【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレPart16【面倒】
1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2005/06/08(水) 20:18:58 ID:IBEDnKst
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/06/08(水) 20:22:26 ID:8RgC1bW2
うんこ
4 :
さんさんさん :2005/06/08(水) 20:43:13 ID:XFQJOE4/
さわやか3組
●未解決分 ■PS2 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・グレゴリーホラーショー ・キングダムハーツFM ・フェイスパラドックス ・エヴァーグレイス1、2 ・鬼武者2 ・ロックマンX7 ・決戦3 ・ライゼリート ・紅忍 血河の舞 ・BUSIN ・FF11(国別、プロマシア) ・ガレリアンズ:アッシュ ・ステラデウス ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・ダーククロニクル ・悪代官(1、2) ・ファントムキングダム ・ワイルドアームズ3(詳細に) ・スペクトラルフォース ラジカルエレメンツ ・バイオハザード(OB1,2) ・デメント ・ガンバード1&2 ・ジェネレーションオブカオス4 ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO ・スペクトラルフォースクロニクル ・ぼくのなつやすみ2 ・「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ」(EXダンジョン以降) ・michigan・桜坂消防隊・ベルウィックサーガ ・半熟英雄4 ■PS ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ ・黒ノ十三 ・すべてがFになる ・エクサフォーム ・ドラゴンシーズ ・聖霊機ライブレード ・フェイバリットディア純白 ・フロントミッションオルタナティブ ・王子さまLv1 ・立体忍者活劇天誅弐 ・ミスティックアークまぼろし劇場 ・スタートリングオデッセイ ・エースコンバット(1、3) ・クロノトリガー(追加部分のみ) ・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・火星物語 ・ガレリアンズ ・プラネットライカ ・カウボーイビバップ ・猫侍 ■GC ・スーパーロボット大戦GC ・バイオハザード0 ・ペーパーマリオRPG ■SFC ・ラストバイブル3 ・ダークキングダム ・大貝獣物語 ・ざくろの味 ・弟切草 ・ソウルアンドソード ・セプテントリオン ・エルナード ・幕末降臨伝ONI ・ヒーロー戦記プロジェクトオリュンポス ・魔神転生 ・FFUSA ■FC ・太陽の神殿 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)・ボディコンクエスト ・メタルギア ・モンスターメーカー ・スウィートホーム ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・まじかるドロピー ・えりかとさとるの夢冒険 ・スーパースターフォース ・スプラッターハウス1〜3 ■64 ・スーパーロボット大戦64 ■XBox ・真女神転生NINE ・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY ■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep2、ep3) ・ラングリッサー2 ・シャイニング ザ ホーリィアーク ・ロンド〜輪舞曲〜 ・電脳戦機バーチャロンマーズ ・七ツ風の島物語 ・リアルサウンド〜風のリグレット ■携帯機 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン ・きみのためなら死ねる ・真女神転生デビルチルドレン(赤、光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・聖剣伝説1 ・風来のシレンGB2 ・ロックマンゼロ4 ・エストポリス伝記 よみがえる伝説 ・メタルギアソリッドゴーストバベル(おまけドラマも) ・新天魔界〜GOCWアナザサイド〜 ・アレサ1〜3 ■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー ・偽典女神転生 ・シュバルツシルト(F以降?) ・サイキックディテクティブ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・アークトゥルス ■その他 (PC Engine)・コズミックファンタジー ・青いブリンク ・不思議の海のナディア ・天外魔境ZIRIA (PC-FX)・虚空漂流ニルゲンツ (MSX)・メタルギア2 (サテラビュー)・ラジカルドリーマーズ (アーケード)・ストリートファイターIII 2nd ・剣神ドラゴンクエスト ●途中 ■前スレ ・学校であった怖い話 ・永遠のフィレ―ナ・天誅弐 ■前々スレ ・英雄伝説X 海の檻歌 ・真メガテンデビチル白 ・クーロンズゲート ・重装機兵ヴァルケン ・アバタールチューナー2 ■Part13から放置 ・大正もののけ異聞録 ■12以前から放置 ・キングダムハーツ ・スーパーロボット大戦OG ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説 ・「テラ・ファンタスティカ」 ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記 ・ONI3 ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・グランディア ・ロマサガ(WCだけの話) ・ジャングルウォーズ2 ・バイオハザード2 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細) ●執筆予告がある物 ・ファイアーエンブレム烈火[1] ・サーカディア[1] ・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2] ・ティアリングサーガ[2] ・聖刻1092 操兵伝[2] ・転生學園幻蒼録[2] ・デビルメイクライ3[2] ・大貝獣物語2[3] ・逆転裁判3[4] ・スーパーロボット大戦OG2[5] ・LUNAR ザ シルバースター[5] ・LUNAR2[5] ・ファイアーエムブレム蒼炎[5] ・花と太陽と雨と[5] ・スパロボGC[5] ・.hack//[5]
>>1 乙。そーいえば、クーロンズゲートの続きまだかなぁ・・・
うあー早速間違えた!PS2に白中探検部とover the monochorme rainbow追加で! 後スパロボGCと.hack//の予告は六月の間違いです。めためただ… そして>>1乙です!
短縮バージョンを忘れてた〜。 前提。アンブレラは潰れました。 攫われた大統領令嬢を救い出す為彼女の目撃情報があったスペインの寒村に向かった 2の主人公レオン。(現在は警官辞めて合衆国エージェント) が、話を聞こうとした村人に何故か突然襲われ、乗ってきた車(案内の警官付)も破壊されてしまう。 (警官たちは行方不明になるが後に村人に殺された事が判明) 以降も異様に凶暴な村人たちに襲われまくりながら村の奥に潜入したレオンは、 そこに閉じ込められていた謎の男ルイスを救い出すものの、話を聞く間もなく 現れた村長に昏倒させられルイス諸共山小屋に閉じ込められてしまう。 何とか山小屋を脱出したレオンは(ルイスは一足先に雲隠れ)村の教会で遂に大統領の娘 アシュリーを発見、救助に成功。しかしその折に現れた村を支配する土着宗教の教祖サドラーにより、 彼の狙いが「力を世に示す」(早い話が世界征服)事(アンド金)であり、その為にアシュリーの身体に サドラーの操り人形となる寄生虫を植え付けた事が判明する。 そして気を失っていた際レオンの身体にもそれは植えつけられていた。 村人たちの凶暴性や辺りに現れる化物も教団が寄生させた虫によるものだった。 辛くも教会を脱出したレオンはアシュリーを連れ、寄生虫の駆除法を探して探索を開始、 途中村長を倒し実は鍵だったその義眼を使い村を脱出、謎の古城に潜入する。 しかし古城の城主サラザールもまたサドラーの部下だった。 古城の仕掛けに嵌りアシュリーとはぐれたレオンは、かつて共にラクーンを脱出しようとしたエイダと 邂逅する。が、彼女は一連のウイルス事件の影で暗躍していたウェスカーの走狗となっていた。 エイダを問い詰めるレオンだが結局その目的を聞き出せないまま彼女に逃げられてしまう。 またルイス(実はサドラーを裏切った寄生虫の研究員)とも再会。 寄生虫の研究に加担していた良心の呵責から彼は危険を顧みず寄生の進行を遅らせる薬を 手に入れてくれたが、その為にルイスはサドラーに殺され、同時に彼が入手していた 寄生虫のサンプルをもサドラーに奪われる。アシュリーを助け出したもののその後サラザールに攫われ、 彼女は教団の持つ孤島に連れ去られてしまった。化物となったサラザールを倒したレオンは エイダの助けにより孤島に上陸。アシュリーを取り返したがこれまでに寄生虫の一体化が かなり進んでおり、現れたサドラーにより手も足も出ずまたしてもアシュリーを攫われてしまう。 アシュリーを探し孤島を探索するレオンはかつての戦友クラウザーに会う。 しかしクラウザーもまたウェスカーの部下となっており、アンブレラ復活の為 サドラーのもつ寄生体のサンプルを狙って彼の元に潜入しているのだという。 寄生体により変貌したクラウザーを倒した後にエイダのサポートを受けてアシュリー奪還。 しかし代わりにエイダが捕らわれの身に。その後寄生虫除去装置を発見し二人とも虫を取り除き、 弱点をなくした後に怪物化したサドラーと対決。(そん時エイダも助けた)サドラーを倒したが エイダにサンプルを奪われる。エイダが仕掛けてた自爆装置で島が爆発する中 エイダがくれたジェットスキーで島脱出。で糸冬了です。
以上でバイオ4終わりになります。 こんだけの話をだらだら思いっきり引っ張ってたわけです。ホンマゴメ。 あー、あと超今更ですが地震の時心配してくれた人はどうもありがとう。 腐海と言っても床に積み重ねてた二百本超のビデオテープと 五年分のハミ痛含む雑誌&書籍の山が元々汚い部屋中になだれただけなので 大した被害ないし自業自得だったのですよ〜。 でわ以上で名無しに戻りま〜。拙文精読どうもありがとうでした!!
11 :
ロクゼロ4 :2005/06/08(水) 22:30:25 ID:0+XTU7CN
Ωをぶっ壊しダークエルフも浄化され、バイルの手の内が尽きたその後、堂々と表を歩けるようになったシエルは ゼロをトレーラーで連れ回して正義の味方をやっていた。 ある時、彼らはレプリロイドの大群に襲われているキャラバンに遭遇する。 雑魚を散らし、敵の地上戦艦を退けキャラバンを助ける。 いつもの事だが、今回は少し訳が違う。 ゼロが助けたのはレジスタンスでは無く、生身の人間だったのだ。 何故ネオ・アルカディアを抜け出すのか? 何故レプリロイドが人間を襲うのか? ジャーナリストだと言う女性、ネージュが言うにはX無き後バイルの暴政によりアルカディアは今や無法地帯なのだという。 人間だろうとレプリロイドだろうとバイルの気まぐれ一つでイレギュラー指定され、処分されてしまう。 いつ殺されるかわからない、そんな恐怖に耐えられる訳がなく、アルカディアを抜け出す人々が後を絶たない。 レジスタンスの活動はレプリロイドに希望を与える一方、人間には絶望を与えてしまっていたのだ。
12 :
ロクゼロ4 :2005/06/08(水) 22:32:40 ID:0+XTU7CN
ネージュは人々を集めてはキャラバンを組み、エリア・ゼロと呼ばれる場所の人間の集落に招いていた。 今回の目的地も当然エリア・ゼロである。 シエルがエリア・ゼロまでの護衛を申し出るが、ネージュは拒否。 集落の人々の大多数がレプリロイドに襲われた事があり、いい印象を持っていないのである。 ましてやゼロ達はレジスタンス。アルカディアのメディアではテロリスト。歓迎される筈もない。 仕方なくキャラバンと別れ、暫し休憩。 OPステージ終わり。 手元にあったんで書き殴ってみた。 文才も根気も無いが、俺ガンガル。
バイオ4の人乙。 いきなりシリアスに始まったので違う人かと思いつつ読んだら笑い死んだ。 あんた最高だ。
前スレの492、細田:2話ですが説明不足だったように思えるので追記。 後半、"染み"という言葉の登場が唐突すぎる感じがするので。 話の初め、女子生徒たちが細田に相談した内容は 「トイレの壁に人の顔みたいな染みがあり気持ち悪がられている。 霊だの祟りだのの噂もあるが、確かめてみてくれない?」みたいな感じです。
おお、怖い人。続き待ってるよー。
細田:3話 学校において教室以外で最も出入りの多い場所、それはトイレだという細田。 しかし、細田の知る限りトイレに行かない、すなわち排泄をしない男がいたらしい。 その男の名は竹内清。細田が一年生だった頃の先輩にあたる人物らしい。 細田と竹内の間に特に接点は無く、細田は竹内を噂で名を知っている程度だった。 そんなある日、突然に竹内が細田に親しく接してきたのだ。 昼食の席を一緒にしたり、廊下で名指しで挨拶されたり。 特別に目をかけられる覚えの無い細田は困惑するが、竹内のアプローチは進む一方。 ついには放課後、自宅へ来ないかと誘われるまでに至った。 緊張する細田が断れるはずもなく、そのまま竹内と共に帰宅することに。 竹内の父は旅客機のパイロットらしく、その家は邸宅と呼ぶに相応しい豪華さだった。 竹内は父の旅行土産だという海外の茶、サンブラ茶を細田へと勧める。 未だ緊張の抜けない細田だが、どうにもサンブラ茶を飲む気になれない。 濁ったような青黒さに、カップから漂う青臭さ、お世辞にも美味しいとは思えない。 そんな細田の気持ちを知ってか知らずか、竹内はサンブラ茶を勧め続ける。 しかし一向に茶に手をつけない細田へ竹内は唐突に自分の噂について語り始める。 自分がトイレに行かないという話は真実だ、正確には行く必要が無いのだ、と。 サンブラ茶には体内の不純物を浄化し汗として体外へ排出できる効能があるらしい。 健康にも良いし、ぜひとも細田に飲んでもらいたいと迫る竹内。 近づく竹内の皮膚に細田は内で蠢く虫のような影を見る。 竹内の顔面の内側を無数のモノがモゾモゾと動き回っているのが皮膚越しに見える。 驚愕し怯える細田の表情から察知したのか、竹内は"虫のような影"について語る。 曰く、サンブラ茶に含まれる植物の一種でこれが体内の浄化を行っているのだ、と。 そう言いながらなおも近づく竹内の顔。語る口内を覗き見ると・・・ 竹内の口内は植物の蔓のようなモノがビッシリと繁り、 さらに咽の奥からは苔まみれの芋虫みたいなモノが細田を見返していた。 竹内は最早正常な人間ではない、植物人間だ、と恐怖する細田。 身が竦んで動けない細田に竹内は無理矢理にサンブラ茶を飲ませる。 茶を飲んだ人間の成れの果てを眼前にしたことと単純に茶が不味いこともあって 反射的に茶を噴き出す細田。そのまま竹内を押し飛ばし逃げるように邸宅を後にする。 (サンブラ茶は細田曰く「水洗トイレに梅干を漬けたような・・・ ・・・とにかく不味いとしか言えない味」だそうです) しばらくは口内からサンブラ茶の味がとれない細田は数日間学校を休む。 次に登校したときにはすでに竹内は転校した後であった。 ところで細田は最近無性にサンブラ茶を飲みたくなるらしい。 あれほど恐怖し、嫌悪し、ひどい味だったサンブラ茶を何故か、だ。 細田は吐き出しきれなかった分の茶が今頃に影響し始めてるのでは、と推測する。 そう語る細田の口内には・・・ (話の展開では竹内は旧校舎で人目につかずトイレに行っています。 その場合、彼は自分の排泄物を養分に怪植物を育てるのですが・・・)
バイトオ4(トリップ付き)の人キター!! 乙でした、面白かったです。レオンの株急上昇。 ついでに勇敢な白い犬も忘れません。
前スレで予約キャンセルしたいって云っていた人はまだ見てる? どれだか知らないけど、書けなくなってしまったのなら云ってくれた方がいいと思うよ。 次に書きたい人が現れたときに揉めなくて済むしね。
ロクゼロの人乙。
バイオ4の人乙です! 読みやすい文章に所々小粋な笑いも含んでいて とても楽しく読めました!
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/06/09(木) 23:21:36 ID:4D3nngm2
年末に発売するPS2版バイオ4はどうなるんだろうな。 クリスやジルがマーセで出るならやりてー
遅ればせながらバイオ4の人乙。 とても面白かったよ。
23 :
.hack// :2005/06/10(金) 01:08:53 ID:XmIz83Jj
このゲームは主人公が「The World」をいうネットゲームをする話になっています。 つまり.hack//を買った人は「ネットゲームをする主人公を動かす」わけです。 「The World」というゲームは全世界で2000万本売れている という人気ゲームという設定です。 たくさん仲間がでてきますが、彼らとメール交換したりプレゼントを贈ったり、 BBSで情報を仕入れたり、WEBニュースを見たり、 と擬似ネットゲームを体験することになります。 各サーバーには「ルートタウン」という町が用意されていて、 その中でのみ道具を買ったり仲間を呼んだりできます。 ルートタウンには「カオスゲート」と呼ばれる転送システムが存在してます。 カオスゲートで3つの「ワード」(言葉)を組み合わせて「エリア」と呼ばれるフィールドにとび、 フィールド内に存在するダンジョンの最深部までいきます。 ワードは人やBBSなど、いろいろな方法でどんどん入手できるので ワードの組み合わせは無限に近いです。 最深部には「アイテム神像」という置物がおかれていて、 そこからアイテムゲット、攻略完了が基本的な流れです
24 :
.hack// :2005/06/10(金) 01:09:57 ID:XmIz83Jj
ルートタウンは全部で5つです。 Δ(デルタサーバ)水の都「マク・アヌ」 Θ(シータサーバ)高山都市「ドゥナ・ロリヤック」 Λ(ラムダサーバ)文明都市「カルミナ・ガデリカ」 Σ(シグマサーバ)空中都市「フォート・アウフ」 Ω(オメガサーバ)遺跡都市「リア・ファイル」 フィールドに飛ぶためには対応するルートタウンからでないと行けません。 例えば「デルタサーバの○○」というフィールドに飛ぶためには 「デルタサーバ」のルートタウンからしか行けないわけです。 これらの町を行ったりきたりしながらゲームを攻略していきます。 これが基本的な世界です。
中学生の主人公はクラスメイトのヤスヒコに誘われて 「The World」というネットゲームをすることになる。 自分似のキャラクターをエディットし、職業を決めて名前もつけた。 緑色の服装で二本の小剣を持って戦う双剣士、キャラクター名は「カイト」。 メイン画面からは The World へのログイン、BBS閲覧、 ニュースサイト閲覧、メールの閲覧ができる。 メールによると、どうやらサーバーに障害がおこっていて行動可能なサーバーが制限されていた。 記念すべき初日、登録を終えてルートタウンの Δ(デルタサーバ)水の都「マク・アヌ」へと転送されると、すぐに誰かから声がかかった。 体格のいい剣士が親しげに話しかけてくる。 現実の姿とは似ても似つかないので気づかなかったがヤスヒコらしい。 ヤスヒコは「オルカ」という名前の剣士を登録していて、The World 内では 「蒼海のオルカ」と呼ばれ、レベルが高く親切で優しい有名人だと後に知ることになる。 初心者のカイトのために The World での行動を教えてもらい、 さっそくカオスゲートを使ってフィールドへと飛ぶことになった。 (そのフィールドはオルカがカイトの為に初心者用の簡単な場所を探しておいてくれたとか)
フィールドに転送されてダンジョンに潜りふたりで楽しくプレイしていたのだが、 突然女の子(以降「アウラ」)が飛び出してくる。 アウラはモンスター(以降「スケィス」)のようなものに追われていて あっというまに通路をかけぬけてしまった。 あんなキャラはいなかった、とオルカは不思議がり、後を追ってみても誰もいない。 しかたなしに冒険を続け、ダンジョンの最深部につくとアイテム神像があった。 無事アイテムをゲットしルートタウンに帰ろうか、と思ったところで異変がおきる。 地鳴りのような音とともに地面が揺れて、 明らかに今までいた場所とは違う空間に転送されていた。 わけもわからずカイトとオルカはあたりを見回す、と、先ほど消えた女の子がいた。 アウラは静かに語る。 「強い力。使う人の気持ち次第で救い、滅び、どちらにでもなる」 オルカは何か心あたりがあるのか、「噂は本当だったのか」と。 彼女はオルカに大きな本を渡し、助けをこう。 が、アウラは何かに感づいたように姿を消した。 現れたのは先ほどアウラを追いかけていたスケィスだった。 オルカは戦いを挑むもまったくダメージを与えられず、逆にスケィスから攻撃をくらい カイトに「逃げろ」とつげ、消滅してしまう。 カイトも狙われるが間一髪、誰かがスケィスに向けて攻撃し、スケィスは逃げるように去った。 気を失ったカイトの体に、先ほどの本「黄昏の書」が吸い込まれていく。 カイトは戸惑いながらもネットから抜けて現実世界に戻る。 翌日学校に行くとオルカのプレイヤーであるヤスヒコは学校を休んでいて、 意識不明で病院に搬送されていたことがわかった。
カイトは再び The World に入り、大勢の人間が見ているであろうBBSへと書き込みをする。 ゲームをしていて友達が意識不明になった、 誰か何か知らないか、他に同じ目にあった人はいないか、と。 書き込みをおえてルートタウンのマク・アヌへ行くと、ひとりのプレイヤーに出会った。 大きな剣を背負った女重剣士の「ブラックローズ」。 すごいエリアを知っている、という彼女の誘い(というか強引に)で一緒に行くことになった。 そこは不思議なエリアで、フィールドがなく、ただ大聖堂のようなものがあるだけだった。 ブラックローズはひたすら怖がり、カイトの後ろに隠れたり、 現れたモンスターに悲鳴をあげたり、どうやらカイトよりも初心者らしい。 大聖堂の中にはアウラ似の像があった。 八本の鎖に縛られていて、像の置かれている台には 「スケィス、イニス、メイガス(他にもあったけど思い出せません)」 などの言葉が刻まれていた。 ブラックローズと話していると、大聖堂にひとりの男が入ってくる。 ここで何をしている、すぐに出ろ、と言ってくるが、 ふたりが反応する前に巨大なモンスターが襲ってきた。 しかし通常のモンスターとは異なり、グラフィックがおかしい。 通常ならモンスター名が表示されるはずなのに文字化けまでしている。 バグに犯されたモンスター(以降「ウイルス・バグ」)だった。 男(以降バルムンク)がウイルス・バグに攻撃するもダメージを与えられない。 しかし突然アウラの声が響いてきて、カイトの体に吸い込まれていた本が出現する。 本は腕輪に姿を変えてカイトの右腕にはまり、 さらに異変はそれだけではなくカイトのグラフィックにも及んだ。 緑の服がオレンジ色に変色し、不可思議な紋様が刻まれていく。
腕輪が光り、ウイルス・バグに向けて勝手に攻撃をした。 それはスケィスがオルカに向けて放ったものと同じ技(以降「データドレイン」)だった。 データドレインを受けたウイルスバグはなぜか極端に弱体化し、 元の姿とは似ても似つかない雑魚モンスターに変化してしまった。 ウイルスバグを倒したものの、バルムンクはカイトに疑いの目を向ける。 最近 The World では妙な異変が起きていて、その元凶はカイトではないのか、と。 データドレインはプログラムを不正に書き換えるハック技だった。 カイトがいくら説明しようともバルムンクは聞く耳をもたない。 あわや一足触発というところだったが、ブラックローズが場を収めてくれる。 バルムンクは去っていった。 実はブラックローズもゲームをプレイしていた弟が 意識を失ったらしく助ける手段をさがしていた。 弟が消されたエリアがこの大聖堂だったとか。 ふたりは共に友人と弟を助けるために協力しあうことになった。 一方、大聖堂の外にでたバルムンクはひとりの女に会う。 「ヘルバ」。凄腕のハッカーで、グラフィックも自前らしい。 バルムンクはThe World の秩序を乱すものを毛嫌いし、 当然ルールを捻じ曲げているハッカーのヘルバを嫌う。 ヘルバもこの世界の異変に気づき、結末を見届けたいらしい。 (スケィスからカイトを救ったのはヘルバ)
カイトのメイン画面には見知らぬメールが届いていた。 差出人は「ヘルバ」。 腕輪の力を見せてもらった、そしてカイトは監視されている、というもの。 もう一方は文字化けしていてまともに読めないが、 助けてほしい、ということが断片的に読み取れた。 (差出人はアウラ) ひょっとしたら返信があるかも、とBBSをのぞくが、 カイトの書き込みはサーバー側から削除されていた。 ある日ルートタウン、マク・アヌで「ジーク」(DVD参照)というプレイヤーから 町の中に「猫のようなプレイヤーがいる」と聞く。 会いに行ってみると、外見が猫の剣士「ミア」と気弱な呪紋使いの少年「エルク」がいた。 ミアはカイトの腕にある他人には見えないはずの腕輪を何故か見つけ、興味を示す。 エルクは他人に興味をもったミアが面白くないような反応だ。 やがてふたりは去っていく。 手がかりを求めて The World を攻略し、仲間と知り合いながら情報を集めていると 覚えのないメールが届く。 差出人不明の警告メールだった。 ゲーム内をかぎまわるのはやめろ、やめないと大変なことになる、というようなもの。 そしてもう一通はプレゼントキャンペーンに当選したので 「法の書」というパラメータアップアイテムがもらえる、とのことだ。
キャンペーンなど知らないが、一応アイテムを受け取り使ってみる。 しかし何度やってもエラーになってしまい効果はなかった。 (実はこのアイテム、カイトの異能力を知ったゲーム側が カイトのキャラクターをデリートするためのものだった。 カイトにはすでにアウラの「黄昏の書」がインストールされているため、 ゲーム側のハックアイテムは受け付けないようになっていた。 警告もプレゼント当選もシステム管理者からのメール。) ミアからもメールが届く。 エリアを指定され、「腕輪の秘密を知りたかったらひとりで最深部にくるように」と。 約束通りたどり着くとそこにはウイルスバグがいた。 腕輪の力、データドレインを使いバグを倒すとミアが現れ、 力を試したかった、行きたいところがあるから一緒に言って欲しい と頼まれ、ミア・エルクとともにあるエリアに飛ぶことになった。 カオスゲートの前でミアから、 腕輪にはウイルスバグのプログラムを書き換えるデータドレインの他にも 通常プレイヤーが入ることができない、 サーバー側から閉じられているはずのエリアに侵入する 「ゲートハッキング」が可能だと聞かされる。 なぜミアがそんなことを知っているのかはわからなかったがさっそく実行してみた。 こじあけたエリアはフィールド一面バグだった。 画面には時折ノイズが走り、フィールドのあちこちが剥がれ落ちて プログラムがむき出しになっている不気味なダンジョンを抜けていく。 ミア・エルクとともにダンジョンを攻略しながら最深部を目指すと、 やはりウイルスバグが現れた。 共闘してバグを倒す。 ミアは腕輪の力に興味はないが、腕輪をもったカイトが何をするのか興味があるらしい。
腕輪とカイトを見届け満足したミアと別れルートタウンに戻ると 大聖堂で会ったバルムンクに待ち伏せされていた。 バルムンクはゲーム内でのオルカのパートナーで、 オルカと一緒に異変を調べていたが彼からの連絡が途絶えたことを話す。 カイトも現実世界でのオルカの友人でオルカが意識不明になったことを話す。 ひとまずバルムンクは異変の原因がカイトではないと信じてくれたが、 腕輪の力はオルカを昏睡状態に追い込んだものと同じだということを忘れるな、 と嫌悪をあらわに釘をさしてその場を去る。 それを知りながら、調査を続けるには腕輪が必要だと苦悩するカイト。 ハッカーのヘルバからも忠告を受ける。 システム管理者から目をつけられていること、ある意味ウイルス扱いを受けていること。 その後もブラックローズとともに異変の調査を続ける。 BBSでアウラらしき人物を見かけたと聞けば、すぐにそのエリアに飛び、 しかし見つからずに落胆したり、一般プレイヤーを装った管理者から 再びデリートアイテムを渡されたり。 調べていくうちに、ゲームの異変に感づいてきたプレイヤーも出てくる。 さらにBBSで、The World のテスト版のときには死人が出ていた、プログラマーの失踪、自殺、 などという情報まで飛び出す。 さすがに不気味がる一般プレイヤーたち。 そんな中、The World の噂に詳しい人物がいると知り、会いにいくと このゲームはただのネットゲームではない何かがうごめいている、と聞く。 昏睡状態になる前のオルカが調べていたエリアを教えてもらい、最深部にいくと ぬいぐるみに囲まれた「ハロルドの部屋」に到達する。 (ハロルドは The World の基盤をつくりあげたプログラマー) 誰もいないが、紙片「ハロルドの手記」が残されている。
断片的な内容で理解できないけれど、「ハロルドの手記」には 少女の名前がアウラであること、アウラを光り輝く子だということが書かれている。 また別のエリアでも「ハロルドの部屋」を発見。 真っ白な空間にぽつんと置かれた椅子、そして周囲にはえぐりとられたような穴。 時折届くアウラからのメールには「時間がない」「もう逃げられない」。 追い詰められているらしい。 そしてBBSには「アルフ」というプレイヤーが行方不明になったことが書き込まれる。 が、管理者の執拗な妨害で、BBS記事削除、アルフに関する情報提供者への口止め、情報規制、 など思うように行動できない。 しかしヘルバが情報を流してくれたり、カイトたちの必死の努力のかいあって とうとうオルカを消去したあのスケィスに追いつく。 ブラックローズを伴い、激しい戦闘の末スケィスを倒し、すべてが終わったかのように見えた。 だがスケィスの亡骸から無数の触手とともに新たなモンスターが現れる。 おぞましい産声をあげる「クビア」。 スケィスなどよりもさらに恐ろしい化け物が産まれてしまった。 「ぼくたちは、何もわかっちゃいなかった。そしてこれが、ぼくたちの戦いの、本当の始まりだった」 感染は拡大を続ける。 →悪性変異に続く
水無瀬舞(みなせ まい)は絶対音感の持ち主で、 恋人の香住智成(かすみ ともなり)に誘われ The World をプレイする。 しかしプレイ中に「ジーク」(ミアの情報をくれた人)のプレイヤー香住とともに 意識不明となり病院へ運ばれる。 気を失う直前に舞は絶対音感により「ハ長ラ音」を感じ取ったために逃げ切り、 一時的な昏睡状態で済んだらしい。 (スケィス出現時には「ハ長ラ音」が聞こえてくる?) 元CC社(The World 管理会社)社員の徳岡純一郎は The World の異変に気づき 会社を辞めて独自に調査していた。 システム側は異常な事態を確認しているのに、それを認めようとはしない。 ゲームをしていて意識を失ったにも関わらず、唯一回復した舞に協力をあおぐ。 徳岡によれば、ゲーム中に意識不明となったプレイヤー「未帰還者」は全国で六名。 判明しているのは「ジーク(智成)」、「オルカ(ヤスヒコ)」、「アルフ」 (ブラックローズの弟は含まれていない) 舞とともに徳岡もゲームに入り、事前に得た情報のエリアに飛ぶとスケィスに遭遇。 あわや未帰還者になりかけるが、「ハ長ラ音」を聞き取った舞のおかげで寸前で逃げきった。
多分あちこち間違ってます。 時系列とかメチャクチャです。 気づいた人補完よろしくお願いします。 本編に関係のないイベントもかなり省いてます。 簡単にまとめようとしたのですが どうしても上手くまとめられなくて長くなりました。 もっと簡潔にまとめてくれる人いたらそちらにまかせます。 すんまそ。 ゲームよりも前の出来事「.hack//SIGN」がレンタルで出てます。 そっち見るとハロルドとかいろいろわかります。 (完全に解明はされてませんが)
細田:4話 自称"霊感が強い"という細田。 細田は主人公もまた自分と同じかそれ以上の霊感の持ち主だと語る。 主人公と語り部たちは細田に誘われ新校舎のトイレ・ツアーに出ることに。 (以降、新校舎1Fの北側トイレ〜南側トイレ、2Fの北側トイレ〜南側トイレ、 そして3Fの北側トイレ〜南側トイレ、と回る形で話が進みます。 新しいトイレに到着する毎に細田は「何か感じるかい?」と尋ねてきます。 そのトイレで「感じる」かによって様々なイベントが起こります) (以下、一例) とうとう3Fの南側トイレまで回り終えた主人公たち。 しかし主人公には特に感じるものは無く、細田はどことなく残念そうだ。 新聞部部室へ戻ろうとする一行だが、主人公は急に尿意を覚え1人残ることに。 用を足し終えた主人公はトイレを後にしようとするが・・・ 突然、背後で1つの個室のドアが開閉する。 窓は閉じられ風は無い、主人公以外の者がいるはずもない。 その個室のドアが勝手に動いているのだ。 その動きは激しさを増していき、ついには全ての個室のドアが開閉し出す。 パニックに陥った主人公はトイレから逃げ出そうとするが出入口が開かない。 狼狽する主人公だが、始まりと同様に突如として全てが静まる。 激しく開閉していたドアは動きを止めた。が、出入口は開かないままだ。 トイレからの脱出を考える主人公はとりあえず顔を洗って落ち着こうと考えた。 水の冷たさに落ち着きが戻ったと思えたが、鏡に映った黒い影によりパニックに逆戻り。 振り向けど自分以外の者はいない、しかし鏡には背後の黒い影が。 もう一度、もう一度顔を洗おうと、洗面台を覗き込む主人公。 そこに、生首があった。 いつの間にか洗面台には水が満ちて、腐乱した生首が水面に浮かぶように。 眼窩から腐敗した眼球が零れ落ち、その口元は嘲笑うかのように歪み・・・ あまりのおぞましさに主人公は気絶してしまう。 目を覚ました主人公はトイレの中で細田に介抱されていた。 帰りが遅いので様子を見に来たら倒れていたんだ、と語る細田。 細田は何かを期待するかのように「何かあったのかい?」と尋ねる。 何かどころではない、と気絶する直前に見た現象を話す主人公。 主人公が細田に仔細を伝える中、便器から奇妙な音が・・・ おもむろに細田は便器に手を突っ込み何かを引きずり出す。 「ご対面」、そう言って細田が取り出したのは、例の腐乱した生首! なぜ細田があの生首を?疑問を問う間も無く、生首は浮遊すると主人公へと喰らいつく。 手始めに主人公の顔面が、次々に体の各部が生首に齧り喰われてゆく。 「食べちゃったら、お友達にはなれないでしょう?」 細田は無邪気に笑い、謎の言葉を生首にかけている。 頚動脈から溢れる血と喰い散らかされた肉片に溺れながら主人公の意識は遠のく・・・ (バッドエンドに続くルートです。 介抱する細田に「何も無かった」と言えば生還できます。 その場合も細田は何かを知っているような素振りを見せますが)
こわー。 怖い人乙です。 こわいよー。
ひいい怖いよ怖い人。GJ。
.hack//の人乙です。
.hack//と怖い人、乙です。 ハック、結構面白そうだね。 でもさすがに4本集めるのはしんどいな。
キャンセルについて質問したものです。 回答ありがとうございました。 花と太陽と雨との予約をキャンセルします。申し訳有りませんでした。
細田:5話 (1/2) 体育館の脇に現在は使用禁止となっているトイレがある。 細田の話では「出る」らしいのだ。"人"ではなく"虫"の霊が。 過去、この学校に一人の男子生徒がいた。 今では名前等の素性はわからないが、虫をひどく嫌っていたことのみ判明している。 彼の虫に対する感情は嫌悪を通り越して憎悪の域にまで達しており、 目に付く虫を殺す際も一瞬では済まさずじわじわと弄り殺しにしていたという。 挙句に虫だけでは飽き足らなくなった彼は学校敷地内の小動物までも標的にし始めた。 そんな彼が殺戮の主な現場としていたのが例のトイレだったらしい。 元々、湿っぽく清潔とは言い難い場所だったせいか虫も多かったのだ。 彼はトイレの虫を殲滅しようと考え、その準備を着々と進めていた。 しかし、彼は果たして気づいていただろうか。 虫たちにも心があり、それは彼への怨念一色に染まっていたことを。 虫たちもまた彼に復讐せんとその準備を着々と進めていたことに。 ある夜、彼はガソリン等を持ってトイレへとやって来た。 虫への憎悪だけで動く彼はトイレごと虫たちを葬り去ろうと考えたのだ。 しかし、懐中電灯を点けた彼はトイレ内の光景に愕然とする。 トイレの中は・・・虫!虫!虫!、虫の大群で埋め尽くされていたのだ。 床は勿論のこと、壁、天井、至るところでいろんな種類の虫が蠢いている。 初めて虫に恐怖を感じながらも彼はガソリンを撒き始める。 そんな彼の足掻きを嘲笑うかのように虫たちはこぞって彼を覆い尽くす・・・ 翌日、トイレで彼の死体が発見された。 死体の様相はひどく、口内にはぎっしりと虫が詰まっていたらしい。 内臓等の他の器官も言わずもがなの有様だ。 虫たちの逆襲は成功した。が、その怨念は未だトイレに残り続けているらしい。
細田:5話 (2/2) 話は現在へと移る。 細田の友人、津田圭一はふとしたことから例のトイレを使ってしまう。 その時は怪異に遭遇することもなく、何事も起こらなかったかに思えたが・・・ 数日後、細田は津田が虫を貪り食っている様を目撃してしまう。 津田から危険なものを感じとった細田は彼を遠ざけ始める。 が、ある日教師から津田と一緒に授業の準備をするように指示されてしまう。 焦った細田は必死に仮病を演じ保健室へ逃げることに。 一人保健室のベッドで安堵する細田だったが、そこへ津田が現れる。 津田は牙を生やし口から糸を吐き出しながら細田を喰わんと襲い掛かる。 必死で抵抗する細田、横になった体勢のまま身をよじると何故か津田が苦悶し始めた。 呆気にとられる細田が見ていると津田はそのまま気を失ってしまう。 自分が寝ていたベッドに目をやると、一匹の蜘蛛が細田の巨体に押し潰されていた。 この蜘蛛が津田の変貌に関係あるのだろうか。 その場は助かった細田だが、津田の変貌にショックを受け自身も倒れてしまう。 次に細田が目を覚ますと、そこは病院だった。 隣のベッドには津田も寝かされている。 どうやら保健室で倒れている二人を学校の者が運んだらしい。 目を覚ました津田は、それまでのことを全く覚えていない、とのこと。 例のトイレを使用した後、肩に大きな蜘蛛が乗っているのに驚いて・・・ と、そこが最後の記憶になっているらしい。 ここ数日の津田の変貌は蜘蛛が彼に憑いた故のことだったのだろうか。 その後、回復した津田は元通りに戻った・・・のだが、 どうやら虫を餌のように見る癖等が残ってしまっているらしい。 そんなものは大したことのない後遺症だ、と細田は言うが・・・
.hackの人、おつです。 ところでこのゲームの元になったゲーム中の黄昏の碑文て、書く予定はあるんですか?
44 :
天誅弐の1 :2005/06/11(土) 03:35:11 ID:rarf1UJ1
>>1 遅ればせながら新スレ乙です、続き書きます
第二幕 流砂
龍丸が消息を絶って三ヶ月、郷田領内では領民の失踪事件が相次いでいた
松之進は力丸と彩女に調査を命じる。
誘拐された人々が捕われていると噂の九焔島に潜入した彩女。
そこに再び現れた玄武の口から、この誘拐事件の裏に明国人と陽炎座と呼ばれる
主を持たぬ忍者集団が暗躍していることが語られる。
玄武は彩女に一座に入れと誘いかけるが、仲間の仇と組めるかと拒絶され物別れとなる二人だった。
数刻後、記憶を無くした龍丸は香我美の推薦と彼自身の義理立てもあってか正式に陽炎座四天王が一人、
青龍の名を受ける。そして町人誘拐の任務へと赴くのだった。香我美の目的、焔口鬼完成のために・・・
そして力丸は人夫救出のため潜入した明国人の隠し港で警備の任に就いていた青龍と対峙する。
兄弟子が生きていたことを喜ぶ力丸、だが記憶の無い龍丸には何のことか分かるはずもない。
珍しく感情的になった力丸を見て子供の相手はできんと青龍はその場を去っていった。
それから数日、ことの次第を紫雲斎と療養中の松之進に報告する力丸。次の任務は陽炎座と思われる忍らに占拠された寺院の
調査。龍丸の影を求め力丸はかの地へと潜入する。
一方彩女は、やはり謎の忍者たちの襲撃を受けていると報告のあった重病人たちが隔離された村へと向かっていた。
その地で殺戮を行っていたのは今は青龍と名を変えた龍丸、殺戮を松之進の仕業に見せかけ名君の名を汚そうという香我美の指示である。
だが非道な行いの影に香我美の忍びではなく人として、光の照らす世界に生きたいというはかない望みと、
彼女自身が病魔に蝕まれている事実を見抜いてしまった龍丸は、香我美の悲愴な決意に心を動かされ彼女を抱きしめる。
初めて私情で己の道を決める龍丸、それは香我美と共に歩む修羅の道。そしてその時、記憶を無くす以前から龍丸の抱いていた迷いもまた消えていた。
香我美は動揺しながらも次は東忍流だと言い残し先に去っていった。
45 :
天誅弐の2 :2005/06/11(土) 03:35:41 ID:rarf1UJ1
その場を見てしまった彩女は力丸と同じように龍丸の元へ駆け寄るが、記憶は戻らずとも龍丸の決心は固い。 部下三人に彩女を任せ、その場を後にする龍丸改め陽炎座の青龍。目指すは東忍流の里、任務はこの地と同じく殺戮あるのみ。 案の定陽炎座に占拠されていた朱嶽寺で力丸は朱雀と二度目の邂逅を果たす。玄武が彩女にそうしたように陽炎座に入れと言う朱雀。 暴虐の徒には組みぜすと同じく拒否する力丸だったが、去り際に朱雀はこういい残した。 もうお前の返る場所など無い、と・・ 力丸が里に着いたとき既に襲撃は始まっていた。 何とか紫雲斎と松之進の無事を確認した力丸は、里を襲う香我美と龍丸率いる陽炎座の忍者らを全て始末する。 だがその時、師であり育ての親でもある紫雲斎は龍丸との戦いのすえかつての弟子に止めを刺されようとしていた。 駆けつけた力丸は怒りにかられ龍丸を圧倒する。だが兄弟子への思いが一瞬の隙を生み、龍丸に十六夜で右目を斬られ香我美ともども逃がしてしまう。 戦うことしか教えてやれなかった自分を許せと言い、紫雲斎は力丸の腕の中で息絶えるのだった。 遅く里に着いた彩女が目にしたものは走り去る香我美と龍丸の姿であり、耳にしたものは力丸の悲しみの絶叫だった。 彩女は二人の後を追い、桜咲く丘にその姿を認める。 自ら相手をしようとする香我美を制し彩女の前に立ちはだかる龍丸は、彩女の必至の呼びかけにかすかながら記憶を取り戻す。 だがもう戻れぬ所まで分かたれた道を行く二人である、龍丸という名の男は死んだ、次に会う時は命を貰うと言い龍丸は彩女に背を向けて去ってゆく。 忍者犬の蝉丸に龍丸の匂いを追わせていた力丸は桜の木の下で彩女を見つける、師匠の死を伝える力丸に彩女は龍丸を殺すのは自分だと 力強く言う、その目には涙がにじんでいた。そして再び追跡を開始する二人と一匹。 陽炎座本拠地のある洞窟の中では巨大船、焔口鬼が出航の時を待っていた。郷田家を手始めに忍を虐げてきた武家たち皆殺しにし 自由の身になるのだと龍丸に言う香我美。そこに侵入者ありとの報告が入るが香我美はそれを気にとめず、龍丸と出航のため焔口鬼に乗り込む。 だが船の傍らには二人の忍の姿があった。洞窟の手前の竹林で虎を操る四天王の一人白虎を倒した力丸と彩女はそのまま洞窟に潜入し 今まさに焔口鬼の間近で機をうかがっていたのである。 二人が船に乗り込むのを確認すると、力丸は蝉丸と報告のため城に帰還し彩女はそのまま焔口鬼に忍び込む。 そして今、陽炎座の野望を乗せた船が郷田の沖に姿を現す・・
天誅の人乙です
>>43 ないです。
今手元にゲームがないし、覚えてないし、検索かけても見つからないので
もし知ってたら補完してくれるとありがたいです。
ナムカプやって気になったんだけど、ディノクライシスシリーズのあらすじをお願いします
海岸に沿って南下していくと、浜辺にいる女性と黒い大きな犬に出会う。 リラが話しかけてみる。ここはエルシューレの内海岸らしい。 黒い犬がフィレーナに近寄り、匂いを嗅いでいる。 女性がフィレーナを見た。 「へえ、あんた…。男の姿をしているけど女なのかい」 「こ、この人は私の夫なのよ…!?」 リラがごまかそうとするも、狼犬の目(鼻)はごまかせないと笑われる。 「このギャッピーはね、オオカミの血を引く犬なのさ」 女性は、アマネラと名乗った。 草原に男たちが集まっている。クレチアを狩るハンターの集団だった。 1人が仲間達に呼びかけた。 「リーダーが全員集合しろってよ! やはりこの近くにクレチアどもが集まっているらしいぜ?」 海岸。 ボーに行きたい事を話したフィレーナ。 「無茶をするねぇ…」 アマネラは呆れながらも、困ったことがあったら 自分たちの遊牧民の集落に来るように言ってくれる。 リラは、アマネラの腹のふくらみに気がついた。 「アマネラさん…そのお腹…」 「もうすぐ産まれるんだよ」アマネラは笑顔を見せた。 クレチアはあらゆる人権を帝国に奪われている。出産も許可なしではNG。 「出産の許可かい…?そんなひどい決まりはまっぴらごめんだよ! クレチアだって人間なんだ。人を愛すれば、子供も欲しいさ」 彼女の集落はそういうクレチア達が集まって構成されたものだった。 「私の友人だといえば、集落の中に入れるように言っておくよ」 そう言い残しアマネラはギャッピーを連れ、去っていった。
遊牧民アマクネ族の集落。 勇敢な男性はモンスターやハンターと戦って死んでいったため数が少なく 残った男達はちょっと情けない。女性の方が戦士な集落。 中に通してもらうと、アマネラが迎えてくれた。 身体を休めていけというのでお言葉に甘える。 彼女は、フィレーナ達が都に入る方法も考えてくれていたらしく 1人の知り合いの老人の名をあげる。 「詳しい話は、明日あたしのテントで」 次の日、アマネラのテントを訪ねると彼女の様子がおかしい。 リラがその枕元に駆け寄る。 入り口からアマネラの友人、エクレが入ってきた。 「心配することじゃないよ。病気なんかじゃないさ」 苦しい息の下でアマネラは笑う。 「この…アマネラさんをこんなに苦しませるなんて…きっと、タフな子だよ」 どうやら産気づいたようだ。 リラが、慌てるフィレーナを落ちつかせるために言った。 「大丈夫よ…。私、一度お産を手伝ったことあるの… 苦しそうに見えるけど、皆こういうものなのよ」 エクレが励ます。リラも励ます。 フィレーナは別の方を向いていたが、アマネラに見ていってくれと頼まれる。 「クレチアだって、立派に…子供が産めるってことを…ね」 フィレーナはアマネラの傍らに座った。
バラバ室 また逃げられてお怒りの1となだめる3。 「落ちつけバラバ1…。ヤツは何か目的があるに違いない! ただ逃げ回っているだけとは思えん」 1は頷くと、バラバ21の報告を聞いた。 21 「ゴア橋の近くで発見した死体は仲間の女クレチアに間違いない… 秘密研究所からの報告によれば、トマで見つけたモルモットのガキは その死体の子供だったらしい…」 バトル作家と医者の行方は未だに不明。1はフィレーナを先に探し出すように命じる。 通信機に別のバラバから連絡が入った。 「バラバ25より報告…。デビス陸軍隊とラリテニア反乱軍が ただいま全面戦争に入った……。聞こえるか、どうぞ…」 集落に響く赤ん坊の泣き声。 「アマネラさん、女の子よ!元気な可愛い女の子よ…!」 リラが疲労困憊のアマネラに報告する。 母となったアマネラは、我が子を見て言った。 「この子が子供を産む頃には、クレチアでも帝国人民でもない ただの元気な子を産める世の中にしたいもんだね…」 リラは頷き、2人の言葉にフィレーナは考え込んだ。 「出産ってなんて素晴らしいのかしら…」 リラは生命の誕生に目を輝かせて感動している。 赤ん坊の声を聞き、テントに顔を覗かせたギャッピー共々 アマネラを休ませるため、エクレに追い出される。 テントを出ようとするフィレーナとリラに、アマネラが礼を言った。
アマネラが休養中のため、しばらく集落をブラつく。 東のピルキット山を登っていくと、見張り役の女性が駆け下りてきた。 「大変だ!アマネラさんに知らせないと…!」 そのまま集落まで降りていく女性についてアマネラのテントへ。 赤ん坊を残して、寝床はもぬけのカラだった。 エクレが言うには、報告を受けたアマネラは様子を見に 山を登って行ったそうな。タフだ。 追いかけようとテントを出ると、ギャッピーが心配そうに鼻を鳴らしている。 「ギャッピー…アマネラさんはどこ?」 キュンキュン鳴くギャッピー。 フィレーナはリラに言った。 「アマネラさんは、クレチアハンターの噂を聞いて、あの身体で調べに出て行ったらしい」 別の意味で驚くリラ。 「あなた…ギャッピーと会話もできるの?」 「クォン…クォン…」 「わかったよ、ボクらだって心配さ…!」 フィレーナはギャッピーの視線の先を見た。 「あっちの山に向かったみたいだな…よし、行こう!」 ギャッピーを手に入れた! オリゴット山に登ると、ギャッピーが中へ入って鼻を鳴らす。 アマネラの声が返ってきた。 「ギャッピーじゃないかっ!集落から出ちゃいけないとあれほど言ったのに…」
出てきたアマネラは、フィレーナとリラを見てさらに驚く。 「アマネラさん、ここにはクレチアハンターが…」 「知っているよ、だけど助けは必要ない」 みんなを巻き込みたくないというアマネラ。 あんたらも集落へ戻り→出産直後で無茶言うなや→心配いらんて→いや手伝うって そんな問答をしていると、洞窟内の様子を見に行ったギャッピーが戻ってきて低く唸る。 「来たか!!」 アマネラと赤ん坊を気遣うリラ。 「そんな体じゃ無理よ…私たちも一緒に闘うわ! それに…あなたにもしものことがあったらボーにも行けなくなっちゃうしね…」 「…ありがとう」 アマネラは静かに礼を言った。 山の中腹でアマネラが膝をついた。 「アマネラさん!やっぱり出産の疲れが…」 「なんのこれしき…、大丈夫さ…」 ギャッピーが前方に向かって低く唸った。男の集団が降りてくる。 リーダーがアマネラを見た。 「これはこれは…、アマクネ族の若き女族長さんか?」 アマネラはクレチアハンターを睨む。帝国の犬どもめ。 「まったく威勢のいい女だ。その強気をどこまで通せるかな?」 ボコる。勝利。 「ヤツら、リーダーを失って慌てふためくだろうさ。これで集落はしばらく安全だ…」 一緒に闘ってくれて、嬉しかったというアマネラ。 ギャッピーがフィレーナに何か言っている(犬語で)。 「フフッ…、ギャッピーも2人に感謝してるってさ! さあ、集落に帰ろう」
バラバ室。 ラリテニア反乱軍は勢いを増しているらしい。 バラバ1はフィレーナ殺害を優先しろと命じる。 3が疑問を口にした。 「バラバ1…おかしいとは思わんか? 何故定期船に密航するような危険までおかすのだ…? 何か目的があるとしか思えん!」 1 「脱走バトラーに目的だと…!?」 集落。アマネラが道を説明してくれる。 森を抜けた先で暮らすフラクじいさんを訪ねるようにと言う。 自分は行けないが、そのかわりにギャッピーを貸してくれるという。 そしてギャッピーの首輪に、事情を説明した手紙を結びつけた。 「くれぐれも2人を頼んだよ!」 ギャッピーはとてもフィレーナに懐いているらしい。 「フィレーナ、いつかまた会いたいもんだね。 あんたが女として自由に生きられる時が来るように祈ってるよ…」 アマネラは最後に一度振り返ると、子が待つ集落に戻っていった。 フラグじいさんの家に到着。 家の中に突撃していったギャッピーがフラクに飛びついて喜ぶ。 「お前の集落の近くで、派手なクレチア狩りがあったと聞いて 心配しとったんじゃよ…。アマネラたちは無事かい?」 喜んで回るギャッピー。 フラクは安心した顔で良かったと言い、続いて入ってきた2人に気がついた。 「はじめましてフラクさん、私の名前はリラ…」 「ボクはフィレーナ…」 「どうやらギャッピーと一緒のところを見ると、アマネラの友達のようじゃな…」 ギャッピーが首の手紙を見せる。 「ほうほう…おまえさんら、ボーに?」 リラが前に出た。 「フラクさん、助けてください。 私たち、ボーで刀鍛冶をしているウトという人に会いたいんです」
帝国の首都ボー。簡単には入れないが何とか考えてみようと言うフラク。 アマクネ族のアマネラは、娘のようなものだと言う。 「大船に乗った気持ちで休みなさい。」 2人はフラクの好意に甘えて、休ませてもらうことになった。 眠る前にリラは思い出して笑った。 「大船に乗るのは、これで二度目ね」 「定期船のことかい?」 ギャッピーはフラクの足元で眠っている。 ベッドに入った後でリラは言った。 「あの日の夜…、波の音を聞きながら思ったの あなたとこれからもずっと、一緒にいるんだって…」 「センチメンタルだな…」 「センチメンタルで悪い!?」 慌てて首を振った。 朝。庭で作業をするフラクと、隅で眠るギャッピー。 リラが伸びをしながら起きてきた。挨拶をするフィレーナ。 「おはようさん…ちょいと早いが、ボーに出発するぞ さあ、みんな乗っておくれ!朝のうちにボーにつかんとな」 リラが薪が積まれた荷車に近づく。 「フラクさん、これにのってボーの都へ?」 フラクは頷いた。この中に隠れていけば、まず見つからないという。 乗り込むフィレーナとリラ。 「ギャッピー!」 リラが呼ぶと、ギャッピーが飛び起きてきた。 「ちょいとせまいが、しばらくガマンしておくれ」 こうして荷車(山盛りの薪+人2人+犬)をフラク自ら引っぱり出発する。 馬は使わない。タフだ。 こうして一行はボーに到着したのであった。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/06/11(土) 22:57:01 ID:a/vpNlLu
半熟4お願いします。
永遠のフィレーナの人乙です
58 :
天誅弐最後 :2005/06/12(日) 00:34:09 ID:Lmb162c4
第三幕 幽玄 郷田城内では力丸の報告を受けた松之進、関谷らが家臣を集め会議を行っていた。 郷田の水軍は小船が数隻あるばかり、とても勝てる戦いではないと口々に述べる家臣たち。 だがその時既に焔口鬼は城下への砲撃を開始していた、選択の余地無しと松之進は自ら水軍を率いて出陣する。 そして力丸もまた敵船を伝い海より焔口鬼を目指すがその前に朱雀が立ちはだかる。 戦いが始まり焔口鬼の砲撃が郷田城にまで被害を及ぼしていたころ、船内に忍び込んでいた彩女は 龍丸のいる甲板へと続く階段で玄武と最後の対決をし辛くも勝利を得る。 玄武は最期に彩女に名を聞いた。 「あやめ」 良い名前だと笑って死んでいった玄武に、そして自分自身に あやめとは殺女という意味もまた持つ、そう言い聞かせ彩女は階段を登ってゆく。 郷田の軍はついに龍丸と香我美のいる焔口鬼甲板にまで到達していた、弟弟子たちの相手は自分がすると香我美に言う龍丸。 既に記憶が戻っていたことを知り驚く香我美に対し、龍丸は恩人のお前を支えることが今の自分の望みだと告げ戦いに赴こうとする。 自分の思いに気付き涙ながらに愛しい男の背にすがる香我美、だが龍丸は振り返らずに去って行く。 甲板で橘十兵衛ら郷田の精鋭部隊を倒した龍丸は彩女と出会う、互いの思いを断ち切るため刃を交える二人。 そして戦いの末、彩女は龍丸の十六夜を跳ね上げ奪うとその刃を龍丸の胸に突き立ようとするがその手は寸前で止まってしまう。 最後の最後で逡巡する彩女の姿を見かねた龍丸は震える刀身を握り自らの胸に突き立てる、 兄弟子としての最後のやさしさであった・・・ 朱雀を倒した力丸は甲板で龍丸のそばに立ち尽くす彩女から十六夜を受け取ると決着のため香我美の待つ焔口鬼頂上の能舞台を目指す。 そして力丸を見送った彩女は悲しみにくれ海に身を投げてしまう。 能舞台での死闘に打ち勝った力丸の背に、倒れゆく香我美はこう言いかける、 自分達の夢だけは、自由と言う光だけは決して奪えぬと。 その言葉に力丸はこう返した 「自由など知らぬ、知りたいとも思わぬ あるのは誇りのみ、忍としての誇りのみ」 力丸の脱出を確認した郷田軍の放つ火矢で焔口鬼甲板は炎上を始め、内部では火薬の引火による爆発も起こりつつあった。 その時彩女は飛散した船の破片に受け止められ海上を漂っていた、いつのまにか手に握っていた菊姫との姉妹鈴を見つめ、 彩女はまだ自分には死ねない理由があることを思い出す。 そして炎に包まれた焔口鬼の甲板では香我美が龍丸に寄り添い最期の時を向かえようとしていた・・ 一夜明け海岸で再開する彩女と力丸、辛いのならばこのまま抜けても追いはしないと言う力丸に対し 二度と大切なものを失わないためにも自分は影として生きてゆくと言う彩女。 そして二人の影は朝日の照らす海岸を後にするのだった。 若き忍たちの決意より数刻前の夜、焔口鬼の傍らで共に炎上する船から朱の衣を纏った人影が一つ立ち上がった それは偽りの眼帯を捨て去ると闇に向けこう叫んだ 此度の戦ではまこと多くの血が流れた、だがまだ足りぬ!さらなる血を!我が主、冥王の復活の時は近い!! 鬼陰の笑い声が闇夜にこだまする・・・
59 :
天誅弐の人 :2005/06/12(日) 02:02:32 ID:Lmb162c4
遅れましたがこれで完です、参と紅は持ってないので 私の知っている天誅の物語はこれでおしまいです。
天誅の人乙です〜
天誅の人乙でした
零〜紅い蝶〜のXBOX移植版「FATAL FRAME 2」に追加ストーリーがあると聞いたので その追加部分を誰か教えてください
どなたか黄金の太陽のストーリーを教えてもらえないでしょうか・・・ 「開かれし封印」はクリアしたけど「失われし時代」はだるくて途中で積んだ・・・
64 :
ベルウィック ◆l1l6Ur354A :2005/06/14(火) 01:02:13 ID:yFiouwV0
適当に書いてみる。 ラーズを崇める帝国とヴェリアを崇めるベルウィっク同盟があって 500年くらい戦ってた。んで帝国の竜将ゼフロスにいきなり 同盟の王様が負ける。同盟バラバラ。王都まであっさり攻め込まれる。 ナルヴィアって国に王子と王女とその取り巻きが逃げてる。 小国シノンのリース公子は、王の一大事と数百機を率い駆けつける。 ところが王子がとんだアホで次々に無理難題を押し付けてくる。 リースがナルヴィア周辺で帝国と小競り合いをする一方 西部方面ではベルナード公子をリーダーにリースの親父バーンストルが 活躍。帝国を押し始めていた。 ところがこのベルナードの活躍が面白くないのがアホ王子。 実はベルナードは死んだ王の兄弟の子(つまりアホ王子の従兄)。 幼い頃祭り上げられ内乱の原因となり流刑後ディアナ公の養子となった男。 アホ王子はベルナードを反逆罪で殺そうとするが、王女が嘆願。 王女が政治に口出ししないことを条件に流刑に留める。 これが原因で西部戦線が崩壊。親父はゼフロスに殺される。 義理の妹リネットからの手紙も途絶え、戦況は悪化の一途を辿る… だが、西部に使途セレニアの再来が現れ義勇軍が誕生する。 一方、リースは王女に頼まれベルナード救出に向かう。 そこで対面するリースとゼフロス。親父の仇ということで止めを刺そうとする だが、何故か信頼する部下竜騎士ラレンティアが邪魔する。 リース超ショック。すぐ判明するがゼフロスはベルナードの弟。 内乱で敗れたところを奴隷としてつかまり帝国へ ゼフロスの姉アナスタシアが帝国皇帝の寵姫となり自らは将となっていた。 つまりアナスタシアの子マナリスは帝国王国両方の血を継ぐ、希望という。 ベルナードがセレニアの乙女に協力し西部戦線は再び勝利。 長引く戦争に帝国内部にも不満の声が現れ始めていた。
セレニアの乙女を差し出せば奪った土地を返して休戦してやるという話を 間に受けるアホ王子。休戦の使者として立って欲しいと呼び出す。 セレニアの乙女ことリネットはリース兄さまに会えると喜んで来るが 王女がリースといい感じになってる場面に遭遇。超ショック。 そうとは知らないリースは死を覚悟した激戦の中、停戦がなされたと聞き 驚くことになる。リネットがセレニアの乙女で火あぶりにされることを知り アホ王子に嘆願するが、断られる。 騎士団を親友ヴェスター公子に頼み、単身旅立つリース。 だが、その先には仲間達が一人欠けることもなく勢ぞろいしていた。 たとえ王に逆らうことになろうとも自分達はリースについていく… 自分達に何故一声かけてくれないのかという仲間にリースは反省する。 最短距離には要塞があり、強行突破を図るつもりだったが ヴェスター公子とナルヴィアのバンミリオン公子が既に落としていた。 自分達は何度もリースに救われた、今度は俺達が協力するばんだと 3国の公子たちはリネットを救出する。 一方、帝国では皇帝が死亡。ラーズ教皇と幼帝マナリスを支えるゼフロスで 分裂する。西部はベルナードが率い王都を奪還する。 激戦を終え、ナルヴィアに戻ると帝国に占拠されている。 アホ王子が自分を守るためと側近に唆され自ら引きこんだのだ。アリエナス だが、妹である王女を自らの手で処刑しろと言われるとさすがに目が覚めたのか 余を見損なうなーと突撃するが一撃で死亡。 側近の正体はラーズ四司教の一人で結局リースに敗れる。 一方、帝国の内乱はゼフロスにより決着。マナリスと王女の間に会談が もたれ両国に和平が結ばれる。ベルナードが王になり、王女と結婚。 んで、リースもリネットと結婚。リネットは実は大国セレニア王家の 生き残りなんでリースはセレニア公になる。 教皇は逃げた。ゼフロスは自分が火種になると行方不明になった。終わり
きぶかわ(変換できんかったorz) って需要ある? 今やってるからあるならかくけど
このスレでリクされたら書くといいよ
エヴァーグレイスを予約します。
↑がんばってください
DOD2予約〜
期待して待ってます
【主要人物】 ユテラルド・・・幼い頃、敵対するモレアの暗殺団に両親と、近くに住む姉のように慕ったシャルアミを 殺されている。モレアへの復讐の為に剣の修行を積み、ストルタ四剣士となりモレア軍の 残党を追い詰めたが、そこでリューベーン帝国に飛ばされてしまう。 右手の甲に呪いの烙印「クレスト」を持っており、自分の身にふりかかる災いは、この烙印が齎したものだと考えている。 シャルアミ・・・ユテラルドにとって姉のような存在だった、近所に住んでいた心優しき女性。モレアの暗殺団がユテラルドの父を 暗殺しようとしてきた時に、クレストの力を暴走させたユテラルドによって、リューベーン帝国に飛ばされてしまう。 フォーリム・・・ユテラルドの前に現れた謎の生物。戦闘能力はないが、姿を消す事が出来る。 シエナ・・・バクラゲラによって滅ぼされたトレド族族長の娘。シャルアミの事を助けるが、バグラゲラに誘拐されてしまう、 バグラゲラ・・・人秘学の創始者であり、パルミラとパルミラ武具の開発者である。クレストを模した「アルクレスト」の開発研究の為、 シエナを付けねらっている。 ビルホルゴ・・・バグラゲラによってどこからか連れてこられた少年。バグラゲラに何らかの手術を施される。 【用語解説】 パルミラ・・・ビリヤナの実から抽出されたエキスを結晶化した物。単体では使用できないが、武具に呪術合成する事でパルミラの効能、 つまり身体能力の向上、特殊能力を身につけることが出来る。これを「パルミラ武具」という。これ以外にも人形制御、生命維持などにも使われている。 クレスト・・・この世界で、古来よりごく少数の人間が持って生まれる奇妙な形のあざの事。それを持つものは、常に不吉な事が起きる為、 「呪いの烙印」と呼ばれ、忌み嫌われてきた。 アンクレスト・・・バグラゲラがクレストを模して作り上げた人工のクレスト。クレストの謎を究明するために作った。 ビリヤナの樹・・・エディンベリーに古代からある謎の樹木。年に一度実がなるが、種はない。この実を結晶化したものがパルミラである。 エディンベリー・・・遥か昔から数多くの王朝が、栄枯盛衰を繰り返してきた、ビリヤナの樹という密林を持つ大陸。 消滅帝国リューベーン・・・昔エディンベリー大陸にあった国家の一つ。歴史上最強の軍隊を持つ国家だったが、突如消滅した。 人秘学研究所・・・バグラゲラが所長を務める、本来はビリヤナの樹の研究機関。 トレド・・・帝国の辺境にあり、ビリヤナの森の中にある小さな村だったが、バグラゲラに滅ぼされた。クレストを神聖視していた。 フォントレール・・・帝国消滅後に4つの村が集まって出来た国家。 ストルタ・・・フォントレールを形成する国家の一つで、モレアと対立している。ユテラルドの出身国。 モレア・・・ビリヤナの樹を神聖視し、リューベーン帝国の二の舞を避けるように主張し、ストルタと対立している。
【オープニング(ユテラルド編)】 エディンベリーには、クレストと呼ばれる紋章を持つ人間が存在していた。クレストを持つものの周りでは、 不可解な事が次々と起こるので、「呪いの烙印」と忌み嫌っていた。そんな伝承も風化した現在、 ストルタの青年ユテラルドの右手の甲にもクレストがあった。しかし、彼はそれを他人に見せる事は無かった。 何故なら青年の両親は、彼がまだ幼い頃村に攻め入ってきた軍に殺害され、 それがクレストがもたらした悲劇だからという事を感じ取っていたからだ。 復讐とクレストへの憎しみを胸に一流の剣士に成長したユテラルドは、ある日両親の仇を追って、 憎きモレアの象徴である、ビリヤナの巨木の前にたどり着く。そして彼は未知なる世界の扉を開いてしまうのであった。 【本編】 倒れているユテラルドにフォーリムという羽の生えた生物が話し掛けてくる。フォーリムは国に襲ってきた魔物に姿を変えられたと言う。 そしてユテラルドは外の世界から、リューベーン帝国に連れてこられた事を告げる。 しかし、フォリームの言う事を信用できないユテラルドは無視して、近くを歩き回る。 近くを歩くと剣が地面に突き刺さっているので、ユテラルドは剣を抜いた。すると、フォーリムが現れて自分の事を信じて欲しいといいながら、 武具についての説明をユテラルドにしてくれる。 剣を抜いた場所の近くに男が立っている。ユテラルドに「ここは危険だから早く立ち去れ。」と言うがユテラルドは、 「あんたこそ逃げないのか。」と返す。男はここで人を待っている事を告げる。そして男はユテラルドの手のあざを見て、 クレストだと分かり、後ろに下がり最後には海に落ちてしまう。 道なりに進むと、門があり近くに老人が座っていた。最初は、リューベーン城に行こうとするユテラルドに対し、 邪険に扱うが、犬を見つけて欲しいと頼んでくる。崖の方に行くと犬を見つける。逃げてしまうので追っていくと、鳥の巣の近くに立ち止まっている。 いる場所を教えてあげようと、門の近くに行くとモンスターが門を叩いて老人を襲おうとしているので倒す。助けられた老人は、お礼に門を開けてくれるので、 ユテラルドは城へ向かう。 城に行く抜け道を通る事になったユテラルドだが、橋が壊れていた。仕掛けを作動させながら奥深く進むと、モンスターが待ち構えているので倒す。 倒すと隠し扉が開き、中にあるゴンドラ作動靴を取る。そして最深部にあるゴンドラに乗り城に向かう。 城の前の魔法で出来ている橋まで来たが、橋を渡ろうとした瞬間魔力をつかさどる宝玉を鴉が持っていってしまうので探しに行く。 見つけた宝玉を元の場所に掲げ、橋を渡る。城へ入ろうとした時、フォーリムが現れる。ユテラルドは、この後どうすればいいか聞くと、 魔人を倒す事を教えてくれる。魔人を倒せば元の世界に帰れる様だ。そしてフォリームに促されて、城の中に入る。
今日はこれで終わりにします。
エヴァグレの人乙です
>70 フライングゲットしたんかよ! ・・・今度はまともなストーリーだといいな。
かなり遅いですがバイオ4の方乙でした。 途中にいちいち入るツッコミが個人的に楽しかったので またの書き込み期待しています。
帝国の都・ボー。建物の中に街がある。 入り口を守る保安兵はフラクの姿を見ると門を開けた。 どうやらフラクは、昔から薪を売りに来ていた模様。 荷車を調べられそうになるもリラの鳴きまね(猫)でごまかす。 建物の中までくると、フラクはウトに会えるよう祈ってると言った。 鍛冶師のウトを探して地下のクレチア地区まで降りてきた。 奥の家の男にウトの名を出し尋ねてみるが反応は冷たい。そして怒鳴られる。 今度は『フィレーナの剣』について尋ねてみる。 結構いい反応するものの、老人は帰ってくれ!の一転ばり。 取り付く島もなく背を向ける老人を見ながら、リラが言った。 「人違いだったみたい…帰りましょう、フィレーナ…」 その言葉に老人が振り向いた。 「フィレーナだって…!?」 バラバ室で会話中の1と3。 3 「アルメイの星?」 1 「そうだ、労働許可証のな… 鉱山現場の主任をしているレパードという属国民から 手配書が出されている」 3 「アルメイの星を手にしたまま行方が分からなくなった 男と女、2人のクレチアか…」 1 「鉱山からの脱走者を発見するために、アルメイの星には発信機能がある… 2人の発進元をたどっていけば…」
クレチア地区、老人の家。 フィレーナの名を聞いた老人がさらに怒っていた。 「ワシの知っているフィレーナ様は男などではない! 貴様ら一体何者だ!?覚悟しろ」 戦闘を仕掛けてくる老人。 フィレーナの動きを見て「フィロセラ剣術か」と驚くものの戦いはやめない。 しかし、フィレーナがゼナから受け取った首飾り『フィロセラの希望』を取り出すと 印籠を見せられたかの如く動きを止めた。 「それでは…あ、貴方様が!?」ハハーorz やはり老人が、鍛冶師ウトだった。 「よくぞ生きておいでに…。このウト、お待ち申しておりましたっ それにしても男の姿で来られるとは…」 後ろのリラとギャッピーに視線を移す。 「して、この女と犬は…?フィレーナ様のしもべの者ですか?」 「シ…シモベですって!?」 ウトの言葉にピュアな乙女心が傷ついたリラ。 「あなたとフィレーナがどういう知り合いか存じませんが 私はこの人の妻です!ツ・マ!」 ジジイは文字通り飛び上がって驚いた。 フィレーナがウトに言った。 「ウトさん、どこか話のできるような場所はありませんか? 詳しい話はちょっとここでは…」 フィレーナの言葉にウトは頷くと、2人と1匹を隠し部屋へ導いた。
バラバ室。 通信機から連絡が入ってくる。 フィレーナ達が所持するアルメイの星の発信元を辿っていくと ボーにたどり着くらしい。 3 「信号が途切れた… おそらくバラバ22がボーの近くにいるはずだ…」 1 「ヤツらもボーにいるのか! 我等帝国の首都に入り込んで一体何をするつもりだ!!」 ウトの隠し部屋内。 ゼナや自分の今まで、そして知らされた真実について話すフィレーナ。 一方リラは、フィレーナがフィロセラの王女だと知って複雑な顔。 「リラさん…、フィレーナ様は我が祖国フィロセラの王女様で 私は王宮に仕える身でありました…」 ウトは壁に大切にかけられた剣を外すと、恭しくフィレーナに差し出す。 「こうしてこの王家の剣をお渡しできる日が来ることを このウト、待ちわびておりました…」 『フィレーナの剣』をゲット ウトは、国王の命令により帝国によって汚された海を 綺麗な海水に変える実験を密かに行っていたと言う。 そしてその成果は『フィレーナの剣』の中に納まっている。 「この剣の中に?」 ウトは頷いた。 「その剣から出る光は、汚れた海を元の美しい水に戻す力を持っています… この剣の力を、フィロセラの海で試していただきたいのです…」
突然、大人しかったギャッピーが屋内に向かって吼えた。 「…帝国の兵士です!この場は私にお任せを。何とか切り抜けて見せます」 ウトは本棚の仕掛けを動かし、隠し通路を開いた。 「我が国王の願いを、是非とも叶えてください。そしてフィロセラの海を再び…」 かつてフィロセラのあった地、ボーの南を目指すように言うと ウトは皆を通し通路を閉じた。 「フィロセラの希望の光よ…。どうかご無事で…!」 隠し部屋内に進入してきた兵士は変装を解いてバラバになった。 応戦するウトを壁に押し付け、殺す。 隠し通路の仕掛けに気がついたバラバは、先回りをすべく部屋を出て行った。 地下通路。 階段を下りた2人と1匹。 リラがフィレーナに尋ねた。 「さっきウトさんが言っていたフィロセラ国王の願いって…?」 「王国を再興する事…。 帝国に滅ぼされた海洋王国フィロセラを、再び蘇らせる事さ…」 まだ見ぬ王国に思いを馳せるフィレーナを見ながら、リラが呟いた。 「フィロセラ…それがあなたの故郷なのね…。リラも故郷…欲しいな…」 寂しい表情を浮かべるリラを見て、フィレーナは約束する。 「リラ…君の故郷は、いつか必ずボクが見つけてあげるよ…」
通路を抜け、出口付近まで近づいた時 リラが何かのかすかな音に足をとめた。 フィレーナも気がつく。 「シッ…静かに、もしかしたら…。こいつだっ」 懐から小さな発信音を放つアルメイの星を取り出す。 「私たちが持っているアルメイの星から…?」 「鉱山現場からの脱走者を発見するための発信機かもしれない… リラ、アルメイの星を出して…」 フィレーナは2つのアルメイの星を捨てた。むしろ壊せ。 『気づくのが遅すぎたな…』前方出口からバラバ22が現れた。 「ウトとかいうジジイにあって、一体何を企んでいる?」 「ウトさんに何をっ!」 ゆっくりとフィレーナ達に近づくバラバ22。 「死んでもらったよ、お前と関わったためにな…」 引き返そうとした2人と1匹の前に瞬間移動で現れ道をふさぐ。 戦闘開始。ボコる。勝利。 ウトの死を知り、肩を落とすフィレーナ。 自分に関わって亡くなった人達を思い出す。 「ボクが会いに行かなければ…」 リラがその傍らに立ち、はっきりと言った。それは違う。 「ウトさんは貴方に会えた事をあんなに喜んでいたじゃない!」 悲しんでばかりはいられない、そうでしょう?と励ます。 顔を上げ、リラを見る。 「ありがとう、リラ…。君がいなければ…ボクは……」 「2人で行きましょう…。貴方の国、フィロセラへ!」 自分もいるとばかりにフィレーナに寄るギャッピー。 2人と1匹は、フィロセラに目指して歩き出した。
バイセーラ(行商人)の村・ベルーシ 南下して村に到着。 宿屋で出あったバイセーラが言うには、旧フィロセラ領に入るには さらに南の帝国軍事基地ルシベを超える必要があるという。 「クレチアが基地に入れるはずないべさ。服着てけ(要約)」 バイセーラの服を購入し、偽装していく事になった。 ベルーシ山を通って川を越えると、一軒の家があった。 扉をノックしようとすると、中から怒鳴り声が聞こえてくる。 「何度言ったらわかるんじゃ!王様の額は、もっと聡明で威厳がおありじゃ!」 その言葉と同時に中から黒髪の少女が飛び出してきた。泣き崩れる。 「ううっ…あたしには無理よ…」 心配したリラが事情を聞くと、祖父に絵を書き直すように言われたのだという。 「わかった…お姉ちゃんが一緒に行ってあげるわ…」 少女を伴い、家に入るリラと後を追うフィレーナ。 ギャッピーは外でお留守番。 中では老人が一枚の絵を前に仁王立ち。 「あんたらはだれだね?余計な口出しはせんでくれ。 旅の人よ、ご親切はありがたいが…うん…!?」 老人の視線がフィレーナの顔の前で止まる。 「こっ…これはっ!夢でも見ているのかっ、ソフィカ!ここに来なさいっ」 呼ばれた少女がビクビクと老人の側へ行く。 「じいちゃん、許して…」 「いいからこの人の額をよく見てごらんっ!」 少女をフィレーナの前に立たせると興奮して叫んだ。 「生き写しじゃー!」
老人は、絵描きのヤコスだと名乗った。少女は孫のソフィカ。 「じいちゃんは死ぬ前にどうしても完成させたい絵があるって…。王様の絵よ」 祖父は手が不自由なので、変わりにソフィカが描いているのだと言う。 フィレーナにすがり、モデルになって欲しいと懇願するヤコス。 「すごいわ、モデルだって!」と素直に喜ぶリラ。 「いや…あの…」 「承知してくださるんじゃなっ、ああ…これで絵が完成する! ソフィカ!もうひと頑張りじゃっ」 「ちょっと…」と言いつつ引っ張られてイーゼルの前に立たされるフィレーナ。 外でお留守番のギャッピーが退屈そうに扉を見つめる。 絵を描くソフィカに、隣でリラが話しかけた。 「王様の絵って、どこの国の王様なの?」 「じいちゃんの生まれた国…。とても美しい国だったんだって でも今はもう消えちゃったの…」 何かに思い当たるリラ。亡くなった国、フィレーナとよく似た王様。 「ソフィカ!その話は人前でしてはならんとあれほど言ったじゃろうがっ!!」 怒鳴るヤコスに謝るソフィカ。 「ヤコスさん…、その王様ってフィロセラの…」 その言葉を遮ったヤコスは、今すぐ出て行くように言った。 「…ヤコスさんたち、もしかしたらフィロセリアン(フィロセラ人)の生き残り?」 「変な噂を立てられては迷惑じゃ!出て行ってくれ!」 リラは気にせずフィレーナを指した。王女様デスヨ。 飛び上がるヤコス。フィレーナが一歩前にでた。 「ボクの名前はフィレーナ…。フィロセラ王はボクの父です」 「なななっなんとっ」 急激に血圧が上がったジジイはムセた。
バラバ室。 ボーで調査しているバラバから連絡が入ってきた。 1 「ボーの刀鍛冶の部屋から、フィロセラの実験道具が出てきた!? だからその刀鍛冶がフィロセリアンだというのか?」 馬鹿馬鹿しい!と言う1。3はモヤモヤしてるっぽい。 「…バラバ1、確かにフィロセリアンは16年前に全て息絶えた。…だが」 1 「フハハッ…、あのフィレーナがフィロセリアンだとでも言うのか? …フィロセリアンは国と共に16年前、この世から消えたのだ!」 ムセてベッドに運ばれたヤコス。 落ち着きを取り戻すとフィレーナに話しかけた。 「フィレーナ様…このヤコス、身を隠して生きてきた甲斐がございましたっ」 そしてムセる。ソフィカが休ませようとするが王女の前で失礼だというヤコス。 待ちくたびれたギャッピーが鼻を鳴らして入ってきた。 フィレーナはヤコスに約束をする。 「フィロセラ王国が復活したら、きっと迎えに来ますよ…」 感無量のヤコス。 2人と1匹はソフィカに挨拶を済ませると、家をあとにした。 帝国軍事基地ルシベ。 物物しい雰囲気に圧倒されつつもバイセーラの服に着替る2人。 保安兵が近づいてくる。 閉門の時間なので追い出されそうになるが、気が変わったのか 中に入れてくれるという。どうやらリベート目当てらしい。 「どうせうるさい幹部達も、明日の朝まで戻って来んし…」 保安兵について建物内へ。
部屋に連れていかれる途中で、陸軍幹部と鉢合わせした。 「こいつらは何者だ!?」 閉門時間なのに何故バイセーラがいるのがと問う幹部。 焦る保安兵。 「どうせリベートでも取るつもりだったんだろう。今回だけは見逃すが、今夜は徹夜で警備しろ」 そういうと去っていった。ため息をつく保安兵。 「まさか幹部殿がいらっしゃるとは… クレチア反乱軍の取り締まりで、明日まで戻らんと思ってたが…」 明日の開門時間まで目立たないように、と釘をさされ保安室に通された。 門は朝にならないと開かないので休む事に。 『全く、クレチア相手に何をやっているんだ! 我々は陸軍隊なんだぞっ、情けないとは思わんのか!』 怒鳴りながら陸軍幹部が保安室に入ってきた。 ベッドで休むフィレーナ達を発見してブチキレる。 慌てて部屋から出ようとするフィレーナ達だったが ベッドに『フィレーナの剣』を置き忘れてしまった。 目ざとく発見した幹部は、剣を手にして不審に思った。 「バイセーラが何故帝国製ではない武器を持ち歩いているんだ!?」 幹部に身体検査をされそうになったので 「何故逃げる!?」剣を取り返して逃げた。 部屋を出たところで幹部の怒鳴り声が響く。 「そのバイセーラをひっとらえろ! 反乱軍の一味だっ」 バイセーラの衣装を脱ぎ捨て、保安兵たちと戦闘。勝利。 建物内に響くアラーム。 入り口の扉はロックされているので、仕方なし建物を奥へ。
上まで上がると、扉の奥から何故か幹部が。不敵に笑う。 「私はガイラス…。ルシベ陸軍隊の隊長にして、黒い悪魔のサブリーダーだ!」 そういうとバラバに姿を変えるガイラス。 「く、黒い悪魔のサブリーダー!?」 戦闘開始。倒す。勝利。 「ブ、ブレーン様…。後は…た・の・み……」消滅するガイアス。 「サブリーダーって言ってたわね。って事はリーダーもいるの?」とリラ。 「死ぬ間際に確か、ブレーンとか言ってたな。早く脱出した方がよさそうだ!」 そういうとフィレーナは扉の奥に進んだ。 そこは巨大な機械が並ぶ部屋だった。コンピュータの前でリラが立ち止まる。 「リラ…?」 「このコンピュータで出口を開門できるか試してみる… エンターテイメント・クレチアは何でもできるように教えられているの」 そう言うとリラはサブコンピュータにアクセスする。 ロック解除に成功。 出口へ向かおうとするフィレーナに、リラが声をかけた。 「これ見てっ」 巨大画面に映し出されたのは、フィレーナとリラの映像だった。 「見てっ、このデータ…」 そこにはフィレーナとリラの情報以外にも ドラを出てから出あった人物、辿ってきた足取りまで詳しく乗せられていた。 フィレーナが部屋を見渡して言った。 「いったい、この部屋は…、機密情報兵団の支部か… それとも帝国軍の情報部…。リラ、とにかく早く出よう!」 リラは脱出前にコンピュータのデータを消そうとするがサブコンピュータに拒否された。 ここでは機密情報は消せないという。
オート・パワーオフ。 「何これっ、コンピュータが勝手にパワーを切っちゃったわ」 フィレーナはリラを促すとコンピュータから離れようとした。 突如、電源が落ちたはずの画面に映る黒い悪魔の姿。 「お前はっ!!」 画面の中から話しかけてくる相手。 「部下のガイラスが大変世話になったようだ…」 そう言うと、画面から消え、次の瞬間にはフィレーナ達の前に立っていた。 青い光を体から放ちながら悪魔は名乗った。 「我が名はグランブレーン。黒い悪魔のリーダーだ!」 急速に膨らんだ青い光がフィレーナ達をはじく。 戦闘開始。 「このグランブレーンと闘おうなど、10年早いわ!」 倒す。勝利。 グランブレーンは画面に溶けいるように消えた。 どこからか声が聞こえる。 『アッハハハハ…ねぇ、どうして?』 周囲を見回す2人と1匹。 目の前にカプセルに入った胎児が浮かんでいる。胎児は語りかけてくる。 『ねぇ、どうしてにくまないの…?』 カプセルは2人と1匹の頭上を通過した。 『にくまなくちゃっ…。もっと、にくまなくちゃっ』 無邪気にそう言い残し、カプセルと胎児は消えていった。
今日はここまでです。 ドット絵のギャッピーに一番萌えてるだなんて言えない…
永遠の人乙です。 ところで.hack//の続きが気になってたまらないのですが…ま、まだですか?
