☆OLミカの一日　2009☆

あたしミカ。春色ファンデの二十四歳・ＯＬ。

いよいよ出勤である。
今日も痴漢が心配だが、猫の写真集を見て元気をもらう。

最近、低インシュリンダイエットを始めた。苦しい思いをしなくても痩せられるらしい。
去年からの納豆ダイエットも引き続き行って、体型を維持する努力を怠らない。


健康的な一本グソをひりだし、シャネルの香水を浴び、鏡に向かって「頑張れ自分！」。いよいよ出発だ。

とりあえず2マンズリ。

どうして・・どうして昨日書き込みしたばかりのスレが落ちるのよ！！

出勤途中はらわたが煮え繰りながら、ドスドスと音を立てて歩くミカ。

途中女子高生とぶつかる。
「ワレ、どこ見てんねん！」女子高生にガンを飛ばす。

「こっわ〜い、何あのオバサン」と言う女子高生にケリを一発入れ、駅へ急ぐ。

ついでに登場人物おさらいよ！

（東京）
ミカ
ユカ（前の会社の同僚）
クロエ（同上）
ピエール（クロエの彼氏）
タカシ（ミカの元彼）

誠課長（ミカの上司）
レオナ（オネエ、ミカの一応上司ｗ）
ガチムチ君（同僚、レオナの彼氏）


（孤島）
俊貴（ミカの兄、オネエ漁船団のリーダー）
由利江（ミカの母、孤島で唯一まともな人物）
カヤ子（妖怪、ミカの祖母）
ツヤ子（妖怪、ミカの大叔母、ついでに孤島唯一の高校校長）

（その他の登場人物）
村田（駐在さん、カヤ子の天敵）
幸太 （オネエ漁船団メンバー）
純太 （オネエ漁船団メンバー）
錯乱坊 （変態）
熱海（孤島に赴任してきた新人高校教師）

番外
とぼちん（ウンコネタ大好きな北海道人）

電車通勤。いつものあたしは憂鬱だ。
ネットによると、どうも女性専用車両はブス専用らしいのである。なのであたしみたいなモテ系の子は、
通常車両に乗らなくてはいけないらしい。「私は特にどこでもいいです」だ。


しかし困ったことが一つだけある。「チカン」だ。あたしは外見のせいかよく痴漢に遭う。
本当に女性の敵！許せない！


そう。まだ前スレが落ちたことに対して腹の虫が収まらないのだ。

タイミング良く手を出してきたチカンの手に安全ピンを思いっきり突き刺す。
それも1度じゃなく2度3度。

あたしってSの気があるのかしら？
そう思いながら、痛さに顔がゆがんでいるチカンの顔を見てニヤリと笑う。

退屈な時間。
午前の仕事をちゃっちゃっと終わらす。

待ちに待ったランチタイムだ。
今日はスープストックトーキョーに行こうと思う。

ちょっと！１年経ったんだから２５にしてやんなさいよ！

あら、OLはサバを読むのが当たり前だから
年齢は24のままでいいのよ。ね？
レオナの方を振り向く。

「そうよ！あたしだって永遠の35歳だもん、ね？ミカ」
スープストックのスパイシーなスープを飲みながら答えるレオナ。

レオナの口元が赤に染まっていて、まるでオバQのようだ。

ついでに、スープストックのナプキンを何枚かパクる。
ウンスジ防止用に使うのだ。

デキルOLはこういうことも怠らないのよ！
店を出るミカであるが、まだストッキングがスカートに引っかかっていることを知らない。

会社に戻る。
あたしの故郷、孤島のグッズがそこそこ売れて
会社も儲かっているらしい。

誠課長も左団扇状態だ。

とりあえずお約束のトイレでマンズリ

フジコママを忘れてるわよ

とぼちん、とぼちん、出てらっしゃい

フランクフルトソーセージでおびき出すミカ

ぐびゃぁ〜ぐえっぐえっ！びびかめーさん、どぼぢんだよ〜
ウンヂ食ってぇ〜！！ごご噛んでぇ〜ぐえっぐえっ！！

あなた・・・本物のとぼちん？

子泣きジジイのようにミカの背中にはりつくどぼぢん。

ちょっとあなた何どぼちんっていうの？気持ち悪いわねどきなさい
早くほらねぇちょっとあんた早くほらどいて
あたしったらさぁこう見えてかんしゃくもちだからハッハハー！

何処からともなく現れた平野レミが
レミパンの様なもので
どぼちんを激しく殴打して全治2ヶ月の重傷を負わせた

どぼぢんは平野レミに押し付けて、会社に戻るミカ。
「あら、もうこんな時間！」
デスクの書類の山はスニッカーズ1個でガチムチに押しつけ、退社。

帰りの電車。
朝と同じくまたチカンだ・・・でも疲れが出てるから、されるがままに・・・・

でもこんなことではイケない！
思いっきり「キャー、チカン！！」と叫びながら
途中の駅でチカンを引きずり出し、駅員に身柄を渡す。

今日もいいことをした。スイーツ（笑）

そしてそれを繰り返すうちに、ついにあたしの周りに人は寄ってこなくなった。
これぞ、デキる女のＡＴフィールド(笑)

そういえば、あたしには黒歴史があった。

初期の頃に出演し、その後忘れ去られた存在になってたフジコママ・・・・
こういうときにドラえもんがいてくれたらと思う。

でも、この場ではそんなことはどうでもいい。
フジコママは、会社行き付けのスナックのママにしておこう。

データは、ミカの脳に強制的にインプットされた。マンズリ（笑）

「さ〜てと金曜の夜よ！今夜は飲むわよ」
ミカを飲みに誘うレオナ

レオナが常連のバーは・・・・

バー　アマゾネス。

会員制 女装サロン併設だ

女装サロン併設ってことは・・・・結局はそのためのバーじゃないのよ！眉間にしわが寄るミカ。

「ちょっとレオナ！女装バーって、あたしは女よ！！」

「大丈夫よ〜〜！ミカみたいな子も楽しめるようになっているんだから！はい、これ」

渡されたのは侍の紋付袴セット。
「時代劇好みのオカマ相手に、ミカのドSぶりを発揮してちょーだい」

チョンまげかつらをかぶり、レオナにバカ殿メークされてしまうミカ。

そして、襖をあけるとそこにはお鈴廊下が！！

すると、そこには浅野ゆう子を真似たと思われる女装カバ男が！！

「何事か？！上様はどこに？？」一応御付の真似をしながら演技するミカ

「大奥総取締、瀧山にございまする」
中年カバ男が顔を上げると、それはレオナだった。

あんたは瀧山じゃなくて
「美味でございますぅ〜」の鷲尾真知子でいいのよ！

レオナを蹴り飛ばすミカ
客席からは拍手喝采

その時ミカの栗に嵌めていた、コックリングが落下。
しかも三つも。すかさず、マジシャンのようなキメのポーズ

すかさず客席からはまたもや拍手の嵐。
なぜか得意気な顔をするミカ。

「お腹様をお連れ致しました・・・」
レオナが連れてきた、着物姿のガチムチだった。
さっそく、帯を引っ張ってくるくる回すミカ。
「アタシ、コレがやってみたかったのよね〜」
「上様！おたわむれを〜！！」
「ハッハッハー！！」

…ハッ…

やだ…私また変な夢見ちゃった…てか良い所だったのに…

隣りには吉野部長が寝息を立ててる。
さっきもらったザーメンが腿を伝うわ…

「やだ！レッドカーペッド観なくちゃ！」
あ…今日日曜だっけ…

リモコン片手に種を漏らしながら呆然とするミカ…

吉野部長って誰？
誠課長の上司かすら？？

・・・・・また夢？・・・・

いや、違うわ！！
隣ではレオナの甲高い高笑いが聞こえる。
酔いつぶれたのね、あたし。

ムクッと起き上がり
「ママ！鏡月ロックでお願い！！」酒は強いミカであった。

気がつくと銀座線溜池山王駅のホームで酔いつぶれてぶっ倒れていたミカ。

そのままホームレスになるミカ。

そろそろこのスレにも登場しなくちゃ、と
全身プラダで決めたカヤ子がヴォーグ歩きでやって来た。
ＢＧＭはコーネリアスで渋谷系。

沖縄に続き
東京男を漁りに六本木に降り立ったカヤ子。

カヤ子ババアをだまして大阪に連れて行き、道頓堀に沈めるミカ。

呪いのカーネルサンダースおじさんとして
道頓堀から引き揚げられるカヤ子

それを馬鹿ボンのコスプレしたユキジが見ていました
やだ何あれ、惨めね

ミミカママミミカママうんちでたよ。

ミミカママミミカママあのねうんとねパショコンの具合が悪くて今まで
うんちメイルできなかったの。今つながったみたいだからまたよろしくね
とぼちんｙ

「さ〜てと金曜の夜よ！今夜は飲むわよ」
ミカを飲みに誘うレオナ

どぼぢんを泡盛のかめに沈めてどぼぢん酒を作るミカ。

股を広げ電車で爆睡するミカ

たまにはハメを外して自分をリセット(笑)

極太チンポには、アゴを外してまで喰らいつくミカ。
むしろ、人生をリセットした方が…。

爆睡するミカの顔に濡れ手ぬぐいを重ねるその人は…

宮崎駿のザーメンを飲むミカ。

しかしそれは夢だった。
現実なのか願望なのかも曖昧なまま
喉を生温いザーメンが通る感触を感じるか感じないかの
境界線の辺りでハッと目が覚めるミカ。

「んぐっんぐぐぐうぐぐ！！！」
息が出来なくて素でビビるミカ。
顔には濡れ手ぬぐいがかかっている。

とぼちん酒は美味しいですか？

新スレになってから、よく夢を見るミカ

ミミカママミミカママとぼちん酒はおいしいですか？

とぼちん酒は何の種類なの？

なんかしりあがり寿のマンガを思い出すわ…

レオナの「週末飲むわよ〜」にずっと付き合っていたミカ。

気がつけば木曜日。明日から3連休だ。
今日も飲みに行くのかしら、あのオカマ？？

今日レオナが酔っ払ったら、由利江譲りのローププレイで虐めちゃおうと企むミカであった

やっと3連休に突入だ。
しかし、今日はあいにくの雨。
暇なのでレオナに電話する。

びへっびへっびへっびえーんえんえんえーんえんえんえんえんびーえんえん
えんえんミミカママが無視したみみかままが無視した。とぼちん酒はおいしい
ですか？

だ・か・ら・ぁ
どぼぢん酒は焼酎なのかポン酒なのかワインなのかはっきりせえよ！

レオナと一緒にどぼぢんを縛って天井から吊るし
ローソク責めをするミカ

ぐひっぐひっみみかねーさんどぼぢんだよ。
どぼぢん酒はね、ぐへっぐへっ、おきなわのあわもりなんだって
ぎょへぎょへうんちいっぱいでたよ！みどりのうんち！！

レオナ行き付けのバーで騒ぎまくり
調子に乗ってバーのママをしばいて宙吊りにさせるミカ
レオナは羽箒でママの身体をあちこち触っている。

おまけにM●Cのタチみたいに「ん？おら？どうだ？」と耳元でフーっと吐息をつくミカ

「あたしもミカっていうんだ」
それがMikaとの出会いだった……

ミミカママミミカママ、とぼちんだよ！鼻毛飛び込みうんちでた。鼻毛飛び込みうんち。

くっだらない‥・。

どぼぢんを糠床につけ込む料理上手なミカ。

そう言うとMikaは立ち去っていった。
奇遇にもミカと同じ名前のMikaであったが
特に名前以外は接点がなかったので
これ以上ミカに関係することはなかった。

いつのまにか料理が上手くなっていたミカ。
実は毎週日曜日は料理教室に通っていた。

ビヘッビヘッミミカママがくだらないってイジメター。エーんえんえーんえんえん。

目が覚めたミカ。
今日は月曜日だ。
一週間で一番憂鬱な日。

とりあえず、早く起きたし。料理を始めるミカ。日本人女性ならやはり朝は白米だ。
べーグルとコーヒー？そんな形だけの朝食では厳しい世間を渡れない。
朝からガッツリがデキル女だ。とりあえず天麩羅を揚げる。



今日のわんこをよそ見中に発火 炎上。

スィーツ！（笑）

濡らしたシーツで包み、無事鎮火。
手前味噌だが博識な私。　
余裕で朝食を頂き、少し横になる。
早起きは、三文の徳だ。全ての行動に余裕が出来る。
二度寝を余裕で楽しんで、出勤。






寝すぎた。

飲んだくれじゃダメだわ。
去年やったホットヨガに代えて、ピラティス教室に通うことにしたミカ

ついでに孤島で染み付いた穢れも
デトックスしてもらうことにしましょｗ

けがれ以前に、パンツはいつも前後、裏表で四回は穿く為、シミ黄ばみ…クサクサプッシーなミカ。
ダウニーでもごまかせない…

ミカ「もうパンティはくのやめた。外もあったかいし。
おマンピからのフェロモンは流れだすがままにするの。
そうしてあたしは白馬の王子様をゲットする。絶対、どんな男だってイチコロ！」　

春の陽気が近づいてきたのか、すこしおかしなミカ。
しかしそれも計算の内。
季節感に敏感な、趣ある女性をさりげなく演出だ。

早速ノーパンのまま外出する。
電車に乗って「ノーパンなわ・た・し」気取りになるが、ほどなくして車内から異臭が・・

「何？この臭い？」

潮の香りがかすかに漂うこの異臭に、ミカは嫌な予感がした。

もちろんそこには赤フン一丁で皺だらけの垂れ乳を晒したカヤ子がいた。

ミカ居眠り中

とぼちんあげ

潮の香りがする電車から降りたミカ。
駅のホームでフリーペーパーをゲット。
ミカが手に取ったのはＬ２５。
流行に敏感なミカ。

ミミカママミミカママ、とぼちんだよ！ヌカ漬けにされたとぼちんは、おいちい
れすか？年度初めうんちでた。年度初めチェルシーうんちがでたよ。

こまめに保守してね。とぼちんに告げるミカ

ミカは危機を感じていた。
新年度になったというのに４つしかレスが付いていないこと。
その半分がとぼちんであること。
まったく退屈な新年度のスタートにがっくりきたミカであった。
「あ〜あ、カッコいい新入社員とかこないかなぁ〜」

ミミカママミミカママ、とぼちんになってるよ。ふだんはどぼぢんって言うのに。
とぼちんがかっこいい新入社員になるからね。うんちたれだけど。

誠課長が課のメンバーを全員集める。
「お〜い、みんな集まってくれ」

（あら、なにかしら…）
レオナとミカは顔を見合わせて不思議顔で課長の元に歩み寄った。
するとそこには真新しいスーツを爽やかにびしっとキメたスーパーイケメンが立っていた。

（だっ、だれ！？このイケメン！ちょーかっこいいんだけど！）
レオナとミカの瞳が俄然輝きだす。

「みんなに紹介しよう。今日からうちの課で働くことになった新人君だ。」

やだ、そのイケメンてあたし？

「違うわよ」
突っ込みを入れるレオナ

「初めまして。慶応大学経済学部出身の青山です。」新人くんが挨拶をした。

「よろしく〜」
久々の上物新人ゲットにアガるレオナとミカ。

「んじゃ、さっそく歓迎会開こっか？」
レオナが提案する。

貴俊うんちでた。

貴俊のうんちをかたすミカ。

しかし青山君は、お昼休憩に出たまま居なくなりそのまま無断欠勤状態になった。
スィーツ！

歓迎会は急遽「お疲れ様会」になってしまい・・・

自棄酒を飲むレオナ。

レオナ、手淫
スイーツw

ぐふっぐふっぐふっ、びえーんえんえんえーんえんえんえーんえんえんえーん
えんえん。オムツ替えてオムツオムツ。ムカデうんちでたムカデうんち。とぼちんより。

とぼちんのオムツを替えるレオナ。
しかし、いつになく元気のないレオナ。

>>96
あんた、つまんない。このスレの質が下がるから二度とこないでちょうだい。

>>97の尿道に「包丁研ぎ棒」をねじり込み激しく抜き差しして差し上げる>>96を見て
怯えるミカ。

会社帰り、池袋エチカに立ち寄るミカ

迷わずコスメショップ


気になるボディクリームを発見

香りもいいし、コスパ(笑)良さそう！普段リピ(笑)してる子(笑)が隣にあるけど、たまには浮気しよう


そろそろ肌を露出する季節だから手入れは入念に

と、その時化粧っ気のない女性がミカの腕を掴んだ。
「あなた、ソレお会計してないわよね？　事務所まで来て」
万引きＧメンだわ・・・

ミミカ姉さんがとぼちんって言ってくれたバブバブ。

ハゲ

うんちでたようんちでたよミミカママうんちでたよ！ももいろさんごうんちでた。
ももいろさんごうんち。

ミミカママミミカママとぼちんもう眠くて眠くておやすみ。うんちはもう
出しました。

とぼちんあかちゃんとぼちんあかちゃんモウ眠たくて。ミミカママどうちたの？

万引きＧメンに強引に連れていかれるミカ


「ちょっとぉ！私何も盗んでないです」
ミカは叫びながら、事務所に入った。
そこにはなんと青山くんの姿が……

早く規制を解け!

こえだめにはまりながら叫ぶミカ

こえだめからとぼちん出現

あげとく

「えっ！なんでこんなところに青山君がいるの？？？」
驚くミカ。
しかしハッとして気付くとそこはホテルの一室だった。


「ミカさん。なに寝ぼけてるんですか！？
僕の歓迎会で日本酒ガバガバ飲んで酔いつぶれちゃったんですよ。
日本酒おいしーあたし日本酒大好きな人なの、とかいいながら。
とてもじゃないけどひとりで帰れる状態じゃないから
とりあえず近くにあったここのホテルで休んでもらってました。
念の為いっときますけどミカさんが寝てる間俺何もしてないっすからね。
じゃ、僕は帰りますんで。」

「あ、そうだミカさん・・・シンゴって誰？」

返事に詰まっていると突然携帯が鳴りだした。
天の救いと思って電話に出ると、実家の母からだった。
母はかなりとりみだしている。兄の俊貴が船で遭難して行方不明らしい。
ミカは奈落の底へ突き落とされたようだった。

age

孤島スレに今いるミカは偽者よ！！
本物は駐在の村田に肥溜めプレイで監禁されてたの・・・・・


怒りが充満し、ジェイソンのようにチェーンソーを持ち街中をさ迷うミカ

最近巷では「草食系男子」なる生き物がいるらしい。青山くんはまさにそれである。


男は少しくらいガツガツしていてほしいものだ。


ふと、自分の陰部の湿りに気付くミカ。

今日は自分を慰めよう

…あたしはどうやら肉食系のようだ

どぼぢんどぼぢん出てらっしゃい

ミカママ大変だったのよ、あたしを癒しなさい

偽物が登場したり、肥えだめに監禁されたり、青山君が草食男子だったり、
大変だったが何とか俊兄の無事を確認しほっとしたミカ。
ただあのカウンセラーと俊兄の関係が引っ掛かりながら家路につくのだった。

吉野家で大盛りの牛丼を3杯完食するミカ。

「そういえばゴールデンウィーク中におばあちゃんが東京に遊びに来るって言ってたけど…」
実家に帰ったときに母から聞いた一言がミカの脳裏をよぎる。

とりあえず牛丼３杯分のウンコをふんばるミカ。

肉ばかりだからだろうか。臭い。

外からサイレンの音が。どうやら異臭騒ぎになってしまったようだ。

痛いっ！ったい、いたっ、たたたたた
ウンコが硬すぎて泣きが入るミカ。
引っ込めるも出し切るも出来ず小一時間過ぎていた。

肛門がﾋﾟﾘﾋﾟﾘ痛む


しかしトイレを出ようとしたら鍵が開かない

どうやらノブが馬鹿になったようだ

助けを呼ぶが、異臭騒ぎの野次馬には届かない

恵比寿の「地獄ソバ」を食べた翌日並みに菊穴が痛んだ。
熱い、火照るわ。
ミカは、そっと菊穴に触れた。菊穴とは名ばかり　
ソレは「フジツボ」か「イソギンチャク」のように息づいていた。

その時
悪夢は起きた。
ミカのウンコから発生したガスは個室内に充満し、
ミカのパンストから発生した静電気で大爆発を起こしてしまった。

「爆破して飛び散った心の破片がそこら中できらきら光っているけどいつの間に私はこんなに弱くなったの…」

気分だけは、鬼塚ちひろなミカ。

爆発音も野次馬に届かない

爆発でお約束どおり、陰毛チリチリパーマになるミカ。
気分はSONIA RYKIELだ。http://www.wornthrough.com/blog/wp-content/uploads/2008/07/sonia-rykiel-by-warhol.jpg

この髪型、パンクでイケてる。
巷に転がってるユルフワたちに差を付けちゃったかも？

モデルウォークで颯爽と、歩道のど真ん中を歩くデキる女のミカ。
ふと周りを見渡すとこの時期にしては、マスクを付けた人間が多い。
「新しいハヤリ？え〜あたしそういうノリは好きにならないタイプだしぃ〜〜」

十分後、なぜかやたらと風邪っぽいミカ。

しかし、忘れていたがミカの肛門にはコンクリートのように固いウンコ
が出かかったまま鎮座していた。そして出口を失った屁のせいでミカの腹は
妊婦のように膨れ上がっていた。
「イヤだ・・・苦しい・・・オエップ」
思わずゲップを出したミカの鼻孔に屁のにおいが充満した。肛門から出ること
のできない屁が逆流したのだ。ミカはパニックになった。
「え？このままアタシ死ぬの？？？イヤよ！こんな死に方！！！」
そして持ち前の野良猫ガッツを発揮。
「産んでやる、このデカ糞を何としてでも産み落としてやる！！」
ミカは喪女板で見つけていた便秘グソを産便する必勝法「あずさ式」を試みる
ことにした。
「8時ちょうどの、あずさ2号で〜！アタシはアタシはアタシは〜〜〜っ！！」

ボワッフ！！
ミカの絶唱とも絶叫ともつかない歌声とともに異音が女子トイレに響く。
しかしミカの耳にはそれはヴーヴクリコのコルクが抜かれるがごとく甘美な
音に聞こえた。
ミカの肛門を塞いでいたコンクリ便は見事産み落とされ、便器に突き刺さった。
そしてそのあとからとめどなくユル糞がどばぁ〜っと流出する・・・
なんともいえない悪臭が充満するトイレでミカは感動のあまり、涙を流して
いた。
「やったわ・・・アタシ勝ったんだわ・・・」
しかし、次の悲劇がミカを襲った。
「ヤだ、なにこのウンコ・・・とまらないわ！！！」

ハッとするミカ。
「もしかして、これが今ハヤリの……豚インフルッ！？」
とめどなき下痢の脱水症状でしおれていくミカ。

（ちげーよ！ってか、くせーんだよ！）
と、こっそり隣の個室からツッこむクロエ。
さっきから隣の個室に向けお国自慢の香水を
鬼のように連射しているが、効果はない。

それどころか悪臭と香水の匂いがブレンドされ……

ウオェッ！
盛大にゲロってしまうクロエ。
ウオェッ！ウオェ〜ッ！
まるで二日酔いのオッサンのような雄叫びがこだまする。
その音響とクロエのフォアグラ＋カマンベールゲロの異様な臭気にもらいゲロ
してしまうミカ。
しかし、ユル糞もとまらず便器にゲロりながらトイレの床に垂れ流してしまう・・・
「どうして、神様どうしてアタシをこんな目に？」
涙目になるミカ。
悲劇はまだ終わらなかった。少しでも状況を改善させようとトイレを流そうと
したミカだが、ゴボッゴボッという音とともにどんどん水位が上がってくる。
「つ、詰まった？？？」
パニックになるミカ。

ミミカママミミカママとぼちんだよとぼちんだよ。毛ガニうんちでた毛ガニ
オードブルうんちでた。とぼちんを誰も養子にしてくれません。

ハッ！とするミカ。
「そうだわ。こういうときにはどぼぢんを呼びましょう。どぼぢんどぼぢん
出ていらっしゃい！」
便器からひときわ大きなゴボっという音がし、こぼれそうになっていたゲリ便
は静かに便器の底に吸い込まれていく・・・
そして、その穴から悪魔の申し子のようなどぼぢんが這い出てきた。

やぁん…おっぱぁい…

ライススレと大差なくなって来たわねｗｗ

ミカは死んだ

すかさず、トイレを流しどぼぢんを下水のかなたに追いやるミカ。
「あー腹減った・・・」
バッグに忍ばせていた納豆おにぎりを5つペロリと完食する。
ウオェッ！ウオェ〜ッ！
とまだ吐き続けているクロエを尻目に身だしなみを整え、グロスを塗り直し
女子トイレを後にするミカ。
デスクにもどり、キーボードをたたき出そうとしたとき、レオナに
「ミカ、パンツ丸見えよ」
と耳打ちされた。
あーうぜーーーーー

