1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2005/10/13(木) 06:37:34 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2005/10/13(木) 06:38:40 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2005/10/13(木) 06:42:47 ID:???0
5 :
花と名無しさん:2005/10/13(木) 06:43:43 ID:???0
_ -ー--―- .._
ノ´ ヽ
〃 `ーく
, '´ \
/ /, ヽ、 ヽ
i 、 ( `、ヽ }リ il
(jり ノ , ヽ ヽノ Y' , リ
ノ / , イ 、、 }li il ! リ }((,イ
〃 , / { {{ r(_ノノ ノ人_ノノ〃_,イリ` }!
t {、 い.ヽ.__トこ._'⌒ー-,r_ニ.´^tフ,.イt 彳
/〃 {{下、.‐'フfrrヘ` i '{kタk {{ ヽ',.イ
いヽ_ハ. いヾ:ェタ. l ^'宀'´ !ラく小{
`爪_ ゝくヘ ´^ | ,ハ.ノノノ
``ヽ._ゝベ、 _´_ /、(し´
`いr、\ ´ー ` ,.イゝー'´
ゞ-ク{ `丶 .__ _,/l!ト、
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6 :
花と名無しさん:2005/10/13(木) 06:49:45 ID:???0
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Yl:!l:l::l { {{イ ヽ´{「ft;リ` ,r≠7
、!l:l::.い、ヽ ^ ー-' i{ヒタ7
ヽ-.ヽ_) |` /
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7 :
花と名無しさん:2005/10/13(木) 06:50:20 ID:???0
こんな朝は1乙が止まらない・・・
8 :
花と名無しさん:2005/10/13(木) 06:50:35 ID:???0
,. ‐'"´ ̄ ー- .
, ‐ ' _ ヽ ._
/ rく'´ ヽ `ー 、
/ / ノ } ノ ヽ
、_ノ ! / , ' } i }
〃 ノ / '´ ノ ノ ノ j } リ ト
{ ,/ {/ . '´ / / ,〃 / イ! ,ハ
、イ{ 人. / , '´ ,∠__, -' //ノ〃 }
} ヾ_ト、 { /{ /,.=、7 / ,r_⌒/ _,ノ
ヽ. {、_) ゝ{ ハ_ 小tツ{,.イし i{t;リ7 (
)ヽーr{ `7 ` ^` ` |`^ !ノ^
`ーr ヽ.),イし' ,! /
!{ l ^ー'´ __´ /
`` l \ ー‐ /
/! ` - .__,.イ
/ ,l ノ ヽ _,,. 、
_,. / ! ! / }ー ‐''7-‐' `ヽ
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9 :
花と名無しさん:2005/10/13(木) 09:41:52 ID:???0
1さん乙華麗&グッジョブ。
>>7 いや〜ん、三人のAAは離れずに並んでほしかった・・・orz
でも、
>>1たん乙
>1乙です!
○サイコ【psycho-】 英語の接頭辞の一。精神,心理,霊魂の意。
×サイコ【psycho】 (1)精神病患者。神経症患者。(2)精神病の。神経症的な。
サスペンス的な要素はあるだろうけどミステリとは違うと思う。
火サスと並べて考えれば、十分サスペンスだとオモ。
前スレの最後のAAにワラタよ。1さん乙鰈
バルバラ。
修正後の世界で、パリスが明美さんの子どもになっていたのは、
細眉キリヤの役割(バルバラを作る、火星の夢を見る)をパリスにさせるため、
細眉キリヤと同じ遺伝子を持つ子にしたのかな?
未来の細眉キリヤの遺伝子はどうなんだろう。
ダイヤの子ということになっているけど、
実はエズラと明美さんの子、っていうのはありなのかな?
>>1さん乙
>>14 ダイヤがエズラの血を引いているとか、パリスの子とか。
1さん乙借
カササギのパン屋の赤毛のドイツ人てのがなんとなくあやしい。
アフリカに南下した一族の血をひいていたんじゃないか。
でダイヤとマーちゃんはハジメちゃんの子供ってことで、火星人の
遺伝をうけついだ。
なんだか火星とエズラ族の関連がわからないのだ。
双方のコラボレーションからなる物語だよね?
>>16読んで、なるほどと思った。
分からないなりに考えてみよう。私ってバカなんだなーと最近思う。
>>17 地球に降ってきた火星人の心臓の残骸を浴びて火星人化し、
火星の記憶を持つようになったのがエズラの一族。
火星に渡った宇宙飛行士達が心臓を食べている=火星人化している、というエピが最後にあったが、
火星人の心臓の残骸に含まれる酵素で変化しているということだと思う。
間違ってたらごめん。
>>17 火星自体に意思があって隕石に付着した物質を媒介としてエズラ一族が
記憶を共有化できるようになった。
新たなデバイスを獲得する一方その代償として老化が早まった。
>>18-19 なるほど!
これ、きっと根底の設定なんですね。
皆さん当たり前のごとく理解してたんだ。
エズラ族と火星人とは互いに別の能力があって、
偶然、時期を同じくして云々・・・なんてこと考えてた。
エズラ族の特性そのものが、火星からによるものだったなんて。
ありがとう!
ややこしくモツレてたのが解けそうです。
火星の宇宙飛行士たちが心臓を食べるようになるのは、
エズラの夢のせいかと思った。
一族の行方がわからなくなってしまったエズラが、
火星で新しい一族を作ろうと思ったのではないかと。。
バルバラ人って特殊な性質を持ってはいるがみんな伸び伸びしてる。
かと思えばヒナコのように悲観して自殺する者もいるが総じて個性的。
アオバの作った箱庭のような世界だがそこに生きてる人はちゃんと生活してる。
火星の記憶は全体でひとつ、というものだからバルバラ人とはかなり異なる。
火星に入っても逆にバルバラの人は生活できないんじゃないか?
>>22 だからジョーカー地区の人たちはバルバラの中でも
異端視されてたんじゃないのかな?
エルグみたいな不死身な虫に放射能をあてて学研の雑誌の付録にするんだって
>>25 なにそのシーモンキー
まあでもそうやって火星人化の素を子供のおもちゃあたりに仕込んでおくと爆発的に
火星人化に成功するだろうね。
「ぼくの地下室へおいで」はキノコだったな、そういえば。
>>25は
零下200度の低温に耐え、濃度100%のアルコールも、沸騰したお湯の熱さもへっちゃら。
驚くべき生命力をもつアフリカ産の小さな蚊の幼虫が、科学教材として来年にも登場しそうだ。
「科学と学習」などで知られる学習研究社(東京都大田区)が、
独立行政法人・農業生物資源研究所(茨城県つくば市)の研究に目をつけ、新雑誌の「ふろく」への採用を検討中だ。
http://www.asahi.com/life/update/1013/004.html のことだね。フシギな生き物だなぁ。ホント、エルグやシッタータみたい。スレ違いゴメン
ム、ムーピー!?
ってスレ違いスマソ
>>27 外来種の生態系を壊さないように不妊化するとあるが環境の変化に適応して
繁殖できるようになったらどうすんだろ。
ジュラシックパーク?
血をすわなくても蚊は羽音が結構不快なんだけどな。
デング熱を媒介するデング蚊は、ジャングルから出て都会でも繁殖する
ようになり、飛行距離も生存日数も増えて進化し、シンガポールでは
社会問題になってるそうだ。(ニューズウイークより)
まずいよー、蚊の幼虫は、、、。
学研の科学とってるうちは真っ先に宇宙人に侵略されるかもしれないww
>>25-27 そうか、エルグはシーモンキーとかカブトエビと同じなのか。
言われてみればそうだな。目から鱗だw
シッタータはサイボーグだと思う。
33 :
花と名無しさん:2005/10/14(金) 17:22:28 ID:9KIjslyI0
学研の科学、やばくね?
抗議凸したほうがよくね?
>>27でしょ
生態系にまったく無影響なのかという疑念がある
不妊化、と言っても突然変異の可能性もあるか?
38 :
花と名無しさん:2005/10/14(金) 19:10:45 ID:O8AHD3Mu0
あるべきでないところにあるべきでないものを置いた場合の帰郷の願望は、時空をも動かす。
>27の件でとっさにエロキュス・ルルゴー・モアを思い出した。
やばいことに…と直感したよそれ見て。
100%本当に不妊なのか? 本 当 に 、 か ? 学研。
世の中に絶対というものは存在しないと思う。
学研のは確実に不妊化して市場に出すと思うが
そこから人気が出たならばいろんなとこから怪しい会社が
怪しいルートで怪しげな似て非なる生物を市場に送り出す可能性のが
心配だな。
大黒先生は怪しい人でもなんでもなかったのね。
大黒先生なにげにエズラ関係の重要なキイワードを追って研究してて、
なんか真実を分かっていそうだったのにイノセントなフリして、おまいは
ヨハネの共犯者か??、、って思ってた。
もっと親身にキリヤをサポートすることもできたはずなのにさー。
話の転換期に必ず登場して新しい情報を提供してたし
狂言回し的存在だったんだな。
大黒先生は、ドミとクラヴィがアフリカへ行くのにも手助けしてたな・・・。
時を超える大黒先生…はっ、もしやパンパネラ?
もしやキリアンの末裔・・・・・・・・!?
「それは もっと のちの 話となる」
782 :名無し職人:2005/10/14(金) 02:06:45
関西・関東の比較番組?でやってたけど、
関西なんかだと、お子さまから大人まで
街で知らん人から、いきなり
「バーン」ってされたら「うっ」って倒れてくれるらしい
(一方関東では「ハァ?」みたいな反応)
784 :名無し職人:2005/10/14(金) 02:17:11
>>782 友達の大阪人は「バーン」て撃つマネしたら
「うっ!」とか言いながら倒れた
よそからのコピペです。
エドガーって関西人?とチョトオモタので。
>>47 ああ、だからメリーベルが追いつけないほど足が速いんだ。
不老不死なのにイラチって、大変そうな人生だな。
>>47 萩尾さん関西での生活も長いみたいだからその影響か?
あのシーンは昔読んだ時はエドガーが子供っぽくて面白かった記憶が。
子供っぽいと言うより、私的には萌え萌えでした〜
何?とかゆーキリアンに
「アランに撃たれた」
と、起き上がるエド。
「そして君は僕を愛する姫と思い言い寄るまねをする」
記憶が違っていたらゴメン。
うう。違うような気がする。このシーンじゃないね。
>>51 いや、それそれ。<そして君は〜
伝説の「アランに撃たれた」
>>51 最大の萌えシーンじゃないか・・・
萌えスレでは伝説w
俗に言う「アランに撃たれた」ごっこ
ちょっと仲間うちで流行った
トーマ〜のハードカバーって中身全部モノクロ??
カラーページがカラーのまま収録されてるのってありますか?
>>55 トーマのカラーページって、私の記憶では1回だけしかない。
しかも扉ページは、高橋亮子の『つらいぜ!ボクちゃん』と半分こになってたし。
新連載の時だって、2色カラーだったもん。
古い記憶をたぐり寄せました。
トーマの新連載の時は2色刷りでした。美しい絵のプロローグ篇。
で、1色刷り(というか普通のモノクロページ)になったとたん
絵柄が古く(て言うか下手に)なりました。
当時のわし「エエエエエ?」
ああ、昔描いたゲンコーね。と納得するまで数年かかりました。
トーマのカラー原稿は、初回と、エーリクがユーリと同じ部屋になり
やって来た回の二回だけが赤黒2色原稿でしたね。
フルカラーは、56タンの言われるとおり、つらいぜ!ボクちゃんと表紙が
縦半分ずつ。めくるとトーマの詩のような文章だった気が…
それは、お話の中の流れの1ページでなくて、特別ページのような感じでした。
ページ数もずっと13ページが続き、他の先生に比べて少ないのでちょっと不満でした。
でも先生には精一杯のページ数だったらしいです。連載の最少数ページが13だったとか。
「ヴィレッジ」という映画を見たが
萩尾さんのブラッドベリ原作の「びっくり箱」を思い出した
60 :
55:2005/10/17(月) 23:08:27 ID:???0
>>56−58
ありがとうございます。
小学館文庫の全モノクロしか目にした事が無いんで、
初回冒頭の数ページと、同部屋シーンの
カラーページをカラーで見たいなぁ・・と思ってたんです。
それは知らなかった・・2色カラー??
鮮やかなフルカラーなんだと思ってました・・。
61 :
56:2005/10/17(月) 23:17:50 ID:???0
>>58 >めくるとトーマの詩のような文章だった気が…
そうそう! 横顔のユーリと少し離れて見ている正面顔のエーリク。
うろ覚えだけど、「さよなら ぼくは行くよ そして君は何も失う物はない」とかいう
トーマの心情をつづった詩。コミックス収録時には省かれていて、
「じたい 悪くなるいっぽう 何を考えているのだろう あの勤勉な委員長は」って
エーリクのセリフに変わってましたね。
>でも先生には精一杯のページ数だったらしいです。連載の最少数ページが13だったとか。
(ToT) そんな事情があったのですか… 悲しい事だ、先生にとっても読者にとっても。
私にとっては、後にも先にもトーマほど翌週の続きが待ち遠しかったマンガは、
他にありません。
リアルタイムで掲載されてるの読んだのは11人が最初だから
自分はかなり遅いファンだ。
63 :
55:2005/10/17(月) 23:43:57 ID:???0
ミスってます・・
訂正
>>56-58 それでもう一度質問です。
そのカラーがそのまま収録されてるのって、今迄であるんですか?
ハードカバーなら入ってるのかね?と思ってたんです。
あの中身って、どうなってるんでしょうか。
カバーしか分からない…
ぎゃーー >未収録分
どの作品もこういう話とか、リアルタイムで読めなかったの、何かと辛い・・
もっと遅い私は、生まれてねーー
あと連載が13pだったっての、文庫だと
読んでてどこが区切りなのかな?て思ってました。そんな短かったりするのか。
64 :
58:2005/10/17(月) 23:48:46 ID:???0
>>61 うろ覚えですが、そのころの読切「まんがABC」に
トーマはこんな修羅場でやってます、と部屋が紹介されてましたね。
とにかく連載は最低でも13ページ以上を欠かさず描き続けなくてはならなかった。
ネーム、下書き、ペン入れ、〆切、つかの間の休息、すぐに次のネーム…と
ぐるぐるぐるぐる。頭の中も肉体的にも大変だったようです。
その上、当初アンケートがあまりよくなくて打切の危機だったのですから…
・゚・(ノД`)・゚・。
萩尾望都の世界にトーマの心臓の扉絵が載ってたりするのですが
ほとんど白黒ですね
私もリアルではないので、
>>63さんと同じく文庫を読んでて
どこが区切りなのか気になりました
66 :
58:2005/10/17(月) 23:57:15 ID:???0
リロードしなかったorz
>>63 トーマの連載は、あとで単行本で読んでもどこで連載の区切りだったのか
わかりにくい典型例ですw
先生の切り方が、一般的な漫画家さんの連載の切り方と異なるのです。
初回は、ユーリがトーマの手紙のことを「わからない…」とつぶやく場面、
それからは(表紙を除き)12ページずつで切っていってください。
(単行本書き足しもあるので、少し違う回もあります)
67 :
58:2005/10/18(火) 00:02:16 ID:???0
もし興味があるなら、それぞれの区切りの回を一覧にしますけど…
一般的なマンガのよくある区切り方として、その事件やエピソードの場面で終わり、
次週は別のシーンに飛ぶのが普通ですよね。
先生はそのまま次週も同じ場面の続きから連載が始まります。
なので、単行本でまとめて読むと面白さが際立つタイプなんだなと
思った記憶があります。
68 :
56:2005/10/18(火) 00:34:14 ID:???0
『トーマの心臓』を連載時に合わせて区切ってみました。
文庫本をベースにしています。ご参考までにどうぞ。
第1回 P3 〜 25
第2回 P26 〜 37
第3回 P38 〜 49
第4回 P50 〜 61
第5回 P62 〜 73
第6回 P74 〜 85
第7回 P86 〜 97
第8回 P98 〜 109
第9回 P110 〜 121
第10回 P122 〜 133
69 :
56:2005/10/18(火) 00:39:23 ID:???0
文庫版『トーマの心臓』、連載時の区切り その2
第11回 P134 〜 147
第12回 P148 〜 159
第13回 P160 〜 171
第14回 P173 〜 187
第15回 P188 〜 201
第16回 P202 〜 215
第17回 P216 〜 229
第18回 P230 〜 243
第19回 P244 〜 257
第20回 P258 〜 271
70 :
56:2005/10/18(火) 00:45:13 ID:???0
文庫版『トーマの心臓』、連載時の区切り その3
第21回 P272 〜 285
第22回 P286 〜 299
第23回 P300 〜 313
第24回 P314 〜 327
第25回 P328 〜 341
第26回 P344 〜 357 (*P343は加筆)
第27回 P359 〜 371 (*P358は加筆)
第28回 P372 〜 385
第29回 P386 〜 399
第30回 P400 〜 413
第31回 P414 〜 427
第32回 P428 〜 441
第33回(最終回) P442〜455
72 :
56:2005/10/18(火) 00:47:36 ID:???0
>>67 ありゃりゃ!!! 58さんすみません。リロードしないで書きこんでしまいました…
間違いがあったら訂正をお願いします。<(_ _)>
区切り、一覧にしてくれるなら嬉しい。きぼんぬ〜。
75 :
74:2005/10/18(火) 00:55:48 ID:???0
<(_ _)>
ウザス
そんなに区切ってたのか!
おお〜そんな長期連載だったとは知らなかった。
>>64 トーマは少コミ1974年19号(5/5号)〜52号(12/10号)で、
「まんがABC」は別コミ74年6月号。
そんなトーマ連載の修羅場中にも別コミに描いてたのはすごいですね。
>>63 トーマのカラー原稿がそのまま再現されてる本はあるのか、については
FCと小学館文庫(旧版)では再現されてないとしかわかりません。
小学館叢書のトーマは?どうなってるんでしょう。
小学館叢書では白黒印刷ですね。
「別冊太陽 子どもの昭和史少女マンガの世界II」には
トーマ連載1回目の2色カラーが4ページ載っています。
ちっちゃいですが。
すごいなー、熱いなー、みんな!
ふと思ったんだけど、これだけの熱い熱いファンに答えるべく
萩尾先生は記念館作ってオリジナル原稿とカラー画のおっきいのとか
を展示するべきだと思う。
初期の頃は編集部も管理が雑で原稿紛失とか割と多かったようだ。
「あそび玉」もたしか原稿が無くなってたんだよね。
複製を修正して単行本化したんだよな。
複製っていうか、ゲラ刷りだったっけ?
ためし刷りみたいなもんでかなり荒いので、
修正が際限のないホワイト地獄だったとか。
>>81 それに加えて、単行本や文庫に入らない雑誌の質問コーナーや
次号予告の小さなカットも展示してほすい。
>>81 本人ではなく周囲がやるべきだろーな。>記念館
>>83 本引っ張りだしてみた。活版ザラ紙のゲラ刷りだったとのこと。こりゃホワ
イト地獄にもなるわな。
デジタルで修正出来るようになるまで収録待っててほしかったと思ったがも
う遅い…。
せめてポーとトーマの雑誌掲載サイズカラー判は出して欲しいな。
それからチェリッシュギャラリーの再版キボン
何年か前、なんでも鑑定団に「トーマの心臓」の扉らしい、原画が出ていて
評価価格が何百マンと高価だった。
エーリクとユーリが石畳を歩いてるシーンですた。
>>89 私も見てました。当時先生が少コミのアンケート結果を上げるため
トーマの表紙原稿をプレゼントしますと告知して、ファンに毎週抽選で
あげていたものです。
鑑定団のサイトいったら載ってました
当った人すごくうらやましい
このスレにいたりして・・家元さん・・・
>>92 75万かー
もっと行ってるかと思ったが。
当たっていた人いるんだー!>トーマの表紙原稿
当時私設ファンクラブ会報に、
「周囲の誰も当たっていない。本当にプレゼントしてるのか?」
みたいなこと載っていて、実はちょっと疑っていました。
わしもハガキ出しました〜。全部外れたけど。
連載が危ういって噂がありましたので、厨房の少ない小遣いから週に2枚。
アンケと扉絵分を、せっせせっせと出しました。全部外れたけど。
我が青春に悔いなしです。全部外れたけど。
雑誌掲載サイズ出たら嬉しい。11人いる!みたいなの。
最近小さい字が読みづらくてさ・・・・
>>96 ありましたね!確か、アニメ映画の「11人いる!」の公開時に
タイアップで出た。買いました^^
>>95 全部はずれた事への悔いがありありとw
ほほえましいw
だから俺が望都ちゃん嫁に貰って、権利占めて記念館作るってば
>>95 私も第1回からせっせとハガキ出したよ。
全部外れたけど…
いきなりだけど
萩尾先生が亡くなったとしたら、
もう永久に空いたままだろうな。萩尾枠。
手塚枠でも空きっぱなしなのに。
枠?どういう枠?
SFも描けて、本格的人間ドラマも描けて、コメディもOK
30年以上内容が衰えず現役でいられる天才(あまりマンセーするのはよくないが)
50年に1度の天才だと思うなやっぱり。
先生には長生きして書き続けて欲しい、、、、。
先生って今おいくつ?
やっぱ萩尾さんの漫画のように複製を作って欲しいわ、今後の漫画界の
為に。。。。。しかし同じようなテーマの作品を発表するのかな???
とりあえず自分がいったのは立場とかポストとかそういう意味合い的な枠なので、
そういうもんともまたちがう。
別に萩尾先生と同じような作品を作る必要はない。系統が全く違う奴は枠組みも違うから入れないけど
、、、、。
。。。。。
多用ウザ
>103
萩尾先生ってもう50年以上経ってんじゃないの?正確に年数数えてないからわからんけど・
自分的には200年に一度の天才。
なんだこの流れ
狂信者ぽくてキモイお
昔海外旅行中飛行機の事故に遭ったよね、萩尾さん。
その時はニュースで名前が流れて心底心配したよ。
ご無事で何よりだったが。
>>106 竹宮さんはマンガ描かずに教授やったりしてるし24年組の中でも
萩尾さんがいまだに現役最前線って感じだよな。
>110
そうだね。
大島さんも全然アレだしね
>>110ええっ本当?日航ジャンボじゃなくて良かった。
竹宮さんが断筆してるのも知らなんだ。
なんかマンガ界のことには疎い。萩尾さんしか読んでないから。
竹宮さん断筆してませんよー。
一時期大学で教えてたそうですが
今は短編や短期連載を中心に描いておられます。
山岸さんは?現役ばりばりだと思う
バリバリじゃないですか。テレプシ
スレもバリバリ
>>101 最後の1文で、「萩尾>手塚」と読めるのだが。
逆じゃないか?
>>114 竹宮さん個展の合間とか大学の夏休みなんかにバリバリ書いておられるようだ。
まだ教授されてるんじゃないのかな?
萩尾さんは連載もちで走り続けてて本当にすごい。
>>116 ご本人が必死で否定しそうw
そう?わたしは微妙に「手塚>萩尾」ととったけど
手塚枠でさえ空いているのに、萩尾枠ならなおさら埋まらないだろう
と訳すと
手塚が過小評価となるな
少女漫画界のクイーンと漫画の神様ってことで同列でいいんじゃないの
>>110 1982年の末にモスクワ旅行中、乗っていたバスが事故に遭ったというニュースは
知っています。新聞にも名前が出て、ファンはすごく心配したみたいです。
そのほかに飛行機事故もあったんですか??
122 :
110:2005/10/19(水) 16:43:22 ID:???0
>>121 ああ、それですね。なぜか飛行機と勘違いしてました。
流れ豚切りですみません。
なんか、巷では盗作問題が話題になっているようですが、
二十数年位前、萩尾さんの「オー・マイ・ケセィラセラ」のモロパクリ漫画を読みました。
全集(赤)が出た後だからこそ判ったんですが。
主人公の巻き毛や、物語の進み方などがそっくりだったと思います。
少女心に、「許せん!」とムカついたのを覚えています。
あと、「ゴールデンライラック」のストーリィもパクられていたような。
両方とも少女コ●ック系だったかと。知っている方いらっしゃいますか?
萩尾さんに心酔してプロになった作家は多いし絵柄も似てしまう人も
結構いたけど、内容までモロパクリなんて正気じゃできんだろうなあ…
萩尾さんより好きな少女漫画家はいる?
