●未解決分 ≪part31の316までの時点でのリスト≫
※複数の機種で出ているものも、便宜上、一つの機種の欄にのみ書かれています
■PS3 ・アーマード・コア 4 ・機動戦士ガンダム Target in Sight ・GENJI -神威奏乱-
・RESISTANCE(レジスタンス) 〜人類没落の日〜
■PS2 ・アークザラッド ジェネレーション ・悪代官2 ・雨格子の館 ・イースI・II ETERNAL STORY(既出部分の続き)
・AIRFORCE DELTA 〜BLUE WING KNIGHTS〜 ・エヴァーグレイス2 ・X−FIRE ・over the monochrome rainbow
・鬼武者 3(クリア後の本田平八郎編) ・カウボーイビバップ追憶の夜曲 ・歸らずの森 ・神業−KAMIWAZA−
・仮面ライダー正義の系譜 ・ガンサバイバー3 DINO CRISIS ・ガンバード1&2
・機甲兵団J-PHOENIXコバルト小隊篇(同梱のOVAの内容も含めて) ・機動新撰組 萌えよ剣 ・機動戦士ガンダム クライマックスU.C.
・GUILTY GEAR X ・GUILTY GEAR XX ・九怨 ・九龍妖魔學園紀 re:charge ・Kunoichi -忍- ・グランド・セフト・オート3
・グランド・セフト・オート・バイスシティ ・グローランサーIV Return(既出のフレーネ・イライザ・LN型以外のシナリオを)
・KOF MAXIMUM IMPACT ・KOF MAXIMUM IMPACT 2 ・ゲームになったよ!ドクロちゃん ・決戦3 ・喧嘩番長 ・GENJI
・五分後の世界 ・COMBATQUEEN ・XIII [サーティーン] 大統領を殺した男 ・サーヴィランス 監視者 ・THE 鑑識官
・THE はじめてのRPG 〜伝説の継承者〜 ・侍 ・サムライウエスタン ・THE ロボットつくろうぜっ! 〜激闘!ロボットファイト〜
・ジェネレーションオブカオス3 ・忍道 戒 ・シャイニング・ウィンド ・白中探検部 ・神魂合体ゴーダンナー!! ・真魂斗羅
・新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド <特別編> ・ステラデウス ・スペクトラルフォースクロニクル
・スペクトラルフォースラジカルエレメンツ ・聖剣伝説4(あらすじは知っているので詳細に) ・絶体絶命都市(既出部分の続き)
・ゼロの使い魔 小悪魔と春風の協奏曲 ・ソニック ヒーローズ
・第3次スーパーロボット大戦α〜終焉の銀河へ(主人公ごとのエピソードを) ・月の光 〜沈める鐘の殺人〜 ・超時空要塞マクロス
・テイルズ オブ ジ アビス(セシルとフリングスのサブイベントの詳細) ・ティンクルスタースプライツ-La Petite Princesse-
・デストロイ オール ヒューマンズ! ・鉄人28号 ・天空断罪スケルターヘブン ・ナノブレイカー
・ナムコ クロス カプコン(既出部分の続き) ・ハードラック ・バイオハザード4のエイダ編
・鋼の錬金術師(翔べない天使、3神を継ぐ少女) ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO ・花と太陽と雨と
・バルダーズゲートダークアライアンス2 ・半熟英雄4 ・ヴァンパイアナイト ・彼岸花
・PHANTASY STAR UNIVERSE(出来ればオンラインの分も) ・フェイズパラドックス
・ふしぎの海のナディア Inherit the Bluewater ・ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 聖魔戦記の章
・亡国のイージス 2035 ウォーシップガンナー ・ぼくのなつやすみ2 ・炎の宅配便 ・魔界戦記ディスガイア2(エンディング全部)
・ミスト3エグザイル ・名探偵エヴァンゲリオン(詳しく) ・メダル オブ オナー ヨーロッパ強襲
・METAL GEAR SOLID 2(SNAKE TALESの部分の続き) ・遊星からの物体X episodeII ・ラーゼフォン 蒼穹幻想曲 PLUSCULUS
・ライゼリート ・リーヴェルファンタジア 〜マリエルと妖精物語〜 ・龍が如く(既出部分の続き) ・RULE of ROSE
・ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を ・レイジングブレス ・紅忍 血河の舞
・ローゼンメイデン ゲベートガルテン(できれば詳しく、原作を見ていない人間にもわかるように)
・ローゼンメイデン ドゥエルヴァルツァ(できれば詳しく、原作を見ていない人間にもわかるように)
・ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード
■PS ・アークザラッドII(詳細に) ・アークザラッドIII ・アンシャントロマン 〜パワー・オブ・ダーク・サイド〜 ・…いる!
・エイブ・ア・ゴーゴー ・エースコンバット ・エクサフォーム ・エコーナイト#2 眠りの支配者 ・オウバードフォース
・逢魔が時 ・カウボーイビバップ ・火星物語 ・学校のコワイうわさ花子さんがきた! ・GUNばれ!ゲーム天国
・機動警察パトレイバーゲームエディション ・ギルティ・ギア ・クリックまんが クリックのひ ・黒い瞳のノア
・慶応遊撃隊外伝蘭末ちゃんの大江戸すごろく ・ゲゲゲの鬼太郎(バンダイ) ・ゲッターロボ大決戦 ・ゲッPーX ・幻想水滸外伝1&2
・公開されなかった手記 ・高2→将軍 ・サイバーボッツ ・サイレントボマー ・サンパギータ ・シュレディンガーの猫
・すべてがFになる ・SPRIGGAN 〜LUNAR VERSE〜 ・聖霊機ライブレード ・奏(騒)楽都市OSAKA ・蒼魔灯 ・ダークメサイア
・黄昏のオード ・TILK-青い海から来た少女- ・テイルコンチェルト ・デザーテッドアイランド ・天使同盟
・東京ミュウミュウ 登場新ミュウミュウ!〜みんなでいっしょにご奉仕するにゃん〜 ・ドラゴンシーズ ・トルネコの大冒険2
・トワイライトシンドローム ・ナイトアンドベイビー ・2999年のゲーム・キッズ ・人魚の烙印
・バイオハザード(GC版との相違点を) ・バウンティソード ダブルエッジ ・PAL−神犬伝説− ・バルディッシュ
・BAROQUE▲SYNDROME ・ひみつ戦隊メタモルV ・forget me not パレット
・BLACK/MATRIX OO(既出部分からの続きを。簡潔でもかまいません) ・プラネットライカ(既出部分からの続き) ・ベアルファレス
・ボルフォス ・マーメノイド ・ミザーナフォールズ ・ミスティックアークまぼろし劇場 ・ミスティックドラグーン ・厄 友情談義
・厄痛 呪いのゲーム ・夜想曲2 ・聖刻1092 操兵伝 ・竜機伝承 ・リングオブサイアス
・ルパン三世 カリオストロの城 −再会−
■PSP ・イレギュラーハンターX ・エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション
・Grand Theft Auto Liberty City Stories ・新天魔界 〜GOCIV アナザサイド〜
・新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-(隠しシナリオも含めた各シナリオをエンディングまで)
・テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー ・VALHALLA KNIGHTS -ヴァルハラナイツ-
・ブレイドダンサー 千年の約束 ・ヘブンズ ウィル ・ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険
・魔界戦記ディスガイア PORTABLE(追加された「エトナ編」を) ・METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS(詳細に)
■Wii ・ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス ・ネクロネシア ・レッドスティール ・ワンピース アンリミテッドアドベンチャー
■GC ・ガチャフォース ・神機世界エヴォルシア ・ターミネーター3:ザ・レデンプション
・biohazard(リサ・トレヴァーについて) ・バイオハザード 0 ・PHANTASY STAR ONLINE EPISODE III C.A.R.D. Revolution ・ポケモンコロシアム
・ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア
■64 ・シャドウゲイト64 ・爆ボンバーマン2 ・爆裂無敵バンガイオー
■SFC ・アイ・オブ・ザ・ビホルダー ・アルバートオデッセイ ・アルバートオデッセイ2 ・ウィザップ! ・エルナード
・エルファリア2 ・ガンハザード ・奇々怪界―月夜草子― ・奇々怪界―謎の黒マント―
・機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122 ・機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 ・GS美神除霊師はナイスバディ
・Psycho Dream ・ざくろの味 ・Secret of Evermore(SNESソフト。日本未発売) ・シャドウラン ・少年忍者サスケ
・神聖紀オデッセリア ・神聖紀オデッセリアII ・セプテントリオン ・ソウルアンドソード ・大貝獣物語2
・ファイナルファイトタフ ・ファイナルファイト2 ・ブレインロード ・弁慶外伝 沙の章 ・負けるな!魔剣道 ・魔女たちの眠り
・らんま1/2朱猫団的秘宝
■FC&ディスクシステム ・アイドル八犬伝 ・悪魔城伝説 ・悪魔城ドラキュラ ・エスパードリーム(1、2)
・えりかとさとるの夢冒険 ・美味しんぼ ・亀の恩返し ・軽井沢誘拐案内 ・京都財テク殺人事件 ・ゲゲゲの鬼太郎2
・御存知弥次喜多珍道中 ・新・里見八犬伝 ・スウィートホーム ・ゼビウス ・ゼルダの伝説 ・タイムツイスト 歴史のかたすみで…
・道(TAO) ・ドラキュラII 呪いの封印 ・百鬼夜行 ・ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女 ・ヘラクレスの栄光(1,2)
・まじかるドロピー ・マドゥーラの翼 ・魔洞戦記 ディープダンジョン ・魔法のプリンセスミンキーモモ ・未来神話ジャーバス
・魍魎戦記MADARA ・勇士の紋章 ディープダンジョンII ・ラディア戦記
■DS ・あらしのよるに(マルチエンディング全7種類を) ・おさわり探偵 小沢里奈
・オシャレ魔女 ラブ and ベリー 〜DSコレクション〜の「おはなしモード」 ・株トレーダー瞬
・川のぬし釣り こもれびの谷せせらぎの詩 ・降魔霊符伝イヅナ ・コンタクト ・サバイバルキッズLost in Blue
・スーパープリンセスピーチ ・聖剣伝説DS CHILDREN of MANA ・世界樹の迷宮 ・ゼノサーガ I・II(変更・追加部分のみ)
・タンクビート ・超操縦メカMG ・チョコボと魔法の絵本 ・ディープラビリンス ・テイルズ オブ ザ テンペスト
・ドラゴンボールZ 舞空烈戦(クリリンと18号とブロリーとセルのストーリーモード)
・パワプロクンポケット8(正史ルートと白瀬芙喜子ルートと高坂茜ルート) ・ピンキーストリート キラキラ★ミュージックアワー
・ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング ・ブラック・ジャック 火の鳥編 ・メタルサーガ鋼の季節
・ルナ -ジェネシス- ・Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜
■GBA ・アドバンス ガーディアンヒーローズ ・奇々怪界あどばんす
・真・女神転生デビルチルドレン(光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2
・Z.O.E 2173 TESTAMENT ・沈黙の遺跡〜エストポリス外伝〜 ・ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート
・バトルネットワーク ロックマン エグゼ ・彼岸花 ・Vマスタークロス ・ブラックマトリクスゼロ ・マジカルバケーション
・メタルガン・スリンガー ・ユグドラ・ユニオン
■GBC ・エストポリス伝記〜よみがえる伝説〜 ・METAL GEAR Ghost Babel(おまけドラマも) ・メダロット3〜5
■GB ・王ドロボウJING ・鬼忍降魔録 ONI ・ザードの伝説2(前作やって無くてもわかるように)
・サバイバルキッズ孤島の冒険者 ・サバイバルキッズ2〜脱出!!双子島!〜 ・ジャングルウォーズ
・スターオーシャン ブルースフィア ・ドラゴンクエストモンスターズ 〜テリーのワンダーランド〜 ・ビタミーナ王国物語
・メダロット1〜2 ・読本夢五誉身(よみほんゆめごよみ)天神怪戦2
■XBOX360 ・【eM】 -eNCHANT arM- ・カルドセプト サーガ ・CONDEMNED PSYCHO CRIME
・ゼーガペイン XOR ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ ・地球防衛軍3 ・天誅 千乱 ・ヴァンパイアレイン
・ブルードラゴン ・プロジェクト シルフィード
■XBOX ・ガンヴァルキリー ・クリムゾンスカイ:High Road To Revenge ・コンスタンティン ・真・女神転生 NINE
・DINO CRISIS 3 ・NINETY-NINE NIGHTS(N3) ・バレットウィッチ ・PHANTOM CRASH
・FATAL FRAME ?零SPECIAL EDITION?(追加部分)
■DC ・ILLBLEED ・es ・機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… ・ゴーレムのまいご
・SONIC ADVENTURE ・SONIC ADVENTURE 2 ・タコのマリネ ・BLUE STINGER
・ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 喪失花の章 ・リアルサウンド〜風のリグレット
■SS ・ガーディアンヒーローズ ・ガングリフォン2(ミッション間ラジオも) ・グランディア1詳しい方の続き ・慶応遊撃隊活劇編
・サイバードール ・シャイニングザホーリィアーク ・シャイニング・フォースIII(シナリオ2〜3)
・ソニック3Dフリッキーアイランド ・ダークセイバー ・だいなあいらん ・大冒険セントエルモスの奇跡 ・DEEP FEAR
・ティンクルスタースプライツ ・テラ ファンタスティカ(既出部分の続き) ・バトルバ ・ファイナルファイトリベンジ
・ファンタシースターコレクション ・ファンタズム ・プリクラ大作戦 ・ラングリッサー5 ・RAMPO ・リンクルリバーストーリー
・LUNAR2 エターナルブルー ・RONDE −輪舞曲−
■32X ・カオティクス
■MCD ・うる星やつら ディア マイ フレンズ ・慶応遊撃隊 ・ソニック・ザ・ヘッジホッグCD ・夢見館の物語
・らんま1/2 白蘭愛歌 ・ルナ ザ・シルバースター
■MD ・エイリアンソルジャー ・機動警察パトレイバー98式起動せよ! ・新創世紀ラグナセンティ ・スプラッターハウス PART3
・ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 ・ハイブリッド・フロント ・バトルマニア ・バトルマニア大吟醸 ・パルスマン
・ファンタシースターII 還らざる時の終わりに ・時の継承者 ファンタシースターIII ・ファンタシースター 千年紀の終りに
・モンスターワールドIV ・ランドストーカー ・ワンダーボーイV モンスターワールドIII
■Mk3 ・ファンタシースター
■PC-FX ・こみっくろーど ・はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブFX
■PCE SUPER CD-ROM2 ・GS美神 ・スプリガンmark2 リ・テラフォーム・プロジェクト ・ソードマスター
・はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブ ・ふしぎの海のナディア
■PCE CD-ROM2 ・コズミック・ファンタジー 冒険少年ユウ ・天外魔境 ZIRIA ・らんま1/2 とらわれの花嫁
■PCE ・青いブリンク ・奇々怪界
■MSX ・白と黒の伝説・百鬼編 ・METAL GEAR ・METAL GEAR 2: SOLID SNAKE
■WS&WSC ・SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ ・TERRORS ・TERRORS 2
・VAITZ BLADE ・ラストスタンド
■ネオジオ系 ・KOF R-1 ・わくわく7(既出キャラ以外)
■PCゲー ・アークトゥルス ・アリスインナイトメア ・アルファ(スクウェア) ・Alone in the Dark ・アンタリア創世紀
・Wizardry(#2 ダイヤモンドの騎士、#3 リルガミンの遺産) ・ウィル(スクウェア)
・「Age of Mythology」の拡張版「Titans Expansion」の一人用シナリオ ・英雄伝説X 海の檻歌 ・ガラージュ
・偽典・女神転生 東京黙示録 ・機動戦士ガンダム アドバンスドオペレーション(エンディングのみを)
・Call of Cthulhu: Dark Corners of the Earth ・コマンド&コンカー
・サイキックディテクティブ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・ザ・スクリーマー ・ジェネシス(スクウェア)
・The Elder Scrolls2 Daggerfall ・セツの火 ・そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ ・空の浮動産
・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・ツァイ‐メタ女‐
・テイルズ オブ エターニア オンライン(ロレッタとレニイの関わるストーリー核心部分だけでも)
・デザート・ドラグーン〜砂漠の竜騎兵〜 ・デジタル・デビル物語 女神転生(日本テレネット) ・ドラゴンスレイヤー英雄伝説II
・ドラゴンマスターシルク ・トリスティアどきどきおぺれーしょん ・どろろ―地獄絵巻の章― ・Half-Life2
・パラケルススの魔剣 ・Heroine Anthem - The Elect of Wassernixe(聖女之歌)
・Heroine Anthem II - The Angel of Sarem(聖女之歌2) ・F.E.A.R. (First Encounter Assault Recon)
・フィフス・エレメント ・女神転生IMAGINE ・メタ女〜府立メタトポロジー大学付属女子高校SP〜 ・ラプラスの魔 ・忘れえぬ炎
■アーケード ・ぐわんげ ・ケツイ 絆地獄たち ・ザ ハウス オブ ザ デッド4スペシャル ・ザ・ロストワールド(SEGA)
・ストリートファイターZEROシリーズ ・ストリートファイターIII -NEW GENERATION-
・ストリートファイターIII 2nd IMPACT -GIANT ATTACK- ・STREET FIGHTER III 3rd STRIKE -Fight for the Future-
・旋光の輪舞 ・鉄拳シリーズ ・怒首領蜂大往生(ストーリーと3キャラごとのエンディング) ・ドルアーガオンライン
・ドルフィンブルー ・ビーストバスターズセカンドナイトメア ・ピンクスゥイーツ〜鋳薔薇それから〜 ・虫姫さまふたり
・ラジルギ
■携帯電話アプリ ・風ノ名前 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜真夏の夜の夢〜 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜人形達の宴〜
・真・女神転生-20XX ・ダーケストフィア ・テイルズオブコモンズ ・テイルズオブヴァールハイト ・テイルズオブブレイカー
・24:ザ・モバイルゲーム ・ナノデビル ・BC-FF7- ・ふしぎの海のナディア ・フライハイトクラウディア ・ぼくのすむまち
・夢魔の天蓋 ・REAL〜零〜 ・ルート16ターボ ・ロックマン エグゼ ファントム オブ ネットワーク
・瑠璃色の睡蓮 ・亜鉛の匣舟 ・泪色の雫
■同人ゲーム ・Another Moon Whistle ・イストワール(既出部分の続き) ・犬神 ・コープス・パーティ ・サバトの女王
・シルエットノート ・SACRED BLUE ・Seraphic Blue(既出部分の続き) ・退魔心経
・T−DRAGON QUEST〜序章 勇者の目覚め〜 ・ドラえもんのび太のBIOHAZARD ・ひよこ侍 ・武勲の王者 ・分裂ガール
・魔族の大地 〜TDQU〜
・1999ChristmasEve
・東方靈異伝 ・東方封魔録 ・東方夢時空 ・東方幻想郷 ・東方怪綺談
●途中
・無双OROCHI[6月] ・続・御神楽少女探偵団〜完結編〜[6月] ・火焔聖母[6月] ・ペルソナ3、ペルソナ3フェス[6月]
・武蔵伝II ブレイドマスター[5月] ・絶体絶命都市2―凍てついた記憶たち―[5月] ・ポポロクロイス 〜月の掟の冒険〜[4月]
・大神[4月]
●執筆予告がある物
・ひよこ侍[7月] ・蒼魔灯[6月] ・エコーナイト#2 眠りの支配者[6月] ・アークザラッド ジェネレーション[6月]
・アークザラッドII(詳細に)[6月] ・RULE of ROSE[6月] ・花と太陽と雨と[6月]
・THE ロボットつくろうぜっ! 〜激闘!ロボットファイト〜[5月] ・シャイニング・ウィンド[5月]
・ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング[5月] ・ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス[4月]
・ディープラビリンス[4月]
9 :
デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/05(水) 15:21:36 ID:5Iwhs+Om0
>>1 おつ
確かに最近テンプレ長くなったし、今度からアドレス貼るだけでもいいかもしれんね
12 :
デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/05(水) 15:46:37 ID:J6TueaPRO
PSの夜想曲2なら書けるけど、エンディングが別れるサウンドノベルの場合はどう書けばいいんだ?
>>12 本エンディングルートを書き終えた後で、どこどこから分岐すると注釈を入れて分岐エンド書いてみるってのはどうだろう?
>>12 かまいたちシリーズが書かれてるから参考にしてみては?
スレたて助かった。1乙
>>12 全部書くのが大変ならメイン一本だけでいいと思う
補完は他の人に任せるって手もあるし
スレ立て乙なのですが
>>8の途中のやつ間違ってない?
FF7の詳細続きマダー?と要望してみる。
意外と伏線ありのところを考えず、漫然とプレイしていて後悔。
いまさら読み返して、あーそーだったのかー、とうなっている自分がいる。
というわけで、どなたかよろ!
大神の続き楽しみにしてるんだけどなー
未解決をwikiにまかせるのはいいんだけど、
予約・途中リストはスレに貼っていてほしい。
時間が空くと自分が予約した作品忘れたりするから。
21 :
キラリ:2007/09/07(金) 01:44:52 ID:eDr6r8E5O
シャイニング ホース・イクサ … ストーリー解る方 良ければ教えて下さい m(_ _)mペコリ
敵と戦う、エンディングを迎える、終わり
乞食の要望が増えすぎだな
>>20 それは君が極めていい加減なだけでは・・・
新SD戦国伝 大将軍列伝お願いします
25 :
キラリ:2007/09/07(金) 13:01:25 ID:eDr6r8E5O
22〈 モテナサソウなお返事 サンクス、ゲームほぼ初心者だから 解らなくなったから 聞いた迄 、ものの言い方 何とかした方がいいよ 後 頭堅いのとネ see you agin
未解決にスウィートホームがあったからやるかねぇ。
資料見てないので間違ってたりしたらツッコミyr
呪われた屋敷、フレスコ画家の間宮一郎の邸宅。
この屋敷にあるTV取材班が乗り込むことになる。
プロデューサーの星野和夫(かずお)、ディレクターの早川秋子(あきこ)、カメラマンの田口亮(たぐち)、ナレーターのアスカ(あすか)、そして和夫の娘の星野エミ(えみ)。
この5人である。
鬱蒼と茂る森に囲まれた巨大な屋敷だった。
大きな赤い門を開き、屋敷の中へ。
エントランスで、それぞれの立ち位置に立ったところで秋子が田口にカメラを用意するように指示する。
アスカがマイクを手に喋りだす。
「私は今、フレスコ画家間宮一郎の屋敷に足を踏み入れたところです・・・」
こうしてフレスコ画についての説明をしようとしたときだった!
ガクンガクンガクン!!
屋敷が揺れている!
「うわー!何だ!?」
田口が叫ぶ。
「きゃー!」
エミが悲鳴を上げた。
そして、瓦礫が降り注ぎ、入り口が塞がれてしまう!
「出口が!」
屋敷の奥へ口を開ける扉のほうを振り返った。
そこには・・・
恐ろしい形相の 女の霊が 浮かんでいた。
『屋敷を荒す愚か者ども!
生きてここから出すわけには行かない!
我が怨み思い知れ!!』
そう叫ぶと霊は掻き消えてしまった・・・
「な、何なのよ!今のは」
エミが絶叫するが、答えるものはいなかった・・・
ちょっと抜けたから補足。
・ここまでがプロローグ。
・間宮一郎は30年前に死んだ人物。
・ゲームでは見れるけど、文章だとわかりづらいので念を押すと幽霊の顔はドット絵の癖に凄くおぞましい。
「どうするんだよ!出れなくなっちゃったじゃないか!」田口が叫ぶ。
「落ち着けよ。何か方法があるはずだ」和夫がなだめる。
こうして5人は、館の捜索を開始する。
それぞれのキャラに固有アイテムがある。
道中死んでしまった場合は代用アイテムを使う。
和夫:ライター(警察の現場検証で使うような感じで使われてるロープ焼き切ったり。代用はマッチ)
秋子:薬箱(状態以上を治療する。代用は何故か館に置きっぱなしになっていたであろうクッキー)
田口:カメラ(フレスコ画を撮影する。代用はポラロイド)
アスカ:掃除機(床に散らばるガラス片を片付けたり埃だらけのフレスコを綺麗にしたり。代用は箒)
エミ:カギ(普通のカギのドアを開ける。この鍵はゲーム中では紹介されないが役場で借りた物。代用は針金)
まずは邪魔なエントランスのガラス片をアスカが掃除する。
エントランスを出ると、この建物がとんでもなくだだっ広いことがわかる。
左右に部屋が見えるのでまずは左の部屋を捜索する。
そこにはいくつかのアイテムがおいてあったり、間宮一郎の残したメモがあった。
メモには「私は一郎、フレスコをカメラで撮影しなさい」と書いてあった。
その部屋にもフレスコがあったので、手始めに田口がそれを撮影する。
すると、文字が浮かんできたのだ!
○月×日
屋敷のフレスコは3枚1組で構成されている
※ゲームではちゃんとした日付が出ます。1ヶ月のうちに3つのフレスコが作られていて、その3つが1組の文章となります。今回はほとんど省いていきますが・・・
左の部屋の捜査が終わり、右の部屋へ・・・。
エミの鍵を使って扉を開けると、長い通路になっている。
そこで、血まみれになって死んでる人とかがいてヒントくれるけど割愛。
途中ロープがあるので和夫が焼ききる。
幽霊や人魂が飛んでくるのをかわして進んでいく。(ところどころにこいつらがいて、捕まると決まった場所に戻される)
その先の部屋で先に進むのに使えそうなアイテムだとかを拾ったので、広間に戻る。
北に向かうと床が裂けているので、拾ってきた板を嵌めて渡る。
この先はもう軽い説明で。
1Fでの大きなイベントとしては発電所へ行って電気をつけて2Fに行けるようにした。
(電気をつけてないと2Fに行く道中謎の声に追い返される)
2F(入ってしばらく先に吹き抜けがある)をぐるぐる探し回る。
ネバネバの床を越えて見つけた縄梯子で、その吹き抜けに降りられるようにした。
吹き抜けを降りると中庭だった。ここを探し回るとあるところに噴水がある。
ここら辺までで主人公たちは
・あの幽霊は間宮夫人
・夫人の赤ちゃんが何かのキーになっている
ということを把握していきます。
それから、縄梯子を手に入れた大広間で、すでに白骨化した犠牲者の血文字から、
「間宮一郎の日記の鍵」(日記自体は2Fのある部屋においてある)が、どこかに隠してあるという情報を掴んでいます。
======================
噴水の水を飲んでみる。冷たくて気持ちいい・・・。
・・・何か様子がおかしい・・・
!
水の色が赤く染まっていく!
どこからか声が聞こえる。
「ヒッヒッヒ・・・愚か者どもめ!
その噴水に流し込まれた水は、間宮様の手によって殺されたものたちの血だ!
いずれお前たちの血も流し込んでやる・・・」
と、こんな具合で脅されまくります。
この噴水の先に寝室があります。寝室には入ってきた入り口と、どこかへ繋がる入り口があるのですが・・・
生憎後者は謎の石像に塞がれています。
これをフレスコから得たヒントと噴水の水のおかげで、消し去ります。
その先には湖が広がっていました。
ここには間宮夫人の赤ちゃんの供養塔があるらしいので、そこを目指します。
何とか辿り着くと、そこはすでに誰かに掘り返された後でした。
しかし、そこに埋めてあった地下室の鍵を手に入れました。
とりあえず地下室を探そうと戻ってくる主人公たち。
そこで、キーパーソンとなる山村老人と出会う・・・。
懐かしいなスウィートホーム
カプコンのホラーゲームはやっぱこれが元祖か
ベストエンドしか見たこと無いけど、クリアーしたあとに意味深に画面が真っ暗になって終わるのは心臓に悪かった。
よくわからないまま山村さんについていく一行。
話を聞けば山村さんもここに閉じ込められて、脱出しようとしている人間の一人らしい。
そして、縄梯子で降りた周辺のスペースまで戻ってくると、
「ここら辺に地下室への入り口が隠してあるはずだ・・・」と、調べようとしたその時!
何か得体の知れないものが山村さんを突き飛ばした・・・
「わしに構うな!早く行け!」
しかし、その辺りに階段らしきものはない。
途方にくれた一行は今戻ってきた道を再び戻ると、ある不自然なものに気がつきます。
それをいじったことで、謎のアイテム「土偶」を手に入れます。
それを、先ほどの場所で使うと・・・
地下へ続く階段が現れた・・・。
意を決して降りていきます。
地下室はどこからか水が漏れているらしく、通路は水浸しでした。
地下の東半分は、なぜか燃え盛る炎が張っていて、進めません。
とりあえず行ける部屋を回ります。
一番北側の部屋へ行くと、男がいました。
話しかけると、どうやらあの火を消すべく、地下水を掘ろうとしているらしい。
だから廊下が水浸しなんですね。
しかし、彼はこれ以上は限界だという。
そこで、先ほど供養塔を掘るのに使ったスコップを彼にプレゼントしました。
================
ちなみに、先に一郎の日記を見てくることも出来ます。
一郎の日記では
・夫人が過失で赤ちゃんを焼却炉に入れて焼き殺してしまった
・夫人も助けようと焼却炉へ飛び込んだが、彼女も酷い火傷を負ってしまう(だから凄い顔なのです)
・それから夫人が狂ってしまった。
彼女は近所の子供たちをさらってきては焼却炉に入れ焼き殺していたらしい。
自分の子の遊び相手として・・・
・その子供たちの怨念が彼女に取り付き、まるで化け物のようになってしまった。
こういった情報が手に入るんだったと思います。
男は勇んで壁を掘り始めました。
鉄砲水のような勢いのいい水が大量に溢れてきました。
全員は散り散りになってしまいましたがうまく合流します。
ついさっきまではある一室を塞いでいた石像が、無くなっていることに気付いたのでその部屋へ。
そこでは謎の水晶玉を手に入れます。
そして、次は先ほどまで炎で遮られていた東側へ向かいます。
そこで、子供の骸骨がたくさん放置されている部屋に辿り着きました。
そう、間宮夫人にさらわれて殺された近所の子供たちの死体です。
「むごい!なんてことを・・・」
一番東の部屋の入り口の前では子供たちの親の怨念で出来た青い炎が張っていましたが、そこで水晶を使うと炎は消え、中に入ることが出来ました。
すると、子供の声が聞こえます・・・
「ママー、助けてー!」「熱いよー、出してよー」
!!
進んでいくとそこには今も運転している焼却炉が・・・
声は確かにここから聞こえています。
傍らには人形(スウィートホームに出てくる人形の大部分は喋ります)が置いてある。
「ここは焼却炉・・・大勢の子供たちが焼かれたところ・・・」
しかし、為す術がないまま一行は先に進みます・・・。
その部屋を進むと、棺が5つ並んでいます。
調べるとカラのものもあれば、骸骨が入っているものもあったり、さらには襲ってくる骸骨が入っている棺も合ったりしますが、どうにか日記の鍵をゲット。
ミスって31で見てこれるとか書いちゃったけど、この鍵を手に入れたことでやっと日記が読めるようになります。
この部屋の先に、ちょっと印象の強い犠牲者さんもいるけど割愛します。そこはプレイする時のお楽しみとしてくださいな。
日記の部屋へ戻り、日記を読んでみると
「妻が部屋に引きこもったきり出てこない。ベランダ伝いに部屋に入る。」
こういった記述が見つかります。
その文を頼りに、ベランダ伝いに夫人の部屋へ・・・
この先はしばらく大雑把に。
→屋敷の使用人たちの控え室を見つけ、入る。
この部屋は安全なのでみんなで隠れているらしい。(突っ込みどころ満載なんですが)
そうして間宮夫人に関しての話などが聞ける。
→間宮一郎の書斎に辿り着く。
そこでは生きていた山村と再会。色々ヒントをくれる。
→間宮夫人の寝室に続く通路は使用人の霊が守っている。
毎度のようにフレスコのヒントのお陰でこれを退ける。
そして、進もうとしたところ・・・
『なぜ 起こした!
なぜ そっとしておかない!』
『私の赤ちゃんを返せ!』
間宮夫人の声が聞こえる。
「子供のお墓を荒したのは私たちじゃない!
なぜ関係ない人まで苦しめるんだ!」
主人公たちは必死に叫ぶ・・・が、夫人の力が強すぎて通路の端まで弾き返されてしまう。
そこに現れる山村さん。
「いくぞ!」
「赤ちゃんは返す!だから私たちを解放しろ!」
一行は間宮夫人に叫びかけながら進む。
通路を進んでいくと、とうとう夫人の寝室に辿り着く。
・・・が。
その入り口は結界に守られていた・・・。
「くそっ、こんなところで!」
毒づく主人公たち。
「わしにまかせておけ」
山村さんが進んでいく。
結界の中を無理矢理進む・・・。
「間宮!お前はもう死んでいるんだ!」
進みながら必死に呼びかける山村さん。
『グオオオオオオ!!』←もっと違う声だった気がするけど絶叫っぽいの。
そして、結界が解けた!!
・・・だが。
「間宮の力はどんどん強大になっていく・・・。
わしの力ではもう間宮とは太刀打ちできまい。
だが、お前たちなら・・・。
いいか、
こ こ ろ の ち か ら を わ す れ る な ! 」
そう主人公たちを勇気付けて、山村さんの
全身が 溶けていく・・・。
・・・最後に、骨だけを残して。
>>5 FCのいくつかは前スレでやってたぞ。
そのくらい反映させろや。
PlatineDispositifの
「メイドさんを右に」
「チェルシーさんは7の魔神をブッ殺さねばならない。」
をお願いします。
コワス。
強力な助っ人だった山村さんを失ったことは主人公たちだけでなくプレイヤーにも衝撃だったに違いない。
しかもあの死亡シーンが無駄にリアルだしグロいしで泣かせる・・・orz
そんな悲しみを乗り越えて、夫人の部屋へ。
夫人が現れ、散々呪いの言葉をぶつけられた後どこかに吹き飛ばされる。
気がつくと1Fの階段・食卓・暖炉のある、大きなホールにいる。
そこで暖炉の火が消えていることに気付く。
なお、夫人の部屋にはフレスコ画と、金の鍵と、ある隠しアイテムが存在する。
火の消えた暖炉をくぐると、地下洞窟だった。
しかしそこは鉄格子があり進めない。
金の鍵で今まで侵入できなかった地帯へ。
フレスコや犠牲者、さまざまなヒントを得ながら、どうやら重要なツールらしい映写機を動かそうとする。
やっと見つけ出した3枚のスライドを映写機に差し込むと、幸せな頃の一郎・夫人・赤ちゃんの3人の映像が浮かぶ。
しかし、その映像の赤ちゃんは火に包まれ、夫人のところも半分くらい火に包まれているのだった・・・
そこで、心の力を使うと壁が壊れ、さきほどの洞窟に向かうための別の新たな道が出来たのだった。
そこは、流砂の世界だった。
渦に飲まれて命を落としそうになったり(飲まれた場合うまく救出できないと死にますが)、一方向に押し流される流砂(流れた先は針山)があったりと、悪質な罠が主人公たちを苦しめる。
なんとか抜け出すと、そこには棺がたくさん並んでいた。
そのうちの1つこそが、夫人の赤ちゃんの棺だった。
それを手に、一行は夫人の元を目指す・・・。
フレスコのヒントどおり、3つの青い蝋燭を最後の大広間の像の手に乗せ、心の力を使うと壁が崩れる。
これまでのフレスコのヒント、犠牲者たちの言葉や血文字などから、夫人を成仏させるためのアイテムを集める。
中庭で見つけた土偶、生前の夫人の写真、間宮一郎の日記、子供の棺。
これらを持ち、間宮夫人の待つ最後の空間へ。
今までとは明らかに異質な空間だった。
これまで出てきたアンデッドや普通のモンスターはいないけれど、人魂(最初に話した決まった地点へ連れ去ってくれる奴)が容赦なく襲ってくる。
そいつらをうまくかわして進もうとするが、道中、守護霊(自分たちの霊。一応生霊ということらしいが、死んでいれば本人の霊とも取れる)たちに行く手を阻まれる。
苦戦の末にこれらを退ける。
途中で声がする。
「間宮が『殺す』と言ったら土偶を使いなさい」
誰の声かわからない。
「写真は間宮に現実を教えるために使いなさい」
「日記を使えば一郎の気持ちを伝えることが出来る」
そうして「山村さん!山村さんですね!」と主人公たちは気付くのだった。
最後に、アスカの守護霊を倒した。
道は途切れているが・・・
そこへ行こうとすると声がする。
「さあ、戦え!心の力を忘れるな!」
程なくして間宮夫人が現れた。
間宮夫人の攻撃は手厳しいものだった。
「元の世界に 帰りなさい!」
「どうして関係ない人まで襲おうとするの!」
「貴女の赤ちゃんは死んだんだ!」
主人公たちは精一杯呼びかける。
『殺してやる!
みんな・・・死んでしまえ!』
夫人が叫ぶ。
山村の声に従って土偶を使う。
『私たちは幸せに暮らしている!
邪魔するな!』
そこで現実を教えようと写真を見せる。
「これはあなたが生きていたときの写真だ!
もう30年も前のものだ!」
夫人の様子が変わった・・・
<ごめんなさい、この辺りのやり取りが思い出せません>
一郎の日記に書かれていたことが目の前に起きた。
夫人の周りに子供の怨念がとりつき、見るに見かねる姿へ変貌する。
主人公たちはしばらく呼びかけを続ける。
夫人が呟く。
『いちろう・・・わたしを・・・あいしてる・・・』
そこで日記を見せた。
「一郎はこんなにもあなたを愛していた!」←曖昧
次第に夫人の言葉の様子が、やや恐ろしいものではなくなってくる。
『わたしの・・・あかちゃん・・・』←曖昧その2
最後に棺を差し出した。
そして、心の力を使った。
願うことは、ただただ、成仏してほしい、と。
辺りが眩しく光った。
<最終決戦の流れは曖昧なところがちらほらしてるので、補完出来る方お願いします;>
気がつくと、先ほど破壊した大広間の壁の前に立っていた主人公たち。
そこに召使の一人がやってくる。
「ご無事でしたか!
たった今奥様が、皆様を迎えに行くようにと・・・。
あれは、優しかった頃の奥様・・・。」
一行がふと見上げると、間宮夫人の霊が輝きを放ちながら天へと昇っていくのが見えた・・・。
「ああ、やはり山村さんの言ったとおりに・・・」
召使が呟いた。
「山村さんが・・・?」
いぶかしる主人公たち。
「あの方、奥様の為されたことにとても責任を感じておられて・・・。
けれど、あなた方の奥様を思う心がきっと奥様をと・・・」
「!・・・
じゃあ、山村さんって・・・!」
「・・・さあ、こちらです」
そうして召使は出口への案内を始めたのだった・・・。
主人公たちが館を出ると、間宮邸は轟音とともに崩れ去ってしまったのだった・・・
======================
ちなみに、召使さんが主人公たちの問いには答えないで終わる流れなので、今でも山村さんが何者なのかという議論があちこちで続けられていたり・・・。
あと、他に脱出している人がいないのだが(道案内してくれた召使さんとか)・・・控え室のメイドさんたちや辛うじて生きてた犠牲者たちはどこへ・・・
<エンディング分岐>
☆5人生存☆
主人公たちが間宮邸で撮影してきた写真が額に入れられ飾ってある壁の前に、1人の男が立っていた。
彼は、その写真の1つをじっと見つめているようだった。
〜こうして我々取材班は、無事撮影の成功を収めたのだった・・・。〜
5人が仲良く固まって、にっこり笑っている。
取材を受けているようだ。
「おめでとうございます!
取材成功の感想を・・・」
不意に、画面がさっきの男に切り替わる・・・
戦闘に入るBGMが流れ・・・男が振り向いた。
その顔の半分は・・・骨が剥き出しになっていた・・・。
(↑ゲームに登場する ひと や ふりむきおとこ というモンスターの色違い)
----------------------------
全員生存してるんだから一番いいEDになってほしいのに、一番後味が悪いEDです・・・
私が聞いたところでは、間宮邸を出たけれど、呪いはまだ終わらない・・・みたいな意味合いだそうです。
==============
==============
☆4人生存☆
館からたくさんの光が、空に昇っていく・・・。
「見て!あんなにたくさんの光が・・・!」
「還っていくんだ・・・空に・・・」
「みんな一緒に脱出できたらよかったのにね・・・」
---------------------
1人死んでるけど、全員生存なんかよりよっぽど感動的です。
☆3・2人生存☆
※どちらもあんまり変わらない。
とりあえず3人生存の形でお話します。
(あんまり味気ないEDで印象に薄いので、最後のフレーズしか覚えていません;)
2つの人魂が画面に浮かぶ。
〜屋敷から脱出できたもの、3名・・・
逃げられなかったもの、2名・・・〜
-------------------
2人生還は、文章の3と2の数字を置換した形です。人魂も然り。
映画では田口とアスカが死ぬので、その2人が死ぬように仕向けても、EDは変わらない・・・残念。
==========
==========
☆1人生存☆
画面は供養塔。
〜こうして、屋敷から一人、無事生還した○○は、
屋敷の庭に供養塔を建てた。
夫人、赤ちゃん、山村、仲間たちの・・・。
もう二度と、こんなことがないよう、願いながら・・・。〜
-----------------
なかなか見るのは大変ですが、いいED。
でも、ゲームとはいえ4人とも死なせちゃうとちょっと心苦しいものがあります;;
==================
長くなりましたが、スウィートホームはここまでです。
何か間違ってるところ、付け足したほうがいいイベなどありましたら、訂正等宜しくです。
ちなみに、スウィートホームについては
「建築家 間宮一郎」ってサイトがいい紹介してましたので、興味がある方にはそちらをお勧めします。
乙。いいゲームだったよなあ。
あんなしょーもない駄作映画をよくぞここまでいいゲームにってくらいの。
44 :
ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:43:10 ID:ZOdZMxJg0
■主な登場人物
テューン(デフォルト名)=フェルベル(8、18)……本編の主人公。剣の道を極めようとする者。
ソラ(9)……テューンの幼馴染。
リクナー=フェルベル……テューンの父親。悪人面だが優しい父。昔は有名な剣士だったらしい。
アヤカ=フェルベル……テューンの母親。
ミリ……テューンの家のメイド。テューンたちとは家族同然の仲。
ユキムラ……リクナーの知り合いでテューンの師匠。
ジャンルーカ……宿敵。
ユージュ……山奥の村に住む青年。村の外に出て自分の力を試してみたいと考えているのだが…
ポルトン……山賊の親分。ウサギガリという技の持ち主。
レイス(29)……英雄。剣の腕は超一流。打倒ジャンルーカ帝国を目指している。
ガディルトン(24)……虎の剣と呼ばれる剣士。レイスの元で打倒帝国を目指す。
セティ(19)……女ながら剣を極めようとする者。レイスの元で打倒帝国を目指す。後に…?
アイシャ……猫耳を付けた遊び人風な娘。帝国内部に詳しい。テューンに惚れる。
ズール……卑剣使いのズールと呼ばれる凄腕の剣士。かつてはゴロソの闘技場一の実力者だった。今は隠居中。
ローデンザッハ……マニマニ国の重臣。
■本編(少年時代)
ある日、マニマニに住むリクナーという男に長男が生まれた。
テューン(名前変更可)と名づけられたその子は優しい両親とメイドのミリの元で大事に育てられた。
それから8年後のある朝、テューンは街に劇団が来るというので見に行きたいとリクナーにおねだりをしてみる。
両腕が不自由なためミリに食べされてもらっているリクナーは、普段のお礼も込めてミリにテューンと一緒に劇を見に行くように言う。
いざ劇を見に行ったはいいものの、劇が始まるまでかなり時間があるようなので、ミリをその場残し、街を見て回ることに。
テューンがあちこち見て回っていると、角からひよこの着ぐるみに入った少女が飛び出してくる。彼女の名前はソラ。
トイレを探して走り回っていたらしい。テューンはソラをすぐ近くの自分の家に連れて行く。
ソラがトイレに行っている間、興味深そうに大人が着れるほどの大きさのひよこの着ぐるみを見つめるテューン。
やがてソラが帰ってきたのでおはなしすることに。
ソラは劇団の子でテューンより1つ上の9歳。昨日ひよこの役で初舞台だったらしい。それで着ぐるみ姿でうろうろしていたようだ。
ソラは劇団で1番の女優になるのが夢だと語り、テューンは何の1番になりたいのか尋ねる。答えられないテューン。
その頃、ミリは時間になっても姿を見せないテューンを探し回っていた…
しばらくしたある日、テューンはソラと一緒に騎士団の訓練を見学しに行く。
アヤカは息子に同年代の友達が出来たことを喜ぶ反面、剣や騎士団に興味を持つわが子を心配する。
それはリクナーも同じらしく、城の2階より騎士団の見学をしているテューンを見ながらため息を漏らす。
そんなリクナーにローデンザッハが諭す。ハッとするリクナー。ローデンザッハに挨拶した後そのまま急いで立ち去る。
テューンのところへ来たリクナーは剣の修行をしたいかと問う。テューンは元気に「やってみたい!」と答える。
リクナーはそれを聞くや否や世界一の剣士の所で剣を習おうと提案。喜ぶテューン。
せっかく一緒に遊んでいたのにごめんねというリクナーに、ソラはテューンの為ならいいと答え帰っていく。リクナーとテューンは世界一の剣士の家へと向かう。
世界一の剣士――ユキムラの家は純和風な道場で、ユキムラ自身も着物で身を包んだいかにもな侍の姿をしていた。
どうもこのユキムラはリクナーの古い友人であるらしく、テューンに稽古をつけてもらいたいというリクナーの頼みをあっさり了承。
まずはユキムラがテューンに手本を見せることに。その剣と技は世界一の名にふさわしい見事なもので、テューンは感動のあまり体が震えて動けなかった……
雨が降っているある日のこと、いつものように遊びにきたソラが初めて会ったときのようにひよこの着ぐるみを持ってきた。
ソラにとってこの着ぐるみは特別なものでこれを着れば何でも出来る気がするらしい。テューンが1番になりたくなった時、この着ぐるみを貸してくれるとのこと。
すると、玄関の方から雨音に混じって誰かが戸を叩く音が聞こえる。お客さんが来たのかと思い、戸を開けるとそこには奇妙な姿の男が立っていた。
男はリクナーに用があるとのこと。書斎へリクナーを呼びに行って戻ってくると、玄関にはソラやアヤカの姿が。様子を見に来たらしい。
しばらくするとリクナーとミリがやって来た。
男――ジャンルーカはリクナーと戦うためにやって来たと語る。しかし、リクナーはもう戦えない体だった。
必死で止めに入るミリ。ジャンルーカは邪魔だとミリを斬り捨てる。続いてアヤカもジャンルーカを止めようとするが、ミリと同じく斬り殺される。
悲鳴をあげるリクナー。ジャンルーカはなおもリクナーに自分と戦うよう迫る。
しかし、リクナーがマントを外すとそこには両の腕がなかった。その姿に幻滅しキレたジャンルーカ。
テューンとソラはその場から逃げようとするが、ソラは着ぐるみが気になってしょうがない。
仕方がないのでテューンが着ぐるみを着込み、そのまま逃げようとする。だが、ジャンルーカはテューンを斬り殺そうと攻撃を仕掛けてきた。
テューンをかばい斬られるソラ。テューンは立ち止まるが、リクナーの逃げろの声に正気を取り戻し走り出す。
リクナーはテューンが逃げ切れるよう命を懸けてジャンルーカの前に立ちはだかったのだった……
森の中を走り続けるテューン。ソラ達が死んでもう会えなくなったことにショックを受け、ジャンルーカに恐怖を抱く反面、
ジャンルーカの技をかっこいいと思う自分を否定できずにいた。
そして頭の中に「テューンはさぁ、なにで1番になるの?」というソラの声が響いているのだった。
気が付くとテューンはユキムラの家にやって来ていた。
46 :
ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:46:16 ID:ZOdZMxJg0
■本編(青年時代)
ユキムラの元で修行しながら過ごしたテューンはやがて父のリクナーに目元が(悪人っぽいところが)よく似た青年に成長していた。
ユキムラから剣の大体の技術を学んだので、今度は世界中の強豪と勝負をするため旅に出ることに。
テューンはソラの形見のひよこの着ぐるみに侍の格好をさせ、それを着て戦う「ひよこ侍」として、ソラの分まで世界一を目指すという心に誓った。
とりあえず西の森に行くとそこには盗賊たちがうようよしていた。構わず進むと、たむろっていた盗賊に絡まれたのでこれを撃退。
更に奥に進むと盗賊の親玉のポルトンが。ポルトンの必殺技・ウサギガリによって倒れるテューン。
とどめを刺されそうになっていると近所の村に住むユージュが助けに来る。
雨の日の悪夢から目覚めると、そこは見知らぬ家だった。
看病してくれたリリエッタによるとここはユージュの家とのこと。
ユージュは村を襲う山賊を倒しに行きたいが、自分一人では心配なので手伝って欲しいとテューンに語る。
テューンも自分を倒したポルトンにリベンジしたいので了承。翌日、二人は山賊のアジトへ向かう。
襲ってくる山賊たちを撃退しつつ奥へ進むと広い部屋があり、そこにはポルトンと手下の山賊達の姿が。
ポルトンは手下たちがこちらに攻撃しようとするのを制し、テューンとの一騎打ちを申し込む。こちらもそれに応じる。
苦戦しながらも勝利。親分のポルトンを失った山賊たちはもう村を襲う気はなさそうだ。
山賊を退治したことを村に伝えに行くと、祝いの祭りが始まる。
そこでマニマニが鎖国をしていることと、9年前にジャンルーカという男が共和国を滅ぼし、ジャンルーカ帝国を興したことを知る。
テューンは翌朝さっそく帝国へと向かうことに。
翌朝、テューンが村を出るとユージュが着いて来る。
テューンを倒して自分の腕に自信をつけたいというユージュは決闘を申し込む。テューンも承諾。
その後決闘に敗れたユージュはこっそり後を追ってきたリリエッタの腕の中で息を引き取った。
帝国途中のソバ平原を抜けようとしたテューンは謎の一団とすれ違う。
皆相当な実力者のようだが、その中にいた金髪の男は特に只者じゃないと感じる。
帝国についたテューン。広場に行くとなにやら騒がしい。どうもガラの悪い男が親子連れを斬ろうとしているところだった。
周りの野次馬は誰も助けようとはしない。そこへ先ほどすれ違った一団が現れる。
虎の剣の異名を持つ男・ガディルトンと一団のリーダー・英雄レイスに恐れをなして逃げ出すチンピラ。
テューンはレイスの力に惹かれ決闘を申し込む。
レイスは場所を移すことを条件に了承。一行は難民キャンプに移動する。
ジャンルーカ帝国では力がある者が全て。孤児やお年寄りをはじめとした力の無い者たちは住む所を追われ、難民キャンプに身を寄せていた。
レイスはそういう人たちを救うべく打倒帝国を目指していた。
テューンはそんなレイスの夢になど興味がないというが、レイスは帝国を倒すまで死ぬわけにはいかないので、それまでテューンと決闘をすることはできないと言い放つ。
そこでレイスは後で必ず決闘をという条件で、テューンに帝国を倒すのを手伝わないかと持ちかける。
世界一の剣士を目指すものとしてレイスとどうしても戦いたいテューンは了承。
しかしセティはテューンが仲間に入るのが気に入らないのかその場から立ち去ってしまう。
ちょうどそこへレイスが旧共和国で議長をしていたモルドワから呼び出される。
後をついていくと、レイスと議長が難民の受け入れ先としてマニマニと連絡を取っているが上手くいかないと話している。
レイスにこれから会議をするのでセティたちを呼んで欲しいと頼まれたのでソバ平原にいるであろうセティの元へ行く。
セティは発火草という火薬の元になる草を集めているところだった。
レイスが呼んでいることを伝え立ち去ろうとすると、呼び止められる。
どうも女だと思って見下していると思われているらしくかなりご立腹のようだ。
反論をするといきなり切りかかられ戦闘に。止めを刺さないテューンに女だから殺さないのかと切れるセティ。
そうではないといい、戦闘中のセティが技をいい技だと褒め真似てみるテューン。
セティは血を吐くような思いで身に着けた技を見様見真似で成功された自分の弱さと、女であることでどうしても剣で男に勝てない苦悩を語る。
だがいつかは他の男ともどもテューンに勝ってやると告げさっていく。
テューンはその姿に絶対に一番になるのと語るソラを重ねる。
会議の内容はマニマニが鎖国を解かないため難民を受け入れてもらえないこと、手っ取り早く帝国を倒すにはジャンルーカを暗殺してしまうこと、
そしてそのために帝国城内部の構造に詳しい人物の協力が必要だということだった。
協力者探しをテューンが担当することになり会議は終了。
テントから出ようとするとセティに「さっきはすまなかった」と声をかけられる。
48 :
ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:50:55 ID:ZOdZMxJg0
とりあえず協力者を探すにも当てが無いので、ガディルトンを追ってタイガーズケイブに向かう。
そこでイチャつく男女に絡まれ、帝国兵と見られる男を戦闘。
圧勝したテューンに興味津々の女。女はアイシャといい強い男が好きだという。アイシャはテューンの強さも顔も気に入り、城か酒場にいるから来てねといい去っていく。
洞窟内に入るとガディルトンにからかわれる。そこへ洞窟に生息する虎が襲い掛かる。
ガディルトンはここで虎を相手に訓練をつんでいるので虎の剣と呼ばれているらしい。
ガディルトンの訓練に付き合い洞窟を進みながらレイスのことや先ほどのアイシャのことを話す。
そこでアイシャが帝国城に入ったことのある人物だと気づきいそいでレイスの元へ帰る。
協力してもらうためアイシャに惚れられているテューンが説得に回ることに。
酒場にいるアイシャに頼んでみると「猛虎の涙」という宝石をくれたらなんでも言うことを聞いてくれるとのこと。
「猛虎の涙」はタイガーズケイブの奥にあるらしいので早速採りに行くことに。
襲いくる虎を撃退しながらやっとの思いで「猛虎の涙」を入手しアイシャに会いに行くと、自分のために命を懸けたテューンに感激して涙を流す。
アイシャはすぐに付き合っていた男全てと別れてきてテューン一筋になると宣言。これなら信頼できると確信したテューンはレイスを呼びにソバ平原へ向かう。
レイスはこの後の戦いで必要になる発火粉の使い方をテューンに教え、そして何故自分が帝国を倒したいのかや自分の理想について語る。
テューンはアイシャが協力を了承したことを伝え、二人はアイシャと共に大急ぎで難民キャンプへ帰る。
レイスは早速言葉巧みにアイシャから城への抜け道や皇帝の間への最短ルートを聞き出す。
そのあまりの上手さにすっかり感心するテューン。
どうもこれで皇帝暗殺への準備が済んだようだ。
決行の前夜。
テューンは親しい人が次々とジャンルーカに斬り殺される悪夢にうなされ目が覚める。
外に出てみるとセティが。寝付けないらしい。
ぞろぞろと他の二人も現れ、4人は明日の決戦の覚悟を固める。
49 :
ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:53:19 ID:ZOdZMxJg0
とうとう城に潜入することに。特に問題無くあっさりと皇帝の間の前にたどり着く。
ついに姿を見せる宿敵ジャンルーカ。
その姿を見たテューンは逆上し、セティを人質に取りレイスに自分とジャンルーカを一対一で戦わせるよう迫る。
ついに因縁の対決が始まったが、ジャンルーカはあまりに強くテューンは倒され気を失ってしまう…
夢の中で家族や今まで斬ってきた者たちが口々に剣をやめるよう言う。
しかしソラとの誓いを思い出しこれからも世界一を目指し続けると誓いを新たにする。
目覚めるとテューンは難民キャンプにいた。あの後とレイスがみんなを逃がしたらしい。
ガディルトンはテューンにゴロソの闘技場で特訓するよう進める。
テューンはその前にレイスと決闘する言いソバ平原へ向かう。
だがレイスは強く、テューンはまたしても負けてしまう。
二度も負けて傷心のテューン。
アイシャはそんなテューンを慰めに行く。
テューンにもう強くならなくていい、弱くても生きていこうというアイシャ。
テューンはその言葉を否定するようにアイシャを斬り殺す。
ゴロソへやってきたテューンはそこで卑剣使いズールの話を聞く。
ズールと対決するために北のセントスノーを目指すことに。
テューンは極寒の地セントスノーの厳しい自然環境にも負けず無事にズールの家にたどり着く。
ズールはテューンに暖をとるようすすめ家の中へテューンもそれに従う。
暖まったらすぐ決闘しろというテューンにズールは生き急いでいると指摘し、まずは自分の過去を見つめなおしてきてはどうかと提案。
テューンは生まれ故郷マニマニへ向かうこととなる。
50 :
ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:55:06 ID:ZOdZMxJg0
マニマニは鎖国中で一般人は入国できない。
仕方ないので強行突入しているテューンの元にローデンザッハが現れる。
ローデンザッハの取り成しで無事入国を果たし、二人は両親とミリそしてソラが眠る墓地へ向かう。
両親の墓の前に立っているとソラの母ソレイユがやってくる。
テューンは自分のせいでソラが巻き込まれたと謝るが、ソレイユはテューンと出会ってからソラは幸せそうにしていたことを告げテューンを許す。
そしてソラが剣の練習に励むテューンを心配するとともに応援していたと伝え去っていく。
残された二人はテューンの家を目指す。
マニマニの町は10年前と一見変わらないように見えるが、それでも帝国ができてからは騎士団が無くなり城壁ができるなど色々と変わってしまったようだ。
あの事件の後、テューンの家は当時のままで保存されていた。
テューンは両親やミリの日記を読み、母が剣の道を進む自分を心配していたこと、両手を失った父の苦悩と自分への想い、ミリの自分への期待を知る。
テューンはマニマニを去る前にソラの墓へ立ち寄る。
そこで過去に囚われていた今までの自分と決別し、新たな気持ちで剣の道を進むと誓う。
そしてテューンは今度こそズールと決闘をしに行く。
過去を振り切ったテューンの剣は冴え渡り、あっというズールを倒すことができた。
ズールは何も無い大雪原で弧高に死ぬことを望み立ち去る。
テューンはその姿を見送るとレイスと決着をつけるため難民キャンプに向かう。
51 :
ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:56:51 ID:ZOdZMxJg0
火薬を改良し、誰でも戦うことのできる武器を開発した反帝国勢力。
これなら自分無しでも無事帝国を倒せるだろうと語るレイス。
かくして今度こそレイスとテューンの命を懸けた戦いが始まった。
レイスは強かったがテューンは無事勝利をおさめた。
これで残るはジャンルーカだけだ。
レイスはセティに反帝国勢力の指揮を託し息を引き取った。
テューンは正面から城へ突入する。
皇帝の間に向かう途中、何度も帝国兵に襲われたがテューンの敵ではなかった。
皇帝の間についたテューンは今度は復讐の為ではなく純粋に世界一の剣士を目指す者としてジャンルーカに決闘を申し込む。
ジャンルーカはトップを目指す為に戦う相手がいるテューンを幸せ者だという。
そしてついに因縁の対決が始まった。
結果はジャンルーカの敗北だった。
そこへ爆発音が聞こえる。セティたちが火薬を使って攻撃をしている音だ。
その時テューンはもう一人戦う相手がいることを思い出し、城を脱出する。
残されたジャンルーカは自身と帝国の終わりを悟り、ただ笑い続けていた…
テューンが向かった先はユキムラの元だった。
かつてリクナーはユキムラを世界一の剣士といった。そのユキムラを倒さなければ世界一とはいえない。
ユキムラは道場でテューンを待っていた。
ユキムラはテューンに何故刀を振るってきたのかを問う(※この時の選択肢でEDが分岐)。
テューンに返事にそうかとだけ答え剣を構えるユキムラ。
静かに最後の戦いが始まった。
52 :
ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:57:37 ID:ZOdZMxJg0
■老人ED(ユキムラの問いに自分のためと答える)
ソラが演劇で世界一を目指そうとしたように、テューンもまた何かに自分の全てを懸けてみたかった。それがたまたま剣の道だっただけだ。
ユキムラを倒してとうとう世界一の剣士になったテューン。その為にたくさんのものを失ってきた。
しかし彼に残されたものは剣を振ることしか能の無い不器用な自分だけだった。
ユキムラを墓に弔い、その場に立ち尽くしているとセティが現れる。
帝国は倒れた。しかし指導者となるべきレイスはこの世になく、混乱が続いていた。
セティもまた自分が何のために剣を振るってきたのかと漏らす。
そしてテューンに不器用なもの同士、一緒になれるのではないかと誘う。テューンも同意見だ。
そして二人は一緒に何処かへ去っていった…
月日は流れた。争いは収まり平和な世が続いていた。
火薬を使った武器が主流となり、剣士と呼ばれる者たちは少しずつ減り、今では剣自体が珍しくなっていた。
ある少年が倉庫で棒切れと薄汚れたぬいぐるみのようなものを見つける。
少年が母にこれは何かを尋ねると、棒切れは昔の武器だが薄汚れたぬいぐるみが何かは知らないと答える。
少年は庭にいる祖父に尋ねる行く。
祖父は一言「はて…それはなんじゃったかのう…」と答える。
彼は老いたテューン=フェルベルその人だった。
■切腹ED(ユキムラの問いに刀のためと答える)
今まで戦ってきたのは全て剣の美しさに惹かれていたからだった。
テューンはどうしたらこの愛する剣を自分だけのものにできるのかと考える。
考えたテューンは剣を自らの体に突き刺した。こうして彼は剣と一つになったのだった。
■チンピラED(ユキムラの問いに死んでいった者のためと答える)
今まで様々な人たちを斬って来たテューン。自分は彼らの分も負けるわけにはいかない。
しかし勝ち続けたところで死んだ者が生き返ることも何かを得ることもない。空しさが残るだけだ。
全てを失ったテューンは呆然として彷徨い、やがて金目当ての二人のチンピラに刺される。
倒れたテューンは幼い頃ソラと遊んだ幻を見ながら息を引き取った。
ぬぅ俺もなんか書きたいけど書けるゲームが無い・・・・
リクエストにあるゲームしか書いちゃいけないよね?
>>53 そんなことはない。
とりあえずすでに保管済みのゲームで無ければ問題ないと思うよ。
ちなみにwikiに直接投稿しても可。
>>54 即レスサンクス
じゃあぼちぼち書いてみるよありがとう
予備知識
・四代目が天下泰平を果たしたため、現在大将軍は存在せず伝説の存在となっている。
・地上最強の戦いは、弓銃壱が異国の地影舞乱無で戦い、幼馴染二人は修行のために影舞乱無に残った
程度の知識があれば十分。
地上最強の戦いから一年後、弓銃壱は山で百式、ざくれろ、流星頑駄無と共に修行をしていたが
その仕上げの最中、夢のお告げにより闇が蘇ろうとしている事を知った天宮の国支配者、轟天頑駄無の命により
月光頑駄無が現れる。
とりあえず山から降りた弓銃壱達は、謎の軍団によって荒らされた故郷や
かつて倒したはずの大蛇飛駆塞虫を目の当たりにする。
とにかく異常が起きている事を伝えに天宮の首都、破悪民我夢へ向かう弓銃壱だが
街には暗雲が渦巻き、新生闇軍団なる軍団が闇帝王を誕生させ、世界を闇で覆ってみせると宣言し
轟天の娘、姫天を攫っていった。
夢のお告げに従い、轟天は三烈神の鎧を弓銃壱、流星、月光に授け
それぞれに烈光、烈空、烈破と新たな名を与え悪無覇域夢山の鳳凰石に行くように命じる。
途中、炎魔、氷魔、空魔、妖魔の四魔忍軍に支配された町を開放しつつ悪無覇域夢山に向かう頑駄無一行。
闇軍団の策謀により、部隊を分断されてしまったが、修行より帰って来た風刃、雷刃と
その見送りにきた影舞乱無の武人達、そして居世界の戦士ガンセイヴァーのお陰で事無きを得た。
悪無覇域夢山に辿り着いた一行は、はぐれ武者真駆参が闇軍団に襲われているのを助け
天宮の守護獣結晶鳳凰を呼び出す事に成功する。
大将軍の証である銀の盾(盗品)を持っていたために大将軍にされてしまった真駆参。
しかし、今まで仲間を信じようとしなかった自分は大将軍の器では無いと訴え
代わりに見ず知らずの自分を守ってくれた烈光頑駄無に新世大将軍の力を与えるのだった。
新生闇軍団の首領、魔殺駆から破悪民我夢で闇帝王が誕生しようとしている事を聞かされた大将軍は
行く手を阻む四魔忍軍を蹴散らし姫天を救出して破悪民我夢を目指す。
しかし後一歩のところで間に合わず、闇帝王は誕生してしまい
倒したはずの四魔忍軍も闇の力を復活した。
頑駄無軍団は力を合わせ、闇帝王を討破り、天宮の平和を取り戻し
仲間達と共に荒れ果てた天宮を復興させる事を誓うのだった。
以下隠しステージ。
新世大将軍は邪獣闇帝王を倒したが、天宮を覆う暗雲は晴れなかった。
暗雲に突入する大将軍、そこには闇の力を暴走させ、過去の世界から
黒魔神、闇皇帝、黒魔人闇皇帝を呼び寄せた闇帝王が居た。
新世大将軍も、歴代大将軍や風林火山四天王を始めとする過去最強の武者達を呼び寄せ
光と闇の最終決戦を挑むのだった。
前スレ埋めないか?