とぼちんを下水に流してはいけません。うんちたれとぼちんより。

あれ？あたしが目の前にいる…

どうやらミカは幽体離脱しているようだ

要は死んだ

「なんだ、鏡か・・・www」
レオナにダメだしされてフテ寝してしまったらしい。
不意に猛烈な尿意に襲われたミカは女子トイレに向かった。
やはりトイレは落ち着く。
そして、おきまりのようにとりあえずマンズリをはじめるミカ。

昔、巷で飲尿健康法なるものが流行ったらしい

ミカは流行に流されないタイプ

しかし、色々あって疲れていたので、ついでだし飲んでみた

ゴキュッ、ゴキュッ、ゴキュッ、プハーーーーーッ！

豪快に飲尿するミカ。

とぼちんだよとぼちんだよ。あのね、ミミカママのマンマンはくさいの？

すごい効果
尿最高

みるみる肌が綺麗になっていく

実は密かにミカのお肌の具合を嫉妬しているレオナ。
ある日そっとミカのあとを尾行し、飲尿の現場を目撃してしまった。
「ミカ・・・小便を飲むなんて女として終わってるわ・・・でもそれで
お肌がきれいになるのなら、アタシもためしてみなくては！」
しかし、どうも自分の小便を飲むことに抵抗があったレオナはガチムチくん
を男子トイレに連れ込み迫った。
「ネエ・・・小便のませて！！お願い！！！」

ビヘッビヘッびへっ、変態ミミカママがとぼちんの質問に答えてくれない。

レオナの恐ろしいテクによってガチムチくんは抵抗する間もなく、
チンコをレオナにくわえられてしまった。そして緊張のあまり小便は出ない。
焦ったレオナが無意識に電撃フェラテクを駆使してしまい、ガチムチくんは
たまらず、別のものを放出・・・
「ケッ！使えない奴ね。」
でもしっかりゴックンしたレオナ。
翌朝、鏡をみたレオナはビックリ！！！
「これは・・・これはイケルわっ！！！」

レオナは精液を求めて夜の繁華街を彷徨った

毎晩彷徨った……

なんだか嫌な予感がするわ

そうはさせないわ！！！

ミカはマン汁をレオナルドに噴射した！！！

ミカのマン汁をあびてせっかくツヤツヤになりかけたお肌がシワシワに
なってしまうレオナ。
「アンタァ〜〜ッ！！なんてことするのよ？アンタのクサヤ汁のせいで
アタシのお肌が台無しになったじゃないっ！？」
ちょうどそこに転がっていたどぼぢんを見事ぱっくり開いたミカの秘孔に
命中させる。
「はうっ！！」
どぼぢんの頭がビラビラをかき分けて侵入してくる感覚に一瞬我を忘れるミカ。

の〜たりんしかいないゴキブリスレはここだったか

そう叫びながらピンクのフリルに包まれた醜悪な豚女が不意に現れ、
包丁を持ってレオナとミカにどっどっどっとカバのように突進してきた。
「キャー！！何かのまちがいよっ！」
「うるさいっ！殺してやるぅ〜！！どぉぁ〜〜っ！」
サっと身をよける2人。
そして豚女は慣性がついてすぐには止まれず、窓を突き破って夜の街に落下
していった。
「うっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！ブヒブヒッ！！」
豚女の哀れな鳴き声が悲しく響く。
そして、車道の真ん中に落ちた豚女を大型トラックが次々とひき肉にしていく。通行人が怖いものみたさに集まってきた。
豚女の顔はぐちゃぐちゃに潰れ、片目はドロリと垂れ下がり脳みそがはみ出ている。
腹のまわりにびっしりついた脂肪は黄色いブヨブヨしたモノとなって路上に
散乱していた。
「オカマ・・・しね・・・」
豚女はつぶやき、その惨めな一生を終えた。

集まったヤジ馬の中に混ざっていたのはクロエ。
「こ、これは・・・腐の秘密結社マンズリーナの萌え豚戦闘員（ザコ）だわ！
こいつらもTENGUを奪いに来たのね。それにしてもやはりただ者じゃないわ
ね、ミカ。萌え豚を一瞬にして片付けるとは。」
雑踏の中に消えていくクロエ。
一方レオナとミカはまだビルの中で呆然としていた。
「ねえ、レオナ、今のはいったいなんだったの？」
「そんなことアタシが知るわけないじゃない？それより、なんか胎児みたいな
のが股間にブラさがってるわよ。とっとと捨てなさいよ〜」
グッタリしたどぼぢんの足を持ってズルリと引っ張りだすとミカは涼しい顔で
それを汚物入れに捨てた。

翌朝、ミカは朝一の尿を豪快に飲んだ


化粧しながらテレビの占いをチェック

今日の運勢は最悪

ラッキーアイテムはマスカラ

ミカはいつも以上にたっぷり塗った


すると携帯が鳴った
誰だろう……

(ii)　＜私ダブルまんこちゃん！

(OO)　＜おともだちになろう！

電話が混線して聞き取り辛かったが、回線が復旧し、実家の母からだとわかった。
母が言うには兄の俊貴が転んでタンスの角に頭をぶつけた拍子に記憶が戻り、
今では元気に漁にも出てるとのこと。
胸をなでおろすミカ。

しかし、マスカラを派手につけすぎてドラアグみたいにになってしまった
ことに気づくミカ。
「しかたない・・・ここまでやったらアレをやるしかないわ！」
髪を「昇天ペガサスMIX盛り」にするミカ。
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-659.html

ミミカママ最近、絶好調だね。

「うおぉぉぉ！ミカ先輩すげぇ〜〜！」
ガチムチくんはミカが出勤するなり思い通りの反応をしてくれた。
電車で周囲に迷惑がられながらも死守したかいがあったわ・・・
とほくそ笑むミカ。
「んまぁ〜、何その場末の女装子みたいな髪型とメイクは？？」
レオナはやはり辛口だった。
「コレは『昇天ペガサスMIX盛り』っていうんですぅ！」
やりかえすミカ。でもやったわ、オフィスの注目を全部集めた！！
この調子で誠課長も・・・舌なめずりするミカ。
しかし、これを面白く思ってない人物がいた。
もちろんクロエである。
「この生粋のパリジェンヌのアタクシを差し置いて、あんなバンリュー猿
みたいなコムスメがオフィスのセレブになるなんて許せない！！！」

とぼちんを汚物いれに捨ててはいけまっせん。

オフィスに見慣れない女性がいた

黒髪ストレートのかなりの美人



「レオナーあの女だれよっ？！」

「派遣よ派遣ー」


ミカは差別が大嫌い！愛され上手な女(笑)は他人にも優しいのだ。

さっそく挨拶しようと彼女の元へ


しかし派手に転んでしまい、裏返しのウン●付きのパンツを露にしてしまった



占いは当たったようである

カツカツカツ

ヒールを鳴らして奴がやってきた。
そう、負けることがどうしても許せなかったあいつ・・・
ミカの必殺「昇天ペガサスMIX盛り」に対抗してきたのだ。

いうまでもないことだが、クロエである。
ttp://www2.galerieslafayette.com/international/index.do

なんと、頭の上にエッフェル塔が！！！

もちろん社の注目はすべてクロエに集中。
誠課長までもが、「さすがパリジェンヌは違う」と大絶賛。

ズっこけてウン筋つきパンツを晒した上に昇天盛りも崩れ落ちたミカは
悔しさに唇を噛んだ。

その時、唐突に奥の空間でライトが一斉につき、暗闇の中に舞台が浮かび上がった。
まばゆいばかりの光の中でミラーボールが回転し始め、「銀座の恋のデラノーチェ」に似た昭和歌謡の前奏曲が
ゆっくりと流れ出した。

誠課長らが何事かと事の成り行きを見守っていると、舞台袖から振袖を着た女性歌手が現れた。
「聴いてください、『通天閣の女やさかい』」

♪　ねぇ、あなた〜、何があっても桜タクシーには乗らないで〜
　　
その女性はまぎれもなくミカだった。名古屋巻きの頭の上にはイルミネーションが点滅する
通天閣のミニチュアが、ごついアゴヒモで固定されている。

♪　そやから〜ウチは粒あんこより、こしあんのがごっつ好きなんよ〜

なんとゴージャスなショウなんだらう！　人々は魅了され続けた。

そのとき突然舞台に異変が起きた。
そこに現れたのは

陽に焼けたたくましい赤フン一丁の・・・
・・・
・・
・


老　　婆！！！

もちろんカヤ子である。

舞台が最高潮に達した中、全く空気を読まない女。派遣である。

「お先に失礼します」

某ドラマに影響されたのかポンチョを羽織り、颯爽と帰って行った。


盛り上がってた舞台も一気に冷め、ミカも着替えて帰宅。

ロビーで派遣女に遭遇。

「ちょっと、ま・・・！！！」
派遣女に追いつきそうになった時、何かにつまづいてしまうミカ。
転びそうになりながらミカは派遣女のポンチョをつかんだ。

ビリビリビリ

ポンチョは裂け、ついでに派遣女のスカートもズリ落ちた。

このスレは本日をもちまして以下のスレと統合します。

☆OLミカの一日　2009☆
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1236000903/

誤爆ｽﾏｿ

「キャーーーーーーーー！！！なにすんのよぉ〜っ！！！」
派遣女の黄色い悲鳴がロビーに響き渡る。

「？？？」
ミカの目が点になった。
派遣女がスカートの下に履いていたのはなんと男物のトランクスだったのだ。

派遣女は脱兎のごとく駆け出し、ビルの奥に消えた。

「ま、いいかっ！」
ミカは何事もなかったかのように、いつも通りチカン電車に揺られ
愛犬ペルルの白骨死体が待つアパートに戻った。

「それにしても、さっきステージでチラっとばーちゃんを見かけたような
気がするけど、来てるのかしら？まあ、来てるんだったらどうせ六本木あたりで
Black cock狩りでもやってるのね・・・さあ、お肌のためにもう寝ましょ」
ミカは毎晩欠かさないゴーヤパックを顔に張り付け、ベッドに入った。

寝苦しい暑さ。

ミカはお肌のことを考えて冷房は付けないし、そもそも冷房が無い。


パジャマにしている高校時代のジャージを脱いで窓を開けた。


そよ風に吹かれ全裸のミカは気分が高揚してきて、大笑いしたり叫んだりしてみた。

すごくスッキリする。やはり人間生まれたままの姿が一番ヘルシーみたいだ。


しばらくすると警察官がミカの部屋に入ってき、公然猥褻の現行犯で逮捕すると言ってきた。



「ちょ、ちょっと、裸の何が悪いのよ！」

そのころレオナは黄色いスクール水着をまとい、頭にアンテナをたてて
スレ乗っ取りを画策していた。

誰かフリーのサービス利用して
ＯＬミカのブログとか作ってくれればいいのにｗ

朝になりミカは汗だくで目覚めた。どうやら悪夢だったようだ。

きっとストレスを溜め込んでいるのだろう。デドックスが必要みたいだ。


トイレで一本グソを出し、スッキリ。改めて出すって大切と感じる。


ハッピースピリチュアルメイクを施し、会社へ電話。たまには自分をリセットさせるために今日は休む。


さっそく出掛け、川沿いを歩いた。しかし、突然ミカは頭に衝撃を受け、その場に倒れてしまった。


悪質な河原ゴルファーのボールが頭に直撃してしまったのだ。

それを期にミカは記憶を失った。

一方クロエがパリのママンに送ったメール。

「4時間かけて人生最大級のbrkt様を出産してきた
2週間分溜まってたよ…
便意キタ時に、*にキシロカインをがっつり塗って挑みました
あまりにも強大過ぎて、ちょっとずついきみながら…*がチリチリした感触で徐々に広がっていく

ソフトボール大でした(´Д｀)

そら4時間かけて拡張しなきゃ出ないわ、って感じ
その後は下痢
とりあえず今回の出産は終了した
お疲れさまでした

尻切れなかったけど痛いよﾏﾏﾝ」

そんなメールを送るクロエの横で
ハイライトを吸いながら耳には赤ペンを挟み
競馬エイトを読んでいるクロエの恋人ピエール

「ちょっとピエール！セレブリティな雰囲気をぶち壊さないで！！」

「ゴルァ〜〜ッ！！ひっこし！ひっこし〜〜っ！！」

気がつくとミカは河原でそう叫びながらゴルファーを追い回していた。

「俊兄の島が騒がしいわ」と宇宙と交信するミカ

連投ついでに漁師スレが1000に達するのでアガルミカ

レスが950越えると、24時間以上カキコが無かったら落ちるのね・・・

それで前スレがあんな落ち方をしたのだと納得したミカ

すると、宇宙からライスのメッセージが！



「ｱﾀｼﾉﾌｨｷﾞｭｱｦ､ｺﾝﾃﾞｨﾁｬﾝﾆﾝｷﾞｮｳﾄｼﾃｳﾘﾀﾞｼﾅｻｲ」

早速、敏腕OLらしく企画書を作って誠課長に相談するミカ。

「うん、ミカくん。これはイケるかもしれないね・・・
特にちょっと行き遅れちゃった感じのアラサーの女性にアピールできるかも。
その線でレオナくんと詰めてみてくれたまえ。」

やった！アタシの企画が誠課長に気に入られたわ！！
ミカは興奮でほおを赤らめていた。

興奮をちょっと冷ますため、レオナのところに行く前に女子トイレでマンズリ
するミカ。

>>185
あなた、ひょっとこスレにもいたわね
センスいいわよ。気に入ったわ

向こうのスレはキチガイが約1匹いるけど、放置しておきましょｗ

>>186
そうね、こっちで遊んでる方が面白いわ。
だいたいひょっとこなんてどうでもいいものwww
基地外をおちょくるのは面白いけどああいうふうに本気で基地外っぷり
見せつけられると、キモすぎるわね・・・

でも、コンディちゃん人形って
どんなデザインにしたらいいのかしら・・・・悩むミカであった

参考がてら、東海テレビの「エゴイスト」を見て
「ちんぽぽちゃん人形」をサンプリングするミカ

「ミカ先輩、ちょっと面白いから見てください！昨日見つけたんですけど・・・」
ガチムチくんが何かゴソゴソカバンから取り出す。
それはヒラリー長官の人形だった。
「こうやって足の間にくるみをはさんでですね・・・」
しっかりくるみまで用意しているガチムチくん。やはりゲイは芸が細かい。
「バッチーン！とやるわけですよ。」
「面白いわね〜。そのクルミちょうだい！ちょうどおやつが欲しかったのよ。」

そして、リスのようにクルミでほっぺたをいっぱいにふくらませたミカの
頭にあるアイデアがひらめいた。

しかしミカの企画書が没になってしまった。

「課長、私の企画が通らなかったのは何故ですか？」


課長は申し訳なさそうに別の企画書をミカに見せた。内容はミカのを遥かに上回る出来。

ミカのマン汁はダダ漏れだ。

「これ誰の企画なんですか？ハァハァ…」

ミカは恍惚の表情を浮かべながら尋ねた。

「櫻井さん…派遣の子の。デスクにあったから見てみたらピンと来てね。」


櫻井クミコ。有名女子大を卒業した才媛でありながら何故か派遣に甘んじている謎多き女性らしい。

例のミカがスカートを破いてしまった黒髪ストレートの美人だ。

ミカはレオナに愚痴をブチまけようと、飲みに誘った。
「ねえ、レオナったら、聞いて聞いて。アタシの企画、ボツになっちゃったの！」
「でもね、ミカ、あれはしかたないわ・・・あの企画書・・・例の櫻井って
子のだけど、できすぎよ！アタシでもあんなの作れないかもよ。」
「あーーーーでもくやしいわっ！！飲みましょっ！！！」
芋焼酎を痛飲するミカ。
「でもさぁ〜、あの子なんで男物のトランクスなんてはいてるんだろ？」
「ミカの見間違いじゃないの？？確かに謎めいた子だけど・・・」

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「キャッ！！」
不意にミカが悲鳴を上げた。
「レオナ、なんか通ったわ今・・・」
「うん、アタシもなんか感じたわ。でも仕方ないんじゃない？
よく出るって言うわ、おニチョは。アタシもう慣れたわw」
「そうなの？こんな草木も眠る丑三つ時に巨大AAが連投されるなんて・・・」
「あら、ウチのガチムチなんて一度へんなモモンガみたいなババアが
マンコのビラ広げて滑空してきて、マンコ押し付けられて気絶したのよ？」
そうして、OL魔女会議の夜は更けて行くのであった。

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巨大AAが嫌がらせで連投されているのは
鬼マンコ板の「麻生ファンクラブ」に、ここのURLが貼られたのが原因です。


麻生太郎ファンクラブ38
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1240155541/l50

440 名前： 可愛い奥様■ＬＲ投票にご参加下さい⇒自治スレ■ 投稿日： 2009/05/14(木) 03:33:42 ID:cDbp2HfI0
☆OLミカの一日　2009☆
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/gaysaloon/1236000903/l50


恐らく犯人はひょっとこ腐ァンクラブのキモヲタ鬼マンコでしょう

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レオナとミカは顔を見合わせた。
「ププッ！！！wwwww」
爆笑する2人。
「賎業主婦ってヒマなのねぇ〜〜wwwww」

東京の夜が老けて行く・・・っていうか、もうすぐ朝だ。
「じゃ、もう帰りましょ！アタシ、がんばって新しい企画書作るわ！」
ミカはすっかりふっきれたようで、持ち前の野良猫ガッツをとりもどした。

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ID:/EW5352c0

あとで調べたら晒してあげるわ。お楽しみに

グロAAも、カヤ子の全裸姿に比べたら
はるかにマシであると思うミカ

もはや感覚がマヒしてるのか？

ということで・・・

あたしミカ。春色ファンデの二十四歳・ＯＬ。

健康的な一本グソをひりだし、シャネルの香水を浴び、鏡に向かって「頑張れ自分！」。
痴漢電車に揺られ、出勤。

今日は例の企画書を作り直さなきゃ！ハケンのコムスメなんかに負けられる
もんですか！？アタシには野良猫ガッツとペルルの霊がついている。

会社のロビーで櫻井クミコに遭遇。

「おはようございまぁぁすぅ」

ミカは笑顔でしっかり挨拶した。

「おはようございます」

櫻井クミコは事務的に挨拶し、その場をあとにした。お決まりのポンチョが風になびく。


ミカは彼女の背中をしっかりと見つめた。気分はライバルに打ち勝つヒロイン。

瞳を軽く閉じて深呼吸し、再び瞳を大きく開いて歩きだした。


しかし、掃除のおばちゃんの道具にぶつかり、またしても派手に転んでしまった。

よりによってノーパン美容法を実践している最中の悲劇である。

ミミカママミミカママとぼちんだよとぼちんだよ！ホチキスうんちでたホチキスうんち。

でもウンスジがつかないだけマシだも〜ん！と何食わぬ顔でデスクに戻るミカ

ところで桜井久美子って何者？

オフィスのいすにウン筋がお引っ越ししているのを見つけて軽く落ち込むミカ。

うーん、これは野性的な女の子の証し？かな。
まあいっか、他の女の子も付けてるコ多いし。……でももちろんパンティにだけど。

というわけで、ウン筋で占う恋のバロメ！

とかなんとか思いつつ、椅子の横にしゃがみこみながら
熱心に自身の汚物を凝視するミカ。

ちょうど桜井クミ子が横を通った。
しゃがんでいたミカはスカートの中を覗き込む

・・・・・・・・・彼女もノーパンだった。

ミカはチャンスと思い、櫻井クミコに話し掛けた

「あたしもノーパン美容法実践してるの！ほら！」

そう言ってスカートをたくし上げてフサフサの陰毛を見せた。


「キャッ、貴女自分が何してるか分かってるんですか？」

櫻井クミコはご立腹。実はミカの勘違いで、ノーパンではなくベージュの下着だったのだ


まもなく警備員がやってきた


「これ夢よね？イタタッ」ミカは自分の頬をつねりながら連行されていった


櫻井クミコは不敵の笑みを浮かべた

このスレの姐さんたち本当天才だわ〜ｗｗｗｗ

ミミカママミミカママとぼちんだよ。ぐふぐふ。うんとねあのね、とぼちんは
ドウチても主任のちんちんを触りたくてしょうがないの。だからとぼちんは
毎晩こんにゃくを握って寝ています。主任のちんちんを触るにはどうしたらいいでつか？

都合良く出て来たどぼぢんを警備員の股間めがけて投げつけるミカ。
ダッシュして隠れた先は、もちろん女子トイレだ。
ここはおんなの子の聖域。男の警備員は入ってこられはしない。しめしめ。
個室でほくそ笑むミカ。
しかし女子トイレのドアがバーンと開いた。
「ちょっと！！ミカったら出てらっしゃい！！アンタがくっつけたチャッキー
人形みたいなの、警備員クンの股間に吸い付いて離れないのよ・・・」
レオナだ。ミカは舌打ちした・・・
オカマにはかなわない。

それを影から見てせせら笑う桜井クミ子であったが

彼女も、パンストがスカートに食い込んで
太股が露わになっていることをまったく知らないのであった。

色々あって疲れたミカは仕事が終わるとヨーガのレッスンに向かった


スピリチュアルを正常に保つためだ


得意のライオンのポーズを決めていると、ミカの視界に超絶イケメンが映った



新入生の彼は大学生程の年齢でとっても爽やか


ライオンのポーズですっかり肉食獣と化したミカは早速彼の元へ向かい、オリジナルの求愛のポーズを決めた

両手を宙に突き出し頭で体を支えるブリッジが、ミカお得意の求愛ポーズ。

高らかにそびえるモリマンをイメージしながら、呼吸を整えるミカ。

プゥ〜〜ッ

いけない！呼吸で力みすぎて放屁してしまったじゃないの！

慌ててチャクラを閉じたミカは、恥じらいながら爽やか大学生を上目遣いで見つめた。

僕の顔に何か付いてますか？

びへっびへっびへっミミカママ、とぼちんの質問に答えてくれないよー。
とぼちんは主任のちんちんの匂いを嗅ぎたいです。どうしたらいいれすか？
うんちも出ません。

どぼぢん、主任の代わりにこの人を呼んであげるわ

実家に電話をかけ、スカトロマニアの村田巡査を札幌に派遣要請するミカ

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毎日巨大ウンコをするミカ

爽やかイケメンに見つめられミカの陰部は湿気を帯びた


青山くん以来の感覚だ


「髪にゴミが付いているわよ。ウフフフ…」

そういってイケメンの髪に触れるミカ。少し大人の女を演じてみた。


しかし髪に触れたことでミカの陰部はますます湿る。


イケメンもそれに気付きついついミカの陰部に見とれていた。


……そんなに見つめないで、眼で犯されるってこういう事を言うのね……



ミカの気分は否応無しに高ぶった

「あっあん……」

次の瞬間、喘ぎながらミカはイッてしまった


ミカは痙攣して動けない

「ミカは痙攣して動けない・・・・・」グフフ
口元からよだれが出るカヤ子


「お義母さん！またエロ小説なんか書いてるんですか？どうせ入賞なんかしませんよ！！」


「由利江さん、あんたはこの老いぼれから老後の楽しみを奪うって言うのかい？！」
「虐待！！虐待よー！！皆さん、この嫁は老人を虐待してますよーーー！！」




カヤ子は叫ぶが、この島の人間はカヤ子の猿芝居に慣れているから
どうってことないわ、フフン

と、由利江は鼻で笑った。

その頃レオナはプラダのポーチにゴムとローションを入れて、夜の街を徘徊していた。


が、ふと立ち止まり何気なくポーチを見ると「PARDA」と表記されていることに気付き、ダッシュで帰った。

「あたしとしたことが、恥かく処だったわ」


帰り道の途中、大きな人形が落ちていた。


不気味ね〜不要になったダッチワイフかしらぁ


ところが、よく見てみるとミカだった。

恍惚な表情を浮かべ、全裸でピクリとも動かない。


「ミ、ミカ！あーた、こんな所で何してるの！ヨーガはどうしたのよ！とにかくつれて帰らなきゃっ」

レオナはミカを抱え、家に連れて帰り、取りあえずソファーに置いた。


しばらくすると、ミカは虚ろな表情で、求愛のポーズを決め、脱糞した。


「ミカー、どうしちゃったのよー、あーた変よー」

レオナの声はミカに届いてないようだ。


ミカの３日振りのう●ちはとても臭く、たちまちレオナの家にはタイプの消防士が来た

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いや〜〜ん！！スレが落ちちゃう！！！

ミカはどさくさにまぎれて消防士くんに抱きついた。

「ミカ、あーた何してんのよ」

レオナはミカを殴り、再び意識を失わせた。

消防士は異臭原因がミカのう●ちであることが分かると、帰ってしまった。


レオナは仕方ないからミカを捨てに行った。


ミカはしばらくして目が覚めた。

あたし一体どうしたのだろう……


記憶を辿る

確かヨーガ教室行って、爽やか大学生がいて、求愛のポーズを決めて……そのあとイッてしまって……

っつーかここはどこ？

ミカは焦った。周りにはハングル文字が溢れ、巨大な肖像画が掲げられている。


「……金、金　正日…？」


ミカは北朝鮮にいるみたいだ。



そして「OLミカの一日〜北朝鮮編〜」がスタートするのである。


あたしミカ。求愛ポーズの24歳。相変わらず便秘がひどいが昨日出したらしい。出すって大切！と、改めて実感。

いよいよ北朝鮮である。将軍さまの肖像画に向かい「マンコー」と叫び、軍に怒られ「万歳！」に訂正。どうやら天然キャラになるらしい。

手当たり次第男を食いまくるので、テポドンごと日本へ送り返されるミカ

・・・ってこれじゃ、ライススレと一緒ね




新宿のある場所に着弾。近くの建物に「TEPCO」と言う文字が。

いやだいやだ村田巡査長なんていやだ。とぼちん、主任がいいの主任がいいの
主任がいいのぐふぐふぐふ、ん、ん、ん、びえーんえんえんえーんえんえん
ミミカママミミカママ、とぼちん、主任がいいの。主任のちんちんがいいの。
主任がしているマスクの匂いが嗅ぎたいの。ミミカママとぼちんどうしたら
いいの？うんちでないよ。

