_______________________________________
||
|| Q・霊使いたちの公式設定ってないの?
|| A・関連OCGカードのイラスト以外、彼女たちを縛る設定はありません。
|| あなたの想像力の赴くままに、彼女たちの物語を創っていってください。
||
|| Q・この作品の霊使いたち、俺のイメージしてたのと違うんだけど。
|| A・公式設定がないため、霊使いたちの性格は人によって千差万別です。
_..|| 度を過ぎた自分の妄想の無理強いはやめましょう。喧嘩御法度。
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ 。Q・アウスってレz
!リ !゚ ヮ゚从 / A・wN#[]-ノj ガッ
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノi_____________┬───┬__________________
└く/_|j┘リゝ .| |
`゙し'ノ .| |
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
5 :
j:2005/10/14(金) 02:58:43 ID:NGH/Unk4
m
>>1 乙!
まさかここまで発展すると思わんかったw
前スレで質問が多かったのでまとめとく
【霊使い関連のカード】
TLM(ザ・ロストミレニアム)
地霊使いアウス
水霊使いエリア
火霊使いヒータ
風霊使いウィン
CRV(サイバネティックレボリューション)
地霊術−「鉄」
水霊術−「葵」
火霊術−「紅」
風霊術−「雅」
EEN(エレメンタルエナジー)
憑依装着−アウス
憑依装着−エリア
憑依装着−ヒータ
憑依装着−ウィン
補足:グレファー関連のカード
SC(ストラグルオブカオス)
戦士ダイ・グレファー
光の護封陣
連合軍
305(闇魔界の脅威)
堕落(グレファー堕落する)
炸裂装甲(堕落したグレファー大暴れ)
CRV(サイバネティックレボリューション)
ディメンション・ウォール(異次元の女戦士に襲いかかる)
EEN(エレメンタルエナジー)
二者一両損(荒野の女戦士に襲いかかる)
8 :
名無したんはエロカワイイ:2005/10/14(金) 15:36:08 ID:NLGf1Vzh
>7
まとめ乙!
改めてみると、グレファーろくでもねえやつだなw
あげちまったスマン
・「強欲な壷」を割ってしまい、弁償させられるイベント
・クラスで飼っていたプチモスが究極完全体グレートモスになっちゃうイベント
・魔のデッキ破壊ウイルスで先生達が倒れる。四人でウイルスを駆除するイベント
・おジャマトリオの悪事を止めるイベント
・7(セブン)を三つ集めて一攫千金を狙うイベント
前スレより
ヒータ
_ノ,
ヾ'´ 7ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ イノノl/!)〉ゞ | な……なんだよ。
. 从jリ゚Д゚从 < 私の顔なんて見てて楽しいか?
/´|)∀)'´|) | ……も、物好きな奴だな。
|_,ノ)___|._ノ \_____________
└く__i┘
し'ノ
エリア
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!リ !゚ ヮ゚从 < あ、マスター、どうかされましたか?
/´|)丗)'´|) \______________
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
ウィン
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ 。゚ノリ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ ./´|) Y)'´|) <ここで、点呼をとったらどうでしょうか?
|_,ノj_|._ノ \______________
└く/_|j┘
し'ノ
毒舌verアウス
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
wN゚[]-ノj -3 < ……もう…私はレズではないというのに
/´|)丗)'´|) \_______________
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
. し'ノ
お休みウィン
_
くヽ'´ ヽ Z
〃!ミiノノ从))〉 z
.(ヽノノi从!-ヮ-ノリ z
と《,/_(⌒|)yノ|)
 ̄
扇風機ウィン
_
くヽ'´ ヽ アーアーミナサンコーンーニーチーワー
〃!ミiノノ从))〉
ノ /i从!*゚ヮノγ⌒'ヽ ヾ
ノノ !⌒|)Y)´i ミ(二i
,! _,ノ_|._ゝ,,_| |ノ ソ
∠.</Ο/つ r-.! !-、 ブ〜ン
゙ー-−
>10
「魔」のデッキ破壊だと
霊使い達にも影響が
「死」でいいんじゃね?
15 :
704:2005/10/14(金) 17:56:39 ID:FbIXo422
「では、これより地属性の授業を始める。――おや? 君は昨日の……」
カオス・ソルジャー先生の視線が俺に向けられる。俺は小さく頭を下げてそれに応えた。
「まぁ、いい。しっかりと聞くように」
カオス・ソルジャー先生はそれだけ言って黒板に向き直った。無関心というか、なんというか……。
「カオス・ソルジャー先生って、無愛想なのか?」
俺は隣に座っているアウスに小声で話しかける。
「う〜ん、元々無口な人だから」
アウスが困ったように言う。
カオス・ソルジャー先生の授業は、たしかにわかりやすかったが、淡々と進むので面白みがなかった。
いや、先に受けたハーピィ先生の方が異常だったのか……?
そのせいか紫炎の影武者や女王の影武者など一部の生徒を除いて、カラテマンや音女など、ほとんどの生徒が退屈そうにしていた。
「ん、君は……ようこそ、炎属性の授業へ。わたしが炎属性担任のミスターボルケーノだ。ま、堅苦しく構えなくていいから。
なにか分からないことがあったらヒータに聞くように。分かったね、ヒータ」
「はいはい」
ヒータは面倒くさそうに言った。ズイブンと親しいように見える。
「知り合い?」
「いとこ。なんでこの学園に転勤して来たんだか……」
頬杖をつきながら面白くなさそうにため息を吐くヒータ。これはヒータがちゃんと授業に出るか心配して転勤して来たのか?
ボルケーノ先生の授業は紳士的で、時々笑いを交えながら楽しく授業が進んだ。
それにしても暑い。周りには逆巻く炎の精霊やビッグバンガール、超熱血球児や炎の女暗殺者がいたから当然かもしれないが。脱水症状を起こしそうだ。
「あら、また会ったわね。覚えてる? あの時生徒会室にいたんだけど」
「あ、はい。海神の巫女先生、ですよね?」
「当たり。担当はまぁこの時間にこの教室に来たから分かると思うけど、水属性の教師をしているわ。よろしく」
巫女先生はウインクしながら言った。第一印象、胸が大きい……もとい、優しい先生だ。
巫女先生の授業は常に笑顔が絶えず、ウンディーネや氷、アイルの小剣士やウォーター・エレメントは実に楽しそうだった。
「さて、これで四つの属性は終わったな。あとは光と闇か。なぁエリア、光と闇の教室ってどこなんだ?」
「ん? あともうその二つだけ? そうね、先にどっちを受ける?」
「そうだな……光を受けるか」
俺がそう答えると、エリアは少し笑った。
「気をつけてね〜、光属性の先生は学園でも屈指の変わり者らしいから」
「え、そうなのか? どんな先生?」
「それは行ってのお楽しみ。で、どうする? 闇属性に変える?」
「いや……どうせ受けなきゃいけないし、どんな先生かも気になる」
「そう。じゃあ同じクラスのピケルに案内してもらって。多分そろそろ教室に忘れ物を取りに行ってるころだと思うから。闇属性は隣の教室ね」
「わかった」
俺はそう言って教室を出た。それにしても疲れた。あっちに行ったりこっちに行ったりで、まともに休憩する時間がない。こんなこと毎日続けられないぞ……。
早く自分に合った属性を探そうと、俺はその時強く誓った。
ようやく四属性の先生紹介終了。残るは光と闇、そしてグレファー(笑
そういえば
>>7さんのグレファー関連に一つ追加。
ガーディアンの力
士気高揚(羽扇を持って二の腕を誇張)
があったはず。
あと、今日も時間がないのでネタバレのは書けそうにないです。
少し目を離したら2スレ目行ってるし・・・。
つうことで
>>1乙
17 :
創造の魔術師:2005/10/14(金) 18:30:43 ID:MOp2W/bD
>>1乙です。
>>15GJ!やっぱ、主人公も巫女先生のアレに目が・・・
>1
乙!!
20 :
想像人:2005/10/14(金) 19:59:36 ID:L1XQ1E5S
はたき落としにもグレファーでてるよ。
今更だがお休みウィン頭がずれてたので修正しますた。
_
くヽ'´ ヽ Z
〃!ミiノノ从))〉 z
.(ヽノノi从!-ヮ-ノリ z
と《,/_(⌒|)yノ|)
 ̄
23 :
言霊:2005/10/14(金) 21:23:59 ID:x5Pq4tUR
>1さん 乙
>704さんGJ
やっとカイバーマンの出番か?キタイシテルww
月の女戦士は出てくるかな?
