【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。
【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。
【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。
【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。
【クロム】NEW!
周りに振り回されがちな常識人で、他者との絆を大事にする姉想いな男。実は結構なムッツリスケべ。
【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。
【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切にし、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。 周囲からメタボだと思われている。
【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱い歩く妹製造機、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。
【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。
【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコする。
【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。
【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。
【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。
【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好き。通称マミー君を一番気に入っている。
【リーフ】
怪人・イモータルムッツリ。年上のお姉さんが大好き。運が悪く、よく荒事に巻き込まれる。この人でなしー。
【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムになっている。ヘクトルに対しては黒い。
ゝ~"~< -;
,ζノ=lノ=l〉 //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、// <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、 歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆 他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T ! ゝ …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~
・嫌いなネタに文句をつけるより、自分の好きなネタを書きましょう。
ゝ~"~< -; ・好きなネタを読んだら、面倒くさくても「GJ」の一言ぐらい書いてみましょう。
,ζノ=lノ=l〉 // つまらないネタに無理矢理レスしろとは言いません。面白かったらつけましょうという話です。
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、// ネタ書く側も「喜んでくれる人がいるんだな」とほっとします。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆 ・感想しか言えない、ネタなんか書けない、という人でも、「このネタ嫌い」と言うよりは、
. ノ___r T ! ゝ 「こういうネタも読んでみたい」と言った方が建設的だし平和的です。
i_/、」 ~~ 「梅雨のネタが読みたい」とか「兄妹で仲のいい話が読みたい」といった漠然とした希望でもいいから、
試しに書いてみてはいかが?
・誰が兄弟か、はスレの軸となる大切な要素なのでスレ住人全員で共有。勝手に減らしたり増やすのはやめよう。
スレの平和的利用のために、上記の文をよく読んで欲しい
ゝ~"~< -;
,ζノ=lノ=l〉 //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、// <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆
. ノ___r T ! ゝ
i_/、」 ~~
・新作発売時は未クリアの住人へのネタバレに配慮してネタバレ禁止期間を置くものとします。
ネタバレ禁止期間は新作発売日から一ヶ月間とします。
発売前の事前公開分の情報を使ってネタを書くのはOKですが、新キャラを直接出すのは禁止です。
後は各自の判断に任せますが、グレーだと思ったら投稿を控えるようお願いします
以上で。
他キャラの紹介はとりあえず削りました。
>>1乙
前スレであったクロムがミカヤ達になでなでされると言うネタがあったが、原作でも実際にされてたんだな。
判明した場所が場所だから全く笑えないけどね。
シャンブレー「うう……最近酷い目に遭ってばっかりだ。このままじゃ絶滅しちまう……」
リン「ならば自らを鍛えるしかないわ!」
シャンブレ―「う、うわぁっ!? だ、誰だあんた!?」
リン「わたしは草原に生きる女……あんたの友よ!」
シャンブレ―「は、はぁ……?」
リン「いい、シャンブレー。自然界の掟は厳しいの。このままではあんたは絶滅を待つばかりよ」
シャンブレ―「や、やっぱり!? うぅ、どうしたら……」
リン「だからこそ、この弱肉強食の自然界で生き延びるために己の野性を研ぎ澄まさなければならないわ!」
シャンブレ―「や、野性……!?」
リン「窮鼠猫を噛む、一頭の獅子に率いられた百頭の羊は、一頭の羊に率いられた百頭の獅子に勝る……つまりはそういうことよ」
シャンブレ―「そ、そういうことなのか……なんかよく分かんないけど」
リン「ともかく生存の鍵を握るのはあんたの野性、獣性なのよ! それを目覚めさせるために……さあ、ついていらっしゃい!」
シャンブレ―「うう……よ、よし、こうなったらやってやる! 絶滅しないぞーっ!」
〜数日後〜
リン「……というわけで、大自然の中で野性を磨いてきたわ」
シャンブレ―「ウウウゥゥゥゥゥ……」
ロイ「……な、なんかシャンブレ―さんむっちゃ唸ってるんだけど、大丈夫?」
リン「これが野性の力なのよ。それが証拠に、ハイ!」
シャンブレ―「!! フシャーッ! ガツガツ、グチャグチャ」
ロイ「うわぁ、肉の塊骨ごと喰ってる!? これもう兎じゃないよね!?」
リン「ふふ……今のシャンブレ―は己の生存のためならあらゆる物を喰らう最強の野獣……!
どんな環境下においても不死身の耐久力で生き残るその様はまさに異能生存体と呼ぶにふさわしい」
リーフ「つまり僕と同じってことだね!」
リン「……」
ロイ「……」
シャンブレ―「……あ、なんかやっぱり駄目な気がしてきた……」
リーフ「ちょ、酷くない!?」
実際絶滅の太陽は敵兵の肉を喰いちぎっているようにしか見えないので、試せる親なら試してみるといい
クロム「やはり男たるもの常に体を鍛えなければな……うおおぉぉぉぉぉおっ!」
ドガシャアッ!
エリウッド「うわぁっ!? く、クロム兄さんっ!?」
クロム「す、すまんエリウッド、勢い余って壁を壊してしまった……!」
エリウッド「はは……そっか。次は気をつけてね」
クロム「って、お前全く怒らないな」
エリウッド「そりゃあねえ……」
ヘクトル「おらぁっ!」
エフラム「はぁっ!」
アイク「ふんっ!」
アルム「うわぁっ、アイク兄さんたちの戦闘の余波で僕の家庭菜園が吹っ飛んだーっ!」
セリカ「やめたげてよぉっ!」
エリウッド「……あれに比べたら随分マシだからさ」
クロム「比べる対象が間違ってると思うぞ……」
覚醒の部屋会話によるとエメリナ様の部屋の壁ぶっ壊してたらしいぜクロムさん。
姉さんの部屋の壁壊してどうするつもりだったのかなぁー? んー?
シグルド「クロム…! また壁を壊したのか!」
クロム「す、すまん兄さん! だが壁を見ると何故か壊さなくてはという気分に」
シグルド「何を訳の分からないことを言ってる!?」
リン「あー、分かるわ」
ロイ「分かる分かる」
ヘクトル「壁があったら壊すだろJK」
シグルド「何故に共感!?」
リーフ(武器レベル上げるのに便利だからな…シグルド兄さんには分かるまい)
マリアベル「ハァ…」
ラーチェル「あら?マリアベルではありませんか。ため息などついてどうしたのです?」
マリアベル「ラーチェルお姉様!お恥ずかしい所をお見せしましたわ」
ラーチェル「構いませんわ。誰にでも悩みはあるものです。現に私もエイリークにこの愛が届かない事を…あら私としたことがはしたない」
マリアベル「………」
ラーチェル「それにしても新しいDLCのエイリークの花嫁姿は本当に美しいですわ。見栄を張って胸に詰め物をするいじらしさもたまりません。エイリークの魅力は胸程度では損なわれませんのに」
マリアベル「ラーチェルお姉様!その事でお話しがありますの!」
ラーチェル「?一体なんですか?エイリークを譲って欲しいというのは聞き入れませんわよ」
マリアベル「いいえ、違いますわ。実は…リズの事ですわ」
ラーチェル「リズ…?あなたの親友のシスターの事ですか」
マリアベル「そうですわ。…私、実はリズの事を愛していますわ!」
ラーチェル「まあ、なんと素晴らしい!みなまで言わずとも分かりましたわ。同じ道を歩む者としてアドバイスが欲しいのですね」
マリアベル「その通りですわ…なにぶん流石の私もこんな経験初めてですの」
ラーチェル「いいでしょう!私が百合の道がなんたるか、手取り足取り教えて差し上げます!」
マリアベル「やってやるですわ!」
ブレディ「何故だか自分の存在がバックトゥーザフューチャーしそうな気がする」
マーク♀「さあさあお薬の時間ですよー!今日はマミーに屍兵にドラゴンゾンビにリーフの髪の毛にとゾンビ尽くしです!飲めば死んでも死なない生命力が手に入るはずですよー」
ブレディ「コノヒトデナシー!」
マリアベルとラーチェルは似てる気がした
13 :
ある朝の魔人:2012/06/02(土) 00:57:09.20 ID:8kChINLc
〜ファウダー家〜
ロリルフレ「クロム、お茶が入ったわ」
クロム「ありがとう。悪いなルフレ、こんな朝早くに」
ロリルフレ「いいのよ。たまたま早く起きただけだから。クロムはジョギングの帰りだったのよね?」
クロム「ああ。日課でな」
ロリルフレ「たゆまぬ鍛錬ってわけね。立派だわ」
クロム「そんな風に言われるとこそばゆいな……」
姉ルフレ「おはよう……あら、クロムじゃない」
クロム「おはよう、ルフレ」
ロリルフレ「かくかくしかじか」
姉ルフレ「なるほど、ジョギングの帰りね。お疲れさま、クロム」
クロム「いや……しかし、なんだ」
姉ルフレ「なに?」
クロム「起き抜けだって言うのにいつもと全然変わりないな、お前」
姉ルフレ「ああ。まあ……いつどんな来客があるか分からないからね」
ロリルフレ「そうね。うちの兄弟は何でだかやたらと交友関係が広いから」
姉ルフレ「もっとも、そんなことお構いなしに気を抜いてる子もいるんだけど」
クロム「ほう。誰だ?」
ガラッ。
妹ルフレ「……うー……おふぁようございます……」
クロム「……」
妹ルフレ「んえ…… …… !? く、クロムさんっ!? な、なんで……!」
ロリルフレ「かくかくしかじか」
妹ルフレ「そ、そうだったんですか、それはお疲れさまで」
姉ルフレ「それより妹ちゃん。いいの、その格好」
妹ルフレ「へ……え、あっ……!」
ピシャッ! バタバタバタバタ……ドスン!」
ロリルフレ「あ、転んだ」
姉ルフレ「いくらなんでも慌てすぎよ……まったくあの子ったら」
クロム「……」
ロリルフレ「……クロム、戻ってきて」
クロム「……お、おお。なんだ、どうした?」
姉ルフレ「いやそれはこっちの台詞なんだけど……そんなに衝撃的だった? 妹ちゃんのあれ」
クロム「あ、ああ……なんというか、み、見事なジャージスタイルだったな」
ロリルフレ「ちい姉さん家だといつもあんな感じよ」
姉ルフレ「妹ちゃんの衝撃的な場面に出くわすのはクロムの習性みたいなものだけど……今回は方向性が違ったわね?」
クロム「いやまあ……なんだ、何というか……」
ガラッ。
妹ルフレ「……お、おはようございます、クロムさん」
クロム「お、おう……」
ロリルフレ(うわ。ばっちり決めてきた)
姉ルフレ(家の中でそんなフリフリのはないでしょ……せめていつも通りの戦術師服でいいのに)
妹ルフレ「……お、お茶、わたしももらえますか?」
ロリルフレ「はいはい」
14 :
ある朝の魔人:2012/06/02(土) 00:57:41.63 ID:8kChINLc
クロム「……」
妹ルフレ「……」
姉ルフレ「……」
妹ルフレ「……ち、違うんですよ!?」
クロム「うおっ……な、なにがだ?」
妹ルフレ「いつもあんな感じってわけじゃなくて、きょ、今日はたまたま……!」
姉ルフレ「見栄張らないの。いつもああでしょうが」
妹ルフレ「ね、姉さん……!」
姉ルフレ「まったくもう。だから軍師たるもの常に気を抜かないようにっていつも言っているのに」
クロム「いや、軍師はあんまり関係ないんじゃないか……?」
妹ルフレ「うう……あ、ある意味裸を見られるより恥ずかしいです……」
クロム「は、裸……」
妹ルフレ「ちょ……な、なに想像してるんですかクロムさん!?」
クロム「うおっ……べ、別に何も想像してないぞっ!?」
妹ルフレ「嘘ですっ、鼻の下が伸びてましたっ!」
クロム「ほ、本当か!?」
姉ルフレ「ええまあ、それなりにね」
妹ルフレ「も、もう……相変わらずムッツリなんですから」
姉ルフレ「いやいや。自分で裸がどうとか言い出しといて、そこで怒るのは筋違いでしょ」
妹ルフレ「あう……」
クロム「……」
妹ルフレ「……」
姉ルフレ「……あー。わたし、ちょっと用事思い出したわ」
妹ルフレ「えっ……ちょ、ね、姉さん!?」
姉ルフレ「じゃあクロム、ちょっと失礼するわね。後はいろいろとごゆっくり」
クロム「い、いろいろ……!?」
妹ルフレ「変な想像しないでくださいっ!」
〜部屋の外〜
ロリルフレ「……」
姉ルフレ「……やっぱり見てたわね」
ロリルフレ「姉さんこそ。用事なんて嘘でしょ」
姉ルフレ「そりゃね。どうなってる?」
ロリルフレ「無言のままだわ。ああでも、クロムなんか想像してる。顔がやらしい」
姉ルフレ「相変わらずムッツリね……」
クロム「……」
妹ルフレ「……あのう」
クロム「うおっ!? い、いや、何も想像してないぞっ!?」
妹ルフレ「いや聞いてないですから」
クロム「う……」
妹ルフレ「そうじゃなくてですね……あの、幻滅しました?」
クロム「え?」
妹ルフレ「あの、さっきの……」
クロム「あ、ああ……いや、確かに衝撃的ではあったが、幻滅はしてないぞ?」
妹ルフレ「ほ、本当ですか?」
クロム「ああ。家ならみんなあんなもんだろう。うちはリンがちょうどあんな感じだしな」
妹ルフレ「えっ、リンさんが?」
クロム「ああ。中学時代のジャージを未だに寝間着にしててな。胸がぱっつんぱっつんだから目のやり場に困るといつもマルスが」
妹ルフレ「な、なんでそうやらしい方向に持っていくんですか!?」
クロム「えっ、い、いや、違う! あ、あとはそうだ、エフラムなんかなぜか作務衣にタオル巻いて出てくるし、
リーフはたまに葉っぱ一枚でヘクトルなんか暑い日は素っ裸でぶらぶらさせながら」
妹ルフレ「す、ストップ! それ以上はなんか本当にまずい気がしますよっ!?」
クロム「お、おうっ……」
15 :
ある朝の魔人:2012/06/02(土) 00:58:14.77 ID:8kChINLc
妹ルフレ「……と、ともかく、幻滅はしていないと……」
クロム「あ、ああ……いや、と言うか、な」
妹ルフレ「え?」
クロム「……いつもキリッとしてるお前の、力を抜いた姿を初めて見られてなんかこう……新鮮だったというか」
妹ルフレ「……!」
クロム「そ、それになんだ。将来的なアレを考えるとああいう無防備な姿に今の内から慣れておくのも悪くないと言うか」
妹ルフレ「く、クロムさん……!」
クロム「……ほ、本気だからな?」
妹ルフレ「……は、はい……」
クロム「……」
妹ルフレ(……ああ、なんだか図らずもいい雰囲気になっちゃってるけど、
やっぱりさっきのは恥ずかしい……! で、出来ればクロムさんの記憶を消したいぐらいで)
ドタドタドタドタドタドタ、ガラーッ!
マーク♀「おはよーございますっ!」
マーク♂「おはよーございますっ!」
クロム「うおっ……!?」
妹ルフレ「ま、マーク!?」
ファウダー「フハハハハハハ! グッドモーニングだ子供たち! 実に爽やかで爽快な朝であるっ!」
クロム「ふぁ、ファウダー……!」
ファウダー「む? これはこれは、婿殿ではないか! フハハハハハハ! 朝帰りならぬ朝訪問とはさすがであるな!」
マーク♀「さすがムッツリ王子!」
マーク♂「性欲キングですね!」
クロム「何を言いたい放題言ってる!? というか、ファウダー……!」
ファウダー「なんだ?」
クロム「あんたのその格好はなんだ!? なんで上半身裸で頭にターバン巻いてるんだ!?!?」
ファウダー「フハハハハハハ! 寝間着である!」
クロム「マジかっ!?」
マーク♀「ターバンはわたしたちもお揃いです!」
マーク♂「色違いですよ!」
クロム「聞いてないっ!」
ファウダー「ちなみに寝床はランプ型だ! ジャファー的に考えて!」
クロム「それも聞いてない……っ!」
妹ルフレ「……(ポカーン)」
姉ルフレ「……助かったわね」
妹ルフレ「え……?」
姉ルフレ「父さん、本当はさっき、もっと静かに降りてきたんだけどね。
部屋の中のあんたの表情覗き見るなりいきなりあんな音高く突撃して」
妹ルフレ「は、はあ……?」
ロリルフレ「クロムの記憶、これですっかり飛んじゃったんじゃない?」
妹ルフレ「……!」
ロリルフレ「父さんに感謝しなくちゃね?」
妹ルフレ「うう……ふ、複雑です……」
兄弟家の寝起きってどんなだろうなと書きながら思った。
敵
敵ノ敵 <ふははははっ! 我は
>>1乙っ……悪を討つ心強き
>>1乙よっ……!
敵ヴ敵 <貴族的に
>>1乙しようじゃないか。優雅に、華麗にね。
敵ヒ敵 <アッー! タスケテ
>>1乙!
敵
そしてネタを投下
アンナ「紋章町商店街『アンナのデパート』へようこそ! 毎日特売日だからたくさん買い物していってね(はぁと)。
あ、武器や魔道書は入り口の受付に預けていってね」
―1階・食品売場―
アンナ 「1階はみんなの食卓を彩る食品売場よ。毎日産地直送採れたての野菜、魚、お肉が届くのが自慢ね。
ちなみに今日は『バレンシアのおいしい水』がお買い得。ケースで買うともっとお得よ」
アイク 「食い物といえば、やはり肉だな」
ヘクトル 「やっばこう脂身がコッテリのってる肉がいいよな」
エフラム 「脂身は苦手だ。脂肪の少ない鶏肉が一番いい」
クロム 「おっ、熊の肉があるじゃないか。山羊や羊の肉もいいな」
アルム 「兄さんたち、もう少し野菜も食べようか?」
エリウッド 「エリンシア姉さん、僕たちは上の階で自分たちの買い物済ませてくるから。アルム、ロイ、エリンシア姉さんの
手伝い頼むよ」
アルム・ロイ「「はーい」」
エリンシア 「うふふ、それでは早速、アルムちゃん! ロイちゃん! タイムセールへGO〜!」
―2階・婦人服売場―
アンナ 「2階は婦人服売場よ。服以外にも化粧品にバックに靴に小物に装飾品と女の子に必要な物はこのフロアに
ぜーんぶ揃ってるから、自分なりのコーディネートを楽しんでってね」
ルキナ 「この赤と黒のまだら模様のキャミソールなんかどうでしょう?」
セレナ 「却下よ」
ルキナ 「それではこの黄色と紫のドクロが散りばめられたブラウスは……」
セレナ 「却下」
ルキナ 「こちらのオレンジの下地に『あいらう゛聖王』とプリントされたシャツなんて素敵だと思うのですが……」
セレナ 「あーっ、もうっ! それ着てあたしの横歩いたら絶交だからねっ! やっばりあたしが選ぶ!」
エイリーク「この乳がっ! この乳があああああっ!」グワシッ! ムギュウウウ!
リン 「いだだだだぁっ!? ちょっとエイリーク姉さん痛いってばぁっ!」
セリカ 「姉さんたち、試着室で何やってんのよ……?」
クロム 「…………」
マルス 「クロム兄さん、婦人服売場をガン見してどうしたんですか?」
クロム 「お、俺は別に下着売場を見ていたわけではないぞっ!?」
マルス 「……僕は『下着売場』なんて一言も言ってませんよ?」
―3階・紳士服売場―
アンナ 「3階は紳士服売場よ。紳士服といってもカジュアルからビジネス、冠婚葬祭用の礼服まで幅広く取り揃えてあるから
用途に合わせて利用してね」
シグルド 「さて、夏用のスーツを仕立てるか。アイク、クロム、お前たちも社会人なんだから一着ずつ持っておきなさい」
アイク 「俺はほとんど着る機会がないと思うが」
クロム 「俺も勤め先で制服が支給されてるから、まず着ないな。会社までは私服だしな」
シグルド 「黙らっしゃい! とにかく一着あると色々便利だから、仕立てていきなさい!」
アイク 「シグルド兄さんがそう言うなら」
クロム 「確かにいざ必要という時に無いのは困るな」
リーフ 「…………」
マルス 「あ、いたんだ、リーフ。神妙な顔してどうしたんだい?」
リーフ 「この人でなしー。いや、アイク兄さんがスーツ着て出かけたら、その日のうちにボロボロになりそうだなって」
マルス 「そういうことはもう少し小声で言おうか?」
エリウッド「もう聞こえてるよ……あいたたた」
―4階・家具家電売場―
アンナ 「4階は家具家電売場よ。寝具から冷蔵庫、テレビその他生活に必要な小さな雑貨も全てこのフロアで買い揃える
ことができるわ。本と文房具も取り扱ってるから、是非寄っていってね」
リーフ 「えーと、外付けハードディスクは……」
マルス 「さて、新しいルーターでも……」
リーフ 「ルーター? 今のところ無線LANは必要ないんじゃない?」
マルス 「今は、ね。でも、そのうち家にパソコンが増えたら必要になる。増える予定なんてないけど、一応ね」
アイク 「む……二人が何の話をしているのか、さっぱりわからん」
マルス 「人間、得手不得手がありますから。アイク兄さんがわからないことは、僕たちに任せてください」
アイク 「ほう、言うようになったな」ゴツンッ!
リーフ 「あいたっ!? 何で僕っ!? もう少し手加減してよ、この人でなし……っ!」
アイク 「充分力を抜いたつもりだったが、痛かったか。すまんな」
エリウッド「あぁ、あったあった。探してた参考書」
エイリーク「私も探していた辞書が見つかりました」
ヘクトル 「ふぁ〜あ。急に眠くなってきたぜ……」
エフラム 「こいつらは動かんからな……つまらん」
リン 「あ、この少女漫画、最新刊出てたんだ」
セリカ 「……ミラ様。ヘクトル兄さん、エフラム兄さん、リン姉さんが無事に進級できますように……」
シグルド「う〜ん、薄型液晶テレビかぁ……」
クロム 「シグルド兄さん、迷ってるんだったら買ってみたらどうだ? いつまでもブラウン管テレビというわけには……」
シグルド「お前たちが壁に穴を開けたり、家を壊さなければ即買いなんだが……う〜ん……」
クロム 「それは、その……すまない……」
―5階兼屋上・催事場―
アンナ 「5階は屋上と繋がっていて、毎週違うイベントを開催してるわ。どんなイベントを開催してるかは、チラシまたは
ホームページを見てね。今週はマミーランドから等身大マミー君が数量限定アイテムの即売会に来てくれたわ」
セリス 「あっ! あれはマミーランドでも手に入れるのが難しい『マミー君KINNIKUムキムキバージョン』!」
セリカ 「……今まで姿が見えないと思ったら、ここにいたのね。ていうか、何あの人形? 『マミー君』なの?」
セリス 「うん、人気出ないだろうってことでそんなに数多く作られてなくてね、でもそこがマニアに受けちゃって
なかなか手に入らないんだ。今日も売り切れちゃったみたい」
セリカ 「……そ、そーなんだ」
セルジュ「あら、ごきげんよう、セリス。あなたも来ていたのね」
セリス 「あ、こんにちは、セルジュ。その手に持ってるのって……!」
セルジュ「えぇ、『マミー君KINNIKUムキムキバージョン』よ。ミネルヴァちゃんが飛ばしてくれたおかげでゲットできたわ」
セリス 「いいなぁ……『屍兵ドラゴンゾンビバージョン』なら持ってるんだけど……」
セルジュ「セリス、今何て?」
セリス 「え? いいなぁって」
セルジュ「その後よ」
セリス 「『屍兵ドラゴンゾンビバージョン』なら……」
セルジュ「これとその『屍兵ドラゴンゾンビバージョン』、交換してもらえないかしら?」
セリス 「えっ!? でも全然価値が違うから、セルジュに悪いよ!」
セルジュ「いい、セリス? 金銭的な価値は問題じゃないのよ。心がどれだけ欲しているか、なの。少なくとも私の中では
『屍兵ドラゴンゾンビバージョン』の方が価値は上なのよ」
セリス 「……うん、わかった。セルジュがそう言うなら」
セルジュ「ふふ、わかってもらえて嬉しいわ。じゃあ、はい、これ。先に渡しておくわね。後日、お家に伺うわ」
セリス 「ありがとう、セルジュ。必ず取りに来てね」
セルジュ「えぇ、もちろんよ。それでは、ごきげんよう」
セリカ 「……わからない。私、時々セリスがわからないわ……」
セリス 「まぁ、自分でも変な趣味してるかなぁってたまに思うけど」
セリカ 「……自覚あったんだ。それにしてもあのセルジュって女の人、エリンシア姉さんに雰囲気が似てるわね。
あの手のタイプは怒ったら絶対怖いわよ」
―1階・デパート出入口―
アンナ 「今こちらの『メンバーカード』に登録してもらうと、次回のお買い物のポイントが倍になって大変お得よ。
このチャンスを見逃さないで、ぜひ利用してね」
エリンシア 「えぇっ……と、マルスちゃん?」
マルス 「買い物の額に応じてポイントが貯まって、そのポイントを次の買い物の時に使うことによって値引きができます。
作っておいて損はしませんよ」
エリンシア 「そういうことでしたら……ありがとう、マルスちゃん。私、カードとかよくわからないから、助かったわ」
マルス 「どういたしまして。ところで、アンナさん」
アンナ 「何かしら?」
マルス 「今この場に五人のアンナさんがいて、各フロアにも複数のアンナさんがいたわけですが」
アンナ 「うんうん」
マルス 「一体、何人姉妹なんですか?」
アンナさんズ「「「「「さあ?」」」」」
終わり
おまけ
―兄弟家―
ミカヤ「ふぅ、やっぱり十六人分の衣替えは大変だわ……ちょっと休憩っと」
ユンヌ「ねぇ、ミカヤ〜。アイクの古着ちょ〜だい(はぁと)」
ミカヤ「ダ・メ(はぁと)」ニッコリ つ【メダリオン】
ユンヌ「最っ高にかわいい笑顔いやあああああっ! 何でミカヤが持ってるのおおおおおっ!?」シュルルルル……ポンッ!
ミカヤ「マルスが置いていったのよ。現れるとしたらこっちだろうって」
ユンヌ「読まれてたっ!? あんの腹黒おおおおおっ!」
今度こそ終わり
>>19 イレース「スーツ姿のアイクさんって…絶対そそりますよね」
ユンヌ「ボロボロになって上等。エロいことこの上ないじゃない」
普段絶対着ないものが意外と似合うことってあるよね
スーツ姿で剣ぶら下げて立ちはだかるアイク
ヤのつく自由業ですね
冠婚葬祭と言うイベントのときにはやはり必要となるわけだが
シグルドの振りって可能性はきっと微粒子レベルでも存在しないんだろうな
絵板の広告…
サラ金の過払いを取り返す に吹いてしまった
アンナーズ「ちなみに当店はシルバーカードのご利用は禁止になっています」
>>22 イレース「アイクさんがスーツのときって……やっぱり……」
アイク「イレース……何も言わず、この指輪を受け取ってくれ」
イレース「アイクさん……これって……」
アイク「言っておくが俺は本気だ。着飾るのが苦手な俺がわざわざこんなスーツまで用意するくらいだしな」
イレース「アイクさん……そんな……いくら最近話題だからって『花嫁姿のお前が食べたい』だなんて……」
ワユ「また入り込んじゃってるよ……」
ミスト「たまにああなるよね……」
クロム 「次の異界ではエイリークが登場か」
ロイ 「でも何で僕とアイク兄さんとの争いでエイリーク姉さんが出てくるんだろ?」
マルス 「僕とセリスとの争いでアルムが出てきたけど、一応カチュアで繋がりがあったからまだ分かるんだけどね」
リーフ 「メタ的な理由を述べると、同じGBAの作品だからかな?封印烈火聖魔VS蒼炎暁みたいな感じで」
ロイ 「本当にメタいね。理由が本当にそれだとしても何で姉さんのクラスが花嫁なんだろ?状況が全く分かんない」
エイリーク「花嫁衣装が女性として憧れてはいましたけど、実際に着ると結構恥かしいですね」
エフラム 「と言うかエイリークの花婿になる輩は誰だ!俺が行って心の臓貫いてくれる!!」
ロイ 「シスコン兄さんはちょっと黙っててね」
クロム 「…!分かったぞ」
マルス 「何が分かったんですかクロム兄さん。ルフレさんの花嫁姿がですか?」
クロム 「似合ってて凄く綺麗だろうな…って違う!異界ではアイク兄さんとロイが争っている。エイリークは花嫁姿。
つまり兄さんとロイの争いの理由は…エイリークの婿候補としての争いだったんだよ!!」
全員『 な 、 な ん だ っ て ー ! ! ? 』
シグルド 「KINSHINは許さんぞー!!」
ヘクトル 「いや、ねーよ!アイクの兄貴に限ってんな下らん理由」
エフラム 「そうだな。アイク兄上がそんな事するわけがない」
リーフ 「朴念仁通り越して朴念神なアイク兄さんが嫁求めて争い?ありえん(笑)」
マルス 「その発想は無かったてかその発想は無いわ。アイク兄さんがそんな事するわけないでしょ」
エイリーク「た、確かにアイク兄上は兄上にも勝るとも劣らない殿方ですけど、ちょっとそういうのは想像出来ないです」
ロイ 「いやいやいや皆!何でアイク兄さんばかりで僕の事スルーするの!?僕ならするとでも言いたいの?!」
クロム 「ま、まぁ確かに兄さんの性格上だとそんな事は100%ありえないな。流石に突拍子過ぎたか」
ロイ 「終いにゃ泣くよ僕!!?」
マルス 「エロイは黙っててね。…そういや異界クリアすると、今回だとエイリーク姉さんが仲間になるんだよね」
クロム 「仲間と言っても魔符、要するに幻影だがな」
マルス 「…なるほど、花嫁姿のエイリーク姉さんをクロム兄さんが持ち帰ると言うわけだね」
クロム 「いや、仲間になるのは強制じゃないぞってか何だその言い方?」
マルス 「分かった!エイリーク姉さんの花婿は、争ってる二人を蹴散らした挙句、奪い去るクロム兄さんなんだよ!!」
全員『 な 、 な ん だ っ て ー ! ! ! ? 』
クロム 「ちょっと待てええええぇぇぇぇぇぇ!!!」
シグルド 「KINSHINは許さんぞー!!」
ヘクトル 「見損なったぜクロムの兄貴。無理矢理奪うとか…」
エフラム 「表へ出ろクロム兄上!その心の臓貫いてくれるわ!!」
リーフ 「アイク兄さんとロイ蹴散らして奪い取った挙句、花嫁衣裳着せるとかクロム兄さんの人でなしー!」
エイリーク「クロム兄上…流石の私でもそういうのはどうかと思うのですが…」
ルフレ 「み、見損ないました!実の妹に花嫁衣裳着せて奪い去るなんて…。クロムさんのエッチ!!」
クロム 「お前等な!アイク兄さんの時と反応が全く違うぞってか何でさり気無くルフレまでいるんだ!?」
ロイ 「…で、誰も僕の事は擁護してくれないんだね…orz」
マルス「そりゃ君、原作で色んな女性に手出しまくってるからね」
<糸冬>
でも冗談抜きでアイク対ロイで花嫁姿のエイリークが出てくるんだろうな?w
>>28 エリンシア「どう思われますか、ミカヤお姉さま?」
ミカヤ「うーん……多分エイリークのことだから……またなんか騙されたんじゃないかなって」
リン「そうよね、今までも何回か『騙されやすい』って面を強調されてきたし」
セリカ「えっと。よく分からないけど結婚詐欺ってこと?」
リン「それはちょっと違う気がするけど」
ユンヌ「どっちにしろ、言えることは一つ」
エリンシア「なんでしょうか」
ユンヌ「誰にどんな騙され方したか知らないけど、花嫁衣装で戦場に出ることを了承する
エイリークちゃんの騙されやすさマジパねぇ」
ミカヤ「テリウスに来たら血の誓約書百枚ぐらい書かされてそうな勢いだわ……」
いや本当の所はまだ分からないけどね。
でも戦闘後の会話でも騙されやすさに言及してるし、やっぱりそういう事情なんじゃないかなw
イドゥン「……」
エフラム「……なぜあんたはウェディングドレス姿で俺の前にいるんだ?」
イドゥン「いえ……ミルラが一生懸命花を集めて、『エフラムのためエフラムのため』と呟いていたので。
日頃の感謝を表すのだろうと思って、わたしも花束を持ってきたのですが……」
エフラム「それがどうしてこうなったんだ」
イドゥン「分かりません……花束を見つめていたら、どうしてか急に婚礼衣装を着ていました」
エフラム「意味が分からん」
イドゥン「……婚礼衣装……」
エフラム「……」
イドゥン「……ふつつか者ですが」
エフラム「勘弁してくれないか……」
>>28 ロイ「結婚システムは覚醒の目玉だし、それにほらえっと……六月だし。何て言ったっけ?」
ヘクトル「ああ、あれだ。『ジューン・ブレンダン』ってやつだな(得意気)」
マルス「そう、その通りですよ、ヘクトル兄さん。(ロイには後で教えるとして、ヘクトル兄さんには黙っておこうw)」
>>30 イドゥンさんが久しぶりすぎて全米が泣いた(大げさ
>>28 ルフレ「そういえばミカヤさんやエリンシアさんの魔符をGETしたとき…」
マーク♂「「まったく胸元深すぎだろ」とか「あざとい太腿だな」とか言ってましたもんね。ぼくも引きました」
マーク♀「つまりちょっとでも肌色見せればクロムさんの餌食になると」
リーフ「ぼくみたいなオープンスケベは対策立てやすいけどムッツリは何考えてるか分かんないからねえ」
マーク♀「あ〜こわいこわい」
マーク♂「兄弟家の中では父さん地味かと思ったけど、こりゃ筋金入りの危険人物ですね」
マーク♀「エイリークさんの場合はどうだったの?」
マーク♂「「胸元がさびしいけどまあいいか。もともと胸はさびしいもんな」って」
ルフレ「え〜何ですかそれひっどい!」
マーク♂「父さんすみません、ぼくはここまでのようです」
マーク♀「まあ流石にこれは弁護のしようがないしねえ」
クロム「お前らいいかげんにしてくれ、頼むからorz」
ルフレ♂「嫌なら否定すればいいじゃないか、原作で本当にそういうこと言ったわけでもないし」
クロム「否定したらもっと面白がるだろうあいつらは」
ルフレ♂「まあそれはそうだが……」
クロム「それに、少なくともあれを信じられてしまう程度にはいやらしい男だと思われているらしいしな……」
ルフレ♂「確かに、多少噂が先行し過ぎている感はあるな。
まあ元気出せクロム、実際に手を出したりしない限りそこまで嫌われはしないだろう」
クロム「だといいんだが」
ルフレ♂(それにしても……)
ルフレ♀(まったくクロムさんときたらいやらしいんですから。早く何とかしないと……
でも何とかすると言ってもどうしたら……ほ、他の人に目が向かないように
わたしがちょっと大胆な格好をしてみるとか? だけどそれで何の興味も示されなかったらそれはそれで……)
ルフレ♂(……こっちはこっちで割とムッツリな気がするんだが、その辺には誰も言及しないのが少し不思議だ)
いやぁ女性のムッツリなんかイジったら怖いことにしかならないでしょう?
〜 注意 〜
・このネタはいわゆる紋章町が舞台ではありません。
・戦国時代の兄弟の生涯…生まれてから亡くなるまでを追っていく形になります。
従って一部を除いてキャラが歳を取ります。物語後半は老人中心になっていきます。
・キャラが死にます。あなたの好きなキャラが死ぬかも知れません。
・合戦、決闘等のシーンがあります。描写は抑えてありますが人によってはキツく感じるかも知れません。
・中には悲劇的な末路を辿るキャラもいます。
・ギャグやほのぼのはほぼありません。基本シリアスに徹しました。殺伐としてるかも知れません。
・ネタというより小説です。ちょっと毛色の違うのをやってみたかったんだい!
それにほら…話のパターンや形式も色々開拓してみたいじゃない。
・俺設定満載です。苦手な人は注意。便乗してくれる方はご自由に使ってください。
・場面によってはキャラの口調が時代がかってます。時代劇ですので。
・長編になります。
・筆者は歴史好きですが色々時代考証とか間違ってます。その辺は生暖かい目で見てやってください。
・その辺とか好きな漫画とかを元にしたエピソードとかあります。元ネタ知ってる人はクスリと笑ってくれると嬉しいっす。
・日本をモデルにした東方の島国が舞台になります。
地名については(例)クリミア国とか出たら日本で言えば甲斐国とか武蔵国とかみたいな一地方と思ってください。
あくまでも基本一国の中の話です。
長い注意書きで申し訳ない
上記が駄目な人はスルーしてください
前々スレ
>>433-437の続きです
炎治五年…東国の情勢は混沌を極めていた。
東国の大半を領有し残るオスティア攻略も差して時間は掛かるまいと思われていた東国の雄ゼフィールではあるが、
炎正十三年にオスティアをネルガルが領有した事によりにわかに戦況は変わっていたのである。
妖術師ネルガルの操る同じ顔をした傀儡らはオスティアの城から際限なく湧き出してきておりこれらを討ち破る事はベルンの精鋭をもってしても容易な事ではない。
戦況は一進一退の呈を示しつつあり、ネルガルのオスティア支配とゼフィールとの争いが始まってより五年の歳月が過ぎ去っていた。
ここベルン本城では連日軍議が開かれていた。
上座にはこの年、二十二歳を迎える若き大名ゼフィールが座し居並ぶ列将を見据えている。
主な議題の中心は北国の平定を完成させたグランベルの大名アルヴィスの事であった。
武将の一人ゲイルが口を開く。
「みなも承知の通り、先月最後までアルヴィスに抵抗していたアグストリアが陥落した。
この五年…名将エルトシャンのもとでよく持ちこたえていたのだが…」
「将が良くとも将を用いる大名が馬鹿じゃ飾りみたいなものさ。むしろ五年も持った方が驚きだろうよ。
それでどうするか?奴が南下してくるならネルガルもろとも打ち砕くまでのことさ」
猛将ヴァイダが口を開く。
懸念はまさにそこにある。北国の平定を終えたアルヴィスはおそらく今後は都への上洛を狙って南下してくるであろう。
南北に弧を描くような形をしたこの国では北国から都を目指そうと思えば東国の通過は避けては通れない。
天下取りを目指すアルヴィスを阻むためには一刻も早く東国を平定し磐石の構えで戦わねばならぬのだが現状はネルガルと一進一退。
このままでは漁夫の利のごとく両軍戦い疲れたところをグランベルの大軍に蹂躙されてしまうだろう。
そのためにもグランベルが出兵の準備を終える前にゼフィールはネルガルを片付ける必要に迫られていたのだ。
臣下たちの口論を眺めながらゼフィールは顎を撫でた。
若干だが髭が濃くなってきたようだ。この間まではまめに剃っていたのだがいっそ伸ばすのもよいかも知れない。
天下を取るまで髭は剃らぬ…などと願掛けにもなろうか?
埒もない…他愛もない事を考えたものだ……自嘲的な笑みを浮かべるゼフィールに目線を向けてきたのは武将の一人ナーシェンである。
「…それがしに一計がありまするぞ。それがしにお任せくだされば一月を経ずしてネルガルの首を取ってご覧にいれましょう」
ナーシェンの言葉に将たちはどよめいた。
打ち倒しても打ち倒しても敵軍はオスティア城から無数に湧き出してくるのだ。
この五年間ベルンの精鋭たちが必死に戦って倒せなかった敵将をどうして容易く倒せるというのか?
ゲイルが不快げに口を開く。
「ナーシェン殿。大言されるからには相応の自信がおありなのであろうな?」
「当然だとも。将たるもの戦うからには必勝の方策を整えて当たるものよ。
そなたたちはただ槍を振るうだけが戦とお思いのようだが戦とはここでするものだよ。ここでね」
嘲るような響きの声でナーシェンは自らの頭を指で小突いてみせた。
この男はこうして他者を見下すような悪癖があり、同輩には余り好かれてはいなかった。
マードックやブルーニャが無言で成り行きを見守る中、かっとしてゼフィールに向き直ったのはヴァイダである。
「殿!姦計を用いるなどベルン武士の名折れ!何卒我等にお命じください!正面から堂々と戦うべしと!」
だがゼフィールは片手を挙げてヴァイダを制するとナーシェンに目線を向けた。
「…今の言葉…間違いはあるまいな?」
「二言はございませんとも」
「よし…大言したからには責任を取れ。事が成った暁にはオスティアの統治はそなたに任せる。
他の者は後備えに当たるがよい」
…こうして軍議がまとまり、諸将が一礼して退室する中、ただ一人マードックが微動だにせず座布団に座している。
おそらく何か一言言いたい事があるのだろう。ゼフィールは上座に留まりマードックに顎でしゃくるような仕草をして発言を促した。
この男の事は幼少からよく知っており概ね言いたい事は察している。
「…殿…あえて申し上げます。ナーシェンは少々知恵が回るだけの小人物。大事を任せるべきではございませぬ」
「だからこそだ」
「は?」
「うまくいけばそれもよし。奴がしくじればそれを理由に切り捨てるだけの事よ。天下取りには相応の人材を集めねばならぬ。
父上の代からの譜代の臣というだけで将の座にあり続けるのは望ましくない」
マードックは深々と頭を下げた。
「そこまでお考えでしたら申し上げることはございません」
そう…ゼフィールは家臣団の整理を考えていたのだ。
父、デズモンドの代には父に媚びる事で能力も無く高位を得た者が少なからずいた。
ゼフィールはそうした者を疎んじていたが理由も無く地位から追っては謀反の恐れがある。
そこで彼らの手に負えない職務を与えてその失敗を期待していたのだ。まして自分から買って出た以上はどのような罰を受けても文句はいえまい。
それに…ナーシェンなど当てにはしない。ネルガルを討ち取るのは己の手で為さねばなるまい。
ナーシェンに限った事ではない。ゼフィールは心の奥では誰も信用していなかった。
長らく忠節を尽くしてくれたマードックやブルーニャにすら自分はどこかで心を閉ざしている。
「話はそれだけか?ならばもう下がるがよい」
「…御意に…」
深々と礼をして退室するマードックの背を見送るとゼフィールは深々と息を吐いた。
窓口から風が凪ぎ……蝋燭の炎が消え居室を闇が満たす。
囁きかけるような声が響いてきたのはこの時である。
「立派な大名ぶりだこと。天下のためには誰を捨石にするのもかまわないのですね?」
「そなたか……父上といいそなたといいあの世も存外退屈なものと見えるな?」
窓辺に姿を見せていたのは忘れもしないベルンの姫。ゼフィールの妹ギネヴィアである。
五年前から何も変わっていない。変わる筈もない。なぜならギネヴィアはもう年を取らないからだ。
「必要ならなんでもする。わらわの時も父上の時も…次はナーシェンの番?
その次は誰でしょうや? ゲイルかヴァイダか…それともブルーニャ?マードック?」
「許せとは言わぬ。詫びるつもりもない。呪いたくば呪うがいい」
「天下平定のため…万民の安寧のためと申すのでしょう?
結構な事。数百万の民のためならばわらわ達の死など小さな事。ですが兄上の本心はそうではないでしょう?
何故なら兄上は民だろうが家族だろうが誰も他人の事を想っておられませぬ。いつまで寛大な名君の面を被り続けるのですか?」
どこか透き通ったような姿でおよそ存在感も質感も感じられないギネヴィアに向かってゼフィールは呟いた。
「この世の事は生者が為す。死者などせいぜい人の心を乱す程度の事しかできぬ弱者よ。
暇ならばまた来るが良い。死者の繰言を聞くのもまた一興よ」
鼻で笑うとゼフィールは蝋燭に火を灯して窓辺にかざす。
そこにあったものはただ風に揺られてたなびく薄布に過ぎなかった。
さて…オスティアをネルガルが領有した今、元のオスティア大名ウーゼルは激減した手勢を連れて流軍と化し東国を転々としていた。
もはやネルガルと戦うだけの兵力は無く、かといって長年敵対したゼフィールの軍門に降る事もできずその進退は窮まりつつあったのだ。
今はトリア山の奥に作られた隠し砦に潜伏し息を押し殺すようにして東国の情勢を見守る日々である。
その中に…赤い髪をもった青年の姿があった。
やや細身ではあるが引き締まった肉体と長身を持ち鋭い眼光に燃えるような赤毛の若武者。
この年二十歳を迎えたこの男は大名ウーゼルの信頼厚き家臣にして片腕である。
彼は腰に鞘を差し、上半身をもろ肌脱ぎにして巻きわらの前に佇んでいた。
激戦を潜りぬいた武者らしくその体にはいくつかの古傷が残されているが特に大きな物は腹から胸にかけてついた太刀傷である。
かつてゼフィールと戦って受けたその傷は雪辱を望む証………武者の名をロイといった。
一瞬の剣閃が煌き、巻きわらが真っ二つになる。
裂帛の気合とともに放たれた居合いはよほどの者でなければ目に留める事もできなかったであろう。
「お見事なものですな」
従士のロウエンが呟く。だがロイは頭を振って彼の賞賛を否定した。
「いや…こんなものではなかった。ゼフィールの太刀筋はもっともっと鋭くて力強いものであった。
まだ足りない…まだ勝てぬ…」
「お言葉ですがお館様とて拙者の目からは達人と映りまする。その親方様がそれほどまでに称するゼフィールとはそこまで強いのですか?」
「今の私の十倍は強いだろうよ」
ロイの太刀が鞘に納められる。
ウーゼルの軍の中ではその名を知らぬほどの男にこうまで言わしめるゼフィールとはどれほどの猛者なのか…
ロウエンは思いを致さざるを得なかった。
…あの日…オスティアを追われ…エリウッドが落命し…
その後ウーゼルらと合流してからは多くの激戦を潜り抜けロイはより逞しくなった。
今は立派なフェレ家の当主である。
元々フェレ家の当主エルバートはロイを養子に欲しがっており跡取りに考えているふしがあったが、
それは彼の死後にかなうこととなった。エルバートの妻エレノアはロイを養子に取り、ウーゼルも彼のフェレ家継承を認めた。
そのエレノアも二年前に亡くなり、今やロイは単身で家督を背負っている。
「ロウエン、巻きわらを持て」
「御意に」
ロイはさらに稽古を続けるつもりだ。
ロウエンは知っている。ロイは一日千回は太刀を振るう。
その鞘走りの音はあたかもより高きを目指そうとする若獅子の咆哮のごときものだ。
かつて天才と呼ばれながら真の天才の前に挫折を知った凡才は不屈の男として立ち上がった。
この方ならどこまでも強くなっていく。
歯を食いしばり修羅のごとき形相で巻きわらを断ち切る主の姿を見てロウエンは確信を強めていた。
その時である…
風の音に紛れて鐘の音が響き渡ったのは。
「敵襲!敵襲!すぐに備えよ!」
兵達が大声を発しながら走り回っている。
「何があった?」
ロウエンの言葉に足軽の一人が足を止めた。
「この隠し砦がネルガルに見つかりました。傀儡たちが山を登ってきます!ウーゼル様より直ちに迎え撃てとご命令を」
その言葉にロイは動じる色も無かった。
「ロウエン、私の鎧を持て。馬を引け」
「御意に」
ロイは燃える炎のごとき真紅の鎧に身を覆っていく。
兜には二本の角があつらわれており、戦場での彼の戦いぶりと相成ってその武勇は赤鬼に例えられるほどである。
ネルガルの軍勢がどれだけこようがびくともするまい。
その佇まいはそれをロウエンに信じさせるに充分なものであった。
やがてオスティア兵たちが砦の近辺を固め終えた頃…ネルガルの軍勢は姿を見せた。
漆黒の髪と金色の瞳を持つ同じ顔の兵団である。
彼らは決して死を恐れぬ幽鬼の如き者達であり無数に押し寄せてくる様はまさに脅威。
だが今回は少し勝手が違った。
彼らの先頭に様相の違う男が一人立っているのだ。
生気の無い顔をしている。
「あれは…?傀儡には時に死んだ猛者を加えている事があるが…その手合いか?」
砦の柵の上からその姿を認めたロウエンが呟く。
かつてのオズインがそうだったように死んだ強者をネルガルが傀儡に作り変えたのだろうか?
ならば油断のならない敵の筈だ。
その男は隆々たる筋肉に全身を覆った逞しい巨漢であり、青い髪を短くそろえている。
武器の類は持っておらず着物からもろ肌を脱いでその豪腕を誇示していた。
体には見事な刺青が彫られており、戦の場であるにもかかわらずどこか華やかだ。
存在感に溢れた大男は、しかしながら死者さながらの生気の無い瞳をオスティア軍に向けている。
「門を開けろ。私が討って出て奴を討ち取る。御殿様へのよい土産になろう」
その姿に戦意を刺激されたのであろう。若々しい猛々しさを持ってロイが歩み出た。
「お気をつけて。お館様…」
ロウエンは小さく呟くと砦の門を押し開いていった――――――
次回
侍エムブレム戦国伝 風雲編
〜 ヘクトルの章 魂 〜
侍の人GJ
いつもながら読み応えありますね
んじゃちょっと長めの投下します
『アイクVSセルジュ』
セルジュ「さあ、今日こそ年貢の納め時よ?」
アイク「クッ、追い詰められたか…」
魔物の群れを相手に修行中のアイクを例によってセルジュが追い掛け回していた。
アイクとしては苦手な相手なのでいつもなら逃走していたのだが、
ミネルヴァに乗って空から追跡するセルジュに巧みに誘導され
行き止まりに追い詰められてしまったのだ。
セルジュ「ふふふ、さあ観念しなさい」
アイク「(こうなったらやるしかあるまい…守ったらやられる…進んで活路を切り開く!!)」
ドス黒いオーラを纏ったセルジュがゆっくりと斧を振り上げ、ミネルヴァがそれに応えるように上昇する。
アイクは呼吸を整え、交錯するその一瞬に集中した。
「ハァァァァァァァァァァ!!!」
「大↑ 天→ 空↓ !!!」
ガギーン!!!
凄まじい金属音と共に両者が交差する。
アイクが着地した数秒後、アイクの後ろにセルジュの斧が空中より落下した。
アイク「…ッフゥ…!」
全身に溜まった気を吐き出す。
そしてゆっくりとセルジュの方を振り返る。
セルジュ「クスッ、私の負けね…その剣で私を好きにすればいいわ」
振り向かずにセルジュが言う。
アイク「いや…何もせん。今日はこれで帰らせてもらう」
セルジュ「あら、情をかけたつもり?」
アイクの言葉を侮辱と受け取ったのか、不機嫌な顔をしたセルジュが振り向く。
アイク「俺は自分を高め、強くなるために魔物と戦うという方法をとった。
それが正しいのかどうかなどわからんが、自分を高めようとする道を貫こうとしていることには変わりはない」
セルジュ「………」
アイク「そしてあんたは魔物を守るために俺と戦う道を選んだ。
自分の道を貫こうとしている俺に、あんたの道を否定する資格はない」
セルジュ「でも、このまま私を生かして帰せばまたあなたの邪魔に表れるかもしれないわよ?」
アイク「そうかもな…だがそれは仕方がない。エリンシア姉さんのように話し合いで解決しようというのならともかく
俺の選んだ道は戦いの道だ。お互いの信念を戦いでぶつけ合う、そういう道だろう…それに」
セルジュ「それに?」
アイク「正直ここまで追い詰められたのは久しぶりだ。
ここであんたと戦えた。それだけで自分で考えていた以上の修行になった。」
セルジュ「あら、それじゃまるで私があなたの修行相手になったみたいな言い方ね」
アイク「気に触ったならスマン、だがそれが俺の本音だ。じゃあな」
セルジュ「待ちなさい」
踵を返して帰路につこうとするアイクの背中にセルジュからの声がかかった。
怪訝そうな顔をして振り返るアイク。
たとえ再戦しようにも少なくとも彼女の腕はしばらく痺れて動かせないはずだ。
セルジュ「つまりあなたの身になる修行ができれば魔物ちゃんたちは殺されずに済むのよね?」
アイク「まぁ…確かにそういうことにはなるかもしれんが…」
セルジュの問いに疑問符を浮かべるアイク。
セルジュ「確かあなたはセリスちゃんのお兄さんなのよね?」
アイク「ああ、セリスは俺の弟だ。まぁあんたがうちに来たときは俺は隠れていたが」
バツがわるそうに頭をかくアイク。
それを見たセルジュは軽く微笑んでアイクに告げた。
セルジュ「じゃあ今度セリスちゃんと一緒にヴィオール家においでなさい」
アイク「何?」
セルジュ「魔物ちゃんたちを殺されるよりは私が相手を務めたほうがお互い都合が良いのではなくて?」
アイク「確かにそれはそうだが…いいのか?」
困惑するアイクにセルジュは笑顔のまま続ける。
セルジュ「私としても魔物ちゃんたちを殺されるよりは全然いいもの。
その代わり、魔物ちゃんたちを殺すのはやめて頂戴ね?」
アイク「あ、あぁ…」
アイクが武器も持たない女性に気押されるというのも珍しいが
この場合相手が悪かったというべきだろう。
否応なしに頷いてしまった。
セルジュ「ふふ…よろしい。では失礼させていただくわ」
そう言うとまだ痺れているはずの腕で落ちている斧を取り、ミネルヴァと共に空に舞い上がり消えていった。
アイク「参ったな…」
そして一人残されたアイクは苦り切った表情で頭をかくのだった。
数日後
セリス「じゃあ、行ってきまーす!! お昼ご飯はいらないからね!」
ミカヤ「ええ、行ってらっしゃい、気をつけてね」
セリス「うん!」
マミーくん人形を持ったセリスが出かけようとしたところに声がかかった。
アイク「セリス、もしかしてヴィオール家に行くのか?」
セリス「うん、そうだよ! よくわかったね!」
アイク「そうか…すまんが俺も連れて行ってくれんか?」
「「「「えええええぇぇぇぇぇ!?」」」」
兄弟たちから驚きの声が上がる。
確か修行を邪魔されて以来アイクはセルジュを苦手にしていたはずだ。
アイク「何故そんなに驚く?」
エフラム「い、いや、兄上はあの女性は苦手だと散々こぼしていたからな…」
ヘクトル「あ、わかったぜ! お礼参りに行こうってんだろ!?」
エリウッド「そんなわけじないじゃないか…きっとお詫びに行くつもりなんだよ」
アイク「あいにくどれもハズレだ。セリス、かまわんか?」
セリス「うん、わかった!こっちだよアイク兄さん!!」
珍しくアイクと出かけられるとあってセリスの声が弾んでいる。
あっというまに兄弟たちの視界から消えてしまった。
リン「一体何があったのかしらねぇ…」
ミカヤ「ねぇエイリーク、ヴィオールさんのとこにお詫びに行く時の贈り物買っておいてくれないかしら」
エイリーク「は、はい! 早速行ってきます!」
ロイ「迷惑掛けに行くのはもう確定してるんだね…」
そんな兄弟たちのやりとりとは裏腹に、アイクとセリスはヴィオール家の話をしながら道を進んでいた。
セリス「それでね、ヴィオールさんの家ってすごく広いんだ!」
アイク「そうだろうな、なにせ飛竜を飼ってるんだから」
セリス「あ、そういう言い方しちゃダメだよ兄さん。
ミネルヴァちゃんはペットじゃなくてセルジュさんの家族なんだから!」
アイク「そ、そうなのか? すまん、気を付けよう」
セリス「で、ヴィオールさんはね…」
そんなことを話しているうちに二人はヴィオール家についた。
呼び鈴を鳴らすとセルジュの声がインターホンから聞こえてくる。
セルジュ「はい、どちらさまでしょう?」
セリス「あ、セルジュさん? セリスです! 今日はアイク兄さんも一緒なんだけど」
セルジュ「まぁ、お二人ともよくいらっしゃいました。すぐに向かうので少々お待ちを」
しばらく待つと門が開いてセルジュが表れる。
無意識に手に汗握るアイクをセルジュは微笑みながら見つめる。
セルジュ「あら、ずいぶん緊張しているようだけどちゃんと約束は守ってもらっているのかしら?」
アイク「ああ、俺は約束を破るようなことはせん。ただどうも苦手意識が抜けなくてな」
セルジュ「ふふっ、ならいいわ。お二人ともこちらへ。アイクには一応私の主人を紹介しておくわね」
アイク「主人?あんた結婚してたのか?」
セルジュ「あらあら、主従といったほうがよかったかしらね。私はヴィオール家に仕えているのよ?」
アイク「そ、そうか。すまん」
今まで接してきた女性陣とはいろいろと異なるマイペースのセルジュには
さすがのアイクも調子を狂わされている。
庭に案内されると長髪の紳士風の男が二人を迎えた。
ヴィオール「やあ、よくきたねセリス君」
セリス「おはようございますヴィオールさん!ご機嫌いかがですか?」
ヴィオール「フッ、私は今日もいつもと変わらず貴族的に遅めのモーニングティータイムを過ごしていたところだよ。
そしてそちらがセリスくんの兄君かい?」
アイク「ああ、アイクだ」
ヴィオール「君のことは街の噂やセルジュくんから聞いているよ。いや実に災難だったねぇ
よりによってセルジュ君に目を付けられるなんて…ってセルジュ君!?
じょ、冗談だよ冗談! とりあえずその斧を下ろしてくれたまえ!!」
この従者にしてこの主ありか、等と考えるアイク。
さて、挨拶したはいいがどうしたものであろうか、考えているとセルジュがさっさとティーセットを片付け始めた。
ヴィオール「セ、セルジュくん!? まだ私のティータイムは終わっていないのだが…」
セルジュ「ご心配なさらず、場所を移すだけですわ。
ここだと訓練に巻き込まれるかもしれませんから
そちらでセリスちゃんとティータイムの続きをしてくださいね」ニッコリ
ヴィオール「ふぅ…了解したよ。ではセリス君、我々は世にも稀なる闘技を観戦しながら
優雅にティータイムの続きと洒落込むとしようではないか?」
セリス「闘技ってヴィオールさんとアイク兄さんが?」
ヴィオール「フッ…私が彼と戦ったりしたら一瞬で星にされてしまうことは火を見るより明らかだよ」
セリス「えぇっ!? じゃあ兄さんとセルジュさんが戦うの!?」
ヴィオール「そのとおり、事前に話は聞いていたし心配することはないよ。
我が家は薬も多数取り揃えてあるからね」
セリス「大丈夫かなぁ…」
心配するセリスをよそにお互いの獲物を持って構えるアイクとセルジュ。
アイク「今日はあの飛竜…ミネルヴァだったか? あいつには乗らないんだな?」
セルジュ「ええ、ミネルヴァちゃんは今日は休憩中。それに私はバトルシスターでもあるから遠慮はいらなくてよ?」
アイク「なるほど…」
バトルシスターは杖も使うが耐久力に優れた斧使いという面も大きい。
セルジュの技量をもってすれば特にハンデにもならないのだろう。
アイク「ではいくぞ! ぬぅん!!」
セルジュ「でやぁぁぁぁぁ!!」
ガキーンガキーンギャーコノヒトデナシーブォンガガガガガゼツメツスルーチュイーンビシュッ
セリス「うわぁ、すごい! セルジュさん全然アイク兄さんに負けてないよ!」
ヴィオール「ふむ…噂通りの腕だね、まぁどちらも本気を出しているとは言いにくいが…」
セリス「えっ? そうなんですか?」
ヴィオール「あの二人が本当に本気を出したら我々の茶席どころか屋敷が倒壊してしまうよ
あれはあくまで基本の型をぶつけ合う型稽古のようなものだね」
セリス「へぇ、それでもあんなにすごいなんて二人とも本当に強いんですね」
ヴィオール「まぁ本来なら武器が斧のセルジュくんの方が若干不利なはずなのだが
君の兄君は少々やりづらそうな感じだね。
噂では女性相手でも手加減などできないと聞いていたのだが」
セリス「う〜ん、たぶん修行中に追いかけられてそれがトラウマになってるんじゃないですか?」
ヴィオール「なるほど! ハハハ! たしかにセルジュくんが目の色を変えて追い掛け回してきたら
トラウマにもなるだろうね。アッハッハうわっ!!」
ヴォン!! ガス!!
