシックを行ったり来たりしているのか一回転向しただけなのか
よくわからないや。時間的には「狂おしい」「オオカミ」「感謝知らず」
「ローマ」の順番かな。
「ジュリエットの恋人」に脇役でレヴィとミツグが出ていて
「来年はドミ・ド・リールに移ろうかな」って言ってる。
「海賊と姫君」「ジュリエットの恋人」は両方ともアルファバレエが舞台
みたいだけどアルファバレエはモダンもクラシックもやるバレエ団なのかな?
YOU買ってきた。でもまだ中身は読んでない。扉だけみたら
萩尾先生、これからもこの雑誌に描くのかなって気にさせる
宣伝コピーだったけど、そう感じたのはアタシだけ?
うわ、全然しらんかった<YOU
「あぶな坂HOTEL」。。あぶない丘の家の続編?w
なわけないか。明日本屋いってみる〜!
この人なんで小さい子供描くの上手くならないんだろう
みんな小太りだし横顔は顎尖ってて大人と同じだし
おいおいむしろ萩尾の子供描写は特筆に値する上手さがある
まじに
>>229 そーか? 普通……というか、かなりうまいと思うよ。
「ヘタ」と思うなら、
そら単純に君の好みに合わないだけじゃないかい?
私も上手いと思うに1票。
正直、子供の描写の上手い下手の基準が分からん。
>>229は描写そのものではなく、絵的なことを言ってるんだよね?
229は幼女趣味かね(中傷じゃなくて本気で)子供ってのは古今東西ほぼ
絵画的魅力を押し出すなら更に、小太りであるべきなんだが。
YOU読んだけど、萩尾さんにしては普通っぽい設定だったね。
タイトルのせいであぶない丘の家みたいなとんでもない
ストーリーを期待してしまったせいだろうか…絵は綺麗だったけど。
237 :
229:2005/12/29(木) 23:10:24 ID:???0
>>234 そう、絵的な事
心理描写はさすがにうまいけど
5〜6歳くらいの子供の横顔が大人と同じで、顎が尖ってるのがすごい気になる
子供の絵が上手いと思う人は、渡辺多恵子とかそういうの
年齢ごとに描きかけができてる感じ
>>237 それで萎えちゃってストーリーに没頭できないとかそういう話?
渡辺妙子が上手いかどうかはともかく…
萩尾さんは幼児にはあまり興味がないんではないかな。
10代の男の子はとても上手いなーと思う。
骨っぽいけどまだ子供の柔らかさの残ってるかんじが。
そうそう、少年いいよね。ウは宇宙船のウの男の子とか、恐るべき子供たちの少年、
ハロウィーン祭の病気がちな少年とか、なんだっけ、渚で溺れて行方不明になった
少女テリーを呼ぶ少年とか、、、思い出し始めたらきりがない。
実は先生にいっちゃんマンガ化して欲しい小説>ベニスに死す
>>238 そういう話
子供がでてこない話は没頭できる
>>239 興味ないんだろうね
主人公以外の子供は大人ほど丁寧じゃないし
少年でも14歳と17歳の差がないかも
そういえば渡辺多恵子は萩尾信者でずっと絵をマネしてたよな・・・
自分は彼女も好きだけど。
萩尾さんのモデルにしてる子が、洋風なんじゃない?
私が利用した産院が西洋風の寝かせ方をしてたようで、
説明は受けてたんだけど、確かに鼻は無いけど顎がとがってるよ。
日本的な福福した顔じゃない、
太眉キリヤは海外出産だった?し
サチコちゃんは丸こかったから書き分けてるんじゃね?
出した例がわたなべたえこw
でもまあ確かに顔のバリエーションは少ないよ
あとキャラの年齢も解りにくい
結局好みの問題じゃん。アホらしw
見てみた
大人も子供も太った人も痩せた人も
横顔のシルエットみんな同じだったw
渡辺多恵子ねえ…
まあ好き好きだろうけど渡辺多恵子はうまいと思わない。
好みの話は荒れる元だからやめた方がいいな。
やめた方がいいと言いつつ
しっかり自分の意見を言う
>>249に
性格の悪さと矛盾を見た
250には負けるがな。
( ´,_ゝ`)
子どもはどうでもいいがシバ犬の顔をどうにかしろ。
この人って共学の話なんかある?
なんか男子校か女子高しか記憶にないような。
女子高設定の場合は特にその必然性もなく。
「三月ウサギが集団で」は面白い<共学の話
「赤ッ毛のいとこ」も好き
赤っ毛のいとこ、かたっぽのふるぐつ、スター・レッド、あぶない丘の家、
海のアリア、学校へ行くクスリ、カタルシス、バルバラ異界、なんかが
今さっと思い出せた共学が舞台の作品。
>>254 いっぱいあるじゃないか。
ちゃんと読んでるのか?
多分、誤爆
お、三月大好き。舞台というほどじゃないのも含むと、「10月の少女たち」の真知子編、「ゴールデン・ライラック」、「6月の声」、
「東の地平…」、「毛糸玉にじゃれないで」なんかも共学だよね。
反対に、男子校・女子校ものはどんなのがあるっけ。
ポー(聖ウィンザー、ガブリエル・スイス、バレリー)、トーマ(シュロッターベッツ)、11月(ヒュールリン)、アロイス、
スター・レッド(ジョガッコーって言ってたよね?)・・・まだあるんだろうな。
学校名がついてるのは、男子校・女子校もののが多いかも。それにしても、ヒュールリン・ギムナジウム、いい名前だ・・・。
原作つきだけど、「恐るべき子供たち」も男子校だね。で「ジェニファの恋のお相手は」は共学。
>258さん そうだね、萩尾作品で女子高って上がってこないだろうから、確かに誤爆かも。
としたら、「男子校と女子高」ばかりな作家さんが誰なのか、個人的に気になる。
(男子校か女子校かどちらか、という人はいそうだけど)
天使の擬態って女子高じゃなかったっけ…?
めずらしく女子高だったかな。
鎌倉のお嬢様っぽさを出そうとしたからでは。
263 :
花と名無しさん:2005/12/31(土) 15:32:58 ID:kn5v/ob80
女子高じゃなくて女子大か短大、おなじようなもんかな
残酷〜の連載が終わる頃の過去ログを読み返してみたが結構批判意見多かったのだね。
私は大好き(という言い方にはチョト語弊あるが)だったんだけど。
>>256 スター・レッドでセイの行っていた学校は女子校だよ。
聖フェミニン女学院。
>>259 設定的に当たり前なんだけどマージナルでミカルとローニが行ってた学校も
男子校だなw
ジグザグ迷い続けてる 近道なんてないのかな
だけど 楽しいことだけならば
きっと 幸せ見失う
268 :
花と名無しさん:2006/01/01(日) 00:23:44 ID:o7ADFRvP0
明けましておめでとう!
と言う事でageてみる。
おめでとう!
今年もよろしくお願いします
あけましておめでとさん
去年は萩尾作品にかなりお世話になった。感謝感謝
おめ!
今年もよろしくお願いします。
去年、萩尾作品に出会って幸せだった。
今年は全作品読破といきたい。
名前欄がいかれてるのは正月仕様か?
おみくじだよん
I wish you a Happy New Year!
先生、あけましておめでとうございます。
今年もたくさん楽しませてください。
あけおめ
YOUに萩尾さんのってて驚いた。感想は、、、、
面白くなくも無いけど特にどうってこともない。
運がいいと【神】が出るらしい。
今年もよろしく
おっ! 良いね、そのパターン
やってみよ
ことしもよろよろ〜
便乗〜
ことしもよろしく
YOU の作品にはパツキンのジェルミと育ち悪そうなイアン
みたいなのが出てたなー
でもつくづくいろんなキャラの何気ない描写が上手いな〜と思う。
特に思い入れはないような作品でも何度読んでも面白いな。
ちなみにごくせんはいつ読んでも面白い。
萩尾さんの描くおデヴさんは皆、キャラがたってて憎めない。素敵。
タマコちゃんとかキリヤの保母さんとかさ。
>285
>タマコちゃんとかキリヤの保母さんとかさ
同意同意
そういうはっきりしたキャラ立ちじゃなくても、たとえば
メッシュ・ミロンの彼女、残神・黒髪娼婦&気の弱いカウンセラー、
スローダウン・所長の妻、スターレッド・カスガ、とか魅惑的なふっくら脇役ってなにげに多い。
そういう人らが半端に体型を隠そうとして自爆するマニッシュな格好(多くない?)でなくて、
若い子ははじけたおしゃれ、年配の女性は優雅でフェミニンなファッションなのもすごく好き。
自己レス。
カスガはふっくらじゃなかった。ローマへの道のママや残神のナターシャと同じ系統だった。
ああいう、一見骨太で男性的、でも母性のキャラ、っていうのもうまいよね。
元日からスターレッド読んだ。
火星の百黒老が星を仲間に紹介する場面。
「いくらでもお前の伴侶を選べ!男は沢山いるぞ!」
がシビレル。あのシチュだけ星と入れ替わってみたい。
お前さんはそういうのが望みかw
沢山いればいいというもんでもないな。
逆ハーレム状態は少女マンガのお約束。(笑)
私も正直になってみる
スターレッドの、研究所でセイのコンタクトを溶かして顎をつかんで
「まるでスター・ルビーですな」
のシーン、サディスティックでエロティックでどきどきしたなあ…
過去スレで既出だったけど白黒なのに真紅の瞳がたしかに見えた気がした
どきどき当時、私はまだ12歳だった_| ̄|○ハズカシス
>白黒なのに真紅の瞳がたしかに見えた気がした
これって当時ぱふでもそう書かれてた。
見る目は同じだなと思ったわ。
わたしはエルグがセイにふれる手がエロいと思ったことを告白します。
とくに「君を捜していた。君しかいない」のところ
いやあむしろラバーバがヨダカを見つめる目がエロい。
sexしてても萩尾さんの漫画にエロさを感じたことは無い。
貶してるわけではないが。
801系の人は別なんだろうけど。
やおい系はどうだか知らないけど、ふとしたところがエロティックだなあと思うことはあるよ。
むしろセックスしてる方がエロくない。そういうもんでしょ。
バルバラの十条の奥様はエロティックだった。
マリエンバートの「口移しで飲むピンクのシャンパン」はダイレクトにフェロモンだったけど
私はむしろ「私の一生は何だったの!?」と目を覆う老いた手に、感動もしたけどくらくらした…
それと私的にはエッグ・スタンド。
ラウルは破滅的耽美文学(あえてやおいじゃなく)、マルシャンとルイーズは
何というか説明しがたいんだけど…つげ義春のエロティックに近いものがあって大好きだ。
あの冷え切った小鳥のようなルイーズの色気がっ
色気といえば「恐るべき子供たち」の、灯りに赤い布をかぶせてるシーン。ひとが色っぽいっていうより、空間が色っぽい。
そりゃ布越しの灯りで赤っぽくなってるんだけど、そうじゃなくて、閉鎖空間の色っぽさ。
・・・ん〜、やっぱりその閉鎖空間で頬よせあってる人間の色っぽさなのだろうか・・・?
>むしろセックスしてる方がエロくない。そういうもんでしょ。
風木はセックスしててエロ感じるけどな。
別に貶してるわけではないけど。セックス描写なくてもエロっぽい
作家はいるけど萩尾さんからはそういうの感じないな。
例えば山岸涼子はイラスト一枚でも性の情念みたいのを感じるけど
萩尾さんは淡白というか、あんまり性を感じさせないな。
貶してないけど貶してないけどって連呼してさっきから他の作家と引き比べてる人、
萩尾望都はエロ作家じゃないし
あなたが「萩尾作品が持つタイプのエロティシズム」を感じ取らないタイプの読者
(貶してるわけじゃないよ)だってことはよーくわかったから、連投しなくていいよ。
「恐るべき子供たち」や「ばらの花びん」の、あのどうしようもなくカタルシスのない感じ好き。
閉鎖空間の色っぽさっていうのはよくわかる!
上で挙がってたからなつかしくなって「スロー・ダウン」読み直してみた。
こりゃ逃れようのない恋(罠?落とし穴?)だね……
昔の作品から中性か中性ぽいの多かったと思う。
中性が萩尾望都の理想なんだと思う。
...それに影響されたか、勝手にだまされたか、漏れも...
>305
中性のだんなに嫁入りしてしまいましたか?
中性の妻を娶ってしまいましたか?
それとも逆フロル現象を起こしてしまいましたか?
>303
>萩尾望都はエロ作家じゃないし
誰もエロ作家なんて言ってないよな。別に個人的にどう感じようが否定は
しないけど、タイプ的にセックスを感じさせるような作家ではないと
言ってるだけだけど。
「ばらの花びん」久々に読みたくなった。
今度実家に帰ったら探そっと、
299-300
って萩尾望都の漫画がエロテックというより、シチュエーションそのものに
に萌えてるだけじゃないの
>310
それをそのように描いてるのは萩尾漫画じゃないの?
……2chでいうのもこっけいだけど
ひょっとして一人で頑張ってるんじゃないかとまで思ってしまうよ
感じ方は人それぞれなんだから、あなたはあなたの思うままでよいのでは
なんかすっごく一生懸命な人が?
私は先生のマンガが中性的なことも、ストイックであることも飲み込んだ上で、色っぽいと思うくち。
トーマの心臓の、ユーリのあれが○○○で ある/かも知れない/そうも読める のなんか典型的だと思う。
閉鎖空間の色っぽさが好きな人のこと?
なにこの流れww
独特のエロティシズムがあるよ、って方にイピョ
竹宮さん他の色気とは全然別だから、そっちだけがそうだと思う人もいるでしょう。
でもそうじゃない人も少なからずいるってことを飲み込むのはできない相談なのか。
恐るべき子供たちのダルジュロスなんて危うい色気のあるキャラだと思。
あえて同系統のキャラを他に探せばジルベール?
だけど、ジルと違って、メフィストフェレスみたいなわるぎのない=誰が嫌いとか
憎いとかじゃない悪意を感じる。それが人を破滅させる色気で魅力なのかもと思。
>314で書き忘れたけど、ダルジュロスは原作より主人公にとって重い存在になってるよね。
同じく原作つきの、百億の昼と千億の夜の、ユダも原作とはまるで重みが違う。
萩尾さんの肉付けのしかた好きだな。
ってここまで書いて思い出した、阿修羅!
阿修羅がマイベスト萌えキャラ。中性的な色気って言葉は阿修羅に捧げたい。
萩尾さんのお父様が好きだ
エロティシズムって性欲を前面に出した表現のことでしょ?
性的欲望を刺激されるって意味なら萩尾さんの漫画は当てはまらないと思う。
萩尾望都のマンガでは、表現の端々にセクシュアルな雰囲気が溢れているけれど、
何故かセックスそのものは交通事故のように描かれる。
軽い追突事故から、取り返しのつかない悲惨なものまで。
>>318 同意
交通事故ってうまいたとえだ
性行為そのものがセクシーじゃないのはひとえに、キャラがその状況を
魅力的と思えてない点にあるんじゃないかと
で、そのキャラや状況の禁欲的なありようが、逆に読者にある種ハァハァな
感情を抱かせるんでないかと
ユーリてセクシーだよね… (:´Д`)ハァハァ
>>315 あーしゅーらー禿同禿同
>>319 >>禁欲的なありようが→ある種ハァハァ
ワロタ。
交通事故ってよりは良く出来た体操みてるみたい。
個人的にはどう読んでもセックスの性行為自体が描きたいものになってないからなぁ。
行為そのものに幻想や憧れ、あるいは畏怖を抱いているなら、という感じではなくて、
ま、とりあえず体操でもしておくか、とw
そんなものよりはるかに不思議で面白いものがある罠、どうよ。
と言われてるような気がする。
いや待て、気がするだけかも試練がw
>で、そのキャラや状況の禁欲的なありようが、逆に読者にある種ハァハァな
>感情を抱かせるんでないかと
これヤオイの人限定じゃないの?
>323
そんなことないんじゃない?
男性のストイックさがセクシーだっていうのがどうして「男同士」になるのかわからない
考えすぎでしょう
>324に補足して
私は『マージナル』のマルグレーブの色気にノックアウトされたけど
ホモとか関係ないし
>324
じゃあ例えばどういうのがストイックでセクシーになるの?
ユーリみたいな聖職者?全然萌えないんだけど。
>326
個人の好きずき具合まで定義してどうするんだyo!www
326はユーリには萌えない。萩尾作品に色気を感じない。
なんの問題もないよ。OKOK!
これは偏見か認識不足かもだけれど、萩尾作品は801好きに対する
引力は強くないような気がする。
萌えとしか表現しようのない気持ちをマージョちゃんに抱いている俺が通りますよ
銀の三角のラグトーリンは一見女の色気とかセクシーさとは無縁みたいだが
男と寝てた時はむやみな色気を感じた 妖婦っぽかった まさしく状況的色気
男の色気のほうはご婦人方にはさまざまな嗜好があるだろうが
同性の目から見て 訪問者のグスタフを挙げてみる
『訪問者』のグスタフもいいけど、(ヘラも若い頃は、グスタフの魅力に参ったんだねきっと。)
私は、『エッグ・スタンド』のマルシャンに男の色気を感じるな。
「戦争は一度始まったら終わりだ。平和は平和の中にしかない。」ってセリフがステキ。
「城」のオシアンが「恐るべき」のダンジュロスにそっくり!!
>>331がすごい興味あるのに実家戻らないとない…タイミング悪い!
グスタフやマルシャンは美少年美青年ではなく男(くたびれかけ)の色気だね。
そういうのって洋画的。
色気ないけどゴールデン・ライラックのハーバートが好きなタイプ…色気全然ないんだけど…w
私もマージョリー萌え。バレンタインとエリックの双子も萌え。
人形だの天使だのの無性的なあやうさと、うらはらなすごい危ない魅力を感じる。
男の色気と言ったら、アシジンだろう!