主任って誰のこと？誠課長？？

ミカが会社に着くとレオナが泣き付いてきた

「あの時はごめんね。ミカが消防士に抱きついたの見てカッとなったの」


ミカはよく覚えていない。スピリチュアルを整えるため、会社帰りに再びヨーガのレッスンに向かった。


爽やか大学生は辞めたようだ。

しかし、予想外の人物が現われた。櫻井クミコである。ミカは敵意むき出しで、ライオンのポーズで威嚇した。


櫻井クミコはミカを無視してヨーガを続けた。

ミカはムカついてオリジナルの威嚇のポーズを決めた。

プーゥ、プリュッッ


またしても放屁してしまい、ミも少し出てしまった。

ミカはヨーガを辞めた。

ヨーガをやめてしまったミカは、日曜の昼下がりを気だるく過ごしていた。

そうだ！ピンキーリングを買いに行くんだったわ！

「幸せは左小指から逃げて行く。ピンキーリングでフタをして！」

ミカはこないだサロンで読んだananにそう書いてあったのを思い出した。

発言小町を荒らすのにも飽きたし丁度いいわ。

ミカは急いで身支度をすまし、シャネルの香水を浴びて準備完了。

いつもより多めのマスカラ（化粧惑星）が気になったけど、お休みだからいいよね？

ミカは「海雪」を鼻歌で歌いながら駅へと向かった。

駅へ向かう途中、行列を発見したミカ。

「何かしら？」

行列の先には新しいスイーツのお店がオープンしていた。有名パティシエの店らしい。


ミカはついつい行列に並んでしまった。


しばらく経って、信じられない事が起こった。なんとミカの３人前で売り切れてしまったらしい。

ミカの前にいた女性２人は激怒。ミカも激怒。

「誠意を見せてくださーい。」
ミカと女性２人は一時間ほど一緒に抗議を続けたが、スイーツは手に入らなかった。


「そうだ！アタシ買い物行くんだった」

ミカは駅へと急いだ。

ミミカママミミカママ、とぼちん、主任のことが好きなの。ぐふぐふ。

だ〜か〜ら〜ぁ
主任って誰のことだよ！！

レオナと一緒にどぼぢんをトイレの清掃コーナーに監禁するミカ
もちろん上からはホースで水攻め。

ミミカママミミカママ、とぼちんね、主任の乳首吸いたいの。チュッチュッ・

どぼぢんに巨クリを吸わせるライス。

ミカは会社帰りに映画を見に行った。

話題作は追わないスタンスのミカだが、今日は例外。「余命一ヵ月の花嫁」だ。



映画を見おわり、ミカは号泣した。

生きている事の素晴らしさ、命の尊さ……ミカは色々と考えさせられた。


今まで泣けた映画は「世界の中心で愛を叫ぶ」と「恋空」。

あたしは涙もろい性格らしい。



翌日、少し目がウサギのようになってしまったが、マスカラをがっつり塗り、シャネルの香水を身に纏って出勤。


なんだか清々しい。昨日心のデドックスをしたからだろうか。


ミカはコンコンコンッと威勢よくヒールを鳴らし駅の階段を降りた。


そして、勢い余ってホームに転落した。

転んだついでにホームにへばり付いていたガムを口にほうばるミカ。

体が勝手に動きだすミカ


♪噛むんとﾆｬﾝﾆｬﾝ♪♪


必死に踊り大量の汗をかいた。昨日からミカはデドックス祭り。



痴漢電車も今日はミカの周りだけ空いていた。


会社に付き、朝し忘れた一本グソを豪快にひねり出した。


出すって大切ぅ♪♪



ミカはご機嫌で化粧を直し、デスクへ向かった。

このスレの姐さん方、暴走しすぎでつよｗ
餅つけｗ

約1名、スウィーツテイストを絶妙なバランスで織り込む姐さんがいらっしゃるわね。

デスクに着きメールをチェックするミカ。


ふと結婚相談所の広告が目に入った。



巷では婚活なるものが流行っているみたいだが、アタシはまだ24歳。素晴らしい旦那さまと出会えるよう、今は自分磨きをしっかりする時期だ。



さっそくスクール情報誌を広げたミカ。


この間辞めてしまったヨーガを再開しようか…
今朝、駅のホームで汗をかいた清々しさが忘れられない。


前回やらかしてしまったので、別のヨーガスタジオに通うことにした。



早速会社帰りに向かった。

1 ：みみずんID検索 ：2009/05/29 21:07:07 ID:MiMIZUNCjA
検索結果 9 件
検索ＩＤ：niuYIQdSO
http://mimizun.com/search/perl/idsearch.pl?board=gaysaloon&id=niuYIQdSO
インデックス更新日時：2009/05/29 14:07:06


2 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 17:11:47 ID:niuYIQdSO
ホモ、気持ち悪い。

しかたないよね、腐まんこだもの。。。４(944)

3 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 17:21:22 ID:niuYIQdSO
>>151
あなたセンスありますね！
笑かせていただきましたｗ

【俳誌同叉路】 -四季の腐マンコ俳句を楽しむ-(152)

4 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 20:02:57 ID:niuYIQdSO
↑馬鹿？

☆新生フォトメスレ 53(853)

5 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 17:32:34 ID:niuYIQdSO
リアルホモに迫る腐女子なんているわけないじゃんｗ
腐女子は想像上のキレイなホモに萌えてるわけ。
現実の汚くて気持ち悪くて最低なホモを好きになるわけないでしょｗ
お分かり？

【性魔】今まで腐マンコに迫られた事ある？【疾病】(58)

6 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 17:17:44 ID:niuYIQdSO
↑意味不明

ライス前国務長官のフェラチオ11億本目(56)

7 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 17:18:49 ID:niuYIQdSO
このスレの姐さん方、暴走しすぎでつよｗ
餅つけｗ

☆OLミカの一日　2009☆(248)

8 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 17:10:50 ID:niuYIQdSO
若林きゅん可愛いよね！

オードリーの若林ｷｭﾝ(21)

9 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 17:22:32 ID:niuYIQdSO
>>160
実に素晴らしいです！

【万笑集】 -ゲイがうたう腐マンコ短歌-(161)

10 ：陽気な名無しさん：2009/05/28(木) 17:26:45 ID:niuYIQdSO
麗羅さんとホモ以外の皆さん最高です！
センスありますね！
これからも頑張ってください！

愛の一行腐劇場【 ((i))〜∞コテたちの輪舞 】(52)

ミミカママミミカママ、とぼちんだよ。主任のちんちん触りたい。しゅにんのちんちん。

ヨーガスタジオに到着した。ミカは、デドックス作用の高いハーブティを飲みながら受付を済ませ着替えた。

このスタジオは女性のカリスマミューズであるリカコさん(36)がインストラクターである。

リカコさんはモデルとしても大変人気だが、最近は珊瑚礁の保護プロジェクトを立ち上げるなどエコなライフスタイルで注目されている。

ミカが教室に入ると既に３人の女性が待っていた。

コスメフリークのアケミ。最近はランコムの新作マスカラをリピしている。口癖は「コスパ良し！リピ決定！」


ロハスな生活を実践しているノリコ。食材は全国からお取り寄せ。


ちょっと不思議キャラのナナコ。「ナナコってドジだからぁ」が口癖のようだ。


女子が４人集まると話題が尽きない。ガールズトークにミカのテンションも上がる。


間もなくしてリカコさんが入ってきた。

「みなさん、こんばんは」

リカコさんは颯爽と教室に入ってきた。オーラが全っ然違う。
少し高いレッスン料だが、彼女に会えただけでも儲け物。日頃頑張って働いている自分へのご褒美だ。ミカは思った。



「こ、こんばんは。ミカと申します。よろしくお願いします。」
ミカは緊張して挨拶した。


「初めまして。リカコです。よろしく。」

とても気さくな笑顔だ。マリンスポーツの褐色の肌と白い歯のコントラストが実に美しい。

「今日はミカさんの歓迎会を兼ねて、レッスン後にオーガニックレストランに行きましょっ。もちろんマイ箸は持ってますよね？」

「はぁぁい！」
ミカ以外の三人が声を揃えた。

ミカはとても居心地の良いスタジオに巡り合えたようだ。

準備体操にも気合いが入る。しかし力みすぎて猛烈な便意に襲われた。ハーブティの効果か。

「ちょ、あたしお手洗いに…」
ミカはダッシュ。


ﾌﾟｩｰｯ、ﾌﾞﾘｯ、ﾌﾟﾋﾟｯ、ﾌﾞｰ
沢山出てスッキリのミカ。

しかし悲劇が起こった。水を流すと詰まったようで、ミカのウ●チや尿が忽ち床に溢れてしまった。

どうしよう……

あげ

ににかママににかママとぼちんだよ。とぼちん、主任のことすきなんだ。
チンチン触りたいなチンチン触りたいな。主任かわいいんだ。

何だか最近、尿や便の漏れが激しいミカ。
病気かもしれない、と一度泌尿器科の病院で診てもらうことにした。

お気に入りのトリンプのローズ色をしたパンツをはき、ルンルン気分で病院へ。

オーガニックレストランの続きを期待してたのに、お茶を濁されたわ。

補正下着の締め付けと自慰でばい菌がはいったらしい。診察の結果を聞いてミカは赤面した。



薬をもらい、ミカはヨーガ教室のリカコさんに電話した。

「昨日は勝手に帰ってしまい申し訳ありませんでした。」

すると、意外な答えが帰ってきた。

「私こそ謝るべきだわ。お手洗い汚かったでしょ？すごく臭かったし……きちんと掃除してなくてごめんなさい。昨日、ミカさんが帰ったあとアケミさんたちと綺麗に掃除したから、また是非遊びに来てちょうだいっ」


「え…」
ミカは困った。どうやらミカが入る前から汚れていたことになっているみたいだ。

「また遊びに行きたいです。オーガニックレストランにも行きたいし！」

ミカは嘘を付いた。少し良心が痛んだ。


しかし、来週のレッスンが楽しみだ。

すると電話が鳴った。
電話取ると、実家にいる母の由利江からである。

「ミカ、おばあちゃんが最近便秘で苦しんでるんだけど、何かいい薬は無いかしら？」

え？カヤ子ババアが便秘？？嘘でしょ・・・・

ミカはスポーツショップに寄り、ヨーガマットを新調しようと思った。

店にはウエアも充実している。最近のモノはデザインが可愛い。ミカは流行に流されない、自分を持った女だが、あまりの可愛さにウエアとマットを購入。

やはり女だ。可愛いモノを身につければやる気も上がる。ある種のエコ替えか。


ミカは続いて漢方薬局を訪ねた。カヤ子の便秘に聞く薬を処方してもらう為だ。

店主と話している内に、ミカは自分の症状にあった漢方について聞いていた。店主は感じの良いアラサー女性。

「女って強いけど、女の体って弱いのよ。貴女お仕事大変みたいだから、この漢方がオススメよ」


ミカはカヤ子の薬を忘れ、自分の美容用漢方を購入。ヨーガとの相乗効果が楽しみだ。



そしてあっという間に一週間が経ち、レッスンの日がやってきた。

びへっびへっ、主任〜。大好き。

レッスンの前に、どぼぢんを肥溜めに落とすミカ

カヤ子きもい

ミカきもい

>「女って強いけど、女の体って弱いのよ。

GJ

ににかママににかママ、とぼちんだよ。もにょもにょ。あのねうんとね、とぼちんね

主任のことが好きなんだ。優しくてね、親切でね、とぼちんお姫様だっこしてもらいたいの。

産気づくミカ。

ににかママににかママ、とぼちんだよ。今ねうんちしてきた。主任のこと
思いながらうんちしたんだ。

ににかママににかまま、とぼちんだよ。ににかママ、赤ちゃん産まれるの？

棒を使ってどぼぢんを肥溜めに頭まで沈めるミカ

それよりも、ケータイ姐さん
早くレッスンの続きを作って！！

264 ：陽気な名無しさん ：2009/06/06(土) 11:14:27 ID:c9MYPL0+O
カヤ子きもい

265 ：陽気な名無しさん ：2009/06/06(土) 21:24:15 ID:CZ9CIFHEO
ミカきもい

実はひそかに対決していた二人。
カヤ子は>>264をチェックし、ケータイ・エロ小説を書く傍ら反撃をしたのだ。

さて、そんな些細なことは忘れよう。
カヤ子は夜の漁に出かけなくてはならないのだから。
自立した大人の老後を演出だ。

仕事を切り上げ定時に上がるミカ。
出来るワーキング・ミューズは残業しない。アフター５で自分に投資。


新しいヨーガマットを肩に掛け颯爽とレッスンに向かった。少し早く着きそうなので、ミニプラでマイ箸を購入。「袋いりません！」


割り箸は使わない。余計な袋はいらない。エスカレータは使わない。
……アタシはエコミーハーではない。ただ世の中の「当たり前」に少し疑問を持っているだけ。


スタジオに到着し、着替えを済ませ部屋に入った。アケミとノリコがいた。

今日はナナコは欠席のようだ。

リカコさんが入ってきて、早速レッスン開始。

ヨーガを大学時代から始めたミカは中々の腕前。
「ミカさん、素晴らしいわ。」
「ありがとうございます。」


しっかり汗をかき、体から老廃物をデドックスした感じ。

シャワーを済ませ、リカコ、アケミ、ノリコ、そしてミカの４人はオーガニックレストランへ向かった。

オーガニックレストランに到着すると、若い女性店員が明るい笑顔で迎えてくれた。聞けば夫婦で経営しているらしい。


「多少高くても体にいい食材の方がいいじゃない？何より美味しいしね！」

ノリコはそう言いながらマイ箸を取り出した。


注文を告げ、リカコさんがエコの事を語り始めた。現在、珊瑚礁の他に植林事業も始めたようだ。ミカも参加したくなった。


しばらくするとたくさんの料理が運ばれてきた。どれも美味しい。ミカのダイエットも今日はお休み。たくさん食べた。


家に帰りメイクを落とした。化粧水の浸透が良い。スキンケアもオーガニックのモノに替えた。肌がゴクゴク水を飲んでいる感じ、絶好調。


ミカはリカコさんの植林事業について明日詳しく話を聞く。


ラベンダーのアロマを焚きベッドに入った。

ちょっと前までミカって妖怪みたいだったのに、最近普通のスイーツ女になったね。

>>275
とりあえず見守りましょ
妖怪キャラクターは他にもいっぱいいるしｗｗｗ

とぼちんは妖怪キャラではありません。主任のことが大好きなだけで、ちんちんを
触りたいです。

その頃、羽田空港に１機の旅客機が到着した。
側面には「KOTO AIRLINES」の文字。

タラップを降りて来る2人の乗務員。

「あいや〜。東京だわぁ。いいわね〜〜〜〜」

「そうね。今日はAGEHAで夜明かししましょ！！」





俊貴と幸太だ。


だがしかし、最終電車が既に羽田を出発したことを2人は知らない。

ミャ〜オ〜

ミャ〜オ〜

ミャ〜オ〜

age

翌朝、ミカはすっきり目覚めた。食事と運動が良いのか、便秘も解消。ものすごく臭い。宿便だろうか。


着替えを済ませ、リカコさんとの待ち合わせ場所である表参道のカフェに向かった。


休日の電車はガラガラ。ミカは端の席をキープし、カバンから本を取り出した。

映画で感動した「余命一ヵ月の花嫁」だ。


しかし読み始めると感動で涙が出そうになってしまった。


仕方なく、もう一冊、夏目漱石の「こころ」を取り出した。

最近、活字離れが進んでいるらしいがミカは読書家。日本人として名作は読んでおきたい。


これってＢＬ??
意味がわからない…



ミカはそのまま目的地の表参道まで爆睡した。

しかし、爆睡したままのミカは表参道駅を寝過ごしてしまう。

起きたら渋谷駅

ミカは表参道駅に向かう為、タクシーに乗車

「青学までッ」


カフェに到着。待ち合わせにはギリギリ間に合った。リカコさんはまだ来ていない。

ミカは電車で読んでいた「こころ」を読みながらコーヒーを飲んだ。


「ごめーんッお待たせ」

リカコさんが到着。早速エコの話になった。

植林事業は苗木を購入し、友達を紹介していくことで収入が増えるという仕組み。リカコさんの知り合いには月100万円近く稼いでいる女性もいる。

エコしながら収入を得る。ミカの理想の仕事だ。


しかし、初期費用の100万円がミカを悩ます…

続きが気になるわw

このスレの姐さん方、本当天才ｗ

結局、多摩川を見ながら道路沿いのガードレールに腰掛けて
夜を明かした俊貴と幸太であった・・・・・

「やだ！最終電車の時間なんてわからないわよねぇ」
「AGEHAはそのうち行きましょ、ところで今日はどーする？」


「豊洲で一休みしてから、新木場でも行ってみましょうかぁ？」

幸太の手には「るるぶ東京'06」と「男街マップ'03」が。

ににかママミミカママ、とぼちん、主任のちんちんの匂い嗅ぎたいです。

そろそろ始発電車も動き出す頃だ。
「んじゃっ、電車乗りましょっ」
俊貴と幸太は多摩川に写る朝日を背中に駅へと歩き出した。
「ところでさ〜、幸太ぁ。豊洲ってどうやって行けばいいのぉ？」
「え〜あたしが知ってるわけないじゃない！ってか、あんた学生時代東京で過ごしたんでしょ？
それくらい知っときなさいよぉ〜」

そして赤い電車、京急線に乗り込む二人。

ミカは植林事業の100万に悩み、櫻井クミコに相談した。

「ミカさんって本当頭悪いんですね。よく今まで騙されなかったですよ」

辛口だ。彼女の話だと、リカコさんのやってる事は所謂違法なネズミ構らしい。

「リカコさんはネットワークビジネスって言ってたわ！」

「同じ事です。わたし忙しいので失礼します」

櫻井クミコは行ってしまった。ミカは少し意地になり、100万円を振込むことを決意。早速リカコさんに電話。

「ありがとう、ミカさん。貴女、環境への意識が高いから早速マネージャーとして働いていただきます。お金は今週中に振込んで下さいね！詳しい資料送ります」

いきなりマネージャーという好待遇。ミカは嬉しくて100万円を一気に振込んだ。

しかし、一向に資料が届かない。そればかりかリカコさんにもヨーガ教室の３人にも電話が繋がらない。


アタシもしかして騙された…！？

東京に住んでいたって言っても、あたしは極度の方向音痴なのに・・・・呟く俊貴。



「あたしが調べたら、新木場に行くには乗り換えしなきゃだわ」
とは言うものの、肝心の乗り換え駅を言わないまま幸太は寝てしまった。
電車はひた走る




「次は金沢文庫・・・金沢文庫です」



一向に東京の「と」の字も見えて来ないことに心配になった俊貴は、隣の人に尋ねた。
「すみませ〜ん、この電車、東京へは行かないんですかぁ？」

「えっ？東京は反対方向の電車ですよ。これは三崎口行きの電車です」


俊貴はびっくり仰天。隣の幸太を叩き起こした。

びへっびへっびへっびえ〜んえんえんえ〜んえんえんえ〜んえんえんえん
とぼちんにかまってよ。びえーんえんえん。

>>291
キモいわ。全く面白くないし。

「ちょっと！幸太ったら起きてっ」
「…むにゃ…ん？あっ、新木場に着いた！？」
「ちょっと〜〜〜何寝ぼけてんのよっ。大変よぅ〜。この電車は三崎口行きですって」

驚き思わず車窓の景色を確かめる幸太。
そこには三浦半島の長閑な風景が広がる。
人影も異様に少ない。
どう見ても都会の風景ではないのだ。

「えっ、だってあたし達は品川方面行きの電車乗ったはずよ！？」
パニックになる幸太。

そうこうしてるうちに、京急の電車は終点、三崎口に到着。


「どーすんのよ！こんな反対方向に来てっ！！」幸太はおかんむりだ。



「じたばたしてもしょうがないから、折り返しの電車に乗りましょ。それより幸太、お腹空かない？」

「あたしもうペコペコよ〜〜。ご飯食べましょって言おうかと思ってたのよ」





すると、駅から程近いところに「まぐろ丼」の、のぼりが。


「あそこにしましょっ」

あーんあんあんあーんあんあん、とぼちん面白くないって言われた。面白くないって言われた
びえーんえんえんえーんえんえん。とぼちん、主任大好き。

まぐろ丼の店に入った2人。マグロ丼をいただく。

「ねぇ幸太、今度島へ帰ったら、これを名物に売り出しましょ」
「そうね」


ついでに店主の包丁裁きにダメ出しをして、店を一時的に乗っ取る2人。

…と思いきや、店主と二人以外にも店内の隅にもう一人の客がいるのに気付く。
よくみると２０代のＯＬ風だ。
しかもすすり泣きながらマグロ丼を口にしている。

「おい、トシ・・・なんで泣いてんだろな・・・」
「なんでだろな・・・」
俊貴はそう言うとＯＬに少し近づいてみた。
どこかで見覚えあるような姿だ。
あれ？一歩近づくごとに既視感とモヤモヤが交差しては解けていく様な感覚を覚える。
そして女が顔を見上げ俊貴と目が合った瞬間、事態を理解した。
「おい、ミカじゃねえか！！！」

ミカは俊貴の顔を見ると、涙と鼻水が一気に出てきた。

「おびいぢゃ〜ん（おにいちゃ〜ん）」
まるでビヨンセが10回殴られたような顔をしてミカは泣いた。



「泣いてるだけじゃわからないのよ！どうしたのよ」


とにかく理由を聞くことに。

なかなか良い感じよ。あまり無理しないでね。

「アタシ、アタシ、お金パクられちゃったみたい・・・ひっくひっく」
「ミカ！誰によ？！幾ら？！」
「・・・５００万！新聞配達して貯めたの！」

ミカは同情を強めに引こうと、金額を軽く５倍にしてみた。
最近はどんな話にもドラマ性が必要だ。嘘も方便である。

書き込みさぼってたアタシの出る幕はないみたいね。アタシの脳内ではミカは立ち直るの。

がんばってちょうだい！

「・・・・とにかく、だました相手の情報を知りたいわね」

2人はミカからリカコ、アケミ、ノリコのことを色々聞きだした。

「とりあえず、オーガニックとホットヨガの関係から
洗い出ししなきゃわからないわね。」

俊貴と幸太は目を見合わせた。

「・・・・ただし」



「調査料金は高いわよ。100万は見ておいてね、ミカ」


「ゲッ！」

「嘘よ。可愛い妹から金なんて取る訳ないじゃない。
それより騙し取られた金額本当はいくらなのよ。
500万なんて嘘よね？そんなに貯められるような根性あるわけないし
第一、新聞配達ってその時点で嘘臭いのよ。
いい？お釜は嘘の塊なのよ。だから相手の嘘も見抜けるようになるの。
まあいいわ。とにかくそのリカコって女を捕まえることが先決よ。」
「そうねとにかくそのリカコとやらを探さなきゃね」
そういうと俊貴と幸太は三崎口駅へと向かい歩き出した。
「待って〜」ミカもその後を追う。

京急線に乗り込み、ボックス席に座る三人。
「ところで、ミカ。なんでマグロ丼なんて食べてたの？」
「なんか島のこと恋しくなっちゃって。海が見たいって思ったの。」

やだ！上手くまとめてきたわ！
ポール・トーマス・アンダーソンの映画みたい。

「ねえ、お兄ちゃんたちはなんで三崎口に来てたの？」
今度はミカが聞き返した。

「え？俺達か？羽田から電車乗り間違えちゃったんだよ。
本当はこれ行きたかったんだよ。」
俊貴はそういうとミカに一枚の紙を手渡した。
クラブのフライヤーだ。
大きく書かれた''BLUE’09''という文字が真っ先に目に入る。
イベント名だ。場所は新木場AGEHA。
「へー。お兄ちゃんたちクラブに踊りにきたんだ。」
「チッチッチッ。ただのクラブイベントじゃないんだぜ？ミカ。
BLUEってのはその筋じゃちょっとした有名なパーティー。漁師だけの秘密パーティーなんだ。
北は北海道から南は沖縄まで全国の漁師が集まって夜通し騒ぐ最高のナイト。
みんなこの日に顔を合わせるのを楽しみにしてるのさ。」