ヴィオールの鼻先を手斧がかすめて柱に突き刺さる。
セルジュ「あらあら、申し訳ありませんヴィオール様。うっかり手が滑りました」ニッコリ
ヴィオール「セセセセルジュ君、明らかに確信犯的な命に及ぶような警告はやめてくれたまえ!」
セルジュ「その口が閉じたら手が滑ることもなくなると思いますわ」
アイク「………」
今の割とどうでもいいやりとりはともかくアイクはセルジュの技量に内心舌を巻いていた。
確かに打ち合いならば自分のほうが有利ではあるが、巧みな位置どりと防御で
剣と斧の不利を見事に相殺している。
単純な力勝負になれば押し切れるかもしれないが、そんな無粋をするにはもったいない相手だ。
セルジュ「さて、では続きをしましょうか。というところだけど一ついいかしら?」
アイク「なんだ?」
セルジュ「この前のように力でねじ伏せようと思えばできるはずなのにそれをしないのはなんでかしら?」
気づかれていた、鋭い女性だ。
手加減していた、等の理由によっては許さないという誇りの高さを感じる。
アイク「あんた程の斧の使い手は俺の記憶の中でもそうはいない。
俺は勝つためにここに来たわけじゃない、前にも言ったが自分を高めるために来たんだ。
だからあんたとは純粋に技量で勝負したい」
アイクの言葉を聞いたセルジュはニッコリを笑みを浮かべると斧を構えなおす。
セルジュ「ふふ、嬉しい答えね。それじゃ行くわよ!」
鋭い一閃がアイクの胴をかすめる。
冷静にその軌道を見切ったアイクがカウンターを入れようとするが
鋭く弧を描いて戻ってきた斧にはじかれる
アイク「かなり やる」
セリス「うわぁ…また動きが早くなった」
ヴィオール「だんだん本気を出してきた、というところだねぇ。しかし…」
確かにヴィオール家の庭は広い、がさすがにこの二人が気合を入れて戦うにはさすがに足りない。
攻防の所々で柵や家具が破壊される。
ヴィオール「まぁ、たまのことだから仕方ないね」
苦笑するヴィオール。
達人同士の戦いを特等席で見られるのだから文句は言うまい。そんな顔である。
そしてそうこうしているうちに昼を告げる鐘がなった。
ヴィオール「はい、二人ともそこまでだ!」
ヴィオールが手を叩いて二人を止める。
かなり長い間打ち合っていたはずだが多少生きの乱れはあるものの両者共目立った疲労は見られない。
ヴィオール「(本当に私と同じ人間なのかね)」
少し呆れるヴィオールであった。
セリス「兄さん、セルジュさん! 二人ともすごい!!」
興奮した様子のセリスが二人に駆け寄る。
アイク「さすがだな」
心底感心したという顔でアイクがセルジュを讃える。
セルジュ「ふふ…お褒めに預かり光栄の極み、というべきかしら?
そうそう、セリスちゃん。お昼を作るのが遅れてしまったから手伝ってくれないかしら?」
セリス「うん、わかったよ!」
頷くセリスだが、アイクが呆れたような声を上げる。
アイク「あれだけ打ち合った後なのに今度は昼飯作りか? タフだな」
セルジュ「あら、あなたもあまり人のことは言えないんじゃなくて?」
アイク「それはまぁ、そうなんだが…」
アイクは訓練で相手が女性だろうと手抜きはしない、それは相手にとっての侮辱だと考えているからだ。
だがそれでも男女の体力差は知っているつもりだ。
それだけにセルジュのタフネスには驚かされてしまう。
ヴィオール「さて、アイク君。そういうことだから我々が優雅に昼食を待とうではないか。
出来るまでの間お茶でも飲むかね?」
アイク「いや、水でいい」
残念そうな顔をしたヴィオールだがコップに水を入れてアイクに手渡す。
アイク「すまん」
ヴィオール「なに、構わんよ。本気でセルジュくんの相手をしてくれた礼さ」
アイク「確かにあれほどの技量では本気で戦える相手などそうはいないだろうな」
ヴィオール「まぁ、ね。そういうわけだから君を追い掛け回していた時のセルジュくんは
実に生き生きとしていたよ」
アイク「その話は勘弁してくれ」
顔をしかめるアイクを面白そうに見つめるヴィオール。
ヴィオール「それに私としても町内最強と呼ばれる男の力の一端を見れて実に有意義だったよ」
アイク「俺などまだまだだ」
ヴィオール「おやおや、謙遜など…ん? どうやら昼飯ができたらしい。案内しよう」
アイク「俺も行っていいのか?」
ヴィオール「今日の君はヴィオール家の客だからね、遠慮等することはないさ」
そしてヴィオール家の食卓に足を踏み入れた二人だが…
ヴィオール「セ、セルジュ君!? これは流石に量が多すぎやしないかね!?」
セルジュ「あら? そんなことはないと思いますが?」
ヴィオール「確かにあれだけの運動をすれば食欲が出るのはわかるが
これだけの量を食べたらスタイルにも悪影響が出てただでさえ遅れている婚期が…
って冗談だからその斧をしまってくれたまえ!!」
セリス「あのね、ヴィオールさん。これ、アイク兄さんの分なんだよ」
ヴィオール「そ、そうなのかね!?」
アイク「いや…確かに俺はかなり量を食うほうだが、わざわざその量に合わせてくれたのか?」
セルジュ「ええ、今日のあなたはお客様ですもの。お客様から不満が出るような料理は出せませんわ」
ニッコリと微笑むセルジュ、おそらくアイクの普段の食事を聞くためにセリスに手伝わせたのだろう。
つくづく抜け目のない女性だ。
呆れ半分感心半分で席に着くアイク。
そして少々遅めのランチタイムが始まった。
ヴィオール「セルジュくん、すまないがヴァルム風ドレッシングをとってもらえるかい?」
セルジュ「どうぞ」
セリス「やっぱりセルジュさんの料理は美味しいね!!」
セルジュ「うふふ、ありがとうセリスちゃん」
もう一人は、というと三人のやりとりに全く関心を向けずひたすら食う、食う、食う。
ヴィオール「う〜ん、4人でもこの量はいささかどうかと思ったが全くの杞憂のようだねぇ」
セリス「ごめんねセルジュさん、兄さん美味しい食事が出ると全然喋らないで食べることに集中しちゃうから」
申し訳なさそうなセリスに笑顔を返すセルジュ。
セルジュ「あら、じゃあお味の方は気に入ってもらえたのかしら?」
アイク「ああ、家の料理以外でこんなに美味い料理を食ったのは久々だ」
セリス「うわっ!アイク兄さんが食事の最中に喋った!?」
アイク「何を言っているんだセリス?もう食い終わったぞ」
セリス「嘘っ! 僕まだ半分なのに!?」
ヴィオール「いやいや、凄まじいばかりの食欲だね。そんなに気に入ったのかい?」
アイク「ああ」
セルジュ「あらあら、おだててももう残ってないわよ?」
ヴィオールの呆れたような言葉とセルジュの冗談に真顔で返事を返すアイク。
アイク「俺は世辞は言わん。本当に美味かった、すごいなあんたは。
あれだけの使い手なのにこんなに美味い料理まで作れるとはな。
俺など作れて肉の丸焼きが精々だ」
ヴィオール「まぁセルジュくんは家事全般得意だからねぇ」
セリス「う〜ん…でも家事全般得意でこういう料理を作る兄さんって想像できないから
別にいいんじゃない?」
アイク「確かにそうかもしれんな」
セルジュ「ふふ、ありがとう」
人によっては赤面してしまいかねない賛辞にも余裕を崩さずに笑顔で答えるあたり
さすがはセルジュと言えるのかもしれない。
昼飯と後片付けがひと段落し、4人はセルジュの入れたお茶を飲んでいた。
ヴィオール「さて、午後になったら工務店を呼んで庭の修繕を頼もうかね」
セルジュ「あら、あのくらいだったら私が直しますわ」
アイク「いや、俺がやろう」
セルジュ「あら、お客様にそんなことさせるわけにはいかないわ」
アイク「半分は俺が壊したものだしな、飯の礼も兼ねさせてくれ
それに今日セリスはあんたに会いに来たんだろう?
相手してやってくれないか?」
ヴィオール「そういえば君は工務店で働いているんだったね、ならお願いしようか」
セルジュ「ヴィオール様!」
抗議の目線を向けるセルジュにヴィオールは飄々と答える。
ヴィオール「本来の君の用事はセリス君のお相手だろう?
それに彼は打算等ではなく純粋な厚意から言ってくれている。
断るのもそれはそれで礼儀に反するのではないかね?」
アイク「俺も工務店で働いている人間だ。後からあんたの手を煩わせるような修繕はせん、頼む」
セルジュ「ふう、仕方ないですわね、ではお願いしますね。セリスちゃん、じゃあ私の部屋に行きましょうか」
セリス「うんっ!」
セリスとセルジュが廊下の先に消えたのを確認したアイクはヴィオールに声をかけた。
アイク「気を使ってもらってすまん」
ヴィオール「何、構わんよ。人の行為を素直に受ける寛容さも貴族としては必要だからね」
ニヤっと笑うヴィオールに苦笑するアイク。
アイク「それなら面倒ついでに修繕の監修を頼めないか?
あんたの目から見ておかしくなければ後で文句も出んだろう」
ヴィオール「フッ、そのくらいお安い御用さ」
マルスが大人チキに会っていないという設定で。
???「起きて……起きて……」
マルス「う〜ん……あれ? ここは?」
???「ここは異界。時間や空間を超越して
色々と誤魔化せる便利空間よ」
マルス「そんなメタ設定を言う君は誰?」
???「分からない? マルスお兄ちゃん」
マルス「その髪の色にその呼び方……もしかしてチキ?」
チキ「正解♪ 分かってくれるんだ、マルスお兄ちゃん!」(抱きつき)
マルス(ウッ、む、胸の感触が……抑えろマルス。
クロム兄さんやリーフの様になりたいのか!?)
チキ「あっ! ごめんなさい、苦しかった?」
マルス「だ、大丈夫だよチキ、それよりもどうして君が?」
チキ「……うん、ねぇ、マルスお兄ちゃん」
マルス「?」
チキ「私にとってマルスお兄ちゃんは大事な人だから
伝えなくちゃいけないと思って……」
マルス(もしや、この展開は!)
チキ「私ね、マルスお兄ちゃん。 す」
マルス「いけない、チキ! 僕にはシーダが!」
チキ「……? 知ってるよ?」
マルス「えっ?」
チキ「マルスお兄ちゃんは大事な人だから、
私の婚約者を紹介しようと思って」
ルフレ「やぁ、マルス君!」
マルス「!?」
チキ「実はもう赤ちゃんも///」マルス「うっ」
マルス「ウワァァァァァッ!!」(ガバッ
マルス「夢? それにしてはリアルだった……」
(階段を降りる)
クロム「おはようマルス、って酷い顔だぞ?」
ルフレ「おはようマルス君、俺の顔に何か付いてるかい?」
マルス「いえ、天然ジゴロってこういう人を
言うのかと思いまして」(ニッコリ
(勢い良くドアを閉める)
クロム「…………」
ルフレ「……俺、何かしたかな?」
クロム「……さぁ?」
ある日の主人公一家の朝の出来事。
夕方
アイク「セリス、もういいのか?」
セリス「うん! でもすごいね兄さん! あんなに壊れてたのに半日で元通りにしちゃうなんて」
セルジュ「餅は餅屋、というわけね。流石に私じゃこう早くは直せなかったわ」
アイク「本当か? あんたならやりかねない気がするんだが…」
セルジュ「うふふ、私だって万能じゃないわよ。じゃあセリスちゃんまたね」
セリス「うん、バイバイ!セルジュさん!」
アイク「今日は世話になった、礼を言う。また手合わせを頼むかもしれんが構わないか?」
セルジュ「ふふ、構わないけどここでちゃんとした立ち会いをしたいなら魔物ちゃんたちを殺しちゃダメよ?」
アイク「わかった」
そう苦笑するとアイクはセリスと帰路についた。
数日後 マルスの部屋
リーフ「マルス兄さんまたデイトレ?」
マルス「今日はもう終わりだよ。それよりこれ見てみなよリーフ。ププ」
リーフ「ああ、紋章町板? なになに?
【アイクの嫁候補に戦闘家事万能年上美女参戦!?】Part471
…なにこれ?って勢い3万超えってVIPじゃあるまいし…」
マルス「これでも勢い落ちたほうだよ、なんたって立てたのは数日前だからね」
リーフ「ああ、やっぱり立てたのマルス兄さんなんだ。
ってこれってこないだアイク兄さんがセリスとセルジュさん家に行った時の話だよねこれ。
僕も行きたかったなぁ」
マルス「君は朝からアズールと街にナンパに出かけてただろ?自業自得だよ」
リーフ「それはそうなんだけどさぁ、って何書いてんの?」
マルス「燃料の投下 空想覚醒風S支援会話」
リーフ「なにそれこわい」
アイク:セルジュ。
セルジュ:あらアイク、今日も手合わせかしら?
アイク:いや、今日はお前に渡したいものがある。
セルジュ:あら、あなたがプレゼントなんて今日の天気はラグネルかしら?
アイク:天気がラグネルってなんだ…とにかくこれだ。
セルジュ:まぁこれは…ソードバスター?
アイク:ああ、あんたがこれを使ってくれれば俺は更に高みに上り詰められる気がする。
セルジュ:うふふ、あまりロマンチックな贈り物じゃないけどありがたく頂いておくわ。
アイク:あともう一つ…渡したいものがあるんだが…。
セルジュ:どうしたの?あなたが言い淀むなんて珍しいわね。
アイク:これだ。
セルジュ:まぁ…指輪? これって…
アイク:俺は他人に何かをねだったりとかそういうことにはほとんど無縁で生きてきた。
だが、お前にはねだりたくなったんだ。
これからもずっと俺の生に付き合って…そしてずっと美味い料理を作ってくれないか?
セルジュ:あらあら、ずいぶんと身勝手な結婚要求ね。
アイク:すまん、だが俺には着飾った言葉が言えん……ダメか?
セルジュ:まさかフラグブレイカーなんて呼ばれる人からこんな言葉が聞けるなんて思わなかったわ。
ふふ、でもあんなに美味しそうに私の料理を食べてくれるなら悪くないかしら。
それにあなたといれば魔物ちゃんも殺されずに済むしね。
アイク:そうか…ありがとう。礼を言う。
セルジュ:うふふ、婚期を逃したなんて思ってたけどまさかの展開ね。
アイク:そうなのか?俺には十分綺麗に見えるが…
セルジュ:まったくもう、そんなだからフラグメイカーなんて呼ばれるのよ。
でも嬉しいわ。これからもよろしくね、アイク。
アイク:ああ、こちらこそよろしく頼む。セルジュ。
書き込みますか? Y/N
マルス「ほい、投下」
エリンシア「みんなご飯よ〜!」
リーフ「どうするの?」
マルス「とりあえず夕飯の後にどうなってるか見てみようか」
夕飯後
マルス「鯖落ちワロスwwwwwww」
リーフ「これはひどい、空想支援会話一つで鯖とばすとかアイク兄さんはイチローですか」
以上投下終了
まぁこういう話があってもいいかなということで
ごめんなさい、リロードしてませんでした。
かぶり失礼しましたorz
>>55 気にしたら負けだ!
ガンガン行こうぜ!!
>>43-54 レテ 「……」
ワユ 「……」
ミスト 「……」
イレース「……」
ユンヌ 「……」
サナキ 「……さて諸君。端的に言って、危機である」
ユンヌ 「まさかポッと出の新キャラにここまでリードされるとは……!」
ワユ 「それ以前にわたしたちってそもそもまだ土俵にすら上がれてない感があるし」
レテ 「何故奴はブレイクされなかったんだ……信じられん」
イレース「わたしたちと違ってアイクさんを恋愛対象と見ていないからではないでしょうか……」
ミスト 「じゃ、じゃあわたしたちも意識せずにお兄ちゃんと接すればフラグをブレイクされずに済むのかな?」
サナキ 「尼にでもなるつもりか、ミスト。我々にそんなことができるはずもなかろう」
ワユ 「情けないことを堂々と言うね、サナキ……」
ユンヌ 「……一つ確実なのは」
全員 「確実なのは?」
ユンヌ 「アイクと渡り合えるぐらい強くなれれば、少なくとも同じ土俵には立てるということ……!」
全員 「……!」
ワユ 「……今日からトレーニングのメニュー倍に増やそうかな」
ミスト 「わたしもお父さんに正式に訓練してもらうわ」
イレース「アルムさんの畑の作物を全部喰らい尽くします」
レテ 「半年ほど山籠りするか」
サナキ 「ベグニオン魔法研究所に連絡して新魔法を開発させよう」
ユンヌ 「姉さんと強引に融合して最強を目指すわ」
かくして、アイクの嫁候補たちは己を高めるべく動きだしたのであった。
ロイ 「なんか最近紋章町の女の人たちの間でトレーニングブームが起きてるんだって」
エリンシア「そう……皆遂にKINNIKUの素晴らしさに目覚めたのね」
ミカヤ 「違うと思うけど……」
クロム「…で、何でまた俺の部屋にいるんだ……?」
ラナオウ「我にとって、ワープの杖を使うことなど造作もないわ!!」
クロム「シスターだからな…。でもそうじゃなくて…」
ヴァルハルト「うぬの妹御が結婚すると聞いたのでな!!」
ゼフィール「わしらが再び祝ってやろうと思い、ここに集まったのだ!!」
クロム「いや、それならエイリークを直接祝ってやってくれ…。
というか、そもそも結婚するわけじゃないからな…」
ファウダー「フハハハハハ、我らの間に遠慮は無用だぞ、婿殿!」
クロム「別に遠慮しているわけじゃ…」
アシュナード「クハハハハ! 我らの祝福に歓喜し、咽び泣くがいい!!」
クロム「」
クロム「くそっ、こいつらマジで酒盛り始めやがった……!」
ハーディン「おう、ここかファウダーの言っていた宴会場と言うのは!」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ……騒がしいことよ」
アルヴィス「この程度で満杯とは……クロムよ、貴様の部屋も所詮その程度か」
ユリウス(セリスの花嫁姿は見られないのかな……って、何を考えてるんだ僕は!)
ネルガル「くくく、素晴らしいエーギルだ」
フォデス「べ、別にエイリークを祝いに来てやったんじゃないからね!」
ドーマ「花嫁と触手って最高じゃね?」
アスタルテ「祝ってやる祝ってやる祝ってやる……」
ギムレー「約束通りメンバー集めてきたぞファッちゃん!」
ファウダー「フハハハハハハ! よく来たな皆の衆! さあ存分に飲むが良いぞ!」
クロム「ってどっから湧いて出たお前らっ!? やめろ出てけ、部屋が壊れるー!」
ワーワーギャーギャー!
ロイ「……なんか二階が騒がしいね」
マルス「配信のおかげであり得ないメンバー仲間に出来るからなあ、クロム兄さん」
リーフ「錚々たる面々に好かれるのもそれが故か」
マルス「いざとなればマイユニット名鑑で最強ルフレ軍団召喚できるしね」
リーフ「いろんな意味で交友関係広いよねえ」
ロイ「兄さんたち何の話してんの……?」
>>57 無関係のアルムカワイソス…(´・ω・`)
しかしセルジュとアイク、また強烈な組み合わせが出たなあw
>>43-51 >>53-54 GJ!セルジュさん好きだからうれしいぜ
セルジュ「あら、今日のはいつもと趣向が違うのね。でもとっても可愛いわ」
セリス「えへへ!そうでしょ!自信作なんだー!」
アイク「なあセリス、そのセルジュと見せ合っているノート、少し興味がある。見せてくれ」
リーフ「ちょ、アイク兄さん!それh…」
セリス「うん!いいよ!」
アイク「………」バタン
クロム「見た瞬間あのアイク兄貴が泡吹いて倒れたー!?」
リーフ「あぁ…あのSAN値直葬の化け物ノートを見るなんて…」
セリス「…ユリウスもユリアもラナもなんでみんな同じ反応するんだろう…こんなにかわいいのに…」
セルジュ「ヴィオール様もです。ほんと、不思議よねえ」
>>43-51,52-54
地の文ありの力作グッジョブです。
マークとクロム、一部「同盟」系以外のクロスオーバーとしても面白かった。
>>57 デジェルはまだ参入してないのねw
中の人的便乗
>>61 ルキナ「そんなにすごいのですか?私にも見せてもらえないでしょうか?」
セルジュ「ええ、いいわよ」
クロム「やめろルキナ!!死ぬ気か!?」
ルキナ「わぁ、素敵ですね」
セリス「わっ、ルキナさんはわかってくれるよセルジュさん!」
ルキナ「う〜んでもセルジュさん、この絵は多少平凡ではないでしょうか?」
セルジュ「そうかしら?」
ルキナ「(チョイチョイ)これでどうです?」
セリス「す、すごい!」
セルジュ「この発想は無かったわ…」
シグルド「クロム…」
ヘクトル「クロム兄…」
リーフ「クロム兄さん…」
クロム「なんで俺を見るんだ!? 俺は知らん!何も知らんぞ!!」
いや、中の人のこと考えんでもルキナも結構凄いセンスだからな……
案外キャラ的にも普通にあり得るかもしれんw
あの人が画伯として(有る意味)評価を得ている事も含めてルキナの中の人としてキャスティングしたんじゃないだろうなスタッフよ・・・w
サラ「最近、花嫁って言葉が話題みたいだけど」
エフラム「そうらしいな」
サラ「私も似合うかな、ウエディングドレス」
エフラム「……ああ」
サラ「ちょっと、気の抜けたこと言わないでちゃんと評価してよ」
エフラム「またいきなり現れて何なんだよ……。それに、なんでウエディングドレス姿なんだ?」
サラ「……見せたかったから。それより、ウエディングドレス姿の女の子と夜にベッドの上ですることって一つしかないと思わない?」
エフラム「ベッドの上にいるのは俺が寝てるときにお前がリワープで来たからだろ。それと、することって何だよ?」
サラ「初夜」
エフラム「……な、何か色々間違ってる気がするんだが!?」
サラ「いいじゃない細かいことは……それより」
エフラム「……とにかく降りろって」
サラ「えー……せっかく一番かわいいぱんつ穿いてきたのに……見たくない?」
エフラム「お、お前な……いい加減に……」
サラ「もう……わかったわよ。じゃあこの姿で一緒に写真撮って、それならいいでしょ? デジカメ持ってきてるから」
エフラム「あ、ああ……それくらいなら」
サラ「じゃあちょっとこっちに寄って……」
エフラム「……何か妙に近い気がするんだが」
サラ「まあいいから……よし、いいよ」
エフラム「これで気が済んだか?」
サラ「じゃあ次はお姫様抱っこしてるシーンね」
エフラム「……一枚じゃないのか」
サラ「はー……ふう」
ンン「どうしたのですか? やられる寸前のゾンビみたいにとろけてますけど。あれ、その写真……」
サラ「これ? 昨日撮って来たの」
マーク♀「中々よく撮れてるじゃないですか、ドレスも似合ってますよー」
サラ「ありがと。……後でパソコンの壁紙もこれにしとこうかな」
マーク♀「でもどうせ乗り込むならバサークなりスリープで好き放題しちゃってもよかったのでは」
サラ「流石に私もそれは……」
ンン「ドン引きなのです……」
>>66 孫のPCの壁紙がウエディングドレス着てエフラムと一緒に写ってる写真なのはマンフロイ的にはどうなんだw
あとサラ様どんなパンツ穿いて(ry
>>61 すげえ。アイク相手に立ったフラグを自分でへし折りやがった。
マンフロイ「ほっほっほ、もちろんOKじゃよ?一分一秒も早く嫁に行って幸せになっておくれ」
マルス「一時間書き込みがなければアイク兄さんとセルジュが結婚します。阻止されたらリン姉さんが蛮族にクラスチェンジw」
>>71 リン「HOOOOOOOO!!」
ドドドドドドドド……
マルス「う、うわぁー! シャンブレ―に跨った姉さんがスワンチカ片手に追ってくるーっ! 誰か助けてーっ!」
リーフ「リン姉さん的には問題ないんだ、蛮族……」
ロイ「さすが野生」
フロ○ーナ「リンの蛮族姿…ブバァァァァァァ」
リン 「ふふふ……これぞ新兵種タグエルナイト! 野性と野性が合わさり最強に見える」
シャンブレー「ひぃー、こんな扱われ方したんじゃ絶滅しちまうー!」
リン 「絶滅しないためにやっているのよ。さあ、野性の力を高めるために草原を駆けまわるわよ!」
シャンブレー「た、助けてくれーっ!」
クロム 「やってることが無茶苦茶だなオイ……」
マーク♀「むー。わたしもウサギさんに乗りたいですー」
クロム「しかも新たな災難の種が……」
ルフレ♀「と、とか言って『シャンブレーにリンが乗る』って部分に反応したんじゃないですかクロムさん! 破廉恥です!」
クロム「まだ何も言ってないだろ!?」
>>69 マンフロイ「サラ、最近あのエフラムという青年とは上手くいっているのか?」
サラ「何よ上手くいってるかって。……普通に仲良しなんじゃないの」
マンフロイ「サラ、少し待て」
サラ「何? 今から出かけるんだけど」
マンフロイ「兄弟家に行くのであろう? これを土産として持って行くとよい」
マンフロイ「サラよ、もうエフラムから婚約指輪は貰ったのか?」
サラ「……何言ってんの」
マンフロイ「その様子だとまだのようじゃな」
サラ「バカじゃないの? 婚約なんてしてるわけないでしょうが……したいけど。と、というか何なのよいきなり」
マンフロイ「なに、もし婚約するならわしの許可を待つ必要はないということは言っておきたくての」
サラ「……最近、おじいさまが微妙にうざいんだけど」
エフラム「お前を心配してるんだろう……多分」
>>74 シャンブレー「ヒィヒィ…なんとか逃げ切れたぜ。これで絶滅しなくてす…」
マーク♀「私もダグエルナイトに挑戦ですよー!」
シャンブレー「ヒィィ!?マーク♀!?やめろー絶滅する−!…ん?」
マーク♀「心配しなくていいですよー!もうダグエルは手に入れました!」
シャンブレー「…まさか」
ベルベット「ピョン」
シャンブレー「かあちゃーーーーーーーん!」
ベルベット「別にアルムの高級人参で餌付けされたわけじゃ…モグモグ…ないわよ」
シャンブレー「されてるじゃねえかー!このままじゃ親子そろって絶滅しちまう!」
リン「見ーーーーーーーつけたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
マーク♀「おお!リンさん!ここですよ!早く一緒にダグエルナイトをやりましょう!」
シャンブレー「コノヒトデナシー!」
シンシア「うぅ…すごくヒーローっぽい!私も負けてられないわ!こうなったら必殺マムクートナイトを!」
ンン「やらないですよ!」
>>76 俺も最初間違ってたけど、ダグエルじゃなくてタグエルだぜ、兄弟!
ノノ「マムクートナイト? わー楽しそう、やろうやろう!」
ファ「ファもやる、ファもやるー!」
ンン「って、なんでみんな乗り気なんですかもう……」
ミルラ「エフラムを乗せて魔王退治……王道なのです」
ンン「むー……わたしの感覚がずれてるだけで、実は魅力的な遊びなんでしょうか……ん?」
ニニアン「……わたしは斬られる側でした……」
ンン「……」
ニニアン「……わたしは斬られる側でした……」
ンン(か、かける言葉が見つからないのです……!)
昔…自分はマムクートをマクムートと呼んでいた…
初めてプレイしたばかりのころはファイヤーエンブレムと呼んでいた…
カミュをカミユと間違えていた…
>>72 草原っていうか、サバンナって感じになってるぞw
>>77 イドゥン「私もロイさんに斬られる側でしたよ。一緒ですから、安心してくださいニニアン」
ニルス(想い人にぶった斬られたニニアンと、逆にフラグが立ったようにも見えるイドゥン姉さんを
並べても、なんだか余計ニニアンが惨めな気が・・・」
ユリウス「おい、途中から声に出てるぞ」
ニニアン「……」
>>67 あとサラ様どんなパンツ穿いて(ry
サラ「ここで兄様限定クイズ、今わたしの穿いてるパンツの色は何でしょう?」
@:白
A:黒
B:紫
C:縞々
D:はいてない
サラ「正解すると直接スカートをめくって確認する権利が…」
エフラム「…まず俺の話をだな」
不正解でも
サラ「残念、○○よ」
とか言って自分で捲るんだろ!?
ビラク「ウホッ、ここでヘっきゅん限定クイズだZE!今俺の穿いてるパンツの色を当ててくれYO!@……」
ヘクトル「知るかぁっ!つか何でおめえがスカート穿いてんだよっ!おいやめろ、捲るなぁーっ!」
>>83 天才現る
ちょっと長いの投下
>>43〜の続きみたいなもの
サナキ「ウム、全員集まったようじゃな」
ワユ「大事な用事って何? 修行が遅れると取り返しがつかなくなりそうで怖いんだけど」
レテ「うむ、いつ先を越されるやもしれん状況だしな」
イレース「アルムさんの畑の野菜…とても美味しかったです…」
ユンヌinメダリオン「あの年増を出し抜くためには手段を選ばないわ!さぁ、何をするの!?」
ミスト「(あなたの方がよほど年寄りだと思うんですけど…)」
サナキ「用事というのはここじゃ!」
ルーテ「それで、みなさん揃って優秀な私に何のご用でしょうか?」
サナキ「ウム、そなたを見込んで頼みがあるのじゃ」
ルーテ「なるほど。さしずめアイクさんとセルジュさんの関係について、といったところでしょうか」
ミスト「え!? なんで知ってるんですか!?」
ルーテ「私優秀ですから」
ワユ「答えになってないよ…」
ルーテ「そうですね、端的に言いますとここ数日頻繁に紋章町板のサーバーがダウンしていることが多いので
調査してみたところ、ひとつのスレッドに負荷が集中しすぎていることが判明したので
これが原因と断定しました。私優秀ですから」
レテ「な、なるほど…」
ユンヌ「そんなことはいいわ! あの年m」
サナキ「話が進まなくなるからそなたは少しメダリオンでおとなしくしているがよい。
それで用件なのじゃが、アイクとセルジュに新たなフラグが発生した場合
どういう結果が出るかというシミュレーターを作って欲しいのじゃ。
折れるようならそれで良し、折れぬようならその原因を分析することで
我々のフラグ成立に役立つはずじゃ、資金に糸目は付けぬから早急に頼めぬか?」
ワユ「な、なるほど! さすがはベグニオン財閥の総帥! 目のつけ所が違うね!」
ミスト「その発想は無かったです! お願いしますルーテさん!」
イレース「(私の食費も出していただけないものでしょうか)」
レテ「(シグルーンとタニスが出費に頭を抱える姿が目に浮かぶようだが…せ、背に腹は代えられん)」
ルーテ「分かりました、では迅速に対応しましょう。経費はサナキさん宛でよろしいですね?」
サナキ「おお! 引き受けてくれるか!! うむ、私名義でかまわぬぞ! では出来上がったらすぐに連絡をくれぬか!?」
ルーテ「はい、私としても興味のあるテーマですので全力で制作させていただきます。私優秀ですから」
サナキ「では皆一旦引き上げて朗報を待つことにしようぞ」
ワユ・ミスト「おー!!」
イレース「では私もこれで」
レテ「うむ、そういう事なら修行の続きは携帯の圏内で行わなければならんな」
ユンヌ「(私も会話に参加させてー!!)」
数日後
ルーテ「というわけで完成しました」
サナキ「もう出来たのか!?」
ミスト「はやい!」
ワユ「出来た! シミュレーター出来た!!」
イレース「(メインディッシュを食べる前だったんですが…)」
レテ「これで勝つる!!」
ユンヌ「(……!!………!!!)」
サナキ「おっと、ユンヌの封印を解くのを忘れておった」
ユンヌ「…ップハァッ!! ち、窒息するかと思ったわ!」
ルーテ「では簡潔にシミュレーターについて説明しましょう、私優秀ですから」
サナキ「うむ、どれほどの性能なのじゃ?」
ルーテ「はい、まずこれまでに記録されている限りのアイクさんのフラグメイキング能力及び
フラグブレイク能力をデータ化し、シミュレートを可能としました。
また紋章町とその付近のフラグ発生ポイントを徹底的に追求し、
ありとあらゆるシチュエーションでのフラグ成立パターンに対応しています。
さらに紋章町に住むあらゆる方々のデータも詳細に入力し、
カオス理論により突発的なアクシデントを含めた様々な状況を詳細に再現します」
ワユ「な…なんだか頭が痛くなってきたよ」
ミスト「よ、よくわからないけどこれでサナキさんの言ってた事を予想できるってことですか?」
ルーテ「はい、簡単に言うとそうなります。私優秀ですから」
レテ「待て、ということはつまり…これを使えばアイクと私たちを対象にした予想も立てられるのではないか?」
ルーテ「はい、そうなりますね。ちなみに精度を測るための実験としてみなさんのデータを使用させていただきました。
結果をお聞きになりますか?」
ユンヌ「もちろん私とアイクがラブラブになるって結果が出たのよね!」
ルーテ「いえ、残念ながらユンヌさんは相変わらず騒動を起こすたびにメダリオンに封印され
ミストさんとワユさんとイレースさんは今の関係から抜け出せず
レテさんはツンデレ成分がことごとく裏目に出て失敗し
サナキさんはアプローチをことごとくスルーされました」
全員「orz…」
サナキ「し、しかしそれは今までの行動パターンを入力しての結果じゃろう!?
今回の目的はアイクとのフラグ成立パターンの発見という目的もあるのじゃから
それを考慮すれば結果は変わる可能性があるのではないか!!?」
イレース「サナキさん…必死ですね」
ミスト「他人事みたいに言わないでください…」
ルーテ「そうですね、その可能性は否定しません。
なのでセルジュさんとアイクさんのパターンを試すのはこれが初になりますので
どうぞご覧ください」
ルーテがスイッチを入れると大型ディスプレイに紋章町の風景が表れる。
レテ「す、すごい再現度だな」
ルーテ「はい、風景や建物はもちろん人物のモデリングも可能な限り本物に近づけて製作しました。
私優秀ですから」
ワユ「あれ? ここはちょっと見かけた記憶のないところだね」
切り替わった先の風景は彼女たちが見た記憶のない光景だった。
コンソロールを操作するルーテが解説する。
ルーテ「ふむ…ここはバレンシア地区のドーマの臓物と呼ばれる場所ですね。
現在も活火山であまり人が近寄らない場所のようです。
魔物もあまりいませんし修行の場所と考えるには不自然ですね」
ミスト「あれ? セルジュさんよね…なんか倒れてるけど…」
ルーテ「ここは場所によって火山性の有毒ガスが発生することが稀にあるそうです。
時間も不規則ですし回数も多くないので知らない人の方が多いのでしょう。
確か私も資料の伝聞で入力した記憶があります」
レテ「む? 図ったように賊共があらわれたな」
ジョージ「こんなところで美人の行き倒れに遭遇するなんてついてるねハンサム」
ハンサム「AH…濡れ手に泡ってこういうことを言うんだろうねジョージ」
ジョージ「HAHAHA じゃあ早速回収して人買いに売り払ってリッチメンと洒落こもうじゃないかハンサム」
ハンサム「おや、誰か近づいてくるよ?ジョージ」
ジョージ「人のものを横取りするなんてエレガントじゃないね、ここは僕に任せてもらうよハンサム」
アイク「ぬうん!」
ジョージ「AHAAAAAAA!!」
ハンサム「OH! なんてこった!! こうなったら僕がキミのお相手をするよ。
そしてこの女性を売り払ったお金でお墓を立てるよ。ハンサムのね」
アイク「天↑ 空↓!!」
ハンサム「NOOOOOOOOOO!!」
イレース「…相変わらずすごいタイミングで現れますね…アイクさん」
ワユ「でも魔物もいないんでしょ? 大将なにしにきたんだろ?」
アイク「ん? セルジュか? おい! しっかりしろ!」
セルジュ「…う…ぁ…ア、アイク?」
アイク「ああ、もしかしてガスにやられたのか?」
セルジュ「どうやら…そうみたいね。…ミネルヴァちゃんが調子を崩しちゃったから特効薬の材料を取りに来たんだけど
まさかこんなガスが発生するなんて知らなかったわ…」
アイク「ここのガスはいつ発生するかわからん上に滅多に噴出しないからな、知らんのも無理はない」
セルジュ「…あなたは知ってたの?」
アイク「ああ、俺も昔こいつにやられて三日三晩ここらで倒れっぱなしになったことがあってな…
意識は残ってるんだが体が動かんから腹が減ってしょうがなかった」
セルジュ「…よく無事だったわね」
アイク「近辺の奴らは近寄らんらしいからな。さっきの奴らは流れ者だろう、危なかったな」
セルジュ「…ええ、ありがとう…でもあなたはなんでここに?」
アイク「妹に儀式の材料を取ってきてくれと頼まれてな。危険な場所だから俺が来ることにした」
セルジュ「…そうだったの…うっ…」
アイク「無理に動こうとするな、薬の材料は取れたんだな?」
セルジュ「…ええ」
アイク「わかった、とにかくここから運ぶぞ」
そう言うとアイクはセルジュを抱え上げる。
サナキ「お、お姫様抱っこじゃと!?」
ユンヌ「キーッ! 羨ましい!!」
セルジュ「…ちょ、ちょっとアイク…! 普通におぶってくれればいいわよ…!」
アイク「今のあんたは体に力が入らんはずだ。おぶって走りでもしたら落としかねん」
セルジュ「ふうっ…確かにそうね…お願いするわ」
ルーテ「ちなみに似たような状況がレテさんにもありましたが
ライさんが来ることになってるからと言い張ってお姫様抱っこを拒否して
結局フラグブレイクしました」
レテ「orz」
紋章町に入ったアイクとセルジュをすれ違う人が驚愕で目を見開く。
アイクは当然表情一つ変えないが、セルジュの方も既にアイクに任せっきりという表情だ。
ミスト「なんか無駄に凝ってますね…」
ルーテ「私優秀ですから。でもきっとみなさんこうのような反応をすると思いますよ」
ワユ「確かに…」
アイク「とりあえずうちの方が近いからそこで休んでいてくれ。
ヴィオールには俺が伝えに行ってくる。ついでに薬もミカヤ姉さんやセリカに話せば調合してくれるはずだ」
セルジュ「…そうね…ごめんなさい…。お言葉に甘えさせてもらうわ…」
アイク「気にするな」
兄弟家の家に入ったアイクたちを兄弟達が驚愕の顔でみつめる。
セリス「え? セ、セルジュさん!? どうしたの!?」
ヘクトル「アイク兄が女をお姫様抱っこしている…だと!?」
エフラム「少し前まで苦手だと言っていたのに…さすがは兄上…侮れん…」
リーフ「うおォォォ! 兄さん! ちょっと位置代わっtグハァ」
アミーテでリーフをぶっ飛ばしたエリンシアが心配そうにセルジュを見つめる。
エリンシア「アイク、セルジュさん一体どうしたの?」
アイク「ドーマの臓物のガスにやられたようだ、前に話したはずだ。俺が三日三晩動けなくなったアレだ」
マルス「ああ、そんなこともあったね…それでどうしてうちに?」
アイク「ミネルヴァの薬の材料をとるために入ったところでガスが湧いたらしい
俺はこれからヴィオールのところに知らせに行ってくるから
その間にミカヤ姉さん、セリカ、薬の調合をやってくれないか?」
セリカ「ええ、それは全然構わないけど兄さんは大丈夫だったの?」
アイク「ああ、俺の方は大丈夫だ」
ミカヤ「そういえばアイク、ヴィオールさんのところに住んでるのはセルジュさんとヴィオールさんだけなのよね?」
アイク「ああ、そのはずだが」
ミカヤ「それなら彼女の体調がもどるまでうちで面倒を見ることにしたらどうかしら?
体が動かない状態で男性に世話をさせるのもどうかと思うし」
ユンヌ「ちょっとミカヤ! 何言い始めるのよ!! 赤の他人である女とアイクがひとつ屋根の下なんてモガモガ」
イレース「…ユンヌさん、ちょっと黙っててください」
セルジュ「…いえ、そこまでご迷惑をかけるわけには…」
アイク「そのへんはわからんが、ヴィオールにはそれも含めて話してみる」
セルジュ「…ちょっと…人の話を…」
アイク「今のあんたは体の自由が効かないんだ。とにかく無理はするな。じゃあ行ってくる」
ヴィオール「ふむ…セルジュくんがね…。帰りが遅いと思ったらそういうことだったのか」
アイク「ああ、それとミカヤ姉さんが体調が完全に戻るまでうちで世話をしたほうがいいのではないかと言っていたんだが」
ヴィオール「なるほど、確かに全く体を動かせないのなら
男の私が結婚前の女性の世話をするというのは好ましくないね。
君の姉君がそう言ってくれるならお言葉に甘えるとしよう」
アイク「そういうものなのか? まぁ、わかった」
ヴィオール「フッ、君はもう少し女性に対するデリカシーを学んだほうが私のように貴族的になれると思うんだがね。
とにかくセルジュくんには普段よく働いている分ゆっくり体を休めたまえ、と伝えてくれるかな?」
アイク「ああ、それとミネルヴァの薬の調合が終わったら届けに来る。
そうだな、その時には料理の差し入れでも持ってこよう」
ヴィオール「フッ…それは助かるよ、何しろ私の生活能力は著しく低いからね。
おっと、今のはセルジュくんには内緒にしてくれたまえよ?」
アイク「別に内緒にせんでもセルジュはわかってるんじゃないか?」
ヴィオール「うっ…い、いや、今のはあくまでセルジュくんの心労を減らすための発言であってだね…
まぁ、そういうわけでよろしく頼むよ」
アイク「わかった」
ワユ「なんか着々とフラグが立ってるんですけどー!?」
ミスト「お、落ち着いてワユさん! きっとお兄ちゃんのことだから大どんでん返しがあるに違いないわ!」
場面変わって兄弟家の居間
エイリーク「セルジュさん、お加減はいかがですか?」
セルジュ「ええ、まだ手足は動かないけれど意識はだいぶはっきりしてきたし喋ったりするのは問題無いですわ」
セリス「本当? 無理しないでねセルジュさん」
セルジュ「ふふ、ありがとうセリスちゃん」
エリンシア「もうすぐ夕飯ができますけどセルジュさん、喋れるのならお食事をとることはできますか?」
セルジュ「はい、多分大丈夫だと思います」
リーフ「是非その役は僕が口移しで!ってアッーコノヒトデナシー!!」
エリンシア「お気になさらず、とりあえずぶっ飛ばして差し上げましたわ」
リン「マールースー!! あたしの顔と蛮族の体にくっつけた画像作ってネットに流してたわね!?」
マルス「え!? いやいやいやいや!! それ僕じゃないですよ!? いくらなんでもそんな悪趣味なことしないですよ!!
まぁ確かにあのコラ画像はかなり笑えましたけどプププ…」
リン「しねッ──!!!」
マルス「ギャー!!」
セルジュ「ふふ…」
騒々しい光景を楽しそうに見つめて笑うセルジュ。
エイリーク「すみません、騒がしい家で」
恥ずかしそうなエイリーク。
セルジュ「いいえ、ヴィオール家ではたまにお客様が来る時以外は私とヴィオール様だけのことが多いから
こういう賑やかなのって新鮮で楽しいわ」
セリカ「あ、セルジュさん。今ミカヤ姉さんと薬の調合中なんですけど手順はこれで合ってますよね?」
セルジュ「ええ、それで合ってるわ。セリカちゃんは薬学に詳しいのね」
セリカ「いえそんな、私なんてまだまだですよ」
レテ「おい!? なんかすごい馴染んでるぞ!?」
サナキ「おおお落ち着くのじゃ! まだ慌てるような時間ではない!」
そうこうしていると2階からエフラムが降りてくる。
エフラム「やれやれ…」
ヘクトル「どうした? また幼女に襲撃されたのかロリコン」
エフラム「当たらずとも遠からずだが客人の前で人聞きの悪いことを言うなデブ」
ヘクトル「んだとコラ、やる気か?」
エフラム「フッ、望むところだ」
エリンシア「二人ともいい加減にしないとまとめてぶっ飛ばしますわよ?」
ヘクトル・エフラム「すいませんでした」
シグルド・アイク・クロム「ただいま」
セリス「あ、兄さん達お帰りなさい! 一緒だったんだ?」
シグルドとクロム、そしてアイクが帰宅した。
シグルド「ん? そちらがさっきアイクが話していた…」
セルジュ「セルジュです。ヴィオール家にお仕えしております。このような姿で申し訳ありませんがお見知りおきを」
シグルド「いや、これはご丁寧に。家長のシグルドです。ヴィオール卿には取引で何度か顔を合わせたことがあります。
こちらこそよろしく」
セルジュ「ふふ、私もヴィオール様から聞いたことがありますわ。上司のアルヴィス様ととても仲がよろしいとか」
シグルド「い、いやいや。彼とは学生時代からの腐れ縁でしてね。で、では私は着替えてくるので失礼!」
クロム「逃げたな…」
ロイ「逃げたね」
アイク「さて、ヴィオールには事情を話してきた。『普段よく働いているのだからゆっくり体を休めたまえ』だそうだ」
セルジュ「ふう…生活能力がないのにそう言われてもあまり安心できないわね」
アイク「そのことだがエリンシア姉さん、ヴィオールのところに差し入れを持って行きたいから
後で余った料理を詰めてくれないか?」
エリンシア「あら、そういう事ならちゃんと作るわよ。大事なお客様の御主君様に差し上げるものですからね」
セルジュ「申し訳ありません…」
エリンシア「ふふ、普段セリスちゃんやアイクがお世話になってるんですもの。このくらい気にしないでね」
アルム「エリンシア姉さん、もうすぐ炊き上がるよ。
みんな、そろそろ料理を持ってくるから机の上片付けてね」
ロイ・セリス「はーい!」
そんなこんなで夕食が始まった。
ミカヤ「セルジュさん、熱かったりしたら言ってくださいね?」
セルジュ「はい、ありがとうございます。まぁ…とても美味しいですね」
エリンシア「ふふ…ありがとう。でもセルジュさんの料理もすごくおいいしいってセリスちゃんとアイクが言っていたわよ?」
セルジュ「うふふ、お二人も『うちの料理は美味しい』って仰ってましたわ」
エリンシア「あらまぁ、照れますわね」
セルジュ「それにしてもこのお野菜とても美味しいですね、お店で売っているのと全然味が違います」
セリカ「あ、それはアルムが農場で作ってる野菜なんです! たまに市で出したりするんですけどとても評判がいいんですよ!」
セルジュ「まぁ、そうなの? こんなに美味しいなら今度私も買いに行こうかしら」
アルム「いえ、別に商売でやってるわけじゃないですから今度兄さん達に持たせますよ。
気に入ってもらえるなんて嬉しいですし」
セルジュ「あら、でもそれじゃ悪いわ」
アルム「さっき姉さんも言ってましたけど二人が普段お世話になってますし気にしないでください」
セリカ「やっぱりアルムは優しいのね」
アルム「そんなことはないよセリカ…」
シグルド「KINSINはyグハッ!」
エイリーク「兄上…今日くらいは自重してください…」
ヘクトル「喉にチョップが入ったぞ…」
エフラム「あれは痛いだろうな…」
セルジュ「それにしても本当に美味しいですね、アイクの食べっぷりをみてるとよくわかりますわ」
ミカヤ「あら、そうなの?」
セリス「うん、兄さんセルジュさんの料理食べる時もこんな感じですごい勢いで黙々と食べてるもん」
リン「へぇ…それは本当に美味しいってことよね…」
マルス「戦闘力もアイク兄さんに引けを取らなくて家事全般得意とかチートですね。
どっかの誰かさんとちがっtイテテテ別にリン姉さんのことだなんて言ってないでしょ!?」
リーフ「(クッ…セルジュさんに口移しで夕飯を食べさせるという僕の甘い計画が…)」
ロイ「リーフ兄さんなんで泣きながらご飯食べてるの?」
セリス「きっと今日のご飯が泣くほど美味しいんだよ!」
マルス「(どうせエロいこと考えてるんだろうなぁ)」
クロム「…………」
マルス「(やっぱりエロイ事考えてるんだろうな)」
夕飯も終わり、アイクはセリスと一緒にヴィオールのところに差し入れに向かい。
セルジュを空き部屋に連れて行ったあと、例によって家族会議が始まった。
ミカヤ「さて、こんなことはいつぞやのイドゥンさんの時以来な気もするけど」
エイリーク「セルジュさんとても自然に馴染んでましたね」
セリカ「だいたいうちに来ると圧倒される人がほとんどなのにねー」
エリンシア「礼儀正しく家事に長け、さらに互角に戦えるとか
チートスペック的にアイクの嫁として非常に相応しい気がしますわ」
リン「問題は兄さんのフラグクラッシュが発動しないかよね…」
ミカヤ「それに関しても彼女、精神的にとても大人の女性だから心配は少ない気がするわ」
エイリーク「これはもしかすると…もしかするのでしょうか…?」
セリカ「初対面の印象が悪いほど好感度の上がり方は大きいって言いますし!」
エリンシア「後はお互いがお互いをちゃんと意識するかが問題ですけど…」
ミカヤ「急いては事を仕損じるわ! 今日みたいなのもあったことですし
今回に限っては時間が経てば自然と仲が深まる、ううん!そういう気がするの!巫女の勘的に!!」
ヘクトル「なぁ…どう思う」
エフラム「と、言われてもな。兄上はあの通りの人だから正直わからんのだが
あの女性ならなんとなく上手くやれてしまいそうな気がしなくもない。お前はどう思う?」
ヘクトル「ん〜…まぁアイク兄だしなぁ。ただあの人斧の達人なんだろ?もし義姉になるんだとしたら
俺としちゃ嬉しいんだけどな」
セリス「僕もセルジュさんが本当のお姉さんになってくれたら嬉しいなぁ」
アルム「そうだね、ちょっと話しただけだけどすごく優しそうな人だし」
マルス「さて、リーフ。君的にこの会話の流れをどう思う?」
リーフ「僕がセルジュさんとよろしくできる可能性が消えるのは痛いけど
義理の姉としてひとつ屋根の下に住むことになんてなったら例えばお風呂場でのハプニングとかブバァァァァァ」
ロイ「リーフ兄さん…」
クロム「………」
マルス「クロム兄さん、何前かがみになってるのさ?」
クロム「ち、違うぞ!? 別にリーフのいった光景を想像していたわけでは!!」
ロイ「想像してたんだ…」
ヘクトル「でもよ、所帯持ちっていうか妻帯者になったアイク兄って想像できるか?」
エフラム「う〜む、とりあえず今のところの候補から想像してみるか?」
ワユ「あれ? これってあたしたちの話題?」
イレース「…そのようですね」
──
サナキ「アイク! 気をつけて仕事に行くのじゃぞ!」
アイク「ああ、行ってくる」
マルス「う〜ん、エフラム兄さん臭がしますね…」
エフラム「…ぶっとばすぞ」
──
ミスト「行ってらっしゃいお兄ちゃん!」
アイク「ああ、行ってくる」
シグルド「KINSINは許さんぞォォォォォ!!」
クロム「単に呼び方の問題じゃないか…」
──
ワユ「大将! 行ってらっしゃい!」
アイク「ああ、行ってくる」
ロイ「今とあんまり変わらないね」
──
レテ「ア、アイク…そ、そのだな。い、いや、なんでもない」
アイク「そうか」
リーフ「ツンデレ乙」
──
イレース「…あの…アイクさん…お土産においしいものを買って来て下さい」
アイク「給料日前だから無理だ」
ヘクトル「もはや見送りのやり取りですらねぇ…」
──
ユンヌ(ry
ユンヌ「ちょっと! なんでわたしは飛ばされるのよ!?」
ルーテ「シミュレーターが不要と判断したのでしょう」
──
セリス「じゃあセルジュさんの場合は?」
セルジュ「うふふ、行ってらっしゃい。あなた」
アイク「ああ、行ってくる」
アルム「…あるぇ?」
──
リーフ「違和感仕事しろ」
ロイ「なんかものすごく自然に脳内映像が再生されたんだけど」
シグルド「クッ…認めたくないものだな…弟に先を越される悲しみというものを…」
クロム「いや、別にそうと決まったわけじゃなし…」
ヘクトル「なんだかなぁ…これはひょっとして」
エフラム「…ひょっとするのか?」
ブチッ
ルーテ「さて、シミュレーターの結果は以上ですが質問等ありましたらお願いします」
ワユ「え!? 終わりなの!? フラクラされないの!?」
ルーテ「別に必ずフラグクラッシュされるようなプログラミングをしているわけではありませんので」
ミスト「で、でもずいぶん中途半端なところで終わっちゃった気がするんだけど!」
ルーテ「ええ、この装置的にこれ以上のシミュレートは不必要だと計算したのでしょう。
あとはおそらく時間の問題だと判断したのだと思われます」
イレース「…え、え〜と…つまり…アイクさんとセルジュさんの組み合わせではフラグクラッシュが発生しないと…?」
ルーテ「理論上はそうなることになりますね」
レテ「ま、待て! それではこのシミュレーションをした意味がないじゃないか!!」
ルーテ「そうですね、しかし皆さんとセルジュさんの違いを考慮した上で今のシミュレーションの結果を鑑みて
フラグクラッシュ発生の有無を私なりに考察してみました。私優秀ですから」
サナキ「な、なんじゃそれは!?」
ルーテ「はい、では優秀な私がまとめたセルジュさんとみなさんの相違点を書き出します。
ノートの用意を忘れないようお願いします」
1:両者共戦闘力がチートスペックである
ルーテ「この点に関しては両者共に同性異性を問わないポイントであると思います。
特にアイクさんは自身の向上に全てをかけるような人ですし」
2:家事全般が得意であり、特に料理が絶品である
ルーテ「これも特に美食家でないにしても、兄弟家の料理で舌の肥えているアイクさんにとっては重要なところでしょう。
とはいえ1が大前提の話ではありますが」
3:懐の大きさ
ルーテ「このあたりは流石大人の女性というところでしょうか。
ここにはいませんがララベルさんも資質的には近いものを持っていますが
アイクさんを尻に敷いた上で嫌がられない性格と言うのはなかなかいないと思われます」
サナキ「こ、こんなチートスペックな女がおるかぁぁぁぁぁぁ!!」
ミスト「サ、サナキさん落ち着いて!!」
ワユ「で、でもこれは中々厳しいものがあるよ」
レテ「このような存在にどう対処すれば良いというのだ…」
イレース「…ちょっとおなかが減ってきました」
ユンヌ「これじゃ八方塞じゃない!! ちょっと!あんた優秀なんでしょ!? 打開策はないの!?」
ルーテ「そうですね、ないこともないです」
全員「え!?」
ルーテ「因果律的に話をしますと結果と言うものは原因があるから発生するのです。
つまり原因であるフラグをそもそも発生させなければ今のシミュレートのような結果は発生しません」
ワユ「ど、どういうこと!?」
ルーテ「つまりアイクさんとセルジュさんのフラグになりうる全ての要素を0にするのは不可能かもしれませんが
限りなく0に近づけることによって進展そのものを遅らせ、消滅させるということです」
レテ「ぐ、具体的にはどうすればいいんだ!?」
ルーテ「フラグが発生しそうな場所はあらかじめ確保してフラグ発生ポイントとして成立させないようにする。
それ以前の対処策として可能な限りアイクさんとセルジュさんを対面させない。
緊急的な方法ではありますがフラグ発生時に第三者として強制的に介入し
無理矢理フラグクラッシュを誘発させる、等の方法があります」
サナキ「……もしもし、うむ、わたしじゃ。ドーマの臓物付近の有毒ガスが発生するポイントを徹底的に調査し
その土地を強制的に我が財閥で買い取るのじゃ。ええいつべこべ言うでない! これもわたしとアイクのためじゃ!!」
ミスト「行動はやっ!!」
ユンヌ「フ、フフフ…邪神と呼ばれたものの名において運命を捻じ曲げてでもフラグを消滅させて見せるわ!!」
イレース「…なんだかメタ的に非常にまずいことを言っている気がします…」
サナキ「とにかく!! 我ら一致団結して彼の者等のフラグ成立を阻止しようぞ!!」
他「おー!!!」
ルーテ「皆さん行動が早いですね。ただシミュレーションはあくまでシミュレーションなので
プログラミングに表れない不確定要素が発生することなどもままあることなのですが…
とはいえシミュレーションとしてはなかなかの出来でしたね、私優秀ですから」
一方
アイク「セリス、今日はヴィオール家に行くのか?」
セリス「うん! あ、アイク兄さんも行くかもってセルジュさんには伝えておいたよ!」
アイク「そうか、すまんな。では行くか」
セリス「うん!」
別にアイクとセルジュが好きだから書いたわけじゃないんだからね!!
超GJ!
アイクとセルジュがこんないい感じの組み合わせになると誰が予想しただろうかw
深夜にきてたー!GJです!
あまりに良い組み合わせすぎて、自分が今書いてるアイクメインの話に罪悪感を覚えてしまったよwKINSHINだし
俺得なので早く投下してくだしあ
6月とはいえ朝はネクタイいっちょじゃ冷えるんだ
はよ
アイクメインがアクメインに見えた、しにたい
〜ドニの村〜
ドニ「今日はおらの誕生日だべ、何かいい事があればいいんだべが……」
ファウダー「フハハハハハ!! 少年よ、今日はお主の誕生日だそうではないか!!」
アシュナード「クハハハハハ!! 今日は我らが特別に貴様の誕生日を祝ってやろう、喜べ!!」
漆黒の騎士「我らが貴殿の為に丹精込めて作ったこのケーキを食べられよ」
ラナオウ「確かうぬは強くなりたいという願望があったな」
ゼフィール「後で我々全員が貴様の相手をしてやろう。何、遠慮する事はない」
ヴァルハルト「さあ皆の者、彼の者に我らが祝福の歌を歌ってやろうぞ!!」
全員「ハッピーバースデーうーぬー」
ドニ「( ゚д゚)…………( ゚д゚ )」
それでもドニキなら…ドニキなら何とかしてくれる
>>100 ちょっと待てw
クロムだけじゃないのかwww
ショタ担当もこの洗礼受けてたなそいえば。
シグルド兄さんに阻止されなかったので、アイクとエイリークの話投下します。
過去ログ読んでこの組み合わせに萌えたので…KINSHINなのかどうかは微妙ですが
ぴったりと閉じられたカーテンと窓の向こう、頭上に広がるのは綺麗な星空。
時計の針が真上で重なったのは随分前、早く眠りにつかなければならないと分かってはいるのだが、意識を沈めようとしてもどうしても明日のことを考えてしまう。
精一杯練習はした、あとは自分に自信を持って明日を迎えればいい。
頭では分かっているのだが、どうしても不安が拭えなかった。
明日が大事な日だからこそ、余計なことを考えず早く眠らなければならないのに。
自分以外の家族はもうとっくに夢の世界に行っているのだろう、いつもの賑やかな景色が嘘のように、今は家中が静まり返っている。
耳に入るのは、時が進んでいることを告げる時計の針の音だけ。
朝へと向かって動く針の音、明日 への不安、焦る気持ちで頭がいっぱいになる。
このままでは一睡もできずに朝を迎えてしまいそうだ。
ぐちゃぐちゃになった思考を整理しようと、こっそりと自室を抜け出し、物音を立てないようにして向かったのは一階の縁側。
そっと窓を開くと、硝子に抑えつけられていた風が頬を撫でる。
過ごしやすい季節は終わり、昼間はすっかり暑くなってきたが、夜風はまだまだ肌寒い。
寝間着の上に羽織る上着を持ってくればよかったと後悔しながら、冷たい縁側に腰を下ろす。
見上げた先には白銀に輝く月。
わざわざ屋内の電気を点けずとも、今の自分には満月に近いそれの光だけで十分だった。
少しだけ夜風に当たったら、自分の部屋に戻って眠る努力をしよう。明日の朝は早いのだから 。
「エイリーク、何してるんだ」
透き通った深夜の空気を、聞き慣れた声が通り過ぎる。
暗闇に預けていた意識が勢いよく揺れたかと思うと、心臓が口から飛び出すかと思うほどに跳ねた。
声のしてきた方に目を向けると、そこにはたった今家の門を通ってきたであろう兄の姿があった。
家の中から出て来たわけではない、ということはこんな深夜にトレーニングでもしていたのだろうか。
兄は玄関を目指していたであろう足の方向を変え、こちらに近付いて来る。
「あ、兄上……こんな時間にトレーニングですか」
「いや、今仕事から帰った」
その兄の言葉に声を失った。
確かに夕飯の席に彼は居らず、今夜は遅くなると姉が言っていたのだが、 まさかまだ帰宅していなかったとは。
明日は兄も自分の晴れ舞台を見に来ると言っていたため、明日は早起きのはずだ。
今から就寝したとしても、疲れは完全にとれないだろう。
もしかしたら、明日の仕事を休むために今日は無理をしてくれたのかもしれない。
家族を背負って働く兄の姿が、深夜だというのに眩しく見えた。
黙りこんでしまった自分を気遣ってか、眠れないのかと兄が言う。
ぎこちなく頷くと、肩に温かいものが触れた。
「風邪を引くぞ。着ておけ」
「すみません……ありがとうございます」
肩に触れたのは、つい今まで兄が身につけていた上着だった。
前開きのそれをぎゅっと引き寄せ、自分には大きすぎる上着の中で身を縮める。
肌寒いと感じていた身体に は、上着に残った兄の体温が心地好い。
上着を自分に預けた兄は何を思ったのか、家に入らず自分の隣に座り込む。
朝早くに出勤してこの時間まで働いていたのだ、いくら常人離れした兄でも疲れているだろう。
早く休んだ方が良いのではないだろうか。
「懐かしいな……」
「な、何がですか」
「ここに座っていると、小さい頃のお前がよく縁側で泣いていたことを思い出す」
自分を包んでくれている上着を握りしめながら、少し離れた場所に座った兄をそっと見上げる。
月の光に照らされた横顔は、いつもより柔らかい表情に見えた。
「エイリークは昔から優しい子だった。ヘクトルとエフラムが毎日のように庭で喧嘩しているのを見て、お前はよく泣いていた」
「そんな…… 覚えてないです」
「まあ10年くらい前のことだからな、覚えていなくても仕方ない」
頭に大きな掌が乗ったかと思うと、少し乱暴にそこを撫でられた。
不器用で大きな掌。家族を守り、支えてくれている手。
この兄は、昔から自分とはまるで正反対だった。
自分が大好きな音楽や芸術の世界は全く理解してもらえず、自分の発表会では必ず寝てしまう。
兄が大好きなのは剣術の世界。
髪の毛の色が少し似ているだけで、身体付きも趣味も性格も年齢も違う。
他の兄弟と比べても、ここまで自分と正反対な人は居ない。
そのためか、二人で言葉を交わす機会は年齢を重ねるごとに少なくなっていった。
そんな、自分とは遠い場所に居ると思 っていた兄が、自分の昔の姿を覚えてくれている。
いくら自分とは遠い場所に居ても、兄は兄なのだ。
自分たちは、ずっと一緒に暮らしてきた兄妹なのだ。
「俺は芸術は分からん、努力はするが……明日も寝てしまうかもしれん」
「はい……」
「でも、お前が何年もずっと頑張ってきたことは知っている」
頭に乗っていた指先が、そこを軽く叩いて離れていく。
今の言葉は、行動は、いつも言葉数も表情を変えることも少ない兄なりの激励だったのだろうか。
明日は自分を信じて頑張れと、そういうことだろうか。
兄が立ち上がって、その場で靴を脱いだかと思うと家の中に足を踏み入れる。
明日は早いんだ、もう寝るぞ。
滅多に見せない優しい笑顔と共に差し出されたのは 、節くれだった、決して綺麗とは言えない掌。
自分の掌を包むように握ってくれたそれは、兄の人柄を表すようにとても温かかった。
「ありがとうございます、アイク兄上」
風呂に入ってから寝るという兄と別れ、物音を立てないように自室へと戻る。
月明かりに照らされた部屋、心臓がいつもよりうるさいのが自分でも分かった。
気がつかないフリをして部屋に持ち込んだ、兄の上着をそっと抱きしめる。
明日は最高の演奏が出来そうだと思いながら、なかなか寝付けなかったことが嘘のように眠りの世界へと落ちていった。
以上です。エイリークが出場するバイオリンのコンクールの前日…という設定で。
エイリークのバイオリンはアイクが初ボーナスを全額使って買ったんだけど、エイリークはそれを知らないとか
何事も平等にこなすエイリークが初めて自分からやりたいと言ったのが楽器だから、それを諦めてほしくないアイクとか
妄想したけど全然詰め込めなかった……
>>108 GJ!
