ペルソナ3の桐条美鶴はテンタラフーカワイイ 処刑8回目

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1名無したんはエロカワイイ
桐条美鶴(きりじょう みつる)

月光館学園の生徒会長にして、大企業桐条グループの令嬢。
性格は厳格で聡明。特別課外活動部の部長としてシャドウに立ち向かう。
ペルソナ「ペンテシレア」を召還。
(CV:田中理恵)

前スレ
ペルソナ3の桐条美鶴はテンタラフーカワイイ 処刑7回目
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1156777046/l50


〜会長との約束〜
「次スレは基本的に>>950が立ててくれ。
 >>950がスレ立て失敗、または逃亡した場合は>>970あたりが立てること  
 宣言なしのスレ立て、次スレが立たないうちに加速する輩は処刑だ」
2名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 02:56:49 ID:i8SCiSZ6
          ,,.. -─--、.,_
        ,. :'":::::::::::::::::::::::::;ヽ、_
      ., '::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::i
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    ノ::::::::/:::::::(d::/  !iン'〈ハ:/                 //
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  ^Yヽ、::/7ヽ! _ヽ.   ヽ.    ヽ、へ//
     V ヽ、   〈 、   iヽ.  / /`ヽ.>
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      /ヽ二./    |二二i
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  ./:::::`〈.        |::::::-ト、
  Lr'ヽ._`>      Lr、_____ヽ.
3名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 02:57:52 ID:i8SCiSZ6
              _, -─ - 、
              , '´        `ヽ
            /             ',
           i .人       `、  i
           {イ\\r. _    i 、 ノ
            从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'    剣のサビにしてくれるっ!
            レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人
           >ゝ._) イレ. /ノ )
          く ン大ヒ ̄フ///ヽ
.          </三.\/( く ミ  ゝ
4名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 02:58:55 ID:i8SCiSZ6
     _,,,.....,,,,__
   /;:::::::::、;_:::::::`ヽ.
  /::/:::ハ::::::::::::`ヽ::::::'、
  !::::!/-、'、::::::::::::::::i::::::i
  )ヽ!rt'.、 ヽ:::i::::::::::!:::::i
   .ソ! 'ゞ'  !ハ::::::/:::::::! ところでラーメンでも食べにいかないか
  〈:::ゝ,  _  ,i/!ソ::::::::〉
   )ン:`ヽ-‐''7ヽゝ:::::(
   ノ,:イく´[7'´>''^ .、:::::::〉
   (:::/7'ム」ゞ'!   〉:/
   /_,!__,!  /  `/ヘ::ヽ.
   /´    ̄,7  /ノ!ン´
   ヽ-、─='____,./」::ヘ(
    /` ̄::::::::i::::::Y  )
   ./:::::::::::::::::::!::::::::'、
   /:::/:::::::::::::::::!:::::::::;ゝ
   `'r---;;;_____」--r'
    !_____,/ ',______,.!
   .「::::::::/   ';::::::::::i
5名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 03:00:24 ID:i8SCiSZ6
              _
           ´:.:.:.:.:.:.:.:.` ヽ
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:\
       ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...、
     /:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
     ':.!、:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:.:.:!
    i:!:|^ヽ:.:.\:.:.:..、:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.!:.:.:.|
    !|:.!─-\:.:ヽ:.:.\:.:.:.:.:..i:.:.:.:.:.|:.:.:.:!
     |:!|i r‐r;ミヽ:.ト、jト、ヽ.:.:.:.|:.:.:.:.:i ´Y{
     |:!i|ト.  ゞ' !'  イヘ:.!:.:.:i:.:.:.:.,  /:.!
    !i  i         !|、:.:|:.: /_イ:.:..i
    |!  、   、:,.   ノハ:.|.イ:.:.:.:i:.ト.:|
     、   \ ー_,-    , j:.!:.:ハ:.:.!:{:.:i..、
     \_,.  >、   //.イ`!{ !:.::/:.ハ:.:ト、
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     イ    ,厶 _」ヽ  >′:.:.:.:.:../:.:.イ:.:/
      」    /   | '/:.:.:.:.:.:.:,.ベ:./:./
    / L_ / ./  !←─-. __/.   K、
  __/   ,   /  ヽ\:.:.._ー{      ヽ
 〉   /   /  /    \:ミi       {
 \_, く    /  {     /:..Y!       ヽ
  {   \_ j   L_,.rイ:.:.:.:/          \
  ヽ      ̄ ¬了}|:.:!:.:/
   }         |!/イ
            ヽく
6名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 03:05:40 ID:FPEgIzEv
7名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 04:11:44 ID:Y4bASAR9
>>1
     ::|     
     ::|    ____
     ::|.  ./|=|    ヽ.    ≡三< ̄ ̄ ̄>
     ::|. / |=|  o  |=ヽ     .≡ ̄>/
     ::|__〈 ___  ___l   ≡三/ /
     ::|、ヽ|.|┌--、ヽ|/,-┐|    ≡/  <___/|
     ::|.|''''|.\ヽ--イ.|ヽ-イ:|  ≡三|______/
     ::|.ヾ |.::. .. ̄ ̄| ̄ /
     ::|  ';:::::┌===┐./      
     ::| _〉ヾ ヾ二ソ./       こ、これは乙じゃなくてスラッガーなんだから
     ::||ロ|ロ|  `---´:|____    変な勘違いしないでよね!
     ::|:|ロ|ロ|_____/ロ|ロ|ロ,|`ヽ
     ::| |ロ|旦旦旦旦旦/ロ/ロ|旦,ヽ
     ::|ロヽ 旦旦旦旦旦./ロ,/|::旦旦)
     ::|ヾ旦旦旦旦旦旦,,,/::::|、 旦旦| 
8名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 04:54:58 ID:5Efhdbye
>>1
マハ乙ダイン
9名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 05:05:10 ID:Q2fP+bO4
>>1
このスレには街中の曲やコミュの曲が似合うと思う。
千尋スレのテーマソングはどうみてもストレガ戦です。
10名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 06:16:15 ID:3fGzPrVT
>>1
乙タラフー
11名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 08:18:57 ID:I3JppYzn
空気読まずにhttp://t.pic.to/6sd7e
12名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 09:11:16 ID:92tpbiGq
>ペルソナの適性のある岳羽という女を勧誘することになった

ゆかり「話ではペルソナ使い多数って聞いたんですけど・・・」

美鶴「う、ウソじゃない、いるぞペルソナ使い!」

ゆかり「何人?」

美鶴「ギックーッ」

美鶴(しまった!ペルソナ使い他に一人しかいないぞ!痛いところついてくるなこのアマ!雨具!)

美鶴「ペルソナ使いは50万人・・・いや、10人・・・かな」

ゆかり「じゃあ・・・その10人のお名前は?」

美鶴(クソッ あ!疑ってる!チクショーこねアマ!海女!)

美鶴「真田明彦という男がいる」

ゆかり「あとは?」

美鶴「あとは・・・えっと、テレッテという人が9人いる」

ゆかり「きゅ、9人もテレッテが!?なにそれテレッテの会!?」

美鶴「大丈夫 明彦は戦闘がとても強くてプロテインが大好きだ!」

ゆかり「プロテインが?」

美鶴「明彦、ちょっと得意の戦闘であいさちしろ」

ガチャ

肉「タルンダ」

バタン

美鶴「戦闘はアレだが・・・本当にプロテインが好きな奴なんだ。
  プロテインの次に牛丼が大好きで・・・」

ゆかり「いやっ、戦闘がアレでは・・・」
13名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 09:22:43 ID:YUniWqeB
肉彦ワロスWW
14名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 09:28:24 ID:0L+7wArV
ギャグ美鶴日和
15名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 09:34:45 ID:Mxqp3ITg
>>1


>>12
会長・・・嘘はいけませんぜ
16名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 11:28:29 ID:pkB+I9EJ
>>1>>11
17名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 11:57:07 ID:eTk1G4wV
前スレでみちゅるが大暴走してる!
止めてくれ!
18名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 12:14:59 ID:5JDhQpWC
>>17
まかせろ!これで終わらせる!!


コ ン セ ン ト レ イ ト ッ !!
19名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 12:20:16 ID:aR2mReW2
>>17
              _, -─ - 、
              , '´        `ヽ
            /             ',
           i .人       `、  i
           {イ\\r. _    i 、 ノ
            从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'    テンタラフー
            レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人
           >ゝ._) イレ. /ノ )
          く ン大ヒ ̄フ///ヽ
.          </三.\/( く ミ  ゝ
20名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 13:29:06 ID:CXO7l+Jv
み♪み♪みらくる♪
みっつルンルン♪
み♪み♪みらくる♪
みっつルンルン♪
素直に好きだなんて‥‥‥‥言えるわけないだろう‥
21名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 17:04:41 ID:1ofsDheD
お前は俺か
22名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 18:22:11 ID:Mxqp3ITg
>>20
WFスレでもあったなそれ。
23名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 19:10:48 ID:1kvq5eo+
24名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 19:21:43 ID:DuurAOTc
>>23
○はい
25名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 20:03:24 ID:sjrBbAH8
>>12
また懐かしいネタをw
26名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 20:07:36 ID:x5nH9kmj
ニュクス討伐後のSEESの活動は自主映画制作で決まりだな
超監督キタロー
27名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 20:19:22 ID:pVni/qXC
>>27なら前スレ>>1000は俺のもの
28名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 20:21:52 ID:DuurAOTc
>>28なら>>1-1000は俺のもの
29名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 20:50:52 ID:mos3Lb4i
順平「ムウッ!あれは天汰螺風!」
キタロー「知っているのか、順平!」
順平「ウム、三国時代の魏軍百万の水軍を赤壁にて焼き払ったのがかの技であったとか…」

 バーカ
 どうでもいい
ニアなるほど、萌え死んだってことか ハハハ
30名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 22:25:34 ID:H4XhxFNT
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/goverrpg/1155588501/

会長のなりきりがいるよ、遊びに来てね!
31名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 22:29:37 ID:is5IY7Cv
なんつーか何々なら美鶴はおれのものとかって
言われた方はブチ切れると思うんだがなぁ。
自分をそんなもんでゲットした気になってんじゃねぇって感じで。
32名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 22:47:12 ID:wnniidDC
美鶴先輩は2ちゃんなどご覧になりません。
そんなわけで32なら美鶴先輩はこのスレのみんなのもの!
33名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 22:50:28 ID:OMJC0Lc1
33ならこのスレのみんなは美鶴先輩のもの
34名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 22:54:43 ID:is5IY7Cv
>>33
ああ、それはいいね。ステキだ。
35名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 22:59:19 ID:fhBAv8qe
つまり、美鶴先輩がいっぱい居ればいいのよ!
ルクーサ ムマセンサリク!!(ポワットリ〜ン)
美鶴「(回避)」
順平「いやん(被弾)」

あれ?
36名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 23:05:58 ID:is5IY7Cv
>>35
ああ、それはいかんな。順平は一匹で十分。
37名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 23:06:57 ID:QfMSUlTv
エントランスの温度が3度上昇した!
38名無したんはエロカワイイ:2006/09/08(金) 23:21:49 ID:j41sw9d7
>>35
>>36
順平テレッテ王サーガか。
それでなにかと問題を起こして会長に凍らされるんだな。
39名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 00:22:05 ID:QFrrxGi1
順平「先輩、ヒマそうですね。麻雀でもやりません?」
美鶴「麻雀、だと?」
順平「あ、もちろん金賭けたりはしませんよ、いやホントに」
真田「俺と伊織とキタローの3人で暇つぶしにやろうとしたんだが、3人じゃ盛り上がらない。
 入ってくれないか」
美鶴「…いいとも、やろうじゃないか」

パチ、パチ、パチ
真田「あ、伊織のそれロン」
順平「え?マジで?ちょっとセンパイ早すぎだって」
真田「それじゃあ一枚脱いでもらおうか」
順平「あー、恥ずかしいけどルールだからしょうがないか」
美鶴「……ちょっと待て、一体どういうことだ」
真田「どういうことって」
順平「脱衣麻雀じゃないですか」
美鶴(は、嵌められた!)
真田&順平(これからが本当の戦いだ!)
美鶴(か、完全に狙われている…)

続かない
40名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 00:52:21 ID:yTHbikEl
それなんて幕張?
41名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 00:56:11 ID:PXjwiALh
会長なら鷲巣マージャンとか得意そうだけどな。

「ふむ、なかなかやるじゃないか。このままでは負けてしまうな……。

 5億円追加だ。」


みたいな。
42名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 01:04:55 ID:4lI2Lkfw
鷲巣関係ないww
43名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 01:06:06 ID:mbUJwc1Z
順平 かっこよく打とうとして撃沈タイプ(これを切らなきゃ男じゃねーっ! あ、それロン)

真田 分かりやすいうち方するため狙い撃ち(く、何で俺の待ちは簡単に読まれるんだ!)

会長 計算におぼれて撃沈(か・・・確率的にはこっちがいいはずだ!)

キタロー 天然と運が全てを凌駕するタイプ(・・・天和だけどどうでもいい ) 

44名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 01:41:11 ID:6lYdM+XB
順平「テレッテッテー!リーチテレッテ!」 

キタロー&美鶴「あ、ロン!」 

順平「テレッ…!?」 

>ミックスレイド発動! 

キタロー「国士無双!ドラ80!」

美鶴「リーチ!一発!拾盃口!」

キタロー&美鶴「 壱 百 倍 満 !!!!」 

順平「アッー!」


何だこれ
45名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 01:42:24 ID:kxc4fRVp
風花 ルキア使ってガン牌
46名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 01:47:00 ID:WDbjdl/q
>>43
キタロー「ツモ、面前ツモ・チートイ」
順平「だぁぁあ!俺の混一トイトイがぁあぁ!!」
真田「しかしキタローは単騎待ちが多いな…何故だ?」

キタロー「え…だって、待ちがわかりやすいし」
美鶴「……なるほど、また一つ君のことを知れて嬉しいよ、私は」
キタロー「……会長」
美鶴「だから私には手加減してくれないか?」←沈みの2位
キタロー「それとこれとは話が別です」←ブッチギリ1位
真田「鬼かお前は…」←もう後が無い3位
順平「もう勘弁してくれ……」←トビ寸前の4位

こんな感じだろうなー。
47名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 01:51:47 ID:WDbjdl/q
オマケ。

ゆかり「順平ー、アンタももう少しでこっちね……」←前局でトビ
風香「こっちでドンジャラしましょうよー……」←ルキア使ってのイカサマがばれて失格
天田「あと一押しって感じですね、負けるまで」←麻雀知らない
アイギス「麻雀もドンジャラも奥が深いであります」←ルール覚え中

荒垣「俺の相手は……キタロー、美鶴、シンジになりそうだな…腕がなるぜ…」←SEES麻雀無差別級王者
コロマル「ワンッ(お前ら最近遊び過ぎじゃねぇ?)」←ヒマ
48名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 02:05:07 ID:mgKY3CLj
コロマル 点棒を食う
アイギス チョップでそれを阻止
49名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 02:21:34 ID:5elqa6yk
ガキさん・・・・背中がすすけてwwww
50名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 02:26:27 ID:ldzNSgBi
                         _|__  ゝ
              _, -─ - 、       |, -‐
              , '´        `ヽ   <|   _,ノ  ロンッ……! 
            /             ',  
           i .人       `、  i  _|__  ゝ  ロンッ……!
           {イ\\r. _    i 、 ノ   |, -‐ 、
            从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'   <|   _,ノ       
            レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人          ロンッ……!
           >ゝ._) イレ. /ノ )  _|__  ゝ      
          く ン大ヒ ̄フ///ヽ   .|, -‐ 、  ロンッ
.          </三.\/( く ミ  ゝ <|   _,ノ   ロンッ……!
 _ _               __
 |主 | 、ノ | --|- ヽ/// ,フ_   |ニ|ヽヽ.ノ ┌┼┐ノ十ノヶ┐斤_.斤           「!
. llll亅|/ヽ l, 丿 フヾ.ヽ c_,ノ ノ 亅|.メ | | ,人亅.ー|‐ノノ亅 |三| つ ・・・・・・・・・ o
      ̄       ’ ̄ ̄           ̄            ´ `
          , -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 β-エンドルフィン…!
チロシン…!  /         \  
エンケファリン  /   人        ヽ 
…!     l   ,/  \     ヽ  i
        | i// ノ  ヽ     i ソ  バリン…!
        /⌒)i ●  丶ヘ  / ハ  
リジン…!/   yi ヘ⊃   ,__, レl / )  
ロイシン  (  人ス、,ゝ、_ `´   ィ| /ノ    
イソロイシン…!   く ン大ヒ ̄フ//ヽ  勝ったっ……!
51名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 02:33:26 ID:JYELTJtF
ほとんどアミノ酸じゃねーか!
52名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 03:09:04 ID:7vF3V/jA
>>47
ガキさん自分の名前・・・
53名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 04:12:39 ID:d6lKI/kx
>>50
鷲巣とのあんまりすぎるギャップにワロタwwwww
54名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 05:19:52 ID:yo/Q+6v6
美鶴マージャンは負けるとキタロー自身が美鶴のものになります。
55名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 09:21:00 ID:5elqa6yk
美鶴マージャンは(キタローが)勝つと美鶴自身がキタローのものになります。

美鶴「勝てば・・結婚できる。負ければお嫁さんになれる・・挟み撃ちの形だな」
56名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 09:48:26 ID:XzmFb0wd

コロマル(キタやん、遊んでえな)クイックイ
キタロー「……」
コロマル(…遊ばんのやったら)

コロマル(邪魔したる!)ガシャーン バラバラ

美鶴「きたろー!」
肉彦「罰金だ!」

キタロー「どうでもいい」
57名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 10:29:03 ID:71N0MYz9
>>56
そしてキタローとテレッテが寮の前の雪かきをするハメになるんですねw
58名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 11:19:28 ID:HYBORhx+
桐条美鶴の3分間クッキング
美鶴「やあ、諸君、こんにちは。今日も3分クッキングの時間だ。今日のメニューは諸君の大好きなカレーだ。
どうだ、嬉しいか?」
順平「はーい!」
美鶴「君には聞いていない」
キタロー「・・・ハンバーグが良かったなあ」
美鶴「・・・気が変わった。今日の3分間クッキングは予定を変更して美味しいハンバーグの作り方を伝授しよう」

美鶴「さて、用意するのは・・・えーと、ちょっと待て」
舞台裏に引っ込み、しばらく何者かと打ち合わせをする美鶴
美鶴「お待たせしてすまない。用意するものは、ひき肉に卵、たまねぎにパン粉、あとは塩コショウといったところだ。
今日は時間と私の目の都合によりたまねぎはすでに細かく刻んだものを用意している。
では、これを他の材料と混ぜ合わせるのは・・・ゆかり、君にやってもらおう?」
ゆかり「え?あのー、先輩が作ってくれるんじゃないんですか?」

美鶴「そんなことをしたら手が汚れるじゃないか」(凄く真面目な顔)

一同「・・・」
ゆかり「・・・はい、私がやります」

美鶴「よしよし、いいぞ。材料がよく混ざり合っていくな。さて、このように、混ぜるのは誰でもできるわけだが・・・」
一同「(酷い・・・)」
美鶴「問題は焼き加減だ。これは難しいぞ。これこそプロの腕の見せ所だな。
さて、諸君。突然で済まないが、このひもにぶら下がった五円玉に注目して欲しい
よーく、見つめてくれ?さあ、いいかな・・・
今だ!!テンタラフー!!!」
不意をつかれ混乱する一同。
美鶴「よし!今だ!!桐条家お抱えシェフ隊、カムヒアっ!!」
シェフ隊「応っ!」

舞台裏で今まさに焼き上げられたハンバーグが素早く一同の皿の上に盛られていく。
美鶴が焼こうとしていたハンバーグはもちろんコロマルの餌だ。
そして混乱から元に戻る一同。

美鶴「やあ、丁度今完成したところだよ。さあ、桐条家に代々伝わるハンバーグの技をご賞味あれ」
59名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 11:21:48 ID:PXjwiALh
ちょwwww
しかも犬にタマネギ食わせちゃダメだwwwwww
60名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 11:44:59 ID:NzyBXFcA
>>59
ペルソナ『ケルベロス』の力をもってすれば、タマネギであろうと消化できるのだ。
61名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 12:13:43 ID:5PzuQxTu
コロマル電波受信

>昼食の時間
美鶴「ほら、コロマル。私の作ったハンバーグだぞ。たんとお食べ」
コロマル「くうん(いや、玉ねぎはキツイんだよね)」
美鶴「なんだ?食べないのか?せっかく作ったのに・・・」
コロマル「ワンワン!(あ、食べます食べます!)」
>コロマルはハンバーグに飛びついた。
美鶴「よしよし、美味いか?そうか、美味いかよしよし」
>美鶴は立ち去った。
コロマル「わお〜ん!(出でよ!我がケルベロス!)」
ケルベロス「何スか?」
コロマル「わん(これ食え)」
ケルベロス「うわ、これ玉ねぎじゃないスか。無理っスよ・・・」
コロマル「うぅ〜(なんだお前?先住犬に逆らうってか?ああ?)」
ケルベロス「あ、食べます食べます!すんません!」
>ケルベロスはハンバーグに飛びついた!
コロマル「わん!(よしよし、美味いか?そうか、美味いかよしよし)」
>コロマルは立ち去った。
美鶴「・・・・犬世界も大変なんだな」
アイギス「なるほどなぁ(涙)」
62名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 12:45:12 ID:pVGU8d6s
やっぱり美鶴は料理が下手なのか
ケルベロスってそんな性格なのかよwwwwww
63名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 12:50:53 ID:MQSjzfUJ
>>81を見るかぎり下手じゃなくて常識をしらないだけじゃない?
64名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 12:51:57 ID:G1KBuu5Z
>>62
      ___,,,,....,,,,,,___
   ,.-'"、:::::::::::::::::;:::::::`ヽ、_
  /::!,.ァ-、____,.-─-、ミヽ:::ヽ.
  7ア'         〈ヽ::::ヽ!
  i:::7 ____    ___ ヘ::::ヽゝ、     
  〈イ ,.--、   ,. -- 、 くヽ::::!:::::〉     まさに権力の犬。 なんちゃってね。
  iンi    !,--i =-、 i |!-、::ゝ!                   ハッハッハ
  ./ハ--' 7   ヽ-- '  !bノ、::::!
 〈ノ:::ハ   〈,_      7::::::::ヽ.!          ノ´) __,,.. - 、
 〈:/::::::!, 、___,,.._-ァ'  ,! ヽ.:::::::::ヽ.        /  i'" _,,.-‐'、
  ):::::::へ `ー=‐'  ,.ィ |/ヽ:::::::::ハ、      i  ヽ.  --─'i
 rノ::::::::/`ヽ.:::..,.イ___,,.ハ:::::ン::::::::イ、    r7、__    --,''´
ノ〈:::_,,.r=イ´〈Y::::::::::/ /`' ー─- 、(   /\_  `ーァ'"´
. ゝ/´7  く  i:::::/  /      / `ヽ./    ̄ ̄/
65名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 12:52:10 ID:LhxvggIX
>>81に期待
66名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 13:10:53 ID:vwcQCRHX
コロマル>ケルベロス>オルトロス>イヌガミ>>超えられない壁>>テレッテ

犬社会の上下関係はゼッタイなのです
67名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 13:23:38 ID:mbUJwc1Z
会長も教養の一つとして習っていて普通に料理はできる、でも両親なくして親戚にないがしろにされまくったキタローのほうがうまい。
そんなイメージ。
68名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 13:46:07 ID:5PzuQxTu
さらにコロマル電波受信

>ハンバーグをどの首が食べるかでモメるケルベロス・・・
首A(テリー)「おい・・・おい!」
首B(ドリー)「なんスか」
テリー「なんで俺だけがこのハンバーグを食わなきゃならねーんだよ」
ドリー「そりゃ、先輩が俺らより年上だからっスよ・・・なあ?」
首C(スミス)「え?あ、はい」
ドリー「なんだよお前、先輩である俺の意見が不満かよ?」
スミス「いえ・・・」
ドリー「じゃあお前も賛成だよな。じゃ、先輩食っちゃって下さい」
テリー「いやふざけんなよ!普通後輩が食うもんだろこれは!」
ドリー「どーせ俺たち体は一つで繋がってるんだから誰が食おうが同じっスよ」
>風花がやってきた。
風花「あれ?ケルベロスちゃん・・・首が三つだからハンバーグの取り合いしてるのね?まかせて」
>風花がハンバーグをきれいに三等分してくれた。
風花「はい!これで食べやすくなったでしょう?」
>風花は立ち去った。
テリー&ドリー&スミス「まったく・・・無茶してくれちゃって・・・・」
美鶴「そんなに私の料理が嫌か、お前ら」
69名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 13:51:11 ID:4lI2Lkfw
ケル&ベロ&スーじゃないのかw
70名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 13:53:20 ID:G1KBuu5Z
>>69
それもいいなw

会長とゆかり、料理がヘタなのはどちらか。
71名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 14:07:43 ID:xmotNZqc
料理つくったこと無さそうな人と
それなりに料理する人を比べるのはヒドス

せめて相手は殺人シェフ風花にしてやれ
72名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 14:32:37 ID:W/obgQHZ
会長の手料理食いてー。会長も食いてー。
73名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 15:17:14 ID:klDTVXDl
会長「それは不公平だろう。今度は私が君を食べる番だ」
74名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 15:25:16 ID:6lYdM+XB
キタロー「美鶴は…食べられるのキライ?」 

美鶴「うっ…そ、そんな目で見るな!」 

キタロー「(うるうる)」 

美鶴「うぅっ…」 



いつもどおり
75名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 15:40:56 ID:W/obgQHZ
美鶴がダメージ食らった次のターンは俺のチェルノボグの利剣乱舞がクリティカル、敵を全滅。
わかりやすいぞ俺の分身よ。
76名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:11:44 ID:o/mzYiWt
>>81
ちょwwwww
萌え死ぬ。
77名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:12:56 ID:rxqn4VxF
78名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:14:08 ID:pVGU8d6s
>>77
ブリリアント!

>>81
お前頭良いなww
79名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:21:18 ID:5PzuQxTu
>>81
君はいつも僕を笑わしてくれるね、ネゴシエイター?
80名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:24:48 ID:SFUHvrxs
>>81
さすがはメガデウスドミナスだ。
81名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:25:24 ID:k2lUY3CS
2ゲット
82名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:35:29 ID:uvh0D12I
処刑だな
83名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:38:50 ID:5PzuQxTu
どこまでぇ、どこまで僕をぉ
失望させるんだぁい?
84名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:39:07 ID:OLeu4Bg3
>>81に失望
85名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:42:58 ID:NI2PDX+J
身体の寒さになら耐えられる
だがっ……!
86名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:45:50 ID:bKPAJzDK
なぜビックオーになったのか説明願おうか
87名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:48:26 ID:6lYdM+XB
>>78-80 
さすがにプレッシャーかけすぎ
>>81 
でもお前には失望した 

というわけで電波受信した俺が。


キタロー「美鶴、一緒に寝よう」 

美鶴「…!  い、いいさ。一緒に寝ようじゃないか。これもまた」

キタロー「おいで」 

美鶴「これは…また…」 

キタロー「(はぐはぐ)」 

美鶴「ぼそっ(……かっ、格別…だな…)」

キタロー「寝ながらハグするとタッパ関係無いね」 

美鶴「キッ、キタロー!かっ顔が…近いんだが…!」

キタロー「だって美鶴さ、意外と小さいんだもん。こうでもしなきゃ美鶴の顔がよく見えない」

美鶴「あま、あまりこっ、こっちを見ないでくれ…」

キタロー「じゃあキスしていい?いいよね?ハイ、じゃあ目を閉じて」

美鶴「あ、あ、まっ、くぁwせdrftgyふじこlp」(でも閉じる)


何このgdgd感
88名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 16:53:02 ID:SFUHvrxs
>>86
さっきファーストシーズンの最終回見てここにきたらネゴシエーターってでてたから
ついあのT字眉毛を連想してしまったんだ0rz
89名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 17:10:45 ID:pVGU8d6s
>>81
せーの、お手上げ侍!
90名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 17:15:00 ID:TvioZ0DS
しょうもないヤツらだなおまえらは
つーかそんなプレッシャー与えたくせに
暴言ばっかり吐きやがって
しかたねーから俺が>>81の代わりに言ってやるよ
たぬき大好き
91名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 17:18:48 ID:4lI2Lkfw
「光栄だなも」
92名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 17:25:34 ID:9RnRxGat
おっしゃ、みんなで>>100に期待しよう。
93名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 17:29:16 ID:pVGU8d6s
またその流れかよ
ここはあえて前スレの最後に起こった美鶴(小)フィーバーを
もう一回やるべkうわなにをするやめっ......テレッテッテー♪
94名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 17:42:36 ID:8Q2SefsN
むしろキタ(小)フィーバーだな
95名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 17:57:59 ID:b2+IgYnW
キタ(小)と言えばコレか?

ttp://halfblack.jp/blog/sb.cgi?page=1
96名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:01:29 ID:xzV6VdsH
今晩のシェフ当番は美鶴。

テレッテ「ヒソヒソ(え。今日は誰も手伝ってないのかよ)」
ゆかり「ヒソヒソ(先輩一人で頑張っちゃって。何人たりとも足を
     踏み入れられない気迫が厨房に満ちてたんだもん)」
美鶴「作るのが一番簡単だと教わったカレーライスを作って
    みた。存分に食べてくれ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
全員揃ってぱくり。
テレッテ「あ!普通に旨い!」
肉「これならプロテインを入れても大丈夫だな」
天田「これが家庭の味って感じですかね」
キタロー「どうでもいい」
心配していたわりに普通だったのでみんなが褒める。
美鶴「やはり、旨くできてなかったんだな。そんなに気を
   使わないで本当のことを行ってくれ!」
テレッテ「いや、気を使うも何も、本当に旨いっすよ、これ。
      なんていうか懐かしいっていうか」
美鶴「嘘だ!本当に旨くできていれば一口食べれば
   巨大化し、口からレーザー光線を吐きながら雄たけびを
   上げるはずだ!」
コロマル「ワン、ワン(ちょwおまww。年いくつだ)」
全員( ゚Д゚)ポカーン
美鶴「?おt、父上はいつもそうだったぞ?普通は違うのか?」
キタロー「どうでもいい。おかわり」
97名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:03:22 ID:QFrrxGi1
>舞子と遊んだ後キタローにおんぶしてもらって帰る美鶴(小)
>遊び疲れたのかぐっすりと眠りこけている
>……
>ふと後ろを向くといつの間にか美鶴が元に戻っている

美鶴「キタロー……むにゃ」

>背中に当たるやわらかいものを感じながら帰った

うん、ちょっと電波が飛んできただけなんだ
98名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:23:26 ID:gigxMB4Q
ちょwおまww。年いくつだwwwwwwww
99名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:23:30 ID:pVGU8d6s
>>94
こんな感じか?

レベルアップのため一人でタルタロスへと突入したキタロー。
美鶴「どうだ風花、彼の所在は掴めたか?」
風花「駄目です、気配は感じるんですが......姿は見えません」
肉彦「無事なのか?」
風花「多分大丈夫だと思います。救難信号などは発されていません」
順平「しょうがねえ、探しにいくか」
アイギス「いくであります」
天田「僕もいきます」
突然ワープ装置が作動した。
コロマル「ワン、ワン!」
ゆかり「キタロー君?」
扉の影から現れたのは......なんと50cm程に縮んだキタローだった!
美鶴・風花・アイギス・ゆかり「「「「!」」」」
肉彦・順平・天田・コロマル「「「「!」」」」
キタロー(小)は小剣を引きずりながらトテトテと歩いてくる。
風花・アイギス・ゆかり「「「.....................か」」」
風花・アイギス・ゆかり「「「かわいい〜〜(であります)!」」」
3人がキタロー(小)へ駆け寄っていく。
風花「きゃあ〜!ちっちゃ〜〜い!」
ゆかり「ちょっと風花ずるいよ〜、私にも抱っこさせて〜!」
アイギス「プニプニしてるであります!たまんないであります!」
美鶴(か、かわいい!抱きたい!しかし...桐条の人間としてそんな事は.......しかし)
天田「どうなってるんですか?なぜキタローさんがあんなに縮んで...」
順平「ってかうらやましーーー!」
肉彦「キタロー、お前......一体なにが起こったんだ?」
コロマル「ワンワン!」
キタロー(小)「どーでもいー」
美鶴「...!わ、私にも抱かせてくれ〜!」
キタロー(小)「どーでもいー」
100名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:29:09 ID:H2tFAl4M
キタロー(小)は縮んでも仕事はこなしそうなイメージ。
101名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:30:00 ID:o/mzYiWt
102名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:36:22 ID:TvioZ0DS
>>101
おっきした
103名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:37:44 ID:5PzuQxTu
>>99を見て電波受信。
>その後、キタロー(小)略してコタローを
 かわるがわる抱っこしてわいわいと寮に帰宅。
美鶴「・・・・さて」
風花「どうしましょうね、これ・・・」
コタロー「どーでもいーどーでもいー」
>コタローは美鶴の頭に乗り動かない!
ゆかり「先輩に物凄く懐いてますね・・・・(おのれ桐上・・・)」
アイギス「本当、普段はそんなそぶり見せないのに・・・(桐上め・・・)」
美鶴「ううむ・・・私としても悪い気はしないのだがかなり不味いな」
肉彦「キタローが抜けるとなるとかなり戦力ダウンだしな」
順平「お?てことは俺っちの出番k」
コタロー「タナトシュー!」
>ペルソナ”タナトス”が順平を襲う!
順平「アッー!」
美鶴「よし。とりあえず、私が当分彼の面倒を見よう。
   なに、学業はなんとなかなる。安心してくれ」
コタロー「どーでもイー!(パァァァァ)」
風花「まあ可愛いね(後でノートに先輩の名前を書かなくちゃ…)」
104名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:50:20 ID:8+eQAa6B
美鶴と一緒に風呂にはいるコタローとか
おっぱいにしゃぶりつくコタロー
それに一生懸命耐えてる美鶴とか想像した!!
105名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:50:51 ID:bKPAJzDK
>>88
なるほど。じゃあちゃんとセカンドも見たまえ。
評価よくないが俺は好きだ。
106名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:51:12 ID:H2tFAl4M
>>101
最小サイズでも十数人は要るな、これ……
でも一回食ってみたい。
107名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:51:19 ID:KUzlTw0p
>>104
kwsk
108名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:56:12 ID:ouOTP/nw
思ったんだが・・・
少女型ロボを何体も作らせた祖父
メイド引き連れて(多分)別荘にやってくる父親
この二人の血を継いでる訳だから、キタローや天田に女装させたり
ゆかりに手を出したりしてもなんら不思議はないんじゃないか、なんら不思議はないんじゃないか!
109名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 18:59:37 ID:jKQlr0zW
>>104
その妄想を絵にしてみないか?
110名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 19:04:57 ID:A3oicykY
>>81
         ____
       /      \
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \
    |      (__人__)     | ________
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    ノ           \ | |          |  
  /´                 | |          |
 |    l                | |          |
 ヽ    -一ー_~、⌒)^),-、   | |_________|
  ヽ ____,ノγ⌒ヽ)ニニ- ̄   | |  |
111名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 19:06:50 ID:5PzuQxTu
>>105
是非とも2ndシーズンのあの秘密兵器いっぱいなロボの装備を
桐上の力でアイギスに搭載して欲しいぜ。
美鶴にいっぱいご奉仕すればきっと出来るはずだ。
それ、キタロー!コタローに変身だっ!
アイギス「貴方って最低だわであります」
112名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 19:09:14 ID:vwcQCRHX
桐上ではなく、桐条だな
人の名前も覚えられないとは…
…処刑だな
113名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 19:41:39 ID:pVGU8d6s
>>104が絵を描いてくれるまでのおなぐさみに

美鶴「しばらくはタルタロスは無理だろう。各自この間に十分体を休めておけよ」
頭の上にコタローを乗せたまま美鶴は部屋へと帰っていった。
ゆかり・風花・アイギス「「「............(コクリ)」」」
3人はオシムジャパンもびっくりのアイ・コンタクトを交わすとロビーを後にした。
美鶴「フフ、君は本当にかわいいな」
コタロー「どーでもいー」
ゆかり「何よ、普段はあんな事言わないくせに」
美鶴の部屋の前でドアに張り付き聞き耳を立てる3人。
美鶴「そうだ、プリンでも食べるか?」
コタロー「あー(パアァァ)」
アイギス「見たいであります。突破するであります」
風花「駄目よ、アイギス」
美鶴「ふあぁ!」
ゆかり・風花・アイギス「「「!」」」
アイギス「なんでありますか?」
ゆかり「わ、わかんない......」
美鶴「あっ...コタロー......だめぇ!」
風花「せ、先輩達...一体何を.......」
突然の事態にあせりまくる3人。
コタロー「どーでもいー」
美鶴「どーでも......ひやぁ!.......よくは...ない......あぁ!」
アイギス「気になるであります!やっぱり突破するであります!」
風花「駄目だってばアイギス!」
ゆかり「ちょっと2人とも暴れないで!」
美鶴「そこは...弱いんだ........ふあぁ!」
ドターーーーーーーン!
大きな音とともに美鶴の部屋のドアが開く。
3人は部屋の中へとなだれ込んだ。
美鶴「お、お前達ぃ......コタローをとってくれ......あぁん!」
コタロー「どーでもいー」
美鶴のうなじにコタローが逆さまになりながら掴まっている。
美鶴「頭からずり落ちて......うなじに.........あっ!うなじは......苦手なんだぁ......ひあぁ!」
コタローが落ちまいと手に力を込める度に美鶴の口からは悩ましい声が漏れる。
ゆかり・風花・アイギス「「「..................///」」」
3人は顔を真っ赤にしながら無言のまま部屋を後にした。
美鶴「ま、待ってくれ!頼むからコタローを......あぁ!」
コタロー「どーでもいー」
114名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 19:50:52 ID:8+eQAa6B
>>109
残念だが俺にそんなスキルは無い!

美鶴「んっ・・・はぁっ・・こっコタロー・・・私からおっぱいはっ・・・・んあっ!でっ出なっ・・・ひぁんっ!!!」
――美鶴はふるふると刺激に耐えながら震えている
コタロー「かんけーナイかんけーナイ」コリッ
美鶴「きゃんっ!!!?」ビクビクビクッ
115名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 19:53:30 ID:8+eQAa6B
よしっ回線切って吊ってくる!
116名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 20:14:17 ID:4lI2Lkfw
そんなスキルいらねぇww
117名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 21:07:51 ID:vOmvra5E
エロ上等!
かかってこーい!!!
118名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 21:51:53 ID:5PzuQxTu
>>117
真田「俺たちはキタローと違い、いつも虐げられている気がするんだ」
天田「女性陣のハートを完全に持ってってますもんね」
順平「つまり、先輩と天田は女子達といちゃつきたい、と」
真田「う・・・・ま、まあな」
天田「そりゃ、僕らだって男ですもん」
順平「よし!俺っちに任せろ!」
>助走をつけて部屋に猛ダッシュでもどる順平
>数分後
>女装した順平登場・・・
>と、思ったら転んでしまった!
順平「いやん、パンツが・・・」
真田「・・・・どこまでー」
天田「どこまで僕をー」
真田&天田「失望させるんだい・・・・」


エロい話だぜ、旦那。
119名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 21:53:20 ID:NI2PDX+J
テンタラフーでございます
120名無したんはエロカワイイ:2006/09/09(土) 22:23:50 ID:rcbPLchn
エロい男の話じゃねぇよ・・・!
121名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 00:32:27 ID:q+MOoviw
今、大変なことに気付いちまった…

月高生徒会の1と2…
この二人の名前なんだが
「桐条」と「小田桐」
これを反対に並べ替えて繋げると
小田桐条→おだぎりじょう→オダギリジョー!!
122名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 00:34:28 ID:A8lzurmP
・そんな事ない
・無駄だったね
・元気出して
・どうでもいい

どうしちゃうの?
どうしよう俺!?
つづく!
123名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 00:38:08 ID:f6pxMcCE
・処刑
・処刑
・処刑
・アッー
124名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 00:45:36 ID:HCAbVR+R
自信満々に言う>>121に感動
125名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 00:46:28 ID:g/zp1gQw
>>121
!!!!!!!!!
126名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 00:50:17 ID:HCAbVR+R
今まさにこの瞬間
会長にメイド服を着せられたキタローが
リビングで無言かつ自然に座ってて
一同の視線を一身に受けているという電波を受信した
127名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 00:52:34 ID:yojUj9RO
お前の選択は二つに一つだ。このキタロー!
A.処刑されてメイド服になるか、B.メイド服になって処刑されるかだ!
128名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:01:36 ID:SZvVyEdv
桐条家のメイドは給料高そうだな。
129名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:05:28 ID:alva9sAp
※処刑モードに入ると、ペルソナが魔王モトに変化します
130名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:08:40 ID:GvLPNnlO
美鶴「いいじゃないか、似合ってるぞ」
>どうでもいい
美鶴「つ、次は例の言葉を言ってみてくれ」
キタロー「お帰りなさいませ、お嬢様」
>美鶴が相好を崩している
美鶴「君はまだまだ…グフッ」
>美鶴は鼻血をだした
131名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:16:03 ID:HCAbVR+R
SSにしてみた

テレッテ「あれキタローだよな?」
ゆかり「・・・・だよね?」
天田「・・・・ですよね?」
美鶴「うむ。キタロー、ちゃんと約束を守ってるようだな」
肉「約束?」
美鶴「あぁ。あるゲームで負けたらメイドの服装をして一日過ごすというものだ」
アイギス「ゲーム・・・でありますか?」
風花「どんなゲームですか?」
美鶴「うむ。桐条の技術を駆使して造ったゲームだ。その名もテンタラフー危機一髪だ」
ゆかり「・・・どんなゲームなんですか?」
美鶴「なに、難しいことはない。ただ大きな樽にたくさんの穴を作りその穴に
交互にナイフを一つずつ刺していき、人形が飛び出たら負けという単純なものだ」
コロマル「クゥ〜ン(まんまパクリじゃねーか)」
美鶴「ただこの人形には仕掛けがあってな」
荒垣「仕掛け・・・・だと?」
美鶴「飛び出した瞬間その相手にテンタラフーをかけるのだ。」
ゆかり「(桐条の技術力をそんなもんに使うな〜!!)」
美鶴「おかげでキタローも抵抗せずにメイド服を着てくれたよ」
テレッテ「(着せるなよ・・てかキタローも着るなよ・・・)」
美鶴「近々これを市販しようと思うのだが・・・」
風花「(街中がパニックになると思いますが)
真田「(それよりもプロテインの味を増やしたほうが・・)」
荒垣「(アキの考えてることがなんとなく伝わってきやがる・・・)」
キタロー「何かもう・・・どうでもいい」

ごめん、俺もどうでもいい
132名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:22:45 ID:hpLHeNbI
会長が料理する時は割烹着を着て欲しいと思うのは漏れだけでいい
小皿とおたまを手にして味見するシーンが最高だと思うのも漏れだけでいい
133名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:29:01 ID:9Npw/YDn
順平あたりに刷り込まれそう
「料理といえばジャパニーズトラディショナルエプロンっスよ!」
「な、なるほど」
134名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:53:43 ID:IDhK6/vu
順平「いいっスか。格言で基本を教えるっスよ」
美鶴「よろしく頼む」
順平「マヨネーズで万全」
美鶴「和食がいいっていってなかったか?」
順平「マヨネーズ。これを3分か4分ゆでてこそ味がでるっス」
アイギス「やっぱり基本はサシスセソだと思うであります」
肉「順平の教えはかたよっている。以降俺が指導する。
   プロテインは勝利!余は鍋でたんぱく質。ピーナツ不許可。
   酢醤油は一滴だ」
コロマル「クゥーン(かたよってんなー)」
135名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:53:57 ID:cHB+0vSD
>>132
何を言ってるんだ、お前
三角巾を忘れてるじゃないか
136名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:57:11 ID:SZvVyEdv
俺はいつも思う事があるんだ・・・

制服にエプロンって普通にエロくないか?
137名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:58:49 ID:IDhK6/vu
エロく感じないけど非日常的でどきどきする
138名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 01:59:49 ID:g/zp1gQw
会長がすそをまくって
せっせとおにぎりを作ったあと
指についたごはんつぶを舐め取ったりしてたら
もうたまらんな。
139名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:05:12 ID:UqIzPV+V
神の領域に突入するな
140名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:07:06 ID:kI1qh5WP
そのおにぎりが微妙に美味しくなかったりしたら、もっと良いよな
141名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:12:42 ID:hpLHeNbI
>>135
割烹着って前掛けだけの事なんだなorz
三角巾もセットと思ってたんで、ちょっとこっぱみじんぎりされてくる


でもアレだ、和装で三つ指ついてくれれば、もう他にはなんもいらんかもしれん
142名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:14:32 ID:bI0beRdu
割烹着でおたまから味見して「ん・・・ブリリアント!」とか言うところを想像したら萌えた。
143名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:32:40 ID:ACOe9GnU
で、つまみ食いして「まだだ!」って言われたい。
144名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:45:49 ID:26BTe1ol
>>132
以前それ関係のSS書いた事あるなあ。過去ログあるなら一度見てくだせえ。お目汚しになると思うけど。
145名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:46:20 ID:iGXgrErA
おいおまいら。盛り上がるのは結構だが何か重要な事を忘れてはいないか?














>>64

146名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:47:39 ID:mj1EmvlR
更に調理場が昔懐かしい日本の風景だったらもう辛抱たまらん
147名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 02:58:30 ID:dKzN4fam
かまどに薪をくべてるわけか
148名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 03:06:09 ID:LulGv9vA
昔懐かしい調理場の風景

邪鬼テレッテ「ヴォーー ハラ減った メシくれ メシー 足りない 足りない
         ハラ減ったー メシくれー」
コックさん「テレッテ様はすぐにお腹が空くのさあ」

>ミクロプラズマを使いますか?
 はい
 いいえ
ニアどうでもいい
149名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 03:07:14 ID:qUllzhfA
>>143
おたまで手の甲叩かれるんだよな
150名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 03:12:10 ID:zzWMY7UX
手の甲つねられるのもいいな
美鶴「悪いのはこの手か?ん?」
151名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 03:19:47 ID:hpLHeNbI
>>144
5スレの>>677の事だろうか?
それなら忘れようもない、ていうか切り出して保存してあるほどGJ
152名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 03:41:09 ID:ACOe9GnU
>>149
わかってるじゃないか。






五週目なんだが、未だ会長以外の女コミュMAXにした事ねぇ。次週は会長以外でいくぜ
153名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 03:54:19 ID:1Q7ep9ty
おにぎりモード発動!

桐条家別荘へ遊びに来た美鶴とキタロー。別荘に到着する頃には、すでに日は沈みかけていた。
美鶴「さすがに長旅で疲れたな。ビーチや買い物は明日にしよう」
キタロー「そうですね。・・・ところで先輩、お腹すきませんか?」
美鶴「・・・すまない、私が船の食事を手配しそびれたばかりに・・・」
キタロー「あ、そんなつもりじゃ・・・はは、気にしないでください」
美鶴「別荘へは使用人たちも来ているなんだが、・・・おかしいな、どこかへ行ってしまったのか?
彼らがいればすぐに食べるものを用意してくれるんだが・・・」
キタロー「ああ、そうなんですか。うーん、荷物に何かお菓子でもなかったかな?先輩は何か持ってませんか?」
美鶴「いや、すまない・・・」
キタロー「や、だから、先輩のせいじゃありませんから!そんな落ち込まないでください!!」
美鶴「むぅ・・・」

何か見つからないかと、とりあえず別荘の台所へ向かう二人。と、そこは昔懐かしい日本の台所だった。
キタロー「うわ、凄い!かまどまである!・・・って、外観は思いっきり洋館でしたよね、ここ?」
美鶴「・・・気にするな。・・・あ!ご飯が炊けてるじゃないか。他にも何やら色々と調理途中の痕跡が・・・
そうか、きっと使用人は調理中に何か足りないものに気付いて、それで今留守にしているんじゃないかな?」
キタロー「先輩、どこに向かって説明臭い台詞を話しているんですか?僕はこっちですよ?」
美鶴「・・・気にするな。・・・ところで、キタロー。せっかくだからこのご飯でおにぎりをつくってあげよう」
キタロー「え?」
美鶴「さすがに調理途中の料理を完成させるのは難しいが、おにぎりならすぐにできるだろう?」
キタロー「そうですけど・・・」
美鶴「そうと決まればすぐに取り掛かろう!キタローはロビーで休んでいてくれ」
キタロー「わかりました(少し心配だな)」

キタローはロビーへ移動する振りをして、気付かれなさそうな位置から美鶴の様子を見守った。
美鶴「よし!使用人が帰ってくる前にやり遂げなければ空回りになってしまうからな。頑張ろう!・・・キタローが喜んでくれるといいが」
早速、使用人の物であろう割烹着と三角巾を身に付け、おかまのご飯を手に取ろうとする美鶴。
美鶴「あ、あつっ!」
キタロー「あー、やっぱり・・・」
キタローが思った通り、炊き立てご飯の熱さに四苦八苦している美鶴。
キタロー「弱点、火だしな。・・・仕方ない」
美鶴に近づいていくキタロー。
美鶴「こ、こんなのどうやって握れば・・・あ、キタロー・・・・・・・・・・・・・み、見てたのか?」
キタロー「ええ。まずはお皿を用意しましょう、先輩。おにぎりは手早く握らなきゃ。握った後にお皿を用意しても遅いですよ?
それと、あらかじめお茶碗に入れてクルクル揺すって形を整えておくとか・・・」
美鶴「わかった。・・・け、けど私が全部やるからな!君は見ていてくれればいい!」
キタロー「うーん、でもこういうのって、実演を見たほうが覚えやすいですよ?
・・・あ、ならこうしましょう。僕は美鶴先輩の分を作ります。先輩は僕の分を作ってください」(極上の笑顔)
美鶴「あ・・・・・・・・・・・ぅ、ぅん」
こっ恥ずかしい提案に真っ赤になりながらキタローの説明を聞き、おにぎりづくりに取り掛かる美鶴。
そして、綺麗なまんまるのおにぎりと、前衛美術的なおにぎりが完成した。

キタロー「よし、完成!じゃあ早速いただきましょうか?・・・って、あれ?どうしたんです?妙にご機嫌が・・・」
美鶴「・・・だって、全部キタローにやってもらったようなものだし、できたといっても形は悪いし・・・」
キタロー「そ、そんなことないですよ!」
美鶴「そんなことある!・・・むー、なんだか、キタローに主導権を握られている感じが面白くない・・・」
キタロー「そ、そんなこと言われても・・・」

と、ふと何か思いついたのか、妖艶な微笑を浮かべる美鶴。
美鶴「ふふっ、キタロー、私はこれがいいな・・・」
そう言うとキタローの手を取り、キタローの指についた米粒を指ごと口に入れる美鶴。
キタロー「せ、先輩?!うわっ!!」
美鶴「・・・ゴクン。・・・おいしかったぞ? キタローの弱点にhit、かな?」
キタロー「(一生ついていこう・・・)」

もちろん使用人たちはとっくに帰宅していたが、入るに入れず部屋の外から様子をうかがっておりましたとさ。
154名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 03:58:48 ID:1Q7ep9ty
・・・だめだ、おにぎり以外の要素が、まったく話に絡んでなかった・・・
155名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 04:23:41 ID:ACOe9GnU
いや、いい。やっぱSS書ける人ってスゲーな。
156名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 05:27:27 ID:VWOmAPd5
イイ。かなりイイ。
だが俺は使用人たちは入るに入れないでいるのではく、
気をきかせて外から生暖かく見守ってる方が好みだったりする。
157名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 06:05:01 ID:qUllzhfA
生暖かく見守ってる使用人の中にお父様が混じってたりな
158名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 06:05:59 ID:A8lzurmP
にくちゃんで過去ログ漁ろうとしたらコミュの話ばっかしてやがっててめーら
早く会長コミュ終わらせないと噂の割烹着SSも読めやしねえこんちくしょう
なんで二週目会長コミュ取らなかったんだチクショウ馬鹿俺
二周目も気がついたら風花コミュ立ち上げてるし 終わるのかこれ? 11月までに終わるのかこれ?