それを聞いてどうだというのだ
>>125 ただ興味があるのです。皆萩尾さんを絶賛するから、もっと好きな人がいるのかなって・・・
あ、間違えた。↑は126さんあてです。
>>126さん
20年近く、もやもやしていましたもので、申し訳ありません。
「ゴールデンライラック」に関しては、
発表から割と近い別コミに前後編で掲載されたもので、
割と好きな漫画家さんだったのでショックを受けました。
ラストシーン(幼馴染が木陰で再会)などがまったく似通っていたので・・・
>>125 大島さん山岸さん川原さんくらもちさん岩館さん佐々木さん
この人たちは特別でほとんどの作品が大好き。
萩尾さんの場合は好きな作品とそうでない作品が多いから
心底萩尾さんが好きとは言い切れない。まぁ好きなのは好きって程度。
>125
少女漫画家と言い切れるか微妙だけど…
キャラ造形とストーリー&世界構築で三原順が神様。
萩尾望都はその次。
SFスピリットで筒井百々子、哲学風で鈴木志保、
人物の心理描写で大島弓子、逢坂みえ子、今市子。
>131ですが
…すべて敬称略でした
好きな少女漫画家はたくさんいるし、作品によっては萩尾さんのよりいいかもと
思うものもある。
手塚・萩尾両氏は、自分の中でなんかちょっと特別な位置にあるんだよね。
山岸さんもそうかな。
そういう意味では、他とは比べられない。
ポーや処天を読んだ年齢とかも影響してるんだろうな。
30代で初めて読んでたらまた違ってたかもしれない。
>>125 萩尾さんだからってみんながみんな誉めてるわけじゃないよ、個人的には(どの作家もだが)駄作もあると思う。
甲斐バンドの奴とか、ライラックとか。
私は末次由紀が大好きだwww
甲斐バンドはなぁw
妙な歌さえ挿入していなかったら面白いミステリーだったんだろうけど
好き嫌いは当然あるとして、安易に「駄作」呼ばわりはやめてくれー
ゴールデン・ライラック大好きだー
傑作だと思ってる奴がここにいるんだー
俺も好きだ。
私はやっぱり、萩尾さんが一番好きだなぁ
次が大島さんと名香さん
>134さんのおっしゃるように
初めて読んだ年齢は、大いに影響してると思う
>133さんでした
すまぬ
三原順、佐藤史生、森脇真末味が好き。
でも三原氏はお亡くなりになってしまったし、後の二人は超寡作。
>>131 筒井百々子って懐かしい名前だ。「たんぽぽクレーター」を友人に
貸したまま紛失されてもう読めない。
大事な本は人に貸すもんじゃないね。
>>135 みんな何気にスルーしてる?
ここに正座汁。小一時間。
そんなほっとけよ
変なことやってるなとかイマイチだなとか思うときもあるが、
作品が出てたらとりあえず読むし、なんとなく絵だけ眺めてることもある。
マンネリになったり書くのやめたり電波出したりしてる人に比べると
息の長さはたいしたものだと思う。
146 :
95:2005/10/19(水) 21:02:55 ID:???0
>>100 おおお! お友達になってください!
実は私って、傲慢にも、好みの表紙のときだけハガキ出してました。
(ユーリファンなので、ユーリがいる時のみ)
次回作どんなんかな〜
>>136 同意。
歌詞無い方がすっきり作品に入って行けた気がする。
歌詞邪魔。
>>143 小一時間の使い方がボミョン
と小一時間
>>133>>137 「ライラック」は増量サービス期間中だったので、当時は絵だけでひいてましたね。
その後、吾妻ひでおが絶賛していて、読み直したら確かに良い作品でした。
151 :
100:2005/10/19(水) 21:47:24 ID:???0
>>95さん
私はプレゼントの第1回から終わりまでせっせと出したのですが、
全部外れ… くじ運ないんですよ、今でモナー。
あの表紙原画プレゼントって、連載の最終回までやってましたっけ?
わし、あじまさんも好きですが、故・中島らもが絶賛していたので見直しました。
>ライラック
>>125 私は萩尾さんが一番好きで、その次が青池保子さん。
他にも好きな漫画家はいるけど、このお二人は別格。
私がイギリスとドイツが好きなのは、このお二人のマンガの影響が大きいのかも。
ここで他のオススメの漫画紹介されて読んだら
少女漫画中毒になって、本棚の一角が少女漫画だらけに
もうやめてくれ。これ以上少女漫画読まんぞ
高野文子が好きだ。
あの人も天才タイプだな。
やっぱ くらもちふさこ さん。
>>154におすすめー。
157 :
花と名無しさん:2005/10/19(水) 22:50:23 ID:PUi1XnjI0
大島弓子先生の作品は全て好き
萩尾先生・山岸先生はほとんど好き
でも全然面白く感じない作品もあります…
>>151 連載の最終回までやっていた記憶があります。
私もせっせとハガキ出しましたが全部外れましたw
なぜかわたしの好きな漫画はひたすら長く続く物ばかり・・・・
本棚はとうの昔に飽和していますし・・・・
しかも少女漫画の王道ではない物ばかり。わたしの持っている漫画は
なんでしょうw
>>159 たぶんひとつは「エロイカより愛をこめて」ですねw
アテクシ高校生ですが母から受け継いで
今ポーの一族読んでます。オモシロスwwwww
エドガー好きだけど、話的にはトーマの心臓がイイ(・∀・)
>>159 「少女マンガの王道ではない物」だから、『ガラスの仮面』ではないな。
そう言えば、萩尾さんのマンガは、やたら連載が長引いて終わりが見えないって
いう物はないね。コミックスで17巻出た残神が一番長いけど、
あれもちゃんと完結したし。
萩尾さんや青池さんは、漫画も良いけど控えめで常識的な態度にも好感が持てるよね
>163
萩尾さんてどんな長さの作品でも最初に起承転結考えてから描くらしいからね
自キャラ萌えで、お話を進めたりしないタイプだしね
萩尾先生は菩薩様だよ!顔が
以前に一度お会いしたことあるよ。口が臭かったw
ギャグやってほしい。
モトちゃんみたいなの。
ネコヤナギにネコができるのがよかった。
>>123 漏れはまんま「アロイス」だったパクリマンガを見たことがあります。
自分より有名な漫画家のマンガパクってばれないとでも思ってるんだろうか。
>>168 そんなことなかったぞw
お話したが物腰柔らかいお人だった。
>>170 123です。当時は、「ポー&トーマ」位しか単行本が出ていなかったから、パクり放題だったのでは。
関係無いが、自分のキャラ萌初体験はシッタータ。
>>164 昔の作家は仕事場ではものっそDQNでも
それを読者に絶対見せない処世術と担当の責任感があった。
私は青池さんのアシスタントにヘルプで行ってしまい
二度と彼女の漫画を読めなくなったので未だに後悔してる。
>172
「アロイス」は白泉で早くにコミックス出てたよ。
もう、この頃はたいてい本になってたんじゃなかったっけ。
>>123 私は昔「ユニコーンの夢」のパクリマンガを読んだことがある。
半分以上絵を真似していて、話だけは違う、という。
少女フレンド系だったかな。
>>173 さりげなく凄いことを言ってるお人ですな・・・
青池さんって優しそうな方だと思ってた・・・
「本人を知らないで作品だけを愛することができる人達がうらやましい」
と中原中也について言った(河上徹太郎?の)言葉もある通り、作者と
作品は別。テレビとかで見る限り萩尾さんは良さそうな人だけど、
たとえ救いようのないイヤな奴だったとしてもトーマの作者である限り
私にとっては神。
>>176 仕事場はいわば戦場だし、締め切り日が近づいていればなおさら修羅場になるだろう。
先生がキーッとなったり、アシさんにきつく当たったりするのもそんなに珍しい事では
ないんじゃないだろうか。普段は穏やかな人なのかもしれんよ。
>>175 内田善美の「銀河その星狩り」も「ユニコーンの夢」に
影響受けた作品だと思った。物語は別物だけど
額に輪をはめた一族、スペースファンタジー、ユニコーン
傷を負って宇宙を流されていく主人公のモノローグ
「運命なんて信じはしないんだ…」
>>175 それ記憶にある。話も少し似てたよ。
フレンドではなくプリンセス系だったと思う。
>>178 ヘルプのアシさんいれてる状況じゃあ結構やばそうだw
修羅場はいると人格変わる人も少なからずいる。
そういうときに会っちゃうとは
>>173は気の毒だったなあ。
>>173 何かのエッセイで、エーベルバッハのような人
と言うのを読んでたから納得。
某さんの作品で、女性の結い上げた長〜い髪がばさっと落ちるところはラグトーリン、
体のまわりでキラキラが円を描くのはスター・レッドの三日月のペンダントのシーン。
彷彿どころか、まんまやんけ、と思ったコマがあります。イメージ持ってくるのはいいけど、
もうちょこっとアレンジ出来なかったんかな…。まあ、美しかったけど。
スレ違いだが
>>173はどうせなら具体的な話を書くべきだったな。でも書かなくていい。
「エロイカの作り方」なんて本が出てるからアシ志望の人は読んでみればw
>173
どうだったのか聞いてみたいな。他の漫画家の様子なども。。。
スレ違いかもしれないが。手塚もいろいろ言われてる通り、本人と作品は
別物ってのに禿同。萩尾さんは普段抑えて物静かな代わりにたまに切れると
凄そうな印象がある。
萩尾さんは山岸さんや編集者達といったお店で出されたカレーが辛くてキレたらしいよ。
どういう風にキレたんだろうか。
萩尾さんはグチグチ言うタイプかなw
萩尾さんキレたら怖そうだよね
カレーがからすぎてキレた人というと、
その昔、当時天皇と呼ばれてた某ロックバンドのリーダーを思い出す。
(ドラムでピアノで作詞作曲担当で超ナルちゃんだった)
…天才肌はカレーにキレルのか。
あまりにもひどい辛さだと確かにムカッっとくるような気もするw
山岸さんはどんなに辛くても静かに食べてそうだが、
萩尾さんは我慢できなかったのかw
激辛カレーにキレルという所が萩尾先生らしそうでワラタ。
マンガ夜話に出演していた時に
いしかわじゅんをたじたじとさせていたのには笑った。
173は、「アンドロメダから来た」人とは違うの?
カレーの話はYOSHIKIじゃないか?
>>182 萩尾さんが自分の日常生活を描いたエッセイ漫画にのってたんじゃないかな?
ネーム作りの苦心の話で、気が散るのでネームに入ると食事をしなくなって
しまうけどお世話焼きのお姉さんが無理矢理食べさせようとして、云々って話。
その中で、青池さんも食事すると気が散るのでネームに入ったらコーヒーと
タバコ以外は口にしないという話を紹介してた。「少佐並みの鋼鉄の意思と胃袋」と
萩尾さんが驚いてた。
立ち読みで呼んだんでうろ覚え。全集のどれかにはいっていたんだけど
思い出せなくて、もう一度読みたいと思っているのに未だ果たせず。
>>198 それ私も読んだことあります。
萩尾望都作品集15 モザイクラセンの中のデクノボウって作品のことだと思います。
デクノボウは面白かった。お姉さんがシチューを作って、おいていって
くれるのだけど、それをあっためて、皿に盛ってをするだけで頭の中に
構築したものが崩れるw
かくしてシチューは腐り、紅茶の葉の出がらしが山盛りになるという…
あのお姉さんが、好意全開のお姉さんなんだなと思った。
>>198 ネームが終ったら焼肉で精気を取り戻すんですよね。
>>200 シチューは妹さんが作ってくれたものって書いてあるよ。
萩尾さんって3人姉妹なの?
202 :
200:2005/10/20(木) 10:53:28 ID:???0
>>201 妹さんでしたか!ありゃ、記憶違いでした。指摘ありがとうございます。
だからさ、人間性で漫画描いてるんじゃないんだからどうでもいいじゃん。
>>199 おお、ありが?ォ。探してきます。
>>202 三人姉妹の真ん中だよね、萩尾さん。
母方の親戚も母も姉妹も二文字名前なのになぜか必ず「子」をつけて
呼ぶ習慣で、お葬式に行って初めておばの名前に「子」はついてなかった
ことを知ったとか、自分には「もとこ」「もと」と二つ名前があって
状況の応じて好きな方を使っても良いのだと思っていたとか、エッセイに書いてて
笑ってしまった。
人間性で描いてるんじゃなくても、知りたいって気持ちはあるし
エッセイ漫画のこと話してるんだからいいじゃんって思うけどなあ。
>>200 漫画家さんの脳内のデリケートさに驚いてしまいました。
顔を洗っただけでネームのアイデア忘れるなんて!みたいな。
>198,200
凄いね。あれだけの物ができるって並大抵の集中力じゃないんだね。
カレーで切れるってのは萩尾先生らしい(w。
学生時代漫画サークルにいた時から萩尾さんの集中力はすごいと
言われてたらしい。
萩尾さんのファンて、リアルタイムで読んでいた人より、
ずっと後にファンになった人がすごく多いと思うんだけど、、、
パタリロ読んでトーマを知った人って私だけ??
>>209 そりゃそうだよ
ポーなんかリアルタイムで読んでたら、もう40過ぎでしょ
とっくに漫画卒業してる年齢だよ
そんなこたぁない。
私は母親が実家に保管してたのを読んでハマったけど、その母親はもう
萩尾さん卒業しちゃっててさみしい。
だから今は私が母親にバルバラ勧めて読ませてる!
また絵に繊細さが戻って来てるからか、『ここの横顔、ユーリに似てる』
とか言って楽しそうでなにより。
>>213 失礼ですがお母様はご理解されましたでしょうか?
いえ、私も理解出来たとは言いがたいのでお年を召した方はどうなんだろうと。
ポーやトーマや半神も好きだけど
リアルタイムで熱中したのは残酷な神だった。
友達から借りてはまって、結局自分でも購入して夢中になった。
>214 若いもんも読んでるぞー。
8歳の娘がリアルタイムでバルバラを楽しんでいる。
「ちょっとよくわかんないー。心臓っておいしいのかな?」だって。
そして彼女はこれから萩尾さんの過去作品を読むことになる、、。
(残神はもちょっと大きくなってからね。)
お年を召したっ・・て(汗
「可哀想なママ」や「雪の子」からファンですが
44歳ですよ。・・・まだ認知症には早いつもりです。
たしかにバルバラは消化不良気味でしたけどw
いろいろな世代の人が同じ話題で盛り上がれるのがインターネッツ
今読んでいなくても、昔好きだった、懐かしいわとここにやってくる
人もいるんですよ。追い出さないでたもれ。
>>195 マンガ夜話、陰陽師の時に先生を見たけど、付箋だらけの本を持ってきてて
語りたいことがたくさんあったみたい。ヲタクだ〜と思った。
上のカレーの話、山岸さんだとノンナのように
黙って堪えきれない涙をポロポロ零しながら
食べてるイメージがすぐ浮かんだ。
キれた萩尾さんはあれ、三味線弾きまくるノエルw
>>218 別に追い出そうとしてる人なんて見当たらないのに何いってるの?
>>209 パタリロと川原泉で知った。
どう見てもクックロビン音頭とプーの一族です。
ありがとうございました。
私も川原さんで知った。
わたしもパタちゃんの物真似から知ったよの42歳・・・・・
しかもトーマもポーも未読・・・・ orz
カレーが辛かったから激怒したのではなく、せっかく浮かんだ良いネタが辛
さのショックでどっかいっちゃったからではないか?…と想像してみる。
小5で別コミ掲載の「11人いる!」をリアルタイムで読んだのが最初。
同じクラスに萩尾ファンがいて洗脳され今に至る。
226 :
213:2005/10/20(木) 20:22:22 ID:???O
>>214 あの・・・自分の親を擁護するわけじゃないけど
私は18歳、母親は39歳で、お年を召してる域ではないかと・・・。
それに、母親は長年萩尾さんを読んでいたためか私より先にバルバラの
核心をついてきたw
多感な時期に萩尾さんに出会った人って、感性が少なからず研ぎ澄まされる
気がするなぁ。
>>224 それは店の責任じゃ無いわなw
話しのネタに、激辛でも頼んだんじゃないの?
>>227 223ではないけど、そんなの人の勝手じゃない? なんだこいつ
時々変な方が湧きます。
>しかもトーマもポーも未読・・・・ orz
>>227じゃないけど、
普通にじゃぁ読めよって思うけど。
>>231 だよね。別に入手不可能な本じゃないんだし。
ようするにトーマもポーも読む気がないって事じゃあ・・・・・
なんかこっちの方が山岸スレみたいになってんですけどw
ポーやトーマ以外の本は読んでるっていう通りすがりの人なんじゃね?
ここの住人で未読ってのはちょっとありえんから。
まあ223は釣り乙ってことで。
>>217 私も44!
消防で連載途中のポーを読んで以来のファンです。
当時は小学館のコミックスって無かったので
バックナンバー読みたさに必死になって古本屋を回りました。
以来ずっと少女漫画にはまってますが、今だにポーを越す作品には巡りあえず。
人生の初期に最高の作品に出会うって
幸せなのか不幸なのか。
トーマの心臓とポーの一族の話をして興奮してくると
ポーの心臓と言ってしまいませんか?
いやトーマの一族
ポーマの心臓なら言った事ある
ユリガーと言ったことは秘密だ。
百合スモール・パイパン
>>214 年齢なんて関係ないんじゃないのー、そーゆーの。
10代でも楽しめない人は理解できんだろうし、
60代や70代でも楽しむ人は幸せだし。
老人はSFを楽しめない、と思ってるんだとしたら、そりゃ間違いよ。
昔からあるジャンルなんだし。
◇
◇◇ かしこみかしこみ
____,,..,,,,_ ◇◇
」 | ,' 3 /`ヽーっ
⊂二二__| ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
>>237 私にとってその位置にあるのは「トーマ」。
私も消防時代に読んで、多大な影響を受けた。
今は作品の出来としては、疑問に思うこともあるが
心の奥底の小箱に大切にしまってあるよww
私は人生の初期にリアルで読めたことに感謝してる。
どんな作品でも読者にとっての読み時ってあって、
30歳で「トーマ」を読んでも、ここまで大切な作品にはならないはず。
それに毎週毎週、少しずつ進む話にじれったさを感じながら
迎えた最終回の感動は忘れない。
萩尾さんは、漫画にはまるきっかけを作ってくれて
作品を発表するたびに追いかけてきた人だから
やっぱり特別な思い入れがある。
これからも読んでいくつもりだし。
248 :
217:2005/10/21(金) 00:45:24 ID:???0
>>237 おお同級生!!
>人生の初期に最高の作品に出会うって
判ります。ポー以前も以降も好きな作家さん・作品は沢山ありますが
消防で読んだポーは別格・・萩尾先生の作品の中でも特別なのです。
まったく、ジョン・オービンみたいな気分になりますよw
249 :
217:2005/10/21(金) 01:00:10 ID:???0
>>246 あの頃、少女マンガ読みだった兄は「トーマ」を
ユーリがエーリクを殺すホラー物と思い込んでいて
連載が進むたびに「つまんなくなった」と言ってたのを思い出します。
やっぱり男は思考回路が違うなと思った厨房時代でした。
>>249 それはまたエラい誤読を…。
あの「君を殺す 今度は完全に僕の前から消滅させる」の
シーンで刷りこまれちゃったのかなー。
>>249 弁護させてもらうとそれは男だからじゃないぞ。
本人の思い込みだ
なにこのコテ?うぜ
自分語りはつ□ チラシドゾー
(´-`).。oO(コテ叩きの涌く時間ときたら・・・一秒とかからないこと)
自分語り・空気読めない・アオリ耐性なし
これすなわち40男
一秒とかからないこと、か。
あの、キリアンの「恋人? それはこの僕のことか?」ってのもスゴイな〜。
特に親密だったりしたのかしらん。
今ギリ十代ですが、私のはまったきっかけは菅野美穂主演のイグアナの娘でした。
ドラマが面白かったのでそれの原作を本屋で見つけてほぉ〜と思って買って見た。
そこではまだ良く出来た漫画だなとしか感じなかったが、その後少女漫画界普及の名作という
触れ込みに引かれポーを買って一気に転んだ。
萩尾先生と会えたことこそ最高の喜びです!
35だけど、私の世代でもポー読んでる人は少なかったよ。
一人で黙々と萩尾作品集めて読んでた厨房時代。
2chで世代を超えた友人にめぐり合えてこんなうれしいことはない。
リアルタイムでトーマとかポー読んでた人にはその時の感動や情報を
語って欲しいし、258みたいな若いもんに初期作品を読み継いでもらえるのは
心底嬉しい。
何から入ったっていいじゃん。それだけ色んなところに
萩尾作品が影響してたってことなんだから。
258ですけど、259さんどうもです。これから世代を超えたお話が出来るといいですね。
そして素朴な疑問なんですけど、竹宮先生や萩尾先生など、あの世代の漫画家さんは
中世的な美少年たちのちょっと同性愛ちっくな表現が多くありませんか?
昔は今よりずっと禁欲的で、男×女のラブシーンはご法度だったからそうなった・・・って
どこかで聴いたんですけど、本当なんでしょうか。
大島先生もちょっとそれあるかなあ?私はあんまり感じないけど。
せめて3行にまとめる技量を身につけてから書き込んでくだぱい
長文は軽やかにスルーできる技量を身につけてから(ry
別にいいじゃん長くても。2ちゃんでもたまにはマジに語りたい人もいるよ。
>>260 んなこた〜ない >昔は今よりずっと禁欲的で、男×女のラブシーンはご法度だったからそうなった
…と思う。
ところで「普及の名作」は字義通りの解釈でOK?
「不朽」だと思う。
萩尾さんと竹宮さんはかけ出しの頃に、ヨーロッパのどこかの寄宿学校の
男の子たちの淡い恋愛映画を見て、すごく影響された、とどこかで
読んだことがある。(竹宮さんのエッセイだったかな。)
記憶の確かな人、誰か情報のバックアップをよろしく。
そういえば深夜のアンガールズが出ている入門番組?で、
やおい入門だった回…ちゃんと見てなかったけど、
男性のオタクに詳しいらしい人が、
トーマと風木をならべて寄宿学校の少年愛を気持ち悪く紹介していて、
やだなーって思ったよ。
安易安直無理解な人に知ったかされた気分だった。
そう言う番組なんだろうけどね。
>>266 ルイマルのさよなら子供たち?じゃないか。
同じ男でも魔夜さんとはえらい違いだな、
男女での性的表現への抵抗やテレと言うのもあったやもシレン。
>>266 「寄宿舎」という映画だったかと。
当事竹宮さんは少年愛にはまってて萩尾さんにもそういう世界をすすめたとか
なんとか。でも萩尾さんはそっち方面には興味無かったそうな。
でもその映画を見て終わり方に不満を持って(?)主人公を救済するお話を
思いついたとか。
ウロ覚えの聞きかじりなので違ってたらフォローよろ。
>272
自己レスだけど風木の「ラコンブラード学院」って、主役の名前から取ったものだったんだね
>>272検索サンクスです。
今は在庫切れかーと思うとなんかすごく見てみたくなった。
>>270 その映画を二人に勧めたのは、増山のりえさんじゃなかったっけ
>>270 のりす・はーぜさんね。彼女は竹宮作品のいろんな火付け役だったね。
萩尾さんとももちろん知り合いだったのだろうか。
大泉サロンの頃からの知り合いだったような。
精霊狩りのカチュカで登場してますな。>増山さん
ご自身は変奏曲の小説もWEBに書いてるね。
>>278 自己レス
カチュカじゃなくてリッピだった
知らんかった。精霊狩り読み返してみよ。
すごいなー、ずっと少年愛の美を追い求めてる増山さんこそ現役だね。
チラシ厨ウザス
ああ、そうだったのか! リッピはささやさんだと勝手に思い込んでました…。
マンガのコマに配役がこっそり書いてあるからね。
あとキャベツ畑のプリンおばさんも増山さんがモデルっぽいななんとなく。
ポージィおばさんはあきらかに佐藤史生さんだね。
エーリクの母親が再婚した相手と、新婚ほやほやな時に
車で事故り新郎は助るが、新婦は車の中で焼死って展開は
残酷な神でもあったけど、原作者の身近にそんな事件があったわけじゃないよね?