アウスごめんねアウス
全スレ1000サンダーGJ。
そういやサンダーはそよ風の精霊・薄幸の美少女の精霊と一緒に暮らしてるんだったか。
ウラヤマシス……。
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj | | ガッ
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>24 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
連続スマソ
今気づいたんだが、まとめサイト、現行スレと前スレが逆になってるんだが……。
30 :
前スレの1:2005/10/14(金) 23:09:06 ID:mYBFzMuH
このスレってロムってる奴少なそうだな。
それだけ皆真剣にシナリオ等を考えてくれてるって訳か・・・
まぁ、案を投下してもこのスレの住人はマターリだから叩くことも無いだろうし。
そして
>>1乙。
スレ立てた当初は糞スレ呼ばわりされて叩かれるかなと
恐れてたんだが・・・2スレ目に行くとは(嬉しい意味で)予想だにしてなかった。
おまいらいい奴らだ。゜( ノД`)゜。゜このスレを今後とも宜しく頼む。
31 :
前スレの1:2005/10/14(金) 23:11:58 ID:mYBFzMuH
その意味で
>>1の文章に救われた気がしたよ・・・本当に涙出てきた。
乱文乱雑の下らない演説スマンかった。
これからは普通の「名無し」に戻るよ。
>>31 一応俺が
>>1だが涙流して感謝しなければいけないのはむしろ俺だ
>>31が最初にスレ立てたおかげで今俺はここにいられる
>>1の文章も前スレの奴が考えてくれたので苦労しなかった(勝手に改変したけどw)
改めて前スレの>>1である
>>31とここの住人に感謝を込めて
『ありがとう』 これからもマターリと語り合っていきませう
33 :
7:2005/10/14(金) 23:45:00 ID:g9FDfHJe
>>15 GJ!
次回はいよいよカイバーマンとピケたんが登場か…
そういや前スレではピケルがチビの先輩って設定があったがアレは生かされるのだろうか
士気高揚は素で忘れてたスマソ
チビがコンプレックス(『チ』の字を言っただけで反応する)なピケルも良いな。
堕落と炸裂装甲の香具師がグレファーだと初めて知った
グレファー・・・
36 :
言霊:2005/10/15(土) 09:47:50 ID:R4HOAFiw
霊使いのネタが無い〜ι
MAD作って見ようと思ったがついでにOPでも作ってみようかな?(キタイシナイデ
あと、思ったけど、今、東京に向かう電車の中でフト?このゲーム(なる予定w)のタイトルって無いよな?とか思った!
ネーミングセンス無いから思いつかないι
タイトル無しでとりあえず挑戦してみる!
今日は遊戯王の大会見に行くから明日からネタ探し始めるよ!(長文スマン
そのくらいなら長文とは言わないのでは?
タイトルは無しでいいと思います。
OPに期待・・・はしないでMADに期待www
38 :
言霊:2005/10/15(土) 10:05:18 ID:R4HOAFiw
即レスが♪
dクス!
ところで、ネタ探しだが情報で前のデュエルモンスターズでドリアードが出てたと聞いたが何話か分かる人います?200話近くあるからわからんι
杏子が使ってたんだっけ?
ハイプリーステスならバクラが(心変わりと併用して)使ってたの覚えてるけど
ドリアードは知らない
龍族はどちらかというと敵には回って欲しくないかも・・・
龍族は敵味方どちらにも関与しない高潔な種族って事で。
そんでもって龍族の最終進化体が光龍と闇龍。
41 :
想像人:2005/10/15(土) 11:55:16 ID:t5E4+L3X
どうしようもないくらい強い相手に
霊使いの四人が力を一つにして必殺の
「風林火山」をする・・というネタを想像しました。
それでもダメならさらに強力な
「エレメント・バースト」
でもこれだと四人みんな逝ってしまうか・・
ドリアード先生なら一人でも使える予感。
全く無関係だが、金木犀の香りがあちこちに漂っております
|
| ヴァンパイア・ベビーの攻撃力:700
| 霊使いの攻撃力:500
| 結論、霊使いはヴァンパイア・ベビーの奴隷。
\_________ _________
∨
_
,.'´ ヽ ,,,,
!=;イノノノ)ゞ _ r' んそヽ
!リ !" o 从 ._ヽl o`´o|フ_
/´|)丗)'´|) `-,,( v-v )-'
|_,ノt丗|._ノi /:::/:::○:/|
└く/_|j┘リゝ. /:::/::::/::/:::|
`゙し'ノ く::/:/:::/:::/::|
____∧______
/
| はい・・・その通りです・・・
|
44 :
704:2005/10/15(土) 15:26:29 ID:sZYrEGEI
「え〜と、ピケルさん……ですか?」
「はえ?」
俺は自分の机の中を手探りでなにか探しているピケルに声をかけた。
「あ、君は昨日の。初めまして。あたしピケル」
「どうも、初めまして」
「それでどうしたの? そろそろ授業が始まるころだけど……って、あ! そうだ! あたしも忘れ物があって来たんだった!」
そういうとピケルは再び机の中を探し始めた。しかし、それほど探しているのに見つからないのなら、別の場所ではないのか?
「あ、あったあった」
ピケルはそう言って、机の中からではなく横にかけているかばんの中から目当ての物を取り出した。
なぜ机の中を探しているのにかばんの中の物を見つけられるのだ? 謎だ。
「で、なに?」
「えっと、光属性の授業を受けたいんですが、教室の場所が分からなくて……」
「あぁ、そうなの。えっとね、光属性の教室は、この先の階段を上がって右の通路を――」
「え、いや、ピケルさんも今から行くのでは?」
「あ、そうもそうだね。じゃついて来て」
天然……なのか? ちょっと話しづらい。
「それと、『さん』なんてつけなくていいから。みんな『さん』呼ばわりされるのはヒステリック天使先生だけで十分って思ってるし」
天然ゆえか、口が滑らかだ。
「貴様は……フン、オレの授業を受けるとは、なかなか利口だな」
初対面の相手に『貴様』呼ばわりされたのは、初めてだった。
「いいか! 戦いとは力と力のぶつかり合いだ。だがそこには時に美しさも要求される。
その点も踏まえ、まさにブルーアイズは完璧といるのだ! よいか! 真の強者になるためには――」
この後、カイバーマン先生の力説が授業終了まで延々と続いた。どこかで見たような性格なのは、気のせいだろうか……?