>>153
そんなやさぐれた俺の気持ちをほぐしてくれたお前マジいい子
159名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 06:22:53 ID:VWOmAPd5
受信した。


物陰から見守るメイドA&B+桐条パパ。

メイドA「旦那さまの指示はちょっと迂遠過ぎるかと思いましたけれど、思った以上にうまくいきましたね」
メイドB「美鶴お嬢様もかなりのモノですけれど、あの彼氏さんも中々鈍いみたいでしたからね」
桐条パパ「…………」
メイドA「旦那様、如何なさいました?」
メイドB「まさか、ご自分でこうなる様采配しながらやっぱり実際に見ると不愉快になったとか?」
桐条パパ「いや…初めて美鶴が私に作ってくれたおにぎりを思い出してな……」
メイドA&B「…………」
桐条パパ「あれに込められた愛情の行方が私ではなくなったことが、寂しいやら嬉しいやら……フ、年かな」
メイドA&B「旦那様…………」
桐条パパ「いかんいかん。さて、美鶴は二部屋用意するようにと言っていたが、指示通り使える部屋と寝具は一人分にしてあるだろうな?」
メイドA「はい、抜かりはございません」
メイドB「ソファもしっかりと部屋から運び出しておきました」
桐条パパ「パーフェクトだ」

なんかグダグダでスマン。
160名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 07:21:55 ID:UGZwEjJv
>>159
パパ公認、いいなあ。


夜も更けた頃。桐条家別荘のロビーで談笑していた美鶴・キタロー・パパ。
美鶴「さて、そろそろ寝ようか。明日は早くから海に行きたいしな」
キタロー「そうですね」
美鶴「君の部屋は2階の奥の・・・」
使用人A「申し訳ございません!実はその部屋は雨漏りが酷くて、とてもお客様に泊まっていただける状態ではございません!」
美鶴「雨漏り?そんな部屋があるのか?というか、そもそも雨なんて降ってな・・・」

同時刻。桐条家別荘裏庭。
隊員A「給水車、整列!放水開始ッ!!」
隊員B「イェッサー!!!」

使用人A「あらあら、言ったそばから酷い雨ですわね。これはもう、あの2階の奥の部屋はとても使用できません」
美鶴「・・・? ま、まあ、そういうことなら、別の部屋を使ってもらえばいいだろう。
1階は私とお父様、使用人の部屋だが、2階にはあと二部屋あったな?」
使用人A「恐れながら、お嬢様。その二部屋ですが、一つはねずみが大量発生しておりまして・・・」

同時刻。桐条家中庭にヘリコプターが着陸。
隊員C「アフリカで捕獲した凶暴な人食いネズミ、ただいま到着しましたっ!!」
隊員D「遅いぞ!!急いで放て!」
隊員C「ラジャー!!」

使用人A「そして、もう一つの部屋は、ちょっといわくつきの部屋でして。・・・その、・・・出るんですよ」

同時刻。桐条家2階の一室。
隊員E「状況終了!『よく見ると人の顔に見える染み』及び『かすかに音が聞こえる押入れ』の仕込み終わりましたっ!」
隊員F「ドライアイスも24時間体制ですっ!」
隊員G「ターゲットはヘッドホンをしたまま寝る可能性もある。その場合、速やかに射殺せよ!!(ヘッドホンを)」
隊員「サー!イェッサー!!」

使用人A「というわけで、2階の部屋は全滅でございます」
美鶴「なっ? ・・・お前たち!大切な客が来るということは事前に知っていただろう?!
それがこの有様とは・・・客をどこで寝かせるつもりだ?!」
パパ「・・・み、美鶴。お前の、その、へ、部屋に、泊めて、あ、あげたらいい、いいいいぃいぃ、いいじゃないか
(何やら台本らしきものを棒読み)」
使用人一同「(武治様、頑張って!)」
キタロー「えっ?!そ、そんな・・・」
美鶴「お父様!な、なにをおっしゃるのですか、そんな・・・」
顔を赤らめつつもまんざらではなさそうな美鶴。
そっと上目遣いにキタローを見遣る・・・
パパ「(くっ!・・・美鶴!!そんな表情はパパにしか見せたことがなかったのに!!!いつの間に・・・)」
使用人A「はっ!駄目です、武治様!!」
パパ「・・・こ、このドチクショーがっ!!!!!!!美鶴は渡さんぞっ!!!」

駄目だった。
161名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 08:55:21 ID:IA41WZzK
>>160
ちょっ・・・美鶴パパwwwww
隊員にどんな指示出してんだよwwwww
162名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 09:09:29 ID:VWOmAPd5
>>160
読んでたらムラムラした。
どうしてくれる。
つかプリキュア観てたら投稿が遅くなっちまった。

大暴れするパパ、なんとか取り押さえる桐条メイド部隊、ほうほうのていで美鶴の部屋に引っ込むキタローと美鶴。
キタロー「あいたたた……」
美鶴「すまない、まさかお父様があのように取り乱すとは……」
キタロー「意外でした、先輩のお父さんにあんな面があるなんて」
美鶴「私も意外だ。常に冷静で厳格な人なのだが。ああほら動くな、絆創膏がずれる」

その頃部屋の外。
ふたりの様子をデバガメする連中が。
メイドA「なんとかいいムードになりましたね」
メイドB「旦那さまのせいでどうなることかと思いましたが」
桐条パパ「むごぐが! むぐごうが むぐむぐ むぐごむごもごもごごがもむぐごがー!(お前たち!桐条の当主を縛り付けて猿ぐつわとは、どういう了見だ!)」
メイドA「そうでもしないと乱入するじゃないですか」
メイドB「つーか旦那様、五月蝿いです」

キタロー「……ちょっと、羨ましいです」
美鶴「? なにがだ?」
キタロー「いえ、お父さんはそれだけ、会長を大事に思ってるんだなあ、って……大事にされてる会長が、羨ましいな、って」
美鶴「あ…………」

メイドA「……そういえば、彼氏さんってご家族が……」
メイドB「旦那さまが調べてましたね、そういえば。職権濫用も良い所です」
桐条パパ「む、むぐぐ……(ちょっと罪悪感)」

美鶴「すまない……いささか無神経だったようだ」
キタロー「あ、いえ、そうじゃないんです」
美鶴「?」
キタロー「こういう言い方は失礼かもしれないんですけど、なんていうか……怒ってくれる男の人って、多分……お父さんがいたらこうなのかなあ、って……」

メイドA「そういえば、彼氏さんは夜中にクラブに通って破戒僧のお説教を延々聞いていたそうですね」
メイドB「叱ってくれるタイプの大人の男性に弱いのかしら。というか旦那様、そんなことまで調べさせてたのですか。婿入り前から親馬鹿発揮ですか」
桐条パパ「むぐ、むぅ……」

キタロー「あ、すみません、会長のお父さんを勝手にそんな風に」
美鶴「フフ、いや、いいさ。だがそうだな、ちょっとばかり気が早いかな……」
キタロー「え?」
美鶴「いずれ、お父様の息子になるのだろう? ……義理とはいえ、な」

メイドA「うわー、お嬢様、真っ赤になってますね」
メイドB「で、旦那さまは……」
桐条パパ「……う、ううっ……(男泣き)」
メイドA&B「手のかかるお人……」

ムラムラした妄想が止まらない!
後悔はしている。反省はしてない。
163名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 09:10:23 ID:bI0beRdu
メイド「武治様・・・ちょっと・・・・」
パパ「む・・・なんだ」


メイド(キタロー様・・・きれいなお顔ですよね・・・ちょっと中性的な)
パパ(む・・・それがどうしたというのだ)
メイド(美鶴様との間のお子さんはそれはそれはかわいらしいお子さんになるでしょうねぇ・・・)
パパ(むむむむ・・・・・)
メイド(そんなお孫さんに「お爺様〜」なんて・・・・)
パパ(!!・・・・孫娘に・・・お爺様・・・いや息子というのも・・・)
メイド(もし・・・もし結婚が早ければ・・・男女両方生まれるってこともありますよねぇ、かわいらしいお孫さんの姉弟に「お爺様〜」)
パパ(うっ・・・・りょ・・・両方・・・・)
メイド(羨ましいなぁ〜・・・)

パパ「お、お前達!!」

美鶴「は、はい!」
キタロー「・・・?」

パパ「頑張ってきなさい!」グッ


美鶴「何をだーっ!?」
キタロー(うわぁ・・・すっごいいい笑顔
164名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 09:17:52 ID:3hFK6RaU
月光館学園
極大権限保有
最上級生徒会
165名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 09:35:31 ID:591Sth8u
キっちゃんを手にはめてるのか
166名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 09:54:44 ID:qUllzhfA
お前ら朝っぱらから元気ですね 

>>159-163 
だがブリリアント!
167名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 10:30:04 ID:D2N4KYgk
>>153
後半がゆかりと風花を混ぜたようなのになってるぞw

しかし、この別荘話のお父様がブリリアントすぎるぞコノヤロウ
168名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 11:09:58 ID:g/zp1gQw
>すみやかに射殺しろ!(ヘッドホンを)

吹いたw
だがこの指示で通じるのかw
169名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 11:17:04 ID:IQNWXhFm
やべぇパパンテラモエスwwwww
170名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 11:33:27 ID:cmEszz8I
ここで流れとはまったく関係ないSSを投下してみる
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi51993.txt.html

しかし、何で一年中冬服なんだろうな…
夏服で汗に濡れた会長のブラウスから透けるブラとか期待してたのに
171名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 11:34:40 ID:GvLPNnlO
よし電波受信した

メイド1「さぁさ、そうと決まれば湯浴みですわね!」
メイド2「さぁさ、お嬢様こちらへ!」
>メイド二人は美鶴の手をとってはしゃいでいる
美鶴「お、おいコラ、二人ともよさないか!」
メイド1「あ、それともお嬢様〜?」
メイド2「お二人で入浴なさいますか?」
美鶴「ばっ馬鹿を言うな!ふふ二人でなんて!!」
メイド1「それならお邪魔ですわね、私達…」
メイド2「それなら夜のためにお召し物をご用意しなくては!」
美鶴「勘弁してくれ…」
>クイクイ
美鶴「どうしたキタロー…」
>そんなに嫌?
美鶴「ばばっ馬鹿を言うな、嫌だなんて、…そんなこと…」

よしダメダコリャ
172名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 11:45:32 ID:HCAbVR+R
いや、いい。すごくいい。
しかし美鶴よりキタローのクイクイのほうに萌えてしまった・・・orz
173名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 11:55:58 ID:dGvazQ+6
急に岳羽→ゆかりになったのには違和感感じまくり
174名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 12:11:46 ID:ZFbJJfGI
俺はね、あのメイド二人は実は風花並みに計算高いと信じているね。
まさしく>>171みたいな感じだね。
175名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 13:11:33 ID:Y7PvPuS6
(流れを読まずに)みちゅる人形欲しいなぁアトラスさん。
176名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 13:24:43 ID:vEsHS/h6
著作権とかどうなんだろうな
ちゅるやさん作った人(えれっと氏)になるのかな
177名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 13:30:19 ID:by1DOMUW
おいおいなんだこのSSの流れは。

G J す ぎ る

武治パパ、いいなぁ。
178名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 13:36:57 ID:LwdJdnXT
>>170
最後になんかもきゅもきゅしたぜ。

単純に休日くらい私服で行けよとか思ったなぁ。
179名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 13:41:44 ID:O5GzGjpe
きっとタルタロスの空気に耐える特別仕様なんだよ>制服
180名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 13:45:13 ID:xtsKAb/Y
>>170
GJ。正直おっきした。
ようやく美鶴先輩らしい美鶴先輩が見れた。
181名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 14:06:42 ID:A8lzurmP
影時間中は気温が低いんだろうって認識してたわ
182名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 14:11:33 ID:bI0beRdu
制服ってそんなに動きやすいもんでもないと思うが、ジャージの会長・・・。
183名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 14:20:02 ID:IA41WZzK
電波受信した!

仕方が無く2人で入浴する事にした美鶴とキタロー。
しかし浴場にまで監視カメラは仕掛けられていた。
美鶴「絶対にこっちを向くな!絶対だぞ!」
脱衣所にいる筈の美鶴の声が浴場に仕掛けられたカメラまで届く。
メイドA「あらあらお嬢様ったら・・・恥ずかしがっちゃって」
パパ「うぅ、美鶴・・・小さい頃は私と一緒に入っていたのに・・・」
メイドB「まぁまぁ旦那様」
パパ「うぅ・・・私も・・・・・・私も一緒に入ってくるぞーーー!」
メゴッ!
パパ「アッー!」
メイドA「駄目ですよ旦那様、お2方の邪魔をしては」
メイドB「顔、へこんじゃってますけど・・・・・・」
メイドA「大丈夫よ。・・・あっ、お嬢様達が入ってきたわよ!」
バスタオルを巻いた美鶴が浴場へ入ってきた。
メイドB「うわぁー、お嬢様ってスタイルいいんですねぇ〜。羨ましいなぁ」
続いてキタローが入ってくる。
やはり腰にタオルを巻いている。
メイドB「彼氏さんも綺麗な体してますね〜」
キタローはシャワーの方へ足を向ける。
キタロー「先に頭洗うから、美鶴は先に入ってて」
美鶴「あ・・・あぁ、わかった・・・・・・」
美鶴は顔を真っ赤にしながら湯船につかった。
メイドA「お嬢様ったら、タオルをつけたまま湯船につかるなんて・・・」
メイドB「まぁいいじゃないですか。清く正しい交際って感じで」
美鶴「フゥ〜」
緊張していた美鶴ではあるが、湯船に体を沈めた事により平常心を取り戻したようだ。
キタローはワシワシと頭を洗っている。
メイドA「それよりも、ちゃんとお召し物は用意したの?」
メイドB「はい、大丈夫です。いつも通りのものを用意しました」
メイドA「ちょっと、いつも通りなんて駄目じゃないの!」
メイドB「えっ?」
メイドA「初めての夜になるかもしれないんだから、脱がせやすいものにしないと」
メイドB「ま、まさかそんな事は・・・まだ高校生ですよ?」
メイドA「最近の高校生なんてやりまくりよ!」
パパ「させん・・・・・・させんぞぉぉぉぉ!みつるぅぅぅ!」
ドガッ!バキッ!メゴッ!
パパ「アッーーーーーー!」
メイドA「旦那様、今夜はゆっくりとお休みください」
メイドB「あわわわわわ・・・・・・」
そんなこんなしているうちに、キタローが立ち上がった。
キタローは湯船へと歩いていくと、ちょうど美鶴の前に立ち止まった。
キタロー「僕も入っていい?」
美鶴「あ、あぁ・・・・・・///」
キタローが湯船へ足を入れた瞬間、湿り気を帯びたタオルが重みに耐えきれずに落ちてしまった。
美鶴「!」
メイドA「!」
メイドB「!」
キタロー「・・・・・・///」
美鶴「あ・・・あぁ・・・・・・きゃあぁぁぁぁ!」
美鶴は素早く湯船からあがると、脱衣所へ走っていった。
メイドB「あわわわわわ・・・・・・」
メイドA「うわっ・・・すごっ・・・ご立派ねぇ」
パパ「み、みつ・・・る・・・・・・グフッ・・・」
キタロー「どうでもいい・・・・・・///」
184名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 14:27:35 ID:q+MOoviw
キタローの股間にマーラさま降臨!!
185名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 14:32:35 ID:KhXKUYW0
五股キタロー、メイドに手を出して処刑される
186名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 14:47:20 ID:MwUadjCx
パパ「前が見えねぇ」
187名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 14:50:37 ID:xtsKAb/Y
>>186
しんのすけ乙
188名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 14:55:48 ID:jttaA46B
ロビーで眠ってしまったゆかり

風花 「ゆかりちゃん起きてください。こんな所で寝たら風邪ひいちゃいますよ」
天田 「だらしないなぁ、もう」
コロ丸「ワン!」
ゆかり「うぅん…ちんぽミルク…」
風花 「!」
天田 「? 風花先輩。ちんぽミルクって何ですか?」
風花 「あ、天田君!そんな言葉口にしちゃダメ!」
天田 「どうしてですか?あっ、美鶴先輩。ちょうどいい所に」
美鶴 「ん?どうした?」
天田 「ちんぽミルクって何ですか?」
美鶴 「! ど、どこでそんな卑猥な言葉を…」
天田 「ゆかり先輩が、さっき寝言でちんぽミルクって」
ゆかり「うぅん…キタロー君のちんぽミルクすっごぉい…」
美鶴 風花 「 !! 」
天田 「ほら、言ったでしょ?…どうしたんですか二人とも。顔が怖いですよ?あっ、どこへ…」

こうして、身も凍る惨劇の夜が幕を上げる…。
キタローは風花の探査能力をかいくぐる事ができるのか?
美鶴の処刑から逃れる事ができるのか?
生きて明日を迎えるために、走れ!キタロー!
189名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 15:38:07 ID:ZFbJJfGI
>>183
おっと、俺も続けて受信しちまったぜ。

>脱衣所で美鶴はバスタオルで胸を隠しながら息を荒くしている
>それをマジックミラーの中に仕掛けられているカメラから覗くメイド二人
美鶴「……!(…く…期待してはいたが…やはり…怖いな…)」
メイドB(マリー)「…黙っているけど…何を考えているのかしら?」
メイドA(ローズ)「ちゃちゃちゃちゃっちゃちゃーん!美鶴翻訳機ぃ(ダミ声)」
>ローズはアイギスを取り出した。
マリー「え?」
ローズ「これは人間のイメージを読み取る事の出来る翻訳機なんだよ(ダミ声)」
マリー「いや、どうみても私が10年前に作ったアイg」
メゴンっ!
マリー「アーッ!」
ローズ「そんな事よりほら!これでお嬢様のイメージを読み取るのよ!」
>翻訳機(アイギス)を美鶴の方へ向ける…
翻訳機『しかし・・・風呂で彼とするのも…悪くないな…』
ローズ「あらあら、お嬢様ったらおませさんな事を…」
マリー「うわー///(私なんてまだ経験無いのに…)」
翻訳機『私なんてまだ経験無いのに…』
マリー「!!!!!!」
ローズ「お嬢様・・・大丈夫です!いざとなったら私めが…!(ハアハア」
>脱衣所にキタローが入って来た。翻訳機が同時に心の声を読み上げる。
美鶴「・・・すまない」『落ち着け・・・落ち着け私・・・』
キタ「いや、僕こそ不注意で…」『ここでちょっと低姿勢で、と』
美鶴「ちょっと混乱してな…しかも、その…」『お、大きいし…』
キタ「ご、ごめん///」『よしよし、あともう一押し…』
美鶴「///」『言ってしまうか、私!?一緒に風呂に入りたいと…!』
ローズ「お嬢様・・・なんと健気な・・・」
マリー「なんか彼の方が計算してない?」
キタ「あ、あの…もう一回…入り直します?」『そしてあんな事やこんな事を…』
美鶴「い、いいだろう…私も度胸を付けなければ…」『とうとう初めての…』
ローズ「キタキタキタキタキタ!」
マリー「うひゃー///」
>美鶴と長い間風呂で過ごした。
>二人は脱衣所を去っていく。
ローズ「…なんというか…すごかったわね…マリー?」
マリー「はは、ははは・・・てんたらふーてんたらふー」
>マリーは混乱している!
ローズ「あら、お子様には刺激が強すぎだったかしら…って、あれ?」
>脱衣所に再びキタローが現れた。その後ろにいるのは…
ローズ「旦那様!?」
>パパと長い間風呂で過ごした…
キタ「アッーーーーー!」
190名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 15:46:30 ID:D2N4KYgk
これは…桐条のイケナイ三角関係!??
191名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 15:59:32 ID:q+MOoviw
やっぱ桐条メイドってボディーガードも兼ねてるのかね
192名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 16:26:19 ID:18G7Msx0
>>170
赤ちゃんUZEEEEEEEEE!
193名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 16:58:59 ID:+CyLqruR
いけねぇ…風呂場プレイSSを思い出してアレが静まらない…
194名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 17:05:16 ID:N83Xt5SJ
195名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 18:25:10 ID:xtsKAb/Y
>>189
いいなあローズとマリー・・・


マリーは武治の企業家としての有能な秘書。
メイドとしては美鶴の世話係。着替えやら日々の食事やらは彼女が一手に引き受けている。
耳年増なうえにちょっとレズっ気あり。ただし経験は無し。
色んな意味でお嬢様大好き。だからキタローはちょっと嫌い。
別荘滞在中も何かと二人の間に割り込んでくる。
朝、寝ぼけている美鶴の着替えを手伝ってあげるのが至福のひと時。

ローズは桐条グループの裏の仕事をこなす始末屋。百戦錬磨のお姉さん。
美鶴に対しては教育係担当。剣から勉強まで全てを叩き込んだ。
実は武治にほのかな思いを寄せていて、武治をおもいきりドツいた後、「手当て」と称して彼の部屋へ足を運んでいるとかいないとか。
もちろんお嬢様も大好き。よくお手製プリンを食べさせているのは、将を射る前に馬を射ようとしているのか?


なんてありがちな設定を妄想した。
196名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 18:32:43 ID:2CO64Ahr
>>164
遊撃→ゆかり、アイギス
隠密→風花、千尋
197名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 18:32:49 ID:A8lzurmP
メイドC(ダウン)
198名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 19:32:46 ID:5Z8OJx5u
今来た

ちょっ・・・・・・やべぇ、親父テラモエスwww

誰かまとめサイト作ってくれ!
まとめてくれぇッ!!
199名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 19:33:40 ID:TRyHwVYs
うるせえ各自html保存しろ
200名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 21:02:30 ID:IA41WZzK
怪電波を受信した。

結局何事も無く一夜を過ごした美鶴とキタロー。
しかしマリーとローズ、そして美鶴パパは2人が熱い夜を過ごしたと勘違いしていた。
そして次の日、マリーは2人を起こすべく美鶴の部屋へと向かう。
コンコン
マリー「お嬢様、キタロー様、朝食の用意ができております。起きて下さいませ」
しかし部屋から声は聞こえない。
マリー「...?お嬢様、キタロー様、起きて下さいませ。......失礼いたします」
マリーは美鶴の部屋のドアを開けた。
マリー「!」
部屋の中にはベッドから落ちた上半身裸のキタローとキタローのシャツを抱いて寝ている美鶴がいた。
キタロー「......あっ、おはようございます」
キタローは眠そうな眼を擦りながら起き上がる。
マリー「......キタロー様、そのお格好は?」
キタロー「......あぁ、これですか?いやぁ、昨晩は(美鶴の寝相が)激しくて......」
マリー「!」
キタローの言葉を聞き、マリーの顔色が曇る。
キタロー「なかなか(僕のシャツを)離してくれなくて......参っちゃいましたよ」
苦笑いを浮かべるキタロー。
しかしマリーの顔色はキタローが言葉を発する度にどんどんと曇っていった。
美鶴「う...うぅん.........キタロー......そんなこと......だめぇ.........」
マリー「......うぅ......うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
突然マリーが泣きながら部屋を飛び出していった。
そして朝食の用意がしてある部屋へ行くと、そこに立っていたローズへと抱きついた。
ローズ「きゃあ!いきなりどうしたのよ、マリーちゃん!」
マリー「うわぁぁぁん!お嬢様がぁ!お嬢様があぁぁぁ!」
マリーは激しく泣きじゃくっている。
ローズ「......少し落ち着きなさい、マリーちゃん」
ローズは優しくマリーの頭を撫でてやる。
マリーは安心したのか徐々に落ち着きを取り戻していった。
マリー「ひっく......うぅ......ぐす......」
ローズ「一体何があったの?」
マリー「お嬢様が......あんな男に..........小さい頃から私がお世話してきたのに......ひっく...」
どうやらマリーはキタローに美鶴がとられたことを嘆いていたようだ。
ローズはマリーを優しく抱きしめる。
ローズ「マリーちゃん、大丈夫よ。お嬢様はどこにも行かないわ」
マリー「うぅ......でも...ぐす.........」
ローズ「あなた、お嬢様が幸せになるのがそんなに嫌なの?」
マリー「...!......そんなことは...ないです.........」
ローズ「だったら、そんな顔しないで。あなたがそんな顔をしていたら、お嬢様だって悲しむわ」
マリー「...........................すいません。私...どうにかしてました」
マリーはローズの胸から離れる。
マリー「そうですよね、お嬢様が幸せになってくれる事が私の幸せ。これは喜ばなくちゃいけないんですよね?」
ローズ「そうよ、マリーちゃん」
突然、ドアが開いた。
パパ「わかる!わかるぞマリーよ!私も同じ気持ちだ!」
マリー「きゃっ!だ、旦那様?」
パパ「どうだマリーよ、同じ悲しみを持つ者同士、悲しみを分かち合おうではないか!さぁ、私の胸へ!」
その瞬間、閃光が走った。
シュッ......バキッ!ドガッ!メゴッ!ドゴッ!
パパ「アッーーーーーーーーー!」
ローズ「ふぅ......旦那様、自重して下さいませ」


美鶴の出番少ねぇな orz
201名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 21:06:07 ID:26BTe1ol
段々、美鶴スレからメイドスレへとシフトしかかってますね。
202名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 21:08:16 ID:IA41WZzK
>>201
スマソ
俺も書いてて投下していいのか迷った
203名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 21:15:02 ID:mIHLTtKi
夕食をとることにした美鶴とキタロー

>目の前にはスッポン、ウナギ、にんにく、山芋などが並んでいる。
美鶴「…前に聞いた献立と少し違うような……」
ローズ「こ、これはですね、新鮮なものが突然手に入ったもんだから、
 料理長さんが張り切っちゃって、あはははは……」
美鶴「…なんか怪しいな…」
キタロー「美味しいね、これ」
美鶴「そ、そうか。君が喜んでくれてるならまあいいか」

マリー「どうです、お二人は」
ローズ「カンペキ。あんだけ精の付くもん食べれば、三日三晩でも持つわ。
そっちこそ、しくじってない?」
マリー「バッチリです。部屋のテレビはエロ画像でサブリミナル効果が
起きるようにいじってありますし、媚薬成分入りのアロマキャンドル焚いときました」
ローズ「あとは興奮剤入りの飲み物でも持っていけばカンペキね。
既成事実さえ作っときゃこっちのもんよ」
マリー「これで桐条も安泰ですね!」
うふ、うふふふふ……

美鶴「なんだか悪寒が…」
キタロー「どうでもいい(むしゃむしゃ)」
204名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 21:22:52 ID:gF07yfgK
>超絶好調になった!
205名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 21:42:14 ID:hpLHeNbI
>>204
そうか、くり出す攻撃が皆クリティカルするわけだな?
て事はマーラ様の攻撃もクリティかry
206名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 21:43:32 ID:A8lzurmP
バッチリヒット!!
残り四人です!
207名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 22:23:08 ID:ZFbJJfGI
なんかローズ&マリーで定着してしまったぜw
しかもお前らの怪電波のセンスは高すぎるぜ。
208名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 22:23:22 ID:NzRA4RQS
パパが死んで悲嘆にくれる会長を見ていたらこんな電波が沸いた・・・


パパ「美鶴 こんな体になったおれを気の毒だなんて思うなよ!
   おれの体はァァアアアアアアアーーーーーー!!
   我が桐条グループの最高知能の結晶であり 誇りであるゥゥゥ!!
   つまり すべての人間を超えたのだァアアアアア(ry

会長「お父様!?首から下がアイギスなのか!?」


許してくれ、会長・・・処刑されてくる・・・
209名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 23:38:51 ID:LwdJdnXT
>>202
冥土は桐条の付属物なのでおk
210名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 23:39:13 ID:iXcC8i1B
ん?処刑?ああ、そんなのもあった。何だ、もう一度欲しいのか?
211名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 23:42:54 ID:ZFbJJfGI
>>210
マリー「あぁ・・・!お嬢様直々の処刑ならなんなりと・・・!(ハアハア)」
ローズ「あなた男に対して免疫無いくせに、お嬢様には随分とまぁ・・・」
212名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 23:54:56 ID:26BTe1ol
まあ、程ほどにした方がいいと思うけどな。美鶴と絡めればおkだと思うけど、あまり一人歩きさせると
荒れる要員になるから。もちっとメイドがゲームでも目立ってれば俺もSS書けたんだが。
213名無したんはエロカワイイ:2006/09/10(日) 23:56:07 ID:26BTe1ol
要員×
要因○ね。
214名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 00:07:46 ID:LdppHD6D
まさかメイドが派生するとは・・・
215名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 00:09:24 ID:fIfZcSlZ
216名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 00:15:56 ID:Pq4F1M4t
桐条家のメイドなぁ…
20前半ならメイドになってから数年ってとこだから、美鶴の過去はほとんど知らない事になるし
小さいころから知ってるだとどうしても40過ぎの人になるから難しいな
217名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 00:21:32 ID:XY7Ivcs2
メイドロボだから歳を取らないってことでおk
218名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 00:22:39 ID:mSgm5n/W
メイドとかどうでもいい
219名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 00:27:13 ID:nJrDDQGu
>>216
生まれたときから美鶴の世話をしてるメイド長の娘(ローズ)とその幼馴染(マリー)が
今現在美鶴の世話をしている という電波を受信した 

マリー「さあお嬢様!そろそろお休みのお時間です!着替えま…ゴフッ!」
美鶴(小)「すまない、ついあしげにしてしまった」 
マリー「いいえ、大丈夫です!できれば「処刑する!」と言いながら蹴ってください!」
美鶴(小)「こ、こうか…?『しょけーするっ!』」
マリー「アッー!」 

 * * * 別室 * * * 

ローズ「処刑しますわっ!」
武治「もっと!もっとだ!」
ローズ「オホホホホ!」
武治「アッー!」
220名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 00:45:34 ID:b6QCXlrf
程々にしたほうがいいと注意されたのに自重しない君達にはほどほど愛想がつきたよ
221名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 00:54:00 ID:ed6Qvq5u
本人は面白いと思って書いてるんだろうな

いい加減空気読んでほしい
222名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:03:17 ID:cl2cbhmI
メイドうぜえwwwwwwww っていうかオリキャラうぜえwwwwwwwww

死ね。もう来んな。
223名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:03:28 ID:Mi3gu50r
キタロー「会長、心理ゲームしませんか?」
美鶴「君は相変わらず唐突だな…まぁ丁度ヒマだし、いいだろう」

キタロー「それじゃあ、今から僕が言う色から連想した人を言ってください」
美鶴「わかった」
キタロー「はい。まずは、黒」
美鶴「…荒垣?」
キタロー「次は、白」
美鶴「白か……アイギス」
キタロー「なるほどね…最後は、赤」
美鶴「ふむ……明彦だな」

キタロー「OKです。これで何がわかるかというと…」
美鶴「なんだ?何がわかると言うんだ?(wktk」
キタロー「 あ な た の 寿 命 が わ か り ま す 。 」
美鶴「 本 当 か っ ! ? 」

続かない。
224名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:07:43 ID:b6QCXlrf
何故・・・何故誰もIJしてくれないんだっ・・・!
225名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:10:12 ID:KnkEq4CF
日曜の夜だからDA!
226名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:11:58 ID:9/YaBgIv
                                | あだだだだだ!
                                | 割れる!割れる!
                                 ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              ,.-''""´:::ヽ:::::`ヽ.
         _,,,,.........,,,,,_       ┌/ ̄ ̄ニ,.'"::::(ハ):::::::::';:::::::',
        ,. :'"::::::::::::::::::::::::`ヽ、_   /::l    ニ,!::''":::::::::::二ゝ、_i:::::::i    ∩
      ., '::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::i  /::::}__ ∠´:::::::__;;:-‐''" 三⊃i-::::r  ⊂二^;)
     /::::::::::::::::::/::::::::::::/;;!::::::::i /:::::::::::::/  ̄''リ'.__    三⊃!::!-、!  ⊂二 ;;)
     ,':::::::::/::::::::i:::::::!/  /!:::::::;'/:::::::::::::::\,,./`‐=、ゝ___三⊃!ニ!.ノ   ⊂二 ;) 
     !:::::::::i::::::::::!:::::;イ   _7:::::/|:::::::::::::::::::/    Y__   .,「/:/     (  /
    ノ::::::::/:::::::(d::/    〈ハ:/  \::::::::/      /l_,l  ,ィ´ !i    /:::|  {:ヽ
    ヽ:::::/::::::::::::::!〈 "   >(    ,>'´       ハ__lll;._,,,.イ,. -‐'`7  \|__ノ:|
   _ノ:::::!:::::::::::::/::!へ、,_ン'  _,,./        /:::| ||||,.く   /:::ヽ、_|:::::::::::::::::l
   /::::::ハ:::、_,.イ:::!ァ'⌒ヽ、ヘ_、-''        /::::::::| i_/ ! ヽ./::::::::/::::}::::::::::::::::::l
  〈:::::::::!:::::::::!:::::::/|              /::::レ;;;|二/:::::::::/::::::/::::::::::}::::::::::::::::::l
   ):::/::::::::::';::::::ト            _,./l:::::::::i::::i  i   /::/::::::::::::::::\:::::::::::::::!
   ,ゝ:::::::::::::::::;:イ        __..--‐'´  j:::::::::::::i:i  i   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
  ^Yヽ、::/7ヽ!      ,- '´`~i      ノ::::::::::::::i  i   i:::::::::::::::::::::/~`ー――"
     V  l    ‐-ヘ.   ノ     /::::::::::::::::i  i   i::::::::::::::::::::l
227名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:13:11 ID:HK5fQQe3
ベイベベイベ肉襦袢桐条美鶴
http://mokei.net/up/img/img20060911004447.jpg
http://mokei.net/up/img/img20060911004800.jpg
前にUPしたやつの改修版。のつもりが全然変わってNEEEEEE!
とりあえずあんま解らないけど頭ちっこくしたり脚伸ばしたり胸萎ませたりしてみました。
ポイズンタバルジンが間に合わなかったのでその辺にあった刀もたせてみた。

http://mokei.net/up/img/img20060911004716.jpg
みちゅるとペンテシレア。
ペンテシレアは頭しかできてなかったので適当なボディにつけました。
以外に違和感ないのが意外。
228名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:14:24 ID:wHG3g2eb
山岸の能力も、さすがに裸では、振るえないらしいな、フフ…

・・・これ、よからぬ想像をしてしまうよな?
229名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:14:40 ID:9/YaBgIv
>>227
すげえ。欲しいわこれwwwwwGJ!
230名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:20:02 ID:/IgjIZXy
>>227
ペンテシレアバロスwwwww
231名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:24:23 ID:08c0Rkw8
>>227
GJ、数スレぶりにみたよ。
232名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:26:10 ID:Pq4F1M4t
>>227
すげーかっこいい美鶴だ
ほしー
233名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:26:23 ID:HK5fQQe3
コメントどうもです!
つってもまだバランス調整段階なんでこれから手直ししてから細かい仕上げに入るっす。
ペンテシレアボディは真田が遺影の前で泣いてるネタ画像もあったので
会長ともまったくつながりがないわけでもないと思って爪楊枝で刺しましたw

二週目も終わりそうだし今後急ピッチで仕上げたいと思うのでコンゴトモヨロシク。
234名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 01:43:07 ID:8DzqZJQj
>>233
ブリリアントだ!
いい仕事するなぁw
235名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 02:23:45 ID:c0gDS/TH
「SEES部員は許可無く死ぬことは許されない!!」とか言ってほしい。
236名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 02:31:50 ID:4haBqXNH
美鶴「じっくりかわいがってやる!泣いたり笑ったり出来なくしてやる!」
237名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 02:44:07 ID:mBp1B0PI
美鶴先輩のバイクのシートを嗅ぎました。
238名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 03:17:03 ID:ZM3d2KU5
「喫煙はあなたの健康を害する恐れがあります」などという表現よりも
「美鶴先輩の弱点は火です。だから先輩は喫煙者も苦手です」
と書いた方が禁煙者が増える悪寒!
239名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 04:33:01 ID:KnkEq4CF
お前頭いいな!
240名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 04:48:23 ID:Z6hO+TZj
>>238
お前頭悪すぎるだろwww









俺今日から禁煙する!
241名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 05:27:54 ID:AG86phK+
まてよ・・・
美鶴さんが愛してやまないお父様はタバコ吸いまくりでしたが・・・
はっ・・・つまり会長はMと(ry


と言うわけで>>240は禁煙しろ!オレは禁煙しない!
242名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 05:40:27 ID:qYWEfCzw
>241
おまえだけにいい格好はさせないぜ!!

243名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 05:49:21 ID:4JQ8wWOE
じゃあおれ爆発する
244名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:13:08 ID:fJQeTe/b
そんなおまいらを尻目に美鶴と結婚してきます。
245名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:23:22 ID:wXgGwRPf
 コンコン。ドアをノックする音に、ベッドに寝転んで雑誌に読みふけっていたゆかりは、視線をそちらに向けて
声を返す。
「はーい。誰ですか?」
「ゆかりか? 私だ。その……ちょっといいか?」
「美鶴先輩?」
 驚いてゆかりは体を起こす。今日は日曜日、そして今は昼の12時過ぎ。休日に美鶴が部屋を訪れてくるのは
珍しい。しかも、その口調はどことなく歯切れが悪い。
 なにかあったのかな? そう思いながら彼女が扉を開けると、そこには、予想より深刻そうな表情の美鶴が立っ
ていたのだった。



    あなたにあげるもの



 沈黙が部屋に落ちる。ベッドに腰掛けた美鶴は、部屋に入ってきてから一言も口をきかず、難しい顔をして押し
黙ったままだ。
 勉強机の椅子に座ったゆかりは、困惑の表情を隠しきれず、そんな彼女の様子を眺めていた。
 カチ、コチ。時計の秒針の音が、やけに大きく響く。

「あ、あのー。先輩?」
 先に耐えられなくなったのは、ゆかりだった。
「何が用があったんじゃないですか?」
「え? あ、ああ。そうだな……」
 問いかけに返ってきた生返事に、やはりおかしいとゆかりは思う。美鶴らしくないその態度が、彼女が抱えてい
る悩みの大きさを示しているかのようだ。
 まあいいけどね。半ば呆れながらも、ゆかりは少し、嬉しく思う。以前までの美鶴ならば、きっと自分の前でこん
な姿は決して見せなかっただろう。何もかも一人でこなし、抱え込んで、弱音を吐いたりするような人ではなかっ
たから。それ故に、ゆかりは彼女との間に距離感を感じていたのだけれど。
 こういうのも悪くないか。そんな風に考えて、ゆかりはのんびりと待つことにしたのだった。

「……じ、実は相談があって、な」
 美鶴が口を開いたのは、それからかれこれ五分ほども経ってからのことだった。
「なんですか? 相談って」
 出来るだけ穏やかな口調で、ゆかりは問い返す。
 美鶴はまだ逡巡しているのか、視線をしばらく彷徨わせていたが、一つ咳払いをして、
「その……男性というのは、一体、どういったものを贈られると喜ぶのだろう? 知り合いの男性の誕生日が近く
てね。バースディプレゼントをあげようと思っているんだ」
 一気呵成に言ってのけた美鶴は、首筋まで真っ赤に紅潮している。冷静沈着、氷の美貌を持つと言われる彼
女も、その表情は年相応のものだった。
「誕生日プレゼント?」
「あ、ああ。どうも私はこういうことに疎いから……その、ゆかりにアドバイスを貰おうと思って」
「それはいいですけど……」
 こくり、と頷いてから、ゆかりは問い返す。
「あげるのって、彼、ですよね?」
 途端に、先ほどとは比べ物にならない程に、美鶴は顔を真っ赤に染めた。茫然自失という態で唇を半開きにし
ている彼女の姿を見ながらゆかりは、あのほっぺに手を当てたら随分あったかいんだろうな、等と呑気なことを
考えていた。
「ど、どうして……」
「前に学校で聞いたんです。彼がもうすぐ誕生日だって。寮の皆でパーティーをしようか、なんて話もしたんですよ」
「い、いや。そっちじゃなくて」
 美鶴は小さく首を振った。ゆかりはきょとんとした表情で、彼女の次の言葉を待つ。
「どうして、私がプレゼントをあげる相手が彼だとわかったんだ?」
「え? だって美鶴先輩って、彼と付き合ってるんですよね?」
 その瞬間、美鶴はバッとその場に立ち上がった。それでも、驚くゆかりの視線に、かろうじて自制心は保たれた
のだろう。
「あ……すまない。驚かせて」
 謝ってから再び腰を下ろしたものの、動揺は隠しきれないらしく、そわそわと落ち着かない様子を見せる。
「どうして、その……私と彼が付き合ってることを知ってるんだ?」
246名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:24:24 ID:wXgGwRPf
 まさか彼が言ったのか? そう続けた美鶴の声は、微かに震えている。それに気付かないフリをして、ゆかりは
言った。
「前に言いましたよね。先輩って、結構わかりやすい人だって」
「…………」
「自分で気付いてないのかもしれませんけど、先輩、彼と一緒にいる時、すごく幸せそうな顔をしてるんですよ? それに先輩と彼から、『幸せ臭』がしましたし」
 う、と言葉に詰まりながら目をそらせる美鶴の態度に、ゆかりは新しい一面を発見したかのように感じて、小さく
微笑む。
「そんなにわかりやすいのか……私は」
「あ、でも他の連中は気付いてないっぽいですよ。風花はよくわかんないけど、順平なんかはもう、全っ然」
 軽く落ち込んで溜息を吐く彼女に、慌ててゆかりはフォローを入れる。
「そ、そうか。なら、その……秘密にしておいてくれないか? 明彦にさえ、まだ言ってないんだ」
 ホッとした後、すがるように言われて、ゆかりは苦笑しながら頷いた。
「大丈夫、誰にも言ったりしませんってば」

「それで、プレゼントですか」
 あの後、緊張で喉がカラカラになったと美鶴が言い、自販機でジュースを買って一息ついた後、改めてゆかり
は用件を聞く。
「ああ。これが財界の知人とかなら、誰か使用人にでも適当に見繕ってもらうところなのだが……その、さすが
に恋人の誕生日のプレゼントぐらい、自分でどうにかしたいと思ってな」
 随分と落ち着きを取り戻した美鶴だったが、恋人と言う単語を口にする時は、ほのかに頬を染め、照れ臭そうな
素振りを見せる。普段のクールな姿からは考えられないその様子を、ゆかりは可愛いものだと感じた。
「それで、私にアドバイスが欲しいわけですね」
「うむ。さっきも言ったが、どうも私はこういうことに疎い。どういうものが喜ばれるか、まるで知識がなくてな」
 心底、困った。そんな風に美鶴は溜息をつく。
「うーん、そう言われても、彼って無趣味っぽいですし……直接、聞いてみたらどうなんですか?」
「いや、聞いてみたんだが……私がくれるものなら何でもいい、と言ってな」
「うわ、ノロケ」
 さらっと言われて、思わずゆかりはそう呟いてしまう。
「ん? 何か言ったか?」
「あ、いえ。何でもないです」
 キョトンとした美鶴の態度に、悪気はないのだと気付いて、ゆかりは慌てて顔の前で手を横に振る。
「あ、ただ一つ、言われたことがあったな」
「何ですか?」
「うん、あまり高い物じゃない方がいいそうだ」
 ああ、とゆかりは深く頷く。もしかしたら、かなりの高額のプレゼントが贈られることになるかもしれない。そう思
って、先に布石を打っておいたのだろう。
 さすがリーダー、と心の中でゆかりは呟く。
「それはその方がいいでしょうね」
「ふむ……そういうものなのか? 別に、彼のためになら、いくら払ってもいいのだが」
「ダメですよ、先輩」
 釈然としない顔の彼女に、椅子に座りなおしながらゆかりはダメ出しをした。
「そりゃ高いものの方が喜ばれる場合もあるかもしれませんけど……彼が欲しいのは、先輩の真心だと思うんで
す。それって、お金より大事なものでしょ?」
「お金で測れない真心が、一番のプレゼントということか……なるほど、確かに一理ある」
 美鶴はよほど感じ入ったのか、うんうんと深く頷く。
「やはりゆかりに相談して良かったな。私独りでは、到底、気付けなかっただろうから」
 深い感謝の念が乗った目で見つめられながら、
「ハハ……ハ。どうも」
 アタシも彼氏いたことないんだけど……と、心の中で呟き、ゆかりはこっそりと溜息をつく。
「しかし、そうなると尚更、難しくなるな」
 そんなゆかりの態度に気付く余裕もないのだろう、美鶴は眉をひそめて、再び考え込む。
「私の真心を見せるプレゼント、か。どうすればいいのやら」
「あ、それなら一つ、いいアイディアがありますよ」
 憂鬱な気分を振り払って、ゆかりは小さく手を挙げる。
「どんなアイディアなんだ?」
「それはですね……」
247名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:25:52 ID:xgH/e+0p
───────── ─────
────  /⌒ヽ∧_∧──────
       | |\( `・ω・)、    \从人─  ∧_∧>>244
────  ミ`  ヽ   ノ  ̄ ̄ ̄⌒)  :*¨∵::;;;)Д`;) グホォッ
______  ヽ/ / ヽ, ̄ ̄ /W∨  /  _⊃';:';';
──────   / /ヽ,__,ノ ───        =   ';:';
           'ミノ         ドガッ!!

248名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:26:06 ID:wXgGwRPf
「こ、こうか?」
「違う違う、もうちょっとしっかり泡立てないと」
 おっかなびっくりと泡だて器を持つ美鶴に、ゆかりは遠慮のない指導をしていた。
 今、二人がいるのはラウンジにあるキッチンだった。ここには、オーブンを始めとした各種調理器具が揃ってい
るのだ。
 そう、ゆかりが提案したのは、バースデーケーキを作ってみてはどうか、ということだったのだ。手作りのものな
ら、きっと喜んでくれるに違いない、と。
 無論、美鶴がケーキを焼いたことなどあるわけがなく、ゆかりが指導することになった。そして、偶々今日は寮
の他のメンバーが全員外出していたので、善は急げとばかりに、早速、練習で一つ作り始めたのだった。
「ケーキ作りというのも存外、難しいものなのだな」
 嘆息を吐く美鶴の頬には、途中に飛んだホイップがひとかけらついている。だがよほど夢中だったのか、ゆかり
が人差し指で拭うまで、そのことに全く気付いていないようだった。
「でも、こういうのも楽しくありません? それに美鶴先輩の場合、好きな人のために頑張ってるわけですし」
「……ああ、そうだな」
 ゆかりがからかい半分でかけた言葉に、ほのかに顔を朱に染めながら、美鶴は微笑む。
 幸せなんだ。ゆかりはそんな彼女を見て、思い、そして微笑む。この人の、こんな表情は初めて見る、と。
「はい、それじゃ、スポンジが膨らむのを待ちましょうか」
 オーブンをセットした後、ゆかりと美鶴は、ラウンジのソファーに向かい合って座る。テーブルには二つ、湯気の
たつコーヒーカップ。
「本当に助かったよ、ゆかり。これで、彼が喜んでくれるといいんだが……」
「大丈夫、絶対に喜んでくれますよ。ってか、喜ばなかったら殴っていいと思います」
 ゆかりの言葉に、美鶴は軽く声をあげて笑う。が、次の瞬間には、その表情は沈んだものになって。
「思い知らされるよ。私がいかに多くの事を知らなかったかということを」
「……え?」
「大抵のことは人がしてくれるからといって、ケーキはおろか、料理の一つも作れない。今までは、それで別に構
わないと思っていたのだが……こういう形でしっぺ返しを受けることになるとはな」
 怠慢だったということか。苦笑と自嘲、その境目の笑みを浮かべながら、美鶴はコーヒーカップの中に視線を落
としている。
「そんなことないですよ。先輩は、アタシ達の知らないたくさんのことを知ってるじゃないですか」
 ゆかりのフォローの言葉にも、彼女は弱々しく笑うだけ。これもまた、ゆかりの知らない新しい一面ではあった
のだが、そんな表情はこの人には似合わないと、彼女は強く思った。
「弱気にならないで下さいよ、先輩。ちょっと料理が出来ないだけじゃないですか。誰だって、苦手なものの一つ
や二つ、ありますって」
「ありがとう、ゆかり」
 やっと顔をあげた美鶴の視線と、ゆかりのそれとが絡む。深い紅の彼女の瞳の奥には、隠し切れない哀愁が
潜んでいることに、初めてゆかりは気付いた。もう知り合ってから、随分とたつというのに。
 考えてみれば、こうして真正面から向き合う機会は、さほど多くなかった。いや、そもそも少し前に行った修学
旅行の時が初めてだったのではないだろうか。
「わかってはいるんだ。自分の立場が、憧憬の対象となっていることには」
 静かに、美鶴は心の奥底を開く。
「そうであることに不満はないさ。いや、そう思われることは、私にとって励みにもなった。強くなりたいと願ってい
たしな」
 コーヒーが、少しずつ冷めていく。だがゆかりは、ソーサーに置いたカップを、手に取る気分にはなれなかった。
 今、自分は、桐条美鶴という人間の素の姿を見ているのだと気付いたから。
「だから、と言うと言い訳になってしまうが、私は普通の女性という立場からは遠ざかってしまった。普通でないこ
とを望んだのだから、至極当然の結果ではある。そのことに後悔をしたことはないし、することなどないと思ってい
た。だが……」
 小さく首を振る美鶴の長い睫毛に、影が宿る。ゆかりには俯いた彼女が、いつもより小さく、そして幼く見えた。
「今は少し、悔いている。そして憧れている。普通の女性という立場に」
 押し出すようなその口調に、彼女は咄嗟に何も言うことが出来なかった。
249名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:27:27 ID:wXgGwRPf
 美鶴と出会い、特別課外活動部に勧誘された当初、この人は苦労など知らないのだろうと思っていた。傲慢な
人だとも、嘘つきだとも思ったことがある。
 それが、長い戦いを通じて互いに深く知るようになり、彼女は彼女なりに苦しんでいたことに気付いた。それでも
気丈に振舞う美鶴の姿を見て、ゆかりの中から負の印象は全て消え、少なからぬ尊敬の念を彼女に覚えるよう
になっていた。
 だが自分の認識は間違っていたのだと、ゆかりはようやく気付いた。まださらに深い所で、美鶴は懊悩し、煩悶
していたのだ。
「贅沢な悩みだとわかっているのだがな。それでも……私は」
 そこで美鶴は、言葉を切った。後の言葉は、言わなくてもゆかりにはわかった。
 恋をして人は変ると言う。その力のすごさを、まじまじと見せ付けられている気分だった。
 美鶴は、変わったのだ。
 彼と……あの無口な、だが優しくて、不思議に人を惹き付ける魅力を持つ少年と出会って。
 恋をして。

 オーブンレンジのアラームが鳴って、スポンジが完成するまでの間、二人の間にはそれ以上の会話は生まれ
なかった。

「後は苺を乗せれば完成ですね」
 ホイップを塗り終え、ゆかりのその言葉を聞いて、美鶴は安堵の溜息をついた。重苦しい空気は、まだその残り
香を漂わせていたものの、彼女は何とか気持ちを切り替え、熱心にゆかりから学んでいた。最初は危なっかしか
った手付きも、随分と上達していた。飲み込みの速さに、さすが美鶴先輩、とゆかりは内心、感嘆していた。
「今日作ったのはこの大きさですけれど、本番はもうちょっと小さくしてもいいかもですね。あ、でも、この大きさで
もいいかも。別に一日で食べきってしまわなくてもいいわけですし」
「なるほど、わかった。本当に色々と、恩に着るよ、ゆかり」
「どういたしまして」
 適当に苺を乗せたケーキを切り分けて、皿に乗せる。これはもう今から二人で食べてしまうつもりだ。
「後のはどうしましょう? 桐条先輩が作ったものだって、言わない方がいいですよね」
「そうだな。出来れば、彼を驚かせてやりたいし」
「じゃあ、私が作ったってことで。皆に分けて食べてもらいます?」
「いや……それは、その……」
 恥ずかしそうに視線を彷徨わせる美鶴の様子に、怪訝そうにゆかりは首を傾げた。
「その……山岸はいいんだが……他の男には出来れば……」
「なるほど、彼以外の男には食べさせたくないんですね」
「ああ……自分でも、どうかしてると思うんだが……例え私のものと知らないとはいえ……」
 おかしいだろ。そう苦笑する美鶴に、ゆかりは首を大きく横に振って微笑んだ。
「全然。誰だってそうですよ。独占欲……とはちょっと違うかもしれないけれど、特別なものは特別な人だけにあげ
たいですもんね」
 その言葉に、彼女はまた赤くなる。
「乙女心って、そういうものですよ」
「乙女、か……恋愛の物語を読んでいても、どこか遠い世界のことのように感じていたが、今なら少しその気持ち
がわかる気がするな」
 ようやく明るい微笑を取り戻した美鶴の姿に、ゆかりは何気ない風を装って切り出した。
「そのままでいいと思いますよ、美鶴先輩は」
250名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:28:32 ID:wXgGwRPf
「……え?」
「先輩はお金持ちで、強くて、頭も良い。でもきっと、それは彼にとってどうでもいいことなんじゃないかな」
 コーヒーブレイクの話の続きだと気付いて、美鶴は動きを止める。その視線は、じっとゆかりの横顔に注がれて
いて。
「確かに先輩は、普通の女の子じゃないかもしれない。でも、彼が先輩のこと好きになったのは、普通の女の子じ
ゃないから、ってことじゃないと思うんです」
 ゆっくりと、ゆかりは美鶴と向き合う。再び絡み合う視線。
「普通とか、特別とか、そんなこと、人を好きになるのに関係ないんじゃないかな。例え先輩が、桐条グループの
跡取りでなくても、普通の女の子だったとしても、彼はきっと先輩のこと、好きになったと思います」
「……そうだろうか」
 不安そうに目を伏せる美鶴を、ゆかりは暖かく励ます。
「そうですよ。それに彼だって十分、特別な存在じゃないですか。たくさんの強力なペルソナを扱えるし。でも先輩
は、そんなことで彼を好きになったんじゃないでしょ?」
「それは違う」
 はっきりと美鶴は断言した。胸を微かに張り、凛とした光を瞳に宿したその姿は、まさしく女帝。常のごとく、いや、
それ以上に気高い美は、神々しくさえあった。
「私は、人としての彼を好きになった。特別な力など、何も関係ない。自らの力で立つその姿に、私は心を奪われ
たんだ」
「じゃあきっと、同じですよ。彼も、色んなことを抜きにして、美鶴先輩のことが好きになったんだと思います」
 自分のとっておきの笑顔を、ゆかりは浮かべた。
「信じてあげて下さい。彼のこと、それから自分のこと」
「……信じる、か」
 美鶴は微かに目を伏せる。だがそれは、決して弱気になったからではなかった。閉じた瞼の裏に、面影を浮か
ばせていたのだ。
「お父様にも同じことを言われたよ。人を信じてみろ、とな。まさか同じ事を、ゆかりに言われるとは思わなかったが」
 信じる、か。いい言葉だ。噛み締めるように彼女は続けた。
 そして美鶴は、微笑む。その瞳にはもう、迷いも惑いもない。ただ真っ直ぐだ。その先には多分、彼女が歩むべ
き道が見えているに違いないと、ゆかりは思った。
 きっとそれは、一人ではないのだろう。共に並んで歩む者の姿があるはずだ。
「さ、それじゃケーキ、早く食べちゃいましょうか。順平あたりが帰ってきたら、うるさいですし」
「ああ、そうだな。だがその前に、ゆかり」
「え? なんですか?」
「何度も言うが、本当にありがとう。助かったよ」
「やだな。いいんですってば。私と先輩、裸の付き合いをした仲じゃないですか」
 照れ臭そうに笑うゆかりを見て、美鶴もまた笑った。
 一片の屈託も無い二人のその姿を見ていたのは、ただ窓から差し込む太陽だけだった。
251名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:30:10 ID:wXgGwRPf
了。スレ的にSS投下はセーフだと考えたのですが、ダメだったらNG指定してやって下さい。
252名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:35:26 ID:4JQ8wWOE
>>247の最高のアイキャッチっぷりに爆笑した後、和みまくった
超乙
253名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 06:36:52 ID:AvMZTBSp
乙です。
堪能いたしました。
254名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 07:32:13 ID:AfBPv1o2
朝から癒されました。乙です
255名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 07:34:22 ID:UHN9LMgg
>>243の爆発の飛び火で
みちゅるが燃えてしまったではないか!
どうしてくれる・・・・・!!!
256名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 07:45:51 ID:0IRp/oZI
キタロー「順平のボウズ頭を手でジョリジョリすると、とても気持ちいいばい」
テレッテ「やめろよーう、触るなよーう」
キタロー「ふふふ、よいではないか、よいではないか」
テレッテ「あ〜れ〜」
美鶴「……」

床屋「ほ、本当によろしいのですか?」
美鶴「かまわん。ばっさりいってくれ」
257名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 07:51:57 ID:fJQeTe/b
>>256
Nooooooooo!!!!!!
258名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 08:48:30 ID:Ty4szySW
やぁぁぁぁめてぇぇぇぇぇええええええ!!!!(血涙
259名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 08:51:49 ID:AfBPv1o2
美鶴が床屋から帰ってきたあと、お前のせいだと全員から責められるテレッテが見えた。
260名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 08:56:39 ID:hN1CCupI
何故か変形能力の付いた戦艦ロボの方に立つ会長が目に浮かんだ
261名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 08:58:34 ID:Hgd7tWKR
てかメシアライザー!メシアライザー!サマリカーム!!!
262名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 10:42:05 ID:XaRLLY4W
本当に頭がジョリジョリの美鶴が思い浮かんだから困る
263名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 11:30:59 ID:limhJgnz
マハ乙ダイン
萌えた。

家に帰ったらまた読ませてもらおう!
264名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 11:39:31 ID:AG86phK+
>>262
みつる は づら をそうびした!