同じシチュを使い回すから、チョト気になったんだけど
単に助手席は運転席より死亡率が高いからでは
同じシチュなら
「氷の中に閉じ込められた彼女(彼)との再会」も。
24年組に同性愛主題の話が多いという話はね、
まず第一には、それ以前にそういう話が比較的少なかった。という
理由があると思うよ。
面白い素材なのに、なんでないんだろう、では私たちが!
と当時進取の気鋭に満ちた24年生まれの皆様が、頑張ったんだろうね。
で、少女漫画に無かった素材が、どこにあったかというと
これは少年漫画にあった。
24年組の皆さんの作画に、その影響は顕著。
石森さん?手塚はちょっと違うんだよな。
んー、石森はもちろんだけど、
手塚もあると思うよ。ロックとか。
萩尾さんは手塚さんで、
竹宮さんは石の森さんだっけ。
少女漫画のときわ壮、その時代訪問してみたかったなあ。
>>290-291 ロックでよかったんスか、
女性への変身願望+ナルシストで、
同性愛とは種類が違うと思ってますた。
>>287 60年代〜80年代は、
海外でもアメリカを中心にゲイムーブメントが活発だったから、
というのも日本に影響してたんじゃないかい?
少女漫画界も変わろうとしていた時期で、
目新しいテーマがほしかったという感じもする。
アメリカのゲイムーブメントは少女マンガの少年愛の繊細な世界とはまた別物だと思う。
少年漫画の影響もあるが24年組はむしろマンガに文学を取り入れたって感があるんだがな。
同時代的に似たような感性が全く影響し合わないであちらこちら
勃興するという事もあるからね。
あの頃の「少年愛」にはゲイのような
リアルな肉体を感じさせるエロスはあまりなかったように思う。
成熟する一歩手前の中性的な年頃
フロル・べりチェリが集団でじゃれてるような無邪気さ。
キスなんかで、なんとなく「耽美」な雰囲気を楽しんでも
具体的な性行為なんて誰も期待も想像もしてなかったんじゃ
ないかな。
(風木はちょっと別)
フロルが集団で・・・・・
なんかほほえましくてカワイイ。でもタダがパニくりそうw
少年愛の使い方は風木は題材で、トーマは題材のための手段だね。
高校でポーや風木に嵌った人達は、20代で「モーリス」とか
イギリスの耽美系ホモ映画にも嵌ってた気がする(自分も)・・・
そうですね。「モーリス」とか「アナザーカントリー」とかw
アナザーカントリーは寄宿舎の話でしたね。
アメリカのゲイはヴィレッジ・ピープル(今のHGみたいな)ノリで対極にあったような。
>>295 日本で純文学が衰退したのは24年組のせい、っていう分析もある。
本来なら純文学が果たしていた社会的役割を少女漫画が引き継いだせいで
純文学が廃れてしまったという。
確かに、萩尾・竹宮・山岸・大島などの作品は文学足り得る、と思う。
なつかしー。
私はモーリス、アナカンに嵌って、その後萩尾先生に嵌ったクチだけど。
305 :
花と名無しさん:2005/10/22(土) 01:09:59 ID:rFwwE06pO
ところでみんなが特に心に残ってる作品って何?
またそんなの聞くの?
チンコー(・∀・)
トーマ、ポーのリアルタイム世代が萩尾さん以外に好きな漫画家というと
大体想像つくんだけど、今三十代前半くらいまでの萩尾ファンは、萩尾
さん以外にどんな漫画家が好きなんだろう。
「この漫画or漫画家なら萩尾ファンが読んでも気に入る」というのがあったら
教えてもらえないかな。「動物のお医者さん」や「のだめ」みたいな
有名なものは別として。
2スレくらいごとに萩尾ファンはほかにどんなマンガをよむかとか、
おすすめマンガはという話題がでてくるんだよ・・・
まず過去スレを読めやといいたくなるよ。
ちなみにポーよりあとのいま30代前半以下のひとでも、
ここでは古い作家をあげるひとが多いという印象がある。
私は30手前だけど、やっぱ佐藤さんとか山岸さんとかにおちつきますよ。
「のだめ」も「おお振り」も「鉄子」も読むけども。
チラシババがいると書く気がそがれるけど。
安野モヨコの「さくらん」かな。
絵に好き嫌いが分かれるだろうけど、この作者にしては丁寧なほう。
主人公がきついオンナで感情移入は萩尾さんの作品よりできる。
311 :
308:2005/10/22(土) 02:26:15 ID:???0
私はこのスレにずっといるけど、若い世代だけに向けてきいた
質問はなかったような気がする。
309でも、子どもの頃は佐藤さんや山岸さんじゃない漫画を
読んでたんだろうと思うんだよ。
そういうのの中で私達が読んでも気に入りそうなものを教えて
くれないかと思ってさ。
310さん、ありがとうございます。
安野モヨコは読んだことあるけど「さくらん」は知りませんでした。
ハタチです。
萩尾さん以外では、小花美穂(パートナーまで)が好き。
あとは有名だけどBASARA、ガラかめは普通におもしろい。
でもこれはストーリー性のみ。
絵柄とストーリーで読むのは萩尾さん以外では小花美穂くらい。
いや、決して小花さんがうまいとは思わないけど。
チラシババってだれ?
>>313 すぐチラシの裏出す奴。
今のところウザイ書き込みとかないのに、自分語りウザイとかとか仕切りだすウザイババー。
まあもちついて。
チラシといえばこれも既出だけど、初期作品の新聞とかポスターとか本とかに
小さいローマ字でぽそぽそ呟かれてるのが好きだw
それこそチラシの裏を差し出されそうな、若き萩尾先生の他愛ない自分語り。
今読んでもほかほかするけど、当時リアルタイムのファンは楽しかっただろうなあ。
>315の補足。
>初期作品の新聞とかポスターとか本とか
作品の中でキャラが抱えてる本の表紙や新聞、背景の壁に貼られたポスター、
そういうもののことです。下手すると古代の壁画なんかにまで仕込まれてます。
他にも「精霊狩り」シリーズの脇役は当時の大泉サロンの面々だったり、
萩尾先生のチラシの裏の使い方が好きだ。
>「この漫画or漫画家なら萩尾ファンが読んでも気に入る」
ん〜?私は萩尾先生は確かに大好きだけど、萩尾先生を中心として考えてるわけじゃないし、
漫画読んでもわざわざ「これは萩尾ファンも気に入る!」なんて考えないですよ。
漫画は全般的に好きだから、そういうのよくわかんないな。
煽りっぽいですね。すみません。ただちょっと率直にそう思ったものですから。
317ですけど、生意気言っちゃってすみません。
同じSFなら、少年(青年)漫画になっちゃうけど、士郎正宗とかいいけどなあ。
少女漫画なら、今安野モヨコさんの連載してるシュガシュガルーンとか読んでます。
あと、わたなべまさこさんのガラスの城とか大好き
私は鳩山郁子さんが好きですね。
稲垣足穂や長野まゆみのような素敵なファンタジーを描く人で、
トーマやポーとはまた違った意味での現実離れした美しい少年像が魅力的です。
>>316 何か面白いのはなかったかとちょっと探してみたら、
「三月ウサギが集団で」の「委員長それを数式であらわしてみな」のコマに、
「半分は事実をもとにつくってあるざまアみろ」てのがあった。
萩尾先生の中学時代がモデルなんでしょうか。
誰も「萩尾ファンも気に入ると考える」とは聞いてないよ。
煽るなよ、また話題が逸れるだろ。
えらいスレが伸びてると思ったら
なんか雰囲気変わったな
某スレにも出張してると思われる。
心が狭くて口調がキツいババアが何人か常駐してるなぁ。
萩尾先生はともかく信者は・・といわれるゆえんかね。
年代が古い分自分らの方がよく知ってると思いたいんだよ
あのね統計によるとね、40過ぎの男が一番アオリにスルーできないそうだお
だから何
なんか30〜40代の人が増えたね。
とりあえず自分語りだけはやめてほしい。
ここ最近の流れには正直ついていけない…
年代に限らず、萩尾さんに関係してるなら別にいいと思うけど。<自分語り
>>1
■萩尾望都さんの作品群について、ファンもアンチも普通の読者も
忌憚の無い意見・感想をどうぞ。
>>329 おいおい、自分語りと感想・意見は全く違うぞ。
ごっちゃにするなよ。
あたしは若いほうの読者だけど自分語りウザイっていうほうがウザイ。
>>326とかずっと粘着してる奴のレスっぽいし、スルーしてたけど
自分語りの一言で切り捨てたら一部の人以外書き込めない。
私にとって自分語りっていうのはもっと、自己顕示欲丸出しの鼻につくレスだ。
感想に色んな人の人生が混じるのは当然だし、萩尾さんの作品を通して
色んな人の人生の一端を見られるのはむしろ面白い。
個人的には煽りや叩きを気にしないで書き込んで欲しい。
叩いてる人はレスしてる人についての情報は嫌悪して
作品内でなりきりとかやりたいんだろうか。そっちのほうが
ヲタクっぽくて正直気持ち悪い。
友達で萩尾作品を知ってる人がいないので嬉しかったけれど
母親世代が匿名をいいことにささいなことで煽りや叩きをしてると思うとうんざりです。
>色んな人の人生〜
自分はギリ十代読者だが、そんなものは見たくは無い。
漫画に直接的に関係ある話題だけでそれでいい。
>>331 >叩いてる人はレスしてる人についての情報は嫌悪して
>作品内でなりきりとかやりたいんだろうか。そっちのほうが
>ヲタクっぽくて正直気持ち悪い。
自分語りはやめてほしいって言っただけで何故そういう風にとられるんだ…
>>332 禿同
荒れたいだけ荒れろ
荒れたら伸びるYO!大島スレなんか一日で伸びた
あれはほぼ一人で荒らしてるんでしょ
自分語り別にいいけど自慢とかナルじゃなければ。でも読まないけど。
萩尾スレの住人で大島スレ見ている人多いのかな?
以前半年くらいAAコピペで廃墟になってたな、このスレ。
萩尾大島山岸はファンがかぶってるからね。
近所に竹宮先生の家がある。
自分語りの中の「母が〜」「ダンナが〜」
家族を出すのが最もイヤなり
↑今さっき大島スレにいませんでしたか?
>>342 てめぇの好みなんか誰か訊いたか?あ?自分語り女が
家の息子は学校で勃起君と言われてる
ここ、ギッシースレの人と入れ替わったような感じですね。
1日見てなかっただけでこんなことに。違う人来てる?
住人の皆さん、軌道修正しましょう。
(エレベータの中に爆薬をつめて住民地区を爆破させれば!!)
>>347 はげど!
前スレから、やたら他人のレスに絡む人が居着いてるような気がする。
オレは昔荒れてた頃からこっそりいるわけだが、
なに、ここの住人なら大荒れすることもなくいけると思うよ。
あんな頃には戻りたいとは思わんものな。
ところで、ラグトーリンの弾いてる楽器って中東系に
類似のがあるんですか? 詳しい人いませんか。
ずっと昔から気にはなってたんだけど、なかなかわからなくて。
>>348 いいスレだったんだけどね。
「バルバラ」の単行本が出るまでネタばらししなかったりとか
大人の人が多かった。
まぁ当分はダメでしょ。
そのうち戻るだろうから、ちがうとこで遊んでるよ
>>350 タンブーラで検索するのじゃ!
ラーギニーに名前が出てたので画像検索したら、ラグトーリンの琴みたいな
のがちゃんと出たぞ。でも一緒に太鼓もいくつか出た。(←印度の太鼓)
ブルガリアの楽器だが、元はアジアからやってきたらしい。
ラグトーリンで思い出したがバルバラのアオバって世界をはたから眺めて
住人を箱庭の人形のように操作していろいろバリエーションを
作ってるとこがちょっと似てるなと思ってた。
すべての辻褄が合ってみな納まるところに収まったのだがなぜか悲しい。
岸辺に着いたマーリンと時夫も同じようなポジションだな。
ラグトーリンの代わりに悲しみを食べてしまったのは時夫だね。
時を越えて夢を行き来している千春は、さしずめパントー?
(だっけ。あの狂った王様の息子。)
でも目白先生って、殺すほどの人じゃあなかったんじゃ、と読み返してふと思った。
マーリー
千里
350だす。
検索シマスタ! いろいろと面白いサイトにも行き当たって面白かった。
ありがとうござるです。
もう少し見て回って研究してみます。マンガと実機とは微妙に各所の構造など
違っているので、比較するのも面白い。
しかも、実機はシタ−ルの子供みたいなのとブズーキの親戚みたいなのと2種類あるw。
いや、ホントありがとです。
萩尾氏は資料いろいろみてるんだろうなぁ。
楽器といえば、パントーに出会った回想からずっと素晴らしいモノローグだったけど、
エロキュスがマーリーに、壊れた楽器の残る一弦を弾かせたところは画面も言葉も
すごいきれいだったなー
快いでしょう 耳にもひふにも快いでしょう
こんな簡単なことから音楽ははじまるの
>>287 増山がこの人達なら新しいもの(つーか自分の趣味物?を漫画の才能無い自分の代わりに)
描けるかも!ってそっち系の文学や映画見せまくったんだよ。
竹宮どんは素直に嵌まっちゃって、萩尾どんは肉体的な物にはそれほど…だったみたい。
でも「寄宿舎」だっけ?トーマ描くきっかけになった映画。
あれも確か増山が見せた。
「寄宿舎」が萩尾さんの中ではトーマになり、竹宮さんの中では風木になったんだよね。
両作品好きだけど、個性が出るもんだなあと感心する。
風木は「if…」の方ではなかったかな。体操場の鉄棒でぐるんぐるん大車輪してる上級生を、
上から見下ろしている美少年がジルのモデルだと読んだような…。私の勘違いだったらすみません。
映画館で公開された時は、『悲しみの天使』って題名だったらすい。
DVD化の時は、『寄宿舎』に改題されてた。
原題は、「特別な友情」だね。
>>361 実に同感。
風木先に読んでトーマを後に読んだ。
風木の方がストーリーも描写も、衝撃的、壮絶、大胆だけれど、
読後の衝撃はトーマの方が大きかった。
萩尾さんの描く繊細な絵柄に淡々と語られる登場人物の精神の揺らめき
が重なって、一コマ一コマに味わいがあり、深く感動した。
風木とトーマの決定的な違いは寝台場面(古いぞ)がないことか、、。
寄宿舎の特別な友情って、プラトニックだったんだよね、もちろん?
あからさまに書いてないけど、ユーリはリンチ+レイプされてると思うから
トーマに性的な部分が皆無だとは思えない。思春期の男の子に恋愛感情が
加われば、性的なものからは逃れられないはずだけど、ユーリのような
タイプの少年は特に、それを忌まわしいものとして見ない振りをしたがる。
だからこそ、普通のいい子ちゃんな女の子達でも感情移入しやすい。
萩尾氏の漫画が好きな人って、恋愛は奥手でしょ?
はぁ?
>萩尾氏の漫画が好きな人って、恋愛は奥手でしょ?
そんなの人それぞれ。
ていうかこんな事書くとまた自分語りしはじめる人が増えるよ。
そしてまたチラシ裏出す人が出るよ。(個人的にはこっちのがイヤ)
萩尾望都って、作品世界の空気感や臨場感を
リアルに伝えるのが天才的にうまいよね。
作品の時代、場所(日本、欧米、宇宙なんでもござれ)・・
その雰囲気を確実にとらえている。
もちろん現地取材(過去や宇宙はムリだけど)を含め
資料研究は徹底的にしてるんだろうけど、
これほどの才能は他の人に見られないと思う。
大島弓子も天才だけど、持ち味は全く逆だね。
昔ブラッドベリの短編読んだら、あとがきが萩尾さんだったんだけど、
全盛期の作品じゃなかったせいか、少ししょんぼりしたあとがきだった。
火星年代記?とかがお勧めなんだろうか。
>368
プラスアルファ人間の感情心理描写も
「百億」の宇宙空間の描写力は凄いよね。
>>365 サイフリートは勃起した陰茎をユリスモールの肛門に挿入してピストン運動の後、射精したんですか?
ストーリーの構成と舞台設定が緻密な上に、絵がうますぎる。
恐るべき子供たちでは、モンマルトルの灯りに浮かんだ
部屋の不安定な美しさの中に、危うい彼らの生活が絶妙に描かれていた。
正直原作の小説より素晴らしいと思った。
>>369 「火星年代記」は萩尾好きならアタリだと思うよ。
他のでも、創元推理文庫や早川NV文庫に収録されてるのなら、
まず読んで損はないと思う。
初期の作品の頃からコマのリズムがすごくうまいし
画面構成が映画のカメラワークのようなんだな。
精霊狩りの裁判シーンとかいきなり踊りだすミュージカル調の展開とか
かなり好き。
ありきたりの題材を扱ってても世界観が独特だった。
あの頃「ハズ」の意味がわからなくて、「4番目のハズだったムニー」というのは、
4番目に夫になるはずだったのにワケあって結婚できなかった人かと思ってました。
ポーとか60年代に描かれた漫画としてはやっぱり絵のレベル高いよね。
映画見てるみたいに漫画を描けるのってどういう頭の構造してるんだろう。
映画のような映像が記憶されてるのかなw。
>>371 そこまでは・・・殴る蹴るの暴行を加えて火を押し付けてウギャーじゃない?
ポーに描かれた英国は最高。
挿入された英詩と風景のバランスがすごい。(英詩の意味もちゃんと分かって
挿入している。もしかして萩尾先生は英文科卒?)
私も、「漫画」としては『恐るべき子どもたち』が最高だと思うな。本当に漫画でしかできないことをやっている感じ。
たしか服飾デザインの専門学校へ行ってらしたはずですよ。でも短期の語学留学でイギリスへ行かれてます。。
イギリスでのことは漫画になってま・・・したっけ? そして帰国後、モトちゃんのイギリス編を描かれたような気が。
>375
>あの頃「ハズ」の意味がわからなくて
>4番目に夫になるはずだったのに
ごめんね、ワラッタ。でもカワイイかん違い。
>376
萩尾さんが若い頃ヨーロッパ旅行したとき、一緒に行った
佐藤さんだか誰かが、彼女の観察力の天才ぶりに感心したことを書いたのを
どっかで読んだ。(誰かフォローして)
映画見てても街見てても、普通の人と見方が違っていて、
背景とか小道具とか構図とか空気の流れ方とか、凄い記憶力と
再生画力だそうで。
>>381 留学中には「OH!イングランド」という2p位の連載をしてたと思います。
クリフ・リチャードの舞台を観たとか…近況報告。
「大島さんが『罪と罰』を描いてるらしい 見たい」という
書き込みもあったからその頃のこと。
>>381 服飾デザインの学校へ行かれてたわりにはセンスが・・・って気もする。
いいときと変なときが極端。
>服飾デザインの学校へ
行ったせいだと思うテイスト。
確かになw
萩尾さんほど頭が切れる人なら大学へ行ってると思ってた・・・
そういう時代でありましたよ
当時は確か25歳までに結婚できなければ終わりと言われてた時代。
しかも、結婚=退職が当たり前だった。
三年未満しか職場にいないであろう大学出の女を雇うところなんてなかったんだよ。
地方の人だしね。
それに萩尾さんはたぶんいわゆる「お勉強ができる」子じゃなかった
んだと思う。
>>387 こう言っては失礼だろうけど、萩尾先生は頭が切れるって感じじゃない。
外国語の表記なんかも当てにならないし。
ただ空想力が、凡人とはかけ離れて優れてると思う。
外国語の表記等は、単に知識の問題で頭が切れるかどうかとは関係ないんじゃない?
先生の、凡人とはかけ離れた空想を物語として成立させる構成力とかには、頭の切れを感じるけど。
天才であるのは確か。
>>376 「60年代」というのが、1960年代のつもりか昭和60年代のつもりかわかりませんが、
少し時代がズレてます。
ポーシリーズが描かれたのは、最初の発表作の「すきとおった〜」が1972年
(=昭和47年)で、最後の作品「エディス」が1976年(=昭和51年)です。
「映画のような画面構成の漫画」には完全同意。
先生は手塚氏の漫画に衝撃を受け漫画に目覚めたそうですし、
手塚氏は映画の手法を漫画に取り入れた先達ですから、そういう影響もあるかも
しれません。
私は「6月の声」の、エディリーヌと初めて出会うコマを見るたびに
これ映画だ…と思います。
>388さん 木原さんですね?^^
「六月の声」は猫の名前がピッツァっていうのが印象的でした。
「プシキャット・プシキャット」もそうだけど、猫の名前つけるの上手だな〜。
>390
出身高校は当時2流くらいの一応進学校だった
そうです(100番以内くらいなら一応国公立に行ける)
勉強できなきゃ人間じゃない扱いだったそうで,
成績いまいちだと辛い状況だっただろうと
父が言ってました。
IQは良かったんだよね。萩尾先生。漫画見ればわかるけど。
SFなんか特に、時間の流れをぶった切った複雑な展開とか読むと
凄いなーって思う。仲がいい他の漫画家のエッセイとか読むと、
「話の順序を無視して結果のみという話し方をする」ってあるが
頭が切れる人に多い気がする。
父親がバイオリン弾いてたんだよね。戦争中でそういう環境ってかなり
インテリ家系じゃないかな?
プシキャットで上手いって・・・・
猫の名前にバタとかジャムとかつけようと考える主人公の女の子の話もあったな。
「毛糸玉にじゃれないで」だっけ。
あれ受験に悩む主人公の話で結構自分自身をモデルにしていろうだなと思ってた。
頭が切れるかどうかの話で言えば
学校の勉強ができるタイプの人と物事の本質を見抜けるタイプの人とが
いるのだと思う。
萩尾さんは多分後者でしょう。
>>397 >「話の順序を無視して結果のみという話し方をする」ってあるが
>頭が切れる人に多い気がする。
直感的・感覚的に理解することが出来るので途中の説明を省くんだろう。
自分に必要ない作業なので「経緯を説明する」ことが出来ないタイプってことかな。
テキストベースではなく画像をメインに思考しているんじゃないかと思う。
漫画家だけじゃなくて天才はみんな右脳(イメージ脳)が発達してるんだよ
>398さん あら、プシの内容ご存じじゃないのですか? 総勢15匹(?)の猫達の名前、私は面白いですよ(^^)
>>402 ああプシキャットっていう名前を猫につけてるんじゃないんですね。
それは失礼しました(*_ _)
読みたくなったので探してみます。
『プシキャット・プシキャット』のネコの名前その1
ホルバインスター
>>377 原作者があれはレイープ場面だと認めた発言してるよ
>>381 服飾デザインの学校へ行ってた経験が役に立ってる作品もあるね。
「ママレードちゃん」とか。
男の子みたいな女の子が出会い頭にどしんとぶつかって始まるロマンス、という
コテコテの少女漫画の古典的手法を用いた作品だけど萩尾さんが描くと
面白いんだよね。
そのマーマレードちゃんを何食わぬ顔でパクった一条センセが今だに許せないのは私だけ?
あ、ガイシュツだったらごめん。
一条サン、パクりまくりだしw
砂の城はひどいべ
「アミ…男ともだち」で”今キスしようとしたね”みたいな台詞のシーンがあったよね。
あれも萩尾マンガのパクリだよね。
他にも大島弓子さんとか名香智子さんとか・・・でも一条マンガ好きだけどw
漫画家仲間と編集が寄ってたかって作品いっぽーん!
ってのが一条クオリティだったからね。パクって言うかパロ…
萩尾作品では、美女が熊みたいな大男とくっつくってパターンがよくあるけど
もしかして萩尾さんの理想の男性像だったりするのか?
○条御大のパクリに比べたら今騒がれてるようなチンピラが
超有名漫画家の絵のトレースするなんてどうってことないよ、
と醒めた目で見てしまう。
私も砂の城では怒髪天を衝いた。それまではあの雑誌の中では
読めるほうだったのに。脱線してごめん。
>405
マットソーンとの対談の時かな?