歌舞伎の助六に通じるものを感じるよ。
女性の色気NO1はラグトーリンだな。メッシュも色っぽいけど
猥雑なエロチックな感じはしない。「美の結晶」って感じ。
>334
まってまって
メッシュは一応男だ。男だったはずだ。…男だよね?
男だよw
生まれたときに性別判断する部分が癒着してて(?)
「女性」に間違われそうになったエピがあった希ガス
間違いなく男だ。女に間違えられる事度々あったがw
そもそもさーエロティシズムが「性欲を全面に出した表現」の
性欲というときの定義の幅がちょっと狭いと思うわ。
性的欲望ってシュチュエーションによる部分も大きいと思うけどなぁ。
んでワタシも萩尾作品には独特のエロスがあるに一票。
絵の描線に置いても、キャラ造形に関しても。
助六・・・・・て確か海苔巻きとおいなりさんがセットの寿司よね
やたら色っぽいとかエロチックって言葉が好きな人がいるね。
またキタwww
>337 「私のりんごを買ってくださらない?」とポーズをとって、ドルーに「そりゃ女優のセリフだ」とか何とか言われて、
ふふふっと無邪気に笑うメッシュは可愛かったね。女のコみたいに。
メッシュの時期の絵柄にはあまり色気を感じないんだけど(あくまで個人的な好みで。
それでもメッシュは独特の雰囲気があるね。だからこそ主人公なんだけどw
助六ハチマキがすごい似合うだろうと思ってしまったよアシジン。
グリンジャは鏡獅子でヨロスク
>>345 あ〜私は逆にメッシュの絵柄に色気らしきものを感じます。人それぞれですね。
おそらく、あなたの言う「独特の雰囲気」と同じような意味で妙な怪しさを感じるのです。
ではメイヤードは義経千本桜で絞めますか(歌舞伎ってなに?)
>345
「メッシュ」の主役はパリという街。
みたいなことをどこかで萩尾さんが言ってたようなおぼろげな記憶が…
そうそう。メッシュを見ると灰色のパリの空が見えてくる気がする。
一番色っぽいのは萩パパで良いかな?
じゃあナディアを道成寺の清姫で。
サンドラは八百屋お七で。<クライマックスが炎上なとこだけではなく
二人とも妄執の美女。
あの人達のエロスっていうか、なんだろう、女の凄み?を肯定的に評価してみた。
親御さんは萩尾さんの作品じゃありませんから却下ですね。>350
何この流れ・・・
オモスレーw
>>351 にわかに色っぽい毒婦に思えてキタw
お七ちゃん数え17(満15〜16歳)なのにすごい子だよね
エリックの奥さんと同い年かー
338に同感。エロスとかセクシーとかの定義はもっと広いと思うよ。
んでセクシーなダルジュロスにもう一票!
冒頭に雪球あてただけの登場で、あの鮮烈な印象!存在感!ついには姉弟を
狂気と自殺に追いこんでしまうあの偶像的な太眉切れ長目の彼が放つエロスの
オーラはピカ一だ。
>>333 >>345 「マージナル」のクライマックス、洪水が街に押し寄せてくる
シーンで、大ゴマ使って「水だ!」と叫んでる人(全然メインキャラ
じゃない、一発登場の人)、あれどう見ても歌舞伎の衣装そっくりの
服着てるよね。
なんであの1コマだけ、といつもあそこで違和感を覚える。
原稿執筆中のBGVが歌舞伎のビデオとかだったんだろうか。
わたしゃあのひと「八つ墓村」のこいちゃの尼の扮装に見えましたです・・・はい。
エリックの奥さんの名前を思い出すのに、いつも
ポリー?
ポーラ?
ポニー?
ポピー?
と悩みまくってしまう。ポピーだよポピー(´・ω・`)
色好きな人の自作自演
ここ数日がんばってるねー。
それより自説を展開したらどうかね?
萩尾作品に独特な色気を感じる派の意見はたくさん出たから、今度はあなたの意見で。
証拠もないのに+激しく自演+念仏唱え続けるよりは楽しいよ、読む方も。
そうするとどうなるのかね?
色気を感じない派? 感じたくない派?
それとも、実生活でも色気なんて考えたくもない派?
セクシャルバイオレットNo1!wwwwww
色気と言えば隣の後家さんだろう!www
プラトンが長老の娘ユメを「うへ、隣の後家さんより美人!」と評してるけど
色気は後家さんの方が上みたいだw
阿修羅王もいちおう中性的な少女として描かれてるのにオリオナエは全くスルー。
熟女のフェロモンにしか反応しないのかもしれない。モッタイナイ
オリオナエの年を考えろ!
それをいっちゃぁ がっかりだーーーーっ!
そーいや、プラトンの従者・グラディウス。ロバを引いてた・・・。彼って原作に出てましたっけね?
ハイヨー、エルカシアーーーっ♪ ←このプラトンのはしゃぎっぷりが可愛くて好きw
>368
出てますよ。役職・名前とも原作どおり。
漫画と原作を読み比べると
「漫画にして面白いエピソード」は欠かさず(グラディウスと一緒にエルカシアの不思議な文化に触れるとことか)
華のあるキャラを要所要所で創作したり描写を増やして膨らませ
(おっとりした隣の後家さんにプラトンがぞっこんだったり(原作では寂しげなプラトンの囲い女カサンドラ)、
ユメを創作したり、ユダにああいう役目を負わせたり)
「漫画にしては退屈な描写」(プラトンがリアルな学者バカなとことか、政治的な描写とか)はばっさり
略したり、別の角度でかなりオリジナルの手を加えたりしてる。
オリオナエはともかく、プラトンは萩尾版だと楽しいおじさんだよねw
>>137 あれは絶対もっと長く設定した話だったのに打ち切りにされたんだと思う。
登場人物が生かされてないのもそのせいでしょう。
少なくともあと1巻くらいはあるはずだったんじゃないのかな?
要はどれだけ読者が増えたかどうかってことで・・・。
まあ、あまり評判良くなかったんじゃないかと・・・。
火星って時点で「レッド」とかぶるし・・・、2重の記憶があるのは
ハリウッド映画にもあったし・・・。
氏の漫画は、日本を舞台にした途端失速しないだろうか?
373 :
花と名無しさん:2006/01/07(土) 13:18:14 ID:E7sLOSYBO
マージョリー(´∀`)カワイス
バルバラが打ち切りとはとても思えないんだが。。
375 :
333:2006/01/07(土) 14:55:33 ID:???0
アシジン=助六は直感で閃いたけど、マージナルという作品は
考えてみれば、実に歌舞伎的だね。
大胆な舞台設定、奇抜なストーリー展開、多彩な登場人物。それから味付け的に男色趣味w
構成もエピソードが独立してて、一幕ごとに現れるよう。
マージナルは映画より、舞台、それも歌舞伎で再表現すると、
面白いものができるような気がする。
376 :
333:2006/01/07(土) 14:57:14 ID:???0
「図書の家の場」とか、見てみたいねー。
連書きごめん。
バルバラ、打ち切りというよりは逆にもっと短い話を伸ばした感じがする。
夢のタカと現実のキリヤが入れ替わってしまうってネタひとつで描き始めたら
火星とか長寿とかのネタがいっぱい出てきちゃって…みたいな。
膨らませすぎて焦点絞れ切れなくて終了しちゃった感じ。
スターレッドは強制的に終了で展開が無理っぽかった。
でも面白かったんだけど。
マージョリーは不思議ちゃんぽく見えて、ちゃんと普通の子なのがいたいけで(*´∀`)カワイス
「学校ごっこ」が性的な遊びじゃなくて拷問になってるのを見た時の
何してんのォ!
言いつけてやるんだから!
半泣きで手錠を外そうとするのも、閉じ込められて自分にできることが何もなくなって
パニックからトランス状態に入るのも見てられない。
病院で無力な存在になった恐怖感を無意識が覚えてるのかな。あの作品は誰も彼もせつなかったなあ
残神の後半は、全体的にほんとに病んだ感じがしてちょっと苦手だ。
健全な大人が出てこないのが原因か。
閉鎖的だよなぁ。もちろんそれが狙いだと思うが。
残酷で健全な大人っていうのが思い浮かばないな。
太った娼婦のお姉さん、リンドン・エドリン、性的虐待のカウンセラー(名前忘れた)
バレンタインが身を寄せてたグループホームの女性経営者、ポピーの両親、
ボストンでジェルミがしばらく通った夜間学校の先生、
ジェルミが性的対象ではないと認識した後の=保護者モードのロレンツォ。
それもこれも脇役ではあるんだけど。
どっかの時点でしっかり頼れると見極めた誰かに頼れればよかったんだよね、ジェルミ…
連投ごめん
あれだけの家に育って、間断なくストレスにさらされてたマットが
父親の死後、ぐんと背が伸びて声変わりして健全に前向きになったのって
嘘っぽいというより逆にリアルで怖いと思った
太った女性=母性を感じさせるキャラが多い、ことから、
萩尾氏の母は痩せ型と想定。明美さんとか、イグアナの母のように。
385 :
花と名無しさん:2006/01/07(土) 20:04:36 ID:E7sLOSYBO
残神って何巻で終わった?
ってかまだ続いてないよね?
まだ続いてるよ。今、ハルバラにジェルミが辿り着いた所
>>383 植物に音楽を聞かせて育てるとよく育つっていうのは有名
逆に罵倒しながら育てると大きくならないんだそうだよ
>>385 文庫で10巻完結
>>386 あ〜ついに辿り着いたんだ。良かったねジェルミ。
で、火星人はまだ?
イアンは転輪王とシンクロしたところ。
つーかハルバラって何よ?w
春原
張腹
368です。369さん、すばやい回答ありがとう。
「何も隣の後家さんにふられたからって・・・」 グラディウス、ズバズバ言うけど、いい人だ・・・。
原作もよんだけど、プラトンと後家さんの仲って結構許されない恋・・・
みたいな感じで深刻だったような覚えが・・・・
で もっと後で当然というか実際のプラトンの趣味を知って愕然としましたよ〜w
ああプラトニックラブ・・・・
でさあ、「オリオナエ」って誰なの?
どうにもわかんない。なんでプラトンが変化したの?愚問ですか。
マージョリーはホントかわいいな。
『残神』を読んでると、涙が出たり胸が痛くなる事が多いんだけど、
マージョが出てくるシーンになると、思わず笑みがこぼれてしまう。
どうやったら萩尾先生みたいな漫画が描けるようになるのか、
本当に知りたい!
漫画家志望の自分としては、萩尾先生の作品を読むと
漫画の可能性に感動して描く意欲が湧くと同時に
絶対に届けない才能に打ちひしがれ圧倒され描く意欲が消えるという・・
でも漫画を描いて憧れの先生と同じ職業に近づく感動は何よりも変えがたい!
あなたが本当にそう思うのなら、
○○みたいな漫画など描かずに、
あなたにしか描けないような漫画を描いてください。
>396
伸たまきも「11人いる」読んで「自分にはこれほどの漫画は描けない」
ってショック受けてしばらくマンが描かなくなったって言ってたよ。
あと萩尾先生自身も乱読って言ってる位だから知識欲は必須だね。
物語構成の作法ぐらいはね。
絵よりもまず中身だ罠
>憧れの先生と同じ職業
このモチベーションはかなり低い。
漫画を描くとは、自己表現に近い物だから
あなたの中に伝えたい表現したい独自のマグマみたいなものが
無ければそりゃいつまでも憧れで終るしかない。
描き出される鉛筆の線一本のラインも自分の分身として愛してるかね。
私も昔あなたと同じだった。
才能の有無に気づくのは早かったけどね。
ごめん流れ豚切るけど、萩尾先生の作品って
もっと海外で翻訳されればいいのにね。
『ポーの一族』とか『トーマの心臓』とか
本場ヨーロッパでも受けそうじゃない?
ついでに実写映画化とかされればなあ。
萩尾先生のSF系作品も映画向きっぽいけど
初期の作品を本場で映画化したのを見てみたい
ヨーロッパの美少年が演じるならぜひ見たい
>402
そうなったらオーディションぜひ見学に行きたい
ポーの実写っていうとインタビューウィズバンパイヤみたいになるのかな
405 :
花と名無しさん:2006/01/08(日) 22:42:08 ID:kxZboDxmO
トーマの心臓のキャスティングならまかせろ!
って映画化に向けてこのスレの住人達でのキャスティング…相談してる姿を見てみたい
前に実写化の話って散々しなかったけ?ポースレの方だったか?
「六月の声」や「小夜の縫うゆかた」が好きなのですが。
>401
でも本場の人から見ると、それこそ「SAYURI」を見た日本人みたいに細かい
なんちゃって部分が気になるかもよ
>408
ありえる・・・たしかにあれは微妙だった
でも本場の脚本家が上手い具合に脚色すれば違和感減るかも?
ていうか、英訳コミックスは普通に希望んだが〜
残神とかポーとか。
トーマはやはり独語で。
インタビューウィズバンパイアは、
ポーを知っている人なら何とも思いませんな〜
って勝手に思ってます
残酷な神が〜を前にたまたま図書館で読んだんだけど
スゴイね・・・エグイとゆーか
そっち系ダメな私には衝撃でした
そっち系ってどっち系?
インタビューウィズバンパイアはトム好きにはたまらんかったし
衣裳と美術が素晴らしかったけどブラピが美青年ではなかった。
本はたいして面白くも無かった。きっとポーを知ってるからだと思う。
>>414 私はあの映画好きだったな〜
原作は、ポーを知らなくてもツマラナイと思うw
あのシリーズ何作も出てるけど、面白かったのは続編(第2作)だけだった。
「ポー」とは、第1作の人物関係の設定以外は特にカブってるってほどでもなく、
あまり気にならなかったよ。
>>382 亀レスだけど
確か娼婦のお姉さんはジェルミに「あいつ(グレッグ)の所から出て行きなさい」
と忠告してくれたよね。
ポーを知ってから、吸血鬼ものの映画や漫画を極力見るようになったよ。
私もインタビューウィズバンパイア@映画は好き。
インタビューウィズはポー好きだからだけじゃなく映画として良く
出来てると思う。TVシリーズにしてもイケるんじゃないかと思ったくらい。
俳優も良かったし。オカルト以外の吸血鬼物みたことないんで
新鮮だったな。
ネズミをチューっと絞ってグラスに血を注ぐとこはギャグだと思った。
バンパイヤ、バイキン、平気。
だって、バイキンマンの血族だもん。
421 :
414:2006/01/09(月) 23:50:44 ID:???0
>>415 あ、ごめん。映画は「トムが好きだからたまらなくよかった」という意味ですた。
今でもときどきパンフ広げてみとれています。
キルスティン・ダンストも子供とは思えない演技が素晴らしく、友人は、
キルスティンは大きくなれなかった大人が演じてると本気で思い込んでたよ。
キルスティン、普通の女の子になっちゃったなあ。
>420
それではヴァンヘルシング教授の血族はアンパンマン
皆さん吸血鬼は美形じゃないとだめ?
キング・ポーなんかは『吸血鬼ノスフェラトゥ』の
マックス・シュレックでもハマると思うのだけど?
そういやエロイカの「ノスフェラトゥ」のじじいも
マックス・シュレックそのまんまだったよね・・・・
>>415 私は結構好きだな、あのシリーズ。
第一作がポーとカブってるのは偶然なのかな?
アン・ライスがこの作品を書いたのは、幼い娘を白血病かなんかで亡くして
永遠の命について考えるようになったから、とかだったような気がするが。
ちなみに彼女は向こうでは有名な801作家だよねw
ああいうゴシックホラーを期待して映画「リディック」を見たら
中身は「びっくり箱」だった。
リディックはねーw
『残酷な神が支配する』を、今数年ぶりに読み返してるんだけど
サンドラにムカついてしようがない!
あと、ナディアにも何だかイライラする。なんでかな。
最初に読んだ時は、そんな事思わなかったのに。
ごく普通のまともな女性だと思うんだけど…
逆にバレンタインやマージョリーが出てくるシーンになると和む。
ナディアのボランティア好きっぷりがイライラします。
可哀想にって思ってる相手と健全なつきあい方はできないだろー。
昔、はぷがもうちょっと大人向けだった頃に漫画家の特集よくしてたよね。
萩尾特集が読み応えあって超好きだったんだけど、実家で久しぶりに出して読みふけったよ。
ナディアはちっとも「ごく普通のまともな女性」ではない。
だから昔はふつうだと思っていて違和感を感じるのは、
年をとって「読解力が上がった」「人生経験値が上がった」の証拠だ。
たぶん。
ナディアの異常さ(はちょっと言いすぎか?)を「ごく普通のまともな女性」として
表現できるというのがスゴイですね。サンドラにしても同様ですけど。
死にたい=大人になりたがらないマージョリーがお人形さんみたいなドレス、
エリックであろうとして男の子の格好をしていたバレンタイン、
虐待前までサイクリングスパッツとかのぴったりした服を着てたのに
グレッグの死後イアンと性関係を結び始めてからもだぶだぶした上下を着てるジェルミ、
…と「残酷」キャラはメンタリティとファッションが連動しているので、
フェミニンともドレッシーともカジュアルとも言い難い、そして妙にバランスの悪い服を
いつも着ているナディアは、感情の不安定なキャラだろうと思ってる。
ボランティアしようとして実は男に取りすがるタイプ、でも女丸出しの母親に反発してか
女っぽいというより母親っぽいモサダブ服が多い。
クマーな彼とうまく納まったら、
シルクや薄手のニットみたいなシンプルでフェミニンな格好になるかも。似合うかも。
>>433 おお〜ホントだ。
そんな側面って考えたことなかった!