ヅン「ヅラチャウワー」
会長「ヅ、ヅラチャウワー・・・こ、これでいいのか?」
ヅン「ノォー・・・ヅ。ルックルックルック・・・ヅ。ヅラチャウワー」
会長「ヅラチャウワー」
ヅン「オーケィ!グウッ!」
265名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 12:05:36 ID:vFf46p10
キタロー「真田先輩の腹筋は六つに割れててとても格好いい」
肉彦「あまり見るなよ」
キタロー「手触りもなかなかのもので、分厚いゴムのような弾力性が僕の心を捉えてやまない」
肉彦「さ、触るな」
キタロー「いいなあ、いいなあ、最高だなあ。どうやったらこんな筋肉になるんですかぁ?」
肉彦「それは日々のトレーニングと、あとは…これだな」
キタロー「なんですか、これ? さなだすぺしゃる? つよい肉体をつくる?」
肉彦「俺が自分で調合した魔法のプロテインだ。どんなヤツでも一日でマッスルボディになれる」
キタロー「まじで! ちょーだい、ちょーだい!」
肉彦「駄目だ。副作用が強すぎる。素人にはおすすめできない」
キタロー「ちぇー」

美鶴(坊主)「……」


マ神美鶴(坊主)「オ、オクレ兄さん!」
266名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 12:25:33 ID:0khM8m22
「マイネームイズ・・・オクレ!」
267名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 12:35:16 ID:ohxXv7xq
>>223
ラーメンズの心理テストだな。
268名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 13:10:13 ID:Bq1/n3Fr
南条「君は武治の子じゃないんだ・・・・」
会長「どういうことですか!?」


南条「・・・私と桐島の子なんだ!!」

なんか金あって英語つかうキャラとなるとこれしかなくない?
269名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 13:39:00 ID:tvxyQJhG
だから桐条なのか…。
270名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 13:41:27 ID:Bq1/n3Fr
あえて書かなかったその事実に気づいた君はブリリアントだ!
271名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 14:12:37 ID:2nGaj0B4
とうとう会長は(ズラ)になっちゃったんだね…
272名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 14:18:43 ID:11Gga6Jz
まるで、焼きたてジャぱんの月乃みたいだな
273名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 15:28:47 ID:7ZZXagqg
>>251
読ませていただきました。和んだわー
ゆかりの心情表現が細かくて詠み応えありました。乙ダイン
274名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 16:02:09 ID:WEcm/3vX
>>272
テレッテ「なんやて!?」
275名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 16:08:01 ID:weXF+LwE
>>274
違和感なさすぎるわw
276名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 16:42:46 ID:1Gq0guuE
テレッテ「それは本当なのかキタロー!」
キタロー「俺にだって分からない事くらいある」
なぜかMMRの方を想像してしまったわけだが、
会長ってあそこまで馬鹿げた話だとみんなの前では
信じてないような冷静さを装っておいて、いざ自室に
戻るとどきどきしながら資料あさったりしてそうだとオモタ。
277名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 17:40:32 ID:+/dfmdml
アイギス「キュイーン、であります」
キタロー「うわっ、凄いやアイギス」
アイギス「こんな事もできるであります、ギュギュイーン」
キタロー「凄いなぁ、かっこいいなぁ。ねぇ、もう一回やってよ」
アイギス「お安い御用であります」
美鶴「……」

>ラボにて
研究員「お嬢様、考え直されては如何でしょうか…?」
美鶴「くどいぞ、やると言ったらやる」
278名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 18:44:20 ID:/F6K6xWb
ここのお嬢様は凄いな
坊主にカツラで腹筋が割れれて更にロボ化
279名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 18:51:48 ID:vZfcsXfa
>>227
お前w
280名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 20:28:59 ID:M7gwdT57
>>251
このSSって某HPに掲載されてるのと同じなんだが
ちゃんと許可とったの?
281251:2006/09/11(月) 20:33:35 ID:wXgGwRPf
>>280
当人です。こちらで投稿した後に掲載したのですが……やはりよろしくなかったのでしょうか。
282名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 20:36:37 ID:vZfcsXfa
それが本当ならば何も問題は無い。んだが、証明が出来ないのが匿名掲示板の危うさだよな。

まあ騙りでも出ん以上は証明する必要も無いけど。
283名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 20:36:40 ID:xLmdL8AG
コロマル「わふわふ」
風花「コロちゃんの尻尾ふさふさー」
キタロー「尻尾もいいが肉球がたまらない」
美鶴「……」


>ホテル業魔殿
ビクトル「ほ、ほんとうにやっ(ニ身合体)ても良いのだな」
美鶴「つべこべ言わずにやれ、相応の対価は支払ったはずだ」
パスカル「キューン」


メアリ「これが…愛の成せる御技…」
284251:2006/09/11(月) 20:40:26 ID:wXgGwRPf
>>282
一応、証明として一文付け加えておきました。御指摘等、どうもありがとうございますm(_ _)m
285名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 20:44:44 ID:M7gwdT57
>>284
本人だったんですか。疑って悪かったです
286名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 20:51:32 ID:C6bjVtmP
sageろカス
287名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 22:13:00 ID:NlN7DG1I
なんか口が悪くて痛い子がすぐ上に居るが
テンタラフーを食らっているのだろう、きっとそうだろう。
よしプロティンを飲もうじゃないか。
288名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 22:14:33 ID:rkBAjF7W
>>284-285
で、その某HPってどこなんだぜ?
289名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 23:03:01 ID:6HKFOofZ
みちゅる人形の絵の人ここ見てる?
美鶴とお風呂に入るチビキタローの絵があったが
290名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 23:10:06 ID:k6BHp4vk
テレビから物悲しい音楽が流れてくる。

「たーらこー、たーらこー、たーっぷーり(ん)、たーらこー」

美鶴「キタロー、プリンが食べたくなってきたな」
キタロー「うん」

一同「(えー?)」
291名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 23:21:58 ID:bMrzFjfp
美鶴「キタロー帰ってきてるか?プリン買ってきたんだが」
>わーいわーい
美鶴「喜んでもらえてなによりだ。今日はかぼちゃプリンを買ってきてみたんだ」
>濃厚な甘みが絶妙の一品だ
>自分ばかりで申し訳がない
美鶴「ん、どうしたスプーンを向けて…?」
>あーん
美鶴「ままま待て待て!そ、それはだな」
>あーん
「私の分はちゃんとあるっ!だからっ、だな…」
>嫌?
「い、いいや!これも戦いだ!い、頂こう!」
292名無したんはエロカワイイ:2006/09/11(月) 23:23:44 ID:/8nQ6Mvq
>>288
P3サーチで探すべし。
このスレの住人ならすぐに見つかるから。
293名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 00:43:33 ID:4zvcCA0L
「ただいま。お母さま。」
壮大な豪邸の、広大な部屋に、一人の少女が入ってきた。どこか物憂な表情だ。

「どうした、なにかあったのか?」
凛とした、しかしどこか優しさのある態度で尋ねる。

「ねぇ、お母さま。どうして家族となった後の本は少ないのでしょうか?」
そのすがるような眼は赤いかみと対し、まるで儚い新雪のようだ。

お母さまと呼ばれた女性は、ハッと驚き眼をまるくして、
今度は優しさと、少し微笑みがまじったような、そんな顔をした。

「フフ・・そうだな。それはおそらく、
相手の深くをみてない者が多からだろうな。
だから恋人の段階までの作品が世に受け入れられるのさ。
おもてむきしか見ることの
出来ない者は、等しく先も見通せない。」

少女の表情に一層の陰りが増す。

「あたしね・・・その、好きな人が出来たの。一個年下で中2なんだけど、
やっぱりその・・・不安で・・・。」

「信じるんだ・・・私のお父さまはそうおっしゃった。全てはそこからさ」
凛とした態度に輝を感じる。

「うん。そう、そうだよね!なんか元気でてきた!!
でさ、聞いて彼のこと!!まずね・・・」

「おいおいげんきんだな・・・」
呆れた表情で、しかしそこには確かな絆があった。

ガチャっと、ドアが開く。

「君か、おかえり。そうそう聞いてくれ、
どうやらむすめに好きな人が出来たようなんだ」

「・・・詳しく教えてくれ」

場に笑いがみちる。
「ハハハ・・・てっきり、どうでもいい。で片づけるものかとおもったよ」

294名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 00:56:07 ID:Lddz/9Qy
GJ。なんかすごい癒された
295名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 01:02:45 ID:4zvcCA0L
次回作にご期待ください(多分別スレだろうけど)
296名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 01:02:58 ID:YOcuNjcC
GJ

次の日、片手剣装備で彼の元に向かう父親が(ry
297名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 01:03:05 ID:qsXGXWxY
女の子だったら美鬼
男の子だったら鶴太郎だな
298名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 01:57:20 ID:j98o3Vcq
素晴らしいネーミングセンスだ
299名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 02:01:36 ID:7Evl1wLa
>>227
ちょwwww、ペルソナ変だろwwww

美鶴かっこいいい、GJJ

>>29
ち ょ っ と ま て
300名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 02:08:26 ID:hnMlmGck
>>299
お前のアンカーもちょっとまてw
301名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 03:00:48 ID:0VZLzSIr
302名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 03:32:38 ID:RCY19ZFP
略して生徒会
303名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 03:36:57 ID:EknB0YcC
寮生、シャドウ軍団対抗 野球大会


順平「こんばんわ、今夜も順平のお時間がやってまいりました〜」
ゆかり「ちょっとまてや」
明彦「勝負か。腕が鳴るな」
キタロー「どうでもい」
天田「よくないですよね。誰もつっこんでませんが、ドーム貸し切ってますよね」
美鶴「それは桐条グループの権力で」
荒垣「言われなくてもわかってることだよな。お前以外に誰がここまでできるか」
コロマル「ワン(どうでもいい)」
アイギス「コロマルさんがキタローさんになったであります」
風花「アイギス…また訳の分からないことをいいだして…」
幾月「僕も少し参加してみたいな…」

美鶴「しかし、私はルールがよくわからない。伊織、君はメジャーリーガーを目指してたそうではないか」
順平「過去の話です」
美鶴「ぜひ、ノウハウを伺いたいのだが」
順平「それは…」

順平、美鶴にルールを教えた…

順平「とまあ、野球のおもしろさが分かったところで、特別ルールの説明にうつりマース」
明彦「野球に特別もくそもあるか。相手どこだよ。てか、相手どこだよ」
キタロー「パクリー」
ゆかり「…」
幾月「相手チームは、僕が呼んでいるよ。もうすぐ来るはずだから、それまで伊織君の説明を聞こう」
順平「ルール其の一、ペルソナ召還可〜」
天田「まて」
アイギス「なるほどなー」
コロマル「ワン(どうでもいい)」
順平「…ルール其の二〜」
荒垣「だから誰かつっこめよ。俺と天田以外につっこんでねぇじゃねぇか」
順平「アイテムの使用可〜」
明彦「フェアじゃないな」
荒垣「アキ…」
綾時「もうすぐ、約束の時間だ」
キタロー「風花」
風花「はい」
キタロー「エスケープロードを彼に」
風花「はい」

順平「まとまった所で。打順と守備位置を発表します」

一番センター 美鶴
美鶴「おいまて、いくらなんでも初心者にそれはないだろ」
二番指名打者 アイギス
三番キャッチャー 荒垣
四番ファースト 順平
五番ショート 明彦
六番サード 天田
七番ライト ゆかり
八番レフト コロマル
九番セカンド 風花
ピッチャー キタロー
監督 幾月

幾月「あ、相手チームがきたよ。闘魂のギガスさんチームだ」
全員「えー」
続きそう。
304名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 03:40:51 ID:0VZLzSIr
みちゅるは俺のものだ!
大事に飼ってやるお!!
305名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 03:54:06 ID:EknB0YcC
野球大会第二話。

幾月「ちなみに彼ら、人を襲わないシャドウの上に、滅多に死なないように改造してきたから」
美鶴「それでペルソナ使用許可があるのか」
ゆかり「アレが九人…キモイ…」
順平「まあとりあえず始めましょう。俺ら先攻っすね」
キタロー「どうでもい」
天田「よくないですよね。誰もつっこんでませんけど、観客居ますよね。影時間なのに、貸し切りなのに」
美鶴「アレは桐条の社員だ」
荒垣「もう俺は疲れた。お前らにはついていけねえ」

試合開始。


ベイベベイベベイベベイベ、一番センター 美鶴お嬢様
風花「アナウンスまであるんですか」
ゆかり「機械。てか、機械動いてる」
天田「もはや何も言えません。なんでもありでいいじゃない」

美鶴「全く、どうしていいかわからんな…」
キタロー「美鶴ファイトー」

ピッチャー振りかぶって〜
明彦「タルンダ」
投げたー。おっと、球に力がないっていうかすっぽ抜けたー!

掛布「ターニングポイントです」
美鶴「痛っ!」

デッドボール。
キタロー「!!!!」
全員「あ」


風花「みなさん捕まってください!エスケープロー」
キタロー「ハルマゲドーン!!!」
会場「わあああああああああ」

美鶴「痛い…」
キタロー「大丈夫?美鶴。痛い痛いのメシアライザー」
美鶴「ぐすっ…、痛かった〜」
キタロー「よしよし。俺の部屋に行こう?」
美鶴「うん…」


順平「…なんつーか。結局?」
ゆかり「巻き添え…」
天田「もういやや」
コロマル「きゅーん(どう…でも…)」
アイギス「なるほどなー」
風花「こっちも痛いのに…」
荒垣「俺、ラーメン食うだけの生活に戻って良いか?」
明彦「シンジ…我慢しろ」
幾月「三ヶ月間の研究の成果が…」

このあと、やっぱり美鶴お持ち帰りです。

306名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 06:21:44 ID:c6LlK2Lf
  _ _
 (・д・) ←鋼鉄のギガス

 (´゚д゚`) ←激震のギガス

 (`・ω・´) ←闘魂のギガス

 (・`ω´・) ←天神のギガス
307名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 07:43:34 ID:yi8A9nuX
>>306
激震こっちみんなw
308名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 07:58:41 ID:qZALx+kX
闘魂モエスw
激震キモスwww
309名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 08:07:30 ID:HoX20Ohd
>303
それなんてウィズボール?
310名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 10:07:41 ID:b8uTvjgW
>>209
オレはペルソナはむしろあの形のほうが
なかなかポリデュークスっぽさがでててよいと思った
311名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 10:42:39 ID:Sq7Pqcou
唐突にメイド服着たポリデュークスという電波を受信した
312名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 10:58:47 ID:Pbg7Oxf+
汝は我
我は汝


つまり…アッー!!
313名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 12:20:42 ID:WeVs8hy3
我はなん…

キタロー「帰れよ」
314名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 16:05:05 ID:eR1wA/dx
よそはよそ、うちはうち・・・

キタロー「えっ?」
315熱情 1/4:2006/09/12(火) 16:19:31 ID:x/aIly3Q
 眠れない。
 眠れない。眠れない。眠れない。眠れない。
 眠れない。


    熱情


 影時間が通り過ぎた後の十二時。
 何度目の寝返りだっただろうか。美鶴は一人には広すぎるベッドの上で、まるで眠気の訪れない体を持て余して
いた。
 理由は、わかっている。わかりきっている。
 瞳を閉じるたびに、瞼の裏にいつも同じ光景が浮かぶのだから。
 その度に身体が熱くなる。燃え上がる。心は逆に、氷のように冷え切っているのに。

 今日の放課後。
 生徒会の仕事を終えた美鶴は、下校途中の校門で、彼を見つけた。同じ寮に住む後輩であり、また共に戦う仲
間でもある少年だ。
 手をあげて、声をかけようとしたその瞬間。
「ごめん。お待たせ」
 彼の視線の先から、少女が駆け寄ってきた。彼女のことも、美鶴は知っている。岳羽ゆかり。やはり同じ寮に住
む仲間の一人。
 申し訳なさそうに謝る彼女を、小さく笑って許した後、二人は並んで歩き出す。
 後に残されたのは、あげかけた手を途中で止め、呆然と彼らの背中を目で追うことしか出来ない美鶴の姿だった。


 そして今、夜の一時。彼女は眠れないでいる。
 ネグリジェをまとった美鶴は、ベッドの上から天井を見上げる。胸に抱える黒々とした感情は、すでに思考の全て
を毒し始めている。

 自分にしたように、ゆかりを抱擁する彼。
 自分にしたように、ゆかりに口付ける彼。
 自分にしたように、ゆかりの全てを愛する彼……

 ありえないとわかっていて、想像は止まらない。噛み締める唇、強く握った拳。掌に爪が食い込むその痛みがな
ければ、脳を燃やす懊悩に身体の全てを持っていかれそうだ。

 二時。時計の針は進む。無情に。
 それでも彼女は眠れない。美鶴は抱えた苛立ちの、そのやり場に困っている。

 三時。美鶴がベッドに横になって、もう三時間。
 少女の内面の戦いに、とうとう決着が付いた。
 カーディガンを羽織り、彼女はそっと自室を出る。
 向かう先は二階、その一番奥の部屋。

 コンコン。控えめにノックをしたところで、美鶴は冷静さを取り戻し、同時に激しく後悔をしていた。
 こんな時間に起きているはずもない。明日まで待てばいいことだったのだ。そうでなくても、メールを出してから
訪れても良かったのだし。そもそも、一体、なんと言えばいいのか。
 こっそりと溜息をついた美鶴は、また足音を忍ばせて戻ろうとした。だが。
「……美鶴?」
 微かに開いた扉の向こうから、小さく名前を囁かれて、美鶴は硬直する。
 ゆっくりと振り向いたその先には、普段と変わらぬ茫洋とした表情を浮かべる少年の顔があった。
「お……おどかすな!!」
 声を抑えて、それでも憤然と美鶴がそう言うと、彼は困ったように眉を顰める。その態度にハッと気付かされて、
「あ、いや、ソーリー。こちらの方が突然、訪れたというのにな。怒ったりして悪かった」
 動揺を隠し切れないまま謝る彼女に、彼は小さく笑って首を横に振った。
 その仕草が、放課後にゆかりに見せたものにそっくりで、また美鶴の胸に痛みが走る。
316熱情 2/4:2006/09/12(火) 16:21:06 ID:x/aIly3Q
「……何かあった?」
「いや、そういうわけじゃないんだが……少し、話がしたくて」
 普段どおりの自分を演じようとして、美鶴はそれが困難なことに気付いた。毅然とした態度など取れず、彼と視
線を合わせることすら怖い。
 思いつめた風な彼女の様子に、彼は感じるものがあったのか、ゆっくりと頷いて扉を大きく広げた。
「ここでか? ラウンジの方が……いや、構わないか」
 異性の部屋に訪れてはならない。そんな寮の規則が一瞬、彼女の頭をよぎったが、すぐに吹き飛ぶ。もうすで
に一度、彼を自室に招いたこともあるのだから。
 それに、出来るならば誰にも邪魔をされず、二人っきりで話をしたいと、そう思ったのだった。

 美鶴は彼の部屋に、何度か入ったことがある。用件を伝えるだけだったから、さして長い時間いたわけではなか
ったが、それでもこの部屋はどこか殺風景だと感じていた。
 今、こうしてベッドに腰を下ろして見回し、改めて物の少なさに彼女は驚かされる。生きていくために必要最小限
のものに、ほんの少し足した程しか、この部屋には物がない。部屋を見ればそこに住む人の性格がわかる、とい
うが、ここからは何も読み取れるものなどなかった。
 その部屋の主は、美鶴の隣に並んで座っている。押し殺したような欠伸をしながら、しかし突然の訪問者に対し
て何も問いかけようとしないのは、とても彼らしかったけれど。
 美鶴は美鶴で、やはり困惑していた。こうして押しかけてみたものの、その後のことは考えていなかった。
 どのように切り出せばいいのだろう。否、そもそも一体、自分は何を詳らかにしたいと考えているのだろう。
 迷う間にも時計は進む。
 半時間の間、二人は身じろぎもせず、黙って時と空間を共有していた。

 そして動き出す世界。
 
 ままよ。
 そう決意し、深く深呼吸をした後、美鶴はベッドの上に置かれた彼の手に、自分の左手を重ねる。
「君に言いたいことがある……それでもし、私に対して苛立ちを覚えたのなら、遠慮はいらない。私の手を振り払っ
てくれ」
 驚く彼にそう宣言し、美鶴は語りだした。

「いつかも言った通り、私は君のことが好きだ」
 その瞬間だけ、美鶴は彼の手を強く握り締めた。だがすぐに緩めて、続きを口にする。
「だがどうやら、思い違いをしていたらしい」
 動揺したのだろうか。繋いだ手を通して、彼の身体がピクリと跳ねたのが伝わってくる。が、それに美鶴は構うこ
とはなかった。
「好きなんてものじゃない。そんな単純な感情じゃない。私は、もう……君がいないとダメらしい」
 美鶴は、自分の声が震えていることに気付いていた。
 それは恐怖故だ。自分の中に、飼い慣らすことの出来ない感情が巣食い、根を張り、自分を支配しようとしてい
ることに気付いてしまったから。
 だがそれでも、美鶴は言葉を紡ぎ続ける。もう引き返すことなど出来ない。
「授業中でも、ふと気が付くと君のことを考えている。学校に行き帰りをする道でもそうだし、タルタロスに挑む時も、
いつだって君の傍で戦いたいと思っている」
 少女は小さく笑う。自らを嘲るように。
「私は父を救いたいと願って、この部の活動を続けていた。父の死によって一度、目的を見失ったこともあったが、
それでも遺志を継ごうと、この世界を守ろうと、そう思ってまた剣を取った」
 次から次へと流れ出る感情に、とりとめはない。美鶴は自らがまとう鎧を、自らの言葉で脱ぎ去っていく。彼は
その様を、手を繋いだまま、じっと見つめ続ける。
「だが最近、また目的が変わった。世界は勿論、守りたい。だがそれだけじゃなくなった。私は……君を、守りた
いんだ」
 美鶴はゆっくりと頭を上げて、彼へと顔を向けた。そして、少年の前髪を、繋げているのとは逆の手で彼女はさ
らう。その奥の、彼の右の目を、美鶴は見つめた。
「君がいるこの世界を、守りたいんだ。そして、君と共にもっと歩みたい。同じ時を過ごしたいと、そう願っている」
「…………」
 答えを紡ごうとした彼の唇を、しかし少女はその人差し指でそっと封じる。
「だけど……怖いんだ」
 憂いに揺れる瞳で、美鶴はそう告白した。
317熱情 3/4:2006/09/12(火) 16:22:38 ID:x/aIly3Q
「自分が怖い。君を好きになりすぎている、私が怖い」
 左の手、その掌に感じるぬくもりを、彼女は愛す。だが同時に、それは恐怖。
「君が他の女性と仲良くしているのを見るだけで、私は落ち着かない気持ちになる。その相手が例え、ゆかりや山
岸であったとしても、だ」
 美鶴は視線を落とす。彼の目を見ることは、もう出来なかった。その瞳に自分がどう映っているのかを知るのが
怖かったのだ。
「おかしいと思うだろう? 私も驚いている。これほどまでに自分が独占欲が強いだなんて、考えたこともなかった」
 再び浮かべる自嘲。それと同時に、世界が微かににじむ。目の端に浮かぶ涙が、視界を覆い始める。
「君を失うことが、今の私には世界の終りと同意義だ。だから、そう、時に思ってしまう。君をもうこの戦いに付き合
わせたくないと」
 唇を一度、強く噛み締めて、彼女は続ける。
「わかってるんだ。今の私達には、君が必要だと。君がいなければ、この先やっていけるかどうかわからない。だが、
私の目の前で君が倒れる……そんなろくでもない想像をしてしまって、その度に感じる絶望が、私を躊躇させるんだ」
 微かに震える体。美鶴は、いつその左手の下からぬくもりがなくなるか、恐れ続けていて。だが思いを隠すことも
出来ず。
「笑ってくれていい。傲慢な女だと、不遜な女だと嘲ってくれていい。君を戦いに巻き込んだのはこの私だというのに、
君を失いたくないというただそれだけの理由で、今は戦いから離れて欲しいと言うのだから」
 一つ、唇に言葉を乗せる度に、彼の心が自分から離れていくような気がしていた。それでも胸に抑えきれない
想いは、こぼれ続ける。
「重いと思うだろう? 世界と君とを等価に思ってしまうような、こんな女は。私のこの想いは、君を束縛する」
 ゆっくりと、美鶴は顔をあげた。とうとう晒した、本当の自分。心の奥深くに潜んでいた闇までも、彼に見せてし
まった。
「だから……だから、もし引き返すなら今のうちだと思う。今なら、君が私から離れていっても、耐えられると思う
から。だけどこの先、私の想いは大きくなり続けるだけだろう。そうなったら、私は……」
 これが最後かもしれない。そう思って、美鶴は繋がった彼の手のぬくもりを、心に深く刻み込んだ。
「さあ、選んでくれ」
 瞳を閉じて、美鶴は審判を待った。


 左手の下から、彼の手がそっと抜かれた。
 握り締めて離さない、咄嗟にそう動こうとする身体を、美鶴は意思の力で何とか止める。
 仕方がない。そう彼女は思った。こんなにも痛々しい女は、彼にはきっと似合わない。


 次の瞬間。
 強い力で引き寄せられて、美鶴は彼の胸に倒れこんだ。
「……え?」
 自分が抱きしめられているのだということに、一瞬、彼女は気付けなかった。その耳元で、彼が囁く。
「同じ」
 背中に回された手には、美鶴の細い身体を離すまいと、強く、痛いほどの力が込められている。
「同じだから」
「え?」
「美鶴を失いたくない」
 密着する身体。彼の胸に顔を埋めながら、少女は言葉を失っていた。
 少しずつ、少しずつ、理解していく。
 口数の少ない彼の、激しい想いが伝わってくる。
 おずおずと美鶴は、彼の背中に手を回し。
 負けない程に強く、抱きしめた。
318熱情 4/4:2006/09/12(火) 16:23:29 ID:x/aIly3Q
「……いつか言ったことを、君は覚えているかな?」
「何?」
「もしも全てを捨てて、自分探しの旅に出るとしたら……君は付いてきてくれるか?」
「勿論」
 答えは即座に返ってくる。単純な一言、だがその裏に確かな誠意が感じられる。
「ありがとう……その答えを聞けただけで、十分だ」
 彼の腕の中で、ぬくもりを全身に感じながら、美鶴は微笑む。

 もう、怖れない。

 彼の心と、自分の心が繋がっていることを。
 絆を。
 確かに感じることが出来たから。


 どれほどの間、黙って抱き合っていただろうか。ゆっくりと身体を起こす美鶴を、彼は引きとめようとしなかった。
 扉を開けて、廊下に出た彼女は、少し照れ臭そうに笑いながら言った。
「邪魔をしたな」
 少年は、笑って首を横に振る。
「その……本当に、ありがとう。こんな私を、受け止めてくれて」
 扉の隙間からわずかに漏れる灯りの下でもわかるほどに、美鶴の頬ははっきりと紅潮している。
「意外だと思ったろう? 私自身、自分がこんな風になるとは思わなかったし……忘れてくれてもいい」
 今度もはっきりと、少年は首を横に振った。決して忘れないというその瞳に、彼女は喜びを覚える。それはつまり、
本当の自分を、見なかったことにはしないでいてくれるということだから。
「まあ、それならそれでいいさ」
 いつもの自分らしく嘯いてみるが、どこかぎこちなくなってしまう。見透かされているような彼の微笑に、美鶴は
苦笑した。
「それじゃあ。夜分遅くに、すまなかった。おやすみ」
 言って彼女は、彼に背を向けた。
 扉が少しずつ、閉まっていく。


 突然に。
 激情に、美鶴は駆られた。


 振り向いて、閉まりかけた扉を開けて。
 彼の唇を奪い、そのまま部屋を横切り、ベッドに押し倒す。

 まるで予想していたかのように、彼は何の抵抗も見せなかった。
 激しく求められるのに応じるように、激しく彼女を求めた。


 ゆっくりと閉まる扉。
 二人のシルエットは、一つになる。
319251:2006/09/12(火) 16:27:55 ID:x/aIly3Q
了。また書かせていただきました。前作で感想を下さった皆様、どうもありがとうございました。
320名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 16:58:21 ID:j98o3Vcq
GJ!
嫉妬は素晴らしい
人類の宝
321名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 17:02:18 ID:8noVR63C
GJ! ドキドキした。
322名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 18:01:14 ID:sZ4wC10J
拘置所から全裸で一言だけ言わせてもらおう。
GJ!
323名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 18:20:08 ID:NLQAzuhQ
そして突然開く扉
テレッテ「おい、こんな夜中になにバタバタしてるんだよ、静かに寝かせてく・・・・・・テレッテッテー♪」


キタロー「アッー!」
324名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 18:34:21 ID:1YJV2Ckz
>>315
全裸でGJだ。その一言に尽きる、GJだ。
あれ?黒沢さんだ?あれ?あ…そうか…ここは拘置所だったか…
325名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 18:55:14 ID:Lddz/9Qy
美鶴「キ、キタロー、プリンを作ってみたんだが、一緒に食べないか」
ニア食べる
 食べない
 どうでもいい

美鶴「そ、そうか…」

>美鶴はなにやら自分に言い聞かせている

美鶴「大丈夫、大丈夫だ。私なら出来る、自然にやればいいんだ、ペルソナを
 召喚するみたいにごく自然に……よし」

>美鶴はスプーンでプリンをすくうと、こちらに向けた

美鶴「ほ、ほら、あーん」

>…あー…

ガチャ
真田「ただいま。いやいや参った参った、今日に限ってプロテインがど…」
テレッテ「うぃーす、今日はタルタロス行く…」
美鶴「……」

>真田は通夜の様な沈痛な面持ちで顔をそらした
>順平は通夜の様な沈痛な面持ちで顔をそらした
>美鶴は思わず固まってしまった
>キタローはおいしくプリンをいただいている
326名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 20:55:44 ID:GuWaXa0g
>夜、学生寮ラウンジ
>扉を開けると目の前にアリラトがそびえ立っている・・・
>近くで見ると嫌なでかさだ。威圧感がものすごい

キタロー「・・・」
アリラト「あぁ君か。お帰り」
キタロー「!」

>思わず周りを確認してみたが美鶴の姿は見えない
>周りが落ち着かない様子でこっちを見ている。真田が手招きをしている

キタロー「一体どういうことです?」(ヒソヒソ)
真田「俺にもわからん。帰ってきたらあの状態だった」(ヒソヒソ)
テレッテ「とりあえず皆何事もなかったように接してるけどもういい加減限界だぜ」(ヒソヒソ)
真田「というわけでお前美鶴に確認してきてくれないか?」(ヒソヒソ)
キタロー「ちょっとそんな、ゆかりとかの方が適任じゃないですか?」(ヒソヒソ)
真田「岳羽は帰ってくるなり突っ込みそうになったから山岸が二階に隔離してる」(ヒソヒソ)
テレッテ「会話のついでにそれとなくでいいから、な」(ヒソヒソ)
キタロー「・・・わかった」

>屹立するアリラトにさりげなく話しかけてみる
>妙な気分だ・・・
キタロー「美鶴先輩・・・」
アリラト「うん?どうした」
キタロー「あの、今日は一段とその・・・」
真田(ゴクリ)
テレッテ(ゴクリ)
キタロー「今日は一段と綺麗ですね」
アリラト「…!!!き・・・君は、急に何を言い出すんだ
   皆の目があるというのに…。冗談、なのか…?」
>アリラトは照れているのか、模様部分が激しく点滅している

テレッテ「なんか見た目の割には普通のリアクションっすね」
真田「ああ、故意であの格好をしてるわけではないみたいだな・・・」


キタロー「・・・という夢を見ました」
美鶴「夢に見る程あの石柱がショックだったのか・・・」
327名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 21:05:18 ID:VTUSUvNs
アリラト会長が現実だった形の続きがみたい。
アリラト「受胎したのだが・・・」

rァ 産ませる
  産ませない
  どうでもいい
328名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 21:06:00 ID:8noVR63C
696 :名無したんはエロカワイイ :2006/09/09(土) 15:47:12 ID:Ud0LVScm
風花スレではスカアハコスプレ風花。
ゆかりスレではゆかりうり二つなキュベレッチ。

次は美鶴スレで、石柱の表面に美鶴の裸身画が描かれているアリラトの登場かなw


697 :名無したんはエロカワイイ :2006/09/09(土) 16:50:11 ID:AyWK7fdI
美鶴スレの美鶴は幼児化してるから
プリン状のアリラトかもしれん
329名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 21:08:34 ID:VTUSUvNs
いっそ幼児化アリラトでいいんじゃないかと。
330名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 21:28:08 ID:B7WOp0n0
ふと、どうでもい電波を受刑

「しけいだな」←幼少

「処刑だな」←現在

「粛清だな」←成年後
331名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 21:31:21 ID:B7WOp0n0
どうでもいってなんだよ…受刑ってなんだよ俺
見んなよ…俺を見んなよ…
332名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 21:40:43 ID:K0ZP3zNm
 ( ゚д゚ )
333名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 21:43:21 ID:8U9pb9rw
キタパン三世

美鶴「ついに捕まえたぞ、キタパン。さあ、観念しろ」
キタパ「誤解です、冤罪です刑事さん。僕は何も盗んじゃあいません」
美鶴「シラを切る気か。おまえは大変なものを盗んでしまったんだぞ」
キタパ「大変なもの?」
美鶴「私の心だ!」ポッ
キタパ「うわぁ…」
美鶴「あっ! おい、待て、逃げるな! 待て、まってくれ〜」
334名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 21:45:14 ID:4ceiyCe0
美鶴「ところでこのアリラトを見てくれ、こいつをどう思う」
キタロー「・・・すごく赤黒いです・・・」
335名無したんはエロカワイイ:2006/09/12(火) 22:55:38 ID:/Mn7RRz6
美鶴「ところでこのこの風花と理事長を見てくれ、こいつらをどう思う?」
キタロー「・・・すごく腹黒いです・・・って言わせたいんですか?」
美鶴「いわなければ今月のお小遣いは無しになるが?」
キタロー「あんなに腹黒い奴らは見たことがないです!!」
336名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 00:17:25 ID:9HraHopH
>>334
アリラトにはがっかりだ。
女帝の最高位ペルソナっていうから得ろ意の期待したのに
337名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 00:18:41 ID:9VIMgvVq
エロイじゃないか…石柱の絵をよくみるんだ
おっぱいまるだしだぞ
338名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 00:26:55 ID:7+lp1jOw
>>315
GJ!、とてもいい嫉妬デスネ。

美鶴とキタローとプリンは切っても切れないよなw
339名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 00:38:10 ID:dSPPjEv3
>>315
眠れない。
眠れない。眠れない。眠れない。
理由は判ってる、もう一回読んで来る。

GJ!!!
340名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 01:40:49 ID:BCws+SBp
>>315
良く言えばインスパイア。悪く言えばテレッテッテー。
私ならこうする、みたいな感じで。いや、設定違うけどね。




幸せそうな二人を見ていると、心がキリキリと締め付けられるような痛みを感じる。
何より辛いのは、どんなに見たくなくても、二人を絶対に無視することができないという事実だ。
同じ学校、同じ寮、そして影時間を共に戦う仲間・・・
ゆかり・・・キタロー・・・
いつも視界に二人がいるような気がする。いや、私が二人の姿を無意識のうちに探しているのか?
私はいったいどうなってしまったんだ?・・・

二人の変化に初めて気付いたのは、クリスマスが間近に迫った頃だ。

いつも通りバラバラに寮へ戻ってくるメンバーたち。
あの二人も、戻ってくる時間は別々だった。
でも二人の間には何か温かい空気が流れていた。
なぜ気付いたのかは自分でも分からない。・・・いや、私は今嘘をついたな。
理由なら分かりすぎるほどに分かっている。
そうだ、私はいつもキタローを見ていた。だから彼がゆかりをみつめるその優しい眼差しにも、気付かないわけはなかったんだ。

それからは、普段の生活でも、タルタロスの戦闘でも、二人のことを意識するようになってしまった。

生徒会への出席が目に見えて減っていくキタロー。
休日が近付くたびに嬉しそうにしているゆかり。
寮へ帰ってくるとまずゆかりに話しかけるキタロー。
部活のない日も帰りが遅くなるゆかり。
危険を感じてか、タルタロス探索メンバーからゆかりを外そうとするキタロー。
キタローの安否を不安に思ってか、メンバーに名乗りをあげるゆかり。
戦闘を長引かせないために強力なペルソナを身に付けていくキタロー。
大切な人を守るため回復魔法に磨きをかけていくゆかり。

見なければいいのに、気付かなければいいのに、
見てしまう、気付いてしまう・・・
そんな自分にウンザリしながら、私は自分の気持ちを整理しようとする。
「いつも二人を見つめて、では私はいったいどうなりたいのだ?」
二人に分かれてほしいのか? ゆかりからキタローを奪いたいのか? キタローの嫌な面を見つけて綺麗さっぱり諦めたいのか?
・・・分からない。どれもYesで、どれもNoな気がする。

そして、ついにその日はやってきた。


続くっ!(エウレカっぽく)
341名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 01:44:12 ID:BCws+SBp
その日はキタローの指示で以前踏破した階を探索することになった。
キタロー「敵は弱い。効率良く探索するために散開しよう」
めったに聞かない指示だったが、シャドウの力は弱く、私たちの心にも油断があったのかもしれない。
キタロー、ゆかり、私、明彦は、各自散開して宝物を探すこととなった。
しかしそのフロアは思いのほか広く、私たちはバラバラになったまま迷い込んでしまった。

そして、突然耳に響く風花の絶叫。

風花「何か、凄く危険な何かが来ます!!ゆかりちゃんっ、逃げてぇっ!!!」」

フロア全体の空気が一瞬で変化したことに気付く。これはマズイ。これには立ち向かえない。直感が残酷にそう告げる。
そして風花のナビは、ゆかりに危険が近付いていることを知らせていた。
とっさに走り出す私。
美鶴「風花!ゆかりはどこだ?!ナビゲートしてくれ!」
風花「は、はい!あっ、先輩が一番近くにいるみたいです!そのまま直進して次の角を左、そしてその次の十字路を右です!」
美鶴「わかった!すぐに・・・」

その瞬間私の心にどす黒いものが忍び寄ってきた。
・・・何が分かったんだ、私は?
ゆかりを助け出す方法か? それとも、私が一番ゆかりに近いという事実が指し示す恐ろしい可能性か?

ばかな。共に戦う大切な仲間を、つまらない一時の感情で見殺しにするような人間か、私が?
しかし綺麗な正しい言葉は、恥ずかしいほどに空回りを始める。
「ユカリガイナクナレバ、キタローハ、ワタシノモノニナルカモ・・・」
汚くおぞましい言葉が妙な現実感を伴って脳裏に繰り返される。
私の足は、二つの感情を体現するかのように、微妙な速度で、しかし確実にゆかりのもとへと進んでいった。

風花「先輩、急いでください!!ゆかりちゃんが!!!」
風花の声で現実へ引き戻される私。
そして私の50mほど前には、生死は分からないがぐったりと倒れるゆかり、
そしてゆかりの前には、黒い、恐ろしいほど黒い何かが、手にした鎌を今まさにゆかりの首に振り下ろそうとしていた。
美鶴「や、やめろ!!」
不意に口をついて出る言葉。
駆け寄る私。
振り向く異形の黒。
そしてその黒い存在は、私を見ると嬉しそうに笑った。
死神「これは愉快な日だ。まばゆいほどに生を望む我が天敵と、悲しいまでに死を振りまこうとする哀れな同族、
   太陽と月、光と影に同時に出会えるとは・・・」
美鶴「な、何を言っている?!」
死神「クククッ。分かっているだろう? 私は死を司る神。君の心の闇に引かれ、今宵この場に参上したのだよ?」
美鶴「何をばかな?!戯れているのか?」
死神「おやおや、自覚がないのか?・・・いや、そうでもなさそうだな?」
美鶴「ふざけるな!出ろ、アルテミシアっ!!」
すかさず絶対零度の氷を叩き込む。・・・しかしその黒は、顔らしきものを微かに歪めただけ。
死神「ふん、無傷と強がる気はないが、君の力では私は倒せんよ?
   そんなことより取引をしないか?
   君が望むなら、この娘の命を奪ってやろう? ただし、言葉による誓約が欲しいな。
   『私はこの娘の死を願っている』。そう言葉にすれば、考えてやらんでもない。
    どうだ?愛した男を奪った女だ。ここで死んでくれたほうが嬉しかろう?」
美鶴「くっ!!! 黙れ黙れ黙れっ! 心を読むのか?この化け物が」
死神「はははっ!期待通りの反応で嬉しいよ。だがもう一度考えてみたまえ?
   君の願いは、本当の君の願いは、何だ?」
美鶴「私の願いは!・・・」
そこまで口にして凍り付いてしまう私。
・・・私はなぜ、全力でゆかりのもとに駆けつけなかった?
私はいったい何を望んでいた?
私はどうなりたかった?

あと一つ続くっ!
342名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 01:48:21 ID:BCws+SBp
私の脳裏に、絶対にあり得ない光景が浮かび上がる。

・・・ファーストフード店、二人向かい合って座っている。
   慣れない場所に戸惑う私を笑いながら、でも優しく案内するキタロー。
   彼の説明に耳を傾けようとはしつつも、自分が失態をしでかさないかと気が気でない私。
・・・学校の図書館、キタローと二人で勉強をしている。
   いや、真面目に参考書を見ているのはキタローだけで、私は穏やかな目でキタローを見つめている。
   放課後、下校のチャイム、ハッと顔を上げるキタロー、目が合う二人・・・
・・・映画館。一人では絶対に見に行かないような内容の作品。
  暗闇の中、手持ち無沙汰にしている私の手をそっと握り締めてくれるキタロー。その手の温もり・・・

それはとても楽しくて、とても温かくて、とても嬉しくて。
そうだ、ゆかりさえいなければ私は・・・。


その瞬間、もう一つ脳裏に浮かんだ光景があった。
サラサラと静かな水の流れ。川面に光射す夕焼けの淡い橙色。私の頬を叩く一人の女の子。
その強い言葉、真剣な眼差し、優しい心。
私の可愛い後輩。私を私に戻してくれた大切な友人。
・・・岳羽ゆかり。


我に返り、黒い存在をキッと睨み付ける私。
美鶴「ここから去れ!私はもう惑わされない!」
死神「・・・ふむ、この程度か。つまらん、次があるなら、もっと深い憎悪で私を呼べ」
そう言い残すと、あっけないほどに素早く、それは掻き消えてしまった。
急いでゆかりに駆け寄る。脈はある。息もしている。どうやら命に別状はなさそうだ。
美鶴「ゆかり、よかった・・・。本当によかった・・・」


ゆかり「・・・先輩、あの、私、全然先輩の気持ちに気付けなくて・・・」
ゆかりをおぶってメンバーのもとに戻る道中、突然彼女が口を開いた。
美鶴「私の気持ち?何のことだ?」
ゆかり「その、さっきのシャドウとの会話で、先輩が、・・・キタロー君のことを、好きだったって・・・」
美鶴「むっ、起きていたのか・・・」
私の心の動揺を全て知られていたとは・・・申し訳ない気持ちでいっぱいになる私。
しかしゆかりの関心事は、私が決断に躊躇したことではないようだった。
ゆかり「私っていつもそう。人の気持ちに疎くて・・・いつも人を傷つけて・・・」
美鶴「・・・ゆかり、君は間違っているぞ」
ゆかり「え?でも、さっき・・・」
美鶴「『好きだった』じゃない。私の気持ちは、今も変わらないよ」
ゆかり「え?」
美鶴「ふふっ、少し心配したか? この程度で慌てるようなら、私にも脈ありと考えていいのかな?」
ゆかり「・・・私は、負けませんから」
ああ、この子は強い。
美鶴「・・・君がもっと嫌な女なら良かったのに」
ゆかり「え?」
美鶴「いや、その・・・冗談だ、と言ったんだ」
ゆかり「・・・」
美鶴「本当にもういいんだ。私にとっては過去の話さ」

自分すら騙せない幼稚な嘘。
でも、いつの日か心から二人を祝福できるようになりたい、そう思ったのも本当の気持ちだった。
今はまだ、もう少し、時間がかかりそうだけど。
大切な二人に幸せな時が訪れますように・・・。そして、私は笑顔で二人を見送ることができますように。

美鶴「ゆかり、大好きだよ」
今はただ、心を込めて、そう呟いた。

おわり
343名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 02:34:26 ID:O6AhLdIx
ここは職人さんが多いですね
344名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 03:45:49 ID:UmJJ/85Z
なんつーかこのスレ見てて思うけど美鶴は皆に愛されてるなぁ…。
345名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 03:51:44 ID:MpVDP7Gi
いやもう本当素晴らしい流れだ
346名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 05:30:43 ID:sfhALSBL
みっちゃんみちみちうんこしてー♪
347名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 05:31:52 ID:ifQiXrnu
うんこをキタ君が食べたとさ〜♪
348名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 09:23:22 ID:n1eAz889
何か美鶴嫉妬SS祭り開催してるようなんで、出遅れたが投下


 The Empress Reverse


 何故…、何故私はあの時に理事長であった幾月に話してしまったのだろう。
 彼女が…アイギスが学園に行きたいと願った話を…。
 信じたくはないが、全ては私が招いた事ではないか……。