好奇心に瞳を輝かせるミカ。
「へー。楽しそう…・・・ねっ、あたしも行っちゃダメかな？」
「ダメだよ。だって漁師ナイトだぜ？お前が入れる雰囲気じゃないぜ？」
「え〜、だってこのフライヤーにＭＩＸって書いてあるよ？女の子も歓迎じゃーん。あたしも行く！！！」
「いいじゃん。みんなで行った方が楽しいしさ。」
「幸太がそういうならしょうがないなあ。」
そんなこんなで三人は新木場へ行くこととなった。

漁師ナイトってどんな雰囲気なのかしら？
イケメンがいたら投網で捕獲しちゃうとか・・・・wktk

主任のちんちんの匂い嗅ぎたいとぼちん。

「ところでさ、ミカ。新木場ってどうやっていくの？」
「え〜あたしに聞くの？あたしだってわっかんないし〜。」

そう。京急線から新木場へ行くのにはちょっと厄介なのだ。
乗換えが何度も必要な上に乗換駅がわかりにくいのだ。
案の定、乗り換えに苦労する三人。
新木場に着いた頃には既に日は暮れていた。

「やっと着いたわ〜」
「疲れた〜」
「ちょっと〜ミカ。なに疲れたとか言ってんのよ。これから踊り狂うわよ！」

人工埋立地の工業地帯。
殺風景な風景に佇む巨大クラブに次々と人が吸い込まれていく。
「や〜ん。もう来てる人いっぱいいるわぁ。気分が昂るわぁ。」
「あたしも。アガってきたわ〜。」

早速Agehaの中に入る三人。
既に会場は大盛り上がりだ。大音量のオネエハウスで漁師達が踊り狂っていた。

そして、三人も共に一晩中踊り狂った。

やがて、夜が更け朝を迎えた。

「疲れたわ〜。」
「踊ったわね〜。」
クタクタになった俊貴と幸太。
「んじゃ、そろそろ帰ろっか。」

「えっ、お兄ちゃんたち帰っちゃうの？」
驚くミカ。
「だってあたし達には漁師スレがあるし、今大変なのよ。あのスレ過疎っちゃって。」
「そうそう。あたし達が留守にしてたらロクな事にならないんだから。」

呆然とするミカ。
「え！？じゃあ、あたしのお金をリカコさんから取り返してくれるって話はどうなったの？」
「あー。そんな話しあったわね。つうかさ、騙し取られたお金なんてまず返ってこないわよ？」
「そうそう。諦めるってのも一つの手よね。授業料だと思うのよ。」
「そうねー。ひとつお利口になったと思えばいいのよ。もうこれで2度と騙されることなんてないわよ。
んじゃっ、アタシ達は帰るからね。じゃあね〜。」
「さよならーミカちゃん。」
そう言うと俊貴と幸太の二人は新木場駅へと消えていった。

早朝の冷たい空気に晒されるミカ。
大型トレーラーだけが通過する幹線道路沿いをとぼとぼと歩く。
普段は狭すぎて見ることもない東京の空もこうやってみると、見たこともないような色に思える。
新しい「アタシ」。
この週末は心のデトックスだったのかもしれない。
心の隅にあった老廃物がすっきりと取れた気持ち。
今日は月曜日。
新しい一週間が始まる日だ。
デキる女には、憂鬱になる暇さえない。
モデルウォークで颯爽と歩きながら、リポビタンDを飲むミカ。

またOLミカの一日が始まる。

いいまとめ方だわ〜〜♪

ににかママににかママににかママとぼちんでてこないのとぼちんでてこないの？

会社に着くと、派遣のクミ子が尋ねた。
「ミカさん、何かいつもと雰囲気違いますね。どうしたんですか？」


「うふ。今日からリニューアル・ミカよ！バリバリ働いてどんどん儲けなきゃ！！」


パンストが相変わらず伝染しているが、気付かずにスタスタデスクへ向かうミカ。
首をかしげるクミ子。

ミカはデスクに戻った。


肌の大敵は乾燥と冷え。オフィスは劣悪極まりない環境。ミカはｱﾍﾞﾝﾇｽﾌﾟﾚｰを顔に吹き掛け、生姜湯をのんだ。

社会人３年目。
仕事にも慣れてきたし、女度も随分上がった。

…これで彼氏がいれば充実した日々を送れるのに…

昼休み、ミカはクミコを屋上に呼び出した。

「話ってなんですか？」

「唐突なんだけど、クミコさんって男友達多い？……その…つまり出会いが無くて…」


「ふふっ。ミカさんって可愛い方ですね！分かりました。金曜にコンパセッティングします」


午後、仕事に俄然やる気が出るミカ。久々の合コンにテンションが上がりまくる。


仕事を定時に切り上げ美容院に向かった。フワゆるパーマは無難に可愛くなれるがインパクトに欠ける。思い切ってボブスタイルにチャレンジすることにした。

初めていくサロン。南青山に新しくオープンしたのだ。

「スタイルはどうされますかぁ？」

ｵﾀｷﾞﾘｼﾞｮｰのような男美容師が尋ねてきた。


「んーっとぉ、重めのボブでぇ…色はﾌｫﾝﾀﾞﾝｼｮｺﾗみたいな濃いめの茶色で…」


早速、ミカの手入れの行き届いたフワゆるセミロングヘアにハサミが入る。



デザイナーのコシノ女史のような髪型に仕上がった。知的でクール、エレガント。


ﾌｫﾝﾀﾞﾝｼｮｺﾗ色を乗せ、トリートメントを施した。


今日は月曜日。合コンまでまだまだ時間はある。


明日は洋服とコスメを物色しよう。

しつこいどぼぢんを孤島送りの宅配便に詰めるミカ

「おばあちゃんへ。煮るなり焼くなり好きにしていいわよ」のメッセージカードも添えて。

ついでに村田巡査あてにも「変態プレイの奴隷を送るからよろしくね」とカードを書き
ぶっちゅう〜〜〜〜っと真紅のルージュをキスマークにしてつけた。

次の日の朝、ミカは枕元のｺﾝﾄﾚｯｸｽをぐびぐび飲みながら目覚めた。

体に染み渡る、ミネラル。　


お茶の石鹸で洗顔し、メイクを施した。

今日の運勢は中庸。


仕事は定時に切り上げ、コスメと洋服を物色する予定。

ミカが髪の毛のセットに取り掛かった時にメール着信が鳴った。櫻井クミコからだ。

「急遽、今夜コンパでも構いませんか？金曜は皆都合悪いみたいで…」

ミカは「大丈夫」と返信。

ところが髪の毛がうまくまとまらない。昨日はかなりイケてたのに、今朝はヘルメットのようだ。


時間がないので、香水を纏いブラシとケープをカバンにつっこんで出勤した。

村田の奴隷なんて嫌だ村田の奴隷なんて嫌だ。しゅにんを奴隷にしたい。
お願いだから孤島に流さないで。

「ちょっ、ミカさん…その髪型…っ」

櫻井クミコが笑いを堪えながら言ってきた。

「今朝決まらなくて……昨日はかなりイケてたのｯ」
ミカは仕事そっちのけで、一日中髪型を整えたが、結局うまくまとまらなかった。

久しぶりにレオナが現れたが様子がおかしい。

「ミカ、あーた会社に遊びにきてるの？やる気あるの？あーたがお手洗いに籠もってる間も皆仕事してんのよ」

怒られて当然だ。

「申し訳ありませんでした。」
ミカは深々と謝罪した。

「今日の処はアタシたちの仲に免じて許すけど、次はないわよ。お疲れ様。」


ミカは急いで地下鉄に乗った。待ち合わせは六本木。クミコは先に向かっている。

窓に映る自分。表情はくらい。

がんばれ自分。へこんでる場合じゃないわ！とびきりの男を捕まえるのよ。

ミカは自分の頬をﾊﾟﾁﾊﾟﾁ叩き、深呼吸。
まもなく六本木到着だ。

厳しく叱ったレオナではあるが、内心はミカが心配であった。
婆心と言うものだろう。

そう思いながらも、レオナの手はガチムチくんのケツを触っていたのであった。

ににかママににかママ、うんちでたよ。海開き汗だくうんち。

レオナに尻を揉まれ勃起するガチムチくん。
「レ…レオナさん、俺もう我慢できないっすよ。」

そういいながら、2人はトイレの掃除道具置き場で熱いヴェーゼを交わしたのだったｗ

その頃、ミカは六本木駅で待ちぼうけをくらっていた。
待てども待てどもクミコが現れないのだ。
もう既に待ち合わせの時刻は過ぎている。

ミカは心配になり、櫻井クミコに電話した。


―お掛けになった電話は………

繋がらないようだ。
ミカは１時間待って、帰った。


翌日、ミカは櫻井クミコにｲﾗｲﾗしながら出勤。今日は生理痛も重なってMAXの状態だ。


ところがオフィスに彼女がいない。誠課長に尋ねた。「派遣？櫻井クミコ？君は何を言ってるの？そんな寝呆けた事言ってないで仕事しなさい！」

ミカは訳が分からない。レオナに聞いた。
「派遣の子なんていなかったわよー櫻井？ミカ、あーた頭大丈夫ぅ？」



ミカは携帯のアドレス帳を見たが、櫻井クミコの名前がない。やりとりしたメールも着信履歴もない。


櫻井クミコって何だったのだろう？アタシにだけ見えていたのか？

アタシはミカ。OL３年目。最近スピリチュアルに目覚めたのかもしれない。

ミカはふっと「魔女の宅配便」を思い出す。
主人公キキはクロネコジジの言葉が聞き取れなくなるけど、
元々実はジジは喋れなくて幼少期のキキが勝手に
ジジの鳴き声を、自分の都合のいいように脳内変換してた
イマジナリーフレンドって説があったわ。
クミコっちは私のイマジナリーフレンドだったのかしら…。

そこでハッと目を覚ますミカ。
どうやら六本木に向かう電車の中で立ちながら寝ていたようだ。
「嫌な夢･･･きっとこの髪型のせいでこんな夢を見たのね･･･」
「あっミカさん六本木着きましたよ！降りましょう」
「よしっ！」
合コンに向けて気合いを入れ直すミカであった。

↑KY

え〜いい流れだわ。
KYなのはあんたよ>>328
あたしもそろそろミカスレ復帰するかな〜

合コン会場は隠れ家的な

隠れ家的な和風居酒屋であった。
「ここよ」
クミコがそう言って立ち止まった。
しかし、そこに居酒屋らしき建物はまったくない。
コンクリート打ちっぱなしの小さなビルに、ただ大きな扉があるだけだ。
「えっ？まさか…ここ？何もないけど？」
「ふふ、ここのお店は会員制なの。だからパッと見じゃ誰もお店ってわからない外観なのよ。」
そう言うとクミコは大きな扉をゆっくりと開いた。
一歩店内に足を踏み入れると中は別空間のようだった。
天然木を基調とした落ち着いたモダンなムードの店内には、気軽なカウンターや
一枚板を使用したちょっとお洒落なテーブル席がある。奥の方には個室もあるようだ。

フジテレビアナの中村光宏似のイケメンウェイターが出迎える。
「ようこそいらっしゃいませ。ご予約のお名前は？」
「クミコです。」

ミカのカバンにはもちろん先日ミニプラで購入したマイ箸が入っている。さりげないエコを演出だ。

ふとカバンの底を見ると何かがうごめいている。
以前ヨガ教室で着用したウェアを取り出し忘れ、放置したら虫が発生したらしい。
カバンの中にビオトープが形成されている。
つくづく私はエコな人間なんだと思い知らされる

「ミカさん、店員さんの事見てましたけど、まさか〜……」

クミコがニヤニヤしながら聞いてきた。

「ちょっ、ち、違うわよ、やめてちょうだい！アタシはカズ派なの！」

「え〜あんな変態アナww」


そうこうしている間にメンズが登場した。クミコの知り合いと、その連れの２人の計３人。


「櫻井さん…ありがとう。どれも上玉よ！！」
ミカは興奮した。


クミコの知り合いは慶応卒のエリート証券マンのツトム。藤木直人似のイケメンだ。


連れの一人は同僚のケンタ。アメフト出身のマッチョ。ミカの陰部は湿る。


…もう一人はツトムの幼なじみのショウ。イケメンだが、フリーター。ミカの眼中にはない。


「とりあえず乾杯っ♪」
クミコが威勢良く言った。

ミカの狙いはツトム若しくはケンタ。

「ケンタくんって体格いいけど、何かスポーツしてたのぉ？」

ミカの声はいつもより高い。クミコは笑いを堪えている。

「中、高、大とアメフト。最近してないから体たるんじゃって……」

「そんなことないよぉ」

ミカはすかさずボディタッチ。男子はタッチに弱いのだ。

「すごぉぉい。ケンタくんの腕太ーいっ」

ケンタもまんざらではない感じ。好感触だ。

「いいよなーケンタは筋肉自慢できて。俺なんか情けない体で…」

ツトムがはにかんだ。

「そんなぁぁ…ツトムくんはイケメンだしぃ」

「それじゃあ、俺が筋肉だけみたいじゃんかぁ」
ケンタは自虐的に言った。

「あ〜、違うの！そうじゃなくてぇぇえ。ごめーん」ミカは慌てて釈明した。場はいい感じ。


ミカはどちらのメンズに照準を合わせるか悩んだ。

ショウは蚊帳の外。

しかし………

「ショウはいつ会社継ぐんだ？」
ツトムが尋ねた。聞けばショウは大企業の御曹司らしい。


大誤算！！
ミカは慌てた。

あたし、明日から旅行に行ってくるから
保守よろしくお願いするわね

やだ！ケンタいいわ！ｗｗｗ

「気が向いたら…かな」
ショウは草食系らしい。

「お家はどんなお仕事なの？」
ミカはすかさずショウに食らいつく。ミカはこう見えても肉食系女子なのだ。

肉食女の執拗なアプローチに困るショウ。

「ショウくん、唐揚げにレモンかけても平気？」

状況を読んだクミコが助け船を出した。やはりデキル女である。

こうしてクミコとショウはいい感じに。ミカのように社長子息と知った途端に食らい付く女は相手にされないのだ。


クミコを睨み付け、席を立つミカ。
「ちょっとお手洗いに行ってくるわｯ」

合コン女は度々お手洗いに行く。身だしなみを常にチェックし、最大限の魅力を発揮するためだ。


トイレの方向へ歩きだした瞬間、ミカはテーブルの脚に引っ掛かり転びそうになった。

いつもは転んでパンツを晒すミカだが、今夜は違った…


「おいおいっ！大丈夫かー？酔っ払ったか？」

すかさずケンタがミカの体を支えた。

逞しい腕と胸板に包まれたミカはドキンｯとした。汗と柑橘系のコロンの交ざった香りに、ミカの胸の鼓動は速くなる。


「う、うん。大丈夫」

頬が熱い。
アタシはポーカーフェイスが苦手。今夜はお酒のせいに出来る。

ほす

一度トイレで落ち着こう。しかしミカの体にはケンタの温もりがまだ残っていた。

マンズリしたい……

したい・・・、したい・・・
どうせなら・・とミカは意を決して行動に出た。席に向かうケンタの腕を押さえ無理やり
トイレに引きずり込むと

寝る間も惜しんで２ちゃんねる・・・
一体どういう生活してるんだろう。

ガツン
オフィスのパソコンの角に頭をぶつけて目が覚めるミカ
「どこから夢だったのかしら…」

ににかママににかママ、とぼちんだよ。とぼちんね、主任のちんちん触りたいの。

「あの後ケンタ君を無理矢理トイレに引きずり込んだところまでは覚えてるのに。。。」
酔っぱらってケンタをトイレに引きずり込んだ後ミカは酒のせいで寝てしまったのだ。
そしてミカの家を知らなかったクミコ達がオフィスで介抱してくれていたのだった。
「あっ、ミカちゃん起きた？」
ケンタだ。
「あれ？なんでケンタ君が？」
「他のやつらは明日用事があるからって帰ったよ。俺はミカちゃんの事心配だったからここでミカちゃんが起きるの待ってたんだ」
ミカは股間が湿ってくるのを感じていた。

>>346
ナイス軌道修正
夢落ちはもういらない

>>347
そういうのもいらない。

「あ…そうだ！あたし酔いつぶれちゃったのね。ごめんなさい。」
謝るミカ。
ケンタは何も言わないが表情は明るかった。
ミカと二人っきりになれたのが嬉しかったからだ。
ふと、ミカは壁時計に視線を向ける。

午前3時…

始発電車が来るまで2時間はある。
深夜の静寂が二人を包み込む。
普段は緊張感が張り詰め騒がしいオフィスだが、誰もいないオフィスの開放感にミカも気が緩む。
目の前には出会ったばかりのマッチョなイケメンがいる。
しかもミカに好意的ときたもんだ。
どう考えてもそこに流れる空気は「ヤッちゃいそうな雰囲気」だった…

ミカはそっとケンタへ唇を重ねる。
ケンタの唇がほんの少し強ばるのを感じた。「ケンタさんって余り経験が無いの？」小悪魔agehaな表情を浮かべミカは尋ねた。
「部活、仕事一筋だけど、経験はあるさ！…男…」
「男…？」ミカは怪訝そうに尋ねた。
「一人前の男だからちゃんと経験をしてきてるって意味だよ。俺はミカちゃんと…」
顔を真っ赤にしながらケンタはミカをぐっと引き寄せた。
「俺はミカちゃんとゆっくり解りあって行きたい。」
どちらともなく深い眠りに落ちていった。
朝ミカが目を覚ますとケンタが寝言を言っている。
「誠さん…捨て…ない」

「誠さん？」


ミカは勘がするどいのですぐに気付いた。しかしミカは同性愛に理解がある女性であったため、そっとしておくことにした。出来る女は万人に優しいのだ。
始発の時間もになったのでケンタとは駅でお別れだ。


「あぁ〜また出会い逃しちゃったなぁ。」
そう思いながら、家路に向った。

今日は心のお休みをしよう。朝方会社には生理痛が酷いと電話で伝え、お休みを頂いた。

ににかママ、うんち。

ショウには相手にされなかったし、ケンタはおそらくゲイ。


…残るはツトム。

エリート臭は鼻に付くけど、彼なら将来安泰だわ。


さっそくツトムにメールしようと携帯を手にした。するとケンタからメールが入っていた。


「俺、寝過ごしたみたいで…今度埋め合わせしたいな。開いてる日教えて！
ケンタ」


ミカの心は揺れた。
彼は果たしてゲイなのか。なんだかアタシの勘違いな気がするわ…

悶々としてるとクミコから着信が入った。

「ミカさん、月に何回生理くるんですかぁww？この間のコンパで会ったツトム覚えてますぅ？ミカさんに会いたいそうですよ〜」


今月の恋愛運は上昇傾向。「二兎追うものは…」
ミカの脳裏には雑誌で見た警告が浮かんだ。

心のお休みどころではない。

部屋でフテ寝をし、心の休日を過ごそうと誓ったミカであったが、
目を閉じるとケンタの笑顔、温もりが思い出され、いたたまれなくなる。
思わずピンクのクレバスに指を這わせたくなる衝動に駆られるミカだった。
その衝動に打ち勝ち起き上がる。
「このまま物分かりのいい女で終わりたくないの！
誠だって麻琴の可能性だってあるし…ペルル…教えて」
スピリチュアルなミカはペルルの霊に助けを求めた。
「まこと…か…ちょ…う…」？

その頃ミカのオフィスでは…
「ミカ君今日は休みなのか。」
誠課長はふとミカのデスクの下に見馴れないIDが落ちてるのを見つけ、拾い上げた。
「ケ・ケンタ…？」
「どうしたんですか？」冷静沈着な課長が狼狽してるのを
レオナが目ざとく見つけ声をかける。
「いや。なんでもない。私はこれからクライアントとの緊急ミーティングがある。
遅くなるので直帰にしといてくれ。」
誠課長はそう言い残すと足早にオフィスを後にした。

「はは〜ん、なるほどね〜」
レオナはしたり顔で独り言を呟いた。右眉毛だけを上げて、気分はｲﾝﾃｸﾞﾚｰﾄのアンジェリーナ・ジョリー。


何も知らないミカは、部屋の掃除に勤しんでいた。OLの部屋は汚いのだ。

また着信音が。ツトムからだ。

「会社休んでるの？昨日ずいぶん飲んでたけど平気？」
優しい声だが、ミカの体は反応しない。そもそも藤木直人はタイプではない。


やはりケンタが気になる。


ミカは思った。

きっとケンタは男ばかりの環境で育って、女を知らないんだわ。アタシが彼の同性愛を治してみせるわ！



彼にいつ抱かれてもいいようにエステに向かった。ここで思わぬ再会。


リカコのヨーガ教室にいたコスメマニアのアケミだ。従業員として働いているようだ。


ミカはリカコにだまされた100万円を急に思い出し、怒りが湧いてきた。

アケミもミカに気付き茫然としている。

「みなぁ〜ん！聞いてくだサァーイ。この人詐欺師なんですよ〜！」

ミカは咄嗟の作戦に出た

「お客さまっ?!」
アケミは咄嗟にミカの腹を思いっきり殴った。ミカはぐったりし、その場で気絶した。


アケミはリカコに電話した。
「リカコさん、今ミカが横に寝てるんです。どうします？正直、わたしの職場が割れて困ってます。」

「厄介ね。処分しましょう。アタシたちの身がやばいわ。」

アケミは気絶したミカを車のトランクに積み、深夜の埠頭でリカコと落ち合った。

展開が読めないわｗ

追う者は追われる者と同じだけの恐怖を感じる。
アケミも例外では無かった。トランクにミカを詰め込む際、
ミカから携帯を取り上げるのを忘れていた。
華々しいOL生活とは裏腹にミカは学生時代、母から買い与えられたGPS携帯を後生大事に使っていた。
薄れゆく意識の中ミカは一心不乱にメールを打つ。GPS情報を添えて…。
「ママ…助けて…」

「クロエ…TENGU…」
「レオナ…良い男発見…」


「俊兄…ボブと僕がこんな所に…」

「錯乱坊…イサキ…」

「村田巡査…うんこ…」

「とぼち…」 ミカの意識が遠のいていく…

脚注よ！
※クロエはミカのTENGUを狙っているのよ。(たぶん)
※『ボブと僕』は俊貴が出演したビデオのタイトルで黒歴史よ。
※錯乱坊は孤島の漁師でイサキで昇天するのよ(たぶん)
※村田はとぼちんとのスカトロプレイが好きなのよ(たぶん)

詳しくはミカ＆漁師＆熱海の過去スレ参照。

っつーか電話した方が早くね？

ミカは冷静になり、電話を掛けた。相手はケンタ。

「もしもし？ケンタくん…助けて！！アタシ…っ」
運が悪いことに、電話を掛けはじめたらアケミがトランクを開けた。

「あんた何してんのよ！？」
アケミはミカを殴り、再び気絶させた。携帯を取出し、海に投げ捨てた。

ケンタはミカの電話が切れたことを不審に思い、GPSを調べてみた。

「ミカさん…どうしてこんな辺鄙な埠頭にいるんだろう…まさか事件に巻き込まれて？！」


ケンタは急いで車を出し、埠頭へ向かった。

ににかママににかママ、とぼちんだよ。コーヒー牛乳うんちでたよコーヒー牛乳
うんちでた。とぼちんは、主任のちんちんを触りたいれす！

ミカの無事を祈りながらケンタはアクセルを踏み込む。
そこでケンタの携帯が鳴る。路肩に停車し着信先を確認する。
「誠…さん？」
躊躇しながらもケンタは電話に出た。
「誠先輩お久しぶりです。」努めて礼儀正しく振る舞う。
「おうケンタ。久しぶりだな。ちょっとお前に渡したい物と聞きたいことがある。
いつものホテルのラウンジで待っている。今から来れるか？」
いつもこうだ。アメフト部OBとして指導してくれた時も、社会人の先輩としてアドバイスをくれた時も、
そして二人で互いの存在を感謝しあった時も、
優しく諭すようでありながら絶対的な命令を俺にくだす。
「…わかりました。今すぐ向かいます。」

ケンタの車は方向を誠との待ち合わせ場所へと変えた。
「こんな平和な日本で事件なんかあるわけないもんな…」
自分自身に言い聞かせながらケンタの胸は誠との久々の再会に踊っていた。