面白い面白い。
おおー慧眼。
432さんにも同意。
436 :
花と名無しさん:2006/01/15(日) 00:11:18 ID:66JnMZHL0
のお金持ちご子息用の
寄宿学校って月謝いくらだったんでしょうか。
現在の額で100万円くらいでしょうか
これもあなた?
↓
527 :名無しさん@HOME:2006/01/14(土) 02:42:20
漫画の風と木の詩のジルベールとかが入っていた
100年前のフランスのお金持ちご子息用の
寄宿学校って月謝いくらだったんでしょうか。
現在の額で100万円くらいでしょうか
>436
そういうのって調べようはいくらでもありそうな気がする。
これの答えはこれよ!ってサイトはなくても
頭をひねってキーワードを変えてみたり、関連しそうな別件の史料を探したり
特にそういうはっきりした相場のありそうな件に関しては必ず資料はあるはず
アドバイスになればいいけど。
何のために知りたいのかわからないけど、真剣に知りたければ、そういう(ある意味)
マニアックな数字資料は、ウェブ上じゃなくアナログ資料でならまず確実に残されている。
100年前なら資料散逸してないと思うよ。
この場合イギリス(>437ならフランス)の有名な寄宿学校を調べて、電話かメールで
問い合わせてみたら道が開けるとおも。
私も以前卒論のためにマニアックな資料がほしくてあちこちに問い合わせて、
結局外国人と外国語で電話のやり取りをする羽目になったことがあるんだ…orz
ナディアって初登場時はパイプオルガンを奏でながら印象的にジェルミと
出合ったし、ジェルミにとっては地獄に仏みたいな存在になるのかと
思ってたら全然違った。ある意味サンドラに似たタイプだったので
ジェルミがまた無意識に気を使う対象になってるんだよね。
普通の他の作家ならナディアを救いの女神みたいに描きそうなもんだが
そうしないのが萩尾さんらしいなあと。
サンドラはともかくナディアはやっぱりごく普通の女の子だと思うけどなあ。
イアンみたいな男に振り回されたら誰だってヒス起こすよ…
むしろイアンの女に対するサイテーぶりをサイテーと感じさせない描き方がスゴイのでは。
フツウということの語義をどの幅で使うかの問題だと思うけど。
ナディア的な人はたしかに「フツウ」に世の中にいて、
かなり「フツウ」の人としてふるまっていると思うけど、
萩尾さんはそういうフツウの人が、
じつは危うい綱渡り的なところになりたっていた(る)、かも?
というところをかいたのがうまいと思う。
ナディア的なキャラって、すこし極端ないきかたをすると、
メッシュのポーラ的キャラになると思うんだよね。
あるいは内面の書き込みがないナディアがポーラであるというか・・・
ナディアのキャラは萩尾さんの書き手としての成熟をあらわしていると思う。
ナディアって一見フツウだけど状況が変わるとすぐに自信喪失する
タイプでそういう意味ではフツウかもしれないが核たる部分が無くて
依存心の強いとこがちょっとサンドラに似てると思った。
(偏見かもしれんがどっちかというと日本人タイプ?欧米人ぽくないキャラだなと)
いわゆる足手まといタイプだから見ててイライラするのかも。
>440
だよねだよねイアン、女に対してサイテーだよね!
ジェルミに対しても、かなりあとになるまであくまでも自分の脳内のジェルミを自分の
理想的恋人に仕立ててたふしがあるし。
でもそれは彼が傲慢なマザコンタイプだから=恋人は絶対に自分のためを思って
愛してくれると思い込んでるからだと思うけど
私もナディアは
>たしかに「フツウ」に世の中にいて、かなり「フツウ」の人としてふるまっていると思うけど、
>そういうフツウの人が、じつは危うい綱渡り的なところになりたっていた(る)、
と思う。
だからこそ終盤でイアンが、ナディアやジェルミが特殊でもなく、グレッグが単なる
異常者だったんでもないと、穏やかに哀しむように悟ったんだと思う。
私はナディアとはかなり性格違うけど、彼女の立場だったとしたら、
土足で割り込むようなクリスマスの予約→ものすごい失礼なドタキャンのあたりで
それまでどんなに別れ難くてずるずるしてても爆発するよ…
女としてイアンに愛されてるならジェルミに夢中になってても
他の女に取られることはないし、イアンがナディアに興味がなくなった
なら仕方ないけど、ジェルミをまるで同姓のように見てるなぁと思った。
ナディアは愛されたことで
何とか自分のアイデンティティを確立させることができる
非常に自分に自信の持てないタイプだから
ちょっとでもぐらつくような愛情なら
すぐ本人も倒れちゃうんだよね。
それが男女問わず自分の存在よりも優先されてしまうような人がいたら
ナディアの根本が崩れてしまうの。
一見したら普通に見えるけど
精神的に情緒不安定な女性をうまく表現してるとは思います。
>>443 >自分の脳内のジェルミを自分の理想的恋人に仕立ててた
>傲慢なマザコンタイプ
うわー
イアンは父親似なんだなと思ってぞっとしたような
誰も救えず自分も救われないグレッグがなんだか哀れなような
残神はいろんな読み方が出来て面白いなあ
うん、イアンはグレッグに似てる。性格も見た目も。
グレッグの幻にマスクをかぶらされる絵にはゾクゾクした!
448 :
花と名無しさん:2006/01/16(月) 03:48:37 ID:nCczVPF20
まんきつでポッキーたべながら残神読んだけど、途中で気持ち悪くなって食べれなくなった
>448
食い物のカスを本に挟まないでね……
イースターエッグがトラウマになるな
卵を産め〜
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>卵を産め〜
A吉久美子思い出した。
「卵で子どもを生みたい}
グレッグが歪んでいく様も見たかったなー。
ラスト付近の若い頃の描写がなんだか痛々しくて。
455 :
花と名無しさん:2006/01/17(火) 00:50:13 ID:AQHHZLpZO
グレッグがああなった経過を回想でたくさん描いて欲しかった
「残酷…」は番外編を描かないのもある意味凄いと思う。
残神はキャラの内面や過去や未来を敢えて隠す事で
表現してる部分も大きいよね。
番外編が最も似合わない物語だと思う。
本当に凄い造りだ。
サンドラの言い訳番外編
>>458 うへぇぇぇ、見たくねぇ!
一日中むかついてしまいそうだw
一見まともなのに中身は狂ってるってのは本当に恐怖だな。
そういうのが平気で日常生活してて隣人だったりすると。
>>460 萩尾さんてそう言うのの表現が上手いよね。
ぞっとするくらい怖い。
恐怖っていうか、それが現実だったりするわけで。
しかも自分にも少なからずそういう部分があることも
あるかも知れないわけで。
自分は今三歳の娘がいるんだけど、しかる時につい
「お母さんがこんなにしてやってるのに…」みたいなことを
言ってしまったりする。これって愛情を対価に自分の言うことを
聞けって(無意識に)脅してるサンドラと同じだよな。
言ってから反省するんだけど無意識に出ちゃうことがあって怖い。
自分もそういう風に言われてすごくいやだったから、絶対にそう
いうことは言わないようにって思ってたのに。
サンドラは少し極端だけど、親というものは一般的に多かれ少なかれ
そういう部分を持ってしまいがちかもしれないと思った。
サンドラにしても、グレッグの彼女への接し方がああでなかったら
また違っていたと思うし。ナディアと同じく誠実な相手に恵まれて
いたら、落ち着いた愛情深い母親になったかも。
夫が死んだ時に自殺を計ってそれを幼いジェルミに見せつけてる当たり、
誠実な男と結ばれても落ち着いた愛情がジェルミにいくとは思えないんだよなー…。
サンドラの愛情は深いが、その愛情が全部自分にむかってるように見える。
夫に先立たれて可哀想>私が
グレッグがジェルミと肉体関係があるかもしれないなんて可哀相>私が
これも母親に愛されなかったって幼児体験が影響してるのかもしれないけど。
サンドラは「か弱い自分」可愛さのあまり、我が子といえども母性的な愛し方が出来なかったんだね。
そう思うにつけ、
最後の日に「ジェルミのボストン行きのことで」今すぐにグレッグと話したかったサンドラが哀れ。
何を話すつもりだったんかね……
本当に。サンドラだって悪いところばかりじゃない。
グレッグに目をつけられたのが運の尽きだったとは思う。
もちろん親としての責任の大きさに対する認識がなさすぎで、
同情しようもないところはおおいにあったけど。
にしても、グレッグがサンドラ親子をみつけた嗅覚ってすごいよね。
ごく普通の綺麗な生贄じゃ、彼はダメだったんだろうし、そういう意味で。
グレッグだけじゃなくて
DV傾向にある人は犠牲者を見つけ出す嗅覚が鋭いと思う。
自分の要求をいやいやながらでも
受けて自分を満たす人を探し出す嗅覚というか能力はすごいよ。
その点でも萩尾さんの漫画はリアリティがあって怖い。
グレッグってまずジェルミを見つけてからサンドラに接近したんだっけ?
その逆だっけ?
どっちにしろサンドラ親子の共依存的な関係を見抜いて近づいたんだよな。
ジェルミがいなかったら生贄はサンドラになってたのかな?
それともサンドラじゃ食指は動かなかったか。
『リリアの形見である刀のツバの対を持っている』ってのも大きかった気がする。
グレッグってリリアへの執着心が異常だったから。
DV傾向の強い(って一纏めにするのは乱暴だけど)人って、自分のそういう性質について
無自覚、あるいは巧みに正当化してる場合も多いように思います。
おそらく、だけれど、グレッグの強引さは認めるにしろ、
最初からハッキリとした思惑があってあの状況に持っていったわけではないような気が。
共存関係を見抜いた、というより、ただ単にジェルミに一目ぼれって感じだったと思う。
最初サンドラだけが接客してた時は横柄な態度で全然サンドラに興味なかったのに
ジェルミに出会って、そのジェルミがサンドラの息子ってわかった途端
サンドラに優しく接するようになり、近づいたって感じだった。
>469
あー、それもあるだろうね。
美人未亡人と美少年の親子なんて、イギリスにもいるだろうし。
リリアからのプレゼントって言ってるし。
運命を感じたんジャマイカ・・・?
一時的にナターシャや娼婦にもSMプレイやってたんだよね。
死んでもおかしくないくらいの。
>465
>何を話すつもりだったんかね……
話のキモの部分を読者にもボヤかしたままだったって所が凄いよね
メイドに「めずらしい」って言わせてるから
いつもと違うサンドラってのを匂わしてるけど
でもそれがジェルミのためを思っての行動だったのか
自分だけを愛してほしいための行動だったのかを考えると……
もちろん個人的にはジェルミのためだと信じたいけど
日記が自己愛で終止してるからなー
>>474 ジェルミの為と自分の為と、両方だったんじゃない?
自己愛は強かったけど、ジェルミの事も愛してたわけだし。
>>475 アレが愛だっていうなら俺ァ愛イラネ・・・
>476
ジェルミは欲しかったんだよ…(つД`)
そだね…(´・ω・`)
「あなたがそうと望むなら 花にも鳥にも娘にもこの姿を変えたのに
たとえば千の死体にも」ってことだよね・・・
愛情が残酷な神っていう解釈やっぱあたってるよね。
それは愛ではないにしろ、か。
この流れに泣けてきた。切な過ぎるよ…(´Д⊂
泣くと言えば何度読んでもバレンタインのジェルミに宛てた手紙は泣ける。
「エリックは私の神です」の所が。
それは愛ではないにしろ、
なんだけどやっぱりそれも愛なんだよな。
残神は、メッシュの最終話ともリンクしてたのか。
リンクしてたって言うか、萩尾作品の一つのテーマだからなぁ
最終話の一つ前?のカーニバルの話もグレッグを思い起こさせるし。
問題関心の水脈を感じるよね。
残神はきついから封印してたけど、このスレの流れを見てもう一度読みたくなった。
虐待シーンも辛かったけど、
ジェルミの告白を否定するイアンのシーンが一番辛かった(´・ω・`)
あんなに辛かった事を「妄想だ」なんてさー。イアンのバカン。
>486
自分の好きな作品を口汚く貶すだけのアンチスレには行きたくないじゃない。
作品をちゃんと読んで
「ここはこんなとこがこれだから良くない。自分は駄作だと思う」っていうレスは
興味深いし、反論も書きこみたくなるけど(でもそういうやり取りは本スレ向き)。
自分の感情を真っ向から否定するものは、見ないのが心を安らかにするコツ。
実はけっこう心弱いイアンがやってしまったのは、そういうことだと思う。
問題は自分の心の安定のために、自分を頼った人間の心を真っ向から否定
しちゃったことだよな…
>481
バレンタインの手紙は涙なしには読めない。
エリックに性虐待した教師は許せないけど、両親もエリックもバレンタインも
誰も悪くないのにな。一生懸命善意と愛情で相手を癒そうとしてたよね。
(彼にとってのバレンタインは自己愛というか、境界がない感じで、
バレンタインにとっての彼は残酷で無垢な神だけど、エリックとポピーの間に
あるのはちゃんとエロスだ。ちゃんと成長してるんだよねエリックも)
夜中に寝巻きをたくし上げて、脚の間に手をついて無表情なバレンタインに
ぞっとしつつ感動した。あれは怖いけどきれいだ。
>486
自分もイアンの否定シーンは心が痛かったな。
でもあのシーンがあったからこそ
全てを知った後のイアンの涙のシーンにやられたw
あそこは今も号泣してしまうよ。
俺は分裂し閉じこもったイアンが帰ってくるところで戦慄した…
491 :
486:2006/01/17(火) 23:57:23 ID:???0
>487
えーと…きつくて封印ってのは
作品のパワーが凄まじくて、こっちもパワーがある時でないと読めないって意味で、
嫌いだから封印って意味じゃないから…。
アンチ意見って思われたかな?
あまりに脈絡つながってないから、スレ違いかと思っちゃった。
ああ、そういう誤読・・・
>491
大丈夫、ちゃんとわかってますよー
そうじゃなくて、イアンのあの強烈な否認具合が。
自分の信じてたものが全部否定されるものを「見なかったこと」にするのは
そういうものかなと思ったんだけど、喩えが悪かった上にわかりにくくてごめんなさい(´・ω・`)
自分が2chに通い杉ってことか…orz
ああそーゆー意味か、なるほど納得
リンドンの言う通り、イアンの「知らなかったふり」をやる心理は理解できるんだよね。
でもそれまでジェルミ視点で虐待を読んできたから、
イアンの人としてあたりまえの心理が、とんでもなく残酷に映ってしまう。
>489の言うように、だからこそその後のイアンの行動が生きてくるんだけど。
495 :
486:2006/01/18(水) 00:36:48 ID:???0
>493
わー、こっちこそ早とちりしてゴメ。
確かにイアンにとっては世界がひっくり返る告白だったし。
自分の心を安定させるために相手を否定するのは、わかるんだよね。
イアンの心もわかるから、よけいに辛いシーンなのかもしれん。
思えば酷い人間関係だよね。
実父は死にグレッグは悪魔、周りは見て見ぬふり、頼ったイアンには裏切られ、
心のよりどころのサンドラにも裏切られ。人間不信になりそう。
日常にひどい出来事があると、人はなかなか信じられない。
性的虐待は特に、決死の思いで被害者が告白しても信じてもらえない
ことが多い(例えば父親に虐待された娘が母にそれを告白しても)。
あのイアンはとてもリアルだと思った。
この漫画には嘘がないのが好きだ。
やっぱり望都さんはすごい。
ポーやトーマ、11人いる、百億、スターレッドetcあれだけの質の代表作を
初期に量産してたら、今頃半引退か遺産で食べていって普通なとこに
半神はじめとした作品を送り出し、もういいだろってとこに残酷を書く力量。
手塚先生が一線を退いたかと思ってたとこにアドルフもってきたような底力を感じたよ・・・
なんかここまできたらちょっとでも長生きしてマンガ書いてて欲しい。
短編だと「半神」「アメリカン・パイ」「精霊狩り」あたりがよく話に上がるけど、
地味な(というか…)短編もいいよね?
私は「塔のある家」「マリーン」でしみじみ泣きました。そして「6月の声」で号泣。
地味な短編だと、「秋の旅」がいちばん好き。ほかにも色々捨てがたいけど。
ところで、火薬って本当に甘いらしいですね? 戦後の甘いものがない時に子供達がなめてたら引火して・・・、
なんて実話(かな?)を先刻知ったばかりなんですが、不憫と思うと同時に、「爆発会社」を思い出しました。
>>500 「花火って甘い」と私の兄弟も言ってました。なんでも口に入れる子…
そうか、「爆発会社」だ!
「金曜日の集会」でしたっけ。背の高い女の子を好きなチビの男の子が出てくるの。
話自体もショッキングだったんだけど、あの二人がとてもとても可愛らしくて、
だから余計にせつない短編でした。うわーん
火薬全部が甘いわけじゃなくて、ニトログリセリンね。
ダイナマイトとかに使われる奴。
爆薬をグリセリンに溶かしてあって、そのグリセリンが甘い。
味も見た目も、ヨウカンそっくりだそうです。
503 :
501:2006/01/18(水) 03:03:07 ID:???0
>>502 _, ._
( ゚ Д゚)
じゃあヤツは何を甘いと言ったんだろう…!
紙か?紙部分のことなのか?
あと502さんがなんかダルジュロスっぽくてちょっと萌えた。
戦争中(か戦後まもなく)の話でさーそのニトログリセリンが甘くって、
なんか防空壕か何かに備蓄してあったそれをコドモがあさって、
ドカーン、っちゅー話あったよねぇ、何で読んだんだろ。
ニトロじゃないグリセリンは薬局によく売っているから
今度なめてみる。
「妖怪油赤子」って今とっさに思い出しちゃったw
恐るべき子供達で、あまくてやわらかいざりがにってすごい気になったっけなー
オマールエビはザリガニ
タラバガニはヤドカリ
恐るべき子供たちのジャン・コクトーつながりで今ふと思ったけど
グレッグとジャン・マレーってちょっと似てる(外見が)…
目の大きさと輪郭のせい?
