1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2005/09/06(火) 21:13:42 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2005/09/06(火) 21:19:31 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2005/09/06(火) 23:51:04 ID:???0
5 :
花と名無しさん:2005/09/07(水) 05:57:12 ID:???0
6 :
花と名無しさん:2005/09/07(水) 13:33:04 ID:???0
7 :
花と名無しさん:2005/09/07(水) 15:08:49 ID:???0
8 :
花と名無しさん:2005/09/07(水) 20:34:26 ID:???0
>>1さん乙
何時出んのかねえ。ところで尼子の事なんだけど大海人が筑紫に行った時に
連れ帰ったっていう設定だけどそんな事あんのかねえ
尼子の実家の宗像氏は当時結構な勢力を誇ってて彼女の孫の
長屋王の邸宅が豪勢だったのも宗像の力添えがあったかららしいし
都に采女としてあがってても当然の身分だと思うんだが
9 :
花と名無しさん:2005/09/07(水) 21:33:19 ID:???0
>>8 容姿端麗だったなら采女としてあがっていた可能性はある。
ただ、現地で娶って連れ帰った可能性ももちろんある。
やんごとなき高貴なお人(皇族)が地方豪族のところに滞在したら
豪族がその皇族に「夜のお相手」を用意し、場合によっては自分の未婚の娘をそのお相手とする習慣がある。
で、皇族側がその娘のことを気に入ったらそのまま妻の一人として都に連れ帰る。
連れ帰らない場合もあるけど。
采女は、わりと畿内近辺の豪族から集められることが多いから、宗像氏だとちょっと遠いかな・・・
でも可能性自体はあるよ。
結論:どっちもありえる。
尼子ってもしかして19巻の時点で存命なの?
16巻で五百重が不比等に引き取られるシーンでは、
天武の妻の中では大田と氷上の2人だけ故人のようだったから。
大海人より年上の設定だからさすがにあぼーんじゃないかな?
まだ生きていそうな気がする。長生きしそうじゃない?
尼子、生きていそうだけど、おそらく今後出てこないかもしれないね。
ふと思ったんだけど、大ぬ(紀ィの母親、赤兄の娘)はどうしてるんだろう。
自分の娘があんな死に方をしてしまったら、大ぬのことだから
かなり取り乱すんじゃないかな。
14 :
花と名無しさん:2005/09/08(木) 17:23:49 ID:GybB/HBM0
赤兄のことあんなに毛嫌いしてたのに孫の嫁にした時点でだめじゃん
って思ってしまったな
以前のスレで出ていたような気がするけど、
一説では老後の大ヌは長屋王の邸宅にお世話になるとの説があるそうだ。
なにゆえ長屋…?
なぜだろ?なんかつながりあったっけ?
その説はしらんけど、長屋王の妻の一人に「石川殿」ってのがいるからその関係じゃない?
石川=蘇我系でオオヌの血縁か遠縁なんじゃ
石川の血縁の者って、あの時代にはたくさんいたような気がする。
讃良も祖父が「・・・石川麻呂」だったし、珂瑠の嬪の一人は
石川朝臣の娘。
(皇子達もいたけど、のちに母子ともども追い出されてしまった)
大津との恋で有名な大名児もまた石川にゆかりがある。
ちなみに現在は「石川県」があるけれど、よもや讃良の時代と関係なんて
ないか。w
郎女、娘(いらつめ)って、
英語でいうところの lady という感じで使われているような気がする。
意味のその1が、貴族の子女・妻女をさすから
その2が、女性一般を指すから
>>20 石川の血縁はいっぱいいるよ。
この漫画だけでも讃良、大田、阿閉、御名部、越智娘、姪娘、常陸娘、オオヌ、山辺、大名児、可能古・・・
蘇我の石川家(讃良爺の石川麻呂の家)の血縁なんて近いも遠いもたくさんいるんだから。
蘇我家滅亡と言っても単に蘇我本宗家の長老(蝦夷)と現当主(入鹿)とその近辺が死んだだけ
石川家だって石川麻呂が死んで日向が一時左遷の後は赤兄が当主だし
豚切りスマソ。
女帝の手記→長屋王残照記→天上の虹
と読んでいった私が来ましたよ。この読み方で感動したことは『若い時代が後から見れる』ことでしょうか。嬉しくなるよ。
私以外にそうそう読み方した人居ますか?
俺は長屋王→天上→女帝と読んだ
っつか女帝の手記はまだ全部読んで無いけど
長屋でその父親の高市に興味持ったから天上でのあの生き様に感動
天上→残照記→女帝 というオーソドックスな順で読みますた。
つか天上の半ば(大海人がバリバリ天皇の頃)で残照記・女帝だった訳ですが。
阿閉ちゃんの老いた姿はショックでしたね・・・
一部の世代は残照記や女帝で老いた姿が先に出てくるからね。
阿閉のサバサバばあさんぶりは好きだった。
19巻時点では 阿閇ちゃんは37歳の女ざかり・・・それが10年後の
残照記の登場の段階ではああなっちゃうなんて 衝撃・・・
それにひきかえ讃良さまは 19巻時点でもお肌のハリやつやがまだまだ
ありそうなのにさ。w
それを言ったら新田部はどうなる?
どう見ても20は老けてる
更に別人になってる
キャスト変更したか?
当時はまだ青年新田部のキャラを
考えて無かっただけなんだろうけどさ
29 :
花と名無しさん:2005/09/10(土) 12:17:46 ID:oqfWgUz8O
20の指す新田部が皇子皇女両方あてはまるような気がw
箱入りのまま婆さんになったみたいだ。
30 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:13:23 ID:hY8U886s0
>>24 女帝の手記は主人公がセックスしてるしか
印象に残らない作品だ。
『女帝の手記』
恵美押勝が死の直前に「あの女に何が出来る」と
感情を昂ぶらせる場面とかは中々のものだったがなあ。
「俺の方が能力あるのに」という彼の考えは分からんでもないが
(あくまで作品中の)押勝の野望が実現していたら
日本は中国、朝鮮と同じく易姓革命連続の国になって
今の日本とはまるで別の国になっていただろうな。
日本という国号自体が変わっているかもしれない。
恵美押勝「あの女と何度セックル出来る」と
感情を昂ぶらせる場面とかは中々のものだったがなあ。
>>30 セックスと言うよりギャランドゥの印象が…
ギャランドゥ・・・・・の隠語がいまだによくわかんね。
「あそこの毛」でいいの?
>>30 天上の虹も、女帝の手記も、セックルに勤しむ姿
がお話の中心に来ていた。
その点が、例えば新條まゆの低俗エッチ漫画と似ているな。
頭の弱いヒロインが低脳男のつごうの良い、セックルの道具にされ
それを、悩みながらも喜んでるwwww
恋愛描写と話の薄さも似通ってるし、案外里中さんとまゆタンは同士?
まゆタンは、里中さんの後継者だ。
でも、あれだけは「長屋王残照記」だけはシリアスで面白かった。
もう少し長く続いててもいいのに。
36 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 13:24:40 ID:up6S+ZVt0
『女帝の手記』のどこが
「セックルに勤しむ姿」?
性的意識過剰だね。
偏ったやついるな〜
38 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:58:07 ID:rKRFwRxy0
>>23 私も女帝の手記→長屋王残照記→天上の虹の順で見てきました。
長屋王残照記の威厳溢れる女帝、母、祖母として書かれていた
阿閉皇太妃さま。天上の虹で髪型が似ている無邪気な美少女を見て
もしやと思ったらあの阿閉皇太妃さまでした。
先に年老いた姿を見た場合と、若い頃の姿見た場合。だいぶ受ける
印象が違ってくると思います。
>>36 里中さんも性的意識過剰な漫画を描いてませんか?
眉短に似てる。
気持ち悪い人が紛れ込んでますね
ネカマきもっ
ギャランドゥってへそ下の剛毛のことでしょ?
43 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:36:22 ID:WgOjVHiH0
チン毛が濃い多毛のことか
どうでもいいっす。
里中さんはセックス漫画家の印象がある
眉短のエロ漫画に通じるものがある
マユタンスレへお帰り下さい。
下品なエロシーンとセックルすることしか考えてない
キャラクターたち。
ここから想像して頭悪そうな作者だろうと。
こんな図式に眉短と里中さん当てはまる。
眉短は里中満智子の後継者だと思います
新條まゆは里中満智子の正統後継者
この2人はセックス漫画家エロ漫画家
それ以外の表記はいらない
51 :
花と名無しさん:2005/09/17(土) 12:29:29 ID:LBQLbs69O
はいはい・・・
ところで、19巻時点の不比等の地位ってどれくらい?
太政官級でも各省の次官クラスにも到達してないようなわりに
謁見の機会多いし。
物語上の役回りのせいなのかな・・・
淫乱低脳くそオナニー漫画家
新條まゆ&里中満智子
今度はマユタソファンに振られたのか・・・可哀相に
今宵は十五夜。
妹「あ・・・きゃっ」(#^^#)
姉「誰も浮かんでこない・・・」( ゚д゚)
>>54 わろた。
姉、子供の頃は万民が浮かんでいたのにね。
なんで変わったんだろう。
まあ、将来と照らし合わせると万民の方が合ってるんだけど。
そして母は昔亭主の姿を月に見ていたのだろうか。
自分で書いたネタにわろた。だって馬鹿みたいw
>>53 季節の変わり目にはよく湧いてくるんだ池沼が。
>>51 日本書紀によれば、その頃は、直広貳(従四位)であった様子。
いうならば、中央豪族出身の中流貴族のランクかな?
父・鎌足の影響もあったから、讃良や草壁ファミリーに接触しやすい立場にあったんだろう。
4年後の大宝律令成立の功績により正三位・大納言になり、その後は出世街道をまっしぐら。
でも鎌足は近江側(天智天皇側)の重臣だったから、
むしろ姉妹が後宮に入っている関係が大きかったんじゃ?
彼個人に才覚があったのは勿論だろうけど、そういうコネクション+
大津皇子事件や高市皇子事件と持統天皇の絡みもあっての
出世じゃないかなーと思う。
天武天皇は臣下に権力をもたせないため周りを皇族(息子たち)で
固めたけど、持統天皇は自分の血統を残すために逆に皇族を
排除していった。その流れにのったのが不比等。
それだけでなく、皇室勤務の三千代とタイアップしてきたという、
いわゆる妻の内助の功も決して小さくはなかったと思う。
まぁ、このようにして外からも内からも讃良や阿閇達に関わり、
彼女達の弱みをにぎって、自分の出世に利用もしたのだろうが。
>>55 >まあ、将来と照らし合わせると万民の方が合ってるんだけど。
そうね。のちの世の 西のはての遠い異国の処女王をほうふつさせるような。
>母は昔亭主の姿を月に見ていたのだろうか。
母は月をしげしげと見て将来を占うよりも前に すでに将来の亭主と一緒に
満天の星を眺めながら愛を告白されているから。w
62 :
花と名無しさん:2005/09/20(火) 12:46:33 ID:v9TTn0VsO
59の後半を見てすごく納得。
天上での大海人と讃良の運営の違いはそこなんだと。
夫は息子たちに部署ごとに任せながら育成する家族企業的。
妻は一括で指揮権を握り、自分の支持派の中で成長株を抜擢する側近政治。
事情の違いもあるけどね。大海人には多数の皇子。讃良にとっては草壁一人だから
こないだのフジの「日本の歴史」でがっくりした人挙手('∀`)ノ
帰ったらもう平安貴族が踊ってたんで
別の意味でがっくり
65 :
花と名無しさん:2005/09/21(水) 02:48:04 ID:7aBoMO1Z0
愛知万博で里中先生のトークショー聞かれた方います?
どんな内容だったのでしょうか?
ちばてつや先生、モンキーパンチ先生もいらしたらしい。
>>63 ノシ
全部見ていないけどもちろん「大化の改新の寸劇」にはもう・・・・
いっそTVタックルのように本物の政治家出したらおもしろかったのに。
バレバレの自演自演
ここ数日のレスの話が見えない。
???
藤原仲麻呂の書いた『大織冠伝』読みたい。
ageてsageて自作自演スレ
72 :
花と名無しさん:2005/09/26(月) 17:48:49 ID:3DNJKffB0
>>67 結構ミュージカル良かったと思うよ。
でも、そのあとは見ていない。
飛鳥・奈良はどんなだったの?
長屋様は?
先に書けばよかったんだろうけど、ツタンカーメンの特番がありました。
ツタンカーメンの死因は、馬車から落ち傷が悪化して死亡、
犯人はアイとホレムヘプだそうです。
その番組見てたけどテイィ無視だったねw
吉村さん監修の割にはわけのわからん展開と読みの浅い番組作りだった・・・
吉村さんもあんな番組に協力させられてたいへんだなぁ
>>73 つか、最近行ったCT検査の結果、後頭部の打撲跡はなく、
左足をひどく骨折している・それも死の一日前の怪我なので
そこから感染症にかかって死んだ可能性が浮上した、
といっていた。
但し吉村先生は、埋葬された矢車菊の花束とワイン壺から
その年つくられた新しいワインを使っての暗殺じゃないかと
推理していた。
って、以前別の局の特番で見たような、この説・・・。
>>74 発掘費用工面のためとはいえ、吉村先生も大変だなあと思います。
早稲田は出してくれないのかなあ・・・
77 :
花と名無しさん:2005/10/04(火) 22:49:21 ID:OPakYSdk0
やっぱり少女漫画ファンの視点なんだろうが、
アンケセナーメン犯人説じゃなくて良かった。
いつか現地の女性が博物館の展示品について
「これが私が展示品の中で最も美しいと思う物です」
と紹介されていた彼女の花束が印象的だったな…
78 :
花と名無しさん:2005/10/04(火) 22:50:24 ID:OPakYSdk0
あ、彼女の花束って、
もちろんアンケセナーメンの花束って言うことです
>>76 発掘の費用ってすっごいかかるんですよ。
試掘程度なら別ですが、ちゃんと発掘調査すると予算は最低数百万〜数千万。
モノによっては億単位までいきます。
長屋王邸の発掘調査の莫大な費用によって、デパートのそごうが潰れたくらいです。
(厳密にはちょっと違うけど、調査費用分取り戻せなかったのは事実。)
吉村先生の場合はエジプトでやってるから、発掘権だ人件費だなんだと
少なくとも数千万の費用がかかることやってるはず。
早稲田も少しは出すだろうけど、全部は当然無理なので
吉村先生は本を出したりテレビに出たりして、費用を工面したり、
そうやって広く広告することで、調査費用のスポンサーを探したりしているわけなんです
77=78=79
81 :
79:2005/10/04(火) 23:02:40 ID:???0
77=78じゃないですよ。74ではありますが。
>>81 80は自作自演スレにしたがる奴だから気にスンナー
>>76 >>79 早稲田が膨大な発掘費用をだしたりすると、その分卒業生にしわ寄せが、、、
今以上に「寄付、寄付」って迫ってくるとタマラン
私立だから仕方ないけど、定期的に
振込用紙入りの郵便物が来るのだってウザイのにさ。
84 :
花と名無しさん:2005/10/06(木) 20:22:02 ID:FtXDL/qa0
77=78って、そりゃあ捕捉してるんだから当たり前だろ。
高校のクラスに持っていたらブームになった。
修学旅行があるので、
みんなに少しでも関心をもってもらえたらと思って。
少し前の漫画だけど、今の高校生にも
まだまだ全然通じるんだなって思いました。
>>84 81は「私は79だけど77(=78)じゃないよ」と言いたかったのだとオモ。
エジプト政府が支援してやれよ。
観光資源開発しているのも同然なんだし。
>>87 調査によっては、協力してるよ<政府
ただ、どの調査でも協力するというわけにはいかないけどね。
吉村先生程度の調査じゃたぶんエジプト政府からの援助は無理だろう。
つかエジプトはそういう観光収入は確かに多いけど、莫大な文化財の「維持費」がものすごいので
大して「利益」は上がってないのが実情なんだな・・・
そして、その実情の為にあんまりむやみやたらに発掘されると困るというのもあるんだな・・・
だから発掘調査は制限してるんだよ。調査させてもらえるだけ吉村先生は幸せだ。スポンサーもいるみたいだし
10月7日、新宿ロフトプラスワンでホラー漫画家の日野日出志先生のトークショー
があった。乱入ゲストに里中先生もいらっしゃった。
その他お茶漬海苔、志賀公江、山本ヨハネ、原たかし、塩見あさこ、etc.
韓国の話が出て韓国漫画界についてコメントしてた。
里中先生が話すと一人だけアカデミックな雰囲気が漂い、他の先生方の
のんだくれトークを沈黙させていた。聴き応えある話でした。
正直、里中先生だけでイベントしたほうが良かった気がした。
日野先生もいい人でした。でもちょっとネタが少なかった。
客、40人弱。里中先生来ることわかってたらもっと多くなってたのかな。
>>89 えーっ、乱入ゲストだったの?
里中満智子が来ると知らせれば、もっとすごい人数になっただろうね。
もっとオープンなイベント、たとえばサイン会とかやって欲しいな。
個人的にサロメ好きなんで、どう描いてくれたのか楽しみ。
早く過去の名作じゃない本を出して欲しいな。
サイン会とかトークショーは開催していいとして、
もっと優先してほしい事があると思う日々
連載開始の年に生まれた赤ん坊が成人したよね>天上の虹
高校の頃、万葉集で大海人と額田・大伯と大津の歌を習ってから
突如天上の虹が大流行したのを思い出した。
当時すでに里中さんは大ベテランで、高校生が読むような作家じゃなかったけど、
それでも女子はけっこうはまってた。
志貴皇子の皇統が自称「有識者会議」なるものにより
まさに途絶えようとしています。
皆様ご注意下さい。
大事なのは血統じゃなくて精神。
天皇家なんて何回も直系断絶しているし。
ただし
>>95のいうように精神は一般には大事だが
皇室には血統が一番大事なのでは?
男系で血統を継続させるには側室制度復活しか選択枝はないですね。
しかし今般の皇統問題に関しては、超保守派の人でさえその選択枝を公に口にできないのが現実。
旧皇族を復籍させて親王宣下して
内親王、女王方と結婚させればよい。
そうすると近親婚が多くなるね・・・・・
一般のいとこ婚は禁止されたんだっけ。異常児出生率が30%とか
聞いたことがある。それならやっぱり多すぎるよね。
100 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 22:52:53 ID:QPVtfqzK0
>>96の言うとおり、万世一系とは言っても実際には結構断絶しているはず。
男系を守るためには、
>>98の言う様にするしかない
が、それでは余りにも皇族の方が気の毒。ただでさえ不自由な生活なのだから…
そもそも男系なんて言ってもうさんくさい。
神后皇后も、男系皇女と結婚して即位した継体天皇も。
私はそうまでして男系を守る必要があるとは思わない。
>>99 いとこ婚はまだ平気なはずじゃ?
あと、もうすでに桂宮さまには障害があったはず。
天上の時代はどうだったんだろう。天皇家の長い歴史の中には
絶対に闇に葬られた障害児はたくさんいると思う
>>100 公になってる天皇もいるけどね。
冷泉天皇とか
102 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 23:03:22 ID:QPVtfqzK0
>>101 陽成天皇もだね。伊勢物語の高子の産んだ子だけど…
って言うか、天上の虹には夭折した子が出てこない!(建除く)
記録に残ってないだけで、きっといっぱいいたんだよ。
>>102 陽成天皇は青少年時は随分癇の強いお子だったみたいだけど、
青年になっていいお妃をもらったら落ち着いたという話もあるから一概に障害があったとは言えないかと。
デリケートな神経を持っていたことは確かだろうが。
あと花山帝も結構異常性のある方だったようで。
そう考えると、藤原北家と天皇家が近親婚重ねまくってたこのあたりの時代で異常性が出てるってことだね
嵯峨帝の皇后橘嘉智子以降は藤原北家出身の皇后・女御とその腹の天皇ばっか。
もし男の方に障害があるとしたら
側室でも問題は解決しないのでは?
障害の原因が濃い血液因子によるんだったら、側室で解決するんじゃない?
そういう詳しい事はよくわからんけど、少なくとも血は薄まるわけだし
草壁→珂瑠(蘇我氏系)→首→基(藤原氏系)の流れを考えると側室では解決できないような
宮子の母親が蘇我氏出身の可能性もあるが
宮子の母親は葛城氏じゃなかった?
旧い豪族で、天皇家との姻戚関係もその昔あった一族。
>>102 ちょっと昔までは乳児・幼児死亡率は高かったから、夭折しただけで
普通か否かを判定する材料にはならないと思う。
>>100 私は逆なんだなあ。
女系天皇というけれど、それは最早天皇じゃない、て考え。
男系男子の裔を皇族に復帰させて、そちらの血筋に移ればいい。
今上は尊敬しているが、今上や現皇族の直系にこだわる
意味が見出せない。そもそも次代になったら尊敬できるかどうかも(ry
あと、桂宮は事故で車椅子になる前は普通に働いておられたよ。
常陸宮もいろいろいわれるけど、今でも公務きちんとやっている。
遠めがね事件のあの天皇を忘れていらっしゃいますわ、皆様。
ただ本当にあれだけで異常があったのかどうか・・・疑問なんだよね。
江戸時代の天皇の母親は、父親が公家でも母親が
公家の家の奉公人ってパターンが多いから、
近親結婚の弊害はかなり緩和されていたとか。
母方の祖母を通じて庶民か下級武士の血が入っているから。
それでも夭折した皇子・皇女が多いのは水銀入りの白粉のせい。
大正天皇の病は後天的なもの。
漢詩と和歌に秀でていた。
平常時は誰にでも声をかけるきさくなおじさんだったらしい。
つか大正天皇に異常が無かったことは近年の研究及び当時の記録により証明されております。
>>107 その流れは近親結婚による異常(精神異常とか虚弱体質)とはいえないとオモ。
天上の虹の作中では、その4人は虚弱体質で精神的にも弱いという描写になってるけど
実際に精神異常が認められていたのは、首のみ。
全員が早死に・夭折しているけど別にそういう家系じゃないんだよ。
大正天皇が完全に正常だったわけではない。
皇太子時代は正常だったが
即位後数年してからは明らかに異常が見られるようになった。
天皇・大元帥としてのストレスが病を促進したかもしれない。
・「庭に人が見える」などといもしない人間が見えると言う。
・短い勅語の朗読もできなくなる。
・体が極端に傾斜し、均衡を保てなくなる。
・入浴する時「階段は嫌だなあ。」と浴槽に入る階段の昇降を拒否
・臣下との応答もできなくなり、「アーアー」と繰り返す。
・しかし自分が病気だと言う自覚はない
と症状が悪化していった。
>>114 > ・短い勅語の朗読もできなくなる。
> ・入浴する時「階段は嫌だなあ。」と浴槽に入る階段の昇降を拒否
> ・臣下との応答もできなくなり、「アーアー」と繰り返す。
> ・しかし自分が病気だと言う自覚はない
これは当時の近従と内閣のでっちあげ
でっちあげという根拠は?
健康な時は明朗闊達で多くの秀歌も残しているけど
異常になってからは元老や側近との意思疎通も難しくなっている。
牧野伸顕日記とかの一次史料に書かれていて
それを否定する材料もない以上
「大正天皇には異常があった」と判断するほかない。
異常がなければ皇太子を摂政に任ずる必要もないし。
なんで異常天皇を列挙するスレになってんの?
>>116 今資料が手元にないから確かにちゃんと反論することができないな・・・
しかも専門外だし。
ただ、先輩の研究テーマが「なぜ大正天皇御病をでっちあげなければならなかったのか」だったので、
先輩から聞いて興味を持って借りた資料では、
大正天皇は病を得てからも「精神異常」と判ぜられる状態ではなかった、と思えるものだった。
とはいっても私のは付け焼刃だし、理論武装では勝てそうに無いから降参しとくよ。
>118
おもしろそうなテーマだけど、すごい難しそうだな〜
資料なんてほとんどなさそう。
>>117 物語後半&続編には
虚弱体質の天皇が出てくるから。
>>118 その先輩がそのテーマで書いた論文があるなら、
それこそが反論になると思うんだけど。
個人的にも読めるものなら読んでみたい。面白そう。
それとも先行研究で有名なのがあるんかな>大正天皇の病でっちあげ説
流れぶった切ってスマソ
高市と但馬の関係(!?)について質問。
天上の虹では、御名部が讃良にお願いして、但馬が妻に。
でも高市が相手しないから幼馴染みの皇子と浮気〜って流れは、
一般の人(この漫画を読まない人)の認識と同じ?
別の本では、高市が年甲斐もなく若い但馬に惚れて、
幼馴染みの皇子と引き裂かれるって感じだったんだけど…
両方とも少女漫画用にアレンジしてあるのかな?
>>122 先輩の卒論&院での当初の研究だった。
卒論本体は私は持ってないんだよね。ただ、研究当時に色々話をきいて
幾つか資料のコピーを見せてもらった。
有名かどうかまでは畑違いなんで(私は古代専攻しかも遺跡整備専攻)わからないけど、
その論文(先行研究)では「大正天皇御病は、先天的異常ではなく、病の程度も発表されているような重度のものではない」
という内容だった。
大正天皇御病については、根強く「先天的なもの(血族結婚による弊害か?)」といわれてるけど、
「むしろ後天的なものだろう」と最近言われてるのは
>>114さんが言ってる
ただ、その後天的にしろ先天的にしろ政府発表や当時の日記だと発表されてる資料なんかの
「大正天皇の異常性」の真偽を確かめるのと、
後天的異常だったなら、なぜ先天的異常のように一般に広まってしまったのか、
さらに、重度障害でなかったならなぜ、重度であるかのように発表したのか
ここらへんが先輩の研究内容だった。
実際、世に広まってる、異常性を示すエピソードは政府がでっちあげたものが多いらしい。
これの根拠をどっから拾ってきてたんだか憶えてないよ・・・すんません。
でも先輩の論文本体は結局読んだけど、一部もらう約束が果たされないままorz
資料はすごく面白かったからコピーしたはずだし、どっかに埋もれてるとは思うんだけど・・・
うちの曾じいちゃん兵庫県のド田舎漁港出身のひとだけど
大正天皇の勅語丸めて望遠鏡にしたしわゆる「遠メガネ事件」
はよく知っていると言っていた・・・・・・ということは
わざわざ噂を広めて大正天皇を貶めた人がいるのかと思う。
大正天皇ネタは、もうイラネ
高市スキーとしては、年甲斐もなく若い娘に恋をして、無理やり引き裂いて
自分のものにした、というのはやだなー。
自分だって、恋しい人を奪われる痛みを知ってるはずじゃないか。
>>123 >別の本では、高市が年甲斐もなく若い但馬に惚れて、
幼馴染みの皇子と引き裂かれるって感じだったんだけど…
あの〜、その「別な本」っていうのは長岡良子の本?