原作者は読者の読み方に干渉する権利はないよ。
あの発言は白人におもねった感じでイヤだ。
外人の言うことにはなんでも「イエース」ニコニコしてしまう日本人。
>>413 干渉もなにも、質問されたから答えただけだろw
>>412 ナディアと時夫の両親(母は美女タイプじゃないか)くらいしか思いつかないが…
イグアナも
あとローマへの道では主人公の両親と友達がそのパターンだったな。
>>413 子供時代に初めて読んだときには分からなかったけど、
ユーリのトラウマ度が高すぎることが腑に落ちなかった。
レイプだとすると、サイフリートとの再開時の意味深な
「楽しい夜だったな」(ニヤリ)とか、サイフリートを
「愛してる」とサインしたこととか、ユーリの絶望度とか、
全部腑に落ちる。特に残神を読んだ後では。
でも、風木も出てない当時、少女コミックではまだ「描けなかった」はず。
>>409 しかも一条ファンの中では砂の城が傑作とされてるからねw
萩尾先生も色んな作品(映画とか小説とか)から影響受けてると思うけど、
それを自分の中に取り込んで自分の作品に作り上げてるからすごいなぁ。
な〜んて言うと盲目信者だと思われるかもしれないけど、
萩尾作品はどこまでいっても萩尾作品それ以外の何物でもない。
砂の城って何からぱくったの?
砂の城の寄宿舎生活部分だけは未だに許せんw
>>420 『トーマの心臓』。
砂の城のフランシス → エーリク
エドウィン → ユーリ
フェラン → オスカー
フェランの弟のジュリエス → トーマ
○条先生でイイのはデザイナーだけ
なんかパクリ騒ぎが魔女狩りじみててウンザリする。
手塚全集を読めば、たいていの(少年物・一部少女物)漫画には、先生の作品とどっか(作者が意識的・無意識的に)似てる所はみつかると言われてるからな。
あら探しすれば、全ての少女漫画で、少女漫画界の手塚(=御三家)の作品に似てるところもどっか見つかるんじゃないか?
おもしれー
砂の白って昔ちょっと読んだことあるけどまったく気づかなかった。
でもトーマ、ポーなら多少の差はアレ少女マンガ界に影響はあたえてる
と思う。でもアイディアは著作権の対象にならないんだよね?
パクリって他人の漫画トレースはやっぱりマズいがあとはパクリ祭りって
感じでいい加減しろって思うな。ヒッキーの暇つぶしになってる。
自分は砂のほうをだいぶ先に読んでいて、
後からトーマ読んで目玉ポーンを味わったクチw
砂は砂で好きな作品ではあったけど、
それ以来カナーリ色褪せて感じられるようになったのは言うまでもない。
そして問題の寄宿舎部分を除くと、
砂のストーリーってメンヘル寄り?な感じだなぁ…と思ってみたり。
だったらいっそデザイナーの方がイイ。
「マーマレードちゃん」は話の起承転結から細かいエピソードから
何から何までまんまパクられてたんで本当に驚いた。
以来一条さんのコミックスは買えなくなった。
「こいきな奴ら」とか「デザイナー」とか好きだったのだが。
>>429 そうそう、マーマレードちゃんはもうディテールまでパクってたから、
影響どころの話ではないと思ったw
当時はネットなんて無かったけど、それでも話題にはなったらしいよ。
でも萩尾さんと一条さんって交流があったんだよね?よくやるなぁ・・・
砂の城は確かにあまりにもまんまで、笑っちゃった。
まったくリアルタイムではない読者なので
それほど気にしてなかったけど、昨今の騒ぎ見ると
よく問題にならなかったなと(絵の真似なんか大した事じゃ
ないよ)
ようはパクリはOKだけどトレスは駄目なんだろ
大島弓子「ミモザ館でつかまえて」
一条御大「ラブ・ゲーム」
冗談みたいな全体パクリマンガ
読んだときはマジで目玉ポーンでしたよ
大島先生を悪く言うな!!
一条は逝ってよし
「こいきな奴ら」とか「デザイナー」はたしかに面白かった。
「砂の城」はなんかドロドロしてそうなので食指が動かず未読。
検索するとパクリ疑惑けっこう出てくるが、萩尾読者と一条読者って
それほどかぶってないような気がするのでそれほど騒がれなかったのかな?
>>432 オマージュやインスパイアはOKだがパクリは駄目
ようはバレなきゃ平気だよ
パクリなんか許容だけどトレスはNGなんだって
何度言わせるんだよ
その時代の流行ってあるからある程度設定がにかよるのは仕方が無いと思う。
ミモザ館でも設定はよくあるパターンな気がするが、大島さんが描いてるから
素晴らしいんだよね。しかし展開やキャラクターまで似せちゃNGだよね。
もしそこまで似てるんならやっぱり漫画家としての才能に疑問を感じる。
許されるのはやっぱり影響されてるなって感じさせる程度のものだよ。
>>435 そうか?
70年代に漫画読みまくってた人間は両方読んでたと思うけど・・・(自分もその一人)
自分はそれ程萩尾信者じゃなかったせいか あー、似てるなー 程度にしか思わなかった。
ネットのあるなしとは関係なく、
昔はそう言うことゆるかったんじゃないのかな
>>430 >でも萩尾さんと一条さんって交流があったんだよね?
それほんと? 一条ゆかりと交流があったってのは聞いた事ないな。
性格的にも合いそうもない二人だし。
あと、山岸凉子の『白い部屋のふたり』と一条の『摩耶の葬列』が
似てると思うんだけどどうでしょ。
>>441 該当スレでたずねたほうがくわしいと思ふ。
一条さん前にやってたBSの少女マンガ特集で見たが
キョーレツな人だった。
そこで若い頃パクリ疑惑を読者から指摘されて激怒したとか言ってたような。
録画してなかったからうろ覚えだが。
>>443 『ぱふ』の特集インタビューでも、「マネをするな!」って手紙が
いっぱい来て怒ったという話が出てた。
大島弓子さんの『星に行く汽車』と一条ゆかりの『9月のポピィ』って
マンガが、すごく似ていたんだそうだ。
その時は一条さんに同情したけど、その後パクリ疑惑がどんどん出てくるんで
今では同情の気持ちは薄れてしまった。
パクられるのはそれだけオリジナル作品のアイデアが秀逸だってことだよ。
文学界でも古典作品の色んな形のパクリがあるし、音楽界でも良いイメージは
作り変えてアレンジされて使われる。今日本映画がハリウッドにパクラれてる。
萩尾クリエーションの影響がそれだけ大きかった、とそういうことだ。
パクられ元は普通そういうもんだろ
>>445 でもそれをパクリと言っちゃいけないんだよね・・・。
とりあえずインスパイアとかオマージュと言わねば・・・。
どちらにせよ著作権問題って裁判で結果が出ないと判定付かないんだっけ?
最近話題になった「明らかにトレース」以外は余程酷くない限りスルーなんだろうね。
関係ないけど清水玲子さんのジャックとエレナシリーズがポーのエドガーとアランの関係に良く似てるなーと思ってたら
「MOE」と言う雑誌の対談で二人が個人的にも交遊があってなおかつ対談の中で清水さんが
ジャックとエレナもエドガーやアランみたいに不死なんですよねー
みたいな事を話してたのにビクーリした。
まあ萩尾さんご本人が気にしてないのだからいいのだろうけど。
>>447 >まあ萩尾さんご本人が気にしてないのだからいいのだろうけど。
とってもおおらかな人だね。そんな所も大好き。
自分の才能に自信があるというか、本物の自分を持ってる人は
あまりささいな事にこだわらないんだろう。
オマージュやインスパイヤはいいんだがアイディアをちょっと失敬ってのが
問題。パクリにも幅があるのだが混同してる人が多いね。
トレースのように見た目ですぐわかるのと違ってアイディアなどは
白黒つけにくい。単にネタ被りのケースもあるだろうし。
どっちが売れてるかとか出版社がらみでトラブル起こしたくないとか
いろいろしがらみもあって普通は穏便に済ます事が多いだろう。
こないだの講談社のようなのは特殊なケースだな。
>>447 まあ清水玲子は自他共に認める萩尾ファンだからオマージュのつもりだったんだろ。
銀の三角のハードカバー持ってるんだけど、萩尾さん自身の後書きの中で
ストーリーやプロットを組み立てたクロッキーブックが8冊あると
書いてあった。(銀△だけで8冊、もちろん)
最終ページにのってた、クロッキーブックの中の鉛筆書きのメモが
印象的だった。パントーを中心とした世界がどういう風に交錯しているか
の絵というか図というかメモなんだけど、それを見ただけで、
萩尾さんは緻密に自分のイメージの世界を構築していた、
というのがよおく分かった。こんな風に作品作りをしている人は、
ちょっとやそっとのマネにはびくともしないと思う。
インスパイアとかオマージュって程度にもよるだろうけどされると嬉しい気がする事もあるのではと思うのは凡人の考えでしょうか?
鎮火させたい人は、そろそろ自分の癖のあるレスに気付いて欲しいな。
一条も清水も底の浅いパクラーってことで終了。
一条ゆかりってユーミンより人気があるって自分で言ってしまって
ユーミンからたかが漫画家がなにを言うと指摘されたんだよね。
どっちもイタタw
一条の話題はもうこのへんにしとこうよ。
どんどん話がずれていってるし。
>>455 それは対談か何か?
ギャグで言ってるんじゃないなら確かに痛い。
まあでも作家なんてどっかしら壊れてるとこがありそうなのでにんとも。
>>457 一条が自分の漫画のトークか雑誌のインタビューで発言
それをファンからの葉書で知ったユーミンがオールナイトニッポンで発言
>452 パクラレ元はどう考えても嫌なはず。パクられて喜ぶのは時効が成立しない限り聞いたこと無い
以前ライオンキングに手塚ファンの漫画家達(里中真知子など)が
署名して抗議運動してたことあったよね。
あれには萩尾さん参加してたの?
>>459 インスパイア、オマージュはよくあること。
なんでもかんでもパクリと思ってないか?
パクの話題するなら、被害者側のスレじゃなくて加害者側のスレでやれ
話題を変えたいなら自分から違う話題を振れよ
自分がふれよw
インスパイヤとパクリを一緒に使ってるからごっちゃになるんでは?
同じようで微妙に違うよね。
一条ゆかりはデザイナー読んでなんとなくピーなのはわかった。
パクってもあんまり違和感感じないというか、なるほどねって感じ。
池田理代子さんや身内すずえさんみたいなストーリィの才能はないしね。
ユーミンより人気があるって言ってのけるパーソナリティが表してるねw。
だからさあ、パクリとオマージュの違いを明確に線引きしてる奴がいないんだってば。
どこのスレ行ってもこの議題は口の端に上るけど結局うやむやになっちゃう
あんたらパクリとインスパイア、オマージュが違うというんならはっきり説明してください。
だからパクリもオマージュもたいした問題じゃないけど
トレスは駄目なんだって
何度言ったらわかるんだよ
前にも話題になってたけど、萩尾さんの「あそび玉」と竹宮さんの「地球へ…」って設定が似てるよね。
更に「地球へ…」と手塚さんの「火の鳥・未来編」の設定も似てる。
でも、全部面白いし、誰が誰の真似とか全然気にならない。
しかし一条御大のパクは許せない気持ち。
なんでなんだろう、一条作品でも好きなのはあるのに。
>>466 辞書ひいて自分で調べろ。
>>467 オマージュはいいけどパクリ、トレスは駄目なんだよ
何度言ったらわかるんだよ
萩尾さんだってなんとかって映画からインスパイヤされたんでしょ?
一時アンチがパクリって騒いでたけど、アイディアは同じだとしても
残酷は映画を超えたメッセージもってる。
NGなのは複製のままってことだよ。
例えば一時寄宿舎物って流行ったけど、寄宿舎って設定は「インスパイヤ」。
しかしキャラ設定、ストーリィ、メッセージまで似せちゃうと「パクリ」
っていうイメージがある。
>>468 「あそび玉」読んでみたいけど未だに未読。
そろそろ本腰入れて探すかな・・・。
あそび玉自体が海外のSF小説のオマージュじゃなかったっけ?
たしかヴァン・ヴォクトの。
だから萩尾先生も大体は手塚先生に影響されたんでしょ?
そこらへんの作家を真似るのはパクだけど手塚先生をどれだけパクっても
オマージになるんだよ。
アホが一匹
一条の「こいきな奴ら」の話題が出てたけど、続編のスト-リーは、
聖悠紀が作ってるんだし、そういう漫画家なんだよ。
大島・萩尾・竹宮・山岸などは好きですが
一条・矢沢・神尾らが何となくムカつくのは私だけですか?
>>466>>474 えーっと・・・・
もう手に負えないやw
ご自分で思ったとおりに、自由に納得なさってください。
私はバルバラが初めてのリアルタイムだったから、今とっても淋しいな。
早く新作が読みたいけどお休みさせてあげなきゃなんだよね。
>>477 そうやってむやみに多作家貶すのはやめろ。
その人のファンだっているんだから。
>>478 わたしもバルバラが初リアルタイムだったよ。
ちゃんとクリアファイルに保存してあるw
清水玲子のジャックエレナは好きで呼んでたけど、
なぜかエドガー・アランと重ねて見たことはなかったな。
清水氏が萩尾ファンだってことは知ってたのに。
ずっと気になってるのは、萩尾先生の全集にも載ってる作品で、
タイトル失念しちゃったけど、母親が娘を大きな屋敷で閉じ込めて暮らしてるやつ。
誕生日ごとにひとつ扉を開けてもらえて、母親は家庭教師と一人二役を演じてる。
あれって原作つきだったっけ?
そっくりな作品を山岸先生が描いてるのを読んだことがあるはずなんだけど、
これも記憶が古すぎて、コミックのタイトルも作品のタイトルも覚えてないんだよね。
びっくり箱かな、ブラッドベリ原作の。
たぶん文庫のウは宇宙船のウに入ってると思う。
482 :
478:2005/10/25(火) 18:36:10 ID:rcDHJZOKO
>>479 そこまではしてなかった!w
まだまだだな自分。今から冷暗所に保管しよっと。
>>482 >今から冷暗所に保管しよっと。
得体の知れないキノコにご用心!w
今持ってるけど、文庫は「10月はたそがれの国」だと思う。
原作では主人公は少年。それ以外はほんとうにそのまんまで
びっくりした。
>>480 「びっくり箱」っすね。
「ヴィレッジ」という割と最近の映画見たらこの話思い出した。
ブラッドベリの原作でもまんま漫画にするわけじゃなく微妙にディテール
変えて萩尾流になってるよね。
>>484 そんまんまもなにもあれは一冊丸ごと
ブラッドベリ原作としてウは宇宙船のウって文庫本になったよ
>>486 ブラッドベリ原作の作品は確か週刊マーガレットでシリーズ物として連載されたんだよね。
紛う事無き原作付きなので別に驚く程の事ではないとオモ。
バルバラで新たなファソゲット!!の萩尾センセすごいw
自分は残酷からでつ。
20代後半でやっと萩尾センセのよさがわかりました。
消防でハマル人はすごい賢いんだろうな。
>>422 先に砂の城を読んでいたので、全然気づかなかった。
砂の城の男子校編は不人気だったみたい。
ブラッドベリのは「ぼくの地下室においで」が怖かったなあ。
姿の見えない恐怖がじわじわ迫ってくるのが…
>>489 あれは不気味で良いね、
消毒薬撒きまくってる隣のおばあちゃんとの落差が上手いと思う。
「集会」の原作が収録されてる「塵よりよみがえり」を読んだけど、
伯父さんのキャラクターが違っていたりして、
萩尾漫画にリメイクするその消化の仕方が自然で凄いと思ったよ。
あのキノコはしいたけっぽかったなあ。
海外だとマッシュルームあたりだろうけど。
次回作まーだー
って急かしちゃいけないか
>>493 次回作どんなのだろうね。待ち遠しい〜。
次のフラワーズだよね新作。あと3日か。
>>494 「飛ぶのは楽しかったかい、ティモシー?」おじさんが叫んだ。
彼はけっしてつぶやかない。なにもかもがけたはずれの爆発、オペラの朗唱なのだ。
(「塵よりよみがえり」64ページ)
こんな感じ。名前はアイナーおじさんになってる。
原作だとティモシーも家族にうとまれてるような描写は無くてあまり弱々しさは感じない。
漫画の方がより繊細な雰囲気になってると思う。
萩尾さんはオリジナルも優れてるけど原作付きの作品も良い。百億は原作を越えた!と個人的に思ってる。
>>497 11月1日午前0時になると、次の版権お題に切り替わります。
お絵かきに遅刻して投稿すると、お題のイメージまで悪くしてしまうので気をつけましょう。
永遠に死ねないのが悲しいバンパネラ。でも最終回でアランが××じゃった時も悲しい・・
あの二人のストーカーのお爺さんと同じ心境です。
>>497 おー、これは楽しいw
かなりうまい人もいるし、咀嚼の仕方が興味深い。
お絵ビに慣れているということは、
結構若い人が多いのかな?
エナーおじさんは実は萩尾キャラの中ですごく好きだ。
名前が出てきたんでとても嬉しいw
>>497 見たー。こんなサイトがあったんだ。
いくつかはすごおく上手くて保存しちゃったよ。
キャラへの思い入れというか愛が感じられるね。
>>497 みんなすごいねぇ!
個人的には、あこさんのエドガーとアランに注目しますた。
黒いコートの裾が闇と解け合って(・∀・)イイ!!
シバタさんのタダとフロルもかわいいなぁ。完成が楽しみ。
>>497 ゆとりさんの、コンパートメントの中のエーリクとユーリも素晴らしい!
児童小説の挿絵みたいだ。保存しますた。
私はふるさんのランプトン・エドガーを。
力作揃いですねえ。
ここでレスってるとヲチっぽくなっちゃうんで
向こうでレス付けておいで。
508 :
480:2005/10/26(水) 14:52:14 ID:???0
豚切りますが、教えてくれた皆さんありがとう!
やっぱり原作付だったのね。かなりすっきりしました。
ブラッドベリ原作のをたくさん描いてらしたんですね。
「ウは宇宙船のウ」と「ぼくの地下室においで」しか知らなかったなあ。
あ、もうひとつの「びっくり箱」が山岸先生かどうかは明確ではありません、
と一応お断りしておきます。
なにせ読んだのが小学生の時で、しかも一度きりなので…
>>508 スレ違いになるけど山岸先生のは
「ラプンツェル ラプンツェル」じゃないかな?
母親が娘を幽閉して…というシチュエーションだったと思う。
これも童話を下敷きにしてあるけど
山岸さん独自の解釈で練り直されてて面白いよ。
>>500 わたしなんかキリアンの子孫のお話を待ち続けて○○年ですもん。ウウウ
フラワーフェスティバルの文庫218ページ
スオウさんがスピリットの練習するシーンの
「少しまねてみたの レイチェルの踊りを」って言うコマ、
ずっと「ニラ」って書いてあるのかと思っていた。
ニラってなんだろう、ニラ〜って感じで手を曲げてる擬態語か何かか?
とか思っていた。
こないだ読み返したら「こう」だった。
うちにブラッドベリの短編集があったが「集会」と同じメンバーで
「集会」とは違う話があった。
「旅人」という話でティモシーの妹の話。続編かなにかだったのかな。
>>512 一族ものの集大成「塵よりよみがえり」が出てるからググってみ
と書く前に自分でやってみたら、今月文庫版が出てた。
知らなかった!ありがとう。
遅レス。
>>460 あれは、裏でディズニーと手塚プロの間で最初から話が通ってた。
……とまことしやかに噂されておりますな。
>>468 「あそび玉」と「地球へ……」はまあ似てる。
ただ、どっちもSF小説のオマージュと理解してます。
例えば、473が書いている『スラン』とか。
それと、「地球へ……」と「火の鳥・未来編」は全然似てないよ。
>>514 って言うか手塚ブロは手塚自体がディズニーに影響されていたので故人も喜んでいるでしょうと言う様なコメント出してた気が・・・>ライオンキング
どっかのサイトで「地球へ…」が「あそび玉」のパクリだと言う事で裁判沙汰になったと言うのを見かけたのですがあれはデマですか?
手塚ブロ…
517 :
515:2005/10/26(水) 20:13:23 ID:???0
スマソ
老眼で入力ミスが多いんですw
「手塚プロ」です。
>>515 裁判沙汰なんて聞いたことないが。
「あそび玉」のような短編と「地球へ…」の大長編を比べてもねえ…
エスパー狩りなんて昔のSFにはよくある題材だし。
そういやあそび玉はボウリングがネタ元らしいね。
ビー玉でないとこに感心した。
>>515 どっかのスレでもそれ言われてたけど裁判はデマだろ。
萩尾と竹宮は一緒に小学館漫画賞の授賞式に出席したりと、
今でも仲良しみたいだよ。
520 :
515:2005/10/26(水) 21:04:45 ID:???0
>>518 >>519 そうなんですか。
何だかそのせいでお二人の仲が悪くなったとか言われてたのでホッとしました。
どちらも好きな作家さんなので。
竹宮さんが教授やってる大学に招かれてマンガの講師もやってたしね。
>>520 私もデマだと思うよ。裁判沙汰なんて聞いた事ないもん。
私も萩尾さんも竹宮さんも好きだし、どちらも優れた漫画家だと思うので
仲良しの方が嬉し。
>>513 この一編だけでなくシリーズ化されてたのか。
読んでみようかな。
裁判も仲良しもデマ。
かつては仲良しだったんだろ。
若い頃は一緒に海外旅行行ったりしてたから仲は良かっただろうけどね。
でも仲が悪くなったという話も聞かない。
それぞれ交友関係が広がって接点が無くなっただけかと。
526 :
花と名無しさん:2005/10/26(水) 22:11:17 ID:0sq1j+7P0
最近、トーマ・ポー・11人を読んで萩尾さんにハマってる高校生です。
次は、何を読むといいですか??
多少、難解なものでも大丈夫です。
「訪問者」「初期短編集」「イグアナの娘」「半神」
「スター・レッド」!
>>526 トーマ、ポーあたりの絵が好みなら
「アロイス」「アメリカンパイ」
SFなら
「銀の三角」「マージナル」
最新作「バルバラ異界」
かたっぱしから読め! あとで整理しろ。
なにをとってもスバラシイ。
たまにははずれもあるがそれもまたよし。
年代順に読むというのもいいよ。
絵ががらっと変わるのも気にならないかもしれん。
日本の海で異常発生してる、巨大クラゲって
海のマリアのと似てるね・・・((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
マリア?
アリアだったのね・・・ずっとマリアと思ってた
ダリダソ喰われてカワイソス
ニラニラ
>>514 設定の一部が似てないかな〜?<地球へと火の鳥
コンピューター管理社会、コンピューター至上主義みたいなとこが。
>>526 私もトーマ・ポーから入って、その後は初期の作品を片っ端から読みましたよー。
当時中学生だったけど、どの作品も新鮮で面白くて。
初期の作品か、あるいはまったく逆に最新の「バルバラ異界」というのはどうでしょう?
>>538 コンピューターに完全に管理される未来社会、ってのは
SFのテーマとしては定番すぎるくらい定番なので…。
仲が悪い二つの家の、息子と娘が愛し合って…とか、
密室で人が死んでいた、この人はどうやって殺された?