その頃、埠頭には何十台ものパトカーが集結しようとしていた。
暗闇の中に赤色灯の光とパトカーのヘッドライトだけが輝く。
一台のパトカーが急停止する。
キキーッ
「ここだ！！！」
パトカーの中から刑事が現れ、気を失ったミカ、そしてアケミ・リカコの方へと駆け寄る。

「間に…合ったわね…」
息を切らしてパトカーの先導車両から降りる女。レオナだ。

観念するアケミとリカコ。その場に崩れ落ちる。
「うまく…いくはず…だったのに……」

「詐欺罪と監禁罪で現行犯逮捕する。」
刑事に手錠を掛けられるアケミとリカコ。
魂が抜けたように意気消沈する二人。
パトカーに乗せられる。
哀れな女の姿だ。



「ミカ！ミカ！目を覚まして！」
そう言うとレオナはミカに思い切り平手打ちをかました。
ビターーーン
「いっ、いたっ」目を覚ますミカ。
「あっ、レオナ〜」思わず涙が溢れ出すミカ。
目の前にレオナがいる。助けてくれたということだけは瞬時に理解できた。
気を失ってからの記憶はないが、とにかく助かったのだ。
ミカは嬉しさと驚きで泣きじゃくるしかなかった。

「ミカ。泣いてる暇なんてないわよ。パトカー乗って。」
そう言うとミカの手を引っ張りパトカーに乗り込むレオナ。
「刑事さん。急いで！」
走り出すパトカー。
「えっ、レオナ。どこ行くの？」
「誠課長のところよ。ケンタ君の身が危ないわ。
ミカのことを騙したリカコって女。あれ誠課長の愛人よ。」
「ちょっと、ど、どういうこと！？」
「ネットワークビジネスの元締めは誠課長よ。
サイドビジネスで結構悪どいことやってたのよ、あの男。
で、愛人のリカコを社長にしてたのよ。」

なんか笑いが止まらんわ。

リカコがミカを睨み付けた。
「あんたみたいな女は一番カモなのよ。エコぉ？ロハスぅ？ﾊﾊﾊ…ッおかしいわ。」
そう捨て台詞を吐き、アケミとともにパトカーに乗った。一時期は女性の憧れの存在だったリカコだが、今の彼女にその影はない。


「ケンタがどうして危ないのよー？」
ミカは混乱していた。


ケンタと誠課長は大学アメフトの先輩後輩。黒幕の誠課長は、おそらくケンタに罪をかぶせるだろう。体育会の先輩命令は絶対だ。


ケンタは誠先輩に指定されたホテルのロビーに着いた。
「おうっケンタ久々だな！」
「久しぶりっす！先輩！」「上に部屋取っているんだ。行くぞ！」

誠先輩はケンタのイチモツをギュッと握った。どうやら事件とは全く関係のないようだ。

部屋に着くなり、ケンタはスラックスのジッパーを下げられ、陰茎をひっぱり出された。

「相変わらずいいもん持ってるなぁ！わがままばかりいうモデル崩れの女より、お前の方がよっぽど可愛いぜ！」
誠課長はそう言うと、ケンタの陰茎を口に含んだ。

「……ぉわッ…先輩ッ」
ケンタは腰をｶﾞｸｶﾞｸ震わせ、快感に身を任せた。

はだけたＹシャツにネクタイ、下半身には何も身につけず
クリスチャンディオールのビジネスソックスだけのケンタを見下ろしながら、
誠はケンタの社員章であるIDをケンタの首へぶら下げた。
「一流証券会社のエリートがこんなあられもない姿でざまないなぁ。 」
「誠先輩お願いします…。意地悪しないで下さい。」
ケンタは捨てられた仔犬のような目で誠を見上げる。
「困った後輩だ…」誠は狙いを定め愛玩具となった後輩を貫いた。
「ぉわっ！！！」ケンタの雄叫びに似た甘美の声が部屋中にこだまし続ける。

「せんぱ……ぉわッ」
ケンタの陰茎はギンギンに膨張し血管が浮き出ている。
誠課長は容赦なくケンタの背後から腰を振り続けた。まもなくケンタは大量に射精してしまった。

「すごい量だな。」
誠課長はそう言いながら、ケンタの中で果てた。



誠課長とケンタは、ともにベッドに入った。誠課長のタバコの煙が天井に昇る。「お前、ミカとどういう関係なんだ？」
誠課長はそう言って再びケンタの陰茎をギュッと握った。


「連れに誘われて合コンに行ったんです。その時ミカちゃんと知り合って…ちょっ先輩……ぉわッ…」

誠課長は再びケンタの陰茎を口に含んだ。

二人の夜は長くなりそうだった。


コンコンッ

突然部屋のドアがノックされた。
誠課長はバスローブを羽織りドアを開けた。

「警察だ。お前に逮捕状が出ている。」

「ペニーーース」
急な大声で警察はひるみそのままタックルをかまして
そのまま逃走を始める誠課長。
逃走すると思わなかった警察は誠課長を取り逃がしてしまう。

後からついてきたミカがそのままホテルの部屋に入り
ケンタの無事を確認するとケンタはなぜか裸だった。
「ケンタ！だいじょう…！！！！！！！」

ケンタのはだけたＹシャツの首筋から胸元にかけて
誠に激しく吸われ愛し合った跡であろうキスマークが
赤黒く無数に点在している。
むき出しになった股間からは誠に種付けされた精が
伝わり小川のように流れ落ちてくる。
ケンタ自身が正体が無いように虚空を見つめ
「誠さん…捨てないで…」うわ言のように繰り返す。
「ミカ見ちゃだめよ。」レオナは自分の上着をケンタに掛けながら、
毅然とした態度で刑事に言った。
「私がこの子の身元保証人になります。
今は何も喋れそうになさそうなので一旦私の家で預かります。」
続けて「ミカあんたはそこの内野聖陽そっくりなイケメン刑事さんに送ってもらいなさい。」と言い残すと
そのままケンタを抱き抱えミカと刑事を残し部屋から出ていった。

レオナまさか(笑)

シャワーを浴びコーヒーの入った
マグを礼を言いながら受け取るケンタ。
レオナが切り出した。「あんた誠課長から何か仕込まれたでしょ。」
ケンタは頭を振りながら
「厚生省認可前の『試薬』だから違法じゃないってカプセルをケツから、
ミッキーの絵が入った錠剤を口から…」
レオナが笑いながら且つ厳しい口調で言う
「あのまま警察に行って尿検査を受けてたらどうなってたと思う？
セックスの時身体に入れるのはゴム着きチンポだけにしなさい
わかったわね。
もう寝ましょう。」
レオナは続けて「家には布団が一組しかないの窮屈だけどごめんなさいね。」
レオナは誠課長が違法ビジネスの他に、違法薬物まで手を染めてるのでは…
と思ったが今日の所はまず休む事にした。


ただケンタが服用した『試薬』の効果が切れて無いのは想定外だった…。

まるで、ジェットコースタードラマのような展開だねぃ


エマニエル夫人に出てくるような藤椅子に全裸で腰掛け、横にはどぼぢんを従えながら
キューバ葉巻を吸うカヤ子であった。

ミカは署で簡単な取り調べを受けた。

「アタシ、アケミさんにエステサロンでいきなり殴られて……それで気付いたら車のトランクにいたんですぅ」
かなり傷心のミカ。まだ何があったのか混乱している。


その頃ケンタは薬の効果で肛門が疼いていた。

とりあえずレオナの部屋の洗面所にある特大バイブを突っ込む。
「…ぉわっ…ぉわっ」
器械の振動音とケンタの悲痛な喘ぎ声に目を覚ますレオナ。

「仕方ないわね…」
レオナはそう言うと、お気に入りのネグリジェを脱ぎ、そのオネェキャラに似付かわしくない巨根をケンタに晒した。

「これが欲しいンでしょ〜ほ〜らほらっ」
気分は痴女・女教師。

すると薬が切れたのかケンタの気分は一気に萎えた。
「いやっ、いいっす、いやっ、まじ勘弁して下さい。俺、ソファーで寝ますんで」

全裸で仁王立ちしたレオナの立場はない。

「キーッ！！何よ！恥かかせたわねー」

レオナは真っ赤な顔をしてふて寝した。


ミカは一通り取り調べが終わると、内野聖陽似の刑事に家まで送ってもらった。

ミカは家に帰って早速、今日の出来事をミクシーに書いた。

とぼちんの横には、カヤ子じゃなくて主任が座っているの！とぼちんより。
とぼちんは主任のちんちんを触りたいです。

ベッドに入るミカ。事件の恐怖を思い出し、なかなか寝付けない。


あんなに信頼していた誠課長が……未だに逃亡中だし…ケンタくんは……



気付くと朝になっていた。今日は会社を休む。ツトムからメールが入っていた。

「俺に何かできることあったら何でも言ってね」

ミカは嬉しくて涙がこぼれた。久々に泣いた。余命一ヵ月の花嫁以来だ。


あたしは今生きている…生きていることに感謝しなきゃッ


できる女は頭の切り替えが早い。

「ツトムありがとう。アタシは平気！大丈夫！」

ミカはお気に入りのワンピースに着替え、元気が出るハッピーメイクを施した。

ﾒｿﾒｿするな！がんばれアタシっ！

ヒールの高い靴を履き、カツカツと闊歩した。向かった先はお気に入りのベーカリー。

パンとエスプレッソを購入し、川の土手で食べた。


川のせせらぎ、そよ風…こんなにも気持ちいいのね。水面に反射する太陽の光、風になびく木々…こんなにも美しいのね。


次々にポエムが生まれる。

アタシハイキテル

ソノママノアタシデイイノ

デモトキドキハジブンニゲンキヲアゲナクチャ

次々生まれるポエム。力強いその言葉に一筋頬を伝う涙・・・。

「やだ、あたしどうしたんだろ？せっかくのハッピーメイクが台無しだよ・・・」

ポケットからスワトウのハンカチを出すと、そっと涙を拭いた。
ハンカチに染み込ませたイランイランのアロマオイルの香りが乾いた心に沁みる。

最高に爆笑ｗ

と、スピリチュアルな空間に浸っていたのも束の間、
近くで遊んでいた子供のボール（硬球）が、ミカのゆるふわカールのドタマを直撃した。

ｸﾞｫﾝッ


ミカの頭の中で鈍い音が響く

……ウマレカワル、アタシ…アラタナ、アタシ……メザメル………





ミカは病院で目を覚ました。傍にはレオナとケンタくんがいた。

「あっ、ミカちゃん目覚ました！！俺、先生呼んできます。」
そう言うと、ケンタはケツをﾌﾟﾘﾌﾟﾘ振りながら病室を出ていった。

…少し雰囲気変わった？

「あーた、つくづく運ないわねーッ、大丈夫ぅ？」

「う…ん…っ、なんだか頭がボーッとするわ。……アタシ、ウマレカワル」

ミカは頭に浮かぶポエムの破片を繋ぎ合わせ、即興で歌を披露してみせた。

♪こんなにもー風が気持ちいいーアタシ、イキテル……♪

ミカは生きる喜び、自然のすばらしさを歌った。レオナはびっくりして何も言えなくなってしまった。


ケンタと医師が入ってきた。
「盛り上がっている所すみませんね、ミカさん検査の結果異常ないですし、お帰りください。」

先生にお礼を言った後支払いを済ませ病院を後にする三人。
「せっかくだから近くのカフェでお茶しない？」
レオナの提案で通りかかったタリーズに入る。
気のおけない仲間とのとりとめの無い会話。
ただそれだけでミカの凍った心は溶けてゆく…。
「さっきのお医者さんかっこよかったわねェ〜」
「抜け駆けしてすいませんレオナさん、俺、あの先生のこともっとしりたくて、
携帯番号とメルアド渡しちゃいました♪ッス」
ケンタさんキャラ変わった？
レオナが突然尋ねる「ミカあんた昨日のイケメン刑事さんにお礼はしたの？」

ミカは反応がにぶい。
いまだにスピリチュアルな空間にいるままのようだ。

なんか、いまのあたし、何でもできちゃいそうな気がする……
レオナの言葉も耳に入らずに、おもむろにスプーンを手にとるミカ。
曲がれ……!

「ガゴッ！」
すると突然、ミカの頭上で回転していた銅製のファンが落下してきた。

レオナ「ちょ、ミカ！よけてっ……！」

なんだか時間の流れがひどくおそい。レオナ大丈夫よ、あなたは私から離れていて。
アタシにはできる。
「スッ……」
アタシは直感の導くまま、落下するファンにむかって手をかざした。

千切れるミカの腕。

……と思いきや、耳に訪れるのはひたすらの無音。
あたりには何の音もしない。ファンの落下音さえも。
おそるおそる目を開けるレオナたち。

「ヤダうっそ、ミカ……信じらんない！」
そこには、あわや腕がまっぷたつ！とだれもが思った目の前で、
空中に手をかざし、ファンを留めるミカがいた。

「あーた、すごいわね！」レオナが興奮して言った。ミカは何事も無かったかのように、ファンを床に置きた。

ウエイターがやってきた。「お客さまぁぁあ、ご無事でしたか！？大変申し訳ありませんー」
深々と土下座している。なかなか可愛い青年である。ケンタは彼の尻に浮き出るボクブリラインに釘づけになった。

「カタチ、アルモノ、イツカ、クズレル、…アタシ怪我してませんし、大丈夫です。頭をあげてください。」
ミカはさわやかに答えた。

レオナはハッとした。
ミカは権利を主張する女だった筈。このシチュエーションなら慰謝料をふんだくる筈なのに……

「あ、あーた誰なの？！ミカはそんな女じゃないわ。」

レオナはミカを問い詰めた。

「レオナー何言ってるの！？冗談はよしてよー」
ミカは大笑いした。
「アタシね、事件のあと生きている素晴らしさを実感したの。それだけよ。アタシ、ウマレカワッタの」


♪イキテルってスバラシイ〜ﾙﾙﾙ〜ﾙﾙﾙ〜

ミカの透き通る歌声に周囲の客は涙を流した。

主任ミルク主任ミルク。とぼちんより。

最近の人間関係がわからなくなってきたわ。

誠課長は、結局悪人ではなかったのね？

「そろそろ、行きましょうか！」
レオナは最後の一服を存分に吸った。ミカは彼のウンコ臭い息にめまいした。


「それじゃーねー」
ミカはレオナとケンタと別れた。ケンタにはときめかなくなっていた。


ケンタに雄を感じない…
見た目は男らしいんだけど、アタシの女の部分に何も届かない…彼やっぱり……


そんなことを考えながら家路に着いた。

「もうすっかり夜だわ。早く帰ろっ」
ミカが早歩きを開始すると、前方に人影が。


「久しぶりだね、ミカくん。元気そうでなによりだ」

不精ヒゲの男性。なんだか格好も小汚い。

「？？……ま、誠課長！？」

話豚切るけど、旅行スレの人がこのスレも見ているなんて、あたくしびつくりよ！！

あげ

誠課長は逃亡生活で疲れ切っている様子だ。


「ミカくん、申し訳ないのだけど、お金を貸してくれないかな？」
誠課長はそう言いながらミカに迫ってきた。

ミカは恐怖のあまり足がすくんで動けなくなってしまった。

「…ま、誠課長……出頭して下さい…お願いします。誠課長はアタシの憧れなんです……」

ミカは必死に言った。


「ミカくん、それはできないんだ……私が捕まると、組織が……ッ」
言い掛けて誠課長は黙った。そして走り去った。ミカは全身の力が抜けて、その場に座り込んだ。


誠課長とはもう会わないだろう。ミカはそう思うと複雑な思いで胸がいっぱいになった。


その頃、レオナとケンタはH.I.Sでパンフレットを漁っていた。

「やっぱタイにしましょうよー男漁り放題よー」
レオナの鼻息は荒い。

「レオナさん、俺はサンフランシスコがいいっす。白人の兄貴に抱かれたいっす。」

二人はｷｬﾋﾟｷｬﾋﾟおしゃべりを続けた。

「よろしければ、一緒にお調べいたしましょぉぉかぁ？」
丸ノ内OL系の社員が近づいてきた。

「結構です！」

レオナとケンタは即答し、代理店を出た。

憧れだった誠課長…

好きになりかけたケンタくん……


ミカの心は限界だった。


あたしミカ。春色ファンデの二十四歳・ＯＬ……


ＯＬ…

ＯＬ………


オーエル………


コノママデ、イイノ？

ホントノアタシ……

ミカは決意した。
彼氏を早く見つけて、OL生活にさよならしよう


家に着くと、さっそく婚活を開始した。手始めに結婚相談所に登録する。

結婚するならお金持ちがいい！
そう思い、早速金持ちの男が登録している結婚相談所を探し出したミカ。
ネットで探すと案外簡単にみつかり、予約を入れた。

翌日早速登録をしに出かける、
登録料が案外高いので定期預金も崩して相談所のオフィスに向かった。
この相談所では登録者に月に何回か結婚アドバイザー・たかこの指導を
うけることができるサービスがあると説明を受け早速登録。

結婚アドヴァイザーのタカコは今まで何組ものカップルを生んだウェディングのｶﾘｽﾏ・ﾐｭｰｽﾞ。


「ミカ様のご希望のご条件の男性が既に多くいらっしゃいます。」
受付嬢がすまして答えた。

「アタシ、タカコさんに相談したいのですが、いつ頃指導が受けられるのでしょうか？」

「まず、一度男性とお会いしてみることをオススメしております。そのあと疑問に思った事をタカコに相談された方がより的確なアドヴァイスが受けられるかと思います。」


…確かに！ミカは早速男を紹介してもらうことにした。

この紹介所ではパーティ形式でたくさんの人と一度に合うことができる形式と
１対１でお話しすることができる形式のものを選択できるので、
ミカはパーティ形式のものにすることした。

ちょっとしたパーティーに出かける時に便利という言葉につられて買ったものの
そのちょっとしたパーティーが全然なく、あまりにあまった服たちがいっぱいあるのを思い出したからだ。

お嫁、お嫁、お嫁産婆♪

場所は変わり東京三ノ輪の寂れたビジネスホテル前、
人目を避け逃げるようにホテルの中へ駆け込む男。
その勢いのまま指定された部屋のドアをノックすると、ドアが開いた。
「きよし刑事、忙しい中すまないね。
後この前はわざと取り逃がしてくれてありがとう。」
誠課長は半笑いを浮かべ会釈した。
「誠さん早く中に入れてください。」
この前ミカを助けた内野聖陽似の刑事は転がるように部屋へ押し入る。
「最近、組織の新作が出来てね。君も喉から手が出るほど欲しいんじゃないかね。」
誠課長はカプセルとミニーマウスの絵が入った錠剤をきよし刑事の目の前にヒラヒラさせた。
「わかっているね？」
そう尋ねるときよし刑事は頷き手錠を誠課長に差し出した。
手錠を受け取ると誠課長は乱暴にきよし刑事をベッドに突き飛ばし、
きよし刑事の両手首とベッド柵に手錠をかけた。
「ミイラ取りがミイラに。麻取りが薬中にか…」冷淡に誠課長は言いながら、
きよし刑事のズボンを引きずり下ろし、
きよし刑事の固く閉じた菊門にカプセルをねじこむ。
そしてミニーの錠剤と水を口に含み、きよし刑事とディープキスをしながら、
喉元ふかく流し込む。
直ぐに効果があらわれたのか、きよし刑事が喘ぎ始める。
「ぉわっ！ ぉわっ！
誠さん早く…」
「薬と拘束プレイが大好物のエリート刑事か…ざまないなぁ。」
薄ら笑いを浮かべながら、誠課長はきよし刑事の中心へ狙いを定め、怒脹したもので貫いた。
「ぉわっ！！！」

このストーリーを１つのレスに押し込むのはちょい無理があるねぃ

番茶をすすりながら観察するカヤ子

二つのレスに分けると誰か間に入られないか、こわくなるんですよ。
お茶をすすりながら由利江が答える。

誠課長も堕ちたわね・・・


峰不二子の真似をしてキャスターヴェヴェルを吸いながら
フッと嘲笑するガチムチ君

ミカはクローゼットからドレスを取り出した。まさか着る機会が来るとは。


悩んだが、ミカは黒のドレスに決めた。きっと他の女は淡いパステルカラーで決めてくるだろうと予想したからだ。


ヘアメイクはレオナの友達の大次郎に頼むことにした。彼とレオナは最近テンバで知り合って意気投合したらしい。


「あたしも素敵な男と出会いたいわよー」
そう言いながら大次郎はごつくて毛深い指を繊細に動かし、ミカの髪を仕上げてゆく。


ゴージャスに仕上がり、ミカは大満足。会場の一流ホテルへ向かった。


受付で参加費の５万円を払い、番号札を胸に付ける。今日のﾗｯｷｰﾅﾝﾊﾞｰではない。ミカは少しがっかりだ。


ちなみに男性の参加費は倍の10万だそうだ。それだけ経済力のある男たち。否応にもミカのテンションはあがる。


立食パーティーが始まった。ミカはマイ箸をさりげなく周囲に見せ、エコをアピール。

早速一人の男性が話し掛けてきた。

見たところアフリカ系の黒人のようで、
股間をみるとすごくもっこりしている。
ミカは股間がぬれてくるのを感じた。

ワインをウェイターから受け取るときに
少し早めに動かし、遠心力をつかってワインを飛び散らせ
黒人のズボンにワインをひっかけた。

「あっ！ごめんなさい」
そういってハンカチをとりだし、丹念に股間の部分をふきあげる。
（大きい…）

「アノ、ダイジョウブです」
片言で黒人が言う、ぎらついた目に怯えたのか、
簡単な会話をすませると向こうに言ってしまい、がっかりしていると
１人の中年おばさんが話しかけてきた。

「見てましたよ」
「へっ？」
話をしてみるとおばさんはアドバイザーのタカコだということがわかった。

パンツスーツで颯爽と現れたタカコ。盛りに盛った特大ヘアに貴金属が眩しい。


「は、初めまして…ッ、アタシ、ミカっていいます……」

「……ミカさんね…ッ、フフフ、あたくしはタカコ！決めたわッ！あたくしミカさんをプロデュースいたしますわ！」

タカコはそう言うと、強引にミカをブティックに連れていった。


「ミカさんの髪とメイクは完璧よ…ただ服が残念だわッ、安っぽいのよ！」

ミカはショックだったが、タカコのｽﾞﾊﾞｽﾞﾊﾞした指摘が心地よい。

ドレスて靴を新調することにした。合計で30万円程してしまったが、良い買い物だ。たまに自分にご褒美するのも悪くない。


「まだまだ序の口よ！ミカさん、アナタ女を磨く必要があるわ！今のアナタ、全然ダメ！」

マナー、教養を身につける為の講座を紹介された。

「アナタ、自分に投資なさい！たくさんお金をかけて、磨いて磨いて……輝きなさい！」

タカコの力強い言葉にミカは感動した。

「……は、はい！！アタシ、頑張ります！！！」

また騙されるｗ

最新のファッションに身をつつみ、トレンドのヘアーやメイク……


いくら武装していても中身が空っぽだと、結局イイ女とはいえない。

ミカは分かっていたが行動に移せずにいた。背中を押してくれたタカコに感謝する。

レッスンはハードな内容だ。話し方講座に英会話、テーブルマナーに料理、茶道や生け花、踊り……ほぼ毎日徹底して習うらしい。


「ミカさん、よろしくて！？完璧な女におなりなさい！きっと海外のセレブからお声がかかるわ。あたくしがしっかりメニューを組んで差し上げます。」

タカコはｽｹｼﾞｭｰﾙがびっしり詰まったカレンダーをミカに渡した。

「一ヵ月で完成するメニューよ！覚悟はできているかしら！？」

「もちろんですわッ」

気付くとミカは話し方が変わっていた。既にイイ女への道を歩んでいる。


合計78万円する講座を、タカコは50万円でいいと言ってくれた。イイ女は細かいことに拘らない。

「細かいお金なんて気にしないで！……あたくしも年には勝てないの。レディ教育は……ミカさんが最後かもしれないわ。だからこそ頑張ってほしいのよ……あたくしに夢を見させて……ッ」