360の「BioShock」とPCの「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」をお願いします。
ブレスオブファイアが最終投稿からかなりたってるし、勝手に続き書いても
問題ないかな?
3ヶ月経ってるならおk、まだならやめとけ。
前スレの455、このスレの
>>60までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
「うみねこのなく頃に」をお願いします
64 :
デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/10(月) 16:33:48 ID:hQBaUi010
>>63 なぜ無理なのか、未プレイ者にもわかるように理由を書いてくれまいか?
一大で財を築いた「右代宮 金蔵」も老年には孤島の島に閉じこもり魔術研究に勤しんでいた。
親族会議で集まった4人の子供とその伴侶、孫達。久しぶりの再会を喜ぶ孫世代と
父親の遺産配分を話し合う子供世代。嵐の夜が明けた時、惨劇は始まる。
謎を解けば全てを与えられるという石碑になぞるように行われる連続殺人事件
犯人は「魔女」か「人間」か。父親との確執から数年ぶりに右代宮家に戻った戦人(ばとら)は
魔女などいないという立場に立ち犯人を追うが犠牲者は増えていく。
物語のラスト、生き延びた孫達4人の前に「何か」が現れる。
後に島には警察の調査が入ったが孫の死体だけは見つからなかった。
この物語は浜辺に流れ着いた真里亞の手記に書かれた内容であり
「どうか真実を解き明かして欲しい」と締めくくられる。
作中、真里亞は最年少であり魔女の信奉者。殺害の現場におり、魔女と会話もしていると言う。
「何か」に喜んで飛びついた彼女だが、行方不明者の中で彼女のものと思われる骨が見つかっている。
登場人物が物語を語るお茶会において魔女ベアトリーチェが姿を現し
不可能犯罪を魔術で実演するが本当か嘘かは不明。実在するかも怪しい。
石碑は魔女復活の手順を示しているのに、その過程が魔女の手によるのはあきらかに矛盾している
PCゲーのだらよと浮動産は細かいプレイレポートを書いてるサイトがあったよ
けっこう話の流れも把握できるやつ
1ヶ月程間が空いてしまいましたが、続・御神楽です。
☆第9話『生き人形』登場人物
*生き人形とは、見世物に使われる本物の人間そっくりに作られた人形のことです。
・大城大輔・・・事務所に「母親を探して欲しい」と依頼に来た少年。
・大城暢・・・大輔の祖父。大城家当主。
・大城時江・・・大城家長女。
・大城直己・・・大城家次男。
・大城千賀子・・・直己の妻。
・後藤緒羽子・・・隅田川沿いで発見された遺体その1、岸部音楽院生徒で不良。
・森崎アキ・・・隅田川沿いで発見された遺体その2、同学院生徒でこいつも不良。
・北田枝里・・・隅田川沿いで発見された遺体その3、同学院生徒でやっぱり不良。
・内倉貴子・・・後藤、森崎、北田のルームメイトで、後藤たちと違いまじめな性格。
・河村須美子・・・これまで何度も登場してきたオペラスター。やっぱりいい人。
・葉山紀夫・・・かつて時人が解決した事件で逮捕された、職業的殺人者。
・葉山志保美・・・葉山紀夫の妻。隅田川で入水自殺したと報道される。
・藤堂弥八郎・・・美和が営む美術商の店員。
☆第9話『生き人形』part1
*混乱を避けるため、巴・滋乃・千鶴の三人はこの事件中「三人娘」と表記します。
「三人」という表記はこの事件の被害者後藤緒羽子・森崎アキ・北田枝里を示しています。
*この第9話と次の最終話はこれまでの事件の3倍近いのボリュームがあり非常に複雑なため、
全体がかなり長くなっています。すみません。
ある日の昼、新聞を読んでいた時人は気になる記事を発見する。
隅田川で心中を図った、若い親子についての記事だ。
子供は助かったのだが、親は死んでしまったらしい。
自殺した女性の名前は葉山志保美。
かつて巴が事務所入りする以前に時人が解決した事件の犯人とされた人物、葉山紀夫の妻だ。
彼女は夫が逮捕されたことを苦にして、死を選んだのだろうか?
重苦しい空気が流れる事務所に、依頼者が現れる。
依頼者は、まだ年端もいかない少年だった。
少年は、父のせいで家を出て行った母親を探して欲しい、という。
だが次の瞬間、少年は千鶴を見るや否や「お母ちゃんだ!」と彼女に抱きつくのだった。
少年の名は大城大輔。
現在は父も既に他界している為、祖父と一緒に住んでいるという。
もちろん千鶴は彼女の母親ではないのだが、少年の為に事務所メンバーは母親探しをすることにする。
大輔の話によると、彼の母親は写真家の助手で千鶴にそっくりな顔立ちらしい。
大輔も写真機の扱いを覚えており、事務所メンバーの顔写真を撮ってみせる。
母親は家を出て行く際に何枚かの写真を残していた。
写真の内一枚に、隅田川の辺に生えている桜と思われる木が写されていたことから、三人娘はその場所に向かうことにする。
三人娘の出かけた事務所に、血相を変えた諸星警部が飛び込んで来る。
時人と蘭丸が事情を聞くと、先ほど隅田川沿いの堤で、三人娘の遺体が発見されたという。
時人が諸星に連れられ現場に向かうと、そこは例の写真に写っていた場所だった。
そして、現場にある桜の気の根元にある三体の死体の顔は、確かに三人娘のものだった。
遺体の服装も、普段三人娘が好んで身に付けているものだ。
呆然とする時人の後ろから、聞き覚えのある声がする。
そこには、大輔を連れた三人娘の姿があった。
生きている三人娘と死んでいる三人娘、どちらが本物なんだと混乱する諸星を横目に、時人は遺体を調べ始める。
すると、彼はすぐに遺体が仮面を付けていることに気づいた。
仮面を剥がして見ると、そこには三人娘のものとは似ても似つかぬ顔があった。
彼女たちは音楽学校『岸部音楽院』の生徒で、そこの女子寮のルームメイトだったらしい。
岸部音楽院に向かう三人娘。
学院はお嬢様学校として有名だそうだ。
事務局員に調査の為三人の部屋を調べさせて欲しいと頼むが、部外者は立ち入り禁止と断られる。
ただその局員は、死んだ三人のことは良く知っているので情報を教えてくれるという。
学院の女子寮は四人一部屋になっており、三人は15号室で一緒に寝起きしていた。
また、三人はいわゆる落ちこぼれ立ったという。
女子寮は四人一部屋ということは、もう一人ルームメイトが居るはず。
千鶴がそういうと、局員はそのルームメイト、内倉貴子を紹介してくれた。
貴子に事情を聞きたい旨申し出ると、彼女は承諾し女子寮の15号室に招待してくれた。
彼女によると、三人は入学当初から寮を抜け出しての夜遊びをしており、最近は特にその頻度が上がっていたという。
生真面目な貴子は彼女たちとあまり深く付き合わずにいたので、夜遊びの行き先までは知らないそうだ。
ただ、彼女たちが出かける時は決まって変なバッジを身に着けていたことは貴子の印象に残っていた。
三人のうちの一人、緒方のバッグを調べてみると、そのバッジの他に奇妙な形の伊達眼鏡が入っていた。
その眼鏡を見た滋乃は、これは仮面舞踏会用の眼鏡ではないか、と指摘する。
他の二人のバッグにも同じような仮面が入っていたことから、三人が夜遊びに通っていたのは仮面舞踏会とあたりがつけられた。
また、問題のバッジは悪趣味だがとても精巧に作られており、女学生の買える代物ではなさそうだ。
事務所に戻ってみると、そこには猫と戯れる大輔と、それを見守る美和、蘭丸の姿があった。
美和によると、大輔がどうしても事務所にいたい、と駄々をこねたらしい。
事務所は子供にとってそんなに楽しい場所なのだろうか、と三人娘は首を傾げる。
再び岸部音楽院女子寮に向かうと、貴子が三人娘を待っていた。
三人が通っていた仮面舞踏会の開催場所に、心当たりがあるという。
貴子に連れられて向かった場所は、隅田川傍にある廃墟となった繊維工場跡だった。
三人娘を案内した貴子は、潜入しやすいようにと持ってきた、三人の使っていた仮装道具を渡し、寮へ帰っていった。
三人娘が工場跡に足を踏み入れた瞬間、そとから貴子の悲鳴が聞こえてくる。
あわてて飛び出してみると、へたり込んでいる貴子と、逃げ去る怪しい人影が見えた。
貴子に事情を聞こうとするも、彼女は気が動転しておりまともに会話も出来ない状態だ。
そこで彼女を寮に送り届け、三人娘は再び工場跡へ向かう。
ごめん、
>>70はミスで前半が欠けています。
これが正しい内容です。
メモ帳からのコピペも出来ない自分に鬱。
☆第9話『生き人形』part2
事務所に帰った一同は、遺体の仮面と服装は犯人による事務所へのメッセージだと受け止め、捜査を開始する。
しかし、このままでは大輔の母親探しは後回しにせざるを得ない。
困惑する一同のところに、美和が訪ねてくる。
事情を聞いた美和は、大輔の面倒と母親探しを引き受けることを申し出た。
検死報告を聞きに浅草署へ向かう三人娘。
報告によると遺体には、外傷や注射の跡は全く無かったそうだ。
ただ、仮面を固定する為の強力な接着剤により、顔の皮膚が炎症を起こしていたという。
死体は皮膚炎を起こさない、つまり被害者三人は殺される前から仮面を着けていたと考えられる。
さらに遺体に外傷などが無いことから、被害者達が自分の意思で仮面を着けた可能性もある。
死んだ三人の名前はそれぞれ、後藤緒羽子、森崎アキ、北田枝里ということが判明した。
所持品が荒らされておらず、その中に学生証が合ったため身元が簡単に割れたのだ。
彼女たちは音楽学校『岸部音楽院』の生徒で、そこの女子寮のルームメイトだったらしい。
岸部音楽院に向かう三人娘。
学院はお嬢様学校として有名だそうだ。
事務局員に調査の為三人の部屋を調べさせて欲しいと頼むが、部外者は立ち入り禁止と断られる。
ただその局員は、死んだ三人のことは良く知っているので情報を教えてくれるという。
学院の女子寮は四人一部屋になっており、三人は15号室で一緒に寝起きしていた。
また、三人はいわゆる落ちこぼれ立ったという。
女子寮は四人一部屋ということは、もう一人ルームメイトが居るはず。
千鶴がそういうと、局員はそのルームメイト、内倉貴子を紹介してくれた。
貴子に事情を聞きたい旨申し出ると、彼女は承諾し女子寮の15号室に招待してくれた。
彼女によると、三人は入学当初から寮を抜け出しての夜遊びをしており、最近は特にその頻度が上がっていたという。
生真面目な貴子は彼女たちとあまり深く付き合わずにいたので、夜遊びの行き先までは知らないそうだ。
ただ、彼女たちが出かける時は決まって変なバッジを身に着けていたことは貴子の印象に残っていた。
三人のうちの一人、緒方のバッグを調べてみると、そのバッジの他に奇妙な形の伊達眼鏡が入っていた。
その眼鏡を見た滋乃は、これは仮面舞踏会用の眼鏡ではないか、と指摘する。
他の二人のバッグにも同じような仮面が入っていたことから、三人が夜遊びに通っていたのは仮面舞踏会とあたりがつけられた。
また、問題のバッジは悪趣味だがとても精巧に作られており、女学生の買える代物ではなさそうだ。
事務所に戻ってみると、そこには猫と戯れる大輔と、それを見守る美和、蘭丸の姿があった。
美和によると、大輔がどうしても事務所にいたい、と駄々をこねたらしい。
事務所は子供にとってそんなに楽しい場所なのだろうか、と三人娘は首を傾げる。
再び岸部音楽院女子寮に向かうと、貴子が三人娘を待っていた。
三人が通っていた仮面舞踏会の開催場所に、心当たりがあるという。
貴子に連れられて向かった場所は、隅田川傍にある廃墟となった繊維工場跡だった。
三人娘を案内した貴子は、潜入しやすいようにと持ってきた、三人の使っていた仮装道具を渡し、寮へ帰っていった。
三人娘が工場跡に足を踏み入れた瞬間、そとから貴子の悲鳴が聞こえてくる。
あわてて飛び出してみると、へたり込んでいる貴子と、逃げ去る怪しい人影が見えた。
貴子に事情を聞こうとするも、彼女は気が動転しておりまともに会話も出来ない状態だ。
そこで彼女を寮に送り届け、三人娘は再び工場跡へ向かう。
☆第9話『生き人形』part3
三人娘は、貴子からもらった仮装道具を身に付け工場跡に足を踏み入れる。
すると、地下から微かにクラシック音楽が流れてくることに気づいた。
地下にあった重たい金属の扉を開くと、そこには豪華絢爛な仮面舞踏会の光景が広がっていた。
仮面舞踏会参加者の様子を観察していると、中に仮面を着けていない女性参加者がいることに気づく。
不審に思う三人娘に、他の参加者が、彼女は人肌そっくりに作られた生き人形の仮面を身に着けているのだと教えてくれる。
殺された三人が着けていたのも、この生き人形仮面に違いない。
さらに観察してみると、参加者の中になんと美和の生き人形仮面を着けた女性がいた。
彼女に事情を聞こうと近寄ってみると、その参加者は突然倒れ、事切れてしまった。
遺体の仮面を剥がすと、そこにあったのはやはり見知らぬ顔だった。
三人娘の周囲を、他の舞踏会参加者が取り囲む。
どうやらここで仮面を剥がすことはタブーだったらしく、三人娘を部外者と見破り捕まえようとしてくる。
なんとかその場は逃れたものの、やがて三人娘は工場内の行き止まりに追い詰められてしまう。
すると突然行き止まりの壁が開き、その奥にいた仮面の女性が三人娘を匿ってくれた。
女性は、「私の舞踏会には二度と来ないでください」と言い、脱出路を教えた後舞踏会会場の方へ向かっていった。
三人は、なんとか工場跡から抜けることが出来たのだった。
翌日三人娘は、工場跡での出来事を時人に報告する。
やはり、犯人は御神楽探偵事務所に対して何らかの悪意を持っているようだ。
しかし、なぜ事務所に縁もゆかりも無い人々が殺されるのだろうか。
考えを纏めた時人は、大輔を祖父の家に帰す決断をする。
隅田川沿いの堤で三人の遺体が発見された際には、三人娘が大輔の面倒を見ていた。
そして昨日、仮面舞踏会会場での事件の際には、美和が大輔の面倒を見ていた。
このように、それぞれの犠牲者は、その時大輔の面倒を見ていた人物の生き人形仮面を身に着けて死んでいるのだ。
巴は時人の考えすぎではないか、と主張するが時人は、何かが起こってからでは遅い、と譲らない。
また、大輔を事務所から離すことで、犯人の行動に変化が出るか観察したい、との思惑もある。
大輔の祖父の家は、美和が前もって調べてくれていた。
探偵事務所がある守山ビルの一階に、美和が営む美術商「守山美術商」がある。
そこで大輔は、美和に面倒を見てもらっていた。
大輔は家に帰りたくない、と駄々をこねたが千鶴が上手く説得し、美和に教えてもらった家まで彼を送り届ける。
大城家の前では、大城千賀子という女性が掃除をしていた。
千賀子に駆け寄り、帰宅を報告する大輔。
千賀子は大城家長男の嫁だと自己紹介し、大輔がこれまで事務所に世話になった礼を述べる。
千賀子に案内され、三人娘は大城邸内に立ち入る。
大城家当主は、大城暢という老人だ。
暢は「大輔は父の紀夫と同じで面倒を起こす」と不満を口にする。
どうやら、探偵を家に連れてきてしまったことが気に食わないらしい。
また、大輔の父の名前は紀夫、母の名前は志保美というようだ。
長女の大城時江、次男の大城直己も大輔に対して冷淡な態度を取る。
ただ、殺人事件の解決までは大輔とその周辺には注意を払ってくれるそうだ。
☆第9話『生き人形』part4
千賀子の話によると、暢が家に人を入れることを好まない為、この家の家事は一切彼女が引き受けているという。
ただ、千賀子自身はそのことに対して不満は無いようだ。
豪邸の家事一切をを一人に任せるのは不合理であり、何か人を家に入れたくない理由でもあるのだろうか、と三人娘は考える。
時江によると、千賀子の実家は化粧品店だという。
また暢に話を聞くと、長男の大城紀夫は大城家を出て、結婚相手の家の婿養子になったことがわかる。
当然紀夫と、その息子の大輔の姓は変わっているはずなのだが、大輔は自分を「大城大輔」と名乗った。
大輔が自分の姓を「大城」としたことには、何か理由があるのだろうか。
大城家を出た三人娘は、岸部音楽院に向かう。
学院事務局には、事務局員と歓談する河村須美子の姿があった。
須美子はここの学長と知り合いで、時々施設を利用させてもらっているらしい。
そして事務局員から、三人の死体が見つかった場所にある桜の木は赤桜という呪いの桜として有名で、
今朝も首吊り死体が見つかったという事実を知らされる。
浅草署で、三人の詳しい検視報告を諸星警部に尋ねる。
警察も、三人の死を他殺として扱っているらしい。
だが三人の循環器系からは、毒物は一切検出されなかったという。
三人は循環障害なども起こしていたものの、直接の死因は急性肺水腫による、呼吸不全ということが判明したのだ。
胃からは睡眠薬が検出されたものの、致死量ではなかったともいう。
ちなみに肺水腫とは、肺に水が溜まり呼吸が出来なくなる病気だ。
栗山刑事に、三人の遺品についての捜査状況を尋ねる。
三人の所持品は、どれもが一流のメーカーで作られた高級品だった。
しかし、なぜか三人の服だけは無名メーカーによって作られたものだった。
なぜ、彼女たちの服だけが無名メーカー製だったのだろうか。
三人娘が工場跡へ向かうと、そこには昨日彼女たちを救ってくれた仮面の女性がいた。
二度とここへ来るな、という警告を無視した三人娘を女性は怒るが、三人娘が探偵の身分を明かすと、捜査に協力してくれることになる。
ただ、その条件として舞踏会のことを決して外部に洩らさないことを約束させられる。
女性は、舞踏会内では吉和泉佳世と名乗る会の主催者だ。
彼女に昨晩の犠牲者について尋ねると、彼女については穏便な処理をし、死体は警察に渡っていると話す。
だが、それ以上の情報を引き出すことは出来ない。
三人娘は、首吊り死体が発見された赤桜へと向かう。
すると、そこで発見された遺体は他でもない、昨晩舞踏会場で殺された女性のものだった。
舞踏会関係者が、会の存在を知られず、なおかつ警察に遺体を引き渡す為に取った苦肉の手段だろう、と三人娘は考える。
☆第9話『生き人形』part5
三人娘は事務所で時人に、赤桜の話を聞かせながら、諸星から新しく見つかった遺体についての報告を待つ。
すると諸星が現れ、やはり死因は急性肺水腫であること、遺体に外傷は無く毒物も検出されなかったことを告げる。
また、顔はやはり三人の死体と同様の皮膚炎を起こしていたようだ。
さらに昨晩、大城時江が暴漢に襲われ、犯人が逮捕された事実が伝えられる。
幸いにも、時江はかすり傷ですんだようだ。
大城家に脚を運ぶ三人娘。
当主暢の部屋の前に行くと、中から彼と時江の話し声が聞こえてくる。
どうやら暢は、大城家の人間が警察の世話になることは許されない、と時江を叱っているらしい。
被害者の娘の心配をするよりも先に、警察沙汰になったことで娘を叱る暢の姿に違和感を覚える三人娘。
大城直己の部屋に行くと、そこには大量の玩具が並べられていた。
直己は、玩具の輸入業を営んでいるようだ。
大城家の台所では、時江が千賀子に文句をぶつけていた。
時江が警察の厄介になったことを暢に伝えたのは千賀子で、時江は千賀子の行為が不満らしい。
時江が去った後千賀子から、時江に結婚を前提に付き合っている恋人がいること、
その恋人の家は本所区にあり、庭にはリンゴの木があることを聞き出す。
また、その恋人の庭には常に桧の材木が積んであるらしく、三人娘は恋人が大工か職人なのでは、とあたりをつける。
浅草署で諸星警部に、大城時江襲撃事件の資料を見せてもらうよう頼む。
諸星に時江との関係を聞かれた三人娘は、大輔の母親探しの過程で知り合ったことを伝える。
すると諸星は、大輔の苗字は大城でなくて葉山ではないかと指摘するが巴は、大城大輔と自分で名乗った、と否定する。
一方の千鶴は、葉山大輔、葉山紀夫、葉山志保美という名前について考え込んでしまう。
時江襲撃の詳細を聞くと、彼女は帰宅途中いきなり背後から出刃包丁で襲われたのだという。
今までの事件と手口が全く違うことから、時江襲撃と現在調査中の事件とは無関係ではないか、と考える。
舞踏会会場で佳世から、生き人形仮面の作り方を聞く三人娘。
仮面には桧以外の材木は使われないと聞いた彼女たちは、時江の恋人が仮面職人である可能性を考える。
だが佳世は、生き人形仮面の職人が誰か、ということまでは知らないという。
ここで改めて大輔の母親が残した写真を調べてみると、そのうち一枚に材木の詰まれた民家の庭先が写されていることに気づく。
さらにその写真に写された庭には、リンゴの木も植えてある。
写真には家の表札まで写っており、そこには「国井」と記されている。
三人娘は、本所区で国井という家が無いかどうか探してみることにする。
本所区で聞き込みを行い、国井の家を発見することに成功した。
どうやら住人は留守のようなので、その隙に庭の様子を伺ってみる。
すると滋乃が、縁側に時人そっくりの生き人形仮面が置いてあることに気づく。
どうやら、国井が問題の生き人形仮面の職人で間違いないようだ。
さらに時人の生き人形仮面の傍には手紙が置いてあり、そこには
「今度の仮面は剥がれない。なぜなら御神楽時人が殺されるからだ。」
と記されていた。
MYST、MYST II RIVENのネタバレ軽くアリ。
MYSTはシリーズもので、ストーリーもつながっています。
美しいグラフィックとピタゴラスイッチのような不思議装置を動かす謎解きがメイン。
ストーリーなんぞおまけです、という声もあり。
宇宙レベルの親子喧嘩スパイラルに巻き込まれる物語です。
かつてドニという世界には特殊な技術がありました。
本に世界を記述することにより、その世界を現実にすることができたのです。
そしてその本の最後のページに手を触れると、その世界に行くことができました。
その本は「接続書」と呼ばれました。
地球のとある人が、MYSTと書かれた接続書に触れ
MYST島にとんだところから物語は始まります。
登場人物
アトラス ドニ出身。接続書を書く技術の継承者。ドニの人々を救おうと奮闘。
キャサリン アトラスの妻。
ゲーン アトラスの父。DQN。
シーラスとアクナー アトラスの息子。邪悪な性格だが、父の前では猫かぶり。父は息子の非行に全然気づかなかった
サーヴェドロ ナラヤン出身のかわいそうな人。シーラスとアクナーに騙され、家族から引き離された。
プレイヤー アトラスに呼び出され、アトラスの尻拭いをやらされる人。
物語
MYST島でシーラスとアクナー、アトラスの親子喧嘩に巻き込まれ、
RIVEN世界ではゲーンとアトラスの親子喧嘩に巻き込まれ、そのたびにアトラスを助けてやったプレイヤー。
アトラスがキャサリンと生まれたばかりの娘のために書いたトマーナ世界に招かれます。
アトラスは、崩壊しかけたドニの人々が移り住むための新たな世界・レリーシャンの書を執筆中。
ところがそこにボロボロの服を着た男が乱入、レリーシャンの書を奪い逃走。
プレイヤーは、男が落としていった接続書を使って男の後を追うのでした。
さて、プレイヤーはレリーシャンの書を取り戻すことはできるでしょうか?
プレイヤーは男の後を追ってジェニーナンという世界にやってきます。
そこはかつて、アトラスがシーラスをアクナーの教育のために書いた世界なのでした。
ジェニーナンには4つの接続書が置いてあり、アマテリア、ヴォルターク、エダーナという
三つの世界を攻略すれば4つ目のナラヤンに行けるからくりになっていました。
レリーシャンの書を奪った男・サーヴェドロはナラヤンの出身で、
アトラスの息子シーラスとアクナーによりナラヤンを滅茶苦茶にされたあげく、
妻子とも引き離され幽閉されてしまったのでした。。
復讐に燃えるサーヴェドロは密かにトマーナに行き、
アトラスが新たな世界レリーシャンを記述していることを知り、
彼ならばナラヤンを救えると思い、レリーシャンの書を奪ってアトラスをおびき出そうとしたのです。
ところがやってきたのはアトラスではなくプレイヤー。
サーヴェドロは怒ってナラヤンへと消えてしまいます。
プレイヤーは単独で三つの世界を攻略してナラヤンへ行かねばならなくなりました。
〜攻略中略〜
ナラヤンでサーヴェドロと再会するプレイヤー。
サーヴェドロを助け、レリーシャンの書を取り戻しトマーナに戻るとグッドエンド。
サーヴェドロを助けずトマーナに戻ると、後を追ってきたサーヴェドロにアトラスともども撲殺されてバッドエンド。
ちなみにレリーシャンの書を取り戻してないと、レリーシャンの書で殴り殺されるというオチがついてきます。
WikiでFF7読んでたらちょうど知らないところから載ってなくて orz
前スレで未解決になってないって事はWikiに載ってないだけで完結してるのかな?
FFCC買うまでに読めますように!なむなむ!
誰も書いてないようなのでUP
[SFC]フロントミッション ガンハザード
2064年。
天を貫く巨大な塔、世界の平和と協調のシンボルと称された軌道エレベーター「アトラス」は完成した。
しかし40年という長期に渡る建造期間は、軌道エレベーター本来の意義を失わせた。
皮肉にも同年、平和実現の理想の地とされていたベルゲン共和国で軍事クーデターが勃発する。
同国のNORAD軍兵士のアルベルト・グレイブナー(主人公)は、予期せぬクーデターに巻き込まれ、さらに大統領拉致の汚名を着せられ母国を追われる。
彼はニューヨークの傭兵派遣機構「カーネルライト」へ所属し、自分を陥れた元上官への復讐、そして不可解なクーデターの陰に隠された真実を知るために戦いに身を投じるのだった・・・
------------------------ここまでが公式サイトのストーリー------------------------
キャラの紹介は公式サイトを見れ。
以下は個人的なキャラ紹介。独断と偏見交じり。
主人公:アルベルト。主人公最強補正付き。
なんせ、後半じゃ拳銃弾で、自分の数十倍もの大きさを持つヴァンツァーを屠るし。そんな化け物ハンドガンを扱うし。ただ地面に伏せているだけでマイクロウェーブ砲を回避するし。
ラスボス相手にグレネードだけで勝利できるし。で、軌道エレベータ最上階あたりでほとんど空気ないのに生身で行動できるし。
ステージ選択で「最初はスイスあたりが良いわね」という助言を無視し、いきなりアルハリへ向かって生き残って異様に強くなるし。
初期機体でコックピットが外界と仕切られてないのに、寒中の海へ潜っても溺れないし風邪ひかないし。
両親が死んだため詳しくは聞けないが、実はコーディネイターかもしんない。
ヒロイン:ブレンダ。ヒロインで金髪。以上。
あんまりヒロイン要素ない。
ライバル:ジェノス。思いっきり機体性能に頼った人。
妹ストーカー、ベジータ風味。
ほとんど使えないパーティキャラs。一言で紹介。
軍人、ヘタレ、サングラス、ちっこい黒人、マッドドクター、元敵側おっさん、最後の武器屋にいくためだけの女。
------------------------ここからがストーリー------------------------
2012年。
アラブ諸国が起こした対外石油政策で、アメリカなどの大国がそれに対し軍事報復を行ったことから、各国が紛争に介入し始める。その後、世界中で資源を巡った大戦が本格化し始めた。
2024年。
6年前に世界協和構想を受けて終戦した各国は、新たなエネルギー資源を手に入れるため、共同で軌道エレベーターの製作を開始した。(アトラス計画)
しかし、それは完成までに40年という長い年月が掛かるものであり、その間に発明された常温核融合技術によって、アトラスの意義は失われていく。
このときに作られた民間企業のノーブルソサエティが後に世界の裏側で巨大な軍事力を元に各国の紛争に介入するソサエティと変貌していくこととなる。
これが元で、ソサエティが各国での紛争を誘発することに。
世界は戦争の嵐へ巻き込まれていくのだった。
STAGE 01
2064年
ベルゲン共和国(ヨーロッパのノルウェー地方)でクーデターが勃発。
アルベルト・グレイブナー軍曹(主人公)は大統領を逃がすために、同僚のレロスと軍港で護衛の任務にあたっていたが、出港直前にクーデターの指導者であるアーク・ヘルブラント大佐と彼の率いる部隊が軍港を襲撃する。
その襲撃により同僚のレロスは死んでしまう。
だが、アルベルトはその驚異的なヴァンツァー操縦技術を活かし、アークを見事退けることに成功する。
そして、その後はアークの手が伸びていない軍事基地を目指し、大統領と逃げることとなる。
世間にはアルベルトが大統領を拉致したと発表され、アルベルトは両親のことに悩みながらも任務を続行。
基地を目指す。
オロボス市街を抜け、アルン山へ差し掛かったとき、アークによって雇われた傭兵(ブレンダ・ロックハート)が上空からベースキャリアーで爆撃を行ってくる。
それを巧みな操作で回避するアルベルト。
避けられつづけて弾がなくなったため、ブレンダは一旦後退する。
グロムンド市街を突破し、リョース市街を抜け、何とかビーグ陸軍基地までたどり着いたアルベルトと大統領。 だが、彼らはアークの待ち伏せに合い、囚われてしまう。
囚われた牢の中には、先のブレンダがいた。
彼女は今回のクーデターの裏を知ったがために捕まえられていた。
隠し持っていたボムを使って脱走に成功した二人は、そのまま共和国から国外へと脱出。
レロスの仇討ちを胸に秘め、ブレンダの勧めに従い(キャリアー使いとヴァンツァー使いはワンセット。前のコンビはアークに殺された)傭兵派遣のカーネルライト協会に身を置いて復讐のチャンスを待つのであった。
STAGE 02
初めての依頼は、スイス政府軍からの協力要請であった。
豊かな緑と山岳、川のある美しい土地で、ゲリラ活動が活発化していた。
アルベルトらが政府軍キャンプを訪れたタイミングと敵の襲撃が重なり、アルベルトは着て早々その能力を彼らに見せつけることになる。
その後、クラーク大尉と共同して作戦を展開することに。
化学兵器工場や補給施設などを次々と発見、破壊し、ゲリラ側を追い込んでいく。
オステン村でゲリラが毒ガスを使用して村人を全滅させてしまう事件があったりしながらも、彼らは敵の本拠地を見つけ、施設へと潜入する。
施設の奥では、ゲリラの隊長が大型ヴァンツァーを使ってアルベルトに襲い掛かる。
戦闘に勝利し、施設は破壊される。
その後、クラークがアルベルトのヴァンツァー操作技術を学ぶために同行を申し出る。
アルベルトがそれを許可。ブレンダ、少々不満気。{だったはず}
STAGE 03
次の依頼は、ヤクート国のボルクタ(旧ロシア統治国)。
雪に閉ざされた永久凍土の地域で、鉄道もあまり発達していない土地である。
今回はヨハンセン率いる反体制派からの依頼であった。
反体制派の士気は異様に高く、山中のレーダーサイト基地の襲撃の防御へ出たアルベルトは、なんら自分の命を顧みない彼らに驚く。(吹雪くことの多い環境なのに、なんでヘリを飛ばすのかね?政府軍)
敵の砲撃は山岳を改造して作ったトンネルへ隠れてやり過ごし、またトンネルを使って敵の背後を突き、戦線を押し返すことに成功する。
途中、ベチュア河鉄橋で、反政府軍の一員であるエミル・シンスキーと出会う。
エミルは補給部隊として後方にいたため、先の戦闘で唯一生き残れたらしい。
だが、アルベルトが反政府軍本部を訪れたとき、エミルは銃殺刑にされかかっていた。
間一髪でエミルを助けたアルベルト。そのまま逃すことに成功する。
しかし、カーネルライトの信頼を保つために、エミルを殺せと脅してくる。
一行はなんともし難い気持ちを胸に、シャダク市街へと向かう。
そこでは反政府軍が政府軍を装って銀行を襲い、市民を強制労働させている光景があった。
民衆のための革命という題目を掲げながら、反政府軍がやっていることは略奪と暴政。
アルベルトは義憤にかられて反政府軍を街から追い払う。
一組の親子を助けてお礼を言われながら、次の戦場へと向かう。
地雷を仕掛け、山に立てこもっていたエミルと再会。
そこで歴戦の傭兵ジェノスと相対することに。が、運良く見逃されるアルベルトとエミル。
「俺も国を負われた身だからな」と明かすことで、エミルを説得し仲間に。
ヨハンセンからの通信で、政府軍の虎の子であるツェルネンコの居場所が判明。
ボルサイ市街へと向かう。
そこでは強固な装甲で身を覆い、敵の攻撃など豆鉄砲とばかりに蹴散らし、その力を持って街を破壊する巨大なヴァンツァーがいた。
シグマ・トランスフォーム、それはヴァンツァーを分離させ、空中と地上から波状攻撃をする技術。
レーダーに2つの機影が映っていた理由がそれだった。
ノーマル・ヴァンツァーでいながら、その卓越した技で対抗し、辛勝するアルベルト。
主力兵器ツェルネンコを失った政府軍、略奪などの事実が発覚した反政府軍。
政治的な弱体化を呼ぶこととなったが、これで少しはまともになると踏み、アルベルトらは次の戦場へと向かう。
STAGE 04
アラブ連邦、首都アルハリ。
周囲を砂漠に囲まれた熱帯気候。ほとんどの水源はカサラダムでまかなわれている。
2054年頃から政情不安に陥り、ARS紅海連合軍とゾハル同盟に分かれて紛争が行われている。
ARSの総司令サファドから、敵に捉えられた情報員(ルヴェン・アルハーディ,通称ボマー)の救出と秘密兵器の破壊を依頼される。
救難信号を受けて向かった夕日の丘へ向かうが、友軍は全滅し、串刺しにされていた。
そこで6連ガトリング砲を備えた中型ガンシップの使い手、カミーラと戦闘に。これをなんとか撃破する。
カミーラは家族の復讐のためにゾハル同盟側について殺し続けていた。
だが、ゾハル同盟がダムを破壊しようとしていることを知ると、反逆者とみなされ殺されかけた。
そこをアルベルトに救われ、代わりにルヴェンの居場所、移動司令部“ガレオン”の情報を渡す。
その後は、殺してきたもの立ちの弔いを一人で続けることに。
ゾハル同盟の移動司令部、巨大移動要塞ガレオンを西アルハリで発見し、その内部へ単独潜入するアルベルト。
内部はまるで迷路のようになっており、幾つものヴァンツァーやガードロボを格納されていた。
それらを蹴散らしつつ、列車の最深部で情報員・ルヴェンを発見。救出に成功する。
その後、アルベルトはガレオンの艦橋部に設置してある砲台を破壊し、脱出。
移動司令部の機能を封じることに成功。
ルヴェンによってもたらされた情報で、敵が巨大荷電粒子砲でカサラダムの破壊を計画していることを知る。
ダム破壊の阻止という共通の目的により、仲間に加わるルヴェン。
粒子砲を設置していると思われるウムタール山を目指す途中、ダハーナ砂漠にて敵の巡航ミサイルの爆撃にあう。
ミサイルの性能からいって、避けられるはずもなく死を覚悟するアルベルト。
だが、その窮地を救ったのは変わり者の技術者アキヒコ・サカタ(坂田明彦)であった。
彼の乗ったヴァンツァーは、巡航ミサイルの直撃を受けながらも無傷で済んでいた。
サカタがアルベルトを助けた理由は、人が無意味に死ぬことにはたえられないから、というものであった。
仲間に誘ってみるが、すげなく断られ、逃げられてしまう。
G-クリフにて、地上でアルベルトが囮となり、その間にキャリアーを進めることに成功。ナヴァル要塞は目の前であった。
排気ダクトの一つから、要塞内部に突入するアルベルト。
だが、すでに粒子砲は完成しており、ベースキャリアーが粒子砲に狙われてしまう。
直撃は食らわなかったものの、飛行が困難になるほどのダメージを受ける。
粒子砲を破壊したのち、本来の出入り口を通って脱出を図る。
その背後から、敵司令が超大型ホバークラフトヴァンツァーを操り接近してくる。
”おまえのせいで計画は失敗した。俺の目的は戦乱を広げることだ。失敗は死をもって償え。”
通路の損害を無視して、バカスカ攻撃をばら撒くやり方はまさしく脅威。
流れ弾を恐れて敵の増援も手が出せない。むしろ、そこまで狂った司令官に怯えているようだ。
アルベルトは通路を高速移動しながらも、背後から迫るヴァンツァーへ攻撃を加えていく。
追いつけば潰される。その恐怖を押し込めながら、類稀な操縦センスで高速戦闘をこなす。
そして、撃破に成功。
ヴァンツァーの爆発によって通路としての機能は停止。追撃隊も出せず、アルベルトは無事に生還する。
よたよたフラフラ飛びながらも、なんとかARS軍基地に到着する一行。
難攻不落のナヴァル要塞を攻略したヒーローとして迎えられる。
これにより和平交渉への目処が立ったことで、お礼代わりに新たなベースキャリアーを貰う。
ルヴェンはいつのまにか姿を消していた。
ひとまず、カーネルライト協会へ戻ることにする一行。
だが、いつのまにか乗り込んでいたルヴェンから、今回の紛争の怪しげな点が教えられる。
「今までこんな地方であんな高性能兵器が使われたことなどなかった」「きっとこの紛争の裏には何かある」「さし当たって、あんたらと一緒すれば各地の紛争の情報も詳しく分かるだろう」
ということで、ちゃっかり自分のヴァンツァーも格納済みな様子。
{女1対男4のむさい集団と化しつつある一行}
また、ルヴェンの情報網により、アルベルトの故郷のエミンゲンで戦争がおこりそうな気配があると知る。
STAGE 05
アルベルトとブレンダは元同僚の復讐のため、補給を済ませてエミンゲンへ向かう。
{この作戦で、敵を倒したときの金はどっから支払われているのか不明過ぎ。}
半年前に逃げ出してきた時とは、どこか違う雰囲気を感じ取る。
アルベルトの両親は殺され、大統領はアーク大差の言いなりで、背後ではジェノスが動いている。
この状況の真意を探るべく、アルベルトは大統領官邸に突入を図る。
そこで知った事実は、大統領が偽者で、とある女に操られているものだった。
グェイン市街にてアーク大佐と戦い、追い詰める。
だが、そこをジェノスに邪魔されてしまう。
そして、そこで大統領を操っていた女と、ジェノスが言い争う場面を目にする。
なんとかジェノスを振り切って追いかけるものの、結局アーク大佐を取り逃してしまう。
アークの居場所をつかんだ一行は、すぐに追撃をかける。
ビーグ陸軍基地では敵にレーダーで察知され、挟撃を受けてしまうが、これを撃退。
ベルゲン国防省舎へと正面突破をかける。
大統領を人質に、極秘開発されていたヴァンツァー・スレイプニルに搭乗し、対峙するアーク。
だが、ジェノスがアーク大佐を裏切り、大統領を救出する。
「ソサエティの幹部でもないおまえに興味はない」と切り捨てる。
そして、憎きアーク大佐との一騎討ちが始まる。
ホーミングミサイルの雨、分離ピッドからのビーム・バルカンの掃射、ナパーム弾の乱射。
だが、アルベルトは半年の間、死と生の狭間で鍛え上げた技を駆使し、一歩も譲らない戦いを見せる。
そして、遂にスレイプニルのコックピットに一撃を命中させ、アーク大佐を撃破、勝利する。
アークの野望を打ち砕き、大統領を助け出し、両親と同僚の仇も取った。大統領の手によって彼の容疑は一転、否定され、祖国を救った英雄の身となった。そして、アルベルトは大統領に軍への復帰を頼まれる。
だが、アルベルトはそれを断り、傭兵家業を続けることを選ぶ。
アーク大佐を操り、戦争の脅威をばら撒く黒幕のソサエティ。
その脅威を払わない限り、俺みたいに肉親を失う人々がさらに増えると考えたのだった。
gdgdな文だけど、今週中には残りをUpする予定。
意外とSTAGE数が多いのがGunHazard。今でもお気に入りの作品です。
ガンハザードお疲れ。
俺もフロントミッションより、こっちの方が好きなんだよね。
気になる終わり方だったし、続編は是非とも出して欲しかったが、無理だろうな。
それよりもいつも主人公機の同型機に乗り換えるクラークには一種の嫉妬をおぼえた。
ミスト3乙。
はじめまして、今までまとめWikiだけ読んでいたのですが
アーク2・3をきまぐれに書いてみてもいいですか?
あまり文章は上手くないのですが。
すみません、書き込んだ後に予告があることに気づいたのでやめておきます。
>>89 90
いや、来ないかも知れんから書いてみるのもいいんじゃないか。
ってか、2ヶ月立っても来ないのは無理な可能性大。
貝獣物語を希望。大〜の最初で触れられてはいるけど、揃えてみたい。
なるべく詳しく(でないと4人集まってボス殺して終わりで終了だし)。
エグザイル、持っているけどやってないんだよな。
乙でした。
しかし、アトラスって確か150歳超えていたよな?
また子供作ったのかww
そういや、俺1作目のMystはクリアしたんだが
エンディング全種みてないまま手放してしまったんだった…。
というわけで、どなたかMystを、ライム時代とED全種を含めて書いていただけないでしょうか?
宜しくお願いいたします。
94 :
デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 11:41:29 ID:Xjx3snZYO
>>93 Mystは何も見ずにやったら(おそらく序盤で)分からない事山の如しで諦めたなー。
エンディングいくつかあるのか…引っ張り出してやってみよかな。
96 :
デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 13:51:46 ID:K1rDdVLrO
>>95 リヴンに続くベスト?エンドと
バッド3種だったかと。
派生するタイミングは、終盤に分かるんで、そこでセーブしとけばおっけー。
俺はライムやってないから書けないが
あれ、PCかPSPだけだっけ。
要望出した後に、別IDで無理とか、ダメとか書き込むと、
早く要望が通る事がわかりました。本当にありがとうございます。
?
ちょこっとUP。
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STAGE 06
カーネルライト協会でもソサエティの情報は全く分からなかったため、自ら紛争地域へ赴いて情報を集めることにする。
次の戦場は二つ。
アフリカのザンボラでは、首相が行方不明になり、その救出の依頼。
北極圏のシビルスカでは、テロリストたちの破壊活動阻止の依頼。
一行は先にザンボラへと向かう。
ザンボラはアフリカ東部の標高1000メートルを越すサバンナ高原地帯で、標高の低い沿岸地方ではジャングルが広がっている。
周辺は小国で囲まれており、北方に位置するタンガニー共和国とは対立関係にある。
国内は100を超える部族に分かれており、それぞれが部族単位で生活している国。
依頼主は、ザンボラ共和国 副首相のキール氏。
タンガニー共和国と和平交渉が開始されはじめたこの時期を狙ったことから、おそらくソサエティが関わっていると推測する。
まずは首相の乗っていた専用機の墜落現場である、国境付近のザンボリの森と向かう。
タンガニーとの国境付近であるが、向こうでもバルミング将軍からこの捜索には許可がおりてある。
墜落していた飛行機はほぼ真っ二つで、無論乗員は生きていなかった。
しかし、その付近でアルベルトが敵の無線を傍受。
ポイントE-16で何かを発見したらしい。
敵を蹴散らしながら、目的の場所へ急ぐ。
そこには大統領がパラシュートで脱出した痕跡が残っていた。
大統領が生きているのが分かり、そしてゲリラの言葉からジェノスとバルミング将軍が敵ゲリラと通じていると知る。
クシャサの森、マラパの森でゲリラを蹴散らし、やつらの野営地を発見する。
情報収集と破壊工作をかねて出撃するアルベルト。
そこでノクトスコープ(暗視スコープ)を入手する。{人間用なのかヴァンツァー用なのか、どっちだよ}
また、敵がゲリラやテロリスト以上の組織であることが判明。やはり裏に何かあると踏む。
副首相の通信から、エルガー首相がジャンガ村で生存しているのを確認する。
急ぎジャンガ村へ向かう一行。
だが、すでにジャンガ村はジェノス一派(:クリムゾンブロウ)のビショップによって焼きれていた。
「エルガー首相が今どこにいるのか 知ってるヤツがいるはずだ! 死にたくなけりゃ正直に話せよ。
あと10かぞえる間だけ待ってやらァ。10・・9・・8・・7・・ヒャア がまんできねぇ 0だ!」
村人の虐殺を繰り広げるビショップ。
さらには爆薬を設置しておき、それらを一斉爆破。村は壊滅状態に陥った。
生き残っていたボンゴ村長を助けると、彼からエルガー首相が東の洞窟に隠れていることを聞かされる。
首相を守っているのは軍のエースパイロットでもあり、彼の息子でもあるアクセル=ボンゴ。
洞窟へ向かう道で情報をかぎつけた敵やビショップに襲われるが、これを突破する。
首相のいるガラル山洞窟には無数の金属反応があり、それらをノクトスコープを用いて回避しながら進む。
洞窟の奥ではアクセルが首相を守って、ジェノスと戦っていた。
アクセルに替わってアルベルトがジェノスと対峙し、追い払うことに成功する。
村の仇討ちのためアクセルが同行し、一行はエルガー首相を乗せて和平交渉会場へと向かう。
こちらの情報が敵に漏れているのを懸念しつつ、タンガニー議事堂へと無事にたどり着く。
しかし、会場で突如、キール副首相がエルガー首相へと銃を放つ。
副首相の裏切りに驚く間もなく、バルミング将軍がヴァンツァーでキール副首相を葬り、会場は大混乱に。
彼が乗るのは格闘専用の新型ヴァンツァーであった。
間髪いれず強力なパンチとブースターキックで攻めるバルミング。
さらに後方からワイレスビーム砲を持つ子機で、アルベルトを狙う。
ロックオンをかける暇なく、一瞬の油断が命取りとなる接近戦。壮絶な殴打戦の果てに、アルベルトがカウンターで敵ヴァンツァーを仕留める。{自分の脳内風景です。ふつーはバカスカ遠距離攻撃しまくりますw}
バルミングの言葉から、ソサエティが一国の元首であっても下っ端に過ぎないほどの強大な組織であることが告げられる。
この後、和平会議は延長されたものの、タンガニーでは新政府が成立し、両国の混乱が収まり次第和平会議を開くことが決められた。
アクセルはソサエティを復讐の相手と決め、一行についていくことにする。
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ガンハザードの超名?言
「10・・9・・8・・7・・ヒャア がまんできねぇ 0だ!」
これを入れたいがために長々と書いてしまいました。
STAGE02の文量とは倍以上違ってますねww
乙
>これを入れたいがために長々と書いてしまいました。
大正解だな。入ってなかったらどうしようかと思ってたところだ。
それにしてもアレだな、ガンハザードは我慢できない人が多すぎるな。
オーウェン大統領…「ヒレツなまねをしおって もう がまんならん!」→トラックアタック
ビショップ…「ヒャア がま(ry
バルミング将軍…「このおしゃべりが!もうがm(ry
103 :
デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 21:23:44 ID:I4Epf+zR0
>>65 右代宮 金蔵っていうのは死んでるの?
それとも生きてるうちから遺産の配分について話し合ってるの?
☆第9話『生き人形』part6
三人娘は事務所で、国井の家で見つけた仮面と手紙を見せる。
報告を聞いた時人は犯人の狙いがわかってきたというが、一人で頭の中の整理をする、と所長室に篭ってしまう。
三人娘は犯人の狙いが時人なのでは、と考えるが、それならなぜ犯人は無関係の人間を4人も巻き込んだのだろうか。
そんな彼女たちの横を、時人にお茶を持っていく、と蘭丸が通り過ぎる。
しかし蘭丸の様子がどこかおかしいことに気づいた三人娘は、急いで彼の後を追ってみる。
すると、蘭丸は時人の眼前で突然倒れてしまう。
そして蘭丸のポケットから、一枚の写真が舞い落ちた。
その写真には、眼鏡を取った千鶴にそっくりの女性が写されていた。
その女性が、大輔の母、葉山志保美であることに時人は気づく。
そして三人娘に、病院への連絡など蘭丸の手当てを支持する。
彼女たちが支持を実行する為に所長室から出ると、時人は倒れた蘭丸の顔を探る。
やがて蘭丸そっくりの生き人形仮面が剥がされ、大輔の顔が現れた。
倒れた大輔は、病院に運び込まれた。
医者の話だと、2,3日安静にしていれば退院できるという。
だが、もう少し処置が遅れていれば、手遅れになっていたかもしれないらしい。
つまり大輔は、今回の事件の犯人に殺されかけたということだ。
そして、先ほど事務所にいた蘭丸が、仮面を着けた大輔だったとすると、本物の蘭丸は今一体何処にいるのだろうか。
時人によると、蘭丸は昼頃大輔に誘われ外出したきりだという。
今回も、大輔の傍にいた人間の生き人形仮面が作られ、被害者に被せられたのだ。
また、時江襲撃の犯人が昨日既に逮捕されていることから、時江襲撃と仮面を巡る事件は無関係であると判断する。
そこに、大輔の看病をしに大城家から千賀子がやってくる。
暢や直己達は、仕事を理由に病院へは来ないらしい。
大輔を千賀子に任せ、一同は急ぎ事務所へと戻る。
事務所に戻っても、そこに蘭丸の姿は無かった。
三人娘はそれぞれ蘭丸を探しに行こうとするが、この状況下で所員がばらばらに行動するのは危険、との理由で時人に止められる。
三人は指示に従い、翌日を待つことにする。
☆第9話『生き人形』part7
翌朝三人娘は、蘭丸捜索のため、昨日彼と行動を共にしていたと思われる大輔に事情を聞くことにする。
大輔の病室では、千賀子が付きっ切りで看病をしていた。
ただ、大輔は現在薬で眠っており事情を聞くのは無理なようだ。
千賀子は医者が大輔に飲ませるよう置いていった薬が栄養剤なので、大輔の健康に問題は無いと話す。
なぜ薬が栄養剤とわかるのか、と訝しがる巴に千賀子は、実家にいた頃薬剤師の勉強をしていたことを教える。
千賀子の実家は化粧品と一緒に薬も取り扱っており、そのために彼女も薬剤師の勉強をしたそうだ。
病院の待合室では、看護婦達が大輔の噂話をしていた。
彼女たちに話を聞いてみると、大輔が以前にもこの病院に入院したことがわかった。
さらに看護婦は、その際彼は母親と一緒に入院し、母親は死んでしまったことを話す。
大輔と母親は親子で入水自殺を図り、大輔だけが助かったという。
三人娘は岸部音楽院へと向かい、事務局で再び河村須美子に出会う。
須美子によると、学院関係者の間でいま、謎の美人秘書が話題になっているらしい。
その秘書は理事長付きにもかかわらず、学園関係者でその姿を見たことがあるものはほとんどおらず
その美貌で学園理事長の地位を手に入れた、とも噂されているという。
秘書の名前は三井というそうだ。
国井の家では、警察が捜査を行っている。
栗山によると、国井はすでに逃走したと思われるが、仮面作りの資料とした顔写真が多数残されていたという。
その中には、御神楽探偵事務所内で取られた巴達の顔写真もあった
その写真が、おそらく大輔が初めて事務所に来た際、彼が取った写真であることに千鶴が気づく。
どうやら大輔と国井との間には、何らかの繋がりがあったようだ。
また、大輔の傍にいる人間の生き人形仮面が作られた理由も明らかになった。
しかし、なぜ大輔は国井に写真を提供したのだろうか。
浅草署で諸星警部に捜査状況を聞く。
国井の行方はつかめず、恋人の時江も彼の行き先をしらないという。
また、時人が訪れ緑茶とゼリー状の液体の毒物鑑定を依頼していったこと、
そしてその鑑定結果がつい先ほど出たことを知らされる。
緑茶は大輔が所長室に運んでいったもので、中からは猛毒が発見された。
大輔は、時人を殺そうとしていたのだろうか。
☆第9話『生き人形』part8
舞踏会場では、佳世と数人の女性参加者が談笑をしていた。
その参加者が生き人形仮面を持っているとのことで、実際に仮面を見せてもらう。
するとこの仮面はとても薄く軽く作られているが、これまで犠牲者が身に着けていた仮面はどれも非常に重かった事に気づく。
普通の生き人形仮面と犠牲者が被っていた生き人形仮面に、何らかの違いがあるのだろうか。
大城家の暢の部屋の前へ行くと、中から彼と時江の話し声が聞こえてくる。
時江が再び警察に呼び出されたこと、彼女と国井の関係が捜査陣に知られたことが問題になっているようだ。
そして暢は時江に国井と付き合うのをやめるよう言い、
「お前には紀夫と同じ失敗をして欲しくない。失敗は我々の命取りになる。」
と忠告する。
その大時代的な会話に、三人娘はやはり違和感を覚える。
また、紀夫の犯した失敗と何かについて、後で調べてみることにする。
直己の部屋に行くと彼から、接着剤の中には人体に有害で、肌に長時間付着すると最後は命まで奪うようなものがあることを教えられる。
これまでの調査を元に、三人娘は以下のような推理を立てる。
・人体に有害な接着剤がある、との直己の証言
・舞踏会参加者に見せてもらった生き人形仮面は軽かったが、犠牲者の被っていたものは重かったという事実
・時人が警察に、ゼリー状の液体の毒物鑑定を頼んでいた事実
これらの事実から、犠牲者の被っていた仮面の裏には多量の人体に有害な接着剤が塗られており、
この毒により隅田川で発見された三人と、舞踏会場で倒れた女性は死んだのではないか、と考えられるのだ。
その後岸部音楽院女子寮で、内山貴子と歓談していると部屋の窓から大城暢の姿が見える。
貴子の話によると、暢は学院の理事長だという。
岸部音楽院と大城家に、妙な繋がりが出てきたことになる。
大輔の病室に行くと、眠る大輔を時人が見守っていた。
時人にこれまでの捜査報告を行い、仮面の裏についていた接着剤が有毒だったとの確証を得る。
その時、大輔が目を覚まし、傍にいたとき人の顔を見るや否や
「どうして生きているんだ!お前は僕が殺したはずなのに!お前なんか死んじゃえ!」
と叫ぶ。
暴れる大輔をなだめ、時人は生き人形仮面の裏に有毒な接着剤が塗られていたことを教え、
大輔が「この事件の本当の犯人」に利用され、殺されかけたのだとと伝える。
そして三人娘には、大輔の本名が葉山大輔であり、彼の父親葉山紀夫はかつて時人に殺人犯として告発され現在服役中であること、
彼女の母親は事件の冒頭で新聞記事に載っていた、隅田川で入水自殺した女性、葉山志保美であることを伝える。
☆第9話『生き人形』part9
結局大輔は頑なに口を閉ざし、彼から話を引き出すことは出来なかった。
一同は、一度事務所に戻ることにする。
三人娘は時人に、大輔と両親のことについて訪ねる。
大輔の父葉山紀夫は2年前、巴と滋乃が入所しておらず、
千鶴も捜査には携わっていなかった頃に時人が解決した事件で犯人として逮捕された。
彼はプロの殺人者で、現在は服役中だ。
そして、大輔の母志保美は先述の通り入水自殺を図り、死んでしまった。
大輔は子供らしい感情に判断を任せ、時人を逆恨みして彼を殺そうとしたのだ。
ただ今回の一連の事件は、小さな子供である大輔に計画できるような代物ではない。
大輔に自分を協力者と思い込ませ、彼を利用して時人を殺そうとした真犯人が他にいるのだ。
ただ、それが生き人形師の国井なのかどうかはまだわからない。
また時人は、志保美が赤桜や国井の家の写真を遺していた事から、彼女の死は自殺ではなく他殺かもしれないと考える。
三人娘は、刑務所で葉山紀夫に面会をする。
紀夫によると、彼は既に自らの罪を認めているのだが、志保美は夫の有罪が信じられずにいたらしい。
彼女が遺した写真も、夫の葉山紀夫が無罪であることの証拠を集める活動の一環として撮影したようだ。
紀夫に志保美が遺した国井の家の写真を見せると、紀夫は過剰な反応を示し、志保美が死んだ理由がわかったと言う。
ただ、その理由を聞き出すことは出来なかった。
浅草署で諸星に、葉山紀夫の事件について尋ねてみる。
すると、その事件に赤桜や国井皓といった要素は全く絡んでいなかったらしい。
それではなぜ、葉山紀夫は志保子の残した赤桜や国井の家の写真に反応したのだろうか。
さらに、葉山は件の仮面舞踏会場で殺人を行おうとしたところを、現行犯で取り押さえられたという。
当時の時人が佳世と交渉し、舞踏会場でおとり捜査を仕掛けたようだ。
国井の家で栗山刑事から、大城時江襲撃事件の詳しい資料を見せてもらう。
なんでも犯人は、「時江に生活を潰された」と凶行に及んだらしい。
だが時江には、詐欺を働いたという前科も形跡も無いという。
大城家の暢の部屋前で、再び彼と時江の会話を盗み聞きする。
彼らはどうやら、岸部音楽院についての話をしているようだ。
理事長である暢はともかく、なぜ時江もが学院の話をしているのだろうか。
☆第9話『生き人形』part10
直己の部屋では、部屋の主が伝票を前に悪戦苦闘している。
なんでも事業拡大の為、普段部下に任せている伝票処理を自分で行っているという。
大輔の病室では、眠る大輔を千賀子が看病していた。
千賀子の話によると、大城家の遺産は暢の死後全て時江のものになるらしい。
ただ直己は、これまでに会社の設立費用などで多額の資金を暢に融通してもらっているのだという。
また暢は、直己に遺産を残さない代わりに彼の事業拡大を生きているうちに全面支援する考えのようだ。
病院の待合室では、また看護婦達が大輔の噂をしていた。
どうやら、志保美は自殺ではなく殺されたという噂が広がっているようだ。
詳しい話を聞くと、志保美が死んだ翌朝、大輔のもとに志保美が現れ彼を連れて行ったというのだ。
そこで看護婦達は、殺された志保美が幽霊となって現れたと考えているという。
また応ただその志保美は幽霊にしては生活臭のある姿をしており、なぜか大きな本を抱えていたそうだ。
仮面舞踏会場で佳世に話を聞く。
新たに舞踏会のメンバーになるにはまず、既存メンバーからの招待を受けなければならないそうだ。(*要はmixiみたいなシステム)
内倉貴子はなぜ舞踏会場の場所を知っていたのか、という疑問が三人娘の頭にこびりついていたのだが、
もしかしたら殺された三人から誘いを受けていたのではないか、と推測する。
また佳代によると、三人を舞踏会に招待したのは三人を普段良く世話していた人物だという。
ただ、個人名までは教えられないそうだ。
音楽院女子寮で、内倉貴子に仮面舞踏会についての事情を聞く。
貴子によると、彼女は殺された三人ではない、他の人物に舞踏会を紹介されたという。
だが、貴子はその人物の名前を教えることは出来ないという。
三人娘の帰り際に、貴子は意味深な表情と共に、一冊の楽譜を手渡してくれた。
三人娘は以下のような推理を立てる。
殺された三人と貴子を舞踏会に招待した人物は、同一人物である。
またその人物は、貴子が三人娘を工場跡地に案内した際、彼女を襲った人物でもある。
その人物は何らかの理由で女子寮15号室の住人を皆殺しにしようと考え、仮面舞踏会を利用することを考えた。
三人は舞踏会に誘い出し毒を仕込んだ仮面で殺すことが出来たが、真面目な貴子は舞踏会に参加しなかったので殺せなかった。
舞踏会で美和の仮面を被って死んだ女性は、貴子の身代わりに死んだのだ。
貴子は現在その人物に脅され口止めされているが、早く脅迫者が逮捕されて欲しいと思っており、
口には出せないものの楽譜の中に人物特定のヒントをこめて三人娘に渡したのだ。
しかし、それではなぜ犯人は御神楽時人を殺害したい大輔の手助けをしたのだろうか。
学院の事務局員によると、事務局の人間は局長から下っ端まで、
誰もが理事長の美人秘書「三井」の姿を見たことが無い、という。
三人娘は三井という存在について、不信感を覚える。
>>103 物語開始時点では生きている。
この話は製作者が推理は成り立つ話なのかから推理してほしいらしい。
御神楽探偵団乙です
PSPの「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」を詳しくお願いします。
書いてもいいが、タイトルがタイトルだけになんかソッコーでバラまかれそうで怖いな……
夜光虫ってお願い出来ますか?
昔のゲームみたいで、アプリに移植されたものを体験版でやったのですが
全編は有料で手が出しづらくて…
クライシスコアとDSのONI零キボン
前スレの459、このスレの
>>114までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
おつですー
>>111,114
ザックスは死ぬ
クラウドが自分をソルジャーだおと思い込んで終了
wikiおちてね?