 「私の一番は彼の傍にいる事であります。」
 それがアイギスにとってごく当たり前の台詞であり、私はそれを何度となく聞いていたはずだ。
 幾月でさえ理由が分からなかった屋久島でのアイギスの突然の起動。
そして、出会った事など無いはずのキタローを守るとまで言ったその訳。
全ては何かの偶然により起きた事だと思っていた。
 そう…、まるでキタローがこの学園に来てから起こり始めた出来事のように…。
 だから、私は深く考えもせずに幾月にアイギスの願いを話した。
そして、アイギスがキタローのクラスになる事も深くは考えていなかった。
むしろ、キタローが監視しながら大勢の人間の中で生活し、
機械であるアイギスがより人間らしくなる訓練の機会が増えたとさえ思っていた。
 だが、実際は……アイギスの変化よりも先に私が変化してしまった。
 それまで私の心の中で曖昧にあったキタローへの思慕を、
はっきりと自分の中で意識し始めたのは初めてキタローと一緒に帰った時の事だ。
 大企業の跡継ぎとしての必要な知識は豊富だが民間の一般常識に疎い私を、
笑いもせずに優しく微笑みながら指導してくれたキタローに、
私が深く好意を寄せていくのはあまりにも自然な事だった。
 キタローの前でなら、私は桐条の跡取り娘ではなく、ただ一人の美鶴という女性になれる。
それが、私にとってどれだけ新鮮で、嬉しくて、幸せだっただろう。
 だが、それは良い事ばかりでは無かった。
 私は……私の中にある暗く醜い感情を目の前に突きつけられる事になってしまった。
 そして初めてのそれと孤独の中で戦わねばならない事も…。
349名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 09:25:15 ID:n1eAz889
 「今日は桐条先輩と、コロマルと…アイギスで探索する。」
 キタローの口から今日の探索に同行するメンバーの名前が発表された。
その中にアイギスがいる事に、私は誰にも気づかれないように小さく溜息をついていた。
 「ハイ!ありがとうございます。」
 「ワンワン!」
 嬉しそうに返事をするアイギスとコロマルに頷いたキタローは、私の返事が無い事に気づいたようで、小さく首を傾げながら私の方を見つめた。
 「先輩?」
 「あ、ああ。了解だ。」
 いつもなら任せておけと返事をするのだが、急に呼びかけられた事もあって私はそう返事をしただけだった。
 「具合が悪い?」
 それをどこか不自然だと思ったのだろう。キタローは私に近づくと小さな声でそう質問してきた。
 「いや、何も問題は無い。少し考え事をしていただけだ。」
 「……。」
 私がいつものように微笑んでそう言うと、キタローは無言で二度頷いてから私から離れた。
 「それじゃ、気をつけて。」
 山岸の声を背中に聞きながら、私達は双方向ターミナルに乗って第五ブロックである焦炎のハラバへと移動した。
 今日は満月前とあって軽く戦闘に慣れておくという感じであり、
少し物足りなくなったシャドウを相手に私達は宝箱を開けながら階を上っていった。
 だがそれは、楽な戦闘が続き私達は少しずつ命をかけているという緊張感を無くしていった事に気づかない証拠でもあった。
 「あ、シャドウがいるであります。」
 そうアイギスが指差した方向には、背中を向けているシャドウが目の前にある階段に向かってゆっくりと移動していた。
 「わざわざ攻撃する事もないだろう。脇をすり抜けて行けば追ってきても問題無く逃げられるはずだ。」
 私のその言葉にキタローは何か考えているようだったが、
その案を受け入れたのかアイギスとコロマルに目配せをしてからゆっくりと駆け出した。
 そして、キタローがシャドウの脇をすり抜けようとしたその瞬間、
急に振り返ったシャドウはキタローへと襲い掛かったのだった。
 その急な出来事に対応できるはずがない。私達はシャドウに先制を取られてしまった。
350名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 09:29:33 ID:n1eAz889
 私達を襲ったのは愛欲の蛇と呼ばれる恋愛タイプのシャドウだった。
 今の私達からすればそう強いシャドウではないが、先制されたのは何気に痛い。
しかも、数が三体と多くてそこそこの攻撃を受ける事は覚悟しなければならなかった。
 一体目の攻撃は、コロマルへの通常攻撃だった。
 「キャイン!」
 コロマルの鳴き声がハラバの廊下に響いた。
 そして二体目の攻撃は、アイギスだった。
その長くしなやかな身体から繰り出された攻撃はアイギスのボディに綺麗に入り、
アイギスは多大なダメージと共に転んでしまった。
 1more。続けて体勢を崩しているアイギスにまたもやクリティカルの攻撃が入り、
アイギスは衝撃で立ち上がったもののダメージはそうとうな物になってしまっていた。
 三体目の攻撃。通常攻撃でさえあれば、反撃をして終わっていたはずだった。
だが、そのシャドウがしたのは、私に向かってマリンカリンを唱えた事だった。
 私の意識を混乱させようとぼんやりとした力が入ってくる。
必死で意識を集中させ私はその魔力から逃れようとしたその時だった。
 「このまま魅了されてしまえば、好きにできるのではないか?」
 一瞬何が聞こえたのかさえ私には解らなかった。
 「このまま魅了されてしまえば、好きにできるのではないか?」
 だが、二度目のその言葉で私はその声が紛れも無く私自身の物だと気づいた。
 「このまま魅了されてアイギスを攻撃すれば、アイギスは戦闘不能になり倒れる。
いつもキタローの傍らにいる者をこのまま許しておけるのか?」
 「何を言うか!私は…。」
 反論しようとした私に、その声だけの私は茶番だと言うような笑い声をあげた。
 「朝も、昼も、夕も……キタローの傍らにいるアイギスを羨ましいと思った事があるだろう?
私が言えぬキタローの傍にいたいという願いを皆の前で平然と口にするアイギスを、
嫉ましいと思ったのは何度もあるだろう?」
 「それは……。」
 「今がチャンスではないか。いくら憎らしくても仲間では攻撃する事はできない。で
も、魅了されたなら攻撃したとしても変ではない。違うか?」
 「それ…は……。」
 こうやって耳を傾ける事がどれだけ罠なのか私は良く知っていた。
だが、私はどうしてもこの声から耳を背ける事ができなかった。
 何故か、私は半分魅了されながらも、残り半分は意識を保っていた。
351名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 09:32:45 ID:n1eAz889
 シャドウの先制攻撃が終わり、攻撃順はキタローの次にシャドウが二匹となりそうだった。
 この時、キタローは愛欲の蛇を一撃で倒せるだけの力を持つペルソナが無く、
またアイギスのダメージはもう一撃ヒットすれば戦闘不能になるほど酷かった。
 だからこそ、キタローは私の魅了を治療するのではなく、アイギスの傷を治す事を優先と考えそう行動した。
 いつもなら私も当たり前の行動だと思う。全体を見て判断しなければいけないリーダーだからこそ、
被害を最小限にしなければならないからだ。
 だが、今の私にはそれが許せなかった。
 私がこんなにも苦しんでいるというのに、キタローは私を見ていない。
そんな思いが頭の中を駆け巡り、私の心は暗く冷たい闇に沈んだ。
 キタローが回復した事でアイギスはシャドウ二体の攻撃に耐え、ついに私の順番がきた。
 その時、私はアイギスではなくキタローの元へと走っていた。
 魅了されている事を知っているキタローは、いつもの冷静な表情のまま剣を構えて近づいてくる私を見ていた。
だが、構えていた剣を落として召喚器に手をかけた私を見た時、その顔色が青ざめた。
 私の魔力は高く、下手をすればかなりのダメージを負う事など誰もが知っていた。
もしテンタラフーなどの状態変化攻撃でも、シャドウの攻撃次第では危険度が増す。
だからこそ、キタローの顔色が変わったのだった。
 数歩手前で立ち止まった私は、フォルダーから召喚器を抜いてゆっくりと私の頭に向けて構えた。
そして、無言のままその引き金を引いた。
 その瞬間私の前にアルテミシアが現れ、その手に持った鞭を撓らせた。
そして、アルテミシアがフブダインを放つその瞬間、キタローは私の顔を見て悲しそうに目を伏せた。
 「?!」
 私はその行動に驚いて一瞬動きが止まった。だが、アルテミシアは容赦無くキタローを氷に閉じ込めて砕いた。
 「うわっ!」
 キタローの悲鳴が大きく私の中に響き渡った。そして、私の心の中で何かが砕け散る音も同時に響いた。
 キタローは何とか私の攻撃に耐え、戦闘はまだ続いた。
 「ワオーン!」
 コロマルの鳴き声がケルベロスを召喚する。
闇属性の攻撃に弱い愛欲の蛇は、ケルベロスの唱えたムドオンによって苦戦したのが嘘のように消え去ってしまった。
 「大丈夫でありますか?」
 戦闘が終了し、私の攻撃を受けて体力の少ないキタローにアイギスが近づいて声をかけている。
だが、私は召喚器を頭に向けたまま動けないでいた。まるで、そのまま彫像になってしまったかのようだった。
 「大丈夫。ごめんね、僕がシャドウの動きにもう少し気を配っていたら、こんな事にならなかったのに。」
 キタローがいつものように心配をかけまいとする優しい言葉が聞こえる。だが、私はそれでも動けなかった。
 「先輩、大丈夫?」
 まったく動かない私にキタローが声をかけてきた。だが、私は返事をするどころか頷く事さえできない。
駆け寄り攻撃して悪かったと謝らなければと思うのに、身体中が束縛されているようにまったく動けなかった。
 「先輩?」
 キタローが手を伸ばして私を呼んだ。その瞬間、私の中の束縛が一気に解かれた。
指が少し動いた事で召喚器が支えを失い、タルタロスの床に高い音を立てて落ちた。
その音が氷の砕ける音のように私の中に響き、もう私は正気を保つ事さえできなかった。
 「い……いやぁぁぁ!!」
 私自身の悲鳴に弾かれたように駆け出した私は、
近くにあったターミナルからエントランスに移動してそのままタルタロスを飛び出した。
352名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 09:36:36 ID:n1eAz889
 その後、どこをどう走ったのか私には分からない。
酷く混乱して泣きながら影時間の街の中を気の向く方向に走ったのだけは覚えている。
疲れて足を止めたのは、ポロニアンモール近くにある海岸だった。
 影時間でなくても夜遅くではこんな場所には誰もおらず、
力が抜けたように地面に座り込んだ私は足を抱えてまた泣き出した。
 私は私のした事が信じられなかった。
あんなにも大切だと思っていたキタローに攻撃しただけではなく、その時に笑みを浮かべていた事が信じられなかった。
 鏡があったわけでも、剣に顔が映っていたわけでもない。でも、私ははっきりとあの時に笑みを浮かべていたと解っていた。
だからこそ、キタローは悲しそうに目を伏せたのだ。
その澄んだ夜の湖面のような暗い青の瞳に、私のその醜い顔を映さないように…と。
 もう私はどうしていいか分からなかった。
どんな顔をしてキタローに会えばいいのか、これからこの私がどうしたららいいのか、本当に何もかもが分からなくなっていた。
 泣いて泣いて泣きつくして全ての涙を流して、その涙と共に何もかもが無くなってしまえばどれだけ楽だと思ったか。
アイギスへの嫉妬の心も、キタローへの想いも、全てが失われて元の私に戻ればいいと心の中で繰り返した。
 でも、キタローを失いたくない。あんな事をしても、キタローを失う事は私には耐えられない。
 そんな堂々巡りの考えをしていると、背後から誰かが近づく気配がした。
 「……先輩。」
 忘れるはずも、間違うはずもない程聞きなれた声が静かに辺りに響いた。
 涙を拭く事も忘れて振り返ると、私から十メートル程離れた場所に走ってきたのか少し息の荒いキタローが一人で立っていた。
 「探したよ。」
 優しく微笑み手を差し出しながらそう言って近づこうとキタローが足を一歩踏み出した時、
私は嫉妬に狂ったあの時の恐怖が襲い目を見開いて立ち上がった。
 「来るな!」
 どこからそれだけの声が出たのかと思う程の声量で私は叫んでいた。
 「頼む、……来ないでくれ。」
 今度は哀願するように言うと、キタローは差し出した手を下げて素直に立ち止まった。
 「……キタロー。私は…私はあの時魅了されていたが、半分意識があった。
君を攻撃したのは私の意志だ。君を殺そうとしたんだ、私は。」
 「違う。」
 キタローは私の言葉にたった一言だけ反論した。遠くてもその声ははっきりと私の耳に聞こえていた。
だが、私は自分の言葉を止めなかった。
 「違わないさ。私の魅了を放置してアイギスを回復した事に、私は腹を立てて君を攻撃したんだ。
君が死ねばアイギスにはもう何も無くなるからな。」
 「違う。」
 「君は私が魅了されていたと認識していた。山岸も私が魅了されていると認識していた。
誰も私が半分正気だなんて思っていなかった。でも、私はシャドウの暗い欲望の声に耳を傾けてなお正気でいた。
だから、君を殺すつもりで攻撃したのは私の意志だ。」
 「違う。」
 「何が違う!!」
 私は激高して叫んだ。
 「攻撃したのは事実だ!君が死ねばいいと思ったのは事実だ!」
 「確かに先輩が攻撃したのは事実だ。」
 キタローはそう言うと、私の方に向かって歩いてきた。
 「でも、僕が死ねばいいだなんてそんな事は思ってない。」
 キタローの静かな声が近づき、手を伸ばせば届く位置でキタローは立ち止まった。
353名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 09:39:19 ID:n1eAz889
 「僕を本気で殺そうとしたなら、どうして攻撃する時にあんなに寂しそうに笑った?
泣きそうな顔で、縋るような瞳で、声にならない声で……助けてって言ったの?」
 「?!」
 私はキタローの言葉に驚いた。笑っていたのは事実だとしても、それが悲しみに彩られていたなどとは…。
 「嘘だ。私は君を殺せる事を喜んで……。」
 「そんな顔がどこで見えていた?それは先輩の心の中でだけだ。
魅了されても正気だと思っていた先輩の心の中でだけだ。」
 だが私はそんなキタローの言葉が信じられなかった。
優しすぎるキタローの事だから、嘘をついてまで私を慰めようとしているのだと思った。
 「そんな……う、嘘だ!私を慰めようと嘘なんか……。」
 だから、私はその優しさを振り払うかのように目をきつく閉じて、激しく何度も首を振った。
 「嘘じゃない!」
 私の言葉を遮ったキタローの大きな声に、私は動きを止めてキタローの顔を見つめた。
キタローは本当に悲しそうな表情を浮かべ、私の顔をじっと見つめていた。
 「何もかも否定したい気持ちは解る。でも…苦しいからって、何もかも否定して楽になろうとしないで。
そんな事をしても、もっと苦しくなるだけだ。」
 「キタロー……。」
 「もし僕が美鶴の抱えている苦しみを癒せるなら、僕は精一杯美鶴の心を癒すから……一人で抱え込んで苦しまないで。」
 優しく微笑みながらそう言って私に向かって手を広げたキタローの姿を見て、
私の心は驚くほど嫉妬から開放されているのを感じていた。
 「キタ…ロー……、キタロー…。」
 私は大好きなキタローの名前を何度も呼びながら、その優しく温かい腕の中に飛び込んだ。
私が腕の中に飛び込むと、キタローは右手で私の身体をきつく抱きしめて、左手で私の頭を優しく撫でた。
 「辛かった、苦しかった。嫉妬に狂ってしまうんじゃないかって…、
こんな私の姿を大好きなキタローに見せたくないって…私は、私は……。」
 キタローの優しさに、温かさに、私は心の奥底に閉じ込めていた思いを素直に言っていた。
 「うん。我慢して辛かったね、美鶴。」
 辛い気持ちを素直に言って、それを優しく慰めてもらえる事が、こんなにも私の心を癒すのだと本当に実感した。
そして、こんなにも私は愛されているのだと同時に実感して、私は本当に幸せだった。
 私が泣き止むまでずっと抱きしめて頭を撫でていたキタローは、顔を上げた私の頬にまだついていた涙を指で拭くと優しく唇にキスをした。
 「落ち着いた?」
 「ああ。」
 私は静かに頷くと、キタローから離れて大きく深呼吸をしてからキタローの顔をいつものように見つめた。
何もかも吐き出した事と支えてもらった事で、いつもの私が戻ってきていた。
 「私には君がいる。そして、君が私を支えてくれる。その事実だけで十分だ。」
 「うん。」
 キタローもいつものように私を見ていたが、その表情は見ているだけで安心できる程優しかった。
 「攻撃した事と、心配をさせて済まなかった。」
 私はあの時にできなかった謝罪をする為に小さく頭を下げたままそう言った。
そして、数秒してから私はとびきりの笑顔で顔を上げた。
 「そして……ありがとう、キタロー。」
 キタローの暗い青の瞳に映る私は、もう迷いなど無いというかのように晴々としていた。


 END
354名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 09:43:50 ID:pCweTdk7
>>348-353
すげえわあ、内面も表現されててスゴス
ていうか文才有る奴多いのかここのスレ。
355名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 11:18:04 ID:gG0rv8Tw
文才・・・?
356名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 12:23:40 ID:BcviJA2O
て〜んたらふ〜
て〜んたらふ〜
357名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 13:19:42 ID:Ewu5qV6N
>>354
まあ必然的に学力マックスで試験もトップな奴が多いだろうからナ。
俺はまだだが。
358名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 15:05:07 ID:0x2TsXqL
怪電波受信した。逆バージョン。


昼下がりのラウンジ。
食後のティータイムを一人楽しんでいた美鶴のそばに
キタローが無言で座る。
ゆかりの忘れ物であろうファッション誌をおもむろに掴み、パラパラとページをめくる。
「どうした。休日だぞ、出かけないのか?」
「どうでもいい」
面白くもなさそうに雑誌を眺めているキタローに、何か違和感を覚えた。

「美鶴先輩」
呼びかけられて、美鶴は軽く眉をよせた。
いつもなら、二人きりのときは呼び捨てなのだが
“先輩”を付けて呼ぶときは・・・なにか気に入らない事があるときだ、と最近気づいた。
「このごろ夜の外出が多いですね」
「宗家の用事でな。タルタロスへ行けず済ま」
「真田先輩も一緒に?」美鶴の言葉をさえぎるようにキタローは言う。
「ああ。影時間中の移動になる場合もあるからな、理事長が心配してボディガード代わりにと・・・キタロー?」
口に運びかけたティーカップの動きが止まる。
キタローの目がすわっているのに気づいたからだ。

不機嫌の原因はこれか。
心の中で美鶴は苦笑いした。
何事にも動じない頼れる仲間と慕われている彼に、こんな一面もあるのだと
変な感心をするとともに、ひそかな優越感も湧き上がる。

「次からは僕を指名してください」
真顔でいうから面白い。
「一考しておこう」
噴出したいのをこらえて美鶴は答える。

「そこ、笑うところじゃないから」憮然としたままキタローは言った。


おわり
この後、ご機嫌取りに美鶴の部屋へキタローお持ち帰り。

正直スマンカッタ。
359名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 15:34:15 ID:gpSovIeU
テレッテ「おまえ進路どうすんの?」
キタロー「美鶴先輩のコネで桐条グループに就職する」
テレッテ「グループって一口に言っても色々あるべ。おまえは何をする人なんだ?」
キタロー「何もしなくていいらしい」
テレッテ「はぁ? 何もしなくても金貰えるのか? おまえ騙されてんじゃね?」
キタロー「よく分からないけど、先輩はA級就職って言ってた」
テレッテ「A級…。なるほど、A級ともなると何もせずとも給料貰えるのか。すげえな、A級」
キタロー「順平も美鶴先輩にA級就職させてもらえばいい」
テレッテ「そうだなあ、頼んでみるかなあ…」
キタロー「やっぱり楽して生きたいよな」
テレッテ「そうだなあ…」
360名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 15:56:18 ID:jq7lfsne
>>359
お馬鹿な女子高生かw
361名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 18:07:21 ID:g0kLfbwh
ほのぼのしてて良いw
専業主夫キタローは相当のやり手になるな
どうでもいいとか言いながら家事も子育ても難なくこなしそうだ
362名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 18:39:58 ID:JlJupfRC
なんか巧いw
363名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 19:13:26 ID:JtWMSGbm
俺的にもしキタローがED後あの世界からいなくならずにいたら
女社長桐条美鶴の社長秘書兼桐条家執事が似合いそうなイメージ。
364名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 19:18:06 ID:FT9f8oqi
個別エンドと捉えた上で俺もそれに一票。
…正直アイツには生きて欲しい。
365名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 19:26:34 ID:VSrHK54I
留学ってニュクスを倒すほうのENDではお流れなのかな、センター試験受けてるし父親死んで日本を離れてる場合でもないかもしれないし。
大学もあそこの寮から通ってなんだかんだで寮に居座り続ける会長。
て、いうか俺がキタローと会長の平和な生活を見たいだけだが。
366名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 19:56:18 ID:9HraHopH
>>365
そこら辺のけじめはちゃんと着けなけりゃ会長じゃないやい。
でも留学はお流れだろうなぁ・・・おっさんに自分が立て直すとか言っちゃったし。
ユニバース持ちのキタローをグループに取り込めば世界征服も可能なんだろうが・・・
367名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 20:00:44 ID:xAtYP0nW
>>361
美鶴「…た、ただいま」
キタロー「……お帰り」
美鶴「や、やぁ、起きてたのか」
キタロー「………」
美鶴「す、すまない。急な仕事があってな」
キタロー「…………電話」
美鶴「いや、しようとは思ったんだ、思ったんだが、いつも遅くなると知らせると怒るだろう?だから…」
キタロー「……………」
美鶴「あ、あのやっぱり怒って…」
キタロー「………………心配」
美鶴「え?」
キタロー「心配するに決まってるじゃないか」
美鶴「す、すまない。以後、気をつける。だから、そんな悲しそうな顔をするな」
キタロー「…………………うん。じゃあ、ご飯にしよう。僕もまだだから」
美鶴「…あー、それがだな。食事はすませてきたんだ。は、ハハハハハ…」
キタロー「……………………」

それからというものキタローが口をきいてくれません的新婚生活を想像してしまいます
368名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 20:22:45 ID:ZOzxxd03
んで三下り半を突き付けられる美鶴。…だめだ、ダメ美鶴って想像できない。

しかしここ最近の嫉妬美鶴はたまらんね。
同じ題材でも千尋スレだとサクッと刺してすぐ終わりだろうなw
369名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 20:39:53 ID:n/Dxr/R9
>>367

口をきかないとは罰当たりだ。みんなそうは思わないか!?
370名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 20:40:10 ID:i87DWKJt
テレッテ「うわっ、真っ赤なスポーツカーがこっちに向かって突っ込んでくる!
   危なーい、避けろーう!」

キキー! クルクルッ ピタ!

テレッテ「な、なんてえ乱暴な運転をしやがる。一体どんなドライバーが乗ってるんだ…」
キタロー「よう」
テレッテ「おまえかよ! っていうか、どうしたんだよそのクルマは」
キタロー「美鶴先輩に買ってもらった」
テレッテ「まじかよ!」
キタロー「そんなことより寮に帰るんだろう? 乗りなよ」
テレッテ「お、おう」
キタロー「発進しまーす」
テレッテ「うわっ、スゲー加速! いいなあ、俺もこんなクルマ欲しいなあ」
キタロー「順平も買ってもらえば?」
テレッテ「桐条先輩にか? 無茶言うなよ。第一、俺免許もってねえし、っておまえ免許は?」
キタロー「美鶴先輩に買ってもらった」
テレッテ「え、ちょ、おまえ」
キタロー「やべ、曲がりきれねえ」
テレッテ「アッー!」
371名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 20:46:14 ID:n/Dxr/R9
>>370

美鶴スレだろ。
372名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 20:53:09 ID:3kcULmuR
美鶴先輩ならキタローにY2Kくらいのバイクを買ってくれるかも

ちなみにY2Kの動画

ttp://susuki.sakura.ne.jp/~web/data/movie/JetBike.wmv
373名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 21:17:29 ID:aMwlGrSh
美鶴先輩はキタロー思うが故そんな物を買って与えるような事はしないぜ!
374名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 22:07:32 ID:XDvFQmJM
美鶴が乗ってたバイクを譲ってもらうことはあるだろうけど、
彼なら自分で金稼いで買うだろう。
375名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 23:07:10 ID:xAtYP0nW
>>368
キタローと喧嘩して会社でイライライライラしている美鶴
お昼近くにご主人が持っていらっしゃいましたとお弁当を渡され、中を開けてみるとご飯にふりかけでハートマークが
午後はニコニコニコニコしている美鶴

というのが精一杯のダメっぷりです
376名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 23:12:40 ID:wg/kevK0
ネクタイを直したりするのを見る限り
ニュクス戦の影響で気が抜けたキタローの世話を焼いてるとかのほうがあってる気がする
377名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 23:20:48 ID:VSrHK54I
会長もキタローとも天然ボケだからな。
ツッコミがいない限り両方ともボケ続けるが天然だから生活は普通に成り立つ。
たまにゆかりとか順平とかが遊びに来ると盛大にツッコミが入る。
肉彦が来るとさらにボケが加速する。
378名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 23:32:31 ID:jq7lfsne
夜の美鶴はツッコミだけd



アッー!
379名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 23:46:33 ID:FT9f8oqi
あらやだ、あの二人ったらどっちもこなせr



寒い…俺は、死ぬのか…
380名無したんはエロカワイイ:2006/09/13(水) 23:53:05 ID:KLa/XY+d
美鶴がタチだなんてそんな・・・いや、これはこれで
381名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 00:19:50 ID:11e0dWKE
後ろからキタローを抱きしめてる美鶴を妄想してしまいますた。

キタローのうなじにキスマークですよ。
382名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 00:30:40 ID:937X6o+L
>>381を実行しようとするも照れまくって実行できずにいると逆にキタローに抱きしめられキスマークを付けられる会長。
383名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 00:37:21 ID:YFjmm5lD
そ れ だ
384名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 00:45:35 ID:WWcWUyBv
ソレよソレ
385名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 00:54:00 ID:g9AwGUY9
ペンテシレア「あー、暑いっ!!なんなの、この国の気候は!蒸し暑くてたまらないわ!!」
美鶴「・・・」
ペンテシレア「ちっ、本当に気がきかない子ね。とっとと氷を持ってきなさいよ、氷を!」
美鶴「ブフー・・・」
ペンテシレア「言っておくけど、私に魔法を使わせるなんて横着は許さないからね!」
美鶴「・・・」
ペンテシレア「なによ、その目つきは。可愛くない子。あーあ、あんたみたいなつまらない子より
        ゆかりちゃんみたいな可愛い子に呼び出されたかったわぁー」
美鶴「・・・くっ、うわーん!!」
部屋を飛び出していく美鶴。


ペンテシレア「・・・ふん、いい気味だわ。いつも『キタロー』、『キタロー』って、あんな男のことばっかり・・・
        私はあの子のためにこんなに頑張ってるっていうのに、ねぎらいの言葉一つないんだからさ・・・
        あー、もう!キタローの奴、死なないかなー・・・」
そう呟くと窓に近付き、ふっ、と冷気を吹きつけ、そこに一筆書きで傘を描くペンテシレア。
傘の左に「ペンテシレア」と書き込み、次に傘の右に「美鶴」と書き込む。
と、自分の行為に恥ずかしくなったのか、次の瞬間には袖口で全てを拭き取ってしまった。
ペンテシレア「バカみたい。自分の分身なのに、さ・・・」



許してくれwww自分でも何がしたかったのかわからないwww
386名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 00:55:06 ID:+LfH39gx
ちょwwwww
俺をおかしな萌えの世界にいざなうなwwwwwwwww
387名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 00:58:45 ID:WWcWUyBv
わろたあぁ! パワーが違いすぎる!
388名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 01:01:43 ID:11e0dWKE
やばいよwww
これは予想もしない角度からの攻撃だwwww
389名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 01:06:10 ID:eUq7dtym
それをやったらキタローにはアリスやらマザーハーロットやらたっぷりと居るじゃn
390名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 01:13:34 ID:PR+68pF+
ペンデレってやつか
391名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 01:18:46 ID:eCUA+b+I
幾月ちょっと来い
392日曜の朝:2006/09/14(木) 01:25:36 ID:7uMeqUat
 色々とインスパイアーされてみた。


「コーヒー、飲む?」
「ああ、頼む」
 日曜の朝。新聞の経済面を眺めていた彼は、かけられた声にそう応じてから、美鶴は振り向いた。
「……と。なんだ、もう起きてたのか」
「ちょっと前から。あ、台所、勝手に使わせてもらった」
 そう言われて初めて彼女は、美味しそうな匂いが部屋を包んでいることに気付く。
「ああ、それは全然、構わない。構わないんだが……起きていたなら、声をかけてくれればいいのに」
「すっかり夢中だったから悪いかな、って」
 新聞を畳んでガラスのテーブルに置く彼女に、彼はコーヒーの入ったマグカップを手渡す。他の食器が高価なもの
で揃えられているのに、それだけはファンシーな柄の入った、見るからに安そうなものだ。
「ああ、すまない」
 受け取って口をつける。ミルクは入れずに、角砂糖を一つだけ。自分の好みの味を完璧に再現したそれに、美鶴は
思わず破顔する。
「美味しい」
「良かった」
 自分も彼女とお揃いのカップで飲みながら、彼はほっとしたように笑った。
「さ、もう出来上がってるんだし。冷めないうちに食べよう」
「ああ、そうだな」
 そう言って立ち上がった美鶴は、彼と共に、二人だけの朝食の席に向かうのだった。



   日曜の朝



「しかし……君がこれほどまでに料理が上手だったとは知らなかったな」
 パンにスクランブルエッグ。レタス、トマト、胡瓜にオリジナルのドレッシングのかかったサラダ。そしてコーヒー。並ん
だ朝食を前に、美鶴は感嘆の吐息を漏らす。
「別に、普通だよ」
 照れ臭そうに笑う彼を見て、美鶴の心は満たされる。それだけで幸せだと思えるほどに、彼の笑顔を愛しいものだと
思う。


 高校を卒業した美鶴は、留学の予定を取りやめ、日本の大学に進学することにした。表向きとしては父、武治を失った
グループの為に、後継者として様々なことを学ぶためということになっている。外国に行くよりも、実践の中で学ぶことも
多いだろうから、日本にいる方が都合がいいから、と。
 勿論、表向きとはいえ、本当に大きな理由であることは確かだ。ただ、それ以外の理由があったことも確かなことだ。
「……なに?」
「いや、何でもないさ」
 見つめられていることに気付いて、彼が首を傾げる。何でもないと答えながらも、美鶴の顔から微笑は消えない。

 日本に留まった理由。それが彼の存在だった。

 戦いの中で通い合わせた想いは、美鶴の中でとても大きなものになっていた。
 願わくば、一生を共にするパートナーであって欲しいと、そう思うほどに。
 とはいえ、彼は高校三年生、彼女は将来グループの総帥となることを運命づけられた人間だ。寮に住んでいたそれま
でのように毎日逢うことなど出来るわけがなく、週に一回、土曜の夜から日曜の夜までだけが、二人に許された時間だ
った。それも、決して毎週というわけではない。どちらかが忙しければ、一ヶ月ほど会うことのかなわない生活になる。そ
して、最近は美鶴が忙しく、こうして彼とゆっくり時間を過ごすのは、ほぼ一ヶ月ぶりのことだった。
393名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 01:26:47 ID:ldzEXHr3
>>382

美鶴「くぁ…おはよう、すまない長いこと寝てしまったようだ」
>昨日の帰りは随分遅かったようだ
>そっと目覚めのコーヒーを差し出す
美鶴「ありがとう、いつもすまないな」
>スケジュールに目を通す
>今日の予定は午後からのようだ
美鶴「今日は夕方からの会議とその後の会食だけだ、久々にゆっくり出来そうだな」
>朝一で片付けなければならない仕事が少しある…
>出かけなくては
美鶴「そうか、昼までには一旦戻ってくるんだろう?たまには、その二人っきりで食事など…」
>すぐ片付ける
美鶴「期待してるぞ。あ、待て…」
>美鶴が駆け寄ってきた
美鶴「ネクタイがずれているぞ、身だしなみにも気を使ってもらわないとな」
>なかなか、離さない
美鶴「え、あーっと、なんでもないんだが、コホン。…いってらっしゃい」
>今の気持ちを態度で表してみた
美鶴「き、君はいつも唐突だな…、いや、こういうのも良いものだな」


電波受信してみた
ペンテシレアモエス
394日曜の朝:2006/09/14(木) 01:27:26 ID:7uMeqUat
「今日はどうしようか?」
 食後の二杯目のコーヒーを手にしながら、美鶴は彼に問いかける。
「どうしたい?」
 問い返してくる瞳に、彼女は少し微笑んでから考える。
「そうだな。この前のように、ショッピングがいいな」
 手に持つマグカップをかかげながら、美鶴は笑った。
 彼とお揃いのこのマグカップは、一ヶ月前の休日に二人で出かけたモールで買ったものだ。
 一つは美鶴の家に、一つは彼の家に。
『お互い、朝のコーヒーはこれで飲もう。そうすれば少しは、相手の存在を近くに感じられるだろう?』
 そう言ったのは美鶴だった。自分が紡いだ角砂糖のように甘い言葉は、以前までの彼女ならば決して口に出さず、そも
そも思いもしなかった言葉だろう。だから自分の変化に、彼女自身、驚きもしたのだが、それが本当の気持ちだった。
「それじゃ、服が買いたいんだけど」
「ふむ、なら私が見立ててやろう。と、君のお眼鏡にかなうかどうかはわからないがな」
 他愛もない会話を交わしながら、二人は立ち上がり、空いた皿を片付け始める。彼が来る時は、使用人も一人残らず
休ませているため、どんなことも二人でしなくてはならないからだ。
「洗い物はやっておくから、出かける準備してきたら?」
「悪いな、そうさせてもらえるか?」
「気にしないで」
 そう言ってシンクに皿を片付ける彼の後ろから抱きついて、美鶴はそのうなじに口付けをする。付き合ってから日が浅く、
体を寄せ合うことをまだ少し照れ臭いと思いもするが、誰も居ないという解放感と、何よりも自分の想いを届けたいという
気持ちが、彼女の中では勝っていたのだ。

 ゆったりと流れる時間。幸せな一時を、美鶴は噛み締める。

 だがそれは、一本の電話のベルで破られてしまう。

「……え? いや、しかし……今日は休むと……だが……ああ、わかった」
 出かける直前にかかってきた電話。通話を終えた美鶴が見せる沈痛な表情に、彼はそれとなく察する。
「何かあった?」
「……少し、問題が発生してな。どうしても私が出る必要があるらしい」
 苦々しく吐き出す美鶴は、苛立ちを決して隠そうとしていなかった。彼は小さく、苦笑する。
「うちのグループと取引のある企業の一つの会長が、どうしても私に会いたいのだとか……他の日に動かすことも出来な
いらしくて」
 言い訳とも愚痴ともつかない言葉を並び立てていた美鶴だったが、ふと気付いて謝る。
「すまない。せっかくの休みで、来てもらっているのに……」
「いいよ、気にしないで。しょうがないんだから」
 立ち上がった彼の袖を、彼女は引っ張った。
「とっとと片付けて、すぐに戻ってくる。だから、良ければ……待っていてくれないか」
 必死な面持ちの美鶴に、彼は優しく微笑んだ。
「勿論、そのつもりだったよ」


「急いでくれ。とにかく早く」
 ハイアーの運転手にそう告げる美鶴自身、気が急いていた。
 会見は、随分と長引いてしまった。相手がグループと関係の深い企業だったこともあり、昼食後すぐに始まった会見は、
夕食を挟んで夜の遅くまで続いてしまったのだ。早く帰りたいとも言い出すことも出来ず、ようやく解放された彼女は、慌て
て彼の待つ家へと向かった。
 時計の針は九時過ぎを指している。もう帰っているかもしれない、そんな考えも浮かんだが、それでも早く家に戻りたいと
いう気持ちは変わらなかった。
395日曜の朝:2006/09/14(木) 01:28:16 ID:7uMeqUat
「ただいま」
 そう声をかけて玄関の扉を開ける。家の中は薄暗いが、玄関にはまだ彼の靴が置かれている。どうやらまだ帰ったわけで
はないと知って、美鶴はホッと胸を撫で下ろす。
 久しぶりの逢瀬なのに、あれだけでは悲しかったから。
 リビングへ向かい、電気を付けるとすぐに、ソファに横になって寝入っている彼を見つけた。
 寝入る前まで読み続けていたのだろうか、胸元に置かれた手に彼は、参考書を握っている。それを見て、昨日の夜の彼の
言葉を、美鶴は思い出した。
『一緒の大学に入りたい』
 少しでも一緒にいたいから。そう言ってくれたこと、そしてその為に努力をしていることが、美鶴は嬉しかった。
 足音を忍ばせて近付き、そっと顔を寄せる。

 重なる唇。

「……ん。あ、おかえり」
 目覚めた彼の、半ば寝ぼけた声を聞きながら、美鶴はゆっくりと彼の髪を撫でていた。
「ああ、ただいま。悪いな、ずっと待たせてしまって」
「気にしないで……今、何時?」
「そのことなんだが」
 コホン、と一つ咳払いをして、美鶴は彼の手を握り締める。
「今日の夜も、その……一緒にいてはくれないか?」
「え? でも……」
「確かに、私が言い出したことだ。日曜の夜には帰るように、とは……だがその、何事にも例外はあってしかるべきじゃないだ
ろうか」
 少しだけ考えた後、彼はゆっくりと笑って頷いた。
「じゃ、今日はその例外と言うことで」

 そして二人の夜は、ゆっくりとふけていく。
 他愛もない会話。あどけないキス。そんなありきたりの幸せで、満たされながら。
396251:2006/09/14(木) 01:29:55 ID:7uMeqUat
了。こんな感じなんでしょうか。あと>>393の才能に嫉妬。
397名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 01:30:19 ID:ldzEXHr3
>>392

ネタかぶった上に割り込んでスマリンカリン
398名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 01:56:15 ID:zZ3dIVUv
次々と新たな属性が目覚めていくなw
399名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 02:05:38 ID:kpNfg55W
>>398

会長スレの住人のコミュが上がった
400名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 02:51:21 ID:TBwyZkqx
>>399
アルカナはなによ。
401名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 02:54:34 ID:gnfwPCvG
>>400
宇宙だろwww
402名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 04:10:37 ID:8mm1sLle
みちゅる&美鶴(小)が恋しい今日この頃…
403名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 08:17:53 ID:5+tyjJrP
>>400
女帝である会長を慕う俺たちのコミュだから、
近衛騎士なんてどうだ?

そんなアルカナ存在しないだと?ごもっともで。
404名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 08:29:31 ID:gnfwPCvG
>>403
んじゃソードでいいんじゃない?
405名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 10:48:16 ID:11e0dWKE
ほんとにここの住人は美鶴大好きッというベクトルで構成されてるなww
406名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 12:29:14 ID:4cJOB/kn
その為の美鶴スレです 
●-●
 ー
407名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 13:07:21 ID:YFjmm5lD
パオフゥ何故ここに
408名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 17:48:48 ID:w9KeLO5T
うおー
会長に告白されたときうれしくてちょっと涙ぐんでしまった
萌えすぎる
409名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 19:41:11 ID:ldzEXHr3
>>402
こんなのしか思いつかなかった

小美鶴「オ・ク・ト・パ・シー!オ・ク・ト・パ・シー!オ・ク・ト・パ・シーは未っ知の味ー!」
>小美鶴はたこ焼きに目を輝かせている
小美鶴「ふぁ、はふっ、んー!んぐっ」
>ふーふーしなさい
小美鶴「う、うぅ、ふー!ふー!」
>ゆかりが帰ってきたようだ
ゆかり「ただいま。あ、たこ焼き、ひとつもーらい!」
>自分のたこ焼きを取られてしまった!
ゆかり「おー、こっちは甘だれだね、いただ…」
>小美鶴は哀切に満ちた表情でゆかりをみている!
ゆかり「…ぎゅ、ぎゅ〜〜〜〜〜〜ん!ひゅ〜〜〜ちゃくりく〜〜〜冗談よ、冗談」
小美鶴「あ、う…」
>自分のは最後の一個だった!
キタロー「あああああ!冗談じゃなかった、冗談じゃないよ!あー恐ろしいホント処刑だよ!」
410名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 20:53:56 ID:cirvLDsU
よつばとだっけか?
キタローワロスwww
411名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 21:52:26 ID:Cdc8G6Og
てんたらふーてんたらふー♪
412名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 22:39:08 ID:GJstiCFX
流れを全く読まずに悪いがちょっと聞いてくれよみんな。
今2周目プレイ中なんだが、1周目にMAXに出来なかったコミュ(女教皇、正義、恋愛、剛毅、運命、月)をMAXに
しようと思ってたわけよ。
で、さっき正義コミュをMAXしたんだけどさ、そのあと下宿に戻ったら会長が

「…君か。おかえり。」

って出迎えてくれたんだよ。いつもと同じに。
いつもと同じなんだけどさ。
なんか「…」の部分に悲しみと憤りを感じちまってさ。
なんかもう運命と月以外のコミュを進める気力がなくなっちまったそんな秋の夜。
413名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 22:41:46 ID:uhvLtTTf
お前よっぽど会長好きなんだな。
俺もだ
414名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 22:43:35 ID:YXotPO1y
わかるよ!
俺、おまえの気持ちがすごく良くわかるよ!!




っつーかあなたは今さっきの俺ですか。相手も同じだし。
今夜は無達の残していったボトルで泥酔したい、そんな気分さorz
415名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 22:46:43 ID:YXotPO1y
あ、正義と言えばさ。

この包丁女!何が私のキタローさんだ!
おまえがちょっと黙っててくれたら今夜会長の部屋でふたりきりでふじこ!
とか思ったのは俺だけですか不純ですか八つ当たりですかスミマセン刺さないで。
嫌いじゃないんだ、結構好きなんだ正義たん。でも会長の方がもっと好きな(ry
416名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 22:54:02 ID:GJstiCFX
>>413>>414
おまえら……あまりにも早いレスでしてもいない自演かと思ったぞ。
OK、無達さんとこで一緒に呑もうぜ。

あと正義コミュのイベントで会長が部屋に招いてくれた時は危うくそれだけで自分の中の何かがハジけそうになったな。
コミュ進めてて正義たんに傾きかけた心がいきなり引き戻されたな。うん。
417名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 23:00:23 ID:kJjZRVTw
なぁ以前出てきた、テレッテに騙されてゴスロリを着る会長というネタを想像したところ
ヤクルトをもった会長が、乳酸菌がどうのこうの言っているんだが
418名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 23:06:44 ID:DjZd9IFT
>正義コミュのイベントで会長が部屋に招いてくれた時
3周中3周リバってた正義コミュを上げる気になった。
4周目して来るか
419名無したんはエロカワイイ:2006/09/14(木) 23:28:11 ID:dOslxyDZ
ヤクルツファソなどいない(・∀・)ニヤレ!
420名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 00:00:41 ID:bc76ltwP
そして2周目プレイしててホテルイベントがこうだったら良いなあと思ったものを投下。

円形のベッドに1人腰掛けるキタロー。
>頭の中がボンヤリしている…
>バスルームから水音がする…
>何故ここにいるのか思い出せない…

ニァ何か忘れてるような…

???「享楽せよ…」
>脳裏に不思議な言葉がよぎる…
???「我、汝が心の声なり…今を享楽せよ…見えざるものは幻…形ある“今”だけが真実…」

ニァそんな事はない…

???「未来など幻想、記憶など虚構…欲するまま、束縛から解き放たれよ…汝、それ望む者なり…」

ニァ勝手に決めるな…

???「汝、真に求むるは快楽なり。汝、今まさに快楽の扉の前にあり。本心に耳を傾けよ…汝、享楽せよ…」

ニァ今はよしておく…

>意識がハッキリしてきた。
>何かに正気を乱されていたようだ…
>シャワーの水音が止んだ。
>…シャワールームから美鶴が出てきた。
美鶴「…え…あれ…私…」
>バスタオル一枚の姿の美鶴を見てキタローは正気を失った!
美鶴「え…ええッ!?」
>走り出した欲望は止まらない!
美鶴「ま、待つんだキタロー! これは違ッ ああ……!」
>ふたりでとても長い時間を過ごした…
>女帝コミュが発生し、即時MAXになった!

勿論ホテルイベントに会長は連れていかない。
それが俺のジャスティス。
421名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 00:09:05 ID:bc76ltwP
往生際悪くもうちょっと続けてみる。

風花「よかった、やっと通じた! 2人とも、聞こえますか?」

ニア聞こえる
 どうなってる

風花「フォローが遅れてごめんなさい…シャドウの精神攻撃のせいで、呼びかけが届かなくて…」

>風花の説明が続いている…

風花「会長……聞こえてます?」
美鶴「わ、分かって…る、聞こえて……ッ、る……」
風花「え…何かありましたか?」
美鶴「い、いい……ッ、から、構、うな、だいじょ、うぶ、だから…ンンッッ!」

>そのまま、とても長い時間を過ごした…

美鶴「言ったら…処刑だからな」
422名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 00:16:02 ID:oEGzzSac
このスレのことだからオチは絶対、
バスルームから出てきた会長にキタローが押し倒されて

「アッー!」

だと思ったのにwww
423名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 00:16:40 ID:EuklNHU2
エロスktkr
424名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 00:17:48 ID:+seNbbSm
シャワー室から出てきた美鶴はまだ恋人の力に囚われたまま
熱に浮かされたような表情で自分の体重を任せてくる美鶴の頬を平手でパンと打つキタロー
目を覚まし、ショックを受けたような顔で「む、向こうを向いていてくれ」という美鶴

後日、「よく目を覚まさせてくれた。…これでも、自分の魅力には自信があったんだがな」と自嘲気味に語る美鶴に、
「美鶴の事、大事にするって約束だから」と言うキタロー
キタローの言葉に赤面しつつ、「もし、私が自分の意思で…いや、止めておこう」という美鶴

という感じのランク9
425名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 00:42:42 ID:fsbfgZVV
キタロー「ホテルでの作戦の時…真田先輩とどうだった?」
美鶴「どうだった、とはどういう事だ?」
キタロー「いや、その…変な精神攻撃受けたしさ…大丈夫だったかなって」
美鶴「ああ、その事か。私はどうって事無かったのだが、実は明彦が…欲望に身を任せてしまったんだ…」
キタロー「ええっ!?」
美鶴「明彦の奴、私が目を覚ますと幸せそうな顔で「タルンダ、タルンダ」って言いながら腕立て伏せをしていたよ…」
キタロー「…あの人らしいね」
426名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 00:45:15 ID:77yfh+x/
キタロー「ホテルでの作戦の時…順平のヤツとどうだった?」
美鶴「どうだった、とはどういう事だ?」
キタロー「いや、その…変な精神攻撃受けたしさ…大丈夫だったかなって」
美鶴「ああ、その事か。私はどうって事無かったのだが、実は伊織が…欲望に身を任せてしまったんだ…」
キタロー「ええっ!?」
美鶴「伊織の奴、私が目を覚ますと幸せそうな顔で「れべるあっぷー、れべるあっぷー」って言いながらテレッテッテーしていたよ…」
キタロー「…アイツらしいね」
427名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 00:56:30 ID:bc76ltwP
美鶴「ホテルでの作戦の時…ゆかりとはどうだった?」
キタロー「どうだった、ってどういう事?」
美鶴「いや、その…変な精神攻撃受けたし…大丈夫だったかな、と」
キタロー「ああ、その事。僕はどうって事無かったんだけど、実は岳羽が…欲望に身を任せてしまって…」
美鶴「ええっ!? ……ど、どうなったと言うんだ」
キタロー「誰にも言うなって言われてるんだけど」
美鶴「…なら、私にも同じ事をしろ。言わなければいいんだろう?」
428名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 01:00:53 ID:24uNxTDT
美鶴の部屋。ベッドに寝転がりながら、風花に借りた某りぼん系少女漫画を読むペンテシレア。
ペンテシレア「やっぱ、マミリンはかわいいわあー・・・」

そこへ美鶴が扉を開けて入ってくる。
美鶴「なんだ、行儀の悪い奴だな」
ペンテシレア「ふん、別にいいじゃない」
美鶴「ところで、これ、食べるか?」
美鶴が差し出したのは、ラクトアイスだった。
ペンテシレア「あ、あら、どういう風の吹き回し? あんたが私にお土産を買ってきてくれるなんて」
美鶴「いや、子供だましかと思っていたら、これがなかなか美味しくてな。いらないか?」
ペンテシレア「た、食べる!食べます!」
ベッドから飛び起きてアイスをつかみ、嬉しそうに、いや、外から判別はできないが、どうやら嬉しそうに、蓋を開けて食べ始める。
ペンテシレア「んー、んー」(上機嫌)
美鶴「どうだ?これはこれで美味しいだろう?」
ペンテシレア「うん (美鶴にもらったものが美味しくないわけないじゃない。って言いたい!
        言っちゃおうかしら? そんなに変な台詞じゃないわよね? 私の気持ち、別に気付かれたりしないわよね?)」
美鶴「いやー、私はこんなアイスは知らなかったんだが、キタローが教えてくれ・・・」

0.1秒でアイスをゴミ箱にぶん投げるペンテシレア。

美鶴「な、なんてことをするんだ!」
ペンテシレア「五月蝿い!!私にこんなゴミみたいなアイスを食べさせて!!
        あんたねえ、ラクトアイスなんてアイスと名乗るのもおこがましい存在なのよ?知らないの?
        よりによって、氷を司る私にこんなものを!
        これならコロマルのドッグフードをもらった方がよっぽど嬉しいわ!」
美鶴「ひ、一口目は美味しいって言ったじゃないか!」
ペンテシレア「言ってませんー。『うーん?』って首をひねってたんですぅー!
        まったく、あんたみたいな世間知らず、見たことないわ。
        こんな調子じゃ、キタローも、一緒に歩いていてさぞかし恥ずかしいことでしょうよ!」
美鶴「くっ、・・・うわーん!!」
美鶴は部屋を飛び出していく。

ペンテシレア「・・・バカな子。本当にバカな子。
        全国のキタローなんてね、口では『美鶴萌えー』とか『美鶴先輩のケンカキックに踏み踏みされたい!』とか言ってもね、
        裏では平気でゆかりや風花やマネージャーとMAXになっているような下種なのよ?
        発情期の犬よりたちが悪いわ。
        きっと今にあの子、あの屑に泣かされて帰ってくるに決まってるんだから。

        ・・・でもいいの。
        あの子が傷ついて戻ってきたら、私、何も言わずにギュッって抱きしめてあげるわ。
        腕によりをかけてプリンも作ってあげちゃう。
        あの子が泣き止んでぐっすり眠れるまで、子守唄も歌ってあげるんだから」

ベッドから降りると、パタパタと叩いて自分の重みでへこんだ箇所を直すペンテシレア。
次に美鶴の机に移動すると、明日の教科を調べて教科書をかばんに詰める。
そしてそれが終わると、美鶴の制服に丁寧にアイロンをかけ始めるのだった。



もうダメだwwwとりあえず、ラクトアイス好きな人、ゴメンwww
429名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 01:08:00 ID:xNXQKHy4
美鶴「西からのぼったお日様が、東〜に沈ぅ〜む〜
(ハッ、てんたらふ〜?!)
これで〜いいのだ〜これで〜いいのだ〜
みんみんみつるんみつるんるん
びしょぉ〜じょけ〜んし〜
み〜つ…

キタロー「お出かけ?」

美鶴「あわゎゎゎ」
430名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 01:10:00 ID:U7WbqYrV
>>428
6周目なのに会長と幼女以外の女性コミュ上げた事ない。

宮本以外の男性コミュは毎周MAXだから、ラストが非常に汗臭い
431名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 01:11:28 ID:QvZQgsHS
荒垣「不屈の精神を持った剣士にあっては自己(おのれ)に与えられた過酷な運命(さだめ)こそ
   かえってその若い闘魂(たましい)を揺さぶり、ついには……」

美鶴「…………」

>それはおよそ一切の流派に聞いたことも見たこともない奇怪な構えであった

メイド(ああ……あれこそ美鶴さま必勝の構え
    無明逆流れのお姿……)



武士道はミツルイなり、なんつって
432名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 01:16:10 ID:A5xh43EF
>>428
なんだか年の近い姉と妹みたいな関係やな
433名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 01:18:40 ID:81BRCdDl
>>431
悪い、誰か介錯を頼む。
あれでケンジャの舞を行うみつr(ry
434名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 02:56:28 ID:BXUjnXbJ
>>429
ハチマキと腹巻装備のみつるんのパパ想像して吹いたw
武治「これで、いい・・・のだ」
ガキさんと被るな
435名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 08:23:40 ID:A6FKNGqe
>>417
水銀燈か
436名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 14:14:23 ID:TTvIqi1Y
>>428
天ない、いいよな…
437名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 14:19:15 ID:EuklNHU2
>>428
なにこの新世界
萌えるじゃない
438名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 14:42:46 ID:j20sWONn
>>435
中の人同じなんだっけ?
439名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 15:39:00 ID:TvxtXhvf
同時にピンクのラクス・クラインでもある
440名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 16:34:57 ID:U7WbqYrV
中の人ネタは…
441名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 16:38:47 ID:O3kGnD+p
ということは会長にも偽者が居ると・・・
ショートカットで微乳で気の弱い偽者が・・
442名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 17:46:23 ID:fiJc8930
千鶴さんが乗ってらっしゃるバイクは何てゆーバイクですカ?
443名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 18:02:49 ID:1dRCXD7w
ハイパーカブ
444名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 18:35:20 ID:bo0JQF+p
タツマキ
445名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 18:35:41 ID:rjq/smkf
レオパルドン
446名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 18:37:27 ID:+2vCFn+2
DUCATIって噂
447名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 18:41:13 ID:/7wsQB69
この流れを俺が止める。
中の人ネタはやめよう。
会長が崩れる。

以上、解散!!
448名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 21:25:20 ID:iSAOurm/
どうでもいい。ほんとどうでもいい。
俺は拘留所の中だけど。
449名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 21:36:30 ID:CEoKbUeP
会長とキタローじつは親戚説
いろいろ調べてみたら実は従姉妹くらいだったら面白いのに。
450447:2006/09/15(金) 21:41:22 ID:NgzIScpi
ほんとに解散すんなwww

なんでそこでみんな居なくなんだよ。
451名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 21:50:17 ID:EuklNHU2
そこであえて規律違反で会長におしおきされるのはこのワテクシ!


