1 :
それも名無しだ:
2 :
それも名無しだ:2007/04/23(月) 20:35:17 ID:HpjuGapP
テンプレ
【原則】
乗り換えのルールはこれが鉄板です、変更は出来ません。(詳しくは初代議論感想スレを参照の事)
前の人の話やフラグを無視して続きを書くのは止めましょう。
また、現在位置と時間、状況と方針は忘れないで下さい。
投下前に見直しする事を怠らないで下さい、家に帰るまでが遠足です。
投下後のフォローも忘れないようにしましょう。
全体の話を把握してから投下して下さい。
【ルール】
基本的に初期の機体で戦うことになりますが以下は特例として乗り換え可能です。
・機体の持ち主を殺害後、その機体を使う場合
・機体の持ち主が既に別の機体に乗り換えていた場合
・機体の持ち主が既に殺害されていて、機体の損傷が運用に支障無しの場合
・弾薬は放送と同時に補給されます。
【備考】
議論感想雑談は専用スレでして下さい。
作品の指摘をする場合は相手を煽らないで冷静に気になったところを述べましょう。
ただし、キャラが被ったりした場合のフォロー&指摘はしてやって下さい。
おやつは三百円までです、バナナは含まれません。
スパロボでしか知らない人も居るので場合によっては説明書きを添えて下さい。
水筒の中身は自由です、がクスハ汁は勘弁してつかぁさい。
これはリレー小説です、一人で話を進める事だけは止めましょう。
初めての方はノリで投下して下さい、結果は後から付いてくる物です。
作品の保存はマメにしておきましょう、イデはいつ発動するかわかりません。
3 :
それも名無しだ:2007/04/23(月) 21:37:42 ID:CgObL258
◆「死亡者編」(残り15名、「冥王計画」まで)
・『死亡者名(搭乗機)/殺害者名(搭乗機)』キャラ辞典より抜粋&コメント
・アラド・バランガ(ガンダムエピオン)/アムロ(サザビー)
ゼロシステムでファンネルを切り払うもビームトマホークでコックピットを攻撃され死亡する。
ゼオラがアラド依存症なせいで、死んだ後の方が名前が良く出てくる。
・アルマナ・ティクヴァー (VF-1Aバルキリー)/ウルベ(グルンガスト)
戦う意思は無く、この戦いを止めようとしていた。ウルベの攻撃により出血多量で死亡。
イキマを善人属性に導いた立役者。遺体は最終的にトウマとクォヴレーが埋葬した。
・一色 真(シズラー黒)/フェルナンド(ズワウス)
ズワウスにダメージを与える事が出来ずに機体は真っ二つ、彼はバラバラの肉片となってしまう。
なお、彼は最後までミサイルの雨でズワウスを倒していたと思い込んでいた。
・柿崎 速雄(なし)/ユーゼス(??)
オープニングで登場、ユーゼスに野次を飛ばしていたら目をつけられて見せしめにされる。
なおフォッカーは彼の仇討ちを真剣に考えてくれている。「柿崎ぃぃぃぃぃっ!」
・カツ・コバヤシ(ビッグモス)/ゼオラ(ゼオライマー)
アムロを探すため奔走していたが、ゼオラの不意打ちを受け死亡する。
・シュウ・シラカワ(ファイヤーバルキリー)/マサキ(強化型レイズナー)
一瞬の油断を突かれ木原マサキ乗るレイズナーのVーMAXに機体ごとバラバラにされる。
ファイヤーバルキリーを支給されたが、最期まで歌うことはなかった。
・ジャック・キング(ウォーカーギャリア)/セレーナ(アーバレスト)
優勝すべく動き出すが、同じくマーダーとなったセレーナにコクピットを潰され死亡する。
・テンザン・ナカジマ (ヴァルシオン改)/リョウト(ウイングゼロカスタム)
ゲームを楽しむべく、近くにいたアラドやリョウトを追い詰めるが、ゼロシステムを発動させた
リョウトに返り討ちに会う。
・B・D(ボン太君スーツ)/ベターマン・ラミア(ザーメ・ザウ)
元々の自機を発見し、運が向いてきたかと思いきや、ラミアの変身したベターマン・フォルテに惨殺。
首の飛ぶグロい死に様を晒したが、彼の残した首輪は後に重要な鍵となってゆく。
・フェルナンド・アルバーグ(ズワウス)/ゼンガー(サーバイン)
フォルカを探し、狂気に包まれたままハイパー化してゼンガーに襲い掛かったが、返り討ちに。
・三輪防人(EVA初号機)/東方不敗(零影)
アキト(νガンダム)をボロボロにするも取り逃がし、アスカ(ダイモス)との交戦では
ケーブルを切られ逃走する。その後、東方不敗の超級覇王電影弾によって爆発!!!する。
・ラージ・モントーヤ(ヒュッケバインMk-V・L)/リオ(デスサイズヘルカスタム)
リョウトな為にマーダー化したリオに、ビームシーザスでコクピットごと蒸発させられる。
なおリオに強奪されたトロニウムは現在セレーナが所持。
<<第一回目の放送で上記12名の死亡が伝達>>
・ハイネル(ヤマタノオロチ)/アムロ(サザビー)
ギレンと手を組むが、その後アムロの襲撃を受け、ファンネルによる内部からの攻撃により死亡。
・司馬宙(ベミドバン)/アムロ(サザビー)
ギレンに仲間に引きずり込まれるが、ハイネルの攻撃で隙が出来たところへ、アムロに襲撃され
サザビーの攻撃がコックピットへ直撃し死亡する。
・バラン・ドバン(獅子王争覇グランドガンダム)/東方不敗(零影)
アルマナの死を知り、不甲斐ない自分も死のうと東方不敗に決闘を挑む。
東方不敗も全てを察し、石破天驚拳をもって笑みを浮かべながらアルマナの元へ逝く。
最期までDG細胞に取り込まれなかったところは、流石バルマー屈指の武人であろう。
・バグ・ニューマン(ボール)/ヴィンデル(ジャスティスガンダム)
ブライガーとワルキューレを奪おうとするが見事に撒かれてしまう。
その後、ジャスティスにプチッと潰されこのロワ屈指の間抜けな死に方をする。
・ハマーン・カーン(アッガイ)/ヤザン(竜王機)
ヤザンに機体ごと噛み千切られ死亡した。
彼女の幼馴染が戦いはMS性能で決まる物では…、と言っていたが、実際はやっぱり重要なものだ。
・ハチロー(ジャイアントロボ)/ヤザン(竜王機)
奇襲して来たヤザンに燃やされ死亡。
ネタキャラとしての参戦のようだったが、ロワの無常さを表す良い例になってしまった。
・ゼンガー・ゾンボルト(サーバイン)/ラッセル(マジンカイザー)
フェルナンドを気合でオーラソードを斬艦刀とし倒すも気絶。発狂したラッセルに襲われる
シンジのピンチに目覚め、ファイアーブラスターを防ぐが機体が耐えられず爆発、死亡する。
・ラッセル・バーグマン(マジンカイザー)/シンジ(大雷凰)
目の前でゼンガーを死なされ、殺意を持ったシンジにカイザーパイルダーを踏み砕かれ死亡する。
原型がないほど発狂していたが、それはそれで個性となった。魔神皇帝は現在ヴィンデルが搭乗。
・アキト(νガンダム)/アムロ(サザビー)
序盤に三輪長官のエヴァにボロボロにされ逃走してしまう。襲撃してきたアムロのファンネルで
コックピットを攻撃され死亡。ニュータイプでない為、ファンネルは使えなかった。
・ルリ(スカイグラスパー)/マサキ(強化型レイズナー)
アキトを殺され悲しみにくれている中、本性を表したマサキに首輪を入手のために首を絞められ
死んでしまう。遺体はマサキによって頭部を切断されてしまった。
・ボス(ダイターン3)/ヤザン(竜王機)
空中にて鉄也共々襲撃され、鉄也が落下した為、孤軍奮闘するも終盤にEN切れを起こし倒される。
戦線復帰が遅れた鉄也に恨み言一つ言わず、希望を託し死亡した。
・ラウ・ル・クルーゼ(ディスアストラナガン)/セレーナ(アーバレスト)
ヤザンと遭遇し、互角の戦いを見せるが、身体を維持する薬の禁断症状で戦闘から離脱。その後、
セレーナとの戦闘、ディスレヴに取り込まれ力を引き出し始めるも、ラムダドライバによって倒される。
<<第二回目放送に上記12名の死亡が伝達>>
・ギレン・ザビ(RX-7ナウシカ・フライングユニット装備)/リョウト(ウイングゼロ)
自分を警戒する副長を墜落しに見せかけて始末したつもりが、懐柔しようとしていたリョウトに
あっさり見抜かれバスターライフルで撃ち殺される。葛藤していたリョウトを自分で後押しした形となった。
・ラトゥーニ・スゥボータ(V2アサルトバスターガンダム)/ゼオラ(セオライマー)
メイオウ攻撃からリョウトを守り損傷した所をキラに攻撃され半壊し墜落。瀕死の走馬灯状態の中、
駆けつけたゼオラに抱き起こされトドメを刺された。直接描写は少ないが、かなりスプラッタ状態。
ゼオラが持ってたのは流石にヤバ過ぎ。その後、遺体はシロッコが埋葬したようだ。ナムナム。
・相良宗介(ブリッツガンダム)
竜王機に殴り飛ばされたウルベが死亡したと誤認、代わりにグルンガストに搭乗しようとした瞬間
ペナルティが発動、首輪が爆発して死亡してしまう。歴戦の傭兵であったが、ガンダムファイターという
戦場の常識を逸脱した存在によって判断ミスを犯すという皮肉な結果となった。
・ウルベ・イシカワ(グルンガスト)/ヤザン(竜王機)
芝居を打とうとコクピットを離れたところを竜王機に殴り飛ばされるも超人的な身体能力で復活。
なんと生身で竜王機と渡り合うが、最終的には倒れたグルンガストの下敷きとなってあえなく死亡。
・ハヤミブンタ(ドッゴーラ)/アムロ(サザビー)
奇襲を仕掛けてきたアムロに対し果敢に応戦。ミオを安全な場所に逃がすことに成功する。
その後も奮戦するが一歩及ばず、コクピットをビームに射抜かれて死亡した。
・アムロ・レイ(サザビー)/ミオ(ボスボロット)
ブンタのドッゴーラと交戦、これを撃破するも、ミオの存在に気付いておらずボロットパンチで潰される。
ニュータイプの能力に頼りすぎたのが仇になるという形となった。
・プレシア・ゼノサキス(グランゾン)/木原マサキ(強化型レイズナー)
チーフとルリの治療に入った病院で、マサキによって塩素ガスの充満した集中治療室に閉じ込められる。
最期は兄の名を呼びながら、苦悶の果てに酸鼻極まる死を遂げた。合掌。
・ゼオラ・シュバイツァー(ゼオライマー)/剣鉄也(ガイキング後期型)
戦闘中に突如乱入してきたガイキングのハイドロブレイザーが三発連続で直撃し、爆散。
最期の瞬間まで、彼女が自らの内の狂気から解き放たれることは無かった。
・キラ・ヤマト(ゴッドガンダム)/剣鉄也(ガイキング後期型)
乱入してきた鉄也のガイキングに頭部を握り潰され、腹部を破壊されて死亡した。
かつてキラは混乱から鉄也に攻撃を仕掛けたが、それがこのような結末に繋がるとは皮肉である。
・イングラム・プリスケン(メガデウス・ビッグオー)
ラミア・ラヴレスとの交戦において致命傷を負い、最後の力を振り絞ってファイナルステージを発動。
ヘルモーズに一撃を放つも通じず、首輪を爆破され、まだ見ぬ勇者達に希望を託して壮絶に散る。
しかし彼の遺志は、同じ思いを抱く参加者達によって確実に受け継がれる事となる――
・イッシー・ハッター(アフォームド・ザ・ハッター)/剣鉄也(ガイキング後期型)
火車カッターで竜馬を襲うガイキングに限界速度での突撃を敢行、自らの身を案じることもせずに散っていった。
彼のVコンバーターはチーフが引き継ぎ、テムジン747Jとなって戦場を駆ける。
・流竜馬(ダイテツジン)
戦闘中にゲッター線の介入を受け、永遠の闘争の世界であるゲッター宇宙へ飛ばされてしまう。
この時周囲に撒き散らされたゲッター線が、ロワ全体の流れを大きく変えていく。
・リオ・メイロン(ガンダムデスサイズヘルカスタム)/剣鉄也(ガイキング後期型)
デスサイズが爆散した際にコクピットから投げ出されて全身を強打、見るも無残な姿となってしまう。
最終的に遺体はリュウセイの核攻撃により消滅。
<<第三回目放送に上記13名の死亡が伝達>>
・アクセル・アルマー(クロスボーンガンダムX1)/マシュマー・セロ(ディス・アストラナガン)
絶体絶命の窮地に追い込まれたヴィンデルの前に割って入り、身代わりとなって死亡。
最期に彼の頭をよぎったのは、このゲームでの初めての仲間、テンカワ・アキトの姿だった。
・司馬遷次郎(スカーレットモビル)
基地内部で首輪の解析を行っていたが、解析装置の中に仕組まれた罠が発動し、彼の人格部分は機能停止してしまう。
残ったボディの内部の解析装置は、現在マサキが利用しようと画策中。
・ヒイロ・ユイ(M9ガーンズバック)/碇シンジ(大雷鳳)
基地内部でワームホールによって飛ばされていたダイモスと接触、交戦しつつ地上へ誘き出す。
その後大雷鳳に攻撃を仕掛けるダイモスに銃撃を浴びせるも、逆に錯乱したシンジによって機体ごと潰されてしまった。
・ロイ・フォッカー(アルテリオン)/ヤザン・ケーブル(無し)
誰もいないはずの解析室からの声を受信、司馬遷次郎だと思い急行する。
しかし、それはヤザンのトラップだった。鉄パイプで頭を強打され死亡。
・惣流・アスカ・ラングレー(ダイモス)/碇シンジ(大雷鳳)
原作後半の精神不安定状態であり、シンジを抹殺しようとする。
ついにシンジを発見。攻撃を仕掛けるも、暴走大雷鳳により優しさと夢の源へ帰ってしまう。
・碇シンジ(大雷凰)
正気を失ったアスカに全否定され暴走、神雷によりダイモスを破壊する。
アスカ殺害直後にシステムLIOHの反動により死亡。
・タシロ・タツミ(ヒュッケバインmk-3ガンナー)/剣鉄也(ガイキング後期型)
デビルガンダムを止めるためにヴィンデルとマシュマーついていく。
最後は鉄也乗るガイキングに自爆攻撃を仕掛け、副長と共に散る。
・副長(AMガンナー)/剣鉄也(ガイキング後期型)
デビルガンダムを止めるためにヴィンデルとマシュマーついていく。
最後は鉄也乗るガイキングに自爆攻撃を仕掛け、タシロ艦長と共に散る。
・ベターマン・ラミア(機体なし)
デビルガンダムに地球単位の危険を察知。
闘いを切り上げ現場に急行するが、案の定取り込まれてしまう。
・剣鉄也(ガイキング後期型)/マシュマー・セロ(ディス・アストラナガン)
ロワ勝利のためデビルガンダムを利用しようとする。そしてデビルガンダムを止めんとするマシュマー達と戦闘。
マシュマーの放ったアイン・ソフ・オウルにより消滅する。
・マシュマー・セロ(ディス・アストラナガン)
ヴィンデル達の力を借りてDGからミオを救出する。
その後、生きていた鉄也の攻撃によりダメージを負うも、アイン・ソフ・オウルにより鉄也を倒し『月』に穴を開ける。
マシュマー自身は一輪のバラの花を残し消滅。
・ジョシュア・ラドクリフ(ガンダム試作2号機)/リョウト・ヒカワ(ジャイアントロボ)
オートガード機能の発動したジャイアントロボの全弾発射によって命を落とす。
なお、遺された核はリュウセイの手によって『天上天下一撃必殺砲』の名の下に発射された。
・セレーナ・レシタール(アーバレスト)/リョウト・ヒカワ(ジャイアントロボ)
指示に反抗しようとするリョウトを説得するも攻撃を受ける。
そしてジャイアントロボの攻撃で虫の息になっているところを同時運用のルール確認の実験台にさせられ死亡。
・チーフ(テムジン747J)/リョウト・ヒカワ(ジャイアントロボ)
リオの聞き暴走するリョウトを追うが、彼の暴走を止める事は出来なかった。
その後、GRの自爆からリュウセイ達を救うために疾走。核の輝きの中に散っていった。
・リョウト・ヒカワ(ジャイアントロボ)/−(BIG−O)
リュウセイの発射した核でリオの遺体を失い、完全に暴走。
補給ポイントでマイを攻撃するも、アーバレストに乗り換えたリュウセイに破れ、GRの自爆もチーフに阻止される。
執念でBIG−Oに乗り込んだものの、BIG−Oに拒絶されコードに潰される。
・イサム・ダイソン(ドラグナー3型)/木原マサキ(強化型レイズナー)
マサキを守るべくヤザンと交戦中、突如背後から撃たれ死亡。
最期までマサキの身を案じていた。撃ったのがそのマサキ本人であることを知ることもなく。
・ヤザン・ゲーブル(アルテリオン)/東方不敗マスターアジア
ガルドと東方不敗に戦闘を仕掛け、東方不敗の零影を撃破。
しかし、生身の東方不敗の超級覇王電影弾を受け、アルテリオンと共に散る。
・東方不敗マスターアジア/トウマ・カノウ(ワルキューレ)
アルジャーノンに取り込まれ、生身で大暴走。魂を燃やし尽くし、完全な殺意の塊となる。
そんな彼に最後のとどめを刺したのは、ベーゴマとバイクの爆発だった。
・トウマ・カノウ(ワルキューレ)
基地へ単独先行したばっかりに、死にかけ寸前の暴走師匠と遭遇するハメに。
闘志を振り絞って撃退するも、その際の爆発に巻き込まれ死亡。
・リュウセイ・ダテ(メガデウス・ビッグオー)
激戦の末、ついにマイをユーゼスの呪縛から救い出した。
そしてビッグオーと共に、静かに眠りにつく。
<<第三回放送より後、更に20名が死亡。計57名(残り10名、「冥王計画 」まで)>>
『生存者編』(「冥王計画 」まで)
●(最新エピソード時の場所:時刻)
・『生存者名(★は殺害数、◎は所持している首輪の数):搭乗機:タイプ分け』備考&一口コメント
●主催者(04:00 ヘルモーズ)
このゲームを引き起こす男。しかし彼もまた、追い詰められ始めていた。
・ユーゼス・ゴッツォ(ヘルモーズ)主催者
意地でもゼストを完成させるべく、ゲームを通じて負の感情を集め続ける。
野望はひとつ。神をも超えた、ウルトラマンとなるために。
●反逆の牙(03:20 G-6)
イングラムの遺志の下に集まった反逆の牙も、今や生き残りは彼らだけに……
・イキマ(グルンガスト)自衛協力型
他の参加者達に感化されて善人化絶賛進行中の邪魔大王国幹部。
司馬博士が死に、自分達以外の仲間も死んだ今、彼は……?
・クォヴレー・ゴードン(ブライガー)自衛戦闘型
ディス・アストラナガンと共に、ゲーム破壊の鍵を握る。しかし未だ記憶は戻らず、それ故の脆さも見え隠れする。
トウマの死に、別働隊の全滅に、彼の心は耐えられるのか……?
●ガルド(03:20 G-6)
イングラムと東方不敗の死を心に刻み、彼はゲームに立ち向かう。仲間と共に、生き抜くために。
・ガルド・ゴア・ボーマン(エステバリスC)自衛戦闘型
ゼントラーディの血を引く寡黙なパイロット。
イサムの死はまだ知らず。クォヴレー達と合流し、再度G-6へ向かうが?
●冥王(03:20 G-6)
ついに首輪を解除。冥王計画はここから始まる。
・木原マサキ★★★★★◎◎◎◎(強化型レイズナー)策士&猫被り型
天上天下唯我独尊。全てを嘲笑しつつ利用する稀代のステルスマーダー。
遂に首輪の取り外しに成功。果たして、ここからどう牙をむくか?
●ジョーカー(04:00 E−3)
ユーゼスの人形たるジョーカーにしてゲームを引っ掻き回すトリックスター。
・ラミア・ラヴレス(ラーゼフォン)煽動型
機体もパイロットも一線級だが、自分で手は下さずに他のプレイヤーを煽動する。
人数も減ってきた今、彼女はどう動くのか。
●特異点(04:00 E-1北端)
グランゾンの特異点のせいか、ひたすら孤立する。紅茶を片手に、孤高のニュータイプはゆく。
・パプテマス・シロッコ(首輪なし)◎◎(グランゾン)策士型
死んだフリ・いないフリに長けた策略家にして強力なコーヒー・紅茶愛好家。立ちションすらも思いのまま。
単身、G−6基地へと向かう。そこで待つのは何か。つーか待ってる人は本当にいるのか。
果たして『ユウキ・ジェグナン厳選・最高級紅茶』を賞味するための優雅な時間は取れるのか?
●マイ・コバヤシ(04:45 E-2)
リュウセイの決死の行動で、ユーゼスの呪縛から開放される。
・マイ・コバヤシ(R-1)???
昏睡中。レビの意識は消えたようだが……?
リュウセイ亡き今、彼女の運命や如何に。
●フォルカ(4:45 B-2)
レビ、リュウセイの捜索中。彼の知らないうちに、いろいろ決着がついてしまっているが。
・フォルカ・アルバーグ(エスカフローネ)自衛協力型
争いの無い世界を望む若き修羅王。その実力は折り紙付き。
レビもリュウセイもどこ行ったー。むしろ俺を書ける奴はいないのかー。
●ミオ&ヴィンデル(05:59 E-4)
DG戦を終え生き延びた二人は、ユーゼスに立ち向かうべく、新たな戦いに身を投じる。
・ミオ・サスガ(首輪なし)★(ディス・アストラナガン)自衛協力型
ゲッター線との接触で全てを知り、さらに首輪の呪縛から解き放たれた。
まずはアストラナガンを本来の操者に渡すべく、動き出す。
このゲームの結末は、もはや彼女の動向にかかっていると言っても過言ではない。
・ヴィンデル・マウザー★(マジンカイザー)自衛戦闘型
マシュマーとの戦闘、アクセルの死、ハロの決意を乗り越えて、ついにヘタレの汚名返上。マジンカイザーにも認められた。
ゲーム脱出の鍵となりえるミオを防衛する。今の彼は、もはやジャスティスのコクピットで脱力していた惨めな男ではない。
<<生存者10名(「冥王計画」まで) >>
12 :
それも名無しだ:2007/04/23(月) 22:20:05 ID:AFER1eMw
すいません、
>>10のシロッコの(首輪なし)は間違いで。
代わりに木原マサキの項に(首輪なし)を追加。
13 :
それも名無しだ:2007/04/23(月) 23:26:33 ID:OR/Oj1R3
スパロボ呂は糞。
14 :
それも名無しだ:2007/04/24(火) 00:16:06 ID:POVRrxcP
15 :
それも名無しだ:2007/04/24(火) 20:30:55 ID:mFghYQHq
>>1乙
>>12 乙だが所々手を加えてほしかった部分があったり
ラージのとこのトロニウムの件とか。
16 :
それも名無しだ:2007/04/24(火) 23:13:02 ID:Y0d/Q0iE
そういや仮まとめ作ってた人どうなった?
17 :
それも名無しだ:2007/04/24(火) 23:14:36 ID:p9RJWDjz
前スレ1000め…やりやがった。
18 :
それも名無しだ:2007/04/24(火) 23:48:41 ID:hvxyPluB
>>16 すまん、レンタル鯖解約されててワラタ。
どっか無料の鯖を借りてあげるわ。
19 :
それも名無しだ:2007/04/26(木) 01:01:22 ID:YGPvf9w5
没作品で龍王機が出てきたけどさ、自立じゃなく乗り込んだら動くのか?
でもし動いたらその場合、ミオやイキマといった不思議パワー持ちなら意思疎通できるんかな?
クォヴレーはなんか微妙なんだよな。ケイサルに強念者って言われてたが、そーいう能力あった?
20 :
それも名無しだ:2007/04/26(木) 20:17:02 ID:zaEhbulZ
一応SP回復をデフォで所持しているヤツだな。強念者とは違う気もするが。
αイングラムは念持ってるし、その類型のクォヴレーなら持っててもおかしくは無い。
21 :
それも名無しだ:2007/04/27(金) 00:21:38 ID:itNjLG2e
強念と念動力は別物じゃね?
サルファじゃ主人公によって念動力持ってたり持ってなかったりするから、
曖昧に「強念」って言葉を使ったんじゃないかと思うが
あと、遅くなったがスレ立て乙
ラヴレス先生も乙
22 :
それも名無しだ:2007/04/27(金) 01:18:28 ID:XaSmGLQX
クォヴレーの場合で言うと、死霊ですら屈伏させる強い意思てなところか?
これがあるからディストラは全力全開で動けるんだし。
あとディストラに乗ってるときに限り、次元移動と色々察知できる超感覚。
23 :
それも名無しだ:2007/04/27(金) 03:45:53 ID:vi/DthsM
質問。
龍王機の話が没になってたけど、DG戦でユーゼスが言ってた
ジュデッカかヴァルシオンとか投入ってあり?
24 :
それも名無しだ:2007/04/27(金) 06:15:48 ID:s56TF9Qw
有りかもしれん、ってか投入理由とか考えてた時期が合ったな。
25 :
それも名無しだ:2007/04/27(金) 17:08:43 ID:AnTU35lo
でも、投入してもそれが反ユーゼス側に渡ったら意味無しなんじゃ……
ジュデッカなら念を送り込んで操れる、ヴァルシオン「改」でゲイムシステム大暴走、
でもいいかもしれないけれど、今の時点からだと今更って感もあるし。
26 :
それも名無しだ:2007/04/27(金) 18:36:42 ID:AadDDmne
てっきり
ゼストで久保達脱出した奴らと戦うぜー!
→ゼストやばいorzマジかよ……
→じゃ、しゃーねぇ、ヴァルシオンかジュデッカに乗って久保達と戦うか
という意味だと思ってた、なるほど会場に遠隔操作で放り込むというのもあるな
27 :
それも名無しだ:2007/04/27(金) 18:41:26 ID:Rn/WbbGf
失敗作のゼストとはいえラスボスの威厳がなさ過ぎるなww
28 :
それも名無しだ:2007/04/27(金) 19:48:58 ID:itNjLG2e
普通、順序逆だよなw
29 :
それも名無しだ:2007/04/28(土) 00:05:10 ID:76auZ1zA
ブロッケン伯爵が操縦してたαシリーズの龍王機なら冥王の科学力でどうにかなるかも
30 :
それも名無しだ:2007/04/28(土) 00:42:39 ID:nU+dcgPc
マイでとりあえずネタはある……。
だがG−6の時間をもっと進ませないと怖くて書けない……。
誰かこいつら書こうって人いる?
31 :
それも名無しだ:2007/04/28(土) 07:35:11 ID:QxrIWhQV
32 :
それも名無しだ:2007/04/30(月) 18:13:12 ID:jVryDvp2
age
33 :
それも名無しだ:2007/04/30(月) 18:21:31 ID:fsKwI3D+
スパロボ呂は糞。
35 :
それも名無しだ:2007/05/01(火) 11:54:58 ID:FXyg2MHJ
36 :
それも名無しだ:2007/05/01(火) 19:35:30 ID:NQKo7ena
おお、ラジオもようやくうちの番か
楽しみにしてま……
って俺、その時間仕事だ――――――――――――!!!!!!!!!!!!!orz
37 :
それも名無しだ:2007/05/01(火) 20:59:02 ID:gVyzqAqX
>>36 よう、俺。
流石に後から聞ける手段はねぇよなぁ……
38 :
それも名無しだ:2007/05/01(火) 23:00:21 ID:RJ2w8Z4t
>>36-37 あれ?俺が何回も書き込みしてる…。
後から聞きたいけど無理かなぁ?
39 :
それも名無しだ:2007/05/01(火) 23:21:32 ID:oXn2dklb
てか俺も家にいねえ…orz
ちょうどGWだし、むしろ予定が合わない奴の方が多いかも試練
とりあえず投下しまする。
「リュウ、すまない……私は……」
『いいんだよ、マイ。仕方なかったんだ。
それに、俺は後悔なんてしてないからよ』
向かい合う二人、マイとリュウセイ。
敵として出会い、その後は戦友として、そして最後は再び敵として……
幾多の数奇な運命を経た二人。
その片割れ、リュウセイの体は緑色の光に包まれ、輪郭は微かにぼやけている。
マイは、直感的に理解していた。
今の自分は、バトルロワイアルの会場とは別の世界に居ることに。
そして、リュウセイとは、これでお別れなんだということに。
リュウセイの背中の向こうには、光に包まれた多くの人影。
その中には、見覚えのある人たちの姿もいくつか見受けられる。
この世界で出会った人たち。
もといた世界で出会った人たち。
別の世界で、出会ったかもしれない人たち。
それらは世界の可能性。
ここは、その全てを越えた先。
そして、あそこに行ったら……もう帰って来る事は出来ない。
『どうやら、俺はここまでみたいだ。マイ、後のことは頼んだぜ。
お前のことを散々弄んだあの腐れ仮面野郎を……ユーゼスを、ぶっ飛ばしてやれ!』
「ああ……ああ、わかってる、リュウ!」
グッと拳を握りリュウセイの前にかざすマイ。
真一文字に引き締められた唇の端が微かに震えているように見えたのは、気のせいだろうか。
そして、リュウセイもマイの拳に自分の拳を重ねる。
『こう言うのも変だけどよ、元気でな、マイ』
「ああ。……今までありがとう、リュウ。」
私は彼に、2度も救われた。
そして、その恩を直接返すことは、もう出来ない。
ならば、せめてこれからの私の命で……生き様で応えて見せよう。
彼が望んだ未来のために、誰も死なずに済む結末のために、私は戦おう。
それこそが、私の償い……いや、私の願い、私の決意。
「レビは……いや、マイは目覚めたか?」
フォルカの呼びかけに、エルマは否定の意を込めて体を左右に振る。
レビを探し、辿りついたE-2地点に遺されていたもの。
死闘の果てに力尽きたメガデウスと、コクピットで眠るように絶命したパイロット。
四散したR−1の残骸と、崩れ落ちた機神の手の中に残されたコクピット。
そして、リュウセイを追って一足先にこの戦場の跡にたどり着いていたエルマであった。
エルマが目覚めたのは、リュウセイがBIG−Oに乗り込んでレビと戦っている真っ最中だった。
しかし、パイロット不在、なおかつアルが沈黙したアーバレストで加勢することは不可能。
例え動かせたところで、中破したASでのろくさ出て行っても足手まといにしかならない。
そこで、遺憾ながら『死んだふり』をして状況を静観していたのだ。
他の選択肢が無かった、と言うべきか。
レビとの死闘の果てに、力尽きてゆく巨人とリュウセイ。
何も出来ないまま、傍観し続けることしか出来なかった自分。
『悔しいです……何も出来ない自分が、本当に情けなくて……』
話の中で、エルマはそう呟いた。
該当する機能が存在していたならば、きっと悔し涙が流れていたことだろう。
それほどに悲痛な言葉だった。
そして、その言葉はフォルカにも苦い思いを与えていた。
自分が大地に転がっている間に、そこまで深刻な事態が発生していたとは。
(本来ならば、俺がやらねばならなかったことだ……無様だな)
己の不甲斐なさに唇を噛み、拳に力が籠もる。
さて、エルマとの情報の交換で、多くの情報を得た。
リュウセイ=ダテのこと。『反逆の牙』のこと。
そして、マイ=コバヤシとレビ=トーラーのこと。
話を聞く限りでは、フォルカと共に行動していた人格は『マイ=コバヤシ』のものであったのは間違いない。
その彼女が何故、『レビ=トーラー』を名乗る必要があったのか。
思い返せば、彼女は精神的な不安定さを見せることが度々あった。
エルマの話によると、もともとユーゼスとの繋がりの深い人物だったらしい。
とすると、何らかの形でユーゼスが彼女に精神操作を施していた可能性もある。
何にせよ、その辺りは彼女が目を覚ますのを待つしかない。
今はただ、気高き戦士に永遠の安らぎを。
そして、傷ついた少女に一時の温もりを――――
【フォルカ・アルバーク 搭乗機体:エスカフローネ(天空のエスカフローネ)
パイロット状況:頬、右肩、左足等の傷の応急処置完了(戦闘に支障なし)
機体状況:剣破損。全身に無数の傷(戦闘に支障なし)
腹部の外部装甲にヒビ(戦闘に支障なし)
現在位置:E-2
第一行動方針:リュウセイを弔う
第二行動方針:マイが目覚めるのを待つ
最終行動方針:殺し合いを止める
備考1:エルマと情報を交換し、レビの本名がマイであることを知りました
備考2:一度だけ次元の歪み(光の壁)を打ち破る事が可能
備考3:備考2はエルマに話していません】
【マイ・コバヤシ 搭乗機体:R-1(超機大戦SRX)
パイロット状況:気絶
機体状況:コクピットのみ
現在位置:E-2
第1行動方針:リュウセイの遺志を継ぐ
最終行動方針:ユーゼスを倒す】
【エルマ 搭乗機体:ARX-7アーバレスト(フルメタル・パニック)
状況:良好 自分の無力さが悔しい
機体状態:半壊。胸部装甲大破。再起動不能。アル沈黙。ラムダ・ドライバ使用不可
現在位置:E-2
第一行動方針:マイが目覚めるのを待つ
第二行動方針:クォヴレーたち別働隊と合流
最終行動方針:セレーナたち『反逆の牙』の遺志を継ぐ
備考1:厳密には参加者ではないため、首輪は付いていません。
備考2:彼が得た全ての情報はユーゼスに筒抜けです。エルマは気付いていません。
備考3:フォルカと情報を交換しました
備考4:機体状況にもよりますが、基本的に単体で戦闘は出来ません。簡単な操作、移動程度ならば可能です
備考5:修理次第ではアーバレストは動かせるかもしれませんが、戦闘はおそらく不可能です
備考6:現状でアーバレストは機体は231話(目覚め)の位置のまま放置しています】
【三日目 5:30】
『ええい、離せ! 離さんか、リュウセイ=ダテ!』
『うっせぇ! てめぇなんざコレで十分だ!』
『くっ、ゼ=バルマリィ帝国戦爵たるこの私をこんなところに押し込むだけでなく、
コレ扱いで襟首を掴んで引きずるなどと……!』
『てめぇは俺とここで一緒に退場なの! グダグダ言うなってんだ、ったく』
【レビ=トーラー(人格) 消滅
今後、マイの人格に干渉することはありません】
とりあえず投下完了……
宙「そうかエルマ、お前がいたか!」(サルファより)
以前も書きましたが、基本的に普段は土日くらいしかPC触れないので(ry
また、この先のGWはバイトで埋まってたりするので、手直しに時間が(ry
とりあえず、指摘は早めにしていただけると助かりまする……では、あでゅー。
45 :
それも名無しだ:2007/05/02(水) 01:10:48 ID:5PdP4ECt
えーと、1つだけ。
シロッコはー?
>>45 『ファイナルステージ・プレリュード(4:00)』にて
一足先にG−6基地に向かっていたため、入れ違いになってもらいました。
……まあ、シロッコだし。
47 :
それも名無しだ:2007/05/02(水) 02:41:35 ID:MPn5T0Wu
>>44 乙!
ラストの退場者2名が微笑ましいなw
>……まあ、シロッコだし。
ロワ最大のフラグクラッシャーは久保じゃなくてこいつだと思うんだ…。
48 :
それも名無しだ:2007/05/02(水) 12:29:52 ID:G1LTvrqd
またシロッコは本筋に絡めないのかwww
49 :
それも名無しだ:2007/05/02(水) 12:59:51 ID:rpT1wTBb
二次のシャアは美しく散ったというのにシロッコときたらwww
まあ冥王と張れそうなのはこいつくらいなんだろうが
50 :
それも名無しだ:2007/05/02(水) 18:08:57 ID:W9bevMu9
すまん。きっと、シロッコがネタキャラ化した理由の大半は俺にある。
“ハイエナの如くに”と“コーヒーブレイク”という、シロッコ空気化の原因となる二大作品を投下したのは他ならない俺だから……。
“第二の出会い”を書いてた頃は、シリアス系の策士になると思ってたのに……。
51 :
それも名無しだ:2007/05/02(水) 19:32:25 ID:NCjv24so
>>50 両方ともかよwwwむしろGJと言わせて貰おうッ
なーに気にするな、全ての始まりはその前の「死んだフリ」&その後のラヴレス先生の説明だ!
それにラミアやらユウキやらまで一緒になってみんなネタを煽りまくってるからw
52 :
それも名無しだ:2007/05/03(木) 00:50:36 ID:jRmFelQF
でも、シロッコも基地に向かってるんだしそう悲観したものでもないんじゃね?
グランゾンの速さならG-6にはすぐに辿り着けるだろうし。
53 :
それも名無しだ:2007/05/03(木) 11:18:03 ID:1pp6ggWJ
あとG−6以外で動かせそうなのはラミアか……。
つか、殺し合いを煽れっていってもこの状況じゃどうしようもないよな実際。
54 :
それも名無しだ:2007/05/03(木) 12:32:07 ID:VyD784BE
55 :
それも名無しだ:2007/05/03(木) 12:41:35 ID:xhUD1vMK
>>54 ブライガーだけじゃなかったっけ?
それにマッハ5がおkとか実質制限になってない気がするぜ!
56 :
それも名無しだ:2007/05/03(木) 20:50:35 ID:XpNQDxYg
後10分程でラジオ放送みたいだけど、どうなってるのかな
予定通りあるなら、ネットカフェに行こうかと思ってるんだが
57 :
それも名無しだ:2007/05/03(木) 20:54:02 ID:g6Gz88/q
>>56 PCの前でwktkしてる俺がいますよ
開始時間(大抵9時7、8分あたり)になったらこのスレにも誘導が貼られるはず
58 :
それも名無しだ:2007/05/03(木) 20:56:57 ID:XGLRUk7r
誰か録音頼む!
60 :
それも名無しだ:2007/05/03(木) 21:02:47 ID:XpNQDxYg
>>57 情報d ってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
急いで移動
61 :
それも名無しだ:2007/05/06(日) 13:29:56 ID:z7NDEGxU
保守
ラミア、シロッコ、ユーゼス予約で。
63 :
それも名無しだ:2007/05/07(月) 08:49:20 ID:vMsQz7hQ
おおっ予約キター!!!激しく期待。
今度こそシロッコに陽の目……いや、こっちは期待できそうにないなw
64 :
それも名無しだ:2007/05/07(月) 17:57:05 ID:Fx1l/3tL
今度こそ!!今度こそシロッコが輝く事と信じるよ!!!
65 :
それも名無しだ:2007/05/07(月) 20:37:03 ID:/bP/v0Vh
シロッコ…もうどっちに転んでもウマーなキャラになってきてるな
66 :
それも名無しだ:2007/05/08(火) 00:07:35 ID:0QDrVF7C
ネタキャラという点でシロッコとユーゼスはなんか通じるものがあるよな
67 :
それも名無しだ:2007/05/08(火) 00:33:10 ID:SLCAJUA/
シロッコ…コーヒー飲む前までそれなりにまともだったのに
今では立派なネタキャラになって
68 :
それも名無しだ:2007/05/08(火) 00:59:25 ID:bpcwy4Zq
正確には「死んだふりを始める前まで」だなw
69 :
それも名無しだ:2007/05/10(木) 17:43:58 ID:x6hzRSi3
そろそろ保守の時間だな。
70 :
それも名無しだ:2007/05/11(金) 19:51:18 ID:UXdMvdiH
そういえば次の放送まで絶対に進めておかなくちゃならないパートって、後どれくらい残ってるっけ?
71 :
それも名無しだ:2007/05/11(金) 20:06:04 ID:8ODwhyUp
冥王、久保、イキマ、ガルドのパートだけじゃない?
他のは予約中のと放送直前or放送に即入っても問題無いとこだと思う。
72 :
それも名無しだ:2007/05/11(金) 21:07:29 ID:knuYwbT9
冥王、久保、イキマ、ガルドのパートが放送スタンバイしたら、もう即放送できる
ここは放送の間隔が長いから多分、これが最後の放送になる
決戦のゴングだな……
73 :
それも名無しだ:2007/05/11(金) 23:08:37 ID:z0nNkIQg
一瞬ゼストに歌エネルギーを注ぎ込むユーゼスが脳裏に浮かんだ
74 :
それも名無しだ:2007/05/11(金) 23:14:28 ID:qRjbbAm/
間違っててつをの歌を注ぎ込んでしまうユーゼス
でもなぜか負の波動注ぐより圧倒的に大量のエネルギーが溜まって、完全版を凌駕するゼストが完成
ただし注ぎ込んだのが「てつを」の歌だから、いろんな意味でぶっちぎり状態に……
そういやテラカオスで南光太郎にイデオンが支給されてやがった……
75 :
それも名無しだ:2007/05/12(土) 00:20:55 ID:uzFqM+cg
ギビハッ ミダガッ ア゙イッガーッ
76 :
それも名無しだ:2007/05/12(土) 00:35:59 ID:iBYSY/OI
スパロボ呂は糞。
77 :
それも名無しだ:2007/05/13(日) 09:01:01 ID:7QYnAooF
ネタキャラを演じているが、全ては自分が最後に生き残るがためのシロッコの策謀。
数が少なくなってから、圧倒的性能の機体と圧倒的操縦手腕で一気に葬り去るのだ…
こう考えたらある程度浮かばれる
78 :
それも名無しだ:2007/05/13(日) 16:14:26 ID:j/x2yZYY
>>77 ラストバトルでもおいけてぼり食らったと思ったら
いきなり転移してきてユーゼスが下敷きになった というオチを想像した。
79 :
それも名無しだ:2007/05/13(日) 19:49:09 ID:URb6e43o
>>77 ユーゼスを精神崩壊させる姿を妄想した
大きな星がついたり消えたりしている…大きい…ウルトラマンかな?
いや、違う。違うな。ウルトラマンはバアーッと動くもんな…暑っ苦しいな…
ここ、出られないのかな…おーい、出してくださいよ。ねぇ…
80 :
それも名無しだ:2007/05/13(日) 19:53:53 ID:xP7Cn4KM
ズフィールド……あなたは連れて帰れないの……
ごめん……ごめんね……
81 :
それも名無しだ:2007/05/13(日) 20:48:35 ID:k93yu7nH
>>79 参加者達の霊が集中したエスカフローネ(竜形態・フォルカの遺品)でゼストに特攻か。
82 :
それも名無しだ:2007/05/13(日) 21:30:42 ID:i/YThpp+
トウマ(生きろ!)
遅れまして申し訳ありません。投下します。
ヘルモーズから、ラーゼフォンのシステムを中継して直接脳内に送信された、他の参加者の位置や状態、会話情報を整理する。
自分の主であるユーゼスとの通信で「殺し合いを煽れ」との指令を受け、ラミア・ラヴレスは今後の行動について思案していた。
まずデビルガンダム周辺の参加者はヴィンデル・マウザーを除き、壊滅。
E−1に集まった連中は、二手に分かれた。とりあえずセレーナ組とクォヴレー組としておく。
セレーナ組はラミアの仕込んだ『リョウト』という火種により崩壊した。
唯一の生き残りであるリュウセイ・ダテも虫の息といっていい。
これは前々から主のユーゼスが仕込んでおいた、『レビ・トーラー』という因子が功を奏した。
うまくいけば、このまま西にいるフォルカ・アルバークも巻き込めるだろう。
よって現段階で、ヴィンデルやセレーナ組に手を加える必要はさほどないと言える。
先に手を付けるべきは――分かれたクォヴレー組と合流したG−6の集団だろう。
だがクォヴレーとガルドは自分の正体を知っている。
その情報を集団の全員が共有しているとするなら、多少の疑心暗鬼が仲間内にあったとしても、自分という共通の敵を前にして結束してしまう可能性がある。
これでは混乱を招くどころの話ではない。主の命令も果たすことは難しい。
「――ならば私が敵でなくなればよい、か」
小さく独白し、続いて冷たく美しく通る声で己の首輪に呼びかける。
「W17でございます。ユーゼス様、お伝えしたいことがありますです」
「…………ユーゼス様は別室にてお休みですが」
ラミアと同じ、感情の無い声。
「バルシェムか。すぐにつなげ。あまり時間がない」
「…………了解しました。そうお伝えします」
素っ気無い、だがラミアたちにとっては当たり前の会話を交わして、通信は一旦途絶えた。
*
――何故だ。どこで狂った。
高い天井、ゆったりと広がる空間。大きなソファーに深々と身を沈めながら、銀髪の男が何も無い頭上を睨む。
ここはヘルモーズのとある一室。男の名はユーゼス・ゴッツォ。
その顔をリュウセイやクォヴレーなどが見たならば、きっとこう言うに違いない。
――イングラム・プリスケン、と。
「生き残った奴等からどこまで思念を搾り取れる……もう一度やり直すか?