>>114 携帯ゲー板のONI零スレッド行ってこい。
>>111 ノ
とりあえずやってみる。期待せんでまっといて
火曜日までに来んかったら放棄ということで
STAGE 07
ロシア領シビルスカ。
数十年前には小さな漁村だったところだが、政府が推進した新海底油田開発計画によって事業従事者を中心に人が流入し急速に発展した街である。
最近は、その資源と金を狙って赤ザメと名乗るテロリストが現れ、経済情勢の悪化が激しくなっている。
今回の依頼はレジネフ大統領によるもので、クリムゾンブロウにも派兵を依頼していた。
これは前大統領がソサエティにより暗殺されたことを受けての、ソサエティ掃討に乗り出した一行動であった。
まずはシビルスカ海底油田基地で、作業員の救出とテロリストの排除に当たる。
クリムゾンブロウと共闘することになったものの、互いに相容れずに別れる。
テロリストの親玉を発見、なんとかダメージを与えるものの援軍の到着によって逃げられてしまう。
そして、テロリストの暴走によって、施設が爆破されそうになる。
「シヴァルツ様を逃がすためだ。こうなったらプラントを爆破してでも、お前を倒してやる!」
「なんだと!そんなことをすれば海が汚染されるぞ!」
「知るか!」
敵はプラントのアームを利用して攻撃してきた。破壊しなければこちらが死ぬ。だが、破壊すれば海は汚染される。
苦悩しつつも、アルベルトは生き残ることを選択し、施設機能を停止させる。
ただ、幸いにして原油が海へ流れ出る最悪の事態だけは避けられたのだった。
モルフスク市街にて敵につかまったスパイの救出を受け、出撃するアルベルト。
そこには街の地下に大量の爆薬が隠されており、敵のヴァンツァーを破壊すると同時にスイッチが入るようになっていた。
だが、後からやってきたクリムゾンブロウの一人であるルークが、アルベルトの逡巡をよそに撃ち殺してしまう。
街が崩壊していくなか、ルークは瓦礫に挟まれて動けなくなっていた。
それを助けるアルベルト。
「何故か助けたのかはわからない。多分、おまえがいったとおり俺は傭兵として甘すぎるんだろうな」と語る。
レビ湾大橋にて、食料物資を運搬中のトラック隊が襲われているとの情報が入り、現場に急行する。
敵のヴァンツァーや戦闘ヘリを撃ち落とし護衛に成功するが、敵の目的はフェルダーによって橋を制圧することであった。
そんな情報をまとめる暇なく、次はSOS信号を受け、カラ海を航海中のタンカーの救援へと向かう一行。
テロリストとは到底言えぬほどの規模をもつ艦隊がタンカーを襲っていた。
アルベルトはエミルの助言に従い、敵艦隊のイオンノズルを破壊していく。
敵艦隊はバランスを崩し始め、隊列を組むのも困難となり、その隙に逃げさせることに成功する。
ベアチェフ海岸で、テロリストたちのカラ海方面での上陸地点を探ることに。
海岸線を捜索中に敵の揚陸艇を発見し、乗組員を捉えて情報を得ようとしたが、ビショップが現れ、殺していってしまう。
しかし、レジネフ大統領は敵艦隊の撤退先を探ることにより、北極海の氷上に拠点を発見することに成功した。
敵の本拠地を掴んだことで、1800ジャストより陸海空の総攻撃をかけた大規模掃討作戦を発動することが大統領より告げられる。
掃討作戦の第一歩として、まず、敵基地侵攻への橋頭堡を作るため沿岸部の制圧を行うことに。
そこで、氷壁202にて無人揚陸艇に爆薬を搭載させ、敵基地の沿岸砲台へぶつけるため、アルベルトらは船の護衛につくことに。
空軍と海軍の援護を後ろに、基地へと向かう。
だが、基地目前で上空の味方部隊は敵の強力なレーザー砲によって一掃されてしまう。
制空権の優位を失ったところへ、次々と敵ヴァンツァー部隊が押し寄せる。
その中で、敵を払い続け、見事に無人揚陸艇を接岸させることに成功。
だが、接岸させるために無人艇へ無理をさせていたのか、自動発火装置が故障してしまっていた。
手動爆破のため、砲火に晒されながらもハッチ内のコアを破壊し、脱出に成功する。
・・・上陸作戦は成功したものの、こちらの損害が大きすぎて迂闊に攻め込めなくなってしまっていた。
そしてアルベルトらは本隊とは別に、先行の威力偵察隊として旧シビルスカ要塞へと向かう。
そこには大型ヴァンツァーも楽に通れるほどの入り口を持つ巨大な要塞があった。
主要な出入り口はおよそ一つ。これを破壊すれば要塞の機能を著しく落とすことが可能だろう。 ボマーの名を持つルヴェンの手によって、基地出入り口の土台構造部分へ爆薬がセットされる。
敵に気付かれつつも、アルベルトが盾となり、ルヴェンは全ての爆薬を取り付け完了する。
二人はヴァンツァー用の列車を発見し、それに乗って脱出を図る。
二人が乗り込むと同時に、ルヴェンは一つ目の爆発を起こした。
基地内にレッドアラートが鳴り響く。
二つ、三つ、四つ。次々に爆発が起こる。
ルヴェンの爆破テクニックにより、脱出ルートだけを残しつつ、それ以外では爆破による崩壊が起こっていた。
だが、背後から迫る巨大ヴァンツァー”ブロンテス”が高速で追撃をかけてきた。
ルヴェンは列車のコントロールで精一杯。ブロンテスはその巨体を生かしたナックルで、列車ごと破壊しようとする。
さらには焼炎弾をばら撒いてまで、こちらの足を潰そうとする。
それを寄せ付けまいと、弾幕を張りつつ、出口を目指すアルベルトら。
そして決着は意外な形でついた。
敵が後ろに回った瞬間に、ルヴェンが脱出ルート前方の爆薬を爆破、列車を一気に加速させる。
崩壊する基地建材の隙間を潜り抜ける二人。だが、ブロンテスはそのうちの一つに潰され、そのまま崩壊に飲まれていった。{ここらへんの戦闘は妄想です。実際はふつーに倒せます}
地上出口の一つの破壊に成功した一行は、次にコフスカヤ海底出口の破壊へと向かう。
海中では敵の専用機体に苦戦しつつも、これを撃破。
地上に引き続き、海中の基地出入り口も破壊し、そのままギルカ氷山敵部隊へ強襲をかける。
向こうは自陣地と安心しきっていた所為か、あっさりと奇襲を受けて敗北。
その際に、向こうの戦艦キャリアーをほぼ無傷で奪う。{奪うのは良いんだが、ARSから貰った船はどうした?まさか捨てたのか?そっちのほうがよほど「海が汚染されるぞ!」}
新品同様の戦艦に喜ぶブレンダ。ついでに、積んであった兵器もがめてしまう。
補給を済ませた後、万全の態勢で敵本拠地、シヴァルツ要塞へと突入する。
そこには最深部で、巨大戦車型ヴァンツァーであるミドガルオルムが鎮座していた。
そして、軍の上空部隊へ向けて、再度マイクロウェーブ砲が放たれる。
間近でその威力を見せ付けられ、撤退してしまうアルベルト。
本拠地の陥落はならず、作戦は失敗。敵も味方も痛みわけで終わる。
アルベルトらはミドガルオルムに対抗するため、超装甲のカスタムヴァンツァーに搭乗していたサカタに出会うため、一度アルハリへと向かう。{その前に、使わなくなったキャリアー返してやれよ}
ダハーナ砂漠にて、前回同様、巡航ミサイルがアルベルトを狙う。
またも彼の危機を救ったのは、あのシールドヴァンツァーであった。
シールド工学の博士であるサカタは、アルベルトとブレンダに乗せられて、そのビーム砲を確かめるため、一目散にキャリアーへ乗り込んでくる。{アルベルトを置いていきそうになるほどに}
再び、ロシア領シビルスカへ。
軍では、これを最終作戦とするため、総攻撃の準備をする。
ミドガルオルムを倒せなければ、制空権を保てず敗北するかもしれない。
この国の未来は、アルベルトとサカタの両肩にかかっていた。
そして、総攻撃が始まった。
先行隊が開いた血路を抜け、シヴァルツ要塞へ、最後の突入をかける。
果たして、前回と同じくミドガルオルムは待っていた。
「ロシア軍や傭兵供が実験台となり、素晴らしい兵器が完成した」「ソサエティ兵器開発チームも、これで一躍昇進」「殺害命令を受けた貴様を殺せば、更にボーナスだ。死ね!」
流石に基地内部を考えてか、全力でのビーム砲は出せないようだ。
しかし、その分連射性が高く、それだけでもヴァンツァーを一撃で葬るだけの威力があった。
「素晴らしいな」「感心している場合じゃない」「マイクロウェーブ砲なら、95%効果を消せるわい」
ミドガルオルムから、ヴァンツァーのセンサーすら眩むような閃光が放たれる。
「ハッハッハ。塵も残らねえぜ・・・・! なにぃぃぃ!?」
周囲が焼け焦げるなか、両足でしっかりと立ち続ける両機。
チャージングは、それほど早くできない。
それを見抜き、最速でミドガルオルムへ接近するアルベルト。
敵の小回りが効かないことも見抜き、敵真下からアッパーバルカンを全弾射撃する。
装甲が弾けとび、中の機械が火花を散らし、無残に蜂の巣とされたミドガルオルム。
その様子を眺めていたフェルダーが、ミドガルオルムを自爆させる。
そこへジェノスが現れ、二人が兄妹だったのが分かる。
会話から推測するに、二人は何かを成し遂げるため、戦場での力を求めたという。
やがて、制空権を確保したロシア軍が基地へ爆撃をかける。
それ以上のことは分からず、アルベルトはサカタと共に帰還するのだった。
<次回予告を兼ねて>
はい、どーもです。ガンハザード書いてる人です。
・・・段々とSTAGE数を増すごとに、異様に文量が増えてるなw
しかも、ところどころの戦闘シーンで、イベントがないのにあるよーに書いてるし。
どうにも週末では終わらなさそうです。
でもって、この後マチュピチュ、シドニー、センチネル、アトラス、エンディングと更に文量が増えそうです。
ぶっちゃけ、この執筆ペースじゃ来月までかかりそーですw
とりあえず、書き続けますが、そこで皆さんに質問です。
内容をコンパクトにした方がいいか、このまま増加傾向で良いのか、どちらがいいか意見をお聞かせください。
(コンパクトにしたからといってペースが上がるわけでもないですがww)
よろしくお願いします。
いっこうに構わん!
読むのが面倒スレじゃないし、面白いからもっと頑張れ
面白くなければ、
即叩かれることになるだろうけど、
それでもいいなら、自由に書いて構わないんじゃない?
・スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2 に関しては
そのサイトのご迷惑になるので詳細を明かせませんが
テキストサイトにくわしいキャラのやり取りが明かされていますので
そちらを見るとわかります。
興味のある方は検索して探して見ることをおすすめします。
>>119 行ってきた
阿鼻叫喚の地獄絵図ってやつかな
コンパイルハートは評価を不動の物にしたなw
アガレストが楽しみだ
未解決にあったテイルズオブジアビスのサブイベント「セシルとフリングス」です。
出来ればまとめwikiで本編を読んでからお読み下さい。後半部分の記憶が若干怪しいです。
キムラスカ軍の軍人であるジョゼット・セシルと、敵国マルクトの軍人アスラン・フリングスの恋物語。
戦場で互いに敵として出会ったセシルとフリングス。
最初の印象は最悪であったが、その後セシルは捕虜としてフリングスの指揮下に入る事になり、二人は徐々に親しくなっていく。
(フリングスが捕虜を虐待する自軍の兵士からセシルを助けたり、セシルが魔物からフリングスを庇う…というイベントはあるが、
あくまでサブイベントのため二人の恋の詳しい経緯は語られない)
しかし休戦協定が結ばれ、自国に戻る事になったセシルはルーク(主人公)を通じてフリングスに短刀を送る。(女性から男性に短刀を送るのは絶縁の証)
それに対しフリングスは諦めきれずに手紙をルークに託し、セシルはどうしても納得してくれないのなら、と自らフリングスに会いに行く。
そこで明らかになるセシルの頑なな態度の理由。
セシルの叔母・ユージェニーは、マルクト・キムラスカ両国による戦争が勃発する直前にマルクトに嫁いでいた。
その為、戦争が始まってからは売国奴という汚名を着せられ、あげくセシル家は爵位を取り上げられてしまったのだ。
セシルが軍に入ったのも家を復興させたいという考えから。だからこそ、自分がマルクトに嫁ぐ事はできない。
しかしセシルの言葉を聞いてもなおフリングスはセシルの気持ちが変わるのを待っていると言い残し、形見の指輪を渡しその場は去る。
その後、指輪を彼に返しておいてください→気持ちだけでも受け取って欲しい→受け取れ(ry
みたいなお使いイベントをこなし、そんな事をしてる間にマルクト・キムラスカ間で平和条約が締結。
実はセシル少尉の従姉弟だったパーティメンバー(ガイ・セシル。ユージェニーの息子)の口添えもあり、今度は二人の結婚が平和の証となるように、との事で国王の承認を得て、二人は晴れて婚約。
セシルはフリングスに送る花婿衣装の話をしてくれたり、幸せいっぱい。
しかし、悲劇は突然訪れる。キムラスカとマルクトの戦争を望む者に作られたレプリカ軍に襲われ、フリングスは結婚を前にして死んでしまう。
その死をセシルに伝えに行くと彼女は、軍人だから覚悟は出来ていた、と気丈に振舞おうとするのだった。
(レプリカ…コピー人間。レプリカ元と外見は瓜二つだが、記憶は受け継いでいない。ここでのレプリカは、刷り込み学習で言語は扱えるが、感情が欠落している)
ストーリーが進み、世界人類の総レプリカ化を望む敵方は更に多くのレプリカを生み出す。その中にはフリングスのレプリカの姿もあった。
結局フリングスのレプリカは死を迎えるが、その後誰もいなくなったレプリカの死に場所にセシルが現れる。
フリングスを見たと聞いて、と話すセシル。それに対しレプリカは記憶を持たない、フリングス本人では無いと告げる。
しかしセシルは、それでもよかった、レプリカでもいいからこの服を着て欲しかった、と以前に話に上った花婿衣装を取り出す。
弱気になり、悲観的な言葉を吐くセシルに対し、ガイはフリングスが最期に残した言葉「彼女に祝福あれ」を出し、フリングスはセシルの幸せを最期まで願っていたと話す。
その言葉にセシルは元気付けられ、礼の言葉と共に、ガイに持っていて欲しい、と花婿衣装を渡してその場から去っていった。
以上です。従姉弟とか急に平和条約締結…とかはあくまで本編の流れありきなので、何だか抜き出すと唐突に見えてしまう。
その後セシルについてのサブイベントはありませんが、本編でたまに出るのを見る限り、また軍に戻っているようです。
BAROQUE▲SYNDROME予約
「少年ヤンガスと不思議のダンジョン」お願いします
ペルソナ3 フェス後日談をお願いできないでしょうか?
ペルソナ3の方は要約作業も進んでいることが検索でわかったんですが
うぃきより少し詳しいぐらいの簡単さでいいのでお願いします。
主人公が完全に死亡確定なのかとか 知りたいです。
死んではいないけど、封印維持に魂を使ってる
植物状態やね
体焼却済みなんだから死んでるだろ
wikiの真・女神転生の最後の所間違ってるね
真2は1のLAWエンドになった後の世界だよ
>>139 「2がロウエンドの後の世界というのは誤解で、どのエンディングからでも2につながる」
と製作者が雑誌かなんかで発言してる
ロウエンドだとそのままロウが台頭。
カオスエンドだと一旦は強いものが幅を利かす無秩序な世界になるも、弱いもの達がロウに身を寄せた結果ロウが台頭。
ニュートラルエンドだと主人公たちが人々を導けば変わったのかもしれないけれど
主人公がエンディング後になにもしなかったので結局カオスエンドと同じ道をたどる。
ゼロヨンチャンプRR-Zのストーリーきぼんぬ
142 :
武勲の王者:2007/09/20(木) 21:29:35 ID:1C+q+1Jn0
未解決からアスキーのPC-98ソフコン作品、武勲の王者を簡単に。
ある嵐の晩、棺に入った女とその息子が浜辺に打ち上げられ、とある漁師に救われた。
寂しい生活を送っていた漁師は事情を詮索する事はせず、女と子供を迎え入れた。
3人は5年の月日を本当の家族のように過ごした。
いつしか漁師と女は愛し合い、遂に結婚式を挙げる事となった。
少年は幸福を噛み締めていた。その晩までは……。
突然の闖入者。それは素人ではない、本物の暗殺者だった。
漁師は成す術なく切り伏せられ、女はさらわれた。少年一人が残された。
最期の時に漁師が告げる。闖入者は王家のアサシンだと。
女が持っていたペンダントは王家の証。漁師はその事に気付いていた。
だがそれを言ってしまえば、3人の築いていた家庭は砂上の楼閣のように消えてしまう。
どうしても言い出せなかった。すまない……。息を引き取る漁師。
「父さーん!」
少年の心には拭い去れない憎悪だけが残った。母を捜して当て所なく彷徨う少年。
彼を拾ったのは王国最強のアサシン、ダガ。ダガの元で腕を磨く少年。
殺せ!殺せ!殺せ!いつしか少年の心から優しさは消え、冷酷無残な暗殺者へと成長していった。
少年は青年となり。憎悪とダガへの敬意、そして比類なき残酷さと殺人技術だけがその青年―ベルセスに残った。
ある日。ベルセスはダガより初めての殺人任務を言い渡される。
それはアマゾネスの村を襲い、秘宝を奪うこと。
途中アーギッシュという怪力だが知能は極端に低い大男を篭絡し、ベルセスはアマゾネスの村に辿り着く。
村を守る美貌のアマゾネス・サイヤを軽く蹴散らし秘宝を奪うベルセス。
「ふ・・・男を知らずに死なせるには惜しい体だ。」
ヤリチンっぽいセリフを吐いているがベルセスは童貞である。知ったか乙。
143 :
武勲の王者:2007/09/20(木) 21:32:50 ID:1C+q+1Jn0
ベルセスの強さに惚れたサイヤ、妹を殺された侍キリュウなどを仲間にしながら旅は続く。
やがて明らかになる真相。漁師を殺すよう仕向けたのは、誰あろうベルセスの恩人・ダガだったのだ。
ダガはかつて魔界から現世に現れた人外の存在だった。
彼は現世で訪れた王国の皇女に一目ぼれをした。
そして王国の脅威を取り除けば皇女と婚姻させてくれるよう、王に嘆願したのだった。
王は承諾しダガを利用したが、いざ王国の脅威が無くなるとダガの大きすぎる力が怖くなった。
王はダガの求婚をはねつけたが、ダガは諦めなかった。
雨に姿を変え皇女の寝所に押し入ったダガは、力づくで皇女を犯した。
その時に出来たのがベルクス。ベルクスはダガの息子だったのだ。
捜し求めた母は、ダガの力により永久に言いなりになる存在―アンデッドへと変えられていた。
憎悪と悲しみに打ちひしがれるベルセス。そんな状況で、彼の心を支えたのは仲間たちの存在だった。
自らの命を省みずベルセスを助け、死んだと思われてもなおベルセスの危機に駆けつけたアーギッシュ。
ビビリのベルセスから逆レイプで無理やり童貞を奪い、愛という感情を見せつけたサイヤ。
キリュウの妹の婚約者であり、五体をバラバラにされながらもダガ腹心の悪魔と刺し違えた詩人・オルペオ。
戦闘要員キリュウ。
ベルセスの凍てついた心は少しずつ氷解し、人の心を取り戻した彼は、本当の強さを身に付けていった。
ダガは善心と悪心、二人の存在に分かれていた。善ダガの力を借り、悪ダガのとの最終決戦に望むベルセス。
漁師の父、優しかった母、オルペオ。果てしない死闘の末、死んでいった者達への思いを込めた一撃がダガを貫いた。
復讐は終わった……。
アーギッシュは故郷に帰り、子供達に武勇伝を聞かせ過ごした。
サイヤもまた故郷に帰り、ベルセスと添い遂げる日を夢見て己を磨いた。
キリュウはオルペオと妹、二人の霊を弔ったのちに行き先知れずの旅に出た。
そしてベルセスは二度と悲劇を生まないため、全ての災厄を根絶するために、ダガの故郷・魔界へと旅立っていった。
彼こそが武勲の王者、後のバンパイアハンター・エドキィオなのだが、それはまた別の話……。
>その時に出来たのがベルクス。ベルクスはダガの息子だったのだ
ベルセスでいいんだよな?
そうだw
ベルクスだとディスカウントストアになっちゃうな
☆第9話『生き人形』part11
事務所に戻った三人娘は美和から、時人が蘭丸を発見したことを伝えられる。
そこに、時人と共に蘭丸が無事な姿で現れる。
蘭丸は、国井の家の地下に閉じ込められていたのだという。
三人娘は時人に、捜査状況を報告する。
岸部音楽院女子寮15号室の4人に仮面舞踏会を紹介した人物こそが、一連の事件の真犯人ではないか、と自分達の推理を話す。
すると時人は、その人物と大輔はそれぞれ別の目的を持ちながら協力していたのではないか、と推理する。
大輔は時人に復讐することを目的とし、真犯人は何らかの理由で女子寮15号室の4人を殺すことを目的としていた。
同じ殺人を目的とする者同士が、ターゲットこそ違えど手を組んだ可能性がある。
これで事務所に無関係の人間が殺されたのか、という疑問に対し、一つの回答が示された。
事務所に対して恨みを持っていたのはあくまで大輔であり、真犯人の目的は事務所とは無関係のところにあったのだ。
翌日三人娘は大輔から話を聞きだすために、志保身そっくりな姿をしている千鶴一人で大輔に面会することを考える。
千鶴が病院に行くと、回復した大輔がちょうど退院するところだった。
大輔は千鶴に対しこれまでの自らの行為を侘び、事務所メンバー皆に謝りたいという。
そんな大輔を、千鶴は優しく大城家へと連れて行く。
大城家には、先に巴と滋乃が到着していた。
千鶴がやってくるまでの間、巴と滋乃は時江と国井のことで話し込んでいたようだ。
巴達に対し時江は、話し相手になってくれたお礼にとレモネードを勧めてくる。
そして時江は千賀子に、レモネードを作り紅茶を淹れるよう指示する。
巴達はレモネードを、体調を悪くしているという時江は紅茶を飲みながら歓談を続けることにする。
巴と滋乃を置いて、千鶴と大輔は大城家の2階に在る書斎に入ってみる。
これまで書斎には内側から鍵がかかっており入れなかったのだが、大輔がロープを使って1階から書斎の窓にのぼり部屋に侵入、鍵を開けたのだ。
そこの書斎に立ち込める古い本の匂いが、病院にやってきた本を抱えた幽霊志保美の匂いと同じだと大輔は言う。
だが、大輔によると志保美は写真機一筋で本に興味が無かったらしい。
そこで二人は、その幽霊志保美が何者かの変装だったのではないかと考える。
相変わらず話し続けている巴と滋乃を置いて、二人は岸部音楽院に向かう。
事務局員によると、秘書三井は生徒に『アードゥア』というあだ名で呼ばれているそうだ。
たまたま居合わせた河村須美子に、『アードゥア』の意味を知らないかと訪ねると、イ長調を表す音楽用語だと教えてくれる。
そして、昨日貴子からもらった楽譜を見てみると、それはイ長調の音楽だった。
つまり、15号室の4人を舞踏会に招待した人物は、岸部音楽院理事長秘書の三井だったのだ。
(*三井のあだ名が『アードゥア』、イ長調である理由は、イ長調の曲の譜面には♯が3つ付くから。
つまり♯を音楽記号の井に見立て、井が三つで三井。)
☆第9話『生き人形』part12
女子寮の15号室に行ってみると、貴子は授業中らしく不在だった。
そこで勝手に部屋に入って窓の外を眺めてみると、そこから理事長室に向かう暢と、それに付き添う帽子を被った女性の姿が見えた。
彼女が三井なのではないかと考え、もっとよく見ようと窓から身を乗り出そうとしたところを、帰ってきた貴子に止められる。
貴子は三井のことを恐ろしい人間と言い、彼女と理事長は金の亡者だと断言する。
そして、岸部音楽院では不正入試や単位の売買といった悪事がまかり通っていることを暴露する。
殺された三人は成績が良くなかった。
そんな三人に三井が単位の売買を持ちかけている場面を、貴子は目撃していたのだ。
だがその三人は口が軽く、単位の売買という不正を行ったことすらぺらぺら喋ってしまう性格だった。
貴子は自分の想像だと前置きした上で、三人は舞踏会会場で単位の売買を他の参加者に喋ってしまい、そのために三井に殺されたのではないかと話す。
また、三人のルームメイトである自分も三井に監視されていると感じており、怯えていたのだ。
この話を聞いた千鶴は、舞踏会場で美和の仮面を被って死んだ女性は貴子の身代わりに死んだのではなく、
三人から単位の売買を聞いてしまっていたために殺されたのだ、と確信する。
次に二人は浅草署へと向かう。
諸星から、生き人形仮面は変装用として裏社会でよく使われていることを聞かされる。
おそらく国井も、裏社会からの仕事を引き受けていたのだろう。
また2年前、葉山紀夫が逮捕された際も、犯人の紀夫が行き人形仮面を身に着けていたことを教えられる。
また栗山によると、国井の家はまるで迷路のように入り組んだつくりになっていたそうだ。
二人は更に、葉山紀夫が服役している刑務所へ脚を運ぶ。
紀夫との面会を喜ぶ大輔を見守りながら、千鶴は紀夫に話しを聞く。
どうやら暢は紀夫に岸部音楽院理事長の座を継がせたかったらしく、
彼が志保美と結婚する為に家を出たことに激怒したという。
ただ、紀夫は現在の暢の秘書、三井という人物については何も知らないらしい。
その後二人は、事務所へと帰る。
大輔は蘭丸と時人に会うと、これまでの自分の行いを率直に謝罪する。
そして、自分が時人を殺そうと決意した理由は、志保美が死んだ翌朝彼を迎えに来たという偽志保美に、
「お父さんの敵を取りましょう」と何度も言われているうちに殺意が沸いてきたのだという。
だがその志保美の顔がどんな時でもピクリとも変わらなかったので、
大輔は会った当初からこの志保美が偽者なのではないか、と内心で思っていたようだ。
時人と千鶴は、真犯人が志保美の生き人形仮面を被り大輔を煽動したのではないか、と考える。
千鶴が大輔を連れ大城家へ行くと、巴と滋乃、時江、千賀子がソファーに倒れこんでいた。
どうやら何者かによって睡眠薬を飲まされてしまったようだ。
四人を病院に連れて行き大事無いとの診断を受けたあと、大城家の警備を諸星に頼み、この日の捜査は終了することにする。
☆第9話『生き人形』part13
三人娘は事務所でこれまでの調査の結果を整理する。
そして、大城家で起こった睡眠薬騒動は、
時江が引き起こした自作自演だったのではないかと推理する。
睡眠薬が入っていたレモネードを勧めたのが時江であること、
薬はレモネードの原液にあらかじめ仕込んでおけばいいこと、
時江だけ事件発生当時違う飲み物を飲んでいたことなどがその根拠だ。
時江は、自分も被害者であるように立ち回ることで自らに疑いが向けられることを避け、
さらに巴たちが眠っている間に音楽院へ脚を運んでいたのではないか、と千鶴は言う。
また、音楽院の理事長が暢であり、三井はその後継者である女性ということから、
三井=時江、つまり大城時江こそが一連の事件の真犯人なのではないか、と予想する。
事務所の入っている「守山ビル」の1階に在る、美和の経営する「守山美術」。
そこに行くと、川沿い桜を描いた絵が飾ってあった。
従業員の藤堂弥八郎とその絵について話すうち、件の赤桜の話になった。
藤堂は、赤桜は自殺が多い呪いの桜などではなく、人間の潜在意識を利用した殺人の名所なのではないかと話す。
自殺の名所とされる所に他殺体を置けば、世間にはそれも自殺体であると考えさせることが出来るのだ。
藤堂の話を聞いた千鶴は、赤桜は葉山紀夫ら裏社会の人間が利用している死体置き場なのではないか、と考える。
大城家で諸星に、睡眠薬騒動についての調査結果を聞く。
レモネードの原液からは、睡眠薬は検出されなかったらしい。
つまり、レモネードが作られた段階で睡眠薬が混入されたと考えれられるのだ。
睡眠薬を仕込んだのは、時江ではなく千賀子なのだろうか?
それに、千鶴は巴たちが眠っている間、音楽院で三井の姿を目撃していた。
つまり、時江も睡眠薬を飲んでいたとなると、三井=時江という推理は成り立たなくなる。
書斎では、栗山刑事が書斎の検分を行っていた。
書斎にあったロープを、睡眠薬事件の犯人が使ったものではないかと栗山は推理する。
しかし、それは大輔と千鶴が書斎に侵入する際に用いたものだった。
そして、栗山から書斎にはありとあらゆる指紋が残されていなかったと聞かされる。
在るべきはずの大輔の指紋まで消えていることに、千鶴は不信感を覚える。
☆第9話『生き人形』part14
指紋が消えた理由を探る為、大輔に書斎の掃除をしたかどうか訪ねる。
しかし大輔は書斎の掃除なんてしていない、と答える。
そのまま大輔と話すうち、大城家の屋上には上水道の水をためておく貯水タンクが在ることを聞かされる。
千鶴は諸星に、屋上の貯水タンクを調べるよう進言する。
すると、彼女の予想通りタンクの中から睡眠薬の反応が出た。
睡眠薬は、貯水タンクの中に仕込まれていたのだ。
しかし、そうすると時江の飲んだ紅茶も貯水タンクの水を沸かして淹れられたものであるため、
必然的に彼女も睡眠薬を飲んでいたことになる。
かつて薬剤師の勉強をしていたという千賀子に、睡眠薬について訪ねる。
彼女によると、睡眠薬の中には熱が加わることでその性質を失うものが在るらしい。
そして睡眠薬騒動の時、巴と滋乃と千賀子は冷たいレモネードを、時江は熱い紅茶を飲んでいた・・・。
病院で看護婦達に、偽志保美が持っていたという分厚い本について尋ねる。
どうやらその本は、英語の辞典らしきものだったらしい。
音楽院の事務局に行くと、河村須美子がいる。
彼女によると、学院の理事長が引退し、後継者に道を譲ることが正式に決まったという。
そしてその後継者は、三井ではない別の女性だという。
その女性が時江という名前ではないか、と尋ねるも、須美子もそこまでの情報は持っていなかった。
刑務所で、葉山紀夫と面会する。
彼は2年前の逮捕されるきっかけとなった事件の際、国井皓の造った生き人形仮面を着けていたようだ。
大城家で、警察から睡眠薬についての検査結果を聞かされる。
やはり貯水タンクの中にあった睡眠薬は、熱でその効果を失う種類のものだった。
ここまで来て、ついに三人娘は事件の真相に辿り着く。
☆第9話『生き人形』part15
事務所に行くと、時人から偽志保美を捕まえに行く、と聞かされる。
どうやら彼も、真相に辿り着いていたようだ。
一同は大城家の書斎へ向かう。
書斎の本棚から、時人は一冊の英語の辞典を取り出す。
そして、辞典を開いてみると中が繰り抜かれており、志保美の生き人形仮面が隠されていた。
これまで捜査の中で浮かび上がってきた志保美像は、紀夫の無実を証明しようと奮闘する女性であって、
「自殺する」ようなタイプの女性ではなかった。
そして、今回の事件の真犯人は志保美の生き人形仮面を利用して大輔を煽動していた。
つまり、志保美は自殺ではなく今回の事件の真犯人によって殺されたと考えられる。
また、その際犯人は大輔も一緒に始末しようとしたのだが、幸いにも大輔については未遂に終わったのだ。
志保美は紀夫の無実を証明しようとする調査の中で、生き人形師国井皓の存在を発見してしまった。
それ故、国井の存在を世間や警察の目から隠しておきたい真犯人によって、彼女は殺されてしまったのだ。
志保美殺害についての推理を披露した後、時人は真犯人を逮捕する為、といい一同を仮面舞踏会場へと引き連れていく。
会場で、時人は美和をパートナーにダンスを披露する。
その時、仮面を着けた女がナイフを振りかざし時人に向かって突進する!
しかし、会場には時人の指示により大勢の警官が潜伏していた。
仮面の女はあっさりと取り押さえられる。
そして、その女は大城時江だった。
時人は、大城時江を現行犯逮捕するために仮面舞踏会を利用したのだ。
そして、一連の事件についての推理を披露し始める。
大城暢は、かつては息子の大城紀夫、つまり葉山紀夫に学院理事長の座を譲るつもりだった。
彼としては理事長の座を早く降り、直己の事業拡大支援に専念したかったのだ。
しかし紀夫が家を出た上逮捕されてしまった為、別の人間を後継者にする必要が出てきた。
そこで浮上してきたのが三井という存在だった。
これまで大城暢は学園で単位の売買など様々な不正を重ねてきており、不正の実行役となっていたのが三井だった。
しかし、三井を後継者にするにあたり、問題が発生した。
それは、三井が架空の存在だということだった。
万が一学院の不正が公になった際、時江に累が及ばないよう、暢は彼女に三井という架空の人物を演じさせていたのだ。
やはり、時江=三井であるという、三人娘の推理は正しかった。
ちなみに、繊維工場跡で貴子を襲ったのも、やはり不正の発覚を恐れた時江だった。
☆第9話『生き人形』part16
この事件の発端は、紀夫が逮捕され、志保美が事件の調査を始めたことだった。
調査の過程で、志保美は生き人形仮面と、国井皓という存在に辿り着く。
彼女は国井の家を突き止め、家の写真まで撮ってしまったのだ。
国井は、紀夫以外にも多くの犯罪者に対して変装用の仮面を提供する、裏社会の人間だった。
裏社会の人間が、素性を表の人間に知られてはならない。
そこで、自分の素性が志保美に知られたことを悟った国井は時江に、葉山志保美・大輔親子殺害を頼んだ。
国井の恋人である時江は彼を守るため、二人を隅田川に誘い出し、川へと突き落としたのだった。
しかし、時江と国井にとっては不運なことに、大輔は一命を取り留めた。
さらに、国井の家を撮った写真は大輔が持っている上、大輔は自殺未遂者として警察に保護されている。
さらに、紀夫の事件の際、時人は国井皓の素性を薄々察知していた。
大輔の持つ写真が万が一名探偵である時人の手に渡ったら、国井は破滅だ。
そこで、時江は大輔を利用し、時人と大輔を共に抹殺する方法を考えた。
まず手始めに、志保美の生き人形仮面を利用し時人に復讐するよう大輔を煽動する。
次に後藤緒羽子ら4人を殺害し、死体に事務所メンバーの生き人形仮面を着けることで、
事務所に恨みを持つものによる無差別殺人の可能性へとミスリードする。
ちなみに、後藤緒羽子らが「被害者」として選ばれた理由は、やはり学院の不正を隠蔽する為、
不正に関わっていた緒羽子ら3人と、仮面舞踏会で3人と接触していた女性を殺害するよう、暢から依頼されていたためだった。
本来は3人のルームメイトである貴子も殺す予定だったのだが、貴子は真面目で舞踏会にも全く来なかったため、殺害するチャンスが無かったという。
その後、大輔に時人を殺害させ、同時に接着剤の毒で大輔を始末しようとしたのだった。
そして時江は一連の犯行を認め、警察に連行されていった。
後日、大城暢は贈収賄の罪で逮捕されたものの、逃亡した国井皓の行方については杳として掴めなかった。
第9話『生き人形』END
>>8のエコーナイト2について。
予告があるようですが、書かせて頂いてもいいでしょうか?
このゲーム、大好きなので・・・
もう3ヶ月経つし良いんじゃね?
個人的に一月以上放置してる奴は書く気がないと思うし
書く余裕がないなら、それこそ他の人に任せるべき。
>>152です。
では、まとめ次第投下させて頂きます。
クライシスコアとレヴァナントウイングをよろしく
まとまったので、投下させていただきます。
主人公のリチャード(前作と同姓同名同い年だが別人)の恋人、クリスティーナが失踪した。
彼女の手掛かりを求め、大学の図書館へ向かったリチャードは、そこでクリスティーナに瓜二つの女性(ジェシカ・
クランシー)の写真が載った本を見つける。
閲覧記録には、クリスティーナがその本を見たという記述があるので、孤児で記憶を失っていた彼女は、
その自分にそっくりな女性の手掛かりを求めて失踪したのだろうとリチャードは推測。彼女の足取りをたどる。
しかし、視界が悪い道を車で運転していたため、倒れていた巨木に気付かず事故る。
リチャードは不思議な夢を見た。血のように赤い髪の女と男が、「クリスティーナがいれば・・・」と
物騒な会話をしている・・・。
男は「その前に、確かめさせてもらおう」と、赤い髪の女の額を銃で撃つ。
目を醒ますと、側にはブライアンという男がいた。どうやら、彼がこの館まで運んでくれたらしい。
電気がつかないので、リチャードが配電盤のカギを探すことに。
少し離れると、夢で赤い髪の女と男が話していたと思われる場所が・・・。
進んで行くと、ガラスの棺の中で動かないクリスティーナ(?)を見つける。が、現時点ではどうすることもできない。
ある部屋に入ると、チェストが独りでに動いている・・・!?
ロウソクの火をつけると、黒い影のような少年が見えた。少年に話し掛けると、過去世界にワープ。
生前の少年がいた。チェストのカギを入手すると、現代に戻される。
少年が魚のエサを取り、空になっている水槽にエサをやって昇天する。
その後、夢で殺されたはずの赤い髪の女が登場し、「階段を降りて西。そこに、その子を殺した犯人がいるわ」と言って
去っていく。
(※前作同様、このように霊たちの願いを叶えることで昇天させることが出来ます。
ただし、今作は一人も昇天させない状態でクリアしないと見れないEDがあります。また、タイミングを間違えると、
二度と昇天させることできなくなるので、難易度は前作よりも上がっています。
後半はストーリーに関係あるところだけ抜粋します)
すいません、名前欄間違ってトリップしてしまいました。
魚のエサの下から配電盤のカギを入手し、電気をつけようとすると、少女の魔物(悪霊)が現れる。
銃が効かないと悟るや、ブライアンは近くの小部屋に隠れて中からカギを掛けてしまう。
残されたリチャードが電気をつけると、魔物は顔を覆って消えてしまう。どうやら、光が弱点らしい。
「あんなのがいるなんて冗談じゃない」と、逃げ出すブライアン。
正面玄関まで追いかけると、再びあの魔物に襲われ、命を落としてしまう。
どうやっても玄関は開かない。リチャードは、赤い髪の女の言う通り、西を目指す。
バーラウンジの新聞を取ると過去の世界へ。
飛行船で、女の子が泣いている・・・。「クマさんがいなくなちゃった。ジェシカちゃんのなのに、どうしよう・・・」
ぬいぐるみを見つけてあげると、両親の元へ行く女の子。
両親の会話から、この女の子の名前はレベッカと言い、双子の姉妹であるジェシカは体が弱いらしい。それで、今日の
家族旅行にも来れなかったようだ。悲しむ妻に「この子たちの人生はこれからだ。悲観しちゃいけない」と言う夫。
その時、飛行船が炎上し、墜落してしまう・・・。
現代に戻り、さっき拾った新聞には、その事件のことが書いてあった。あの家族は死んでしまったようだ・・・。
(レベッカの遺体だけ見つからない?)
コックの霊やかくれんぼのオニの霊、カップルの霊(耳コピでピアノを弾かねばならないので、音痴には難しい)
を助け、中庭の西へ。隅っこの墓に近付くと、魔物が犬の魔物を操って現れる。墓に触ると過去世界へ。
さっきの魔物にそっくりの少女が、ディーノという犬を探していた。近くの倉庫に入ると、なぜか閉じ込められる。
そこでリチャードはディーノを発見。倉庫から脱出すると、戸口でディーノが騒ぐ。
中庭に出ると、少女が胸を刺されて倒れていた。「そんな・・・お兄様が・・・」と呟く。
「ディーノと・・・私と・・・友達に・・・」と、ディーノとおそろいのオパールの首飾りを託し、少女は絶命。
現代に戻り、魔物に首飾りを差し出すと、自分を思い出し、ディーノと共に成仏。(※ディーノは、自分の友達を殺した
のはアルバートであると分かっており、たびたびアルバートに反抗したため殺されました)
その際に落とした馬頭のフックで使用人控え室の隠し扉を開けると、生前の彼女の日記を入手できる。
そこには、(義理の)兄であるアルバートの豹変について書かれていた。
出ようとすると、ラジオから「私は・・・待ってい・・・湖の・・・南・・・波止場・・・教会・・・」
という声が聞こえる。
中央廊下でズズズ・・という、何かを引きずるような音が聞こえる。反対側に廻ると、血の痕が・・・。
中庭・中央にて、ジョージという使用人に呼び止められる。ボートの小屋が開かないので手伝って欲しいとのこと。
ジョージのランプに触ると、波止場に閉じ込められる。あちこちを探っていると、湖から何かが流れてくる。
それは、ブライアンの死体だった。
「あーあ、見つかっちゃった」とジョージが戻ってくる。「屋敷は綺麗にするようにアルバート様に言われているんだ。
それと、知らない奴は屋敷に入れちゃいけないって。ジェシカ様を守るためだって・・・」
ピストルを持って追いかけてくるジョージにスプリンクラーを喰らわせると、火が消えて怯えて逃げていく。
ジョージが落としていったボート小屋のクランクを拾い、ボートを出す。
すると、血で汚れたクリスティーナのハンカチが出てくる。
リチャードは思い出す。以前、クリスティーナは倒れたことがある。その時、彼女は語っていた。
「同い年くらいの女の子と、毎日一緒に遊んでた・・・と思う」
そして、クリスティーナは苦しそうに咳をした。
遺跡に向かう。白衣を着たの魔物に襲われつつ、霊たちを助けていく。
その中の一人が、最近発掘された“魂の石”(石と言ってもナイフ)についてのスライドを見せてくれる。
何でもその石に命を捧げると、不老不死になるようだ。
嘆きの塔の屋上で、過去世界に飛ばされる。
魔物と同じ姿をした所長と、赤い髪の女と話していた男がいる。彼がアルバートだった。
アルバートは徐に“魂の石”を取り出し、所長を殺害。
「ジェシカ・・・今すぐ行くからな・・・」とアルバートは言い、現代に戻される。
所長の魔物に、彼女の父親の夢であった聖杯を渡し、成仏させる。
落ちている石盤で塔の仕掛けを解き、隠し通路へ。するとそこで、女のミイラを発見する。
「別たれた二つの魂が・・・」と伝承を言いながらアルバート登場。そして、彼の口から衝撃の事実が告げられる。
飛行船で会ったレベッカ。彼女がクリスティーナである、と。
そして彼女の双子の妹であるジェシカとアルバートは夫婦であり、ジェシカは重い病に苦しんでいる。
ジェシカを救うには、クリスティーナの命が必要不可欠だと・・・。
リチャードは背後からジョージに羽交い絞めにされ、催眠スプレーで眠らされる。
目が覚めると牢屋に入れられていた。ジョージがリチャードを「悪い奴」呼ばわり。
ジョージの目を盗んで牢屋から出て閉じ込めるも、ジョージは怪力で牢屋を破壊し、リチャードを追いかけてくる。
逃走経路を開き、地下水路へ。追い詰められるも、ジョージは勢いをつけすぎて水路に転落。溺死する。
リチャードは地下水路を辿り、館の地下道にたどり着く。
小部屋を捜索していると、いつの間にか赤い髪の女が背後に。(良い行いをしているとやや好意的。悪い行いをしていると非難される)。
いつも通り、喋るだけ喋ると去っていく。
赤い髪の女が見ていた古びた本は、冒頭でクリスティーナが読んだとされている本の下巻だった。
その本によれば、実際に不老不死になった古代人も居るらしい。老いることも死ぬこともなく、また、負傷しても
瞬時に回復したという。「不死者」はその力を得るために「魂の半分」を生贄にしたとされており、その「半分」は
塔の地下に眠っていると言う。
ジョージが残したメモ帳に「ジェシカの部屋は東館」とあるので、そこを目指す。
東館は屋敷の本館らしく、使用人の霊たちがいた。そして、メイドの魔物がベルの音と共に襲ってくる。
ある老いた使用人の過去世界に飛ぶと、「あの方は私が屋敷に仕え始めたときから変わらない、若々しいまま」
と不思議そうにしている。
生前の老いた使用人(若い頃)にどいてもらうと、その奥には赤い髪の女がソファで眠っていた。
話し掛けると、「あなたの目は姉さんのものに似ている・・・出て行って、その目は嫌いよ」と言われる。
色々な情報を入手した。
メイド頭が「パティが急に辞めたから、忙しい」と愚痴っている。
アルバートの祖母から「アルバートはクロッカスが大好き」だそうだ。
捜索を続けていると、正面玄関に出る。そこには、霊と化したブライアンが外へ出たがっていた・・・。
ジェシカの主治医の妻が、「ジェシカ様はもう長くないと思う」と言う。
ジェシカの私室には、アルバートの義母がいた。ジェシカのためなら殺人も平気でするアルバートを止められなかった
ことを悔いていた。彼女の話によると、アルバートが心を開いているのはジェシカだけらしい。
ジェシカを目覚めさせるように頼まれる。
仮面の部屋で過去に飛ばされる。アルバートに気付かれるので、仕掛けを使って隠れる。
「気のせいか」とひとりごち、アルバートは“魂の石”を見つめる。“魂の石”の赤い光は急速に失われていく・・・。
思い通りにならず、アルバートは苛立つ。
アルバートが仕舞ったカギを入手し、アルバートが出てきたドアに使用。
ベッドの下から手が出ている・・・。その先には、松の実。
現代へ戻り、ホームシックになっている少年の使用人に松の実を渡す。
すると、「それ、僕がパティさんにあげたもの・・・。お互いの大事な物を交換したんだ」と昇天。イヤリングを落とす。
どうやら、ベッドの下の死体=急に辞めたパティさんらしい。
現代の仮面の部屋の、同じ部屋に向かうと、メイドの魔物と対峙。イヤリングを渡すと成仏。
戻ろうとすると、友好的になった赤い髪の女が「急ぎなさい」と言い残して去る。
隠し階段を使い、屋根を伝って西館へ。(風が強い上に、落ちると即死)
書庫にはアルバートの父親がいた。彼はリチャードをアルバートと勘違いし(幻を見ている)、本を渡してくる。
3回指定された本棚に戻すと、正気を取り戻す。先代として屋敷の最後を見届けると決意したようだ。
書庫の奥には、月を眺めているアルバートが。
話し掛けると殺されそうになるが、過去世界に飛ばされる。
業を煮やすアルバートと、赤い髪の女の会話。アルバートによれば、「ジェシカはもう長くない」。
それに対し、赤い髪の女は「ジェシカさんは、あの棺の中よ。しばらくは持つわ」。
やはり、あの棺の中のクリスティーナそっくりの女性がジェシカらしい。
月が赤くなった時、ジェシカの双子の姉であるクリスティーナを殺す。
それがジェシカを助ける最後のチャンスだ、と赤い髪の女は言う。
その時は、これでジェシカの目を醒ませ、と赤い髪の女が机の上に何かを投げる。
現代に戻ると、アルバートが消えており、月が赤く染まっている。
机の上の覚醒の眼を取り、ジェシカの棺がある場所を目指す。
途中、魔物が全員いなくなったことをブライアンに伝えると、ブライアン昇天。
ジェシカを目覚めさせると、アルバートを止めるために行ってしまう。
(すぐに追いかけても廊下から消えている。本当に病弱なのか?w)
ちなみに、このタイミングで剥製の部屋に行くと、壁に掛かっていたライフルが一丁なくなっている。
(以下、ベストEDの条件で書きます)
ラジオの声の主に会いに、教会へ向かう。奥の部屋のアイテムが仕舞ってある棚に近付くと、
アストラルピース(霊を昇天させた際に浮かんでいる紫色の球体。魔物を成仏させた時は出ない)を没収される。
この時、個数に応じてアイテムが貰えるが、全部は貰えない。
30個全て捧げると、ラジオと同じ声に導かれ、ワープする。
前作にも登場した霊能者が登場。(同一人物かは明確にされていない)
「この後に迫られる選択は、好きなように答えたまえ」と言われ、戻される。
床に落ちている彗星の本には、“魂の石”と双子に関する昔話が綴られていた。
『はるか遠い昔のことです。仲が良い双子の姉妹がいました。
可哀相な事に2人は生まれた時から決して治ることのない病に冒されていました。
一度発病すると、決して助かりはしません。そして、その時はまず妹に訪れました。
苦しみつづける妹の前にある男が現れ、言いました。
くるしいかね助かりたくはないかね。この石をあげよう。赤い月の日にこの石で君の姉さんを殺すんだ。
そうすれば、君はもう決して死ぬことはない。
妹は男に言いました。そんなことをしたくはないと。そんなことをして生きていたくはないと。
それを聞いた男は、微笑みながら去っていきました。
そして赤い月の日、姉妹の一人は死にました。
自ら命を絶った姉の手には、鈍い光を放つあの石が握られていました。
妹は泣きました。私はそんな生き方をしたくなかった、と。
全ては姉の望むとおりになりました。妹は永遠の命を手に入れたのです。
ひとりぼっちの妹は今でも探し続けています。姉は正しかったのか、その答えを教えてくれる誰かを』
ボートの行き先に大時計台が加わっているので、そこを目指す。
アルバートが、双子は同じ病に掛かっていることを言う。
さらに追いかけると、「邪魔をするな!」とアルバートがライフルで攻撃してくる。
急いで最上階まで行くと、クリスティーナと再会を果たす。
が、アルバートに撃たれ、動けなくなるリチャード。絶体絶命のピンチかと思われたが、赤い髪の女がアルバートを撃つ。
「私はあなたに聞いたはずよ。何を犠牲にできるのか。あなたは全てだと答えたわ。
でも、まだ残っているものがある。それは、あなたの命・・・」
アルバートにトドメを刺す女。
「あなたも姉さんと同じ。自分が犠牲になったつもりで、結局は自分の思い通りにしたいだけ・・・
運命を捻じ曲げることを・・・」
女の後を追い、話し掛けると、「これで彼女を救いなさい」と、“魂の石”を差し出す。リチャードは受け取らない。
「他に道はないのよ? さあ・・・」。それでも、リチャードは受け取らない。
女はホッとし、「出てきなさい! どうせまた見てるんでしょ!」と言う。すると、霊能者が空中に現れた。
彼の話によれば、赤い髪の女は、誰かが運命を受け継ぐ(新たな不死者が現れる)まで死ねないらしい。
しかし、彼女はただ、姉の行いを正しいと証明してくれる人が欲しかっただけだった。
それも、やっと見つけることが出来た。「こんなもの必要ない!」と、霊能者に“魂の石”を投げる。
霊能者は驚いた様子もなく、「君たちは実に面白い」と笑う。
「君たちが安らかな死をまっとう出来るように・・・」(ウロ覚え)と言い残して消える。
すると、“魂の石”が砕け、赤い光が肥大していく。
「死ぬ? 私が?」と笑い、女はリチャードを逃がす。
時計台が空に吸い込まれ、月が元通りの月になる。
ジェシカはリチャードとクリスティーナの誘いを丁重に断わり、今でもクランシー家の館で暮らしている。
病弱だった彼女だが、急速に回復したようだ。アルバートが命を懸けたからなのか、あの石がなくなったからなのかは
分からない。ただ、ジェシカがまだ生きていると言うのが真実だ。
リチャードとクリスティーナは結婚し、あの忌まわしい事件の記憶も薄れ、静かに暮らしている。
例え再び月が赤く染まっても、もう悲劇が繰り返されることはない。
多くの命を弄んだ、あの赤い石は存在しないのだから・・・
補足
※書庫の奥でアルバートを見つけた際、話し掛ける前にクロッカスを渡すと、ライフルの命中率が低くなります。
※前作で出てきた青い石は登場しません。
※霊能者の正体は、結局分からず仕舞い。
※赤い髪の女こそが、不死者。冒頭で射殺されたのに生きていること、嘆きの塔のミイラ(赤い髪の女の姉)、
談話室にあるクランシー家の歴代の写真全てに写っていることなどから、そう推測できます。
※赤い髪の女の問いに「YES」と答えると、刺されてゲームオーバー。
※ベストED以外では、霊能者に会えません。
☆ノーマル☆
(霊を1人〜29人昇天させる)
ジェシカがアルバートを射殺。リチャードとクリスティーナは結婚し、双子が生まれる。
しかし、魂の石は、とうとうアルバートの遺体から見つからなかった…。
☆バッド☆
(霊を誰一人として昇天させない。魔物はOK)
リチャードを庇い、撃たれるクリスティーナ。
彼女に死なれてしまうと、ジェシカは助からない。絶望のあまり、アルバートは自殺。
しかし、まだクリスティーナの息はある。
赤い髪の女からを貰い、リチャードは追ってきたジェシカを“魂の石”で殺す。
☆特殊☆
(大時計台を、3分以上かけて攻略し、クリスティーナが捕らわれている部屋にアルバートが先に入るのを目撃する)
既に遅く、アルバートはクリスティーナを手に掛けてしまっていた。
しかし、誰かが背後からアルバートを撃つ。そこには、気絶した双子がいるだけだった。
重症を負い、気を失ったリチャードは、全ての記憶を失ったクリスティーナに助けられ、結婚する。
(※クリスティーナは死んでいるはずなので、どう考えてもジェシカ。けれど、リチャードはクリスティーナだと
思い込んでいる)
「エコーナイト2 眠りの支配者」については、以上です。
少し長くなってしまってすみませんでした。
乙。
続・御神楽少女探偵団〜完結編〜
エコーナイト2 眠りの支配者
乙です
>>163 「赤い髪の女からを貰い」って部分が良くわかんない
エコーナイト、何度も読み返しているんだが…わからん
クリスティーナ=双子の姉のレベッカで、双子の妹は重病のジェシカ
クリスティーナも重病になる運命で、リチャードと会う前?か
会ってあまり経たないうちに、重病を患った
主人公の前に現れた赤い髪の女=ジェシカ、ということか?
>>167 書いた人じゃないけどこうじゃないの?
飛行機事故で生き残った双子の姉=レベッカ=クリスティーナ(孤児)
病気だったので事故に会わず屋敷に残っていた双子の妹=ジェシカ=クリスティーナの妹
赤い髪の女=>161の“魂の石”と双子に関する昔話、に出てきた妹
クリスティーナもジェシカと同じ病にかかっている。
”魂の石”を使って妹を殺せばクリスティーナは助かる、という触れ込み・・・だけどリチャードはそれは拒否。
赤い髪の女はそれで満足。霊能者もご満悦。
魂の石は砕けて、クリスティーナもレベッカも無事生きている。
これは石が砕けたからか?それとも?というあたりは想像にお任せします。
プレイしてないけど読んだらコレくらい解釈できたけど違ったらプレイヤーさん達ごめん。
それにしてもエコーナイトは前作も二作目もストーリー面白いな。
大戦の終結は、希望をもたらす筈だった。
禁酒法の失策と大恐慌により、合衆国政府はその機能を停止。
州国は次々と独立を宣言し、厳しい国境が築かれた。
そして国境を越えるために発達したのが、飛行船による交通技術であり、
同時に、飛行機を駆る荒くれ者たち「空賊」が誕生する。
空賊「フォーチュンハンター」のボスであるネイサン・ザッカリー。
いつものように見知らぬベッドで目覚めた彼だが、博打で大負けした後だった。
胴元がいけ好かない奴だったので、仕返しに彼の基地を粉砕してやる。
そんな折、ネイサンは十数年来の親友であるファッセンベンデル博士の工場を訪れる。
博士の発明品:嵐を生み出すストームジェネレーターは平和利用にも兵器運用にも
転用できる危険な装置だ。博士はフォンマイセンという昔の研究仲間で、
危険思想のナチ野郎に発明品を狙われているらしい。彼から極秘で設計図を預かる。
だが次の訪問では、博士は物言わぬ姿に変わり果てていた。
博士の報復を決意したネイサンは、彼の最期の足取りを辿る。
博士が材料調達に訪れていた、アリコのチタン鉱山を探す。
他の空賊を撃退して現地のインディアンと交友を広げながら調査を続ける。
チタン鉱山を陣取っていたのは有力空賊であるレッドスケル軍と、
以前戦闘になった大型兵器と似たビックリドッキリメカであった。
レッドスケルの首領、カーンがアジトを構える大都市シカゴに向かう。
カーンとネイサンは元仲間だったが、交渉は決裂する。
相棒が捕まったので、報復にカーンの倉庫を爆破して反撃。
悪党と組んだことを後悔しつつも、死を前に潔いカーンを許すネイサン。
レッドスケルと同盟を結び、シカゴの防衛にビル街を駆ける。
だが戦闘後の打ち上げで、クルー(女)に裏切られて設計図を奪われてしまう。
裏切り者の足取りを辿り、フォーチュンハンターは南米へ。
ロストシティの遺跡地下に建設されていた秘密基地に進入する。
裏切ったクルーはフォンマイセンと口論の末で殺されていた。
ストームジェネレータを搭載した超大型飛行船を追い、シカゴへ。
嵐のシカゴでの激戦で、遂にフォンマイセンの野望を打ち砕く。
エコーナイト2を書いたものです。
>>161に「一度発病すると〜」とありますが、
正しくは「一度発作が起こると〜」でした。
>>166 >「赤い髪の女からを貰い」って部分が良くわかんない
“魂の石”です。抜けてましたね、失礼しました。
ちなみに、これは選択肢なしで、勝手にリチャードは受け取ってしまいます。
>>167 クリスティーナ&ジェシカは、
>>161の古代の昔話とちょうど似たような状況下にあるわけです。
ただ、
>>161の昔話はベストEDの条件を満たさなければ知りえないので、他のEDになった場合、
「クリスティーナが病気という伏線は何だったの?」とプレイヤーが首を傾げてしまうのです。
クリスティーナの病気がいつ発症したのかは説明されていません。
>>168 その通りです。
>魂の石は砕けて、クリスティーナもレベッカも無事生きている。
打ち間違いだとは思いますが、レベッカではなく、正しくはジェシカですね。
>>169 High Road To Revenge乙です。
だいぶ前に出たPC版クリムゾンスカイと舞台設定や主人公が同じだから
普通の移植なのかと思ってたけど、ストーリーは別物になってるんですね。
エコーナイト2乙です
バッドだとクリスティーナは生き残るけど
不老不死になってるんだろうな
このスレの
>>172までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
174 :
エコーナイト:2007/09/22(土) 23:53:10 ID:4QMvYyw40
・赤い石と青い石
強運の保持を命題に研究を続ける錬金術士がとある男(霊能者)から知識を得て、
持つ者に勝利と幸運を約束する邪悪な赤い石を作り出す。しかし、錬金術士はその成果を友人である
アンドリューという騎士に奪われ殺されてしまい、アンドリューは石の力で一国の王にまで成り上がった。
しかし、錬金術士には息子がいた。敵討ちを志すが、赤い石がアンドリューの手許にある限り、何人たりとも
彼に危害を加えることは出来ない。息子もまたとある男(霊能者)の協力で青い石を
作り上げるが、病弱だった彼は青い石の完成とともに重い病の床に伏す。彼は、アレン(ロックウェルの先祖)という傭兵を
雇い、アレンに青い石を託して赤い石の破壊を依頼する。
死んだ若き錬金術士の青い石を使ってアンドリューを追い詰めたアレンは、国王を殺して赤い石を
奪った。栄達を目論むアレンは赤い石を破壊しなかったのだ。彼は青い石を二つに分割、かけらの一つを
自分で保管し、青い石が本来の姿を取り戻さぬよう二つ目のかけらを手放した。
彼の手許から離れた石のかけらは、有為転変のすえ、1の主人公の家系の手に渡る。
また面倒臭い事言うようだけど、
ストーリーがどこどこのサイトにあるから〜っていう書き込みは載せないで欲しいな。
404ばっかりになってそのうち意味無くなってしまう。メガテンifのハザマ編とか404だった。
>>175 Internet Archive使えばいいんじゃない?
アーカイブはフォローできてない部分が多くて困る。
でも、書くのが面倒くさいという人の気持ちはよくわかるぞ。
じゃあ今後はどこどこのサイトからコピペしてくるようにしますね
URLも書けよ。
リクエスト無いのに勝手に自己満足で投下する奴もいらん
どうしても書きたいなら日記帳に書いてください
じゃあリクエストのなかった作品はWikiから削除していっていいんだな。
>>181 俺はリクエストが無い作品でもありがたく読んでる。
読みたくない人が読み飛ばせばええやん。それで万事解決やん?
ここに書かれてた事でそのゲームの存在を初めて知った、興味を持ったって奴だっているだろうに……
それにこのスレにはストーリー書く奴とリク主しか居ない訳じゃないじゃん。
大半の奴は自分がリクしてないのに人のリクに乗っかって読んでる訳だろ?
じゃあ、そいつらにとっちゃ、つまり大半の人間に取っちゃ
リクなしだろうがありだろうが大して変わりはないんじゃないの?
PSPの「リゼルクロス」をお願いします!
リクエストにない作品投下してる人は
頼まれて書く人よりも作品に対する
愛が感じられて俺は好きだなあ。
要するに、俺が目障りだと思ってるから書くんじゃねえよって事か?
◆プロローグ
*その夜、志郎(しろう:変更可)は、恋人・久美子が待つ彼女の別荘へ車を飛ばしていた。
志郎:「急がなきゃ・・・。そういえば彼女、妹と二人で来ているって言ってたっけな。
きっと妹が彼でも呼んだものだから自分も淋しくなって、俺に電話してきたんだろ。
あっ、あの別荘かな・・・?」
*別荘に到着。ドアを開ける。久美子が出てくる。
久美子:「わっ、あなた!! やっと来てくれたのね。うれしい。
今、ちょうど、妹のなぎさは買い物に行ってるのよ。
・・・どうしたの、そんなに見つめて?わたし、どこか変?そんなに見ないで・・・。恥ずかしいわ・・・」
志郎:「ごめん、遅くなっちゃって。道が混んでいたから・・・。」
久美子:「ウソ!! 他の女の人と会ってたんでしょ。・・・わかったわ。信じてあげる」
志郎:「それはそうと、なかなかいい別荘だね」
久美子:「死ぬ前にパパが買ったものよ。」
志郎:「そうだったね。キミの両親は・・・」
久美子:「やだ、急にしんみりしちゃって。気にしないで。それより、中に入ったら?」
*[中に入る]
久美子:「まぁ、楽にして」
志郎:「あっちの部屋も見せてくれない?」
久美子:「あっ、ダメ。散らかってるから・・・」
*[抱き寄せる]
志郎:「こっちへおいでよ」
久美子:「あなた・・・。会いたかったわ」
志郎:「なぎさちゃん、どこ行ったの?」
久美子:「駅前のスーパーへおしょうゆを買いに行ったのよ。でも、あの子、何やってるのかしら」
*それからしばらくして・・・
久美子:「あの子、まだ帰らないわ。ねえ、まさか誘拐なんてことないわよね?」
志郎:「まさか、考えすぎだよ」
久美子:「でも、もうこんなに遅くまで帰らないなんて・・・。あの子に何かあったんだわ。警察に電話しようかしら」
*[電話する]
志郎:「あっ、警察ですか?実は友達の妹が買い物に行ったまま戻らなくて・・・」
久美子:「ねっ、誘拐かもしれないって言って!!」
志郎:「で、もしかしたら誘拐じゃないかと・・・」
志郎:「すぐにここに来るそうだよ」
*それからしばらくして・・・
志郎:「警察みたいだね・・・」
*刑事が来る
刑事:「なるほど。だいたいの話はわかりました。しかしですね、特に脅迫電話があったわけでもないし、
それに聞けば妹さんには放浪癖があったらしい。妹さんは確か18歳でしたね。
まっ、今のところ事故の報告もないし、そのうち帰ってくるのでは?
あまり心配せぬことです。一応こちらでも探してみますが・・・。
また何かあったら知らせてください。では、わたしはこれで・・・」
*刑事帰る。電話が鳴る。
久美子:「あっ、電話よ!・・・はい、もしもし。高木ですが」
志郎:「どうしたの?」
久美子:「切れちゃったわ・・・」
*翌朝
志郎:「なぎさちゃんまだ帰ってないみたいだね」
久美子:「えっ? 一緒に妹を探そうですって?あなた、頼もしいわ!!
そうよ。警察なんて当てにできないんだから・・・。
ねっ、二人で探せばきっと見つかるわよね。今、出かける準備をするわ。ちょっと待っててね」
◆なぎさはどこに
久美子:「志郎、お待たせ!さあ、これからどうしたらいいと思う?」
*なぎさの写真を用意し、久美子と一緒に行動開始。
久美子:「駅前のスーパーだわよ。レジに店員がいるわよ。ごめんくださいな!」
店員:「いらっしゃいませ!」
久美子:「この妹の写真を見てくれなくて。昨日、ここに、こなかったかしら?」
店員:「えーっと、この人ですか?確か、来ませんでした。こんな可愛い子なら、絶対に覚えていますよ」
久美子:「フィラテニスクラブに着いたわ。なぎさ、よくここに来てるみたい。
あっ、よーこがいるわ。わたしの友達なのよ。ハーイ、よーこ!」
よーこ:「なんだ、久美じゃない。あっ、隣にいる人が、いつも話してる彼の志郎さんね。こんにちわ」
久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」
よーこ:「聞きたいのはこっちよ。最近、全然来なくて・・・」
久美子:「えっ、一昨日もここに行くって出かけたのよ」
よーこ:「うっそー。来てなくてよ」
久美子:「乗馬クラブに着いたわ。なぎさはここの会員だったのよ。あら、ジョッキーの西村さんがいるわ。
彼、なぎさの先生。西村さん、こんにちわ」
西村:「あ、これは、高木のお嬢さん」
久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら」
西村:「いえ、全然来られなくて、とても寂しい思いをしていたんですよ」
*久美子の別荘の裏辺り
久美子:「裏山だわよ」
志郎:「草むらを調べてみようよ」
久美子:「いろんな草が生えてるわよ。あれ?これ、大麻(たいま)みたいだけど、
まさか、こんな所に野生の大麻が・・・違うよね、きっと」
久美子:「ペウロ協会に着いたわ。綺麗な建物でしょ。あっ、神父さんがいるわ。
こんにちわ、神父さん。相変わらずお元気そうですね」
神父:「神の御心のお陰です。しかし、この度は、ご両親がとんだことに・・・。
あんなにお元気そうだったのに、交通事故でお亡くなりになるとは・・・」
久美子:「あら、そんな言い方すると、パパとママが死んだのも、神の御心みたい」
神父:「おや、私としたことが」
*山道
久美子:「山道だわよ。草の茂みに財布が落ちてるわ・・・あっ、これ、なぎさの財布だわ。どうしてこんな所に・・・」
志郎:「財布を調べてみようよ」
久美子:「えっと、お金と・・・あっ、カードが入ってる。タロットカードみたいだけど。死神の絵が描いてあるわ」
久美子:ヴィラホテルに着いたわ。大きなホテルでしょ。よくここへパパと食事しに来たわ・・・。
あら、支配人の関谷さんがいるわ。関谷さん、お久しぶりです」
関谷:「これは、久美子様。おや、お友達連れですか?」
久美子:「素敵な人でしょ。わたしの彼よ。妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」
関谷:「お父上が亡くなられてから、こちらにはお見えになっておりませんが」
久美子:「このカードを見てくれなくて」
関谷:「こ、これは・・・。いったい、お嬢様がどうしてこのようなものを?