あの人って、高市とか長屋にはけっこう冷たい描き方たてるって
聞いたから。
>>123 アレンジといえばアレンジだろうね。
親子ほど年の離れた時の副権力者とその第二夫人。
第二夫人には子供がなく、他の男と恋歌を交わしていた。
事実はここまででよい?
自分はあの但馬の「何のために女に生まれたの!」がすっきりしなかったクチ。
天上の虹の高市が「養女を育てているようなもの」なら
但馬にしてみれば「身元保証人ができたようなもの」な気がする。
かまわれなくて浮気というより、厄介になって少女から大人になるうちに
好きな人ができたという描き方もあったんじゃないかなあ。
どうも但馬が高市と御名部の娘に感じて仕方がない。
>>128 「但馬皇女悲歌」のことなら高市は十市の面影を但馬に見いだした
という感じの出会い方だと思うが・・・・・けして高市に冷たい
とは感じなかったけど、それどころか非常に好意的なんではなかろうか。
ただ・・・・子供の長屋に関しては「天ゆく月船」ではなんか
女に求めるものが非常に勝手な人間には思えた。
但馬が十市に似てるってのはどうだろ。
母親同士が血縁関係なら説得力あるけど。
>>131 但馬と十市って異母姉妹だよね?
似てる可能性も一応あると思うが・・・・。
同父母姉妹だったら、似てても違和感がないんだけどな。
長岡良子の作品では、但馬の母・氷上は鏡女王の実子という設定だったので
それで行くと但馬と十市は似てる可能性はあると思う。(額田と鏡の姉妹設定は明らかにはでてないけど)
父親は一緒で、母親と十市が従姉妹なら結構近い血だし
連投スマソ。
確か、河村恵利の「天つ雷鳴」では、但馬と穂積が結婚することによって、
藤原と蘇我が結びつき、不比等の権力がいや増すことを
恐れた高市があえて二人の仲を引き裂いたっていう設定になってたな。
不比等はそのころ、下っ端の役人だったけど、恐ろしいほど頭が切れ、
また抜群の政治能力を持っていることにいち早く高市が気づいて
警戒したってことになってた。
河村恵利も不比等のことよく描いてるけど、長岡良子ほど不比等賛美が
鼻につかないのはなんでだろ?
高市もよく分かっていない不思議な人で、
どの位の地位があったのか?皇后にどの位信頼されていたのか…?
高市=持統天皇説から、敵対していた説もあれば、
血の近い御名部と結婚したので後継者としてみていたと言う説もある。
また、御名部皇女・但馬皇女と皇女を二人も妻にしているし、
明日香皇女、はては十市皇女も妻だったという説もあるので
かなりの地位だったらしい。莫大な食封ももっていたし
だが、そもそも高市と十市の関係は明らかになってない
但馬と穂積は熱烈な歌が残っているので事実だろうが…
高市→十市は十市死亡の時の嘆きの歌があるから、好きだったんだろうね〜って予想されてるけど
十市がどうだったのかはわかんないよね・・・
てか十市についての記録が少ない。額田といい、謎親子だ。
137 :
123:2005/10/15(土) 08:03:09 ID:???O
>>128 長岡良子の「天ゆく月船」だったと思います。(本は処分したので確実ではないですが…)
でも但馬皇女や高市皇子のことは、穂積皇子の回想でのみでしたし、
ほんの一コマのみ(後ろ姿)でしたよ。
天上〜での生真面目な高市皇子がイメージがガラガラ〜っと崩れましたw
>>133 ん?実子の設定じゃなかったと思うけど・・・・あれ。
鏡が氷上も五百重も手元で育てて実子なみの愛情をそそいでたのは
氷上が死んだときの嘆きようでわかるけど。
>>138 実子じゃないって表現出てたっけ?その覚えが無いから実子設定なんだな〜と思った。
黒岩重吾が誰かの不比等の小説でも実子設定だったからあんまり考えずにそう思い込んでるだけかも
>>138 氷上が鏡を「お義母さま」と呼んでいた記憶がある。
>>140 「天離る月星」と「眉月の誓」確認したけど、氷上は常に「お母さま」で、
「お義母さま」と読んでる場面は一度も無かった。
五百重も「お母さま」だけど、「鏡のお母さまはあたしを産んでくださった方とは違う」と言ってるので
彼女は実子ではないのは確実。
でも五百重と氷上への態度では鏡女王の態度が全然違うし
氷上が真人(不比等)との挨拶のときに体調悪くなった時、鏡が氷上についていってしまい
五百重がむくれてるのを見ても、氷上が死んだ時の鏡の嘆きようを見ても、氷上は実子のような気がス。
少なくとも、作中で「氷上は鏡の実子ではない」という表現はでてこない
>>137 「天ゆく月船」に収録されている「晩蝉(ひぐらし)」のことかな?
この作品の中では、137に書いてある通りだけど、長岡さんの
「夜の虹」に収録されている「但馬皇女悲歌」には、3人の
恋愛話がそのまま描かれているよ。
>>141 すまない。別の作品と勘違いしていたみたい。
史料的には、氷上の実母は不明だったよね?
>>137 長岡良子の話では、但馬と穂積が出会ったのは但馬が高市に嫁いだ後。
年甲斐も無く惚れるくだりは合ってるけど、但馬は穂積の存在すら知らなかったから
幼馴染ではなかったんだけど・・・
>>141 同じ時間に、同じ箇所をチェックしていた人がいてビクーリw
「お義母さま」は一度もなかったし、実子設定っぽいね。
ただ、挨拶時の五百重はむくれている、というよりも
不比等に対して、すまして見せてるだけだと思う。
最初に紹介された時から「つーん」と書いてあったし。
これだけでは何なので。
長岡さんの作品と里中さんの作品では、同じ時代や
人物を描いたものが多いから、読み比べると面白い。
アヘと草壁は里中さんの描き方の方が良かったけど、
不比等と五百重はあまりに安直すぎて萎えたなー
天上の虹は、登場人物が多過ぎるせいで、一人一人の恋愛話が
雑に描かれているなあと思う。
唐突に好きになったりブチ切れたりが多くて、登場人物の心の変化に
ついていきにくいのが難点。全部がそうって訳じゃないけど。
「天離る月星」読み直したけど・・・・・実子という感じでもなかったな。
私も鎌足に預けられて、実の子供として育ててんだなーと素で思っていた。
里中さんの鏡は子供生みそうな雰囲気なかったけど
長岡さんの鏡はバンバン生んでそうな感じではあるw
>>148 長岡さんの鏡は、優しそうな太ったおばさんだったからねw
でもどちらの鏡も、天智をずっと好きだったところは同じ。
書いてて思い出したけど、長岡さんの鏡は不比等に天智の
面影を見ながら死んでいくんだった。あのシーンは好きだな。
天上では、鏡と不比等って接点なかったような。
150 :
花と名無しさん:2005/10/15(土) 17:45:26 ID:oLOnzj/l0
>>147 前半の高市&十市(&大友)はかなり良いと思うけど。
確かに中盤〜後半にかけて、大津&大名児&草壁、穂積&但馬
とかは中途半端なのは言えてる。
あと長屋&吉備もね。いつ知り合ってたの?
でも弓削&紀ぃはかなり創作してあって、さすがだなと思ったよ。
>>150 弓削&紀ぃは、うまく描いてるなーと思ってたけど、
破局の描き方で台無し
>>149 天上でも鏡と不比等の接点あるよ。
死ぬ直前、天武が鏡を見舞う時に不比等をよろしく的なこと言ってた
鎌足亡き後、幼少だった不比等を田辺氏とともに普通に援護は
していた気はする<鏡。
そういや鏡の墓は舒明のそばにあるけど、姉妹とか縁が深いとか
いわれた額田の方はお墓ない・・・というか見つかっていないんだね。
薄葬令の影響もあるだろうけど、不思議な感じはする。
息長氏系ではなかったのかな?
>>153 つか、鏡と額田は姉妹説を天上では取ってるけど、実際のところは姉妹かどうかはわからないわけで・・・
姉妹説、親戚説、他人説と色々ありますよ。
額田についても、出雲系氏族の血を引いてるんじゃないかとか色々
155 :
137:2005/10/15(土) 18:51:39 ID:???O
>>142 そうです。「晩蝉」です!
「(ヒグラシが)鳴きやんだね…」と言って皇子が亡くなっちゃう話。
多分
>>144のとは違う話じゃないかな。
>>155 >>144は、長岡作品における設定のことです。
長岡作品の但馬と穂積は幼馴染じゃないですよ、ということを言ってるんです。
157 :
137:2005/10/15(土) 18:55:57 ID:???O
>>144 「幼馴染みの皇子」って書いたのは、「穂積皇子」って名前が思い出せなかったから
「(天上の虹では)幼馴染みの皇子」って意味で書きました。
紛らわしくてスマソ
>>146 >不比等と五百重はあまりに安直すぎて萎えたなー
私は不比等と五百重の描き方は里中さんの方が好きだけどね。
長岡さんの不比等と五百重の恋愛話を読んでるとどうも
背中がムズムズして(藁
そういや、「天虹」の五百重も、不比等と天武と三人で会っている
シーンで
「お兄様・・・。私にとっては大海人さまより大事な人・・・」
とか書いてあるから、入内する前から不比等が好きだったのかなあ
と思った。
しかし、五百重に「妊娠した」と告げられて、ちゃんと産めるように
いろいろと画策する不比等はさすが。穂積とか弓削あたりだと悩んだあげくに
「堕ろしてくれ」っていいそうw
>>158 里中さんの不比等と五百重は、あまりに唐突にセクースするから
ポカーンとしてしまった。
しかも、五百重が「そう言われると、わたしもずっと兄上を意識
していたような気がしてくる」って、ナンダソリャ!?
終いには「愛だったんだわ。そうよはじめて気がついたわ」だから、
噴き出しそうになったよ。ご都合主義すぎて。
不比等の画策については同意。かなり苦しい説得だったけど、
それだけ必死だったということで。
>>158 穂積が悩むのには同意。弓削は即行堕ろすように言うと見た。
>>159 不比等の画策、高市も「……まあ、いいか(苦笑)」という心境だったのかも。
不比等と五百重の関係は実際に麻呂まで作っているんだから
後世の歴史学者もいろいろつっこみどころがありそうだね。
自分の異母妹・・・・・しかも天皇に嫁いだれっきとしたん夫人・・・
それをなんの徳にもならないどころか、非常に政治的に危険だと
思うのにあの冷静な不比等はなんで・・・・
ていうのが長岡さんの純愛説みたいだけど、私は結構好きだったな。
不比等の唯一のなきどころみたいで。
長岡さんの純愛・不比等は私も好き。
五百重への一途な愛情だけじゃなくて、長い年月の間に
五百重本人への愛情から、失われた時を共に過ごした
相手への愛情に変っていってしまったところもキチンと
描いていたから、奥が深いなぁと思った。
不比等に心を残す五百重を丸ごと愛することの出来た
天武と、天武を愛した五百重を認められない不比等との
対比とかね。
話違うけど、里中作品はダメ男はとてもリアルに描くのに、
いい男がうまく描けてない気がする。
つか、里中作品の男は完璧に見えても、いい男でも、どこかしらダメ男な部分があって
そこが強調されて見えていい男もみんなダメ男に見えてしまう罠
長岡さんの不比等、五百重の純愛は少女趣味丸出しで、どうもなあ・・。
ちなみに小説なんかだと、確か永井路子が新田部を主役にした
短編小説を書いてるんだよね。で、そこでは
「未亡人になった異母妹のところに見舞ってやっているうちに、ついつい・・・」
みたいな書き方だった。ただし、あくまで新田部視点なので詳しいことは不明。
橋本治氏の「双調平家物語」(「平家物語」といいつつ、話は蘇我の台頭あたりから
始まっている)では、「手近な空き家にさっさ入り込んだ」「手を付けた」だの
非常に男性らしい描写だったw
ところで、「長屋王残照記」を読み返していて、ふっと思ったんだけど、
麻呂って三千代と平気で顔合わせてるるけど、彼女が憎くないのかな?
五百重が不比等に捨てられた原因の一端は三千代にあると
思うんだけど・・・。表面上は穏やかだけど、腹の中ではいろいろ思ってるんだろうか。
里中作品の男は、それぞれが情けなさを内包しながら成長していくように思う。
里中版房前は、顔はともかく結構良い男に思える。
>164
麻呂は、自分自身が新田部から疎まれる存在だと気づいていたのかしら。
出世欲が強いなら、むしろ三千代の存在は有り難いものだろう、と思う。
五百重は正妻(後妻)になるには問題があるから、麻呂がもしドライ思考な
タイプなら、三千代のことも案外割り切っていそうな気もする。
麻呂自身が三千代にひどい扱いを受けたとか、母を侮辱されたとかすれば憎く思うかも試練が
母親(五百重)が嫉妬しても麻呂や新田部は「母上みっともねぇなぁ・・・」というスタンスに見える。
天上の虹の新田部を見てると。
よっぽどマザコンなら三千代憎しだろうが、母上が誰とどうなろうがいいですよ的な新田部と、
ちゃっかりさんの麻呂なら三千代に敵対心持つより擦り寄っといた方が有利と判断しそうだ。
>>164 もしかして「天離る月星」しか読んでない?<長岡作品
「眉月の誓」の方の、(一緒になってからの)不比等と五百重の
相克を見たら、少女趣味どころじゃない。
麻呂→三千代についても、現代的な価値観で捉えるのは
無理があるでしょ。一夫多妻が許され、自分もいずれ多くの
妻を持つだろう身の麻呂が、三千代をそれほど敵視するとは
思えない。麻呂が女性だったら、違うかもしれないけど。
それに、乳母が子どもを育てる時代に、母親と息子が現代並
の強い結び付きを持っているとも思えない。
政治の家に生まれたのだから、あるとしたら政治的な思惑や
捉え方でしょ。三千代の産んだ子のせいで自分の出世が
滞ったのならともかく、むしろ運が開けていったんだし。
>>168 あーそうそう、だから天虹の最新刊だったけかな、
新田部に対して五百重がこの子ったら、とか説教めいたことを
言ってたけれど、当時の価値観からして、母と息子であっても
身分は一介の夫人(それも元)と皇子なのだから、
ああいう現代の親子みたいな会話ってどうよと醒めた覚えがある。
ああ、自分も結構醒めた。
特に地方豪族や畿内豪族、貴族出身者のレベルじゃ、「皇子をお産み申し上げる」のであって、
自分の子供だろうが身分は自分より上なんだからあんなやりとりありえねぇ・・・と思った
>>169-170 同意。価値観や言動が現代的過ぎるんだよね。
しかも、愛、愛、それは愛〜と、愛について考えてばかりで。
ここまで書いて思ったけど、女性キャラが男からもらう愛情
ばかり考えているのは、古臭い側面もあるかも。天上の女性
キャラって、男から愛されないと人生に何の意味も無くなって
しまいそうな勢いだから、20年は古い。
「深沈にして大度あり」の讃良が、ただの愛情乞食になってるし、
天皇になってからはヒステリックなオバさんに・・・orz
里中版持統女帝は、更年期のイメージが強いです。
>>171 また長岡さんの話になって恐縮だけど、あちらの持統さんは
その「深沈にして大度あり」を最後まで貫いていたように思う。
もちろん、大津と草壁くらべて悩んだり草壁が死んだ(ここの
解釈も里中さんと共通していた)時、半狂乱になって悲しんではいたけど。
晩年病におかされてなおかつ不比等に「律令をつくりなさい」て言って
不比等をして「まだまだあの執念にはおよばない」とか感心されている
ぐらいだからね。
しかし「愛情乞食」はワロタw
174 :
164:2005/10/17(月) 20:38:48 ID:???0
>>167 なんかスカしたキャラだったよね、新田部w
「愛と結婚とは別物ですよ」
とか言ってるし・・・。生い立ちがそうさせたのか、それとも生まれつきか・・・。
>>168 はい、「天離る月星」しか読んでないです。これの少女漫画むき出しな
内容に、ウヘエとなってそれ以後読んでない。でも、「眉月の・・」はあ
面白そうだね。読んでみる気になった。
>麻呂→三千代についても、現代的な価値観で捉えるのは
無理があるでしょ。
はい、その通りです。私も書き込んだ後、
「現代の視点で考えちゃったかなあ・・・」
とは思ったんだけども。
確か、房前の奥さんは三千代の娘だったな。
四兄弟とは、それなりにつきあっていたんだろうけど、こういうところを
見ると、三千代って特に房前と親密な関係を結んでいたんだろうか?
「天離る月星」を読んで、少女漫画むき出しと捉える人もいるんだ…
私はこの話の最後の方で、麻呂を得ても五百重との仲は戻らな
かったと不比等が回想してるのを見て、フツーの少女漫画とは違う!と
驚いたもんだけどなあ。
大隅のじーさんは、女なぞ抱かれればその男のもんだとか、
少女漫画にあるまじきwセリフを吐いてるし、読んだのが10代だった
せいもあって、オトナの物語だわーと思ったもんですw
>>173 長岡持統は、正に「深沈にして大度あり」で描かれて
いると思う。不比等に向かって、「あれ(高市)をなんとか
しなさい。手段は選びませぬ」と言い切った時なんか、
凄味があってゾクゾクした。
母としての優しさ(時には愚かしさも)と、政治家としての
非情さを、どちらも兼ね備えているという描き方だったね。
>>174 史実では、不比等の4人の息子は三千代たちと手を
組んで野望を実現させていった(長屋王の追い落とし
とか)から、かなり密接な付き合いがあったのだと思う。
確か、不比等の娘と三千代の息子も結婚していたような。
「眉月の誓」はお勧め。里中版と読み比べると、双方の
作品への面白さがさらに増すし。
>>176 そのへんの「大人の事情」をくわしく書いたのが「眉月の誓」だね。
不比等の「いくら肌を重ねようと私と五百重の間には大海人がいる」
とかのモノローグが色っぽいなあと思った。
で後に里中さんの不比等と五百重の関係を見たけど、なんて違うんだろうと
思ったよw
どちらも五百重を引き取るときは命がけだったけど。
里中さんは、資料などもかなり調べて天上を描いていると
思うんだけど、肝心の持統が「深沈にして大度あり」じゃない
のは何故なんだろうね?
親子関係の描き方にしても、
>>169-170さんが指摘している
ように、あり得ない描写になってしまっているし。
現代っぽく描くことで、読者に興味を持ってもらったり
親近感を持ってもらったり、を狙っているんだろうか?
それとも、里中さん自身が、現代的な感覚であの時代を
捉えてしまっているのかな。
永井路子さんの「歴史をさわがせた女たち」で、初めて
持統を知った身としては、里中さんの持統は普通の
おばちゃん過ぎて違和感ありまくり。
ちなみに、「歴史をさわがせた女たち」の持統の部分を
読み直してみたら、「ヒステリー症状のひとつもない」と
書いてあってワロタw
んな事とりあげてたら、草壁誕生直後の尼子娘と高市親子の会話とか月見の宴とか味気ないものになりそうだね・・・
>>176 確かにそういうセリフもあったけど、メインは不比等と五百重の
幼少時代からの純愛話じゃん。だから、少女漫画的だと思ってしまったんだよね。
あと、なんか不比等美化が甚だしいし、不比等を持ち上げるために
周りの人物(鎌足の従兄弟?の意美麻呂とか)を不当に貶めているように
見受けられたので、敬遠してたんだ。
永井路子さんが言ってたんだけど、作者の思い入れが強い人物って言うのは、
逆に読者受けが悪い場合があるそうな。
むしろ長岡さんのは、不比等が全く出てこない、平安時代物
の方が好き。
でも、
>>168を読んで、購買意欲をくすぐられた。近日中に「眉月」
買ってこよう。
>>181 それを言い出したら天上なんて、持統を持ち上げるために周りの人物を(ry
>>180 月見の宴って、「星祭り」のことかな。あの会話は変だね。
草壁誕生頃はそこまで天皇中心体勢が整っていない頃だし、
大海人も単なる皇子だし、尼子が大豪族宗像氏の出身だからあの会話はそこまで変じゃないけど
その後、天智・天武と天皇の体制も整って、天皇皇族がそれまで以上に強力になった星祭りの頃は、
それこそ夫人以下の女性が皇子皇女を産んでも、「畏くも恐れ多い御方(天皇)の子」であって、
夫人よりも子供の方が身分は高いし、自分で産んだ子だったら、内々では敬称略で呼ぶことはあっても
公の場や世間話の中で他の皇子皇女を敬称略で呼ぶなんてありえない。
讃良のように皇后だったら敬称略で呼ぶこともあるだろうけど、それ以外はおかしい。
上の方で五百重と新田部の会話が変だと言われてるのは、
五百重が新田部を呼び捨てにしているだけでなく、普通の子供のように扱ってるからおかしいわけです。
あまりに「なあなあ」だからあんな親子ありえないwと思うわけです。
五百重と新田部は会話も変だし、そもそも新田部の部屋に、
五百重が居ること自体が変だと思った。
外出から帰ってきて着替えているところに母親が居るなんて、
2DK住まいの庶民の家みたいw
うん、それもおかしいよね。
新田部の年齢がいくつか出てたか忘れたけど、弓削の次に氷上の相手候補になるとこからみても
15〜20歳くらいだろうし、とっくに自分の宮を持ってるはず。
そこになんで自分の家みたいな顔をして五百重がいるんだよww
特に五百重ってもう不比等の子供の麻呂生んでいなかったっけ?
もしそうなら、その時点ですでにおかしいし。
麻呂は不比等が本邸に引き取ってしまったから新田部のところに押しかけてるんだったりしてw
それは冗談だけど、結局は里中さんのミスだよね。
皇族を人間らしく描いてるつもりなのか知らないけど、
皇族は親子や兄弟でも「家族であって家族でない」集団なんだし
皇族外の妻は「臣下であってよそ者」だということを、わざと描いてないのか理解してないのか・・・
後者は里中さんならありえないと思うんだけど、
アトンの娘でエジプト王家でさえもあのホームドラマっぷりを見てしまうと
根本的なところを認めようとしていないのかもしれないな、と思ってしまう。
ご自身がすごくラブラブのご両親に育てられたのもあってか
家族の結びつきや恋人・夫婦の「愛」にこだわった作風だし、
王家といえど家族は家族だと思ってらっしゃるのかもしれない。
それにしても讃良賛美の物語のはずが・・・と思うのはわたしだけ?
里中さんがわかりやすく書くあまりに皇族間の会話が
ふつうのその辺の家族の団欒会話になってしまっているのは否めないな。
まだ最近はいいんだけど、初期の頃はなんか「たのしい子供のための歴史」
みたいな単純な会話になっていた。
初期の頃は、「中学生向けくらいのつもりで分かりやすく描こう」って
思ってたって文庫本のあとがきだったか何かに書いてあったような。
>>181 タイトルは失念したが、長岡さんの作品で、氷高主役の話があったよね。
それで、なんで氷高が独身を通したかっていうと、不比等が好きだったからだ
っていうのには、不比等マンセーも大概にしろ、とオモタ。
>>183 「星祭り」の内容、忘れてる・・・。
「天虹」引っ張り出して読んでみよう。
>>190 たぶん「天ゆく月船」で丁度持統が崩御しようとするところと
氷高の想い出が交互に語られていくやつだったけ?
不比等マンセーちゅうか始めは創作の「田辺史」の方がマンセーだったのに
いつのまにか実在人物に思い入れが深くなっていったかのように思える。
ところで里中さんて天武マンセーだったかな。
その割には天武があまりにも讃良に無神経すぎるセリフ吐いていた
単純でやな奴に思えるけど・・・・
天武ってあんまり讃良のこと理解してなかったよね
讃良が病気になって高市が天武に「おさびしくて病気になられたのでは・・・」って言った時に
「あいつを侮辱するな!どんなに強い心の持ち主か俺が一番よく知っている!!」とか豪語してたけど
讃良に対しての思い入れはある意味激しいんだけど理解はしてないよナーとオモタ。
>>190 星祭りは高市が相撲で十市の為に勝つけど御名部を妻にもらう話
>>191 天武マンセーかどうかはわからないけど、
「残照記」(文庫じゃない方)のあとがきで、
高市マンセーであることは書いていたです。
>>194 191です。
高市マンセーならわかります。勘違いしていたようですね。
高市は非常に苦しみながらも、幅広い人間に描かれていたよね。
・・・・・しかしそれなら人麻呂とのあれはなにw
人麻呂とのには本当に驚いたよ。
里中さんがああいう場面を描くとは思わなかったし、組み合わせも
組み合わせだったから。今思い出しても、こんな感じw → ( Д ) ゚ ゚
>>192 同意。女として愛されたがっていることとか、全然理解してなかったね。
自分の持つ、手前勝手かつ頑なな讃良像を崩そうとしなくて。
あれは思い込みなのか、こうあって欲しいという願望なのか、どっち
だったんだろう。他の女性たちのことも、「コイツはこういう女」みたいに
決め付けてたから、前者かなあ。
でも讃良が大海人のことを理解していたかというと、それも疑問。
全力で愛しも支えもしたけど、理解とは違うと思う。
つか讃良は誰のことも理解できてない気がス
天智のことは誤解(不可抗力とはいえ)、天武のことは結局自分を愛してくれというばかり、
草壁のこともどういう人間なのかわかろうとせず。
悩み悩んでそれでも強くあろうとし、成長して行こうとする人なのかもしれないけど
何かと思い込みが激しすぎてどの人物に対しても、讃良が思ってるイメージを押し付けてるような。
でも天上キャラで他人を理解できてるキャラなんているんだろうか・・・人麻呂?
額田
でも額田は十市を理解できていなかったことをひどく後悔してたじゃん
十市は母をはじめ周囲の人に
心配をかけないよう必死で自分を作ってたんだよ…
アメリカに義理の両親に嫌われないよう、小さい頃から嘘をつきつづけて
レイプ事件をでっち上げてしまった女性がいた。
嘘が上手くなっていて、警察も陪審員もだれも気付かなかった。
十市は彼女並みに嘘をつくのが上手くなっていたんじゃないだろうか?