永遠のフィレーナの人乙です
書き手の皆さん、そしてまとめサイトの人 乙です
「ひぐらしのなく頃に」の今出てる編全部お願いします。
ネタなのか知らんが同人ゲーはここでやるには流石に問題が有るぞ
DEMENTOと九怨をお願いします
ハンターズの活躍によってラグオル地下に眠っていたダークファルスが討ち取られて数ヵ月後、 ハンターズである君の元にパイオニア2のラボから依頼が入った 依頼内容は一つ。 新しく製作されたバーチャルマシンのテスト、それだけだった。 君は言われるがままバーチャルマシンの中に入っていく。 バーチャル世界『神殿』、そしてパイオニア2を想定した『宇宙船』を見事クリアした君は ラボ責任者ナターシャ=ミラローズから、君達がラグオル地表に存在するガルダバル島の捜査員に選ばれた、という旨を告げられる。 そして、同時にバーチャルマシンのテストの時オペレーターを勤めてくれたエリとコンビを組んで調査をする様に、と告げた。 地表に降りる許可を得た君はガルダバル島の中央管理区に何か情報は無いかと行ってみる事にした。 だが、中央区のセキュリティドアは閉じてしまっていて、中に入るには『密林地区』『海岸地区』『高山地区』においてセキュリティスイッチを切る必要があった。 高低差のある慣れない場所での戦闘、凡そ見た事も無い怪物達を薙ぎ払い、君は全てのセキュリティスイッチを切り、中央区への侵入を果たした。 そして、トラップを避けながら辿りついた崖にて君は巨大な怪物に襲われた 怪物の名前は、ガル・グリフォン。 神代の怪物の名前であるグリフォンにガルダバル島のガルをつけられたソレは、まさにグリフォンという名に相応しい空の王者であった。 死闘の末怪物を打ち倒しラボに戻った君に休む暇無く召集がかけられた。 召集に応じた君に、ナターシャ=ミラローズは神妙な顔をして一つの事実を告げた。 ラグオル地表に存在するとある施設からメッセージが入ってきているのが確認された。 そして、メッセージの送信主は、ナターシャの義父であり、 軍の英雄、そして、公式には既に『死んでいる』人物であるヒースクリフ・フロロウェンからであった。
君は、海底プラントに潜り、メッセージの送信者を突き止めるという指令の下、海底プラントに侵入を試みた。 プラント内部での死闘の末、端末を調べて行く君は、途中で一つの端末に辿りついた。 それは、一人の人物が遺した音声メッセージ、そして、その残した人物は君が捜し求めるヒースクリフ・フロロウェンであった。 プラントの奥深くに侵入し、フロロウェンのメッセージを集めていく内に、君は彼の身に起こった悲劇について知る事となった。 ヒースクリフ・フロロウェン、公式には軍事行動中に戦死した事になっている英雄、彼は死んではいなかったのだ。 彼は、部下の安全と引き換えに一つの遺伝子のモルモットとなる選択を選んだ。 そして、その遺伝子の名前は、先のレッドリングリコの悲劇を生み出したD型遺伝子であったのだ。 君がその音声メッセージを聞いた時、エリから一つのメッセージが届いた。 「この先の廃棄物処理所からリアルタイムでメッセージが送信されています!」 君は一端ラボに戻るとナターシャに全てを報告し、判断を待った。 ナターシャから下された最後の指令は、D型遺伝子感染者ヒースクリフ・フロロウェン、 いや、オルガ・フロウと名付けられたモンスターの駆除であった。 そして、君は今一度プラントの奥深くへと侵入する。 廃棄物処理所に辿りつき、下に降りようとした時、 後悔の言葉とも呪詛とも判らぬ言葉と共に一つの異形が君に襲い掛かる。 その異形こそ君が捜し求めていたヒースクリフ・フロロウェンであった。 下へと高速で降りて行く円状の足場の上の死闘の末、オルガ・フロウは絶叫と共に奥底へと落ちて行った。 最深部へと辿りついた君達が見たものは、水の上に倒れ伏したオルガ・フロウの巨躯。 死亡を確認する為に君が近づいた時、一つの光がオルガ・フロウの中へと吸い込まれていき、オルガ・フロウが再び立ち上がり襲い掛かってきた。 最後の力を振り絞ったオルガ・フロウとの戦い。 戦いの末、オルガ・フロウが遂に倒れた瞬間、君はオルガ・フロウの体から光に包まれ虚空へと浮かび上がっていく一人の男性の姿を見た。 ヒースクリフが救われたのかは判らない、だが君は彼が落としていった彼のかっての愛剣を手に地上へと戻るのであった。 おまけ EP4 髭がロリを使ってえらい事しようと思ったら、 ロリの中からどえらいものが生まれたんで、ハンターズがソレをしばき倒してハッピーエンド
PSOEP2の人乙です
って、まとめサイト見たが、PSOEP1もないのね PSOEP1って需要ある?
すいません。人物紹介の中で訂正があります。 ×ビルホルゴ・・・バグラゲラによってどこからか連れてこられた少年。バグラゲラに何らかの手術を施される。 ○ビルホルゴ・・・バグラゲラによって連れて来られたシエナの息子。アルクレストの手術を受けている。 ストーリーは、今日の夜に続きを書きます。
PSOちょびっと訂正お願いします。 ×フロロウェン ○フロウウェン
うは、今の今までずっとフロロウェンと思ってた ちょっとラグオルで吊ってくる
PSOEp3ってどんなの?
>>104 吊る前にちょっとだけ
EP3に関しては前提とする設定が多すぎるのでファンサイト巡ったほうがいいと思う
基本的に大まかなシナリオが一本通っていて、それに付随する形で各キャラがどんどん不幸になったいくだけなので(マジ)
細田:6話 (1/2) 細田の提案により旧校舎の教室へ場を移す一同。 そこで細田は旧校舎に伝わる『花子さん』の伝説を語り始める。 一同が移動した教室、数十年前にこの教室で補習を受けた生徒たちがいた。 生徒は六人。男子四人に女子二人、奇しくも現在の語り部たちと同じだ。 彼らはテストで赤点をとってしまったがために補習を受けていたのだ。 教師から渡されているプリントに彼らは必死に取り組むが・・・ 決して難しい問題ではないのに、何故だろうかプリントが終わらない。 そこには何か不思議な力が働いていたのだろうか、 補習を受け持った教師も彼らのことを忘れ去り帰宅してしまっていたのだ。 彼ら六人だけが旧校舎に取り残される中、時間は過ぎていく。 そして時計の針が夜十時を示すかという頃、彼らは相談し帰ることにした。 しかし、途中で席を立ちトイレに行った男子一人が未だ帰っていない。 早く帰りたいのはやまやまだが、その一人を放って帰るのも気が引ける。 結局、さらに男子一人がトイレに行った者を呼びに行くこととなった。 同じ一階のトイレにいるのだからすぐ戻るだろう、と待つ四人。 しかし、彼ら二人は戻らず、代わりに旧校舎に響き渡る悲鳴が・・・ 残る四人は恐怖に震えたものの級友を見捨ててはおけず、 四人の内、男子一人が先に消えた二人を探しに行くことに。 残る男子一人と女子二人の三人は職員室等に残った教師がいないか探すことに。 消えた二人を探しに出た男子は一階トイレへと行くが求める姿は無い。 二人はトイレにいるのではないのか?どうして最も近い一階トイレにいないのか? 疑問に思う彼の耳に囁くような話し声が聞こえてくる。声は階段から、上階から聞こえる。 話し声を消えた二人のものと考えた彼は全てがイタズラではないかと結論づける。 ならば一言文句を言わねば、と上へ上へと声を追う・・・ 辿りついた先は最上階、三階だった。 三階廊下へ足を踏み出した途端、奥の女子トイレに明かりが灯る。 なんでまた男二人で女子トイレにいるのか、と呆れつつトイレへ向かう。 トイレの中は・・・、個室の扉は全て閉じられ誰もいない。 ここで初めて彼はトイレの花子さんの伝説を思い出す。 "誰もいないトイレ、花子さんの名を呼び、個室の扉をノックすれば、 扉の上から見つめる青白い顔したオカッパ頭の少女が・・・" 突然湧いた想像を振り払いつつ彼は個室の扉を開けて行く。 四つある扉を、開く・・・誰もいない。 次の扉を、開く・・・誰もいない。 二人が別の個室に隠れているとしても何故こうも静かなのか、 何故物音一つ、息づかい一つ聞こえないのか。 さらに扉を、開く・・・誰もいない。
細田:6話 (2/2) 最後の扉を、開・・・く直前、階下からまたもや悲鳴が響き渡る。 彼は反射的にトイレを飛び出し階段を駆け下りる。 元いた一階へと戻ってきた彼の目に映ったのは教師を探しにでた三人だった。 三人は血塗れの変わり果てた姿で長い廊下に血の跡を残しながら何者かに引かれていった。 三人を引きずっていったモノ、一瞬見えたそれは小さな髑髏の集まりではなかったか。 一人残された彼は最早冷静な判断が出来ず、なおも反射的に三人を追い始めた。 廊下の奥の角を曲がった三人の姿はすでに消え、ただ上階へと続く血の跡が。 血の跡を追った先に待っていたのは・・・、三階女子トイレ。 トイレへ踏み入るが、誰もいない。 先ほど彼が開け放した三つの扉、そして残る一つの閉じた扉もそのままだ。 脳内で花子さん、三人を引きずる何か、自分も襲われるのかとの恐怖、 いろんなことを混ぜ合わせながら、最後の扉を開く! ・・・が、個室の中には誰の、何の姿も無かった。 消えてしまった五人は一体どこへ? 途方に暮れる彼に天井から滴り落ちる生暖かい液体、血。 ふと上を見上げれば、六つの影がそこに。 果たしてそれは姿を消していった五人の級友たちであった。 皆、釘でその体を天井へと打ちつけられていた。 ・・・影は六つ? 消えたのは五人、居残ってたのは自分を含めての六人だ。 今、天井に張り付くもう一つの影は何だ? 恐怖と混乱に支配される彼の前に、そのもう一人が降り立つ。 セーラー服を着ている、体付きから女子だろうか、 オカッパの髪型で、顔は・・・真っ白な仮面を着けている。 仮面の少女は彼へと近づき、そして 細田の話は終わった。語り伝えられている話はここまでらしい。 補習に残されていた六人はその行方、あるいは死体も発見されず 今も行方不明扱いになっているという。 細田は提案する。 「これから花子さんを呼び出してみようよ」と。 迷う主人公たちだったが、突然そこへ眩しい光が照らされ─ (→7話へ続く) (細かい分岐は数あれど、そのほとんどがゲームオーバーにつながる話です。 分岐によっては正体不明の生物?に殺されたり、 無数の羽虫に貪られたり、仮面の少女に遭遇したり、と碌な目に遭いません。 ここまでの話の流れによっては隠しシナリオに進むこともあります)
>>63 いつになるか分からんが、とりあえずやってみようと思うけど。いいっすか?
↑がんばってください
スプラッターハウス1〜3までのストーリーが知りたいんですがお願いできませんか?
魔法のプリンセスミンキーモモと京都財テク殺人事件と亀の恩返しを教えてもらえませんか? どれもファミコンソフトです。
「死体蘇生」が研究テーマのマッドサイエンティストの館<スプラッターハウス> 雨宿りのためにそこにやってきた主人公リックとその恋人ジェニファー 館は科学者の研究の過程で生まれた「化物」の巣窟になっていた 化物たちにリックは倒されてしまい、ジェニファーは連れ去られてしまう 昏倒するリックに"呪いの仮面"が「お前に力を貸してやろう」と語りかける リックは仮面の怪人として復活した 仮面から得た怪力とスライディング(最強の攻撃)で化け物どもを蹴散らしながら館を進むリック ついにジェニファーと再会するが、化物の手により改造され、怪人となってしまっていた 襲い掛かかってくるジェニファーに応戦するリック 時々、人間に戻って理性を取り戻し「Help Me」などと言うが、またすぐに怪人になってしまう 戦いの果てにとうとうジェニファーを殺してしまう 最期の瞬間、人間に戻れたジェニファーは「Good Bye」とつぶやき消滅する 化物どもを追って、化け物を生み出す"マザー"がいる胎内洞窟へ行く まとわりつく化物の幼生を振り払いながら、マザーを倒す 炎上するスプラッターハウス リックは墓場を進む 墓場の奥地に到着すると、"仮面"の本体「ヘルカオス」が復活する ヘルカオスを倒すと、リックに張り付いていた呪いの仮面が砕け散る エンドロール後、砕けた仮面の欠片が集まり、仮面が復活する 不気味な笑い声をあげる仮面……
プレイしたのが15年くらい前で、細かい所ちょっと自信ないがこんな感じ 2〜3はプレイしていないので知らない
城の中はモンスターの巣窟だった。武器庫で皇家の法衣、貯蔵庫で守護女神像の魂を入手して、 奥にある女神像に魂を与える。すると天井から、階段が落ちてくるので2階に上がる。 上がった先には皇女がモンスターに取り込まれているので倒す。その後倒した後ろのドアが開くので、 その奥にあるゴンドラを上がると、ビルホルゴがいる。しかしすぐに消え、羽の生えたモンスターが出てきて、 襲い掛かってくるので倒す。倒すと城が崩れてくるが、女の人が隠し扉を開けて助けてくれる。 女の人は魔人はこの先に進まないといない事、呪いの烙印に興味があることを教えてくれる。 ユテラルドは奥のゴンドラに乗り地下に向かう。 地下に着くとフォーリムが現れる。フォーリムは神殿の神官で魔人に詳しい人がいるから会いに行こうと言う。 ユテラルドは城で助けてくれた女の事をフォーリムに聞くが、フォーリムは答えずに消えていく。 パルミラの能力を使いながら地下を抜ける。魔人に詳しい神官はここに居なかったので進む。 地下を抜け神殿の跡地に行くと、魔人に詳しい神官が居る。その神官はユテラルドが来る事も、この世界から出たいと言う事も知っていた。 そしてバグラゲラという人物に会うことを告げられる。バグラゲラに会うには、皇家のメダルを皇家の秘所という場所から、持ってくることだそうだ。 ユテラルドは、皇家の秘所に向かう。 皇家の秘書に行くとフォーリムが現れる。皇家のメダルをとるには皇家の衣装を着て、皇家の祖先の像いかなければならないようなので、衣装を集める。 そして衣装を集めたら像の場所に行き衣装を示すと、フォルス一世の霊が出てくるので倒す。倒すと、ユテラルドを認めると共に皇家のメダルを置いていく。 メダルを持って神官の所に行くと、祭壇で移動をさせてくれる。移動した場所に着いたらコロシアムを目指せば大丈夫と告げ、移動する。 着いた先は氷結洞という氷に覆われた洞窟だった。道が壊れている所を氷柱を落としながら、道を作り進んでいくと 魔法人があるので乗って上に向かう。
魔方陣の先にはコロシアムがあった。コロシアムの観客席に来ると、フォーリムが出てくる。闘技場には、 バグラゲラがいる。そしてバグラゲラの後ろにシャルアミがいることにユテラルドは驚く。急いで闘技場に行くと、 ビルホルゴの実験をしていた。ユテラルドはバグラゲラに質問をするがはぐらかされ、バグラゲラ、ビルホルゴ、シャルアミはいなくなってしまう。 そしてドラワイドという戦士が出てくるので倒す。ドラワイドは死ぬ間際に闘技場の床を壊し、ユテラルドを地下に落とす。 ユテラルドはフォーリムに呼ばれ目を覚ます。そこは溶岩が流れる洞窟だった。洞窟を抜けるには道をふさぐモンスターを倒さなければならないが、 倒す為には2つの宝玉が必要なので、まずはこれを探す。2つの宝玉を見つけたらモンスターを倒す。 倒して奥に向かうと城で助けてくれた女性がいて、クレストの存在理由を教えてもらう。そしてバグラゲラのいる天衝く柱まで移動させてもらえる。 天衝く柱に着いたユテラルドは、ひたすら頂上まで上っていく。途中には、装備の色を統一して渡る仕掛けや合成装置を作動させる仕掛けがあるが、 それを突破していく。天衝く柱の上の方に来ると、フォーリムが現れ、ここが最後の関門だと教えられる。 敵を一定数倒す仕掛けを乗り越えて、最奥に行くと光の昇降装置がありそこからバグラゲラの場所まで移動できるようになっているので、 乗って移動する。 昇降装置は、バグラゲラの秘密研究所に続いていた。大きな扉を開けるとバグラゲラが待っていた。バグラゲラは研究の最終段階として、 クレストの暴走を見たがっているようだった。そんなバグラゲラをユテラルドは倒す。バグラゲラを倒すと、バグラゲラにシエナと呼ばれた城で助けてくれた女性が来る。 シエナはビルホルゴを探しに来ていた。ビルホルゴはもう既に最果ての地に移動しているとバグラゲラは言う。 ユテラルドは壁の奥にいるシャルアミを発見するが、壁を壊せない。バグラゲラはシエナにビルホルゴとシャルアミのどちらを見殺しにするか持ちかけながら、消えていく。 シエナは迷わず不思議な力を使い、シャルアミを助けようとする。 ユテラルド編終了
今日はこれで終わりにします。
スプラッターハウス、エヴァーグレイスの人、乙です
>>113 乙、だけど、大切なところが抜けてる。
ヘルカオスを倒した後、自分も消えていく(砂になっていく?)リック。
自分も消えていく、物悲しいラストだぁね。
SFCかPSの「かまいたちの夜」お願いします。 もしよければ、追加のサブシナリオみたいなのも同時にお願いします。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/06/18(土) 19:56:22 ID:PAI1qSM1
ナムコ×カプコンを細かくお願いします。
DOD2の人まだっすかー? せめてエンディングの種類と内容だけでも教えて下さい…
ネタバレトリップは忘れるな
>>120 SF版の方でよければ、記憶をほじくり返してみる。
ちと、時間がかかるかも知れないけど。
半熟英雄4お願いします。
126 :
120 :2005/06/19(日) 00:35:16 ID:vXoDY3Rn
>>124 時間のある時で良いので、お願いします(`・ω・´)
じゃあPS版かまいたちの真理の探偵編とドラマCD版は俺が補完するよ
逆転裁判2だかで御剣が死んだってまじですか?
>>121 序章含めて50話あるし、詳しくってのはきついぞおい
>>128 全然死んでないよ。3でもぴんぴんして出てくるし。
死んだのは検事としてと言う意味で、それもすぐに復活するし。
テクモの影牢のストーリーをお願いしますm(_ _)m
Remember11 どんな話で、どこらへんで終わってしまってるのか教えてください
>>132 (主人公に向かって)「あなたは優希堂悟(主人公の名前)ではないは!」
主人公「工エエェ(;´Д`)ェエエ工」
完
134 :
124 :2005/06/19(日) 20:22:26 ID:zxPoA3XD
>>127 すまんす、カセットが紛失してたんで、
本編もできればお願いします。
ギャルゲ板のスレにあったような>リメンバー11 無いかもしれんしもう落ちてるかもしれんが
メタルスレイダーグローリー(FC)と学校のコワイうわさ花子さんがきた!!(PS、SS)をお願いします。 花子さんは、途中にゲームとは直接関係しない怪談アニメも挿入されたと思いますが できたらそっちも教えてください。
影牢は殺せる奴を全員殺すと 魔神の力でミレニアがトキビトになるエンドしか覚えてないな
139 :
127 :2005/06/19(日) 23:55:23 ID:m2ez9hJ9
>>134 了解、今日久しぶりにやったらみごとに惨殺された。
>>136 落ちてはないが、R11は書いてなかった
俺は実兄と逃げ出して幸せに暮らしましたエンドしか覚えてない たしかミレニアが妊娠していたとかだったような。
書いた人じゃないけどスプラッターハウスで主人公リックは死なないよ 漏れも実際にやったことはないけど御剣同様3まで出てくる 後付設定で死んでないことになったのかもしれんが
スプラッター1は忘れたが 2はリックが寝てる時に仮面の精が表れて、恋人は地獄で生きているとかいって救いに行く話 3はジェニファーと無事結婚して子供を儲けたが、ある夜住んでた館が異界化して子供、妻攫われたんで 救いに行く話のはず
エターナルアルカディアお願いします
【オープニング(シャルアミ編)】 心優しい少女シャルアミは、弟のようにしているユテラルドとその家族と共に平和に暮らしていたが、 ある日モレアの暗殺団にユテラルドの父親が襲われた時に、ユテラルドを連れて逃げ出す。 しかし、暗殺団に囲まれて絶体絶命の時にユテラルドのクレストの力が暴走する。 そして、暴走した力に巻き込まれたシャルアミは、最後に見覚えのない場所を見て倒れてしまう。 【本編】 シャルアミはベッドの上で起きる。近くには女性がいる。その女性は林の中で倒れていたシャルアミを、 助けてくれたそうだ。名前を尋ねるとシエナという名前だそうだ。シャルアミは自分のことについて話してもらおうとすると、 シエナにここから出るなと言われ、外に出て行ってしまう。シャルアミはドアの隙間から外を見てみると、 バグラゲラとシエナが話しているのが見えた。バグラゲラはシエナが何故出てきたか、ドアの隙間から見ているシャルアミを見て確信し、 ビルホルゴに家を破壊させる。シエナはシャルアミを守るためにバグラゲラについて行く。 シャルアミはシエナをも守るために立ち向かう。 道なりに進むと老人が地面に刺さっている剣を見つめて弔っている。花を手向けたいと言うので、 シャルアミが花を取ってきてあげると、剣星の証が貰える。その証は望む場所に行ける物だそうだが、 皇家の神官にしか分からないそうなので、神官を探す。海岸線にある壁に剣星の証を掲げると、壁がなくなり 奥に神官がいる。神官は目の前にある像に触ると、望みの場所にいけると言うので触る。 移動した先はバグラゲラが所長を務める人秘学研究所だった。研究所内を探してみると、マスターキーとパルミラの実を取得する。 マスターキーで所長室を開けると、バグラゲラがいる。バグラゲラは地下で待っていると言い残しモンスターを出して消えてしまう。 シャルアミはモンスターを倒した後、奥にあるボタンを押してゲートを開放し、パルミラ精製室に行く。 パルミラを精製し、転送起動パルミラを作り出し、転送装置で移動する。 次の階層に着いたが地下に行けない。地下に行くには4つのエレメントを破壊しなければならないようなので、破壊して下に行く。 すると女の人がいて、此方からではなくて、西エリアの転送陣に行く事を教えられ、西エリアの転送陣から地下に移動する。 地下で服装の仕掛けと鏡の部屋の仕掛けを抜けて、2つの鍵を取る。そして鍵を使う扉を開けると、シエナが椅子に座っている。 しかし呼んでも反応がない。そこにバグラゲラの声がして、シエナの形をした人形を操作して攻撃してくるので倒す。 倒すとバグラゲラに魔法で強制的に移動させられてしまう。 移動させられた先から少しでも早く抜け出したいシャルアミは、出口へ行くために2つの宝玉を入手して橋を架けて、出口へ行く。 出口には赤い疾風と名乗る男が、襲ってくるので倒す。倒すと赤い疾風は、安らぎを与えてくれたシャルアミに、 全てを見届けさせる為に天衝く柱に送ってあげる。赤い疾風は力を使いきり石像になってしまう。 天衝く柱に着いたシャルアミは、頂上までひたすら登っていく。服装の仕掛けや、2体の巨人のボス、敵を一定数倒す仕掛けを乗り越える。 頂上に着くとバグラゲラとシエナがいる。シャルアミはシエナを助けようとするがバグラゲラは、 シエナとビルホルゴを戦わせようとする。シエナは昔ユテラルドが使ったような不思議な力を使おうとする。 シャルアミ編終了
【完結編】 (ユテラルド編終了時から) シエナは不思議な力を使いシャルアミを助ける。しかしシエナは、自分のクレストの力を使ってしまったので、 魔人化しそうになる。シエナは自分が完全に魔人化する前に、ビルホルゴの事をお願いすると共に、 自分が完全に魔人化する前に、倒す事を告げる。そしてシャルアミには感謝をして、 ユテラルドには、騙してここまで連れてきて申し訳ないと詫びて消えていく。 そして消えて光になったシエナは、その先にいるフォーリムと融合する。ユテラルドとシャルアミは、 二人の力をあわせてビルホルゴとフォーリムを倒す事にする。 ユテラルドは、アルクレストの力を使い魔人化したビルホルゴと対峙する。ビルホルゴは、無言のままユテラルドに襲い掛かる。 上空からの魔法や鋭い剣撃等に苦戦をしながらも打ち破る。ビルホルゴは自分の母親のことを思い出して死んでいく。 シャルアミは、魔人化したシエナと融合し、覚醒したフォリームと戦う事になる。フォーリムはこの世の全てを消し去ろうとするが、 シャルアミはフォーリムを倒す。倒した時フォーリムは、ありがとうと言い残し消えていく。 【エピローグ】 戦いが終わった2人は元いた場所に戻ってくる。そこにシエナが現れそして崩れ落ちる。シャルアミはシエナを抱き上げる。 シエナは薄れいく命の中で、リューベーン帝国について教えてくれる。シエナは万物の母であり、 死を認められないシエナが、自分自身の考えだけで生かしてきた事、そしてユテラルドとシャルアミは、 たまたま大陸を結ぶサイクルに当たってこの世界に来たことを教えてくれる。 シエナはユテラルドにクレストは「呪いの烙印」とされてきたが、いつかきっと「希望の烙印」に変えて欲しいと言う。 そして最後の力を使い元いた世界に帰してくれると言う。ユテラルドはシャルアミを助け出せた事をシエナに感謝する。 シエナはありがとうと言い残し消えていく。抱き上げていたシャルアミは泣き崩れる。 ユテラルドとシャルアミは元の世界に帰る前に、ビルホルゴとシエナに見立てた木を植える。ユテラルドは、シエナに見立てた木に 布をくくりつけていく。そしてシャルアミと共にその場を去っていく。 木にくくりつけた布は、いつまでも風に靡いていた。 END
【最後に】 ストーリーはこれで終わりです。 最後の対決は、逆にする事もできますが特に話に変化がつくわけではないので、 割愛させていただきます。皆様読んでくださってありがとうございました。
エヴァグレの人乙です
スパロボOG2予約した者ですが色々あってまだ半分しかクリアしてないの。 なので予約取り消します。ゴメンナサイ。 一応、まとめるのは続けておきますけども・・・なんか未練がましいですね(汗
「フィレーナ…、今のは何?カプセルに入った、赤ちゃんが…」 「分からない…、ボクらに何かを伝えようとしていたような…」 謎がモヤモヤ消えないまま、フィレーナ達は建物を脱出した。 外の風に触れたリラが深呼吸する。 「どうにか脱出できたみたいね…」 「リラ、ケガはないか?」 なんのこれしき!と元気をアピールするリラ。 フィレーナは、フィロセラが近づいている事を感じる。 「何が起こるかはわからないが…」 「分かってる…でも悪魔のリーダーを倒したんだもん もう怖いものなんてないわ…」 そういうとフィレーナを抱きしめる。 「ちょ、ちょっとリラ…。もう少し離れてくれないか!?」 リラは膨れた。 「…んもうっ、せっかくムードを出してるのに…」 しぶしぶフィレーナから離れると笑顔を見せた。 「リラは奥さんなんだから、たまには甘えさせてくれてもいいんじゃない? 恥ずかしがりやなんだから…」 フィレーナは瞬きし、ギャッピーは器用にため息をついた。 西のママミア橋を渡り、さらに西へ。 海沿いに立てられた小屋を尋ねると、ギャッピーと色違いの犬が奥へ逃げていった。 どうやらここが旧フィロセラの領地らしい。 ここに住む漁師のクリムさん曰く、海には汚れていて出られないとの事。
海の水を綺麗にする力を秘めた『フィロセラの剣』。 ウトの言葉を思い出し、フィレーナは浜辺に立った。 「何をするの…?」 「試してみる。『フィレーナの剣』が持っている、海を生まれ変わらせる力を!」 リラは広い海を眺める「本当にそんな事…」 フィレーナはリラとギャッピーを下がらせると、剣を掲げた。 『フィレーナの剣』から浄化光線が発せられた。 青い光が海上を走っていく。 沈黙。 変化の起こらない海を眺めて、フィレーナが1人と1匹に向き直った。 「ダメだ…何も…」 地面が揺れる。海が震えた。 「何が起きてるの!?」とリラ。 海を見たフィレーナが叫んだ。 「リラ!アレを!!」 フィレーナが指差す先。 海が揺れ、波しぶきが上がり、ゆっくりと海中から建物が浮上してきた。 フィロセラ王宮。 浮上した城は、フィレーナ達が立つ浜辺へと到着した。 「ドラの情報管理局で見た王宮の映像と全く同じだ…」 「これが…、フィロセラ王宮?」 門へと近づく2人と1匹。リラが扉を開けようと手をかける。 ビクともしない。ついでに鍵穴もない。 「王宮に入るにはいったい、どうしたら…」 リラが門の側の人魚の像に近づいた。 「フィレーナ、来てっ!人魚像に何か書いてあるみたい」
像に書かれていたものはフィロセラ文字だった。 「ゼナじいさんから教わった文字…」 「フィレーナ、読めるの?」 頷く。文字を読むフィレーナ。 『開けたかったらフィロセリアン2人で人魚像に触ってね。 でもフィロセリアンじゃなかったら海の藻屑(要約)』 「帝国の手から王宮を守るために …多分、フィロセラ王がこの門に仕掛けを施したのね…」 フィレーナ以外のフィロセリアンをリラは考える。 「水車小屋のヤコスさん!フィレーナ、頼みにいきましょう」 来た道を戻ることになった。 (ちなみに漁師のクリムさんはラリテニアン。 亡くなった嫁さんがフィロセリアンなんだそうです) ママミア橋を渡り、ルシベの軍事基地を通り、戻ってきました水車小屋。 家にいたのはヤコスだけだった。 「孫は薬を買うため、外に出ておりまして… でもご安心めされ…。王女様のためなら、このヤコス…」 咳き込んだ。 フィレーナを引っ張って下がるリラ。 「あきらめましょ…フィレーナ。あの体じゃ…」 流石に老人のヤコスにフィロセラまでの旅は辛いと思ったようだ。
フィレーナはベッドの側まで戻ると、ヤコスの身体を案じた。 「しかし、フィレーナ様…。私に何か頼みごとがあったのでは…? 王宮が復活するという大事にこんな身体になってしまうとは…」 ヤコスはフィレーナとリラに向かって詫びた。 「申し訳ありませぬ…フィレーナ様…フローラ様…」 リラがフローラって?と尋ねる。 ヤコスは謝ると、リラとよく似ている娘の話をした。 「フローラ様は若い頃の知り合いで、それは美しい娘でした……」 「私に似た人がフィロセラに…?」 長話はヤコスの老体に悪いと思ったフィレーナが、一旦中断させる。 家の外で話す2人と1匹。リラは先ほどから何か考え込んでいる。 「フィレーナ…もしもフィロセリアンが見つからなかったら… …ヤコスさんが言っていたフローラって女性… もしかしてリラのお母さんだったりしてっ!」 自分で言って黙る。 「…そんなはずないわね…。さてと、占い師にでも頼る?」 リラがそういうので、ベルーシの占い師の下に行ってみる事に。 「探す人はすでに見つかり、汝の目の前に…」と出た。 水車小屋でソフィカを待とうにも(多分イベントが終わるまでは) 帰ってこないと思われるので、フィロセラに戻ることにした。 結局手がかりのないまま、王宮入り口に戻ってきてしまった。 リラが門に近づき、自分に試させて欲しいという。 「試すって、何を?」 このフィロセラがとても懐かしく思えると言うリラ。 「ヤコスさんが言っていた、フローラという女性は もしかしたら…、リラの…」
フィレーナがリラに問いかける。 「分かっているのか? フィロセリアン以外の者が人魚像に触れれば海の藻屑となって…」 リラは覚悟を決めていた。フィレーナの役に立ちたい。 「どうして…、そこまで…」 「あなたが好きだからよっ!」 そう言うとリラは、フィレーナが止める間もなく人魚像に触れた。 「リラッ!!」 駆け寄るフィレーナにリラは言った。 「フィレーナ…早く、手が…とける…」 「なんてバカな事を!」 フィレーナは後ずさると、対となる人魚像に触れた。 震える王宮。 地響きと振動にギャッピーがぺちょんと伏せた。 人魚像の前で倒れている2人。 王宮の門は開かれた。 2人の間を通り、ギャッピーが入っていく。 意識を取り戻したフィレーナは、リラを揺さぶる。 「……リラ…、リラ…返事をしてくれ!」 リラは倒れたまま答えない。顔を伏せるフィレーナ。 リラが目を覚ました。まだ夢を見ているような顔だ。 「…リラ!」 「…リラがフィレーナと同じフィロセリアンだったなんて…」 ぼんやりそう言うと、視線を落とす。 「…どうしたのかしら…。嬉しいはずなのに…涙が…とまらないの…」 涙を見せないように背を向けたリラにフィレーナは言った。 「さあ、リラ。王宮に入ろう…」
王宮内。先に入ったギャッピーはそこで待っていた。 「…素敵な王宮ね…」辺りを見回しリラが言う。 十数年間海中に沈んでいたにも関わらず、全てが新しかった。 「ドラの家とは大違いだわ」 そしてフィレーナの正面に立つ。 「帰ってきたご感想は?フィロセラの王女さま?」 はしゃぐリラとは対照的に、静かなフィレーナ。 「リラ…、わからないんだよ… ウトさんの言ったとおり、海も、王宮も復活させた… でもフィロセラを復興させるには、これから何をすればいいんだ…」 1人先へ歩き出し、立ち止まって叫んだ。 「王国を復活させるために、ボクは何をすればいいんだっ!!」 リラはなだめるように言った。 「あなたへのメッセージが、王宮のどこかにあるかも… ここでくじけちゃダメよっ」 宝箱をあさりながら王宮内を歩きまわり王座にたどり着いた。 王と王妃の玉座の間に立つと、どこからともなく優しい声が聞こえてくる。 『お帰りなさいフィレーナ…そしてフィロセラの民よ… お前たちの帰りを、長い間待ち望んでいました…』 声はフィレーナに告げた。 『6つの灯台を直してフィロセラ復興プリーズ(要約)』 灯台の台座に"フィロセラの希望(宝石)"をはめると、光が戻るのだと言う。 声は、まず宮殿の近くにある第1灯台の明りを灯すように告げると聞こえなくなった。
王宮の外にでて、灯台へ向かおうとすると何やら浜辺に集団が見える。 浮上した王宮を見て騒ぐ男の1人に話しかけると 『オルカのフィレーナ』と名乗った。 自分の名前に、思わずフィレーナが聞き返す。 デビス帝国と闘う反乱軍だという。(オルカは男の名前) 「俺たちの他にも反乱軍は大小いくつもあるがな。今、世界中で結成されているんだ」 「フィレーナ、この人たち怪しくない?」 リラの言葉にオルカが反応した。 「俺たち反乱軍と同じ名前とは奇遇だな…」 "フィレーナ"という名は、いまや反乱軍のシンボルなのだと言う。 奇遇ついでにオルカの仲間に誘われるが、フィレーナは断った。 「…せっかくだが、ボク達もボク達なりに自由の為に闘っているんだ…」 オルカはフィレーナの両隣を見ると、鼻で笑った。 「たった2人と犬1匹でか?ハハハッ」 後ろに並んでいた反乱兵の1人が、オルカの背中をつつく。 「リーダー、この男、もしかしたら地下新聞の記事の…」 オルカは首を振った。 「そのフィレーナはラリテニアでの戦争で死んだと、地下新聞にも書いてあったはずだ」 フィレーナが地下新聞について尋ねた。 「帝国軍と闘ってるくせに、お前地下新聞も知らないのか? バトル作家だった男が発行している全国の反乱軍向けの秘密新聞だ」 何でもその作家の書く、帝国にたった1人で反逆を起こした脱走バトラー フィレーナの記事は大人気で、多くの反乱軍がフィレーナの名を名乗っているのだと言う。
そうしてオルカたちは去っていった。 最後に振り返って忠告する。ママミア橋辺りで 帝国軍と反乱軍の攻防戦がはじまるらしい。気をつけろよ。 橋での騒動も気になるが、とりあえず北の第1灯台へ向かう。 ○第1灯台 灯台に残されたフィロセラ古文書を発見。 それによると、海洋王国フィロセラはデビス帝国に次々と国が支配されていく中 6つの灯台の光と強大な海軍力で対抗していたらしい。 フィロセラと闘うことは、すなわち陸VS海。 勝負の鍵を握るのは6つの灯台の光だと記されていた。 フィロセラ王は、灯台が光を失った場合の復活方法を作った。 作られた灯台の順番どおりの台座に、"フィロセラの希望"をはめ込む事である。 全ての灯台に光が戻った時、奇跡はおきるという。 最上階には、黒く濁った玉が浮かんでいた フィレーナが台座に宝石をはめ込むと、玉は青い光を放ち、輝きを取り戻した。 漁師のクリムさんに船を借り、次の灯台があるライ島へ。 2人と1匹が島に下りると、乗ってきた船が流されて陸地から離れていった。 「クリムさんの船が…、どうしよう、フィレーナ」 どうしようもないので先へ進む。
○第2灯台 台座に宝石をはめ、同じように輝きを取り戻した。 …と、はしごを登って老人が現れる。 「こんなところまで入り込んだか、このモンスターめ!」 何か勘違いしている老人をギャッピーが威嚇した。 ふと台座を見た老人は、変化に気がついて驚きの声をあげた。 「信じられん…台座が復活しておる!こいつはもしや、あんたらがやったのか?」 リラが答えた。 「そ、そうですけど…、あの、おじいさんは?」 「こんな事はできるのは、この星にただお1人だけ…」 じじいはリラを抱きしめた。 「生きておいででしたかっ、フィレーナ王女様!!」 「フィレーナは、と・な・り!」 慌てて離れる老人。フィレーナの持つ宝石を見て、謝罪する。 じじいはここの灯台守だった。2人と1匹を案内し、地下の部屋を訪れる。 乗ってきた船が流されてったので帰れないッスと説明した。 話を聞いたじじいは、何やら考え込んでいたが 第1灯台も復活した事を知ると部屋を探し回り、マリンコンパスを手に戻ってきた。 「マリンコンパス?」 「はい、これさえあれば、なんの心配もなく大陸へ帰ることができます…」 明りの灯った台座の前で使うと、復活した灯台の間を行き来できるという。 そう言ってフィレーナに手渡す。 「これからの道中、お気をつけて…」
第2灯台の台座から、マリンコンパスを使って第1灯台に移動する。 とりあえずクリムさんに船の事を謝りに行った。 ボロ船だし、気にせんでええだトホホと言ってくれる。 それより、不在の間に男が2人を探して訪ねてきたという。 「怪しかったからルシベに言ったと嘘ついてやっただよ(要訳)」 じいちゃん、それはネストだ。 心遣いに涙しながら、ネストと第3灯台を探すためルシベ方面に戻る事に。 ママミア橋。 帝国軍と反乱軍のぶつかりあった後があちこちに見える。 リラは橋の途中で立ち止まり前方を指差した。 向こうもこちらに気がついたようだ。 「フィレーナ…フィレーナじゃないか!それに、リラ!!」 ネストを発見。 「…よく、生きていたな!」 「ネストこそ」 「俺は物書きだ、書き残したもんがあるうちはそう簡単に死ねんよ」 2人とも元気そうでよかった、と喜ぶネスト。 背後の岩に帝国兵が潜みこちらの様子を探っている。 「フィレーナ…、あちこち流れ歩いているうちに俺はようやくつきとめたんだ!」 リラは首を傾げる。 「…?いったい何の話?」 ネストは、敵の正体だといった。ボーの神殿にいる大祭司。 その人物が帝国を操っているのだという。
「ボーの大祭司を消せば、帝国はその機能を失うことになる!」 デラシーナで別れてから、ネストは単独でフィレーナの事情を調べていた。 「なんたってお前は、俺が発行している地下新聞じゃ 反デビス帝国のシンボルとして反乱軍兵士のヒーローだからな。 鍛冶屋のウトさんのことも分かった…。俺は帝国機密の一部を知ったよ…」 ギャッピーが背後の兵士に気がついた。 バラバ室。 バラバ3が、サブリーダーとリーダーの生命シグナル消滅に動揺している。 1は気にする様子もない。 「それがどうした…。機密情報兵団の建て直しなら、俺1人でもできる。 それよりも今すべきことは、我らデビス帝国に刃向かう反乱軍を始末することだ!」 ママミア橋。 ネストが背後の帝国兵士を撃った。 「びっくりした…、今のは、帝国の兵士?」 襲われるのはしょっちゅうだというネスト。 「何しろ、帝国と反乱軍で戦争が始まったんだからな」 フィレーナに向き直るネスト。 「フィレーナ、大祭司を倒しに行こう さっきお前が言っていた、フィロセラの復興だって 目的は帝国を倒すことだろ? 今ならボーの警備も、外の戦争に人手をとられて手薄になってるはずだ」 ネストの話を聞いたリラは、フィレーナに問う。 「フィレーナ、灯台の復活は?」 「帝国を倒してからでも遅くはないと思う…」とフィレーナ。 喜ぶネスト。 「決まったな!目指すは、大祭司のいる神殿の町、ボーだ!」
今日はここまでです。 やたら長くなっていますが、あと2、3回で終わりますので よろしくお付き合いくださいませ。
永遠の人乙です
原作も途中までしか読んでないんだよな・・・。 ここらへんはもう未知の領域だな〜。
サイレントヒル4、「アイリーンの死」エンドだけまとめサイトに載ってないっすね。 誰か書いてくれませんか。
165 :
ダークキングダム :2005/06/22(水) 00:20:44 ID:PXzhiC/m
主人公ジェン=ドールマンは魔法実験によって滅ぼされた セブ族の生き残りで、村を一瞬の内に崩壊させる魔法を 使うののは魔王軍を除いて他にいない。一族の仇を討つために 魔王軍に入隊を決意する。 人物設定 ジェン=ドールマン・・・主人公、進人族 ダイナ=ミッド・・・進人族 ギル=ガバメント・・・魔族 レイン=アスピート・・飛族 ジュディー=シルス・・進人族 コルド=ビッチ・・・蛮族 ウォル=サーベン・・亜族 ウル=ハイデン・・公爵、魔族 ローゼン=フォルク・・ウル派ハイアーク デグ・スタイナー・・・ウル派ミドルアーク、 ヘルト=ハイス・・・公爵、竜人族 ザルク=ファント・・ヘルト派ハイアーク ヴート=クライス・・ヘルト派ハイアーク ゼーレン=ツォーネ・・公爵、魔族 ブラン=ホーネット・・ゼーレン派、階級不明 ベーザー=ヘルツ・・公爵、死族 ニッド=ベルク・・ベーザー派ハイアーク フェア・ラート・・ベーザー派ローアーク フリード=フューラー・・魔王 勇者一行・・ルクス、ボルト、ワット、メロウ
166 :
ダークキングダム :2005/06/22(水) 00:59:18 ID:PXzhiC/m
シナリオ1 ブラン=ホーネットに早く城を落すように伝言する。 ティホスの街の民家で、ジャイアントアンデットを倒して任務終了。 魔王城左の塔でダイナが配下になる。 シナリオ2 ニッド=ベルクから任務を受ける。 ルカの谷で、トゥード兵の待ち伏せをうける。ベーザー派の兵士はジェン達を 囮にしていたらしい、ハイアンデットを倒して、魔王城で謹慎1ヶ月の処分が下される。 シナリオ3 魔導神兵を倒す任務を受ける。 カーティスの塔で魔導神兵を倒して任務終了。ギルが配下となる。 シナリオ4 コーランのジニムを暗殺せよとの任務を受ける。 パウルの塔最上階にてギルがジニムを殺す。 呪文士ホーランたおし、レイン=アスピートが配下となる。
白中探検部を予約しておきます。
168 :
ダークキングダム :2005/06/22(水) 07:53:09 ID:PXzhiC/m
シナリオ5 神魔兵団の隊長ケルドラを殺す任務が入る。 レインの助言でフェア=ラートと会話する事に。ケルドラを殺した後 リューンの村へいくと無限空間の罠にかかってしまう。 ファブル・ノードン・ゲルドンを倒した後に魔王城2Fで フェア=ラートと戦闘。ジュディーが配下となる。 シナリオ6 魔導兵工場ヘクストリア破壊の任務を受ける。コルドが配下にしてほしいと願い出るが ジェンは役に立つことでもしてくれたら配下にしてやってもいいと言う。 工場の結界をとくためケーサの教会の地下の神像を倒す。 ヘクストリアに入ったとたんにリャントーの罠にはまるがコルドの助け により危機を脱する。魔導兵を倒したら任務終了 シナリオ7 魔王から勇者を倒す任務を受け渡される。 任務を仲間達に話していると、ウォルが割って入り 『やつは自分のもっている金が はんぶんになるだけで 生きかえれるらしい』 と話す。ルーンディンクラーの谷に入り勇者を追う。(このダンジョン、 宝箱は沢山あるがすべてからっぽ・・・)。 勇者一行を見つけたがヘルハウンドとの戦闘の最中だった。 戦闘が終わったところで勇者一行と戦闘。(勝っても負けてもいい) 戦闘後ジェンに異変の起こり倒れる。 魔王城でウォルが配下となる。
登場人物紹介 透・・・主人公。中肉中背の大学生。真理とは友達以上恋人未満 真理・・ヒロイン。透と同じ大学。スポーツ万能、スタイル抜群 小林二郎・・・ペンション「シュプール」オーナー。真理の叔父(以下、小林さんと記載) 小林今日子・・小林さんの奥さん。気さくで面倒見のいい人(以下、今日子さんと記載) 香山誠一・・・社長。ハゲ、小太り、関西弁と典型的キャラ(以下、香山さんと記載) 香山春子・・・香山さんの奥さん。おしとやかで清楚な日本美人(以下、春子さんと記載) 久保田俊夫・・シュプールのアルバイト。長身のスポーツマンタイプ 篠崎みどり・・シュプールのアルバイト2。20代、ポニーテールのスポーツマンタイプ 美樹本洋介・・カメラマン。ひげもじゃのがっちり体型の山男 渡瀬可奈子・・OL三人組その1。痩せ型、長髪の派手めなお姉さん 北野啓子・・・OL三人組その2。ぽっちゃり型、いつも片手にスナック菓子 河村亜希・・・OL三人組その3。ショートカットでボーイッシュな女性。ちなみに全員18歳 田中一郎・・・謎の男。ロングコートに帽子、サングラスといかにも怪しい人物 ペンション「シュプール」の構造 1階・・・玄関、談話室、食堂、スタッフたちの部屋 2階・・・客室 地下室・・ワイン倉庫 ○○の部屋とか、部屋という表現は大抵2階の客室だと思って下さい
その1 透と真理はスキー場に来ていた。スキーに不慣れな透は転んでばかり、 一方の真理は雪国育ちでその腕前を存分に披露していた。 そして透がクタクタになってきたころ、空模様もあやしくなってきたため、 二人はペンション「シュプール」へと帰ることにした。 透と真理は大学の同級生。透が果敢にアタックをしてきたものの一人相撲のようであったが なんと今回は真理からスキー旅行へ行かないかと誘われたのだ。願ってもないチャンスを 断る理由もなく、二人で旅行へ来たのであった。 「シュプール」は真理の叔父の小林さんが経営しているため格安で泊めてくれるそうだ。 シュプールへ着く頃には空は吹雪はじめていた。 透と真理はスキーウェアの着替えを済ませたあと、1階の談話室へ降りてきた。 そこでOL三人組・可奈子、啓子、亜希と出会う。カメラのシャッターを頼まれる透、 そのまま自己紹介しあい談笑していると、そこへ新たな客・香山夫妻がやって来た。 香山さんは小林さんとは旧知の仲で、着くなり関西弁であれやこれやとまくし立てるのであった。 奥さんの春子さんはおしとやかで何処か影があるような印象を透は受けた。 その後、みどりさんから夕食の準備が出来た事を聞き、食堂へ向かった。 食堂にはペンションには似つかわしくない客・田中がいた。田中はサングラス、コート、帽子と ヤクザのような格好であった。しかし、食事が運ばれると美味しさにそんなことを忘れのであった。 食後、真理がナイターへ誘ってきたものの、俊夫さんとみどりさんに吹雪のことを聞き断念する。 談話室に戻ってみると小林さんとOL三人組がなにやら言い争っている。 どうやらOL達の部屋に『こんや 12じ だれかが しぬ』と書かれた紙が投げ込まれたようだ。 気味悪がるOL達ではあったがテレビがその部屋にしかないこと、そして部屋に入らずともドアの隙間から 紙を投げ入れられることで納得し、誰かのイタズラということでその場は収まった。
その2 その後、透と真理は談話室でくつろいでいると香山夫妻がやって来て、透を自分の会社へと誘ってきた。 やんわりと断るも香山さんは一人で話し続けるのであった。 ちょうど小林さんがビールを持ってきてくれたとき、外に何かが落ちる音がして驚く透。しかしそれは ただ屋根に積もった雪が落ちただけであった。そのまま窓を眺めていると、車の音が聞こえてきた。 そして、遅れてやって来た客・美樹本が現れた。外の吹雪がひどいらしく美樹本さんは大変苦労したと言う。 実際、今までにないほどの吹雪だそうだ。 美樹本さんは荷物を置いてくると談話室に現れ、自己紹介を始めた。陽気な性格らしく大声で話す人である。 皆でビール、紅茶などを飲んでいると小林さんが他の人達も誘うようにみどりさんに言った。 田中さんは人付き合いが良さそうでないということで、誘わなかったもののOL三人組はお茶を飲みに 談話室へと降りてくる。俊夫さんはテレビを見てるということで現れなかった。 人が増え騒々しくなる談話室。みなで楽しくお茶をしているときに突然「ガシャン」とガラスが 割れる音が響く。小林さんが一階を見て回るも異常はなく、俊夫さんを部屋から連れ出して戻ってきた。 そして各自、自分たちの部屋の窓が割れてないか確かめに行く。小林さん曰くほおっておくと 冷凍庫になってしまうらしい。透、真理、香山夫妻、美樹本さん、OL三人組ともに異常は見当たらなかった。 すると残る部屋は一つしかない。田中の部屋だ。 ふと真理があの脅迫状は田中の仕業ではないかとつぶやく。いやな予感がする透。 小林さんが田中の部屋をノックするも返事がない。強くノックするもやはり返事はない。 ノブを回すも鍵がかかっていたため、小林さんのマスターキーを使い部屋に入る。 部屋を開けた途端ひどい寒気が吹き抜ける。案の定、窓が開け放たれていた。 小林さんが田中さんを呼ぶが見当たらない。窓ガラスは割れ、枠だけになった窓が外壁に叩きつけられてた。 窓を調べようと近づくと、そこにはバラバラに切断された田中の死体が床に転がっていた・・・
その3 その後、殺害された田中を除く全員が談話室に集まっていた。 透はそこで、死体が発見されたこと、脅迫状のことを皆に話す。 かまいたち、プラズマのせいだと異常事態に混乱していると、香山さんが警察に連絡を入れるべきだと言う。 早速、小林さんが電話をかけてみるも繋がらない。どうやら電話線が切れてしまったようだ。 携帯電話を試すも電波が入らない。電話が使えない、外は吹雪、完全に閉じ込められてしまった。 人殺しがどこかにいるかもしれないのに…。 全員に不安が広がる。このペンションにすでに人殺しが隠れているかもしれない。 いつ襲われるか分からない状況だ。そんな時、真理が武器を持ったほうがいいのでは、と提案する。 賛同する一同。モップや果物ナイフ、スキーのストックを持ち、男性5人、透、美樹本、小林、香山、俊夫 で犯人が隠れていそうな所を点検してまわる。一階、二階と調べてまわるも何も見つからない。 そして香山さんがふと物置を指差す。その時、ガタッと中で物音が聞こえる。緊張が走る。 意を決して物置を開けると同時に何かが飛び出してきた。 なんと、猫であった。その猫はペットのジェニーだそうで、シュプールで飼われているそうだ。 その後も調べるも結局なにも見つからなかった。ほっとしたような不安なような気持ちになる一同。 談話室に戻り、とりあえず皆でコーヒーを飲む。そのとき透は疑問を抱く。 犯人は本当に外から窓を割って入ってきたのだろうか? 窓が割れる音がしてから田中の部屋に行くまでは、15分程度だ。そんな時間で人を殺害しバラバラに出来るのだろうか? なにか短時間で出来る方法があるのだろうか?