聖なる魔術師や吸収天児、大盤振舞侍やきまぐれの女神たちは、カオス・ソルジャー先生の授業以上に退屈そうだった。
まさか、いつもこんな授業(?)なのか? 学園屈指の変わり者というのにもうなづける。
「ようこそ、闇属性の授業へ。担任のブラック・マジシャンです」
「その弟子で教師見習いのブラック・マジシャン・ガールです。よろしくね」
ブラック・マジシャン先生とガールはそう言って握手を求めてきた。律儀な人たちだな〜と思いつつ、二人と握手する。
「ま、リラックスしていていいから。私は魔術の担任でもあるから時々いないけど、その時はこのガールがこの授業をするから」
「まだまだおししょ〜さまには及ばないけど、その時もよろしくね」
本当に律儀な師弟だ。
「席はクランの横にでも座りなさい。クラン、よろしく頼んだよ」
「は〜い」
俺はクランの隣りに座る。よろしくと言うと、クランはこちらこそと返してくれた。
ブラック・マジシャン先生とガールの授業は、とてもわかりやすく楽しい授業だった。
見習い魔術師や見習い魔女、魅惑の怪盗やエンジェル・魔女も楽しそうに授業を受けていた。
45 :
704:2005/10/15(土) 15:27:36 ID:sZYrEGEI
「なぜだ、女生徒諸君!」
属性授業も一通り受け終わり、今度はクラス全員で受ける必修科目の体育を始めようとしたが、
校庭に集まった瞬間意味不明な声が聞こえた。
「女子生徒はブルマ着用だといつも言っているのに、なぜ誰一人として着ていないのだ!」
セクハラとも思える発言をしているのは、グレファー先生だ。そういえばこの先生、生徒会室にいた時もハイテンションだったなぁ。
「せんせぇ、もう諦めて授業始めません?」
「男子は黙っていろー!」
疲れないのかと疑問に思うくらいハイテンションぶりだ。
「君、もうちょっと下がった方がいいぞ」
その時、後ろから声をかけられた。そこにいたのは、ゼラの戦士だ。
俺が後ろに下がるとほぼ同時に、頭上からグレファー先生に向かって火球が降って来た。見事に直撃。
上を見てみると、二階の窓からボルケーノ先生が顔を出している。
「グレファー殿、もう少し真面目に授業をして下さい」
それだけ言うと、ボルケーノ先生は窓を閉めた。
というか、グレファー先生はもうすでに気絶していると思うので、聞こえてないと思います。
「こうなったらもうほとんど自主だから、適当に走って終わろうぜ〜」
ゼラがそう言うと、クラス全員がグレファー先生をしり目に校庭を軽く走り出した。俺もそれに続く。
「ありがとう。なんか色んな意味で助かった気がする」
俺はゼラに併走して言った。
「ん? あぁいいって。それより現実世界の話、なにか教えてくれよ」
「いいけど……その前に、ちょっと気になることがあるんだけど」
「なんだ?」
「さっき気づいたんだが……学園中に取り付けられている、あの機械みたいなのってなに?」
学園の周りには、虫のような足がついたアンテナみたいな物が多数設けられている。正面だけではない。裏側にもありそうだ。
「あぁ、あれか。その内わかるって」
ゼラは少し笑いながら言った。結局の所、答えてくれない。
「ふぅ〜……」
一通り授業もすんで、俺は窓際で一人のんびりと外を眺めていた。学園は小高い丘の上に建てられているらしく、
目の前には海が広がっている。学園の裏手には山が。寮制でなければ、来るのにかなり大変そうな地形だ。
「キレ〜な海だな〜……」
現実世界に、これほど青くキレイな海がどれほど存在するだろう。沖縄の海のような、澄んだ色だ。
その海から、なにやら鳥のようなものが飛んで来る。……否、鳥ではない。あれは――
「暗黒魔族ギルファー・デーモン!?」
青い海の向こうから、三匹のギルファー・デーモンが学園へと迫っていた。
ピケルとクランの登場ですが、イマイチでしたな。特にクラン。どうもシーンが思い浮かばない……( ̄〜 ̄;
グレファーもう〜ん……もっと壊したかった(ぇ
さてはてようやくギルファーが登場です。=戦闘です。ギルファー、グレファー、う〜ん……。
それと、ピケルのチビ先輩ネタ、すみません生かせませんでした……(つд`
ピケルを先輩にすると出番がほとんどない……。いや、しなくても少ないけど(ォィ
>>43 | ……とりあえず、グレイモヤの刑ね。
\__ _____________
∨
γ_ _
,.'´ ヽ ,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ !=;イノノノ)ゞ ボカーン
wN#[]-ノj !リ !;゚ ヮ从ハッ 从;;⌒)
/´|)丗)'´|) /´|)丗)'´|) `(⌒;从;;⌒´´?
|_,ノt丗|._ノ .|_,ノt丗|._ノi (⌒`(⌒;从;;⌒;)?
└|__T_|┘ └く/_|j┘リゝ ("⌒从("⌒;(⌒)⌒)ノ
. し'ノ .`゙し'ノ ("⌒从(´⌒;;;从⌒))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>43 ┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 速攻魔法、「頼もしき守護者」を発動!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
このターンのみ攻撃力が700ポイントアップだ!
>>43 ヒント:霊使いの守備力は1500
>>47 突進だろ?
>>704 ピケルが先輩だってことを主人公は知らないから、
外見で判断して「ピケルちゃん」とか言わせr(ry
49 :
704:2005/10/15(土) 16:31:41 ID:sZYrEGEI
グレファーの決死の行動のより、主人公たちは無事学園にたどり着いた。だがそこにいたのは、学園を攻撃する冥王竜と、それを傍観しているガンドラに対し、
満身創痍な先生たちだった。主人公たちも加勢するが、状況はまるで変わらない。
その時、霞の谷からアームド率いる風のモンスターが、海からウォーター・ドラゴン率いる水のモンスターが援軍に来た。
アームドとウォーターの参戦により、なんとか冥王竜を倒すことができた。しかし今度は、今まで傍観していたガンドラが、
冥王竜を上回る攻撃を仕掛け、再び形勢は逆転する。
もはやダメだと誰もが諦めたその瞬間、天より一条の光が差し、ガンドラを貫いた。天空より舞い降りた青眼の光龍により、ガンドラは倒れた。
その光龍こそ、かつてカオソルをその背に乗せ、ともにF・D・Gを討ち果たした青眼の究極竜が進化した姿だったのである。
冥王竜とガンドラを倒したのもつかの間、ついに終焉と開闢が学園に降臨した。光龍はカオソルの意志を継いだ主人公と四人を乗せ、終焉と開闢に決戦を挑む。
光龍と終焉、二つの強大な力がぶつかり合い、大地をも震わす。主人公と四人は振り落とされないよう必死にしがみつくことしかできなかった。
戦いながら、光龍は終焉と開闢に言った。お前たちはすでにこの世界に存在しない者たちだ、と。終焉は驚いたが、開闢は悟っているかのように動じなかった。
終焉は否定するかのように、光龍へ激しい攻撃を放つ。だが一つたりとも当たらない。
開闢はただ黙って剣撃を放った。終焉より正確に、光龍へと放たれる。
光龍は開闢の方が厄介だと判断し、主人公に終焉の背に乗り移り、開闢を倒すよう言い放つ。
最初は無理だと言うが、開闢への怒り、グレファーの復讐、そして学園のみんなを守りたいという思いから、主人公は決意する。
光龍は一瞬の隙を突いて終焉に近づき、主人公は終焉に飛び移った。終焉の背にて、対峙する二人。
主人公、開闢にカオソルのこと、グレファーのことを問いただすが、何も答えない開闢。イラ立ちを覚える。
カオソルの剣で開闢との決戦。が、その力の差はあまりに大きかった。なすすべなく倒れる主人公。
しかし、それでも主人公は開闢に挑み続けた。帰らぬ者、学園にいる者、そして何より四人のことを思いながら。
そしてついに主人公の剣は開闢を斬る。だがその一撃は、開闢がわざと避けなかったようにも見える。
主人公、なぜ最後の一撃を避けなかったと聞くが、やはり答えない開闢。その口元は少し笑っている。
開闢曰く、現実世界で禁止カードとされたカードは、この世界では存在が難しいらしい。禁止カードとは、存在の否定という意志があるから。
開闢は主人公にそのことを教えると、自らの剣を終焉の心臓へと突き立てた。悶え苦しむ終焉。そして、主人公を終焉の背から降ろす開闢。
地上へ真っ逆さまだったが、四人と光龍により無事助けられる。
光龍は真上にいる終焉に照準を合わせ、光の一撃を放つ。終焉の背で、開闢は小さく言った。
いつか我々の存在が許される次の時代まで、眠りにつこう、終焉。
閃光の中、断末魔と共に終焉と開闢は消えた。そこで主人公の意識は暗転する。
数日後、グレファーの葬礼が行われた。みな涙を見せ、グレファーのいない棺に花をそえる。
と、その時、扉を勢いよく開ける者がいた。そこにいたのは、戦士ダイ・グレファー。グレファーはあの時、融合を解除して難を逃れていたのだ。
ただ学園に帰って来るのがかなり遅れたらしい。本人曰く、隠れていたわけではないとのこと。
グレファーの生還に、再び涙を流す先生と生徒たち。だが誰一人としてグレファーの胸の中で泣こうという者はいなかった。
しかし誰もがグレファーの勇気を称えていた。翌日、いつも通りのグレファーに、誰もが前日の言葉を撤回した。
イヤ〜、ムダに長い話でしたな。それに萌えが少ない感じがあるので、外伝または番外編として書いた方がいいかな。できれば三人称で書きたいし。
一応自分の頭の中にはトゥルー、ハッピー、バッドの各EDが思いついてますが、続きが書けるのはハッピーのみ。
しかし自分はこれをトゥルーで終わらすつもりなので、実質的に書けない。けどまぁ、それはそれ、これはこれ。
本編中に書けなかったネタとかもあるし、書くとしたら何事もなく書くでしょう。
あらすじだけ見るとなんか霊使いが脇役n(ry
グレファーに感動ww
開闢と終焉はもう帰ってこなくていいよ(´・ω・`)
>>49のところどころに霊使いに萌えられるような台詞があれば文句無し。最高。
異次元のひずみから荒野の女戦士を仲間に誘う奇抜な衣装を纏った赤髪の少年。
グレファーに対抗すべく荒野の女戦士の決断は!?