202 :
201:2005/10/20(木) 18:21:43 ID:???0
・(天上には出てこないが)幼少時母親がいなくて寂しいこと
・結婚に際して、本当は高市が好きなこと
・本当は待つことが出来ないほど辛いのに、待てると言ったこと
・葛野にあなたを産んだことが最高の幸せと言ったこと
↑子供に産みたくなかったとは言えませんが…
うんと前のスレに書いてあったが、まさに十市は
「最強のネガティブヒロイン」である。可哀想…
>>195>>196 私の中ではなかったことにしてるから。
いつもそこは読み飛ばしてます(笑)
高市の十市への挽歌があるせいか、両思いが学者の間でもデフォみたいに
なっているけど、あんまり私はそう思わないんだよね。
高市は好きみたいだったけど、あの時代幼くてもそうそう皇子、皇女間の
交流はなかっただろうし・・・・・十市の方が年上ぽい感じだから
年下のあんまり交流もなかった男を好きになるかなと疑問。
子供生んだから大友が好きだったとも思えないけど。
私もあんまりあの二人が相思相愛だったとか密かな恋人だったとは思わない。
高市→十市の感情は挽歌の通りあったんだろうけど・・・
あの時代、幼いからこそ同じ父を持っていても母の違う兄弟の交流は皆無。
ある程度育ってから、父の住む本邸なり、宮廷なりの催しなどで顔をあわせる程度。
十市が大友の妻になってからは公の場に姿を出すことも多かっただろうから
高市と会うこともあっただろうけど、果たして愛を語らうほどの交流があったのか・・・
せいぜい高市の憧れの女性・十市くらいだったんじゃないかなぁと思ったり。
高市と十市の年齢って同い年か一コ違い程度じゃなかったっけ?
あとは同意。
新田部話に戻して悪いが、一つずっと気になるところがある。
氷高の相手として三千代が彼を推薦した様子、あんなに
しゃかりきにやったら、かえってさららから怪しまれるとか
思わなかったんだろうか?
母が皇女の長・弓削・舎人辺りだと下手するとそっちに皇位が
いってしまう危険があるから、母が夫人の皇子たちのうちで
独り身で年齢的なことを考えたら新田部がいますわねぇ程度に
誘導するんならまだしも。
それに三千代と不比等がデキてることがわかれば真っ先に
警戒されそうなものだけど。
時代劇板に、天上を大河ドラマ化しようというスレがあるが、
もし本当にドラマ化されたら、里中先生も、
頑張って完結させようという気になるだろうか?
ドラマ化2回、アニメ化3回になってもいつ終わるかわからない
漫画があるじゃないか…
ワロタwwwあれと王家はネバーエンディングストーリーだからな
つかドラマ化2回もしてたんだ・・・
.l''',! .r-、 .,、=@ .l''',! ./ー、,,,_ .r-,
.广''''″.¨゙゙! .,,,丿 {,,、、, .v-l゙ .!-r/i、 广''''″.¨゙゙! .!、, l゙ | .} ,
.゙l---, ぃ" .| .| .| _,,{゙l .ヽ ヽ--i、 .ぃ" .,,,,,,,,二i" .,..-" .ヽl、゙l
r---┘.―'i、 "',! ./ニニニ、  ̄| .L,,,,,゙l,,i´ .r---┘.―'i、 .| :,! | .l .|、
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.l゙ .,,,,,, .\ .l゙ .l゙ ,, .l゙ .|.} | | .| / .,,,,,, .\ ../ .,.i、 | l゙ .l゙ .| .,! .゛
| し,,l゙ .、 ゙,! ,l゙ ,l゙.i".゙゙'''''"! ゙l .″.|.,!'''゛ l゙ | .l゙,,,,l゙ .、 ゙,! ,/`/ .| ."'゙゙l ./ .l゙r┘,l゙
.゙l, .,/`∪ ゙〃 .`ー--丿 .゙'--ヽ{,,,./ .゙l,, _/`∪ .゙l.,i´ .!,_,,,/ .l゙../ | .,i´
∪ ̄ ∪ | | ∪ | | ∪ ∪
.∪ ∪
‐ニ三ニ‐ ‐ニ三ニ‐ ‐ニ三ニ‐ ‐ニ三ニ‐
>>203>>204 まあ、実際の所そうだろう。
でも物語だから…ね。割り切って楽しみましょう。
ただ風俗・文化については分かってないところもあるし、
額田が直接十市を育てたと言う説もあるわけで
可能性が全くないと否定できない。
長屋邸発見のように、高市邸発見とかないだろうか。
二人の関係についてなにか分かる木簡が見つかるかも
と思ってみたり…
>>210 額田が手元で育てていようと、そうでなかろうと、
少女時代の十市が高市と交流があった可能性は少ないよねって言ってるんですが・・・
つか額田の手元で育ててた方が交流の可能性はさらに低いんだけどね
まだ大海人の手元に引き取られていたか、大海人の娘ということで独立した宮を与えられていたかの方が
高市と顔を合わせた機会があったとは思うけど、恋心を育むほどの交流は難しいとオモ
もちろん二人が恋人だった可能性を否定してるわけじゃないよ。
天上の高市と十市は物心付いた頃から愛し合ってる運命の恋人ってキャラだけど
個人的には、実際の二人は恋人じゃないと思うけどね、ってことです
わたしも二人の仲が実際には恋仲だとは思えない方なんだけど
高市がつくったっていう「山吹の・・・」の歌は情景が目の前に現れるようで好き。
ただし国文学者とか作家さんとかには「へたくそだ」とか「つたない」とか
結構ぼろくそなんだけどw
である飛鳥関係サイトの山吹の写真がきれいだったので壁紙にしている始末。
当時の皇族は、異母姉弟同士が結婚するケースが多かったから、
幼少の高市が「将来、異母姉の十市と結婚するのかな?」と
憧れていたのかしら?と想像したことがある。
お互いに恋心を抱いていた、という方が悲劇度が増して、読者に
強く印象づけるのだろうけれども。
>>194 どっかに、里中先生は、天武−高市−長屋びいきで、
長岡さんは、天智−不比等(長岡作品では、天智の御落胤設定)−藤原四兄弟
びいきだって書いてあったな。
だけど、そのわりには、「残照記」で、長屋を追い落とした四兄弟を悪し様に
書いてないのがいい。
>>214 基本的に、主要人物を完璧な悪人にしたくないのかな?と思った。
恵美押勝とかも、本人なりの志があったように描いているし。
あ、赤兄は悪人だったな・・でも完全にワキ扱いだったし。
高市の長男長屋の妻の吉備なんですが、彼女は天上では草壁が側室に生ませた子で誕生直後に母が死んだので草壁の妻のあへが養女にしてくれましたよね?
でも長屋が主役で同じ里中さんが描いた漫画では系図などをみると正真正銘あへの娘みたい。
史実ではどっちが本当なんでしょうか?
>>216 吉備が自殺した時の日本書紀の記録は「草壁の皇女」と書かれています。
それが「母不祥」の根拠になっているようです。
一方、吉備の生前、元明から「長屋と吉備の間に産まれた子を皇孫とする」と
勅命が出たので、「元明が実母であろう」という説の根拠はここから取られています。
現在ではもっぱら、元明の勅命と、光明子所生の皇子の死去をきっかけに藤原氏に
警戒され、聖武の後、皇位を継げる有力者になるであろう長屋王家を壊滅させた。
この一連の流れから、「吉備は元明所生の皇女」というのが定説になりつつあるように
思います。
>>213 私は全く根拠の無い妄想だけど、少年高市が額田に憧れるあまり
娘の十市に惚れたんだったりして・・・というひどい妄想をしたことがある。
>>215 そこらへんは、四兄弟と対立した長屋を勝手な男に描いた長岡さんとは
対照的だね。
仲麻呂に本人なりの志・・・あったっけ?
自分の思い通りに動かしてやるという野望はあったけど。
藤原氏の野望と同一だから志と言えなくも無いけど仲麻呂もかなり勝手な男だったと思うw
>>213、
>>218 私はもっとひどい妄想をしていた。
大海人政権安定のために大友の正妃、十市を暗殺。攻撃隊長が高市。
それを隠すための挽歌…と。
話割って入って悪いけど、十市の急死って暗殺説はないの?
暗殺だと誰にとって徳かとか、その時期は誰にとって有効かとか
考えちゃうね。
あの時、十市が死んでも誰の徳にもならなかったと思う。
まあ・・・心臓発作もしくは自殺説とかが普通に考えてしまう説でしょうな。
いやあ、大友の正妃=実質的な皇后だった、かつ現天皇の長女である
十市が再婚したら、勢力関係ががらっと変わってしまうから
「そうさせたくない」派にとっては十市の死は得だったとも考えられる。
十市の再婚相手として、たとえば高市は母親の身分が低いため
皇位継承圏外だったのが一気に有力候補になりえる。
近江方関係者だったら、彼女の息子の後ろ盾になりえる。
そういう芽を潰したい人たちは、存在したんじゃないかなあ。
どっかの本では大真面目に「天罰」と書いてあった。
戦乱の最中に夫を裏切り父に密書を送ったから、天罰がくだったんだと。
十市が送ったのはみそ…だけだ!
>>224 夫には貞節を尽くすべし・・・とか考えてる、時代錯誤なオサーンが
書いたモノじゃないの?w <どっかの本
「嫁しては夫に従え」という考え方が布教されたのは、江戸時代
以後のことで、十市の生きた時代とは違うのに。
儒教思想は既に当時輸入されていたから
「嫁しては夫に従え」という考え方があってもおかしくはない。
>>224 十市が送ったのはみそ…だけだ!>>
魚は?
228 :
:2005/10/25(火) 00:27:49 ID:???0
229 :
花と名無しさん:2005/10/25(火) 00:38:33 ID:SfkwS8Kf0
>>227 ワロタ。鮒だったっけ。父親とは言え、相手方に味噌漬け魚送るとは優雅なことよと思った。
十市と、荷物持って吉野まで届ける部下が
部下「お言付けは?」十市「お体に気をつけて・・と」
って会話する場面があったけど、鮒の味噌漬け背負って奈良から吉野まで行く方が
よっぽどだと思った子供の頃。
230 :
花と名無しさん:2005/10/25(火) 00:48:39 ID:2fvmi4/w0
草壁が死ぬあたりまでは読んでました。
どんな完結のしかただったのかな〜。機会があったら読んでみよう。
231 :
花と名無しさん:2005/10/25(火) 00:49:24 ID:2fvmi4/w0
あ、まだ完結してないのね!!! 勘違いしてたごめん
>>226 輸入していたのと定着していたのとは違うでしょ
233 :
229:2005/10/25(火) 04:43:10 ID:???0
間違えました。奈良からじゃなかった。滋賀だ。
>>224 記憶が定かではないが多分江戸時代の学者、伴信友の「長等の山風」
がそんな事書いてたような・・・・・・・
>>225がいうように、儒教の教えがさかんだった江戸期の考え方だね。
ちなみに伴さん・・・その名前が示すように大伴氏の末裔です。
祖先は万葉集にちゃんと十市の挽歌載せてくれたというのに・・・・・・
>>221 小林惠子氏の説だと、確か(高市関連の部分)
・高市は天智天皇の3男である。
(序列が草壁・大津の次というのはおかしいから)
・壬申の乱=大友VS高市の抗争
(日本書紀の高市に全軍を任せる部分は不自然。大海人と手を組み
高市は大王になる&十市を手に入れるはず…)
・↑しかし乱の後は大海人が天皇になり不満を持つ。
・十市は高市と親しくなったことで、大海人に毒殺される。
(歌を韓国語にして解釈したらしい)
・↑不満がさらに高まる。
・大海人の死後一時的に讃良と手を組み、大津を追い落とす
(大海人の遺体から首を切り離す=高松塚の被葬者)
・高市=持統天皇らしい
この他に大陸の勢力も加わってむずかしいです。
かなりいい加減な解釈ですが…
ありえない〜感じですが、これはこれで面白いかも。
小林恵子の本は面白いよね。ゲラゲラ笑える。
あれ?真面目な本なんだっけ??
ばかみたい
漫画板で歴史の話してるの
馬鹿みたい
>237
字余り。
んでお約束レス
「なら別の話題ふればー」
変態セックル淫乱狂オナニー病漫画家
里中満智子
高市に関しては漫画でもなんでも好意的にかかれているのがほとんどだね。
やっぱり壬申の乱の功績もあり皇子だけど、お母さんの身分が低くて
天皇になれなかったていう悲劇が要因なのか。
息子の長屋は賛否両論ていうか・・・・・天皇位にもつけるエリートなのに
憤死したっちゅうのに・・・・えらい違いだ。
里中さんの長屋は真面目すぎていい男だw
吉備もけなげすぎて泣けた・・・・・
里中さんの長屋は「こんな男上司にしたくないな・・・」とオモタ
里中さんの長屋、嫌だよこんなくそ真面目な男。
244 :
花と名無しさん:2005/10/31(月) 03:59:52 ID:owNKMcMr0
残照記は氷高が格好良いと思った。
半世紀後には愛子様の大ヂョウ祭かと、
11月と氷高から連想した。
変態オナニーを極めた漫画家里中満智子
三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問…会報にエッセー
三笠宮寛仁さま(59)が、自身が会長を務める福祉団体の会報で「女性天皇」に触れ、「歴史と伝統を
平成の御世(みよ)でいとも簡単に変更して良いのか」と、疑問を投げかけられていることがわかった。
皇籍を離脱した元皇族の復帰や、元皇族を女性皇族の養子として皇位継承権を与えるなどの方法に
より、男系継承を守るべきだとの考えを示されている。小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する
有識者会議」は女性・女系天皇の容認を打ち出し、最終報告書の取りまとめに入ったが、この問題につい
て皇族が考えを明らかにしたのは初めて。
寛仁さまの意見が掲載されているのは、福祉団体「柏朋(はくほう)会」の会報。寛仁さまは「とどのおしゃ
べり―近況雑感」という題でエッセーを連載しており、その最新号で「政治問題で口出し出来ないのですが、
会報は市販されておらず“身内”の小冊子と理解し『プライヴェート』に語るという体裁を取ります」と
断って「女帝問題」を論じられている。
寛仁さまはまず、「万世一系、一二五代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代・神武天皇
から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実」と強調。〈1〉皇籍離脱した元
皇族の皇統復帰〈2〉女性皇族(内親王)に元皇族(男系)から養子を取れるようにし、その方に皇位継承権を
与える〈3〉廃絶になった秩父宮や高松宮の祭祀(さいし)を元皇族に継承してもらい、宮家を再興する
――などの方法を挙げられている。
その上で、「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自身で、発言される事はお出来に
なりません」とし、「国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、二六六五年の歴史と伝統
に対しきちんと意見を持ち発言をして戴(いただ)かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという
議論に迄(まで)発展するでしょう」と結ばれている。
天皇や皇族は憲法上、政治的な権能を有しておらず、有識者会議はその意見聴取をしていない。
(読売新聞) - 11月3日3時5分更新
殿下GJ!GJ!
男系直系どうしても続けたいならもう側室制度でも復活させんと・・・・
いまいるの女ばかりじゃん。
皇太子妃は宮子のような状態だし。
249読んで、ふと、思いついた!
首人は実は女で、宮子が精神病んだのは、世継ぎになれる男子産めなかったから。
首人の子とされてるのは「アトンの娘」みたいに妃たちが他の男との間に作った子たち…なんちゃって。
>>249 てかさあー、まさこ妃の生活状態を窺うと
都子たんの様子も想像できる。
つまり、精神病でずっと一室に何十年も引き篭もっていた
のは大げさな記述で、実は結構まさこ妃みたく
遊び歩いて、食事も豪勢にとって
趣味の時間と寝る時間をたっぷりとって、・・そんな暮らしだったかもよ
247は肝心な項目が抜けてるなー
〈4〉として、側室制度の復活も挙げてるらしいよ
時代錯誤も甚だしいと、讃良さまに叱りつけてもらいたいもんだw
>>253 側室は必要でしょう
グロテスクな黒ンぼお妃1匹が
男を埋まなくて池沼内親王生んで引き篭もってるのが現実
スペアは必要
側室制度に加えてもうひとつ譲位の制度も考えた方がいい。
讃良が始めた太上天皇の制度。
・・・・・まあ後世に後鳥羽上皇や後白河法皇のようなごんたくれ
がでちゃったから皇室も避けているのかもしれないけど。
今の天皇制じゃ権力ももてないだろうし、まだいけるのでは。
上皇制度復活はないと思われ。
これ以上皇族経費を増やしたくないだろう。つか、無理だろう。
それに今のご時世でなんで上皇制度が必要なんだ?
I子たんてよく池沼てきくけどホント?
それでも弟のところの暴力内親王姉妹よりはマシじゃね?
ガン飛ばし無愛想
ブサイクなあいこ女帝は却下
こういう時にはエロコピペも「スレ違い話バカみたい」も出てこないんだなw
そろそろわいてくるよ。お楽しみに。
エロコピペて何?
皇室を妬んだ書き込みも多い
今月やっとオペラシリーズの続きの「サロメ」が出るらしいね。
何はともあれ、執筆活動再開はめでたい。
>>251 全部監視されている上に、どこから情報が漏れるか分からない…
そんな雅子妃を気の毒に思っています。
そんな暮らしなら、公務員の妻(専業主婦)と同じでしょ。
女帝・愛子様が旧宮家の男系男子と結婚されて
男の子が生まれれば良いんでしょ。
そしたら男系も守れて万々歳。
女系天皇はまだしも、女性天皇は認めるべき。
268 :
266:2005/11/05(土) 19:31:13 ID:???0
そんな暮らし→251の書いているような暮らし
のこと
このスレ右翼筋に睨まれてるらしい
右翼「筋」てとこが何ともヘタレ
一人で書き込み頑張るのもヘタレ
>>267 いや、皇太子殿下でさえ雅子さまを皇室入りさせるのに
さんざん苦労したと言うのに、
女性天皇となると、婿として結婚してくれる男性が
ますます見つかりづらくなると言う現実的な問題もあるそうですよ。
「誰でもいいから結婚したい」なんて男をポンと婿入りさせる訳にも行かないし、
愛子さまも可愛いさかりの幼少時期なのにあの容貌うわなにすんだやめdjぢyしんmfv
皇女の結婚といえば
氷高と新田部はどうやって破談になるんだろう
>>272 愛子たん・・・・年取れば母親ににてくると思うんだ・・・・
色黒でも目鼻立ちははっきりしたお母様だし・・・・愛子たんは色白だし・・・
・・・・
・・・・年取れば・・・・・年取れば・・・・年(フェイドアウト
セックスに貪欲 オナニーに貪欲 痴態漫画家里中満智子
一番マンコが臭い痴態の限りをつくした漫画家里中満智子
277 :
花と名無しさん:2005/11/13(日) 17:02:38 ID:+K9o2ur60
祝・紀宮様ご結婚!
お式はいよいよ15日♪
皇祖神らに拝殿という記事を見て、
やっぱり伝統があるなー、と思った。
淫売に長けた戯け漫画家里中満智子
279 :
花と名無しさん:2005/11/17(木) 03:02:25 ID:taU7xXNrO
サアヤさんおめでとう〜
セックスに貪欲 オナニーに貪欲 痴態漫画家里中満智子
あまりにも変態すぎたセックスオナニー博士里中満智子
はいはい。もうわかったから。
こってりH漫画家
284 :
花と名無しさん:2005/11/19(土) 00:11:47 ID:mKvv9/hQO
天上の虹最高!!
285 :
花と名無しさん:2005/11/21(月) 02:53:41 ID:YlMyxOen0
最新刊っていつ出るんだろう・・・。
濃厚エッチとホテル通い あまりに淫乱すぎた漫画家
287 :
花と名無しさん:2005/11/22(火) 00:47:08 ID:il71p6Hj0
もうすぐ奈良&京都修学旅行♪
甘橿の丘に登って、大和三山を見てきます。
奈良ではお寺より遺跡巡りがしたいのにな。
やまとしうるわし…
うん、寺よりも遺跡の方がロマンを感じるね。
甘橿の丘で入鹿邸址と思われる遺構がでたね。
これで先生なんか書く気にならないものかなあ・・・・
里中さんの新作が発売されたみたいだけど、だれか読んだ人いる?
サロメ
ぶっちゃけ現代人なら、メイクと髪型で美人まではいかないにしろ
色白系かわいいタイプには見せれると思う。
がんがれi子様w
最新刊 「ワレメ」
愛子様も成長すれば、そこそこ可愛くなると思う。
あまり太らせすぎないように注意さえすれば・・・
そんな自由な生活じゃなさそうだし
無節操に食べまくってぶくぶく太ったりはしないだろう。
296 :
287:2005/11/29(火) 12:03:09 ID:9m81BT6n0
帰ってきました〜
大和三山、とくに香具山は高市の邸宅があったかと思うと…
ただ下の方が曇っていて、遠くの山はあまり良く見えず
「山隠れる 大和し 美し」とまではいきませんでした
発掘でシートがかぶさってるところも見ました。
高市の歌に読まれていた、三輪山はまろやかな山。
ホテルが山奥にあったので、本当に満天の星。きれいでした。
薬師寺は本当に恥ずかしくなるお寺でした。
讃良さまの愛の証、しっかり残ってます(笑)
仏像の裏に、ハート形の抜きがあってそれもまた…
聖観音像は有間がモデルだそうで天上色の濃いお寺でした。
個人的には「高市消防署」の看板がお気に入り(笑)
おかえりやす。
薬師寺は講堂落慶法要以来行ってないなぁ
久しぶりに行こうかな
おまえは事故死すればよかったんだ
薬師寺は最近修復完了したばかりだからきれいな寺だったね。
古い壁やら柱やら見てきた目には、びっくりするほどゴージャスに見えた覚えが。
それから
>>298通報しましたから。
300 :
花と名無しさん :2005/11/29(火) 20:57:55 ID:q9QJkXjF0
十市は、多分額田と一緒に眠ってるんだろうな。
ちなみに、額田王は晩年にも親王との歌を交わしている事から、
宮廷では中々の実力者だったみたい。葛野王の珂瑠の進言にも、
何らかの形で関わっていたのではないかと言われてるよん。
鏡が建てた寺の帳に「額田朝臣」という記述が有る事から、
晩年は興福寺の周辺に居たかも?といわれている。
変態セックス淫乱狂
さとなかまちこ
持統天皇はあの世で今の皇室の継承問題をどう思ってるんだろうな。
「どうせ志貴の子孫の話。
私の子孫の井上や他戸を冤罪で死に追いやった
白壁や山部の末裔の事なんか私には関係ないわ」
と冷然としているんだろうか。
変態セックス淫乱狂
さとなかまちこ
最後は火葬されてきれいな骨になって夫とともに眠りたがった
讃良はもうこの世には執着してないでしょう。
火葬で思い出したけど讃良がよくはなしを聞いているお坊さん
・・・・・・・・・もしや道照かな。
火葬なんて勇気のいること初めてしたのが道照だし
皇族で初めて火葬にされたのが讃良だったし。
「生きてるんだからたまには起きなきゃ」って言ってたときに、
「道昭さまがお見えです」って呼ばれて出て行ったと思うから、道昭でしょう
あのお坊さんいい味出してるよね。
讃良の性格もよくわかっているような。
308 :
305:2005/12/03(土) 00:48:22 ID:???0
>>306 そうなのか・・・見落としていた・・・・スマソ。
字も間違っていたわ。やっぱ道昭からの影響あるんだろうね・・・
道昭は道照とも書くから問題ないよ。
史料にもどちらの字も使ってあるし、道昭=道照で通じます(阿閉=阿部とか大伯=大来みたいなかんじ)
天上がどっちの字使ってるかは忘れたww
飛鳥で古墳発見されたね。
650〜680年くらいに死んだ「皇子」クラスの墓だろうとの説だけど、
誰だろなあ。
川島・・・・てそのあたりに亡くなってなかった?
川島は大津が死んだ後、かなり長い間苦悩してやつれて死ななかった?
今までに例のないタイプの古墳といっていたから、渡来系の人々の
墓なのかもしれないけど。
性
病
感
染
漫
画
家
昔風に縦書きなのか。
風情がある煽りだな。
315 :
花と名無しさん:2005/12/04(日) 23:51:08 ID:sOaeivN20
>>310 なんとなく草壁な感じがした。
でも、被葬者の年齢が30代〜50代(だっけ)らしいので
ぎりぎり引っかからないかな。
はっ!高市様じゃ…(笑)
とにかく高市の墓がどれかはっきりさせて欲しい。邸宅も。
巨大チンコ吸いの淫蕩漫画家
>>315 マルコ山古墳がそうらしいと言われてたりする。
昔はこれが草壁の墓だといわれてたりしてたからなあ・・・・
天皇陵の立ち入り調査マダー。
これやれば面白い史実が発見されたり
長年の論争にケリがつくのに。
無修正のAV
ワレメ画き
里中まんこ
>>318 考古学スレにその指摘をして「チマチョゴリ着た人間が出てきたら困るでしょ」
てレスがかえってて、ちょっとなるほどと思ってワロタ
倭王家と百済・新羅・高句麗王家とは全然別の王朝だと思うんだが。
マジレスされても・・・・・・
淫乱 御盛ん 閉経婆 里中まんこ
淫蕩チンポ狂い色キチガイババァ
さとなかまちこ
・産まれたての赤子が全員髪フッサフッサ
・突然12頭身以上に変身する大友、大海人
・コンローリンと讃良&氷高は何語であのように確実な意志疎通を図っているのか
・男性はただ纏める髪型主流の中で有間、鎌足史親子、そして赤兄はもしかしてお洒落さん?
・何度も何度も何度も繰り返されるトネリ、ウネメの説明
・別に珍しくも無い
・漫画的表現
・漫画的表現
・同じ髪型の男ばかりじゃ詰まらん
・連載だから
・よくあること
・よくあること
・よくあること
・ちがう
・よくあること
それより
>「天上の虹」は20年以上執筆を続けている長編
に軽く目眩がいたしました・・・・・しかも終わりが見えない・・・
20年!もうそんなになるんですね。1巻が出たのは84年か…
私が天虹読み始めたのは中学生の頃だった。
あすなろ坂、最近よみました。
あれだけ濃い内容なのに、文庫5巻でまとまってるのがすごいですね。
天虹もはやくまとめてほしい…
さくらちゃん嫌い
オペラシリーズも完結したことだし
来年こそは天上の虹の新刊が出ますように・・・
334 :
花と名無しさん:2006/01/09(月) 14:01:48 ID:h82HBaWp0
新春あげ
淫乱
性病
閉経漫画家
しね
皇統の男系維持を。
称徳女帝が藤原仲麻呂や弓削道鏡との間に子を生んだとしても
その子は天皇でもなんでもない。只の私生児だ。
女系OKなら日本人は沖縄県出身者・純血アイヌ民族・帰化人以外
千年もさかのぼれば皇族の先祖がいそうだね
男系でも女系でも
皇族が先祖の人なんていっぱい居るぞ
とりあえず、このスレを見て言える事
「劣等男は生かしておくとロクな事をしない」
粘着君でしたか・・・・
341 :
↑↑↑↑↑:2006/01/16(月) 06:24:07 ID:???0
妄想狂ヲタク婆の妄想押しつけに、うんざりうんざり。付き合えるか気持ち悪い。(´@ω@`)
うそつきおばさん。こんな過疎スレで、別人装ってもバレバレ。
あんたの自分勝手な私語の垂れ流しに、吐き気がする。(´@ω@`)
妄想狂ヲタク婆の妄想押しつけに、うんざりうんざり。付き合えるか気持ち悪い。(´@ω@`)
うそつきおばさん。こんな過疎スレで、別人装ってもバレバレ。
あんたの自分勝手な私語の垂れ流しに、吐き気がする。(´@ω@`)
こんな過疎スレで、別人装ってもバレバレ。
あんたの自分勝手な私語の垂れ流し、自演自作に、吐き気がする。(´@ω@`)
こんな過疎スレで、別人装ってもバレバレ。
あんたの自分勝手な私語の垂れ流しに、吐き気がする。(´@ω@`)
こんな過疎スレで、別人装ってもバレバレ。
あんたの自分勝手な私語の垂れ流しに、吐き気がする。(´@ω@`)
こんな過疎スレで、別人装ってもバレバレ。
あんたの自分勝手な私語の垂れ流しに、吐き気がする。(´@ω@`)
こんな過疎スレで、別人装ってもバレバレ。
あんたの自分勝手な私語の垂れ流しに、吐き気がする。(´@ω@`)
こんな過疎スレで、別人装ってもバレバレ。
あんたの自分勝手な私語の垂れ流し、自演に、吐き気がする。(´@ω@`)
つかぬ事をお伺いしますが、「天上の虹」って19巻まで出てるんですよね?