詳しいことは知りませんが、一度怪しげなパーティーに誘われたことがございます。秘密クラブめいたもので、
このカードは、そこの会員証に似ているような・・・。実際行ったわけではございませんが、なんでも、
地蔵ヶ原(じぞうがはら)辺りの別荘で行われているとか」
久美子:「ドライブインの中だわよ。マスターが暇そうにしてるわ。マスター、相変わらず暇そうね」
マスター:「ああ、おかげさまでね」
久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」
マスター:「昨日ねぇ・・・昨日は来なかったけど、一昨日来たかなあ。確か、男の人と一緒だったな」
久美子:「なぎさが一緒だった男のことを聞かせて」
マスター:「よく顔は見なかったけど、なぎさちゃん、その男から、お金をもらってたみたいだったな」
久美子:「ここは、大きな家の前だわよ。垣根に綺麗なアジサイが咲いているわ。素敵ね。
表札が掛かってるわ。『花山』・・・どこかで聞いたような名前ね。もしかして、知ってる人かも。入ってみるね。ごめんくださいな」
花山:「これはこれは、久美お嬢さん、まぁ、上がっていきなされ」
*ここは、久美子の父親の部下の、花山の別荘だった。
久美子:「でも、花山さんが、こんな近くに別荘を買っているなんて、知らなかったですわ」
花山:「いやいや、お恥ずかしい・・・」
久美子:「この家の垣根、アジサイですね」
花山:「ええ、とても美しいピンクの花が咲いていたでしょう」
久美子:「あら、ブルーのもあったみたいですよ」
花山:「おや、そうでしたかな」
久美子:「妹が、昨日、ここに来なかったかしら?」
花山:「ほう、妹さんもこちらに?いえ、お見かけしておりませんが」
久美子:「このカードを見てくれなくて」
花山:「わっはは。久美子さんも、冗談がお好きだ。いやー、まいった、まいった」
久美子:「これは、どういうカードか教えてくれます?」
花山:「またまた、おとぼけを・・・。こりゃ、一本取られましたな」
*久美子の別荘に戻る
久美子:「うーん、とりあえず戻ったけど、これからどうする?」
*なぎさの部屋に入る
志郎:「引き出しを調べてみようよ」
久美子:「気がとがめるわね・・・。あっ、アドレス帳があるわ」
志郎:「アドレス帳を調べてみようよ」
久美子:「友達の住所が書いてあるわ。水城麻美(みずき あさみ)・・・あら、駅の近くの子よ。陸橋から南に行った家だわ」
*麻美の家に入る。麻美が刺激的な格好をしている。
久美子:「麻美の部屋だわよ。最近の高校生ったら・・・。そんなに見つめて、志郎、あなた、いやらしいわよ。
あなた、その格好どうにかならないの」
麻美:「余計なお世話よ。家でどんなカッコしてようと、あたしの勝手でしょ。
そういえば、なぎさもしょっちゅう言ってたっけ。久美子お姉さまがとてもうるさいって」
久美子:「・・・・・・」
麻美:「ところで、お姉さまの隣にいるあんたは誰」
久美子:「志郎さんよ」
麻美:「お姉さまには聞いてないんだけどなー」
久美子:「もう、なんて子なの!志郎、あなたに任せるわ」
志郎:「麻美ちゃんだったね。いい子だから、話してくれないか」
麻美:「わかったわ。あんた、いい男だから教えてあげる。なぎさの何を聞きたいの?」
志郎:「教えて欲しい。なぎさちゃんが、今どこにいるのか、付き合ってた男のことでもいい」
麻美:「どこにいるかはわからないわ。ほんとよっ!」
志郎:「このカードを見てくれないか」
麻美:「ふーん。そのカードを持ってるの?だったら行けばいいわ。今ごろならパーティーやってるかもよ」
*久美子に連れられて地蔵ヶ原へ
久美子:「別荘の中だわよ。なんか、怪しげな雰囲気だわ。お話してもいいかしら?」
男:「あんた、前にもここに来なかった?気のせいかなぁ。いや、前にあんたとよく似た子を見たような気がして」
久美子:「この妹の写真を見てくれなくて」
男:「あっ、この子?思い出した。確か、石田のやつの仲良くなって・・・。あれ、ほんとにあんたじゃなかった?
大きな声じゃ言えないけど、石田はチンピラヤクザさ。あんな可愛い子が、なんで石田なんかとって。
すごく腹がたったの覚えてる。七日ぐらい前だったなぁ。えっ、石田?そういや、今日は来てないみたいだったな。来たら教えてあげようか」
久美子:「お願いするわ。わたしの電話は、このメモよ」
男:「わかった」
久美子:「ね、志郎。一度戻って出直さない?もしかしたら、あの子、戻ってるかも知れないし」
*久美子の別荘に戻る
久美子:「やっぱり帰ってないわね、あの子。でも、こんなに探したのに、いないなんて・・・。
また放浪癖が出て、旅行にでも行ったのかしら・・・。あら、電話よ。もしもし、高木ですが・・・」
志郎:「どうしたの?」
久美子:「な、なんでもないわ。間違い電話よ」
◆久美子の謎
久美子:「いろいろ付き合ってもらったけど、あの子、きっと旅行にでも行ったんだわ。うん、そうよね・・・。
だから心配するのもうよしましょっ。ほんとあの子風来坊なんだから・・・。心配して損しちゃったわね」
志郎:「キミの両親のことを、話してほしい」
久美子:「去年の秋だったわ。こっちから東京に帰る途中で事故にあって。今でも信じられないわ・・・。
これ以上話させないで。せっかく忘れかけてるんだから。ごめんね」
志郎:「なぎさちゃんのことほんとに心配しなくていいの?」
久美子:「わかったわ、言うわ。わたしには妹なんていなかった。
ううん、いなかったっていうのは嘘ね。いたわよ。でもずっと前に死んだの。
あの子が12歳のときだったわね。元々病気がちな子で、ママはいつも妹の心配ばかりしてたの覚えてる。
妹が死んだとき、ママはその事実を受け入れなかったみたい。それでノイローゼになっちゃって・・・。
それからね。わたしが妹との二役をやるようになったのは。ママを治すために・・・。
でももうそれもおしまい。わたしはわたしだけに戻るわ。
あなたに付き合ってもらったのは、妹がいなくなったことを、みんなに分からせるため。
だましてて本当にごめんなさいね」
志郎:「じゃあ、妹なんて?」
久美子:「わたしも辛かったわよ。でも、ママのためにそうするしかなかったの。だからもう聞かないで」
志郎:「・・・・・・」
*[場所移動]
久美子:「そうなの。だましたから怒っているわね。出て行くって言うならわたしもう止めないわ。
でもこれっきりなんて言わないわよね。わたし待ってるわ・・・」
◆雨上がりの町
志郎:「さーて、これからどうするか・・・」
*一人で行動開始。
志郎:「おっと、裏山に来ちゃったぜ。草むらを調べてみるかな。
おかしいな。久美が、ここに野生の大麻に似た草があると言ってたが、そんな草はないぞ」
志郎:「ドライブインについたな。こんにちわ」
マスター:「あっ、いらっしゃい。久美ちゃんは、一緒じゃないの?
あ、そうだ、この前話した、なぎさちゃんが連れてた人ね、さっき見たよ。
駅の向こうで見たんだ。40歳くらいの男なんだけど、確か、大きな家の前だったな」
志郎:「昨夜(ゆうべ)はどこにいたか、聞かせて欲しいんだけど」
マスター:「昨日ねぇ。確か、飲みに行ったけど、どうしてそんなこと聞くんだい?」
*[電話する]
志郎:「よし、久美に電話してやろう」
久美子:「もしもし、高木ですが。あっ、あなたなの?今どこに?
ねっ、わたし、今からそこに行っていいでしょ。話したいことがあるの。着替えたらすぐに行くわ。
だから待っててよね。きっとよ!」
*久美子の別荘に移動
志郎:「やっぱり久美はいない。どうしたんだろう・・・。
ベッドの下に本が落ちてる。植物図鑑だが、栞が挟んである。えーと、
アジサイは、土に鉄分があると、ブルーの花を咲かせる、か。そう言えば、今はアジサイの季節だなあ」
*電話が鳴る
志郎:「おっと、電話だ。はい、高木ですが」
男:「あんた、志郎さんだね。悪いことは言わない。このまま、東京に帰って、何もかも忘れるんだ。いいな!」
志郎:「あ、あんたはっ?」
男:「じゃあな」
志郎:「もしっ、もしもし!・・・切れてしまったか。しかし、これはいったい?」
*なぎさの部屋に入る
志郎:「気のせいかも知れないけど、今、さっきまで人がいたような、そんな気がする。
引き出しを調べてみるかな。ん?麻美の住所が書かれたアドレス帳がなくなってる。まさか、麻美まで危ないとか・・・。
おや、ベッドの足元に、漫画の本が落ちてる。あれ、さっき、妹がいないと言ってた話は、この漫画に似てるなあ。
もしや、久美はこれを読んで、あんなことを・・・。しかし、何故?久美にも、脅しの電話が?」
志郎:「ヴィラホテルのラウンジだぜ。こんにちわ」
関谷:「あっ、確か、久美子様の・・・。よくいらっしゃいました」
志郎:「たびたび悪いですね」
関谷:「なーに、構わんですよ。こんなホテルでいいなら、いつでも来てください」
志郎:「久美子のことを話して欲しいんですが」
関谷:「久美子様は、あのような人だから、お顔には出しませんが、ご両親のことは、さぞ堪えたでしょうね」
志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」
関谷:「こんなことを言っていいのか・・・。実は、お父上は、花山とか言う部下と、対立することが多くて。
しかし、まさか、そのようなことが・・・」
志郎:「乗馬クラブに着いたな。こんにちわ。西村さんでしたね」
西村:「おお、そう言うあなたは、確か、久美子お嬢さんと一緒だった人・・・」
志郎:「久美子のことを話して欲しいんですが」
西村:「妹思いのいいお嬢さんで、ご両親があんなことになった後も、よく妹の面倒を見て・・・」
志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」
西村:「ええ、なんでも、ブレーキミッションのボルトが緩んでいたのか、はずれていたそうで。
人間なんて、あっけないものですね」
志郎:「それはそうと、なぎさちゃんのことだけど・・・」
西村:「全然関係無いかもしれませんが、なぎさちゃんのテニスクラブのお友達と、
ドライブインのマスターが一緒に歩いてたのを見たことがあります」
志郎:「山道だぜ。おや、ライターが落ちてる。・・・と、一応、持っておくか。
ライターを調べてみるかな。『H』とイニシャルが入ってる。誰のものだろう」
志郎:「ドライブインの中だぜ。こんにちわ」
マスター:「しかし、おたくもヒマだねー」
志郎:「このライターに心当たりは?」
マスター:「んー。いや、見覚えがないな」
志郎:「よーこちゃんと歩いてたって話を聞いたんだけど」
マスター:「さあ。そんなことがあったかも知れないね。これでなかなかもてるから。あはは」
志郎:「ところで昨夜のことだけど・・・」
マスター:「うーん、家でテレビを見てたな」
*[締め上げる]
志郎:「昨日は家にいたって?飲みに行ってたんじゃ?さあ、言え!」
マスター:「あっ、そうだった。飲みに行ったんだ。そこにテレビがあったもんだからね。いやー、ごめんごめん」
志郎:「フィラテニスクラブに着いたな。やあ、よーこちゃんだったね」
よーこ:「あら、志郎さん。一人だけど、久美と喧嘩でもしたの?」
志郎:「マスターと歩いていたそうだね」
よーこ:「なんでそんなこと言うの?わたしにやきもち焼くことないと思うけどな」
志郎:「このライターに心当たりは?」
よーこ:「あら、素敵なライター。どこで拾ったの?」
*[締め上げる]
志郎:「さあ、いい子だから言うんだ。どうしてこのライターが拾ったものだとわかったんだい?」
よーこ:「そ、それは、女のカンよ。それより、いいこと教えてあげる。どこに行っても、もう何も出なくて、
誰に会っても同じことしか言わなくなったら、神父さんのところに行けばいいわ。何か教えてくれるかもよ」
志郎:「ん、レマン湖だな。レマン湖の中の島だぜ。ベンチが置いてある。
ん?ベンチの後ろにスコップが落ちてる。一応、持っておくか」
志郎:「ペウロ教会に着いたな。どうも、またお会いしましたね」
神父:「おお、久美子様のお友達でしたか」
志郎:「久美子の両親のことだけど・・・」
神父:「ちょうど東京に帰られるとき、事故に遭われたとか。本当にいい人でございましたのに」
*[場所移動]
神父:「待ちなされ、今、神のお告げがあった。『Hのキーを押すことじゃ。持っているスコップで、
一度だけ好きなところを掘ることが出来よう』。では、行きなされ」
志郎:「花山さんの別荘の前だぜ」
*Hキー(携帯アプリでは*ボタン)を押す
志郎:「よし、ここで掘ってみよう。・・・やっぱりだ。青いアジサイの根本から何か出てきたぞ。
こ、これは、ボルトのようだが・・・。これのために、アジサイが色を変えたんだな。よくはわからないが、これが車のボルトだとしたら・・・」
*[中に入る]
志郎:「花山さんの部屋だぜ。この人は、久美の親父の部下だったが、今は社長か・・・。どうも、突然お邪魔して悪いですね」
花山:「ああ、君は志郎くんだったですね。何か用ですか?」
志郎:「このライターに心当たりは?」
花山:「Hは確かに私のイニシャルだが、とんと見覚えがないね。第一、私は煙草を吸わない」
志郎:「このボルトを見て欲しいんだけど」
花山:「さあ・・・」
*[締め上げる]
志郎:「とぼけるのもいい加減にしろ!自分が社長になりたくて、久美子の両親を事故死させたんだろう」
花山:「まさか・・・」
志郎:「じゃあ、このボルトは何だ?この家の垣根から出てきたんだぜ」
花山:「な、なんと・・・。そうですか、では」
志郎:「わーっ、この煙は何だっ!」
花山:「わーはっはっは。またどこかでお会いしましょう。さらばじゃ」
志郎:「待て!汚いぞ!・・・行ってしまった。しかし、シリアスな話だと思ってたのに、なんてことだっ!」
*花山は煙とともに消えてしまった
志郎:「おや、花瓶の後ろに手紙がある。差出人は高木正夫。久美の親父が花山に出したものだな。消印は去年の秋。亡くなる前に出したものか。
えー、なになに・・・。『私に万一のことがあったら、くれぐれも娘たちのことを頼む』。こ、この手紙は、いったい!」
志郎:「麻美の部屋だぜ。麻美ちゃんは相変わらず刺激的な格好だぜ。よう!」
麻美:「一人で来てくれて、麻美とってもうれしいわ」
志郎:「なぎさちゃんのことを教えて欲しいんだけど」
麻美:「いーわ、教えてあげる。あの子、両親の事故のことで何か調べてたみたい。
詳しくは知らないけど、地蔵ヶ原のクラブには、そのために行ってたみたいよ」
志郎:「久美子のことを話して欲しいんだけど」
麻美:「あっ、そうそう、久美お姉さんの友達とかいう女の人に頼まれて、
植物図鑑を久美お姉さんに届けたんだよ。えっ、その女の人?
あの人確か、地蔵ヶ原のほうに歩いていったよ」
*[抱き寄せる]
麻美:「ねっ、久美お姉さんもいないし、もっと激しく愛し合わない?」
志郎:「悪いが子供の遊びに付き合っている暇はないんだ」
麻美:「やっぱり、久美お姉さんを愛しているのね。わかったわ。あたしも探すの手伝ってあげる。
ねっ、これから、地蔵ヶ原に行ってみようよ。大丈夫。道はあたしが知ってるから」
志郎:「じゃあ、行くかっ!」
◆麻美にハートイン
*地蔵ヶ原のマップを移動することになる。
麻美:「地蔵ヶ原に来たよ。パーティーやってる別荘は、確かこの辺だと思ったけどなぁ」
*それらしい別荘の西側へ移動
麻美:「家の横だよ。カーテンの閉まってる窓があるよ。あ、窓がぐらぐらし始めたよ」
志郎:「俺が窓を取ろう。ちょっとどいててね。ぬおおおおっー!」
麻美:「キャー、すごい!窓を外しちゃった」
*別荘の中の部屋。誰かの寝室のようだ。
麻美:「あれ、写真がある。40歳くらいのおじさんと、子供が写ってる。わかんないけど、もらっとくね」
志郎:「麻美ちゃん、たんすの上を調べてみようよ」
麻美:「なにこれ?古い新聞があるよ。なになに?『業務上横領で会社をクビになり、自殺』。やだー、暗いなー。
あれ?この人、なぎさの会社の人だったのね。ほら、『高木産業元係長 広田勝男(ひろた かつお)』って出てるもん。
でも、なんで、こんな所にこんな新聞があるのかなー?」
*ペンションデュランに入る
麻美:「すみません」
織田:「おっ、麻美ちゃんじゃないか」
麻美:「あれー、織田さんのペンションだったのー」
織田:「うん、ちょっとね」
麻美:「ねー、織田さん、はしご無い?」
織田:「はしごならあるよ。貸してあげてもいいけど、一つだけ条件があるんだ」
麻美:「えっ、何?」
織田:「麻美ちゃんのパンティーを見せてくれるならいいよ」
*麻美のパンティーを見せると、はしごを貸してくれる。
*(携帯アプリだと何もせずにはしごを貸してくれる)
*ペンションデュランの外へ出る。文江がいる。
麻美:「あそこにいるの、ペンションの人かな。綺麗な人だけど、なんかクラそうな人ね。こんにちわ」
文江:「あ、いらっしゃいませ」
麻美:「あそこの大きな別荘のことを聞かせてほしいな」
文江:「ちょくちょく、神父さんがあそこに入っているのを見たことがあります」
麻美:「このライターに心当たりは?」
文江:「ああ、それ、ドライブインのマスターのでしょ。わたし、あの店にはよく行くから。
マスターがそのライターを持っていたのを見たことがあります」
*問題の別荘の東側からはしごを使い、2階の窓から部屋に入る。
麻美:「ここは、応接間みたい。ソファの隙間に鍵みっけ!もらっとくね」
*別荘の中を探索。煙草を発見、入手。
*大きな机が置いてある部屋
志郎:「あさみちゃん、戸棚を調べてみようよ」
麻美:「応接間で拾った鍵を使ったら、空いたわ。奥に、クラブの名簿みたいなのがある。取っておくね」
*さらに奥に進み、地下室へ。箱が置いてある。
志郎:「麻美ちゃん、箱を調べてみようよ」
麻美:「乾燥させた葉っぱがいっぱい入ってるわ。なんか、刻み煙草の素みたい。もらっとくね」
*壁を叩く
麻美:見て!壁が簡単に崩れたわ。中に入ってみる?
*中に入ると、そこは洞窟だった。洞窟を抜ける。
麻美:「ん!塀の中よ」
*塀の中に囲まれた家の中に入る。暖炉の上に額縁が掛けてある。
麻美:「額縁の裏が戸棚になってて、何か入っていたよ。なんだろ、これ?書類みたいね。もらっとこっと」
*[調べる]→[持ち物]→[名簿]
麻美:「誰のことを調べるの?」
*石田と入力
麻美:「あったよ、石田。えっと、ここからずーっと南の方だわ。でも、南に行く道なんか、あったかなあ」
*洞窟を戻り、別荘から出て、ペンションデュランへ
麻美:「また来ちゃった」
織田:「ああ、いつでも大歓迎さ」
麻美:「あのね、この煙草、おかしいと思わない?」
織田:「お、ちょうど切らせてたんだ。悪いけど、一本もらうよ。・・・うん?変わった味の煙草だな」
麻美:「この書類、わかる?」
織田:「おっ、これは、ヴィラホテルの株券だな。名義は『高木正夫』。こりゃ、相当の金額になるはずだ」
麻美:「ねー、これ、何の葉っぱだと思う?」
織田:「ああ、野生の大麻の葉っぱだね。どこで見つけたんだい?」
麻美:「ねっ、この新聞見てくんない?」
織田:「なんだ、15年も昔の新聞じゃないか。広田勝男って人が、自殺ねえ。うん?広田・・・いや、まさか、そんな」
麻美:「ほら、この写真なんだけどさ」
織田:「思い出した。この子供は広田だ。15年ほど前、俺がまだ中学生の時、俺のクラスに転校してきた広田政勝(まさかつ)だ。
あいつ、卒業と同時に東京に行ったから、それ以来あってないけど、もういい年になったろうな。
ほら、隣にいるのが、あいつの妹の・・・えーと、よーこちゃんとか言ったかな。しかし、その新聞に載ってるのが、あの広田の親父とか・・・はは、まさか、ね」
麻美:「なぎさって子を知らない?」
織田:「いつだったか、麻美ちゃんと同い年くらいの子が、やっぱり、あの別荘のことを聞きに来て、
まあ大したことは教えてあげられなかたんだけど、あの子たしか、なぎさって名前だったなあ」
*洞窟に再び入る。湖の中の島に出る。鳥居が建っている。
麻美:「あんなところにお爺さんがいるよ」
神様:「わしは神様なんじゃよ。湖の南、山道の崖を叩きなされ。そこに道が開けるであろう」
麻美:「キャー、ほんと、ありがと、チュッ」
*洞窟から出て山道へ
麻美:「山道だわ」
志郎:「俺が叩こう。あたーっ!」
麻美:「やった!道ができたわ!うそみたい!」
*ゆうぼうの別荘
麻美:「別荘の中だわ。あのー・・・」
ゆうぼう:「やー。どうもどうも。ここまで来たら、後もう少しです。頑張ってくださいね」
*石田の家
麻美:「おげんこ?」
石田:「なんだ、お前ら?」
*[締め上げる]
志郎:「なぎさをどうした?さあ、言うんだ!」
石田:「ひっ、やめてくれ!わかった、言うよ、言うよ。あの子がかわいいから、俺はちょいと油断しちまってさ。
その隙にあの子、地下のマリファナ作りを見つけてしまったんだ。
あの子が何のために、あの別荘を嗅ぎまわっていたかなんて知らねえけどよ、
俺はミスタードラゴンにそのことを報告しただけだ。その後どうしたかは知らねえ。ほんとだ!」
志郎:「ミスタードラゴン?」
石田:「あの別荘の持ち主で、クラブのボスさ。いつも覆面をしていて、誰もボスの本当の名前は知らないんだ」
志郎:「ドラゴンねえ・・・。しかし、話はどんどん変な方向に進みだしたなあ。どうなるんだろ?」
麻美:「ねっ、こんなチンピラに構ってられないよ。ボスが誰か、手がかりを見つけないと、早くっ!」
*来た道を戻り、問題の別荘の応接間に入る
麻美:「待って、廊下から人の声がするわ」
男1:「では、あのことは?」
男2:「久美の恋人というのが嗅ぎまわっているみたいですが、なーに、久美もなぎさも、もう始末させたし、あの男だけじゃ、何も解りますまい」
男1:「しかし、突然お邪魔して悪かったですね」
男2:「なーに、構わんですよ。こんな別荘でよければ、いつでも来てください。では、行きますかな」
麻美:「今の男たち、もう行っちゃったみたいね」
志郎:「しかし、あの喋り方は・・・・・・?」
麻美:「えっ、何かわかったの?」
志郎:「・・・・・・。ミスタードラゴンか。何やら、話がとんでもないことになってきたな。とりあえず、駅まで戻ろう。心当たりがあるんだ」
麻美:「わかったわ」
連投規制かな。乙。
◆ドラゴンへの道
*軽井沢駅前
志郎:「どうやら、今回のことは、久美の両親の事故と関係があるらしいが、
それだけでもないらしい。よーく考えるんだ、志郎」
*これまでの情報を総括し、推理する
志郎:「別荘で見つけた、写真に写っている子供、広田政勝とは?」
*マスター
志郎:「そして、広田の妹は?」
*よーこ
志郎:「なぎさがお金をもらっていた男は?」
*花山
志郎:「命令を受け、なぎさを攫ったのは?」
*マスター
志郎:「さらに、二人の子供と、写真に写ってる男が、政勝やよーこの育ての親であろう。
その、育ての親とは?」
*関谷
志郎:「そして、己(おのれ)の欲望のために、久美の親父を恨みに思ってる政勝たちを利用し、
久美の両親を事故死させた人物は?それは、ミスタードラゴンこと、この人物だ!」
*関谷
志郎:「ヴィラホテルの株券を奪い取るためか。あるいは、裏山の大麻栽培が発覚しそうになったためか。
たぶん、この二つの理由のため、関谷ことミスタードラゴンは、
久美の両親を事故死させ、さらに、事故を不審に思って調べ始めたなぎさの存在が疎ましくなり、
政勝、つまりマスターに、なぎさを誘拐させた。
そして、なぎさに脅迫していたのが花山。ドラゴンは、政勝やよーこ、マリファナパーティーの常連客の神父まで使い、
全ての罪を花山に押し付けようとした。花山の家の垣根にボルトを埋めさせ、
わざとらしくスコップを目立つところに落としておいたのも、花山を犯人に見せるためだろう。
さらに、見つけやすくするため、久美に植物図鑑を届けさせた。麻美に、これを頼んだ女とは、たぶんよーこだろう。
事件の黒幕は、関谷こと、ドラゴン。そして、直接手を下していたのは、マスター。
彼は、父親が自殺に追い込まれ、久美の会社を恨みに思っていたはずだ。
マスターの妹・よーこも、これに協力し、神父までが加担したのは、きっと、マリファナ欲しさだろう。
よーし、わかったぞ。これで全て納得がいく」
麻美:「ねえ、さっきから何ぶつぶつ独り言いってんのよ。これから、どうするわけー?」
志郎:「急がないと、なぎさが危ない。もしかして、久美までがドラゴンの手に・・・」
*駅前のスーパー
麻美:「男の人がいるよ。お客さんかな」
志郎:「うん?どこかで見たような。そうだ、刑事さんだ。ミスタードラゴンのこと、知ってますか?」
刑事:「その昔、ドラゴンと呼ばれる犯罪組織があった。しかし、もう、ン10年も前の話です。
確か、もう壊滅しているはずです。
探偵ごっこも結構ですが、おたくたち、警察をからかってはいけませんな。私は買い物で忙しいのです」
*フィラテニスクラブ
麻美:「誰もいないよ。もう帰っちゃったみたい」
*ペウロ協会
麻美:「神父さんがいるよ」
*[締め上げる]
志郎:「さあ、言えっ!ドラゴンはどこだっ!あんたが地蔵ヶ原の別荘に行ってるのは知ってるんだぜ」
神父:「うぐぐ・・・言います、言います。
私は、確かに神に仕える身でありながら、あのパーティーの常連でした。その弱みをつつかれ、
ドラゴンに協力したこともあります。しかし、大きなことはやっておりません。
あの人も、私のことを信用してないみたいで。だから、私はほとんど何も知らされていないのです」
*ヴィラホテル
志郎:「こんにちわ」
従業員:「いらっしゃいませ。あなたは志郎さんでしたね。すみません。関谷さんは今、不在です」
麻美:「ねえ、この写真を見てくんない?」
従業員:「おや、この男の人は、関谷さんのお若い頃では。どことなく、面影があります。
それに、この子供は、ドライブインのマスターでは・・・」
麻美:「マスターのことを話してほしいな」
従業員:「あの人は、小さい時、お父さんを亡くされましてね。
それで、関谷さんが、彼の面倒を見たという話を聞いたことがあります」
志郎:「ミスタードラゴンのこと、知ってますか?」
従業員:「ああ、その噂なら聞いたことがあります。軽井沢の影のボスと呼ばれ、
怪しげなパーティーをやっては、いろんな人を自分の組織に引き込んでいるとか。
なんでも、この軽井沢のどこかに、ドラゴンがアジトにする、隠れの里があるそうですが、
その話がどこまで本当なのか・・・」
*ドライブイン
麻美:「休みみたい。待って、誰か来たよ!」
*久美子が颯爽とバイクに乗って登場。
志郎:「久美!いったい、今までどこにっ!」
久美子:「詳しい話は後。この写真を見て」
志郎:「なぎさちゃんの写真がどうかしたの?」
久美子:「わたし、実を言うと、あれから襲われそうになって、花山さんにかくまってもらっていたのね。
あなたにも知らせなかったのは、これ以上あなたを巻き込みたくなかったから。
話は、花山さんから聞いたわ。彼、なぎさと一緒にパパたちを事故死させた犯人を探していたんですって。
でも、なぎさが攫われたりして・・・。
その写真はね、花山さんに手を引かせるため、犯人が花山さんに送ったものなの。
『なぎさは預かった。これ以上歯向かうと、この子の命は無い』とか言ってきて。
でも、その写真、手掛かりになると思わない?問題は、なぎさの後ろに写っている風景。
たぶん、なぎさはそこだわ。どこだと思う?」
*ここでパッケージ内に入っていた実物の写真を見る。(携帯アプリでは画像が表示される)
*「浅間山」と入力する。
久美子:「そうよ、これ。だって、左に教会の十字架が、右に牧場が見えるもん。
こんな風に見えるのは、あの場所だけだわ。浅間山に行ってみましょう」
*浅間山の森に入る
久美子:「森を抜けるとこんな所に出たわ」
麻美:「わー、なんか怪しげな所じゃん」
*ここからは噂のRPGパートです
*初代ドラクエのようなマップ上に、敵シンボルが見えます。
麻美:「男の人がいるよ。こんにちわ」
男:「ここは隠れの里だ。よそ者は立ち去れい」
※
*[戦う]
久美子:「わたしは、どうすればいい?」
*[投げキッスをする]
麻美:「ねー、あたしは?」
*[パンティーを男に見せる](携帯アプリでは[ぱふぱふをする])
*戦闘開始っ!
久美子:「うっふん、チュッ!」
男:「クラクラ」
*男の戦闘意欲 マイナスX!
麻美:「ねえ、見て見てー」
男:「うぷっ!」
*男のディフェンス マイナスX!
志郎:「あたたたたっ!」
*男に Xポイントのダメージ!
男「ぬおおおおっー!」
*志郎はXポイントのダメージを受けた!
※
*※〜※を繰り返して戦闘を行います。
*勝利時
男:「ひでぶっ!」
久美子:「きゃー、やったわ!」
麻美:「今ので、喧嘩の仕方が上手くなったんじゃない?」
志郎:「うん、自分でも強くなった気がする」
*志郎のパラメータが上昇する。
*敗北時
志郎:「うげっ」
久美子:「きゃー、あなたーっ!」
麻美:「うえーん、志郎が、志郎が・・・」
*RPGパートの最初からやり直し。
*男たちを倒しつつパラメータを上げ、落ちている宝箱を開け強化アイテムを入手していく。
*湖のほとりにいる男
麻美:「あのー」
男:「なんだ、俺は湖を見てるだけだ。ほっといてくれ」
*ある程度ダメージを与えた後
男:「俺が悪かった。許してくれ。その代わり、いいことを教えてやる。
二つの泉をよく調べてみろ」
*二つの泉
麻美:「あっ、パンティーが見つかったよ。でもこれ、はくのが恥ずかしいくらいセクシー。
だって、透けてるんだもん。いいや、これにはき替えちゃおっと」
*(携帯アプリだとバニースーツ)
*ラスボス戦
麻美:「ねぇ、見て!キャーっ、恥ずかしーっ!」
男:「じゅるん!うぷぷぷぷぷ・・・・!」
*ディフェンスを下げる効果が飛躍的に上がります。これがないとラスボスに勝てません。
*ラスボスの背後にある穴に入る
麻美:「わー、階段だよ。何だか怖いなー。あっ、部屋があるよ」
*部屋の中には、関谷とマスターがいる。
関谷:「おや、皆さん、おそろいで」
志郎:「やっぱり、お前がドラゴンだったのか」
久美子:「なぎさはどこ!」
関谷:「しかし、久美さまもおいでとはね。とっくに始末させたと思っていたのに」
志郎:「さあ、言え!なぎさはどこだ!」
関谷:「残念ですが、遅かったようですな。あの子はもう、深い水の中です。さあ、もう終わりにしましょう。政勝、やっておしまいなさい!」
志郎:「そうか、やっぱりマスターが政勝なのか」
関谷:「どうしたのです、政勝。早く、この連中を・・・」
政勝:「親父さん、もう、やめましょう。俺は、俺は・・・。確かに、久美さんの親父さんを、俺はずっと憎んでいた。だから、あんたの言う通りに・・・。
しかし、もう、いい。親父さん、諦めが肝心だ。俺と一緒に・・・」
関谷:「政勝、何をする、政勝!」
政勝:「さあ、行くんだ!なぎさは死んでない。そこのドアを入ったところに・・・」
志郎:「わかった。ここのドアだな」
久美子:「あなた、なぎさをやっと連れて帰れるのね」
関谷:「待て!そうはさせるか!このピストルが見えないのか!」
志郎:「うっ・・・」
関谷:「わはは!みんな、死んでもらおう!」
刑事:「よーし、そこまでだ!」
関谷:「だ、誰だ!」
刑事:「あんなことを言いましたが、気になって、つけてきたのです。ドラゴン!今度こそ、これまでだな。この村は完全に包囲されてるぞ!」
関谷:「な、なんと・・・」
刑事:「さっ、あとは警官隊に任して、早く妹さんを助けてあげなさい」
久美子:「そ、そうだわ、あなた」
志郎:「うん」
久美子:「なぎさ!」
なぎさ:「お、おねえちゃん!」
麻美「良かったね。なぎさが無事で」
志郎:「うん。とにかく、めでたしめでたしだ」
*というわけで、4人は無事に久美の別荘に帰ったのでした。
◆エピローグ
*キッチンで食事の支度をしている麻美となぎさ
麻美:「でも、なぎさ、すごいよね。今度のことで、ドラゴンとかいう組織が壊滅したらしいけど、もともとは、なぎさのお陰だもんね」
なぎさ:「そ、そんなー。志郎さんのお陰よ!」
麻美:「ただ、ひとつだけ気になるんだけど、ドラゴンはどうしてマスターたちの面倒を見てたのかなあ?」
なぎさ:「よくわからないけど、人に恨みを持つ子を育てれば、その復讐心を利用して、
あとあと、悪いことをさせられると思ったのじゃないかしら」
麻美:「なるほどなあ・・・。ねえ、なぎさ、おしょうゆはどこ?」
なぎさ:「ほら、さっき、スーパーで買ったじゃない」
麻美:「あっ、そうか。よーし、味付けオッケー。あれ?久美お姉さんは?」
なぎさ:「あら?さっき、志郎さんとそっちの部屋に行ったと思ったけど」
麻美:「呼んじゃおっと。食事ができましたよー。ドア開けますよー」
*ラブシーンを展開している久美子と志郎。
志郎:「・・・・・・」
久美子:「・・・・・・」
麻美:「いやー。うそみたい!」
なぎさ:「えっ、なになに?キャッ」
*それから数日後・・・
久美子:「あなた、たいへん!なぎさが、こんなメモを置いてっ!」
「あたしも、お姉さんみたいに素敵な彼を見つけに、旅に出ます。
今度は探さないでね。 なぎさ」
志郎:「じょ、じょーだんっ!」
Fin
乙です
さすが堀井雄二、エロいなw
乙。
なんつーか、アホっぽいエロさだなw
>>188 乙ー。
>神父:「待ちなされ、今、神のお告げがあった。『Hのキーを押すことじゃ。持っているスコップで、
>一度だけ好きなところを掘ることが出来よう』。では、行きなされ」
>志郎:「待て!汚いぞ!・・・行ってしまった。しかし、シリアスな話だと思ってたのに、なんてことだっ!」
どこから突っ込めばいいんだよw
ロックマンEXE6をお願いします。
まとめに書いてはいるのですが、プロローグのみで
終わっているので、補完お願いします。
主人公、光熱斗は慣れ親しんだ秋原町から引っ越す事になった。
幼馴染の少女・メイルほか、友達に惜しまれながら引っ越した先・セントラルタウン。
熱斗はそこで謎の少女・アイリスと出会う。
慌しい日々を送る熱斗。
今もっぱら話題なのはネットナビの情報を取り込み、現実に実体化できる新技術・コピーロイド。
ロックマンと現実世界で会えた熱斗は、感激を隠せない。
そんなある日、インターネットの奥深くに封じられた「電脳獣」が復活の予兆を示す。
あまりに強大な力を持つ二匹の獣、狼型プログラム「グレイガ」と鳥型プログラム「ファルザー」。
かつてどこからともなく現れた二匹は壮絶な死闘を繰り広げ、電脳世界を滅ぼしかけた。
全てが電子管理された現代において、二匹はまさに死の使いだった。
その強大すぎる力ゆえに二匹をデリートする事はできず、ネットから遮断する事で今日の繁栄は保たれていたのだった。
電脳獣という不安要素をよそに、WWWの暗躍も始まる。
学校。敬愛する教師はWWWの手の者であり、炎のナビ・ブラストマンを操り熱斗と敵対した。
水族館。海の生物を強制的に操る大敵と水のナビ・ダイブマンが襲い来る。
電脳獣の完全なる復活。虚実を自在に操るナビ・サーカスマンによって、二匹の獣は世界に解き放たれてしまう。
裁判所。父の冤罪を晴らそうとする熱斗の前に、裁きのナビ・ジャッジマンが立ちはだかる。
空中都市。天候を自在に操るナビ・エレメントマンの前に、世界の気象は狂わされる。
いずれの事件も苛烈を極めたが、熱斗とロックマン、なぜかいつも居合わせるアイリスの導きで解決されていく。
そしてどの事件も、終わった後には一体のコピーロイドが残っているのだった・・・。
解放された電脳獣の力は極めて強く、ロックマンの力では太刀打ちできないほどだった。
世界を救うため、己の内部に一匹の電脳獣を封印するロックマン。(グレイガ版はグレイガ、ファルザー版はファルザー)
世界一のオフィシャル捜査官バレルの操るナビ・カーネルの助けもあり、ロックマンはその力を己の物とした。
しかしもう一方の電脳獣はWWWの首領・Dr.ワイリーの手に落ちてしまう。
不安冷めやらぬ世界で、久し振りの明るい話題。最先端の科学技術を集めた万博がセントラルタウンで開かれる事となった。
開催当日、楽く万博を巡る熱斗たちだったが、万博はWWWの最終計画だった。
無数に量産されたコピーロイドに、悪意のネットナビをダウンロードして放逐するWWW。
現実に人間がコピーロイドに敵うはずもない。襲われる家族や友人。
熱斗はコピーロイド・ロックマンにて対抗し、これを退ける。
Dr.ワイリーと最後の決着をつけるため、ワイリーに囚われたアイリスを救うため、電脳獣を止めるため。
全てを解決するため万博最深部へと向かった熱斗はバレルと出会う。
バレルはかつて敬愛したワイリーを止めるため戦列に加わったのだった。
幼くして父を亡くしたバレルを育てたのもワイリー。悲しみの淵にいたバレルを支えるべく、カーネルを作ったのもワイリー。
その頃のワイリーには優しさがあった。あなたは変わってしまった・・・。
バレルの説得をはねつけるワイリー。熱斗の祖父・正との競争に敗れ、失意の淵にいたワイリー。
軍人でありワイリーの親友だったバレルの父親は、そんなワイリーの支えとなった。
そして自分が生きて帰れぬ戦場に赴く時、ワイリーにカーネルを託したのだった。
バレルの父親が死んだ事により、薄れ掛けていたワイリーのこの世に対する復讐心は完全に燃え上がった。
ワイリーは優しさを捨て去り、その天才性の全てを世界を滅ぼす事のみに注ぐようになった。
全てを滅ぼし、自らも消え去るために・・・。
ワイリーは親友への最後の餞として、そして自分の最後の優しさとして、バレルを世界最強の軍人に育て上げたのだった。
ワイリーの傍にたたずむアイリス。呼びかけにも応じないアイリスをいぶかしむ熱斗。
そこにバレルが驚愕の事実を告げる。かつて強さと優しさを兼ね備えた究極のナビだったカーネル。
だが今のカーネルには強さのみが残っている。優しさはDr.ワイリーによって切り離されてしまったのだ。
そしてその切り離された優しさこそが・・・アイリス。
カーネルの妹とも呼ぶべき存在であり、つまりアイリスの生みの親もまたDr.ワイリーなのだった。
行動派の熱斗に引っ張り回されては、穏やかに笑っていたアイリス。
熱斗にほのかな恋心を抱いていたアイリス。
内気で可憐で今にも消えてしまいそうな儚い少女。
彼女の正体はネットナビだった。コピーロイドに投影され、現実世界に暮らしていたネットナビだったのだ。
これまでの事件に残されていたコピーロイドは、全て熱斗を影ながら助けたアイリスだったのだ。
アイリスの特殊能力。それは世界のあらゆるネットワークを自在に操る力。
そしてワイリーの背後にたたずむ、二体の巨大なコピーロイド。
意図を察した熱斗の静止も聞かず、アイリスは現実世界に電脳獣を具現化する。
その力に呼応し、ロックマンの中からもう一体の電脳獣も引きずり出されてしまう。
二匹の電脳獣は具現化し、世界は破滅を迎えようとしていた。
電脳獣をオペレートするため、電脳獣の内部に消えるアイリス。
バレルは最後の手段として、カーネルとアイリスを再び一体化させようと、カーネルを電脳獣の中に送り込む。
高らかに笑うワイリー。
カーネルとアイリスが一体となる時、自動的に二人がデリートされるようにプロテクトをかけていたのだった。
全てが終わろうとしていた時、アイリスが正気を取り戻した。
まだアイリスが軍事ネットワークにいた頃。人は傷付けあう生物だと思っていた。
それが、外の世界に出て、初めて過ちだと分かった。人と人は笑い合える生物。誰も傷付けたくない。
光くんは、いつでも諦める事なく困難に立ち向かっていった。私も光くんのようになりたいと思った・・・。
兄さん!電脳獣を倒しましょう!
アイリスとカーネルが電脳獣の中に進入する。熱斗は二人を信じ、もう一方の電脳獣にロックマンを送り込んだ。
彩斗兄さん、これが最後のプラグインだ!
また裏切るのか、私を・・・。積年の人間不信が極まったワイリーとの決着の時が来た。
死闘の果てに電脳獣を撃破する三人。だが、疲労極まったロックマンは、その体を電脳獣に乗っ取られてしまう。
ロックマンを戻すため、カーネルとアイリスは完全体に戻る決意をする。
熱斗に向かって口を開きかけるアイリス。しかし、その口から言葉が発せられる事は無かった。
いいのか?
問うカーネルに、アイリスは笑って答える。
いいの・・・光くんは人間で、私はネットナビだから・・・。
完全体となったカーネルはロックマンの体から電脳獣を引きずり出した。
バレルに伝えてくれ!私は私の意志で逝くのだと!
その言葉を最期に、カーネルと電脳獣は爆風の中に消え去り、全ての決着はつけられた。
よくやった、光熱斗。ここも後数分で爆炎の中に消える。お前は立ち去るがいい・・・。
崩壊する万博会場と運命を共にしようとするワイリーを叱咤する熱斗。
お前は生きて罪をつぐなわなきゃいけないんだ!お前が不幸にした人のためにも!アイリスたちのためにも!
悲しげに笑うワイリー。
なぜこんなに悲しいのじゃろうな。何もかも捨て去って、全てを復讐に捧げてきたというのに。
熱斗は答える。それはまだワイリーの中に優しさが残っているからだと。
そうでなければ、優しさの化身であるアイリスをデリートせずに残しておくはずがないじゃないか。
罪を償って、これからは人のためになる研究をしよう。昔みたいに、科学省に戻って!
ワシが科学省に・・・?ふふ、一瞬じゃが、良い夢を見せてもらったわい・・・じゃがもう時間はない。
押し問答の中、目覚めるバレル。お前は帰るのだ!
熱斗を安全圏に投げたバレルは、崩壊する万博会場でいつまでもワイリーの傍に寄り添っていた・・・。
ワイリーは大した怪我もなく、万博会場あとから発見された。バレルは消息不明となったが、きっとどこかで生きているはず。
目覚めたワイリーは熱斗にただ一言ことづけた。ありがとう、と・・・。
そんなこんなで、晴れの小学校卒業式がやってきた。セントラルタウンの小学校が崩壊してしまったため、秋原町と合同開催に。
そんな熱斗の所に届く、謎の卒業祝い。それは一体のコピーロイドだった。
きっとバレルさんだ!コピーロイドにロックマンをダウンロードし、一同は盛り上がる。
これから中学生になって、今までみたいには会えなくなったり、遊べなくなったりするだろう。
でも、進む道が違っても、俺達の心はいつまでも友達だからな!
熱斗のPETが輝きを放ち、少年達はそれぞれの未来へと進み始めたのだった・・・。
20年後。
改心したDr.ワイリーの作成した「カーネルシステム」および「アイリスシステム」により、世界は一層の発展を遂げていた。
そして、ここにもまた世界の発展に尽くそうとする若き科学者がいた・・・。
熱斗くん、そろそろ出かけないと科学省の会議に遅れるよ!
そういう事はもっと早く言えよ!今日の会議には炎山も来てるから、遅れたら何言われるか分からないぜ!
行ってらっしゃい、あなた、来斗!
おう!さぁ来斗、駅まで競争だ!
デカオは秋原町の町長になり、やいとはグループを継いだ。
コジローは小学校の教師になり、明日太はアスタランド店長として奮闘している。
炎山はかつてのバレルのように国際ネットバトラー長官を勤め、メイルは熱斗と結婚して男児・来斗(らいと)を出産した。
そしてロックマンは今でも来斗や熱斗の傍にいる。
これから俺たちがおじいちゃんやパパみたいに新しい時代を築いていくんだよな・・・。
できるよ僕らなら!さぁ行こう熱斗くん!新しい未来に向かって!
プラグイン!ロックマン.EXE、トランスミッション!
― ロックマンエグゼ 完 ―
乙です。
ワイリーが改心するとはなあ。
初代ロックマンの方じゃあ、100年経っても(ロックマンXの時代になっても)改心してないのに。
ロックマンつながりでリクエスト。
「ロックマンゼクス アドベント」をどなたかお願いします。
EXE乙 おぉ、アイリスとカーネルが出てくるのか
そしてまた消えてしまうとは切ない
>>206 > 世界一のオフィシャル捜査官バレルの操るナビ・カーネルの助けもあり、ロックマンはその力を己の物とした。
この前クリアしたが、カーネルは助けてない。その時はまだ敵だったぜ。
電脳中の力で暴走したロックマンを助けたのはアイリスだったと思う。
補足しとくと、学校の校長がワイリーの協力者で、教師とバレル以外の敵は途中でそいつに寝返る。
教師はWWWとバレルに恩があり、仕方なくWWWに協力してる。本当は生徒思いの良い先生。
>>213 thx
EXE1でのWWW専用隠し通路が
学校の地下にあった理由が分かった。
バロックの一本道ゲームがあった気がしたんだけど
バロックシンドロームとかそんな名前で眼鏡の男が表紙なやつ
あれの詳細はないのか?
>>214 転校してるからEXE1の学校と違う校長ジャマイカ?
>>215 今書いてるから待ってて
遅くても10月いっぱいまでにはまとめて投下するから
>>214 セントラルタウンの学校の校長です。
昔、電脳獣は一体だった。
その電脳獣を倒す為にある科学者がもう一体の電脳獣を作った。
しかしその電脳獣は暴走してしまい、作った科学者は責められたらしい。(ここら辺はうろ覚え)
校長はその科学者の子孫で、電脳獣を自分の者にする為にワイリーを途中で裏切るが、最後は炎山によって捕まえられる。
ちなみに校長室にはもちろん万博への隠し通路がある。
あとカーネルの最後の言葉の詳細は
「ワタシは電脳獣と共に消える。
しかし、これは運命などではなくワタシの意思だ」とな!
です。それと卒業祝いのコピーロイドはアイリスが使っていたもの。
他に何か分からなかったら、教えてくれ。できる限り答えてみる。
ロックマンつながりで流星のロックマンお願いします
Stage8の途中までUp。
STAGE 08
スイスでの化学兵器プラント、アルハリの粒子砲、エミンゲンでのクーデター、ザンボラでの和平交渉を巡ったゲリラ、そしてシビルスカでの赤ザメテロにマイクロウェーブ砲など新兵器の開発や前ロシア大統領の暗殺。
すでに国家レベルの問題となった巨大な軍事組織、ソサエティ。
アルベルトらは独自にソサエティを追うことを決意。
ドクター・サカタがデータ収集のため、仲間に加わり、戦力の増強もなった。{そして、もはや男部屋と化しつつあるキャリアー内。ブレンダ、かわいそすwww}
次の依頼を受けに、ニューヨークへと飛ぶ一行。
戦争を続け、傭兵を続けることに悩みを抱くブレンダ。
少々ヒス気味になったブレンダをリチャードは諌めつつ、アルベルトへ依頼を紹介する。
お次はペルー共和国の首都マチュピチュ。
南米大陸の中央西岸に位置し、熱帯雨林地域が国土の半分以上。豊富な鉱物資源を持ち、動植物の宝庫であり、文化遺産の遺跡で有名な地でもある。
ただし、人口の半分以上は海岸部に住み、首都であるマチュピチュはいわば観光のためだけの町であり、ベッドタウンではない。
そこの市長であるホセ・アバブ氏によってゲリラの討伐を直接依頼される。
ホセ氏はこのリゾートタウンの市長であり、又、リゾート会社の社長をかねていた。
ヴァカンスで休みたいとごねるブレンダを封じつつ、依頼人の元へ向かう。
名指しの扱いに少々疑問を抱きつつも自分を囮にするつもりなので、それならそれでいいとするアルベルト。
到着前にサカタがホセ氏のリゾートから金の話をはじめる⇒クラークはブレンダを守銭奴と思っていたと発言⇒アクセルがあんまり分かっていないような発言
⇒アルベルトがブレンダの変わりように驚く⇒ルヴェンが突っ込みを入れる⇒{ヘタレが出てこないwwこのころから影になりつつあるエミル}
だいぶ騒がしくなりつつある個性豊かな御一行。
ホセ氏の邸宅は正に豪邸と呼ぶにふさわしいもので、広大な庭、大きな屋敷、専用の飛行場までも備えるほどであった。
飛行場へ到着し、ホセ氏によって歓迎を受けるアルベルト。
具体的な仕事内容の話に移った直後、ゲリラの襲撃が起こる。
ゲリラ討伐の依頼情報が漏れていたのか?ホセ氏個人がいるタイミングを狙ったものか?それとも、何か他の狙いがあるのか?
情報不足は否めない。だが、ここには邸宅に勤める民間人まで残っているのだ。
警備部隊は既にやられたらしい。
アルベルトは愛機に乗り込み、すぐさま敵を迎え撃つ。
敵ヴァンツァーに囲まれていながら、それを単機で押し返す様子はまさに歴戦の傭兵と言えよう。
キャリアーからは僚機としてクラークやアクセル、サカタが出撃し、ブレンダもまた、的確な艦砲による援護射撃を加えていく。
敵は5分としないうちに撤退を始めるのだった。
敵の動きが妙によかったのも気になったが、民間人への被害も気になっていた。
初動が良く、またアルベルトらの技能が優れていたおかげもあり、民間人への被害はゼロ。だが、警備兵としてヴァンツァーに乗っていた者の中には死傷者が出ていたようだ。
ホセ氏に「一刻も早く奴らを退治してください」と頼まれ、なかなかの条件で依頼を受けられることになる。{ここって後半の稼ぎ場所だし}
先ほどの襲撃のためか、色よい条件で契約が素早く完了。仕事を開始する。
奴らもこれほど早くこちらが動くとは思っていないはず。
補給も取らず、追撃に掛かる。
麓のクスコ村に到着すると、ホセ氏から通信が。
どうやらこの村にはゲリラが潜み、都市襲撃の準備をしていると言う。
民間人への被害を最小限に抑えるためにも、キャリアーからの爆撃は行わず、リーダーを狙って出撃する。
村の中まで入り込んでいたゲリラは、群れを成してアルベルトへ襲い掛かる。
十分と経たず、敵の数と同じだけのヴァンツァーの爆破音が響き渡る。
レーダーは敵勢力が村にまだ潜んでいることを示している。
アルベルトは村の中央目指し、ヴァンツァーを走らせる。
目の前に立ちふさがったのは、旧型二足式の巨大ヴァンツァー。
外観はガラパゴス亀が二足歩行をしているような印象を受ける。
左右の両門から次々と砲撃が繰り出され、アルベルトへと迫る。
しかし、それらの攻撃は全て地面を穿つこととなり、地震のような振動を生み出した。
その恐怖に突き動かされてか、集会所らしき建物に避難していた子供たちがパニックとなり、外へと逃げ出してきた。
拙い!
アルベルトはバーニアで咄嗟に機体を引き、近くの民家の背後に隠れようとする。
「怯んだな!一気に決着をつけてやる!!」
アルベルトは盾を構え、降り注ぐような砲撃の嵐に耐える。
壊れた家が、弾けた地面が、砲弾の破片が、その爆発が、その爆煙が、その爆音が。
アルベルトの機体に次々と突き刺さる。
火力勝負で勝てるはずが無い。
だが、安易に撃ち返せば子供たちに当たってしまうかもしれない。
バーニアで射線をそらそうとも、敵は足元が見えていない。
動けばそれだけで、子供たちを踏み潰させてしまうかもしれない。
「戦場ではその甘さが命取りになる」
いつぞやジェノスに言われた言葉が脳裏をよぎる。
生身の、まして戦場を知らない子供らがすぐ頭上で砲撃を繰り返されては、それだけで恐怖に支配される。
砲撃の音は、もはや音ではない。音ですらない。
それはもはや音を超え、誰彼かまわず暴虐に巻き込む衝撃波。
鼓膜を突き破り、骨を軋ませ、身体の底まで響くのだ。
祈りの言葉も、命乞いの叫び声も、泣き喚く悲鳴すらも飲み込んでしまう。
戦いを止められるのは言葉ではない。そんなものは砲声の一つで消えてしまう。
子供だろうと大人だろうと、戦場ではそれを無意識に悟ってしまう。
できることなど、三つしかない。
逃げるか、隠れるか、諦めるか。
アルベルトには、そんな彼らの精一杯の足掻きを切り捨てることなどできなかった。
「そらそらそら!くたばれっ!」
盾の耐久度もそろそろ限界だ。砲撃を受け続けた所為か、センサー各種もいかれ始めている。
なす術も無く、アルベルトはまだ耐え続ける。
「グラント、やめなさい! 子供たちを殺す気なの!?」
ジープに乗った女がオープンチャンネルで叫んでいた。
「止めるなアニタ!あいつを倒すチャンスなんだ!」
「何言ってるの!この村を守るのが私たちの役目よ。皆引き上げ始めているわ。あなたも早く引きなさい!」
漸く冷静さを取り戻し、子供たちがトラックに誘導されているのを見る。
「・・・わかった」
敵の攻撃がやんだ。
アルベルトは防御姿勢を解除し、バルカンの照準をグラントへ向ける。
そのまま、アルベルトとグラントはしばし睨み合っていた。
が、グラントが一歩引き、二歩後退し、三歩下がり砲門の照準をそらすと、アルベルトも銃を降ろした。
グラントはトラックの後ろへつき、走ってゆく。
「あなたはホセの傭兵にしてはまともな人のようですね」
アニタと呼ばれた女はこちらを正面に見据え、オープンチャンネルで語りかけてくる。
「・・・子供たちを守ってくれてありがとう・・・」
機体はダメージを受けていたが、彼女のジープを捕らえるくらいの動きはできる。
しかし、アルベルトは動かなかった。
ブレンダからの通信が入る。「どうしたの?追いかけなきゃ!」
奴らが完全に去っていったことを確認し、アルベルトは機体を引き上げさせる。
「・・・やつらはどうもただの人殺し集団ではないようだ」
そのとき、アルベルトの中には一つの疑問が芽生えていた。
彼女らはソサエティにつながっているのだろうか?
確かに、ホセ氏の豪邸を襲った規模や、この村にいたヴァンツァーの性能・配備数から言えば、背後にはソサエティが関わっていてもおかしくは無い。
けれども、彼女―アニタ―とソサエティの存在がどうにも繋がりはしない。
わからないことだらけではあったが、アルベルトにはそれが何か深い理由があるように思えてならなかった・・・
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どーも、ガンハザードの人です。
もはや、ガンハザードストーリーの俺節炸裂!ってな感じに妄想化が進行中です。
ヤベェ。今更やり込みたくなってきた。
このままだとフィクションのフィクションというか、ぶっちゃけ限りなく本編に近い二次創作と化しつつある文章。
アニタがジープになぞ乗ってないし、シールドでダメージ受けるはずないし、アッパーバルカンで瞬殺できる相手だし。
そして遂に、男女比最悪のパーティ爆誕!!男対女が7:1!!うはwwwもはや男部屋www。
Sneg?の逆Verだし。
ブレンダが腐ならシリーズで801本が完成していることでしょうwww
こうなればカゲミツ(「こいつをおともに連れていくと心がなごむのだ!」byサカタ)で癒されるのも結構ありかも。
次回の更新は10月の一週目くらいになりそうです。
楽しんで書いてるようでいいと思うけど
最後の一行だけでよくね?
いいじゃねえか。俺らの代わりに苦労して書いてるんだからよ。
むしろ次辺り草を大量に生やすぐらいでいい
俺も。なんか引く
>>224 ガンハザ乙ー。
楽しんで書いてるんだから
好きなように書くべきだよ。
そのほうが筆の進みも速くなるし。
気に入らないならスルーする技術を身につけろ。
このスレっていちいち批評されんの?
未解決でいくつか書けるのあるからやろうと思ったのに。
>>224のレス内容に引っ掛かりを覚えないとしたら
それこそどうかしている
>>231 書き込むゲームとタイミングによって
賞賛の嵐のときもあるし
無反応なときもあるし
理不尽に叩かれるときもある。
>>232 2chの書き込みで「どうかしてる」も何もないだろ
具体的に
>>224のどこがひっかかるの?
芝生やしてるところが
VIP嫌いな人にひっかかるぐらいしか
思いつかないんだが。
携帯だと省略されちゃうくらいの長文で自己主張しちゃうとこでないの?
〜の人です、とか(以降に自分の文章に対するツッコミ)とか
文書いた後は多少ハイになるのもあるしね
突っ込まれるのが嫌でみずから先に書いちゃったのかもしれんが、だとしたら逆効果だぞ
ともあれ乙でございました
非難についてはタイミングもあると思うから、気にせずマイペースで頑張ってけさい
>>フィクションのフィクションというか、ぶっちゃけ限りなく本編に近い二次創作と化しつつある文章。
自分はこの点だけで駄目だな。
これが問題ないって言うなら、ゲーム内で描かれなかった部分を
書く側が好き勝手に補完するのもありになっちゃうだろ。
ポケモン不思議のダンジョン 時/闇、陸ないし歓迎されんかもしれんけど書いてもいいかな?
それとまとめの@Wiki、いつも使ってるPukiWikiと同じノリで、前作の救助隊のページを
リネームしたコピーページを作った後、全文消したけど、@Wikiって文章消しただけじゃ
ページ削除されないのね・・・ 残っちゃったけど、あれ消せないのかな?
やっぱりログインせんと消せないのね・・・>ページ
スレの編集人用の共有ユーザー名/passとか無いんだよね? Wiki管理人様光臨待ち?
かなりマイナーですが知っている人がいたら 天使同盟 をお願いします。
>ポケダン時/闇
書いてください。お願いします。
今月発売されたばかりだからリクしたらいけないかもーと思ってました。
■世界観
このゲームは「バロック〜歪んだ妄想〜」で大熱波と呼ばれる災害が起こる前の世界が舞台となっている。
ある年、少年少女の自殺が多発した。彼らに共通するのは、いずれも強烈な歪んだ妄想を抱えていることだった。
こうした現象について、あるコメンテイターはこう答えた。
「彼ら自殺者の妄想は、荒唐無稽なようでいて、不気味なほど生理的で圧倒される説得力がある。バロックだ。」
このバロックという単語は人々の間で爆発的に広がっていった。
動機が意味不明の犯罪は、すべて「バロック型」として括られるようになった。
バロックを抱えたものが増えれば、それを商売に利用する者も現れる。それがバロック屋と呼ばれる者たちだった…
■基本用語
・バロック…はるか昔に流行した壮大で華麗な様式を、現代の自殺者の物語に見立てた言葉。
転じて、歪んだ妄想の虜となった者や、その妄想自体をさす言葉として使われている。
詳しくはwiki内の「バロック〜歪んだ妄想〜」の項を参照。
・バロック屋…バロックに取り付かれた者に、有料で、彼らの望む妄想の物語を創ってあげる人たちのこと。
また、その内容を遺書にしたためてやることもある。そのため自殺幇助ではないかと世間に非難されている。
最近では政府も本物のバロックを使った囮捜査をするなど、積極的に取り締まりに乗り出している。
・グログロ殺人事件…最近増加している猟奇殺人事件のこと。
被害者が肩から体をふたつに斬られたり、食いちぎられたような痕があったりと、
遺体に人以外の力で破壊された痕跡がある事件をこう呼んでいる。
バロックに囚われた人が起こす「バロックマーダー」とは区別される。
・ゼロ地区…安全レベル0の地域であることからその名がついた地区。
非常に危険ということで通常地区から隔離されている。最近、グログロ殺人事件が発生した。
・異形…明らかに人とも動物とも植物ともつかない異様な姿をしたモノ。とても凶暴。
グログロ殺人事件はこの異形の手によるものだと言われているが、物語序盤では政府にその存在が隠されている。
・マルクト教団…最近活発に活動している新興宗教団体のこと。
彼らは自らを偽装天使と呼称しており、またその背に偽翼と呼ばれる偽者の翼を背負っている。
ちなみに偽翼が大きい天使ほど教団では高い階級にいる。
詳しくはwiki内の「バロック〜歪んだ妄想〜」の項を参照。
■主な人物紹介
・金沢キツネ
このゲームの主人公。バロック屋を営んでいる。
・渡辺ルビ
生涯プーを自称する少女。ゼロ地区で起きた「グログロ殺人事件」の生存者。キツネと行動を共にすることになる。
・鈴木スズメ
キツネの親友である音楽プロデューサー。凄腕のハッカーという顔も持つ。
・宮坂文(フミ)
キツネも元に客としてやってきたバロックの少年。趣味は放火。彼がキツネに「タランテラのメロディ」を渡すところから物語は始まる。
・高田タスク
スペシアル・ハンター(異形殺戮部隊)の一人。
異形を抹殺することが使命の特別公務員で、異形に襲われているキツネたちを助ける。
■本編(共通部分)
キツネはバロック屋という非合法な商売をしている。
今日もキツネのもとにはバロックを抱えた一人の少年がやってきている。彼はフミというらしい。
フミは放火が趣味で、だから自分のバロックも燃えていると語っている。
こういうタイプには定番の滅亡のバロックがいいだろう。
キツネはいつものようにキーボードの上に指を走らせ、フミに合うような物語を創りだした。
「するとこちらでしょうか。宮坂文は自分を神経質に決めようとする世界に復讐するため、自らとともに世界を焼く」
"復讐"はバロック達の大好きな言葉の一つだ。これならきっとこの少年も気に入るだろう。
だがフミはこの提案を却下した。どうも逆で、彼は「世界を燃やすことで、世界を救おう」としているらしい。
普通、フミのようにはっきりした妄想を持っている人間はバロック屋にはこない。バロック屋に来るのは漠然とした妄想しかもたない奴らだ。
「感覚球。天使。……異形。ねえ、本当にわかんないの!?」
どれも普段は聞きなれない言葉だ。キツネがすっかり困っていると、
「なら、これ聴いてみて」
そういい、フミは一枚のディスクを差し出した。どうも聴くと「世界が違って見える」ようになるらしい。
フミはここには自分のバロックは無かったといい、ディスクを放置し立ち去ってしまった。
「タランテラのメロディ…か」
キツネは普段ならバロックの話を真にうけるなんてことはしない。が、フミの言葉は何故か心に引っかかってしまっていた。
とりあえずディスクを再生しようと思い、プレイヤーに入れてみたが再生しない。パソコンでやってみてもプロテクトがかかっててやはり再生することは出来ない。
しかたがないので、キツネはこういうことに詳しい友人のスズメの元に向かうことにした。
キツネが街を歩いていると不意に二人組の女子高生の会話が耳に入った。
どうも知り合いがゼロ地区に出入りしているらしい。その話に前にキツネの顧客だったメグという少女の名がでてきたので、キツネは思わず女子高生達の前に出てきてしまった。
女子高生達は突然現れたキツネのことをストーカーだのバロックだの言い放題。
このままだと警察に突き出されそうになったので、キツネが反論しようとしたその時、
「キャー!」
突然、耳をつんざくような悲鳴が聞こえた。
(ここで逃げるとルビ編へ、悲鳴の聞こえた方へ向かうとリエ編へ分岐する)
■ルビ編・第1章
キツネは逃げ出すチャンスとばかりにスズメの家に向かった。
スズメの家は機材も家具も何もかも黒を基調としたもので溢れていた。
「で、今日はなんの用だ?」
キツネはフミの残したディスクを取り出して、
「フツウのやり方じゃ音がしないんだ。スズメなら、どうにか聴けるんじゃないか?」
「プレイヤーが壊れてるんじゃね−の?」
キツネはとりあえずディスクを入手した経緯からスズメに説明することにした。
スズメはバロックの少年の言ったことを信じているキツネを軽く馬鹿にしたが、
「でも妙にひっかかるんだ……感覚球……天使……異形……」
キツネがそういうと、キツネからディスクを受け取り、しばらく黙って手の中でもてあそんだ。
とりあえずスズメもディスクの再生に乗り気になったが、キツネにその前に見て欲しいものがあるらしい。
『BAROQUE』というファイルらしい。名前からして怪しい。
中にあるのは『知覚/感覚球調査中間報告』 と書かれた書類だった。政府スジの研究機関のシークレットらしい。
それに書かれたことをまとめると、
感覚球と呼ばれる球体に接触したと思われる人間の多くが幻覚や妄想にとりつかれている。
我々の現在の技術では、感覚球の被害を阻止する方法はまだ発見されていない。
しかし、こちらからその存在を探知することは可能だ、という提案がある。
と、いうことらしい。また、感覚球の探査システム「知覚」の発案者らしい偽者の翼を背負った若い男の画像がついていた。
フミが残した3つの単語、感覚球・天使・異形。このうちの2つがこのファイルと一致している。
フミはいったいどうやってそんなシークレットを入手したんだろう か?