>>45 期待してます
がんばってください
前スレでギルデモ出してって我侭いった者より。
あ、すでに出てたのか、スレ汚しスマソ
wq
早くフラッシュ化しないかなぁ〜
日に日に厨スレになっていく…
元々住人の平均年齢は低そうだから仕方あるまい。
初期の過疎状態の時よりはまだいいと思うんだが……。
60 :
想像人:2005/10/15(土) 22:49:26 ID:bdldsGbN
>>45 ついに戦闘ですね、期待してます。
ギルファーの効果を生かして一匹倒されるごとに
だれかに取り付いて弱体化されるというのはどうでしょう?
クランはツンデレっぽいけど
それだとヒータと被るな・・・
/\
/┴┬\
,,,,,,.......,,,,....,,,,,,,/┴┬┴┬\ ../\....▲...,,,,,,,,,,,,,,,,,,
___ ::::::;;;: :: ::::::. :::::;;;;;;;; ::::::::::;;;;;;;;;; :::;;; :::
/i_¶____il\__:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;;;; :::;;; :::
//Φ Φi_| ヽ:::: :; ;::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/人 Д /,,_|. :: :; < アウスたん!ボクと憑依して下さい!
て,,,Шて,,_ノて_人:: :; ;|
:::::: ::::;;;:::: : :::: :::: ::::::;;;;;;;;;::::::\______
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj | | この変態スフィンクス!!
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>63 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
66 :
創造の魔術師:2005/10/16(日) 04:31:10 ID:oDI1CFi8
>>704 グレファーかっこいいな
なんかグレファーが主y(ry
数日後のグレファー葬式は本編よりも「学園のその後」みたいな感じで出した方がいいんじゃね?
グレファーのキャラが強烈すぎて霊使い達がかすn(ry
青眼の光龍はカイバーマン先生の授業の話にちらっと出てくるとかいう伏線出してもいいな
気にいらんかったらスルーしてくれ
>>58 そういうことを言うおまいが一番厨。
ここは霊使いにハァハァするスレだぞ。
72 :
704:2005/10/16(日) 17:29:06 ID:/truFh8W
学園中に、警報器の音が耳をつんざく勢いで響く。
『悪魔族襲来、悪魔族襲来。戦闘教員及び特別戦闘生以外の教師と生徒はただちに地下シェルターへ避難して下さい。
繰り返します――』
俺の真後ろを、たくさんの生徒たちが慌てた様子で走って行く。しかし、今の俺にそんなことはどうでもよかった。
目の前に迫る、三体のギルファー・デーモンに釘付けにされていた。それに対し、戦闘態勢を取るフリード校長ら一行。
そして、戦いは始まった。
「さぁ皆さん、恐れることはありません。校長先生たちが必ず悪魔族を退治してくれますからね。いない人はいませんか?」
「! 先生! 現実世界から来たあの人がいません!」
「なんですって!?」
「そんな……私たち、探して来ます!」
「あっ、待ちなさい! エリアさん、アウスさん、ヒータさん、ウィンさん!」
「先生、オレも行って来ます!」
「ちょっ、ゼラさんまで! ダメよ! あなたはいつか……!」
ヒステリック天使先生の制止を振り切り、エリアたち四人とゼラが俺を探しに地下シェルターから出たというのは、あとで知ったことだ。
ギルファー・デーモンの一体が激しい炎の柱をフリード校長たちに向け振り下ろした。先生たちは散開し、それを避ける。
ギルファー・デーモンの残り二体が、離れた先生たちに対して同じように炎の柱を振り下ろす。さらに散開して避ける先生たち。
そしてまた最初のギルファー・デーモンが攻撃を仕掛けようとしたが、フリード校長がその容姿とは裏腹に高い跳躍をし、
先に剣で斬りかかった。だが相手は空中を自由に飛びまわれる悪魔族、少し高度を上げてフリード校長の攻撃を軽々と避ける。
フリード校長の攻撃に続き、ブラック・マジシャン先生を筆頭に魔法使い族の先生たちが多彩な攻撃を放つ。
しかし、三体のギルファー・デーモンはそれらの攻撃を巧みに避けていった。かなり息が合っている。
73 :
704:2005/10/16(日) 17:29:51 ID:/truFh8W
「ムッ! アニキ、二時の方角に敵影確認!」
「よぉし、いっちょかましてやれ!」
「おう! 暗黒魔炎葬(ギルファーフレイム)!」
ギルファー・デーモンの火柱が、俺へと放たれる! とっさに腕で顔を隠した。
だが、ギルファー・デーモンの攻撃はまだ来ない。見ると、学園の周りは防護壁のようなバリアーが一面に張られていた。
それは、学園の至る所に設置されていたあの機械――マジック・ガードナーから出されているものだ。
ギルファー・デーモンの攻撃はそこで止まっていたが、それも時間の問題だというのは明白だった。防護壁にヒビが入っていく。
早くここから逃げなくては、とは思っているが、足が動かない。脅えているのか、それともある種の感動を覚えているのか、自分でもわからない。
そうしている内に、ガラスが割れるような音と共に防護壁が砕けた。その音で我に返ったが、もう遅かった。
今度こそ当たる! と思ったが、なにかが横っ腹に追突して来た。そのおかげでギルファー・デーモンの攻撃を避けられる。
「なにやってるんだよ! バカ!」
「……ヒータ……?」
俺に体当たりして来たのは、ヒータだった。よほど怖かったのか、目には涙がにじみ出ている。胸が当たっているのは、黙っておこう。
「ヒータ! 大丈夫!?」
ヒータが来た通路から、エリア、アウス、ウィン、そしてゼラの声がした。見ると、その間の廊下は半分ほど崩れている。
防護壁でかなり弱まったとはいえ、丈夫な造りだ。
「ほら! 早く立って! シェルターに案内するから!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
ヒータは俺の腕を引っ張って走ろうとしたが、俺はその場に留まった。この戦いを、最後まで見ておきたい。
「あれ、はずれた。やっぱあの壁ジャマいな〜」
「後ろががら空きですよ」
「!」
ブラック・マジシャン先生は一体のギルファー・デーモンの後ろにすばやく回り込み、攻撃の態勢をしていた。
「黒・魔・導(ブラック・マジック)!」
「ぐぅぅぅ……!」
ギルファー・デーモンは反射的に守備の構えをして、ブラック・マジシャン先生の攻撃を耐える。
「兄弟! チッ、一旦引くぞ!」
リーダーと思われるもの(といっても外見はほとんど同じだが)がそう言うと、三体のギルファー・デーモンは学園を去って行った。
一人称での戦闘シーンってムズイね〜、書きにくいったらありゃしない。
ギルファーたちの声はまぁ、主人公の耳がいいということで(ぉ
実際はフリードたちに向けられた攻撃をメイセイが呪符で防御するっていうシーンも考えてたけど、自分の技術不足ゆえカット。次の機会に。
それと
>>53さん、ギルファーの口調ごめんなさい、勝手な思いつきです(つд`
自分の中では悪魔族のギャグ担当みたいな位置になっちゃったので(ぉ
74 :
62:2005/10/16(日) 20:56:11 ID:YIiGGbbF
>胸が当たっているのは、黙っておこう
ヒータは胸を触られて怒るが主人公は「なにもなかったぞ」と言ってさらに怒る。
>>73 よほど怖かったのか、目には涙がにじみ出ているのは、俺?ヒータ?