タカコの目には涙が光った。
「タカコさん……アタ、アタシ頑張ります。タカコさんの夢叶………」

「ありがとう、………口座はコレよ。名義違うけど会社の都合だから気にしないで頂戴。レッスンは明後日からよ。地図に書いてある場所に行って下さいね。」

また騙されてるｗｗｗ

ににかママににかママ、今夜、旭川の丸井今井が閉店しました。悲しいです。とぼちんより。

ミカはパーティの帰り、受付でタカコのベストセラー「イイ女大作戦������」と新作「結婚したいですか―タカコの提案―」を購入した。予習するためだ。



その頃、誠課長ときよし刑事は激しく交わっていた。

「…ぉわっ、誠さん…ぃぐッ」
すると誠課長は、きよし刑事のイチモツに対する執拗なピストン運動をぴたりとやめた。

「誰がいっていいって言った？オラ…っ、オーラっ」誠課長は意地悪に腰を振った。

「ぁーぁーあー……」

きよし刑事はトコロテンした。精液が天井まで届く。白目をむき、恍惚な表情を浮かべる。

トントンッ

いきなりノックが響いた。誠課長は焦り逃げる支度をしようとした。

「誠さん、タカコです！」


誠課長はタカコと会う約束をすっかり忘れ、きよし刑事に夢中になってしまっていたのだ。


「今あけるよ」

誠課長はそう言うと、きよしに部屋から出るよう促した。

ドアを開け、タカコを迎えると同時にきよしは退室した。

「あらあら、お邪魔だったかしら…ッ」

タカコは下品にほくそ笑んだ。

「大口のお客さまをゲットしましたわ！ミカっていう小娘です！」

「…ミカ？その女の写真あるかね？」

タカコから差し出されたミカの写真を見た誠課長は大きく笑った。

「…てなことになってるかもしれませんよ！」
クミコに電話をして結婚相談所に登録したのを報告し
いい女みがきを一緒にしようと誘った時にクミコがいった。

（案外、想像力豊かなのね…）

ミカはそんなことは思わない。
人を信じる心は何よりも尊い！
以前何かで見たことがある！
ミカは成功を確信していた。

テレビを皆がらクミコといい女談義をしていると
きよし刑事の死亡ニュースが流れた。
原因はドラッグの過剰摂取でネットで調べると
ゲイだっていうことがわかった。

「あっ！この刑事知ってるー！ゲイだったんだぁ」
「そうみたいですねー、ゲイといえば私ビアンなんですよ。」
さらっとカミングアウトするクミコ。

前々から違和感はあったけど…
ビアン…女同士…ツボをしっている…　ミカは股間が濡れてくるのを感じた。

「って言ってもミカさんみたいなスイーツ(笑)は無理なんで(笑)」

一方的にフラれたミカであった。

早速女磨き講座に向かうミカ。
今日は英会話だ。

ミカは学生時代から英語が苦手。しかしグローバルなイイ女になるためには、英会話は必須。

指定されたのは雑居ビルの一室。

【TAKAKO'S SCHOOL】

と書いてある。中には小綺麗な受付嬢が待っていた。


「こんにちは。ミカです。レッスンを受けに参りました。」

「ミカ様…ですね。１番教室にお入りください。」

中に入ると白人男性がいた。中々のイケメンにミカのテンションはあがる。

「Hello. Nice to meet you」

ミカは精一杯に舌を丸めてあいさつした。

「オーッ、スバラシイー、ヤマトナデシコネーッ」

ミカは顔を赤らめた。

レッスンというより雑談だった。英語と日本語を織り交ぜ、会話ははずむ。お茶とお菓子を頂き、アットホームな雰囲気だ。

90分のレッスンはあっという間におわった。

受付に行くと2100円請求された。お茶代らしい。

ミカが支払いを済ませると、次の講座を案内された。

日本舞踊だ。忙しいと言っている暇はない。

「続いて２番教室ですー」


入ると美しい女性が座っていた。今日は着物を選ぶらしい。

ミカはやる気と衣裳が比例するタイプなので、とびきり可愛くて高級なモノをチョイスした。


代金は30％ｵﾌの98万円。分割にしてもらった。


イイ女磨きには金がかかる。

お金に余裕のある女の特権のような講座の数々に、ミカの優越感は満たされた。

レッスンが終わり、受付嬢にロビーで待つよう支持された。

ミカは椅子に座って日経新聞を読んだ。

しばらくすると別の女性が入ってきた。野暮ったい黒髪のお世辞にも美人ではない女だ。一番教室に入っていった。

…彼女もイイ女になりたいのかしら……

ミカは吹き出しそうになるのを必死に堪えた。


なんだか良い匂いがする。「ミカ様ー３番教室にお入りくださーい」


今日最後の講座はテーブルマナー。忙しい。教室に入るとタカコが座っていた。

「ミカさん、お疲れさま。大変だったでしょー？最後は美味しい料理を頂きながらマナーを学びますわよ！」

「やったー！お腹空いてたんですぅ」

ミカのテンションは再びあがった。美味しい料理、そしてタカコから直々にレッスンが受けられる…ッ


「今日は初日だからリラックスしてね！さっ頂きましょう！」
タカコもテンションが高い。あっという間に平らげた。

「毎日大変だけれども頑張りましょうね！イイ女になって下さいネ！」

受付で料理代16000円(２人分)を請求されたが、ミカは持ち合わせがなかった。するとタカコがスマートに支払った！

「今日はご馳走するわ！ミカさん頑張ってらしたもの！！」

「あ、ありがとうございます。ご馳走様です。」

ミカは深々とお礼した。タカコは笑いながら
「よろしくて？イイ女は殿方にご馳走していただくのが当然な・の・よ。…次からはちゃんとお金持ってきて下さいネ。」


ミカはタカコに申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

明日は菓子折りでも持っていこう。

家に帰り顔にパックをしながら、ミカは早速ブログを更新した。イイ女になる過程を書いていく予定だ。


更新を済ませ、寝た。

また騙されまくってるのねｗ

朝起きて鏡をみる。
よし！今日も私かわいい！肌も１０代のよう！
っと自分に言い聞かせる。
自分をほめてあげるのは美容にいいのだ。
一通り用事をすませると早速ブログをチェックする。
会社には監禁された時の記憶がまだ生々しくて
とてもいける状態じゃないと言い訳して休みをとった。

ブログにはたくさんコメントが寄せられていた。
主に「騙されてるだけー」などだ。
ミカは早速返信した
「皆、心配してくれてありがとう！」
適当にコメントを受け流す、

さて今日の分のお金を補充しなきゃ。
しかし、お金は全然なかった。
貯金も崩したのでほとんどない。
ミカはパニックになった。
このままだと自分磨きができない！
しかしミカは借金だけはしたくなかった。
以前ブランド物の服などをカードで買いあさって酷い目にあったからだ。
向こう６ヶ月は１００円のカップラーメンと実家に頼んで送ってもらったものだけで過ごしたのだ。

ミカは今日も講座へ向かう。お金が心配だが、女磨きは欠かせないのだ。

教室に着くと受付嬢と昨日の野暮ったい女がもめている。　
「私もう教室辞めたいんです！お金ばかりかかって…何も教えてくれないし！」

「お客さま、落ち着いて下さ……ッ」

受付嬢はミカの姿にハッとした。

「ミカ様こんにちは、１番で先生がお待ちでぇす」


「……ぁのー、今日はいくらかかりますか？」

ミカはお金が心配だった。すると野暮ったい女がヒステリックに横槍を入れてきた。

「…あなたも騙されてるわ。英会話は雑談でお茶代取られるし、日舞は毎回着物買えって言われるし…」

ミカは冷笑した。
「そう思うなら辞めればいいじゃない。今のアナタ、全然イイ女じゃないわ」

野暮ったい女はアウアウして帰った。

受付嬢はサラリと答えた。「本日は、お茶代2100円、音楽CD代7000円で計9100円でございます」

ミカは安心した。お財布に１万円札一枚のみだったからだ。

ミカが１番教室に入ると、受付嬢はタカコに内線連絡した。

「タカコ様、ミカなんですが、お金がないみたいです。」

「そう……じゃあミカさんに勧誘活動を紹介してあげて。」

「かしこまりました」

ミカが１番教室に入ると、中には講師の白人女性が座っていた。

…あれ、昨日のイケメンじゃない……

「今日は基本的な会話を学びます」

「は、はい……」

昨日とはガラリと雰囲気が変わり、みっちり90分レッスンだった。


終了後、受付で2100円を支払うと受付嬢がパンフレットを見せてきた。

【TAKAKOイイ女ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ】

「ミカ様のお知り合いで女磨きをされたい方っておりませんか？紹介して頂けるとお礼をしているんです」

受付嬢は淡々と説明を続ける。
「お友達でなくても…例えばスカウトして頂いてもかまいません」

ミカはとりあえずパンフレットを受け取り、２番教室に入った。続いては音楽だ。イイ女はクラシック音楽に詳しい。

中にはいると中年のマダムが待っていた。

「こんにちは、今日はオペラを鑑賞しましょう！お茶飲みますか？」

ミカはお茶は断った。

オペラはよく分からないが、雄大な音楽に癒される。講師がオペラについて講義をはじめた。ミカは猫のイラスト入りノートにメモを取った。90分はあっという間だ。

「今日はここまでよ！このCDをしっかり聴いて復習してくださいね」

オペラの入ったCD-R５枚組を受け取り、教室を後にした。透明なケースに「オペラ」と書いてあるだけのCDだ。

「7000円ですぅ」

受付嬢に言われ、ミカは少し疑問に思った。

「コピーしただけのCDが7000円て高くないですか？だいたい著作権が…」

「ミカ様、音楽教材は全て弊社オリジナルでございます。お客さまに出来る限りお安く提供するためにパッケージ等を敢えて簡素にしているのです。市販品ですと５枚で7000円ではお求め頂けません」

ミカは赤面した。

「やだ、アタシったら、ごめんなさい。変に疑ったりして……」

「いいえ。疑問に思ったことは遠慮せずに聞いてくださいませ。」

受付嬢は【ｸﾚｰﾑ対応マニュアル】のファイルをさっと片付け、ミカから7000円徴収した。　

とりあえず静観。

栗の花の匂いを嗅ぐと、イヤラシイ気分になる変態とぼちん

ミカはロビーで日経新聞を読んで待つ。

「ミカ様ー３番教室へどうぞー」

今日最後のレッスンは料理教室。
「こんにちはー」

中にはいると老婆が座っていた。

「あらあら、お元気ね、今日はね、エプロンと包丁を買わせろってタカコさんがね……」

ミカは「買わせろ」という言葉が気になった。

「ねぇ、おばあちゃん、アタシに真実を教えて！冷静に考えると、お金かかりすぎてる気がするの」


老婆は目を泳がせ、明らかに狼狽している。

「あたしは何も知りません…けどね、この包丁は200円で仕入れたモノを20000円で売るの…」

老婆は小さい声で真実を話してくれた。



…アタシいくら使った？




その頃、誠課長とタカコは例のホテルで落ち合っていた。誠課長は薬を使用し、タカコはペニバンで突いている。


「……ぉわっ」
誠課長はイッてしまい、白目を剥いてよだれを垂らした。


「タカコ、ありがとう」
「お安い御用ですわ！誠さんって可愛く鳴くのね」


タカコはハイライトに火を付け、思いっきり吸った。「ミカがそろそろ勘付くと思うわ、目標額は達成してるから逃げ時かしらね」

「そうだな、善は急げだ…それよりタカコ…」

「…ふふっ」

タカコは再びペニバンを装着した。

ダダダダ…
「警察だ、高村タカコ、詐欺容疑で逮捕する。」
丁度誠課長が目隠しをし、手錠をしてミニローター３個をアナルにいれたところで
警察が踏み込んできた。
とっさにまこと課長は服を後ろでにつかみ突進していく。
「ペニーーーーーーーーーース！」
前回と同じ手を使う、癖になりつつあることを誠課長は感じた。

バリン！ガラスの割れる音とともに誠課長は落下していく、
目隠しをされていたせいで方向を誤ったのだ。
幸いホテルの３階で下の芝生がクッションの役割を果たし
傷を負うことなく誠課長はにげることができた。
そして誠課長は気付いた　手錠の鍵がない！誠課長の尻ではまだローターがうんうんと唸っていた。


ミカは呆然としていた、
急に警察がタカコのオフィスに乗り込んできて
色々なものを没収していてるのだ。
「あっ…あの、やっぱり…詐欺だったんですか？」
渋い顔をした刑事が頷く。
結婚相談所からも電話があり、謝罪をされ、
今度改めて謝罪をするとの旨が伝えられた。
ミカは腰がぬけてへなへなと座り込んだ。

マスコミが押し寄せてきた。
矢継ぎ早に質問を浴びせてくる。
確かにショックだったがミカはちょっとしたスター気分になった。

スター気分になる権利を買ったと思うことにしよう。
女は開き直りが肝心なのだ。

その頃、誠課長はアナルにローター、手に手錠のまま全裸で街を練り歩いていた。

事件現場で精力的に動きまわってる内野聖陽似の刑事がいる。
その刑事はミカを見つけると開口一番こう切り出した。
「初めましてミカさん。私はきよし刑事の双子の弟のこよし刑事です。
オフレコですが兄が亡くなる前に股間がもっこりした黒人>>407と爽やかな白人>>416と
兄が一緒にいたと言う目撃談が寄せられてます。
そいつらを捕まえ、僕は兄の汚名を挽回しようと思います！」
(汚名は返上だろ…)
ミカは心の中で突っ込んだ。

ミカは矢継ぎ早にくる質問に丁寧に答えた。

「タカコ容疑者にいくらくらい騙されたのですか？」

「んーとぉ、200万くらいですぅ…」


早速家に帰り、自分の出演シーンをチェック。そして２チャンネルに「ミカって女、可愛いくね？」と自演した。


朝になった。
久しぶりの出勤だ。タカコに騙されたお金は慰謝料が上乗せされて戻ってくるらしい。

気分上々。

チークを濃いめに乗せる。オフィスの冷房で血色が悪くなるのだ。

ｼｬﾈﾙの香水を浴びる。

久しぶりの出勤にちょっと緊張。だけどワクワクしている。

ガンバレ、アタシ
マケルナ、アタシ


スカートのファスナーを上げると少しキツイ


…まずい、太った？


急いで補正下着に履き替える。


朝から大忙し。

痴漢電車に揺られる。移動時間を有効に使うために新書を読む。

電車が揺れるたびに隣の居眠りリーマンにぶつかった。

「吊り革捕まれよ、このクソアマっ」
怒鳴られた。
……意味が分からない。

電車は寝る場所じゃないんですけどー


朝から気分が悪くなってしまったが、とりあえずオフィスに着いた。

「ミカさん、久しぶりですねー」
相変わらず美人のクミコが駆け寄ってきた。レズなのがもったいない。


「あーたたち、大変よー新しい課長よー」
レオナが大騒ぎしていた。


「こんにちは、赤坂です。よろしくお願いします。」

誠実そうな男性だ。
レオナがミカに耳打ちした。

「彼ねー学生時代は剣道一筋だったみたいよー奥さんと子供２人いるみたい」


少しがっかりなミカ。
赤坂課長(32)は早速ミカを呼び出した。

「君は事件に巻き込まれたそうだが、平気かい？」

「平気です。それにアタシ、ミカっていいます。よろしくお願いしますネ」

「ミカさん、よければ昼一緒に食わないかい？」

「喜んで」


ミカは決めた。

赤坂課長を落とす！


早速喫煙所で一服しながら作戦を練るミカであった。

ミカはスカートをパンツギリギリまで上げた。
シャツの胸元のボタンをいつもより2つ開けた。

不倫：道徳から外れること

ミカはロッカーから無臭フェロモンを取出し、体に吹き付けた。

ランチの時間。

「赤坂課長はお野菜お好きですかぁ？」
「あぁ、好きだよ」

ミカはオーガニックレストランに案内した。職場近くのオススメスポットだ。

「お洒落なお店だね」
赤坂課長は少し照れながら言った。

「ええ、けどお値段がリーズナブルなんです。職場近くなのに意外に空いててオススメですよ」

日替わりランチが運ばれてきた。ミカは野菜ｽｰﾌﾟに入っている特大ウィンナーを大胆に頬張った。

「ぁん…一口じゃ無理だわ…ッ」
そう言って軽く口から出してみたりした。


赤坂課長もまんざらでもない様子。ミカは足を組み替え、胸元を強調しながら斜めに座った。

午後の仕事が終わり、赤坂課長とミカのみがオフィスに残った。

チャンスッ！！

ミカは赤坂課長のデスクに行き、彼の耳元に息がかかるように話し掛けた。

「課長、今晩飲みに行きません？」

赤坂課長の股間はパンパンになっていた。

「いいよ、じゃあ出ようか」

「その前に…」
ミカの唇を奪う赤坂課長。
「ァんっ…！課長…！」
ミカは自分の股間のダダ濡れ具合を感じた。
「もう我慢できない…！ミカ！」
「課長ォ…！私もぉ！」
赤坂課長とミカはオフィスで淫乱セックスを始めた。

それを影で見つめる３つの影…
レオナ、ガチムチ、そしてクミコだ。
「キィーっ…ｯ！ミカったら抜け駆け…！」
レオナはハンカチを噛みしめた。
「ウホッ！エロイっすね！」
３人は個人の趣味のためにデジカメで写真を取りまくった。
「あぁん！ミカさん、エロいわ！私、ミカさんの体はタイプだったのにぃ〜」
と悔しがりながらも写真を取るのに余念がないクミコ。
「あら！あんた！写真取るのうまいわね！あとでパソコンに送っといて！」
レオナは赤坂課長の仮性チンポに興奮しっぱなしだ。
「わかりました。任せてください！」

ひとしきり写真を取ったが、課長とミカのセックスは長い。
「そろそろ飲みにいきましょ！今夜はやけ酒よ！」
レオナの一言で３人は外に出た。
クミコは悔しいからかわいい女でも…と思い、久々登場のユカにメールした。

「ユカさん、今日レオナさんたちと飲みませんか？(はぁと)」
「ごめん！金欠でさ！今回はパス！また誘って〜♪」

何が「今回は」だ。
ぶっちゃけノリ悪い。

赤坂課長は的確にミカの急所を見つけ、執拗に攻めてくる。

(これが既婚者のテクニックなのね…)
ミカは何度絶頂に達した。子宮も収縮しっぱなしだ。

赤坂課長の吐息が漏れる。
「ミカ君…千切れそうだよ…」
「え…？」

ミカは膣ケイレンを起こしていた。

つながっまんま救急車で病院に担ぎ込まれるミカと赤坂課長。

ユカとクミコって接点あったかしら

クミコは派遣社員として無数に渡り歩いた会社の中でユカと知り合った。
そう脳内補完をしなされ。
番茶をすすりながらカヤ子が呟く。

その頃病院では、赤坂課長とミカの陰部がくっついたままであった。
「もはやアレを切断するしかない…」
医師はそう判断した。

アレを切除した赤坂課長は、晴れて女の子になった。

しかしミカが赤坂課長の陰部に向かって「ケアルガ！」と唱えると、男根はﾆｮｷﾆｮｷと復活した。

しかしケアル系の最高位魔法をかけてしまったことで、阿鼻叫喚な回復っぷりに。

ミカ「なっ、なっ、なんて立派な…」


再び膣痙攣に襲われ汁を漏らすミカ。

あまりに巨根過ぎて、ミカの下のお口に挿入すると貫通して上のお口から出てきちゃう赤坂課長のモノ。

「キャーッ」

ミカは汗だくで目を覚ました。横には赤坂課長がいる。

「どうしたんだ？大丈夫か？」

「アタシ膣痙攣する夢みて……」

ミカと赤坂課長はラブホテルの一室にいた。

「ミカ、いきなり気絶するから…そんなに俺のナニが良かったか？」
赤坂課長はニヤニヤして、ミカの太ももに陰茎を押しつけた。

「…やだぁ、もう大きくなってるッ」

こうして２人は再び激しく交わった。ミカは彼の妻子に罪悪感があったが、快感に身を任せた。

終電間際、二人はそれぞれ帰路に着いた。ミカの体にはまだ彼の体温が残っている。


イケナイアタシ

ミカは寝る前に、自分の陰部を慰めた。

「…ぁん、赤坂かちょ……ッ」

次の日から、ミカは香水を付けるのをやめた。


24歳の初夏。アタシは道徳から外れた。

次の日
ミカはけだるげにベットから起き上がる。
私、もう純情なだけの女じゃない。
いつものメイクはやめて雑誌にあった攻めのメイクというのをためしてみる。

「こ…こうかな？　ちょっと変な感じがするけど…慣れてないだけよね。」

猫の写真集を見て自分を慰める。

上手い。ご立派。

皆既日食も終わった頃、ミカは部署のホームパーティーを
赤坂課長宅ですることを提案した。
課長との関係が順調な分、ちょっとした刺激が欲しかったからだ。
課長の家族を見てみたい好奇心もミカの背中を後押しする。

夏の日差しが眩しい土曜日ちょっとした手土産を携え、ミカ、レオナ、ガチムチ、クミコが
閑静な住宅街にある赤坂課長の家を尋ねた。

ホームパーティといっても焼肉パーティだったのだが
ミカはすごく楽しめていた。

どん！どん！

赤坂課長の自宅の２階から何かを叩く音が聞こえる
「やだわ、　子供って本当に元気がよくて。」
気立てのよさそうな奥さんが言う。
ミカより美人なのは傍目にも明らかだ。
ミカは内心悔しいが奥さんの欠点をみつけようと躍起になっている。

「だしてくれよー」
２階から声が聞こえた。

「子供って本当に何をするかわからないわ。
心配だからちょっとみてきます。」
そういって奥さんが二回に行った。

この家にはなにやら秘密がありそうだ。
目配せするレオナとクミコ。

ガチムチは高そうな肉、ミカは奥さんの欠点探しとそれぞれに夢中で
２人は気にも留めていないようだ。

その頃女子刑務所東３号棟ではタカコとリカコが脱獄の作戦を練っていた。

「あたし早くシャバに出て、自由になりたいわ。」
リカコが言う。伸びきった髪の毛、プリン頭、ノーメイク……かつてのｶﾘｽﾏオーラは無い。


「あたし考えたんだけどね……」　
タカコがそう言い掛けたとき、背後から囚人の首領ピン子が現われた。


「あんたたち、何ｺｿｺｿ話してるの？今日は柏原芳恵の慰問コンサートよ！早く行くわよ！」


…まさにチャンス。

タカコとリカコは囚人や監守が芳恵に夢中になっている隙に、脱獄に成功した。

「なんだかすごく簡単だったわね！」

「そうね。誠さんのところに行きましょう。彼きっとアジトにいるわ……いっけない！彼のアナルにローター突っ込んだままだわ。」タカコは焦った。



埠頭の倉庫の一角が組織のアジト。静かな空間にローター音が響き渡る

うぃ〜ん

「ぉわ…っ、タカコ早く抜いてくれっ」
誠は手錠をはめたまま悶えていた。


「誠さん…遅れてごめんなさいっ」
タカコとリカコが到着した。

誠のアナルからローターを抜き、手錠を外す。３人は再びビジネスを立ち上げるべく話し合いを始めた。

結局赤坂課長の子供には会えなかったが、パーティーは楽しくおわった。

帰り際、赤坂課長とミカはみんなの見ていない所でキスをした。ミカは久しぶりにキスでどきどきした。


「なーんか匂うわ、あの家庭」
「私もそんな感じがします」
レオナとクミコが怪訝な表情で話し合うのとは対照的に、ミカは惚気ていた。


レオナは赤坂家も心配だが、それ以上に不倫に溺れるミカが心配だった。しかし敢えて何も言わなかった。


４人はそれぞれ帰路に着いた。ミカが歩いていると、美しい女性が近づいて来た。

「こんにちは。良ければ手相を見せていただけませんか？私は占い史のカトリーヌ・ゆみです。」


「ぇえーっ、カトリーヌ・ゆみさんッ！！アタシ大っファンなんですぅ」

ミカのテンションはとてもあがる。

占いなんて所詮…そう考えていたミカであったが、カトリーヌ・ゆみのハッピー占いは違った。奇妙なくらい的中するのだ。

「アナタ、今不倫してますね」
鋭く言われミカは驚いた。

「し、しています。アタシ、不倫しています…」
ミカは正直に答えた。

カトリーヌ・ゆみは険しい表情を浮かべた。
「アナタ…幸せになりたいですか？」

…もちろんそうだ。
ミカは力強く頷いた。


「だったら、しばらくの間セックスはしてはいけません。禁欲です。」
そう言ってカトリーヌ・ゆみは去っていった。

ミカは金をだましとられず安心した。

「…禁欲か……」

そう思う傍から赤坂課長が頭に浮かぶミカであった。

レオナ様、試験勉強がはかどりません。
なにか良い方法はないでしょうか。

〈都内・大学生〉

「そうねえ…気分転換に自然に囲まれた場所へ出向いてはどうかしら？」
レオナはそう言うと一枚のパンフレットを>>446に手渡した。
それはとある旅行ツアーのパンフレットであった。
タイトルは『大人の遠足〜孤島リゾートで秘密のバカンス〜』。

一週間後、孤島行きの飛行機に乗り込む>>446の姿があった。

禁欲
ということで、近所のお寺でやっている禅にはまるミカ。

写経や座禅で平静な心を得るためだ。

主任のちんちんを触りたいです。どうしたらいいですか？〔とぼちん〕

（今日からアタシは清楚な女性。不倫をしてしまったのは心が病気だったんだわ…）


そう自分に言い聞かせると、いつものようにシャネルの香水を浴びて、ぶっといウン（略）

会社に向った。

会社に着く前にちょっと寄り道。
スターバックスでフラペチーノを買ってテイクアウトする。
デキる女は息抜きの仕方も上手だ。
右手でフラペチーノを持ち、颯爽と出社するミカ。