公式ページ見てもいまいち分からなくて・・・。
ずっと新刊が出てないと思って、手元には17巻までしか揃ってないや。
ヤフーショップなりアマゾンなりで作者名で検索。
そっちのが表になってるからどんな作者のでも探しやすい。
くすっ
347 :
344:2006/01/18(水) 15:21:45 ID:???0
解決できました。
>>345さん、ありがとうございます。
くす くすっ
なにその笑い方。
(´,_ゝ`)プッだろw
くすくす
今度のBSまんが夜話で作者が取り扱われるけどアリエスの乙女たちが題材ぽかった。
どうせなら天上の虹を扱って欲しかった
読み直しててふと思ったんだけど、
作中で大海人はさららに「愛してる」とか一度も口にしたことないね。
さららだからいわないのか、
それとも額田以外にはこんなもんなのか。
細かいことだけど、なんか気になった。
いや、2巻で言ってます。<愛してるよ
でもこの時はまだ幼な妻とその保護者だったからね。
大海人にとって恋人は額田だけで、後は妻。
その中でも讃良は戦友だから一番そういう言葉を言わない対象だと思う。
だれかが讃良は「愛情乞食」だといっていたのをうまいと思ったけど
その点ロミは「一点豪華主義」だったよなあ・・・・
355 :
花と名無しさん:2006/01/24(火) 23:17:53 ID:PJ67Ysfl0
↑
セックス習慣オナニー習慣よがり漫画家
悶絶自慰中毒あきれた変態漫画家
才能なし能力なし
>352
壬申の乱の直前の吉野でも
「困ったやつだが 愛しがいはある」と言っているよ。
極限の張りつめた状態では、讃良の強すぎる愛情が
支えに、力の源になっていたのでしょうね。
でも平和になったとたん「やはりおまえといてはやすらげない」だもんな。気持ちはわかるけどw、一夫多妻でそうなると、逃げ場のない女にとってはキツいな〜と思う。
大海人は勝手な男
結局大海人は讃良に甘えていた
それは額田のお墨付きですw
額田・・・・・あのまんま時を駆けそうだ
額田は年を取らないね
理不尽スレでも出てきたね。
額田の歳。
出てきたね。
???
おまえが自ら書き込んだんだろうw
365 :
花と名無しさん:2006/02/05(日) 03:11:01 ID:6ifUQm6q0
唐から帰国して、
すぐ死んでしまった定恵(不比等の兄)って、凄く可哀想。
帰国できただけでも運が良いかもしれないけど、11歳で遣唐使に加わるだなんてムゴイ。
不比等がどんな人物であろうが、天虹の定恵と不比等が会話しているシーンはお気に入りです。
長岡さんの定恵も好き。
長男を出家させるのはどう考えても不自然だね。
やっぱりもらった阿部の寵妃(多分小足媛)の腹の子供が
孝徳天皇か自分の子供か核心がつかめなかったんだろうな・・・・・
種が同じなら定恵と有間は異父兄弟になるし。
367 :
366:2006/02/05(日) 04:01:38 ID:???0
異父どころじゃないや。小足媛なら同父同母じゃんw ごめん
>>364 いや、書き込んだのは、363じゃなくて、自分。
>368
364はいつもの粘着男だろ
今年こそは新刊を出して欲しい。
『女帝の手記』では道鏡をいい人に描きすぎだと思う。
「大君は神にしませば」の時代に天皇になろうとしたんだから
やはり相当な野心家だったろうし、それ以前に「法王」になって
天皇と同等の待遇を受けているのもおかしい。
普通の感覚なら必死で辞退するよ。
ただ、女帝と道鏡は男女の関係はなかったと思う。
道鏡は老人だったというし、今の新興宗教の教祖と信者みたいな関係だったと思ってる。
膣汁漫画家里中満智子
おしっこ垂れ
膣汁垂れ流しのオナニー馬鹿漫画家
長屋の弟である鈴鹿って手記では反藤原だったけど、
やっぱり兄の敵を討ちたかったのかな?
性格描写が足りない人物です。
安積が亡くなったシーンでは、同じ天武顔の仲麻呂と顔の区別が付かなかった。
某皇室のお家騒動をきいて
天上の虹や女帝の手記を思い出したので来てみた
朝から、持統や孝謙の話してたね。
昔の有力者が側室を置いたのは、単に下心だけじゃなくて、
自分の跡取りをしっかりと確保するためだったんだなと
某皇室の騒動を見て思った。
今日の「その時歴史が動いた」は壬申の乱だそうで。
過去ログで話題になってた、長岡良子の古代なんとかシリーズを読んでみた。
どこが悪いってわけじゃないんだけど、なんかいまいちしっくりこなかった。
先に読んだからイメージ固まっちゃってるのかもしれないけど
やっぱり天上の虹のほうが好きだな。今年は新刊出るかなぁ…。
378 :
花と名無しさん:2006/02/08(水) 22:03:54 ID:5WnwPsG30
壬申の乱
大友皇子
vs
天武天皇
また微妙なタイミングで壬申の乱やったねぇ
これで来週孝謙天皇やったら神だったのにw
ところで道鏡て物部氏出身になるの?
それなら佐伯氏出身の空海とは先祖が同じっちゅうか同族になるとか
聞いた。
・・・・・・後世の評価がえらい違いすぎるがw
道鏡と称徳女帝を取り上げたら ネ申だ
↑
なによりこれが一番タイムリーな題材だろうw
384 :
花と名無しさん:2006/02/09(木) 00:15:00 ID:4jSq6s+20
「そのとき歴史が動いた」は、
高市が・・・(涙)
もうちょっとましな人使ってよ〜!
それより、紀子様ご懐妊でどうなる皇室典範。
発表が早い(6週目)なのも、ストップを掛けるため?
大河ドラマで取り上げないかな
>>383 弓削氏は守屋が「物部弓削守屋」といわれているように物部の一派だね。
>>380 空海の佐伯氏は大伴氏の流れらしい。物部も大伴もどちらも連性の軍事伴造だけど。
後世道鏡があれだけ悪く言われたのは、坊主のくせに政治に関わりすぎたこととともに
聖徳太子と蘇我馬子によって滅ぼされた朝敵の物部の流れをくんでいるからかもしれない。
天上の虹を原作にしなくても、骨太かつロマンチックな作品は作れると思う。
しかし天皇家がモロ全面に出てくると、いろんな人がいろんなこと言って
くるのでしょう。創作の面白さを理解してくれ〜。
今の皇室ご一家を面白おかしくコントみたいなドラマにするならともかく。
天皇家のドロ沼史はまだまだタブーだもんねぇ。
でも江戸時代あたりの誰も注目してなかった頃に別の血筋になってる気もする。
>江戸時代あたりの誰も注目してなかった頃に別の血筋になってる気もする。
伏見宮家が断絶しかけて鍛冶屋をやってる男が実は御落胤と分かって
京都所司代が吟味の上で宮家を継がせた例はあるけど。
証拠もない事なのに余り疑うと電波説扱いされるよ。
390 :
388:2006/02/10(金) 21:41:18 ID:???0
失礼しました…。
藤原摂関家と天皇家の暗闘をドラマ化したら面白いけどまず無理だね。
治天の君は、とんでもない人が多いから。
その時歴史が動いた見た。
大友の子供が寺を立て、子孫がちゃんと守り続けてたんだ・・・と、
感動してしまった。子孫の方もちゃんと「大友」さんだったね。
あれは耳面の子になるのかな?
さらら様や額田や十市のことも出して欲しかった。
女はあまり取り上げませんねあの番組
語る対象に選らばれるに妻の役割が重要なんだろ
>392
見たかったなそれ。
でも大友のことやったのに十市が出なかったなんて
不思議な構成だね。
淡海三船は十市の直系だよね。
大友黒主はどうなるのかな?
大友黒主の出自が園城(おんじよう)寺(三井寺)の神祠別当て記述があった。
ならやっぱり大友与多王の子孫?
この人母不詳だけど出てこないだけで
耳面以外にも侍妾がいたのかな。
いてもおかしくは無いけどこの作品の大友だとありえないイメージ。
クイーン
大海人VS大友だと、大友を応援してしまう。
399 :
花と名無しさん:2006/02/12(日) 19:49:03 ID:ok2EI+Ni0
天上の大友皇子より長岡さんの大友皇子の方が好き
長岡さんが描いた持統女帝のほうが好き
長岡さんの大友は史(藤原ではないよ)に惚れてたしなあ・・・・w
初期の話の方の十市なんかツンツン女だったし。
確かに長岡さんの持統は里中さんより良い。
でも、不比等は里中さんの方が魅力的に見える・・・。
長岡さんの大津、草壁、持統天皇の解釈は良いと思う。
持統天皇も威厳があるし。
「大津殿 貴方はいい
貴方はこの世の汚濁に染まることもなく 潔いまま逝ってしまわれた
人々は貴方の悲運に涙し 哀惜と共に後々の世まで貴方の名を語り伝えるだろう
だが勝利した筈の皇后や皇太子はどうだ
有形無形の世の指弾を浴び 外からも内からも血を流し苦しんでいる」
という不比等の台詞も好き。
長くてゴメン。
天上の孝徳天皇は、最後の最後で救われた感じがして良かった。
長岡さんの額田は気さくな姉ちゃんって感じだったね。
長岡さんの額田って、
童女君だよね???
>>406 405さんが書いてるのは、「夢の奥城」の時の額田のことじゃない?
長岡持統はかっこいいね
「どうした不比等、返事は?
この世で等しく並び無き者
その名はただのはったりか…?」
とかぞくっとした
里中持統も好きだけど、ほれぼれするのは長岡版かなー
漢らしいのが長岡持統で、女々しいのが里中持統だからねぇ。
>>408 あの時の額田は年増だし仕方ないけどねぇ・・・・
「暁の回廊」の童女君には最後までだまされまくったよ・・・
額田って鏡王の子供だといわれているけどその鏡王って誰?だし
ああいう解釈(山背大兄と手嶋女王の子供)なのか〜とちょいびっくりしました。
女系天皇なんか認めても、アイコにムコの来てがなく、
それでムダになるのでは?と予想
日出処の天子で、
馬子が「卑怯と言われることなぞ わしは少しも恥ずかしくないぞ」
と言うシーンは政治家らしい迫力と大胆さがあってカッコいいと思った。
その影響か、長屋王残照記で不比等が、
「何も役に立たない真実よりも 世をひとつにする嘘のほうが正しい」
と長屋を圧倒させるシーンも凄いと思った。
馬子も不比等も善人ではないけれど、敵に回したくないと思ってしまいます。
>>413 確かにあの二人には相通じるものがある。
里中さんの不比等や藤原四兄弟のキャラ造形は好きだ。
不比等って結構馬子に習っているところ有るもんね。
とくに娘を天皇に嫁がせて外戚として権力を握るのは
まんま馬子だ。
416 :
花と名無しさん:2006/02/19(日) 12:32:09 ID:+3dwEOw10
天上の大友皇子は「十市、十市」でイヤ
長岡さんの大友皇子並にしゃんとして欲しかった。
あの大友皇子を見たくないから、読み返しても大海人
の死ぬあたりからにしてしまう。
だって、大海人嫌いだし・・・
私は火の鳥太陽編でこの時代を初めて知ったので、
天上の虹の大友のヘタレっぷりにひっくり返ってしまった。
火の鳥だと十市が大友に殺され、高市と大津が十市の兄になってるけど、
とにかく大友がカッコよくて大好きだった。
火の鳥の太陽編・・・・って犬の皮かぶった人が(犬上?)
十市に頼まれて抱くところがあったっけ?
なんか大友のお母さんの宅子娘がしきってた印象もある。
天上の虹の大友皇子は自分の美意識に殉じたけど
臣下の方では父・天智のように生きてもらいたかっただろうな。
酷な言い方だけど近江朝廷軍の戦死者は天皇大友ではなく
一個人大友の美学の犠牲になってしまったと言える。
天虹の宅子は台詞ナシで殆ど出番ナシでしたね。
自分の身分が子供の人生の障害になってしまう当時の女性達って、苦しい思いをしたんだろうな。
421 :
花と名無しさん:2006/02/20(月) 06:41:04 ID:W6u2ZcRE0
この本今知った。単行本は前半のほうもうなくなってるけど
文庫本がBOXとかでも出てるみたい。後半の単行本は表紙に
負けたから買わせてもらう。イラスト古典万葉集とかいうのが
学研から発売されていたようだが時期的にもう再版してもいいのでは
ないだろうか?絵がすごすぎ!画集とかもそろそろ・・・
いま、NHKでやっていた
「THE少女マンガ!」の里中満智子編を見ています。
アリエスって、あんなストーリーだったのね。
ドラマは軽すぎ。今の1:30分で映像化すると人気が出そうだ…
423 :
花と名無しさん:2006/02/20(月) 13:14:15 ID:YN1bneY60
いいかげんに20巻出して欲しい
>>420 唯一の台詞が「こちらこそ、鏡殿」だもんね<宅子娘
425 :
花と名無しさん:2006/02/20(月) 20:45:44 ID:YN1bneY60
宅子娘、なんか最初の方で「おはようございます」てセリフあったような。
子供の大友皇子が「おと〜ちゃま、おはよう」って出てきたうしろで。
NHKの芸術劇場で先生でてらしたけど、相変わらず垢抜けていた。
オペラ漫画の話でブリュンヒルトのキャラクターの決定までの流れ
話していたけど「先生、それより天虹は天虹は〜!」と心の中で叫びました。
427 :
420:2006/02/21(火) 13:16:02 ID:Hf44mq8G0
あ、そうでしたね。
よく確認しないで失礼しました。
もしも画集が出るなら、是非とも買いたい。
里中さんのカラーイラストは本当に綺麗。
429 :
花と名無しさん:2006/02/21(火) 23:08:13 ID:ASRoQlR20
里中満智子
TVに出るくらいなら20巻出せよ!
本職忘れてTVに講演、なんとかの審査で有頂天か?!
出さない理由が言い訳がましい
低能低俗下品ばか淫売婆さとなかまちこ
ああ・・・やっぱり来たか・・・・
聖武天皇は、仏教に入れ込むよりも自分の子供たちを守ってやれよと思った。
子供全員不幸な人生か末路を送るんだし。
低能低俗下品ばか淫売婆さとなかまちこ
434 :
花と名無しさん:2006/02/23(木) 12:24:59 ID:17tHwYu40
他の仕事をやっているから天上が描けないのではなく、
天上のストーリーが思いつかないから
(私の推測だと、宮子の発狂のきっかけとなったエピソードで苦労しているのでは?)
他の仕事で収入を得ようとしているんじゃないか、と
低能低俗下品ばか淫売婆さとなかまちこ
近江朝廷の天皇は大友ではなく倭姫だったって
遠山美都男の説があるけどどうなんだろうね。
大海人の天智への進言をそのまま実行したら確かに倭姫が即位している筈なんだけど
ずっと近江朝=弘文天皇という先入観があったから斬新に思える。
そうだとしたら近江朝廷壊滅後倭姫はどうしていたんだろう。
虹でも天智の葬儀以来登場していない。
女だし先帝の皇后だから殺されるなんてことはないだろうけど。
きた長岡さんの話で悪いが「夢の奥城」の倭媛は
大友から即位してくれといわれて男らしくw一蹴していたね。
そして近江朝廷の崩壊を見た後「もういいでしょう。あなた(天智)」と
独白の後・・・・・湖に消えていく・・・・
倭に使えた舎人がそれに気づいて泣きながら「おさらばでございます」と
言うあのシーンは古代ものの漫画でも名場面だと思う。
多分実際は朝廷から身をさけてどこかでひっそりと消えていったんだろうと思う。
きた×→また○ orz
天上の虹の倭姫はずいぶんオバハンのイメージ。
実際は中大兄の異母兄の娘だから、中大兄とはずいぶん年が
離れてるんだと思うけど、長岡作品の刷り込み?
どっかで読んだけど、天上の虹は編集部の反対を押し切っての連載だったため、
最初の方は登場人物をかなり絞って、簡潔にかつドラマチックに書いたとか。
遠智や間人なんて、まさにそんな感じだと思った。
その分倭姫は割を食ってしまったけど、本当はじっくり書きたかったらしい。
軌道に乗って人気も出て「好きなように書いていいですよ」と言われてから
ペースを落としたとか。
440 :
花と名無しさん:2006/02/25(土) 17:10:46 ID:shEoDxFn0
先生のオペラの漫画を読んでいたおかげで、
女子フィギュアの曲の意味がわかったという点では助かっているけど、
やっぱり天上に集中してほしい
低能低俗下品ばか淫売婆さとなかまちこ
低能低俗下品ばか淫売婆さとなかまちこ
442 :
花と名無しさん:2006/02/25(土) 20:12:46 ID:Oqagl48k0
鶴亀ワルツが結構好き
ジジババしか出てこないところがヽ(´Д`;)ノ ランタ タン♪
443 :
花と名無しさん:2006/02/26(日) 12:51:13 ID:j8Tiwn/o0
近江朝廷の天皇に倭姫が即位したかどうかは別として
やはり大友皇子の後ろ盾であったのでは。
親殺されたり色々あったけど、皇族としての立場でそう
動いたのではと思う。
大海人が倭姫をどう扱ったのかわからないけど、乱の後
それほど優遇されたとも考えにくい。
処刑までされなくとも、飛鳥に行かず近江に置き去りとか
・・・
つきものが落ちた弓削も、愛に目覚めた紀も性格変わりすぎ
弓削はつきものが落ちてすっきりした。
紀は愛に目覚めて一気につまらなくなった。
紀はあの傲慢さが浮いていて楽しかったんだけどね。
>>445 ハゲド。あのスカしたっていうか、冷めた性格が
よかったのに。
447 :
花と名無しさん:2006/03/04(土) 12:25:06 ID:Iftd+oaH0
紀皇女もあわれだね。
十市皇女もあわれだけど、弓削のあんな態度を見せられたぶん
絶望して死んでいったんだろうね。
紀も万葉集とかの説明文見たら結構伝説のある人なのに・・・・・
男手玉にとって「私の主人は私」みたいな態度で通して欲しかった。
>>445-446 亀レスだけど、心の底から同意。
里中さんが描くと、どの女も愛情乞食になってしまうんだよなぁ。
やれやれ。
≫439
そういや蘇我入鹿も古人大兄皇子も豊璋も脇役顔で、
簡潔に済ませちゃってましたね。
豊璋が鬼室福信を殺した説明ってあったっけ?
持統天皇の生涯を描くので、あまり絡む必要はないかもしれないけど。
まぁ、実際には歴史で重要な人達ということで。
チョンは大嫌いだが、百済人は好き。
淡水より調子麻呂の方が好きだし。
金に汚い発情オナニー漫画家
インテリ気取りの馬鹿漫画家
>>439 古人大兄皇子の生年は不明ですが、父の舒明天皇の年齢から推測すると
中大兄皇子との年齢差は最大で15歳くらいになります。
だとすると、倭姫とはさほど年齢差がなかった可能性もあります。
454 :
花と名無しさん:2006/03/05(日) 18:56:04 ID:x50heoKiO
でも、どっかに「倭姫は幼いから許された」みたいな記述なかったけ?
455 :
花と名無しさん:2006/03/05(日) 20:31:18 ID:OoyLTbd90
長岡さんの話でそんなセリフがあったような気も・・・
456 :
花と名無しさん:2006/03/05(日) 20:45:04 ID:qQCd2oZ+O
宮子の発狂でネタみつかんなかったら紀を引っ張ってきそう。
宮子の精神病は学術的には完全に原因不明なんでしょ。
というか史料がない筈。
となれば空想するしかないからネタ作るしかないな。
459 :
花と名無しさん:2006/03/05(日) 21:50:54 ID:uF2wAW4T0
宮子は何十年も引き篭もっていた程の病が祈祷で治ったというけど
一体どんな祈祷をしたんだろう?
史料が残ってさえいれば精神医学の真面目な研究ができるのに。
460 :
花と名無しさん:2006/03/05(日) 22:58:03 ID:+3taMb+10
…天上の虹って、まだ連載終了してないの???
私が学生の頃からやってたけど。。。
サララちゃんが死ぬまで続くのかっていうか、どこで連載してるのでしょう?
>>451 別な漫画じゃんw
>>458 私の大学の院生(日本古代史専攻)は「宮子は鬱病じゃないか」
と言ってた。しかし、玄ムの祈祷くらいで治るだろうか?
>>460 完全に書き下ろしのみの単行本
一年に1冊・・・と言ってたがもう数年新刊出てない
連載じゃないからしょうがないってのもあるけど
463 :
花と名無しさん:2006/03/05(日) 23:41:50 ID:+3taMb+10
>462さん
ありがと〜。「ガラスのかめん」状態なのですね。。。
困った巨匠たち。
>>459 そこで、梅原猛大先生の、
『海人と天皇』ですよw
宮子養女説。
わたしもいろいろ困った巨匠たちの漫画待っているけど
青池さんと萩尾さんだけだな、ちゃんと完結まで出しているの。
(エロイカはシリーズごとにってことで。アルカサルは雑誌があぼーんだから)
466 :
花と名無しさん:2006/03/07(火) 00:01:26 ID:zVYIy+JbO
宮子ネタに困ったら、紀ひっぱってくるんじゃね〜。
>>465 スレ違いだが、「アルカサル」は未完のままだから、青池は外れるんでない?
むしろ山岸の方が雑誌変わってもすべて完結してる点では自分の作品に責任持ってるかも。
13巻の但馬と穂積の密会シーンで、
病気の但馬を(嘘だけど)「暖めてあげよう」と言う高市の行動を見て、
本当に大海人とソックリだと思った。
病人(嘘だけど…)を抱くのは感心しませんw
>465
殆ど未完のままの魔夜峰央はどうなるんだ。
まともに終わらせてるのは片手あるなしだぞ。
470 :
花と名無しさん:2006/03/07(火) 20:45:06 ID:wrG+GPfo0
はよ次を出してんか!書く気あるのかね
>>470 >書く気あるのかね
マジレスすると、ないだろう。
やっぱり・・・・・ハア・・・・
473 :
↑:2006/03/08(水) 15:34:52 ID:???0
臭いため息ババァwwwww
漫画家が作品への意欲をなくすことはよくあることだけど、
完結させることだけは当然の義務なので、頑張って欲しいです。
475 :
花と名無しさん:2006/03/09(木) 22:16:41 ID:RLEToMOy0
これだけ引っ張って完結させないのは読者への裏切りに近い。
病気とか急死なら仕方がないけどさぁ。
476 :
花と名無しさん:2006/03/10(金) 12:04:44 ID:uKrki0IT0
HP見に行ったらムカついた!
漫画家廃業したらって言いたくなった
漫画家の仕事って漫画書くことじゃないの?
だったら1年に1冊刊行予定なんて書かなきゃいいのに
まあまあ本気で怒るだけ疲れるよ・・・・・
なんか天虹再開のきっかけがつかみづらそうだ、せんせー。
いろんな再発見とかに気がそがれてわけわかめなのか
体力も気力も漫画に向かなくなってきたのかな。
478 :
花と名無しさん:2006/03/12(日) 16:43:53 ID:m8FsCeZS0
ガラスの仮面に比べたらこのくらいどうってことない。
次巻は10年後かって思っただけでなえる。
479 :
花と名無しさん:2006/03/12(日) 20:13:35 ID:egpRwV0D0
ガラかめもそうだけど、作者だっていつまでも元気とは
限らないし、人間年取ると面倒な事は後回しにしがちだしな。
だから、早くしてほしい。
「周りが期待しなくてもがんばるお方ですから
気持ちをほぐしてさしあげるほうがいいと思います」
ということでネタふり。
紀が愛に目覚めて一気につまらなくなったが、
立野も18巻で一気につまらなくなった。
弓削の「どうしてわかったんだ」の問いに
「あれだけ移り香ぷんぷんさせていればみんなに丸わかりです」ぐらい
言ってほしかった。
その方が弓削にも有効だったと思うんだけど。
481 :
花と名無しさん:2006/03/14(火) 22:08:15 ID:xx+4XyBo0
紀皇女の目覚め方ももう一つよくわからん。
あんな事で目覚めるかねぇ?
先日図書館で本読んでいたら
「長屋王の変」の首謀者は武智麻呂で房前は無関係
って説が載ってた。『残照記』では首謀者は房前だったけど。
ほんと古代史は諸説紛々だね。
( ´_ゝ`)´_ゝ`)´_ゝ`)フンフンフーン
山辺皇女は大津を大名児に寝取られた?あげく、
コミックの表紙カラーで大津×大名児のツーショットを2度も使われていて可哀想だ。
確かに絵的には綺麗だが(10、11巻)。
485 :
花と名無しさん:2006/03/15(水) 21:57:36 ID:gElW/TTX0
>>471 〆切のプレッシャーがよい作品を生むんだよね
時間がたくさんあったほうがいい作品を描けるとは限らない
486 :
花と名無しさん:2006/03/15(水) 21:58:28 ID:gElW/TTX0
>>465 わたしは・・小鳥の巣の、それはまた後の話が読みたいデス
>>484 しかも、山辺は大津のマザコン→シスコンの流れから注目されたようなもんだしね。
知り合ってからは違ったかもしれないけど。
>484
山辺の着物、登場した頃に比べると後半地味になったのは何故だろう?