そりゃヒータだろう…ですよね?(;゚Д゚)
漏れもヒータに一票
けど想像するとつくづくおいしい状況だな
まずい。主人公を殴りたくなってきた
81 :
704:2005/10/17(月) 00:48:02 ID:3Z91Bz33
>>77 ヒータです。以前いじめられているヒータを助けたらちょっと泣く、というイベント案の名残です。
>>80 つ主人公
>>80 俺も主人公にブラックコアを食らわしたくなってきたが、こらえろ同士。
主人公=自分だと思え
83 :
創造の魔術師:2005/10/17(月) 01:41:56 ID:CRe8nzlE
前の海神の巫女先生といいヒータといい主人公は胸がお好きなご様子・・・そのうち、巫女先生の胸を見ててエリアが嫉妬して怒るイベントとかあってもいいかもなぁ〜
84 :
765:2005/10/17(月) 04:11:48 ID:YA8QIx4C
>>704様
一人称の戦闘描写………
戦闘シーンの形容詞は出来るだけ簡潔かつインパクトの強い物…まぁ『比喩』辺りが適役のようで。
少々過激な比喩でも積極的に使っても大丈夫なようです。
いかに無駄な心理描写を省きつつ、読者に緊迫感などを伝えるか。
むしろどう「省く」かが重要になりやすい(心理描写がメインで、そもそも情報量が多いから)
だそうです。
一応バランスをとる手法として技の効果などの説明文は一連の動作が終わった後にかくという物があるそうで。
つまり、新技をうったその瞬間には『それがどの様な種類の技で、どのような原理で敵にダメージを与え、またその目的と・・・』と言った様な上方は書かずに、
純粋に映像的(もし映像化するとしたら必要な情報だけ)な物のみを描写してスピーディを取って、一段落した後に、残った情報を書くという手法。
これは常套手段の様な物だそうで……
と、某小説講座からコピーしてきたものばかりで申し訳ないですが。
主人公の心理と風景の描写をどのタイミングでどうするか。
情報量のバランスなどを見直しつつ書いてみては……?
とりあえずしばらくは書き続けて慣れていってください………
>>704さん
そろそろまとめに小説を載せようと思うんだけど
どう区切って載せたらいいですかね?
主人公も所詮年頃・・・エロいんだな(´・ω・`)
主人公がエロいのはありきたりであまり好きじゃないんだが、
描いて貰っておいて文句は言えないな。GJ。
俺の考えてた主人公は、
たまたま四人の着替え最中に部屋に入っても取り乱すことも無く
「あ・・・ゴメン」って言って立ち去る感じだった。
色恋沙汰にまったく関心が無い感じ。
それゆえにヒータに「もう・・・少しは気づいてよ・・・。」っていわれる。
>>82 ありがと
それで自分を納得させるよ
>>86 心の中ではエロいコトも考えているけど
行動は人の良さから色恋沙汰に興味がないようになってしまうって感じだったら
86の意見とエロ主人公が共存できるが…
それじゃあ主人公がむっつりスケベになってしまうよな
むしろムッツリスケベキャラにw
だいたい男はエロいんだよ普通。
90 :
53:2005/10/17(月) 19:31:26 ID:PRdRxCt8
>>73 いえいえ、出してもらえただけでも本当に嬉しいので。
ありがとうございます(´;ω;`)
>>90と同じく感謝。
ちょびっとだけど(だがそれがいい)、
わざわざハーピィ・ガールタンも出してくれたし。
良心的な書き手がいてくれて本当に良かった。
なりきりスレにヒータンが帰って来たぞ
主人公はエロキャラ!
主人公はエロキャラ!
94 :
704:2005/10/17(月) 23:10:33 ID:3Z91Bz33
……………………。
俺は今、校長室でフリード校長と一緒にいる。部屋には俺たち以外、誰もいない。
「まぁ、今回君は悪くない。むしろ、我々の方に反省すべき点がある。すまなかった」
フリード校長は申しわけなく言った。
「だが、今後は警報が鳴ったらただちに避難するように。私は――いや私たちは、生徒たちの犠牲は絶対に出したくないからね」
「はい……」
フリード校長はそう言ったが、俺の心は今この場にはなかった。昨日の戦い……俺が普段遊んでいる遊戯王カードのモンスターたち……
そのモンスターたちが、正真正銘、本当の命の取り合いをした事実、それに少なからずショックを受けていた。
だがそれ以上に、ヒータに助けてもらった自分を恥じていた。俺はこの世界では、守られるだけの存在なのか……あんな小さな少女たちにも。
……それは、イヤだ。
「校長」
「ん?」
これは、男のプライドとか、そんなんじゃない。ただ純粋に、彼女たちを、みんなを守ってあげられる存在になりたい。
「俺に、剣術を教えてください」
「なに……?」
「俺、みんなを守りたいんです。助けられる存在じゃなくて、助ける存在に。そのための力を、俺は持ちたい」
「…………」
「この世界で、力を持つことは悪いことじゃないと思うんです。俺はその力で、俺が助けられる存在を、助けたい。……ダメですか?」
「……彼と、同じことを言うのだな……」
「え?」
「……よかろう。君に、一振りの剣を授ける。その剣で、君の助けたい存在を、助けなさい」
「ありがとうございます!」
俺はフリード校長の言葉に、心の底から感謝し、深く頭を下げた。
それにしても、さっきフリード校長が言った一言は、なんだったのだろう……。
「さて、どんな剣を渡そうかねぇ」
フリード校長はそう言いながら、壁際に歩いて行った。そして壁の一部を強く押すと、本棚が動き、
その後ろにはびっしりと剣やらなにやらが立てかけられていた。
「私の趣味は、こういった武器や装備品の収集だからな。この世界の武器が色とりどりだ。これでもまだ一部だがね。
ハーピィ君のあの服も、ここにあった物の一つだよ。いつの間にか彼女の私服となっているが」
稲妻の剣にダグラの剣、銀の弓矢に灼熱の槍と、本当に現実世界なら即銃刀法違反で捕まりそうな武器がびっしりとある。
「君、剣術を習ったことはあるかね?」
「え? あ、いえ」
「なら、私のお古でいいだろう」
目の前にある多数の武器に圧倒されているのに、フリード校長はそんなことはお構いなしに聞いてきた。
かけてある武器の中から剣を一本取り、俺へと差し出す。
「持ってみたまえ。あぁ両刃だから気をつけるように」
俺は差し出された剣を、両手でしっかりと握ってみた。フリード校長が手を離すと、ずっしりとした重みが両手にかかる。ゆっくりと剣先を上げる。
「スゴイ……手になじむっていうか、持ちやすい」
「そうだろう。昔、まだ私がこの世界を放浪していたころの剣だ。思い出深いものでね、今でも大切に手入れをしているのだよ」
「いいんですか? そんな大切な剣を……」
「大切だからこそ、君に使ってほしいのだよ。より大切な意志がある君に」
「……ありがとうございます」
俺がそう言うと、フリード校長はにっこりと笑った。
95 :
704:2005/10/17(月) 23:11:50 ID:3Z91Bz33
「あぁそうだ。剣術の指導員だが、私が直に教えてあげてもいいのだが多忙でな。グレファー君にでも頼んでみたまえ」
「え……?」
グレファー先生の名前に、俺は戸惑う。あの先生に教えてもらう……?
「ん? どうしたのかね?」
「あ、いえ……」
「グレファー君の剣の腕前はなかなかだぞ。かつて闇竜族の暴乱の際、カオス・ソルジャー君と同じく連合軍に参戦していくつか武勲を立てたからね。
腕は私が保証するよ」
いえ、違うんです、校長……。たしかに腕はいいかもしれませんが、それに反比例して性格が……。校長は知らないのか?
「ま、とにかくグレファー君に話してみたまえ」
「はぁ……」
俺は剣を持ってトボトボと扉へ歩いて行った。運良くグレファー先生に教えてもらえるとして、ちゃんと指導してくれるだろうか……。
「あ、それと、一つ聞きたいことがあるのだが」
「はい?」
扉に手をかける直前に、フリード校長は言った。
「○○という人物を、知っているかね?」
「え……それって、俺のじいちゃんの名前ですけど」
俺の何気ない一言に、フリード校長は目を見開いて驚いた。なぜ、俺のじいちゃんの名前を、フリード校長が知っているんだ?
「あ、あの……? 校長?」
「……いや、いい。もう行きたまえ」
「はぁ……」
フリード校長はそう言って後ろを向いた。いったい、どうしたのだろうか……?