その4 窓が割れる音がしたとき一人だけ談話室にいなかった人間を透は思い出す。 俊夫さん。透のなかで疑念がうずまく。いや犯人は外部の人間である、 そうあるべきだと無理に思い込もうと透はするのであった。 すると小林さんがふいに立ち上がり外を見てくると言う。何か痕跡を見つけられるかもしれない。 猛吹雪の中、小林、俊夫、美樹本たちで外を見回りに行った。 談話室で待っていると香山さんが携帯を試しに二階へ、OL三人組はトイレに行くといい二階へ行った。 裏口のベルが鳴り今日子さんは裏口へ、それについていく透と真理。 裏口には小林さんたちが戻ってきていた。何と美樹本さんが何者かに殴られ、頭から血を流していた。 美樹本さんを治療し二階の部屋へ運び、部屋を出ると香山さんと出くわし電話のことを聞くも やはり駄目だったようだ。談話室へ戻り、小林さんから事情を聞く。 外へ出るなり、はぐれてしまい気付いたときには美樹本さんは襲われていて、犯人の顔も見ていないようだ。 俊夫さんが襲った?再び俊夫への疑念が浮かび上がる。 美樹本さんは意識はあるものの医者に見せねば安心は出来ない状態だと言う。 そこへ俊夫さんが戻ってきた。そして、みどりさんがいないことに気付く。 みどりさんは気になることがあると言って、死体のある部屋に行ったらしい。 OL三人組もトイレに行ったきり帰ってこないのも気になる。 俊夫さんが見に行くと言う。透は迷った、俊夫さんを一人で行動させていいのか。 考えていると真理が行くという。また透は迷った、俊夫さんを見張るべきか真理を守るべきか… 迷っていたら真理はさっさと二階へと行ってしまった。もし犯人が二階に隠れていたら… 心配になったところで真理は二階から降りてきた。 OLたちは誰も信用できないと言う。つまり、このペンションの中の誰かが犯人だと思っている。 誰もが考えていた可能性だ。疑心暗鬼。 しかし小林さんは反論する。人を殺しバラバラにする時間があった人間がいるか?と。 人を殺しバラバラにするのに30分かかるとする…夕食が終わったのが8時頃 食堂を出ると脅迫状の件でOL達が騒いでいた。その後、香山夫妻・小林夫妻・OL達が談話室へ来る。 そして美樹本さんが到着したのが8時半頃。これ以降、俊夫さん以外の全員が事件まで談話室にいた。 俊夫さんにもギリギリ犯行ができた? 透は疑問に思う、犯人はいつ犯行を行った?いつペンションに入り田中を殺害したのか? 窓は閉まっていた。正規の入り口はひとつ。田中が自ら招き入れた可能性もある。 色々と推理していると、みどりさんがまだ帰ってこないことを俊夫さんが気にする。 真理が行った時みどりさんは見当たらなかったらしい。とにかく危険なのには間違いない。 OL達もふくめ全員でまとまっていたほうが安全ではある。そこで全員でみどりさんを探すことにした。 二階に行くとジェニーが物置に向かって鳴いている。 小林さんが物置を開ける。そこにみどりさんがいた、すでに息絶えた姿で・・・。
その5 みどりさんは殴り殺されていた。その姿を見た俊夫さんは怒りわめく。狂ったがごとき怒り そして悲しみ。透は真理にOL達を呼ぶように言い、自分は美樹本さんを呼んだ。 皆で談話室に一緒にいるほうが安全であるからだ。俊夫さんとみどりさんを残し談話室へと向かった。 数分後、俊夫さんはみどりさんを抱き一階の自室へと連れて行った。 俊夫さんが戻ってきたあと、第二の事件の皆に話した。 自分たちの中に犯人がいる可能性、ペンションの中にいる可能性。どちらにせよ全員でいれば犯人も ヘタに行動はできないということ。しかしお互いを疑う状態は続く。 醜く罵りあい、泣きわめく結果、重い空気が流れてしまった。 空気を変えるべく香山さんがテレビをつけた。銀行強盗のニュースがやっていた。 香山さんは気分をほぐそうとニュースについてコメントした。透もそれに乗っかった。 真理、俊夫も乗ってきた。少し空気がやわらいだ。 そして透は何故みどりさんは殺されたのかについて考えた。「気になること」とは? 何かを知ってしまったから殺されたのではないか。 透は田中の部屋を調べてみることにした。 田中の部屋はユニットバスなどを使った様子はなく、また荷物も何も入っていなかった。 透は推理してみるもまだ分からない。そこでとりあえず消去法を使って考えてみる。 第一の事件(田中殺し)・・・結果、香山夫妻だけが犯行できる時間を持っていたことが分かる。 第二の事件(美樹本殴り)・・・香山さんだけは携帯を試すと言い一人になる時間があった。 みどりさんも同時に殺すことが出来た。 理にかなった推理だ。香山さんに全員から恐怖・怒り・悲しみさまざまな感情がぶつけられる。 香山さんは当然否定するも推理を覆すようなことはできない。その場ではとりあえず地下のワイン庫へ 閉じ込めておく事にした。香山さんにすれば真犯人から身を守れる、他の人にすれば犯人を監禁できる ということで香山さんも了承した。 明日になれば吹雪がやみ警察が来る、そう信じて皆、自室へ戻っていった。
その6 犯人は捕まえた…とはいえ本当の犯人かは分からない。不安が残るなか透と真理は二人で透の部屋にいた。 身も心も疲れていた透と真理はそのまま眠ってしまった。・・・ふと眼を覚まし、時計を見ると午前3時50分。 夜明けまでまだ時間がある。そして透は真理がいないことに気付く。真理は今一人だ、不安がよぎる。 廊下にでるもしんと静まりかえっている、真理の部屋へと向かう。すると突然、悲鳴が聞こえてきた。 真理の悲鳴だ、そして再び悲鳴が聞こえた。 透は真理のもとへ急いだ。真理は一階にいた。小林夫妻が殺された、真理の様子から透はそれを察した。 …まさか香山さんが、と思い地下室へ向かうと鍵をかけておいたはずなのに地下室の扉が開いていた。 おそるおそる中に入るとそこには香山さんまでもが殺されていたのだった。 透はもはや正常な思考ができなくなってきた。とにかく生き残る、それだけを考えた。 二人は二階へ戻り生き残った人たち(透、真理、春子、俊夫、美樹本、可奈子、亜希、啓子)に新たな被害を伝えた。 しかし美樹本だけは出てこない。心配になり様子を見に行く透。呼んでも返事がない…ドアに鍵はかかっていない 部屋に入ると美樹本はベットにいた、がすでに手は冷たく脈が完全に止まっていた。 おそらく怪我で脳内出血でもしたのだろうと透は思った。 透にはやはり俊夫が犯人としか考えられなかった。田中さんとみどりさんを殺したのは香山。 みどりさんの復讐のため、小林夫妻を殺し、地下室の鍵を手にいれ、香山さんを殺害した。 そう考えればつじつまは合う。 その後、真理、春子さんはOL達の部屋でまとまっていた。透は一人で小林夫妻の様子を見に行った。 小林夫妻の部屋に入ると、小林さんが包丁で刺され死んでいた。そしてバスルームには今日子さんの死体。 部屋から出ると裏口のドアノブに血がついてるのに透は気付いた。ドアは鍵がかかっていた。 透は覚悟を決め外に出ると血痕が雪の上に落ちていた。吹雪の中、透は突如、俊夫に襲われた。 しかし、透だと気付くと俊夫は手を緩めた。俊夫はひどい怪我をしていた。「あいつだよ・・・」 『あいつ』にやられた。そう言い残して俊夫は死んだ。透は混乱した、俊夫は犯人ではなかった。 あいつとはいったい・・・?
その7−1 生き残っているのは透と真理、春子とOL三人だけだ。 果たして女性にあんな殺人ができたのだろうか?もしや香山が本当は生きていて犯行を行ったのでは? 香山の死を確かめに透は再び地下室へと戻る。だが確かに香山は死んでいる。 となると犯人は…真理?信じられない、信じたくない、透はそんな気持ちだった。 そしてモップを持ち、透は二階のOL達の部屋へ行く。ドアを開けると予想通りの光景だった。 可奈子、亜希、啓子、三人とも殺されていた。 廊下に出ると透は真理と出くわした。真理が透へ向かって足早に歩いてくる。何か握っているのが気になる。 真理はぼくまでも殺すつもりなのか?絶望する透。真理はこちらに向かって飛び掛ってくる。 透は真理めがけてモップを振り下ろした。真理の頭から血が噴出す。 真理を問いただす透だが、ふと真理の傍に落ちているネックレスを見つけた。真理はこれを握っていたのだ。 真理は透に抱きつこうとしただけだった。真理はそのまま息絶えた。 これは夢、ただの夢なんだ。朝、眼が覚めれば真理が起こしに来てくれて、またスキーの特訓をするんだ。 このあと真理とは公認のカップルになて、何年後かには結婚したりしてたりして…楽しいことを考えているのに 透の目から涙が止まらなかった。これは夢なんだ…空想にふけった透が我に帰ると目前に人影があった。 人影が透を襲う。これで夢が終わる。長い夢が終わって真理が起こしにきてくれる。早く起こしに来てくれ…
その7で分岐(その6までは一緒ってことです) その7−2 生き残っているのは透と真理、春子とOL三人だけだ。 果たして女性にあんな殺人ができたのだろうか?もしや香山が本当は生きていて犯行を行ったのでは? 香山の死を確かめに透は再び地下室へと戻る。だが確かに香山は死んでいる。 となると犯人は・・・春子さん?香山さんと共犯だったとすればありえる話だ。 透はOLたちの部屋に戻った。しかし、そこには春子はいなかった。そして響く悲鳴。 春子のワナだろうか?迷う透に真理が見殺しにできないと飛び出す。 春子の部屋は鍵がかかっていた。マスターキーを取りに行く透。一階に下りると突如、部屋の電気が全て消えた。 真理が気になり透は二階へと戻ると廊下に真理がいた。透を心配してきたらしい。 急いでOL達の部屋に戻った二人、すると電気が回復した。そこには惨殺されたOLたちの姿があった。 そこで透はある考えが浮かぶ。透が心配だからといって一人で出歩いたりするだろうか? OL達と一緒だったのは真理しかいないのでは?疑う透に気付いた真理。真理は怒り自分の部屋へと帰ってしまう。 透も自分の部屋へと戻った。透はもう眠ってしまいたい気分だった。 真理が透を殺す可能性、真理が真犯人に殺される可能性。どちらも最悪である。 そこへ響く真理の悲鳴。ワナ? 透はすべてがどうでもよくなってしまった。もはや生きている意味はない。 透は部屋の鍵を開け、そのままベットで眠りについた…目覚めれば真理に会えると信じて 終
かま1は犯人がわからないと最終的に、こんな風になります。全滅系です。 一本道な話ではないので、まずバットエンドから書かせてもらいました。 このあと解決編、その他の話を書きます。文章、長すぎですかね?
かまいたちの人乙です
181 :
ダークキングダム :2005/06/22(水) 16:24:21 ID:PXzhiC/m
シナリオ8 邪険サイファを取ってくる様、魔王から任務を受ける。 サイファがあるルーレム洞窟は結界により入れず、4つの宝珠を集めることに。 1つの宝珠は勇者達が持っていったらしく、 ルーレム洞窟で互いの宝珠をわせてダンジョンにはいることに。 中に入りジェンとルクスだけトラップにかかってしまう。 仕方なく一緒に行動する事に。レッドドラゴン倒す。 洞窟を出てお互いに奇妙な友情を感じていた。 シナリオ9 謎の魔導戦士が魔王軍の兵士を消滅させてしまう。 魔王の間にてジェンはブランと共同で魔導戦士の放った魔物の始末、 ザルクとヴートは魔導戦士を倒す任務を受ける。鉱山の近くの村でブランは先に鉱山行った事を聞く。 ザルクとヴートが魔導戦士と戦闘、しかしあっさりと敗北。 ブランに追いついたがブランは殺されてしまう。サー、カウンを倒す。 勇者達も魔導戦士と遭遇、魔導戦士は勇者達を旧生体の分際で私に話しかけるなと言う。 ルクスは魔導戦士の黄金の鎧を見て300年前の黄金戦士だと思い戦いを挑むが敗北。 「あいつに違いない」と言い笑うトーデス。 シナリオ10 魔導戦士・・トーデス ジェンは魔王に自らトーデスを倒すと名乗りをあげトーデスを倒す事に。 トーデスのいるコーラン城は結界で入れず、旧鉱山カトラスケヤで ストーンジャイアント倒す、手に入れた魔石ファイムで結界をとく。 トーデスと戦闘 負けた場合ジェンの体に異変が起こり再びトーデスと戦闘 勝った場合「その姿でここまでやるとは」みたいな台詞を吐きトーデスが死ぬ
あぁ、かまいたちやりたくなってきた
そうそう一周目はよくこれ見るんだよな… 真理を殺したり、真理に殺されたりして酷い目に遭うんだ 続きを楽しみにして待ってます。
ダークキングダムの人乙 気になっていたゲームなので面白い しかし、主人公の名前がジェントルマンに似ているのは何かあるのだろうか
185 :
ダークキングダム :2005/06/22(水) 20:15:03 ID:PXzhiC/m
シナリオ11 魔王から超聖獣の生き残りを退治する任務を受け渡される。 サラエの倉庫で超聖獣ミリアを倒す。 ミリアを倒し、倉庫から出たら魔法実験の犯人がベーザーだという事がわかる。 シナリオ12 打倒ベーザーの計略をたてるが、ジェンの復讐に賛同できないウォルが離脱。 ベーザーが魔王を倒し、新たな魔王となる。 ベーザーに狙われてるのを知り、ジェンとジュディーはジュディーの故郷に逃げる事に。 逃げ損なったレイン、ギル、コルドの前にトーデスが現れ「こいつらをジェンと戦わせよう」と言う。 ベーザーが魔王に勝てたのはトーデスから力を与えられていたから。 ホルンの村に休む間もなく魔王軍の追っ手来て村の抜け穴から脱出することに。 抜け穴の途中でローゼン=フォルクと戦闘。戦闘後正気に戻るが死ぬ。 抜け穴の最後にギルとレインが 台詞↓ ジェン「ギル!レイン!無事だったのか!?」ギル「・・・・」レイン「・・・・」 ジェン「どうしたんだ二人とも」ギル「実はな・・ジェン・・」 レイン「お前を倒しに来たんだよ」 ジェン「な・・何をバカな事を」レイン「死ねジェン=ドールマン」二人と戦闘 戦闘後ジェン「ギル レイン・・嘘だろ?嘘だよな?おい何とか言えよ!」 レイン「ジェ・・ジェン・・」ギル「す すまねえ・・・ジェン」 ジェン「あ・・ああああああ・・うあああああああ!!」ジュディー「ジェ・・・・」 ジェン「ははははは・・俺は大バカやろうだ」 ジェン「ギルもレインも死んじまった、そうだ!俺が!俺がこの手で!!」ジュディー「やめてジェン!そんなに自分を責めないで、 きっとギルとレインもベーザーに操られて」 ジェン「俺がやった事に変わりはないだろう!!」ジュディー「いとまずここを出ましょう」
186 :
ダークキングダム :2005/06/22(水) 20:16:49 ID:PXzhiC/m
セブの村に行く事となる、セブの村には勇者達がいた。勇者達と一緒に戦う事になる。 ヘルナータの洞窟でダイナと合流。二手に別れ魔王城に潜入。 コルドも操られていてダイナは二人を先に進ませコルドと共に死ぬ。 ジェンを先に行かせニッドと対峙するジュディー、そこへウルが現れる。 ジェンとルクス合流、ベーザーを倒す。 ベーザー戦後台詞↓ トーデスが現れる。ジェン「き・・貴様はトーデス生きていたのか」 ジェン「貴様がすべての黒幕だったとはな」「何故俺につきまとう!貴様の目的は何だ!?」 トーデス「フッフッフッジェン=ドールマン実は私がお前に会うのは これで三度目なのだよ・・・」「もっともお前は私と初めて会ったときの事を忘れているようだがね・・・」 ジェン「三度目 !?な・何の事だ!?」 トーデス「いいだろう思い出させてやる」これがお前の心の中失った記憶だ ジェン「何をするんだ痛いじゃないか」 トーデス「ふっふっふ、ようやく見つけたぞまさかこんな村に隠れていたとはな」 ジェン「何のことだ、俺が何をしたって言うんだ!?」 トーデス「なるほど・・お前は自分の意思で超魔導を使えなくなっているのか」 「これは都合がいいおとなしく死ぬがいい!」 「しぶとい奴めこれでも死なんのか!」 ジェン「ぉぉぉぉぉぉ!!うぉぉぉぉぉぉぉ!!」 トーデス「超生体化!?意識も無いはずなのに」 ジェン「うぉぉぉぉぉぉ」トーデス「しまったこの村ごと吹き飛ばすつもりか」 ジェン「そ・そんな、お・・俺が村を滅ぼしたと言うのか!!」 トーデス「そういんことだ・・」ジェン「ウソだ、 そんなデタラメ信じられるか!」「それに貴様は何者なんだ言ってみろ!」 トーデス「私は神の国からお前を倒すために来た超生体トーデス!!」 ジェン「超生体・・・さっき俺の事もそう呼んでたな」 トーデス「超生体は神がおつくりになられた最強の戦闘生体だ・・」 「その力は人間達旧生体、魔物達新生体とは比べ物にならん!」 ジェン「何故俺が超生体なんだ! トーデス「お前は300年前この島に渡ったプロト超生体・・・・ 人間共が黄金戦士と呼んでいたのはジェンお前の事だ」 ルクス「バ・・バカなジェンが黄金戦士だと・・」 トーデス「プロト超生体がこの島で生きている事がわかったため 神が私をつかわせたのだ、お前を抹殺せよとな!!」 ジェン「だ だまれこんなこと信じられるか!」 トーデス「ふっふっふっ、仲間を倒し、人間どもを倒し、 これ上何を倒そうというのだ」。ジェン「だまれぇぇぇぇぇぇぇ!!」 ジェン長生体化 トーデスを倒すとエンディング 魔王城は崩壊し、魔王軍はほぼ全滅、ベーザーをたおした勇者達は祝福を受ける ジュディーはジェンを探しさまよっている。 精神が壊れたジェンはある街で街の人々に物置?に監禁させられる。テロップが流れて終り。
187 :
ダークキングダム :2005/06/22(水) 20:19:27 ID:PXzhiC/m
これで終りです。 アウトマップイベントとマッソーは面倒だから省きました。
かまいたちの夜かあ。なつかしいな。 主人公の名前とヒロインの名前を、漢字も使って変更できるんだが、 ある漫画に「透も真理も死にまくって頼りない。名前を「透と百人の忍」 「真理と巨大熊」と変更して疑似用心棒連れプレイをすれば少しは安心感が増す」 とか書いてあったから実行したら馬鹿馬鹿しくて怖さが薄れてしまったことを思い出すなあ。
あの長い話しもこれで観ると結構短くみえるもんだな。>かまいたち
>>188 犬まゆげだな。俺もやった<透と百人の忍
ダーククロニクル、よかったら書きましょうか?
↑ぜひぜひお願いします
そんじゃ書きます でも、うちのパソは暑がりで調子悪いんで少しずつ上げることになりそうです 主な登場人物 ユリス…主人公。発明好きの少年。父に譲られた「赤い石」を持つ モニカ…もう一人の主人公。未来世界のレイブラント王の娘。 父の形見の「青い石」を持つ エイナ…ユリスの母親。ユリスが幼いころに家を出て消息不明 父は何か知っているようだが教えてくれない ギルトーニ…グリフォン大帝の部下。モニカにとっては父の仇 グリフォン大帝…闇の支配者と呼ばれる謎の人物、詳細不明 注意:この作品は「時間」がテーマになってますが 「タイムパラドックス」がどうとかいう突っ込みは無しの方向で願います
第1章 外の世界へ ある日、パームブリンクスの町に暮らす少年ユリスが サーカスを見に行った事からこの物語は始まる。 ユリスの首には、つい最近父親からもらった赤い石の首飾りが下がっていた。 ふとした事でユリスは、サーカステント内でサーカス団長ポルカスと パームブリンクス町長ニードのこんな会話を聞いてしまった。 ポルカス「『石』はまだ見つからないのですか?」 ニード「…もう町中探した、しかしそんな『石』があるなんて話は…」 ポルカス「言い訳は聞きたくありません。 町の外がどうなっているのか、知られてもいいというのですか?」 ニード「…!それだけはやめてくれ!そんなことになったら大混乱が起こる。 『石』探しどころではなくなってしまう。 ポルカス「…分かりました。でもあまり長くは待てませんよ。」 ニード「…本当にこの町にその『石』があるって言うのか?」 ポルカス「それは間違いありません。」 そのとき、ユリスはポルカスに見つかってしまい、思わず逃げ出した。 ポルカスはユリスの首飾りに気付き、「フフフ…ついに見つけましたよ。」と ユリスに追っ手を差し向けた。 なんとか追っ手をまいて地下水道に逃げ込んだユリス。 その地下水道を秘密基地にしていた友人ドニーによれば、 町の外の水源から水を引いているこの地下水道を通れば町の外に出られるらしい。 「町の外がどうなっているのか」というポルカスの言葉が気になっていたユリスは 地下水道を通って町の外へ出てみることにした。 ポルカスが差し向けた巨象「リンダちゃん」や からくりマシーン「ハロウィーン」などを退けつつ地下水道を進んでいくユリス。 ちょうどその頃、ユリスから話を聞いた職工スターブルはニード町長を問い詰めていた。 町長の話は、驚くべきものであった。 今のままでいいのかと言うスターブルの言葉に動かされたニードは 町の外を見せないようにと廃止していた「バース鉄道」を再開することを決めた。 地下水道を抜けたユリスの目の前に、ちょうど「バース壱号」が到着。 これに乗って外の世界を旅するぞというスターブルについて バース壱号に乗り込んだユリス。 ユリスは、スターブルからニード町長が隠していたことを聞いた。 10年ほど前に、世界は突如として滅び、 地上に残ったのはパームブリンクスの町だけだったのだ。 グリフォン大帝なる人物がやったことらしいのだが詳細は不明。 そんな現状を打破するべく、バース鉄道で世界をめぐって何か方法を探す旅をするのだ、と。 快調にとばすバース壱号だったが、不意に振動が襲った。 外を見てみると、ポルカスが武装バギーに乗って追ってきていた。 ユリスは爆弾を投げつけて武装バギーを破壊するが、 ポルカスは全身にダイナマイトを巻きつけた姿で迫ってきた。 「爆弾投げてみなさい、ほら、ほら」 戸惑うユリスの前に、突然、剣を持った少女が現れてポルカスを成敗した。 これが、未来からやってきた少女モニカとの出会いだった。
>187 ダークキングダムはラストで子供に助けてもらうENDがあると噂を聞いたことがあるけど・・・?
すみません…本気でパソコンの調子が悪いっす
熱にやられたのかな…
それと、
>>194 のタイトル付け忘れました。
第2章 よみがえる大長老 バース壱号は「シャーロットの森」で停車した。線路が岩でふさがれていたのだ。 「ちょうどいいわ、ここでやることがあるから」と言ってモニカは列車を降りた。 モニカは100年後の世界からやってきた。 100年後の世界もグリフォン大帝により滅亡の危機を迎えていた。 種を蒔けば花が咲く。つまり花が咲くには種が蒔かれなければならない。 この場合、「種を蒔くこと」を「花」の「起源点」と呼ぶ。 グリフォンは、自分に逆らい得る者は、起源点を消すことによって歴史から抹消していった。 そして、このシャーロットの森には「大長老ジュラク」と呼ばれる神木の起源点があるはずだったが グリフォンによって抹消されてしまった。 モニカは、それを元に戻そうというのである。 この森に住むファブリース族は、建物や森を作り出す不思議な力を持っている。 ぜひとも起源点を復活させるのに協力して欲しいのだが、 共に暮らしていたホーリーという女性を探しに森に入った仲間が戻らないと無理だといわれて ユリスとモニカはファブリースの仲間を探しに森に入った。 いろいろあって、ファブリースの仲間を連れ帰ってきた2人。 2人は、続いてホーリーの探索も頼まれた。 それと引き換えに、ファブリースたちが起源点の復活に力を貸してくれることになった。 いろいろやっているうちに、ジュラクの起源点復活に成功した二人は 2人が持つ赤と青の石「アトラミリア」の力を使って100年の時を越える。 ジュラクは、輪廻転生を繰り返して過去の記憶を持っているといわれている。 しかし、ジュラクにグリフォン大帝のことを問うが、よくわからないと言われてしまった。 仕方ないので、とりあえず現代に戻ってホーリーという女性の探索を続けた。 森の奥で「七色蝶」という魔物に襲われ、これを撃退すると 七色蝶は女性の姿になった。 ホーリーとは七色蝶が人の姿をとっているときの名だったのだ。 昔、蜘蛛の巣にとらわれた自分を助けてくれたファブリースに恩を返そうと ともに暮らすようになり、彼女もその暮らしに満足していたのだが ある時からグリフォンの悪しき思念に影響され、魔物としての凶暴性が煽られるようになり、 ファブリースに危害を加えてしまう前に彼らの前から姿を消したのであった。 ホーリーは、もう彼らの元へは戻れないと、ファブリース宛の手紙を2人に預けて森の奥へと消えていった。 その手紙を読んだファブリースたちは涙に暮れながら、以後も2人の旅に同行することを約束してくれた。 そして再び未来世界のジュラクに会いに行くと、グリフォンのことを思い出したという。 グリフォンは、遠い過去の人物であり、花が好きだという。 しかし、あまりにも昔のことで、どれくらい過去のことかはよくわからない、 だが大賢者クレストならばわかるかも知れない、と言われた。 大賢者クレストは、未来世界における最高賢者であり、 月のクリスタルを用いた大占星術で世の中のすべてを見通す力を持つ。 しかし、ジュラクと同様にグリフォンによって抹消されてしまっている。 ならば、ジュラクを復活させたのと同様にクレストも復活させよう、という結論に達した二人。 ちょうどそのころ、バース鉄道の線路が職人たちの手で復旧された。 次の目的地は「てんびん谷」。 未来で「ステラ寺院」が建立される場所であり、クレストの起源点もそこにある。 というわけで、バース壱号に乗っててんびん谷へと向かう2人であった。
この辺で一時中断します 続きはまた今度。
>195 忘れてました。 シナリオ2のアウトマップイベントで子供を助ければEDが変わります。 変わるといっても子供が助けに来る、最後のテロップが少し変わるぐらい。
第3章 星になった賢者 バース壱号はてんびん谷の停留所へ到着した。 またしても線路がふさがっているので復旧作業が開始。 ユリスとモニカは列車を降りててんびん谷へ向かうと、 一軒の家が建っていた。2人はその家に入ってみることにした。 そこにいた、しゃべるフクロウのシローザにクレストの事を尋ねると クレストはすでに亡くなってしまったという。 残されたクレストの弟子リンは病に倒れて明日をも知れない状態。 リンを救うために現在と未来、二つの世界を奔走した2人は リンの病を治すことに成功した。 しかし、目を覚ましたリンは、クレストの死を覚えていなかった。 記憶をなくしているのだ。 だが、リンの記憶はクレスト救出の重要な鍵を握っている。 とにかく、リンを連れてクレスト終焉の地、月の灯台へ向かうことになった。 道中、ヨルダの谷と呼ばれる場所に差し掛かると、リンに憑いていた魔物が姿を現した。 人の思い出を食らう魔物、メムイータ。こいつのせいでリンは記憶をなくしていたのだ。 メムイータを倒すと、リンはすべてを思い出した。 昔、このヨルダの谷で、クレストはリンに「賢者」になる夢を語ってくれた。 こんな話だった。 クレストが幼いころ、彼の住んでいた村を野盗が襲ったが、 たまたまその町に滞在していた魔道士がそれを退けた。 クレストは魔道士にこう尋ねた。「あなたがおとぎ話に出てくる賢者さまなの?」 魔道士は答えた。私は賢者とは程遠い存在だと。 賢者というのは、そこにいるだけで人々を救うことが出来る者を言うのだと。 その話に感銘を受けたクレストは、ただそこにいるだけで人を救えるような人物、 「賢者」になる事が生涯の夢となる。 そんなクレストは、月の灯台で海を照らしていた「月のクリスタル」を守ろうとしてその命を散らした。 彼を救うには、月の灯台が襲われたその時に戻る必要がある。 そこで登場するのが、未来世界の道具屋で手に入れた「星の砂時計」。 使った者の思いが最も強く残る時まで時間を巻き戻せるという魔法のアイテム。 リンが月の灯台跡でそれを使うと、3人は時を遡った。月の灯台が襲われたまさにその時に。 リンを灯台の外に残し、ユリスとモニカは灯台に踏み込んだ。
月の灯台を襲ったのは、モニカの父の仇ギルトーニが指揮する飛空軍艦デスアーク。 機を見てデスアークに飛び移ったモニカはギルトーニに戦いを挑む。 月の灯台に残ったユリスは、過去のリンを邪悪な炎から守るべく奮闘する。 2人の戦いは、同時に始まった。 モニカの剣にギルトーニが膝をついた時、突然デスアークが体勢を崩した。 クレストが月のクリスタルの力を用いてデスアークに攻撃を仕掛けたのだ。 ギルトーニは月のクリスタルへの砲撃を指示。 クレストは、月のクリスタルを守る盾となって瀕死の重傷を負う。 クレストの攻撃でかなりのダメージを負った軍艦デスアークは去っていった。 クレストは、自分の夢を愛弟子リンに託してこの世を去った。 リンはクレストのなきがらを抱きかかえて呟いた。 「あのね…私にとってはとっくに…先生は賢者さまなんだよ。 一緒にいるだけで、私、救われてた… 先生…見守っててね。私、なってみせるよ。先生がなりたかった伝説の賢者さまに…」 元の時間に戻ったユリスとモニカは、結局クレストを救えなかったと落ち込むが、 そんな2人にリンはこう言った。 「きっと、未来は変わったよ。」 彼女の表情からは、師の夢を自分が叶えるのだという強い決意が見て取れた。 リンと別れた2人は、未来世界のステラ寺院を訪れた。 そこで2人を出迎えたのは、大賢者クレストという名の老婆。 リンだった。夢叶って賢者となった彼女は、師の名を継いだのだ。 リン改め大賢者クレストはさっそくグリフォンの居場所を占い始めた。 グリフォン大帝がいるのは1万年前。そこから、この時代に悪しき思念を飛ばしている。 その思念は、元から悪しき心を持つものたちに同調し、グリフォンに協力しているのだ。 グリフォンを倒すには1万年前へ行くしかない。 しかし、2人の持つアトラミリアではせいぜい100年程度の時を超えるのが精一杯だ。 それに、アトラミリアは本来そんな使い方をするものではないのだとクレストおばばは言う。 1万年の時空跳躍…そんなことが果たして可能なのかわからないが 「ルナ研」の連中ならば、あるいは方法を見つけられるかもしれない。 ルナティック・ウィズダム研究所、通称ルナ研。 未来世界で最高の研究機関であるが、例によって歴史から抹消されてしまった。 というわけで、次の目的地はルナ研の起源点、ベニーティオ海岸。 2人は、バース鉄道でベニーティオ海岸へ向かうのであった。 賢者になったリンは強くなった。 きっと、クレストは星になってリンのことをずっと見守ってくれているのだろう。 リンにとっては、クレストこそがたった一人の賢者さまなのだから。今も昔も、これからも…
次回予告 ベニーティオ海岸で2人は少年パウと海竜の子供シグーに出会う。 友情を暖めあうパウとシグーだが、いつしかそんな2人にも別れのときが訪れる。 次回 第4章 「さよなら、シグー」 乞御期待
大冒険セントエルモスの奇跡とゲッPーXをお願いします。
ゲッターロボ大戦お願いします。
その4解決編 その3から分岐 透は考えた。じつは犯人はずっと前からペンションに入り込んでいたのではないかと。 いつ?何処から?戸締りがしていた以上、正面玄関などの人目につく所しかない。 とすると…犯人は正面から入ってきたが誰も見えなかったのだ。 透には真相が見えた。この事件の謎、そして犯人が。 透は皆に犯人が分かったと告げる。驚く一同。全員が見守る中、透はそっと話す。 「犯人は、美樹本さんだ」 しかし、美樹本さんはシュプールに着てからは、ほとんど談話室にいた。 荷物を自室へ持っていく数分の間だけを除いては。どうやって殺害したのか、疑問を言う一同。 確かにその時間では犯行は出来ない。透はあっさり認めた。だが透は「田中さんは殺せずとも 鈴木さんなら殺せたんじゃないかな」と言い添えた。理解できない様子の一同。 「つまり、あの死体は誰かは分からないが田中さんではない」と言い切る透。 誰にも田中さんは殺せなかった、が死体は確かにある。ということは死体は田中さんではない。 犯人が分かった代わりに被害者が分からなくなった、と俊夫さんは鼻で笑う。 では被害者はどこから入ってきたのか?と小林さんは眉をひそめる。 透は答える。「もちろん、正面玄関からですよ」 正面から入ればチャイムがなり、スタッフには分かるようになっていると小林さんは反論する。 一人で入ってくれば気付かれる。しかし、田中さんと被害者が一緒に入ってくれば別である。 田中さんは間違いなく一人だったと断言する小林さん。 「スキーバックの中を確かめましたか?被害者はその中にいたんですよ。すでにバラバラになってね」 透がそう言うと全員が息を呑んだ。 死体をバラバラにした理由、それは運びやすくするためであった。 そして脅迫状、あれも犯人が書いた物で、12時ごろ死体を発見されるだろうと犯人は予想していた。 死体発見のきっかけとなった窓が割れる音。あれも犯人のしわざで、わざと死体を発見するように 窓が割れる仕組みを仕掛けたのだ、アリバイ工作のために。 窓は外開きのタイプだ。犯人は外へ出た後、ロープを窓につけ、そしてロープの反対側には平べッたい 板のようなもの…バックの底板など…を繋いでおく。窓と板をロープで繋いだ後、その板を屋根の雪に 突っ込んでおく。すると時間が経つと積もった雪が屋根から滑り落ち、板も一緒に落ちる。 ロープで繋がった窓は勢いよく引っ張られ、外壁に叩きつけられて窓が割れるという仕組みだ。 板とロープはそのまま雪に埋もれてしまう。この計画ではいつ雪が落ちるか分からない不確実なものだ。 そこで犯人はいつ窓が割れてもアリバイが作れるように、服も髪型も変えてペンションに戻ってきて 透たちとともに死体を発見する方法を使った。 美樹本はまず田中の格好をして顔を隠してペンションに来る。一緒にバラバラ死体を部屋に置いて、 窓が割れる仕掛けを作り、窓から逃走する。近くに隠しておいた車などで着替え、再び美樹本として ペンションへやってくる。そして、皆と死体を見つけることでアリバイを作ろうとしていた。 自分の推理を話し終えた透は美樹本へ話しかけた。もしその髭が本物なら謝ると。 真偽を見極めるために透は美樹本の髭をぐいと引っ張る。するとベリッという音とともに髭が剥がれた。 「やっぱり…」透が呟くとともに美樹本は透の腕をねじあげた。 美樹本は本性を現した。透の腕を人質に美樹本は全員を威嚇する。 透は自分に構わず、美樹本を捕まえるようにと叫ぶ。それを聞いた美樹本は透の腕を折った。 苦しみわめく透。それを見て楽しんでるかのような美樹本。 すると真理が透を助けに美樹本へ飛び掛る。もみ合う二人、大柄な美樹本に真理がかなうはずないと 思いながら何もできない自分を透は歯がゆく思った。 しかし次の瞬間、美樹本が高く飛び上がりテーブルに叩きつけられた。何と真理が美樹本を投げ飛ばしたのだ。 驚く一同。護身用に合気道をならっていたのが役立ったらしい。呆然としていた一同も我に帰り 今のうちに美樹本を縛り付けた。透は応急処置をしてもらい、ようやく皆の緊張がとけた。 みんな無事だったことを素直に透は喜んだ。真理はかっこよかったと言ってくれている。 そして皆が見ていないのを確認してから二人はそっとキスをした。 完
その6解決編 その5>透は田中の部屋を調べてみることにした。 >田中の部屋はユニットバスなどを使った様子はなく、また荷物も何も入っていなかった。 から分岐 談話室に戻り犯人が分かったと皆に告げる透。 犯人は…美樹本だと透は言った。外へ見回りに行った時に殴られた。あれは自作自演であった。 死体をバラバラにするほど手間をかける犯人である、それぐらいやるだろう。 透は自分の推理を話し始める。透は最初、死体をバスルームで切断した後、部屋に放置したのだろうと 思っていた。しかし、バスルームを使った様子はない。つまりすでにバラバラの状態で持ってきたのだ。 田中=美樹本だと言う透。全員に動揺が走る。そして反論する美樹本。 透は「つけひげでしょう?外れかかってますよ」言うと、美樹本は思わず手をアゴに当てた。 かまをかけたのだ、美樹本は見事に引っかかった。ニヤリと笑う美樹本。 そして透は事件の謎を解き始める。バラバラだった理由。窓ガラスを割る仕掛け。脅迫状。(内容は前と共通) 自作自演の襲われたふりは、あまり外を調べられたくなかった、窓を割る仕掛けが発見される可能性があるからだ。 全てを語った透は美樹本へ動機を聞く。美樹本は話始めた、いつの間にかその手には銃が握られていた。 みどりさんはやはり真相に気付いてしまった、そのために殺された。 実はバラバラ死体は美樹本の相棒であった。美樹本と南(バラバラ死体)はニュースでやっていた 銀行強盗犯だったのだ。誰もが驚いた。分け前の分配で揉め、美樹本は南を殺した。 盗んだ金は宅配便でシュプールに届けられる予定だとも言う。死体をうまく処分する方法として 手の込んだ、この事件を起こしたのだ。 全てを話し終えた美樹本は金が届くまで待って逃げるつもりだと言う。そのために他の人間を縛らせた。 拳銃で脅されながら縛られていく一同。透は俊夫さんと一緒に後ろ手で縛られていた。 何とかしなきゃ、俊夫さんがささやく。透がとまどっていると俊夫さんはズボンに果物ナイフがあると言う。 ナイフを抜いた俊夫さんは透の縛られているロープを少しずつ切り始める。 透のロープが切れる、俊夫さんのロープを切っている時間はあるのだろうか? と、そのとき真理が美樹本へストックを振りかざしていた。透は真理の手を汚させまいと美樹本へ 体当たりを食らわせる。勢いで美樹本の手から離れた拳銃は、真理の足元へと転がる、拾う真理。 美樹本は透の急所へケリを入れると、真理に向かって歩き出した。 拳銃を美樹本へ向ける真理。声が震え、腕も震えている。透は目を閉じた。次の瞬間、銃声が鳴り響いた。 そして静寂。透はおそるおそる目を開けた。そこには真理が座り込んでいて、美樹本は首をかしげていた。 美樹本の後ろには俊夫さんがいて、まだ腕は縛られているのにモップを握っていた。 真理の弾ははるか天井の方へあり、美樹本は俊夫さんがモップで殴ったのだ。 俊夫さんは後ろ手で縛られていたのに、手は前に来ていることを不思議に透は思った。 俊夫さんは体が柔らかく、両手の間から足を通して手を前に持ってきたのだった。 美樹本を縛りつけ、一安心する一同。みどりさんさえ生きていれば・・・悔やむ透。 真理が落とした拳銃を俊夫さんが拾い上げ、美樹本を見つめていた。美樹本を殺そうとでも考えているのだろうか? そこで透は思い出す、美樹本が盗んだ金がシュプールへ届けられることを。人の命を奪ってまで欲しい大金。 まさか、と透は俊夫さんを見ると、俊夫さんは拳銃をスッと操作し弾倉をはずす。 それを透に預ける。俊夫さんはみどりさんところへ行くと言い、自室へ戻っていく。 透はおぼろげながらAT拳銃の知識を思い出す。一発撃った後、新たな弾が本体へ送り込まれることを。 嫌な胸騒ぎを感じる。その時、どこからか銃声が聞こえた。 なぜ?なぜ?殺人犯が生きているのに、なぜ俊夫さんが死ななければならないのか? 透以外は誰も理解できない様子でいる。透はもう説明する気もなかった。 どうしてこうなったのか、透はただただ悲しむしかなかった… 終
その7解決編 透は『あいつ』の正体に気付いた。あいつは美樹本だ。 すべてを理解した時、悲鳴が鳴り響く。あせる透。 階段を昇ると、春子さん倒れていた。周りにあいつの姿は見えない。 近づくと春子さんはもうすでに助からない状態なのが分かる。 犯人が分かった今、透は恐怖や悲しみより怒りの気持ちがはるかに強かった。 そして透は美樹本の部屋へと向かう。美樹本の死体へ透は話しかける。 すると美樹本は死体のふりを止め、起き上がった。手の冷たさは雪を触って冷やした。 脈は脇の下にタオルを強く挟んで血行を止めたために無かった。自分の推理を美樹本に聞かせた後、 透は怒りをぶつけた、なぜ皆を殺したのかと。はぐらかす美樹本、そして立ち上がり透へゆっくり近づく。 透はモップを持っていたが、美樹本の異様な殺気に押される。覚悟を決め、モップで殴りかかった。 しかし、美樹本は攻撃をかわし透の首を後ろから絞めつけた。その手にはナイフが握られている。 喉へ冷たいナイフが当たる。その時、「透?」と声が聞こえ、どんと音がして美樹本がふらついた。 透はそのときうまく美樹本から逃れた。が、すぐに美樹本によって押し倒され両手で首を絞められた。 苦しみ、意識が遠のいていく透。だが、ふと美樹本の力がなくなる。そして眼を開けるとドアには 真理が立っていた。真理の両手は血まみれであった。 真理は透を助けるべくナイフで美樹本を刺したのだ。長い悪夢が終わったと透は思った。 しかし、なぜ美樹本はこんなことをしたのか?どうやって田中を殺したのか? 今となっては誰も答えられない。だが、今は真理と生きていることを喜ぶのだった。 終
その2スパイ編 その1の夕食後>談話室に戻ってみると小林さんとOL三人組がなにやら言い争っている。 から分岐 どうやらOL達の部屋に『こんや かまいたちが あらわれる』と書かれた紙が投げ込まれたそうだ。 その言葉を聞き、青ざめる真理。気にする透だったが真理は答えてくれなかった。 誰かのイタズラ…もしくは誰かへのメッセージだが間違えてOL達の部屋に入れたのでは? どちらにせよ気にするものではない、と小林さんは言った。透もそうだろうと思っただろう、真理の 青ざめた表情さえ見ていなければ。ますます気にする透だったが、真理は透を置いて二階の自室へと戻っていく。 透が真理を追おうとすると、小林さんがお茶でもしないかと話しかけてきた。断るのも妙なため透は そのまま談話室にてお茶を飲むことにした。だが、やはり透は真理のことを気にかけていた。 あのメッセージ…もし真理へ当てたものだとすれば?真理が青ざめてもおかしくない…などと 考えていたところ、真理が二階から降りてきた。真理は何事もなかったごとき様子だ。 透はただの思いすごしだ、そう思いこんだ。 その時、外から車の音が聞こえた。遅れてやって来た客・美樹本が現れた。 美樹本さんが二階の自室へと昇っていくとき、OL達が鋭い目つきで彼を見ていたようだった。 お茶が入り、透、真理、OL三人、美樹本、小林夫妻、みどり、俊夫と談話室に人が増えにぎやかになった。 夜も更け、そろそろ寝ようと各自部屋へと戻っていく。 透は真理を部屋に誘うも断られる、やはり何かを気にしている様子だ。 部屋に戻り透は一人、真理のことを気にする。するとノックの音が聞こえる。真理?と喜んだ透。 しかし、ドアを開けるとそこには可奈子がいた。とまどう透をよそに可奈子は部屋に入り ワインを飲まないかと誘う。そして可奈子は透を誘惑する。色仕掛けに迷う透・・・ そして透は可奈子へと飛びかかった。・・・ふと気がつくと、そこには真理がいた。 透はいつの間にか眠っていたようだ。真理に起こされ、あたりを見回すと そこには可奈子の死体があった。
その3スパイ編 可奈子は喉元を真一文字に切り裂かれ死んでいた。驚く透に対し、真理は冷静に死体を観察する。 可奈子に誘惑されたことを真理に話した透は、床に血文字が書かれているのを見つける。 「かまいたち」 ダイイングメッセージなのだろうか?あの手紙との関係は?考える透に真理は気にするなと言い放つ。 慌てふためく透に真理は苛立ちながら、冷静に事を対処していた。そのことを透は不審に思った。 そして真理は小林さんを呼びに一階へ向かう。小林さんが透の部屋へ来ると、突然ベットの下などを 探し始めた。やがて小さな黒い物=盗聴器を見つけて外へ捨てた。 その後、小林さんは透が飲んだワインを調べ自白剤が入っていたと言った。 透を無視し話し始める小林さんと真理。フランス情報部がなんとかとか盗聴器がどうとか… なにがなんだか分からない透。小林さんは心を決め、透へ話し出した。 実は小林さん、真理も日本の諜報機関なのだと。他国のスパイの動向を探る役目らしい。 そう可奈子もまたフランスのスパイで透を重要な人物と勘違いして自白剤を飲ませたようだ。 その重要人物が「かまいたち」という伝説のスパイ集団なのだ。「かまいたち」は昔、ソ連のスパイで 重要な機密を握っていた。しかしソ連が崩壊した今、彼らは居場所がなくなってしまった。 しかし重要な機密を持ったまま行方がしれなくなったため、様々な国がその情報を得たいがために 彼ら「かまいたち」を手に入れるべく暗躍しているということを。 「かまいたち」が今夜このシュプールに現れる、そんな情報を日本は手にいれ「かまいたち」を 捕まえるべく、このペンションを借りて小林さんはオーナーの姿をして探していたのだ。 真理もまた普通の大学生という姿でカモフラージュし、ここへ来たのだ。透はそれに利用されただけ だったのだ。悲しむべきか怒るべきかも分からない透だった。 そんな透をよそに話は続く。ダイイングメッセージ・『こんや かまいたちが あわられる』という手紙。 これらは「かまいたち」をあぶり出すために行われたことだと小林さんが言う。 あの手紙はOL達の自作自演で、「かまいたち」という言葉に反応するかどうか確かめたのだ。 真理は反応してしまったために一緒にいた透を可奈子は狙ったのだった。 そして小林さんは死体をバスルームへ隠し、透に朝まで何事もなかったごとくしろと 言い放つと出て行った。真理も出て行き、部屋には透と死体だけになってしまうのだった。
その4スパイ編 死体のことを気にしつつ、何とか時間を潰した透。朝6時ごろに部屋から出て一階に行くと みどりさんがいて、透に話しかけた。俊夫さん、みどりさんも小林さんの部下だと言う。 それを聞いた透は少し安心し、談話室でコーヒーを飲んでいた。すると真理もやって来て ごく自然に話しかけてきた。その時、OL達二人も談話室へやって来て透と真理に可奈子のことを聞く。 はたしてスパイなのか透と同じくカモフラージュ要員なのか…当然知らないふりをする透たちであった。 その後、香山夫妻、美樹本さんもやって来て朝食まで時間を潰した。 朝食の時間、食堂には可奈子以外来ていた。あの怪しい田中も相変わらず顔を隠し食事を取っている。 このなかの誰かが「かまいたち」なのか…疑いだすとキリが無く、食事風景すら腹の探り合いのようだった。 そして最初に食べ終え二階へと向かったのは田中だった。 真理は何気ないふりをして田中の後をつけていった。透は食堂に残り他の人間の様子を見ていた。 次に美樹本が食事を終え二階へと行く。透はつい立ち上がり後をつけた、自分の部屋に盗聴器を 仕掛け、殺人をした相手のことを腹を立てていたのだろう。 二階につき、さり気なく美樹本を見ていると彼は普通に部屋に入っていった。が、すぐに出てきて 透のほうへ向かってやって来た。自室へと逃げ込む透、だがドアを閉めようとした所で美樹本に 力ずくで開けられ、透へと襲い掛かってきた。 体を押さえつけられる透、美樹本は透から情報を聞き出そうとする。 しかし突如、美樹本の力がなくなる。見ると真理が立っている、手刀一発で気絶させたようだ。 美樹本を縛り上げると、真理は透を連れ立ち美樹本の部屋へと向かう。 部屋で真理は手慣れた様子で、バックから様々な物を見つける。無線機、信号弾、パスポート どうやら彼はアメリカのスパイなようだ。美樹本は「かまいたち」ではなかった。 一方、田中は部屋でおとなしくしているようだ、彼が怪しいことには変わりはないが。 美樹本の部屋を出ると真理はすぐに透の部屋へ向かった。透もそれにつづく。 部屋に着くとまず気絶させた美樹本の様子を確認すると、つぎにバスルームへと向かう。 バスルームを開けた瞬間、何者かが真理を襲った。それは河村亜希だった。彼女がアイスピックを持ち 真理を狙っている。透が助けようとしたとき、背後から北野啓子が透の狙った。 啓子は透の首にピアノ線を巻き、絞め始めた。かろうじて指を食い込ませた透だが、このままでは 指も首もピアノ線によって切断されてしまう。嫌だと思う透、すると真理が透は関係ない人だと言った。 そして真理はOL二人…フランスのスパイ達に素性を話す、日本の諜報機関のものだと。 OL二人は可奈子を殺したのは透たちだと勘違いして、襲ってきたのだ。 事情を話した結果、二人ともおとなしくなってくれた。その時、部屋をノックする音がした。 OL二人はバスルームへ隠れる、そしてドアを開けるとみどりさんがいた。
その5スパイ編 どうやら小林さんが見当たらないらしい。真理はみどりさんに何か告げ、一緒に出て行く。 透は部屋に残っていると、またしてもノックする音が。出てみると春子さんがいた。 春子さんは小型銃を持っていた。またしても狙われる透。「かまいたち」について問いただす春子さん。 そこへ真理が戻ってきて、春子さんと格闘する。真理はあっさり春子さんをのしてしまった。 春子さんも縛りあげた後、田中の部屋へ行くと真理は言う。 OL三人、美樹本、香山夫妻がスパイであった今、残るは田中しかいない。 部屋を出た透はバスルームに隠れたOL達を気にする、が真理はみどりさんに催眠ガスを仕込むように 告げておいたから安心だと言った。 田中の部屋をノックする。ドアを開ける田中、部屋の中だというのにまだ帽子、サングラスの格好だ。 話があると告げると、田中は全てを悟った様子で部屋へ二人を招いた。 田中が何者であるか分かったと言い、金の取引を持ちかける真理。 それを聞いた田中は少し考え込む、すると突然ドアから声が聞こえる。 そこには香山夫妻が大型銃をこちらに向けていた。驚く田中に香山さんも取引を持ちかける。 どうやら香山夫妻はイスラエルのスパイのようだ。春子さんが透に真理を縛るよう脅す。 だが次の瞬間、バスルームが開き何かが飛び出してきた。 意外にも河村亜希と北野啓子だった。 香山夫妻が持っていた銃は二人によって奪われてしまった。 バスルームに閉じ込めておいたのだが、バスルームの天井裏が隣と繋がっていたため出てこれたのだ。 一体何がどうなっているんだ!悲痛な叫びを上げたのは田中だった。 その田中はこのままOL二人ことフランスに連れて行かそうになる。 亜希は啓子に迎えの連絡を入れるように指示し、啓子は部屋から出て行った。 悔しがる真理は唇を噛んでいた。しかし今度はドアから声が聞こえた。 ドアを開けるとそこには、みどりさんが啓子に拳銃を突きつけていた…
その6スパイ編 間一髪助かり、真理は亜希から銃を取り上げ、そして田中を外へ連れだそうとした。 香山夫妻、OL二人はみどりさんに任せ、透と真理は一階へと向かう。 そしてボスである小林さんに伝えようと小林夫妻の部屋に入るも誰もいない。今日子さんも見当たらない。 困惑しているとそこへ俊夫さんがやって来て、田中を外へ連れ出すのは自分の役目だと告げる。 そんなこと聞いていないと食い下がる真理だったが、小林さんがそう決めたと聞くとしぶしぶ承知した。 田中は俊夫さんに連れられていく、しかし透はそこで違和感に気付く。 俊夫さんの格好が薄着すぎるのだ。冬の雪山に行くのだから普通は厚着するはずなのに 俊夫さんは部屋着のまま田中を連れ出した。そのことを真理に告げると真理は俊夫さんを追い、裏口にいた 俊夫さんに銃を突きつけた。驚く俊夫さんに対して真理は冷たくあしらう。 真理は透に小林夫妻の部屋および俊夫の部屋を調べるように指示する。小林夫妻の部屋を再度調べる透。 そしてバスルームを開けると…そこには死体があった、今日子さんだった。 今日子さんは可奈子と同じく喉を真一文字に切り裂かれていた。その様子を見た真理は俊夫を問いただす。 しかし俊夫は自分が殺したのではないと、否定した。すると、部屋の外で様子を伺っていた田中が何者かに 連れ去られてしまった。慌てて田中を追う俊夫。しかし、飛び出した俊夫はマシンガンに餌食となり、絶命した。 意外な展開に驚く透と真理。透が壁からそっと覗き込むと、そこには何とみどりさんが田中とともに マシンガンを持っていた。可奈子を殺し、今日子さんも殺し、今また俊夫さんを殺した…全ての犯人はみどりだった。 彼女はダブルスパイだったようで、真理たちを裏切ったのだ。そして、田中を連れたみどりはスノーモービルに乗り ペンションから逃げ出そうとしていた。急いで追いかける透と真理。 二人もまたスノーモービルを使い、みどりを必死に追いかけた。荒れた雪道を全速力で駆け抜けていく二人。 透はまるでロデオのごとく飛び回るスノーモービルから落ちないようにするだけで必死だった。 そうこうしている間にみどりのスノーモービルに追いついた。スノーモービルを運転しながらマシンガンは さすがに撃てない、そのチャンスを狙って真理は近づくも、みどりは車体をこちらにぶつけて来た。 何とかみどりの攻撃をかわし、ふたつのスノーモービルは横に並んだ。 そこで真理は透に田中に飛びつくように指示をし、透は言うとおり飛びついた。 田中とともにスノーモービルから転げ落ちる透。雪の上とはいえ、かなり冷たく痛かった。 その後、スノーモービルがぶつかる音、そして壊れたような音が聞こえた。 透が雪の中から這い出てくると、そこにはみどりがいた。しかもマシンガンをコチラに向けている。 みどりは田中以外に用はない、まして余計な秘密を知った透は邪魔な存在。 マシンガンの引き金をみどりは引いた…
その7スパイ編完結 透に向けマシンガンを撃つみどり。 …しかし、弾が出ない。何度やってもカチリ、カチリと音がするだけで弾が出なかった。 「凍り付いているのよ」どこからか真理の声が聞こえた。 ここぞとばかりに透はみどりに飛び掛っていく、しばらく転がりあう二人。 だが、結局みどりが透の体を押さえつけたのだった。 みどりの手から現れる鋭いナイフ、その刃先には血の跡がついていた。これで皆を殺したのだろう。 今度こそ絶体絶命、透がそう思い覚悟を決めた時銃声が鳴った。 みどりの胸から血が流れる。信じられない様子のまま、みどりは死んだ。 真理が撃ったのだ。真理も服があちこち破け、顔には血がついている。 それでもお互いが生きていることに安堵すると、そこへ一台の車がやって来た。 降りてきたのは小林さんだった。驚く二人、そして小林さんは透、真理、田中、そして死んだみどりを 見てから「…済んだようだな」と呟く。 真理は事情を小林さんに聞く、その声は怒りを必死に抑えているようだった。 小林さんは言う。仕方がなかった、と。実はこの作戦は全て偽りで、『かまいたち』を捕らえる任務と 称して、内部の裏切り者を見つけ出す作戦だったのだと言う。真理も含め裏切り者の可能性のある者が この作戦に参加させられたのだ。さらに、『かまいたち』なんて存在しないとも言った。 伝説のスパイ『かまいたち』は日本の諜報機関が長い間をかけ、作り上げた幻想だった。 その幻想を内部にも外部にも信じ込ませることで、何かに利用するために作られたものであった。 結果として内部の裏切り者を見つけ、さらに各国のスパイを一網打尽することは出来た… だが、真理の気持ちは怒りに満ちた。皆をだました挙句、死人まで出ていることが許せなかったのだ。 小林さんはそんな様子にも気付かず、嬉々として話を続けていた。 そして、透と真理は同時に小林さんを殴り飛ばした。 二人は同じ気持ちだったらしく、互いを見て笑い出した。小林さんは怒りをあらわにしている。 しかし、二人はそんなことはお構いなしに、小林さんが乗ってきた車に乗り込んだ。もちろん田中も一緒だ。 そして、小林さんを置きざりにし、そのまま車を走らせた。 透はふと疑問に思った。田中は一体何者なのか?取引に乗ったのは何故なんだ? その疑問を口にすると田中は泣きながら答えた。 実は田中は、客のふりして宿泊しペンションのランク付けをする旅行雑誌のライターだった。 取引とは金を貰うかわりに評価をあげてやるということだったのだ。 それを聞いた透と真理は笑い出した。一番怪しい田中が普通の人で、後は全員スパイだったのだ。 こんな冗談があるのだろうか?透は馬鹿馬鹿しく思い、とてつもない疲労感に襲われるのだった… 完
かまいたちの人乙です
その2ゲーム編 その1>透と真理はスキーウェアの着替えを済ませたあと、1階の談話室へ降りてきた。 から分岐 談話室に来た透と真理はそこにゲーム機があるのに気付く。 面白そうだと思い、さっそく透はゲームを手に取った。 「弟切草」と「かまいたちの夜」の二つのソフトがある。透は「かまいたちの夜」をゲーム機に セットし早速始めるのだった。ゲームが始まる。 …透と真理はスキー場に来ていた。スキーに不慣れな透は転んでばかり、 …一方の真理は雪国育ちでその腕前を存分に披露していた。 …そして透がクタクタになってきたころ、空模様もあやしくなってきたため、 …二人はペンション「シュプール」へと帰ることにした。 ゲームの内容が自分たちの行動と全く一緒なことに違和感を感じる二人。 …談話室に来た透と真理はそこにゲーム機があるのに気付く。 …面白そうだと思い、さっそく透はゲームを手に取った。 ここまで同じな事に透は不気味さを感じていた。 …「弟切草」と「かまいたちの夜」の二つのソフトがある。透は「かまいたちの夜」をゲーム機に …セットし早速始めるのだった。ゲームが始まる。 ……透と真理はスキー場に来ていた。……ゲームの内容が自分たちの行動と全く一緒なことに違和感を感じる二人。 さきほどの現実の会話さえ、ゲームのなかに出てきた。透の手は震えていた。 しかし、ここで止めると本当に気持ち悪いままになってしまう、透はむりやり続けた。 ………透と真理はスキー場に来ていた。………ゲームの内容が自分たちの行動と全く一緒なことに違和感を感じる二人。 ………しかし、ここで止めると本当に気持ち悪いままになってしまう、透はむりやり続けた。 予想通り現実とゲームの中の透と真理は同じ会話を繰り返している。 ゲームの中にゲームがあり、さらにゲームが…と終わらないループ。 ゲームの中の「透」が、さらにゲームの中の「透」をプレイしていた。 ………透と真理はスキー場に来ていた。……どうせここにゲーム機があるんだぜ、そう言ったのは 現実の「透」だろうか?それともゲームの「透」? ……ゲームの中で透と真理は当然スキーをしシュプールへ来て、ゲームをする… ……真理が言った、ゲームより話をしようと。それに「透」はうなずいた。 ……談話室には関西弁の社長と奥さん、それとOL三人がいた。 ……社長は釜井だと名乗った。それを聞いた透は驚いた、透も苗字はカマイ(鎌井)だと言う。 ……そして女の子や、黒メガネの怪しい人も加え宴会になった。 ……「実はわたしもカマイで…」「ノルウェーのノヨル・カマーイです」・・・ ……皆で酔っ払い大騒ぎし、実に楽しい夜だった、透はそう思った。 ……『鎌井 達の夜』 完 …「なんだ、このゲーム?」そう言って「透」はゲームの電源を切った。 …「ひどいな、こりゃ」そう言って「透」はゲームの電源を切った。 …「どうなってんの?」そう言って「透」はゲームの電源を切った。 ゲームの中の「透」は次々と電源を切っていく。「透」はそれを呆然と見つめていた。 そして「透」の手が誰かに操られたようにスイッチを切る… 我に返った気がして透は辺りを見回した。そして透は気付いた。 ・・・テレビの向こうで電源を切ろうと手を伸ばす、もう一人の「ぼく」の姿を・・・ (画面は砂嵐に) 終
分かりにくいと思うので、ちょっと解説。 文中…三点リーダはゲームの世界の話です。 元祖SFC版「かまいたち」は、オートセーブでした。 つまり最後に電源を切ったのはテレビの前のプレイヤーということです。 この話はリセットしないと話が終われない、先に進めなかったので、 電源を落とさざる終えませんでした。 あと最初に名前入力が出来て「ぼく」=「透」というわけです。
透じゃなくて真理が推理して解決するパターンがあった気がするんだけど
あります。その話がPS版おまけの真理の探偵物語に繋がるので そこで書こうかなと思ってます。
>かまいたち 関西商人になるエンディングは? 最初にそれになって、「このゲーム全然こわくないじゃん」 て思った。
細田:7話 主人公と語り部たちに向けられた光…、それは懐中電灯の光だった。 見回りをしていた宿直の教師が旧校舎まで来ていたのだ。 その教師、黒木、は主人公たちに苦言を呈しながらも 七不思議の特集のことを知ると自分からも怪談を話そうと持ちかける。 黒木の提案にはしゃぐ細田だが、主人公はどうにも気が乗らない。 それは今まさに黒木の話を加えて完成する七不思議に恐怖を感じたからだろうか。 結局、黒木に付き合うのは細田一人となり、主人公は足早に帰宅するのだった。 …翌朝、目を覚ました主人公は不吉なものを感じていた。 予感は、何かが学校で起きてしまった、という確信へ変わり急ぎ登校する。 が、主人公の予想に反して平時通りの平和な通学風景があるだけだった。 気のせいだったか、と首を傾げる主人公。 しかし、間も無く細田が行方不明になっていることが判明する。 そして、この学校に黒木という教師が存在しないことも… 主人公は一人の教師から真実を知る。 曰く、黒木という教師は存在しないが『黒木先生』は存在する、と。 黒木はこの学校に棲みつく怪異の一つ、否、全ての怪異を束ねるモノだ、と。 校長を始めとする学校側も黒木の存在を知ってはいるが手が出せないらしい。 事態を知っていながら何の手も打たないのか、と抗議する主人公。 その瞬間、二人が話していたすぐ横のガラス窓に亀裂が走る。 たじろぐ主人公だったが、なおも抗議する度に亀裂が大きくなっていく。 こうした現象に慣れているのか教師は諭すように忘れろと告げる。 最後は折れて、昨夜のこと、黒木のことを忘れることにした主人公。 直後、亀裂だらけになっていたガラスは何かから放たれるかのように砕け散った。 諦めの様子でその場を立ち去る主人公。 その背後から嘲るような笑い声が聞こえたのは気のせいだったのだろうか… (やはり細かい分岐に多くのバッド(死亡)エンドが待ち受ける話です。 黒木の話を聞いた場合、旧校舎に隠された戦時中の施設、倉庫、死体置場、etc に関する内容になります。その場合は細田がヒャーハッハと笑いつつチェーンソー を振りかざしたり、丸焦げになったり、主人公を喰ったり、大活躍します)
かまい達の夜は?
>>220 >細田がヒャーハッハと笑いつつチェーンソー
を振りかざしたり、丸焦げになったり、主人公を喰ったり
それはおもしろそうだな
>>222 かいつまんで書くと、
・黒木から怪談を聞く。
→塗り固められた壁の中には戦時中の犠牲者が隠されて云々。
・帰宅後、細田から主人公へ連絡が入る。
→黒木先生の話が気になる。今(深夜)から確かめに行こう!