もしかしたらディスクを聴けばその謎が解けるかもしれない。スズメはディスクをドライブに入れてみた。
スズメが推測するに、政府はわざと感覚球の情報を流している――暗に警告を発するためだ。
そしてもう1つ、今ネットで話題になっているゼロ地区の化け物。それが実在しているらしい。
政府ではその化け物を異形と呼び、その存在を公にするのを避けているのだ。
スズメがそこまで語った、その時、突然スズメはうめき声を上げ、そのまま意識を失ってしまった。
すると、部屋じゅうを飲み込むような深い息づかいの音がして、視界がぐにゃりとゆがみ、赤黒い球体が周りを埋め尽くした。
――感覚球!?
ほんの一瞬で異変は収まった。が、以前スズメは倒れたままだ。キツネはすぐに救急車を呼んだ。
その後ディスクを調べてみたがフォーマットされたのか何も聴こえない。
変わりに醜悪な化け物、おそらく異形と呼ばれるものの画像を手に入れた。
9時間後、スズメは病院で目を開けた。しかしディスクの解析に成功したところで記憶が途切れているようだ。
ただし、ディスクから再生した音楽のことは覚えていた。
それは単純な音楽だった。……踊る病気を治療する音楽……タランテラのメロディ。
「けど、音が聴こえたと思ったのは数秒だった。音といっしょにオレの体が溶けて広がった……オレは一瞬、あらゆる場所にいた」
”あらゆる場所にいた”はバロックになりかけの人間がよく語る言葉だ。
スズメの精神状態は危ない。キツネは倒れた時に頭をぶつけたかも知れないから2、3日入院するよう言ってその場を去った。
別れぎわ、「オレはもう一度アレを再現する」といったスズメの目がバロックの目に見えたのはキツネの気のせいだったのだろうか…
事務所に戻ったのは夜になってからだった。
ドアを開けるとパソコンの前に一人の少女が座っていた。商売柄見られては困るデータが多い。
キツネは少女を刺激しないよう、客として扱い、油断させることにした。
少女は自分を宝さがしのバロックと偽ったが、結局キツネに取り押さえられることに。
少女の名は渡辺ルビ。異形の画像目当てに忍び込んだらしい。
彼女は昼間キツネをストーカー呼ばわりした二人組の女子高生の片割れで、メグの知り合いだという。キツネのこともメグから聴いたそうだ。
キツネがメグが元気にしているかと尋ねると、ルビはメグはグログロ殺人事件で死んだと語った。
ルビもその事件の際に現場にいたらしい。ルビは証拠として背中の傷痕をキツネに示した。
背中には生々しい傷が二つ刻まれていた。もしも天使が本当にいて、翼を引きちぎられたらこんな傷痕になるのではないだろうか。
フミの言葉にあった「異形」――それに遭遇したルビ。
「画像データは持っていないが、異形の話は聞いたことがある。事件のあった場所へ連れていってくれるなら、情報提供してもいい」
ルビの話に興味を持ったキツネはそう嘘をついて(キツネは本当は画像を持っている)ルビに事件現場へ案内させることにした。
雨の中、二人はゼロ地区のとあるビルに入っていった。
そのまま薄暗い通路を進んでいくと防火扉があり、その先には地下へと続く狭い階段があった。そこを降りると大きな鉄の扉があった。事件がおきたのはこの先の部屋らしい。
その部屋には生々しい血痕が残されていた。ここでメグと他に3人が死んだらしい。
そう語るルビにいたたまれなくなったキツネはふと足元を見た。すると茶色いカマキリの卵状の物体が目に付いた。よく見ると部屋のあちこちに同じものが散らばっている。
おかしい、さっきまで何もなかった場所にまで、薄茶色の泡のかたまりがくっついている。…増えているのか?
「行こう。ここを出るんだ、ルビ!」
妙な胸騒ぎに襲われたキツネは話を続けるルビを止め、部屋の出口に向かった。
扉の取っ手を泡がびっしり覆っている。今にも幼虫が出てきそうだ。キツネは近くにあった棒で泡を叩き落そうとしたが、その時――
「うわ!」
キツネ達の前に巨大な何かが振ってきた。上半身は裸の女だが下半身は茶色の泡に覆われた化け物の姿――異形だ。
二人は異形の攻撃をよけながら部屋の奥へ逃げこんだ。しかし、もうこれ以上逃げれない。
「殺せば!?もう、さっさと殺せばいい!」
そういいルビが異形の前に飛び出した。異形はルビに狙いを定めて攻撃した。
その時ルビの上にあったスプリンクラーから水が漏れてきた。水に弱いらしいこの異形は悲鳴を上げた。
キツネはこれを見逃さず、その場にあったもので即席火炎瓶を使い、センサーを反応させ、大量の水を異形に浴びせてやった。
そのまま二人は異形が再生する前に大急ぎで外へ出た。
外は雨。これなら異形も追ってこれないだろう。
どこからか聴きなれない警報が聞こえてきた。キツネは好奇心を抑えきれず、音が聞こえてくる方向へ近づいていった。
そのまましばらく進むと、目の前に奇妙な物体が現れた。血の涙を流した巨大な赤子姿の異形だ。
二人はゼロ地区の奥へ逃げだした。しかし、大きさの割りに素早い異形に追い詰められてしまう。
絶体絶命。だが、その時、何処からか放たれた銃弾により異形は倒されてしまった。
しばし呆然とする二人の元に、白い光といっしょに男が近づいてきた。
「僕はスペシアル・ハンターの高田タスクっていいます。異形殺戮部隊って仰々しい言い方もありますけどね」
タスクはそういい笑顔を向けた。彼が言うにはスペシアル・ハンターとは警察より傭兵に近い非公認の部隊らしい。
しばらくすると、数人の男がやってきた。タスクと同じスペシアル・ハンター達だ。男達は異形の死体に近づくとそれを解体し始めた。
あらたか解体し終えると、男達のうち、リーダー格の者がキツネたちの元へやってきた。
男は自分のIDを示し、二人にもIDを提示するよう求めた。男のIDには特別公務員の印があった。どうやらタスクが言っていたことは本当らしい。
キツネは仕事柄用意している表向きのIDを示した。
男は磁気ホルダーにカードをすべらせ、キツネに今日あったことを他言しないよう求めた。
無理に存在を隠すより、異形を目撃した人間のIDをチェックして、今後の動向を監視するつもりらしい。
その時、ウッウッと、キツネの背後でルビが嗚咽をもらした。バラバラにされている異形のために泣くルビに、キツネはかける言葉が見つからなかった。
事務所に帰ってきたキツネは逃げ回る際、雨に濡れたせいで風邪を引いたらしいルビに風邪薬を飲ませた。
キツネは体を暖めてすぐに寝るよう告げると、そのままルビをタクシーで家に帰らせた。
長くなりそうな気がするので、とりあえず途中まで投下します。
ルビ編の残り(第2章、第3章)は土日の間に投下できると思います。
残りのリエ編、アミ編1、アミ編2、レイカ編はもう少しかかりそうです。すみません。
>>248 乙です
ルビ編しか読んでない俺に神が来た・・・
バロック乙!
名前に見覚えが、と思ってたらこれって小説として載ってたアレ?
全部読めるとは嬉しいwww
バロック乙です!続き期待してます
>>241 頼まれたのでボチボチ書いてみる。
・主人公
「元は人間だったが、何故かポケモンになってしまった」・・・という、
かつて人間だっとこと以外の記憶は全て失ってしまったプレイヤー。
なぜ記憶が無いのか、何故ポケモンになったのか? その謎と原因を探るべく、
成り行きで「探検隊:プクリンのギルド」に身を寄せ、情報を集めることに。
・パートナー
「プクリンのギルド」への入門志願をしてこの地に来た、内気な子。
海岸で行き倒れている主人公を見つけ、探検隊への入団に誘う。
不思議な模様をした石「いせきのかけら」を大切に持っており、
探検隊に入って活躍したあかつきに、この石のナゾを解くことが夢。
■ギルドの仲間達
・プクリン
ギルドの頂点に立つ元締め。なのだが、常に性格がお花畑な電波さん。口調は
ユルいが実力は確からしく、機嫌を損ねたりすると・・・ 「セカイイチ」というリンゴが好物。
・ペラップ
何を考えてるのかよく分からない親方プクリンとの意思疎通を図り、部下への指令や
分け前の分配を行うギルドの頭脳にして親方の一番弟子。口うるさいが気苦労も多い中間管理職。
・その他のメンバー
【ディグダ、ダグトリオ、キマワリ、チリーン、ドゴーム、ヘイガニ、グレッグル、ビッパ】
それぞれ【見張り番、掲示板更新、探検専門、仲間編成所&食事係、見張り番警報&目覚まし係、
探検専門、トレード店、見習い】。ほぼ全員が何らかの役職に就いて、親方の下で働いている。
■他の重要キャラクター
・ドクローズ
スカタンク、ズバット、ドガースの3匹組の探検隊。他の探検隊に取り入りつつ、手柄を横から
かすめ盗るなどの卑怯な仕事をなりわいとしているが、表向きにはネコかぶっており、明らかに
態度は悪いもののボロは出さない。冒頭で主人公らと因縁ができ、プクリンのギルドに入ってくる。
・ジュプトル
最近になって世間を騒がせている盗賊。 悪党ですら手出しをこまねく、ある秘宝ばかりを狙っている。
・ヨノワール
最近になって彗星の如く現れた凄腕探検家。知識が非常に豊富で、皆からも尊敬されている。
盗賊ジュプトルや主人公について、何か知っていることがあるようだが・・・?
※今回も前作同様、主人公はゲーム開始冒頭の「性格診断(3択に答えていく)」により選ばれる。
候補は本家作品の基本属性御三家12種+ピカチュウ・ニャース・エネコ・ゴンベ の計16種類。
パートナーは、主人公と同じタイプ以外のポケモンから、自由に1体選ぶことができる。
このゲーム、前作よりストーリーが1,5倍くらい長いので、物語が
「チャプター1〜20」に分けられています。書くのが面倒なのでここでは「○章」に統一。
●1章:あらしのうみで
冒頭早々、嵐と雷鳴の中、離されぬよう必死で手を取り合う2人組の会話。
「絶対に離すんじゃないぞ!」「頑張れ! あともう少し、もう少しで・・・!」
「だ、ダメだ、もう・・・」 (大きな一撃) 「う、うわあああああああ!!! ―・・・」
場面は変わり、「プクリンのギルド」の正面に立つパートナーの姿。
「何をとどまってるんだ自分、ギルドに入って、この石のナゾを解き明かすのが夢なんだろ?」
「今日こそ勇気を出して、ギルドに入門するんだ・・・!」 一歩踏み出す。
「しんにゅうしゃ! しんにゅうしゃ! けいこく! 足型は○○(ポケモン名)!!」
「わわわあああっ!!?」突然の、何処から発せられたかも分からない声にビックリして
パートナーは一目散に逃げ出してしまった。 「―なんて意気地なしなんだろうorz、自分って。」
夕暮れ時、お気に入りの場所である海岸にたたずむセンチな気分のパートナー。クラブ達の吐いた
泡シャボンに夕陽がキラキラと反射して美しい。空にはペリッパーの群れ、そして海岸には行き倒れが
「・・・って、ええっ!?」ポケモンが海岸に倒れているのに気づいたパートナー。
介抱して気がついたようなので安心したが、気づいたとたんに「ポケモンが何でしゃべってるの!?」
「自分は元人間」などとワケの分からないことを言う行き倒れ。「落ち着いてよ、キミだってどう見てもポケモンだよ?」
海面に映った自分の姿を見て衝撃を受けた様子の行き倒れ。・・・これが主人公である。
ここで唐突に、パートナーに体当たりをかますポケモンが1体、そのスキにパートナーの宝物を盗むポケモンが1体。
※「へへっ、プクリンのギルドの前でお前さんを見かけたが、珍しい石を持っていたようじゃねぇか。」
※「これはきっとお宝か何かのカギに違いないぜ!! ・・・オイ、取り返しに来んのか? ずいぶん臆病な奴だなあ!」
後にドクローズのメンバーと分かる、ズバットとドガースである。 パ「か、返してよ・・・!ボクの宝物なんだ!」
「安心しな、これはオレ様たちがちゃ〜んと使い道を見つけてやるからよ! もし分からなかったら売っ払うだけさ」
「どうせお前みたいな口だけの弱っちい奴が持ってたってムダさ! じゃあな、ヨワムシくん♪」
2体は「かいがんのどうくつ」の方向へと去っていった。
パ「名前、主人公・・・って言ったよね!? お願い!! 初対面でなんだけど、アレ、ボクの宝物なんだ!!
ボクと一緒に取り返すの手伝ってくれない? ムチャな頼みだって分かってる、でもホントに助けて!」
パートナーの必死さに首を縦に振った主人公、2人で洞窟を探検し、最深部で2人組とあいまみえることに。
「盗るなら力づくでやってみろ!」襲い掛かってきたズバットとドガースを何とか撃破。2人組は
「覚えてろよ!」と捨て台詞を吐いて逃げていった。 パ「主人公ありがとう! しかもキミって強いんだね!!」
海岸にて、改めてお互いの紹介と現状説明、パートナーの宝物と目標について話した二人。
パ「何故人間になったのかとかは全く分からないけど、行くあてがないのならさ、主人公、プクリンのギルドに
一緒に入隊しない? あそこの探検隊は一流で有名だし、親方のプクリンなら何か知ってるかもしれない。
それに、キミと一緒なら、ボクも探検隊やっていけそうな気がするんだ。ボクらきっといいコンビになれるよ!」
― 一刻も早く元の姿に戻ることを先決したいけど、パートナーの言うとおり、手ががりも行くあても自分にはない。
プクリンのギルドとやらにいれば、寝食は保障されるそうだし、目的の情報も入ってくるかもしれない。
こうして、2人でプクリンのギルドに入隊することになった、主人公とパートナー。これが長い物語の幕開けである。
宝物を取り返してからすっかり日が暮れ夜になってしまっていたため、門を叩くのは明日ということになった。
なるべく前作より短く、枝葉は付けすぎずもっとスマートに書こうと思ってはいるんだが、
2章文を1レス内に収める、という目標には当分近づきそうにないorz ポケダンは細かい
心理描写やら何ならあってこその泣きゲーだと思うんで、どーしても台詞やら心理やら
一々ごちゃごちゃした文になるかと思うけど、気長に付き合ってくださいませ・・・
●2章:ギルドにゅうもん
改めて「プクリンのギルド」を訪れた主人公とパートナー。進もうとするとまた・・・
「しんにゅうしゃ! しんにゅうしゃ! けいこく! 足型は○○!!」 あの声がする。
今度は逃げなかったが、たちまちギルドのテントから出てきたポケモン達に包囲されてしまう。
その中から重役と思われるポケモンが前に出てくる。ペラップだ。
ペ「昨日も来ていたようだが、何の用だ? 勧誘やアンケートならお断りだよ!」
パ「い、いえ違うんです! ボク達、このプクリンのギルドに弟子入りしたいんです!!」
ペ「・・・へ? 入門志願者? なぁ〜んだ!、なら最初からそう言ってくれればいいのに♪」
弟子入り希望だと分かった途端に態度がコロっと変わるペラップ。快くギルド内部を案内してくれ、
二人に早速通達。「明日からさっそく仕事にかかってもらうから、今日の食後は早く寝るようにな♪
夕食はチリーンが知らせてくれる。部屋はギルドで用意した新弟子用の2人部屋を使ってくれ♪」
パ「最初は怖かったけど・・・いざ入ってしまえば何ともないね。主人公とここへ来てホントよかった!」
翌日。朝の目覚まし係・ドゴームのダミ声で目覚める2人。「朝礼に遅れると俺までお咎めなんだ、早く来い!」
朝礼にて、ペラップから新入り2人の紹介がなされる。そして、ギルドのボス、プクリンと初めて対面。
ペ「親方様、新入りたちへ何か一言・・・親方様?」(・・・ひそひそ・・・親方、また目開けて立ったまま寝てるよ・・・)
プクリン「たあーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」(一同ドッキリ)
プ「キミ達2人が新しく入った子だね。ボクがリーダーのプクリン、よろしくね♪ これから一緒に頑張っていこう♪
・・・それじゃ、ちょうれーい!」
(一同)「ひとつ!仕事は絶対サボらない!」「ふたつ!脱走したらおしおきだ!」「みっつ!みんな笑顔で明るいギルド!」
ペ「よぅし、それじゃみんな持ち場につけ! そこの2人は渡すものがあるから、後で親方様の部屋に来るように♪」
親方様プクリンの部屋にて、ダンジョン探検の必需品である道具箱や探検隊バッジなど必要なものが渡され、
さらにペラップから初めての仕事が言い渡される。 頭の上の真珠を盗まれたバネブーの依頼で、どうやら近くの
【しめったいわば】に捨てられていたらしいが、そこの洞窟は『不思議のダンジョン』であり、【弱い私では潜れません!
7Fにある真珠を取って来て下さい!】とのこと。『不思議のダンジョン』は入るたびに構造が変わり、倒されると
所持品や金品を減らされて放り出されるという摩訶不思議な変則地形―パートナーが一通り説明してくれる。
「流石探検隊の卵、よく知ってるじゃないか♪ それで早速依頼をこなしてほしいんだ、頼んだぞ♪」
その後、無事任務を達成して、バネブーから感謝される二人。なんとお礼にアイテムだけでなく、3000ポケを貰う。
(※この世界の通貨単位は「ポケ(P)」) 一気に金持ちになり狂喜する2人に、ペラップが水を差す。
ペ「こらこら、報酬はギルドのみんなで分配が原則だ。それで・・・お前達の取り分はコレ♪」 300ポケが帰ってきた
パ「え”ぇ〜!? 取り分はたったの1割!?」「それがギルドの"掟"なんだ!ガマンしろ♪」
夜。いきなり礼金を9割もギられてヘコみ気味のパートナーだったが、「でも他人に喜ばれる仕事って
やっぱり悪い気分じゃないよね。親方も噂ではすごく恐ろしい人かと思ってたけど、ずっと優しそうな感じだったし
・・・朝礼のときはビックリしたけどね。」
―手がかりを得るまで、遠回りな寄り道になりそうだなぁと思いつつも、同じく悪い気分でない主人公であった。
■ルビ編・第2章
あれから幾日が過ぎたのだろう?
ルビはあの事件以来、事務所に入り浸っている。今もテレビの前にかじりついているところだ。
テレビではスペシアル・ハンター結成のニュースが流れている。これは政府による異形の恐怖をごまかそうという戦略の一環だろうか。
だが、こんなニュースじゃバロックたちは騙せない。
異形の存在が公表されてからというもの、キツネの元にはすでに13人の来客があった。
そのほとんどが、死ぬこと、殺されることに関係するバロックだった。
キツネはそのたびに彼らはアンドロイドであり不死であるから、異形に殺されることはない、というバロックを与えていた。
似たようなバロックばかり与えているが、仕方が無い。客が多すぎて間に合わないのだ。それに今のところ苦情は来ていない。
「ふーん、簡単なんだ。わたしもやってみようかな、バロック屋」
ルビは銃を教える代わりに、バロック屋の修行をさせるよう要求してきた。
キツネは、あの日異形のために泣いた少女と、今目の前にいる少女がほんとうに同一人物なのかと呆れた。
「でも、銃は必要じゃない?いつ異形にやられるかわからないし。それに最近気になるウワサがあるの知ってる?」
どこから拾ってくるかわからないが、ルビの提供する情報は聞く価値がある。キツネは耳をかたむけた。
ルビがいうには『天使があちこちに出没している。天使を見た人はいくつかの試練を受け、それをパスすると自分も天使になれる』ということらしい。
――まるでバロックだ。
しかし、この話をバロックの人にすると、みんな本気で怖がるそうだ。
バロックは人の話をほとんど聞かないはずなのに、だ。これはおかしい。
ルビはそこまで教えると情報料を要求してきた。キツネは戸棚にあったケーキでごまかした。――単純だ。
こうしてみると、ルビはどこにもいる普通の少女にしか見えない。
…コンコン。
来客だ。ルビはすばやく机の下に隠れた。
入ってきたのは、黒い喪服を着た少女だ。指先の震えからバロックだと想像はつくが、ヴェールのせいで表情が読み取れない。
「このお店で、私のバロックを引き取ってもらえないかしら?」
彼女は不死のバロックを持っているらしい。
今は異形騒動のせいで不死のバロックが不足している。できることなら欲しい。
キツネはバロックの物々交換を申し出た。
少女はその申し出を了承すると、黒い封筒をキツネの前に差し出し、
「明日、また来ます」
最後まで名乗ることのないまま出て行った。
キツネは封筒を開いた。
『私は不死の一族の末裔である。しるしはその名前の中にある。
1000人が乗る船が波に飲まれたとき、山が火を吹き街が炎に包まれたとき、そして魔物が人々を襲うとき、
いつも死なないのは同じ名だ。力を得て名を与えられた者は不死となる。ただし誤ってその名を呼ぶ口は封じられる……』
厄介なバロックだ。
不死の名前を名乗るには力、つまり何かの条件が必要だ。このバロックはいわば前編で、交換するなら、正しい名前と不死の条件を備えた後編しかない。
ただし、それがもし正しいものでないならば……不死の名前は呪いの呪文になって、誤った名を呼んだ者の口を封じる。つまり失敗すればキツネは死ぬことになるのだ。
これを解くには、まず、名前が不死だということが何をさすのか考えなければならない。
そもそも名前が死ぬとはつまり、『忘れ去られること』だ。ということは不死の名前とは『永遠に忘れ去られない名前』だ。
――わからん。
そもそもあの少女はどうやって失敗したキツネを殺すつもりなのだろうか?
「できれば、痛みの少ない方法にして欲しいもんだ。蜘蛛の毒なんかいいかもしれない。あれは神経性のもんだからきっと……」
「もっとマジメに考えなさいよ!」
突然、ルビは立ち上がって叫んだ。
「わたしはキツネのこと心配して…もう知らないッ!」
事務所を飛び出していったルビは、少し泣いているようにも見えた。
翌日は朝から雷が鳴る嫌な日だった。
少女は昨日と同じ姿でキツネの前に現れた。
「さあ、私の名前を呼んでちょうだい」
しかし、キツネには答えがわからない。当てずっぽうで答えようとしたその時、
「キツネ、言っちゃダメ!!」
ルビが飛び込んできた。
「ねえ、あなたが不死になる名前はミラルカね。必要な力は血と夜に咲くバラ」
そんな簡単な答えではないくらい、ルビだってわかるはずだ。
しかし少女は悔しそうに唇を噛んだ。
少女が手にしたハンカチから蜘蛛が落ちてきた。蜘蛛はルビのヒザの上に落ち、とたんにルビはその場に崩れる。毒蜘蛛だ。
倒れたルビに駆け寄ったキツネはその時、すべてを悟った。
名前が不死の力を持つ条件は誰かの犠牲だ。犠牲者の名前を奪うことで、命を継ぎ足していくのだ。
「だから、ルビを殺したお前の名前はいまからルビだ」
ヴェールを脱いだ少女の目はバロックのモノではなかった。
キツネは失敗しなかった。だから殺すことは出来ない。少女は逃げ出した。
その背には、小さなフェイクの翼があった。
「ルビ…」
キツネはただ、自分の身代わりに死んだルビの傍に立ち尽くした。ところが、
「よかったね。うまくいって」
ルビはあっさりと起き上がった。
「わたしはタランテラの毒じゃ死なないもん」
タランテラ、少女の背にあった天使の翼――。すると、これが"試練"なのだろうか。
キツネが考えているといきなり地震が起こった。
今年になってから、妙な揺れが頻繁に起こっている。原因は例によって調査中だ。
その時、誰かがドアをノックした。不気味な揺れはおさまった。
スルリとドアを抜けるようにして入ってきたのはフミだった。
キツネはじっとフミの様子をうかがう。バロック特有の目。泳いだ視線。初めてここにきた時と、何一つ変わっていない。
「僕は世界に放火してしまった。僕の火で、バターみたいに世界が融けてる」
「で、何がかわいそうなの?」
ルビがいきなりフミに言った。
「鈴木スズメ。スズメはマルクトに選ばれてしまった」
「マルクト、どういうことだ?」
「…シ…シシ、神経塔」
シンケイトウ?聞き覚えがない言葉だ。
ふとキツネがみると、ルビとフミはよくわからないことを話していた。
「あなたは、スズメを追いかけなければいけないよ。
スズメはあなたのかわりにタランテラに噛まれて踊る病気になった。僕は蜘蛛の糸の先をあなたに預ける。糸をたどって、病気を癒すメロディを見つけてよ」
フミはキツネに向かってそう言い放った。何故フミはスズメのことを知っている?
「スズメより、あなたのことをよく知ってるよ。キツネ」
そう言い残し、フミは去っていった。
キツネは不安になったので、スズメのいる病院に電話をした。
しかしスズメはいなかった。スズメは失踪してしまったらしいのだ。
スズメが行きそうな場所――キツネには自宅しか思いつかない。
ということで二人はさっそくスズメの部屋に向かうことになった。
「お前、まさか文を知っているのか?」
「初対面」
エレベーターが止まった。もうスズメの部屋はすぐそこだ。
キツネは一応、ノックしてみたが返事はない。
当たり前だが、扉には鍵がかかっている。IDチェックのオートロックだ。
「じゃ、私のIDであけてみようか」
ルビはスペシアル・ハンターにID見せた後、IDを捨てたんじゃ……
ルビはカードをキースペースに差し込んだ。…開いたようだ。
フミといいルビといい、いったい何者なんだろう?
部屋の中は無人だった。荒らされているようだ。
スズメの手がかりを探すべく、キツネは壊されていないパソコンを調べてみた。
「このファイル『キツネへ』って書いてあるよ」
クリックするとパスワード入力画面が現れた。キツネは迷わず『BAROQUE』と打ち込んだ。
『キツネへ。オレは、あらゆる場所にいるためのメロディの再生に成功した。
キツネにも聴かせてやってもいい。けど、その前にオレが感覚球がらみで集めたネタを見せてやる』
最初のバロック・マーダーといわれる”放課後屋上殺人”を筆頭に、文書だの画像だのといったデータの博覧会が続いた。
キツネはその中から”マルクトという単語を見つける。
――マルクト。現時点では小規模の宗教集団。信じることで神に救われるとするこれまでの宗教とは違い、
マルクトでは、神は我々が守らなければならない存在であり、守ることにより人は癒される、という教えを説く。守るべき力のある人間は限られている。
よって、マルクトは積極的な広報活動を行わず、教団内の特定の地位にある人間が、教団に加えたい人間を調査して選び、勧誘する方法をとっている・・・・・・。
画面の脇に、羽の絵の小さなアイコンがある。
『マルクトは怖い。マルクトに気をつけろ』
スズメは恐れて警戒していたマルクトという宗教団体に”選ばれて”しまったというのだろうか? いや、マルクトは教団というより秘密結社に近い。
その時、ルビがあるものを見つけた。
天使の…羽だ。よく見ると、部屋のあちこちに羽が散らばっている。
やはりスズメはマルクトの天使達にさらわれてしまったようだ。
「んっ…!」
画面の下に『タランテラのメロディ』というファイルがある。キツネは念のため、それをディスクにコピーしておいた。
事務所へ戻ったキツネはさっそく裏ネットにアクセスした。
『マルクト』『天使』『異形』の3つについて調べてみたが、めぼしい情報は得られない。
キツネが大きなため息とともにパソコンの電源を落とそうとした、その時――
「ん?」
1通のメールが届いたようだ。
件名:神経塔へのご案内。
いつもマルクトをご愛顧いただきましてありがとうございます。
つきましては、ささやかなお礼としてキツネ様をマルクトの本部へご招待したく思っておりますので、 お早めに下記アドレスへお越しください。
なお、ゲートの通過に必要なコードナンバーは108B49Zとなっております。
あまりに怪しい。しかしこれ以外に手がかりがないのも事実だ。今のところ、イニシアチブを握っているのはマルクトの方なのだから。
「いくしかない…か」
「そうこなくちゃ。スズメさんを助けなくちゃね!」
ルビはにっこりと微笑みかけた。
キツネはルビの存在に自分が救われているということを、ふと、思った。――その時だ。
ドドドドドドド…ゴオオオオオオ!
「なんなのよ!」
「しゃべるな、舌をかむぞ!」
激しい揺れで部屋中のものが散乱していく。
「もう、ヤダ!さっさと終わらせてよ!」
ルビが悲鳴にも似た叫び声を上げると、揺れはウソのようにおさまった。
「あーあ、メチャクチャ…」
後で片付けることを考えると…キツネはめまいに襲われた。
二人は地震の被害状況を確認するべく、テレビをつけた。
以上がルビ編の第2章です。
残りは明日投下します。
「バルクスラッシュ」
ナイラ・サベージのED
温泉が趣味のナイラは、秘湯を求めて前人未到の山奥へ。
遂に発見した温泉に、大喜びで入るナイラ。
その後では、大量の荷物に押し潰されるようにへたばっている
主人公の姿が。彼はナイラの荷物持ちとしてコキ使われていたのでした。
※ナイラの身体はお湯に隠れてるだけで、確か水着は付けていなかったはず。
バルスクラッシュに見えた
. \バルs…/ /二入 < // \\ ll ll
 ̄V ̄ ̄ /:レNルイl <// \\
/三} l::/tュ,tュ リ < // |.|
タ答`. _'ヽト呈/ <ノノ |.レ
,-rFテキn,.t´`y─-ト-'^i、 < ニニフ
/./:l ! l::、巡mn., ) )< //
ニl::| .! |:::`、 ィ~ /=' <//\\
i┬┬イ  ̄/ニニ◎ニ| | ^Y^Y^Y^Y^Y^
ACE3 をお願いします。2の直接の続編と聞いたのですが
大体コンプしたが2はやってないから繋がりがわからん
ポケダンの人ありがとうございます。
>ポケダンは細かい心理描写やら何ならあってこその泣きゲーだと思うんで
そこんとこ、わかります。
こちらも気長につき合わせてもらいます。
●3章:じくうのさけび
バネブーの依頼達成の翌日、ペラップからまた別の仕事を頼まれる。
ペ「依頼掲示板は2つある。昨日の依頼は、この左の板から取ったもの。救助や護衛依頼が主だ。
そして今日からは・・・この右の掲示板の依頼もこなしていってもらおう♪ こっちは初めてでは
大変だから昨日は手を付けなかったんだが・・・【おたずねもの】、指名手配犯の逮捕依頼だ♪」
「おたずねもの」と聞いてビクビクするパートナー。
ペ「・・・ここだけの話なんだが、最近なぜか、【一部の地域の"時"が止まってしまう】という事件が各地で起きていてな、
そんな騒ぎのドサクサに、悪巧みをしたり犯罪に走る悪いポケモンも増えてるのだ。その取り締まりも、ギルドが
請け負っている大事な仕事の1つなのだ♪ 昨日の仕事ははワタシが見繕ったが、今日からは自分で選ぶように♪
まあ初めてでは色々と分からないだろうから・・・お〜い、「ビッパ」! 新入り二人に選び方とか色々教えてやってくれ♪
それから2人とも、ギルドを下りた所にある『トレジャータウン』で買い物して、冒険の準備を整えておくといい♪ じゃあな♪」
「ビッパ」は、2人より少し前に入ったばかりの見習い。「あっしにも、ついに後輩ができて・・・感動でゲス〜!」
救助依頼や指名手配依頼について、またギルドの施設についてより詳しく教えてくれる先輩ビッパ。
ビ「もちろんお尋ね者依頼も、高いランクほどいいお礼がもらえるでゲスが・・・お尋ね者も高いランクほど強いのが
いっぱいいるから、最初はムチャしないほうがいいでゲスね。 ところで2人とも、買い物で道具を揃えてきたら
どうでゲスか? あっしはここで2人の帰りを待ってるでゲス。その後改めて2人に見合った依頼を選ぶでゲス。」
初めて「トレジャータウン」にやってきた主人公達。今はまだ休業中の店も多いようだが、「双子カクレオンの店」は
ちゃんと営業していたので大丈夫。と、買い物に向かおうとしたが先客が。 店先で買い物をする幼いポケモン2人・・・
マリルとルリリの兄弟だ。 マ「え〜と、リンゴ3つ下さい!」 ル「く〜ださぁい〜」
カクレオン「いや〜、病気がちの母に代わって毎日買い物とは、ホントにエラいボウヤ達だよね〜」
が、店を出ようとした時にハプニング。ルリリが転んでリンゴを落としてしまう。コロコロと転がっていくリンゴ。
スリープ「ハイ、落し物ですよ。」 通りがかりのスリープが、転がるリンゴを拾ってくれた。
兄弟「どうもありがとうございます!!」 ス「いや何、困っている人を見つけたら放っておけないだけですよ。」
ス「よかったら、二人のおうちまでお送りしましょうか?」「え、いいんですか? それじゃお願いします」
(何故「見送り」まで・・・)と考えるヒマもない間に、スリープの肩が主人公にぶつかる
ス「おっと、これは失礼。」
パ「みんな良い人たちだったね! 見ててこっちもうれしい気分になっちゃった・・・主人公?」
主「何だろう、・・・目まいがする? え・・・? 誰かの声が聞こえる・・・? うわっ!!!」
(スリープ「―言うとおりにしないと、痛い目にあわせるぞっ!」 ル「おにいちゃぁ〜ん! 」)
・・・何だったんだ、今見えた光景は? あの優しそうなスリープが、ルリリを脅していた・・・?
主(今、誰かの声がしなかった?) パ「・・・? いや、誰も。」 カクレ「私らも聞いてませんよ。空耳では?」
目まいの間に見た出来事を半信半疑でパートナーにだけ話す主人公。
パ「ええっ!? でもあのスリープさんって、どう見てもいい人っぽかったけど。気のせいじゃないかなぁ」
気のせい? いや、あれはそんな生易しい感覚じゃなかった。でも・・・ 説明がつかないのでギルドに帰ることに。
ビ「それじゃ、安全そうな依頼を・・・と、(ケイコク! ケイコク!) !?いけない、更新の時間でゲス!
2人ともボードの前から離れるでゲス〜!」 数秒後、回転トビラの要領でいきなり裏返る掲示板。
「新たな依頼は、ジバコイル保安官から、ダグトリオの各地に掘ったトンネルネットワークを通じて
こうして来るんでゲス。ダグトリオの仕事はこうして新たな依頼や緊急指名手配が来たとき、掲示板を
張替えることでゲス。裏方の地味な仕事だけど、彼は毎日休まず誇りを持ってやってるんでゲス。」
やがて再び表返り、新たな依頼が貼られた掲示板。それを見た瞬間、パートナーが青ざめた。
パートナー「しゅ、主人公・・・、掲示板のあの写真って、まさか・・・」
「指名手配! お尋ね者:スリープ!!」
■ルビ編・第3章
『先ほどの地震の震度は…』
派手な揺れからをしたわりには、国内の被害はたいしたことなかったらしい。だが、どうやら海外では大きな被害が出たようだ。
「あそこに住んでた人にとっては世界の終わりだね」
キツネは銃をベルトにはさみ、ナイフと小型の火炎放射器をバッグに入れた。
そして、スズメが残した切り札――タランテラのメロディが入ったディスクプレイヤーをポケットに入れた。
「行くぞ、ルビ」
"都合によりしばらくの間休業します"
メッセージをドアにかけ、二人は神経塔に出発した。
夜の街の光景は変わっていた。
バロックがあちこちに出没し、フェイクの翼を背負った男女がごく普通に通りを歩いている。
マルクトは目に見えて存在を大きくしていた。教団としての活動はほとんど公開していないにもかかわらず、信者になりたがる人間は多いらしい。
「スズメがマルクトに殺されている可能性はないのか?」
「うーん、それは無いと思う。だって、天使の仲間にするためにさらったんでしょ?殺したらイミないよ」
すると、ありえるのは洗脳か。
「急ごう、ルビ」
二人はタクシーに乗り特別地区に急いだ。
特別地区はゼロ地区地は別の方向にある、国の中枢機関がすべて集中している場所だ。
「あれじゃない?メールに書いてあったゲートって」
特別地区へは島から放射状に伸びている橋を使うことになっており、その橋はゲートをくぐらないと渡れない仕組みだ。
その時、堤防の上にフミが現れた。
あのメールを出したのはフミだったのか?だがフミは違うといった。
「キツネが試練をクリアできるかどうかは、見ておきたいんだ」
「キツネ、囲まれてる!」
いつの間にか二人は、金属の槍を構えた信者達に囲まれていた。
キツネは信者の後ろに異形の姿を見つける。
――何故、マルクトとともに異形が!?
異形の後ろにいた格上の天使の青年の合図で信者がいっせいに槍を振り上げる。
キツネは銃を構えようとしたが、異形につかまれて身動きできなかった。
「ぐあああぁっ!!!」
今にも握りつぶされそうなキツネ。ルビはとっさに手に持ったナイフを異形に投げつけ、キツネを助け出した。
「頼む、レイカ、暴れないでくれ…しかたがない…」
レイカ?あの異形には名前があるのか?
青年はフェンスの上に飛び移った。それからフミとしばらく会話した後、奇妙な銃を異形に撃つ。弾は異形の後頭部に当たった。
すると、異形が激しく暴れ、火球を吐き出した。それにより、信者の一人が炎につつまれる。
火球は放置していたキツネの荷物にも当たった。中身は小型の火炎放射器だ。
もう一人の信者を巻き込んで火はさらに広がっていく。
キツネは異形を狙って銃を撃ったが当たらない。しかたがないので、火の中なおも狙ってくる信者達に狙いを切り替えた。
あっという間に弾が切れてしまうが、補充する時間はない。
その時、遠くからヒュルルという音がした。キツネはとっさにルビを抱えて地面に伏せた。
空から降ってくる異形と巻き込まれた不運な信者の肉片と血の雨で火の勢いが弱まる。
どうもスペシアル・ハンターがきたようだ。翼の青年とフミは何処かへ消えていった。
ハンターたち道路に散らばる肉片の後片付けを始めた。
キツネの元にタスクが歩いてくる。
「あの連中は助けなくていいのか?」
「そのうち、マルクトから引き取りにくるでしょう」
タスクがいうには、ハンターはマルクトに不干渉であり、入信が報告された時点で、ベーシックIDが削除されるから、助ける必要がないそうだ。
常識では本人が望んでも死亡以外ではIDは削除されない。
ということは、国が徹底的にマルクトに関知しないようにしているか、マルクトが国上層部にまで影響力を持っているかのどちらかだが…
「僕はあなたが異形に襲われた事情を上に報告しなければなりません。以前申告されたIDによればあなたは――あ!」
二重IDがバレるとまずい。
「悪いな、タスク」
二人は大急ぎでその場から逃げ出した。ゲートまで後すこしだ。
『コードナンバーを入力してください』
キツネは[108B49Z]と入力した。ゲートが開く。
「ハンターが来たわ!」
特殊車両からタスクが銃でこちらを狙っている。
キツネはいそいで走り出したが、ルビはゲートのボタンを押している。コードの変更だ。
ハンターたちはキツネたちを追おうとしたがゲートが閉じてしまう。
タスクが本当にキツネたちを殺そうとしたのかはわからないけど、キツネにはタスクが困ったような顔をしているように見えた。
「もう聞いていいか?おまえがただのプーのわけはないな。何のために私に近づいた?何故、ここまで一緒に来たんだ?」
「…それはアイツに聞いてくれる?」
フミだ。ヘッドホンのようなものを耳にはめている。
「ここへ入るなら、これをつけないと危険だ。…そのままだと、神の悲鳴でたちまちバロックにされるけどいいの?」
キツネとルビは忠告に従い、ヘッドホンをつけた。
「ここは神が近いせいで歪みも大きい」
フミは語る。この国はマルクトがどうにか守っているから、歪みが比較的少ない。多少地面が揺れる程度だ。
天使は神を守る存在。異形は神に見放された者たち。
「ルビとフミはやっぱり知り合いだったんだな。あの時は初対面だと言っていたが」
「会ったことのない知り合いもいるでしょ」
つまり、フミに例のディスクを渡されてから起こった全てがマルクトの試練だったのだ。
「それで、とうとう最後の試練。スズメはこの奥でキツネを待っている」
三人は巨大な建物の前にやってきた。神経塔だ。
そして、地下深くへと続く巨大な螺旋階段をおりていった。
フミは翼こそないがこれでも偉い天使らしい。
「ルビと僕は夢と理性を二人で一つ分しか持っていないからさ」
階段はとても長かった。キツネが例のディスクを聴かなかったからルビがキツネの元へやってきたらしい。
ルビがIDがなくても生活できたのはそのせいか…
「背中の傷もウソだったのか?」
「傷?…その夢は共有していないな」
フミはルビの傷のことを知らないようだ。
「だって、あれは私とキツネだけのバロックだもの」
階段はまだ続いていたが、フミは途中の扉を開けた。
そこにいたのはスズメだった。スズメは医者の着るような白衣を着ていた。目つきも話し方もしっかりしていて、バロックのそれとは明らかに違う。
「私はお前を助けるために…」
「助ける?俺が人に助けられなきゃいけないハメに陥ると思うのか?
…俺はタランテラのメロディを探るうち、神と天使の存在を知った。そして俺には、天使以上に重大な役目があることを知った」
――スズメは洗脳されてしまったのか?
「行こうか?」
「どこへ?」
「決まっているだろう。神の所だ」
キツネが振り返ると、フミの姿はなく、ルビが倒れていた。スズメがいうには”先にいった”らしい。
「先に行った…?魂が肉体を抜け出して?」
「それはタランテラのメロディに導かれてくる者なら、知らない言葉だ」
キツネがもう一度”魂”というとスズメが取り乱した。
「駄目だ!やはり試練は中止だ!」
キツネが声が聞こえるほうを振り向くと、人間が二人降りてきたのが見えた。
一人はさっき会った翼の青年。もう一人はさらに大きな翼を背負った神経質そうな金髪の男――上級天使だ。
「やはり、この男は規格外の失敗作だ…選ぶなら、なんで最初からこっちが選ばれなかったんだ?」
「さあ。僕と同じで、誤差の範囲ではないでしょうか」
「偽物の神なら誤差も出るだろうな」
キツネがそういうと青年は少し顔色を変えたが、上級天使は眉ひとつ動かさなかった。
「誤差なら、修正すればいい」
上級天使はそういい、銃口をキツネに向けた。
スズメは上級天使に詰め寄ったが、相手にされず、上級天使の命令で青年に何処かへ連れて行かれた。
「祈らないのか?…さっきの青年が私を殺そうとしたときは、ちゃんと祈ってくれたぞ」
「祈り?くだらないな」
さっきまで眉ひとつ動かさなかった上級天使の表情が曇る。
――上級信者のくせに自分たちの教えを否定するのか?
上級天使がキツネを撃とうとした、その時、さっきまで倒れていたルビが身をのりだした。
ルビを撃った上級天使は続けてキツネを撃とうとしている。キツネはとっさに銃を取り出して撃とうとしたが、弾が入っていない。
そのまま銃を上級天使目がけて投げつけた。
「チッ…!」
銃は上級天使の翼を突き破った。上級天使が舞い散る羽に気を取られている隙に、キツネは銃を奪い取ることに成功した。
そして、上級天使が態勢を立て直すより先にその銃を構える。
「ルビ…」
だが、答えはない。ルビはもう息たえていた。
”おまえがマルクトの手先だとしても、けっこう楽しませてもらったよ”
キツネは心の中でそうルビに語りかけると、ルビの亡骸をその場に寝かせて背を向けた。
胸ポケットの感触を確かめた。ディスクはしっかり入っている。キツネはそれを取り出した。
「タランテラのメロディだ。おまえたちマルクトが信者達を洗脳するためにこれを使ったのはわかっている。
…でも、私は知っている。踊る病気の治療法は死ぬまで踊り続けることなんだ。つまり、このメロディを聞き続ける事で洗脳から醒めることも出来る。違うか?」
上級天使はわずかに片眉を上げた。
「…洗脳だと?まだ我々がそんなことをしていると思うのか?」
キツネがプレイヤーの再生ボタンを押そうとした、その時、上級天使は駆け出し、突き当たりの壁に手を触れた。
「バカめっ!」
頭上から上級天使の声が聞こえた。照明が落ちた。
武器を構えた信者達がやってくる音が聞こえる。
『そのまま、右へ26歩走って。手を伸ばせば、螺旋階段の入り口が開くわ。それから、31回まわって下りたところの扉を開けて』
「ルビか!?」
『急いで!』
キツネはルビの言葉に従い、右へ26歩走り、螺旋階段へ飛び出した。信者達が迫ってくる。キツネは急いでルビの言っていた部屋へ駆け込んだ。
その部屋は壁にも天井にも機械が埋め込まれいた。中央には、フミと、キツネに銃を向ける翼の青年がいた。
やはり、試練だったのか?ルビの声とフミの意識を使い騙していたのか?
青年はキツネにディスクを再生してみるよう言った。キツネの説が正しいなら、青年の洗脳がとけて、キツネは殺されずにすむと。
「キツネ…この人は、わたしやキツネの仲間よ。わたしたちはマルクトの失敗作で、この人は…」
「黙れ。それ以上言えば世界が燃える」
意識の共有。キツネは少しゾッとしたが、かまわず、ディスクをセットした。
音楽が流れるや否や青年は耳をふさいで、その場に崩れた。
『緊急事態。最深部のシステムに異常発生。循環液が流出します』
「逃げて、キツネ。塔の中が洪水になる」
螺旋階段のはるか下から水が迫ってくる。
キツネが一度だけ後ろを振り返ると、フミがばいばいと手を振っているのが見えた。
「キツネが失敗作でよかった」
それがルビの言葉かフミの言葉か、もうわからない。
階段の途中にスズメがいる。
キツネはスズメに一緒に逃げるよう言うが、スズメはやるべきことがあるからいけないという。
「やるべきこととは何かを、いつか、聞かせてもらうからな」
「ああ、上の世界でな」
キツネはもう振り返らず、ひたすら上を目指した。
階段も一階あがるごとにメロディに崩されていくようで、ついに音と水とにのみこまれる。
水の中、キツネは幻を見た。
水は神の涙で、死んだはずのルビが水の中を漂っている。そのうち背中の傷から本物の翼が生え、ルビは翼を広げて、光る世界へのぼっていくのだ。
神のことも世界のことも、なにひとつ知てることはできなかったが、あの少女を少しの間楽しませ、帰るべき場所へ解放することの成功した。
――これが私のバロックだ。人にバロックを売ってきた私が、やっと自分のバロックを手に入れることができたのだ。
キツネは意識がタランテラのメロディと混じり合い、水に溶けかされていくのを感じた…
キツネがタスクたちに発見された時、見知らぬ青年に抱えられていたという。その青年は「羽は捨てた」とだけ答えたそうだ。
回復後、キツネは色々と取調べを受けたが、マルクト不介入の規律に従い、青年のことは追求されなかった。
マルクトは滅びず、むしろ前より勢力を増していた。
キツネには、マルクトの翼は不安な現実という地面から逃れるための翼に思えた。
スズメからは今のところ連絡はない。
しかし、キツネには厳しい監視がついているため、もう神経塔へは行けない。できるのは無事を願うことだけだ。
キツネはタランテラのメロディを聴いてしまったため、語るべきバロックが終わっている。
もしも、あの青年に再び会うことが出来たら、あらゆる場所や世界について、答えを聞かせて欲しい。
願わくば、世界が燃えてしまう前に。
ルビ編(終)
ルビ編は以上です。
一応本筋とはあまり関係ないやり取りなんかは飛ばしました。
次はリエ編を投下したいと思いますが、それまで結構間が開くかもしれません。
ルビ編以外を期待している方はもう少々待ってください。すみません。
>>273 乙!
前作とのリンク上、世界崩壊確定してるっていう
儚さがいいな。
>>211 ロックマンゼクス アドベント投下。
今作はどうにもストーリーが適当なので、
独断で簡単なまとめとネタバレ登場人物紹介に留めます。
人間とレプリロイドの長い戦いは終結し、
人間にはレプリロイドと同じの強靭な身体を、
レプリロイドには人間と同じ価値有る人生が
戦後に設立された連合政府レギオンズによって確約された。
本作は前作のロックマンゼクスから数年後の話。
レギオンズの最高指導者:三賢者のアルバートが反旗を翻し
ロックマン・モデルAとなった新主人公がアルバートを倒して彼の野望を止める。
超簡単にまとめるとこんな感じ。各ステージの流れは以下。
主人公別のOPステージ(変身不可)
→ハンターギルドへ加入。輸送列車の護衛任務で襲撃を受け、モデルAに変身可能に。
→三賢者からモデルA解析の為、レギオンズ本部への投降を指示される。
→本部への唯一の移動手段である列車を直す為、部品を取りにいく(ボス4体撃破)
→本部に行くと、何故か突然アルバートが本性を出して人類に反乱。
→各地で異変を起こしているモデルVを調査(残りのボス撃破+前作主人公と遭遇)
→アルバートのアジトへ。プロメテ+パンドラ撃破。アルバートが完全体になる。
→全てのモデルVが合体した要塞ウロボロスで最終決戦。
『ネタバレ登場人物解説』
【男主人公:グレイ】
寂れた研究所でコールドスリープについていた少年。
過去の記憶が無いせいで臆病で大人しい性格。
その正体はアルバートのクローンで、計画失敗時のスペアボディだった。
そのためモデルAに変身できる。
【女主人公:アッシュ】
ハンターギルドに所属するベテランの女性ハンター。
グレイとは逆に活発で単純な性格。
アルバートの遠い子孫だったため、モデルAに変身できる。
【ライブメタル:モデルA】
最近ハンターによって発見された謎のライブメタル。
二挺拳銃によるロックオン攻撃と、データコピーによる変身能力が特徴。
記憶が無く、逃げ腰の生意気な性格で一人称はオイラ。
その正体はアルバートの計画失敗時のバックアップであり、モデル・アルバートの略。
ロックマンXシリーズのア○セルとは全く関係ありません。ファン涙目wwww
【前作ライバル:パンドラ/プロメテ】
主人公の前に度々現れる二体のロックマン。
計画実行の手駒としてアルバートが最初に作ったロックマンであり、
調整を受けなければすぐ死んでしまう身体の為、表向きは彼に従順に従っている。
アルバートの計画を妨害するため暗躍するが失敗。主人公に倒されて死亡する。
【敵ロックマン:ヘリオス/アトラス/シャルナク/テティス】
主人公の行方を阻む4体のロックマン。前作に登場したモデルH、F、P、Lの
適合者であり、それぞれが歪んだ平和主義者である。
主人公と戦うが逃亡。続編があれば出てくると思う。
【前作主人公:ヴァン/エール】
前作に引き続いてロックマンZXとして登場。外見は長髪になってる。
何者かに強奪されたライブメタル・モデルH、F、P、Lを探している。
主人公がグレイならエール、アッシュならヴァンが出てくる。
最終決戦時に主人公の盾になって4体のロックマンと戦うが
その結果モデルZも行方不明になってしまい、続編ではモデルXのままだと思われる。
【三賢者:アルバート】
何故か急に人類へと反旗を翻した三賢者の一人で本作のラスボス。
産まれ立ての人間やレプリロイドの調整を担当しており、前作で言うところの『あの人』。
ゼロシリーズのDr.バ○ルとは関係ありません。ファン涙目wwwww
クローンを使って若い体で蘇り、真のモデルAへと変身する。
神を自称し、人類の粛清を目的としていたが、主人公に倒される。
【三賢者:ミハイル】
三賢者の一人。主に情報管理を担当。
マッドサイエンティストっぽい喋り方だが性格は一番マトモである。
多分、続編でサポート役として登場するだろう。
【三賢者:トーマス】
三賢者のリーダー格。マニアモードクリア時の隠しエンディングで、
アルバートに共感して、何故か急に人類へと反旗を翻す。
モデルHらを強奪したのもコイツの仕業らしい。続編のラスボス候補。
【ガーディアン司令官:プレリー】
最終決戦時にガーディアンは出てくるのに彼女は出てきません。
俺涙目wwwww
以上、ロックマンゼクス アドベントでした。
正直、本作のストーリーは微妙…
まぁ心配ないさ。ゼロシリーズも3から盛り返したんだし。
アルバートとかトーマスとか無茶苦茶弱そうな名前だよな
英語の教科書でエミリーなんたらと会話してそうな雑魚っぽさ
これはいいまとめ 乙すー
ネタバレ登場人物紹介乙w
わかりやすくて簡潔でいいね
>>282までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
3ヶ月以上過ぎたので
●途中 から
・無双OROCHI
・火焔聖母
・ペルソナ3、ペルソナ3フェス
●執筆予告がある物 から
・蒼魔灯
・アークザラッド ジェネレーション
・アークザラッドII(詳細に)
・RULE of ROSE
を、それぞれ消しました。
>>239 管理人さんではないですが、対処しました。
これまでの編集履歴が継承されたほうがいいかと思ったので、
もとからあったページの方をページ名変更させ、そちらを存続させてみました。
編集用の共有ユーザー名/passはあります。
前まとめサイトからWikiへの移行作業が行われていた頃に、管理人さんが前まとめサイトに掲載していました。
しかし管理人さんがそのユーザー名/passをスレに書き込んだことは無いので独断で晒すのもまずい気がします。
>280
補足しておくと元ネタは本家ロックマンのワイリー、ライト、コサックの名前から取っている
ちなみにゼクスアドベントの追加エンディングにてトーマスの裏切り時に敵ロックマン4人組も一緒に現れる
アルバート・ワイリー、トーマス・ライトだな。コサック博士は忘れた。
―二人を連れて行ったスリープはお尋ね者だった! 「二人が危ない、急ごう!」
依頼選びそっちのけで飛び出す主人公ら2人。その途中で兄・マリルに出会う
「ルリリちゃんは!?」 マ「そ、それが、【トゲトゲやま】に差し掛かったあたりで急に2人の姿が見えなくなって・・・」
(・・・そういえば、あの時一瞬見えた場所は、どこかの山奥のようだった―)
「きっとそこに連れていかれたに違いない! そこで待ってて、ボク達が必ず連れ戻すから!!」
場面変わってトゲトゲやま山頂。ルリリを誘拐したスリープの目的は、山頂にある小さなナゾの穴を調べることだった。
ス「そこの小さな穴の中、きっとお宝か何かが隠された跡に違いないと踏んでいるんだけど、私の体じゃ
その穴には手出しできないのでね。小柄な君の力を貸してもらおうと思い付いたのさ。 大丈夫、言うとおりに
動いてさえくれたら、すぐお兄ちゃんの所へ返してあげるよ・・・」 ル「ここはどこ?、おにーちゃんはどこ!?」
ス「後で合えるってば。さ、それよりその穴に入って中を調べてくるんだ」 ル「いやだよ〜! こわいよ〜!
おにーちゃんの所へ帰る〜!」 ス「あ、コラ! 逃げるなって! ・・・このッ」
スリープ「―言うとおりにしないと、痛い目にあわせるぞっ!」 ル「おにいちゃぁ〜ん!」
・・・目まいか幻覚か、とにかくそこで見た光景が、目の前に繰り広げられていた。違うのは主人公ら2人が
今まさに、その現場に居合わせていることだ。 ス「げっ! お、お前ら何故この場所が?」
パ「〜お、お尋ね者スリープ! よくもルリリちゃんを! おおおおおお前をっつ捕まえる!!」
ス「何てこった、よりによってお前達ギルドの追っ手か! ・・・って、ん? お前、足震えてるぞ?
・・・ハ〜ン、分かった、お前ら、ギルドの者と言っても、まだ新米だな? どおりで見ない顔なわけだ。
その通り、オレは名の通った正真正銘のお尋ね者さ・・・お前達初心者ごときに、そのオレが捕まえられるか!?」
(〜戦闘〜)
スリープを戦いでねじ伏せた二人。直後にジバコイル保安官と部下コイル達が到着したのだった。
保安官「オタズネモノノ カクホニ ゴキョウリョク カンシャイタシマス! レイキンハ アラタメテ
ギルドニ イレサセテイタダキマス デハ!」 「キリキリ アルケッ!!」 ・・・スリープはこうしてしょっ引かれていった。
マリルとルリリの兄弟は無事に再会でき、主人公らは入隊早々お尋ね者討伐に成功ということで
外でも内でも誉められっぱなし、感謝されっぱなしのまま、長い一日はようやく幕を閉じたのだった。
●4章:みはりばん
スリープ事件以来、またコツコツと救助依頼をこなす毎日を送っていると、ある日別の仕事が来た。
見張り番の「ディグダ」が仕事でギルドを空けるため、見張りの代役をやってくれ、とのこと。
ギルドの入り口手前の床には格子枠がはめてあるが、それが実はのぞき穴で、ディグダはそれを
下から覗いて足型を見ており、来客のポケモンが誰なのかを判断していたのだ。で、それを皆に聞こえるよう
大声で知らせ、見知らぬ者なら警報するのがドゴーム。 パートナー(あの時の声はこの2人だったのか・・・)
仕事内容は「足型だけを見てポケモン名を答える」というミニゲーム。 正答率が高いほど勿論褒美も豪華。
つくづく適材適所な配置なんだなと思いつつ、この日は1日見張りだけで終了。
●5章:はじめてのたんけん
ペラップから、とある「滝」の調査を頼まれた主人公たち。 ペ「親方様直々の依頼でな、あの滝には
何かが隠されているとお考えのようだ。お前達、現場へ行って滝の近辺に何か怪しい箇所がないか
調べてくるように♪」 ここの所、人助けの依頼ばかりだった所へ、初めての「未開の地の探検」っぽい
仕事が来てパートナーはノリ気。 「主人公! 楽しみだね!!」
・・・が、現実は甘くない。轟々と流れる滝の勢いは激しく、近寄ることさえままならない。
周囲を調べるにしても、この激しい滝の流れを少しでも浴びてしまったら最後、一気に滝壺の奥まで
叩き落されそうな勢いである。 パ「痛っ! 主人公〜、この滝、指先で触れるだけでも弾き飛ばされちゃうよ〜」
試しに主人公も触ってみるが、ものの見事に弾き飛ばされてしまった。 パ「こんなのどうすれば・・・」
(・・・!?) その時、主人公に異変が。(・・・また、あの時の感覚、だ)
主人公の脳裏に映るポケモンの影。 周囲を見渡し、距離を取った後、何と勢い良く滝壺にに飛び込んで行くではないか!