父親代わりのシグルドや割と年の近いクロムと比べて聖魔烈火組は小さい頃アイクにべったりだったのかもな
>>86-94 なん……だと
嫁候補がまだ増えるのか!?
しかもほぼ完璧超人……これは俺も今まで温めてきた嫁候補ネタを解禁せざるを得ないっ!
GJ!
>>105-108 アイクはこういう役回りも似合うよな。
しかしエイリークのまともなネタを久々に見た気がする……
最近KINSINか貧乳ネタしか見てないようn(ry
あれ?なんか俺の胸からジークリンデが突き出てる……?
GJ! アイクは不言実行でいいお兄ちゃんだな。
あと今回に詰め込めなかったのなら分けて次回に回してもいいのよ!
GJ!!確かにこの二人正反対だなー 普段ははちゃめちゃだけど下の兄弟にとってアイクは最も頼りになる兄ちゃんだと思った
それにしても描写が分かり易くてきれいな風景すな〜そういう文書けるのは尊敬するぜ
しかし昔「あんまり絡みのない主人公同士のネタ」を投下しよう!みたいな流れがあったな
クロムも加わった事だし、そういうのまた見てみたいぜ
>>86-94 >>105-108 ともにアイク絡みでガッツリ読ませて頂きました。
アイクは色恋事にニュートラル(超朴念仁)なせいか、話しにも書き手の膨らみが出ていて、読んでいて楽しいです。
>>110 >これは俺も今まで温めてきた嫁候補ネタを解禁せざるを得ないっ!
にも勝手に期待w
>>94 ワユ「はぁー…もう負けを認めるしかないのかなぁ」
サナキ「いいや!まだ終わってはおらん!」
ミスト「どうしたんですか?」
サナキ「確かにアイクからフラグクラッシュはおきん。悔しいがそれは認めよう…だが、セルジュからのフラクラはある!」
レテ「それって…そういうことか!」
ユンヌ「私もわかっちゃったわよ!」
サナキ「そう!ゲテモノ好きじゃ!あの趣味があればフラクラもまだあるはず!」
マーク♀「ところがどっこい!これを見てくださいー!」
イレース「…どこから現れたんですか?」
マーク♀「このマークちゃんに行けないところなど存在せず、知らないことなど存在しないんですよー!いやー世界を制する日も近いですね!」
ワユ「うわー…噂には聞いてたけどなー」
ミスト「どっかの負の女神と同レベルの迷惑さだね…」
マーク♀・ユンヌ「「いやー褒めても何も出ませんよ?」」
サナキ「褒めておらんわ!…それで何の用じゃ?くだらん用事ならシムべリンをぶっ放すぞ」
マーク♀「そんなもの魔殺しと聖盾で余裕ですよー!…ま、それは置いといて。はい、私が極秘裏に撮影したこちらのDVDをご覧ください」
レテ「どれどれ…」
セルジュ「それにしても悪いわね。わざわざ映画についてきてもらって」
アイク「別にかまわん。暇だったしな」
ユンヌ「映画館デート…だと…」
イレース「………」
ワユ「ぜ、絶望するのはまだ早いよ!」
セリス「アイク兄さん、セルジュさん!こっちこっち!」
セルジュ「チケットが3枚手に入って困っていましたから」
アイク「せっかくのチケットを無駄にするのもなんだしな」
レテ「良かった…デートじゃなかった…」
ミスト「…でもこれ、ある意味家族に見えない?仲睦まじい夫婦とその娘って感じ…」
レテ「…なんでこれでフラグが折れたように見えないんだ」orz
セルジュ「それにしても大丈夫?これ、前にあなたに見せた可愛い生き物ノートと同じような内容の映画なんだけど…無理しているなら断ってくれてもいいのよ?」
サナキ「き、来たぞ!見よ!セルジュからフラグを折りに!」
マーク♀「ところがぎっちょん」
アイク「いや、かまわん。この前失神して思い知らされた。俺は強くなったと思っていたが、それは肉体だけだ。心はまだまだ未熟だということを思い知らされた。
大切なものを守るには腕の強さだけではだめだとな…それにセリスが好きなものなんだ。兄として弟の趣味を受け入れる心の広さも必要だしな」
セルジュ「ふふ、とっても家族思いなのね。そういうところ、とっても素敵よ」
アイク「………」
セルジュ「あら、照れてるの?」
アイク「…お前ぐらいの美人に褒められたら誰でもそうなる」
セルジュ「こんな嫁き遅れくどいてどうするのかしら?でもありがとう。嬉しいわ」
アイク「ああ」
セリス「二人ともー!映画始まるよー!」
アイク「今いくぞ」
セルジュ「ええ、とっても楽しみね」
マーク♀「いやーあそこからここまで持ってくるとはすさま…あれ?」
アイク嫁候補s へんじがない ただのしかばねのようだ
マーク♀「…思った以上のリアクションですねー…よし!次はビラクさんとヘザーさんによる愛の伝道映像を街頭で流しに行きますよー!」
終われ
>>105 アイクとエイリークの絡みってほとんどないからすごい新鮮
>>114 ちょwww自分からネタ振っといてなんだがどうすんですかこれwww
>>114 嫁候補…イキロ…
ミスト「…でもこれ、ある意味家族に見えない?仲睦まじい夫婦とその娘って感じ…」
娘の部分には誰も突っ込まないことに不覚にも吹いた
>>114 さすがに嫁候補たちが可哀想になってきたwwがんばれ…
雑談議論板から代理
>>108 GJです。S兄さんにお気をつけて
>>109で、泣いてばかりの小さなロイを見てどうしていいか分からず
とりあえず一日中抱っこしててエリンシアに苦笑いされるアイクが浮かんだじゃないか
ジェローム「しかしなぜだ?最近はあのアイクとか言う男の夢を良く見る」
ルキナ「まさかとは思いますが、ジェロームの父がアイク叔父様という可能性もあるというのですか?」
ジェローム「馬鹿を言うな。彼らが私の親であるわけがない。お前もそう思うだろう?ミネルヴァちゃん」ミネルヴァ「………」
オイコラ
ここの糞P2
股間ブレイダーのシモベである俺様とIDDDDD被らせるとあひい度胸だなあオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめえええええええええええええのせいでよ
俺様がキモkmキモキモキモキンモオオオオオオオオオオオオオオオオオオい
妊娠豚野郎扱いされてええええええんだよあオオ青々オラ!!!!!!!!!!!
フアzzッザアアアアアアケンナアアアアアアアアアコラアアアアアアアアアアアアァア!!!!!!!!!!
おれさまああああがあいするSRPGGGGGはサモアアアンナイツだけやあああああヴォオオオオオケ!!!!!!!
おれさまああとIDDDDかぶらせたああああ頬染めウンホモ豚野ああ朗しゃっざいしろおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!
>>65 てめえええええだよてめぇぇえええ
ザケケンナアアコラ!!””!〜!”〜””〜|!|!!〜!〜
ッだあああああああれが
3流
DOUTEI
SOROU
なんて飼うかバーーーーーーーカカカカアkw−ww^w^w^w^ww^w^w
豚の分際で俺れ様のチン皮かぶるってどうなるかわかあてえんのかオオイイイイイイ????????^www^
ファイヤ〜(笑) えっ? ムムムムムムwww 無礼ムンゴゴゴゴゴゴゴww^w^w^w^w^w^ww
まじくっさ〜〜〜〜〜w^^^^^¥^
よんなやppppppp^^;;;;;;;;;;;
>>81 >>83があまりにも天才だったので
サラ「ほら、早く答えてよ。じゃないと帰らないよ」
エフラム「……じゃあ@でいい」
サラ「なるほど、それが兄様の趣味と」
エフラム「何となくただ最初のを選んだだけだ」
サラ「残念、答えは……これ」
エフラム「な、何自分で捲ってるんだ!?」
サラ「正解はCでした。男の人はこういうのが好きって本に書いてあったんだけど」
エフラム「そ、そんなこと言われても知らん! というか、正解でも不正解でも結果は同じじゃないか」
サラ「自分で捲るのと本人に捲らせるのとでは全然違うと本に書いて……」
エフラム「どんな本を読んでるんだよ……。それに、こんなことして恥ずかしくないのか?」
サラ「二人のときなら別に平気。私、兄様になら全部見られてもいいと思ってるから」
エフラム「サ、サラ……」
サラ「……それとも、恥じらいがあったほうが燃えるとか?」
エフラム「い、いい加減にしろ! もうこの話は終わりだ。いつまでもやってないで早く下ろせ」
サラ「……兄様の意気地なし。まあいいわ今回はこの辺で」
サラ「……ところで、正解がDだった場合は……」
エフラム「……言わなくていい」
リーフはパンチラとパンモロどっちが好きなのか
いやブラチラの方が好みか…?
リーフ「 (以下延々とフェティシズムに関しての見解を熱く語る) 」
数分後大地の剣が刺さった焦げカスが
クロトリの避雷針みたいに大地の剣刺さった上目掛けてエルサンダーが落ちてくるんだな。
トロン直撃じゃないのはまだ優しさの現われか…
>>127 ミランダ「トロンだと大地の剣が壊れるかもしれないじゃない。
べ、別にリーフの体が心配で(ry」
年中組以下の子たちの初恋の相手は年長組だった…みたいな話って意外と見ないね。
初恋というか憧れというか。
セリカの初恋はシグルド兄さんだったり、
エイリークの初恋はアイク兄さんだったり…みたいな。
リンはマルスの初恋の相手だったのかもしれない
KINSINNを許さぬ男が幼少から気を配っていたからかも知れん
>>129 ????「ロイの初恋の人はセシリアって人だと思うわね」
ミカヤの初恋
創世神話の時代であり億単位の過去。いろんな神話を掘り起こせば見つかるかもしれない。相手は神とか最初の人類とか歴史上の偉人とか?
候補としてはドーマとかアンリとかヘイムとか色々。
弟妹も生まれてない時代なので割とそういう話もあったと思う。
女性陣で初恋暴露大会の話とか楽しそうだと思ったけど、
自分の妄想だとどうしても姉妹の初恋相手がアイクに偏ってしまうww
>>133 最初の人類てww
リーフ「もちろんクロム兄さんの初恋はミカヤ姉さんかエリンシア姉さん、と」
クロム「リーフ…貴様、姉さんを侮辱する気か!?」
リーフ「え、ちょ!神剣ファルシオンで居合一閃天空とか酷すぎる!このHDNー!」
マルス「居合一閃って中々酷いスキルだよね。クロム兄さんの微々たる魔力でも十分な威力になるし」
ロイ 「うーん、攻撃時のみだからそこまで脅威とは思わないけどね。疾風迅雷あるなら別だけど」
リーフ 「普通にスルーしないでよ!」
ここのクロムに、クロムの初恋は姉とか言ったら余裕で斬られると思うw
>>132 正直この状況でトドメ刺さないのは、わざわざトドメ刺さなくても戦局が不利にならない(または生かしといた方が有利になる)足手まといと判断したとしか思えない……
>>123 エフラム「だいたい、俺に妙な質問するけどお前はどうなんだよ」
サラ「………(ぎゅっ)」
エフラム「な、何だ…いきなり抱き着いたりして」
サラ「…実際、趣味とかはどうでもいいわ、こうさせてくれれば」
エフラム「…そうか」
サラ「………」
エフラム(やれやれ、年相応に可愛らしいところも…)
サラ「…今日暑いのに密着したから汗かいちゃった。兄様もいっしょにシャワー浴びる?」
エフラム(…まだ俺が甘かったようだ)
>>135 いや、むしろ逆じゃない?
リーフ「もちろんクロム兄さんの初恋はミカヤ姉さんかエリンシア姉さん、と」
クロム「ああ、当然だとも! 姉さんたちは昔から素晴らしい女性たちだったからな!
そう、たとえば俺が幼稚園でヴェイクと喧嘩して帰ってきたとき(以下延々と姉語りが続く)」
マルス「……リーフ」
ロイ 「リーフ兄さん……」
リーフ「正直スマンカッタ」
こんなことになりそうな気がする。
姉萌えのクロムは初恋が姉さんたちだったことに誇りすら抱いてそうだ。
ただ逆に「ミカヤ姉さんの初恋は○○」とか言おうものなら
「その程度の男に姉さんが惚れるなど、貴様姉さんを侮辱する気か!?」と斬られそうw
ルキナ「お父様に娘萌え属性はないのでしょうか!?(迫真)」
ルフレ♂「(目を逸らしながら)え?…ああ、うん…ないんじゃないかな、多分」
>>138 なるほど、その発想は無かったわw
てか最後の二行は余裕で想像付くなw
リーフ「……父は姉萌え、娘は父萌えか……」
シグルド「……」
リーフ(うわぁ、なんかこめかみのところがぴくぴくしてる)
エリンシア姉さんの初恋はアイク(蒼炎的な意味で)だと思うんだ
アイクはエリンシア姉さん……が作った唐揚げかな
クロムの姉萌えは信仰であって性欲は皆無な感じがするんだよな
リーフのおねいさん萌えは性欲
エフラムは保護欲
マルスは相手がリンだろうとシーダだろうと独占欲が強い感じ
セリカ→アルムは依存入ってて
アルム→セリカは子供から大人になる段階特有の疑似恋愛感情であって、成長するに従って他の人に目が向きそうな感じがする
……と言っておけばシグルドには斬られないな!
>>143 クロムにとって姉二人は絶対不可侵の聖域みたいなもんだろうから、
曲がり間違って性的な欲求でも感じてしまおうものなら
発狂して自分の頭かち割るぐらいのことはやりそう。
>>143 シグルド「ところがどっこい、疑わしきは罰せよだ。KINSINの火種となるものすべて潰す!」
ミカヤは枯れた
エリンシアのKINNIKU萌えはHENTAI
アイクは修行しすぎて修行僧のごとく煩悩も何もかも消えていった
シグルドは純情中年
エイリークは兄への軽い依存入ってる&女子高なので他に出会う機会が少ない
エリウッドは余裕は無いが普通に健全
ヘクトルはこの辺りは普通だかちょいツンデレっぽいので進展遅そう
セリスは皆友達天然
ロイは淡い興味がある程度、なんか軽度のムッツリっぽい
リンは恋に恋しててラスとかケントとか割と気が多そうだが上手くいかない
ブーツまで食わせてやがるだと…
>>147 実用性はともかく呪いやら復讐やらにこだわりを感じるw
あれ実際は魔符を元にしたコピーだから、鍛え直したんじゃなく参考資料がいじられてるだけじゃないか?
ミカヤは枯れていると断言した
>>146の元に緑風と漆黒の騎士とペレアスの姿が!
シルク「セリカからアルムをNTRしても良いんですよ」
>>147 見れば見るほどヴァルキュリアと言う職自体が微妙だな
力31もあってどうするんだってばよ…
>>153 賢者やアサシンなんかも使わないほうの上限は30だよ
むしろそれ以下は少ない
むしろセシリアさんはキャラごとの補正で力プラス1で魔力マイナス1ってのが…
まあうちのリンダさんは滅殺アサシン部隊の一角だったりするから、おかしいのは一人じゃないんだけど
>>147 ぶっちゃけ覚醒の仕様だと、うえの方にあったマーク♀に限らず、大抵のキャラは強キャラになれるよねw
カウンターとかいろいろ嫌らしいものの混ぜ方次第で、さらに酷くなるしw
>>156 リヒト「えっ」
なんやかんやで使えるキャラぞろいの覚醒でリヒトの微妙さは異常
リヒトだって月光、聖盾、生命吸収取れるから微妙ではないぞ
むしろ微妙な奴がいないと寂しくない?
マチスとかジェイガンとかマーティとかソフィーヤとかヨハンとか棒にも箸にもひっかからないような奴を我慢して使うのもそれはそれで楽しいんだが
そういや本スレで相手に存在すら一切気づかさせずに暗殺可能な
アサシンカラムさん最強説があったな
>>106 残念ながら戦闘中は気づかれるんだなこれが
でも戦場では普通に気付いてて普通に狙ってくる不思議
主人公で一番かわいそうだと思ったのはエフラムだな
槍しか使えないのに速さと守備上限がヴァルキュリアにすら負けてるってどういうことなの…
聖戦のロードナイトも相当だけどなw
守備範囲は下の方という隠喩に違いない
>>163 使えない剣渡されて竜と戦えと言われるエリウッドさんに謝れ!
成長率が微妙なエリウッドさんに謝れ!
最強にするより弱点があったほうが面白い
リーフ「そんなことよりおねいさんの話しようぜ!」
>>163 エフラム「やはり俺は未熟だ……もっと鍛えなくては」
サラ「修行したいなら十二魔将全員相手の十二人組手とかどう?」
エフラム「それは面白そうだが……いいのか?」
サラ「いいのよ、あの人たちは竜王家にいるけど基本的にはうちの教団の人間だから私が呼べば来るから、というか来させるから」
エフラム「そ、そうか(……あの連中も大変だな)」
カイン「スターロード!」
アベル「スターロード!」
ドーガ「スターロード!」
ゴードン「スターロード!」
ジェイガン「スターロード!」
シーダ「スターロード! マルス様!!」
マルス「あはははは……ありがとう、みんな(恍惚)」
アルム(スターロードが兵種になったのが余程うれしかったんだな………)
残念。それは魔附の幻影のマルスであって本物は永久にロードです
リーフ「…あれ、僕のクラスチェンジ履歴って、ロード→プリンス→マスターナイトだよね。
って事はロードって下級職じゃなくて新人兵士とかと一緒の最下級職なんじゃ…?」
何言ってるんですかー、あなたのCC履歴は盗賊→トリックスターじゃないですかー、HAHAHAHAHAHA
別に上級ならば良いって訳じゃないだろう。
口先で偉そうな事を言うしか出来ないセシなんとかみたいなのが居るし。
エイリーク「ルキナさん!」
ルキナ「あ、エイリークさん」
エイリーク「ルキナさん、先日は本当にありがとうございました!あれは女性として認められた、ということですよね?私、少しだけですけど、自分に自信が持てました!」
ルキナ「ふふ・・・・お役に立てたなら嬉しいです。エイリークさんは魅力的な方なんですから、もっともっと自信を持ってください」
エイリーク「ありがとうございます。まさかあの時の衣装がこんなことに使えるなんて・・・・」
エフラム「おい、しっかりしろ!大丈夫か!?くっ・・・!あの仮面騎士め、エイリークを誑かすだけにとどまらず、俺の同志を襲うとはなんて奴だ・・・・!」
ロンクー(もうやだコイツら帰りたい)
だいぶ前の仮面騎士ネタお借りしましたw
彼ならきっと男装エイリークも見抜けるはず・・・!
セシリアさんはステータスはあれだが指揮能力や政治力が高いんだろ
そういうのは封印のシステム上ゲームでは再現されない部分だし戦後はエトルリアの立て直しで名声を得たとエンディングで語られてる
前々から執着的に悪口ばっか言ってるけどよしなさいよそういうの
セシリアさん好きな住民もいるんだから
サザ好きな住民がいたら緑風(笑)瞬殺(笑)扱いを止めるのか。
愛ある弄りとただの悪意は別のもんだと思う。
議論だけならしたらばの方でどうぞ
不快に思うってヤツがいるならとりあえずやめてやるのが大人の対応だと思うぜ
ましてや今回のはネタじゃなくてただの雑談での話なんだから
にしても明日の配信楽しみだな。エイリーク歓喜の日
レンハさんはネタ性に乏しいけど
今月のスイーツ特集!!
天使の如き繊細さを持つ貴女が創造する、悪魔の如き魅惑的な存在を紹介しよう!!
───それは、黒き夜の闇を思わせるその混沌とした大地に、ほのかな甘さと同時に漂う苦味。
濃厚なる二重の地平を持った漆黒の草原……! その名も……!!
ダブルブラックビター・グラスランド!!
リン 「…と言うのを作ってみたの。皆、食べてみてくれる?」
ムシャムシャモグモグ……
エリウッド「アハハ……ウフフ……蝶サイコーーーーーーーッ!!!!」
アイク 「ウウウ……ニク……ニクヲダセ……ネコ……トリ……ウサギ……ドラゴン……ナンデモイイ……」
ロイ 「うわ!? エリウッド兄さんとアイク兄さんが精神に異常をきたしたよ!!」
シグルド「アルム……もし私たちの愛が罪だというなら(以下略)」
アルム 「シグルド兄さん……ぽっ」
セリカ 「KINSHINは許さないわよっ!!」つ【ライナロック】
マルス 「いつもの配役が入れ替わってアーッ!!な事態に!?」
セリス 「3人共、目を覚ましてよ!!」
エイリーク「………っ……っ…」(ピクピク……)
マルス 「ちょ!? エイリーク姉さんが痙攣して表情がヤバイ事に!! モザイク、顔にモザイクかけて!!」
エリンシア「……アヘ……アヘ……っ」(ブクブク……)
ロイ 「エリンシア姉さんもヤバイよ! 泡吹いてるよ!! マルス兄さん、こっちもモザイクお願い!!」
ヘクトル「」
エフラム「」
セリス 「ミカヤ姉さん助けて! さっきまで元気だったヘクトル兄さんとエフラム兄さんが息をしてないの!!」
ユンヌ 「……ミカヤは今、神の世界に旅立ったわ。見て、この安らかな寝顔……」
ミカヤ 「」
クロム 「ミカヤ姉さーーーーーん!! くっ、ルキナ、離せ!! 俺もこれを食べて神の世界へ行き、姉さんを連れ戻すんだ!!」
ルキナ 「いけませんお父様、早まらないで下さい!! お父様にはまだ成すべき事があるはずです!!」
ワーワーギャーギャーニクヲダセネエサーンオトウサマヤメテクダサイモザイクモザイクアルム…シグルドニイサン…キンシンハユルサナイワチョウサイコーーー!!!!
リーフ 「皆だらしないなぁ、僕にかかればこんな物」(パクッ!!)
ジョワァァァァァァァァ……
リーフ 「ん? 何、この音? 口の中で……何かビッグバン的な何かが起こっているような気が……(ドッゴォォォォンッ!!)アーッ!! コノヒトデナシー!!」
セネリオ「酷い有り様です」
リン 「何で!? ちゃんとレシピ通りに作ったのに!!」
マルス 「リン姉さん、その宇宙からの贈り物を早くどこかへ捨ててきて下さい!」
リーフ 「ううう……口の中で湿った火薬を豆板醤で和えたようなクリームと、水彩絵の具をザラメの砂糖で和えたやつを固めたような物体が、
泥臭い鋼の味わいのスポンジと混ざり合って超カオス……あれ、今度は鼻から白い煙が……(チュドォォォォンッ!!)アーッ!!」
ロイ 「うわ、リーフ兄さんがまた爆発した!! そもそも、何でうちの台所でこんな有害物質が出来上がるの?」
マルス 「リン姉さんは…錬金術を使うんだよ」
リン 「使ってないわよ!! たまには女の子らしくお菓子の一つでも作ってみたのに……どうして……」
ウード 「ノワール、聞いたか!? お前の考えたダブルブラックビター・グラスランドが、兄弟家に壊滅的な被害を与えたそうだぞ!!」
サーリャ「何よ、そのダブル…何とかって言うの。ノワール…貴方一体どんな強力な呪いを開発したのよ……?」
ノワール「ひぃぃっ!! 呪いじゃないのに……只のケーキなのに、どうしてこんな事にっ!?」
>>181 巨乳・妹・姉・草原フェチ・レズ・ショタコン・ツンデレ属性のリンに、メシマズ属性が追加された瞬間だった…
イイハナシダナー(棒)
>>181 鋼の味なんて生ぬるいレベルじゃないか・・・
ララム、クリス、リズ、リンで飯マズ連合結成
実はルフレもそこまで上手くは無いんだ・・・
ルフレ♀「く、クロムさんっ!ど、どうですかこの格好?」
クロム 「ルフレ…?な、何で花嫁衣装なんて着ているんだ?」
ルフレ♀「新しく登場したクラス、花嫁です。どんな感じかと思ってなってみたんですけど」
クロム 「…あ、あぁそういうことか。少しばかり驚いたよ」
ルフレ♀「…ど、どうでしょうかこの衣装?変なじゃないでしょうか?」
クロム 「いや、そんなことは無い。綺麗だよ、ルフレ」
ルフレ♀「有難うございますクロムさん。不束者ですが、宜しくお願いします…なんて言ってみたりして」
クロム 「……ッ!!ルフレエエエエェェェェェェ!!!」
ルフレ♀「えっ…きゃっ!ク、クロムさんダメです私達まだ付き合ってもいないのにこんな事…!!」
〜〜〜〜〜
ルフレ♀「…な、なんて事になったらどうしよう?クロムさん破廉恥だしムッツリだしエッチだし。
で、でもクロムさんになら身を委ねても…ダメダメ!そういうことはちゃんとお付き合いしてからじゃないと…!」
クロム 「身をクネクネさせながら何ブツブツ言っているんだあいつは?」
ルフレ♂「明日配信になる花嫁クラスについて話してただけなんだけどね。何か変なスイッチが入ったみたい」
クロム 「何言ってるのかは分からんが、俺に対して碌な事言ってないのはよく分かる」
ルフレ♂「(クロムの事ムッツリと言っておいて、妹も十分ムッツリじゃないか。人の事言えないね)」
明日配信の花嫁を女ルフレにさせる人は何人現れることか。
まぁ自分の事だけどさw
187 :
sage:2012/06/06(水) 19:00:51.65 ID:aSdyV9I2
ソワレさんとこの母娘の料理も酷かった気が
それとソワレとデジェルもな
ってなに初歩的なミスをしてるんだ俺は
疲れてんのかな
つにでにクロムもメシマズなのだよ
191 :
助けて!名無しさん!:2012/06/06(水) 19:44:33.21 ID:MOE95cSZ
リンは原作的に一人暮らししてたし普通の料理はうまく作りそう
ただお菓子とかそういうのは苦手そうなイメージだ
>>185 ルフレは失敗すると鋼の味だけど、成功すればすごく美味しい
つまり成功と失敗の差が激しいイメージだ
>>191 ワイルドというか漢の料理みたいなのを作りそうw
分量は全く量らずに全部が文字通り野生の勘(それが妙に精度が高い)
入ってる具材も不揃いで大きめなのが多かったりとか・・・
きっとリン姉さんがケーキを作ろうとしたら、
粉をふるいにかけ忘れてダマにしてしまったり、
卵を室温に戻し忘れたり、
かき混ぜすぎてメレンゲの泡を潰してしまったりで、
全く膨らまないざらっざらのクッキーみたいなケーキになるんだろうなあ……
味付けだのなんだの細かい余計なことは苦手そう
一人暮らしといってもリンは街や村にいたわけではなく一人で原始的な狩猟採集生活をしてたんだから単純に
焼く、煮る、茹でる
これだけじゃね?
現代人の料理と思ったらあかん
現代人の料理は美味さをあげるためのものだが
原始人の料理はそのままでは腹壊すものを食える状態にするためのものです
>>195 だな
>>181を見る限り、お菓子みたいな食べなくても生きていける物は苦手そうだ
焼き肉の焼き加減はアイクの次にうまいんじゃないかw?
流れとはあんまり関係ないネタを投下します。
ギップル警報。
〜兄弟家〜
用事を済ませて帰宅したマルスは、クロムがリビングの扉の前でため息を吐いているのを見つけた。
クロム 「はぁ……」
マルス 「どうしたんですかクロム兄さん」
クロム 「ん……いや、なんだ。なんというか、またやってしまってな……」
マルス 「また……?」
何のことだろう、と思って扉の隙間からリビングを覗くと、テーブルの前でぷりぷり怒っている少女が一人。
ルフレ(妹)「まったくもう、クロムさんときたら……!」
マルス 「……ああ、またラッキースケベかましたんですか」
クロム 「事故だったんだ……!」
マルス 「それはまあ多分そうなんでしょうけど。何やったんです?」
クロム 「転んだ拍子にもつれ合って倒れた挙げ句股のところに頭を突っ込んでしまってだな」
マルス 「なにそのとらぶる」
クロム 「事故だったんだ……!」
マルス 「それはもう分かりましたって。それで居たたまれなくなって、適当に言い訳つけて出てきたんですね?」
クロム 「まあ、そんなところだ……何度も土下座したが許してくれん……」
マルス 「ははは、じゃあ僕が適当に取りなしておいてあげますよ」
クロム 「なに? そりゃ助かるが……いいのか?」
マルス 「兄弟たるもの助け合いですよ、兄さん。少し経ったら戻ってきて下さい」
クロム 「分かった。なんだか悪いな……」
マルス 「いえいえ、お気になさらず」
二階へ向かうクロムを見送りつつ、マルスはほくそ笑む。
マルス (これはいい暇つぶしになりそうだ。結構からかい甲斐がありそうだもんね、お二人さん)
内心ニヤけつつも澄まし顔で、マルスはリビングの扉を開ける。
マルス 「やあ、ルフレさんじゃないですか。いらっしゃい」
ルフレ(妹)「あ、マルスさん。こんにちは」
マルス 「こんにちは……おや? クロム兄さんはどうしたんです? お客さんを一人きりにするなんて良くないな」
ルフレ(妹)「クロムさんは……」
言い掛けて、ルフレは口を噤んで顔を赤くする。
きっと例のラッキースケベのことを思い出しているのだろう。
こりゃ予想通りだな、とマルスはますます笑いたくなった。
マルス 「んー、その顔を見るとクロム兄さんがまたやらかしたんですね?」」
ルフレ(妹)「え……あ、いえ、別にそんな」
マルス 「いやいや、僕がクロム兄さんの弟だからって遠慮しなくていいんですよ。
むしろ兄弟の不始末ですからちゃんと把握しておかないと」
ルフレ(妹)「そんなものでしょうか」
マルス 「ルフレさんだってファウダーさんやマーク姉弟が自分の知らないところで何やってるか気になるんじゃないですか?」
ルフレ(妹)「そ、それは……そうですけど」
マルス 「ですから遠慮なく愚痴って下さいよ。僕らとしてもその方がいろいろと対策立てやすくなりますし」
ルフレ(妹)「……それじゃあ」
ルフレは躊躇いがちに語り出したが、喋っている内に怒りが戻ってきたらしく、どんどん口調がヒートアップしていった。
ルフレ(妹)「……それで『うおっ』とか言いつつ五秒ぐらいわたしのスカートに頭突っ込んでたんですよ!?
転んでたまたまあんな体勢になったのはまだ許せるとしても、その後速やかに離れないのはどう考えてもわざとだと思いませんか!?
し、しかも離れた後もなんかボヤッとしてるし……! あれ絶対脳に刻み込んでますよ、間違いなく!」
マルス 「ははは、それは確かにひどいなあ」
ルフレ(妹)「だいたい今回だけじゃないんですよ! クロムさんと来たら風でわたしのスカートがめくれちゃったときとか
絶対後ろにいてガン見してますし、転んだ拍子に胸にダイブするわお尻に突っ込むわ押し倒すわ……
しかもクロムさんとどこかに出かけるとビグルと遭遇する確率がすっごい高いんですよ。で、戦闘中必ず一回は捕まって
服を溶かされるわ粘液まみれになるわ。いや捕まるの自体はわたしの未熟さのせいですし、
クロムさんもすぐに助けてはくれるんですけど、そのときの視線がなんかいやらしいっていうか。
さらに祭りへ出かければ必ず浴衣の帯が解け、ズボンを履いていればズリ落ち、なぜか決まって服が破け」
マルス (……って、マジでヒドいな、クロム兄さん。いや実際わざとではないんだろうけど、このレベルだとそりゃわざとだと思われるよ。
そもそも他の女の人に対してはまずそんなことにならないのに、なんでルフレさん相手のときだけ
こんなえっちぃラブコメみたいな展開が頻発するんだろう……? 案外ユンヌさん辺りがなんかやってるんじゃ)
ルフレ(妹)「……マルスさん? どうかしました?」
マルス 「え? ああいえいえ、なんでも」
ルフレ(妹)「……すみません、喋ってる内にちょっとヒートアップしすぎたようで……」
マルス (ちょっとどころじゃなかった気がしますけどね)
内心苦笑しつつ、マルスは舌なめずりする。さて、どう料理してやろうか?
マルス 「しかしまあ、なんですか」
ルフレ(妹)「はい?」
マルス 「そこまでされるとさすがに弟の僕でもフォローしきれない感じですよ。
実際相当迷惑してるんじゃないですか、ルフレさん」
ルフレ(妹)「そ、そうですね……正直言って、つい身構えがちになるのは事実かもしれません」
マルス 「大体クロム兄さんは昔から抜けてるというかそそっかしいというか……」
ルフレ(妹)「あ、いえ、それは……」
マルス 「ん、なんですか?」
来た来た、と心の中で笑いつつ、マルスはきょとんとした顔で首を傾げる。
マルス 「僕の言うこと、何か間違ってました?」
ルフレ(妹)「あ、いえ。間違いと言いますか……」
ルフレはちょっと迷うような素振りを見せつつも、穏やかな声で語り出す。
ルフレ(妹)「確かにマルスさんの言うとおり、クロムさんは抜けているところがありますし、結構そそっかしいかもしれません」
マルス 「でしょう? クロム兄さんは昔から」
ルフレ(妹)「いえ、それだけじゃなくて基本的に考えることが単純だし簡単に人を信用しすぎるところがありますし、
いろんな部分がかなり大雑把でいい加減だったり、細かいところに気配りが行き届いていなかったり」
マルス 「……あ、あれ? る、ルフレさん?」
ルフレ(妹)「それに考えていることがすぐ顔に出るから交渉事には向いてませんし、基本的に不器用な性格ですから
誤解を招いて反感買うこともあれば怖がられることもしばしば、それにいろんな分野で人任せだったりしますし、
それより何より凄く破廉恥だし助平だし破廉恥だし助平だし助平だし助平だし……!」
マルス 「……い、いやあの、そこまで言わなくてもですね」
ルフレ(妹)「でもですよ!」
マルス 「は、はい!?」
ルフレ(妹)「逆に言えば、その辺りがクロムさんの魅力でもあると思うんです!
決断が早くて行動も迅速で、失敗しても即座に気持ちを切り替えられるぐらい臨機応変でもあります。
それにいざとなれば自分の感情を抑えて行動できる理性的な一面もありますし、何より馬鹿みたいに寛容で大らかなんです。
あと、嘘がつけない真っ直ぐな性格ですから、一度信頼を勝ち取れば滅多なことでは信用を落としませんし」
マルス 「は、はあ」
ルフレ(妹)「あとですね、同意は得られないかも知れませんが、意外と人を見る目もあると思うんですよ。
クロムさんがスカウトしてきた人ってかなり多いですし、配置だって驚くほど適材適所。
仲間の力を認め、信頼を置いて仕事を任せられる……それってリーダーの資質の一つだと思うんですよね、わたし」
マルス 「い、いや、さすがに誉めすぎじゃないですか……?」
ルフレ(妹)「あ……そ、そうかもしれませんね」
ルフレはちょっと恥ずかしそうに言ったあと、「でも」と続ける。
ルフレ(妹)「確かに今わたしが言ったことは評価が甘いというか、単なる身贔屓なのかもしれません。
クロムさんは欠点が多い人です。他の兄弟の皆さんのように、特別秀でた部分はないのかもしれません。でも……」
マルス 「……でも?」
ルフレ(妹)「そういう現状をきちんと認識した上で、努力できる人なんです。
自分の至らなさを棚に上げて他人に嫉妬して現状に甘んじてしまったり、
不平不満を漏らしていじけるようなこともなく、達観した振りをして諦めてしまうこともない。
仲間の力を認めて敬意を払い、頼るべきときは頼り、そうでないときには一人黙々と努力を重ねることができる。
……わたしの……いえ、わたしの知っているクロムさんは、そんな人です」
マルス 「……」
ルフレ(妹)「わたしはそんなクロムさんを、ずっとそばで見てきました。
たとえ力が及ばずとも、必死にもがいて手を伸ばし、運命を変えようとする姿を。
だからあの人がどれほど多くの欠点を持っていても嫌いになんてなれません。
むしろそんな人だからこそ、そばで支えてあげたいと思っています」
マルス 「……えーっと……そ、それは今日みたいにとらぶる的な災難に巻き込まれてもですか?」
ルフレ(妹)「! そ、それはその……た、確かに恥ずかしいですし出きれば止めてもらいたいですけど……
でもあの、ここだけの話わたしも奥手な方ですので、クロムさんから求めて下さるのは正直少し嬉しいと言いますかあの」
マルス 「……ギップリャ」
ルフレ(妹)「はい?」
マルス 「ああいえ。ははは、どうしようかなこれ……あのですね、ルフ」
ガチャッ
マルス 「!?」
クロム 「ルフレ……!」
ルフレ(妹)「く、クロムさん……!?」
クロム 「……」
ルフレ(妹)「ま、まさか今の話……!」
クロム 「すまん、盗み聞きするつもりはなかった……いや、違うな」
クロムは首を振り、真っ直ぐにルフレを見つめる。
クロム 「そうだ、盗み聞きだ。全部扉の向こうで聞いていた。俺はお前の言うとおり、破廉恥な男かもしれん……
だがそれでも、最後まで聞きたかったんだ、聞いていたかったんだ。さっきのお前の言葉を……!」
ルフレ(妹)「クロムさん……!」
クロム 「だがすまん、お前があれだけ言ってくれたのに、気の利いた礼の言葉一つ言えそうにない。
俺はお前の言うとおり、不器用な男だ……」
ルフレ(妹)「そんなこと……」
クロム 「それでも、これだけは伝えたかったんだ。
さっきの言葉、とても嬉しかった。これからも頑張ろうって、力が湧いた。
……こんな不甲斐ない男だが、これからも支えてくれるか? いや、どうか支えてほしい……!」
ルフレ(妹)「……もう、クロムさんったら」
クロム 「な、なんだ……?」
ルフレ(妹)「何言ってるんですか、そんなの答えるまでもないですよ。
当たり前じゃないですか。だって、わたしはあなたのパートナー……半身なんですから。
どんなことがあったって、あなたについていきます。たとえ地の果てであろうとも」
クロム 「……ルフレ」
ルフレ(妹)「……クロムさん」
心なしか温度が上昇した気がする部屋の中、二人はじっと見つめ合う。
マルス 「……」
ただ一人、蚊帳の外の弟を置き去りにしつつ。
マルス 「……えーと」
ルフレ(妹)「あ……で、でも今日みたいなえっちぃのは控えめにして下さると助かります」
クロム 「い、いや、わざとじゃないんだぞ!?」
マルス 「あのー」
ルフレ(妹)「ふふ。知ってますよ。クロムさんは助平だけど紳士的な人ですから」
クロム「そ、そうか……」
マルス 「あはははは! なんですかね、仲直りできて良かったですね! いやー、僕も嬉し」
クロム 「だ、だが正直、お前が相手なら獣のようになりたいと思うこともなんだ、たまにはな」
ルフレ(妹)「な、なに言ってるんですかもう……クロムさんのえっち……」
マルス 「……ギップリャ」
クロム 「ルフレ……」
ルフレ(妹)「クロムさん……」
マルス「……ごゆっくりどうぞ……」
どうしようもない敗北感を覚えつつ、マルスは部屋を後にする。
〜十数分後〜
ロイ 「ただいまー」
マルス 「……」
リーフ 「あれ、マルス兄さんだ」
アルム 「どうしたの、こんな廊下の真ん中で突っ立って」
マルス 「……」
ロイ 「……?」
マルス 「……ギップリャァッ!!」
ドバアアアアァァッ!
ロイ 「うわぁっ、マルス兄さんが砂吐いてぶっ倒れたーっ!?」
リーフ 「この人でなしーっ!」
アルム 「衛生兵、衛生兵ーっ!」
マルス (……まったく、ひどい罰ゲームだった……)
終わり。
でもラブコメは続く。
この二人ときたら嫁がいようが旦那がいようがお構いなしに半身だ一心同体だとイチャコライチャコラ……
ボカァどうかと思うんですがね!
お互い別の相手がいてもルキナに不倫してんじゃねえかと疑われる始末ですよ
GJ!ギップリャとはこれまた懐かしいのがw
結婚しなきゃお互い親友としか思ってないだろうが、周りは確実にそうは思ってくれないだろうなw
>>181 >エリンシア「……アヘ……アヘ……っ」(ブクブク……)
ジョフレ「エリンシアさまのアヘ顔とは……、これは貴重すぎr アレ?姉サン何カヨウ?」
>>185,195
あれは「勉強して美味しく作れるようになりました、さすが頭脳派軍師です」っていう見せ方なのかと思ってたが、料理に失敗する支援とかも普通にあんの?
兄弟の得意料理のイメージ
あくまでイメージ
ミカヤ…おはぎ
シグルド…カレー
アイク…バーベキュー
エリンシア…みそ汁
クロム…白ごはん
エフラム…お子様ランチ
エイリーク…ケーキ
エリウッド…お粥
ヘクトル…ちゃんこ鍋
リン…保存食
マルス…オムレツ
アルム…ポテトサラダ
セリカ…精進料理
セリス…クッキー
リーフ…刺身
ロイ…ラーメン
くっそ読めたのにヘクトルで吹いちまったw
DLCMAPでラグネル取れたヨー記念。
ルキナ「ほらアズール、もう一本!」
アズール「え〜、まだやるの〜……?」
ルキナ「父上に稽古を見てもらえるなんて、滅多にないんだから。グダグダ言わない!」
クロム「張り切ってるな、ルキナ」
ルキナ「はい! ありがとうございます、父上!」
クロム「気合は結構だが、気負いすぎるな。無駄な力みは怪我の元だ」
アズール「はぁ〜い」
ルキナ「あなたはもっと気合を入れなさい!」
リーフ「おはようー……って、なにしてるの?」
マルス「おはよう。ルキナさんが、アズールさんのナンパ癖に業を煮やして、
性根をたたきなおしてやると言って早朝から稽古に引きずり出したんだって」
リーフ「なんでウチの庭でやってるのさ」
マルス「稽古は口実半分でクロム兄さんにいいトコ見せたいからじゃないの?」
リーフ「あー……って、アズールが持ってるの、もしかしてラグネル!? え、装備できるの!?偽物!?」
マルス「本物ではあるみたい。正確には、ルキナさんたちが本来いた時代のラグネル、って事だそうだけど」
リーフ「ああ……そういうことね」
マルス「ルキナさんたちの時代に至るまでにアイク兄さんがよほど酷い使い方したのか、
かなり劣化してるようで今の時代のものほどの性能はないみたいだけど」
リーフ「ふぅん。てか随分詳しいね?」
マルス「解説台詞にそういう突っ込みは野暮だよ」
リーフ「メタ発言で返すのもどうなのさ。でもいいなあ、ラグネル、装備できるんだ。
今の時代だと、あれはアイク兄さん専用装備だからなあ」
マルス「時代が経てば、その辺りもいろいろ変化がおきるんでしょ」
リーフ「劣化もそのひとつ、と。でも、相変わらず剣なのに力依存で間接攻撃できるんでしょ?」
マルス「そのはずだよ。ああ、ほら、ちょうどルキナさんが間合いを取った。
あの間合いでも、ラグネルなら衝撃波で攻撃で出来r」
アズール「せいっ!(投擲)」
マルス「」
リーフ「」
ルキナ「くっ、相変わらず厄介ね、あの剣は!」
クロム「だが良くかわしたな。いい目だ」
リーフ「待って、待って兄さん、ルキナたちも待って、何かおかしい!」
マルス「投wwwげwwwたwwwww」
リーフ「マルス兄さんも笑いすぎ! じゃなくて、なに投げてんの!?なに投げてんの!?」
アズール「え? なに、って……間接攻撃?」
リーフ「そうじゃないよ! ラグネルは投げるものじゃなくて斬る物でしょ!?」
アズール「えー、でもほら、射程1〜2って書いてありますよ?」
リーフ「メタな返し方するねこの子も! そうじゃなくて、ラグネルの間接攻撃って衝撃波じゃないの!?
短剣ならともかく、そんなデカい剣普通は投げないよね!? ちょっと凄くないそれ!?」
ルキナ「そ、そうでしょうか? でも普通は剣を振って衝撃波で攻撃する方が凄いと思います、けど……」
リーフ「……え、いや、え?」
マルス「確かwwにwwwそりゃwwそうだwww」
リーフ「草生やし過ぎだよ! え、でもラグネルやエタルドの基本的な機能に、衝撃波があるんじゃないの?」
アズール「いやー、そういうのはないですね」
リーフ「」
マルス「ひぃ、ひぃ……あー腹筋割れた。つまりあれか、あの衝撃波は
アイク兄さんとしっこくさんの腕に拠る部分が大きいってことなのかな」
ルキナ「はい、多分そうなのだと思います。サンダーソードなどであればともかく、
剣を振った衝撃波だけで遠くの敵を切ったり、或いはひと振りで数人の敵兵を薙ぎ払うなんて、流石に普通は無理かと」
リーフ「えぇ〜……でもアイク兄さん、アロンダイトとかその他の武器じゃ衝撃波出さないよ?」
アズール「相性って奴じゃないですかね? ラグネルの重さとか耐久度とかがアイクさんと相性が良くて、思い切りホンキで振り回せる、とか」
リーフ「そ、そういう、こと……なのかなあ……?」
マルス「でもやっぱり両手剣を投げるのはwwwおかしいwwwコポォwww」
リーフ「だからなにがそんなにツボに入ったの!?」
オチらしいオチもなく終われ。独自解釈入れすぎだが御容赦を。
ラグネルが手に入って浮かれたのとアズールが好き過ぎて勢いで書いた。
マルスが笑い過ぎなのは俺の代弁です。
英霊の魔符3で見たときに思ったが、意表つかれ過ぎだろうも、あれ。
大きい胸を小さく見せるブラ
っていうのがあるらしいよ、エイリーク
>>208-210 超トラキア776でミストルティンの投擲を既に見ていたおれにはスキがなかったと言いたいところだがやっぱり吹いたよwww
>>211 エイリーク「小さい胸をなるべく大きく見せるブラは?」
超最終手段だが、子供作れば授乳の為に乳線が発達して多少……
OK槍王子、今のは失言だった。
だから馬に括り付けて町内一周h
だが兄弟の中で一番結婚が遅くなりそう、もしくはしまいまで独身で終わりそうなのってエイリークって気がする
相手はまぁ…ヒーニアスとかラーチェル様とか一癖も二癖もある人ばっかだしエフラムも娘を嫁にやりたくない頑固親父のごとく結婚に口出ししそうだし
ガンジーが助走つけて殴るレベル
=エフラムがエイリークの結婚をすんなり許すレベル
お姉さんお姉さん言ってるリーフはむしろあと数年したらさっさとナンナとくっ付きそうな気がする。
しかしくっついても止まらないお姉さんハント
今日配信のDLCプレイ(最後まで友軍のアイクが生き残ってワロスw)。
エイリークは結婚式の途中とかではなく「秘宝」の力であの衣装になってしまったのか。
これで一安心だな鑓王子。
サナキ様「よし、ならばその秘宝を探し出し、アイクの目の前でソレを拾えば、流れに任せてゴールインも……」
シグルーン「(ああ妄想にふけるサナキ様が相変わらず可愛い ハァハァ)」
でも今回の花嫁DLCにはいないですサナキ様。
ミストとワユはいるけどなw
>>213 落ち着けエイリーク
「大きな胸を小さく見せるブラ」がニュースになるのは、基本的にブラジャーに期待される効果がその逆だからだ
つまり、世の中のブラの大半は「小さな胸を大きく見せる」ものであり、それを着けても大きく見せられないということはだな…
その後、221の姿を見たものはいない…
なんでゼトさんには槍の達人があるのにエフラムにはないんですかねぇ?(意味深)
エフラムには覇王があるだろ!いい加減にしろ!(迫真)
そういやセリスは女性専用の疾風迅雷を持ってたな
…やはり公式でも性別:セリスということか
サラ「六月の花嫁ね……六月の花嫁は幸せになれるって言うけど何でなのかしら」
エフラム「さあな……というか何でまたその花嫁衣装なんだ?」
サラ「時期的に流行りというか……」
エフラム「……なんだそりゃ」
サラ「それはいいから、兄様にちょっとお願いがあるんだけど」
エフラム「何だ?」
サラ「なんか槍を使えるのが花嫁のたしなみらしくて……私、槍を使ったことないから教えてくれない?」
エフラム「そんなの聞いたことないが……まあ、槍を覚えたいということなら構わないぞ」
サラ「ありがとう、助かるわ」
エフラム「槍は俺のを貸してやるから……よし、これを使ってくれ。まず握り方だが……」
サラ「……花嫁衣装で兄様の勇槍の握り方を教わるとかドキドキする……」
エフラム「お前なあ……少しは真面目にだな」
サラ「……ごめんなさい、兄様が構ってくれるのが嬉しくて……つい」
エフラム「い、いや、わかればいい」
サラ「私がこんなこと言えるのは兄様だけなの……好き……愛してるの!」
エフラム「サ、サラ……い、いきなり何を……」
サラ「……『愛の叫び』ってこういうのじゃないのかしら」
エフラム「……よくわからんが違うと思うぞ。あと今はいいがそういうことは外で言うのは止めてくれよ、職務質問されかねん」
サラ「大丈夫、警察に追われても私が助けてあげるから……それが兄様と私の『絆』……」
エフラム「それも微妙に違うと思うが……」
226 :
助けて!名無しさん!:2012/06/08(金) 00:21:35.94 ID:CDwO70LX
ジャムカさんは突撃持ってたから許されてるんだよ!!(迫真)
でも冷静に考えてみるとあんなチートキャラがいて許されてたってFEって結構大味なところあるよな
ジャムカチートってよく言われるけど、子世代だったら普通に埋もれるぞw
英雄王マルス
聖王アルム
光の公子セリス
賢王リーフ
若き獅子ロイ
碧空の勇王エフラム
優王女エイリーク
清真女王エリンシア
暁の巫女ミカヤ
〇王クロム
クロム「おい、何で俺だけ伏せ字にするんだ?」
マルス「未成年への配慮です^^」
>>225 サラ「もしかして愛の叫びって兄様に愛してもらって絶ty…」エフラム「よし、待て」
>>232 ユンヌ「構わないわ、続けなさい。参考にするから」
マーク♀ちゃん異界でも
「戦う前に健闘を誓い合うとか罵り合うとかしませんか?」とか
相変わらずフリーダムすぎるな
ミカヤ 「今日は二人に聞きたいことがあるの」
クロム 「なんだ姉さん、改まって」
ルフレ♀「なんでしょうか、ミカヤさん」
ミカヤ 「あなたたちはお互い、相手のことをどう思ってる?」
クロム 「半身だ」
ルフレ♀「半身ですね」
ミカヤ 「相手のためなら死ねる?」
クロム 「むしろどんな状況でも生きる」
ルフレ♀「地獄の果てまででもお供します」
ミカヤ 「相手についてどのぐらい知ってる?」
クロム 「大体のことは……あー、あと……は、裸も見たことがある」
ルフレ♀「な、なに言ってるんですか……! あ、でもわたしも裸を見たことが……」
ミカヤ 「相手の魅力を何個ぐらい言える?」
クロム 「五十ぐらいだろうか」
ルフレ♀「二百個まででしたら」
ミカヤ 「……最後の質問。あなたたちって付き合ってるの?」
クロム 「つ、付き合う……!? い、いや姉さん、それはまだ……!」
ルフレ♀「そ、そうですよ、わたしたちにはまだ早いと思います!」
ミカヤ 「……」
ミカヤ 「最近の若い子は何を考えているんだかさっぱり分からないわ……!」
リーフ 「安心してよ、僕らも分かんないから」
ロイ 「それよりこっちで砂吐いて倒れてるマルス兄さんのために救急車呼んでくれないかな?」
マルスに新しい属性【ぎっぷる】が備わった!
一時間書き込みがなかったらミカヤは俺の嫁なんよ!
阻止
クロム「1時間書き込みがなければルキナが買ってきてくれたエメリナさんTシャツを着る。
阻止されたらエメリナさんにラッキースケベをかましてやる!」
リーフ「僕もついて行っていい?」
そしてエメリナさんにかますつもりがいつの間にかルフレ♀にかます結果になるんですね、わかります
あ、リーフはもちろん途中でナンナ達に捕まるパターンで
クロム「阻止された……! 仕方がない、エメリナさんにラッキースケベをかましにいく……!」
リーフ「よし、僕もお供するよ兄さん!」
ルフレ♂「クロム……お前はどうしてたまに変な方向に全力疾走するんだ……! くそっ、どうしたらいい?」
ファウダー「フハハハハハハ! 案ずることはないぞ我が息子よ!」
ルフレ♂「親父? 一体どういうことだ?」
ファウダー「まあ、黙ってみておれ」
ガラッ
エメリナ「? クロム……?」
リズ 「どうしたの、お兄ちゃん」
クロム 「うおおおおおおおおおっ!」
リーフ (出た、兄さんの突進……! あれで巻き起こされたラッキースケベは数知れず!)
クロム 「エメリナさぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
エメリナ「えっ、えっ、えっ!?」
リズ 「ちょっ、あ、危ないんだよお姉ちゃんっ!」
リズが慌ててレスキューを使い、姉をクロムの進路上から遠ざける。
目標を失ったクロムだったが、しかしその勢いは急には止まらず……
クロム 「うおぉっ!?」
ルフレ♀「えっ……!?」
ドシンッ(むにゅっ)
クロム 「うおっ……や、柔らかい……!?」
ルフレ♀「く、く、クロムさん、どこ触ってるんですかーっ! 破廉恥です助平です!」
クロム 「ちょ、ま、待てっ、これは事故……とも言い切れないかもしれないがっ!」
ルフレ♀「い、言い訳はいいからまず離れて……ちょ、あ、暴れないで……っ!」
リズ 「う、うわぁー……凄く激しいんだよ……」
エメリナ「なんと美しい光景でしょう……これぞ友愛」
リズ 「違うと思うんだよ……」
ナンナ 「さー、リーフ様、ちょっとあっちでお話しましょうねー」
リーフ 「ちょ、ナンナ勘弁……アーッ!」
ルフレ♂「……これは一体どういうことだ……?」
ファウダー「フハハハハハハ! 知らなかったのか? 婿殿のラッキースケベはルフレ相手にしか発動しないのだ!
これもまた運命!」
ルフレ♂「はた迷惑な運命だな……」
>>114 >>アイク「…お前ぐらいの美人に褒められたら誰でもそうなる」
マルス「今更なんですけどアイク兄さんもこういうこと言うんですね。びっくりですよボカァ。
はいはいギップリャギップリャ」
アイク「……何を言っているんだか分からんが、俺だって一応顔の美醜ぐらいは分かるつもりだぞ」
マルス「ほー。てっきり強い奴以外はみんなジャガイモに見えるタイプかと思ってましたよ」
アイク「なんだそれは……意味が分からん。ただまあ、正直言うとあまりこだわりはないな」
マルス「結局強さが一番の価値なのは間違いないんじゃないですか……
まあいいや、じゃあ質問いいですか?」
アイク「なんだ?」
マルス「ミストさんの顔をどう思います?」
アイク「整っている方だと思うぞ。最近は母親に似て包容力も出てきたように思う」
マルス「ワユさん」
アイク「からっとした内面同様親しみやすい顔立ちだ。剣を振るっているときは凛々しくもなる」
マルス「サナキさん」
アイク「まだ子供ではあるが、偉いさんの血筋だけあって……なんだ、気品があって人の目を引く、とでも言うのか」
マルス「……イレースさん」
アイク「上手くは言えんが、神秘的という奴なのか? ある種現実離れした魅力がある」
マルス「……レ、レテさん」
アイク「美人と言うよりは美形といった方がいいな。生真面目な表情がよく似合う」
マルス「ユンヌさん」
アイク「神だから整ってはいるんだろうが、正直ぼやけててよく分からん」
マルス「ララベルさん」
アイク「……」
マルス「……ふー。なるほど。ありがとうございました。では最後に、一言いいでしょうか」
アイク「なんだ?」
マルス「……ギップリャ」
ドバァッ
アイク「……? なんで砂吐いてるんだ、お前?」
ロイ 「うわぁ、マルス兄さん(ry」
リーフ「この人でな(ry」
アルム「衛生兵(ry」
〜数日後〜
マルス「……というわけで、僕が命がけで入手したこの貴重な音声データ! 1000Gからどうぞ!」
ミスト「2000!」
イレース「3000」
レテ「ご、5000!」
サナキ「1000000!」
ワユ「ちょっ」
イレース「どこぞの富豪みたいですね……」
マルス「よーし、落札、落札です!」
サナキ「イヤッホーゥイ! 今日から目覚ましのアラームはこれで決まりじゃぁー!」
タニス(……こんな様だからちっとも仲が進展しないんだと思うのだが)
シグルーン(でもそんな神使様も素敵……)
ワロタww
じゃあこの流れでまたちょい長いの投下
『セルジュの弱点を探せ!』
セネリオ「…それで、皆さん揃って僕に何の御用ですか?」
ワユ「いやいや、あたしらがこうして揃ってくるんなら要件はわかるでしょー?」
レテ「う、うむ。流石にお前も知っているとは思うのだが…」
セネリオ「なるほど、アイクとセルジュさんの件ですか」
ミスト「さすがお兄ちゃんの参謀!」
イレース「(もうすぐお昼ご飯の時間なんですけど…)」
サナキ「その通りじゃ! そこでおぬしに知恵を借りたいと思ってのう」
セネリオ「…何故僕がその件に関して知恵を出さなければならないのですか?」
ミスト「え!? だ、だってほら…ねぇ」
ワユ「ほ、ほら、ララベルさんの時とか公然だったり影からだったりいろりろ工作してたじゃん!」
セネリオ「確かにそのとおりですが、それはアイクが嫌がっていたり
自分では対処しきれないからです」
レテ「つ…つまり?」
セネリオ「アイクが特に困っていたり迷惑に思っていないのであれば
別に僕が口出しするような問題ではありません」
ティニー「ちょ──っと待ったー!!!!」
サナキ「うおッ!? おぬしは腐リージ家の! 一体どこから湧いて来おった!?」
ティニー「ふっ…女性陣に関してはどうでもいいわ…でもセネリオさん! あなたは本当にそれでいいの!?」
セネリオ「…どう言う意味ですか?」
ティニー「アイクさんの相手といえばセネリオさん!! セネリオさんの相手といえばアイクさん!!
つまりアイ×セネ!! これは紋章町どころか宇宙の真理なのよ!?
そのあなたがそんなことを言っていてはダメ!!