(断ったり邪険にすると、細田が主人公宅を襲撃)
・深夜の旧校舎。狂喜する細田はチェーンソーで壁を壊しにかかる。
→細田を止めるor静観する、以下は止めた場合。
・制止する主人公を突き飛ばし、チェーンソーを振りかざす細田。
→壁が壊れた後、呼び起こされた霊が細田を焼く。
直後に黒木が登場。憑依された黒木は凶刃を主人公へ振り下ろす。
→壁が壊れた後、少女の霊が出現。可愛らしい容姿に気を許すも
少女の霊は細田を噛み殺し、次に主人公へと迫る。
→壁が壊れた後、細田に餓死した者の霊が憑依。
細田は主人公を貪り喰らう。
・細田を静観した場合。
→壁が壊れるかという直前、黒木が登場し細田の暴挙を止める。
その後、今度は黒木がチェーンソーを手に襲い掛かってくる。
(壁の向うにいる奴らを解き放ってはいけない!とか言ってる)
主人公は逃げる。細田は逃げる、転ぶ。迫る黒木。
そこへ警邏中の警官が登場。何を思ったか黒木は自ら首を刎ね自殺。
主人公(と細田)は生還する。
・上記以外にもいくつかパターンはあります。
かまいたちの夜、 学校であった怖い話の方、乙です。 怖い話の方は細田が自宅を襲撃…ってなんかすごい ゲームだ…バッドエンドいくつくらいあるんだろ。
バズー魔法世界のストーリーを教えてくださいませんでしょうか。 ストーリーが良いと聞いて、中古屋で買ってきたのですが、 想像以上に、操作性が最悪なのでプレイを断念しました。 是非ともお願いします。
227 :
226 :2005/06/25(土) 05:18:29 ID:9uJdshjM
すみません、バズー魔法世界のハードを書き忘れていました。ハードはスーパーファミコンです。
怖い人いつも乙。 しかし、進め方によって登場人物の性格や設定がまるで違う、ってのは苦手なのだが、このゲームは気にならないんだよな。 キャラに感情移入するタイプのゲームじゃないからか。
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/06/25(土) 12:02:27 ID:NEeHNu2F
スーパーファミコンのダークキングダムを細かくおねがいします
第4章 さよなら、シグー バース壱号はベニーティオ停車場に停まった。 橋が落ちていて例によって立ち往生のバース壱号。 海岸に出た2人は、海岸の洞窟から「鳴き声」のようなものを聞いて 様子を見に行った。 そこにいたのは、シーグラという海竜の子供と、 それを手当てする少年だった。 少年の名はパウ。シーグラの子の名はシグー。パウが名づけたらしい。 群れからはぐれてひとりぼっちになっていたシグーをパウが保護したのだが 数日前に不注意からシグーが怪我をした。 手当てをしようにも、人間の薬はシーグラには効き目がない。 パウは、シーグラの群れに会ってシーグラの薬をもらうために出かけてしまい、 ユリスとモニカは半ば強引にシグーの様子を見ることになってしまった。 しかし、シグーはパウを追って洞窟を出て行ってしまった。 2人はシグーの後を追った。 なんとかシグーに追いついたが、シグーは正気をなくしていた。 その頭には、ヘルメットのようなものがつけられている。 何者かに操られているのだ。 そこに現れたパウと一緒に一時撤退。 未来へ飛び、復活途上のルナ研で知恵を貸してもらい 操られたシグーを正気に戻す事に成功。 結局、シグーの薬はユリスとモニカが探しに行く事になった。 シーグラの翻訳機をルナ研で借り、それを使ってシーグラたちと交渉、 薬を譲ってもらった2人はパウとシグーの元に戻った。 シグーの怪我は無事に治った。しかし喜びもつかの間。 飛空軍艦デスアークがシーグラの村の方向へ飛んでいくのを目撃した。 村を襲うつもりなのは間違いない。ユリスとモニカはシーグラの村へと急いだ。 シーグラの村に着くや否や、シーグラの群れに囲まれてしまった2人。 シーグラたちの頭にはシグーのときと同じヘルメットがつけられていた。 そして、そこに現れたのはギルトーニの部下、Dr.ジャミング。 シーグラたちを操っているのは、そしてシグーを操ったのもこいつの仕業だ。 ジャミングを倒すと、そこにパウとシグーがやってきた。 シーグラは渡り竜。季節によってその住む場所を変える。 そして、ちょうど今がシーグラの移動の時期なのだ。 シグーは仲間たちとともに去っていった。パウに後ろ髪を引かれる思いで。 それから、シグーは毎年ベニーティオの海岸に現れてはパウの姿を探すようになった。 20年後。シーグラの新しい長老シグーは 大量の「ルナストーン」をベニーティオ海岸に運んできた。 ルナストーンには、人の思考力を飛躍的に向上させる力がある。 その力によって、ルナティック・ウィズダム研究所、通称ルナ研は完成することとなる。
シグーの件が一段落して、100年後のルナ研にやってきた2人。 そこで、所長のDr.チャップに1枚の設計図を見せられた。 列車型時空間跳躍装置「イクシオン」。 これが完成すれば1万年前に行くことも可能だという。 所長は、イクシオンの開発責任者を呼び出した。「ジャミング博士!」 その名に驚く2人。 実はこのジャミング博士という人物は、2人の邪魔をしたDr.ジャミングの孫であった。 Drジャミングは二人に倒されてから改心。 研究に没頭して、音を利用した飛空技術「空調和」を完成させたのだ。 そして、その技術はイクシオンにも生かされているという。 その話を聞いていたモニカは不思議そうな顔で言った。 自分の知る歴史では、空調和技術は完成していなかったはずだと。 ユリスとモニカの旅は、グリフォンによって一度壊された歴史を再構築してきた。 そして、それは以前のものとは少し違ってきているのだ。 ユリスは言った。モニカの知る歴史が真実の歴史とは限らないと。 そして、こうも言った。グリフォンさえも、真実の歴史を作るために必要な存在なのかもしれない。 しかし、それをモニカに力いっぱい否定されて黙ってしまった。 その時、反乱軍本部が攻撃を受けているという通信が入った。 「エイナに繋げ!」所長が飛ばしたその声に、ユリスは反応した。 (エイナ?!…母さんの名だ。) そして映し出された、通信機の向こう側にいる人物は、まさしくユリスの母だった。 エイナもユリスに気づいたが、状況が状況のためゆっくり話している時間はなかった。 窮地に陥った反乱軍だが、移動要塞「パズノス」が復活すれば反撃の糸口となる。 当然のことながらグリフォンに消されていたパズノスを復活させるべく、 ユリスとモニカはパズノスの起源点のあるガンドール火山へと向かうことになる。 「母さん…待ってて。必ず僕が助ける!」
次回予告 ユリスの母は未来人だった。 窮地に陥った母を救うべく火山へと向かうユリス。 そして、幾度となく2人の行く手を阻んできたギルトーニとの決着のときが遂にやってくる。 次回 第5章 「決戦!過去と未来と」
>>226 バズー!のストーリーは既に他の場所にあるで書かないということになっています。
ダークロの人乙です テンポ良く適度な長さにまとめられてて読みやすいです
>>232 できれば、どこにあるのか教えてもらえませんでしょうか。
236 :
235 :2005/06/25(土) 21:09:56 ID:9uJdshjM
"バズー" "ストーリー"でGoogle。
第5章 決戦!過去と未来と バース鉄道に乗って2人はガンドール火山のふもと、ヘイム・ラダへとやってきた。 そこは、火の粉の雨が絶え間なく降り注ぐ荒野と化していた。 その時、上空を軍艦デスアークが火山方面へ飛んでいくのを目撃。 この火の雨はギルトーニの仕業に違いない。 2人は火山を登っていった。 山頂に到着すると、そこには巨大な装置が置かれていた。 これが火の雨を降らせているのだ。 その装置「ファイアースコール」を破壊すると、そこにデスアークが出現。 「ファイアースコールを破壊したか…目障りな奴らめ、死ね!」 デスアークの攻撃をかいくぐり、モニカは艦に飛び移る。 その間もユリスは艦に向けて攻撃を続けた。 モニカとギルトーニの勝負は今回もモニカが優勢だった。 しかし、その時、艦が大きく揺れ、 体勢を崩したモニカにギルトーニが当て身を入れた。 その一撃でモニカは気を失ってしまった。 艦はさらに体勢を崩し、ついに火口へと墜落していった。 モニカとギルトーニを乗せたまま…。 ユリスは単身、モニカを救うために火口へと降りていった。 デスアークの墜落地点には、気を失ったままのモニカ、 そしてギルトーニが待ち構えていた。 1対1の勝負はユリスの勝利に終わった。 「なぜお前はそこまでして戦おうとするのだ…」 「お前たちが母さんを苦しめてる。お前を倒さないと母さんが危険なんだ。」 目を覚ましたモニカがギルトーニに斬りかかった。それをかわして、 「…お前もそんなに私が憎いか。そうだったな、私はお前の父の仇だったな。」 …同じだよ、お前たちも、私も…。 …私にも人並みに母親はいたのだ。」 ギルトーニは自分の過去を語りだした。 彼は、魔族の父と人間の母の間に生まれた子だった。 父が病で他界すると、彼と母親は人間たちに迫害されるようになった。 住んでいた村を追われた2人は、放浪の旅を余儀なくされた。 彼の母親は、時には盗みを働いてまで彼に食料を与えてくれたのだという。 しかし、いつしか彼の母親も病に倒れた。 「自分の守るべきものを探しなさい…それを見つけるまで、旅を終えてはいけません…」 そう言い残して母親はこの世を去った。 「…私の旅はいつ終わってしまったのか…。母の言いつけを何一つ守れていない…。 私には、守るべきものなど…なかった。 お前たちにはあるのだな、守るべきものが…。 …私も、お前たちの旅の行く末を見届けたくなった。 さらばだ…」
あれ? test
ギルトーニが立ち去ろうとしたその時、どこからともなく声が響いた。 「裏切りは許さないよ… 君は、僕の仲間なんだろう? そこでそいつらを殺してくれないと…困るんだ…」 ギルトーニは突然苦しみだし、炎の魔人へと変貌した。 2人は、正気を失った魔人ギルトーニを倒すしかなかった。 「…残念だ…どうやら、お前たちの旅の行方、見届けられそうにないな… 母に会ったら、伝えよう… 私の旅の最後に出会った、お前たちの事を……」 ギルトーニは息を引き取った。 モニカは呟いた。「…わたし、グリフォン…許せない…!」 ユリスも同じ気持ちだった。 場面は変わって、未来世界。 ついに、反乱軍の切り札パズノスは復活した。今こそ反撃の時である。 グリフォンが山ひとつ潰して作り出したゴーレムの大群が、 パズノスの砲撃によってあっさりと一掃された。 パズノスのブリッジからそれを見ていたユリスは、ただただ驚くばかりだった。 そこに、ユリスの母エイナが現れた。 エイナは、今までのいきさつ、そしてなぜユリスの前から姿を消したのかを話しはじめた。
力を秘めた石「アトラミリア」。 それは、黄色く輝く「太陽の石」、青く輝く「月の石」、赤く輝く「大地の石」の3つ存在する。 そして、太陽の石はグリフォンの手にある。 自ら所有者を選ぶといわれているアトラミリアがなぜグリフォンを選んだのかは不明だが グリフォンが石の力を使えるのは事実。 それに対抗するには、こちらにもアトラミリアが必要だと考えた反乱軍はそれを探した。 そして、まず月の石を見つけ出した。その所有者はレイブラント王だった。 王から石を譲り受けようとした反乱軍だったが、反乱軍の誰一人として石に触れることはできなかった。 そこで、王に護衛をつけたのだが、王は暗殺されてしまった。 しかし、月の石はグリフォンの手に渡ることを拒み、モニカを新たな所有者と定めた。 残る大地の石は、ついに未来世界では発見されなかった。 しかし、未来世界から数えて115年前、ジラードという青年が持っていることが判明し、 ジラードの身を守るべく、エイナが彼の元に赴いた。 そして、いつしか2人は愛し合うようになり、ユリスが生まれたのだ。 その後の5年間はあっという間に過ぎた。 しかし、未来世界でのグリフォンとの戦いが激化し、エイナは未来へ帰らざるを得なくなってしまった。 それを聞いたユリスは話は理解したが、感情的には、勝手に消えた母を許せなかった。 「そんなだったら…最初から僕らの時代に来なければよかったじゃないか!」 ルナ研から、イクシオンが完成したという知らせが入った。 ユリスは、これから死地へ赴くというのに、エイナと挨拶を交わす気にはなれなかった。 ルナ研に移動したユリスとモニカは、イクシオンに乗り込んだ。 イクシオンは時を超える。ついに、来るべき時が来る。
次回予告 グリフォンはついに現代への直接攻撃を開始する。 対抗策はただ1つ。パズノスを現代へ召喚するのだ。 2つの時代が重なるその時、 巨大ロボ「パズノス・ギガント」が降臨する!! 次回 第6章「ふたつの時代、重なるとき…」
女主人公(デフォルト名「赤月 秋水」):スーパー系で進めます。 ちなみに、今作はスーパー、リアルで話が変わったりしないはずです。 もちろん、男、女で(ライバルは変わるけど)基本的にストーリーは変わらないはずです。 オープニングとエンディングが、長めになります。ご容赦を。 まずは、簡単なまとめ。 外宇宙の星間連合(ダイオージャ、バクシンガー、サスライガー、エルガイム、トライダー、レイズナー、ダルタニアスの敵)と もっと外宇宙の異次元同盟(ブライガー、ダンクーガ、ライジンオー、ガディソード※オリジナルの敵)が地球に攻めてくる。 地球は地球で、宇宙からジオンとギガノス連合軍(ガンダム、ドラグナーの敵)が攻めてきて大変だけどソロモンまで攻略した主人公たち地球連邦。 次はア・バオア・クーだ!とか思ったら、ワープさせられて星間連合の勢力圏、外宇宙にご招待。 どうにか帰ってきたら、星間連合に占領されていた地球を救う。ついでにア・バオア・クーを攻略してジオンとギガノス壊滅。 今度はこちらからワープして外宇宙の星間連合を壊滅。もっとワープして異次元同盟壊滅だーとかやってたら地球を攻められて大ピンチ。 どうにか帰ってきて倒しました。
銀河の果て… とある星系にて… 豪華な服を着た立派な男が語る。 「星を滅ぼすほどの力、C.U.B.E. 我らの栄光のために使われるべきだ」 それに答える赤い服の女性。 「そのとおり、戦いは私たちにお任せを」 宇宙世紀0079 火星基地の壊滅に対して、防衛隊を結成した地球連邦政府だが 複数同時に現れた「機械獣軍団(マジンガー)」「恐竜帝国(ゲッター)」 「ジャーク帝国(ライジンオー)」「ロボット帝国(トライダー)」に対しては無力だった。 地球連邦極東支部は、この事態に対して民間の有志 「光子力研究所(マジンガー)」「早乙女研究所(ゲッター)」「地球防衛組(ライジンオー)」 「竹尾ゼネラルカンパニー(トライダー)」「最上重工(オリジナル)」などに協力を仰いで、 対抗手段とすることにした。 しかし、地球のみを守ろうとする連邦政府に反感を持つ団体も現れる。 サイド3の「ジオン公国(ガンダム)」、月面の「統一国家ギガノス」は ともに地球連邦からの独立戦争を挑んできた。 今はこう着状態だが、今まさに地球は狙われている! その数年前、地球の海岸にひとつの隕石が落下する。 その様子を見に来た最上重工のメカニック陣風と環雲社長。 火星基地が壊滅して以来、強化されているはずのレーダーにすら 感知されなかった隕石を開発中のレーダーで観測した二人は 隕石が落下したのに被害がない様を見て「それ」が隕石ではないことを確信していた。 そこに宇宙服を着た女性が現れる。 「私は…」と言って倒れる女性。乗組員だと悟って助けようとする環雲社長。 メカニックの陣風は異星人かもしれないと躊躇するが、人命優先だ!と一喝され社の救急隊を呼んだ。 それから数年。……現在。 その女性、フェアリが来た日のことを思い出す環雲社長。 フェアリは、社長秘書をこなしながら工学知識の豊富さでは陣風からも一目起かれ、 最上重工の試作機のテストパイロットまで勤めていた。 また、表向きはイギリスからの博士号持ち帰国子女として生活しながら 環雲社長の娘「秋水」を妹のように可愛がってくれていた。
順調にテストをこなしているが、そのパイロットの問題があった。 テストパイロットとして親にいいように利用される秋水はイヤでしょうがない。 それでも、環雲社長は俺と同じ熱い血が流れているはずだ!と頑固に乗せ続ける。 「あの機体は多数の敵に狙われることになる。」 「それに、あの機体のパイロットは、最終決戦に臨む運命を背負うことになる。」 悲しむフェアリに環雲社長は答える。 「あの時、君が私を信じて、この戦いの裏に潜む陰謀を明かしてくれたときから、決めていたんだ」 と、ここでも秋水が報告に来ていないことに怒る環雲社長。 高校生なんだから、そうカッカするなとたしなめる陣風。 一方、町外れに遊びに来た秋水。 「いつものように飛んでくればすぐなのに!…って!私は普通の女の子に戻るの!」 とパイロットと高校生の狭間で揺れる考えが頭をよぎった瞬間に砲撃が始まる 目の前には赤い髪の若い男「ジーク」が倒れている。 程度は軽いと判断して、急いで止血する秋水、そしてこの状況を脱出しようと走り始める。 勢いに押される形で手を引かれ走るジーク。 「私、秋水。キミ!名前は?」 「お、俺はジーク…って引っ張るな!」 「避難が先っ!」 同じ頃、最上重工でも異変に気づいた環雲社長と陣風。 秋水が居ないため、機体をフェアリ一人で動かすしかない。 だが、複座式の機体のため性能が発揮できそうにもない。 やるしかない!と気合を入れた直後に入ってくる秋水。 けが人をフォローしていたから遅れたといいながら発進スタンバイ 街を壊されているのに家出どころじゃない!と熱い血を見せる秋水。 現れた敵を退治して、武蔵が死んだためにほぼ無力化した早乙女研究所を守る秋水たち。 地球連邦から輸送船の護衛任務を受け宇宙に上がる。小学生の仁たち地球防衛組は地球にお留守番。 合流ポイントであるサイド7は、激しい戦闘の真っ最中だった。 そこで開発されていた新兵器ガンダムとドラグナー、連邦に雇われたブライガーの活躍で事なきを得るが、 被災したサイド7からの民間人を乗せて出向するホワイトベース。 主だった将校がすべて負傷したホワイトベースに対して、シャアとマイヨは執拗に追っ手を差し向ける。 護衛艦が落とされそうになったとき思わず飛び出すシロー。なんとか追っ手を退けたものの ジオンの兵士アイナとともに、デブリに不時着してしまう。協力して脱出しようとする二人。 シローの中に、ジオンに対する感情の戸惑いが見られ始めた…… そのままホワイトベース機動兵器部隊指揮官に任命されたシローは、ドラグナーチームの訓練をしつつ チームワークを乱すアムロに対しても、ガンダムに乗せ続けるという寛大な措置を取る。 大気圏突入時にまで仕掛けてくるシャアとマイヨ。 そのため、ホワイトベースはジオンの勢力圏、北米に進入コースを取るしかなかった。 司令官ガルマの激しい攻撃を逆手に取り、罠に誘い込み一網打尽にするホワイトベース隊。 北米を抜けたホワイトベース隊は連邦軍極東支部に進路を取る。 (1〜8話)
一方、ホワイトベース隊の航路上で敵に囲まれてピンチに陥るダルタニアスを助けるホワイトベース。 そこに、極東支部から獣戦機隊、そして光子力研究所からもマジンガーチームが助けに現れた。 ダルタニアスと獣戦機隊を加えたホワイトベース隊は、湧き出る敵を倒す。 そこには、地球で留守番中だったライジンオーの姿もあった。 と、敵の波状攻撃を受けて倒れるライジンオー。ここまでなのか?防衛組が絶望したそのとき、彼が現れた。 「子供たちよ、諦めてはいけない」 光り輝くエルドランが手をかざすと陽昇城が変形をはじめ……巨大からくり雷神王として蘇った。 ピンチを凌いだホワイトベース隊は、本来の目的地であるジャブローに向かう。 その途中、アムロがミケル、エレドアとともに脱走してしまう。しかもガンダムを持ったまま。 敵の襲来で結局ホワイトベースに戻ってきたものの、ランバ・ラルとの戦いをアムロ抜きで行なうホワイトベース隊。 見事に退けるが、超巨大兵器の存在を知り、迎撃に向かう。 巨大兵器アプサラス2が制御不能になり、止めようとしたシローの乗る陸戦型ガンダムが行方不明になるなど トラブルはあったものの、無事に包囲網を突破して補給を受ける。 補給を受けたのもつかの間、すぐにオデッサ作戦に組み込まれるホワイトベース部隊。 黒い三連星の急襲を受けマチルダさんが死ぬという結末を迎えながらも、ベルファストへ向かう。 ベルファストでは、ゲッターのパイロットをさがす隼人が適材を見つけていた。闇プロレスの覇者、一文字號! 無理やりネオゲッターに乗せてホワイトベース隊に配属させる隼人。 そのままホワイトベース隊はジャブローに向かって進む。 ジャブローには、グン・ジェム隊、シャアのズゴック、マ・クベのザンジバルなど多数の敵が押し寄せてくる。 退けたのもつかの間、マイヨとギニアスの部隊が攻め寄せる。 無事にジャブローを守りきったホワイトベース隊は、正式に第13独立部隊として任命される。 アムロ、ケーンたち、サイド7から戦ってきた民間人たちも軍属として迎えられる。 残党追撃の任務の途中、アイナをやっと見つけるシロー。説得を繰り返しホワイトベースに乗せると 新しい機体の受領と陽動をかねて宇宙に飛べと言われる。 (9〜15話)
宇宙に上がったホワイトベース隊は、シャアの追撃を受ける。そこには妙な緑色の巨大なモビルアーマーの存在が。 そして、地球で別れたはずのジークが妹のサリーとともに秋水の前に立ちふさがる。 なんとか撃退したものの信じられない秋水。そして、何かを知っているかのようなフェアリ。 ともかく新機体を受け取るためにサイド6に来たホワイトベース隊は、アムロ用に調整された アレックスとG3ガンダムを受け取る。だが、そこにはジオンのサイクロプス隊が立ちふさがる。 撃墜したものの、逃げ延びたバーニィが一人で決戦を挑んできた。その心意気に引かれて立ち上がるジオン兵。 攻撃の最中、アレックスに乗ったクリスはバーニィを説得する。説得に心動かされるバーニィ。 クリスとバーニィを乗せてホワイトベースは決戦の地ソロモンに向かう。 ビグザムを倒すなど終始有利に戦っていた連邦軍だが、ソーラレイ照射で状況は一変する。 シャア、キシリア、ララァ、マイヨ、そしてジークとサリーというエースたちを辛くも退けるホワイトベース隊。 アイナとバーニィも愛する人のために戦う決意を固め、ソロモンの防備を磐石にしようとしたとき 事態は急変する。異次元ゲートが開いて、ムゲ・ゾルバドス帝国が攻めてきた。 そして、その中には赤い髪の女「レジアーネ」の姿もあった。 その姿に呼応するように飛び出すシャピロ。そして、そのまま異次元ゲートの向こうに消えていく。 突然の裏切りに吼える獣戦機隊。そこにガンドールに乗った葉月博士が現れる。 ホワイトベース隊はガンドールを旗艦として異次元ゲートの奥に旅立っていく。 異次元を抜け、宇宙を見たアール博士(ダルタニアス)が言う、ここはペンタゴナワールド。 ミズンのヤーマン王朝なら必ず協力してくれるとの言葉に惑星に降り立つホワイトベース隊withガンドール。 だが、そのヤーマン王朝はポセイダルに滅ぼされ、反乱軍の基地リトル・セイが最後の砦になっていた。 反乱軍のダバを仲間にしたWB隊withガンドールは反乱軍とともに戦う決意を固める。それが、地球に帰る早道だと信じて。 だが、反乱軍に技術提供したエルガイムにヤーマン王朝の技術が使われていたため、反乱軍内部から崩壊が始まる。 誰も本気でポセイダルに立ち向かおうと思っていない…その事実が重くのしかかる中、反乱軍のリーダーが暗殺される。 壊滅する反乱軍基地から逃げ出すWB隊withガンドール。 反乱軍を立て直すためアムとキャオたちが残る中、ダバの甘さを指摘するレッシィはWB隊withガンドールと一緒に行けと言う。 旅することを決めて別れる4人。次に向かうは、エリオスの盟友エドン星。 (16〜24話)
途中、バードランド星に立ち寄った一行は、圧政に苦しむ民衆を救おうとするミト王子と銀河烈風隊に出会う。 そして、このエドン星の命運をかけてビッグゲームを楽しむJJ9チームを仲間に加えてエドン星に進むWB隊withガンドール。 ケイ・マーロン(バクシンガー)たち、エドンのトクガー政権に叛乱する部隊の邪魔を受けながらペンタゴナに戻る一行。 サートスターで一行を待ち受けていたのは、異次元同盟の使者として来たジークとサリーだった。 ムゲ帝国が地球に攻め寄せる背景には、ムゲ帝国、ポセイダル、ザール、グラドスが中核をなす 星間連合のステーション衛星の存在があった。異次元同盟としても、この衛星は邪魔な存在だ。 そこで、ここは共闘して衛星を破壊しようという提案をする。 感情をむき出しにして反抗する秋水に対して、ジークはあくまでも使者としての態度を貫く。 そして、衛星は破壊され、星間連合の補給路は断たれた。地球にこれ以上星間連合をのさばらすわけにはゆかない。 力強い仲間、ミト王子、銀河烈風隊、JJ9チーム、ダバたちとともに、一路地球へと帰還するWB隊withガンドール。 だが、地球に帰ってくるとジャブローは陥落し、ほとんどの地域が星間連合に支配されていた。 地球は、星間連合と異次元同盟、そして地球連邦の三つ巴の戦いの場になっていた。 帰ってきたWB隊を迎えるのは、そのあいだ地球連邦のエースとして活躍していたクワトロとカミーユ。 その側には、ララァの姿もあった。危機に陥っている彼らを救ったのは帰ってきたWB隊とレイズナーを駆るエイジであった。 グラドスが支配する北米を回り、レジスタンスを回収して日本に急ぐWB隊。 途中、アンナを人質に取られた罠も噛み砕いて日本に急ぐが、 一足遅くマジンガーはあしゅら男爵に奪われてしまい、甲児は行方不明。 満身創痍のグレートマジンガーだけでは日本を守りきれない…… だが、それでも戦うグレートと新しい仲間バクリュウオーとともに戦う防衛組。 そして、内蔵されたC.U.B.E.の力をすべて解放したスーパーソウルセイバーが危機を救った。 (25〜31話) 早乙女研究所に恐竜帝国軍が現れたため、急行するWB隊。 変形不能のネオゲッター2で立ち向かう翔だが劣勢を跳ね除けられない。 敵は先ほど奪われたプロトタイプのゲッターなのだから。 一足先に現れたライジンオーとともに、そのピンチを乗り切ろうとするが劣勢は劣勢。 だが、そんな劣勢でも諦めることを知らないのが防衛組。 勉の知恵と勇気がバクリュウオーに届いてゴッドライジンオーに変形する。 一気に形成を逆転させようとしたのもつかの間、バット将軍のメカザウルス・ボアが立ちふさがる。 だが、負けてばかりいられない!今こそ真の力を示すとき! 3つの力がひとつになって、真ゲッターがその姿を見せる。 デスガイヤー、レジアーネやベルゼブが立ちふさがるが、真ゲッターとゴッドライジンオー、 そしてWB隊をとめることはできない。 だが、そのスキをついて日本に攻め入る影が。 早乙女研究所を守っている間手薄となった光子力研究所に、あしゅら男爵によって改造されたあしゅらマジンガーが現れる。 満身創痍のグレートで闘う鉄也。早乙女研究所から急行するWB隊。 だがあしゅら男爵は倒れない……どうやって倒せばいいのか? そこに現れる一体の黒い影。あしゅらマジンガーを一撃で倒し、満身創痍のグレートにも襲い掛かるその機体はマジンカイザー。 どうにか撃退するも、マジンカイザーには気絶した兜甲児が横たわっていた。 マジンカイザーを制御するには並大抵の精神力では難しいことを知りながら挑戦を続ける兜甲児。 見守る鉄也やさやかには不安が広がるが、そこに機械獣が現れる。 何とか退けるも、この戦いでグレートマジンガーは大破してしまった。 (32〜33話)
その後、重慶基地でドラグナー隊にリフターが装備され、レイズナーも地球の技術を集めたレイズナーMk-IIに生まれ変わる。 マジンカイザーを操る甲児も仲間に加えて、予備のドラグーンと補充人員であるフォウも仲間に加えたWB隊。 迫るグン・ジェム隊を撃破して次の目的地に向かおうとした矢先、クスコの聖女ジュリアがグラドスから脱走したことを聞く。 クスコの聖女を保護するため、レイズナーを使った一点突破の作戦が練られる。 無事に姉ジュリアを助けることに成功したエイジ。そして、姉の口からグラドスの刻印が眠るクスコの遺跡の話を聞く。 刻印を発動することにより、外宇宙と地球との行き来を断つことができる。 それは、異次元同盟、星間連合の補給路を断つことと同意だ。 急ぎクスコの遺跡に向かうWB隊。ル・カインたち星間連合の猛攻を退け、グラドスの刻印を発動させることに成功する。 喜びもつかの間、大地震とともに恐竜帝国の帝王ゴールが復活する。 だが、WB隊には真ゲッターがいる。帝王ゴールの猛攻をかいくぐり、目の前で3人の力を結集させると真ゲッターの姿が青く輝く。 これこそ、神ゲッターロボ!それが帝王ゴールの最後に見た光景であった。 帝王ゴールを倒したWB隊の目の前にDrヘルが立ちふさがる。 海上に浮かぶ地獄城。そこには自らの姿を機械獣に変えたあしゅら男爵の姿もあった。 だが、マジンカイザーを使いこなす精神力を得た兜甲児には新たな力が2つ。 真紅の翼、カイザースクランダーと皇帝の剣、カイザーソード。 そして甲児とWB隊の後ろには、新たな力を得た勇者、新しいグレートマジンガーの姿もあった。 機械獣となったあしゅら男爵……地獄王ゴードンと地獄門を破壊すると、地獄城は海中に消えていった。 (34〜38話) 行き場をなくした星間連合のグラドス兵たちは、全体の勝利のために捨石覚悟で立ちふさがる。 それを利用するジオンとギガノス。彼らと決着をつけなければ地球の未来はない。 宇宙に向かうWB隊の前に、マスドライバーを使って直接攻撃を仕掛ける月のギガノス基地。 制圧したのもつかの間、そこには異次元同盟の姿が。 月基地を爆破してWB隊を木っ端微塵にしようとするヘルマット。 そして、シャピロの姿も……かつての上官、そして恋人の姿に動揺するよりも怒りのこみ上げる獣戦機隊。 彼らの怒りが頂点に達したとき、獣を超え、人を超え、そして今、神……ファイナルダンクーガとなる。 ファイナルダンクーガの力でヘルマットとシャピロを退け、月基地を離れるWB隊。 そこには、ドルチェノフの横暴を見過ごせないと立ち上がったギガノスの青き鷹と恐れられたマイヨたちの姿もあった。 途中、ジオン軍の新兵器秘密基地でサザビーを奪ったWB隊。 ジオンとギガノスの最終砦、ア・バオア・クーは目の前。そこにはハマーン、ギレン、ハモン・ラルたちの姿があった。 だが、WB隊の勢いは止まらず、ア・バオア・クーの正面にまで迫られてしまう。 そんな中にあって、ジオンは未だ一枚岩ではなかった。なんと、ハマーンがギレンを謀殺。全権を掌握してしまう。 キュベレイに乗り込み最終決戦を挑むハマーン。そして、漁夫の利を得ようとグン・ジェムを従えてドルチェノフまで出撃する。 地球の命運を決める戦いは……WB隊の勝利で幕を閉じた。 (39〜41話)
その戦いを傍観しているわけがない異次元同盟。 シャピロとレジアーネ、ジークとサリーたち異次元同盟との戦闘が始まる。 戦闘空域には戦闘能力の低い連邦の艦隊が取り残されているが、無事に助けることに成功するWB隊。 補給物資としてアムロが設計したνガンダムを受け取り、混乱の収まった地球圏を旅立つ準備を始める。 今まで一緒に闘ってくれた仲間たち、ダバ、ミト王子たちの星を救い、ザールを倒すためにももう一度外宇宙へ! グラドスの刻印の力とC.U.B.E.の力で外宇宙に旅立とうとするWB隊withガンドール。 そこにはムゲ帝国で居場所を無くし復讐に燃えるシャピロと、地球の覇権を失ったル・カインの姿があった。 だが、シャピロとの愛憎劇はピリオドが撃たれ、ル・カインは刻印の中に閉じ込められる。 今こそ外宇宙に旅立つ準備が整った。 地球を連邦軍に任せて、WB隊withガンドールはもう一度星間連合の待つ外宇宙に旅立った。 そこには、先ほどの戦闘で捕虜となったジークとサリーの姿もあった。 (42〜43話) まずはエドン国へ向かうWB隊withガンドール。 そこで、星間連合にあっても和平の道を模索するゴワハンド星のオズマと出会う。 だがそれもつかの間暗殺されるオズマ。暗殺者はエドン国のものに違いないと迫る新惑星連合。 そしてそれらを裏で操るエドン国宰相デスバン…… だが、エドン国みんなが王子を待っている! エドン国の騒乱を引き起こしていた張本人を倒し、エドン国は見事平和を取り戻した。 昔からの友好国が真に解放されたことを喜ぶアール博士。だが、ダルタニアスの力不足を痛感した剣人。 その夜、アール博士とまなぶによってダルタニアスのパワーアップが行われた。 この騒乱に乗じて星間連合がエドン国に攻め入る。 星間連合にありながら一人反旗を翻すゴワハンド星のイーゴ・モッコスだが、戦力差はいかんともしがたい。 それを救ったのは、WB隊withガンドールであり、そして力を蓄えたセムージュ率いるポセイダルへの反乱軍であった。 次の目標をポセイダルに定めたWB隊withガンドール。 反乱軍の時間稼ぎのためにオトリ基地を防衛したり、ポセイダル近衛兵と闘うが、 新たに手に入れたエルガイムMk-IIの前にはどんなヘビーメタルも無力であった。 しかし、ダバには気になることが……近衛兵を率いていた女。あれは確かに行方不明の義妹、クワサン・オリビーだった。 そして、剣人にも気になることがあった。まだダルタニアスの力が足りないのではないか? 一人模索する彼を支えるアール博士たち。そして、超空間エネルギーを開放するという方法でパワーアップするダルタニアス。 (44〜48話)
ポセイダルを倒すため、ガストガルの首都スヴェートに迫るWB隊withガンドール。 ポセイダルの大軍勢を前に、捕虜となっていたジークがともに闘うことに賛同してくれる。 強い味方を得たWB隊withガンドールは、近衛兵を倒しポセイダルを目指す。そこには見慣れた銀のポセイダルはな金髪の男が。 彼こそ、死の商人アマンダラ・カマンダラであり、真のポセイダルであった。 今までポセイダルだと思っていたのは、近衛兵の一人ミアンが記憶を操られた姿だったのだ。 ラキシスの心臓で若さを保ち続けるポセイダル。だが、フル・フラットの説得でミアンは記憶を取り戻し、 ラキシスの心臓を打ち抜くことでバイオリレーションシステムが停止。 システムによって生きながらえ、2人の女の人生をもて遊んだ男、ポセイダルは倒れた。 ポセイダルが倒れたことで、十三人衆の一人ギワザが立ち上がる。 この機会をずっと狙っていたギワザは、自分に賛同するネイやマクミトンたちを伴ってWB隊withガンドールに戦いを挑む。 ドリーマーズアゲイン……夢よ、もう一度。 だが、ギワザごとき敵ではない。こうして、エドン国に続いてペンタゴナワールドにも平和が戻った。 次の目的地はグラドス。だがその前にアール博士から提案がある。 この外宇宙で武人として名高いガスコンを仲間に加えられないか?彼が仲間に加わることで、無用な争いを避けることができる。 無用な争いを避け、圧制を敷くものだけを倒す。それはジュリアから託された悲願でもあった。 早速ガスコンに会いに行くが、武人には程遠い言動。それもそのはず、ザール帝国によって作られたクローンであった。 偽ガスコンを倒すことで本物のガスコンからも認められたWB隊withガンドール。 無事にグラドスに向けて歩を進める。 (49〜51話) グラドスでは反体制派としてエイジの先輩、ゲイルが現れる。 そして、グラドスを助けるよりも星間連合の主、ザール帝国を打ち倒して欲しいと依頼される。 そのための秘密のルートを案内されるWB隊withガンドール。 待ち受けるベムボーグたちを撃破し、嵐のザールへ向かう一行。 だが、ザール本星は光熱波バリアで閉ざされてしまう。さすがは星間連合の主。 バリアを退け、ベムボーグを退け、ザクロンを退け……そしてドンメル大帝と向き合うWB隊withガンドール。 彼の不幸な生い立ちから端を発した星間連合の侵攻は、彼が倒れるとともに終わりを迎えた。 星間連合との戦いが終わりを告げ、残るは異次元連合との決戦。 そんな中、今まで沈黙を保ってきたヌビアから通信が入る。オシリス計画のため太陽を破壊する…… カーメンとの決着をつけるには今しかない。だが、その姿をあざ笑うかのようにこちらを翻弄するカーメン。 このヌビアの狂乱を止めたのは、サリー。 無事にカーメンの太陽爆破を阻止し、その力を使って高次元に旅立とうとしたカーメンたちを逆に異次元のかなたに葬り去った。 異次元同盟の中でも最大の勢力を持つムゲ・ゾルバドス帝国を次の目標に定めるWB隊withガンドール。 ジークとサリーも、なにが正しいのか判断するため空間跳躍を手伝ってくれる。 そして目の前に広がる赤い宇宙。 そこに待ち受けるのはムゲ・ゾルバドス最強の将軍デスガイヤーと愛機ザン・ガイオー。 彼を退けるも、ムゲ帝王とレジアーネが現れる。 ムゲ皇帝を倒すものの、どうしてもガディソードの行動に納得できないサリーはレジアーネとともにガディソードへと行ってしまう。 ジークとフェアリ、秋水の静止も聞かずに。 (52〜55話)
途中星間連合や異次元同盟の寄せ集めの軍団に襲われるWB隊withガンドール。 相手の正体がわからないまま、ともかく残る敵ガディソードに向かう。 ガディソードの前衛基地ではサリーがレジアーネに捕らえられていた。 ガディソードは本星が滅んだ後、ヘルルーガの力でひとつにまとまる。だが、ヘルルーガは銀河を征服するという野望を抱えていた。 それに気づいたフェアリの恋人ヴォートはフェアリを逃がすが捕まり、倒れる。 だが、目の前にはそのヴォートが立っている……それが先ほど襲ってきた敵の正体、ガディソードのクローン部隊だった。 そして、サリーのクローンを作成しようとするレジアーネ。 罠が待っているとも知らずにWB隊withガンドールは現れる。 クローンのヴォートを目の前に取り乱すフェアリ。だが本物のサリーが脱出に成功し、一度撤退をするWB隊withガンドール。 もう一度戦いを挑むが、それこそレジアーネの本当の罠であった。 クローンのヴォートを倒し、レジアーネを倒すと同時に現れるクローンの大部隊。 そして、レジアーネの口から語られるヘルルーガの居場所……それは地球であった。 地球に攻め込むため、自らをオトリにしたレジアーネ。レジアーネは空間転移で地球に逃げてしまう。迫るクローン部隊。 そのとき、一人の男が立ち上がる。 銀河烈風隊局長、ディーゴ・近藤。そして組みあがったばかりの量産型バクシンガー。 たった一人で立ち向かおうとするディーゴを助けようとするが、地球に戻れという言葉に立ち止まる。 涙を拭いて地球に転移するWB隊withガンドール。 巨烈燃ゆ。ディーゴ・近藤の雄姿は銀河烈風隊を奮い立たせた。 (56〜57話) 地球に戻ったWB隊withガンドールだが、目の前にはジャークパワーに包まれた日昇町の姿があった。 グレートジャークサタンで最後の決戦を挑んでくるベルゼブ。 立ち向かうのはゴッドライジンオー。絶対無敵の言葉通りて皇帝ワルーサを倒す。 最後の一騎打ちを挑むベルゼブを倒し、心を通わせる地球防衛組とベルゼブ。 そして、ガディソードから現れるクローン軍団を打ち倒し、最終決戦の地、ガディソード要塞へと向かう。 それぞれの思いを乗せて宇宙に浮かぶ灼熱の巨大要塞ガディソードに降り立つWB隊。 ワッケイン司令の援護を受け、クローン部隊を倒し、レジアーネを退け、ヘルルーガのアラウンザーを丸裸にする。 だが、アラウンザーにはC.U.B.E.の力が使われている。無限の力を生み出すC.U.B.E. クローン部隊の猛攻は止まらず、ガディソード要塞がスピードアップを開始する。 このまま要塞は地上に落ちるコースを取ることになる。それは、この要塞に住むガディソード人の全滅も意味していた。 この暴挙に、避難民を乗せたシャトルがガディソードから飛び立つ。 もう、ヘルルーガがおかしいことは誰の眼にも明らかだった。 そんな姿をあざ笑うかのようにシャトルを攻撃する要塞。ガディソード人を犠牲にしてまでも銀河を支配しようとするヘルルーガ。 ホワイトベースはシャトルを守るために要塞に突進する。無事にシャトルを回収するもののミサイルの集中砲火を受け、エンジンがすべてダウンする。 (58〜59話前半)
阻止限界点を超えるガディソード要塞。 だが、フェアリがある作戦を思いつく。ヘルルーガの乗るアラウンザー。 内蔵されたC.U.B.E.の力を開放すれば要塞のほとんどを木っ端微塵に砕くことができる。 それは、強力な力を動力源に当てるという確率の低い賭け。だが、WB隊はその賭けに乗った。 不時着したホワイトベースのクルーを助けると離脱するガンドール。それと同時に沈むホワイトベース。 動力部が生きている限り再生を続けるアラウンザー。 そして、ヘルルーガの口から語られる真実。 星間連合の攻撃を受けて窮地に立たされたガディソード星。そのガディソード星が滅んだ原因。 それは、C.U.B.E.を暴走させたヘルルーガだった。暴走したC.U.B.E.の力は星を破壊し、ガディソード人を漂流の民にした。 その事実を隠し、C.U.B.E.を手に入れ、ガディソードの覇権も手にしたヘルルーガは、銀河を手に入れるために行動を開始したということだった。 星を滅ぼしたのは星間連合だと聞かされ続けてきたフェアリ、ジーク、サリーたちも驚く事実にこともなげに答えるヘルルーガ。 そうでもしなければガディソードなど滅ぼされていただろう。 怒りの一撃がアラウンザーの動力部に決まる。それとともに暴走を始めるC.U.B.E. 星をも砕く力がガディソード要塞を飲み込み、間一髪でガンドールは離脱することができた。 (59話後半)
落下する要塞による被害は、要塞の消滅を持ってほとんどなくなった。 爆発の中、脱出に成功したライジンオーが帰還する。アムロも空気が少なくなる中、ガンドールを発見し収容される。 クワトロ大尉からララァの導きによるものだと説明を受けるアムロ。ララァたちニュータイプは引き続き捜索を行う。 動かないダンクーガ。疲れ果て眠ってしまった5人にガンドールは近づき、回収を行う。 精神エネルギーを消費して戦うダンクーガ。今は眠らせてやろうと葉月博士はそっと言う。 漂流するスーパーソウルセイバーも無事にガンドールに収容され、これで最後の戦いに赴いた全員が無事に帰還した。 要塞の消滅と同時にクローン部隊は活動を止める。 数日後、刻印とランデブーするガンドールの姿があった。 ジュリアを乗せたシャトルが到着すると、ガンドールのブリッジに全員が集まる。 外宇宙の仲間、ミト王子、ダバ・マイロード、銀河烈風隊、JJ9、 この後、もう一度刻印の力を使って宇宙を閉じてしまうというジュリア。 刻印の力とスーパーソウルセイバーのC.U.B.E.の力で外宇宙との道を開くフェアリと秋水。 まずはガスコンが旅立つ。外宇宙ならどこでもいいという豪快なガスコンと笑って別れを告げる剣人。 そしてダルタニアスの面々もアール博士とともに、エリオス復興の手伝いをするため外宇宙に行くという。 エリオスの忘れ形見、剣人。カモン家の後継者、ダバ。エドン王国の王子、ミト。 エドン、ペンタゴナ、エリオスの3人の王子が手を取り合って外宇宙の平和のために旅立つ。 そこには銀河烈風隊とJJ9の姿もあった。 J9たちは太陽系外縁部に旅立つ準備を進める。そこに彼らの新しい道があると信じて。 生き残ったガディソード人を守るため、ジークとサリーは地球に残る決心を固める。 もちろん、フェアリと秋水もそれに協力すると申し出る。 数週間後、平和を満喫するボスを引っ張って光子力研究所に向かう甲児。 そして、異星人や宇宙の平和を守るための汎太陽系平和維持機構に参加することになった。 獣戦機隊たちは、鞘に納まった刀。抜かれるときまで訓練を怠らないように、さっそく模擬戦をはじめる。 08小隊も、影から機構に参加することになった。連邦から独立することになるかもしれないというが、 今までどおりMSを使って任務を行うという。 早乙女研究所で訓練に励むゲッターチーム。力を振るう時がこないように願う博士たちを尻目に力をもてあます號。 遠く離れたアメリカの地でもジャックたちがエイジやレジスタンスたちとともに任務についていた。 ル・カインの側近であり、レジスタンスだけでなくル・カインすら騙し続けたロアン。 ロアンとの再会を喜ぶ面々。レイズナーからしばらく降りられないことをアンナだけ、そっと告げて謝るエイジ。だが、アンナも笑って許してくれる。 重慶基地ではケーンたちがプラート博士とともに働くことになった。 だが、ケーンの恋人リンダの兄、マイヨたちプラクティーズは宇宙へ上がることになっていた。 もう一度自分を見つめなおしたい、そういい残して旅立つマイヨ。
フォウとカミーユはエマの指揮下の元、任務に就くことになった。 ファは軍には残るが地上勤務となり、カミーユの帰りを待つ。フォウはファにそっと告げる。あなたからカミーユを奪ったりしないわ…と。 ルナツーのワッケイン司令の元には軍縮の話が届いていた。それは、汎太陽系平和維持機構を構築する一環でもある。 ブライトの下、アムロたちは平和機構の任務につくことになる。 と、同時に軍を抜け、情報部で働くことになるカイ。アーガマを受け取りに月に降りたブライト。 木星に行くジュドーたちとクワトロ大尉に誘われたアムロ。 だが、誘いを断って言う。あの人にはララァがついているから、大丈夫です。 その頃、サイド6ではアルとクリス、バーニィが再会を喜んでいた。 地球防衛組も汎太陽系平和維持機構の一員として任務に就く。 ワッ太や秋水、フェアリもまた、一員として任務が与えられる。 地球には、グラドス、ザール、ガディソードなどたくさんの異星人が残っている。 彼らと和解し平和に導くのが汎太陽系平和維持機構の使命だ。 最上重工の敷地を散歩する秋水とジーク。 初めて出会った町を歩く二人は、遠く離れていてもWB隊の思いはひとつだと確信する。 そして、新たな道を歩き始めた戦士たち。 −−−− これでおしまいです。慣れないのがモロバレな文章ですがリクの方、どうでしょうか? 一応、隠し要素も全部入れたつもりです。懲りずにまたやりたいと思います。 ゲーム自体は、ガンダムのファースト大好きならやって損はない内容でした。 ラストの43話以降の話の流れが、ボス倒した→次の星、ボス倒した→次の星…って感じで ザコのように張り倒されていく各アニメのボスが印象的でした。
岩下:1話 学校に伝わる七不思議、岩下はそれを大した怪異ではないと言う。 この学校には悪霊が憑いており、その悪霊こそが本当の恐怖なのだ、と。 岩下は悪霊が引き起こした惨事の一つ、内山浩太という生徒に纏わる話を語る。 偶然だろうか、主人公は内山浩太を同じクラスの者として知っていた。 内山はいじめられっ子で今はもう登校していないのだ。 岩下は内山がどういじめられていたか、どう苦しんでいたかを語る。 そして、悩んだ末に内山がいじめは悪霊のせいだと結論づけたことを。 無論、悪霊の存在を訴える内山の話を誰も相手にしなかった。 いじめが続く中、内山は悪霊の姿が見えるようになる。 見るもおぞましい姿の悪霊が周囲の皆を扇動しているのだ。 やがて内山は登校拒否に陥り、一日中を自宅で過ごすことに。 しかし、ここでも彼に付き纏わんと悪霊が姿を現す。 内山は悪霊に立ち向かうも敵わず、ついに憑依されてしまう。 追い詰められた内山はついにカッターで自らの喉を・・・ 彼の自殺死体は家族が発見したらしい。 はたして悪霊は実在したのだろうか、内山の幻覚だったのか。 内山と悪霊との戦いの話は終わった。 知っている人間の話のせいか、居心地の悪い主人公。 それを知ってか知らずか、岩下の口調は主人公を責めるようだ。 何か尋常ならざる雰囲気の岩下に怯える主人公。 そんな主人公に岩下は「浩太を殺した責任はこれから取ればいい」と告げる。 途端、岩下は豹変し凶刃を手に主人公へ迫る。 「おまえだ!おまえが浩太を殺したんだ!」 岩下は主人公が内山いじめの張本人だとして襲い掛かってくる。 必死に誤解だ、と弁解する主人公だが、やがて恐怖のあまり気絶してしまう。 しばらく後に主人公が目を覚ますと岩下の姿はすでに無かった。 心配そうにしている他の語り部たちからその後の経緯を聞く。 主人公が気絶した後、岩下が泣きながら語り部たちに話したのは・・・ 実は内山浩太は岩下の実弟だったというのだ。 両親の離婚を経たため姓こそ違えど、姉弟の仲の良さは変わることなく それだけに岩下は浩太を死に追いやったクラスの連中が許せなかった。 誤解こそあれ、いじめた連中、いじめを知りながら助けなかった連中、 岩下の憎悪は同じクラスの連中ほぼ全員に向けられていたのだ。 岩下はそこまで語ると、ふらふらと外へ出て行ったという。 最後に語り部たちが付け加える。 「悪霊が実在するかどうかはわからない。 しかし、先ほど主人公を襲う岩下の鬼気迫る表情、 憎悪に歪むそれは正に悪霊の如きものであった」と。 その後、主人公は語り部たちと相談し会合を解散することにした。 足早に帰宅し、複雑な胸中のまま就寝する主人公。 しかし、その夜、再び岩下が凶刃を手に自室の主人公を襲う。 ”自分も弟と同じく悪霊に憑かれてしまった”、 そう語る岩下の喉はかって内山が自殺したとき同様の状態に・・・ 岩下の、そして自身の鮮血を浴びつつ主人公の意識は遠のいてゆく。 (バッドエンドです。会合をそのまま続ける、とすると 岩下は登場しないままゲームが続き、死亡を回避できます。 他のストーリーとしては、少し違った悪霊絡みの話、 あるいは内山浩太本人の霊に関する話、に分岐します)
デメント全EDよければお願いしまつ。
スパロボの人超乙 面白く、しかも一気に投稿してくれたので良かった 是非またやって下さい
怖い人乙です
怖い人乙ー
>スパロボの人超乙 サンクスOG2とかもやってみたいけど、 先に手を上げた人が居るみたいだしまたそのうちに。
スパロボの人も怖い人も乙です。
スパロボαとα外伝をお願いします
第6章 ふたつの時代、重なるとき… ユリスとモニカは1万年の時を超え、 今、グリフォンの城の前にいる。 空を見上げると、そこには、月が1つしかなかった。 2人の知る時代では、空に輝く月は2つあるのに。 1万年という時間は、空の様子をも変えてしまったのだろうか? 城に入った2人を出迎えたのは、年端も行かない少年だった。 「…ここまで来るとはね。」 まさか、この少年がグリフォン大帝なのか? 「…君たちの言うグリフォンは、僕で間違いないよ。」 その姿とは裏腹に、激しい攻撃を仕掛けてくるグリフォンを何とか倒した。 しかし、倒れたグリフォンに近付こうとしたその時。 突然グリフォンが起き上がり、2人はアトラミリアを奪われてしまった。 倒れたふりをしていただけだったのだ。 グリフォンが3つのアトラミリアの力を解放すると、彼は翼を持つ巨人へと変貌した。 グリフォンは、アトラミリアの本来の存在理由を語り始めた。 アトラミリアは、世界を滅ぼす石なのだ、と。 古代人は、未来の人間たちを恐れた。 いつか、星そのものに害をなす存在となるのではないかと。 人間は、英知と欲望を併せ持つ恐るべき生物だからだ。 そんな人間が、アトラミリアの力を知ったら必ず争いが起こる。 そして、3つの石が1人の手に集まったとき、古代人の仕掛けた罠 「ほろびのしくみ」が発動するようになっているのだ。 そして今、3つの石はグリフォンの手にある。 間もなく、「ほろびのしくみ」は発動するだろう。 そんなことしたら自分もただじゃすまないと問われ、グリフォンは答えた。 無論、自分も「ほろびのしくみ」に飲み込まれるだろう。 だが、人間が滅びさえすればそれでいいのだと。 「だが、それをただ待つのもつまらん。 『ほろびのしくみ』が動き出す前に、私自ら人間を滅ぼしてやろう!」 グリフォンは、3つの石の力をもって城を浮かび上がらせ、 さらに、1万年の時を超えて城をユリスの時代へと移動させると 城から光線を放ち、周囲に向けて攻撃を開始した。 急激な状況の悪化に、ユリス達は一時撤退を余儀なくされた。
イクシオンに乗って脱出したユリス達は、エイナによってとある遺跡へと誘導された。 グリフォンの居城「月花宮殿」に対抗できるのはパズノスしかない。 パズノスをユリスの時代へ召喚するのだ。 そのための方法が、ここ、カザロフストーンヘンジにある。 土、風、水、火。4つの宝珠をこの地に納めたとき、 クロノユニオン(共有時空)が発生し、パズノスを現代に呼ぶことが可能となる。 4つの宝珠のある場所は、森。谷。海。そして、山。 星の封印を施された扉の向こうにあるはず。 エイナのその話を聞いたユリスとモニカには心当たりがあった。 シャーロットの森。 てんびん谷。 ベニーティオ海岸。 ガンドール火山。 それぞれの場所で、星の封印を目撃したことがあったからだ。 ストーンヘンジに隠されていた「星のカギ」を手に、 再度各地を巡って4つの宝珠を手に入れた2人は、 それをストーンヘンジの祭壇に納めた。 その時、ストーンヘンジの上空に共有時空が発生し、 パズノスがこの時代へと召喚された。 グリフォンからの攻撃をものともしないパズノスは、 決戦兵器「ペズローダー・キャノン」を発射。 それを受けた月花宮殿は推進力を失い、墜落していった。 その様子をストーンヘンジから見ていた2人は叫んだ。 ユリス「やった!」 モニカ「まって!まずい!」 月花宮殿の落下先にはパームブリンクスの町がある! その時、パズノスのブリッジにいたエイナが叫んだ。 「ギガントモードを使います!」
「ギガントモード…なんですか、それは!?」 そう聞き返したのは、パズノスの指揮官ドナ・ホーンだった。 ドナはパズノスの設計段階から関わっていた。 その彼すら知らないパズノスの機能。 そう。歴史は以前とは少し変わっているのだ。 モニカが空調和技術の完成を知らなかったように、 ドナもまた、ギガントモードの事を知らなかったのである。 そして、エイナの指揮によってギガントモードは発動された。 ユリス「パズノスが…変形する!」 パズノスは巨大人型ロボット「パズノス・ギガント」へと変形した。 パズノス・ギガントは月花宮殿の落下地点に先回りし、 墜落する宮殿を受け止め、そしてそれを投げ飛ばした! それを見て、ユリスは大興奮。 モニカは、ただただ唖然としていた。 宮殿は、無人の荒野へと落下した。 前回はしてやられたが、今度こそグリフォンと決着をつける! ユリスとモニカは、地に落ちた宮殿へと突入した。
次回予告 グリフォンの城に突入した2人の前に謎の女性が現れる。 城に秘められたグリフォンの過去とは? なぜ彼は人間を憎み、滅ぼそうとするのか? そして、「ほろびのしくみ」とは? 最終回 第7章 「花の宮殿」
怖い人乙 岩下が可愛くて良いんだよなぁ 性格は恐ろしいが
DOD2コンプしたので書こうと思ったが予約があったか。
ダーククロニクルの人乙。 次回が最終回か。楽しみにしてます。
271 :
予約した人 :2005/06/27(月) 19:23:04 ID:UcNmoiN7
>>269 ゲームやる暇ないからどうぞ
買っても積まれてゆく
第7章 花の宮殿 月花宮殿に足を踏み入れた2人の前に、謎の女性が現れた。 女性は、アンドレアと名乗った。 「あなた方はこれから、サンと戦うのですね。」 サン…? もしかしてグリフォンの事だろうか? アンドレアという女性は語り続けた。 サンは本当は優しい子なのだと。 彼は、自分の役目を見失っているのだと。 元の優しいサンに戻してあげて欲しいと。 ユリスとモニカは宮殿の奥へと足を運んでいった。 至る所で、サンとアンドレアの思い出がよみがえる。 衛兵が、庭園に忍び込んだ少年を捕まえ、アンドレアに突き出した。 花が好きだから庭園の花を見ていたんだという少年。 アンドレアは、その少年を庭園の花の世話係として宮殿に置く事にした。 名を問われても答えられなかったその少年に、アンドレアは「サン」という名前を与えた。 天に輝く太陽と同じように、庭園の花に愛情を注いで欲しいと。 栽培室では、太陽の花がたくさん育てられていたが、 そのうちの一輪がなぜか折れてしまった。 アンドレアは折れた花を自室に飾ることにし、 サンもそれに賛成するが、サンはどこか後ろめたそうな態度だった。 アンドレアの部屋にて。 「アンドレア…ごめんよ。その花折ったの…、ボクなんだ。」 しかし、アンドレアはサンを責めはしなかった。 この花は折られたことで、サンの心に何か大切な事を伝えてくれたはず。 それが、この花の役目だったのだと。 「それに…この花はわたしにも、サンは優しい子なんだって教えてくれたよ。」 そうしてサンはアンドレアを慕うようになっていく。 ついにグリフォンの元へたどり着いた2人。 グリフォンは激しい攻撃を立て続けに繰り出してくる。 その戦闘の最中もなお、サンとアンドレアの思い出を垣間見る2人。 3つのアトラミリアを手にした者は、星の力を手にする… その伝説に突き動かされた人間たちの争いは激化し、 ついに月花宮殿も巻き込まれてしまう。 アンドレアはサンを逃がし、自らは宮殿に残った。 この宮殿と共に生き、共に死ぬのが自分の役目なのだと。 アンドレアに助けられ、荒野にたった一人残されたサン。 人間が3つのアトラミリアを揃えた時、 月が落ちてきて世界は滅びてしまったのだ。 そして彼は、2人の穏やかな生活を踏みにじった人間を憎む。 自分たち2人以外、誰もいなければよかったのに、と。 グリフォンはついに膝をついた。 彼も本当は気づいていたのだ。間違っているのは自分のほうだという事に。 アンドレアの幻を目にした彼は、優しいサンへと戻っていく…
その時。 サンの中に潜んでいた悪意の化身ダークエレメントが姿を現した。 それと時を同じくして、古代人の罠「ほろびのしくみ」がついに動き出した。 空に輝いていた青い月が、地上へと落下してきたのだ。 ユリスとモニカは力を合わせてダークエレメントを打ち倒した。しかし… 「私を倒したところで、『ほろびのしくみ』は止まらぬ。 どちらにしても、あの月が落ちれば人間は滅ぶ。 先に行って待っているよ、闇の世界でな。ハハハハハハ…」 そんな言葉を残して、ダークエレメントは消滅した。 その時、サンが立ち上がって歩み出た。 「思い出したよ…ボクがやらなければいけない事。 ボクは…星の番人なんだ。 古代人は、ボクの祖先に、『しくみ』を解除する方法を伝え、その記憶に鍵をかけた。 いつか、『ほろびのしくみ』が必要なくなったとき、このボクがそれを解除する。 それが…ボクの役目。 青い月よ!お前の役目は終わった!大地へと還るがいい!!」 サンが叫んだそのとき、青い月は爆発し、跡形もなく消滅した。 「アンドレア…これで、いいんだよね。 これでもう…ボク、アンドレアのところに行っても…いいんだよね。」 (おめでとう…サン。あなたは、立派にやり遂げた…。) サンは、アンドレアの元へと旅立っていった。 夜空に輝くたった一つの白い月を見上げて、ユリスとモニカは語り合った。 「サンも本当は優しい子だったんだね。」 「うん。グリフォン大帝なんて、最初からいなかったんだよ。 あれは、僕たち人間の悪い心が生み出した幻の怪物だったんだよ、きっと…」 全てが終わり、未来から来た人たちは元の時代へと帰っていく。 モニカとの別れ、そして…母エイナとの別れ。 きっと、もう二度と会うことはないだろう。でもユリスは泣かなかった。 彼は、この旅で強くなったのだ。母親との別れを受け入れられるくらいに… ユリスは未来の母にあてて手紙を書いた。 この旅のことが長々とつづられたその手紙は、こう結ばれていた。 僕は、僕の時代で元気にやっていきます。 母さんも、どうかお元気で。 さようなら。 未来の母さんへ ユリス おしまい
274 :
スパロボα :2005/06/27(月) 20:20:50 ID:3Gidg3yL
スーパーロボット大戦α(リアルロボット主人公で話を進めます) ジオン公国軍と地球連邦との戦争後期、地球連邦軍の ソロモン攻略作戦「星一号作戦」が展開される直前、謎の彗星により、 両軍は壊滅状態になり、やむなく停戦条約に調印し、一年戦争は終結した。 両軍を壊滅状態にした彗星は、地球に落ち、調査団はそれが宇宙戦艦であること、 数年後、地球に侵略者が現れることを突き止めた。さらに 文明を破壊することのみを目的とする宇宙怪獣も出現するらしい。 しかし、連邦軍は軍備の再編成を急ぐも、宇宙人の侵略の対策的には消極的だった。 調査団の一人、ビアン博士は独自にSDFを設立、宇宙人の侵略に備えた。 しかし、ビアン博士は「人類に逃げ場なし」と叫ぶも行方不明になる。 数年後、地球では、恐竜帝国が日本を攻め、宇宙ではティターンズとエゥーゴが 闘い始めた。ティターンズに襲われていた主人公と恋人、エゥーゴに助けられるも 恋人は行方不明になってしまう。主人公はエゥーゴに入り、闘うことになる。 ティターンズと闘っているとジオン公国が再び宣戦を布告し、 戦火は次第に大きくなっていった。
275 :
スパロボα :2005/06/27(月) 20:21:42 ID:3Gidg3yL
地球に下りたエゥーゴは恐竜帝国と闘うマジンガー、コンバトラーV,ボルテスV等、 彼らを編入し、戦力を大きくしていった。聖母マリアを指導者とする木星帝国 とも闘うことになる。彼らと敵対していたリガ・ミリティア達と協力し、 敵を退けていった。そんな中、単機で連邦軍と闘う5機のガンダムと遭遇、さらに 通常兵器のほとんどが効かない謎の敵使徒と戦う組織ネルフと出会う。彼らのさらに上の 組織ゼーレの命令によってネルフと合流し、使徒とも戦うことになるエゥーゴ。 そして、異星人の侵略者「エアロゲイター」も現れ、さらにオーラバトラーなるマシンを 使うドレイク軍まで地上に現れ、混戦を極めた。 戦力補強のため、連邦軍のSRX部隊と異世界ラ・ギアスの魔装機神を駆る 「マサキ」と合流する。そして、日本の防衛長官により、エゥーゴは 独立部隊「ロンド・ベル」として闘うことになる。 そんな中、主人公は行方不明だった恋人と出会うも恋人は敵として、主人公を狙ってくる。 なんとか、退けるも主人公はショックを受ける。 (恋人が敵対した理由は曖昧なので補完お願いします。)
276 :
スパロボα :2005/06/27(月) 20:22:16 ID:3Gidg3yL
そして、ロンド・ベルはSDFと合流することになる。彼らは落ちてきた宇宙戦艦「マクロス」を 修理し、進水式を行おうとしていた。そこへ男性だけの宇宙軍「メルトランディ」と 女性だけの宇宙軍「ゼントラーディ」達も襲ってくる。両軍は長い間対立し、いまだに決着が つかなかったようである。そこへ、ジオン公国軍が月のマスドライバーを使い、 戦略爆撃を予告し、マクロスの引渡しを要求してきた。 SDFはマクロスに搭載されているワープを使い、危機を脱出するも、流石拾い物だっただけに マクロスとエゥーゴは冥王星まで飛ばされていた。 マクロスに引っ張ってもらいながら、地球を目指す彼らにメルトランディ、ゼントラーディ、 木星帝国が襲ってくるもしりぞけるが、SRX部隊の教官が裏切り、エアロゲイターについたり としている間になんとか地球圏に辿り着いた主人公達。そこへ、ジオン残党軍アクシズが 現れ、宣戦布告を行う。主人公を襲ってきた恋人を説得することに成功し、 SRX部隊も3機の合体に成功したりとどんどん戦力を大きくするロンド・ベルは、 戦力を分散しながら、使徒や敵対勢力を倒していく。
277 :
スパロボα :2005/06/27(月) 20:23:28 ID:3Gidg3yL
そして、合流した彼らはついにジオン公国を倒し、木星帝国が作り出したサイコミュ兵器 「エンジェルハイロゥ」をも破壊する。さらに最後の使徒である「渚カヲル」をも倒し、 彼から何かが書かれたプレートを託される。そして、和平を望むメルトランディから もらったプレート。どうやら曲譜らしいが、元々は一つ一つだったものが2つに割れたらしく、 歌詞が書かれていなかった。「渚カヲル」からもらったプレートは行方不明だったプレートで そこには歌詞が書かれていたのだ。そしてプレートに書かれていた曲をマクロスの 歌姫「リン・ミンメイ」が歌うと、メルトランディ、ゼントラーディの両軍は闘うことを 止めるが、指揮官と一部は抵抗し、これを撃退した。 そして、ロンド・ベルを離れたネルフに人類補完計画を為そうとするゼーレがティターンズ を使い、ネルフ本部を襲ってくる。彼らを退けるも、エヴァ量産機により全滅されかかる ところをロンド・ベル本体が現れ、これを退け、人類補完計画を食い止める。
278 :
スパロボα :2005/06/27(月) 20:23:53 ID:3Gidg3yL
残る敵はエアロゲイターと宇宙怪獣のみだが、宇宙怪獣が万単位で地球に向かってきた。 ロンドベルは宇宙怪獣を殲滅するために作られたガンバスターとその運用艦エクセリオン、 そのエクセリオンを宇宙怪獣のいる中心地で自爆させ、その重力波で殲滅する作戦を 決意する。しかし、これはいずれその重力波が地球圏に襲うが、それでもまだそちらの 方が人類に望みがあると考えて。 そして、エクセリオンを自爆させたロンド・ベル。しかし、異空間に飛ばされた彼らは エアロゲイターと最終決戦を繰り広げる。総大将ラオテギヤを倒すも、さらに幾つもの ラオテギヤが現れる。そこへ、ラオテギヤの部下のユーゼスが自分こそエアロゲイター の総大将であることを告げ、ロンド・ベルに襲い掛かってくる。精神コマンドド根性を 4回も使ってくるユーゼスを倒し、異空間から脱出したロンド・ベル。これで今大戦は 終結した。しかし、ティターンズ、人類補完計画、重力波…の問題が残っている。 「ここからが本当の戦いだ!」 彼らの今後のご活躍にご期待ください。完。
279 :
スパロボα :2005/06/27(月) 20:25:08 ID:3Gidg3yL
かなり、うろ覚えでやってるので、訂正があればお願いします。 あと、こんなのでよければ外伝もやります。
ここで夕闇通り探検隊をお願いします。 バグが大杉て最後までプレイできなくて 難しければEDだけでも
スパロボαの人おつ。 パートナーが敵対したのは、裏で色々暗躍してたイングラム辺りが洗脳してたんじゃなかったかな んでイルムがそのパートナーを連れて逃げ出した
きみのためなら死ねるを予約します。
α乙。 だが訂正。 メルトランディとゼントラーディが逆。 メルタランディは女だけ。 ゼントラーディは男だけ。
フィレーナの人マダー?