(あるいは犯人はどうやって部屋を出た?)みたいなもんで、
要はそこからどう話を発展させていくか、という。
1950〜60年代くらいのSFでは、日本でも海外でも、ほんとに
佃煮にできるくらいたくさん、そういう話が書かれてまっせ。
SFブームの土壌があって、シリアスなストーリーをマンガに取り入れたのが手塚
海外作家でも性別不詳のPNを使う時代に、少女マンガの繊細さを織り込んだのが
萩尾、竹宮、どちらも当時は画期的だったんだな。
>>539 竹宮さんは管理された未来社会ものが好きだったようで結構多いよね。
「地球へ…」だけじゃなく「集まる日、」とか「夜は沈黙のとき」とか。
好きだったなあ。
異端の者が狩られるというテーマは自分自身に重なる部分があって
(少女漫画界の異端児というような)好まれるテーマだったと思われる。
「ポー」前期や「トーマ」のころの軟らかい筆致が好きなんですが…
近年の描線はシャープ過ぎてちょっと味気ないかも。
ナディアみたいなふわっふわの髪になりたい。
話の内容は関係ないけど「あそび玉」のタイトルって
萩尾先生もお好きなヘッセの「ガラス玉演戯」の影響があったのかな。
(内容的には「海のアリア」の方がインスパイアされてる感じが・・・)
>>542 同意ではあるんだが、作家というのは自分のスタイルを壊しながら
違うスタイルを作っていくものだと思うので…
描きたい世界観に合わせて劇画チックに絵柄をあえて変えていったのかと。
546 :
花と名無しさん:2005/10/27(木) 14:10:48 ID:syydyxCf0
バレエもの書いてた頃は骨格とかすごく勉強したっぽい絵だよね。
ただ男性ダンサーがちょっと子供っぽすぎるというか。
でもあの絵柄でムキムキダンサー描かれても違和感あるな多分
森博嗣との対談で「絵柄の変化は作者が成長してるということだから仕方ない」
って言ってたね。絵柄を戻してくれっていうのが一番困る、とも。
あれ、言ったのは森だったかな?うろ覚えスマソ。
竹宮さんは昔の絵(ジルベールとか)が今でも描けるけど、
萩尾さんはあんまり描こうとは思わないのかな。
それにしてもバルバラではキャラクターがなんかみんなお綺麗になってたね。
キャラの割に綺麗すぎる時夫とか。でもそれも好きだ。
久々にスターレッドを開いたら違う筆致に一瞬ウッとなったんだけど
すぐに入れた。萩尾さんならどの作品でもどの絵柄でも入れる。
>>549 今と昔じゃジルベールもやっぱり顔が違うよ。
華がなくなった・・・
恐るべき〜のころの絵は評判悪いけど、話の内容にマッチしてるんだよなあ。
>>551 そそ。ご本人も今の絵だと顔が長くなって顔が違うと言われてしまうと
描いてたよ。
>>538 萩尾さんや竹宮さんや手塚さんが好きなら、昔のSF小説を読んでみると楽しいと思うよ。
コンピュータによる社会管理の話だったら、
読みやすいところで『声の網』とか。
作者(星 新一さん)は日本人だから、翻訳ものの読みづらさもない。
ただ、問題は、今はもう手に入れずらいってことか。
萩尾さんのロマンアルバムに収録されてたデビュー前の
未発表の短編がエスパーだったか異星人だったかが
狩られるような内容のSFだったね。
鉛筆描きで結局完成はしなかったみたいだけど。
>>555 星新一さんなつかすい・・・・
真鍋博さんの挿絵も好きだった。
>>557 あの真鍋博さんの絵が、またピッタリ合ってたんだよね。
書店にあんまり並んでないってことでしょう。
最近の新装版は置いているけど、『声の網』はどうかなぁ。
古本屋にはどっちゃりあったよ。
懐かしくなってきた、今度買おう。
>>560 長期休みの前などに「読書感想文用お勧め図書」が大量に書店に並ぶでしょ。
ああいう中に星新一って結構入ってる。「声の網」も並んでたよ。まあ、夏休みも
終わったから今はもう並んでないだろうけどね。
萩尾さんの漫画にマザーコンピュータネタってあったっけ?
思い出せない・・
そういえば、マージナルの元ネタみたいなSF小説を
今は亡き「奇想天外」に連載してましたよね。
あれ、単行本にならないのですか。
566 :
538:2005/10/28(金) 16:54:01 ID:???0
ありがとう、星新一さんはほぼ全作品持ってます!声の網も。
でも、どうしても件の2作品が似て見えてしまうー。個人的な感覚なのかもしれません。
なんとなくうまく説明できないのよね…
インタビューウィズ・バンパイアとポーみたいなのもあるんだから気にするな
568 :
花と名無しさん:2005/10/28(金) 21:24:40 ID:nxih4hv00
銀の三角と百億の昼と〜が、どこの店へ行っても売ってないんですが、
文庫になってないんですか??
>>568 ネット使えるのならヤフオクか楽天フリマとかで落とせば?
絶版になってなかったら出版社から取り寄せできるんじゃ?
つか絶版になってる?
ブックオフもないの?
ブックオフはあんまり萩尾作品見かけない。
こないだイグアナが2冊もあったがすぐ無くなってた。
まんだらけのがあるかも。
文庫本なら結構売ってると思う。周りに古本チェーンがあるなら数件を定期的に廻れば
全部そろえられるはず。そういう店がなければ古本サイトをいくつか廻ればある。
・・・って古本じゃなきゃ駄目なの?
「銀の三角」と「百億」ならアマゾンなり7&iで注文できるでしょ
>>568 その二つは小学館からでていないので、
書店が作者で分類してない場合見落としがちです。
百億の昼と千億の夜 秋田書店 4253170021
銀の三角 白泉社文庫 4592883012
これをメモって近所の本屋さんで注文してみてください。
数字はISBNです。
百億の昼と千億の夜はチャンピオンだったな、そういえば。
銀の三角は、結局何バージョンあるのかな。
最初に早川から出たハードカバー、
同じく早川から出たソフトカバー、
全集版、あと文庫。
あとあったっけ?
ノーマルのコミックスタイプは一冊も出てないんだな…。
ポーの一族のハードカバー愛蔵版が、地元のブクオフで¥105で売ってた
定価で買った自分が阿呆に思えた_| ̄|○・・・
己の利益のみかい・・・
でもって
ブックオフは3色企業なんでよっぽどの貧乏人以外は
大好きなものは定価で、好きですよ、と作者さんに伝えるつもりで買うよ。
ブクオフは基本的に「お試し」の感じ。
ずっとずっと探してた本ならぼろぼろの状態で古本屋3冊200円でも
プレミアで定価の数倍になっててもかまわないけどね。
貧乏人ですが何か(´・∀・`)
じゃあ、しょうがないね。
>>578 落ち込むな。
ほら、ブクオフは中古でしょ、あなたは誰の手にも触れない新品のポーを
手に入れることができたんだから!
でもポーの愛憎版って、今じゃ古本屋とかでしか見つからないよね。
愛憎版
昼ドラの香りだな
>>578 そう(´・ω・`)ショボーンするな。
微力ながら萩尾先生のお役に立ったと思えばいいジャマイカ。
3色企業=創価学会か…。何でもやってんだな。
↑
意味がわからんとです・・・
ポーの一族は手放す気がしないもんなあ
『ポーの一族』、コミックス、作品集、文庫を持っている。
『トーマの心臓』も同じく。
内容は同じなのに、新しい版で出るとつい買ってしまう…
11人は最初から文庫で出たよね。
ふつうの単行本で出なかったのは人気のせい?ボリュームが揃わなかった
せい?
>594
ノシ
文庫は一度手にして売ってしまったけど
>>595 作品集が刊行されていた時期だから、
その中に収めてしまったのだと思われ。
11人はプチフラワーコミックススペシャルが出ていたよ。
ハードカバーじゃないけど東の地平も入ってる。
昔古本屋で見つけたんだけど、デカイのがなんともいい。
>>598 持ってる。あれ劇場アニメ化された頃出たんじゃなかったかな?
それまで文庫版しか持ってなかったのででかくてうれしかった。
>>599 そうかあ、アニメ化された頃に出版されたんだ。
どうりで付録の書き下ろしポスターの絵のタッチが違うと思った!
タダもフロルも後期の顔になってるww
誰も新作の話題しないんだな・・・。
取り敢えず自分の感想は フツー。
もう新作の話題はしまくったわけだが
バルバラじゃなくて今月のフラワーズ。
まあ文章(詩?)付きイラストだから語ることもあんまりないよね。
604 :
601:2005/10/29(土) 19:28:44 ID:???0
>>603 そうそっちの方。
自分ももともと期待してなかったからどうでも良かった。
どっちかと言うとアフリカ探検レポでもしてくれる方が良かった。
個人的に一番気に入ったのは雨降りの子どもたちの話。
ワーストは次のページ。目新しさがなくて単にページを埋めた感じ。
606 :
花と名無しさん:2005/10/30(日) 01:24:58 ID:1XwJxRDT0
残酷な神が支配する、を今読んでるけど、イアンが
いきなり、事実を否定しだした所で、こういうのある
あるって感じで受けまくり。
お前オヤジの事が好きだったんじゃないのか?
ってイアンが妄想認定したやつ?
私も似たような事言われた経験あるよ。
最低な男だと思った。
あのあたりは痛々しいけど面白いね。
ジェルミにとってはセカンドレイプみたいなもんだよな。
「告白しろ!」「しない!」をやっていたころは
君らなんだか楽しそうだぞ、と思ってしまった。
ま、最初に読んだのが十代だったらそうは思えなかったろうな。
ジェルミは無茶苦茶辛そうで、読んでても辛かったけど、
ぶっちゃけ凄く面白くて興奮したなあ。
>問い詰め・イアンのバカの思いこみ
あそこでキスした流れとかいいなあと思った。
百億の夜と千の昼あまりに難しくて断念した・・orz
>>661 そそ、萌えてしまったなあ イワンがなかなか告白しない
ジェルミにキスしてしまうところ。
あの頃はめったに買わない、フラワーズをレジにw
ジェルミとイワンが結ばれたときは「やったね」と思った・・・(´ー`)y─┛~~
最後はなんとなくツマンネと思ったけど、今読み返すと
ああいう終わり方もいいなと。
こうして関係が薄れて、本当の兄弟になっていくのかと。
イワンも結婚して子供を作るのは想像出切るんだけど、ジェルミは・・・なぁ?
皆さんは、ジェルミの将来はどうなってるか想定出来ます?
>>613 をいをい、何だかロシアの話みたいだぞ。(笑)
>613
ロシア…?w
ジェルミも、男女問わず「愛したい!愛されたい!誰かに!」の心の叫びを
ちゃんと抱きとめてやれる相手とめぐり合えればいいなあ。
イアンはやっぱりジェルミとは一生穏やかに続く「家族」になってほしいと思った。
密室的な息苦しい関係では共倒れしてしまうよ、リンドンが言ってたように。
イアンはバイセクシャル傾向だと本人も認めてるけど、あんがい好きな女性と
結婚して子供が出来たら、すっごい子煩悩になって家族サービスに溺れそうだと思ったww
>613
ジェルミも結婚してサンドラ似の娘が生まれ、一生その娘の
奴隷となって幸せにくらします。
ジェルミは新進アーティストとしてけっこう人気が出てくる。
英国ハイソな階級の壮年の金持ちたちが美形のジェルミに注目し、
スポンサーとしてジェルミを支配しようともくろむ。
ジェルミの悩みは終わらない。
残酷な神あんまり好きくない・・・
トーマの裏返しみたいで・・・
トーマの純粋な世界が好き。
そっちだけ見ていたい。
>>612 「百億の夜…」と「銀の三角」は永遠に理解できない…w
でも何度も読んでしまうー。
胸の痛くなるような純粋さを持ったエリックとバレンタイン兄弟が好き。
相手が痛みを意識していなくてもそれは「痛い」んだよと教えて、より痛ませるための、
そしてそれを癒すための愛を与えて死んだトーマ・ヴェルナーに、ある意味似ている。
より極端な、現実的な痛みを与えて2人に分けたような感じ。
残酷な善意と完全なる無垢のエリック、
すべての痛みを引き受けて、誰へともない愛を抱えてひっそり生きるバレンタイン。
…なんだか半神のユーシーとユージーにも似てるかも?
ジェルミの性格そのまんまで女の子でも魅力的だと思う
萩尾先生尾に関わらずこういう恋愛関係(イアンとジェルミ)
は男女としてはあんまり描かれないな
>>623 生身の悩みを持った女性と男性の恋愛は、それなりに描かれてるよ。
アディとレグ、マルグレーヴとナースタースの美しい洋画みたいな恋愛。
午後の日差しも、ローマへの道も、ゴールデンライラックも大好き。これらは生々しいほど
堂々たる恋愛ドラマだと思う。
マリエンバートの、女性ホルモンの奔流に押し流されたようなモノローグは、
非現実的な設定なのにリアルで驚いた。
「口移しで飲むピンクのシャンパン」「きれいな私を見てもらうのよ」
既出だけど「残酷」の主人公が少年だった理由は、少女だと妊娠というファクターが
絡んできて「生々しすぎる」「描きたいテーマが分散してしまう」という意識的選択だったらしい。
海のアリア読み返したら、ら、ら、乱がイアンに見える!
>>622 エリックとバレンタイン兄弟すっかり忘れてた!
残酷ってもうずいぶん長い事読み返してないんだなぁ('A`)
今度実家に帰った時思い切って持ち帰ってみるかな。
メッシュは帰省すると結構高い率で読み返すんだけどなぁ。
そういやバレンタインが女の子ってはじめて知った時は
ビクーリしたなあw
残酷。。はほんと、読み返せない。重くてなあ。。
>>625 ど、どこが!!
乱と一緒にするのやめてー。
>>612、
>>621 百億は原作読んでからの方がわかりやすいかと。
途中からほとんど萩尾オリジナルと言っていいほどの
アレンジが入るけど、原作の方は世界観とか背景説明が
長々と入ってるから解説の代わりになるよ。
ちなみに原作者はロン先生w
>>624 妊娠しちゃったら、ジェルミの境遇だけでもかわいそうだったのに、
あれ以上となると読者としても見るのが辛くなるね。
今読み直すと、マージョリーの妖精めいた不思議ぐあい結構好きだ。
彼女がいなかったら、物語はもっと重かっただろうなあ。
>>613,615
「残神」のラストは人によって捕らえ方が全然違ってて面白いね。
密室的な恋愛関係がおだやかな愛情に変わるのは、どんな恋愛でもたどる
道だと思うので(途中で終わってしまう場合は除く)、自分はあのラストでの
イアンのジェルミに対する愛情もそういう形で発展していってるんだと思ってた。
だから、家族って関係とも少し違うというか、けして関係が薄れるということではないと。
イアンと一緒に断崖に戻るのを楽しみにしていると言うジェルミも、
恋愛とかを超えた「愛」をイアンに感じ始めてるというふうにとったけどな。
それは肉体関係はあっても限りなくプラトニックに近い関係で、そんなところが
自分としては「トーマ」に似ていると思った。
それに対して萩尾さんが描く男女の恋愛って、もっと大河ドラマっぽいというか
劇的な感じが多いような気がする。
「愛」というよりは「執着」を感じさせるけど、それがまたリアルな「恋愛」っぽい。
>>631 あー、自分もそういう風に感じた。
落ち着いた、恋愛の段階を踏んで色々取り戻していってるんだろう
なあ、と。
なんかイアンに愛情を感じたなあ。
それまではジェルミを奪おう奪おうでぜえぜえ言ってる感じだったの
が、待てるようになってるなー、と。
「残酷…」は後半は読み返せるけど、8巻と、1からアレの死亡までが
読み返せない。辛過ぎて…
出来れば「サンドラ視点」で一巻位読みたかったなー。
サンドラ大嫌いなんで逆に興味…
サンドラ視点読んでみたいけど、
そうすると残神の構成の妙が損なわれるような…
いつか別の物語で
『そういう母親』の作品が読めないかな。
残神とかイグアナの母親系視点の話って、
萩尾さんが描いたら凄く面白いと思うのだが。
>>632 わかる。後半は純粋な恋愛漫画で通るくらい切なくて痛いのがいいけど
前半のアレは読んでられない。
サンドラやイグアナの母の視点漫画って想像つかないな。
よくある悲劇のヒロインぶって私も辛いのよ、なんて都合のいい解釈つけられても
感情移入しにくい。
現実から逃げてる臆病者の話しなんて不快だな。
萩尾さんなら納得のいくストーリーを考えられるのだろうか。
萩尾さんの漫画って苦手な女の人がいっぱい出てくるのよね。
でもリアルなんだよなぁ。気持ちのいい人ばっかじゃ変だしね。
>>635 あー、分かる…
リアルゆえにキモス。でも話としてはすごい面白いんだよね。
自分はイアンの彼女駄目だったなあ。
いい人なんだけどウゼーと思ってた。
あとおばさんのナの付く人。
(ごめん、手元に今無いので思い出せない)
ナディアだね>イアンの彼女
私もあんまり好きじゃなかったなー
でも最後に熊みたいな音楽家と出あってからの彼女はそんなに嫌いじゃない
愛して愛してと強制して縛り付けなければならない関係ではなく
素の自分をさらけ出せる楽な相手と出会えたからかな
サンドラも、ジェルミの父親と死別しなければ、そうでなくても
次に出合ったのがあんな、愛することを人を支配することと
考えるような奴じゃなければもっと違った母親だったのかもしれないし
イグアナ娘も、自分をまるごと理解してくれる相手に出会わなければ、
自分の娘に対してイグアナ母と同じ過ちを犯してしまったかもしれない
誰でもサンドラやイグアナ母になる可能性があるんじゃないかと思えるところがまた
萩尾漫画の深いところだ
実はナディアのママと彼氏の、ヒステリー&享楽主義者のカップルが好きだw
ママがマージョリーを溺愛したりナディアを否定しまくったりするのを
うまいこと操縦する大人の男の余裕も好き。
そして、ジェルミがセックスに関して持ってる問題を見抜いてからはまったく粉
かけてこなくなった(けど保護者の位置にいるイアンにそれとなく接触し続ける)
のも好印象。
自立した好ましい女性はわりとよく脇役にいるけど、男性は案外珍しいと思う。
あ、私もナディアママの彼氏好きだw
ナディママの彼氏は、世渡り上手というか出来る範囲内でたまに手を貸す、と言う感じだけど
そのスタンスより微妙に振り回されぎみな、保険屋の男も好きだったな。
帰ってくる子を読んで号泣してしまった
何故だ…他のでは泣くまでいかなかったのになあ
ママの彼氏の立ち振る舞い自分も好きだ。
顔見たときは、親父ふたたびかと思ったけど、
あの世界ではめずらしい常識人にみえた。
「帰ってくる子」ってどんな話だったっけ。
何に収録されてますか?
私が何度読んでも泣けてしまうのは「神殿の少女」
初めて読んだ時、思わず一気に5回くらい読み返し5回とも号泣。
いまだに時々読み返してるけど、絶対うるうるします。
多分もう100回以上読んでます。
お話としては別にモー様の最高傑作とは思っていないのですが
妙に涙腺のツボにどんぴしゃのようです。
フラワーズというのはコンビニでは売ってないの?
よみきり載ってるとかいてあるから、買いたいけど・・・。
「帰ってくる子」も「神殿の少女」も知らないや。
>>644 売ってないんじゃないかな。
元書店員で、コンビニの配本チェックしたりするんだけど、
フラワーズは、メジャーな面子による独自路線つっぱしりな雑誌だから
部数がそれほどいってないと思よ。はっきりとはいえないけど。
>>646 ありがとう。
コンビニで深夜に買えないか探したけどなかった。
書店で買うことにします。
ジャンプとサンデーの間に、はさんで買うか(汗)
ナディアのママとその彼って、あの作品の中では成熟した大人だから、
実は一番安定した性格の登場人物なんだよね。
もちろん保険屋(名前忘れた)もそう。
「城」の中に出てくる黒も白も使われた完成された城、て感じ。
>>643 「帰ってくる子」は文庫のイグアナの娘に入ってます。
弟を亡くした男の子が主人公で、母親が弟がいるつもりになって
何もない空間に向かって話しかけたりする。
主人公が心理的に追い詰められて逃走…と。
私はこの話に出てくる父親がすごく好き。
「神殿の少女」は文庫には入ってないですよね。
髑髏を手に持たせて肖像画を描かせるのがこの話でしたっけ?
650 :
643:2005/10/31(月) 22:00:30 ID:???0
>>647 フラワーズを買うのがそんなに恥ずかしいとは30代以上男性?
今月の表紙は特に恥ずかしいかも。
それはそうと、
カキコした後、気になって「神殿の少女」探して読み返しました。
秋田書店のモザイクラセンに収録されてました。
多分他の本にも載ってるはず。4ページ作品だし。
で、やっぱりうるうるしました…
101回以上は読んでるはずなのに。
うちの方の3クスでは売ってますだ。
そこでいつまでも売ってくれるように、フラワーズは
いつもそこで買うようにしてる。
>>649 あの文庫はなにげに地味だけどいい話多いよね。
家族の心理葛藤のような物がいい味出しているというか。
私も泣きながら主人公の男の子に「ヒデ、バカだなそんなこと考えていたのか」
とさとすあのお父さん好きだ。
>>649 サンクス! 文庫のイグアナは持ってませんでした。
探しに行きます。
「神殿の少女」は話としては地味なの。
明日に結婚式を控えた若者が戦いに取られ、負け戦で捕虜になり
数十年後、老人になってから、やっと開放されて故郷に向かうという…
何でこんなに泣けるのか。
ああ神殿の少女も帰ってくる子もどっちも持ってた。
タイトルって結構覚えてないもんだよね。
ナディアママの彼氏ってロレンツォ?
ああ、いい男だよねえ。オサレで好きだ。
妙なこと一杯してるけど、自覚的で揺らがない感じがいいな。
ジェルミを介護してベッドにいたシーンとか良かった。
でも連載当時、眉毛を書き損なったら妹に「お姉ちゃん、顔が
ロレンツォ」と笑われてからあの眉が気になる。
>神殿の少女
最後眩い感じが堪らんね…画面がキラキラ眩しい。
ああいう風にあの老人には見えたんだろうなあとか考えてた。
不覚! 「帰ってくる子」をまだ読んだことがなかった・・・。明日さがしに行こうっと。
>649さん 髑髏をもたせて・・・は、竹宮さんの「エメレンティア」かな・・・?
40過ぎの男だけど近所のファミマで毎月買っている
特に問題はないw
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
『フラワーズ』、ファミマで売っているのか。いいなあ。
うちの近くのコンビニじゃ売ってないよ。(´・ω・`)
コンビニに置く漫画って誰チョイスなんだろうね。
店長?スーパーバイザー?
ファンにとっては御英断だわ。
すごい久々に
マージナルのドラマCD聴いてます。
ああ、塩沢さん…合掌。
しかし、これは本当によいドラマだった。
萩尾望都の本は親が11人いる!を持っていて読んだこと合ったけど
それまでたいしてキョーミなかったのが、これをラジヲで聞いてからめちゃファンになって
殆どの本読み漁ったなぁ…。
原作とは違うけれど、きっとこれは
当時のファンたちがメイヤード+ナスタースの件で投書とかしたのを
脚本の人が勝手に変えたんだろうなと推測。
当時、2ちゃんねるがあったら…
「★メイヤードとナースタースでカプばな★」とか
「お前はアシジン派かグリンジャ派か?!」とか
「キラ、かわいいよ、キラ」とか
「【センザイマスター】本日の夕食【ファンスレッド】」とか…スレたつんだろうな。
>>661 いや、起たないよ、と自己レス。あほだ。自分。
萩尾板があればそういうスレも立つかもしれない。
>>661 >【センザイマスター】本日の夕食【ファンスレッド】
個人的にはこれが一番ツボw
私もご相伴に預かりたいwww
キラの萌スレは名前からネタにされて荒されそうだ…。
化粧が濃ゆいナディアママと、ラテン顔ロレンツオのカポーは濃ゆすぎだよw
>>661 マージナルのドラマCDって昔ラジオでやったやつ?