510 :
花と名無しさん:2006/01/20(金) 00:36:02 ID:99aCyIa50
中学生の頃から萩尾作品を読み始め、気付いてみるともう40代・・・
何かの拍子に思い出す自分の理想の母親像は、オスカーのママ、マリエ。
若く、美しいままの記憶でオスカーの心に残る母親、私もこんな風になりたい、と
思ったもんです。(でも早死になんだよね)
マリエってサンドラと似たとこあるよね…
オスカーママも美しい記憶だけじゃなく、いやな記憶もあるけど、
美しく粉飾してるんだよ!子供として、自衛のために。
あれが理想はキビシイでしょ。
本人はともかくコドモのためにはなー。
ところでオスカーじゃなくてエーリクのママの事だよね?
オスカーママはヘラだべさ。
だね
>>510はマリエとヘラのどっちを言ってるんだ?
ヘラは「トーマ」の時より「訪問者」の時の方が
ヒステリックで怖かった。その分リアルだったが。
517 :
花と名無しさん:2006/01/20(金) 11:48:37 ID:AK0Zl0iqO
>510は、ヘラもマリエも両歩好きなんでない?
518 :
花と名無しさん:2006/01/20(金) 13:00:21 ID:fXq8XUSm0
中学生の時「ト−マの心臓」を読んで号泣した記憶があるんだけど
号泣するほどの人って私だけなんかな?
友だちに聞いても「泣かん。おかしいよアンタ」
今となっては内容も覚えてないんだけど…すべてが強烈だったのは覚えてる。
家庭教師をとっかえひっかえするマリエより、
とりあえず親友二人を愛したヘラの方がまだ良いな、母親像としては。
片脚なくしたマリエの最後のボーイフレンドのエーリクへのプロポーズには
ぐっときた。義父とエーリクのその後が気になる。
「湖畔にて」でスケッチ風に描かれてるね>その後
>>518 号泣したw
過去スレにも号泣したって人のレス幾つかあったね。
トーマも泣いたが「訪問者」はさらに号泣。
号泣はしないが、心に灯りが点ると言うか…>トーマ
ジーンとくるんだな。
訪問者は号泣というより、涙がぽろっとでてしまう感じ。
号泣したのはやっぱり残神。ラストじゃなくて中盤あたり。
「小夜の縫うゆかた」でいつも大泣きしてしまう。
残神や訪問者は物語やキャラにのめりこんで泣きたくなるんだけど
小夜はなんかもう、理屈抜きで圧倒されて泣けてしまう
子供の頃の懐かしさや悲しさへのノスタルジーが私にぴったり合ってるのかな
この前久しぶりにアメリカンパイ読んで泣いた。
いつ読んでもグランパが
「俺はリューを歌わせておく」というシーンが泣ける。
アメリカンパイといえば宝塚でやるんだっけ?
もうやったんだっけ?
527 :
花と名無しさん:2006/01/20(金) 23:17:46 ID:AK0Zl0iqO
泣いてしまったのは、「私待ってたのよ、ずっと待ってたのよエドガー!」と言って抱きついたメリーベルとエドガーの場面
…ホロリ
>526
やった。で、びみょーだった。
トーマの心臓がすき
でもトーマがなぜ死んだのか、考えても考えてもよく判んない
なんか閃いたような気がするけど、考えがまとまらないです
読み込んでる先輩方!どうぞ教えてくだちい
トーマの死については過去スレで何度か触れられたけど、どうにか大人になった人間から見ると、
何も死んじゃわなくてもねぇ・・・な感じだった、かな? まあ、色々意見はあるでしょうけど・・・。
>529
過去レス嫁。
これは突き放しているわけでなく、
ほんとにいろんな意見がでてるんだよ。
で、濃い論議が繰り広がれてる。
トーマが好きなら、大変だけど読んでみてソンはないと思う。
話きってゴメンナサイ。
どなたか、メリヘンリーフ社(?)発行の「とってもしあわせモトちゃん」てお持ちじゃありませんか?
かな〜り昔に出たものなんですが、表紙と中身がどんななのか知りたくて・・・。
あと、赤本のモトちゃんの表紙に、赤っ毛で巻き毛のオーバーオールの女の子が描かれてたと思うんだけど、あれ、誰かなぁ・・・?
>>533 メルヘンリーフの表紙は顔が隠れる位の大量の花を持っているモトちゃんと
それにびっくりしている赤毛でエプロンドレスの女の子(ななちゃん)。
内容はカラー37ページの絵本です。
ジョニー君と犬のナポレオンのイラストはタイトルの始めのページのみ。
とってもしあわせモトちゃん ななちゃんとモトちゃん
とってもしあわせモトちゃん もうすぐ春ですよ
モト・メルヘン・ワールド 泣き虫クラウン
ななちゃんは日本人っぽい。モトちゃんも一緒に納豆もちを食べたりしてます。
「もうすぐ春ですよ」の最初の2ページは赤本の巻末の「モトちゃん名シーン」と同じもの。
赤本の表紙はそれのバージョン違いみたいな感じ。服装も一緒です。
こっちは恥ずかしそうに顔が真っ赤なモトちゃんが花を差し出し、ななちゃんはにっこりしてます。
おお、迅速かつ丁寧なお答え、ありがとうございます。
ななちゃんなる人物ともお友達だったのですね。(そういえば服にイニシャルついてたかな?)
イギリス、カナダだけじゃなく、日本でも活躍してたのか〜、モトちゃん。
納豆もち、いいですねw 気になってたので嬉しいです。ありがとうございました。
トーマはもう死んでしまって肉体は無いのにユーリを常に支配してる。
そういやグレッグもサンドラもそうか。
やはりトーマは萩尾さんが20代だからこそ描けたものなんだろうなーと思う。
大人になってから読むと青くささ爆発だもんね。
瑞瑞しさといって欲しいぞ
トーマの透明感は年くってからじゃだせないよね。
読み手も思春期(もしくは思春期の感性がまだある人)に読んだ人ほど心を持ってかれてるし。
萩尾漫画は残神が初で、人間の描き方に惚れた。(特にグレッグとサンドラ)
だから萩尾の代表作で、
残神と同じテーマを扱ってると聞いたトーマを読んだけど、ピンと来なかった。
駄作と言う意味ではなく、
友情とも恋愛とも区別が付かないけど下心が無く純粋に相手だけを想える時代を、
見事なまでに描ききってると思ってる。
だが眩しすぎてw共感出来ない
これを多感な時期に読んでたら…と思うと、かなり悔しい.。
トーマは共感させるような話じゃ無い気がするよ。
綺麗だなーとかそんなん。
下世話な話ですがサイフリートはユリスモールのケツを掘った(セックスした)んですか?
その話も過去にだいぶ出てきたね
>544
フロイトとかで、煙草が何を象徴してるかとか考えてみればいい。
そしてユーリのタバコは、サイフリートとのことのみに注目されがちだけど、
彼の見るトーマにタバコを押し付ける夢というのと
セットになっていることを見落としてはいけない。
あれがあるからトーマの心臓はすごい。
…というのが知人のお説。
オスカーのタバコについても誰か解釈してくれv
トーマは小学生の時読んでハマったけど、あれを10代に読めてホント幸運だったと思う。
どっかの書評に3日3晩何も考えられなくて受験も止めてしまったってのを
見たことがあるけど、その気持ちに激しく同意した。ある時はユーリ、ある時はエーリク、オスカーに
感情移入してどっぷり浸かってしまってたよ。
今読んだらいい話だけど自分と重ねあわせたりはできなかったと思う。
他人事っぽく感じそうな気がするんだよね、・・・汚い大人になっちゃったよorz
でも今も変わらずバイブルだよ、ママン
中学校時代友達と「ル・ぺぺ」と呼び合ってた・・・
穴があったら入りたいよママン・・・
549 :
546:2006/01/21(土) 23:41:56 ID:???0
余談だけど、>546の見方(「ユーリのタバコ」は夢と告白でセット)を
教えてもらった時に、それまでどんな解釈や説明を読んでも、
理屈としては理解できても、心情的に納得のいかなかった
トーマの自殺の動機が、ストンと胸に落ちて来た。
550 :
花と名無しさん:2006/01/22(日) 07:55:14 ID:rlTqYTiXO
私は親がトーマを持ってたので小学生の時に読む事が出来ました。でもやっぱり分からない事だらけだった。
けどあれから8年経ち、何度も何度も読み返して、今でも新しい発見をします。すごく面白いです。親に感謝してます
今日の読売にバルバラの書評出てるね
一般書籍と同列で
>>547 >どっかの書評に3日3晩何も考えられなくて受験も止めてしまったってのを
ぱふに載ってた合田一志さんのことかな。
>>551 kwsk
551じゃないけど、出先でちょい読みしただけの私から一言
評者は川上弘美氏
作品は、私達が(冒頭の、青羽の)心地よい世界に安住することを許してくれない。
不安定な世界は次々に表裏反転し揺らぎ、私達は最後に、もとの世界でありながら
少し異なった位相にたどり着く。
そんな世界を直視するのはつらいことだが、そこには永遠のようなものがある。
…一度ざっと読んだだけだから正確じゃないです。
マンガとしてでなく(これは文学である、という文脈でもなく)、ひとつの作品として
しっかり評価してくれてます。
まともは評論してもらってるようで一安心。
555 :
551:2006/01/23(月) 00:13:49 ID:???0
うわ、放置しちゃってごめん
内容はだいたい553さんの書いてくれたとおり。毎週大きくとりあげられる六冊の中の一冊
として、写真入りで紹介されてる。
あとはこんな感じ。
「永遠つむぐ思弁的世界」
萩尾望都の物語を、私は安楽には読めない。あたたかな風呂に沈んだときの、
からだを解きほぐされるような居安さが、ないからだ。
硬質で美しいその描線のためではない。緻密で周到な構成のためでもない。そうではなく、
物語の中の世界が、揺らぐからなのだ。
表と裏は次々に反転してゆき、反転したものはさらに全く異なる位相のものに変化し
けれど再び紆余曲折しながらもとの場所に戻ってくる、でもそれが本当に元の場所なのか、
誰にもわかったものではない。そんな、ひとところに安易にとどまることを許してくれない
世界を、いつも萩尾望都はつくりあげる。
そのあと「バルバラ」の説明として553さんの書いてくれたような内容が続いて、最後に
萩尾望都の世界には「いつも永遠、のようなものがある。虚無、のようなものも。」
それを存分に味わって、とまとめてあった。
昨日たまたま池袋のジュンク堂行ったら萩尾書店てのを見かけてビックリ(このスレではガイシュツでしょうが)。
萩尾先生もハチクロ読むんですね。
>>556 既出。
でもウラヤマシス。
この間東京に出張があって、行こうと思っていたのに時間的に無理だったorz
どんな本が並んでいるのかな。
書評、なんで今頃なんだという気が
萩尾書店の出品物はジュンク堂のサイトで見られますよ。
ばっちりリストがある。それ見るだけでおもしろいです。
萩尾先生「働きマン」も「おお振り」も読んでるのね(!)とか。
小説(SFとか)のライナップも、心理系の本のラインナップも面白い。
昔はこまわり君もお好きだったみたいだし。
赤っ毛のいとこにはこまわり君も登場するし。
あれ自分で描いたのかな?
成熟度は人それぞれだから>550
今がハマる時期なら正直うらやましい。
今でも当時の自分の気持ちに出会いたくて時々読み直すよ。
そうやって話自体を求める気持ちとかつての自分の感性を求める気持ちが絡み合ってて、
なんとなくリデル〜を読んだ後の読後感に似てるなあと自分で思ったよ、
セツナス、ママンorz
先生はかなり乱読する方なんじゃなかったっけ
水曜日休みなんで、ジュンク堂いってみっかな
誰もいなければこそっと写真でも撮って来るw
>>560 みました。少女漫画系はやっぱりかぶってるの多くてちょっと嬉しい。
ゆうべBSのThe少女マンガの竹宮さんの特集を見たが
大泉サロンの話題で萩尾さんの話題も少し出るかなと思ったが
出なかった。
がーん、気づかなかった! 今日は「アリエスの乙女たち」で、明日は「摩利と新吾」のようですね。
(せめてBSマンガ夜話のHPでくらい紹介してくれヨ・・・)
名前は一度だけ出てたよね。
>>566 忘れた頃に再放送するから…
>>567 増山のりえさんが「自分も当時マンガを描いてはいたが
萩尾望都や竹宮恵子が出てきた時点でこれはもうかなわんと
筆を折った」ってとこね。
判断が早いなぁ。レベルが違いすぎたのか。
萩尾、竹宮レベルの漫画を描ける人は、そうそういないと思われ。
今でモナー。
よりにもよって萩尾・竹宮だもんね…
普通の感覚なら、大抵の人が筆折りそう
佐藤史生でさえ、両者の作品読んでるだけで満足といって
なかなか作品を描かなかったらしい。アシはしてたらしいが。
だからデビューが遅かったんだよな。
ひさしぶりに出てきたローマへの道を読んだら凄く面白くて感動・・・。
バレエシリーズはいいですね〜。
萩尾さんといえば外国の暮らしの素敵なディティールの魅力も大きいですが
最近は60〜80年代的な日本人が欧米に憧れて描く少女漫画も少なくなりましたね。
私もバレエもの10年ぶりに読もうかな。
内容忘れちゃってるから初見の感覚で楽しめそう。
ずっと気になってたんだけど
萩尾さんと竹宮さんは、現在は仲いいんですか?
今も昔も仲が悪いという話は聞いたことない。
仲がどうこうってそんなこと気になるもんでもないと思うが。
萩尾書店に山岸涼子とか大島弓子とかはあったけど、
竹宮さんのはなかったね。
だから仲悪いとか言うつもりじゃなく、やっぱり竹宮作品は
進められる人とそうでない人がいるからかなーと思った。
BSの番組、萩尾さん特集もして欲しいけど
むしろ彼女の方から断りそうだ
もうすでに萩尾特集やってます><
579 :
577:2006/01/25(水) 02:29:17 ID:???0
ごめん 見たかったわ
ポーの一族の特集だったね。>BS
ポスト萩尾&竹宮はおらんのか!
昔、ポスト24年組として坂田靖子とか水樹和歌とかたらさわみちとか
名前が挙がってた気がする。
吉田秋生、秋里和国の名前が挙がったときもあったな…
秋生タンはどうしてあんなことになってしまったのか、返す返すも残念だ。
今日の読売夕刊にエドガーキタ━━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━━!!!!!
先日のバルバラ評といい、萩尾づいてる
今って、作家が描く作品に昔以上に編集があれこれ言うのでは?
「こういう設定で、こういう内容のものを描いてください、こういう話はなしで」
みたいに。
なんとなく、2ちゃんなんか見てるとそういう風潮があるのかなーと思うのですが。
で、才能ある皆さんは本当に描きたいものは同人誌に発表するしかないと。
作家さんも、商業誌で描きたいことが描けず、簡単に発表できる同人誌に描く。
もしかしたらそれが、魅力的で斬新な作品が世に出るのを阻んでるのかなーなんて。
そらまぁ、
商業誌は趣味の雑誌じゃないから、売れなきゃ困るからな。
昔も今も、編集は口を出すに決まってる。
それは、悪い面もあるけど、いい面もたくさんあるよ。
コアなファン層を狙うなら、専門誌や同人誌だろうな。やっぱ。
今、少女漫画や少年漫画のプロ作家の同人誌ですごいのってある??
作家ものはあってもせいぜいアニパロみたいなのしかみたことないけど。
編集側の要求を適当にこなして自分の世界を出してしまうってのがプロでしょ
魅力的な作品を送り出す手助けの出来ない編集がいたらそりゃヘボでしょ
今現在バリバリ描いてる人で、ポストというか24年組の作風をまだしも
ひきついでる作家さんと言ったら、今市子さんとかよしながふみさんとかかな?
もちろんレベルは全然違うと思いますが・・・
24年組は背後に文学のにおいがする。
(作品が小難しいとか言うんじゃなくて。)
最近の作家さんはアニメ、漫画を見て育ったんだろうなという気配が濃厚。
良くも悪くも。
ポスト24年組…
最近の作家さんだとLaLaの緑川さん、草川さんに片鱗を感じるけど。
592 :
591:2006/01/25(水) 21:44:56 ID:???0
連投スマソ
最後の一文が抜けた。
ファンなので贔屓目かもしれません。
>>591 そうそう、文学だな。
そういう意味では自分は高野文子さんが文学を感じる作家。
ポスト24年組うんぬんは別として。
私は文学については明るくないので、アレは作家性だと思っていました。
表現の方法が文学から得る所多かったんだろうね。
構成とかからそう言うの感じる
読売を買いにコンビニへすっ飛んで行ったが・・・ガーン、夕刊は置いてなかった orz
図書館でコピーしんしゃい
どうしても欲しいなら販売店に直接GO!
森脇真末味は最近描いてないの?<ポスト24年組
>>598 森脇真末味(・∀・)イイ!ね。
SF描いてなかったっけ?
最近ハヤカワで漫画文庫が出ているらすい。
森脇真末味は文学というより映画と音楽を感じる。
ポスト24年組、森川久美とかね。
あの頃のLaLaとか、初期のプチフラワーって
今思うとどんだけ豪華なの?って面子だった。
特にプチフラワーは
24年組が好き勝手やるために作られた雑誌という感じで。
萩尾と竹宮が交互で風木とメッシュを
隔月で連載していたり。
木原敏江の夢の碑もプチフラ連載だったし。
吉田も秋里も坂田も佐藤も常連だったよね。
感じる感じる。甲斐よしひろの歌声が
確かに!