私は大名児は嫌い(草壁に対する誠意がなさ過ぎだし、中途半端な
行動で大津に対してもマイナスな行動をするし、相愛の相手がいても大友に
対して真摯だった十市と比べると嫌な女性だ・・・)で、控えめで健気だけど
激しい愛情と行動力がある山辺が好きだったから、あの扱いは納得いかなかった・・・。
せめて大津が捕らえられた後〜処刑までの間に山辺の事を心配する描写でも
あればな・・・。離婚を決意したり、後追い自殺したり、山辺→大津ばっかり
だった・・・。持統天皇の夢?に2人で一緒に出てきたりしているから、あの世で
2人で仲良くしているんだろうと思うしかない。
私は里中さんの大名児まじめすぎだと思ったな。
後世の大伴家かどこかのボンボンに出したからかい歌
なんか見ていると、もっとどちらかというと目覚める前の
紀の気性に近い気がしてたから。
うん。大名児は長岡さんの大名児が万葉集のイメージに近い。
>>490 でも、あれも後半は里中版とあまり変わらないぞ。
「死ぬ」の、「自殺する」のと騒いで周囲を困らせてる分だけなお質が悪い。
里中版では草壁に謝ってひっそりいとまごいを願い出るだけだからね。
>>491 良く覚えていないけど、大津の子供身ごもっていたっけ?
それを同族の不比等の奥さん娼子がかばった・・・だっけ?
>>492 うん、そんな感じだった。
最後の方を見ると長岡さんの大名児の方が大津への思いは深すぎるくらい深くて真剣な感じがする。
「天上の虹」の方は、本当に大津のこと愛してたのか?と思うくらいあっさり退場してたし。
山辺も大名児も河村さんのがよかったと思う・・・・。
このふたり、里中作品ではあんまり魅力的に見えない。
495 :
花と名無しさん:2006/03/19(日) 19:31:05 ID:qT+lvshU0
ことのは伝説の大名児も良かったな。一途な感じで。
496 :
花と名無しさん:2006/03/19(日) 20:54:55 ID:Jp8enirc0
川村って絵のへたくそな人?
次巻まだなの?
何巻だか忘れたけどなんとか皇女が刀に向かってあぼんした次の巻
稀代の鬼女則天武后を登場させて同時代の持統天皇と対比して欲しい。
『資治通鑑』によれば、側室時代に自分の産んだ皇女の首を絞めて殺し
時の皇后の仕業と皇帝に思わせて自分が皇后に成り上がった鬼畜。
>>494 大名児については同感だけど、山名は「天上の虹」の方が可憐で好きだな。
「天つ雷鳴」(だっけ?)の方は妖艶過ぎて大津が他の女に目移りしそうな感じがしない。
まあ、あの作品では実際、大名児とはなんでもなかったって設定だったけど。
漫画ではないけど、山辺は永井路子のが個人的には好き
「皇后や草壁なんかにゃ負けてらんないわよ!あんた!しっかりしなさいよ!!」的キャラがwww
>>498 里中さん、ギリシア神話漫画で
悪女のイメージを持たれているメディアを庇った解釈をしていたから、
則天武后も庇った描き方をするのかなあ。
ついでに、同じく悪女のイメージを持たれているトロイア戦争のヘレネは、
本人は悪意を持つ性格じゃないけど、運命に流されるまま国を翻弄させている描き方が
私が持つヘレネへのイメージに合っていて良かった。ヘラも立派な奥さん。
あの話(元々の神話の方)はどう考えてもイアソンの方が鬼畜だ
メディアも目的のためにはなんでする怖さがあるけど(足止めのため
自分の兄弟殺すとか)
>>498 作品内に、讃良が『史記』を読んでるシーンがあるよ。
で、それ見た大名児が、持統は則天武后を意識してるんだと思い、
大津が危ないと思う。
実際は、似ているけれど違うと、讃良は思ってるとか何とか。
>>504 それは漢の呂后。
則天武后は金良琳との会話でちょろっと出てくるよ。
>>499 どんなに山辺が妖艶な女でも大津には意味がないんだよな・・・。
あくまで彼が好きなのは大伯だから(河村作品では)。
>>500 永井さんの山辺は確かにいいよね。
永井さんの古代史を扱った小説はみんな
好きだが、「美貌の女帝」だけは納得がいかなかったような・・・。
たしか長岡さんの「天ゆく月船」見た後に「美貌の女帝」
読んだからパクったのかと思った・・・・・
年頃と身分からいって従兄弟同士の氷高と長屋をカポーにするのは
結構みんな考えることなんだろうか。
くっついたのは最終的には長屋と吉備だけど。
>>502 私も里中ヘラは好き。
旦那の浮気相手への手痛いお仕置きは神話と変わらず怖いけど。
>>507 「美貌の女帝」の方が先に出版されている。
長屋の年齢の設定によって、相手を氷高にするか、吉備にするか?という
違いが出ると思う。
「美貌の女帝」のリアル読者だったから、発表直後は「長屋に肩入れしすぎ」と
思ったけれども、その後にあった長屋王家の木簡大量発見には心底驚いたw
発見前に「長屋が元明・元正天皇側である」という設定で小説を発表した
永井さんにも同様に。
>>482 亀ですが・・・。
「人物叢書 長屋王」では、確かに首謀者は武智麻呂だろうけど、
房前が全く関わってないという可能性は低いのではないか、と書いている。
>>506 「美貌の女帝」で納得がいかないところっていうと、讃良や
阿閇が最初から不比等を敵視してるところや蘇我石川麻呂の
血筋にこだわってるところかな。
最初っから不比等を敵視してたなら、何故彼は持統朝であれほど
出世できたんだっていう疑問が出てくる。
やっぱ、あれは里中さんや長岡さんみたいに
「最初は切れ者だから重用してたけど、段々不比等の政治的野望が
透けて見えてくるにつれて、警戒するようになっていった」っていう説の方が
しっくりくる。
永井さんはどこか持統マンセーな感じがする。
現代物の「茜さす」のなつみにも「もうこうなったらてこでも持統様の
そばに座っている」みたいなこといわせて大萎えしたことがある。
その時もなつみの思考で「不比等なんかに好きにさせるものか」とか
持統のモノローグみたいな物を語らせていたっけ・・・・・・
>>507 氷高と長屋をカップルにする話が多いのは、氷高も長屋と結婚して
いたという学説が、あったせいじゃない? 長屋王邸に、即位前の
氷高が住んでいたことから来ている説だと思った。
>>510 永井さんは、蘇我系の女帝たちVS藤原氏という見方をしているから。
前者は皇位の母系が、蘇我系から藤原系に変わろうとしているのを
阻止しようとしていた。それに不比等が推し進めようとしていたのは、
天武によって否定された近江朝路線の復活だったから、天武路線の
持統には許しがたかった、とも。
513 :
花と名無しさん:2006/03/21(火) 13:01:00 ID:RoqmLXC30
逆説の日本史では持統は天武の出自を知っているからこそ
自分の天智系の血を残そうとして、その執念が草壁、軽へ
の流れを作ったとなっていたな。
勿論愛情もあっただろうけど。
514 :
花と名無しさん:2006/03/21(火) 13:03:29 ID:HPmxheSW0
りこ主義以外の何でもない
ヤボで何をトンマなと言われるだろうが
天智も天武も同じ親から生まれてるのにねぇ…
516 :
花と名無しさん:2006/03/21(火) 13:23:51 ID:RoqmLXC30
長岡さんは「天武の血は劣る」という設定だったけど
天虹は同母・同父兄弟にしてましたね。
この点に関しては長岡さんの方をとるな。
天武が「だめだ、讃良、おまえのそばでは安らげない」って言うのが真に迫っていてよかった。
というか、先生もそのタイプなんでしょうね
>>515 母親は同じ皇極・斉明天皇でも、父親が違うことを
天武やその子孫が隠蔽したとすれば?
天武は兄ちゃんの娘・4人も后として入内させたから、
後世の学者から、その血筋に疑問を持たれているんだろう。
あと、生年が不明で享年が不明なことも、胡散臭さを増しているかと。
長岡さん・・・・・実は天武の顔描いていないんだよね・・・
額田追いかけている、後ろ姿とかはあったけどw
今里中さんNHK出てるね
522 :
花と名無しさん:2006/03/21(火) 22:20:38 ID:RoqmLXC30
>>520 そういえばそうだよね。長岡さんは天武嫌いだったのかな?
523 :
花と名無しさん:2006/03/21(火) 22:48:49 ID:vRTf1T8w0
日本書紀が編纂された当時は天武の時代を知っている人が
朝廷に大勢いたから、公然と血筋を正史で捏造なんてできるのかなあ
と思う。同時代人がいる当時に捏造なんてしたら
却って朝廷の権威が落ちるんじゃなかろうか。
NHK何だったの?
>>523 大本営発表に盾突くと政治犯にされてしまうから、出来ないんじゃない?
>>513 蚊帳(字は多分違う)皇子=大海人皇子って説ね。
>>524 メディアに関する討論番組みたいなの。チラっとしか見てないけど
>>512 >前者は皇位の母系が、蘇我系から藤原系に変わろうとしているのを
阻止しようとしていた。それに不比等が推し進めようとしていたのは、
天武によって否定された近江朝路線の復活だったから、天武路線の
持統には許しがたかった、とも。
うん、それはわかってるんだけど、なんか納得いかなかったんだよね。
ちょっと不自然さを感じたっていうか。
たとえば、讃良や阿閇や氷高は何が何でも
皇位の中に蘇我(石川麻呂)の血筋を残したかったみたいだけど、
日々どんどん衰退を続けている蘇我氏に本当にそれが可能か?と
考えなかったのか、とか。
そんなに蘇我の血筋を守りたいのなら、どうして石川刀子娘
だけじゃなくて、もっと蘇我の血を引く女を無理矢理にでも
文武の後宮に入れなかったのか?とかね。
まあ、他に適当な娘がいなかったのかもしれないけど。
>>511 永井さんは持統好きだよね。
「歴史を騒がせた女たち」(だったと思う・・・)でも
ものすごいマンセーっぷりだった。
529 :
花と名無しさん:2006/03/22(水) 20:36:50 ID:Ws5+w74d0
如何して聖武は皇族出身の妻を娶らなかったのかな?
ちょうど良い年回りの人がいなかったのか?
>>528 持統朝〜文武朝にかけて、巨大な権力を持つ蘇我石川氏の大臣が
いなかった事も、石川氏衰退に拍車をかけたと思う。
在位中の持統も、律令国家の土台を作るのに忙しく、母系の一族に
身贔屓する余裕がなかったのかも、と個人的に感じる。
あるいは、不比等を圧倒するような人材がいなかったのかもしれない。
「后・妃は天皇家出身でないとなれない」という当時の暗黙のルールを
考えると、「石川氏系の女性への種まきはお早めに…」が、
天武→石川氏系女性の入内なし
持統→論外
文武→文武の崩御後、石川氏出身の女性が嬪の位を廃される@黒幕は不比等?
こんな風に裏目に出たのかもしれない。
さて、里中さんも、永井さんも、ある種のストイックさを持統のキャラ作りに
映し出している感じがする。
永井さんの拘りは「蘇我石川氏系の天皇家を必死に守ろうとする女傑」
里中さんのは「夫から愛されたかった私('A`)」
律令国家を作り上げた女傑として、女性的な側面とは別に、もっと誇りを
持たせてやって欲しいと思った。
>>529 適齢の内親王はいなかったけれども、女王(天皇の孫)ならいたと思う。
ただ、天智や天武の男孫と婚姻したケースが多いみたい。
万葉集や続日本紀に出てくる海上女王や矢代(八代)女王は
正式な妃にはなれなかったんだろうか?
533 :
花と名無しさん:2006/03/22(水) 22:24:30 ID:Ws5+w74d0
讃良や阿閉は皇族としての意識が、母方の血の事よりも
高いと思うのだが、軽のあたりから怪しくなっていく。
皇族意識をもつような躾は余りしなかったのかな?
首は藤原の影響強すぎるし。
534 :
花と名無しさん:2006/03/22(水) 22:30:36 ID:N1NaQTW60
VIPからきますたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
永井さんの持統は大津の妃が山辺だったから
彼を天皇にするわけにはいかなかった、みたいなことも言ってたな。
山辺は祖父の石川麻呂を陥れた赤兄の血を引く女だから。
なんか、納得が行かない理由だと思った。
里中さんの方では有間ゆえに赤兄憎しだけどw
秋篠宮に男児が生まれたら、
氷高・吉備・軽の再現ですね。
だから何って事はないけど。
秋篠宮家に親王さまが生まれてくれればいいな。
秋にならないと分からんけど。
これでもし内親王さまだったら女系相続派が一挙に勢いを得るだろう。
できるだけ男系を守って欲しい。
逆に、女が生まれたら、
女系天皇派の勢いがつくんじゃないの?
キコちゃんの妊娠が発覚してからのほうが
嫁は楽しそうにお出かけしているように見える
クスリの量も減ってるらしい
>>530 >あるいは、不比等を圧倒するような人材がいなかったのかもしれない。
石川氏衰退の原因はこれもけっこう大きいような・・・。
不比等に太刀打ちできる政治家なんてそういないと思う。
>天武→石川氏系女性の入内なし
讃良さまは?大田は?
>>535 >山辺は祖父の石川麻呂を陥れた赤兄の血を引く女だから。
>なんか、納得が行かない理由だと思った。
そこは長岡さんの「私が夫と一緒に苦労して政権を奪取したのよ。
それを自分の息子に譲って何が悪いの!?
何の苦労もしていないお姉様の息子に譲ってたまるもんですか!」
っていうほうがやっぱしっくりくる。里中さんも永井さんも讃良さまを
高潔(?)に書きすぎw
>>540 「天武朝の後宮には、石川氏の名字を持つ女性がいない」という意味です。
永井版は未読だけど里中版は高潔というか、いろいろ理由つけてるけど
結局は単に自分の息子に譲りたいだけじゃないの?と思ってしまう。
その点、長岡版は思いきり正直なぶん好感が持てるのは確か。
まあ長岡版でも孫に譲る時には「私情ではなく直系相続を守るため」
みたいな理由つけてたわけだけど。
543 :
花と名無しさん:2006/03/24(金) 21:06:33 ID:JGIFs2aB0
大海人への想いも結構違うよね。
長岡版では「私が最も愛した方、そして最も憎んだ方」
だったけど
天虹では「愛して頂戴。私がこれだけ愛してるんだから」って感じですね。
>「愛して頂戴。私がこれだけ愛してるんだから」
里中さんの主人公たいがいこのタイプだよね。
>544
下心持ってるから意地汚いんだよね。
546 :
花と名無しさん:2006/03/26(日) 12:44:48 ID:urZFIzBY0
あさきゆめみしで桐壺院が、弘徽殿のことを
「あわれとは思うけど愛せない」って言うのがあったけど
大海人も讃良に似たような感情を持ってたのかも?
愛してる事は愛してても、普通の男女の愛情はもうなくて
同士愛。讃良も不憫だなあ。
史実だとしたら、讃良はもしかしたら女性としての魅力がなかったのかも。
いわゆる『心の美しい方』。
そうまで行かなくても、お色気むんむんの姫君ではなかったはず。
>>546 話それますが・・・。
小学生の頃、初めて瀬戸内寂聴訳の「少年少女日本の古典 源氏物語」
を読んだんだが、そのころは弘徽殿の女御はなんてイヤな女なんだろうと思って
いた。同じく、小学生向けの「まんが日本の歴史」を読んで大津に
無実の罪を着せて殺した讃良はなんてひどい女なんだろうと
憤慨してた。
でも、高校を卒業してから改めて読み返すと
この二人の立場というものが段々見えてきて、
「そうせざるを得なかったんだろうな」と同情できる。
後二十年くらい経ってから、天虹を読み返すと今とはまた
違った感想になってるかも。
っていうか、さすがにそのころまでには完結して(ry
梨木香歩の「丹生都比売」という話があるんだけど、
これの讃良は怖いよ〜 あなた自分のお姉さんを!?
だから。 草壁がかわいい。
話自体は雰囲気があってすごく好き。
>女性としての魅力がなかったのかも
日本書紀でも持統天皇のことを「美人」とは書いてないんだよな・・・。
551 :
花と名無しさん:2006/03/26(日) 19:26:14 ID:urZFIzBY0
ブスとも書いてないけどな。
すごい美人だっととしても、大海人の趣味だったかどうか判らないし
男勝りな気性だろうとは想像できるけど。
天武&五百重、穂積&大伴坂上郎女、高市&但馬、不比等&氷高。
一部は相思相愛ではないが、
長岡さんは親子ほど年が離れている組み合わせがすきなのだろうかと思ってしまう。
里中さんが描く大伴坂上郎女を見てみたい。
穂積も青二才から成長した姿を見たいし…。
政略結婚だったから、
大海人、、讃良ともに、激しい恋愛感情なんかなかったと思うよ。
でも二人とも、皇族として、天皇としての誇りをもって、
一生懸命政治をみていたのだから、同士愛でもいいんじゃないか?
私だったら、叔父にはとてもとても恋愛感情なんか持てんな。
藤村は姪に・・・・・
>>554 あれは完全にインモラルでしょ。
近代の話だし。
なんか有間との恋愛があったのに
後年あれほど大海人一筋になってしまう讃良に違和感があった。
額田が大海人と引き裂かれながらも中大兄を愛したのは
すんなり受け入れられたんだけど。
>>556 ああ、それはあるね。<違和感
有間?ダレソレ?な勢いで、天武の愛情だけを追い求めているし。
あんなに愛情クレクレ厨だと、有間と結ばれていても幸福感は
得られなかっただろうなぁ。
有間については「思い出なのかしら」と言っているのに、
赤兄血族を疎み続ける讃良もなにか理不尽だ。
赤兄に対する復讐心は執念深くてものすごく引く
そのわりには赤兄の血筋の紀皇女を
なんのわだかまりもなく大事な孫の妃にするんだもんなあ
さんざん言われてる矛盾だけど
>>560 赤兄の孫、山辺にたいしてこだわりが捨てきれず、
そのせいで大津や山辺を死に追いやってしまったから、
そのせめてもの罪滅ぼしだって書いてあったね(十九巻くらいに)。
>>559 大海人にも「しつこいぞ、お前」って呆れられてたね。
紀の件は里中さんが忘れていて後で理由をつけた感じだった
毛並みのいい皇女を孫の正妃にしたい気持ちが
紀皇女に対する反感を打ち消したんでは
564 :
花と名無しさん:2006/03/30(木) 20:59:01 ID:adkC+lX00
赤兄は嫌いだけど、いつまでもこだわってると思われるのが
イヤだったんじゃない?
そういえば赤兄ブサイクだったね。
可愛い孫の為なら何でもするのさ
てか紀ご乱心のあたりからなんか先生話が続かなくなってきた気が・・・
インパクトありすぎて今後の展開迷いまくっているのかと。
紀は死んだけどね。
赤兄はどうでもいいが、
その血族が讃良に疎まれたり、しょうもない性格に(おおぬ)描かれるのはちょっと可哀想だった。
赤兄は典型的な悪役って感じだね。
赤兄の壬申の乱後の落ちぶれは、
有間の事件での報いを受けたようにも見える。
とはいえ赤兄は中臣金みたいに死刑にならなかっただけマシ
天虹だとあの二人が天智亡き後の近江朝廷を牛耳っていたように描かれていたから
むしろ赤兄はよく流罪で済んだと思った
ま、史実だからそうなるんだけど
おおぬは確かにつまらない女に描かれていると思った
その子の穂積もぱっとしないし男だし紀もあんなだし
山辺とその母はそうでもないけど
あと鎌足の3人の娘もよくは描かれていなかったなー
571 :
花と名無しさん:2006/03/32(土) 10:39:43 ID:kY+Qx9nb0
耳面刀自が十市に大友皇子の事で責めるシーンは
割に好きだな。
耳面刀自は本当に大友皇子が好きだったんだって
判る。
>571
そうだね、ビジュアルは完全に十市に劣っていたが
想いの強さが印象的だった
耳面刀自は最初のアホっぽさになんじゃこのキャラはと思ったけど
十市に怒りをぶつける場面は良かったね。
かわいそうなのは氷上かなあ。
色っぽいだけで考えの浅い女みたいに描かれてるけど早死にしちゃうし。
物語を作るなら主人公の引き立て役は必要だし、全員良い女に描けなんて無理なことは理解してるけど、
元明〜聖武時代の長蛾子と光明皇后はマシな描き方をされているのが藤原氏にとって救いかな。
反対に、額田は老けない上に仏様と被らせている(19巻)のは、
里中さんの額田への愛情ありまくりが良く分かる。
天女のような額田もいいけど、
「天の果て地の限り(大和和紀)」の額田は、死に掛けの中大兄の様子に取り乱して、大海人に
「愛を知っておろかになった(ウロなので間違っていたらゴメン)」
と思われるのは個人的に良かったが…。
>573
氷上は亡くなっても、天武が全然気にかけていない態度をしているのが可哀想だった。
大田の時はすっぽんぽんになるぐらい感情的になっていたのに。
愛情の差と、天皇という気落ちした態度を見られてはいけない立場ゆえかもしれないけど。
『女帝の手記』での光明皇后は玄ムや仲麻呂と関係あったんだろうか?
何か思わせぶりな描き方だったけど。
>>577 どっちともとれるような描き方
だったね。どっちかに決めるより、
里中さんの描き方のほうがいい。
>>575 あの額田と中大兄は井上靖氏の「額田女王」まんまだよね。
中大兄臨終直前の額田の「ともに額田の心もお召し下さいませ
額田は二度と歌いません(むろんうろw)」が強烈に良かった。
確かにあの後しばらく額田の歌って万葉集になくて再び出たのは
弓削皇子への返歌からだったと思う。
思わせぶりといえば同じ「女帝の手記」での光明子の流産疑惑。
本当に流産だとしたら娘にずばり指摘されても動じないどころか
逆に叱責して黙らせてしまう光明子が怖すぎるけれど、
どうもそうではない感じ。
>>580 あれって光明子は子宮の病気にでもなったのかと思ってた
んだけど・・・。
582 :
花と名無しさん:2006/04/02(日) 19:36:33 ID:92FoN8+I0
光明子ってどうも好きになれない。
ごり押しで皇后になっておいて署名は「藤三娘」だからな。
慈善活動は評価するけど、どうにも嫌な奴だと思ってしまう。
更年期でイライラしてたんじゃないのか
>>582 慈善活動は、藤原氏に対する反感をやわらげる為のポーズ。
藤原氏の繁栄の為なら、皇族も謀殺するし
民も徹底的に搾取し、公地公民の原則もふみにじるんだから。
30歳の娘のいる女(推定、40代後半)が
年齢的に流産なんかできるのかね?
だから、阿部も嫉妬で頭がオカシくなっているのだな、と思った。
586 :
花と名無しさん:2006/04/03(月) 20:17:27 ID:tYbDmVmm0
生理さえあれば妊娠可能だけど、あの時代の40代後半でそれは
どうかなぁ?
でも、じゃああの出血はなんだ?と言われると判らんな。
まさか、切れ痔でもなかろう。
自分もあれは流産じゃないと思った
女官たちの慌てようは不自然だったけど・・・
あそこを怪我でもしたんじゃマイカ
西原理恵子の友達を思い出したw
みんな流産じゃないと思ってるのか
私はあの大量出血と周りの慌て様から
単純に流産か・・・と思ったんだけど
更年期障害?
更年期って出血するの?
593 :
花と名無しさん:2006/04/04(火) 20:32:20 ID:NHCeh4X+0
ただの不正出血か?
それにしても結構な量だったよな。
そういえば、スレ違いだけど、「ベルばら」で、アントワネットが牢獄に入れられてた時、
「牢獄で冷えてマダムは毎日出血なさってる」
とかロザリーが言ってたな。
冷え性とかがひどくなると、婦人病を引き起こすとか?
アントワネットは「痔」でしょ?
596 :
花と名無しさん:2006/04/04(火) 22:35:47 ID:NHCeh4X+0
天平時代の光明子とコンシェルジェリーのアントワネットでは
千年くらい違うけど、光明子のほうがいい生活してるよね。
アントワネットこそ不正出血だと思う。
光明子が切れ痔を患ってたとしたら、あの阿部の怒りようと光
明子の態度も不自然だよな。
>>596 んじゃ、やっぱり流産?
光明子の子供じゃないけど、井上だって四十代で
子供生んでるしな〜。どうなんだろ?
光明皇后って娘に独身を強制する酷い母親。
夫の聖武天皇を愛していたのかと思ったけど、
晩年に聖武天皇が夢に出てきたと語るシーンがあったから、少しは愛情があったかもしれない。
599 :
花と名無しさん:2006/04/05(水) 21:07:46 ID:7bbmX3aT0
聖武も悪いよ。もっと皇族の長としての意識を持たないと!
皇族意識が強ければ、阿部だって皇太子にならずにすんだし
藤三娘だって皇后にしなかったと思う。
氷高や長屋ともっと常識的な路線を歩んでたはず。
それはほれ、草壁の孫だから。
父親は夭折しちゃうし、母親は気狂いだし、聖武本人もそれなりに不幸だけど、
もう少しシッカリしていたら歴史が変わっていたかもしれないし、
子供達や県犬養広刀自も幸せだったんだろうね。
耳面刀自は髪形が可愛い
皇后になれるのが皇族のみだったら
男系女系で揉める事も無いのに
皇后といえば
「淳仁の皇后は孝謙だった」という説があるんだね
見たのが歴史読本系の本なのでアレだがw
日本霊異記で夫婦と記されているのは本当らしい
光明皇后は恋愛が全てじゃないところが里中漫画で浮いてるね
605 :
花と名無しさん:2006/04/08(土) 20:17:14 ID:OAUvyEaT0
嫌な奴度も高いよな
606 :
花と名無しさん:2006/04/09(日) 14:34:30 ID:B45AOdHL0
天上〜女帝までの嫌いなキャラ
1.大海人
2.光明子
3.弓削皇子
不比等と三千代が嫌い
このスレでは人気があるけどね
子孫の藤原氏が徳川家クラスの統治をしていたら好きになったけど
藤原氏が実権を握っていた平安時代は汚職と搾取がデフォなのは
歴史書を見れば一目瞭然
中大兄と太田が好きです
川島を責めて軽蔑してる間の泊瀬部が嫌い。
江戸時代も搾取はデフォだと思う
民衆はゴマと同じで絞れば絞るほどよい。
しかし生かさず殺さず。
外国からは信じがたい平和な時代だと評価されているらしいが
一揆は尽く失敗。餓死も頻発。こういうのを平和って言うのか・・・
610 :
花と名無しさん:2006/04/09(日) 17:18:29 ID:B45AOdHL0
平安時代と江戸時代は社会の成熟度が違うから、比べても
仕方が無い。
ただ、平和を守る為に鬼になるくらいの強い意志は中大兄皇子
や讃良にはあったけど、草壁、軽、首には無いのは事実。
草壁も大津のためだかでわざとダメ人間を装っている
長岡さんのような男だったらあるいは・・・・
まあ・・最後自殺か事故かわからない死に方だったのは
里中さんのと似ているけど。
万葉集にある早世した草壁への挽歌を読むと、高い身分に驕らない
穏やかなお人柄を連想してしまう。
もし草壁に強さがあれば、バランスが取れた政治力のある君主に
なれただろうに、と感じることがある。
>>609 >民衆はゴマと同じで絞れば絞るほどよい。
しかし生かさず殺さず。
これ、明治政府とブサヨのプロパガンダ。
薩摩支配下の琉球や島原ではその通りだけど、大半の地域では
平和な時期が続くにつれ、次第に豊かになっていった。
バンビーに余暇を楽しむ余裕が無かったら、歌舞伎も浮世絵も存在しない。
ブサヨは「農民は米を作っても年貢として取り上げられて雑穀を主食にしていた」
と主張しているけど、これも嘘。
当時の日本は鎖国をしていたので米を輸出して外貨を稼ぐことは不可能。
人口の5パーセントしかいない武家で米の大半を消費することはできない。
大半の農民も米を主食にしていなければ、せっかく作った米を腐らせてしまう。
>>613 つ【享保・天明・天保の大飢饉】
つ【東北地方の冷害】
つ【青木昆陽のサツマイモ栽培成功】
何でもブサヨで片づけるには、テーマが重すぎだよ。
>>614 江戸時代の大半は凶作でなかったんですけど。
江戸時代の日本の農業水準は当時の世界最高レベルで
面積あたりの作物の生産性は高いよ。
>>615 これ以上はスレ違いだと思うので、日本史板でお待ちしております。
ブサヨ・・・・って辻元○美・・・・じゃないよね?