「……彼は、ドリアード君の言うとおり、現実世界へと帰れてたのだな……。私とドリアード君と共に、ハ・デスを封印した彼は……。
そして、あの子は彼の……。何という、運命のいたずらか……」
最近忙しい……祭りの時期だから当然だが(−−;
今回萌えられる要素がない(つд` フリードとの会話だけ。すみません(;;
いくつか複線が出たけど、まぁいいや。
それと
>>765さんありがとう、参考にしてみます。生かせるかどうかは別として(ダメジャン
>>85さん、適当でいいです、長い話しもあれば短い話しもあるし。大まかな所で区切って下さいまし。
>ハーピィ君のあの服も、ここにあった物の一つだよ。
ワロスwwwなにやってんだよ校長wwww
97 :
704:2005/10/18(火) 00:34:31 ID:+bfVTeTs
再び学園に来襲するギルファー三兄弟。それを迎え撃つべく、ブラマジを筆頭に主人公と四人も参戦する。
激戦の末、ついにブラマジがギルファーの長男と次男を撃破する。しかし、三男だけは取り逃がした。
その時から、ブラマジの様子がおかしくなる。息が荒くなり、苦しみだす。ついには倒れてしまった。
診断の結果、これはギルファーが死んだ時に放たれる呪いということが分かった。解呪を模索するが、この呪いは簡単に解けるようなものではない。
弟子のガールが懸命に看病をするが、一向に治る気配はない。それを心配し、ガールの妹であるマジシャンズ・ヴァルキリアが励ます。
主人公たちも図書館で色々と調べるが、進展はなかった。
数日後、兄たちの復讐に燃えるギルファー三男が再び現れた。その手にはデーモンの斧が。
解呪の方法を聞きだそうと主人公たちも参戦するが、斧を装備したギルファーの力は絶大だった。
その時、床に伏せっているはずのブラマジが呪いで弱っている体を引きずりながら、主人公たちの前に現れる。
愛する生徒、そして学園を守るため、ブラマジは最後の力を振り絞ってギルファーへと特攻する。
ギルファーから浴びせられる攻撃をギリギリで避けながら、ブラマジは攻撃した。だがブラマジの攻撃はギルファーの持つ斧をはじくことしかできなかった。
攻撃して隙だらけのブラマジに、ギルファーがトドメの一撃を放つ。攻撃をまともに受け、ブラマジは散った。
しかし、ブラマジの真の狙いは、ギルファーの体にメイセイ直筆の魔法封印の呪符(仮)を貼りつけることだった。
これで、ギルファーを倒しても呪いは発動しない。ブラマジは自らの命を散らしてまで、学園に住む人々を守ろうとしたのだ。
大粒の涙を流しながら、ガールはギルファーにトドメを差した。
ギルファーを倒して、主人公たちはブラマジへと駆け寄る。リリーを呼びに行ったが、もう誰の目から見ても助からないということは明らかだった。
ブラマジはガールに後のことを託し、逝去した。
それから数日後。ブラマジの葬儀が執り行われた。全校生徒が涙を流し、ブラマジの死を悼む。
その時、扉を開ける者たちがいた。そこには、ブラマジの父である黒衣の大賢者を始め、兄弟である黒の魔法神官、黒魔導の執行官、混沌の黒魔術師、
マジシャン・オブ・ブラックカオス、ブラック・パラディン、ブラック・フレア・ナイト、ブラック・マジシャンズ・ナイト、パンドラ版ブラマジがいた。
みなブラマジの死を聞きつけ、世界各地から飛んで来たのだ。目の前にあるブラマジの棺に、みな涙を見せる。
しかし全ての悲しみを押し退け、悪魔族が大軍で攻め寄せて来た。学園最強であるブラマジが死んだことで、一気に制圧できると思ってのことだった。
悲しみはあったが、ブラマジの命を無駄にしないためにも、主人公たちは戦おうと立ち向かおうとする。
しかし、ブラマジの父と兄弟たちが自分たちだけでやると申し出て、悪魔族の大軍に九人だけで挑んだ。
最初は無謀とも思えたが、その心配はなかった。世界最強とも誉れ高いブラマジ一家の前に、悪魔族の大軍はものの数分で壊滅状態に追いやられた。
そのブラマジ一家の秀麗優美な戦いぶりを見て、ガールは天に召されたブラマジに誓った。
師に恥じない弟子として、師にも劣らない魔術師になる、と。
開闢と終焉の次の話、のつもりでしたが開闢と終焉の話は長すぎるのでカットします。
別のあの話悪魔族も出ないし、本編が終わった後でもいいかな〜と思うので。とりあえず一回終わらせます。
さて、ブラマジ死んじゃった。あぁ石を投げないで……。この話も四人に萌えれる場面がないな〜、まぁガールで勘弁。
否、ガールに萌えれる場面も少ないか? う〜ん……いかん、シリアス物になってってる(−−;
皆さんの萌えられるような場面(一話作れるぐらいのは無し)ってどんなのですか? チマチマとでも入れていきたいので……。
あと、ギルファーの呪いを防ぐ『何か』の案もよろしく。
封魔の呪印
聖なる輝き
悪魔払い
スキルドレイン
らへん
_
γ´ `, '>
〈(((从ヾミi `、
|l、゚ 。゚i从iヽ、ヽ
. (|`(Y (|`ヽ `'
ヽ|_iヽ_|
|l_ヽ>┘
ヽ∪
萌える場面
前スレにもあったが衝突イベント
主人公が4人の誰かとぶつかって胸に顔を埋めて倒れる(以下略
ギルファーの呪いを防ぐ物
う〜ん 思い付かない…
設定を生かしてお爺ちゃんから貰った御守り(または形見とか)を主人公が持ってて
呪いを受けるがそれの力で助かった みたいなのはどうでしょう?
>ギルファー効果
月書や亜空間等でのリセット効果の起用。
霊使いに萌えられるとか萌えられないとか以前に
出てきてすらないのはどうなんでしょう・・・。
俺はヒータちゃんが居るだけで萌えますよw
102 :
765:2005/10/18(火) 10:34:08 ID:Oeg0WkFj
おおまかな所を書いてもらっただけですし704様のストーリー面白いですw
霊使い達も上手く活かしてくれると思います……w
描写力はかいてくうちにどんどん上がるでしょうし……
103 :
AA作った人:2005/10/18(火) 12:44:56 ID:aus6DZkY
>>99 左向きにしにくいAAにしてしまってスマソ……。
前から左向きも作りたいと思ってたんだけど、ムズくて放置してる(´・ω・`)
スケスケガラスの鎧その場しのぎ
裸の王様でセクハラ
武装解除でぬぎぬぎ
105 :
想像人:2005/10/18(火) 16:34:50 ID:06imBe/t
>>97 呪いを防ぐ案を3つほど想像しました。
1,「魔法除去」で呪いを解除
2,「魂の開放」で兄弟の魂ごと現世から取り除く
3,「光の追放者」を呼んで呪いをかける以前に除外する
3は墓地には行かずゲームから除外することで効果は
不発という感じで思いつきましたがこれは無茶か・・
いつも小説乙です
戦闘パート有りにしたからか、戦闘パートが主になっちまってるな。
ストーリーのあらすじだけしか見てないからまだわからないんだけど、
最初は、霊使い4人との会話をメインの話だった・・・・・よな?
戦闘関係で燃えてる俺ガイル。
けど萌えは捨てられない俺モイル。
戦と恋愛の両立ってむずいね。
最初はラブコメ予定だったっけ
KOIZUMIさんってマジネ申だな……。
ウィンかわいいよかわいいよウィン
先生達がでしゃばりすぎ。
もっと霊使いを前面に出せば戦闘パートも問題ない。
霊使い以外(例えばヒステリック先生とかガール)に萌えられる場面があってもそれはこのスレからすれば板違いなんだよね。
>>109 禿同
裏表紙のウィンたんスゴ杉
萌えるもんすあず2激しくキボンヌ!
>>110 704さんのストーリーという骨に俺たちが霊使いに萌えられるイベントという肉をつけてやればいいではないか!
・・・とは言うものの俺はセンスないんでパスです。すんません
・・・学校を夏休みにすればいいじゃないかw
そうすれば先生達も出さなくていいしな。
純粋に霊使いとイチャイチャするようなバカゲー的な話でもういいよ、とか思っちゃう俺はイケナイ子。
114 :
想像人:2005/10/19(水) 20:06:57 ID:UljEfFZK
前スレで主人公の名前を募集してたけど
この件は結局、どうなったんでしょうか?