いや、どちらにしろ因果律を操作するには……くっ……!」
ゼストを降臨させるには負の情念が大量に必要になる。
滅びの運命を覆すほどの意思を持つ戦士達を五十名以上も犠牲にして集めたそれは、マシュマー・セロの一撃によって、そのほとんどが虚空の淵へと消えた。
どう足掻こうとも、残りの人数だけで足りるはずがないのだ。
もう一度新たな生贄を召喚するという策もなくはない。
だがそれを可能にするシステム――クロスゲート・パラダイムシステムの動力もまた、人の念である。
空間転移だけならば人造の強念者が単独でも可能だが、因果律を操作、しかも複数を対象にするとなると、これも軽々しくできるレベルではない。
腹が減っては戦ができぬと言うように、何をするにも先立つものが無いという状況。
ユーゼスは間違いなく追い詰められていた。
その時だ。W17から至急の用だという。
こんなときに何だ、と舌打ちするも、すぐに苛立つ精神を鎮め、声だけの通信を繋ぐように一般兵のバルシェムに指示を出す。
ラミアも主の命令には忠実なバルシェムである。なのにこのような行動を取るということは、それ相応の理由が無ければありえない。
もっともイングラムやクォヴレーのように、因果律の影響などでイレギュラーを引き起こす事例もあるのだが。
「申し訳ありませんでございます。あまり時間がありませんので」
「いい。それより用件を伝えろ」
「はい。では――」
「――以上です。内容が内容だけに、許可を頂いておこうと思いまして」
「構わん。許可しよう。好きにやるがいい」
「ありがとうございますです。では――」
「ああ、W17――」
思い出したように唐突に声をかけるユーゼス。
「……何でございましょう?」
「もし本気で歯向かう気があるなら、私は一向に構わんぞ?」
「…………」
答えない。何と言っていいか迷っているのか、それとも――。
「……ご冗談を。主に歯向かうバルシェムに存在価値などありません」
「ククク……そのとおりだよ。まったくそのとおりだ、W17」
「……失礼いたします」
通信が切れ、部屋に静寂が訪れた。
静かなる空間に独り。
その顔に形容しがたい笑みを貼り付けたままユーゼスは立ち上がり、天井へ向けて手をかざした。
「――ならば人としての運命に歯向かう私に、この宇宙に存在する価値はあるのか。
なあ、W17。いや――ラミア・ラヴレス」
ユーゼスは再び仮面をかぶる。
それは全ての拒絶の証。
人も、数多の銀河の星も、運命も、宿命も、ユーゼスは全てを拒絶する。
超神となり、全てをその手に収めるために。
*
夜空がわずかにぼんやりと明るくなっている。夜明けが近い。
五時に合流の約束があるため、クォヴレーたちはすでにG−6を発っているかもしれない。彼等を手駒にするために、早めに合流するに越したことは無い。
さっさとG−6にたどり着いておきたいところだ。
だからリュウセイ・ダテのことも気にはなったが、ここは基地へ向かうことを優先すべきである。
そんなことを考えつつ、バプテマス・シロッコは北へ向かってグランゾンを飛ばす。
グランゾンの力を持ってすれば、三十分とかからず目的地へ到着することなど造作もない。
……はずだったのだが。
「聞こえているんだろう、バプテマス・シロッコ。お前に話がある」
目の前には天使のお出迎え――よりもタチが悪いかもしれない、白い翼の機体を駆る女の声。
リュウセイから得た情報によれば、この女は主催者ユーゼスの息がかかった人物だ。
シロッコが北上する途中、猛スピードで北から飛来してきた。
いきなり名指しで通信してきたことといい、はじめから自分がターゲットだったのだろう。
どうする。何が目的だ?
「あいにく通信機の調子が悪くてな……よく聞こえなかったんだが」
「こちらはお前の声は問題なく拾えている。ならばこれで問題無かろう」
外部スピーカーに切り替えて話し始めた。
「……そんな大きい音で、誰か殺し合いに乗っている人物に見つかったらどうするんだね」
「問題無い。この私がユーゼス様から、他の参加者に劣る機体を支給されているとでも?」
確かに先刻飛来してきた時のスピード、グランゾンに引けをとらないサイズ等を見ても、この機体がかなり強力であることは分かる。
いや、それよりもこの女、一々隙が無い。おまけに感情が読みづらいため、会話で何とか丸め込むにしても、かなり苦戦しそうな予感があった。
「分かった。だが今、君は『ユーゼス様』と言ったね?」
「リュウセイ・ダテから聞いていないのか?私はこの殺し合いを円滑に進めるために派遣された者だ」
いきなり自分から正体を晒すか。いや待て、リュウセイと接触したことまで知っているのか?
「色々と物知りなようだが……そんな貴女が私に何の用だね。殺し合いを進めるために協力しろとでもいうかね?」
「そこまでは要求しない。ただ一つだけ頼みを聞いてくれればいい。情報も色々と提供しよう」
「嫌だと言ったら――」
「私はお前たちの今まで行われた戦闘記録を記憶し、そのグランゾンの現在のスペックとお前の技量を全て理解した上で、こう言っている。――その意味が分かるか?」
確かに今のグランゾンの状態では、正直真正面から戦いに挑むのは避けたい。
この女はどこまで情報を握っているのか。脅されるのは癪だが、ここは従っておいたほうが得策だと思えた。
「分かった。話を聞こう。何をすればいいんだ」
「その前に場所を変える。……あの湖のほとりで機体から降りろ」
「やれやれ、降りた途端にズガン!は勘弁してほしいのだが?」
「そんなことをするぐらいなら、初めから問答無用でやっている」
「……なるほど」
*
指定の場所まで移動した後、シロッコは言うとおりに機体を降りる。遅れて女が機体を降りて姿を現した。
「ほう……」
思わず感嘆の声を上げてしまった。その女はとても美しかったからだ。
ウェーブのかかったブロンド、長い睫に宝石のような瞳、白磁の肌。
嫌が応にも目を引くその大きな胸のふくらみは、ともすれば奇矯ともとれる。
だがすらりと伸びた手足とモデルのような身体がバランスをとって、完璧な美しさを演出していた。
もっとも当の本人は「そういう風に作られた」というだけで、それらに何の感慨も持っていないのだが。
「ではまず先に情報を提供しておこう。我々がどこまで知っているか、それを知りたいのではないか?」
「親切なことだな。ありがたく拝聴しよう」
最早まな板の鯉だ。開き直るしかあるまい。
「ユーゼス様は私の他にも何人か手駒をこのフィールドに投入している。例えばお前がリュウセイ・ダテと接触したときに、小型のロボットを見たはずだ」
「ああ……元の持ち主はセレーナとか」
「そのセレーナが手駒の一人だ。あのロボットは、そのサポートの為に特別に支給された」
「そうか。……なるほど。だがもうセレーナは死んだと聞いた」
「そのとおりだ。だがまだ他にも手駒はいる。クォヴレー・ゴードンは今は記憶を封じているが、正体は我々の技術で造られたクローン兵士だ」
「なんだと!では、記憶を取り戻せば――」
クォヴレーといえば、リュウセイの仲間でG−6に向かった人物だ。
なんということだ。全てユーゼスの掌の上も同然ではないか。これでは勝ち目など――。
「リュウセイを攻撃したレビ・トーラーもそうだ。他にもすでに死んだものを含めれば何人もいる。
よく考えれば分かるはずだ。いきなり殺し合えと言われて、素直に聞く奴等がどれほどいるものか。
しかも反逆の手段になり得る強力な兵器も支給されている。だのに何故こうも次々と殺し合ってしまうのか」
「全ては、ユーゼスが仕組んでいた……ということなのか」
「そうだ。そして生き残りは私たちを含めて10人前後、といったところか」
「他には?」
「まずはここまでだ。私の頼みを聞くか?」
何が頼みだ。この女の態度は『頼み』などとは程遠い。
「断るなどとは言えまい。……すでにそのつもりも無い」
「そうか。ならばこれから私と共にG−6へ向かってくれ。ひょっとしてもうE−5に向かっているかも知れないが」
「それだけか」
すると女は懐からメモを取り出し、ある一文を書いてシロッコに見せた
『私もユーゼス打倒に協力しよう』
「な――」
――何故、と言いかけて口をつぐむ。
『今更そんなことをする必要がある?このまま殺し合いを進めればいいではないか。お前に何の利があるというのだ』
シロッコはラミアからメモ用紙とペンを取り上げ、その旨を記した文を突きつけた。
『このままでは最後の一人になるまで殺し合うことになる。
私達も例外ではない。この首輪が証拠だ。ユーゼスにとっては私達もお前達も同じなのだ。
例えば今、お前が私の裏切りをユーゼスに喋っても、お前自身には何の利ももたらされはしないだろう。
あの男は私達が殺し合い、死ぬことを望んでいる。それ以外には無い。
へつらう忠実な部下など、そういったものは一切望んでいないのだ』
その答えには一見、不自然さはない。もしこの女が味方になれば、状況はひっくり返る。
だがまだだ。シロッコはさらに詰問する。
『何故今なのだ。生存者が多い時点で行動にうつしていれば、よかったのではないのか?』
『それでは駄目だ。人数が多い時点で正体を明かせば、おそらく私は信用されないし、必要ともされない。
情報を残らず吐かせるために、死ぬまで拷問されたかもしれない。
今ならお前が納得したように、私の説を証明する材料は揃っている。そういった要素が揃う時を待たねばならなかったのだ』
「そのためにユーゼスの言うままに他の人間を陥れ、見殺しにしてきたのか?」
声に出す。女は眉一つ動かすことなくそれに答えた。
「自分と他人の価値が同じだと?」
「ハッ、正直な女性だ。だが悪くは無い。しかし――」
シロッコは笑みを浮かべた。そして言葉を続ける。
「それはあなたの言う『他人』にとっても同じことだ。もしG−6の連中があなたを許さなかったとしたら?」
「殺し合うだけだ。お前もさっきまではそうだったろう?」
そのとおりだ。ユーゼスを倒すことができないのなら、残り人数が少ない現状では、最後の一人を目指すのも可能性が低いとはいえない。
そもそも彼女を仲間にしなければ、脱出の可能性は限りなく低くなる。それを説明しても分からない連中なら、組む価値は無いともいえる。
(もっともこの女の言うことが全て本当とは限らん。せいぜいクォヴレーたちと天秤にかけさせてもらおう)
「いいだろう。――そういえばまだ名前を聞いてなかったな」
心で爪をとぎ、だがそれをけっして顔には出さない。
「ラミア・ラヴレスだ。よろしく頼む」
――もっともそれは、こちらも同じであるのだが。
88 :
”W”スパイ ◆uiAEn7XS/. :2007/05/14(月) 10:15:59 ID:0m3b7N8o
【反逆の牙組・共通思考】
○剣鉄也、木原マサキ、ディス・アストラナガン、ラミア・ラヴレスを特に警戒
○ガイキングの持つ力(DG細胞)が空間操作と関係があると推測
○ディス・アストラナガンがガイキングの力(DG細胞)と同種のものと推測
○剣鉄也らの背後の力(デビルガンダム)が空間操作装置と関係があると推測
○空間操作装置の存在を認識。D−3、E−7の地下に設置されていると推測
○C−4、C−7の地下通路、及び蒼い渦を認識。空間操作装置と関係があると推測
○アルテリオン、スカーレットモビルのパイロットが首輪の解析を試みていることを認識
ただしパイロットの詳細については不明
○木原マサキの本性を認識
○ラミア・ラヴレスがジョーカーであることを認識
○再合流の予定時間は翌朝5時、場所はE−5橋付近
【パプテマス・シロッコ 搭乗機体:グランゾン(スーパーロボット大戦OG)
パイロット状況:良好
機体状況:内部機器類、(レーダーやバリアなど)に加え通信機も異常。照準のズレ大。右腕に損傷、左足の動きが悪い
現在位置:G-8
第1行動方針:G-6基地への移動
第2行動方針:首輪の解析及び解除
第3行動方針:ラミアやクォヴレーと脱出を目指す。できなければ臨機応変に動く。
第4行動方針:リュウセイのメッセージをクォヴレーたちに伝える。(G-6にいなければ後回し)
第5行動方針:可能ならグランゾンのブラックボックスも解析したい。最終行動方針:主催者の持つ力を得る
補足行動方針:十分な時間と余裕が取れた時、最高級紅茶を試したい
備考:首輪を二つ、トロニウムエンジンを所持。
リュウセイのメモを入手。反逆の牙共通思考の情報を知っています。
ユウキ・ジェグナン厳選最高級紅茶葉(1回分)を所持】
【ラミア・ラヴレス 搭乗機体:ラーゼフォン(ラーゼフォン)
パイロット状態:良好
機体状態:良好
現在位置:G-8
第1行動方針:ユーゼスを裏切るふりをして、ゲームを進行させる。
第2行動方針:参加者達の疑心暗鬼を煽り立て、殺し合いをさせる。ある程度直接的な行動もとる。
第3行動方針:グランゾンの様子を見て、用済み・もしくはユーゼスにとって危険と判断したら破壊する
最終行動方針:ゲームを進行させる
備考:ユーゼスと通信を行い他の参加者の位置、状況などを把握しました。
ユーゼスはラミアの裏切りのふりを黙認しています 】
【三日目4:50】
89 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 10:17:55 ID:C1ZKfd++
超乙!!
投下完了でございます。
何かやっちゃいましたあはははははは。おまけにあげちまったよ欝だ死のう。
ツッコミ、ご指摘お待ちしてます。
91 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 10:41:24 ID:hPOE0rRO
まずは乙。
とりあえず「バプテマス」が気になったかな。
シロッコがラミアの呼び方を細かく変えてる所が、心理状態の変化を上手く表しているとオモタ。
合流後の疑心暗鬼→内部崩壊フラグもできたし、GJだぜ!
92 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 11:57:31 ID:C1ZKfd++
改めて読み直してみるとラミアの謀反フラグに見えないこともないな。
主催者打倒の切り札となるかこのままロワ進行のステルスになるか
かなりwktkがとまらないぜ!
GJ
93 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 18:47:26 ID:4JZP3pTJ
GJ!
半分以上空気だった二人が、うまい具合に組み合わされてて面白かった。
これからどういう風に物語が動いていくか、すごく楽しみだ。
94 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 18:54:35 ID:4JZP3pTJ
連投スマソだが提案。
まとめが更新されないのはあまりにも不便なんで、wikiを使わないか?
もちろん移行に相当の労力が必要な事はわかった上で言ってる。
95 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 19:02:36 ID:K2dl4LBj
乙!
ここにきてコーヒーの人が主軸になる予感。
ラミアと冥王とシロッコと不安要素三人の今後には注目だね。
>>94 それもいいとは思うけど……誰が借りる?
wiki出来れば移行はボチボチ手伝うけど、設定やレイアウトなんかは
ちゃんと分かる人が借りなきゃ困ることになると思うぞ。
96 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 19:20:50 ID:4JZP3pTJ
>>95 俺でいいなら借りるけど。wikiの管理人はやったことあるから大丈夫だと思う。
97 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 19:39:14 ID:K2dl4LBj
>>96 なら管理人をお願いしていいですか?
俺もまとめが死んだままってのは不味いと思ってたんで、wikiを借りて頂けるなら出来る範囲で手伝います。
98 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 20:24:38 ID:4JZP3pTJ
99 :
それも名無しだ:2007/05/14(月) 20:42:05 ID:K2dl4LBj
>>98 GJ!wiki移行にあたって、ページの表記を統一した方がいいだろうね。
まとめと同じような感じでおk?
>>99 一応、投下順と時系列順で目次を作っては居ますが、他はまとめサイトの表記のままでいいと思います。
>>90 GJ!
こういう絡ませ方ならシロッコを違和感なく本筋に投入させられそうだ
今まで空気だったことが逆にいい効果になってるかも
あとユーゼスがイングラム顔ってことは、αのラストで死んで
肉体を失ったんで、バルシェムの体を予備体に使ってたりとかするのかね?
気になったことといえば、久保ってイングラムの顔見てたっけ?(vs冥王の時)
ということぐらいか
>>98 乙! 投下順と時系列順があるのは親切だな
>>101 >ユーゼスがイングラム顔
SHOではもともとイングラムはユーゼスのコピーだよ。
しかも地毛は銀髪だから、久保との髪の色つながりは先祖返り云々と一部で話題になってた。
元々の顔:ハザル坊似
ザラブに整形:イングラムまんま
こんなイメージだったんだがどうだったか
皆さんレスありがとうございます。
うわ、バプティマスだったか。なんという不覚orz
久保がイングラムの顔知ってるのかという点については、
通信装置がアイコンで顔が出るタイプだと思ったんで、知ってる事にしました。
他のSSでもそういう描写があった気がするんで。
ユーゼスはSHOバージョンです。ハザル顔だと、どうもヘタレのイメージがw
修正するにしても、避難所に投下した方がいいですか?
細かいとこばっかだけど、ほぼ全編にわたって修正しなきゃならないんで。
でも実は結構前から……つーか最初から?パプテマスで通されてる罠
Wikipediaでもパプテマスみたい
ってーかよく見たら違う!!
パプテマスの最初の文字は「パ」であって「バ」じゃないということかっ!!w
な、なんだってーーーーーーーーーーーー!!!(AAry
ゼータ劇場版3回見直してくるorz
お前ら本編でやっとネタ脱出しかけてるシロッコを寄って集ってw
見える、見えるぞ!次にシロッコはラミアとユウキ厳選の最高級紅茶を味わう事で親睦を深めるという事が!!
修正しました。したらばの避難所に投下してあります。
まとめにのせるときは、面倒ですがよろしくお願いします。
ネタ脱出というが、今回のシロッコもなんかよく見たらシリアスに見せかけてネタ満載のような気がしなくもない
なんかラミアをエロい目で見てるしw
真面目になった途端、頭の中はレコア手篭め手篭めなのかシロッコw
wikiの方なんだけどワープロモードで作らなきゃダメかしら?
wikiモードしか弄れないんでそれでいいならSS本編の移行作業するつもりなんだけど
管理人さん毎日更新乙ー。俺もなるべく手伝いたいね。
つかOGs発売までに放送まで進めておきたいな。
ラミアはほぼオリキャラだからともかく、ヴィンちゃんとマイが書けねえ。
宣言しとくが俺、やるからには7月一杯潰れるぞ多分ww
>>114 他のロワまとめ見てると、むしろwikiモードのほうが一般的なんじゃなかろうか
保守
保守ついでに、ちょっくら過去作読み返した感想らしきもの。
なんか改めて過去作を読み返してみたら、クルーゼのヘタレっぷりが物凄い事に気が付いた。
ディストラという超当たり機体を支給されておきながら、プロキラ&ボスに対する襲撃は失敗。おまけに仇敵であるキラの存在にも全く気付かない体たらく。
ヤザンとの戦いでは、機体性能的に圧倒的優位なはずが終始圧され気味で、まともに反撃をする事も出来ず発作が起きて完敗。
セレーナとの戦いでは、とうとうディストラの力を引き出したと思った途端に、アーバレストがラムダ・ドライバの発動に成功して返り討ち。
おまけにその後、ディストラはマシュマーのおかげで大活躍しちゃったりするから、ますますクルーゼはアレな事になってしまうわけで。
登場以降負け戦ばっかりで、ラスボスとしての威厳が全く無い事には失笑するしかねえよなとか思った。
強機体だから逆に大活躍したらつまらんくなるしなぁ・・・。
510 名前: それも名無しだ 2005/11/08(火) 21:16:10 ID:EaPd0Iyf
ちと残りのマーダー調べてみた。
まず、問答無用で戦闘しかけてくるのが
アムロ、ゼオラ、ヤザン、ラッセル
相手が障害になるなら殺す事も辞さないと思われる連中
アスカ、ガルド、宗介、ヒイロ、ラミア(ベターマン)
首輪解析のために誰かを殺そうとしてる連中
シロッコ
猫かぶってる連中
ウルベ、めいおーっ☆
マーダーを狙ってるやつ
東方先生、セレーナ、フォッカー&マシンファーザー
マーダーしたいけど現状どうしようもないヤツ
ヴィンちゃん
こうしてあげるとそれなりにいるけど、
フォッカー組やセレーナ、東方先生はマーダー狙いだし
ガルドや宗介、ヒイロも仕掛けられなきゃ殺しはしないだろうし。
ちなみに、現在までの死亡者17人中、マーダー、若しくは殺害の意思があったのは
Dボゥイ、ジャック、シュウ、クルーゼ、B・D
三輪、バグ、テンザン、フェルナンド、ハイネル
以上十名かな。
まだラミア・ラヴレスがいるとはいえ、流石にこのペースはまずいと思う。
交流所にあった過去ログの転載
>ちなみに、現在までの死亡者17人中、マーダー、若しくは殺害の意思があったのは
Dボゥイ、ジャック、シュウ、クルーゼ、B・D
三輪、バグ、テンザン、フェルナンド、ハイネル
……Dボゥイって誰ェェェェェェェェェェェェ!!!!??
ラーゼフォンの一色だよ。
D(できそこない)ボゥイな。
まあすぐに死んだから存在そのものが忘れ去られてる
123 :
それも名無しだ:2007/05/22(火) 14:58:30 ID:pDgohx4N
そろそろ浮上
まとめのwiki見てて思ったけど、追跡表って作らないの?
あれがあると書き手さんも助かると思うんだが……。
ひょっとして編集が超めんどくさい作業になっちゃうとか?
追跡表はここまで進んだ時期だと大変すぎるかも
wiki移行でさえ結構な労力いるし
というか逆に
>>124自身が編集するんだ!
冥王、ガルド、イキマ、クォヴレー予約します
G6キター!
期待してるぜガンガレ!
しゃー!きたー\(^_^)/
そろそろ、放送の内容考えたほうがよくないか?
いつものとおりでいいとは思うが、人数少なくなってるから
「残りは○人だ。ここに来てペースアップとはたいしたものだ。
脱出しようとあがいている者もいるようだが、最後の一人を目指す方が確率は高いと思うがね」
てな感じで残り人数は宣言しといた方がいいな。このロワ、名簿無いし。
名簿あるよ
すまん板間違えた
134 :
それも名無しだ:2007/05/30(水) 18:07:07 ID:QWQjidh4
上がれ!
135 :
勉強男 ◆drwetRDQqY :2007/05/31(木) 11:30:37 ID:PIy5sOqz
>>135 予約期限は一週間ある。
慌てるでない。
すいません、今のペースだと正直期限までに間に合わない可能性が……
間に合わなかった場合はそのまま予約取り消しでお願いしますorz
>>137 ごめん。なんかプレッシャーかけたみたいだな。
期限なんか気にするなよ。
終盤なんだから期限超えてもクォリティーの高いものを作ってくれるほうが嬉しい。
期限すぎても諦めずに頑張ってくれ
マターリ書けばいいよ、別に急いで投下するよりじっくりやったほうがいいだろうし
ガンガレ!
>>138 言ってることは至極まともなんだし、トリ消しなさいってお前さん
ていうか酉の意味ないよね
ほ
し
そ
う
め
ん
干し素麺!?
お前らなにやってんだw
モジモジ君を思い出したw
チラ裏
BGMをSKILLとかGONGとかVICTORYにして、これらとスパロボの戦闘デモでスパロワのMADを作れねーかな、と妄想しながら早朝ウォーキングするのがマイブーム
気付けば2時間近く歩いているからマジお勧め。
まぁ実際やるとなると、PS2以外のハード+ソフト+PAR+編集用のソフト+PCを揃えにゃならんのだが(´・ω・`)
糞
ス
レ
>>149 JAM系はロワという空気に合わない気がしないでもない。
ブララグのOPとかで冥王様特集が見たい。
>>151 Red Fractionか
これも大概アレな歌詞の曲だよな……しかし、F語っぽいものを使う冥王様の様子が想像できんw
G−6組予約した者です。
相変わらずパソコン不調のため、報告遅れてすみませんorz
もし自分に気を使って予約控えてた、とか
停滞の原因になっていたというのでしたら深くお詫びします。
実に〆切一週間過ぎての投下……マジ最悪。反省します。
目の前で、トウマが死んでいる。
ほんの少し前、隣の助手席に座っていた時からは想像もできないほど、変わり果てた姿となって。
すぐ傍で、大破したワルキューレが燃え続けている。全身に残る火傷の跡は、バイクの爆発に巻き込まれたせいだろうか。
「馬鹿な……」
クォヴレーは力無く呟き、その場に膝をついた。
炎の中には他にも影が見えたが、それが何であるかを判別できるだけの余裕は、今の彼には存在しなかった。
G−6に進入してから、胸騒ぎがしていた。
破壊された基地。傷つき倒れたロボット達。未だ消えることなく燃え続ける、残り火。
それら殺し合いの跡を目の当たりにした時、クォヴレーの中に言いようのない不安が生まれた。
アルテリオンの残骸を、さらにヒイロ・ユイの乗っていたM9の無惨な姿を目にして、
この殺し合いの凄惨な現実を改めて思い知らされ、その不安は風船のように膨れ上がった。
そして、燃えるワルキューレを発見した瞬間、風船は一気に限界まで膨れ……トウマの死を目の当たりにした時、破裂した。
その破裂の衝撃が、クォヴレーの心に穴を開ける。
言いようのない喪失感、それはアラドとゼオラの二人の死を認識した時の感覚と似ていた。
いや……未だ記憶の戻らない彼らの時と比べて、それは遥かにリアルで鮮明だった。
それは次第に後悔へと変わり、やがて自責の念となってクォヴレーに圧し掛かっていく。
俺のミスだ。
バイク一台での単独行動が危険であることなど、十分わかっていたはずだ。
あの時、トウマを引き止めていれば。ワルキューレでの先行など許さなければ。
トウマは死ぬことはなかった。それなのに。
自分の迂闊な判断が、トウマを死へと導いてしまった。
俺が――トウマを殺した。
強く握り締めた拳に爪が食い込み、血が滲んだ。
* * * * * * * * * * *
荒れ果てたG-6の地を徘徊する、大小二つの蒼い影――グルンガストとレイズナー。
イキマはマサキを連れ、基地周辺の見張り、及び探索を行っていた。
ガルドはエステバリスで基地内の調査を行っている。
クォヴレーは……トウマの死のショックが大きかったのか、未だ塞ぎ込んだままだ。
(もうこんな時間か……)
時刻は午前4時30分にさしかかろうとしていた。
基地に到着してから早一時間、トウマの遺体を発見してから30分以上が経過していた。
イキマは溜息をひとつ漏らし、再度、周囲を見回す。
酷い有様だ……その光景を前にして、改めてイキマはそう感じた。
破壊と殺戮の跡。それは、彼にしてみれば見慣れた光景。だが……
(ちっ……今さら、俺は何を考えているのだ)
らしくもない感傷を抱いている自分が、妙に苛ついた。
その感傷の原因は、イキマ自身もわかっている。
傷つき力尽きた鋼鉄の巨人達――そのうちの一つ、眼下に散らばるアルテリオンの残骸に、イキマは視線を下ろした。
(……どいつもこいつも……つまらん死に方ばかりしおって)
心の中で毒づく。
これに誰が乗っていたのかは、今となっては問題ではない。
この基地に、彼の探していた人物がいたことは、既に確認が取れている。
アルテリオンの残骸を発見した際に、マサキに全てを問い詰めたのだ。
――木原マサキ……ここに司馬遷次郎という男がいた。そうだな?
――……だったら、どうする。
――奴はどうした……?
――ふん……言ったはずだ。この基地の生き残りは俺だけだ、とな。
――貴様……奴を殺して、首輪の情報を奪いおったのか!
――やめろ、イキマ!
「ふん……いつまでそうやって感傷に浸っているつもりだ」
マサキが口を開き、場を支配していた重い沈黙を破った。
「あの機械が壊れたことが、そんなに悲しいか」
「悲しい、か……さて、な」
ふてぶてしいその言葉に怒るわけでもなく、イキマは投げやり気味に返した。
事実、司馬遷次郎、そして司馬宙の死に、彼は確かに喪失感のようなものを感じている。
それが「悲しみ」と呼べるものであるかどうか、それはどちらでもいい。
ただ、憎むべき宿敵だったはずの人間どもに、そんな感情を抱く自分が。
けじめをつけられぬまま、揺れ動く自分自身が。
イキマには酷く滑稽に思え、また同時に不愉快でもあった。
ブライガーに視線を移す。
その足元には、未だトウマの亡骸の前で跪いたままのクォヴレーの姿があった。
(まだ立ち直れていないのか……)
その姿は、少し前までの冷静沈着な彼からは考えられないものだった。
だが、それも無理はない。トウマの死は、全くの予想外の事態だったのだから。
イキマ自身、今でこそこうして落ち着きを取り戻してはいるものの、トウマの死を知った時は激しい動揺に見舞われたものだった。
この世界に召還された当初から、ずっとトウマと共に行動していたクォヴレーは、それ以上のショックを受けているはずだ。
何より、彼は――
「ちっ、少しは感情を制御できる類の人間だと思っていたが……
クォヴレー・ゴードン……とんだ見込み違いだったようだな」
マサキが吐き捨てる。その言葉には、明らかな侮蔑が込められていた。
その自分本位な発言が、イキマには酷く耳障りだった。
「……お前のような、おめでたい思考の人間には、わからんだろうな」
「何?」
明らかな毒を含んだイキマの言葉に、マサキは些か意表を突かれる。
「お前には言っていなかったな。クォヴレーには記憶がない。
この世界に呼び出される前の記憶を、ユーゼスに奪われたそうだ」
「記憶を……奪われただと?どういうことだ?」
その言葉に、マサキは興味を示した。だが、イキマは気にせず続ける。
「……わからんか。この世界での出来事だけが、今の奴にとっての全てだ。
その中で出会った仲間が、奴にとって……」
「貴様らのくだらん感情論など、聞いてはいない!」
イキマの言葉をマサキは苛立たしげに一蹴した。
彼の興味はただ一点。「クォヴレーが記憶を奪われた」という事実の詳細についてのみ。
クォヴレー本人の精神状況など、マサキの知ったことではない。
それに気付いた時、イキマはこの男のことが僅かながら理解できたような気がした。
そして自分とは絶対に相容れない存在であろうことを感じた。
「……ユーゼスの思惑など、俺がわかるはずもあるまい」
「ちっ……だろうな」
通信機から舌打ちがひとつ聞こえ、そのままマサキは口を閉ざした。
本当に、おめでたい奴だ。イキマは心の底からそう思う。
この男は、本当に自分以外の者を信じていないのだろう。ある意味、潔いほどに。
信じられるのは自分のみ。それ以外の人間は、損得勘定のみで価値を判断する。
(これくらいの思考を持っていれば、俺もこんなに悩むことなどないのかもしれんな)
レイズナーを見据える彼の眼差しには、もはや怒りは消え失せていた。
そこに込められていたのは……哀れみ、だろうか。
「……今、戻った」
通信機越しに、ガルドの声が耳に入ってきた。
「ガルドか。……む?」
基地の中からから調査を終えたエステバリスが出てくる。
その手には、何やら大きな荷物を抱え込んでいた。
「収穫はこれだけだ。他は、大破した機体が一機……生存者はいなかった」
調査の報告を行うガルドは妙に事務的で、その表情は随分と重い。
違和感を感じたイキマが、ガルドに問いかけた。
「どうした?顔色が悪いようだが」
「いや……何でもない、気にするな」
(元から悪いような気もするがな……大体、貴様の顔色も大して変わらん悪さだろうが)
マサキの内心の突っ込みなど知る由もなく、イキマとガルドは話を続ける。
「で、やはりトウマを殺した犯人は、既にここにはいないようだな。
そして……リョウト・ヒカワも」
リョウト・ヒカワ――結局、彼とジャイアント・ロボの姿は、G-6のどこにも見当たらなかった。
G-6に向かったのであれば、この時間になって到着していないはずがない。
(奴はどこに行った……道中、何かあったのか?あるいは――)
元々、彼の憎悪に危険を感じていたイキマである。
様々な憶測を巡らすが、思い浮かぶのは、不吉な可能性ばかりだった。
(やはり、奴は信用できなかったということなのか……
それとも……俺達が出発した後、ジョシュア達の身に何かあったのか……?)
「俺の仲間が、リョウトを追ってE-1の島へと向かっている。
おそらく、あんたの仲間とも接触しているだろう。滅多なことはないと思うが……」
最悪の可能性に転がりつつあるイキマの思考を察してか、ガルドがそこにストップをかけた。
「心配する気持ちはわかるが、今ここで考えていても仕方あるまい」
「……そうだな」
イキマはリョウトのことを一旦思考から除外し、今後の身の振り方について考えることにした。
既に、この基地を訪れたイキマ達の一番の目的――首輪の解析情報の入手は達成された。
もっとも、それはイキマ達が当初想定していた状態からは程遠い、手放しでは到底喜べない形ではあったが。
いずれにせよ、情報が手に入った今、とりあえずこの基地には用はない。
「これからのことだが……5時に、E−5で仲間との合流を約束している。
今後の行動の検討のためにも、そこへ向かおうと思う。
連中と合流すれば、リョウトの動向についても何かわかるだろう」
「……了解した。ならば、もうここを発たねば時間に間に合わんな……」
新作来てた―!!しえーん!!!
(あいつは、あんなに弱々しい背中だっただろうか……)
クォヴレーの後ろ姿にそんな危さを見つつ、イキマは彼に声をかける。
「クォヴレー。俺達はそろそろ……」
「ああ……わかっている。いつまでも、立ち止まっているわけにはいかない」
一言答えると、座り込んでいたクォヴレーは腰を上げる。
「すまない。余計な心配をかけてしまった」
「……気にすることはない」
普段と変わらぬ口調。落ち着いたのだろうか?
イキマの心配をよそに、トウマの亡骸をその腕に抱えあげた。
「クォヴレー……」
「トウマをこのまま、ここに置いていくわけにもいかないだろう」
「ああ……そうだな。どこかで弔ってやらねばなるまい」
クォヴレーはトウマの亡骸を抱えて、ブライガーへと戻っていく。
その姿は――危うい。
ほんの僅かなショックで、その心は脆くも壊れてしまうのではないかと思えるほどに。
そもそも、記憶を失うとはどういうことだろうか。
何も思い出せない。自分のことすら何もわからない。それは本人にどれほどの不安を抱かせるのか。
ましてや、そんな状態で殺し合いの中に放り込まれたとなれば……
そんな不安定な彼の心を支えていたのが、仲間という存在だったのだろう。
特に、殺し合いが始まってすぐ出会ったというトウマは、クォヴレーにとって相棒のような存在だったに違いない。
だが、そのトウマも今はもういない。
(ならば……今は俺が、トウマの分まで奴を支えねばなるまい)
イキマは決意する。その目に、先程までの迷いはなかった。
(何を迷う必要がある。仲間を助けることに、理由など要らぬわ)
半ば強引に、吹っ切る。今は、そんな場合ではないから。
司馬遷次郎の死が、大切な仲間の死が、そして今にも壊れそうな仲間の姿が。
皮肉にも、迷っていた彼に決意を固めさせる結果となった。
トウマ。クォヴレーは、俺がお前の分まで面倒を見てやる。
お前の仇も、必ず討つ。だから――安らかに眠れ。
司馬遷次郎、そして鋼鉄ジーグよ。
お前達の無念の分まで、俺が戦う。お前達がどう思おうが、俺はこの道を突き進む。
笑いながらでもいい、あの世で見ているがいい――
そして、ヒミカ様。
この戦いの間だけ、邪魔大王国幹部としてのイキマを捨てることを、お許し願いたい。
ユーゼスに一矢報いるため、この地で得た仲間を守るために。
暫しの間の寄り道と我侭を――どうか、お許しを。
* * * * * * * * * * *
(くだらん……クズどもの生温い感情論になど、付き合う気にもなれん)
クォヴレー達に向けるマサキの視線は、実に冷ややかだった。
仲間だの絆だの、くだらない感情に流される彼らは、マサキにしてみれば侮蔑の対象でしかない。
(まあいい。それよりも……ユーゼスに記憶を奪われた、か)
イキマの口から出たその一言に、マサキは深く興味を示していた。
(それが本当ならば……何故だ?何故、ユーゼスは奴から記憶を消した?)
わざわざ記憶を奪った、その理由。マサキの着眼点が、そこに置かれた。
(あのクズの記憶に、何か秘密があるのか?
それも、ユーゼスにとって……このゲームにとって、何か不都合な秘密が。
このゲームを破綻させかねないほどの秘密が……だから、奴から記憶を消した……?
だが、そうだとしたら……そんな人間を、何故わざわざ記憶を消してまで参加させる必要がある?)
黙々と考察を続ける。全ては、彼の憶測でしかない。
だが、マサキは直感的に感じていた。これが、ユーゼスにとってのアキレス腱ではないか、と。
(クォヴレー・ゴードンか……奴の正体が、このゲームの鍵を握っているかもしれんな)
「そろそろ出発するぞ。逃げ出そうなどと思わんことだな」
ガルドからの通信がレイズナーのコクピットに響く。
毒を含んだその言葉に、マサキは相変わらずの横柄な態度で返した。
「その心配は無用だ。貴様らこそ、首輪を外しておかなくてもいいのか?」
「今まで渋っておきながら、よく言う……」
その理由は、まだ3人の首輪を外していない。
何せ、今の彼らは仲間に死なれて精神状態が不安定。外した後に先走った行動に出られる可能性も十分にある。
だから、首輪の情報はしばらく握り続ける。そうしておけば、彼らはマサキに手出しはできない。
現状では、彼ら3人にとって、首輪の解除のためにマサキの存在は必要不可欠なのだから。
もっとも、裏を返せば、首輪さえ外せればマサキはその場で用済み……ということでもあるのだが。
「いつまでも逃げ切れると思わんことだな。今は時間の都合で発たねばならんが……
向こうに着いたら、今度こそ首輪を外してもらうぞ」
「俺に命令するなと言ったぞ、ガルド!首輪の情報を握っているのは、この俺だけだということを忘れるな。
……だが、あのユーゼスに対抗するという目的を見失わないのであれば……いずれは外してやらんでもない」
マサキは嘘は言っていない。彼らを利用する以上、彼らの首輪も外さねばならない時は来るだろう。
だが、今はまだその時ではない。
最低でも自分の態勢がある程度整うまでは、機を伺わねばならない。
「心配するな。同じ対主催を目的とする“仲間”だろう?……悪いようにはせんよ。ククク……」
「……」
ガルドからの返事はない。
エステバリスはレイズナーをしばらく一瞥すると、そのまま背を向け、クォヴレーが乗り起動したブライガーのほうへと歩いていった。
(そう……悪いようにはせん。
だから、今しばらくはこの俺の盾として、お前達にはしばらく働いてもらうぞ。ククク……)
さて――
マサキははっきりと知らされていなかった。
彼が殺害したイサムが、探していた仲間の詳しい情報を。
だから、マサキは知らなかった。
ここにいるガルドが、イサムの知り合いであるということを。
故に、マサキはさして気にしていなかった。
イサムの遺体の放置している基地内部に、ガルドが向かうことを。
そして――マサキは見落としていた。
ガルドが自分に向けていた視線――そこに込められていた感情の正体を。
* * * * * * * * * * *
「待っていろ、トウマ。お前の仇は必ず討つ」
後部座席に寝かせたトウマから、聞き慣れた返事は返ってこない。
コクピットの中に圧し掛かる、これまで感じたことのないような沈黙が、現実をクォヴレーに突きつけてくる。
(いつまでも落ち込んでいる場合ではないな)
クォヴレーはブライガーを起動させた。
モニターに映しだされのは、ロボット達の墓場の光景。
そのうちの一つ、潰れたM9の無惨な姿が視界に入る。
(ヒイロ・ユイ……)
会ったのは一度、ほんの僅かに会話を交わしただけ。
だが、その時のやり取りだけでも、彼はその胸に強い意志を秘めていることが見て取れた。
もし生きて再会できていたならば、共に戦う仲間となってくれていたであろう。
できることなら彼もトウマと共に弔いたいところだが、コクピットが原型すら留めていないほど潰れており、
もはや中の様子の確認すらままならない。
「すまない……だが、お前の仇も必ず取る……!」
「クォヴレー……こいつに心当たりはないか」
ガルドの通信を受け、クォヴレーは機体をエステバリスのほうへと向ける。
そこでクォヴレーの目に入ったのは、エステバリスの抱える大きな荷物――二門の大砲。
「それは……!?ガルド、それを一体どこで!?」
「……格納庫の中で発見した。特別な機体専用の武器らしい。
サイズから、おそらくブライガーと同サイズの機体のものだと思うが……」
クォヴレーは、その大砲に目を疑った。何故なら、その大砲は――
「ブライカノン……!」
エステバリスからブライカノンを受け渡されるブライガー。
特に大きな損傷もなく、問題なく使用できるようだった。
ガルドの話によると、格納庫の中には他にも特殊武器や予備パーツなどが、いくつか散乱していたという。
もっとも、少なからず戦闘の余波を受けていたせいか、無事だったものはほとんどなく、
満足に使えそうなものはこのブライカノンだけだったそうだ。
(そういうことか……ユーゼス、どこまでもふざけた真似を……!)
ユーゼスの嘲笑う姿が目に浮かぶようだ。
いちいち手の込んだ嫌がらせに、改めて怒りが込みあがってくる。
規制受けたんで続きは避難所に投下しました
「クォヴレー……気持ちはわかるが、仲間を失ったのはお前だけじゃない」
「ああ……心配はいらない。短絡的に先走るような真似はしないさ」
それは、普段の彼と同じく、比較的理性的な返事だった。
クォヴレーは怒りや憎しみに任せて暴走するような感情的な人間ではない。
しかし……
だからといって仲間を殺されて平然としていられるほど、冷血漢でもなかった。
(これ以上、絶対に仲間を死なせない。トウマやヒイロの悲劇は、繰り返させない。
それが、トウマを殺してしまった俺の……せめてもの償いだ)
クォヴレーは決意する。
こんなふざけた殺し合いを行うユーゼスを、必ず打ち倒すと。
この地で出会った、かけがえのない仲間達を、必ず守り抜くと。
そのためには、手段は選ばない。甘さを捨て、慎重かつ冷徹な判断と行動を徹底する。
もう、トウマを死なせた時と同じ過ちを繰り返すのは御免だ。
トウマを殺した犯人を始め、この馬鹿げた殺し合いに乗った愚かな殺人者達。
特に警戒すべきは、あの剣鉄也。司馬博士達を襲っていた、あの黒く禍々しい悪魔の機体。
当然、ここにいる木原マサキも、例外ではない。
さらに、ユーゼスのスパイ――ラミア・ラヴレス。
そして、ガルドの言っていた怪物――デビルガンダム。
危険分子は未だこの地に溢れかえっている。彼らに対しては、絶対に油断はしない。
もし彼らが是が非でも殺し合いに乗るというのなら――容赦はしない。
「よし……行くぞ。ジョシュア達と合流しよう」
バーニアを吹かし、新たな力を得たブライガーが、空へと舞い上がった。
クォヴレー・ゴードン。
彼の記憶は、未だ戻る気配を見せない。
ゲームが始まって、まだ実際には二日と経っていない。彼の心が安定を見せるには、あまりに短すぎた。
だが、彼は強かった。
仲間を殺されても――不安定な心を支える柱が一本崩れ落ちても、その冷静さを失わなかった。
冷静に――その心を、憎悪に委ね始めようとしていた。
崩れる柱は、一本ではない。
これから、他の柱も一気に崩れ落ちる。
その時、彼は――
* * * * * * * * * * *
「む……?」
基地を発とうとしたその時、ふと、ガルドは気付く。
視界に入ったのは倉庫の前の広場。先ほど、東方不敗が戦いを繰り広げた場所。
そこには、何もなかった。そう――あったはずのものが、なかった。
仁王立ちして力尽きたはずの、東方不敗の姿が。
(どういうことだ?遺体はどこに消えた……?)
何者かが彼の死体を持ち去ったのだろうか。それはトウマを殺した人物と同一なのか。
それとも……
一瞬、あまりにも突飛な憶測がガルドの脳裏を過ぎる。
(まさか……いや、まさか、な)
いくらなんでも失礼だろう……ガルドは馬鹿げた自分の発想を振り払った。
「どうした、ガルド?行くぞ」
「ああ……わかっている」
イキマからの通信に応答して、ガルドはG−6を一瞥する。
凄惨な殺戮の跡をその目に焼きつけ、怒りを忘れないように。
目を閉じ、暫し黙祷を捧げる。
東方不敗に。この地で息絶えた犠牲者達に。
何より――
(――すまなかった)
――沈黙の後、エステバリスは3機の後を追い、飛び立っていった。
崩れた基地を前に、彼は何をその胸に抱いたのか。
確かなことはただ一つ。
ダイダルゲートは今もなお休むことなく、彼らの中に蔓延する「負の感情」を、順調に収集し続けている。
ただ、それだけ。
【クォヴレー・ゴードン 搭乗機体:ブライガー(銀河旋風ブライガー)
パイロット状態:精神不安定。ユーゼス及びマーダーに対し憎悪。マサキを警戒。
機体状況:良好。ブライカノン装着。
現在位置:G-6
第一行動方針:E-5橋へと向かう
第二行動指針:主催者打倒の為の仲間を探す。ただし今後遭遇した相手には十分な警戒を持ってあたる。
第三行動方針:マーダー(特にトウマ殺害犯)に対しては一切容赦しない。
第四行動指針:なんとか記憶を取り戻したい(ディス・アストラナガンとの接触)
最終行動方針:ユーゼスを倒す。これ以上、仲間を絶対に失わせない。
備考1:本来4人乗りのブライガーを単独で操縦するため、性能を100%引き出すのは困難。主に攻撃面に支障
備考2:ブライシンクロンのタイムリミット、あと12時間前後
備考3:ブライスター及びブライガーは最高マッハ25で飛行可能。
ただしマッハ5以上で首輪に警告メッセージ。30秒後に爆発。スピードを落とせば元に戻ります】
【イキマ 搭乗機体:グルンガスト(バンプレストオリジナル)
パイロット状況:強い決意。戦闘でのダメージあり、応急手当済み。リョウトの憎悪に対し危惧。マサキを警戒。
機体状況:小破、メインカメラ破損。コックピットの血は宗介のものです。
現在位置:G-6
第一行動方針:E-5橋へと向かう
第二行動方針:トウマに代わり、クォヴレーを支える
第三行動方針:主催者打倒の為の仲間を探す
最終行動方針:仲間と共に主催者を打倒する】
【反逆の牙組・共通思考】
○剣鉄也、ディス・アストラナガン、ラミア・ラヴレスを特に警戒
○ガイキングの持つ力(DG細胞)が空間操作と関係があると推測
○ディス・アストラナガンがガイキングの力(DG細胞)と同種のものと推測
○剣鉄也らの背後の力(デビルガンダム)が空間操作装置と関係があると推測
○空間操作装置の存在を認識。D−3、E−7の地下に設置されていると推測
○C−4、C−7の地下通路、及び蒼い渦を認識。空間操作装置と関係があると推測
○ラミア・ラヴレスがジョーカーであることを認識
○再合流の予定時間は翌朝5時、場所はE−5橋付近
【ガルド・ゴア・ボーマン 搭乗機体:エステバリス・C(劇場版ナデシコ)
パイロット状況:良好。強い決意。???