母が13巻まで持っていて、それ以降を買いたいといっているのですが、
14巻、15巻はもう売ってないんですか?
アマゾンで見ても中古しか売っていないのですが。
本屋によっては置いてるけどね。
多分重版をしてないから、今流通してる分しか新刊がないんじゃない
昔ほど人気作じゃないから大して部数出してないんだろうし。
アマゾン以外でも探してみては?
620 :
618:2006/04/11(火) 23:44:37 ID:???0
>>619 親切にありがとうございます。
とりあえず、アマゾンとBK1ではありませんでしたが、
他でも探してみますね。
草壁が間違えて選んだ加能古が好きです。容姿は並でも、暖かい女性なところが。
難産で亡くなる直前の幸せそうな表情も良い。
大海人は不人気だね
624 :
花と名無しさん:2006/04/12(水) 20:31:41 ID:XvBfYhLg0
大友皇子が好きだから大海人が嫌い
大海人って嫌な男
天虹のパターン
・非業の死、早死にした人に夢にでてこられてうなされる(讃良or中大兄)
・不倫に悩む若い世代(高市and十市から、直近は、弓削と紀ィ)
このパターンの繰り返しがやたら多いというのが、この作品の
特徴といえば特徴ですね
パターンというか、少なくとも讃良と中大兄は
冷酷だと嫌っていた父と同じ道を歩む讃良という描写なのでは?
若い世代の哀しい恋パターンも
讃良&有間(当事者だが、子供すぎてどうにもならない)
→高市&十市(まだまだ無力でただ見守るしか出来ない)
→大津&大名児(可愛い我が子が絡んでるのでマジギレ)
→穂積&但馬(もう若者とは住む世界が違ってて、知る由もない)
→弓削&紀(最高権力者+大姑として二人を隔てる壁になっている)
という感じで、讃良の立場の変遷だと思って見てたよ〜
若い世代の哀しい恋パターン、
後になるほど愚かな感じに描かれているのが気になった
あるいは最初の方が美化されすぎ
里中さん高市マンセー額田王系マンセーだから
マイナーかもしれないが、里中さんが描いた「飛騨の匠(鞍作鳥が主人公)」という本を最近読んだ。
推古天皇と聖徳太子も登場するが、
聖徳太子がヒゲのせいか、推古天皇の方が若く見えた。
一瞬だけ登場する蘇我馬子はえばるだけのオッサンだったのが残念だった。
そんなもん
633 :
花と名無しさん:2006/04/15(土) 13:36:56 ID:6X4XwXKZ0
スキーリしたか?
634 :
花と名無しさん:2006/04/16(日) 14:28:27 ID:misP8Vev0
清く正しく美しい馬子が出てくるマンガなんか見たこと無い
日出処天子の馬子は基本政治家だったけど、時々おちゃめになった
処天でなんか一番まともそうなのが馬子だったな。
637 :
花と名無しさん:2006/04/17(月) 21:46:31 ID:xTfTXMCA0
有間皇子が大嫌いなんだけど。
口ばっかり達者なチキン野郎なだけじゃん。
>口ばっかり達者なチキン野郎
つまり、2ちゃんねらーみたいなもん?
狂気を装ったのがお気に召さないと見える。
有間は「天の果て地の限り」がいい。
中大兄「あなたの命をこの中大兄にくれまいか?」
有間「この私を最後の犠牲にするというのなら」
清原なつのの「飛鳥昔語り」(?)のひょうひょう
とした有間が一番いいな。
642 :
640:2006/04/18(火) 22:00:50 ID:???0
>641
ああ、あれもよかったね。
天の果て〜と飛鳥昔語りの単行本はしまいこまずに
ずーっと持ってる
>>634 山岸漫画では蘇我家の歴代総領は
稲目、毛人、入鹿は美形なのに
馬子だけが不細工なのが不憫
池田理代子の蘇我馬子は鼻毛まで出ている
蝦夷は眉毛がつながっている
645 :
花と名無しさん:2006/04/19(水) 21:21:44 ID:FYaYu2PM0
池田理代子の蘇我親子はぶっさいくだったねぇ
本当に良家の坊っちゃんか?ってツッコミ入れたくなるくらい
粗野だしさ。
崇峻天皇弑逆という犯罪がある限り
馬子は悪役として語られ続けるだろう。
647 :
花と名無しさん:2006/04/19(水) 23:52:39 ID:D4IOPlpw0
善玉悪玉の世界観は('A`)
天皇マンセーの時代には天皇殺した馬子が悪党になり
将軍マンセーの徳川時代にはなぜか聖徳太子批判が蔓延
ちょっと質問です。
昔の漫画で夢の航跡というのがありましたが
2巻まで持っていて、ずっと続巻があると思い込んでいました
なぜかというと続くみたいな感じで終わっていたからなんですが
これは当時未完扱いで終わったんでしょうか?
尻切れトンボみたいで里中先生の漫画ではめずらしい気がします。
それと最近はギリシャ神話や歴史物が多いようですが
女性漫画の恋愛裳の鶴亀ワルツや男性漫画のほうも大変面白いと思いましたが
ジャンルは制限されているのでしょうか。
特に鶴亀ワルツは名作と思います
笑いが古くない。
>>649 夢の航跡は何巻だったかは忘れたけど、ちゃんと終わってたよ。
今、密林で見たら文庫本は1巻だけみたいだから、コミックスなら
2巻相当かな?
歴史ものにシフトしたのは本人の嗜好じゃないの? オリジナルと
違って資料調べが大変だろうから、歴史ものをやり出すと他を
描く余裕はなくなると思う。漫画家以外にも色々やってるしね。
即レスどうもです。
>>648 徳川時代は朱子学の影響で
尊王の機運が高まり皇族でありながら
神道より仏教を大事にした聖徳太子は不人気だったそうな。
虹の航路は、デパートが舞台で、
異母兄妹が怪しい関係になりながらも、
お互いにちゃんとした恋人を見つけて、さばさばした気持ちで
行き続ける決心をしたところで終わっていたっけ?
すぐにブクオフ行きにしたので、細かいところは忘れた
ゴーダマ・シッダールタ新作って漫画?
天上の虹を早く終わらせろ!
・・・って思う・・・
「夢の航跡」持ってるけど未完ではないと思う。
2巻の最後でお互いを嫌っていた異母兄妹が和解して
一緒にがんばろう、みたいな感じで握手して終わり。
656 :
花と名無しさん:2006/04/21(金) 20:21:12 ID:jA7B7w/W0
いったい何時20巻出るのやら
657 :
花と名無しさん:2006/04/22(土) 10:29:18 ID:UzbofwWe0
ガラスの○面の美○と2大虚匠
連載放置な無責任大ウソツキニセ漫画家
・・・と言われたくなかったらさっさと刊行すべし
さいとうプロの「ゴルゴ13」みたいに、漫画家本人が離脱しても
プロダクションで書き続ければいいのに>天上の虹
公式の4月17日のブログに
スローペースだけど描いているという内容があるので
今年中にはなんとか出るんじゃないかと希望的観測。
スローペースてレベルじゃないし・・・・・・
まあ、長い間「描いている」という発言すら無かったし。
ガラかめの6年待ちまではいかないだろうな。
「くにたち物語」は14年ぶりに再開ですぞ。
662 :
花と名無しさん:2006/04/23(日) 21:46:00 ID:bU07blTI0
「がんばってかいてます」って漫画家だから漫画描くのは当たり前なのでは?
なんか言い訳がましく聞こえるのは私だけ?
他にもいっぱい連載があって仕事がいっぱいなんだったら別だけど
本業以外が忙しくて本業をおろそかにしてるだけなのに
一生懸命描いてるアピールされても・・・と思う今日この頃。
663 :
花と名無しさん:2006/04/24(月) 00:12:06 ID:n8B8mCEJ0
早く読みタイヨー。
ブログで、天上の虹というキーワードが見れて嬉しい。
がんばって書いてください!!
「天上の虹」早くしてよ!!
だってそりゃあ、一生遊んで暮らせるだけの金を稼いで、
大御所になって世間から尊敬のまなざしを浴びるような地位も得て、
その金と地位で年下のイケメン彼氏もgetして甘〜い生活に浸ってるんだもん。
今さらシコシコ漫画なんて描いてられるわけないじゃん。
年下のイケメン彼氏?
まさかよく出入りしている甥っ子のことじゃないだろうなw
667 :
花と名無しさん:2006/04/28(金) 22:44:16 ID:eFTo1sZy0
年取ると面倒な事するの嫌になるからなぁ…
未完にするつもりじゃなければ、さっさと描いて完結させてほしい。
もう書かないなら書かないとはっきり意思表示してくれ〜
待つのはつらいよ
fssやその他作者のペースに左右される漫画ばかり読んでたら
待たされるのも平気になってしまった・・・
書き始めたのならそのうち読めるだろうから嬉しい。
670 :
花と名無しさん:2006/05/03(水) 16:33:42 ID:EVAzGiCj0
北回帰線は名作
自分ももう『虹』を待たされるのが平気になってしまった。
慣れとは恐ろしい。
最近出た『天皇の書』(文春新書)に
孝謙天皇の書いた文字が載ってた。
前に写真で見たことあるけど今まで淳仁天皇の字だとばかり思ってた。
「宜」の一文字。名筆。
東大寺で聖武天皇没後1250年の法要。
聖武天皇と光明皇后の絵も公開されているよね確か。
光明皇后の絵「鳥毛立女」の顔によく似ていた。
674 :
花と名無しさん:2006/05/04(木) 13:42:43 ID:3xaJ+tqW0
年内に出るかな?
ほんと、いいかげんにしてほしい
描くのが面倒なら、「あれこれありました。讃良が死にました、終わり」
でもいいから、とにかく完結だけはしてほしい。
>>671 自分も淳仁天皇の字だと思ってた
個人的には
泉・水主・田形皇女この3人出ないかな〜と思ってるんだが。
早く見たいなぁ。
水主皇女は作品上の系図からも無視されてるから無理っぽいよね。
ところで持統の時代の斎宮って誰なの?
大伯が例の大津の謀反で解任されてしばらく間があいて
多紀皇女あたりが立ったような。
いないっぽい。
大伯皇女と次の当耆(たき)皇女との間が12年開いてる。
想像だけど多分持統が女帝なため必要なかったんじゃないかな。
作者が病気とかで刊行されないんなら納得いくけど
あれこれ他の仕事に手を出して「描けません」では納得いかない
HP見てるとマジむかつく
早く描けよ!!
つーかいっその事漫画家廃業してくれ!!
新連載って立正佼成会の雑誌なのね…それでブッダかあ。
里中ブッダってどんなんだろ。
>>676 水主皇女は公式サイトのQ&Aで、
「そうですね、系図に入れます。ぜんぜん出てこないからと言って失礼しました。」
と答えていたけど、結局どうなるんだろう。
田形皇女や泉皇女は同母の兄や姉が重要なキャラだから
系図の上で無視するわけにはいかないけど
水主皇女って天虹では誰とも接点なさそうだもんね
どうも天智晩年の子供らしいから接点になるとしたら
天武の皇子ぐらいとのロマンスだろうけどないし・・・・
お母さん黒媛さんだっけ?
水主とかの字面だけで判断するとどこか水の神様の
神社を取り仕切っている地方豪族の娘とその皇女
ぽいと勝手に想像。
水主内親王は万葉集を読むと元正と交流があったっぽいけど、
生涯独身っぽいし、表舞台に登場する機会がなかったみたいだから、
話に絡めにくいかも。
例えば、天智最愛の皇女というネタ話とかがあれば違っただろうけど。
686 :
花と名無しさん:2006/05/09(火) 13:11:15 ID:vi9O0b1h0
ひさびさにどうなったかなーって公式ページ行ったら
あけましておめでとうときたもんだ('A`)
もうめんどくさくなっちゃったのかな、讃良ちゃんの話…
687 :
花と名無しさん:2006/05/09(火) 21:03:29 ID:fOhHH5s30
20巻の原稿、一枚だけ載ってんじゃん。
>>687 それ、かなり前から載せてる・・・
確かもう3年になるかも?!
3年に一枚として1巻が出るのにあと・・・・・・(ry
690 :
花と名無しさん:2006/05/11(木) 22:33:03 ID:P1ykTlbc0
当たり前だが、年々年寄りになっていくんだから
早く描いて欲しい
婆さんになって手が震えたり原稿が見えないと騒がないうちに
ちゃんと描いて、完結させてくれ。
ギリシア神話を図書館で借りてみましたが(買うほどではない)
エピソードをただダーっと描き並べてあるだけで、
多分、作品としては簡単に書ける部類じゃないか、と思います。
アリの粉末なんか飲んでんじゃねえよ
>>691 でも、あれ、「天上の虹」のキャラと外見や性格がかぶってて、比較してみるとなかなか面白い。
ゼウス→顔と髭脱色した大海人
ヘラ→顔だけ紀
ハデス→顔も性格も忍部
ポセイドン→性格からヘタレさ抜いてさわやかさ付け加えた穂積
アポロン→表情と体格と精神たくましくした草壁
アルテミス→性格もっと潔癖にしてもっと怖い力を身につけた讃良
ヘルメス→目張りを入れた大津
ディオニソス→性格はよくわからないけど、見かけは人麻呂
こんな感じ?
アフロディテとヘパイストスとアテナはよくわからない。
そこまで改造したら別人じゃんかw
あ 別神か
>>694 お、面白い!
>もっと怖い力を身につけた讃良www
アフロディテ→浮ついてて知性を減らした額田
ヘパイトス→太らせて大友への愛を技術に注いだ耳面刀自
↑あ、性が違うけど
>>684 京都南部にそれこそ「水主神社」って式内社がある
たしか創建は奈良時代だったはず
でもご祭神は水の神様とかじゃなかったな。
早く続き出して欲しい。
長くてもあと2〜3冊くらいだよね。
宮子の発狂で悩んでるのかもしれないけど
妊娠→母子ともに危険状態に→
不比等か三千代の「宮子はどうなってもいいから子供を助けろ」発言→
それを聞いてしまって「私という存在は何なの!」
ではダメなのかな。
似た様な事で悩んでた気するしね。
デメテルとペルセポネは、
髪の描き方が阿閉と似てる。線が筆のように太いところも。
似てるのはそれだけだけど…。
アレスは弓削に似てるね…。
今、気が付いた!
ヘパイストス→晩年の三千代
アテナは「4階のミズ桜子」の梅田女史と顔が似てるんだっけ。
706 :
花と名無しさん:2006/05/17(水) 20:52:36 ID:1IP5FcsI0
「ミズ」って言い方、今はもう聞かなくなったなぁ
差別用語でしょ
「水」
ミズって差別用語になってたの・・・?
よくわからんけど、
男はミスターで、女を未婚・既婚でミス・ミセスと区別するのはケシカラン!
↓
女性は未婚・既婚に関わらずミズで統一しましょ!
↓
年頃の若い女の子は相変わらずミスと呼ばれ、とうの立った独身女が
仕方なくミズと呼ばれる始末。
↓
差 別 用 語 化
さしずめこんな流れなのかな?
>>707はネタじゃないの?
「水」って「水商売」の略でしょ。
フランスだったっけかな、
大人の女性は未婚既婚とわずに「まだーむ」というらしい。
フランスで未婚女性は、マドモアゼルというのでは?
712 :
花と名無しさん:2006/05/20(土) 22:17:48 ID:cl7HoTJ50
マドモアゼルには「小娘」っていう感じの意味もあったような気がする
713 :
花と名無しさん:2006/05/22(月) 01:57:00 ID:cD30BNeF0
本気でもうサララが早く死んで完結して欲しい。
天上の俗編が「長屋王」とじか「女帝の手記」なんだよね。
続編があるんだから、本気で終わらせて。
しかも、11巻くらいまで会が綺麗だったけど、だんだん絵が下手になって
いくのが気になります。
714 :
花と名無しさん:2006/05/22(月) 15:16:10 ID:kK5NpTIs0
14巻目以降はまるで他の人が描いたみたいなヘンな顔になってるよね。
ギリシア神話に出てくる単眼巨人なんだけど、
眼がひとつなのに眉が2本というのは、なんかヘンだよね
正直に言って画力が落ちてきている。
大地震が起きたときに遅れて参内してきた草壁を
「馬鹿者!」と叱咤する大海人の表情とかは迫力あったんだけどな。
717 :
花と名無しさん:2006/05/22(月) 19:02:14 ID:U3Imtmou0
里中先生、昨今の皇室典範改正論議についてはどういうお考えをお持ちなのでしょうね?
女系容認なのかな?まさかね。
宮子については、以前NHKで
「宮子はフヒトの子ではなく、どっかから連れてきた他人、だから子を産んだら用無しになって幽閉した」
っていう説についていろいろ論議してた。それに里中先生も出てた。
男系は出来るだけ維持してほしい。
持統天皇だって男系女帝だし。
現皇室から男子が一人もいなくなって、旧皇族も皇室復帰を
悉く断ってしまった、というような状況になったら
女系継承もやむを得ないと思うけどね。
道鏡が即位しなくて本当に良かった。
彼が天皇になっていたら日本は確実に易姓革命の国になっていたよ。
>>717 宮子他人説なんてあるんだ。初めて聞いた。
でも娘のいない権力者が養女をもらって入内させるなんてのはそれほど
珍しい話とは思えないけど。
>>719 別にそれはそれでも構わないと思うけどw
>>721 易姓革命のたびに凄まじい流血が起きるんだけど。
まず前王朝の一族と支持者は皆殺しだし、その際に内戦が勃発するのも常。
易姓革命の国、中国では黄巣の乱とかが凄まじい。
天皇家のように対立する政治勢力を融和できる超越的な権威が無いから
「勝てば相手は皆殺し」。
中国全土を大戦禍に巻き込んだ末
最後は食糧が無くなって
官軍が民衆を賊軍に売り付けて
賊軍は巨大な石臼で人間を生きたまま挽き殺して食った。
こんな戦乱が繰り返される国をお望みですか?
黄巣は長安に乗りこんで逃げ遅れた唐の皇族を皆殺しにして
「大楚皇帝」を称したが結局唐の巻き返しにあって
人民を文字通り食い尽くしながら逃げに逃げて最期は
「私は元々朝廷に反逆するつもりは無かった」とかほざいて自殺。
こんな男の為に死んだ人々が可哀想。
百万都市長安は廃墟と化し唐王朝も二度と立ち直れなかった。
ネット右翼&左翼はどこでも五月蠅いな
ここは漫画板だぞ
歴史の話題をウヨサヨでしか判断できないの。
女帝反対論者ウザ〜〜
宮子他人説は梅原毅の「海人と天皇」に出てくるよね。
里中さんは梅原説にかなり影響受けてそうだ。
>>728 確か山岸凉子が梅原猛に影響受けてたよね。
山岸さんは「あの本読みました怖いぐらい影響受けちゃいますよね」
とか正直に言う人だけど、里中さんて「色々な人のものとか読んでいますから
特定できません」とか言うんだよね・・・・
しかしどう見ても紀が軽の妃だったこととか、宮子のもらい子説とか
梅原さん以外に考えられないんだけど・・・・・・
紀皇女はともかく、いまのところ「天上の虹」の中では
宮子は不比等の実子扱いでわ?
あの時代を描くにあたって、少女漫画という同じフィールドで
長岡さんという大きな先達がいるから、よくもわるくも
違ったアプローチで攻めていかなければと思っていそう、
と思うことはある。
公式サイトの5/18の日記を読んでちょっとガッカリしてしまった。
文化活動も素晴らしいよ、でも本業のマンガをここまで後回しにする言い訳にはならない。
里中さんは「マンガの方は遅れても大丈夫、読者は待ってくれる」と思ってるのかな? 連載作品でもないし、このままどんどん読者が離れていって、新刊が出ても売り上げ悪い→続き打ち止めって事にならなきゃいいんだけど。
>>730 紀皇女が軽の妃だったかも?というネタは、「斎宮志」の著者・
山中智恵子も、紀皇女の悲痛な短歌(万葉集)を取り上げながら、
書いていたわ。
宮子養女説は、有吉佐和子の「かみながひめ」でも取り上げられたと思った。
梅原説とどちらが発表が早かったかまでは知らないけれども、彼女達の事は
昔から疑問視されていたのかもしれないね。
里中さんは、もしかすると色々な本を読み過ぎて、宮子ノイローゼ説
以外のオチが見つけられなくて、難産なのかな?と思えてきた。
この後の大事件といえば
遣唐使派遣
大宝律令制定
大伯皇女薨去
弓削皇子薨去
かな?
>>728 紀皇女が軽の正妃、弓削皇子との密通がばれて抹殺されたって設定自体、
まんま梅原猛の『黄泉の王』だしね。
736 :
花と名無しさん:2006/05/25(木) 20:04:14 ID:L6gi7qfP0
>>732 ほんとそうだよね。やるべきことをやってから、文化活動でもなんでも
やればいい。
20巻出さないまま何年もほうっておいてそれはないだろう、って感じだ
よな。少なくとも20巻出してからやって欲しい。
サララが持統天皇になるとこまで最近になって読みました。(受験対策)
まだ連載続いてるんですかー
受験対策には結構役立つけど
「間人皇女が斉明天皇の後即位した」とかは
里中さんの私論だから試験問題とかで書いたら駄目だよ。
万葉集の注釈書とかでは「中皇命」は斉明天皇のことと記されてるね。
「中皇命」は倭姫である可能性が高い、
と書いてあった辞書もあったな。
>>738 大丈夫です。それは心得ております☆
漫画で読むとスーッと頭に入りますね〜
・・・柿元人麻呂と高市の××は里中さんの趣味ですか?
何気に一番ショックでした。
>××
あれは余計もいいとこだった。
平安後期以降と違ってまだ飛鳥・奈良時代は男色はタブーだったようだし。
(道祖王が少年を寵愛した事を理由の一つにされて廃太子)
>××
人麻呂もその気になっちゃってるけど、
高市の方が無理やり襲ったから犯罪としても見えてしまう。
「あ いいんです 高市さま」とかのセリフで
当時思いっきりファンタグレープ吹いたんで
あのページ禁色に染まっています・・・・・・
ブックオフにうるなよw
しかし、人麻呂って、彼の人間性やプライベート面で描かれてるのは、
・歌オタク
・高市を愛していて付き合いがあった(色んな意味で)
くらいかな。
実際にはかなり愛妻家だったみたいで、そっちの面も漫画で描いてほしいんだけど。
>>744 おもろいvvv
歌とかより先に 人麻呂=高市と×× としか浮かばないです。
里中満智子さんは昨今の皇位継承問題では「女系派」だよね?
皇室の「男女同権」の契機に
内親王さまご誕生おめでとうございます。正直言って「よくぞ女の子を
産んで下さった」と、妃殿下に御礼を申し上げたい気持ちでいっぱいで
す。今回ご誕生なさったのが親王でいらしたら、皇室の「男女同権問題
」についての議論は後まわしにされたのではないか、と思っているからで
す。
「男系の男子のみが皇位継承権を持つ」というのは、明治になって定め
られたもので、江戸時代の武家社会の名残りのようなものです。女性か
らは権利を奪い、男性には、男であるというだけでプレッシャーを与え続
けた、かの武家社会のあり方をそのまま引きずって明治はスタートした
のです。(以下略)
敬宮愛子さま 週刊読売 臨時増刊号12/24 p.16〜
里中さんは団塊の世代?
>>748補足。同雑誌に以下の発言有り。「女"系"」については明言無し。でした・・・
江戸時代の武家社会や、明治以後の制度と比べると、古代のほうがず
っと男女同権意識は高かったのです
いったいいつの間に、「男子中心」の国になってしまったのか
文化に男女差はありません。天皇が女性であっても男性であっても、国
民が胸をはって「この方がわが国の文化の象徴です」といえる存在であ
ればいいのです。
男系派なんだけどもう天皇陛下に全部お任せすればいいと思うようになってきた。
「聖断」で女系容認か否かを決めて頂く。
天皇家は奈良時代から男系じゃなかったの?江戸時代以降からのものなの?
皇統譜による限りではだけど
神武天皇以来男系相承で今上天皇まで続いている。
学説では継体天皇で一旦男系は切れているとか
否やはり男系で続いていたとか諸説あるけどね。
天智・弘文(大友)まで続いた男系が
天武で一旦切れて、光仁でつながった、なんて説もある。
女系でもいいと思うけど、千四、五百年続いたと思われる
男系の伝統を断ち切るのも少々もったいない気がする・・・。
そもそも、愛子さまは結婚相手を見つけられ(ry
>>749 古代に女性天皇が多く出たからって
「古代は男女同権意識が高い」
とか安易にいっちゃうところが萎える。
だいたい、そんなこといったら、男尊女卑がひどかった
江戸時代に女性天皇が二人も出たのはどういうわけ?
額田に「歴史は女が作るものだ」と言わせているからねぇ。
本当に天皇が女性であっても男性であっても良いと思っているなら、
>正直言って「よくぞ女の子を産んで下さった」と、
>妃殿下に御礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。
なんて言えないと思う。
先生、一家言あるのは立派です。
女系天皇でもいいというのもわかりました。
とりあえず「天上の虹」書いていただけませんか?