さあ、その聡明な頭脳でもって邪魔な年増女を排j」
セネリオ「…何か勘違いをされているようですが僕がアイクに対して抱いているのは
忠誠心であって恋愛感情等ではありません。」
ティニー「そんな! いえ、これはつまりツンデレの変形バージョンね!! ということは心の奥底では…!」
セネリオ「…レクスカリバー」
ティニー「キャー! このひとでなしー!!!!」
ミスト「(お兄ちゃんとは違う意味でセネリオって女の子にも容赦ないわよね…)」
セネリオ「…そういうわけですので特に僕からあの二人に対して干渉する理由も必要性もありません」
サナキ「うっ…そ、そうか…」
レテ「我々にはもう諦める事しかできないということか…」
ワユ「ハァ…八方塞がりだね」
イレース「(どうしましょう…お腹が空いてきました)」
セネリオ「…僕から干渉するつもりはありませんが、今まで皆さんの行動に対して干渉を行なった事もありますし
参考になるかはわかりませんが、セルジュさんの略歴をまとめた資料なら提供しましょう」
ミスト「え!? 調査してたの!?」
セネリオ「当然です。アイクと付き合いのある人間が叩けばホコリが出たり脛に傷のあるような人物で
それによってアイクが迷惑を被るようならそれは問題ですから。
資料をとってきますので少々お待ちください」
レテ「さ、さすがはセネリオ。これにより何らかの突破点が見つかるかもしれん」
サナキ「うむ、敵ながらあれだけの人物じゃ。裏社会との接点やら黒い噂などもあるかもしれん!」
ワユ「でもさ…そういうのがあったらセネリオが真っ先に対応してるんじゃない?」
イレース「…ですね」
セネリオ「お待たせしました、詳細すぎてどうでもいい情報を含めた資料の方は量が多過ぎるので
これが簡略にまとめたものです」
サナキ「き、来た!! どれどれ…?」
アイクの交友人物データその○○ 『セルジュ』
家系
代々ヴィオール家に仕えてきた由緒正しい騎士の家系
主な学歴
ヴィオール領立高等女子学校主席卒業
ヴァルム国立大学次席卒業
ヴィオール家に仕える傍ら魔物や飛竜の生態研究にて大学院で博士号取得
主な取得資格
ヴァルム神龍聖拳 免許皆伝及び伝承者資格取得
ヴァルム流一斧流 免許皆伝取得
大陸メイド協会認定 特A級クラス
他多数資格取得
主な経歴
・愛竜であるミネルヴァはセルジュが9歳の時に単身飛竜の谷に赴き一騎打ちの末愛竜にしたとの伝説あり
この時の武器は素手とも杖とも言われるが、一騎打ちで勝利したことは事実である模様。
・ヴァルム神龍聖拳における最年少の伝承者であると共に、ヴァルム流一斧流歴代最年少の皆伝取得者でもある。
・中等部〜高等部〜大学3年までの間、ヴァルム武術大会のそれぞれの無手、武器両部門で9年連続優勝
大学4年時は年齢制限が解けたため大会無差別級に参加し総合優勝。
ミスト「…えーと」
イレース「……」
ワユ「……なにこれ?」
レテ「というか大陸メイドなんとかってなんだ…?」
セネリオ「いわゆる家事全般を含めたメイドとしての能力を審査する大陸間を超えた審査基準機関です。
1級でいわゆるメイド長としての資格が認められると言われています。
その上にF〜Aランクが存在しますがそれは本人の向上心
悪く言えば自己満足の努力とでも言うべきランクですね。
ちなみに特Aは全大陸を含めても5人といないそうです」
サナキ「こ、こんな完璧超人がおるか──!!!!」
セネリオ「事実なのですから仕方ないでしょう」
ワユ「なにこの洞窟を抜けて外に出たと思ったらそこは断崖絶壁でした、みたいな感情」
サナキ「あ、諦めるでない! 諦めたらそこで試合終了じゃ!!」
レテ「サナキ…気持ちはわかるが我々にはもう…」
イレース「…あの…ちょっとよろしいでしょうか…?」
セネリオ「なんでしょうか?」
イレース「…この経歴のミネルヴァさんの下りなのですが…なぜ斧ではなく杖なのでしょう…?」
レテ「む、言われてみれば確かに妙だな? 確かに斧歩兵としてならバトルシスターなのだから
杖も使えるとは思うのだが…」
セネリオ「もともと彼女はシスター希望だったそうですが、魔力の才能には乏しく
斧の道を極めることを決断した、との証言がありますね」
サナキ「そ、それじゃ!!」
ワユ「え! な、何!?」
サナキ「確かにセルジュは完璧超人に見える…じゃが奴には決定的な弱点があるのじゃ!!」
イレース「…それは…一体…?」
サナキ「アイクと歩む道においては事故や怪我はつきもの…しかしその時薬だけでは限界があろう。
そしてセルジュは杖は使えても魔力の低さによってアイクを癒しきることができないのじゃ!!」
ミスト「な、なるほど!!」
〜サナキ的妄想〜
アイク「クッ…不覚だ。かなりの大怪我をしてしまった」
セルジュ「大丈夫アイク!? 今私が杖で回復してあげるわ!
あぁなんてこと! 私の魔力ではあなたの傷を癒しきれないわ!!」
サナキ「待たせたのうアイク! いまわたしがそなたの傷を癒してやるぞ!!」
パァァァァァ
アイク「助かったサナキ…礼を言うぞ」
セルジュ「アイクの傷ひとつ直せないなんて私は恋人失格ね…サナキちゃん、あなたには完敗だわ」
アイク「ありがとうサナキ…お前は命の恩人だ、よければこれからもずっと俺を癒してくれないか?」
サナキ「ア、アイク…! いきなりそんな…///」
ミスト「サナキさ〜ん! サナキさ〜ん!!?」
サナキ「ハッ!? い、いかんいかん我ながらあっちの世界に飛ぶところじゃった…」
レテ「ティッシュ持ってきたぞ、さっさとその溢れ出る鼻血を吹け」
サナキ「す、すまぬ! しかしこれなら我々にも勝利の目が出てきた!!」
ワユ・レテ「え〜と…私たちは?」
イレース「…あなたたちはいい友人でしたが…あなたたちが杖を使えないのが悪いのですよ…
と赤い少佐が言っていました…」
ワユ・レテ「orz」
サナキ「ではゆくぞミスト、イレース! かの者からアイクを奪還するのじゃ!!」
ミスト「おー!!」
イレース「(そのまえにお昼ご飯を…あ…目眩がしてきました)」
ワユ「ちょ、ちょっと待ってよ! あたしらも見に行くよ! ほらレテ!」
レテ「あ、あぁ。わかった」
ダダダダダダダダ
セネリオ「……致命的な問題に気づいていないようですがこれ以上は僕の役目ではありませんし
特に教える義務もないですね。さて、資料を片付けるとしましょう」
サナキ「む!? 丁度訓練中のようじゃ! これは好都合!!」
ヴィオール家の庭ではミネルヴァにまたがったセルジュとアイクが戦っていた。
セルジュ「相変わらず手強いわね…でも今日はこれで終わりにさせてもらうわ!!」
アイク「!?」
ブン!!
セルジュがトマホークをアイクに勢い良く投げつける。
それをかわしたアイクだが武器を放ったセルジュはそのままアイクに接近する。
アイク「なにっ!?」
セルジュ「ミネルヴァちゃん!」
ミネルヴァ「グワァァァァァァァ!!」
セルジュの合図と共にミネルヴァがアイクにブレスを吐き出す。
そして戻ってきたトマホークがアイクの背中へ正確に迫る。
アイク「……おおおおおぉぉぉぉ!!」
セルジュ「なっ!?」
回避を余儀なくされたと思われたアイクが背を向けてミネルヴァのブレスに飛び込む。
そしてブレスに焼かれる痛みに耐えながら迫ってきた斧を叩き落とし
そのまま返す刃でセルジュの喉元に剣を突きつけた。
アイク「俺の…勝ちだ…」
セルジュ「ふうっ…いくらマムクートのブレスに比べたら威力が低いとは言っても
竜のブレスに正面から飛び込むような人見たことないわ…」
アイク「これが初めてというわけでもないしな、それに初手であんたの不意を付かなければ
あのままだとジリ貧になって負けていた」
セルジュ「確かに驚かされたわ。でも次からは通用しなくてよ?」
アイク「ああ、俺も次はまた別の手で戦うだろう」
セルジュ「ふふ…さすがね。さて、それじゃまずは火傷の手当をしましょうか」
アイク「かまわん、放っておけばそのうち治るだろう」
セルジュ「そういうわけにはいかないわ、でもこの火傷の広さだと薬じゃ足りないわね。
仕方がないわ、杖を取ってくるから少し待っていてね?」
アイク「そういえばあんたはバトルシスターでもあるから杖も使えるんだったな」
セルジュ「ええ、ただ私は魔力が低いからシスターからの叩き上げみたいにはできないけれどね」
アイク「あんたにも苦手なものがあるんだな」
セルジュ「ふふ、前にも言わなかったかしら? 私だって万能じゃないのよ。じゃあちょっと待っててね」
アイク「ああ」
サナキ「き、聞いたか皆! やはりセルジュは魔力が低いのじゃ」
ミスト「これはいけるかも…!!」
イレース「(お腹が減りすぎて倒れそうです…)」
レテ「格差社会ェ…orz」
ワユ「一緒に泣こうか」
サナキ「ではミスト、イレース。杖の準備は良いな?」
イレース「…はい」
ミスト「バッチリよ!」
サナキ「む、セルジュが戻ってきたな。ではセルジュがアイクに杖を使ったら突撃じゃ!」
セルジュ「おまたせ」
アイク「ああ、すまんな」
セルジュ「うふふ、気にしないで。じゃあ今杖を使うから動かないでね?」
アイク「わかった」
サナキ「よし…では突n」
セルジュ「リカバー!!」
サナキ・イレース・ミスト「………あるぇ?」
アイク「完全に治ったな、すまん。しかしなるほど、リカバーなら魔力に関係なく完全回復ができるな」
セルジュ「ええ、私じゃライブやリライブを使ってもあまり効果がないのよ」
アイク「だが苦手なものを放置せずにそこまで使いこなせるようになるとは…やはりあんたはすごいな」
セルジュ「ふふっ、そういう風に言われると照れるわね。
でも魔力が低いからといって自分に出来ることを減らすのは嫌だもの。できる努力はするわ」
アイク「そういうところは俺も見習わなければならんな。次から俺も斧も使うようにしてみよう
手本になる人物が目の前にいることだしな」
セルジュ「あら、でもあなたはグレイル店長から斧の手ほどきも受けているのではなくて?」
アイク「ああ、だが店長の技だけではなくあんたの技も吸収すれば
剣だけではなく斧でも高みに登れる、そんな気がする。頼めないか?」
セルジュ「ふふ、そういう事なら断る理由はないわ」
アイク「そうか、礼を言う」
セルジュ「それじゃお昼にしましょうか、でも今日はヴィオール様もセリスちゃんもいないから少し寂しいわね」
アイク「そういえばそうだったな」
セルジュ「じゃああそこにいるカワイイ見学者さんたちもお誘いしましょうか」
ワユ「げ、見つかってたよ」
レテ「ど、どうする?」
サナキ「こ、ここで逃げると完全に不審者じゃしな…あれ」
ミスト「あ、あれ?イレースさんは?」
イレース「…あ、あのお腹が空いて倒れそうなんです…」
アイク「というか何やってたんだお前ら」
他4人「ちょっとー!!!」
セルジュ「うふふ、今日はお客様の多い日ね。それじゃご馳走するかわりに
お料理の手伝いをお願いしようかしら」
アイク「なんだかよくわからんがすまんな」
セルジュ「ふふ、気にしなくてもいいわよ」
セネリオ「杖レベルをAまで上げればリカバーが使えるので回復量に関しては特に問題にはなりません。
セルジュさんの場合本人が強いのでリブロー等で離れて回復する必要もありませんしね。
それにしてもひどい有様です」
終わり
好意の空回り、(スキル的に)使えない「大楯」あげるサナキ様らしくってよいw
>>246-250 セネリオ「それにあなたたちは一番肝心なところに気が付いていません」
サナキ「そ、それはなんじゃ?」
セネリオ「アイクを攻略するのには下心があってはだめです」
レテ「どういう意味だ?」
セネリオ「要するにフラグを意識するから折られるんです。フラクラを意識しなければたとえ折られたとしてもそのまま接することができますからね」
ワユ「…難しくない?」
セネリオ「いえ、難しく言いましたが、要はアイクの方から歩み寄らせるというわけです」
イレース「………」
セネリオ「ようは包容力です。大人の女性の魅力というわけですね」
ミスト「うぅ…やっぱり私達じゃ無理なのかなぁ」
ララベル「つまり私の出番ということね!待ってなさいアイク!」
ライ(一番がっついてる奴が何言ってんだよ…)
セネリオからすりゃアイクとくっついてくれる人がいれば良い話だから、邪魔する理由なんか無いもんなw
良いもんが見れたぜ。GJ!
>>244 ミカヤ「なるほど女性の容姿について少しは感じるものはあるのね。」
アイク「色を見分けるみたいなものだと思ってるがな。何がよくて何が悪いというわけでもないだろう。」
ミカヤ「アイクらしいっちゃアイクらしいというか…じゃあ、アイクは自分の容姿についてはどう思うの?」
アイク「どうって何がだ?」
ミカヤ「例えば自分の顔立ちがどうかとか。」
アイク「そんなに鏡を見るわけじゃあないから分からんが、特に違和感を感じたことは無い。」
ミカヤ「違和感感じないっていうのはきっと均整が取れた顔立ちだからじゃないの?」
アイク「そうなのか?わからん。」
ミカヤ「鍛えた自分の身体見て何か思ったりしない?」
アイク「身体を動かして鍛えることが重要であって別に体格自体が強さに繋がるわけでもないしな。」
ミカヤ「顔小さくて手脚はやたら長いわよね!」
アイク「ああ、確かに成長してリーチが増えたのはプラスだったな。」
ミカヤ「うん、容姿の話もういいや!アイクって頼りになるよね!」
アイク「俺なんか周りに支えてもらってばかりだ。姉さんのように誰かを支えられる強さを磨かないとな。」
ミカヤ「なんとなく…アイクのフラクラの原因の根本にあるものが分かった気がする。」
マルス「兄さんって自分の魅力についてナノ単位でも考えてないですよね。」
少年時代のアイクは食べても食べてもガリガリに痩せてるイメージだ
クロムヘクトルの方がKINNIKUだった時代がありそう
>>219 マーク♀「というわけで、偶々アイクさんの近くにおちていたブーケを拾ったら、私の姿が何故か花嫁になってしまいました。テヘペロ
愛の叫びと虹色の叫びを取得した今の私なら、夕日町や朝日町の応援団にも負ける気がしませんよー」
サナキ「最近ウザイ軍師ガワタシノ邪魔バカリスルジャー。 orz」
シグルーン「ああ敗北にうな垂れる神使様もまたかわry」
シャニー「(神使様が相手だとSにもMにもなりそうな勢いですね。隊長。)だめだコイツ早く何とかしないと」
クロムって意外と難しいな。
自分の中だとエフラム辺りと被りそうだから、ムッツリを前面に押し出してみたらこうなってしまった。
これじゃただの女好きだ……もう少し研究しないと。
では、『ママチャリの系譜』43章
>>385-390の続きです。
204.5
アイク「ここ最近、作者の怠慢により、1章に1回しか投下出来てない『ママチャリの系譜』のあらすじコーナー。
今回は俺とクロムの番だ、よろしく頼む」
クロム「まさかこんな早くに出番が来るとはな……しかし、俺が出て良かったのか?
今さっき会場に着いたばかりで、何も分からんのだが…」
アイク「テンプレで俺とエリウッドの間に入ったから仕方ない。だが、前回のレースを見ていないお前が
あらすじを説明するのは無理だろうから、今回は俺に任せておけ」
クロム「すまない、アイク兄さん」
アイク「さて、前回は43章
>>385-390だったな。山岳コースで全員の位置を表示するのは困難だから、省略した。
それと、俺は兄貴と鍛錬しながら観ていたからやや適当な説明になるが、許せ」
クロム「ここは適当にやっていい所なのか?
あと、炎天下で男二人が上半身裸で筋トレをしている姿を見た時は何事かと思ったが…」
順位変動 マシン名 搭乗者 現ドライバー 単勝倍率
5位→1位:4 フェニックスアロー レスター&デルムッド レスター 8.1倍
8位→2位:7 プリンツェーッサ デュー&パティ デュー 13.6倍
1位→3位:9 謎のユングヴィ城 エーディン&ミデェール ミデェール 3.4倍
6位→4位:5 SDL551バゼラート アサエロ&ロドルバン ロドルバン 20.2倍
7位→5位:1 影の伝説 ファバル&ジャンヌ ファバル 10.9倍
3位→6位:2 緑三号 アレク&ブリギッド ブリギッド 12.3倍
2位→7位:3 お ジャムカ&ベオウルフ ジャムカ 11.7倍
4位→8位:6 世界ひろし号 ヴォルツ&リデール ヴォルツ 3.2倍
9位:8 黒王号 ラナ&ユリア ユリア 3.5倍
・トップで山岳コースに入ったミデェールと、それを追うジャムカの対決。
ジャムカがミデェールを捉えるが、エーディンの魔法フィールドに阻まれ、減速を余儀なくされる。
・登り坂の後半、8位と低迷していたデューが、コース取りと盗賊ならではの軽業で一気に暫定2位に浮上。
・トップを射程圏に収め、デュー達が攻勢に出る。パティが手近な樹を蹴り、蝉嵐を発生させ、
先行車も後続車も視界を塞ぐ無差別攻撃を実行。更にひろしも蝉嵐を発生させる。
・そのどさくさでデューはトップを奪取。6位ロドルバンはヘルメットで防御、
7位ファバルもジャンヌのステルスバリアで蝉嵐をやり過ごし、それぞれ3位4位に上がる。
・そのままデューがトップで折り返すと思いきや、ここまで別ルートで蚊帳の外だったレスターが姿を現す。
・レスターがトップで折り返し、その直後にデューも折り返し、即座に臨戦態勢に入る。
・パティの奸計(?)でレスターが追い抜かれ、デューが再びトップに立つ。
・一方、最下位で折り返し地点に到達したラナオウ。ここでユリアに強引に交代された所で前回終了。
アイク「…とまあ、こんな感じだ」
クロム「さっきレースをチラッと見て来たが……どいつもこいつもエラい変わった格好で出ているな。
くノ一とかメイド服とか、シスター服とかドレスとか、レオタード着た女の子とかもいるし///」
アイク「服装は自由だそうだからな。俺もラナオウのナース服には驚いた。
普段は無敵の世紀末覇者だが、ああいうのを着ていると、やっぱり女なんだなって事を思い知らされるな」
クロム(ナース服……スミアやオリヴィエに着せて、優しく癒してもらいたい……
って、何を考えているんだ、俺は!?)
アイク「他にも褌一丁に裸エプロン、裸マントにパンツマスク、極めつけは葉っぱ一枚とかあったぞ」
クロム「なっ!? 葉っぱ一枚だと……!! ユグドラル地区の女の子は過激だな……ゴクリ」
アイク「いや、葉っぱ一枚はリーフ、裸エプロンは兄貴だ。
他の衣装もほぼ全て男が着ていた物だぞ。暑いから脱ぎたがる気持ちも分かるけどな」
クロム「…そ、そうだよな……女の子がそんな格好する訳ないか……ハァ…orz」
アイク(一人だけ褌姿の女がいたが、それは黙っておいた方がいいのだろうか?)
205
ノイン 「さあ、攻守を替えての、プリンセスメイド・ユリア選手の手腕を拝見と参りましょう!
略してプリメ! 初めてプリンセスにした娘の名前は光凛(ぴかりん)」
エルフ 「痛っ」
ノイン 「痛い言うな! 全国のぴかりんに謝れ! ぴかりんも今頃どこかで見守っていると思います!」
セーラ 「見守ってはいないと思うけど……」
ドロシー 「現実にいそうな名前ですよね……」
〜山岳コース下り〜
ジャ ギュイーン!!
ヴォ ←────ユリ
ノイン 「ユリア選手が身体を預ける黒き覇王・黒王号、跳ねるように障害物を踏みしだきながら、
物ともせずに前を走る世界ひろし号・ヴォルツ選手に猛追をかけるっ!」
エルフ 「後ろに乗っているラナ選手はたまりませんね」
ラナ 「もうちょっと静かに走れないの!?」
ユリア 「黙ってて…これでも食らいなさいっ!」
ガシャンッ!!
ヴォルツ 「どわっ!?」
リデール 「何をするんだっ!?」
ノイン 「メイド服の光龍・ユリア選手、なんと、ダイレクトアタック!!
車体を直接前を行く世界ひろし号にぶつけたっ! これはたまらないっ!!」
エルフ 「捨て身の攻撃ですわね」
ノイン 「当然、自分もよろけるが、何とか持ち直すっ。
不屈のネコミミ、ユリア選手っ! 猫には九つ命ありっ!!」
エルフ 「全くネコミミでも何でもないですけどね」
ラナ 「ユリア……それ危険だから、代わってくれる?」
ユリア 「まだよっ、あなたはそこで休んでなさい!」(ガンガンッ!!)
ヴォルツ 「ちっ、こんなのに付き合ってられるかっ!」
リデール 「最下位に落ちるのは不服だが、マシンを破壊される訳にはいかない!」
ノイン 「ユリア選手の神風アタックに世界ひろし号、たまらず道を譲る!
黒王号、とりあえず最下位を脱出したぞっ!!」
セーラ 「何と言うか……今までで最も漢らしいやり方ね」
ドロシー 「これまで肉弾戦はほとんどなかったですからね」
ノイン 「最下位、黒王号が肉弾戦のドッグファイトで8位に浮上っ!
キャットファイトか、バ○ーンファイトかっ!? 最も伝承者に近い男は風船闘士っ!!」
エルフ 「任天道の伝承者を決める戦い、『スマッシュブラザーズ』の事ですわね」
セーラ 「えっ!? スマブラって、そういう戦いだったの!?」
ドロシー 「セーラさん、任天『道』ですよ。私達の知ってるアレじゃありませんよ」
エルフ 「ところで、風船闘士の話に戻りますが、あの光ってる星みたいなのは何なんでしょうね?」
ノイン 「えー……実況に戻ります。メイド服のデーモンナーガ・ユリア選手が、
更に7位の『お』にも果敢にアタック!!」
ユリア 「あなた達、邪魔です。どきなさいっ!(ガンガン!!)あと、ノインは減俸3ヶ月追加よっ!!」
ノイン 「しまったぁっ、半年も減俸されたぁっ! 実況中は何でも喋ってしまうこの口が憎いっ!
私の明日はどっちだっ!? それはそうとユリア選手、自転車をガンガンぶつけております、
無法の姫君、まさに暴れん坊プリンセスっ!! 暴れん坊プリンケプスっ!!」
エルフ 「意訳すると、暴れん坊将軍というところでしょうか……?」
ベオウルフ「ひぃぃ、怖い嬢ちゃんだ。ここは大人しく引き下がっとけ」
ジャムカ 「ああ、まだ1周目。無理をする場面ではないからな」
ノイン 「おおっと、メンズスピリッツ『お』もユリア選手に前を譲る!
無法地帯の嵐、熱帯低気圧のユリア選手の前には漢達の熱き魂は通用しないのかっ!?」
エルフ 「と言うより不用意な戦闘を避けたのでしょうね。まだ先は長いですし」
ノイン 「何はともあれ7位に上がった黒王号っ! 神竜ナーガの面目躍如だっ!
しかし、各車、ユリア選手とのドッグファイトを避ける為か、猛スピードで坂を降下しております。
6位の海賊船・緑三号は遙か先を行っているっ!」
ブリギッド「はっ、あんなのに付き合ってられっかよ!」
アレク 「最悪、クラッシュでタイヤやチェーンがやられるかも知れんからな」
206
┌──────────────────┘
│
│ ←デュー
│ ┌──────────────┐
│ └─────────┐ │
ノイン 「さあ、先頭集団は動きがないまま、トップを行く白き魅惑の怪盗プリンツェーッサの眼前には、
ナーガヒル山岳コースの出口が見え隠れ!!」
エルフ 「木立に囲まれた出口の向こう側は、ヘアピンが待ち構えています。
タイヤが土をまとって、グリップ力をなくしていますので要注意ですよ」
セーラ 「毎回誰かが事故ってるのよね」
ドロシー 「でもスーパープレイも多いんですよね」
ノイン 「減速を充分に行わないと、玉突きクラッシュ大惨事が待ち受けるぞ!
クラッシュ万事休す! トップのデュー&パティのプリンツェーッサが来たッ!!」
デュー 「(ズズズッ)うわぁっ!?」
パティ 「きゃああっ!!」
ノイン 「コーナーに差しかかる魅惑の怪とおおおおおおうっ!? 滑った滑った!!
安全のために設置されたクッションで何とかクラッシュは免れるッ!!」
デュー 「いたたた…パティ、大丈夫?」
パティ 「うーーーにゅーーー」
デュー 「あっちゃー、目を回しちゃったか…」
ノイン 「白き怪盗が、体育館裏ヘアピンの魔物に膝を屈した!! クッションがなければ即死でした!
マスターシーフ・デューの秘密は墓まで持って行く!!」
エルフ 「グランベル大学自転車部によるテストドライブでも、ここでのクラッシュ率は70%を越えましたし、
これまでのレースでも、ここで停車を余儀なくされたチームが続出しましたから、
後続も注意しなければなりませんよ」
ノイン 「辛うじて、再始動をかける怪盗プリンツェーッサの後方、飛び出して来たのは……
フェニックスアローではないっ! 2位浮上は謎のユングヴィ城だアッ!!」
┌──ギュイーーン!!─────
│ ┌────ミデ
│ ↓ レス
│ ┌───────
デュー ..└───────
ミデェール「レスター様、お先に失礼しますよ!」
レスター 「むっ!?」
ノイン 「謎の必殺武器を恐れて道を譲ったか、タイヤ1つ分空けて、その背後に帝王のリカンベント
フェニックスアロー! さあ、メイド執事のミデェール選手、体育館裏ヘアピンクリアなるか!?」
ミデェール「よっ、とっとっ……とあああっ!?」(キキーッ!!)
エーディン「きゃああああっ!!」
ノイン 「スピーーーーーンッ!! 謎のユングヴィ城、痛恨のスピンだーーーっ!!
スピニングバード!! ヨガ! ヨガ! ヨガ! しょーりゅー!」
セーラ 「いや待て、なんかおかしいでしょ?」
ドロシー 「つか、出していいんですか? 昇○拳」
ノイン 「ラーメンはトラキアの隠れた名店、将龍軒!!
ラーメン・半チャーハン・ギョーザのランチセット70G! ディナーセットも据え置き価格!」
パピヨン 「七三軍団次男、パピヨンだ。蝶サイコーなラーメンで蝶サイコーな気分にしてやろう!
さあ、皆さんもご一緒に……蝶サイコーーーーーーーーッ!!」
エリウッド「蝶サイコーーーーーーーーッ!!」
エルフ 「協賛ありがとうございますわ。でもそれって、ランチとディナーを分ける意味なくないですか?」
ノイン 「おいちゃん、それを言っちゃあおしまいよ!」
エルフ 「誰がおいちゃんですか」
207
ノイン 「スピンした謎のユングヴィ城の横を通り過ぎるフェニックスアロー、
ユングヴィの義星・レスター選手! 完全セーフティスピードでヘアピンをクリアしております!」
レスター 「デューさんもミデェールさんもスピードの出し過ぎですよ」
デルムッド「棚ぼたでトップは頂きだな」
ノイン 「しかし、レスター&デルムッドペアは、落ち着いたレース展開ですね。
とても珍走集団・罵射気裏通多亞(バイゲリッター)に与している2人が乗っているとは思えません」
レスター 「どういう意味だっ!?」
デルムッド「俺はバイゲリッターには所属していないぞっ!!」
エルフ 「リカンベントの戦略的にはあれがベストです。であればこそ、
瞬発力やMAXスピードで劣っても、持久力でトップグループと互角の戦いが出来るのです」
ノイン 「地味だが、ジワジワと効く鳳凰と水鳥の拳!!
赤と青の炎で彩られたフェニックスアロー、流石の首位キーピング! ムラなく簡単に糊付けだ!!」
セーラ 「あらあら、トップが目まぐるしく入れ替わるわね」
ドロシー 「安全運転が一番ってとこでしょうか」
ノイン 「パリッとした迷彩服の紋章町防衛軍の特攻隊長、ロドルバン選手のSDL551バゼラートが近付いて来る。
リカバリーした怪盗プリンツェーッサはフェニックスアローの直後に入る」
デュー 「ふう、2位で復帰できて良かったよ」
パティ 「うぅ〜、やっぱ無理はしちゃダメね…」
エーディン「目が回るわ……」
ミデェール「申し訳ありません、エーディン様」
┌──────────────
│ ←──ファ
│ ←──ロド
│ ┌──────────
│ └─────────┐
ミデ─→ │
│ デュー レス │
└─────────┐ │
ノイン 「プリンツェーッサに遅れて、謎のユングヴィ城もリスタート。
さあ、SDL551バゼラートはどうか……いやっ、すぐ後ろに影の伝説もいる!
しかし、どちらもオーバースピードも甚だしい!! 危険が危ないぞッ!!」
ジャンヌ 「ファバルさん、ぶつかります!」
ファバル 「大丈夫だ、何とか止まってみせる!」
ロドルバン「これじゃ、前の連中の二の舞だ!」
アサエロ 「ちっ、ユリア達から逃げる為に少々飛ばしすぎたか…ロドルバンッ、脚出せッ!!」
ロドルバン「えっ、あっ、ああっ!!」
ズザザザザザザザッ!!
208
ノイン 「うおっと、アサエロ&ロドルバンペア、足ブレーキ! 足ブレーキだぁっ!!
土煙を上げて猛急制動!! 2人4本のクワトロフットブレーキッ!!」
セーラ 「曲がり切れなかったとはいえ、実に強引なブレーキね」
ノイン 「しかし、一歩間違うと捻挫の危機が待っている諸刃の剣! 諸刃マコトを返してっ!!
いるんでしょ、マコト!? 興信所に頼んだのよ、高いお金を出して!」
エルフ 「誰ですか、まこと?」
ノイン 「ネタは光っているのよ!! そして、ファバル選手の汗も爽やかに光っている!!
光って回……る? 何とっ、ファバル選手、このピンチに更にペダルを回している!?」
ジャンヌ 「ファバルさん、こんな時にペダル漕いでどうするんですかっ!?」
ファバル 「だから大丈夫だって、ちゃんと止まるから」
ノイン 「いやっ!? しかし、制動は確かにかかっている!? 解説のエルフさん、これは一体!?
とんちんかんちん一体さん!?」
エルフ 「影の伝説には、ハンドルブレーキと共にコースターブレーキと呼ばれるものが搭載されているのです」
ドロシー 「それはどう言った物なのですか?」
エルフ 「コースターブレーキとは、ペダルを逆回転させる事でブレーキをかけられるタイプの物で、
オカンの国(M○THERシリーズ)ではむしろメジャーなブレーキです」
ノイン 「誰が呼んだか知らないが、言われてみれば確かに逆回転!! 驚きのギミックであります!!
自転車界のルーテ、ファバル選手っ!!」
ルーテ 「いえ、あれを発明したのは私でもファバルさんでもありません」
エルフ 「ちなみに、本来はこちらをフットブレーキとも呼びますね」
ノイン 「クワトロフットブレーキVS逆回転フットブレーキ!! 果たして止まれるのか!?」
ジャンヌ 「んっきゃあああああっ!?」
ロドルバン「うわうわうわうわっ!!」
アサエロ 「どちくしょーっ!」
キキーーーーーーーッ!! ピタッ!!
ノイン 「怒号と悲鳴が入り混じり社長!! 脳天直撃のクラッシュかと思われたが、際どい所で
各車ストップしたっ!! 烈火の剣での悪天候並の見事な大ブレーキ! 移動力がガタ落ちだっ!!」
ファバル 「ふう…」
ジャンヌ 「助かった〜」
ロドルバン「危なかった…」
エルフ 「クラッシュは免れましたが、足ブレーキのせいで凄い砂煙ですね」
ノイン 「砂煙の白さでカメラが画像を捉えきれません! 白が7分で黒が3分!
もう一度言います、白が7分で黒が3分であります!!」
(⌒ ⌒ヽ ゴォォォォォ…
(´⌒ ⌒ ⌒ヾ────────
('⌒ ; ⌒ ::⌒ ) ブリ
( ) ::: .) ユリ
( ゝ ヾ 丶 ソ───────
ヽ ヾ ノノ ノ────────
`'‐|ファ丶 -‐''´
.|ロド
.└──────────┐
ブリギッド「砂煙かい? こいつぁ用心した方がいいね」
アレク 「ああ、特に後ろは注意するべきだが…」
ノイン 「その砂煙の中、ヘアピンに入って行ったのは緑三号と黒王号! まずはブリギッド選手、
フルブレーキングで魔物が棲むヘアピンに挑みかかるっ!! 一番無礼だ、無礼キングっ!!」
ユリア 「くっ、砂煙で前が見えない……」
ラナ 「ッ!? ユリア、止まってっ!!」
アレク 「やべっ、マジで来やがったっ!!」
ブリギッド「何だってっ!?」
ガシャンッ!!
209
ノイン 「ああっと、砂煙で前走車両を見失ったか!? コーナリングのマシンが最も不安定な最中に、
黒王号、ユリア選手が緑三号の横っ腹にぶつかってしまったぁっ!! これは不運っ!」
ブリギッド「んきゃっ!?」
アレク 「ぐ……どぅあっ!!」
ノイン 「うおおおっ、伝統の緑・アレク選手、根性で踏ん張るぅっ! 根性で頑張りましょ!!
浮気とかされると恥ずかしいし! Aさん、Hさん派は特殊部隊!!」
エルフ 「誰の事でしょうか?」
ブリギッド「くっ、駄目だよ、アレクっ!!」
ノイン 「あああっ、踏ん張りきれない! 根性で頑張れない!
黒く渦巻く緑三号の頭上に暗雲の入道雲が湧き上がるぅッ!」
アレク 「っ! ブリギッド!」
ブリギッド「えっ?」
ノイン 「アレク選手、姐御には傷を付けられないとばかりに、ブリギッド選手を庇った!!
そのままクッションゾーンへ直行だあっ、大クラァァァァァッシュっ!!」
ドンガラガッシャーンッ!!
ユリア 「…言っとくけど、今回はわざとじゃないわよ!」
ラナ 「分かってるわよ…それに、ブリギッドお姐様なら必ず這い上がってくるわ」
ノイン 「一方、ラナ&ユリアペアの黒王号は幸運にも被害無しでヘアピンをクリア!
ヘアピンの魔物相手に作戦失敗し、エンジンストップ中の551のバゼラートと影の伝説も追い抜き、
結果的に4位に跳ね上がったぞッ!!」
セーラ 「姐御達を潰して、さらにヘアピンもクリア…か」
ドロシー 「本当に幸運ですね」
ノイン 「その砂煙も収まろうかというところで、赤と黄色のコントラスト!
熱く燃える『お』と僕らの世界ひろし号がゆるりとヘアピンクリア!」
エルフ 「下りのスピードを上げてこなかったのがむしろ幸いしましたね」
ロドルバン「くそっ、置いて行かれるかよっ!」
ファバル 「思わぬタイムロスだったな…」
ブリ→ └─────────┐
│ファ─→ |
│ ロド─→ ヴォ |
└─────────┐ジャム │
──────────┘ |
ノイン 「さあ、1周目終盤、順位が大きく入れ替わり、止まっていたマシン達も再起動します!
体育館裏ヘアピンの魔物が音速の聖戦士達を踊り食い!!」
ブリギッド「大丈夫かい、アレク」
アレク 「ああ、お前みたいな美人にケガはさせられんだろ……」
ブリギッド「ア、アレク、あんたそんな……ちょいとやめとくれよ/////」
ノイン 「勘違いしないでよね! 別にアレクの事なんて、何とも思ってないんだからね!
サーキットのツンデレシスターが、体育館裏ストレートを大爆走だ!」
エルフ 「あなた、雰囲気ブレイカーですわね」
ノイン 「良い雰囲気はぶち壊す! イチャイチャしてたらぶち壊す!
色恋沙汰ブレイカー、ソードマスター・ノイン、現在恋人募集中であります!!」
セーラ 「また言いおった……」
ドロシー 「実に必死さが伝わってきますね」
エルフ 「おそらく、念願かなって恋人ができた時には、
みんなに寄ってたかって雰囲気ぶち壊される事うけあいですわね」
ノイン 「ひどいな、キミら! そんなひどい連中を乗せ、各マシン、
体育館裏ストレートを駆け抜けて行きます! 虹を渡って小道を抜けて!!」
続く
乙。
クロムはルフレ♀とのバカップルあるいはラブコメラッキースケベが一番やりやすいんだろうが、
今までの流れから考えると受け入れ難いって人が多そうでもあるな。
そうでなくともマイユニットはプレイヤー各自でイメージが違うから、
こういう場所で他人のを見るのは抵抗感ある人もいるだろうし。
花嫁エイリークMAPで、アズールがワユとラーチェルを口説いてた件について
アズールとワユが凄い予想通りな展開で吹いたw
>>264 ウチのマイユニ子と同じ口調だからまんまウチのマイユニ子(夫:クロム)に置き換えて存分に楽しんでるよ
他人の抵抗感とか気にしてたらそもそもネタとか書けないのぜ
抵抗感ある場合は当人が自分でスルーすればいいのぜ
サラ「リーフにはルフレ姉妹が全員タイプ3に見えるような呪いをかけたわ」
スミア「……私みたいに公式でゴリ押しされるとダメなんでしょうか……」
ティアモ「…あれだけ強力なライバルがいると気が滅入るわね…。滅殺したいわ。」
???「そんなことありませんよ!!」
スミアティアモ「…誰っ?!」
シーダ「ペガサスヒロインは王道の道!諦めてはなりません!」
フロリーナ「そ、そうですよ!諦めたらそこで試合終了ですよ!」
ターナ「これだけペガサスに乗ったヒロインは多いんですもの。自信を持って!」
エリンシア「公式押しされてるのはアナタだけではありませんわ。アイクと私もある時期までは…うぅ…。」シグルド「キンシンハユルサ…」アミーテジヒッ!「アッー!チョッー!」
スミア「皆さん…私がんばります!ゴリ押しとかブリっ子とか言われても気にしません!こんなに素敵なペガサス仲間がいるんですもの!」
ティアモ「なんか大丈夫なの?って人もいるけど…。でも私も挫けてられないわ!天才の底力みせてや………「ガンバッテネスミアサン!ワタシタチモガンバルカラ!ハイ!フフ、イマカラミンナデオチャニシマセンカ?イイデスネ!デハイキマショ!」
ティアモ「( ゚д゚)…なんで私はスルーなのよ…アタシもペガサスヒロインじゃない!みんな待ってー!アタシもいれてぇぇぇぇ!( ;∀;)」
公式で押されてるヒロインてなんか嫌われやすいけどオレはビアンカ的な感じで好きだぜ!それにティアモさんもこのスレなら勝ち目があるハズ!ガンバレw
シャニー「ペガサス=ヒロインなら私が勝つって事さ!」
ロイシャニ支援のロイは一番直接的なプロポーズをしてると思う
ロイシャニーは気に入ったらずっといてくれていいよ、だっけ?
ロイララムの支援はあれでどうしてくっ付いたのかよくわかんなかったな…
アレか?ララムに抱き着かれてついムラムラと来ちゃったわけか?
ロイの支援はAまでいっても全体的にお互いあっさりしてるっていうか友達程度に留まってるのがおおい
それでエンディングになってみたらペアエンドとかね
多分封印のストーリー中は友達程度に留まってて
エンディング後何年かして付き合うようになってくっつくみたいな感じなんじゃないかと思う
>>272 大きいおっぱいが嫌いな男の子は居ません!(格言
…おっと誰が来たようだ
>>274にジークリンデとダサい手槍が刺さっています
「「「「「「待ちやがれマーク♀ー!」」」」」
マーク♀「マズイですマズイですマズイですよー!マークちゃん特性栄養ドリンクの実験台を(無理やり)やってもらっただけなのに追われているんですよ!」
ノワール「あれ?マーク♀?」
マーク♀「おおー!いい所にいましたね!匿ってください!」
ノワール「いいわよ。こっち来て」
マーク♀「いやー!いーつもすまないねぇ」
ノワール「………?」
マーク♀「むぅ、反応が薄いでうすよ!それは言わない約束でしょ?と返しましょうよ!お約束です!様式美です!」
ノワール「あ、あんまり騒いだら見つかるよ」
マーク♀「ふぅ…なんとか逃げ切りましたね」
ノワール「ねぇ、マーク♀」
マーク♀「なんですかー?」
ノワール「いっつも思うんだけど…なんでこりないの?」
マーク♀「こりる?」
ノワール「そうよ…いつもいつも騒動を巻き起こして皆に追いかけられて…時々きついお灸をすえられてるっていうのも聞くわよ」
マーク♀「………」
ノワール「私からしてみたらなんでそんな目にあってもこりず…」
マーク♀「甘い!甘すぎですよノワールさん!」
ノワール「マーク♀?」
マーク♀「そんな理屈じゃないんです!私の溢れる才能と好奇心がそうせずにはいられないからするんですよ!ぶっちゃけ後先なんて考えてません!」
ノワール「………」
マーク♀「やってどうなるかなんて考えても仕方ありませんからね!運命は誰にも分からないんですから!…む!マークちゃんレーダーにピコンと反応が来ましたよ!追っても振り切りましたし行ってきます!アデゥー!」
ノワール「あ、ちょっと…行っちゃった…」
ミカヤ「行っちゃたわねー」
ノワール「ヒィィ!?ミカヤさん!?これも何かの呪い!?」
ミカヤ「ごめんごめん。通りかかったら聞こえちゃってね。気になったから聞いてたの」
ノワール「何が気になったんでしょうか?」
ミカヤ「ノワールちゃんよね?あなたが悩んでる気がしたからね」
ノワール「あ………」
ミカヤ「うん、でもそれはもう解決したみたいね。フフッ、マーク♀ちゃんはちょっとうるさいかもしれないけど、明るくて元気だものね」
ノワール「はい…確かにちょっと…いえ、かなりウザいですけど…でも私はこういう性格だから、明るいあの子と一緒にいると勇気づけられるの…」
ミカヤ「うんうん…ま、紋章町は懐が広いからね。マーク♀はウザがられてるけど、嫌っている人なんて一人もいないわよ」
ノワール「はい」
マーク♀「む!今マークちゃんの株が高騰している気がしますよ!いやーこれ以上人気者になっても困るなぁー」
アズール「小遣いがなくなる度に僕にたかりに来るのやめてくれないかな…」
マーク♀「何言ってるんですかー!おごらないナンパ野郎なんてただのヒモですよヒモ!」
アズール「うぅ…プライドを刺激されて口車に乗せられた自分が憎い…」
終われ
マーク♀ってなんていうか久米田ヒロインみたいな性格してるよね
279 :
助けて!名無しさん!:2012/06/10(日) 02:46:09.66 ID:B04iOUcS
>>269 無関係なスレにまで押し寄せて豚のようにブヒブヒ主張してんじゃねーぞ糞ビア厨が
さっさと死んどけ
>>272 どうしてくっ付いたのか一番よくわかんなかったのは緑のオバサンだろ
支援Aまでを見てもそうだな
戦後何年かして大人になったロイの方から熱心に口説いて、
それまでロイを弟子としてしか見てなかったセシリアさんを振り向かせたんだと思ってる
多分それまではロイを対等のパートナーとしては見なせなかっただろうし
本編のロイは竜の血を引いてるかもしれないんだよな?
このスレでは兄弟だからそんな可能性はないけど、
印付きみたいな感じでロイだけ竜族の血が濃くて他の兄弟の何倍も生きて、最後はミカヤと二人、若い頃の姿のまま残ってしまう……
まで妄想したけど暗すぎるなww
まあその場合でも覚醒子世代が普通にいる以上、ここ(紋章町)にも時空を超える手段がなんかあるんだろうし、
きっとしれっと茶飲み話でもしに会いに来るよw
アイクミストも母方も父方も常人離れした特徴持ちで、
アイクは発育遅いしラグズ顔負けに強いし、ミストは耳がラグズ並によかったり正の気が極端に強かったりで
この家族も鷹とか鷺の血が入ってるんじゃなかろうかとか思ったりする
兄弟的に妄想すると、ミカヤは自分と似てしまったことに引け目を感じるけど、
アイクはずっと姉さんの側にいてあげられるならそれでいい、みたいなw
なんという綺麗な兄弟。
ロイはいつまでも変わらない自分の姿に悩んだりしそうだなあ
同じ立場のアイクが言葉をかけても珍しく反抗したり。
たまにはそんな話もいいね。
>>283みたいに、数百年後も生きてる三人に昔の兄弟が会いに来る話も素敵だ
ロイが長命だったらそれはそれでソフィーヤが掻っ攫ってく気がせんでもない。
まぁアルとか竜の血出まくりでも普通に成長してる例もあるんだが。
ラケシス「1時間書き込みがなかったらエルト兄さまと結婚します!
阻止されたら、ディアドラさんとのデート権をアルヴィスさんにとられて傷心のシグルド様とお出かけしてあげます」
アーダン「聖戦初プレイ時は俺と貴女のカプが成立しました。待ち伏せカリスマのダメデルムッドにしてしまってマジすまんでした」
>>287-288 ラケシス「…というわけでお出かけしますよ」
シグルド「そんな同情票みたいなことされても困るぞ」
ラケシス「うるさいですね!そんな風にデリカシーが無いからディアドラさんに愛想つかされるんですよ!」
シグルド「うぐ」
クロム「そうだぞシグルド兄上!すえ飯食わぬは男の恥!こんな美人なんだからもうこっちでいいだろ!俺なんてな…俺なんてな…」
ラケシス「そうです!女性の誘いを断るなんて男の風下にも置けません!」
シグルド「う…分かった分かった!映画のチケットがあるから一緒に見に行くぞ!」
ラケシス「…そ、そうですね」
シグルド「あ、ああ」
マルス「なにこの付き合いたてみたいな初心カップルみたいな空気は…ギップリャギップリャ」
クロム「リア充爆発しろ!」
シグルド「けしかけたのはどっちだ!…そうだラケシス、お代は私が持つから映画館で好きな飲み物とか買っていいぞ」
ラケシス「…はい」(ああああ!何ちょっとときめいてるの私!私はエルト兄様一筋よ!し、しっかりしなさい!…でも、シ、シグルド様もまあ、エルト兄様の次くらいには素敵な方ですし…うん、って違う違う違う!)
マルス「もうつきあっちゃえよお前ら」
クロム「死ね!氏ねじゃなくて死ね!」
エーディン「なんでラケシスばっかりで私にはこういうのがおきないのよ!」
レスター(…魔性の女だからじゃね?)
スレのクロムを見るたび「こいつCV杉田智和なんだなぁ」
って思ってスレネタとの違和感のなさに吹くんだがw
声優はよく分からんのだが、その人はバカップルの男側やったり臭い台詞一杯吐いたりするのん?
どっちかというと喪の要素が杉田のイメージに合う
あ、そっちだったか。すまねえだ。
>>291 ギャグっぽい感じでめちゃくちゃモテるキャラとか結構あるよ
どっちやねんw
まぁいろんなキャラを演じてる実力派声優…ってことでいいのかね
>>295 話上手というか、かっこいい三枚目ってのがハマるヤツって感じかな
強力わかもとやテラ子安くらい個性的
あとガンダムはもってないけど超機人はもってる
しかし杉田の演じる有名なキャラはもてるキャラばかりという
話題がスレ違いになってきてるし声優話はこの辺で終わりにしようや
マーク♀「そろそろプリシラさんあたりがクーデター起こしそうな勢いですね!
わたしにも何かお手伝い(事態を悪化)できることってないですかね!!」
本日はアンナさんの誕生日です
つまり、あの5人の出番か……
クロム 「ルフレ、今日はアンナの誕生日らしいぞ」
ルフレ♀「そうですね」
クロム 「そういうわけだから、一緒にいよう」
ルフレ♀「意味が分からないんですが……」
クロム 「いや、実を言うと俺も意味が分からないんだが、アンナの奴に
『クロムとルフレが一緒にいてくれることが一番の誕生日プレゼントよ』と言われてな」
ルフレ♀「そんないいことっぽいことをアンナさんが? 怪しいですね……」
クロム 「……ま、まあ、俺はそんなに悪い気はしていないんだがな。
理由はどうあれお前と一緒にいるのを仲間が祝福してくれているというのなら」
ルフレ♀「く、クロムさん……」
ひゅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜(風) パシャッ
ルフレ♀「きゃあっ!?」
クロム 「うおっ……!」
ルフレ♀「……み、見ましたねっ!?」
クロム 「ち、違う、事故だ!」
ルフレ♀「せめてしっかり否定してください! もう、クロムさんの破廉恥ーっ!」(トロン)
クロム 「ギャーッ!?」
アンナ 「……よし、バッチリ撮れたわルフレのパンチラ!
これがあるから二人が一緒にいると商売繁盛なのよねー。
まあ今日はちょっと大人しめだったからあんまりいい値段では売れそうにないけど……」
ポンポン
アンナ 「ん? 誰……」
チキ(大人)「……ちょっと、あっちでお話しましょうか?」
アンナ 「……あははははは、誕生日だし勘弁してほしいなーなんて……」
チキ(大人)「誕生日だからこそ、あなたに道徳心をプレゼントしてあげようと言うのよ」
アンナ 「ちょ、やめ、引っ張らないでっ……お助けーっ!」
その写真、言い値で買おう!
シルバーカードは効くかい!?
チキ(大人)「その写真は私が(竜になって胃の中に)おいしくいただきました」
アンナさんじゅうななさいの誕生日おめ
アンナさんはポケモンのジョーイさん的に親戚全員が同じ顔なイメージ。
リーフのみが識別可能。
アンナシスターズってジェイクとアンナの子孫なのかね?
リーフ「クロム兄さん! ラッキースケベを連発する方法を僕に教えて下さい!」
クロム「え? 歩いてれば自然とそうなるだろ?」
リーフ「クロム兄さんSUGEEEEEEEEEE!]
「あれはよい手駒…使い出があるものね。これでネルガル様に楯突くウーゼルの一味もお終いだわ」
オスティア城の一室……
かつてエルバートが使っていた一室はその主を変えた。
今の主ソーニャは煙管を吹かすと小さく呟く。
かつて牙を牛耳らんとした時には何かと反抗的で疎ましかったあの男だが…
こうして手元に置いてみるとなかなか役に立つではないか。
ブレンダンやオズインと同じように死して傀儡となった今やあの者は自らの忠実な駒である。
それある限り自分はエフィデルよりもリムステラよりもネルガルに貢献できるだろう。
「ブレンダンとヘクトル…ソーニャ様の両の駒があるかぎり私たちの力は磐石ですわ。人形もどき共などに付け入らせはいたしませんわ」
傍らに控えるウルスラがソーニャの独白に応じる。
ソーニャは今やオスティアを支配して大名となったネルガルのもっとも有力な家臣である。
気をよくしたソーニャは艶の篭った瞳でウルスラの腰を抱くと首筋に舌を這わせた。
この者も長らく自分に尽くしている駒だ。時には褒美をくれてやるのもよかろう。
「ふふ…お戯れを」
ウルスラの声にも艶が混じる。
獲物を前にした蛇のような瞳でソーニャがウルスラの着物の帯に手をかけた瞬間―――――
伝令用の石が輝いた。ヤクシと呼ばれる極めて貴重なものだ。遠方にある者とも言葉を交わす事ができる。
「野暮ねぇ……」
小さく舌打ちをすると石を手に取る。ヤクシからは娘の声が聞こえてきた。
恐らくは報告だろうか。
「母さん。母さん。始まったよ。相変わらずヘクトルはすごいねーっ!あ、岩を投げ付けた。すっごいすごい!
あの腕で殴られたらぺしゃんこになって臓物をぶちまけちゃうね!」
はしゃいだ調子の娘には困ったものだ。ニノを派遣したのは戦況の監視と報告を求めてのものであって単に実況してもらうためではなかったのだが。
…だが使い出のある駒には愛着がある。ネルガルの役に立つように妖術の才を伸ばしてやり、それ以上に躊躇いをもたぬよう非情さを教え込んだ娘はよく自分の意図通りに育ってくれた。
「感想はいいから…砦攻めがどうなってるのか報告なさい」
「うん!赤い鎧の男の人がヘクトルと戦ってるよ。粘ってるね。早く死んじゃえばいいのに。
そいつが中心になって門の前で粘ってるから傀儡たちも中々攻め込めないの。もうちょっと隙ができたら私が灰にしてあげるよ」
「そうね。そうなさい。上手くできたらご褒美をあげる」
「うん、また報告するね母さん!」
その一言を最後にヤクシは光を失った。
ウーゼル一党を滅ぼせばさらにネルガル様の支配は磐石となる。
あの方に天下を献じて自分はネルガルの傍らに永久に寄り添うのだ………
それが唯一のソーニャの望みだった。
妙だ―――――――
オスティア城の廊下を一体の傀儡が歩んでいる。
その者は黒い髪をして金の瞳を持っているが…まやかしに過ぎない。
髪は染め精巧な面で誤魔化してオスティアの城に紛れ込んでいたマシューの脳裏を疑問が過ぎる。
先刻ソーニャの部屋に向かうウルスラとすれ違ったのだが……何故奴は五年前からまったく姿形が変わっていない?
確かに五年前の時点ですでにウルスラは成熟した大人であり成長の余地は無かった。だがそれにしても変わらなさ過ぎる……
とにかく自分が見聞きした事を牙一家の生き残りの首領となったロイドに伝えねばならない。
牙を掻き回しブレンダンを傀儡にしたソーニャには思い知らせてやらねばならないのだ。
それに………
「兄貴……ご無事で…」
ソーニャの部屋から漏れ聞こえた声のすべては聞き取れなかったがその中にヘクトルという単語があった。
五年前のあの日……ソーニャ一党への襲撃に失敗したあの時、ロイドらを逃がすために敵中に一人残ったヘクトル。
あの後、オスティア中を追っ手に追われて逃げ回りつつも、必死に行方を調べていたのだが………
「そうさ…あの兄貴が死ぬはずねぇんだ……」
ようやくその希望に繋がる何かを得ることができた……マシューは胸に喜びを抱いて身軽な豹のような動きでオスティアの城壁を飛び越える。
この知らせを待つ仲間たちの下へ向かって―――――
充分に周囲の気配に気は配ったつもりだが…
木の陰に赤い髪の男…ジャファルの目があった事をマシューは知らない。
豪腕が唸りを上げる。
握り締められた拳はまるで鉄の塊のような硬さだ。
威圧感に満たされた巨人のようなその男の猛威をロイはどうにか受け流していた。
繰り出された拳を横に飛びのいて避ける。拳はそのまま大木に突き刺さりへし折り打ち砕いた。
倒れ行く木。避け損なっていたら自分の胴体など鎧ごとへし折られていただろう。
「な、なんという膂力か……」
目の前の敵は傀儡と同じ死んだような目をしている。
体は大きく逞しい筋肉に覆われ着流しを着込み肌には刺青が彫られている。
元はやくざ者だったのだろうか。
だが敵は素手だ。勝算は充分にある。
「我はロイ!オスティアの臣にしてフェレ家が当主!ネルガルの傀儡の自由にはさせぬ!」
戦いに望む若獅子のごとき雄たけびをあげるとロイは太刀を握りなおし踏み込みとともに突きを繰り出す。
幾多の敵を屠ってきた必殺の一撃である。
それに対して眼前の男は避けようとすらしなかった。
堂々と胸を晒して立ち尽くしている。
加速したロイの太刀は男の胸板に突き刺さった。
勝利を確信したロイがさらに止めを取るべく太刀を突きこもうとした瞬間…信じがたい事が起きたのである。
敵がした事はただ一つ…力を込めて胸筋を引き締めただけである。
だがあまりに強い筋力はがっちりと太刀をくわえこみ、切っ先は推し進める事も引き抜く事もかなわなくなったのだ。
並みの人間なら心臓まで貫かれたであろうが…傷はせいぜいが筋肉の表面を傷つけたにすぎない。
「なるほど…武器も鎧もいらぬわけだ…」
この者の武器は拳であり鎧は筋肉である。
ゼフィールと戦った時も感じたことだがこの世にはいったいどれほど猛者がいるのか……
そして……
「そなたほどの豪傑がネルガルなどの傀儡に成り下がっている姿を見るのは忍びない。介錯してくれよう!」
突き出されてきた拳をかわしざまに太刀を引き抜く。
かすめた拳で兜が外れ飛びロイの赤髪が外気に触れて揺らめいた。
だがロイに恐怖心は無い。
すでにヘクトルの膂力も頑健さも見切っているのだ。
先の突きは胸を狙ったからしくじったが……敵が筋肉で体をよろっているなら首を狙えばいいのだ…
全神経を研ぎ澄ませ……奴の動きをよく見ろ…………
その時、ロイの意思がすべて男に向かったその時である……
背後から強大な火弾が飛んできたのは……
焼け付くような痛みを感じる。
体が炎に包まれて肌が焦がされていく。鎧が熱されてまるで鍛冶場の鉄のようだ。
「な……何者っ……」
炎に蝕まれながら膝を突いたロイが見出したものは炎の符を手に掲げた幼い妖術師の娘であった。
「あれ…まだ口がきけるんだ? しぶといなぁ…ヘクトル。止めを刺しちゃってよ。
やり方は…そうだね。首の骨の砕ける音が聞きたいな」
酷薄な笑みを浮かべたニノが命じる。
傀儡はネルガル…もしくはその代理人の命に従うように出来ている。
ソーニャ、リムステラ、エフィデル、ジャファル、ウルスラ…そしてニノである。
ヘクトルが重量感に満たされた体躯を推し進め、未だ炎の中で苦しむロイに歩み寄った。
「お館様っ!?」
ロウエンが叫ぶ。ロイに加勢しようにもロウエンも他の兵たちも他の傀儡兵と戦っており彼らの列を抜けねば加勢する事はできぬ。
そこまでの力は彼らには無かった。
「……っ」
悔しさにロイが歯噛みする。抵抗しようにも腕があがらない。
ニノが発した業火はいまだ身を焼いておりとても戦える状態にはない。
このまま自分はエリウッドの後を追うことになるのか?
オスティアも取り戻せず…ゼフィールも倒せず…義母セシリアを救う事もかなわずに……
だが、その後の光景を見て誰もが目を見張らざるを得なかっただろう。
ロイの眼前に進んだヘクトルは大きく息を吸い込み……強烈な肺機能を持って吐き出したのだ。
竜の吐息かと見紛うような吐息はロイの身を蝕んでいた炎をかき消すに充分だった。
男はニノに向き直った。その瞳は死せる傀儡のそれではない。
「え…あれ? おかしいなぁ…あの日、確かに皆で殺してネルガル様が傀儡に変えたはず…だよ?」
そう、橋の上の戦いで一人残ったヘクトルは何十という傀儡や、ジャファル、ウルスラといった強者と渡り合い、
やがて滅多刺しにされ体を焼かれて息絶えた筈だった。その身をネルガルがオズインの時と同じように傀儡として蘇らせたはずなのだが―――
「さすがにちっとばかし効いたぜ…だがあの程度で死ぬほど俺はやわじゃねぇ。少し眠っていただけだ」
「…じょ…冗談…だよね? 何十回も太刀や槍で突き刺してウルスラの妖術で焼いたっていうのに…」
考えられない事だが…この男は死んでおらず仮死状態になったに過ぎなかったというのか?
ニノの思考を混乱が襲う。ありえない事だ。それに――――
「だ、だけど仮死とはいえネルガル様に傀儡にされたら解ける筈が無いよ!
あの方の妖力は心の奥まで蝕んで支配するんだ。人間に解ける筈が……」
動じるニノにヘクトルが返した返事は単純明快なものであった。
「理屈じゃねぇ………気合だっ!」
力感と闘志に満ち溢れた巨漢が地を蹴り突進してくる。
「や、焼け死んでよっ!」
立て続けに妖力の火球を連射するがヘクトルの強靭な体は少々皮を焦がされても腕の一振りで炎を吹き払ってしまう。
ならばと、術を切り替えて風を幾重にも束ねてかまいたちを巻き起こした。
幾重にも吹きすさぶ突風は凄まじく森の木々がまるで紙のように切り裂かれていく。
強力な妖気そのものの風はたちまちヘクトルを取り巻きバラバラにしてしまうかに見えたが……
彼は地面をその鉄拳を持って殴りつけたのだ。
捲れて抉れた土砂が舞い、飛び来るかまいたちを防ぎとめた。
「わ…私の術が通じない!?」
土砂を突き破って迫るヘクトルは抗いがたい巨大な力そのものとすら感じられた。
この時ニノは生まれてはじめて恐怖を感じていたのかも知れない。
「ひ…や、た、助けて母さんっ!」
怯えて身を竦ませると咄嗟に転移の術を唱える。
その姿はたちまち影か何かのように消え失せ戦場を逃れ出ていった。
「行ったか…」
拳を下ろした男は呟く。
ソーニャを別にすれば女子供と本気で戦う気にはなれなかった。
引かせる事ができればそれでいい。
だが今はそれよりも……
「火傷の具合はどうだ?」
よろけながら立ち上がった若武者に声をかける。
「……大した事は無い…と、言いたいが……」
よろけるロイの肩を支えるとヘクトルは呟いた。
「気合の入ったいい戦いぶりだった。お前の男気が眠っていた俺の魂に響いて俺を目覚めさせたんだ。礼を言うぜ」
それは掛け値なしの事実である。
ロイの強靭な精神は戦いにおいて遺憾なく発揮された。
それがこの五年仮死となり術によって押さえ込まれていたヘクトルの男の魂に共振したのだ。
「少し休んでろ。お前が倒すはずだった敵は俺が代わりに片付けておく」
ヘクトルはロイを木陰に横たえると拳を握りなおす。
今なお傀儡たちとオスティア兵との戦いは続いているのだ。
ヘクトルにとっても奴らは牙を滅茶苦茶にした憎い敵である。
戦場へ踏み出したヘクトルの大きな背中を見ながらロイは声を振り絞った。
「貴殿の…貴殿の名を聞かせてくれ……」
「ヘクトル。牙一家のヘクトルだ」
…大きく強い逞しさがその背中には溢れている。
兄エリウッドは深く静かな心の中に芯の強さを秘めた男だったが、この男は形は違えどどこかエリウッドと共通した強さを持っている。
傀儡たちに突っ込んでいく猛者の背を見ながらロイは何か運命的なものをこの出会いに感じていた――――
次回
侍エムブレム戦国伝 風雲編
〜 ミカヤの章 姉と弟 〜
ヘクトルがかっこ良過ぎる…!!
ここから怒涛の逆転が行われる事に期待したい所だわ
GJ!