あれ、あなたはこうえつお爺sアッー!!
452名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 21:57:35 ID:P7ZV1eDd
>>442
キリジョー重工製「テンタラフー」
453名無したんはエロカワイイ:2006/09/15(金) 22:01:44 ID:dltGZObN
中の人などいない
454ただそこに、君を望む:2006/09/15(金) 23:55:13 ID:+2vCFn+2
 その背中に、いつか憧れていた。
 凛々しく立ち、微塵の揺るぎも見せない。
 憧れは、焦がれへと変わり。
 やがて、惹かれて。


   ただそこに、君を望む


 空に舞う花びらを見送った、三月のあの日から一ヶ月が経った。
 全ての準備を終えて、美鶴は身の回りのものだけを収めた荷物だけを手に、長い年月を共にした部屋を出る。
「先輩、一つ、持ちますよ」
 すぐ外に待ち構えていたゆかりが、彼女の手から鞄を一つ、半ばひったくるように奪った。
「おいおい、そこまで重いものじゃないぞ」
「だからって一人で持つこともないですよ。ここ、三階なんですから」
 どうしても離す気はないらしい彼女の様子に、美鶴は小さく苦笑して、なすがままにさせた。
 最後に一度、振り返って、調度品の何もなくなった部屋を見回す。悩みも、涙も、怒りも、そして喜びも。全てを共有した部屋だ
った。今は何一つないが、それでも、確かに自分の人生の一部分はここに残っている。
 そんな場所にも、もうすぐ新しい誰かが住むことになる。
 出来るならば、私にしたのと同じように、優しく包み込んでやってくれ。
 心の中でそう語りかけて、美鶴は扉をゆっくりと閉じた。


 ラウンジに降りると、そこにはもう仲間達が揃っていた。
「もう出るのか」
 声をかけてきたのは、中でも一番、古くからの付き合いである真田だった。彼はすでに寮を出ていたのだが、見送りに来てくれ
たらしい。
「ああ。いつまでも感傷に浸っているわけにはいかないからな」
「フ、お前らしい」
 差し出してきた右の手を、荷物を置いてから強く握り返す。
「長い間、迷惑をかけたな、明彦には」
「なに、楽しかったさ。俺が強くなれたのは、美鶴、お前がいたからってのもあるしな」
 それに、と彼は続ける。
「シンジもきっと思ってるはずさ。お前に会えて良かった、ってな」
 今は亡き友の名前に、美鶴は小さく微笑んだ。『究極の勝ち逃げ』をして去った彼のことを、彼女は一生、忘れることなど出来な
いだろう。
「頑張れよ。色々とな」
「そちらこそ、な」
 握った手を離す事に、躊躇はなかった。いつでも会えるとそう信じているから。そして、天上の人となった荒垣をも含め、絆は決し
て消えることがないと、そう知っていたから。

「先輩……」
 次に駆け寄ってきたのは、山岸風花だった。彼女も、あの戦いからこちらは、実家に戻っていたのだが、わざわざ来てくれたようだ。
 自分より頭一つ近く低い少女に、美鶴は慈しむように微笑む。
「山岸。君には、本当に色々と世話になった。結果として、巻き込んでしまったこと、すまないと思っている」
「そんなこと……!!」
 風花は大きく首を振って、美鶴の言葉を否定した。
「私、本当に皆さんと出会えて良かったって、そう思ってるんです。でなきゃ私、ずっと自分の居場所を見つけられなかった。強くなれ
なかった。桐条先輩達がいなかったら、私、私……」
 感極まったのか、泣き出す風花を、そっと美鶴は抱きしめる。
「そう言ってくれて、嬉しいよ。君は私にとって、大切な仲間だ。今までも、これからも」
「先輩……私……私っ……」
 何も言えず、ただ風花は泣きじゃくる。美鶴の胸の中で。
 その髪を優しく撫でながら、もう一度、彼女は抱きしめた少女の耳元で囁いた。
「ありがとう、山岸。例え離れていても、絆は消えないさ」
「はい……はい……」
455ただそこに、君を望む:2006/09/15(金) 23:56:20 ID:+2vCFn+2
 目の端の涙を手で払いながら、それでもようやく泣くことを止めた風花をゆかりに任せ、美鶴は次の少年に対する。
「桐条先輩、新しい土地でも頑張って下さいね」
「天田……」
 そつのない言葉と、真っ直ぐな瞳のアンバランス。射抜かれて、少し重くなる口を、彼女は無理矢理に動かした。
「言わなくてはいけないと思っていたことがある」
「……? なんですか?」
「君の、御母堂のことだ」
 一瞬、天田の表情に翳りが走る。心に痛みを感じながら、それでも美鶴は逃げようとせず、真っ直ぐに彼を見つめ返す。
「確かにあれは、荒垣のペルソナが暴走してのことだった。だがしかし、私達がもっと上手に事を進めていれば、そんなことは起き
なかったかもしれない……どうか許して欲しい」
 時に美鶴は思ったことがある。少年、天田乾をソルジャーと称したことがあったが、そうした心の持ち主に育ってしまったのは、
自分達の不徳のせいではなかったかと。
 本来ならば、戦うことなどなく、母親と幸せに、平和に暮らすことだって出来ただろうに。
「いいんです」
 責められることも覚悟をしていた美鶴だったが、返ってきたのは元気な明るい声だった。
「起きてしまったことは、どうやっても取り戻せませんし。それに、こうして皆さんに出会えたことで、僕、色々と知ることが出来まし
た。何でもない平穏な時間の大切さとか、命の重さとか。お母さんと、荒垣さんにはもう会えないけれど、二人の分まで僕は、生
きていこうと思うんです」
「……そうか」
 まだ自分の半分ほどしかない身長で、幼さの抜け切っていない少年の確固たる想いに、美鶴は感嘆する。
 やはり彼はソルジャーだ。改めて彼女は思い、尊敬の念を新たにした。
「だから先輩、お元気で」
「ああ。天田、君もな」
 そう言って二人は、固く握手を交わした。

「ったく、天田のボーズ、立派なこと言いやがって」
 大きな溜息を付きながら彼女の前に出てきたのは、伊織順平だった。
「次の奴のプレッシャーってのも考えろ、っての」
「ふふ、ボヤキか? 伊織」
 美鶴の言葉に、順平は後頭部をかきながら笑った。
「いやー。俺、何も感動的なこと言えないですし。それに、先輩の前では結構、カッコ悪いとこばっか見せてるよーな……」
「アンタがカッコ良かったことなんて、一回もないけどね」
 ゆかりのツッコミに、ドッと一同が笑い声をあげる。
「だーっ、余計な茶々入れるんじゃねぇっつぅの。ったく」
「まぁ、そう言うな。私の個人的な意見としては、君は我々の中で一番、成長したと思うぞ」
 ハァ、と肩を落としていた順平が、美鶴の言葉に驚きの表情を浮かべる。
「えっ!? 俺っすか!?」
「ああ。伊織、君が入部して来た時は、勿論、戦力として期待はしていたが、それほど大きなものではなかった。何しろ、同時に入
ってきたのが彼だったからな」
「……ハハ。まぁ、比べられるのは慣れてるっすけどね」
 力ない笑みを浮かべる順平だったが、彼女が発した次の言葉に姿勢を正した。
「だが君は、私の想像以上に成長をした。強くなったというのもあるが、人として、一回りも二回りも大きくなったと思う。あの少女
の死を乗り越え、戦うと言ってくれたこと、本当に素晴らしいことだと尊敬している」
「いや……それは……先輩方だって……」
「例えそうであっても、だ。君は強い。強くなった。胸を張っていい」
 心の底からの想いを、美鶴は眼差しに、言葉に乗せ、真っ直ぐに順平と対した。
 いきなりのことで動揺したのか、帽子を一旦、深くかぶって鼻をこすった後、順平は照れ隠しの笑いと共にゆかりに向かって叫ぶ。
「聞いたかぁ、ゆかりッチ。先輩もとうとう、俺がナイスガイだってこと、認めてくれたぞ」
「はいはい、テレッテテレッテ。ってかナイスガイなんて、一回も言われてないし」
 またドッと笑いが起きる。自分も一緒になって笑ってから、順平は帽子を脱いで、軽薄な表情を改める。
「先輩。一年間、本当にどうもお世話になりましたっ。これからの先輩の活躍、陰ながら応援してますっ」
 ありがとうございましたっ。大声で言いながら、彼は大きく頭を下げた。誠心と誠意のこもったその礼に、美鶴は笑顔を返したの
だった。
456ただそこに、君を望む:2006/09/15(金) 23:57:17 ID:+2vCFn+2
「さて……と」
 一通り、別れの挨拶を済ませた美鶴は、ぐるりとあたりを見回す。
「彼がいないようだが?」
 それとなく尋ねてみる。もっとも、どこか落ち着かない態度だということは、誰の目にも明らかだったけれど。
「彼なら、外にいますよ」
 ゆかりの言葉に、そうか、と頷いて美鶴は視線を移した。
「ちょっと挨拶をしてくるよ」
「あ、はい。ごゆっくり」
「おい、荷物はどうするんだ。何なら俺が持っていって……」
「ダメですよ、真田先輩っ!」
「そうですよっ。二人きりにさせてあげないと……」
 女性陣の気遣いを背中で感じながら、苦笑を浮かべつつ、美鶴は扉へと向かう。
 そこに近寄ってきたのは、アイギスだった。

「彼のこと、よろしく頼む」
 すれ違いざまに、美鶴は小声でそう囁いた。
「はい。任せて下さい。あの人の力になることが、私の生きる証ですから」
 同じく小声で、アイギスはそう答え、そして続けた。
「でも……少しだけ、悔しい」
 美鶴はほんの一瞬、足を止める。
「力にはなれても、隣に並んで立つことが、私には出来ないから……」
 想いが、そこにはこめられていた。それを美鶴は、しっかりと受け止め、心に刻み込む。
「私からも、お願いします。あの人のこと……私じゃダメだから……美鶴さんでなきゃ……」
「ああ。了解した」
 扉を開き、外に出る一瞬。
 機械仕掛けの乙女の横顔に、美鶴は寂しさの涙を見た。その意味を、彼女は知っている。
 だから振り向かない。その想いもまた背負うと決めていたから。


 彼は、階段に腰掛けて、こちらに背を向けていた。


 美鶴はゆっくりとした動作で、彼の隣に腰を下ろす。
 しばしの、沈黙。春の匂いを運ぶ風が、鼻をくすぐる。旅立ちの日にふさわしい青い空。太陽は遠く輝き、ぬくもりを届ける。
「祝福の言葉を、君はくれないのか」
 彼の横顔すら見ないまま、美鶴はそう言った。
 少年は、わずかに顔を背け、さらに俯く。唇を小さく噛んだその姿は、まるで幼い子供のよう。
「ゆかりが言っていたぞ。今生の別れじゃないんだから、と」
「……わかってるけれど」
 うなだれる彼を、ようやく美鶴は見て、そして微笑む。
「会いに来るさ。心配する必要はない」
「心配なんて……そんな……」
 歯切れの悪い彼の言葉を、彼女は優しく想いで包み込む。
「離れていても、君と私の間には絆がある」
 そう言って、美鶴は立ち上がった。ゆっくりと階段を下りて、目の前の道路と、その向こうを見つめる。
「大体、君のせいでもあるんだからな。私がこれから忙しくなりそうなのは」
「……?」
「縁談を断っただろう。だからグループが動揺している。これから先、建て直すのに苦労するだろうな」
「それは……」
 自分のせいではない、とは彼は言えなかった。確かにあの時、美鶴の婚約者という男に掴みかかって引き止めたのだから。
「いや、気に病んで欲しいわけじゃない。あの選択は正しかったと思っているし、何より」
 一つ、息を溜めて、美鶴はゆっくりと言った。
「私の隣に立つパートナーは、君だけだ。これから先ずっと。一生」
 ハッ、と少年は顔を上げた。その言葉の意味するところを察して。だが彼が何かを言うよりも前に、美鶴は厳しい口調で続ける。
「けれど私は、立ち止まって君を待つつもりはない。もとよりそんな時間などない」
 毅然として、少女は立つ。さながら、地を埋め尽くすほどの敵の大群を前にしても、眉一つ動かさない女帝のごとく気高く。
「だから、追いかけて来てくれ、私を。そして証明してみせてくれ。私の目は誤ってなどいなかったと。生涯唯一人と思い定めた
男の、本当の価値を」
457ただそこに、君を望む:2006/09/15(金) 23:58:15 ID:+2vCFn+2
 ああ。
 少年は思いだした。

 その背中に、いつか憧れていた。
 凛々しく立ち、微塵の揺るぎも見せない。
 憧れは、焦がれへと変わり。
 やがて、惹かれて。

 本当の姿は、決して特別な人ではなかった。
 不安定な姿をも垣間見た。

 それでも彼女は、なお凛々しい。
 今までのように、いや、今まで以上に。

「必ず」
 みじかな言葉に強い決意を込めて、彼はそう応えた。
 美鶴は振り返り、
「ああ」
 頷いて、笑った。

 その笑顔は、気丈な女帝のそれではなく、年相応の少女のもので。
 だから彼女は、ゆっくりと彼に近づいて。
 その腕の中に抱きしめられて。
 旅立ちの前のほんの一時の休息、ささやかな幸福を感じる。

 そして美鶴は、想いを告げる。何度も繰り返し口にして、何度でも新鮮に感じる言葉。
「君のことが、好きだ」
 返礼は、優しい口付け。
458251:2006/09/15(金) 23:59:19 ID:+2vCFn+2
了。美鶴先輩が退寮するとしたら、こんな感じかなと考えて書いてみました。よろしくお願いします。
459名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 00:03:41 ID:T/w3GSur
不思議と何かが熱くなった。
グッジョブ、贈ります。
460名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 00:06:39 ID:dasMxj8s
ナイス






1more
461名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 00:10:05 ID:xQiWlmx4
桐条美鶴会長に――!!
一同、敬礼――――――ッ!!

ってぐらい熱くなるなー
462名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 00:16:25 ID:BH3vj9s9
やばい、会長よりもキタローよりも
順平に惚れそうになった・・・
463名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 00:30:21 ID:AycVTF4A
俺の弱点にばっちりヒット!
GJ!!
464名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 00:31:59 ID:qqHh6q00
順平好きの自分としてもきちんと描いてくれてたのがGJ
465名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 00:38:49 ID:UGTyeJLN
あの学校って購買はあっても学食はないよな・・・昼休みはコミュの予告が来るがそれ以外の描写はない。
何が言いたいかって言うと昼休みに会長と弁当を・・・。
466名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 01:02:44 ID:Mw+U62MT
>>458
うわ、すごく質が高いなぁ

GJ!!
467名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 01:24:39 ID:C0kl/bAr
>>435
そのネタだとベスに顔をグーパンさそうだから無しw
468名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 01:53:51 ID:ZlL9FMCQ
美鶴『キタロー!!!どういうことだ!!!』
キタロー『どうしたんですか?先輩』
美鶴『どうしたもこうしたもない!騙したのだな!?』
キタロー『騙す・・?あぁ、バファリンの半分は優しさで出来てるってやつですか?』
美鶴『そうだ!それをクラスの者に言ったら笑われてしまったではないか!』
キタロー『すいません。代わりに別のいいことを教えてあげます』
美鶴『そういってまた騙す気だろう?もうその手には・・』
キタロー『僕は先輩のことが大好きです』
美鶴『な・・・!そ、そんなこと・・』
キタロー『嘘だと思いますか・・?』
美鶴『いや・・そんなことは・・・』
キタロー『ホントですよ(笑顔で』
美鶴『君はずるいな・・・もう怒れないじゃないか・・』


みたいな会話を受信したので投下。後悔はしていない。
469名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 02:03:48 ID:Yqobn6kL
>>251がグッジョブ祭りでうらやまC。
野球拳、野球大会と書いてきた私ですが、くやしいww
470名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 02:06:09 ID:BH3vj9s9
昼休み、ざわめく2年F組の教室に美鶴先輩がやってきた。
「キタロー。昼休みにすまない。ちょっといいか?」
「あ、はい」
F組の女生徒たちが歓声をあげているのが聴こえる。
『いつも凛々しいお姿』とか何とか言っているのかもしれない。
ところが先輩が教室を出てから口にした台詞は、普段の凛々しさとはかけ離れたものだった。

「キタロー、・・・あの、・・・焼きそばパンっておいしいのか?」

思わず笑ってしまう僕に、赤面しながら怒る先輩。
「わ、笑うな!・・・わざわざ呼び出しておいてこんな用事ですまないとは思っているけど・・・
こんなことを聞けるのは、その、キタローだけだから・・・」
「いや、だって、あまりに唐突だったから。
・・・わかりました。すぐに購買で買ってきますから、屋上で待っていてください」
「あ、ああ、・・・わかった。待っている」

空は雲ひとつない青空。時折心地よい風がそよぐ。
そして屋上にいるのは、並んでベンチに座る僕たち二人だけだった。
「これが焼きそばパンか・・・この組み合わせを初めて考案した人は凄いものだなぁ」
大げさに感心する姿にまた笑いそうになってしまう。
「先輩、昼休みもそんなに長くないですし、いただきましょう?」
「あ、・・・そうだな。それじゃあ、キタロー、いただきます」
「はい、いただきます」

「むむっ」と唸ったきり、その後しばらく無言でパンを食べ続ける先輩。
こんなことを言葉にしたらまた怒られてしまいそうだけれど、
その夢中な姿が面白くてついつい見つめてしまう。
と、そんな僕の視線に気付いたのか、先輩はこちらを振り向いた。
「キタローも食べたいか?」
「いえ。・・・おいしそうに食べるなあ、って思って」
あ、失言。見る見る間に顔を真っ赤にする先輩。
「わ、私の食事姿は見世物じゃないぞ!」
以前の僕なら、先輩を動揺させてしまったと慌てるところだろう。
しかし残念ながら(?)こうなったらとことん動揺させた方がいいと経験上学んでいる。
「いえ、先輩のほっぺた、リスみたいにまん丸でしたよ?」
「・・・なっ、な!」
「ほら、食べ残し」
そう言って何も付いていない先輩の綺麗な頬に手を伸ばし、スッと一撫ですると、
何かをつかんでそれを自分の口に入れる振りをする。
「あっ、え?」
「ふふっ、ごちそうさまでした」
「・・・」
顔を真っ赤にして下を向きながら、無言で焼きそばパンを口に運ぶ先輩。
心なしか、一度に口に入れる量が少なくなっているのが、また可愛らしい。
「いい天気ですね、先輩?」
「・・・」
「怒ってます?」
「・・・」
「また明日も屋上でお昼を食べましょうか?」
「・・・・・・・・・ああ」

甲高い音が響く。空を見上げると、何もなかった青空に一筋、飛行機が雲の線を描いていた。
「明日も晴れるといいですね」
「・・・ああ、そうだな」


あれ?バカップルになってしまった・・・
というわけで、先輩の手作りお弁当話は>>465に任せた。
471251:2006/09/16(土) 02:17:08 ID:ndeonrKb
>>460
じゃあもう一本書いていいってことですねっ

>>465を受けて書きます。
472屋上で昼食を:2006/09/16(土) 02:18:21 ID:ndeonrKb
    屋上で昼食を


「君か……少し、時間はあるか?」
 喉から心臓が飛び出そうになるほどの緊張を、どうにかねじ伏せて、美鶴は教室から顔を出した
彼にそう呼びかける。
「え……? あ、はい」
「そ、そうか……なら、これから屋上に行かないか?」
「……? 別に構わないけど」
 ヨシッ、と美鶴は心の中で喝采をあげるが、表向きは小さく微笑むだけに留めておく。もっとも、そ
の頬が朱に染まることは止められなかったのだが。
「よし。それじゃ、すぐに行こうか」
 真っ直ぐに顔を見つめているのが照れ臭くて、美鶴はすぐに歩き出す。彼に背を向けたもう一つの
理由は、ほころんで崩れる顔をとどめておくことに、限界を感じたからだった。

「意外と人がいないものだな」
 もう少し、人が多く集まっているのかと思っていただけに、美鶴は少し緊張の色を隠せない。広い屋
上にはほとんど人がおらず、弁当を広げた女子が数人、ちらちらと散らばって見えるだけだった。
 ベンチに並んで腰を下ろすが、彼女はそわそわと落ち着かない様子を見せており、彼を不思議がら
せていた。
「それで? 何の用?」
 怪訝そうに首を傾げる彼に、美鶴は一つ咳払いをしてから、持っていた包みを差し出した。
「これ?」
「お、お弁当だ。私が作ってみたんだが、君の舌に合うかどうか……」
「え? 本当に?」
 皆まで言うよりも先に、彼は弁当を美鶴から奪い、包みを解き始めた。
「き、期待はするなよ。初めて作ったのだから」
 弁当箱を開けた彼は、驚愕に目を見開く。
「すごっ!!」
 そこには旬の高価な食材をこれでもかとばかりに使用した料理が詰め込まれていた。
「うちのシェフに料理を教わって、作ってみたんだが……どうだろう?」
「どうって……すごいとしか」
 あまりにも豪華すぎて、手が出せない。と、さすがに面と向かって言うことはしなかったが、それが彼
の本音だった。実際、どれぐらいの値段がするのか、まるで予想が付かないほどなのだ。
「味の方は?」
 言われてようやく、彼は箸を動かす。ど真ん中に大きく鎮座する伊勢海老の蒸し物を、殻をはがしな
がら口に運ぶ。
「どうだ?」
 不安と期待に輝く目で見つめてくる美鶴。彼は海老を飲み込んでから、笑顔を作って見せた。
「美味しい」
「……!! そうか」
 一安心と言った風で頷く彼女の様子に、彼は苦笑を浮かべながら、箸を次の料理へと動かすのだった。
473251(´・ω・`):2006/09/16(土) 02:20:06 ID:ndeonrKb
 豪華な弁当の中身は、貧困な想像力では思いつきませんでした。っていうか貧乏な想像力。

 一応、この話、ちょっと続くかもです。
474名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 02:36:31 ID:dasMxj8s
OK
是非続けてくれ。
475名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 02:46:19 ID:deWZLRFW
ダイブ前のこれがツボにクリティカル。
>美鶴「明彦の奴、私が目を覚ますと幸せそうな顔で「タルンダ、タルンダ」って言いながら腕立て伏せをしていたよ…」
やばい、クソわろたwww

>>251
いやー、バカップルも好きだけど、こういうのもいいね。

>>470
バカップル大好きw


豪華な弁当とは重箱のことだと思う。そういうイメージだ。
476すまんが割り込む。電波が来たんだ。:2006/09/16(土) 02:48:19 ID:kLybSBLV
「・・・先輩」
「ん?なんだ?」
「なんで居るんですか・・・?」
おそるおそる聞いてみた。隣に居るのは生徒会長。
何度目を疑ってみても、その事実が揺らぐことはない。
錯覚だ、夢だ、ありえないと何度も何度も言い聞かせた。
しかし・・・

「桐条さん・・・」
「なんでしょう、鳥海先生」
「あなた、なんでココに?先生に対する嫌がらせかな?」
授業中であった。
夢だと信じたくても、この手に残る現実感が夢ではないと警鐘を鳴らしている。
「いえ、決して嫌がらせなどではありません。ただ、先生の授業を一度受けてみたいとかねてから思っていましたので」
「ふぅ・・・、まあいいでしょう。深く聞く必要はありませんし」
(((((((いやいやいや、あるだろう!!)))))))←クラス全員

「キタローくん。しっかりと面倒をみなさいよ」
「・・・うぁあ・・・意味わかんね〜・・・」

数分後
「キタくんキタくん・・・」
「なんですか、会長」
「いや・・・、会長って呼んじゃいや・・・」
「・・・なんだい美鶴」
「今日の放課後、プリン食べにいかない?」
「今日は早瀬に会いに行くつもりだったんだけど」
「・・・くすん。キタくんのばか、もうしらない!」
「ああもうわかったわかった行くから!」
「やったぁ!」
「美鶴授業中だよ・・・」

クラスメイトのささやきが聞こえる。
「・・・おい、あれ会長だよな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・別人だろ」
「それはないだろ!いままでの流れ見てんだろ?」
「ああ、さっきまでは会長だったな」
「何あれ、ちょ、職権乱用?」
「・・・テレッテッテー」
「あの会長やべぇ。超萌える」
「馬鹿じゃないの?てか、馬鹿じゃないの?」
「キタくんてwww」

「・・・授業になんないわね」
「キタくん。今日のぷりんはあーんしてあげるからね」
「それはちょっと・・・、ってか今授業中ですって・・・」
「むー」

クラスメイトがまたもや囁いている。
「誰もつっ込まないけど、3年でも授業あってるでしょ?」
「いいのかな〜・・・」

当然、よくない。


ああもう、書いてて恥ずかしい。
477名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 03:08:18 ID:m4SmDSwW
途中からみちゅる化しているのだが。
その数分間に何があった…。

だがGJ!
478名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 03:25:48 ID:Mw+U62MT
>>472
>>476
GJ!!
479251(´・ω・`):2006/09/16(土) 05:45:49 ID:ndeonrKb
続きが出来たので投下。美鶴先輩が頭の中で動き続けて、眠れない。


  君の部屋で夕食を


「急に降ってきたな……」
 突然の雨に打たれ、厳戸台の寮に駆け戻って来た美鶴は、髪や服から滴る雨の雫をハンカチで拭う。
「台風以外で、この街に雨なんて降らない気がしてた……」
「ハハ、さすがにそんなこともないだろう。君が気付いてないだけじゃないのか?」
 他愛もない会話のやり取りをしながらも、彼はなかなか隣に立つ少女へと視線を向けられなかった。
雨に濡れ、肌にまとわりついた白の制服は、透けて少女の玉の肌をあらわにしていたから。何よりも、
豊満な胸を包む下着の色が、少年の心臓の音を早鐘へと変えていた。
「……白」
「ん? 何を『しろ』って?」
 自分のその魅惑的で、十代には刺激的に過ぎる姿に気付きもしていないのだろう。美鶴は微かに首を
傾げて、少年の顔を見つめてくる。
「あ、いや……その、早く戻ってシャワーでも浴びた方が。風邪をひいちゃうし、それに」
 他の男にその姿を見られたくない。口に出しかけた言葉を、何とか飲み込む。幸いまだ気付いていない
からいいものの、気付いたなら自分も見た者として処刑されかねないから。
「む、確かにそうだな。助言、感謝する」
 言ってカツカツとヒールの音を立てて階段を上る彼女の姿を、少年は深い安堵の溜息と、ほんのわず
かな名残惜しさと共に見送ったのだった。

 熱いシャワーを浴びて火照った体をバスローブに包み、美鶴はバスルームを出た。鼻歌でアイーダ
を歌いながら、ふかふかのソファに身を沈めて、タオルで髪の水気を取る。
 機嫌は上々とまではいかないが、不快では決してなかった。彼女が生まれて初めて自分で作った弁
当は、彼にとても好評だったし、何よりも日頃から感情表現の乏しい彼を驚かせたことだけでも満足だ
った。放課後に共にショッピングをする予定だったのが雨で流れたのは残念だったが、それはまたいず
れ次の機会にとっておこう。
 また作ってあげたいものだな。喜んでもらえるのなら。
 そんなことを考えて、美鶴は一人微笑む。恋をする少女にだけ許された幸せの笑みであり、そうして
いる限り彼女は、ただの普通の少女と何ら変わりがなかった。
 唐突に、テーブルの上の携帯が鳴る。着信音は、想い人からの連絡の時にだけ流れる着うた。彼が
好きだといったのを覚えていて、生まれて初めてダウンロードしたものだ。
『キミはね 確かに あのとき 私の そばにいた いつだっていつだっていつだって……』
「……?」
 普段からメールのやり取りをしないわけではないが、彼の方からというのは珍しいことだった。いつも
は美鶴が先に出し、それに対しての返信という形でやり取りは始まるから。
『今日はお昼、ありがとう。お返しに、夜は作るから。良かったら部屋に来て』
 それは、さらに珍しい彼からのお誘いだった。
 部屋に来て。そのフレーズに、美鶴は脳が沸騰しそうになる。不純異性交遊、等と言う言葉は、今の
生徒会長の頭からはとっくに消えている。というよりも、先にそれを破ったのは彼女の方だったのだけ
れど。
『では、お邪魔する。用意があるので、三十分後に』
 そう返信をしてから、すぐに美鶴は準備に取り掛かった。
 薄くファンデーションを乗せ、マスカラを付け、ルージュを引いて。
 同じ寮の中だというのに、私服を引っ張り出して、どれを着ていこうかと迷う。そうこうしているうちに、
三十分等と言う時間はあっという間に過ぎ去ってしまうのだった。
480君の部屋で夕食を 2/3:2006/09/16(土) 05:48:03 ID:ndeonrKb
 コンコン
「私だ」
 こっそりと人の目を忍びながら、美鶴は彼の部屋をノックする。散々迷った挙句、白のミニに、金の
リングベルト、黒のキャミソール、そしてヒールの高いブーツ。普段は隠している胸元を見せることに
抵抗はあったものの、いつもと違う装いに彼がどう反応するか、見てみたかったのだ。
「どうぞ」
 扉を開けた彼は、思わず言葉を失って、マジマジと彼女を見つめた。その視線が照れくさくて、頬を
染めながら美鶴は部屋へと入る。
「すまないな。気を遣わせてしまって」
「あ……いや、別に……それより」
 部屋の鍵をかけて、彼は唐突に美鶴を背後から抱きしめた。一瞬、驚いて身を固めるが、彼女は少
年に身を預ける。
「卑怯だぞ。背後からなんて」
「あ……すごく、綺麗だったから」
 かけられたその言葉に、美鶴は深く満足する。
「君の前だけだからな。こんな格好をするのは」
「美鶴先輩……」
 抱きしめられたまま振り向いて、少女は恋人の唇にそっと、自分の唇を押し当てる。が、強く抱きしめ
てこようとするのには、優しく抵抗した。
「御飯を食べさせてくれるんだろう?」
「……」
 微かに不満そうな顔をするが、それ以上は言い募らず、彼はテーブルへと彼女を案内した。小さく微
笑んで、美鶴は自分の形の良い唇に、人差し指を押し当てる。
 決壊が崩れそうなのは、彼だけではなかった。彼女もまた、そうだったのだ。それでも何とか押し留め
られたのは、ほんの少しもったいぶりたかったという、ただそれだけの理由だった。

「ほう、これは」
 テーブルの上に並べられた食事に、美鶴は感嘆の声をあげる。想像していた以上に、しっかりとした
料理が並んでいたからだ。
 炊き立ての御飯に、茄子の味噌汁。ゴーヤと豚肉の炒め物と、ほうれん草をゆでたもの。見栄えは
勿論質素だが、一人暮らしの少年が作るには十分だった。牛丼ばかりの明彦や、カップラーメンばかり
の順平を普段、見慣れているせいもあってか、新鮮さは大きい。
「これでも今日は、少し手をかけたんだけどね」
 照れ臭そうに笑って彼は床に腰を下ろし、テーブルを挟んで向かい側の席を美鶴に勧めてきた。
「それじゃ、いただきます」
 手を合わせてそう言った後、彼女は早速、料理に手をつけ始めた。
481君の部屋で夕食を 3/3:2006/09/16(土) 05:50:18 ID:ndeonrKb

「ごちそうさまでした」
 料理をあらかたたいらげ、食器を片付けようとして、彼は美鶴が難しそうな顔をしていることに気付いた。
「……? どうかした?」
「ああ……少しな」
 翳りを見せる彼女の様子に、何かまずいものでもあったかと少年は焦りを覚える。
「いや、そういうわけじゃないんだ。全部、美味しかった」
 彼の疑問に首を横に振った美鶴は、そのまま続ける。
「君は決して、最高級の食材だとか、高価な調味料を使ったわけではないのだろう?」
「……?」
「なのに、私はとても美味しく思った。多分、今日、私が作ったお弁当よりもな。そのことを少し、考えて
いたんだ」
「ああ」
 一つ頷いて座りなおし、彼は美鶴に相対した。そしてとても優しい瞳で、彼女を見つめる。
「気持ちの問題じゃないかな」
「……気持ち?」
「そう。勿論、今日のお弁当は美味しかったけれど、でも例えばありあわせの食材で作ったんだとしても、
きっと美味しいと感じたと思う」
 自分を思って作ってくれたという気持ちが嬉しいのだから、と彼は続ける。
「なるほどな」
 感じ入ったように、美鶴は大きく頷いた。
「どんな高級な食材よりも、込められた想いこそが美味しいと感じられるということか。確かに、安くても
美味しいものはたくさんあると君に教えられたのに……それを見失ってしまっていたとはな」
 ダメだな、私は。そう言って首を横に振りながらも、彼女は嬉しそうだった。きっとそれは、一人では気
付くことの出来なかったことを知ることが出来たから。
「君には本当に、いろんなことを教わってばかりだな。感謝する」
 そう言って笑う美鶴の腕を取って、彼は自分の胸の中へと引き寄せた。今度は美鶴は抵抗せず、
二人はそのまま床へと抱き合ったままに倒れこむ。
「これからも、私に教えてくれ――――色々なことを」
 甘えるようにそう言って、美鶴は、彼の見かけ以上に逞しい胸にそっと顔を埋めたのだった。
482251(´・ω・`):2006/09/16(土) 05:52:44 ID:ndeonrKb
貧乏な想像力の食卓風景。ゴーヤは一本100円。卵も豆腐も入れないからチャンプルーじゃない。
要は昨日一昨日で自分が作った料理というだけ。こんな豪勢なことしないけど。

何はともあれ、よろしくお願いします。
483名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 06:06:40 ID:G2WOFT5P
>>251

早起きしたらいいもの見れたw
すばらしい 相変わらずGJです!!
484名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 06:45:13 ID:+dL2RVpK
>>251
あんたみたいなタイプにゃ非常に言いにくいんだが、
あんたの書くSSを見てるとこう、その、なんつーか、





ああんもう、パーフェクト!!
485名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 07:17:58 ID:BMxAttAH
>>251
なんつーかもう、なんつーかもう……
アンタ、男が喜ぶツボって奴を知り尽くしてるよ。
486名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 07:39:37 ID:YptiGSE5
最近SS多いねwww
おもしろいけど少し読むのに疲れちゃったよみちゅる・・・・・orz
487名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 08:01:57 ID:jWzjuGag
ったくみんなしてGJGJ・・・馴れ合いスレかっつーのwww


>>476>>251(´・ω・`)
GJ
488名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 08:18:42 ID:4bDcJzRh
>>251
ホント、毎回お見事としか言い様がないっす……GJ!
489名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 08:33:04 ID:GULJetln
>>487はツンデレ
490名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 08:43:59 ID:T/w3GSur
>>251
なんと言えばいいのかわからん…しかしこれだけは言える。
GJ
491名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 12:21:26 ID:CfuASkoy
暑いから美鶴(小)にアイスをもらう電波が・・・

http://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi52770.jpg.html
492名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 12:29:35 ID:B45/DAo2
>>491
ちょっおまっ!

あ〜〜ん。
493名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 12:31:32 ID:UUR94Hm1
>>491
大部分を一口で食ってマジ泣きさせたい
494名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 13:51:08 ID:5R9lQyni
皆がアイスに気をとられているうちに
俺は美鶴(小)略して小鶴を頂いていきますね。
495名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 14:27:43 ID:VrfBRHqT
まてそれはワンロン千鶴だ
496名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 15:20:37 ID:4a9Q84NI
あ、俺それでいいや
497名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 15:35:44 ID:GULJetln
ちょ おま
498名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 15:59:08 ID:h7VDiPXj
おまいらみんなGJ!
不覚にもおっきしてしまった俺ガイル!
499名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 16:28:15 ID:UT5z/Bod
某焼肉屋で「会長GOタレ」というタレを発見した
500名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 17:15:07 ID:Rd0BIofm
なるほど、つまり
会長がイクときに出てくるタレのことか
それは美味そうだな


で、その焼肉屋ドコー?
501名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 18:32:00 ID:7GEUv8bM
今しがた、全コミュMAXチャートを制覇してきた
1日たりとて無駄な行動ができない文字通りのカツカツスケジュールなため、
平日デート10回だけでMAXに出来てしまう会長とは一回も日曜デートができない

いや、それよりも問題なのは!

このチャートだと、会長とのコミュがMAXになるのは1/30土曜日。
つまりどういうことかというと、会長にネクタイを直してもらうことができない。
ああなんてこった!

このささくれだった気持ちをなんとかするため4周目行ってくる
502名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 18:53:23 ID:OUkTI8FL
>4月…
>新しい季節が来た
>美鶴先輩とタルンダはすでに寮にいない……
>ふと見上げるとナイフで彫ったらしき落書きが見えた

>”美鶴ここにありき”

>椅子とナイフを用意して、すぐ下に”キタローもここにありき”と彫っておいた……
503名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 18:55:17 ID:9+aRV7NY
>>501
あと会長とクリスマスを過ごせないことだな

つか全コミュMAXの代償がグルメキングとのクリスマスってのは辛いな
504名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 19:08:32 ID:UGTyeJLN
逆に考えるんだ。
全コミュMAXは4人と付き合った後最終的に会長に落ち着いたと考えるんだ。
505名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 19:21:30 ID:sv/gHZgA
鬼畜め
506名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 19:34:12 ID:BH3vj9s9
>>491
あーーーー、このアイスを奪い取って、
「ヒーーートエンドーーーゥ!!」って言いながらあさっての方向へ放り投げて、
泣き出した美鶴(小)を新しいのを買ってあげるからとなだめて、
そしていざ買ってあげて美鶴(小)の泣き顔が笑顔に変わるまさにその瞬間に
「ビックバンアターーーーーーーック!!!」って言いながらもう一度アイスをどこかへ放り投げたい!!
507名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 20:11:11 ID:n3dB88gY
会長MAXにした後のセリフは新婚夫婦だな
508名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 21:06:28 ID:DF3Q+8Q9
まるで葬儀で唄う歌かと思ったね
ちんこんか
509476:2006/09/16(土) 21:55:44 ID:/2EEisSp
ピンポンパンポン。
こちら、生徒会長の桐条だ。
・・・キタくんキタくん!今すぐ生徒会室にくるのだ!
ピンポンパンポン

「・・・」
「・・・」
「・・・キタロー」
順平が沈黙を破った。
「なんだ」
「・・・行ったほうがいいぞ」
「・・・わかってる」
静かな教室に、シャーペンの走る音が響いていた。
だが、そんな教室の中に、キタローが椅子を下げる音が響いた。
「キタローくん」
「なんです?鳥海先生」
「テスト中よ」
「わかってます・・・」

ガラガラガラ
「俺、単位大丈夫かな〜・・・」
ふう、とため息をつき、教室を後にする。

ガラガラガラ
「なんのようです?『生徒会長』殿」
「むー、キタくんそんな呼び方はいやだっていってるでしょー」
「っていうか美鶴。お前もテストだろ?」
「いいのー。今日はいいプリンみつけたんだ。キタくんに食べさせるの」
「なに?」
「とろふわプリン」
「!!!」
「てれびちゃんぴょんの人がつくったんだって」
(たべたいたべたいたべたいたべたい)
「あーんさせてくれなきゃ駄目だも!」
プクッと膨れっ面を見せる美鶴。そのしぐさがたまらなく可愛い。
プリンも美鶴も食べたい欲求に駆られるが、二兎を追うもの一兎を得ず。我慢である。
「プリン、たべたい」
「あーん///」
「あーん///」

少しだけの間、幸せなひと時を過ごした。

翌週。
美鶴「ふむ。当然だな」
キタロー「まあ、どうでもいいな」

「またあの二人学年トップだぜ?」
順平「抜け出したよな?あの時・・・」

一方、職員室。職員会議が行われていた。
「あの二人を見てると、教師としての自信をなくしますね」
「ええ、まったくです」
「遅れましたー!」
「鳥海先生。まあ、腰掛けてください」
「今日の議題は・・・『校内不純異性交流について』?なんです?これ。何かありましたっけ?」
「いや、もう2,3年生の学年主席を見てると、今更恋人関係が勉強の妨げだとはいえなくて・・・」
「・・・まあ、確かに教師から見ると体裁悪すぎですよね・・・」
「二人が結婚、二人で桐条グループを盛り上げる、に2万円」
「いやいや、キタロー君の浮気が発覚、結婚前に破局に5万円」
続くかも・・・
510476:2006/09/16(土) 21:58:16 ID:/2EEisSp
もはや職員会議じゃないなwww
書いてて気付いた
511名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 22:01:44 ID:UpiaExy8
>>468

みちゅる「キタくんキタくん・・・」

キタロ「どうしたんですか」

みちゅる「キタくんのくれたバファリンはキタくんのやさしさが
     いっぱい詰まってるのかい」

キタロ「もちろん。たくさん詰まってる」

みちゅる「キ、キタくん・・・。こ、このバファリン大切に食べるよ!」
   
  みちゅるはとても嬉しそうに走っていった

キタロ「それは風邪のとき飲むもの」

  みちゅるはすでにいない

キタロ「・・・・・どうでもいい」

512名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 22:04:34 ID:xQiWlmx4
昔はキタローが知欠気味だったが
いまは美鶴会長がそうなっちまったな…
513名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 22:39:43 ID:deWZLRFW
>>512
  そだ  |------、`⌒ー--、
  れが  |ハ{{ }} )))ヽ、l l ハ
  が   |、{ ハリノノノノノノ)、 l l
  い   |ヽヽー、彡彡ノノノ}  に
  い   |ヾヾヾヾヾヽ彡彡}  や
  !!    /:.:.:.ヾヾヾヾヽ彡彡} l っ
\__/{ l ii | l|} ハ、ヾ} ミ彡ト
彡シ ,ェ、、、ヾ{{ヽ} l|l ィェ=リ、シ} |l
lミ{ ゙イシモ'テ、ミヽ}シィ=ラ'ァ、 }ミ}} l
ヾミ    ̄~'ィ''': |゙:ー. ̄   lノ/l | |
ヾヾ   "  : : !、  `  lイノ l| |
 >l゙、    ー、,'ソ     /.|}、 l| |
:.lヽ ヽ   ー_ ‐-‐ァ'  /::ノl ト、
:.:.:.:\ヽ     二"  /::// /:.:.l:.:.
:.:.:.:.:.::ヽ:\     /::://:.:,':.:..:l:.:.
;.;.;.;.;;.:.:.:.\`ー-- '" //:.:.:;l:.:.:.:l:.:
514名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 22:50:32 ID:OUkTI8FL
ちょっと頭が足りないぐらいのほうが可愛いじゃないか
515名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 22:59:04 ID:SqqJ6Awj
まぁ・・・ほどほどに、な?
516名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 23:01:43 ID:w/ST6DOS
(wノ_・) 
キタくんさらってきた
517名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 23:21:26 ID:xPae+6HP
>>516参考にして美鶴
(・_ヽw)ξ

似てねぇ
518名無したんはエロカワイイ:2006/09/16(土) 23:34:54 ID:UUR94Hm1
>>517
)はいらないんじゃね?
(・_ヽwξ
519名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 00:45:42 ID:XgzCffCE
>キタローの部屋
(・_ヽw)ξ「キタくん・・・」
(wノ_・)  「なんだい美鶴」
(・_ヽw)ξ「ううん、呼んでみただけvv」
(wノ_・)  「美鶴は甘えんぼうだなぁ、(ぷにぷに)」

>タルタロス
(・_ヽw)ξ「気を引き締めろッ!(キリッ)」
(wノ_・)  「・・・・・・・・・どうでもいい」

こんな電波を受信した。二人っきりだとバカップルに違いないw
520名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 00:53:08 ID:r5rJquDl
ここの住人としては美鶴の相手は真田より
キタロー派の方が多いんだな。
521名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 00:56:40 ID:spwCbbf3
コミュにやられた人が結構いるからな。
522名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 00:58:17 ID:4O9lGPar
>>520
コミュ見る限り肉彦とは脈がなさそうな気がするからじゃね

まぁ俺はゆかり派なんだがな
523251(´・ω・`):2006/09/17(日) 01:02:05 ID:7/Rx/zeo
読んでくださって皆さんありがとうございます。

>>486 自分のHPにまとめてうpしたんで、お暇な時にでもどうぞ。

>>491にインスパイアされまくり




 卒業式を終えて数日。ラウンジに集まり、他愛もない会話に花を咲かせていた元・特別課外活動部
の面々。
「そういえば」
 ふと思い出したように、明彦は美鶴の方を見て言った。
「美鶴。引越しはいつにするんだ?」
「ん?」
 ティーカップを運ぶ手を止めて、彼女は問いかけてきた男に視線を向ける。
「いや、俺はもう大学のすぐ側にアパートを借りることが決まってるんだが、お前はどうするんだ? 大
体、もう決まってるのか?」
「ああ。一応はな」
「ならいつ頃、引っ越すつもりなんだ? 早い方がいいんじゃないのか?」
「……まぁ、そのうちにな」
 ちらりと隣に座る少年へと視線を送りながら、美鶴は答え、紅茶を一口、喉に流し込む。
「……? お前らしくもないな。決めたのなら、とっとと引っ越せばいいだろ。それとも何か、心残りでも
あるのか?」
「もぅ、真田先輩っ!!」
 耐え切れずに横から口を挟んだのは、岳羽ゆかりだった。ビシッ、とばかりに指を彼につきつけて怒
ったように言う。
「デリカシーがないにも、程がありますよっ!!」
「そうですよ。こういう場合、鈍感なのは罪です」
「……はぁ」
「山岸、天田まで……」
 風花にも厳しい口調で責められた上、天田にまで深い溜息をつかれ、明彦は目を白黒させる。
「一体、何だってんだ?」
 首を傾げる彼を見て、順平が腹を抱えて笑う。
 そんな外野の喧騒をよそに、美鶴と少年は頬を赤らめて、視線を明後日の方向へと彷徨わせていた。

「まったく、明彦の奴……恥ずかしい思いをさせてくれる」
 三階の美鶴の部屋で、怒気をわずかにはらんだ声で彼女は悪態を付く。
「これまでは特にアイツの性格を何とも思わなかったが、こうしてみると、もう少し改善させた方が良い
かもしれないな」
 そう言われても、少年は苦笑を返すことしか出来ない。もっともそれは、同感という意味でもあったの
だけれど。
「まあ私だって、少し前までは同じようなものだったかもしれんから、人のことは言えないが……過去の
自分を見ているのかと思うと、恥ずかしいばかりだ」
 言いながら美鶴は、並んで座る彼の肩に頭を預け、瞳を閉じる。
「まったく、君のせいだからな。私がこんなにも変わってしまったのは。責任は取ってくれよ?」
 少年は微笑みながら頷き、そっと彼女の髪を撫でる。
「ん……」
 気持ち良さそうな吐息を漏らして、されるがままに美鶴は彼のぬくもりを感じる。猫ならばゴロゴロと
喉を鳴らしていることだろう。
「いつかは出ていかなければいけないにしても……もう少し、君の側にいたい。出来るだけ長く」
 歌うようにそう言って、美鶴は彼の手に自分のそれを重ねる。その上に彼は、また反対の手を重ね、
強く握り締めた。
 込められた力は、想いの深さに比例して。

 戦いは全て終わった。
 幸せで平穏な日々が続くと、この時、誰も疑いなどしなかった。
 だが。
524時をかける 2/4:2006/09/17(日) 01:03:32 ID:7/Rx/zeo
 翌朝。
 自室で目覚めた彼は、同じベッドに誰かが横たわっていることに気付く。
 一瞬、美鶴かと彼は思った。だがすぐにそれはおかしいと思いなおす。昨日の夜、確かに彼女とは向
こうの部屋でおやすみの挨拶をかわしたのだから。わざわざこちらに来る必要はない。
 じゃあ誰が?
「…………!?」
 慌てて起き上がり、かけていたシーツをはがす。
 そこには、幼い少女の姿があった。年の頃は七、八歳と言ったところか。サイズの少し大きめなパジ
ャマを着て、スースーと寝息をたてている。赤く長い髪に、だから自分は美鶴だと勘違いしたのか、彼
は思う。
 硬直する彼をよそに、少女はゆっくりと目を見開いた。ボンヤリとした目で少年を見つめて、彼女は
舌ったらずな声で言う。
「おにーちゃん、誰?」
「え……あ……」
 自分の名前を名乗った後、彼は問い返す。君は誰、と。
「私? 私は」
 ふあぁ、と大きな欠伸を一つした後、まだ眠そうな目をこすりながら、彼女は言った。
「きりじょーみちゅるでしゅ」


  時をかける


「自首しろ」
 突然の驚きも冷めやらぬまま、わけもわからず『みちゅる』と名乗った少女を連れて部屋を出た彼は、
階段脇の広間で真田と喋っていた順平に早速見咎められ、上の言葉を言い放たれた。
「どういう意味だよ!?」
「うるせーっ!! てめぇがそういう奴だとは思わなかったぜ……このロリコン野郎!!」
「なっ!? それを言うなら、順平の方がそうだろうが」
「俺のどこがロリコンだっ!!」
「ゴスロリのロリは、ロリータのロリだろっ!!」
 ぐっ、と順平は言葉に詰まり、反撃の機会を失う。その隙をついて、真田が二人の会話に割り込んだ。
「ロリコンだか何だか知らんが、そもそも部外者を連れ込んで泊めるのは感心せんぞ」
「いや真田先輩、そこはつっこみどころじゃない気がするんすけど」
 情けない顔で嘆く順平に構わず、明彦は足をかがめて少女と同じ高さまで視線を下げた。
「で。君は一体、誰なんだ?」
「聞く前に自分が名乗ゆものでしゅ」
 胸を張ってそう言われ、明彦は苦笑をしながら名乗る。
「俺は真田明彦。あれが伊織順平だ。で? 君の名は?」
「きりじょーみちゅるでしゅ」
 明彦は一瞬、硬直した後、笑顔を顔に貼り付けたまま尻餅をついた。どうやら気絶してしまったようだ。
「お前……」
 鎮痛な表情を浮かべて、順平は少年に声をかけた。
「いたいけな子供を、桐条先輩と思い込ませて愛でてるのかよ……桐条先輩に見つかったら、処刑だな」
「違うっ!!」
「短い付き合いだったよな。往生してくれ」
 無駄に爽やかな笑顔で言われ、脱力する。ともかく、これ以上、話がややこしくならないうちに寮を出
よう。そう彼は思ったのだが……
「……? その子、誰?」
 かけられた声に振り向くと、岳羽ゆかりが不審そうな表情でこちらを見ていたのだった。
525時をかける 3/4:2006/09/17(日) 01:04:47 ID:7/Rx/zeo
「不潔」
「黒沢巡査に連絡した方が……」
「拘置所の中までお供するであります」
 ラウンジに降りた彼は、女性陣から一斉に攻められる羽目となった。アイギス以外の二人は、まるで
汚い物を見るような目で見てくるのが、余計にきつい。
「だから違うって……」
 がっくりと肩を落とす彼をよそに、目を覚ました明彦が再び、少女に問いかけている。
「もう一度聞くが……君の名前は?」
「しつこいでしゅね。きりじょーみちゅるでしゅ」
「漢字で書くと?」
「……漢字、書けましぇん……」
 俯いて泣き出しそうになる彼女に、明彦は慌てて、
「あ、いや、いいんだ。ええと……そうだ、もしかしてこういう字だったりするのか?」
 ペンとノートを取り出して、桐条美鶴と書いて渡す。
「そうそう、これでしゅっ! きりじょーみちゅるでしゅ!!」
 一転、朗らかな笑顔を見せる彼女に、一同は顔を見合わせて首を捻る。そんな中、順平は彼の肩に
ポンと手を置き、
「そこまで洗脳したのか。やっぱ処刑だな」
 もはや反論する気も失せて、うなだれる彼の元に、みちゅるはてくてくと近付いてくる。
「おにーちゃん、どうかした?」
 どうやら心配してくれているらしい。手を掴んでくる彼女を、邪険に振り払うことも出来ず、彼は力なく
笑う。
「大丈夫。何でもないから」
「……そう? それじゃ、おにーちゃん、私、おなか減った!!」
「そっか……もう十時だもんね」
 ゆかりが腕時計を見て言った。風花がそれを聞いて、やはり屈みこんでみちゅるに尋ねる。
「何か食べたいもの、ある?」
「プリン!!」
 元気にそう言って、少女は風花に抱きつく。一瞬、驚いた表情を見せたものの、にっこりと慈母の笑
みを浮かべて彼女はみちゅるを抱いた。
「じゃあ、お姉ちゃんがとっておきのプリンを食べさせてあげるね。ほっぺた落ちちゃうかもよ?」
「わーい、プリン♪ プリン♪」
 はしゃぐ幼い少女の様子に、皆、一様に頬を緩める。経過はどうあれ、誰も彼女を嫌う様子はないの
は、彼にとって幸いだった。

「ぉいしぃっ!!」
 ソファに座る彼の膝の上で風花が持ってきたプリンを食べながら、みちゅるは笑顔を大きく振りまいて
言った。
「そう、気に入ってくれて良かった」
 背後から顔を覗かせ、少女の様子に笑みを浮かべる風花に、彼は礼を言う。
「助かったよ、ありがとう」
「お代は後でもらうからね。高かったんだから、あのプリン」
 満面の笑みの表情のまま、そう宣告され、さすがに彼は絶句する。追い討ちをかけるように、ゆかり
が彼の前に立って言った。
「さて、これを食べ終えさせたら、君はこの子を連れてきた所に戻してくるよーに。その後は、黒沢巡査
の所に行ってもらおうかとも思ったけど……」
「桐条先輩に言った方がいいよね、こういうのは」
 やはりにこやかな笑顔で言う風花だったが、明らかにその周囲に怒気が混じっている。どうやら自分
が彼女達を心底怒らせ、軽蔑されていることに改めて気付く。
「美鶴の奴、どう言うだろうな」
「悪くて処刑、良くて……やっぱ処刑だろうなぁ」
 沈痛な表情の明彦と順平の様子に、自分に味方が一人もいないことを知り、彼は顔から血の気が引
いていくのを感じた。
 暗転しかける視界の中で、彼は声を聞いた気がした。
『こっちの世界も悪くないよ?』
 そう言って手招きしているのは、望月綾時のようだ……
526時をかける 4/4:2006/09/17(日) 01:05:46 ID:7/Rx/zeo
「あの……ちょっとよろしいでしょうか」
 絶望の味を噛み締めている彼をよそに、アイギスが全員に声をかける。
「ん? アイギス、どうしたの? 美鶴先輩を呼びに行ったんじゃなかったっけ?」
「それが、寮のどこにもいないのであります」
 一瞬、嫌な沈黙が落ちた。
 全員が同じ思いを抱いたのか、その視線が恐る恐る、彼の膝の上でご機嫌に二つ目のプリンを食べ
る少女へと向かう。
「あの……美鶴……先輩?」
「せんぱいじゃないでしゅ! みちゅるでしゅ!!」
 そう言って、無闇に胸を張る彼女の姿に、誰も二の句を継ぐ事が出来なかった。







みちゅるってこうですか。わかりません(><)
一応続きます。
527名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 01:19:53 ID:hQD/45Ir
>>523-526
今までのみちゅるとちょっとちがうが・・・・・・GJ

最近みちゅるのAAがでてこないなぁ
というわけで>>545まかせた
528名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 01:26:34 ID:97uVwlH9
>>522
同志よ。だが我々の味方はあまりに少ない。みっかった試しがない。
自重して引き続き潜伏を続けよ。
529名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 01:44:59 ID:XgzCffCE
タルンダ先輩は恋愛ってのがどうも浮かばない。
530名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 01:53:11 ID:4pkkAzGq
肉はテレッテがチドリで惚気ても理解しなかったし、会長も特別肉をどうと思ってないしだからな
結局コミュの破壊力でキタローと
531名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 02:00:26 ID:8KXUdiaw
みちゅるは人形のことじゃないのか?某絵師の美鶴人形みたいのがみちゅるだと思ってたんだが
個人的には小美鶴って>>491のイメージだから
こう、イメージする時に目の雰囲気がごっちゃになって困る
532名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 02:13:32 ID:QAOEgyuD
みちゅるは人形
小美鶴はシャドウのホニャララでちっちゃくなった美鶴
じゃなかったっけ?