音楽はすごい感じる。
後に萩尾さんがビートルズファンだったことを知って、なんていうか腑に落ちた。
映画は上で名前が挙がってた吉田さん(バナナ以前)だな、個人的に。
萩尾さんは映画というよりミュージカル。
>>587 よみうり堂のコミック館の連載企画で、著名人のマンガキャラでの
ヒーロー&ヒロインをエッセイに書いてもらってる。
評論家の長山靖生氏の憧れのヒーローがエドガーなんだと。
3センチ角くらいのエドガーがカラー絵で載ってる(記憶では愛蔵版の
表紙の、正面顔のエドだと思う)右下にアランの頭が切れてるw
「永遠の少年」のまま時が止まったエドガーの紹介がされて、
女性は「少年の心を持った男性が好き」とよく言われているが、当の少年は
強さや完璧や絶対が好きで、永遠の「少年らしさ」など好きではないんだと。
中学時代になぜか男子校なのに少女マンガがクラスで流行っていて、
ポーに熱中した。老成した美少年のエドガーは三島由紀夫に教えてやりたい
ようなキャラで、自分に成長することの意味を教えてくれたんだそうだ。
繊細で軽やかな描線は、永遠の少年をとらえるのに最適だと少年たちは
思ったそうだ。
うまく伝わらなかったらスマソ
萩尾さんのコマ割が、なによりまず映画的。
モノローグ挿入然り。ネームも合わせて、その完結さが
字幕翻訳を感じさせるんだよね。
ミュージカル的な手法も多く語られているけど、
それとは別に、BGMが聞こえてくるような作品、場面が多いと思う。
アメリカンパイの「わたしたち、今葡萄畑を見なかった?」に影響されて、
ずっとそんな音楽を探しているおじさんです。
どうしたらそんなことができるのか、ずっとわからなかったけど、海のアリア
に重要なヒントがありました。
演奏家にはなりそこなったわたしですが、望都様は人生の師であります。
ほとんどの作品が自分には大切なもので、10回以上読んでる作品がほとんど
ですが、「10月の少女たち」など、あの短さで長編を読んだくらいの、充実
した世界を見せてくれる才能、賞賛する言葉を見つけられません。
海のアリアのどこがヒントになったのか聞かせてもらいたいもんです。
心の中に封印しているものが邪魔になるということ。
自分の心って、わかっているようで、全然そうじゃないことを認識できました。
そして、自分の心を見つめ続けることができたときだけ、探していたような、
演奏をすることが可能なことが分かりました。(ちなみに、演奏の具体的な
目標としては、ジャック・ティボーです。)
竹宮けいこさんの特集で、当時暮らしていた大泉学園映りましたが、
「キャベツ畑の相続人」の景色が残っていました。
相変わらずきゃべつ畑があったよ。
萩尾さんも大泉に住んでたらしい。
私事だが、
福岡から京王沿線に引っ越した時、
見渡す限りのブロッコリーとカリフラワーの畑が強烈に心に残った、今でも「東京」の印象はあの風景だ。
萩尾さんも、きっときゃべつ畑が印象的だったんだろうなー。
>609
ヴァイオリン奏者の方ですか。ティボーさん・・・たしかカザルスと組まれていた方ですね。
そういやアリアドがアベルと演奏するとき、なんとなくヴァイオリンの
イメージがありました。演奏続けて自分だけのものを見つけて下さい。
そう言えば、萩尾先生のお父さまもヴァイオリン奏者だったね。
612の方613の方、レスありがとう。
ついでにもう少し、漫画との類似点を感じられることを書いてみます。
ヴァイオリンの名器では、ストラディバリとガルネリという2人の作者
によるものが最も有名ですが、次のような話が残っています。
あるとき、ティボーがいつも弾いている自分のストラディバリが、
手元に無いときに、急に演奏しなければならなくなりました。
そこで、イザイ(有名なヴァイオリニスト)にガルネリを借りて、
リハーサルをしたところ、ちっとも鳴らないので、関係者もみな
訝しく思いましたが、そこでティボーは念のため借りていた
ストラディバリの方を弾いてみたところ、いつもどうりの見事な
音がしたそうです。 また、それを見ていたイザイがためしに
両方の楽器を弾いてみたところ、ティボーとは逆の結果になった
そうです。(イザイはいつもはガルネリを弾いていた)
ヴァイオリンの名器も、ペリンモンのような感応力を持っている
みたいです。
自分自身の経験でも、演奏中に音楽の内容と無関係にかっこつけたり
すると、たちまち楽器が鳴らなくなったりします。
そんな事より君のメール欄は何故全角なのか
大変失礼しました。
楽器解説興味深かったです。>おじさん
声楽もやるものとしては、ベリンモンの入ったアベルが
レクイエムを歌う感覚、、、スケールとか音域とかを越えちゃった
歌い方をしてるんだろうな、、、を想像して痺れました。
面白い。
「アリア」は連載当時ピンと来なくて単行本は未購入のままだったけど
また読み返したくなって来ました。
音楽を扱っていても「音」を感じさせるマンガって意外に少ない。
(作者がんばってるなぁと思うことは結構あるけど)
その辺萩尾さんは天才的と言えるかも。
>>618 >音楽を扱っていても「音」を感じさせるマンガって意外に少ない。
『海のアリア』以外なら…
『オルフェウスの窓』、『いつもポケットにショパン』、『のだめカンタービレ』
くらいかな。私が思いつくのは。この3作は、どれも演奏シーンがすごい迫力。
ページから音が聞こえてきそうな錯覚に陥る。
『変奏曲』とか。
萩尾さんで「音」(声)といったら、あれだなぁ。
地下にいるミューパントーの琴の音と歌声が、カルスト大地の無数の穴から地上へ吹き出すとこ。
それからラグトーリンが手遊びに弾いたビィンという一音、先にあがった『アメリカン・パイ』(特にタンバリンのシャランという音)、
『モザイク・ラセン』のA音、『グレンスミスの日記』中の陽気なお父ちゃんの歌声。オーゥ、ダバダバ♪
音楽と関係ないとこで印象的なのは、『スター・レッド』で郊外へ走り出たレッド・星とサンシャインが耳にした虫の声、
『百億…』のゼンゼンシティでの、ピィーーーーーュュ………。あの音、怖い。
>>619 同じく、オルフェウスの窓・のだめカンタービレは音を感じます。
いつもポケットにショパンは未読だ。
手塚先生も音の表現がすごいと思う。遺作のルードヴィヒ・Bとか。
萩尾作品だと、マージナルで水盤が壊れて水が溢れてるシーン。
確かチャプターのタイトルが「ホウリ・ナイト」だったせいなんだけど、
どうしても「聖しこの夜」がア・カペラで聞こえてきてしまう。
それと、ミュージカル調の作品(特に初期)は楽しそうな音が聞こえてくる気がするなあ。
私も銀の三角は音が聞こえてきそうな感じがしたな。
ミューパントーのまるで大勢が合唱しているような、のくだりとか。
音楽じゃないけど
ラグトーリンが山の中で一人、
祈りとも歌ともつかないものを歌ってたとことか。
「一週間」で、アランが鳴らすピアノの鍵盤。
「ホームズ」でエドガーが鳴らす呼び鈴の音。
上で森脇さんに触れた者だけど、あの人の描く
ライブシーンは迫力があると思う。
>>622 同意〜。
「銀の三角」はページのあちらこちらに音楽が見える。
ついでに、
「スターレッド」は赤と白の色をよく感じる。
なんか、モノクロベースで部分的に色を乗せた映画みたい。いいカンジ。
他の作家さんだと、
三原順さんの「はみだしっ子」、たまにピアノの音や歌声が聞こえる。
わたしたち、今葡萄畑を見なかった? で思わず吹いた私がきましたよ。
ええ、萩尾信者です。念のため。
私もあれは思わず吹きました
葡萄畑は見えなかったけど、アランのピアノの音は聴こえるように思います
萩尾信者です
>>610 最初の頃は3人で住んでいたも同然だったらすぃよ
萩尾さん、竹宮さん、増山w
増山さんは近所に住んでたんでは。
いやだから入り浸ってて、とかそう言う表現だとおもうにゃ
627ではないが
>住んでいたも同然
=入り浸りでFAだとオモー
>>625,
>>626 吹いたのも無理はありませんが、
いつか機会があったら、ティボーのフォーレのソナタ聞いてみて。
甘い風が吹いてきます。(ちなみに、ティボーはボルドーの出身)
「わたしたち今〜」は、表現がちょっとガラカメぽくて笑ってしまったのですね^^;
匂いや手触りまで感じたり、情景が浮かぶ音楽ってのは、すごく良く分かりますよ。
望都…おそろしい子…!
「アメリカン・パイ」は普遍的な内容だよなあ。
>>622 私は引き渡る風の音の方を強く感じる・・
PFで来月から連載開始?
本屋でチラッとしか見ていないんだけど・・・
ほんと?それはーうれしいーーー
>637
ホントだったらめちゃ嬉しい。
しかしほんとにエネルギッシュな人だなー>萩尾望都
あ、PFじゃなくてフラワーズです
連作短編かな
時夫だね(w
昔バイトでアンケートハガキの集計とかしてるときに
「○○望都」って名前の人がいた
萩尾信者の子供だったんだろうか??
『山へ行く』か。えらく簡潔なタイトルだねー。
谷口ジローみたいだな
↑それは、『犬を飼う』。w
次は海へ行く?
萩尾キャラの帽子ファッションが好き…なので今回の時夫?イラストも嬉しかった。
現実離れした美少女キャラがドールドレス(ロリータとも違うよね?)に合わせてる
お皿帽子やボンネットも好き。
流行やマニアックじゃなくて「あーこのキャラしか着ないなこれは」ってのがいい。
バルバラではライカのあのセンスが毎回気になってましたw
>>640 16ページで読みきり連載なのか。
ところでこれ時夫には見えないんだが。
(´-`).。oO(山へ行くのか・・・)
山男の話なんだろう
16ページって半神と同じページ数か。
短いけど萩尾作品ならきっと密度が濃いだろう、と
勝手に期待。
毎回16ページか。
登場人物が同じで話も少しつながってるような読みきりだといいなー。
ページが少ない方が逆に難しいよね。
萩尾さんの16ページもので秀逸なのは「ヴィオリータ」だな。
新作も楽しみ。
そういや昔はマンガスクールなどの応募規定は16ページが多かった気がする。
656 :
花と名無しさん:2006/01/30(月) 22:00:55 ID:Gv50wOhU0
基本に帰るってこと?ベテランなのに。
ブラックジャックみたいに、主人公は決まってて
毎回違う話がいいな。
山へ行く→柴刈りをする→川へ行く→洗濯をする→桃を拾う…と連載さ
れ、全話合わせると桃太郎になるというオチ。
んなわけねぇか…
桃は拾って食べないと桃太郎が作れないよw
その前に婆ちゃんがいないと、爺ちゃんだけで子供はt(ry
>>659 おそらく先々週あたりのトリビアネタ。
童話に改変される前の桃太郎は爺婆の実子だった。
川流れの桃を食べた爺婆は若返り、その後萌え燃えな夜を過ごし、
桃太郎が生まれた…というのが元々の話らしい。
関係ないけど桃娘(トウニャン)を思い出した。
スレ違いなので興味ある人は各自ぐぐってくれ。
>>661 ヘエェ!
子供にゃ聞かせられない話だ。>桃食ったバージョン
長めに実家に帰ったので「残酷…」とバレエ物読み直してきた。
すっかり萩尾モードになり「メッシュ」と「マージナル」と
「銀の三角」入れて荷物送ってしまった。家狭いのに…。
>>661 それ、随分前にトリビアでやったはずだけど、総集編だったんかな?
661さんの簡潔なまとめに脱帽。
>>664 私は今海外なんだけど、なぜ全集を持ってこなかったのかと…
第一期はあるのに第二期持って来てない。
今更メッシュが読みたくてたまらない。
>>663 絵本のおとぎ話は文部省“御用達”。w
おとぎ話はけっこう残酷だったり、なにかの暗喩だったり、暗い面も多い。
また、各地にいろんなバージョンがあって、どれが正しいとも言えない。
おとぎ話あるいは民話としては桃太郎はものすごく新しい話らしい。
直系の話のルーツがさかのぼれないことで有名。
「山に行く」かー。
桃太郎の原型って吉備津彦だと思っていた・・・・・・
山に行くとそこには大きな円盤が隠されていましたとさ。←クイズ・なんの話でしょう?
669 :
花と名無しさん:2006/02/01(水) 01:22:03 ID:HiLJmpzO0
その円盤に乗っていくと、竜宮城に着きました。 そしてそこで楽しく
過ごした後、乙姫様にお礼を言って又円盤に乗って帰ってきました。
するとそこには、砂にうずもれ崩れかけた自由の女神像が・・・・
いろんなのまじってるよw
実際、いくつか混じってる民話もあるらしいよ。
もともと口承だろうから、
古い話はオリジナルを探してもしょうがないかと。>民話、おとぎ話
>>665 先々週だか、今までのトリビアの好評?特集をやっていて、桃太郎ネタが出た。
>>655 応募は16と決まっていたよね。16じゃ何も描けない!となげく漫画家が
「まんがABC」に出てた気がする。
私が16ページで驚いたのはやはり「半神」
全ページ読んで、ページ数数えて、中身の濃さに驚愕した。
萩尾さんの短編は濃いよな。
「グレン・スミスの日記」だって大河ドラマ並みの展開なのに
たったの24ページだし。
TVドラマ見た友達に「イグアナの娘」貸したら、「こんだけ!?」って驚かれた。
>>674 自分は夢の遊眠社の「半身」の舞台を観に行った人に
貸したら、えっ…こんな短いの?と驚かれた。
ちなみに萩尾さんの漫画を初めて読んだそうな。
>>673 「グレン・スミスの日記」のラジオドラマを聴いた記憶がある。
なかなかの完成度だった。
ほんとに濃いと思います。「十月の少女たち」とか「赤っ毛のいとこ」
とか何ページだったんだろう。
その点で「残酷な・・・」は例外なのでしょうか。
自分としては例外的に1・2度しか読んでません。 他は大抵10回
以上読んでいるのに。
わたしとしては、「天使の擬態」のような感じの作品を期待してます。
話が逸れるかもしれないけど、
今は結構長編で、コミックスが何巻も続いてる少女漫画多いけど、
萩尾さんがポーを描いていた頃の少女漫画で、
そんなに長く続いてるものは無かったよね。
あのベルばらでさえ、長くやってたイメージがあったけど、
連載期間を見たらたったの一年だった。
萩尾さんの才能は言わずもがなだけど、短編作品が巧くなる背景が
あったかもしれないね。
ベルばら、たったの1年でも週刊誌連載だったからねぇ…
そのあたりは時代の差だとオモ。
60年代?に「読みきり長編 16ページ!」とかの表示があったって
モーサマと水野英子さんの対談で読んだ事がある。
>>679 毎週毎週‥ 子供心にも漫画家って超人だと思った。
昔のぱふひっぱりだして読みふけってみた。
萩尾さんの作品って語りたくなるのか、ヲタ以外にも書評や論評が多いけど
一番好きなのはこれ。手作り感満載で愛が詰まっている。
よく見たら編集皆二十歳前後だよ、共通一次受けてらっしゃるw
羨ましいな〜私も大学生とかでそんな仕事してみたかったー!
あのぱふは読み応えあったね。
トーマの心臓のその後、みたいな妙な二次創作マンがはなんじゃこりゃと
思ったが。
>>679 今でも少年誌には毎週発売される雑誌があるけど、
今は一年の間に何冊出る? ベルばらってマーガレットコミックスで
外伝含めて全10巻。 ・・・・・・今じゃ、考えられないね。
やっぱりパワーのあった時代なんだろうね。
>683
まだ低学年だったから信じてしまってたよ。
だってパロディって意味自体がわからなかったし。
半神で、B・Fにフリ仮名でビーエフって書いてあるのを見て驚いた。
昔はボーイフレンドをビーエフとも言ったんだよ。
OLを今だってオフィスレディじゃなくオーエルて言うように。
仮名は編集が振るんじゃない?別にそういう風にいう時代背景なのかな
くらいしか思わんかった
池田さんはベルばらの最中にデッサンがおかしいと気づいて
美大生にデッサン習ったんだよね。だからどんどん絵が変わっちゃったって。
週間のうえデッサンの練習・・・。超人だ。
下手に途中からデッサン習うと味が無くなる漫画家が多いけど
池田さんはどうでした?とスレ違いですが興味が・・・
691 :
686:2006/02/02(木) 04:06:55 ID:???0
ああ、書き方が悪かったですね。
そういう言い方をする時代もあったんだーっ!ていう驚きです。
何これ変なのーーってことじゃないです。
あでも、文庫化するときに、こういう今ではおかしいのって結構修正されると思うけど、
これはそういうのが無かったんだなーとは思いました。
別に直して欲しいわけじゃないです。
これはこれであじがあってよいとおもいます。
ベルばらのどのあたりからだろう、、。
確かに連載開始時は古臭いというか、下手だったよね。
オスカルも途中からかっこよくなったw
>>690 池田さんは習って正解。
デッサンだけではなく、ペン使いやタッチ、背景の書き込み等も勉強したんじゃないか?
(背景等はアシさんのお陰かもしれんが)
池田さんは取材して構想を練るということはしないで妄想だけで
展開してたそうでベルサイユには行ったこともなかったって聞いたな。
連載終わってから見に行って驚いたとか。
あちゃー、適当に描いてしまったってとこかな。
妄想であれだけ描けるならすごいやね
>>546 亀だけど・・・
自分はそんな論争wがあったなんて知らなかったからびっくりした。
目から鱗だ。ちょっとググッたら「火傷は性的虐待のメタファー」
なんてのが出てきた。
もう何年かトーマを読んでなかったけど、また出してこなきゃ・・・
「トーマの心臓」でタバコの温度はゆうに600度はあるということを知った。
>>696 トーマを読み返す前に、
精神分析の本を読んでみるといーのでは?