パ「主人公、どうしたの?・・・・・・えぇっ!? 今からあの滝に飛び込むだってぇ!!?」
ユグドラ・ユニオンをお願いします。
FF7の続きをお願いします。
クライシスコアもそろそろクリアした人もいるみたいですから、
7の事も気になってるはずだとおもいます。
是非おねがいします。
何だよその理由w
以前来てたFF7の続きクレクレ厨ちゃんだろw
話知ってても、そこまで催促してちゃ書く気もなくなるわ。
完全スレ違いだが、そんなに催促するならして音沙汰なかったら自分で買ってしまうのも1つの手。
東京ゲームショーで配布された「レイトン教授とロンドンの休日」をお願いします。
☆最終話『さ・よ・な・ら』登場人物
・志田数馬・・・帝国陸軍情報部中尉。若きエリート将校。
・畑中秋之介・・帝国陸軍中佐。温和な紳士。
・利根川潔・・・帝国陸軍情報部員。頑固だが職務に忠実な軍人。
・梶田誠・・・・帝国陸軍上等兵。とにかく無口。
・坂田・・・・・帝国陸軍軍人。
・遠峰久住・・・美術商の親睦会「竹林会」会長。政財界に大きな影響力を持つフィクサー。
・中村武一・・・遠峰の秘書。寡黙でガタイのいい眼鏡。
・兵藤茂徳・・・美術商。「竹林会」会員。
・兵藤克己・・・兵藤茂徳の息子。
・高来龍一・・・兵藤茂徳の書生。
・高来龍二・・・高来龍一の弟。
・久下直人・・・美術商。「竹林会」会員。
・浦安蔵人・・・美術品収集家。「竹林会」会員。
・浦安蒔彌・・・浦安時人の娘。
・高柳紀久男・・医師。
・長田定吉・・・かつて『夢男』、『甦る夢男』事件で知り合った執事。
・無明住職・・・かつて『夢男』、『甦る夢男』事件で知り合った住職。
・藤堂弥八郎・・美和の経営する美術商「守山美術」従業員。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part1
いまや日露戦争も過去の話となり、日本は軍縮ムードに包まれていた。
多くの将兵が予備役へと回され、このことに不満を持つ軍人も数多い。
そんな時代背景の中、御神楽探偵事務所は最も厄介な組織と関わりあうことになってしまう。
それは、帝国陸軍。
御神楽探偵事務所最後の事件の幕が、切って落とされようとしていた。
ある日、事務所に千鶴の嬉しい悲鳴が響き渡る。
彼女が出版社に送った探偵小説が編集の目に留まり、見事出版される運びとなったのだ。
その小説は事務所メンバーをモデルとしており、時人達の活躍を小説的に描いたものだった。
出版社からは、続編の依頼も来ているという。
その千鶴の小説話で盛り上がる事務所を、背広姿の男が訪ねてくる。
男は詳しい事情も説明せず時人に、「国家の大事だから同行するように」といきなり言い渡す。
その無礼な物言いに怒りを覚える三人娘だったが、男は同行を拒むのなら手荒な真似も辞さないという。
時人は同行を承諾、男と共に事務所を出て行く。
三人娘は、男が軍の関係者であることを推察し、言いようのない不安を覚える。
時人は、陸軍省陸軍情報部へと連れて来られた。
案内された部屋には、一人の若い将校がいる。
将校は、陸軍中尉志田数馬と自己紹介をし、時人に依頼がある旨を告げる。
依頼は志田個人の依頼ではなく帝国陸軍としての依頼であり、国策に関わる重大なものだそうだ。
しかし時人は、国策に関わるような話は一探偵である自分の仕事の範疇を超えている、と依頼を断ろうとする。
そんな時人に、志田は依頼の詳しい内容を話し始める。
現在帝国陸軍は、ある仏像を満州に運ぶ計画を立てているという。
その仏像には計り知れないほどの価値があり、この輸送計画は国を挙げて行われるそうだ。
しかし先週東京の新聞に、その仏像を強奪する計画を立てている怪盗がいる、という内容の投書が届いたのだ。
そこで陸軍は、怪盗からの仏像護衛を「帝都一の名探偵」御神楽時人に依頼することにしたのだ。
志田の話を聞いた時人は、それなら自分の仕事の範疇だし面白そうだ、と依頼を引き受けることにする。
以降陸軍から事務所への連絡連絡は、事務所を訪れた背広の男、利根川潔が行うことになった。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part2
一週間後、時人と三人娘は横浜港の第五桟橋にいた。
利根川から連絡があり、仏像の輸送船が決定したので同乗するよう指示があったのだ。
しかし、第五桟橋に停泊している船は軍用船ではなく、どう見ても民間の旅客船だ。
訝しがる一同の前に帝国陸軍上等兵、梶田誠が現れ、旅客船へと案内する。
一同は彼に従い、船に乗り込むのだった。
船の名前は黒潮丸というそうだ。
一同はまだ依頼の細部まで聞かされていないことなどから、船内を散策し状況を把握することにする。
舟の前甲板には杖をついた老人と、その体を支えるように立つ男がいた。
老人の左手と右足はそれぞれ義手、義足のようだ。
船内の一等客室2号室には、志田中尉が泊まっていた。
志田によると、今回の輸送に民間船を使うのは、偽装計画の為らしい。
実は黒潮丸とほぼ同時に、軍用船が横浜港を出向しており、対外的にはその軍用船に仏像が積まれていることになっている、という。
このことは、関係者の中でも中枢にしか知られていないそうだ。
軍内部の輸送計画なのに新聞に投書があったことから、軍からの情報漏えいも危惧される。
そのために、このような偽装工作を行うことにしたのだ。
また、志田によるとこの船には多くの民間人も乗り込んでいるという。
黒潮丸は、表向きは「竹林会」の貸しきり船という形になっているためらしい。
ちなみに竹林会とは美術商の親睦団体で、「竹林の清談」から名前を取った団体だそうだ。
竹林会には軍関係者と懇意にしているものも多く、こんかいはある意味美術品の輸送計画でもあるため、軍は竹林会に協力を要請したのだ。
そして志田は、隣の1号室に自分の上官で作戦の責任者、畑中秋之介帝国陸軍中佐が宿泊していることを教えてくれる。
1号室には畑中中佐と、先ほど前甲板で見た老人と男がいた。
時人が畑中に挨拶すると、彼は老人達を紹介してくれる。
老人は遠峰久住といい、竹林会の会長だという。
またもう一人の男は遠峰の秘書で、中村武一というそうだ。
挨拶が済むと遠峰たちは1号室を去り、時人は畑中に計画の詳細を聞くことにする。
畑中によると、時人たちは輸送の最終目的地である奉天まで同行しなければならないらしい。
仏像を奉天に輸送する理由については、国策なので答えられないという。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part3
一等客室の5号室には、美術商の兵藤茂徳が宿泊していた。
同室には茂徳の息子、兵藤克己も宿泊しているようだ。
どうやら、時人たちを今回の計画の護衛に、と軍に紹介したのは兵藤らしい。
そして、今回輸送する仏像は、もともとは兵藤の私物だったらしいこともわかる。
なんでも、「先方」とやらがその仏像を軍に対し所望した為、仏像提供を申し出たのだという。
この「先方」の存在は、計画の核心部分にあたるようだ。
二等客室の3号室には、利根川が宿泊していた。
彼によると、仏像は特別船倉、という金庫のような船倉に厳重に保管してあるらしい。
警護のために特別船倉の下見を申し出ると、利根川は畑中中佐の許可を得に船室を出て行った。
一同は後甲板から利根川に案内され、特別船倉に向かう。
特別船倉では、梶田上等兵が警護に当たっていた。
そして、利根川は特別船倉の鍵を開け、仏像「阿弥陀如来像」を一同に見せてくれた。
再び一同が後甲板に戻ると、そこにはなんと守山美和がいた。
なんでも、美和は竹林会の繋がりで同乗を誘われたのだそうだ。
そこで、経営する美術店の従業員、藤堂弥八郎と一緒に黒潮丸に乗り込んだのだ。
御神楽探偵事務所のことを兵藤に紹介したのは、美和だという。
美和と合流した一同は、夕食会が開かれるパーティーホールへと向かう。
テーブルは4人がけだった為、事務所メンバーと美和は別々のテーブルになってしまった。
時人は、美和と同じテーブルで食事が出来ないことに心底落ちこんでしまう。
とはいえ、メンバーと美和のテーブルは隣同士なので一同は会話を楽しむ。
事務所メンバーに用意された食事は洋食なのに、美和は和食を食べている。
巴がそのことを美和に尋ねると、事前に和食の申請をしておいた人にのみ、和食が供されるシステムだという。
周囲を見てみると、和食を採っているのは美和と、美和の向井に座っている男性だけのようだ。
そんなこんなで夕食を採っていると突然、美和の向井に座っている男が血を吐き倒れてしまう。
一気に混乱するパーティーホール。
倒れた男に駆け寄ろうとする利根川を押しとめ、時人は特別船倉を確認に行くよう指示する。
この混乱に乗じて、怪盗が阿弥陀如来像を盗み出す恐れが在るからだ。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part4
翌朝、船酔いでダウンした時人に代わり、三人娘が捜査に当たることになる。
昨晩の事件の被害者は、久下直人という竹林会会員の美術商だった。
一方、特別船倉の仏像は無事が確認された。
久下殺害の犯人は、怪盗ではなかったのだろうか。
事件現場となったパーティーホールには、医師の高柳紀久男がいた。
彼によると、久下がパーティーで食べた和食に毒が混入されていたのは、ほぼ間違いが無いという。
これから医務室で詳しい検査をするらしい。
検査の結果、食事の中の奈良漬に毒が混入されていたことが判明した。
高柳は一応検死も行い、久下の死因がジキタリスの中毒症状であることもわかった。
また高柳は竹林会と親しい町医者で、今回は遠峰と兵藤に頼まれて黒潮丸に乗り込んだそうだ。
つまり今黒潮丸に乗り込んでいるのは、軍関係者と竹林会の関係者という、身元の確かな人々のみ。
にもかかわらず事件は起こってしまったのだ。
高柳の許可を得て、昨晩久下が夕食を採っていたテーブルを三人娘は調べる。
このテーブルで夕食を採ったのは、久下と美和の二人だけだったことは間違いがない。
美和の食べていた和食も調べてみると、奈良漬が半分ほど食べられていた。
どうやら、犯人は美和と久下の和食膳のうち、久下の膳にのみ毒を混入したようだ。
美和が毒入り和食膳を食べていた可能性が在ることを知り、三人娘は戦慄する。
調理室には、志田と梶山がいた。
志田が調理スタッフから聞き出した情報によると、久下の和食膳に毒を混入する機会は昨日の日中しかなかったらしい。
昨日の日中の時点で、夕食に向けこれ以上調理する必要のない皿は冷蔵庫に保管されていたそうだ。
もちろん、奈良漬も日中のうちにそれぞれの皿に盛り付けられ、冷蔵庫に入れられていた。
そして日中は調理室に人も少なく、冷蔵庫は誰でも空けられたという。
ただ、冷蔵庫の中のどの皿が誰に配膳されるかということは、日中の時点ではわからなかったことは確かだ。
逆に、夕食前には調理室に多くの人が出入りしていた為、誰にも怪しまれず毒を混入するのは難しかったようだ。
ASHきてくれー!
もうやりたくないんだ・・・
SFC PCE PC等で発売されたラプラスの魔をお願いします。
パラケルススの魔剣はwikiにありましたがないようなので
小説版を読んで興味を持ちました
☆最終話『さ・よ・な・ら』part5
一等客室の3号室には、美術品収集家の浦安蔵人が宿泊していた。
浦安に三人娘は、久下が殺される動機が全くわからないことから、無差別殺人の線も含めて捜査していることを教える。
すると浦安は、久下は根っからの和食党で、犯人はそのことを知っており和食に毒を混入したのではないかという。
だが、昨晩は久下の他に美和も和食を食べていた。
犯人には、久下に確実に毒入りの奈良漬を食べさせる方法があったのだろうか。
その後三人娘は一等客室5号室で、兵藤の書生をしている高来龍一と出会う。
そして、二等客室8号室には美和と藤堂がいた。
目の前で知人を殺された為か、美和の顔は青ざめ生気を失っていた。
美和によると、夕食前に遠峰の秘書中村が、竹林会関係者全員に夕食を和食にするか洋食にするか聞いて周っていたらしい。
後甲板に行くと、利根川が特別船倉から出てくるところだった。
昨晩の事件で黒潮丸に犯罪者が乗り込んでいることが証明されたので、警戒を厳にしているという。
前甲板には、遠峰と中村がいた。
中村によると、昨晩竹林会関係者の有力チョイスを彼と兵藤克己の二人で採って周ったという。
久下の注文をとったのは克己で、注文内容は中村と克己以外の人間には一切見せず調理室に届けたという。
結局、犯人が久下に毒を確実に盛る方法を持っていたかどうかはわからなかった。
昨晩和食を頼んだ乗客は美和と久下の二人。
犯人は、奈良漬一皿にのみ毒を混入していた。
そして、犯人が配膳係でもない限りはその毒入り奈良漬が美和と久下のどちらに配られるかは全く予測できなかった。
以上の理由から三人娘は、犯人は久下か美和かのどちらか一方でも殺せればいい、と考えていたのではないか、と推理する。
☆最終話「さ・よ・な・ら」part6
翌朝三人娘は、藤堂弥八郎が自室のドアを激しくノックする音で目が覚めた。
藤堂は、大変なことが起きたので特別船倉まで来るよう伝える。
特別船倉前では、利根川たちが重苦しい様相で立ちすくんでいた。
彼らの傍に行ってみると、そこには高来龍一と兵士一人の死体が転がっていた。
そして、特別船倉の扉は大きく開け放たれていた。
どうやら昨晩何者かが特別船倉に侵入、龍一と歩哨に当たっていた兵士、坂田を殺害し、阿弥陀仏を奪ったようだ。
畑中と相談の為現場を離れた時人に代わり、三人娘が調査を行うことになる。
梶田に許可を得て、現場の検証を始める三人娘。
坂田は、正面から至近距離で2発の銃弾を撃ち込まれ、殺害されたようだ。
坂田を撃った2発の弾丸は、両方とも坂田の体を貫通している。
一方龍一も、正面から2発の銃弾を打ち込まれて殺されたと思われる。
しかし、龍一を撃った2発の弾丸は彼の体の中で止まっていた。
もしかしたら坂田と龍一は、貫通力の異なるまったく別の銃でそれぞれ撃たれたのかもしれない。
また、龍一の左手にはなぜか抜き放たれた短刀が握られていた。
次に特別船倉の扉を調べてみると、扉や鍵には傷つけられた跡が全く無かった。
どうやら犯人は、何らかの方法で船倉の鍵を手に入れ、仏像を奪ったようだ。
二等客室3号室に行くと、そこで宿泊していた利根川から、仏像が見つからなければ事務所の責任問題だ、と怒られる。
また8号室では、美和が物思いに沈んでいた。
美和によると、奪われた仏像は翡翠の玉眼を使用した日本最古の仏像で、
人を殺してでも手に入れたいと思う美術商は多くいるのではないか、という。
しかし、それならなぜ軍は美術商の団体である竹林会に仏像輸送の協力を依頼したのだろうか。
☆最終話「さ・よ・な・ら」part7
一等客室1号室では、時人と畑中が話し込んでいた。
畑中によると、特別船倉の鍵を持っていたのは畑中、志田、利根川の三人だけだという。
2号室で、志田に話を聞く。
なんでも、利根川は計画段階から、今回の仏像輸送に反対していたらしい。
だが、志田が畑中に直接輸送計画を具申したため、輸送が実現されたのだという。
3号室で、浦安蔵人に事情聴取を行う。
実は蔵人は、今回奪われた阿弥陀如来像と同等の価値が在る釈迦如来像を所有しており、
阿弥陀像が見つからなかった場合はその釈迦像を提供するよう、軍から依頼されているという。
なぜ軍は、仏像をシナに輸送することにこだわるのだろうか。
5号室で兵藤茂徳に会う。
すると、兵藤克己の姿が今朝から見えないことを知らされる。
二等客室8号室で美和に、克己を見なかったかどうか尋ねる。
すると今朝、シナ人そ探している、と船内を歩き回る克己を見かけたと教えてくれる。
三人娘は、調理室で克己の姿を発見する。
彼にシナ人を探す理由を尋ねると、自分も犯人を捜そうと思っていた、と弁明する。
何でも昨晩1時ごろ、克己は風に当たりに後甲板に行ったらしい。
すると特別船倉の方からシナ語でなにやら言い争う声が聞こえ、その後2発の銃声が響いたのだという。
ただ、銃声を聞いた後克己は恐怖のあまり身を隠してしまった為、犯人の姿は見ていないそうだ。
その夜黒潮丸は嵐に見舞われた。
そしてその嵐の中、船内に一発の銃声が響いたことに気づいたものはいなかった。
☆最終話「さ・よ・な・ら」part8
翌朝三人娘は廊下で、酷くあわてた様子の時人を目撃する。
時人によると、畑中中佐が自殺したらしい。
一等客室1号室に駆けつけてみると、そこには窓を背にして椅子に座り、右即頭部から左即頭部に向けこめかみを撃ち抜いた畑中の死体があった。
その4日後、結局輸送計画は中断され黒潮丸は横浜港に帰港、軍の臨検を受けることになった。
結局阿弥陀仏は見つからず、事務所メンバーは犯人にいいようにやられたまま事務所へ帰らざるを得なかった。
事務所で事件について整理を行う。
まず、仏像強奪について振り返る。
黒潮丸の乗客乗員は、全員下船時に軍の荷物検査を受けた。
にもかかわらず阿弥陀仏は発見されなかった。
怪盗は、一帯何処に仏像を隠したのだろうか。
次に、畑中の自殺について検討する。
あの朝6時ごろ、志田と遠峰が航海継続の是非を確認する為一等1号客室を訪れた。
しかしドアをいくらノックしても返事がなく、ドアの鍵もかかっていたためドアの小窓から中を確認すると、畑中の死体があった。
そこで志田は遠峰に、すぐ御神楽探偵事務所のメンバーにこの事態を知らせるよう指示を出し、遠峰はすぐ時人の部屋へ向かった。
その間に志田は一等1号室の合鍵を調達し、部屋に踏み込んだらしい。
どうやら千鶴は、今回の事件をモデルに探偵小説の続編を書くつもりらしい。
緒戦は事務所の大黒星で終わったが、そのほうが真実味が在っていいという。
そんな話をしていると、浦安蔵人が事務所を訪ねてくる。
今度は浦安の家に、蔵人所有の釈迦如来像を奪う旨、怪盗から予告状が送られてきたそうだ。
阿弥陀仏が奪われた今、浦安は釈迦如来像を軍に供与することになっており、釈迦像が軍に移送されるまでの二日間、浦安家を警護して欲しいという。
浦安家の護衛には、蘭丸が当たることになった。
かつて『夢男』事件で財部家に潜入した時と同じように、蘭丸は女装してメイドの蘭子として浦安家に泊り込むことになる。
そこに突然、陸軍の将校数名が踏み込んでくる。
時人に阿弥陀仏強奪の嫌疑がかかっている為、軍まで連行するよう指令が下ったというのだ。
実は、御神楽探偵事務所のメンバーは下船時、特別に手荷物検査を受けていなかった。
そして他の乗客の手荷物や船内から阿弥陀仏が見つからなかったため、事務所に嫌疑が向かったのだった。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part9
時人を救う為、まずは滋乃の父、久御山子爵の権力を使えないかという話になる。
滋乃は父に時人救出を依頼するため、事務所を発っていった。
また蘭丸は、当初の予定通り蘭子として浦安家に宿泊することにする。
そして千鶴と巴は、浦安に黒潮丸乗船者の所在を教えてもらい、捜査を進めることにする。
まずは守山美術で、美和と藤堂に時人が軍に拘束されたことを伝える。
すると美和は、遠峰に時人釈放を働きかけてもらえないかどうか働きかけてみる、と言ってくれる。
遠峰はかつて軍人で、その関係により軍の上層部に大分顔が利くらしい。
浦安家を訪問すると蔵人の娘、浦安蒔彌が迎えてくれた。
浦安家は、つたに覆われたずいぶん立派な洋式住宅だ。
蒔彌によると、兵藤は阿弥陀仏を軍に供与することをかなり渋っており、
阿弥陀仏の代わりとして釈迦仏を軍に供与してもらえないかどうか、蔵人に打診してきたこともあるという。
高柳医院で、高柳医師に話しを聞く。
彼は畑中の略式検死も行っており、それによると死因は頭部への銃弾で、死亡時刻は深夜1時から2時だったらしい。
また自殺の恐怖から逃れる為か、畑中は死亡直前にモルヒネを打っていたという。
地位の立派な軍人であった畑中が、自殺の恐怖から逃れる為モルヒネを打っていた、という事実に巴と千鶴は違和感を感じる。
横浜港に行き、畑中の自殺現場を調べようと黒潮丸に乗船を試みる。
すると、梶田上等兵に「民間人は立ち入り禁止」と乗船を拒まれてしまう。
しかし突然黒潮丸のほうから何か声が聞こえると、梶田は船の甲板を怒りの表情と共に見つめ、二人の乗船を許可する。
なんでも、二人の乗船許可が出たらしい。
もしかしたら、軍の内部でも今回の事件に対処する方針が統一されていないのかもしれない。
御神楽乙です。
>>293 >・浦安蔵人・・・美術品収集家。「竹林会」会員。
>・浦安蒔彌・・・浦安時人の娘。
「時人の娘」じゃなくて「蔵人の娘」だよね?
ラプラスの魔、リクエスト既に出てるんだがPC版をリクしてるみたいなんだよな・・・
だから遠慮してたんだけど
>>299 ラプラスの魔って、機種毎に違うらしいじゃん
特にスーファミ版はダメダメだとか言われてる(元のPC版と相違点があるらしい)けど、そこんとこどうなの?
スーファミ版やPCエンジンでいいんなら出来るから書くけど?
あとぜんぜん関係無いですが
オシャレ魔女 ラブ and ベリー 〜DSコレクション〜を予約します。
>>306 ラプラス城のえげつなさが無くなっているらしいね。
城の中で死んで復活したキャラでないと先に進めない場所や完全に運頼みでしか進めない場所とか…
>>306 PCE版をお願いします
SFC版は友人がクリアしたようなので聞いてみましたが
カサンドラとかビヨンドや仲間の女霊能力者が小説版では死ぬのですが
SFC版では死なないようです。ベネディクトも小説版ではディープワン?ぽいのに刺されて死んでましたが
SFC版ではクリアに関係ない扱いとかなんとか
309 :
308:2007/10/06(土) 22:23:40 ID:lEMTwYl20
ちがった
SFCもカサンドラ ビヨンド死に方が違うだけで死にました
ラプラスのSFCのほうが知りたいです
ラプラス SFCとPCEが被ってるけど
SFCのなら最近クリアしたから書けるけど
>>305 ご指摘のとおりです。
・浦安蒔彌・・・浦安蔵人の娘。
が正しいです。
ごめん。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part5
一等客室の3号室には、美術品収集家の浦安蔵人が宿泊していた。
浦安に三人娘は、久下が殺される動機が全くわからないことから、無差別殺人の線も含めて捜査していることを教える。
すると浦安は、久下は根っからの和食党で、犯人はそのことを知っており和食に毒を混入したのではないかという。
だが、昨晩は久下の他に美和も和食を食べていた。
犯人には、久下に確実に毒入りの奈良漬を食べさせる方法があったのだろうか。
その後三人娘は一等客室5号室で、兵藤の書生をしている高来龍一と出会う。
そして、二等客室8号室には美和と藤堂がいた。
目の前で知人を殺された為か、美和の顔は青ざめ生気を失っていた。
美和によると、夕食前に遠峰の秘書中村が、竹林会関係者全員に夕食を和食にするか洋食にするか聞いて周っていたらしい。
後甲板に行くと、利根川が特別船倉から出てくるところだった。
昨晩の事件で黒潮丸に犯罪者が乗り込んでいることが証明されたので、警戒を厳にしているという。
前甲板には、遠峰と中村がいた。
中村によると、昨晩竹林会関係者の有力チョイスを彼と兵藤克己の二人で採って周ったという。
久下の注文をとったのは克己で、注文内容は中村と克己以外の人間には一切見せず調理室に届けたという。
結局、犯人が久下に毒を確実に盛る方法を持っていたかどうかはわからなかった。
昨晩和食を頼んだ乗客は美和と久下の二人。
犯人は、奈良漬一皿にのみ毒を混入していた。
そして、犯人が配膳係でもない限りはその毒入り奈良漬が美和と久下のどちらに配られるかは全く予測できなかった。
以上の理由から三人娘は、犯人は久下か美和かのどちらか一方でも殺せればいい、と考えていたのではないか、と推理する。
☆最終話「さ・よ・な・ら」part6
翌朝三人娘は、藤堂弥八郎が自室のドアを激しくノックする音で目が覚めた。
藤堂は、大変なことが起きたので特別船倉まで来るよう伝える。
特別船倉前では、利根川たちが重苦しい様相で立ちすくんでいた。
彼らの傍に行ってみると、そこには高来龍一と兵士一人の死体が転がっていた。
そして、特別船倉の扉は大きく開け放たれていた。
どうやら昨晩何者かが特別船倉に侵入、龍一と歩哨に当たっていた兵士、坂田を殺害し、阿弥陀仏を奪ったようだ。
畑中と相談の為現場を離れた時人に代わり、三人娘が調査を行うことになる。
梶田に許可を得て、現場の検証を始める三人娘。
坂田は、正面から至近距離で2発の銃弾を撃ち込まれ、殺害されたようだ。
坂田を撃った2発の弾丸は、両方とも坂田の体を貫通している。
一方龍一も、正面から2発の銃弾を打ち込まれて殺されたと思われる。
しかし、龍一を撃った2発の弾丸は彼の体の中で止まっていた。
もしかしたら坂田と龍一は、貫通力の異なるまったく別の銃でそれぞれ撃たれたのかもしれない。
また、龍一の左手にはなぜか抜き放たれた短刀が握られていた。
次に特別船倉の扉を調べてみると、扉や鍵には傷つけられた跡が全く無かった。
どうやら犯人は、何らかの方法で船倉の鍵を手に入れ、仏像を奪ったようだ。
二等客室3号室に行くと、そこで宿泊していた利根川から、仏像が見つからなければ事務所の責任問題だ、と怒られる。
また8号室では、美和が物思いに沈んでいた。
美和によると、奪われた仏像は翡翠の玉眼を使用した日本最古の仏像で、
人を殺してでも手に入れたいと思う美術商は多くいるのではないか、という。
しかし、それならなぜ軍は美術商の団体である竹林会に仏像輸送の協力を依頼したのだろうか。
☆最終話「さ・よ・な・ら」part7
一等客室1号室では、時人と畑中が話し込んでいた。
畑中によると、特別船倉の鍵を持っていたのは畑中、志田、利根川の三人だけだという。
2号室で、志田に話を聞く。
なんでも、利根川は計画段階から、今回の仏像輸送に反対していたらしい。
だが、志田が畑中に直接輸送計画を具申したため、輸送が実現されたのだという。
3号室で、浦安蔵人に事情聴取を行う。
実は蔵人は、今回奪われた阿弥陀如来像と同等の価値が在る釈迦如来像を所有しており、
阿弥陀像が見つからなかった場合はその釈迦像を提供するよう、軍から依頼されているという。
なぜ軍は、仏像をシナに輸送することにこだわるのだろうか。
5号室で兵藤茂徳に会う。
すると、兵藤克己の姿が今朝から見えないことを知らされる。
二等客室8号室で美和に、克己を見なかったかどうか尋ねる。
すると今朝、シナ人そ探している、と船内を歩き回る克己を見かけたと教えてくれる。
三人娘は、調理室で克己の姿を発見する。
彼にシナ人を探す理由を尋ねると、自分も犯人を捜そうと思っていた、と弁明する。
何でも昨晩1時ごろ、克己は風に当たりに後甲板に行ったらしい。
すると特別船倉の方からシナ語でなにやら言い争う声が聞こえ、その後2発の銃声が響いたのだという。
ただ、銃声を聞いた後克己は恐怖のあまり身を隠してしまった為、犯人の姿は見ていないそうだ。
その夜黒潮丸は嵐に見舞われた。
そしてその嵐の中、一発の銃声が響いたことに気づいたものはいなかった。
☆最終話「さ・よ・な・ら」part8
翌朝三人娘は廊下で、酷くあわてた様子の時人を目撃する。
時人によると、畑中中佐が自殺したらしい。
一等客室1号室に駆けつけてみると、そこには窓を背にして椅子に座り、右即頭部から左即頭部に向けこめかみを撃ち抜いた畑中の死体があった。
その4日後、結局輸送計画は中断され黒潮丸は横浜港に帰港、軍の臨検を受けることになった。
結局阿弥陀仏は見つからず、事務所メンバーは犯人にいいようにやられたまま事務所へ帰らざるを得なかった。
事務所で事件について整理を行う。
まず、仏像強奪について振り返る。
黒潮丸の乗客乗員は、全員下船時に軍の荷物検査を受けた。
にもかかわらず阿弥陀仏は発見されなかった。
怪盗は、一帯何処に仏像を隠したのだろうか。
次に、畑中の自殺について検討する。
あの朝6時ごろ、志田と遠峰が航海継続の是非を確認する為一等1号客室を訪れた。
しかしドアをいくらノックしても返事がなく、ドアの鍵もかかっていたためドアの小窓から中を確認すると、畑中の死体があった。
そこで志田は遠峰に、すぐ御神楽探偵事務所のメンバーにこの事態を知らせるよう指示を出し、遠峰はすぐ時人の部屋へ向かった。
その間に志田は一等1号室の合鍵を調達し、部屋に踏み込んだらしい。
どうやら千鶴は、今回の事件をモデルに探偵小説の続編を書くつもりらしい。
緒戦は事務所の大黒星で終わったが、そのほうが真実味が在っていいという。
そんな話をしていると、浦安蔵人が事務所を訪ねてくる。
今度は浦安の家に、蔵人所有の釈迦如来像を奪う旨、怪盗から予告状が送られてきたそうだ。
阿弥陀仏が奪われた今、浦安は釈迦如来像を軍に供与することになっており、釈迦像が軍に移送されるまでの二日間、浦安家を警護して欲しいという。
浦安家の護衛には、蘭丸が当たることになった。
かつて『夢男』事件で財部家に潜入した時と同じように、蘭丸は女装してメイドの蘭子として浦安家に泊り込むことになる。
そこに突然、陸軍の将校数名が踏み込んでくる。
時人に阿弥陀仏強奪の嫌疑がかかっている為、軍まで連行するよう指令が下ったというのだ。
実は、御神楽探偵事務所のメンバーは下船時、特別に手荷物検査を受けていなかった。
そして他の乗客の手荷物や船内から阿弥陀仏が見つからなかったため、事務所に嫌疑が向かったのだった。
ああああ・・・・いまになって、昨日part9まで貼っておいたことに気づいた。
>>314から317までは、全部昨日の分と重複しています。
スレを見づらくした上、容量の無駄遣いして、マジでごめん。
あと少しで完結するから、許して。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part10
一等船室の廊下で、志田数馬に会う。
志田は二人の姿を見て一瞬驚いたものの、なんとか時人釈放を上層部に頼んでみると約束してくれた。
志田の許可を得て、一等1号客室を調査する。
まず、部屋の左奥にあるクローゼットに、わずかな凹みが在るのを見つける。
志田によると、それは畑中の頭部を貫通した弾丸が着けた弾痕らしい。
クローゼットの位置は、畑中の死体が座っていた椅子の左側にあり、位置的に矛盾はない。
また、部屋の床には「防共協定に関する初動試案」と書かれた書類が血に塗れ散らばっていた。
そうやらその書類は機密だったらしく、志田に書類を見たことは忘れるよう言われる。
二等客室通路には、利根川がいた。
利根川も、畑中が自殺前にモルヒネを使っていたことには違和感を覚えるという。
だが、一等客室は全てオートロックだし、事件当夜1時から2時に一等1号室に入ったものはいないと断言する。
実はその時間、隣の2号室、つまり志田中尉の部屋で、志田と利根川、蔵人の三人が釈迦像供与などについて話し合っていたという。
その時は嵐だったとはいえ船内は静かだったし、1号室のドアが開く音は必ず2号室に響いたはずだという。
黒潮丸をおり、遠峰の宿泊している帝国ホテルに向かう。
美和は既に、遠峰に時人釈放への協力を取り付けてくれていた。
遠峰は、時人拘束は軍の面子を保つための言いがかりのようなものだし、釈放に向け協力してくれると約束する。
また、遠峰に畑中自殺についての疑問をぶつけると、確かに防共協定初動試案のような機密書類を
床に散らかしたまま自殺するのは、彼らしくないという。
どうやら遠峰は、「防共協定に関する初動試案」について知っているようだ。
千鶴たちは、思い切って「防共協定」について遠峰に尋ねてみる。
すると、遠峰は迷った末口外無用として今回の仏像輸送計画の真実を教えてくれた。
帝政ロシア崩壊後過激派の活動が活発になっており、ウラルの日本人居留区襲撃計画があることが最近判明した。
この計画への対処として、直接派兵と同時に検討されているのが、奉天軍閥との防共協定締結だ。
そして奉天軍閥の最高実力者、張作霖は美術品に目が無い為、張が以前から欲しがっていた阿弥陀像を手土産に交渉の下準備をする計画だったのだ。
ここまで情報を集めた時点で、二人はこの日の調査を終えることにする。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part11
翌朝、三人娘はかつて巴が事務所に勤める傍らアルバイトをしているカフェ山茶花で打ち合わせをしていた。
滋乃によると、久御山子爵は軍関係者にはパイプを持っておらず、時人釈放交渉は難航しそうだという。
時人のためにも犯人を早く捕まえよう、と思いを新たにする。
浦安家に向かうと、釈迦像引渡しパーティー準備の真っ只中だった。
蔵人によると、今夜のパーティー出席の為、遠峰以外の竹林会関係者は全員浦安家に集まっているという。
2階に在る蔵人の主人室に行こうとすると、パーティー出席のためにここを訪れていた美和に呼び止められる。
美蔵人に便箋と切手を買ってくるよう頼まれていたので、それらを買ってきたところだと言う。
そして、蔵人の部屋に行くのなら、ついでに便箋と切手を届けて欲しいというので、三人娘はその頼みを快諾した。
三人娘は便箋と切手を預かり、蔵人にきちんと届けた。
パーティーの開かれる広間では、蘭子もとい蘭丸が忙しそうに働いていた。
彼によると、浦安蒔彌と兵藤克己は付き合っているらしい。
今朝屋敷の裏庭で、蒔彌と克己が抱き合っているところを目撃したというのだ。
裏庭では、利根川指揮の下、軍がサーチライトを設置していた。
利根川によると、今晩のパーティーに備え、屋敷を警護するためサーチライトを設置しているらしい。
ライトは、蔵人のいる主人室の窓周辺を照らすよう配備されるそうだ。
客室を訪ねてみると、そこには黒潮丸で殺されたはずの高来龍一がいた。
驚く三人娘に、同室にいた兵藤茂徳が、彼は高来龍一の双子の弟、高来龍二だと教えてくれた。
龍二曰く、龍一と龍二の違いは龍一が右利きで龍二が左利きだという点だけだったという。
しかし、特別船倉にあった龍一の死体は、左手に短刀を握っていた。
龍一は右利きだったはずなのに。
浦安家を離れ、帝国ホテルで遠峰に面会する。
遠峰は畑中の通夜から帰ってきたばかりのところで、通夜には軍関係者がほとんどいなかった、薄情だ、と苦りきっていた。
そして、その理由は木越安綱中将の件にあるという。
木越中将は5,6年前に陸軍大臣を務めており、「現役武官専任制」廃止に向け努力した人物だ。
「現役武官専任制」とは陸海軍大臣には現役の大将・中将しか就任できない旨定めた制度で、
軍の気に入らない内閣ができそうになれば、現役大中将が就任拒否を行うことで内閣を葬り去ることが出来る、
という軍にとって非常に都合のいい制度だった。
その軍にとって都合のいい制度を廃止しようとした木越を裏切り者扱いするものも軍内部には多く、
木越に師事し、彼の方針に賛同した畑中中佐を敵視するものも数多くいたというのだ。
次に兵藤家に向かうと、克己に面会することが出来た。
浦安家のパーティーに出席しないのか、と訪ねると、克己にとって浦安家は鬼門だという。
しかし、彼は今朝蒔彌に会いに浦安家に行っていたのではないか、と突っ込むと、
実は兵藤茂徳と浦安蔵人は性格の不一致から仲が悪い為、克己と蒔彌の交際はそれぞれの親には内緒にしておいて欲しい、と頼まれる。
ひとまず捜査を終え、カフェ山茶花に戻ると、そこには懐かしい顔があった。
長田定吉。
かつて『夢男』、『甦る夢男』事件で事務所メンバーと知り合った、財部家執事だ。
彼は『甦る夢男』事件解決後、財部家を辞し東京に出てきていた。
時人拘束の話を聞いた定吉は、自分も軍にパイプを持つ人物一人に知己が在ると、時人釈放へ協力を申し出る。
彼は財部家に仕える前、軍に多大な影響力を持つ華族の志田侯爵家に仕えていたのだ。
そして、かの志田数馬中尉は、志田侯爵の甥子だという。
その夜、軍のサーチライトに照らされた浦安家を、パーティー出席の為三人娘は訪れる。
しかし、パーティー開始時刻になっても浦安蔵人は会場に現れない。
やがて、パーティー会場に「蔵人が殺害された」との噂が流れ始める。
三人娘があわてて主人室に向かうとそこには蔵人の死体があり、釈迦如来像は消えうせていた。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part12
2時間後、またも怪盗に出し抜かれた三人娘は浦安家の応接間に集まっていた。
これで、今回の事件の犠牲者は5人目だ。
蔵人殺害発覚後、志田と利根川指揮の下、軍による大掛かりな邸内捜索が行われていた。
屋敷の広間に行くと、なにやら二人の男が言い争っている。
一人は利根川で、もう一人はなんと諸星警部だった。
これまでは軍が管理する船内で起こった事件だった為陸軍が捜査を行ってきたが、
蔵人殺害は都内で起こった民間人殺人事件のため警察の管轄だ。
そこで、二人は捜査の縄張り争いをしていたのだ。
しかし、結局蔵人殺害は警察の管轄であることを利根川が認め、争いは収まった。
現場となった浦安家主人室の捜査を、諸星の許可を得て開始する。
蔵人の背中には、深々と一本の短剣が突き刺さっていた。
どうやらこれが致命傷となったようだが、なぜ蔵人はやすやすと犯人に背後を取らせたのだろうか。
また蔵人が突っ伏している机の上には、半分ほど飲まれた紅茶入りのティーカップが置かれていた。
同様に机上には、綺麗に折りたたまれ、からからに乾いた脱脂綿の乗ったシャーレも置かれていた。
志田に話を聞くと、主人室は常時二人の兵士が警護しており、彼らと浦安蒔彌以外に主人室に出入りした人物はいなかったという。
ちなみに、ティーカップを運んできたのは蒔彌らしい。
また、警護の兵士達が、蒔彌が主人室を出てくる時に蔵人が生きていたことをしっかり確認しているそうだ。
さらに彼らによると、警護を始めてから死体発見まで、主人室からは一切の物音がしなかったという。
広間に戻ると、高来龍二が猫を相手に遊んでいた。
猫に向かって「まおまお」と呼びかける龍二の姿を、千鶴は真剣なまなざしで見つめる。
主人室の真下に在る客室には、美和と藤堂がいた。
彼女はパーティーの準備を手伝う為、この客室に泊まっていたのだ。
美和によると、蔵人は克己が最近闇市に出入りしていることを知り、以前より強く蒔彌と克己の交際に反対するようになったらしい。
ちなみにその闇市は、盗品の美術品を専門に取り扱うマーケットだ。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part13
いつの間にか夜が明けていたが、三人娘は気力を振り絞り捜査を続ける。
まず横浜港に向かうと、黒潮丸の前に栗山刑事がいた。
なんでも、昨日ようやく軍から黒潮丸での殺人事件についての連絡が警察にあり、今日から警察も捜査を行うことになったという。
一等1号室で栗山に調査の情報を聞くと、この部屋からモンシロチョウの死骸が見つかったという。
聞くところによると嵐の夜、ときどき風に巻かれたモンシロチョウが舟に飛び込んでくることがあると言う。
つまり、事件当夜1号室の部屋の窓は空いていた。
そして畑中中佐は窓の外から狙撃された可能性が在る、と三人娘は推理する。
しかし、栗山によると事件当夜は嵐のため、1号室窓側のタラップに出る通路は全て封鎖されていたらしい。
後甲板に行くと巴が、客室窓の上方には救命ボートが吊るされていることに気づく。
あの晩、タラップに出られなくともこの救命ボートに事前に隠れておき、
人が居なくなったところを見計らってボートを1号室窓の高さまで降ろす。
そうすれば、畑中中佐を外部から狙撃することも出来たはずだ!
兵藤家に行くと、克己が蔵人殺害の情報を知り、蒔彌の身を心配していた。
現在彼は龍二に監視されており、浦安家に行きたくとも行けない状態だという。
克己に闇市に出入りしている理由を問いただすと、茂徳の命令で盗まれた阿弥陀像が売りに出されていないかどうか、確認に行っているという。
カフェ山茶花に行くと、長田が三人娘を待っていた。
志田侯爵は、時人釈放に向け力添えをしてくれるそうだ。
ただ最近、数馬が妙な派閥に入ってしまったと侯爵は心配しているという。
その派閥とは、陸軍内部でも過激な思想を持つ若手将校の集まりで、木越元大臣は彼らの目の敵にされているらしい。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part14
ここまで来て三人娘は、畑中中佐殺害の犯人を推理するのに必要な情報を集めきった。
情報を整理し、推理を開始する。
まず、怪盗と畑中殺害の犯人は別人である。
そして、怪盗と畑中殺害の犯人それぞれが仏像を狙っていた。
そう考えなくては、なぜ久下と畑中の二人が同じ船の中で殺されたのか、説明がつかない。
そして、畑中中佐殺害の犯人は志田数馬で、彼の計画に兵藤茂徳も協力していた。
だが怪盗が、志田と兵藤を出し抜いて阿弥陀像と釈迦像を奪った。
以上のように推理を組み立てた三人娘は、浦安家に志田数馬たちを呼び出すことにする。
そして1時間後、三人娘は志田、兵藤、龍二と浦安家の主人室で相対していた。
まず兵藤に、なぜ当初は出し渋っていた阿弥陀像を、あっさり軍に供与したのか訪ねる。
そして、像を供与して軍に恩を売っておきながら、架空の怪盗の仕業にして後で取り返すつもりだったのではないか、と問いただす。
そして証拠として、特別船倉にあった高来龍一の死体が、左手に短刀を持っていた事実を突きつける。
龍一は本来右利きだった。
にもかかわらず左手に短刀を握っていたのは、利き手である右手に大切な阿弥陀如来像を抱えていたからではないか。
さらに、事件の晩克己が特別船倉からシナ語で言い争う声を聞いている事実も明らかにする。
そして、高来龍一・龍二兄弟は日本人ではなくシナ人だ、と看破する。
その証拠は、浦安家で龍二が猫に「まおまお」とシナ語の鳴き声で呼びかけていたことだ。
あの晩起こったことは以下のとおりだ。
兵藤の命令で、龍一が特別船倉に阿弥陀仏を盗みに行く。
この際、鍵は志田数馬から借り受けておく。
そして龍一は、警護に当たっていた坂田を殺害し、阿弥陀仏を盗み出す。
しかし、ここで大きな誤算が起こった。
架空の存在だったはずの「怪盗」は、実在したのだ。
怪盗は龍一が阿弥陀仏を盗み出したのを見届けると、彼を殺害し阿弥陀仏を奪い去った。
一方志田は、自らの独善の為、以前から畑中中佐を軍から排斥する計画を立てていた。
過激派に属する志田にとっては、木越元大臣に近い畑中を殺すことは正義だったのだ。
そして志田は、今回の輸送計画で兵藤たちに協力しあえて仏像を盗ませることで、
計画の責任者である畑中中佐が責任を取り自殺した、というシナリオで中佐を殺害することにした。
事件当夜、志田は部下をあらかじめ救命ボートの中に待機させておいた。
そして、事前に畑中にモルヒネを投与し、彼の意識を曖昧にした上で、窓に向かって横向きになるよう椅子に座らせる。
また、机の上に「防共協定に関する初動試案」の書類を広げておく。
準備が整った後、志田は自室で利根川らと打ち合わせを行いアリバイを作り、その間救命ボートの中の部下が、窓の外から畑中を撃つ。
翌朝、遠峰と共に一等1号室を訪れた志田は、遠峰に時人を呼びに行かせているうちに、偽装工作を完成させる。
まず、死体の座った椅子の向きを窓に背を向けるように変える。
畑中は右即頭部から左即頭部に向かってこめかみを打ち抜かれており、
死体の向きを変えることで畑中が窓の外から撃たれた、と疑われる可能性を消した。
また、机の上に散らばり、畑中の血を受け止めた「防共協定」の書類を、椅子の左側にぶちまける。
これにより、死体の向きを変えたことで不自然になる血の位置を、さも自然な状態であるかのように演出したのだ。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part15
これならば、畑中の死体からモルヒネが検出されたり、彼が機密書類をぶちまけたまま死んでしまった理由も説明がつく。
ここまで巴が説明したところで、突如時人が現れる。
時人は、彼がある人物の力添えで釈放されたこと、そして畑中中佐殺害の実行犯、梶田誠が逮捕され、全てを自供したことを告げる。
追い詰められた志田と茂徳、龍二は浦安家からの脱出を試みる。
しかし龍二は滋乃と千鶴に、茂徳は巴と蘭丸に取り押さえられる。
そして、屋敷の外にたどり着いた志田数馬の前には、利根川率いる憲兵隊が立ち塞がっていた。
志田たちは逮捕・連行された。
そして、以前よりもずっとやわらかい物腰で、利根川は三人娘にこれまでの礼を述べる。
これまで利根川に抱いていた印象とのギャップに、三人娘は驚く。
時人によると、時人拘束も時人釈放も、利根川の指示で行われたものらしい。
畑中殺害の背景には巴たちの推理どおり軍内部の思想対立があり、実は利根川は輸送計画立案段階からから志田を監視していた。
輸送計画そのものが、民間の探偵に護衛を頼むなどあまりにも仰々しくリスクの大きいものだったからだ。
ただ、さすがの利根川も志田の目的が畑中殺害にあることは見抜けなかった。
畑中殺害後、利根川は志田に対する監視を一層強化するが、彼の派閥は軍内部でも勢力が在るため、
志田を疑っていることを悟られないよう、カモフラージュの為時人を拘束したのだという。
ちなみに志田と茂徳が御神楽探偵事務所に仏像護衛を依頼したのは、いざというときのスケープゴートにする為だったようだ。
また、時人は畑中の死体第一発見者が志田と遠峰だったことが判明した時点で、志田のことを疑い始めていた。
事件発覚当時、志田がドアの小窓から1号室を覗き畑中の死体を発見した、とのことだが、
志田以外の人物がこの時同時に小窓を覗き込んでいたら、志田に一切の偽装工作は出来なかった。
そこで志田は、絶対にドアの小窓を覗き込めないような身体的能力の持ち主、つまり杖をついた老人で義手義足の遠峰を同行者に選んだのだ。
さらに、遠峰なら歩行速度が遅い為偽装工作の時間稼ぎも出来る。
この志田・遠峰の組み合わせを聞いたとき、時人は「偽装工作の行いやすい、志田にとって都合のいい組み合わせだ」と感じ、彼を疑い始めた。
畑中殺害の真相を暴いた事務所メンバーは、利根川に見送られ今度は「怪盗」を逮捕する為の操作を始めるのだった。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part16
翌朝三人娘が事務所に来て見ると、時人の姿は無かった。
どうやら時人は、何か調査をしに山形まで出かけているらしい。
横浜港では、栗山刑事が検死結果の報告を待っていた。
黒潮丸で殺された畑中、坂田、龍一、久下の検死結果はこれまで軍が握っており、警察まで回ってこなかったらしい。
ただ、久下については高柳が船中で開腹し、検死報告を書いておいたらしい。
また、今回の事件で奪われた仏像はそれぞれ「三尊阿弥陀如来像」と「三尊釈迦如来像」なのだそうだ。
「三尊」という名前からして、もしかしたらもう一体同じように貴重な仏像が在るのかもしれない。
浦安家の裏庭では、利根川が部下を叱り付けていた。
なんでも蔵人殺害の夜、裏庭に設置されたサーチライトの照射位置が何者かによってずらされていたのだ、という。
本来はそれぞれ別々の位置を照射しているはずのサーチライトが、浦安の部屋の窓の下を同時に照射していたのだという。
主人室には、諸星警部の姿があった。
蔵人の検死の結果、体内から睡眠薬が検出されたという。
パーティーを控えた家の主人が睡眠薬を飲むとは思えない。
犯人が、何らかの方法で薬を飲ませたと考えるべきだろう。
蒔彌の部屋で、蒔彌に蔵人の机の上にあった脱脂綿の乗ったシャーレについて訪ねる。
すると、それは手紙を出す際に切手をぬらすための脂綿だと教えてくれた。
ただ、蔵人殺害発覚時に脱脂綿を調べた時、脱脂綿はからからに乾いていた。
不審に思う三人娘に蒔彌は、蔵人は切手を舐めて張る癖があったため、脱脂綿は使っていなかったのではないか、と言う。
事務所に戻った三人は、三尊仏のことをかつて『夢男』事件で知り合った無明住職に尋ねることを思いつく。
早速電話してみると、無明は「三尊とは阿弥陀仏如来、釈迦如来、薬師如来のことだ」と教えてくれる。
やはり、今回盗まれた阿弥陀像と釈迦像とセットになる薬師如来像があるようだ。
さらに事件の詳細を無明に伝えると、なんとその薬師如来像はこの間まで新潟にあったという。
殺された久下が、薬師如来像を大金で新潟の富豪に売っていたのだ。
そして、つい最近その像は泥棒に盗まれてしまったと言う。
そう、『夢男』の犯人倉賀父子の墓参りに、時人と蘭丸と美和とが新潟を訪れた際遭遇した『暗闇の手触り(第8話)』事件。
この事件に登場した仏像泥棒が盗んでいった仏像こそが、問題の薬師如来像だったのだ。
これで、ついに今回の事件の被害者に共通点が見出された。
殺された久下と浦安は、三尊仏像の所有者だったのだ。
そこに、山形から時人が帰ってくる。
彼は、久下が三尊物のうちの薬師如来像を持っていなかったかどうか、浦安たちより前に三尊仏を持っていたとされる人物に会いに、
山形のアトリエまで確認に行っていたのだという。
ただ、その人物はもう山形にはおらず、アトリエも廃屋になっていたそうだ。
途方にくれる時人に三人娘は、久下が薬師如来像の持ち主だったことを突き止めた旨伝える。
始めは喜んでいた時人だったが、その他の調査報告を聞くにつれ、彼の顔は次第に蒼ざめていく。
そして、呆然とした様子で所長室に篭ってしまった。
時人のただ事ではない様子に、三人娘は不安を覚える。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part17
時人は所長室を出ると、事件の真相について遠峰に聞きたいことが在る、と三人娘を連れ帝国ホテルへ向かった。
残された蘭丸が手持ち無沙汰にしているところに、美和が訪れる。
「先生はきっと真実にたどり着いたんですよ」と蘭丸が美和に笑顔で伝えると、彼女も「そう、きっとそうね・・・」と微笑んだ。
そう、時人はたどり着いたのだ。
知らないほうが良かった真実に。
遠峰と対峙する時人の顔は、相変わらず蒼ざめていた。
時人は、事件の真相がわかったので聞いてもらいたい、と遠峰に告げる。
まず、事件の情報を整理する。
今回の事件で、志田数馬一味によって殺されたのは畑中秋之介中佐と坂田軍曹の二人であることは、すでに判明している。
しかし、彼らは三尊阿弥陀仏の奪取には失敗していた。
つまり、久下直人、高来龍一、浦安蔵人の3人は三尊阿弥陀仏と三尊釈迦仏を奪った怪盗に殺害されたことになる。
では、蔵人殺害後いくらでも持ち出す機会のあった釈迦如来はともかく、怪盗はどうやって阿弥陀仏を黒潮丸から持ち出したのだろうか。
黒潮丸下船の際、乗客乗員は全員軍による荷物検査を受けていたのだ。
時人は、阿弥陀仏持ち出しはある人物の協力の下行われた、と説明する。
その人物とは、高柳紀久男医師。
高柳は船内で久下直人の死体を検死の為、開腹していた。
阿弥陀像は、その際久下の死体の中に隠されたのだ。
さすがの軍も、さすがに死体の腹の中まで調べようとはせず、こうして怪盗はまんまと阿弥陀像を持ち出したのだった。
高柳が船内で開腹を行ったのは、検死の為ではなく最初から仏像を隠す為だったのだ。
下船後、高柳は検死報告引継ぎの為と称し、遺体に付き添っていた。
その際、再び久下の遺体を開腹し仏像を取り出したのだろう。
そして、高柳が怪盗に協力した理由は、彼が怪盗に同情した為だ、と時人は告げる。
どうやら、怪盗と高柳との間には古くからの付き合いがあったことを時人は既に調べているようだ。
久下直人殺害は後回しにし、次に高来龍一殺害について検討する。
すでに、龍一が兵藤茂徳の指示により坂田軍曹を殺害し、特別船倉から阿弥陀仏を持ち出したことは確認されている。
そして、龍一が阿弥陀仏を持ち出したところを、待ち伏せていた怪盗がまんまと殺害、阿弥陀仏を奪った。
怪盗は志田一味の計画を事前に察知しており、彼らの計画を利用したのだ、と時人は言う。
どのようにして怪盗が志田一味の計画を察知したのか、と聞く遠峰に対し時人は、
怪盗は以前から兵藤の人物を良く知っており、なおかつ軍内部の思想対立まで知っていた為、志田の立てた不自然な輸送計画の裏に気づいたのだ、と答える。
この三尊阿弥陀仏強奪で、怪盗は正体を示すような証拠を残さなかった。
しかし、次の三尊釈迦仏強奪で、怪盗は重大な証拠を残していた。
それは、怪盗の主人室への進入経路だ。
蔵人殺害事件当時、主人室の入り口は兵士によって固められていた。
すると、怪盗は窓伝いに主人室へ侵入したと考えられる。
しかし、事件当時主人室の窓は軍のサーチライトで照らされていたはずだ、と巴が反論すると、
時人は、そのサーチライトの照射位置が何者かによって動かされていたことを思い出して欲しい、と言う。
怪盗はサーチライトの照射位置をずらすことでハレーションを引き起こし、主人室への進入経路を確保していたのだ。
ハレーションとは、ある特定の角度で2つの白色光を照射すると、光の重なる部分にあるものが見えなくなってしまう現象だ。
浦安家は蔦に覆われている為、その中に進入用のロープを隠しておき、ハレーションの中そのロープを伝って、1階から2階の主人室に登ったのだ。
そして、時人は苦渋の表情を浮かべながら驚愕の真実を口にする。
怪盗の正体は、この進入経路の成立する場所に事件当時いた人物。
つまり、主人室の真下に在る客室にあの晩いた人物。
それは、守山美和だった。
事務所のメンバーにとって、歳の近い母親のような存在。
事務所の入っているビルのオーナー。
事務所開設当時から、時人を暖かく見守ってきてくれた人。
そして、時人が憧れる女性。
そんな美和が犯人である、という時人の言葉を三人娘はにわかには信じられない。
すると、時人は先ほど諸星警部から、浦安家主人室の切手の裏から、睡眠薬が検出されたとの報告があった、と伝える。
蔵人殺害当日、便箋と切手を用意したので蔵人に届けて欲しい、と三人娘に頼んだのは美和だった。
新潟にあった三尊仏の一つ、薬師如来像が奪われたのは、美和が時人・蘭丸と共に新潟を訪れている時だった。
☆最終話『さ・よ・な・ら』part18
遠峰は、久下殺害について時人に尋ねる。
あの時、美和は久下と同じ和食膳を、同じテーブルで食べていた。
そして、毒入りの和食膳が久下に配られるか美和に配られるかは、事前的にはわからないことだったのだ。
つまり、2分の1の確率で美和は毒入りの食事を食べていたことになる。
なぜ彼女はそんなことをしたのか、という疑問に時人は答える。
あれは、彼女の賭けだったのだ、と。
美和は、2分の1の確率で自分が毒を飲んでもいいと思っていたのだ。
彼女は本来、殺人などできる人間ではない。
しかし、なんとしてでも久下たちを殺し、三尊仏を奪わなくてはならない。
悩んだ末、彼女は賭けに出た。
もしここで自分が毒を飲んだら、それで三尊仏奪取計画は終わり、誰も手にかけずに済む。
しかし、もし自分が生き残ったら、それが自分の運命、計画を続行する。
これが、美和の思いだったのだ。
ここまで聞かされた遠峰は、時人の推理が正しいことを認める。
実は、遠峰は最初から美和の計画を知っており、彼女を支援していたのだ。
遠峰は美和が美術商になる為の世話をした人物、つまり美和の過去を知る人物。
時人は遠峰に、美和が一連の犯行を犯した動機を尋ねる。
遠峰は、美和の過去を語り始めた。
8年前、山形のある小さな美術商が、首を括って死んだ。
その男は遠峰の弟子で、人が良すぎるきらいのある、好人物だった。
彼が自殺した理由は、美術商仲間に三尊仏という貴重な仏像をだまし取られてしまったことだったという。
その美術商仲間が、久下直人、兵藤茂徳、浦安蔵人の三人だったのだ。
そして、自殺した美術商の妻こそが、美和だった。
美和は久下達への復讐を誓い、それを知った遠峰が彼女を旧姓に戻し、それまでの美和とは全く別人の美術商に仕立て上げた。
美和と久下たちとは直接の面識が無かった為、美術商となった彼女が久下たちに近づくのは簡単だった。
ここまで来て、時人は美和に会い、彼女に自主を勧める決心をする。
遠峰は、賭けに勝ってからの美和は死すら覚悟している、説得できるのか、と訪ねる。
すると時人は、「・・・それでも、僕は彼女を死なせはしません!」と力強く答える。
守山美術に向かうと、店はもぬけの殻だった。
時人は、美和が山形のアトリエに、彼女と今は亡き夫がかつて暮らした家に向かったことを直感する。
滋乃が自動車を手配し、一同は大急ぎで問題のアトリエに向かう。
雷鳴の中、自動車は絶壁の上から海を眺めるアトリエに着いた。
時人は三人娘を残し、アトリエに踏み込んでいく。
アトリエの中でまず目にしたものは、見事に割腹して果てた藤堂弥八郎の遺体だった。
そして、アトリエの2階には、美和の姿があった。
裁判になっても情状酌量の余地は十分にある、自分と一緒に来て自首して欲しい、という時人の説得を美和は拒む。
自分が捕まれば、御神楽探偵事務所はどうなるか。
怪盗がオーナーのビルに事務所を構えていた探偵、女怪盗ととても親しくしていた探偵。
御神楽探偵事務所の評判は、地に堕ちる。
そんなものはどうだっていい、という時人の言葉を、美和は力強く否定する。
あなたは、これからもその力で多くの人々を救っていかなければならないの、と。
そして「時人さん、ごめんなさい。私はあなたをだまし続けてきた、悪い女」と、絶壁に身その身を投げる。
「ま、待って!ぼ、僕は貴方を・・・!」
絶叫もむなしく時人の伸ばした手は宙を掴み、美和の体は漆黒の海へと消えていった。
こうして、御神楽探偵事務所最後の事件は、幕を閉じた。
あれから2週間が経ったが、事務所はいまだ悲しみの空気に包まれていた。
千鶴は、結局今回の事件をモデルに書き進めていた小説続編の原稿を焼却した。
時人は、憧れの人を救えなかった自責の念からか、所長室にこもり外に出てくることは無かった。
しかし、そんな彼も巴たちの支えにより、徐々に明るさを取り戻していくのだった。
御神楽少女探偵団&続・御神楽少女探偵団〜完結編〜 完
御神楽少女探偵団を書き始めてから結局四ヶ月も経ってしまい、
なおかつ全体が異常に長い分量になってしまったので、
最後に長いテキストは読みたくないけれどもストーリーの粗筋を知りたい、
という人のために最後に簡単なまとめを載せときます。
主要登場人物については、Wikiを参照してください。
★御神楽少女探偵団まとめ
☆第1話『幽鬼郎』
・依頼者: 逸島子爵(華族、滋乃の知り合い), 逸島雪江(逸島子爵の次女)
・被害者: 逸島静江(逸島子爵の長女), 田島良造(静江のいとこ)
・舞台: 逸島子爵邸
・粗筋: 行方不明となった静江の捜索を頼まれたメンバーは、浅草の見世物小屋で「人魚のミイラ」となっていた静江の遺体を発見する。
ミイラを持ってきた片足が義足の男を追う過程で、逸島家に『幽鬼郎』という幽霊の伝説が伝わっていることを知る。
捜査を続ける中雪江の身代わりとして千鶴が拉致され、田島良造が殺されてしまう。
その後千鶴は無事救出され、メンバーはかつて逸島子爵が交通事故に巻き込まれていたことを突き止める。
・犯人: 大淵嘉平(逸島家使用人)
・動機: 嘉平は、逸島子爵の交通事故で妻子を失っていた。
そして、子爵は事故に巻き込まれたのではなく事故を起こし、その責任を他人に擦り付けていたことを知った嘉平は、
復讐の為子爵の二人の娘を殺す決心をし、義足の男を金で抱きこんで共犯にした。。
田島良造は、完璧なとばっちりで殺されてしまった。
・結末: 真相を暴かれた嘉平は、服毒自殺した。
☆第2話『太白星』
・依頼者: 守山美和
・被害者: 沢アヤコ(オペラスター)
・舞台: オペラ座「日本館」
・粗筋: オペラスターの沢アヤコが楽屋で刺殺され、追っかけの男子学生が逮捕された。
美和に頼まれ学生の無実を晴らそうとするメンバーの前に、メフィストフェレスを名乗る怪人が現れ捜査をかく乱する。
そしてメンバーは、沢が殺される前「太白星」の言葉を残していたことを知る。
・犯人: 風間国彦(オペラ雑誌記者)
・動機: 風間は、様々な女性演劇人に体を要求する見返りとして、彼女たちの提灯記事を書いていた。
そのことをネタに沢アヤコに脅され、彼女の自殺未遂計画に協力させられる。
沢は最近ライバルに人気で水をあけられており、自分に注目を集める為自殺未遂の騒ぎを起こそうと計画していたのだ。
しかし、風間はこの計画に乗じて邪魔になった沢を始末する。
「太白星」とは沢の故郷で造られた花火玉の名前で、玉の中には沢と風間の悪事を示す証拠が隠されていた。
またメフィストフェレスは、逮捕された学生の恋人が、彼を救う為に怪人を演じていたのだった。
・結末: 風間は逮捕され、男子学生は釈放された。
☆第3話『夢男』
・依頼者: 長田定吉(財部家執事)
・被害者: 財部政之輔(財部家先代当主), 財部千代(政之輔の妻), 財部重光(財部家長男)
・舞台: 財部家(新潟の名家)
・粗筋: 不審者が屋敷にいるようなので警護をお願いしたい、との長田の依頼を受けた蘭丸は、財部家に潜入する。
そして、財部家には「夢男」という幽霊の伝説があることを知る。
やがて政之輔が階段から転落死し、千代がショック死する。
他のメンバーも屋敷に駆けつけるが、こんどは重光が殺されてしまった。
捜査を進めるメンバーは屋敷に滞在している旅芸人一座の座長、倉賀丁三がかつて財部家に妻を奪われていたことを突き止める。
・犯人: 倉賀丁三(旅芸人一座座長)
・動機: 倉賀はかつて財部家に妻を奪われ、家族を崩壊させられた。
そこで彼は復讐の為財部家皆殺し計画を立て、政之輔、千代、重光を殺したのだった。
・結末: 倉賀は囲炉裏に顔を突っ込んだ状態で割腹自殺。それが本当に倉賀本人の遺体なのかはわからなかった。
☆第4話『甦る夢男』
・『夢男』事件の続編
・被害者: 原田安子(財部家長女), 財部芙美子(財部家夫人)
・粗筋: 『夢男』事件は犯人倉賀の自殺で幕を閉じたはずだったが、今度は原田安子が毒殺される。
さらに、財部芙美子が射殺されてしまう。
時人は、色盲は遺伝性が強いと言う事実から、恐ろしい真相にたどり着く。
・犯人: 阿部譲太郎、阿部正夫(財部屋敷管理人阿部家の息子達、二人とも小学生ぐらい)
・動機: 譲太郎・正夫兄弟は実は阿部家の養子で、本当の親は倉賀丁三と財部芙美子だった。
彼らは父倉賀丁三の遺した復讐計画に従い原田安子を毒殺し、自分達を捨て財部家に走った実母を射殺したのだった。
時人は、兄弟と芙美子が共に色盲であるという事実から真相に気がついた。
・結末: 真相を暴かれたことを知った兄弟は、服毒自殺してしまう。
☆第5話『猟奇同盟』&第6話『続・猟奇同盟』
・依頼者: 諸星警部
・被害者: 志田庄太(新聞記者), 旭日斎蓮花(奇術師), 多数の少年少女
・舞台: 東京
・粗筋: 犯罪組織「猟奇同盟」を追っていた新聞記者が殺された。
捜査の結果、旭日斎蓮花という奇術師が猟奇同盟と関わりを持っている可能性があることを突き止めるも、彼女も殺されてしまう。
さらに、巴が猟奇同盟に拉致され催眠術で操られた結果、彼女は時人を銃で撃ってしまう。
巴は無事復帰し、メンバーは時人の友人を名乗る大学教授、常盤省吾の力を借り捜査を進める。
そして多数の少年少女が同盟によって誘拐され、行方不明になっていることを突き止めるも、事務所から蘭丸が誘拐されてしまう。
事務所メンバーは同盟の本拠地を突き止め、突入していく。
・犯人: 常盤省吾率いる猟奇同盟
・動機: 猟奇同盟とは、悪を愉しむために犯罪を犯すという完全な快楽犯罪者の集団だった。
彼らは多数の少年少女を誘拐の後、殺して人間剥製を作っていた。
旭日斎蓮花は同盟の幹部で、捜査の手が彼女に及んだ為に始末された。
・結末: 三人娘は常盤に捕らわれてしまうものの、復活した時人に救出される。
警察も同盟本拠地に突入、常盤以下猟奇同盟は一斉に逮捕される。
★続・御神楽少女探偵団〜完結編〜まとめ
☆第7話『蜃気楼の一族』
・依頼者: 久御山子爵(滋乃の父)
・被害者: 日向まき(劇場づとめの踊り子), 片岡芳郎(日向と同じ劇場に所属する脚本家)
・舞台: 小野寺子爵家
・粗筋: 小野寺子爵家に浅草の劇場関係者が集まる中、日向まきが殺害された。
さらに捜査を進める中、今度は片岡芳郎が毒殺されてしまう。
どうやら片岡は、小野寺家をモデルに「蜃気楼の一族」という舞台の脚本を書いていたようだ。
三人娘は、小野寺家夫人喜久子と、小野寺家長男一郎太の存在に、事件をとく鍵があると睨む。
・犯人: 木原シゲ(小野寺家使用人、喜久子の付き人)
・動機: 実は、小野寺家の本当の長男は他ならぬ御神楽時人だった。
彼の本名は小野寺佐次といい、小野寺子爵が若い頃付き合っていた恋人との間に作った子供だった。
一方喜久子は小野寺子爵との間に子供を作ることが出来ず、焦りのあまり片岡との間に子供を作り、
それを子爵と自分の息子、一郎太ということにしてしまう。。
脚本のネタに詰まった片岡は、一郎太出生の秘密をモデルに「蜃気楼の一族」を書く。
そのことを知った日向まきは小野寺喜久子を脅迫するが、喜久子を守ろうとするシゲに殺された。
更にシゲは、もはや喜久子にとって邪魔者でしかない片岡まで殺害したのだった。
・結末: シゲは自首したものの、一郎太出生の秘密は公にはされなかった。
一方一郎太と時人は実の兄弟以上に仲がよく、また滋乃の初恋の人は時人だったという落ちがついてめでたしめでたし。
☆第8話『暗闇の手触り』
・依頼者: 多岐川刑事(新潟県警刑事)
・被害者: 幣原作次(鬼畜親父)
・舞台: 新潟の漁村
・粗筋: 時人は蘭丸、美和と共に新潟を訪れた際事件に遭遇する。
地元でも評判の極道者、幣原作次が射殺されたのだった。
さらに近所では、極めて貴重な仏像が何者かによって盗まれたという。
捜査の結果、作次が殺された時刻には大規模な停電が起こっていたことが判明する。
・犯人: 幣原郁(作次の次女、盲目)
・動機: 事件当夜、作次はばくちに負け荒れ狂い、郁に普段以上に激しい虐待を加えた。
郁は生命の危険を感じ、作次を射殺。
この事実を知った郁の姉と兄、そして姉の恋人が協力して郁をかばっていた。
・結末: 結局時人は真実を明らかにせず、作次殺害は仏像泥棒の仕業、ということにして新潟を去った。
☆第9話『生き人形』
・依頼者: 葉山大輔(少年)
・被害者: 葉山志保美(大輔の母), 後藤緒羽子(岸部音楽院生徒), 森崎アキ(同生徒), 北田枝里(同生徒), 女性
・舞台: 岸部音楽院、仮面舞踏会会場
・粗筋: 隅田川の川沿いで、三人娘にそっくりのマスクをつけた後藤、森崎、北田の死体が発見される。
事務所メンバーは三人が仮面舞踏会に通っていたことを突き止めるが、こんどは舞踏会会場で美和の仮面を被った女性が死ぬ。
そして、今度は大輔が蘭丸の仮面を着け時人に毒を盛ろうとするも、失敗し仮面に仕込まれた毒で自身が倒れてしまう。
捜査の過程で、本物そっくりの仮面、生き人形仮面を作る職人国井皓の存在が浮上する。
そして、岸部音楽院では理事長の大城暢と、三井と言う女性秘書を中心に大規模な不正が行われていることも判明。
また、大輔の父はかつて時人が殺人未遂の現行犯で逮捕し、現在刑務所に服役中であることがわかる。
・犯人: 大城時江(暢の娘、三井の正体)
・動機: 大輔の父が逮捕された後、妻の志保美は夫の無実を調査する過程で国井皓の存在にたどり着く。
国井は生き人形仮面を犯罪者に供与する、裏社会の人間だった。
そこで、国井の恋人だった時江は、国井の存在を隠す為志保美を始末する。
また時江は、音楽院の不正を隠す為、不正を公言する可能性のあった後藤たちと、女性を殺害する。
その際後藤たちに事務所メンバーの生き人形仮面をかぶせ御神楽探偵事務所をおびき寄せ、志保美と同様国井の存在に迫っていた時人を始末しようとする。
大輔に母が死に父が逮捕されたのだと吹き込み、彼を利用して時人を毒殺しようと試みたのだった。
・結末: 時江は逮捕され大輔と時人は和解したものの、国井皓の行方は結局掴むことが出来なかった。
☆最終話『さ・よ・な・ら』
・依頼者: 志田数馬(帝国陸軍中尉)
・被害者: 久下直人(美術商), 高来龍一(書生), 坂田(帝国陸軍軍曹), 畑中秋之介(帝国陸軍中佐), 浦安蔵人(美術品収集家)
・舞台: 客船黒潮丸、浦安家
・粗筋: 事務所メンバーは、志田から貴重な仏像を輸送するに際しての護衛を依頼される。
しかし輸送船の中で久下が毒殺されてしまう。
さらに、仏像を収納しておいた船倉で高来と坂田が殺害され、仏像が奪われてしまう。
その後、輸送計画の責任者である畑中中佐が責任を取って自殺する。
また、船の乗客であった浦安蔵人が自宅で殺害され、浦安の持っていた貴重な仏像も奪われてしまう。
捜査を進める中事務所メンバーは陸軍内部の思想対立を知り、この事件では複数の犯罪者が、それぞれ別個の意思を持って行動していたことに気づく。
・犯人: 志田数馬(依頼者), 梶田誠(帝国陸軍上等兵), 兵藤茂徳(美術商), 高来龍一(被害者), 守山美和(準レギュラーキャラ)
この事件では志田、梶田、兵藤、高来グループの畑中殺害計画を利用して、美和が久下たちを殺し仏像を奪っていた。
・動機:
志田グループ: 過激派に属する志田と梶田は、穏健派の畑中を軍から排斥しようとしていた。
一方兵藤と高来は貴重な仏像をしぶしぶ軍に供与したものの、何とかして取り返したいと考えていた。
そこで彼らは手を組み、兵藤と高来が仏像を強奪し、志田と梶田が畑中を輸送失敗の責任を取っての自殺に見せかけて殺害する計画を立てた。
しかし、高来が歩哨の坂田を殺し仏像を奪った直後、高来本人が何者か(美和)に殺され仏像を奪われてしまう。
アクシデントはあったものの、志田と梶田は畑中を殺害する。
そして兵藤たちと共に、本来自分達が奪う予定だった仏像の行方を捜索していた。
美和: かつて美和の夫は、久下・兵藤・浦安に騙され貴重な3つの仏像を奪われてしまい、自殺に追い込まれていた。
美和は夫の復讐を決意し、やがて志田達の計画を察知、これを自身の復讐に利用することにする。
彼女はまず久下を毒殺、その後高来が仏像を奪ったところを待ち伏せして彼を殺害、仏像を取り返した。
さらに彼女は浦安を殺害し、もう一つの仏像を取り返す。
3つ目の仏像に関しては、彼女は既に『暗闇の手触り』事件の際に取り返していた。
・結末: まず事務所メンバーは志田グループの犯行を解明。
志田グループは陸軍憲兵隊によって逮捕される。
その後の捜査により、時人は美和が犯人だという絶望的な結末にたどり着く。
時人は美和に自首するよう説得を試みるが、彼女は御神楽探偵事務所の評判を落とすわけには行かない、と自殺してしまう。
以上で『御神楽少女探偵団』、『続・御神楽少女探偵団〜完結編〜』のストーリーは終了です。
書き始めから完結まで時間がかかったうえ、全体の分量が長すぎる、
さらには重複投稿などのミスを犯す、とスレ住人の皆さんにはご迷惑をおかけしました。
乙、という事で御神楽少女探偵団の要約。
名探偵、御神楽時人と助手の女の子達が
様々な依頼を解決していくのだが
最後の事件で復讐を決意してしまった
時人の想い人(美和)を救う事が出来ず
悲劇的な結末を迎えてしまう。
エロゲーの続編は知らん。
みさくら少女探偵団なんてタイトルの割に随分とヘビーな内容だな。
みしゃくら少女探偵団にゃんてタイトルのぉおお割に随分とヘビーにゃ内容らにゃあああ!!