まぁ俺は普通の美鶴が一番だからどうでもいいけどな
533名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 03:17:28 ID:4mPnTisO
              _, -─ - 、
              , '´        `ヽ
            /             ',
           i .人       `、  i
           {イ\\r. _    i 、 ノ
            从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'    剣のサビにしてくれるっ!
            レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人
           >ゝ._) イレ. /ノ )
          く ン大ヒ ̄フ///ヽ
.          </三.\/( く ミ  ゝ
534名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 03:17:38 ID:rujT75iy
久しぶりに覗いたら結構ノリがかわってるなー
535名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 03:32:57 ID:LaXSr3sx
>>532
色々違いがあるんだな
何にしろSSGJ
536251(´・ω・`):2006/09/17(日) 03:59:10 ID:7/Rx/zeo
>>531 >>532 色々と間違っていてすいません……orz

間違いを指摘されたけれど、一応続き。第二話。


「どうしたんだ? 皆そろって」
 重い沈黙に包まれたラウンジに、凛とした声が響いた。
「……え?」
 全員がそちらを見るとそこには天田乾と、桐条美鶴の姿があった。
『……ええぇっ!?』
 響く一同の声に、思わず二人は驚愕の表情を見せる。
「ど、どうしたんだ? 急に」
「せ、先輩!? どこに行ってたんですか!?」
「いや、天田が荒垣の墓参りに行くというから付いていったんだが……」
 噛み付くように問いかけてくるゆかりと、全員のただならぬ雰囲気に、さすがにたじたじと後ずさりなが
ら彼女は答える。そして、
「一体、私がいない間に、何があったって言うんだ?」
 美鶴を取り囲んでいた一同は、互いに視線を交し合った後、ゆっくりと彼女の前から体をどかした。
 そこに表れる光景、それは、彼の膝の上に座り、満腹そうにお腹をさする小さな少女の姿。
「…………」
 唖然とした表情を浮かべた後、美鶴は近付いていって、彼女に問いかける。
「……君は?」
「きりじょーみちゅるでしゅっ。おねーちゃんは?」
「私か? 私は……桐条美鶴さ」
「じゃあ同じ名前ですねっ!!」
 機嫌がいいのか、そう元気に言って笑う少女を、美鶴は複雑な目で見つめていた。


   時をかける 第二話


「どういうことか、説明してもらおうか」
 ラウンジのソファに座った美鶴は、対面に座る彼に物憂げな視線を投げた。幼い方の美鶴は、アイギ
スが相手をして遊んでやっている。
「どういうこと……と言われても」
 ありのままを話した彼に、美鶴は一つ頷いて、大きく溜息をついた。
「君でなければ、信じていなかっただろうな……いや、そんなこともないか?」
「あの……」
 処刑が始まるのかと思いきや、まるでそのような素振りを見せず、疲れたように沈み込む美鶴に、お
ずおずとゆかりが問いかける。
「どういうことなんですか? その……あの子って?」
「私にもわからんさ。だが……ああ、少し待っていてくれ」
 問い詰めようとする一同を手で抑えて、美鶴は携帯を手に取り、どこかに電話をかける。
「私だ。すまないが、昔の私の服がまだそちらにあるだろう? ああ、八歳ぐらいの頃に着ていたものだ。
それを持ってきてくれないか? すまない、手数をかける」
 手短に用件を済ませ、電話を切った彼女は、再び大きな溜息を付いた。
「今の電話って……」
 風花の問いかけに、美鶴は苦い笑みを浮かべながら応える。
「理由はわからない。わからないが……一つだけ確かなことがある。あれは恐らく、私自身だ。八歳の
頃の、な」
『……!?』
 突然の告白に、全員が声を失う。彼もまた、目を大きく見広げて彼女を見つめていた。
537時をかける第二話 2/5:2006/09/17(日) 04:00:58 ID:7/Rx/zeo
 突然の告白に、全員が声を失う。彼もまた、目を大きく見広げて彼女を見つめていた。
「ほ、本当ですか!?」
「自分自身を見間違う筈がないだろう。確かにあれは私だ」
 身を乗り出してくるゆかりに、重く美鶴は頷く。
「でも、そんなのって……他人の空似とか……」
「常識的に考えればそうだろうな。まぁ、万が一ということもある。着替えが届いたら、一度、私のなじみ
の病院に連れて行った方がいいな。そこで検査してもらおう。警察云々は、その後でもいい」
 まぁそんなことはないだろうが。美鶴はまるで何か確信があるかのように、そう呟いて立ち上がった。
「少し、疲れた。ちょっと休ませてくれ」
 重い足取りで階段を上る美鶴に、駆け下りてきた幼い美鶴が足を止め、心配そうに声をかける。
「おねーちゃん、元気ないよ?」
「……なに、大したことはないさ」
 そう答えながらも、彼女の笑みは弱々しいものでしかなかった。

「どういうことだ?」
 アイギスがコロマルの散歩を兼ねて少女と出かけた後、美鶴を除いた全員がラウンジで頭を寄せる。
「真田先輩、何か知りませんか?」
「いや、そんなことを言われても、な……ただ、俺が美鶴と知り合ったのは、十年前の事故の後だ。八
歳の頃の自分とアイツは言っていたが、その頃のことは俺も知らん」
 渋面を作って腕を組む明彦の言葉に、一同は嘆息を付いた。
「けど、一つ気になってたんだけどよ」
 順平が軽く手を挙げて発言する。
「あの性格、ホントに桐条先輩か? なんか随分、今と違う気がするけど」
「アタシもそれは思った。なんていうか、別人って感じじゃない?」
 ゆかりが賛同し、風花も深く頷く。
「真田先輩、そこらへんはどうなんですか? 先輩が知り合った頃って、あんな性格だったとか?」
「いや、そんなことはない。俺が知り合った頃には、もうアイツは今の性格だったぞ」
 天田の問いかけに明彦はそう答える。
「ただ、桐条先輩、何か隠してるっぽかったよね?」
 風花はそう言って、小さく目を伏せた。膝の上で組んだ手を、さらに強く握り締めながら。
「うん……でも聞ける雰囲気じゃなかったし」
「ま、一つだけわかったことがあるよな」
 順平のその一言に、全員の視線が彼に集中した。
「何がわかったんだ?」
「ここで話してても、何もわかんねぇってことですよ」
 ビシッ、とかっこつけて言った彼の言葉に、一同は溜息を付く。
 だが内心では、同意せざるをえないということもわかっていたのだけれど。
538時をかける第二話 3/5:2006/09/17(日) 04:01:59 ID:7/Rx/zeo
「病院?」
「そう、病院。美鶴ちゃんのこと、ちょっとお医者さんに見てもらおうと思って」
「やだ」
 風花の部屋で、桐条家の人間が持ってきた服を着せる。確かにあつらえたようにそれは少女の体に
ぴったりだった。
 そして着替えを終えた後のゆかりの言葉に、少女は容赦なく拒否の姿勢を示す。
「やだ……って」
 困惑するゆかりをよそに、彼女は地団太を踏む。
「やだったら、やだ。痛いのはもうイヤッ!!」
「痛くなんてないから、大丈夫だって。お姉ちゃん達も一緒に行ってあげる」
「絶対にヤダッ!!」
 慌てて抱え込んだ風花の腕からも逃れようと、彼女はメチャクチャに暴れだす。
「こりゃダメだわ。アタシ、ちょっと美鶴先輩に相談してくる」
 そう言って部屋を出たゆかりは、そのまま美鶴の部屋へと向かい、扉をノックする。
「どうした?」
「あの子、病院に行くのすごく嫌がってるんですけど」
 ゆかりの報告に、彼女は小さく溜息をついて、
「構わないから、無理矢理つれていってやってくれ」
「でも……」
「暴れてると言うんだろう? なに、逃げられないとわかれば大人しくなるさ。すまないが、よろしく頼む」
「……先輩は行かないんですか?」
 てっきりついてくるとばかりに思っていただけに、彼女の言葉にゆかりは驚いた。
「私が行くと、ややこしくなりそうだからな。話は通してあるから、君達はただ行ってくるだけでいい」
 手間をかける。そう言って扉を閉める美鶴の姿に、彼女の疑念は膨らむ。
 どうして先輩、大人しくなるなんて言い切れるんだろう……?
 もしかしたら、本当に。今ひとつ信じ切れなかった話だったが、あるいはとゆかりは思い始めていた。

 そして美鶴の言葉通り、病院に行くことは避けられないとわかって、少女はすっかりと大人しくなった。
彼とゆかりが付き添うことになり、三人は寮を出る。
「…………」
 回されたハイヤーの後部座席。ゆかりは隣に座る少女が、先ほどまでの元気が嘘のように静かにして
いることに、懸念を抱く。
 唇を硬く閉ざし、手を膝の上において前を見つめる彼女の横顔には、確かに彼女の知る桐条美鶴の面
影が色濃く表れていた。
539時をかける第二話 4/5:2006/09/17(日) 04:03:12 ID:7/Rx/zeo
「確かに、この子は桐条美鶴さんですね」
 病院というよりは研究所のような様相を示すその建物の最奥に通された彼らは、随分と待たされた後
に表れた白衣の男にそう告げられた。
 思わず、彼は絶句する。やはり本当にあの少女は、美鶴だったのだ。そして本人の話を信じるのなら、
八歳の頃の彼女ということになる。
「あの……ちょっといいですか?」
 彼と共に検査についてきたゆかりが、おずおずと尋ねた。
「どうして、そこまで断言出来るんですか? その、いくら何でも、そこまではっきりと言えるなんて……」
「ああ、そのことですか」
 白衣の男は、かけていた眼鏡をかけなおして、少し躊躇する。
「確かお二人は、桐条美鶴さんと親しくされているんでしたっけ」
「ええ、まあ」
「なら……言っても構わないかもしれませんね」
 男は二人に椅子を進め、自分も腰を下ろした。
「ここには、桐条美鶴さんの生体データが残されているんです」
「生体データ?」
「わかりやすくそういう言い方をしましたが、まぁとにかく色々な検査の記録です。身長、体重は当然の
こと、血液や骨密度、内臓の機能状態、はては精神状態にいたるまで」
 白衣の男の言葉に彼は、ゆかりと顔を見合わせる。一つ間を置いてから、男は続けた。
「一体、どういった理由があったのかはわかりませんが、とにかく詳しく調べられていたのでしょう。私も
初めてこのデータを見た時、あまりの詳細さに驚きました。微に入り細をうがつというのは、ああいうこと
ですね。これだけの検査を行うには、時間もたっぷり必要だったと思われます。それこそ毎日のように、
検査を受けていたのではないでしょうか」
 そう言って男は、固唾を呑んで聞く二人を一瞥した。
「ただ、このデータは十年前までのことです」
「十年前……ですか?」
 ゆかりが首をかしげて問うと、はい、と男は頷いた。
「それ以後は、そこまで詳細な検査は行われていません。もっとも、つい最近……六、七年前までは、
しょっちゅうここに来ていたと思われますけどね」
 思わず黙りこくる彼とゆかりをよそに、男は眼鏡をかけなおして続ける。
「私が桐条さんから頼まれたのは、連れてきた少女を検査し、八歳の頃の桐条美鶴さんのデータと比
較して欲しい、ということでした。そしてそれは、すぐに出た結果だけからですが、完全に一致しました。
だから私は言ったんです。この子は桐条美鶴さんだ、と」
 これで私から話せることは全部です。そう男が言うのと同時に、少女が白衣の女性に連れられて部屋
に入ってきた。
「あ、美鶴ちゃん」
 ゆかりが駆け寄るが、少女はチラリとそちらを見るだけで、何も口にしなかった。
「ごめんねー、色々と大変だったでしょう?」
 彼女の態度に一瞬、身を強張らせたゆかりだったが、気を取り直して優しく声をかける。
「気にする必要はない。慣れているからな」
 思わず、ゆかりは隣に立つ彼を見上げた。少女のその口調は、二人が知る桐条美鶴のそれと全く同じ
だったからだ。
540時をかける第二話 5/5:2006/09/17(日) 04:04:13 ID:7/Rx/zeo
「……どう思う?」
 思いのほか時間が経っていたのだろう。昼過ぎに寮を出たというのに、ハイヤーから眺める太陽は、
もう遠くの海に沈もうとしている。
 窓の外を眺めていた彼は、ゆかりの言葉に振り向く。少女はよほど疲れたのだろうか、二人の間で寝
息をたてている。その寝顔は幼い少女のものだが、先ほどの口調と言葉は、二人の脳裏に焼きついて
離れない。
「どう思うって?」
「さっきの話。美鶴先輩のこと……」
 ああ、と頷いて、彼はハイヤーの天井を見上げた。
「幾月から聞いたことがある」
「何を?」
「昔、先輩、何かの実験台にされてたって」
 ゆかりはわずかに息を飲む。
「それって……」
「十年以上前から、何かの形で実験に付き合わされたんだろうな。あの人の祖父が、シャドウを集めて
いたんだから」
 胸の中の重苦しい気持ちと共に、彼は言葉を吐き出す。
「そんなのって……」
 スヤスヤと眠る少女を見るゆかりの瞳は、悲しい光をたたえている。彼女は手を伸ばして、その髪を
そっと撫でた。
「先輩がペルソナに目覚めたのは、タルタロス探索の時だって話だった。ただその前から、何らかの形
で適正を見込まれていたんだと思う」
「それで詳細に記録が残ってた、ってわけね……」
 あくまで想像の話だ、と彼は付け加える。が、間違っているとも思えなかった。
 その頃の美鶴のことを思い、二人は重苦しい気持ちに包まれる。幼い頃から実験と称し、様々な検査
等を行われていたのだろう。そうして時間を奪われたのだ。
「でも、仮にそうだとして」
 浮かび上がる疑問を、彼女は口にした。
「どうして、幼い頃の美鶴先輩がこの時代に?」
「……一つだけ、思いあたることがある」
 彼は苦い思いで言葉を口にする。
「屋久島で聞いた話だけど、鴻悦って人は、シャドウを集めてその力を自分のものにしようとしてたって」
「……うん」
 ゆかりは微かに顔をしかめて頷いた。あの時に見せられたのは、幾月の手によって改竄された父の
映像。騙されていたとはいえ、あの時に感じた絶望は今なお彼女の心に傷を残していた。
「先輩のお父さんが言ってただろ? 時を操る神器がどうこう、って」
「……言われてみれば……って、もしかして」
 ああ、と彼はゆかりの顔を見て頷く。
「もしかして、十年前の事故の時、そういった力も働いたのかもしれない。それに巻き込まれて、ここに
こうして来たんじゃないかな」
 二人はそのまま、視線を落とし、眠る少女の顔を見る。
 そして思う。自分達はまだ、十年前のあの事故の呪縛から解き放たれていないのかもしれない、と。
541251(´・ω・`):2006/09/17(日) 04:06:08 ID:7/Rx/zeo
こういう方向で。批判は覚悟しております。

まだ続きます。どうかよろしくお願いいたします。
542名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 04:42:31 ID:bqovDAKP
>>541
GJ!!

ああ、続きが気になってしかたがない・・・
今日も仕事なのに何やってんだ俺
543名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 05:17:34 ID:jrY06T+N
544名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 05:19:16 ID:jrY06T+N
545名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 05:45:45 ID:4tZEAkRB
>>543-544
GJ!
546名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 06:08:38 ID:A5iWapL+
いやGJてか
マナーとして、直リンはどうかと
547名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 08:13:06 ID:JD6yxAP8
だね。直リンはやめといた方がいいと思う。
548名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 10:12:05 ID:97uVwlH9
美鶴先輩は料理が下手、というのはこのスレの設定?
本編でもそんな話出てきたっけ?
549名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 10:19:33 ID:jdleAAvt
本編では会長の料理に関しては全く触れられてなかった気がする。
550名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 10:19:56 ID:InNRKHKy
下手という描写もなければ特別上手いって描写もナッシン
まぁそつなくこなしそうでうはあるが
551名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 10:25:46 ID:zEZkHwqN
あんなお嬢が料理なんてできるのかね
そんなのメイドとかの役目じゃないかな
でも寮暮らしだしな…どうなんだろう
そのへんの日常描写がもっと欲しかったぜ
552名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 10:35:17 ID:dw4v3zJ6
逆に花嫁修行させられてるんじゃないかと思ってたよ
政略結婚させられるときに恥かかないようにってね
553名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 10:45:16 ID:jdleAAvt
推測でよいのなら…

お嬢であるから、という理由であれば、むしろ良家の子女としての“たしなみ”として一般的なレベルの調理技術および知識は叩き込まれている可能性はある。
婚約者もいたことだし、家柄が良ければ良いほど、最低限のラインの家事能力が無ければ「嫁入り」後恥をかくことになるだろうから。

だが桐条家の一粒種であることから、桐条家の後継者として帝王学を叩き込まれている可能性の方が高い。
事実会長は2年次で既に高校卒業程度の学業は修めているそうだから、やはり子女教育ではなく後継者教育を施された、と見る方が正解であると思う。
というよりも、それ以前の問題で会長は先々代の研究の犠牲者=実験体でもあったわけだから、やはり子女教育の類はされてない、とするのが自然であるだろう。
ということで、会長は料理は出来なさそう?
だがむしろ寮生活をするようになって以降、自立した規則正しい生活の為に、と余暇を利用して生活に困らないレベルの自炊能力を身につけていても不思議はない。
出来ても出来なくても、どちらでもそれなりに理由はつけられそう、という結論になっちゃうかな。
真相は結局闇の中だね。

つぅか料理はロクに出来ないがお菓子作りは趣味がこうじてパティシエ並というのはどうだろう。
すいません最後のは俺の願望です。可愛いじゃんか、鼻歌混じりにケーキ作る会長とか。
554名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 10:56:03 ID:c3p3gAWV
>>553
以前、ラウンジで食べてるケーキは会長の自作説を主張した者だが
こんなところに賛同者が
555名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 11:13:14 ID:JD6yxAP8
>>553
んーとな、おまえな、長い。
556名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 11:22:52 ID:8hf4pFtf
+口調がキモい
557名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 11:28:23 ID:Ww1ET+FE
「料理?あれは作るものではなくて食べるものだろう?」
とかしれっと言いそうな気がする。
558名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 11:47:15 ID:vsOYySL1

とある夜、いつものラウンジには美鶴と風花の姿があった。
風花:「明日は先輩の誕生日ですよね」
美鶴:「ああ、覚えてくれていたのか」
風花:「キタロー君も美術部で、『先輩が大好きなものの絵を描いてプレゼントする』って張り切ってて……」
美鶴:「私の大好きなもの? 何の絵なんだ?」
風花:「いえ、そこまでは私も……」
美鶴:(私の大好きなもの? バイク? プリン? 遮光器土偶? それとも、まさかキタローの自画像?)

美鶴はその夜、ドキドキして一睡も出来なかった――
そして翌日の夜、美鶴の部屋にて。

キタロー:「おめでとう、先輩」
美鶴:「あ、ありがとう……」
キタロー:「誕生日プレゼントに、先輩が大好きなモノの絵を描いたんですが……」
美鶴:「そ、それは嬉しいな。ぜひ見せてくれないか」

キタローが取り出した絵には、『翔べ、絶対』とデカデカと描かれていた。

キタロー:「先輩、いつもあのポスターを見てるから、よっぽど好きなのかと思って模写しました」
美鶴:「……」
キタロー:「先輩?」
美鶴:「あ、ありがとう。た、大切にする」

こうして二人は、夜遅くまで過ごした――


そして数日後、美鶴の部屋にて
ゆかり:「先輩ー! 前に教えてもらったレシピでマフィン焼いたんで、一緒に食べましょうよ」
美鶴:「うん、デリシャス! なかなか美味く焼けたじゃないか」
ゆかり:「ってか先輩、あの不自然なまでに浮いてるポスターは何なんです? なんか職員室の前で見たような……」
美鶴:「まあ、気にするな」
ゆかり:「しかもこれ、良く見ると手書きだし!」
美鶴:「ふふっ…… どうだ、羨ましいだろう」
ゆかり:「いえ、これっぽっちも……」
美鶴:「まあ、この絵の価値は私にしか分かるまい」
ゆかり:「は、はぁ……」

その絵を眺め、不自然にニヤニヤする美鶴であった。
559名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 15:49:01 ID:Uz18UPeK
美鶴ってみどろさんみたいだよね
560名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 16:39:05 ID:XOfF604a
厄いわね
561名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 17:01:51 ID:oSqPPrUt
どうでもいいが、いつから美鶴の好物はプリンになったん?
前までは、キタロの好物だったはずでは
562251(´・ω・`):2006/09/17(日) 17:02:20 ID:7/Rx/zeo
>>542 ありがとうございます。お仕事頑張って下さい。

続きを投下。第三話。


「お帰り」
 寮に戻った彼らを待っていたのは、美鶴だった。ハイヤーの中で眠りこけ、まだ目を覚まさない少女
をちらりと見た後、彼女は彼に向かって言う。
「ちょっと、来てくれないか。話がある」
 頷いて、彼は抱いていた少女をゆかりに託し、自室へと向かう美鶴の後を追った。


   時をかける 第三話


「驚いただろう?」
 ソファに深く沈みこんで、美鶴は自嘲気味に言う。普段ならば彼女の隣に座る彼も、今は真向かいに
座り、何を言うべきか迷っていた。
「あれは確かに私さ。八歳の頃の、な」
 そこで顔をあげ、彼女は彼に問いかけてきた。
「君は今回のことについてどう思う? 意見を聞きたい」
 少し迷った後、彼は車内でゆかりに話した想像をそのまま話す。聞き終えて、美鶴は小さく頷いた後、
「うん。概ね私が考えていたのと一緒だな」
 そう言って、目を伏せる。何かを考え込んでいる時、いつも彼女がする仕草だ。
 物言わぬ彼女のために、彼は立ち上がって二人のための紅茶を用意する。この部屋を訪れた時の
お決まりの行動だ。だがそれは今日に限っては、楽しさのかけらもないただの行為でしかなく。
 出された紅茶に礼を言って、ティーカップを美鶴は口元に運ぶ。普段ならば、賛辞の言葉が出る瞬間、
だが物憂げな表情で彼女は何も言わない。
 同じように自分の分の紅茶を飲む彼だったが、高級な茶葉を使って入れたものなのに、ただ苦いとし
か思えなかった。
「さて、何から話そうか……」
 美鶴がようやく口を開いたのは、かれこれ十分程も経ってからだった。彼は顔を上げて、美鶴の顔を
見つめる。
「私は十年前の事故より前から、祖父、鴻悦の実験台だった」
 ポツリポツリと、彼女は話し出す。
「物心付いた頃から、と言っていい。その頃の私の毎日は、学校にもさして通わず、例の研究所と家を
往復することで終わっていた」
 これだけ詳細なデータを取るには多くの時間が必要。病院で出会った白衣の男の言葉を、彼は思い
出す。
「子供らしい時間というのは、私にはほとんどなかった。常に何かを期待され、結果を出すことを求めら
れた。今の私なら、それを受け入れることも出来る。だがまだ幼かった私には、苦痛でしかなかった」
 ソーサーにティーカップを戻し、そのまま彼女はテーブルに置いた。そして窺うように目の前の少年の
顔を見る。
「おかしいと思わなかったか? 八歳の癖に、あまりに言動が幼すぎると」
563時をかける 2/3:2006/09/17(日) 17:03:29 ID:7/Rx/zeo
「それは……」
 躊躇う間もなく、美鶴は続ける。
「口が回らない。行動は幼稚。認めたくはないが、あれが八歳の頃の私さ。自分の名前すらちゃんと言
えなかった」
 過去の自分を見るというのは恥ずかしいものだな。苦笑する彼女は、ひどく精彩を欠いていて、常の
輝きを全く失っている。
「けど、病院ではちゃんと大人びた口調だったけど……」
「そういう風に躾けられていたのさ。実験がスムーズにいくように、協力的であれとな。そのためには大
人びている必要があっただけのことさ……幸い、見本となるべき人物が、私にはいたからな。強く、鉄
の意志を持った男が一人」
 父親のことか。そう彼は思う。言葉を交わした回数は少なかったが、内面の強さをはっきりと感じさせ
る、偉大な人であったことは間違いない。美鶴が敬愛していたという事実だけを取っても、そのことはわ
かろうというものだ。
「その反動というわけではないだろうが、私は普段の生活では幼いままだった。自分と比較する他人が
身の回りにいなかった、ということもあるが……多分、取り戻したかったんだろう」
「取り戻す?」
「幼い時間というやつをだ」
 暗鬱な口調で、美鶴は告白する。
 彼もまた、幼い美鶴の心中を思い、暗い気持ちになった。
 毎日のように研究所に連れていかれ、検査と称した様々な実験に付き合わされたのだろう。胸襟を開
く友人もおらず、従順かつ大人であることを求められる。
 そんな状況の中で、彼女は精神の均衡を守ろうとして、あのような言動を取るようになったのではないか。
「全てを過去の状況のせいにすることは出来ない。こうして今、あることを選んだのは私なのだからな
。ただ、思うよ。もしも私が普通の、ありきたりの生活を送ることが出来ていたのだとしたら……なんてこ
とをね」

「ひどい……」
 皆には君から話してくれ。もう一度、同じ話をするのは辛いから。そう美鶴に頼まれて、彼は一同を集めて
同じ話を繰り返した。
「桐条先輩にそんな過去があったなんて……」
 ゆかりに続き、風花も苦しそうに呟く。順平や明彦、天田も黙りこくり、明かされた重い事実を受け止め
ている。コロマルも心なしか、厳しい表情を浮かべているようだ。
 今、幼い美鶴はアイギスの部屋で彼女に付き添われて眠っている。
「真田先輩は、このこと……?」
「いや、今日初めて聞いた。アイツはあまり過去の自分の話をしたがらなかったからな」
 苦しげに首を横に振る明彦の姿に、その言葉に嘘はないと皆が知る。
「あの、さ」
 重くのしかかる空気を破ったのは、順平の声だった。
「あの子が桐条先輩の幼い頃の姿だ、ってことはわかったけどよ……それじゃこの後、どうすりゃいいん
だよ?」
「どうする……って」
「ずっとこのままってわけにもいかねぇだろ? どうにかして元の時代に返してやることを考えねぇと」
 一同は思わず、立ち上がった順平の顔を見る。
「順平……アンタ、まともな意見も言えたんだね」
「なっ!? ゆかりッチ、そりゃひどいぜ……」
 肩を落とす彼の姿に、全員が声をあげて笑う。それは混乱を誘う事態が続いた今日という日も終りに
近付いて、ようやく皆が緊張を解いた瞬間でもあった。
564時をかける 3/3:2006/09/17(日) 17:04:10 ID:7/Rx/zeo
「だが、確かに順平の言う通りだ」
 明彦が顔を引き締めて言い、視線を動かす。
「そのことについて、美鶴は何か言ってなかったのか?」
「いえ、別に。あまり話をしたいって雰囲気でもなかったですし」
 疲れた。そう言って追い出すようにして美鶴は彼を部屋から追い出した。彼としては一緒についていた
かったのだが、彼女の様子を見る限り、一人になりたいのだと思うしかなく。
「そうか……だがいつまでもこのまま、というわけにはいかないからな」
「ですよね……先輩が何か知ってるんだとしたら、話してもらわないと」
 明彦の言葉に、ゆかりが賛同し、皆が同じように頷いた。
 ただ一人、彼だけは、苦い思いで自分の無力さを噛み締める。世界を救ったところで、大切な人の心
を支えることも出来ないのか。
「……もうすぐ、十二時ですね」
 天田の言葉に、一同は壁にかけられた時計を見上げた。
「影時間はもうない、ってわかってるのに、どうしてもこれぐらいの時間になると、時計が気になっちゃ
って」
「あー、わかるそれ。職業病って感じだよね」
 笑い合う二人の会話に、皆、苦笑しながら首を縦に振る。誰もが同じことを感じていたのだ。
 来ないとわかっている。でももしかして、また。皆が皆、恐れに似た感情を抱えつつ毎晩、この時を迎
える。そして来なかったことに安堵し、ようやく眠りに付けるのだ。

 皆が見つめる中、時計の全ての針が頂点で重なる。

 その瞬間。

 影時間が再び、訪れた。
565251(´・ω・`):2006/09/17(日) 17:05:24 ID:7/Rx/zeo
まだもうちょっと続きます。
566名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 17:20:22 ID:dw4v3zJ6
>>476>>509の謎が解けた!
まだ後遺症が残ってたんだよ!
567名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 19:21:02 ID:HQDE+yDV
最後の一行に思わず「!!」が浮かんだ。
こりゃ、続きが楽しみだ。
568名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 19:23:33 ID:nqRe8czi
プリン発祥か……唯一といえば6月くらいの順平がゆかりと美鶴の仲を心配した時の

「なーんかゆかりッチ、桐条先輩見る時だけ目つき違ってね?」
>そういえば……
「どうしたんだろな。ゆかりッチが隠してたプリンを食っちまったとか?」

かな。それはそうと職人頑張れ。
569名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 19:52:57 ID:bhO9wHfG
>>568
正確には、
『ゆかりっちが取っといたデザートを
先輩が食っちまったとか。』
ttp://byakhee.up.seesaa.net/image/TS2C0172.JPG

だな。プリンとは言及してない
570名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 19:55:07 ID:nqRe8czi
なんてこった……! 俺は知らず知らずの内にプリン脳に洗脳されていたというのかテレッテ……!
適当言ってスマンかった……!

まあいいや。人生楽しいし。
571名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 19:55:50 ID:GKWeTEXn
ついデザートをプリンかキタローに置き換えてしまう
572名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 20:03:50 ID:084kIaAO

>>568
そんな会話あったっけ?ぜんぜん覚えてない


 タッ タッ タッ    ガチャ

  みちゅるが帰ってきたようだ

みちゅる「キタくん、おかえり」

キタロ「帰ってきたときは、ただいま」

みちゅる「・・・・エヘッ。
     それよりキタくん、今日のおやつはなんだい」

キタロ「僕が心をこめて作ったクッキーと順平の買ってきたプリンどっちがいい?」

みちゅる「・・・・プ、プリ・・・・・クッキー・・・でいい」

キタロ「あっ、きのう僕が作ったプリンも冷蔵庫にあったかな」

みちゅる「き、キタくん!!プリン、そのプリンもらえるかい!!」

肉彦「そのプリンなら、昨日の夜プロテインと混ぜておいしくいただいたぞ」

みちゅる「!!!!!!」

  みちゅるは下を見てプルプルふるえてる

みちゅる「・・・しょ、しょけーする  しょけー   
     テンタラフー テンタラフー テンタラフー テンタラフー!!」

      MISS MISS MISS MISS
             
肉彦「いきなり何をする。そんなにプロテインを飲みたかったのか」

キタロ「・・・・ハルマゲドン」

肉彦・順平・天田「アッーーーーーーー」


573名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 20:06:38 ID:HQDE+yDV
>>572
ゲエッ 天田が混じっとる
574名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 20:14:54 ID:sF1mFtmR
>>572
ついにみちゅるが寮外に行ったか
外でなにをしていたんだろう
というか周りから奇異の目でみられなかったのかな
575名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 20:42:28 ID:084kIaAO
>>574
みちゅるは常に進化している(…と思いたい)
そのうちタルタロスにも一人で挑んでいく(…気がする)

576名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 20:47:52 ID:JOcudrbd
なんか誰か混ざってねえかww
577名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 21:48:37 ID:tRKXs/IF
美鶴「キタ君ちょっとこっちに来てくれ」
>美鶴が冷蔵庫の前から呼んでいる
美鶴「・・・これだ」
キタロー「あ、プリン」
>冷蔵庫にプリンが一つだけ入ってる。今日のデザートの残りだろうか
美鶴「そういうことだ。キタ君、今日のデザートのプリンはどうした?」
キタロー「・・・食べた」
美鶴「当然だな。プリンは美味しいから誰でも食べるだろう
    勿論私も食べた。プリンは美味しいからな。おそらく皆もそうだろう」
キタロー「じゃあこのプリンは?」
美鶴「そこで、だ。プリンを出せば皆食べるのに、冷蔵庫の中に誰も食べてないプリンがある
    つまりこのプリンは誰にも出されてないプリンということになる」
キタロー「なるほど」
美鶴「誰のものでもないプリンが目の前にあるわけだ・・・君ならどうする?」
キタロー「・・・食べる」
美鶴「だろう?では公平を期すためにジャンケンでもするか」

>美鶴とプリンをかけてジャンケンをした
美鶴「・・・むぅ、君の勝ちだな。このプリンの所有権は君に移ったわけだ。存分に食べるといい」
キタロー「いただきます」(モグモグ)
>美鶴は少し残念そうだ
キタロー「・・・」
美鶴「キタ君、半分残ってるぞ・・・」
キタロー「あげる」(ニコッ)
美鶴「!き、君という奴は・・・ほ、本当に良いのか?」
キタロー(コクコク)
美鶴「では、ありがたく頂くと・・・

>バタン!勢いよく厨房のドアが開いた
ゆかり「あー!ちょっと!何他人のプリン勝手に食べてるんですか!?」
>プリンを持ったまま固まる美鶴
美鶴「ん?これは岳羽のプリンだったのか?」
ゆかり「そうですよ。お風呂上りにと思って楽しみに取っといたのに。」
キタロー(オロオロ)
美鶴「・・・あー、すまん。冷蔵庫に入っていたのでてっきり今日の残りかと」
ゆかり「そんなわけないじゃないですか!大体食べる前に誰かに聞くとかしなかったんですか?
     もう、確認くらいするでしょう、普通」
美鶴「しかし食べたのは私ではなく・・・」
>美鶴は少し考え込んでいる
美鶴「・・・いや。岳羽、お前のプリンは私が美味しく頂いた」
ゆかり「ちょっ!何ですかそれ!開き直りですか!」
美鶴「ホントに済まないことをした。・・・半分残ってるから食べるか?」
ゆかり「良いですよ、もう」
>ゆかりは冷たく一瞥して去って行った

キタロー「・・・僕が食べたっていえばよかったのに」
美鶴「そんなことをすれば君の恩を仇で返すことになるだろう。それは出来かねたのでな」
キタロー「・・・ゆかり怒ってたね」
美鶴「・・・まぁ仕方ないさ。いつかゆかりも分かってくれるさ」
キタロー「コンビ行く?」
美鶴「そうだな。ゆかりのプリンと、ついでに私たちの分も買いに行くか」
>しかし7月までゆかりと会長の気まずさは続くのでした


>>568-569を見て電波を受信したのでコンビニにプリン買いに行ってくる
578476:2006/09/17(日) 23:03:48 ID:l1/v+uch
誰かネタをください。
579名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:07:38 ID:yGokHFEs
ネタがないなら寝たほうがいいよ〜
580名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:11:08 ID:XBvF+eTk
IJ
581名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:11:10 ID:4pkkAzGq
仕事じゃないんだから、ネタできた時にやればいいんじゃね
582476:2006/09/17(日) 23:20:47 ID:l1/v+uch
みんなの優しさに感謝。
僕は、宿題でもするよ。
583名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:21:23 ID:plk6iFk0
みちゅるの為にデカプリン作った

http://vista.wxyz.be/img/vi5850268676.jpg
584名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:26:13 ID:/fOpTMxR
なにこのたまご豆腐
585名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:27:28 ID:jdleAAvt
>>583
つまりみちゅるカップサイズという事でいいんだな?
586名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:31:08 ID:4pkkAzGq
会長がこれをキタローと一緒に食べるのか
そしてものの数分で綺麗になくなってると
587名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:52:06 ID:ylsGrItI
修学旅行を目前に控えた11月半ば。寮に一冊のカタログが届く。
真田「なんだ、この本?差出人は・・・あ と ら す・・・会社名か?」
ゆかり「宛名は『未だ決意なき者へ』・・・ですって。なんか、失礼な感じ・・・」
美鶴「内容はどうなっている?」
ページをめくってみると、中には『顔』『手』『足』『体』『武器』『装飾品』など、
多岐にわたって分類された様々な部位とその図が記されていた。
アイギス「『胴体』ページの中の一つ、これには見覚えがあります」
風花「「・・・うん、どう見てもルキアのお腹だよね」
アイギス「はい、ぽっちゃりであります」
風花「・・・」
天田「これって・・・もしかして、ペルソナのカタログ?」
真田「・・・ふむ、俺、天田、山岸、岳羽のペルソナは見た目が変化しているよな?
   ということは、『未だ決意なき者』っていうのは、残りのメンバーのことを差しているのかもしれないぞ」
順平「俺たち用のペルソナカタログ、ってことですかね?」
アイギス「このカタログから選んで、あとらすというところへ返信すれば、願い通りのペルソナがもらえるでありますか?」

ということで、カタログをまじまじとみつめる美鶴・順平・アイギス。
順平「んー、でも正直、俺のペルソナって今でも十分格好いいからなあ・・・
   あえて不満があるならカラーリング?やっぱ戦う男の色は赤じゃなきゃ!」
キタロー「どうして?」
順平「ちょ、おま!・・・おいおい、赤い戦士は当社比3倍強くなるんだぜ?」
キタロー「?」

アイギス「わたしのパラディオンに足りないものは攻撃用の兵器と防御用の装備であります。
     わたしは盾と矛の追加を強く希望するであります」
ゆかり「・・・アイギスらしいけど、色気、ないねえ・・・。
    あー、このカタログ、もっと早く来てくれればわたしのペルソナももっと可愛くしたのに〜!!
    そりゃ牛の頭部よりはずっとましだけどさ、もっと毛がモコモコした鳥にしたかったなー」
風花「・・・ね。私ももうちょっとスリムなペルソナにしたかった・・・」
ゆかり「・・・やっぱり気にしてるんだ」
柱の影からユノとイシスが泣きながらこっちを見ているが、二人は気付いていなかった・・・。

キタロー「で、美鶴先輩は、どうするの?」
美鶴「・・・うーん。べつに私はこれといって要望はないんだが・・・」
キタロー「じゃあ、僕たちで決めてあげる!」
美鶴「え?」
不安そうな表情を浮かべるが、キタローの輝かんばかりの笑顔を見て何も言えなくなってしまう美鶴であった。
キタロー「まずは頭部から決めていこうと思うけど・・・」
と、寮の電話の呼び出し音。
ゆかり「はい、もしもし。・・・あ、お世話になってます。お待ちください。・・・先輩、桐条の会社からお電話です」
美鶴「む、そうか、わかった」
電話に出るために席をたつ美鶴。後ろでは何やら不穏な単語が飛び交っている・・・

真田「美鶴には、剣よりムチだろ?どう考えても」
ゆかり「あー、鼻がツンと高いほうが先輩らしいかも。でもって仮面!これは譲れないでしょ?女の目から見て」
順平「先輩にはブーツでしょ?あー、踏まれたいっ!」
風花「・・・鬼の紋様・・・」
キタロー「スカート、短いのはヤダ!絶対に!!」

キタロー「で、こんな風になった」
美鶴「・・・」
皆の意見をまとめた図を見る美鶴。
そこには明らかに女王様にしか見えないペルソナが描かれていた。


後のアルテミシアである。



・・・なんだ、これ?
588名無したんはエロカワイイ:2006/09/17(日) 23:58:44 ID:LWYtT/wQ
>日曜日 磐戸台分寮1Fラウンジ―
>美鶴がソファーに座って本を読んでいる
>こちらに気付いたようだ
美鶴「おはよう」
キタ「おはようございます、、、先輩一人ですか?」
美鶴「ああ、皆出掛けているようだ」
キタ「先輩が昼間寮に居るのって珍しいですよね。
普段は休みの日も忙しそうじゃないですか」
美鶴「まあ、今日は特に用事も無いしな。
偶にはのんびり過ごすのも悪くない」
キタ「て言うか少し働き過ぎですよ。
程々にしないと身が保ちませんよ?」
美鶴「君にだけは言われたくないな」
>美鶴は苦笑している>美鶴の向かいに腰掛け、テレビを点けた
>下らないワイドショーをやっている、、、
>他の局も似たような番組ばかりだ
美鶴「しかしなんだな、、、」
>美鶴が突然口を開いた
美鶴「特に何もせずに過ごすというのも退屈だな」
キタ「そうですね」
美鶴「なあ、君はチェスは出来るか?」
キタ「ええ、まあ出来ますけど、、、」
美鶴「そうか。もし良ければ一局相手をしてくれないか?」
キタ「自分で言うのもアレですけど、俺結構強いですよ?」
美鶴「ほう、それは期待できそうだ」
>美鶴は不適に笑っている
>美鶴とチェスをする事になった


誰か続き頼む
589名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:00:23 ID:6s516trE
ふと思ったんだが、キタロがオタクだったらこうなるんだろうか?

美鶴「天田、聞きたいことがあるんだが」
天田「なんですか?」
美鶴「詩織が一緒に帰ってくれないんだが」
天田「詩織って誰ですか?」
美鶴「ときめものキャラに決まってるだろう」
天田「・・・・・」

>数日後

美鶴「ゆかり、たのみがあるんだが」
ゆかり「どうしたんですか」
美鶴「ビデオの予約のしかたがわからなくてな」
ゆかり「いいですよ。私がやりますよ」
美鶴「そうか!では、CCさくらを予約してくれないか」
ゆかり「・・・・・」

>さらに数日後

美鶴「伊織、おつかいを頼みたいんだが」
順平「いいっすよ。何を買ってくればいいんすか」
美鶴「KanonというPCゲームをたのむ」
順平「kanon?」
美鶴「そうだ。18禁の方だぞ。間違えないようにな」
順平「・・・・・」

>さらにさらに数日後

美鶴「山岸、キミは美術部だったな」
風花「はい。そうですけど」
美鶴「ちょっと衣装を作ろうと思ってな。下書きを頼みたいんだが」
風花「はぁー、いいですけど、いきなりですね」
美鶴「今度プリキュアのコスプレをしようと思ってな」
風花「・・・・・」

こんな感じになるのか

  続く
590名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:05:57 ID:yGokHFEs
美鶴会長が 穢 さ れ た
591名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:07:48 ID:vsOYySL1

生徒会にて、ひとときの真面目な時間が過ぎていった――

美鶴:「ん? 椅子が…… 流石に寿命か?」
キタロー:「どうしました、桐条先輩?」
美鶴:「いや、私の椅子が壊れたようだ。それよりキタロー、仕事を頼まれてくれないか?」
キタロー:「何ですか?」
美鶴:「書記に欠員が出たから、全校生徒から志願者を募集したい。君に、この件に関する広報と審査を任せたいのだが」
キタロー:「はい、分かりました」
美鶴:「それと…… 備品購入のついでに、会長用の椅子を調達してきてくれ。安物で構わない」
キタロー:「分かりました。書記を募集、会長の椅子、書記を募集、会長の椅子……と」

そして、数日が過ぎた。

キタロー:「す、すみません桐条先輩!」
美鶴:「どうした? 君がミスとは珍しいな」
キタロー:「うっかり、二つの依頼を合体させちゃいました。会長の椅子になる志願者を、全校生徒から募集してしまって――」
美鶴:「……どういうミスだ、それは」
キタロー:「おまけに、男女問わず50人を超える生徒が殺到してますが―― いちおう、審査します?」
美鶴:「そ、早急に帰ってもらえ!」
592名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:10:24 ID:OHZdvN2c
>>583を見た後に>>585の書き込みを見てもう一回>>583を見返してみると、
みちゅる会長って、でかい乳りn(ry

影時間が悪いという事にしてもう寝るノシ
593名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:13:32 ID:vynk32xF
>>583

キタロー「美鶴。これ、作った」
満面の笑みを浮かべる彼は、特大のプリンが乗った皿を手にしていた。
どうやら私のために作ってくれたようだ。
いや、もちろんその好意と行為は嬉しいのだが、彼はたぶん、私が女だということを忘れている。
もしくは大きければ大きいほど私が喜ぶ、という発想なのか?

美鶴「あ、ありがとう」

とりあえずお礼の言葉を口にする。で、その後はどうする?
視線をプリンからキタローへ、キタローからプリンへと泳がせながら思案する私。
ああ、キタローの目はこう言っている・・・
「食え」と。
いや、でも待ってくれ。プリンが大好物なのは君であって、私ではない。
というかそもそも私の好物だとしても、この量は食べられない。
どうすれば彼を傷付けることなく、この思いを分かってもらえるのだろうか?

キタロー「美鶴。食べないの?」

ああ、その困った顔は反則だ。
今、確実に私の胸がキュンって鳴った。うん、そんな音が聞こえた気がする。
はいはい、分かりました。食べます。食べればいいんでしょう?
キタローにいただきます、と言ってからスプーンを手にして、一口食べる。
美鶴「あ、おいしい」
素直に言葉に出てしまった。というか始めの「あ」はいらなかったな。失言だった、と思ってキタローを見ると・・・

おいおい、その笑顔は反則だってば。
私が「おいしい」と言ったからか?ああ、そうなんだろうなあ。
うーん、・・・こんな笑顔が見れるなら頑張って完食してもいいかなーって気になってきた・・・
いかんいかん!!これを完食してしまったら、・・・その、・・・確実に・・・太る、よな?
それだけは避けたい。絶対に!!
よし、ここは、あと3口くらい食べてから、『すまない、キタロー。実は夕食を食べたばかりでこれ以上は・・・』と言おう。
まずは一口目。よし、で二口目。もひとつおまけに三口目。
うん、これを口の中で味わって、・・・さあ、言うぞ!

キタロー「立ちながらもなんだし、ロービーに行って二人で食べようか?」
美鶴「ああ、のぞむところだ!」

私のバカっ!!




さあ、笑うがいい。写真一つでここまで妄想できる私を。
594名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:16:26 ID:flHZ3ll3
>>591
良くわからないが先着50人までが会長の椅子になれるかもしれないってことか?
じゃあ志願ノシ
595名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:20:54 ID:mYA9sURC
んで 続き

順平「このごろ桐条先輩おかしくねぇか」
ゆかり「てか、半年前と全然違うじゃん」
天田「ほんと、どうしたんですかね」
真田「そうか、美鶴は今も昔も変わらんとおもうが」
風花「先輩は黙っててください」
ゆかり「まぁ、理由はだいたい解ってるんだけどね」
真田「そうか!美鶴は大人になったってことか」
天田「だから真田さんは黙っててください」
順平「てか、あいつのせいだろ」
風花「そうですよね」
真田「・・・・・」


キタロ「美鶴、今度の休み暇?」
美鶴「ああ、デートでも誘ってくれるのかな」
キタロ「コミケがあるから一緒に行こ」
美鶴「コミケ?よくわからんがキミと一緒なら楽しいだろうな」
キタロ「きっと美鶴も気に入るはず」
美鶴「そうか。では楽しみにしているよ」


アイギス「私だけ最後まで仲間外れであります」
順平「アイちゃんいたんだ」
真田「・・・・・」
天田「・・・・・真田さん、もうしゃべっていいですよ」
真田「そうか」

ゆかり・風花「はぁ〜」
596名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:23:37 ID:mYA9sURC
>>589>>595のIDが変わっちまった

ながながとすまん
597名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:30:47 ID:TNfPQAjO
ごっつええ感じで巨大プリンを作るって企画あったよな。
固まらずに見事失敗したやつww
598名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:32:40 ID:VBlFmUrW
>>594
どこからそういう答えが出てきたか解らないのだが、
”50人を超える(志願者)=50人以上志願者としてきた”だから先着とかじゃないぞ
599名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:37:24 ID:mLiEDzV+
>>591

美鶴:「OBがタイムカプセルを掘るので、全校生徒からボランティアを募集したい。君に、この件に関する広報と審査を任せたいのだが」
千尋:「はい、分かりました」
美鶴:「それと…… 今期から入ったキタロー用の備品類を調達したい。君に任せてもいいだろうか」
千尋:「分かりました」

そして、数日が過ぎた。

千尋:「す、すみません桐条先輩!」
美鶴:「どうした? 君がミスとは珍しいな」
千尋:「うっかり、ええ本当にうっかり、二つの依頼を合体させちゃいました。キタローさんを掘る志願者を、全校生徒から募集してしまって――」

キタロー:「アッー!」
600名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:42:23 ID:DDD2rYa8
ちなみに男と女の比率はどれくらいなんだろうな?
601名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 00:42:26 ID:vynk32xF
もうわけわかんねえwww
602476:2006/09/18(月) 01:13:14 ID:rr1kiwyy
放課後、屋上にて。

「キタくんキタくん!耳かきをしてくれないかい?」
「わかった。じゃあ膝に頭乗せて」
「うん!」
キタローの左足のほうに頭を乗せて、まずは左耳から掃除してもらうことにした美鶴。
「ん・・・、あんまりないな〜」
「なくてもいいの!しばらくこうしていたいの!」
「わかったわかった・・・」

数分後
「よっし、じゃあそろそろ反対の耳でも掃除しますか」
そういって、美鶴の頭を反対に向ける。
「!」
勘のいい人は気付いただろう。
そう、キタローの左側に足を投げ出して寝転がっていた美鶴。
左耳を掃除してもらっているときはキタローの体とは反対の方向に顔があった。
しかし、右耳を掃除してもらっているときはどうだろう?
「なに?どうしたの美鶴」
「・・・///」
「寝たのかな。目が開いてないし」
そう、今美鶴の視線はキタローの下腹部に向いているのだ。
(抜かった。このことまでは計算していなかった。私としたことが)
「ふーんふーん♪お、こっちの耳も綺麗だな」
(このままたぬき寝入りしておこう・・・)
「しかし暑いなあ」
(・・・そうか?)
「寝てる美鶴が赤くなるほどだからなぁ」
(!!)
「しかしこの体勢は人に見られると大変だな〜(笑)」
(き、気付かれてる・・・?)
「こんな体勢でも平然と寝てられるってことは美鶴も結構好きなのかな
603476:2006/09/18(月) 01:13:45 ID:rr1kiwyy
すまん中途半端に書き込んじまった。
604476 ああ、キーボードのせいさ。:2006/09/18(月) 01:25:28 ID:rr1kiwyy
続き。

「しかしこの体勢は人に見られると大変だな〜(笑)」
(き、気付かれてる・・・?)
「こんな体勢でも平然と寝てられるってことは美鶴も結構好きなのかな?」
「キタくん!」
「何ですか?会長」
「私、そんな破廉恥な真似なんてしてないも!!」
「へぇ。でもたぬき寝入りするくらいですからね。本当は興味あるんでしょう?」
わざと普段使わないような丁寧な口調でおちょくってみるキタロー。
「うぐ・・・ぅぅ」
たぬき寝入りしてたこともばれている。
「今日の放課後あたりどうです?経験は重要だと思いますよ?」
「!!」
「興味で色々と調べるのもある種の経験ですけど、やっぱ実地で経験つまないと身にはなりませんよ」
「・・・うう」
「以前の満月を覚えていますか?」
「・・・?」
「白川通り。放課後、あそこにいきましょう。何事も経験ですよ」
「・・・・・・・・・の・・・・・か」
「ん?どうしました?」
「キタくんのバカぁ!!うわあはぁああぁあぁぁん!!!!」
パシン
キタローの右頬に平手を打ち、美鶴は泣きながら屋上から出て行った。
「あ、ちょ、まちなよ美鶴!」
「ばかばかばかぁ!キタくんなんかきらぃ・・・」
だんだんと足音と声が遠くなっていく。
「はぁ、また失敗か・・・。まだ早いのかな〜・・・」
がっくりとうなだれるキタロー。
まだ裸の付き合いなどしたことがない、そんなカップルの話。
605名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 02:14:49 ID:isrsu8gQ
美鶴GJ!
この歯がゆい感じがまたいいね
606名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 03:27:36 ID:z5j3AWYs
ペルソナカタログと依頼合体ワロタwww
依頼合体はまだまだバリエーション増えそうだな
607251(´・ω・`):2006/09/18(月) 05:49:49 ID:yk5ccPiU
>>567 ありがとうございます。

空気読んでない?でも投稿。第四話。


「……何でだよっ!!」
 順平が叫びながら立ち上がるのに、全員が続く。
 さして間を置かず、階段を駆け下りてくる足音と共に美鶴とアイギスが姿を現した。
「美鶴っ!!」
「ああ!! 全員、召喚機を持てっ!!」
 明彦の声に、美鶴は応じると同時に両手に持っていた鞄をテーブルの上に放り出した。次いで、アイ
ギスもそれにもならう。
 金縛りにあったように立ちすくんでいた全員が、ドサッと鞄が跳ねる音をきっかけに動き出した。
 おのおのが自分の召喚機を取り出し、その手に持つ。
 二度と持つことなどないだろう。そう思って手放したそれの重さは、否応なく戦いの記憶を呼び起こさ
せ、彼らの心を暗鬱とさえたのだった。


  時をかける 第四話


「山岸、探索を頼む!!」
「はい!!」
 答えて風花は、自らのこめかみに久しぶりに手にした銃を突き付け引き金を引く。そして再び呼び起
こされるユノ。
 仲間達が固唾を呑んで見守る中、風花は現れたユノの胎内で目を閉じる。そしてしばしの沈黙の後、
何かを見つけたのか、風花は目を見開いた。
『……!? シャドウの反応、見つけました!! 場所、厳戸台駅前です!!』
 予想していたとは言え、やはり現れたシャドウの存在に、全員の体に緊張が走る。
「数はわかるか?」
 素早く美鶴が尋ねるのに、風花は目を閉じ、念を凝らした。
『四つ……いえ、五つです。今、確認できるだけですが』
「強いか?」
『いえ、この反応を見る限りでは、それほど強くは』
 彼女の答えに、美鶴は大きく頷き、回りを取り囲む仲間に目を向ける。
「よし。シャドウの迎撃に向かう。リーダーはいつものように君に任せた。人選を頼む」
 力強い目で見つめられ、彼は久しぶりに緊張に体が震えるのを感じた。
「残りのメンバーは、ここで待機していてくれ」
「全員で行った方がいいんじゃないか?」
 明彦が意見するが、彼女は首を横に振った。
「いや、もしものことがある。連絡があるまで待機していてくれ。いいな?」
 異口同音に皆が頷く中、彼は美鶴の様子を窺っていた。
 常と変わらず、凛とした態度、そして眼差し。だがその奥に、微かに重苦しい雰囲気がたゆたっている
ことに、彼は気付いていた。それは普段、共にいる時間の長い彼だからこそ、見抜けたことなのかもし
れない。
「どうした?」
 近くに寄ってきた美鶴に声をかけられ、彼は物思いを振り払う。今は、それどころではないとわかって
いたから。
608時をかける 第四話 2/2:2006/09/18(月) 05:51:09 ID:yk5ccPiU
「剣の錆にしてくれるっ!!」
 美鶴の号令の元、一斉に突撃が行われた。
 断末魔の悲鳴をあげ、最後のシャドウが闇へと溶けて消える。
「ふぅ」
 剣を収めて、美鶴は小さく溜息を付いた。そこに彼とゆかり、順平が駆け寄る。
「思ったよりも、楽勝でしたね」
 ゆかりの言葉に、順平が得意そうに鼻をこする。
「ま、俺の力があってこそ、だな」
「はいはい。まぁ確かに、アンタがエースだったけどさ」
 実際、現れたシャドウ、総数五体のうち、三体までに止めを差したのは順平の剣と、彼のペルソナ・
トリスメギストスだった。
「にしても、こいつら……一体、どうして」
「……山岸、他にシャドウの反応はあるか?」
 一瞬、考え込む素振りを見せたものの、美鶴はすぐに風花に問いかける。
『……大丈夫、これで全部みたいです。お疲れ様でした』
 ペルソナを解放し、風花は四人の下へと駆け寄ってきた。
「そうか。よし、帰還しよう」
「はい」
 頷いて一同は、ゆっくりと来た道を戻る。久々に目にする影時間の光景。怪しく染まった地面、そして
空。懐かしいと思わなくもないが、やはり不気味で、寒々しいものを感じる。
「また始まるのかな……戦い」
 ポツリ、とゆかりが漏らした声が、色褪せた街に響く。それは確かに、共に並んで歩く仲間の耳を打っ
たのだが、誰もそれに言葉を返すことはしなかったのだった。

 歩き続けて二十分近く。寮の近くまでやってきたところで、影時間が明けていく。
 戻って来た見慣れた景色に、ゆかりと順平、風花は顔を見合わせてホッと安堵の溜息を付く。
 だが、三人の後ろで、彼と美鶴は押し黙ったまま歩いていた。互いにちらちらと視線を送りあうのだが、
合わせることを厭うように、相手が顔を上げると俯いてしまう。
 それでも、寮に入る直前に、ようやく彼は口を開いた。
「あのさ」
「ん?」
 きっかけを待っていたのは、美鶴の方もそうだったのだろう。間を置かずに、答えが返ってくる。
「八歳の頃の自分が、この時代に来たってこと……覚えてた?」
「いや、全く」
 言下に彼女は否定する。
「それにしては、初めてあの子を見た時、あっさりと自分のことだって認めたように思えるけれど」
「……確かにな。だがこれは、どう説明したらいいものか……」
 眉を寄せ、わずかに唇を尖らせて、美鶴は困惑する。その横顔を、彼はじっと見つめた。
「はっきりとした記憶にはない。ないんだが……あの子の姿を見た瞬間、思ったんだ。『ああ、これは私
だ。八歳の頃の私だ』とな」
 苦笑をしながら、彼女は首を横に振った。
「あるいは覚えているのかもしれない。ただ思い出せないだけで。そう、ニュクスとの戦いを終えた後、
影時間と共に私達が記憶を失ったように」
 だから、と美鶴は続ける。
「もしかしたらこの先、思い出すかもしれない。八歳の頃の自分が、ここで過ごした時間のことを……
だが今は、まるで何も思い出せないな――――すまない、力になれなくて」
「え?」
「この事態について、何か私が知っているんじゃないか。そう思っていたんだろう?」
 図星をつかれて、彼は言葉に詰まる。その様子に彼女は、軽く笑み、その美しい唇から言葉を紡いだ。
「ともかく、どうして幼い私がこの時代に来たのか。どうしてシャドウが再び現れたのか。まずはその
ことを考える必要があるようだな……忙しくなりそうだ」
 立ち止まった彼を置いて、美鶴は颯爽と歩く。その後ろ姿に、しかし彼はいつもの彼女の凛々しさを
感じられない。まるでどこか無理をしているかのように思えて。
 何を思っているのだろう。
 彼は、忸怩たる想いに囚われ、歯を食いしばる。
 隣に並んで歩くことが出来るようになった。
 そう、思っていたのに、現実にはまだ彼女の背を追うことしか出来ないのだから。
609251(´・ω・`):2006/09/18(月) 05:52:05 ID:yk5ccPiU
あまり進みませんでした。次はまったり。
610名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 08:54:29 ID:vynk32xF
キタロー「え?なんでロビーのテーブルに美鶴先輩の日記が?!
      ・・・中を覗いたら、まずいよなぁ・・・でも、見たい!ええい、ままよ!」