機体状況:エネルギー消費(中) 駆動系に磨り減り。左腕欠損。
現在位置:G-6
第一行動方針:E-5橋へと向かう
第二行動方針:空間操作装置の発見及び破壊。デビルガンダムへの対処
最終行動方針:ゲームの阻止。仲間と共に生還する(決して無闇に死に急ぐような道は選ばない)
備考:イサムの死を知ったようです。ただ、それに関する詳細はまだ不明。
ただ、今のところは自分を抑えられるだけの理性は保っているようです】
【木原マサキ 搭乗機体:レイズナー/強化型(蒼き流星レイズナー)
パイロット状態:睡眠不足
機体状態:左腕断裂。背面部スラスター大破。背面装甲にさらなるダメージ。
機体は機能停止中だがいつでも再起動可能。
現在位置:G-6
第一行動方針:反逆の牙組をユーゼスにぶつける。ただし、彼らの首輪の解除は機を見てから。
第二行動方針:クォヴレーの記憶について考察。
第二行動方針:誰かの機体を奪って離脱する機会をうかがう。
第三行動方針:少し眠りたい。
第四行動方針:ユーゼスを欺きつつ、対抗手段を練る
最終行動方針:ユーゼスを殺す
備考:首輪を取り外しました。マシンファーザーのボディ、首輪4つ保有。首輪100%解析済み。
スパイの存在を認識。それがラミアであることには気付いていない。
イサムとガルドの関係を知りません。クォヴレーの失われた記憶に興味を抱いています】
【三日目4:35】
避難所で代理投下を願われておりましたので僭越ながら行わせていただきました。
GJ!
殺しても死にそうになかった冥王様についに死亡フラグが……。
そして久保がいい感じに壊れたー!
ガルドが爆弾化しちゃったし、コーヒーとボイン合流後を考えると、イキマに胃薬が必要だなw
おおう、久々の投下乙
なんかもうこいつらボロボロだな、放送でさらに仲間の死を知ることになるし
ていうかこのままじゃコーヒーとは行き違いになるな
冥王だけは殺さないでくれ…!
新作乙!!
東方不敗の死体はどこにいっちゃったの?(´・ω・`)
おおおGJ!
よく期限過ぎても諦めずに頑張った!
なにはともあれ、ガルド暴走フラグキター!!
イサムが死んだときから、ずっとこれを待っていたのさ。
久保は地味に攻撃性(というか過剰防衛性?)アップって感じだろうか。
ベタではあるが、リョウトみたいにならなかったのは流石(死体持ち歩いてるけど)。
ただ、ディストラが久保を探してるようだが
このネガティブ状態ではディスレヴを制御できなさそう。
あとイキマ……なにやら大量に爆弾を抱え込んじゃって乙…。
>>172 ベーゴマ爆弾とバイクの爆発を至近距離で受けて、まともな死体が残ってるとは思えん。
それでも……それでも師匠なら……と考えてしまうがw
冒頭の炎の中で師匠らしき影が見えるからそれだろう。
ガルドは冥王撃墜地点で死亡したと思っているが、実際はトウマ死亡地点に移動してるから
撃墜地点で死体が無いことを変に思ったんだろう。
>>173 そこはミオ&ヴィンデルに期待。やつらなら久保を立ち直らせてくれるさ!
そしてついにブライカノンが…!
SRXと似た機体だしマイとミオに乗って欲しいとこだな
>>177 ミオ&ディストラが久保に接触しようとすると、逆に死亡フラグかなと思う
っていうか今の久保は何やっても死亡フラグに見えるマジック
さもなくばカミーユ並の精神崩壊エンド
イキマには悲しい友情運があるぜ・・・。
なんだろう。
何でイキマがこんなに良い奴なんだ……!
開始当初はいろんな意味で予想しなかったぜ……!
ごっつ乙。
このままだとディス・レヴに取り込まれかねんな、久保……
ディストラを預かってるのが、感情の機微に恐ろしく目敏いミオだってのがミソかも。
別方面のフラグが立ちかねない気も無きにしも非ず。
もっとも、この二人の手にかかればどうなるかわかったもんじゃないが。
>>180 アカシックレコード覗きでもせにゃ予想できるか、こんな展開wwww
新作GJ!!
久保は壊れたしガルドは爆弾化
これからの展開が楽しみだ。
久保ならどんなフラグだろうとヘシ折ってくれるだろうと期待しているッ…!
さーて、いよいよもって放送が近づいてきたわけだが。
あと久保組とコーヒー組に一回ずつくらい挟む必要ありか?
GJ!
うっかり下までスクロールして先にネタバレ見てしてしまったのも私だOTZ
久保は登場頻度の割に不完全燃焼なイメージがあったせいか、
壊れてきたというよりは、ついにスイッチが入った、という印象を受けたな
さすがはゼオラママの息子、ああいう形での暴走はしないだろうけど過激
理論上はユと同じ頭脳を持ってるから、シロッコや冥王を相手取った
頭脳戦も期待できるか?
あと1、2回で放送にいけそうだし
そろそろ放送の原案を考えていくべきかもね
それより誰かパロロワ辞典にまとめwikiのリンクのっけてくれんかね。
いつまでもあれのままっていうのも……。
ほ
し
の
あ
きと
な
シロッコ、ラミア予約。
予約キタコレ(*゚∀゚)=3
wktk
wktkしつつ質問。
原作でのガルドのブチギレって、どういう状況で何やらかしたの?
マクロス+は断片的にしか見てないからわからん。
イサムとミュンがうわなにをするやめ(ry 状態だったのはかろうじて覚えてるんだけど。
ガルドのYF−21は脳波コントロールを採用していて、ガルドが思ったままに動く仕組みだったんだけれど
そのガルドのイサムへの意識下の敵意を読み取ってしまったYF−21がイサムのYF−19を……。
みたいな話だったはず。
ほ
し
の
か
け
ら
なんか久しぶりにまとめサイトを読み返してみたけどこのスレの時代を感じるな〜
フェチローとかカツスゲーとか懐かしくて吹いたわw
「ほ」
っていうレスしたら一致団結して後ろに繋げる
このスレのヌクモリティにワラタ
たまには「し」以外にも繋げようぜ
ところで、このロワの中に所々に出てくるワープする青い渦……
なんかDQの旅の扉かよ!って思ってたけど
サルファやり直してて気付いた
これ、クロスゲートじゃないか?
すごく今さらだが
イルイとかバンプレイオスが参戦してれば、対主催の切り口に使えたかも
コーヒーとボイン投下します。
朝焼けが照らし出す広大なG−6基地――いや、すでに廃墟といった方が正しいか。
その有様はユーゼス様からの情報以上だ。
「これは……いやはや大したものだな」
呆れた声を出す同行者、パプテマス・シロッコ。
周囲の施設のあちこちから煙が上がり、スクラップ状態のロボットが複数放置されている。
まさに負け戦の跡といったところか。
だがこの敗北者どもの骸と引換えに、価値あるものを手に入れた人間も確かに存在する。
木原マサキ。
今のところ、このフィールドで首輪の支配から抜け出した唯一の生者だ。
その男はヘルモーズの情報を受信した午前四時の時点では、クォヴレーらと共にここにいたはずだ。
レーダーに反応が無いことを考えると、やはりリュウセイ・ダテらとの合流のために移動したということか。
「さて……ではどうしたものかな?」
「……まだ時間はある。お前はここの補給ポイントに寄っていくのがいいだろう」
奴らはE−5で五時に待ち合わせをしている。
すでに現在時刻はそれをわずかに過ぎているが、待ち人が来る事はありえない。そう100%。
ならばしばらく待って、それでも来なければ何かあったと考えて捜しに出るのが普通だろう。
だがどのみちあと一時間で放送が流れ、リュウセイたちの安否はいやでもはっきりする事になる。
その前に焦って捜しに出るのは非効率以外の何物でもない。
だから不測の事態が起こらない限り、放送まではクォヴレーたちは合流地点から動くことはまずないだろう。
よって私達にはあと一時間弱の余裕があるのだ。
シロッコもそれを理解している。この男、やはり頭の回転は悪くはない。
反対する様子もなく、私が指し示した補給ポイントに向けてグランゾンを進ませていった。
さて……私には今のうちに確かめておかねばならないことがある。
私は入り口のハッチをくぐり、基地内部へとラーゼフォンを移動させた。
この基地で木原マサキが手に入れたもの……それは首輪の解析システムだ。
それについての一連の作業が行われた場所である解析室。
マサキの行動や性格を考えれば、他の人間にその情報が渡るのを防ぐために解析装置を破壊していてもおかしくはない。
むしろその方がユーゼス様の目的にとっては都合がいいのだが、なにせあの混乱のさなかでの脱出だ。
そんな余裕もなく、放置したままで脱出した可能性もある。
もしそうならば後顧の憂いを無くす為にも、装置は破壊しておかなければならない。
外の通路から見る限り、設備が破壊された様子はないが……。
私はラーゼフォンから降り立ち、解析室へと足を踏み入れた。
床に放置してある首無しの死体を足でどかし、部屋の中でぼんやりと光るディスプレイの正面に回る。そしてコンソールに表示されたデータを一目覗くと、そこには解析率70%を超えた状態で放置された『解析中』と表示されているウインドウがあった。
「やはり……確認にきて正解だったな」
そうとなれば、ぼやぼやしている時間はない。
私はコンソールに手を伸ばし、消去の操作を――、
その瞬間、部屋の外から機動兵器の駆動音が響く。
「!!」
私は解析室に設置されたレーダーを見やり、すぐ近くに機体の反応があることを確認して部屋を出た。
その青黒い巨体は間違いなくグランゾン、そしてその足元。
いつのまにか、その男はそこにいた。
パプテマス・シロッコが私の眼前に立っていた。
「……補給は終わったのか?」
「いや……だが君がどこに行くのか気になってしまってね。
私に補給ポイントの場所を教えてくれたと言う事は、この基地の構造を把握していると言う事だ。
レーダーを見ると、その君が別方向へ移動しているではないか。
どこに行くのかと、少しばかり気になってしまったのだよ。
ああ、驚かせた非礼はお詫びする。済まなかったね」
白々しい……どうする。
奴はベターマンや東方不敗のような規格外の戦闘力を持つ人間ではない。
いまここで始末することもできる……。
が、この男を殺せば、肝心のクォヴレーや木原マサキたちとの接触は難しくなる。
シロッコにはリュウセイと接触し、メッセージを預かったという事実があるからだ。
そのことを利用して仲介役を務めてもらわなければ、私はクォヴレーのグループに問答無用で攻撃される可能性が大きい。
イングラムに直接手を下して叱責された経緯もあることだ。
極力、奴ら同士で殺し合ってもらうようにしなければならない。
「…………中に入ってあれを見ろ」
シロッコは体をどかした私と入れ替わりに解析室の中に入り、ディスプレイを覗き込む。
そして大して時間をかけずにその内容を理解したようだ。
もっとも科学者としての知識がない者でもこの図を見れば、首輪の内部構造を示すものである事ぐらいは分かるが。
「ふむ。しかし……」
シロッコは自分の首輪をとんとんと指さしている。
盗聴によってユーゼス様が首輪の解析の事を知り、そのことで危機感を感じて首輪を爆破するのではないか。
そう考えているのだろう。
「心配するな。ユーゼス様はその程度のことは気にも止めない。
例え首輪が外されようとも、それだけで脱出は不可能だ。
他にも対策は用意してあるからいくらでもやらせておけばいいとおっしゃっていた。
お前も余計な事は考えない方がいいぞ」
「そうか……」
今の私はユーゼス様の命令によって殺し合いを煽る為に、シロッコを半強制的に従わせている……という役割になっている。
だから首輪によって盗聴されている会話の上ではそう演じる必要がある。
……だが盗聴された会話の上ではヘルモーズ側にそう思わせておいて、実は脱出を目指す裏切り者である。
シロッコや他の連中にはそう思わせておかねばならない。その奥にある真の目的の為に。
私は筆記用具を取り出して、『解析作業を続けられるか?』と記してシロッコに見せた。
そして同じく紙に書かれた返答は、『首輪のサンプルがあれば可能』、しかし『数時間はかかる』とのことだった。
ならば結論は明確だ。
第四回放送までの時間を逃せば、クォヴレーたちに接触するチャンスを失う。
優先順位はどちらが上かなど考えるまでもない。
施設を破壊できなかったのは悔やまれるが、どのみちもう一方の解析装置を持つ木原マサキを何とかしないことには無意味でもある。
……それにしてもこの男、まるで自分が首輪のサンプルを持っていないかのような振る舞いをしている。
私がどの程度情報を把握しているか試しているのだろうか。
そっちがその気ならここは知らない振りをしておけばいい。
わざわざ教えてやる義理は全くない。
「分かった、ならばここは後回しでいい。合流してからまた戻ってくればいいだけのことだ。
さっさとグランゾンの補給を済ませろ。奴等の後を追うぞ」
「ああ、待ってくれ。30分でいいからちょっと時間を割いてもらえないかね」
「……ギリギリだぞ。そこまでして一体何をする気だ」
するとシロッコは自分の荷物から何かを取り出した。
…………紅茶の葉?
「この最高級の素晴らしい紅茶を是非、君のような麗しいご婦人と共に味わいたいと思ってね」
……。
…………。
………………。
……………………こ の 男 は 。
「……状況が分かって言っているのか?」
「もちろんだ。こんな状況だからこそ、この奇跡的な出会いというものを大切にしたい。
この紅茶を味わう至福の一時も、ラミア・ラヴレスという素敵な華と共に過ごせるなら、より一層素晴らしいものになると――」
「もういい。行くぞ」
私は最後まで聞く価値もないと判断し、ラーゼフォンへと乗り込むべく踵を返した。
このパプテマス・シロッコと言う男、頭が回る上に感情的になることもない。
基本的に利益供給によって言う事を聞かせればいい分、扱いやすいとも言えるが……。
この点に関してだけは、理解不能だ。
そんなに紅茶が飲みたいのか。
この殺し合いの真っ只中でもコーヒーを飲む事がそんなに大事か。
深く考えると思考にノイズが生まれそうなので、私はそれを中断した。
少し遅れてシロッコが解析室から出てくる。
「……さっさと行くぞ。紅茶を優先させるくらいなら補給は要らないだろう」
「ご機嫌を損ねてしまったかな?いや、それは済まない……」
「無駄口を叩くな。いいから早くしろ」
「……了解だ」
シロッコは肩をすくめて苦笑いを浮かべる。
その後、奴がグランゾンに搭乗するのを確認し、私達はクォヴレーらを追うべく移動を開始した。
■ ■ ■
「――もういい。行くぞ」
ラミアが踵を返して解析室を出て行くのを眺めながら、シロッコは内心でほくそえんでいた。
芝居か何かかと疑われなかったということは、ラミアが以前の自分の行動を把握しており、そういったイメージを抱いているという証拠でもある。
そんなイメージを持たれているというのは正直遺憾だが、それはこの際脇に置いておく。
あの女がどこまで状況を把握しているのか知りたかったのだが、自分が首輪のサンプルを所持していることを突っ込まれなかったという事実から、ある程度の推測が可能になる。
ラミアはこのフィールドにいる人間や、機体の全てを把握しているわけではないということ。
そしておそらくラミアは首輪の盗聴器から会話記録、機体から戦闘記録のデータを受け取っている。
リアルタイムで把握している可能性は薄そうだ。
ラミアの立場からしてそれではあまりに有利過ぎるし、ラーゼフォンにそのような機能があったとしても機体を奪われれば立場は逆転する。
ユーゼスから指令を受ける際に情報を受け取っている、と考えるのが妥当だろうか。
――ならばその隙を突かせてもらうとしよう。
シロッコは素早く自分が持つ首輪のサンプルを取り出し、そしてそれを解析装置に調べさせるべく、中断されていたプログラムを再スタートさせた。
これは保険だ。
これは保険だ。
何事もなくクォヴレーたちと合流して基地へと戻って来られたなら、ラミアに黙って作業を進めていた件について詫びればいいだけのこと。
だがもし予想外のトラブルが起こった場合、
ラミアや他の連中が例えば何らかの戦闘で死んでしまった場合、
そして何よりラミアが自分を裏切った場合――、
(うまくいけばそれに越した事はないのだがな……)
そう願いつつも、やはり保険はできる限り掛けておくに限る。
解析装置の再スタートを確認して、シロッコはその部屋を後にするのだった。
【反逆の牙組・共通思考】
○剣鉄也、木原マサキ、ディス・アストラナガン、ラミア・ラヴレスを特に警戒
○ガイキングの持つ力(DG細胞)が空間操作と関係があると推測
○ディス・アストラナガンがガイキングの力(DG細胞)と同種のものと推測
○剣鉄也らの背後の力(デビルガンダム)が空間操作装置と関係があると推測
○空間操作装置の存在を認識。D−3、E−7の地下に設置されていると推測
○C−4、C−7の地下通路、及び蒼い渦を認識。空間操作装置と関係があると推測
○アルテリオン、スカーレットモビルのパイロットが首輪の解析を試みていることを認識
ただしパイロットの詳細については不明
○木原マサキの本性を認識
○ラミア・ラヴレスがジョーカーであることを認識
○再合流の予定時間は三日目朝5時、場所はE−5橋付近
【パプテマス・シロッコ 搭乗機体:グランゾン(スーパーロボット大戦OG)
パイロット状況:良好
機体状況:内部機器類、(レーダーやバリアなど)に加え通信機も異常。照準のズレ大。右腕に損傷、左足の動きが悪い
現在位置:G−6
第1行動方針:E−5へ向かい、クォヴレーたちと接触する。
第2行動方針:首輪の解析及び解除
第3行動方針:ラミアやクォヴレーと脱出を目指す。できなければ臨機応変に動く。
第4行動方針:リュウセイのメッセージをクォヴレーたちに伝える。
第5行動方針:可能ならグランゾンのブラックボックスも解析したい。
最終行動方針:主催者の持つ力を得る
補足行動方針:十分な時間と余裕が取れた時、最高級紅茶を試したい(できればラミアと)。
備考:首輪を1つ、トロニウムエンジンを所持。
ラミアに疑念を持っています。
リュウセイのメモを入手。反逆の牙共通思考の情報を知っています。
ユウキ・ジェグナン厳選最高級紅茶葉(1回分)を所持】
【ラミア・ラヴレス 搭乗機体:ラーゼフォン(ラーゼフォン)
パイロット状態:良好
機体状態:良好
現在位置:G−6
第1行動方針:E−5へ向かい、クォヴレーたちと接触する。
第2行動方針:ユーゼスを裏切るふりをして、ゲームを進行させる。
第3行動方針:参加者達の疑心暗鬼を煽り立て、殺し合いをさせる。ある程度直接的な行動もとる。
第4行動方針:グランゾンの様子を見て、用済み・もしくはユーゼスにとって危険と判断したら破壊する
最終行動方針:ゲームを進行させる
備考:ユーゼスと通信を行い他の参加者の位置、状況などを把握しました。(三日目4:00時点)
首輪は持ち主の死後も位置が把握できるので、シロッコやマサキがサンプルを所持していることを知っています。
ユーゼスはラミアの裏切りのふりを黙認しています 】
・G−6解析室において、基地の解析装置が自動でシロッコの首輪サンプルを解析中。
あと3〜4時間で作業が完了します。
【
三日目5:30】
投下完了。状態表の最後ずれたorz
色々ややこしくなってしまいましたが、ご意見やご指摘お願いします。
あと
>>213の一行目、ダブってしまったんで削って下さい、すいません。
きたー!!
超GJ!!!
普通にシロッコかっこよすぎ!
まさかここにきて紅茶ネタをこんな風に使うとは…。
ともかく乙です!
久々の投下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
しかし、これはタイトルに恥じぬ嘘吐き二人……というか、見事な腹の探り合い、騙し合い?
相変わらずティーブレイク大好きな空気読めてないシロッコかと思ったけど、ちゃんとそれも後々のアクションに生かそうとしてるのがすごかった
改めて投下乙、そしてGJ!
おおっ新作乙!
着々と腹の探りあいが進行してていいなぁ
いろいろ不安定な久保組とどう絡むか楽しみだ
GJです!
シロッコ、どんどん本領発揮していくな
頭が回る一方でタラシくさいところとか、メリハリついてるキャラ描写がいい
Z観てた当時はあんまり好きなキャラじゃなかったが、
今はもう、こいつの今後を読むのが楽しみで仕方がなくなってきた
しかし行動方針見ると、なんだかんだ言って本音ではラミアとお茶したいんだなw
もしかしてwiki本編移行終わったかな?
作業お疲れさまでしたー。
とりあえず本編は全部見れるはず。
次の話へのリンク作ったりちょこちょこ改変して使いやすくするかもしれないけど。
追跡表作るのめんどくせーw
何はともあれ、とりあえず放送にリーチがかかったわけだが。
禁止エリアどこにするか、意見ヨロ。
ここでG−6を禁止エリアにしたら、シロッコのせっかくの保険が台無しw
なんかどこ選んでも微妙だなぁ禁止エリア
位置的に禁止エリアがばらけてるから、分断とか閉じ込めるとかもできないし
まあ、首輪解除キャラが出てきてるから意味は薄れてくるかもしれないけど
これから先、参加者全員がE−5に集結しそうなのが鍵だが……
とりあえず、マイが寝てる分だけ出発が遅れそうなフォルカ達を急かすために
E−2を提案してみる(まさかE−5への遠回りになる北や西には向かうまい)
真ん中あたりで移動を制限とか……まあ解除装置次第でG−6もありか?
クォヴレー・イキマ・ガルド・冥王・シロッコ・ラミア予約します。
俺、このSS書き終わったら故郷に帰ってOGsを買うんだ……。
激しく期待!
嵐の前か、それとも嵐になるか
E-5を制限してクォヴレーにすごい嫌がらせとか……
ちょwww死亡フラグwww
放送かぁ誰かが原稿書かないといけないな
>>222 Nidhoggrと、希望という名の泥沼はまだ見れないみたい
あと多分そこだけ
あ、調べてみたら閃光の後半も見れなかった
DGの話もどれかかけてる
結構空きがあるみたい。編集方法分かったら俺もやるのに……
シ゛ャカシ゛ャカシ゛ャンシ゛ャン!シ゛ャシ゛ャン!
朝日と共に、軽快な音楽が流れ始める。
もはや、ある意味聞きなれた音。4回目の死者を告げる4度目の放送がなる。
「今日の天候も晴れだ。素晴らしい朝を皆迎えているだろう。
生きていることをかみ締めることは人間にかできんからな。
では、まずは新たな死者の発表といこう。
皆、主旨をわかってもらえてたのか随分と頑張ってくれたようで恭悦だ
……アクセル・アルマー
……司馬遷次郎
……ヒイロ・ユイ
……惣流・アスカ・ラングレー
……碇シンジ
……ロイ・フォッカー
……イサム・ダイソン
……ジョシュア・ラドクリフ
……セレーナ・レシタール
……チーフ
……リョウト・ヒカワ
……ヤザン・ゲーブル
……トウマ・カノウ
……東方不敗
……タシロ・タツミ
……副長
……ベターマン・ラミア
234 :
放送原稿試案:2007/06/23(土) 13:15:14 ID:MRZSsJu8
……剣鉄也
……マシュマー・セロ
……リュウセイ・ダテ
……ミオ・サスガ
以上、21名と最高の速度だ
本当に諸君の戦闘意欲には驚かされる。では、これからも憎みあい、殺し合いに励んでくれ。
禁止エリアは、( )と( )だ。
ここまで頑張ってうっかり死んでは浮かばれないだろう、他人に頑張って殺されて欲しい。
ああ、そういえば首輪を外した愚者もいたようだが……無駄だ。
その程度では何も変わらんよ。
所詮私に刃向かうことはできない以上、結局この箱庭で餓死で死ぬだけだ。
くだらないことを考える暇があれば、隣人の頭を打ち抜く術を考えることだな
では……残った10名は引き続き泥沼を楽しんでくれたまえ」
原稿試しに書いてみた
>>230-232 時系列順の方だな!?
投下順でポンポン入れてったから時系列の目次を弄り忘れてた。
今から修正するつもりだけど本編見たい人は投下順目次なら完璧に見れるはず。
>>234 原稿乙。
口ではこう言ってるけど本当は脱出して自分と戦って欲しいユーゼス萌えw
冥王は首輪外したから呼ばれてもおかしくないんじゃね?
とか思った。
それともしかしたらユーゼス予約するかもしれん。
>>236 「冥王計画」で思いっきり本人が生きてるぞってネタバレしちゃってるんだが。
あとユーゼス予約って放送前?
>>233-234 放送原案乙。
禁止エリアはE−2と、あとミオたちも動かしたいからE−4を提案。
生きていることをかみ締めることは人間にかできんからな。
↓
生きていることをかみ締めることは生きている人間にしかできんからな。
ここ、こっちに変えておいてくれ
>>233-234 なんか、アクセルとか機械親父の名前が呼ばれるのが凄く意外……
随分と昔のことのように感じる。
もの凄ぇ濃い時間帯だったんだなあ。
あと、一つだけ突っ込みを。
>結局この箱庭で餓死で死ぬだけ
姉さん、文法が変な気がします。
すまん、
結局この箱庭の中で餓死するだけだ
でいいか?
ていうか首輪が外れたことは放送で触れなくてもいいんじゃないか?
下手にばらすよりも、放置して混乱を促したほうがいいような。
あと、個人的には第三回の時のような挑発もしてほしかったりw
もちろん、久保への嫌がらせw
まあまだ仮台本だろ?
これから放送台本書きたい人が出し合って放送決めればいいと思う。
ちなみに俺も放送書きたいと思ってる。
>>242 その時は期待だ
ていうか、完全な決定稿が仕上がるまで避難所で投下(あるいは議論も)したほうがよくないか?と思う
とりあえず、ミオはナチュラルに死んだ扱いなのなw
まあ、首輪はGD細胞に巻き込まれて消えたわけだし妥当かな?
で、結局禁止エリアはどうすんのよ?
>>244 ちなみにどうでもいいけどGDじゃなくてDGな。
>>233-234 今までの放送だと死亡者は五十音順に読み上げてるみたいなんで、
順番を直しといた方がいいかな
追跡表の作成、乙
つーかやはりこのロワは主催者の目立ち方が異常w
禁止エリア、多数決ででも決めたほうがいいかもな
今のとこE-2が2票、E-4が1票か
久保組を北上させたいんでそういう心理に向けさせるべくE-6に1票してみる
E-2とE-5を提案
多数決とるなら期間決めないとID変わって意味ないな。
ってことで今週末の
6月30日土曜0時〜23時59分の間で投票してもらおうと思うけどどうかな?
賛成
賛成。
ただ、書き手さんの中にプロットの関係でどうしてもここはダメとか
逆にここにしてほしい、っていう希望ある人がいればそっちを優先させてもOK。
じゃあ30日までを相談期間として、やめてほしいエリア、希望するエリアを宣言して
それらを考慮した上で投票するってことで。
これでフォルカが空気化から脱出出来るのか……
ここまで長かったな……
フォルカァァァァァ!!
フォルテッカァァァァァァ!
……ゴメン。
フォルカついに据え置き決定か……
フォルカァァァァ!!
これがフォルカか…思ってたより可愛い顔じゃないの(*゚∀゚)=3
OGsの発売が当初の予定通りなら、フォルカを書ける人も増えて、場合によってはとっくに死んでたりしたのかなぁ
>>259 クリア後の書き手の熱いパッションに期待しようぜ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 フォルカ!フォルカ!
⊂彡
盛り上がってるところ悪いが、ここで
>>233-234とこのスレで出た意見を元に
第四回放送の試案を避難所に投下してみますた
ぶっちゃけ、挑発分が大幅に増えすぎ(ry
乙
かみのガイドラインを思い出した
あと一時間ほどで投下できますんで、よろしくお願いします。
投下します
267 :
支援:2007/06/28(木) 23:38:32 ID:sMfyLE12
――それでも一体この僕に何ができるっていうんだ。
――窮屈な箱庭の現実を変えるために何ができるの?
東の空から朝日によって照らされている、巨大な橋。
その南端のたもとで、クォヴレーとイキマの二人は橋が伸びている先を見つめる。
「……五時三十分だ」
「そうか……」
もう幾度かこの会話を繰り返している。
違うのはイキマが報告する現在時刻だけ。
約束の時間を過ぎても、来るはずの仲間たちは一向に姿を見せない。
何かあったのかもしれない。
だが、もう少し待てばきっと来るさ。
リュウセイが力強い笑顔を見せて。
セレーナがふざけた冗談を言いながら。
ジョシュアとエルマが仕方ないなという感じでそれをたしなめて。
リョウトだって機体のトラブルか何かで来れなかっただけで、あちらの誰かに運んでもらっているかもしれない。
ガルドの言っていたチーフが合流していればいうことはなしだ。
……そんなものが希望的観測でしかないことは、クォヴレー自身がよく分かっている。
誰かが欠けていたっておかしくはない――トウマのように。
それでも、それでもまだ、せめてあと三十分後の死の宣告までは。
「木原マサキのことは……あれでいいのか?」
突然、イキマが別の話題を振ってきた。
あの男は今、行動不能になった自分の機体のなかで、首輪の更なる解析作業に入っている。
ただ首輪を外すだけでなく、ユーゼスを欺く策のためだと言う。
――五時を十分ほど過ぎてからのことだ。
マサキやガルドも交えた話し合いで、リュウセイたちを待つためにここにしばらく留まることは、割とすんなり決定した。
六時になれば、どうなったにしろ放送で死者がはっきりする。
仲間を探しにいくにしても、そうでないにしても、動くのはそれからだ。
あまり考えたくはないが彼らが死んだのなら、自分たちはその分の作業もこなさなくてはならない。
冷酷なようだが生きているならともかく、死人をわざわざ探しにいく余裕はどこにもないのだ。
だがそれはいいとしても、そこで問題が起こった。
ガルドがマサキに「ならば今のうちに首輪を外せ」と詰め寄ったのだ。
確かに、外せるものならさっさと外してしまうに越したことはない。
マサキが保身の為に勿体をつけているのだとしても、こちらにはそれを許す理由はないのだ。
するとあの男は人を苛つかせるあの笑みを浮かべて、盗聴を避けるための筆談でこう反論した。
『能天気な奴等だ。俺達だけが外したところで、ユーゼスが何かの気まぐれか何かで、貴様等の仲間を爆破したらどうする?』
これだけでは全く意味が分からなかった。
マサキが首輪を外しても、そしてユーゼスがそれを知っても、俺達の首が飛ぶことはなかったからだ。
ガルドも同じ考えに至ったらしく、そのように反論する。
『あくまでわずかな可能性としてだがな。あの男ならありえるとは思わんか?
貴様等がその賭けに、無駄に仲間の命を投げ込む気なら、俺は構わんがな』
……奴が自分のことしか考えていないことは充分に分かっている。
だがこの男のいうとおり、可能性が低くともそのようなことに仲間の命は賭けられない。
つまり合流後、まとめて外したほうがいい。
そういうことなのだろう。
『まだ不十分だ。機体にも監視装置及び自爆装置が仕掛けられている可能性がある。
首輪を外してもユーゼスが余裕でいられるのも、これなら納得できる。
だがこれを外せれば、奴の目からひとまず逃れることが可能だ』
――できるのか!?
もし可能ならば、ユーゼスの寝首を掻くことができるかもしれない。
もちろん他にもやるべきことはあるだろうが――奴に行動の一挙一動を把握されたままでは、万に一つもそれは不可能だ。
『放送前までに解析して、できるかどうかくらいは分かる。他の奴等が来るまで貴様等は見張りでもしていろ』
……結局、奴の言うとおりにすることになった。
今はガルドがマサキの機体を見張り、自分たちは橋の付近で見張りをしつつ、
仲間たちを待っている。
「……今はあれでいい。その後でまだごねるようなら容赦をする気はないが」
「……そうか」
――そして時計は五時四十五分。
「クォヴレー、レーダーに二機!」
「あいつらか?いや――北じゃない、南だと!?」
リュウセイたちが来るのなら方角は逆のはずだ。
ならば別の連中か――敵か。
「イキマと俺で前に出る!ガルドはマサキをガードしろ!」
*
――ヒトは歩き続けて行く
――ただ生きていく為に
――不完全なデータを塗り替えながら進む
クォヴレーとイキマが橋の向こうを睨む。
そこからやや離れた後方、自分を監視するガルドのエステバリスを傍らに置いて、自立行動不能のレイズナーは座り込むような体勢で待機。
木原マサキはそのレイズナーのコックピットの中で、解析装置の画面を睨みつつキーボードを叩く。
とりあえず首輪の解除を引き伸ばすことには成功した。
脱出のチャンスがまだ見えない以上、うかつに命綱を手放す真似は避けたい。
そしてユーゼスを欺く必要があるのもまた事実だ。
「さて……始めるか」
この広大なキリングフィールドにおいて、性能の差こそあれ支給されたロボットは必要不可欠だ。
だからこそ、そこに仕掛ければ絶大な意味を持つだろう。
そしてそれを調査するには、今のレイズナーは絶好のサンプルだ。
「……解析装置でレイをハッキング、レイズナーの機体構造を把握……よし……」
次々とスクロールするディスプレイのデータに目を走らせ、目にもとまらぬ速さでキーボードを叩き続ける。
「……エンジン付近に妙なものがあるな……爆弾ではない?……首輪のセンサーと同じ発信装置のようなものか」
首輪を解除する際、マサキにはひとつ引っかかることがあった。
それはこの生体反応センサーだ。
解除コードで機能は停止したものの、このレーダーが碌に利かないエリアでユーゼスだけは、首輪の盗聴や爆破をコントロールできる。
ということは、一体どんな原理で送受信を行っているのか?
「……ゲマトリア……カバラの数魔術か?念動力……人の念……」
ゼオライマー製造の為にマサキはあらゆる研究、科学とは無縁とも言える分野も調査した。
だがそんな彼にもこんなオカルトじみたものが、ここまでの性能を発揮しているとは信じ難かったのだ。
「……まあいい。つまりこの念動力でユーゼスは俺達の動きを把握している……。
ならば解析装置からレイを通じてコードを送信、機能を停止させる」
結果として、それは成功した。
あまりにもあっさりと。
――妙だ。
この解析装置に内蔵されていたメッセージから、ユーゼスがどのような性格かは見て取れる。
必要最低限の種を蒔き、それによって人の運命を狂わせ……そんな哀れなピエロ達を利用し尽くす。
全てを見下し、嘲笑いながら己の目的を遂行する。
「ならばこれは本命ではない。おそらくダミーだ……ちっ」
マサキはシートに寄りかかり、大きく伸びをした。
突然、睡魔が襲い掛かる。
そろそろまた限界が来たようだ。
だが眠るには早い。まだ自分がやるべきことは残っている。
――信じられるのは己のみ。
――他の屑どもなど利用するか、そうでなければ存在する価値すらないゴミだ。
気を取り直し、今度は自分の荷物からサンプルの首輪を取り出した。
工具を使って分解し、内部コードに繋がれたままの生命反応センサーをずるりと引き出す。
そして解除したときとは逆に、今度は起動のためのコードを送信する。
すると首輪は一瞬だけ起動した。
だがすぐにそれは停止する。
センサーを自分の手で握り締めて、再び起動する。
今度は成功した。
しかし握った手を離せば、またすぐに停止することだろう。
そして手を離すと、案の定そのとおりになった。
これだけではユーゼスを騙すことはできない。
何か――何か他にも手は――。
「……ふん」
一旦、仕切り直しだ。
リラックスするために大きく息をつく。
その瞬間――視界がぼやけた。
意識が揺れる。
一気に頭が重くなる。
丸二日を過ぎてほぼ不眠不休。
この状態で数々の激闘や権謀術数の場をくぐり、マサキの体力はもはや限界に近かった。
――まずい。
そう思い、何とか脳を覚醒させようとする間もなく、マサキの意識はあっという間に闇へと堕ちた。
*
――教えて"強さ"の定義
――自分貫くことかな
――それとも自分捨ててまで守るべきもの守る事ですか
「イキマと俺で前に出る!ガルドはマサキをガードしろ!」
南から接近する謎の二機にクォヴレーたちが向かっていく。
目視できる距離までその二機が接近してくる。
ガルドにはその二機に見覚えがあった。
白い天使を連想させるその機体は、間違いなくユーゼスの手の者と思われる、あの機体だった。
そしてもう一方の青い機体は――見紛うはずもない、今は亡きプレシアに支給されたグランゾン。
「クォヴレー、イキマ!あの機体は――」
「……分かっている。任せろ」
クォヴレーの覚悟を覗かせる低い声を聞きながらも、ガルドは己の無力を呪い唇を噛む。
だがそんなことをしている暇はない。
すぐにマサキを連れて退避しなければ。せめて足手まといになってはならない。
その時だ。オープン回線から信じ難い声で、信じ難い発言が聞こえた。
「こちらラミア・ラヴレス。お前達に話がある、攻撃はしないで欲しい」
一瞬の沈黙。
そしてクォヴレーから放たれる寒気のするような声。
「……何のつもりだ。今までの罪を悔やんで償いたいというなら、今すぐ俺が地獄へ送ってやる。
そこで思う存分、懺悔するがいい」
「――待て、落ち着いて話を聞いてくれ。私はパプテマス・シロッコという。
リュウセイ・ダテからメッセージを預かっている。攻撃はしないでくれ。
機体を降りて話をしよう。勿論、私たちが先に降りる」
――結局、あのラミア、シロッコと名乗る二人組と交渉の場を設けることになった。
ガルドはマサキの機体の傍で、やや遠間の距離から交渉を観察していた。
まず、ラミアと名乗る女が姿を見せる。
そして次にクォヴレー、それからシロッコと名乗る男。
イキマは機体に乗ったままで、この二人がおかしな真似をすればすぐに対処できるよう、警戒態勢をとっている。
何やら筆談がメインらしく、つまり通信で聞かれてはまずい内容。
そのためガルドやマサキには概要を掴むことすらできない。
そこでふと疑問が浮かんだ。
「貴様も交渉に参加したいんじゃないのか、マサキ?」
この男の性格ならまず間違いなく首を突っ込んでくるはずだ。
自分しか信用しないと言うことは、他人に大事な仕事を任せられないということ。
あのラミアと交渉するという重要局面で、今まで大人しいことがガルドには不思議だった。
通信からは沈黙しか返ってこない。
「……マサキ?」
レイズナーは座り込むような体勢で待機している。
そのためガルドの位置からだと上から覗き込むように、半透明のキャノピー越しにマサキを直視できる。
声をかけてもうつむいたままで反応しない。
また先刻のように眠っているのか。よっぽど寝不足だったらしい。
しかも呼びかけても反応しないところをみると、それは相当なもののようだ。
――よほどのことがない限り、起きないくらいに。
「ガルド、マサキがどうかしたのか」
通信を聞いたイキマが問いかけてくる。
「――いや、眠っているだけのようだ。起こしても面倒になるだけだろう」
「……そうか、そうだな」
それだけで会話を終わらせ、通信を切ってから、ガルドはエステバリスのハッチを開けた。
そして静かに、レイズナーの頭部へ飛び移るように着地して、外部からキャノピーを開けるためのスイッチを探す。
最深鋭の戦闘機のテストパイロットであり、技術主任の肩書きを持つガルドには、それがあるという確信があった。
パイロットが意識を失った場合に外部から救出するためのことを考えて、それは必ず付いているはずなのだ。
――あった。
そしてキャノピーが開いた。
目の前で一人の少年がくぅくぅと寝息を立てている。
だが無垢な少年に見えるこの男は、プレシアを殺して、そしてイサムを殺して生き延びた。
イサムの件に関して証拠はないが、そんなことはどうでもいい。
この男ならやりかねない――いや、間違いなくやる。
この男はプレシアを殺したのだ。
極めて利己的な理由で。
イサムの遺体を発見した時、ガルドは心に決めた。
木原マサキをこの手で殺す。
必ず殺す。
275 :
支援:2007/06/28(木) 23:43:46 ID:sMfyLE12
命に代えても殺す。
この男は生きていてはいけない男だ。
だから殺す。
その為だけに俺はまだ生きている。
そして――――その男が今、目の前で無防備な姿を晒している。
今なら解析装置を無傷で手に入れることができる。
やるならば今しかない。
いや、もはや何も、一切合切全て関係無い。
殺すと決めた人間が目の前にいる。
そして間違いなく殺せる状況。
ならば殺すしかないだろう。
動機も常識も良心もすでに彼岸へ消えて失せた。
――もはや殺すしかないのだ!!
俺はコックピットの中へ一歩踏み出そうと――、
「ん………………ガルド?……っつ!」
気付いたか。
だが変わりは無い。何も変わりは無い。
真正面に立つ俺から逃げるために横から外へ出ようとする。
逃がさない。
後一歩。
後一歩でレイズナーから飛び降りることができる、コックピットの淵に足を掛けたその場所で。
――俺は貴様を捕まえた。
「ぐ……あっ……」
醜い声だ。蛙を二、三匹まとめて潰した様な。
だがそれももう聞かずに済む。
その細い首をこの腕でへし折るだけだ。
絶対にこの腕は離さない。
俺の腕をいくら引っ掻こうとも無駄だ。
「は…………ぁ……」
目玉がひっくり返る。
顔面中に血管が浮いて、紫色のメロンのようだ。
死ね。
そのまま死ね。
そして――――、
「あの世でイサムに……お前が殺した人間に詫び続けろ……木原……マサキィィィィ……!」
最後だ――そう思った瞬間に顎に衝撃が走った。
二人の声は同時だった。
「が……っ!」
「げほっ……!がはあっ……がっあがっ……!」
ガルドは体勢を崩してレイズナーから危うく落下するところだったのを、必死でコックピットの淵にしがみついて防いでいる。
マサキは嘔吐にも似た声を出しながらも、悲鳴を上げ続けた肺に空気を送るだけで精一杯だ。
――それははっきりいって偶然といっていい。
最後の最後での悪足掻き。
マサキがろくに目も見えず振り上げた足が、ガルドの顎にまともにヒットした。
ガルドは不安定な足場に立っていたことで、足を滑らせ落下しかけた。
そしてマサキから手を離した。
ガルドの足場が不安定でなかったら。
マサキの足が最高のタイミングでガルドの顎にクリーンヒットしなければ。
どちらの要素が欠けてもこうはならなかったろう。
「の……がさん!」
「ぐあっ……!」
ガルドが這い上がるのと、マサキが回復するのはほぼ同時だった。
ガルドの横から逃げようとするマサキの胸板に、右フックを叩きつけてコックピットの中へ叩きつける。
パイロットシートへと叩きつけられたマサキが呻いた。
それでも懸命に横へ逃れようとする。
だがそこに覆いかぶさるようにしてガルドが乗り込んだ。
「今度こそ――ころ――し――て――」
――ぱあん。
近いような遠いような何処かで鳴った、そんな音がガルドの耳に届いた。
*
――サバンナのガゼルが土煙を上げる
――風ん中あいつらは死ぬまで立ち続けなければいけないのさ
木原マサキは血まみれの顔を拭こうともせずに、ただひたすら肺に空気を送りこんでいた。
「……はあっ……はっ……はあっ…………ぐうううっ」
ほんの少し回復したものの、まだ疲労の極致にある肉体に鞭打って、自分にのしかかるガルドの体を脇に押しのける。
ビチャリと音を立てて横たわったその体は首から上が無い。
あの瞬間――ガルドのパンチでシートに叩きつけられた直後、マサキは逃げようと思って横を向いたのではなかった。
目的は解析装置に繋いだ首輪だった。
先程の分解で露出したセンサーを握り締め、その状態で首輪を起動させる。
すると、どうなるのか。
マサキが自分の首輪を解除した時点で、レイズナーのパイロットは存在しないことになる。
この時点では誰がレイズナーに乗っても問題はない。
だがマサキが首輪を起動させれば話は違ってくる。
この時点でマサキ以外の人間がシートに座れば、その人間の首輪が乗り換えルールによって爆発する。
マサキはそれを狙った。
はっきりいって後から考えれば考えるほど、穴だらけの上に一か八かの作戦である。
だが、あの状況からマサキは生還した。
ラッキーだった、というより差し引きゼロと言うのがふさわしい。
いや、マイナスのほうが多いかもしれない
屑どもに足を引っ張られ続けたあげくがこの死に様では、冗談抜きで死んでも死に切れないというものだ。
「通信は……切れているな。あいつらはまだ気付いていない」
奴等が気付いて止めに来てさえいれば――と心の中で毒づいてから思い直す。
ガルドを殺してしまったからには、もうここにはいられない。
離脱するのには気付かれていない方が都合がいいというわけだ。
奪う機体が非力なエステバリスというのが問題だが、飛べないレイズナーよりはましだろう。
「そうと決まればさっさと――ん?」
そこに見えたのはブライガーとグルンガスト以外の二体のロボット。
一体は白い翼の機体――そこそこ強力そうな機体ではある。
そしてもう一体は、以前マサキが奪おうとして失敗したプレシアの機体――グランゾン。
遠くからはよく見えないが、三人ほどが機体を降りて何やら話し合いをしているようだ。
「……クォヴレーたちを含めたあの機体の中で、パイロットが乗っていないのは誰だ」
しばらく思案した後、マサキは食料諸々を詰めた自分の荷物だけを持ってエステバリスへと乗り移った。
解析装置は惜しいが、これから実行する作戦で重荷になっては元も子もない。
クォヴレーとイキマ、他のユーゼス打倒を目指す連中がうまく使ってくれることを祈るのみだ。
「せいぜい有効に利用してほしいものだがな……」
独白してエステバリスをゆっくりと歩行させる。
四つの機体が集まる場所へ近づいていくと、グルンガストだけが向き直った。
「……おいガルド、どうした?」
イキマが通信で問いかけてきたが無視する。
残りの三体は動かない。
つまり今そこに降りて話し合っているのが、その三体のパイロットというわけだ。
「その機体、もらったぞ……!」
マサキの口の端が吊り上り、少年の顔に釣り合わない邪悪な笑みを浮かべた。
*
――遠い昔どこから来たの
――遠い未来にどこへ行くの
――知らないまま投げ出され気付くときに時は終わるの
「――と、いうわけだ。リュウセイ・ダテはE−2で君達を待っている。
私は元々G−6に向かうつもりだったが、そのことを君達に伝えてくれと、通りすがりに頼まれた」
「……分かった。これから迎えにいこう。で……お前達はどうするんだ?」
「G−6で改めて首輪の解析がしたいと思っていたんだが……その必要も無いようだな」
ラミアはクォヴレーとシロッコの会話を聞きながら、これからの行動について思案していた。
予想通り、シロッコのおかげでクォヴレーらと接触することには成功した。
自分がユーゼスを裏切るつもりであることや、自分しか知りえない様々な情報を提供するつもりであること。
クォヴレーは完全に信用してはいないようだが、その程度は承知の上だ。
話をする場が設けられたことだけでも上出来といえる。
シロッコには前もって、リュウセイが瀕死の重症を負っていることは伏せるよう言っておいた。
奴等の様な人種に仲間の死を告げなければならないだけでも面倒なのだ。
刺激するような要素はできる限り、取り除く。
後で幾らか落ち着いてからでも話せばよい。
そしてこいつらの間に疑心暗鬼を振りまき、殺し合いを煽る。
できれば機を見て木原マサキの解析装置を何とかしたいところだが――。
突如、なにかの振動を感じ、ラミアは思考をそこで中断して振り返る。
地を揺らす衝撃、そして機会の駆動音。
一体の、比較的小さめのロボットがこちらにゆっくりと歩いてきた。
「……ガルド?」
クォヴレーが訝しげに眉根を寄せる。
エステバリス改――ガルド・ゴア・ボーマンが搭乗しているはずだ。
会話に加わりたいのか?だがならば何故今更?