うへえ、毎回寒い気持ちで聞いてたよ…
細野さん作曲だからサントラの方のCD買っちゃったよ。
かなた昔に捨てちまったが、、。
「きっら、きっら、ひーかーりのー♪」というすんごい寒いキラのテーマ曲
だけがトラウマのように耳に残っている。
ナディアママは、幼少時の性的トラウマのせいで過剰にフェミニンな服、
過剰にこってりしたメイク、イケてる男をつまみ食い放題…になっちゃったのかな。
ああいうのは「男で傷つきたくない」という心理から来る過剰な防衛に見える。
あれがなければ、ちょうどナディアみたいなあっさりした化粧と乙女チックな服が
好みの、母性タイプだったような気がする。
マージョリーのお姫様ファッションや「無垢な天使でいいのよ」が、そうあれなかった
自分の代償行為+母性のやりどころに見える。
(幼いマージョの体調不良は母親の恐怖感を感じ取ってたのかも)
ナディアに冷たく当たってたのは、どこか「イグアナの娘」みたいな同属嫌悪
だったんじゃないかな、と。
書店でフラワーズ買って来たけど、こ、これだけ・・・。
これだったら、コミックのオビに
「NEWS! 萩尾望都 最新よみきりが2色で登場!」
とか書かないで欲しいよ。
>>670 編集者にとっては、ある意味、賛辞です。w
>>671 うまくひっかかってしまったわけだけど、
期待感がおおきかっただけに、がっくりしました。
1話分だけだろうけど、ファンにとって高くない。
よみきりだと、いつ単行本にのるかわからない。
とか、考えて買ってきたのに・・・。
本編はどこどこ?と、目次を何回も確かめてしまった(汗)
マージョリーの服は本当に「天使ちゃん」イメージだもんなあ。
ナディアが「修道女」っぽいのと違いすぎる。
ナディママ好きだ。
自分の母親だったらイヤだけど。
残神ラストについて
ジェルミが「生まれて」それから二人の本当の恋愛関係が始まるんだと思った。
お互い信頼することができるので 時間・距離 少々離れてももう大丈夫だと。
ジェルミを100%引き受けられるのは イアンしかいないような気がする。
と自分好みに 解釈してます。
そ、それなら共倒れの危険をわかっちゃいても、ジェルミ+バレンタインを推したい…
ジェルミとイアンの関係は何らかの形で続いていくんだろうけど、
サンドラとジェルミの発展しようのない関係も気になる。
ラストのサンドラのキスを、サンドラからの赦しと取る人がいて
ビックリしたんだけど、あれは読み手の判断に委ねたのかな。
わたしはどうしても、サンドラからの究極の束縛という風に見えてしまう。
一生忘れさせないぞ、っていうか。あの笑顔も怖い。
子どもベッタリだったサンドラにも問題はあったけれど、
その親から離れることの出来なかったジェルミにも
問題があったと思う。
最終的な悪というか問題としてサンドラが出てきたのは悲しかった。
一度起こった出来事は消え去ることはない、がしかし
それを抱えながらちゃんと生きることは難しいが可能であると思えるようになった、
ジェルミのふところの成長を描いたわけではないのかな?
あのシーンはジェルミだけに見えたものだったろうし。
あのサンドラは怖かったし、一生の呪縛と私も読んだ。
ジェルミは子どもだったこともあって、どうしようもなくあの辛い流れに
巻き込まれてしまったけど、今後は自身で選んでいけるスタート地点に立った、
私もそういうふうにラストを解釈してます。
>>676 私は墓地のシーンは好きだな。読み返すたびにうっとりするw
赦しか呪縛かなんて考えたこともなかった。
ただ「ああ、やっとジェルミはサンドラと向き合えたのか」ってホッとした。
てかサンドラって悪…なのか?どうもそうは思えないけどなあ。
私はあのサンドラを、ジェルミが「怖い」と思ったと思ってます。
「ずっと私のものよ」という微笑に恐怖を感じた、そこがジェルミの進歩じゃないかな、って。
あのサンドラは あくまでもジェルミのイメージの中のサンドラ、
サンドラの愛でがんじがらめにされたジェルミ、墓地でそのサンドラに
連れて行かれて 死んだのではないかと思ったけど 生きてることが分かった、
それでやっと サンドラの呪縛から解き放たれ、愛を肯定的に受け入れようと
考えられるようになった、すなわち 生まれた。
な〜んか どうしてもジェルミには 救われて欲しいんですよね、
そういう方向に考えてしまう わたし。
私は普通にサンドラの母親愛だと思った>墓地
許しとか束縛なんかは考えなかった。
サンドラだって母親だもん、間違ってたところもあったけど、
やっぱり息子にキスおくりたいよ・・・
母親は、生まれたその時から自分の子供をすべて許してる。
それが愛なんじゃないかなぁ。
と、私は自分の母親を見ててそう思うんだけど。
いやいや、やっぱりジェルミやイアンが終盤で悟ったように、純粋に、自分勝手でもなく、
サンドラはジェルミを愛してたんだよ。
弱い人だったけど、対応は間違っていたけど、ちゃんと愛してたことは確かだと思う。
それこそ理屈じゃなく。ウィリアムが言ってたように、愛には理屈はないと思う。
愛された側にとって、それは神の支配であり、束縛であり、呪いだったとしても、
サンドラの愛もジェルミの感情もウソじゃない。
グレッグだってもともと愛する家庭がほしかったし、愛を得られないなら破滅させることで
永遠に支配したい、とまで言ってた。ジェルミもイアンも最後にはなんとなくそれを察した。
だからこそ、愛は残酷で理不尽なんだとジェルミは思ったんだよ。
683 :
682:2005/11/02(水) 03:05:21 ID:???0
前もここで誰かが言ってたけど、
どんなつもりの愛だとしても、愛された側にはそれを拒否できない。
純粋な献身的な無償の母親の愛でも、子供がそれをどう受け取るかは、母親は干渉できない。
そういうことだと思うな。
サンドラには悪意はなかったし、
終盤のイアンの追体験からは、グレッグの(的外れだけど)真剣に愛をほしがる気持ちは伝わったよ。
ジェルミもそう思ってたから サンドラが知ってたのに…
で、捨てられたとか裏切られたとか もうごっちゃになった怒りやらで
ますますジェルミは混乱していった訳でしょう、
>>682 そういう自分勝手な愛だからジェルミは愛を恐れたのでは。
無償の愛というなら グレッグのことを知った時点で何とかしなくちゃ、
と私は思う、ジェルミもそう思ったんじゃない。
>685
途中まではそうでしょ。
でもラストのキスで「そうじゃなくても愛だった」んだと悟ったと私は受け取った。
「まじりけなしの無償の愛」がある意味フィクションであること、
「母親の無償の愛」であるものが「本当に相手のためだけを思ったもの」じゃないこと、
「そこまで強くない人」をあれだけたくさん描き込んだこと、
でそれは語られたと思う。
クレアが全身全霊でマージョリーを守り、助け、愛しているのも
自分が救われたいからだったのだし。
では 無償でない愛をあの時点で悟ったんだとしたら
翌朝の 僕は死んだんじゃ…は 何?
686さんじゃないけど、死んだはずのサンドラを見てしまったんだから
自分も死んだと思ったのでは。
単純すぎるかな。
だって、連れていって!とは思わないだろうし、連れていかれるとも
思ってないんじゃないかな。
ずーっと氏んでたような気分だってことだったりして。
生まれ変わるみたいなことにこだわった感じもあったし、
久しぶりの生きてる実感めいたものを味わった朝だったんじゃね?
う〜ん、深いですなぁ…
「愛」なのは分かります。でも、問題はあの顔なのよ。
私はラストをすっかり忘れていたんだけど、以前ここのみんなが墓地シーンについて書いているのを読んで、
「そっか〜、サンドラは笑顔でジェルミにキスするのか。赦されたとジェルミが思った、
つまり自分を赦せるようになりつつあるってことだよね〜、良かったなぁ・・・」と思っていたんです。
だけど後で単行本を買って件のシーンを読んだ時は、ぞっとしました。
たったひとコマに描かれたあのサンドラの顔さえ見なければ、私の感想も変わっていたろうな〜と思います。
墓をあばこうとしたのは、自分が感じた恐怖を否定したかったから? そして「何か言って!」という気持ち。
でも何が出てくるわけでもなく、確認できたのは虚無だけで。
それで、あの短いひと区切りを読んでも、全体的にも、破壊→虚無→再生になってるんだと思いました。
墓をあばこうとしたのも
ジェルミにとっての「親殺し」の一つの手段だったんじゃない?
サンドラが死んだことを確かめるための儀式というか
確認のための行為だったと私は思ってます。
サンドラは確かにジェルミを愛してた。
それがジェルミにとって重い枷であって
呪縛にもなっていたかもしれないけど。
人間は成長する中で心理的に「親殺し」をする時期があるけど
サンドラと二人で暮らす生活の中では
サンドラがジェルミに依存してる部分も多くて出来なかったし、
グレッグと結婚した後もジェルミの忍耐と我慢の上でないと
サンドラの幸福な結婚生活は成立しないと
ジェルミも理解していたから、親殺しが出来る状況ではなかった。
その後もグレッグのせいでサンドラと向き合うのが辛かっただろうから
あのお墓のシーンは遅くなったジェルミの親殺しの時であり
ジェルミの精神的な自立の芽生えだったかもしれないと
個人的にはそう解釈しました。
萩尾さん曰く、
「サンドラを殺した後、ジェルミは彼女に何も言っていない。彼は何か言わなければ
ならないし、そしてそれに対して、彼のイメージや意識の中ではサンドラから何か
回答がなければいけない」ってことらしいね。
ジェルミはサンドラに引き摺られるばかりで対等に向き合ったことがなかったよね。
あのキスシーンの意味は何だって考えてる人が多いけど、
私個人はジェルミが墓地に来て母親殺しと向き合ったことに対してサンドラが応えてくれた、
と解釈したな。許しでも呪縛でもなく…
しかしこうもいろんな解釈が出るってのは面白いね。また読み返したくなってきたよ。
ジェルミがマザコンじゃなくもっと独立心の強い子で親離れしてたら。。。
漫画は成り立たないけど。。。
ジェルミがというか、今の自分の状態は不当だ、このままでは殺される、と
早めに判断して、「途中で虐待者に握りつぶされる可能性のない第三者」を
セレクトして駆け込め、何があっても戻らないと自分で主張できる…
そんな子(資質も、年齢も)ばかりなら、そもそも虐待は起こらないさ。
複雑だね。親子関係って。
虐待されても、ひどいことされても、やっぱり子供は親のことが大好き
なんだよ、、、。
墓場のシーンは、ジェルミのサンドラへの憎しみ、サンドラへの疑問が
長く噴出していた後で、サンドラとの愛情、抱擁が湧き上がったシーンととらえたよ。
サンドラはひどいことをしたけれど、やっぱり愛し、愛されていたんだと、
ジェルミが分かったシーンだと思った。
>>696 みんなの意見が面白いので思わずあのシーンを読み直してしまったけど、
私もそうとったなあ。
ジェルミは「グレッグとのことを知っても助けてくれなかった、だから殺した」と
サンドラに対して自分の中の憎しみを彼女に告白することで、改めて
それでも自分が彼女を愛していることに気がついた。そしてその告白を受けても
きっとサンドラは自分を愛していただろうということにも気づく。その象徴が
あのキスシーンなんじゃないか。
そうやって、母親を愛し、愛されていた自分を受け入れたことで
愛が怖いからとずっと拒んでいたイアンからの愛、自分のイアンへの
愛も受け入れられるようになったのでは?
ジェルミの「(人殺しでも)愛することを試して良いだろうか?」
という言葉がそれを表しているように思う。
その言葉を聞いてイアンは「やっとジェルミを生んだ」と感じたのでは。
だからあのラストは、二人の愛がゆっくりと深まっていく様を描いているんだと思いました。
>>698 えええーー池袋めちゃめちゃ近い!教えてくれてありがとう!!!
ラストサンドラとのキスシーンより、その後のジェルミの壊れっぷりが
母親に対する混乱&ジェルミの受けた心の傷そのものを物語ってると思う。
カウンセラーと対談したときのジェルミの母親に対する怒りの感情の爆発は
ジェルミの正直な感情だと思う。
怒りは怒り、愛は愛、とちゃんと区別できたということか?
一連のレスを読んでそう思ったりした。
バルバラを読み直してますが
私は十條のオクサマと同じ歳なんだわ(´・ω・`)
>>702 生まれた年が?
だとすれば漏れより若いな。
また残神がむしょうに読みたくなった。これからハーブティーでも入れて
読んできまつ!
>>705 ポットに気をつけてね。
あのサンドラの紅茶被り見て怖くて怖くて…
紅茶をポットで入れるような優雅な生活がしたいだ。
ポットにティーバッグを入れるのはだめ?
>>708 折角ポットなら茶葉のがウマー
でも自分は生姜湯(´∀`)
萩尾先生のマンガ読むと無性に腹が減ります。
パイ嫌いなんだけど、リンドンの食べてたのが食べたい。
710 :
花と名無しさん:2005/11/04(金) 07:35:03 ID:IUfx071Z0
知り合いから「この作品名判る?」とメールが来たんですが、悔しいいけれど判りません。
どなたかお力添えを!
「大学教授の家に遊びにいった少年がなにかの理由で異世界に紛れ込んでしまって、そこで少しの間生活するんですが、海でとった小さな惑星をバターいためにして食べてしまうんです(笑)」
もし、思い当たる作品のタイトルがありましたら是非教えてくださいませ。
>703
生まれた歳が同じなのです
ナナミさんが結婚した年から計算して数えたら
1971年生まれと判明
しかし
私はいまだにエズラには出会えない(´・ω・`)
>>712 おお、自分もナナミンと一緒なのかw
晩年ああいう体験できたらいいなあ。
(でも茶菜さんみたいなことは経験したくない…)
>>708 イギリスにいた時はそうしてたよ。
お徳用ティーバッグで十分おいしい。
日本だと茶葉かなあ。
715 :
花と名無しさん:2005/11/04(金) 17:47:12 ID:vt4pxuNY0
>>711 ありがとうございました!
でもって大変失礼致しました。
早速行って見ます。
残神はウマーなシーンがおおすぎ、、。
でもさ、テーブルセッティングがすごすぎw
独身男性二人暮らしで、トーストをナプキン被せたバスケットにいれたりする?
きちんとエプロンかけて料理するー??って読みながらつっこんでる私がいる。
俺、エプロンは着けるなぁ。
でも男の二人暮しなら、メッシュとミロンの方が身近に感じるわなw
すいません、ストロベリーフィールズって絶版なんですか??
>>716 母親やメイドが普段からそうしているのを
子供の頃から見て育てば、そうなるんじゃない?
男でも食事の時、テーブルクロス使う奴はいるし
720 :
711:2005/11/04(金) 21:33:26 ID:???0
>>710・715
「このスレの話題ではない」って
「萩尾望都作品ではないから」のつもりでした。
710さんは、萩尾作品として探しているのですね。
言葉不足でスミマセン。
作者名、多分違うと思いますよ。
>716
生まれた時からテーブルセッティングされた食卓で食べてたらそういうもんじゃないかな?
ボクシングといい、ワイルドでカジュアルなことも好きみたいだけどね。
ハイキングやカジュアルレストランでは気になら内容だけど
「家族で食卓を囲む」時にはちゃんとしたくなるイアンはほんとに育ちがいい子だと思う。
>721
×気になら内容だけど
○気にならないようだけど
あと>719さんとケコーンしてしまった…
ナディアとのデートの様子とか見てたら特にそう感じる。
>イアンソダチヨス!ボンボン
エプロンは料理する男の方が、案外するかも。
制服とかスーツ汚さないために。
>>718 そうです。
復刊ドットコムでも長らく復刊希望を出してたみたいですが、先生自身が
望んでいないそうで…
「著者の先生に直接、刊行のご意志を打診いたしましたが
『過去の作品なので刊行の意志なし』との回答を頂きました」
私は数年前に渋谷のまん/だ/らけで見ました。奥などでもさがしてみてください。
唐突ですが、火星が接近してたんですね。東の空、赤い星・・・。
目立つなあ、やはり。
火星って何十年に1回とか何百年に1回とかいわれてるわりに
よく接近する星だなあ・・・・・
だから星も郷愁をかき立てられたのか。
>だから星も郷愁をかき立てられたのか。
なんか意味わかんないけどカッコイイ!
よく見えるけど絶対にそこへ行けない…
一番切ないかもしれないね。幼時の記憶も残ってるのにね。
729 :
sage:2005/11/05(土) 23:09:07 ID:ekfaTSZE0
亀レスだが、1980年頃のポストモダンの思想界では今少女まんがは
凄いことになってる・・と吉本隆明とかで少女漫画を読み出した学生は
多かった。30以上の男で萩尾さんを好きな奴はある程度いるはず。
730 :
sage:2005/11/05(土) 23:17:12 ID:ekfaTSZE0
50近いワシだが、未だに「トーマ」「ポー」の絵柄には馴染めない。
だけど80年頃から(メッシュあたりか)からどんどん好きになり
最新作も今までの中で最高と思うのに、↑が代表作に挙げられているとなんか
納得いかないです。
私の彼氏20代前半だけど読んでますよ
732 :
sage:2005/11/05(土) 23:21:41 ID:ekfaTSZE0
なぜsageといれてるのにこの表示?だれか教えて・・。
ババァで悪かった・・・。
>>730 『ポーの一族』や『トーマの心臓』が代表作に挙げられているのは、
発表された時期も関係してると思うのです。
あの当時の少女漫画界って、まだまだ規制が厳しかったみたい。
「男を主人公にしちゃダメ」「江戸時代が舞台のものはダメ」
「女の子の目はパッチリきらきらで、髪はふんわり柔らかく」とか。
そんなマンガだらけだった70年代初期には、あの2作は衝撃でしたよ。
ジェルミの作る作品って良くない?
ビー玉入ったお魚とか、イアンの手とか。
サンドラ死んで二度目のクリスマスに、アパートで自分のアートに囲まれてた
ジェルミを見たときには、、、思わず作品の方をじっと見てしまた。
>736
手は高村光太郎を思い出しました。
待ち針を刺したやつでなくて、重ねておくやつね。
魚は、粘土部分の色とガラスの破片の色調や大きさの調和が難しいと思う。
ちょっと間違えるととてもとてーもダサい。一歩間違えると蓮コラかもしれない…
なのに審美眼のきびしそうなマージョリーがひと目で気に入ってるので、きっと
それら色調のチョイスが大成功してるのだと思う。見たいね。
「イアンの〜」という作品ばかり展示してイアンを喜ばしてやれ。
>738
イアンは、相手がナディアでもジェルミでも、順風満帆な恋愛(だと自分が思ってる間)は
微妙にキモチワルい舞い上がりっぷりなので、
「バレンタインのプロフィル」
「笑顔のウィリアム」
「踊るマージョリー」
など、ジェルミが好きな他の人をたくさん作ってみて欲しかったり。苦悩のイアン萌え
火星は二年に一度接近しますよ
今年は大接近らしいから(^ー^)
スターレッドとかバルバラ思い浮かべますね
細かくいえば、2年2ヵ月ごとだね。
最近では、一昨年が大接近で、マイナス2.9等くらいまで輝いた。
今年はマイナス2.3等どまりらしい。
今なら、宵の口(18時くらいかなぁ)、
西の低空に金星、東の低空に火星が見られます。ゴージャスだ。
開けた場所じゃないと難しいけど。
年上の女を養う為に、高校休学してホストまでした
良い奴じゃないか
犬のようなイアンと猫のようなジェルミ
>743
それ 気に入った。
>>743 だねー。
イアン犬:好きな人には尻尾ぶんぶんふって嬉しくってワンワン噛み付いてくる。
ジェルミ猫:周囲の人間には背中の毛を立てて警戒。
ジェルミだって冒頭はほんとに普通の子だったんです…でも…
普通のジェルミより猫的ジェルミ
子供の頃、家族に恵まれなかった人はモテルって言うよね
負の魅力が出るのかな
>746
もしもストーリーだし、お話としては面白みもありませんが
ビビとの甘酸っぱい恋愛も成就させてあげたいものだったなあと思います…
ビビならサンドラが異常に過干渉だと気づけば一緒に逃げてくれたと思うんだなあ
結局は子供の恋だから、いつかは別れたかもしれないけども。
「ローマへの道」のカップルぽくない?
>>748 あー、個人差もあるだろうけどそれはあるかもね。
そういえば知人で常に捨て犬オーラを出してる人物がいたよ。
本人自覚なし。周りがほっとけないタイプ。
ところで初期の頃、イアンはジェルミの顔見て「こいつそのうち眉毛が両方
くっつくんじゃないか」とかどうでもいいこと考えてたね。
あれなんかおかしかった。
スペインで少年愛体験のあるイアンはそれなりにジェルミをカワユイと
思ってたんじゃないかと勝手に想像してるんだけど、、。
電車の中でのアクシデントなキスに萌えた私。
>>743 素直に人面犬と人面猫想像した。顔だけイアンとジェルミの…
かわいいじゃないか。
キモいよ、人面犬www
グレッグは下半身が鹿のフォーンって感じがする。
イヌミミ・イアンとネコミミ・ジェルミなら可愛いな。
そしてネズ様にはネズミミをつけて欲しかったり。
イメージ的には、、
スターレッドのセイ:純白のオオカミ
モザイクラセンのダダ王子:スカンク
フロルにうさミミ♪
>スターレッドのセイ:純白のオオカミ
深く頷きました
フォーンといえばエルグ
オオカミといえばレヴィ
銀の三角のラグトーリンは最初のほうと最後らへんで顔が違うよね
>モザイクラセンのダダ王子:スカンク
深く頷きました (…好きだけど)
誰か11人の実写版DVD買った猛者はおらんのか?
見たいなあぁぁ。でも買うまではちょっとw
ここのスレの住人で11人実写版DVD鑑賞会してみたい。
ツッコンだり雑談しながらみんなで見たら楽しいだろうな。
TVで萩尾作品の実写版って、悪名高い「11人いる」と
そこそこ評判良かった「イグアナの娘」以外あったっけ?
個人的には「小夜の縫うゆかた」とか「あぶない丘の家」とか
「三月うさぎが集団で」とか、日本が舞台な作品をやってほしい気も・・・
「実写版」とは言えないかもしれないけれど、野田英樹が半神を舞台にしてたはず。
>765
小夜の縫うゆかたはいいね!
丘の家は…特殊効果使いまくればドラマ部分はいいとして
ミイを無理なく演じられるふわふわ美少女がいるのかどうなのか……
舞台版だったら夢の遊民社(野田秀樹)が半神を、
劇団ライフ(だっけ?キャスト全員美青年ってのが売りの)が数々の美少年ものwを手がけてる筈。
残神を設定が過激ってことで、やっすい昼ドラみたいに仕上げるとか
あったら嫌だな。
ちゃんと現地でイギリス人使って映画化したのみたい。
あの自転車旅行の景色とかリンフォレストの館の静謐な感じとか映像で観たい。
2時間じゃあれだから3時間二本組みで。
劇団ライフって樹なつみのOZもしてたよね
モードリンをもとにした小川範子主演2時間サスペンスドラマあったよ。
伊東四郎がおじさん役だったかな、首ちょんぱなって怖かった。
詳しくはファンが作ったデータベースサイトにあるよ。
2時間ドラマだととたんにチープになりそうだな。
モトちゃんとかアニメ化に向いてそう。
「海のアリア」をアニメ化してほしい。
バルバラも。アオバ人形が降ってくるところとかアニメ的。
アオバ人形をパンケーキで作ってクレイアニメにするとか
アニメ技術もすすんでるんだから、トーマとかのすっごく綺麗なアニメ化して欲しい。
11人いる!アニメのトラウマを克服するためにも。
竹宮さんの風木のアニメ化はすごーく綺麗だったよ。
んー、ポーやトーマなどはみんな思い入れが強いだろうから
監督の個人的な解釈や演出でアニメ化されたらブチキレる人続出だと思う。
MONSTERくらい忠実にやってくれればいいけど。
アニメって作画や脚本以上に演出がキモだから。
蟲師みたいなクオリティなら銀の三角とかやって欲しいな
芸術作品仕上げるくらいの意気込みで作って欲しい。そうじゃなきゃ
見たくない。
どれほど絵がそっくりになっていても
キンキン声の声優の下手なセリフが入った時点で
大萎えしてしまう……。
アニメってやっぱダメ。
定期的に読みたくなるのがフラワーフェステバル。
イギリスへ行きたい。師匠。
数日前、新宿の萩尾さんがゲストのイベントに参加してきました。
席近っ。距離1mぐらいでした。
そこで萩尾さんが、最近面白かったSFで、ルイス…(以下わからず)の、バラヤシリーズが
面白かった、とおっしゃっていたのですが、
どなたか分かる方いらっしゃいますか?
>>778 萩尾さんが「ルイス」つったら、古典SFのルイス・バジェットか
「ナルニア国」のC・S・ルイスじゃないかと思うけど、「最近」じゃ
多分違うな(読んでるとすればもっと前にクリアしてそうだ)。
「バラヤシリーズ」というのもピンとこないし(バジェットの方に
「ギャロウェイ・ギャラハーシリーズ」ってのがあるけど…)。
8月に早川文庫NV(ブラッドベリが出てるのと同じレーベル)で出た、
ルイス・ガネットの「七百年の薔薇」ってのがあるけど、もしかしたら
それかも。
名前の区切りが、
ルイス/ / 、と、3つに分かれていました。
すぐにメモをとれたらよかったんですけど、変わった名前だったので…。
最近のサイエンスバーチャルにはついていけなかったけど、
久しぶりの古典的なSFで、
それぞれに定点があって、そこは動かない。
けれどこっちとこっちの定点がからんでいろいろ事件が起きる…というようなことを言っていました。
ファンタジーの要素もある、とか…。
ルイスバジェットのほうかな…?