七ツ風の島物語 頼む
呼ばれて来ましたよ。 ―――――――――――――――― ウトに逃されて通った地下通路からボー内部に潜入。 大祭司を見つけたい→居場所分からない→祈祷場の祭司が知ってるらしいよ→ 祈祷場へ向かう→兵士が通せんぼ→『信者の証』持ってないヤツ入れないネー マタカヨーと歩き回っていると、クレチア地区の女性が 「夫と脱走して反乱軍に入るからもう要らんわー」と証をくれる。 祈祷場で祭司に大祭司の居場所を聞いてみるも 「大祭司さまはお忙しいんじゃヴォケ(要約)」と教えてもらえない。 そのまま辺りを探っていると、右奥の壁が動き、奥にテレポート用の床発見。 ワープ。 着いた部屋でリラが悲鳴に近い声をあげた。 「な、何てことを!」 部屋にある幾つもの巨大な水槽のような筒状のカプセル装置。 その中でゆらゆらと漂う何人もの裸の女性。 隣の部屋にも女性達が人形のように重なって倒れている。 動かない。死んでいる。 足元には見覚えのある猫耳仮面の衣装が脱ぎ捨てられていた。 フィレーナが呟く。 「ミメズたちだ…」 ネストが装置に近づく。 「モルモットにされているんだ…、人体実験のモルモットに…! うすうす分かってはいたが、これが帝国の正体…!!」 デビス神に仕える為に入信し、都に到着したミメズ達は全て実験台にされていた。 踊る意味はあったのか。 「新しい"純種"を作るためなら何をしても許されるというのか…? このやり方…、悪魔に魂を売っているとしか思えん…」 「許せない…絶対に許せない!!」 フィレーナは怒りをあらわにする。
マスターコンピュータが侵入者を発見する。 『実験室に侵入者有り…ドアを全てロックします…』 閉じ込められる3人と1匹。 順調に来られたのは罠だったのかと言うネスト。 マスターコンピュータがメッセージを表示する。 『進化プログラム…実行待機中… "進化プログラム"とは… 優れた遺伝子を結合し合い成長時間をコントロールする事で さらに優れた人間を作る実験 "モルモット"、"ミメズ及び子供" ……モルモット不足により 実行待機中…、次の命令を待ちます』 壁が開く。 「皆さん、お待ちしてましたよ」 青年が出てきた。 「……やあ、みなさん…。ボクが誰だか、分かりますか? フィスですよ…。ミリカの息子のフィスです…」 「…フィス?」 面影はあるがどう見ても大人だ。 驚くフィレーナを見て、フィスは言った。 「無理はないですね…、前に会った時、ボクはほんの子供でしたから… 進化プログラムのお陰で、こんなに早く成長したんですよ… 今じゃボクは帝国軍の幹部です」
「トマの幽霊屋敷で会ってからそんなに日は経ってないわ…!」とリラ。 フィスはその言葉を笑う。 「それが進化プログラムの成果ですよ」 そしてフィレーナを見る。 「さあ、大人になったボクと勝負しよう! …どうしたフィレーナ、ボクが怖いのか!!」 リラが止めようとするがフィスに突き飛ばされ倒れる。。 邪魔をすれば女でも容赦しませんよ、そう言ったフィスを睨むフィレーナ。 起き上がったリラが、自分は大丈夫だと言う。 「フィスは敵じゃないわ…。帝国に騙されているのよ お願い、フィスと闘わないで!」 叫ぶフィス。 「今度こそ復讐してやる!」 戦闘開始。 「どうしたフィレーナ、何故本気で闘わない! 父さんを殺せたなら、ボクも殺せるだろ!」 「フィス、誤解よ!あれはドラのバトルショーで…」 リラの言葉にフィスは耳を貸さない。 「父さんだけじゃない!ボクの母さん… ミリカもお前に…ゴア橋で突き落とされて… だからボクは…死んだ父さんと母さんの為に…」 どうも進化の他にもプチ洗脳入ってる模様。 フィスに駆け寄るリラ。 「ミリカさんは復讐なんて望んじゃいないわ!」 フィレーナは剣を構えない。 「ボクは闘わない…」 「何を言う!」
リラが、いつかフィスに形見として渡すため 大切に持っていたミリカの笛を手渡した。 「母さんの笛…」 「覚えていたのね…」 「母さん…、母さんの笛の音が聞こえる…」 ミリカの言葉がフィスの中で蘇る。 『フィス…あたしの可愛い息子…』 記憶の中で母を捜すフィス。闇の中でミリカの姿を見つけた。 母は我が子に語りかける。 『憎むべき相手は、フィレーナじゃない。 全ては帝国の作り話さ…。あたしはいつも、お前の心の中にいるよ…』 「母さんっ! 母さん…」 消えていく母の姿を見つめるフィス。 フィレーナの声で意識を取り戻す。 「大丈夫かい…」 「今、ボク、母さんと話していたんだ…」 「ミリカさんと…!?」 「母さんがボクの心の中で、本当の事を教えてくれたんだ… どうやらボクは…帝国に…だまされて…いた…よう……」 足元がふらつき、床に膝をつくフィス。 「ウッ…、どうやら…寿命が…来たみたいだ…」 実験で急激に成長した彼は、副作用で死も早く訪れる。 フィスは、帝国の中心には自分と同じ成長実験の犠牲者がいると言った。 「帝国の中心は…大きな海で隔たれた…南の…大陸…に…塔…が…」 死が間近に迫るフィスは、最後の力を振り絞ってメインコンピュータにアクセスした。 命令受理。 『まもなくSD命令を実行します…』
「間もなく、ボーは…崩壊します…」 早く脱出を…。そういうとフィスはゆっくりと歩き出す。 「フィス…!」 「追わないで…。死ぬ時は…1人で…」 一歩一歩歩きながら、フィスは言う。もう誰も恨まない。 ただもう一度、母さんと光の中で…。 フィスは、母との思い出を口にする。 「人は、自然のまま…、ゆっくりと大人になる方が… 幸せ…です…よね…」 後を追おうとするリラをフィレーナがそっと止めた。 「フィスの言うとおりだ…。自然に逆らっては、いけない…」 メインコンピュータが命令を実行しだした。 『神殿破壊プログラムを実行します』 「早く脱出しよう!」 ネストの言葉に頷くと、フィスが出てきた壁の扉からテレポート装置で移動する。 「ここはどこ?」 「わからん…、だいぶ下に降りたからな…」 用心しながら直線の通路を走りに走って、どこかの部屋に到着。 入るなり唸り、走り出すギャッピー。 3人が後を追うと、男の声が聞こえてきた。 「どうやらフィスは私の見込み違いだったようだ…」 奥でメインコンピュータにアクセスする男。 SD命令を解こうとするが、ガッチリロックで取り消しがきかないようだ。 ネストが男を見て声をあげた。 「だ、大祭司!!」
振り返る大祭司。ロック解除の権限もないのか大祭司。 「フフフ…、全ての暗黒を自由に操る神の分身…」 イってる台詞を吐くと、瞬間移動でフィレーナの前に現れた。 「お前がフィレーナか…。フィスと闘って素直に死んでいればいいものを…」 自分を狙っていたことは、最初から知っていたという大祭司。 「あのガキが裏切り、神殿が消えようとも この星の支配者は変わらんっ。今こそ暗黒の力を見せてやる!」 タコ殴り。勝利。 「デビスの神に…栄光…あ…れ…」 大祭司から『オーロラパウダー』を手に入れた。 揺れが激しくなる神殿。 「神殿が崩れ落ちるぞ!」 「でも、どこから出れば…?」 「隠し扉があるはずだ!!」 ネストが走り、壁を探り扉を開く。その手際のよさはまるでスパイ。 急いで走りテレポート装置に乗る3人と1匹。道は地下2階のバトル場に繋がっていた。 クレチア地区を走り抜ける途中で、ネストが1人別方向へ走り出すが フィレーナ達は気づかない。 バラバ室 神殿の異常に気がついたバラバ3が驚く。 「神殿のコンピュータがSDプログラムを実行している!」 1 「大神殿の自爆プログラムか…。大祭司が命令したのか?」 3 「今調べてるところだが…大祭司と通信ができんのだ!」
ボーの神殿は内部から崩壊した。 後には巨大な穴。 ボーの入り口で2人と1匹は振り返り、ネストがいない事に気がついた。 「ネスト…」 「…嘘でしょう…ネストさん…」 俯くリラとフィレーナ。 2人を見ていたギャッピーが、ふいに建物の中に入っていく。 「ギャッピー…?」 戻ってきたギャッピーの後ろについて現れるネスト。 無事を喜ぶ2人。 「書き残したものがあるうちは簡単には死なんと言っただろ…?」 残っていたクレチアを、ウトの部屋の地下通路から逃がしてきたという。 振り返って、崩壊した神殿を見るネスト。 リラが残った人たちを心配する。 「宿屋のおっさん達はしっかり生き残っていたよ。 全く、運がいいっていうか…、さてと、これからどうする?」 フィスが言い残した帝国の中心について考える。 リラが思い出しながら答える。 「帝国の中心は、遙か南の大陸にあるって…」 ネストも考える。 「だが南の大陸に行くには、海を渡る船がなければ…。それに…」 フィレーナが言葉を繋げる。 「それに、明りのない海じゃとても航海はできないと言うんだろ? それなら、まず灯台を復活させよう」 今度はボクらに付き合うかい? フィレーナはネストに男前な誘い文句を言った。
今日はここまでです。 書き手さん方、乙でした。 個人的にスパロボのあの長さを纏められるのが凄いです。
フィレーナの人乙! >ボコる。勝利。 が何度見てもワロス
電脳戦記バーチャロンマズー予約します。 週末までには書き始められると思います。
>>271 了解、それでは……
ノウェ:本編の主人公。竜・レグナに育てられていたところを封印騎士団長オローに拾われる。
マナ:聖女と呼ばれる少女。彼女との出会いから、ノウェの運命は動き出す。
レグナ:ノウェの父を自負する竜。ノウェ以外の人間に打ち解けることが無い。
エリス:ノウェの幼馴染であり、封印騎士団においてはノウェの先輩。密かにノウェを想う。
ユーリック:数年前に封印騎士団を脱退し、失踪中。ノウェにたいして剣の稽古をつけていた。
ジスモア:現封印騎士団団長。騎士団内に於いて圧政を敷き、その地位を不動のものとしている。
カイム:前作の主人公。18年前、世界崩壊の危機から世界を救った英雄。その後、消息を絶っていた。
アンヘル:カイムとともに世界を救った竜。戦いの後、カイムのために世界の封印の礎となる。
物語は前作におけるAエンディング(アンヘルエンド)から18年後の世界が舞台。
一章<前兆>
竜に育てられ、竜語を解し、竜を駆る少年騎士、ノウェ。
彼を育てたブラックドラゴン、レグナと共に封印騎士団に属する彼らはその出自から異端の存在だった。
あるとき、ノウェ達は騎士団が直接管理している"明命の直轄区"においてモンスターが大量発生したとの報を受ける。
団長ジスモアの命を受け、直轄区のモンスターを幼馴染、エリスと共に駆除していくノウェは、そこに人間の姿を見る。
助けてくれと願うその男の話を聞こうとしたノウェを、エリスが鬼の形相でとめる。
「人が居るなんて俺は聞いてないぞ」
「その者は18年前の帝国軍の生き残り! この地の"封印の鍵"に命をささげる殉教者なのです」
「殉教者? 強要される殉教に何の意味が!」
「18年前に世界を破滅に導こうとした罪を、鍵に命をささげることによって購うのです。これはかれらのためでもあるのです、ノウェ」
釈然としないものを感じながら、モンスターを駆除しつくしたノウェはその地を後にする。
「封印騎士団など滅びてしまえ!」
男の罵声を、その背に浴びながら。
二章<聖女> それから数日後、二人は騎士団長ジスモアから"気炎の直轄区"に異変が生じたこと、 "気炎の鍵"の守護者ザンポとともに異変の正体の調査を命じられる。 ノウェは気炎の直轄区に於いて、前回と同じ、死ぬことにしか価値を見出されず苦しむ人々の姿を見る。 一向は"鍵"の保管されている遺跡の前に辿り着いた。 「この中が危険かどうか、おまえらがはいってたしかめてこい〜」 直轄区連隊長ザンポの無慈悲な言葉に、身をすくめる人々。 「私は魔術の心得があります。私が中に」 そんな中、一人の少女が名乗り出る。少女は人々から"マナ"と呼ばれていた。 自分たちが危ない目にあわずにすむ、とザンポは大喜びでマナを気炎の遺跡に送り出す。 数十分もしたころ、遺跡の中から轟音が響いた。 「しまった! あの女、まさか……!」 血相を変えて、ザンポは遺跡の中に飛び込んでゆく。慌てて追うノウェとエリス。 遺跡の最深部で二人、そしてザンポが見たものは、今まさに鍵を破壊せんとするマナの姿だった。 「やめろッ! それを破壊されたら、ぼくは……畜生、おなかすいたなー」 「……かわいそうに。貴方は契約の代償として味覚を差し出し、食べ物を受け付けなくなったそうですね」 「うるさい! ぼくの前で食べ物の話をするなッ! 殺してやる!」 封印の間の扉は閉ざされ、ノウェとエリスは部屋の外に放り出されてしまう。 そこへ突然、マナを聖女と担ぐ反乱軍が攻め込んできた! 「俺にはあんたたちと戦う理由は無い! 剣を下げてくれ!!」 ノウェの叫びもむなしく、反乱軍は抵抗を止めることはなく、程なくして彼らは鎮圧された。 「ザンポ殿が心配です。封印の間に戻りましょう」 しかし、再び封印の間が開いたときにノウェとエリスが見たのは、破壊された気炎の鍵と、 討ち果たされたザンポの姿。 「これでいい、ここの人たちは解放される……」 激昂したエリスはマナを捕え、遺跡の一室に押し込めた。 「何故、あんなことをしたんだ?」 その日の夜、ノウェはマナを尋ねた。 マナは言う。騎士団が動く裏でどれほどの人々が苦しめられているか。 鍵を維持するために騎士団が得ているものは何か、泣いているのは誰か? 「君は、何も知らないの」 しかし―――とノウェが聞き返そうとしたところで、間にエリスが割って入る。 「反逆者の戯言など聞いてはいけません!」 エリスは、マナに対する敵意を隠さなかった。 聖都にマナを輸送する途中にマナをとりかえさんとする反乱軍の襲撃にあいながらも、 マナは聖都に送られ、反逆者として処刑されることとなった。 当日。執行人はエリスであった。 斬首と火炙りどちらがいいかと問うエリスに対して、より「苦しむ方法で」マナは短く答えた。 満足げな笑みを浮かべると、エリスは手にしたたいまつを磔にされたマナに向けて放った。 エリスが「さよなら」と言ったのとマナの足元の薪に火がついたのはほぼ同時で。 爆発音の後、マナが忽然と消えてしまったのもまたすぐ同時だった。 騎士団、そしてノウェは必死でマナを追跡するも、すんでのところで逃してしまう。 ジスモアから帰還命令が出され、ノウェはそのすぐ後にジスモア直々に呼び出しを受けた。 「前々から貴様とは、一度じっくりと話をしてみたかったのだ」
三章<離反> ジスモアの部屋に招かれたノウェは、まず飲めというジスモアに従いグラスの中の酒を煽る。 「竜の子……か、やはりお前はどこかオローに似ておるな。例えば、その眼……」 ジスモアの話を聞いているノウェの視界がわずかにぶれる。錯覚か? 考える間も無く、体から力が抜けてゆく。 「ようやく効いてきたか。オローと同じ杯で煽る酒の味はどうだ?」 動けないノウェを前に、ジスモアは語りだす。信頼され、部下から慕われていた前団長オローを妬んでいた事、 今のノウェと同じように毒酒を煽らせ、暗殺したこと。着実に力をつけ始めているノウェが邪魔なこと。 「あんたが、父さんをッ……!」 ジスモアによって止めが刺されようとしたそのとき、ノウェの体に変化が起きた。 人のものとは思えない力がノウェの体内に沸き起こり、毒で痺れる体をものともせずに 切りかかってきたジスモアを退け、逆にその腕を切り落とす! 「ノウェ、何をしているの!?」 遅れて聖都に帰還したエリスが、報告のためにジスモアの部屋を訪ねてきたのはそれと同時だった。 何が起こったのか理解できないエリス。ノウェもまた、自分の体の変化に戸惑っている。力はもう消えていた。 「くッ……反逆だ! ノウェを捕えよ!」 ジスモアの声で我を取り戻すノウェ。包囲される室内。考えるより早く、ノウェは部屋から飛び出した。 「窓から逃げたぞ! 追えッ!!」 再び毒に意識を奪われ、朦朧としながら屋上―――レグナの居場所を目指すノウェ。 かつての仲間達を切り伏せながら、ノウェはなんとか出口まで辿り着く。 「待って、ノウェ!」 その先にエリスが立ちふさがる。エリスは言う。今ならまだ間に合う、ジスモアに許しを請えと。 「ノウェ……約束も、忘れてしまったの……?」 約束、か。ノウェは思い出す。数年前、エリスの様子がおかしかったあの日。 「ノウェ、私は"女"になったの。もうあなたと同じにはいられないの……この意味が、わかる?」 そうだ、俺はあの時"自分がエリスを守ってやる"と言った。それは約束、約束だと。 「ごめん、エリス……約束、守れそうにないや」 「騒々しいな、なにか仕出かしたのか? 小僧」 屋上で、レグナはいつものように悠々と振舞っていた。顔色が悪いようだが、悪いものでも拾って食ったか? 「そこまで子供じゃないさ……聞いてくれレグナ。俺はもうここには居られない……どこか遠くへ逃げないと」 なに、ここでの生活はわしには少々窮屈だったと、レグナはノウェを乗せ、空へと飛ぶ。 「まずはここから離れねばなるまいな」 迫り来る追っ手。逃げる竜騎士、ひとり――― 以下次号
乙。おもしろそうじゃないの でも前作もストーリーだけみりゃおもしろそうだったからなー あてにならん
ある映画館の映画が舞台。映画館にはまばらに人が入っていて、その中にウサギ耳をつけた人がいた。 僕は道を歩いていると綺麗な彼女に出会った。その綺麗な彼女を見とれているシーンでウサギ耳の人が席を立つ。 そして次のシーンにそのウサギ耳の男が出てくる。映画館は大パニックになる。 ウサギ耳の男は、僕に水と金魚の入った金魚鉢を渡し、 「我々は、スーパーパフォーマンス集団『ラブラビッツ』だ!そこの君にパフォーマンスを手伝って欲しい」 と言われたので、パフォーマンス(人間ポンプ)の手伝いをする。パフォーマンスは見事に成功する。 気付くとさっき見とれていた彼女が、が笑っていた。その笑顔はとても素敵だった。 僕はその笑顔をもっともっと見たかったので、パフォーマンス集団『ラブラビッツ』に参加する事を決意するのであった。 その時紫の服を着た太った男も素敵だった彼女を自分のものにしようと画策するのであった。 僕は彼女の気を引くために飛行機からパラシュートをつけて飛んだり、異次元から出てくるろうそくの火を消したり、 買物カートで坂道を下ったりするパフォーマンスを披露した。パフォーマンスは無事成功した時、 彼女は此方に近づいてくる。しかしその時地響きがした。そして牛が暴れて襲ってきたので彼女の前に立ち、牛を倒していく。 僕は襲ってくる牛を全て倒した。すぐに彼女の所に駆け寄るが、彼女はこけて汚れてしまったので拭いてあげる。綺麗になった彼女は、 僕と握手をしてくれる。そして彼女の気持ちをとらえる為に激しいパフォーマンスをする。 蟻地獄に捕まってしまった人を助けたり、バス停に並んでいる人に対して人間ボーリングをしたりする。 僕は昔少女の命を助ける事が出来なかった。その時の夢を見て僕は眠りから目が覚める。 僕は彼女の気持ちをとらえる為に、一段と激しいパフォーマンスをして勢いをつけてデートに誘おうとする。 一輪車でビルの屋上と屋上を渡ったり、ビルから落ちてくる落下物を避けながら絵を描いたりするパフォーマンスをする。 僕は彼女にデートの約束をする。しかしその電話をしている所をあの太った男が覗いていた。 彼女とのデートの時にはハプニングが襲ってくる。 蠍を乗せた車が事故に遭いその蠍が彼女を襲ってきたり、『ラブラビッツ』のサインボードの練習を手伝ったり、 見失った彼女を大声で叫んで探したりする。僕と彼女はベンチに座る。彼女が猫に気を取られている合間に、 少しずつ彼女の方に寄っていき、寄り添う事ができた。そして彼女と手をつないで歩く。 その時太った男が現れ、僕を殴り倒し彼女を車で連れて行ってしまう。その時ウサギ耳の男が現れ、車を持ってきてくれるので、 その車に乗り後を追いながら、車に乗せてある人間パチンコで相手の車を攻撃する。相手の車を壊し彼女を助けるが、太った男は追いかけてくる。 そこに『ラブラビッツ』のメンバーが出てきて、引き止めてくれる。その間に僕と彼女は、 近くに止まっていたヨットで逃げる。しかし彼女がヨットから落ちてしまうので、鮫のいる海に残された彼女を助ける。 無事に彼女を助けるが、波に飲まれてしまう。気付いたら島に流されていた。衣服はびしょ濡れになってしまったので、 彼女の脱衣を手伝い、服を乾かす。服を乾かして辺りを見ると、ここが無人島だという事が分かる。 僕と彼女は1日中ダンスを踊ったり、彼女がこけて散らばった彼女の私物を探したり、蛇に飲まれてそこから脱出したりする。 彼女は僕に昔おぼれた時に助けてもらった事があるという昔話をしてくれる。その時周りがざわめいた。 島の草木が一斉に僕と彼女を襲ってきたのである。僕は暴れている元の花を松明を使って攻撃する。 助けた僕に彼女は頬にキスをしてくれる。そしてその二人に愛が芽生える
その時ヘリコプターがやってくる。そこには太った男がいて彼女を又も連れ去っていく。 その光景を見送っている僕の後ろにウサギ耳の男が現れ、宝箱を開けろと指すので、宝箱を開ける。 宝箱の中に入っていた一輪車で、ヘリコプターを追跡する。 ヘリコプターを追跡していくと、大きな建物の中に入っていった。一輪車で追跡していた、僕と『ラブラビッツ』のメンバーは、 その建物の中に潜入していく。潜入は成功するがある部屋に入るとドアを閉められて、ナイトメアガスが撒かれる。 そして悪夢の中で暴れ牛、車の追跡、植物退治をする。全てが終わり、昔のあの夢を見ながら目が覚めると、 金属で手足を拘束されていた。そして自分の目の前には太った男が乗った巨大ロボットと、そのロボットの手の中にいる 彼女が写った。彼女の悲痛な叫びに僕は怒りの炎で燃え上がり、拘束を力づくで壊した。 その時ウサギ耳の男が後ろを見ろというので見ると、なんと巨大ロボットがあった。 僕はそのロボットに乗り相手のロボットと戦う。 ロボットを倒し、彼女を助け出す。そしてこの場を離れようとしたがその時太った男は、タオルで自分の頭を擦り静電気を発生させ、 その静電気をビームにして僕にぶつけてきた。僕はおもむろに着けていたかつらを取り外し、モヒカンの頭を擦りあのビームに対抗する。 僕は太った男に勝ち、彼女を起き上がらせようとする。しかし太った男は、最後の力で気付かない僕にビームを当てようとする。 彼女はそれに気付き僕をかばい、ビームに当たる。僕は彼女に急いで駆け寄り抱き上げる。 僕「どうして!?」 彼女「ワタシ、キミのためなら・・・」 僕「死ぬな・・・!僕の事を本当に思ってくれているなら、ずっと生きて、ずっとずっと一緒にいてくれ」 彼女「ごめん な さ・・・」 僕「本当の愛は相手の為に死ぬ事なんかじゃない!相手の為に生きる事なんだ!」 僕は彼女との思い出を一つ一つ思い出しながら、必死に人工呼吸をする。 彼女は奇跡的に目覚める。僕と彼女は口づけをする。その時ウサギ耳の男が昔の僕のあの出来事を見ていたことを教えてくれる。 そしてみんなは喜び抱き合う。がっかりする太った男。スタッフロールが流れてこの映画は終わる。 RUB IS LOVE
きみしねの人乙 すげえ。全然意味が分からないw
最後の部分が違っていたので訂正します。 彼女は奇跡的に目覚める。僕と彼女は口づけをする。 その時に僕は、彼女が昔助けられなかったと思っていた少女だという事が分かる。 その時ウサギ耳の男が、丁度その時きみ達の近くにあった木の上で、昔の光景を見ていたことを教えてくれる。 ウサギ耳の男は、少女がその後目が覚めた事も教えてくれた。そしてみんなは喜び抱き合う。 がっかりする太った男。スタッフロールが流れてこの映画は終わる。
乙でした〜。 タイトルが彼女の台詞だった事に驚いた。
>>298 DOD2職人の方へ。
ケチつけるわけではないけど、飲んだのは酒じゃなくて水。字幕では清水。
闘いに出向くオローに飲ませた&ハンチが用意したことからも
酒ではないと思うよ。
きみの為の人乙です なんか読んでると頭が馬鹿になるwww
>>305 確認したら確かに清水でした。ごめんなさい。
やっぱりリプレイしながら書くことにしようorz
スパロボαの方、乙です。 DC版追加ルートを書いてみたいのですがよろしいでしょうか。
>>307 いやいや、気を悪くしたらごめんね。
自分2周目の理不尽なボスの強さに挫折したんで
一周目以外のエピソードもちゃんと書いてくれてるのには凄く感謝してます。
楽しみにしているので続き頑張ってください。
>>308 お願いします
自分はPSの方しかやっていませんので
DOD2、文字だけ見ると面白そうだな
初めて書きますので、誤字脱字や、日本語の間違いがありましたらすみません。 ※ゲーム終盤でPS版には無い選択肢が出るので、それを選ぶと追加ルートに行けます。 宇宙怪獣の大群が確認されるところまでは同じです。 なお、多少『α外伝』とネタがかぶっていますのであしからず。 『シト新生』 月で宇宙怪獣への対策を考えていたSDFのもとに、驚くべき連絡が届いた。 倒したはずの使徒が、ネルフ本部に現れたらしい。 ネルフ本部に向かったSDFだが、出撃したEVA初号機が何者かに乗っ取られてしまう。 再生使徒軍団を倒し、地下へ向かった初号機を追いかけターミナルドグマへ突入する。
『閉じ行く世界』 ネルフ地下で待ち受けていたのは、行方不明になっていたネルフ指令、碇ゲンドウだった。 宇宙怪獣の危機から逃れるため、 乗っ取ったEVA初号機で人類補完計画を実行し、全てを一つにしようとするゲンドウ。 倒されても再生してSDFの前に立ち塞がる。 しかし、自我を取り戻した息子のシンジや、他のロボット達の攻撃により、ついに倒れる。 こうして、人類補完計画は阻止されたのだった。 ※なお、この段階で、ゼーレ(補完計画を実行しようとしていた秘密結社)は、壊滅しています。 『全能なる調停者(前)』 SDFは、補完計画を阻止して月に帰還した。月では、DCを中心に、重力シールドを展開して 地球圏を宇宙怪獣やエアロゲイターとの戦争の余波から守るためのプロジェクトである 『イージス計画』が着々と進行していた。 するとそこに、ティターンズや、ジュピトリアン(木星の勢力)が現れる。 彼等は、イージス計画を自分達のものにしようとしていたのだ。 敵を全滅させることはできたが、月軌道上にエアロゲイターの旗艦が現れる。 奴らを倒さずにイージス計画は実行できない。 SDFは異星人との決戦に向かう。
『全能なる調停者(後)』 エアロゲイターの誘いを、万丈は、「世のため人のため(以下略)」で一蹴する。 当然戦闘は始まり、激戦の果てに敵旗艦ヘルモーズは沈んだ。 しかし、SDFは、敵側の最終兵器であるはずのズフィルードが出てこないことを不審に感じる。 するとそこに、PS版ラストボスである、黒ジュデッカに乗ったユーゼス・ゴッツォが現れた。 PS版と同じく、全能なる調停者をめざすユーゼスだが、猛攻の前にジュデッカは撃破された。 しかし、まだユーゼスは生きているようだ。辺りに不穏な空気が漂う・・・・ 『神々の黄昏(前)』 緊迫した雰囲気の中、撃墜したはずの旗艦ヘルモーズの残骸から高いエネルギーが感知される。 そして、エアロゲイター最後の切り札ズフィルードがその姿を現した。 すると、黒ジュデッカも復活する。しかし、ユーゼスには、なぜラオデキヤが復活したのかわからない。 艦隊司令のラオデキヤは、ユーゼスが造ったクローンだからだ。それもヘルモーズで全部死んだ筈。 困惑するユーゼスに、ラオデキヤは告げた。 今ここにいるラオデキヤは、反乱防止プログラムとして組み込まれていたオリジナル・ラオデキヤで、 ユーゼスのやろうとしていた反逆は、霊帝(異星人の真の親玉)に筒抜けだったらしい。 逆上してユーゼスはラオデキヤに襲い掛かるも、返り討ちにあい消滅した。 その後、ラオデキヤはSDFにその牙を向けるも倒される。 こうして、エアロゲイターとの戦いは終わった。
『神々の黄昏(後)』 エアロゲイターとの戦いは終わったが、まだ宇宙怪獣が残っている。 SDFは、イージス計画実行のため、月へ帰還しようとする。 そこにグランゾンを駆るシュウ・シラカワが現れ、SDFを異空間に転移させた。 シュウの手で異空間に転移させられたSDF。 しかも、その空間には大量の宇宙怪獣が確認された。 するとネオ・グランゾンに乗ったシュウが現れ、どういうことかを説明した。 グランゾン単体で億単位の宇宙怪獣全てを相手にはできないが、 異空間に封印することは可能で、あとは自分さえ倒せばここにいる宇宙怪獣は 二度と外には出られないという。 シュウを倒せば地球は救われる。 かくして、人類の未来を賭けた最後の戦いが始まった。 激戦の中、ついにシュウは倒れた。 しかし、グランゾンを倒した際の重力震により、異空間が崩壊を始める。 僅かな可能性に賭けてワープしようとするも、宇宙怪獣が迫っている。 主人公と恋人は、時間を稼ぐために仲間達に嘘をつき、特攻する。 その隙に他のメンバーは脱出に成功、地球へ帰還するのだった。 『エピローグ』 仲間達が主人公達の無事を祈っている。 どこかの海岸で、主人公は目を覚ました。傍らには恋人もいる。 二人は生きていることを喜ぶ。しかも、恋人は記憶を取り戻したらしい。 驚く主人公・・・・・・・・ END
以上でSRWα in DC の追加ルートを終わります。『α外伝』には繋がりません。 PS版との違いは、『合体攻撃がある』、『上に書いた追加ルート』、『3Dの戦闘シーン』 『Gブレイカー参戦』、などです。あと、SRXが弱体化していたり、 一部ゲームバランスが再調整されています。きついバグもあります。 なお、エアロゲイターの親玉である霊帝は「第三次α」で登場するみたいなので、 今から楽しみです。 αを書いた方に比べると長くなりましたが、 ここまでお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
DC版αはBF団と決着がつくって聞いたんだけど 本当ならそこもキボンヌ
>>317 DC版でもBF団との決着は着きません。
Gロボ関係で明らかになった設定・イベント
・一年戦争の際、キシリアを助けたのがBF団の孔明であること
・エンジェルハイロウの攻略作戦を授けたのも孔明
・α世界は50万年前、BFとバルマー帝国の創世者ズフィルードによって生まれた
・孔明の策に従ってゼーレを壊滅させるアルベルト
・ゲンドウとの決戦の際、衝撃のアルベルトが味方として使える
・その後、崩壊するネルフ本部の中で戴宗と戦うが、戴宗はシンジ達を
かばって死亡する。
ゼーレ曰くBFとは、『新生を司るものの一人』
『BFが目覚めるとき、世界は新生する』らしいです。
下にゼーレとアルベルトとのやり取りを一部置いておきます。
怪しい話し合いの最中に、派手に現れるアルベルト。 以下ゼーレとの問答になる キール 「我らの存在を消去しても、 ビッグ・ファイアが目覚めれば結果は同じこと…」 アルベルト「何だと…!?」 キール 「何故ならば、彼は新生を司る者達の一人…」 「そう。神であって神でなく、人であって人でない存在…」 アルベルト「貴様…まやかしを!」 キール 「ならば、一つの事実をお前に教えてやろう」 「この世界は50万年前の終結を生き延びたビッグ・ファイアや…」 「ゼ=バルマリィ帝国の創世者ズフィルード達が造り出したものなのだ」 アルベルト「!!」 イングラム(………) キール 「かつての終末に ビッグ・ファイアやズフィルード達の目覚めがなかったように…」 アルベルト(………) キール 「この世界でも彼らは未だ眠り続けている。 そして、それは彼ら自身の意思でもある…」 「そして、世界が終わりを告げれば、彼らはまた始まりをもたらすのだ」 アルベルト「ば、馬鹿な…!」 「これもビッグ・ファイアのご意志なのか!?全てご承知というわけなのかぁっ!?」 キール 「そうだ。BF団の諸葛亮孔明もまたこの事実を知り… 独自にGR計画を進めているが…」 「結果は全て同じ。始まりと終わりの時は今、ここに集うのだ」 声 「そして、お前達も我らと共に世界の運命を垣間見る」 「それに抗うことなど不可能なのだ」 アルベルト「全ては…貴様らが用意した茶番だったというわけか!?」 「ワシらはその中であがいていただけに過ぎんということか!?」 キール 「そうだ。我らが存在していた世界と同じように…」 「この世界もまた等しき死と新生を迎える」 アルベルト「笑止!!貴様らが何を企もうが、これだけはわかっているぞ!」 「世界の運命は貴様らや孔明のような傍観者の好きにさせるものではない!!」 「全てはこの戦いに関わるワシらの手で決着をつけるものだ!!」 キール 「愚かなことを…」 アルベルト「フン! ならば、ワシが先にこの手で貴様らの終わりを告げてくれる!」 「あの世とやらでこの世界の行く末を見るがよいわ!!」 (爆発音) 某所のコピペです。少し読みにくいですが、勘弁してください。
流石に、原作でも決着をつけてない作品は、決着つけられなかったんだろうな (元々OVAジャイントロボは、全26話構想中22〜23話に当たる「地球静止作戦編」のアニメ化という前提 原作の決着が不十分なのではなく、元々決着はついちゃいけない。決着はこの後の「バベルの篭城編」でつくから) このエピソードも原作イベントを、エヴァを絡ませてアレンジした話しだし(でも好評)
第三次αにジャイアントロボって出るんだっけ? 出るんならオリジナル展開で完結させるかもしんないけど なにせ原作者が・・・・・・
岩下:2話 (1/3) 唐突に岩下は主人公の性格を尋ねる。 「あなたは優しい人かしら?」 「あなたはどんな約束でも守れる人かしら?」 「あなた、人の忠告は素直に聞けるほうかしら? たとえ、それが自分と違う意見であっても」 戸惑う主人公だが、岩下は答えを求める。 結局、岩下に押し切られるような形で全てをYesとしてしまう。 主人公の答えに満足する様子を見せると岩下は怪談を語り始めた。 それは一人の男子生徒が遭遇した怪異の物語。 男子生徒の名前を主人公と同じものとして語る岩下。 それは何か特別な意図あってのことなのだろうか。 その男子生徒がある日、居残りで帰宅が遅くなってしまった。 すでに日は落ち、校舎内の灯りもまばらだ。 彼は教室から暗い廊下へ一人歩き出した。 彼の教室は三階にあったので、先ずは階段を下りることにした。 階段を下りた先は二階の廊下・・・のハズが何故か自分の教室だ。 確かに階段を下りたのに、目の前にあるのは三階の光景。 念のため、再度階段を下りてみる。 しかし、何度下りても辿りつくのは元いたはずの三階なのだ。 目の前の階段からの脱出を諦めた彼は廊下を進み始めた。 反対側にあるもう一つの階段で試してみようと考えたのだ。 すでに夜分遅いせいだろうか、蛍光灯の明かりが心無し小さく思える。 しばらく歩いた後、彼は奇妙な点に気づく。 この廊下はこんなに距離があるものだったろうか? もうずいぶんな距離を進んだ気がするが・・・。 背後を振り返ると、確かに今まで進んできたであろう痕跡が見える。 しかし、彼の前には廊下の先が見えないほどの距離が残っている。 不安が増大する中、迷いつつも彼は再び歩き始めた。 また、しばらく後、彼は周囲の状況の変化に気づく。 蛍光灯の明かりが小さくなっている? 違う、自分を取り囲む闇が大きくなっている! それが何なのかはわからない。 しかし、確かに自分が元いた教室の辺りから漆黒の塊が迫ってきている。 パニックに陥った彼は廊下の反対側に向かって全力で疾走し始めた。 走れど、走れど、やはり廊下の先は見えもしない。 そんな中、彼は少し先の端にうずくまるモノを見つける。 人か、あるいは別のモノか、恐る恐る近づくと・・・ それは女子生徒だった。 自分以外にもこの異常に巻き込まれた人がいる、自分だけじゃない、 そうした安心感から彼は駆け寄った。 女子生徒は両手で顔を覆いながら、隙間から視線を彼へと向けた。 事情を聞くと足を痛めて身動きがとれなくなっていたらしい。 女子生徒は助けを求めている。 ここで岩下が主人公へと尋ねる。 「あなたなら・・・どうする?」
岩下:2話 (2/3) 岩下の問いかけに「助ける」と答える主人公。 すると岩下は 「そうしなきゃいけないわ。だってあなたは優しい人だもの。 自分でそれを認めたのだから。 もしも、『助けて』いなければ・・・私、あんたを殺したかもね。 私は嘘吐きが嫌いなの。あなたも嘘はつかないでね」 と言う。何故だろう、冗談に聞こえない。 (この辺りから話がおかしくなってきます。 話の内容ではなく、岩下の語り口調が、です。 主人公への呼び方も「あなた」→「あんた」となり 話の中の男子生徒の行動も、「あんた」は〜した、と まるで主人公がそうしたかのように語ります) 「あんた」は彼女を抱き起こすと背負ってあげたわ。 彼女は「あんた」にもう一つ頼んだわ。 「私のこと、離さないでね」 「あんた」は優しいものね、何て答えたかはわかるはずよ。 ・・・そう、それでいいのよ。だって「あんた」は優しいのだから。 「あんた」は彼女を背負ったまま歩き出した。 彼女はその両手を「あんた」の首へと回しているわ。 そのうち、後ろから妙な音が聞こえてきたわ。 そういえば、背後から迫っている闇もどうなっているのか。 でも、振り向こうとする「あんた」を彼女が止めたわ。 「振り向いてはだめ。大変なことが起きるから。 だから、振り向かないで。お願い」 何となしに「あんた」が視線を下ろすと彼女の両手が見える。 その両手はまるでミイラのように朽ち果てていたわ。 途端に喋り続ける彼女の声が老婆のように枯れた声に聞こえてくる。 さっき背負ったときには普通の女子生徒だったはずなのに。 今、「あんた」が背負っているのは何でしょうね? どうする?「あんた」、振り向いてみる? ・・・そうよね、「あんた」、人の忠告は聞くんだものね。 「あんた」、私に言ったんですもの。 人の忠告を聞くことができる、って。 嘘はつかないでね、嘘吐きは殺すから。
岩下:2話 (3/3) 「あんた」は歩き続けたわ。得体の知れない何かを背負いながら。 「あんた」の首にかかる朽ちた両手は力がどんどん増していくわ。 やがては首を絞められるような苦しさが・・・。 どうする?振り向けば、振り落とせば、どうする? ・・・そうよ、それでいいのよ。 いいえ、「あんた」はそうしなければならないわ。 我慢しながら「あんた」は廊下を歩き続ける。先の距離が見えない廊下を、ね。 彼女、背負った何かの喋りはすでに女の子の声ではなくなっているわ。 誘うような声、 「苦しいだろう、怖いだろう、不安だろう、振り向いてみないか? 振り向けば助かるかもしれないよ。ねえ」。 「あんた」は・・・、そう、振り返らなかった。 ただ、やめてくれ、と叫ぶのが精一杯だったのよ。 突然、背負った何かが金切り声を上げて「あんた」の首を絞め始めたわ。 今までよりもずっと強い力で・・・、「あんた」の意識は遠のいていった。 ・・・ふふふ、ごめんなさいね。「あんた」じゃなかったわよね。 もう一人の「あんた」。仮に同じ名前にした「あんた」とは別の男の子。 話の彼は翌日、廊下で気絶しているのを友人に見つけられたそうよ。 朝陽が射し込む廊下は昨夜の様子など微塵も残ってはいなかったわ。 夢だったのかしらね、 ・・・いいえ、彼の首には残っていたわ。絞めたような跡が、くっきりと。 もし、振り向いていたら、約束を、忠告を破っていたら、 どうなっていたのかしらね? ところで、今の話、「あんた」の教室前の廊下なのよ。 もしかしたら「あんた」の身に今話したのと同じことが起こるかもね。 けど、大丈夫よ。 だって、「あんた」は約束を守れるのだから。 人の忠告だって聞けるし、優しいのだから。そうでしょ? (岩下の話はほとんどが上記のような感じです。 執拗に主人公を責めるような話し方で怪談を語ります。 原文の雰囲気を出そうと思い、岩下の口調のイメージそのまま で書いてみましたがどうだったでしょうか? 岩下の話についてはゲーム本編を実際にプレイしなければ 内容自体はあまり”怖い”といった感じはしないかも)
これまでの歴史 西暦から電脳暦にシフトしてからはやXX年。戦争を放棄した人類は、しかしその反動で従来の国家形態が崩壊。 新たに企業国家が勃興し、戦争の変わりに「限定戦争」とよばれるスポーツライクな戦争形態を発明。 これが大ヒット事業となり、消費社会の一大コンテンツとなります。 巨大ロボ「バーチャロイド」(VR)を使った限定戦争が特に人気を博します。 国際戦争公司という組織が、限定戦争を取り仕切っています。 O.M.G事件…VR生産最大手のDN社の総帥アンベルIVは、突如として自社の所有する 9つの工場(プラント)を売却。混乱の最中、月の超古代文明遺跡「ムーンゲート」が暴走する。泣きっ面に蜂。 ムーンゲートの暴走を食い止めるためにDN社は「オペレーション・ムーン・ゲート」を発動、 公私問わず多くのVRが出動し、暴走を食い止めることに成功しました。 (『電脳戦機バーチャロン』) オラトリオ・タングラム戦役…”時空因果律制御機構タングラム”を擁する第9プラントが謎の失踪。 タングラムの行方を巡ってDN社直属社内軍D.N.A.と謎の新興組織R.N.A.の2陣営の抗争激化。地球圏全域に戦乱が拡大 マーズの時代にもいまだ抗争は続いています。 (『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』) フォース→マーズの時代…「D.N.A」と「R.N.A」の2大勢力が火星でそれぞれVRを大量投入し、しのぎを削ってます。 (『電脳戦機バーチャロン フォース』) 火星ではマーズクリスタルをめぐったり、シェア争いの激化のために犯罪が相次ぎ、 こりゃいかんと国際戦争公司は特捜機動公安部隊「MARZ」を設立します。 その「MARZ」に所属する兵士、それが主人公です。
どうせならそれぞれ詳しく教えてほしい>バーチャロンシリーズ
ごくカンタンな用語解説 平行宇宙…バーチャロン世界では、平行宇宙という概念があります。 人は日々、無数の選択をすることによって世界を決定しますが、 選択されなかった事象もまた木の枝のように無数に分岐し、平行宇宙を形作ります。 たとえばある朝にパンを食べることを選択した現在があるとします。一方で、パンを食べなかった別の未来も存在し、 それらは平行宇宙として無限に分岐していきます。 C.I.S…電脳虚数空間。さらに深部には異世界があるとされています。 Vクリスタル…活性化することで人間の精神に変調を来してしまう危ないおっきな石。 また、活性化することでこの世界とC.I.Sを結ぶ鍵(門)の役割を果たします。 さらに最大活性化するとき、平行宇宙の事象の挿げ替えを可能とします。 VR(バーチャロイド)…巨大人型ロボット兵器。大きさ15メートルくらい。 Vクリスタルの結晶を塗布したVディスクをVコンバーターに入れ起動することでC.I.Sからエネルギーを得て実体化します。 タングラム…自我をもつ時空因果律制御機構。ドラえもんでいう「もしもボックス」です。 Vクリスタルの制御機構であり、これを得るものは現在の世界で起きている事象と平行宇宙の事象をすり変えることが可能に なり、自らが望むままに運命を決定することが出来るのです。悪用されたら大変です。 アンベルIV(人名)…DN社総帥。O.M.Gの混乱を引き起こした張本人であり、オラトリオ・タングラム戦役では R.N.Aの盟主となりタングラムの奪取をたくらむ人物。オーバーロードと呼ばれる超法規的特権階級であり、 『フォース』という私軍を持つ。 リリン・プラジナー(人名)…少女。めっちゃ頭がいい。 タングラムの悪用を防ぐため、タングラムに自我を施し、C.I.Sに逃がす手引きをしました。 イッシー・ハッター(人名)…歴戦の勇士。抜群の戦歴を誇り、 所属組織もD.N.A、SHBVD、国際戦争公司(戦闘教官)、MARZ捜査官と多岐に渡る。 直情径行、自己革新性の強い行動派。現在階級は軍曹。人呼んでハッター軍曹。
1.火星編 犯罪抑止のため昼夜問わず火星を疾駆している(はずの)主人公。その主人公にある日、任務が言い渡されます。 「我がMARZの捜査官、歴戦の勇士ハッター軍曹がゆくえふめいになった。探してこい」 主人公の駆る機体は「テムジン」という、現行最新最鋭機体。(ストーリーが進むと色んな機体に乗れるようになります) ハッター軍曹を探しに、火星を走り回る主人公。捜索地域はD.N.Aの勢力が台頭しており、 公安組織MARZに属する主人公に何故か歯向かってきます。 司令部いわく「謎 の 闇 組 織がD.N.AやR.N.A、国際戦争公司に働きかけて 限定戦争を裏工作している疑いがある。ハッター軍曹が失踪したのも関係があるのかも知れない。きをつけろ」 任務の邪魔になるものは全て殲滅が信条の主人公、D.N.Aのわからずやどもを機体の性能差でバッサバッサと切り倒します。 この「テムジン」という機体、右手にもつどでかいビームランチャーが強力で、ビーム撃つわ、変形してレーザー撃つわ、 剣にもなるわ、おまけに平べったくなって空中サーフィンも出来る超スグレモノ。 ついにハッター軍曹を見つけ出した主人公。しかし!何と軍曹はロボットごと十字架に磔にされていたのでした。 磔状態でうめく軍曹「友よ…ここは危険だ…」 助けようとする主人公の目の前に、突如現れる重機動要塞「ジグラット」。要塞形態からレーザー砲形態に変形し、 あろうことか磔の軍曹にレーザーを照射する外道ロボットです。てこずっているとハッター軍曹の命が危ない! 要塞形態では全くと言っていい程ダメージを与えられないのですが、レーザー砲形態時には防御力が大幅に落ちるという弱点を 見抜いた主人公。ジグラットの撃退に成功します。 軍曹は無事か!?と見やると、「しゃッ!」なんと自力で拘束具をぶちこわし、大回転ジャンプしながら 着地をキメる。「サーンキューーーーーーーーーーーーーー!! ベリ・マッチ!」 ここに、一つの出会いが生まれた。Something Wonderful. つづく
とりあえず今日はここまでです。
久しぶりにリプしてるとこのゲーム、思ったより(ロードが)長い(そして無駄にテキスト多い)。
>>326 本が2、3冊余裕で出てしまうほどの分量になってしまうので勘弁してください。
フォースあたりまでの話・設定を詳しく知りたい方はココ↓
ttp://www.occn.zaq.ne.jp/vc/ を、参照してください。
チャロンの人乙。サルファでハッター使いたくなった
岩下:2話、に追記。 →岩下からの質問については上記のパターン以外の答え方も当然存在します。 最初に、約束守れない、忠告聞けない、優しくない、とも言えますし、 話の途中で、振り向く、振り落とす、ともできます。 最初の質問に「できない」旨を答え続けると、恋人に執着するあまりに 常軌を逸してしまった女子生徒の話に分岐します。 話の途中で、振り向くor振り落とす、を選択すると 岩下が激怒したり、場合によっては死亡エンドに・・・
「黒愛」のストーリーを教えて欲しい
スマン、エロゲスレと間違えた
ナムカプやって興味を持ったので鉄拳シリーズをキボン
格ゲーじゃねえか
PS2版ポポロの二作目をお願いします。
よくこのスレ削除依頼出されないね。
基本的にRPGが多いのでこの板でやってるが、 運営側から何か言ってきたらゲサロあたりに移ればいいだろう。 というようなことを少し前に話してた。
>>321 微妙に遅レスだが。
結論から言うと出ない。
寺田プロデューサーはGロボ絡みでいろいろネタを考えていたそうだが、
原作の横山光輝が亡くなったせいでGロボ関連の版権が方々に散らばったためアウト。
またスパロボに出すには今のGロボ関連の版権の所有者全ての許可とそのための莫大な版権料が必要。
いくら物語上重要だからって、一作品スパロボに出すためにそこまでの金を出す力は寺田Pにもバンプレにも無いんだよ…orz。
>>365 格ゲーだろうがシューティングだろうが依頼が来て書く人がくればOKってのがこのスレの良い所。
>>335 格ゲーだろうがシューティングだろうが依頼が来て書く人がくればOKってのがこのスレの良い所。
前はRPGのストーリーを〜
ってなってよね?確か。
いいんじゃないかなー…。
このスレで
>>322 とか読んで「サウンドノベルっておもしろそう」とか思って
RPGしかやらなかったのに手出す人増えたりするかもしれないし
かくいう自分もこのスレのお陰で天地創造に出会えたわけだが
誰か、未解決まとめてくれ……。
バーチャロンのストーリーとか、用語集って何か色々有りすぎて混乱するな。
>>329 のサイト見て思ったが。
かなり訳分からん。おおまかには理解できるが。
>>341 ただでさえ板分け細かくなってるんだから建前を大切にしろ
四章<逃亡> 展開されていた騎士団の包囲網を突破し、"石の街"に逃げ延びたノウェ。 魔物に襲われている商人の隊商を救ってくれたなら秘密の抜け道を使って逃がしてくれるという 住人の依頼を受け、ノウェは見事にこれを果たす。 約束どおり、商人たちはノウェたちを聖都の勢力圏外まで逃がしてくれた。 「……これから、どうすればいいんだ……」 途方にくれるノウェに、レグナは自分たちの故郷に還ることを提案する。 「……そうだな、俺たちの家に……向かおう」 既に展開されていた騎士団の追撃部隊を尻目に、ノウェとレグナはかつての彼らの故郷 "忘れられた遺跡"に降りていった。 「なつかしいな……昔、このあたりでよく遊んだよ」 おまえはワシを真似て飛ぶ練習をしていたな、とレグナが笑う。 「あのころ、俺にはこの遺跡とレグナだけが世界の全てだった。他の人間なんて知らなかったからな。 俺も大きくなったら、羽根が生えてドラゴンになるんだと思っていた……」 そんな折、この遺跡に侵入してきたのがオロー率いる旧封印騎士団だった。 団員たちは竜と話すノウェを畏怖し、剣に手をかけるものも少なくなかったがオローがそれを止めた。 オローはレグナに申し出た。この子は人間である。人には人としての親が必要だ。私が父親となり、この子を連れてゆく、と。 竜は、なるほど、それも道理であると答えた。 「だがワシも行くぞ。人の親は人にしか出来ぬが、同様に竜の親は竜にしか出来ぬ」 ほどなくして騎士としての教育を受けるようになったノウェは、いつのまにか救世主などと呼ばれるようになった。 もっとも、それは神官クラスの人間など地位の高いものが人知れずそう呼んでいるだけで、 ノウェの耳に直接入ってくる自分の評判といえば、いつだって"竜の子"―――悪魔の子と評されているらしいということだった。 ノウェ自身、救世主などと呼ばれることに不満を感じていた。一度などその呼称をめぐって先輩団員と言い争ったことまで有る。 「救世主なんて呼ばないでください……俺は、そんな大したものじゃないんです!」 「ふん、この岩は人間によって作られたものぞ……だが、何のために?」 自分たちの通り道が、人間の仕掛けによって塞がれていることにレグナとノウェは一抹の不安を感じた。 しかし、それももうすぐ終わる。彼らがかつて寝床としていた景色は、もうすぐ見えてくるのだ。 「結局、俺たちの居場所はここにしかない、か……」 「小僧はここで一休みしておれ。ワシは上から怪しいものが無いか見てくる」 つくなりレグナはそういい残して、空にその身を躍らせた。 体中に疲労が張り付いているノウェはそれを見届けると、ゆっくりと遺跡の門を開いた。 そこに、かつてすごしていた安息の日々があることを信じて。
「おそかったなノウェ……貴様らの企みなど見通しておるわッ!」 遺跡の中に踏み込んだノウェを出迎えてくれたのは、ジスモア率いる封印騎士団だった。既に先を越されていたのだ。 「ぐっ……レグナ……はまだ帰ってこない……ここから出なければ!」 騎士団が向かってくる。どうやら、別に生かして捕えてくれるつもりは無いようだ。 ノウェは、剣を抜いた。 封印騎士団司令官の顔色は、時間を追うごとに暗く沈んでいった。 「こんな、ばかな……われら騎士団の精鋭がノウェごときに鎧袖一触だとッ!?」 どれほどまでに追い詰めても、 ノウェの体に騎士団の剣が届くことは無いかのように思えた。 その奮戦ぶりは、正しく鬼神と言えたであろう。今また重装騎兵が吹き飛ばされるのが見えた。 「ええいッ何をやっている! 相手はたかが一人だぞ! そんなことで―――」 落雷のような音に、彼の激はかき消された。 実のところ、ノウェも限界だった。 度重なっている疲労、ここ数日のうちに彼を襲った心痛は確実に彼の体力を蝕んでいたのだ。 ましてや、この人数……そろそろ覚悟を決めるか、とノウェは考えていた。 「こっちです、早く!」 だから、最初にその姿を見たときに、彼が何を思ったかは想像に難くない。 「マナ……? いや、まさか……」 「こっちです! 私の言うとおりに進んでください!」 流されるまま、ノウェはその声にしたがっていく。道中にはマナの魔法によるものか、 頭上から雷が降り注いでいる。しかし迷っている暇は無い! 騎士団の包囲網は突破したものの、背後からは追っ手が迫ってきている。 「飛ぶんだ!」 追い詰められたマナとノウェは、崖の上から自らその身を投げる。 「レグナーーーーーーッ!!」 マナの体を掴みながら、ノウェは渾身の力で叫ぶ。空気の震える音が聞こえた。 次の瞬間、二人の体は青い翼に包まれていた。 「ありがとう……助けて、くれたんですね」 君も助けてくれたんだ。おあいこだ、とノウェは答えた。 上に逃げるしかなかろう、というレグナの提案を受け入れ、 ノウェたちはさらに谷の奥へと進んでいく…… そこでは、またしても魔術師を中心とした伏兵が待ち伏せていた。 「わたしの魔術を見せてあげます!」 マナの助けを借りて急場は何とかしのいだものの、 実質的にノウェたちは袋のねずみだったのである。 「この様子では上を目指すのは自殺行為といえような」 マナが口を挟んだ。この近くにはわたしたちの隠れ家があり、そこは騎士団にはまだ割れていない、と。 そもそもマナがここにいたのは、この近くに「封印の鍵」を守る直轄区があり、 それを破壊に行く途中でたまたまあの場所に居合わせたのだという。 ノウェは、それについていくことを申し出た。 レグナは何も言わなかったが、マナはそれを一旦は断る。しかし、ノウェは食い下がった。 「きみには二度も助けてもらったし、気炎の直轄区で君が言っていた"真実"を俺も知りたいんだ」
「目を開けて、お願い……」 追っ手の追撃を振り切って、直轄区の近く"砂の村"に降り立ったノウェ。 一人の女性がうずくまって泣いている。その腕には、やせこけた幼子が抱かれている。 やせこけている……というより、あれは。 「この村は昔は水の恵みの為に肥沃な土地であったそうです…… "鍵"が置かれてからは、このようなことになってしまいましたが」 マナは、女性のほうを見て続ける。 「この人たちが、騎士団の隠している真実です。 聖都周辺の住民を守るため、たまたま直轄区の近くに暮らしていた民のことなど何も考えない」 「そのために、小さな子供までが……教えてくれマナ、どうすれば彼らを助けられるんだ!」 「この村に水がなくなったのは"鍵"のために川の源流に水門を建造したからです。 鍵が無くなれば、また水がこの土地に戻ってくるはずです」 「の、ノウェだ、ノウェが来たぞッ!!」 鍵を守る水上砦を目指し、護衛兵士を蹴散らしながらノウェたちは枯れた川を上流に駆けてゆく。 戦いの途中、ノウェはマナに尋ねた。何故、戦っているのか? 自らの命を危険にさらしてまで戦っている理由は何か? 「わたしは、全ての人々に平等な平和が欲しいのです。 わたしが戦うことで、それを少しでも与えることが出来るのであれば……」 「……マナは信念があって戦ってるんだな。……羨ましいよ」
水上砦の内部、封印の間の中心に、小さな水瓶が鎮座していた。 「この水瓶が……封印の鍵?」 「この中に、何十年分という水の恵が詰まっているのです。こんな、鍵なんかを守るために……!」 そこへ、砦の主でありこの封印の守護者でもある連隊長、ハンチが姿を現した。 「ここじゃ狭いから表へ出ろ! ……って、感じですよう、え、へへへ」 砦の外部で、ハンチは語った。自分は魔物との"契約者"であること、 昔、水に溺れた際に"契約"したこと。そして…… 「お父上と同じ水の味はどうでした? ノウェさん……」 「なんだって? あの毒は、あんたが……そうなのか?」 「そうですよう、ジスモア団長閣下はぁ、実はわたしには頭が上がらないんですう、 あ、これ内緒ですからね、誰にも言っちゃ、だめですよう」 「……あんたも、オロー殺しに加担してたのか……だったら、許しはしない!」 「ああ怖い怖い、そんな怒った顔も、オロー団長に似てますねえ、血も繋がっていないのに。 ま、わたしはケルピーちゃんと一緒にあなたがたを片付けさせてもらいますからぁ」 ハンチの呼応にこたえ、水門にたっぷりと溜まっている水から彼女の契約者、"ケルピー"が姿を現した! 「わたしの契約の代償はぁ、"魅力"ですけどぉ……なにか?」 レグナの炎を封じる魔術師との連携、そして水を氷に、氷を刃にと変幻自在に"水"を操るハンチに苦戦しながらも、 ノウェの怒りをのせたレグナの灼熱の炎がケルピー、ハンチを包み込むまでにそう時間はかからなかった。 「ああ、痛い、痛い、痛い、嫌、死ぬのは嫌、死ぬのは嫌ですう……助けて、助けてくださいよう…… ……昔はこうじゃなかった……みんな、わたしを、ほんとうにかわいがってくれた……どうして、いつから、こんな……」 「守護者がなくなったことで、鍵も破壊されました。 もうすぐ、この村にも水の恵が戻るでしょう」 砂の村に戻ったマナは、少しだけ安堵の表情を浮かべた。 「それで、マナはこれからどうするんだ? また、鍵を壊しに行くのか?」 「はい。今の私は、そのために生きて、戦っていますから……」 「だったら、俺もそれを手伝うよ。どの道帰るところはないし、 俺の力で、人々が助かるのなら……」 第四章 終 以下次号
すいませんがスゲー長いです。ごめんなさい。 戦闘中のストーリー関係ないイベントとか描写とか極力省いてもまだコレです。 俺の文章力も原因ですが。 こっから先も一章一章がかなり長文になってしまいそうですがなにとぞお付き合いください……
いちいちセリフ書くからいけないんじゃない?
全何章まであるの? 30章とか言われたらさすがに読む気失せるが。
全13章にございます さすがにこれだけいろいろ起こる章はあと2つ3つくらいしか有りませんが。 がんばってうまく書くようにしますorz
12章か13章 どっちだったか忘れたけど
2.木星編 その1 主人公とその友・ハッター軍曹(なぜかコンビ組まされた)は、 今度はR.N.Aが主力を形成する木星圏での陽動作戦を命じられます。 (木星はガス惑星なので、フォボスかディモスあたりの衛星で戦線が展開されていると思われます) D.N.A@火星と同じようにここでもやはり襲いかかってくるR.N.A。 「っしゃ!シャッター破壊で前進だ!」「グゥレイト!パーティーに間に合ったぜッ!」「Good Job!」 拘束されてた反動か、それとも素なのか、やたらハイテンションなハッター軍曹。無駄に心強い。 格闘特化機体「アファームドT」をさらにカスタムチェンジした「アファームド・ザ・ハッター」を使い、 殴る蹴るの独擅場です。 次々と敵を撃破し、戦況をかき回す二人。そこに、司令部から通信が入ります。 「木星圏でジュピタークリスタル調査を行っているアンベルIV、彼が謎の組織に関する情報提供をしてくれることになった。 ついては、君たちの近くに待機している彼の配下『薔薇の三姉妹』と接触してくれたまえ」 筆頭シルビー・ファング、好戦的なデボラ・バイト、おっとり系のジェニファー・ポイズン…薔薇の三姉妹。 彼女らの駆る「マイザー」は、飛行形態に変形が可能な高機動強襲機。 ロボットなのに何故かキャットウォークで主人公達に近づくシルビー機。 ハッターが「気をつけろ!こいつらは悪名高い『毒蛇三姉妹』だ!」と名指しで批判。 この発言が彼女らの逆鱗に触れてしまったからさぁ大変。ハッター軍曹の軽口のために、戦闘を余儀なくされてしまいます。 2対3ながらも善戦する主人公とハッター。しかし機転を効かせるシルビーは 「埒があかない!あの暑苦しい方から始末するよ!」と軍曹一人に的を絞って集中攻撃します。 「ガッディぐおっまだまだ愚ふぁーあqqwせdrftgyふじこ」 三機の猛烈なコンビネーションアタックに息も台詞も絶え絶えなハッター軍曹。ついに力尽き 「ド・ン・マ・イ…!」 主人公に激励(?)の言葉を残して、その場に倒れてしまいます。 1対3という絶望的な状況にも関わらず、彼女らを退けるスーパー主人公。 シルビー、デボラは捨て台詞を残してとっとと逃げ出しますが、ジェニファーたんは 「これを差し上げましょう…ダイモン・フラグメント。」と、ダイモンフラグメントなるものを主人公に渡し、立ち去ります。 司令部になんじゃこりゃと聞くが、司令部もよくわかってないようです。
2.木星編 その2 ハッター軍曹はなんとか一命をとりとめたが、重傷を負ってしまい、 主人公には代わりの僚機が付くことになりました。 「よろしくおねがいします」 軍曹と比べて覇気が無い…まぁ仕方ないでしょう。 引き続きMARZの説得に耳を貸さないR.N.Aをかき回す主人公(とおまけの僚機)。 しばらくすると司令部 「ダイモンフラグメントはどうやらVクリスタルに似た特性を持っているようだ。 君らにはちょっと近傍のジュピタークリスタルエリアに向かってJクリスタルの観測データを入手するのだ。」 まぁここまではいいとして、 「現在、ジュピタークリスタルの活性値上昇によってC.I.Sの住人-戦闘結晶体アジム、ゲランの 実体化の可能性が高まっている。 彼らはマジ強い上、出現すれば交戦は避けられない。」 突如として鳴り響くアラート。やはりというべきか、件の戦闘結晶体アジム&ゲランが実体化して 主人公達に襲いかかります。 合体・分離を繰り返すアジム&ゲランに苦戦しつつなんとか倒す主人公たち。2体が消滅しようとする正にその時、 巨大な球体オブジェクトのシルエットが浮かびます。そして響く謎の声(CV 若本則夫)。 「MARZの犬よ、この辺りで騒がれるのはうっとおしい。しばらく、よそで遊んでおいで。フッフッフッフッフ………」 もういかにも悪役といった声が消えるや否や、主人公は突然妖しい光に包まれてしまいます。 主人公の運命やいかに…!? つづく
すいません、フォボスディモスは火星の衛星でした…orz。 まぁ木星の沢山の衛星の一つで戦ってると思ってください。
>>343 まとめてるんだが、執筆予告のとこの[ ]はスレ番号でいいんだよな?
書き手さん乙です。 自分は台詞付きの方が口調なんかでキャラの性格がわかっていい。 短くするならそれこそあらすじスレで済むわけだし このスレ的には詳しいほうがいいな。 書き手さんにお任せします。
同じく書き手さんお任せで。自分で書くと言っていても疲れるだろうし、無償で書いてくれてるわけだし。この考えは甘いかもしれんけど
俺も詳しい方がいいな
●未解決分 ■PS2 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・グレゴリーホラーショー ・キングダムハーツFM ・フェイスパラドックス ・エヴァーグレイス2 ・鬼武者2 ・ロックマンX7 ・決戦3 ・ライゼリート ・紅忍 血河の舞 ・BUSIN ・FF11(国別、プロマシア) ・ガレリアンズ:アッシュ ・ステラデウス ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・悪代官(1、2) ・ファントムキングダム ・ワイルドアームズ3(詳細に) ・スペクトラルフォース ラジカルエレメンツ ・バイオハザード(OB1,2) ・デメント(全ED) ・ガンバード1&2 ・ジェネレーションオブカオス4 ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO ・スペクトラルフォースクロニクル ・ぼくのなつやすみ2 ・「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ」(EXダンジョン以降) ・桜坂消防隊 ・半熟英雄4 ・over the monochorme rainbow ・花と太陽と雨と ・Remember11 ・サイレントヒル4(「アイリーンの死」エンド)・ポポロクロイス 月の掟の冒険 ■PS ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ ・黒ノ十三 ・すべてがFになる ・エクサフォーム ・ドラゴンシーズ ・聖霊機ライブレード ・フェイバリットディア純白 ・フロントミッションオルタナティブ ・王子さまLv1 ・立体忍者活劇天誅弐 ・ミスティックアークまぼろし劇場 ・スタートリングオデッセイ ・エースコンバット(1、3) ・クロノトリガー(追加部分のみ) ・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・火星物語 ・ガレリアンズ ・プラネットライカ ・カウボーイビバップ ・猫侍 ・影牢 ・ゲッPーX ・ゲッターロボ大戦 ・夕闇通り探検隊 ■GC ・ペーパーマリオRPG ■SFC ・ラストバイブル3 ・大貝獣物語 ・ざくろの味 ・弟切草 ・ソウルアンドソード ・セプテントリオン ・エルナード ・幕末降臨伝ONI ・ヒーロー戦記プロジェクトオリュンポス ・魔神転生 ・FFUSA ・ダークキングダム ■FC ・太陽の神殿 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)・ボディコンクエスト ・メタルギア ・モンスターメーカー ・スウィートホーム ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・まじかるドロピー ・えりかとさとるの夢冒険 ・ファイナルファンジー ・魔法のプリンセスミンキーモモ ・京都財テク殺人事件 ・亀の恩返し ・メタルスレイダーグローリー ■64 ・スーパーロボット大戦64 ■XBox ・真女神転生NINE ・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY ・零〜紅い蝶〜XBOX移植版の追加ストーリー ■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep2、ep3) ・ラングリッサー2 ・シャイニング ザ ホーリィアーク ・ロンド〜輪舞曲〜 ・七ツ風の島物語 ・リアルサウンド〜風のリグレット ・スプラッターハウス2と3 ・大冒険セントエルモスの奇跡 ・エターナルアルカディア ■携帯機 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン ・真女神転生デビルチルドレン(赤、光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・聖剣伝説1 ・風来のシレンGB2 ・エストポリス伝記 よみがえる伝説 ・メタルギアソリッドゴーストバベル(おまけドラマも) ・新天魔界〜GOCWアナザサイド〜 ・黄金の太陽 失われし時代 ・アレサ1〜3 ■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー ・偽典女神転生 ・シュバルツシルト(F以降?) ・サイキックディテクティブ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・アークトゥルス ■その他 (PC Engine)・コズミックファンタジー ・青いブリンク ・不思議の海のナディア ・天外魔境ZIRIA (PC-FX)・虚空漂流ニルゲンツ (MSX)・メタルギア2 (サテラビュー)・ラジカルドリーマーズ (アーケード)・ストリートファイターIII 2nd ・剣神ドラゴンクエスト ・ディノクライシスシリーズ ・学校のコワイうわさ花子さんがきた!! ・鉄拳シリーズ
●途中 ■現スレ ・学校であった怖い話 ・永遠のフィレ―ナ ・天誅弐 ・ロックマンゼロ4 ・.hack// ・かまいたちの夜 ・ドラッグ・オン・ドラグーン2 ・電脳戦機バーチャロン マーズ ■前スレ ・英雄伝説X 海の檻歌 ・真メガテンデビチル白 ・クーロンズゲート ・重装機兵ヴァルケン ・アバタールチューナー2 ■Part13から放置 ・大正もののけ異聞録 ■12以前から放置 ・キングダムハーツ ・スーパーロボット大戦OG ・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説 ・「テラ・ファンタスティカ」 ・ポリスノーツ ・九龍妖魔学園記 ・ONI3 ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・グランディア ・ロマサガ(WCだけの話) ・ジャングルウォーズ2 ・バイオハザード2 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細) ●執筆予告がある物 ・ファイアーエンブレム烈火[1] ・サーカディア[1] ・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2] ・ティアリングサーガ[2] ・聖刻1092 操兵伝[2] ・転生學園幻蒼録[2] ・デビルメイクライ3[2] ・大貝獣物語2[3] ・.hack[3] ・逆転裁判3[4] ・LUNAR ザ シルバースター[5] ・LUNAR2[5] ・ファイアーエムブレム蒼炎[5] ・DEMENTO・九怨・白中探検部
うっそデメント執筆予告あったん?