漸くDLCにも顔見せてくれたし、タイムリーすな。
GJ。
ヘクトルはもう登場確定したけど武器はあるのに出番がないオーシンェ…
マルス「さっきさぁ」
リーフ「うん」
マルス「アイク兄さんがドラマス状態のセルジュさんと一緒だったんだけどさ」
リーフ「クッ、相変わらず羨ましい…でもそれって最近じゃ珍しくなくない?」
マルス「ドラゴンに二人乗りするとさ、後ろの人は捕まる場所無いでしょ?」
リーフ「そういやそうだね、あれでも前の人につかまってればよくない?…ってまさか」
マルス「うん、アイク兄さんがセルジュさんの腰に手を回して捕まって飛んでた」
リーフ「マジで!?万死に値しないそれ!? てか他の嫁候補が見たら憤死しそうな光景だね」
アイク「ただいま」
マルス「あ、おかえりなさい。噂をすればなんとやら。てかすごい大荷物だね」
アイク「ああ、家具を壊した時用の修繕道具だが噂ってだ?」
リーフ「兄さんさっきセルジュさんと一緒だった?」
アイク「ああ、手合わせの後道具が切れてたのを思い出したから買いに行こうとしたんだが」
リーフ「まさか兄さんが女の人を足に使うとは…大人になるって悲しいことなの…」
アイク「?よくわからんが、そういう話をしたらセルジュも『ちょうど買出しに行くから』と
一緒に乗ってけと言われただけだぞ。断ろうとは思ったんだが…」
マルス「大方笑顔のまま『あら、女性の好意を無駄にするのは良くないわよ?』とか言われて
有無を言わさず乗せられたんじゃない?」
アイク「よくわかったな」
リーフ「そういえば、セ、セルジュさんのないすばでーを抱きしめていたとか」
アイク「妙な表現をするな。つかまる場所がないからどうしようかと思っていたら
セルジュが自分に捕まれというので肩を掴んだんだが
『肩を捕まれると動きにくいから腰につかまってて』と言うからつかまったんだが」
マルス「あーなるほど」
マルス「相手が嫁候補の皆さんだったら多分妙な場所つかませようとしてフラクラするよねこの場合」
リーフ「胸とかピーとかブバァァァァァ!!」
マルス「ハイハイワロスワロス」
マルス「でももしアイク兄さんじゃなくてクロム兄さんだったら
自分から妙なところつかんだり卑猥な言動口走ったりして空から叩き落されてるよね」
クロム「お前ら俺を一体なんだと思ってるんだ」
リーフ「クロムッツリ兄さん」
クロム「………」
マルス「もう否定しないんですか?」
クロム「ああもう好きに呼べばいいだろチクショウ…」
リーフ「もう否定するのやめたんだね」
マルス「だって昨日もマイユニ家の風呂場にワープで飛ばされたんでしょ?
で、またガン見したって黒焦げで帰ってきたもん。否定しようがないじゃん」
>>317 スミア「いえ、それがですね!」
マルス「うわっ、びっくりした!?」
スミア「実際はそうでもないんですよ」
リーフ「どういうこと?」
スミア「ほら、クロム様を天馬の後ろに乗せると言ったらわたしじゃないですか」
マルス「まあそうですね、公式のムービーもあるぐらいですし」
スミア「でもわたしが後ろに乗せてるときはちっともそんなことがないんですよ!
そのせいもあって、全く仲が進展しないんです!」
マルス「あー、なるほど」
リーフ「ラッキースケベ発動はあくまでもルフレさんといるときだけか……何なんだろうね、この法則」
マルス(逆に言えばルフレさんといるときだとありとあらゆる言動がラッキースケベ展開に向かっていくんだろうな……
面白そうだ、今度ルーテさん辺り呼んで実験してみようかな)
リーフ(よく分からないけどマルス兄さんがまた砂吐くフラグ立ててる気がする……)
ルフレ♀「……」
ルフレ♂「ん、どうした妹よ、真剣な顔でチェンジプルフを見つめて」
ルフレ♀「な、なんでもないですよっ!?」
大変だ、このままではクロムさんが空から叩き落されてしまう。
自らラッキースケベフラグを立てようとすんなやw
マルスにギップリャ属性がプラスされたようだけど、シーダなら大丈夫なの?
クロム 「うおおおおぉぉぉぉっ! 天・空!」
ルフレ♂「おっと…凄い威力だ。大したもんだな、クロム」
クロム 「アイク兄さんの技を真似してみたんだ。まだ本人には及ばないがな」
マルス 「なるほど、さすがクロム兄さん」
クロム 「る、ルフレ…! お前にキスできない運命なんて認めない! 運命を変える!」
ルフレ♀「い、いきなり何を言い出すんですか、クロムさん!?」
クロム 「し、シグルド兄さんの技を真似してみたんだ。まだ本人には及ばないがな。
やはりこういうのはきちんと言葉にしないと…」
ルフレ♀「もう、クロムさんったら…そんなに大袈裟にしなくても、気持ちは十分…」
マルス 「…さすがクロム兄さんギップリャ」(ドバー)
アイク「うおおおおおっ! 天・空!」
クロム「うおおおおおっ! 天・空!」
ミカヤ「さすが兄弟、よく似てるわね」
エリンシア「二人とも立派だわ!」
リーフ「おねいさーんっ!」(ブバアァァァァァッ!)
マルス「ギップリャァッ!」(ドバアァァァァァッ!)
ミカヤ「さすが兄弟、よく似てるわね」
エリンシア「二人とも大丈夫かしら!」
女たち 「「「「「キャーッ! ルフレ―――――――ッ!」」」」」
ルフレ♂「やれやれ……どうも参ったな、これは」
ロイ 「うわー、モテモテだねルフレさん。凄いや」
マルス 「全職業極めたスキルマスターで軍師やれるほど頭良くて、人脈も広いし
トークも軽妙だしルックスもイケメン。まあこれでモテないはずがないよね」
リーフ 「ちぇっ、僕だって器用さじゃなかなかのもんだと思うんだけどなあ」
マルス 「君のは器用貧乏でルフレさんのは万能の天才だからね。仕方ないね」
リーフ 「この人でなしーっ! ……それにしても」
ロイ 「どうしたの、リーフ兄さん?」
リーフ 「いや……ちょっと不思議なんだよね。ほら、妹のルフレさんだって
能力的には兄のルフレさんと変わりないじゃない?
でもお兄さんほどモテてるように見えないなーと思って」
ロイ 「そうだね。むしろクロム兄さんにラッキースケベかまされてばっかりに見えるよ」
リーフ 「ルフレ♂モテモテネタはいくつかあったけど、♀の方はないし」
マルス 「そういうメタ的な話は置いておくとしても、その疑問に答えるのは簡単だよ」
ロイ 「本当?」
マルス 「うん。まず想像してみてほしいんだ。それぞれのルフレさんが異性と会話してるところ」
リーフ 「異性とね……」
〜ルフレ♂の場合〜
ルフレ♂「……それで、そのときクロムの奴が」
女1 「ねえルフレさん」
女2 「さっきからそのクロムさんって人のことばっかり話すけど」
女3 「その人って、ルフレさんの何なの?」
ルフレ♂「ん……そうだな、クロムはパートナーであり、強い絆で結ばれた俺の半身……
まあ一心同体の仲ってところかな」
女1 (うーん……ちょっと想いが深すぎる気もするけど)
女2 (でも、友達想いな人なんだ。男同士の友情って感じ。格好良いな)
女3 (そんなに親友を想ってる人なら、恋人も大事にしてくれそう)
女たち (ルフレさんってやっぱり素敵……!)
〜ルフレ♀の場合〜
ルフレ♀「……それで、そのときクロムさんがですね」
男1 「……ルフレさん」
男2 「さっきからそのクロムってやつのことばっかり話すけど」
男3 「……そいつ、ルフレさんの何なの?」
ルフレ♀「え……そうですね、クロムさんはパートナーであり、強い絆で結ばれたわたしの半身……
一心同体の仲というところでしょうか」
男たち 「……」
――――――――
マルス 「どうよ、これ」
リーフ 「なるほど、こりゃ無理だ」
ロイ 「凄く納得したよ……」
ルフレ♂に集まる女子がルフレ♂×クロムハァハァの腐女子軍団に見えた俺はティニーに毒されている
シャンブレー「……よ、よし、行くぞ!」
ジェローム「シャンブレー……今日もリンのところへ行くのか」
シャンブレー「お、おう」
ジェローム「大丈夫なのか? 相当無茶な訓練をやらされていると聞いたが」
シャンブレー「ああ。サカ草原無休憩ダッシュ横断とか、ナバタ砂漠無装備10日サバイバルとかな」
ジェローム「よく生きてるな……」
シャンブレー「でもリンの訓練をクリアするたびに、俺の中で熱い何かが目覚めていくのが分かるんだ。
今にも走り出したくなるような衝動がさ。これがリンの言う野性なんだと思う。
俺、この感覚をもっと目覚めさせて、自分の物にしたいんだ。だから頑張るよ」
ジェローム「そうか。そこまで言うならもう止めん。……死ぬなよ」
シャンブレー「ああ! よーし、絶滅しないぞーっ!」
リン 「……はぁ。また不評だった。そんなに不味いのかなあ……」
シャンブレー「り、リン! 今日も野性を磨きに来たぞ!」
リン 「あ、シャンブレー。ちょうどいいところに」
シャンブレー「え?」
リン 「ちょっとこれ食べて、感想聞かせてくれない? お菓子なんだけど」
シャンブレー(……! な、なんだこのドス黒い物体……! ヤバイ予感がひしひしと!
俺の中で目覚めつつある野性が大音量で警告を発している!
これを食べたら確実に絶滅すると……! お菓子? むしろおかしいだよ、これは!)
リン 「……駄目かしら?」
シャンブレー(だ、だがリンの特訓は確かに効果がある……!
きっとこれも俺の野性を目覚めさせるための特訓に違いない! 後に引くわけには……!)
シャンブレー「わ、分かった。食べてみる……!」
リン 「うん。感想もよろしくね」
シャンブレー「よ、よし、それじゃあ……」
パクッ。
シャンブレー「……!!」
リン 「……どう?」
シャンブレー(な、なんだこりゃ……本当に食べ物なのか!?
ど、ドブ水から抽出したゴミを丸めてゴムでデコレートしたかのようなこの味、この食感……!
さ、さすがリンだ、これを超えてこそ真の野性が獲得できると……!)
リン 「……やっぱり不味い?」
シャンブレー「……ッ! さ、サイコーだぜ……!」
リン 「本当っ!? やっぱりそうよね、シャンブレーなら分かってくれると思ってたわー」
シャンブレー「は、ははは。野性に目覚めた俺なら当然……」
リン 「まだまだ一杯あるから、どんどん食べてね!」
シャンブレー「」
リン 「……? どうしたの、シャンブレー?」
シャンブレー「……ふ、ふふ。フフフフフフ……!」
リン 「……?」
シャンブレー「絶滅しないぞおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
リン 「わー……凄い勢い。そんなに張り切って食べてくれると作った甲斐があるわー。また今度作ってあげるわね」
……そんなわけでシャンブレーはリンの殺人スイーツを完食し、結果的に本人の意図通り凄まじい耐久性を獲得するに至ったとか。
マルス「……めでたしめでたし……チッ」
リーフ(うわー、無茶苦茶面白くなさそうな顔だこれ……)
こういうネタでこう言うのも無粋だが、まず味見しろw
……いや味見した結果でそれなのか?w
>お菓子? むしろおかしいだよ、これは!
これにふいたwww
(読んでて一瞬「こんなの絶対おかしいよ」に空目してしまったのは内緒にしておこう)
ルカン「僕と血の誓約して暁の巫女になってよ!!」
エリンシア「ですから!!鍛えぬかれたKINNIKUこそが究極であり、至高なのですわ!!」
リリーナ「御義姉様と言えどこれだけは譲れないわ!ZEINIKUの流線形こそ!!」
ギャースカワーワーグッガアアアゼツメツスルー!タスケテセルジュクン!
リーフ「またやってるのか…」
エリンシア「ですから、そんな生っちょろい…」
エリンシア・リリーナ「!!」
リリーナ「生っちょろい…」
エリンシア「なまっちょろい…」
リリーナ「なマッチョロイ…」
エリンシア・リリーナ「マッチョロイ!!」
マッチョロイ(想像)「やぁ。」
エリンシア・リリーナ「ブバアアアアアアア(鼻血)」
アイク「なにやってんだ?あの二人。」
リーフ「さてね。掃除掃除。」
>>328 三話でガリっとやられるネタ要因は誰になるんだ?
>>331 アンナさんじゃないか?チキとの支援的な意味で
ユミナ、サラ、ティナ、ニノ、サナキ、十代前半以下と思われる魔法少女はこのあたりか…
>>333 絶対に騙されなさそうな方が一名…いやサラ様腹黒いとかそういう意味でh
リーフ 「なんかさ、アイク兄さんが最近不眠症らしいよ」
ロイ 「えぇっ!? あのアイク兄さんが!? ストレスで?」
リーフ 「いや、そうじゃなくて興奮しすぎみたい。ほら最近ヴァルハルトさんとかあの辺の人たちとよく遊んでるみたいだしさ」
クロム 「遊んでるというか、手合わせだな。ともかく激戦に次ぐ激戦の中に身を置きすぎて、神経が常時過覚醒の状態らしい」
リーフ 「魔法防御にもボーナスかかっちゃって、ミカヤ姉さんのスリープでも眠れないみたいだよ」
ロイ 「何のスキル発動してるのそれ……さすがアイク兄さんだなあ」
リーフ 「って言っても、少し心配だよね」
ロイ 「え、なんで?」
リーフ 「その状態って、言ってみれば脳内麻薬がドバドバ出てるだけじゃないか。
何かの拍子に緊張が切れたら、反動でバッタリ倒れたりするかもしれないよ」
ロイ 「うーん、アイク兄さんが倒れるなんて想像できないけど……」
リーフ 「まあ、疲れ知らずで戦い続けられる人間なんていないってことさ」
ロイ 「リーフ兄さんが言っても全然説得力ないよ、それ……」
クロム 「だが実際夜中も起きっぱなしで、姉さんたちも心配してるみたいだからな。何とかしたいところだが……」
エイリーク「……」
〜夜、アイクの部屋〜
アイク 「……ミカヤ姉さんたちにも警告されたが、やはり眠れん。どうしたものか……」
コンコン
アイク 「誰だ?」
エイリーク「わたしです。アイク兄上、少しよろしいでしょうか」
アイク 「ああ。入っていいぞ」
エイリーク「失礼します」
アイク 「どうした、こんな夜中に」
エイリーク「はい。今、次のコンクールに向けてヴァイオリンの練習中で。アイク兄上に練習の成果を聞いて頂きたいのです」
アイク 「俺にか? そういうのならエリンシアとかの方が……」
エイリーク「いえ、是非ともアイク兄上にお願いします」
アイク 「……まあ、いいが。大した感想は言えんと思うがな」
エイリーク「大丈夫です。それでは、始めますね」
♪〜〜〜♪♪〜〜♪〜〜
アイク (……やはりよく分からんな。楽器を弾けるということ自体、俺から見れば凄いんだが。
努力しているエイリークに何も言ってやれんのは不甲斐ないが、やはり俺では……
……それにしても穏やかな旋律だな。気が静まるというか心が安まるというか……
……いつもの通り……ねむ……く……)
バタリ
エイリーク「……良かった、上手くいきました」
〜翌朝〜
アイク 「……おはよう」
ミカヤ 「あ、おはようアイク。昨日はよく眠れたみたいね。良かった
」
アイク 「いや、あまり良くもないんだが……」
ミカヤ 「?」
エイリーク「おはようございます」
ミカヤ 「おはよう、エイリーク」
アイク 「……エイリーク、昨日はすまん。どうも途中で寝てしまったらしくてな」
エイリーク「いいえ。お役に立てたみたいで、良かったです」
アイク 「……? どういうことだ……?」
エイリーク「今日の夜も聞いて頂けませんか?」
アイク 「それはいいが……また寝てしまうかもしれんぞ」
エイリーク「それでも大丈夫ですから。よろしくお願いしますね」
アイク 「ああ、分かった」
>>330 どうなってんだこいつらの脳みそ・・・ おかしいぞ・・・ ごくり
>>335 あのクッソ魔防の低いゴリラ君に魔力馬鹿のミカヤのスリープが効かないだと? エイリークすごいなww
>>336 エイリークの楽器にナーガ並の補正がついているか、あるいは聖戦のスリープの剣のようなものかも知れない。
…ルーテさん、実験道具セット担いでどうしたんですか?
>>334 腹黒電波な魔法少女があるロリコンの青年の気を引くために色々するカオスアニメをFETVが制作…まで幻視した。おっと来客g
ラッキースケベがあるならアンラッキースケベがあってもいいと思い、書いてみました。
下ネタがあるのでご注意を。
クロム「さて、そろそろひとっ風呂浴びてくるか」
マルス「クロム兄さん、ラッキースケベには注意して下さいよ」
クロム「俺のラッキースケベはルフレ♀にしか発動しないそうだからな。まあ……流石にうちの風呂には入ってないだろ」
ガラッ!!
ファウダー「キャーーーッ!! 婿殿、見ないでーーー!! エッチーーーッ!!」
クロム 「( ゚д゚)……ファウダー、何故貴様がいる……それも全裸で」
ファウダー「フハハハハハ!! 我が娘とのラッキースケベもそろそろ飽きたであろう!
そこで、今回は少し趣向を変えてみたのだ! 皆の衆、出番だぞ!!」
ラナオウ 「私のスク水でうぬを悩殺してやろうか?」
クロム 「お前の場合、物理的に脳を殺されそうだ!」
ゼフィール「では、わしの『大回転アカこすり』を披露してやろう!」つ軽石
クロム 「おいコラ、狭い風呂場で回るな!! 垢どころか皮膚まで削られるわ!!」
アシュナード「クハハハハハ!! さあ、我と背中の流し合いっこをしようではないか!!」
ヴァルハルト「ならば、我は頭を洗ってやろうぞ!! このような機会、滅多に無いのだからな! 存分に堪能せよ!!」
クロム 「お前ら、俺を虐めに来たのか!?」
ファウダー「フハハハハハ!! 皆の衆、婿殿の神剣を見るのだ! こいつをどう思う?」
ラナオウ 「何とも可愛らしい剣よ! それではファルシオンの名が泣くぞ!!」
ゼフィール「フン、剣と呼ぶにはおこがましいな。せいぜい、短剣……いや、まち針という表現が妥当であろう!!」
クロム 「やかましいわ!! 男の価値はデカさじゃない!!」
ヴァルハルト「『封剣ファルシオン』か。そのようなモノ、我の『ヴォルフベルグ』の足下にも及ばぬわ!!」
アシュナード「ククク……我には分かる。貴様、これが全力ではあるまい? さあ、封剣の真なる力を引き出してみせよ!!」
クロム 「もう勘弁して下さい。いやホント、マジで」
ファウダー「フハハハハハ!! これで我らは互いに裸の付き合いを行った仲!!」
ゼフィール「最早、隠す事などありはせぬ! 我らは一心同体の親友……いや、義兄弟よ!!」
ヴァルハルト「これは運命ではない、絆だ!! 魂で繋がった我らの絆は、永遠に不滅である!!」
ラナオウ 「フッ、まさかセリス様以外の漢と絆を紡ぐ時が来ようとはな、人生とは分からぬものよ」
アシュナード「ククク……こういうのも悪くない。もっと……もっとだ! この至上の絆を、より強固な物としようぞ!!」
クロム 「」
ゼフィールさん不法侵入ですが警察としてそれでいいんですかw
ゼフィール「ミカヤ殿(に憑依したユンヌ)に許可はもらったので問題ない」
紋章町の怖いところはそんじょそこらにいるただの一般人でも道具屋で小銭出せば扉の鍵が買えること
扉の鍵で開けられない扉はほぼ無い
すなわちどこの家でも入り放題
一家に一人、扉の向こうに手槍ジェネラル
ティアモ「ひらめいた。」
サラ「別に鍵とか使わなくてもリワープで入ればいいじゃない」
>>335 和むねぇ〜。
最近の魔符エイリークが羽目をハズし気味なので特に。
>>346 エフラム「勝手にリワープで侵入するのはよせと言ってるだろう。最近は起きるといつの間にか俺にしがみついて寝てるのはどういうことだよ」
サラ「だって私、抱き枕派だし」
エフラム「答えになっていないんだが……」
サラ「兄様は私専用の抱き枕じゃないの?」
エフラム「いつ決まったんだそんなこと!?」
サラ「……嫌ならいい……もうしないから」
エフラム「……いや……嫌とかお前が嫌いとかいうわけでは」
サラ「……じゃあ今日もいい?」
エフラム「う……仕方ない」
サラ「さすが兄様、優しい」
エフラム(やはり俺はこういう頼みごとに弱いのだろうか……)
>>339 リーフ「……で、結局どうしたのそれ?」
クロム「うん……さすがに場所が狭すぎるだろって必死に説得して、皆で銭湯行くことになってな」
リーフ「銭湯の空気が一気に濃くなっただろうね。他のお客さんびっくりしただろうな」
クロム「まあ、なんだかんだで結構楽しかったけどな」
リーフ「意外と適応力凄いよねクロム兄さん。さすがギャンレルすら仲間にした男」
ロイ (っていうか周囲から見るとクロム兄さんが従えてるように見えるんだろうな、あれ……
何気に紋章町最強の武装集団が誕生しつつある気がする……
一見するとどういうつながりなんだかさっぱり分からないところが凄いな)
>>348 逆にレスキューでエフラムを呼び出すパターンはあるのか?w
DLCでのミストちゃんとウードさんの会話が面白かったからここでも見たいなぁ(チラッ
蒼炎既プレイ、暁未プレイなんだけど、
暁の処刑シーンムービー見て「工務店なのに危ない仕事してんなあ…」と考えてしまった
一瞬間を置いて工務店じゃなくて傭兵団だと思い出したけどww
ウード×ミストの絡みは見てみたいな
別シリーズのキャラ同士の絡みはこのスレくらいでしかできないからな
>>350 サラ「いきなり呼んだら兄様も迷惑だろうし、その辺はちゃんとわきまえてるから。
兄様が許可してくれるならお風呂入るときに呼んだりとか…」
エフラム「…それは俺が風呂に入るときにお前が乱入してくるのとどう違うんだ?」
てかクロム兄さんアルヴィスさんと仲いいですね
358 :
助けて!名無しさん!:2012/06/14(木) 17:25:02.47 ID:qvC22kwd
リーフ「あれ?首周りとかマントとかで察するに賢者なんだ?」
セリカ「え?それがどうかしたの?」
リーフ「いや〜てっきり今までの狂信的な行動からソーサラーかt」
セリカ「さて、クロム兄さんから貰ったこの私の魔法でも試しましょうか♪」
イヤー4レンゾクヒッサツヤメテ コノヒトデナシー
クロム(健康的な太ももだな〜…。)
それどころか同じ絵師の渋ページはもっとけしからなさすぎる絵ばっかりだったよ
ふぅ・・・
そういう話は覚醒スレでやれよ
ルーテ 「クロムさんがルフレさん相手にラッキースケベを発動しまくるのは、彼の能力が影響しているのです」
リーフ 「また唐突に出たね」
ルーテ 「彼には運命をねじ曲げる力があります。その能力が上手い具合に作用してラッキースケベを連発しているのではないかと」
リーフ 「ふーん、そうなんだ」
ルーテ 「ちなみにアイクさんのフラクラやロイ君のフラグメイク能力も、同様に特殊能力の部類です」
リーフ 「え、そうなん? なんかうちの兄弟凄いね」
ルーテ 「兄弟さん以外にもこういう運命に作用する能力を持っていらっしゃる方はいますけどね」
リーフ 「誰?」
ルーテ 「それは……あ、ちょうどあちらに」
ティアモ「はー、はー……よし、今日こそクロム様にアタック……」
サウル 「やあどうも」
セイン 「こんにちはお嬢さん、一緒にお茶でも」
ティアモ「ちょ……ああ、クロム様が行っちゃう……!」
ティアモ「こ、今度こそは……」
ツァイス「事件発生ですゲイル先輩!」
ゲイル 「よし、まずは一般市民を避難させるぞ!」
ティアモ「え、ちょ、まっ……く、クロム様ー!」
ティアモ「ええい、三度目の正直……!」
レンハ 「祭りでござる! 祭りでござる!」
サイリ 「わっしょいでござる! わっしょいでござる!」
ティアモ「ちょ……ど、どこに運ぶつもりなの一体ーっ!?」
リーフ「……これはひどい」
ルーテ「これが彼女の……『クロムさんと絶対にフラグが立たない』という能力です」
リーフ「マジですか」
ルーテ「ティアモさんはもうどこへも向かうことはない
特に彼女が『クロムさん』に到達することは決して……
『フラクラ』という結末にさえ到達することは決して…
『無限に』フラグが立たないのが『結末』
それが『ゴールド・T・レクイエム』」
リーフ「適当につけたでしょその名前」
ルーテ「わたし、優秀ですから」
>>356 よく見るとこれ、素肌に前掛けだけなのか
風が吹いたら普通に下着が・・・・まさか、な
感想とかを言うでもなく雑談ばっかりやなこのスレ
せめてネタ提供くらいしろよ
雑談がいいとはいわないけど最近ちょっと雑談したら該当スレいけだのもう止めろだの過剰反応が過ぎるんじゃないか?
たかがネタスレなんだからもっとゆるりと進行しようよ
ヒーニアス「私はひとつ見落としていたことがあった」
ゼト「それは一体?」
ヒーニアス「いままでエイリークはミニスカートこそ至高! と思っていたが……
>>356を見て私は気づいたのだ。
エイリークはタンクトップ&ハーフパンツ&スニーカー姿もありなのではないか、と」
ゼト・サレフ「!!!」
ゼト「なるほど! エイリークの服だと半分隠れてしまう二の腕もタンクトップならば……!」
サレフ「スニーカーならば生のふくらはぎも!」
ヒーニアス「エイリークの唯一の弱点である腋もタンクトップなら露になる。
いや、腋など見えなくてもエイリークは十二分に魅力的ではあるが」
三人「……」
サレフ「ヒーニアス殿の思いつきはすばらしいが、なぜそこで脇なのだ? ここはふくらはぎではないのか」
ヒーニアス「お前こそなぜ腋があるというのにふくらはぎや二の腕に目が行くのだ?」
ゼト「動くたびにかすかに揺れる二の腕にこそ女性の魅力があるというのに……」
三人「……」
サレフ「ふくらはぎ」
ヒーニアス「腋」
ゼト「二の腕」
三人「……」
サレフ「ふくらはぎだ!」
ヒーニアス「腋だ!」
ゼト「二の腕に決まっている!」
ロラン「いいえ、 足 裏 です!」
三人「……」
ロラン「……」
三人「……誰だ?」
>>368 リーフ「……というわけで、誰も『胸』には言及してくれなかったと……」
エイリーク「皆さん嫌いです……」
370 :
助けて!名無しさん!:2012/06/14(木) 20:13:51.27 ID:oykeieTD
レンハマップの会話を見てKINSHINの匂いを感じた
レンハ「拙者のシナリオもきたでござる。よろしくお頼み申す」
サイリ「必見でござる。なれど拙者と兄上の支援が無い事には納得いかないでござる」
いやレンハさんマジかっこよかったでござる
アマツさんとはいったい何だったのでござろうか
以上サイリちゃんの腹話術でした
ロイ「エイリーク姉さんがセリカの新イラストを見て軽くガッツポーズしてたよ」
マルス「……虚しいね」
リーフ「年齢的にまだセリカには成長の余地があるよね」
>>355 リーフ「僕の場合は大抵いきなりじゃない…?」
サラ「リーフは特別だもの。兄様と同じ扱いをするわけないじゃない」
リーフ「こんなときめかない『特別』は初めてだよ…」
クロム「今度は光対闇の闇編か。光編は○殺しや復讐、勇者武器に神器とガチで殺しにかかってきて辛かった」
マルス「ジャファルさんなんて、すり抜け滅殺疾風迅雷と最悪の組み合わせで襲い掛かってくるからねぇ」
クロム「更に言うとだな、友軍のお前達は死にすぎだ!1ターンも持たんのかお前等は!?」
ロイ 「いやいやいや!勇者の剣流星のロイドさんなんて僕達じゃなくてもまず耐えられないから!」
リーフ「しっこくさんがしっこくスライディングと言う新技披露してくれたけど、笑う前にまず死んじゃうからね僕達」
クロム「その中でアイク兄さんは流石の強さだった。たまにイシュタルの流星トールハンマーで消し炭になるが」
マルス「原作の連続トールハンマーの再現だったんだろうけど、だからって流星でトールハンマーは酷いよね」
クロム「そんな鬼畜ステージだった光対闇の闇編だ。今度はお前達が鬼畜となって襲い掛かってくるわけか…」
リーフ「多分僕達が○殺しや復讐…は多分無いかな?勇者武器や神器を持って待っているだろうね」
ロイ 「頑張ってクリアしてセリカ姉さん仲間にしてね。僕達は全力で邪魔するだろうけど」
クロム「ったく、人事だと思って…まぁいい。こっちだって全力で行かせてもらうだけだ。本気で行くぞ!」
マルス「そういや今まで王対王や紅対蒼の二番目って新クラスも付属されてたけど、今回は魔符だけだね」
クロム「敵が容赦無いし、完全に腕試し用なんだろう光対闇は。そういう意味では決戦編が非常に恐ろしいんだがな…」
光編は冗談抜きでキツかった。闇編もキツいんだろう。決戦編なんか考えたくも無ぇw
>>374 ふと昔のネタの乳戦争思い出した
貧乳三姉妹の長女だったミカヤはあんなことになって大丈夫だろうか
>>355 エフラム「今日の修行も疲れたな……こんなときは風呂に限る」
サラ「やっぱり疲れたときはお風呂よね」
エフラム「ああ……ってまたお前か!?」
サラ「まあ細かいことは気にしないで」
エフラム「細かくないだろ……」
サラ「いいじゃない別に、ちゃんとタオル巻いてきてるんだから」
エフラム「当たり前だ!」
サラ「そんなこといいからこっち来て、背中流したげるから」
サラ「〜♪〜〜♪」
エフラム「……背中を流すだけなのにそんなに楽しいのか?」
サラ「うん、こういうの親にもやってあげたこと無かったから。……やる機会が無かったし、今も無いけど」
エフラム「……そうか」
サラ「まあ、今言ってもしょうがないけどね」
エフラム「……マンフロイ殿にはしてやらなかったのか?」
サラ「……そう言えば、おじいさまとお風呂に入ることなんて無かったわ」
エフラム(マンフロイ殿……)
サラ「やっぱり兄様の背中大きい……」
エフラム「一応、それなりには鍛えてるからな。……もういいぞ、助かった」
サラ「背中だけじゃなくて全身洗ってあげようと思ったのに……」
エフラム「そもそも異性の他人同士で風呂に入ること自体がだな……」
サラ「他人じゃなきゃいいなら兄様と結婚なり婚約すれば解決」
エフラム「……い、いいから早く戻れ、誰かに見つかると何を言われるかわからん」
サラ「……そんなつれないこと言うなら……こうするんだから」
エフラム「おわっ!? いきなり抱きつくなって……」
サラ「素直に嬉しいって言ったらもっと……」
エフラム「そ、そういうことはもう少し成長してから言え」
サラ「……胸なら兄様の双子の妹よりあるんだから……多分」
エイリーク「はっ!?」
セリカ「ど、どうしたの?」
エイリーク「い、いえ……何か……今ものすごく抗議しなければならないことがあったような……」
幼女にすら負けたか…もはやえぐれてるのかも知れぬ…
胸といい(このスレ限定で)男装に仮面といい、このスレのエイリークはルキナと心の友になれるなw
ルキナさんは絶壁ですけど別にコンプレックスは持ってませんので…(震え声)
>>381 おそらく幼少期から厳しい鍛錬を積み戦乱の中で成長期に十分な栄養も取れてなかったであろうルキナと、姫としてぬくぬく暮らしてたのにちっぱいのエイリークを比べても…
ていうかおっぱい星人のクロムのことだから嫁も巨乳に決まってるし、ついでに聖王家も巨乳ぞろいだからルキナもその素養があったと考えるほうが自然だな
>おそらく幼少期から厳しい鍛錬を積み戦乱の中で成長期に十分な栄養も取れてなかったであろう
ここアイクと被るな
そしてアイクはでっかくなった
つまりルキナはまだ大きくなる可能性があると・・・?
背と大胸筋だけが大きくなる未来が見えた
思いつきでネタ投下。
大きい方のルフレの区別がわからなかったので兄姉としてます。
ある日の休日の昼下がり。
クロムは緊急連絡で来た仕事をルフレと共に終え帰路に着くところだった。
クロム 「しかし、いきなり報告書を提出しろとはな…。俺一人でできればよかったんだが、クロムには迷惑をかけたな。」
ルフレ兄「何気にするな。俺とお前と仲じゃないか。」
クロム 「ああ、そうだったな。」
ルフレ兄「それにお前一人に任せてたら今の時間じゃあ絶対終わってないだろう。」
クロム 「はは、ちがいない。…ところで朝手伝いを頼みに行った時、何でお前一人だったんだ?」
ルフレ兄「ん?ああ、真ん中の二人はミリエルやルーテ、カナスとかの学者/研究者肌の人間に…所謂”トロン剣”について原理教えてほしいと言われて昨日から泊まり込みだ。今頃公園で実践でもしてるんじゃないのか?」
クロム 「あれをか?何使うんだ…?んでほかのやつらは?」
ルフレ兄「後のやつらは…マーク♀のやらかした事のあと始末だ…。」
クロム 「…。今度は何を?」
ルフレ兄「竜王家の庭を『やっぱり竜の庭ってこんな感じですよね!』と言いながらリフォームという名のマ(ークちゃん式)改造をやったらしい。」
クロム 「は?」
ルフレ兄「まあ元に戻せばいい話なのだが、竜王家のチビ共に妙に受けが良くてな。それで話がややこしくなってる。」
クロム 「…苦労するな。」
ルフレ兄「まったく、なまじ戦術師として才があるから始末が悪い。俺たちの未来の子供とはいえ、どう育ったらああなるんだかな…。」
クロム 「は、はは…。」
ルフレ兄「お前も気をつけろよ。俺もこれからそっちに行かなきゃならんからここでお別れだ。」
クロム 「ああ、頑張れよ。」
ルフレ兄「お前もな。特に俺の妹への行動とかな〜」ノシ
クロム 「ブファ!?いいいいいやあれは全部事故でな!」
ルフレ兄「HAHAHAHA…」
クロム 「くっ、からかわれたか。」
−ルフレと別れてからしばらくして−
…コ…デ…-
クロム 「ん、なんか上から声が…ってリーフ!?」
リーフ 「どいてどいてーーーー!!はっ受け身!」
バシンゴロゴロゴロゴロドガイタッ
クロム 「…大丈夫か?」
リーフ 「う、うんなんとか。受け身がうまくいかなかったら危なかった。」
クロム 「お前ってそういう防御はうまいけど、根本的な危機回避が下手だよな…。」
リーフ 「向こうから迫ってくるから仕方ないじゃん。まあ、今回は自業自得だけど。」
クロム 「何をやった…。」
リーフ 「いや、ナンナ達とそこの公園で待ち合わせしてたんだけど、寝坊して遅れそうだからアイク兄さんに頼んで。」
クロム 「何でアイク兄さんに頼むと空を飛んでくるんだよ…。」
リーフ 「まあ、そこは気にしないで…ってごめん時間がないんだったじゃあね!」
タッタカタッタカタッタカ
クロム 「一体何だったんだ?」
−そしてクロムは家に着いた−
クロム 「ただいま。…ん?エフラムにへクトル、そんなにぐったりしてどうしたんだ?」
ヘクトル「クロム兄か、おかえり。いや、いままでアイク兄の稽古の相手をやっててな。少しギブってるだけさ。」
エフラム「ああ、『最近ラグネルと一部の斧しか使ってなかったから手入れも兼ねて慣らしたい』と言うから、いままで相手をしていた。」
クロム 「アイク兄さんの武器って結構数なかったか?名前付き以外にも鉄の剣5本とか。」
ヘクトル「ああ…それで二人ともこんな感じだ…。最近めっきり回数無くなってたとはいえ、あれにはなれないよな…。」
エフラム「ああ、人間地に足を付いているのが一番だな…。」
クロム 「??ところで兄さんの手入れはまだやってるのか?」
ヘクトル「あー、まだあったかな?まだ庭にいるし。」
クロム 「なら俺も手伝ってくるか。」
エフラム「それも良いが、兄さん。」
クロム 「なんだ?」
エフラム「受け身を忘れないでくれ。」
クロム 「(受け身…倒された時か?)あ、ああわかった。」
そして庭に行くとリガルソードを素振りしているアイクの姿があった。
クロム 「アイク兄さん。」
アイク 「クロムか。仕事はおわったのか。」
クロム 「ああ、今帰ってきた。ところで武器の手入れはまだなのか?」
アイク 「これで最後だ…っとまだ残っていたな。手伝ってくれるか?」
クロム 「任せてくれ。で、何をすればいい。」
アイク 「いや、いてくれるだけでいい。」
そう言いながらクロムの肩に手を置くアイク
クロム 「へ?でもヘクトル達は慣らすために相手をしていたと…」
アイク 「ああ。昔は結構やっていたんだが最近はめっきりやらなくなったからな。こうして感覚をとり戻している。」
クロムを持ち上げるアイク
クロム 「あ、アイク兄さん!?一体何をs」
アイク 「じゃあ、行くぞ。」
ニア E ブラザーアーチbyクロム 1/1
アイク 「ぬぅん!!」
クロム 「うわああぁぁ…」
アイク 「ん…しまった。リーフと同じ方向に投げたな。後で謝らんと。」
ヘクトル「あーありゃ公園かな…。」
エフラム「無事だといいんだが…。」
―とある公園―
ルフレ♀「じゃあ方法は昨日言った通りなので実際にやってみましょう!」
ミリエル「では私からファイアーで…はっ!」ポワン
ミリエル「ファイアーは球状で固定と…投げると爆発します。飛び道具ですね。」
カナス 「じゃあ次は僕かな…。リザイア!」ヴン
カナス 「へぇ、黒いもやもやが手にまとわりついてる。これで触ると…やっぱり吸収効果があるね。」
ルーテ 「では、最後に優秀である私が。そこのノールさん。」
ノール 「はい?」
ルーテ 「とう。」ゴウッ
ノール 「!?いきなり何をするんですか!」
ルーテ 「やはり避けましたか。油断なりません。」
ノール 「一体何なのですか…。ここは逃げましょう。」
ルーテ 「逃がしましたか。やはり要注意ですね。しかしエクスカリバーは湾曲した刃状に固定されるので剣としても投げ物としても使えますね。」
ルフレ♂「自分たちはトロンでしか使ってなかったけど色々応用が利くものだね…。」
ルフレ♀「そうですね。私も色々試したくなってきました。」
…ワ…テ…
ルフレ♂「ん?何か声が」
…タス…テ…
ルフレ♀「えーっと上かr…ってクロムさん!?」
クロム 「どいてくれーーー!」
ドシャーーン!ゴロゴロキャアゴロゴロゴロ
ルフレ♂「ゲホッゲホッ。クロム?皆大丈夫かい?」
カナス 「ああ、離れてたからね。」
ルーテ 「優秀ですから。」
ミリエル「問題ありません。」
クロム 「イタタタああ、大丈夫だ。ルフレ、けがはないか?」
ルフレ♂「ああ、まきあがった砂が目に入ったぐらいさ。ところで妹はどこだ?」
クロム 「ん?あたりにいないな。どこだ?」
ルフレ♀「貴方の下です!!」
クロム 「うおっ!ス、すまん!すぐ離れる!」ムニッ
ルフレ♀「ちょ、どこ触ってるんですか!」
クロム 「すすすすすまん。本っ当にすまん。」モミッ
ルフレ♀「やん、い、いい加減にしてください。」
クロム 「わわ、悪気はないんだだだゆるせ!よし、これで離れうおっ」
ビタンッグワシ
クロム 「あ……。」
ルフレ♀「!!!??!クロムさんの馬鹿――――!」
ドシュウン!…オマエノセイジャナイアタリマエデス!
ルフレ♂「┐(´ー`)┌」
ミリエル「毎度ながらクロムさんのあれはルフレ♀さんには回避不能で興味深いです。」
ルーテ 「はい。何か関連性を見つけるだけでも成果になりそうです。」
カナス 「た、助けなくていいのかい?」
セネリオ「ひどい有様です。」
終われ
>>360 ググってみたらこの人世界樹の迷宮4のイラストレーターと同一人物じゃないか!
…とりあえず頭の中で、修行の一環と称して世界樹の迷宮に挑むアイクの姿を想像した
流石にアイクでも一人で攻略は無理だと思うけどさ
>>387-389 クロムは本当良いキャラしてるわww
GJ!
>>390 斎藤なんちゃらという人とひむかいさんは別人です
>>387 そういや最近ブラザーアーチ見てなかったな
>>387-389 GJ!
リーフと同じぐらいブラザーアーチされてるのが様になってるぞ、クロムw
そしてクロムはあれだ、
善意や好意で積極的に人と関わりにいく→なんやかんやで酷い目に→そして最後はラッキースケベ(たまにギップリャ)
という感じのキャラなんだな。
巻き込まれて不幸になるんじゃなくて自分から関わりに行って不幸になるというのがリーフとの大きな違いか。
こういう風に書くと凄いいい奴だぜ。
クロムとリーフとエリウッドで兄弟家貧乏くじ同盟が組めそうだな!
>>378 サラ「一緒にお風呂に入ってる兄様なら分かると思うけど、私もちょっとは成長してるのよ、成長期だし」
エフラム「そ、そういうことはいちいち言わなくていい」
サラ「だから…エイリークは成長してあれって言うより、胸が全く成長していない可能性が…」
エフラム「…それ以上はやめてやれ」
アイク「一時間以内に書き込みが無ければ修行しに行って来る。
阻止された場合はラッキースケベとやらを試してみる」
???「た、楽しみにしておるのじゃ!!」
アイクのラッキースケベだと!?ミストがいいなあ・・・チラッチラッ
>>394 エイリーク「さ、流石に私が小学生より胸が小さいというのは……」
サラ「じゃあ測ってみればいいんじゃない? そうすればはっきりするし」
エイリーク「……の、望むところです!」
セリカ「待って!」
エイリーク「セリカ?」
セリカ「いくらエイリーク姉さんでも、正確な数字で小学生に負けたら立ち直れないと思うの」
エイリーク「そ、それは……」
サラ「……確かに」
セリカ「だから、どっちがいいかはエフラム兄さんに決めてもらった方がいいわ」
エフラム「な、何で俺が!? というか何をだ!?」
セリカ「その方が納得できるでしょ? じゃあ私はこれで……」
エフラム「いや、ちゃんと説明しろよ……」
エイリーク「兄上が決める……と言っても、何をでしょうか」
サラ「……どんなのが兄様の好みかじゃないの?」
エイリーク「ど、どんなのって……どうやって判断するんです?」
サラ「それは……実際に見たり触ってもらって判断するしか……」
エイリーク「…………」
サラ「…………」
エフラム「何言ってるんだセリカの奴……お前らどうした? 何で無言なんだよ……いや、何で部屋の鍵をかけ……」
セリカ「ふう……今日も公正な裁きを下すことができたわ……ミラ様、感謝します……」
エフラム逃げてー!シグルド兄さんから逃げてー!
アイクにラッキースケベされるミストちゃん・・・ゴクリ
リーフ 「流石に不憫だからレスキューしようと思ったんだけど、サラが結界張ってるみたいで無理なんだ。」
ヘクトル「その盗賊能力で鍵開けてやれよ…」
リーフ 「エイリーク姉さんはともかくサラに姿見せられるわけ無いじゃないか!」
>>399 幼女と妹を同時にかつ両方とも貧乳とかさすがエフラムは格が違った
>>396 アイク「と言うわけでだ、ラッキースケベとやらをやってみようかと思うが、具体的にどうすればいいんだ?」
クロム「いや、アイク兄さん。何で俺に聞くんだ?」
アイク「そういう事ならクロムが詳しいと、マルスが言っていたんだが」
クロム「後で覚えてろよマルスの奴め…。とりあえず言っておくと、ラッキースケベなんてそう簡単に起こるものじゃ…」
ルフレ「…あれ、クロムさん?こんな所で何をしているんですか?」
クロム「げぇっ、ルフレ!?」
ルフレ「な、なんですか?何処かの三国武将が現れた時みたいな驚き方は?」
クロム「い、いやすまん。だ、だがこのタイミングでお前が現れるのは非常にまずい!悪いが今は俺達から離れて…うおっ!」
ルフレ「えっ!?」
トットットットッ バターン!! モミッ
ルフレ「!!?…クロムさんの、スケベーー!!」
クロム「またこのパターンかよ畜生。ぬわーーーー!!!」
ルフレのトロンにより星となるクロム。方角的には我が家辺り落ちる事だろう。きっと。
マルス「流石クロム兄さん。見事なラッキースケベ振りだったよ」
アイク「マルス、いつの間にいたんだ?」
マルス「気になったんで追いかけてきたんだ。とりあえず、さっきのクロム兄さんの行為がラッキースケベってやつです」
アイク「…つまりラッキースケベとは、相手に抱き付く事なのか?」
マルス「その発想はねーよw と言うか抱き付くと言うより押し倒してましたけどね」
アイク「ふむ、以外と難しいというか流石に抵抗感があるな。相手にいきなり抱き付くわけだからな」
マルス「もう抱き付くでいいや…。と、丁度タイミング良くミストさんが…早速どうかな?何事も挑戦って事で」
アイク「む…分かった。やってみる」
マルス「…抱き付くついでに、労いの言葉と言うか今自分が相手に想っている事を言うのも悪くないと思いますよ」
アイク「そうなのか?分かった、行ってくる」
アイク「ミスト」
ミスト「あ、お兄ちゃん!どうしたのこんな所で?」
アイク「…………」
ミスト「…?お兄ちゃん?」
アイク「…すまん」
謝罪の言葉と共にアイクはミストを優しく抱き付く。突然の行動にミストは身体を硬直させてしまった。
ミスト「!!?…お、お、お兄ちゃ…?!」
アイク「ミスト、お前は俺が守る。絶対に死なせはせん。親父と約束したからな。俺の傍から離れるなよ?」
ミスト「お兄ちゃん…。私を一人にしないでね?ずっとずっと傍にいてね?約束」
アイク「分かっている、俺は約束を違えん」
マルス「(ほぼ原作であった台詞だと言うのに、兄妹と言う枷が消えた途端に告白っぽく見える!凄ぇ!それはともかく…)」
マルス「ギップリャアアアァァァァァァ!!!!」
砂吐いて倒れているマルスの姿が発見されるのはもう少し後の話である。
<糸冬>
文字通り嫁候補達にラッキースケベかましていくアイクも考えたが
邪悪な力(理性)が俺の筆を妨げられたので無理だった。正直色んな意味ですまんかった。
ミストprpr
待て、これはそもそもラッキスケベと呼べるのか?
だが至高のネタである。乙ぅ!
アイミスいいなあ・・・さりげなくお互いにプロポーズしてるように見えなくもないw
乙でした!
408 :
ミラ様が見てる:2012/06/16(土) 17:06:17.69 ID:BgWwmQq0
〜兄弟家〜
セリカ 「本当にもうクロム兄さんときたら……! ガミガミガミガミ……!」
クロム 「うう……」
マルス 「ただいまー……おや、これはこれは。どうしたんですかクロム兄さん、正座させられて」
クロム 「いや、その、なんだ……」
セリカ 「クロム兄さんがまたルフレさんにいやらしいことしたのよ!」
クロム 「事故だったんだ……!」
セリカ 「その言い訳は毎回聞いてるわ! 事故なら事故でどうして未然に防ぐ努力をしないの!」
クロム 「努力はしている!」
セリカ 「信用できません!」
マルス 「まあまあ……セリカ、どうしてクロム兄さんのラッキースケベがいけないと思うんだい?」
セリカ 「どうしてって、当たり前じゃない。いやらしいし、ふしだらだし……ミラ神様がお許しにならないわ」
マルス 「いやあ、それはおかしいと思うなあ」
セリカ 「どういう意味?」
マルス 「だって、ミラ神は大地母神だろう? 繁殖……いや、生命の営みについてはむしろ推奨してる立場のはずだよね」
セリカ 「それはそうだけど……それがなに?」
マルス 「君の言ってることは性欲の否定じゃないか。それはつまり生命の営みの否定ではないのかい?」
セリカ 「……!」
マルス 「神官ともあろうとものが教義に反しちゃいけないと思うけどなあ」
セリカ 「ぐう……!」
クロム (……おい、マルス!)
マルス (ああクロム兄さん、お礼ならいいですよ)
クロム (あれじゃ俺が性欲に従っていやらしいことしてるみたいじゃないか!?)
マルス (いいじゃないですかこの場を切り抜けられれば。それにルフレさんの裸自体は好きなんでしょ)
クロム (そ、それはお前……!)
マルス (ま、そもそも詭弁ではあるんですけどね。性欲に従うことと快楽に溺れることは別ですし。でも時間稼ぎぐらいには……)
セリカ 「……マルス兄さんの言いたいことはよく分かったわ」
マルス 「! そうかい?」
セリカ 「ええ。だから……こうしましょう! レスキュー!」
ルフレ♀「……あ、あれ? ここはクロムさんの家……?」
セリカ 「ルフレさん、これどうぞ」
ルフレ♀「はい?」
ボワン!
ルフレ♀「きゃっ……!?」
クロム 「うおっ……る、ルフレが花嫁姿に……!?」
マルス 「花嫁のブーケか……!」
セリカ 「クロム兄さん、ルフレさん」
クロム 「な、なんだ?」
セリカ 「今この場で夫婦の誓いを取り交わして下さい」
クロム 「な……!?」
ルフレ♀「ふ、夫婦!? そ、そんな……!」
セリカ 「……いやらしいことをしようが一緒に風呂に入ろうが、夫婦の間柄ならば許される。
そう、きちんとした手順さえ踏めば、ラッキースケベは神の名の下に許される! これなら悪くない!」
クロム 「言ってることとやってることが無茶苦茶だぞ!?」
セリカ 「いいから早く夫婦の誓いを! さあ、さあ!」
マルス 「……チッ、よく考えるじゃないか。これだから宗教狂いは」
セリカ 「何もかもマルス兄さんの思い通りになるとは思わないことね……」
マルス (ゴゴゴゴゴゴゴ……)
セリカ (ドドドドドドド……)
ルフレ♀「く、クロムさん……」(ドキドキ)
クロム 「……どうしろっていうんだ、この状況……!」
終。
アイミスかわええ
もうそのままくっついちまえばいいんじゃないかな
乙っすよぉ
クロム「1時間以内に書き込みがなければアイク兄さんに究極かつ至高のラッキースケベを伝授する。
阻止されたらティルフィング覚悟で姉妹にラッキースケベをかます」
リーフ「お前、クロム兄さんじゃないな!!
クロム兄さんなら姉さんにラッキースケベをかますなんて口が裂けても言わないはずだ!!」
クロム「…」
ボワン!
ウード「消えた…だと…」
リーフ「魔符だな…急ぐぞウード、どうやら風が町によくないものを運んできちまったらしい」
ウード「行こう、風が止む前に」
ロイ「な、何が始まったんだろう…」(ドキドキ)
サナキ「わわわ、私にもそのラッキースケベとやらをしてくれぬか!?」
ワユ「あ、あたしもあたしも!」
ララベル「私も!!」
レテ「べ、別(ry」
アイク「と言われてもな…」
マルス「要求されてやるとかラッキースケベもクソもないですね。てか故意にやる時点でアレなんですけど」
イレース「私…も…あ、お腹が空いて…(フラフラ)」
イレース「お腹が空いてフラフラして思わず陽光バク転が…(グルン)」
アイク「む…!イレース…?」
イレース「(ドスッ)ああ…うっかりバク転した勢いでうっかりアイクさんを押し倒してしまいました…」
マルス「ム、ムリあるだろー!!(ガビーン)」
アイク「おい、お前…」
イレース「あ…すみません…!押し倒た拍子にアイクさんの大胸筋を揉んでしまいました!(ガチムキ)」
アイク「…マルス、これがラッキースケベというやつか?」
マルス「いいえ、これはただのドスケベです」
イレース「すみませんでした…つい調子に乗ってしまって」
アイク「い、いや、気にするな。よくわからんが」
イレース「…お詫びに…私の大胸筋を揉んでいいですから…」
マルス(得しかしていない…)
イレース痴女じゃん
>>414 >マルス「いいえ、これはただのドスケベです」
的確すぎて吹いたw
イレースさん直球すぐる……。
ソール「今日は僕の誕生日だったんだけど特に何も無かったなぁ…。」
ドニ「でも
>>100みたいな事になるよりはマシだと思うんだべ…。」
リヒト「うん…。」
ソール「あはは…、災難だったねぇ…。」
リヒト「というわけで今日は僕らがソールの誕生日を『普通に』お祝いするよ!
ドニ「お誕生日おめでとうだべ!」
ソール「…!! …二人ともありがとう! 嬉しいよ!」
リヒト「それじゃあコレ、僕からのプレゼント!」
つ「銀の槍」
ドニ「オラからもプレゼントだべ!」
つ「鋼の剣」
ソール「何だろうコレ、食べられるものかなぁ?」
リヒト「えっ」
ドニ 「えっ」
なにそれこわい
食欲とはいと恐ろしきものなり
>>415 アイク「まあ、触っていいというならそうさせてもらうか」
イレース「……え?」
アイク「最近の手合わせで気がついたんだが……お前、少し筋肉がついてきたんじゃないかと思ってな」
イレース「そうでしょうか……」
アイク「それで、間違った筋肉の付き方をしていないか少し気になっていてな。筋肉は実際に触ってみないと分からないこともあるが
触って確かめるのも悪いだろうと思っていたんだ。……触っていいのなら少し調べさせてもらっていいか?」
イレース「は、はい……えっと……どうぞ……」
アイク「じゃあちょっと失礼するぞ……」
イレース「……あ……だ、だめです……」
アイク「ああすまん、気に障ったなら止め……」
イレース「あ……いえ……ちょっとびっくりしただけで……だ、だめじゃないです……」
アイク「そうか、じゃあ続けるぞ」
イレース「はうっ……あ、アイクさん……」
特にオチは思いつけなかったので変に半端なところで終ってしまったんだぜ
アイクが無自覚セクハラキャラに……
>>421 悦ばれるセクハラはセクハラではない
よってこれは無自覚愛撫と言うべき
サナキ「…待てよ。もしかすると、私たちはとんでもない思い違いをしていたのではないか?」
ワユ「な、なんだってーっ!?」
ミスト「いや、早い早い」
レテ「それで、何が思い違いだったというのだ?」
サナキ「…クロムがルフレに対して連発するラッキースケベ行為を羨ましがり、
アイクにも何とかしてその能力が宿らないものかと期待していたが…
何故、クロムにその能力が備わっていると考えたのだろう。もしかしたら、逆かもしれぬのに」
イレース「ええと…どういうことでしょう?」
レテ「…! そうか! アイクのフラクラ能力のように誰彼構わず発動するならともかく、
クロムのように相手が限定されている場合、実際の所どちら側の特殊能力なのかは判別しようがない…!」
ミスト「あ…!」
ワユ「ま、まさか…!」
サナキ「そう…クロムからルフレへのラッキースケベ連発は、
クロムに『ラッキースケベを行う能力』が備わっていた故ではない。
ルフレに『ラッキースケベを行わせる能力』が備わっていた故だったのじゃよ!」
全員「な、なんだってーっ!?」
サナキ「…というわけで、何とかして我々にもその能力を与えて頂きたい」
全員「お願いします!」
ルフレ♀「いやお願いしますと言われても…ど、どうすれば…」
アイクの嫁候補は揃いも揃って良物件揃いの筈なんだが、
なんだろうこのいたたまれない残念な美人揃いな風景w
嫁候補(?)残念筆頭の魔道軍将に比べたら大した事じゃ有りませんよ。
候補というよりまんま嫁持ちのマルスを除くと嫁候補が一番安定してるのはリーフっていう
むしろなんで結婚してねえんだって感じのクロムの方が安定してね?
サラ「わたしは別に一夫多妻でも一妻多夫でもかまわないわよ」
ナンナ「さすがにちょっと問題があるような…」
ティニー「わたしたち4人でリーフ様と?いつものおしおきと変わらないような」
ミランダ「え、そんな過激なおしおきだったっけ」
リーフ「で、その一妻多夫ってのは」
サラ「もちろん、あなたとエフラムのことよ。あ、あと数人追加する予定だけど」
クロム「(遠巻きに見ながら)最近のガキはませてんだな」
サラ「ふーん、ふふふ」
リーフ「どうしたのサラ?またなんか変なこと思いついたでしょ」
サラ「あなたたち、今日は3人で好きにしていいわ」
アッーカクセイスキルランヨウシチャラメェーコノヒトデナシー
サラ「次はクロムさんね。落とせない相手じゃないけどルフレさんとの関係は壊したくないし。
ふふふ、兄弟家(男限定)攻略もささいな暇つぶしから始めたものだったけど、こんなに
面白くなっちゃうなんて想像もしてなかった」
クロム「なんか寒気がするな。エリンシア姉さんにミルクセーキつくってもらお」
>>420 アイク「大胸筋は……」
イレース「……ん……っ」
アイク「腹筋は……」
イレース「は……あ……」
アイク「大腿筋は……」
イレース「……あ……い……ゃ……」
イレース「はあ……はあ……」
アイク「特に異常は無かったようだ。悪かったな、時間をとらせて」
イレース「いえ……はあ……」
アイク「……何か息が荒いが、体調が悪いのか?」
イレース「い、いえ! だ、だいじょうぶれす……」
アイク「呂律が回ってないような気がするが……大丈夫か?」
イレース「ほ、本当に大丈夫です……そ、そういえば、アイクさんって筋肉に詳しかったんですね」
アイク「ああ、俺は昔は少し細かったからな。身体を作るうちにそれなりに詳しくなってしまってな」
イレース「そうなんですか……あの……また……身体の調子を診てもらっていいですか?」
アイク「ああ、構わない」
ユンヌ「よし、私もアイクに触診してもら……」
アスタルテ「お前は別に体を鍛えたりしていないだろう」
ユンヌ「なんかすぐ筋肉がつく奇跡とかなかったっけ!?」
アスタルテ「……ある訳がないだろうが」
エイリーク「うっ、うっ……」
ロイ 「ああっ、エイリーク姉さんが泣いてる……!?」
セリカ 「ろ、ロイ……」
ロイ 「セリカ姉さんが泣かせたの? 一体どうして……」
セリカ 「いえ……ええと、エイリーク姉さんのお下がりの話をしたんだけど」
ロイ 「お下がり……ああ、僕もよく兄さんたちのお下がりもらうけど。末っ子の宿命だよね。
お下がりなんてもう嫌だ、とか言ったの? でもそんなの前からだし……」
セリカ 「いや、そうじゃなくてその……
最近エイリーク姉さんのお下がりがちょっときつくなってきて。その、胸の辺りとか」
エイリーク「うわぁぁぁぁぁぁぁ……」
セリカ 「ああ、ご、ごめんエイリーク姉さん! ええとでもほら、そうだ!
リン姉さんのお下がりも着られないのよ、胸の所が余っちゃっ」
エイリーク「あああああああああああ……!」
セリカ 「な、なんで!?」
ロイ 「追撃してどうするのセリカ姉さん……」
>>429 これみたらなんか思いついた
乙女向けゲーム
兄弟家主人公男性陣を攻略して恋人になろう!