「よくぞ女の子を産んで下さった」と言っても…
里中さん本人が描いた天皇の人達って、
半分ぐらいとても幸せそうじゃなかったけどね。
時代も事情も今とは違うから比べるのはどうかと思うけど、
未婚のまま天皇になって、一生結婚できなかった孝謙天皇(阿倍)は不幸の代表な存在だと思うのに。
不幸なのは処女だからか?
昔の人の考え 処女=未婚
阿倍が処女でないなら不幸でないだろ
たとえ性的関係を持っても好きな相手と公然と一緒になれないなら不幸だろう。
また関係を持つ相手が無くとも『手記』の斎宮時代の井上内親王のように
精神的に充実していれば不幸ではない。
男性天皇が後宮に何十人后妃を持っても何も言われないが
女帝は真偽定かならぬ噂があっただけで何百年も後まで醜聞を流される。
それと孝謙天皇は多分終生処女だったと思う。
>>748 エエエエエエ!がっかり
これじゃ田島陽子と同じじゃん。
> 「よくぞ女の子を産んで下さった」
「よくぞ生んでくださった」なら某歌劇団の面接官が元タカラジェンヌの
入団テスト時に心の中で言った台詞だそうだが。
今月9で活躍中のあの方です。
里中さんのウィキ見てきたけど、書き込み少ないね。
作品だってあれだけじゃないと思うし、
もっと色々知りたいと思ったんだけど…
自分も天上の虹の続きを待っている
長い語だったし、奇麗にまとめてしめるのは大変そうだけど
ガンガッテ描いてくれ
里中 マジ 完結させてくれ!
いっそのこと漫画家廃業しろっつーの
>>759 井上内親王は斎宮時代〜称徳天皇崩御まではよかったが、
その後の人生は幸福とはいえないよなあ。
阿部は井上が結婚したときや彼女が高齢出産をした
と聞いたときは、自分の境遇と引き比べてショックを
受けてたみたいだけど、返って結婚や出産をしなかった方が
よかったよね。
それと、阿部が何百年後までも醜聞を流されたのは
道鏡を寵愛したことに加えて、天皇にしようとした
こともあるんだと思う。
765 :
花と名無しさん:2006/06/02(金) 21:46:30 ID:ezpKqdLx0
>>734 あと遣唐使派遣・大宝律令制定・大伯皇女薨去・弓削皇子薨去
それ+大江・新田部・明日香皇女薨去も。
この後の順番は(違ってたらスマソ)
遣唐使派遣→弓削皇子薨去→大江皇女薨去→新田部皇女薨去(699年)→明日香皇女薨去(700年)
→宮子出産→大宝律令制定→大伯皇女薨去→多紀皇女斎宮退下→泉皇女斎宮卜定(701年)
→讃良崩御(702年)→泉皇女斎宮退下(706年)→珂瑠崩御→田形皇女斎宮退下→阿閇即位(707年)
と史実ではこうなってる。
>>764 >それと、阿部が何百年後までも醜聞を流されたのは
>道鏡を寵愛したことに加えて、天皇にしようとした
>こともあるんだと思う。
当時の天皇制度そのものがこれで崩壊しかねなかったわけですしね。
それと、その後は江戸時代まで女性の天皇が現れなかったのも
この人のことがあったからだと思います。
道鏡との関係については、完全に無実だと私は思います。
肉体関係はもちろん、精神的にも。道鏡への処分が、処刑でも僧籍剥奪でも
追放でもなく、左遷という軽いものですんだというのが傍証になるでしょう。
御名部だけ没年が載ってないのは何でだろう
>>767 長屋王事件の時に・・・・・・
という説が色々ある。没年がないのは普通の死に方じゃない
という憶測は前々からあるらしい。
書記に載ってないんだよね。
紀ィも没年不明だから、ああいう話になった。
御名部は年齢的に長屋王事件の時まで生きるのは難しいのではないか。
でも無理と言うほどでもないか。
自害のことを外人は「強制自殺」と訳す。
ぴったりかんかん。
自殺は教会で葬式あげてくれないからね
じゃあ、強制自殺は「殺人」の意味をふくんでるおk?
絹紐と毒薬を与えて「どちらかをお選び下さい」だから
まさしく強制自殺、殺人だね。
あーこの間読んだロンメル将軍も最後「強制自殺」だったな
もう一つ裁判受けて罪認めるかて選択もあったけど。
自殺した王侯貴族で有名どころはマイヤーリンクのルドルフ殿下。
自殺者は教会で葬式を挙げてくれず、辻に打ち捨てられるのだが
王侯貴族ではそういうわけにもいかない。それでどうするのか。
悪魔が体に入って意思とは無関係に殺した、ことになるそうだ。
それと心中を理解しがたいアメリカでは、心中でもし失敗したら
殺人未遂になるそうな。片方が生き残って片方が死んだ場合は
生き残った方が死んだ方を殺したことになって罪を問われる。
と聞いたことがある。
今はもっと理解があるのかもしれないけど、お国や宗教で違う
もんだ。
ルドルフ皇太子には暗殺説もある。
>>770 虹では御名部は660年生まれ。
長屋王のことを書いてた本(タイトル失念)を見たら、
その本には神亀2年(725年)以前に死去したのではないかと、書かれてた。
ちなみに長屋王事件の時生きてたら69歳。
>>776 >悪魔が体に入って意思とは無関係に殺した、ことになるそうだ。
あの事件思い出して嫌な気分になった。
なんの事件?
ホセ=マヌエル・トレス・ヤギ
ああ・・・・あのペド
里中作品だと女帝になった妹と歌を交わすところが最後で
それからどうなったかは描かれてないんだっけ>御名部
長屋より先に死ぬにせよあの事件の時に死ぬにせよ
息子の死後も生きながらえるにせよ全く出てこないのは
不自然だと思ったけど里中さんも決めかねたのかなあ
>>768 御名部も自殺あるいは連座で処刑されたなら
御名部だけ長屋王事件で死んだことを隠す理由がわからない
いろんな仮説を学者・作家・歴史オタが立てているんだろうな
日本書紀がかかれた年代が元明帝で御名部の妹だから
自然死じゃないのがはばかられるとか?
重要な人なのに死亡年がすっぽり抜け落ちているのは
やっぱり忘れるだけではちょいおかしいかも。
日本書紀じゃないや古事記だスンマセン・・・・・
じゃ・・・・関係ないか。
787 :
花と名無しさん:2006/06/18(日) 06:04:30 ID:viQutuEj0
天皇家の男子は○仁、女子は○子 という名前が伝統的に続いているけど、
いつかは崩れる日がくるのかしら?
例えば、もし愛子タンが女帝になったとしても、今、この時代に仁がつく
男子なんて、存在するのだろうか?
もし今後、男子が生まれて、男子の天皇が続いたとしても、いまや子のつく女子も
絶滅状態。ひらがなやカタカナ名前の妃殿下もありなんだろうか?
その場合は改名して欲しいけど
ますます妃のなりてがいなくなってしまいそうだ
790 :
花と名無しさん:2006/06/19(月) 22:45:17 ID:ddAki/D40
>>788,789
○仁や○子という名を付けなければいけないのは天皇家に生まれた方だけで、
妃殿下は決まっていませんよ?もし妃殿下もそうであれば三笠宮妃の
百合子さまなんて違反ですし。(漢字二文字と決まっている)
だから極端な話愛子様の婿が「騎士(ナイト)」さんでも、愛子様の皇子の
妃殿下が「海(まりん)」さんでも構わないらしいです。但し間に生まれた
子供は必ず男子は○仁、女子は○子ですがw
妃殿下の名前もなんだかんだで運良く○○子様だな
最低でも子のつく名前のお方でないと皇室が許さなかったとかw
今じゃ子のつく名前の女もわりと少ないよな
讃良のお姉さん、大田じゃなくて「うるる」だったら良かったのに
「うるる」と「さらら」
漢字はどうしよう?
(゚Д゚) ハァ?
釣りかもしれんが
ちょっと調べてみるといいよ。
呼称にもちょっとした背景や意味があって、
そこからまた奥の深い歴史の世界を楽しめるかも?
天虹では讃良と名付けたのは母の遠智で
それに対して中大兄が「賢そうな名だ」と言ってたけど
よく考えたらおかしな会話だなあ・・・
壬生部の地名でしょうなたいがい
残念で気になるのは、
草壁皇子-軽皇子-首皇子のラインが、
大ざっぱに言えば似たような性質のキャラ付けであるところ。
まあ無理ないのかもしれんけど、なんか一工夫ほしかった。
>>790 愛子さまの息子さんは皇子じゃなく一般の男の子。
息子さんの嫁は妃殿下ではなく一般女性。
>797
>790は愛子様が女帝になるのが前提の話な気がする。
その場合結婚が許されるのかはしらんが。
もし紀子サマのお子様が男の子だったとしたら、愛子サマと結婚するのが、
一番いいんじゃない?
5歳くらい年下なんて、どうって事ないし、天虹の頃の、「叔父と姪」
「叔母と甥」「異母兄弟」の結婚に較べりゃ、いとこ同士の結婚なんて、
全然OK。民法上も大丈夫だったよね。
800 :
花と名無しさん:2006/06/21(水) 06:36:46 ID:/5ITm6luO
現代ではあまりにも無謀だと思うが…
いとこ同士の結婚てなんか議論されていた気がするけど・・・・
いとこ同士の結婚はOKだけどさ。
過去に近親婚をしてきた血統では危険じゃない?
愛子内親王が女性天皇あるいは
秋篠宮家長男の妃になったら
OWD家とロイヤルニートがますますのさばりそうで嫌
サーヤのように民間に嫁いで幸せに暮らして欲しい
黒田さんのように天皇家との
縁戚関係を悪用しない人が結婚相手なのが絶対条件
微妙にスレ違いな希ガス
現代の皇室関連スレで語ってみたら如何でしょうか?
確かに現在の法律ではいとこ婚はおk。
直系に男子がおらず、傍系の皇族が皇位を継ぐ場合
直系の女子を(形式的にであっても)皇后に迎えたケースも
過去何度かある。
しかし秋篠宮家第三子が親王さまだったとしても、
皇太子家の敬宮との縁組は、現代では難しいとおもうよ。
皇室はなにせ千数百年近親婚を繰り返してきたんだから
ふつーのうちのいとこ婚とはわけが違う。
中大兄皇子凄すぎ
十代で蘇我氏に対する逆クーデターを計画し
二十歳で国政掌握
まあ、鎌足の協力もあったからできたことなんだろうけどね。
それにしても凄い。
そういえば軽皇子(孝徳天皇)が黒幕だったという説も。
蘇我入鹿が山背大兄王を襲撃した時にも加担したというし。
孝徳天皇の皇后だった間人皇女と天智天皇の近親相姦が
里中さんの創作で無いのにはびびった
これほどのスキャンダルが記録から抹殺されず
間人の即位がはっきりと記録されていないって変な話だね
>>810 >>808 天智天皇崩御後すぐに大友皇子即位=弘文天皇、ではなく
皇后の倭媛が暫定的に…という説もあるし、そもそも
推古天皇以前も仲天皇として実質的に政務とっていた人はいたそうだ。
天虹の不満点の一つは、政治面の描写が薄いことなんだよなあ。
せめて天武天皇と皇后・皇子たちの吉野行幸や持統天皇の吉野行幸は
きちんとやってほしかった。
あの二人の近親相姦の根拠は孝徳天皇の残した歌だっけ
木梨軽皇子と衣通姫みたいに明記されてるわけじゃないから
実際にどうだったのかは何とも言えないんじゃないかな
六人の皇子との有名な吉野の誓いが
回想でさらっと流されたのは拍子抜け
今では近親相姦説は否定されつつありますよ
中大兄皇子と大海人皇子が異父兄弟で
大海人皇子の方が兄って説は
いまだ電波扱いですか?
有力な仮説位の扱いは受けてもいいと思うんだけど。
816 :
花と名無しさん:2006/06/26(月) 20:18:57 ID:FQEN+ALM0
史料的に立証できないからね>異父兄弟説。
どうしてもほぼ同時代に編纂された日本書紀の記述を優先する、ってことになる。
『まちこ の 乱れた一夜 』
天武天皇の子孫が皇統を独占していた時代に
国が編纂した史書に天武天皇即位の正当性を否定する
事実が載せられるはずがないのにな
819 :
花と名無しさん:2006/06/28(水) 16:35:02 ID:8Hx+PQd20
>>818 でも異父兄弟説は全部想像、仮説でしかない。
820 :
花と名無しさん:2006/07/03(月) 00:01:19 ID:woYariOq0
ビッグコミックの「宗像教授異考録」で、【宮子≠不比等の実子】説を軸にしたエピソードが。
822 :
花と名無しさん:2006/07/20(木) 19:05:50 ID:xP2cgBKt0
本屋の新刊案内見るたびに「また、来月も出ぇへんのか」
とガッカリするのは私だけじゃない筈だ。
いや……今私の頭の中は「諦念」という文字が…
824 :
花と名無しさん:2006/07/20(木) 21:19:18 ID:ChKZ41W10
うん、期待から失望、そして諦観へと変わっている。
まるで出家した信者のようwナムナム
智子タン ハアハア
早く読みたい・・・
宮子は、美しさを買われて、不比等の養女になったんではなかった?
待ちきれなくて、長岡良子に手を出してしまった。
天上ベースだと不比等がいい男なのに違和感あり。
これはこれで面白いけどね。
やっぱり高市だ。。。
830 :
花と名無しさん:2006/07/29(土) 20:25:33 ID:vNG5wLaR0
長岡さんは近江側の視点が多いよね。
大友皇子大好きな私には、長岡さんの方が読んでいて楽。
長岡さんのは大海人の出自が低い設定になってるけど、
天虹は中大兄皇子と同母兄弟設定だったのでビックリした
覚えがあります。
長岡さんは完全に天智天皇びいきだなあ
不比等はその落胤という設定だし
しかし氷高までが不比等への秘めた思いを抱いていたというのは
ちょっとやり過ぎという気がした
長岡さんので一番びっくりしたのは
十市があまりにも大友の事をを蔑んでた様かなあ。
母が采女出身てのが理由だった気がするけど
走った高市も結局同じ立場で無いんか?
地方豪族のがまだランクは上なのか?
ついでに自分自身は母親の身分的には一応上になるのか?
長岡十市と高市ってそんな仲だっけ?
てっきり高市の横恋慕でかと思ってた。
>>831 ハゲドウ。
長岡さんの不比等のあまりの思い入れの
深さには時々付いていけなくなる。
この人は不比等が絡んでこない、平安時代以降の
話の方が私には面白い。
>>832 多分それ初期の頃の「史」が主人公の話だと思うけど
蔑んでいたというより、大友が男の史に入れ込んでいるの知っていたから
だと思っていたけど…
「夢の奥津城」には大友が自害した後の十市の様子がおかしいので
額田が目を離せないと倭姫に語っている部分もあるし。
836 :
花と名無しさん:2006/07/30(日) 21:32:02 ID:oAw7NCcg0
そうそう、あの十市は大友皇子の浮気(っていうか本気)の相手が
男だって事に腹を立ててるけど、それをストレートに表せないから
ああいう言い方になったんだと思う。
それなりに結婚生活への憧れもあったであろう若い娘さんが、夫の
心の中には自分より大切な本気の人がいる。それが男ときたらまあ、
普通怒るよなぁ。
でも、
「ここは伊賀の山奥とは違いますのよ」(だっけ?)ってセリフは言われた方は普通、蔑みと取るんじゃないかな?
長岡版十市はちょっと「あさきゆめみし」の葵上に似たキャラかも知れない。
うん、だから自分のプライドを守るために、わざと相手を蔑む言い方をする。
葵の上とは言いえて妙だ。
高市と十市の仲に関しては、高市が詠んだ挽歌で高市→十市は確認できるけど
十市→高市であった史料ってないんじゃなかったっけ?
小説等では、おさななじみで恋愛関係にもあった二人が、政略で引き離されて
壬申の乱後に云々ってのが王道パターンだけど。
だから私も初めて長岡十市を見たときびっくりしたけど、こういう解釈も
アリだなあと思った。
長岡さんはわざとマイナーな説を採っているね。大海人が中大兄の同母弟
ではなく異父兄説とか、建皇子が中大兄と間人の不義の子だとか(これは
長岡さんのオリジナル?)。
間人媛と中大兄の不義についても確証はないんだよ
(実際あってももちろん公式にそんな不祥事残せないw)
不義の根拠と言われるのも間人媛の夫の孝徳天皇が
白雉4年(653年) の中大兄達らの考えた遷都に反対した結果、旧都に取り残された時に
自分を見捨てた間人皇后に詠んだ恨みの歌
『鉗着け 吾が飼ふ駒は 引出せず 吾が飼ふ駒を 人見つらむか』
この「見る」を「性的関係」と解読して受け取ってるだかだから…
個人的には大きな息子(有間)がいる中年男(しかも叔父)に
政略で嫁いだ皇女が相手に愛情を持てなくて、実家が撤収(遷都)する時に
これ幸いと同行するのはも不思議ではないと思う。
個人的に一番嫌いな十市は手塚治虫の「火の鳥 太陽編」だな。
大友が嫌いだからってわざとパッパラパーなバカ娘のふりして寄せ付けず、裏で父のためにスパイ活動するってのはあんまりだ。
長岡版十市は大友の死後も高市に走ってはいない。
但馬の物語で高市の愛を拒んだまま死んだと侍女が言ってた。
火の鳥の十市は歴史とかけ離れすぎていて別人みたいだった。
大友とはまだ結婚前で14歳、二人の間に子どもはいなかったし、
兄の高市と大津(なぜか兄になってる)を逃がしたことがばれて
大友の手で殺されるんだから。
伶人の豊原氏が大津の子孫を名乗っているのを知って
昔「史実でも大津の子孫が残っていたのか!」と思ったけど
ぐぐってみたらどうも信憑性はイマイチのようだ。
そんで犬上だっけ?主人公とやっちゃうんだよねw
おいおいそんな十市ありか?と思った
>839
ええ?たったそれだけで近親相姦とか言ってたの?(汗
自分は歴史物の小説や漫画は好きだけど史実な日本史には疎いから知らなかった…
ここまで色んな人らが関係あったあった言うからもっと確たる証拠があるんだと思ってたよ
「見た」歌だけなら単なる実家ひいきかブラコンで済みそうだよ
多分誰かえらい学者先生が妄想たくましくしたんだろうなあ
それに対して誰も何も言えない…それで定説になったとか。
>844
平安時代なら身分ある女性は顔を晒さないから
「見る(見られる)」ことは性的な関係を表す意味があるけど
(例:源氏物語の柏木と女三宮とか)
飛鳥時代は高貴な女性も顔出してるものね…
鉗着け 吾が飼ふ駒は 引出せず 吾が飼ふ駒を 人見つらむか
(厩の奥深くで飾り金具をつけて人にも見せず大事に飼っていた私の愛馬
どうやって自分以外のものが愛馬を見たのだろう?(連れ出したのだろう))
この歌を初めて知った時はいくら大王(でも傀儡)だからって嫁を馬扱いするなよと腹立ったw
更に言うと、その嫁は両親が大王という選りすぐりの皇女なのに…
日本史をネタにしたギャグマンガで
間人がこの歌を見て
「どうせ私は馬面よ、悪かったわね〜!!」
って馬みたいな形相で怒ってるシーンがあったなw
>846
当時の感覚は今とは違うんだろうと思っても
それでもこの歌やっぱり違和感、だよねえ?
849 :
花と名無しさん:2006/08/01(火) 13:02:01 ID:DEcxIcnmO
平安時代には、顔を見られること=性器を見られること
並みに恥ずかしかったらしい。
だから目交わいで性交の意味になる。
古事記や日本書紀をみるかぎり、
飛鳥時代はもっと性に対しておおらかだったはずだけど
飛鳥時代てそんな大げさじゃないよね。
額田大王が「大海人に嫁いで十市皇女を生んでその後天智の後宮に入った」
とか一つ間違えば女性週刊誌っぽい記事が堂々と公式文書に残ってるくらいだし。
確かに古事記はおおらか(すぎるくらい)なんだよね。。
>>840 ヤマトタケルの話をベースにしてるのも、
元ねたがわからないやつが読んだら本気にしちゃうんだろうな。
低能淫乱老婆里中まちこ
里中さんが描いたクレオパトラ(公式サイトにあるイラストではなく、漫画の方)って、
額田並にちっとも老けない。
クレオパトラって39だか40前に自害しているから老けないでしょうな
今の時代40代なんてきれいなひとはきれいだから。
額田は……
クレオパトラは確かシーザーをものにしたときは10代じゃなかったっけ
シーザーの死後アントニウスと出来た時は30代の女盛り、自害して果てたのは39歳。
真珠を酢にとかした美容ドリンク飲んだり牛乳風呂につかって美容に励んでたようだから綺麗だったのでは?
つーか、見た目おばさんのクレオパトラって他の漫画でも目にしたことないよ。
857 :
花と名無しさん:2006/08/03(木) 20:37:44 ID:H5yMhS9NO
シーザー話でひとつ
私はヅカファンなんですが…
「暁のローマ」で、カエサルの正妻カルプルニアが
不吉な夢を見て夫を引き止めようとするが
「あなたの予感は甘えたい気持ちに過ぎない。
それは今夜満たそう」
…でカエサルはブルータスに暗殺されてしまう。
って、高市&御名部っぽくないですか?
今日観てきて、すごくそう思った。
ヅカヲタハケーン(・∀・)!!
>857
キラキラ度と誠実度がかなーーーーり違いましたよww
色キチガイ アホ里中満コ
860 :
857:2006/08/04(金) 21:14:18 ID:Aff50cknO
今日里中先生の「クレオパトラ」も読んだ。
オクタウィアヌスはクレオパトラをつっぱねたと言う説があるので
ラストが微妙だが、宝塚より面白いと思う。
ただ娘役メインで、相手役が最低2人(シーザーとオクタウィアヌスは二役)だから無理だろうな
>>858 まあね。
今夜って言ったのに…
色キチガイ アホ里中満コ
>860 オクタウィアヌスはクレオパトラをつっぱねたと言う説があるので
手塚治虫のアニメ「クレオパトラ」ではオクタヴィアヌスがオカマになってた
クレオパトラがそばによるとイヤッ女ッ触らないでー!なんて言って
あんまりじゃないかと思った
863 :
花と名無しさん:2006/08/05(土) 11:32:42 ID:ITvHUV+k0
>>862 オクタヴィアヌスがオカマかどうかはともかく
シーザーとはやることやってたはず(史実)。
オクタヴィアヌスはシーザーの姪の息子で後に養子になる。
女嫌いかどうかは知らないけど少年時代はシーザーの稚児だったのは史実。
当時のローマでは大人の男が少年を愛するのは自然とされていた。
NHK大河の話題でひとつ
再来年は「篤姫」をやることになったそう。
私としてはむしろ「讃良」をとりあげてほしかった。
(NHK大河が「古代」をテーマにとりあげること
自体、たいへん望み薄なのだが・・・)
もし仮に里中版「篤姫」が実現するとしたら
それはどんな感じだろうか? とても興味ある。
頭でっかちの低能無学
里中淫乱まちこ
讃良のような篤姫・・・・・・
菅野はそんな感じだったな。
このスレ発見してすごいショック
天虹ってまだ終わってなかったんだ・・・
>>867 私も菅野見てそう思った。大河では誰が篤姫やるんだろ?
天虹を大河にして里中先生に脚本書いてもらいたい。
「未完の大作、大河ドラマでついに完結!」とかいって
ドラマならイヤでも書かなきゃいけないからね。で、ドラマ終了後にコミックスの結末を描いて、めでたく劇終。
でも、大河と漫画では違う結末を考えていますとかおっしゃったりして・・・
どらまと
どっちかっていうと、里中作品は大河ドラマより、朝の連続テレビ小説の方があいそうな気がする。
「あすなろ坂」とか「あした輝く」とか。
あすなろ坂は出来ると思う>朝の連ドラ
海のオーロラはダメだなw
淫乱病″
オナニー患者里中オーロラ満智子
「あした輝く」は妹が憎たらしい
>>873 未来だっけ?
出来のいい姉へのコンプレックスもあって子供の頃はちょっとわがままだったけど。
でも、大人になるにつれて素直なかわいい子になってったような。
あすなろ坂ってわりとオムニバス的な作りになってたのに
8巻と9巻の間だけなんであんな終わり方なんだ・・・
もう10数年くらい前の事だが
1〜8巻はわりとすんなり集まったのに9巻を捜し求めて何年
古本屋を探し回った事だろうか(今ならネトオクとかあるけど)
そして忘れた頃にやっと見つかったあの時はうれしかった!!
しかしそれから2〜3年後文庫化・・・・・・
何でもっと早くしてくれなかったんだ
運が悪かったとしか思えないがこちとら10年は探したぞ
>「天ゆく月船(長岡さん)」の氷高皇女→不比等話
実際の元正天皇も妹を死に追いやった藤原氏を許さないと思うから、
あれは確かにやり過ぎ。
でも、亡くなる直前の持統天皇は、
大津を死刑にしたことに対して自分を責めながらも
「夫にとって草壁は多くの皇子達の一人に過ぎなくても、私にはただ一人の愛し子だった。
草壁以外の者に浄御原の朝廷を譲ることなどどうしてできよう。
どのように世の人々の指弾を浴びようと後悔はしない。」(長くて失礼)
と最期の直前まで意志が強い持統だけはとても良かったと思う。
夏休みでヒマなもんで、「マンガ・ギリシア神話」一気読みしてしまった。
久々に読み直したらなかなか面白くてついでに「オペラ」の方も読んだけど、「ニーベルング」以外はイマイチ。
>>876 「天ゆく月船(長岡さん)」は、ラストが吉備と長屋が死ぬ前で終わりじゃなかった?
大人びた少女が同年代の男の子より年上のおっさんに惹かれるってのは
まあある話だな、と思ってた。長岡さんの不比等贔屓は同意だけどw。
別の話で、元明天皇(あへ)が譲位し30代の氷高が即位することに触れたのが
あったけど、あの時点で氷高は藤原氏に対してどう思ってたのか気になる。
元明天皇も皇統が藤の蔦にからめとられないように云々の台詞が印象的だった。
長岡さん話になって悪いけど、私は天虹を読む前の持統天皇のイメージが
>>876さんの下半分の台詞のような、「この浄御原宮は夫と自分で作ったんだから
私たちの唯一の子の草壁(とその直系)以外が継ぐのは許せない」だったから、
どうも天虹のさらら様はうそ臭っぽさが感じられて仕方ない。
高市のことにしろかる立太子にしろ。愛が愛がいうのは、里中さんだから仕方ない。
「愛」という観念自体、近代のシロモノだから、これを連発する
里中さんは歴史モノには向かないよなー
昔みたいに現代を舞台にして、思う存分「愛」賛歌を唄って欲しい。
880 :
花と名無しさん:2006/08/11(金) 13:13:03 ID:LqAejj1o0
新刊まだ〜?