日記には何かが箇条書きされていた。

    ・オモイカネの脳みそは重いかね?
    ・アリラトを合体してくれてありがとー
    ・ハリティーの膝に絆創膏を貼りてー
    ・サキミタマが早売りジャンプを貸してくれた「先見たまえ」
    ・アトロポスはトロが苦手らしい「あ、トロ、パス」
    ・タケミナカタは竹を探している「竹見なかった?」

キタロー「ひぃっ!」



キタロー「っていう夢を見たんだ」
美鶴「うん、処刑だ」
611名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 11:57:41 ID:g6kynrzw
あの、こんな所で質問すみません。
でも美鶴さんのことばっかりなのでここが書きやすいと思ったので教えてください。

美鶴さんに惚れて昨日ゲームを買ったんですが、前情報によると結構あとに
ならないと仲良くなれないようですが、それまでには他の人とあんまり極端に
仲良くしない方がいいですか?
逆に美鶴さんオンリーで仲良くする、とかでも何も支障は無いですか?
何も考えずに彼女のことだけ考えてプレイしても大丈夫ですか?
612名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 12:23:01 ID:sV4YhxSW
会長好きなら、もちろん会長オンリーで行きたまえ。

だが一応、参考に。
男共や舞子、Y子とは好きなだけ仲良くなりゃ良いが、他の女と同時で攻略すると嫉妬の嵐に巻き込まれるから、やるなら会長コミュ始まる前に女は終らしとけ。
あとは攻略スレかWIKIで調べなされ
613名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 12:23:43 ID:VBlFmUrW
>>611
会長一筋でも問題はないが、できればペルソナ作る為に他の人も上げたほうがいい

ただし、クリスマスを一緒に過ごしたい場合は少しだけ注意が必要になってくる。
会長とのコミュ発生が11月下旬とかなり遅いので
クリスマスの誘いがくるまでにコミュ上げ日をフルに使ってもコミュLVがあまり上げられない。
コミュが同LVだとゆかり>風花>会長>結子>千尋の優先度があるので
コミュLVを抑えて会長がLV的にトップにくるようにするか、
会長以上に上がっている人をその日までにリバースかブロークンにしないと泣きをみる
614名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 12:25:45 ID:e0gZdyTZ
>>611
そんぐらい自分でやって確かめろ。
615名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 12:26:36 ID:Qxc4dwI8
クリスマスをともに過ごしたいなら
その日まで他の恋愛系コミュは4以上にしてはいけない
(もしくは、4以上MAX以下ならクリスマスまでに他をリバらせる)
その上で会長のコミュが発生したら何よりも優先する

ぐらいか?
616名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 12:30:51 ID:g6kynrzw
わかりやすくありがとうございます!
攻略本とかまだ持ってないので、wikiとか見て頑張ろうと思います。
>>614
はい、是非これから色々やって楽しんでみようと思います。
617名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 12:36:59 ID:e0gZdyTZ
>>616
おう、また来いよ。
618名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 16:15:00 ID:NWFOJFre

キタロ「みちゅえもーん」
みちゅ「キタくん、どうしたんだい」
キタロ「順平がねちねち僕にいやみをいってくるんだ」
みちゅ「キタくんに!それはゆるせないな。よし、少しこらしめてやろう」

     ガサ ゴソ  ガサ ゴソ

     パラパラッパラー
みちゅ「せーさんかりー」
キタロ「青酸カリ?」
みちゅ「そう、これを伊織のごはんに混ぜると
    もう、いやみを言えなくなるんだ」
キタロ「さすが、みちゅえもん!早速使ってみるよ」
みちゅ「キタくん!ふぁいとだよ!」


    頼りになる、みちゅるを書いてみた
619名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 16:20:46 ID:pyGj9w0R
そこまでいくともう笑えません
つーかツマラン
620名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 17:15:58 ID:9GMg4mi8
みちゅえもんエグいよーー!
そんなみちゅえもん・・・
いらな・・・


あのもらっても良いですか?
(*´д`*)ハァハァ
621名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 17:57:59 ID:jtnT74HV
てーきの こうげきを ふうじたいなー

はい、テンタラフー♪
622名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 19:38:43 ID:74r6RGzF
あん! アン!? あン!!!?
とっても敏感〜
みちゅえ〜もん〜
623名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 20:49:56 ID:VBlFmUrW
風邪ひいて美鶴(小)の電波受け取った


キタロー「美鶴、風邪がうつるから部屋に来ちゃ駄目だよ。」
美鶴(小)「やー!!」

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi53139.jpg.html
624名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 20:50:51 ID:ZuPoKX5B
>>623gj!
625名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 21:20:07 ID:9GMg4mi8
>>623
キタローの部屋にいたら風邪うつるから
ぜひとも俺の部屋に・・・
626名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 21:34:46 ID:Iq0n7Kcu
>>625
あ な た は 駄 目 で す
627名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 22:02:41 ID:MdtYZzZD
>>626
アイギス、自分の巣へお帰り
628名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 22:13:45 ID:vynk32xF
>>623を見てムラムラした。しかしあまり言葉は喋らせなかった。絵と違っててごめん。


キタロー「風邪引いた・・・」
タルタロスでの連戦に続き、深夜までの勉強。その代償は気だるい熱となってキタローを襲った。
アイギス「わたしには伝染る心配がありませんので、完治するまでキタローさんを全面的にバックアップするであります。
      看病の方法はゆかりと風花に聞いて完璧です。心配ないであります」
そう言って、冷えた手ぬぐいをキタローのおでこに乗せるアイギス。
と、キタローの部屋をノックする音が聞こえる。アイギスが扉を開けると、そこには美鶴(小)がちょこんと立っていた。
アイギス「美鶴さん、キタローさんはお病気中であります。伝染ると良くないので面会謝絶であります」
美鶴(小)「むー?」
しかしアイギスの言うことを理解できるわけもなく、ひょこひょこと部屋に入ってくる美鶴(小)。
アイギス「こらこら、ダメであります!」
アイギスの正確な捕獲動作をとてとてとかわす美鶴(小)の姿がキタローの目に映る。
そしてベッドと布団の隙間に小剣を差し込み、それを足場にしてぴょんとベッドの上に飛び乗る美鶴(小)。
キタロー「おお、お見事」
『小剣を使った移動は無機物相手にしか、してはいけない』
このことを美鶴(小)が覚えるまでに、幾度となく犠牲になった自分と順平の足のことを思い出して涙ぐむキタロー。
キタロー「でも先輩、今日は一緒に遊べないんです。風邪が伝染ったら大変ですからね」
そう言って美鶴(小)の頭をなでるキタロー。が、やはり美鶴(小)は言葉を理解できず、きゃあきゃあと喜んでいる。
キタロー「・・・困ったな」
キタローは美鶴から手を離すと、熱のだるさで考えもまとまらないまま目を閉じる。
と、美鶴(小)も、ようやくキタローの様子がいつもと違うことに気付いたらしい。
美鶴(小)「たー?」
心配そうに顔を覗き込む美鶴(小)。少し熱が上がったのか、キタローの息遣いが乱れる。
美鶴(小)「やー・・・」
そんなキタローを見て涙ぐんでしまう美鶴(小)。
美鶴(小)「むー、むー」
しかしどうしてよいかまでは分からず、とてとてとベッドの上を歩きまわっている。
すると足をもつれさせてよろめき、その拍子にキタローのおでこにかかった手ぬぐいに触れてしまう。
そしてその冷たさに驚いて、アイギスを見上げる。
アイギス「ええ。キタローさんはお熱がありますので、そうやって冷やしているんです」
いつにない真剣な眼差しの美鶴(小)。
両手でゴシゴシと涙をぬぐうと、もう一度手ぬぐいへ視線を移し、キッと唇をかむ。そして、

美鶴(小)「ぺるとなー!」

・・・なんと、小さな小さなペンテシレア(小)を呼び出してしまった。
驚くキタローとアイギス。
アイギス「召喚器も無しで!」
キタロー「え? いや、驚くところ、そこかよ?」
そして何やらペンテシレア(小)に指示を出そうとする美鶴(小)。
キタロー「ああ、もしかして、この手ぬぐいが冷えるように、ブフを使おうとしてるのかな?」

しかしそこはペンテシレア(小)。
どうやらこれも知力が低下しているらしく、美鶴(小)とうまくコミュニケーションが取れている様子は無い。
結局二人(?)してキタローの周りを心配そうにグルグルと歩き回るだけであった・・・。
キタロー「・・・アイギス、すまない」
アイギス「・・・はい」
無情にも二人(?)を捕まえて抱きかかえるアイギス。
二人(?)ともアイギスの手を振りほどこうとして大騒ぎだが、アイギスは意に介する様子も無く扉へ向かう。
と、扉から外へ出される寸前、キタローと美鶴(小)の目が合う。
キタロー「ごめんね、先輩。僕が元気になったら、また遊んでくださいね?」
キタローの申し訳なさそうな、そして体の不調を感じさせまいとする弱弱しい微笑み。
その表情を見て、美鶴(小)は暴れるのを止める。
美鶴(小)「たーたー!! たたーたー!! たーたーたー!!!」
何かを必死に訴えようとするが、やはり言葉にはならない。
キタロー「・・・何を言っているのかは分からないけど、・・・うん、すぐに良くなるから心配しないで」
美鶴(小)「やー!」
キタローの言葉を理解したのか、していないのか。美鶴(小)は満面の笑みを浮かべた。
629名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 22:15:06 ID:rVUvrhWE
アイギスで思い出したが、
美鶴はてっきり「このポンコツが!!」と思いっきりハリセンでアイギスを叩く突っ込み役かと思っていた

そう思うキタローは光画部ではなく、写真部
630名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 22:15:37 ID:vynk32xF
で、このスレで聞くことじゃないんだけど、
アイギスってゆかりのことを「ゆかり」って言ってたっけ?間違ってたらすみません。
あと、ID検索はしないでくれると嬉しい。
631名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 22:19:42 ID:3xvmvr0w
「ゆかりさん」だ。
632名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 22:27:18 ID:unJClvUk
>>630
> あと、ID検索はしないでくれると嬉しい。

それは、してほしいという意志の表れだな
633251(´・ω・`):2006/09/18(月) 22:54:15 ID:yk5ccPiU
長編が何だかスレ違いのような気がしたりしなかったり。
というわけで短編を唐突に。
最終戦前夜のお話。



 空に星。吹く風は冷たく、コートを着た彼女をすら凍えさせる。
 月の輝きは白く、どこか妖しい。間近に迫った、誰にも知られることのないだろう戦いを前に、街は静
寂に包まれていた。


   1月30日、夜


「こんなとこにいた」
 かけられた声に、彼女は振り向いた。そこにいたのは少年。長い前髪の向こうの瞳は、いつもと変わ
らぬどこか物憂げなもの。
「君か」
 近寄ってくる彼に、美鶴は微笑む。それは心を預けることの出来る者にだけ見せる、とっておきの笑
み。優雅で気高い常のそれとは違い、穏やかで優しい。
「こんなところで、どうしたのさ」
「ちょっと、な」
 彼らが住む厳戸台の寮、その屋上で、彼女は夜景を見渡していた。約束の時が近付くにつれ、落ち
着きを失っていった街も、今日は静かだ。例えそれが嵐の前の静けさだったとしても、当たり前の時を
刻む風景が、少女には愛しい。
「風邪引くよ」
「そうだな……だがもう少し、ここにいたいんだ」
 珍しい、理屈の通らない我侭。少年は少し驚いた表情を見せた後、苦笑して彼女に近付いた。
 そして隣に並んで立ち、美鶴の体をそっと引き寄せる。逆らわずに彼女は、彼の腕に抱かれた。
 氷が溶けていくように、四肢にぬくもりが伝わってくる。それは彼の体温、そして美鶴の心の中から溢
れ出す想いの熱。
「いよいよ、明日だな」
 彼女の言葉に、彼は黙って頷いた。
 望月綾時。デスと呼ばれた存在。死を導く者。
 彼は言った。一月三十一日、この星に死と言う概念をもたらしたものがタルタロスに降臨すると。
「いったい、どういった存在なんだろうな」
 美鶴の問いは、彼に向かって放たれたものではなかった。独り語りのように、風に乗って消えていく。
 シャドウ達にとっての母なる存在。決して倒せないもの。その名をニュクス。
 綾時は言った。絶望を君達に味あわせたくない、と。そして選択肢を見せた。
 綾時を殺し、全ての記憶を失って、心穏やかに生きるか。
 それとも、勝てぬとわかっていても、その過程には絶望しかないのだとしても、戦うか。
 彼女達が、そして彼が選んだのは、後者だった。
「後悔、していないか?」
 今度の問いかけは、自分に向けられたものだと気付いて、彼は顔を彼女へと向ける。
「この一ヶ月は、絶望とまではいかなくとも、決して楽しい日々ではなかったはずだ。それでも、君は後
悔をしていないか?」
 忘れた方が楽だったのではないか。そう問いかけてくる美鶴に、彼は首を横に振った。
「後悔なんて」
 するはずがなかった。
 確かに世界は混乱し、街の雰囲気は重苦しい。彼らの通う学校でも怪しいカルトの話題が横行してい
たし、世界の終りを望む者の多さに愕然としたことはあった。
 それでも。
6341月30日、夜 2/3:2006/09/18(月) 22:55:42 ID:yk5ccPiU
「忘れるのは逃げじゃないかもしれない。けど、そんなのは嫌だったから」
 影時間のことを忘れることが怖かったわけではない。同じ時を過ごし、共有した仲間達との絆を失うこ
とが恐かった。中でも、
「美鶴と過ごした記憶を消すことなんて、絶対に出来ない」
「わからないぞ? もしかしたら、思い出すかもしれない。君との記憶は私にとって、何よりも大切なもの
だから」
「仮にそうだとしても」
 からかうように言う美鶴の顔を、彼は優しい笑みを浮かべながら見つめる。
「きっと思い出しても、美鶴は失望してると思うな」
「君にか? ふふ、まぁ可能性はあるかもな」
「それに何より、思い出した時、自分で自分を許せなさそうだから」
 常に先頭に立ち、仲間を牽引してきた桐条美鶴という女性。その隣に並び、パートナーとして認められ
るためには、それに見合うだけの男でなければならない。
 もしも逃げたとしたら、例え美鶴がそれを許したとしても、きっと自分は一生、彼女の顔を真っ直ぐに見
つめることが出来ないだろう。そう思ったのだ。
「まったく、そんなことで世界の命運を決める決断をしたのか? 君らしいと言えば君らしいが」
 責めるような言葉とは裏腹に、美鶴は嬉しそうだった。
「自分の心に素直になってみたんだ。世界と美鶴、どちらが大事か。考えるまでもなかったよ」
 人の価値観はそれぞれだ。世界よりも、たった一人の愛する人を選ぶ。そんな決断があってもいいと
彼は思う。
「そんなことを聞かされては、ますます負けられなくなってきたな。明日の戦い」
「勝つさ。そして両方、手に入れる」
 世界も、美鶴も。その横顔に漲る決意に、彼女は微笑んだ。
「涼しげな顔をして、君はなかなか欲張りだな」
 そう言って、美鶴は彼の肩に頭を預ける。背中に回された手と、密着した体から伝わってくる想い。
 自分からも伝わっているといいのだけど。そう美鶴は思う。これほどまでに愛おしく、大切に思っている
という気持ち。そして、絶対に失いたくないのだという想いが。

「考えてみれば、不思議なものだな」
 広がる街の光を前に、ふと美鶴はそう呟いた。
「元々は、私の祖父が犯した過ちを償うために、そして父を守るために、私は戦ってきた。そのために、
同じ力を持つ君達をこの部に引き入れた」
 彼女は満月にはわずかに欠けた月を見ている。だがそこに浮かぶのは記憶。きっとこれまでの思い
出を辿っているのだろうと、彼は思う。
「君達にたくさんの隠し事をしていたこともあった。言う必要がないだろうと勝手に思って、口をつぐんで
いた。だがそれは過ちだったと、今ならはっきりと言える。人は、人を信じることで生きていけるんだな」
 彼は黙って頷く。今こうして自分がこの場に立っていられるのは、多くの人との間に築いた信頼のな
せるわざだと思っていたから。
「たくさんのことがあった。正直、皆に愛想を尽かされてもしょうがないようなこともあった。それでも君達
は、剣を置くことをやめなかった」
「美鶴だって」
 同じ。そう言って、彼は偲ぶ。彼女の父、武治のことを。
 父を失っても、美鶴は再び立ち上がった。遺志を継ぐと心に決め、新たな力を手にして。
6351月30日、夜 3/3:2006/09/18(月) 22:56:20 ID:yk5ccPiU
「明彦、ゆかり、山岸、伊織、天田、アイギス、コロマル、そして君――――こんなことでもなければ出
会わなかっただろう私達が、今はこうして一つの目的の為に集い、戦おうとしている。私にはそれが、
とても素晴らしいことのように思えるんだ」
 人だからこそ。
 集い、ぶつかり、理解しあい、共に歩もうとする。
 そうして生まれた絆が、絶望を乗り越える力となる。
「明日の戦い、私は何も心配などしていない。負ける気がしないんだ。この絆があれば、絶対に」
 美鶴の言葉に、彼は大きく頷いた。
 そして彼女を両の手で抱きしめ、ゆっくりと顔を近付ける。
 美鶴はそっと目を閉じ。

 二人の唇が重なった。



「随分と冷えてきたな。もう戻ろうか」
「……うん」
 長い長い口付けを終えても、二人は離れようとしない。互いの背に回した手にこめられた力は、ゆる
むことがなく。
「もう少し……もう少し、今夜は……一緒にいたい」
 真っ赤に頬が染まっているのは、寒さのせいだけではなかった。瞳に情熱的な炎を浮かべて、美鶴
は彼にそう囁く。
「うん」
 勿論、彼がそれに逆らうことなどあるはずもなく。
 屋上の扉を開けた二人は、そのまま美鶴の部屋へと向かう。
 互いの手を強く、握り締めたまま。
636251(´・ω・`):2006/09/18(月) 22:57:15 ID:yk5ccPiU
こんな感じで。どうかよろしくお願いしますです。
637名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:01:52 ID:HvxstBDq
自分のサイトでこういうのはやってほしい…。
638名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:06:17 ID:KvphXB+o
お前が去ればいいと思うよ^^
639名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:07:43 ID:unJClvUk
長い短編ですな
640名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:12:47 ID:S1e/Jz6A
俺は別に嫌いじゃないけどあまり投下し過ぎんのも微妙な気がする
ここってキャラ萌えスレだよな?
641名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:20:26 ID:pMho1W7U
>>637
あなたはこのスレにどういうのをお望みで?
642名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:29:08 ID:QPa1wcur
俺は短編が助かる。つうか長編だと掲示板特有のやり取りが死ぬと思うんだ。

話題A(みちゅるのこと)
話題Aへのレス
長編1/3 長編2/3 長編3/3
話題Aへのレス
話題B(テレッテのこと)
話題Aへのレス
話題Bへのレス

読み終わってレスつけようとこんな感じでもう次の次の話題になってるんだよ。

俺「さて、読んだぞ・・・レス書いて・・書き込み」
>もうその話題は終わってるようだ・・

俺「アッー!!」
643名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:30:58 ID:pyGj9w0R
いちいち住人に「スレ違いですけど…」
みたいなことわりを言うのはどうかと思うな
投下したけりゃ好きにすりゃいいし
それで住人が気に入らなきゃ叩かれるだけ
叩かれるのが怖いなら投下しなきゃいい
644名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:31:15 ID:95hHlLQX
会長で キタローを
落とすゲームがやりたい・・・
645名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:41:09 ID:HzXUZ/xJ
girl's sideですか
もれなくテレッテ、幾月、虎狼丸も攻略対象に含まれます
646名無したんはエロカワイイ:2006/09/18(月) 23:42:27 ID:3xvmvr0w
真田は除外なのかよw

……荒垣は死病キャラなのか。
647名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 00:02:39 ID:3Wwsp+Xd
普段は空気のショタ田も入れてあげて
648名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 00:08:31 ID:tkWdS9Wd
てことは貴重なイベント画が
天田の水着姿とか、幾月と一緒にお買いするシーンとか
エサをもらって喜ぶコロ○とか、デートをすっぽかされていじけるテレッテとかになるのか・・・
あまり見たくないな・・・
649名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 00:27:43 ID:tmO6hGZy
なんか雰囲気が怪しくなってきたが、とりあえず>>251(´・ω・`)にGJを。
確かにこういうトコで長文のSS(なんか矛盾した言葉だ)は、それまでの流れが止まりガチ
しかも超シリアスもんだからキャラ萌えスレとしてはちょっとアレかも
それでもあなたの文は読み応えあるから楽しみにしてますよ

>>648
他はどうでもいい・・・が
>エサをもらって喜ぶコロ○
ここだけはガチ
650名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 01:24:49 ID:6DwUCiSR
どうも各キャラスレでSS職人にダメ出ししてる演出家がいるようだな
一気にP3キャラスレ潰そうってか
お暇なこって
651名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 01:44:30 ID:QsB5t5j3
>>650

>>643とかなw
だが放置汁
652名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 03:43:58 ID:yX5FhAut
>>650
だよな〜
ゆかりスレとかさ。

で、職人が誰もいなくなってスレが過疎っていくわけだ。
せっかく良い流れだったのに・・・

>>251
いつも楽しみにしてます。
またお願いしますね
653名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 03:48:39 ID:SEeG8wOe
まあこういうSSとかってのはあんま話さずにサラッと投下してった方が荒れにくいって傾向はある
とはいえ俺は皆好きなんでこれからも是非とも投下お願いしたい
654名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 07:53:15 ID:uZAt2j1H
>>251
上出来だ、同士軍曹。家に来て妹をファックしていいぞ。
655名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 08:44:07 ID:qTdCrRwz
>>651
態度を否定してるだけで投下は否定してないと思うんだがなぜ叩く?
お前みたいな一般利用者ぶってる奴が一番タチ悪い。
656名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 08:49:49 ID:NoIy2qt1
萌えるのなら内容なんてどうでもいい。
657名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 09:22:15 ID:k7BnrEeZ
ttp://moech.net/imgboard777/redirecthtm/1158580314186.htm
お前ら、中々いい壁紙を見つけましたよ
658名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 09:39:10 ID:qM2BVMh2
釣られるなよ?絶対釣られるなよ?

・・・って、釣られているのはオレでしたぁーーーーー!
659名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 10:12:01 ID:SmHZMN3i
>>957
最高の日本料理にウスターソースをぶっ掛けたようなものだな
660名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 10:17:20 ID:qTdCrRwz
>>957に期待age
661名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 11:29:58 ID:acBlazvG
プリリアントってナンデスカ?
662名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 11:38:25 ID:K4krrwan
ダイヤの研磨方法の一つ
663名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 11:48:04 ID:jAdU0ahQ
Brilliant [英語] 華麗・光輝く・素晴らしい
ブリリアントカットのように宝石のカットスタイル。一番輝きを引き出せるカットとして有名

まあ、「さすがだ!」とか「すごいね!」みたいなほめ言葉だな
664名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 11:57:06 ID:PyiYZ0Eb
声優さん、その手の台詞言ってくれなかったな〜
非常に残念だ。
665名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 12:05:20 ID:libXW5vS
美鶴のCVが説明するってこと?
それは蛇足ぽいが
ブリリアント言ってくれただけで、十分なきもす
あんま言い過ぎるとエリーに被るんだよなー
666名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 12:09:50 ID:acBlazvG
なるほど、勉強になりました! 感謝でありやす
667名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 14:17:45 ID:acBlazvG
露天風呂での処刑では、召還機なしで呼び出したのですか?
668名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 14:21:07 ID:jAdU0ahQ
召喚器身に着けてなかったし、無しで呼び出したんだろうな
高い集中力があれば無くても可能らしいし
669名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 14:21:46 ID:qrAA0eSw
そうなのでしょう。
ついでに言うと覚醒後のアルテミシア初陣はあの処刑です。
670名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 14:27:03 ID:acBlazvG
なるほど、アルテミシアの初ムチを頂いたのはシャドウではなく、仲間だったというわけか
671名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 15:02:46 ID:+n1Fjia8
つまり美鶴ハードin京都なわけか

キタロー 「ペンテシレアはこの為に変化したんですものね」
美鶴 「いつもの力が出せれば…こんなデバガメ共なんかに…!」
肉彦 「よかったじゃないか 男女交代制のせいにできて」
美鶴 「んんんんんんんっ!」
テレッテ 「へへへ おい、水を用意しろ。みんなで被って凍りやすくしてやる」
美鶴 (耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
リョージ 「アルテミシアの初ムチゲ〜ット」
美鶴 (いけない…!コンセイトレイトしたがっているのを悟られたら…!)
キタロー 「生美鶴様の生マハブフーラを拝見してもよろしいでしょうか?」
美鶴 「こんな修学旅行イベントで…くやしい…! でも…処刑すぅ!」(ビクッビクッ
肉彦 「おっと、クリティカルしてしまったか。甘い痺れがいつまでもとれないんだが?」

こうですか、わかりません><;
672名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 15:06:04 ID:Z5ZNQM+h
>>671
ダイジョウブ、ダイジョウブ! ハヤク ハヤク … (゚∀゚)

なんかのCMのノリだな…
673名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 15:38:14 ID:ZWdhNn7y
美鶴はゆかりに調教されるのがお似合い
674名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 16:00:18 ID:3yuBgL92
>>671
セルティス吹いた
675名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 16:31:53 ID:Oyhcb6Nf
>>671
プロティン吹いたw
676名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 16:43:02 ID:Z5ZNQM+h
>>671
遠慮せず、もっと妄想力を解放してくれ!
677名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 16:51:43 ID:VJ8gs8Oo
>>671
失禁した
678名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 18:43:04 ID:Jia/GKHI
斬撃吸収する敵にヤケクソ効果付けられた美鶴先輩萌え

「斬撃はダメk斬撃はダメk斬撃はダメか」
679名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 18:45:26 ID:zjFZ6mYj
美鶴「あ、待った。女帝の解禁ペルソナを合成してきたろうな」
キタロー「えっええ、一応・・・やっぱり見ます?」
美鶴「見まくるに決まってるだろう!ただでコミュLV10にしようなんて図々しいにもほどがある!片腹痛いわ!」
キタロー「じゃあどうぞ・・・」(カッ)
美鶴「こちとらこれだけが楽しみで・・・ 
>ゴゴゴゴ
美鶴「・・・・!」
>アリラト
美鶴「お前・・・」
キタロー「わぁぁ〜がっかりしすぎて始めて見せる顔してる」
680名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 19:23:25 ID:hzK8qt/6
>>679
美鶴「…ブリリアント!」
キタロー「えっ」

>美鶴はアリラトをぺたぺたと触りだした。

美鶴「この手触り…この紋様…」
アリラト(////)

>美鶴はアリラトをくるくると回し始めた。

美鶴「いい…(クルクル」
アリラト(汗)
キタロー「み、美鶴…」
美鶴「ん…なんだ?(クルクル)」
キタロー「アリラトが困ってる」
美鶴「む、そうか…」

>美鶴は名残惜しそうにアリラトから手を離した。

アリラト(ホッ…)
美鶴「………」
アリラト(ビクッ)
キタロー「はいはい触らない触らない」
美鶴「むぅ」
681名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 19:42:17 ID:7YVNQ16L
>>679
聖徳美鶴ワロタ
682名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 21:03:52 ID:RBbzSEb4
キタロー「はあ・・・どうやってこの気持ちを美鶴先輩に伝えたらいいんだろう・・・」
勉強ばかりで魅力も勇気も鍛えてこなかったキタローは思い悩んでいた。
キタロー「面と向かって告白するなんて絶対無理だ・・・かといって、ラブレターとか高校生のやることじゃないよなあ」
ブツブツ独り言を言いながら何かいい物はないかと荒垣の遺品を漁るキタロー。
と、新品同様の状態で残っているSFCを発見した。
キタロー「こ、これだ!」

キタロー「美鶴先輩。先輩はゲームとか興味あります?」
美鶴「ん?なんだ、唐突に」
キタロー「いえ、いずれ桐条家をまとめていくためにも、ゲームで色々と模擬体験をしたらどうかなあ、なんて」
美鶴「・・・」
あからさまに乗り気ではない美鶴。しかしキタローは我を押し通した。
キタロー「と、とにかく、このゲームをやってみてください!!
     僕のセーブデータがありますから、その続きを!」
そう言って美鶴にSFCと名作ソフト「シムシティー」を渡して走り去るキタロー。
美鶴「なんなんだ、いったい・・・」

美鶴「とりあえずやってみるか・・・」
部屋に戻りSFCを接続する美鶴。言われたとおり、キタローのデータをロードする。

数分後・・・
美鶴「なんだ、この街は!交通機関も都市主要部も分散している。まったく理にかなわない都市計画だな!」
美鶴は憤慨していた。
と、あることに気付く美鶴。
美鶴「おや?・・・これは、・・・もしかして遠くから見ると文字になっているのか?・・・
   キタローは都市で文字を描いたということか?・・・どれどれ、何て書いてあるんだ?

  ミ・・・ツ・・・ル・・・ダ・・・イ・・・」

デデデデーン
突然の嫌な感じの音楽。そして緑髪の男が、街にクッパが襲来した旨を告げる。
美鶴「わ、わ!どうすればいいんだ!」
パニクる美鶴。

そして数分後。クッパはどこかへ去り、一部を破壊された街が残された。
美鶴「・・・酷いものだな。・・・さて、先程の続きだ。何て書いてあったのかな?

ミ・・・ツ・・・ル・・・ダ・・・イ・・・ノ・・・キ

美鶴大の木?何のことだ?」

どうやらクッパのせいで文字が不完全になったらしい。

影からこっそり覗いていたキタローと
ユノで覗き見していた風花と
乙女の勘で何かを察したゆかりと
丁度同時刻に誤ってバーベルを足の指に落とした真田と
丁度同時刻にコロマル相手に将棋で負けた順平。
「アーッ!!」
683名無したんはエロカワイイ:2006/09/19(火) 22:46:54 ID:m6U6WCtr
風花って盗聴してるのかよ! ('A`)ガクガク…
684名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 00:22:45 ID:1idXW/Gf
ツの部分が壊れてて「ミノルダイスキ」になる

修羅場へ
685名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 01:22:43 ID:TSNFhTZN
ツとダの一部とルとイの文字が壊れ
美鶴「ミノ・・・フ・・・スキ?
   おい山岸、覗いてるのは分かってる。君ならこういうの詳しいだろう?」
686名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 01:32:29 ID:StZCzJPw
>>685
確かに風花は詳しいな
687名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 09:47:16 ID:kU7cTeNE
しかしオチオチエロビデオも、見れないよな。キタロー
688名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 10:40:18 ID:WUFY5bDX
つるしこつるしこ〜
689476 電波キタ!:2006/09/20(水) 21:36:22 ID:svlr9JiH
寮生総出、ビデオ鑑賞会。

美鶴「ふむ、最近はシャドウも落ち着いているし、みんなでビデオでもみたいな」
キタロー「いいすね。ツタ○でもいきましょう」

〜ツタ○〜
明彦「で、なんで俺まで」
ゆかり「それ聞きたい」
順平「まあまあ落ち着いて」
キタロー「さて、今から五人でビデオ鑑賞のためのビデオを借りにいくんだけども」
美鶴「一人一本。好きなもの、お勧めなビデオを借りてきてくれ」
明・ゆ・順「そういうことなら!」

数十分後・・・
美鶴「集まったな・・・、とりあえず見せてくれないか?」
ゆかり「あたしは、みんなのウケのよさそうな『ハルマゲドン』で」
美鶴「懐かしいな。また見てみたい気もする」
明彦「俺はこれだ。ラーメンズのライブのDVD」
美鶴「おお、なかなかいいセンスをしてるではないか。しかし意外な趣味だな」
明彦「みんなが見れるかと思って・・・」
順平「おれっちはマイナーなとこで『ジュマンジ』!知ってるかなみんな?」
美鶴「むぅ。知らないなそれは」
ゆかり「あ、知ってるかもそれ!」
明彦「美鶴は何を持ってきた?」
美鶴「ああ、これだ。『グーニーズ』」
キタロー「・・・渋いなぁ」
美鶴「ファミコンのゲームでしたことはあるんだが、原作を知らないからな。一度見てみたいんだ」
順平「キタロー。お前は何だ?」
キタロー「え・・・コレ」
美・明・ゆ・順「・・・」
明彦「コレは・・・まずいだろう」
順平「いや、アリっちゃアリかな・・・?」
ゆかり「・・・サイテー、順平」
順平「え!?俺!?」
美鶴「君がこんなものに興味があるとは・・・。いや、しかし・・・」
キタロー「うーん。やっぱり駄目かな?」
美鶴「いや!良いぞ。コレもありだ!(興味もあるしな・・・)←小声」
ゆかり「ちょ・・・!先輩!?」
美鶴「いいさ、これもまた戦いだ!」


ビデオデッキと、プレステ2のある部屋が順平の部屋のみだったので、寮生全員順平の部屋に集合。

「ジュマンジ!!!」
>映画『ジュマンジ』のクライマックスだ・・・

風花「すごい・・・鳥肌が立ちました・・・」
天田「順平さんが借りてきた割にはハイクオリティでしたね」
荒垣「ち、くだらん。さっさと撃てばまた面白かったんだが・・・」
幾月「いやー、ラーメンズのDVDは面白かったよ真田君!」
明彦「光栄です」
アイギス「意外な趣味でしたね。違う真田さんが見えたであります」
コロマル「ワン(爆笑したぜ)」
キタロー「さて、次は俺が借りてきたDVDですね」
荒垣「よし、天田。帰るぞ」
天田「え!?なんでですか!?」
荒垣「口答えはいらん。子供は寝る時間だ」
天田「また子供扱いする!そういうのって偏見ですょ・・・」
>荒垣に連れられて天田が部屋から出て行った
続・・・く
690476:2006/09/20(水) 21:54:41 ID:svlr9JiH
美鶴「みんな覚悟は出来ているか!?」
おおおおおおおおお!!!
美鶴「途中で投げ出したりしないか!?」
おおおおおおおおお!!!
美鶴「伊織。君は途中でトイレに行くのは禁止だ」
順平「ちょっと!誤解を招くような発言は止めて下さい!!」
風花「???」
ゆかり「風花は知らなくていいことよ・・・」
幾月「困るなー、キタロー君。君たち未成年だろう?一応保護者である僕の前でこんなDVDは・・・」
順平「とかいって、幾月さんもけっこう好きなんでしょ?」
幾月「な!そんな僕は・・・」
キタロー「再生しました」
全員「そんな!心の準備が!!」

※ここは会長スレです。このビデオには、未成年に相応しくない表現が含まれていますので、具体的な描写は避けていただかせます。

>・・・
>・・・・・・
>・・・・・・・・・どうやら終わったようだ・・・
アイギス「なるほどなーなるほどなーなるほどなー」
風花「・・・(←途中でダウン。顔を真っ赤にしたまま床で目を回している)」
ゆかり「・・・(ため息)」
明彦「・・・ものすごい戦いだった。みんな、逃げ出さずによく耐えた・・・」
幾月「・・・正直、まあ、よかったかな?」
コロマル「ワンワンワン(人間の交尾を見ても欲情はしねぇなあ)」
順平「・・・真田さん。俺はよくトイレに行かずに我慢しましたよ・・・」
美鶴「・・・詳しいコメントは控えさせていただきたいが、何故またこんなビデオを借りてきたのだキタロー」
キタロー「いや、この女優美鶴に似てたから」
全員「!!!」
美鶴「なななななな何を言い出すんだ!」
ゆかり・順平・アイギス「なるほどなー」
コロマル「ワン(またノロケかよ)」
明彦・幾月「・・・(口をあけたまま固まってる)」
風花「(気絶したまま)」

キタロー「さあ、美鶴。今のビデオを覚えたね?」
美鶴「!!!」
キタロー「今日は美鶴の部屋にしよう」
美鶴「ちょっとまって・・・心の準備が・・・」

以下、いつもの通りのネタです。

順平「結局か・・・」




天田「ねえ、何があってるの荒垣さん」
荒垣「いいから寝とけよ・・・俺に聞くな・・・」

巌戸台寮は今日も平和だ!!
691名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 22:04:38 ID:bxfRH+Y1
おお……素晴らしい……風花が白い(そこかよ)
692名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 23:01:27 ID:MXZZb0vW
>>690
なんか最後の二、三行でガキさんがベットに入っている天田の横に
椅子を置いて座っている様子がやけにはっきりと幻視できた。
693名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 23:49:12 ID:0oMEdhju
むしろガキさんと天田が一つのベッドで一緒に寝てるビジョンが…
694名無したんはエロカワイイ:2006/09/20(水) 23:53:49 ID:SsAXbfvF
>>693
もはやそうとしか思えない・・・
695名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 00:05:39 ID:g3qOk/EC
肉彦「なあ、何があってるんだ天田?」
天田「いいから寝てください・・・僕に聞かないでください・・・」
696名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 00:29:12 ID:55A2gEkI
むしろコロマルの発言が・・・
697名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 01:02:13 ID:/QKUF9rh
美鶴が風邪をひき、熱を出して倒れてしまった。
タルタロスへの出撃を中止して部屋で休む美鶴。そして付きっ切りで彼女を看病するペンテシレア。
美鶴「すまないな・・・」
ペンテシレア「何言ってるの、困ったときはお互い様でしょ」
おでこのタオルを換えてあげて、りんごをすりおろしてあげて、汗を拭いてあげて、と甲斐甲斐しく働くペンテシレア。
しかし美鶴の熱は下がる様子がない。
そして深夜、ベッドのそばの椅子に座りいつの間にかウトウトしていたペンテシレアは、美鶴の苦しそうな寝言で目を覚ました。
美鶴「う、うぅん・・・」
ペンテシレア「み、美鶴、大丈夫か?」
心配そうに美鶴を見つめ、ぎゅっと彼女の手を握るペンテシレア。
美鶴「・・・ぁぉー」
ペンテシレア「え?何だ?何か欲しいのか?それなら何だってすぐに私が・・・」
美鶴「・・・キタロー・・・」
一瞬、唇(?)をかみ締め、動きが止まるペンテシレア。
しかし次の瞬間、ペンテシレアは美鶴の部屋を飛び出し、ロビーへ向かっていた。

ロビーでは、今日のタルタロス探索を終えたキタロー・ゆかり・真田・順平が明日の打ち合わせをしていた。
と、真田はペンテシレアがやってくるのに気付く。
真田「どうした? 美鶴はまだ良くならないか?」
ペンテシレア「ええ。なかなか熱が下がらないの・・・」
ゆかり「・・・心配ね」
ペンテシレア「・・・うん、本当に」
自然な風を装って、視線をキタローへ移すペンテシレア。
すると動揺を隠し切れないキタローの表情がペンテシレアの目に入ってくる。
ペンテシレア「・・・ハァー」
一度大きく深呼吸をして、
ペンテシレア「キタロー、ちょっと来てくれる?」
キタロー「え?」
ペンテシレア「・・・美鶴が、あんたのことを呼んでるの」
それだけ言ってすぐに後ろを向き歩き出すペンテシレア。
キタローの慌ててついて来る足音が聞こえる。

美鶴の部屋の前。
ペンテシレア「・・・私はここまで。あとはあんたが付いててあげて」
キタロー「え?でも・・・」
ペンテシレア「何よ!何か文句があるの?!」
キタローの一瞬の躊躇にカチンとくるペンテシレア。
しかしそれは、美鶴の部屋に一人で入るということ、またそれをペンテシレアが許すのかどうかということ、
それに対するキタローなりの確認だったのかもしれない。
動揺を一瞬で消し去り、すぐに真剣な顔でペンテシレアの目を見るキタロー。
キタロー「わかった。後はまかせて」
その表情に迷いはない。
ペンテシレア「・・・美鶴に不愉快な思いをさせたら、わかってるでしょうね?」
キタロー「うん、わかってる。絶対にそんな思いはさせないから」
ペンテシレア「・・・ふん。わかっているならいいのよ。・・・しっかりやりなさいな」
捨て台詞を残しその場を去るペンテシレア。
背後から、美鶴の部屋の扉が開き、そして閉まる音が微かに聞こえる。ペンテシレアの胸を引き裂くかのようなその音。

ペンテシレア「ハァ、ハァッ・・・」
美鶴の部屋を離れたペンテシレアは、ロビーへ向かおうとするが、呼吸が乱れ、足元もおぼつかない。
階段の途中で崩れ落ちそうなペンテシレアに突然、そっと手が添えられた。
ペンテシレア「?」
ゆかり「・・・よく、頑張ったね」
ペンテシレア「ゆかり・・・」
ゆかり「・・・ごめん、見ちゃった」
ペンテシレア「・・・」
ゆかり「いい子だね、ペンテシレアは」
ペンテシレア「・・・」
声もなく泣き出したペンテシレアの背中をゆっくりとさすってあげるゆかり。
学生寮のそれぞれの夜が更けてゆく・・・。
698名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 01:06:06 ID:4y3eDONb
(ノд`)応援させてくれ
699名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 01:10:06 ID:HcbW2OlP
それ会長ダウンしてる理由ってSP切れじゃね?
700名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 01:21:15 ID:XTfosCvO
ぶち壊しだw
701名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 03:30:18 ID:wNXqaKjl
美鶴の野望  〜風雲覇望編〜



「みんな、突然だが中止になった文化祭を三日後に行なうことになった。」
ある日、美鶴がこんな事を言い出した。

一同「はっ?」
美鶴「だから三日後、文化祭だ。」
ゆかり「ちょっ、いきなりナンなんですか!三日後って!?」
美鶴「皆が大層残念そうだったのでな。
   先生方にもかなりの無理を言ってようやく承諾して戴いたのさ。
   ・・・うれしいだろ?」
テレ「いや、そりゃ嬉しいっすけど・・・。
   いくらなんでも三日後ってのは、ちょっと早すぎんじゃ・・・。」
美鶴「『無理を聞いてもらった』と言っただろう。
   そうそう時間は割けないさ。
   とにかく、三日後文化祭実施、は決定事項だ。変更は無い。
   すでに全校生徒に連絡網が回っている。」
ゆかり(うわっ、横暴・・・せっかくメイド服着ないで済んだと思ったのに・・・)
美鶴「ところで皆はどんな出し物をする予定だったんだ?
   弓道部はメイド喫茶だったな。」
ゆかり「・・・ソーデスヨ。」
肉彦「ボクシング部は何もださん。」
風花「うちのクラスも予定は無かったはずですけど・・・。
   あっ、でも私は部の出し物は確かあったと思います。」
天田「僕のクラスはお化け屋敷の予定でしたよ。」
コロ「ワンっ!(ありきたりだな、おい)」
テレ「うちらもクラスはナンも無かったよな?」
キタロ(こくこく)
アイギス「つまらないであります。」

美鶴「ほう、そうか。
   実は私と肉彦のクラスも出し物は無いんだ。
   味気ないと思わないか?学園生活最後の文化祭だというのに・・・。
   ついてはキタロー、我々は生徒会として出し物をするぞ。」
キタロ「・・・?なにやんの?」
美鶴「メイド喫茶だ。」
一同「!?」
702名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 03:32:18 ID:wNXqaKjl
ゆかり「ちょっ!なんですか、それ!私とかぶるじゃないですか!」
美鶴「すまないな。だが、こちらも決まってしまったことだ。
   お互い競い合って盛り上げようじゃないか。」
ゆかり(・・・わざわざメイド服まで着んのに、私が目立たなくなるじゃん!!)
テレ「メ、メイドって桐条先輩がするンすか!?
   はい、はーい!!だったらオレ絶対行くっすよ!!」
美鶴「詳しくは明日決めることになっている。
   というわけだ。キタロー、明日の放課後は空けておいてくれ。」
キタロ(こくこく)
テレ「うっしゃー!ガゼン文化祭、楽しみになってきたぜーっ!!」
肉彦「・・・ところで美鶴。」
美鶴「なんだ。」
肉彦「オレの名は『明彦』だが・・・。」
美鶴「知っている。」
肉彦「・・・そうか・・・。」
・・・
・・


次の日
の放課後

今日は生徒会室で話合いがある。行かなくては・・・。

ガラッ

美鶴「やぁ、きたな。
   話合いと言っても実はホトンド役割は決定しているんだ。
   小田桐に全体的な監督はやってもらう。
   千尋はレジ全般。
   名も無き生徒会役員たちには裏でケーキやら紅茶やらを作ってもらう。
   接客は君に任せたぞ。」
キタロ「!? それはつまりボクにメイド服を着ろと・・・?」
美鶴「そうだ。」
キタロ「・・・美鶴は?」
美鶴「私か?私はもちろん裏で桐条特製の紅茶とケーキを・・・!?」
703名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 03:37:58 ID:wNXqaKjl
 この瞬間!美鶴の脳裏に閃光が疾走る!!
(まて!まてよ!落ち着け私!!私の当初の予定では裏からキタローのメイド姿を
観察する手筈だった!{0.02秒}  もちろん桐条特選隊による360°死角なき
完璧なる撮影は隠密に行なわれる(世間ではこれを盗撮といふ)!!しかしっ!!
1cmでも1mmでも近くから私は見た方がいいんじゃぁないのか!?{0.06秒}
ナマのキタローメイド姿!!この機会を逃したら!?もう二度とこんなチャンス
は巡って来ないかもしれないじゃぁないか!!!このチャンス!絶対に逃すわけに
は行かない!!!!少しでも近くからキタローを見るんだ!!!!私自身の目で!!!!!{0.1秒jast} )

キタロ「?」
美鶴「あ、いや私か?私は君と一緒に接客だ!当然だろう!!」
小田桐「あれ?しかし予定では・・・」
美鶴「予定は予定だ。確定ではない。
   私はこれから忙しくなる。小田桐、指揮は任せた。」
小田桐「わかりました。それじゃあキタロー君は会長に付いていってくれ。」
美鶴「キタロー、こっちだ。」
704名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 03:57:46 ID:HcbW2OlP
美鶴アホの娘やwww
705名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 05:17:47 ID:wNXqaKjl
美鶴においでおいでされ別室についていく。
ガラッ

!? なんと別室は衣裳部屋のようになっていた!

美鶴「明後日、君が着るメイド服はこれだ。ちょっと着てみてくれ。」(ハァハァ
キタロ「・・・今? ここで?」
美鶴「そうだ。サイズの問題もあるからな。今すぐに。ここで!着替えるんだ!!」

キタローはしぶしぶ着替えだした。
(キタローが私の目の前で生着替え・・・。うっ!?はなぢがっ!まずい!耐えねば!)

キタロ「・・・着替えたよ。」
美鶴「!!! こ、これはっ!!!」

美鶴の目の前には少々ふてくされた感じの、だが悪魔で無表情のキタローが立っている。
喋らなければ某メアリに似ているかもしれない。
美鶴(やはりっ!!まるで可憐な少女のようだ!化粧もナンもしてないのに!
胸もぺちゃんこなのに!そこらの女より・・・、ゆかりなんかよりもイイ!!)

美鶴「ぐ、グッドだ。なかなか似合っているぞ。」(つ〜)
キタロ「? 美鶴・・・、鼻血でてるよ。」
美鶴「気のせいだ!よし!こい!」

バンッ!
美鶴に手を引かれ生徒会室に連れて行かれた。



うあ、あ 俺は何やってんだ。
もう朝じゃないか。こんなものを書いてたら。
このまま寝ないで出勤するのか俺は・・・?バカか俺。
仕方ないねぇな続き読んでやるよって奴らは言ってくれぇ・・・。もう俺は寝る。
706名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 07:11:02 ID:ljiAq0WZ
楽しみにしてる
自分のペースでいいから無理はするなよ
707名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 07:37:49 ID:0AJ0/E95
非常にオモシロス
美鶴の必死さがw
708名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 08:45:14 ID:xl3c/flz
>>701
アンタのブリリアントな馬鹿さ加減に乾杯だ。
無理しない程度に続きを頼むぜ。
709名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 08:51:41 ID:q6RNWnEe
>>705
おーし、いい感じだ。続きを全裸でwktkしてるぞ。あれ、何スか黒サワさdrftgyふじこ
710名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 09:39:23 ID:HYjlfXG8
ここにまで全裸組がwww

俺も待ってるよ、全裸で。
711名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 09:57:23 ID:76lRgEOb
会長は逆にギャルソンな服装になるのかな。
712名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 10:23:03 ID:y16SHVXu
そしてあの美鶴ファンの子までもがメイド服姿で参戦ですよ。
「見切ったわ!桐条先輩はメイド服がお好きなのね!
つ、つまりこれで私も先輩に・・・!(妄想過多につき鼻腔から大出血)」
713名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 10:42:56 ID:FXzgAGxf
>>711
え、なに、ギャルサー?

>>712
合掌
714名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 10:51:13 ID:PhLxXO8M
何度やっても正義コミュはむかつくぜ・・・
勘違いしやがってあの眼鏡
715名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 10:57:22 ID:q6RNWnEe
>>714
じゃあやらなきゃいいクマー
716名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 12:59:48 ID:JPM//d+N
男女でAVを観るのは俺の理想の状況だ
717名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 13:00:30 ID:gIOqNrwI
>>714はキタロー

       __,,,,....,,,,__   //_  
     ,. '"::::::::::::::::::::::`:/;ソ/                        , ‐'´ ̄ ``` ‐、
  /:::::::::::::::::::;::::::::::::/;ソ/:;...                      |\  ,' .,.., r‐-、.     ヽ.
  /::::::::::::::::::::::::/'ヽ::::!:::::::::::!.____                    |:::i | /./     ヽ.  、  i
 ノ:::::/::::::;':::::::/ `ヽヘ:::::i::::::::!〜〜├─┐.              |:::i | { i 、   ,  i  i   i
 イ:::::i:::::::i::::::/ ○  !::{l_)::::::! ̄ ̄ ̄ ̄                 |:::i | i.{ ●r‐r'、●__フ |、 │
 .!:::::i::::::::!:::/_,、_,⊂⊃/::!/;::/..   ___              t i┘ | |⊃、_,、_, ⊂⊃ |ノ │
  i::::/ハ:!V ゝ._)  ´i/ヘレ'   /〜〜〜├─┐三三    /⌒ヽ| ヘ ゝ._)   |. |/⌒ヽ
  レ'  V>.、,.__ ,.イ、/!/   ;    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            \ /::::ヽ >,、__ イ | /  /
     ヽ._,.ィ7!_/
718名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 14:09:10 ID:EZaB0WmH
>>701
GJ!続き期待してるぞ



しかし、受け取った電波がメイド服とは偶然すぎだ

>文化祭数日前
美鶴(小)「アイギス。みんながいってゆメイドふくってなぁに?」
アイギス「メイド服はメイドという職業の作業着であります。」
美鶴(小)「メイドさんになゆとキタローのおてつだいできゆ?」
アイギス「メイドはお手伝いさんなのでもちろんであります。」
美鶴(小)「ふーん、あいがとうアイギス。」
>ピッピッピ……トルルル…。
美鶴(小)「…あ、おとーしゃま。あのね、みつるメイドふくがほしい。」

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi53480.jpg.html
719名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 15:21:23 ID:FXzgAGxf
>>718
GJ!
この美鶴(小)もらってもいいですか?