プレイヤーはとある女性として主人公男性陣と知り合い、イベントやデートを重ねて仲良くなっていきます。
時にはライバルと競いあい時には自分のステータスを高め会話で選択肢を選んで攻略を狙います。
シグルド偏
ディアドラ一本気のシグルドを振り向かせるのは至難の業。
まずはお近づきになるためグランベル社に入社する必要がある。
始めは会社の部下として仕事をしつつ徐々に信頼を得よう。
幸いライバルのディアドラはシグルドの片思いのため妨害は仕掛けてこない。
上手に立ち回ってディアドラとアルヴィスをくっつけてしまえば大きなチャンスが到来する。
アイク偏
全偏通して最高難易度。とにかく恋愛度が上がらない。上がってもフラグを折られてしまう。
まずは訓練をしてステータスを上げよう。強い相手にはアイクは目をかけてくれてイベントのチャンスも増える。
またライバルと交友関係を持つのも大事。互助会に入れれば互いに協力できる。ただし相手に協力しすぎるとアイクをとられる恐れがあるのでさじ加減に注意。
あまりこちらから積極的に迫るとフラグは折れる。
まずは気のないそぶりで少しずつ信頼度を上げていこう。
クロム偏
最大のライバルはルフレ。まずは彼女を抑える事を考えよう。
絆や半身の間に入り込む事は簡単ではないが手段はある。
幸いクロムは女性への興味が強いので服装等に気をつけて魅力を上げていこう。エロい誘惑もかなり有効。
ラッキースケベを誘発できればなおよし。そのままくもの糸で絡めとるようにこちら側に引きずりこんでしまえば根は真面目なので責任を取ってくれるはず。
エリウッド偏
彼には恋愛に目を向ける余裕が無い。まずはエリウッドに心の平安をもたらす必要がある。
エリウッドはパラメータにはこだわらないのでステータス育成はあまり必要ない。
上手に会話して彼の心の癒し役になろう。
一定期間が過ぎるとイベントでエリウッドが危篤に陥る。
この時の行動で大幅に好感度を上げることができるが失敗するとBADEND
ヘクトル偏
軽くツンデレ気味だがそれは好意の裏返し。好感度を上げる事自体は難しくない。
だがビラクやリリーナといったHENTAIたちが場を引っ掻き回しておじゃんにしてしまう事も少なくない。
まずは彼らへの対策を考えよう。杖を習得してると便利かも知れない。
彼らを追っ払ったらもうこっちのもの。ライバルもいるがそれほど押しは強くないので問題は無いはず。
エフラム偏
ゲームが長引いて一定以上の年齢を超えてしまうともう攻略不可能になる。
そうなる前にマムクートに転生するとかして外見年齢が上がる事を押さえ込む必要がある。
とにかくゲーム序盤の行動が重要になる。幼女で止めておけるようになったらあとはゴリ押あるのみ。
サラは強力なライバルだがターナはなんの問題もない。
マルス偏
かなりの高難易度。とにかくシーダとリンにしか興味を示してくれない。
シスコンな彼の気を引くのは難しいと言わざるを得ない。
まずは姉的な包容力を高めよう。たまに思いっきり叱ってやるのもポイントだ。
けっこうMっぽいマルスは喜ぶ。なお最大の強敵シーダをどうにかしないと攻略は不可能。
寝取り気分を味あわせてくれる罪深いルートである。シーダ狙いのオグマとかを応援するのもありかも知れない。
アルム偏
言うまでもないが最大のライバルはセリカ。さらにそのセリカからアルムを掠め取ろうとするジャンヌまでいる。
ライバル対策が重要になってくるルート。まずはアルムに彼女を作りたいシグルドを味方に引き込もう。
農業仲間になって親密になるのも重要。ネフェニーやチャップさんと言った農業組みから技術を教わり畑を買い入れよう。
共通の話題を作ったらあとはセリカの妨害を掻い潜りつつアルムと共に収穫の喜びを通じて好感度を上げていこう。
リーフ偏
ゲーム序盤はなかなか好感度が上がらない。数年がすぎて大人になってからが好感度アップのチャンスである。
その時までに魅力的なお姉さんになれるようステータスを高め、人生経験を積んでおこう。バストアップ体操も欠かさずに。
それからはリーフの好感度を上げる事自体は簡単である。ちょっと誘惑すればホイホイ釣れる。
それよりもナンナたちライバルの存在が厳しい。彼女たちを撃破できるように戦力と魅力を並行して高めていこう。
ロイ偏
これまた高難易度。友達までなら簡単になれるのだがそれから先が進まない。
地道にじっくり攻めていこう。またライバルも多い上に妨害も熾烈である。
とにかく競争率が高い。ロイ本人をどうにかするよりもライバルをすべて叩き潰す事を考えたほうがよい。
相手によっては戦闘力を高めてぶちのめし、相手によっては他のフラグ相手の男を援護してカプ成立させ、
さまざまな対策を打つ事が必要になる。
これらすべてを攻略すると封じられたハーレムルートが解禁される。
兄弟家男性陣全員を同時攻略できる夢のルートだが難易度は最強。
すべてにおいて最高のステータスをもち、またライバルが束になって襲ってきてもすべて叩きのめすほどの戦闘力も必要になる。
ここから先は自分の目で確かめてほしい。
>>432-433 どいつもこいつも難易度高すぎるw
誰とも恋仲にならなかった場合はヘザーさんが主人公をおいしくいただくBADENDですねわかります
ふと思ったがそういや今日は父の日か
ルキナやマークみたいな子世代キャラもいるし、誰かそれにちなんだネタでも書いてくれませんかねぇ…(チラッ
>>432 ロイ「当然のようにセリスが居ないのは性別:セリスだから……ってことだよね」
ルーテ「いえ、最初はセリスさんも攻略キャラに入っていたのですが、とある理由から削除することになりまして……」
ロイ「とある理由って?」
ルーテ「それは実際に見ていただいた方が早いかと」
ロイ「見れるの?」
ルーテ「データ自体は残っているので、ツールを使えばセリス編を遊ぶことは可能ですよ。私優秀ですから(カチャカチャ)」
セリス『君もマミー君人形が好きなの?僕と同じだね!』
ロイ「あっ!セリス兄さんが出てきた!」
ルーテ「セリス攻略はロイ編と同じように友達から先にすすむのが難しくなっています。
ただライバルが多くないので、難易度自体は控えめですが」
ロイ「いやいやいや!ラナオウさんが出てくる時点で無理ゲーだよ、これ!
戦闘力が足りなくて勝てないよ!」
ルーテ「これでもロイ編よりは控えめに調整してあるんですけどね。
余談ですが、最大のライバルはユリウスさんになっています」
ロイ「そ、そうなんだ……」
ルーテ「さて、そろそろ問題のシーンですね」
ロイ「プールに遊びに行くイベントだね。
一枚絵が出てきたけど……なんで女性用水着着てるの?なんで胸があるの?
しかもやたら気合入ってるし」
ルーテ「グラフィック担当が『こんなかわいい子が男の子なわけはない!』と暴走しまして。
とてもいい仕事をしているのですが、乙女ゲーとしては不適切なので泣く泣く没にしました」
ロイ「うん、没で良かったよ……
セリス兄さんが見たら泣くよ、これ……あとエイリーク姉さんも」
ギャルゲで攻略対象が男だったなんてこともあるんだ
乙女ゲーの攻略対象に女がいたっていいじゃないか
アイクは自分とまともに戦える子でないとなびかないんじゃないかな
ルーンソード持ったミストなら戦えそう
アイク魔防豆腐だし
そもそもアイクは今自分を鍛えるのに夢中だから、
根本的に女がそういう目的で絡んでくること自体が鬱陶しいんじゃないかな。
そういう意味では原作でララベルさんが取ってた戦術は理に適ってると思うんだ。
魔法剣持つとかなり強くてアイクの食の好みも知ってそうなミスト最強か?
>>430 >筋肉がつく奇跡
パルテナ様にでも頼む他あるまい。
>>440 ライバルを出し抜こうとしたら、一番近い位置にいそう。
本人はそういうの苦手そうだけど。
>>430 筋肉の調子を診てもらうお礼に自分を食べてもらうお話はまだ(ry
いやそもそもアイクは強い相手は好敵手或いは鍛錬の相手として興味を示すだけで、
恋愛の相手として興味を示すわけじゃないだろw
まあ異性としてすら意識されないよりは、好敵手としてでも意識された方がましなのかもしんないけどさw
>>432-433 なぜか某サンデーの神のみぞ知るセカイ思い出した
あれはギャルゲーだが…
よくよく考えたら物理攻撃と魔法攻撃ができるミストって相当強いな
さすが原作でのアイクの妹
ミストは杖は使えるが魔道書は使えないぞ
ルフレ兄「みえたぞ…エンディングが!」
ロリルフレ「やりましたね!神にーさま!」
クロム「なんでオレの半身ばかり…人生なんてクソゲーだ!チクショウー!」ダダダ
ルフレ妹「あれ?クロムさ…キャア!?」
ドカーンキャ-クロムサンノスケベエオマエノセイジャry
マー子(みえましたよ…ラッキースケベが!)
マルス(やりましたね、神にーさま)ゲス顔
マルス「クロム兄さんとシグルド兄さんってそっくりだよね」
ロイ 「え、そうかな……? どの辺が?」
マルス「ほら、この二人の手帳のスケジュール欄見てみなよ」
ロイ 「また勝手に……あ、二人とも週末の予定がデートで……」
マルス「びっしりでしょ。『ディアドラとデート』『ルフレとデート』で。
ついでに言えば両方とも自分から誘ってるんだよね。ウチの兄弟には珍しい積極性だよ。
強いて言うならシグルド兄さんは情熱的に、クロム兄さんはどもりながら誘ってる所が違うけど」
ロイ 「まあ些細な違いだよね。他の共通点はあるの?」
マルス「二人とも途中で台無しになるところかな。
シグルド兄さんはアルヴィスさん乱入で、クロム兄さんはラッキースケベで怒らせて」
ロイ 「それはひどい」
マルス「それでもめげずにまた誘いをかけるところは共通だけどね。
ついでに言えば大抵OKしてもらえることと、いつまで経っても愛想を尽かされないことが共通」
ロイ 「確かにそっくりかもしれない……」
>>443 ここら辺はカアラとバアトル夫妻に聞いた方が良さそうだな
実際そんな関係からスタートした訳だし
>>450 あれ?仲間だと信じていた奴に裏切られて殺される点もそっくりじゃn…おっと誰か来たようだ
ユンヌ 「むー」
ミカヤ 「どうしたの、ユンヌ」
ユンヌ 「なんか、アイクの周りといい他のみんなといい、最近兄弟家がピンク色の空気に包まれているような」
ミカヤ 「そうね。クロムのおかげでみんながそういう方面に意識を向けるようになったのかも」
ユンヌ 「そうなの? よく分かんないけど」
ミカヤ 「そうね…あ、ちょうどいいところに。ヘクトルー!」
ヘクトル「なんだ?」
ミカヤ 「ちょっと仕事の関係で映画のペアチケットもらったんだけど、誰か誘って行ってきたら?」
ヘクトル「映画? どんなんだ…おっ、このアクション映画結構評判いいんだよな」
ミカヤ 「気に入ったみたいね。でもフロリーナちゃんと一緒に行くのでないとあげないわ」
ヘクトル「は? なんでだよ?」
ミカヤ 「いいからいいから。どうする?」
ヘクトル「…まー、いいけどよ」
ミカヤ 「よろしい。じゃ、どうぞ。楽しんできてね」
ヘクトル「おう。ありがとよ」
ユンヌ 「おお…あのヘクトルちゃんが深く考えもせずに承諾するとは」
ミカヤ 「…とまあこんな感じで、『女の子と二人で出かける』という行為の閾値が下がってるのね」
ユンヌ 「それが当たり前の行為っていう認識になってると?」
ミカヤ 「あれだけ積極的なのを間近で見せられるとね…まあラッキースケベはもうちょっと抑えた方がいいと思うけど」
ユンヌ 「それに関してはむしろどんどんやるべきだと思います!」
ミカヤ 「自重しなさいって。まあいいわ、この調子でどんどんキューピットやっちゃうわよ!」
ユンヌ 「ところでソール・カティ持ったリンちゃんが鬼の形相で走って行ったけどそれはいいの?」
ユンヌ 「そしてそう言うミカヤ自身への影響はどうなの?」
ミカヤ 「え、なにが?」
ユンヌ 「…まあいいか」
ミカヤ姉さんマジいい姉さんだわ・・・
>>451 >カアラとバアトル
支援会話を思い出してみたけど、これはアイクに「○○、お前はいい女だな。」
と気づかせてやらなきゃならないってわけか。なんか、アンリの道より険しそうだぜぇ……。
>>452 例の三人のなかでは、誰が一番いい位置にいるのかが気になる。
エリンシア「アルムちゃん、ドニさん、イモの皮むき、終わったかしら?」
アルム「ああ、もうちょっとだよ(ショリショリ)」
ドニ「‥‥アルムさん(ショリショリ)」
アルム「ん?」
ドニ「アルムさんって、クロム様やマルスさんと同じでファルシオンの使い手だぁよな?」
アルム「ま、まあな」
ドニ「そんな人が、イモの皮むき、だべか?」
アルム「僕の家族は食いしん坊が多いからね、人手は多いに越したことはないさ。
ヘクトル兄さんやアイク兄さんを見れば、君もわかるだろ?」
ドニ「だども、イメージってもんが‥‥」
アルム「それを言うならアイク兄さんだって、壊れた壁や屋根の修理、やってるぜ。
それに、僕は結構こういうの好きなんだ。心がなごむぞ」
ドニ「はあ‥‥」
クロム「ぐおっ、目に染みる・・・! だが俺は負けん!!(ショリショリ)」
エイリーク「もう兄上ったら、タマネギの皮むきが馴れてないなら
素直にゴーグルを使えばよろしいのに・・・」
クロム「運命を変える!(ヤケクソ)」
ドニ「外じゃ凄い人達でも、家の中じゃ案外普通なんだべな・・・・」
スパロボネタかw 懐かしいな。乙です。
一瞬、ファルシオンで野菜の皮をむいてるのかと思ったw
あとゴーグルだけじゃなくて鼻もふさがないと効果ないと思いますエイリークさん
>>351 ウードがミストに中二病全開で近付いて守ろうとするけど魔法剣持ったミストの方が圧倒的に強くて思わず素になる
っていうよくわからん電波受信した
ウードはミストルティン求めすぎてミストに話しかけたのかな
厨二病全開のウードに話しかけられるもまったく理解できなくてとりあえず攻撃するアイク
461 :
助けて!名無しさん!:2012/06/19(火) 21:21:01.89 ID:0/sHKgSK
ウード「アイクさん!」
アイク「ウードか。どうした?」
ウード「実はちょっと頼みがありまして…」
アイク「俺に頼み?」
ウード「そうなんです。アイクさんに天空を教わりたいんです。原作では同じ血をひくクロム伯父さんやルキナが使えるんだから、俺にも使えると思うんですよ!」
アイク「俺に天空を?別にかまわないが、それならクロムやルキナに教わればいいんじゃないか?」
ウード「いや、アイクさんの天空がいいんですよ!動きが格闘ゲ−ムの超必殺技みたいでめちゃくちゃかっこよくて強そうじゃないですか!」
アイク「…かっこよさが強さに繋がるかどうかはともかく、確かに俺の天空はある男の超必殺技を少し参考にしているな。」
ウード「えっ!?それ本当なんですか!?」
アイク「ああ。同じ絵師繋がりということである侍の技を参考にしている。とくにスマブラ版のほうはな。天空の名前もそこからとっている。」
ウード「その技の名前はなんていうんですか?」
アイク「たしか、天○○空○○だ。喰らった相手が武器を落とすほどすごい威力だが、怒りのスキルを発動していないと使えないと聞いたな。」
ウード「あの…、天と空以外がよく聞こえなかったんですけど…」
アイク「会社が違うからな。そこまでは教えられないんだ。」
ウード「そうですか。ともかく、天空を教えてくださいよ。」
アイク「そこまで言うのならいいだろう。まずは上に投げた剣を、跳んでキャッチするところからだ。」
>>456 黒本ネタでなくて?
>>457 >ファルシオンで野菜の皮をむいてるのかと思ったw
本編でも果物ナイフだったりするから違和感はないなw
>>461 天○○空○○……たぶんあの技だと思うけど、アイクなら……アイクなら使える! ……気がする。
まあ武器だけじゃなく、命まで落としかねん破壊力だがww
さて、ちょっと長いのを投下します。
『ママチャリの系譜』
>>258-263の続きです。
209.5
クロム 「これより『ママチャリの系譜』を開始する。
だが、その前に恒例となったあらすじコーナーで俺達の支援会話(?)を楽しんでくれ」
エリウッド「これは支援会話って言うのかな…?」
クロム 「細かい事は気にするな。早速だが、前回
>>258-263の状況をザッと見ていくぞ」
〜体育館裏ストレート〜
──────────────────────┘ |
← レス ミデ ユリ ジャム ロド ブリ |
← デュー ヴォ ファ |
──────────────────────────┘
順位変動 マシン名 搭乗者 現ドライバー 単勝倍率
1位:4 フェニックスアロー レスター&デルムッド レスター 8.1倍
2位:7 プリンツェーッサ デュー&パティ デュー 13.6倍
3位:9 謎のユングヴィ城 エーディン&ミデェール ミデェール 3.4倍
9位→4位:8 黒王号 ラナ&ユリア ユリア 3.5倍
7位→5位:3 お ジャムカ&ベオウルフ ジャムカ 11.7倍
8位→6位:6 世界ひろし号 ヴォルツ&リデール ヴォルツ 3.2倍
4位→7位:5 SDL551バゼラート アサエロ&ロドルバン ロドルバン 20.2倍
5位→8位:1 影の伝説 ファバル&ジャンヌ ファバル 10.9倍
6位→9位:2 緑三号 アレク&ブリギッド ブリギッド 12.3倍
・交代直後のユリア、まずは8位のヴォルツをダイレクトアタックで退け、最下位脱出。
更に前を走るジャムカも退けて7位に浮上。
・一方の先頭集団は動きがないままヘアピンカーブに突入。
トップのデューが滑って停車し、ミデェールもスピン。安全運転でクリアしたレスターがトップに立つ。
・デューとミデェールの再始動と同時に4位ロドルバン、5位ファバルがヘアピンに突入。
・しかし、2人ともオーバースピードでクラッシュの危機。
それぞれ足ブレーキで何とかストップはしたが、これが原因で凄まじい砂煙が舞う。
・その砂煙の中、ヘアピンに突入したブリギッドとユリアだが、
ユリアが前を走るブリギッドにぶつかってしまい、ブリギッドがクラッシュ。
・一方のユリアは被害なしでヘアピンをクリア。停止中のロドルバン、ファバルも追い抜き、4位に浮上。
・ジャムカ、ヴォルツも安全運転でヘアピンを難なくクリアし、それぞれ5位、6位にステップアップ。
・最後にロドルバン、ファバル、ブリギッドが再始動し、1周目最後の直線に入った所で前回終了。
エリウッド「クロム兄さん、もしこういう二人一組で出場する競技とかに出るとしたら、誰と出るんだい?」
クロム 「ルフレ♂だ」
エリウッド「即答だね。妹さんの方じゃダメなのかい?」
クロム 「ああ、二人共あらゆる競技に対応した能力は持っているし、冷静な判断から来る戦術や
機転を利かせた行動にも期待できる頼れる相棒達だが、ただ一つ、決定的な違いがある」
エリウッド「違い?」
クロム 「それは…ルフレ♀がパートナーの場合、ありとあらゆる行動が裏目に出て、
最終的にはラッキースケベに行き着くのだ!」
エリウッド「…で、結果、勝負に負ける……と?」
クロム 「そうだ。ルフレ♀には悪いが、こういう舞台に出る機会があれば、俺はルフレ♂をパートナーに選ぶ。
こいつとならば、俺はどんな競技でどんな相手が来ようとも勝つ自信があるっ!!」
エリウッド「料理対決でもかい?」
クロム 「当然だ! 俺とルフレ♂の作った男の友情料理は、かつてない戦果を挙げる事が出来るだろう!
今度、自警団のみんなに作ってやろうかとひそかに計画を立てている」
エリウッド「…クロム兄さん、あまり面倒な事は起こさないでくれるかい?
最近、家計簿がファラフレイムで、僕の胃がマッハでGOなんだよ…」
クロム 「大丈夫だ。ああ目に浮かぶ、自警団のアジトが俺とルフレ♂の料理で
歓喜の嵐と感動の号泣に溢れ包まれるその瞬間が……」
エリウッド「僕には死屍累々の恐怖と断末魔の叫びに溢れ包まれる様子が目に浮かぶよ…」
210
ノイン 「現在トップはリカンベントの帝王、フェニックスアロー! 2位には素早いリカバリーを見せた
伝説の怪盗プリンツェーッサ! 3位には謎の姫君とメイド執事の居城、謎のユングヴィ城!」
セーラ 「争いまくって順位がポンポン入れ替わるわね」
ドロシー 「こんな調子で最後までもつのでしょうか?」
ノイン 「やや下がって拳王ナースとナーガメイドの黒王号は4番手! 5位につけるのは漢達の灼熱地獄『お』!
僕らの世界ひろし号は6番手!」
セリス 「ほらほらユリウス、ユリア達が4位に上がったよ!」
ユリウス 「あ、ああ…わかったから抱きつくのはやめてくれ……」
イシュタル「どうしてユリウス様の隣にはいつもこの娘がいるのかしら……グスッ」
ラナ 「ユリウス…!」
ユリア 「お兄様…!」
二人 「「あとで…消スッ!!」」
ノイン 「7、8、9番手は3台固まって走行! 紋章町防衛軍最強兵器SDL551バゼラート!
レジェンド級のザ・ハイマスター影の伝説! そして、アブナイ雰囲気の海賊船、緑三号!
トップから最後尾までは24秒1!! 謎のユングヴィ城の謎の必殺武器は残り5つ!!」
エルフ 「しかし、それはあくまでマシンに装備されている残数ですからね。
エーディン選手自身がまだ何らかの隠し玉を持っている可能性はあります」
ノイン 「とんだ、天たま隠し玉っ、天たまネーム・ミデェール選手の体力残量に
ゆとりを生じさせている面もありおり侍りいまそがりレオ・ガリレイ」
レオ 「俺の本名だ、それはっ!」
カムイ 「マジかよっ!?」
バルボ 「知らんかった…」
エルフ 「本名だそうですよ」
ノイン 「知ってます。サーキットの天動説、まさに彼らを中心にレースは回っています。
トップのレッドブルーの恒星・フェニックスアローが
悠然と体育館裏ストレートコースを遊覧走行して行きます」
レスター 「デルムッド、後ろは?」
デルムッド「仕掛けてくる様子はない」
ノイン 「体育館裏の魔物に肝を冷やしたせいか、攻め気はなりを潜め、流しの雰囲気に蝕まれている!
毒気を抜かれた毒蝮(どくまむし)サンダートードとオメガネール!!」
エルフ 「混ざりすぎです」
ランゴバルト「フッ、これはまた懐かしい名が出たものよのう」
レプトール「あの頃はワシらも若かった……今となっては良い思い出じゃ」
アルヴィス「お前ら若い頃何やってたんだ…?」
ノイン 「しかし、それも次なる戦いへの雌伏の時! 今は雄と雌達が伏せているが、
いずれ雌達が起き上がってくる!! 意味は良く分かりませんが!!」
ドロシー 「私達もわかりませんよ!」
ノイン 「だがここに来て、各車、若干ペースが落ちてきているか?
ペースダウンVSペス(隣の犬)! 危うしペス(隣の犬)!」
エルフ 「この暑さ(現在の気温42度、湿度85%)の中で全力で争っていますからね、
流石にスタミナが落ちているんだと思いますわ」
ノイン 「最大の敵は暑さか!? 確かに、テント下の放送席にいる我々でさえ、汗だくであります!
ドライバーのスタミナ消費はいかばかりか!? たこばかりか!」
セーラ 「確かにここでさえ死ぬほど暑いってのに…」
ドロシー 「出場者の方々には敬意を表しますよ…」
ノイン 「涼しい顔はエルフさん! 頭の上に水冷ボックスを置く万全の布陣!
クールなハードボイルドを気取っているのは、
竜王家使用人、背番号7番、ビショップ・ズィーベン! 心に7つの傷をもつ男!!」
ズィーベン「ああ? テメ、何俺の事、勝手に紹介してんだよ。ブッ殺すぞコラ」
エルフ 「照れていますね。ズィーベンさんはツンデレですから」
ズィーベン「ツンデレじゃねえっつーの」
211
ノイン 「我慢のしどころ勘所!!」 朝も辛いが昼間も辛い、体育館裏ストレートを苦しみながら、
各マシンが駆け抜け、グラウンド前に差しかかる!!」
エルフ 「おや、グラウンド前で止まっているマシンがありますね?」
エーディン「あらあら、お気の毒に」
ラナ 「…だから危ないって言ったのに」
レス └────────────
デュー ミデ ジャム
ユリ( ゚д゚)… ヴォ
──────────────────
ノイン 「あああああっ!! 4位の黒王号、マシントラブルか!?
止まっております、止まってしまっております!!」
エルフ 「パンクのようですね……。山岳コースからヘアピンまでの
攻撃・接触でタイヤをどこかの部品に引っかけたのかもしれません」
セーラ 「あ〜あ、やっぱり無傷じゃなかったわね」
ノイン 「ラナ&ユリアペア、アクティブなプレイが裏目に出たか!? しかし、幸いにもピットはすぐそこ!
足で走ってマシンを引いて行きます!」
ユリア 「もうっ、何でこんな事になるのよっ!?」
ラナ 「あなたが無茶な攻撃を仕掛けるからでしょうっ!!」
ノイン 「走る走る、メイドさんとナースさんが走っております! 走り女っ!
メイド服の光龍とナース服の拳王が文句を言い合いながらも走っております!!」
エルフ 「これはナビも消耗させてしまう事になりますからね。痛いですよ、次の交代の事を考えると」
ノイン 「思わぬアクシデントに見舞われた黒王号、ユーランルージュでお涙頂戴チョーダイン、
紋章町のフコーダイン、ラナ&ユリアペアの横を
漢星(おとこせい)とひろし星から来た『お』と世界ひろし号が通り過ぎるっ!」
ジャムカ 「勝負を急ぎ過ぎたな!」
ヴォルツ 「まっ、自業自得だ。さてと……」
│ ミデ |
│ ヴォ |
│ ↑ ジャム └─────────
│ | ユリ ファ
│ └─────── ロド
└─────ギュイーーン!!───────────
ノイン 「難関山岳コースでは力を温存し、
ピットストップ手前のグラウンド前で一気に勝負を仕掛けてくる勝負師、ヴォルツ選手!
猛ダッシュで一気に4位に躍り出る! 踊り踊るなら、ちょいと秘密のおんどりゃー!!」
エルフ 「めんどりゃー!」
セーラ 「やきとりゃー!」
ドロシー 「えびふりゃー!」
ノイン 「紫の雄鳥と、黄色の雄鳥の戦いが始まろうとしています!
謎のユングヴィ・パレスに、ザ・ワールドひろしはいかなる戦略で挑むのか!?」
エーディン「来なさい、返り討ちにしてあげるわっ!」
ヴォルツ 「笑止!」
ノイン 「謎のドレスを着た謎の司祭、エーディン選手の挑発に乗らない世界ひろし・ヴォルツ選手!
大きく横に離れての疾走! コースの端と端での静かなバトル!」
リデール 「射程圏に入らなければ、いかに強力な必殺攻撃といえど、恐るるに足らず!」
ヴォルツ 「そういうこった!」
ノイン 「広い道幅の、このポイントならではのグローバルな戦略眼に立った戦術!
名将リデール、ここにありおり侍りクロード智愛里(チアリ)!」
クロード 「いえ、クロード智愛里ではありませんよ。智愛里・クロードです」
コープル 「クロード様、何のペンネームですか……?」
212
ノイン 「そんな与太はどうでも良く! 遠距離戦では分が悪いか、エーディン&ミデェールペア、
手も足も出ないが乳と尻は出ている! いいなあっ!!」
エルフ 「ノインさんは、どちらも全く出ていませんからね」
ノイン 「出る乳は打たれる! スパンキングかライヨンキング!
ワールド大帝にインスパイアされた謎の獅子に、世界ひろ獅子は不戦勝か!?」
ミデェール「強引に近接戦闘に持って行きましょう、フォトンの準備を……!」
エーディン「ごめん、積むの忘れちゃった☆」
ミデェール「( ゚д゚)ゑっ…?」
ノイン 「第3の必殺武器不発っ、出かける時は忘れずに! 忘れる時は出かけずに! 忘れる時は忘れずに!
健忘戦隊ワスレンジャーのワスレホワイト・エーディン選手、ワスレバスター炸裂だ!」
リデール 「今だ、ヴォルツッ!!」
ヴォルツ 「あたぼうよっ!!」
ノイン 「チャンスと見たか、差を詰めて来ようかという黄色い世界のひろし号!
おお? しかし、おもむろにエーディン選手が何やら細い筒状の物を取り出したが……?」
エーディン「……」
パンッ!! パンパンパンッ!!
ノイン 「撃った!! 無言でライフルのように棒状パーツを構えて迎撃ッ!!
世界ひろし号、スリップダウンッ!! タイヤバーストだッ!!」
ヴォルツ 「なにっ!?」
リデール 「バカなっ!?」
ミデェール「グラビディ……!」
エルフ 「第4の必殺武器、グラビディ@ブーステッド・カノンですね!」
ノイン 「グラビディ@ブーステッド・カノン速射!! 謎の必殺武器に、僕らの世界ひろしも射抜かれたッ!
世界ひろし号、前後輪共に失い、2人でピットストップまで押して運びます!」
セーラ 「@って何よ…?」
ドロシー 「セーラさん、深く追求したらいけません」
エーディン「おーっほっほっほ、世界ひろしと言えども、私の必殺武器には敵いませんわっ!」
ヴォルツ 「ちっ、見事にやられちまったぜ…」
ノイン 「謎のユングヴィ城のトラップに死角ナシ!! さよなら死角、また来て三角!
ぬぁんと、しかし、ここでヴォルツ&リデールペア敗退の間隙を縫って一陣の風が吹くッ!!」
アサエロ 「今だ、行けっ!!」
ロドルバン「了解っ!」(ギュイーーンッ!!)
│ ミデ |
│ ロド |
│ ヴォ ↑ ジャム .|
│ | .|
│ | ユリ |
│ | ファ└──
│ └───────
ノイン 「風の名はSDL551バゼラート!
紋章町防衛軍の永遠のアイドルの忘れた頃にやって来るアムネジア波状攻撃だぁッ!!」
エーディン(……ニヤリ)
パンッ!
ロドルバン「!!」(ガキィンッ!!)
ノイン 「まだ弾が残っていたぁっ!! 551のバゼラートもタイヤバーストの憂き目に……
あっ、いやっ、無事です! 外したかっ!? 謎のユングヴィトラップ不発なのか!?」
エルフ 「いえ、一瞬の事でしたが、ロドルバン選手が剣で弾丸を弾きましたね」
ノイン 「突撃隊長は死なず、ただ弾丸を弾くのみ!! 素晴らしい反射神経!
SDL551バゼラートをユングヴィ軍の捕虜収容所送りにするのを辛うじて防いだ! 思わぬ伏兵だ!」
アサエロ 「お返しだ、礼賛ランチャー!!」
シュシュシュッ!! パンパンガキィンッ!!
ミデェール「うわっ!?」
エーディン「何ですってっ!?」
213
ノイン 「見たか聞いたかっ、防衛軍の究極兵器礼賛ランチャーストラトス!!
しかし、その実態は銀の弓だっ!! 恐らく、初期装備っ!!」
エルフ 「的確にマシンの急所を貫きましたね」
ノイン 「氷結のスナイパー・アサエロ選手、礼賛ランチャー追撃突撃で謎のユングヴィ城の
タイヤとチェーンをまとめて破壊っ! 防衛軍の突撃班と狙撃班の隊長が、
謎のユングヴィ城の謎の天守閣を攻め落とすっ!!」
アサエロ 「コノートのヒットマン。それが俺の二つ名だ!」
エーディン「くぅっ、何て事なの…!」
ミデェール「エーディン様、とにかくピットに向かいましょう!」
ノイン 「しかし、幸いにもピットはもう目と鼻の先、エーディン&ミデェールペア、
遅れてはなるまいと必死に自転車を押して運びます!」
セーラ 「長い戦いだったけど、距離的には全然進んでないのよね」
ドロシー 「そのお陰でトップとの差も開いてきましたよ」
ノイン 「思わぬアクシデントと激戦の舞台となったグラウンド前を後にし、
グラウンド脇のピットロードへの道を行くっ! ピッと凛々しくっ!」
エルフ 「それが乙女のポリシーですわね」
ノイン 「さて、前のレースでも説明しましたが、グラウンド脇には各マシンのメンテ、
ドライバーのケアを目的としたピットが設置されております」
セーラ 「まあ、ちょっとした休憩ってとこね」
ノイン 「グラウンドオーバルコースに戻る前に、マシンはこのピットに最低1回は止まる義務があります。
1ストップ2ストップのどちらの作戦を採るかも大きな要素!!」
ドロシー 「ドライバーチェンジも1回はここで済ますのが王道ですね」
ノイン 「マシンの受け入れ準備でピットクルーが慌ただしく動く! そして、私も慌ただしく動く!」
エルフ 「邪魔くさいからジッとして実況をして下さい」
ノイン 「邪魔をするからジャマー!! さあ、3位以下のチームが争っている間に
トップのフェニックスアローはピットをパス、
続く怪盗プリンツェーッサもピットをスルーしています」
エルフ 「両チーム共にドライバーチェンジも行ってますわね。
ですが、水没したプリンツェーッサがピットをパスするとは思いませんでしたわ」
搭乗者交代 レスター→デルムッド、デュー→パティ
──┘ パティ デル→
ピット / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ |グラウンドコース
┃ |
\_______
──┐ ロド
セーラ 「でも3位以下と結構差がついちゃってるわね」
ドロシー 「ざっとグラウンド1/6程でしょうか?」
ノイン 「その3位を勝ち取ったSDL551バゼラート、棚ぼた的に4位に浮上の『お』もピットをパス、
そして、タイヤバーストの謎のユングヴィ城、世界ひろし号は今ピットイン、これは仕方ありません」
ヴォルツ 「へっ、ざまあねえな、あんたら」
エーディン「屈辱ね…あんな伏兵にやられるなんて」
ノイン 「7位影の伝説はピットをパス、続く緑三号と黒王号はピットロードに入って行きます!」
エルフ 「パンクした黒王号はともかく、緑三号はクラッシュしましたから、この判断は賢明かと」
ブリギッド「すまないねぇ、殆ど最下位で帰って来ちまって」
アレク 「構わねえさ、ここから挽回しようぜ」
ユリア 「(ハァ…ハァ)やっと着いた……」
ラナ 「この程度で息切らしちゃって…やっぱりナーガがないと只の人間ね」
214
ファバル 「うー暑い暑い。ここらで交代するか」
ジャンヌ 「分かりました。それでは…」
エルフ 「おや、影の伝説はここで交代しますね」
ノイン 「影の伝説、周りに邪魔者がいないうちにドライバーチェンジを済ます。
……あれ? ジャンヌ選手に代わった途端、妙に見え辛くなりましたね、解説のエルフさん?」
エルフ 「スキル『隠伏』レベルの影の薄さが早速効果として表れてますわね。
これはナビシートのファバル選手で位置を判断するしかありませんわ」
ジャンヌ 「私、そんなに影薄いの? 何か悲しくなってきたんだけど…」
ファバル 「まあそれも1つの個性と言うことで…」
搭乗者交代 ファバル→ジャンヌ
ノイン 「帝王にお家は無いのだ! グランベル聖拳、レスター&デルムッドペアのフェニックスアローは
マシンのお家ピットストップをスルーして、グラウンドオーバルコースを周回します!」
レスター 「意外に安全運転が一番だったりするんだな」
デルムッド「後ろのパティ達が静かなのが不気味だ」
ノイン 「コースを1周してレース巧者としての腕前を見せつけてきた赤と青の好敵手達、
そして2位に陣取るのは魅惑の怪盗プリンツェーッサのパティ選手……
おっ、ここで勝負を仕掛けてきたのは這々の体のロドルバン選手とジャムカ選手!」
ロドルバン「トップのペースが落ちてる。これならっ!」
ジャムカ 「そろそろ俺達も動くぞ!」
ギュイーーンッ!!
ジャム──────→
ロド──────→パティ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
\
\デル
ノイン 「グラウンドオーバルコース第1コーナー手前、迷彩服の軍人とパンツ一丁のKINNIKUが
怪盗プリンセス・パティ選手を捕まえにやって来たぁっ!!」
パティ 「キャ〜ッ! 助けて〜っ、変態が来る〜☆」
ロドルバン・ジャムカ「「人聞きの悪い事を言うなぁっ!!」
デュー 「しめたっ!」(スッ!!)
ノイン 「マスターシーフ・デュー選手がポケットに手を突っ込んだ!
マジカル怪盗のポケットには秘密がいっぱいだ!! 秘密バレンシア牛タン食べたい」
エルフ 「何思った事を口にしているんですか」
ノイン 「さあ、白き大怪盗に挑戦する突撃隊長ロドルバンとマッスルスナイパー・ジャムカ!
コーナー入口、インとアウトから抜きにかかるぞッ!!」
ジャムカ 「デュー、覚悟しろっ!」
ロドルバン「パティ、前に行かせてもらうぞ!」
デュー 「そんな君達の心にエンジェルビームだ!」
ノイン 「対する怪盗コンビのトリックは……うおおおおっ!?
大盗賊デュー選手の手から謎の光が放たれる!! これは何でありましょうかっ!?」
ピカーーーーーッ!!
ジャムカ 「ッ!?」
ロドルバン「うわっ!」
215
ノイン 「光線を受けた突撃隊長ロドルバン選手、マッスルスナイパー・ジャムカ選手、たまらず急減速!!
まだ目が眩んでいるのか、ペダルを踏むのを止め、足をついての走行!」
ロドルバン「め、目が…」
アサエロ 「おい、大丈夫か!?」
ノイン 「よろよろと進む2台のマシン、目眩ましに完全にやられております! 目をしきりに瞬いている!
一体どのような技が炸裂したというのか!?」
ジャムカ 「デューが魔法? そんなバカな!?」
ベオウルフ「んなわけねえだろ!」
ノイン 「んー……? デュー選手が持っているのは……あーっ、鏡っ! 手鏡だ!!
大・今・水・増・手鏡だぁッ!! 手鏡による太陽光反射であります!!」
セーラ 「前のレースでレイリアが使った技じゃないの?」
ドロシー 「まあそうですけど、1度に2チーム倒したのは凄いですよ」
ノイン 「恐るべし、エンジェルビーム! 太陽光を反射させて後続車の目を眩ますサテライトシステムに、
さしものイザークの守護神とヴェルダンの超兄貴も敗北だッ!!」
アサエロ 「ちっ、これじゃ回復に時間がかかりそうだな」
ベオウルフ「ジャムカ、交代するぜ。後ろで休んどきな」
ノイン 「ここで両チーム共にドライバーチェンジ、白きトリックスター・プリンツェーッサ、
鮮やかなトリックで後続2台から逃げ切ったぁっ!!」
ジャムカ 「デューっ、覚えてろよ!!」
ノイン 「負け犬の遠吠えを背に受け、快速を見せますプリンツェーッサの怪盗コンビ、デュー&パティペア!」
エルフ 「棚ぼたでジャンヌ選手が3位に浮上しましたね」
ジャンヌ 「何もしない方が上位に行けるんじゃ…?」
ファバル 「俺もそんな気がしてきた」
搭乗者交代 ロドルバン→アサエロ、ジャムカ→ベオウルフ
. ┌→ アサ・ベオ
アレ─┘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ジャン
リデ ┃ | グラウンドコース |
エー . ┃ | |
ラナ \__________/
デル パティ
アレク 「さて、行くか!」
ブリギッド「ああ、男ならバーンと行っちまいな!」
ノイン 「さあ、ピットの方で動きがありましたので、そちらに目を向けてみましょう。
6位でピットを出たのは緑三号、ドライバーズシートにアレク選手を乗せ、レースに帰ってきました!
実に美しいライン取り。さながら、サーキットのG線上のアリア!」
エルフ 「コメントは差し控えさせて頂きますわ」
ノイン 「ピットで補給を受け、磐石のマイティバンジャック・アレク選手!
姐御の言う通りバーンと行っちまってます、
このペースなら程なくトップグループに合流するでしょう! 合流どうでしょう?」
セーラ 「まともに行けばね…」
ドロシー 「序盤から荒れた展開ですからね…」
ノイン 「紋章町の小泉くんとミスターが今日も今日とてぶらり旅! そして、タイヤチェンジを終え、
7位で世界ひろし号がピットロードを出ました。ドライバーも交代っ!!」
エルフ 「リデール選手のここからの巻き返しに期待したいところですわね」
リデール 「よし、私の力を見せてやろう!」
ヴォルツ 「だが気をつけろ、奴らは手強いぞ」
ノイン 「程なくして、ようやく最後のマシン、8位と9位で謎のユングヴィ城と黒王号が再発進!
両チーム共にドライバーを変えている!」
エーディン「ミデェール、アレの準備をお願いしますね」
ミデェール「はい、彼らに目に物を見せてやりましょう!」
ラナ 「エーディンお姉様は何か企んでるみたいね」
ユリア 「さっさと離れた方がいいんじゃない?」
搭乗者交代 ブリギッド→アレク、ヴォルツ→リデール、ミデェール→エーディン、ユリア→ラナ
続く
>>452 >ソール・カティ持ったリンちゃんが鬼の形相で走って行った
そんな事ばかっやってるとフロリーナに嫌われるぞw
クロム「つまりルフレ(♂♀関係なく)が俺の半身であり一心同体の中であるように
リンにとってフロリーナは同じような存在なんだな」
リン「ちょっとクロム兄さん!
それじゃあたしがフロリーナにしょっちゅういやらしいことをしているみたいじゃない!!」
クロム「え!? な、なんでそうなるんだ!?」
ワープ!!
ルフレ♀「キャー!! クロムさんn(ry」
クロム「いやだから俺の意思に関係なく、あ、ちょ、トロン剣はこのひとでなしー!!」
ファウダー「フハハハハ、何故かわからぬが婿殿を呼び寄せねばならん気がしたのだ!」
ルフレ♂「あー…いい加減クロムも災難だな…」
リン「ほらやっぱり! そういう意味じゃない!」
ロイ「いや、違うでしょ絶対…」
>>464-470 乙!あいかわらずすげえ戦いだw
>>472 ついにこのひとでなしーって言い始めたw
ところで絵版見ようとしたら「アクセスは拒否されました」って出るけど俺だけ?
>>473 俺も出るな
てか絵板があるだなんて知らなかった
もしかして画像ネタとかもありなんだろうか
そういうのもありかもね
見れないからどうしようもないけど
たしか「この話のこの辺をイラストで見たいなあ」みたいな話になって絵版ができた気がする
格納庫にもその当時投稿されたイラストがいくつか載せられてる
その中に数年前に描いた自分のがあるので正直消したいです
んー、絵版俺は普通に見れるけどなぁ
覚醒勢きたし、描ける人はここのネタを絵で描いてもよろしいんじゃなかろうか
>>474 ありどころかむしろ大歓迎と言うか熱望されてる感じだろう。
ネタに挿絵つけてもらったりしても凄い嬉しいだろうしね。
他の兄弟スレなんかには絵師さん沢山いたりして、個人的にはちょっと羨ましかったりもする。
アイク「一時間書き込みがなければ姉さんとのフラグとやらを回収してみる」
しょーぐんはえーよ
アイクさんもっとミストにラッキースケベしてくれ!
クロムのラッキースケベてルフレ♀にしか発動しないの?
嫌われものスミア、影薄ソワレ、カワイイマリアベル、俺の嫁オリヴィエとのネタは書いちゃダメなんですか?
特に縛りはない。
クロムのラッキースケベがルフレ♀にしか発動しないのは
原作でそういうシーンがあるのがルフレ♀に対してだけだからだね。
一応原作を基に引き伸ばしたキャラにしてるってわけだ。
ただ書きたきゃ何だって書くのは自由だよ。
他の人が乗ってくれるかどうかは分からないが。
>嫌われものスミア、影薄ソワレ
屋上
ソワレさんにはあのイケメンオーラがあるのに影薄いなんてことない
>>474 >>476 アクセス制限かなと思って調べたけどそういう設定ができるとは書いてなかった・・・
何で見れないんだろう
あと、このお絵かきすとってやつ2009年から更新されてないみたい
セシルさん、エキドナさん、タニスさん、ルキナちゃん、ソワレさんは女のイケメン
フラヴィア
「私のことを忘れてもらっちゃ困るよ!」
>>489 ヴァイダ「ガラッ」
ヒース 「隊長!落ち着いて下さい!」
セリス「誰もいない。ルーテさんに作って貰った薬で無精髭生やすなら今の内」
あ、言い方悪かったな。なんかスミアは嫌われてる感じだし、ソワレはそんな人気ないかなと思ったんだけど、そんなことないみたいでよかった。じゃあ自由に書かせてもらいます。
ルフレ♀「クロムさんのバカーッ!!」
クロム「のわっ?!わざとじゃないだろ!おい錬成トロンはやめろ!トラウマが甦るッ!」ニア退却
クロム「…フゥ……。いい場面に出くわすのはいいがこれじゃ身はもたんな。会うたび怒られてるし…。ん?」
ソワレ「やぁ、クロム。どうしたんだい?元気ないみたいだね。」
クロム「あぁ、ソワレか。ちょっと最近ToLOVEるが多くてな…参ってるのかもしれん。」
ソワレ「ははは、君の周りは中々スゴイからね。振り回されるのもわかる気がするよ。」
クロム「賑やかなのはいいんだがな…体は疲れるし、偶にはマジメに修行しないと弟たちに追い抜かれてしまいそうだ。」
ソワレ「それは兄としてくやしいね。そうだ!クロムさえよければ今から勝負しないかい?悩むより体を動かして見ようよ!」
クロム「そうだな…ソワレとの勝負は久しぶりだし…よし、やるか!」
ソワレ「そうこなくっちゃ!じゃあ行くよ!」
クロム「こいっ!…………!クッ!!この剣圧…かなり修行したな!ソワレ!」
ソワレ「この町にはキミの兄をはじめ信じられない猛者がたくさんいるからね。ボクも負けてられないよ!」
クロム「負けてられないのはオレも同じだッ!おおおおおっ!!」
ソワレ「…ぐぅ…!ははは!やはり君との勝負は楽しいよ!男も女も関係なく対等な勝負が出来る!」
クロム「長い間競い合ってきたお前に引き離されるわけにはいかないからな!(…そういえばこうやって対等に勝負してるがソワレも女の子なんだよな…あれ?よく見れば剣を振るうたびにむ、胸がゆ、揺れ…!)」
>>493 ソワレ「!スキあり!もらったよ!流星!!」
クロム「…?!…ぐおっ!?おおおおおっ!」
ソワレ「…ふぅ…勝負あったね。でもあんな大きなスキを見せるなんてクロムらしくないね。」
クロム「…いや、オマエの剣技が美しくてな…つい見とれてしまったんだ。」
ソワレ「///嬉しいこといってくれるけど次はこんなのはなしだよ?ホントに勝った気にならないからね。じゃあボクは行くよ。付き合ってくれてありがとう。」
クロム「…あ、ああ…次は負けんぞ…。………。」
マルス「あれ?クロム兄さんなにボーッとしてるのさ?まだ脳裏にソワレさんの剣技が焼き付いてるの?」
リーフ「ストイックおねいさん(*´Д`)ハァハァ」
クロム「…お前ら見てたのか。…久々に負けてしまったからな…。」
マルス「『オマエの剣技が美しくてな…つい見とれてしまったんだ』……プププwwwホントはソワレさんの揺れる胸にでも見とれてたんでしょ?ww」
リーフ「…剣を振るうたび揺れる胸…ブバァァァァァ!!!」
クロム「なっ!そ、そんなことは決してないっ!オレは純粋にだな…。」
マルス「あーあ。ソワレさんはすごく真剣に勝負を挑んでくれたのに。スケベ根性だしすぎー。」
リーフ「ぼくもエーヴェルさんやルキノさんに手合わせしてもらいにいこうかなぁ。」
クロム「んむむ…!(ホントにそう思ってしまっただけに言い訳が思いつかん!)」
マルス「…まぁ、そういうスケベは抜きとしても…兄さんイキイキしてたよ。いい顔で剣を夢中で振ってた。」
クロム「…えっ?」
リーフ「あれだけ楽しそうに勝負してたしね。ああやって対等に競い合っていける相手がいるっていいかもなー。 」
クロム「…そう、だな。楽しかった。楽しい勝負だったよ。」
マルス「さぁ、もういい時間だし帰りましょう。エリンシア姉さんのご飯が待ってますよ。」
リーフ「おなか減ったよー。」
クロム「ああ、そうだな。今日は腹一杯姉さんのメシが食えそうだ。(…ソワレ…次も…いい勝負ができればいいな…)」
支援収集してたらソワレさんマジイケメンだった。俺の中では影濃くなったよ!薄いなんて言って悪かった!
GJ!
やっぱり恋愛面で積極的っていうのは兄弟家の中では光る個性になるな。
シグルドも本来はその系統のはずなんだがNTRのイメージが強すぎる……
むしろその系統だからこそNTR属性が光るんじゃないか
恋愛に関心薄い奴だったら嫁候補をよその男にとられても「おめでとう。幸せにな?」の一言で終わる
ルフレ♀「1時間以内に書き込みがなければクロムさんがお風呂入ってる時に突撃します。見られる気持ちを
分かって欲しいんです。阻止されたらクロムさんに最強○×計画を歌います」
>>493-494 ティアモ「つ、つまり私もクロム様と手合わせすれば『お前の槍捌きが美しくてな…つい見とれてしまったんだ』なんて台詞を…」
マーク♀「いやですねー、ソワレさんと自分の胸囲の格差社会という現実を直視した方がいいですよー」
>>497 ルフレ♂「ヒント:お前とクロムの支援A」
>>498 そこはマークちゃん筋がいいだのなんだのと色々と誤解を招く発言をさせておけばいいよ。世の中胸だけじゃないから
マー子「一時間以内にレスが無ければ父さんにKINSHINしてきます!
レスがあったら父さんにラッキースケベしてきます!」
シグルド「KINSHINは(ry」
宣言してる次点でラッキーじゃない気が
マー子「分かってないですねー。ラッキーは待つものじゃなくて自ら引き起こすものなんですよ!」
マー坊「真っ当な事言ってる様な気もしますけど、マー子さんが言うと途端に胡散臭く感じるのは何故なんでしょうね?」
マー子「僻みは良くないですよマー坊さん!と、丁度父さんがお風呂入りましたので突撃してきますね!」
トウサンカクゴーッテアレ? ヨミドオリ キャーアミガフッテキマシター!! カクゴハイイカイ!? キャートウサンノイヂワルー!!
ルフレ♀「風呂場が騒がしいけど、何かあったのですか?」
マー坊 「別に何もありませんよ母さん。マー子さんが平常運転だっただけの事です」
ルフレ♀「阻止されてしまったのでそれでは」
クロム「どうしたルフレ、こんな場所に呼び出して。今から何が始まるんだ?」
ルフレ♀「クロムさんに想いを伝えたくて歌で伝えます」
クロム「(まさかシグルド兄さんのようなポエム調だったら・・・)くくくっ」
ルフレ♀「なんで笑うんですか!?いきますよ、いいですか」
クロム「ああ」(どんな歌なんだろ)
ルフレ♀「 子 づ く り しまっしょ ♪」
クロム「!!!??」
ルフレ♀「お慕い申しております 一生尽くしてゆきます 殿方好みの女へ 磨きをかけてゆきます(ゆきます♪)
全身全霊の 気をここにたぎらせて 槍が降ろうと お命お守りします 今宵こそは ほとばしる正義と
今日も明日もとめどなく?」
クロム「も、もういい!」
ルフレ♀「へ?あの、まだ最後まで歌ってませんけど」
クロム「もういいから!」
リーフ「冷静に考えるとさあ」
マルス「うん」
リーフ「覚醒原作中で実際に子供作ってるのってクロム兄さんだけなんだよね」
マルス「あー、ルキナ(赤子)ね」
リーフ「そう。他の親世代メンバーはどれだけ早くくっついても実際に子供生まれることはないのにね」
マルス「しかもたとえプレイヤーが相手作らなくても勝手に自分で相手見つけてくるし」
リーフ「どんだけ性欲強いんですか、クロム兄さん」
クロム「待てそれは明らかに言いがかりだろ」
ミカヤ(姉としてはその積極性を褒めてあげたいところだわ…)
>>506 クロム「いや、それ言ったらシグルド兄さんはどうなる」
マルス「シグルド兄さんはNTRのイメージが強いので」
クロム「じゃあまだ子どもすら出来ていないのに子どもの名前の話しだしたエリウッドやヘクトルはどうだ?」
マルス「していただけで実際に子どもが出来てたわけじゃないので」
クロム「…つまり?」
マルス「やっぱり色々自業自得です」
クロム「解せぬ…」
風に揺られて雲が流れ行く。空はどこまでも繋がっている。
アスタルテの恵みそのものである天高く輝く陽の光が巫女の光沢ある銀髪を照らしている。
西から東へ流れる雲はまさしく巫女の行く先を先導するかのよう。
炎治五年―――――ミカヤは東国への道を歩んでいた。
「みーかーやーお腹がすいたわお腹がすいたわ。茶屋はまだー?」
肩の上で小鳥が騒ぐ。先ほどからユンヌはずっとこんな調子だ。
この神は小さな体にどれほど入るのか疑問が浮かぶほど食欲旺盛である。
ミカヤは苦笑いを零すとユンヌの顎下を指先でそっと撫でた。
「あと半里ほどでオスティアの城下よ。そこまでいけば宿があるでしょう」
そう…両親からの手紙によればオスティア領内のキアラン村にはヘクトルがいるはずだ。
それに…エリウッドの墓があるなら一度訪れておきたい。さらに東に下ればロイの預けられたエトルリア領に辿り着く。
ここはすでに数年前にベルンとの戦に敗れて併合されているがロイの消息も探したい。
炎正十三年から炎治五年にいたるまでの五年間。ミカヤは西国から南国にかけて兄弟の消息を訪ね歩いていた。
この五年間は労苦の日々であった―――――
まず西国デインで一年間を費やした。
この地の城下町でまずはアイクの養父の侍大将ガウェインの屋敷を訪ねてみたがそこは十年以上前に打ち捨てられた廃墟に過ぎなかった。
近隣の住民に尋ねてみるとガウェインはある時突然家族を連れて姿を消してしまったのだという。
なんでも主君のアシュナードと折り合いが悪くなったゆえ逐電したらしいが詳しい事はわからない。
その足取りを追おうとデインの国中…城下町から山村までくまなく歩き回ってようやく悟りえた事はガウェイン…しいてはアイクはすでにこの国にはいないというその一事だけであった。
失意のうちにミカヤは紋章の国の中部に足を向ける。
都に近いグラド国にはケセルダという野武士にエフラムが預けられたはずである。
だがもとより住居すら不定の野武士を探すなど至難の業でありその消息を知ることはできなかったが収穫もあった。
槍の達人デュッセルの道場にかつてエフラムが門下として身を置いていた事がわかったのだ。
道場をたずねてきたミカヤをデュッセルは快く歓待した。
「そうか…あやつに姉御がおったか…天涯孤独の身の上だと思うておったが…」
デュッセルは免許皆伝を得たエフラムが既に鬼神フォデス討伐に旅立った事を告げた上で彼が一年半前にそれを成し遂げた事をミカヤに伝えた。
「フォデスを滅ぼした後、一度手紙を寄越してな。槍の腕を高めるためしばらく武者修行の旅に出るとの事じゃった。
もしここに寄る事があらばそなたの事を伝えておこう」
ミカヤは丁寧に礼を言うとグラドの国を後にした。
この間、幾度か路銀が尽き果て、辻にて占いをしてどうにか日々の糧を得るとととも旅費が溜まるまでしばらくそれぞれの宿場町などに逗留を余儀なくされた。
時を過ごしつつも次いで材木商フィンの元に預けられたルーに会うために都に近いレンスター国を訪ねる。
ルーが今はリーフと名乗っている事などミカヤは知る由も無い。
だがレンスターの城下は戦乱で荒廃しフィンの商屋に残されたものは崩れた壁や柱だけであった。
フィンの店が戦火に焼かれたのもすでに二十年近く前の事であり町人たちに話を聞いてもその消息を知る者は誰もいなかった。
ミカヤはさらに一年レンスターの国中を探し回ったがなんらの手がかりも得る事ができなかった。
レンスターを出たミカヤはワーレンの商人コーネリアスに預けられたリンとマルスに会うためにワーレンの町を目指した。
だがワーレンは町の周囲を柵で囲って戦火を遠のけており、身元の怪しげな者の立ち入りを拒んでいる。
ワーレンの住民や通行証を持った商人、あるいは重要な顧客である侍らならばともかく旅の巫女では入れてもらえる筈も無く門前払いを食わされた。
その仕打ちに腹を立てたユンヌが門兵の耳を嘴で突いて焼き鳥にされそうになり慌てて逃げる羽目になってしまう。
やむをえず東国の玄関口リキア国に向かい、その地でアルムとアンテーゼの養父になったとされる商人マリナスを尋ねてみた。
だが家人が言うにはマリナスは南国を旅する最中に命を落としたという。
マリナスの商売はその当時傾いており、養えなくなったアルムとアンテーゼをマイセンという人物に預けにいった矢先の事だったらしい。
それを聞いたミカヤは一路行き先を転じて南国へと向かった。
だが南国は戦国の世の中でも最大の激戦地と化しておりソフィアとリゲルの戦いは凄まじく連日のソフィア方の猛攻に晒されたリゲルは荒廃しきっており、
旅のさなかに野盗に襲われた事は一度や二度ではない。
あまりの危険さにユンヌは再三再四、南国への旅は諦めて東国へ向かおうとミカヤを説得したのだが、ミカヤは折れるという事を知らなかった。
幾度かの危険を潜り抜けてようやくにもリゲルを抜けソフィアに入った時はほっと胸を撫で下ろしたものであった。
そうしてあちこちで話を聞いてまわったところマイセンはすでに亡き人であると聞いた。
その養子たるアルムがソフィアの城で侍にあらずしてソフィアを支配するセリカに仕えているという。
そのセリカが妹のアンテーゼであるなどとは知る由も無かったがともあれミカヤはソフィアの城に向かい…そしてここでも門前払いを食わされる。
理由は簡単である。リゲルとの戦の真っ最中であるソフィアの城はミラの僧兵によって厳重に守られており、要人の暗殺を避けるためにも身元の不確かな者は入れてもらえなかったのだ。
アルムに取り次いですら貰えなかったミカヤは落胆しつつもアンテーゼの行方を追い求める事にした。
だがなんらの手がかりも得ることができずに歳月は流れ……ミカヤは南国を離れて東国に向かうことにしたのである。
デインに至ってからこれまで五年の歳月が流れていた――――
常人ならば相応に歳を取るものであるが平安の過去に生まれ人より成長の遅いミカヤの姿はなんらも変わる事は無い。
だが兄弟はさにあらず。時はわずかに数十年しかないのだ。エリウッドのように黄泉の国に逝く前に……せめて一目。
その思いがミカヤの足を急がせる。
「ねーミカヤ?」
「どうしたのユンヌ?」
「これから行くオスティアなんだけどさ…よくない霊気が漂ってるわね……歪で禍々しい…
フォデスが滅びて魑魅魍魎が姿を消したと思ったらまたこれ…本当にこの国は争いの種に事欠かないわ」
確かに…神であるユンヌほどではないがミカヤもまた霊気を感じる事には長けている。
どこか無機質な気がオスティアの空を地脈を覆っているようだ。
「心当たりは?」
ユンヌは神として数千年以上を生きているため深い知識を持っている。
日ごろのお茶らけた態度とはまた違った一面というべきだろうか。
そのためミカヤは何かにつけてユンヌを相談相手として頼りにしていた。
「んー……この気は…傀儡…って言ってね。神代の時代に大陸の方から伝わってきた術なんだけど…むこうではモルフとも言ったみたいね。
意思をもたない歪な人形を作り出して使役するのよ。オスティアの大名ネルガルは妖術師だと聞くし兵隊に傀儡を使っているのかもね…」
そんな話をしながら街道を進んでいくと徐々に日が沈み始めていく。
夕焼けが周囲を紅に染め行く様を見ながらミカヤは天を仰ぎ見た。
「東国の日は紅い…ネルガル…そうね……そこできっと…」
紡ぎだされた糸の繋がりのようなものを感じる。
力感に満たされた巨漢と若き獅子……巫女の心に印象として浮かび上がるものがあった……
「行きましょうユンヌ」
「その前にもう日が暮れるわよ。あそこに一夜の宿を借りたらどうよ?」
ユンヌが示して見せたのは街道の端に立つ一件の寺であった。
門の作りからエリミーヌ宗とわかる。
「そうね…もうオスティアの城下は直ぐだけれど今からだと宿も閉まってしまいそうだし。明日の朝一でここを立てばいいわ」
そうと決まるとミカヤは寺の門を潜る。
決して大きな寺ではない。
「御免! 旅の者ですが一夜の宿をお借りしたくまいりました」
その呼びかけにしばらくして奥から一人の尼が姿を見せ、そっと本堂の戸口を開いた。
「誰よめんどくさいわねぇ……巡礼?お布施はあるの?」
桃色の髪をした尼は小さく欠伸などしながらうさんくさげな瞳を向けてくる。
「いえ…生憎路銀が乏しくて…布施はあまりできないのですけれど…」
「銭が無いならさっさとけえれけえれ。しっしっ。今時寺社だってただで旅人の面倒なんか見ないっての」
あまりと言えばあまりの物言いにユンヌが毒舌を吐き掛けようとするのを抑えてミカヤはもう一度頭を下げる。
「そこをなんとかお願いできませんか?野宿はあまりに物騒にございます。寺の掃除くらいは手伝えますので…」
「まーこの優しく美しくまるで菩薩のようなオスティアに咲いた一輪の華。セーラ様の情けに縋りたくなる気持ちはわからなくもないけどー
こっちだって居候の馬鹿ども抱えて余裕が……あれ、マシュー? どこほっつき歩いてたのよあんた?」
そこまでいいかけて尼はミカヤの頭越しに山門を潜った男に声をかける。
「ロイドの旦那の命令でちょいとオスティア城に探りを入れてた…聞いて驚け! ヘクトルの兄貴が生きて……って、そいつら誰だ?」
ミカヤたちに視線を向けたマシューが口を紡ぐ。
彼ら牙一家は以前より賭場の場所を提供してくれていたレナート住職の寺にこの五年身を隠して反撃の機会を伺っていたのだ。
この賭場を仕切っていたライナスが上前を跳ねられる事を避けるためにソーニャらにこの場所を秘密にしていたのが功を奏したと言える。
ゆえに部外者の前で下手な話はできないのだ。マシューがうっとおしそうにミカヤらを避けて寺の奥に引っ込もうとするのも束の間。
ミカヤはマシューが口にした名をしっかりと耳に刻んでいた。
「ヘクトル? 貴方ヘクトルの事を知っているの?」
強い調子で肩を掴んできたミカヤにマシューはあっけに取られる。
それからミカヤは一つ一つ噛み締めるように事情を話していった。
ヘクトルが自分の弟である事。幼い頃にキアラン村のハウゼンという人に預けられたことを。
それはマシューがヘクトルから聞いていた彼の素性とも合致する。同名の別人との勘違いという事もあるまい。
「へぇ…兄貴に…姉ちゃんが……」
「ちっとも似てないわねぇ…あんなごっつい岩男にこんなちっこいおねーちゃんがいたなんて想像できなかったわ…」
ミカヤは今日の出会いに強い縁を感じ取った。
それは巫女ならではの異能というべきであろうか。紡ぎだされた糸の一端をようやくにも掴んだのだ。
これを手繰り寄せればその先にヘクトルがおり…そしてもう一人の弟がいる。
「ミカヤ…よかったね」
ミカヤの耳元でユンヌがそっと囁いた―――――その時であった。
「あぶねぇ!?」
マシューがミカヤの腕を掴み自分の側へ引き寄せたのだ。そのほんの刹那の後…短剣の斬撃が一瞬前までミカヤが立っていた場所に軌跡を残した。
切り裂かれた数本の銀髪が宙に舞う。
「…こんなところに隠れていたか……ネルガル様に逆らうお前たち……殺す」
一瞬前まで気配すら感じさせなかったその男は氷のような殺気を漂わせてその場で低く構えていた。
黒い装束に布地で口元を隠しているが……この瞳は忘れようもない。
「てめぇ…ジャファル……ちっ…尾けられたか…っ」
なんたる迂闊か。自分を死ぬほど殴りつけてやりたい。
マシューは短刀を構えつつミカヤとセーラをその背に庇って前に歩み出た。
「セーラ!ロイドとライナスの旦那方を呼んできてくれ!」
「わ、わか………んがっ!?」
身を翻した尼の足首に鎖が巻きついておりたまらずセーラは床に転倒する。
分銅付の鎖の端を握ったジャファルは片腕で鎖を手繰り寄せセーラを引き寄せようとする。
右手に持った短刀は油断無くマシューに向けられている。
セーラを救わんと切りかかるマシューの斬撃を片手持ちの短刀一本で巧みにいなしておりその防御には一分の隙も無い。
マシューは次第に焦燥感に絡み取られていくのを自覚していた。
ジャファルは故意にセーラを捕らえるのを遅らせて自分を焦らそうとしている。
だが、焦って強引に攻めれば間違いなく首筋を切り裂かれる……
けれど…この場にはもう一人いるのだ……
ミカヤの口が言霊を発し附が霊力を高めていく。
巫女の身に宿った言霊は力ある言葉であり光そのものである。
解き放たれたセイニーの術は強烈な極光としてジャファルの目を眩ませた。
「……っ」
その一瞬の隙を突きマシューの短刀が鎖を断ち切る。
さらに本堂の奥から騒ぎを聞きつけたのだろう。二人の男がドスを手に駆けつけてきた。
「なんだ。なにがあった?」
駆けつけてきたライナスが怒声を発する。だがジャファルを見ると彼らはすぐに事情を察し刃を構える。
とりわけロイドが発する殺気はまるで狼に睨み付けられたかのごとき圧力として周囲を圧している。
ジャファルの頭は瞬時に状況を判断し彼に引かせる事を選ばせた。
あの日取り逃がした残党どもの拠点は見出したのだ。奴らは当然隠れ家を変えようとするだろうが一度見つけたものなら監視と再襲撃は難しくない。
…一歩退いたジャファルの動きに退く意思を感じ取ったライナスが襲い掛かる。
「逃がすかっ!」
…だがたちまちジャファルはレスキューの術の光陣に取り巻かれて姿を消してしまった。
どうやら失敗に備えて仲間が後方に備えていたのだろう。
「ちっ……」
忌まわしげにライナスは唾を吐き捨てるとそこでようやくミカヤに視線を向けた。
「…誰だお前?」
だがその声はミカヤの耳には入っていない。
ミカヤは先ほどジャファルが発した男の名を口の中で呟いていた。
「ネルガル…東国に災いを招く者…その縁の先にヘクトル達がいる……」
次回
侍エムブレム戦国伝 風雲編
〜 アイクの章 天高く 〜
おっ、これはミカヤVSネルガルが来るか…!