ラミアがそう考えていると――いきなり空気が大きく震え、轟音が響く。
そしてエステバリスはラミアたちの頭上を越えてジャンプすると、グランゾンのすぐ目の前に着地。
コックピットのハッチが開いて、そこから現れたのはゼントラーディの血を引くという巨漢ではなく、十代の少年――。
「……木原マサキッッ!!」
ラミアはそう叫ぶやいなや、ラーゼフォンに向かって走り出した。
グランゾンに乗り移ったマサキの外部スピーカーからの声が聞こえる。
「この機体はいただいていく!解析装置は貴様等にくれてやるから、せいぜいユーゼスを倒す為に頑張るがいい!!
――ハーッハッハッハッハッハッハッハ!!!!」
グランゾンが、忌まわしき魔神が空へと昇っていく。
首輪を外した木原マサキと、特移点であるグランゾン。
――考えうる限り最悪の組み合わせだ!
「ラァ――――ゼフォォォォォォォォン!!!!」
ラミアの叫びに答えるように白い神像から光が差し込む。
その光に身を包まれてラーゼフォンへと乗り込んだラミアは、魔神を追うべく空を睨む。
「私は奴を追う!あの男は――危険だ!」
「俺も行くぞ!クォヴレーはガルドと一緒にその男を見張っていろ!」
イキマがグルンガストを飛行形態に変形させてラミアに続く。
クォヴレーが何か叫んでいるが聞き取れはしない。
――そして鋼の魔神たちが踊るその大空に、軽快な音楽が鳴り響いた。
――崖っぷちに立たされた時
――苦難が僕の腕を掴み
――自分自身のありかが初めて見えたんだ
――もっと広いフィールドへもっと深い大きな何処かへ
――予測もつかない世界へ向かっていくだけ
――僕は僕のことが知りたい
クォヴレー・ゴードン 搭乗機体:ブライガー(銀河旋風ブライガー)
パイロット状態:精神不安定。ユーゼス及びマーダーに対し憎悪。マサキを警戒。
機体状況:良好。ブライカノン装着。
現在位置:G-6
第一行動方針:E-5でシロッコを見張る。
第二行動指針:E−2へ向かい、リュウセイとマイを迎えにいく
第三行動方針:主催者打倒の為の仲間を探す。ただし今後遭遇した相手には十分な警戒を持ってあたる。
第四行動方針:マーダー(特にトウマ殺害犯)に対しては一切容赦しない。
第五行動指針:なんとか記憶を取り戻したい(ディス・アストラナガンとの接触)
最終行動方針:ユーゼスを倒す。これ以上、仲間を絶対に失わせない。
備考1:本来4人乗りのブライガーを単独で操縦するため、性能を100%引き出すのは困難。主に攻撃面に支障
備考2:ブライシンクロンのタイムリミット、あと11時間前後
備考3:ブライスター及びブライガーは最高マッハ25で飛行可能。
ただしマッハ5以上で首輪に警告メッセージ。30秒後に爆発。スピードを落とせば元に戻ります】
【イキマ 搭乗機体:ガストランダー(バンプレストオリジナル)
パイロット状況:強い決意。戦闘でのダメージあり、応急手当済み。リョウトの憎悪に対し危惧。マサキを警戒。
機体状況:小破、メインカメラ破損。コックピットの血は宗介のものです。
現在位置:E−5(南西へ移動中)
第一行動方針:ラミアと共にマサキを追う(あまり深追いする気はない)
第二行動方針:トウマに代わり、クォヴレーを支える
第三行動方針:主催者打倒の為の仲間を探す
最終行動方針:仲間と共に主催者を打倒する】
【反逆の牙組・共通思考】
○剣鉄也、ディス・アストラナガン、ラミア・ラヴレスを特に警戒
○ガイキングの持つ力(DG細胞)が空間操作と関係があると推測
○ディス・アストラナガンがガイキングの力(DG細胞)と同種のものと推測
○剣鉄也らの背後の力(デビルガンダム)が空間操作装置と関係があると推測
○空間操作装置の存在を認識。D−3、E−7の地下に設置されていると推測
○C−4、C−7の地下通路、及び蒼い渦を認識。空間操作装置と関係があると推測
○ラミア・ラヴレスがジョーカーであることを認識
○再合流の予定時間は翌朝5時、場所はE−5橋付近
【エステバリス・C(劇場版ナデシコ) 】
パイロット状態:なし
現在位置:E−5
機体状況:エネルギー消費(中) 駆動系に磨り減り。左腕欠損。
【レイズナー/強化型(蒼き流星レイズナー)
パイロット状態:なし
現在位置:E−5
機体状態:左腕断裂。背面部スラスター大破。背面装甲にさらなるダメージ。
機体は機能停止中だがいつでも再起動可能。
コックピットにガルドの首なし死体、解析装置、マサキが分解した首輪のサンプルあり。
規制くらいました…
避難所に状態表の残り投下しましたのでよろしくお願いします。
代理行きます
290 :
代理投下:2007/06/29(金) 00:31:20 ID:EjUowiSz
108 名前:それでも一体この俺に何ができるっていうんだ ◆uiAEn7XS/. 投稿日: 2007/06/28(木) 23:54:17 [ Kv9TQg.. ]
【木原マサキ 搭乗機体:グランゾン(スーパーロボット大戦OG)
機体状況:内部機器類、(レーダーやバリアなど)に加え通信機も異常。照準のズレ大。右腕に損傷、左足の動きが悪い
パイロット状態:疲労、睡眠不足 、一時的な興奮状態、胸部打撲
現在位置:E−5 (南西方面へ高速で移動中)
第一行動方針:どこかで休みたい。
第二行動方針:クォヴレーの記憶について考察。
第三行動方針: ユーゼスを欺きつつ、対抗手段を練る
最終行動方針:ユーゼスを殺す
備考:首輪を取り外しました。
首輪3つ保有。首輪100%解析済み。
スパイの存在を認識。ラミアであることは知りません。
イサムとガルドの関係を知りません。クォヴレーの失われた記憶に興味を抱いています。
機体と首輪のGPS機能が念動力によって作動していると知りました】
【パプテマス・シロッコ 搭乗機体:なし
パイロット状況:良好
現在位置:E−5
第1行動方針:どうするべきか……?
第2行動方針:首輪の解析及び解除
第3行動方針:ラミアやクォヴレーと脱出を目指す。できなければ臨機応変に動く。
最終行動方針:主催者の持つ力を得る
補足行動方針:十分な時間と余裕が取れた時、最高級紅茶を試したい(できればラミアと)。
備考:首輪を1つ、トロニウムエンジンを所持。
ラミアに疑念を持っています。
リュウセイのメモを入手。反逆の牙共通思考の情報を知っています。
ユウキ・ジェグナン厳選最高級紅茶葉(1回分)を所持】
【ラミア・ラヴレス 搭乗機体:ラーゼフォン(ラーゼフォン)
パイロット状態:良好
機体状態:良好
現在位置:E−5(南西へ高速で移動中)
第1行動方針:マサキを追ってグランゾンごと破壊する。
第2行動方針:ユーゼスを裏切るふりをして、ゲームを進行させる。
第3行動方針:参加者達の疑心暗鬼を煽り立て、殺し合いをさせる。ある程度直接的な行動もとる。
第4行動方針:グランゾンの様子を見て、用済み・もしくはユーゼスにとって危険と判断したら破壊する
最終行動方針:ゲームを進行させる
備考:ユーゼスと通信を行い他の参加者の位置、状況などを把握しました。(三日目4:00時点)
首輪は持ち主の死後も位置が把握できるので、シロッコやマサキがサンプルを所持していることを知っています。
ユーゼスはラミアの裏切りのふりを黙認しています】
【ガルド・ゴア・ボーマン:死亡】
【三日目 6:00】
291 :
代理投下:2007/06/29(金) 00:33:06 ID:EjUowiSz
投下完了。そして乙です。
ガルド……死にそうだとは思っていたが、放送前に死ぬとは……
GJ!!
プレシア→チーフ→シロッコ
と順調にグランゾンのパイロットスペックアップしてるなと思ったら冥王w
これで序盤から中盤にかけて冥王に関わった奴全滅か……
293 :
それも名無しだ:2007/06/29(金) 01:26:52 ID:QcTc0154
このロワで一番目立ってる冥王様に最強の機体ktkr
ちなみに前任のシロッコ様はある意味で一番目立っていたと言えなくも無いがwww
シロッコがマサキを追いかけなくてまた紅茶飲み始めたらどうしようかと心配してる俺が居る。
っていうか機体なくなっちゃったしなwww
あと、イキマに死亡フラグが・・・追いかけちゃらめええぇぇぇぇぇ。
放送後の久保の精神状態を考えるとシロッコも危険だな
大丈夫紅茶がある
飲めば落ち着くよwww
ここまで広げた風呂敷を本当に上手く畳み切れるのか、少し不安に思ってる自分が居る。
この終盤まで来ていながら、ますますドロドロになって行くなぁ……。
まだマイ&フォルカ、ヴィンちゃん&ミオと希望フラグは残っているはず
糞スレageんな
>>296 大丈夫さ、どれだけ風呂敷が広がろうと、ここの書き手さんたちならうまくまとめてくれると信じているよ
全てを受け入れ、何度こんな困難乗り越えてきたじゃないか
人数も少ないし、まだ大丈夫さ
しかしGJッッッッ!
ガルドがここでこんな落ち方をするとは……ッ!やっべ冥王かっけぇぇ!!
皆さん感想レスありがとうございます。
起きて見直したら間違いが色々あったんで直します。
>>281 ×地を揺らす衝撃、そして機会の駆動音。>○地を揺らす衝撃、そして機械の駆動音。
×首輪を外した木原マサキと、特移点であるグランゾン。>○首輪を外した木原マサキと、特異点であるグランゾン。
あと状態表でイキマの機体がガストランダーになってますが、ウイングガストの間違いです。
あ、忘れてた。
>>291氏、代理投下サンクスです。
っていうか、OGsで知ったけど
フォルカって版権物じゃなかったのねwww
修羅王とかの設定がなんか昭和のアニメっぽかったからてっきり版権だと思ってたw
うおおすげぇ・・・
これでついに放送なわけだが・・・
放送後マジでどうなるんだこいつら、みんなして死亡フラグがいっぱいいっぱい
GJ
ガルド逝ったか…冥王koeeeeeeeeeeeeeee
そしてクォヴレーまたも仲間を失ったが、そばにいるのはゼオラと関わってた紅茶。
・・・やべえええええええええ
投下乙&GJ、冥王様の傍若無人っぷりが相変わらず清々しくてGOOD
……ガルド、敵討てなかったな……カワイソス
で、ここから先は半分チラシの裏なんだけど
グランゾン手に入ったからって冥王様首輪解析装置(解除装置?)ほっぽり出しちゃってよかったんか?
潰してから行った方がよかったんじゃないかな……と思った、いや作中行間の意図までは流石に読めんけどさ
まあ、格闘戦主体の機体なら禁止エリアに逃げ込めば手も足も出せないだろうから大丈夫……なのか?
>>305 ガルドに〆られて気が回らなかったんじゃ?
しかし、版権の生き残りは紅茶、冥王、イキマだけかあ……
イキマがここまで良キャラ化して生き残ったのは奇跡に近いな
イキマが東方先生やシュウやイングラムなんかより長生きできると誰が予測できただろうか。
シュウがすぐに死んだのは予想外だったな。
しかし冥王様、意気揚々とグランゾンかっぱらったのはいいが、機体の状態は結構悪いよな。
これでラミアかわすのは大分しんどそうだ。
ん、ふと思ったが、ブライガーに乗ってたらマッハ20で首輪による制限もないから誰も追いつけなかったんでは・・・
冥王はじまったな
第四回放送到達を記念してマーダーランキングを作ってみた。
マーダーランキング
1位(6人)
鉄也:ゼオラ、キラ、ハッター、リオ、タシロ、副長
ヤザン:ハマーン、ハチロー、ボス、ウルベ、フォッカー、イサム
3位(5人)
アムロ:アラド、宙、ハイネル、アキト、ブンタ
リョウト:テンザン、ギレン、ジョシュア、セレーナ、チーフ
5位(4人)
東方不敗:三輪、バラン、ヤザン、トウマ
マサキ:シュウ、ルリ、プレシア、ガルド
7位(3人)
シンジ:ラッセル、ヒイロ、アスカ
8位(2人)
セレーナ:ジャック、クルーゼ
ゼオラ:カツ、ラト
ユーゼス:柿崎、イングラム
マシュマー:アクセル、鉄也
12位(1人)
フェルナンド:一色
ウルベ:アルマナ
リオ:ラージ
ベターマン・ラミア:B・D
ゼンガー:フェルナンド
ヴィンデル:バグ
ラッセル:ゼンガー
ミオ:アムロ
トウマ:東方不敗
マイ:リュウセイ
番外
首輪爆破による自滅:宗介、遷次郎
機体の副作用:シンジ、マシュマー、リョウト
その他:竜馬(消失)、ベターマン・ラミア(デビルガンダムに捕食)
以下感想
>ヤザン
あんまり目立ってないけど、以外にもトップタイ。鉄也とは正反対にこつこつ稼ぐタイプ。
戦闘狂の面目躍如といった所か。
>ゼオラ
イメージの割には殺害数は少ない。同タイプのアスカはサラマンダー。
感情に振り回される狂気系は意外と伸びない。
>ユーゼス
主催者じゃねーかって?
出まくりなんだから参加者の一人としてカウント。
いや、イサムはめいおーが殺したんじゃなかったか
マクロスプラス組カワイソス
>>311 GJ
途中参加のラミアはともかくイキマ、クォヴレー、フォルカ、シロッコ
テメーら誰も殺らずなんで生きてんだよwww
残り9名、手を汚した奴より汚してない奴の方が多いってどういうことだよwwwwww
>>305 過去の作品で(同じ作者さんだが)冥王は、ユーゼスと対主催グループをぶつけ合って漁夫の利をもくろむ描写がある。
だから冥王はクォヴレーたちが首輪を外してユーゼスとの対決まで辿り着いて欲しいと思ってるわけで。
多分、そんな感じではないかと。
どうでもいいが、冥王(ルリ・プレシア・ガルド)が東方不敗(トウマ・ヤザン)を抜いて生身殺害単独1位になった件。
あと今日、禁止エリアの投票じゃなかったっけ?
E−2とE−5に一票。
あ。一つツッコミ。確か、首輪の起爆条件は
「シートに座る(触れる)」ではなくて「手で操縦桿を握る(触れる程度はOK)」
だったと思うんだけど。今回のガルドのアレだと起爆条件満たしてないぞ、多分。
ゼオラの首切りとかそのあたりで議論になったと思った。
過去ログで言うと議論すれ4の360付近かな?
>>313 イキマとクォヴレーは機体がアレだった
シロッコは扇動型でコーヒーだった
フォルカは誰も書けなかった
禁止はE-1E-5で
>>316 フォルカ書き(今確認したら五話書いてた)の俺に対する挑戦と見た。
序盤の頃から「あ、こりゃ知ってる奴少ないな」と思ってキャラ紹介やら解説等を
懇切丁寧に投下してきた俺からすれば、そういう言い方は凄く腹が立つんだが。
……そういえばOGs効果でか、ニコニコにC3の戦闘デモ+C3オリジナル関連の
ダイジェスト的な動画が上がってたな。なんか悔しいんで下にアドレス張っておく。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm533299
正直スマンかった
思い返してみれば結構戦っていた
フォルカは不殺を貫く強さがあったから殺してないんだな
>>315 …修正できるのかこれ?冥王死ぬだろ。
考えたくないけど、できなかったらNG?
>>315 そのあたりは作者が修正つけれるかどうかだな。
とりあえずは作者待ちってことで。
禁止エリアE-2とE-4で
322 :
310:2007/06/30(土) 22:21:07 ID:ieVJkZCz
>>312 >アサルトナイフを持つ左手に、一筋の青いレーザーが直撃した。
>アルテリオンの射撃ではない。通路側からの正確な射撃が、D−3の手からアザルトナイフを吹き飛ばしていた。
>イサムは驚愕に目を見開く。
>撃ったのが誰か。イサムがそれを確認するより早く、アルテリオンのソニックセイバーがD−3の胸部を薙ぎ払うのが見えた。
冥王はあくまで妨害しただけで、直接止めを刺したのはヤザン。
まあ狭いコックピット内で絞めた蹴ったの揉みくちゃ有ったら自然どこか触れるだろうし
それを確認して起爆した、でもガルドが足払われて落ちた、でもすむんじゃない?
おはようございます。
>>315 あーこの時はこのスレ見てなかったけど、宗介も操縦桿握った瞬間に爆発してますね。
修正するにあたって確認したいことがあるのですが、
・●●と言うシステムがあって○○と言う原理で爆発する、といった設定まで決まっているのか?
・参加者は操縦桿を握った瞬間に爆発する、といったことまでユーゼスから教えられてるのか?
当時の事を知ってる方、どうか教えて下さい。
>324
ご質問の件の内、前者は分かりません。
ですが、後者は「その身に背負うものは」でイキマらが乗り換えについて議論しているので教えられているようです。
>>324 多分、参加者はルール違反すると爆発することは知ってる。
でもなにをもってルール違反となるかまでは知らない、だと思う。
で、議論スレ4から抜粋。長いよ。
350 :それも名無しだ [sage]:2006/02/06(月) 18:51:37 ID:DMFpHp9A
ラト斬首でもう一つ疑問。
ゼオラ、V2のコクピットに入ったのか?
だとしたら、何故ゼオラの首輪が爆発しないんだ?
「シートに触れると爆発」という仕様なのか?
もしそうでなければ、相良とウルベが死んだ話と噛み合わなくなる。
351 :それも名無しだ [sage]:2006/02/06(月) 19:14:15 ID:+9CIYFTs
宗介はちゃんと操縦桿触った時点で死んでるじゃん。
352 :それも名無しだ [sage]:2006/02/06(月) 19:45:37 ID:2TZlkNf7
ラトとゼオラの話を読み返した(長ぇ)自分なりの解釈。
ラトの首は入手時の手段について。
(中略)
首輪の爆発について。
まず、ラトが操縦席にいたかどうかは「操縦席の装甲を剥がして」とあるので、ほぼ確定。
次に「抱擁」という表現あるのでゼオラは操縦席のラトを抱き締めているだろうから、
操縦席には接触していると思われる(ラトも安全ベルトくらいしているだろうし)。
首輪の爆発条件が「操縦しようとする」なのか「操縦席に座る」なのかはハッキリしていない。
宗助の首輪爆発は「操縦桿に触れ…軽い爆発」なので触れたのと操縦席に座ったのと原因が微妙。
結論、爆発条件が「操縦席に接触」ならアウト、「操縦しようとする」ならセーフ。
その他、新説として「大破したV2は既に機体として認識されていない」とか思いついた。
357 :それも名無しだ [sage]:2006/02/06(月) 20:19:59 ID:2TZlkNf7
>>355-356 言われてみると「大破したから認識しない」は色々無理があるな。
V2がどれだけ壊れていたかはラトが視力ないみたいで分からないし。
ヤッパリ爆発条件次第だね
358 :それも名無しだ [sage]:2006/02/06(月) 20:25:40 ID:DMFpHp9A
>>358 もし相良と同じ条件ならば、ゼオラがラトを抱き寄せた時に
腕とかがちょっとでもレバーあたりに触れたら首輪が爆発してしまう。
ところで、以前ボツになったイサムの時はどうだったっけ?
360 :それも名無しだ [sage]:2006/02/06(月) 23:19:08 ID:gZT1FCno
爆発条件について考えてみたんだが。
『操縦するための行動を取る』と爆発、というのはどうだ?
具体的に言うと、「手で操縦桿を握る」「足でペダルを踏む」「指で計器類のスイッチを入れる」等々
361 :それも名無しだ [sage]:2006/02/07(火) 07:56:05 ID:MsKSiHSz
そんなところだな。破棄されたイサムの話も相良の話も操縦桿を触れたらドカンだし。
大体こんな感じで纏まってた
ちなみに本編読み直したけどユーゼスが乗り換え関連に関して説明してる場面はなかったので、
多分本編の説明終了後〜送られるまでの間に
基本的に初期の機体で戦うことになりますが以下は特例として乗り換え可能です。
・機体の持ち主を殺害後、その機体を使う場合
・機体の持ち主が既に別の機体に乗り換えていた場合
・機体の持ち主が既に殺害されていて、機体の損傷が運用に支障無しの場合
このルールの説明がされたんじゃ無いか?
多分詳しい爆発条件までは説明されてない気がする。
タシロや副長は副操縦席に座るだけで命懸けだったし。
>>324 乙。
終わり方はすごく良かったんで、あの辺変えないでなんとか修正できるといいんだが。
OGSやりたいだろうが、どうかもう一がんばりしてくれ。
めいおー様がガルドの腕を取って
操縦桿を握らせた、というのはどうだろう
状況としてこんなかんじで
めいおー様・首輪を持つ
ガルド・手をめいおー様に伸ばす
めいおー様・ガルドの左手をつかむ
ガルド・右手だけでめいおー様の首を絞める
めいおー様・ガルドの左手を操縦桿に持ってこうとする
ガルド・無視して閉め続ける
めいおー様・ガルドの左手で操縦桿を握らせる(触らせる?)
ガルド・首輪爆発、死亡
>>329 無理があるぜ、マサキのような子供の力(しかも寝起き)ではガルドの力を抑えられまい
蹴った拍子に、普通にコクピットから放り出された、ってのでもいいような気もする
しかしめいおー・・・どっちにしても悪運強すぎだぜw
しまった、禁止エリア投票あったの忘れてた
とりあえずE-4
あとは特に希望なし
個人的にはE-2からE-5にかけてはちょっち遠慮してほしかったり(2と5はギリギリ大丈夫か?)
ていうか、マイの目覚め時間次第ではまたフォルカが孤立することになりかねん
>>◆uiAEn7XS/.氏
ログ読んでてふと思ったんだが、もしやヘミソフィアの引用は
上の方の
>>149-152辺りの雑談へのレスも兼ねてるんだろうか?
なかなかこのロワに合ってていい感じだ
しかし歌詞だけ見てると久保の主人公フラグにも見えるな
最後の残り火かもしれんが
中間報告です。
だいぶ書き直す予定でしたが、ちょっとしたアイデアが浮かんだので
最小限の修正に変更するつもりです。
あさってあたり投下します。お待たせしてすいません。
>>334 おお、がんばれっ
でもあまり無理してまで急がなくてもいいぜっ
ヤバい。OGsがおもしろすぎてSS書く暇が…。
安心しな。俺が保守しといてやるよ
ネタバレの上伝聞なのでまだはっきりとは言えないが、
フォルカは今でも十分すぎるほどイレギュラーなのに
ますますえらい事になりかねなくなった。
>>338 \(^o^)/
したらばかどっかでkwsk
今以上の強者フラグでもできちゃったのかしら?
フォルカ正式参戦なOG続編とここの完結とどっちがはやいかな?
>>338 機体は満身創痍だから勢いで押し切って殺す、という案も考えてはいる・・・のだが
ああ、大丈夫かフォルカよ
カーラ「ふ〜う、終わった終わった。 コーヒーブレイクにしよっと」
ユウキ「違う、ティータイムだ」
カーラ「どっちでも同じじゃん。 とにかく休憩!」
ユウキ「・・・待て、何をしている?」
カーラ「待てって・・・見ての通り」
カーラ「ティーバッグで紅茶を作っている」
ユウキ「や、やめろ。紅茶を淹れるなら、きちんと手順を踏んで・・・」
カーラ「んも〜、そんなこと言ってたら、日が暮れちゃうよ」
カーラ「そんじゃ、みんな!まったね〜!」
終了メッセージ・・・
OG1でこいつらが無視されたのはコーヒーと紅茶のせいだったんじゃなかろうか
修正版、避難所に投下されてるな。GJ!
またえぐい殺され方を・・・合掌
誰かこいつを止められる奴はいないのかーっ
修正版乙
冥王生身のほうが外道な殺し方するよなw
リアルの都合で報告が送れましてすいません。
本スレ
>>279−290を破棄して差し替え分が避難所に投下してあります。
修正、実にGJ
もうマクロスプラス組は悲惨としか言いようがない
これで放送にいけそうなわけだが
結局禁止エリアはどうなったんだ?
内容も、避難所に投下されてる奴でいいのか?
E−2は確定。E−4かE−5ってとこかな。
放送は避難所のあれでいいと思う
禁止エリアはE-2とあとどこにする?
一応、俺にも判断が付かないから聞くだけ聞く。
アレぐらいの衝撃で爆弾が爆発するのか?
下手すると通常時の戦闘でも爆発しそうにおもえるんだけど。
この爆弾って発火装置を作動させて爆発させるタイプだろうし。
カバー外して爆弾剥き出しとかならふしぜんじゃないんかな?
>>349 携帯にコード付けて振り回すと結構な破壊力になるぞ。
E−4とE−5で投票同点なんだよな。どうするか…。
下手に挟んだらフォルカが(ry
でも禁止エリア化するのは放送から2時間後だし、案外どうとでもなったりして。
エルマがいるから南下はしてくれると思うが、いっそ書き手さんに任すか?
このままじゃ埒があかないし、どちらでも特にヤバイ影響が出るわけでもないだろうし。
確か放送書きたいって言ってた人、いたよな?
放送書きたいですが都合により金曜くらいまでかかりそうです。
それまでに他に書きたい方がいるならどうぞ。
さて、ユーゼスを予約したいといっていた人間なのだが、今月から週に8日から9日仕事しているので無理だ。
二週間に一度くらいは休みホシイヨ。
残念
ってことは、避難所投下版か
>>353待ちのどちらかか?
356 :
353:2007/07/11(水) 00:42:32 ID:myW+UrO9
思ったより早く放送原案できましたが
投下は避難所でいいのかな?
357 :
353:2007/07/11(水) 01:24:25 ID:myW+UrO9
避難所に投下します。
ぶっちゃけ、以前に投下されてた避難所の原案のほうがよさそうなので
皆がそちらがいいと言うなら迷わずそちらを使ってください。
>>357 俺はこっちもいいと思ったけど?
焦りはじめたユーゼスに萌えた
>>357乙。
でもロワ日和はねーよ。いやユーゼスなら言いそうだけどさw
せめて『バトルロワイアル日和』ならおk。
あと前者の方は冥王が死亡扱いだけど、こっちはそうでもないんだな。
あまり引っ張るのもアレなんで、禁止エリアと込みで決戦投票でもする?
今週中にでも決定したいところだな
しかし悩むところだ
何はともあれ、お二方乙
>>359 ソードマスターイキマというタイトルが頭をよぎったんだが。
いっそ今までのネタでギャグパロSSなんか書いても面白いかもしれん。
最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! スパロワは、完結未定です。
イキマ「チクショオオオオ!くらえ司馬宙!新必殺音速古墳建立!」
宙「さあ来いイキマアア!オレは実は同じ声のヤツに殺されるぞオオ!」
(ズガン)
宙「グアアアア!こ このザ・死ねぇと呼ばれる四天王の司馬宙が…こんなハニワに…バ…バカなアアアア」
(ドドドドド)
宙「グアアアア」
カツ「宙がやられたようだな…」
柿崎「ククク…奴は四天王の中でも最弱…」
鉄也「ハニワごときに負けるとはネタキャラの面汚しよ…」
イキマ「くらえええ!」
(ズガン)
3人「グアアアアアアア」
イキマ「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでユーゼスのいるヘルモーズの扉が開かれる!!」
ユーゼス「よく来たなハニワマスターイキマ…待っていたぞ…」
(ギイイイイイイ)
イキマ「こ…ここがヘルモーズだったのか…!感じる…ユーゼスのオーラ力を…」
ユーゼス「イキマよ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『フォルカ』が必要だと思っているようだが…それも私だ」
イキマ「な 何だって!?」
ユーゼス「そしてお前の首輪は故障したので最寄りの金物屋へ預けておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
イキマ「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある このオレに生き別れたヒミカ様がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」
ユーゼス「そうか」
イキマ「ウオオオいくぞオオオ!」
ゼスト「ジェア(さあ来いイキマ!)」
イキマの顔色が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
>音速古墳建立
コフンマスターイキマ始まったな
いや、終わったんだ。
>ジェア
何変身してやがるwww
平行世界のスパロワはこうして幕を閉じたわけだなw
つまり、最初の説明で首輪を付け忘れてフルボッコにされた
ユーゼスも存在していいんだな
>>イキマの顔色が世界を救うと信じて…!
ここで吹いたw
それはともかくマジで放送どうするよ?
仕切るみたいで気が引けるんだが、
金曜:意見募集
土曜:【冥王は死亡者扱いにするのか?y/n】
【禁止エリアどうする?E-4/E-5】
【どっちの原案を採用するか?前/後】
について投票。0:00〜24:00まで
日曜:放送本投下
ってのはどう?別な案があったら明日中にレス求む。
それでいいんじゃない?
いつまでも足止め食ってられんし
個人的には二つの案を足して2で割ったらちょうどいいようなw
370 :
353:2007/07/13(金) 22:53:49 ID:hqff2wnD
俺も足して2で割る派だな。
だが、その場合誰が足して2で割る作業を行うかってことだな。
>>368 とりあえず冥王は生存確認でいいと思う。本人が高らかに宣言してるし。
あと、ミオは王大人でええのんか?
スパロボの神MADをニコ動で見つけた。
ロワのこと思い出したらなんか泣けてきた。
【冥王】
せっかく宣言したのに「聞いてませんでした」では悲しいな
→生存扱いで
【禁止エリア】
E4組は放っておいてもディストラの修復が済み次第E5エリアへ向かうと予想
→あまりE2組から遠ざからないよう、先にE5組を動かした方が後が楽か…?
【放送内容選択】
〆め方や放送の内容は前者、ただし笑い声のテンション高杉なのが気になる
焦りを隠すためにハイなフリを装ってるんなら面白そうだが(個人的に)
後者は主催者出撃フラグがあるんで、停滞したときの保険として有効かも
→折衷案を推す
>>368 【冥王は死亡者扱いにするのか?y/n】
NOで。というかここまで来たら呼んでも呼ばなくても大して変わらないよなw
【禁止エリアどうする?E-4/E-5】
>>374と同じ理由でE-5で。
【どっちの原案を採用するか?前/後】
折衷は作者が大変。どちらにも味があり、良作品だが先に投下されてたってことで前者を推す。
【冥王は死亡者扱いにするのか?y/n】
ユーゼスの言うように死亡扱いにして混乱させるのも手だが、改めて考えてみると……
ヴィンちゃんをびっくりさせられるくらいのような気がする。生存扱いでいいかも
【禁止エリアどうする?E-4/E-5】
E−5に一票
【どっちの原案を採用するか?前/後】
書いてくれる人がいるなら折衷案、いないなら前者で
【冥王は死亡者扱いにするのか?y/n】
一応、宣言もしてるしNOで。
【禁止エリアどうする?E-4/E-5】
E-5
【どっちの原案を採用するか?前/後】
折衷案もいいと思うが、明らかに書き手さんに負担がかかるので前者で。
【冥王は死亡者扱いにするのか?y/n】
NO
【禁止エリアどうする?E-4/E-5】
どっちかってとE-5かな。
【どっちの原案を採用するか?前/後】
甲乙つけがたいので早い者勝ちってことで前者。
やっとダチから開放された
・冥王について
NO
・禁止エリア
なんとなくE-4
・放送
甲乙付けがたいが早いもん勝ちで前者
間に合うかな?
とりあえず結果としては、
【冥王生存】
【E−5】
【前者】
でいいのかな。
前者の放送書いた人には必要事項を改変して本投下してもらうということで。
もし忙しいと言う事であれば、連絡頂ければ代理で投下しますので、ヨロ。
あと御二方とも乙でした。
後から原稿書いたものだが大変いい経験になりました。
某ロワでSS書いたときは誹謗中傷指摘の山で挫折しそうになりましたが
今回皆様の暖かい言葉を受けて
一層頑張ろうと思いました。
そのうち本編も書いてみたいと思うので
その時はどうぞよろしくお願いします。
前者の放送の作者です。
結果が出たようなので、折衷と修正を加えて、今晩中に投下させて頂こうと思います。
しばしお待ちを。
シ゛ャカシ゛ャカシ゛ャンシ゛ャン!シ゛ャシ゛ャン!
朝日と共に、軽快にして残酷な葬送曲が四度響き渡る。
それは生存者達にとっては、もはやある意味聞き慣れた音。
新たな絶望を運ぶ、死の鐘。
「おはよう、諸君。ご機嫌はいかがかな?
今朝の天候も、雲一つない快晴…まさしく、絶好の殺人日和といったところか。
皆、清々しい朝を迎えて、己の生をかみ締めてくれたまえ。
ではまず、今回は先に、禁止エリアの発表から行わせてもらおう。
E-2とE-5だ。
二時間後に、この2つのエリアが禁止エリアとなる。
十分に気をつけてくれたまえ。ここまで生き延びながら、つまらぬ死に方をしてくれるなよ。
さて…それではお待ちかねの、死亡者の発表を行う。
心して聞きたまえ…
……アクセル・アルマー
……碇シンジ
……イサム・ダイソン
……ガルド・ゴア・ボーマン
……司馬遷次郎
……ジョシュア・ラドクリフ
……惣流・アスカ・ラングレー
……セレーナ・レシタール
……タシロ・タツミ
……チーフ
……剣鉄也
……東方不敗
……トウマ・カノウ
……ヒイロ・ユイ
……副長
……ベターマン・ラミア
……マシュマー・セロ
……ミオ・サスガ
……ヤザン・ゲーブル
……リュウセイ・ダテ
……リョウト・ヒカワ
……ロイ・フォッカー
以上、22名だ…
ククク…素晴らしい…!
正直、私も皆の予想外の戦果に驚いているよ。
ここに来て、飛躍的なまでのペースの上昇…大したものだ。
お前達の闘争本能には、全くもって脱帽させられる!
今回の死亡者の中には、愚かしくもこの私に反抗を企てようとした者達も多数含まれている。
だが、現実はこの有様だ。皆、実に惨めな死を遂げてくれた。
憎み合い、疑い合い、そして殺し合い…
託された希望が儚く消えゆくさまは、本当に私を楽しませてくれたよ。
前の放送で、コメディやピエロは不要だと述べたが…少なからず、考えを改めねばならんな。
彼らには、この場を借りて礼を言わせてもらおう。
ククク…そうだ。どれだけ正義を掲げようが、綺麗事を並べようが…
これが現実だ。これが、お前達…ヒトという名の野蛮な劣悪種の、真の姿だ…!
さて、どうやら今もなお、私に刃向かうことを考える愚者がいるようだな。
…結構なことだ。健闘を期待しよう。
そしてこの私に、更なる悦楽を提供してくれたまえ。
足掻いて、足掻いて、足掻き抜いて…
その果てに、己の無力さを存分に痛感して、絶望の中で死を迎えるがいい。
無論、本気で生き延びたいと思うのであれば…
見果てぬ夢想などに逃げ込むよりも、隣人の頭を撃ち抜く術を考えるほうが遥かに現実的だ。
今、お前のすぐ傍にいる者が味方であるという保障は、どこにもないのだからな。
残るは8名。そう、当初67名の参加者が、今や僅か8名だ。
ゲームは終局に近づきつつある…さあ、お前達はどんな選択肢を選ぶ?
お前達の最後の奮闘を、私はじっくりと拝見させてもらうとしよう。
フ、フフフ…フハハハハ……!!」
その一言一言はいつものユーゼス以上にどこか興奮しており、焦っているように聞こえた。
そしてそれを隠蔽するかのような、どこか不自然な高笑いが響く。
放送を終え、マイクを置いたユーゼスはモニターに目を向ける。
そこに表示された一本のゲージが、見る間に上昇していく。
そのゲージが示すもの。
それは――怒り、嘆き、憎しみ、悲しみ、そして絶望――
このヘルモーズに収集される、生存者達の果てしない負の波動。
「それでいい。お前達の抱く絶望…それこそが、私の求める一番の感情…!
ヒトの心に負の感情が渦巻く限り…
我が計画は、我が野望は…我が遊戯は、潰えることはないのだ…!」
負の波動は、これまでにない勢いで収集されていく。
予想以上の収穫――しかし。
「だが、まだだ…このままでは、まだ足りぬ…!」
そう呟き、ユーゼスは部屋を出た。
そしてヘルモーズの機動兵器の格納庫へと足を進める。
(W17の働きにもよるが…最悪の場合、私自らが出撃する必要も出てくるかもしれぬな。
生存者達の負の波動を、直接採取するために…)
彼は覚悟を決めていた。彼自らがゲームの舞台に降り立つ覚悟を。
それは、最悪の事態を想定したが故の覚悟であった。
ゼストの完全復活の望みを数少ない生き残りに賭けねばならなくなったユーゼスもまた、
ある意味追い詰められていたのかもしれない。
だがそれでも、もう後戻りはできない。
「ゼストは必ず臨ろす。私が高みへと昇るために…
どんな手段を用いても、必ず…!」
まるで何かに取り憑かれたかのように呟きながら、廊下を歩いていく。
己の野望を叶える為に、ただそれだけの為に歩いていく。
行き着く先に待つものが何なのかもまだ知らずに。
──そう、ユーゼスは気付いていなかった。
己がゲームの参加者として地に降り立つ可能性をも考慮しての機体の整備、
それは同時に彼の主催者としての仕事を疎かにしてしまうことだと。
故に彼はまだ知らない。
己の野望の生贄に捧げた少女が、まだ生きていることを。
その少女がゲッター線と接触し、全てを知ったことを。
木原マサキが首輪を解除したのとほぼ同時に、その少女もまた首輪を外すことに成功していたことを。
その少女こそがこのゲームの命運を…
そして、全ての『鍵』を握っているのかもしれないということを。
「最後に笑う者はこの私だ。
この遊戯の真の勝利者は、私であるべきなのだ…」
神を超えんとする愚かな道化師は、その仮面の奥に不気味な笑みを浮かべ、
静かに宣言した。
「そう…私は全てを超える。
神を、運命を、そしてウルトラマンを…
全てを超越した、全能なる調停者――
それも、私だ――!」
投下終了。
>>381氏の原案も結構混ぜさせて頂きました、ご容赦を
乙!!
流石にバトルロワイアル日和はねーかw
ここ数日、ソードマスターネタがバージョンを変えては
頭の中でぐるぐる回っているんだが…どうしてくれる!w
>>381 採用は見送られたが、乙でした!
複数作品の比較検討→投票って流れは今までほとんどなかった気がするんで楽しかった。
またいいものが書けたら投下してくれ。
>>382 加筆修正乙!
おまけにわざわざ折衷案の要望にも応えてくれるとは…。気遣いに感謝。
>>382 放送原稿書いたものです。
こちらの案も取り入れてもらえててすごく感激しました。
本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
>>381 終盤戦だから色々と大変でしょうが、何か書けそうな話が浮かんだら、また参加してください(・∀・)
>>388 投下乙&折衷案にしてくれた心意気にGJ!
これからの話の流れ&書き手さん次第で、今回みたいにユーゼスの搭乗機体の投票があったりするのかな?
>>392 書き手さん次第だろ常考。
投票でヴァルザカードとか出てきたら、いい加減収集つかんぞw
>>392 イングラム死亡話かDG最終決戦のどちらかでユーゼスが機体の準備を考えるところがあったはず。
それによれば候補はジュデッカかヴァルシオン。うろ覚えなんで間違ってたらすまん。
今見てきたけどDG最終決戦の方だった
機体はその2機であってる
ユーゼスのウルトラマンへの進化という観点から言えば
どちらかと言えば機体はズフィルードとかのほうがしっくり来るんだけどなぁ…
自己進化・自己修復・自己増殖っていう三大理論持ってるゼ・バルマリィの切り札だし
>>396 収拾がつかなくなる予感…まぁそん時はラストバトルだろうし、全滅ENDに期待できそうではあるかな。
>>396 なぜかバトルロワイヤルみたいなのを連想した。
もう面倒だから出てきたところをヘルモーズの主砲(新スパ)で一網打尽に
>>399 イングラムがヘルモーズ内の名無しバルシェムに憑依してレギオンバスター
↓
主催打倒エンド
こんな超展開かw
OG外伝(仮)発売決定だぞお前達
OG2.5! OG2.5じゃないか!
こんなに早く発表されるとは思わなかった
年内発売らしいが、それまでにスパロワが完結してる見込みはあるかな?
イングラム「またお前か?厄介な奴だよお前は!」
ユーゼス「私だ!!」
イングラム「あってはならない存在だというのに!」
ユーゼス「私か?」
イングラム「知ればお前は望むだろう、ウルトラマンのようになりたいと!ウルトラマンで在りたいと!」
ユーゼス「それも私だ」
イングラム「故に許されない!お前いう存在は!!」
ユーゼス「私は……それでも私は……力だけが私の全てではない!!」
イングラム「それが、誰に解る?何が解る??解らぬさ!……誰にも!!
貴様の夢は好きだったんだがな……だが、貴様は夢のように優しくは無い!!」
ユーゼス「ゼストは……ゼストだけは!!」
イングラム「いくら叫ぼうが今更!これが定めさ。知りながらも突き進んだ道だろう?
ユーゼス「何が?」
イングラム「己を信じ因子を混ぜ、知らず聞かず!
その果ての終局だ!もはや、止める術など無い!!
そして滅ぶ、貴様は滅ぶべくしてな!!」
ユーゼス「そんな事!そんな……私の理屈……!」
イングラム「それが、お前だよ……ユーゼス」
ユーゼス「違う!私は……ゼストはそんなものではない!!」
イングラム「ハッ!何が違う!何故違う?
この憎しみの目と心と引き金を引く指しか持たぬ者達の世界を造り何を言ってる?」
ユーゼス「それしか知らないのも私だ!!」
イングラム「知らんか!所詮貴様は己の知る事しか知らん!
まだ苦しみたいか?
いつかは、やがていつかはと……そんな甘い毒に踊らされ、一体、どれほどの時を戦い続けてきた!!
フフフッフハハハ!!どの道俺の勝ちだ!貴様が舞台に降りればフルボッコにされる!!」
ユーゼス「えっ?」
イングラム「もはや、止める術は無い!仮面は砕け、涙と悲鳴は新たなるゼストの栄養となる!」
ユーゼス「そんな……?」
イングラム「俺が数多持つ予言の日だ!」
ユーゼス「そんな事!」
イングラム「それだけの業を重ねて来たのは誰だ!ゼストとてその一つだろうが!?」
ユーゼス「それでも!!守りたい夢があるのも私だ!!」
イングラムの悪役っぷりが何気にはまってるな。
どうでもいいが新作スパロボをプレイすると燃料が補給できるのはいいんだが、
「ミヒロは奉仕マーダーだよなー」とか
「イングラムをアウレフにして洗脳ジョーカーにしたら面白そうだ」とか、
そんな方面で次々妄想が浮かぶ俺は、どうみても手遅れです。本当にありがとうございました。
そういえばゲトゥビュームってロワのラスボスに向いてるよなあと思った
407 :
sage:2007/07/20(金) 12:10:06 ID:LMARAgz7
まとめページにあるのを最初から読んでいてふと気になったのですが、
途中で話が途切れているような所がありました。
174のタイトル名:The Game Must Go onです。
スパロワで1、2を争う名作じゃんwww
>>407 もうちょっと詳しく教えてくれると助かる。
まとめる人が分割の途中で間違えたのかも……
wikiの方だよね?
ここに来てフォルカの時代が来るとは…
ほんの一月前には誰がファミ通に載るなんて事を予想出来ただろうか…
最後に大活躍くるか?
活躍もいいが、一人で解決とかそーいうのは萎えるからやめてほしいなぁ
今までの犠牲は何だったんだとかいうことになってしまう
>>407 追跡表で見てると、(1)から飛べないね。
時系列や投下順なら見れるんじゃなかろうか。
>>411 逆に考えるんだ、ロワにおける活躍とは『派手な死に様』と考えるんだ。
ほ
む
ん
く
る
っ
……ほむんクルツ?
毎度ながらカオスな保守だなw
それにしても流れが止まったな。
夏休みに入るというのに…。
作者様は皆社会人か?