>>365 ごめんなさい
>>96 のリクエストと混合しました…
九怨はPS2の欄に追加ってことでお願いします
さよか… orz いや、積みゲーなってるんで誰か書いてくれたらラクくていーなーと。 まぁそんなうまく行くわきゃないな。 ともあれリストまとめ乙
黄金の太陽書こうか?その場合、開かれし封印の分も書いたほうがいい?
んじゃデメントと九怨予約します。
おお!お願いします。頑張ってください!
SFCのスーパーマリオRPGとPS2のX−FIREとレイジングブレスをお願いします。
英雄伝説5はどうなったんだ・・・
>>372 書くのが面倒くさくなりました。無駄に長いから。
>>363 乙。ただ間違いかな?と思うとこがあるのでちょっと指摘。こっちの勘違いならスマン。
XBOXのところ、FATALFLAME2は零〜紅い蝶のXBOX移植版のことだから二重に書かれてる
FCのところのファイナルファンジーはファイナルファンタジーの間違い?
アーケードのところに入ってる剣神ドラゴンクエストは剣型の本体をテレビにつなげて
振り回して画面内の敵を切り捨てて遊ぶおもちゃ。
ディノクライシスシリーズはガンサバイバーディノクライシスっていう一作以外
全部家庭用ゲーム機で出ていると思う。
花子さんがきた!はPSとサターンで出てるけど内容同じはずだしPSの枠に入れてしまっていいんじゃ?
>>373 そうですか 残念ですorz
自分も持ってるんだけど昔に1度クリアしたきりだったので
思い出したかったんですけどしょうがないですね
イリスのアトリエ1・2おねがいします
バラバ室。 ボー神殿は崩壊した。怒るバラバ1。 「大祭司ともあろう者がなぜSD命令など発したのだ!」 3 「バラバ1…、もしも都を失えば我々の戦いは、かなり不利に…」 1 「うろたえるな!帝国のシンボルが消えただけだ!」 通信兵に命を出す。 「すぐに帝国の全部隊に伝えろっ!クレチア相手と言えども、全力で叩き潰せとな!」 通信兵退出後、別の通信兵が入ってくる。 「反乱軍の名前がわれました!いくつかのグループがありますが みな同様に『フィレーナ』の名を…」 ○第3灯台に到着するが、男が入り口の前で眠っていて入れない。 起きる気配がしないので、一旦別の場所へ行く事にした。 ○第4灯台へ到着するが、男が入り口の前で作業をしていて入れない。 灯台守かと思いきや、勝手に住んでいるだけだと言う。 勝手に居ついてる男ミートは、道具箱の鍵がないから扉を開けられないとのたまう。 兄に道具箱を借りたはいいが、鍵を忘れるルーズぶり。 「兄貴から鍵借りてきてー」 灯台に入れなくては意味がないのでおつかいを引き受ける。 兄貴ローフについて聞くと、どうも第3灯台で寝こけてる男のことらしい。 第3灯台に戻り、まだ眠っているローフを無理矢理起こす。
バラバ部屋。 怒りっぱなしのバラバ1。 「帝国軍はたかがクレチア相手に一体何をしているのだっ!」 通信兵 「バラバ様!ボーの復興には相当時間が…」 1「放っておけ!」 3「バラバ1…、何かをせんと…」 1「…わかっているっ、俺に指図をするな!」 ○第3灯台 弟のマヌケさに呆れると、ローフは道具箱の鍵を渡してくれた。 「さてと、散歩でもするかな…」 やっと入り口からどいてくれたので、中に入る。 最上階で台座に宝石をはめ込み、灯台を復活させた。 ○第4灯台 ミートに鍵を渡すとウヒョーと喜ぶ。 道具を使い灯台の鍵を開けると、やはり散歩に行ってしまった。 やっと入り口からどいてくれたので、中に入る 最上階で台座に宝石をはめ込み、灯台を復活させた。 ○第5灯台 入り口で立つ男は、灯台ガイドのミゴだと名乗った。 灯台に入りたいと言うと、入場料として1000クリス取られる。 「中でも家族が大サービスしとりまっせ〜」 どの灯台にも、地下から上まで一気にいけるエレベーターがついているのだが この灯台は使用禁止にされている。 仕方がないので階段で行こうとすると、その前に立つミゴの弟に1000クリス取られた。 上の階、ミゴの兄に1000クリス取られた。 その上の階、ミゴの従兄弟に1000クリス取られた。 サービスってこれか。
ようやく到着最上階で台座に宝石をはめ込み、灯台を復活させる。 残る灯台はあと一つ。リラが疑問を口にした。 「海に明りが灯ったところで、南の大陸に渡る船はどうやって手に入れるの?」 とりあえず全ての灯台を復活させてから、という事になった。 灯台から出ると、ミゴ(逆さ読みすると素敵)とその家族達は フィレーナ達から取った金でウキウキと家族旅行に出かけていった。 第6灯台前には男がいる。 近づくと「うひーっ!」という奇声を発して飛びのくが、ネストを見て近づいてきた。 「あんたは…、確かドラの闘技場でバトル作家をしていた…!?」 「何故、俺のことを?」 男は闘技場で働いていたと言った。 「やばいっ!隠れて!」 そう言うと塔の陰に走る。フィレーナ達も後を追う。 遅れたギャッピーが、その辺で適当に寝ている犬のフリをする。 入り口に近づいてきた海賊たちが、中に入っていった。 バラバ室。 問題山積みなのに何一つ解決してないバラバ1。 「海の中に沈んだはずのフィロセラ王宮が姿を見せた? だから、どうしたというのだ、…ほうっておけ! 王民もいない国の王宮など、敵の数のうちには入らん 問題はクレチア反乱軍だ。軍情報からの報告はまだか?」
○第6灯台前 ネストと男が話している。 「それでドラを脱走して、クレチア反乱軍のスパイに…?」 「ええそうです…、しかし驚きましたよ バトラーのフィレーナはとっくに死んだものと…」 男は、灯台を根城にしている海賊たちを反乱軍にスカウトしにきたものの 土壇場で尻込みしていたようだ。仲間の下に帰るそうな。 「スカウトはどうするんだ?」 「いやぁ、そんな事より、フィレーナさんが生きていることを 早く仲間に知らせなくちゃ…」 足早に立ち去る男。 灯台の前に集まる3人と1匹をこっそり隠れて見ていたが ギャッピーに見つかり逃げていった。 海賊をボコりながら灯台を登るフィレーナ達。 途中で、第1灯台で発見したのと同じ、フィロセラ古文書発見。 『6つの灯台直したら、氷山が復活して氷の神ノアが船をくれるよ。 動力はフィロセラの剣だから便利だね(要約)』 古文書に、灯台を直したら起こる奇跡とやらのネタバレをされながらも 最上階で台座に宝石をはめ込み、灯台を復活させた。 復活した順に、強い光を放ちだす灯台。 第6灯台まで光が溢れた時、南西の氷雪地帯の海に 巨大な氷山が姿を現した。
フィレーナ達は不思議な声を耳にする。 『奇跡はおこれり…。世界は光を取り戻した… デビスの民が汚した海に命を取り戻すことができれば フィロセラは復活するだろう… 永久氷山へ行き、氷の神ノアに会うがいい…』 声の言葉について話し合う4人。 「海に命を与えれば、ついにフィロセラは復活する…」 「でもそれが…、南の大陸にある帝国の中心を倒す事といったい何の関係が?」 ネストが首を傾げつつ、一行は永久氷山を目指す。 アイスバーグの村を通り、永久氷山へ向かおうとするフィレーナ達を 老人が制止した。 「氷の神に見つかったら戻って来れない、やめとけ」と言ってやたら脅かしてくる。 バラバ室 通信機から音声が聞こえてくる。 「くり返します。エルシューレ海岸の灯台近くでフィレーナの生存を確認… 次の指令を待ちます…」 舌打ちするバラバ1。 「しぶといヤツだっ…」 3 「バラバ1…ヤツは何者だ!? たんなる脱走バトラーとは思えん」 1 「バラバ3…考えすぎだ。ただの運のいいクレチアにすぎん」 そう言うと1は、各軍情報局へ指令を出す。 「フィレーナなどどうでもいい!それよりも反乱軍との戦いに全力をそそげっ…」 不服の3 「バラバ1…、勝手に指令をだすな… リーダーが死んでしまった今、全ての決定は我等の合意で…」 その言葉を聞いて笑い出す1。 「リーダーが死んだ今だと…? フハハッ…フハハハッ!バラバ3…もう少し利口だと思っていたよ…」
一方アイスバーグのフィレーナ達。 「それじゃあ…、おじいさんはこの村で生まれて?」 「ああ…、そうじゃ。氷山の噂を耳にして、はるばる戻ってきたんじゃ」 くわばらくわばら。不安にさせるだけさせといて、老人は去っていった。 永久氷山の奥。 王宮の門にあったものと同じ人魚の像を発見するが、行き止まりだった。 辺りを見回すリラ。 「行き止まりだわ…氷の船なんてどこにも…」 ネストがフィレーナに尋ねる。 「フィレーナ、どうする?ノアという氷の神の話も、たんなる伝説だったのかもな…」 フィレーナは首を振った。「いや、ボクは信じる」 そう言うと奥の壁を探る。 「見ろ…穴だっ」 壁が開く。奥から獣のような声が聞こえてくる。 「グフッ…グフフッ…」 中から白い獣のような大きな生き物(イエティっぽい)が現れた。 「バ、バケモノッ!」あとずさるリラ。 一緒に下がりながら声をかけるネスト。 「フィレーナ、下がれ!」 フィレーナは2人と1匹を見た。 「待って…みんな手を出さないでくれ!」 「正気か!?相手はバケモノなんだぞ」 視線を戻すフィレーナと、近づいてくるイエティ(仮)。
バラバ室。 フィレーナ達が氷山に入り、姿を消したという報告が入る。 不審に思うバラバ3。 「その氷山はいつからあるのだ?」 返答→不明。椅子に座って2人の通信を聞いていたバラバ29が3に言った。 「バラバ3…もしやあの一味、帝国の中心を探しているのでは?」 3 「多分、そうだろうな… しかしこの帝国の中心には、誰も近づけはしない…」 永久氷山内。 白い生き物が話し出した。言葉がたどたどしい。 「…船…この奥…来るの…ずっと…待ってた…」 フィレーナが心を込めて礼をいった。 「ノア…礼…いらない…灯台…光…蘇った… 帝国の…中心…ドラゴニア…。塔の中…海の命…ある… 外から…見えない…。でも…大祭司…見える…」 そう言うと、白い生き物ノアは壁の奥に消えていった。 リラが呟く。「あれが、氷の神、ノア…」 我に返ったネストがフィレーナに近づく。 「それにしても、よくあれが氷神ノアだってわかったな…」 とても懐かしく、不思議と昔から知っているような気がしたと言うフィレーナ。 「氷神というのは本当なのかしら…」 「………正体は誰にもわからない。この永久氷山の主という以外はね…」 少し考えた後 「…氷の塊と思えばいいかな…」フィレーナは謎な結論を出した。
しかしリラはフィレーナを信じる。 「とっても神秘的な男性ね…やっぱり男は顔じゃないわっ」 ネストが言う。 「ノアが神秘的な男性…? ふーむ……、どこかに神秘的な美女が眠っていないものかね」 リラの乙女心が反応する。自分とフィレーナを指してネストに言った。 「こんな美女2人と一緒に旅ができるんだから、あなた幸せ者よっ」 「へえ…へえ…」 ノアの後を追ってさらに奥へ進み、拓けた空間に出る。 そこには、巨大な氷の船があった。 さっそく乗り込む一行。 リラが船上にある不思議なくぼみを発見する。 「ここにある穴…、カギ穴にしちゃ大きいわね…」 どうみても剣の形をしている。 フィレーナが前に立ち、『フィレーナの剣』をはめる。 ぴったりだった。 揺れる揺れる。 氷山が大きく割れ落ち、中から氷の船が姿を現した。 船をゲットした一行は、さっそく南の大陸へ向かう。 ノアの話では、この地に帝国の中心ドラゴニアタワーがあると言うのだが それらしい建造物は見当たらない。 砂漠を歩き回って、ようやく山の洞窟で人を発見した。 声をかけると、老人は飛び上がって驚いた。
ドラゴニアタワー内。 機械仕掛けの円柱のカプセルの中で浮かぶ、グランブレーンの死体。 見張りの兵士は、カプセル内の死体が動いたのを見て驚き逃げた。 老人に事情を聞くフィレーナ達。 ロンという名の老人は、タワーから逃げてきたという。 リラが尋ねた。ロンさんにはタワーが見えるの? 「ああ、心の目で見ればの」 「心に目なんてあるの!?」 2人の会話を聞いていたフィレーナが言う。 「わかるような気がする…」 フィレーナは、自分の目が見えなかった時の事を語る。 気持ちを集中すると、人や物の気持ちが感じられたのだ。 ロンがザッツライト。フィレーナの謎の経験値を褒める。 「でも心の目で見えても、実際にタワーの中に入るには入り口がなければ入れないんじゃ?」 「それもそうだな…」ふりだしのフィレーナ。 「わかってないなぁ〜」とロン。 唐突に、透明人間を目視する方法について話し出す。 「ペンキか砂をぶっかけろ(要約)」 静観していたネストが、疑問を口にした。 「それで、ドラゴニアタワーの中では、今でも秘密実験が…?」 他にも脱走したものはいるのか尋ねた。 「わかってないなぁ〜」とロン。 「ドラゴニアタワーは帝国の中心部じゃよっ!脱走なんてできるかい!」 「それじゃあんたは!?」 「わしが脱走できたのは…ズバリ!ラッキーじゃ!」 言葉をなくし、フィレーナに視線を向けるネスト。 「フィレーナ…、時間の無駄だったな。帝国の中心は俺たちの足で探そう」
砂漠を歩き回る一行。 北の海辺で、フィレーナが足をとめた。 「フィレーナ、どうしたの?目を閉じたりして…」 「…静かに…何かの気配を感じる…」 その場所で、ボーの大祭司からゲットした『オーロラパウダー』を使う。 周囲が七色の光に包まれた。 皆が目を開いた時、目の前に巨大なタワーがそびえたっていた。 ドラゴニアタワー登場。 中に入っていくと、どこかで見た円柱のカプセルが立っていた。 ネストが近寄ってみる。 「液体の中に入っているのは死体か!?気味が悪いな…」 リラがカプセルの中のものを覗き込んで驚いた。 「こ、この死体っ!」 フィレーナも近づいた。 「グランブレーンだ。ボクらがルシベで倒した、黒い悪魔のリーダーだ!」 「黒い悪魔のボスの死体?」 フィレーナが死体を見る。 「体は腐っている…。このカプセルは、棺おけか…?」 リラがカプセルから目をそらし、建物内を見回した。 「ここが帝国の中心なの?」
バラバ室 通信兵が走ってくる。 「報告します!波止場に船らしき物体がっ」 3 「すぐにバラバ1を呼べ!」 何故か余裕のバラバ1が戻ってくる。 「何を慌てふためいておる…」 3が、ドラゴニア大陸に侵入者がきた事を話す。 「…だからどうした?」 3 「何だと?何といったのだ!」 1 「クククッ…、探す手間が省けたわけだ …バラバ3、なんだ?その目は!?何か言いたい事があるのか?」 1に詰め寄る3 「いったい何様のつもりだっ!リーダーをきどりやがって… お前の指図にはウンザリだっ。誰もお前を新リーダーとは認めていないっ!」 笑い出すバラバ1。光線であっさりと3の身体を貫いた。 「1階のカプセルの中の元リーダーは私の命令で動いていたのだ… 本当のリーダー…、つまり帝国の支配者は……」 警報システムが鳴り響き、タワー内への侵入者を知らせる。 「どうやらモルモットの代わりに、ネズミが迷い込んだらしい…」
今日はここまでです。次回で終わります。 最後に一レスまとめも載せようと思います。
フィレーナの人超乙!! 小説もこんな話だっけ…?思い出せない
3. 月編 主人公が気がつくと、そこは月でした。寝起きの主人公に、司令部からの通信が入ります。 「Jクリスタル消滅のあおりをくって飛ばされたんだろうが、詳細はわからん。 とにかく、そこはムーンゲートに近い危険戦闘地域だ。速やかに非干渉地帯へ離脱せよ。 あ、ちなみに地球圏はMARZの管轄外だから当局はあんま援助出来ないんでよろしく」(意訳) 立ちはだかるVRどもを倒し、非戦闘地帯へ向かいます。 「MARZだー(ガクガクブルブル)」どうやら月にも、MARZの勇名は轟いているらしいです。 「こ…こいつ(主人公)、シャドウか…?(ガクガクブルブル)」シャドウ?なんのこっちゃとぶった切る主人公。 しばらくすると、漆黒のVRと遭遇します。 その漆黒のVRこそシャドウといい、Vクリスタルの干渉によって精神汚染されて強力になったVRらしい。 ここがムーンゲートから近いため、このような奴らが出てくるようです。 「おそらく先ほどのVRは君の戦闘能力に驚き、君をシャドウだと勘違いしたのだ」と司令部。 理由はどうあれ、だんだんと強さを認められはじめた主人公。悪い気はしません。 何回目かのシャドウとの戦闘中、突然まばゆい光が!光の中から、純白のテムジンが現れました。 シャドウを倒してくれる純白のテムジン。味方…?と、思いきや 「君にはシャドウ感染の疑いがある。悪いが、試させてもらうぞ!」 主人公敗北。純白のテムジンと主人公機、さながらスーパーサイヤ人とクリリンくらいの性能差があります。 戦闘後「どうやら精神汚染の兆候は無いようだ。君を非干渉地帯に連れて行こう。ついてきてくれ」 白虹(びゃっこう)の騎士-クリアリア・バイアステンは言います。司令部もその提案に同意。 彼は、地球圏最強と言われる白虹騎士団の一員で、シャドウ殲滅が主な任務だそうです。 たくさんのシャドウVRを倒しつつ、ズンドコ進む二人。 白虹の騎士「これだけ多くのシャドウが突然出るのは、多分Jクリスタルの歪みを引き摺っている君が原因だ。 ついては、君は自らのシャドウと対峙して、勝つ必要がある。君の歪みを矯正することで他のシャドウも消える。私の直感だ」 ほんとかよと思いつつ、言われるままにシャドウディスクなるものを集めて自らのシャドウを召還する主人公。 自分そっくりのブラックVRを倒しました。 「シャドウの発生率が低下している…これで我が任務も完了した。さらば!」 白虹の騎士は去った。あっさりと。ついでに非干渉地域にも到達。ありがとうさようなら白虹の騎士。
3.月編 その2 非緩衝地域に到達した主人公。 司令部が主人公を回収する船を出してくれました。ランデブーポイントに向かおうとする正にその時! 「白騎士に救われるとはね…悪運が強いよ、MARZの犬。」いつかの若本声が響きます。 「だがまぁそろそろ消えてもらうとしようか、我らが『ダイモン』のために…」 彼らの手先と思われるVRや巨大スイカみたいな機械と戦います。 さらにハッキングを仕掛け性能低下させたりして、主人公を苦しめます。 司令部「ダイモン…彼らこそがあの闇組織…我々の追うターゲットに違いない。」そうでしょうな。 バンバン倒して行くと、さすがにキレたのか謎の声 「…貴様はやり過ぎた。限度を知らないことが人間の幼き所以でありなんたらかんたら」主人公に説教を始め、 アナルボールを巨大化したようなボス「ダイモンアーム」を召還してきます。そいつを倒すと、 今度は地球へと転送されてしまいましたとさ。 つづく
その2悪霊編 その1>食後、真理がナイターへ誘ってきたものの、俊夫さんとみどりさんに吹雪のことを聞き断念する。 から分岐 夕食後、透は思い切って真理を自分の部屋へと呼んだ。談話室では何かもめてるようだが気にせず部屋へ向かった。 部屋に戻ると二人はいい雰囲気になる。そのとき、透は窓の外に何か人の姿がこちら見ている気がした。 驚く透は窓から外を調べてみた。この部屋は二階で外は吹雪だ、いるはずはない…が不安が拭えなかった。 真理が先ほど談話室で覗かれたとか、もめていたことを思い出す。気味が悪くなった二人は談話室で話を 聞くことにした。談話室へ戻ると、まだOL達と小林さんがもめていた。やはりOL達も二階の部屋で 人の姿をしたものに覗かれたようだった。透は小林さんの態度が怪しいことを感じていた。 OL達はしぶしぶながら、あきらめ二階へと戻っていく。小林さんに事情を聞こうとするも、 客商売として幽霊だのの話はご法度であると、たしなめられた。しかし、小林さんは小さな声で教えてくれた。 実はこのペンションには時々、幽霊が出ると。目撃してしまった以上、それが嘘とは思えない二人。 小林さんも始めは幽霊などいるはずないと思い、様々な要素を検討したらしい。だが、誰かのイタズラなど ではないことは確実であったようだ。すると、そこで小林さんは話を打ち切った。 ちょうど遅れて新しい客がやって来たのだ。その客は透と真理に挨拶をかわすと、早速話しかけてきた。 何か変わったことがなかったか?意味ありげな質問をする客に対し、二人は知らないふりをした。 ちょうど小林さんが戻ってきて、青ざめた表情でその会話に割り込んできた。 遅れてきた客は美樹本と名乗った、フリーライターらしい。このペンションにはある噂を聞いて やってきたらしい。その噂は…幽霊だと言う。その言葉を聞いた透たちは凍り付いてしまった。 その雰囲気を察した美樹本は、透と真理から情報を聞き出そうとした。 次の瞬間、女の人の悲鳴が響き渡った。美樹本さん、小林さん、透、真理は二階へと急いだ。 すると二階の一部屋から香山さんが出てきて、春子に何かがあったと言う。 部屋に入ると春子さんが倒れていた…
その3悪霊編 香山さんに事情を聞くと、春子さんは窓の方を見ていたところ突然、悲鳴を上げ倒れたらしい。 透たちはやはり幽霊…と思った。香山さん曰く春子さんは自分は霊感が強いと言っていたようで、 それで何かを見てしまったのだろう。しかし、小林さんはそれを強く否定しようとした。 すると、春子さんが目覚めた。春子さんもまた、窓に何かをみたと言うと、不穏な空気が流れた。 この事態に気付いたOL達も部屋に来ていた。小林さんは慌てて誤魔化し、部屋のドアを閉めてしまった。 美樹本さんがいよいよ本物を見つけたと言うと、小林さんはかたくなに否定する。 美樹本さんは小林さんをさえぎるように、話し始めた。二十年前、クリスマスイブここで何かが起きたと。 話を聞き、うろたえる小林さんは話させまいと真理を連れて部屋を出ようとする。 しかし、美樹本さんは真理は事件の当事者だから聞く権利があると言った。真理はとまどい、小林さんは 怒り叫ぶ。真理の実の親が事件と関係あるとも言った。真理の心は揺れ動く。 小林さんに激しく問い詰める真理。小林さんは悲しげな表情を浮かべ、顔をそらした。 再び美樹本さんが話しを始める。二十年前はここはペンションではなく、大地主の炭焼小屋であった。 大地主には三人の子供がいた、一郎、二郎、純子という名だった。 真理が驚き口を出す。純子は母の名だと、しかし母には二郎しか兄弟はいないと聞かされていた。 なおも美樹本さんは話を続ける。長男の一郎は炭焼小屋の雇い人の娘・美雪と恋に落ち、子供を宿した。 それを知った大地主は激怒した、それでも一郎は父である大地主に説得を続けた。 そして、ある吹雪の日に一郎は父に呼び出されていた。しかし、父の態度を不審に思った一郎は慌てて 炭焼小屋へと向かい、そこで彼は血まみれの美雪とその両親を見つけた。 しかし、奇跡的に当時九ヶ月ごろの胎児の命は助かった。 その胎児は「真理」と名づけられ、子供のいない純子夫妻に引き取られることとなった… だが、この殺人事件は犯人は捕まらずウヤムヤになり、そして一郎は首を吊って死んだ… 事実を知り、衝撃を受け悲しむ真理。そんな真理を透はどうしてやることも出来なかった。
その4悪霊編 小林さんは美樹本さんと睨みあう、すると真理が突然部屋から飛び出していった。 慌てて追いかける透、だがその前に皆へ怒りをぶつけてから追いかけていった。 真理は部屋にこもっていた、透はドア越しに話かけても、素っ気な返事ばかりだった。 そのため今は一人にしてあげようと思い、透もまた自室へと戻っていった。 しかし、真理が気にかかる。そばにいてやろうか、一人にさせとくべきか、迷っていたところに 突如、ガシャーンというガラスの割れる音で透は我に返った。 音を聞いて皆が部屋から出てきて集まる。しかし、真理と田中だけは出てこない。 呼んでも返事がない。すると今度は男の叫び声がした、今いないのは田中しかいない。 美樹本さんがいち早く田中さんの部屋をノックし呼びかける。ただならぬ感じに小林さんも マスターキーを使い部屋を開ける。すると、部屋の中から冷たい空気が流れ出した。 田中さんの部屋は赤くなっていた。血が壁一面に飛び散り、田中はベットの上で痙攣していた。 その様子に皆、絶句していると春子さんが頭を抱え倒れた、何か危険なものがいると呟いて。 春子さんはみどりさんに任せると透と美樹本さんは田中さんを調べた。窓が割られ、そこから 入ってきた何かにズタズタに切り裂かれたのだろう。その何かとは…? 悪霊…真理の両親の話を聞いた透はその考えが正しく思えてきた。 そして真理を思い出す、この騒ぎでも彼女は部屋から出てこない。気になる透は真理の部屋へと向かう。 激しくノックをし大声で真理を呼ぶ。ドアが開き真理がバスタオル姿で立っていた。 どうやらシャワーを浴びていたようだ。透は田中が殺されたことを真理に告げ、談話室へ集まろうと言った。 真理は着替えたらすぐに向かうと言ってドアを閉めた。 そして談話室にて、小林さんは警察へ電話をしようとするが通じない。透も試すが何も聞こえない。 何回か試すと何かが聞こえた。「真理…」電話からおぞましい声で真理を呼ぶ声が聞こえた。 透の背筋は凍りつく。するとまだ降りてこない真理が気になった。 その時、まさに二階から「やめて」という女性の声と意味不明の叫び声が聞こえた。 透は急いで二階へと向かう。すると香山夫妻の部屋から何かが争う声が聞こえる。 ドアを開けるとそこには香山さんと春子さんが血まみれで倒れていた。 そしてもう一人、全裸で返り血を浴びている女性…真理がいた。
その5悪霊編 真理に呼びかける透、すると「真理…」透が電話で聞いたおぞましい声が再び聞こえた。 透は真理へと近づいていく、その時、真理の髪の毛がムチのように襲い掛かる。 透は痛みを感じ、胸元を見ると洋服ごと切り裂かれ、血がにじみ出ていた。 田中さんをやったのもこの髪の毛だろう。 再び襲い掛かる髪の毛、だが間一髪、美樹本さんが透を助けてくれた。 真理を呼ぶ透、しかし小林さんが呆然とした様子で言った。「美雪さんなのか?」 真理こと美雪は悲しく恐ろしい声で叫ぶ。「ムスメヲ…カエシテ」 美雪の霊は、真理の身体を媒体にしていると美樹本さんは言う。 やはり、これは真理なのだ。そう透が思った時、髪の毛が小林さんの首を締め付ける。 小林さんの顔色が紫になっていく、透は真理に呼びかける。 突然、真理の動きが止まり、そしてくずれおちた。 美樹本さんが手早く真理を毛布に包み、部屋へと連れて行った。 そして真理を部屋のベットに寝かせると美樹本さんは突然、透に向かって真理のことをどう思っているか 聞いてきた。彼女への素直な気持ちを言うと、美樹本さんはあとは任せると言って、お守りを透の首にかけた。 そのお守りには古今東西、ありとあらゆるお守りがくっ付いていた。 どれかしらが悪霊に効くだろう、そう言って美樹本さんは部屋から出て行った。 それから透は真理についた返り血を拭いてやろうと思い、バスルームを開けるとそこもまた血で 壁が染まっていた。…田中さんの返り血だろう。田中さんを殺した後、血を消すため真理はシャワーを 浴びていたのだ。そしてその後、何食わぬ顔で透と話をしていた… ふと気配を感じ振り返ると真理が立っていた。そして髪の毛で透の首を締め付けてくる。 が、突如異常な悲鳴をあげると真理の髪の毛が燃え上がった。 まさか、このお守りが効いたのだろうか?そう思いながら透はまた真理に呼びかけた。 すると、美樹本さんと小林さんが部屋に飛び込んできた。 しかし、突風が巻き起こり、部屋に壁に全員叩きつけられて動けなくなった。 割れる窓ガラス、割れる蛍光灯、怪奇現象が次々と起こる。 「ユルサナイ…」「ヒトゴロシ…」「ナゼコロシタ…」真理=美雪はそう言った。 それを聞いた小林さんは慌てて「手違いだった。私は手切れ金を持っていっただけだ、私のせいじゃない」と言い返す 美樹本さんが「あんたが殺したのか」と呟く。小林さんは懺悔するがごとく「私のせいじゃない」と繰り返すばかり。 透は目の前の怪奇現象より、真理の母親を殺したのが小林さんだったという事実の方に驚いていた。 ふと気がつくと部屋の怪奇現象は止み、恐ろしいほどの沈黙に包まれていた。 「ユルサナイ」「ゼッタイニユルサナイ」美雪は小林さんを責め、そして髪の毛で小林さんの首を絞め始めた。 お守りを投げるように、と美樹本さんが叫ぶ。慌てた透は首のお守りをバラバラにしてしまった。 散らばるお守り、様々な種類がある。どれが効果があるか分からない、透は手元に落ちてた安産のお守りを 真理に向かって投げつけた。しかし、お守りは軽く真理に届かない。しかたなく透は十字架、モアイ像 青い玉…全てのお守りを投げつけるも、全て効き目がなかった。小林さんはすでに限界である、絶望する透。 そんな時、美樹本さんが叫ぶ「もうやめるんだ、姉さん!」
その6悪霊編完結 透は意外な言葉に呆然とした。美樹本さんが弟?疑問に思いつつ透がお守りを探していると なおも美樹本さんは叫び続けた。たまたま叔母の家にいた美樹本さんはあの事件に巻き込まれなかった。 まだ小さかった美樹本さんに周囲の人間は事実を教えなかった。しかし、事実を知った美樹本さんは 自分の手で仇を取ると決意をした。その言葉を聴いた美雪は、仇を美樹本さんに託そうした。 だが美樹本さんは「殺す」という復讐ではなく、事実を明らかにする形で仇を取るつもりだと言う。 すると、美雪は猛り怒った。建物全体が大きく唸りがごとく、床がきしみ、壁がたわみ、天井が揺れた。 天井がひび割れだし、再び部屋中に突風がうずまいた。美樹本さんがお守りを、と叫ぶ。 しかし、もう手元には安産祈願しかない。透が言い返すと美樹本さんが、そのお守りは真理が生まれるとき 美雪が持っていたお守りだと言った。これこそが復讐の憎悪を溶かすものだと確信した透はお守りを 持つ。が、部屋が波うち、お守りは遠くへ飛ばされる。走って拾う透に対し、美雪は髪の毛で絞めつける。 動けない透。美樹本さんが「真理の幸せを願うなら、もうやめるんだ!」と叫ぶ。 「真理」、その言葉を聞いた途端、絞めつける力が弱まった。それを機に、透はお守りを拾うことが出来た。 そして、お守りを真理の身体へと近づけていく。どんどん弱まっていく悪意。 真理の身体から力が抜けていく。透は真理の名を叫び、真理の身体を抱きしめた。 すると強い衝撃と熱さが透の身体をかけぬけたが、それでも透は強く真理を抱きしめた。 「イやヤあああアあー!!」真理とも美雪ともつかない声が響き渡る。 真理の身体から完全に力が抜け、崩れ落ちた。そして、何かが真理から抜け出るのを透は見た気がした。 美樹本さんも同じものを見たようで姉さん、と呟きながら涙を流していた。 全てが終わり、部屋が嘘のように静まり返っていた。小林さんもまだ息があるようだった。 真理をベットに寝かせると透は美樹本さんに疑問をぶつける。 美樹本さんは小林一族の誰かが犯人であると思い、証拠を探していた。ある時、シュプールの幽霊騒ぎを 聞きつけた、それをネタにうまく自白を引き出せないかと思い、ここへ来たようだ。 しかし、あの事件を真理に聞かせたせいで、ショックを受けた真理と美雪の憎悪がシンクロしたせいで あのような事態が起こったのではないかと美樹本さんは言った。 そして、透は一番気になることを聞いた。真理はいままでのことを覚えているのだろうか? 覚えていれば…二人の人間を殺し、実の叔父まで殺しかけた…この事実に耐えられるだろうか? 美樹本さんは、もし覚えていれば立ち直ることは出来ないだろうと言った。 しかし、透なら、真理を立ち直らせることが出来るかもしれない、とも言った。 真理のことを頼まれたが、透にはその自信がない。しかし、自分の出来ることをしようと透は思った。 まだ手に持ってた安産祈願を眠っている真理の手に握らせる。 透は真理の眼が覚めたら言ってあげようと思うことがあった。 『お母さんは君を愛していた』と… 完
エンディング集 殺人事件編 その4解決編の美樹本が透の腕を折ったで分岐、透は腕を折られ苦しんだ。そこへ真理が透を助けに 美樹本へ飛び掛った。透は真理を助けようと痛みをこらえ、必死で美樹本へ体当たりした。 すると真理が蹴り、俊夫さんが殴り、小林さんが絞め、みんなで美樹本へ襲い掛かった。 騒がしいなか透は意識を失う。気がつくとベットにいた。あの後何があったのだろうか? しかし、そんな事はどうでも良かった。隣で真理がいてくれるだけで… 完 その4解決編の窓を割るトリックの話で分岐、透は猫のジェニーを使って窓を割る仕組みを作ったの ではと考えた。しかし、それはすぐに否定されてしまう。すると突然、真理が窓を割るトリックが分かった と言い、見事に推理してみせた。全てを明かされた美樹本は真理を襲う。次の瞬間、真理の一本背負いで 美樹本は吹っ飛んだ。そして美樹本を縛り上げると、全員で真理を褒め称えた。香山さんが探偵になったら どうかと薦めた。真理もまんざらでない様子であった。ふと透は思った。美樹本は何故こんなことを したのだろうか? が、警察が調べることだと思い、特に気にしなかった… 完 その7で分岐、犯人がわからずOL達を疑う透。すると錯乱した可奈子が透を襲う。 抵抗し、可奈子を撲殺する透。しかし、それを目撃した真理が「人殺し!!」と言うと ストックを透めがけて突き刺してきた。透はそのまま息絶えた… 終 その7で分岐、犯人がわからずOL達を疑う透。しかし、俊夫は『あいつ』と言ったことに気付く。 OL達なら『あいつら』と複数形になるはずだ。OL達に部屋から出ないよう指示した透だが、 次の瞬間、悲鳴が聞こえた。部屋に戻ると真理が死んでいた。そして透の背後から犯人が… 終 その6の真理の悲鳴から分岐、真理のもとへ向かう前に他の人の助けを呼ぶ透。しかし誰も部屋から 出てこない。すると階段を上がってくる音がする。透は犯人だと思い、階段から突き落とした。 その人は死んだ。その人は…真理だった。透は壊れた。そして全てから逃げ出そうとして、 吹雪の中をひたすら駆け抜けた。しかし、逃げ出せるはずもなく雪山で静かに眠りにつくのだった。 終 その5の田中の部屋を調べるから分岐、田中の部屋を美樹本と一緒に調べに行く。 田中の部屋に入ると、一緒にいた美樹本がいない。まさか…と思い部屋の外を覗く透。 すると何者かに透は殴られた。何者かによって透は殺されてしまった… 終 その2の香山に就職を誘われるから分岐、透はそのまま香山さんの会社に就職した。 真理とは二度と会うことはなかった。数十年後、透は結婚をし会社の社長にもなった。 幸せだった。そして思い出のシュプールを訪れる、まさか、ここで事件に巻き込まれるともしらず… 終 その6解決編より分岐、透は犯人が分かったと皆に告げた。「犯人は…ぼくです」驚く全員。 真理は無実を訴える、しかし透は自分が犯人と言い張る。すると俊夫さんが透の腹へナイフを突き刺した。 …悪趣味な…冗談だったのに…後悔しながら透は死んだ… 終
エンディング集 スパイ編 その5の春子に狙われるで分岐、真理が戻ってきて春子へ重圧をかける。 透も真理を手伝おうと、春子へ襲い掛かる。…しかし、無情にも春子の銃によって 透は撃たれ、そのまま息絶えるのだった。 終 その6の俊夫が撃たれたで分岐、俊夫がマシンガンで死んだ。何があったのか透も慌てて 飛び出した。すると、そこにはみどりさんがマシンガンを持っていた。 透もマシンガンの餌食となって死んでしまうのだった。 終 その6のみどりを追いかけるで分岐、透はやはり自分はこんなことに巻き込まれたくないと言った。 真理もそれを承知する。みどりを追いかけていく真理。透は真理の部屋に隠れていた。 外から銃声のような音が聞こえた気がする…一時間…二時間…透は部屋で待ち続けるのだった… 終 悪霊編 その5の美樹本から真理への気持ちを聞かれるところから分岐、透は照れくさく、真理のことをどうとも 思っていないと嘘づく。それを聞いた美樹本さんは、他人を巻き込むわけにはいかないと言う。自分も他人では? といぶかしむ透だったが素直に部屋から出て行った。そして、香山さんの部屋をのぞくと俊夫さんとみどりさんが 香山夫妻の手当てをしていた。助かる可能性は低そうだった。ふと部屋の隅でうずくまっている小林さんを見つけた。 小林さんを問い詰める透だったが、小林さんはただ震えているばかりだった。 次の瞬間、誰かの叫び声がして、建物全体が揺れ始めた。真理と関係があるのか?そう思った透は真理の元へと 急いだ。すると、真理の部屋から美樹本さんが血を流して出てきた。その途端、建物の揺れがおさまった。 美樹本さん曰く、真理=美雪は外へ飛び出していったらしい、そして誰か無防備な人間を見つけたら 襲い掛かるつもりである。だから全員でどこかに集まるべきだと言った。 透と美樹本さんは皆を談話室へと集めた。そして談話室で皆、いら立ちながら話をしていると 突然、俊夫さんが浮かび上がった。おどろき見つめると、そこには真理がいて髪の毛で俊夫さんの首を絞めている。 悲鳴と泣き声が響き渡る。「コロシテヤル」そんな真理の声に小林さんは悲鳴をあげ、玄関へ逃げた。 小林さんはそのまま外へと逃げるつもりらしい、真理はそんな小林さんを睨みつけると 俊夫さんへの攻撃を止め、今度は小林さんへと襲い掛かる。 小林さんをいたぶるように、何度となく切りつける、あたりに血しぶきが飛び散る。透は動くことすら出来なかった。 そして、小林さんがあの事件を自白する。その後、美樹本さんが美雪の弟だと話し、透がお守りを使い 美雪を徐霊する。(その6と一緒) 真理に記憶が残るかどうかを話し、美樹本さんから真理を頼まれる。 透は自分に何ができるか分からない。だが今はそばにいてあげようと思った、笑顔が戻るその日まで… 完
バーチャロンの人 かまいたちの人 お疲れ様です!楽しく読まさせて頂きました!
その2迷路編 その1>透と真理はスキー場に来ていた。で分岐 真理はもう一回滑ろうとねだる。しぶしぶ付き合う透だが、真理によって無理やり中級者コースへと 連れてかれる。しかし、途中で透は転倒し足を捻挫してしまう。この足では車の運転が出来ない。 仕方なく、真理がシュプールまで運転することになった。だが真理は運転に自信がないようだ…不安に透は思った。 その1>食後、真理がナイターへ誘ってきた、で分岐 俊夫さんとみどりさんが外は吹雪くらしい、と注意をするも大丈夫だろうと思い行くことにした。 ナイターに付き合うことにした透は、さっそく用意をし車でスキー場へと向かう。 (以後、共通です) 二人の乗った車の前を何かが横切った。慌ててハンドルを切ると車は横転してしまった。 激しい衝撃が二人を襲う。真理のうめき声が聞こえる。二人は何とか車から脱出すると、歩いて 帰ることにした、幸い車にはハンドライトが積んであった。しかし、外は完全に吹雪だ。 不安をかき消しながら、二人は猛吹雪の中を歩き始めた。ここがどこか分からないが、とにかく進むしかなかった。 途中で分かれ道になった。透は自分のカンだけを頼りに、東に西に、北へ南に、ひたすら歩いた。 真理がボーッとしたところを叩き起こしたり、道に迷いながら進んだ。 行き止まりの池、道が途切れ進めない、そのたびに二人は引き返し進んだ。 防寒具を通しても寒さが伝わる、温かいものが欲しい。身体の感覚が少しずつなくなっていく。 ハンドライトの光はほとんど役立たない。もう自分が何処へ向かうのか良く分からない。 寒さと疲労で二人とも今にも倒れそうになっていた。この道があっているのか、疑心にかられる透たち。 引き返すべきか、進むべきか…透は進む道を選んだ。すると、遠くに明かりが見える。 …シュプールだ。間違いなくシュプールだった。生還できたことを喜ぶ二人、助かったのだ。 急いで玄関へと向かうと、奇妙な違和感を感じた。気のせいだろうと思い玄関へと向かうと そこに人が倒れていた。…俊夫さんだった。頭からは血を流し、確実に死んでいた… とにかく中へ入った二人が、大声で呼びかけるも誰からも返事がない。 何かあったのだろうか?そう思いつつ、とりあえず着替えようと思い、二階の部屋へと向かうと 廊下にまたしても死体を見つけた、香山さんの奥さんだ。やはり死んでいる。 せっかく助けを求めてきたのに、ここでも新たな恐怖が透を襲った。 緊張と不安の連続で透の頭は麻痺していた。むしろ吹雪の中に戻ろうかと思ったくらいだ。 ここは何かがいる。逃げ出したい気持ちを何とかおさえ、小林夫妻の部屋へと向かった。 二人とも殺されていた。混乱する真理を落ち着かせる透。二人は部屋へと戻り鍵を掛ける。 ただの悪い夢だと思いたい二人だったが、現実は厳しかった。 突如、鳴り響く女の悲鳴、もう一度響く悲鳴。悲鳴が消え静寂が戻ると、何者かが床を歩く音がする。 ゆっくりとコチラの部屋へ向かってくる。透は真理の手を握った、すると足音が部屋の前で止まった。 ドアをガチャガチャと音を立てる。無理に開けようとしているようだ。 そして、軽いノック…次に乱暴に叩くようにノックされる。悪夢はまだ終わらないようだった… 終
その2 Oの喜劇編 その1>透と真理はスキー場に来ていた。から分岐 真理がもう一回滑ろうと透を誘う。透はやけくそになって、一晩中滑ってやると叫んだ。 二人で山頂へ昇り、ウルトラ・エキスパート・スペシャル・サンダー・ドラゴン・ウオリャー!・ トリャー!・ソリャー!・コースという上級コースに挑戦することにした。 そのコースは凄まじく、垂直の斜面にコブだらけ、そしてアイスバーンとなっていた。空には 稲妻が走っている。落雷で黒コゲになったスキーヤー達があちこちに転がっている。 透はにやりと笑うと、飛び出していった。「ウオリャー!」コブをかわし「トリャー!」大きくジャンプ 「ソリャー!」周囲のスキーヤーからおどろきと賞賛がわく。実は透は天才プレーヤーで今は五輪に 出ているのだ、あと少しで金メダルだ。「しっかりして!」真理の応援が聞こえる。もう少しでゴールだ… …「しっかりしなさいよ!」真理に頬を叩かれて、透は目覚めた。 透は雪の中で倒れていた、どうやらコースを外れ転倒したらしい。頭を打って気絶していたようだ… 心配した真理が運転をすると申し出る。しかし、透はそんなことしたら遭難しちゃうよ!と悲鳴をあげた。 いや、そんなわけないか。と何となく感じた嫌な予感をよそに、真理に運転を任せた。 真理が緊張しているのが気になり、免許持ってたよな?と透は聞く。…原付なら、と真理は答える。 驚く透をおかまいなしに車は飛び出していく。車を止めさせようとする透に対し、真理はゲーセンで 「究極レーサー」を完走したから大丈夫だと言い放つ。 ゲームと現実は違うと透が言い、無理やり車を止めさせ、その日はタクシーでペンションへと帰った。 二人は着替えると談話室へと向かった。そこには香山夫妻やOL三人組がいて談笑していた。 真理がどの子が好みなの?と意地悪く聞いてくる。だが、透は真理しか目に入らないとキザに言う。 見つめあう透と真理、二人だけの世界…そばにゲーム機があったが眼もくれず見つめあった。 その時、鳩時計が7時を告げる。すると小林さんが夕食の準備が出来たといった。 すでに腹ペコだった透は喜んで食堂へ向かった。食堂に着くと、隅の方にいる怪しい雰囲気の男が目についた。 可愛いフリルの付いた超ミニの赤いワンピースを着て、紫のアイシャドーと口紅をつけている。 頭には巨大な水玉リボンがある。真理が声をひそめ、ホモじゃないか?と聞いてくる。 「ホモ?」と透が聞き返すと、その声が聞こえたらしく低いしゃがれ声が隅から聞こえてきた。 「アタシはホモじゃなくてよ。オカマなの、オカマ。一緒にしないでよね、失礼しちゃうわ」 ホモとオカマは全然違う、失礼なことを言った真理をオカマさんに謝らせる透。 真理が謝ると、透は心の中で真理の成長を喜んでいると料理が運ばれてきた。 料理はおいしく、メインのステーキはとても美味しかった。何の肉だろうか?そう思い透はみどりさんに 質問すると、みどりさんの顔色が青ざめた。そのまま、みどりさんは逃げるようにキッチンへと行ってしまう。
その3 Oの喜劇編 余計に気になる…そう思った透たちはみどりさんの後をつけた。すると、どこからか女性の悲鳴が聞こえる。 謎の悲鳴…正体不明の肉…青ざめたみどりさん…まさかと思う透。さらに一階の廊下の奥へと進むと また悲鳴が聞こえた。怯える二人はさらに進む。しかし、廊下の奥は物置になっていて行き止まりだった。 その時、猫のジェニーが現れた。嫌な予感を感じ物置を開けると、そこにはまた扉があって、それ開けると 地下へと続く階段があった。慎重に降りてく二人、その時、またしても悲鳴が聞こえた。はっきりと 階段の下から聞こえてくる。降りてみると、そこは食料品の貯蔵庫になっていた。 「クックック…素晴らしい…一体どんな料理にしてやろうかね…」 部屋の奥から聞こえる小林さんの声、その声は今までになく不気味な声だった。 「お願いです…もうやめてください…ひどすぎます…」みどりさんの声だ。 そっと覗き込む透。すると悪魔のような笑みを浮かべ包丁を握っている小林さん。 その小林さんの前には…にわとりがいた。 小林さんが包丁でにわとりの首を切り落とす。叫ぶみどりさん …なんてことない事実に拍子抜けし、食堂へと二人は戻った。食後のコーヒーを飲むと全員で談話室へと 集まった。いや、あのオカマさんだけいない。小林さん曰く、オカマさんは化粧を直しに部屋へ戻ったようだ。 と、その時すべての明かりが消えた。女の子達が悲鳴をあげる。小林さんが慌てずに今日子さんにロウソクを 持ってくるように言うと、今日子さんがどこかへ行った気配を感じた。 5分ほどして今日子さんがロウソクを持って戻ってきた。「準備ができたわよ」今日子さんが言う。 見ると今日子さんは驚いたことに、黒いブーツを履き、黒い革のボンテージファッションに身を包んでいた。 おまけにロウソクと一緒に革で出来たムチを持って… 小林さんが慌てて、ロウソクだけでいいんだと言うと、今日子さんはロウソクを置いて戻っていった。 ロウソクに照らされていると、不気味な集会のようだ。すると、ふいに可奈子が話し始める。 友達の妹の話で、彼女は数学が不得意なため夏休みに補習を受けていた。皆、固唾を呑んで話を聞き入る。 課題の出来た人から先に帰っていって、結局彼女は最後まで残っていた、そして恐ろしいことが起きた。 課題が終わって、彼女がトイレに行き、慌てて入った個室には何と…紙がなかったのだ… そして彼女は数学で赤点を取ってしまい、それ以来「呪いのトイレ」と呼ばれているらしい。 予想もしていなかった恐ろしい話に、皆しばらく黙っていると、突然 二階から男とも女ともつかぬ悲鳴が聞こえた。小林さんを先頭に数人で様子を見に行く。 田中さん=オカマさんを呼ぶ小林さん。しかし、返事がなくドアを開けてみた。鍵はかかっていない。 部屋は暗くロウソクの明かりで中を照らすと、人間の足が見えた。 明かりがふいに戻り、電気が再びついた…「彼女」は赤いハイヒールを履き倒れていた…
その4 Oの喜劇編 「彼女」は血のように赤いイブニングドレスに着替えていた。深い襟元からは筋肉質な胸が見えていた。 太い足はストッキングを履いていて、毛深いのが分かった。青アザのようなアイシャドーに彩られた目は おどろいたように見開かれていた。小林さんが近寄り、話かけるも返事がない…やはり死んでいるようだ 「彼女」は左手に小さな板を持っていた。その板はべったりと血がついていた。 ダイイング・メッセージ?透の頭にある一つの考えが浮かんだ。 オカマ、板、血…かまいたち… いや、ただたんにそれだけのことである。 透は全員を見回すと、こういうときはこの中に犯人がいるのが相場だと言い、とりあえず談話室に 皆を集めた。透は一人一人の顔を見回した、ふと玄関を見ると、一人の男がしのび足で出て行こうと していた。黒ずくめの格好をしてスキーマスクを被り、手には血のついた包丁を持っている。 まったく知らない人だった。透はその人に大声で呼びかける。 すると男はしどろもどろになった。透はそこで謎の男の正体を言い当てる。 血まみれの包丁を見れば明白である…通りすがりの魚屋さんだ!!自信満々で答える透。 「い・・・いや、俺はあいつの後をつけて来ただけで…」と否定する魚屋さんに対して、透は この吹雪の中、魚を配達するのは大変なためスキーマスクをつけていると推理する。 それで全て説明がつくため魚屋さんは除外していいだろうと言った。 まさか、通りすがりの魚屋さんがペンションの客をころすはずがないと、完全に透は言い切った。 透はまず、悲鳴が聞こえたときアリバイがないものを探し始める。 小林さん、OL三人組…次々とアリバイを調べるも、不思議なことに全員にアリバイがあった。 すると、黒ずくめの魚屋さんが、そわそわし始めた。「それは…俺が・・・」と言う魚屋さんに 透はアナタには関係ないことですから、と言い黙らせた。 次に、何かトリックを使って犯行をしたのではと推理するも、あっさり否定されてしまう。 今度はあのダイイング・メッセージについて考えて始めた。 またしても関係ない魚屋さんが「そ、それは俺の…」と口をはさむので透は睨んでやった。 「かまいたち」と何か関係があるのか?それを考えていると俊夫さんとみどりさんが同時に話始めた。 「かまいたち」は三匹で一組の妖怪だと言うらしい。皆の目がOL三人組に集中する。 みどりさんと亜希はお互い顔のことをけなしあう。…そんな二人を無視して、さらに推理を続けた。 香山誠一…カヤマセイイチ。なんとなく「かまいたち」に似てるのでは?香山さんは反論する
すると突然、魚屋さんがわめきだした。 魚屋さん曰く、俺があいつを殺したと言う。包丁もキッチンから取ってきたのだと言った。 冗談かと思ったが、どうやら違うらしい。どうみても魚屋にしか見えないのに。 スナックでバーテンをやっていると反論する魚屋さん。 動機を聞くと、ある日一人でお店に来た田中さんと恋に落ちたらしい。 しかし、田中さんは自分が男であると一言も言わなかったようだ。 あんなきれいな男がいるわけないと思ったらしい。どうやら美的センスが普通とはずれているようだ。 本当は今でも愛していると後悔する魚屋さん改めバーテンさんは、おいおいと泣き始めた。 美しくも悲しい愛の物語だったと締めくくる透。しかし、唯一分からないのが、あのダイイングメッセージだ。 そのことを聞くとバーテンさんは、俺の名前だと言った。 驚く全員。なんとバーテンさんは釜井達郎という名前だったのだ。全てを告白した釜井は泣き続けた。 今回の事件はぼくがこれまで解決したなかで、もっとも難しく悲しい事件でした。 ぼくはこの事件を「オカマの…」いや「Oの悲劇」と名づけたいと思います、と勝手にまとめる透。 その時、階段から声が聞こえた。「あーら、みなさん何をやっていらっしゃるの?」 何と死んだはずのオカマ…田中さんが降りてきた。田中さんは停電したときに釜井とぶつかり それで転んでしまい、ベットに頭をぶつけて気絶していたらしい。 包丁は小林さんのもので、にわとりの血が付着していたのだ、そして、暗闇の中で釜井が刺したと思ったのは 田中さんのブランドバッグだったのだ。あの板もにわとりの血だったのか? よく考えれば暗闇の中で顔も見えないのに、ダイイングメッセージなど残せない。そう真理に言われ透は 何も言い返せなかった。そして、田中さんと釜井さんは見つめあう。 「俺が悪かった、もう一度やり直そう」「私はあなたにふさわしい女じゃないわ」 「はなから女じゃないだろう!!」と喉まで出かかった言葉を飲み込み皆、黙って二人を見ていた。 二人は見つめあい、顔を近づける…全員顔をそむけた。ぶちゅ〜スポン そうトイレのラバーカップのような音が部屋に響きわたる。 透は心の中で「Oの喜劇」に改名しなければいけないな、と思っていた 完
永遠、バーチャロン、かまいたちの人乙です
かまいたちの人乙 Oの喜劇をこんなに気合入れて書くなんて乙
かまいたちの人は、あの縦読みは書かないのかな?
チュンソフ党ってやつ?
バーチャロンの人おもしろいな 軽妙で。
410 :
逆転裁判3 :2005/07/03(日) 00:15:29 ID:nTpYAXSd
一ヶ月ほど間が開いてしまいましたが、「逆転裁判3」まずは第一話と第二話を投下します。 例によって、過去作品「逆転裁判」「逆転裁判2」の内容に言及する必要があるときは 〔2-3〕(←逆転裁判2の第3話) のように表記していますので、気になる方はまとめサイトから当該ストーリーを確認してください。
【第一話 失われた逆転】 事件発生日時:4月9日午後3時頃(目撃証言と検死による) 現場:勇盟大学 薬学部校舎裏庭 被害者:呑田 菊三(ノンダ キクゾウ)22歳、薬学部4回生。被告人の彼女とかつて恋愛関係にあった。 死因:感電死。薬学部の実験のために特に引かれていた高圧線によるものと思われる。 容疑者:成歩堂龍一(ナルホドウ リュウイチ)21歳。芸術学部3回生。現在、たちの悪い風邪を引いている。 事件は、メインストーリーから5年前、主人公の成歩堂が大学生のときに起こった。 星影法律事務所の新人、綾里 千尋(アヤサト チヒロ)の、弁護士になってから「2回目」の審理。 被告人である成歩堂は、恋敵である呑田を殺した容疑に問われている。 検察側に立つのは、当時、新人キラーとして知られていた亜内 武文(アウチ タケフミ)検事。 彼はさっそく、最初の証人として被告人である成歩堂自身を指名。千尋が自らの依頼人を尋問するよう仕向ける。 案の定、矛盾だらけの証言を炸裂させて墓穴を掘る成歩堂だが、千尋はその矛盾を暴きつつも 依頼人を信じる態度だけは崩さない。その姿に成歩堂も思うところがあったらしく 「あいつと会い、口論になって突き飛ばしたんです。その時大きな音がしました。あいつの傘が折れた音だと思います」 と、真実を話した。その音こそ被害者の感電した音だと攻める亜内検事に、千尋は不適な笑みを向ける。 「現場写真に折れた傘が写っています。…被害者の死体から離れた場所に!つまり被害者は 突き飛ばされた後に移動した。突き飛ばされたときは死んでいなかったのです!」 見事に検察側のロジックを突き崩した千尋だが、亜内検事は次の証人をすでに用意しているらしい。 それを知って「この時を待っていたんです」とつぶやく千尋。なにやらいわく有りげだが…? 休憩の後、証人として現れたのは、成歩堂の恋人である美柳(ミヤナギ)ちなみ。 成歩堂いわく「ちいちゃん」「リュウちゃん」と呼び合う仲だそうだが、彼女の様子はどうもおかしい。 一見、成歩堂を庇うと見せて、成歩堂が呑田を感電死させるのを見たという方向へ話を持っていくのだ。 だが、千尋はその矛盾を暴き、さらにちなみ本人を真犯人として告発する。 根拠となるデータは、被害者の呑田が、学部から毒薬を盗んだ犯人としてちなみを疑っていたという証言、 そして、この事件から半年前、この裁判所のカフェテリアで起きたある事件。 「ちなみさん、あなたは半年前、ある弁護士に呼び出されてこの裁判所を訪れている。 その弁護士が毒を盛られて倒れた際、あなたは徹底した身体検査を受けたが、毒物は発見されなかった。 …なぜなら、あなたはとっさにそれを他人に預けていたから!」 半年前、まさに事件の当日にちなみと出会い、記念に香水瓶付きのペンダントを貰ったと惚気ていた成歩堂。 だがそれは、現場から毒の入っていた瓶を隠すためのトリックだったのだ。 ところがここで思わぬハプニング。何としてもちなみを疑いたくない成歩堂が、証拠品のペンダントを食べてしまった。 ペンダントを直接調べられなくなった上、ペンダントを飲み込んだ成歩堂が平気な様子では今の推理も説得力を欠く。 証拠不足で千尋の主張は退けられる……かと思いきや、千尋はまだあきらめない。 (呑田が成歩堂に、ちなみのことを警告しようとしたのは、毒薬が『また』盗まれたからだった。 ちなみは、誰をどうやって毒殺しようとした?) 「彼女の殺人目標は、呑田ではなく被告人のなるほどくんだったのです!証拠隠滅すべきペンダントを 記念品として温存する彼に業を煮やした彼女は、彼の愛飲する風邪薬に毒を盛ったんです!」 成歩堂を毒殺しようとして果たせず、真相に気付きつつあった呑田の口を封じるために予定外の殺しを行った… そう断じた千尋は、現場で見つかった風邪薬を取り「これが飲めるか」とちなみに突きつける。 優雅な微笑から一転、鬼のような形相となったちひろは「これで勝ったつもり?」と捨て台詞を残した後 あくまで悠然と退廷。新人弁護士に敗れた亜内検事は、自慢のリーゼントも抜け果て、燃え尽きてしまった。 事件は解決したが、成歩堂は「今日のちいちゃん、本物だったんでしょうか」とまだ信じられない様子。 千尋は「彼女のことは忘れなさい」と、成歩堂に諭すのだった。 この頃、ある理由から法学への進路変更を考えていた成歩堂は、やがて弁護士となって千尋の部下になり 〔1-2〕の事件を経て自らの事務所を持つに至る。そして舞台は現代へ…
【第二話 盗まれた逆転】 事件発生日時:9月12日午前1時(防犯カメラの撮影時刻により断定) 現場:高菱屋デパート 地下倉庫 被害者:綾里真宵(アヤサト マヨイ)19歳。倉院流霊媒術次期家元。成歩堂法律事務所に入り浸っている。 被害状況:盗難。高菱屋で開催されていた「倉院の里秘宝展」に展示する予定の「倉院の壷」を同店倉庫から盗まれた。 容疑者:怪人☆仮面マスク 年齢不詳。最近町を騒がせている怪盗。高価な美術品のみを標的にしているはずだが…? 高菱屋デパートで「倉院の里秘宝展」が開催されることになり、真宵は大はしゃぎ。いとこの春美(ハルミ)を引きつれ 会場を見学する。企画担当者は、かつての事件〔2-4〕で成歩堂と関わった華宮霧緒(カミヤ キリオ)女史。 高価なお宝も展示されるとあって、警備もなかなかのものだが、翌日、目玉のお宝「倉院の壷」が盗まれたとの報せ。 最近、噂になっている怪盗「怪人☆仮面マスク」の犯行によるものらしい。 真宵に押し切られて事件捜査に乗り出した成歩堂だが、直後に「仮面マスクが警察に自首してきた」との連絡が入る。 留置所で成歩堂たちの前に現れたのは、およそ犯罪とは縁のなさそうな細面の青年、天杉優作(アマスギ ユウサク)。 自分こそ仮面マスクと名乗っているが、肝心の倉院の壷は無くしたなどと、どうも証言がはっきりしない。 彼の奥さんである希華(マレカ)は、優作は怪人マニアが高じて自分が怪人だと思い込んでしまった、と言うのだが…。 一方、現場の倉庫に現れたのは、名探偵を自称する怪しげな男、星威岳哀牙(ホシイダケ アイガ)。 仮面マスクのライバルを自称するこの男、事件当夜にも倉庫の警備を担当していたと言うが 成歩堂が問いただした所によると、どうやら仮面マスクに不意打ちを喰らって、相手の顔も見ていない様子。 さらに捜査を進める成歩堂の前には、悪友の矢張政志(ヤハリ マサシ)〔1-1・1-4〕までが姿を現す。 事件当夜、バイト先の警備会社で優作青年の財布を拾って届けにきたという矢張の証言は手がかりになるのか…? 9月13日、第一回法廷。話題の怪人☆仮面マスクの裁判ということでいつもより人出が多い。 検察の席に立つのは、仮面をつけた謎の男、ゴドー検事。無敗の男…なのも道理で、今回が検事としての初法廷。 だが、そのふてぶてしい落ち着きようは、とても新人とも思えないのだが。 例によって糸鋸圭介(イトノコギリ ケイスケ)刑事の状況説明の後、哀牙探偵が証言台に立つ。 事件当夜の様子を証言するはずだが、どういうわけかその証言にはやたらと矛盾が目立つ。 問いただしていくうち、成歩堂はある可能性をひらめいた。 「哀牙さん、あなたが仮面マスクなんだ!怪盗と探偵、一人で二役を演じて状況を操っていたんでしょう!」 とんだ展開になってしまったが、独自に捜査をしていた希華が、哀牙の探偵事務所で見つけたという「倉院の壷」を 法廷に持ち込んだことが決め手になり、なぜか嬉しそうに高笑いする哀牙は窃盗犯として逮捕されていった。 事件はあっさり解決…と思いきや、なぜか優作は自分が仮面マスクだと言い張って譲らない。 成歩堂は、矢張が事件当夜に警備会社で拾った財布を突きつけ「あなたはあの時、警備会社にいたんでしょう」と宣言。 優作もこれに反論できず、結局、優作は仮面マスクではない、ということで無罪判決に落ち着く。 皆が無罪を喜ぶ中、なぜか憂い顔の優作。そこへ、ゴドー検事が姿を現した。 「KB警備会社の社長室で、社長が殺されて金庫に押し込まれていたのが発見された。…こいつは改めて 殺人の容疑者として拘留させてもらうぜ」 新たな事件の登場!しかもどうやら、優作はこれを知っていたらしい。果たして、優作は本当に殺人犯なのか!?