ラプラスの魔 SFC
主な登場人物
主人公 名前 性別 職業 選択可
セリフが少なくほとんど草壁に喋られてる。
モーガン・ディラン 女ジャーナリスト
ウェザートップ事件の取材に来た。
アレックス・クイン 男探偵
館の調査に来たが一人では調査が進まないため同行を申し出てくる。
後にモーガンと結婚。
ビンセント・ホフマン 男科学者
心霊機械の実験に来た青年。でも一人では怖いので
同行を申し出てくる。
ディック・オーガスト 男霊能者
小説ではインチキ魔術師で途中退場だが
ゲームではちゃんとした能力持ち
ラモント・ブラックウッド ディレッタント
小説では途中で殺されるがゲームでは最後まで生存。
草壁健一郎 霊能者(特殊) ある意味主人公
日本から来た青年。主人公たちより先に館に入っていったまま
戻ってこない。
ベネディクト・ウェザートップ
館の主で町の人たちから魔法使いやら変人やら言われて敬遠されている人物。
少年殺害の犯人と噂されている。
1924年
アメリカは、ボストン近郊にある、片田舎の街、ニューカム。
この、何の特徴も無い寂れた街で、恐ろしい事件が起こった。
町外れにある幽霊屋敷を探索に行った2人の少年が、
無残な姿で殺され、
一緒にいたエイミーと言う少女が行方不明となったのだ。
アメリカ中の注目が、このセンセーショナルな事件に集まった。
警察は、大々的に捜査を行ない、
新聞も、連日の様に事件の情報を求める記事を載せた。
にもかかわらず、手がかりは何一つ無く、
謎は深まるばかりだった。
しかし、街の人達は、
幽霊屋敷の持主であり、今は行方不明となっている
ベネディクト・ウェザートップが犯人だと、噂しあっていた。
そして君は、不可解な事件に興味を覚え、
調査する為に、ニューカムの街を訪れたのであった。
ニューカム
酒場で同行する仲間を3名まで選ぶことが出来る。
選ばれなかったものはホテルにて待機している。
エイミーの母親から娘を見つけてくれるようにという依頼を受ける。
雑貨屋で装備を整えて館に潜入。
入ったとたん背後で扉が閉まるが 普通に出ることが出来る。
(PC版やPCE版は出れなくなる)
一度入った後に酒場のマスターに話すと主人公の前にも
4人組が入っていったきり戻らないという話を聞く。
もうダメかも知れないが死体だけでも連れて来てくれないかと依頼をされる。
断ると2度と受けれないので気をつけること。
館の中 序盤 細かい攻略は省く
館の中で4人組の死体や狂人(話と正気に戻る)をつれて帰ると経験点やアイテムがもらえる。
占い屋のばあさんの占いは恐ろしいくらい的確なヒントになっているので言われたとおり執事の霊と話し、ウェザートップが怪しげな魔術に手を出してしまったことなどを聞き、鉄の鍵をもらう。(この部屋でバイブル入手)
またウェザートップの父親から話を聞くように言われる。
応接間の肖像画に父親の霊が宿っているので話を聞く。
ウェザートップはどうやら母親を生き返らそうとして道を踏み外したらしい。
当面の目的は四つの五芒星の破壊となる。
四つの五芒星の破壊したあと地下墓地に向かうとベネディクトの母親の墓がある。
誰かが掘り起こしたあとがあるのでシャベルで掘ってみると死体ではなく
形見の指輪が出てくる。形見の指輪を使いベネディクトの母親の部屋に入ると
母親の死体があるので話しかけるとバンシーが出現する。精神攻撃しか効かない。
倒したあと、ベネディクトの母親の亡霊から、封印の鐘の話を聞く。
ベネディクトは書斎の奥にある五芒星から異なる世界へ行ってしまったらしい。
母親を墓地に埋葬すると経験点がもらえる。
封印の鐘を鳴らすとベネディクトの両親は成仏し、館のモンスターも出現しなくなる。
五芒星からラプラス城へ
異世界は皇帝ラプラスがラプラスの魔(クトゥルフ神話のハスター)を
呼び出して 未来を予測することでヨーロッパを支配していた。
敵も館とは違ってファンタージー系の衛兵や魔法使い、グリフォンやベヒーモスなどモンスターになっている。
ベネディクトはルヴァンという魔術師と手を組んでラプラスの魔を奪い取ろうとして失敗し投獄されているらしい。
拷問部屋で草壁健一郎の死体を発見する。話しかけると聖水があれば復活できそうだと
いうので聖水を振り掛けると復活するのでニューカムまで草壁を運んで病院に連れて行く。
草壁健一郎によれば
「ラプラスはかなりの力を持った優秀な魔法使いだ。
彼の呼び出したラプラスの魔は、未来のあらゆる事を見通してしまうという。
ただ、僕たちにとって幸運なことに、その力はあの世界の住人にしか通用しないようだ」
一度城に行き、再びニューカムの街に戻ってくると草壁健一郎を仲間に加えられるようになる。
牢屋にいきアドルフという魔法使いを助け出しモルディブを倒す。
モルディブはラプラスを惑わし、この世界にラプラスの魔を呼び込んだ犯人なのだそうだ。
モルディブを倒すとアドルフが抜ける。
牢屋にはほかに
ジョアンナ⇒元恋人のグールに会わせる
ライアン⇒妹に会わせる
ジェルマン⇒グリフォンを倒しお宝ゲットする
ジャンボン⇒魔女のとこに連れて行く
でアイテムと経験点をもらうことが出来る(クリアに関係ないものあり)
健一郎を連れた状態で牢屋にいるビヨンドに話すとカサンドラ姫のところに戻っていくといって去る。
カサンドラはラプラスの娘で父親に逆らって閉じ込められているらしい。
途中ビヨンドと合流してカサンドラ救出に向かう。
偽カサンドラを倒し本物のカサンドラから父親を説得して
ラプラスの魔との契約を破らせてほしいと依頼される。
そんなの_という一行に
「あなたたちはこの世界の住人ではないので、魔の力で行動を予測することができません。
だから父はベネディクトやケンイチロウ、そしてあなたたちを恐れているのです。
あなたたちに敗れれば、父も目が覚めると思うのです。
それにこの問題はこちらの世界だけのものではありません。
ベネディクトが繋げた通路により異世界の存在を知った父は、
あなたたちの世界を手に入れようとしているのです」
一向 Ω ΩΩ< な、なんだってー!!
ラプラスに会う前にベネディクトを探しに行きます
ルヴァンに話すと
「私の名前はルヴァン。ベネディクトに力を貸す者だ。
お前たちが彼の仲間というのならば、湖の牢屋へ行き、ベネディクトを助け出すがいい。
牢屋は不死身の魔物によって守られているが、タリスマンがあれば倒すことができるだろう。
タリスマンは南東にいる魔法使いのペットが守っているので、殺して奪ってくるといい」という情報が聞ける。
タリスマンで成仏させ、牢の中のベネディクトをニューカムへ連れて帰る。
入院させておく事になる。経験点とエメラルドの像入手。
最初に依頼を受けたエイミーもここでようやく見つけることが出来る。
連れて帰ると$1200と経験点5000が手に入る。
ラプラスに会いに行くには 闘技場を通るのだが
知恵の試練と力の試練どちらか片方を通ることになる。
知恵の試練(3択クイズ) 力の試練(戦闘)
試練を越えたらラプラスとの戦闘。
勝つとわかったから(・∀・)カエレ!!と言われる。(ちょっと失念)
ニューカムに戻るとベネディクトが逃げたという話しを聞く。
魔法使いみたいなのが警察を蹴散らしてベネディクトを救い出して館に向かったという。
ラプラス城に向かうといきなり衛兵にとりかこまれているが蹴散らし アドルフの部屋に逃げ込んで事なきを得る。
アドルフにワープしてもらい湖の魔女の部屋に向かう。
五芒星が使えなくなり 湖の魔女の部屋が拠点となる。
ベネディクトとルヴァンはラプラスの魔を奪おうと行動を起こし地下に身を隠しているらしい。
ビヨンドを連れてラプラスに会いに行くのだが彫像が邪魔して通してくれない。闘技場も通れない。
ラプラスの娘のカサンドラなら彫像をどかせるのでカサンドラに会いに戻る途中
ルヴァンとベネディクトがあわられる。
ルヴァンが五芒星が使えなくなってお前たちは帰れなくなったが
自分の力でニューカムに送ってやることが出来るだから手を引けと
言われる。
ハイを選ぶとニューカムに戻ってエンディング。
ニューカムが壊滅し ラプラスの魔が写った写真がジャーナリストによって撮られた
という後味の悪いもの。
いいえを選ぶとルヴァンとの戦闘になるが攻撃が効かない。
ビヨンドが捨て身で防いでる間に湖の魔女の部屋に向かい
カサンドラを連れて彫像を突破する。
ラプラスの間に入ると主人公たちをベネディクトの一味と勘違いし
そんなに魔の力が欲しいかと一喝してくる。
問答中にラプラスの背後にベネディクトが現れ宿木のロッドで
ラプラスの魔法を封じ 死の吹雪でラプラスが吹き飛ばされ王座に倒れこむ。
ベネディクトはルヴァンによって新たな力を身につけたらしい。
カサンドラがベネディクトに儀式のいけにえ用にさらわれる。
瀕死のラプラスからルヴァンが自分のラプラスの魔への疑いが生み出した
影であること。ルヴァンの目的はラプラスの心の底の望みをかなえること。
それはもうひとつの世界(主人公たちの世界)をも手に入れること。
ラプラスがラプラスの魔を恐れ遠ざけたため ルヴァンはベネディクトをつかって
その目的を果たそうとしていることを聞く。
そして王冠とエルダーリングを主人公たちにわたしてラプラス死亡。
王冠をつかって割れ目から移動すると
ベネディクトがカサンドラを磔にし
ナイフで胸を刺し生贄とすると異次元が広がった。
同時にラプラスとカサンドラがいなくなってラプラス世界が崩壊を始める。
異次元にむかいルヴァンと対決。
主人公たちの世界にラプラスの魔を連れて行くには
その世界の記憶を持つものをいけにえにする必要がある。
そのためにベネディクトをいけにえにするのだという。
ルヴァンとの戦闘でエルダーリングを使うと変身がとけ
蝙蝠の羽に下半身は蛇という本性を現す。
倒して奥に進むと
ベネディクトがラプラスの魔に殺される。
そして空間が崩壊を始め次元の狭間に投げ出されたが
カサンドラからもらった腕輪が光を放ち守ってくれた。
そして元の世界に向かい引き戻されていくが
後ろからラプラスの魔が飛んできている。
草壁いわく ベネディクトの魂が導いているらしい。
ウェザートップ館の五芒星から出た後に
五芒星を壊せば ラプラスの魔を異次元の狭間に置いていくことが出来るかも知れない。
そしてラプラスの魔との対決。
倒して五芒星から出た後 五芒星を破壊。
エンディング
名前入れ忘れた(⊃д⊂)
知りたいストーリーの要望はこのスレで
リクエストすればいいのでしょうか?
御神楽少女探偵団乙でした。
長い方が読み応えがあるのでありがたいですよー。
>>341 ・依頼しても書いてもらえるとは限らない
・依頼したら催促せずに静かに待つ
この二つに注意。
>>343 ありがとうございます
了解しました
依頼したい作品はビフォア クライシス ファイナルファンタジーVIIです
このスレの
>>344までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
「ラプラスの魔」は悩みましたが一旦未解決リストから外しています。
他機種版を希望の方は再度リクエストしていただければ
・ラプラスの魔(PCE版を)
などと言ったようにその機種名をつけて再度未解決リストに載せなおします。
まだこのスレ残ってたのか。初代を立てた身としては感慨深い
奇遇だな
俺も初代スレを立てた記憶があるんだが
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ 初代スレはわしが立てた
.しi r、_) |
| `ニニ' /
ノ `ー―i´
サターンの慟哭そして・・・をお願いします
「プレイステーション・・・。やつらさえ現れなければセガはハードから撤退などしなかった・・・」
ちょww
そう来るとは思わなかったwww
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/09(火) 23:44:44 ID:j3gCP5Ve0
確かにサターンの慟哭だなw
テラリアルwwww
マナケミアのバッドEDをお願いします
XBOX360のOperation Darknessをお願いします。
>>357 昨日出たとこのをリクエストすんなよwww
どきどき魔女神判きぼんぬ
DS「THE 装甲機兵ガングラウンド」とPS2「THE 大量地獄」をお願いします。
グローランサーYのストーリーをお願いします
PCのアークトルス
60時間弱プレイして疲れて放置
んで3年経ってしまったんですが操作忘れたし、敵強くて街壊滅してて鬱になる背景、ストーリー覚えてない
もの凄くやる気が出ないので進めることが出来ません
お願いします
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/15(月) 11:39:33 ID:lprWuDvO0
BAROQUE▲SYNDROMEのリエ編を最後まで全部まとめて投下します。
残りのアミ編とレイカ編はしばらくしたら一緒に投下する予定です。
<本編(共通部分)より「悲鳴の聞こえた方へ向かう」を選択した後>
■リエ編・アミ編・レイカ編(第1章の共通部分)
キツネは悲鳴の聞こえた方へと走った。
「たしか、あの路地の向こうからだった…」
「キャッ!」
ぶつかった相手は女子高生だった。服装から判断するに、さっきの二人組とは別の学校の生徒らしい。少女はひどく怯えているようだ。
「君の悲鳴を聞きつけて来たんだが…」
「ヤツらの仲間?」
バロックの存在が公認されてからというもの、それをよそおうニセバロックと呼ばれる連中が現れた。この少女もニセバロックか、とキツネは思った。
「あたし追われているの」
誰に追われているのかと尋ねようとした時、キツネは少女が怪我をしていることに気がついた。少女――リエが言うには、自分で傷つけたわけではないらしい。
その時、キツネの携帯がなった。相手は…スズメだ。
『キツネ。面白いものを見つけたぞ』
どうも、今ハックしているもののことらしい。
『B・A・R・O・Q・U・E…っと』
パスワードを入力して、ファイルを解凍している。スズメ曰く、このファイルは国家機密級のものらしい。
『なあ、キツネ。異形って聞いたことあるか?』
フミがそんなこと言ってたな。興味を持ったキツネはスズメに詳細を尋ねた。
スズメが言うには、ネットでウワサになっている化け物は実在し、政府はそれを異形と呼んでいる、そして、その異形の画像を入手するのに成功したとのことだった。
『ん?…いや、何かのデータが紛れ込んでたんだが…プロテクトがかかっているみたいだ』
「リエといったな。立てるか?」
しかし、リエは答えず、そんまま倒れてしまう。
「スズメ、ちょっとヤバいことになった。道端で女子高生が倒れてる」
『おまえがやったんじゃなければ救急車を呼べ。…んん?なんだ、これは…ううぅぅ』
スズメの様子がおかしい。そう思った次の瞬間、電話の向こうで重たいものが倒れる音がした。
この日、キツネは生まれて初めて救急車を呼ぶという経験をした。
それも1本の電話で2ヶ所に手配するというイレギュラーな形で。
スズメの担当医の話では、スズメは何らかの形で脳に強い衝撃を受けたらしい。
スズメの身に、いったい何が起こったのか?分かっているのは、異形について探っている途中で災難に見舞われたということだけだ。
キツネはリエに化け物のウワサについて聞いて見た。
「いいこと教えてあげよっか。…あたしの友達、ゼロ地区で化け物に襲われたの」
キツネは一瞬言葉に詰まったが、リエはかまわず続ける。
その友達は、この間ゼロ地区であったグログロ殺人の唯一の生き残りらしい。
キツネはリエにその子を紹介してもらえないかと頼んだ。
「かたきを取るなんて古臭いことを言うつもりはないが、スズメをこんな目にあわせたヤツの招待が知りたくてな。これは私の名刺だ」
その時、ベッドのスズメがうめき声を上げた。
「ううっ…、タランテラの…メロディを…」
一言だけつぶやくと、スズメは再び寝息を始めた。
――タランテラのメロディ。たしかフミもあの時……ない!確かに入れたはずのディスクが…!おかしい。ここに来るまで、一度もバッグを手放さなかったのに、どうして…
「ああっ、もうこんな時間!帰らなくちゃ!」
「お、おいっ」
キツネの制止も聞かず、リエはさっさと走り去ってしまった。
――やれやれ、女子高生のペースにはついていけないよ。
キツネは眠っているスズメの方を向き直して、
「おまえが見つけた異形とやらのこと、私も調べてみるからな。待っててくれ、スズメ」
と、言い残して、病室を出た。
夜の病院は、不気味なほど静まり返っている。
スズメの入院手続きを済ませて、ロビーのイスに座っていると、どこからか話し声が聞こえてきた。
見ると、女子大生かOLぐらいの娘とスーツ姿の中年男性が言い争いをしているようだ。どうも、芸能人とマネージャーらしい。
…ジロジロと見ていたせいか、キツネの目と娘の目が合ってしまった。
アミと呼ばれた娘はスタスタとキツネの方へ歩み寄ってきた。
「あなた、大切な人をっていますか?」
(ここで話に乗るとアミ編・レイカ編へ、無視するとリエ編へ分岐する)
■リエ編・第1章
――ややこしいことになりそうだ。相手にしないほうがいい。
「あなたは大切な人を失うかもしれない…」
不吉なつぶやきを無視して、足早に病院を去った。
事務所に戻ったのは夜になってからだった。
ドアを開けるとパソコンの前に一人の少女が座っていた。商売柄見られては困るデータが多い。
キツネは少女を刺激しないよう、客として扱い、油断させることにした。
少女は自分を宝さがしのバロックと偽ったが、結局キツネに取り押さえられることに。
少女の名は渡辺ルビ。異形の画像目当てに忍び込んだらしい。
彼女は昼間キツネをストーカー呼ばわりした二人組の女子高生の片割れで、リエの知り合いだ。リエが言っていた知人とは彼女らしい。
同じ異形について調べる者同士、異形についての情報交換を申し出ると、ルビは背中の傷痕をキツネに示した。
背中には生々しい傷が二つ刻まれていた。もしも天使が本当にいて、翼を引きちぎられたらこんな傷痕になるのではないだろうか。
感覚球、天使、異形という、フミの残した3つの言葉。
その”異形”の画像を手に入れた友人のスズメは入院中だ。
キツネはルビに事件現場へ案内してもらうことになった。
事件現場は小さなビルの地下だった。
床には生々しい血の跡が残っている。ここでルビの友人が亡くなったらしい。
キツネは、ふと、血の中に明らかに事件の後についたものがあることに気がついた。二人は慎重にその血の跡を辿っていく。
血痕はカウンターの奥へと続いているようだ。注意しながら寄ってみると、動いている人の足が見える。
「…追ってきたんじゃないの?」
「リエ!何してんの、こんなところで!?」
リエは追われていると言って何かにおびえていた。どうやら怪我もしているようだ。宙をさまよう瞳――バロックの瞳。
バロック状態の少女を放っておくわけにも行かず、キツネはルビに言われるまま、リエをおぶって外に出た。
外に出ると妙な音が聞こえてきた。ルビ曰く、ゼロ地区にいるとよく聞く音らしい。
キツネたちはタクシーを拾える場所までやってきた。
「わたし、リエを家まで送っていくから、また、後で連絡入れるね」
ルビはリエを連れてタクシーに乗り、去っていった。
■リエ編・第2章
翌日、キツネがリエは大丈夫かと考えていると、ちょうど、そのリエがやってきた。
やはりいつも通り怪我をしている。位置的に自分で傷つけたものだろう。
リエはキツネに血のついたカギを2つ差し出した。
”ヤツら”がこのカギを狙っているから預かって欲しいらしい。そう語るリエの目はバロックのそれだった。
そのままリエはふらふらと出て行った。
「あのまま、放っておくわけにも行かないか」
キツネはバロック屋が情報交換に使う裏ネットにアクセスした。
ここではバロックに関するあらゆる情報が充実されており、将来的に客になりそうなバロック予備軍の情報は特に更新の頻度が高い。
リエのデータもその中にあった。
[本名:杉本リエ]
17歳。聖林高校に在学。
両親は共にケテル製薬に勤務していたが、遺伝子工学の世界的権威である橘博士の実験に参加中、行方不明になる。
行方不明の両親。追跡妄想のバロック。
キツネはこれらのデータからリエのバロックを書き上げた。
リエの家は通常地区の高級住宅地にある。キツネはそこにやってきた。
そしてリエに先ほど作ったバロックを渡す。それは「白と黒の二匹のライオンを従え、永遠に旅をする」という内容だった。
ライオンは速いから”ヤツら”に捕まらないだろう。満足したリエはキツネに料金を支払った。
「ありがとう。これであたし、永遠にヤツらに捕まらないね」
そう言って突然リエは駆け出した。キツネが慌ててリエを追おうとすると、リエの家の中から物音と助けを呼ぶルビの声が聞こえてくる。
キツネはリエのほうは後回しにして、ルビのほうへ向かった。
ルビは冷蔵庫の脇にいた。手錠で足首を水道管に繋がれている。
リエから受けとった2つのカギのうち、1つがすんなりと手錠にはまった。
「ふぅ…。ありがと、キツネ。…もう一つは何のカギなの?」
「さあな。リエはバロックの保管所のものだと言っていたが…」
「それって、あれのことじゃない?」
ルビの示した先にあったのは冷蔵庫だった。確かにカギがかかっている。
恐らくこの中には、両親との思い出の品の類が入っているのだろう。リエの追われる妄想は、追われたい願望――両親にかまってもらいたい願望の裏返しなのだ。
しかし、冷蔵庫の中にあったのは――
「イヤーッ!」
「なッ!?」
二つの黒い塊――リエの両親だったモノだった。
リエを追っていた”ヤツら”は両親じゃない。両親を求めるあまりにしてしまったことに対する、リエ自身の罪悪感だったのだ。
「…バロック屋のくせに間違えたの?」
リエが向かったのは両親との思い出の場所だろう。ルビはリエが小さい頃、ケテル製薬によく行っていた事を思い出した。
「乗りかかった船だ。私も行こう」
「キツネ…!」
元気を取り戻したルビを案内役にして、二人は再びゼロ地区に向かった。
ケテル製薬は国の研究機関から分離・民営化された企業で今でも政府との結びつきは強い。
また脳神経に作用する特殊薬では全世界の8割のシェアを占めると言われている。
しかし、目の前の雑居ビルはそんなケテルのイメージとかけ離れたものたった。
「リエーッ!いたら返事してぇ!!」
とりあえずビルに入って叫んでみたものの返事はない。
キツネは二手に分かれて探そうと提案したが、ルビが怖いからやだといってきかないので、一緒に行動することになった。
どの部屋の扉もカギがかかっていたが、”TACHIBANA”と書かれた部屋にはカギがかかっていなかった。どうやら何者かにカギを破壊されたようだ。
部屋の中は荒れていた。リエはいない。
他へ行こうとした時、キツネはそこに”感覚球調査報告”と書かれた書類を見つけた。
『感覚球』『知覚』『脳腫瘍への対処』、遺伝子レベルの研究によってこれらの解明を急いでいる、というような一文に。アンダーラインがついていた。
「キツネ、これ何だろう?」
ルビが手にしているのは、いつの間にか失くしたタランテラのメロディのディスクだった。
その時、部屋の入り口あたりで物音がした。そこに立っていたのは…スズメ!?
キツネがライトを向けると人影はすぐに消えてしまった。
今度は下の階から大きな音が聞こえてきたので、二人は急いで下へ向かった。
1階は来た時と何も変わらないようだったが、来た時は確かに閉まっていた資料室の扉が開いていた。
入って進むと壊れた鉄製の扉と地下への入り口がある。建物の見取り図には地下なんてなかった。怪しい。
二人が下りようとしたその時、強烈なライトの光が二人を包んだ。
光の中やってきたのはスペシアル・ハンターのタスクと名乗る男だ。どうも、この下にある”異形の巣”を探っているらしい。
タスクたちはキツネに早くゼロ地区から去るよううながした。
「護衛は付けられませんが、気をつけて帰ってください。あ、そうだ」
タスクは途中で拾ったという紙切れをキツネたちに見せた。
『蜘蛛の糸が奏でる旋律。操られて踊る少女たち。糸をたどれば、やがて行き着く、神のまします永遠の国』
タスクは紙切れをしまうと、仲間達と一緒に階段を下りて行った。
二人もスペシアル・ハンター達が先に言ったのを確認してから、地下へと足を進めた。
階段を下りると、通路の入り口に鉄格子の扉があり、その向こうは大規模な地下工場が広がっていた。
ビルはもう何年も廃墟になっているのに、ここの機械はまだ動いているようだ。
スペシアル・ハンター達が異形と戦っているのか、銃声と悲鳴が聞こえる。そして、駆け出した二人の前にも異形の姿が。
「とにかく、逃げるんだッ!」
逃げる二人の上に悲鳴とともに血まみれの人が落ちてきた。思わず足が止まる。異形はすぐ後ろまで迫ってくる。
そうそうしているうちに前方に新手の異形が現れた。
二人は進路を変え、さらに工場の奥へ逃げ、ある一室に入り込んだ。
「イヤーッ!」
その部屋には双頭のライオンのような異形がいた。
「あ、あ、あ…こいつがメグやみんなを!」
ルビは小さなナイフを何度も異形に突き立てる。
「ばか!死んじゃえ!」
「やめるんだ、ルビ!もう死んでいるじゃないか。こいつがメグを殺したのかもしれないが…死者を傷つけてもメグは帰ってこない」
「わかってる、わかってるけど!!」
「フフッ…、失敗作である異形をもって死者と呼ぶとは面白い人だ」
いつの間にか、異形の後ろに天使の姿をした金髪の男が立っていた。
男は不敵な笑みを浮かべながら、キツネに何故ルビを止めようとしたのかを尋ねた。
キツネが死者の魂を傷つけないためと答えると、男は大きな声で笑い出した。
「何がおかしい?」
「いや、これは失礼。異形の始末に来てあまりに思いがけない言葉を聞いたものでね」
キツネは一応、リエを見なかったかと聞いてみた。すると、
「リエ…か。フフッ、彼女はすでに実験台として…」
男はそういい、天使の羽を優雅になびかせながら、去っていった。
「行ってしまった…」
ルビはその頃、床にリエの物と思われるペンダントを見つけていた。
リエがあの異形に殺されたのではないかと心配するルビ。
「ここには誰もいなかった」
その時、スズメが二人の前に現れた。
「ス、スズメ!無事だったのか!?」
「キツネ…、異形は何故生まれてくるのだと思う?人の欲望は、異形すら生み出してしまう。哀れで、愚かで、醜いことだ…」
「ま、まさか、人の妄想が…異形を生み出しているとでもいうのか!?」
とすると…リエは異形になってしまったのだろうか?
キツネがスズメに詰め寄ろうとすると、背後の扉からタスクが飛び出してきた。その隙にスズメは何処かへ行ってしまったようだ。
キツネはタスクに”天使”のことを聞いたが、タスクは契約に反するので答えられないと言う。
「僕たちは戻ります。上にはこう報告しておきますよ。”何も異常はありませんでした”って」
「すまないな、タスク」
タスクが去っていったのを確認して、キツネとルビは先ほどの天使が使ったと思われる、更に地下へと続くはしごを下り始めた。
穴は結構深い。
中ほどまで進んだ時、大きな揺れが二人を襲った。
■リエ編・第3章
キツネたちは揺れで下へ落ちてしまった。
真っ暗なので懐中電灯をつけると、地面に白い羽が落ちているのが分かる。二人はその羽根をたどって空洞の中を進んでいった。
しばらく進むと、足元が川のようになってきた、それに何か音が聞こえる。
「マズいな。地下水が流れ込んだんだ。走れ、ルビ!水に飲み込まれるぞ!」
しばらく走り回ったが、適当な避難場所は見つからない。
「こっちよ、キツネ!」
ルビは小さな縦穴を見つけたらしい。
「よく見つけられたな、こんな目立たない穴」
「…うん、だって知ってたから、ここにあるの…水が来るわ!はやく上って!」
「あ、ああ…」
キツネがはしごを駆け上がると、狭いパイプ上の空間にものすごい勢いで水が流れ込んできた。
二人が上った先は、奇妙な小部屋だった。
「この部屋は神様の悲鳴が聞こえないようにできてるのよ」
そういい、ルビはキツネにヘッドホンを差し出した。ここ――神経塔ではこれをつけてないとバロックになってしまうらしい。
キツネは素直にヘッドホンをつけた。
「…こっちよ」
ルビの案内で神経塔内を進む途中、ルビは自分の目的がキツネをここに連れてくることだと語った。
ルビに連れられた先にいたのはスズメだった。スズメは医者の着るような白衣を着ていた。
目つきも話し方もしっかりしていて、バロックのそれとは明らかに違う。
「スズメ、何故お前がここにいる!?ここで何をしているんだ!?」
「俺はタランテラのメロディを探るうち、親父の犯した罪を知った。決して許されざる深い罪を…」
スズメはキツネをこれから”悪魔”のところへ連れて行くという。
キツネはルビのほうを向いた。ルビは倒れていた。もう息もしていない。
「彼女の役目は、もう終わった。あとは静かに眠らせてやるがいい」
キツネはルビの亡骸をその場に寝かせ、スズメの導きに従って、部屋の奥の扉をくぐった。
二人がやってきたのは実験室のような部屋で、その中央にリエが座らされていた。
キツネはリエに駆け寄って、体を激しく揺さぶったが、目覚める気配はない。麻酔か何かで眠らされているようだ。
「いったい、誰がなんのために…?」
キツネがスズメに尋ねようとした、その時、
「スズメか、久しいな…」
白衣姿の初老の男がやってきた。スズメは敵意をむき出しにして男を睨み付ける。
「わたしを手伝いに来てくれたのか?だったら、またあのころのように…」
「ふざけるなッ!」
スズメが珍しく大声で怒鳴る。どうも、この男――橘泰造こそが、人間を異形に変えた張本人らしい。
「誤解するな、スズメ。好きでやっているわけじゃない。結果としてそうなってしまっただけのことだ」
「…母さんのことも、その一言で片付けるつもりか?」
スズメは語る。スズメの母は知覚として生まれ変わるための実験台として、脳に感覚球を移植されてしまったらしい。そして…
橘博士は反論するが、スズメは聞く耳を持たず、博士に銃口を向けた。そして、引き金を引いた瞬間――
ドンッ!
1発の銃声が鳴り響き、スズメの手から銃が弾けとんだ。
「そこまでだ、鈴木…いや、橘の息子と呼ぶべきか」
「上級天使…!!」
キツネがケテルで会った金髪の天使は橘博士の研究が完成すれば、感覚球に侵された細胞を正常化させ、これ以上異形を生まなくなると言う。
「それまで、どれだけの人間を犠牲にすれば気が済むんだ!?人間をモルモットにするのはやめろ!!」
「モルモットとは言葉が過ぎるな。アサキやレイカ、それにミサ…彼女達はみな、立派な殉教者だよ」
さっきケテルで会った時、上級天使は異形のことを”失敗作”と呼んでいたはずだ。
上級天使は銃口をキツネたちに向けたまま、橘博士に実験を続けるよううながす。
スズメは上級天使に聞こえないよう小声でタランテラのメロディを再生するよう言った。
『タランテラのメロディは神の旋律…鳴らせばみんな、踊る病気から目覚めるわ』
「ルビ、生きてたのか、ルビ!!」
キツネはルビに呼びかけるが返事はない。
上級天使は実験を再開しようとしない橘博士に再びうながすが、橘博士は断った。
「この役立たずめ!息子の戯言に心を動かされおって!」
上級天使は怒りに顔を歪ませ、持っていた銃の台尻で橘博士を殴りつけた。その隙にスズメは上級天使にタックルをしかける。
「今だ、キツネ!」
キツネは再生装置へ走った。上級天使はキツネを撃とうとするが、怒りで手が震えてキツネには当たらない。
「やめろ!やめるんだあッ!!」
キツネは怯える上級天使の顔を見つめてから、ゆっくりと再生ボタンを押した。
「バカな…。なんということを、何ということをしてくれたんだ!神は…神は、こんなことを望んではいない…!!」
『緊急事態。最深部のシステムに異常発生。循環液が流出します。』
突然、警報が鳴り響いた。すると上級天使は耳を押さえて床にうずくまった。
『逃げてキツネ、塔の中が洪水になる』
「お前はどうするんだ?」
『私はとっくに死んでるの。スズメさんは……逃げることを選べば自分で逃げられるはず』
ふと見ると、スズメと博士の姿はすでになかった。
キツネはリエを背中におぶって駆け出した。
「大丈夫だ、もうすぐ帰るからな」
リエへの励ましのつもりだったが、半分は自分に向けて言ったのかもしれない。
「パパ、ママ…ごめんなさい…」
それだけつぶやくと、リエは再び意識を失ってしまった。
階段を駆け上がりなから、キツネは思った。
父親の犯した罪を知り、それを償わせようとしたスズメ。最後に天使への協力を拒み、みずからの非を認めた橘博士。ふたりが和解できる日は、来るのだろうか?
スズメは自分で逃げられるはずだと、ルビは言った。そのとき、かたわれに橘博士の姿があることを祈ろう。
キツネは最後の力をふりしぼってスピードを上げた。
階段も一階あがるごとにメロディに崩されていくようで、ついに音と水とにのみこまれる。キツネは意識がタランテラのメロディと混じり合い、水に溶けかされていくのを感じた…
「また、同じようなバロックね。なんか、バロック屋って簡単にできそう」
退院してからというもの、リエは毎日キツネのやってくるようになった。神経塔にいたときの記憶がほとんど失われているのが気がかりではあるが、体の方はもう心配ないようだ。
「素人が口出すんじゃない。ジャマするなら、つまみ出すぞ!」
「いいじゃん、別に。それよりさ、これ見てよ。可愛いでしょ?」
リエはまるでランドセルのように、背中に小さなフェイクの翼を背負っていた。
どうも”選ばれ”てっしまったらしい。リエは神の言葉を伝える、予見の才能があるそうだ。
「多由良アミって子が、テレビでこんな風にやるんだよ」
リエは目を閉じ、両手を顔の前で組んで祈るようなポーズをとった
「扉が見えます。光の扉です......」
リエ編(終)
真・女神転生-20XX
Nルートクリアした
アンダーグラウンドな世界観、ヒロインのエグイ設定やメシア教とガイア教のせめぎ合い等、
見事にSFC版の前作のテイストを受け継いでいる良作でした
と言うわけで俺様用にストーリーを書き記す(Nルートのみ、台詞はうろ覚えというか適当)
読みづらいのは勘弁して欲しい
アインかわいいよアイン
時は真・女神転生2から遡る事数十年前、主人公はセンター(メシア教の総本山)の統治するヴァルハラに住む少年
過去の記憶は曖昧であり、「強くなりたい」という一つの願望だけを胸に抱いていた
ストリートファイトに明け暮れる毎日。そんなある日、悪友のモスから謎の男を紹介される
男はこう持ちかけた
「我々はセンターの支配に対抗する為に、君の様な強さを求める人間を探していた。
私の頼みを聞いてくれるなら君に力を貸そう」
選択肢は出るものの、結局了承する主人公
「まずはジムで体を鍛えるのだ。それとこれを授けよう」
COMP(悪魔と交渉したり出来るコンピュータ)と獣の指輪(カオス寄りの選択肢を選ぶとステータスUP)
を受け取った主人公は紹介されたジムへ向かう
トレーナーに促されヴァーチャルダンジョンをプレイすると、少女に助けを求られる映像を見た
「そんなものはプログラムしていない、もう一度やってみろ」
再度ヴァーチャルダンジョンをプレイして、トレーナーに実力を認められると旧地下街へ入れるIDを渡される
「今後は実戦とトレーニングを交互に繰り替えせ。目指すはコロシアムのチャンピオンだ」
悪魔が出現する地下街に進入すると女性の助けを求める悲鳴が聞こえる
声の方に向かうと女性が一人で苦しんでいた
「こないで…く、クルナァー!」
主人公の目の前で女性は獣に姿を変える
しばらく様子を見ていると元の姿に戻り、その場にへたりこんだ
意識が戻った女性は主人公に身の上話を始める
「私、悪魔に襲われるとその間の記憶が飛んでしまうんですよ。
大抵意識が戻ると目の前に悪魔が倒れてるんです。
過去の記憶も無いのですが、何かを旧地下街で探さないといけない気がして…
よかったら私も一緒に連れていってくれませんか?」
またもや選択肢は出るものの、結局了承する主人公
「ありがとうございます、必ずお役に立ちますよ」
アイン(名前変更可)と名乗る女性と共に、旧地下街を探索することになる
この後はレベルを上げたり悪魔を仲魔にしながら地下街探索、
ヴァーチャルダンジョン攻略、コロシアムのトーナメントを繰り返してストーリーを進める
次第に明らかになってゆく過去に行われたガイア教の人体実験「キメラプロジェクト」
内容は複数の悪魔と人間を合体させてメシア教へのテロ活動に使用する筈だったが、
メシア教に寸前で阻止され実験体は逃げ出したという
コロシアムでは真2の主人公のトレーナーであるツネ岡本(髪がある)や
岡本のライバル、アドニス羽田(この頃はオカマじゃない)と対戦する
そうこうするうちに主人公はコロシアムのチャンピオンになる
ジムで祝勝会が開かれる中、突如アインはメシア教の異端審問官に連れて行かれてしまう
そんなときにヴァルハラの統治者、マダムから新チャンピオンへの招待状が届いた
向かおうとする主人公の前に始めの方に出てきた謎の男が現れる
「ついにチャンピオンになったな。しかし、それが目的ではない。
いまこそ我々の頼みを聞いて貰おう。センターの手先、マダムを殺すのだ」
マダムに会って褒美の代わりにアインの過去と行方を教えて貰う(殺すも何も選択肢が無い)
アインは前述したキメラプロジェクトの実験体であり、過去の記憶が無いのも悪魔に変身したのもその実験の所為
キメラプロジェクトを追っていたメシア教の捜索隊は逃げ出した実験体を探していた
アインは異端収容所に居る、おそらく処分されてしまうだろう
それを聞いた主人公は、トレーナーに異端収容所に入るIDを貰い救出に向かう
その際、センターに逆らうことを恐れたオーナーに殺されそうになるのだが、
トレーナーがクビ上等でオーナーをぶん殴って事無きを得る(ちょっとかっこいい)
収容所には実験に関わった科学者、アインと同じ名前の少女、果てには変身してるかもという理由で少年まで捕まっていた
助けたり助けなかったりしながらアインの元へ向かう
途中でライバルキャラであるラーメドが立ち塞がり、これを倒すもラーメドは第二形態に変身する
キメラプロジェクトにヒントを得たメシア教が、天使と人間を合体させたのだ
ハレルヤ!とか言いながら昇天するラーメドを尻目に、ついにアインを救出すること成功する
街へ戻るとあちこちが崩壊していた
死にかけているモスに話をきくと、大勢の悪魔が現れて街を破壊したと言う
マダムの館へ向かう主人公(ここでマダムに会った時点での主人公の属性でルートが分岐)
「センターは不穏分子を消す為に街へ悪魔を放って破壊しました。
しかしそれもあなた方の力を恐れての事。
今こそ自分の力を信じて行動を起こすべきかもしれません」
「行動…信じる…
わたしは…
昔のわたしと今のわたしを結び付けてくれるこのお守りが…
記憶を失っても…これを信じていれば…
わたし、信じたい!」
アインのお守りを見て頭を抱えて叫びながら床に倒れこむ主人公
「主人公は記憶をロックされてるのかも。これで…どうにか…」
マダムの魔法?で記憶を取り戻す
主人公とアインは幼馴染であり、アインの持つお守りに「なかよしのおまじない」を誓い合っていた
ある日アインはガイア教徒に連れさらわれ、主人公は阻止しようするもあっけなく蹴散らされた上に記憶を封じられてしまう
「強くなりたい」という願望はこのトラウマに起因していた
目を覚ました主人公にマダムは転送機のIDを渡す
「旧ウエノにはキメラプロジェクトの責任者が、センターには追跡隊の総指揮者がいます。
これをどうするかはあなた方に任せます。
あなた方を送り出した後、私は全てを忘れることにします…」
まずは旧ウエノに向かい途中でヒノカグツチGET(シリーズ恒例の武器。強い。でもボスには反射される。弱い)
ダンジョンの最奥にはまたもや謎の男が居た
Nルートなので問答無用で戦闘に入る。ちなみに正体はマーラ閣下
倒すと「人間に自由を与えようとすればこの様か…」とか言って死ぬ
次はセンターに向かい追跡隊の総指揮者(メタトロン)と戦う
倒すと「人間は導いてやらねば生きていけない存在なのに、なぜ自分の力だけで生きようとするのだ…」とか言って死ぬ
メシア教とガイア教(事実上世界中)を敵に回した主人公とアイン
「わたし達はガイア教とメシア教を敵に回してしまったわ。
けど、彼らのしようとしたことは許せない。
わたしは自分の力とともに行くわ。
ねぇ…一緒に行ってくれるでしょ?」
NルートEND
ファミコン版ドラクエ4
ピサロという魔族の若者が世界征服の野望を抱いて住んでた村を出て行く
そしてキングレオやバルザックと共謀してエドガンを殺害し進化の秘法を奪いとる
魔族を指揮権を得たピサロは自らの野望の障害となる勇者を子供のうちに見つけだし抹殺しようと暗躍
勇者の故郷を滅ぼして勇者の幼馴染を抹殺してしまう
ピサロの悪行の数々で心を痛めたピサロの恋人のロザリーは勇者にピサロさまを殺してくださいと懇願
世界征服を優先してロザリーを放置したせいでロザリーが人間に殺されてしまう
ロザリー死んで逆上したピサロは理性もほとんどなくなって人間滅ぼすだけの狂戦士と化す
ゴッドサイドの神官がデスピサロの心に憎しみしか残っていないからピサロが進化するのを早く止めないとトンデモナイ化け物になると勇者に警告してくれる
デスピサロが人間への憎悪によって最強の魔王に進化すると勝誇るピサロの部下がロザリーをさらわせたのは自分だと暴露
記憶すら失い自身の憎悪によって異形の怪物と成り果てたデスピサロは勇者に敗れ地の底深くに沈んでいく
勇者はひとり誰もいない故郷に帰ると奇跡が起きてシンシアが復活
勇者とシンシアが抱き合ってると仲間がやってきてハッピーエンド
3DO版ドラクエ4
「君いいおっぱいしてるよね。」
「ひゃあ!」
突然勇者様に胸を揉みしだかれた。胸を庇うように覆い、慌てて勇者様に向き直る。
「や、やめてください!それが勇者のする事ですか!」
「はぁ?役立たずの分際で生意気な口たたくんじゃねぇよ。そのでけえ乳以外に、お前の存在価値がどこにあんだよ!」
酷すぎる。自分の行為を棚に上げて憤激する勇者様はとても醜悪だった。
「てめえをリストラしてもいいんだぞ、ああ!?旅の途中でリストラされたって風評が死ぬまで付いて回るがなァ!」
「・・・っ。」
勇者様の手が再び私の胸に伸びてきた。振り払いたい。でも、そしたら、これから私の人生はどうなるのだろう。
「へっへっ。最初からそう大人しくしてりゃいいんだよ。オラ、乳だけで満足すると思ってんのかよ!ケツこっちに向けろ!」
堪え切れないほどの屈辱感に満たされながら、衣服を下ろして背を向ける。
生暖かい感触が太股に当たる。
酷すぎる。悔しすぎる。涙と嗚咽が知らず知らず込み上げて止まらない。
こんな卑劣な男に私の純潔が奪われてしまうのか。
「心配すんな、優しくしてやるからよお・・・。」
これから始まる悪夢のような時間が一刻も早く過ぎ去るよう、私は強く目を瞑った。
私は汚されてしまうのだ。
ネネ、ポポロ、すまない・・・・・・。
ようやくスパロボOGsを一通り遊び終えたのでクロス探偵物語の5話を近日中にupします。
書き起こしはほぼ済んでいるので木〜金までにはupできます。いやホントに。
バロック、メガテン、FCドラクエ4乙ですー。
>>376ではないがピサロ関連補足
ロザリーは、涙が「ルピーの涙」と呼ばれる宝石だった為、
人間に狙われていた。
ピサロは彼女を守る為に人間を滅ぼそうとした。
ラスボスが完全な悪ではない、シリーズでは珍しい作品。
プレーンスケープ トーメント
Planescape Torment
Nameless One・・・名無しの主人公 Ravel Puzzlewellにかけられた術によって死なないが、死ぬたびに記憶を失ってしまう体質。 物語は彼が死体置き場で目覚めるところから始まる。
Annah・・・半分悪魔の盗賊娘。 Graceと仲が悪い
Morte・・・浮かんでいる骸骨。 実は何人ものNameless Oneの前世と共に旅をしている。
Dakkon・・・ギスゼライのサムライ。
Trancedent One・・・Nameless Oneがあんまり死にまくって結果生じた負のエネルギーによって誕生したNameless One の半身
Fall from Grace・・・サキュバスの女司祭
Vhailo・・・ロボット。Trancedent One に殺される
Ignus・・・火の魔法を研究しすぎて精神がいかれちゃった魔法使い。l ほっとくと最後裏切る。
物語は主人公が死体置き場で目覚め、ガイコツのMorteと出会うところから始まる。
体中に刻まれた文字から察するに、どうやら自分は不死の体で、しかも今までに何度も死んでいるらしい。
こうして主人公は自分が何者かを知るために旅をすることになる。
方々を旅して失われた過去の自分の記憶を取り戻しながら、主人公は、体の刻印にあった「日誌を探せ」という言葉を頼りに、過去の自分が書いた日記を捜し求める。
旅の仲間は増えたが、探せど探せど日記は見つからない。そうしているうちに、自分を不死にしたのはRavel Puzzlewellという魔術師であるという事実にたどり着く。
Ravelと対面した主人公は、
・自分は昔大罪を犯したものであり、生きている間には罪を償いきれないので、大魔導師であるRavelに死なないようにしてもらったこと、
・死ななくなったのはいが、生き返るたびに記憶を失うという副作用が出てしまった。このせいで不死になってからも、悪いことをやっては野垂れ死にというループを基本的に繰り返す羽目になっていること、
・あんまり死にすぎたのでもう死んでも記憶を失うことはないこと
・自分が死んで生き返ると、その身代わりに、自分とかかわりを持った人間が死ぬことを知る。
ここから真に死ぬ方法と、過去の自分への贖罪の方法を探して旅をすることになる。 ダラダラ旅を続けていると、自分の不死性のエネルギーから生まれたTrancedent Oneという悪いやつが自分を取り込むために別の次元に立てこもっていることが判明。
異次元に入りTrancedent Oneを倒しに向かった主人公達だが、罠にかかり、仲間たちはみんな殺されてしまう。Trancedent One が自分を吸収しにやってくるところを説得してエンディング。
火星物語 予約。
火星物語 予約。
火星物語 解約。
ぐはw
書けないと思ったら2重になってるしww
スマソ
>>384 茶化すなよ
このスレの
>>385までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
>>386 乙。いい仕事だ。ウチに来て俺をファ(ry
高梨呂秋:まゆなの祖父で著名な推理作家72歳
太田正一:呂秋の秘書。まゆなの世話などもする高梨家の執事的存在、40歳。
室沢 薫:ヒゲを生やしサングラスをした社員。監督。女癖が悪い。39歳。
荒井攻成:カメラマン。33歳。
矢野真知子:衣装や化粧担当のコーディネーターの女性。36歳。
浅倉登:若いAD。22歳。
笠村健二:線が細くちょっと気持ち悪い美麗のマネージャー。額にほくろ。31歳。
北川幹夫:ホテルの支配人。45歳。
前園卓也:ガラの悪い男性アルバイト従業員。生意気で口も悪い。20歳。
木下明子:女性従業員。23歳。
若林雅史 21歳。雑誌記者。
井上:伊東署の刑事。某怪盗三世にそっくりである。
第5話 紺碧の記憶
とある日、友子と剣の間で警察病院に入院している神城の話題が出た。
あれからどうなったのか、気になった剣が警察署の大川に電話を入れると、
電話に出た女性は大川がケガをして休みをとっていることを伝えた。
事情を問うが女性の歯切れが悪く、心配になった剣は大川のアパートまで行ってみることにする。
大川は顔にいくつかのケガをしていた。眼帯もしている。
彼が言うには転んでしまったとのことだが、明らかに殴られてできた傷だ。
剣は大川に怪我を負わせたのは林田と見抜いた。
相手は柔道3段の大川だ。そうそう一方的に襲われるわけもない。
にもかかわらず腕にはガードした跡がない。
ならば一方的に暴行を受け続けたことになる。
大川が手出しをできない相手で大川をそんな目にあわせる人物は林田しかいない。
剣は自分のせいで殴られたのだろうと言うが、大川は自分が軽率だったのだと剣を庇う。
エリスの事件は元々林田の担当であり、自分がしゃしゃりでて検挙してしまったから怒るのも当然であり、
剣から電話をもらった時に確認すべきだったと。
管轄外の大川に手柄を取られたのに腹を立てての報復らしい。
急を要する事態であるし真夜中だったのだから叩き起こすわけにもいかなかっただろうし、
自分の言うことなど信用もしなかっただろうという剣だが、
大川はどんな理由にせよ上司の気分を損ねたのが悪いのだと林田を非難するようなことは言わなかった。
剣はそんな大川に頭を下げるが大川は剣を責めるようなことはしなかった。
そこで話の流れが変わり、そもそもの用件である神城の話になる。
すると大川が先週見舞いに行って様子を見てきたのだという。
その時に大野が背任・横領・詐欺・脱税という諸々の罪で逮捕されたことを伝えたが、
どうでもよいと吹っ切れたすがすがしい顔をしていたそうだ。
エリスの新しい学長に登坂が選ばれたことを伝えるととても喜び、剣へ感謝していたという。
しかし病状はよくなく、今までもったのが不思議なほどだというのが医者の弁だ。
いつ亡くなってもおかしくないらしい。
剣は事務所に帰って友子にそのことを伝えた。
なんだかすっきりしない。
海にでも行ってパーっとしたいと剣が叫ぶと友子はこともなげに
美麗がCM撮影のために海へ行ったことを述べた。
一度も海外に行ったことがないとぼやく剣だが、
急遽決まった仕事のために美麗が行ったのは伊豆だそうだ。
本来ならCM撮影は半年くらい前から始めるらしいが、
ずっと忙しかったので今回のような運びになったそうだ。
「海といえば…」「水着よ」
そういえば自分達の休みはどうなっているのだろうか。
友子が言うには暇をみて自分で勝手にとるものだとのこと。
「じゃあ…」
期待する剣だが、美麗は仕事で行っているのだからと情報提供は却下される。
なおも食い下がる剣に呆れた友子は
勝手にしろ、しかし伊豆のどこで撮影しているかは教えないと言い捨てた。
諦めの悪い剣が何度も食いつくが友子はことごとく却下して教えてくれない。
そこに千絵里とまゆながやってきた。彼女等は校則で禁止されていたルーズソックスをしていた。
登坂が学長になって校則が大きく緩和されたらしい。
友子が訝しがるので剣は先の事件で世話になった二人を紹介する。
二人はもう終業式で夏休みが始まるそうだ。
剣が学生の身分をうらやましがると、剣達に休みはないのかという話になり、
剣が休みをとれないのは何故かとなった。
「いや・・・本人の前では・・・」
剣が友子にその矛先を向けると友子はうろたえた。
別に剣に休みをとらせないとは言っていないのだが。
さっきもその話をしていて、行きたいところがあるのにその場所を教えてくれなかった、
やはり自分に休みを取らせたくないからではないのか、などと言って二人の同情を誘う。
労働基準法に則った休みを取らせるべきだ、可哀想などという二人。
別にそういうわけではないのだが。
友子が「ただ・・・」と繋げる言葉を選んでいる間に
「教えたくないだけよ」などと剣が言葉を勝手に繋げると
二人は教えてやればいいと剣に味方した。
正論どこへやら、勢いに負けた友子はしぶしぶ美麗が「ゆきが浜」にいることを教えた。
あまり有名ではないが雪が降ったように美しい砂浜らしい。
まゆなもその場所を知っていた。彼女の祖父がそこに別荘を持っているからだ。
「別荘?」
彼女の祖父が高梨呂秋だということを伝えると友子が呂秋のファンであることが判明する。
どうせなら皆で一緒に行かないかという話になった。
その別荘は広く皆で泊まることも可能であるそうだ。
友子は呂秋に会ってサインをもらいたいらしく、まゆなが大丈夫だろうことを保障すると同行を決める。
皆で押しかけても大丈夫なのだろうかという心配もあったが、呂秋の方が剣に会いたがっているらしい。
先のエリスの事件のことで興味をもたれたようだ。
日程をどうするか?美麗の撮影は明日までとのこと。
ならばと急かす剣は友子に美麗へ連絡をいれさせようとする。
呆れる友子だったが、美麗も呂秋のファンということで結局は連絡をいれておくことにした。
撮影が明日までならと明日出発することを強引に決め、集合時間も翌朝6時になった。
――翌朝、呂秋の秘書の太田の厚意で四人一緒に車で送ってもらうことになる。
海を見てテンションを上げ、到着してからはめいっぱい遊びまわる四人。
水着の三人を見た剣は幸せを満喫していた。
美麗はどうしたのだろうか。この後合流して昼食を一緒にとる予定にしていた。
友子が剣の携帯電話を借りてかけようとするも圏外だった。
彼女はそれならばと公衆電話からロケ車にかけに行く。ロケ車は携帯電話よりよく繋がるのだそうだ。
帰ってきた友子によると美麗はまだこの先の岩場で撮影中で、あと30分はかかるそうだ。
剣は行ってみることに決めた。
撮影現場に行くとADに一定以上近づかないように止められるが、美麗の方から近づいてきた。
美麗に妹なのだということを説明されると、ADはどちらがとまゆなと千絵里を指した。
「ギャハハハハ、、間違えるのもムリはない。これ(美麗)とこれ(友子)じゃあ」
「悪かったわね!!」
友子の飛び蹴りが炸裂し吹き飛ぶ剣。
「お前と美麗さんではDNAの構造からして違う」なおも悪態をついて剣は倒れた。
――パラソルの下で食事
呂州と会えることを楽しみにする美麗。
まゆなと千絵里はモデルをやらないかと誘われていたそうだ。
友子「私は言われなかった・・・」
剣「プププ」
二人に声をかけていたのは女癖が悪くて有名な監督だった。
剣が先ほど見た限りその監督はケガをしていた。
シャツの隙間から胸から腹にかけてびっしり包帯が巻いてあったのが見えたのだ。
ケガをおして仕事をしなければならないほど過酷な職業なのだろうか。
実は美麗に変なことをしようとして彼女に掌ていを食らわされたらしい。
その強力さは友子の保障つきでアバラくらいなら・・・という威力だそうだ。ちゃんと加減はしたらしいが。
家が合気道の道場なので彼女も心得があるのだそうだ。しかも師範であり、友子が一度も勝てなかった程の腕前。
それにしてもインチキ臭い連中である。
会社名もニュービーズという怪しいもので美麗の事務所とは関係のないところなのだという。
美麗に食事の席から遠巻きにニュービーズ派遣の4人が紹介された。
室沢(むろさわ):ヒゲを生やした監督。
荒井(あらい):カメラマン。
矢野(やの):衣装や化粧担当のコーディネーターの女性。
浅倉(あさくら):若いAD。
美麗は撮影に、剣達はもう一泳ぎしに戻った。
日が暮れた砂浜を見て感慨に耽る三人の少女。その側で空腹を訴える剣。
――食事の席
呂秋と対面すると呂秋は三人を快く迎えてくれた。
豪華な食事の席で明日はクルーザーに乗らないかとまゆなから提案が上がる。
ここは剣と友子にとってグレードが高すぎるようだ。
美麗はラピスという崖にせり出したホテルに泊まっているという。
見てみたいという剣に美麗は一緒に行ってもよいと応じてくれた。
帰りの足はどうしようか、いやホテルにそのまま泊まってしまえばいいかと下心をもって言う剣だが、
マネージャーの笠村は優しいから帰りも送ってくれるだろうとのこと。もくろみはあっけなく崩れた。
それでは申し訳ないと食い下がろうとする剣だが、
自分の車で美麗を送ってくればよいと呂秋が剣にはありがたくない助け舟をくれた。
マネージャーの迎えを電話で断り、剣と美麗は4WDを借りて彼女のホテルに向かうことに。
…元々ホテルを見に行く予定だった友子も一緒に。
道は険しかった。まとまった予約がない限り営業しない旧道沿いにある静かなホテルなのだという。
事件が起きるにはうってつけだ。
ホテルは20年前に金持ちが別荘として建てたものだったが、その後破産し売り飛ばされた。
その後ホテルになったのだという。
昔は結構繁盛していたが、新しい道が出来て旧道沿いになると寂れていき、
予約が入ったときだけの営業となったそうだ。
景色がよいと美麗がすすめるので少しあがっていくことに。
支配人の北川がフロントで出迎えた。後で紅茶を持ってきてくれるという。なかなかいい感じの人だ。
ホテル内で浅倉から笠村からの美麗宛の手紙を渡される。内容はわからないがとにかく渡してくれと頼まれたそうだ。
さっそく美麗の部屋へと行き海へとせり立つその景色を窓から見下ろしてみる。落ちたら到底助からないだろう。
美麗が封筒を開けると中にはこのホテルの部屋の鍵が入っていた。おそらく笠村のものだろう。
どうせ下心でも抱いているのだろう。
どうせなら友子が美麗に変装していけばいい、きっと発狂するぞという剣の失礼極まりない発言。
しかし友子は逆に剣が女装して行く方が面白いと返してきた。
最初は冗談かと思っていたが、美麗も乗り気に。二人に敵うはずもなく剣はゲテモノの姿に。
美麗「似合うわよお 剣ちゃん」
友子「ほんと 本物のオカマみたい」
二人におもちゃにされた剣はふて腐れ、自分の世界に入ってしまった。
剣「ふん いいさ・・・行ってやるよ 笠村って奴のところに!