とか思ったら大学生も今から期末期間か…。
8月に投下ラッシュが起こるのに期待。
違う、「ほむんくるっ」だ。
違う、「ホ!むんくるっ」だ。
そういえば一応参加してたね、一話で退場だったけど
保守ついでに雑談。
デモベの「Man God Machine」って曲がこのロワに合ってると思った。
このロワに合ってると思う曲、何か教えて。
ならばDG戦の際になのはAsの「ETERNAL BLAZE」あたりを流してみる
ヘミソフィアの歌詞のはまりっぷりは異常
俺は動画いじったこともなければロクな知識もない素人なんだが
今、心底ロワのMAD作りてーよ…
このロワがあと半年ぐらい保てば手を出すかもしれん
半年で終わることはまずないとおも(ry
夏休みラッシュを期待する。
BGMはヘミソフィアだな。
マジ歌詞が合いすぎ。
何気に今MAD作ってますよー。
しかし素材不足で困ってる。
昔のアニメ素材少なすぎて…
>>431 勝手に期待させてもらうが構いませんね!
それは困るwMADは今までニコ動用に作ったのが1個だけで
まだまだ初心者なんだよ(´・ω・`)
各作品のDVDBOX頑張って買うんだ!
妥協は許さん!
オリ勢もロクに素材ない奴多いよな…
わか・・・ヴィンデルとかどうすんだよってかんじだもんあ
あっ解決策思い付いた
アニメになってないオリキャラ勢は
ロワで乗ってる機体のアニメにOGsの戦闘台詞を被せるの
ジャスティスの原作アニメにハロとワカメの声被せて
ラージはその…外伝待ってもヒュッケのアニメがと…
いいこと思いついた
オリ勢はキャラもロボも自作するんだ!
きっとDWの作画がどうとか言えなくなるw
お前ら俺を殺す気かwww
PS2実機から動画落とせる環境がないのが辛い…
某ネットワーク共有プログラムを使えばおk
いっそ全編次作絵とモノマネで構成とか
死ぬるな
イングラム、リュウセイの名シーン再現にはBIG-Oが不可欠だがGBAのDにしか出ていないという(ry
>>442 そういや原作の2nd seasonってレンタルあったっけ?
youtubeにはうpされてたけどな。
他にもドラグナーやら何やら、とかスパロボ本編の動画とか。
ブライガーのOPは今見ても神。
金田神の作画だからな。ボルテスのOPも良かった。
あの人は動きがアニメアニメしてて好き……ってさすがにスレ違いだったな
ボルテスのOPは前々から神だと思ってたが、金田だったのか
誰かが落書き王国2で作るんだ
デビルガイキングを要求する
アルトなら誰かつくってたなあ
っていうか今更だけど首輪が至近距離で爆発したらメイオウ巻き込まれないか?
首輪の内側にだけ爆発が集中するんだろ。直接触って爆破ならともかく距離があるならやばくはない。
C4だっけ?なんかの映画で扉にはっつけて裏の鍵だけ壊してたの見たことある
バトロワ原作では漫画版でも映画版でもそんなに威力があるようには見えなかったしな>首輪の爆発
映画では喉を破壊しただけだし、首を吹き飛ばした漫画版でも爆風は首の部分だけに集中してる感じだった
結局威力としてはタイヤが内側に向けて破裂したような感じか。
パーティー用クラッカーでも人の指千切れる威力があるし、向きさえ合えば殺せる指向性爆薬の一つってことか
ほ
ん
と
う
は
こ
ど
も
だ
け
の
ゆ
の
み
本当は子供だけの湯のみ
何のこっちゃwww
わけわからんw
ネタもないし、DQロワみたいに第一話から順に感想大会でもやってみるか?
では俺から。
感想 三日目まで突っ走った人がいるのは疑問。デビルガンダムと闘っている最中にG−6組が何もしないのは変。師匠の目的の一つにDGを倒す仲間を探すのがあるってのがあったから
今考えると余りにも急ぎすぎた感がある。
ネガキャンならよそでやってくれ
終盤なんだから、もっと雰囲気をよくしていこうよ
今三日目の午前6時だからDGはもうやられてるけどその時何かメイオウ達が反応したのが自然だったのかも
リレー小説で重箱の隅を突っつくなどあまり生産的な行為とは思えないんだぜ
もっと前向きな話をするんだ、このキャラが好きとかあの話が面白かったとか
あえて言うならマジンカイザーにのってたヴィンデルの話かな?
ギリギリまで粘ったってのが男らしくて良かった
カツとバグ・ニューマンの良い死に方がどうでも良過ぎでワロタ
今までの流れと伏線を整理する意味でも、
忘れられがちな過去作をまったり振り返ってみるのはいいかもしれんと思う
>>476 柿崎のことも(ry
柿崎は必要不可欠だろうに…
柿崎は見せしめだったからどうでもよくはない。
むしろロボゲ板のあらゆる板で死にまくる柿崎にとってもっとも意味のある死に方であるとも言える
ヴィン×ハロみたいなほのぼのSSも実は大好きな俺がいる。
これから先はもうほのぼのした話はないのかな…?
ほっといてもコーヒーが一人で勝手にほのぼのとお茶会してくれるさ。
>>481 避難所にそういうネタ投下するのはアリ?
アリだと思うよ
というか読みたいからカモンカモーン
それにしてもラッセルの壊れぶりはwww
スパロワ住民はスレを見てる人はいるが
話題がないときに雑談あまりしないのね
二年近くもやってると流石に話題も出尽くしている。
某も潰れたし、あとここより長いとこなんて、アケロワとラノワぐらいだしな。
だがスレが過疎るとそのロワ自体が衰退するというのもまた真だぜ
ネ、ネタはあるんだが時間が……うああああー
じゃあ話題振るか。
普通、ステルスってのは外道な行いをしても、最後には小物・へたれ臭が漂うものだが、
現段階で参加者の大半に正体がバレてるにも関わらず、へたれどころかツンデレ属性を身に付けて、
活躍中のカリスマステルスめいおー☆について、君の意見を聞こうッ!
まあ、対主催マーダーってロワ的にスゴイ美味しいポジションなんだよなー。
マーダー補正が付くし、他多数の対主催を利用できるし。
既にステルスではなくなっている件w
冥王はポジション的にもキャラ的にも美味しいが、
だからといってあまり補正を理由に1人だけぶっちぎりで活躍されても
作為と予定調和が透けて見えるんで、逆に萎えるんだよな
そろそろ報いという抑止力がほしいところ
っていうか今までの活躍ってみんなそのカタルシスのためのフラグだろ
しかし何だ、バイトスレのせいですっかり
冥王がネタキャラにしか見えなくなってきたぜ…
連投スマソ
各SSの感想大会がだめなら、
名簿に載ってる各キャラについて、上から順に1日1人ずつ語っていくのはどうか
これなら2ヶ月以上間が保つぜw
地味キャラにもスポットが当たるし
いや、冥王に限っては報いを与えてカタルシスを得られるキャラではない気がするんだぜ
そこらの小悪党ならそれもありだろうが、冥王にはそういうのと同列の小物に堕ちて欲しくはない
それよりも、表舞台は他のキャラに譲ってもいいから、最後までさすが冥王!俺達にできないことを(ryを地で行くキャラであり続けてほしい
それから、冥王がネタキャラなのは最初からですw
人格的には小物で間違いないじゃん
>>495 うむ、ぼくのかんがえたさいきょうロボでせかいせいふくを狙う辺りはとても小物だw
だが、問答無用でそれを実行してしまうあたりが冥王様たる所以だな!
原作では誰一人として冥王様の手のひらの上から逃れることすらできなかったからな
でもマサトの中に吸収されてしまった冥王
つまり最強はマサトだったんだよ……
ん?
ちょっと待て、よく考えたらマサトはどうなったんだ?
冥王初登場話では吸収された後の時間軸らしいことがわかるが……
ひょっとしてこいつも久保の記憶喪失みたくマサトの人格を強制的に封じられてる可能性が……
やばいやばいやばいよ冥王
なんかのショックでマサト目覚めたら大変だよ
最強の敵は自分の中に潜んでるってわけですかいマジやべぇ
>>500 いや話の中にも出てたけど二重人格だから。
実際ガルドが乗り込んだ時マサトになってなかったっけ?
しかし、開始時点ではシュウがあれ程あっさりと死ぬと誰が想像していただろうか?
イキマやヴィンデルがここまで生き残るとは誰が想像していただろうか?
確かに。
シュウはどう転ぶにせよ何かを為すと思ってた。
イングラム的なおいしいキャラにもなりえたけど
すぐに死んじゃった(´・ω・`)
まあロワで自分のことしか考えてないとこうなるという見本……
いやでも殺したのはマサキなんだがw
つーか護身用のミサイルしか積んでないFバルキリーで突っ込むこと自体が無謀としかw
自分なら何をやってもうまくいくと慢心してたんだろうか
>>505 最後に何事も無かったかのように生き返りそうで怖い
前科あるし
支給品が明暗を分けた代表例だな。
あれが魔装機神クラスが支給されてたら…
勝手にネオ化とかやりそうw
むしろユーゼスを打倒した後に真のラスボスとして出現しそう。
「ユーゼスを利用して集めさせた負の感情。
全ては私がウルトラマンになるための計画だったのですよ。」
>>509みたいな事を言いながらグランゾンエターナルで現れたら、祭どころじゃないな
グランゾンエターナルはやめれw
1000 名前:それも名無しだ[sage] 投稿日:2007/08/04(土) 00:17:11 ID:VyneMPny
1000ならOG外伝はネオグラが味方になる
ん?
「私の邪気眼に不可能はありませんよ」
ところで
>>493のアイデアが何となくよさげなのは俺だけか。
名簿の初っ端ってことでアクセルなんだが、
今回のOGsの悪セル隊長はラミアを口論でへこませたりと、結構カッコ良かったので
今まで生き残ってたら面白い事になったかもしれないなあ、などと考えてみた。
ヴィンちゃんとラミアじゃあ、いまいち絡みが思いつかないんだよな。
ロワのアクセルはアホセルとして参加だったからなぁ
しかし今まで生き残ってたとしたら……活躍できたのだろうか
ミオとの遭遇話でハロにナメられまくってる姿見てると、第二のヘタレと化す兆候が出てたような気がしなくもない
>>514 上から10名も行かないうちに自然消滅したりしないことを祈るぜ
とりあえず本日はNo.01アクセルを愛でる日ってことにするか?
あらためて振り返ってみると、
全体的に平均以上の活躍と美味しい役回りのキャラだったな
記憶喪失→覚醒→克服→死亡と、ものすごいイベントの凝縮っぷりに吹いた
あと、あの世スレのテンカワラーメンのバイト姿がやたら輝いてるとオモ
アクセルはOGでしか知らなかったから、序盤のキャラはちょっと戸惑った。
ギャップで逆に惚れたんだけどなw
起伏に富んだ展開が俺も好きだった。
Aは選ばなかった方の主人公が敵として出てくるシステムで、
OGに出てきたのは敵モードのアクセル、
ロワに出てきたのは主人公モードのアクセル(通称アホセル)だったからね。
確かに、OGでしかアクセルを知らない人はビックリするわな。
OGシリーズでも何らかの形でアホセルの出演を望むユーザー多くて、スレが荒れることもままあるんだな、これが。
ちなみに、初期にあったイサム&冥王の「頑張ってねぇん」「気持ち悪い」「地獄に落ちろ」はAの原作再現だったりする。
Aをアクセルでプレイした身としては、アホセルさんで登場したのはしっくりきたなぁ。
AをラミアでクリアせずにOGやったらなんかしっくりこなかったんだよな
他にこんな人いる?
俺、Aを知らずにロワ読んでたんで、OGに違和感があった
ここのSSは敵ラミアもかっこいいんだよな…
だからラ行まで続けような皆の者w
で、もう夕方だがそろそろ02番アムロについて語り初めてもいいだろうか?
スパロボやでは逆シャアのアムロのイメージが定着してしまったんで
ここの1stアムロの厨房っぷりは新鮮だった
アムロをジオン製のMSに乗せてみたいというのは、ガノタの結構多数が思い浮かべる妄想だと思うんだ。
ザンスカールのザンネックとかでも面白かったかもしれない。
あと、やっと時間できたんで、フォルカ・マイで予約入れます。
>>522 予約ktkr
めがっさ期待しちょります。
アムロはやっぱり逆シャア時代の妙に悟ったキャラよりも
1st時代の厨房丸出しアムロの方が魅力的だね。
そう言った意味ではロワのアムロは凄く好きだ。
その名に恥じぬマーダーでした。
>>522 頑張ってください。フォルカはようやく本筋に絡めるのか!?
アムロは純粋な強マーダーなのが逆に良かった。
さすがアムロ!俺たちに出来ないことを平然と(ry
ラストのボスボロット戦まで面白かった。
525 :
それも名無しだ:2007/08/06(月) 01:15:03 ID:WOZtFjge
途中から読みだした身としては、アムロに違和感ありまくりながらもこれはこれで良しと思うてた
で、まとめ読んで初めて厨房アムロと気付いた
この逆ギャップも面白い
今日はアラドかこいつがリョウトと行動してれば、ゼオラと再開していれば、また違う展開になっていたかもな…
あのゼオラのキ○ガイっぷりはアラドが死んだからこそだからな
そうなるとラト首切りもキラ狂い出しもなかったわけで……
アラドには悪いが早期退場したのは正解だったかも知れん、ロワ的に
>>527 >ゼオラ狂化
とすると、間接的にシロッコ空気化にも関わってるのか。
アラドは基本的に死亡して誰かを奮い立たせるか、逆にマーダー化させるか、
どうしうてもそういうポジションに落ち着いてしまうキャラなんだよなあ…
陰がなさすぎるというか、心身共に健康的すぎて、ロワ的には
生き残らせるメリットがあまりないのかもしれん
しかし、あの状況下にあってもゼオラのことばかり考えて、
イルイや久保のことを全く思い出さないあたり、
こいつも案外ゼオラとどっこいどっこいな気がする…
>>529 召喚された世界や時間軸の関係で面識が無かったんじゃないの?
確かアラドの出典は第二次α、ゼオラの出典はOG2と地味に擦れ違ってた気がする。
つまり第二次αの世界にはアラド行方不明でオロオロするゼオラ、OG2には同アラドがいるわけでw
そして久保はサルファ終了後、と……
よく考えれば久保、その二人は勿論アルマナ、バラン、ゼンガー、リュウセイとも知り合いじゃねーか
全員死んでやがる……あー今のギリギリな久保が記憶取り戻したら逆に危険なような気がしてならない
キャラ辞典では第三次αからと書かれているけどここら辺結構情報量少ないからなんとも言えない。
リョウトのこと知らんからαシリーズとも取れるけどDC所属か捕虜になった直後ならまた話は別だし。
あれ、名簿の登場作品欄に「第3次〜」ってあるからずっとサルファのアラドとゼオラだと思ってた
まあ、俺がユーゼスでも久保はともかくアラゼオはそれぞれ別々の世界から引っ張ってくるだろうなw
>>532 全員、言ってみれば限りなく本人に近い人違いなんだがな
記憶が戻ると、人格形成の過程なんかの基盤を手に入れる代わりに
今度は現実問題としてアラゼオの死に直面するわけだな
自分が知ってる2人かどうかは今となっては判断できないし、そうでなくともショックだろう
原則として、同作品主人公として召喚されたOG組は、原則として互いに面識が無い状態じゃなかったっけ?
トウマ・セレーナ・クォヴレーはリュウセイと面識が無かったし。
トウマはアルマナのことは知ってたみたいだけど、久保はそもそも記憶奪われてるしなあ。
さて、ついでだから次のアルマナの話にいってみようか。
彼女がイキマ善人化の種を撒いたこと、時々で良いから思い出してください。
ジョシュアだけじゃないんだぞー。
アルマナを殺したウルベが悠々と現れた時には大物マーダー出現の予感!とか考えたが、別にそんなことはなかったぜ!
それにしてもアルマナも不遇だよな
古墳に埋葬されると思いきやライダーキックで奪取され、ようやく埋められたと思ったらシロッコに掘られて首チョンパ……
>>535 あの世スレではトウマ編のアルマナって扱いだったな
なんかもう、イキマとのやりとり読んだせいで俺の脳内ではアルマナが聖女化してるんだがw
イキマとの関係がなんとなく擬似的な主従関係みたいになってるのがいい
非戦闘員がただの犠牲者で終わらない点でも救われるし
即死人間の有効利用(シナリオ的に)というと
ハチローもロワの無常さをあらわしたりGロボを置き土産にしちゃったりしたし
ハマーンもマシュマーフラグ作ったし、無駄死にはカツぐらいか。
柿崎ですらフォッカー少佐に思われているというのに……
思えばアルマナの死からイキマの善人化が進行して行ったんだよなw
>>535 俺はリュウセイとイングラム以外のOG出演組はOG2仕様で解釈してたが違うのか?
サルファ主人公組はセレーナがゲームスタート時だからリュウセイを知らない。
トウマに関してはリュウセイに対する描写はされてないが、ゼンガー知ってるし、面識あると思われ。
あと版権連中とは面識無いという設定だったっけ?
イデやゲッターや勇者王無しでどうやってケイサル倒したんだとか思うけど。
>>540 ざっと確認した限りだと、
まずリョウトはヒュッケ3もアラドも知らないことから、OG1終了後
一方リオとラトゥーニはOG2仕様。この辺はラトとリョウト再会の話で触れられてた。
リュウセイはサルファのクスハルート終了後。おかげでラトの死に完全無反応なリュウ……
久保とトウマもサルファを終了後で、セレーナはサルファ開始前か。
マイは特殊で、本人はOG2からの参戦らしいが、植えつけられたレビの人格はαから来ているとか……
A組は、まずアクセルはA開始直後、記憶喪失になった直後の状態で召還されたと思われ。
ヴィンちゃんはアクセルorラミアの裏切りイベントが起きる前であることは確か。
ラミアはユーゼスのパルシェムという完全なオリジナル設定になっているが……果たして。
あとミオだが、精霊界の修行を終えてることから魔装二部以降の時間か。
ただエアロゲイダーを知っていることから、αかOGの時間軸における魔装二部、とも……
もしかしたら一番未知の時間軸からの参戦だったりして。
どっか間違えてるかもしんない。まあ、深く考えすぎちゃダメかも。
今日は確かシンジだよな途中で成長フラグを立てといて結局変われずに泥沼の中死亡したのは実にシンジらしかった
成長フラグ建っててもあっけない死を遂げるのは
某ロワののび太を彷彿とさせるなあ
こっちのが先だが
重要そうなフラグだったのにいつの間にかうやむやにされる、ってのはここだと
ラージのエンジン位だっけ。
エンジンがうやむやになってしまった場合、ラージも無駄死だな。
Rからの参加者は一人だけだった上に最初にあったリオに殺されたし。
シンジもなんかの実を拾ったんだけど結局活かされてないよな。
ベターマン関連だから書き手の関係で仕方ないとも言えるんだけど。
シンちゃんは本当にロワらしい最期を遂げてくれたよな。
あの無常感はロワの非情さをよく表してた。
いや、トロニウムエンジンはシロッコが持ってるっぽいぞ
マサキ、グランゾン強奪の際一緒に持っていくのを忘れたらしい
シンジアスカ関連は正にロワっぽくてよかった。
凄惨だったなぁ
548 :
避難所より:2007/08/09(木) 01:05:18 ID:Zp76eTG8
名前: ◆uiAEn7XS/. 投稿日: 2007/08/09(木) 00:36:07 [ ta.Rr6Vw ]
なんか規制くらったんで、ここに投下します。
どなたか代理投下していただけると助かります。
orz
549 :
避難所より:2007/08/09(木) 01:10:35 ID:Zp76eTG8
ちなみに俺は無理。ごめん。
ユーゼス・ゴッツオの悪意に満ちた声が響き渡る。それは死を告げる非情な宣告。
あの男によって呼ばれた者達は、もう二度と帰ってこない。
フォルカとエルマは、エスカフローネを使ってリュウセイ、セレーナ、ジョシュアを埋葬していたところだった。
瓦礫で作った簡素な墓標の前で、自らの手で埋めた彼らの名を呼ばれ、フォルカは俯いて目を伏せる。
――せめて安らかに眠れ。
その意思を受け継いで、そして必ずユーゼス打倒を成し遂げると心の中で誓う。
そしてもう一人、この地で拳を交えた男の名前。
アクセル・アルマー。
あの男は決着をつけなければならない相手がいると言った。
その願いは果たされたのか。その戦いの果てに敗れ、死んでいったのか。
それはもう分からない。
フォルカに出来ることは、その名とその思いを心に刻むことだけだ。
「トウマさん……!それにガルドさんまで……」
背後から聞こえたエルマの声にフォルカは振り向く。
確か、リュウセイたちと別行動をとった者達の名はクォヴレー、イキマ、そして――トウマ・カノウ。
放送で呼ばれたガルドという名に、フォルカ自身は聞き覚えがなかったが、おそらく彼らと同じ志を持った者だったのだろう。
犠牲者は無情にも増え続け、そしてそれに伴ってユーゼスを倒すための戦力は削られていく。
だが、まだ希望の火が消えたわけではない。
可能性が1%であろうとゼロでない限り、いやゼロであろうと諦めるわけにはいかないのだ。
同じ目的のために共に戦う者達がいる。
そして道半ばにして散っていった者達がいる。
彼らの思いを無駄にしないためにも。
そして何より――友を、同胞達を打ち倒してまで貫いたフォルカ自身の信念のために。
「エルマ、分かっているだろうが……」
「……大丈夫です。まだ僕らにはやらなきゃいけないことが残っていますから!」
「そうだ……そうだな」
拳を握り締めて、空を仰いだ。
やるべきことがあるうちは、歩みを止めることは許されない。
泥にまみれても、傷だらけになっても、悲しみに押しつぶされそうになっても。
生きているということは、そういうことだ。
もう死んでしまった者にはできないことなのだから。
*
フォルカとエルマは未だに目が覚めないマイの傍らで今後の行動方針を検討していた。
「確認するぞ。放送で名前を呼ばれた剣鉄也は削る。木原マサキは未だに生存、ユーゼスのスパイについては不明……」
「はい、白い機体に乗っている女性ということは分かるんですが……」
ちなみにエルマは『反逆の牙』の作戦会議の際、メガデウスの修理にかかりきりだったために、リョウトからラミアの名を聞いていない。
会議の結果をメモした紙は、エルマがオーバーヒートしている間にリュウセイがシロッコに渡してしまったが、そんなことを今の彼らが知るはずも無く。
そのためエルマは、リュウセイのメモが無いのは、あの激闘のせいでどこかにいったか、破損してしまったからだと結論付けた。
ちなみにセレーナやジョシュアの遺品は本人の血にまみれていたり、どこかに吹き飛んで跡形も無かったりと、やはり判読は不可能だった。
「次だ。リュウセイたちの名前が放送で呼ばれた……これを受けて、クォヴレーたちはどういう行動をとるか……」
「僕達のグループが全滅したと思っているでしょうね……ここに来てくれるとは考えにくいと思います」
「ならば次はどこへ向かうのかを予測して、俺たちもそこを目指すべきだな」
「はい。多分C−4、C−7、G−6のどこかだと思います」
エルマが言うには、クォヴレーたちは現在、待ち合わせ場所のE−5にいるはずだという。だが、その地点はこのE−2と同じく、まもなく禁止区域となる。
ならば彼らも、即刻どこかへ移動しなければならない。
元々リュウセイたちはC−4かC−7を調べる予定であった。
クォヴレーたちのつもりになって思考すれば、リュウセイたちが全滅したのだから、自分たちで代わりに調べに行こうとするのは当然だろう。
そしてG−6では首輪の解析が行われていたはずだ。
もしクォヴレーたちがG−6に到着した後、待ち合わせ時間になる前に、首輪の解析及び解除が間に合わなかったとしたら?
まず作業を一時中断してE−5へ向かい、リュウセイの集団と合流したのち、G−6で作業再開というケースが考えられる。
「ここから直接C−4へ向かうのは禁止エリアのせいで不可能だ。まず急いでE−5へ向かおう。二時間あればギリギリ何とかなる」
「分かりました。そこからはどうするんですか?」
フォルカはその問いに、しばらく考えた後でこう答えた。
「彼らと合流できればよし……できなければG−6に向かおう。俺たちだけで敵の施設があるかもしれない場所に向かうのは、危険過ぎる」
「そうですね。G−6の基地なら、もしかしたら他に生き残った人がやってきて、協力してもらえるかもしれません」
「よし、そうと決まればあとは行動あるのみだ」
「はい!」
エルマの元気のいい返事が合図だった。
目が覚めないマイを、エルマと一緒にそっとR−1のコックピットブロックに乗りこませ、竜に変形したエスカフローネで抱え込むようにして、そのまま飛び上がった。
アーバレストはスピードが出ず、足手まといになりそうなので、やむなく置いていくことに決めた。
「行くぞ……!エスカフローネ!」
フォルカの決意を秘めた声に応えるように、エスカフローネは風を切り裂いて進む。
「セレーナさん……リュウセイさん、ジョシュアさん……アル……」
マイの傍に寄り添いつつ、エルマは置き去りにせざるをえなかった戦友たちの名を寂しげに呟く。
「…………リュ……ウ……」
夢を見ているのだろうか。自分が殺めた、そして自分を救ってくれた者の名を呼んだマイの頬をひとすじの涙が伝う。
決意と想いと涙をのせて――今、白竜は蒼天に高く舞い上がった。
【フォルカ・アルバーク 搭乗機体:エスカフローネ(天空のエスカフローネ)
パイロット状況:頬、右肩、左足等の傷の応急処置完了(戦闘に支障なし)
機体状況:剣破損。全身に無数の傷(戦闘に支障なし)
腹部の外部装甲にヒビ(戦闘に支障なし)
現在位置:E-2南端
第一行動方針:E−5経由でG−6へ向かう
第二行動方針:クォヴレーらと合流する
第三行動方針:マイが目覚めるのを待つ
最終行動方針:殺し合いを止める
備考1:エルマと情報を交換し、レビの本名がマイであることを知りました
備考2:一度だけ次元の歪み(光の壁)を打ち破る事が可能
備考3:備考2はエルマに話していません】
【マイ・コバヤシ 搭乗機体:R-1(超機大戦SRX)
パイロット状況:気絶
機体状況:コクピットのみ
現在位置:E-2 南端
第1行動方針:リュウセイの遺志を継ぐ
最終行動方針:ユーゼスを倒す】
【エルマ 搭乗機体:R-1(超機大戦SRX)
状況:良好 自分の無力さが悔しい
機体状態:コクピットのみ
現在位置:E-2 南端
第一行動方針:マイが目覚めるのを待つ
第二行動方針:クォヴレーたち別働隊と合流
最終行動方針:セレーナたち『反逆の牙』の遺志を継ぐ
備考1:厳密には参加者ではないため、首輪は付いていません。
備考2:彼が得た全ての情報はユーゼスに筒抜けです。エルマは気付いていません。
備考3:フォルカと情報を交換しました
備考4:現状でアーバレストは231話(目覚め)の位置のまま放置しています
備考5:リュウセイたちの話し合いを聞いていないので、ラミアの名前は知りません。
スパイがいるということや乗っている機体の情報、女性だということは知っています。
備考6:リュウセイがシロッコに伝言を頼んだことは知りません】
【三日目 6:30】
投下乙
途中送信してしまったorz
投下乙でした。
なんだろう、フォルカからすごく死亡臭が漂ってる気がするぜ…w
残り人数も少ないのにまだ火種多いからかなぁ。
今日雑談するキャラはイキマか、語りつくされた感があるがある意味このロワで一番意外な役どころに着いたキャラだよな
新作乙!
合流フラグ立ったかな? いよいよフォルカがストーリーに絡むか?
あとエルマが健気だ…スパイの自覚ないところが余計に泣ける
>>555 今日の参加者語りは投下乙休みにして、イキマは明日でも良かったかも試練
が、せっかくだから俺も
善人化は意外だが、他の悪役と比べて生真面目キャラな分、素質はあったのかもな
アルマナや牙組が見せたような、人間の善良な面に惚れるだけじゃなくて、
人間の醜さもちゃんと認めた上で仲間意識を築いているのがとにかく渋い
勢いでジーグの原作をきちんと見ようと思ったんだが、ギャップが凄そうである意味覚悟がいるw
最近の展開だといろいろ気苦労が絶えないだろうが、ぜひ頑張って欲しい……
>>556 それなら鋼鉄神ジーグのほうをまず見てみたらいいかも
敵ながら最後まで主君であるヒミカに尽くすその姿は武人らしくて
カコイイぞ
投下乙!
フォルカ頑張れ超頑張れ。
でも話の流れ的には頑張りすぎると死ぬんだよなw
イキマは本当に良いキャラになったね。
ここまでの人格者になると、最初にエントリーされたとき誰が思っただろうか……
たしか今日はイサムだよな良くも悪くもお人よしな奴だったな
ロワ内で『人を信じること』ことがどういうことかと言う見本のような存在だったね……
相手が冥王じゃなけりゃなあ。
こういう状況下でもああいうまっすぐな生き方するキャラはは好きなんだが、
冥王が傍にいるんじゃいつ死ぬかとハラハラして心臓に悪かったな
真相を知らずに死んだのがせめてもの救い
そういや、イサムで思い出したが。
かなり序盤にNGくらったSSでかなり荒れてた覚えがある。
確かルリとの絡みで死亡がひっくり返ったんだっけ?
あの一件がウザくてスレ見るのしばらくやめてたな。
今になって思えば何であんなに荒れてたんだか。
>>562 イサムがルリと冥王と合流して、他の機体に乗り換えようとしたら首輪が爆発したあれのことか?
「乗換えルールを主催者が参加者に伝えてないとかありえないだろ常考」って感じで議論になった覚えがある
結局乗換えルールは事前に説明を受けていたことになって、そのSSはNGになった
その話に限らず、初期のスパロワはルール的な不備が原因の没SSが結構あったりする
ルールの不備といえば、ヒュッケバインMK−III。
あれはそう来たか!って感じだな。
タシロと副長、ユーゼスとラミアのやり取りもそうだけれど。
余ったブライガーのシートもどーすんだか。
一人では全力出せないみたいだし。
他の生存者を乗せれば、と言いたいが
その分対ユーゼス戦の頭数が減りそうだ
……いっそこのまま優勝エンドに持ち込むか?とか
ミオがディストラを久保と交換するとして……エステ、レイズナーや大雷凰に乗るやつはいないだろ常考。
今、機体が無いのはマイ、エルマ、シロッコか。
ミオ「夜空の星が輝く影で、ワルの笑いがこだまする」
マイ「星から星へ、泣く人々の」
シロッコ「涙背負って宇宙の始末」
エルマ「銀河旋風ブライガー、お呼びとあらば即参上!」
>>567 ノリノリで決め台詞・・・ミオ&シロッコ
テレテレで決め台詞・・・マイ&エルマ
こんな光景が目に浮かぶんだが。
>>568 何故シロッコがノリノリ組!?
しかも何故違和感がない!?
あとマイはゲシュキックの叫びを見る限りぶっ壊れそうな
ハッター軍曹の日かギャグあり、捨て身あり、死んでからも活躍ありと意外と美味しい所持っていったキャラだったな
571 :
それも名無しだ:2007/08/11(土) 11:37:12 ID:xbazLeeP
スパロボ本家での空気に比べれば
ロワの扱いはかなりよくなってるよな。
まぁそれはイキマとかにも言えることだが
ていうかハッターにしろチーフにしろ結局彼らは何者だったんだ
人間なのかロボットなのか……いやまあチーフの描写から人間らしいが
いやチーフのあの頑丈さ、ひょっとしてシビリアンじゃあるまいかw
流れ切ってすいません。
やっと書き込めるようになった。感想レスしてくれた方、ありがとうございます。
で、次を予約したいと思ってるのですが、ぶっちゃけ自己リレーで
しかも脱出フラグに大きな影響を与える内容です。ネタバレすると閉鎖空間装置出します。
そんなわけなんで、書いてもいいかどうか他の書き手さんの意見を聞いてみたいのですが
どうでしょうか?そろそろ他所みたく話し合いするべきなのかどうなのか。
死ね。
>>573 ゴーゴー!
別にいいと思いますよ、誰かが書かないといけないところですし
まずなんにしろ、書いて進めることが第一です
自分は気にしませんよ
漏れは読み手だから何も言えない
まぁ盆あけまで来れない書き手さんがいるかもしれないから、それまで保留で16日あたりまでに予約なり書く予定の人が出てこないなら、OKでいいんじゃなかろうか
577 :
それも名無しだ:2007/08/11(土) 20:46:06 ID:xbazLeeP
俺は全然おkだと思います。
他に書き手がいれば自粛したほうがいいが
今の過疎に近い状態では気にする必要はないかと。
むしろ他の書き手を待つことで長期間停滞してしまうほうが怖い。
よって他書き手現れなければおkで。
俺も読み手だからアレだけど、進めることを優先するべきだとは思う。
終盤だから自己リレーが出るのも仕方ないだろうし。
書き手同士の話し合いはしなくても良いのならしない方が良いんだろうけど……
この終盤に来ても不安要素が多くて、一つ間違えただけでも完結への道が途絶えそうだから
書き手さん同士で合意があれば話し合って、フラグだとかネタを一部晒しある程度ストーリーを決めておくとまず間違いなく完結できると思う。
>>575-578 わかりました。時期的な問題もあるので、あと数日様子見て正式に予約入れようと思います。
では以下、何事も無かったようにキャラ雑談へ。
日付が変わってしまったがハッター軍曹の話
なにげに第1話から登場してるんだよな
それもあってか中盤のストーリーを支えたメインキャラの1人だと思う
最期までナイスガイだった
あと「閃光」のラストは涙が出た(その後のシロッコで感動台無しになるんだがw)
そういやヘルモーズに置いてきたトンファーが今後何かに使われることはあるんだろうか…
ヘルモーズに転移してきたフォルカがトンファーキックを放つための最高のフラグとして存在します。
「トンファー神拳!」とか言いながら蹴るんだろうな
エイジがいたらな・・・
エイジ…誰だっけ?
ほらあの天空宙心拳の
第二部で世紀末救世主になった人だよ
日付が変わってもなお、一色が忘れられたままな件について。
やはりお盆の前後はこのスレの住人の何割かも帰省中なんだろうか?
588 :
それも名無しだ:2007/08/13(月) 05:16:06 ID:lhEcxW4R
一色か…あいつについて語ろうか。
あれ?語ることないや
ええい、そこを何とか掘り起こすのがこの企画の趣旨だというのに!
でも俺もラゼPONあんまり見てなかったんだよな。
DってGX風に言えばカテゴリDなん?
>>589 カテゴリーFなw
簡単に言うと『D』とはバーベム財団に造られた『量産型奏者』。
クローンなので、一色含めてみんな同じ顔。
ゼフォンを操る奏者としての適性は低いから「できそこないのD」とか言われてた。
最終決戦で量産型ヴァーミリオンに乗ってたのはほとんどがDらしい。
まさかシズラー黒なんて超の三乗が付くくらいの当たり機体引いたのに瞬殺とはさすが出来損ない
もうちょっと早くPS2のラーゼフォンをプレイしていればむざむざあんな死に様はさせなかったものを……!!
バーで呑んだくれさせたり野良猫に手ずから牛乳飲ませたりとかしたかったぜ、野良猫いるかしらねぇけど。
>>592 なんだそのステキ萌えキャラは
つーかもしかしてvsフェルナンド書いた本人?
一色は上手くいけばシロッコポジションにつけたかもな。
まぁあのポジションは2人もいらんがwww
一色はヴィンデルポジでも良かったかなあ
まあ序盤にああいうキャラが居てこそロワだしワカメは他のAキャラも居たからもっと輝けたけど
もう少しラゼキャラが欲しかったかな
朝比奈だしてロワ版ブルーフレンド…うん、無理だね…
次は淫cぷり助か。
しょっぱなの「ショウターイム」で、またネタか!と思ったのは秘密。
まさかあんな伝説になるとは…。
トリ消し忘れ…。
本人と機体のBIG-Oもカッコいい散り方をしたよな
なんか死亡エピソードについては伝説と化しているが、
そちらが一人歩きしすぎてあまりキャラについて語られる機会がない気がする
ユーゼスと因縁があるというだけで、今思えば最初から死亡フラグキャラだよな
しかし、現在の下手に生き残ったばっかりにカワイソス状態な久保を見ていると、
この人は状況が泥沼化する前に一抜けできた、実に幸運なキャラだと思う
まさにサヨナラ満塁ホームラン状態の勝ち逃げというか…
高レベルの書き手にも恵まれてたしね
余程の思い入れがなければあんな絶妙なキャラ観のイングラムは書けんだろう
本人も機体も周りに与えた影響がすごいな
イングラムがいなきゃあ、間違いなく今の状況は無い品。
リョウトのせいでほぼ台無しになってるが。
イングラムは志望話で花を咲かせたが
その花があまりにも輝きすぎたために
他の話が完全に空気化してしまったような…
ところで、久保組とヴィンデル組の予約入れようと思うんですが……
もしかしたら、◆uiAEn7XS/.さんが書こうとされてるパートと被ってしまいませんか?
なんせ脱出フラグどころかさらなるgdgd化展開となる可能性が……
>>604 じょうだんでも そんなことは いっちゃいけないぜ!
そんなこと(gdgd化展開)言われたら心情的に◆uiAEn7XS/.氏に書いてもらいたくなっちゃう。
書き手さんはいつでも自分の作品に自信持っていて欲しい。
だからといって、自重しろとは決して思わん
あれ以後、書き手の意気込みや作品のクォリティが全体的に向上したように思う
教官マジックかもしれないが
607 :
606:2007/08/14(火) 23:37:23 ID:Hd1C15hi
すまん、携帯から
>>603にレスしたつもりだったが
自宅に帰って確認したら変なタイミングになってたOTZ
個々のキャラを追っていたストーリーに方向性を作り出したという意味で
まさにターニングポイントだったなってことで高く評価
あと、イングラムはセレーナとの関係がなかなか好きだったな
>>604 あれ、◆uiAEn7XS/.氏は自己リレーって言ってたんで
てっきりフォルカ・マイ組かと思ったんだが…そういやG-5に移動中なのか
個人的にgdgd化と聞いてwktkしてしまった俺
脱出フラグを他人の分まで華麗にクラッs(自粛
>>604 ほい。
んじゃあ、仮予約ってことで。
冥王、イキマ、ラミア、ユーゼスのパートです。
17日になっても他の書き手さんの反対意見がないようならば、正式に予約入れますので。
そちらのパートに期待しております。
あと、言い忘れてましたが「白竜は蒼天に舞う」を代理投下してくれた方、ありがとうございます。
ほんっとーに今更でごめんなさい;
では、クォヴレー・シロッコ・ヴィンデル・ミオを予約します
こちらも正式に冥王、イキマ、ラミア、ユーゼスを予約。
つか、人いねええええええええええええ。
コミケか?コミケなのか!?
>>609-610 ダブル予約にwktkが止まらない!
人いないのは盆過ぎたから帰省中な気がしないでもない
参加者語り、次はヴィンちゃんだね
ここまで化けるとは思わなかったキャラ二人目だw 一人目はイキマ
アクセルと会ってからが熱いな
>>609-610 お二人とも期待してますぜ!
ヴィンちゃんはハロとの絡みに和んだなあ
アクセルが死んだ後のカイザースクランダー生成の辺りはホロリときた
それが自爆ハロとさっきまで乗ってたジャスティスガンダムの残骸からってのも面白い
ヴィンちゃんはネタキャラとして愛されてるうちに魔神皇帝拾って、アクセルの死から一気に化けたよな。
ここまで華麗にネタからシリアスへと転進決めて、しかもこの土壇場まで生存してるのってなかなか無い気がする。
大抵は死亡フラグ一直線だからな……
ところで、ハロは登場人物扱いになるんだろうか?
奴は立派な登場人物さ。
エルマとおんなじ感じでどうよ。
支給機体だとさりげにマジンカイザーは暴走した時に登場人物扱いされてんだよな。
ビッグオーも登場人物一歩手前くらいまでは行ってたか
つか、参加者殺した支給品なんてなかなか無いと思うが>ビッゴー
参加者を乗っ取っちゃった支給品なら二つ、
元の持ち主以上に活躍しちゃった自我ありの支給品なら幾つか、
話を聞いたことがあるけれど…
ヴィンちゃんは何気に一番好きなキャラだ。
ハロとの掛け合いとかすげー好きだった。
普段はとぼけた3枚目で
やるときゃ誰より真剣で
いざという時頼りになるって
完全に主人公フラグじゃね?
ヴィンちゃんの確変ぶりは異常
途中からヘタれたヤツはただ堕ちて行くのみ。
最初からヘタれなヤツは覚醒イベント次第で大化けする。
つまりはそういうことだ
いやコーヒーはヘタれたとはまた違うような気がw
じゃあ、皆でゼオライマー入れようぜ。
冥王様があのカオスに放り込まれてどうなるのか興味がある。
特に某冥王少女との絡みとかなwww
次はウルベか……こいつも小物ステルスとして、結構キャラが立ってたよなあ。
アルマナ関連フラグのきっかけだし、宗介やシンジと組んだ時の描写は面白かった。
初代のころから見てるよー
賑やかしくらいしかできないけど、完結まで頑張ろー
俺も初めから見てる。書き手引退した身だが応援してるぜ。
>>623-625 それならいっそDWに投票してユーゼス人格(?)の悪イングラムをだな…w
こっちとのギャップが楽しめそうじゃね?
ウルベはシロッコ並のネタキャラとして輝ける要素もあった気がする。
それが果たしていいことなのかどうかは分からんが。
あとイキマ&トウマとでアルマナの弔い合戦もちょっと見たかった。
さてゼオライマーもオーガンも落ちたし、夏の聖戦の戦利品で抜いたし、次は柿崎か?
柿崎いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!
……他に書くこと無いな。
本当にズガンされて即終了だったしな。
生きてたらヴィンちゃん並に覚醒してたりしたんだろうか。
ロワの役回りの中で最も適役だったとしか言いようが無いwww
柿崎はこのロボゲ板で何回死ねばいいのだろうか?
数多のジャンルの中でも柿崎ほど見せしめに適した人物はそうは居ない
>>632 柿崎「俺はあと何回死ねばいい?
教えてくれ五飛」
「教えてくれ」という文字列をみるとどうしてもこれを連想してしまう。
教えてやろう…
な〜んてわけはねえだろっ!
ブッ殺してやるっ!!
636 :
それも名無しだ:2007/08/21(火) 17:09:47 ID:uOM52/7H
さっさとまとめ更新しろよ
次は誰だと思ったらカツ……「か」とつく奴にろくなのはおらんのかーーーーー!!
死ね
ガルドは「ろくな奴」だと思うぞ。登場も長かったし、結構見せ場にも恵まれてた。
……まあ、死に様は確かにろくでもなかったが。
カツ話はこのままなし崩し的にスルーされるのかw
まあカツだし
それよりトンカツの話しよーぜ
カラシで食うと美味いよな
分かる分かる
新たな死亡フラグ:食い残しのトンカツ
…で、何の話だっけ
カツがこのロワで"勝つ"のは不可能
ビックモスじゃあ生き残っても大したことできなさそうだしなあ……
結論:カツスゲー
>>647 ビッグモスは強いぜ、中華拳法でムゲなんてボッコボコだぜ
……カツじゃ駄目か
カツの代わりに亮が出てたらどうなったんだろうな……
たとえ乗機がボロットでも、ゼオラを一蹴してたような気がしてならんw
いっそ乗機不明のままズガンでもある意味オイシかったんじゃね?
ユーゼス「弱小キャラはロワ出場をご辞退願えますかねぇカツさんボスさん」
カツ「な、なんだとーっ!」
鉄也「相手にするなボス!」
ボス「止めねぇでくれ鉄也、俺達の名誉の問題なんだわさ!」
カツ「原作ではわりと活躍してるんだぞ!」
カツの活躍って「ちょい右!」くらいだろ?
てか原作でのボスの活躍ぶりなめちゃいかんぞ
むしろ実質的にはさやかのほうが全然役に立ってなかったような
カツはシャアとカミーユが二人がかりで倒せなかったロザミアのギャプランを目視出来てない状態で直感だけで撃ち抜き撤退させたり
空域離脱してコロニーに辿り着かれそうな毒ガスボンベを狙撃成功したり
機動性が無いに近いGディフェンサーのコクピットでヤザンの攻撃避けまくったりとパイロットとしては弱くないぞ。
ただ性格がアレなだけで。
なんと言うか、精一杯背伸びしようとして、自分が一人前の大人だと錯覚して、って感じ?
んにゃ、同年代にカミーユという壁がいたことが悲劇。
子供は背伸びをしないと大人になれないのさ。
問題は背伸びをすれば簡単に死ぬ戦場で背伸びをしたってことだ。
以上、ロワで語る事が無いから本編を語られたカツさんでした。
即死キャラでもまだ一色は語ることがあったのにな。
合掌。
と、いうわけで次はガルドだな。
イサムもだが、マクロスプラス勢の不幸はマサキに関わったことだよなぁ。
>>661 あ、どっちも冥王が殺ったんだ……
プレシアにチーフに、同行者との見せ場が多かったね。
かなり頑張った方だと思う。
すいません、予約延長をお願いします。月曜の夜までで。
現在、前半のバトルまで終了で…問題は後半のアレです。苦戦中です。
全力で書き上げるつもりですが、もし月曜まで間に合わなければ一旦、破棄ということで…
火曜以降はリアルの都合で来月まで時間とれそうにない(汗)
誠に勝手で申し訳ありません。
あ、質問なんですが、グラビトロンカノンってOG準拠(状態表参照)だから残弾2でおk?