>878 長屋と吉備
あれ?そうだったんですか?
私は文庫本で読んだのですが(夢の奥城と一緒についていて)、
そっちの方は持統が亡くなるところでお終いでした。
新刊は出しますと言っていた水主皇女が楽しみ。
でも、名前だけの紹介になりそうな予感も…。
>>881 「持統が亡くなるところ」=「長屋と吉備が死ぬ前」ということだと思う。
長岡さんの「氷高がファザコンぎみな姫君」設定には萌えたけれど、
発表当時から「無理ありすぎ」と感じた。
長岡さんが氷高のその後を殆ど描かなかったのは、折しも長屋王家の木簡
発掘の時期と重なり、これ以上描くと設定が破綻すると思ったからかも。
余談だけど、里中さん版の長屋・吉備の馬鹿ップルぶりは癒される。
884 :
花と名無しさん:2006/08/11(金) 13:36:29 ID:YLjN/Tz40
私も長岡さんを先に読んでから、天虹読んだので結構違和感があります。
不比等の描かれ方はまあともかく、天智帝の描かれ方がショックでした。
間人皇女との性的関係があったのは両者一緒だけど、天虹のは生々しくて
ちょっと引きました。
でも、大友皇子のあまりの違いが最大のショックだった…
今、天虹読み返してもあの大友皇子を見たくないので、壬申の乱以降しか
読まないようにしてます(-_-;)
私はあの年齢で人間的に完成されてる長岡版大友の方がリアリティなくて違和感あったな。
欠点多いけど、少しずつ成長していく里中版の方が好きだった。
先に「天上の虹」読んだせいかもしれないけど。
数十年前と今の成人式の映像を比較すると、昔は驚くほどみな若いのに大人だったしなあ。
長岡版大友は里中版ほどプライベートを描いていなかった記憶があるから余計に
そう感じるのかもしれない。
あと、よくもわるくも里中版のキャラって現代人ぽいかおりが強いから、そこに
違和感を感じるとどうしようもない。
里中先生は人間のドロドロした部分を徹底的に描きたいんだと思う。
そこが彼女の魅力だし、現代物ではその点は成功してるよね。
でも、天虹ではキャラがあまりにもステレオタイプ。持統がレディコミに出てくる
サラリーマンの妻みたいに愛情クレクレ厨でいいのか?
もっと時代の空気をまとった威厳と神秘性にあふれた女帝を描いて欲しかった。
古代人も現代人と同じようなことで悩んでるのよ。とわざと親近感が沸くようなキャラ
設定にしたのかも知れないけれど、それは古代と現代の差異を明確に描ききってこそ活きるものじゃないのかと。
長岡先生は『死者の書』にインスパイアされた人だけあって、古代を感じさせてくれる。
生意気書いちゃいましたが、天虹も里中先生も好きです。応援してます。
死者の書か〜何年か前に呼んだけど、いみよくわかんなかったな。
死んだ大津(?)の回想でなぜか耳面刀自に執着していて…てこと
がわかりにくくて。
誰か呼んだひと解説よろ。
>サラリーマンの妻みたいに
古代日本人どころか、「マンガギリシア神話」では女神までそんなノリだった。
「あとでうちへ来て 大丈夫ようちの人は出張だから」
↑
夫ヘパイストスの留守中に愛人のアレスを誘うアプロディテのセリフ。
あんたは夫の同僚誘惑するヒマな専業主婦か、と思わず突っ込みたくなったw
さいごに読んだのが、4.5年前だから大雑把だが、
大津が処刑寸前に女の泣き声を聞き、それを耳面刀自の声と認識する。
ここは、何で彼女なんだか良く分からん、折口が山辺あたりと間違えるわけがないし。
近江の宮廷で子供の頃に会った事があるのか、大友敗走後逢ったことがあるのか……。
確か大津が、一目ぼれしてるんだよね。
実際の年齢的には、恐らく大津の10歳前後上と思われるんだが。
50年後、耳面刀自の縁者に当たる藤原南家の姫(中将姫)が神隠しに合い、
魂呼ばいで覚醒した大津が姫を刀自と見なして執着する。
大津に関してはこんな感じだったかと。
発想としては
大津を浄化する>浄化に中将姫伝説を使う>中将姫を藤原南家の姫と設定>姫と大津の結びつきとして親戚に当たる耳面刀自を使う
こんな感じだったのではないかなーー。
891 :
890:2006/08/12(土) 15:02:32 ID:???0
あ、
>>890は
>>888へのレスね。
「死者の書」は、折口がかなり意図的に茫漠とした雰囲気を出そうとしているので、100%これが正解って解釈はなさそうな気がする。
当然作者の頭の中には正解があったんだろうけど……。
892 :
888:2006/08/12(土) 22:18:28 ID:???0
>>890 おお解説dクス!
折口は私の高校の先生もやっていたらしいから好奇心で読んだけど
やっぱりあのもやもや感は意図していたのか…
もう一度読みたいけど売っていないんだよね…
たしか折口自身が飛鳥坐神社かどこかの出自で少年スキーの人だっけ?
複雑だからはっきりした答えはないのかもしれないね。
死者の書はネット(青空文庫だったかな?)で読んだことがあるよ
面白いの?文体や内容は難しい
筋追えるとかそういう話じゃないし「なんだこれ?」な
人が大半じゃないかな死者の書。
古代的な雰囲気かどうかよくわからないけど独特ではある。
896 :
881:2006/08/15(火) 12:33:36 ID:SbScydiv0
>>883 「持統が亡くなるところ」=「長屋と吉備が死ぬ前」
あ〜なるほど!
それで納得しました。ご助言ありがとうございます。
897 :
花と名無しさん:2006/08/15(火) 19:44:24 ID:QSMCVMhb0
耳面刀自って史実では、どうなるんでしょうか?
大友との間に壱志姫王という子供があるらしい。
『本朝皇胤紹運録』に「従四下。母大織冠女、耳面刀自」と出てくる。
ところで壱師と書けば古代語で彼岸花のことなんだけど彼女の名前と関係あるのかな?
899 :
花と名無しさん:2006/08/15(火) 22:26:17 ID:oOe45mjmO
んなこと言ったら高市にも娘がいる。
鈴鹿王が御名部の子かどうかも曖昧。
女は官位のある男より記録が残らないからね…
(σ・Д・)σ900ゲッツ!!
大学の講義で憲法のビデオを見たんだがそれにこの人が出てきた
表現の自由について語ってた
902 :
花と名無しさん:2006/08/16(水) 11:29:33 ID:9ezBm0xv0
長岡さんの建皇子って天智と間人の間にできた子という描き方してたけど、
夢の奥城で遠智が亡くなるときは「男児を生んで…」となっている。
結局建は誰の子なんだろう?
>902
史実ではたしかに建皇子は遠智媛出生になってる
口がきけない皇子で夭逝してしまった。
でも遠智の子って太田・鵜野讃良・建で
さらに夭逝した子がいるらしい記録があって
それが建と同一人物かどうかはわからないらしいんだよ。
書紀に出てくる建のエピソード、やたら詳しくて不思議な感じがする。
夭折しました、としか書かれてない皇子の方が多いのにさ。
皇極=斉明天皇が溺愛してて、一緒のお墓に入ってるし、あれ、たしか間人も合葬・・・
その辺のエピから創作したのが、長岡さんの間人=建の生母って設定なんだよね。
中大兄の残虐な政治姿勢に対する報いで息子に不幸が及んだと。
書紀はそんな風に書きたかったんだろうね。
905 :
花と名無しさん:2006/08/17(木) 20:16:45 ID:z7wbor9h0
天虹でもたしか斉明天皇が天智帝に
「建はとても賢くていい子なのに、口が利けないのはお前が
残虐だからです!」
みたいな事言ってたね。
まあ、実際には近親結婚を繰り返した結果だろうなあ。
古代の天皇の息子で他にも子どもの時、しゃべれなかった皇子のエピソードがあるし。
誉津別命(ほむつわけのみこと、本牟智和気御子)じたい
健のエピソードから作られた皇子とかいっている人もいたっけ。
908 :
花と名無しさん:2006/08/18(金) 13:05:04 ID:oTb3gzsw0
源氏物語で桐壺帝が嫌いだったように、天武もあんまり好きじゃない。
>>905 あったあった。最初の方だったっけ?
>>906 だろうね。平安以降も若死にしている天皇の多いこと多いこと…
910 :
902:2006/08/18(金) 13:08:42 ID:???0
>>903〜907
詳しい情報サンクス
911 :
902 :2006/08/18(金) 13:11:54 ID:???0
おっと、時間が重なってしまった(^^;)
909もサンクス。
長岡版の建は遠智(造媛)の生んだ男児がすぐ死んだかなんかで
同じころ間人が密かに生んだ子と取替えたのではと勝手に想像してた
本当はどういう設定なんだろう
>>904 合葬の話は気がつかなかったなあ
普通は天智天皇が大事な妹を母に託して一緒に葬ったとされるけど
長岡さんの設定だと生前はわが子と呼ぶこともかなわかった息子と
せめて死後は一緒にしてやったということか。なるほど
913 :
花と名無しさん:2006/08/23(水) 20:21:37 ID:8IbGx2760
長岡作品は出生の秘密についての設定があれこれ出てきてその辺もちょっと食傷ぎみだった。
「天上の虹」では公式な史実と違うのって吉備くらいだっけ?
でも、「長屋王残照記」だと吉備は阿閇の娘の設定になってるし。
でないと長屋王の息子は「皇孫」にならないし。
なんで母親を違う設定に変えちゃったんだろ?
前々から思っていたんだけど、ここで聞いちゃ悪いかと思って
遠慮していたんだけど長岡さんの専用スレたてる?
スレ立てしたことないし今の時期どうかなあ…とも思っているんだけど
ここ読んでいる人多そうだから。
915 :
花と名無しさん:2006/08/23(水) 20:31:41 ID:ToM2s6WH0
里中版が公式に忠実と仮定すれば、長岡版は噂や裏話を
織り込んでる感じかな。
この時代、生まれはかなり重要なものだったから、出生の
謎みたいな話は結構面白いと思った。大友皇子の悲劇も出生
が元だし。
>>914 前に長岡さんスレあったような記憶が…なくなっちゃったのかな?
宮子養女説なんてあったんだ…。
最近読んだ本には「宮子の母親の賀茂姫は葛城氏。当時は生まれた皇子・女皇は
母方の実家で育てられるのが習慣だったから、首皇子を葛城氏的考えに育てられては
後々困る、という不比等の思惑で、宮子は首皇子から隔離された」という説が書いてあったよ。
長岡さんのスレ確かすぐ落ちちゃったと思うんだよね。
誰かが時代物マンガのスレで聞いていた。
ここで長岡さんの話の引き合いが多いのは
あまりに里中さんの新刊が少なく話題に事欠いているせいだよねえ…
920 :
花と名無しさん:2006/08/24(木) 01:38:10 ID:ibSwZeGDO
913
そうか。皇孫にはならないね。
公式サイトの説明に納得してたけど…
やっぱり不自然だ
長岡さんという人の漫画全然見たことないので、
できれば、あまり話題にのせないでホスイ
天虹の時代を描いてる漫画自体が少ないから、比較するにも
多少、長岡さん話が出ても仕方ない。
同時代を扱った他の作品との比較話が出るのは
時代物の宿命だと思うけど、あまり長岡さんの作品ばかりが
話題にのぼるようなら別スレ立てた方がいいかもね
自分も長岡作品を読んでるからついつい乗ってしまうけど
知らない人には迷惑だと思うから
それはともかく、吉備の出生の秘密もそうだけど、間人の即位、
十市の自殺、珂瑠と紀の結婚といったエピソードを見てると
里中さんが公式に忠実とは思わないなあ
磯城が大津の事件で皇子の身分を剥奪されるのも独自の設定だし
吉備の生まれ、軽と紀、磯城等々は独自と言うより
他の学者とかの説を取り入れていると思う。
指摘してもなぜか里中さんは明言しないけど。
私も長岡さんのことちょこちょこ書いてる・・・
不愉快になった方、ごめんなさい。
変なたとえだけど、三国志演義を語る時に「正史では」というフレーズが頻繁に出てくる
ように、天虹を語る上で長岡良子さんの古代幻想ロマンシリーズとの対比は避けて通れない
気がするの。一種のものさしというか・・・
書紀の記述やいろんな作家さん・学者の解釈が出てくるのとおなじように長岡作品も出てくる
と思えばどうかな。
だから、スレ違いとすぐ批判が出たりせずに長岡作品についても語れるこのスレの今の雰囲気は
とても良いと思います。
長岡さんのスレ立ててもまたすぐ落ちちゃうかも・・・なので、長岡マンガについてのみ
熱く語りたいときは時代マンガスレの方にカキコすればいいんじゃないかな?
926 :
914:2006/08/25(金) 02:03:43 ID:???0
いろいろみんなスレありがとう。
長岡さんのスレあったのは知らなかったよ…落ちちゃったのか。
私としてはスレ違い回避じゃなくて、もっと積極的に他の作品とか
語りたい人もいるかな〜と思って軽く聞いたのが理由でした。
う〜ん…考えたんだけどとりあえず今回はスレ立て見送るよ。
もし立てたい!て人がいたなら私は応援カキコいきますがw
なんか余計なこといってスレかき乱しただけになったみたいでごめんよ。
ずっとロムていましたが、自分はここで長岡さんの作品を知りました。
結論が出た後ですが、自分もある程度は、
他の人の作品が引き合いに出されるは、いい事だと思います。
最初、自分は里中マンセーだったんですが、
他にも色々な考えが、あるんだなと思いました。
インテリ気取ってても実は馬鹿さとなかまんこ
>>長岡さんの話題ばかり
天虹の話題をしたくても、新刊がなかなかでないから、ネタ切れに…
長岡さんのマンガも出版されてから随分経ってるけどねw
931 :
花と名無しさん:2006/08/25(金) 21:59:53 ID:lEkh4P8B0
結構経ってるけど、数が多いから話には出やすいわな
わたしは忍壁が大宝律令制定の総裁になって「刑部」と表記
されるほどの法の番人にでもなっていくのか気になる…
長岡さんの場合は不比等達にまかせっきりで(実際これがちかいんだろう)
熱い熱いといいながら去っていく姿が書かれていたけどw
新巻が出ない理由で、宮子の発狂の描き方で悩み中という話も出てきたけれど。
確かに難しいだろうなあ。
しかも治療法が怪しい坊さんの術?(妙な儀式?)だからなあ。
934 :
花と名無しさん:2006/08/27(日) 18:38:31 ID:9rzwHWkI0
<その他の里中作品の話題も可。
ということなので質問させてください。
大昔「アップルマーチ」という作品全2巻があったんですよ。
もらったんですけど1巻しかなくて…
最終回ってどうなったかご存知ないでしょうか?
よくある里中作品の読みきりみたいにくらーい感じで終ったんでしょうか…?
このあいだBSで似たような映画をやってて無償に気になったんです。
936 :
花と名無しさん:2006/08/28(月) 21:45:12 ID:NEQT20j70
>>933 治療シーンは清原なつの並に、さらっと済ましてしまえば
済むのでは?
どっちにしても、連載がまだ続いてたら、そんな事言って
られなかっただろうに。
937 :
花と名無しさん:2006/08/28(月) 22:03:50 ID:1iAdDdz50
>935
もーちょっと具体的に教えていただけるとアリガタイっす
マギーは分かるけどメイは誰かとくっついたの?
パパは再婚しちゃったの?
>>936 清原版宮子ですかw
普通に「出産前後に鬱になった」でいいような気がするけれど。
時には歴史書通りの展開で、オリジナリティを出す為に無理にこじつけなくても
読者はついていくと思うけれどもね。
まぁやたらしっかり姉ちゃんというキャラ付けしちゃったからなー>里中宮子
妊娠したらしっかり体守って立派な皇子産みます!!ってとても狂いそうにない・・・
その点長岡宮子はすんなり行きましたね
妊娠してる間にほかの女性が側室になって身ごもった。
マタニティーブルーに加え、かるへの不信感も加わって真性鬱になったってとこでは?
「長屋王残照記」や「女帝の日記」では統合失調症って感じじゃないし。
長岡宮子は…あれ…首(聖武じゃなくて)の虜になったってことか?
>>940 軽が紀ぃと上手くセックスできるように、宮子で練習したような描写なかったっけ?
それすらも耐えた宮子ちゃんだからなぁ
なんか不憫になってきたorz
正妃との本番前に側室で練習って設定、里中さん好きなのかな。
「アトンの娘」でもツタンカーメンが同じことやってた。
>>943 好きっていうか、一夫多妻が認められていたころはよくあったんじゃ?
飛鳥時代は知らないけど平安後期の院政時代以降は
皇族が「乳母で初体験をして形式的な初体験の相手である添臥の姫(大抵そのまま女御とかになる)を迎える」
というのが多かったそうな。高倉天皇は乳母に子を産ませているし
後深草院は亡き乳母との経験が忘れられずにその娘を召して
彼女の体験談が「とはずがたり」になった。
セックス下手糞漫画家
性欲はちきれ馬鹿物漫画家
長岡版宮子は入内前、首を見てちょっとおかしくなった事が
あったけど、入内後は機嫌よく帝に可愛がられていたよね?
いつおかしくなったかちゃんと描いてなかったような気がする。
>>947 長岡宮子は首との遭遇の後、「葛城の神に仕えたい!巫女になりたい!」
と不比等に懇願したけどスルーされたんだよね。
首とまゆりが昇って行くのを見て発狂しちゃったような記憶が…。
あれって入内して里帰りしていた時の事件だったのかな?と勝手に想像してる自分。
入内前じゃなかったっけ?
うーん、長岡版宮子もよく分からないな
「夜の虹」で首を見ておかしくなったのは
衣装と髪型からして入内前のはず
でも「眉月の誓い」では普通に入内して帝ともうまく行っていて
やがて妊娠してめでたい、というところで終わってた
「天離る月星」によると妊娠中におかしくなって、
神の子を産むなどと口走っていたとかなんとか
951 :
花と名無しさん:2006/09/02(土) 00:22:44 ID:K6KDyOnzO
里中先生が遅れている理由
・皇子をいつ親王に変えるか
・宮子の話を長屋&女帝にどうつなげるか
で悩んでるんだと思う。
ところで、皇室特番で愛子様が女帝になったら〜とかやってたけど安直すぎ。
これまで未亡人か生涯独身しかいないわけで
それは現代においては幸福と程遠いし、
天皇の務めがどれほど大変か想像も出来ない無責任な話だと思う。
新宮様が男子じゃないなら、旧宮家の人に皇位は任せて
内親王・女王様方には民間で幸せになって欲しい…
今度「ブッダ」を描くとかいう話だから、その準備で遅れてるのかも。
今まで遅れてたのは「ギリシア神話」や「オペラ」にかかり切りだったからだろうし。
ひとつの連載を終われないのなら他の仕事に
手出さなきゃいいのにと思うのですが
宮子もだけど
氷高と新田部の破局理由も難しそう
一年〜半年前あれほどすったもんだしたのに、
まだ女帝がどうのやってたんだ。
自分たちの都合のいい部分だけひっぱってくるから
(過去女性の天皇はいた!結婚したことのある女帝もいた!
女帝の子供が天皇になってる!←詭弁)非常にムカつく。
そもそも敬宮がまっすぐ立ってお辞儀したところ見たことないんだけど。
独身のまま即位した氷高や阿部や最後の女帝・後桜町天皇のことを考えると、
本当にはるか昔から多くの人たちの努力によって現在の天皇家が
あるんだと思わされる。
阿部が無理やり夫を迎えてしまっていたら、日本の歴史は大きく変わっただろうな。
それがよいことだったかどうかはおいといて。
大して変わらんだろ。古代の皇女の夫・皇子の正妃は皇族じゃなきゃ駄目だったんだから
個人的には、皇太子一家は嫌い(皇族の中でも1番むかづく。)だから、
愛子が、女帝になって好きな男と結婚出来なくても別にいいけど。
問題は、愛子の後釜だけど、秋篠宮の所が男子だったらいいんだけど。
宮子の狂気がいずれ描くべきエピソードってのは
最初から分かってたはずなんだけど、
里中さんはそのへん予定立ててなかったのかなあ
いや、「長屋王残照記」や「女帝の手記」を見るとその辺はあんまり重要視してなさそうな感じがする。
というか、その二作の描き方だと、狂気というより、「鬱的ひきこもり」みたいな印象だし。
>>955 元明の子の元正が即位しているのだから、確かに「女帝の子が女帝として即位した」
この事実は誰も否定出来ない。
ただし、元正は元明即位前に産まれた子で、元明自身が草壁の妃、
そして文武の生母である事以外で、皇位を嗣ぐ正当な理由がない点が
詭弁と言われたら詭弁になるかも。
さっさと完結させず、他の作品に手を出す里中さんの現実逃避ぶりに苦笑。
もしかしたら、里中さん、正直なところ、連載開始の頃ほどの興味は持統天皇から失せて、他に興味が移ってるんじゃないの?
もう20年以上経ってるわけだし。
形だけでも継続してるのは作者としての義務感からなのかも。
それにしても掲載雑誌が廃刊にならなければなあ…。
阿閇と吉備の関係もそうなんだけど、
残照記が天虹のかなり前に描かれた作品で
その頃とは設定が変化したというならともかく
同時進行でなんでこう矛盾が出るんだろ
讃良ちゃんの人生だけにスポットを当てて、ちゃっちゃと一代記に仕上げてしまえばね。
当初の路線どおり。
いろいろ手を広げすぎて、作品にまとまりがなくなってきてるよね。
>>961 それは「ミミ・エクセレント」のこと?
「エクセレント」に天上の虹とあさきゆめみしが連載されてるときは
すごい良質の季刊誌だなぁと毎号楽しみだった
雑誌に連載されてた時の方が絵も丁寧で良かったな
人間いつでも出来ると思ったら、後回しにしがちだもんなぁ
>>963 そうだ、あの頃はまだ「あさきゆめみし」も続いてたんだ…
遙か昔に完結して、大和さんもすっかり「源氏物語」の世界からは離れちゃってるしなあ。
>952
ブッダ!? そういや讃良が仏教の教えを受けてたな
手塚御大のブッダはまず超えられない
神坂美智子のはよかった
また女がどーの言うんだろうか ドロドロと…
ヤソーダラ姫あたりが「愛に生きるの」とか自己陶酔かな?
969 :
967:2006/09/02(土) 23:44:03 ID:???0
>神坂美智子
神坂智子の間違いでした☆
>>696 「シルクロードシリーズ」のやつね。
あれは義理の母親が実話と違ってシッタールダを継子として憎む設定が個人的には受け入れられなかったな。
ブッダをあつかったマンガなら、瀬戸内寂聴原作・水野英子画「ブッダと女の物語」もいいよ。
人麻呂顔のダイバダッタが出てきたりして…
>>970 私は逆に子どもを持ってから、義母の苦悩が分かったような気がした。
出来の悪い実の子と、名高い姉の忘れ形見の子、
どちらも広い母心で平等に愛せるか?と問われたら、かなり疑問。
>>965 里中先生に聞いて欲しい言葉だわ。
>964
そうだね。
それにしても、休載して前より面白くなったとか絵が良くなったケースってあまり聞かないな。
締切りがあってギリギリでやるよりゆとりもって好きに描けるほうが何かよさそうだけど、
やはり連載で定期的に描いてないと絵も多少変化しちゃうし
ストーリーの波というかリズムみたいなものも変わっちゃうんだろうな。
大和さんに「あさきゆめみし」の源氏が須磨に流される前後の頃の絵で
もう一度「天の果て地の限り」書いて欲しいなあ…
あ もちろん、天パ中大兄やら金髪鎌足はなしでw
>>天の果て地の限り
確かにあの金髪鎌足はビックリしたなあw
私はチョイ役だった讃良をもう一度見たいです。
主人公である額田に「大海人様は決して渡さない!」と言った讃良が忘れられませんw
同じくチョイ役だけど間人は「天の果て地の限り」のが一番好き
他の作品だと相思相愛にせよ片思いにせよ中大兄を
男として慕っている設定が多いけどどうもなじめない
「天の果て地の限り」って原作は井上靖の「額田王」でしょ。
どこにも井上靖の名前が出てなかったけど。
初めて読んだとき、すでに「額田王」読んだ後だったんですごいデジャヴを感じてしまった。
うん、あれは井上原作だよね。
でも井上靖の名は確かに出ていない。
中大兄はあのまま額田を追っていても逃げたければ逃げればいい
というような余裕のある態度の男だよね。
ただ大海人は井上氏のほうはもっとごつくて気性の激しい男に
書かれているのに比べ、大和さんのは優男で美形。
里中先生には悪いけど、天の果て〜の大海人の方がかっこいい
中大兄ファンの私もあの大海人は好き。「額田は恋を知っておろかになった〜」
の台詞もめちゃよかった。
でも、あれは短編でこそ、井上靖をベースに少女漫画エッセンスを加えたからこその
名作だよね。どんな名作家でも本当に飛鳥〜奈良時代、もしくは特定の人物に激しい
思い入れがないと、長編は描けない。
里中先生は多趣味過ぎてその情熱が続かなかったんだろうな・・・
>>980 そうか?
正直あの頃の大和さんの絵って私にはインパクト薄くて、額田と卯野(「天上」でいう讃良ね)と鎌足以外印象に残ってない。
(鎌足はやっぱあの金髪のせいだな)
どっちかが白抜きの後ろで結んだ長髪でどっちかがウェーブのかかった黒髪の長髪だったような気もするんだけど。
どっちがどっちだっけ?
>976
大和作品でもよく読むと間人が額田と白いキジを見に行くコマで
「いくら愛する兄大兄のためとはいえ…」と語ってるんだよね。
>981
ヘビメタ風カーリー長髪が中大兄で
白抜き(というか線画の)結び髪が大海人
讃良は額田に宣言したとき女ながらにミズラを結っていたのが印象的だった。
あのヘビメタ中大兄と大海人…同時期ぐらいにやっていた「ライオンたちの丘?」
とかに出ていた敵対していく親友同士ジェットとサムエルとかにそっくり
だったことを懐かしく思い出しました。(すごいうろ覚えだw)
興味本位でロングヘアーマガジン見たら、髪長姫の話が詳しく載ってた。
この伝説の姫はダイレクトに宮子の事なんだね。
気が触れた事に繋がる言い伝えまであってびっくり!