しばらくは黒い牙残党のロイド達の元に世話になりそうだな
GJ!
カラム「ここでも僕は、誰にも気付かれずに誕生日を迎えるんだね。ま、良いんだけどさ」
クロム「見つかったか?」
スミア「いえ、ダメです…」
ヴェイク「しっかし何処にいるんだぁ? カラムのヤツ」
リヒト「今日はカラムの誕生日だからサプライズパーティーを計画してたのに…」
ソール「…もう日付が変わっちゃったよ…」
フレデリク「ルフレさんに聞いた話では私達の気付かぬところで色々と働いてくれていたらしいのでその感謝の意を込めて盛大にお祝いしたかったのですが…」
マリアベル「一体どういうつもりなんですの!?」
リズ「せっかく私が腕を振るって沢山料理作ったのにー!もぉーっ!」
ソワレ「しかしここまで探しても見つからないとはね」
ミリエル「何かトラブルに巻き込まれたのでしょうか?」
カラム「ど、どうしよう…。 嬉しいけど凄く顔を出しづらい…!」
もっと投稿が早ければ…。
すまぬカラム…。
そういえば中高になると完全に教科毎に教師が違うが。
所謂教師で確定してる人達ってどの教科担当してるんだ?
そもそも学校で教えてる科目が現実世界と同じなのかっていう疑問がだな。
シビリアン科は「逃げ方」「助けられ方」「経験値の与え方」とかそういうカリキュラムがありそうだw
戦国パロきてたー!GJです!
読みごたえある話好きなのでいつも楽しみにしてますよー
セーラ可愛いなあ・・・w
>>518 セシリアは社会科っぽい
ゼトは数学でサレフは哲学とか道徳かな
まあ、高校に哲学や道徳の授業があるかはわからんがw
つ【倫理】
そういえばあったな倫理w
すっかり忘れてたw
キリスト系の高校なら【聖書】なんて授業もあるぞ、うちの卒業した学校だが
525 :
助けて!名無しさん!:2012/06/25(月) 06:58:37.92 ID:0/9OfUEE
そのまま宗教っていう授業があるところもある
ミカヤ「アイク?まだ起きてるの?」
アイク「姉さんか。なんとなくここで空を見ていたんだ」
ミカヤ「あらあら、星でも見たくなったの?」
アイク「いや、そういうわけでもない。別に空が見たかったわけでもないな」
ミカヤ「じゃあ考え事かしら?」
アイク「…姉さんはなんでも分かるんだな」
ミカヤ「ふふ。別に心を覗いたわけじゃないのよ。私も考え事をするとき空を見るから。それで、何を考えてたの?」
アイク「自分に足りないものについて、だな」
ミカヤ「まだ上の強さを目指すのね」
アイク「まあ、それもなんだが」
ミカヤ「違うの?」
アイク「強さを追い求めること自体が好きでやってるからいいんだが、たまに何のための強さか、ということを考えたりする」
ミカヤ「何のための強さ、ね…」
アイク「何かを守るため、だと思う。だけど少しでも守りたいと思うものは沢山ありすぎて、俺の手に収まりきらない」
ミカヤ「うん」
アイク「強さも仕事もそうだが、何もかもに手を出そうとすると結局何にも手が届かない。だから俺はよく『役割』だと割りきっている」
ミカヤ「役割?」
アイク「例えば、魔道の力や設計などはセネリオが秀でている。俺が俺の役割の中で果たせないことを果たすセネリオの『役割』だ」
ミカヤ「確かにそうね」
アイク「俺が守りきれないものは他の誰かが守る。無責任な考えかもしれないが、その代わり俺は俺の守れるものを責任をもって守る」
ミカヤ「それって家族?」
アイク「ああ、それが俺の役割だと思ってる」
ミカヤ「そっかあ」
アイク「ただ、強さを求めることに夢中になってそういう家族の一員として足りないものがないか不安でな。まあ色々あるんだろうが…」
ミカヤ「アイク」
アイク「ん?」
ミカヤ「大きくなったね。ううん、きっとこれからもずっと大きくなっていくんだね」
アイク「姉さん?」
ミカヤ「ううん、なんでもない。アイクには分からないように褒めただけよ」
アイク「子供扱いされたように思うんだが…まあ、姉さんからしたら実際子供か」
ミカヤ「うふふ」
ミカヤ「実は私も考え事してたんだ」
アイク「悩み事か?」
ミカヤ「そうかもね。アイクがいつまでも大きくなるから服がすぐ小さくなっちゃうとかね」
アイク「む…すまん」
ミカヤ「逞しくなりすぎるのも考えものね、ふふ。だけど…」
アイク「どうした?」
ミカヤ「また背も少し伸びたんじゃないかしら」
アイク「そうか?自分じゃあ分からんが…」
ミカヤ「気のせいかな」
アイク「しかし確かについ最近まで伸びてたからな。どうも俺は周りとズレていることが多いらしい」
ミカヤ「まだ発展途上なのかしらね」
アイク「まあ、実際そう思う。色々とな」
ミカヤ「……」
アイク「姉さん?」
ミカヤ「時々ね、アイクも私と同じなんじゃないかって不安になることがある」
アイク「同じ?」
ミカヤ「成長の仕方、もっと言えば時間の流れ。アイクも緩やかに流れているのかもしれない」
アイク「周りと違う、ということか」
ミカヤ「まだみんな成長途中だから分からなくて。きっと自分だけが違って、そうであればいいと思っていたけど…」
アイク「血を分けた姉弟ならあり得ないとは言い切れないな。俺に限らず」
ミカヤ「そうなの…」
アイク「……」
ミカヤ「人と違う時間を生きるのはつらい。私と同じであることでそれを味わってほしくなかったのに」
アイク「俺では姉さんのつらさは分からないんだが…姉を残して先立たなければならないと考えるとそれもつらい」
ミカヤ「え?」
アイク「姉さんは一人は自分で十分だと思ってるのかもしれんが、姉さんと一緒にいてやれない方もつらいんだぞ?」
ミカヤ「!!」
アイク「だから、姉さんの側にずっといてやれるなら、それでいい。それができるなら、俺は嬉しい」
ミカヤ「あはは…本当にアイク大きくなったね…」
アイク「姉さんはすぐ泣いて子供みたいだな」
ミカヤ「余計なお世話よ、もうっ」
アイク(本当は俺がその場所にいても、いてやれなくても関係無い。ずっと姉さん達の心の中にいて支えてやれるような強い存在になりたい。
空を見ながらそんな大それたことを考えていたんだが、姉さんがまた大袈裟に反応しそうだから黙っていよう)
アイク「姉さん、おやすみ」
ミカヤ「おやすみ、アイク」
>>528 オマエ……朝からなんてモンを読ませやがる。
これで一日ほっこり過ごせるわ。
GJ。
素敵や…GJ
個人的に妄想を膨らませていた設定だから嬉しいww
>>526-527 貴様、なんてネタを…!
謝罪はしなくていいからもっと書いて下さい
GJ!
マーク♀「まあどうせこの世界はサザエさん時間に取り込まれてるので時間は進まな…」
カラム「はいはい空気読もうね…」ズルズル
ここのスレの人ってFE、いつから初めたんですか?
自分は中一のとき、『聖魔の光石』初めてプレイしました。
弟は、小三のとき一緒にやりはじめました。
これが雑談ってことは、わかってるんですが…。
すこしネタに使いたいのでお願いします!
↑の533に追加
初めてスレに書き込んだので、
おかしいところがあれば
教えてください!
蒼炎→暁→新暗黒竜→烈火→SFC3作→新紋章→封印とやってる
未プレイはFC2作、聖魔、覚醒
新暗黒 蒼炎 暁 新紋章 外伝 聖魔 聖戦 トラキア
封印 烈火 聖魔 聖戦(2章で投げる) トラキア(2章で投げる) 覚醒 新紋章
携帯機のお手軽さに浸かりきったせいで、
据え置きだとダルくて続かない…
聖戦(20週以上)→トラ7(5週以上)→封印(3週)→烈火(12週)→聖魔(3週)→新紋章(3週)→覚醒(2週)
烈火ヘクハーとかクリアできてはいえるけど
指輪維持で闘技場荒稼ぎとかやってるだけに腕が上がったかは疑問
未プレイ
任天堂据え置きでの作品全て
あとはプレイしている
紋章 烈火 聖魔 封印 蒼炎 新暗黒 新紋章
クリアしてないの多いな
烈火(2週)→聖魔(2週)→封印(24章で投げた)→新暗黒竜(1週)→新紋章(1週)→覚醒(2週)
プレイしたのは携帯機のみ
暗黒竜以外は最低一周ずつした。
俺は封印→烈火→蒼炎→暁→新・紋章→聖魔→覚醒の順で遊んだな
VCで紋章と聖戦も買ったが、あんまりノリが違って馴染めんかった
封印を買ったのは十年前…もう十年前かぁ
いつから?って何歳ごろから?ってことじゃないのかな
高校の時にやった蒼炎が初です
あと別におかしいとこはないと思います
>>516-517 たとえ過ぎてても、カラムの誕生日も無事に祝ってもらえそうで本当に良かった!GJ!
シリーズは全部プレイしてるが難しめのモードはまずプレイしないヘタレゲーマーだぜ。
それはそうとネタには2、3個レスがつけばいい方なのに
こういうとき沢山レスついてるとちょっと切ない気分になるな……
強制できるもんではないんだけどさ。
じゃあ便乗して中学のときから
聖戦 → トラ → 封印 → 蒼炎 → 烈火 → 暁 → 新暗 → 新紋 → 覚醒
旧暗・旧紋・外伝は途中で放置、聖魔はただいまアンバサをプレイ中。
わぉ・・・☆
ちょっと出かけてる間にこんなに
お返事が来るなんてありがたいです!
では近い内にこのお返事を使って書いてみます!
お返事下さった方々
ありがとうございました!!
>>526-527のようなシチュは好みだなぁ
原作でもこの二人はもっと絡みがあってよかったと思う
アイクと仲間として絡む頃(四章)にはユンヌの方がミカヤより出番多いんじゃないかって感じだったからなぁ
>>526-527 みたいな話いいよね、自分は同じような設定でアイクとロイの話を考えてた
過去ログの話になるけど、アイクとミカヤの「逆上がり」を思い出したよ
あれも好きだなあ
>>547 ここまでハードルを一人で勝手に上げたんだ
稚拙な文章はご遠慮願うよ
しかし煽りとか抜きに、質問系にだけこれだけレスがつくのはちょっと不思議だな。
やっぱりみんな大概のネタは反応するほど面白く感じないってことなのかな。
それこそ、自分のやってないシリーズのネタには反応しづらいからなあ
まだ覚醒やってないから、最近多い覚醒ネタに反応返せなくて申し訳ない
俺が思うにこの反応の多さはおじいちゃんおばあちゃんが孫を猫かわいがりするのと同じなんじゃねーかな
ネタの面白さとコメの多少は関係ないけど、書いた本人の時は大人しくつまんなかったんだなって思ってる。
だいたい別に雑談したっていいだろ。極端にスレチって訳でなし。
>>547 2ch自体初心者と見受けるが、半年ROMるのをお薦めする。
イジワルとかじゃ無くて、そこのルールや約束事を知ってから参加したほうが特にオッサンの多い場所では無難だよ
なんとなく思いついたのでお店ネタを投下してみる。
薬草・聖水・傷薬。調合薬に万能薬。あると便利な特効薬に、疲労が取れるSドリンク。
ちょっと存在は地味だけど、みんなも一度は薬のお世話になったことがあるんじゃないかな?
僕の名前はソール。この紋章町で兄さんと一緒に薬局をやってるんだ。
回復の杖があるこの街だと影の薄くなりがちな薬局だけど
それでも薬局はみんなの生活に密接に関わっているんだ。
頭痛や風邪は杖じゃ治らないし、それに、みんながみんな杖が使える人ばかりじゃないからね。
じゃあ今日はちょっと薬局の一日を紹介しようか。
<朝>
薬局の朝はお得意さんの巡回から始まるよ。
薬局というとお店で物を売るだけって思われてるけど、うちのお店は置き薬もやってるからね。
月に2回、補充に行くのも大事な仕事なんだ。
今日のお客さんは兄弟家さん。
ここの家は男兄弟が多いせいか、絆創膏や湿布薬の減りが早いんだよね。あと胃薬と。
だから兄弟家さんが巡回先に入ってる時には、いつもより多めに持って行くようにしてるんだ。
それにしても今回は胃薬の減りが早いなー、と思ったら壁に大きな穴が開いていた。
そういえばクロムが帰って来てたんだっけ……弟さんも大変だよね。
ソール「胃薬、いつもより多めに入れておきましょうか?」
エリンシア「ええ、お願いしますね」
そしてちょっぴり井戸端会議。意味が無いように見えるけど、これだって立派な仕事なんだ。
なんでも最近は学校で質の悪い夏風邪が流行っているんだって。
お店に帰ったら、もう少し風邪薬の在庫を増やすよう兄さんに伝えておこうかな?
<昼>
薬局といっても薬だけ扱ってるわけじゃないよ。
洗剤にシャンプー・リンス、オーラルケア商品に化粧品、トイレットペーパー。
お菓子やちょっとした食品なんかも置いてるよ。
寝ぐせ直しだけはなぜか置いてないんだけどね。あはは。
あとはこのお店は、学校も近いから菓子パンやお茶なんかもよく売れるんだ。
セレナ「はぁ……なんでうちの学校には購買がないのよっ!」
ルキナ「いいじゃないですか。こうして近くにドラッグストアもありますし」
……とか言ってたら早速お昼休みの学生さんたちがやってきたよ。
この時間帯が一番お店の忙しい時期だから、気合いを入れないと。
♪ヒットポイントカイフクスルナラ キズグスリー ト トッコウヤク♪
♪ソクシタイヘン ナカマヲタスケル フッカツノイド ト バルキリ-♪
セレナ「しっかし、いつも思うけどなんなのかしらねー。この洗脳ソングは」
ルキナ「なんだか妙に耳に残りますよね……」
うん、それは僕もそう思ってた。兄さんの趣味で流してるんだけど。
でも聞き慣れるとそう悪くないんだよね、この曲も。
♪ヒロウカイフク Sドリーンク マホウガイタイヨ ハイ セイスイ♪
♪ケシンゲージハ オリウイ-ソウ デ ジョウタイイジョウハ バンノウヤク♪
セレナ「まずはパンとー、飲み物とー……化粧品も新色が出る時期よねー。買っちゃおうかしら」
ルキナ「では、これなんかどうですか? このアオミドロ色の……」
セレナ「げっ……! あんたはそういうの選ばなくて良いから!」
そうだね。もっと華やかな色の方がいいんじゃないかな。若いんだし。
♪イツモ-タタカウ ミンナノミカタ ボクラノ-マチノ オクスリヤ・サ・ン-♪
結局、この学生さんは菓子パン2個とお茶1本で530円のお買い上げ。その後もレジは長蛇の列。
飛ぶように売れてくパンを見てたら、ちょっとお腹が空いてきちゃったけど……ピークが過ぎるまでは我慢我慢。
<夜>
夜になっても薬局は忙しいよ。売上の集計に在庫の補充。それにたまにお客さんも来るからね。
たとえば……ほら、今来た会社員の人とか。
♪ツエガナイトキ ツカッテアンゼン キズグスリー ト トッコウヤク♪
ソール「いらっしゃいませー! 今日も残業ですか?」
クレイン「そうなんだ……。父上と母上は仕事をしないし、使途不明金はぼろぼろ出てくるし……。
いつもどおりSドリンクを1ダースおねg……いや2ダースにしようかな……」
この前来たのは3日前だから、どうやら1日3本飲んでるみたい。
……大丈夫かな? 飲みすぎはあまり良くないんだけど。
あまりにも気の毒になってきたから、試供品のビタミン剤もそっと紙袋に入れてあげる。
一緒に飲むと効果てきめんなんですよ。早く元気になってくださいね。
さて今日はこれで店じまい。
薬局の仕事は地味だけど、こうして色んな人の生活を支えるこの仕事はとてもやりがいがある仕事だよ。
さて、明日も頑張らないとね。
>>556 GJ!
公式で無個性のソールが商店街に参加か
なにげに充実してるね
>>552 俺は全てのネタを楽しんで読んでるんだけど、我が語学力不足により細かい感想とか書けなくてGJとだけ書きにくいんだ
ネタ師には申し訳ないのだが、俺が心の中でGJと言ってることを覚えておいてもらいたい
>>560 語学力が足りない、言葉にまとめられないって考えている奴は一生喋れないよ
心のなかで考えていることが伝わるってのは甘え
>>561 つまり文章力がないなんて悩む前に感想かいてみろ、GJだけでも書き手は嬉しいってことか
ツンデレやのぅ
≫556−558
GJ!
クレインはいつも苦労してルナー
クレイン「補佐役募集。全力で」
555
すみません・・・。
自分でもこの言い方はここでは
おかしいと書いてから思いました。
やはりここを見つけてから3ヶ月ぐらいしかたってないですし・・・。
ということで半年ROMります。
でも今回のお返事は無駄にしたくないので、ちゃんと一通り分かったら
書きこみたいと思っています。
>>564 ティトさんが居るじゃないか!
妹に邪魔されるかもしれないけど!
マルス「新規の人も増えたみたいだし、ここで2chの利用方法のおさらいをしておこうか。
まず初めて書き込みするときは名前欄にfushianasanと入れること! これは大事だよ?
fushianasanしないとセキュリティーガードが発動しなくてIP抜かれ放題……つまり個人情報がだだ漏れになるからね。
それから、2chに書き込みするときには利用料がかかることも忘れちゃいけない。
1書き込みはたったの10円だからと油断してると月末の請求額が大変なことに……」
そういんマジでやめようぜ
>>567 マルス「良い度胸してるねカシム。海で魚に餌を上げる仕事を斡旋してあげるよ」
リーフ「ロナンのために、そこらの山賊を水地形に解放しておいたから大丈夫だよ」
トラ7で水地形に敵を解放するたび「なんか魚逃がしてるみたい」とか思う。
すまんかった
直してみたけど良いかな?
あとアンカのつけ方が分からんです・・・
>>556-558 おお、ソールネタはいつか書きたいと思ってたんだがGJ
ドラッグストアの洗脳ソングと言えばやはりサトミタダシか…!
>>573 マジレスしておくと名前欄にはなにも入れなくていいぞ
うのみにしないように
<初めて>か・・・ミスった・・・
もう少し勉強してからくるよ。
>>574
そうでしたか。すみません。
>>575
直してみました。
二人ともありがとう。
>>578 連レスすみません。
これでいいはず・・・
>>556-558 ソール「いらっしゃい」
ルキナ「こんにちわ、ソールさん。いつもお疲れ様です」
ソール「ま、仕事だからね。今日は何を買うの?」
セレナ「パンよ、パン。お弁当忘れちゃってね」
ルキナ「…あれ?見慣れないコーナーが出来ていますが」
セレナ「ほんとだ…でも、なんていうかドギツいっていうか…その、なんか劇薬っぽいのばっかなんだけど」
ソール「ああ、それね。うぅ…思い出したら胃が…」
ルキナ「何やらまともな品ではなさそうですね」
セレナ「なんか気になるわね」
ソール「そんな言う程じゃないよ…市販の製品じゃなくて個人が作った薬っていうだけだし」
ルキナ「…もう既に嫌な予感がしてきたのですが」
セレナ「同感ね。でも聞いておくわ…誰が作ったの?」
ソール「ミリエルにルーテさんにマーク♀だよ」
ルキナ「………」
セレナ「なにそれこわい」
ソール「いやね…いきなり三人が来てさ」
ミリエル「何事も実験と観察が重要です。今回作った新薬の臨床実験をお願い出来ませんか?具体的に言うと店で売って欲しいのです」
ソール「まあ、ミリエルの頼みなら…」
ミリエル「ありがとうございます」
ルーテ「ならばここは優秀な私が作った優秀な薬も置いておく必要があるでしょう」
ソール「理屈がよく分からないけど、まあミリエルのを引き受けちゃったし、いいよ」
ルーテ「私、優秀ですから」
マーク♀「さあ、そして真打ちの登場ですよー!マークちゃん特製!一度飲んだら72時間不眠不休で行動できるハイパー栄養ドリンクです!ちなみにあのリーフさんに試しましたが、後遺症で5日くらい動けませんでした!」
ソール「それはもう毒なんじゃないかな、流石にそんな物は…」
マーク♀「いやー、これでこのお店も大儲け間違いなしです!ささ、遠慮なさらずに!500本どうぞ!マークちゃん太っ腹!褒めてもいいんですよー」
ソール「だから、いらな…あ、断る間もなく行っちゃった…」
ソール「という訳なんだ」
セレナ「ひどい押し売りね…」
ルキナ「前二人はともかく、マーク♀は酷すぎでしょう。ちなみに売れているんですか?」
ソール「あ、それがね…」
エリウッド「うぅ…胃が…薬もらえませんか?」
ブレディ「お、俺にもよこせコラ…」
セレナ「え、まさか」
ソール「はい、ミリエルの胃痛薬とルーテの整腸剤とマーク♀の栄養ドリンク」
エリウッド「い、いつもありがとう…」
ブレディ「た、助かったぜコラ…」
ソール「お大事にー」
セレナ「…世の中には物好きな人もいるのね」
ルキナ「人体の神秘ですね」
ソール「ハハハ…」
このスレのマー子は常にブレディやシャンブレーとの支援みたいなドSモードだなw
マー子「この紋章町では常識に囚われてはいけないのです!」
私は治療の杖が使える人じゃないけど
紋章町で薬局といったらリフさんだと思うのです
このスレ見てるとマークは嫌われキャラにしか見えないな
フリーダムな部分を強調し過ぎな部分もあるけど愛されてる証拠じゃないかな?
てかこのスレじゃルキナとセレナ仲良いな。クロムとティアモの如く支援無いのにw
まぁ無いから仲良くしちゃいけないって言うつもりないがな。アイクとワユ、イレースと言う例もあるし。
今改めて蒼炎のアイクとイレース出会いシーンを見たんだが、
初見じゃ病弱っぽい健気な女の子って感じだな、イレースはw
かわいいなあ
>>587 原作だと迷惑がられつつも可愛がられてるというか受け入れられてる感があるからね。
このスレだと「ウザすぎて周囲に嫌われてる」という感じで書かれることが多いように見えるから、
そこのところでズレを感じる読者もいるってことじゃないかね。
個人的にも「ウザ可愛い」と「ウザイ」では大分違うと思うんで、前者を書いてくれる書き手さんに期待したいところだ。
>>588 敵兵の中で濡れ鼠なところをアイクが救出するっていう即フラグ成立な状況かと思って期待したもんだよw
雨の中でヌレネズミな果敢なげな娘を保護。
どーみてもエロゲフラグです、ほんとーry
今更ながらマークが女の名前ってどうなんだろう。
マーク 「・・・・」
マーク♀「・・・・・・」
マーク 「・・・・・・・・」
マーク♀「・・・・・・・・・・」
マーク♂「・・・・・・・・・・・・」
マーク 「・・・・・・・・・・・・・・」
マーク♀「・・・・・・・・・・・・・・・・」
マーク♂「・・・ねぇ、何で黙ってるの?マークさんはともかく。」
マーク♀「うわっ!もう、いきなり後ろから話しかけないでよ!
・・・ってああ!しゃべっちゃった!」
マーク♂「いやだから、何してたの?」
マーク♀「にらめっこ、暇だったから。」
マーク♂(本当に暇な人だなー・・・)
マーク 「・・・・・」
クリスでよかったんじゃないか、とは思うなw>マーク♀
かなり昔に他所で一人居たから絶対無いという訳ではないが相当珍しいのは確かだ>女でマーク
いっそ和名ならどっちでもいけるのいろいろあるのにな
まあ初代主人公からして元は女神の名前だからいっても仕方ないけど
ローマ神話のマルスが女神とか初耳なんだが……
主人公勢で元ネタと性別が逆といえばエイリークだな
男の名前なんかつけるから貧ny
セリスも元ネタは知らないけど、某大作RPGで同名の女性キャラがいるから女性名なのかな?
だからあんなに女の子っぽく……おや? 誰か来たようだ。
と、その前に『ママチャリの系譜』
>>464-470の続きを投下します。
215.5
エリウッド「さて『ママチャリの系譜』が始まるけど……暑いね……
今、この会場は42℃もあるらしいよ。ヘクトルは大丈夫かい?」
ヘクトル 「暑ぃ……大丈夫じゃねえよ。レースに出てる奴らは凄ぇな、マジで」
エリウッド「そうだね、僕だったら途中で熱中症でリタイアするかも知れないよ。
はぁ……この虚弱体質を克服できる方法はないのかなぁ……?」
ヘクトル 「だったらコレ使ってみろよ」
エリウッド「これはチェンジプルフ?」
ヘクトル 「ああ、覚醒で俺達にも新たな可能性が生まれたからな。
これで体力のあるクラスになって、一から鍛え直してみたらどうだ?」
エリウッド「ありがとう、ヘクトル。それじゃあ、早速使わせてもらうよ!」つ【チェンジプルフ】
ヘクトル 「んじゃ、エリウッドがクラスチェンジしている間に、前回
>>464-470をザッと見ていくか」
〜2周目開始〜
ラナ・エーデ→ リデ アレ
┃ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
┃ ↑ | グラウンドコース |
┃ デル . | |アサ・ベオ
┃ \__________/
パティ ジャン
順位変動 マシン名 搭乗者 現ドライバー 単勝倍率
1位:4 フェニックスアロー レスター&デルムッド デルムッド 8.1倍
2位:7 プリンツェーッサ デュー&パティ パティ 13.6倍
8位→3位:1 影の伝説 ファバル&ジャンヌ ジャンヌ 10.9倍
7位→4位:5 SDL551バゼラート アサエロ&ロドルバン アサエロ 20.2倍
5位:3 お ジャムカ&ベオウルフ ベオウルフ 11.7倍
9位→6位:2 緑三号 アレク&ブリギッド アレク 12.3倍
6位→7位:6 世界ひろし号 ヴォルツ&リデール リデール 3.2倍
3位→8位:9 謎のユングヴィ城 エーディン&ミデェール エーディン 3.4倍
4位→9位:8 黒王号 ラナ&ユリア ラナ 3.5倍
・1周目最後の直線。グラウンド前でユリアチームがパンクしてストップ、ピットまで走って行く羽目に。
・これで5位ジャムカと6位ヴォルツが順位を1つずつ上げ、更にヴォルツは3位のミデェールに襲いかかる。
・しかし、エーディンの第4の武器、グラビディ@ブーステッド・カノンに射抜かれ、前後輪共に失う。
・その直後、ロドルバンがエーディンチームに挑み、これを撃破。3位を勝ち取り、2周目に入る。
・一方のトップ二台はピットをスルーし、それぞれデルムッド、パティへとドライバーチェンジ。
・3位以下のチームはロドルバン、ジャムカ、ファバル以外はピットインし、ファバルはジャンヌと交代する。
・3位ロドルバン、4位ジャムカがグラウンドコースでパティに迫る。
しかし、デューのエンジェルビームで両者撃墜され、ドライバーチェンジ。棚ぼたでジャンヌか3位に。
・その後ピット組が再発進、6位アレク、7位リデール、8位エーディン、9位ラナで悪夢の2周目が始まる……
※エリウッドが戦士にクラスチェンジしたようです。
エリウッド「フゥ〜、僕の胸板を見てくれ。こいつをどう思う?」
ヘクトル 「凄く……脂ギッシュです。ピクピク動いてるし……」
エリウッド「何だか知らないけどね、今、蝶サイコーな気分なんだ。
僕の上には今、KINNIKUの天使達が滝のように溢れ落ちてきている!」
ヘクトル 「何だよ、KINNIKUの天使達って!? まあ……たぶん二度と無い状況だろうから楽しんどけ。
で、めでたくクラスチェンジしたから、今度は病気とは無縁の鋼の肉体を目指すのか?」
エリウッド「そうだね、丁度シグルド兄さんとアイク兄さんが筋トレをやっているから、一緒にやってこようかと。
君もどうだい? 良いダイエットになるよ」
ヘクトル 「いや、俺パス。暑いししんどいし…って、おいコラ、爽やかな笑顔で近付いて来るんじゃねえ!!」
エリウッド「(ジリッジリッ…)さあ、ヘクトル……君も……」
ヘクトル 「や、やめろ。俺にそんな趣味はねえっ……!」
エリウッド「やらないか?(筋トレを)」
ヘクトル 「アアアアアァァァァァーーーーーッッ!!!!」
216
ノイン 「サーキットの覇王、黒王号は再びラナ選手がドライバーズシートに陣取る!
マシンは疲弊したが、ラナ選手はまだまだ元気だ!」
ラナ 「前回ユリアが言った通り、エーディンお姉様の近くにいるのは危険ね」
グオッ!!
┌────→
ラナ エーデ リデ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノイン 「さあ、ピットロードを抜けて、スピード全開の2台、
最下位の黒王号騎乗の世紀末覇者が飛び出す青春、8位浮上!!」
エーディン「うふふ、速いわね」
ミデェール「流石ラナ様ですね」(ギリギリギリギリ……)
セーラ 「ミデェールの奴、何やってるのかしら?」
ドロシー 「弓を引き絞ってますね……あれも必殺武器の1つなんでしょうか?」
エルフ 「おそらくそうでしょうね」
ノイン 「これは速い! まるでスタート直後のような軽いペダルさばき!
神速の覇王ナースがサーキットに次なる嵐を生み出すのかァっ!?」
ラナ 「うぬに構っている暇はないわっ!」
リデール 「ぐっ、流石は紋章町の覇王…」
ノイン 「前を行くリデール選手の世界ひろし号を軽く抜き去る!!
次の標的は6位の走る食品添加物、スマート海賊・アレク選手の緑三号! ナースと海賊の対決だ!」
ラナ 「悪いわね!」
アレク 「ちいっ!」
ユリア 「きゃあっ!?」
ノイン 「急軌道でオーバーテイクをかけた黒王号のナビシート、
ユリア選手が振り落とされそうになって焦ります!」
ブリギッド「アレク、負けんじゃないよ、ついて行きなっ!!」
アレク 「了解っ!!」
ノイン 「姐御の言いなりいなり寿司! ロボトミー副頭目、アレク選手。
抜かれた直後に黒王号にスリップストリームで追走だっ!!」
ブリギッド「ラナ、そう簡単にあたしらに勝てると思うんじゃないよ!」
ラナ 「ブリギッドお姐様っ!?」
ユリア 「ついて来る気!?」
/
_______________________/
アサ ギュイーーーーーンッ!!
ベオ ←─────────ラナ・アレ
ノイン 「トップは依然としてフェニックスアロー、2位は怪盗プリンツェーッサだが、
1周目とは打って変わって静かなレース! しかし、後ろから黒と緑の刺客が迫って来るっ!!
4位SDL551バゼラートと5位『お』を射程圏に捉えるっ、黒と緑の駿馬超特急に踏切なしっ!!」
ラナ 「ほらほら、どきなさいよアンタらぁっ!!」
ブリギッド「ちんたら走ってんじゃないよっ!!」
アレク 「やれやれ、元気な方達だ」
ユリア 「頭痛くなってくるわね…」
217
ノイン 「何人たりとも前は走らせないっ、ナビシートのシスター・ブリギッド選手も勇気を燃やす、
オーガヒルの不沈艦・緑三号!!
杖の代わりに斧(ハリボテ)を手にしたその姿は、さながら海賊の如し!!」
エルフ 「と言うか、どう見てもバトルシスターですよね。衣装は聖戦プリーストですけど」
ドロシー 「セーラさんにはああいうのがぴったりでしょうね」
セーラ 「そりゃどういう意味よっ!?」
ノイン 「さながら川の鵜飼い祭り、うがい薬は磯汁! 海女の磯汁、荒磯料理!
荒磯どころかパライソからやって来た覇王の末裔、ラナ選手っ!」
ブリギッド「覇王の末裔ねぇ…」
ラナ 「……ふっ」
ノイン 「不敵に笑うラナ選手に疲労の色はありませんっ! テールトゥノーズのアレク選手も
額に汗を流しながらも交代直後の余裕が見て取れるぞっ!!」
セーラ 「あんな爽やかな海賊、初めて見たわ…」
ドロシー 「それを言ったら、あの覇王ナースや姐御シスターも大概ですけど」
ノイン 「汗に張り付く後れ毛が美しいっ! 後れ毛、おく、……オ○レ兄さーーーーーんっ!!」
エルフ 「これで2回目ですよ、落ち着いて下さい?」
ラナ 「そこよっ!」
アレク 「貰ったっ!」
ベオウルフ「ッ!?」
アサ \
↑ ↑ ギュイーーンッ!!_____
└──┼─────┐
\ ベオ ラナ・アレ
\_____/
キュウゥゥゥゥンッ!!
ノイン 「双璧動く! グラウンドオーバルコース出口にて『お』を両脇から同時に抜きにかかった!
絶妙な連携プレイ! これではブロック不可能だッ!!」
ラナ 「フンッ!」
アレク 「もういっちょ!」
アサエロ 「何っ!?」
.↑ ↑|
\..アサ../ .|
\/ .|
/\ グオッ!!
ラナ アレ \
ノイン 「更にコース中央で交差して、今度は各々逆サイドから
前方のSDL551バゼラートをオーバーテイクぅッ!! 阿吽の呼吸だコキュートス!!」
セーラ 「上手い事抜き去ったわね」
ドロシー 「アレクさんが意外にやります!」
ノイン 「嘆きの川を渡って、なお、大差をつけているサーキットの聖帝デルムッド選手、
熱き拳を交えた強敵(とも)を伴った、このサーキットの帝王を止めにかかる事ができるか、
ユングヴィの拳王とオーガヒルの海賊王!!」
ラナ 「レスター兄様、独走は許さないわよ!」
ブリギッド「こっちだってアンタの独走は許さないよっ!」
アレク 「俺の体力が続く限りはな!」
ノイン 「あっという間に最下位から4位に浮上した拳王ナース&光龍メイドペアと、
それに遅れる事なくついて行っている海賊ナイト&姐御シスターペア!
その敢闘を讃える拍手に支えられ、たんぽぽ小道ロングストレートへ向かいます!!」
218
デルムッド「後ろが相当盛り上がっているようだな」
レスター 「ラナとブリギッド姉上が何かやらかしているみたいだ」
ノイン 「そして、トップを走るフェニックスアローですが、既にたんぽぽ小道を半分ほど越えております!
間にはだかる壁、怪盗プリンセス・パティ選手と、見えないくノ一・ジャンヌ選手も健在!!」
セーラ 「後ろが争ってる間に随分差をつけたわね」
ドロシー 「地味で堅実な戦法がジワジワと効いていますね」
ノイン 「だが、このアドバンテージに怯む事なく、真っ直ぐな闘志を向ける拳王ナース・ラナ選手。
良くも悪くもセリスきゅんへの真っ直ぐな想いや姿勢が観客の胸を打ちます!!」
セリス 「そうだね、ラナはいつも真っ直ぐでひたむきな子なんだ」
ユリウス 「堂々と正面突破→制圧だからな。確かに真っ直ぐではある」
イシュタル「私だって真っ直ぐにユリウス様の事を想っているのに…」
ラナ 「/////なっ!? こんな時に何て事を…!!」
エルフ 「あ、ラナ選手、ペースが落ちましたね」
ユリア 「ちょっとラナっ!!」
アレク 「じゃあなっ!」
ブリギッド「アンタも可愛いとこあるじゃないか!」
ノイン 「おおっと、私の実況でラナ選手の心が乱れたかっ! その間に後方のブリギッド姐御の犬、
人類イヌ科アレク選手がオーバーテイク、男に目が眩んだ女の隙を突く事など容易いぞっ!」
ドロシー 「またしても妨害実況ですか…」
セーラ 「ホント懲りないわね」
ラナ 「くっ、この程度でっ!」
アレク 「このまま突き放してやる!」
┌────────────────────────────────────────
│ ギュイイイィィィーーーーーンッ!!!!
│ アレ────────────→ ジャン
│ アサ ラナ
│ ベオ┌───────────────────────────────────
ノイン 「黒王号を追い抜いた勢いでロングストレートをブッちぎる!! スーパースピード、緑三号!!
アレク選手にとってはまさに我が庭っ! 庭には二羽ハニワっ!!」
エルフ 「ハニワの話になってますよ。しかし、緑三号はかなりのオーバーペースなんじゃないでしょうか?」
ブリギッド「飛ばせっ、アレクっ! あたしらに後退の二文字はないよっ!」
アレク 「おうよ、まあどっちみちママチャリは後退出来ん。頼りにしてるぜ、姐御!」
ブリギッド「ああ、やばくなったらあたしに任せな!」
ノイン 「おおっと、4位の緑三号、更にペースを上げるっ!! これは速い! トップとの距離も
どんどん縮んでいきます! 既に3位のステルス戦闘機、影の伝説は射程圏っ!!」
ファバル 「ブリ姐か…厄介な人が来たな」
ジャンヌ 「どうしますか?」
ノイン 「初の戦闘態勢に入る、ハイマスターくノ一・ジャンヌ選手! 挑むは、緑の海賊王・アレク選手!
ロングストレートの静かな、しかし熱い対決の行く末を固唾を呑んで見守る観衆!」
アレク 「悪いな!」(グオッ!!)
ジャンヌ 「えっ!?」
ノイン 「対決終了!」
エルフ・セーラ・ドロシー「「「早っ!?」」」
ファバル 「作戦もへったくれもないな…」
ノイン 「勝負になりません! 既に、その目の中には次の標的、ピンクのトリックスター、
パティ選手のプリンツェーッサの姿が映る!!」
パティ 「うわ、飛ばし過ぎじゃないの?」
デュー 「割と冷静なアレクにしちゃ珍しいなぁ。姐御の作戦かな?」
ラナ 「ちょっと待ちなさいっ、私はまだ負けてないわよっ!!」
ブリギッド「おや? ご苦労だねぇ、ラナ」
ノイン 「黒王号の拳王ナース・ラナ選手も後塵を拝したが、立ち漕ぎで緑三号に肉薄!
サイドバイサイドの火花を散らし、全速力でたんぽぽ小道を駆け抜けていく私のメモリアルッ!!」
エルフ 「ラナ選手はともかく、アレク選手はスタミナを残すつもりはないのかも知れませんね」
219
ミデェール「エーディン様、準備が終わりました。いつでも行けます」(ギリギリギリギリ……)
エーディン「ええ、ロングストレートで仕掛けましょう」
ノイン 「現在最下位という苦境に立たされている聖戦のかぐや姫・エーディン選手の謎の居城、
謎のユングヴィ城は今、ようやくたんぽぽ小道へ入ってきた所!」
アレク 「デュー、捉えたぞっ!」
ラナ 「パティ、覚悟しなさいっ!」
ノイン 「たんぽぽ小道での戦闘は尚も続く! 3位の緑三号と黒王号が、
2位プリンツェーッサに襲いかかろうとしています!」
パティ 「行かせるもんですかっ!!」
デュー 「このまま前との差を詰めていこう!」
ノイン 「2台が両サイドから抜きにかか…おおおっ、パティ選手、前を譲らないっ!!
レオタードの怪盗も負けじと競り合います、3台が横一直線に並んでたんぽぽ小道を激走っ!」
エーディン「ミデェール、やってしまいなさいっ!」
ミデェール「了解! 第5の必殺武器、風の弓、発射ぁッ!!」
リデール 「むっ、来るかっ!?」
ヴォルツ 「聞きなれない武器だが…?」
ノイン 「謎のユングヴィ城のナビシート、ミデェール選手が第5の必殺武器、風の弓なる物を
前を走る世界ひろし号に向けて発射っ! これは……んんんんんっ!?」
──────────────────────────
グオオオオオ……
エーデ━━━━━→ リデ アサ
ベオ
──────────────────────────
ノイン 「これは目の錯覚か、放たれた矢がどんどん加速しているっ!?
そして、矢は世界ひろし号目がけて一直線に飛んで行くっ!!」
エルフ 「これは……危険ですわ!」
セーラ 「何アレっ!? あんな武器知らないわよっ!!」
ドロシー 「弓使いの私だって初めて見ますよ!」
ギュイーーーーーーンッ!!
ヴォルツ 「何だこれはっ!?」
リデール 「まずい、避けられないぞっ!!」
──────────────
メメタァッ!!
矢━━━━リデ━━━━━━→
──────────────
ヴォルツ・リデール「「アーーーーーーーーッ!!」」
ノイン 「矢が世界ひろし号に命中したぁっ!
ヴォルツ&リデール選手が仲良くコース外へとすっ飛んでいくうううぅぅぅーーーっ!!
マシンに命中したので深刻なケガには至ってないと思われますが……あああああっ!?」
220
ギュイーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!
ジャムカ 「な、何だ?」
ロドルバン「嘘だろッ!?」
アサエロ 「ちょ…まt」
ノイン 「何たる事だぁっ!! 矢は世界ひろし号を貫通して、
ちょうどその前を走るSDL551バゼラートを尋常ならざるスピードで追いかけ……」
───────────────
ドグチアッ!!
矢━━━━━━━アサ━━━━→
ベオ
───────────────
ロドルバン・アサエロ「「アアアァァァーーーーーーーーッッッ!!!」」
ファバル 「ッ!?」
ジャンヌ 「なっ、何ですかっ!?」
ノイン 「さらに貫通したぁ、これは大惨事だっ!! 謎の必殺武器から発せられた恐るべきレーザービームっ、
しかも矢は影の伝説の横を通り過ぎ、更に前方のプリン…」
─────────────────────────────
アレ
矢━━━━━━━━━━━━━パティ━━━━━━━━━━━→
ジャン ラナ デル
─────────────────────────────
デュー・パティ「「アアアアアァァァァァーーーーーーーーーーッッッッ!!!!」」
ノイン 「などと言ってる間にリアル音速の矢が白き大怪盗プリンツェーッサをも貫いたぁっ!!
謎のユングヴィ城の第5の必殺武器が直線上に並んでいた3台を一気にノックアウトぉっ!!」
エルフ 「確かに3台とも真ん中を走っていましたね」
ノイン 「2位プリンツェーッサ、6位SDL551バゼラート、8位世界ひろし号、揃って痛恨のクラッシュっ!
謎のクラッシャー、エーディン&ミデェールペアの面目躍如だ!」
アレク 「ちょっ…!? デュー達が吹っ飛んだぞっ!?」
ユリア 「な…何よ今のっ!?」
ラナ 「風の弓……」
ブリギッド「エーディンの奴、アレ使いやがったのかっ!?」
レスター 「姉上…まさかあの試作品を使うとは…」
セーラ 「ユングヴィ家の人間は何か知ってるみたいね」
221
エルフ 「あれは……もしや!」
ノイン 「知っているのか、エルフ解説員っ!?」
エルフ 「ユングヴィ家では力よりも魔力の方がバンバン成長する弓兵達の為に、
魔法弓を開発しているという噂を聞いた事があります」
セーラ 「ピンポイントで思い当たる人物がいるんだけど……」
ロナン 「呼びましたか?」
ドロシー 「いえ、呼んでませんよ」
エルフ 「…今のは恐らく風の弓と言う物で、放たれた矢は風の力を受けて加速し、
凄まじい速度で15マス先の目標物をも貫く物だと聞いています。
ただし、発射に長い引き絞り時間(タメ)が必要なのと、矢が真っ直ぐにしか飛ばないのが欠点です」
セーラ 「レンスターと言いユングヴィと言い…何でこうもぶっ壊れた性能の武器を開発するのよ?」
ドロシー 「気持ちは分からないでも無いんですけどね。魔力依存の弓は存在しませんから」
エルフ 「このようにピーキーな性能を誇るので、
ボウナイトのミデェール選手がナビシートにいる時じゃないと使えない代物ですわね」
セーラ 「という事は、このタイミングを狙ってた訳ね」
ドロシー 「ピットから準備してましたからね。それだけに見返りが大きいですよ」
ノイン 「恐るべき秘密兵器だ、風の弓! 謎のユングヴィ城の謎の必殺武器がここに来て本領発揮かっ!?
あまりの威力に、残った5チームが呆然としてペースがガタ落ちだっ!」
ドロシー 「あれ? でも直線とはいえ、射程15もあるんですから遠距離武器と見なされるのでは?」
エルフ 「簡単に撃てる物ではないそうなので、事前に実行委員会からOKを貰っているそうですわ」
セーラ 「ホント、いい加減な実行委員会ね……」
エーディン「おーっほっほっほっ!! ミデェール、お見事ですよ。後でご褒美を差し上げましょう!」
ミデェール「はっ、ありがたき幸せ!」
ヴォルツ 「痛てて……何とか生きてるみてえだな…」
リデール 「私も大丈夫だが……マシンがやられた」
ノイン 「魔法弓の洗礼を受けた3台は、実弾がマシンに命中した為、搭乗者は全員無事であります!
ですが……世界ひろし号は完全にクラッシュ!」
セーラ 「あちゃー、これはもうダメね」
ドロシー 「……という事は1番人気が消滅!?」
ノイン 「1番人気と目された世界ひろしが、ここでまさかまさかのリタイアであります! これは残念っ!」
アサエロ 「マシンが酷え事になってやがるな…」
ロドルバン「生きてただけマシだな、これは」
デュー 「痛ててて……パティ、ケガはない?」
パティ 「うん、あたしは大丈夫だけど……」
ノイン 「続いてSDL551バゼラート、プリンツェーッサも……ああ……これは悲惨!
車体が原型を留めていません、もはやレース続行は不可能です!!」
エルフ 「もの凄い威力ですね。人に当たらなくて本当に良かったですわ」
セーラ 「これ撃ったミデェールも凄いんじゃないの?」
ドロシー 「まっすぐにしか飛ばない矢を自転車の後部座席から撃って、人に当てずに、
自転車にだけ当ててますからね。スーさんやシンさんならともかく、私じゃできそうにありませんよ」
エルフ 「この辺りが弓歩兵と弓騎兵の違いなのでしょうね」
ノイン 「健闘虚しく、アサエロ&ロドルバンペア、デュー&パティペア、世界ひろしと共に無念のリタイア!
ここでマシンを降ります!! ガッツを称える拍手がスタンドから送られる!!」
エルフ 「なお、大会規定により、走行距離で順位を決定致しますので、残る全チームがこのロングストレートを
抜けた時点で7位プリンツェーッサ、8位SDL551バゼラート、9位世界ひろし号となりますわ」
セーラ 「遂に脱落者が出たわね……」
ドロシー 「必殺武器がまだ2つ残ってますし、ラナオウもいますからね。
あと何チーム潰されるんでしょうか……?」
リタイア SDL551バゼラート アサエロ&ロドルバン
世界ひろし号 ヴォルツ&リデール
プリンツェッーサ デュー&パティ
続く
>>598-604 ひろしーーーーーー!!
今回は一気に脱落者が出たな。
ともかく、GJです!
マルスー!異界のリンお姉さまがきたよー!
本人の絵柄のためで意識した訳じゃないだろうけど、なんだかちょっと化粧したように見えるw
リンディス・・・色を知る年かッ!!
セリス「うわー!リン姉さんソドマス姿がすごく似合ってるー!」
リン「でしょ?結構気に入ってるのよね」
サイリ「見事でござる。あっぱれでござる」
レンハ「是非ともソンシンに来るでござる。一緒に侍として生きるでござる」
リン「うーん…ソンシンの文化は嫌いじゃないんだけど、少し野生が足りないのよね」
サイリ「ならさらしでござる。ふんどしでござる」
レンハ「身に着けるだけで野生があふれ出るでござる」
リン「…悪くないかも」
マルス「………」
リーフ「どうしたのさマルス兄さん。こういう時は真っ先にリン姉さんをからかうのにさ」
マルス「…うるさいな」
リーフ「あれ?なんか照れてない?…もしかして本気で似合ってて見とれてたとか?」
マルス「シネ」
リーフ「えっ!?まさか図…コノヒトデナシー!」
クロム「姉を敬うのはいいことだぞマルス!」
マルス「真性の姉萌えは黙っててください」
とりあえず壊れたメガホンで歌でも唄ってもらおう。
メガホン…歌……カービィ?
でふと思ったが次のスマブラに出るのはやはりクロムとマルスなんだろうか
クロムが来るとなると天空が↑+Bのアイク仕様(もしくは対ルk…マルス仮面ムービーの回転斬り)になるのか
→or←+Bの覚醒戦闘アニメ仕様になるのかどっちなのかが気になる
クロム「ただいま…あぁ、疲れた……」
アイク「お帰り。…どうした?何だかいつもより疲れているように見えるが」
クロム「アイク兄さんただいま。いや、今日は仕事でヴァルムにある真実の泉と言う場所に行ってきたんだけどな」
アイク「真実の泉…初めて聞くな。どういう場所なんだ?」
クロム「文字通り真実が分かると言う泉らしいんだが、そこに出てきた敵が非常に厄介でな…俺達だったんだ」
アイク「……何?すまん、どういう意味だ?」
クロム「これも文字通り、敵が俺達だったんだ。姿・能力・スキル…見事にコピーされて非常に厄介だった」
アイク「ほう、自分自身との戦いか…」
クロム「一応そうなるな。でもそれ以上に厄介だったのは…ってアイク兄さん、何を急に出かける準備しているんだ?」
アイク「クロム、その真実の泉と言うのは何処ら辺にあるんだ?」
クロム「場所?場所ならドーマの贓物と呼ばれる火山から更に先に言った場所にあるが…」
アイク「そうか。じゃあちょっと真実の泉とやらに行ってくる。自分自身と戦うのも悪くない」
クロム「は?…ま、待てアイク兄さん!その場所は一人で行くのは危険過ぎる…ってもういない。一人だとマズイのに…」
ドドドドウシシテシテオオオオレマエニタッタタッタタッタ ドカバキメメタァティウンティウンティウン
アイク「……15人近くの俺にボコボコにされた」
クロム「あの場所、一人とか少数で行くと自分自身が増えるんだよ。それを言おうと思ったらもういなかったからな」
マルス「てかアイク兄さんが15人もいたら世界終わるよね」
ロイ 「それは流石に言い過ぎ…かなぁ?」
今回の配信マップは非常に楽しかった。クロム一人で行ったらクロム大量発生してワロタw
と、真実の泉の場所を微妙に間違えてる。すまんかった。
最初にインバースに変身してるの入れたら16体か?
サラ「ということは全員を幼女で構成してその後に兄様が乗り込めば夢の幼女ハーレムが完成するのではないかと」
エフラム「…どういう夢なんだ」
>>615 一人で乗り込むと全員同じになると聞いて
エフラム「真実の泉?」
サラ「私も最近知ったんだけど、結構面白いところなの」
エフラム「それで、今日はそこで遊びたいということか」
サラ「あ、そろそろ着くよ」
エフラム「ここか……じゃあ早速……」
サラ「ちょっと待って、まず私が先に行くから……兄様は後から来て」
エフラム「……何でだ?」
サラ「いいから」
エフラム「わ、分かった……」
エフラム「そろそろいいか……しかし、それほど変わった場所ではなさそうだが……」
サラ「兄様、こっち」
エフラム「ああ、サラ……!?」
サラ×17「ようこそ、兄様」
エフラム「……つまり、この16人のサラはお前の影とか鏡に映った姿のようなものだと」
サラ「そういうこと、びっくりした?」
エフラム「……そりゃあ驚くさ」
サラ「でも名前まで同じだと不便ね……AとかBとかで区別した方がいい?」
サラA「オリジナルはそのままってことだと……二番目の私がAになるのかしら」
サラB「呼び方も決まったことだし、みんなで遊ばない?」
サラC「あ、じゃあ王様ゲームがいい」
サラD「兄様を入れると18人だから……これは誰が王様になるか分からないね」
エフラム「いや待て、どう考えても俺が圧倒的に不利だろうが!?」
サラE「まあ細かいことは気にしない、くじも用意してあるんだから」
エフラム「この用意の良さ……まさかお前ら、前もって計画していたんじゃ……」
サラ「……確保」
サラF「了解。みんな、やっちゃって」
サラG「突撃!」
サラH「ごめんね、兄様」
エフラム「な!? や、止めろって……こんな大人数にくっつかれると身動きがとれんのだが……」
サラI「あ、ちょっとあなた何自分だけ正面から抱きついてるのよ、代わりなさいって」
サラJ「早い者勝ちでしょ?」
サラK「いいじゃないの、順番なんだから焦らないで」
エフラム「お、お前ら……どういうつもりだ?」
サラL「まあまあ、そんなこと言わないで」
サラM「私たち、兄様と楽しいことしたいなーと思って、それでオリジナルと色々話して考えたの」
サラN「……兄様は私たちと遊ぶの……嫌? ……嫌なら止めるわ」
エフラム「……い、いや……そんなことは」
サラO「じゃあ……いいよね」
サラP「やっぱり兄様優しい」
サラ「……兄様、17人いるんだからいつもの17倍頑張ってよね」
エフラム「……色んな意味で俺が持つかどうか」
サラ「修行だと思えば良いじゃない」
エフラム「……ここまでの修行は俺も初体験だよ」
ちょっと誰か
>>616を同人作品にしてくれませんか
5000円までなら余裕で払うんで
ティニー「任せてください!」
>>609 レンハの台詞がさりげなくw
それにしてもリンはシャンブレーといい今回レンハといい少しずつフラグ樹立いてるような…
姉さん達大喜びか?
>>616このコピペを貼れといわれた気がした
ある日突然、あなたに17人もの妹ができたらどうしますか?
それも……とびっきりかわいくて
とびっきり素直で
とびっきり愛らしくて
とびっきりの淋しがりや。
しかも、そのうえ……
彼女達はみんなみんな、とびっきり!
兄様のコトが大好きなんです……
でも、残念なことに兄様と妹は
現在離れ離れに暮らしていて……
実際に会うことができるのは、
2日に1回と決められた“兄様の日”だけ。
大好きな兄様と自由に会えない妹は……
さみしくて、いつも兄様のことばかり想ってしまいます。
「神様……どうか、早く兄様に会えますように
私の大事な大事な兄様……会えないでいると……
淋しい気持ちでいっぱいになっちゃうわ……」
だから、ようやく2日に1度の
「兄様の日」がめぐってきて……
2人が会えたときには、
妹は世界中の幸せを独り占めしたみたいに、
とってもとっても……幸せ
もちろん兄妹なんだけど、気分はまるで楽しいデート!
そして妹は、兄様のそばにぴったりくっついて……
心配そうに兄様の顔をのぞき込み、
こう……言うのです。
「兄様は……私のコト、好き?」
妹達はちっちゃい頃からずっとずっと
ただ純粋に兄様のコトが大好きでした。
やさしくってステキで世界にただ1人、
自分だけの大切な兄様……。
だから、いつもいつも兄様と一緒にいたくて、
いつもいつも兄様にかまってほしくて……。
ここに登場するのはそんな素直な女の子達……。
外見も性格もおなじ17人の妹達ですが、
想いもまたみんな同じ……そう
「……兄様は、大好き!」
ひどい誤字をした
×「……兄様は、大好き!」
○「……兄様、大好き!」
>>619 レズ疑惑が更に深まっただけじゃないです、やっだー!
>>620 シスプリとか懐かしいものを…と思ったら2か月に1回じゃなくて2日に1回かよw
ケント「リンディス様が次々にフラグを立てていると聞いて」
セイン「さすがに焦ってきたかお前も。まあエリウッド様とヘクトル様が
相手から除かれた時点で、このスレでのライバルはラスだけだったもんな」
ケント「うむ。今からでも遅くはない、何とかして候補に入らなければ」
そしてリンの下へたどり着いたケントが見たものは、
レンハの刀をギリギリの部分で真剣白刃取りしているシャンブレーの姿であった!
レンハ「殿中でござる! 殿中でござる!」
シャンブレー「うおおおお……! ぜ、絶滅しないぞおおおぉぉぉ!」
リン「シャンブレー! 野性よ、野性の力を解放するのよ!」
ラス「……頑張れ」
ケント「……」
セイン「うんまあなんだ……頑張れよ?」
ケント「どうやってあの中に入ったらいいんだ……!?」
所で妹の方のルフレさん。
インバースさん(巨乳)がクロムさん(巨乳好き)を狙っているそうですよ。
かみぐんしマーク「そろそろ俺が配信されると聞いて」
>>620 外見と性格が全く同じでも、エフラムなら……エフラムならきっと見分けてくれる
サラ「それにしても、影とか言うだけあって本当にそっくり……そうだ、ちょっと全員を集めてくれない?」
サラA「どうかした?」
サラ「ちょっとした遊びを思いついたんだけど、実は……」
サラA「……面白そうね」
サラB「兄様、ちょっと遊ばない?」
エフラム「いいぞ、何をするんだ?」
サラC「今、オリジナルを含む全員に集まってもらったから、その中から本物を探してみて。さすがの兄様でも難しいんじゃない?」
エフラム「なるほどな……だが……本物はお前だな」
サラ「嘘……何で?」
サラD「も、もう一回!」
サラE「ほら混ざって混ざって! シャッフルよ!」
サラF「よし、これで……さあ兄様、本物は……」
エフラム「……お前だろ?」
サラ「な、何で分かるの!? 見た目は全く同じなのに……」
エフラム「そうか? よく見れば細かい違いがある気もするけどな。後は視線の動きとか、雰囲気の違いとかで結構判断できるぞ」
サラG「完璧に同じだと思ってたのに……ちょっと自信無くしちゃうかも」
エフラム「それに……」
サラ「なに……?」
エフラム「やっぱりな、頭を撫でたときの感触ではっきり分かる」
サラ「だからって……いきなりは止めてよ……もう」
エフラム「悪い、お前にせがまれるうちに癖になってしまったな」
サラ「……いいけど。……待って、ということは……他の私にも同じことをしてあげたの?」
サラH「私もさっき頭撫でてもらったよ。本物はいいわね、いつもこんなことしてもらってるんだから」
サラI「……私はハグしてもらっちゃった」
サラJ「じゃあ私は……キスとかはダメ?」
サラ「……当然、本物の私にも同じことをしてくれるのよね?」
エフラム「い、いや……一度に言われてもだな」
サラK「兄様、私まだ頭撫でてもらってないんだけど……」
エフラム「いや、お前にはさっきしてやらなかったか?」
サラK「……やっぱり誰が誰なのか分かるんだ……」
サラL「どうして兄様は私たちを見分けることができるのかな……?」
サラM「見た目は全く同じはずなのに……」
サラN「……絶対音感とか、そういうのに似た能力があったりして」
サラO「つまり……兄様には絶対妹感とか、絶対幼女感とでも言うべき能力があるってこと?」
サラP「……さすが兄様」
>>627 エフラムには妹マイスターの称号を与えよう
何気にリーフも見分けられる気がする
お姉さんを見分けるんだな、と思ってしまった
リーフ的には支援でルフレ♂の年上だけど妹を自称したインバースはおねいさんの範疇に入るのだろうか否か?