フロイトさんは何でもかんでも性欲に結びつけてて、
今となってはどーかと思うが。
萩尾さんの「阿修羅王」とか「ラーギーニのサッシャ」とかの
デッサンがグレープフルーツの別冊の金銀何とかに載っているのを
美大生の友達にみせたら「骨からわかっていてかいている絵だね凄いな」
て言っていたのを思い出しました。
美大出身だけど私もそう思った。
萩尾さんデザイン系の専門学校行ってたんだっけ?
そういうとこってデッサンの勉強もするよね?
キャラクターの書き分けもすごいですよね。
デザイン系の専門学校行ってたけどもう漫画家になることしか
考えてなかったからマンガばっかり描いてたらしい。
人物の筋肉のラインとかさー、指の関節ひとつひとつに到るまで
萩尾先生の絵は萌えまくり。さながら男性はダヴィデ、女性はヴィーナス。
ギリシャの神々見てるような錯覚おこすよ。
私も萩尾先生の描く男性の裸体ってきれいだと思う。
人間の身体って素直にきれいだと思える。
本当だね。
男と女の体の書き分けがイマイチなのがあれだけど。
グレッグの裸はごつくて中年らしいね。
スターにしきのの写真集でも参考にしたりしたのだろうか。
自分も女だからなんだかあれだけど、
骨格と筋肉のはっきりした美しいダヴィデやヴィナスもさることながら
萩尾さんの描くぽっちゃり成熟した女性の身体が好きでたまりません…
たま子ちゃんとかのはちきれそうなのも可愛いし
銀の三角の冒頭なんかもうね(ry
私はマージナルのアサシンのヌードだなw
こう書くとすごくスケベっぽくなるんだけど。
「若木のような」って形容詞のついた、
本当に皮膚に張りがあってしなやかなかんじの。
そういやメイヤードがうらやましがっていたけど
そういうメイヤードこそ・・・ジュル・・・・はっ いかん いかんw
メイヤードは片乳持ってたからそのコンプレックスが強かったのだよ。
それにしても片乳だけって不便そうだよね。どうやって生活するんだろう…。さらし巻くのか?
>>696 萩尾センセイの対談で、ユーリはどうしていいか分からなかったので
進学校に行かせた(逃げさせた)が、ジェルミは逃げなかった例と
言ってた。
だからジェルミに起こったのと同様のことを、ユーリもサイフリート
にされたのだと思ってました。
>>713 ある人の考察を読んだんだが、
神父になるということは神と結婚すること。
だからユーリは神となったトーマと結婚するんだってあった。
確かオスカーもラスト付近で、トーマは永遠にユーリを捕まえた、って言ってる。
初見当時、あまり深い意味まで理解していなかった自分も、どっぷりエーリクに
なりきってたのでw、そのオスカーの一言でおちこんだなぁ、そういえば。
トーマ、君の勝ちだ・・・!
716 :
花と名無しさん:2006/02/04(土) 04:33:30 ID:MdM/wpvSO
若いのにすごいよトーマ…
続編は「トーマの亡霊」ですね
作者は山岸涼子先生です
タイトルからして「トーマの心臓」だもんね。
死んでしまって肉体はすでに無いのに心臓の音だけが
聞こえる。ユーリだけに。
その時点ですでにトーマに捕まえられているが
意味を理解したユーリはトーマに向き合う。神の元で。
肉体が無いから成立する愛なんだよな。
>>709 アシジン?だよね?
彼のヌードはすごかったなー。デッサン見てるみたいで。
私はずっとトーマ眼中だった。(嫌いってわけではない、ナチュラルに無視してた・・・)
主人公はユーリかエーリク、もしくはオスカーを入れて3人の話、今生きてる人の話と思ってたので
トーマはしょせん死んでてフィジカルに係われないから主役群から外してた。
話の主役:ユーリ、エーリク、オスカー
話のテーマ:トーマとサイフリート
みたいに考えてたからトーマとユーリの話っぽく語られてると個人的には違和感大だが、
なるほどトーマも主役側にカウントするとそーもなんのね。
>>721 今の若い子達は、out of眼中の意味で「眼中」を使うのですか・・・
>>714 思春期の、相手が死んでしまってる初恋に殉じるなんて、ユーリは純粋。
自分なら、トーマへの愛は肯定するにしても、生きている別の人間(異性)
との未来を探してしまいそうだが。エーリクやオスカーは、大学時代に
ユーリへの恋から「卒業」して、女の子と恋愛しただろう気がする。
エーリクは義父と、オスカーは校長先生と末永く睦まじくやってホスイ。
ユーリは神学校でトーマそっくりの後輩に出会い、紆余曲折の挙句に
相思相愛に。(プラトニックでもよろし)みんなハッピーになって欲しいよ。
顔なり性格なり、トーマそっくりの子がいてもそれはトーマじゃないんだよ?
>>721 というか影の主役はトーマだと思う。
オスカーは狂言回し役であって主役ではない。
ユーリとトーマのある意味ラブストーリーでエーリクは触媒的存在。
眼中って…すごく好きなのかと思わせておいて…辞書引いちゃったよ。
眼中にないか外にしておくれ、それとも今時はそうなの?
アウトオブ眼中なんて言ったねー。ナツカシス
ノー眼中とかね
>>721 アウトオブ眼中とか眼中にない、とか書かないと意味通じないよ
高校生の妹に聞いてみたとこアウトオブとか長いのはつけない、
たまーに「てか、お前眼中ww」みたいに使わなくもないけどーと
言ってたがアホの妹の言うことだしな。
>724そっくりってエーリクがそうなんじゃ・・・
しかしやっぱあの話はオスカーが秀逸だと思うワケですよw
オスカーもので一番好き
自分もトーマは全然重要視してない方です。
トーマが裏主役に見る人は、神様=→トーマの物語って見てて、
自分とかは記号としてのトーマ=→神様と信仰の話って見てるからだと
思うんですけど。だからユーリと神様・信仰心の話とは思っても
ユーリとトーマの話とは思わないんです。
11月とかはトーマとエーリクの話=双子の話として読んでますが。
>730
>723へのレスです。
顔がそっくりだからトーマ扱いされてたエーリクの葛藤は
話の中にいっぱい出てきたのに、紆余曲折を経たとしても
冗談でも、そういう続きを望むのって何だかなーって思って
反射的にレスしちゃいました。すいません。
>確かオスカーもラスト付近で、トーマは永遠にユーリを捕まえた、って言ってる。
きっと、オスカーの言うとおりなのでしょうね。
ユーリに向かって
オスカーは、「ただ待っていただけ」と言い、
エーリクは、「僕の羽根君にあげるよ」と言い
トーマは、「君には分かっているはず」と言ってるけど。。
ユーリは、エーリクやオスカーの存在がなければ
トーマの愛に気づくこともなったのかもしれないと思ったりも
するんですよね。
ユーリは一生独身かなーと思う。
>>731 ユーリとトーマの話というよりトーマの愛に気づくユーリの話だと思う。
それにはエーリクの存在が無ければ成立しなかったけどね。
ユーリによって、永遠を手に入れた
トーマの話じゃないの?
>735
トーマのモノローグでそう言ってたね。
でも、もし「トーマの話」=「トーマ(が主人公)の話」っていう意味なら、
ちょっと違和感あるのでした。
それではまるでジルベールとセルジュみたいじゃまいかw
私は734さんのスタンス。
自分が人(トーマ)から愛されていた(いる)ことに気づいて、
自己を愛し、人を愛する道を取り戻したユーリの話。
だからトーマを愛するのではなく、世界への愛を取り戻したと、
私は解釈してました。
>738
あ、言いたかったのはそれだ! 言語化してくれてサンクス。
741 :
735:2006/02/05(日) 03:09:35 ID:???0
>>736 トーマはユーリによって記憶から忘却される死から解放された。
トーマはユーリが在る限り、この世界に存在する。
もちろん、その愛情はエゴには違いないが、それは
少年期だけに許された特権で、「トーマの心臓」というのは
その有限の時間を、どんな形であれ、なんとか、人が無限にするとすれば、
どういった形があるのか、という話なんではないか。
と、この頃思うようになりますた。
ユーリがトーマの愛を自覚したのは、サイフリートに*なことされて
「愛してる」と証文を書いたのをトーマに知られても、トーマは
変わらずユーリを愛してくれるという確信をもったということ?
トーマが死んだ後にそれを確かめる術は(ユーリの脳内の記憶以外)ないが、
ユーリ→ジルベール、トーマ→セルジュに置き換えると、ジルベールの
過去を知りながら同棲までいったセルジュも「過ちを含めて存在を丸ごと許容」
する行為を実践してる。萩尾氏がオブラートにくるんだ部分を
赤裸々に描写してみせた作品というべきか。
トーマはユーリがなんであれ許したし愛した。
>743
だね。
残神を読むともっとしっくりくる。
リリヤの浮気を許せずに自殺に追い込んだグレッグと、
リリヤを「愛していれば許す」と言い切ったイアンと。
トーマもきっと、
ユーリがトーマに惚れつつも財布に惹かれていった事実を知っても、
愛したんだろう。
財布w
GJ
ウホッ
財布ニート
金目当てみたいだw
そこまでホモとわかっていて、オスカーがユーリを押し倒さないとは…くくくっ
フィジカルな欲望は無かっただろ。
ジルベールとカールで風木やったらトーマの心臓っぽい
カールと比較すると、ユーリの人物造形の深さが際立つ。
(エーリクを殺すと凄むところとか、カールには無理)
パスカルも訳知りそうに見えて、実は冷たくて保身主義な小物。
遠くから見守ってやれるオスカーの方が、遥かに大人で頼もしい。
はいはいご苦労様
まぁでもオスカーは確かに大人で頼もしいよ。
さらに大人の目(バッカス)から見ると、
「おまえのほうが心配だ」ってなるんだろうけど。
それも愛しい。
何も知らないエーリクががんがんユーリとぶつかって行ったのに対し、
オスカーはユーリの秘密を知ってしまったから見守ることしか
できなかった。それが彼を大人にしたんだと思う。
事件の前のオスカーはもっと子供っぽい描写だったけどね。
オスカー、なに気にシャイなんだよね、、、。
トーマと財布(とエーリク)さえいなけりゃ、ユーリと仲睦まじくプラトニックに
結ばれていたろうに、、、。
ユーリ*オスカーが一番お似合いのカプだと思っているのは私だけ?
原作でデキてるわけでもないカプ語りは801板の専用スレに行きましょう…
オスカーがシュロッターベッツに入学した頃の回想シーンで、
「旅をしていたのでまわりの子より大人だった」旨の記述があったよね(本人談だが w)。
クラスメイトを「ひとつ年下のひよっ子ども」呼ばわりしてたし。
父親が母親を殺した、一年間旅をした、父が遠くへ行ってしまった、ほかに実の父がいた、だけでも十分だけど、
それでもまだ「おー さいこうさ! ヒッチハイクしたんだぜ」の頃はガキっぽさが残ってて・・・。
やっぱり決定打はユーリ事件だね。
エーリクに「ぼくはひとより少しばかり年とってんのさ」って言った時の表情なんて、わかっちゃった人な感じ。
でもそのオスカーが嫌がるエーリクを追っかけて、本を奪い取った時は実に楽しそうだったなー。
もっと大人な(?)バッカスが、「こんちゃす」とか言ってエーリクを通せんぼして、オスカーを手伝ってたのも印象的だった。
うーむ、何かバッカスの過去も知りたくなってきたぞ。
>757
ここ2、3日張り付いてるのがいるよね
成人してないのかもw
休みの日に引きこもって2ちゃんしかすることがなかったんでしょ。かわいそーに
キャラ板の萩尾キャラスレでもやおい話執拗にして数字板に誘導されてるしね。
萩尾作品は同性愛を題材に持ってくるものが多いけど、決してそれ萌えが
主眼じゃないと思うんだけどなあ
原作描写で印象に残るカプmyベスト
・マージナル マルグレーヴとナースタース
・ゴールデンライラック ヴィクトーリアとハーバート
・城 キャルガリ先生の奥さんとオシアン
…気が強い(ヒステリックという意味でなく)ヒロインが好きみたいだな私
好きなヒロインはもっともっとたくさん居る!
21才未満を801板に誘導しないように。
萌えと言うと軽い(し私は萩尾作品では萌えない)けど、男同士の
恋愛だとか執着も萩尾作品の重要な要素ではある。
ベストカプは、ミランとカティ(だっけ?)だなぁ。
ミランのダメな所を指摘して、なお可愛がってるふうで。
あと残神のナディアとクマさん。
ナディアが本性を現しても受け止めてくれてるクマさんの懐深さがいい。
イグアナのイグアナと恐竜の夫婦を思い出した。あのカップルも好き。
萩尾さんって、危なっかしいカップルをよく描くけど、
未熟な部分をがっしり受け止めるパートナーを描くのも上手いよね。
ナディアとクマさんみたいなカップルは少女漫画によく出てくる。
イグアナの主人公の相手もあんな感じ。
>763
「メッシュ」のミロンとカティなら私もいいカポーだと思う。
「造形の方がいむいてんじゃない?」てちゃんと指摘さえできるし。
しかし始めはメッシュに男と思われていたのにカティw
オズワルドとマドンナのカップルが好き。
姉さん女房ぽくて。
名前が出てこん・・・
ヴァレンタインの双子(弟?)とその若い妻のカポーもいいね。
エリックとポピィ?パピィ?
いつもあの奥さんの名前が出てこない〜
>>768 「エリック」だけでも思い出せる768天晴れです。
検索してみたら同じことぼやいてるのをハケーンしました。
しかも検索に引っかかったのはこのスレ
>>360 なんか笑ったよwww
↑そうだ忘れてた。
というわけで、ポピーですね。ありがd!
グリンジャ、アシジン、キラの3人はベストカプだと思う。
続編があったら3人でアシジンの岩屋でウマーくバランスとってすごく幸せに暮らしてると
思う。
ちょwwwこのスレでリヴやってる人いる?
ポーの一族ってチーム見つけたんだけどwww
>>771 う〜ん・・・・・正直3人て難しいと思う。
キラは野放図にどっちにもなつくし、グリンジャは厭世的な男だから
あんまり気にしないと思うけど、あのアシジンの嫉妬ぶりじゃ
いつか切れそうな気がする。
・・・・アシジンの感覚が一番まともなんだけどね。
ヘビ男も忠告していたし。
自分だけに反応する体というのは、男としては正直そそられます。
ということは、他人に反応されたら、すさまじく嫉妬するだろうな。
わお、そう書くとかなりエロスですね
だいたいアシジンとグリンジャは理想的に好対照なハンサムだったなー
女から見ると三人生活は理想郷ですね
マージナル読みたくなってきた
理想形だけど自分では味わいたくない愛のダントツが、
マージナルのマルグレーヴとナースタースだったりします。
残神のエリックとポピー夫妻はすごく好き。
バレンタインとの自我の境界があいまいなエリックも、ポピーには
はっきりと安定した愛情を持ってる。
ポピーが色々と問題のあるエリックを、それでもはっきりと自分の夫
エボニー(息子)の父親として常に対等に愛しているのが理由だと思う。
浮気とかじゃなくて、ジェルミやイアンをちゃんと異性として見ているのも
個人的に好印象。ウィリアムと並んで、とても安定した自我。
いい子だ…まだ17〜18ぐらいだよね?ポピー
結婚前のアナーキーなポピーもちょっと見てみたかった…
萩尾漫画で私的に最強に美しい男女の恋愛だった>マルグレーヴ・ナースタース
なんかまず名前で興味を持ったけど
私はラグトーリンとタカオが好き
というよりタカオの片思いが好きなのかな
彼の住む世界ではきっと最高の求愛の言葉を切々と訴えるタカオが切ない。
>彼の住む世界ではきっと最高の求愛の言葉
ああ!あれすごい切ないよね…素朴であったかくて悲しい
恋愛・・・か。私は<エルグ⇒星>かな?
独りぽっちの惑星で愛を叫ぶってのを小学生の頃に読んで衝撃だった>エルグ
ぼく球もそうだったけど
そーゆーのに弱いorz
マルグレーヴの名前はメイヤードだね。
高校のときに使っていた講談社の英和辞典では
マージナルとマルグレーヴが前後に並んでいるんだよね。
萩尾さんがぱらぱら辞書を眺めて心に残った単語なんかを書き留めながら
アイデアを練ったのかな、と思うとちょっと楽しい。
783 :
セーラ:2006/02/07(火) 12:18:39 ID:???0
なんだか分かんないけど、ニールさいこーよー!