>>113 スレの趣旨に沿うならそれが一番だろうな、今のままでも面白ければ問題はないが
116 :
想像人:2005/10/19(水) 20:29:40 ID:UljEfFZK
>>113 いいと思うよw
夏休みだったら海に行く話とかで主人公が
水着姿の霊使いに囲まれるとかで自然に萌え的な話になるかと。
最近、先生のストーリーが濃い気もしてしたし。
この前、霊使いの絵にそっくりなタッチの絵を見つけたんだが。
線や影のふいんき(何故かry)がかなり似ていた。
確か、絵の描き方の本だったかな。
流れぶった切ってスマソ。
>>111 あの画力でこんなマイナージャンルの本出してくれる人ってホント貴重だよな。
2の予定はまだないらしいが、のりさんが乗り気ならまた合同誌で出るかも試練。
それと、たこぷっぴ〜さんも霊使いのみんなを描いてくれないかなと思うけふこの頃。
119 :
704:2005/10/19(水) 23:02:27 ID:zuRq/E1A
「あの〜グレファー先生」
「ンンッ! いいぞ〜女生徒諸君、清らかな汗をたくさん流すのだ!」
「え〜っと先生」
「すばらしい、スバラシイよ諸君!」
「先生!」
「ジョギングは健康にいいよ、うんうん。運動とは日々の生活に必要なことなのだよ」
ダメだこりゃ。
俺はグレファー先生に剣術を教えてもらうことを諦めて、授業はやっていたがいったん校舎に帰った。
後ろの方でなにやら爆発音とともにグレファー先生の声は途切れたが、そんなことはもうどうでもよかった。
はぁ……さて、どうしようか。
グレファー先生に教えてもらうことができなくなった今(最初からできるとは思っていなかったが)、いったい誰に頼めばいいのやら。
フリード校長に再び会いに行こうとしたが、校長も多忙な身、そう何度も話し合えるもんじゃない。
誰か教えてくれそうなのは……いたな、一人。ゼラだ。
俺は来た道を戻ろうとしたが、目の前の曲がり角の先から話し声が聞こえた。早くゼラに頼みたいという気持ちもあったが、好奇心が邪魔をする。
なんとなく恐る恐る覗いてみると、そこにちょうどゼラがいた。
「お、ゼラ。ちょうどよかった。ちょっと頼みたいことが――」
あるんだけど、と続けるはずの言葉は、途中で止まった。ゼラの前に、英知の代行者 マーキュリーが立っていたために。
「あ、お前は。悪い、あとにしてくれ」
ゼラはそう言うと、マーキュリーとともにどこか別の場所へ移動した。なにやら、深刻そうな面持ちだったな……。
あ〜、それにしても、ゼラにまで断られた。マジでどうしよ……。
今から校庭に戻るのもなんだし、ちょっと屋上にでも行こう。最初校内で迷った時、偶然屋上に着いたのは不幸中の幸いだったか?
「あ〜、どうしよ。……ん?」
屋上に着くと、先客がいた。あの髪の毛に隣にいるきつね火は……
「ヒータ?」
「ん?」
そこには、きつね火とともに腰を下ろしているヒータがいた。
「どうしたんだ? まだ授業中だけど……」
「あんなヘンタイの授業なんて、まともに受けてられないよ」
たしかに。ものすごく納得する答えだ。
「そっちは……って、そういえば朝呼び出されてたな」
「ああ」
「まぁなに話したかは大体想像つくけど……その剣は?」
ヒータは俺が鞘に収めて持っている剣に目をやった。
「ああ、これか? フリード校長にもらったんだ」
「ふ〜ん……なんで?」
「その前に、先にお礼を言っておくよ。昨日はありがとう。あの後ドタバタしてて、まともに言えなかったからな」
「え、いいよ。アタシたちも悪いしさ。それより、あの時なんか変なことしなかった?」
「え……?」
あの時に変なこと……って、ヒータの胸を触ったこと……か?
「な、なにもしてないよ」
「ホントに?」
ヒータは目を据わらせて、右手に持つ杖を俺に向けて聞いてきた。思わず目をそらす。これじゃ、ほとんど脅迫だ……。
「なにもしてないって」
「ホントに?」
「ごめんなさい」
俺は耐えかねて告白した。これで、杖を引いてくれるだろうか……。
「…………」
ボッ
「あぁちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ!」
ヒータはよりにもよって火をつけた杖を俺の頭に押しつけてきた。熱い! 熱い〜!
「まぁ状況が状況だったから今回は許すけど、次は許さないからな」
ヒータは少し顔を赤らめながら言った。俺はというと、ちょうどバケツに入った水に頭を突っ込み、無事鎮火できた。
120 :
704:2005/10/19(水) 23:03:03 ID:zuRq/E1A
「で? なんで剣なんか持っているっていうこっちの質問の答えは?」
「ああ……」
まだ少し顔を赤らめているヒータに対し、俺は少し焦げた髪の毛を整えながら言う。
「この剣で……みんなを、守ってあげたいと思ったから」
「……!」
「昨日みたいに、ヒータやみんなに助けてもらうんじゃなくて、俺がみんなを助けたいから。だから、剣術を習おう、って」
「……む、無理に決まってるだろ! そんなこと」
ヒータはなぜか後ろを振り向いた。少し顔を覗き込んでみると、さっきよりずいぶん赤面している。
「ま、無理だろうとなんだろうと、俺はやるよ。でもな〜……」
「どうしたんだ?」
「いや……剣術、教えてもらう相手がいないんだよ……。(元から大して期待してなかったが)グレファー先生にもゼラにも断られたし……。
この剣をもらったフリード校長は忙しいみたいだし……。誰に教えてもらおうかな〜って」
「だったら、アウスに聞いてみたらどうだ?」
「アウスに?」
「ああ。剣を使うっていったら、大抵は戦士だからな。戦士には地属性が多いから、アウスなら誰か知ってると思うぞ。人脈もあるし」
「ホントか!?」
俺は思わずヒータの手を握って喜んだ。
「た、多分……」
「ありがとう、ヒータ。これでなんとかなりそうだ」
俺は満面の笑みで感謝した。ヒータはなぜか恥ずかしがっているようだ。
「さて、そうと決まれば善は急げだ。ヒータ、本当にありがとう」
「あ、ああ……」
俺が手を振ると、ヒータもおずおずと手を振り返してくれた。そのままの勢いで、俺は学園の屋上をあとにする。
「……バカ。次は許さないって言ったのに……。……まぁ、いいか」
肉を下さい、霊使いに萌えられるという肉を! ミニイベント案(一話作れるぐらいのじゃないやつ)はいつでも募集中ですので。
にしてもちょっとヒータをひいきしている感があるか? いやいや、そんなことはない……ハズ。
ヒータは一番動かしやすいキャラだからな〜、必然的に四人より出番が多くなる傾向があるかも?
むぅ、先生たちがでしゃばりすぎてるか。だったら四人に萌えられる場面が少なめだと思う開闢と終焉の話に続き、ブラマジの話もカットしますか?
この後はいよいよ最終章ですので、当然ながら主人公と四人の出番がメインになります。ただ、ちょっと(いや、かなり?)飛びますが。
まぁ適当に穴埋めします。海水浴イベントとかで。
>偶然屋上に着いたのは
上に行けば屋上にたどり着くだろw
教師連中出すのはかまわないがあくまでメインは霊使いだよね?って言いたかっただけ。
たとえば「BMの葬儀の最中に涙を流すエリアたん」とか。
戦闘中も多少は出して欲しかったな。
122 :
765:2005/10/20(木) 17:23:21 ID:GzD3chMB
>必然的に四人より出番が多くなる傾向があるかも
他の三人よりも……の方が適切………w
まぁ変なツッコミはおいといて。
学園ならではのイベントをからめて四人の出番を増やしつつブラマジエピソードとか加えていけばいいのでは……?
いきなり最終章だとやっぱりおかしい気がします………
描写能力の向上に期待………
>>122 期待期待ばっかで、今までに一度も具体的なアドバイスをしていないように見える。
これまでから、物書きでは無いことはわかったけど、
目が肥えてるんならもう少し具体的にアドバイスできない?
って、偉そうなこと言っちゃったけど、俺も思いつかないっす(´・ω・`)
もしも小説職人さんが萌え路線が苦手なのなら、
いっそそのパートだけ他の人に任せてしまうというのもいいかもよ?
今まで見てると世界観を作るために周りの設定を固めることを優先してるみたいだし
極端な話、萌えだけ追求するならそっちは適当でもいいんだけど、
そこから固めていったことを自分は逆に評価したいなあ
誰かいないか!
萌えの天才は!!
ちなみに漏れはダメポ・・・
萌えならエロゲヲタな自分におまかせ
といってもベタベタなネタしかないが
1,たしか寮に主人公と一緒に暮らしているんだよね? つまりお風呂は共有大浴場だよね?