>>627 エフラム「さすがにたくさんのサラに纏わりつかれるのは・・・どうしたらいいものか」
マーク♂「あ、(ぺドの)エフラムさん。何してるんですかこんなところで?」
エフラム「くっ、なぜこんな時に限ってこいつ以外現れない!?」
マーク♂「おや失礼ですね。見たところ何かお困りのようですが先ほどの非礼を謝罪するのであれば
手を貸してやらないでもないですよ」
エフラム「(まあ♀の方よりは安全か)すまない、最近何がなんだか分からないうちに色々なことが
あってな、気が滅入ってて心にもないことを喋るようになってしまった」
マーク♂「今度からは気をつけてくださいね」
エフラム(本当にあの♀の双子なのか?やけに素直だな)
マーク♂「さてエフラムさんは少女ないし幼女に人気ですが四六時中纏わりつかれるのは流石にうっ
とうしく思っていると」
エフラム「だいたいそんなところだ」
マーク♂「ご安心を。そんなエフラムさんにぴったりのテクニックを持っている方がいます」
オスカー「てなわけでマーク♂に呼ばれて来たけど何をすればいいんだい?」
マーク♂「エフラムさんに小さい子の捌き方を教えて欲しいんです」
オスカー「あぁあれか。よし、ではさっそく・・・」
オスカー「どうだい今の心境は?」
エフラム「どんなに大勢の子供たちが来ても上手く捌けるな」
マーク♂「すごい自信ですね。オスカーさんの保育士拳を修得しただけでもすごかったのに」
オスカー「まさか保育士拳・愛の発展型まで見事に体得してしまうとは・・・兄弟家は伊達じゃないね」
エフラム「オスカー殿はどこでこのような技を?」
オスカー「一応保育士の勉強したときに。資格は持ってるけど今は工務店だしね」
マーク♂「エフラムさん、サラがたくさん来ましたよ」
エフラム「ふぅ、修行の成果を見せてやる。保育士拳・愛の発展型、からまんぼう!!」
マーク♂「わー上手く捌いてますねえ」
オスカー「保育士拳の免許皆伝だね」
>>629 レスキューされた部屋にいる20人の4人娘にリザイアされるけど回復持ちのリーフに全員まとめて天国行きですねわかります
影薄いキャラでちょっと書いてみた
クロード「次の問題をファバル君」
当てられちまったよ・・・。まぁ分かる範囲の問題だったから良かったけどさ。それにもうこの1限だけだし。
ファバル「はい。今行きますよっと・・・」
クロード「正解。戻っても構いませんよ」
ユリウス「ZZZ・・・」
ユリウスのヤツ寝てやがる。成績優秀者ならではの余裕か?
ユリウス「うぅ、新世界が・・・セリス・・・セリスー・・・」
最近思うんだがコイツ本当に新世界への扉を開いてるんじゃねーのか?冗談抜きにヤベーぞ。起こそう。
何よりも教室を地獄にはしたくねえからな。ラナとユリア的な意味で。
ファバル「おい、大丈夫か。新世界がどーこー言ってたが」
ユリウス「あ、ああ。最近やたらティニーやビラクさんが出てきて素直になれとか言ってくるんだ」
・・・末期だなこりゃ。イシュタルさんや、このままじゃ本当に取り返しの付かないことになりますよ?
まぁそこは本人達次第だし干渉しすぎない方が良いかもな。本気で嫌がってるならともかくユリウスがセリスを本気で嫌がってるようには見えないし。
チャイムが鳴ったか。終わり終わりっと・・・
アレス「お疲れさん。また明日なー」
スカサハ「それじゃーなー」
ファバル「おー、また明日なー」
ふう、やっと今日一日が終わったな。さて・・・帰るか。今日は分家帰りだったな。
ティニー「すみません。読んでもらえませんか?」
ファバル「ん・・・同人誌か」
あら?ティニーの専門ってBLじゃなかったか?ノーマルじゃん。詳しい方じゃないけど時間もあるし読もうかな。
・・・なるほど。トーシロの個人的意見だがストーリー構成とかすげえな。
仮にヒルダさんが引退したとしたら後を継ぐのはこの子だな。
それにしてもこの女の子誰かに似てる気がするんだが・・・
ファバル「なあ、ベッ・・・」
駄目だ。言いきれねえ。いくら恋愛にあんまり興味がなくてもここばっかりはなあ・・・。
ティニー「もちろんベッドシーンも読んでください。それにしても思った通りでした。ファバルさんは腐男子のようですね」
腐男子?何で?普通に赤い髪の男の子と青い髪の女の子が恋愛してるだけ・・・待てよ。
青い髪の女の子が誰かに似てたな。そして腐男子の言葉・・・。全てに気が付きヤバいと思った瞬間オレはベッドシーンのページを開いてた。
ファバル「ア゛ッーーーーーー!!」
なんてこったい。よく見てみたらセリスとユリウスじゃねーか!!普通に男女だと思って完全に気を抜いてた!
それにこの女も普通の腐女子じゃなくて筋金入りかつガチの腐女子だったのが頭から抜けてた・・・
ティニー「そこは肝心なシーンじゃないですか!何故本を閉じるのです!?仲間じゃないですか!」
ファバル「オレは腐男子じゃなけりゃ新世界の人間でもねえ!ただ恋愛にほぼ全く興味がないだけだ!!」
ティニー「恋人がいないのでてっきりそうかと・・・」
その基準で行けばセリスはもちろんスカサハやセティ、ウチの兄貴たちやレスターにヨハヨハもそうなるだろうがっ!!
え、リーフがいないって?アイツは年上の人たちにしょっちゅう走ってるから入らねーだろ?
ティニー「ならなればいいんです!今からでも遅くありません」
ファバル「なるかっ!!」
もちろんベッドシーンに入ったところからは何も見てない。うう、セリスとユリウスが・・・。駄目だ。もう想像したくない。帰って宿題して寝よ・・・
ア゛ッー!
何だ!?すっげえ嫌な悲鳴だった!あっちの方か?
ファバル「アーサー?それにペガサスナイトやマージのお姉さんたちまで」
アーサー「ようファバル。どうしたんだ?」
ファバル「なんかすっげえ嫌な悲鳴が聞こえたから来たんだが」
セティ「すまないね。ちょっとフリージの撮影に協力してたんだ」
アーサー「おい、セティちゃんと撮れてるんだろうな?」
セティ「恐らくな。ミーシャ」
ミーシャ「こちらに」
アーサー「なるほど、よく撮れてるな。ティニーも大喜びするぜ」
そっちの方の撮影かい・・・。考えてみりゃセティも大変な子を好きになったな。それにあの子葉っぱに片思い中だし・・・。
ファバル「おい、まさかと思うが社員を生贄にしたんじゃないだろうな」
セティ「まさか。そんなことをするわけがない。どんなことでもすると言ったのはちゃんと確認した。お金も出すつもりだしベルン署の許可も貰った」
アーサー「それにしてもお前も結構やることエグいよな。仕事内容の説明しないなんてさ」
セティ「拷問以上に酷い目に遭うとは言った」
ファバル「まさかその人ってお前の」
セティ「企業秘密だ。それに彼の周りの人達からもお仕置きをしてほしいって要望があったんだ」
・・・大体誰が酷い目に遭ってるか分かった気がする。葉っぱじゃねーけどベルン署もある意味紋章町の歪みだと思うんだが。
アーサー「それを聞いてチャンスと思ったヒルダおばさんが協力を頼んだら快諾してくれたんだ」
セティ「フリージとは協力関係を築く予定だった。それに我が社の社員にも隠れ腐女子が割と多いから理解を示すべきだと思ったんだ」
コイツの場合はティニーやフィー的な意味もあるんだろーがな。それにしてもすっげえ嫌な話を聞いたぜ・・・。
ホーク「社長。もう一度とのリクエストがありました」
カリン「これで終わりとか言いませんよね!?」
ブライトン「こちらからも再開の要望があります」
セティ「よし。許可を出せ!撮影準備は出来てるな!?」
アーサー「バッチリみたいだぜ!」
何だよ!?この体育会系的なノリは!?
間違いない。これ以上ここにいたらオレは・・・確実に精神がイカレる!
アーサー「あら?もう帰んの?もう少し話してこーよ」
ファバル「いや、今日はいい・・・。また明日な、アーサー。セティはまたいつか」
セティ「帰るのか・・・。道中気を付けろよ」
気をつけんのはお前たちだ!フリージはもともと変人ばっかだったがシレジアも負けず劣らずじゃん!今度こそ本当に帰る!
ズドーン!バガー!!
ファバル「・・・まさか」
ラナ「姉様がその調子だからシグルド様が振り向かないのです!」
エーディン「言ったわねラナ!」
やべえ・・・こないだといいこのままじゃまた家とその周辺が吹っ飛ぶ!
次は自分たちが止めるとか言ってたのにみんな何やってんだよ!?
ファバル「レスター!スコピオ兄貴!アンドレイ兄貴!」
部屋に訓練場ももぬけの殻だ。逃げやがったか。・・・あの野郎ども。後で全員イチイバルの的にしてやる・・・!!
ブリギッド姉さんはいねーしベルン署に賭けるしかなさそうだ。
ファバル「もしもし。ベルン署ですか?紋章町規模に発展しかねないケンカが起こってるんですけど。
え、冗談言うなって?ウソじゃねえよ!ウソついてる様な態度じゃねーだろうが!!オイ!待ちやがれ!せめて様子を見てくれるだけでも・・・!」
クソッ!切りやがった!何て連中だ!次に会うのは法廷だぞ!!あのダメ警察共が!
仕方ねえ。また俺が介入するしかねえのか。世界で1番恐ろしいあのケンカに。オレがあまり恋愛に興味が持てないのはウチの女性達の恐ろしさが原因かも。
ウチの女性陣のケンカ見てると女の子って恐いとしか思えないもん。
ファバル「エーディン姉さんもラナもやめなって。後がめんどくさいぞ」
エーディン「お黙りなさい!弓兵風情が!」
ラナ「消し炭にするわよ!」
ファバル「確かに近距離じゃ何も出来ないけど弓兵を舐めんな!」
ラナ「言ったわね・・・!覚悟を決めなさい!」
危ねえっ!マジで打ってきやがった!!
ラナオウ「避けるとは中々やりおるな」
最悪だ・・・。今のでラナオウモードになっちまったよ・・・。でも俺も早々死にたくはないし足掻くつもりだ。
ファバル「畜生!足掻くだけ足掻いてやる!」
ラナオウ「中々楽しませてくれる!」
ファバル「俺だってユングヴィの血を引いてんだよっ!」
ユングヴィ真拳は使えないがな!でも避けたり身を守ることはある程度出来る。数年前から分家にいることが多かったし。
だってよ、ガキの頃からこのケンカ止めてたんだぜ?(ブリギッド姉さんがいない時限定だが)何度も殴られたりぶっ飛ばされたら嫌でもそれくらいは出来るようになるよ・・・。
なんか悲しくなってきたなぁ。って昔の事を思い出してる余裕なんてねえ!
距離を取れなかったらこっちがジリ貧で負けるのは目に見えてる。取れても相当不利だが・・・。闘気飛ばしてくるし。
エーディン「意外にやるじゃない、ファバル」
ラナオウ「だが守ってばかりでは我を倒せぬぞ!」
エーディン「そろそろ決着を付けましょうか・・・」
本当に状況が最低だ。ラナだけならもうちょっとだけ頑張れるけどエーディン姉さんまで入ればもう終わる。本当に終わりだってのかよ!(ハラリ)
ファバル「あっ、手紙」
ラナオウ「紙・・・?」
エーディン「これは・・・!」
ラナ「ファバル?あの泥棒暗黒竜はどこかしら?」
兵「エーディン様、シグルド様の行方ですが」
エーディン「分かったわ。これは確実に邪魔をしないといけませんわね・・・!」
ファバル「あ。それ今日の学校新聞だったのか。それにユリウスとは学校で別れたぞ」
ラナ「なら探し出すまでよ!」
エーディン「何故ディアドラさんと関連がない時はラケシスさんとばかり・・・!」
そういやここんとこ学校新聞の内容見てなかったな。たまには見るか。
ファバル「どれどれ。我が校のベストカップル・・・1位、セリス&ユリウスって確かにお似合いだよな。うん!
って待て待てぃ!?あいつら男同士じゃねーか!しかも全校生徒の7割近くが投票してるってどういうことだよ!本当に大丈夫なのか!?」
もうコイツらやべーよ。男女の区別すらついてねえ!もう表は読みづらいから裏を読むか・・・。
シグルドさんとラケシスさんがツーショットで映ってら。しかも今日の3時頃ってウチの報道部確実に授業サボってるだろ・・・。
取り敢えず・・・オレの不手際もあったことだし2人には謝っとくか。
ファバル「ユリウス。昨日の件だが」
ユリウス「ラナオウのことか・・・。おかげで散々な目に合ったよ」
ファバル「ケンカの仲裁に入って学校新聞が落ちてラナがそれを見た。
本当に事故だったとしか言えんがロプトウスぶちかまされても文句は言わない。っていうか言えない」
ユリウス「まさかラナオウのケンカに入ったのか・・・」
ファバル「ああ。ガキん頃からのオレの役目だ。他は止めようともしねえし」
ユリウス「もういい・・・。お互いとんでもない妹や従妹持つと苦労するよな」
ファバル「全くだな。暴れたら中々止まらねえし物は壊すし」
ユリウス「嫉妬で特効魔法とか勘弁だな。毎日死にかけるんだ」
お互い妹の恐ろしさと文句を影で言い合う情けない兄達だった。我ながら情けないもんだ。
ユングヴィ家の男って情けないとか言わないでね。言われても仕方ないか・・・(涙)
意外にユリウスはあっさりと許してくれた。っていうか気が合った。
次のラケシスさんはマジで恐かった。私はエルト兄様一筋ですからとか言って青筋5つ位浮かべてたし。
アレスとナンナがいなかったらどうなってただろう。最悪大地の剣で串刺しだったな。
持つべきものは友達って言うけど正しいな。
それからレスターと兄貴達はそのあと問答無用でイチイバルの的にしてやった。許されないことはないだろ。死地に俺一人置いて行ったんだし。
最近家を継げとか言われるけど断固却下だかんな!オレは自由に生きるんだ!
これでも相当散々な目に遭ってるんだ!平穏をください。
>>634-637 セティをも超える苦労人…だと…?
とりあえず彼には胃薬とシールドリングを差し上げよう
GJ!
>>607 今更な話題だが、アイクとワユって原作でも今回のDLCでも二人で喋っていること多いな。
何で原作で支援無かったんだこの二人って言うレベルだ。だからここで嫁候補の一人にされてるんだけどねw
>>639 >だからここで嫁候補の一人にされてるんだけどねw
暁のEDだとアイクは旅立ち系エンディングだし、ワユも傭兵団を離れて時々顔を出してる云々
の旅立ち系のエンドだから、
両者を支援Aにしているオレのなかでは、これも充分ペアエンド。
異論は聞かない。
マーシャ、ワユ、イレースの加入はヒロインし過ぎ
署長が兄弟家にマリカーをしにさえ行ってなければ
リアーネ登場の時もこいつがヒロインか!?って思ったわ
あんなに長い章でリアーネをおんぶし続けたアイクさん流石だよ……
ミカヤ「ところで話は変わるんだけど、今日から何だか新しいアニメが始まるみたいよ」
ロイ「そういえば新アニメのシーズンだもんね。何て番組だろう」
セリス「えーと何々・・・『機動戦士Ζガンダム』・・・だって。ロボットアニメみたいだね」
アルム「ロボットということはSFものかー。ルーテさんやリオンさんあたりが好きそうな感じだけど、出てたりして」
リーフ「シャワーシーンにも期待したいところだね。なんせロボットアニメだもの!」
ミカヤ「あ、始まるわ!」
イマーハウゴーケーナーイ(ry
ジェルド『女の名前なのに何だ男か』
カミュ『カミュが男の名前で何が悪いって言うんだ!』
ロイ「ストップストップストップ!」
アルム「予想の斜め上だったよ」
セリス「微妙に登場人物の名前が噛み合っちゃってるのが何とも言えない・・・」
リーフ「あ、ロボットの方が動くみたいだよ?」
ミカヤ「あの黒いのがガンダムってロボットね?」
ガンダム?『…貴様ごときに私の相手が務まると思ったか?身の程をわきまえよ。』
セリス「ああ!ジェルドって人が黒いガンダムに振り落とされた!」
ロイ「いやあれどう見てもしっこk(ry」
アルム「ロボットって人が乗ってなくても動くんだなぁ」
ロイ「だからしっこk(ry」
バプテマス・シッコク『勝てると思うな!小僧!』
ロイ「一人二役かい!」
ミカヤ「騎士様も喫茶店経営したり俳優業やったりロボットになったり手広いのねえ」
アルム「それ以前に展開早すぎるでしょうこのアニメ!もうラスボスなの!?」
カミュ『大きな星がついたり消えたりしている…。はは。大きい!彗星かな?いや、違う。違うな。彗星はもっとこうバァーッて動くもんな!…暑っ苦しいなぁ、ここ。うーん…出られないのかな?…おーい、出して下さいよ。ねえ!』
セリス「どうしよう!原作だとここでヘルメット脱いじゃうはずなのにカミュさん何か仮面被り始めちゃったよ!?」
ロイ「メタ発言自重」
ファ『そう・・・お前もアーガマに帰りたいのね・・・』
ロイ「ファだ」
セリス「ファだね」
ミカヤ「ファだわ」
アルム「どう見てもファです本当に(ry」
リーフ「ふぁっ!?」
おわれ
ちなみにファイアーエムブレムのキャラクター名は
銀河漂流バイファムってロボットアニメのキャラクターから取られてたりするんだぜ。
ロディとかカチュアとかバーツとかな。
シナリオライターだかプロデューサーだかがそのアニメのファンだったらしい。
>>645 GJ!
一話で最終回とは展開早すぎるww
もし話数が多かったら
カミュ『そんな大人修正してやる!』
シリウス『これが…若さか…』
セリス「ここも一人二役!?」
アルム「予算が足りないんだね……」
みたいな展開もありそうだなw
今日はリベラの誕生日
ロランとファウダーの続編が始まるけどロランの女装が誰得すぎて打ち切られるんですね
>>646 某FEとよく似た別ゲーのシリーズにもバーツとかシャロンとかケイトとかメルとかノートンとかいたし、
そもそもベルウィックなんちゃらなんて作品名まであったから他ならぬ加賀がファンだったんだろうか
よし、次のFEの主人公は口癖は「お前を…殺す!」ってキャラにしよう!(提案
リベラ「今年も平穏無事に誕生日を迎えることが出来ました…。感謝します、神よ…」
???『良い心がけだ!』
リベラ「…?」
ドーマ「もっと」
ロプトウス「崇め奉ってくれても」
ユンヌ「いいのよ?」
ギムレー「遠慮は要らんぞ!」
リベラ「…私が信奉しているイーリス教の主神は神竜ナーガ様でありますので貴方達に感謝をしていた訳では…」
ドーマ「あ」
ロプトウス「しまった!」
ユンヌ「そういやそうだったわ」
ギムレー「ぬかったわ!」
リベラ(…一体何をしに出てきたのでしょうか? この邪神の方々は…)
マルス兄さんがまた主役ですね。
流れぶった切って悪いが、封印のイリア組ってなんか具体的な設定あったっけ?
シャニーが学生とゼロットが旅館経営くらいは覚えてるんだが
あとノア殿が(笑)扱いされてるくらいだっけ
セシリアが先生とかフィルさんが侍オタクとかゼフィールが警察署長とか
ティトは派遣社員、涙目ネタからクレインよりアレンと付き合っているのがよく見られる。ユーノは原作同様ゼロットと結婚している。トレックだけ分からない
あ、よく見たらイリア組みか
すまんかった
ここのフィルさんって侍オタクだったのか、つまりフィルさんがソンシンに行ったら大喜びという事だな!
かと思いきや、イメージしてたものと違ってやるせない気分に
新しい設定作っても問題ないと思うけどね
ある日の紋章町
パオラ・カチュア・エスト『トライアングルアターック!』
サジマジバーツ『トライアングルアターック!』
〜休日朝の兄弟家〜
アイク「今日もそこら中でやってるな」
ロイ「トライアングルアタック、いろいろな人が出せるようになったからね」
マルス「まさかサジマジバーツがトライアングルアタックを出せるようになるとは・・・」
リーフ「でも便利だよねあれ。三人で囲めば大体の敵は一撃で倒せちゃうし」
リン「私も使いたいけれど、使える人が限られちゃうのよね。余程熟練の人か親しくて息の合う人じゃないと無理なのかしら」
アルム「親しくて息の合う人かー。僕達兄弟でもやれそうなもんなんだけどなぁ」
ミカヤ「どうしても兵種や武器が限られるから難しいのよね。うちでやれそうなメンバー誰かいるかしら・・・」
マルス「あ、可能性としては一つ思いあたるものがあったよ」
〜しばらくして〜
シグルド「休日なのにこんな時間に叩き起こされてしまったわけだが」
エリウッド「一体どういう風の吹き回しだい?」
セリス「馬が三匹と武器が一式揃ってるけれど、アイク兄さんの修行?」
アイク「いや、俺ではない。マルスが試したいことがあるらしいんだが・・・一体何をするつもりなんだ?」
マルス「シグルド兄さん、エリウッド兄さん、そしてセリスに共通する点、な〜んだ?」
リン「えーと・・・何かしら。頭髪の色・・・じゃないわね。エリウッドは赤だし」
ミカヤ「全員剣が主な装備ってことかしら?」
リーフ「でも兄弟ほとんど剣が得物だよ?」
マルス「違う違う違う!武器とか頭髪とかそれ以前の問題だよ。この三人とも、ユニットが最初から、またはCCをした場合ロードナイトになるんだ」
エイリーク「言われてみれば確かに三名とも同じクラスになられますね」
マルス「一部の例外を除いて基本的にトライアングルアタックは同じクラスで行われるみたいだからね。そしてうちで三人揃う同じクラスがロードナイトしかないんだ」
ロイ「僕とエイリーク姉さんとエフラム兄さんは?」
エフラム「確かに。全員マスターロードになるぞ」
マルス「武器が違うんだよ。一人は槍で残りは剣なんだ。そして三名中二名が騎馬だから中々に技を合わせづらいんだよね」
エイリーク「なるほど・・・それを考慮するとこの三名しか適任はいないというわけですね」
エリウッド「あのー・・・そろそろいいかな?」
セリス「とりあえず剣を装備したけどこれで大丈夫かなぁ?」
マルス「じゃあ始めてみようか。敵を三人で囲んで攻撃を放てばとりあえずはトライアングルアタックになるから、まずはやってみよう」
シグルド「しかし何に向かってトライアングルアタックを放てばいいんだ?適当な的も無いようだが・・・」
〜と、そこへ〜
ヘクトル「お前ら朝から元気だな・・・声がするから目が覚めちまったよ・・・」
セリス「あ、おはようヘクトル兄さん。今ちょうどトライアングルアタックの練s(ry」
ロイ「シグルド兄さん!エリウッド兄さん!セリス兄さん!ちょうどいい的が来たよ!ヘクトル兄さんはちょっとしたアーマーだから守備も高いし!」
ヘクトル「へっ!?」
セリス「ごめんねヘクトル兄さん!これも練習なんだ!」
シグルド「心が痛むが我々の今後のためだと思ってくれ!」
エリウッド「すまんヘクトル!トライアングルアターック!」
テレレレレッ テテテテッテテッテテッテテー(必殺)
ヘクトル「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
リン「凄い必殺だわ!」
エリンシア「これがロードナイト三人のトライアングルアタック!」
リーフ「(エリウッド兄さん何でアーマーキラーなんて装備してるんだろう・・・)」
アイク「これは凄いな・・・ところでロイ。何でお前がデュランダルを装備しているんだ?」
ロイ「嫌だなあ僕がアーマーキラーとデュランダルをすり替えたりするはずないじゃないかアイク兄さん」
ミカヤ「(ロイ・・・恐ろしい子・・・)」
〜少しして〜
シグルド「これがトライアングルアタックか。自分でやるのは初めてだがその名に恥じない技だな。戦略の幅も広がるというものだ」
セリカ「戦略といっても指揮レベルが・・・」
シグルド「(グサッ)」
アルム「あーはいはい!話題を変えよう話題を!」
セリス「でも本当に凄いねトライアングルアタック!あのヘクトル兄さんを一撃で倒しちゃったよ!」
マルス「(それはどちらかと言うとアーマーキラーのせいのような・・・)」
エリウッド「すまんヘクトル。デュランダルを装備しているつもりだったが間違えてアーマーキラーを装備していたらしい・・・」
ヘクトル「起き抜けにアーマーキラーで必殺かまされるアーマーナイト系の気持ちがお前らにわかるか!そもそもデュランダルでも大問題だろうが!
〜更に少しして〜
シグルド「次の的はどうするんだ?」
ヘクトル「俺はもう嫌だからな!」
マルス「大丈夫。シグルド兄さんのヤル気が俄然出るような的を用意したよ」
リン「ディアドラさんか何かかしら?」
ロイ「いやいやいや。確かにやる気は出るだろうけど恋人にトライアングルアタックかましてどうするのさ」
マルス「こんなものをご用意いたしました つ(1/1スケール 等身大ヴェルトマー家当主アルヴィス人形)」
リーフ「うわぁーリアルだなぁこれ」
エイリーク「本当に生身の人間のようですね・・・」
エリンシア「最近のフィギュアの造形には本当に驚かされますわ・・・」
ミカヤ「いくらシグルドが上司と不仲だからってさすがに人形でそんなやる気は・・・」
シグルド「エリウッド、セリス。準備はいいか!では行くぞ!トライアングルアターック!」
ミカヤ「出てたわ」
リーフ「ティルフィングまで持ち出してるよ!」
セリカ「これは下手に止めないほうがいいわね・・・」
シグルド「トライアングルアターック!トライアングルアターック!トライアングルアターック!」
〜ちょっと場面が変わって〜
アゼル「今日は兄さんも僕も休日なのでそんなに乗り気ではないんだけれど朝の散歩を楽しんでいるんだ。そして今ちょうど紋章町名物の兄弟家にさしかかったところなんだよ」
アルヴィス「一体お前は誰に向かって説明をしているんだ」
アゼル「まあまあそう言わずに。ほら、兄弟さんちの家のほうから朝なのに元気な声が聞こえてくるよ」
...ック...イアング...トラ...
アゼル「・・・なんて言ってるんだろ。何かの呪文かなぁ?」
アルヴィス「面倒なものに巻き込まれたら困る。さっさと行くぞ」
アゼル「待ってましたと言わんばかりに塀にハシゴが立てかけてある。でもまあ兄さんはそんな出歯亀のような真似はしな・・・兄さん?あれ?」
アルヴィス「偶然ハシゴがあったから登っただけだ。別に気になるわけではない」
アゼル「兄さんのそういうところ素敵だと思うよ」
アルヴィス「一体連中は何をして・・・」
シグルド「トライアングルアターック!トライアングルアターック!トライアングルアターック!トライアングルアターック!(ボロボロのアルヴィス人形に向かって)」
アルヴィス「・・・」
アゼル「兄さん?一体何が見えるの?兄さん?どうして小刻みに震えているの?兄さん?痛風?」
アルヴィス「シグルド、そうか。お前はそういう奴だったんだな」
次の週からシグルドの残業が凄まじく増えたらしい
〜場面戻って〜
アイク「アルヴィス人形が・・・」
マルス「まるでゴミのように・・・」
ミカヤ「あーあ。これ本人に見られてたら大変よ」
シグルド「はースッキリした。これぞトライアングルアタックだな」
アルム「シグルド兄さん本人はいたって楽しそうだけどね・・・」
マルス「さて・・・最後は何を的にするかなぁ」
リン「セリスに合いそうな的は何かないかしら」
セリス「そんなー。わざわざ探さなくてもこれで終わりで・・・」
ミカヤ?「と、ここでセリスに突然のバサーク!」
セリス「え、ちょっ、まっ、バサークってウウウオアアー!!」
エフラム「いかん!セリスがバサーク状態に!」
アイク「ティルフィングの魔防はどうした!」
マルス「ああ!セリスが何故かティルフィングじゃなくてアーマーキラーを持ってる!」
アルム「何だか最初のほうで見たような光景だよ!?」
ヘクトル「おいちょっと待て!どう考えても標的は俺じゃねえか!」
セリス「ヘクトル兄さん逃げて!今の僕は何をしでかすかわからない!」
ヘクトル「言われなくても逃げるわ!ってちくしょう相手は三人とも馬じゃねえか!行動範囲が広すg(ry」
セリス「ああもう間に合わない!ごめんねヘクトル兄さん!トライアングルアターック!」
ヘクトル「またかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
セネリオ「ひどい有様です」
ロイ「どこから出てきた」
烈火3人のトライアングルアタックとか実際にあったらめっちゃ燃えるな
>>662-664を読んで思いついたので即投下。
便乗失礼。
アイク「…………と、いうわけでな」
ルキナ「トライアングルアタック、ですか。カッコいいですね!」
クロム「話は分かったが、アイク兄さん、なぜ俺とルキナを呼び出してその話を?」
アイク「俺も試してみようと思ってな」
ルキナ「確かにわたしたち3人とも、ロードになれますものね」
クロム「それならマルスでもいいじゃないか? いや、俺も興味は惹かれるが」
アイク「俺が試したいのは、クラスに依存するトライアングルアタックじゃない」
ルキナ「と、言うと?」
クロム「……まさか」
アイク「そう、 ―――ト ラ イ ア ン グ ル 天 空 だ」
リーフ「」
マルス「リーフがナチュラルに余波に巻き込まれている件について」
ロイ「余波だけでリーフ兄さんがこの有様か……」
リン「というか、地形が軽く変わってるわよね」
エリンシア「アイク! クロム! 正座!」
さり気無くルキナに優しいエリンシア姉さん。
まぁクロムの隣で謝っている姿は想像出来るけどw
>>666 トライアングル天空とか生き残れる気がしない件
モウディ<
ムワリム< 虎イアングルアタック!!!
キサ<
そういえばロードナイトってシリーズでマスターロードの次くらいに主人公のクラスで登場してるのか
覚醒のDLCを揃えたら歴代主人公が連携して…なんてことにならんかな
>>662-664 「ティルフィングの魔防はどうした!」みたいに原作ネタを上手く挟んだ秀逸なネタが来たら
>>666 こういう秀逸な便乗ネタがやってくるのがこのスレの面白いところだと思う
マスターロードランナーに見えた
アイクさんロードランナーは敵を倒すゲームじゃないです
クロムさん手当たり次第に床を壊さないでください
>>671 こういう連携いいよなw描いた人たちGJ!
オスカーボーレヨファはクラスも武器も違うけどトライアングルできたよね
ペガサス三姉妹もだっけ
オスカーたちは武器を弓で統一しないと出来ないよ
マルス「あてつけかちくショーー!」
リーフ「うわっ、…いきなりマルス兄さんが走って行ったけどどうしたの?」
クロム「い、いやぁ〜。兄さんたちとトライアングルアタックで話していたときに思い付いたんで、ついな…。これを見て、どう思う?」
異界のマルス「……!」
マルス王子 「……!」
マルス王 「……!」
リーフ「すごく…△アタックです…。」
くろむ「思い描いた人が異なる魔符とはいえ、本人だから息もぴったりでな…。」
>>674 そういえば「剣」だけは原作でトライアングルアタックってないよね。
「槍」はペガサス三姉妹が筆頭だろうし、「魔法」も聖戦で使用例。
「弓」はオスカーたち三兄弟で出来るし、リメイクではサジマジバーツの「斧」もできた。
「剣」じゃできないという何か法則でもありそうだが、誰かネタにして。
>>676 FC暗黒竜だとペガサスナイトが剣も使えるから、「剣」でのトライアングルアタックはある
旧紋章の下馬状態でのトライアングルアタックも「剣」
だから原作にないトライアングルアタックは「竜石」とか「杖」とか……
このスレならミルラチキファでロリマムクートトライアングルアタックが出来そうだよな
メング/ブレグ/メイベル「私たちの『だいちの剣』はノーカンですか、そうですか…。ファルコンナイトですものね、私たち。」
あれ?聖戦ファルコン3姉妹ってトライアングルアタックあったっけ?
エイリーク「
>>676さんの熱い希望により、剣士の皆さんに集まってもらうこととなりました」
ラクチェ「いつもニコニコ緑に光る。死神兄弟のソードマスターの方、ラクチェです!」
ワユ「攻撃が通らなくても流星は撃つ。武器耐久?使用回数?細かいことは気にしない!ワユです!」
カレル「最近姪から少し加齢臭がしてきてませんかと言われました。見た目は剣魔、中身は剣聖。カレルです」
ロイ「うわあまた何とも濃いメンツが…」
リーフ「カレルさんが加齢臭って…それじゃあもう加齢ルになっちゃうじゃないk」
ザクッザクッザクッザクッザクッザクッコノヒトデナシー
カレル「いやあよかった。まだそんなに腕の方は加齢していないようだ」
アルム「(あ、結構気にしてるんだ…)」
シグルド「(わかる。わかるぞカレルさん。その気持ち。痛い程わかるぞ…!)」
ロイ「というわけで剣士の皆さんにトライアングルアタックをしてもらうわけなんだけど」ワユ「どうせ単独でやっても必殺になるんだからあんまり意味ないんじゃないかなぁ?」
カレル「必殺の撃てないソードマスターなどステータス的にはちょっと強い盗賊だからな」ワユ「グサァッ!(蒼炎で必殺補正がなかった)」
ラクチェ「ま、まあとにかく試してみましょうよ!もしかしたら新しい発見があるかもしれないし!」
ミカヤ「的はこの1/1スケールのオリヴァー様人形を使ってね」
エフラム「ちょっと待て。この人形はどんなシリーズ展開をしているんだ」
アイク「一癖も二癖もある連中ばかりが人形になっている気がするが」
エリウッド「まあまあ。世の中色んな趣味の人がいるから色んな需要があるんだよきっと」
エイリーク「では皆さん、トライアングルアタック、お願いします!」
ラ・ワ・カ『トライアングルアターック!』
ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ
ロイ「うーん…やっぱり普通の必殺になっちゃうなあ」
カレル「そりゃあトライアングルアタックは結局確実に必殺の出る技だからなぁ」
ワユ「流星でも撃てればまた違ってくるんだろうけどねー」
セリス「あ、それだよ!さっきのアイク兄さんのトライアングル天空のようにトライアングル流星をすればいいんだ!」
カレル「しかし私は残りのお二方のように流星剣のスキルは持っていないぞ」
エフラム「うーむ…どうするか」
ラクチェ「あ、私にいい考えがありますよ。少しの間待っててもらって大丈夫ですか?」
ロイ「構わないけど、一体どうするの?」
ラクチェ「カレルさんに流星剣のスキルをつけるアテがあるんです」
数分後
ラクチェ「とってきました!私の兄の流星剣のスキル!」
リーフ「(うわあ)」
ミカヤ「(蒼炎・暁準拠のシステムで持ってきたんだ…)」
セリス「(ああ可哀想にスカサハ…)」
ラクチェ「このスキルをカレルさんに付け…て…と。これで三人全員流星ができるようになりました!」
ワユ「それじゃあ早速!」
カレル「トライアングル…」
ラ・ワ・カ『流星剣!』
ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ!!!!!!!
エフラム「オ、オリヴァー人形が!」
エイリーク「バラバラどころか!」
エリウッド「ひき肉に!」
アイク「肉だと!?」
ロイ「アイク兄さん自重」
リーフ「ミンチよりひでぇや!」
セリス「アイク兄さん達のトライアングル天空が力の連携だとしたら、トライアングル流星は技の連携!」
エリンシア「これなら目も痛まずタマネギが切れそうですわ」
ラクチェ「どうでした!?」
ワユ「結構いい線行ってたよね!?」
カレル「いやあまだまだ私も若いな。まさか自分が光るようになるとは」
マルス「味方だと頼もしいけど敵にやられると最悪だねこれ」
リーフ「まいったなあ。巻き込まれて生きていられるかなあトライアングル天空と流星…」
ミカヤ「もう巻き込まれることを前提に考えているのねリーフ…(涙)」
その頃
スカサハ(流星剣無し)「俺の流星剣…(´;ω;`)」
ワレス・バジーリオ・リフ「トライアングル太陽!」カッ
リーフ「目がぁ!目がぁああぁぁ!!」ロイ 「太陽の意味が違う気がする。」
クロム「というか、原作で太陽出来るのバジーリオだけだろう!!」
エイリーク「今なら言えます!一時間以内にレスが無ければ貧乳の運命を変えます!!」
ファウダー「運命は変わらぬ!」
ライナス「兄貴聞いたか?」
ロイド「何を?」
ライナス「今、町内でトライアングルアタックが流行ってるらしいぜ」
ロイド「それで、お前もやってみたいと。そういう話だな」
ライナス「さすが兄貴、話が早くて助かるぜ。
んで、兄貴のほかにもう一人必要だったんでラガルトやウハイに声かけたんだが断られちまってさ」
ロイド「ちょっと待て。
もしかして俺も頭数に入っているのか?」
ライナス「当然だろ? 兄貴がいなけりゃ始まんねぇよ。
話を戻すけどな、仕方ねえから死神の奴誘ってやろうと思って探してるんだけど、どこいるか知らねえか?」
ジャファル「俺ならここだ…」
ライナス「うおっ!? て脅かすんじゃねえよ!」
ロイド「死神、さっきの話し聞いていたか?」
ジャファル「ああ…」
ライナス「そいつは話が早ぇ。
どうだ? 俺たちと一緒にトライアングルアタックを…」
ジャファル「興味がない…。
第一、俺たちにそんな技を身に着ける必要はない…」
ロイド「死神の言うとおりだライナス。
俺たちに連携技など必要ないし、そもそも俺たち三人がかりの仕事なんてないだろ」
ライナス「まあ、そりゃそうだけどよ」
ロイド「分かったなら馬鹿なこと考えてないで腕を磨き感覚を鋭敏にしろ。
死神にあそこまで近づかれて気付かないなど弛んでる証拠だぞ」
ライナス「ちぇ、分かったよ」
ニノ「あ、兄ちゃん、ジャファルも聞いた?
最近、町内でトライアングルアタックが流行ってるんだって」
ロイド「今、ライナスから聞いたよ」
ジャファル「それがどうかしたのか…?」
ニノ「それで、兄ちゃんたちはトライアングルアタックって出来ないのかなって」
ライナス「それなんだけどよ、
俺もやってみようぜって言ってみたんだけどな、どうも二人とも興味ないみたいでよ…」
ロイド「何をしているライナス! 早く来ないと置いて行くぞ!」
ライナス「はあ!? ちょっと待てよ兄貴! 置いてくぞってどこ行くんだよ!?」
ジャファル「トライアングルアタックの練習が出来る場所に決まっている…!」
ライナス「練習って、興味ないんじゃなかったのかよ!?
あ、おい待てよ! 俺を置いてくなって! おいっ!」
このロリコンどもめ!
トライアングルアタック便乗ネタがどれも面白くてニヤニヤせざるを得ない
>>682 そうだったのか!
トライアングル枠は魔道士三姉妹に取られたものだとばかり思ってた
ジュリアン・パティ・マシュー『トライアングル盗む!』
アイク「お、おい待て!何をする貴様ら!」
ロイ「ア、アイク兄さんが!」
セリス「お金やアイテムのみならず!」
アルム「暁で得た筋肉まで盗まれて蒼炎の体型に戻されてしまった!」
リーフ「じゃああの袋の中はアイク兄さんの肉が…」
エリンシア「ああ!我が家の貴重なガチムチが…」
ジャファル・フォルカ・サザ『トライアングル瞬殺!』
シュバババッ
リーフ「この人でなしー!…ってあれ生きてる」
フォルカ「あーあ。またHPが1だけ残っちまった」
ジャファル「一人だけ瞬殺をやってもHPを残してしまう奴がいるからな…」
サザ「(´;ω;`)」
ミカヤ「サザ…(涙)」
漆黒「身の程を弁えよ」
あれ?二人の攻撃は相手に確実な死をもたらしてるのに
サザのお陰で相手は死んでないって事は…、
,ィィr-- ..__、j
ル! { `ヽ, ∧
N { l ` ,、 i _|\/ ∨ ∨
ゝヽ _,,ィjjハ、 | \
`ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ >
{___,リ ヽ二´ノ }ソ ∠ つまりこのスレのサザは蘇生能力を持っているんだよ!!
'、 `,-_-ュ u /| ∠
ヽ`┴ ' //l\ |/\∧ /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ / |`ー ..__ `´
く__レ1;';';';>、 / __ | ,=、 ___
「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
| |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,| , -,
! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | | | | .l / 〃 ))
l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj 7
| |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\:: ::::| ::l /
いや待て、もしかするとジャファルとフォルカ慈悲持ってたかもしれんぞ
>>680 結局、「剣だけない」というのは私の勘違いだったというのに、こんな良作を書いてもらって忝い。
>アイク「肉だと!?」
>ロイ「アイク兄さん自重」
>リーフ「ミンチよりひでぇや!」
で声に出して笑っちゃったw ありがとー。
実際ミンチより酷いってどんな状態だろうね。
ま○もパックンチョとかなまじバラバラよりエグかったけど多分違うだろうし。
元ネタはガンダムのビームサーベルに貫かれたザクのコックピットを開いた兵士が漏らした感想だからな。
「駄目だ、バラバラに吹き飛んじまってる。ミンチよりひでぇよ」って台詞。
大体そんな状態を想像すればいいんじゃないだろうか。
人形なんだからプラスチックとかでできてるんだから
木材を削ったみたいになったんだよきっと!
トライアングルネタおもしろいなw
次から次へと便乗が出てくるww GJ!
シリーズ恒例だから、プレイ済みのゲームが違っててもネタにできるってのがいいんだろうな
アイク「はぁー…」
セリス「アイク兄さん何だか元気無いね」
ロイ「どうしちゃったんだろう?」
エイリーク「この間まではトライアングル天空だーって大変お元気でしたのに、今日はずっとあんな感じですね…」
リン「何か悪いものでも食べたのかしら?」
リーフ「腐った肉とか?」
ミカヤ「まさか!紋章町肉マイスターの異名を持つアイクが腐敗した肉を見分けられないなんてありえないわ!」
セリカ「肉マイスターって…知らない間に凄い称号を貰っていたのね…」
アルム「本当にどうしたんだろう。これじゃあアイク兄さん、ちょっと疲れたゴリラみたいだよ」
ロイ「ちょっと疲れたゴリラて」
リーフ「サラッと酷い」
シグルド「ん?お前達こんなところに集まってどうしたんだ?」
リン「あ、シグルド兄さん。いやね、アイク兄さんがどうにも元気がないものだから…」
シグルド「アイクが…?ああ!もしかしてあれの事かもしれん!」
ロイ「シグルド兄さん何か知ってるの?」
シグルド「うむ。実は今日の朝刊なんだが…」
『全国の飲食店で加熱していないレバー(生レバー)の提供を禁ずる方向』
ミカヤ「…何となくわかったわ…」
セリス「アイク兄さんにとっては大ダメージだろうなぁ…」
マルス「法律と社会から必殺の一撃が入っちゃったね…」
アイク「貴重な肉料理が…その中でも生肉、かつ内臓系の料理がまた一つ無くなって…ああ…」
あくまで飲食店で出しちゃいけないだけで、自分で調達、調理して食べちゃいけないわけじゃないから大丈夫!
アイクにだって……外食したい時くらい……ある……
ちょっと疲れたゴリラwwww
マルス「思うんだけど、まあ兄弟何かしら蔑称あるじゃん。」
リーフ「うん、エリンシア姉さんがBBAとかヘクトル兄さんピザメタボとかエフラム兄さんロリペドとかエイリーク姉さん絶壁」
リーフ「」
マルス「でまあそういうこと言うと怒らせてこういう目にあうじゃん。」
クロム「ああ…(液状化してる…)」
マルス「アイク兄さんってさ、ゴリラとか言っても怒らないよね。」
クロム「そうだな。それくらいの器があるからモテるのかもしれない。」
マルス「一回アイク兄さんにからかうつもりでテレビに映ってたゴリラ指差して『アイク兄さんの仲間がいますよ』って言ったんですよ。」
クロム「お前勇者にクラスチェンジできるんじゃないか。」
マルス「そしたら、
アイク『確かに大した違いはないな。俺はあんなに体毛生えてないが。というか生きているものであればなんであれ線引きするような違いは言う程無いと俺は思う。』
という冷静かつラグズとベオクのうんたらかんたら以上のデカイ視野の返答が返ってきてなんか自分が恥ずかしくなったんですよ。」
クロム「パないな。」
マルス「『俺はあんなに体毛生えてないが』とか冷静に言われたらむしろどこらへんがゴリラか言えなくなるし。」
クロム「マルスを無意識に言い負かすとか、やはりいろんな意味で強いな兄上。俺も見習わなくては。」
マルス「…真似してモテたいクロムッツリ。」
クロム「なっなななんだと!!モテたいちゃうわ!クロムッツリちゃうわ!童貞ちゃうわ!」
マルス「それだから喪なんだって」
リーフ「でもクロム兄さんは捨てようと思えばいつでも捨てられるじゃんね」
アルム「そうだね。あれだけラッキースケベかましてルフレさんとのイチャコラ見せつけておいて
喪とか言われても、正直もはや全く説得力が…」
リーフ「むしろあれだけやっといてなんでまだ童貞なのクロム兄さん」
アルム「お互い意識しすぎて空回りしてる感じだからかなー。そこいくと僕とセリカなんて」
シグルド「KINSINは許さんぞーっ!」
リーフ「…」
アルム「…」
シグルド「…な、なんだ二人とも、その目は?」
リーフ「いや…そう言えばここにも一人いたなと思って」
アルム「そしてシグルド兄さんの場合、機会があってもことごとくアルヴィスさんに奪われて…」
二人「むしろシグルド兄さんの方が喪っぽくね?」
ヘクトル「そもそもリーフは人のこと言える立場かよ」
ロイ「僕も女の子には縁がないから喪って奴なのかなあ」
マルス「」
アイク →ハーレム系バトル漫画の主人公(モテるけど恋愛に興味なし)
ロイ →ハーレム系ラノベの主人公(恋愛については普通の感性だけど超鈍感)
クロム →ジャンプ系エロラブコメの主人公(ラッキースケベ。相思相愛なのでハーレム色は薄い?)
リーフ →昭和時代のラブコメ主人公(女好きだが本命にはツンデレ。若干うる星気味)
シグルド→NTR系主人公(言うまでもなし)
セリス →男の娘系主人公(言うまでもなし)
エフラム→ロリコン万歳(言うまでもなし)
ヘクトル→(迫真)
アルム →KINSINは許さんぞーっ!
エリウッド→恋愛してる場合じゃねえ
マルス →鉄板だけどヒロインの影が薄い
大体こんな感じだろうか。
気付けば容量ヤバイな。
そろそろ次スレ立てるべきか?
ほんとだ、484KB
シグルド兄さんそんなにアルムとセリカのKINSINを止めたいなら、
小説で(セリカを差し置いて)アルムとくっついたシルクを応援してあげればいいんじゃないかな(棒
バックグラウンド更新きてた
>>702>>705を見て思いついたネタ投下
容量少ないところすいません
Q:なぜこのスレのシーダは影が薄いのですか?
A:マルスがあまり他の兄弟と関わらせたがらないからです。
マルス「うちの兄弟は色々と物騒だからね、大事なシーダが怪我なんてしたら大変じゃないか。
それにフラグに定評のあるアイク兄さんやロイと関わってもし間違いがあったら……(ぶつぶつ)」
クロム「なるほど、後半が本音か」
リーフ「醜い独占欲だなぁ」
マルス「心に決めた人もいないリーフやクロム兄さんにはこの気持ちは分かりませんよ!
昔シーダとアイク兄さんとの間にフラグが立ちかけた時なんてもうね……ははははは(泣)」
セリカ「その気持ち、良く分かるわマルス兄さん! 私だってこのスレでシルクの名前を見る度に(ry」
シグルド「KINSINは許さんぞー!」
セリカ「まだ何も言ってないじゃない!兄さんの分からず屋!」
ライナロック!ギャー!シグルドニイサンガカワシタナガレライナロックガー!コノヒトデナシー!
アルム「……僕もちょっとよく分からないんだけど」
マルス「幸せだね、アルムは」
ジェイガン「マルス様、ロイ殿はともかくアイク殿はフラグ立ての名人でありますが、異性とのフラグを見事にへし折るフラグクラッシャーの一面も持ち合わせているのです。
アイク殿をマークするよりもロイ殿やマイ何とかなる何処かの軍師を警戒するべきかと」
とりあえず次スレ立てようか?
エリウッドというのかい?贅沢な名だね
今からお前の名前はエリなんとかだよ
反応は無いが、何にせよ容量は後僅かだし立ててきますわ。
頼みましたよ
>>714さん乙です!
容量が不安だったから、
次スレが立って良かった。
今日はティアモさんの誕生日ですな
>>716 とりあえずクロムをスリープの杖で眠らせた後巨大なプレゼントボックスに入れて、
ティアモ宛てに送っといたわ
それさ、ティアモがクロム誘拐の首謀者として疑われるだけでは……
719 :
助けて!名無しさん!:2012/07/07(土) 18:54:03.35 ID:fGmjcBmS
亀だが
>>697 今のご時世だと生レバー売ってる店に
「毒を買わせるつもりか!」
って言い出す輩が居そうだがな。
>>717 ティアモ「というわけだからwktkしながら待っている今日この頃なのよ」
セレナ「わたしが言うのもなんだけどそれでいいの、母さん……」
ティアモ「……おかしい、何時間待っても来ないわ……」
セレナ「このままじゃ誕生会もやれないわね……ちょっと様子見てきましょうか」
ルフレ妹「何やってるんですか、兄さん」
ルフレ♂「おお妹よ。なんだかさっきやたらとデカイ荷物が届いてな。お前、知らないか?」
ルフレ妹「さあ、なんでしょう……!? 兄さん、中からドンドン叩く音がしますよ!?」
ルフレ♂「なに!? まさか中に人が……!?」
メキメキメキメキィッ!
クロム「ぶはぁっ、やっと出られ……うおっ!?」
ルフレ妹「きゃあっ!?」
ルフレ♂「突然箱から飛び出してきたクロムが勢い余って妹を押し倒した! となると次は当然」
ルフレ妹「クロムさんのエッチーッ!」
クロム「ぎゃーっ! じ、事故だ、事故っ!」
ティアモ「……」
セレナ「……どうやら間違って配達されてしまったようね」
ティアモ「……ぐすん」
セレナ「元気出しなさいよ母さん。どうせ普通に配達されたって緊張して何もできなかっただろうし」
ティアモ「それを言っちゃおしまいでしょ!?」
リーフ「……もしかしてティアモさん、フラグ力を全部ルフレさんに吸い取られてるんじゃないかな」
ロイ「あり得ないとは言い切れないね」
マルス(さしずめフラグドレイン……また新しいフラグスキルが出現したようだな)
*ただし吸われるのは特定方に限ります。
って気がしないでもない。
ティアモっつぁんはスミアのために身を引いた、ってのにぽっと出にさらわれるんじゃ、そりゃ不満もあるでしょうな
肝心のスミアは完全に空気だし。
しかしカチュア辺りと違って普通に新しい恋に生きられるティアモはそんなに悲惨だと思わないけどな
セレナ登場させる都合からも彼氏作ってあげるプレイヤーが多いと思うし
仕事から帰ったらティアモの誕生日終わってた・・・OTL
みんなの部屋見られなくてショックだぜ
>>720 フラグドレインってww
なんかうまいなと思った
大丈夫、まだ一度も仲間にしてない(4章)ヤツもここにいる
必死こいてネタ書いてたらとっくに日付が変わってしまっていたでござる orz
何を言っている、まだ7月7日の26時ちょっとじゃないか
>>720 やっぱりフラグドレインされすぎるとロストしてしまうんだろうか
埋めネタ
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.j《 ( ヘ _ _彡
. i`‐´──ヽ ヽ、、、 T 次スレが立ったか
|ゝ_ノ ̄ ̄ ̄フミ= ヾ \_,, だが俺はこの時代の人間とかかわる気はない…
i > くニ> レ=个≡ ヽ_彡 次スレには行きたくない
レ/`ー-─┐、|__人 ミ. 〒 このスレでずっとミネルヴァちゃん人形をもふもふしながら生きていきたい…
〈-, |ノ 「"i ヽ \_
λ ―- i r´ T》 `Σ
/ ヽ. ゛ ,- 个个/二ヘ>
 ̄`T \ ‖/ 丁
/Π ̄ ̄≫ ─ ヽ─┴──\丿 ̄ヽ_
i ||_‖ ¨\_______⊥> \
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≪*・ vv〉 <がおー
へ /::/_( ̄´
彡ノ:つ三)つ
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`ー--<_ミ_ミ
【ミネルヴァちゃん人形】
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.j《 ( ヘ _ _彡
. i`‐´──ヽ ヽ、、、 T ミネルヴァちゃん人形はすごいぞ
|ゝ_ノ ̄ ̄ ̄フミ= ヾ \_,, なんと頭を撫でるとがおーと鳴くのだ
i > くニ> レ=个≡ ヽ_彡 ああ、ミネルヴァちゃん人形を
レ/`ー-─┐、|__人 ミ. 〒 いつまでもなでなでしながら生きたい…
〈-, |ノ 「"i ヽ \_
λ ―- i r´ T》 `Σ
/ ヽ. ゛ ,- 个个/二ヘ>
 ̄`T \ ‖/ 丁
/Π ̄ ̄≫ ─ ヽ─┴──\丿 ̄ヽ_
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`ー--<_ミ_ミ
【ミネルヴァちゃん人形】
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. i`‐´──ヽ ヽ、、、 T 1レス1kbか
|ゝ_ノ ̄ ̄ ̄フミ= ヾ \_,, あと7レス分もネタがうかばんぞ……
i > くニ> レ=个≡ ヽ_彡 それはさておきミネルヴァちゃんは可愛いな
レ/`ー-─┐、|__人 ミ. 〒 わたしの宝だ……
〈-, |ノ 「"i ヽ \_ (なでなでなでなでなで)
λ ―- i r´ T》 `Σ
/ ヽ. ゛ ,- 个个/二ヘ>
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/Π ̄ ̄≫ ─ ヽ─┴──\丿 ̄ヽ_
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【ミネルヴァちゃん人形】
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. i`‐´──ヽ ヽ、、、 T 七夕の短冊に
|ゝ_ノ ̄ ̄ ̄フミ= ヾ \_,, 『魔法剣少女るきにゃせれにゃ』の第二期がはじまりますように
i > くニ> レ=个≡ ヽ_彡 と書いたのが私だということはここだけの秘密だ
レ/`ー-─┐、|__人 ミ. 〒
〈-, |ノ 「"i ヽ \_
λ ―- i r´ T》 `Σ
/ ヽ. ゛ ,- 个个/二ヘ>
 ̄`T \ ‖/ 丁
/Π ̄ ̄≫ ─ ヽ─┴──\丿 ̄ヽ_
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【ミネルヴァちゃん人形】
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.j《 ( ヘ _ _彡
. i`‐´──ヽ ヽ、、、 T あと5kb埋めるために
|ゝ_ノ ̄ ̄ ̄フミ= ヾ \_,, 『魔法剣少女るきにゃせれにゃ』のAAを作ってみた
i > くニ> レ=个≡ ヽ_彡 後悔はしていない
レ/`ー-─┐、|__人 ミ. 〒
〈-, |ノ 「"i ヽ \_
λ ―- i r´ T》 `Σ
/ ヽ. ゛ ,- 个个/二ヘ>
 ̄`T \ ‖/ 丁
/Π ̄ ̄≫ ─ ヽ─┴──\丿 ̄ヽ_
i ||_‖ ¨\_______⊥> \
_
,r´===ヽ
ノ i{ノハ从k} ./)
ノ !l| ゚ ヮ゚ノj、//
./' );-ル-リつヾ
/ Uノ_i_iヽ
へノ し'ノ
【るきにゃ】
,、 ,、
r'ー》'´`⌒ヾ‐》
..i iミ ノ リハリ
! i゙τ゚ ヮ゚ノ.. i
ノ i' .)i.セ.i|、i i
ゞノ Uく__ハj_)二二二>
. し'ノ
【せれにゃ】
【剣少女るきにゃせれにゃ視聴中】
_
,r´===ヽ
ノ i{ノハ从k} ./) 悪いモンスターは私がお仕置きしてあげます!!
ノ !l| ゚ ヮ゚ノj、// お願い、剣よ! 力を貸してください!!
./' );-ル-リつヾ
/ Uノ_i_iヽ
へノ し'ノ
─────‐‐∧_∧ ───‐──―──―──―─―──―─―───────―
─────‐(; ´Д`) ────―─‐―──―─―──―─―───────―─‐
────‐‐ / /─―/ヽ────―─‐―──―─―──―─―───────‐
───‐─‐| | 魔物─‐/ | | ‐─────―‐_ ─────―──────────
─‐─―─‐| | /─―/ | |―────―,r´===ヽ ────―──────────
‐─‐──‐‐∪ ./──,イ ∪ ────― ノ i{ノハ从k} ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
─‐‐─―‐‐‐| /−─/|| | ──−─── ノ !l| ゚ ヮ゚ノj、 ! < 封魔剣エクスブレード!!│
‐‐───‐‐‐|/──/ || | ────‐ _/( ilルilヽ、 l. !. \__________/
‐‐────‐─―‐| || | ─────\_ 人 Yヽ,),)_ ! l ─────―──────
──―−───‐(_)_)────── ~(__(__)~\\ i| i ─────―─────‐
..\\i
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, --――‐―‐==ソ__
.j《 ( ヘ _ _彡
. i`‐´──ヽ ヽ、、、 T やはり『魔法剣少女るきにゃせれにゃ』第一話の
|ゝ_ノ ̄ ̄ ̄フミ= ヾ \_,, お仕置きシーンは作画が神がかっていて素晴らしいな
i > くニ> レ=个≡ ヽ_彡 ミネルヴァちゃんもそうは思わないか?
レ/`ー-─┐、|__人 ミ. 〒
〈-, |ノ 「"i ヽ \_ 最終話の合体攻撃も素晴らしいが
λ ―- i r´ T》 `Σ 作画クオリティではやはり
/ ヽ. ゛ ,- 个个/二ヘ> 第一話に軍配が上がると言わざるを得ない……
 ̄`T \ ‖/ 丁
/Π ̄ ̄≫ ─ ヽ─┴──\丿 ̄ヽ_ ミネルヴァちゃんもそう思わないか?
i ||_‖ ¨\_______⊥> \
|\∧__
≪*・ vv〉 <がおー
へ /::/_( ̄´
彡ノ:つ三)つ
_ ___/::/三ノ
`ー--<_ミ_ミ
【ミネルヴァちゃん人形】
,、 ,、せっかくDVD化阻止したのに、
r'ー》'´`⌒ヾ‐》 なんで全話録画してあるのよっ!!
三 i iミ ノ リハリ/
! i゙τ゚ ヮ゚ノ!' 从人´
三 ノ'⊂ヽrハl9 ∧__∧' ・;∵
ゞノ くヾ∠フつ))) )・;∵
三 `ー' ⊂ノ::::: つ
⊂○::. ノ ←ジェローム
し
うっかりジェロームのAA作ったので埋めに使おうと思ったら色々中途半端になった。ごめん。
長々とスレ汚し失礼しました。
\ 次スレでもFETVをよろしくお願いしますね! /
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_
,r´===ヽ
ノ i{ノハ从k} ./)
ノ !l| ゚ ヮ゚ノj、//
./' );-ル-リつヾ
/ Uノ_i_iヽ
へノ し'ノ
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,r´===ヽ . │ _) │ _) │_ _) │ │ ./ _) r'ー》'´`⌒ヾ‐》
ノ i{ノハ从k} /).│ │__ │ │__ │ │ │ │ ./ ./ ..i iミ ノ リハリ
ノ !l| ゚ ヮ゚ノj、// . │ _) │ _) │ │ │ │ / ./ ! i゙τ゚ ヮ ゚ノ.. i
./' );-ル-リつヾ . .│ │ │ │__ │ │ │ レ / ノ i' .)i.セ.i|、i i
/ Uノ_i_iヽ │ │ │ ) │ │ │ ./ ゞノ Uく__ハj_)二二二>
へノ し'ノ . . . ̄  ̄ ̄ .  ̄  ̄ ̄ . し'ノ
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次スレ:歴代FE主人公が兄弟だったら45章
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