始業10分前にはオフィスに着いた。
デキる女は10分前行動だ。
デスクに座ってメールでもチェックしていたら、みんなが続々とオフィスに着く。

「(あ…課長…)」

ミカは股間が湿るのを感じた。
「(私はこの男のスーツの先を知っている…)」
そう思うといてもたってもいられなかった。
しかしそんなことばかりを考えてはいられない。
さーて仕事仕事！
今日はレオナと会社中の電球の取り替えからだ。
野良猫ガッツで頑張ったあとは…課長からのごほうびが待っている。

あ〜ぁ…フラペチーノ冷めちゃった…。

ほんの少し機嫌の悪くなるミカ。
でも赤坂課長のことを想っているとそんなことも吹き飛ぶ。
仕事中は他人行儀な赤坂課長。
いじらしい。

あたし明日から１か月いないの。
だから保守よろしくね♪
おやすみ…

と 言い残し、突然自分探しの旅に出るミカ

クミコのワンポイント講座☆

あたし、赤坂課長のこと知らないから
このキャラ作った人、簡単なスペック紹介してちょうだい

今日も赤坂課長は他人行儀。ミカの欲求不満はピークに達していた。

短く清潔感のある髪の毛…長身でスラッとしていながら剣道で程よく着いた細マッチョな体……顔や腕は外回りでうっすら小麦色…そしてアタシの陰部を的確に攻める彼のイチモツ……



電球交換を終え、颯爽と廊下を歩くレオナとミカ、そしてクミコ。

「やっぱり不倫て辛いわ……」
ミカは本音をつい漏らしてしまった。

「自業自得ですよ」
クミコは相変わらずクールだ。

「あたしは赤坂課長のどこに魅かれるのかが分からないわ〜もっとガチムチな課長だと仕事に本気出すのに〜」

レオナはそう言いながら２組の脚立を両脇に抱え、廊下を突進していく。


続いて３人は社内の花形OLの集う秘書課に向かった。

秘書課に着くとミカ達は早速電球の取り替えをはじめた。


秘書課の女たちは全員浴衣姿。今夜予定されている花火大会に合わせて粋な演出なのだ。

「いいなーアタシも浴衣着たいぃ」
ミカは秘書課の女たちに憧れていた。皆才色兼備の選ばれた女たち……


「彼女達と親密になればイイ男に逢えるんじゃなぁい？」
レオナは少し意地悪そうに言った。彼は秘書課の空気が苦手らしい。


秘書課の一人サクラコ(24)が書類を床にぶちまけた。「あ〜ぁ…サイヤクぅ」

ミカはチャンスと思い、書類を拾うのを手伝った。

「ぇ〜、うそぉ、ありがとぅございますぅ」
サクラコは深々とお辞儀した。
ミカも愛想よく微笑み返した。

「よかったらランチ食べません？アタシおいしいオーガニックレストラン知ってるんで」
ミカは唐突に誘った。当然無理だと思ったが

「行きたいですぅ。是非。」
サクラコはあっさり快諾した。

二人はオーガニックレストランへ向かった。

店内には赤坂課長が女子社員と座っていた。ミカは不審に思ったが、ミカの横にいるサクラコの様子もおかしい……

ミカは女の勘で察した。

ｼｯｸｽｾﾝｽで察した。


「なんだか混んでるわね〜お店変えましょうか！」

ミカは空気を読む女。

「けど、ここ初めてだし、あたし食べてみたいですぅ。あの席に相席させてもらいましょー」

サクラコは赤坂課長と女が座る席を指差した。

そしてミカは死にましとさ。悲しや悲しや。
糸冬

そうミカは自分に言い聞かす。「昨日までの私は死んだの。
頑張れ！生まれ変わった新しいワタシッ！」
胸を張り赤坂課長の元で仁王立ちすると、近くにあったお冷やのグラスを手に取り
赤坂課長にぶっかけ、サクラコの手を取り店を後にした。

空いた手でクミコに電話する。
「この前のオフィスでの写真、私を消して上層部と赤坂課長の奥様にブラックメールして」

昼休み明け赤坂課長の姿は無かった…。

課長の椅子に置かれたクマのぬいぐるみが全てを物語る。

バリアゲ

どぼぢん最近見ないわね？

>>462 …と電話をしたらなんと！受話器からファイヤーが出て耳から焼け死にましたとさ。ミカ可哀想ね。悲しや悲しや。

ミカ、フォーレバー！エンターニエバナ！

糸冬

だって、ににかママ無視するんだもん。主任のちんちん触りたいって言ってるのに。
びへびへびえーん。

最近ミカが常識人だなw昔はもっとらりってた気がするww

ミカとサクラコが行方不明になり、捜索願いを出すレオナ。

「ランチタイムに何があったのよー」
イライラしながらガチムチ君のケツを揉みまくる。

ミカと桜子は樹海で発見されて死んでました。

糸冬

ミカ、麻薬をマンコの中に隠していたのが見つかりあえなく御用

と簿チンだよと簿チンだよ花火うんちでた花火うんち。今日、札幌は七夕だったんだよ。ひとつき遅れの七夕うんち。

>>462
バン！
ミカは思いっきりデスクを叩き周囲をにらみつける。
周囲の視線が痛いのだ。
課長との写真は確かにミカの顔が隠されていたのだが、
課長とミカはうわさになっていたのでミカだとバレバレだったのだ。
他にも何人か課長とうわさになっていた人もいて、
その人たちも同様の視線を向けられていた。

「こういうときは何か甘いものでも食べよう！」
そう思いデスクの中に隠してあるお菓子に手を伸ばす。
「幸せのストロベリーチョコレート」
食べている間はストレスから開放される！
そのことに気付くと食べる手が止まらなくなってきたミカ。

そしてチョコの中にはなんと！トリカブトが混入されており、ミカは悶絶死しましとさ。どうしたってミカ惨めね。いと哀れ。

糸冬

芳恵ｗ

朝
一日が始まる


ミカは深呼吸し、ベッドから出る。枕元のｺﾝﾄﾚｯｸｽを噛むように飲む。


玄米シリアルにバナナと牛乳を加え、めざましテレビを見ながら食べる。


占いは最下位。サイヤク。

今日はパンツスタイル。
クールなメイクを施し、ｼｬﾈﾙの香水をまとう。


今日も暑い。メイク直しのセットと制汗剤はマストアイテム。


痴漢電車に揺られ出勤。
読書家のミカは太宰治をセレクト。携帯メールの返信と並行して読む。できるオンナの朝は忙しい。


電車が揺れるたびに隣のオヤジにぶつかる。男性整髪料の香が鼻につく。

「吊り革つかまれッ、クソアマッ」

オヤジに怒鳴られた。意味が分からない。朝からサイヤクだ。

ヒールをカツカツ鳴らし、オフィスに着いた。

オフィスに到着。

不倫の相手だった赤坂課長の席には別の男が座っている。ミカのタイプではない。

少し心に穴が開いた気分………


感傷に浸る間もなくレオナ、クミコと会議の準備がある。

会議室に到着し、机の配置や器材の配線を開始した。

「なんかミカさん痩せましたかー？」
クミコが尋ねる。OLの挨拶の常套句だ。

「赤坂さんのこと思い出すと、あまり食欲湧かなくて…変なの、アタシこういうの初めてで…」

ミカはプチ欝の症状が出ていた。近年仕事に頑張る女性に増えているらしい。

「ミカさん、それプチ欝かもしれませんよ。病院行ったほうがいいですよー」

「そうね、確かに以前の破天荒なミカと比べて、最近元気ないってゆーか…」

レオナは自分の体で配線コードを使った亀甲縛りの練習をしている。


「うん。ありがとう。アタシ平気だから。」

ミカはそう言い、給湯室へ向かった。

お湯が沸くのを待つ間、換気扇を回しバージニアスリムを一服する。

トイレが近くなったので、一回やかんの火を止めトイレに向かった。


ドンッ


「いったーぁいッ」
ミカは男性にぶつかった。

「ごめんなさいっ、だ…大丈夫ですか？！」

そこには新卒新入社員と思われる若くて可愛い男性が困った顔で立っていた。

流行の草食系の顔立ち、細身のパンツ…差し出された白くて長い指にミカは捕まった。

「本当にごめんなさい、僕営業二課の目黒と申します。怪我されていませんか？」


ミカは一目惚れした。


「ま、前をしっかり見て歩かなきゃダメよ。アタシは企画課のミカ。目黒くん宜しくね！」

ミカは年上の余裕を見せ、足早にトイレに向かった。

占いはサイヤクだけど、今日のアタシついてるワ！

ミカは便秘も解消しすっきりした表情でお茶を入れると会議室に戻る。


今日は社運を賭けた一大ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄの会議。否応無しに緊張感に包まれる。


ミカは自分の仕事を済ませ、会議室を出た。
廊下で再び目黒くんに会った。


「あの、さっきのお詫びにランチ奢らして下さい」

目黒くんからのお誘い。ミカはとても嬉しかったが、ここは恋の駆け引き。

「今日は同僚と約束してるの。明日なら空いてるわよ！」

「じゃあ明日、これ僕の社内アドレスです。明日メール下さい」

ミカはルンルンでデスクに戻った。

「あれー？ミカさん何かいいことあったんですかぁ？」
クミコは洞察力が鋭い。

「別にぃ〜」

ミカはそう言うと節約のために持ってきたカップ麺をカバンから取り出した。

476さんはいつもの人かしら
相変わらず面白いわw

カップ麺を平らげ、サプリを飲む。

抗酸化のビタミンACE、ストレス緩和のカルシウム、美肌のコラーゲン……

サプリは忙しいオンナの味方だ。

トイレに向かい化粧を直す。ランチ後の女子トイレは女優の楽屋のようだ。すかさず隣のオンナのコスメをチェックする。


定時に仕事を切り上げ、ミカは痴漢電車に揺られ帰路に着く。小腹が空いたので胚芽入りのヘルシークッキーを頬張る。


「電車の中で菓子食ってんじゃねーよッ、クソアマ」

隣のハゲオヤジに怒鳴られる。意味が分からない。朝の占いの意味がわかった。


きっと不況で仕事がうまくいかないのだろう。それで弱いオンナに八つ当り…可哀相なハゲオヤジ…


ミカはそう思うとクッキーをしまい太宰治を読み始めた。


家に着き、化粧を落としてソファーに横たわる。


今日もお疲れ、アタシ

ミカは軽めの夕食を済ませ、風呂に入った。

ID:oyiJudBpOさん天才過ぎます

お風呂は最高の癒しタイム。

ミカは30分半身浴することが日課となっている。お湯に浸かりながら美容雑誌を読みローラーで顔やボディをマッサージをする。


湯槽に浮かべたアヒルの玩具に話し掛ける。

「明日は目黒くんとランチなの。彼、アタシに気があるんだと思う。フフッ」

ミカは自分の気持ちをアヒルに吐露することでストレスを発散できるのだ。

そのうちミカは目黒くんとの都合の良い妄想に耽った。


…ぁん、目黒くん……ダメッ、人が来るわ…ぁんッ



アヒルは無表情でミカを見つめる。ミカはのぼせてしまった。


「フーッ、ﾔﾀﾞﾔﾀﾞ、めずらしくのぼせちゃった」


風呂から上がりｺﾝﾄﾚｯｸｽを飲んだ。明日のランチに備えて資生堂コラーゲンﾄﾞﾘﾝｸも飲んだ。

目覚ましをいつもより30分早くセットし、10時には床に着いた。

10時〜２時の間は成長ホルモンが一番分泌される、いわゆるプリンセスタイム。女子力を上げるには寝なければならない時間なのだ。



ミカはバラのボディーソープの残り香にうっとりしながら眠った。

そして！そのまま眼を開けることは二度となかった！ミカ永眠！どうしたって惨め！


糸冬

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ……ッ


ミカはいつもより30分早く起きた。メイクに時間をかけるためだ。

洗顔し、まずは肌を整える。

コットンをｱﾍﾞﾝﾇウォーターで湿らせ化粧水を浸し顔にパックする。佐伯式ローションパックだ。


ミカは敏感肌で超乾燥肌を自覚している。仕事を始めてから肌はﾎﾞﾛﾎﾞﾛ。オンナが社会に出るのはまだまだ大変なのだ。


３分経ち、コットンを外す。肌がまるで違う。水分が満ちたﾌﾟﾙﾌﾟﾙ肌。寝ている間に乾いた肌がｺﾞｸｺﾞｸ水を飲んだみたいだ。


乳液で蓋をし、メイクに取り掛かった。今日は年上オンナのための甘辛ﾐｯｸｽメイク。


香水はｼｬﾈﾙのチャンス。願掛けだ。

スカートのファスナーを上げ、９センチのヒールを履いた。

いつもの痴漢電車に揺られ出勤。


「体調を崩されたお客さまがいる為、少々停車しまーす」

車内アナウンスと同時にミカは会社に連絡。

体調管理は基本だ。

ミカはエネルギーをチャージするためにクロワッサンを食べた。


「電車の中でパン食ってんじゃねーよッ、クソアマッ」

となりのオヤジに怒鳴られた。意味が分からない。世の中不景気で人々はイライラしているようだ。

バリアゲよ〜！！

死んだんじゃなかったの？

オフィスに到着し、ミカは早速目黒くんにメールをする。

「あれ〜なんかミカさん今日肌キレイ…いい匂いするし…」

クミコは相変わらず鋭い。

「そぉ？…香水はチャンスにしたのォ」


ミカは気分良く給湯室に向かい、一服した。

「あーた、こんなところでタバコ吸っちゃダメでしょー、つーかこっち来なさい！」

レオナが呼んでいる。ミカは渋々タバコを水に晒し、ごみ箱に捨てた。

「新しいコスメの企画任されたのよー、アタシらに久々に光が当たるのよー」

レオナの鼻息は荒い。ミカもうれしい。

「とりあえず、ランチいきましょーマンモスうれぴーわー」

レオナはありえないテンション。

「レオナ…ごめん、先約があるの…」

ミカは冷静にいった。

「ナニよ！付き合い悪いわね！」



ミカは目黒くんの所属する営業二課へむかった。

営業二課を覗くと、目黒くんは電話の受話器を肩と耳の間に挟みながらメモを書いている。


仕事している男っていいわー

ミカはホレボレした。

目黒くんはミカに気付き笑みを浮かべた。


ミカはヤラレテしまった。


まもなく目黒くんがミカの方に歩み寄ってきた。

「待たせてすみません。取引先がちょっと…」

「う、ううん…全然平気……どこ行こうか？何が食べたい？」

ミカはふと女子高時代を思い出した。隣の共学高に通うイケメンに恋していた頃の甘酸っぱい気持ち…


「俺は何でもいいです。ミカさんは？」

「アタシは野菜が食べたいな…てかお腹空いてるから何でも食べたいッ」


ミカは知っている。小食のオンナはモテない。男子が気を遣うからだ。


二人はパスタのチェーン店に向かった。


昼時で店内は混んでいる。少しで空くとのことで、ミカと目黒くんは待った。


「店のなかは涼しいですねー」
目黒くんはﾜｲｼｬﾂのボタンを外し、パタパタしている。
頬を伝う汗…外回りで少し焼けた肌……

仕事をしている男のオーラにミカはウットリしていた。

「目黒さま〜喫煙席でよろしければご用意できますが…」

「ミカさんタバコ平気ですか？」

「うん、慣れっこだしぃ…目黒くんは吸うの？」

目黒くんははにかんだ。
「食後に一本いいですか？」
「別に平気よー遠慮しないで。社内じゃ吸えないもんね〜」


ミカと目黒くんは案内された席に向かった。

「ゲッ」
ミカは低い声で叫んだ。隣の席でレオナがハイライトを吹かしながらコーヒーを飲んでいる。

「はは〜ん…そゆことぉ〜」
レオナは左の眉を動かしニヤニヤしている。

「ミカさん知り合いですか？」

目黒くんはミカの低い声には気付いていないようだ。

「ぁ…上司のレオナさん…、こちらは営業二課の目黒くんですぅ」

「どーも、レオナです」


急遽テーブルをくっつけ一緒に食べることになってしまった。


「アタシ、ちょっとトイレに行ってきます……」

「たくさん出してらっしゃーい」

レオナはニヤニヤしている。
ミカはトイレに入ると備え付けの鏡を破壊した。

「ちくしょーなんであいつがいるのよッ」

ミカがトイレから戻ってくると、注文したレディースセットがすでに来ていた。


「あれ、目黒くんサラダの玉葱食べないのー？」
ミカが聞くと目黒くんは苦笑いした。

「ネギ系苦手なんです…なんかガキみたいっすよね」


可愛いッ！
立派な男なのに男の子な感じ……年下にこういう感情を抱くって、アタシも年取るわけだわ……

ミカは思った。


食事が終わり、レオナと目黒くんは一服。ミカは我慢した。


「あーた、午後はコスメの企画練るわよー」
レオナは久々の仕事に張り切っている。

「さすが企画課ですね〜ミカさんかっこいいです！」

目黒くんに誉められてミカは照れながら答えた。

「アタシ化粧品が大好きでこの会社入ったの…企画なんてたいした仕事じゃないわよ」


アタシたち普段電球交換じゃないッ　

レオナはでかかった言葉を飲み込んだ。


目黒くんの携帯が鳴った。
「……あ、はい、すぐ戻ります。」

そういうとスマートに伝票を持って店を出ていった。


「なかなかいい男じゃない？！」

「でしょーー」

ミカはカバンからﾊﾞｰｼﾞﾆｱｽﾘﾑを取出し、勢い良く吸った。

「よぉぉおし、がんばるッぞー」
ミカとレオナは颯爽とオフィスに戻った。

ミカレディ

巷では何が求められているのか


ミカは女子の社交場であるトイレの鏡へ向かった。昼時はまさに女優の楽屋。


「またにきび増えてるゥ〜」
巻き髪の女はヒステリックにｺﾝｼｰﾗｰを叩く。

「けど、にきび系コスメって乾くよね〜美白系も。オフィスも乾燥してるし〜」黒髪ボブの女は顔にｱﾍﾞﾝﾇを吹き掛けている。


働く女の肌は過酷な環境に晒されているのだ。

ミカは早速【働く女のための肌荒れ対策コスメ】を企画した。

「ふーん、ありきたりじゃなぁいー？」
レオナは冷たく言う。

「けど、シェアの大きいﾌﾟﾛ〇ｸﾃｨﾌﾞは乾燥するし……」
ミカはすかさず反論した。

「わかったわ。ミカ、あんたの企画信じるわ。早速書類作りなさい。アタシ開発の方に行ってくるわ」


ミカは深呼吸し、勢い良く企画書を打ち始めた。

「お、ミカさんの働きマンスイッチが入ったわ！」
クミコはミカのデスクにそっとお茶を置いた。

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ…ｶﾀッ

「…できたッ」

ミカは早速レオナと共に、課長に草案を提出した。


【働く女のための肌荒れ対策コスメシリーズ】
�@洗浄
�A殺菌
�B保湿
�C保護
………………

課長は１ページ見ただけでため息をついた。

「これじゃ、某製品の二番煎じだよ。うちみたいな会社が作ったら恥だよ」

一蹴されてしまった。

巧いわねえ〜
もっと読みたいわ！

「レオナ君、君がいながらこの程度の企画かね？」

課長は意地悪に言った。


結局ボツになってしまい、ミカは落ち込んだ。レオナはテンバで憂さ晴らしすると言って帰ってしまった。


今日は金曜だし、クミコを誘って飲みに行こう！

ミカはクミコに声をかけた。
「ごめんなさぁい、今日プチ同窓会なんですぅ」


ミカはますますイライラした。今日は泣ける映画でも見て、思いっきりデドックスしようかな……


ロビーで目黒くんを発見した。
「あら、今帰り？お疲れさま〜」
ミカは年上の余裕を見せた。
「…ぁ、おつかれさまです」
目黒くんの様子がおかしい。聞けば上司にこっぴとぐ叱られたそう。