タダとニールとこの娘売りますの女装の似合う彼が好きです。
サラッと書いてあるようなのに、魅力全開。
タダは続編でフロルに「もうやめなさい」なんてセリフ吐いて魅力減。
ていうか続11人いるは、なんかヤ。
785 :
花と名無しさん:2006/02/07(火) 12:36:55 ID:ty6eoQf80
やめてよ。僕、自分で自分がかわいそうになっちゃうよ。
「きゃー、ヒーフー!」 「カフカフカ・・・」
そうか、地球は私の巻き毛とは関係なく自転しているのか・・・ってのが面白かった。このセィラに、
「お起きなさいな、今日もいいお天気よー」って言ったルームメイトの名前、トイレスなんだよね? トレイスじゃなくて。
望都さんの軽いコメディって良いよねぇ。軽いばっかりで
終わってないし。
今は重たいテーマを重く書く方がいいのかな。
>>778 私もタカオは好きだな
あの後、良い人と巡り会って結婚出来ただろうか
1年後のタカオだっけ。ラグトーリンいなくなってから一挙に老けた感じがした。
誰かに言い寄られても、ラグトーリンをどうしても忘れられなさそうな、、。
マージナルでエメラダに執着してた男(うう、、だれだっけ)に通じるものが。
>>778 あのタカオの求婚の言葉が、
飾り気のない素朴さで、
だからこそ深い想いがしみじみと伝わってくるのが好き。
「泉をやろう」「寝屋の灯りも欠かさない」とか。
なんだか遙か昔に生きた人たちの愛情表現は、
なんとなくこんなかんじだったのかなと思えてくる。
>>789 >マージナルでエメラダに執着してた男
エドモス。
エドモスに片思いの色子宿の綺麗な子も切なかったな。
しかしエドモスの愛は重いと思う。寿命の件があるにしても。
最後の方でカレンといい雰囲気になってよかった。
男の俺が空気読まずに…
「残酷な〜」でリンドンの家に居る「マキ」のファッションがカッコ良すぎです
「マージナル」はラジオドラマから入ったので
原作を読むまでどうしてキラがアシジンのものとされるのか理解に苦しんだ。
読んで納得。確かにアシジンのものだね。
人の色子に手を出したグリンジャが悪いわ。
うへえ、ラジオドラマなんかあったのか
聴きたす
>>794 NHK-FMだっけ?
そのまえ、1980年ごろに「ポーの一族」もあったよね。
ラジオドラマ聞いてた私がきましたよ、、、。
メイヤードの最期になぜかアシジンの代わりにナースタースがいて、
メイヤードの秘めた悩みと相思相愛を確認するエンディングに、
「違うじゃんよ」とツッこんだ記憶が。
>>796 「ポーの一族」聞いてた・・・うは、年ばれそう。
確かエドガーは宝塚の人だった。
萩尾さんはほんとの意味でファッソンセンスのいい人だな〜と思う。
この娘うります!なんて、レトロだったりモダンだったりでほんと可愛い。
それにキャラクターに合わせた服装を着せるのもうまい。
793タソのマキもそうだし、ナディアのもっさい服とかw
イアンのイギリス貴公子風とか、ジェルミの虐待後の着込み方とか。
「マージナル」はラジオドラマ…
毎回トリハダ立たせながら聞いてた記憶が。
じゃあ出来は良かったんですかね?
逆?
>>776 >理想形だけど自分では味わいたくない愛のダントツが、
>マージナルのマルグレーヴとナースタースだったりします。
愛のほかは、ぜんぶ
ナ…ス…タ…ス…
くれると言った!
という言い回しに痺れた
涙ポロポロのナースタースきた、、、。
「嫌いだったんじゃなかったのか?」とさり気に彼女を見つめる第3の男、
従兄弟か?カンパニーの役員か?ナースタースの誰なの喪前はー!?
ラジオドラマも結構良い出来だと思うけどな「マージナル」。
やっぱり先に読みこんじゃってる人からみればツッコミどころ満載か。
実は今でもドラマCD持ってる。
これ、恐ろしいことにチャプター1つしかないんだよね。
2枚組みでそれぞれ60分1本勝負。
「愛のほかは全部くれると言った!」って、
ものすごく辛くて切ない言葉だよね。
>>806 ナースタースの現在の恋人だと思ってた。
>>804 カンパニーを支配するオクターブ家一族の若手のアド
多分親族だろうね。従兄弟ぐらいか・・・・・
メイヤードとナースタースも幼馴染の従兄妹とかなのかな。
メイヤードが言った「愛以外は全部やる」ていったセリフこそ
ナースタースへの強烈な「I Love You」だったと思われ。
絶対に子孫を作れない体の彼がそれしか言えないことを
ナースタースも半ば知っていたんじゃないかな。
>>811 ナースタースは半ばというより確信しているんだと思う。
だからすべてを受け取ったんじゃないだろうか。
お互いの考えていることをよく当てっこしたという子供時代、、、。
カンパニー親族の昼食パーティかなんかで豪邸のビュゥウティフルな園庭で遊ぶ
美少年&美少女が妄想できる。幼馴染の初恋だったんだろうなあ。
青春時代には身を捩って悩んだんだろうな、、>メイヤード
全部エゼキュラのせいだ。
エゼキェラ
>>813 自分の身体が段々サイボーグ化するに従って
触られる事を嫌がるようになっていったんだろうね。
せつない・・
確信してた派が多いですねー
知らないから、なんで?なんで愛してくれない?と悩んでると思って読んでいたけど
そう言われると確かに知ってた気がしてきました。>メイヤードの体
マージナルはマイベスト萩尾だ。
ナースタースがアドにバッグを投げるシーン
よく見るとコンパクトがふわふわ浮いてるw
そっかあ、重力1/6だもんなーと初めて読んだときに納得した覚えがある。
こういうところで芸が細かいのが読んでて嬉しくなる。
マージナルは名前が妙にはまるものばかりだった
ただサイボーグになったんではなくて、体が○○化(なんとなくネタバレ伏字)
してたのが男として壮絶な悲劇でしたね・・・それでなければあそこまで愛する女性に
秘密を抱えることはなかったかもしれないと思うと
(´-`).。oO(センザイマスターのように生きたい・・・)
美食三昧?
>>820 エスパーとして強大な力をもちながら、「うまいものが食えればそれでよし」と
達観しているところが素晴らしいです。
マージナル未読だったのですが、本日あちこち探し回って購入、
コーヒー屋で3時間ねばって読了。
やっと話に参加できる…
スター・レッドといい、マージナルといい、一人一人は逃げ道のないところで苦悩しながら生きていながらも
最後には個人の殻を抜け出した壮大なスケールでの救済を見せてくれるのがすばらしいなあ
自分の人生がどんなにつらくても、どこかずっと高いところできっと救済されるんだと思わせてくれて
また生きて行こうという気になれる
マージナルといえば、連載時、毎回扉がカラーだったので
リア厨だった私はせっせと切り抜いてスクラップしていた。
プチフラワーって印刷も他とちょっと違ってたのかな?
フラワーフェスティバルとかも異様なほどに美しい発色で…
>>817 鋭い観察眼だ!気が付かなかったよ>コンパクトふわふわ
マージナルは大好きだよー。キラのポストカードもらったなあ。
残酷でこっけいでグロテスクだけど、「苦しみのない、完璧に幸福な夢の子供」を
作ろうとしたイワンの愛は切ないと思った。
殺された母親と、愛を信じられなくなった子供の自分を救済しようとして、妻の愛も
自分も壊してしまったけれども…
マージナルはストーリーも面白かったしキャラクター(ナースタースとメイヤード)
にも入れ込んだな〜。リアルではまった萩尾漫画だ。
友人に布教するために年表や人物・組織関係図を作ったのを覚えてる。
緻密に作りこまれているのがわかってさらに感動した。
「愛のほかは全部〜」とその続きの「だから私は全部貰った」っていうのに痺れた。
ナースタースは知っていて、でもちゃんといって欲しかったんだろうね。
お互いに意地を張り合ってて悲恋になってしまったという。
ラジオドラマはメイヤードが塩沢さんだった。グリンジャはなぜか石田純一でした。
じゅんいちっすかw
それでも聴きたいけどやっぱり手に入りませんね
とりあえずタノミcomですでに復刻を小学館にお願い済みみたいですが・・・
ナースタースは加賀まりこじゃなかったっけ?
石田純一さんは呼び捨てかいw
ナースタースの田島令子さんも良かったよ。
マンガとは別ものっぽかったけど。
兼人さん・・・・本当にお亡くなりになるとは・・・・
マージナルラジオドラマ、カセットに録音していまでも持ってるけど
押入れの天袋かも…
カセットに録音してるけどカセットデッキがすでに無いよ〜
>831
うぷ出来なくてごめんね。金茶色と青がベースのすごくきれいなカードです。
『萩尾望都 プチフラワー新連載「マージナル」より』と、宛名面に小さく入ってる。
金髪&赤茶色の瞳のキラが、金色の砂丘に座っている。
(左に脚を流した横座り)ちいさく口を開けて、遠くを見据えているような無表情。
衣装は初登場時のものだと思う。白地に金茶とオリーブグリーンの縁模様の長衣。
青い長い帯の端を、背中から左肩にかけ、砂の上にまで流している。
視線の先、砂丘の上、青い空を背景に金茶色シルエットの男。
これが、髪型も目鼻立ちも彩りも巧妙にぼかされてて、グリンジャかアシジンかわからない…
マージナルの絵はすごく綺麗ですね、文庫版の金と青なデザインも素晴らしい。
PFコミクスかなんかの、モザイクラセンの漫画のカラー見たときは
先生、色のセンスねーな!と思ってしまったものですがw
>835
キラ恐いよキラ。エナジー吸い取られそうだよ。
萩尾せんせい、ヒカ碁は愛読してたんだよね?
デスノもお好きなんだろうか。
デスノは好きそうだ
萩尾せんせ、ほんとに最近の面白い漫画をちゃんと萌えて読んでてw
それがずっと現役たる所以だろうなー
鋼錬とかおお振りまで読んでるもんなー。
他にもどんな漫画を読んでるのか知りたい。
のだめも読んでるみたいだしね
>>821 あのオッサン、けっこう好きだよ。しぶといし。
あの多量の贅肉は、
最後で少しはキラ(あるいは地球?)の助けになったんじゃね?w
>>844 なんか分かる。養分になってそうw
何キロくらい減量したんだろうね。きっと100キロは軽いとオモ。
>>842 古いが陰陽師、はちくろとか・・・どっかで萩尾せんせお奨め漫画コーナーがあって
ここでもラインナップ出てた気がする。
現代でちゃんと面白い物を読んでるのが感覚が若いよな
陰陽師の後半のトンデモハッチャケをどう思うか博雅萌えの先生に聞いてみたい・・・
先生ならエジプトとか陰陽とか作者以上に一人で理解してそうだが
クラソプの糞映画も萩尾のオススメだし、宣伝と思うとなにもあてにならん。
SFものに嵌ってからは残神を、暗いし長いしとか思って倦厭して
久しぶりに思い立ち一気に読んでみるとすごく面白かった・・・
連載当時は早く終わってSFやって〜!とか思ってたがお馬鹿だったなあ
文庫買ったんですが、装丁も色も絵もすごく良い。
陰陽師はトンデモハッチャケでよかったのね。
私の頭がおバカだから理解できないのかと思った
スレ違いすまそ。
>>837 831です。丁寧に描写してくれてありがとう。
本が手元に無いので確認取れないけど、
多分単行本か文庫に収録されてる絵のことだよね。
小学館文庫の一巻の絵かな?
この文庫の2巻表紙の7人のうち、ガリバー、カレン、エドモスしか
わからないんだけど、他の人は名前のある主要人物ってわけではないよね?
それとも自分がなんか読み落としてるのか・・・
>>711 私はメイヤードは女性ホルモン増えてたから、アシジンにむしろ恋愛感情抱いて
るのかと思った。
もちろんコンプレックスもあるだろうけど。
>>798 エドガーの声だれー?!
エドガーファンで宝塚ファンの私としてはかなり気になります・・・。
世代は違うけど、もしかしたら知ってるかも。
って、二つともかなり亀レスでごめんなさい。
>>852 そこは両方の意味の含みっぽいですね>アシジンの体への想い
恋愛感情は疑問だけど、自分がまともにいってたら
アシジンのような体になったのに・・・とは思っていただろうね。
キラの対比として描写されてるようなとこがあるね。
どちらもハンパな性を持ち、片方は地球を滅ぼそうとし片方は再生する。
キラは夢を地球の意思とシンクロしたけどメイヤードは
屈折した感情から脱することができず、地球と共に滅ぶことを望む。
その前に現れたアシジンは生命力あふれてとてもまぶしく映ったことだろう。
>>825 そのキラのポストカード、うちにもある。
昔の事なので忘れてしまったが、あれは応募券か何かで
もらう物だったの? プチフラワーの付録だとばかり思ってたんだけど。
>>851 そう、文庫版第1巻の表紙絵でつ。
以前古本屋でポーの一族を大人買いし
このたび11人いる!!の文庫を買いました。
衝撃です。頭ぶん殴られたような衝撃と酩酊感。
何ですか、この溢れんばかりのSFマインドは。
白号に乗り込むときの宇宙遊泳シーンが最高です。
小学館文庫もなかなか好感の持てる作りなのですが、大きい判で読みたいです。
昔の作品は文庫じゃないと手に入りにくいですか?
次読むべきはスター・レッドかな
>>857 大きい古本屋(ブック・オフなどの新古書店もねらい目)を
探せば、赤いカバーの「萩尾望都全集」は置いてるとこには
置いてるかも。あくまで時の運ですが。
小学館のオンデマンドは初期の作品のそれも一部しか出てないし。
もっと増えないかな。
>857
何でもいいから手に入るものから読んでもいいよ。
たぶんあなたならOK.
>>857 昔、プチフラワーコミックスペシャルだったか
雑誌掲載と同じ版形B5版の11人が出てた。
あれはでかくて良かった。
>857
銀の三角が最高だと思うけど是非ハードカバー版とかで読んだほうが
いいな。古本屋とかに行けばあるかもしれないけど。
一角獣種シリーズとか、百億原作付だけどいいよ。
>862
ひぇ〜、安奈さんとくららさんだったのか、それはそれで聞きたかった。
マージナルは豪華なメンバーだったんだね、若山さんが出てたのか、
これも聞きたかったよ。
>>864 マージナル、リアルタイムで聞いたけど…正直言って最後の方でセンザ
イマスターがムーミンパパの声で「むぁ〜てえぇぇ〜〜〜」と言いなが
らキラを追っかけて来たシーンしか覚えてない。初めて聞いた時から既
に忘れてしまいたいって思ったドラマだったから。
>>862 データにちょっと補足したいなー。
図書の家のエメラダは堀川亮さん。
川村万梨阿さんはマザなエメラダとシロイホシだよ〜
ラインハルトがエメラダなのか!w
とにかく寒かった印象しかないんだが>マージナルドラマ
久々に聞いてみたくなったがデッキがもう家に無いや。
うーむ、なかなかいい声優陣だな。
(センザイマスターのムーミンパパがちと気になるけど。w)
これなら、面白いものに仕上がってるんじゃなかろうか。
聞いてみたかったなー。
(脚本がグダグダだと声優や演出がいくら頑張ってもどうにもならないけど)
漫画好きには、アニメやラジオドラマを嫌う人が多いけど、
思い込みや先入観にとらわれずに鑑賞すると、
けっこう楽しめるもんですよ。
いや、実写版11人はさすがにアレだろ…
全部が全部楽しめる、とは誰も言ってない。w
> 漫画好きには、アニメやラジオドラマを嫌う人が多いけど、
>思い込みや先入観にとらわれずに鑑賞すると、
>けっこう楽しめるもんですよ。
だね。
深夜の蟲/師とか観て思ったんだけど、
あのレベルでなら萩尾アニメが観てみたい。
CGとかアニメーション技術が格段に進歩した今なら
美しい萩尾アニメができそうだね。(11人アニメは涙がでた、、、)
アニメのトーマ見てみたいなあ。
竹宮さんの風木はアニメ化されたことがあったけどすっごく美しかったよ。
アニメ化はスタッフ次第だよね。
風木は安彦良和だったからなあ。当時の第一人者だし安彦氏の絵は
少女漫画のタッチとも親和性が高かったと思う。
セルジュの声はのび太くんだったけどw
作画はともかくアニメ化で問題なのは監督と演出。
監督独自のオリジナル解釈入れられたりすると…
原作を補完してより良い新解釈になるならいいけどね。
原作至上主義というのも、せっかくアニメ化するのにツマランかもな。
そのへんは好みの違いかと。
現在進行形の連載漫画ならアレだが
完結原作ものならまんまでもおkじゃねーだろうか。
関係ないけど、手塚のどろろが実写化されるんだg・・
>>871 わたしは友達と死ぬほど爆笑しながら楽しんだぜw
押井学なポー
大友克洋なポー
出崎充なポー
ジブリなポー
川尻善昭なポー
安彦良和な小鳥のスはちょっと真剣に見てみたいぞ
もしくは恩田直之な残神w
ジェルミがアムロになりそうだけど〜
ポーの動く城
>879
どれも見たくないなあ
他にない?
薩川昭夫のポー(あえて庵野とは言わない)
山田章博のポー
ピクサーのモトちゃん
ティム・バートンの11人いる!
スピルバーグのマージナル
リュック・ベッソンのエッグ・スタンド
ポランスキーのエッグ・スタンド
ジョージ・ルーカスのバルバラ異界
ベルナルド・ベルトリッチの銀の三角
ピーター・ジャクソンの百億の昼と千億の夜
ベルナルド・ベルトルッチのエッグ・スタンド
W・ペーターゼンの銀の三角
ジョン・ヒューズのオーマイ ケセィラ セラ
ケビン・コスナーのアメリカン・パイ
P・グリーナウェイの半神
J・キャメロンの百億の昼と千億の夜
これでどうだ!
ミタニンのトーマw
アン・リーの「ゴールデン・ライラック」とか
クリント・イーストウッドの「訪問者」とかなら見てみたい。
ルーカスのマージナル
アミダラなマザはいかがっすか?
アナキンなメイヤードはいかがっすか?
>ベルナルド・ベルトルッチのエッグ・スタンド
イイネ!