ごめんなさい、こちらも予約延長を申請します
過去のフラグ整理・説明してたら、なんか無茶な長文になってえらいことに……
完成度は一応90%くらいですが、このままではgdgdなんで今一度推敲し直します
重ね重ね申し訳ありません
>>663 おkです。波乱の予感、期待してます
久々に来た自分が言うのもなんだが楽しみにしてます
お二方頑張ってください
スクコマ続編とゴーダンナー参戦はびっくりだ
俺はむしろ種死の初参戦がスクコマだったことにびっくりだ
種死は種みたいにいきなり据え置き参戦は無理だろ……
まず携帯と思ってたが、まさかスクコマとは。
>>663>>664 お二方、じっくり頑張ってください
もう終盤ってことを考えると、予約期間の見直しも考えた方がいいかもな
10日〜2週間ぐらいにするとか
ガルドもプレシアの保護者ポジションだったり、イングラムとの
邂逅エピソードがあったり(セレーナに雰囲気がイングラムに似てるとか言われてたし)
師匠の最期を見届けたりとなかなか地味にいいキャラだったが、惜しい退場になったな
やはりアレか、顔色悪い&渋い&図体でかいでイキマと被るのだろうか?w
G-6基地にエステバリスの追加パーツでもあれば戦力になったと思うけどね…。
気長ーに待つぜ、夜は長い
予約破棄などさせるか!
だが、予約延長ならさせてやらん事もない
これは・・・破棄・・・ナノカ?
申し訳ありません。予約を破棄します。
長時間の予約延長、挙句にこの始末、本当にごめんなさい。
ダメだったんか…でも全部破棄することもないんでは?
前半だけでも投下して欲しいと言ってみる
死ね
>>673 10日間お疲れでした
もし時間さえあれば書けるのなら、少し待ってから再予約しても俺はいいと思う
ぶっちゃけ書き手少ないし…
その間に別の書き手が現れれたならそれもよし
>>676 俺もそう思う
まぁこれから忙しくなる との事だし、とりあえず書きかけの作品はハードディスクの片隅に残して置いて、
身辺が落ち着いた時にまだ使えそうなら、再予約を是非
俺も個人的には書きあがってるところまででいいから投下して欲しい……
前半まででいいとは言っても、そこだけで投下出来るようにするには結構手直しがいるからなぁ……
◆uiAEn7XS/.氏も、投下するのなら満足できる形で投下したいだろうし。
10日間執筆お疲れさまでした。しばらく忙しいとのことですが、今後も作品投下を期待して待っています。
すいません、報告遅れました
今家のパソコンから書き込みできない状況です
当分、投下はできる見込みがなさそうなので、予約は破棄で……
報告の遅れと長期に渡るキャラの拘束、本当にごめんなさい
ていうか完全に常習犯になりつつある……反省します
この連鎖って…完璧に未完終了フラグだよな…
職人さんを責めるのは筋違いだけど、仕方ないと諦めるのも悔しいな。
み………かん…?
>>682 なんかみかんって人が死んだor恋人を寝取ったような感じだな
>>681 いや、両氏とも別に今回限りとは言ってないぞ
悲観的になるのはまだ早い
>>◆KX4nhL0NJs氏
長いことお疲れさまでした
できることならネタそのものは破棄せず、ぜひPC直して再びネタを投下しに来て欲しい
鬱展開を書けそうな貴重な書き手さんなんで、いつまでも待ってるぜー
マジで未完フラグが立ちそうで怖い。
頼む!救世主きたれ!!
とりあえず、キャラ語りの続きをやろうか
次は誰だったか
ガルドの次だから冥王様だなw
本当よく動いてくれてる。地味に生身殺害数一位?
性格といい、能力といい、実にロワ向けだからこの結果には納得出来るけどな。
これからどうなるんだろな冥王
グランゾンをゲットしたのはでかいけど、損傷付きだし追っ手も来てるし
死亡フラグ防御アイテムともいえる首輪解析装置を手放したのがどう作用するか
冥王が死ぬのが先か
このロワがアボンするのが先か…
あれだよ、禁止エリアに逃げ込んで
「めいおー☆の力を持ってすればネオグランゾンにすることなど」
とかいいつつ、すでに全部おわってるという落ちなんだよ。
参加者が生きてりゃタコ殴りで、ユーゼスがいれば血祭りさ。
みんないなくなってショボーンもありで。
置いてけぼり食らってショボーンな冥王様は俺も見てみたいw
ショボーンついでにマサトと入れ替わって
見知らぬ地で解説者もいない絶望エンドでもよし
>>689 >追っ手
イキマは放送が流れたら引き返しそうだが、ラミアinラーゼフォンは脅威になるだろうな
今のグランゾンでも冥王ならいい勝負してくれそうだが
そういえばグランゾンの元ネタがゼオライマーなんだっけ?
絶妙な巡り合わせとクロスオーバーに拍手
696 名前: それも名無しだ 2005/10/11(火) 07:05:21 ID:PqPTl8D4
・冥界の王
・多次元を結ぶ動力システム
・中の人は他人格を内包
・関係者はみんなクローン
結論:ディストラはゼオライマーのパクリ
しかしもっともパクるべきサポートアンドロイドが抜けている件についてorz
過去の久保スレより転載。
これのせいかマサキがディストラに乗ってWめいおー☆な展開もちょっと期待してた。
そろそろキラ話に行ってもいいかな?
ある意味シンジよりも救われないキャラになっていたが
キラ→ゼオラのロワオリジナルCPはなんかやたら好きだった。
あんまり違和感なかったんだよなw
しかしどこへ行っても女に振り回される運命なんだな…。
最後の台詞はかなりキラっぽかったな。
暗黒面に墜ちた鉄也との会話が光っていた。
ここで振り回されっぱなしだった分、第二次で別人化してるのが熱い。
「ノイ=レジセイア!僕は!・・・・・・お前の存在が許せない!」
原作では「・・・・・・」で止めて言わなくても分かってくれ的な言い方ばかりしていた分、
余計に意思を強く感じると言うか。
キラは周りに流されまくりだったな……
ロワに翻弄されてる感じが出てて良かった。
師匠に出会ってたらまた違ったかも。機体的にも
流派東方不敗を叩き込まれるんだな
当時ベストカップルされてた鉄也さんに殺されたのがまたなんとも…
困ったときはいつでも俺のことを呼んでくれ(・ω・)/
さ〜て、ギレン閣下に参りましょうか
シロッコと比べると、こういう状況下ではいまいち人の使い方が下手っぽいね
間接的に大衆を操るわけではなし、身内と腹の探り合いをするわけでもなし、
政治とは要領が違ってくるんだろうなあ
しかし自分でロボの操縦をする閣下は読んでて楽しかった
ドズルの例もあるし、非常時に備えてMSやMAの操縦訓練もしたことあるんだろうか
>>700 そのネタを逆手に取ったと考えるんだ
殺ったのはリョウトだったっけ。
思えば、後々のリョウトの修羅の道は彼から始まったのかもな……
705 :
それも名無しだ:2007/09/07(金) 20:05:49 ID:5YXf221r
>>702 自分で機体を操縦して頑張る閣下は素敵だったな。
それに、かなりの努力と根性が必要なマシーン兵器の操縦を短時間で習得する辺り、さすが天才w
ギレンは登場から退場までが綺麗だった気がする。
退場は早いほうだったが、結構記憶に残るキャラ。
次は久保か
第2話で主人公フラグっぽいのが立ってたってのに
第4回放送現在、鬱展開一歩手前の生殺し状態になっているとは恐るべし
この先どう転んでもカワイソスなことにしかならん気がする
鬱展開が好きな身としちゃwktkしてるんだが
あとトウマとのコンビはガチ
この逆境を乗り越えれば色々覚醒しそうだよな
ディストラに乗ればトウマやリュウセイたちの霊に会える・・・のか?
なんにしろ記憶が戻ればフォルカと並んで切り札たりえるな
仲間の死を越えて覚醒ってのはすっげぇカッコいいし、
その途中で無情に散るというのもロワ的に美味しすぎる。
ミオとフラグを立てて全力で叩き折りそうな気がしないでもない。
覚醒が先かゲシュタルト崩壊が先か…
サルファ中盤以降はなんだか悟ったような描写が多いから
こんな不安定な久保はすごく新鮮だ
今のところ、プラス方向のフラグクラッシュが濃厚か?
あるいはさらにそれをクラッシュして起死回生するか?
どちらも歓迎だけど、vsユの字はいずれOGで実現しそうな気もするからなあ
それから久保無職コンビは俺も好きだったが
>>707の「ガチ」がガチホモって意味かと一瞬勘違いした
ちょっとゴキトラに喰われてくる……orz
次は宗介だな。
機体との相性が滅茶苦茶良かった印象。
シンジとの交流も和んだ。
意外な、けれど上手い死に方が一番印象に残ってる。
宗介は隠し持っていた武器でウルベと壮絶な死闘を繰り広げる
そう思っていた時期が私にもありました
生身でも戦えそうな貴重なキャラだったが
ガンダムファイターの非常識っぷりは予測できなかっただろうなあ
そういう常識のズレなんかも上手く表現できてたとオモ
っていうかウルベについてロクに語られないままな件w
ラミア、ユーゼス、イキマ、冥王を再予約。
前半部分のバトルを大幅に加筆修正しました。
ここだけでも結構やらかした感があるので、一度投下してNGかどうか意見をいただきたいと思います。
予定していた後半部分は一旦削除ということで、続きを書いてくれる方がおりましたら是非どうぞ。
本日の午後11時に投下予定です。
うお………おおおおおおッ!?
これはwktkせざるおえない、正座で待ってます!
wktk
では10分後に投下開始します。
支援していただけるとありがたいです。
俺は支援にかけても頂点に立つ男だwktk
ユーゼスの声がこの殺戮地帯に響き渡る。
そのさなか、平原地帯を高速で飛行するグランゾン。
そしてその後方から追撃するラーゼフォンと、グルンガストの飛行形態であるウイングガスト。
高度を落とし、前方に見える山の地形をブラインドにしながら追撃をかわそうとするグランゾンのパイロット――
木原マサキは操縦に気を向けつつも、放送の内容を可能な限り聞き取って、情報を得ようとしていた。
(残り八人……そして禁止エリアはE−2、E−5……これだけ分かればなんとかなるか……!)
高速飛行中のコックピットに破損した部分から隙間風が入ってくる。
身を縮めてマサキは少しでもそれを回避しようとする。
時速千キロともなれば、その風で凍りつく程に体温が奪われるからだ。
「この機体に乗ってきた奴もこんな目にあいながら……いや、これか!」
風に四苦八苦しつつもマニュアルを読み込んだマサキは、グランゾンのある機能についての記述を発見した。
「G・テリトリー展開!」
目に見えない力場が機体を包み込んだ。
同時にブリザードの如き隙間風が止み、マサキに周囲に気を配る余裕を与える。
まずは追撃してくる二体のロボットについて。
「距離を保って追ってきている……やろうと思えばいつでも攻撃可能なはずだが……放送を聞くためか?」
こちらはグランゾンを視界に捕らえられるように、一定の距離をとりながら追撃するラーゼフォン。
(リュウセイ・ダテは死亡、マイ・コバヤシ生存……どうやらレビ・トーラーが勝ったようだな)
ラミアの目的はこの殺し合いを円滑に進行させることだ。
残り八人となった今、レビがそれを手伝ってくれるのならば、彼女自身の仕事はだいぶ楽になる。
ここで木原マサキを仕留めることができれば、残り五人をレビとラミア二人で片付けるのは難しい事ではない。
(私たちを追ってきたあの男……イキマもグランゾンの後で仕留められるか……?)
そんなラミアの胸中は知らず、ラーゼフォンのやや後方を遅れて飛ぶは、ウイングガストのイキマ。
(ジョシュア、セレーナ、リュウセイだとっ……!何ということだ!)
別働隊の全滅。
この事実にイキマの心は一瞬、揺れ動く。
懸念はE−5に置いてきたクォヴレーのこと。
ラミアと共にやってきたシロッコという男は、機体をマサキに奪われており、危険は少ない。
問題はクォヴレー自身の精神だ。
トウマの死を境にして、何か危うさを秘めるようになっていたのが気になる。
この放送を聞いて、それが加速する恐れもあるが――だが戻ってどうなるというのか。
木原マサキが危険人物だということはイキマも承知の上だ。
ここまできて戻るなど、マサキはおろか疑惑のラミアまでも放置する事になる。
せいぜい慰めの言葉をかけるだけの為に、この二人を見逃していいのかどうか。
まったく人生とは絶え間ない選択の連続だ。しかも制限時間付きの。
こちらの都合とは何の関わりもなく、時間内に解答を出さなければならない。
そしてイキマは――今は感傷に浸る暇は無い、と思考を切り替えた。
ここは戦場であり、生きること、そして勝つことのみが全て。
そこから逸脱した者は死――それが道理だ。
イキマは自らの身に刻まれた幾多の戦場の経験から、それをまさに身に染みて理解していた。
禁止エリアを把握し、次の行動について検討する。注意すべき点はこうだ。
イキマはまだラミアを信用しておらず、下手をすればラミアがマサキと組む可能性もありうる。
それを防ぐ意味もあって、この追撃に加わったわけだが――
そう考えていると、ラミアからの通信が入ってきた。
『放送は聞いたな。では仕掛けるぞ』
「待て、貴様……何が目的だ?何故そこまで奴を危険視する?」
『……説明している暇は無い。だが、木原マサキがあの機体のスペックをフルに引き出したとしたら、お前と私が組んだとしても勝てるかどうかは不明だ』
「何だと……!一体、あの傷ついたロボットが何だというのだ――」
『説明する暇は無いと言った。妙な迷いを抱いたまま半端な行動をとれば、死ぬのはお前だ。
私に協力するならともかく、そうでないのなら戻れ。足手まといだ』
言うが早いかラーゼフォンはスピードを上げ、獲物を狙う鷹のように舞い上がる。
「おい、待てっ……!」
イキマの言葉を無視してラーゼフォンは左腕の弓状のパーツを展開、右手を引く動作と共に、そこに光の矢が出現する。
そして山岳地帯に入ろうとするグランゾンめがけて、その矢を撃ちこんだ。
そしてそれが開戦の合図を意味する号砲となる。
「くっ……今は、やるしかない……そういうことかっ!」
イキマは歯噛みしながらも、ラーゼフォンとグランゾンを追うべく、操縦桿を握り締めた。
ラーゼフォンが放った光の矢が、落下する隕石のように大地をえぐった。
土煙が盛大に舞って、あたりを覆う。
その中から飛び出した、重力波を纏うグランゾン。
更に繰り出されるウイングガストの爆撃をマサキは何とか避けるも、今度はラーゼフォンが突撃してくる。
これではマサキも息つく暇がない。
かろうじてモニターの隅に装備の説明を表示させてはいるが、読む為に視線を逸らせば、その結果は言わずもがなである。
そのため、説明にロクに目を通していない兵器を使わざるをえないのだが。
「ええい、ままよッ!グラビトロンカノン……発射!」
胸部の装甲が開放され、その奥の光球が露出した。
さらに両腕の部分に埋め込まれた小さな光球との三点の中心に力場が発生し、巨大なエネルギー球を形成する。
近接攻撃の為にグランゾンへ突撃したラミアは、視界いっぱいに出現したそれを見て、とっさに回避行動をとった。
突撃のスピードを保ったままでグランゾンの頭上を通り過ぎ、そのまま背後上空へと回った、その時――
「な――」
「何ッ!」
ラミア、イキマが驚きの声をあげる。
そのまま前方に放たれるかと思われた光球は、天へ向かって垂直に上昇した。
そして、たった一つだったはずのそれは、一瞬の目もくらむような輝きと同時に、無数の『闇』へと姿を変える。
それは光をも逃さぬ、まさに闇。
グランゾンのデータを把握するラミアは、瞬時にそれが何なのかを把握した。
「――ガードを固めろ、イキマッ!」
――無数の超重力弾が破壊の雨となって大地を打ち砕いた。
ごおおおおぉぉおおおぉおおおおぉぉおおう……
大地が揺れるほどの衝撃、それに勝るとも劣らぬ轟音があたりに響く。
そして、その音が風に乗って四方へ拡散する。
周囲の地形は、数瞬前と同じ場所とは思えないほどに変わり果てていた。
「……無事か、イキマ」
「……貴様。何故だ?」
もうもうと立ち込める土煙が風と共に晴れていく。
ラーゼフォンの周りに不可視のバリアが張られ、それが自身とイキマの機体――変形してガードを固めたグルンガスト――を包み込んでいた。
そのバリアに添い、土煙が風に乗ってどこかへと流れていく。
ラミアはイキマを庇って音障壁を展開し、ダメージを最小限に押さえ込んだのだ。
このユーゼスからの裏切りを公言する女は、果たして本当に自分達の味方をする気なのか、イキマには判断がつかなかった。
それゆえに「何故だ」と言葉を発した。
「……逃がしたか。だがレーダーは奴をロストしていない。まだ追えるな、ついて来い」
だがラミアはイキマの質問には答えず、再び空へ舞い上がる。
「おい、待てっ!」
イキマが通信機に大声で怒鳴ると「ついてくれば説明してやる」とだけ返されて、そのまま切られてしまった。
「ええい!こうなったら、毒食らわば皿までよ!」
元々、こういった腹の探り合いに長けているわけではないことは、イキマ自身も自覚している。
覚悟を決めてラミアの後に続くべく、グルンガストを飛行形態へ変形させて後を追うのだった。
*
「……何がカノン(砲)だ。この武器に命名した奴は何を考えている」
山岳地帯の上空を単機で飛行しつつ、グランゾンの武装を確認した木原マサキはつぶやいた。
あの一撃が炸裂した瞬間の出来事は、撃った当人ですら予測は不可能だった。
武器の名前だけで判断した自分の責任とはいえ、その効果は何らかの大砲のようなものだろうと予測していたからだ。
まさか全方位型のMAPWとは、この武器名だけで判断できる者はいないだろうと思う。
だがそれゆえに予測できない事態、つまりあの戦いから離脱するチャンスが生まれたともいえるのだが。
「レーダーに照準、各部の関節に異常……チーフか、それともどこのクズなのか知らんが随分とやってくれたな」
自分があの時、病院でスムーズにこれを奪取できていれば、ここまでダメージを受ける事はなかっただろうと思う。
このグランゾンの性能を確かめたマサキには、その確信があった。
この機体を上手く扱えれば、今まで乗っていたレイズナーとは比較にならない力を手にできると。
マサキは、プレシアがガイキングから逃亡するために、瞬間移動をやってのけたのを目撃した時から、確かめたいと思っていたことがあった。
それは、このグランゾンが時空間を操作する能力を持つのではないかということ。
そしてそれこそが、この閉鎖された空間からの脱出の鍵を握るかもしれないということを。
そしてその推測は、グランゾンがワームホールを発生させることができるという事実を確認した時に、ほぼ確実となった。
ワームホールによる瞬間移動とは、「数秒後の未来における空間に、異なる時空を通って移動する」ということ。
つまり空間移動であり、時間移動であるわけだ。
そしてそれを制御するためには、短期未来予測を可能にする演算ユニットが必要だ。
それこそが、パプテマス・シロッコが「ブラックボックス」と称した、そしてユーゼスが特異点という名の因果律のくさびを仕込んだオーバーテクノロジー。
――その名を『カバラシステム』。
「ククク……首輪のGPS機能を解析したのが、こんなところで役に立つとはな」
本来ならばマサキには専門外の魔術的システムだが、あの時に解析した首輪のデータから、おおまかの理論は把握する事ができた。
カバラとは本来、イスラエルに伝わる神秘思想を指す。
そして、その神秘を解読する手段とされるのがゲマトリア。
解析装置は通常のレーダーとは異なる首輪の追跡システムを、この理論に基づく技術であると結論づけた。
ゲマトリアは数魔術とも呼ばれる。
数字そのものに魔力が宿るという考え方であり、コンピューターの計算式に使われるデータの数字にも超常の力が宿り、更にその式が導き出す「解」すらもそうであるのなら――
なるほど、とてつもない力を発揮することができるのかもしれない。
「アウレフ、ヴェート、ギメル、ダレット……」
カバラがイスラエル発祥であることから、使用言語はヘブライ語であるはずだ。
そうマサキは考えたが、どうやら見当違いではなかったらしい。
天才科学者の頭脳は睡眠の欲求もどこかへ吹き飛ばして、新たな未知のテクノロジーにのめりこんでいく。
「いいぞ……あとは実践あるのみだ」
マサキはモニターから一旦、目を離す。
そして高速で移動するグランゾンが動きを止めて、背後を振り返った。
空の彼方から二体の生贄が、のこのことこちらに向かってくるのが目視できる。
冥王は口の端を吊り上げ、哀れで愚かな羊達に訪れる運命を嘲笑うのだった。
*
イキマは思案していた。
木原マサキが危険だというラミアの意見は理解できる。
放送で呼ばれたガルドの名も、状況を考えればマサキの仕業であろう。
だがイキマにとってはラミアも油断のならない女だ。
たった今、自分を庇った行動から、この女が自分を戦力として必要としている事は、説明を聞くまでもなく分かっているのだ、が。
(その後はどうなる?用済みになれば……フン、上等だ)
もとより、このグルンガストに乗った時から覚悟は決めている。
ラミアがこちらを始末しようとするなら、戦うまでのこと。
死中に活あり。
迷いは捨てろ。
敵は眼前だ。
ただそれを討つのみ。
「ワームスマッシャー!!」
いきなり周囲の空間が歪んだ。
一瞬、イキマはモニターのノイズかとも考えたが、そうではなかった。
その歪みが空間に無数の穴を開けて、その中から飛び出した光弾がラーゼフォンとウイングガストをかすめる。
「なっ……!」
「敵の攻撃だ、落ち着け!奴の機体は照準に故障をかかえている!まともに当たる可能性は低い!」
驚愕するイキマをラミアが叱咤する。
「挟み込むぞ!遅れるなっ!」
「……偉そうに指図しおって!」
左右二手に分かれ、グランゾンに襲い掛かるラーゼフォンと人型に変形したグルンガスト。
まずはラーゼフォンが光の矢を放つ。
ソニックブームを巻き起こしながら迫るそれを、グランゾンが飛び上がってかわす。
そのまま山肌に突き刺さった矢の衝撃で、土煙が盛大に巻き起こった。
視界を遮られるが、イキマはレーダーを凝視して位置を確認、追撃のアイソリッドレーザーがグランゾンを追う。
――奴の動きの先を読め。
グランゾンはバリアを発生させて、レーザーの軌道を逸らす。
間髪いれず放たれたラーゼフォンの二の矢を、さらに上昇して回避。
そこから反撃に移るべく、反転してラーゼフォンに向き直る。
――ここだ!!
「グルンガスト、ファイナルモード!」
超闘士は肩口から黄金の剣を引き抜いた。
その剣の名は計都、そして羅喉。
天に輝く二つの凶星の名を冠した剣は、敵に等しく不吉を運ぶ。
それこそが暗剣殺。その運命は凶の一字のみ。
「うおおおおおおおおおお!計都!羅喉剣ッ!!」
出し惜しみは無しだ。
ジェネレーター最大出力。
背中のバーニアが、爆発の如き噴射でグルンガストを舞い上げる。
たった今、地を這っていたはずの機体が、わずか一瞬でグランゾンの頭上にいた。
「!?」
グランゾンは胸部装甲を開放し、すでに攻撃のモーションに入ったままで、頭上を仰いだ。
もう遅い。こちらの勝ちだ。あとはこの剣を振り下ろすのみ。
――侮ったな、木原マサキ。
真剣勝負とは一瞬の中に真実がある。
その瞬間にどれだけの力を出せるか、どれだけ相手を上回れるかで勝負は決まる。
機体性能も、乗り手の技量も、ここで出し切る事ができなければ全て無意味。
それが実戦というものだ。やり直しは一切きかない。
強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ。
「もらったぞっ!暗剣殺――――斬ッッ!!!!」
一刀両断、のはずであった。
振り下ろした刃は間違いなく、グランゾンがいた空間を両断していた。
だが、いるはずのグランゾンが消えた。
一瞬で?
いったいどこに――
「後ろだぁっ!!」
ラミアの声に反応して向き直ると、消えたはずのグランゾンが剣を振りかざしていた。
馬鹿な。
いったいどうやってかわした。
そんなことを考えながらも体が瞬間的に反応したのは、歴戦の戦士としての経験のおかげか。
「ぬうううううううっ!!」
「うおおおおおおおっ!?」
グランゾンのグランワームソード、グルンガストの計都羅喉剣が切り結ぶ。
衝撃と稲妻のような火花が、お互いの剣を挟んで対峙する二機の間に飛び散った。
しかし拮抗は一瞬。
故障を抱えたグランゾンではグルンガストのパワーを受け止めることはできない。
そのままイキマが押し切ろうとする。
だがそれもマサキの思惑のうちであった。
グルンガストに弾き飛ばされて後に下がり、距離がわずかに開く。
その瞬間にグランゾンの胸部が開き、その奥から閃光が放たれた。
「ワームスマッシャー、ダイレクトショット!」
「――――おおおおぉぉぉぉおおおおっ!?」
まるで散弾銃のように放たれた光弾が、至近距離から次々とグルンガストに叩き込まれる。
そのまま弾き飛ばされて墜落、次いで山肌に激突。
派手な轟音が巻き起こり、機体を強烈なショックが襲う。
そして、もちろんそれはイキマの乗るコックピットそのものも例外ではなかった。
「イキマ、聞こえるか!?応答しろ!」
「……ぐ……ううぅ……」
「……生きてはいる……か」
だがこの状況で戦力として、あてにはできそうにない。
ラミアはそう判断して通信を切ると、グランゾンの方に注意を向ける。
あの時、グランゾンがイキマの必殺の一撃をかわせたのは、ワームスマッシャーに使うワームホールによるものだ。
ワームホールを展開し、光弾をワープさせて予測不能な角度から攻撃を可能にするのがワームスマッシャー。
だがマサキは光弾ではなく、グランゾンそのものをワームホールに飛び込ませ、瞬間移動で攻撃を回避したのだ。
この短時間で、グランゾンの性能をマニュアル以上に引き出しはじめている。
何としてもここで倒しておかなくては、後々厄介な事態になる可能性が高い。
「……聞こえているか、白い機体のパイロット」
ラミアが覚悟を決めて身構えたところに、何と木原マサキの方から通信が入った。
「何の用だ。まさか今更、命乞いでもあるまい」
ラミアはそれだけを返す。
正直、あの男が何を考えており、何をしてくるのかはまだ読めない。
「俺を見逃がせ。ユーゼスを倒すのが目的なら他にやることがあるはずだ」
「……呆れた奴だな、ガルド・ゴア・ボーマンを殺したのはお前だろう」
「奴が俺を殺そうとしたから、正当防衛で反撃したまでだ。
……言っておくがこれは忠告だ。俺の敵はユーゼスのみ。
貴様らなんぞに関わっている暇は無いが、死にたいというなら容赦はせんぞ」
やはり最後の一人になるまで勝ち残る気は無い、か。
ラミアはマサキの言葉を聞いて、この男を危険視したのは間違いなかったと確信する。
「貴様一人で何ができる。せいぜいが殺し合いに乗って勝ち残ることくらいではないのか」
「女、そこの奴やクォヴレーから聞いていないのか?首輪を外したのはこの俺だ。
そしてこの閉鎖空間からの脱出方法も、必ず見つけ出してみせる。
だが、問題はそこから……お前達はユーゼスと戦う際に必要な、貴重な駒だ。
死んでもらっては困るというのは事実なんだよ」
「そうか……お前は本気でそう考えているのだな……」
ならば決まりだ。
この男はここで殺す。必ず殺す。
グランゾンとともに消滅させる。
「そうだ。だから――――ッ!?」
ラーゼフォンの翼の羽ばたきがマサキの言葉を中断させる。
猛スピードで突撃するラーゼフォン。
迎撃しようとしてグランゾンが放ったワームスマッシャーは、そのスピードを捕らえきれず、無数の光弾はむなしく空を穿つ。
このまま一気に仕留めるべく、拳を振りかざす。
だが――
「ぐうっ!?」
衝撃。
最後の一発がラーゼフォンを捕らえた。
まぐれ当たりかと考えるラミアだが、マサキが発した次の言葉がその認識を塗り替える。
「フン……誤差把握完了だな」
……どういうことだ?
まぐれではないということか?
「女、貴様は何故、俺に襲い掛かってくるのか……ユーゼスを倒されたらまずいからか?
この殺し合いも佳境に入ってきた段階でその強力な機体、しかもほとんど無傷……。
そうか……貴様がユーゼスの犬かッ!ならば全て合点がいく!」
「…………ッッ!!」
何故ばれた?私の存在をどこで知った?
まずい。
いや、関係ない。
ここで仕留めればいいだけの話だ。
攻撃を――
「照準誤差修正!空間座標x、y、zをそれぞれ15.56・-7.91・-2.14修正!
データ入力!短期未来予測!カバラシステム起動!!」
どうする。
攻撃。
間に合わない。
シ・エーン
「ワームスマッシャー発射!!」
――ガードだ!
ラーゼフォンの両腕を十字に組み、さらに翼も防御に回す。
音障壁を出力全開にして、死角から襲いかかる光弾の連射を耐えるしか術は無い。
一撃。
もう一撃。
さらにもう一撃。
展開したバリアを光弾に貫かれ、ラーゼフォンはガードこそ崩さぬものの衝撃で吹き飛ばされる。
だが、その移動先を予測したように、いや完璧に予測しているのだ。
吹き飛ばされる先、さらにその先。
次の光弾が牙をむく。逃れる術は無い。
ビリヤードの台の上を乱反射するボールのように撃たれ、弾かれつづけるラーゼフォン。
これが、これがワームスマッシャーの完成形だ。
「ぐうううううううッッ!!!!」
衝撃がラミアの視界を揺らす。轟音が感覚を狂わせる。
だが意識を手放せば本当に終わりだ。
わずかな時間を久遠に感じながら、ラミアは全神経を集中してガードを保った。
「ほう……耐えたか」
「くっ……!」
どう考えてもまずい。
退くか、いやそれはできない。
ならば一体どうすれば勝てる?
どうすれば――
「女、これが最後だ。死にたくなければ俺と一緒に来い」
何を……言っている?
理解不能の四文字がラミアの思考を占める。
マサキは言葉を続けた。
「スパイの貴様を奴等と置いておくのもまずいのでな。
貴重な駒を減らされてはたまったものではない……。
それに俺も貴様に聞きたいことが山ほどある。残らず喋ってもらうぞ」
「……知らんな。私がスパイ?何の話だ」
「今更とぼけても無駄だ。だがもし貴様がそうでないというなら、どちらにしろここで死ね。
さっきの行動で貴様はユーゼスより俺を倒す事を優先した。利用価値の無いクズに用は無い」
クズ……か。
この男はラミアを道具として、いや全ての人間をそうとしか見ていない。
だがそれはユーゼスも同じ。そして事実だ。
ラミア・ラヴレスは便宜上の名。
W17――ナンバーで呼ばれる人形、道具に過ぎない。
だのに何故、思考にノイズが走るのか。
いや――
「さあ答えろ!貴様も命が惜しいなら、イエスと言え!」
「……ノーだ。何故なら私は人形だからな」
「貴様……ならば死ぬしかないぞ!」
「ノーと言った!人形に死への恐れなど存在しない!」
はっきりと言い放った。
それは自らを人形と言いながら、決して人形には真似できない「意思」の象徴。
自分の主を自分で選ぶということ。そのことをまだラミアは自覚していない。
「いいだろう……!ならばここで消え去れ!」
グランゾンから未知の高エネルギー反応が検出される。
ワームスマッシャーでもない。グラビトロンカノンでもない。
ならば、「あれ」しかありえない。
ラミアはそれを知っている。そしてその瞬間こそが唯一の勝機であることを。
ワームホールを使った瞬間移動を使われれば、どんな攻撃も回避されてしまう。
ならばグランゾンが全エネルギーを攻撃に集中させた、その瞬間にその攻撃もろとも打ち砕く。
だが、そんなことができるものなのか。
できる。できるのだ。
このラーゼフォンなら。
ラミア自身は奏者ではない。本来の力を覚醒させることはできない。
だがそれでも、その力は絶対障壁を突破するレベルにある。
時間と空間を閉ざす壁をも破壊する、この力なら光をも吸い込む虚無の闇であろうとも――
「ブラックホールエンジン、オーバードライブ!」
「コード入力……リミット解除!」
ラーゼフォンの真の眼が開く。
翼を広げ、そして両腕を広げる。
その動きは高らかに声を上げる歌い手のよう――そう、歌だ。
「ターゲットロック!エネルギー充填完了!!」
「攻撃範囲収束、威力最大!」
グランゾンの両腕が巨大な闇の塊を掲げる。
周囲の空気が揺れる。大地が震える。
「塵一つ残らず消滅させてくれる……!」
「歌え、ラーゼフォン!お前の歌を、禁じられたその歌を!!」
今、間違いなく言えることがある。
それはこの勝負に負けた方が、跡形も無く消滅する運命にあるということ。
いや、下手をすると勝者すらも――
「ブラックホールクラスター発射ッッ!!!!」
「ラァァァァ――――――――――――――――――――!!!!」
世界が――――反転した。
*
「何だこれは……いったい何が起きている!」
混濁した意識を回復させたイキマが見たのは、想像を絶する世界だった。
天が、地が、どこにもないのだ。
全てが渦を巻き、目にもとまらぬ高速で回転しながら周囲を囲んでいる。
その渦の中心は、空中で対峙するラーゼフォンとグランゾンの真ん中の「穴」。
メキメキと空間が音を立てて軋んでいるようだ。
いや、比喩ではなく本当に軋み、そしてこのままでは潰れる。
本能的な恐怖を抱いたイキマの実感であった。
見上げる視線の先、青の魔神と白の大天使の間で拮抗する超エネルギーがプラズマを巻き起こす。
「やめろ!このままでは――」
イキマの声は轟音にかき消される。
もはや、やめたところで、どうにもならない。
「穴」が全てを吸い込んでいく。
しえn
イキマ達の周囲を高速で回転する大地を、空を、そしてイキマ、マサキ、ラミアを、全てを飲み込んでいく。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
全ては消えて失せ、後には何も残らなかった。
*
大地を見事にくりぬいた巨大なクレーター。
直径は5kmほどだろうか。
山岳地帯のど真ん中に忽然と現れたそれは、周囲の地形と見比べると異様としかいいようがない。
大地が、鋭利な刃物で切ったように、綺麗にくりぬかれている。
瓦礫も何も存在せず、そのクレーターの内側のありとあらゆるものが削り取られて、どこかへ消えてしまったかのようだ。
その断面にいくつかの穴。
何やら人工の通路のようなものがその奥の闇を覗かせている。
「どういうことだ?」
「はい。W17のラーゼフォンと木原マサキのグランゾンが交戦中、次元交錯線の乱れが臨界点を突破。
おそらく両名及びイキマのグルンガストも次元の狭間に吸い込まれたと思われます」
ヘルモーズ内部。
ユーゼスのモニターを見つめながらの質問に、監視役のバルシェムが答える。
自らが搭乗する為の機体を調整中、W17が死亡したとの報告を受け、ユーゼスはその内容を吟味していた。
直前の状況を考えれば、ワームホールを何度も開いたことで、空間が不安定になったところに決定打が打ち込まれて、このような事態が引き起こされたのだろう。
(フン……だがグランゾンがこのまま次元の狭間に飲み込まれるはずもあるまい)
ユーゼスは彼らが生還してくる可能性が高いと推測していた。
いや、ひょっとして帰ってくるのはグランゾン――木原マサキ一人かもしれないが。
監視をおこたるなと指示して通信を打ち切る。
「だが……どちらにしろ逃れる事などできん……この私の手からはな」
この世界は実験室のフラスコだ。
あらゆる因子を詰め込んだ蟲毒といってもいい。
実験の途中でいささかの爆発が起ころうとも、大丈夫なようにフラスコ――閉鎖空間を強化してある。
ここから逃げられるとすれば、神の意志――アカシックレコードに連れ去られた流竜馬のようなケースのみ。
「待っているぞ……どのみち貴様らはこの私の手のひらの上に帰ってくるしかないのだからな……」
【ラミア・ラヴレス 搭乗機体:ラーゼフォン(ラーゼフォン)
パイロット状態:良好
機体状態:装甲に僅かなダメージ、EN 1/3ほど消費
現在位置:???
第1行動方針:マサキを追ってグランゾンごと抹殺する。
第2行動方針:ユーゼスを裏切るふりをして、ゲームを進行させる。
第3行動方針:参加者達の疑心暗鬼を煽り立て、殺し合いをさせる。ある程度直接的な行動もとる。
最終行動方針:ゲームを進行させる
備考:ユーゼスと通信を行い他の参加者の位置、状況などを把握しました。(三日目4:00時点)
首輪は持ち主の死後も位置が把握できるので、シロッコやマサキがサンプルを所持していることを知っています。
ユーゼスはラミアの裏切りのふりを黙認しています】
【木原マサキ 搭乗機体:グランゾン(スーパーロボット大戦OG)
機体状況:内部機器類、(レーダーやバリアなど)に加え通信機も異常。照準のズレ修正済み(精密射撃に僅かな支障)。右腕に損傷、左足の動きが悪い。EN半分ほど消費(徐々に回復中)
パイロット状態:疲労、睡眠不足 、一時的な興奮状態、胸部と左腕打撲 、右腕出血(操縦には支障なし)
現在位置:???
第一行動方針:どこかで休みたい。
第二行動方針:クォヴレーの記憶について考察。
第三行動方針:ユーゼスを欺きつつ、対抗手段を練る
最終行動方針:ユーゼスを殺す
備考:グランゾンのブラックボックスを解析(特異点についてはまだ把握していません)。
首輪を取り外しました。
首輪3つ保有。首輪100%解析済み。
白い機体の女がスパイであることを認識。ラミアの名前は知りません。
イサムとガルドの関係を知りません。クォヴレーの失われた記憶に興味を抱いています。
機体と首輪のGPS機能が念動力によって作動していると知りました】
【イキマ 搭乗機体:ウイングガスト(バンプレストオリジナル)
パイロット状況:強い決意。戦闘でのダメージあり、応急手当済み。マサキを警戒。
機体状況:装甲に中程度のダメージ、メインカメラ破損。コックピットの血は宗介のものです。
現在位置:???
第一行動方針:ラミアと共にマサキを追う。マサキよりラミアを見張ることを重視。
第二行動方針:トウマに代わり、クォヴレーを支える
第三行動方針:主催者打倒の為の仲間を探す
最終行動方針:仲間と共に主催者を打倒する】
備考:ディス・アストラナガン、ラミア・ラヴレスを特に警戒
ガイキングの持つ力(DG細胞)が空間操作と関係があると推測
ディス・アストラナガンがガイキングの力(DG細胞)と同種のものと推測
剣鉄也らの背後の力(デビルガンダム)が空間操作装置と関係があると推測
空間操作装置の存在を認識。D−3、E−7の地下に設置されていると推測
C−4、C−7の地下通路、及び蒼い渦を認識。空間操作装置と関係があると推測
ラミア・ラヴレスがジョーカーであることを認識
*D−6に直径5kmほどのクレーターあり、地下の施設が露出しています
*爆発の様子が周囲の参加者に知られた可能性があります
*ラミア、イキマ、マサキは空間の裂け目に飲み込まれました。
このフィールド内に限らず、ヘルモーズや地下施設の何処かにワープする可能性もあります
【三日目 7:30】
これは……もう感想つけても大丈夫なのかな?
投下GJ!
戦闘がすげえ格好良い。グランゾンもラーゼフォンも全力全開で、良い意味で厨バトル。
しかしここでグランゾンを脱出フラグに絡めてくるとは……
この三人の行く末の鍵は、イキマが握っているんじゃないかと考えるのは俺だけじゃないはず。
GJ!
これでコーヒーが適切な行動をすれば一気に脱出できそうだな
脱出フラグがこんな所で来るとは!
ここの書き手さんは良い意味で予想を裏切ってくれるなあ
イキマ、生き残ってくれよ
投下&支援GJ!
そろそろイキマ死ぬんじゃないかとドキドキしながら読んでたぜ!
つーかなし崩し的に戦ってていいのか?
さっきまでの決意はどうした?
そんなイキマをミスター脳筋と呼びたいw
あとラミアに少しだけ本物の反逆フラグか?
この3人、それぞれ絶妙な場所とタイミングで出てきそうな感じで楽しみだ
すげぇ……
きたな、グランゾンとラーゼフォン!
戦闘が最高に熱い
これから次第で一気に脱出も十分にありえるな
超乙!!
ヤバスwww糞おもしれーwww
ここまでwktkさせられたのは久しぶりだぜ。
だがその分次の書き手が難しそうwww
書き手さん頑張れ!!
皆さん感想レスどうもです。
代理投下してくれた
>>742さん、ありがとうございました。
あと、グランゾンの状態表に
『グラビトロンカノン残弾1/2』
を入れるのを忘れてました。まとめに収録次第、直したいと思います。
>>748 GJ
しかし待てよ、次元の穴に吸い込まれたって事は
突然次元の彼方からグランゾン、ゼフォン、超闘士が戻ると共に
ゲ ッ タ ー ビ ー ム が飛んで来る可能性もあるわけだな
>>749 (; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!? (`・д´・ ;)
……これはまさか、新旧ゲッターチームオールスターズが応援に来たぜフラグ!?
>>749 ネオグランゾンとグルンガスト改に進化してそうだな
>>715 中の人もゲッター線の影響を受けてしまって石川賢風の容貌と思考回路を持った
シロッコ・ラミア・イキマに……
>>749 ソウスキーが生きていて竜馬に会ってれば
「リョゥオマァァァァァ!!!!!!」
が出来たのに!
>>752 シロッコじゃなくて冥王な
しかし石川風になっても冥王は性格が、イキマは外見が
あまり違和感なさそうな希ガス
>>748 wikiの方に作品収録しました。
グラビトロンカノンについてはこちらの方で勝手に追加させていただきました。
収録の際にwikiの仕様の都合上、
>>741の「*」を「※」に変更。
それとレスの間の空白行を多少弄ったので、気になるところがあれば◆uiAEn7XS/. さんの方で編集お願いします。
もしかして、すっごい今更だけど……wikiの方に地図うpされてない?
それとも俺のPCで表示されないだけ?
うちも見えないかな。
とはいえ、既に現在地把握が簡単なほど残り人数減ってるからなぁ。
まとめの人、現在位置乙です!
おや?イキマの様子が…
おめでとう!イキマは壱鬼馬に進化した!
ニコ動に鋼鉄ジーグのTVシリーズがうpされていたので
この機会にと見てみた…
見てみた……
……
ちょーwイキマ図体でかすぎーww
ノルス・レイのシートに座れない疑惑浮上!
イキマ愛されすぎだなw
ところでもうそろそろ完結を考えても良い頃だけど……
現在246話なんだよな。きりよく250話で終われないだろうかw
座ったら幼児椅子に座ったときみたいに抜け出せなくなるから、きっとずっと中腰だったんだよ
どんだけデカイか知らないけど
身長2m、体重160kgが公式設定だった希ガス
>>763 公式設定だとおとなしめのサイズなのか
アニメじゃ3mぐらいあってもおかしくなかったw
>>761 さすがにあと6話で収拾つけるは無理なんじゃ…
ここまできて駆け足になるより、
話数は気にせず1人1人を急がずじっくり描いて欲しい
何より、俺…年明けになったら支援MAD(試作)制作に着手するんだ…
>>761 あと6話で終わらせようとしたら最後はこんな展開か
イキマ「オレはようやく登りはじめたばかりだからな。
このはてしなく遠い男坂をよ・・・」
未完
>>765 ゲッター線がなんかする可能性を考えると打ち切りエンドは洒落にならんな
ゲッター線を持ってくればどんな話の途中でも1話で終わらせられるな
ユ「おお、これぞゲッター!」
「ゲッターだ!ゲッターがやってくれたぞぉ!!」
「「「「「ゲッターの力を信じるんだ!!」」」」」
〜〜ゲッター線が残り四話でやってくれました〜〜完。
むしろあの三人がゲッターに乗って帰ってくるんだよ
冥王がゲッター1、ラミアがゲッター2、イキマがゲッター3で
おまえらゲッター大好きだな
ゲッターもイキマも好きだぜー
つーか、あらためて思うんだが身長2mで体重160kgってどんな比重だよ
もしや岩石か?岩石でできてるのかイキマ?
身長が比較的近いところで190cm+75kgのイングラムがいるが、凄い差だな
こいつはこいつで自分の臓器売ったのか?ってぐらい軽いとか
何処かで言われてたような記憶があるが
※このイキマは高密度に圧縮されております※
これぐらいの比重なら力士に普通にいると思うぞ
イングラムはあれだ、胴も腸も短いんだ物凄く。
イキマは…肉じゃなくハニワで出来てるんじゃね?
イングラムもイキマも人間じゃないから
シュウは現実にいたら骨と皮だけの体型だ、ってのは身長と体重の話題になると良く聞く話だな。
イキマについてはヒミカの魔力で鉱物生命体のような存在になっていると言われても驚かん。
そろそろ久保とコーヒー書いてた人にきて欲しいところだ。9割出来てるって言ってたし。
代わりに書こうにも、正直あそこ書ける気がしない。
>>776 実際岩になってる部分残したまま不完全に復活したんじゃなかったっけあの3幹部
ミマシが240cm650kgでアマソは260p700kgだぞ
しかし何故イキマがこんないいキャラになったんだろうなw
悪役のイキマのままだったら、とっくの昔に死んでただろう
最初にアルマナによって毒気抜かれたのが大きかったな。
しかも、その次に合流したのがツンデレキラーことジョシュアだしなぁ……
ほ
し
い
ぜ
あ
ら
そ
い
欲しいぜ争い
なんというカオスを望むロワの戦士。
今、三人の転移先が二次スパという壮絶なクロスオーバーが頭に浮かんだ
それもそれでありなんじゃないかと思ってしまった俺ダルシム
二次スパからユーゼス引っ張ってこいと申したか
……ユーゼスがいるG-6基地にブラックゲッターがあって、更に竜馬が向かってるから出来ないこともないのがw
そういえば元祖竜馬も次元の狭間みたいなところにいるしなw
つまり、竜馬×2&ユーゼスが真ゲッターに乗ってくると…両方のロワ住人から顰蹙モンだなこりゃw
元祖竜馬とチェンゲ竜馬でどっちがゲッター1操縦するかもめそうだw
ユーゼスはゲッター2が似合ってるから、負けたほうはゲッター3の操縦だな
2次のユーゼスの未来がこっちのユーゼスっていうネタを妄想したことがある
クォヴレー、トウマ、イキマでスパロワ版ゲッターチェンジアタックなんてネタが昔あったっけ。
邪魔大王国おろし→Z.O.トマホーク→神雷ドリルハリケーン。
>>799 そのネタは今でも大好きだw
支援も兼ねて過去スレのそういう小ネタを収拾したいが
頼りだった29chももうなくてな…(´・ω・`)
ラミアをアルフィミィんとこに転移させて即、送り返されるくらいならOKじゃね?