>778
ガイシュツの池袋のリブロのイベントではなく?
よければ何のイベントだったのか教えてください〜
783 :
778:2005/11/13(日) 02:24:07 ID:???0
>781
ああっ!!それだーーっ!
ありがとうございます!まさか分かっていただけるとは。
ルイスではなくロイスか…
>782
歌舞伎町のロフトプラスワンで行われた、「なぞなぞ宇宙講座2」です。
2000円で食事とりながらでした。
出演者の人が興奮気味で話したいことばっかり話していたので、
非常に面白いところと……なところに分かれましたが、萩尾さんが持っていらした「小松左京マガジン」
があたりました。
隣の人は11人いるのサイン本があたっていました。
784 :
花と名無しさん:2005/11/13(日) 22:52:29 ID:56ng3Pwl0
もとさんには長生きしてほしいなぁ。
ばるばらの次はなんだろう。
785 :
782:2005/11/13(日) 23:37:50 ID:???0
大阪のジュンクでは桂文珍書店をやってるが、初日には文珍師匠本人が
エプロン姿ではたきを持ってお客さんをお出迎えしたそうな。
萩尾さんにもやってほしいよ。
>>785 先生かわいいー!
言われるがままにエプロンつけてポーズとったのかしら?
素直な方・・・
>>785 イラスト、ネコが頭に乗ってる所が(・∀・)イイ!!
豚切りごめんですが、前々からの疑問を・・・・
「メッシュ」の「苦手な人種」の最後の方・・・・文庫でいうと
p47の2コマ目のルーのセリフが空白になっているんですが、皆さんもですか?
お母さんの「おかしいわよ!」のセリフから多分「おかしいかしら?」
ぐらいの意味のことをいっていたんだろうなと推測はできるんですが・・・・
どなたかわかる方おしえていただけますか?
>>789 あれれほんとだ! 私のも空白になってる。
確かプチフラワー連載時には、ルー:「おかしい?」になっていたはずです。
>>789 私のは、「…… おかしい?」ってセリフが入ってるよ。
2001年発行の第5刷。
>>789 ハードカバーを持っていますガ(83年初版第1刷)、
791さんと同じです。特に変えなきゃいけないような台詞じゃないし、
写植がはがれちゃったのかな。
>>789 私も文庫版なんですが、なってる!
萩尾先生の作品でこんなの、ここだけだったんで(自分が知ってるのは)
よく覚えてる。
お母さんが「あらあまんじゃくのルーが・・」とか言ってたときですね
>>789 作品集版(第4刷)ではちゃんとせりふ入ってますよー
昭和61年発行
>>785 その絵、デスクトップの背景にしてしまったw
796 :
789:2005/11/15(火) 21:42:45 ID:???0
>>790 -
>>794 レスdです!
多分おっしゃっていたあたりのセリフだとは思っていたんですが
もしやいわゆる「言葉狩り」に引っかかったのかと思ったりしました。
文庫・・・・・私のは「白泉社文庫 1994年初版」なので
次版からはちゃんと訂正されているかもしれませんね。
・・・・・ちょい間抜けだけど手書きでセリフいれときますw
_,,..,,,,_ ポッ
./ ,' 3 `ヽーっ 手書きのセリフ…
l * ⊃ ⌒_つ すてき!
`'ー---‐'''''"
萩尾漫画ならアニメより、実写の方がいいなあ。
「絵」は萩尾さんの以外は受け付けたくないし。
「ポー」は映画になってもいいな、と昔から思っている。
原作に忠実に、かつ美しくゴシック調のイギリスなんかよろしんでは…
インタビューウィズバンパイアの監督がポーを撮ったらどうなるんだろうと想像。
>>799 「インタビュー…」の映画版はイカン。
トムは頑張っていたが、あとは尽くキャスティングを失敗してる。
イイ男の用法用量を間違ってるとしか言い様がない。スレ違いスマン。
アンチブラピとしては同意だがトムとキルスティン・ダンストはよかったと思う。
キルスティンは今はもう普通の女の子だが。
さてメリーベルは誰がよいかしら〜。
ダメだ思い浮かばん。オーディションか。
昔のナタリー・ポートマン
>>798 「1999年の夏休み」は、どうでした?
こないだのホタルの墓の子役はほんとにアニメから飛び出てきたようだった。
あれもオーディションだったらしいし、あれくらいのクオリティーで!
橋本龍太郎さん(元首相)って、マント羽織って牙つけたら
和製バンパイアになれるよね。
ねえ萩尾先生の短編の話しようよ。
バルバラ読んでないから今の話題についていけないんだもん
なら読めとw
久々にマージナル読みたいがしまいこんでて探さなきゃ。
マージナルとポーの一族は短編だよ
残酷な神が支配するは長編だよ
813 :
808:2005/11/17(木) 13:33:57 ID:???0
バレエものも好きだけどやっぱ萩尾望都はイグアナの娘に収録されてたあたりの
あの辺の話がいいなーじんわり染みる
あとファンタジーが好きなのでマージナルもイイ。
「マージナル」はファンタジーかなあ…バリバリにSFだと思う。
ファンタジーというならむしろ「モザイク・ラセン」とかあの
あたりのような。
「イグアナの娘」と言えば、あれに収録されている、一連の
青年誌に描かれた漫画。
小学館系の雑誌って、少女誌以外では漫画のネームに
句読点つけるのが慣習らしいけど、萩尾さんの漫画で
「。」や「、」見るとものすごい違和感があるなー。
>>812 マージナルは中篇でしょ。どんだけ長い短編だw
>>814 午後の日差しと学校へ行くクスリだね(ビッグゴールド掲載)。
句読点、言われるまで気がつかなかった。
萩尾さんの漫画は「?」や「・・・」が改行されてること多いけど
(例えばカタルシスの両親が怒鳴る「ゆうじ(改行)!」みたいなこと)
この2作は全部文尾についているな。
>>815 まて。長編だと思うのだが・・・・・そりゃ残神とくらべたら・・・・
ちょっと人が戻ってきたのは某夏菓子漫画スレが荒れたから?
>>814 少年漫画は「。」つくんだよね。
昔、チャンピオンで「百億〜」読んでものすごく違和感感じた。
>>814 そおかあ、なんか印象が違う、なんでだ?なんでだ?って思ってたら
句読点と付け方だったんだ。なんかスッキリした。
ええっと今だにSFとファンタジーの境界がイマイチ分からないんですが、、、。
Science Fiction(空想科学小説)
Fantasy(幻想小説)
実際の、この現実での科学法則にのっとっているか、でなければ
作品世界内での科学法則にちゃんとのっかった、つまり
「ふしぎ現象」の起こらない空想科学小説。
萩尾作品で言えば「白い鳥になった少女」は「なぜか鳥になった」のでファンタジー。
「マージナル」は、環境汚染のせいで女性の生まれなくなった環境下において
秘密裏に選ばれた男が手術で「女性になる」、
そしてとある遺伝因子をもつキャラクターだけが女性性をもち、悪環境下に
影響されず「妊娠する」、というように作品内での理屈がついているのでSF。
世界が永遠にリピートし続ける、ものがなしく美しい「金曜日の集会」なんかも
理屈は明らかにされてないというかどーでもいいのでファンタジー。
「ポーの一族」もファンタジーと言っていいと思う。
時間を超越する一族ネタとしては「銀の三角」もそうだけど、あれはSF。
…かなりファンタジーよりな気もするけど、SFマガジン連載だし…w
ファンタジー=なんだかほわほわしたもの
SF=なんだかつるつるしたもの
ポーの小説もSFだっていう人もいたりして、ジャンル分けって不毛だじょ
>>824 つるつるしたものって・・・w。
SF→宇宙もの、未来もの→メタリック→つるつる
っていう一人連想ゲームをしてしまったじゃないか。
>>826 >>824の形容、なんか面白いよね!
私も連想してみた。
ファンタジーのほわほわ → 天使の羽根、たんぽぽの綿毛、シャボン玉
SFのつるつる → メタリックな物(ロボット、タイムマシン、光沢のある宇宙服)
昔の萩尾さんの短いエッセイで、「ファンタジーってお菓子なのよ」というようなのがありました。
ここでいうお菓子はもちろん西洋菓子で、日本が舞台だとお茶碗に白いご飯のイメージになっちゃう、とか。
>>828 ロマンアルバムのインタビューかなにかで言ってたね。
友人は昔その一文を読んで疑問を呈してたな、そういえば。
その子は児童文学やってて日本のファンタジーが好きだったせいだと思うが。
萩尾さんあたりの年代はファンタジー=西洋だったんだと思う。
「後宮小説」がファンタジー小説第1回の大賞だからね・・・・
あの話は好きだし見事に実在するんだとだまされた女がここにひと〜り・・・・
バルバラ読んだ時、舞台日本だけどファンタジックでフワフワしててキレーだった。
伊勢とかお神楽とか江戸時代同好会とかサムイ着ている明美さんとか日本してるんだけど、
ガイジン好みのジャポネって感じになってた。萩尾さんもグローバル化したなと
思った作品。
前になにかの対談で今は日本が一番SFを感じる舞台とかなんとか
言ってた記憶がある。
「後宮小説」て「ノストラダムスの大予言」が元ネタだそうだ。 内容ではなく手法だけど。
竹宮さんのファラオでも図書館にエステーリア戦記の問い合わせが
けっこうあったという記事読んだ事あるな。 スレ違いスマソ
70年代くらいまではファンタジーのイメージって確かに西洋が主流だったね
つーかハリポタ出るまで、お子様向けか一部のファンが読むものって感じだった。
日本にはファンタジーは根付かないとか言われてたし。
ハヤカワのファンタジー文庫ももう少しねばって出しててほしかったよ。
イラスト陣も萩尾さんや内田さん等けっこう豪華だったのに。
そうそう当時SF小説は男性にファン層が結構厚かったけどファンタジー小説は
ファン層が薄かったように思う。
ネバーエンディングストーリーの映画のヒットでちょっとメジャーになったんじゃないかな。
ゲームでRPGが流行ってから一気に主流になったけど世界観のイメージを
借りてるだけって感じだな。
個人的には当時のファンタジーというと山田ミネコのイメージだな。
最終戦争シリーズの短編とかSFというよりファンタジーだった。
そうだね。最終戦争シリーズは
始めファンタジー→中程SF→終わりぐらい(終わっていないけど)アジア風ファンタジー
なイメージがある。「西の22」がSF色強くて好きだったな・・・・・・
キャベツ畑の遺産相続人とかはファンタジーだよね
あれは魔法だし
ター・ブーの行方不明なパパまで最後には出てきて復帰して
スゲーと思った
普通の漫画家がやったらおいおいなんじゃそりゃでも萩尾先生は有無を言わせない
力強いストーリーの進め方だなと思った
>>836 「消えろ!」でほんとに「全部」消えちゃって、しかも
全部もとに戻せたってあたりがファンタジーだなーと
思った。
あの話で感じた素朴な疑問。
「カリフラワーの塩ゆで」と「キャベツのバターいため」って、
それ単体で食べておいしいもんなのかなー、別の料理の
付け合せとかならともかくも。
まあ畑から取ってきたばかりのカリフラワーやキャベツって
食べたことないから、もしかしたら取れたてはすごくおいしい
のかも知れないけど。
佐藤史生似のポージィおばさんがなべで核融合するのとか最高に好きだ。
ファンタジーなんだけどSFチックなテイストは随所に感じる。
「ファンタジーってお菓子なのよ」というのは、「食事」だったら
人間が生活していく中で絶対に必要な、三度のご飯以外に頂く
素敵で綺麗でワクワクするもののように
必須ではないけれど、あると豊かになるものの譬えだと思う。
そこに西洋東洋、洋風和風の違いはないんじゃないかな。
ティラミスも羊羹もファンタジーってことで。
じゃあSFは何なんだろ?
カロリーメイトやヴィダーinゼリーなんかの薬っぽいイメージだ。
食に栄養がどうとか、理屈を持ち込むかどうか、
バルバラの世界はファンタジーだけど、
その夢を見ている青葉
裏の現実を設定することでSFになる。知識、思考=脳の栄養?
バルバラ読んで、夢の世界に入り込むところが
今までになく新鮮な気がしたけど、そのあと読んでたつもりになってた
モザイク・ラセンを初めて読んで、ここから発展していったのかと納得。
モザイク・ラセンって、バルバラと辺境系SFとの橋渡し的な位置?
>837
とれたてのカリフラワー、キャベツは単体でも
本当に美味しいです。
845 :
花と名無しさん:2005/11/21(月) 08:04:12 ID:zHEBvMeE0
亀でごめん。
>サムイ着ている明美さんとか
さむえ(作務衣)のこと?最近友達もおんなじこと言ってて気になったんで・・
846 :
845:2005/11/21(月) 08:07:15 ID:???0
さらにごめん。あげちゃた。
萩尾作品海外には出回ってないんですか?
台湾行ったときにバルバラの翻訳版があった気がする
>>845 指摘サンクスです。サムイかとオモってますた。。。着た事ないもんで。
着たことないことは全く言訳にならん
流れをぶった切るかもしれんが、
「びっくり箱」は夫が車にひき殺されたことによって、
娘を外部の世界に触れさすことを偏執的に拒むお母さんの話。
でもそんな機械化文明を嫌うわりには、バースディにプレゼントする部屋で
「この部屋は上に飛ぶのさ」でおもきし屋敷の中にエレベーターがあって、
おいおいお母さんとかついオモテしまった。
向こうの広いお家ってわりとエレベーターがあることが多いんですか?
>「びっくり箱」は夫が車にひき殺されたことによって、
そうだっけ?
お母さんはただ娘を外へ出したくない=自分のものにしておきたい
のであって、別に機械が嫌いなわけではないと思うが。
857 :
854:2005/11/22(火) 13:07:12 ID:???0
お母さんが外の車の音に怯える描写があったので、
そういった文明恐怖症による偏執的な閉じこもった生活を選んだのかなと思って。
(まあオーブンやらエレベーターやらは平気で使ってるようだけど)
でも勝手に脳内変換してただけなのかしら?
ちょっと無理な理屈をくっつけてました・・ごめんなさい。
お母さんが嫌いなのは車で文明ではないと思うよ〜。
言葉通りに受け取るならたぶん夫は車に轢き殺されたのだろうし
穿った見方をすれば車に乗って遠くに行ってしまったのかも。
>854
お母さんが嫌ってるのは車と外界=他者の存在だと思うよ
>>840 亀だけど・・・
果汁0lのサイダーとかどう?
あとは粉ジュースとか。体に悪い駄菓子系もアリかな?と。
861 :
857:2005/11/22(火) 16:02:47 ID:???0
>>858-859 なるほど。
車に乗って遠くに・・・って、考えたこともなかったです。
でもそういわれたらそんな気がしてきた。
だからこそお母さんは娘を常に自分の目の届く範囲においておかないと気がすまない、
安心しないのかなと。
でもあの話、野暮かも知れないけど、あの女の子が
あの後どうなるのか気になるなあ。
母親に、ものすごく偏った価値観と世界観を刷り込まれて
しまった状態で、しかもその母親は(多分)死んでしまってる
わけで、その「おかしな育てられ方をしてしまった」こと自体
他の人に理解されるかどうか。
どこかに保護されるにしても、ヘンな人に捕まってしまうにしても、
なんかあまり明るい先行きが想像できない…。
でも「死ぬってなんて素敵!素晴らしいの!」って
言うのはすごい心に残る台詞だよね。
萩尾先生じゃないとちょっとなかなか思いつかない感じ。
誰も人間の自由を取り上げることはできないんだなー・・と、
人の開放への欲求(?)みたいなものを感じる物語だった。
>>863 『びっくり箱』は、原作ブラッドベリでしょ。
そのセリフもブラッドベリが考えたんじゃないの?
白いリボンの上をカブトムシが走ってるという表現が好きだった。
これもブラッドベリですかね?
びっくり箱は、私の話みたいだなって思ってた。
母親に世界を拘束されて学校と家の往復だけでおともだちのうちに
おとまりなんか絶対ダメで、おともだちと外でお食事も絶対ダメで
ちょっとあそびに、だけでも、あんたみたいな子は恥ずかしくて
人様に見せられないって言われて家の中と庭と近所の公園以外は
一人でいかせてもらえなかった。
家を出てからはその反動か人見知りもせず誰とでもしゃあしゃあと
お喋りしまくる様に家族親族一同呆然としてます。
創元推理文庫「10月はたそがれの国」をひっぱり出してきました。
それによれば、「カブト虫が走っている白いリボン」、
「ぼくは死んだ。死んだんだ。死ぬのはうれしいことだ。ぼくは死んだ。死んだんだ。死ぬのはうれしい。死ぬというのは、
なんとすてきなことだろう!」とあります。
〆のセリフは警官の、「あれが、最近はやりだした子供の遊びなんでしょうな」でそっくり同じ(多分)。
違うのは、主人公の名がドーナではなくてエドウィン、つまり、少女じゃなくて少年なんですね。久々に読み返してびっくり…箱。
868 :
864:2005/11/22(火) 20:29:33 ID:???0
>>867 サンクス! 主人公を少年から少女に変えたのは、やっぱり掲載誌が
『週刊マーガレット』だという事を考えてなんでしょうねきっと。
少女より原作通りの少年の方がよかったんじゃないかな?
少年の方が夫の身代わりとして母親の執着が強そうだし…
あ…ジェルミ思い出した。
いや、少女に変えてよかったよ。
少年だと、読後感がサッパリしすぎ。
なんか、普通にそのまま素直に育っちゃいそうで。
あくまで、個人的な感想だけど。
原作は少年だったんだね。
原作読んだつもりだったけど忘れてるな。
漫画で読んだ印象が強いので少女で良かったけど
少年バージョンでも良かったかもね。
そういえば「集会」の長篇バージョンが最近出版されましたよね。
「塵よりよみがえり」ってタイトルで。
感慨深いなぁ・・・
え、「金曜の夜の集会」が長編になったの?
読みたい!
けど、絵のタッチが当時と今では全然違うよね…
そのへん違和感ないんですか???
875 :
花と名無しさん:2005/11/23(水) 15:52:04 ID:SxdcVHFW0
ジュンク堂から当選ハガキ来た人いる?
あと、「集会」と「金曜の夜の集会」は別のお話だよ。
集会は、ティモシーとシシーとエナーおじさんのやつね。
アンクル・エナーが結婚する話も原作のどこかにあったよね?
>>875 今の時点で来てなかったらハズレ?
だったらだめだ・・・orz
桑田乃梨子の「君の瞳に三日月」に収録の「 ウは鵜飼のウ」に、こんなのがあった。
流行らない探偵社勤務で神父希望の龍君の夢は、卒業生に黒髪、真ん中わけの
ユリスモール君がいるボンの神学校に入る事、という設定。
さらに巻末同人でその龍君がボンに観光に行くことになって、
社長: 龍君、私からの忠告はただひとつ、ギーゼンでは八角メガネにご用心ですよ
龍君: 行きませんから。余計な心配です
社長: 行くつもりがないのに行くところですよ、ギーゼンは
桑田乃梨子好きだ…
ウは鵜飼のウ、読んだはずなのにすっかり忘れてたよ。
思い出させてくれてありがとう。
萩尾さんの作品のパロだと、パタリロとか有名だよね。
ハギ・オモト(萩・万年青)ネタで怒ったって方はいるのだろうか。
(ミーちゃんは「こういうことするとファンがどうたらと書いていたが)
私は微笑みました。
初期のパタリロは萩尾パロディ多いね。
クックロビン音頭とかその世代はみんな知ってる。
特に「11月のギムナジウム」「トーマの心臓」「ポーの一族」あたりを
魔夜さん好きなんだろうなと思った。
「11月のサナトリウム」とかそのまんまのタイトルやんけっと嬉しかったが
内容はもちろんまったく違っていたが。
桑田乃梨子はほかの漫画でもトーマをパロってたな。
主人公がユーリの台詞言って「おまえはユリスモールじゃないっ!」ってツッコまれてたw
リスペクトされたパロディは好きだ
萩尾先生ってホラーも上手いよね
僕の地下室へ〜とか
あと、本当は戦争でなくなってしまう街がずっと一年間のループを繰り返している話。
ホラーではないけどあれは怖かったなあ ずーっと同じ一年をってところが
最後のページを見るに結局天使のラッパが鳴ってみんな天国への階段を登っていったんだろうか
ユリスモールって何て綴るの?
julismol ?
ググってもでてこない。
流れ豚切の上に質問で申し訳ないんだけど、最近初めて萩尾さんの作品を読みました。
「11人いる!」と「メッシュ」と「残酷な〜」を読んだんですけど、この人すごいな〜…と
今さらながらに思いました。
「11人」と「残酷」は面白く、「メッシュ」はいまいち…だったんですけど、
こんな自分が他に読むとしたらなにがいいでしょうか。
有名な「トーマ」と「ポー」は読んでみるつもりなので、できればそれ以外で教えてください。
いきなりすいません。
>>887 「百億の昼と千億の夜」がいいかも。
あとは「マージナル」「銀の三角」あたりかな。
「メッシュ」は、扱ってるテーマが重いのに反して描き方がサラっとしてる印象があるから、
887さんがイマイチだったのはそのせいなのかなー?
11人いる!の続編「東の地平西の永遠」は読みました?
私も「マージナル」「銀の三角」はおすすめします。
「スターレッド」もいいんじゃないかなー。
中・長編以外でも、短編でも面白いのたっくさんありますよ。
私は「イグアナの娘」を読んでハマったのでそれ。
あと「海のアリア」とか、
「ゴールデンライラック」とかもいいよね。
「この娘売ります!」とかも。
>890さんの挙げている「訪問者」は「トーマ」読了後にぜひ。
893 :
890:2005/11/26(土) 16:22:28 ID:???0
>>892 887でトーマを読むとあったので、当然その後に
読むべきもの、という認識でレスしたよ。
言葉が足りなかったですね、捕捉ありがとう。
>>887 A-A'もおすすめ。
マージナル、銀の三角と同様にSF。
萩尾さんはどれも好きだけどSF系が特にすき。
私も既出だけどマージナル、海のアリア、おすすめ。
あと、最新作のバルバラ異界も!
萩尾作品って、本屋によって置いてある作品違って面白いよね
おすすめ作品も、人によってバラバラでおもしろいw
>>885 >本当は戦争でなくなってしまう街がずっと一年間のループを繰り返している話
これって何て作品ですか?スンマセンお手数でなければ教えて〜
>886
わあ! 暗記してます。ジェイユーエルユーエスエムオーエルイー
Julusmole
リア厨時代、英語のつづりはサパーリ覚えられなかったのですが、
一発で覚えた単語です。愛の奇跡ってやつですね。
>887
初期の短編を是非お薦めする。
「秋の旅」とか「11月のギムナジウム」とか「小夜の縫うゆかた」とか
>>897 金曜日の夜 とかいう作品だったと思う。
私は集英社文庫の「ウは宇宙船のウ」に入ってるのを持ってる
902 :
花と名無しさん:2005/11/26(土) 22:35:21 ID:hrdGs0ANO
ポーの一族第三話
アランが放った聖書の言葉が怖くて逃げてきたエドガー。
彼に向かって話してるフランクが言った「恐ろしいのは…信仰だ」のセリフがあるコマの絵。。。
あれ何??
どうやって見て良いか分からない。
皆さん、何に見えてます?
899読んだけど親が漫画家やめろってそりゃ決裂もするよね。
あの傑作が読めなかったと思うと、、、、
子の才能を否定する親は駄目
その才能を理解できないのはしょうがない。
マンガに対する評価はここ2、30年で大きく変わったし、
その時代は女性は結婚して男性に追従するものだったから。
それよりも萩尾さんご自身のの気概を尊びたい。
あなたの作品に出会えて幸せです、と感謝したいよ、本当に。
でも、多少の抵抗板にならない親はたぶんもっとコドモをだめにするよ。
逆に萩尾さんだって親に対抗してがんばるところがなければ、
ここまでなってないかもしれないよ?