(事件情報のテンプレートがまた出てきましたが、間違いではありません、悪しからずw) 事件発生日時:9月12日午前1時(検死により推定) 現場:KB警備会社 社長室 被害者:毒島黒兵衛(ブスジマ クロベエ)48歳。KB警備会社々長。金に目が無く、あくどい商売もするとの噂。 死因:頭部殴打による内出血。死体は社長室金庫に押し込まれていたため、死体発見までの間が開いた。 容疑者:天杉優作23歳。かつてKB警備会社の社員だったが、1年前に解雇されている。 9月13日午後。今度は殺人容疑を掛けられた優作を見捨てることもできず、成歩堂は捜査を進める。 だが明らかになる情報は不利なものばかり。優作はKB警備の社員だったが、一年前にクビになっている。 そして事件当夜、脅迫状で呼び出されて社長室を訪れ、毒島社長の死体と鉢合わせした。 優作は「あの夜、部屋にはもう一人誰かが居て、僕を殴り倒して逃げた」と主張するが、それを裏付ける証拠はない。 さらに優作から話を聞くうち、気になる発言が。彼が仮面マスクとして犯行を重ねていたのは本当だが 彼を実行犯として使い、戦利品を取り上げていた脅迫者がいると言う。 一方、取り戻した倉院の壷に、ピンク色のペンキがこびりついているのを不審に思った成歩堂は 高菱屋で華宮を問いただし、その理由を聞き出した。華宮は、一度うっかり壷をペンキの上に落としてしまい 慌てて修復したものの、ペンキの染みを取ることができず放置してしまったのだ。 幾つかの手がかりの中で、成歩堂は違和感を抱く。事件の陰にはまだ何者かが潜んでいる。 9月14日。第二回法廷。ゴドー検事が指名した証人は、被告人、天杉優作。被告人を弁護士が尋問するという 変則的状況だが、かつて自分の裁判で千尋が同じ条件を呑んだこともあり、成歩堂は挑戦を受ける。 「脅迫状は、仮面マスクに関わることだと思ったので、わざわざ仮面マスクの衣装で社長室に行った」 という優作の発言にずっこける一同。だが、尋問を続けるうちに成歩堂は発言の糸口を掴む。 「事件当夜、社長室の非常ブザーが鳴った記録があります。しかし、このブザーには誰の指紋も付いていない。 つまりブザーを押したのは毒島社長ではないし、もちろん被告人でもありえない。第三者が押したのです!」 社長殺しを優作になすりつけようとする真犯人…成歩堂が指摘したその名は「星威岳哀牙」! 己の弁護士生命と被告人の運命を掛けた大博打。成歩堂は隣の法廷の審理を止め、哀牙を召喚する。 自分は窃盗犯、怪人に扮して壷を盗んだ写真もあるという哀牙の主張を砕く成歩堂。 「この写真は、事件以前に用意された偽物です。なぜなら、事件当夜まで壷の実物を見ていないという貴方が 事件から10日前に出した予告状の中で 壷が倉庫に搬入された後に付いたペンキの染みに言及している!」 さらに成歩堂は、哀牙が毒島社長を殺す動機に迫る。哀牙こそ優作を操っていた「脅迫者」。 怪人を操り、名探偵としての名声と盗品売買の利益を得ていた哀牙だが、毒島社長は怪人関連の警備を通じて そのからくりを見抜き、哀牙を脅迫してきた。そこで彼は策を労し、殺人の罪を優作になすり付けたのだ。 だがゴドーはその推理をさえぎる。 「探偵が事件当夜、倉庫にいなかったのは立証された…だが、KB警備に居たかは立証されてないぜ」 確かに、その証拠はない。このままでは哀牙は窃盗事件の法廷に戻り 窃盗で有罪の判決を受けてしまう。そうなれば、その判決を否定する殺人容疑を問うことはできない…。 「被告人の罪は明白です」と発言して法廷を去ろうとする哀牙を止めたのは、真宵の霊媒で現れた千尋。 「証人は今、新たな発言をしました。弁護側はこの発言に対して尋問を要求します!」 なぜかゴドーはこの屁理屈に異議を唱えず、尋問が開始された。滔々と「天杉優作有罪の証拠」を述べる哀牙。 だが成歩堂は「ブザーに指紋がないのは、怪人の衣装と手袋をつけた優作が押したから」という証言に食い付く。 「被告人が怪人の衣装を着ていたというのは、ついさっきこの法廷で判明した新事実です。 ずっと隣の法廷で裁判を受けていたあなたがそれを知っている理由は『事件当夜に見たから』以外ありえない!」 この指摘に、ついに哀牙は屈し、己の殺人容疑を認めたのだった。 事件は解決。昨日「窃盗容疑は無罪」の判決を受けていた優作は、怪人としても無罪になって釈放されてしまう。 自分の犯罪歴が、一本気な妻にバレることを恐れていた優作だが「予告状を出してから盗む怪盗」は 彼女的にアリらしく、夫婦仲も円満に収まった。 だが、ゴドー検事が成歩堂に対して垣間見せる怒りの正体はいったい…?
あれ? 逆転裁判の人、その話すでに投下されてないですか? なんか読んだことある内容ですが。 デジャブかな。
>>414 第一話のみ、詳細なストーリーがすでに投下されていましたが
その後、ずっと投下が無かったため、引継ぎに当たって第一話も自分の書式でリライトしました。
説明が不十分で申し訳ありません。
そうでしたか。 乙です。
4 地球編 その1 ダイモンのはからいによって母なる地球へと飛ばされた主人公。司令部は、 「貴官が居る地域は禁制領域『シバルバー』といい、管轄している企業国家TSC以外は 立ち入り禁止の区域だ。危険だからとっととそこから離脱せよ。あ、ちなみに地球圏は(ry」(意訳) 向かってくるVRをなぎ倒し、領域外へと向かういます。 MARZの管轄外で立ち入り禁止区域なのに何故か味 方 の 拠 点 があったり、 味 方 ト レ ー ラ ー の 護 衛 を命じられたりしますが、おおらかな気概の主人公は気にしません。 しばらく進むと司令部 「その先に薔薇の三姉妹がいる。彼女らにシバルバーからの脱出方法を教えてもらえ」 前回(軍曹のせいとはいえ)あんまし良くないファーストコンタクトだった主人公。一抹の不安を胸に彼女らに会います。 三人「久しぶり。上からは情報提供しろって言われてるけど、この前の遺恨もあるし、まぁアタシらと戦え」 戦闘。するとそこへ! 「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待てえええええぇぇぇぇぇい!」どこかで聞いたような声。 「友の命は我が命!毒蛇共、やるならやれ!俺から先に!!」そう、木星で重傷を負っていたハッター軍曹が現れました。 どうやって立ち入り禁止区域に入って来たんだというツッコミはおいといて、二人で協力し三姉妹に勝利。 例によって逃げるシルビーとデボラ、そして残るジェニファーたん。今度も何かくれるらしいです。 「これ、ワイルドクリスタルって言うんですよ。たくさん集めて下さいね。」クリスタルを渡し、去ります。 司令部はWクリスタルのことは良くわからんがとにかく移動しろと言います。 軍曹「Wクリスタルの正確な用途は…司令部はどうも知っている様子だったな…ぁゃιぃ」 行動派の軍曹、司令部に情報提供を求めますが、司令部は聞く耳をもちません。 戦闘の時折、敵からWクリスタルを手に入れる主人公たち。だんだんと司令部に対し不満を募らせる軍曹、 「俺にはこのWクリスタルが、何かをおびき寄せるための エ サ !…そう思えてならない」とこっそり話したりします。 不満と不安を抱えつつ進む二人。突然、謎の声が! 「…だが、この程度の試練では物足りないだろう?MARZの犬よ」若本声がまたもや響き渡ります。 「な、なんだ!?」驚く軍曹。「駄犬どもにうろちょろされるのは煩わしい。我らが『ダイモン』の贄となれフハハハハ」 突如現れる巨大VR…そう、軍曹救出の際にも立ちはだかった重機動要塞ジグラットです。 「なんとおぉぉぉぉぉっホーゥ!?またこいつかァァァァァァッヒャー」異常なテンションの(いつもだが)軍曹。 しかし以前とは違い、今度は2対1。なんなく撃破します。しかし、ついにキレる軍曹。 「友よ!もう俺はどうにも我慢ならん!司令部の態度とか謎の敵とかイライラする!俺はここで別れる。 真実を見きわめたいんだ。…さらばッ!」一方的に離脱を通達し、ハッター軍曹はどこかに行ってしまいました。
4 地球編 その2 司令部はハッター軍曹の離脱には感知せず(怒ってる?) 「Wクリスタルは集めるとシバルバーの結界を解くことが出来ると先ほどTSCから聞いた。 だが気をつけろ。ここが禁制領域たるゆえんは…『ヤガランデ』という超強い巨大戦闘体の存在が確認されるからだ」 エェーッ!?ヤガランデに遭遇しないよう祈りつつ必死でWクリスタルを集める主人公。 いくつか集めると、突然Wクリスタルが合体したのだ!「ワイルドゲートが開かれた」(←ナレーション) よく分かんないけどやったーと思いきや司令部「気をつけろ!直近に高エネルギー反応がある」 まぁ、その、流れからいって幻獣戦機ヤガランデが襲ってきます。それも2体同時に。ひでぇ。 ハッター軍曹の言う通りでした。なんとか倒しシバルバーを脱出した主人公に司令部 「Wクリスタルの結界は、ヤガランデ発現を阻止する機能をもっていたようだ。 ゲートを解放することはヤガランデを解放することと同じ…貴官には酷な状況でスマソ。」 とことん後出し検証な無能司令部。「まぁとにかく回収船が向かっているからポイントに向かえ」 と、その時再びアノ声が… 「少しは骨がありそうだねぇMARZの犬よ。我らダイモンは歓迎の意を表しようHAHAHAHAHA…」 月の時と同じく、ハッキングされつつダイモン軍と戦います。倒しつづけてキレるダイモンの中の人 「今や、正義も悪も(ry…消費を理念とする企業国家(ry…ダイモン正しい。MARZわるい。」 自説を延々と喋り、アナルボールを巨大化したようなボス「ダイモンワーム」を召還してきます。 そいつを倒し、なんとか回収船にたどりつくことができました。 「貴官が遭遇した一連の出来事…木星のJクリスタル消失…地球圏への転送…シャドウなどは 全部ダイモンのしわざに違いない!」と司令部。 言われなくても分かってます。 つづく
最深部。 そこはバラバ室だった。正しくは機密情報兵団本部。 イスに座り、バラバ1が一行を出迎える。 「フィレーナ…ようこそ」 瞬間移動で席からフィレーナ達の前に現れる。 「貴様には私の本当の名を教えてやろう…」 本当の姿を見せるバラバ1。 それを見たフィレーナが言う。 「お前は、ルシベにいたガイラス(←陸軍幹部)!」 否定も肯定もしない。 「ガイラスは私の化身だ。我が名はルーブラム… 黒い悪魔のリーダーにして、デビス帝国の真の支配者…」 戦闘開始。 ルーブラム 「どうだ?私と組むつもりはないか?」 戦闘は続く。 「フィレーナ…、お前は愚かなやつだ… せっかくの私の好意を受け取らぬとはな…」 戦闘終了。 「…ウッ…ウググッ… デビス帝国に…栄光あ…れ…」 勝ったー。ルーブラムは消滅した。
最深部。 そこはバラバ室だった。正しくは機密情報兵団本部。 イスに座り、バラバ1が一行を出迎える。 「フィレーナ…ようこそ」 瞬間移動で席からフィレーナ達の前に現れる。 「貴様には私の本当の名を教えてやろう…」 本当の姿を見せるバラバ1。 それを見たフィレーナが言う。 「お前は、ルシベにいたガイラス(←陸軍幹部)!」 否定も肯定もしない。 「ガイラスは私の化身だ。我が名はルーブラム… 黒い悪魔のリーダーにして、デビス帝国の真の支配者…」 戦闘開始。 ルーブラム 「どうだ?私と組むつもりはないか?」 戦闘は続く。 「フィレーナ…、お前は愚かなやつだ… せっかくの私の好意を受け取らぬとはな…」 戦闘終了。 「…ウッ…ウググッ… デビス帝国に…栄光あ…れ…」 勝ったー。ルーブラムは消滅した。
リラが安堵の声を漏らす。 「終わったのね…戦いはこれで終わったのね…」 フィレーナは言った。 「いや…まだだ。まだ海に命を蘇らせてはいない!」 フィレーナとリラ、ギャッピーがルシベで聞いたあの声が響く。 『みんな、よく来てくれたね… ボクたち…ずっとたいくつしてたんだ』 3人と1匹の目の前に、カプセルに入った胎児が浮かび上がる。 『ボクたちは、産まれるはずのない"命"さ… こんなにたいくつなことはないよ』 「産まれる予定のない命って…それは…どういう事…?」 リラの言葉に、あどけなく笑う胎児。 ネストが言った。 「お前も帝国の回し者かっ!?」 『帝国?そんなもの…とっくにこわしちゃったよ。誰も気づいていないだけさ』 聞き返すフィレーナに胎児は答える。 『帝国はきらいさっ、だから消したんだ… 産まれる予定のない"命"を、こんなに作っちゃって… それが人間のしあわせのための実験なんて、笑っちゃうよっ』 帝国の秘密実験によって作られ、特殊な能力を与えられ 用済みとなっては産まれず消えていく子供たちの声だった。
胎児はフィレーナに語りかけた。 『ねえ…フィレーナ、君に頼みがあるんだ ボクたち…産まれる場所が欲しいんだよ… それには、帝国がよごしてしまった。この星のままじゃムリだ…』 「どうすればいいんだ?」 『"命の壷"を一番…美しい海に君の手で沈めてほしいんだよ… そうすれば…この星も、きっと蘇るはずさ…』 「その"命の壷"というのは、一体どこにあるんだ?」 胎児は答えた。 『ボクらから分離した憎しみの心が盗んでった。 もう手に負えん。やっちゃって(要約)』 そう言うと胎児は姿を消し、辺りは不思議な空間に包まれた。 フィレーナ達は別の空間に運ばれる(強制的に)。 そこは、柱が数本立っているだけの何もない闇の部屋だった。 別の声が話しかけてくる。 『ようこそ…妄想の部屋へ…』 声は語る。 『妄想の部屋では、皆さんの愛した人々が 恐ろしい妄想となって現れるのです… 愛などというものがどんなに儚く… そして愚かなものか、よく分かりますよ…』 フィレーナの目の前に、ミリカ、フィス、ゼナじいさんが現れる。 続けて、フィコス(ミリカの旦那)、フィラード(サラの旦那)。 そしてラリス、ウトも…。つかラリスも死んでたのか。
現れた人々を見て、ネストが叫ぶ。 「これは幻だ、だまされるな!」 3人+1匹いるにも関わらず、何故か全員がフィレーナ関係で死んだ人物。 じょじょに迫ってくるが、フィレーナもリラも懐かしい人々の姿に闘う意志が持てない。 ネストの声が空しく響く。 「おいっ皆!なぜ闘わない!殺されるぞ!」 7人の亡霊は、フィレーナ達を目前にして動きを止めた。 『私とは闘えぬか…フッフッフッ…』 そのまま重なりあい、一つの大きな亡霊の姿になる。 人面が全身にボコボコ出ててキモいです。 『私は憎しみの亡霊… ためらってくれたおかげで、やっと自分の姿に戻れたよ…』 その禍々しい姿に、ネストが言う。 「みんな、こいつはミリカでもフィスでもない! こいつこそが帝国の中心…。帝国を支配する悪の化身なんだっ!」 『憎しみは愛に勝るのだ…その事を教えてやろう…』 倒す。勝利。 「勝った!ついに倒したぞ!帝国の支配者を倒したんだ」 ネストが歓喜の声をあげる。 ボロボロと朽ち果てながら消える憎しみの亡霊。 しかし身体を失いながらも、心だけが形となり、再び向かってきた。 『まだ私は死んではいない…私は憎しみの心…私の体を返せ!』 「なんてヤツだ…」
トドメさす。勝利。倒れる3人と1匹。 憎しみの心が消え去った後には、一つの壷が置かれていた。 起き上がり皆の無事を確認するネスト。 「何とか生きてるよ…リラ?ギャッピー?」 「…だいじょうぶ…」 「クン…クン…」 リラが起き上がるとフィレーナに話しかけた。 「フィレーナ、私たち…この星の命を手に入れたのね…」 奥の壁が開かれ、光が指してくる。 フィレーナ達は光の方を向いた。 フィロセラ。 王宮前には反乱軍が集結していた。 反乱軍の兵が皆を励まし力づける。 残った帝国軍と最後のぶつかり合いに向かうのだ。 その光景を、側でヤコスとソフィカが見守っていた。 「気をつけてな…」 「心配はいりませんよ。全員生きて帰ってきます… それじゃ、後をよろしく!ヤコスさん…」 生き残った兵をまとめ出発した反乱軍たちを見送りながら、ソフィカが尋ねた。 「王女様、帰ってくるの?」 ヤコスは王宮を見つめる。 「勿論だともソフィカ…、必ずやこの王宮にな…」
妄想の部屋 リラがフィレーナに声をかけた。 「…フィレーナ、待ち遠しいわね…」 「さあ、行こう。"命の壷"をこの星の海に戻して フィロセラを復興させなければ」 フィレーナは壷を抱くと、光の中を進む。 空間を通り、元のバラバ室へ戻ってきたフィレーナ達は ドラゴニアタワー内部を走り、外を目指す。 入り口付近、グランブレーンの死体が浮かぶカプセルの横を通って外にでる。 無人になる塔内。 カプセルから赤い球体が浮かび上がるとフィレーナ達の後を追っていった。 フィロセラに戻ってきたフィレーナ達。 地面に降りると、氷船はゆっくりと陸地から離れていく。 「フィレーナ…氷船がっ」 「これでいいんだ…、氷船には帰るところがあるんだ… …ボクたちと同じように…」 王宮の側、海に向かって立つ3人と1匹。 リラが言う。 「フィレーナ…"命の壷"をフィロセラの海へ… あなたの国を復興させて…!」 ネストが言う。 「世界を変えるんだ」 その言葉に、フィレーナが壷を抱き、海へ入ろうとしたその時 物凄いスピードで赤い球体が突っ込んできた。間一髪でよける。 球体は3人と1匹の目の前で浮遊しながら止まると人語を発する。 「オロカナル反逆者ドモヨ… 名モナク消エテモラオウ…」
球体は人の形をとり、海の上に立った。 その姿を見てリラが叫ぶ。 「グ、グランブレーン!死んだ…はずじゃっ」 「死ンダ…?バカナ…」 その反応に、何かに気づいたネストが叫んだ。 「そうか!お前…ドラゴニアタワーのカプセルにいた… 帝国の実験で産み出された、レプリカントだったのか!」 ネストの言葉に、グランブレーンが動揺する。 「レプリカント…何ダ、ソレハ…?」 「ロボットだ!」 その体はまぎれもなく、人型の機械。 それでも人の意識がある為か、事実を認識できないグランブレーンは言う。 「オレハ、ロボットデハナイ! チュウジツナ帝国ノ人間ダ… オマエタチトハ、話ガ合ワン…」 戦闘開始。 仲間たちはフィレーナに"命の壷"を海に沈めるように言った。 「フィレーナ、このバケモノはリラたちにまかせて!」 「バケモノ…?誰ノコトダ…?」 ネストが叫ぶ。 「お前のことだよ、このレプリカントめ!」 「オレハ人間ダ……、ユウシュウナ帝国人民ダ…」
「フィレーナ、早く海に!」 「バケモノの相手は俺たちにまかせろっ!!」 「オレヲバケモノト呼ブナッ…」 何かもう、化け物連呼してこちらが悪者のような錯覚に陥りながらも戦闘終了。 フィレーナは海中に飛び込むと、"命の壷"をフィロセラの海に沈めた。 叫ぶグランブレーン。 「グワアアアッ!体ガ、トケル…、ウガガガッ!」 清められた海水に浸かったグランブレーンは、体を溶かされ海中に沈む。 「終わったのね…」 そう言ったリラの前方の水面に、半解したグランブレーンが浮かび上がる。 「オレ…ニ…命…ヲ… 命…ヲ……」 沈んだ。 水際まで近づくリラ。「終わったのね…」 その隣にネストが立つ。「…違う、今始まったのさ…」 タワー内で出あった、産まれる予定のない命たちを思う。 「新しい"命"たちが、きっと豊かな未来を築いてくれるはずだ…」
ギャッピーが何かに気づいて走り出す。 その先には色違いの犬がいた。 戯れる2匹。その光景を眺める3人。 「ギャッピーったら、もうお友達ができたみたい」 リラがそういうと、ネストがもう1匹の犬を見て疑問を持った。 「オスかな…それともメスかな…」 「女友達に決まってるわ… ギャッピーは女性には全く目がないんだから!ねっフィレーナ」 3人は顔を見合わせ、ギャッピー達の方へ歩き出した。 夕暮れのフィロセラ海岸で、リラと並んで海を眺めるフィレーナ。 その後ろでネストとギャッピー+1が見守る。 「フィレーナ…海を見て何を考えているの?」 「新しいフィロセラを、ボクたちの手で作らないと…」 ネストが動き、フィレーナが後方を振り返ると ヤコスやソフィカ、そして戦いより戻った反乱軍兵士たちが控えていた。 フィレーナの闘いは、今はじまったばかりだった…
月夜の晩。 かつてゼナとウトが沈みゆく王宮を見た丘の上に座り 髪を風になびかせながらフィレーナは月明りに照らされたフィロセラを眺める。 ドラで男として育った日々。バトラーとして闘った試合。 リラやネスト、ミリカとの出会い。ゼナ。 自分が殺した人たち。自分を守って死んでいった人たち。 実験で捻じ曲げられた運命。産まれた命と悲しい命。 ドラを出てから今までを追憶する。 記憶の旅が終わると、フィレーナは立ち上がった。 ヤコス達に見守られ、王座に座るフィレーナ。 王妃の席に座らせてもらい、はしゃぐリラ。 そして並んで、ソフィカが完成させた父王の肖像画を眺めた。 お披露目の日。 逃げだすフィレーナと後を追うリラ。 結局捕まり、引きずられて部屋に戻される。 フィレーナに王女の正装をさせてリラは大満足である。 王宮の前では、ネストや兵士たち、ヤコス祖父孫、犬2匹に 祝いにかけつけてくれたアマネラと赤ん坊が王女の登場を待っている。 バルコニーから姿を見せるフィレーナとリラ。 皆の視線を一度にうけ、真っ赤になったフィレーナは逃げた。 いつもの男の服装に戻って。凄い勢いで追うリラ。 フィレーナの闘いは、はじまったばかりだった…
1レスで終わるまとめ デビス帝国が他の国を潰して大陸を支配しました。 生き残ったフィロセラの王女フィレーナは男として育てられ、バトラーになりました。 仕組まれた試合で師を殺してしまい、代わりに自分の素性を知らされました。 情報を集めていたら、機密に触れて指名手配されてしまったので 仲間と4人で逃亡し、気がついたら奥さんと2人旅になってました。 地道に旅を続け、たまに人を助け、集落では犬をゲットです。 旅の間、帝国の黒い人が入れ替わりたちかわり番号を変えて 絶え間なく襲ってくるので、来たもの順にボコります。 師の遺言どおり、帝国の首都で王家の剣をゲット。 剣を故郷の海にかざすと、海中から実家(王宮)が出てきましたよ。 6つある灯台を直している間に、仲間の1人と再会です。 帝国では絵にも描けないようなひどい人体実験しているそうです。 許せないのでとりあえず帝国の偉い人を倒しました。ついでに神殿は崩壊しました。 全ての灯台が直ると、氷の神さまが船をくれました。 船で敵の本拠地へ行き、最後に残ってる黒い人をぬっころしました。 幻覚とか見せられましたが勝利。最重要アイテムの"壷"ゲット。 これを海中に沈めると、世界は救われるそうです。 海に入ろうとすると、また黒い人がロボットになって邪魔します。 全員で悪口を言って精神ダメージを与えたところで壷を海に放り込みました。 ロボットは綺麗な海水に溶けました。 生き残った人たちがお城に集まってきています。 帝国も消滅したし、もうクレチアだの帝国人民だの言わせません。 フィレーナはこれからが大忙しなのでした。終。
二重投稿スマソ。これで終りです。 長々と読んでいただきありがとうございました。 ついでに原作読んでないので知らないのですが リラそっくりのフローラ様って位の高い人だったんでしょうかね。
皆さん乙です
フィレーナの人乙 昔、雑誌で概要だけ読んで気になってたんだが、名前が分からず、今まで探せなかった それを今ココで読めて嬉しいよ
フィレーナの人乙です。面白かったよ。 それはそうと、クーロンズゲートの人はもう続き書かないのかな。 もし、暇が取れたら書いてくれると嬉しい。楽しみにしてたので。
すいません、ペーパーマリオの予約を入れても良いでしょうか? 貼るのは少し先だと思いますが。
フィレーナの人乙です。 レスに触発されてフィレーナをプレイし始めましたが、 なかなか面白いですね。 「人種差別と戦いながらも、国の復興をめざして男装して 旅を続ける姫」とか書くと重くてシリアスな話のようですが、 リラの天心真爛で能天気なところと、バラバたちのどこか抜けた行動が 何か微妙にバカゲーっぽい味付けをしてると思いました。 わんこ好きな自分もギャッピー萌え。
フィレーナの人乙 最近レンタルビデオショップにいったら、永遠のフィレーナが あって驚いた。
5.帰って来た火星編 その1 始まりの地、火星へと呼び戻された主人公。アジム&ゲランを倒した際に消失していたJクリスタル(木星編参照) が火星にあることが判明したので(当然のことながらダイモンが原因です)それをMARZ総力で奪還するとのこと。 火星圏全域でドンパチが起こっていますがD.N.A、R.N.A、や国際戦闘公司までもがダイモンに協力しており、 MARZは現在劣勢に置かれています。 「貴官の力がどうしても必要だ」 その一言で奮い立った主人公、名無しの僚機と共に拠点を防衛したり、逆に敵拠点を破壊したり、 地雷原を疾駆したりと大活躍。 「ダイモンはVクリスタルを制御するオーバーテクノロジーを持っている。 D.N.A、R.N.A、国際戦闘公司はその魅力に目がくらんでしまったのだろう。 荒廃した火星復興を名目に、理念なき利益追求に奔走する企業国家。 今や、我々の戦いは改革攻勢と言ってもよい。」 現状を憂う司令部&ガンガン進む主人公。Jクリスタルまであと少しという所で、 「心せよ!貴官の前方には『SHBVD』が立ちはだかっている!」との通信が。 SHBVD(Special Heavy Battle Virtualoid Division)と言えば、VR『ライデン』のみで編成された、 VR乗りで知らないものはいない(たぶん)と言われる超エリート大隊。 ダイモンもいよいよ本腰を入れて来たようです。 場面はSHBVD側へ…。2機の特殊塗装されたライデンが走っているシーン。 「…いいんですか、ギル少尉?この話(ダイモンの)に乗っちゃって… せめてサルペン大尉に相談してからの方が」少年風の声。 「言うな、レドン!」渋いおっさん声が答えます。「現場の迅速な判断が明暗を分ける。今はそういう時だ。 …それに、なんと言ってもダイモンの話は儲かる。」 「相手はMARZですよ!?」びびり声のレドン軍曹を叱咤するギル少尉 「MARZとて人の子、俺たちは『SHBVD』だ。やってやれないことはない。」 主人公(と僚機)、SHBVDのザコライデンを倒し、ギル機&レドン機のコンビと対峙します。 彼らの『ライデン』は双肩部に強力なレーザーを持つ重戦闘VR。ギル機、レドン機はそれをハイカスタムし ライデンの弱点である機動力を改善されている強敵です。 ですがもはや主人公はMARZのスーパーエースと言って差し支えない男。2機を撃破しました。
5.帰って来た火星編 その2 超エリート大隊SHVBDを倒した喜びも束の間、「きーさーまー!分かっているのかー!?」 そ、その声は…地球で袂を分かったはずのハッター軍曹!なぜ今頃…? 「火星なんて企業国家や戦争屋がダイモンとつるんで牛耳っている以上、なーんにも変わる訳は ないっっ!! だから俺は決心した。…かき回す…なにもかも かき回す、かき回す、かーきーまーわーすー! …もちろん、俺一人の力などたかが知れている。だが、それとても 貴 様 を 粉 砕 す る !! ぞ っ !!」 えーと…暑さでおかしくなっちゃったんでしょうか軍曹。何故か機体も強そうな赤色に変わってます。 真実を見極めると言っていた過去の彼は見る影もありません。 「カモーン!」主人公に牙をむくハッター軍曹。倒れると「立てっ!」「立て立てたてぇー!」 しばしの殴り合いの末…勝ったのは主人公(負けることも出来ます)。ハッター軍曹、 ダイモンフラグメント(木星編参照)を主人公に手渡し、「友よ…強く、なったな…」その場にダウン。 ハッター軍曹との戦闘後、司令部 「ハッター軍曹の造反は不可解だ。…荒ぶる魂を止める手だては無い、ということか…」 あらぶるたましいをとめるてだてはないということか(リピート)。そんな結論でいいんかい司令部。 とにかく、当初の目的であるJクリスタルのある場所に到達しました。 「待っていたよ、負け犬くん」何だか子供のような挑発をするダイモン声。 捕縛されているJクリスタル。4体の浮遊機動要塞『ミルトン』を倒し、Jクリスタルを解放する主人公。 目的は果たされました。めでたしめでたし…と思ったところへダイモンの声が。 「我らはダイモン。姿無きダイモン。知性の末裔。あるいは、過去の亡霊。以下略」 政治家の街頭演説さながらの持論を延々と披露します。 戦いはまだ、終わりません。 つづく
マーズの人、待ってました!続きが待ち遠しいっす
ありがとうございます。励みになります。 残り二回の予定です。
リリっぽい…
PCエンジンの「てきぱきワーキン・ラブ」と、メガCDの「ゆみみみっくす」をお願いします。
その3暗号編 その2>ノブを回すも鍵がかかっていたため、小林さんのマスターキーを使い部屋に入る。 部屋を調べるのをためらう小林さんをよそに、透は田中の部屋へと入って行った。 すると足元に丸められたメモ用紙を透は見つける。その紙を拾おうとして透は気付いた。 血が付着している。血に触れないように透はその紙を広げてみた。中には… 宝はシュプールの中ににある。 1と3の間、 冥土へと向かう道の途中。 負け犬は去れ。 車井戸がきしるから、 あの泥棒がうらやましい。 あなたに似た人より早く、 たからのありかを探りだせ。 と、書かれていた。文章も気になるし、血も気になる。まずは田中の部屋を調べてみるも 田中の姿は見えない。この血は田中のものなら…とにかく、一度談話室へと戻る一同。 そして、談話室で透はあの謎の文章が書かれた紙を全員に見せた。 田中がこれを残して失踪したこと…血がついていること…これらから宝をめぐって田中は何かに 巻き込まれたと考えるのが妥当だと透は言った。 あれこれ推測してみるが、よく分からない。業を煮やした俊夫さんが、とにかくこの文章を解けば 分かるはずだと言い、メモを見る。『1と3の間、』は当然2である。二階のことか?と俊夫さんが口にすると それを聞くなり、香山さんはがばっと立ち上がり、春子さんとともに二階へと駆け抜けていった。 そして、他の各自も二階を探すも何も見つからない。 『冥土へと向かう道の途中。』…冥土は地獄のようなもの、つまり地下室では?と美樹本さんが言うと それを聞くなり、香山さんが飛び出し、春子さんとともに地下室へと向かった。が、当然見つからない。 メモと睨めっこしながら、推理する一同。 シュプールはペンション名でなく、スキー場のことでは? 『あなたに似た人』は鏡に写った自分、つまり鏡の裏では? この言葉には意味がなくアナグラムなどでは? 「むむむ…」「うーん…」「???」「☆*♂♀?」悩む一同。 そして「分かった!!」透は叫んだ。宝は…
その4暗号編 宝は談話室にある。そう透は明言した。 すると、あるものは血まなこで辺りを見回し、あるものは半信半疑の様子だ。 談話室のどこにあるのか?小林さんがそう聞くと、透は答えた。 「頭の上です」全員で天井を見上げる。だが、透は別のところをみていた。 透は頭上の鳩時計を見つめた。鳩が飛び出す扉を開き、中をのぞくとそこには小さな袋があった。 透はそれを取り出し、中身を確かめる。赤や緑の宝石が光り輝いていた。宝石に混じって小さな紙もある。 真理がそれを取り読み出す。『おめでとう。謎を解いたようだな。宝は君のものだ』 透はまさか本当に宝が手に入るなどとは、思ってなくとても驚いた。 香山さんが分け前を得ようとするも、春子さんに叱られてしまった。 謎をどうやって解いたのか?真理が透にたずねる。 実はあの文章を縦読みしただけだった。ただし二文字目であるが。 は、と、土、け、井…鳩時計の中、となるのだ。真理は透を褒めた。 すると、またしても香山さんが知り合いの宝石屋に売ってやるから預けないか、と言い出す。 金でもせしめようとでもする気なのか、香山さんは驚くことを言い出す ので呆れる透たち。 まったくとてつもない商魂の持ち主だ。 「きっとそう言うと思いましたよ…」真理が突然話し出す。 「これを売ることは出来ません」 少しおおげさに真理は言った。 「どうせ偽者なんだろう?」と透は真理に聞く。 間をあけて真理は答えた。「あの手紙には最後こう付け加えてあるのよ」 『追伸ただしこれは全部ただのガラス玉です。総額三百五十円也。あしからず…小林二郎』 「小林さん!?」驚く一同。まさか小林さんの仕業とは誰も考えていなかったようだ。 実はちょっとした余興のつもりだったらしい。偽者だと分かって香山さんは大喜びをする。 小林さんは暗号みたいのを作るのが好きで、他にも色々作っているらしい。 田中は小林さんの親友で、小林さんの部屋に隠れているようだ。 小林さんを呼んでくると言って、部屋へと走っていった。皆で談笑していると小林さんが 慌てて戻ってきた。すごく青ざめている。「…死んでいる…死んでるんだ!」小林さんがそう言うと 皆息を呑んだ。「…またまた、小林さんたら」冗談かと思ったが、バラバラで死んでいるんだ、と 小林さんが叫ぶ。バラバラ…? これが恐ろしい悪夢の始まりだった… 完
6 太陽系行脚編 ダイモンの真の目的…それは、彼らがC.I.Sにもつ『事象崩壊要塞』の起動。 実空間に存在する全ての事象を崩壊させるこの恐るべき兵器を止めるには、ダイモンフラグメントを7つ集め それを逆探知し、事象崩壊要塞の場所を特定・突入するしかないといいます。 ダイモンフラグメントを保持している機動要塞を、太陽系の様々な場所で見つけ、倒さなければならないのだ! …主人公ひとりで。 「こんにちは!」今までの無骨な男の声からうってかわって、戦地におよそふさわしくない 萌え萌えなおにゃのこの声が司令部から送られます。 「作戦が新段階に以降したことに伴い、司令部のオペレーターは私が(アセアセ) …えっと、貴官配属のスタッフが配置されることになりました。私…がんばりますので…どうかよろしくおねがいします!」 俄然元気がでる主人公。 地球、月、火星、木星のエリアから、ダイモンフラグメントがあると思われる地域を選択し、 各地域の最後のボスを倒すことでダイモンフラグメントが手に入ります(それを延々と繰り返します)。 ときにはハッター軍曹、薔薇の三姉妹、ギル&レドンが邪魔をしにくることがありますがストーリーとはほぼ関係ありません。 「ご苦労様!」「どうかご無事で!」「お務め、ご苦労様です!」オペ子たんがいろいろ励ましてくれます。癒し系。 戦闘の合間にオペ子たんはダイモンの出自について語ってくれます。かなり長いです。まとめると 「ダイモン…それは遥かな昔、ムーンゲート(月編参照)を作った生命体の残留思念が、 現代のデジタルベースに浸食してきたもの。 電脳社会のアキレス圏であるデジタル情報網を掌握し、そこに無いはずの戦いを創出し、人類に目先の利益をちらつかせ あるべき平和をかき乱しているんです。 ダイモン駆逐と平和のため、心ある人々は時空因果律制御機構タングラムを開発 …その一員に、リリン・プラジナーもいました。 タングラムの力を使えばダイモン消滅は果たされます。しかしダイモンの力は強大で、 タングラムはC.I.Sに逃げ込んでしまいました。 現在起こっている火星の紛争や地球圏のオラトリオ・タングラム戦役はすべてダイモンの手によるものです。以上」 (タングラム、C.I.S、オラトリオ・タングラムについては用語解説参照) 7つのダイモンフラグメントを集めた主人公。いよいよ、事象崩壊要塞へと突入します。 つづく
駄目だ、マーズ面白すぎ
>>413 より続き。
【第三話 逆転のレシピ】
事件発生日時:12月3日午後2時頃(目撃証言により断定)
現場:フレンチレストラン「吐麗美庵(とれびあん)」
被害者:岡 高夫(オカ タカオ)28歳、プログラマー。プログラミング技術は非常に優秀だったようだが…。
死因:毒殺。レストランで口にしたコーヒーに青酸カリが盛られていたことが確認されている。
容疑者:須々木(スズキ)マコ 23歳。吐麗美庵ウェイトレス。〔2-1〕の事件の後、警官を辞めて再就職していた。
1月6日、正月明けの成歩堂法律事務所にイトノコ刑事が怒鳴り込んできた。
元部下の須々木マコが、成歩堂の弁護失敗によって有罪判決を受けたと言う。だがそんな事件を扱った記憶はない。
あの後警察を辞め、レストランのウェイトレスを勤めていた彼女は、客を毒殺したことにされている。
彼女は「被害者を毒殺したのは同席していた男だ」と主張したが、他の誰も「男」など見ていないとの証言。
裁判では「成歩堂弁護士」を名乗る男が出廷、あまりに杜撰な弁護で有罪判決を取られたという。
成歩堂の偽者が出たというのか?放っておくこともできず、成歩堂は事件の再調査を始めた。
レストラン「吐麗美庵」のオーナーシェフ、本土坊薫(ホンドボウ カオル)は、マコを気遣いながらも
状況的に、コーヒーに毒を盛れた者が彼女しか居ないこと、彼女の言う「男」を見ていないことを話す。
だが、本土坊の背景には怪しい点が多い。イトノコ刑事によれば、彼は多額の借金を抱えているらしい。
そして、レストランの常連客、五十嵐将兵(イガラシ ショウヘイ)は、本土坊に窃盗の前科があると語る。
被害者は、事件直前に5000万の宝くじを当てていた。大金が動くとなると、本土坊が怪しく思えてくる。
だが本土坊は、成歩堂に追求され、間違って外れた方のくじを盗んでしまったと明かした。
どうにも謎の多いこの事件、はたして一度出てしまった有罪判決を覆せるのか?
1月7日、「前回の法廷は偽者による弁護士不在の裁判だった」との主張が通り、マコの再審が始まった。
マコに気があるらしいイトノコ刑事は、弁護側への協力を約束してくれるが、いざ審理が始まると
ゴドー検事に言われるまま、次々と有罪の証拠を提示する羽目に。さすがに一度有罪判決の出た事件だけ
あって、証拠の数は半端ではない。
現場で気絶していたマコの服から、毒薬の小瓶と、くだんの5000万当たりくじが発見されたとの事実が明かされ
マコの立場は絶望的であるかに見えた。
だが、続いて証人席に立った五十嵐の「当日、事件を目撃した」証言に、成歩堂は鋭く切り込む。
五十嵐がウェイトレスの制服フェチであることを知っていた成歩堂は
「証言は服装のことばかりです。証人は制服に目を奪われて、ウェイトレスの顔も確認してないのでは」と指摘。
怒った五十嵐は、さらに当日の状況を詳しく述べるが、なぜかその証言は、先に出たたくさんの証拠と矛盾しまくる。
「彼の証言はめちゃくちゃです!証拠能力はまったくありません!」
相次ぐ矛盾に、裁判長も成歩堂の意見を認め、五十嵐は泣きながら退廷させられた。
唯一の証人が論破されたことで、被告人の容疑は薄まり、審理の延長と再調査が決定する。
1月7日午後、成歩堂は事件捜査を再開。本土坊の身辺調査から成歩堂がたどり着いたのは、闇金融「カリヨーゼ」。 髪型だけは成歩堂そっくりの巨漢、芝九蔵虎ノ助(シバクゾウ トラノスケ)通称「ナニワのゼニトラ」が経営する悪徳金融だ。 名前どおり凶暴なゼニトラは、恫喝するばかりでまともに話を聞いてくれないが 「うらみちゃん」と呼んでいる、秘書の女の子にはなぜか低姿勢である。 一方、被害者の岡にについて、彼の勤め先であるソフトメーカー「バグダス」を訪れた成歩堂は 岡がギャンブル狂であること、そのためにカリヨーゼから借金をしていたと知る。 彼は膨れ上がった借金の返済として、新種のコンピュータウイルスを売る予定だったらしい。 全ての鍵はカリヨーゼにある。調査を進めた成歩堂は、うらみちゃんのフルネームが「鹿羽(シカバネ)うらみ」、 暴力団「鹿羽組」組長の孫娘であると知った。 ゼニトラは去年、うらみの車と衝突事故を起こし、その時にうらみは大怪我をした。 鹿羽組はこの事件の落とし前として、ゼニトラに1億円もの治療費を要求していたことが明らかになる。 このときに、ゼニトラに一目惚れしたうらみはカリヨーゼの押しかけ秘書を勤めていたのだが ゼニトラの方は実のところ、うらみをうっとうしい女としか見ていない。 二人のいびつな関係を成歩堂に看破されたうらみは、彼女自身の事故にまつわる診断書を成歩堂に渡してくれた。 危険な証拠が成歩堂の手に渡ったと知ったゼニトラは、借金を盾に本土坊を操り、診断書の奪回を図るが イトノコ刑事の援護によって、診断書は守り抜かれた。明日の法廷が決戦場になると成歩堂は確信する。 1月8日、第二回法廷。証人席に立つのは本土坊。ゼニトラの息が掛かっているのは間違いない。 案の定「当日、店内には大きな鏡が置かれていた」との証言。五十嵐は鏡越しに被害者を見たのだ、と 前日の証言の矛盾を取り繕う。だが成歩堂はこれを論破。本土坊が事件に直接関わっていること そして、その黒幕が彼に金を貸しているゼニトラであると告発する。 「事件は“2度”起こった!真犯人は被害者を毒殺した後、自らが被害者に扮して 事件後に入店した五十嵐さんの前で『ウェイトレスに毒殺された被害者』を演じた。 だから、証拠品と五十嵐さんの証言に微妙な食い違いがいくつも存在したのです!」 この唐突な告白にゴドー検事は「30分でゼニトラを連行してくる」と宣言。一時休廷となった。 休憩中、成歩堂はイトノコ刑事に、吐麗美庵キッチンで見つけた小瓶を託す。 なぜかキッチンで見つかった、被害者の使っていた薬瓶。その指紋鑑定がまだ終わっていなかったのだ。 30分後、、本当にゼニトラが連行されてきた。重要な商談に行くところを無理やり連行されたと怒り狂うゼニトラは 事件も被害者も知らぬと語るが、成歩堂はゼニトラが当日、吐麗美庵を訪れたこと、そして彼の動機を解き明かす。 「あなたは鹿羽組とのトラブルで、1億円が必要だった。だから、借金のカタに、被害者にウイルスを作らせ それを闇ルートで高く売るつもりだった。だが、直前で被害者が宝くじを当ててしまい、現金返済が可能になった。 しかしそれでは目標金額に足りない。ウイルスソフトを奪うため、貴方は被害者を毒殺したんだ!」 ……だが、ここで成歩堂の追求が止まる。「ゼニトラが被害者に毒を持った」それを立証する証拠品が無いのだ。 裁判長は、マコに罪をなすり付けるため、偽弁護士として法廷に立ったゼニトラの顔を覚えていたが 「あやふやな記憶だけを頼りに罪を問うことはできない」と宣言。追い詰められていたゼニトラは立ち直ってしまう。 絶体絶命のピンチに、イトノコが駆けつけた。先ほど託した薬瓶から、ゼニトラの指紋が検出されたとの報告。 しかし、ゼニトラが被害者とあったと認めている以上、これも殺人の証拠にはならない。だが、成歩堂はひらめいた。 (偽の弁護士、偽の事件……ニセモノづくしの事件の幕引きには、偽の証拠品がふさわしい!) 「証人、この瓶は青酸カリの入っていた瓶です。この瓶からあなたの指紋が見つかりました!」 「ガハハ、見え見えの嘘つくなや!毒が入ってた瓶は茶色いガラス瓶やでぇ!」 瞬間、法廷が凍りつく。「証人…無関係のあなたがなぜそれを知ってるんですか?」 ゼニトラは罠に見事はまった。彼が知るはずの無い事件の情報を自ら口にしてしまったのだ。 無念の咆哮をあげてゼニトラは気絶。マコは晴れて無罪判決を受けた。 「結局、イトノコ先輩は役に立たなかった」と憤慨するマコだが、彼がずっとマコの身を案じていたことを知り イトノコの差し入れてくれた山盛りウインナー弁当を嬉し泣きしながら頬張ったのであった。
逆転裁判3の人乙です
まとめリストなんだが 「フェイスパラドックス」ではなく「フェイズパラドックス」ね あとエースコンバット1もリスト入ってたけど、あれってストーリー皆無だぞ(笑
7 C.I.S突入編 「ゲートオブタングラムが開かれました!いよいよです!」 いつになく強い口調のオペ子たん。 「MARZの真の目的は、タングラムの奪回。 それは、自らの運命を自らの手に取り戻すこと。そのために、私、リリン・プラジナーはMARZを設立いたしました」 そう、オペ子たんは実はMARZ最高司令リリン・プラジナーだったのです!な、なんだってー(棒読み) 「さぁ、真のMARZよ」主人公をそう呼び、「最後の決戦に臨みなさい!」 C.I.Sにある事象崩壊要塞に突入した主人公。 優しげな女性の声が聞こえます。 「ようこそ。私は…囚われのタングラム。ああ…早く来て…私の中に…!」 微妙にエロチックな感じがしますが気のせいでしょう。 出てくる巨大スイカや巨大アナルボールを倒し、突き進む主人公。 進んで行くと、タングラムたんからの言葉が。 「私はここに囚われて…事象崩壊要塞と一体化しているのです。 私は貴方に助けを求めながら、貴方を攻撃している…一体、どうすれば…(シクシク)」 一刻も早く助けなければ! 最終防衛ラインで、『八超拠点防衛要塞ストラトス』との連戦を強いられます。 全方位レーザーを放つストラトスの猛攻に屈してしまいそうな、その時… 「アイ・シャル・リターン!(I shall return!)」あのハッター軍曹が現れました! どうやってここへ…というツッコミは、もはや無粋でしょう。 「このハッター、一命を救われた恩義は忘れない。助太刀させてもらう!」 「ファイットォォォォォォーーーーー!」二人の友情パワーでストラトス撃破に成功します。 戦いが終わり「さあ友よ、行ってくれ。ここから先はそちらが主役だ。」(えっ…じゃあ今までは?) 「何としてでも勝利を掴め!…そして、自分だけのSomething Wonderful…!を見つけてくれ。 …畜生、眩しいぜ!」そう言ってハッター軍曹はクールに去りました。とにかくありがとう軍曹。 ついにタングラムのいる空間へと辿り着きました。最終決戦です。 タングラムは複数のクリスタルによって拘束されています。悲鳴がまたいちいちエロチックな感じがしますが 何せタングラムの外見は巨大な目玉のような機械なんで心中複雑です。 全てのクリスタルを破壊し、ダイモンの手からタングラムを解き放った主人公…
エピローグ 「今、運命が解き放たれました。 私、タングラムという名の運命が、あなたの力によって解き放たれたのです。 (中略) ダイモンは、人類が抗うにはあまりにも強力な存在です。 でも、すべてを超越し、嘲笑うかのような彼らでも、自らの運命に逆らうことは出来ません。 あなたが私を手にすれば、彼らとてあなたに手出しは出来ません。 それこそ、運命を手にする意志なのです。 Something wonderful !! (中略) 私はタングラム。あなたの、あなた自身の、あなた方すべての、それぞれの真実。」 実世界の宇宙。 タングラムと一体化(?)した主人公らしきものが浮遊しています。 それが火星を飛び回ると、 荒廃している火星は緑と水の美しい惑星へと生まれ変わりましたとさ。 めでたし、めでたし おわり
とりあえず終わりです。後半、どうしても説明文が多くなってしまって読みづらかったと思われますが ご容赦を。 書いてみてつくづく、ハッター軍曹居ないとしょーもないゲームだな('・ω・`)
乙、面白かった。 この終わり方じゃ続編は難しそう。
岩下:3話 十数年前、主人公たちの学校に清水智子という女子生徒がいた。 美術部に在籍していた清水は物静かで、何より絵を描くことが大好きだった。 当時、彼女はコンクールに向けて自画像の作製に心血を注いでいたが・・・ 自画像を完成できずに清水智子は殺された。死因は絞殺だったらしい。 通り魔の仕業として警察が捜査したが結局犯人はわからず仕舞いであった。 彼女の死後、作製半ばの自画像は遺族の願いもあり美術室へと展示された。 しかし、しばらく後、遺作となった絵に何者かが手を加えていると噂がたった。 確かに絵を見ると、日毎に絵が微妙に変化している。まるで完成へ近づくかのように。 気になった美術部員の一人が夜通し美術室の絵を見張っていると、 なんと、夜中の美術室に死んだはずの清水智子が出現し絵を描き始めたのだ。 気味悪いものを感じた部員たちは飾ってあった絵を取り外し、 部室の隅に置かれた絵の束の一つとして保管することとなった。 が、皆が帰宅し、翌日部室を訪れると絵は元通りに飾り直してある。 今まで通り、ほんの少しの修正が加えられながら・・・ 誰もが、清水智子の霊がやったものだと考えた。 困った部員たちは絵を彼女の家族へと渡したり、 あるいは住職を呼んで供養してもらったりした。 しかし、全く効果は無く、日が経つと絵は元通り部室へと帰ってくるのだ。 とうとう諦めた部員たちは絵をそのまま放置することにした。 とりたてて実害も無く、絵が完成すれば成仏するだろうと考えてのことだった。 ほどなくして絵は完成した。 そして、完成した直後に今度は絵が部室から消失してしまったのだ。 捜索の結果、間も無く絵は発見された。 発見場所は清水智子の死体が発見された正にその場所だったという。 以降、清水智子の自画像は見る者によってその表情が変わって見えるという。 物静かな彼女らしい微笑を浮かべる表情であったり、 そして、おそらくは殺された瞬間であろう苦悶の表情であったり。 眼は飛び出し、顔は歪み、口からは血を滴らせ、 その無残かつ恐ろしい表情を見てしまった者は自ら首を絞めて死んでしまうらしい。 清水智子の怨念か、あるいは寂しがる彼女が仲間が欲しいと呼ぶのか、 原因は今もなおわからないままだ。絵は人目につかぬように部室に保管されているらしい。 ・・・話が終わり、岩下の提案で美術室へ移動する一同。 話に聞いた清水智子の自画像をその目で確かめようというのだ。 気が進まぬも同行する主人公。 美術室の扉が開けられ、岩下の手で問題の絵が運ばれる。 果てして主人公が見る清水智子の表情は・・・ (大抵の場合、主人公の見る表情は”死相”となります。 その場合も何かとカンに障る物言いをする岩下さんですが。 この話の後、新堂を語り手に指名すると隠しシナリオが始まります。 その場合、清水智子を殺した犯人、自画像の謎が明かされます)
>>457 怖い話の人、いつも乙です
できれば新堂の詳細をお願いします。
たしか、絵の具をはがすと何かの絵が出て来るんでしたっけ?
>>458 隠しシナリオについては基本の42話を書き終えた後で
どうしようか考えるつもりですが、概要だけ。
・清水智子は孤独だった(幼い頃の新堂にとっては近所のお姉さん)
→絵に描いた人物(男)を実体化させた(具体的な方法は不明)
・やがて実体化した男は彼女の手を離れ暴走し始める
→清水は男を封じ込めようと元絵に自画像を上描きし始める
・自画像の完成前に男が清水を殺害する
→何とか男を封じ込めようと清水は霊となり自画像を完成させる
・自画像完成後の呪い、及び犠牲者は封印された男の仕業?
主人公たちは清水智子の自画像から下地となった男の絵を発見する。
主人公、新堂たちが見る中で男(の絵)はだんだんと消えてゆく。
・・・呪いは解けたのか?