……と考えて出典がOGでなくAだということに気付き、はい駄目ポ。絡める意味がねえ。
月1ペースで作品が投下されたとしても
後1年はかかりそうだな…。
ここまできて書き手様の不足に嘆くことになるとは…。
ロワ衰退期と呼ばれる今こそ有終の美を飾りたいものだ
>>802 おおサンキュ
あんまり時間取れないが、なんとかサルベージしてみる
しかしdatファイル漁るなら専ブラ導入ぐらいの投資は
した方がいいのだろうか、悩む
すいません、以前久保組ヴィンデル組予約してたんですが
結局あれから未だにパソコン起動してません
別のパソコン使って一から書き直してるんですけどリアルでの都合が付かず
このペースでは正直いつになるか……
このパートが動かない限り他も動かせなくなってきてる現状、
自分が停滞の原因の一端を担ってるわけで。本当に面目ない
この場を借りて謹んでお詫びします、ごめんなさい
そしてネタがある方、気にしないで予約して
>◆KX4nhL0NJs氏
気にすんなー
停滞は書き手さんが少ないのと、話がちょうど今後を左右しそうな
状況ばかりなせいで新規さんが手を出しにくいのが原因と思われ
俺的にはおまいさんの頭の中にあるものが見たいってのもあるが
動かないなら動かないでいくらでも保守して待つ覚悟はあるし
その間に良作が投下されるならそれでいい
忙しいだろうが、貴重な書き手さんということで
今後も意欲を失わずに書き続けてほしい
>>805 ドンマイ。でも今止まってるのはあんたのせいじゃなくて終盤で難しいからだと思うぜ。
だからこそあんたの作品を心待ちにしてる人間がここに。
頑張ってくれー
外伝が出るのが早いか、ここが完結する方が早いか…
俺コンパクト3やってないから外伝出た後でもいいかー、とか思っちゃうんだよね
まあ、どうせ発売延期だろ
どうだろ?
OGSが発売延びまくったせいで発売して間もない時期に外伝情報出たし
実はもう7割がたできてるんじゃね?
久しぶりにキャラ語り再開するか
というわけで次は司馬遷次郎先生だ!
先生はフォッカーとの絡みが良かったなー
首輪解析スキル持ちってのも大きいと思うがフォッカーとの信頼関係が彼を終盤まで生き残らせたのだと思ってる
死んだ後もすっげー活躍するしw
ロワ内でジーグパーツを制作するとか期待していた
それはそれで見てみたい
本人の戦闘能力も機体性能もそんなに高くないから
ユーゼスも首輪解除要員とか、技術系担当のつもりで召還したんだろうな
>>812 原作での横暴さが嘘のような慕われっぷりだったな
なんだかんだ言って人望があるんだろうか
宙死亡時には息子への罪悪感も描写されてたし
むしろG−6基地に放置されてた武器や予備パーツの中に思いっきりジーグパーツがあるってのを想像してた
今にしてみれば宙の死は惜しかったなぁ
生身でも戦力になるし、後半戦の主戦力としても、またイキマとの絡みでも大活躍できたかもしれん
最悪エステあたりの頭とスゲ替えて動かせば
それなんてZザク?
第二次見ていて妄想していたんだが、
Jアークみたいなパイロットとサポート用AIの両者がいないと動かない機体を用意しておいて
ジークがその機体を入手
↓
しかしサポートAIが何らかの理由で破壊されてしまう
↓
ファーザーがサポートAI代わりに機体に組み込まれる
最後は自壊覚悟で必殺技を繰り出してマーダーと相打ち、なんて展開も悪くはなかったかも。
遷次郎「私達の……勝ちだっ……!」(必殺技のエネルギーに耐え切れず回路が焼き切れて死亡扱い)
ジーク「親父、見てくれぇぇっっ!!」(マーダーを必殺技で倒すが機体が壊れて死亡)
>>818 そういう燃え展も見たかったな
つーかいつの間にか話題が宙に移行してるw
次ちょうど宙だったしこのまま話しちゃっていいかな
とりあえずアムロにぶっ殺されたときは笑ってしまったw
なんというか、状況に流されたままで死んじまったよな・・・。
声ネタで
アムロを知ってるキャラに勘違いされるor勘違いさせて利用する
みたいな展開もあったのかもしれんね
ギレンはアムロの声知らないか…残念
しかしレーサーの技能を活かせたのか、ロボットの操縦もこなしてたのは驚き
誰かそろそろジャック・キングについて語ってやれ。
そういえば何でマーダーになったんだっけ?
ジャック「…すいまセーン… ミー、ウソついてまーした…
日本食とか ヘドが出るほど嫌いデース…
ミーの国ではみんな… ハンバーガーとバーベキューしか食べませーん…
浴衣… こんなスカスカした布キレいりまセーン…
ミーの国では夜寝る時は… 裸にGパンって決まってマース…
この魚と野菜だらけの料理も気が滅入りマース… ゲッター線と共存? クソくらえでーす…
ミーの国ではホームランが打ちたかったら薬物とコルクバット使いマース
あ! あとそこのユー!! ひとつだけ推理まちがってマース!!
ナイフで脅したとか言ってましたね… そんな野蛮な道具使いまセーン その代わり
ミーの国ではみんな… 枕元にコイツ(銃)が無いと… 安眠できまセーン…
でも日本のコトワザでひとつだけ好きなのありマース…
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
あのレディはもちろんユーらも… ミーの前ではホトトギスでーす…」
まあなんでっつーと・・・ノリだろうな。
そして次はシュウか……
あっさり死んだなー。まあ冥王にケンカ売ったのが運の尽きか。
ところで、かなり後になって
シュウ、ボン太くんスーツ支給される
→着て行動を起こすも、いきなり戦闘に巻き込まれピンチ!
→ミオかプレシア、知り合いに助けられる。スーツ着てるのでシュウだと気付かれない
→スーツを脱ごうと思ったが、戦闘の衝撃でチャックが故障、完全に脱げなくなってることに気付く
→ていうか着ぐるみの手では筆談も細かい作業もできません。無論ボイスチェンジゃーで言葉は通じません
→以後、永久にボン太くんとして行動せざるをえなくなるシュウ
厨設定も天才頭脳も完全に無意味と化すシュウ涙目www
という酷いシュウいじめを思いついた
予約来ないなぁ
wikiのネタバレ名簿見てて思ったんだけど最終的な生存率ってやっぱ無茶のきくスーパー系に乗ってたほうが高いんだな
でも序盤から強機体が支給されてるキャラって逆に死亡率高いよな
で、機体は人手に渡る場合が多い
強機体に乗って生存したのってめいおー☆様と空気のフォルカくらいか
久保もある意味ずっと強機体だったんだがな
ところでフォルカってマイ以外に誰か会ったっけ?
エスカフローネって強機体だったのか
生存者だったら一方的にだけどDGに取り込まれた状態のミオを見てるはず
後、亡くなったけどアクセルが戦ったはず
交戦はしてないがマシュマーとも一瞬だけ遭遇してる
こうして見ると、ミオ&ヴィンデル組に繋がる縁になってるな
ディストラを危険視してたな
……うわぁ、ここに来て新たな火種の予感……
ラミア、冥王、イキマ予約します。
おおっ後半戦キター!!
>>836 フォルカの人物眼は割と当てになりそうだからミオは大丈夫じゃね?
不穏なのはむしろ久保のような
>>837 後半も期待してる!
俺も頑張って保守するよ
>>837 きたー!!!
今からwktkして待ってます。
>>837 wktkしながら保守できるこの喜び!
保守
ほ
も
さ
ぴ
ざ
は
っ
と
の
て
ば
さ
ええい、保守するならせめてキャラ語りを……
って次は助手か。イキマ善人化フラグを成立させた男。
Dで繋がりのあった鉄也にガンダムごと拉致られた時には
何か因縁がつくかと思ったが、結局何もなかったな。
>>844ー855
ホモさ。ピザハットの手羽さ(ry
相変わらずカオスな保守だな。
助手はやっぱりああいうタイプのキャラと絡むと良いなあ
一色と絡んでたらまた違ったんだろうな
流石はスパロボ界きってのツンデレキラーと言わしめた男でありました。
2次では早期退場だったけど、やるべきことはきっちりやってる辺り流石としか。
「それぞれの仲間と絆と事情」の一節には唸らされた。
ちなみに、ジョシュアがサイサリスに乗ってたのは
「ブライト艦長核ミサイル最強伝説」「後継機がデンドロっぽい」
って原作を踏まえると意味深な希ガス。
すいません、予約延長させてください。
気にすんな頑張れー!
書き手も後がつかえてるわけじゃないし、
もう予約期限2週間にしないか?
>>860 難しい局面なんで書き手さんが納得いくまで待ちますよ
頑張ってください
>>861 んー基本の期限をあんまり長くするのは反対だな
延長は申し出があれば確実に受け入れられるだろうし、今のまま一週間でいいんじゃない?
中間報告です。
現在、私的トラブルによりPCが全くつかえない状態になっており、ネkフェでノートに書いたプロットを数時間かけてまとめて打ち込むという作業が必要です…。
そのためまとめて時間が取れる次の休み、日曜日の夜から月曜の未明にかけての投下になります。
時間的に支援がもらえなさそうなので、規制をくらったら避難所に投下しておきますので宜しくお願いします。
万が一、間に合わなかった場合は破棄…ということで。いや、絶対間に合わせるつもりですが。
重ね重ねすいません。
支援するよ〜
>>863 もし纏めて時間が取れないようなら、避難所にちょこちょこと投下するって形を取ってもいいと思いますよ。
期待してますが、決して無理はしないで下さいね。
ていうか避難所めちゃめちゃ重いんだけど俺だけ?
俺はめちゃめちゃってほどじゃなくちょっと重いぐらいだった
ここらでひとつ死亡キャラ図鑑でも投下してみようかー
ィ / 7"´'´ ´ `ー'ー'´ ̄` ヽ、
/ / / \
/ l l / ヽ
1 ヽ l / i
ヽヽ.,,r' i | r( _,,,_ }
_7' ヽ lヽ ヽヽ ,.ィr- ヽ !'
l´ ィ,.=‐` ー`ー '"´  ̄`ヾ ヾ
! f ! ヽ
1 l _ { } !
ヽーr ! _ ヽ_ _,_ィ_ l ,イ
ヽ7 l -‐_''o_ゝ r'ヽ┴'‐` }ヽ-、_ノl ヤザン・ゲーブル
ゝ-! | ヽ !r l / 愛称 股間わしづかみ王(男専門)
l -l、ヽ r'_ ヽ r' ,l、l !' 声優 ピエロこわい
! ヽl ! __, |ン イ-,
ヽ ! rー'´― '"´ l/ /
`!ヽ ー― '' ,ィ ノ 7
ヽ ヽ / !- 'ノ
ヽl\ / r' !/
! ヽー― '´ ノ ,.!、
l'ゝ、_ `' __,.. -‐_,ニ- l
ノ- 、 7'',´ r ''"´,.-‐i二!
ヾ--/././ ヽ'、 ヾ‐≡ン'ヽ
登場作品<機動戦士Ζガンダム>
「駆け抜ける武人」から登場。龍王機を支給された彼は、当然のごとくゲームに乗った。
早速バランに仕掛けるも、初戦からまさかの返り討ち。機体の自己修復を待つことに。
一度目の放送後、クルーゼのディス・アストラナガンと戦闘、機体の性能差を
物ともせず圧倒するが、あと一歩のところを逃げられてしまう。
続いてハチローとハマーンを急襲し、殺害。「戦闘マシーン」では鉄也・ボスと遭遇、
初めての死闘に喜びつつもボスを殺害。順調に撃墜数を増やしていく。
さらにジョシュア・リュウセイとも戦闘を行うが、核をちらつかせたジョシュアの前に撤退。
二度目の放送ではバランの死を知り、更なる戦いの予感に心躍らせる。
「終わらないレクイエム」では宗介・ウルベと戦闘。ウルベのGFとしての異常な身体能力に
面食らいつつも、咄嗟の機転と悪運によりこれを制する。この戦闘で龍王機は大破。
ウルベの乗っていたグルンガストに乗り換えた。
しかしそれも束の間、「死力戦場」にてヒイロとイサムの連係プレーの前に敗れ、捕虜の身となる。
二人に連れられるまま、舞台はG-6基地へと移る。首輪解析を試みる対主催メンバーが集結する中、
ヤザンはメンバーから危険視され、「反乱軍」にて足を折られ悲鳴を上げるハメに。
一時そのまま忘れられかけるも、その後の大混乱に乗じてフォッカーをおびき出し殺害、
アルテリオンを入手。そして本性を現したマサキと共にイサムを殺害する。
以後マサキと行動を共にすることになるが、「ツキヨニサラバ」において、
先走った彼は基地に現れた東方不敗・ガルドを相手に戦闘を仕掛ける。
東方不敗の零影の撃墜に成功するも、生身の東方不敗の放つ電影弾の前に散った。
序盤こそ出遅れたものの、大方の期待通り正統派マーダーとして活躍してくれた。
だが、どれだけ実力や悪運があってもどうにもならない理不尽な存在があるようで……
原作のカミーユにやられた時といい、実はある意味不憫なキャラかもしれない。
でもGFの身体能力はウルベで一度確認しているのだから、こうなる可能性を予測できても……
……いや無理か。うん、絶対無理。
久々の図鑑乙!
まとめwikiも更新乙!
っつーか伝説のトウマ死亡没バージョン収録されてるーwww
今読んでもやっぱりドキドキするなこれ
>>863 まあどのみち平日は無理だろうし、気長に待とうぜ?
トウマは通常の死に様がかっこよかったな
最初にワルキューレが支給された割には結構恵まれてるよね、彼
序盤で強機体に乗ってるキャラが逆に死亡率高いのと同じで
ハズレ機体も行くとこまで行くと逆においしいという例だな
ただし、イコール活躍という意味ではないが
>>876 せっかくなので、生き残ってる方々の支給機体を挙げてみた
イキマ:ノルス・レイ
ヴィンデル:ジャスティスガンダム
木原マサキ:強化型レイズナー
クォヴレー:ブライサンダー(ブライスター、ブライガー)
シロッコ:ダンガイオー
フォルカ:エスカフローネ
マイ:R−1
ミオ:ボスボロット
ラミア:ラーゼフォン
ユーゼス;未定
こうして見ると、久保とフォルカとラミア(注:途中参加)以外は全員乗り換えてるんだな……
最初に乗ってた機体を忘れられてる人もいる気がする。
マイも一応R-1から乗り換えてないぞ
コクピット以外壊れてるが
ノルスはビッゴーの、ジャスティスはスクランダーの餌になったな
そしてボロットはデビルガンダムに……
凄まじい展開だな、改めて思うが
忘れられてるのはダンガイオーか……死んだフリくらいしか印象ないw
シロッコ、グランゾンに乗り換えてから急激にネタキャラ化を始めたからw
ほ
む
ー
ー
ら
ん
ば
ー
ど
ね
る
ね
る
ね
る
ね
は
前回破棄しといて今さら顔向けできる立場でもないんですが
なんとかようやく時間取れたので再度予約します。
クォヴレー、シロッコ、ヴィンデル、ミオ予約。
日曜日の夜には投下できる……と思う。多分。
まだかね
まあ、本来期限は一週間なんだし気長に待とうや
uiAEn7XS/.さんの方は携帯からでも良いから報告欲しいけど
日曜の…夜?
uiAEn7XS・・・。
ウィアエ7XS・・・。
ウニャララセブンXS・・・。
ウルトラセブンX!?くそ、そういう事かユーゼスめ!
こんばんは。それも私だ。ではなく。仕事帰りのネカフェより。
休 み が 潰 れ ま し た
予約を破棄します。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
時間ができたら没スレにでも投下するかもしれません。予約は好きにしていただいて結構です。
>>904 あまり気に病むな
予約が長期間入らないようだったらまた再予約も待ってるよ
なんていうか・・・忙しいから仕方ないってのはわかるんだけど
忙しくて破棄するくらいなら、ある程度できてから予約して欲しいな。
期待すればするほど破棄だったときにがっくりくる
いやほんと、申し訳ないです。日曜と言っといてこのざまで、情けない限りであります。
とりあえず、避難所の投下スレに投下します。
すいません、一旦ここで切ります。続きは明日あたりに投下できるかと……
ていうか既にこの段階でやりすぎ長すぎ伏線回収に不安ありの超展開と化している罠。
よければ厳しい目で見てほしいところ。
>>908 おk。面白かった。
っていうか近日中に投下できるなら待ってるよ。
大作なだけにもったいない。
投下無理なら今の部分で状態表つけて区切ってもいいし…。
それにしてもシロッコに死亡フラグが経ったな…。
大好きなキャラだけに心配だ。
>>908 面白かった
後編楽しみにしてるよ!
クォヴレーが泥沼的に危うくなってるな
あと便宜的にが便座的になってないか?
>>908 投下GJ!
読み進めていくうちにどんどん話に引き込まれちまった。
続きにwktkっす。自分が読んだ限りでは大丈夫だと思います。
というかここで止められたら逆に続きが書けなさそうw
>>908 GJ!そうだよなあ、あの二機を見て神か悪魔かと言われたら悪魔だと思うよなあ
>>908 乙。何と言う盛大な誤解wwwwwwww
急げ、フォルカ! エルマなら止められるかもしれん!
>>908 期待通りの展開でよかったGJ!
誤解フラグもきっちり拾ってくれたな
ただあの状況でシロッコが攻撃するメリットはあるんだろうか?
後半でフォローがあるなら問題はないが
何にせよ続き楽しみにしてるぜ
>>913 一瞬、フォルカが秘孔を突いて記憶を戻すのかとオモタw
これはwktkがとまらない、もうここからは誰が落ちるかのチキンレースだからなーw
もうドッキドキw
フォルカ、ラミア、イキマ、ユーゼス、マサキ、マイ予約します……がいつ投下できるかは分かりません
1週間で仕上げるつもりですが、1週間たっても音沙汰ないなら破棄と思ってください
あ、スイマセンマイはせないんで、マイだけ取り消します
プロット再確認したらちょっと出せないみたいなので
>>908 投下乙!
ここで切られるとすげえ心臓に悪いw
続きwktkしながら待ってます
教官!ピンチの時の教官タスケテー!
>>917 予約キター!
人数多くて大変だろうけど頑張ってください
919 :
それも名無しだ:2007/11/02(金) 03:49:01 ID:XNhURqPj
マイが無理だと?
すいません、でるけど多分、気絶状態のままだと思うという意味です
あと、カイザードビシって言って皆さん何かパッと分かりますか?
根源破滅なんとか?
>>920 予約ktkr。物凄く期待。
あと、気絶してるだけだとしても、一応予約はしておくべきかと。
避難所に後半投下します
投下終了。
なんていうか、今まで本当にすいませんでした。
クォヴレーが堕ちきったか…
イキマ、説得出来るのはお前しかいない!
そしてヴィンちゃんの壮絶な死に様…
面白かったし、GJでした!
シロッコw
>>924 長いこと乙カレー!
コーヒーたくましいなwww
ヴィンちゃんにも泣いた
ミオが冥王生存に気づいてないのは危険か?
あと、
久保の
すごい
ゼオラっぷり
この先、記憶が戻ってもキャパ的に限界だろうな
元々ユーゼスとイングラムの記憶も持ってるから
下手すると余計に混乱→人格あぼんしそうだ
個人的に久保がらみのつなぎでユーゼス(出撃フラグ)を少し書きたいんだが
年末近くまで仕事ギチギチって状態なんだよなあ…
ヴィンちゃん……あんた、漢だったよ……
>>926 ユーゼスの記憶なんて持ってたっけ?
いや、それでも教官なら・・・教官ならきっとなんとかしてくれる・・・!
なんかクォヴレーもやばいがそれにも増してシロッコがやばく見える。
一人だけ弱機体な上、もう誰にも信用されないだろw
>>924 GJ!
マジンカイザーが結局どの仕様なのか気になるんだが
α仕様ならカイザーブレードからショルダースライサーに修正かな
疑問点
・カイザースクランダーは取れたのか?粉々になったのか?
・ブライソードには劣化してるとはいえ超合金ニューZαをあんなにスパスパ斬るほど切れ味が本当にあるのか?
それを言うならブライガーだってカーフミサイルくらいじゃ(ry
まあ激しい戦闘ばかりだったし、不自然ってほどでもなくね?
>>924 実にGJ!ミオのヒロイン補正が凄いw
最後まで漢だったヴィンちゃんと惨めに堕ちまくる久保が対照的だ
そしてシロッコwここにきて死んだ振りネタ再来かwww
>>929 α外伝からカイザーブレードになったんじゃなかったっけ?
でも台詞は「カイザーソード二刀流だ!」・・・いい加減だw
超合金ニューZαは・・・原作じゃZやグレートは結構各部位破壊されてたし、壊れやすくても気にならんかった
ところで次スレどうする?
今回の話は結構長かったから残り70レス分ではちと厳しいかも
予約も入ってるし
マジンカイザーがついに……!これはパワーバランスがひっくり返るか?
超乙、マジで超GJ!
あたらしく建てたほうが無難かも知れんね、とりあえずテンプレはうぃきのほうも入れておいてくれ
下手に長くなったら支援込みで70なんてあっという間だしな
まぁ、一応書き手さんができる前に立てると保守も面倒だし、
>>920さんがだいたいできましたよー
っていったら立てるとか
ヴィンちゃん……あんた格好良すぎるよ!
超乙です! 久保がダークサイドに堕ちきったか……
まだイキマという良心がいるが、真っ当な対主催には戻れないだろうな。
>>920さんにも期待せざるを得ない。俺はカイザードビシって言われても何が何だか分からないけどw
>>933 ウルトラマンガイアに登場する怪獣で空が3カイザードビシが7な勢いで地球を覆った
スパロボであんなに大量発生するものとなると……
ヴィンちゃん・・ハロと戯れてた頃のあんたがこんな熱くなると
誰が予想できたであろう・・・合掌
久保はこの件をきっかけにしてユの字を巻き込んでの相打ちフラグに・・
残るオリジナル主人公クラスはフォルカとラミアか
OG外伝でもメイン張るフォルカに期待したいが・・・
>>932 賛成
投下までに感想&今後の期待&雑談etcで70レス埋められればそれでよし
>>926 イングラムがSHOユーゼスの記憶を持ってたから
サルファでの融合時にまとめて受け継いでると推測
というか久保は推測で書かなきゃならない部分が多いのがネックだな…
近況報告。7割がた書きあがりました(推敲などもするので、多分日曜日か月曜日に投下はなると思いますが)
えっと、現段階で36kとかありますw
40kは余裕でこえてしまうんで、新スレ立てるのお願いできませんでしょうか?
>>936 クォヴレーってイングラムの記憶まで受け継いでたっけ?
イングラムの人格(魂?)が憑依したんであって記憶までは持ってないと思うんだが。
最終的にはクォヴレーの自我が確立したから役目を任せんだし。
記憶ではなく知識をある程度受け継いで、自分の意思で番人の使命を果たす事を選んだんじゃないか?
940 :
それも名無しだ:2007/11/04(日) 12:44:02 ID:8AhfjpPQ
>>932 今日の五時から投下しますので、支援などをお願いします
941 :
それも名無しだ:2007/11/04(日) 12:49:03 ID:8AhfjpPQ
……あとすいません、できれば何ですが、行数の限界も教えていただけないでしょうか
>>941 ロボゲ板は60行ですよー
自分の経験からですが、一レスに55〜60行くらいなら40KBでも20レスくらいで普通に足りると思います。
新スレ立てるかどうか微妙な容量?
すいません、あと5分だけ待ってくださいorzちょっと誤字が見つかって、そこの前後修正しているので
それでは、投下いきます
「反応値B-、念動フィールドの収束率をA+に設定……CPSの稼動状況はどうなっている?」
ユーゼスの言葉に合わせて、4,5個のウィンドウが現れ、現在の状況を表示していく。
ユーゼスはそれを見て、仮面の下で顔を歪ませた。
それらの推移値は……ユーゼスからすればあまり芳しくないものだったのだ。
負の心は加速的に集まっている。人数こそ減ったものの、この12時間の膨大な死者の心は水準値を越えていた。
しかし、ゼストに宿すための、『魂』がまったく足りていない。
あの、マシュマーの一撃。
それは、ユーゼスにとって最悪のケースを導いたと言ってもいい。
ゼストに込める負の心は集まっているが、肝心の肉体が完成していないのだ。
事前に、多元世界を巡りこのヘルモーズのズフィルードクリスタルを打ち込むことで、
様々な文明の超技術を記憶させた素体のズフィルードを用意してある。
肉体も、異相空間で安定を取り戻しつつある。
奇しくも、オルトスではないとはいえベターマンを取り込んだことで肉体はDG細胞の再生が促進され、持ち直したのだ。
不幸中の幸い、というものだろう。早期に素体ズフィルードを組み込み、欠損を補っているのも大きい。
クロス・パラダイムゲート・システムを筆頭に、
ズフィルードクリスタル、マシンセル、ターミナス・エネルギー、時流エンジン、NXガイスト、ラムダ・ドライバ、
ベターマン、ダイダルゲート、次元連結システム、超重力エネルギー装置、ゲッター線、DG細胞………………
上げていけばきりがない力の数々がクリスタルを通してゼストへ流れ込み、その肉体を完成させていく。
ここまで聞けば、普通は順調に完成に向かっていると思うだろう。
しかし、実際は違う。
ユーゼスはこれによりヘルモーズ最大の切り札であるズフィルードを失った。
さらにゼストも決定的な欠陥、『魂』の不足を抱えている。
いくら強靭で強壮で強烈な力を持った存在も、動くための意志を持たねば意味はない。それでは空っぽの人形だ。
最後には、自分自身を組み込み、意識を統率することにより、自らの意思で動かすつもりだ。
しかし、あまりにも膨れ上がった力は、一人の人間には荷が重過ぎるのだ。
強引に一人で力を管理しようとすれば、あっという間に崩壊してしまうだろう。
だからこそ、『魂』を集め群体となし、それらを統率することで負担を減らす。
それに、とユーゼスは内心付け加える。力は意志を持って当然、いや持たねばならない。
なぜなら、
意志のない力は、結局ウルトラマン達と何も変わりはしないではないか、と。
あの日、自分が言った言葉を、ふとユーゼスは思い出した。
「お前達のように正体を隠して他文明の危機を救うのではなく、当初から絶対者として宇宙に君臨する。
それが…超絶的な力を持った者の定めだ!!ウルトラマン、お前達は私や銀河連邦警察の宇宙刑事達に不可能なことを……
お前達はあっさりと成し遂げ、無力な人々に奇跡を見せる。その結果、人々に与える印象は何だ!?
私が汚れた大気を命をかけ浄化しようとも………宇宙刑事達が命をかけて犯罪者を捕まえようとも………
ウルトラマンの存在を知った人々が思うことは一つ!
『ウルトラマンがいれば何とかしてくれる』!!
それだけだ!そして自ら動くことを忘れる!意味もなく意思もなく人々を救うお前達は自分達より弱い立場にいる者を甘やかしているだけだ。
偽善者面で神を気取っているだけなのだ!お前達は弱者の自立を遅らせている!宇宙はお前達の存在など必要とはしていない!!
この宇宙に必要なものは…全てを支配する者!そう……因果律を調整する者なのだ!!」
あの時ほど饒舌になったことは……その前にもその後にもないだろう。
思えば、自分も若かった。あれほど深い絶望と見果てぬ羨望と燃え尽きるほどの熱望を抱いたことはあっただろうか。
ユーゼスは後ろを振り向き、一本の円筒の筒を眺めた。
あの時と、自分は違う。熱く流動していた心は冷え、確固たる意志をもって固まった。
そして、確実に神の座へ昇りつめつつある。円筒の中に入っているのは、……とある人間のクローンだ。
これも、あの時と同じ手順で作ったもの。しかし、これは絶対に自分を裏切らない。
………第2、第3のイングラムなど生み出さない。やつのような存在はもう必要ない。
背を向けていたウィンドウをちらりと見て、今の時刻を確認する。
現在の時刻は、7時38分。現状は大きな転換を見せていた。
消えた3人もあるが、何よりも大きいのは、マジンカイザーの大破、クォヴレーのディス・アストラナガンの拒否。
MAP上の光点や、大まかなデータによる予測ではあったが、判断は正確だった。
会場の現状は、ゼストの現状と真逆にユーゼスにとって最高の状態にある。
さしもの彼も、最悪グランゾン、ディス・アストラナガン、ブライガー、マジンカイザーに加えてフォルカ・アルバーグと
一騎当千の兵<ツワモノ>たち。
いくら調整の機体が終わったとはいえ、ジュデッカなどゼスト以外で彼ら全員をまとめて相手にしては、厳しい。
マイ・コバヤシというサイコドライバーになるかもしれない強念者もまだ生存している。
人数は減りつつあったが、反攻の中核は決して崩れていなかった。
しかし、この一件で、彼らの戦力の大きく減退した。
W17の正体が周知のものとなりつつあることは、もはやさしてマイナスにもならない。
ここまで泥沼化した今なら、勝手に潰しあうだろうし……あの人形は、最大の仇敵たるヤツの精神を落としめた。
もうこれだけで何にも勝る金星と言えただろう。
しかし、とユーゼスはここで思考を反転させた。
逆に今のW17の存在は、マイナスにしかならないのではないか?
意のままに動く戦力としては相変わらず優秀だが、その正体が知れた今、逆に相手が手を組むのを促進させてしまう可能性がある。
―――ユーゼスがスパイを使い、殺し合いを煽っている。ここは手を組むべきだ。
そう言い出す可能性は、もはや確定的なほど高い。
最大の敵である自分と、目の前に迫った脅威の前では、多少の不利益など吹き飛んでしまう。
それに、会場のカタがついても、ゼストが生み出せないのでは意味がない。
またもう一度この儀式を開くには、エネルギーが足りなすぎる。貯めるには果たして何度因果を巡ればいいか見当がつかない。
―――結局、大なり小なり遅かり早かり自ら手を加える必要はあるか。
会場を操作し、狭めて魂を集めた所をゲートで強制的に回収する?
――あまり良い手とは言えない。空間操作はダイダルゲートが行っている。
下手に操作して負荷がかかりすぎ、破損してはそれこそ水の泡だ。
どこに散ったか観測し、各個捕獲?
――これは手間がかかりすぎるし、それほど何度もゲートを起動するエネルギーがあるとは思えない。
ユーゼスは会場を眺め、頭を巡らす。
フォルカ・アルバーグ達を示す2つの光点は、E-4を今現在南下している。
あまり移動速度が速くないのは、E-4の惨状と変化を見て、何か調べでもしているせいなのか。
クォヴレーは、あの転移が起こった戦場周辺をうろうろしている。まあ、当然の行動だ。
シロッコは、一人明後日の方向へ移動している。この男の行動は毎回そんなものだ。捨て置いていいだろう。
さて、どこに何があってどう魂がたまっておりどうすればいいか?
仮面のこめかみにあたる場所をコツコツとユーゼスがたたいた。
<アラート!>
突然ウィンドウがポップアップされ、黄と黒の縞模様を背景に!マークが表示される。
「何事だ?」
慣れた手付きでキーを2,3度タッチ。警告の内容を表示させようとして―――気付いた。
目の前の液晶のMAP、E-4上の光点が5つに増えたことに。
ポン、と軽い音をたて、内容が映し出される。
<空間転移の出力が行われました。転移先の現状を確認しますか?>
その時だった。
ユーゼスが、最高で、同時に最大に危険な賭けを思いついたのは。
「それにしてもなんて有様だ………」
フォルカが目の前の荒野を見てつぶやいた。
目下すべてのものが、なくなっている。そっと、その荒野の中心にあったクレーターに竜が下りる。
まるで凹凸がなく、鏡の鏡面のように磨かれた地面。
まさか、一々その凹凸を削るような真似でできたものではないだろう。
フォルカは、その状態の原因に、大まかな当たりに付けた。
おそらくは、強烈な熱による地面の蒸発。それも、急激で、圧倒的な火力による。
「断面に、融解が見られます。……多分、その通りだと思います」
得る間も、科学的見地からその現象を解説しようとした。
「いや、いい」
フォルカはそれを手でさえぎる。
別に科学で説明せずとも、それが途方もない力がここで消費されたのは容易に予想がつく。
フォルカの頭に浮かぶのは、あの悪魔の姿。
エルマの話と合わせても……あの時の禍々しさにふさわしいまでのパワーを持った存在だったと確信できる。
……デビルガンダム。
あれは、明らかに、増殖、再生を行っていた。
それから9時間余りたった今、どれだけの力を持っているかは想像がつかない。
しかも、この現象があの悪魔によってもたらされたとして……何故ここでそのような力を発したかも謎だ。
「……くっ」
情報が、足りなさすぎた。
彼自身、動き回っていたが、接触した参加者はかなり少ない部類だ。
自分一人では、限界がある。結果として、ここまでそれを否応なしに感じていた。
生き残りは、もう一桁まで減っている。なのに、何も見えない。
歯噛みするが、何か変わるわけでもなく。
「ん……んん……リュ……ウ……」
コクピットのマイの声が、フォルカの耳に届く。
「起きたか……?」
フォルカがマイに――、といっても通信手段が貧弱なため、エルマに声を拾ってもらって
再通信をしているのだが――通信を通して話しかける。
「フォ……ルカ?」
完全に、意識が覚めたようではなかったが、確かに覚醒状態にはあるらしい。
フォルカは、わずかに思い悩んだような表情を見せた。
―――――この少女に、知らせるべきか。リュウセイという青年の死を。
いつかは、必ず教えねばならない現実だ。
しかし……親しい他者を失うということの痛みは、フォルカもよく知っている。
今の、弱々しいこの少女に伝えてもいいものか。今教えることは、彼女の心を壊しかねないのではないか。
エルマも似たような心情なのだろう、おしゃべり、というわけではないが、割と口を開くこのAIも黙っている。
ポツリと……マイがいった。
「リュウが……『後のことは頼んだ』と言っていた」
「何?」
ある意味、予想の外の一言。エルマと、フォルカが顔を見合わせる。
………彼女は、すでにリュウセイの死を知っている?
二人の疑問に対する答えのように、マイは続ける。
「『俺はここまでみたいだ』だから、『お前がユーゼスを、ぶっ飛ばしてやれ』って」
「起きて急で悪いが……そのユーゼスについて……教えてくれないか?」
マイは、うなずいた。フォルカを見る。
その眼には……親類縁者を失い弱った少女の心ではなく、強い戦士の心が映っていた。
………………
……………
………
……
「……というわけなんだ、ユーゼスが何を目標としてたかは……よくわからない」
腕を組み、マイの話を聞くフォルカと、目をピカピカと光らせるエルマ。
「話を聞いてたら……運命すら変える力を欲しがってるみたいですけど……」
「その力で、何をしたがっているか、だな」
フォルカは、ユーゼスの目的についてマイに聞いてもみたが、結局かんばしい答えは得られなかった。
分かったことは、バルマーでも謎の存在であり、素顔はだれも見たことがない。
どこから来たのかもわからないが、CPSというシステムで、運命すら変えようとしている……。
完全に、その果ての目的が見えない。
例えば世界征服も、その後の世界を自分の望むものにするために行うものだ。
あくまで、それ自体は手段ではあって目的ではない。
では……運命を変えることでユーゼスがやろうとしている目的とは?
「だが、逆にはっきりしたこともある」
フォルカは、腰を上げると、また竜の背に戻ろうとした。
「ええっなんですか?」
エルマの質問に、背を向けたままフォルカは答えた。
「ユーゼスは、ここでその『運命を変える力』を手に入れようとしている。
おそらく、この殺し合いも、デビルガンダムの存在も。そのための手段だろう」
そう言って、手綱を2,3度引く。竜が羽ばたき始める。
エルマもマイも、R−1のコクピットに戻っていく。
その時だった。
「……ッ!!」
真っ先に気付いたのは、フォルカ。
空を睨みつけ、急いでエスカフローネを人型の形態に変形させ、R−1のコクピットを守るように立つ。
空が、割れた。
冗談ではなく、突然空がひび割れ、中から3体の機動兵器が落ちてきたのだ。
「あれは……」
エルマが真っ先に口を開いた。
「あれです!あの天使みたいな白い機体です、確かにトウマさんたちの記録に写っていた……」
「ユーゼスの送り込んだ刺客か」
フォルカは即座にどう動いてもいいように、臨戦態勢をとる。
だが、エルマとマイの驚愕はこれでおさまらない。
「く……ここはどこだッ!? 現在位置の情報を再観測……」
木原マサキの声。
「この声も、記録にあった……木原マサキの声です!」
通信用のウィンドウに、その男の顔が表示される。なんと、首輪がない。
これにはさすがフォルカも驚く。
まさか、一気にこの戦い最大の邪悪であり、最大の情報を持つであろう存在が揃ったのだから。
「させん!」
最後の一機が、動き出そうとしたグランゾンに剣を振り上げる。
「え……今度はイキマさん!?」
3人目は、別れた反逆の牙組の一人。邪魔大王国幹部イキマの声。
「ちょっと待ってください、何があったんです一体!?」
完全に話が見えぬまま、当事者同士で話は進んでいく。
グランゾンは咄嗟に、一日一回しか使えぬネオ・ドライブを使ってグルンガストから距離をとった。
「チィッ!脳筋クズがッ!お前が戦う相手は俺ではなくそこのユーゼスの犬だろう!」
「黙れッ!仲間を殺したお前を放置してはいられん!」
天使が、フラフラと立ちあがりグルンガストの横に立つ。
「悪いが、木原マサキ……お前を放置はできん」
天使から聞こえてくるのは、よく通る女性の声。
「どうなっている……?」
フォルカは、両者の間で、拳を構えたまま固まっていた。
まず、木原マサキは、非常に危険な存在だ。
どうも首輪を解除しようとはしているが、他人を殺すこともいとわない存在。
次いで、確定ではないが、資格と思われる天使に乗る女。
ユーゼスのスパイとしたら、殺し合いを煽ろうとしているはず。
どちらの道、この女も危険だ。
最後に、イキマ。
彼は、あくまでエルマの仲間らしい。聞く限りの言動では、決して裏表のある存在とは思えない。
それらが、なぜこのような形で敵対しているか?
大まかな道筋が見えない以上、どこにどう加勢していいかがわからない。
どちらにしろ、危険人物に加担することになる。
確定的に危険な木原マサキと、信頼できるであろう仲間といる疑惑の女。
どちらかを不用意に打ち倒せば、この一桁まで減った大詰め、致命的になる。
落ち着け、状況を整理しろ。
大きく肩で呼吸し、乱れを整える。
「何してるんです、早くイキマさんを助けないと!」
エルマの声を、この時だけは意識の外に出す。
イキマが、何故マサキを攻撃するか?
―――――先ほど仲間を殺されたと言っていた。
女は、何故マサキを攻撃するのか?
―――――………
逆に返す。
マサキは、何故ユーゼスの刺客から攻撃を受けるのか?
――――ユーゼスにとって好ましくない存在だから。消したいから。
それは何故か?
―――――……
―――――首輪がないから。
女がユーゼスの刺客でないとすれば?
―――――同じく仲間を殺された故か。だが、いつ女はイキマと合流した?
待て。奴が刺客でないとすれば、エルマから聞く話におかしい所ができる。
エルマが嘘をついている可能性は?エルマこそが刺客ではないか?
―――――そうだとしたら、知りすぎるうえに、あまりにも多人数のことを話しすぎだ。
―――――袖を広げれば広がるほど、嘘はほどけやすい。
そうだ、マサキの先ほどの言葉。
『お前が戦う相手は俺ではなくそこのユーゼスの犬だろう』
意識を他人に向けさせるにしても、これはユーゼスが資格を送り込んでいるということを知らねば意味はない。
マサキが、エルマの仲間とまともに情報交換できるとは思えない。
つまり、別の角度から、奴も刺客の存在を嗅ぎ取ったということか。
さらにフォルカは思考する。
目の前では、まだ小競り合いに近いとはいえ戦いが始まりつつある。
「―――――みえたッ!」
フォルカが走り出した。
下手に、手間取っては話がこじれる。一意専心、狙うは一撃!
3人が戦う現場へ、走りこんで割って入る。3人が、同時に闖入者へ視線を向ける。
フッと、エスカフローネがぶれるように消える。
「とおぁ!」
「何―――――!」
その一撃は、まっすぐ、天使のもとへ。
ラーゼフォンが、慌てて飛び上がろうとする。
しかし、
―――――ズシィ!
グランゾンの重力結界が、ラーゼフォンから自由を奪う。
咄嗟にマサキは、フォルカの攻撃に重ねて見せた。
グルンガストが、それを解こうと、ファイナルビームを撃つ。
それが着弾する前に、ラーゼフォンを機神拳が打ち貫いた。
グランゾンの肩にファイナルビームが当たる。
重力結界が消える。それにより、ラーゼフォンが弧を描き舞い上がった後、落ちる。
―――フォルカが動き始めて、合計2秒間の攻防だった。
「待てッ!木原マサキ、話がしたい!」
「イキマさん、話を聞いてください!」
そして、二人が同時に口を開いた。
「ふん、そんなことは単純なことだ。この女の行動を予測しただけだ。
直接引き込もうとしてかたくなに拒否したのもある」
フォルカが、『何故この女が刺客と思ったか』を聞くと、つまらなさ気な声で言った。
「よくもぬけぬけと……!」
イキマが歯噛みする。
今にもマサキにとびかかっていきそうなのを、エルマがなだめ、フォルカはエスカフローネの手で制する。
あくまで、フォルカとエルマの提案で『一時的に』休戦しているだけだ。
女――ラミアは、フォルカが先ほどの一撃で気絶させた。
甘くはないかと問われたが、望んで人を殺す理由もない。
『内部に直接拳の振動を通した。昏倒してしばらく起きない』
と一応答えておいたので、どうにかこの場は成り立っている。
「こういった場所では、言った言わないは重要になる。ログもあるから聞くといい」
グランゾンから、録音テープが流れる。
「……聞こえているか、白い機体のパイロット」
「何の用だ。まさか今更、命乞いでもあるまい」
「俺を見逃がせ。ユーゼスを倒すのが目的なら他にやることがあるはずだ」
「……呆れた奴だな、ガルド・ゴア・ボーマンを殺したのはお前だろう」
「奴が俺を殺そうとしたから、正当防衛で反撃したまでだ。
……言っておくがこれは忠告だ。俺の敵はユーゼスのみ。
貴様らなんぞに関わっている暇は無いが、死にたいというなら容赦はせんぞ」
「貴様一人で何ができる。せいぜいが殺し合いに乗って勝ち残ることくらいではないのか」
「女、そこの奴やクォヴレーから聞いていないのか?首輪を外したのはこの俺だ。
そしてこの閉鎖空間からの脱出方法も、必ず見つけ出してみせる。
だが、問題はそこから……お前達はユーゼスと戦う際に必要な、貴重な駒だ。
死んでもらっては困るというのは事実なんだよ」
「そうか……お前は本気でそう考えているのだな……」
「そうだ。だから――――ッ!?」
ここで、大きな物音。
「女、貴様は何故、俺に襲い掛かってくるのか……ユーゼスを倒されたらまずいからか?
この殺し合いも佳境に入ってきた段階でその強力な機体、しかもほとんど無傷……。
そうか……貴様がユーゼスの犬かッ!ならば全て合点がいく!」
「…………ッッ!!」
「女、これが最後だ。死にたくなければ俺と一緒に来い」
「スパイの貴様を奴等と置いておくのもまずいのでな。
貴重な駒を減らされてはたまったものではない……。
それに俺も貴様に聞きたいことが山ほどある。残らず喋ってもらうぞ」
「……知らんな。私がスパイ?何の話だ」
「今更とぼけても無駄だ。だがもし貴様がそうでないというなら、どちらにしろここで死ね。
さっきの行動で貴様はユーゼスより俺を倒す事を優先した。利用価値の無いクズに用は無い」
「さあ答えろ!貴様も命が惜しいなら、イエスと言え!」
「……ノーだ。何故なら私は人形だからな」
「貴様……ならば死ぬしかないぞ!」
「ノーと言った!人形に死への恐れなど存在しない!」
………
すべての録音が流れきったあと、マサキがまた口を開く。
「と、いうわけだ、これで分かっただろう」
「……テープを改ざんしているかも知れんぞ?」
イキマの声に、マサキとエルマが否定の言葉を述べた。
「戦闘中、この短時間にか? 少しはものを考えてからしゃべったらどうだ、クズが」
「残念ですが、特に改ざんの跡はありません。おそらく……オリジナルのテープです」
「たしかに、そのようだ」
フォルカはうなずいた。
感づかれた時の域の乱れに加え、自己申告まで入っているこのテープは、決定的だった。
「次は、イキマの話を聞かせてほしい」
マイが言うと、今度はイキマが話し始めた。
あの後の、地獄の顛末を。こちらも、凄惨なものだった。
一体どれだけの血が流れたのか―――
「……そして、ガルドが殺された。それを追う形で、渦に巻き込まれて……」
「今に至るというわけか」
「あれは、正当防衛と言ったがな、聞こえなかったか?」
イキマの怒りの気配が膨れる。
「……あまり、煽るな。 ……俺も、似たようなものだ」
怒りをぐっと抑え、冷静に話を聞くことに努める。
なるほど、エルマの話と同じだ。ここで、エルマの言動が本当であることをフォルカは確認した。
……放送があってこの2時間で、一気に情報がそろっていた。
しかし、唯一そろわないのは、デビルガンダムの情報。あれが、今どうしているのか……
それが気掛かりだった。
「それで、どうする? もうこの女を生かしておく理由もあるまい」
マサキは、ラミアを指さして言った。
「……何か事情があるのかもしれん、起きたら彼女からも話を聞く」
フォルカが答えると、マサキは喉を鳴らした。
「自らを『人形』と言い切った女が……裏切るとは思えんがな。
それに、事情があったとして、どうする? お前に何ができる?」
言葉の端にあるのは、嘲り。
『お前に何ができる?』
そうマサキは言っていた。
「それでも、だ。 それに、『人形』では決して、ない。 Noと答えたあの、強い声は……
『人形』には無理だ。」
―――それに、無理だとしても救ってみせる。何としても。
口には出さない。
「く……うぅううううう……」
思ったよい話が長くなったのもあり、ラミアが眼を覚ました。
自分の失態に気付いたのか、飛び退くように機体を立ち上げる。
「よせッ!こちらに戦うつもりはない。 そちらの事情も分かっている。
何故ユーゼスにつく!? 事情を話してくれ」
フォルカは、咄嗟に戦闘態勢をとる3機に割って入る。
「……どうやら、すべて知ったようだな」
ラーゼフォンが、光の弓を構える。
「ああ、お前が、何故ユーゼスにつくのか、ということ以外は」
フォルカの言葉に、ラミアは冷たく言い放つ。
「私は、命令をこなすための人形だ。それ以上でも、それ以下でもない」
「それなら、木原マサキの提案をのみ、行動してもよかったはずだッ!
