Vジャンプ緊急増刊クロノ・トリガー攻略大特集では、
時田が加藤に対してシナリオについて訊いてる形だから、もうそれだけで
>>514>>516は意味を成さない。
加藤が殆ど関わって無いなら、何故時田が重要なシーンの脚本について加藤に訊くのかと。
例を原文でそのまま挙げると
(サイラスパンチについて。)
時田:あれは結局なくしたの?
加藤:さすがにはずしました。
その他
>>3-5で挙げられたように、シナリオについての質問や裏話はすべて加藤にインタビューをとる形となっている。
そこには時田、北瀬、光田等トリガーの主要メンバーが揃っていて、加藤の話に笑っている。
上の時田のインタビューとは違い「10年以上前のゲーム発売当時であり、主要スタッフ全員がそこにいる」。これも重要。
あとは海外サイトで体験版と製品版の台詞データを抽出して訳しているコーナーがあるんだけど、
加藤が光田の公式HPで述べている通り、加藤が書いたゲーム冒頭の原案がデータのひとつとして残っている。
これにはボッシュがクロノとマールのことを知っていて、これから起こる冒険について既に知っているような伏線を張ったものとなっている。
いわゆる「いずれわかるじゃろうて」とか「運命の歯車が回り始めたのじゃ」とか、加藤節が見られることから加藤が書いたものである事は明らか。
坂口の死の山発言と共に、これで加藤の話の裏が殆どとれたことになる。
(
ttp://ryoga.heypoorplayer.org/chrono/index.php)
せっかくVジャンプ取り出したから、ひとつ引用しちゃおう。
インタビュアー:サラとジャキというのは、バーチャファイターからきたんですか?
全員:ハハハハハ。
加藤:よく言われるんですけどね、全然意識してなかったです(笑)。
たまたまなんですよ、ほんとに。
北瀬:サラってけっこうあちこちで出てきてるんですよ。
よくある名前だからめずらしくないですよ。
インタビュアー:コンフュージョンっていうのも気になったんですよ。
全員:ハハハハハ(笑)。
加藤:あれもけっこう揉めたんですけどね。
時田:一時期はグレートコンバインっていってたんだよね(笑)。
加藤:あれもだから意識せずに書いたんですよ。
僕、マンガをあまり読まない人間なんで。
DBとか全然関係なくて、ここはもうコンフュージョンしかねえよな、とか勝手に書いてたら、
あれはあまりじゃねえかとか言われて(笑)。
なにがあまりなのって言ったら、実はあれ鳥山マンガでやってるよって言われて。
ああ、それはまずいかもしれん、と思って一時期グレートコンバインになって(笑)。
全員:ワハハハ(笑)!!
時田:そんな名前じゃ、よっぽどわけがわからない。
加藤:そうしたら、そうしたで今度はモニターで賛否両論で、元に戻せだの、
コンフュージョンに戻したら戻したで、あれはパクリだのと(笑)。
いや、俺はもうコンフュージョンは真似して作ったんじゃないから、これで行くみたいなノリで、
最後はあのまま落ち着いたんですよ(笑)。
インタビュアー:ポーズも似てたんで、これはまちがいないなと。
加藤:あのポーズ自体はもう、モンスター班の攻撃のポーズとしてあったやつを、
これは使えるから変身ポーズに使っちゃえって勝手に流用しただけなんで(笑)。
インタビュアー:あのポーズはフュージョンを狙ったんですか。
加藤:本当に偶然が重なって、ああなったんです(笑)。
以上、Vジャンプ増刊号クロノ・トリガー攻略大特集
「チーム クロノ・トリガー スペシャルトーク 〜クロノ・トリガーの真実〜」より179~180ページを引用
ああ、自分は
>>520とは別人なんであしからず。遥か昔に
>>3-5を書いた人間です。
個人的には、誰がどう作ったのか考察する楽しさがあると思うんだけど、だからこそ、
>>514みたくインタビューの一節だけ持ってきてそれで極論に走るっていう安直な方法は避けるべきだと思う。
そもそも、誰が書いたかなんていうのは台詞の特徴からある程度推察出来る訳だから、そこからよく考えてあくまで仮説として纏めなければならない。
そもそも
>>514で問題となる部分は以下だけ。
「仕事としては、堀井さんから来たシナリオと、ウチのスタッフが出したアイデアを、坂口がまとめて、
僕がそれを脚色してイベントシーンを作るという内容でした」(時田氏)。 」
でも、これって時田が自分がやった仕事について述べてるだけで、冷静に読めば別に「加藤が殆ど関わってないソース」にはならないんだよね。
朝日とか週刊誌がよくやる、見出しで人を引きつける悪質な手法。