テオ・アンゲロプロスのグレンスミスの日記
エリセの訪問者
J・アイボリーのゴールデンライラック
T・ギリアムのマージナル
F・コッポラの訪問者
エリセとかアンゲロプロスとか同趣味の人がいきなりごろごろ現れたトキメキ…
ごめん、894と895連投した
あ、エリセ!って思って
でも萩尾漫画読む人はここらへん好きな人多そうなキガス
>>895 それはとても美しいものになりそうですね。(´ω`)
コッポラじゃバクチだなw
キアヌちょっと疲れた感じで訪問者はどうだろう。
いや、情熱はありつつもどかしい感じをやってくれればと…。
デビッド・リンチの残神
エドウッドのトーマ
タランティーノのバルバラ
黒澤明のモトちゃん
なんかときめく話題だな…
全然出てこないんだけどw逆に、アメリカンシネマの似合う作品はあるかなあ
「マリーン」を時空を超えた輪廻転生ラブストーリーにしようとして
派手に失敗するスピルバーグとか見てみたいような…
コーエン兄弟のバルバラ
>908
吹いたっw
鼻から、なんか吹いたっっwww
キャシャーンの監督の百億
>905
いいかも! ただ、すぐには見たくないけど。評判聞いてから。w
>912
映像がすごく面白いかも。見たいかも。
>>909 アメリカンシネマって、アメリカンニューシネマ の、あのへん?
それっだったっら、アメリカン・パイ なんかどう?
あと、案外トーマは、あのタッチかもしれない。
設定時代が被ってるよね。
ヌーベル・バーグは、ないかな?
オゾンでメッシュ。
シェローでもいい(「愛するものよ、列車に乗れ」な感じで)
リドスコでマージナル。
ニール・ジョーダンでポーというのはありでしょうか?w
それはインタビュー〜である種実現済みということでw
故人だけどデレク・ジャーマンで城とかなにか観てみたい。
モンティ・パイソンならWテリーでどう?
テリー・ジョーンズ脚本の「ラビリンス」は面白かった。
銀の三角 タルコフスキー
マージナル デビッド・リーン
デレク・ジャーマンなら偽王
……あー、そういや前に
パゾリーニで偽王 って、ここかどこかで
レスしたことがあったわw
パゾリーニで『偽王』か…
エグいラストになりそうでつね。
ビリー・ワイルダーの「この娘うります」
ゴダールのラーギニー
小津安二郎の訪問者
>924
いいね、見てみたい。
どれだけ映画監督を知ってるか、合戦
うーんただの羅列は、もうそろそろいい加減いいや。
>915や>917みたいにイメージとなる参考作品を紹介するとか
もしくはキャスティングつきとか、
もうすこし具体的に展開するなら、未見の作品を見る愉しみになるんだけど。
>915
サニエは容姿コンプレックスの女の子としてぜひ!
>918
4時間くらいの大作になってますます難解になりそうだ
でも見たい
フェリーニがやりたい放題の「偽王」
大島渚の「帰って来る子」
ヴェンダースの「アメリカン・パイ」
929 :
928:2006/02/13(月) 23:54:14 ID:???0
フェリーニがやりたい放題の「偽王」<「サテリコン」
大島渚の「帰って来る子」<日本人監督だし、変なサスペンスにはしなさそう
ヴェンダースの「アメリカン・パイ」<安直にアメリカのイメージ
キューブリックならSFからサイコもの、コスチュームプレイまで幅広いから萩尾作品に
向いていそう。
931 :
花と名無しさん:2006/02/14(火) 00:48:43 ID:jtyDcOQy0
萩尾さんの作品の中には風や柔らかい日ざし、小雨や匂いや温度など、
自然や時間、季節感などを感じる作品も多い。乾いた空気とかねー。
そのへんも上手く撮ってくれる監督できぼん。
バズ・ラーマンでメッシュとか
舞台のシーンかなんかは「ムーランルージュ」みたいにハデに
そのほかのシーンなんかは「ロミオとジュリエット」くらいのファンタジーさで
ドウデスカ
ジブリの「塔のある家」
>932
正反対に陰鬱な美しいイメージだからなあー
とは思うが、それはそれで見たい
逆に萩尾先生の描くコーラスラインとか読んでみたい
>>931 ジェームズ・アイヴォリーでしょう。イギリス撮らせたら。
ポーを是非。
でも有名な監督は個性が強くて作品を壊してしまう悪寒。
マジれすして悪いが。
有名じゃなくても作品ぶっ壊すのが日本の監督
ジブリのゲドを見るのがこわい、、。
スレ違いごめん。
ハウルは失敗だったな。スレ違いだけど。ゲドは原作者が
OKしなくて助かった。ジプリは好きだけどね。
ジブリ絵でトーマってどこかのサイトさんがやってたよね?
すごい似ててわろたよ。
既出かもしれないけど
文庫ででイグアナの娘を読んだら
マミちゃん(白髪)の頭が一コマだけ黒塗りされていた。
黒澤で、メッシュだな
酔いどれ天使の頃の風合いで
>>943 一緒になるもんのとこか
気がつかないで読んでたわ
あるいは、このごろ反抗してばっかりの視覚表現=黒髪染め
かなと思ったけど、なんとなく見つけて得意げに書いてみました。
>>943 わたしもなにげに気になっていた。
姉の結婚式なんで染めたと解釈しておこう。
バキ絵のトーマみたいなぁ
>>942 知り合いのサイトのことだろうか
画力があると「〜風」みたいのがすらっと描けて楽しいだろうなあ
同じ24年組同士でシャッフルはどうだろう
大島弓子のトーマと萩尾さんの綿の国星
萩尾絵猫耳はぁはぁ
942>949
県立シュロッターベッツ高校wのあるところなら、そうです。
プロフィール見たらすごく若い人でびっくりした記憶。
↑素敵なイカのお話… (*^^*)
残神を大きい方で読みたいと思ったんだが
すでにamazonでは文庫しか売ってないんだな・・・
>>951 おお、合ってたみたいでよかったです。確かにあの年齢であのクオリティは驚く・・・・・
24年組全盛期のときのテンションって今の若者には魅力的にうつりそうですなあ
最近の少女漫画ってなんとなーく淡白な感じがするし。
ヤフオクや楽天で全巻セットが山のように出品されとるよ
>>956 二冊だけ欲しい(他は大きいので揃えている)からセットは
と思ったらバラも売ってました情報ありがとうです!
>952イカマンガ超笑ったwこれ鳥とかだったらよくある話だけどイカw
自分21だけどギリギリ若い萩尾フリークかな?手を出したのは高校の時
萩尾っぽい漫画家ってチラホラいるよね?
色々問題な藤原薫とかBLだけど藤たまきとか
紺野キタあたりも微妙に傾倒してる気がする
>952
イカ漫画 やたらイカが上手いのはさぞ受験勉強のときイカを描いたんだろうな…
イカ漫画の人は親がどっぷり24年組だったんじゃないか
とかたけくま氏は書いてるね。そういう人けっこう居そう
子供のころ大きくなったらイカになりたいと言ってたので大層びっくらこいたげそー
今市子と船戸明里が萩尾さんの影響を受けてるなあと思う。
後者は多分少女漫画家じゃないけど。
でも独自の作風を確立してて、二人とも好きな作家です。
晩飯が自家製イカの塩辛だった。匂いと味の感覚がユーリもどき君が
イカと泳いでいるところでまざまざと蘇った。
なんか、、、これって新手のエロスなのかもしれない。
イカだけに触手系?
ユーリ逃げて!超逃げて!!w
>>963 だとしたら斬新すぎる
もしくは早く大人になりたいってことなのかも
>964
21以上なら数字板へドゾー
>958,962
船戸明里って誰?ってググッてみたら、あんだろの人か!
知合いが以前、「エマ」とは対極のインモラル・ヴィクトリアンだと
すすめていたんだが、そうか萩尾テイストなのか…
藤たまきは知っていた。まさに萩尾っぽいからと勧められたのがきっかけ。
「夏のなごりのばら」が良かった。
世評に高い「ホライズン」よりも萩尾のエッセンスを汲んでいると思う。
紺野キタさんは知りませんでした。今度読んでみよう。
「田園少年」というのがいいのかな?
968 :
967:2006/02/16(木) 10:06:52 ID:???0
訂正
「夏のなごりの〜」でイメージしたのは竹宮さんだった(変奏曲)
「ホライズン」がちょっとトーマぽい。
24年組の精神を受け継いでいるということで。
長々チラ裏すまんでした。
インモラル・ヴィクトリアンな萩尾!?すごい興味あるよ
紺野キタは自分はSALVA MEしか読んだことないんだけど
いわゆる少年モノで全寮制の学校とか美少年とかボーイソプラノとか
出てきて単純に紺野が萩尾好きそーだと思ったよ
イカ漫画の作者が24年組好きだろうなってのと同じ感じかな
>>952に出てくるイカ、城というより巨大な宇宙船に見えた。
私としては、紺野さんの代表作は「秘密のドミトリー」シリーズ(女学校の寮生活モノ)と思う。
イマドキじゃなくて、ちょっと懐かしい感じもするお話です。
>970さん
イカ⇒宇宙船(透明感が宇宙に似合う)
竹宮さんの『地球へ・・・』のアニメ版で、宇宙船が巨大なサザエみたいだったのを思い出したw
11人とかギムナジウムの話とかの初期作品しか読んだことないんだけど、
最近の作品でオススメあります?
残神って面白いですか?
>972
いきなり残神はきついような気がするw 男の子への性的虐待が前面に出ているので、
そこがダメな人にはちょっと。
逆に、そこさえ大丈夫なら面白くせつなく恐ろしく、トラウマの迷宮へループループ。
キャラ描写や絵の手法によってもいろんな深読みが出来るのも魅力だとオモ。
11人いる!→SF:「スター・レッド」「マージナル」「A-A'」「銀の三角(ちょっと難しい?)」
ギムナジウム →心の葛藤:「メッシュ」「ローマへの道」「イグアナの娘」「アメリカン・パイ」
社会派:「エッグ・スタンド」「恐るべき子供達」
「ローマ〜」を初めとするバレエものもおすすめ。
最近の作品の中では残神は欠かせないとおもう。長編大作。きついけど、
感動することうけあい。完成度の高さに心底びびりました。
973のSFリストは必読書。これを網羅したら最近のバルバラ異界や海のアリア
も是非一読を。
恐るべき子供達ははっきり言って芸術だと思ってる。
最近フラワー・フェスティバルを読んだけど、
はっきり言ってバレエ物は「ローマへの道」が一番だと思った。
ぐいぐい進んでいくストーリーの強さやキャラの個性なんかはさすが萩尾先生だと思ったけど、
蘇芳って子がいきなり仲間に入ってきたのは人見知りの自分には不自然な流れだったし、
なんだか兄の薫などのキャラは上手くよい部分が見えないまま話が終わっていった感があった。
少女漫画の宿命かも知れないけど、そういう人間関係のゴタゴタがわだかまったまま
最終的に主人公のみどりと相手役のサンダーの恋に収束していくのは多少強引さがあったような気もするし、
他の脇役も大して目立たないままフィールドアウトした感じも・・。
すいません、萩尾先生の作品に文句をつけるなんて産まれて初めてです。
単にバレエ物と自分とは相性があわないだけだと思います。この作品
好きな人は本当すいません。
きっと萩尾先生の作品の特徴(人間の持ってる嫉妬とかの醜さの部分とか、
最終的に恋愛に焦点が絞られるとことか)がこの作品では
自分にとって裏目に出たので、そう感じるのだと思います。
でも初めて不満だっただけに言ってしまいました!
別にあやまらんでも、それぞれの人の感性なんだからいいんでは?
わたしもこの作品のイブが鼻について仕方がなかった。
でも後で読み返すたびになんかだんだん可愛く思えてきたけどさw
なんかのインタビューで、萩尾さんは子供の頃に読んでた
バレエ漫画にすごくあこがれてた、って言ってたからなー。
バレエの衣装とか踊りもそうだけど、「継母」とか「松葉杖」とか
「不幸な家庭環境、でもけなげにがんばる女の子」みたいなのが
すごく好きだったんだとか。
フラワー・フェスティバルは、萩尾さんのそういった「昔のバレエ漫画」
へのラブレターみたいなもんなんじゃないかなー、と思った(松葉杖
以外は全部出てきたし)。
「フェアリー-完全犯罪-」が、甲斐バンドへのラブレターなのと同じで。
>>976 私はみどりの義母がダメだった。
バルバラの明美さんと同種の、自分が一番大事で、自分が他からよく
思われることしか気にしてないみたいなタイプの人に思える(みどりに
バレエを続けさせたくなかった理由とかいろいろ)。
978 :
975:2006/02/16(木) 19:20:31 ID:???0
怒られないかとドキドキしたからみなさん理解が深くて嬉しい。
バレエってある意味スポーツ物として描かれることが多いですよね。
昔の漫画とか、ライバルが妨害したりして、でも主役を勝ち取って、成功するみたいな。
蘇芳さんが強引に仲間に入ってその割りにライバルにもなりきれないまま
あっさり引いたから、少し拍子抜けしたというか・・。
あんないきなり一緒に食事してキャンプに割り込んだから、てっきり
何か理由があるんだと思ったら何もなかった。
私はみどりのパパが嫌だったなー。浮気してるし思い込み激しいし、挙句にそれを
娘に話すし。結局ああいう勘違いがあるってことは、そういうオコナイがあったからってことだし・・。
兄の薫もうじうじしてイブの子供を愛せないと言ったときは大して感情移入できなかった。
単に責任を取れない男って感じで。
まあこれも萩尾先生ならではのリアルなキャラクター描写があるからですよね。
漫画描くのに慣れすぎた大御所が自分の好きなように楽しんで描いた漫画の一つだと思う>フラワー
私はこういうのを壮大な同人誌と呼んでいます
なんか好きなように描いたらあんな嫌な人ばっかでドロドロした人間関係になるのって
萩尾先生って・・ゴホゴホ!!
主人公のみどりが最後まで人間味もあるが適度に無邪気でいい子なのが、
作品の清涼剤?的な役割になってると思う。
あれは萩尾先生の趣味なのかなーと思うよ。
そういう子がいい!と思ってるのか、自分がああでありたいという願望なのかは
わかんないけど。
既出かも知れませんが 百億がチャンピオンに連載された経緯って?
そうかー。私は結構「フラワーフェスティバル」好きなんだけどなー。
977さんも書いてたみたいにあれは、使い古された「典型的なバレエ漫画」の
設定を使って、どこまで新鮮なものが描けるかっていう萩尾さんの挑戦
なんだと思ってた。
「身勝手な大人たち」というのはその設定の一部じゃないかな?
それにあの大人二組の愛憎劇?があったことで、みどりとサンダーの初々しい
恋が余計にクローズアップされて、作品に奥行きが出たと思う。
そういう意味で上手いなあと感心して読んでたよ。
ちゃんと読んでておもしろい作品になってたし。
うん、安心おなじみの材料を使った萩尾オリジナル料理って感じで私は大好きだった。
水面下の愛憎にも揺れながら、あくまで自分の恋や人生と向き合ってるみどりが可愛かった。
あと、安易に天才がいないことも萩尾バレエ漫画の特徴のような。
「フラワーフェスティバル」で好きなのは太ったたまこちゃん。
踊りながら産み出すガイア?なんて見てみたいよ。
「フラワーフェスティバル」はバレエ娯楽物として素直に楽しめるから好きだな。
シリアスじゃないけどシリアスだけじゃないエンターティナーとしても
十分才能あるなって感じさせる。美形も、たまこちゃんみたいな個性的なキャラも
生き生きしてるし、背景も、バレエ学校とかの人間関係も全て魅力ある。
「この娘売ります」みたいな明るいコメデイも大好きなんだけど
ファッションとか、文化とかの描写はつくづく上手いと思う。
いい「案内役」としてみどりはいい感じに浮いて機能してると思うね
フラフェスはあの無収束ながら舞台に昇華していくかんじがとてもすばらしくて好きだ
現実でもみどりはスピリットの役だと思ったよ。
みどりを取り巻く人間模様。それぞれの歴史。
11人…しか読んだ事ないうちの家族が
バルバラ異界読ませたら面白かったと言ってたよ。
「フラワー・・・・」についてのレスを読んでて、ああそういえばそんな
どろどろが、いっぱいあったんだと思い出しました。 もう片手以上は読んで
いるのに、記憶にあるのは、みどりのキャラクターです。 「いつもポケットに
ショパン」をちょっと思い出すけど、みどりにはもっと同化できます。(おじさん
なのに)
>981
>百億
百億スレで聞いてみたら?自分はもう記憶がおぼろげで
自信が無い。確か原作者光瀬氏が絡んでるはず。
梅ついでに。
百億みたいな、一見地味で(ナイスバディのヒロインとか熱血ヒーローとか出てこないし
バトルの末に人類の未来が守られたりしないし)超難解な長編をチャンピオンに連載
するに当たって萩尾さんは
アンケート結果が悪くても打ち切りにしないでください。
最終回まで描かせてください。その条件でなら描かせていただきます。
と、
それだけを編集部に要望したというエピソードを知って、心底感心したことを思い出す。
そしてさらに梅ついで
>>981 SF板にも息の長いスレがあるけど、
懐かしまんが板の百億スレの方がそこそこ人が覗く頻度が高い感じだよ。
そういえば、マトリックス見て、百億思い出した人いませんか?
980を読んで思ったんだけど、萩尾さんは昔、「私が女の子を描くとどうしても淡白になっちゃう」って言ってて、
その感覚で見ると、ローズマリーがそんなタイプだと思う。
私はみどり(や「モザイクラセン」の美羅)の落ちつきのなさ(ゴメン、いい言い方が分からない)が苦手だったんだけど、
今は、微笑ましいねー、と好感を持ちつつ応援してます。
どなたかがエッセイで、萩尾さん(若い頃)のイメージは「ひえー、きゃー、あれー、よいしょ!」と書いてたことを、
みどりを見てると思い出しちゃう。
バレエものでは、先のローズマリーが出てくる「海賊と姫君」が好きだな〜。
あと、「ローマ・・・」に出てくる変人っぽい雰囲気のレヴィがいい。
ほかの話では感じが変わっちゃってるけど、シグとの掛け合いは好き。
実際にバレエで見てみたいのは、「青い鳥」に出てくるナイチンゲールの話です。