PCゲームだけど「ガラージュ」キボンヌ
461 :
458 :2005/07/08(金) 01:29:45 ID:fbD/HD4e
>>459 ありがとうございました。
続きを楽しみにしております
バーチャロンの人、恐い人、乙です
『キラー7』お願いします
464 :
黄金の太陽 :2005/07/08(金) 10:41:48 ID:iSnmm5EG
まとめてたら思いの外長くなってしまったので簡単な粗筋だけ先に投下します。後で細かく書いたやつも落としにくるのでその時は場所をお借りします。 いきなり嵐が来ました。主人公の父親と親友ガルシアとその親が川に流されて死にました。 それから3年経ったときいきなりガルシアと顔色悪い人たちとアレクスって人が出てきて妹と学者をさらっていきました。 おまけになんか封印された錬金術を復活させようとしてるっぽいです。それはまずいので幼なじみと一緒に追い掛けます。 一つ目の灯台で追い付きましたが逃げられてしまいます。 また追い掛けて二つ目の灯台では顔色悪い人たちと戦ってぬっ殺しました。ガルシアは海に落ちた神の子を追って海にダイブしました。 しょうがないので探しに行くために船をもらって海に出ました。 〜開かれし封印ここまで〜
465 :
黄金の太陽 :2005/07/08(金) 10:44:48 ID:iSnmm5EG
〜失われし時代ここから〜 なんとか助かったガルシアは灯台をともす旅を始めました。行き場がない妹と神の子と学者も一緒です。 前作の顔色悪い人たちの仲間が出てきて怒っています。怖かったので先を急ぎます。 途中で仲間にしたピカードの故郷レムリアに行くと衝撃の事実が明らかになりました。 なんと灯台を灯さないと世界が滅ぶというのです。こりゃ大変。 囚われた親を助けるためにもガルシアは灯台に向かいます。するとそこで前作の主人公たちと会いました。色々あって合流し最後の灯台へ。 そこの頂上では神様が待っていました。色々あって神様の呼び出した敵と戦うことになりました。ボコボコにしてからそれが操られた親たちだということに気が付きました。 でももうやっちゃったもんはしょうがないので灯台に火を灯します。すると親たちは生き返りました。世界も救われたのでみんなは帰りました。 錬金術を手に入れようとしていたアレクスは神様に謀られて死にました。終わり。
黄金の太陽の人乙です。 細かく書いたやつも楽しみにしております。
467 :
黄金の太陽 :2005/07/09(土) 01:39:05 ID:fEbntqYY
黄金の太陽投下させていただきます。 なおこの作品は「開かれし封印」と「失われし時代」の2作に分かれてはいますが、2作で1つのストーリーですので、 リクエストされたのは失われし時代のみですが開かれし封印のほうから書かせていただきました。 失われし時代のストーリーを語るにあたって開かれし封印での伏線が重要になってきますので、この点についてはご了承下さい。 「起きるのよ、ロビン」 ある夜ロビンは母キニーの声に目を覚ました。外からは激しい嵐の音が聞こえてくる。 キニーは急いで支度をするよう促しレインコートを渡すと、ロビンに一人で村の広場に避難するように言う。 途中親友で村長の孫のジェラルドを加え、落石で閉ざされていない道を選びながら広場に向かう途中、 これまた二人の親友ガルシアが増水した川に落ち、辛うじてとどまっているのを発見する。 ロビンの父ドリー、ガルシアの父母が救助を試みるが届かない。 そこでキニーはガルシアの妹ジャスミンと一緒に二人に助けを呼んでくるように頼む。助けを連れて駆け戻った三人。 ガルシアを助けようとしたその瞬間、彼の真上に大岩が落下した。ガルシア、そして運悪くそこにいたドリー、 ガルシアの父母も川に飲み込まれてしまった。愕然とするジャスミン、キニー、ジェラルド。 ロビンは再び助けを呼びに広場へと急ぐが、途中、怪しげな男女が密談をしているのを聞いてしまう。 ソル神殿、スイッチの罠、錬金術といった不審すぎる単語にこっそりとその場を通り過ぎようとするロビン。 だが、追い付いてきたジェラルドの声で気付かれてしまい、襲い掛かられる。 応戦する二人だったがその二人の圧倒的な強さにあっと言う間に倒され、そのまま意識を失う。
468 :
黄金の太陽 :2005/07/09(土) 01:39:47 ID:fEbntqYY
あの悪夢のような嵐の夜から三年後、ロビンとジェラルドはエナジーの修業に力を入れていた。 あの夜のことがあってエナジーを鍛えているの?と問うジャスミン。 ジェラルドは「あの夜、オレたちは助けを呼びに行ったはずなのに倒れていたんだろ!?」と口走った。 そんな彼にジャスミンはいつも通りの自分を演じてみせる。 その言葉の端々からはまだ3年前のことを引きずっていることはバレバレなのだが。 キニーもまたロビンに同じようなことを告げていた。「私にはロビンがいるから」そう言いながらもやはりどこか寂しげだ。 三人は、最近村に錬金術の研究のため引っ越してきた学者・スクレータに錬金術について習っていた。 錬金術の大元霊峰アルファ山に向かうという三人にキニーはしぶしぶ了解する。 3人が宿屋に立ち寄ると旅人だという男が泊まっていた。仮面をつけ明らかに怪しい男だがロビンが話し掛けても取り合おうとしない。 その場は諦めてスクレータの家に向かう途中怪しげな男女に出くわす。彼らはスクレータに会っていたようだ。 3人を前にこそこそと会話を交わしたあと3人をあっけなく通す。 (この会話の中で男の名がサテュロス、女の名がメナーディということが判明します) スクレータの元へ行くと彼は独り言を呟きながら考え込んでいた。話を聞くと先程の二人から エレメンタルや錬金術について気になることを聞いたらしい。 彼らはスクレータにアルファ山にあるソル神殿の内部を詳細に語って聞かせたそうで、それにスクレータは興味を持つ。 ソル神殿の中に入ることは禁じられているが、やけにいきいきとするスクレータに仕方なく3人は同行することになる。 こっそり神殿に忍び込み先へ進む4人。スクレータでは見つけることのできなかった隠し通路をエナジーで切り開き、 やけに厳重で複雑な仕掛けを解除すると光が舞う神秘的な場所に出た。 四方に設置された宝玉に目の色を変えるスクレータ。彼の話によるとあれはエレメンタルスターと呼ばれるもので 錬金術を研究するものにとって憧れの品らしい。足腰の弱いスクレータ、女の子だからという理由で 行きたがらないジャスミンを残し2人はエレメンタルスターを取りにいく。 3つめのエレメンタルスターを取ったとき、2人は人の気配に気付いた。
469 :
黄金の太陽 :2005/07/09(土) 01:40:44 ID:fEbntqYY
ふと残した二人のほうに目をやると、そこにはサテュロスとメナーディ、宿屋にいた仮面の男がスクレータとジャスミンを 囲むようにして立っていた。2人を返してほしければエレメンタルスターを渡せと言うサテュロス。 これを渡したら2人を解放する証拠はあるのかと言うジェラルドに、仮面の男はその仮面を外してみせる。 そこから現れたのは3年前濁流に飲まれて死んだはずの、ジャスミンの兄ガルシアだった。 混乱するジャスミン。まだエレメンタルスターを渡すことを渋るロビンの手からそれをひったくるとジェラルドは一歩進み出る。 するとそこに青く長い髪をした優男風の男が瞬間移動してきた。彼アレクスはエレメンタルスターを受け取ると 残りの一つ、マーズのエレメンタルスターを取ってくるように穏やかなしかし有無を言わせぬ物言いで告げる。 2人のためなら、とマーズスターを得たロビン。その時足元が大きく揺れた。うろたえるサテュロス達。 部屋の中央には岩に一つ目を付けたような謎の浮遊物体が出現し、なにやらエナジーを使いサテュロス達を牽制した。 その力の強大さに彼らはひとまずマーズスターを諦めその場を後にする。ジャスミンとスクレータを人質にしたまま。 やがて揺れはおさまり、ロビンとジェラルドは互いの無事を確認しあった。 そこへ現れる目玉一つ。 彼ワイズマンはロビンにマーズスターを出させ何やら試みた後、現在の状況を二人に話す。 アルファ山は今にも噴火しそうな状態であり、ここは危険だから逃げろという。二人はテレポートさせられ村へ避難した。 そこを神殿を守る神官に見つかり小一時間問い詰められる。 ジェラルドの祖父である村長とキニーの見守る中二人は身振り手振りを交えて今体験したことを話す。考え込む神官。 すると今から神の信託が下されると言いだす。その神とはまさに今見た目玉、ワイズマンであった。 ワイズマンは今回のことで世界が滅ぶかもしれないこと、それを防ぐにはサテュロス達が灯台に 火を灯すのを止めなければならないこと、そしてそれを事を起こした張本人であるロビン達が やらねばならないことを告げた。ジェラルドはロビンに任せるという。
470 :
黄金の太陽 :2005/07/09(土) 01:42:12 ID:fEbntqYY
考え込むロビン…そして旅立つ決意を告げた。(ここで断ることもできますが神殿から出ようとした瞬間すぐにバッドエンドになります) 翌日二人は旅立った。キニーは体調を崩したらしく見送りに来なかったが気にしている暇はない。 二人が最初に立ち寄ったのはハイディアの南にあるクープアップの村だった。 商人のキャラバンが慌てて出ていくのを見送り中へ入る。村長の家を訪ねると一人の少年を紹介された。 彼はいきなりロビンに心を読むエナジー・リードをぶっぱなすという非常識かつアグレッシブすぎる自己紹介をした。 名前はイワン。先程の商人の召使かつ養子で、大切なシャーマンの杖を盗まれたため置き去りにされたという。 リードを駆使し犯人を捕まえると彼はキャラバンを追って二人の元を去る。 次の目的地へ向かう洞窟、入り口が開けず立ち往生する二人。そこに風のエナジーが放たれ 洞窟の入り口をふさいでいた蔦を切り裂く。 現れたイワンは、キャラバンを追ったはいいが彼らはすでに盗賊に捕まっており自分一人では 砦に侵入するのもままならなかった、だからあなたたちのお供をさせてくださいといってくる。 これを了承し、三人はマーキュリー灯台をめざす。 マーキュリー灯台の麓の村イミルでは病気が横行していた。それを治し歩く少女メアリィ。 彼女が使っているのは明らかにエナジーだった。 その時窓の外に光が満ちる。「灯台?でもあそこは私しか…。…まさか…アレクス!」そう呟いて彼女は家を飛び出す。 灯台はその属性のエナジーでしか開かない。メアリィをパーティに加え進むが、 頂上に着くいたときにはすでに火がともった後だった。久々のジャスミン達との再会。 もうやめてと訴えるジャスミンをガルシアは無視しメナーディとともに2人を連れて去っていく。 残ったサテュロスはマーズスターを奪うべく4人に襲い掛かってくるが返り討ちにされる。 まさかの事態にうろたえるサテュロス。そこに物陰からアレクスが現れる。 「アレクス!」「久しぶりですね、メアリィ」一瞥するだけして彼は解説しだす。 マーキュリーの水とサテュロスの火は相反するエナジー。だから本来の力が発揮できないのだと。 アレクスはサテュロスを助け起こし去っていく。メアリィと彼は同族で灯台を守護する役についていたはずだった。 しかしある日姿を消してしまったのだという。メアリィは彼を止めるため、ロビン達に同行することを決意する。 その後いくつかのクエストをこなしつつどんどん進む4人。そしてラマという寺に到着した。 そこにいたハモは若く女性でいながら未来予知をしたり強力なエナジーを扱う、なんかすごい人。
471 :
黄金の太陽 :2005/07/09(土) 01:43:18 ID:fEbntqYY
ガルシアを「運命に囚われたかわいそうな人」と評する彼女はこの先の砂漠を越えるための 風のエナジー・イマジンをイワンに授けると笑顔で彼に告げる。 「成長したあなたに会えて嬉しかったですよ、イワン」 しかしその後は口を閉ざし、何も語ろうとはしないのだった。 砂漠を越えイワンの養父ハメットが興した町カレイに到着。 屋敷に残されたハメットの妻ラヤーナにことを報告すると驚くべき事実が語られる。 イワンはハメットが行き倒れそうになった時立ち寄った村で預けられた子で、その村はエナジストの村だった。 そしてその時ヘスペリアに行くために必要だと渡されたのがシャーマンの杖だという。 杖の持つ意味を知りハメットを助けにいこうとするイワンだがラヤーナは、 「身代金を払い続けている限り彼は無事、あなたは使命を全うしなさい」と釘をさした。 後ろ髪引かれる思いでカレイをあとにするイワン。 ラヤーナはその姿が見えなくなるとため息をついた。 ハメットを取り戻してほしいのは山々だがイワンには使命があるのだと自らに言い聞かせる。 ロビンたちは今コロッセオという行事で賑わうトレビの町へ着いた。 しかし町の支配者バビが行方不明らしく探してほしいと頼まれる。 捜し当てた彼はシャドーという影に溶け込めるエナジーを使っていた。お互いがエナジーを使えることに驚きあう。 なんでもバビは昔レムリアというエナジストの里に住んでいてそこにいるうちに僅かながらエナジーを扱えるようになったらしい。 行方不明になったのは隠してあったレムリアの寿命を延ばす薬を取りにいく途中に力尽きてしまったからだという。 バビはロビンにコロッセオ出場を勧めた。ここぞとばかりに応援という名の八百長をして優勝する。 バビはロビンたちにレムリアに行き薬を貰ってきてくれるよう頼み側近のヨデムを同行させる。 ふと思い立ち4人はハイディア村を訪れた。変わりのないジェラルドの家族とは違いキニーは病気をしているようだ。 後ろ髪引かれる思いでその場を後にし、ついでにハメットを助ける。ラヤーナはたいそう喜んだ。 バビはレムリアを見るため東に灯台を建設させていた。近くの村ラリベロにある日降ってきたという、 神の子シバを人質に工事を進めさせていたのだが住民からの抵抗が強く彼女を帰すことになったのだ。
472 :
黄金の太陽 :2005/07/09(土) 01:44:34 ID:fEbntqYY
しかし彼女を送り届けていたはずの兵は負傷しており行方不明に。 彼女を探しながら進む4人だが発見することはできないままラリベロにつく (ちなみに途中にあったヴィーナス灯台は中で行き止まりになっていてどうにもならなかった)。 するとなんと、サテュロスたちがシバを伴ってバビ灯台のほうに消えたと言うではないか。 シバを助けるためにも後を追う。エナジストしか通れない扉の前にヨデムを残し奥へ向かうとヴィーナス灯台に出た。 灯台の真の入り口はここだったのだ。 頂上に着くとサテュロス、メナーディ、それにガルシアがシバを庇っていた。 ジャスミン達は先に船の停めてある場所へ向かわせたという。 ガルシアを問い詰めても「俺にはやらねばならないことがある」の一点張り。 サテュロス達はシバと引き替えにシャーマンの杖を渡す事を要求。 仕方なく渡すが彼らは約束を破り、襲い掛かってくる。 返り討ちにすると彼らは止める間もなくヴィーナススターを灯台に投げ込んだ。 灯台がともると彼らは元通り回復する。彼らの火とヴィーナスの地は補助しあう関係で、そのためらしい。 「我ら北の火の一族のためにも負けられない」というサテュロスとメナーディは 「本当の姿を見せてやる」と言うと合体し、その身をドラゴンに変化させる。 圧倒的な大きさと強さを誇るドラゴンだったがロビン達は勝利する。 合体の解けたサテュロスとメナーディ。死ぬほどの傷は負っていないにもかかわらず二人は灯台から身を投げる。 灯台がともったことによりふもとが崩れ始める。その衝撃で大地が揺れ、シバが灯台から投げ出された。 引き上げようとするガルシアだが、シバは礼を言うとその手を振り払い自ら落ちていく。 「シバ…俺は君を死なせはしない」 ガルシアは呟いて後を追った。 衝撃を受けるロビン。ジェラルドがそれをなだめる。とにかくジャスミン達を探しに行くべきだと。 4人は灯台を下り、ラリベロに戻ってシバの育ての親であり町長のギョルギスに報告に行く。 だが彼は平気な顔をして「シバは生きている」と言う。 彼女が神の子と呼ばれているのは今まで何度も奇跡を起こしてきたからで今度もきっとそうであろうと。 ヨデムはラリベロの外れにある倉庫にロビン達を案内する。シバを助けることとレムリアに行くことを約束させ、4人に ジャスミン達を探しに行くためのレムリアの船を貸し出した。 こうして4人は大海原に出航する。 開かれし封印 おわり
473 :
黄金の太陽 :2005/07/09(土) 01:46:06 ID:fEbntqYY
ここまでのキーワード・人物 エレメンタル…地水火風の4つから成り立っており、これの組み合わせが全てのものを形成している。 エナジスト…エナジーを扱える人のこと。かなり珍しく集落をつくり暮らしている。ハイディアもその一つ。 エナジー…エナジストが扱う力。超能力のようなもので、エレメンタルの4属性がありそれにより使える力が異なる。 錬金術…古の時代世界に溢れていた力。現在は封じられている。不老不死になれ、最強の力を手にできるとか。 灯台…錬金術を封印している。エレメンタルの4属性のものがありエレメンタルスターを投げ込むことで、 火をともす=封印を解くことができる。 アルファ山…麓にハイディアを擁する霊峰。錬金術に縁が深いらしい。 ソル神殿…アルファ山にある神殿。エレメンタルスターが安置されていた。 レムリア…東の海にある霧に包まれた島。エナジストが住んでいて技術が発達している。 ロビン…ハイディアに住む17歳の少年で地のエナジスト。開かれし封印では(クリエイターのこだわりにより) はい・いいえ・!!の3言しか喋る権利を与えられないが説明書によると元気な少年らしい。 容姿は美形の部類に入るようだ。 ジェラルド…同じくハイディアに住む17歳の少年で火のエナジスト。村長の孫で姉と弟がいる。 直情径行、熱い性格。割にフェミニストのようだ。 イワン…15歳の少年。風のエナジスト。基本は礼儀正しい。大商人ハメットの養い子であり、 コロッセオでの八百長を提案したのは彼なあたり世慣れしているといったところか。 メアリィ…17歳、水のエナジスト。灯台を守護する一族の末裔で2人の弟子がいる。 おしとやかな聖女タイプだが、ハメットをとらえた盗賊ドドンパに 「あなたは心の底から腐っていますわ」と言い放った前科あり。 ジャスミン…17歳の火のエナジスト、ロビンとジェラルドの親友。 元気な女の子。さらわれて参っているかと思いきやそうでもないあたりかなり強か。
474 :
黄金の太陽 :2005/07/09(土) 01:49:04 ID:fEbntqYY
ガルシア…18歳、地のエナジスト。ジャスミンの兄。 3年前川に流されたがサテュロスとメナーディに助けられた。 サテュロスたちに協力するがその目的は定かではない。 サテュロス…北の火の一族の戦士。男。ロビン達に敗れ海に散る。 メナーディ…北の火の一族の戦士。女。どうやら一族のために戦っていたようだ アレクス…水のエナジストでメアリィとは同族。礼儀正しいように見えるが時折冷徹な一面を見せる。 錬金術の復活を目論みサテュロスたちに協力していた。 シバ…14歳。風のエナジスト。「空から降ってきた」とは文字通りの意味。 開かれし封印では引っ込み思案なように見えるが…。 スクレータ…ハイディアで錬金術の研究をしていた学者。実はバビのお抱えの学者で、 幼い頃連れてこられてからはバビの命を延ばすために研究をしていた。 キニー…ロビンの母。病を患い現在は床に伏せっている。 ハモ…ラマ寺で出会った神秘的な女性。エナジストでイワンを知っているようだが…。 バビ…トレビの町の支配者。死にかけ。 ワイズマン…神様。ロビン達を助け、冒険に導く。サテュロスいわく「強大な力」 今回は以上です。これでも大筋に関係ないところは省略したのですが…(´・ω・`) 失われし時代は台詞も交えてもう少し詳細に書いて行くつもりです。
黄金の太陽の人乙です 残りも大変でしょうががんばって下さい
下がり過ぎなので上げ
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/07/10(日) 02:29:45 ID:rptWqybd
メガCDの「慶応遊撃隊」とサターンの「慶応遊撃隊活劇編」とプレステの「慶応遊撃隊外伝蘭末ちゃんの大江戸すごろく」をお願いします。 割とおもしろくてプレミアが付いてるってのと管野美穂が声をあててるというので興味ひかれました。
スイマセン、nintendoDSの 「探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件」 をお願い致します。
nintendoDSの 「超執刀カドゥケウス」をお願いします。 あまりの難易度に挫折・・・orz
480 :
黄金の太陽 :2005/07/10(日) 21:54:36 ID:Saz81m9+
ロビンたちが灯台を上り始めると時を同じくして、ジャスミンとスクレータ、ガルシアは違う出口から 灯台を降りようとしていた。しかしガルシアはシバが心配だといって戻っていってしまう。 2人はテレポートしてきたアレクスと合流し灯台を出る。 そこにはラリベロの男とトレビの戦士が待ち受けていた。 シバをさらった一味として攻撃を仕掛けてくるが、アレクスが水のエナジーで撃退。 残った男の一部は応援を呼びに行き、一部は逃げ腰ながらアレクスと対峙する。しかし彼は、 「応援が来るのでしたよね?では一緒に迎えに行きましょう」 とにっこりと微笑み逃げ惑う男たちを追って船と反対方向へ姿を消した。 女と老人だけと見るや否や襲い掛かる男に容赦なくエナジーをぶっ放しつつ船へ急ぐ。 船のある出島についてしばらくしてアレクスが追いついてきた。 と、そのとき灯台が輝き地震が起きる。その衝撃で倒れ気を失うジャスミンとスクレータ。 船のある出島は大陸から切り離され海を漂い始める。船は海の向こうに流されていってしまった。 気がついた二人をアレクスが起こしにきた。 「面白いものをお見せしましょう、ついてきて下さい」 彼の後をついていくと、そこには気を失ったシバとガルシアが。 アレクスいわく、海に飛び込んだガルシアはシバを抱えてここまで泳いできたのだという。 やがて二人は意識を取り戻したが、島は海を漂い流されていく。 途方にくれる5人をさらに絶望的な事態が襲う。 なんと先ほどの地震の影響で津波が起こり、島を飲み込もうとしているのだ。 驚き逃げ惑うジャスミンたち、しかし狭い島の上では逃げ場はない。 かくして5人は島ごと津波に飲まれてしまうのだった。
481 :
黄金の太陽 :2005/07/10(日) 21:56:26 ID:Saz81m9+
ガルシアは目を覚ました。体に異常はないようだ。 近くに倒れていたジャスミン、シバ、スクレータを起こし島を調べると、島はなんと大陸とつながっていた。 姿を消したアレクスのことはほっといて先に進む一行。高原を越え進むと、海岸に一隻の船が止まっていた。 船室を覗こうとするが扉は開かない。あきらめて次の町へ進む。 その町マドラは物々しい雰囲気に包まれていた。海賊の襲撃を受けたらしい。 そしてその一人が牢屋にいるという。 その人物はガルシアたちの前でものを凍らせるエナジー・チルドを使ってみせた。エナジストだ。 どうやら彼ピカードはあの船の持ち主で、船の上に倒れていたことで海賊と間違えられつかまったようである。 かなり苛立っている様子の彼だが、町長が彼の無事を証明するためにアラフラという町に向かっているとのこと。 その町は港町で船もあるという。4人はそこへ急ぐ。 アラフラに着いた一行。しかしあの大津波で船は破壊されており残った船もマストが折れているという惨状だった。 とりあえず宿屋に行くとアレクスと再会。彼も船を求めてここへきたそうだ。 心を読もうとシバがリードを使うが怒られる。 もうにっちもさっちも行かないので船に行ってみるとそこにいるのはなんとマドラを襲った海賊たちだった。 ぶち切れたジャスミンとシバの活躍で海賊を倒し、ピカードは無実だという証言を得る。 アラフラで船を得ることができず、4人は仕方なくマドラへと戻る。 ピカードと彼が乗っていた船のことが気になるからだ。 マドラに戻るとそこは再び物々しい雰囲気に包まれていた。今度は西に住むキボンヌ村…もといキボンボ村の 者たちが襲ってきて、ピカードの持ち物であった黒水晶が盗まれてしまった。 ピカードはそれを追って西の大陸に渡ってしまったという。 彼を追いキボンボ村に向かうとそこでは儀式が行われており、黒水晶が儀式に使われている。 自分たちがエナジストであることを示しピカードを仲間に。儀式の行われている像の中に入り、 儀式の成功しない原因を突き止め成功させ黒水晶を手にする。
482 :
黄金の太陽 :2005/07/10(日) 21:57:55 ID:Saz81m9+
ホクホク顔でマドラに戻ったガルシアたち。町の人に話を聞くと、なんとロビンがここへ立ち寄ったらしい。 ジャスミンという人を見たら探していたと伝えてくれと伝言を受ける。 町長にことの顛末を報告し家の外に出ると、女が一行を待ち受けていた。 彼女の名前はカースト。なんとあのメナーディの妹だというのだ。 メナーディが死んでしまったこと、ロビンに倒されたことを確認すると、カーストは 脅迫めいたことを言ってロビンへの復讐を誓い去っていく。 ロビンの名を聞き彼が恋しくなったジャスミン。 しかし彼がしていることと自分たちがしていることはまったく逆のことだ。 悩むジャスミンにシバは「あなたからロビンに言ったら何とかならない? あなたたち恋人同士なんでしょ?」と茶化す。ジャスミンはそれを真っ赤になって否定するのだった。 気を取り直してジャスミンはガルシアに問いかける。なぜサテュロスたちの死んだ今灯台をともそうとするのかと。 しかしガルシアは、再び口を閉ざすのだった。 ようやく船を手にしたガルシアたち。そしてここで衝撃の事実判明。 ピカードはレムリア人で、この船はレムリアの船だというのだ。そして彼はある使命の為に旅をしていたらしい。 とにかく出ることは簡単でも入ることは難しいレムリアに戻る方法を探すため航海することに。 途中、ふらりとアラフラに立ち寄り破壊された船を直す。すると脱走した海賊一味がその船を奪い姿を消してしまう。 その後を追い、チャンパ村へついた一行。そこに一人の少女が現れる。 コウランという名前の彼女はロビンに恩があり、彼に一目惚れして探し回っているとのこと。 彼女からロビンへの贈り物だというリングを受け取る。怨念がこもっていそうだ。 本来の目的である海賊を追い詰め再び成敗する一行。海賊は平謝り。 海賊は貧困にあえぐこの村のために盗みを繰り返していたというのだ。 思わず許しちゃう一行。甘い。 村を出ようとするとカーストと遭遇する。彼女は同族のアガティオという男、そしてアレクスをつれていた。 錬金術を解放することが目的のアレクスは2人と行動を共にすると都合がいいのだという。 そして彼はスクレータに耳打ちする。「バビは死にました」 バビの命を永らえるため研究を続けていて、レムリアに手が届こうというところでの知らせにスクレータは衝撃を受けた。 再びガルシアに釘を刺し3人はその場を後にする。
483 :
黄金の太陽 :2005/07/10(日) 21:59:46 ID:Saz81m9+
魔の海と呼ばれる海域を乗り越えレムリアに到着した一行。 しかしそこは想像していたものと違い、寂しい雰囲気に包まれた島だった。 ピカードは叔父と母親に帰還の報告に行く。しかしそこに母親の姿はなかった。 母親は、ピカードがレムリアを出てすぐ病で亡くなっていた。墓に飛んでいくピカード。 悲しみに打ちひしがれる彼をそのままにし、叔父に紹介されたルンパという人物に会いに行く。 ルンパはハメットを捕らえた盗賊の祖父に当たり、バビとも知り合いだという。バビの死を聞き驚く。 ここレムリアは時間の流れが遅い。そのため寿命が長いのだ。 彼は驚くべき事実を話した。今世界が滅びの危機に瀕しているというのだ。 詳しい話を聞くため王の下に赴く一行。そこにはピカードが一足早く到着していた。 王はルンパの調べたかなり以前の世界のマップと現在の世界のマップを示してみせ、その示す事実を指摘する。 世界は百年ほど前より確実に小さくなっているのだ。世界を囲むガイアフォール、その拡大によって。 そしてそれは錬金術が封印されエレメンタルの働きが弱まったことが原因であるという。 ちょうどスクレータも同じように考えていた。ほめられて舞い上がるスクレータ。 そして王は一行に灯台の開放を命じる。事実関係を調べるために外に出ていたピカードも一緒だ。 ジュピター灯台へ向かう海の障害物を取り除くエナジーを授かると一行はレムリアを後にする。 レムリアからの帰り、ジャスミンとシバはピカードを問い詰めていた。 若く見えるけど年はいくつなのよ?と。 答えを渋るピカード。さらに問い詰める2人。ピカードは2人が面白がっていることに気付き ガルシアに意見を求めるがガルシアにまで問い詰められ、「もう絶対教えません!」と口を閉ざす。 しかし彼は、3人が母を失った自分にあえて普通に接してくれることに心の中で感謝するのだった。 今日はここまで。
黄金の太陽の人乙です
アニメが始まったけどゲームは酷評されまくてる燃えよ剣のストーリーを教えてアルゴマン。
仮面幻影殺人事件、予約するよ。
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/07/11(月) 19:35:12 ID:olpLlqcW
支援age それにしてもどうなったんだDOD2・・・
待ちきれないなら・・・買うっきゃねえな! んで君が書け。
>>488 要約スレにエンディングネタバレはあがってた
5章 <仲間> マナによれば、元封印騎士団で、腕が立つと有名な男-仮面の男-が どこかに潜伏しているのだという。その男から情報を得るために、 まずは大陸一人の集まる街"錆の街"を目指すことになったマナとノウェ。 封印騎士団の追撃を受けながらも、二人は錆の町に到着する。 錆の街には既にノウェたちの手配書が届いているらしく、二人は街中で 盗賊まがいの賞金稼ぎから襲撃を受ける。 これを軽くいなしたノウェたちは街の教会でマナを慕う協力者と接触、 街の裏路地に向かうが、そこで賞金稼ぎに囲まれてしまう。 人数と手段にうんざりしながらノウェは剣を構える。その時だった。 「年頃の男女をよってたかっていじめるのは感心しねえぜ」 突如現れた体格のいい男の頭には、仰々しい鉄仮面がかぶさっていた。 「なんだテメエは! 邪魔するんなら一緒にぶっ殺してやるぜ!」 「ほー そいつぁ願ったりかなったりだ」 仮面の男は上着をはだけさせ、素肌を賞金稼ぎたちに晒す。その瞬間、賞金稼ぎたちの顔が青ざめた。 「ば……化け物!」 賞金稼ぎは血相を変えて逃げていく。 「化け物、ね……まぁ、大して外れちゃいない」 「あんたが、仮面の男か?」 騒動が落ち着いたところで、ノウェは男に訊いた。 男はそれに答えずに、ノウェとマナをまじまじと見つめている。 「……おまえ、もしかしてノウェか?」 まだ名乗っていないのに自分の名前が出てきたことにノウェは少しだけ警戒を強める。 「おっと、こいつをかぶってちゃわからんか」 言って、男は素顔を二人に晒した。ノウェは、あっと声を上げる。 「ユーリック! ユーリックじゃないか! 久しぶりだなぁ!」 男はかつてオロー率いる封印騎士団に身をおき、ノウェとも親しかった男ユーリックであったのだ。 「積もる話もあるんだが、まずはここを抜け出さないとな」 気づけば、三人の周りでは、武装した封印騎士団が包囲を狭めているところだった。 ユーリックとともに、封印騎士団を蹴散らしながら街の外へ向かう三人。 そして、街の出口でマナが何かに気づく。 「……カイ……ム」 街を包囲する封印騎士団に混じって、男は、その隻眼で刺すようにこちらを見つめている。 「怖い……赤い竜……カイム……嫌……!」 「マナ? どうしたんだ、しっかりしろ」 ノウェがマナの異変に気づく。ユーリックも口を挟んだ。 「チッ あいつはこの界隈で有名な"隻眼の男"だ。ハチ合わせるたぁついてねえ」 迷っている暇はなかった。一向はレグナの背に乗り、追撃をかわして安全圏へ――― 道すがら、ノウェはユーリックに今までのいきさつを話した。封印騎士団を抜けたこと、 マナとともに"封印"を破壊するたびをしていること。 すると、ユーリックは二人に手を貸してくれるという。驚きを隠せない二人だったが その申し出を断る理由もなく、ユーリックの提案で近くの直轄区"光城砦"に進路を向ける。
光城砦には、すでに封印騎士団による厳戒態勢がしかれていたものの、 ユーリックの助けもあり三人は光城砦最深部"封印の間"に辿り着く。 そこにはこの地の封印の鍵"聖宝玉"が安置されていた。 と、そこへ守護者「ヤハ」が姿を現した。 「ユーリック……ようやく私の元へ戻る気になりましたか」 「フン、今のお前とは顔も合わせたくなかったんだがな」 「変わりませんねユーリック、そんなあなたを、わたしは……おっと」 ヤハは、契約を結んだ魔物"ノーム"を召還する。 「この宝石……美しいでしょう、私のように……この輝きを、あなた方は奪おうというのですよ!」 分裂ノームの集団戦法、合体ノームの怪力に戦慄を覚えながら、 一向は長い戦闘の末ノームを下す。 「……負けましたか」 「朽ちない輝きなんてないさ。昔のお前なら、それくらいすぐに理解できたろうに」 「ゴフッ……そうかもしれません、しかし、あなたの手にかかって死ぬのなら、わたしは……」 聖宝玉は砕け、ヤハは息を引き取った。 ユーリックは語った。昔はこんな奴じゃなかった、いい友人だったはずなのに……と。 光城砦は攻略したものの、次の直轄区についてはヒントすらない状況。 情報を得るために、一向は再び錆の街へと降り立つ。 街の情報屋は、町で威張り散らす賞金稼ぎを懲らしめてくれたなら、直轄区の情報を教えてもいいと言う。 街に侵入してきた封印騎士団ごと賞金稼ぎを一掃してのけた一行は、情報に従い聖都近くに進路をとった。
6章 <暗雲> 「ネタを持ってる奴はここらにいるって言ったよな?」 「……ユーリック、誰もいないみたいだぞ」 情報屋の助言に従い、ノウェはかつてマナを追って訪れたことのある地を再び踏んでいた。 「誰もいないなどということはないわ! ノウェ、やっと見つけましたよ!!」 突如、一向はエリス率いる封印騎士団の伏兵に囲まれる。罠だったかとユーリックは舌打ちした。 レグナの助けをかりながら、かつてない騎士団の大群を一向は退ける。 「ノウェ、その女は18年前世界を危機に陥れた魔性の女なのよ!」 「ウソだッ! マナが、そんなはずはない!」 「本当よ! わたくしは騎士団の資料をすべて調べたのですから!」 大群に押されるままに、一向は空へと逃げ出す。その機逃がさじとばかりに、戦闘飛空挺を駆り出す騎士団。 「ヒュウ、戦闘艇かよ! エリスのやつ本気らしいな」 本気のエリスとて、空の覇者たるドラゴンとまともに向き合って勝ち目はない。 艇は動力部を引き裂かれ、ゆっくりと速度を落としていく。 「ノウェ! 目を覚ましなさい! その女は……くっ、堕ちる!」 近くの街に降り立ったノウェは、マナを問い詰める。 「彼女の言っていたことは本当です。わたしは、自分の中に過去を閉じ込めておくこともできなかった。 今まで助けてくれてありがとう、ノウェ……さようなら」 そういい残し、マナは走り去っていく。ノウェはその後を追うこともできずに、呆然とその場に立ち尽くしていた…… 次回 7章<慟哭>
第七章 <慟哭> マナを失い、目的を失ってしまったノウェ。 ユーリックの提案に従い、とりあえず"明命の直轄区"に向かうことにした。 「行方不明の守護者様も戻ってきてるかもしれないしな」 と、ユーリックは笑った。 明命の直轄区でノウェは、"隻眼の男"にとらわれたマナを発見する。 マナの怯えように尋常ならざるものを感じたノウェは、マナの救出を決意する。 ユーリックは隻眼の男"カイム"は俺に任せろという。マナはカイムが呼んだのか騎士団に連行されているところだった。 「マナを失ったら、俺はッ……!」 群がる封印騎士団を切り伏せ、ノウェは直轄区内をかけまわる。 しかし騎士団の陽動作戦が功を奏し、マナは飛空挺で連れ去られてしまう。 レグナを駆り、マナを追跡するノウェ。マナを乗せた艇は聖都に降りていったようだ。 ノウェとユーリックはそれを見届けると、すぐさま聖都に侵入する。 「マナ! どこにいるんだ、マナ!!」 「ちょっと静かにしてろ、敵が来ちまう」 切り伏せた敵の一人を問い詰め、マナはジスモアが連れて行った旨を聞き出したノウェは 一目散に怨敵ジスモアの部屋を目指す。 「騒々しいな。ノック位したらどうだ」 ノウェ、ユーリックが部屋に飛び込んできたときも、騎士団長ジスモアはあくまでその高圧的な態度を崩そうとはしなかった。 マナを返せといきまくノウェをジスモアは鼻でせせら笑う。 「そんなことより自分の心配をしたらどうだ? ここでオローと同じ場所に送ってやろうというのだよ」 騎士団長ジスモアの他を圧倒する剣技を、ノウェは紙一重で交わし、あるいは受けていく。 「どうした? まだまだオローの足元にも及ばんぞ」 あるいはジスモアの罵声を受けながら、ノウェは全力で足掻き、ジスモアに会心の一太刀を浴びせることに成功する。 そのとき、城内に鐘の音が響いた。不適に笑うジスモア 「あの音が気になるかノウェ。あの鐘が12回……つまりあと11回鳴ったときがあの女の処刑時刻だ。 止められるか? ノウェ。あの女は城内のどこかにいるのだぞ」 「くっ……」 マナを引き合いに出されてはノウェは反論できず、ジスモアをにらみつけながらノウェは部屋を後にした。 またも切り伏せた敵を問いただし、マナが地下牢にいること、地下牢の場所を聞き出したノウェは 果たしてその場所でマナと再会する。 「マナ! 助けに来たよ!!」 「ノウェ……? まさか、どうして……?」 「感動の再会は後にしときな。今はここをずらかろうぜ」 「んじゃ、改めて明名の直轄区に向かうとするか。……気合入れて行こうぜ!」 「マナは……これから何があっても俺が絶対に守って見せるから」 「ユーリックも明名の直轄区へ……本当に、本当にそれでいいのね……」 一向は、あらためて明名の直轄区に降り立つ。守護者がいないとされる直轄区ではあるが、 今は"封印の間"を目指すほかない。 途中"命をささげる"三つの部屋の仕掛けに身を削りながら、一向は明名の直轄区、封印の間に辿り着く。
封印の間には、既にカイムが入り込んでいた。身構えるノウェ。 「ちょっと待った。あいつの狙いはこの俺だ。二人は下がっていてくれ」 「どうして?」 「明名の直轄区の鍵"聖花"の守護者がユーリック……あなただからですね」 「……。まいったなぁ。種明かしは自分でさせてもらいたかったぜ」 驚くノウェに、ユーリックは自らの"罪"を語る。ノウェの父オローがカイムに殺された事件、 あの現場にユーリックも居合わせていたこと、そこでユーリックはカイムによって死を免れない重傷を負ったこと、 死を恐れるユーリックの前に契約を求める魔物"死神"が現れたこと、その代償としてユーリックは"死なない体"を得たこと…… 「ノウェ……いいことを教えてやる。この地で俺が死ぬと、死神が俺の身体に入り込んで蘇生させる。 死神と俺が一体化している時、それが俺の"本当に"死ねる好機だ。ノウェ……わかってるな? この時を逃してくれるなよ? 俺が死ねば"鍵"も壊れる。おまえ達の進む道はこれしかないんだよ」 「駄目だ……ユーリックは仲間だ! 仲間を見捨てることはできない……カイムは俺が倒す!」 「お、おい……!」 かつて世界を救った英雄、カイム。彼の繰り出す技はどれもノウェの創造を凌駕するすさまじいものだった。 封印の鍵である聖花が捧げられるその部屋で、ノウェはカイムを全力で戦い、そして…… 「やった……ついに、倒したぞ……!」 カイムが片ひざを付いたことでノウェは安堵し、緊張が急激に弛緩した。 その機を狙ったものだったか、はたまたその驚異的な回復力をもってしてか、 どうあれすぐさま飛び掛ってきたカイムに対してのノウェの反応は絶望たるものだった。 やられる―――ノウェは死を覚悟した。 そこに、割って入ったのがユーリックだった。 カイムの斬撃からノウェをかばって―――というよりは、ユーリック自身がそれを望んで―――ユーリックの体は、カイムの剣で蹂躙されてゆく。 ユーリックが、体に取り付いた死神ごと切り裂かれつくしてから、ユーリックはとん、とカイムの体を押した。 斬られながらもユーリックはカイムを崖に追い詰めていたのだ―――カイムは崖の下へと姿を消した。 同時に、ユーリックの体も崩れ落ちた。 「やれやれ。もうちょっと落ち着いて話したかったんだがな……」 「だめだ! 逝くな、ユーリック!!」 「無茶言うなよ。人間生きる意味が罪を乗り越えるためだとすれば、俺はもう……じゅうぶんなんだ……。 ……ま、次はあの世でオロー団長にしごかれとくさ。はは……じゃあな……」 ノウェの腕の中で、ユーリックは息を引き取った。同時に、部屋に安置されていた聖花が静かに燃え始め、その姿を消してゆく。 明命の鍵は壊された。残る封印はひとつ…… 次回 八章 <波動> 今日はここまで。
カイムこれで退場? 何がどうして何の目的で何やってんだかわからんな
DOD2のひと乙 待ってましたよ
>>496 退場じゃないよ
そして前作のAエンディングだけでも知らないと意味わからないよ
●未解決分 ■PS2 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・グレゴリーホラーショー ・キングダムハーツFM ・フェイズパラドックス ・鬼武者2 ・ロックマンX7 ・決戦3 ・イリスのアトリエ(1、2) ・ライゼリート ・紅忍 血河の舞 ・BUSIN ・FF11(国別、プロマシア) ・ガレリアンズ:アッシュ ・ステラデウス ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・悪代官(1、2) ・Remember11 ・X−FIRE ・ファントムキングダム ・ワイルドアームズ3(詳細に) ・スペクトラルフォース ラジカルエレメンツ ・バイオハザード(OB1,2) ・ガンバード1&2 ・ジェネレーションオブカオス4 ・桜坂消防隊 ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO ・スペクトラルフォースクロニクル ・ぼくのなつやすみ2 ・「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ」(EXダンジョン以降) ・michigan ・キラー7 ・半熟英雄4 ・over the monochorme rainbow ・花と太陽と雨と ・レイジングブレス ・ナムコ×カプコン ・サイレントヒル4(アイリーンの死ED) ・ディノクライシス(ガンサバ、3) ・ポポロクロイス 月の掟の冒険 ・慶応遊撃隊外伝蘭末ちゃん〜 ■PS ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ ・黒ノ十三 ・すべてがFになる ・エクサフォーム ・ドラゴンシーズ ・聖霊機ライブレード ・フェイバリットディア純白 ・フロントミッションオルタナティブ ・王子さまLv1 ・立体忍者活劇天誅弐 ・猫侍 ・ミスティックアークまぼろし劇場 ・スタートリングオデッセイ ・エースコンバット(1、3) ・クロノトリガー(追加部分のみ) ・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・火星物語 ・ガレリアンズ ・プラネットライカ ・カウボーイビバップ ・影牢 ・ゲッPーX ・学校のコワイうわさ花子さんがきた!! ・ゲッターロボ大戦 ・ディノクライシス2 ・スーパーロボット大戦α外伝 ・夕闇通り探検隊 ・サーカディア ■GC ・スーパーロボット大戦GC ・バイオハザード0 ■SFC ・ラストバイブル3 ・大貝獣物語 ・スーパーマリオRPG ・セプテントリオン ・ざくろの味 ・弟切草 ・ソウルアンドソード ・エルナード ・魔神転生 ・FFUSA ・幕末降臨伝ONI ・ヒーロー戦記プロジェクトオリュンポス ■FC ・太陽の神殿 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)・ボディコンクエスト ・メタルギア ・モンスターメーカー ・スウィートホーム ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・まじかるドロピー ・えりかとさとるの夢冒険 ・スーパースターフォース ・スプラッターハウス(2、3) ・魔法のプリンセスミンキーモモ ・京都財テク殺人事件 ・亀の恩返し ・メタルスレイダーグローリー ■64 ・スーパーロボット大戦64 ■XBox ・真女神転生NINE ・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY ■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep3) ・ラングリッサー2 ・シャイニング ザ ホーリィアーク ・ロンド〜輪舞曲〜 ・ゆみみみっくす ・七ツ風の島物語 ・リアルサウンド〜風のリグレット ・大冒険セントエルモスの奇跡 ・エターナルアルカディア ・ディノクライシス ・慶応遊撃隊 ・慶応遊撃隊活劇編 ■携帯機 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン ・超執刀カドゥケウス ・真女神転生デビルチルドレン(赤、光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・聖剣伝説1 ・風来のシレンGB2 ・エストポリス伝記 よみがえる伝説 ・スーパーロボット大戦OG2 ・メタルギアソリッドゴーストバベル(おまけドラマも) ・新天魔界〜GOCWアナザサイド〜 ・アレサ1〜3 ・ファイアーエンブレム烈火 ■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー ・偽典女神転生 ・シュバルツシルト(F以降?) ・サイキックディテクティブ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・アークトゥルス ・英雄伝説X 海の檻歌 ・ガラージュ ■その他 (PC Engine)・コズミックファンタジー ・青いブリンク ・不思議の海のナディア ・天外魔境ZIRIA ・てきぱきワーキンラブ (PC-FX)・虚空漂流ニルゲンツ (MSX)・メタルギア2 (サテラビュー)・ラジカルドリーマーズ (アーケード)・ストリートファイターIII 2nd ・鉄拳シリーズ (特殊)・剣神ドラゴンクエスト
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/07/12(火) 22:27:22 ID:HC6572g6
●途中
■現スレ ・ロックマンゼロ4 ・学校であった怖い話 ・.hack// ・DOD2
・かまいたちの夜 ・ダーククロニクル ・逆転裁判3 ・黄金の太陽
■前スレ
■Part14から放置 ・真メガテンデビチル白 ・クーロンズゲート
・重装機兵ヴァルケン ・アバタールチューナー2
■13以前から放置 ・大正もののけ異聞録 ・キングダムハーツ ・スーパーロボット大戦OG
・逆転裁判3 ・ルドラの秘宝 ・ONI2 隠忍伝説 ・「テラ・ファンタスティカ」 ・ポリスノーツ
・九龍妖魔学園記 ・ONI3 ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・グランディア
・ロマサガ(WCだけの話) ・ジャングルウォーズ2 ・バイオハザード2 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物
・ミッシングパーツ[2] ・英雄伝説6 空の軌跡[2] ・ティアリングサーガ[2] ・デビルメイクライ3[2]
・聖刻1092 操兵伝[2] ・転生學園幻蒼録[2]・大貝獣物語2[3] ・LUNAR ザ シルバースター[5]
・LUNAR2[5] ・ファイアーエムブレム蒼炎[5] ・エヴァーグレイス2[6] ・白中探検部[6] ・九怨[7]
・デメント [7] ・ペーパーマリオRPG[7] ・探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件[7]
【業務連絡】
執筆予告の内、1月の物は未解決に戻しました。
>>485 さん
燃えよ剣、ググっても見当たらないのですが、ハードを申告して頂けるとありがたいです。
>>501 ×燃えよ
○萌えよ
正式名称は「機動新撰組 萌えよ剣」でハードはPS2のようで。
ダーククロニクルは終わったんじゃないの?
504 :
黄金の太陽 :2005/07/12(火) 23:01:33 ID:ZEjqSVXm
ようやく目的のジュピター灯台がある海まで出てきたガルシアたち。 もうここまででこのゲームも半分を消費している。長い旅だった。 立ち寄ったシャーマン村の村長モアパにシャーマンの杖を見せると彼の顔色が変わった。 それは彼の先祖がギアナ村の勇者との友情を示すために交換したものだった。 あれよあれよという間に勇者認定するための試練に連れて行かれる一行。 ここにある砂の壁を消し去って見せよというモアパにシバは男らしくスピンのエナジーを発動させた。 消え去る壁。驚くモアパ。でも彼はまだ納得せず戦いを挑んでくる。 おもむろにボコボコにするとようやく彼はシバを勇者だと認めた。ジュピター灯台に入るためのアイテムを授かる。 ようやく、今度こそようやくジュピター灯台に乗り込む一行。 今までのダンジョンで最長の仕掛けを解きつつモリモリ進むと突然叫び声が。 「キャーッ!」 「メアリィ!」 「ジェラルド!メアリィ!」 上を見上げるガルシア。そこには落下し壁のわずかな取っ掛かりに立ち尽くすメアリィ、 そこに片腕だけでぶら下がるジェラルド、そして上から二人を見守るイワンとロビンの姿があった。 前作で三言しか喋る権利を与えられなかった鬱憤を晴らすようにこれでもかというほど喋るロビン。 どうやら突然足場が崩れ落下したメアリィは助けようとしたジェラルドもろとも落下し、 そのときにジェラルドは片腕を打ち付け怪我をしたらしい。 「私が気をつけていれば…」と後悔するメアリィに、ジェラルドは優しく声をかける。 「君のせいじゃないさ、そんなに自分を責めるな…」
505 :
黄金の太陽 :2005/07/12(火) 23:03:09 ID:ZEjqSVXm
二人を引き上げようとするロビンとイワンの前に、カーストとアガティオが現れる。 彼らは待ち伏せしメアリィが乗った瞬間足場が崩れるよう細工をしていたのだ。 エレメンタルの活動を止められ絶滅しそうな村のためなら手段を選ばないという。 卑怯なやり方に怒りをあらわにするロビン。カーストは二人も落とすつもりはなかったという。 マーズスターを奪うためニ人はロビンたちに襲い掛かる。 ガルシアは灯台をともすため急いだ。すると彼をアレクスが引き止め、回復を施してくれた。 そしてガルシアにロビンたちの元へ戻るよう促す。あなたは私のようにすべてを捨て去ることなどできないと。 こっそりその心を読む。彼はカーストたちに協力するつもりだった。ロビンを倒し、 灯台に火をともすつもりだった。しかしメアリィが落下したのを見て彼女を助けたくなったのだという。 メアリィへの情を捨て切れなかった彼は、カーストたちと別れることを選んだのだ。 そのころ。 「ロビン…ごめん…ボク、もうダメ…」 「イワン!」 イワンはカーストの力の前に倒れた。ロビンも相当傷ついている。 彼がイワンに気を取られた隙にアガティオはロビンを打ち倒した。しかし二人ともまだ息がある。 止めをさそうとしたところに、ガルシアたちが姿を現した。 先のロビンたちとの戦いで傷ついたカーストたちは、ロビンの持つマーズスター、そしてジュピタースターを持ち 頂上まで来るようガルシアに言い残して去る。一人で後を追おうとするガルシアにピカードが同行した。 ジャスミン、シバ、スクレータたちはロビンたちの治療とジェラルドたちを引き上げるために残ることに。 頂上ではカーストたちが待ち受けていた。二人の見守る前で灯台にジュピタースターを投げ入れる。 すると二人はマーズスターを奪い取り態度を翻し襲い掛かってきた。 最後の灯台は自分たちの村にあるからガルシアたちは用済みだというのだ。 ジェラルドたちが助かったといういい知らせを持って駆けつけたジャスミンたちとともに応戦するが、 その圧倒的な力の前に四人は敗れ去ってしまう。
506 :
黄金の太陽 :2005/07/12(火) 23:04:26 ID:ZEjqSVXm
止めをさそうとする二人の前にアレクスが現れる。 裏切り者には死を、とアレクスと戦おうとする二人だが、満身創痍のその体で戦えるのか? そう問うアレクスの手を借り二人は灯台を降りていった。 やがてロビンたちが駆けつけてきた。倒されたガルシアたちを見てジェラルドはつぶやく。 「ジャスミンまでこんな…なんてひどいやつらだ…」 メアリィの回復のエナジーによって意識を取り戻したガルシア。 ロビンは彼に詰め寄る。「説明してもらおうか、ガルシア」 その言葉からは明らかな怒りが感じ取れた。ジャスミンがなだめる。 「兄さんはロビン達を避けるようにしていたけど、戦うつもりなんてなかったの…」 「それは今日わかった。だからこれまでの行動の説明が聞きたいんだ」 一触即発の状態。そんな険悪な空気にイワンが飛び込む。 「みんなクタクタなのにいがみ合うなんて…」 ロビンはそんなイワンにも八つ当たる。「何が言いたいんだ、イワン」 「いえ…だから、ギアナ村に戻ってから話をしたらどうかと…」 「それは名案じゃぞ、イワン」 イワンの提案はスクレータによって承認された。ロビンたちは先に灯台を降りていく。 「オレたちは先に行くが…逃げるなよ、ガルシア」 そう言い残して。 (カーストたちとの戦いには勝利することもできます。展開は同じで、アレクスがその場を収めて去ります ちなみにこの最後の台詞で前作で喋らなかったロビンの一人称がようやく判明します) ガルシアは灯台を下り、そして船に乗ってその場を去ろうとした。 ジャスミンがそれを引き止める。「もう逃げないで、兄さん…」 灯台の近くにあるギアナ村、そこの使われていない民家にロビンたちは待っていた。 「さあ説明してもらおうか、ガルシア!」 ガルシアは全てを口にする。灯台を開放しないと世界が滅びること。そして、自分が生きていた理由。 サテュロスたちに助けられたガルシア。しかしそのとき助かったのはガルシアだけではなかった。 一緒に流されたガルシアの父母、そしてロビンの父親も同時に助けられたのだというのだ。
507 :
黄金の太陽 :2005/07/12(火) 23:05:30 ID:ZEjqSVXm
それを聞いて驚くロビン。「ホント…なのか…」 以来ガルシアはサテュロスたちに父母らを人質として脅され、その計画に加担してきたのだ。 灯台をともせば錬金術が復活する。しかしともさなければ自然に世界は滅ぶ。 どちらにしても滅ぶことを免れることはできないと思われたが、錬金術を用い世界を滅ぼそうとするものがいたら それを止めればいいとスクレータは言う。 事実を知り、ロビンとガルシアはようやく和解する。そしてともに戦うこととなった。 さらに、イワンの出身がこのギアナであることが明らかになる。 ギアナでは「アネモスの力」と呼ばれるエナジストの子供が生まれた家は破滅するという言い伝えがあった。 そのとおりイワンの家族は離散してしまったのだが、イワンには年の離れた姉が一人いたという。 そこへ一人の女性が現れた。ロビンが彼女を紹介する。 「以前ラマという寺でお世話になった…」 しかし彼女はそれを切ると名乗りなおした。「私、アネモスのハモですわ」 「私はアネモスの力を受け継ぎギアナに生まれたのです」 ハモが姉だと知り近寄るイワンを制し、彼女は言った。 三つの灯台がともったことでエレメンタルのバランスが崩れた。 このままでは世界が寒さで滅びるかもしれない、時間がない、早く灯台を開放するべきだと。 そしてアガティオたちにそれは不可能だという。 「恐ろしく強大な力が、灯台がともることを望んでいないからですわ…」 すぐに出発せねばと意気込むスクレータ。 ハモはプレゼントがあるから早く船の元へ来るように言って去る。 船の止めてある入り江に向かうと、船に一対の翼が取り付けてあった。 この翼にエナジーをかけることで船が飛ぶのだという。 船に乗り込もうとするガルシアの下にハメットの使いがやってきて助けてくれた礼を手渡す。 これを受け取って九人はその場を後にする。
508 :
黄金の太陽 :2005/07/12(火) 23:07:02 ID:ZEjqSVXm
船は飛んだ。確かに飛んだ。 飛ぶというとFFの非空挺やDQのラーミアのような高い空を飛ぶところを想像する者も多いだろう。 しかしこのゲームの一味違うところはまさにそれである。 超低空飛行なのだ。どのくらい低空かというと山を越えられないくらい。 「やりましたよ!」と喜ぶもの、「案外低かったぞ」と落ち込むもの。 その中でシバだけはいつもの元気をなくしていた。 彼女が旅を始めた理由は、自分の正体を知るためだった。空から落ちてきたというが自分の親すらもわからないのだ。 ジュピター灯台に行けば自分が何者なのかわかるのではないかと期待していたのだがそうはいかなかった。 そんなシバに、ジェラルドが声をかける。「物心ついたときからギョルギスの子として可愛がられていたんだろ? それならギョルギスのことして生きていくんじゃダメなのか?」 結局彼はジャスミンとメアリィに怒られてしまう。女心とは難しいものだ。 そこでスクレータが語り始めた。実は自分もシバと似た境遇なのだと。 貧しい村で生まれた彼は、その頭脳を買われてバビの元に四歳で引き取られた。だから親のぬくもりを知らないのだ。 私は父さんに可愛がってもらったから幸せかな、と問うシバに、スクレータはわからんのうと返す。 ハモのことが気になるイワンは引き返し彼女に話しに行った。 「どうして…始めて会った日に教えてくれなかったのです」 「あなたには大事な使命があると思って言い出せなかったのです」 イワンは家の中を見渡した。こここそが彼の生まれた家なのだ。 しかしハモは厳しい口調でイワンに告げる。 「私を姉さんと呼ぶのは使命を終えて帰ってきてからにして」 彼女もイワンと会えて嬉しいのは山々なのだ。しかし今は世界の危機。 とにかく使命を優先させるべきと感情を抑えているのだった。 今回は以上。次で終わりです。
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/07/13(水) 16:53:52 ID:if9+Qkxo
> ●未解決分
> ■GC ・スーパーロボット大戦GC
>>243 で書かさせて頂きました。
PlayStationの「シュレディンガーの猫」を詳しくお願いします。
「デメント」投下します。 プレイの大部分はストーリーには直接関係ない謎解きや仕掛け解除なので、その部分は適当に飛ばしてあります。 またこのゲームはかなり説明不足で進んだり、重要なことがゲーム内で詳しく明かされずに進むので、 公式サイトのシークレットの設定資料集などからもいろいろと引用しております。より詳しい設定を知りたい人は、 公式サイトと合わせて御覧下さい。
【登場人物紹介:(説明書より) 】 フィオナ・べリ…親元を離れ、大学に通う18歳。両親と久しぶりに再会した際、事故に巻き込まれ、 知らぬ間に古城に幽閉されてしまう。 城の執事からはフィオナがこの城の後継者となった、と告げられるが、本人には心当たりが無い。 古城の探索中に、犬のヒューイと出会い、パートナーシップを築いてゆく。 ヒューイ…古城に捕らえられていたホワイトシェパード(4歳♂)。何者かに縛められ、弱っていたところをフィオナに救われ、 行動を共にするようになる。 元々どこかで飼われていたらしく、首輪に名前が書かれていた。好奇心が強く利巧で、フィオナと共に危機をくぐりぬける。 デビリタス…フィオナを見て、本能的に後を追いかけてくる歪な大男。 普段は庭仕事など城での雑務一般をこなしている。 身体だけは異様に発達しているものの、精神は子供のように幼い。 言いつけを理解することはできるようだが、言葉を話すことはない。 ダニエラ…城の雑務や食事を担当するメイド。表情を変えず、常に機械的に仕事を行う。 「マスター」と呼ばれる存在に仕えているらしい。 ロレンツォ…フィオナを助けようとする謎の人物。かなりの老齢であること以外は、一切不明。 リカルド…城の執事。フードを目深に被り、常にその顔を隠している。 デビリタスやダニエラとの関係から察するに、執事でありながら城の支配者的立場らしい。 【用語説明:(公式サイトより) 】 アゾート…"賢者の石"などとも呼ばれる、錬金術における最も重要な象徴のひとつ。 このゲームでは、生命を人工的に造り出す際に必要となる、いわば生命の本質、 "魂"のようなものとして書かれている。 アゾートそのものは、全ての生き物がその体内に"生命のエネルギー" として持っている。 フィオナが宿しているのは、中世の高名な錬金術師、アウレオルス=ベリ直系の特殊なアゾートであるため、狙われることとなった。
深い、冥い眠りから目を醒ましたフィオナは、なぜか自分がひとり一糸纏わぬ姿で、 見も知らぬ古城の地下室の檻の中に閉じ込められていることに気付く。 両親と共に車に乗っていたはずなのに、いつの間になぜこんな所に閉じ込められているのかフィオナには見当もつかなかった。 とりあえずこの陰鬱とした地下室から逃げ出し古城を探索するうちに、フィオナはメイドのいるある一室に辿り着く。 やけに無表情で機械的なそのメイドに、ここは何処なのか?何故自分はここにいるのか?と質問するが、メイドは何も答えず、 フィオナに服を与えこの部屋で休むように言って退出する。 メイドにこの部屋にいるように言われたものの、このままでは埒があかないので自力で脱出することにしたフィオナ。 途中、歪な大男に追いかけられたりしながらも、フィオナはピアノの音がするある一室へと辿り着く。 中に入ると突然ピアノの鍵盤を叩き付ける音と共に、姿の見えない男の声が鳴り響く。 「ようやく目覚めたね。君に見せようと思って待っていたんだ。そこのシーツを取って見てごらん。」と言い放ち、ソファーの上に シーツを被せられて置かれていた謎の物体を促す。 恐る恐るシーツを取ると、それはなんと妊娠したフィオナを象った木像であった。 姿の見せない謎の男は、「それは未来の君の姿だ。君はもうすぐ必ず私のモノになる。」と言い、消え去る。 気を取り直して古城の探索を再開させるフィオナだが、例の歪な大男に追い込まれてしまう。 だが危ないところで執事のリカルドと言うフードを目深に被った男に助けられる。 フィオナは大男とリカルドのやり取りで、大男の名前はデビリタスと言う名前でリカルドに絶対的に逆らえないのだと理解する。 リカルドはフィオナに「お嬢様はご両親と共に自動車事故に遭われ、その際ご両親は亡くなられ、 一人息のあったフィオナ様だけがこの城に連れてこられたのです。」と説明する。 突然の両親の死を告げられショックで気絶するフィオナ。 次に目覚めたところは例のメイドと出会った部屋のベッドであった。ふと窓の外を見ると、大木に繋がれ弱っている犬を発見する。 急いで助けにいくフィオナ。そうして出会った犬のヒューイと今後は協力してこの城からの脱出や追跡者の撃退を試みることになる。 ヒューイと共に古城を探索していると、またある一室で突如電話のベルが鳴り響く。受話器を取ると、老人の声で 「リカルドに気をつけろ。奴はお前のアゾートを狙っている。」という忠告を受ける。 アゾートという聞き慣れない単語を聞いて訝しがるフィオナ。 その後さらにヒューイと協力して様々な城の仕掛けを解いていき、そして礼拝堂へと辿り着く。 しかしそこでデビリタスに追いつめられ、逃げ場も無く闘うことになる。 ここでデビリタスをシャンデリアを落として倒す(デビリタス生存)か、デビリタスを普通に倒す(デビリタス死亡)で微妙にEDが違ってきます。 デビ生存の場合はAエンディングへ、デビ死亡の場合はBエンディングとなります。 さらにデビリタスをシャンデリアで倒した後すぐに彼の小屋に行った場合、 手垢まみれ鍵を手に入れ、RESTルームから城門も鍵を手に入れて城から脱出することができます(Cエンディング、ただし2周目以降限定)。 ここではAエンディングルートをメインに書きます。ちなみにエンディングはA~Dの全部で4つです。 シャンデリアの下敷きになったデビリタスは朦朧とした意識の中、祈るような姿でこちらも見つめるフィオナが 自分の崇める礼拝堂の女神像と重なって見える。 その時デビリタスはフィオナが触れてはならない尊い存在だと思い込むのであった。そしてシャンデリアの下から這い出ると、 フィオナに対して恭しい態度を取り、そのままフィオナの前から静かに去っていく。(デビリタス編 完)
礼拝堂で手に入れた鍵を使ってさらに城の奥へ進もうとするフィオナ。鍵を差し入れ、ドアを開けようとしたまさにその時、 突然ダニエラが現れ、食事の用意ができたといいフィオナを食堂に連れていくのであった。 フィオナが食事している間、メイドのダニエラは「マスターは私を完璧な女に作り上げたとおっしゃいました。 でも私には味覚も快楽も痛覚すらも分からないのです。私には足りないものがあるのです…。」と自分のことを淡々と語るのだった。 食事しているとなぜかどんどん身体に力が入らなくなり、早々に切り上げて部屋に戻ってベッドで休むフィオナ(たぶん薬を盛られた)。 その夜、フィオナが寝静まっていた頃に突然ダニエラはやってきて、「私には足りないものがあるのです…。」と食堂と同じことを呟くと、 いきなり部屋の窓ガラスに頭をガンガンと激しく打ち付けはじめる。そのダニエラの狂ったような行為に窓ガラスは割れ、 その割れた大きなガラスの破片を凶器にダニエラはフィオナに襲いかかるのだった。 ダニエラは自分のことを作り物で、アゾート(魂のようなもの?)の無い人形だと思い込んでいた。 だが、実際は本物の人間で、誘拐され強い暗示や薬物の作用により記憶も様々な感覚も失っているのである。 しかし強い自己暗示により自分を人形だと思い込んでいるダニエラは、完全な人間の女になるためにフィオナの持つアゾートを 手に入れようと主の命令も無視して襲ってくるのであった。 慌てて部屋から逃げ出すフィオナ。行きそびれていた城の奥へと逃げ込む。だが途中、階段で足を取られて転びピンチに陥る。 しかしあわやというところで壁に備え付けられていた大きな鏡に映る自分を見てダニエラは激しく取り乱し、 正気を失いその場で立ちすくむのだった。(ゲーム中では詳しく説明されていないがどうやらダニエラは自分の容姿を 激しく嫌悪してるか憎悪しているもよう。)その隙に逃げ延びるフィオナ。さらに城の奥へと迷い込む。 そこでも炎の柱を氷に変えたり、動く死体から鍵を取り上げたり、マンドラゴラを手に入れたり、ゴーレムを動かしたり等、 様々な仕掛けや謎を解いていく。そして大きな天窓のある展望台に辿り着くが、そこでダニエラに追い付かれ、対決することとなる。 まるで壊れたおもちゃのように意味不明の狂った笑い声を叫びながら襲いかかってくるダニエラ。 倒しても倒してもまるで不死身のように立ち上がり再び襲いかかってくる。 しかし展望台に置いてあった装置でなんとか動きを止めたその時、天窓が割れ、 彼女の身体に落ちてきた巨大なガラス破片が突き刺さり、絶命する。 生きていた時の氷のような冷たい表情とは打って変わって、彼女の死に顔は、 これで苦痛に満ちた城での生活から解放された喜びからか、はたまた暗示ではごまかせないほどの強烈な痛みから 自分が本物の人間だったと再確認できたことへの安堵からか、優しく微笑むかのように穏やかであった。(ダニエラ編 完)
ダニエラの死体から滑り落ちた鍵を使ってさらに館の奥、旧館の奥へと進むが、そこは赤ん坊のような容姿をした奇妙な動く肉塊や、 成人男性の姿はしてるが全身が真っ白く、知性も何も無いようにぶつぶつと独り言をしゃべったり、壁にえんえんと頭をぶつけたり、 這いつくばって床を嘗めたりしている、気味の悪い生き物が徘徊する場所であった。 (正体はリカルドが作り出した不完全な失敗作ホムンクルス。) その無気味な館を探索していると、フィオナは巨大なガラスの器に人間が入っている実験室のような場所に辿り着く。 そこへ今まで姿を見せなかった執事のリカルドが登場する。必死で自分を家に帰してくれと頼むフィオナだが、リカルドは聞く耳を持たず、 それどころか銃をつきつけて、この城に留まるように脅迫するのであった。急いでリカルドから逃げ出すフィオナ。 逃げながらこの館を探索するうちに、この館では錬金術の実験が行われているようだと悟る。 そしてリカルドから逃げてるうちに、館から森へと逃げ込む。しかしその森でヒューイとはぐれてしまう。 ヒューイを探してるうちに、森に銃声が鳴り響いた。リカルドにヒューイが撃たれたのでは無いかと心配するフィオナは 銃声のした方へと進んでいく。そこには撃たれて怪我をしたヒューイが倒れていた。 慌てて手当をするが、リカルドがすぐそこまで迫っていた。怪我したヒューイからリカルドを遠ざけるために 自分が囮になるフィオナだが、崖に追いつめられてしまう。 なぜ自分がこんなめに合わなければならないのかとフィオナが問うと、リカルドは 「お前が我々のアゾートを引き継いでいるからだ。お前は我々の子供なのだ。」 とよく分からないことを答えるのだった。自分は父さんと母さんの子だと主張するフィオナ。 それを聞いたリカルドは「我々は深遠なる知識の結晶…偉大なるアルケミスト。 永遠を生きるアウレオルス=べリだ。」と答えるとおもむろにフードを脱ぎさる。 そこに現れた顔は、自分の父親とそっくりの顔であった。しかしその顔全面にはなぜか深いひび割れにも似た皺が刻まれていた。 自分の父親と同じ顔にショックを受けるフィオナ。 リカルドは「お前の父親も同じだ。私達はクローンなのだ。」と言い、自分達がなぜフィオナを執拗に狙うのか語るのだった。
アウレオルス=べリとは、ロレンツォ(電話で話しかけたり、城の謎解きに度々ヒントの書かれたメモを残していた人物)、 そしてウーゴ(フィオナの父)やリカルドのオリジナルである錬金術師であった。 彼は、錬金術が隆盛を誇った中世を生き、やがて不死を解明する。 彼にとって不死とは、魂の不滅、アゾートの永遠を意味していた。彼は、クローンによって自分と同じ姿の肉体を作り、 自らが体内で紡いだアゾートを受け渡していたのだ。老いて死ぬ前に、同じようなクローンを作り続ければ、 自分は永遠に生きる事ができると考えたのだ。それが彼の意志であり、彼の絶対の使命、錬金術的真理であった。 そして、それは13代目のロレンツォまで続いた。しかし、次のクローンであるウーゴが主であるロレンツォを裏切って 逃げ出したため、急遽作られた二人目のクローンがリカルドであった。 だが、真の複製を作るのに必要なアゾートが足りず、不完全なクローンとなった。 不完全体のため、ウーゴより後に作られたにもかかわらず老成が速く、年老いて見えた。 更にその身体は劣化の進行により、深いひび割れにも似た皺が切り刻まれる事となる。 さらにアゾート不足を補うため、常に動物の血から抽出したアゾートを必要としており、 ヒューイもこのためにデビリタスに命じて捕らえられてきていたのだ。 創造主たるロレンツォからすれば、リカルドは「できそこない」である。 そのことからリカルドはロレンツォと対立し、ロレンツォを追いやって城の実権を奪ったのだった。 自らの欠陥を埋めるため、正統なアゾートを回収すべくウーゴを事故に見せかけて殺害するも、既にウーゴのアゾートが 娘のフィオナへと受け継がれている事を知るに至り、それならばフィオナに自分を産ませ直そうと考えるのであった。 ただアゾートを回収するのではなく、フィオナに自分を産ませることで、アウレオルスのコピーではない、 リカルド・オリジナルを作る事ができると考えたのだ。全てを聞いて、ショックでまたもや気絶するフィオナ。 次に目覚めたところは、全く見も知らぬ場所の地下牢であった。地下牢の側にはヒューイがいた。 無事リカルドから逃げ切り、助けにきてくれたのだ。 倒れていたフィオナの近くには、今まで度々手助けしてくれていたロレンツォからのメモが置いてあった。メモには 「フィオナが今いる場所は水塔と呼ばれる場所だ。こんな身体でなければ自分が助けに行くのだがそれもできない。」 という内容と水塔からの脱出の方法が書かれていた。 ヒューイの手助けで地下牢から脱出するが、すぐにリカルドに見つかり、今度は水塔の頂上に追い込まれてしまう。 だが逆にそこでフィオナの機転とヒューイの協力により、リカルドを水塔の屋上から突き落とす事に成功する。 そうしてフィオナとヒューイは無事に水塔から脱出し、ロレンツォの待つ真理の館へと進むのだった。(リカルド編 完)
リカルド編の途中からDエンディングに行けます。 森でヒューイとはぐれた時、ヒューイの好感度が低い&怪我したヒューイを見捨てて先に進むと、水塔でヒューイが助けに来てくれず、 そのままDエンディング突入となります。 内容は、気絶した後目覚めた場所はガラスケースの中で、目の前にはリカルドがいます。気が付いたフィオナにリカルドは 「お前に私を産んでもらうぞ。私の新しい身体を創るのにお前の胎を借りるだけだ…。殺しはしない…。 お前のアゾートを受け継いだ新しい私が産まれるのだ…。」と微笑みながら冷酷に言い放ちます。 それを聞いて絶望のあまり絶叫するフィオナ。シーンは暗転、城のスウィートルームに変わる(ダニエラと出会った場所)。 リカルドが部屋へ静かに入ってくる。フィオナは椅子に座って眠っている。しかしそのお腹は大きく膨らんでおり、一目で妊娠していると 分かる姿であった。最初の頃に見た木像どおりの姿となったのだ。 そんなフィオナを見て満足げに微笑み、来た時と同じように静かに部屋を去るリカルド。 するとフィオナは眠りから覚め、目を開ける。フィオナはすでに壊れてしまったのか、自分の大きくなったお腹を優しく擦りながら、 狂ったようにけたけたと笑い声をあげ続けるのであった…。(Dエンディング 完)
真理の館に着くと、車椅子に乗ったかなりよぼよぼの今にも死にそうなジジイがいた。その老人こそがロレンツォであった。 これで安心かと思われたが、ロレンツォは、ウーゴが自分を裏切った理由がフィオナの母親である事を語り出す。 ウーゴは、錬金術の研究にべリ家を訪れたフィオナの母のエイラと恋に落ち、やがて城を出てアメリカに移住、二人は結婚し、 フィオナをもうけたのだった。 こうして14代目のアウレオルス=べリそのものであったウーゴが使命を放棄し、ただの女であるエイラとの「愛」選んだ事により、 連綿と伝わってきた錬金術師のアゾートは、何も知らないフィオナに伝わってしまったのだ。 使命を果たすことができず、絶望の中で老いていたそんな時、フィオナが現れた事を知り、その正統なアゾートを回収して、 新たにクローンを作ろうと企んでいたのだ。リカルドに先んじてフィオナのアゾートを回収せんがため、ダニエラに檻の鍵を開けさせて、 地下室からフィオナを逃がしたのは彼である。フィオナの行動を逐一監視しつつ、時には城からの脱出の手引きをするかのように、 協力的な立場を装い好機を窺っていたのだ。 ロレンツォは今までの親切の振りを捨て、リカルドと同じくフィオナのアゾートを狙って襲って来る。 地べたを這いつくばって恐ろしいスピードで追いかけてくるロレンツォ(ハッキリ言ってキモイ。這ってるくせに今までの追跡者の中で 一番スピードがある)。しかしフィオナは地下で手に入れた燭台と爆薬を使ってロレンツォを崩れた壁の下敷きにするのであった。 崩れた壁の先にあった廊下をさらに進むフィオナ。 廊下を進んでいると後ろから微かに声が聞こえてきた。振り向くとなんとしぶとく生きていたロレンツォがしつこく床を這いながら 追いかけてきたのだ。これをフィオナは今度は破砕機に繋がるベルトコンベアの上にロレンツォを上手く誘き寄せてミンチにする。 どんどん殺り方が情け容赦なく躊躇なくなるフィオナであった。ロレンツォから手に入れた鍵を使ってさらに奥へ進むフィオナ。 進んでいると、ある一室に入ったとたんいきなりドアがしまり、部屋に閉じ込められてしまう。すると部屋にロレンツォの声が鳴り響く。 怯え、なんとか部屋から脱出しようとするフィオナに色々と語りかけてくるロレンツォ。最後にロレンツォは「お前は私のものだ。」 と告げると部屋のドアを解放する。恐る恐る出てみるとさっきとは全く違う場所に繋がっていた。 目の前には父親と同じ顔の男が立っていた。なんとそれは若返ったロレンツォであった。 リカルドの死体から手に入れたアゾートと錬金術の力を使って、若さとパワーを得ていたのだ(それであのミンチ状態から助かっていた)。 さらに力を使って老人から中年へ、中年から青年へと変貌を遂げるロレンツォ。リカルドのアゾートを手に入れ、若さとパワーを身に付けた ロレンツォには到底かなわず、館の中を逃げ回るフィオナ。逃げて行くうちに、たぶん錬金術で使われるのであろう、溶鉱炉に辿り着く。 そしてここでロレンツォと決着をつけることとなる。ヒューイと共に協力して戦ううちに、バランスを崩したロレンツォは ターミネーターよろしくお約束のように溶鉱炉へと落ちてしまう。しかし諦めの悪いロレンツォはここでもしぶとく、火だるまになりながらも フィオナを追いかけてくる。全身火だるまとなったロレンツォには通常の攻撃はもはや通用せず、ひたすら出口求めて逃走するフィオナ。 目の前に見えてくる出口。必死で走るフィオナ。追う火だるまロレンツォ。出口は目前というところで、ロレンツォに回り込まれてしまう。 もはや絶体絶命これまでかと思われたが、運が尽きたのか、ロレンツォはそこで燃え尽きてしまう。(真理の館編 完) これでようやく悪夢の一夜は終わったのだ。 扉を開けたらもう夜は明けていた。フィオナはヒューイと共に城を後にしようとすると、早朝の勤めをするために小屋から出てきたデビと 鉢合わせしてしまう。しかし、フィオナを女神と同一しているデビは、まるでお礼を言うかのように、それとも謝罪のためなのか、 フィオナに対して深々と一礼をして城を出て行くフィオナとヒューイ見送るのであった。 そしてそのまま鼻歌を歌いながらもう誰もいない城の庭仕事にとりかかるデビ。そのまま暗転してスタッフロールに突入。 (Aエンディング 完) Bエンディングだとデビとは出会わずそのまま城から出て行きます。 以上で終わりです。
乙、よく気絶する娘だな。
>>デメントの人乙 デメントは爺と爺のディープキスが衝撃的だったな
デメントの人乙。ダニエラがいいな。 Cエンドってそのまま帰るだけなのかw
>ゲーム中では詳しく説明されていないがどうやらダニエラは自分の容姿を >激しく嫌悪してるか憎悪しているもよう。 ぶっさいくなの?勝手に人形のような美女を想像してたけど
>>521 基本的にさっさと出て行くだけなんですが、おまけで
「フィオナー!!永遠の我がアゾートー!!」と叫びながら、出て行くフィオナを追いかけようとして、
車椅子ごと階段から転がり落ちるロレンツォが見れます。
>>522 逆かと。人形のように美しい容姿なんだけど、ダニエラは魂の無い人形のような自分が許せず、
魂のある人間になりたがっているので。(本当は正真正銘の人間だけど)
デメントの人乙〜。 でもヒューイ可哀想だな。何回も捕まるし・・・
>>基本的にさっさと出て行くだけなんですが、おまけで >>「フィオナー!!永遠の我がアゾートー!!」と叫びながら、出て行くフィオナを追いかけようとして、 >>車椅子ごと階段から転がり落ちるロレンツォが見れます。 やべ。吹いたw
デメントの人乙です。 転げ落ちるロレンツオワロスw
●未解決分 ■PS2 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・グレゴリーホラーショー ・キングダムハーツFM ・フェイズパラドックス ・鬼武者2 ・ロックマンX7 ・決戦3 ・イリスのアトリエ(1、2) ・ライゼリート ・紅忍 血河の舞 ・BUSIN ・FF11(国別、プロマシア) ・ガレリアンズ:アッシュ ・ステラデウス ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・悪代官(1、2) ・Remember11 ・X−FIRE ・ファントムキングダム ・ワイルドアームズ3(詳細に) ・ガンバード1&2 ・桜坂消防隊 ・スペクトラルフォース ラジカルエレメンツ ・バイオハザード(OB1,2) ・ジェネレーションオブカオス4 ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO ・スペクトラルフォースクロニクル ・ぼくのなつやすみ2 ・michigan ・「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ」(EXダンジョン以降) ・ポポロクロイス 月の掟の冒険 ・レイジングブレス ・over the monochorme rainbow ・ナムコ×カプコン ・キラー7 ・半熟英雄4 ・機動新撰組 萌えよ剣 ・花と太陽と雨と ・ディノクライシス(ガンサバ、3) ・慶応遊撃隊外伝蘭末ちゃん〜 ・サイレントヒル4(アイリーンの死ED) ■PS ・ミスティックドラグーン ・クーデルカ ・黒ノ十三 ・すべてがFになる ・エクサフォーム ・猫侍 ・ドラゴンシーズ ・聖霊機ライブレード ・フェイバリットディア純白 ・立体忍者活劇天誅弐 ・王子さまLv1 ・フロントミッションオルタナティブ ・ミスティックアークまぼろし劇場 ・スタートリングオデッセイ ・エースコンバット(1、3) ・クロノトリガー(追加部分のみ) ・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・火星物語 ・ガレリアンズ ・プラネットライカ ・影牢 ・カウボーイビバップ ・ゲッPーX ・ゲッターロボ大戦 ・サーカディア ・ディノクライシス2 ・学校のコワイうわさ花子さんがきた!! ・スーパーロボット大戦α外伝 ・夕闇通り探検隊 ・シュレディンガーの猫 ■GC ・バイオハザード0 ■SFC ・ラストバイブル3 ・大貝獣物語 ・スーパーマリオRPG ・セプテントリオン ・ざくろの味 ・弟切草 ・FFUSA ・ソウルアンドソード ・エルナード ・魔神転生 ・幕末降臨伝ONI ・ヒーロー戦記プロジェクトオリュンポス ■FC ・太陽の神殿 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・道(TAO)・ボディコンクエスト ・メタルギア ・スプラッターハウス(2、3) ・モンスターメーカー ・スウィートホーム ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・まじかるドロピー ・えりかとさとるの夢冒険 ・亀の恩返し ・スーパースターフォース ・魔法のプリンセスミンキーモモ ・京都財テク殺人事件 ・メタルスレイダーグローリー ■64 ・スーパーロボット大戦64 ■XBox ・真女神転生NINE ・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY ■セガ系 ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep3) ・ラングリッサー2 ・シャイニング ザ ホーリィアーク ・ロンド〜輪舞曲〜 ・ゆみみみっくす ・ディノクライシス ・リアルサウンド〜風のリグレット ・大冒険セントエルモスの奇跡 ・エターナルアルカディア ・慶応遊撃隊 ・慶応遊撃隊活劇編 ・七ツ風の島物語 ■携帯機 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン ・超執刀カドゥケウス ・真女神転生デビルチルドレン(赤、光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・聖剣伝説1 ・エストポリス伝記 よみがえる伝説 ・風来のシレンGB2 ・スーパーロボット大戦OG2 ・ファイアーエンブレム烈火 ・アレサ1〜3 ・メタルギアソリッドゴーストバベル(おまけドラマも) ・新天魔界〜GOCWアナザサイド〜 ■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・ガラージュ ・コマンド&コンカー ・偽典女神転生 ・サイキックディテクティブ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・アークトゥルス ・英雄伝説X 海の檻歌 ・シュバルツシルト(F以降?) ■その他 (PC Engine)・コズミックファンタジー ・青いブリンク ・不思議の海のナディア ・天外魔境ZIRIA ・てきぱきワーキンラブ (PC-FX)・虚空漂流ニルゲンツ (MSX)・メタルギア2 (サテラビュー)・ラジカルドリーマーズ (アーケード)・ストリートファイターIII 2nd ・鉄拳シリーズ (特殊)・剣神ドラゴンクエスト