最終的に決裂しなければ(信頼がすべて失われなければ)
親子関係なんてよしとしなきゃなぁ。
>>901 ざっと検索してみたところ、残念ながらもう手に入らないっぽいですね。
どうもありがとう!
萩尾さんの親御さんがいらしての萩尾望都さんですもんね。
910 :
花と名無しさん:2005/11/27(日) 00:54:03 ID:ym+OR6zhO
>903なるほど!
911 :
887:2005/11/27(日) 01:25:48 ID:???0
ありがとうございます!皆さんの優しさに涙。・゚・(ノД`)・゚・。
とりあえず「銀の三角」や「マージナル」あたりから読んでみようと思います。
でも挙がっていた作品は全部読もうと思います。短編もたくさんあるそうなのですごく楽しみ。
萩尾さんは質も量もすごいんですね。初期も今も面白いものを描かれるとは!
ほんとにありがとうございました。
>>889さん
「東の地平西の永遠」も読みました。これも面白かったです。
四世…!て叫びましたけど…
フロルの無邪気さに救われました。
20代で百億の―を書いていたことに驚き
25でトーマの心臓、26で11人いる、立て続けに傑作。
毛色がまったく違うしやっぱ天才だね。
これで漫画やめろってほんとご両親漫画知らないんだね。
まあ・・・「のらくろ」「冒険ダン吉」だの「タンクタンクロー」
だのの世代の人なら理解出来ないだろうな・・・・・
>>897 >>885の言っている「本当は戦争でなくなってしまう街が
ずっと一年間のループを繰り返している話」の題名は、
「金曜の夜の集会」(
>>901はブラッドベリ原作の「集会」と混同してるのだと思う)
>>908 「金曜の夜の集会」は小学館文庫(新版)の「半神」に収録されてます。
どちらも題名に「集会」が入ってるので混同しがちだけど
「集会」はおちこぼれ魔法使いの男の子、ティモシーが主人公。
「金曜の夜の集会」は先生オリジナルで、内容は
>>885の通りです。どちらも
主人公の心情がきめこまかく描かれていて、お勧め。
>>913 エッセイによると昭和30年代〜40年代前半には、漫画家は
「くだらない低級でやくざな仕事」と思われていて
漫画家になりたい、というとデザイン学校の友人にすら
馬鹿にされたそうだ。
917 :
花と名無しさん:2005/11/27(日) 10:49:27 ID:y1SBbc0A0
この人怖い話のほうが好きだな
>>916 ベレー帽被って性格おかしくて貧乏になるからマンガ家なんてやくざな
仕事はやめなさい!!
って自分の夢を話したら叔母さんに叱られたことがある。
昭和40年代。
うちも親は基本的に漫画はダメ!だったから
自分の家以外でこっそり読むものだった。
友達に借りた少女コミックで萩尾氏(ポー)を知って、
これはその辺の下らん児童文学を越えてるって子供心にも分かったから
萩尾氏の漫画を読むことには親への罪悪感を持たなくなった。
>>915 おおお・・・
ご親切にありがとうございます。
ものすごく感謝です!
>>914 でも、その世代でも萩尾ファンいるよ。
自分が知ってる漫画ファンの最高齢は満71歳
萩尾さん・手塚さんクラスは元より、樹なつみ・TONO・よしながふみ(敬称略)
他と多岐に渡って読んでる。 デスノも見てたな。
子どもがコアな漫画ファンのせいもあるらしいが、本人の漫画初体験が
TV版アトムだといってた。 元は文学少女だったらしいが。
ここではさすがに「ルルとミミ」を掲載誌で現役で読んだ人が最長老くらいか?
前にリアルでデビュー作読んだという人がいたけど
その時のスレの反応から、それより年上の人がいなさそうだったから
とはいえ、確認したわけではないので「?」つけたんだけど
実際のとこはどーなんでしょ?
現代でも漫画の読み方がわからない人がいるらしい。
右上から左下へ流れていくコマの順番が追えないそうで
4コマみたいに同じ大きさのコマを順番に読む形式なら読めるとか…。
個人的には慣れの問題と思うのだけど、漫画自体に
魅力や興味を感じない人は慣れようとも思わないだろうし
現代でもそういう人がいるってことは、のらくろ世代なら
読めない・読む気がないって人の方が多かったのかも?
でも昔よりは今のほうが漫画家って社会的地位も多少は上がって
脚光浴びてると思う。
今は子供が漫画家に憧れることも多いと思うし・・・
でもそれより以前の苦難の時代(??)(まだまだ認めない大人が多かった、時代ってことで)
にあれだけの傑作を成し遂げ全国に名を知らしめた萩尾先生ってやっぱりすごいと思う。
うちの親はビートルズと同世代だけど、あれは不良の音楽って
今でも全然聞く耳持たないよ。イマジンとか名曲なのに、もったいない。
同様に、漫画だからといって手塚、萩尾作品その他を全然読まない人は
人生損してる気がする。
>926
>あれは不良の音楽
音楽の教科書に取り上げられてたりいろんな番組でビートルズの曲
使われたりするのにwビートルズが不良ならクラッシック以外全部
そうなるんだろうか。
昔誰かが
「クラシック音楽家はジャズを馬鹿にし、ジャズ音楽家はポップスを馬鹿にする」
って言ってたねえ。
私の親もビートルズ同世代、クラシック好きだが、特に偏見はないらしい。色々だね。
>漫画だからといって手塚、萩尾作品その他を全然読まない人は
>人生損してる気がする
まるまる同意。
偏見とっぱらって一度読んでみればいいのに、と思うよ。
偏見とは別にして読もうと思っても絵と字を一緒に読めないと言ってたよ<昭和一桁生まれのうちの親。
子供の頃から訓練しないとマンガと言うメディアは読めないのかも。
まあ親の世代はともかく問題は今の子供世界だと思うが。
今はゲームだ携帯だとかと楽しみが多すぎて本どころか漫画さえ読まない子が
多いらしい。だから少女漫画も即物的な刺激的なのが受けるようになったのかなと。
このスレみてると若い子たちが萩尾世界に入ってくれていているようで
とても頼もしいよ。良質なものは世代を超えて受け入れられると信じている。
>>927 いや、ビートルズが現役で活動してた頃は、マジで
言われてたんだよ。
ビートルズというか、いわゆるロック全体が。
もっと古いプレスリーとかもそのククリだったし、なんつーか
「エレキギターを使った音楽」系はひとまとめに「不良の音楽、
聞くとバカになる」と言われてた(厳しい人はフォークも嫌ってた
くらいで)。
音楽の教科書にLet it beとかボブ・ディランの「風に吹かれて」
とかが載るようになったのは、ずっと後になってから。
当時そのテの音楽を「不良」呼ばわりされて嫌な思いをしてた
人たちは、ザマーミロと思う反面「とうとうここまできたか」と
感動したもんだ。
で近未来の音楽の教科書にはラップが載っている。
・・・だけでなく未来の教科書は全て漫画になっている。
>>932 ディランとビートルズが並列に書かれるのも不思議な感じ。w
集会のラスト、意味がわからない。
ティモシーは死が近いの?何で最後泣いてるの?
原作「塵よりよみがえり」を読めばわかりますが、ティモシーは一族に拾われた子で人間です。
だから他の一族のように長くは生きられないし空も飛べない、というわけ。
でも萩尾版はあえてそういうことを説明してないようにも思う。
937 :
935:2005/11/29(火) 02:29:10 ID:???O
>>936 有難うございます。塵よりよみがえり(?)読んでみます。
>>936 私もティモシーは、一族の中のみそっかすと言うか、不出来な子なのかと思ってた。
人間じゃ仕方ないよね。さりげなく説明入れてくれた方が良かったな。
「蒼い死の影」みたいなモノローグと、お母さんが
お前が死んだらお墓を守って誰も近づけさせないよ、みたいなこと言ってたから
人間かどうかまではともかく、あの子だけ死の時が他の一族より近くにあるんだろうな、
とは感じていた。
とにかく一族とはどっか違う、それが悲しいんだなと。
あれはティモシーが一族と同じになりたくて四苦八苦する話・・
妹にまで馬鹿にされ・・
なんだか、ポーの一族に憧れても結局彼らと交わることはなく、
違うときを生きるしかないオービン爺さんを思い出した。
エドガーもまたしかり、
萩尾先生はこういう不毛な話?というか、(不毛って言い方はおかしいか)
絶対に自分とは違うものと、同じになりたいけど結局同じにはなれないみたいな、
もの悲しさを表現するのが上手いですよね。
一人だけの人間、それもおそらくは普通の人間の子は、人間でないものの中では
際立って虚弱で無能力だという扱いを受けてるんだろうと。
そして一族の誰も「おまえは当たり前の人間の子だよ」とは言ってやらない。
周りの一族が1000年生きるとしたら、ティモシーが100歳まで生きたって早死にの子だよね。
オービンは究極の片思いだったよな。
あそこまで熱心だったらエドガーも少しは振り向いてあげてもいいのに、と
昔読んだ当時思ったよ。
可哀想なのは、オービンに惚れてたショートカットのお嬢さんだな
6年も待たされた挙句に振られて
ケイシイ・クレイバスとも結婚出来ず、あの後良い男性と知り合えただろうか・・・
ねえ、ずーっと不思議だったんだけど
あのオービンの若いときの話で、ケイシィ・クレイバスって結局
どうなったん?
なんか首から上が消えてたりして一体どうなってるの??と思ってたんだけど、
単なるバンパネラにあんな摩訶不思議な現象を起こす力があるんだろか?
それともクレイバスが自分で何かトリックを?
ケイシイ・クレイバスはちびっとは霊感能力があって、
メリーベルの霊を出そうとしたら彼女の最期のごとく
塵となって消えてしまった・・・と思ってた、けど違う?
ケイシイ消えちゃったと思うよ、本当に。だからオービンが魔性エドガー
の追っかけをするようになったんじゃ?
945 :
943:2005/11/29(火) 15:39:10 ID:???0
>>944 情報ありがとうございます。
そうだったんですか・・!
霊を呼び出そうとしただけで塵となってしまうなんて・・
なんか怖いですね。
現在18の私と50の母、小学生の時母の部屋にこっそり入り漫画や本を読むのが楽しかった。
そこで出会ったのが大島弓子さんと萩尾さん。
半神、イグアナの娘、エッグスタンドなど当時の私には深く理解できない上なかなか衝撃的でした。
でも少し成長した今は半神もイグアナの娘も、他萩尾作品どれもぐっとくるし大好きなものばかりです。
萩尾さんに出会わせてくれた母にありがとう!
あと同い年の人達に11人いる!を貸したところ余り反応が無くて少し寂しくなりました…。
無駄な長文スマソ
>>946 私だったらお友達をやめてしまうくらいのショックだなー。もー貸さなくていいよ。
そういう人たちにはさ。
50過ぎの叔父に11人いる!豪華版続編つきを読ませたら
「今読んでも新しい!」と感動してたぞ。
すごく借りたがってたけどお宝だから貸さなかった。ごめん叔父さん。
まあまあ、落ち着こう。
相性とか好き嫌いもあるんだし、
価値観が合わないからってそこまで落ち込むことないんじゃないの?
私は大好きな友達を連れて行ったライブで熟睡されたことがあるよw
今でもいい友達だよ。
「出会うに時あり」っていって、出会った時にはナニコノヒトみたいにピンと来なかった人や
むしろ大嫌いだった人と、何年も経ってもう一度逢った時にその良さがわかることもある。
最初に知った時にはナニコレと思った本や音楽が、何度も聴いている内にとか、
ずっと経ってもう一度読み返した時にかけがえない大事な作品になったりする。
友達も自分の好きな作品も、両方大事にするといいよ。無理に押し付けなくても
将来のいつかに萩尾作品に惚れ込むかもしれないしw
そうだね。描き手に旬の時期があるように読み手にもその本を読むに足る
旬の時期ってあると思う。
ちなみに自分は小学5年で11人読んではまった口。
萩尾さんを面白いと思うかどうかなんて、純粋に好みの問題なんだしね。
けなされたんでなければ、「趣味が合わない」だけのことだよね。
947の気持もわからないではないが、友達やめるほどの事じゃないし
あんまりそういうレスつけるとまた、「萩尾信者はいたい」と
アンチに喜ばれるだけだから。
947は若いんじゃないかな。
友達はみな自分の価値観を共有してもらえると思ってるのでは。
そういう時期を通って人はみな大人になるのさ。
友達の好きなものをわざと貶すようでは友達やめた方がいいけど、
>>946さんの友達は余り反応がなかっただけだもんね。
947です。ぜんぜん若くないんですが配慮のないレスすみません、、、。
萩尾作品を心から愛するあまりに、人の反応の無さがマジ怖くて、萩尾ファンだということも
萩尾作品を全部持っていることも心酔していることも殆ど人には話していません。
ぶっちゃけ自分自身が萩尾信者だということがいたいorz
儲だということが痛いんじゃなくてさ…
思い込みというか、言動というか、距離感の取れなさというか…
空気の読めなさ
ああ、でも萩尾さんじゃなくても、自分のすご〜〜く好きなものを親しい人に少しでも拒否されるとヤだから、
あえて言わない、というのは私もあるな〜。相手が近しければ近しいほど、ムキになっちゃいそうで(笑)。
でも「好き好き好き♪」とはさりげなく言ってる。もし興味もってくれたら嬉しいもんね。
まあ、とりあえずココやなんかで萩尾話題で盛り上がれるのが、まず嬉しいなー。や〜、「11人いる!」は面白いよね、うん。
自分はまだ高校卒業したばっかで厨なんだけど、
実際萩尾先生の作品はそれなりの読解力を要すると他のスレで聴いたことある。
別に興味持たない人が読解力ないとかそういう意味でなくて、
うちの姉なんてミーハーで流行のものしか興味がもてず、
萩尾さんや大島さんや、古い年代の漫画家をよく読みもせず馬鹿にする。
「半神」とか、ああいった人間の心理を鋭く描写したものを
「意味わかんない??」としか感じてくれないの。
勧善懲悪とか、単純明快なストーリーしか好きじゃないらしい。
答えの出ない物語とか、人間の日常的な繊細な感情を描いたものとか、
そういったものの面白さをわかろうとしない。
それが好き嫌いなら私も仕方ないと思うけど、
最初から自分がそういったことを受け入れる気持ちがないのに、
意味不明とか言われたらすごくむっとする。
そういう人は私もきらい。
半神って誰にでもわかりやすいと思うけどなあ。
>>958 とりあえず姉さんは全然違う方向向いていると思ったれ。
うちも兄弟全員お互いに理解しょうとはしないしそれでいいと思う。
年取ってくると結構兄弟ってお互い歩み寄ってくるよ。
>>958 誰かと同じ価値観を共有できるということは僥倖。
つか、そういったことを受け入れる気持ちがないということが、嫌いということなんじゃないの?
初対面の人とたまたま漫画の話になって萩尾さん好きだって話をふと言ってみたら
その人もファンで帰り道の道端で大騒ぎになったことがある。
砂漠でオアシスに会ったような感じだった。
大人になると漫画の話をえんえんと語り合うなんてことまず無いからねえ。
963 :
958:2005/11/30(水) 14:39:22 ID:???0
レスありがとうございましたー
>>960.961 確かにそうかも・・
家族に自分の価値観を押し付けられるのって息苦しいですよね。
ただあんまり的外れなことを言われて「そうじゃねえだろ!」と
思う時もあるが。。
むずかしす
>>963 メッシュの「苦手な人種」みたいに家族だって合わない同士は
とことん合わないものなんだよね。
つか家族だからこそ容赦ないってとこもあるかも。
話の合うお友達を見つける方が精神衛生上良い。
「11人いる!」は、私にとって萩尾先生の独自色は薄いと思う作品。
ポーや初期の短編読んできて、「ファラオの墓」を書いた竹宮氏と同様、
ちょっと一般受け狙った感じも・・・。だから、他の作品を知らずに
「11人いる!」だけ読まされても「ふ〜ん」で終わったかも。
ポーの「小鳥の巣」までの連作だったら、決して「ふ〜ん」では終われないが、
今では萩尾作品に影響受けた漫画が山のようにあるから、漫画を読んでる人ほど
「どこかで見たことある二番煎じ?」と勘違いする恐れもあるかも。
「11人いる!」は初期のコメディの流れをくんでるし、少女漫画にはまだ珍しいSFで、
シリアスとギャグが入り混じってる目新しさもあり(私にとって)、萩尾色満載・・・と思いました。
ただ、965さんおっしゃる通り、一般受け・・・つか、ポーやトーマみたいなマニア受け(?)な部分は少ないですよね。
「誰が読んでも面白いだろう」と、萩尾ファンじゃない友人が言ったし、少なくとも「異色の」ってアオリはつかないでしょう。
私も人に萩尾作品を貸す機会があると、まず「11人」を貸しちゃう。それは良い時もあるし、裏目に出ることもあります。
でもなー、「11人」読んだら、ぜひ「東の・・・」も続けて読んで欲しいんだよなー。あっちのが、萩尾ニュアンスが濃い??
>946
銀の三角やポー、百億や半神は好きだが
11人にははまれなかった、私みたいなのもいるから
1つだけ読ませて反応無くてもガッカリする事は無いよ
11人って確かかなり前から構想はあったけど、
11人分の書き分けが出来なかったから画力が上がるまで
待ってたというのを読んだ憶えがある。
当時は一般少女漫画誌に載ったものとしては、色々な意味で画期的で異色だったんだよね。
長編本格SF、しかも遠い未来の宇宙が舞台で、異星人がでてくる話載せるのは
編集部としてもけっこう冒険だったんじゃないかと思う
外国が舞台でも、読者になじみがないからと言われた時代だし。
エンタメ色が濃いのもそのせいかと思ってた。
誰も実写版11人DVDは買ってないの?
11人いるって始めはラブコメの予定だったのを担当にSFって言われて
ってエッセイがあったよ。どんなラブコメになったんだかwwww
えっ、そうなんだ、知らなかった。
>始めはラブコメの予定
そのエッセイ読んでないや。
970さん、教えてチャンですみませんが、よかったらどのエッセイか
教えてくれませんか。
>971
手元にないんでソース不明です。ごめん!
「萩尾望都の世界(イラスト集エッセイあり)」1978年前後初出版
『萩尾望都マンガの魅力』 鈴木志郎康著 清山社 1978.5.1 800円
(エッセイ&対談あり)
「ストロベリーフィールズ」(イラスト&対談&エッセイ)
のいずれかだと思うけどパフとかのインタビューかもしれない。
どなたか記憶にある方いませんか?
今、先生にフロルの絵を書いてくださいって言ったら、どうなるんだろうね。
アオバみたいな顔になっちゃうんかね
評判に興味をもってポー・トーマ辺りから読み始めた。
多分その次辺りに選んだのが11人だった気がする。
充分面白く読めたけど、
前の二つと比べると『普通』な印象だった。
始めての人に勧めるなら癖の強くない11人だけど、
数作読んでる人や好きなジャンルのある人には
平凡な感じを与えるのかも。
他の作品がインパクト強かったり世界感が秀逸だから
比較でそうなってしまうんだと思う。
11人は描かれた時代を考慮すればすごい作品なんだけどね。
ふわふわラブコメ全盛の少女漫画界にあれを掲載したのは編集としても
冒険だったろう。
時代もあろうし、
単純に974さんの指向・嗜好のせいかもね。
私は当時も今も、ポーやトーマより11人のほうが好み。
(方向性がちょいとが違うから面白さを比較してもしょうがないかもしんないけど)
11人いるは当時の少女マンガ界のことを考えても描かれてる内容の密度は
凄い。たぶんSFファンタジーは空想から世界観を創り上げないければ
いけないので構築はより想像力を働かせ無きゃなら無いと思うが
多様なキャラの存在感、生態系の描写はスターレッドや銀の三角のSFを
連想させる。ポーやトーマとは毛色が違うだけで作品としての評価は高い。
後期の作品のような直接作者の内面が伺えるものでないってだけじゃないかな。
今のようにヲタ雑誌が氾濫してる時代じゃないしね。
>>973 映画化記念に出版されたプチフラワーコミックスペシャルの豪華本
に当時書き下ろしの11人のポスターがあって、みんな顔ちがってたよー。
フロルの顔はキラに近い!タダの目はアシジンに通じるものが、、。
私が11人いる!を手放しに好きだといえない理由
それは特に「東の〜」でタダとフロルがあまりにも
いちゃいちゃしてたから・・・
読んでて恥ずかしくなったよ〜〜後ろ手しばられてちゅーとか。
赤面!!
「バルバラ」のラストページのプチ青羽はチャシーに似てるし、チャシーはフロルに似てると思うので、
「今フロルを描いたら青羽になる」に1票。ギャグタッチの絵だったら違和感ないかも?
大量にたまってるプチフラワー、どうしたらいいものか。捨てるにしのびない。
古い雑誌はどこも買っくれないよね?
>>980 そのいちゃいちゃぶりが大好きで11人いる!を手放しに出来ません。
タダかわいーーーーじゃん。
LaLaの創刊号は昔古本屋で見たがいい値段だったな。
萩尾さんの表紙だった。
>>980 同意ッス
前編の11人は結構良い感じに終わってたのが、後編で急にフロルが女っぽくなった
女物の帽子を喜んで被ったりするのが、イマイチ同人っぽいノリでイヤンだった
タダと結婚する為に女体化するのを決めたとは言え、ずっと男になるのを夢見てた奴が
急に内面まで変われるものなのかと
>987
そこらへんは私は地球の実在の生物を連想してて、自然に受け止めてしまった。
なんだっけ、魚で、
「先にオスに(メスに)なった成体の近くにいるとメス化(オス化)する」という生き物。
メスになろうとしてるわけでもなく自然に、相手に合わせて変化しちゃうの。
タダを好きになってタダのそばにいると、相手の男性フェロモンに応じて自然に
女性化したのかもしれない。
魚よりも複雑な人間だから、「好きな相手」にしか反応しないとかね。
フロルいわく「適当に変化するよ、男か女かに」だけど、そこにあらかじめ「相手」が
いればその「適当」は偏るのではないかしらん。
マージナルでも、キラはグリンジャにだけ反応して女性化してたし、
萩尾さん恣意的な性転換は昔から描いてた好きな素材なのかも。
>>987 まああそこは笑うとこだと思うけど。
いくら女っぽくしようかと思ってもリアル女の子たちには
「あの子男の子みたーい」なわけで、どっちの側から見ても
半端な存在つーか。
未分化のフロルはやっぱりかわいい。
将来オンナになるから女気を感じてフロルが萌えるのか、
オンナノコみたいな男の子だから萌えるのか
珍しい未分化状態だから萌えるのか、、、
タダに聞いてみたい。
おいおい次スレ次スレ!!
んじゃ、俺が立てます。ちょっくら待ってってくらはい
女性と間違えたくらいだしタダは初めから女性として見てる気がする
妄想萌えしてたしw
しかし続編で試験落ちまくり天然ぶりのフロルをみて難関の試験を
通ったようには見えなかった。
今の絵ではフロルはエズラの若い頃っぽい気がする。
996 :
981:2005/12/01(木) 23:29:24 ID:???0
レスくださった方々、ありがとうです。
雑誌ね、久々に「残神」を見たら、絵がすごくきれい・・・。ちょっと圧倒されました。
もし982さんが本気で、大事にしてくださるなら、一部お譲りできると思いますよ。
残念ながら管理は悪いし、あちこちバルバラ・・・もとい、バラバラにしまってあるので時間がかかるけど、
それでもよろしければ。どこかヨソで続きを話せますかね? あるいは捨てアド頂くか・・・。
しかしLaLaの創刊号って・・・きっとインクなんかしみちゃってるでしょうねぇ^^;
>>986 LaLa創刊号の表紙は、山岸凉子さんじゃなかったか?
ニンフが輪になって踊ってる絵だよね。30年近く前なのに今でも
はっきり思い出せる。
萩尾さんの表紙は創刊2号じゃなかったっけ?
少年が耳に手を当てて何かを聞こうとしてる絵だったような。
>>998 水色っぽい色調の?そんな絵もありましたね。覚えてます。
でも創刊2号は、黒いドレスを着ている女の子の絵だった気がします。
左ナナメ前からのショットで。
縁取りめいた四角の中にある表紙絵、画期的だったなあ…
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1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。