そこで オレは 美麗さんと間違われて
オカマを掘られるんだ きっと・・・
そして 身も心もオカマになってしまうんだ・・・
歌舞伎町で会ったら 声をかけてくれよな・・・
多分 ゲイバーで働いてるから・・・
サービスするぜ・・・・・(ウインク)」
笠村の部屋へ。
美麗が声をかけ灯りを点けると、そこには首つりをした笠村が。
姉妹が慌てて救急車を呼ぼうとするも、剣が止めた。
これは笠村のいたずらだった。
目玉や舌が飛び出したわけでもない、汚いものが垂れ流して異臭がしていたわけでもない。
さらに怒り肩になっていた。
普通首をつると手の重みで撫で肩になるはずだが、わきの下にロープをかけていたので怒り肩になっていたのだ。
しかしこの悪戯は危険なので二度とやらないようにといさめた。
背中のロープが切れ本当に首を吊ってしまった人がいるからと。
ふと気づくとこの部屋にも鍵があった。カメラマンの荒井も加わっていたのだ。
探偵事務所で働いている妹が来るというので二重ドッキリをしかけて驚かそうとしたらしい。
もっとも、パニックになった人間がそこまで気がまわるとも思えないが。
笠村「そうか・・・
この計画は穴だらけだったんだな。
ところで・・・なんで 君はそんなかっこをしてるんだい?」
剣「あっ・・・」
女装を解き一息つくと隣の荒井の部屋へ。
しかし返事がない。どうせ死んだふりだろうと鍵を使って中へ入る。
部屋の中では血まみれの荒井がベッドの上で息絶えていた。
荒井は本当に死んでいたのだ。
姉妹を美麗の部屋へ下がらせる。犯人が潜んでいたら危険だからだ。
笠村はなかなか信じていなかった。姉妹は思ったよりも簡単に騙された、剣もノったのは女装させられた仕返しだろう、
と。
しかし荒井に脈はなかった。本当に死んでいたことを確認した笠村と一緒に下の談話室へ降りる。
笠村に警察への連絡を頼み、その間に従業員や浅倉に説明をしていると、笠村が血相を変えて戻ってきた。
電話線は切られており、警察に連絡が出来ない。
前園:ガラの悪い男性従業員
木下:厚化粧の女性従業員
とにかく一度4人に集まってもらい、わかっていることをまとめることに。
・1階に泊まっているのは4人。浅倉、監督の室沢。コーディネーターの矢野、記者の若林。
・地下があるのではなく、2階が高い位置になる作りで笠村と美麗と荒井の部屋があるのは3階。3階には従業員の部屋もあ
る。
・従業員は支配人の北川とこの二人だけ。建物の中にいるのは宿泊客7人とホテル従業員3人だけ。
そこに北川が出てきたので概略を説明。
・電話は1つだけ、携帯の電波も届かず、車載電話も無理。
マスターキーを借り、支配人には見取り図をフロントから取ってきてもらう。
剣は笠村と一緒に一階の様子を見に行くことにした。
若林は部屋にいなかった。2階に温泉があるのでそこかもしれないと笠村。
次いで矢野の部屋に行くが、返事がない。意を決して開けると、ベッドで刺殺された矢野の姿が。
笠村に風呂場を見てもらうが何もない。矢野は正面から心臓を一突きされていた。
次いで隣の監督の部屋へ。監督は無事だった。荒井と矢野が殺されたことを告げ、一緒に談話室へ。
矢野の死を談話室で告げた後、姉妹を呼びに。
・マスターキーも各部屋の鍵も一つずつでオートロック式。鍵は頑丈で複製もできない。
・正面玄関には赤外線式のセンサーがついており、誰かが来るとチャイムが鳴る仕組み
友子に後を任せ各部屋を見回ることに。
食堂、厨房、車庫、男女のトイレ・温泉、どこにも怪しいところはない。
玄関にはたしかにうるさいほどのチャイムがついており、鍵が開いていた。
念のため鍵を閉め、センサーのコンセントを抜いておく。
今度は三階だ。
荒井の部屋に不審な点はなかった。窓が開いていたが、ここから逃げることは出来ないだろう。念のため窓を閉めておく
。
荒井は背後から心臓を一突きされていた。しかし凶器はない。
オートロック式でマスターキーは一つだということは荒井自身に開けてもらったということだ。顔見知りだろうか。
傷口から凶器を特定することは不可能だろう。シーツには血の溜りや飛沫の他に、斜めに血を拭ったかすれた跡が。
凶器を当てて斜めに動かし凶器の特定を防いだようだ。もしそれを計算したならプロの仕業かもしれない。
笠村と美麗の部屋に不審な点はない。窓も閉まっていた。
非常口の鍵はかかっており侵入の形跡はない。物置きにも異常はなかった。
従業員の部屋は見なくてもよいだろう。
次いで一階に。
浅倉の部屋に不審な点はなかった。
やはり若林の部屋に若林の姿はない。窓は閉まっており鍵がかかっている。
・ドアをロックする部分に何かを貼り付けたような跡を発見した。
矢野の部屋。窓は閉まっており鍵が。死体に争った形跡はない。顔見知りだろうか。凶器はサバイバルナイフ。
室沢の部屋に不審な点はなく窓にも鍵がかかっていた。非常階段にも鍵がかかっており、侵入の形跡はない。
どこを見回っても怪しい者は潜んでおらず、侵入者の形跡もない。
若林の姿がない。犯人は逃亡したか談話室にいるかだろう。
談話室に戻ると、若林が怪しかったという情報が聞ける。
今日初めて会った若林はうつむいてばかりでろくに顔を見せようとしなかったという。
サングラスをかけ、ひどい暑さの中ジャンパーを着て襟を立てていたそうだ。
顔を見られたくなかったからだろう。
昼食の誘いも気分が悪いからと断ったそうだ。
このままここで偶然を待つことに前園が不満を訴えたが、呂秋達が待っている以上、
偶然ではなく近いうちに助けが来るだろうからと辛抱強く待ってもらうことに。
若林は怪しいまま。彼の荷物の中を調べた方がよいとニュービーズの面々が騒ぎ立てる。
場合が場合だけにこの流れを止めることはできない。
前園と笠村と剣の三人で若林の部屋を調べにいく。
クローゼットの鞄からは血の付いたタオルが。
若林が犯人だと決め付ける前園。
若林は夕食をキャンセルしまったく姿を見せなかったという。
だが剣は納得しない。若林はどこへ行ったのか?
前園が言うには、玄関のセンサーは誤動作が多く、鳴れば玄関の方を見はするが、誰の姿もなければ気にしないそうだ。
つまり、誰かか入ってくれば気づくが、出て行く分には気づかないのだ。
若林が2人を殺害して出て行った可能性は高い。
皆が若林が犯人ではないかと騒ぐが、今やることは犯人探しではなく警察への連絡だ。
前園が自分に車で行かせろと怒鳴り散らす。前園が犯人かもしれないし、犯人が潜んでいるかもしれない。
剣は止めるが、前園はやりたいようにやると言って車庫の方へと飛び出していった。
すぐに後を追うが、前園は出口付近で何かの異音の後、前のめりに倒れてしまった。
後続が若林の仕業だと騒ぎ立てる。
暗がりの中、人の気配はない。そんな中、前園は首から大量の血を流し倒れていた。
支配人に自動シャッターを下ろしてもらい、前園を中へ引き入れる。
前園は首の8割を切断され、即死だった。木下が絶叫する。
室沢はあまりにも威力のある方法から日本刀ではないかと推測するが、断定はできない。
何しろ殺害方法を見ていないのだ。
シャッターの向こうにはタイヤをパンクさせられたトラックが。
やはり犯人は外に潜んでいるのか。
一旦談話室に引き返す。
剣は友子に談話室から外を見張るように頼んだ。
剣は犯人がホテル内にいるかもしれないと思い、誰も外に出そうとしなかった。
しかし外にいる可能性が出てきたのだ。
このままにまゆな達が来ると危険かもしれない。
だから彼女等が来た場合に、すぐに危険を伝える必要があるのだ。
剣は犯人の特定よりも警察への確実な連絡を重視していた。
しかし、友子は犯人を特定していた方が身を守りやすくなるし、犯人に証拠を消されないのではないかと剣に提案する。
談話室では室沢がパニックに陥っており、犯人は強力な武器をもっているに違いないと怯えていた。
笠村が全員で鍵のかかる部屋に閉じこもることを提案する。
支配人も客室の安全性から賛同するが、剣はそれでは誰かが来た時に応対できないと却下しようとする。
室沢「だったら あんたがここに残ればいいんだよ
俺達は客室に行ってるから
誰か来たら 警察を呼んでもらってよ」
剣「・・・・・・・・・・いいでしょう オレが残ります」
友子「そんな・・・剣ちゃんが残るんだったら 私も残るわ」
美麗「私も」
支配人「私も責任者ですから ここに残ります」
木下「私も残ります」
笠村「美麗ちゃんのマネージャーとしては残らないわけにはいかないな」
浅倉「室沢さんと2人っきりよりみんなとここにいた方がいいなあ」
室沢「・・・・・わかったよ 俺もみんなといるよ
でもなんだって 若林のヤツ 俺達をねらうんだ?」
そういえば若林は夕食をキャンセルしたそうだが。
支配人が言うには、各室内線電話を備え付けており、102号室からキャンセルの電話がかかってきたのだそうだ。
これは再確認の必要がありそうだ。
5:00 若林と美麗以外全員がホテルに戻ってくる。その後夕食まで全員自室に
6;40 若林がチェックイン
6;45 若林から夕食キャンセルの電話
7:00 夕食
8:00 室沢 矢野 浅倉 自室に戻る、笠村 荒井 談話室に移動
8:10 浅倉 談話室に戻る
8:20 美麗から電話、その後笠村と荒いの死んだフリ計画
8:40 笠村 荒井 浅倉 3階へ移動、前園 木下 談話室へ移動、その後 浅倉 笠村の鍵を持って談話室へ戻る
9:00 剣達がラピスへ 浅倉が笠村の鍵を渡す
9:20 荒井の死体発見、電話線の切断を確認
9:25 矢野の死体を発見、若林 行方不明
9:30 全員談話室へ
ホールを横切ることができない以上、荒井はまだ中にいると考えるほうが自然だ。
だとすると荒井はどうやって外に出て前園を殺害したのだろうか。
考えられるのは3つだ。
1.犯人は複数いて荒井・矢野を殺した犯人と前園を殺した犯人は別人である
2.荒井・矢野殺害後に何らかのトリックを用い表に出て前園を殺した
3.荒井・矢野殺害後にホテルから出ずに前園を殺した
だが3は無理がありそうだ。とにかく犯人が外にいると決まったわけではないので用心が必要だろう。
そういえば若林だけが今日チェックインしたそうだ。そして何故か真ん中の102号室をあてがわれているのは何故だろう。
オーナーの話では104号室を空けていたのだが、室沢に替えてほしいと頼まれたのだそうだ。何故?
室沢「そりゃあ・・・その・・・あれだよ・・・」
剣「はっきり言ってください」
室沢「あの部屋は出るんだよ。なあ 浅倉」
剣「出るって なにがです?」
室沢「そりゃあ決まってるじゃねえか。これだよ これ」
手を前にひらつかせる。俗に言う幽霊のポーズだ。
剣「はあ?幽霊ですか?」
浅倉「霊ですよ。厳密にいうと地縛霊です」
支配人「バカな・・・そんなことがあるなんて・・・まさか・・・」
浅倉は霊感が強いからわかると断言し、室沢と浅倉はもしかしたら若林は霊に憑かれて凶行に及んだのかもとまで。
支配人には心当たりがないわけではないようだ。問い詰めると語り始めた。
前の所有者はラピスを愛しており、ここを引き渡す前日に海に飛び込んでしまい死体が上がっていないのだという。
さらに、この辺りは海流の関係で一度落ちるとなかなかあがってこないので自殺者が後を絶たないのだという。
そのせいで前の所有者の事業が失敗したのも自殺者の呪いだという噂まであったらしい。
そんなこともあり地元からは恐れられ、新道を作ってこちらには近づかなくなったのだそうだ。
美麗を喜ばせたくて社長が豪奢なホテルを予約したらこんなところだった、という流れなのだろう。
暑いので浅倉が窓を開けるが、風が強く閉めるしかなかった。夜は陸に向かって強風が吹くそうだ。
前後して何か音がした気がする。厨房に向かうと小さな戸が開いており、その前には板が。
出入りしづらくて長いこと使われていない勝手口が板に隠されてあったのだ。鍵はかかっていたはずだそうだが。
侵入されたのだろうか。怯える室沢だが、そうとも限らない。今までは狙いやすい1人の時を狙って襲撃している。
鍵がかかっていたのなら出て行った可能性もあった。だが、前園は外で殺されている。
浅倉が犯人は機を窺っているのかもしれないし、もしかしたら武器を取りにいっているのかもしれないと不安を煽る発言
をした。
それに触発された笠村はこちらも武器を持ったほうがいいのではないかと提案し、室沢も賛同する。
しかし剣は反対した。今はパニックになることが危険だと。
パニック時に武器を持っていれば仲間内で傷つけあうかもしれない。
室沢はそんな悠長なことを言っている場合ではないと言う。
笠村は最悪のケースを想定すべきだと言い出した。
犯人が内外にいるかで対応は変わるが、それを確認することは出来ない。ならばこっちから確認に行くべきだと。
危険だといさめるが、
笠村は犯人は一行を殺すためにわざわざ戻ってきたのだ、今は準備中なのだから先制すべきだと譲らない。
浅倉も笠村に賛同した。
剣が反対するのは犯人がここにいる可能性を鑑みているからだろうが、
前園は外で殺され、勝手口が開いたのも全員が揃ったときだったのだからそれはない、
武器を持ち見回りをすべきだ、と。
笠村もそれに同意する。犯人がいれば不意をつけるし、いなければ安心できると。
支配人も賛成し、浅倉が男性による見回りを提案すると笠村も賛成する。
剣は女性を残すことに不安を覚え居残りを買って出るが、室沢はそれはずるいと自分も残りたがる。
仕方がないので支配人に残ってもらい、残りの四人を二手に分けることに。
室沢が浅倉と組みたがった。
剣は自分が浅倉と組もうとしたが、室沢が必死なため、浅倉は室沢と組むことにする。
若林の部屋を開けられるのはマスターキーを持っている剣だけなので
浅倉・室沢組は3階を、剣と笠村が1階を見て回ることに。
笠村はモップを、剣はスタンガンをもって一階を回るが何もなかった。非常口にも異変はない。
2階に戻り2階の捜索を始めた時、何かが割れる音と女性陣の悲鳴が聞こえた。
駆けつけた談話室では、ナイフを胸に刺された室沢がガラステーブルに沈んでいた。
美麗「室沢さんが上から落ちてきたの。
そして 3階から人が階段をかけおりていったわ」
友子がそれを追いかけていったという。慌てて1階に向かう。
102号室の前では友子が開かない扉を前にノックを続けていた。そして中から悲鳴が。
剣がマスターキーでドアを開けるも、中にはストッパーがかかっていて少ししか開かない。
なんとか入ると(※この辺の描写がない)窓は開いており誰の姿もない。ベッドの上には102号室の鍵が。
この鍵は若林がチェックインした後行方知れずだった。
この鍵を使って誰かが侵入したのは間違いないだろう。窓の外は崖で、飛び降りる他に道はない。
談話室に戻る。発狂寸前の木下。
室沢は厨房にあった果物ナイフで刺されていてとっくに死んでいた。やはり犯人は厨房から入ったのだろうか。
浅倉を探しに3階へ行くと、頭から血を流して倒れた浅倉の姿が。
幸い意識もありたいしたことはなさそうだ。
頭に包帯を巻いた浅倉に事情を聞くと、
室沢が死体のある荒井の部屋に入りたがらなかったために入ったところ、いきなり後ろから殴られたらしい。
何故浅倉にとどめを刺さなかったのだろうか?
普通なら若林が海に飛び込んだということで解決しただろう。
しかし"誰か"が部屋に入って"鍵"があり"窓が開いていた"のは確かだが、
若林を見たものはおらず、海に飛び込んだのも見ていない。
確かなものは何もないのだ。
そこで車のライトが窓から見えた。
急いでガレージに行き、まゆなと千絵里に車から降りないように指示し、
ホテルで殺人事件がおこり犯人が見つかっていないので警察を呼んできてくれるように頼んだ。
何か視界の端に引っかかった気もするが…。
気になることがあったので警察が来る前に若林の部屋に行ってみる。そこで何かの金属片を発見した。
ついでに3階の荒井の部屋に行くと、床にアイロンが転がっていた。これで浅倉を殴ったのだろうか。
すぐに警察がきた。通話可能圏に入ってすぐに車載電話で助けを呼んだのだろう。
現れた刑事はガラの悪い男だった。
刑事はだいたいの経緯を聞くと全員に事情聴取を受けさせることにした。
剣は今日のところは女の子は帰させてほしい、自分を捜査に協力させた方がいいと言ったが
刑事「勘違いせんでもらいたい 探偵ふぜいが偉そうに。
いいか お前らは容疑者なんだ。勝手なことはさせんぞ。
だいたい探偵がいながら 4人も5人も
殺されるたあ どういうこった」
友子「ひどい・・・」
刑事「いいから さっさと表の車に乗れ!」
剣の提案は通らないようだ。
そこに呂秋が登場した。刑事も呂秋には腰が低かった。自分もファンであると言いかけた刑事だったが
呂秋「ところで 刑事さん
11時頃 うちの孫が警察に電話したんですよ。
すぐに戻ると行って出かけた知人が
帰ってこない 電話も通じないから
何かあったんじゃないかってね
そうしたら 電話がつながらないくらいで
いちいち警察に電話してくるなと
言われたらしいんですよ
あのとき警察がすぐに来ていれば
被害者は減ったんじゃありませんか?」
応対していれば遅くとも11時30分には到着しており室沢は生きていた可能性もある。
呂秋は数々の事件を解決したことで伊東署の署長とも顔見知りであり、相手にも借りを作っていた。
この事件にも協力をしたい、そして剣をこの事件の捜査の助手にしたいと申し出た。
刑事は承服し、呂秋の計らいで容疑者の内、地元の者は家に、それ以外は呂秋の別荘に泊まることになった。
友子は残りたがったが、呂秋と剣の頼みでまゆな達に付いていることに。
ここで呂秋に事件のあらましを説明する。
最初に発見されたのは301号室カメラマンの荒井、次に発見されたのが102号室コーディネーターの矢野。
それぞれ自分の部屋で背中と胸を刃物で一突きされている。
最後の目撃時間は矢野が8:00、荒井が8:40、9:20頃に両名が死体で発見される。
剣が殺された順番がわからないと言ったことに対して刑事は素人呼ばわりをする。
同じような凶器で殺され矢野の胸にその凶器が残っていたのだから、順番は明白である。
順番が違う場合、凶器が2つ必要だし、何の意味も見受けられないと。
呂秋「今 私は推理した結果を知りたいのではありません。事実を知りたいのです」
次いで荒井の部屋で実況を。
死体発見時に窓の鍵は開いておりベッドカバーには凶器に付いた血を拭き取ったと思われる跡があった。
この現場を見てどう思ったかという呂秋の問い。
剣「かなり手馴れた人間の犯行だと思いました。
犯人は被害者を殺すときに
凶器を横にして刺していますし
凶器の血をぬぐったと見られる跡は
斜めに動かしてありました」
背中から心臓に刺す場合、普通に刺すと肋骨にあたってうまくいかない場合があるのだ。
さらに血を拭う歳に刃を斜めに動かすと凶器の幅が特定されにくい。
矢野の部屋。
正面から心臓を一突きで争った形跡はなく、窓には鍵が。
刺さったままのサバイバルナイフは刃を上に突き上げるようにしてあった。
これが同じ犯人のものと思うかという問いに剣はそうだろうと答えた。
剣「犯人は2人共に顔見知りで
ナイフ術に長けた者 そういう人物が2人も
この建物内にいたとは考えにくい」
呂秋も同意見だった。
呂秋が刑事に頼み、司法解剖の結果は修理した電話で逐一知らせてもらえることに。
崖下の捜索は夜明けと共に行われる予定だ。
次は前園が殺されたガレージだ。
彼は警察を呼んでくると言ってここを飛び出した瞬間に首を切られて殺されている。
普通は犯人が待ち伏せていたと考えるべきだ。しかし腑に落ちない点もある。
前園が犯人に首を切られたのだとすると、タイミングが良すぎた。しかも誰も犯人を見ていない。
姿どころか音もさせずに殺されたとはどういうことか。
それに、剣が出入り口付近で見た光る何かの存在も気になる。
今見ていても何もないので気のせいかもしれないが。
次は大きな音がした厨房だ。ここに鍵がかかっていたかはわからない。
前に板がおいてあり、ホテルの見取り図にも書いていなかったので扉の存在さえ知らなかったのだ。
だとすると犯人は矢野と荒井を殺害した後にここから出て行った可能性もある。
その場合、表で前園を殺しまたここを通って建物内に入ってきたことになる。
そして騒ぎに乗じて3階に駆け上がりやってきた浅倉の頭を殴り室沢を果物ナイフで殺し、
最後に若林の部屋に逃げ込んだことになる。
荒井の部屋。
友子が"誰か"が部屋に入ったのを目撃しており、それは間違いない。
そして入ったときには人影はなく、窓が開いていた。ベッドの上にここの鍵が。
そういえばここで変な金属片を拾っていた。
呂秋に見せると、それはハドメだった。手芸や革細工に使われるあれだ。
犯人が逃げ込む前に部屋を調べた時に落ちていなかったのは確かだが。
ハドメを何かに使ったのだろうか。
ここでは血のついたタオルも発見している。荒井と矢野の死体発見直後に見つけたものだ。
今は警察が鑑識にかけている。
だいたいの事情を理解した呂秋は自分なりに捜査をしてくると言い、
剣も自分で気になる点があるので今一度見回ることに。
それはガレージで見た"何か"だ。シャッターを通す柱には何かを強く縛り付けた跡が残っていた。
そこに電話が。
刑事の話では鑑識から以下のことがわかったと報告される。
・タオルの血液は矢野のものと一致した
・矢野と荒井を殺害した凶器は同じものであると判明
・表に止めてあった車のタイヤは穴の大きさと空気の抜け具合から夕方の3時から5時にやられた可能性が強い。穴が2箇所
とも上であることから止まっている時に穴を開けられている。
ここで一つ頭の痛い話があった。
若林は一人だけ遅れてきており、タイヤをパンクさせるには無理がある、ということだ。
若林が犯人だとすれば全ては簡単なトリックで説明がつくという呂秋に、刑事は答えを求めた。
若林はあるものを使ってタイヤに穴を開けたのだ。剣がもっているハドメだ。
今の車はほとんどがラジアルタイヤなので空気が抜けるまでに時間がかかる。
それはタイヤ自体に穴をふさごうとする力が働くからだ。
しかしハドメを使えば穴が空いているままになるため、
空気が抜けた後にこれを回収すれば時間差トリックができるのだ。
これ単体で穴を空けるのは難しくても、アイスピックに通すなりして行えばハドメを残すことができる。
そして6:40に到着し、夕食をキャンセルして顔を見せないようにする。
皆が夕食の時間に食堂に集まった隙に3階の物置に潜む。
そして荒井が戻ってきたのを確認して殺害した。
荒井を殺害した動機、それは彼が301号室だったからだ。
若林は荒井を殺した後、窓の外の手すりにロープを掛けて下の自分の部屋に下りた。
その邪魔になる荒井を殺したというわけだ。
彼はバイトの前園も殺している。別に動機らしい動機はなくてもよかったのだ。
しかし刑事には疑問が生まれた。ロープはどうやって回収したのか。
別に端を結ぶ際に手すりに固定する必要はない。ロープを輪にしておけば回収は可能だ。
その後若林は矢野を殺害した。ナイフを抜かなかったのは荒井を殺した時のあまりの出血に驚いたからだ。
普通は人を何度も殺したことはない。2度目は1度目の経験をもとに抜かなかったのだろう。
そしてナイフについた自分の指紋を拭き取り、その際に血の付いたタオルを自分の荷物に隠し2階に上がった。
談話室に人はいたが、あそこは構造上、3階から下りてくる分には必ず気づかれるが、
1階から上がる場合は気づかれないこともある。
談話室の人間がテレビに夢中になっていた時にでも通っていったのだろう。
そして電話線を切断し、厨房の勝手口から外に出た。
厨房の勝手口を知っていた理由は?
内側から見れば板が立てかけてあるが、外から見れば勝手口があるのが見える。下見すれば発見は可能だ。
外に出た若林は武器を構えて正面の入口と車庫のシャッターの間で待っていればよかった。
ホテル内の誰かが非常口や勝手口から出てくるとは考えにくいからだ。
前園は大声で叫びながら車庫に飛び出していった。犯人にすれば待ち構えることは難しくない。
そして厨房の勝手口を通って再び侵入し果物ナイフを手に入れて潜み、
全員が厨房に集まっている隙に3階に上がった。
室沢を殺して2階から投げ落とし、その死体に注意が向いた隙に逃げる。
しかし友子に追いかけられたために自分の部屋に逃げ込むしかなく、
窓伝いに移動しようとしたが、手を滑らせて海に落下してしまった。
以上が呂秋の推理だ。完璧だと褒め称える刑事。
しかし剣は納得していなかった。
室沢が殺されたとき、犯人は荒井の部屋に潜み、浅倉を殴った後室沢を刺したはずだ。
若林が犯人だったとして、どうやってオートロックの荒井の部屋に入ることができたのだろうか。
そういえばそうだ。
しかし呂秋はそれは間違いだと指摘した。
犯人は浅倉を殴った後室沢を殺したのではなく、
物置に潜んでおいて、2人が上がってきたことを確認し、ドアの外にいた室沢を果物ナイフで刺し、
物置にあったアイロンで浅倉の頭を殴った。
浅倉は部屋のチェック中だったので犯人が部屋の中にいたのか外から入ってきたのかはわからないはずだ。
浅倉がアイロンで殴られた理由もそこにあり、唯一の武器であるナイフを室沢の殺害に使ってしまったためだ。
あのアイロンは長い間使われず物置にしまわれていたものだという。
刑事はまた呂秋を褒め称え剣を貶めた。
刑事「おい若ぞう お前なんかが相手になるお方じゃないんだよ。
これでもまだ 先生の推理が間違ってるって言うのか?」
確かに呂秋の推理は完璧だ。しかし剣には違う気がしていた。
完璧すぎて犯人に仕組まれたように感じられるのだ。
刑事「お前 バカか カンペキでなにが悪い。
何か根拠があって そんなことを言ってるのか」
剣「これは オレのカンです
オレのカンが 犯人は別にいると感じているんです」
刑事「カンだって? バカバカしい。
お前 自分より先に呂秋先生が
解決してしまったもんだから 悔しいんだろ」
呂秋「私は まゆなからエリス事件のときの
君の活躍を聞いている。
その君が いい加減なことを
言うハズもないと思っている
私に教えてくれないか
君は誰が犯人だと思うんだ?
若林はいったい何者だと思っているんだ?」
剣「若林は・・・
若林雅史という人は 初めから
存在していないんじゃないかと思っています」
刑事「は?
何を言っとるんだね 君は
頭がおかしいんじゃないのか?
じゃあ チェックインしたのは誰だね
だいたい・・・」
呂秋「なるほど おもしろい意見だ
つまり他の宿泊客の誰かが 若林を演じ
1人2役を やったというんだね」
剣「そうです」
呂秋「そして すべての罪を若林にきせた・・・」
若林は誰にも顔を見せず夕食もキャンセルしている。これは若林が存在しないからではないだろうか。
呂秋「うーん おもしろい 実におもしろい意見だ」
そこに電話がかかってきた。刑事が電話をとりに行く。
呂秋「夜が明けてきましたね
私は さっきの自分の推理が
100%正しいとは思っていません
私自身リアリティーを感じていないし
何より 物的証拠がない
黒須君 君は犯罪が行われていたときに
現場にいた それは強みです
そのとき感じたことや気づいたこと
印象に残ったこと それらを大事にしなさい
人間一番頼れるのは直感です
君が感じたことを信じるのです」
そこに刑事が戻ってきた。若林は存在していた。
宿帳をもとに身元を調べたところ東京の雑誌社の社員であることが判明した。
そこに連絡を取ったトコろ、確かに伊豆に出張中だという。
しかもニュービーズにかなりの恨みを持っていた。
若林には2つ違いの姉がいたのだが、3年前に自殺している。
ニュービーズの連中に乱暴されたのが原因だという。
結局証拠不十分でビュービーズの連中は無罪放免になったそうだが・・・。
だが若林が伊豆に出張中だからといって、若林が犯人とは限らないのではないか?
刑事「君も しつこいね
いい加減にしないと みっともないよ
夜も明けたことだし
しきに がけ下の捜索も始まる
すぐに若林の死体が見つかるに決まってる」
もっともここでは死体があがることはめったにないと呂秋が指摘した。
それでも何かしら見つかるだろうと刑事が言う。
剣は気になることがあったので車庫に移動した。
車庫では傷を発見した先の柱の反対側の柱にも傷を発見する。ということは・・・。
前園殺しのトリックがとけた。これなら犯人は談話室にいながら前園を殺すことができる。
そこに電話がかかってきた。行ってみると刑事から驚くべき話が。
若林が発見されたのだ。写真と同一人物なので間違いないという。
しかも生きている。近くの浜に打ち上げられているのを漁師が発見したのだ。
刑事「この荒波を泳ぎ切るとは 若林のヤツ
相当泳ぎに自信があったとみえる
だからこそ 海に飛び込んだのでしょう
これで この事件も解決です
若林の意識が回復しだい逮捕します
もうすぐ 先生の素晴らしい推理が
証明されますよ」
一転して
刑事「どうだ若ぞう お前の推理はみんなハズレたな
これでも犯人は若林じゃないって言うのか?」
剣「・・・・・・・・・・
わかった!わかったぞ!!」
刑事「今さら何がわかったって言うんだ
まさか 犯人が若林だってことが
わかったなんて言うんじゃないだろうな」
剣「犯人は 若林さんじゃありません
真犯人は別にいます」
刑事「なんだって! お前まだそんなことを・・・」
呂秋「君は真犯人が誰だと思うのですか?」
剣「真犯人は・・・!」
刑事「なんだって!?
バカバカしい
前園が殺されたとき
お前達と一緒にいたんだぞ
それに犯人が 室沢を殺して
1階の部屋に逃げ込んだときだって
どうやって・・・」
そこに電話が。
呂秋「確かなのかね」
剣「はい 間違いありません」
呂秋「どうして そう思ったんだね?」
剣「会話です
事件が起こっている最中の
みんなの会話を思い出してみたんです」
ほとんどのキーポイントになっている発言はその人物から出ていた。
呂秋「なるほど・・・」
そこに刑事が戻ってきた。
若林が意識を取り戻したのだ。そして海に突き落とされたと言っているのだという。やはり。
呂秋「・・・私にも 今やっと
事件の全容が見えてきましたよ
確かに 真犯人は別にいました」
刑事「・・・・・・・・
あの 私にはさっぱり訳が
わからないのですが・・・」
呂秋「黒須君 井上刑事に
最初から説明してあげてください」
剣「わかりました」
犯人には目的があった。それはニュービーズの社員を皆殺しにすることだと考えられる。
では何故前園まで?刑事は疑問を訴えるが、それはいずれわかることだ。
犯人はその罪をすべて若林に押し付けるつもりだった。
そして計画は成功した。若林が生きていたという1つの失敗を除いては。
犯人はチェックインをした際に部屋割りを確かめ、自分の計画が成功しやすいように移動させた。
若林の部屋を計算して。
犯行当日ホテルに戻ると車のタイヤをパンクさせ、車庫にある仕掛けをした。
そして若林の部屋で彼がチェックインするのを待った。
あらかじめ入れたなら簡単な仕掛けをすればオートロックの部屋への出入りも自由になる。
若林が到着すると朝倉は若林をナイフで脅し、海に突き落とした。
外傷を負わせなかったのは後で若林が自分で飛び込んだように見せかけるためだ。
もっともそれがあだとなって若林は生きていたのだが。
その後若林の部屋から夕食をキャンセルする電話を入れ、
若林の部屋の鍵を奪いオートロックの仕掛けを外し何食わぬ顔でみんなと夕食をとった。
では前園殺害はどう説明するのか?たしかにその時剣達と一緒に談話室にいた。
しかしトリックを使って前園を殺害し、犯人が外にいると思わせた。殺す相手は誰でもよかったのだ。
少し計算違いはあっただろうが、その後のどさくさで証拠を回収した。
勝手口の扉は当然勢いよく開き、立てかけてあった板は倒れた。
血の付いたタオルもハドメも犯人が若林に罪を着せるための偽装工作だったのだ。
呂秋から見てもこの推理は呂秋のものより的を射ていた。
犯人は何処か?若林のいる病院だ。
パトカーを出し至急向かうと、犯人がナイフを手に荒井の病室に入り込み今にもという状況だった。
刑事が銃を構え剣がスタンガンを構え投降を呼びかける。
しばしにらみ合いが続いたが、勝ち目がないことを悟った犯人はナイフを捨てた。
剣「もう一つのナイフも 捨てろ」
「お見通しってわけか」
飛び出しナイフだ。
刑事「若林が 生きていたのが誤算だったようだな」
「別に 若林が生きていても関係ない
時効まで 逃げおおせる自信が
あれば
唯一の誤算は
このうっとうしい探偵が
いたこと・・・」
歯をむき出しにして実に楽しそうに笑ってみせる犯人。
剣「具合はどうですか?」
若林「もう大丈夫です」
何故若林は狙われたのか?
彼には姉がいた。美しくスタイルもよく、モデルにスカウトされた。
ある日写真集の話がきて姉は大喜びで撮影に行き…例の件をビデオに撮られまでした。姉は思い悩み自殺してしまった。
彼はそのことを知りニュービーズの連中を恨んだ。
しかしいくら恨んでも姉は帰ってこない。仕事に打ち込むことで忘れようとした。
小さな雑誌社で記者をしていた彼はある日偶然ニュービーズの社長と同席してしまった。
姉の件は社長の指示だった。社長は若林が意図的に近づいてきたのだと思ったらしくひどく慌てた。
若林はつい恨みから「あんたはいつか地獄に落ちる」というようなことを言ってしまった。
それからしばらくして美麗の事務所から名指して取材に来てくれとの依頼があった。
今一押しの美麗の取材が小さな雑誌社にあるなどとうてい考えられないことだった。
そして実際に行ってみるとそこにはニュービーズの面々が。
社長の仕組んだことだとは見当がついた。
しかし彼は逆に考えてしまった。これは謝罪のために仕事を回してくれたんだと。
彼は連中の顔を見たくはなかったのであいさつもそこそこにして姿を見せないようにしていた。
取材だけしっかりやればいいのだと。
しかしホテルにチェックインして待ち伏せをされていた時すべてを知った。社長は彼を殺す気だったのだ。
ナイフで脅され海に飛び込むことを強要された彼は一か八か賭けて飛び込んだ。
幸い泳ぎには自信があるし、ナイフで殺されるよりはマシだと思ったのだ。
崖にぶつからないように思いっきり遠くへ飛び込むも、ものすごい衝撃だった。
それ以降の記憶はなくどうやって浜まで泳いだのかも覚えていなかった。
さきほど剣が井上に聞いた話ではニュービーズはあちこちに借金があり、
金のためならどんなあくどいこともやっていたのだそうだ。
その実行犯だった連中の口封じの目的もあったのだろう。
社長は3人に多額の保険金をかけ犯人に殺すように依頼した。
その罪を若林に着せ一石三鳥を狙ったのだろうが、若林の悪運が勝ったのだ。
先ほどニュービーズの社長の逮捕状がとられたそうだ。
結果的に姉の仇はとられたのだろうが、すっきりしないという。
剣「それは あなたがまっとうな人間だからです
あなたが まっとうな人間であることを
お姉さんは 喜んでいることでしょう」
若林「そんなもんですかね・・・」
夕暮れの海
剣「話ってなんだい?」
まゆな「おじいちゃんから全部聞いたわ
大変だったわね
ご苦労様」
剣「そんなことを言うために呼んだの?」
まゆな「あなたにこの「ゆきが浜」の
由来を教えてあげようと思って・・・」
剣「雪が積もったみたいに
きれいな砂浜だからじゃないの?」
まゆな「ちがうわ
・・・昔 もう百年以上前のことよ
ここには強く愛し合っている若い男女がいたの
でも 身分の違いで引きさかれた・・・
女の子は悲しみ この浜に入水自殺したの
遺体は あがらなかった・・・
それ以来 この付近の海でおぼれると
絶対に遺体があがらないようになった・・・
自殺した女の子の呪いだって
いわれるようになったわ
行ってしまうばかりで 絶対に帰ってはこない
「行きが浜」(ゆきがはま)って
呼ばれるようになったの」
剣「・・・そうだったのか
雪が浜 じゃなくて 行きが浜・・・」
まゆな「でもね 若林さんは帰ってきたでしょう
それって 若林さんのお姉さんが
彼を守ってあげたからじゃないかしら・・・」
剣「・・・・・・・
そうだね・・・
きっと そうだ」
まゆな「わたし この海を忘れないわ・・・」
剣「え? なんか言った?」
まゆな「ううん なんでもない
あ 千絵里よ
ちえり― ちえり――!」
クロス探偵物語5話終了です。
非常に長いので興味のある方は気長に読めそうな気分の時にチャレンジしてみてください。
Wikiには記載済みです。長いので2分割してあります。
>>380 ねーよwww
こんな所にまで出張するなピサロオタ
407 :
380:2007/10/18(木) 20:30:17 ID:PqVSYl2MO
>>406別にピサロオタじゃないんだけど
イベント見てれば普通に解ることじゃないか?
小学校の記憶だからアテにならんが、
確かロザリーぬっころされた事にブチ切れて人間を滅ぼそうとしたんじゃなかったっけ
そうだよ
プレステ版はそこら辺がぬるくなってるらしいな
つーか
ロザリーが生き返ってピサロと共闘して進化したダークプリースト倒してめでたしめでたし(整合性は無視)という
なにもかも台無しな第6章がある
ロザリー殺されたときのピサロブチキレはドラゴンボールお釈迦にされて不老不死の夢が叶わなくなって許さんぞ虫けらどもって叫んでるフリーザみたいなイメージしかなかった
オーリンやロザリーがピサロこそ諸悪の根源の元凶だって言ってたし山奥の村をピサロ本人が滅ぼしてるし
ただ狂気に取り付かれて自滅していく様はデアラングリッサーの破滅ルートエルウィンなみの神演出だったしピサロは最高のラスボス
でも6章はピサロの株が下がっただけだし話題にするのも嫌
つーか5章の展開を熱く語ろうとすると6章厨が出っ張ってきてウザイ
あれって、要するにロザリーが平和に生きるために人間を滅ぼすしかないって認識で、
勇者殺害に走ったんだろ
>諸悪の根源の元凶
頭痛が痛い
FC版より抜粋 イムルの村の宿屋から見られる夢
ピサロ「いいこに していたか? ロザリー。
ロザリー「ピサロさま……。
ピサロ「ロザリー。 わたしは にんげんを みな ほろぼすことにした。
まもなく せかいは さばきのほのおに やかれるだろう。
わたしの しごとが おわるまで ロザリー おまえは ここに かくれているのだよ……。
ロザリー「おまちください! ピサロさま!
…………。
だれか だれか…… ピサロさまを とめて……。
このままでは せかいは ほろんでしまう……。
おねがい…… だれか うけとめて! わたしの ねがいを……。」
ロザリー「とどいて……。 わたしの この おもい……。」
このことから元々ロザリーのため?に人間を滅ぼそうとしていたことは明白。
おそらく(こっから推測)その後、ロザリーを殺されどうでも良くなって進化の秘法に
手を出して記憶を失って暴走なんじゃないか?
Neverwinter Nights2
一章
主人公はとある農村の名士の養子だ。
盛大に終わった村祭りのコンテストで優勝した後ウキウキで床に入ると、村が襲撃されちゃったぞ。
どうやら敵は主人公の体の中にある剣の部品を狙って襲ってきたようだ。
村にいてはみんなに迷惑がかかる。養父の叔父さんは冒険者の酒場を経営しているから、そこで面倒を見てもらうほうが安全だろうということで、主人公は敵から逃げるために大都市ネバーウインターまで逃げることに。
さて、刺客を退けると、胸に刺さったものと良く似た剣の部品を拾ったぞ。 それはそうと、ネバーウインターの町についたのはいいが、居候ニートでは辛いうえ、体もなまってくるので、情報集めもかねて、Neverwinterの衛兵に就職することになる。
強盗退治や麻薬専門のおかっぴき 敵国への破壊活動などをやっていると、上官に目をかけてもらってどんどん出世することに。 ついには領主であるロードナッシャーに謁見し、フリーランスのエージェントとしてまで認めてもらえたぞ。
謁見ついでに都市の大賢者へのコネもゲット。 件の剣の部品についての情報を調べてもらうことに。
賢者に助言を求めると、その剣は昔ネバーウインターの宮廷魔術師であったアモンジェロというおっさんが、20年前の大戦の際、魔王を封印する時に使ったものであることがわかったぞ。
アモンは戦いの最中失踪してしまったが、その孫娘は農場をやっているらしい。
孫娘の農場についたとたん、農場は焼き討ちされてしまう。 あんた達のせいよ!と孫娘にも嫌われてしまったぞ。仕方ないので出直すことに。
よそでやれ
ピサロ板でやれよな
アーケードゲーム「エドワード・ランディ」をお願いします。
ピサロの話が出ると板やスレによっては論争が巻き起こる
このスレ的には、数レス程度の指摘・補足は
望ましいことだけど
議論にまで発展するのはイクナイ。
議論は他所でやって、まともな結論出してから
こっちに報告してください。
Ysフェルガナの誓い
フェルガナの領主に両親を殺されたチェスターが領主マクガイアに復讐を誓う
チェスターが各地で暗躍してバレスタイン城の住人を魔王の瘴気で魔物に変えてしまう
バレスタイン城の最上階でチェスターがアドルに倒されて妹のエレナに説得されて復讐を諦める
ニコラス司教がチェスターを操る黒幕でニコラス司教が魔王ガルバランを復活させてしまう
ニコラス司教の正体はガーランド
主人公がガーランドと何故かYs3の頃よりメカっぽく片言になった魔王ガルバランを倒す
チェスターが罪を償う為にガルバランのいる島の自爆装置を作動させてガルバラン道連れにして死亡
元のイース3と何も変わらないんだな
まぁリメイクだからね。
デュラーンがメインシナリオに絡んだり、
イース6の有翼人設定を組み込んだりと細かいところでは結構違うが。
あとチェスターがボスで戦えるのは嬉しかった。
ガルバランが台詞までメカっぽくなってるのは許せなかったが。
イース3ではまさに魔王って感じの悪役だったのに……
DSのアパシーとPS3のアガレスト戦記をお願いします。
このスレの
>>431まで、次スレの23までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
ゝト、 , , , ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; , , , ,
/´ ̄ ゝ ; ; , ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; , , ,
ゝヘー- ; ; , , ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; , , , , ,
/´ ̄´、 ´  ̄ ̄  ̄ `:!
ゝム__ . ´ |
/´ ` |
廴rァ、 / i |
rー' , , , , ' / :i i i i :!
廴ムー , ; ; , , , / ,i | | | i | |
_ゝ'、 , ; ; ; , ; ;.' il i! :| i:! | i :| !
(_rュ、__ , ; ; ; ; :i i| i! | | i:! :| :| | :| i | うめなのだわ
_ソ ; ; ; i | | l| l! :| i: :| :| | :| i !
( rヘ ー ; ; | | ! :| l| l| :{ i! :| :| | _i_ i_j !
`f⌒ , ; ; ;! | l :| l| 、 、 i| ィ 了 i || |! |
ゝ__ノ; ; ; ;| :! ', ト l: ヽ ハ |:ト ,x≠爪ル'!
しヘ; ; ;!ハ ヽ _、 夭 ' \ ヽ { 川梦::::::r__' j|:|
廴_,、 ハ ヽ \,ィ沙ミ、 ヽ 弋ゝ-'ノ :|
廴 ト、 、\ V.::::::::::::r'ヽ `冖´ !
\ヽヽ..._ト\ 、、_ノノ ,. -‐;
i`ゞ_ム 冖^ 、 / ノ - 、
| i |i |!ヽ -ー {、 / /
j /イ j! 、 ,. イ _ノ -;
// i:| ./ _> _- ... __ //ニレ'´ _ノ
ノ// |:レ' / ニ三三三三fY薔〉{ニニ!, '´ ノ
{/ :i !:|:| ニ三三三三三 ニゝ彡'三ノ{、 /
/ 川 i ! ハ ニ三三三 三三 三 }ゝ{ `|
r― { ┴ ′-- - 、 /三 ニ三三 三|ム、 |
〕_ .. -=- , -=ミ、 ゙Y´ ニ三三 j: :三j ,|7!
_ノ≪二二ミ、/__ :|>三 三三 , .: :! ! |
` ー- _ - 、 `ヽ | 三 三三/.: _ノ ;| |
_. -==`ヽ. \{ \ 三 .イ三三/ , ;| |
{二二──=‐ヽ \; ; ; 7.: ::. ニ三イ ; ;.| |
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ノ\トヘ、_ノ- __ノ{ /ー-<、イ , ; ; ' , / , ; ; ; ; ; ; ; /; ; ;|
 ̄7ノ く7 >厂\__トく{.::::`:\ . ; ; ; ; /, ; ; ; ; ; ; ; ノ-― 1
<:{ >::, イ〉::、:::\、}( , ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;∧; ;´ |
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, - 、_ノ|.| i{,ゝ爻示≧、 、 川ト 、/ // / / / / .l .| // / / // ´ , -、
,イ.ィ、 ノ | | i| 7-、´:::::`トミ 、\∨ノ/ / /イ / /___l_ .j // / /イ/ く
{_{_ソ }l | | i| c:{::::::::::::} i ヽ ´ / / / ノ /7__ j T 7 〃/ 〃 , -ぇ ノ
、_ ー' j | | i| 丈、弌::::ノノ //≠氷ィ、_ノ / / イ ./ { :{
\´ j j| i| ゝ、xXX ' イ气::::`i ハ x.. イ_ノ ./, イ_ ノ ;
、 、 | j j:ト. il ` `` { f::::::::ノノ 癶 イ | 、ー/ ) ;
ゝイ / j ! il Xxxx ゝxxX ' イ { .l、_ノ `´i i うめなのだわ
,j / | {、 ' `` / :l ヽ{ ', !
__j i 厶 、_ _ xxxX/ ヽ l、 ヽ {
,' j i ヽ ヽ ̄`! `´ 八. \ヽ、 ヽ ハ
i l| | i ヽ ヽ. ! __. ィ/ \、 \ 、 ヽ 、
─i| ! | | 、 ヽ{ 、..、_ _ 厂 ̄  ̄ ̄ ` −- 、\ `ヽ、\ \
i| ! | | ヽ. ∨\ヽ∠...._v 丶 ヽ ヽ 、 ハ ___ \ヽ
___j|{ | |__l__ __ヽム ノrヘ }/ハ ', ! i Y/ イ´ ', _ \ 、 _
 ̄ __ _ _ _ 二ニ 7シ/ ハ i | | / ´ ム > 二
三二ニ≡==‐-―==≡ { , ' /. 、}, ´ハ .| | /' , イ -‐ 二二二
_ __ -======‐ / / ノ ´.ノ l :l /⌒ / ハ
_ .. -====≡三ヲ, '´ ノ ´ ハ __ { __ j ノゝ- ´ / j‐ 二二二二
/ _ノ : : : : : : : : : : : : : 廴
/ .〈:.: : : : : : : :/: : : : : : : : :(
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((ノノ .廴.`ゝ|: : :.| /⌒) | i i i ! i!. i! i!ハ ハ l\
|!. ) .|: : :.|. /了, l i i i. i! iト、 i! i! ハ l l\\
. i!>廴, ヤ: : ヤ r'゙|゙ | | i 乂. i!、ヽi! i!. ハ l l\\二二二フ
/i! 辷. ヤ: : ヤ 〈 ト、 i人小、_.∧ ハ .ハ斗孑l イ ト、. \\
/ i! ,イ| |〉ヤrミx 「 |^'孑'斗千ァゝ\ハノ 斗rァjノ从ルヘ ハ \二ミ''X___ うめなのだわ
. // / //.| |\(辻))|. ト、,斗'ラ豸> ヤ為>∧ \)) )) \__」
. // ./ // // \乂イ ハ ヘ弋彡タ, 込タr' i! i!(( ((
.  ̄ / // // `''/ムハ. ', ´¨` , ¨`/ i! i! 辷ニニ==ュ
/ //彡゙ //⌒ハ ', ‐ ./_ i! i! \ \ 《《_
,.-‐X./ //. (.(. 「Y〉 >'´\ _´_, <´^. : :\乂\. \ \ミニハ
// / /イ ).)/ r'゙ X \: :.〉 \(辻)) .〉/ : :\\\. \ ゙'ノノ
/ ./ //.i 辷二ニ====ュ\: : ´ミ彡゙X: : : :/ 辷,、二ニ====ュ
/ //|. ! /: :ゝミx‐‐‐-彡゙//: : ∨ : : \ /\ 廴,、-──‐-、ミ)
. / // .|.ノ /,イ: : ^Xミ二二二ニニニミx.、 ∨ : : \/ : :\,、──‐辷彡゙\___
/ // ノ゙ / ノ: : : :_|_: :,≫≫>ヽ .〉 : : :〉\. : :ヽ: : : : : :.辷三三三ク ,、⊆)
./ 〃 / ___/ /: : ゞ三三三彡゙^ /\ /\: :\ : : , イ ハ.\廴二二タ (( ))
/ ゞ  ̄ : : / ヾ、 \ゝ───ア ト、: : X : :\: : ゝ'゙゛ : :イノ. \ ≦\ ゝ=イ
./ Y r── '.:.: /: : : :\`、 ゞノノ |.: :\: : \/.: : : :|_,、‐'´⌒ヽ彡 \
| : : .|⌒ヽ.: : /: : : :∨ |≦: : |: : \: : : : 〉: : r─x |: : : :Y⌒r─‐っ
. \ノ/_∧ / _,..-'''"∨ ̄`Y| |(( __/乙_.∠_,、-'゙: : | : : .i.∧: : : :〃r‐' ^ 三三っ
ヾ〈_/|: : : :',/: : . ̄ ̄: : .r─'^ : :|∨.: : : :/: : : :{{ 乙 二ニフ^
_____ |: : : :ト、___/  ̄: : : :.:.:.:ハ ∨____ノ"'''- .._ : : 人: :{{r'゙| ̄ ̄´\ \
ゝ: : : : : : :.:.:.:.:.:l: : : : :.:.l:.:.:.:.: : : : : : : :ハ_ \).ノ \ \ \
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/:r'二´三三三三二}
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rー-v一'⌒ヽノj:.:.: , イ  ̄ ̄` <三三三ニ)
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/人/:.:.:.:.:.:.ハ7:.:.:.:.:.〈 ′ 、 ヽ三フ
\V{:.:.:.:.:. /ニ7.:.:.:.:.:_:ノ, l | 、ヽ ヽ ∨ 〉
└う:.:.:.:.{三{:.:.:.:.:.:ヽ l | lト、\ヽ ヽ` 、`、Vニヽ、
/ {:.:.:.:.:.|三|:.:.:.:.r‐'‖ l | ',丶 l 川 l | l | ! ヽ\
// ∧:.:.:.:.l三l:.:.:.:ヽ |ヽ」斗-ヘ }ノ,エZ{ノ/リヘ\ \ヽ
. | l / ヽ、:.:Vニヽ:.:r个ト,ィfl圷 ` 化ノケハ `ヽ>└′ うめなのだわ
l|,' 「ヽ{lHlリ:{ 小 ` ゞ ′ 八ヽ\
|V ,' l| | ` <7/ | lヽ、 , .′, 仆 ヽ \ヽ
`7 / ,イ | l├ヘヽ―ヘ、__,.:'⌒ヽ `、`、 ヽ\
/ / || | |:./ヽ\::.::rヘ::.::.::.::.::\ヽ \ \ヽ
,' ′ / /|| /ヽ\::.::.::.) ){廴r-、__::.:rく \ ヽノ /
/ / /ハ !/:.:.:._:_;>=≠-‐、::.f‐ミ ヽV \ } 〉 /
. / / / 'rヘヽ:.:.:. ヽ二ニ==、 }:「`{ ,ゝ、_V_/∠_
/ , / ,':.:.:.:.ヽ\:.:.:.:.:.: r‐彡ィ´:::|::.::>‐':.:.:.:.`)ー‐r≠ニ }
./ / / /:.:.:.:.ノ:.\ヽ:.:.:.:.:.ヽ>:l ::.::|::└r1 :.:.:.:.:.ヽノ/_/ く
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. / l | /ヽ、:_>ク^ヽ:_:\ヽ:.:.:.:`T¬ー‐く丶:.:.:.:.:.:.:.:!:ハ `ヽ \
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i l/ /:.:.:.:.:.:.:.:〃:.:.:\ヽく_:_:_:_j-‐个、:.:.:.:.:./ / ∧ ヽ、 `、
| |l ,...-勹:.:.:.:.:.:.:.:. l^ヽ、:.:.:.ヽ\:.:.:.:.:.:.:八\ー'ニ二ノ `丶、 l ト、
| |レ'´:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:\:.:.:ヽ l:.:.:.:.:´:.:.:〉:.`Y⌒ヽ l ‖ \
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:.:.:`ヽ、>'´ -‐ ー-- `ヽ:_:_) ):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.`、:.:. :.. : .
二 ̄ -‐ ' _ -――‐-ァ-、 >‐ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .:. 丶:. :...
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二>、___>‐==二 -=ニニニ-――-、ヽ:.:.:.:.:.:. .. .
需要ないだろうけど未解決リストにあがってるので一応。
「ホントの冒険とか、したいよなー・・・・・・」
双子の兄弟のヤマトとムサシは冒険に憧れる活発な男の子。
ある日二人は夏休みのキャンプへ向かう途中に、
「宝の地図を寄越せ!」と突然3人組の盗賊団によってヘリで双子島へ連れ去られてしまう。
宝の地図とは、祖父から譲り受けた大切なもの。しかし抵抗しようにも相手は大人、勝ち目はない・・・・・・
このゲームではヘリの中で暴れるか大人しくしているかで主人公が変る。
暴れた場合はヘリから落下し漂流して西の島の海岸から、大人しくしていると東の島の盗賊団アジトの牢屋内からスタートになる。
離れ離れになった兄弟のところまで辿り着き、
いかに無人島で生き抜いて脱出するかがこのゲームの目的。
島には軍の基地や、戦時中に使用されずに終わったらしい軍艦などもあり、数々の秘密が隠されている。
また、盗賊団の狙っていた宝の地図を完成させて宝捜しを行なうこともできるので、
素早く脱出するか宝を探すか、兄弟を救出しているかによってエンディングが変る。
ED1
灯台から脱出(島の灯台を機能させ、船によって救出される)
ED2
ボートで脱出(軍艦に備え付けられていた小型ボートを使用して脱出)
ED3
島で生き抜く(100日目を基地以外の場所で迎え、無人島で生き抜いていく)
ED4
みんなで生き抜く(100日目を基地で迎え、何故か盗賊団の仲間に加えられる)
ED5
軍艦で脱出(軍艦を修繕し、燃料を補給。砲弾の反動で海に出て脱出)
EDS
宝物を入手
(宝の地図を完成させ、祖父らが残した握りこぶし大のダイヤをゲット。各エンディングが微妙に変化する)
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/31(水) 12:32:28 ID:bKaa7DP20
ベルデセルバ戦記って言うのが気になるんですがお願いできますか?
このスレの
>>439、次スレの74までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
3ヶ月以上過ぎたので
●途中 から
・英雄伝説 空の軌跡 the 3rd
・イストワール(既出部分の続き)
●執筆予告がある物 から
・ぼくのなつやすみ2
・ひぐらしのなく頃に
・デストロイ オール ヒューマンズ!
・アークザラッド 精霊の黄昏(既出部分の続き)
・THE 鑑識官
・PHANTASY STAR UNIVERSE
・2999年のゲーム・キッズ
を、それぞれ消しました。
「はじまりのグラシュマ」「突撃!へっぽこ冒険隊」をお願いします。
*、 *、 。*゚ *-+。・+。-*。+。*
/ ゚+、 ゚+、 *゚ ・゚ \ 。*゚
∩ *。 *。 +゚ ∩ *
(´・ω・`) +。 +。 ゚* (´・ω・`)
と ノ *゚ *゚ ・ 。ヽ、 つ
と、ノ ・゚ ・゚ +゚ * ヽ、 ⊃
~U *゚ *゚ * +゚ U~ ☆
+ + +゚ ゚+。*。・+。-*。+。*゚
いけません、ここは埋めるべきスレです。
わたしが埋めている間にみなさんははやく次スレに、 ひゃぅ
____
ミ ,. '"´  ̄,ヘ、
r=ヘ ./ ´ i'ヽ._ っ
__,.イr'rイ>' / / / Y) っ
_,,...-‐''"´ ̄ r(ン´/ /__,.ハ i ./ i i'
-=ニ二  ̄_rン Y /--'、!ハ/、!_ハ ハ ,-、
 ̄> _r<ン ヽ、!" -、/!/V ./ !_
/´ (ン´ ,ィ⌒ヽ、. / ̄ ! ,ハ !ー-‐''" つ
/ / Y) /〈7 _rハ>-r=i´ノ/____,,.. -‐''"
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レ' ! i (ン ,.ノ `ヽ三ン >、 ' '_'_'イ(ソ
',ハ (ソ ,.ヘイヽ. /ン´ヽ、___,.つ
V'く7ヘ_ゝ、.! / / /
|ム Y、__!/ |ヽ !
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|l iー'' ', |
`'ー'´ ! .| ガッ
r! .| __人
Y´二ハ `ヽ `て
L____[石] ⌒
ストーリーを教えてもらうスレ part34
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1192889207/
- 1周目 -
大妖怪ヤマタノオロチが復活した!
小夜ちゃんは道中の妖怪たちをしばきつつヤマタノオロチを再封印するのだった。
- 2周目 -
大妖怪ヤマタノオロチがまたまた復活した!
小夜ちゃんは道中の妖怪たちをしばきつつヤマタノオロチを再々封印するのだった。
冗談のようだが本当にこれだけ。デモはオープニング・エンディングのみ。
小夜、美紀、魔奴化によるデモの違いはスタート時の一言のみ。
ゲームの難易度も高く、キャラ萌えという理由だけで購入するのはお薦めできません。
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r―イ v__ ⊥ !_ l ̄ ヽ__
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` ̄エ ヾ_ノヽ
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/ / / / / / | .i ! ヽ T ソ !
| / / / l .イ イ ハ l ト ト>_ , | l !' |
|/| l | 7!-H!、| l k | ゝ!´ヽ ! l | ソ}
l l | イヤTホk |' `T升丐ヽト、| |rソ〈 \
ヽ | ト、| Vヘリ 込ソ |l'| ソノ ヽヘ\
ヘ〉、!| |!  ̄ , |´├' ∨ \
/ / / l l ヽ __, ィ' / ∨ヽ\
/ / / l l !\ / | / _∨ヽ∧
/ / /- ‐、ヽ | ` ェー ´,!、 // _ - /: :! \ ヽヘ
/ / ∧ `ヽ__r‐〈_〉-<´-´ !/'-- ´ _ l : :j ∨ ハ
/ / イ ̄` ー 、/ { ー{ }´ ̄ } l / r‐'!: :i、 ∨ ハ
/ / / L_ / {_/|::|\_j l_ ヽ:::|: : :j ∨ ハ
/ / / 7--二 l // L」 V ! _ _ノ:::l: :f ∨ ハ
/ / / /::L_ l T__」 L_」 |´、 {:::::::::::|ノ ∨ ハ
/ / / {:::::そ-、 | |-‐r-〈_::::::::::} ∨ ハ
/ / / ヽ彡へ ヽ! _ ─ ´  ̄ ̄`ヽ! r┘ーヽ::/ ∨ ハ
/ / / lー-‐ ´ ̄ _ 、 _ヽ__ / ∨ ハ
/ / / | ´ _ - ´  ̄ ̄ / ∨ハ
/ / / { _ - ´ ` ー 、 / ∨ハ
/ / / ヽ_ ‐ | ___|` ー 、__/ Vハ
/ /V ├  ̄___ ̄ ー{ Vハ
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/// / !/ | ヽ \ Vヘ
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, r ' ´ ` 、
/ ヽ,
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. (´`ー _ ヽ ヽ | i __| |: i | |N l i | i,才 | ート.、
` ー- _ ̄ \| | |忖≧z、 i.|,斗弌x!_l | ノ::ノ\
. ( ̄ ̄ ̄ ̄_ ,. -‐― \| イ〈 {i:rイ} リ trイ:i} C,'/ ̄ヽ\\
 ̄ ̄に二⊃¬‐― /\从 ゝ-′, ヽ-′ハN \ヽ ` - __ __
.  ̄下、 _____ /// `¬、" _ ""/ヘ,\ ` ー--== ≦二三三
,. <{ \::// | いァ-- ≦|'′ ヽ}
. / 彡八 ノ i |i \==v- 、
. ―== '′,イ ` ―-=ミ_, 〃 |i \ i \
――‐ '′  ̄}‐'′ { \ ___ム| ノハ
/ \___≧|ァ彡フ ,′
/ Eヨ ̄{ '
/ ハヾ,\レ′
. 厶 -―ォ― … '′ \ `≧‐ _
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`ヽ. ノ' ヽト、ト:ハ.弋zリ 弋zツ /: |_ノノ′
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二ニ 7/ / \_
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Y_ /| ィ==ミ、 / / ´/| ̄|ヽ ! | | |l |‐- 、
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く ヽ ! ヾ、_,ノ_ ... < | ! ./ レ ヽ ヽ
く \ / > ヽ| |/ ヽ ':,
く_ -― > ', ! ':, ,
ヽ ィ \__ > ∨j ,. |
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│ ハ / /! / 二二つ|
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 ̄ア ヽ
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/ / / /__|__l__ll ハト, _ト,__l | l
| | l | l__l__ハハ | | |l从ヽ |`| l ヽ |
| | | |//丁ヽ V リ イ丁 Tヽl | ヽ |
|,ハ l | | |ヽ{::::`‐| {::::`‐j/ j/ヘ/|ヽ
ヽ .| .V ゝ--' ゝ--' /l|ノ⌒|:: ヽ 私の執事を や ら な い か ?
/ ヾV'| ヽ __'_ / | .l:: ',
/ .:::/ | | \ | j / | | |: ',
/ .::/ | | ` 、 ー―' イ | | l::: ',
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/ .::/ ,| |´}_ L_,--、__ ノ __{`! .l l:::. ',
/ .::/ / l j }_//-r―┴、 ヽj | .j`ヽ l::. ',
. / .::/ / V | / ー二ヽ‐' Y j V i ';:: ',
/ .::/ .l l | 二`ヽ> j 〈 | ';::. ',
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,' .::/ ヽ/`===|/\ 人 /〉l===<l/ ヽ:::. ',
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