しかし美鶴パパもよくこんな服用意できたな
720名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 15:26:15 ID:4y3eDONb
アレですよ 夜なべしt

>>718カワイス
721名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 19:30:11 ID:MfK3E/YK
おまいら!
全裸で全裸でって言ってるけど本当は服着てるだろ!?Σm9(`・ω・´)
722名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 19:35:32 ID:VADbdfAC
>>721
・・・とか言ってるおまいも全裸な事はわかってるんだぜ?
723名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 20:02:59 ID:0AJ0/E95
靴下は服に入りますか?
724名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 20:06:10 ID:sD7/RUrW
紳士の嗜みとしてネクタイだけは締めております
725名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 20:30:57 ID:y16SHVXu
○○のマーヤ系の真似して仮面だけつけとります。
ついでに美鶴に蹴られたうわなにをするやめr
726名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 21:14:46 ID:MfK3E/YK
下半身には何もはいてないだけさ。
解放感があるぜ
727名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 21:27:09 ID:IWAx7WRh
>>703
>{0.1秒jast}

(;´Д`) 会長学年トップじゃなかったんですか
728名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 21:29:58 ID:Okxo/9Zh
校内に居た会長マニアの女の子が怪しすぎます
あと移動係の男がテスト期間にしつこく会長のことを狙ってる台詞を吐くので殴りたいです
あとゆかりと会長の後半の接近度に激嫉妬
あと正月にテレッテが会長の着物姿に(;´Д`)ハァハァしてたのが許せません

他に許せないポイントが沢山!こんな嫉妬深いキモプレーヤーは僕だけでいい!
729名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 21:37:53 ID:Ik6dGcGL
夜・美鶴の部屋
コンコン

美鶴「…か、彼かな」

ガチャリ

みちゅる「ふー!」
美鶴「何だ、君か」
みちゅる「ふー、ふー!」
美鶴「どうした、その本は…!?そ、それは!」
みちゅる「ふー!」
美鶴「か、彼の部屋にあったのか?…ま、まあ、彼も立派な男子だ。こういうものに興味があるのも当然…
   しかし、私と言うものがありながら…い、いや、曲がりなりにも学園の施設にこんな物を持ち込むとは…」
みちゅる「ふー?」
美鶴「……ふ、ふん、こんな物見なくても、わ、私の方がスタイルも顔もいいじゃないか…多分」
みちゅる「…ふぅ」
美鶴「…うぁ…き、聞いたことはあったが、本当にこんな事を……か、彼もこういうことをすれば喜ぶのだろうか」

コンコン

キタロー「美鶴、いる?」
美鶴「あ、ああ、入ってくれ。…うん」
キタロー「?」
美鶴「あ、いや、た、試したい事があるんだが…」

翌日・ロビー
順平「でさ、ちょっと部屋を空けた隙に俺の大事なアレが無くなってんだよ。まさか鼠が持ってく訳ねえしなぁ。見かけなかったか?」
キタロー「…どーでもいー」
順平「いやさ、もう少し親身になって聞いてくれよ」
キタロー「……」
順平「うを、初めて見たぞ、お前の笑う顔。俺ってば不幸のどん底なのに幸せそうにまぁ…」
730名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 21:51:45 ID:OPWjxj6Y
>>727
フランス語だよ(;; ゚д゚)
731名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 22:31:03 ID:pMawil4W
>>729
最初みちゅるが犬みたいに威嚇してると思った
そういや、みちゅるは人形だからしゃべれないだったか?
732名無したんはエロカワイイ:2006/09/21(木) 23:15:56 ID:EZaB0WmH
>>728
こんばんは、俺
733名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 00:19:17 ID:3Y/Tamtg
>>728
会長オタなら、あと肉とかアイギスとかもモチロン嫉妬対象だろ?
肉は七夕時にマジで何したのか吐かせたい。アイギスは夏祭りで個人指導vだからウラヤマシス
まあ個人的に一番美味しいポジはコミュのキタロー覗けば、ゆかりなんだが。
734名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 00:22:16 ID:PBWQT7bJ
オレの肉彦はテレッテとちちくりあってたから大丈夫
735名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 00:23:53 ID:91H9KyKV
武治「よし、みちゅる君。算数の時間だ。
   いいか、いくら君が娘を模した人形であろうと、私は一切手を抜くつもりはない。
   心して勉学に励むように!」
みちゅる「はいっ!」
武治「よーし、いい返事だ。
   では早速第一問。
   りんごが一つとぶどうが二つ、テーブルの上においてあります。
   さて、テーブルの上の果物は全部でいくつあるでしょう?」
みちゅる「えーと、えーと、・・・『みちゅる』!」
武治「は?」
みちゅる「一つと二つを合わせて、・・・『みちゅる』!」
武治「・・・いや、『みちゅる』じゃなくて・・・。『る』は要らないだろう?」
みちゅる「・・・みちゅるは要らないの?」
武治「は?」
みちゅる「みちゅるは要らない子なんだ・・・ひぐっ、えぐっ・・・」
武治「え?あれ?・・・くそー、可愛いから正解っ!!」

ジリリリリリっ・・・
美鶴「ハァハァ・・・なんて夢だ・・・」
736名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 00:24:46 ID:3Y/Tamtg
そうか、テレッテが会長とどうにかなる選択肢もあったんだっけな…許せん。
会長を連れて行かないのが安全策だが、戦闘時のヒラヒラ見たさにどうしても外せない。
737名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 00:27:48 ID:EKRUBIPt
>>733
会長コミュ上げとかないと、ゆかりと公式カプっぽくて怖いよな
738名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 00:41:52 ID:vXhqgISQ
>>737
会長コミュ上げても、メインストーリー内では結局ゆかりと…
739名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 00:43:59 ID:7AVtASaq
きっと会長の未来予想図は
右にはべらせるはゆかり
左にはべらせるはキタロー
右斜め後から仰がせるは肉彦
中央に君臨する自分なんだよ
740名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 01:17:13 ID:FVFp6bts
そして執事テレッテ。
741名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 01:23:27 ID:d2mUCcJz
コロ丸 「ワンワン!」(ハァ?執事?あいつの位置はペットで十分だろ)
742名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 01:30:33 ID:IQ2NzHxZ
>>731
ちゅるや語を知決気味に改変したみちゅる語を最初から使ってなかったか?
まぁ、最近のみちゅるが妙に人間臭いのは確かだ
あの寮内を皆に隠れて徘徊してキタ君人形と遊んでたころの続きがみたい(*´Д`)
743名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 01:38:58 ID:M8qqYTrs
メイド喫茶編の美鶴が必死で笑えるwww
744名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 01:43:29 ID:FVFp6bts
>>741
コロマルさんの高潔性を侮辱しないでくれ。
745名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 01:47:58 ID:XsMwRH7/
>>739
美人秘書二人にボクサー上がりのボディーガード兼運転手か
会長と桐条グループの未来は安泰だな
746名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 03:02:33 ID:rRhpAfvi
美鶴「皆!見ろ!どうだっ!!」
美鶴は誇らしげだ。
小田桐と千尋をはじめみんなの視線が注がれる!

小田桐「ほぅ・・・、これは。さすがだなキタロー君。君は何でも着こなすね。」
千尋「わぁ・・・、かわいいです!すごいですキタローさん!」
名も無き役員達「おぉ」「やべぇ」「うっ、かわいい・・・」(ざわざわ

美鶴「よし!!明後日はこれで行く!!楽しみだな!キタロー!!」(つ〜
キタローの目はどこか虚ろだ。
キタロ(・・・鼻血出てるけど、もうどうでもいい・・・)



そして・・・


当日 朝8時

千尋「会長!大変です!生徒会室の前に長蛇の列が・・・!
小田桐「・・・どこからか会長とキタロー君の情報が漏れたようです。」
美鶴「ちぃっ!テレッテの奴か・・・。口の軽い奴だ。
   やはり奴に喋ったのは失敗だったな。」
  (ある程度は見せびらかすつもりだったが、
多すぎるとどんな間違いが起きないとも限らん。
キタローのことだ。大丈夫だとは思うが・・・。
・・・そういえばもうスタンバイは終わったのか?)
PiPiPi・・・
747名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 03:04:59 ID:rRhpAfvi
美鶴「私だ。状況を。」
桐条特選隊隊長「これはお嬢様。大丈夫です。抜かりはございません。
        特選隊22名はすでに配置についております。
        48時間態勢でいかなる角度からも撮り逃すことなどありません。」
美鶴「よし。油断はするなよ。相手はキタローだ。
障害はいかなる手段を用いても排除せよ。失敗は許されん。
ビデオのスイッチを入れ忘れてました、
なんて事が無いようにな・・・?」        
隊長「はっ。了解しました。」
   Pi
  「聞いたとおりだ。各員、奮闘せよ。時計時刻合わせ・・・。
   作戦開始・・・。」

美鶴(ふっ、大丈夫だ。全ては修整可能範囲内だ。問題は無い。)
美鶴「・・・時間だ。すまないが店を開けてきてくれないか、キタロー。」
キタロ(こく
(たたたっ

キタローは小走りで看板を出しにいった。
ひらっ
キタローのスカートが少しめくれた!!
美鶴にクリティカルHIT!!
美鶴(ぐぐっ!!たったあれだけで!ナンという破壊力だ!!)(ぶばっ!

がららっ
キタロ「・・・おまたせしました。開店・・・です。」
ざわわっ!!
列がざわめく!
女生徒「うそっ!あれキタロー先輩!?」
男生徒「すっげぇ!なにあれ!チョー可愛いぜ!?」
女生徒「キャー!キタロー君カワイイーっ!」
男生徒「やばいだろ、あれ・・・。すげぇ、・・・っと写メ写メ・・・。」

店内に客が流れ込む!
748名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 03:06:21 ID:1+t5sXA2
          テンタラフー  ''';;';';;'';;;,.,       テンタラフー      ザッ
       Raってなに?   ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ザッ
     ザッ            ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;          Ra歓迎ってここかい?
                    ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;    テンタラフー
Ra入れてくれるのか?     ,.〜^,.〜^,.〜^..〜^      ザッ  
                   ⌒vv⌒yv⌒vv⌒yv⌒vv、        テンタラフー
  テンタラフー         , '´ ̄`ヽ −^, '´ ̄`ヽ −^, '´ ̄`ヽ         Ra入ってもいいの?
ザッ           ,‐ '´ ̄`ヽ ,‐ '´ ̄`ヽ ,‐ '´ ̄`ヽ ,‐ '´ ̄`ヽ
           ,‐ '´ ̄ ̄`ヽ__‐ '´ ̄ ̄`ヽ _‐ '´ ̄ ̄`ヽ    ザッ
              _, -─ - 、         _, -─ - 、         _, -─ - 、 ここどこ?    
              , '´        `ヽ    , '´        `ヽ    , '´        `ヽ  
 テンタラフー     /             ',   /             ',  /             ', テンタラフー
           i .人       `、  i  i .人       `、  i i .人       `、  i
           {イ\\r. _    i 、 ノ. {イ\\r. _    i 、 ノ {イ\\r. _    i 、 ノ
            从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'  从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'  从● `ヽ`ヽ  ノ ハ' 
            レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人  レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人  レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人
           >ゝ._) イレ. /ノ )  >ゝ._) イレ. /ノ )  >ゝ._) イレ. /ノ )
          く ン大ヒ ̄フ///ヽ く ン大ヒ ̄フ///ヽ く ン大ヒ ̄フ///ヽ
.          </三.\/( く ミ  ゝ </三.\/( く ミ  ゝ </三.\/( く ミ  ゝ
749名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 03:07:48 ID:rRhpAfvi
生徒達「!!? うおー!! すげぇ!! 桐条先輩が!!」
   「きゃぁぁーー!!!桐条先輩、ステキですっ!!」(ハァハァ
   わいわい がやがや 
   「すっげぇ!なにここ!レベルたけー!」
   「うお!憧れの桐条さんが・・・!」
   「キタロー君・・・桐条先輩・・・あぁ!私どっちを選べば!!」
   「生きてて良かった(わ)!!!」

店内は超満員だ!
いきなりテンションは最高潮だ!!
とてつもなく忙しい。
客達からなにかネットリトした視線を感じる・・・
その中でも一際異彩を放つ視線を背後から感じる・・・
ばっ!
振り向くとそこには鼻から流血している美鶴が
満面の笑みをうかべ腕を組み仁王立ちで
客をシカトしてこちらを凝視している!(ワンブレス)

キタロ(仕事しろよーっ!!!)(がびーんっ!!!
    
その後も美鶴は動かず
接客はすべてキタロー1人がこなし
怒涛のラッシュ切り抜けていった・・・。

一方その頃
ゆかり「・・・超ヒマー。」
750名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 03:38:14 ID:+8st1fRL
>>749
それまで鼻血吹いてたのに最後の1行で鼻水吹いた。
751名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 04:15:00 ID:7AVtASaq
邪々丸乱太のレオ様思い出した
ヒーマヒマヒマヒマーヒーマー ヒャッハーあいつら遅ェー
752名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 12:19:26 ID:+kVXlNJB
お前らのせいで美鶴がどんどんアホに見えてくるw
753名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 12:46:18 ID:i0CWR10A
俺は最近展開についていけない。
754名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 12:53:13 ID:EjrMj/5c
755名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 13:56:34 ID:7AVtASaq
>>754
これこれww乙
756名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 16:37:19 ID:zchb9JU/
メイドキタローとメイドミツルのツーショットが欲しい
757名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 17:29:53 ID:cH3SGEHC
>>748
キタロー作りすぎフイタw
758名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 21:09:33 ID:3mzuUAOr
>>735
俺好きだ、このスピード感w
759名無したんはエロカワイイ:2006/09/22(金) 21:42:35 ID:AQ3yVVvY
仕事してても美鶴を中心にP3のことが浮かんでくる
760名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 01:04:00 ID:dear/MV1
仕事(自家発電)してても美鶴を中心に3Pのことが浮かんでくる
761名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 01:05:26 ID:G8P2wWSV
ペルソナ研究員の人から聞いたんだけど
ペルソナ使いって処女や童貞しかなれないらしいよ
762名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 01:15:32 ID:yQsXvVmc
何?てことはキタローは・・・・・



アッー!
763名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 01:56:43 ID:Rzo2I8Pw
>>762
僕、童貞だよ?処女じゃないけど…
764名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 02:07:27 ID:gM3Ylt2d
1分間レスがなかったらみちゅる&美鶴(小)は俺の物!
765名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 02:08:09 ID:Rzo2I8Pw
766名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 02:10:24 ID:gM3Ylt2d
みちゅる&美鶴(小)はいただいた!
|)≡Зチョンチョロリン♪
767名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 02:20:48 ID:McFzmiXi
>>763
あれ、まてよ・・・じゃあ会長が・・・
768名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 02:52:16 ID:mjmrXU7F
今日仕事中暇だったんでキタローと会長の子供の名前を考えてみた。
美鬼(ミキ)と鶴太郎というろくでもない名前しか浮かびませんでした。
769名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 03:14:48 ID:7DupFfus
後者なら片岡一家に弟子入り一択だな
770名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 05:17:01 ID:YsOtDRj3
>>753
いやスマン・・・悪乗りしすぎた・・・
771名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 11:51:03 ID:JOhsy30Y
>>766
(・∀・)ニヤニヤ
772名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 18:38:19 ID:E6EsxLbD
ここに来てずいぶんとスレの勢いが落ちたな
773名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 18:47:29 ID:G8P2wWSV
発売から2ヶ月以上経ってるし
もういい加減飽きたんだろう
だから美鶴はもう必要ないだろうから
貰っていくよ
774名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 18:53:03 ID:LUsvCHLc
>>773
何言ってやがる!
飽きるとかありえねーし、美鶴は美鶴好きのみんなのものだ


と冗談は置いといて、一時前のSS投下祭りがすごかったからな
俺も何か電波きたらイラストでもSSでも投下するつもりだが、
さすがに毎日とかは気が引けるんでそれなりに日を開けてからにするように心がけてる
775名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 20:18:50 ID:aLvZDJSz
>>773
後ろに何かが見える…
776名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 20:26:47 ID:ErBOrdZ6
>>770
もっと悪乗りしてくれ
美鶴への愛が入っていれば何人も拒まん
777名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 20:27:40 ID:H/VvphZN
アイギススレより

>789 :名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 16:05:53 ID:G8P2wWSV
>発売から2ヶ月以上経ってるし
>もういい加減飽きたんだろう
>だからアイギスはもう必要ないだろうから
>貰っていくよ

ちょwwwおまwww
778名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 20:29:52 ID:Vpjc9G+z
>>774
よろしく頼むぜ
779名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 20:46:36 ID:gz6bBF06
いいんじゃないの?一時期は異常に速度が早かったからね。
流行りものの時期を過ぎてなおこのスレにいるヤシは
ホントに美鶴が好きなんだと思うよ。
つまり773の書き込みにゃ愛が無いってことクマー
780名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 20:49:44 ID:G8P2wWSV
あえて反感を買うような書き込みしたのも
スレ住人に美鶴好きを再認識してもらうためさ…
781名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 20:52:26 ID:LUsvCHLc
ウソをつくな、ウソを
貰っていこうとしたのは本気だったんだろ?それともいらないと?
782名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 21:04:56 ID:335JTRy2
>>781
ヒント:G8P2wWSVを風花スレでID検索
783名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 21:45:22 ID:xy8fHReZ
>>780
再認識も何もなぁ。こちとらずっと好きなまんまだしな。
784名無したんはエロカワイイ:2006/09/23(土) 23:22:51 ID:36MwdeGL
影時間で鳴らした俺たち特別課外活動部は、幾月に騙されアイギスに捕縛されたが、タルタロスを脱出し寮に潜った。
しかし、寮でくすぶっているような俺たちじゃあない。
スケジュールさえ合えばレベル次第で何でもやってのける命知らず、
不可能を可能にし巨大なシャドウを粉砕する、俺たち、特別課外活動部S.E.E.S!

私は、リーダー桐条美鶴会長。通称テンタラフー。
英語と処刑の名人。
私のような天才策略家でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。

俺は墓場キタロー。通称ユニバース。
自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。
合体かまして、ピクシーからルシファーまで、何でもそろえてみせるぜ。

私は山岸風花、通称オラクル。
S.E.E.Sの黒一点。
情報収集は、腹黒さとズル賢さで、お手のもの!

よおお待ちどう。俺様こそ真田明彦。通称タルンダ。
ボクサーとしての腕は天下一品!
天然?ガチホモ?だから何。

岳羽ゆかり。通称ビッチ。
ツッコミの天才だ。Nyxでもツッコんでみせらぁ。
でもモノレールだけはかんべんな。

俺たちは、道理の通らぬ影時間にあえて挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、特別課外活動部 S.E.E.S!
助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。



美鶴「・・・と、いうような内容のポスターを街中に貼り、
影時間に苦しむ人々からの救いの依頼を募ろうと思うのだが。」
天田「でも普通の人は影時間の出来事は覚えていないんですよね。」
美鶴「!……」
天田「影時間に苦しめられている人々がいてもそのことは覚えてない訳で。
そんなポスター見たところで何のことやらサッパリだと思うんですが」
美鶴「・・・シット!それは盲点だった」
天田「てゆーか特別課外活動部の存在って外部には秘密なんですよね。
秘密って言葉の意味わかってます?」
美鶴「……」
天田「・・・楽しいですか?」
美鶴「……チョットダケ」
785名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 00:01:01 ID:yQsXvVmc
ちょwAチームwww
786名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 00:05:44 ID:kPEXEqb3
>>784
えーと…特攻野郎Aチーム?
787名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 00:06:31 ID:3boYTEzB
今回の電車男SPのライバルキャラが
コミュレベル8に出てくる身なりのいい男を彷彿させた。
788名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 00:33:40 ID:cSMi7jDu
爺!爺ーッ!!
789名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 00:35:16 ID:ykVUuxko
>>787
捏造ドラマ見ずに特命係長見てたからワカンネ。今回も面白かった。
790名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 01:21:29 ID:8rNc3frt
南条くんってまかり間違うとコミュランク8男だよなw
791名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 01:53:06 ID:cA4gTNhE
「爺、爺〜!!」

男は少年と少女の前から走り去っていく。
そして二人の視界から離れたことを確認すると走る速度を落とし、やがて立ち止まった。
「やあ、こっちこっち」
と、道端に止まっていたワゴン車から初老の男が手を振っている。
「お疲れさんです」
そう応じてワゴン車に乗り込む男。
渡されたペットボトルのお茶で喉を潤すと、顔をひと撫でして付け髭を剥ぎ取った。
初老の男と二人、特に交わす言葉もなく、ワゴン車の後部座席でじっと待つこと数分。
今度はどこからともなく黒服にサングラスの男が現れ、ワゴン車に乗り込んできた。
「ご苦労だった。これが報酬だ」
手渡される茶封筒。今時現金支給かよ、と心の中で毒づきながらも、封筒の予想以上の厚みにほくそえむ男。
実際問題、少女の前で婚約者役を演じ、少女を怒らせる振りをして走り去ってくる、
それだけでこの金額は破格の待遇だ。
桐条の跡継ぎにどんな事情があるにせよ、また機会があればよろしくお願いしたいものだ。
そんな男の思考を読み取ったのか、
「つまらんことは考えるな。今日あったことは全て忘れろ。いいな?」
黒服はそう言うと、ワゴン車から出るようにあごで指示する。
何様のつもりだ、いけすかねえ。また心の中で怒鳴りつけながらも愛想笑いを浮かべて車を降りる男。
そして二人が降りるとすぐに車は走り去っていった。
爺役をつとめた初老の男と二人、共犯めいた視線を交わしてから別々の方向へ歩き出す。

携帯電話の呼び出し音が鳴っている。
それまで少年に愛くるしい笑顔を向けていた少女は、一瞬険しい表情を浮かべると電話に出た。
「私だ。・・・ああ、わかった。・・・何?そのまま帰した?
『禍根の芽は全て摘み取れ』。私はそう命じなかったか?二度目はないぞ?」
厳しい口調でそう告げると相手の返事を待つ間もなく電話を切る少女。
「なにかあったの?」
心配そうに様子をうかがう少年。
「ふふっ、何もないさ。何も。私と君の間に、問題など何も」
そういうとまるで聖母のような穏やかな微笑を浮かべる少女。
その笑顔には一片の曇りも疚しさもない。

ワゴン車を降りた場所からまだいくらも離れていないが、あらためて封筒の中身を確認する男。
何かやましいことでもなければ、こんな茶番にこれだけの大金は使うまい。
これはとんでもない金蔓をみつけたかもしれないぞ、と先程の黒服の言葉も忘れて男は笑い出す。
と、背後から突然聞こえてきたのは、車のタイヤがこすれる音、何かの破裂音、そして誰かの短い悲鳴。
男は振り返る。遠くに見えるあの車には見覚えがある。さっきまで自分が乗っていたワゴン車だ。
そして悲鳴をあげたのはさきほど分かれた初老の男だろうか。何があったのか、道端に突っ伏している。
ではあの破裂音は?
車はみるみるうちに近付いてくる。
男の横をすれ違う瞬間、窓が開き、皮手袋をはめた手が突き出される。
その手には拳銃。
そして破裂音。男は短く悲鳴をあげた。
792名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 02:54:08 ID:AMUDeYNL
いいね、黒い会長
正直序盤のゆかりが懸念していた会長のイメージ(強引なとことか)が、実際にこれ位
「目的の為には手段を選ばず」な性格でも良かったかもしれん
793名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 04:23:09 ID:Lc0zD0GN
怖ーよww
794名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 06:38:01 ID:3zdnI/gb
激しくGJなんだがこのイベントのあと会長は走り去ってたよーな気がすると無粋なツッコミをいれてみrうわなにをするやめ(ry
795名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 13:55:59 ID:p8pOHwSI
          テンタラフー  ''';;';';;'';;;,.,       テンタラフー      ザッ
                  ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ザッ
     ザッ            ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;          
                    ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;    テンタラフー
                     ,.〜^,.〜^,.〜^..〜^      ザッ  
                   ⌒vv⌒yv⌒vv⌒yv⌒vv、        テンタラフー
  テンタラフー         , '´ ̄`ヽ −^, '´ ̄`ヽ −^, '´ ̄`ヽ         
ザッ           ,‐ '´ ̄`ヽ ,‐ '´ ̄`ヽ ,‐ '´ ̄`ヽ ,‐ '´ ̄`ヽ
           ,‐ '´ ̄ ̄`ヽ__‐ '´ ̄ ̄`ヽ _‐ '´ ̄ ̄`ヽ    ザッ
              _, -─ - 、         _, -─ - 、         _, -─ - 、 ここどこ?    
              , '´        `ヽ    , '´        `ヽ    , '´        `ヽ  
 テンタラフー     /             ',   /             ',  /             ', テンタラフー
           i .人       `、  i  i .人       `、  i i .人       `、  i
           {イ\\r. _    i 、 ノ. {イ\\r. _    i 、 ノ {イ\\r. _    i 、 ノ
            从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'  从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'  从● `ヽ`ヽ  ノ ハ' 
            レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人  レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人  レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人
           >ゝ._) イレ. /ノ )  >ゝ._) イレ. /ノ )  >ゝ._) イレ. /ノ )
          く ン大ヒ ̄フ///ヽ  く ン大ヒ ̄フ///ヽ く ン大ヒ ̄フ///ヽ
.          </三.\/( く ミ  ゝ </三.\/( く ミ  ゝ</三.\/( く ミ  ゝ
796名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 14:24:35 ID:p8pOHwSI
            -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、              _, -─ - 、
            / /" `ヽ ヽ  \            , '´        `ヽ
        //, '/     ヽハ  、 ヽ         /             ',     
        〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|        i .人       `、  i  
        レ!小l●    ● 从 |、i|        {イ\\r. _    i 、 ノ  剣のサビにしてくれる
         ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│         从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'           
     /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !          レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人 
     \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│         >ゝ._) イレ. /ノ )  
.       /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |         く ン大ヒ ̄フ///ヽ
      `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |...        </三.\/( く ミ  ゝ
797名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 15:03:27 ID:0gV5bDaT
どうした甲斐町ww
798名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 16:55:55 ID:SDnFvp6T
             __ッ-ンュ_
             /        `ヽ、
          ///, , i/ ,. l | ヘ 、、、.ヽ
          i' ! !l.//,.く l | l l | l| l l ll
           | l l l,.ィ .l V l l ! l l l l!     本性を暴かれて逆上したな!
         V.lV ヽ.ノ,_,∨.l !.l //l,! 
          ヾ」      ∨l////
          | lヽ   L,  レレ'//
            :! lー-卞ーォ‐=T l
            ,ハL_l_ム_|___l ,l
            /  !::::::::ト、n」:::::::::lハ
         !   !  ̄ !7ハT¨ ̄|  ヽ
        l>〈:`:ー!.  ├‐イヽ  ,〉
799名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 19:41:35 ID:6ElzHih3
>>791
黒会長いいなwww
800名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 20:14:11 ID:fQxT7nq0
七夕のアレでやはりどうしても会長バージョンが見たい。
この際テレッテや肉の回想シーンでもいいから詳細を出して欲しかった。
801名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 20:17:53 ID:q+ayfh74
>>800
…テメェにゃ愛が足りねェ。
802名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 20:22:17 ID:Gnx3F9Hv
肉彦バージョンは昔誰か書いてたな。
ひんずーすくわっとの奴。
803名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 21:43:10 ID:uJBl6ESS
しばらく、屋上には、誰も来ないだろう。初めての職権乱用、というか、
少なくとも、このコミュイベントのヤマ場の最中に、そんなことを思
いはしない。思っても意味がないからだ。しかし私はその思っても意味のないことを思っている思ってい
る考えているそんなことを思うのはやめろとも思っている無駄なことを思っているもうやめろ今はキタローに
恋想いを告げることを恥考えねばなら愛いいぞ初めて尽くしだ驚いて喜んでそして
何をしていても君の事ばかりこのコンビネーションでほら言えた……。

美鶴「す、好き…です…」
804名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 21:50:19 ID:xIj+vrC5
>>803
夢枕獏とかマニアックなネタだなw
805名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 21:54:48 ID:Gnx3F9Hv
ほら入ったワロスwwwwwww
806名無したんはエロカワイイ:2006/09/24(日) 22:47:32 ID:tKSU5ut3
ttp://upld.dip.jp/moe/src/1159105528759.jpg

スレの最初のほうにあったコタローと美鶴がお風呂入ってたらってやつ。
807名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 00:26:18 ID:UlkSljUQ
>>806
ちょっとにんまりしちゃった
808名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 01:47:50 ID:TkjGzDNl
勢いは落ちたが少数精鋭な感じだな

>>806
エロいよりむしろあたたかい
809名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 20:04:10 ID:T0kbZuv6
なんかHEYx3見てたら
山田優が美鶴に見えてきた
810名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 20:16:01 ID:0pIC/URB
>>809
却下、であります。
811名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 21:05:50 ID:UecHenEw
>>809
ありえない…
812名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 21:10:22 ID:e0agNXWr
>>809はテンタラフーにかかっているだけさ
はやく誰かメパトラジェムを使ってやりなさい
813名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 21:10:55 ID:ksbBvSRX
>809
あんな蛙顔してねえよ
814名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 21:11:01 ID:1eg7YUmm
>>809
つスメルグレイビー
815名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 21:12:40 ID:QGxydRA/
所詮二次元しか愛せない人人々に
三次元話されてもついて行けるわけないだろう?
816名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 21:25:36 ID:0pIC/URB
いい猛反撃っぷりだな皆w
817名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 21:59:37 ID:e0agNXWr
全く話は変わるが会長って駄菓子屋に行くとブリリアント連発しそうだな
「こ、この味わいを10円で実現するとは・・・ブリリアント!」
ってな感じで
818名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 22:01:52 ID:c4iTdEqq
美鶴「10円でこれだけの物が…原材料、包装費、輸送費、人件費を考えると利益が(ry
819806:2006/09/25(月) 22:19:18 ID:TIG7851U
>>807>>808
アリガトウ!
改めてみるとママとコだったヨ!
820名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 22:51:54 ID:An4TPMPm
うまいBのことかー
821名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 23:27:28 ID:UlkSljUQ
>>819
俺はキタローと作った子供と一緒に風呂はいってるもんだとおもってた
822名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 23:31:32 ID:2gnf3rC/
美鶴「何?これはうまい棒というのか…安直なネーミングだが…
   いや、その安直さ、わかりやすさこそが親しみやすさに……」

>美鶴は何やら一人で興奮している…

 「落ち着いて」
 「全種類試してみる?」
ニア「俺のうまい棒はどう?」
823名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 23:36:24 ID:UlkSljUQ
>>822
ザ・ブロークン
824名無したんはエロカワイイ:2006/09/25(月) 23:38:37 ID:QGxydRA/
股間のうまい棒もブロークン!!
825名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:06:24 ID:ZWFzD0kh
会長の髪を結った姿がたまらん。
なぜだろう?その理由を科学的に考えてみた。

1.髪を結ったときのシチュエーションが良かったのではないか?
(夏といえば夏祭り・一年の計は初詣にあり)

2.うなじGJ!

3.髪を結ったときの服装が良かったのではないか?
(白の清楚な浴衣・黒の大人びた振袖)

4.うなじブリリアント!

5.髪を結ったことで頭部のボリュームが増し、代わりに首まわりが細く見えるようになる。
その頭・首・肩のボンキュッボン的黄金比。

6.リーダー!!敵タイプうなじ、強敵ですっ!気をつけてください!

7.「てめえらには、(美鶴のうなじに)もう指一本ふれさせねえ!!」


まあ、長々と何が言いたかったかっていうと、
2周目は会長のペルソナがチェンジできたらよかったのに、ってことなんだけどさ。
826名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:06:36 ID:TTmg4VqM
会長ってあんなにえっちなこと苦手なのに将来どうするんだろ
827名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:07:09 ID:F8G4aahA
・いみが わからねぇ
828名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:07:58 ID:Or8QAAx+
一周する毎にゆかり、テレッテ、肉彦、会長…とペルソナチェンジが可能となり、
最終的には全員がペルソナ付け替え可能となるのか

ただしペルソナの合体や付け替えはAIが自動でやる
829名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:16:17 ID:TTmg4VqM
会長ってあの寮内だと一番いい匂いしそう
シャンプーの香りがたまらん
830名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:31:30 ID:VfX7jzXZ
まるで香ったことのあるような口ぶりに嫉妬
831名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:34:26 ID:g8aIGrVr
肉の汗臭さとテレのイカ臭さとコロの獣臭と
アイギスの油臭とゆかビッチの香水臭さと風花の毒弁当臭
とかにも耐えられるんだったらいいよ
832名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:36:11 ID:+YzyfTOh
>>831
つまりこういうことか。寮内良い匂いランキング
幾月>会長>>>ガキさん>越えられない壁>ショタ>風花>>肉彦>ゆかり>アイギス>>イヌマル>>>テレッテ
833名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:43:38 ID:TTmg4VqM
>>832
一番左にその名を書き込まなければこんなに殺意は沸かなかった
834名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:47:23 ID:ZWFzD0kh
>>832
不等号は争いや憎しみを生むだけだって
コロマルが言ってた。
835名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:47:57 ID:IcLVGvkq
>>828
合体もAIが。

「君か、おかえり。
 それはそうとスカアハなんだが、コンセントレイトとテンタラフー
 加えて氷結ハイブースタと氷結ガードキルをつけて上書きしておいたぞ。
 ディアラハンと不屈の闘志、火炎耐性が消えてしまったようだが、
 何。ボス戦で使わないのならば問題あるまい」

「帰ってきたか。
 アナンタというペルソナだが、補助魔法や耐性が足りてないな。
 とりあえずタルンダと闇無効、光無効は入れておいた。ワクワクするだろう?」

「ペルソナカードで手に入れたティターニアを使って上書きを試してみました
 なにやら使える魔法の属性がよっつからひとつに減ったであります。なるほどなー」

「あ?リーダー様がなんか用かよ。
 おまえがいつも使ってるアリス、すげーことになってるから見てきたほうがいいんじゃねw」
836名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:53:02 ID:Oe9kykTF
天野くんいいによいー
837名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 00:59:19 ID:x8nScgZC
「リーダー。耐性よりも無効や反射のほうが有効だって知らなかったんですか?
僕なんかよりずっとペルソナ付け替え暦長いのに、おかしいですね。
あ、そうそう、ディオニュソスにつけてた火氷風耐性、
僕が全部無効に上書きしといてあげましたからw」
838名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 01:10:47 ID:2i0+BfTx
いらん事を・・・w
839名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 01:13:41 ID:dRFkFcQ0
>>835
テレッテ死んだなwwww
840名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 01:13:42 ID:TTmg4VqM
姉ちゃんの部屋から香水パクってきて、疑似会長(布団)にふりかけて抱きしめて寝るわ
どんな匂いの会長作ろうかな〜 オヤスー
841名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 01:14:29 ID:ZWFzD0kh
それが>>840の最後の言葉だった・・・
842名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 01:14:39 ID:bw1nibND
>>835
スレ違いかもしれんが
おまえの発想力には負けた。完敗だ。
843名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 01:16:08 ID:ZICGmY+m
その夜>>840は幾月に膝枕される夢を見たという
844名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 02:49:26 ID:2GCIrAmv
>>837
          __,,......,,,,___
        ,.'7'::::::::::::::::!:::::`ヽ.
       /::::!:::::::::::::::::::!:::::::::::::i
      ,.!:::::i:::::::o:::::::_」:::_;;:::: ) ( 、
     ./`.7-i-r‐ r‐ 'i_! !ハ ⌒ ヽ.
     i  !/!,_,ハ_ハ,.-' -‐'‐ i__! i.  ',
     ! i  !.´ __、    ',.-- 、 i i i   !
     `'7ヽ!.'´ `      "ノ / i イ
      !. ハ"    '___  くン 、/'´
       ヽ,ヘ.>..  ヾ ..ノ ,.イ/
          .`>, -=´_,.!-、
  r-、       _,く`' ーrr-'":::::〈ヽ、.__
,,..-ヽ;:`ヽ.  ,.イ´::::::>-‐-<-‐'":::::::/ `ヽ.
-‐::::::i::::::::i / !;:::::::! i´ ̄`i i::::::::::::;::!   i

   _  / ____!___ヽヽ| ヽヽ ── .____|___
    `X  ____|____ .├--  ̄ ̄i.  /|  `ヽ |
   /  \.  |    |    __ノ / 」   ___ノ でございます
845名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 03:00:20 ID:F8G4aahA
なんだこのテレッテ真っ黒だwwww
846名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 04:03:55 ID:lkq/4CaI
>>835
アリス「ぅうっ…グス…あのね、おヒゲのお兄ちゃんがね、アリスをね…い、いっぱいいじったの…いらない子だからって…いろんなことされたの…」

あれ?なんか殺意の波動が…
847名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 06:45:48 ID:pFg0w2n7
ウチのアリスはレベル72あるから、順平にはいじれないな。
順平のレベルはアリスの半分以下だしw
848名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 08:01:07 ID:o01/Wuf8
育ててやれよw
849名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 08:43:01 ID:2GCIrAmv
>>847
ふ、うちのテレッテはレベル7だぜwww
850(-_-):2006/09/26(火) 15:10:00 ID:1aa9yit8
ここはイラスト投下していいのですか〜…が、しかしイラストの投下の仕方が解らない…誰か教えてください。
851名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 15:17:31 ID:K7G0IqQx
適当なUPローダーに上げてURL貼り付けるといいよ
あとメール欄に「sage」って入れるといいよ
852(-_-):2006/09/26(火) 15:22:34 ID:1aa9yit8
あっちなみにどんなイラストかっつーと、メイドコスした美鶴です♪美鶴LOVEなんで。
853名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 15:24:42 ID:rpogEJxL
まず、画像を準備する
画像の形式は、jpg、gif、pngなどでファイルサイズは100kb以下程度に抑える

アプロダを探す。とりあえず下のアプロダ辺りでいい
 ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/

階層下っていって、1mbアプロダに行き
 ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/upload.html
参照ボタンを押してアップロードするファイルを選び、適当なコメントを入れて、Upload
成功すると一覧にアップロードしたファイルが出てくるので、そのリンクで右クリック「ショートカットのコピー」
これで画像のURLが得られるので、レスに貼り付け
854(-_-):2006/09/26(火) 15:24:46 ID:1aa9yit8
有難うございます!
……ところで、UPローダーって何ですか?どうすれば出来るんですか?
855(-_-):2006/09/26(火) 15:35:51 ID:1aa9yit8
さっそくやってみます。
有難うございました!!
856名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 15:38:35 ID:AWxEot+a
いろんな意味で楽しみだ
857名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 15:40:38 ID:g8aIGrVr
なんか怪しげな感じが…ageてるし
皆がハングドマンにならないように祈ってる
858名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 15:57:22 ID:qmT9foh0
妙にテンション高いとことか、>>851の話全く聞いてないとことか、
>>856-857! オラもドキドキしてきたぞ!
859名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 17:48:17 ID:txFB9Mf3
いや、こういう控え目な人に限って神な作品を投下する割合が高い気がする。
860(-_-):2006/09/26(火) 18:00:59 ID:1aa9yit8
…すみません、出来ません、もしや…携帯からじゃ出来ないのですか??
俺の携帯が悪いのか…?
861名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:03:55 ID:1aa9yit8
…。
862名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:04:39 ID:0K5rDcKf


       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
     ̄´´
863名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:09:52 ID:ijLjlkb1
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
     ̄´´
864名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:11:54 ID:sqlJ9fej
携帯で絵描けんの?
865名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:13:05 ID:sqlJ9fej
[email protected]
ここに添付してメールすれば一応携帯からでもうpできるが
866(-_-):2006/09/26(火) 18:16:15 ID:1aa9yit8
すみません×2!!
…つか、すごい見せたいんですが…(T_T)
神?とまではいきませんが同人誌とか描いてるし、売れてるので……そこそこの画力はあります、もうちょっとよく調べてみます!!すみませんでしたm(__)m
867名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:20:16 ID:+qdd+mez
おまえら乙w
868名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:20:58 ID:Hu14s6mY
やばいワロタ
869名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:21:45 ID:o2XnvaeJ
とりあえずsageることは覚えてくれたようで。
アト一歩だ!
870名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:32:32 ID:zQnw/LjW

     ,ィ´ ̄ ̄ ̄``ヽ
    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  厶 -…ー─‐--、:::::::::::|
∠___,ィ´ ̄ ̄ ̄`ヽ、\_}
   | <●) /、(●>、 ||||    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |  ,, <、_,> ヽ、,   |  < 頼むぜオイ
   |   ト‐=‐ァ'   .::::|    \_____
   \  `ニニ´  .:::/
   /`ー||||||||/―´´\
871名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:35:09 ID:8DgonYpT
いい意味でも悪い意味でも痛快な馬鹿だな。応援してやってもいいぞ。
872名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:37:17 ID:dte4QlI3
>>866
お若いの、半年R(ry
873名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:47:37 ID:lkq/4CaI
稀に見るいい流れだったwww

>>866
いろいろガンガレ。超ガンガレ。
874名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:52:38 ID:mxgZHYVa
こういうのをグダグダって言うんだね!
875名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 18:56:59 ID:xk48hGAL
ここまでアレだと逆に叩かれないんだなwwwwwwいい発見をしたwww
876名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 19:02:45 ID:pPKW4w4b
なんだろうな。懐かしいものを見た思いだ。
877名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 19:08:57 ID:8yhbd5ro
何だこの流れwww
>>866にはぜひがんばって欲しいwww


同人誌書いてるんならサークルのHPとかないのかな?
878名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 19:22:37 ID:g8aIGrVr
売れっ子同人の人が2chのsageとか知らないもんかね?
879名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 19:28:34 ID:PQwcJ8hj
GJ!
面白かったぜ!
880名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 19:28:49 ID:eF3KCVbu
>>878
2chとは何か、世間の基準との差は何か?
…今のお前はそれを、見失っている。
sageを知らない人もいるもんよ、生暖かく見守ろうぜ。
881名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:06:19 ID:ZppAwBz3
おい、俺すごいこと考えたぞ!

>>866をドジっ子みちゅると思えば許せるどころか萌えるんじゃね?
882名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:12:44 ID:eF3KCVbu
>>881
マジ天才だな。さあ、脱ごうか。
883名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:12:52 ID:zQnw/LjW
              _, -─ - 、
              , '´        `ヽ
            /             ',
           i .人       `、  i
           {イ\\r. _    i 、 ノ
            从● `ヽ`ヽ  ノ ハ'    すみません×2!!
            レ⊃、_,、_, ⊂| /`' 人 …つか、すごい見せたいんですが…(T_T)
           >ゝ._) イレ. /ノ ) 神?とまではいきませんが同人誌とか描いてるし、売れてるので……
          く ン大ヒ ̄フ///ヽ そこそこの画力はあります、もうちょっとよく調べてみます!!
.          </三.\/( く ミ  ゝ すみませんでしたm(__)m
884名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:16:52 ID:g8aIGrVr
どっちかというとドジッ子やら同人誌やらは風花っぽいけど…
なんとなくだけど会長の絵はチドリ以上の奇才を発揮すると思う
885名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:19:46 ID:8yhbd5ro
>>884
いや、待て!
むしろ嫌がる会長に無理矢理絵を描かせてしかもそれが小学生並みの絵で
だから言ったのにって拗ねる会長の方が萌えるではないか!
886名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:21:46 ID:dte4QlI3
キタローに強制されていると考えてみろ、という事か。
887名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:22:05 ID:Cmii+A1m
>>885
嫌がる会長に無理矢理何かを強要できるなら絵じゃなくても萌えると思うんだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
888名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:38:23 ID:eF3KCVbu
>>887
「美鶴の知識は 私に崩される為に築いてきたんですものね」
「いつもの力が出せれば…こんなキタローなんかに…!」
「よかったじゃないですか ペンタブのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、同人誌を用意しろ。みんなで絵の勉強だ」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「美鶴の生ラフ画ゲ〜ット」
(いけない…!美少年のイラストを描くのがとても上手いのを悟られたら…!)
「生美鶴様のペン入れを拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…ペン入れしちゃう!」
「おっと、インク瓶に当たってしまったか。黒いシミがいつまでもとれないだろう?」
「せっかく描いたのに(´・ω・`)」
889名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:39:36 ID:g8aIGrVr
テレビとかでよくある
○○を思い出して書いてみようコーナーみたいに
美鶴画伯として弄りまくれるのですね
890名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:40:31 ID:zQnw/LjW
>888
最後ワラタ
891名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 20:53:17 ID:LAJawCom
絵描き歌をいっしょにやって
「頑張って書いたぞ!」
「はい、画伯」
って言われる会長を妄想した
892名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:08:14 ID:v3FwLTZL
会   長   の   ス   プ   ー
893名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:09:28 ID:kys9Oc/8
キタローが寮の外で絵を描いてるところに
モデルを志願する美鶴。
で、描き始めるんだけど、
通りかかるゆかり、風花、アイギスもそれぞれ自分を描いてくれって主張し出して、
結局へたれてコロマルを模写するキタローの姿が浮かんできた。
894名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:25:45 ID:h4g8ahoY
>美鶴がなにやら絵を描いている・・・
「ああ、君か。どうだ中々の出来だろう?」
>激震のギガスのようだ
「しょ、処刑するッ!」

乙タラフー
895名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:26:31 ID:saqK9ujk
>>892>>894=スプーのギガス
896名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:37:10 ID:8yhbd5ro
美鶴「キタロー、何をしているんだ?」
キタロー「絵を描いてる」
美鶴「キタローは美術部にも所属していたな。部活動の一環か?」
キタロー「ただの趣味。美鶴も描く?」
美鶴「い、いや。私は別に・・・」
キタロー「一緒に描こ?」(満面の笑み)
美鶴「う・・・わ、わかった」

キタロー「できた」
美鶴「ほぉ、さすが美術部、うまいな」
キタロー「美鶴は何を描いたの?」
美鶴「ひ、人に見せるような絵ではないさ」
キタロー「見せて」(スケッチブックを奪う)
美鶴「キタロー、止めっ!」
キタロー「・・・・・・」(そこには小学生並みの画力でキタローと美鶴がキスをしている様が描いてあった)
美鶴「///」
キタロー「美鶴・・・」
美鶴「わ、笑ってもいいんだぞ・・・」(涙目)
キタロー「キス、しよっか?」
美鶴「えっ・・・///」

こうですか?わかりません!
897名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:48:52 ID:XkeJSQIx
こうしてスレに平穏が戻ったのである
898名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:56:05 ID:j+kwdYvF
しかしそれは長くは続かなかった…
899名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:58:21 ID:E4uHCgDZ
EMPRESS 画伯のギガス Lv:99 HP:6666 MP:6666
アタック:打撃 力99 魔66 耐99 速66 運66
斬打貫火氷雷風光闇
無無無――――弱反
スキル:マハラクンダ マハスクンダ ムドオン マハムドオン デビルスマイル
セクシーダンス メギドラオン チャージ アカシャアーツ ムドブースタ

モナド5Fの番人って感じだな
900名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 21:59:34 ID:dte4QlI3
>>899
番人だけどハマオン?
901名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 22:00:42 ID:8yhbd5ro
つ回転説法
902名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 22:05:46 ID:kys9Oc/8
>>896
で、チュッチュッした後。
美鶴「・・・キタロー」
キタロー「何?」
美鶴「私の絵はその、あの・・・あ、あれだったわけだけど、・・・えーと、キタローは何を描いたんだ?」
キタロー「・・・いや、僕のは・・・」
美鶴「・・・そうか。私には見せられない絵なのか」
キタロー「そんなわけない!・・・でも、今はまだ恥ずかしいっていうか、その・・・」
美鶴「む、なんだかはっきりしないんだな。・・・えいっ!」
キタローの弱点を突いて転倒させると、彼のスケッチブックを奪う美鶴。
美鶴「どれどれ・・・」
キタローのスケッチブックをペラペラとめくる美鶴。
美鶴「え?」
そこに見つけたのは、色んな姿、色んな場所の自分。

昔懐かしい民家の縁側に腰掛けて団扇を手にした美鶴。
海辺で、腰まで水に浸かってこちらへ水をかけるような仕草をしながら、嬉しそうに微笑む美鶴。
ひまわりの並ぶ花畑を背景に笑顔を見せる美鶴。
紅葉が美しい京都の町並みにたたずむ着物姿の美鶴。
・・・。

キタロー「いや、あの、美鶴先輩のイメージを絵にしたら、その、こうなったというか・・・」
美鶴「・・・ここに描かれているのは、実際には行ってない場所ばかりだ」
キタロー「う、うん。それは、先輩に合うと思った場所を僕が描いただけだから・・・」
美鶴「・・・てほしい」
キタロー「え?」
美鶴「本当にこんな場所にいる私を、描いて欲しい!」
キタロー「え?・・・う、うん。僕も描きたい!」
美鶴「いつか、一緒に」
キタロー「うん、一緒に行こう。色んな場所へ。二人で」
美鶴「ああ」


バカップル万歳。
903名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 22:49:47 ID:dwV9moik
\               U         /
  \          ./;^~~ノ''~\     /
            ///人 ヽ ',
           //i_ ../ ヽ i  i,      /    _/\/\/\/|_
    \    ノ//,.{0}  /¨`ヽ !ハ}.i i ,ミヽ    /    \          /
     \ / く l.!.  ヽ._.ノ  レ ', ゝ \       <テンタラフー! >
     / /⌒  l.ヽ `ー'′ l /   \ \    /           \
     (   ̄ ̄⌒        ) >⌒ ̄ _)    ̄|/\/\/\/\/ ̄
      ` ̄ ̄`ヽ        !( ./´ ̄
           |        ミ  |  
  −−− ‐   ノ          |
          /            ノ        −−−−
         /           ∠_
  −−   |    f\      ノ     ̄`丶.
        |    |  ヽ__ノー─-- 、_   )    − _
.        |  |            /  /
         | |          ,'  /
    /  /  ノ           |   ,'    \
      /   /             |  /      \
   /_ノ /              ,ノ 〈           \
    (  〈              ヽ.__ \        \
     ヽ._>              \__)

904名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 23:12:11 ID:zQnw/LjW
\               U         /
  \          ./;^~~ノ''~\     /
            ///人 ヽ ',
           //i_ ../ ヽ i  i,      /    _/\/\/\/|_
    \    ノ//,.{0}  /¨`ヽ !ハ}.i i ,ミヽ    /    \          /
     \ / く l.!.  ヽ._.ノ  レ ', ゝ \      キタローは俺(プレイヤー)だから美鶴も俺の嫁! 
     / /⌒  l.ヽ `ー'′ l /   \ \    /           \
     (   ̄ ̄⌒        ) >⌒ ̄ _)    ̄|/\/\/\/\/ ̄
      ` ̄ ̄`ヽ        !( ./´ ̄
           |        ミ  |  
  −−− ‐   ノ          |
          /            ノ        −−−−
         /           ∠_
  −−   |    f\      ノ     ̄`丶.
        |    |  ヽ__ノー─-- 、_   )    − _
.        |  |            /  /
         | |          ,'  /
    /  /  ノ           |   ,'    \
      /   /             |  /      \
   /_ノ /              ,ノ 〈           \
    (  〈              ヽ.__ \        \
     ヽ._>              \__)
905名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 23:14:01 ID:eF3KCVbu
>>903-904
ちっくしょおおおおおお!
906名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 23:14:56 ID:g8aIGrVr
>>903
これが美鶴画伯の自画像ですか?
907名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 23:32:45 ID:v3FwLTZL
>>903
この自画像はトムですか?
908名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 23:36:16 ID:E4uHCgDZ
>>907
いいえ、それは狂乱のマリアです
909名無したんはエロカワイイ:2006/09/26(火) 23:48:45 ID:VfX7jzXZ
>>903-904
萌えた
910名無したんはエロカワイイ:2006/09/27(水) 00:06:31 ID:gWiMzFno
そういえば絵をうPするとか言ってたのは釣りだったの?
911名無したんはエロカワイイ:2006/09/27(水) 00:14:15 ID:SJQHIO1M
866の流れはどこ吹く風か・・・
みんなそうやって僕のモトを離れていくのね・・・
ああ。悲しきは別れ。
912名無したんはエロカワイイ:2006/09/27(水) 01:22:02 ID:y/I266MZ
\                U         /
  \   ∩∩   ./;^~~ノ^^\      /
      |_:|_:|   //人 ヽ  ',
    /^/^, .l .|   // _.. .ヽ   ',       _/\_/\_/\/|_
    しし' __ つ  ,.{0}  /¨`ヽハ i      \               /
     ヽ  ノ   l.!.  ヽ._.ノ  レ ',      <  終わらせる!!  >
     .|  |     l.ヽ `ー'′ '/     /              \
     (   ̄ ̄⌒        ) >⌒ヽ    ̄|/⌒\/\/⌒\/ ̄
      ` ̄ ̄`ヽ        ! ( / ヽ
           |        l (  | ̄ )
  −−− ‐   ノ         ミ /-─´
          /            ノ        −−−−
         /           ∠_
  −−   |    f\      ノ     ̄`丶.
        |    |  ヽ__ノー─-- 、_   )    − _
.        |  |            /  /
         | |          ,'  /
    /  /  ノ           |   ,'    \
      /   /             |  /      \
   /_ノ /              ,ノ 〈           \
    (  〈              ヽ.__ \        \
     ヽ._>              \__)
913名無したんはエロカワイイ:2006/09/27(水) 01:24:28 ID:y/I266MZ

\                U         /
  \         ./;^~~ノ^^\      /
            //人 ヽ  ',
            // _.. .ヽ    ',       _/\_/\_/\/|_
            ,.{0}  /¨`ヽハ  i      \               /
            l.!.  ヽ._.ノ  レ ',      <  コンセントレイト!!>
            l.ヽ `ー'′ '/ |     /___              \
          /⌒       ) > ⌒ヽ    |/⌒\/\/⌒\/ ̄
         / /       ! ( /ヽ ヽ
         ( 〈.|       ミ  |  \ \
  −−−   .\\|         |    \ \/)――----
         /  ̄ ̄       ノ     \   三)
        /           ∠_       ̄ ̄
  −−   |    f\      ノ     ̄`丶.  \
        |    |  ヽ__ノー─-- 、_   )  \
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    /  /  ノ           |   ,'
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   /_ノ /              ,ノ 〈          
    (  〈              ヽ.__ \        
     ヽ._>              \__)
914名無したんはエロカワイイ:2006/09/27(水) 01:31:00 ID:UIGpIC3N
        ___
    /´. _, -―-、ヽ、
  ./  l´[☆ィTfヘマ、 ヽ
 |  | |ィケリノ |ト}!l|
 | _| レァ予  伝yリ|    ,..、
  | fr| 《{_丿   Ljハ‖  _,ノ/`il  / / 、``_ .┼┐
  | ゞ||'''  r‐ァ`,ツイイ´  ハ il   /   |     / /
 |  | 「`}T 云'I「|{ {::::{   V リ  \
 || N {`ヾー弋イノ`衣√`ヾノ
  从 |、
915名無したんはエロカワイイ:2006/09/27(水) 01:34:51 ID:ztGeGlx7
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|  / ̄ ̄ ヽ,  |   
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リ   `ー'′   ',|
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916名無したんはエロカワイイ:2006/09/27(水) 01:42:35 ID:DzGYsUVA
>>912-913
微妙に髪あるのが無性に腹立つwww
917名無したんはエロカワイイ
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
     ̄´´

絵がこないのでこけておきますね。