だが、あれほど頑なに拒否したのは、他でもない、自分の意思じゃないのか!」
「だから言ったろう? 無駄だとな」
木原マサキは、滑稽な喜劇を見るような眼で、ラミアとフォルカのやり取りを見ていた。
「あれは……あくまで自分の判断で行動しただけだ」
「それを『意志』というんだ!」
禅問答のような、やり取りだった。
ラミア態度は変わらないが……それでもフォルカは会話とはいえないような会話を続ける。
「ほう?」
マサキが、わずかに眉をあげた。
ラミアが、徐々に答えに窮しているのだ。
しかも、攻撃を仕掛けるようなそぶりもあれからしない。
………本当に人形というなら相手の話など聞かず攻撃を仕掛けたほうが早いのに。
「だからそれは………ッ!」
「それは………なんだ!?」
ほかのものは、口をはさまない。その二人のやり取りの最中………
「よくやった、W17.結果的にお前は『番人』たる奴に大きな傷を残した」
すべてをさえぎって、冷たい声が降る。
その場にいる全員によく響く声で通信が入った。それは……この戦いの元凶、ユーゼスの声。
「ユーゼス・ゴッツォ……ッ!何かが来る!」
フォルカが呟いた。
パチパチと何もない場所が瞬く。突然、渦状に空間が歪み、『門』が現れた。
「お前たちは、よくやってくれた」
重苦しい音を立てて、円形の『門』が横滑りして開いていく。
「本当に私の思ったとおりに動いてくれた」
中から現れたのは、100mを超す巨体。『ホワイトデスクロス』と地球で呼称されたマシン。
「故に、最期は私が相手をしてやろう。心残りなく逝けるようにな」
6本の腕を持ち、蛇の下半身を持つ邪神像。かつて、『α』の世界でユーゼスが乗り込んだモノ。
「あれは……」
マイが、震えた声でその巨体の名を告げた。
「……ジュデッカ……ッ!」
誰もが現状をつかみ切れていない最中、木原マサキが嘲笑をあげた。
「心残りなく、だと?あれだけ裏から手を回していたお前が意味もなく命をさらすはずがない。
大方……自分が出ていかなければならない事情ができた。 違うか!?」
ユーゼスは何一つ声のトーンを変えず、淡々と答えた。
「好きに受け取るがいい。仮にそうだとしてもそれが何か分からんお前は、私の掌から出ることはかなわん。
それに、私は役目を終えた道具を残す趣味はないのでな」
そう言うと、そっとジュデッカが2本の腕を上げる。
「第三地獄……トロメア」
ユーゼスが指を鳴らす。すると、何万という虫型ロボットと甲虫が這い出るように生まれた。
「お前の役目は、終わった。一足先にヘルモーズに戻れ。ヘルモーズ内は禁止エリアにしておいた。首輪をはずして入れ」
「しかし………」
「いいと言っている。 聞こえんのか? それならヘルモーズではなくここで分解してもいいが」
「………了解しました」
天使が、ふわりと、闇の空を舞う。そして、そのまま見えなくなった。
「分解、だと? 彼女を……いったいどうするつもりだ?」
「言ったろう、『私は役目を終えた道具を残す趣味はない』と。ラーゼフォンが敵にわたれば厄介なことになる。
せめてそのわずかに生まれた魂でゼストの糧になるようにひきつぶすだけだ」
「何故だ」
フォルカが目を閉じ、押し殺した声で言った。
「だから言っているだろう、『私は役目を終えた道具を残す趣味はない』と」
「その彼女は、お前のために命すら捨てると言った。……そのことに何も感じないのか」
「残念だが―――あれは目的を遂行するために作った人形だ。そのような感情は持ち合わせていない」
天を覆い尽くさんという勢いで虫は空を飛ぶ。そんな、世紀末の光景の中。
フォルカの頭の芯が、ふつふつと熱くなる。彼自身驚くほどに、怒りがこみ上げていた。
これまで、この地獄の中で戦い死した戦士たち。ただ死んでいった人々。
フォルカが閉じていた眼を開けた。
エスカフローネがジュデッカを見上げる。
「ほう……私の人形も気遣うか。大した余裕だ。だが……
言っておく。余計な事を考えるのもかまわんが、それで生き残れると思うな」
参加者たちにジュデッカが体を向ける。
「ユーゼス・ゴッツォ……天に還る刻が来たのだ!」
「クッハハハハ……私を前にしてその言葉を言いきるか。ならば見るがいい……最終地獄を!」
出力臨界。ジュデッカの瞳が大きな灯火のように燃え上がる。
「「「「「「「「「 」」」」」」」」」
巨体が発する圧倒的な音が、空間を激震させる。
目の前に立つだけで、魂を引きはがされてしまうのではと感じるほどの存在感を持って、ジュデッカは立ちふさがる。
しかし、誰一人として引くことはない。ここにいるのは、百戦錬磨の強者のみ。
木原マサキも、この敵を前にしてジュデッカから距離をとっているとはいえ、イキマとフォルカとともに戦おうとしている。
エスカフローネが跳んだ。グルンガストが最大ブーストで突っ込む。
ジュデッカの十分の一ほどしかないマシンが、ジュデッカに拳を打ち込む。
「受けろ!機神拳!!」
蒼い闘気に包まれた拳がジュデッカの右肩をとらえた。確かに装甲は貫く。
さらに、突き刺さった拳が内部から気を発し、波紋のように周囲の装甲を引きはがした。
しかし、あまりにも小さすぎる。それらを加えても、せいぜい5mばかりだ。
「計都!羅喉剣ッ!!」
グルンガストが、振り上げた剣を重力加速も加えて叩きつける。
しかし、それをジュデッカはオオバサミのような腕を使いつかむと、逆に押し返した。
パキリ、と計都羅喉剣にヒビが入る。
「エスカフローネでは火力が足らん、グルンガストは鈍過ぎる……」
ジュデッカの体が青白く光った。その光は、徐々に強くなり、白みを増していく。
次の瞬間、氷塊が溢れかえる。遠雷の如く、氷がぶつかり合う音が轟く!
「く……おおおおおぉぉ!!?」
グルンガストが氷塊の海にのみこまれ、流されるようにジュデッカから遠ざかっていく。
エスカフローネは、氷塊の上を八艘飛びもかくやというステップで踏み越え、さらに機神拳を叩き込むべく接近する。
「まだだ!」
長く戦っては不利、というのを体格差から悟ったフォルカは一気に攻勢を仕掛ける。
両手を打ち合わせると、両の拳が蒼く輝く。
「轟・覇・機・神・拳!」
先ほどと同じかたちで、胴に一発。それでは終わらない。見えぬほど数の拳が現れては消え、ジュデッカの装甲を叩く。
拳が速すぎて衝撃波<ソニックブーム>が十重二十重と巻き起こる。
「はぁぁあああああ!!」
とどめとばかりに、ねじ込まれた腕が一筋の光の柱を撃ち放つ。
見事にジュデッカを貫通し、胴の7割近くを吹き飛ばす。
すごい、と見ていたマイは驚嘆した。ジュデッカがどれだけ恐ろしい機体か彼女はその身をもって知っている。
それを、あれほど一方的に屠るフォルカの実力。端々から見て取れた彼の力は、紛うことない本物だったのだ。
「むんッ!」
拳を引き抜き、後方一回転宙返りまで鮮やかにきめて着地する。
「これほどとはな……なるほど予定通りだ」
涼やかなユーゼスの声。
「そんな……!ジュデッカのコクピットは胴体、今ので終わるはず……ッ!」
「それは、どうかな?」
吹き飛んだ部分に、メギロードとドビシが吸い込まれていく。それだけでは済まず、全身を虫が覆う。
虫が数秒してはなれた時、またジュデッカは元通りの姿を取り戻していた。
いや、それどころか一回りも二回りも大きくなっている。
「そんな……どう観測してもそんな現象起こるはずがありません!」
エルマが、目の前の現象を解析し、うなった。
ユーゼス以外知る由もないが、このジュデッカはCPSにより、因果をある程度ではあるが操作されている。
操作された因果律に比べれば、大きさも、強度も、取るに足らない瑣末なことにすぎない。
ただ、在る。絶対的なものとして在る。
世界そのものを相手にしているといっても、決して過言ではないのだから。
ジュデッカが身をふるい、動き出した。
次の瞬間、ジュデッカは消滅した。
「コクピットや一部を吹き飛ばしても無駄なら……全身ならどうだ?」
木原マサキの声。後ろに下がって、静かにしていたのはなにも戦う気がなかったのではない。
この男は、直接ブラックホールクラスターを、ワームホールを通してジュデッカに転移させたのだ。
結果、体内に発生した超重力を受けて、一見突然消えたように見えた……というわけだ。
「やはり、無駄だ」
何もなくなったはずの空間が、拡張される。
「単純な、事象を操作する……という意味ではCPSに勝るものはない。
グランゾンの重力操作といえど、CPSをもってすれば打ち消すのは造作もない」
ポップコーンが膨らむように、複雑怪奇な曲面を描きながらジュデッカは拡大し、もとにまた戻る。
ちっ、と木原マサキは舌打ちする。
「つまり、切るなりしなければ意味がないというわけか。次元連結システム並みの技術を持っているとはな」
グランワームソードを取り出すと、グランゾンが構えた。
吹き飛ばされたグルンガストも、ヨロヨロと起き上がる。先ほどの攻撃で、さらに装甲の亀裂は大きくなっていた。
「ということだが、いけるか? 寝ておいても別にかまわんがな」
「……黙れ、ユーゼスを倒した後は、お前の番だ」
ニィッと口の端を釣り上げマサキが笑う。
「やれるものならやってみろ」
グルンガストと、グランゾンが剣を構え、一人前衛のような恰好でエスカフローネが拳を構える。
「そうだ、それでいい。可能な限り運命に抗う……それが人の性(サガ)だ」
虫が集まり、60mほどの巨体を2体生み出した。腹部に輝く爬虫類のような一つ目。
その下についた丸い口と、頭頂にパックリ開いた口。片手は、カマ。虫なのか爬虫類なのか判然としない。
「メギロードを利用して強化したカイザードビシだ。破滅を呼ぶものとして、お似合いだろう?ゆっくりと楽しむといい」
(キュィイイイイイイイイイイイイイイイイイッッ!!!)
奇怪な鳴き声をあげる2体のカイザードビシ。
その両方が、前に出ていたフォルカを完全に無視し、グランゾンとグルンガストの前に降り立った。
「何ッ?」
カイザードビシが、両腕を振り上げグルルガストを押さえつける。
グランゾンに向かったほうは、触手のような下を伸ばし、絡めとろうとする。
倒そう、という攻撃には見えなかった。
あの巨体ならば、そのまま力に任せて暴れるだけでもそれなりの成果は上がるはずだ。
それらの攻撃は、あくまで足止め、と言わんばかり。
「くッ!?」
「おれたちにかまうな!行け!」
フォルカが後ろの二人を助けるか、ユーゼスへ突っ込むか悩む刹那、イキマの声が飛ぶ。
「おれたちではお前の足手まといにしかならん!お前がユーゼスを倒せ!」
グルンガストが、カイザードビシの一撃を受け、膝をつく。しかし、素早くガストランダーに変形。
「うおおおお!!」
ドリルアタックがカイザードビシの腹の口に突き刺さる。
(キュ……イイイイWEEEEEEEEEEイイイEEE!!?)
やはり生物なのか苦悶のような叫び声をあげるカイザードビシ。
しかし、その青黒い血を垂れ流す傷は、あっという間に新たなメギロードとドビシがふさいでしまう。
もしかしてPCの調子が悪い?
避難所でも言ったんですけど、代理投下しましょうか?
勝手に代理しといてあれですけどお願いします。
「長くは持たん、急げ!」
「……すまん、まかせろ!」
エスカフローネがジュデッカに駆けだす。
「そうだ、それでいい!修羅の力を見せてみろ!」
走りながらフォルカはまた力を貯める。
「受けろ!機神双獣撃ッ!!」
拳から放たれた二体の獣魔が、うねりとうなりを上げて3本まとめてジュデッカの腕に食いついた。
そのまままったく足を止めない。逆に加速をつけて、矢が突き刺さるように抉り込む!
拳、 拳、 蹴り、 蹴り、 拳、蹴り、拳、拳拳蹴り蹴り蹴り蹴り!!
どんどん加速していき、もはや次の一手が撃ち込まれた時には、その三発後が撃ち込まれている。
矛盾すらはらむありえない体感を与えるほどの速度で足と腕が飛ぶ。
「機神………猛撃拳!!」
フィニッシュに、地面を踏みしめ蹴り上げの回し蹴り。
地面をこすり、ジュデッカが吹き飛ぶ。
「ククク……本当に素晴らしい力だ。それでこそ、というものだ」
やはり、ジュデッカは再生。
「……まだ笑う余裕があるか、なら」
さらにフォルカが加速。白い光の尾を引いて、エスカフローネを攻め立てる。
「クッククク……」
どんどんどんどんフォルカがジュデッカを削り取る。
ジュデッカの攻撃をかいくぐり放っているにもかかわらず、その速度は徐々にジュデッカの再生速度を上回り始めていた。
「やった!マイさん、見てください!このままいけば、ユーゼスを倒せますよ!」
エルマのうれしそうな声。確かに、どこをどう見てもフォルカの勝ちは揺るぎそうにない。
それでも、マイの顔はうかなかった。
何か見落としているのではないか?
その想いが払拭できない。
―――ユーゼスは、意味もなくこんなことをしない。やつが動くのは、絶対の自信と終わりが見えたときだけだ。
手が汗ばむ。その疑念は、マイのなかで拡大していく。
それでも、マイは見ていることしかできない。コクピットしかないR-1では、何もできない。
このままでは、駄目だ。
そう思っていても、体を動かすこともできないし、口も挟むこともできない。
悪寒の中、時間のみがジリジリとたっていく。状況は、フォルカ優勢のままで。
「機神……猛撃拳!」
いったい何発目の機神拳だったろうか。数え切れないほどの拳が衝突した。
光一閃。
ついに、頭部を残し、ジュデッカが砕けた。
「クククク………ところで言ってやるが」
それでもユーゼスの笑いは止まらない。
「これで終わりだッ……!」
最後の一撃が放たれんと、フォルカが拳を振り吹いたとき………―――
「エスカフローネがお前の力に耐えられると思っているのか?」
ガラスが割れるような甲高い音。
「な……に?」
砕け散る。
ジュデッカの頭、ではなく。
エスカフローネの腕が。
ジュデッカに吸い込まれるように、甲が、手首が、肘が。
その芸術品のような右腕が破片と散った。
その光景を、マイは呆然と見ているしかなかった。
「ぐ……ああああああああああぁぁぁあああ!!!」
エスカフローネは、痛みをダイレクトに操縦者に伝える。
今のフォルカの痛みは、腕をばらばらに粉砕するのとまったく同量の痛みだった。
痛み慣れしていた修羅だからこそ意識を手放さないが、常人なら気がふれるほどの痛みだ。
その僅かの間に、ジュデッカはまた再生する。
地面に転がるエスカフローネを、尾でジュデッカは弾き飛ばす。
「というわけだ。全く残念だ。もし、お前が零影のような機体に乗っていれば話は変わっていただろう。
もっとも、決して手を抜いたわけではない。まさか本当に単騎でジュデッカを追い詰める力が想像以上だったのでな。
これは、次善策だったのだが」
とんだ三文芝居を、とフォルカは歯を食いしめた。
相手はこの会場すべてを牛耳る主なのだ。最初からこうなると予見してのことだったのだろう。
思えば、なぜ自分たちの目の前に現れたかを考えるべきだった。
あれは……わざと自分に今の機体で手を出させるための罠だったのか。
自分の不甲斐無さに、フォルカはどうしようもなく腹が立った。思慮も浅く怒りにかられて戦うなど……!
「さて……」
ユーゼスはもはやフォルカなど眼中にないというように、背を向けた。
今、ジュデッカが向いているのは、R-1のコクピットだ。
その巨体に似合わぬ速度でジュデッカは地面をこすりながら移動。光る腕を振り上げた。
「あ……あ……」
コクピットの中で、マイは息を呑んだ。
今のコクピットしかないマイでは……いやそうでなくてもどうにもならないだろう。
イキマ達も、カイザードビシを捌くので精一杯だ。
「待て……ッ!」
エスカフローネが、なお立ちあがる。そして、回り込んでジュデッカの腕に体をぶつけた。
そのため、腕はそれてコクピットの僅か横に、振り下ろされる。
「フォルカ……」
マイの前に立つのは、フォルカ。マイは、ここに着て何度この男の背中を見たことだろうか。
前に立って、なおも構えるエスカフローネを見て、ユーゼスは息を吐く。
「悪いが……戦えない修羅に興味がない。この状況を打破する力がない以上、脅威にならん。そこをどけ」
フォルカも、そのくらいは分かっている。残った左腕も、一度打てば砕けるだろう。
だが、引けない。引くわけにはいかない。
「よせ!フォルカなら新しいマシンさえあればユーゼスに勝てるんだ!」
「だからなんだッ! ……それではマイはどうなるッ!」
確固たる意志をもってフォルカは答えた。一切の迷いはないと、言外に言っていた。
「私は……リュウを……私なんかより、フォルカが生きるべきなんだ!だから……だから……」
最後はすぼむように小さくなっていくマイの声。すすり泣くような声が通信を通して伝わる。
「なら、二人とも……いや全員で生きればいい!」
けして、やけになっていっているのではない。誰も見捨てない。可能な限り、拳がある限り救う。
それは、散っていって修羅たちとの誓い。ゆえに……引けない。
「今のお前に何ができる、現状を変えられるというならやってみるがいい」
ユーゼスの不快な声がフォルカをなじる。
「なら、見せてやる」
アリオン、メイシス、フェルナンド、アルティス……兄さん……修羅王!
僅かでいい、俺に―――――――― 力を ! !
燐光を、エスカフローネが放つ。
白いエスカフローネの装甲が、さらに穢れのない純白の白へと変化する。
闘気を揺らめかせて、ほのかな光輝を放っていた。
「全てなくなっても……俺は諦めない! だから!」
いや、ほのか、などというものではない。陽炎のようにフォルカの周りだけ、歪んでいる。
周囲と温度が、密度が、気迫が違う。闘気で地面が音を立ててへこんでいく。亀裂となって広がる。
「俺が新たな修羅王というのならできるはずだッッ! 不朽の遺志よ! 刃となれ!!」
エスカフローネが残った腕を地面に叩きつける。
その瞬間、エスカフローネの腕は砕け散った。衝撃で、空へと舞い上がる破片たち。
その微細な破片は、陽光浴び、鏡面のように光りを照り返す。七色のプリズムを放ちながら、虚空へ解けていく。
「おおおおお……これが……修羅……魂すら喚び寄せる修羅の力……これが……」
「「 闘 鬼 転 生 ! ! 」」
粒子となった一粒一粒が、光りを放つ。
「え……?」
「何……だと?」
「これは……」
イキマ、マイ、マサキが三者三様に驚きの声をあげた。
なぜなら、ありえない現象が目の前で起こったのだから。
壮観な光景だった。
大きいロボットもいる。小さいロボットもいる。
SF小説に出るようなスタイリッシュで細身なロボットも、生物的な人間に近いロボットいる。
その数、約60。
そう、エスカフローネを中心に、60機以上のロボットが現れたのだ。
6機の修羅神だけのフォルカはつもりだった。しかし、現実使用した闘鬼転生は、60という異常な数の闘神を映し出した。
しかも、それだけではない。闘鬼転生は、あくまで自分が戦った相手を再現するもの。
なのに、戦うどころか見たことすらないものが多く……いやほとんどなのだ。
その中の一体が、マフラーをなびかせて空へと舞い上がる。
玉状の物体が燃えるように輝き、頭部の眼帯のようなものが展開する。
背部と脚部から放たれている光を翼のように羽ばたかせ、空を切り裂く。
その急降下の一撃は、動けなくなったグルンガストにとどめを刺そうとしていたカイザードビシを粉砕した。
……大雷鳳。
それを修復すべく、多量のメギロードとドビシが集結する。
その数えるのも嫌になるような数を……馬の顔を持つ影が割り込み、正確に一体ずつ打ち落とした。
合計、1000発。
……修羅神アガレス。
ジャベリンをふるい、さらに切り裂く者がいる。
青い翼を広げ、五色の光でドビシを飲み込む者もいる。
白い天使の翼をはためかせ、一筋の巨砲がドビシを打ち抜く者もいる。
12体の分身を飛ばし、爆発させる者もいる。
数多の伝説を作った黒歴史の勇者たち。ガンダムの名を連ねるもの達。
……RX-78 ガンダム。
……フリーダムガンダム。
……ウィングガンダムゼロカスタム。
……マスターガンダム。
二体のバルキリーがいた。二体の人型汎用決戦兵器がいた。二体のバーチャロンがいた。
DGGの1号機がいた。ビルトファルケンが。ビルトビルガーが。ザクVが。
「あれは……」
マイは見た。そのマシンの中に、R-1がいるのを。
エルマは見た。確かに、セレーナの姿がその中にあるのを。
イキマは見た。そのマシンの中に、鋼鉄ジーグ……司馬宙がいるのを。
すいません、自宅に帰ってきたんでまた投下しますが、また規制に引っかかったら代理投下お願いします
巨大な船影が、空を包む。エクセリヲンが、一斉に砲撃を始めた。
一言も言葉を発さぬ姿。
しかし、その身からあふれる生気が、彼らが黙する死者ではないことを雄弁に物語っていた。
――――しかし、その魂全てが清浄とは限らない
「外部からのシステム干渉だと……っ!どうした! 何が起こっている!? 動けグランゾン!」
グランゾンが機能を停止したように動きを止める。背面にエネルギーの放出を自動的に始めた。
コントロール画面にスクロールされていく膨大な数のヘブライ語。
マサキは見た。
グランゾンの内部データが、猛烈な勢いで書き換えられていくのを。
それに飽き足らず、機体の装甲や動力炉が作り替えられるのを。
グランゾンが完全なOUT OF CONTROL に入る。
「これは……なんだ!?」
珍しく焦ったマサキの声。
グランゾンはふわりと浮きあがると、巨大な重力波を形成した。
グランゾンの殻が、外れていく。
「いったいなんだ!何が――――――――
マサキの声の尾を引き、グランゾンから現れたモノは、重力波の中に消えた。
【木原マサキ 搭乗機体:グランゾン?(スーパーロボット大戦OG)
機体状況:???
パイロット状態:疲労、睡眠不足 、混乱、胸部と左腕打撲 、右腕出血(操縦には支障なし)
現在位置:???
第一行動方針: ???
最終行動方針:ユーゼスを殺す
備考:グランゾンのブラックボックスを解析(特異点についてはまだ把握していません)。
首輪を取り外しました。
首輪3つ保有。首輪100%解析済み。 クォヴレーの失われた記憶に興味を抱いています。
機体と首輪のGPS機能が念動力によって作動していると知りました】
ジュデッカの前に、ソウルゲインとツヴァイザーゲインが並び立つ。
一瞬の交錯とともに放たれる二奏・麒麟。
ジュデッカが腕を組み、防ごうとするが、それをいとも簡単に貫く。
空を埋め尽くしていたドビシとメギロードは、もうほとんど残っていなかった。
『彼ら』によって殲滅され、ジュデッカは再生のための素材を失った。
「クハハハハハハハハ……フハハハハハ……ハハハハハッ!」
しかし、ユーゼスの笑いはさらに高く大きくなっていく。
「我……成せり! 私の思惑通りだッ!」
ジュデッカが、破損せず残っていた腕を空に掲げた。
空気が鳴動を始める。…………ジュデッカが現れた時のように。
「お前たちが解放されたここでッ!闘鬼転生を使えば、寄ってくるのは目に見えていたのだ!
私という………極上の餌に釣られてな!」
光がひときわ輝いた後、顕れたのは、『門』。これもまた同じように横滑りして開いてく。
しかし、ここからが違った。
逆に、吸い込んでいくのだ。闘鬼転生で形を得た魂たちを。
『門』の吸引を受け、砂になるように崩れ、形を失っていく『魂』。
「闘鬼転生を……狙っていただと!?」
「そうだ!逃げた魂を集めるために……私に仇なすためとなれば、この愚か者たちは力を貸す!
まして、直接復讐できる器があるとなれば来ないはずがない、お前の闘鬼転生はその呼び水とさせてもらった!」
ジュデッカが、エスカフローネに突っ込んでいく。
よけようとしたフォルカは……後ろの舞のことを思い出し動きがわずかに遅れた。
ジュデッカは、その両手にエスカフローネと、R-1のコクピットをつかむ。
「待てッ!」
イキマが、グルンガストを動かそうとする。しかし、その動きはあまりにも鈍い。
フォルカが、逃れようと暴れるが、両でを失った今のエスカフローネではどうしようもない。
そうしている側でも、確実に『魂』は呑み込まれていく。
「すべては、私の手の上ということだ!何も変わりはしない!」
ジュデッカの出力が、臨界を超えて上昇を続ける。傍目から見ても、明らかに様子がおかしい。
「まさか、これがお前の目的!?」
おかしい、とイキマは思った。いくらなんでも、出力を上げすぎる。
自爆して生きていられるとは思えない。なのに、なぜそのような真似を……と思い、ついにたどり着いた。
そう、人魂をささげ、力を集め行うこと……それは、『死者の復活』か、『神の降臨』か……
大きく分けてこの二つに大別される。 そのイキマの様子を見て、ユーゼスは目を細めた。
「ついに気付いたか。 その通り、私は神を降臨させる! いや私が神になる!」
もう、7割近くが吸い込まれた。このままでは、結果的にユーゼスの思惑通りになってしまう……!
「そうは……させん!」
エスカフローネが、中空を蹴る。
「が……あああああああッ!!」
その勢いで、手の中から逃れるが、全身の装甲がはがれ、中身が見え隠れしている。
もちろん……その痛みはフォルカにも伝わるはずだ。
「これで最期だ……!」
両腕と、全身の装甲を破壊されたエスカフローネが、『門』へと突っ込んだ。
「おおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!」
エスカフローネの突撃を受け、『門』がテレビのノイズのように乱れ始めた。
「馬鹿な、物理的な干渉をクロス・パラダイムゲートが受けるはずがない……!
この男、何をやっている!?」
ついに初めて、ユーゼスが焦りを見せた。
フォルカは、『次元の壁』に直接干渉しているのだ。
エルマを通して、ユーゼスが知りえなかったフォルカの切り札。
たった一度、それだけで人間よりはるかに強い生命力をもつ修羅の……
そのまた選ばれた存在ですら、長き眠りにつかねばならなくなる最終技。
「今が……その時だ!」
「完全な回収どころかそんなことをすればCPSが歪む!
そうなればどうなるかは完全にわからんのだぞ!貴様、因果地平の挟間を彷徨うつもりか!」
「この修羅の世界を作ったお前とともに逝けるというのなら、それも本望だッ!」
ジュデッカの腕は、2本だけではない。何本か欠損しても、まだあまりはある。
その腕を使い、『門』からエスカフローネを引き剥がそうと、ユーゼ巣が操縦桿を傾ける。
「させない……そんなことは絶対にさせない!」
ユーゼスのこめかみに、鋭い痛みが走る。R-1のコクピットが発光、というより明滅を繰り返している。
「馬鹿な……念動指数 36だと……レビ・トーラーでも強制出力で28のはず!何をやっているこの木偶人形が!」
「私は木偶人形なんかじゃない……
私は、フォルカやリュウ、アヤ……SRXチームとみんなと一緒にいれて変わったんだッ!」
ジュデッカのシステムが、マイに乗っ取られて動きを止めた。もはやユーゼスにはシステム停止もできない。
結果あふれ続ける神の降臨に回すはずだったエネルギーが、余計な弁により、暴走を始めた。
「空間の許容限界を突破ッ!」
エルマが現在の状況を知らせた。
『門』が、白む。世界が、白む。イキマの目の前で、すべてが白に塗りつぶされていく。
その中心で、ひときわ白くエスカフローネが、R-1のコクピットが在り続けた。
黒い邪神を塗りつぶす、白い神の力。ジュデッカの内部が、あらわになる。
終わる。終焉する。
「………美しい」
あまりにも場違いな一言だった。しかし、それはイキマ自体の本心から漏れた言葉だった。
今まで見てきた、悪夢的な意味で信じられない光景ではない。
神話を、眼の前でそのまま見ているような……幻想的な光景だった。
「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」
3つの声が入り混じる中……すべてが消えていった。
残ったのは、ただ流れるままの風。
【イキマ 搭乗機体:ウイングガスト(バンプレストオリジナル)
パイロット状況:ゲームの終了を確信。戦闘でのダメージあり、応急手当済み。マサキを警戒。
機体状況:装甲に大程度のダメージ、メインカメラ破損。
ほとんどろくに動けませんが、移動は問題なく可能。詳細は次の人にお任せします。
コックピットの血は宗介のものです。
現在位置:???
第一行動方針:他者に、ユーゼスの死亡を伝える。
第二行動方針:トウマに代わり、クォヴレーを支える
第三行動方針:主催者打倒の為の仲間を探す
最終行動方針:仲間と共に主催者を打倒する】
備考:ディス・アストラナガンを特に警戒
ガイキングの持つ力(DG細胞)が空間操作と関係があると推測
ディス・アストラナガンがガイキングの力(DG細胞)と同種のものと推測
剣鉄也らの背後の力(デビルガンダム)が空間操作装置と関係があると推測
空間操作装置の存在を認識。D−3、E−7の地下に設置されていると推測
C−4、C−7の地下通路、及び蒼い渦を認識。空間操作装置と関係があると推測
【ラミア・ラヴレス 搭乗機体:ラーゼフォン(ラーゼフォン)
パイロット状態:精神的動揺
機体状態:装甲に僅かなダメージ、EN 1/3ほど消費
現在位置:ヘルモーズ内
第1行動方針:特になし
最終行動方針:ゲームを進行させる】
【マイ・コバヤシ 消滅】
【フォルカ・アルバーグ 消滅】
【ユーゼス・ゴッツォ 消滅】
「が……はァッ!」
ユーゼスが、目覚めた。
今まで自分を満たしていた水分を、喉からかき出す。
「フォルカ・アルバーグ………まさかここまでやってくれるとは………」
自分の手を見る。そこにあるのは、老人の腕、ではない。
若々しい張りのある肌。それは……若者のそれだった。
運が、よかった。
いくら、記憶を封入したナノマシンがあるとはいえ……
自らの『魂』が還ってこないのでは、それはイングラムや、クォヴレーのような存在になってしまう。
元々、『あの世界』と同じようにゼストには、事前に調整、強化した完全な肉体で融合する予定だった。
これは、あくまでそのための器のつもりだったが……
「緊急用に、記憶の随時ダウンロードを行っていたのが、功を奏したな」
ふらふらと立ちあがり、そばに置いてあった仮面と衣服をつけようとする。
鏡は、ない。なぜなら……自分の姿を見てしまうからだ。
ユーゼスの顔は、イングラムと全く同じだった。
当然だ。イングラムは、元をたどれば……彼のクローンなのだから。
しかし。そのクローンはかっかとして暴走し……イングラムという自分の怨敵となった。
この顔は、自分の顔であると同時に……呪われた顔でもあるのだ
手慣れた――当然だ、中身は同じなのだから――手つきでキーを叩き、現状を表示させる。
『魂』は、十分な数値をたたき出していた。8割……いや9割がた再回収している。
しかし深刻な異常もあった。それは……CPSの破損。
空間転移などは可能だが、肝心の因果律操作に関してのプログラムが破損、消失している。
それ以前に調整したヴァルシオンは影響を受けないとはいえ……あまりよいとはいえない。
修繕は可能だが、1週間はかかるだろう。
とはいえ、ゼストを完成させるためのパーツはそろった。
それは、後々修理し組み込みなおせばいい。大局には、ほぼ影響はない。
「結果的に、成功……とはいえるか」
フォルカ・アルバーグの妨害もあったとはいえ、かなり良好だ。
……これで、ほぼゼストの降臨は確定。
そのためなら、早期にジュデッカとズフィルードを失ったことは、些細な問題だ。
最悪、CPSで強化したヴァルシオンは用意してある。CPSで強化してないとはいえ、幾ばくかのマシンはある。
会場は、さらに良い状態だ。
強念者と修羅、皇帝が落ちた。
ディス・アストラナガンは、クォヴレー以外ならいまさらあわてて乗ったところで力を引き出せるわけもなく。
脅威となりえるのは、姿を消したグランゾンと、ブライガー程度。
そう、良好のはずだ。だが、ユーゼスの頭には、こびりついて離れない。
あの時の戦いで、ウルトラ6兄弟の攻撃で同じ現象が起こった果てに…………
その不安を、頭を振って打ち消す。
ユーゼスから出るのは、安堵のため息だった。
「ついに……ここまで積み立てた」
もう、ヘルモーズにいる必要もない。ヘルモーズは……この肉体を守るための卵なのだから。
むしろ、今守るべきは、D-6にある地下施設―――アースクレイドル。
あそこには、ダイダルゲートの中枢がある。
あの外殻が、そうそう簡単に破壊されるとは思わないが、最悪の事態はあり得るのだ。
クォヴレーが、その側にいるのも、懸案事項となりえる。
ヴァルシオンで、ヘルモーズと、アースクレイドルの両方は守れない以上、至極当然の判断といえた。
さまざまな機能の本体は、異相空間に移してあるのだ。
ゼスト絡みも、すべてアースクレイドルでもできる。
周囲のパルシェムたちに、最低限要件を告げると、ユーゼスは、ヴァルシオンに乗り、転移装置に入る。
終わりを、告げるために。
【ユーゼス・ゴッツォ 搭乗機体:ヴァルシオン(CPS強化)
パイロット状況:良好
機体状況:良好
現在位置:D-6 アースクレイドル内
第一行動方針:アースクレイドル内で、ゼストの調整
最終行動方針:ゼストの完成】
――――フォルカ!
(誰だ……俺を……呼ぶのは………)
―――――フォルカ!
耳を叩く、か細い……少女の声。
「マイ……か?」
言葉とともに、眼を開く。何も、ない。
文字通りなにもない。遮蔽物一つなく、空には太陽も星も存在しない。
ただ……白い平面が広がっている。
「ここがユーゼスの言っていた……因果地平の果て……か?」
(違う……ここは、残骸の世界。かつてユーゼスが生みだし、ほどけ、打ち捨てられた世界)
跳ね返るものが何もない世界で、反響した声が響く。
「お前は……どこにいる? 名前はなんだ?」
(わたしに……今、体はない。 かつて、神となったユーゼスと戦い、失われた
名は……ゾフィー。かつて、ユーゼスと同じ力を手にし、帰る術を失ったウルトラの戦士)
「ユーゼスと同じ力……?」
ウルトラの戦士を名乗る男の声が、厳かな声で言った。
(そうだ。それは……因果を操作する力。
わたしは、ヤプールを倒し、ユーゼスの力を中和するべくその力を使った。
しかし、それにより私は他の兄弟と違い、因果の糸により元の世界にたどり着くことなく、
ここにいる。 わたしは、待っていた。 いつか、また動きだしたユーゼスを止めるため……
誰かがここを訪れるのを)
ゾフィーの声には、悲哀がこもっていた。
(すべては、私たちウルトラ一族が招いたこと……君に伝えよう、ユーゼスの始まりと、
目的を)
ゆっくりとした口調で、ゾフィーは語った。
かつて、宇宙刑事と、人造人間と、光の戦士と、ガンダムがともにいる世界があったと。
そして……その世界で起こった悲劇を詳細に語っていった。
(ユーゼス、彼も決して真に邪悪な人間であったのではない……)
「……そうか」
フォルカは、何も言葉をはさまなかった。相槌を打つことすら忘れ、ゾフィーの話に耳を傾けた。
「つまり……やつは、完全な平和のための神となろうとした。そして、その為に永劫をさまよっているのか」
なんという皮肉だろう。
誰よりも、何よりも大きな規模で平和を守ろうとした男が、逆に手のつけられない邪悪となる。
大きな人々の命を救うために、とっている行動は正逆の人殺し。
フォルカは修羅王を思い出していた。
修羅王もまた、同じ思いで次元の壁を破ったのだ。……ありとあらゆる咎を受け入れる覚悟で。
(ユーゼスを……止めてほしい。 願わくば……彼に魂の救済を)
目の前に霞が集まり、銀と赤の巨人を作った。
身長は、40mか60mか………機体に乗っていないフォルカには途方もないほど大きなものに見えた。
(ここには、先ほど取り込まれず、残った魂がある。それと……私の力を君に預ける。
無論、因果律を操作する力以外を、だが)
靄が、フォルカの体に吸い込まれていく。見かけに、変化があるわけではない。
しかし……何か大きな力の塊が染み入るのを感じていた。それだけではない。
(君が光の巨人になれるわけではないが、君の移し身にそれに近い力を与えることはできる。
それと……君の体は君の体であって君の体ではない)
「おれの体ではない!?」
フォルカが自分の手を見る。しかし、それは間違いなく自分のものだ。
どう見ても、他人のそれとは思えない。
(君は、極度に消耗しており、その状態でここに来た。故に、因果が解けてしまったのだ。
それを補強し持ち直させたのは、私ではなく、ともにあった『魂』だ)
全身を、触ってみる。―――その時、気付いた。自分には、首輪がないことに。
まさかさっきの声は………
そっと、何かが手を触る。
――――フォルカ
「やはり……マイ……なのか?」
言葉には、力が宿るという。それが定かか知らないが……確かに舞いは、フォルカの前に姿を現した。
マイだけではない。リュウセイと呼ばれた青年や、手を合わせた赤髪の男もいる。
その後ろには、険しい顔つきの、ウェーブ状の髪の男もいた。
――――フォルカ
声は、聞こえなかった。けれど……口は確かにそう動いた。
全員が、フォルカに手を重ねた。
――――ワ・ズ・カ・ダ・ケ・ド
声は聞こえない。だが、フォルカには澄み切った声で彼らの声が聞こえる。
微細な声のトーンも感じ取れる。
――――イ・ッ・シ・ョ・ニ
「一緒に……」
――――タタカウ
フォルカの頬を、涙が伝う。
彼らは、言った。修羅たる彼に戦えと。
修羅に……他者を救うために戦えと。守るために戦えと。
――――そのために共に、ある
それが、どれだけ温かい言葉か……フォルカは改めて知った。
他者の想いは『背負う』ものではない。『共にある』ものなのだ。
手を通して、彼らの力が流れ込んでくる。一緒に彼らの願いも。
「………聞かせてくれ。なぜ、俺を選んだ?」
(あまり良くないこととわかっていたが……因果がほどけたさい、君の過去を見せてもらった。
そして、彼女たちから、君がどのような男かも)
フォルカは空を見上げた。何もない、空っぽの空。
そこに、青年の、若き修羅王の咆哮が響き渡った。
ゾフィーがその様子を見てうなずく。
(飛ばす場所は、ユーゼスの戦艦の内部。あせらず、戦う力を手に入れるのを心掛けてほしい。
君が望むものが、きっとあるはずだ)
ゾフィーの力で作られた『門』が開く。
フォルカは、その中に飛び込んで行った。
(頼むぞ……若き勇者……私にできることは……ここまでだ……
あとは、その世界の者が切り開かねばならない……『運命』を)
【フォルカ・アルバーク 搭乗機体:なし
パイロット状況:完治 、全快、首輪なし
機体状況:なし
現在位置:ヘルモーズ内部
第一行動方針:ユーゼスと会う
最終行動方針:殺し合いを止める
備考1:フォルカは念動力を会得しました。
備考2:ゾフィーの力により機体の神化が可能となりました
備考3:ユーゼスの目的を知りました】
【8時30】
規制喰らわず投下終了ッ!
とりあえず、ゼスト関係のフラグの前回収+フォルカ覚醒フラグを中心に書いてみました。
ジュデッカのモロさとフォルカの強さはαとコンパクト3の原作際限ということでw
ラミアをもっと掘り下げたかったんですが……フォルカ視点ということでこんな形になってしまいました
グランゾンは、いざって時の最終兵器ということで。
ごめんなさい、本当はもっと超展開でした
ラミアも死ぬし、復活するのはマイだし、シュウが復活してグランゾン勝手に動かすとか盛り込んで書いてたら、
収拾がつかなくなることになると思ったので、結構てん末書き換えてます。
GJ!
さあ、いよいよ大詰めですな!
いまだどちらになるかは定まっていませんが、決着間近!
次が楽しみです!
GJ!
なんかもう色々凄すぎてヤバイw
フォルカ格好良すぎるぜ……!
いよいよ最終決戦が近づいてるって感じがしてきたぞ!
さすがnc氏、俺たちに出来ない超展開を平然とやってのけるッ!
そこに痺れる憧れるゥ!
スパヒロとかやってればもっと楽しめたんだろうな、ちくしょう!
熱い展開だぜ
すげぇ・・・凄すぎるぜ
本格的に終盤、いや終焉に向かってやがるっ!!
全身全霊を賭けてGJと言わせてもらうぜっ
とりあえず、ここはやはりこれを一言言わせて貰おう
自重しろミスターファイヤーヘッドォォォォォォォ!!!!!!
つーか他の兄弟と違って一人元の世界に戻れず迷ってたのかwww
やっぱり隊長は隊長だなwwwwww
シュウ復活は流石に無理だろう常考……。
一気に展開を早めてくれたのは超GJですね。これでゴールも見えてきた!
あとゾフィーに吹いたwwww誰かギャバンも出してくれないだろうか。
ユーゼスの元同僚という美味しいポジなんだよな、あの人w
ところで新スレどうしようか…立てるだけならやってみるが、ラヴレス先生のはちみつ授業誰かよろ
>>987 ならば新スレ立ては任せるのも私だ
もう残り少ないし
新スレでは、ヴィンデル死亡話の本スレ投下もしたほうがいいかもしれんかな
ギャバンは・・・まあ出すにしてもロワ終了後の後日談くらいだろうな
しかし登場するだけで一気に笑い者にされるゾフィーって一体w
989 :
987:2007/11/04(日) 20:01:55 ID:UBtEDl38
>>989、nc氏、乙&GJです!
圧巻のストーリー!
中盤、このままユーゼス死亡でエピローグかと思ったのも私だ。
991 :
987:2007/11/04(日) 20:37:18 ID:UBtEDl38
新スレでヴィンデル死亡話の代理投下が規制くらいましたorz
誰か頼みます。あと、前半部分の修正忘れてまだ便宜が便座のままなので、そこの修正レスも投下お願いします
ラヴレス先生書いてます
多分明日には投下出来るはず
無念、さるさん食らったorz
最後の1レス、頼みます。あと修正レスも。
>「全てなくなっても……俺は諦めない! だから!」
>「俺が新たな修羅王というのならできるはずだッッ! 不朽の遺志よ! 刃となれ!!」
なんだろう、激しく覚えがあるセリフだw
とにかくGJ!フォルカかっこいいぜフォルカ
代理投下完全完了だぜメーーーーーーーーンッ!!
さっさと埋めなああああああああああッ!!
GJだっぜ!
戦鬼転生、次元の拳、フォルカがここに来て輝いてるよ!
正直言って、スパロワ開始当初はOGSに出演するなんて想像だにしてなかったよ!
……マイとエルマも、お疲れ様。
向こうでラーメンでも啜って、リュウセイとゆっくりしてらっしゃいな。
うめ
おお、フォルカ……スパロボ最強主人公の名は伊達じゃない活躍だ。
1000 :
FLA1Abe120.tky.mesh.ad.jp:2007/11/05(月) 00:21:55 ID:7XmpDlNT
゚∴。 。・∴
゚ ∴
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゚∴・。・。゚・,i!゚。・゚∴。 。・∴。・∴・゚。・゚。・゚∴
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ト、:.:.:.ヽ'、:::::::::|::::::::::/,:.:.:.:./:| ・∴。・∴・∴。・∴・∴ ・。∴・。゚ 。・
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フ''´ ̄: :,...:': : : :., −',r.' :| | | | ヽ_ヽ_______人_ノ ・
∠-‐',..': : : : :/,...-.1' ⊆, っ とーっ
>>1000ならクソ汁大会開催!!
1001 :
1001:
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│ [インターミッション] │
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│ ユニット能力 ユニットの改造 武器改造 │
│ パイロット能力 パイロットのりかえ 妖精のりかえ │
│ 強化パーツ ユニット換装 オプション │
│ セーブ ロード ポケットステーション │
│〔次のスレッドへ〕 │
│ │
│次のスレへ進みます。 │
│──────────────────────│
│ 総ターン数_1000 資金___1000 │
│第1話『このスレッド』までクリア. │
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