「あらあら、…そうだ！飲みに行かない？」

ミカと目黒くんは居酒屋へ向かった。

「課長のﾊﾞｶﾔﾛｰ」
「〇〇(上司)のﾊﾞｶﾔﾛｰ」


ミカと目黒くんは上機嫌。ストレスを思う存分発散した。

酒がどんどん進む。

「もー目黒くん最高ー好きになっちゃうぞー」
「俺ミカさんのこと初めから狙ってました！」


ミカと目黒くんは気付けば終電をとっくに逃していた。

この状況は…

ミカは急いでブラとパンティを確認。良かった、揃っている。適度に可愛い。


二人は当然のようにラブホテルに入った。

「宿泊で」

部屋へ入るなり、ミカは目黒くんのスラックスとボクサーを下ろした。肉食女の本領だ。

「ぁ…ミカさん…」

ミカは即尺しようとしたが、目黒くんのブツを見て驚愕した。

ドリルのような…これって包茎？！

ミカが向こうとすると目黒くんは痛がる。同時に酢飯とスルメを合わせたような悪臭がした。


「ぅ、おえっ」

ミカはトイレに駆け込み、勢い良く吐いた。

×向こう
○剥こう

ミーンﾐﾝﾐﾝﾐﾝ…

蝉がうるさい。朝になったようだ。

ミカは気付くとベッドで寝ていた。服は着ている。目黒くんはソファでバスローブのまま寝ている。袖がはだけていてピチピチのボクサーブリーフが見える。


あのパンツの中にはドリルチ〇コが……

ミカはすっかりトラウマになってしまった。

目黒くんが目を覚ました。「……おはようございます」
「おはよう」

ミカは素っ気なく挨拶した。

「吐き気納まりましたか？部屋はいるなり…あ、もちろん手は出していませんよッ」


包茎のくせに…

ミカは不思議に感じた。昨日見た彼のブツって…？そもそも夢じゃないかしら？

「アタシ寝呆けてて申し訳ないんだけど、昨日目黒くんの…その…アレをくわえようとしたかしら？」

ミカは勇気を出して聞いた。目黒くんは照れながら答えた。

「いや、ミカさん入るなりトイレ直行だったので……」

やはりミカの勘違いだったようだ。

彼の股間が少し膨らんでいる。ミカの陰部も湿ってしまった。

「目黒くん、アタシシャワー浴びてくるね。」



シャワーから出ると目黒くんは一服していた。

ミカはバスローブを脱いだ。

「目黒くん、アタシを抱いて……」

目黒くんはタバコの火を消し、ミカを抱き寄せ激しくキスをした。

タバコのフレーバー…細く見えてしっかりした胸板、二の腕…ミカは溶けそうになる

ベッドに押し倒され、ミカは乳房を愛撫された。

「…ぁん、ぁぁあん」

ミカは喘いだ。体の火照りを感じる。

目黒くんの陰茎を握った。熱い…太い…固い……

ミカは迷わず加えた。

「…うっ」

目黒くんも感じている。
ズル剥けの精悍な陰茎をミカは無我夢中で愛撫した。


目黒くんはミカの膣に指を入れ、いやらしい音を立てた。

ｸﾁｭｸﾁｭ……


そしてミカと目黒くんは一つになった。

ミカは何度もイッた。頭が真っ白になり激しく目黒くんに抱きついた。


「…ぁああッ」

目黒くんは雄叫びと共に、膣から抜くとミカの顔に射精した。

熱い……

大量の精液にまみれ、ミカは放心状態になった。

月曜日
朝

週末の目黒くんとの情事が夢のようだ。また一週間が始まる。


ミカはコスメの企画が思うように進まず、気が重い。食欲はあまりないが、食べないとPOWERが出ない。


豆乳にきな粉と黒胡麻を加え軽くシェイクした。食欲のない朝のミカの定番。


メイクを施し、チャンスの香水をまとう。久しぶりに髪の毛を巻く。彼ができると自然と女をアゲルものだ。


トイレに入る。生理が始まってしまった。企画のストレスと重なる。今週はハードになりそうだ。


女は強い。だけど女の体は強くない…。


ミカは折れそうな心を必死に奮い立たせ、出勤。今日ばかりは痴漢車両を避け、女性専用車にのることにした。

久しぶりの女性専用車。当たり前だが女しかいない。なんだか勇気をもらえる。


ミカは日経新聞を読みながら、隣の二人組の会話に聞き耳を立てた。


「やっぱ、ラン〇ムとかのコスメって鉱物油使っているじゃない？肌に悪いからｵｰｶﾞﾆｯｸがいいわよ！」

「えー、そぉなのー！？知らなかったぁ」


ミカはハッとした。

なぜ今まで普通車両に乗っていたのだろう。女性専用車両は情報の宝庫じゃないっ！！



昼時の女子トイレ…通勤ラッシュの女性専用車両…


ミカは明日から女性専用車両に乗ることにした。


オフィスに到着。レオナがひどい顔色で迎えた。

「アタシ、週末企画練りまくったのよー課長にあんな嫌味言われてムカついちゃって……」

さすがレオナだ。ただのオネェではない。人一倍仕事には厳しい。

ミカは早速彼の作った企画書を読んだ。

【働く女の為の肌荒れ対策コスメ】

ターゲット
20〜30代の働く女性………


ミカのアイディアをベースに、ストレス対策のアロマ香料、ｵｰｶﾞﾆｯｸ系成分のナチュラルコスメのようだ。


「レ、レオナ…すごい、コレ…アタシ今すぐ欲しいコスメだわ！」

ミカはレオナの仕事ぷりに感動した。

「これなら課長も文句言わないと思うわ。本当疲れたわ」

課長がやってきた。ミカとレオナは早速企画を持っていった。

「素晴らしい！レオナ君、ミカ君。早速商品化に向けて各部署へ連絡しよう」


ミカとレオナはハイタッチした。

ミカは嬉しくて目黒くんにメールした。すぐに返事がきた。

「やったじゃん！今夜はお祝いに飲みに行こう！」


人事からミカに呼び出しがきた。

なんだろ…


人事課へ行くと、ミカの出身大学の就職課が就職活動のアドヴァイスをして欲しいとの事。ミカの勤める会社は女子の人気就職先の常連なのだ。


ミカは快くOKした。
久しぶりに母校に行く楽しみも増えた。


昼休みになり、ミカとレオナ、クミコの３人は行きつけの定食屋へ向かった。安い上にボリュームたっぷりなのだ。


日替わり定食を注文し、３人は一服しながら料理を待つ。

「企画通ってマンモスうれぴーわよー徹夜した甲斐があったわー」
レオナは朝とはうってかわり元気だ。

「良かったですね！アタシも一つ報告が！来月から正社員になれるんです！」
クミコは勢い良く煙を吐いた。

３人は定食をあっという間に平らげ、オフィスに戻った。

ミカは人事課へ向かい、そのまま母校へ向かった。

母校に着いた。ミカは卒業したのが遠い昔のようだった。

学生ホールに向かうと、リクルートスーツの学生がたくさんいる。ミカは壇上へあがり挨拶した。

「…こ、こんにちは」
ミカは緊張した。

「こんにちはーー」
学生の元気な声が返ってくる。

「ミカと申します。私も、皆さんと同じ早慶大学を卒業し、働いております。」
ミカは早速自身の就職活動を振り返り、面接対策などを話した。


学生から次々に質問がくる。女子学生の方が積極的だ。

「ぁのーぉ、育児休暇はいただけますかぁ？」

「女性が働きやすい環境ですかぁ？」

「出産後も働きやすい環境でしょうかぁ？」

「男女比を教えてくださぁい」


ミカは矢継ぎ早にくる質問につぎつぎ答えた。


説明が終わっても、ミカのもとには女子学生がたくさん来て個人的に質問してくる。ミカは心から応援した。


母校から、目黒くんと待ち合わせている恵比寿に向かった。今日はビアガーデンに行くのだ。

ミカは念のためコンビニでピンクのウコンを購入し、一気に飲んだ。

移動の電車の中、ミカはiPodでお気に入りのEXILEを聞く。

EXILEは本当に神だと思う。恋する人に勇気を与えてくれる。


「あの…音が大きくて漏れてるんですけどぉ…」


隣に座っていたいかにももてなそうな女に注意された。


「他の人だってやってるじゃん。なんで私だけ注意するわけ？」

そう言い放つとその女は車両を移動した。


愛され女は僻まれることが珍しくない。ミカはそう思いながら恵比寿で降りた。

改札に向かうとすでに目黒くんが待っていた。

「ごめぇんﾝ、待ったぁ？」

「俺も今来たトコ。じゃ、行こうか！」


目黒くんの腕にしがみつき、幸せいっぱいに歩むミカ。

愛され女は美肌ホルモンがたくさんでるらしい。おそらくアタシは今最高に輝いているだろう。


ビアガーデンに着いた。仕事帰りの人で賑わっている。

早速注文し、酒と料理を待った。

「お待たせしました〜ビールでぇす」

可愛い店員が運んできた。

「ありがとう！」

愛され女は店員にもさりげない心配りができる。ミカは笑顔を振りまき、愛想良くビールを受け取った。


「め、目黒先輩…ッ」　　
急に店員が叫んだ。

「ルミ…ルミちゃんだよね！うわー久しぶりィ！」

どうやら目黒くんとルミという店員は先輩後輩の関係のようだ。


「目黒くん、知り合いの方？紹介して！」

ミカは愛され女の余裕たっぷりに言った。

「あ…あぁ、ルミちゃん。大学ん時のサークルの後輩。」


目黒くんはタバコを吸いながら、サラリと紹介してくれた。

「そういや、ルミちゃんって白薔薇短大だよね？もう卒業したんじゃない？」

「…はい。今はフリーターなんです…」

他の客に呼ばれ、ルミは行ってしまった。

「可愛い子ね！何のサークルだったの？」

「テニサーだよ。白薔薇とかの短大の子もいっぱいいたんだ」


目黒くんは学生時代もてたんだろうなー。

ミカはそう思いながら、いつの間にかきていた枝豆を食べた。


「トイレ行ってくるね！」

ミカはハンケチとポーチを持ってトイレに向かった。生理は面倒だ。


トイレに向かう階段にルミがいた。何やら電話している。

「…そう！目黒さんが来てるのぉー超かっこいいー！！なんかツンツンした偉そうな女連れてるけどぉ…ﾊﾊﾊ」

ミカにしっかり聞こえてしまった。女はたいてい裏表のある奴ばかりだ。


「ツンツンしてて悪かったわね！」

ミカはルミの背後からそう言い、睨み付けた。


「ゲッ、あっ、いや、違うんですぅ」
ルミはあたふたし出した。


「アンタ随分気楽な人生ね。適当にﾊﾞｲﾄしてサボって人の悪口言って…」

ミカは皮肉たっぷりに厭味を言った。生理でｲﾗｲﾗしているのだろうか。


「ごめんなさぁい」
ルミは謝ったが、ミカは無視してトイレに向かった。



ルミは下唇を噛み、ミカの背中を睨み付けた。

ミカはトイレから戻ると、２杯目を注文した。

「やっぱ仕事明けのビールは美味しいね！」

「だなぁ」

目黒くんは優しい顔で返事をする。ミカは今すぐ抱かれたい気持ちでいっぱいだった。


２杯目もルミが運んできた。

ミカは目黒くんに気付かれないよう平静を装った。


「ごゆっくりどうぞぉ」
ルミはミカにニッコリ挨拶をして去っていった。



ビヤガーデンを済ませ、目黒くんとミカは付近を散歩した。生理のため、Ｈはお預けなのだ。


なんかお腹痛いな…気持ち悪いし……

ミカは脂汗をかきながら耐えた。だが限界に近づいていた。

幸い公衆トイレを発見し、ミカは駆けていった。


「ォﾞ、オﾞエーっオエーっ」

ミカはたくさん吐いた。ミカの吐き声は静かな公園に響いた。

うっ、下痢が出そう…


ミカはそのまま下痢を排泄した。

ﾌﾟｰッﾌﾞﾘｭｯ…ﾌﾞﾘｭﾘｭ…


目黒くんはふと初めてミカとＨした日を思い出した。


あいつっていつもゲロってんな…


タバコを吹かせ、ミカが戻ってくるのを待つ。



ぅわー地獄絵図ぅ
つかやばい……食当たり…？？

ミカはフラフラになりながら、便器に再び吐いた。


そしてそのまま意識を失ってしまった。

私はそのまま命を絶った…

「遅いな…」タバコをふかしながらミカを待っていると、
公園の奥の茂みから獣のうめき声のような音が聞こえる。
目黒はヤバいと思いながらも好奇心に負け茂みを覗き込んだ。


茂みの中では4〜5人の男達が絡みあっている。
「ヤベッ」目黒は心の中で叫びながら逃げようとした瞬間、
気配を消し背後に立っていた中西学に似た大男に
後ろ手をねじあげられ茂みに引きずりこまれた。


茂みの中で絡んでいた男達も新顔しかも上玉の目黒にターゲットを移し、
目黒の服を脱がし身体中を愛撫しはじめる。

恐怖で声がでない、嫌悪感しかないはずの愛撫に官能の兆候を感じ始め目黒は戸惑った。

中西学似の男が目黒の尻たぶを開くと「穴が崩れてない。お前ケツマン処女か？」
低い声で呟く。

何のことかさっぱりわからない目黒が答えあぐねていると
その大男が目黒の菊門に指を差し入れてきた。
大して痛みも無かったが大男が指を曲げた瞬間電気が身体中を走るような快感が貫く。


目黒の男根は今まで経験したことが無いくらい怒脹している。
「これだけモロカンなら簡単だな。」
中西学似の男はひとりごちると茶筒のようなイチモツで目黒を貫いた。

「ぉわっ！」頭が真っ白で叫びにならない叫びを目黒はあげた。
大男は激しくも的確に目黒の急所を突いてくる。
目黒は自分をこんな目にあわせる大男を憎んだが、不思議と愛情に似た感覚がめばえはじめた。
目黒は自分から腰を浮かせ奥まで大男の凶器を受け入れると、自然とキスをせがんだ。

「この肉奴隷が…」大男が乱暴に目黒の唇を吸い上げると
そのまま目黒はトコロテンをした。
中西学似の大男も堪らず目黒の中へ精を注ぎこむ。


大男が目黒から身体を離すとまわりの男達が
ハイエナのように代わる代わる目黒の若い肉体をむさぼった。
終わることの無い快感の嵐に目黒は身をゆだね、
結局読み捨てられた雑誌のように茂みに一人放置された。


ミカはまだ公衆便所で気を失ったままである。

ミカは和式便座の中に頭を突っ込んで気絶していた。
時折、ビクンッと体が痙攣する。
偶然、腕がレバーに触れてしまった。
便器の中を勢い良く水が流れ、吸い込まれてゆく。
ミカも吸い込まれてゆく。
ミカは長い下水道を流れ続け、やがて海に排出された。
そのまま潮の流れに身を任せ、長いこと漂っていた。
そして、ある大陸に流れ着く。

…ここはアフリカ大陸。
ガチムチ黒人の宝庫、アフリカだ。

〜OLミカの一日 in アフリカ〜の始まりである。

ミカは海辺で混乱していた。

何であたし、アフリカにいるんだろう…

すると、上半身裸で漁をしている、美しい黒い肌の青年と目があった。
とりあえず一発まぐわう。

ねえ、とぼちんは〜？と簿チンは出てこないの？

スイーツ(笑)風味が足りないわ

どぼぢんは、札幌でクマと格闘中なんじゃないかしら？

主任のチンコしゃぶれたのかしら？

急にアフリカってそんな手抜き・・・。ミカの持つスウィーツ性と変態性を
使ったら、もう少しスムーズに場面展開できると思うんだけどねぇ。

「はっ！」
便器の中に顔を突っ込んだまま目覚めるミカ。
「やだあたし寝てたのね・・・。
もう30分も経ってるじゃない！目黒君怒ってるかな・・・」
と思いつつ洗面台の前で化粧直しを始める。
崩れたメイクのままじゃ目黒君の前に出られない。
イイ女で居るのは大変なのだ。

アタシの脳内ではルミに毒を盛られたミカのゲロ＆下痢現場を目黒くんが見てしまって気まずくなるの。


それに便乗してルミが目黒くんに近づいていい感じに……


スイーツ女特有の彼に求める重さ、悲劇のヒロイン気取りをネットリ書きたかったんだけど、アフリカ→夢落ちだなんてがっかりだわ。

とぼちんは主任のちんちん握ってません。ぐずぐず。クマとケンカなんかしていません。
とぼちんは、とうもろこしが大好きです。でも今年は道内産が不作で高いよ。
これから本格的に出回るのかな？札幌は金曜に２９度を超えたけど、もう今夜は
涼しいです。　暑いのが苦手なとぼちんより。　これからＮＨＫの祝女見ます。
ニニカママも見たら。面白いよ。

ニニカママ、どうちたの？お返事は？

ミカはどうなったんだよ？
まだアフリカいんのか？

ミカは急いでトイレを後にした。
タタタッ…
「目黒くんごめんね〜！・・・あれ？目黒くん？」

「あっミカさん…」
奥の茂みから目黒が出てくる。
着衣が心なしか乱れてる。
「目黒君何してるの…そんな所で…？」
ミカが尋ねると、
「いや、暇だったんで公園を探検してたんです…
俺子供っぽいから…」
目黒の少年のような笑顔にミカの股間は熱くなる。
ただ目黒の目の奥に暗い影があるのにミカは気付かない。


しばらくして目黒が突然険しい表情で口と鼻を手で押さえる。
「この臭い…」
ミカは慌てて足元を見る。
(あたし網タイツ履いてたっけ？)
ミカの噴水のように溢れ足元をつたった下痢便が
カリカリに乾き足全体をコーティングしている。
「ちょ…」
ミカは冷静を装おうと髪をかきあげようとした瞬間…
べちょ
髪についていた大量の吐瀉物がかきあげた指に絡みつく。


パニックになったミカは目黒を置いて駆け出す。
「目黒君〜また会社でね〜」

どこをどう走ったか記憶に無いが
何とか家にたどり着き泣きながらシャワーを浴びるミカ。

シャワーを終えふと携帯を見るとメールが来てる。目黒君からだ。
「ミカさん今日はお疲れ様。
ミカさんにどんなことがあっても俺の気持ちは変わらないッス。
おやすみなさい。」

目黒君の優しい心遣いに頬を濡らすミカ。

ただいつもより絵文字の量が格段に減っているのが気になるが、
考え過ぎだと言い聞かせベッドに横になった。

良い感じよ！！

珍しく目覚ましが鳴る前に目が覚めた。
時計を見るとまだ午前４時。
外はまだうす暗い。
「はぁ〜・・・・」
ミカはため息をついた。

何か疲れちゃった。
ここ最近めまぐるしくて。

あたしだっていつも元気なわけじゃない。

一通り出勤準備を終えたミカにある考えが閃いた。
「そうだ！目黒君の家で手料理をご馳走しよう。
男心を掴むにはまず胃袋からって言うし。
そのまま合鍵ゲットして半同棲まで持っていけば…」
ミカは早速目黒君にメールした。
「この前は先帰っちゃってごめんね(:_;)
埋め合わせに今度目黒君家で手料理ご馳走するね=^ェ^=
カレーともんじゃどっちがいい？(o^-^o)
あー楽しみだね(^-^)乂(^o^)ノ
今日も1日頑張ろうね(^ε^)」

age

一応保守

ミカ保守

ミカage

早速目黒君から返信が来た。
「ごめんミカさん。仕事が追い込みで…。
しばらくは無理ッス。」

ミカはがっかりしたがしょうがない。お仕事頑張ってメールをしてふて寝した。
今日は心の休息日。会社にも生理休暇を出した。

その日の夕方、チェーン居酒屋にて。

「ごめんルミちゃん突然誘ったりして。」
「大丈夫ですよ。目黒先輩。でもどうして私を誘ったんですか？彼女をほっといて…」
ルミは申し訳なさそうに尋ねた。
でも心の中では勝ち誇ったような満面の笑みを浮かべる。

「いや、最近色々ありすぎてちょっと学生時代が懐かしくなったのかな…」
目黒はちょっと遠い目をしながら呟いた。

ルミは今日がチャンスといつもの手を使う。
「私って男っぽくてサバサバしてるから、みんな女扱いしてくれないんですよぅ〜。」

大体の男はそんなことないよ〜可愛いよ〜と言ってくれる。

それを期待してたが、目黒は遠くのテーブルに座った男3人組を発見し
「会社の上司だ。ちょっと挨拶してくる。」
と言い残しそっちのテーブルへスキップしながら移動してしまった。

「レオナさんこんにちは。」目黒はレオナに挨拶する。
「あら目黒君偶然ね。こっちは部下のガチムチ。こっちは証券会社に勤めるケンタ君よ。」
目黒の目はケンタにロックオンだ。
「ケンタさんいい体してますね〜。触ってもいいですか？
あっ店員さん、こっちに生一つ。急いでね〜。」

レオナがガチムチに耳打ちする。
「この子もう生娘じゃないわw素質はあると思ったけど、
いつ開花したのかしら。」

レオナ、ガチムチ、ケンタそして目黒、四人そろって
とりとめの無いガールズトークに花が咲く。

取り残されたルミは所在無げに
氷の溶けたカシスソーダのグラスを見つめるだけだった。

とりあえず暇なので、ルミはトイレでマンズリする
スッキリ

クソボケスレいい加減に死ね

びへっびへっびへっ、とぼちんは、とぼちんはうんちが出ません。札幌は蒸し暑いです。主任のチンチンは大きいですか？

ニニカママニニカママー

mika  hosyu

今までの作者がいなくなったの？

では別ストーリーをｗｗ

札幌まで出張に出かけたときに、主任のちんちんをしゃぶりつくすガチムチ君。






「・・・やっぱりレオナ先輩だけじゃなくて、たまにはつまみ食いもしてみるのもいいッス」

あら〜あたしが旅に出ている間に結構な盛り上がりを見せたみたいね〜。
今が踏ん張りどころだわね〜。
あたしも久々に書こうかしら〜。

あー、違うの！あのねうんとね、それは、とぼちんの役割なの。しゃぶるんじゃなくて
触るの。握るの。きゅふく。変態とぼちんより。

ミカ、どこ？

ニニカママ、ニニカママ、とぼちんだよとぼちんだよ！ダブルヘッダーうんちでた。うんち。

青山くん（部下）

櫻井クミ子（有名女子大卒の才媛派遣社員）

リカコ（ヨガスタジオ主催インストだが、実は詐欺師）
ナナコ、ノリコ、アケミ（リカコの部下、一応スタジオの生徒）

ツトム＆ケンタ、ショウ（合コン仲間。ケンタは誠課長にしゃぶりつくされるｗ）

タカコ（結婚アドバイザー、誠課長のS役だが詐欺で逮捕ｗ）

赤坂課長（誠の後任課長）




あー・・・疲れる。とりあえず>>430までの登場人物おさらい。
あたしって暇人・・・

終業時間が近づく頃ミカはウキウキしながら帰宅準備を始めた。

「ミカ、生理休暇明けなのに元気そうね。」嫌味を込めてレオナが話しかけるが
ミカはそれには気付かず嬉しそうにうなずく。

「実は兄の俊貴がフライトで私ん家に今夜泊まるんです。
それで目黒君と三人で家でご飯を食べようと思って。
俊兄は喋らなければイケメンな自慢の兄貴だし、家族ぐるみの付き合いが出来れば…」

レオナは先日の居酒屋での事をミカに言おうと思ったが
言葉を飲み込んだ。

ミカは自分で頭をぶつけないと気がつかない鈍い女だ。

その代わり鼻にクシャッと皺を寄せるRIKACOスマイルでミカを送り出す。

ミカ アゲ

>543

みんなアタシが産んだキャラだわ！

懐かしい…

また思いついたら書き込みしますわ。

俊兄と目黒君をお迎えするため料理を準備するミカ。

ほどなく目黒君がワインと日本酒を携えあらわれる。

目黒君は心なしか緊張しているようだったが程なく俊兄と打ち解け会話も弾んだ。

「俊貴さんは恋人はいないんですかぁ？」
「昔は何とも思わなかった幼なじみと…今は仲良くやってるよ。」
目黒君の問いかけに朴とつと俊兄が答える。
「今度ミカさんと一緒に俊貴さんの恋人に会いたいなぁー。
僕の義姉さんになる人かもしれないし。」
目黒君の声を聞きながら目がまわり始めるミカ。

(ワインがまわり始めちゃった…俊兄と目黒君は日本酒だし…)

「あーミカさん、ベッドで寝ないと…」

目黒はミカをベッドで寝かしつけると俊貴の横にぴったりと座った。

「俊貴兄さん、胸筋凄いっすね。触らしてください。」
有無を言わさず目黒は俊貴の胸をもみしだく。

「ちょ…」
俊貴は目黒の手をふりほこうどこうとするがいつもより敏感な自分の体に戸惑っている。
「俊貴さん…」

首筋にキスをされながら目黒に押し倒される俊貴。

俊貴の腕力なら押し退けるのも簡単だが快感の方が勝り、力が出ない。

「幸太…」力無く俊貴が呟くと

「幸太って誰っすか？」
目黒が意地悪に覗き込む。

目黒は続けて

「自分、出世の為に結婚は早めに済まそうと思ってるんす。
裏ではこうやって色々遊べるし。」

そういいながら目黒は手際良く俊貴の服を脱がせてく。

俊貴のズボンを脱がせた所で目黒は感嘆の声をあげる。

引き締まった褐色の身体に真っ白な六尺。

俊貴は目黒に懇願した「頼む…やめてくれ…」

目黒は冷淡に答える。「ミカさんのワインには眠剤いれてますけど、
俺らが飲んでる日本酒には気持ちよくなるもんしか入れてないっすよ。」

目黒は俊貴の肉体を味わいながら貪り喰う。
「幸太…すまん…幸太…」

抗えない快感に身を任せ何度も絶頂に達する俊貴。

「この事は二人の秘密って事で。ミカさんとの偽装結婚した後も色々協力お願いしますね。」

下品た口調でミカのマンションを去る目黒。
いたたまれない俊貴も次のフライトの為、その場を離れた。

なんかワクワクする展開だわｗ

あげ

ニニカママニニカママ、明治チョコレートがパッケージが変わるので今、安いよ。

「ミカ、昨日はどうだったの？」
昼休み、ランチを食べながらレオナがミカに尋ねる。

555だったら大金が入るわ

age

ミカアゲ

>>554

「どうなるかと心配したけど、
俊兄と目黒君も意気投合したみたいで安心したわ。
私が酔いつぶれて眠った後も二人で仲良く話し込んでたみたいだし。」
ミカは俊貴と竿兄妹になったことを知らない。

ミカは続けて
「ただ…目黒君最近DJにハマってあんまり相手にしてくれないんです…。」

レオナが何か言いかけた拍子に携帯がなる。
目黒君からだ。

目黒はだいぶ取り乱して早口になっている
「ミカちゃんゴメン。今道玄坂で警察に職質受けちゃってしつこいんだ。
悪いけどここにきて俺の身の潔白を証明してくれないか。」

会社に早退届けを出して現場に向かうミカとレオナ。

現場に駆けつけると、
目黒君が三人の警察に取り囲まれてる。

ミカはその内の一人に事情を伺うと、目黒のポケットの膨らみを見せて欲しいとのこと。

目黒君の無実を信じるミカは漁師の娘の血が騒ぐのも手伝い
警察に食ってかかるがラチがあかない。

ミカ＆目黒対警察の激しい応酬が続くが
根負けした目黒がしぶしぶ検査に応じることに同意した。

(チッ使えねえな)
ブザービートの相武紗季のようにミカは心の中で舌打ちした。

目黒はポケットから白い結晶の入った包みを取り出し
「下半身の薬です…。」
弱々しく答えた。

ミカはとっさに「彼は下半身にコンプレックスがあって…」とうそぶくが
警察の反応は鈍い。

警察はその場でその結晶の簡易検査を行なった。


「陽性です。」

警官にそう告げられるとミカは両手で顔を押さえ泣き崩れ叫んだ。
「この辱しめどうしてくれるの！！」

現行犯逮捕される目黒。

一人の警官がミカに交番で話しを聞かせてほしいと申し出たが
ミカは毅然と言い放つ。

「任意ですか？強制ですか？」

しかし警官も一歩も退かない。

「(白骨化してるけど)家にペットを置いてきてるんです。
ペットを預けてから署に伺います。」
と言い残すと踵を返した。

タイミング良く現れたレオナが運転する車に乗り込む。


「どうしたの？この車？」
ミカの問いかけにレオナが答える。

「近く住むゲイ友から借りたのよ。
だってあいつら巡回のポリじゃないわ。
目黒君マークされてたのよ。あんたも危ないわ。」

レオナは続けて
「しばらく雲隠れしなきゃ。薬抜かないと。水は沢山買って積んだわ。
生理食塩水の点滴はダメよ。針の後が残ると怪しまれるわ。
後毛髪検査対策に毛染めも積んだし、
山梨の親戚の空き家があるからそこで…」

「ちょ…」ミカは遮った。

「私薬なんかしてないわ…。」

「なんだ…」残念そうにレオナが答える。

「じゃなんですぐ警察行かなかったのよ？」
「何か結婚まで考えた目黒君がこんな人だなんて…気が抜けて…」ミカは涙目になりながら答えた。

「じゃあ、警察向かうわよ。とっとと終わらして飲むわよ。」

レオナは豪快に笑いとばす。

「レオナ…何でこんなに詳しいの…」

ミカの問いかけに「お釜の修羅場はこんなもんじゃないわよ。」
レオナはさらに豪快に笑いとばした。

レオナの豪傑さにさっきまで泣いていたのを忘れ、
一緒に大声で笑うミカ。
OLミカの青春はまだまだ続く。