主人公は予期せぬ来訪者って事は寮のお風呂は着替える場所がひとつと考えられる
結果:主人公が誰もいないと思いお風呂に入ったら先客がいてビックリ
またはその逆 女の子が乱入パターン
2,突然の雨で濡れスケ
3,霊使い達の風呂上がり姿にドキッ
とかどうだろう?
>>126 水関連ばっかりやなwエロスwww
年頃の男女が一つ屋根の下。
自分だったならどんなことがおこったら嬉しいか。
単純なことジャマイカ。
例えば・・・
エリア「(夜中に)怖いからトイレ一緒に行こう。
いつもはヒータちゃんに声かけるんだけど・・・今日は(昼間の戦闘で)疲れてるのか起きてくれなくて。」
とか。
ここであえてヒータを
主人公「ヒータ、怖くてトイレ行けないからついてきてくれ」
変態キタ―――(゚∀゚)―――!!
133 :
765:2005/10/21(金) 01:03:29 ID:nPxHylpD
アドバイスですか………
やはり目立つのはストーリーの展開が不自然に早く感じることですね。
ギルファーデーモンの登場とか……描写をもう少し詳しく入れていったほうがいいのではないかと思いました……
それと一番気になるのが主人公なわけで……
フリードに対して「四人から夢をもらった」や「皆を守りたい」などカッコイイ台詞を連発してる主人公……
いや、別にいいのですが最初から連続してこのような台詞を並べられると後の方で言葉の一つ一つに重みがなくなってきます……
こういうのはとっておいた方がいいのでは……w
デュエルモンスターズの世界にきたわけですから戸惑う部分もあるでしょう……
にもかかわらずこういう台詞を言う主人公……なんとなく軽いヤツに見えてしまいます……
基本的な描写能力はあるようですがイマイチ不自然な所も……
一人称という所で難しい部分もあるのでしょうが描写の語り口調が変わってたりしてます。
これも一つの手法ですがやりすぎるとレベルの低下の原因になるのではないかと………
文章一つ一つを注意して見直してみてください……
こういった表現の方が雰囲気出るんじゃないかな……?とか少し不自然な描写かな……?というのがおのずと分かってくるはずです……
まぁこれは慣れですので……不自然なところをつっこんでいくときりがないので私もそこまで口は出せないと言うわけです……
ですのでこれからに期待……
更新頑張ってください………
134 :
長文スマン:2005/10/21(金) 01:48:14 ID:T5pJaEY+
>>133 >なんとなく軽いヤツに見えてしまいます……
これは確かに俺も思った。ただ、霊使い萌えを重視するなら淡白な主人公でも構わないんだよね
まぁ、実際は戦闘シーンばっかで萌え分少なめだから、軽さに違和感を感じるけど
それとな、アドバイスは結構イイとこ突いてるんだが、「これからに期待」とか
「描写能力の向上に期待」とかあんま連呼しない方がいい。高圧的な印象を受けるし
職人さんのやる気が間接的に削がれるからな。もう少しだけ空気嫁、と
役に立たんかもしれんが、ちょっとしたアイディアをば。
主人公はドリアード先生におつかいを頼まれて、学園とは別の「街」みたいな所へ行くことになる。
主人公の見聞を広めるという目的も兼ねて、四人娘と共に街へ。
で、こっから個別イベント。
アウス…DM界の文化について色々教えてもらう。逆に現実世界のことも話したり。
エリア…二人でおつかい中、可愛い指輪(とかのアクセサリ)発見。
主人公がいつも世話になってるお礼ということで、なけなしの金で買ってあげる。
ヒータ…おつかい中、強盗犯を発見。
ヒータは正義感から捕まえようとするが逆に人質にとられたり、とか?
ウィン…街の中、一人はぐれて迷子になってしまったウィン。
主人公はウィンを探して街中を走り回ることに。
アウスとの会話に
「あなたもいつか元の世界に帰っちゃうのかな…?」
みたいなのを入れたい。
ベタベタな話ばっかですまんな。
俺にはこういう妄想しかできん。
それはそうとトリ付けちゃったよwww
ハーピィガールたんハァハァw
この方が発言しやすかったから付けたんだけど、ウザかったら外すから言ってくれ。
>>114 名前は、選択肢で決めようかと思ってます。
とりあえず、3つくらいの予定です。
「名無し」が人気みたいなので、名無しは入れます。
>>136 「名無し」が人気なのではなく、単に不特定多数の人間が共有できる名前が良いという話だったはずだが。
一昔前の二次裏での「としあき」がその代表的な例だ。
流石に「名無しさん」とか呼ばれるのは不自然だろ。
主人公が軽いヤツでいいじゃん、と思う軽いヤツな俺。
とりあえず
>>135のネタはいいな、と思った。
ところで俺も文章考えたらここに書き込んでいいの?
704さんの小説の合間に入り込むとわけわからなくなりそうだから・・・。
とりあえず「俺設定」では主人公は20歳過ぎ。
OCG創成期からのプレイヤー。
その知識から特別講師となり、霊使い達にイロイロ教えるってのはダメか?
139 :
765:2005/10/21(金) 12:20:52 ID:nPxHylpD
>>134様
確かにもっと空気読むべきでしたね、申し訳有りません。
ですが……反省してないわけではないですがこの程度でやる気をなくしてしまうのでは長編を完結させるなんてできないんじゃないですか……?
>>138様
別に軽いヤツでもいいのですが後の方で言葉に重みがなくなるのは何となく嫌だったので………
文章考えたら書き込んでもいいのでは??
物書きさん募集中とも書いてありますし。
704氏の小説の主人公の名前が未定なんですが
そのまままとめに載せちゃっていいですかね?
>>138
俺の場合、主人公は中学生ぐらいだと考えていたぞ。
主人公の年齢は16〜18あたりだと思ってました
143 :
704:2005/10/22(土) 01:48:04 ID:ChhCRadK
>>765 ヒント:所詮素人だということをお忘れなく。
プロ並みの描写を求めているのでしたらお門違いです。自分はこれでもあまりない時間をフルに使って一話一話を書いています。
一応見直しをしていて自分でも不自然、気に入らない所があるのは重々分かっていますが、それを全て考え直す時間はありません。
もし自分が全文納得いく描写を考えて書くとしたら、一週間、最悪一ヶ月以上更新できないでしょう。もしかしたら結局思いつかず逃げ出すかも。
まぁそこまで自分は完璧主義者じゃないですが……。
それに、『100%の出来』も人によって様々だと思います。テストなどでしたら100点という最高点、つまり限界数値がありますが、
人の好みによって左右されるものに決められた限界数値があるわけがありません。
例えばそちらが完全に納得できる描写を自分が書いたとしても、それが自分、または他の誰かにとって完全に納得できるものとは限りません。
その逆も然り。自分では描写が向上したと思っても、そちらにとっては相変わらず、最悪低下したと思うかもしれません。
とにかく自分が言いたいのは、これでもガンバッてるんです!! ということ。
ダラダラ書いてて自分でもイヤになってきましたが、とりあえずこれは最後まで書くつもりです。ただし、予定より早く終わるかもしれないけど。
144 :
138:2005/10/22(土) 06:42:33 ID:Go6tcJDe
>中学生、16〜18
いや、俺が投下しようとしてる話の主人公の年齢ね。
>>704さん
所詮素人なんて言わないでよ。
少なくとも俺は面白いと思ってるわけだし。
プロだろうがアマだろうが良いものは良いんです。
>>143 俺が一つだけ言えることは、お前に嫌々書いてもらっても霊使いたちはきっと嬉しくないだろうってこと。
彼女たちは優しいから。
自分たちのせいで一人の人間を追い込んでいると知ったらきっと悲しむだろう。
だから、書くことが再び好きになるまで休め。
ここは萌えスレだ。義務なんてないんだから。
147 :
53:2005/10/23(日) 01:16:15 ID:0pQl+M8z
漏れはギルデモ出してもらえたし、
あとはヒータンが見れれば超満足
個人的に704さんは神だと思ってる。
>>765さんもひとつ書いてみたらいかがか。
自分は704氏が書く小説を楽しみにしている
だがさっさと書けみたいな事は思わないし眼力も無いのでおかしい部分なんてわからないので
たまにネタを投下しつつただマターリ待つだけ
でも喧嘩だけは見ていて気分が悪いしROMる奴が増えるので勘弁
765氏ももう少し柔らかい物腰でいて欲しい
指摘してくれるのはかまわない より良い作品になるから
ただなんとなく高圧的な印象を与えているのでそこだけは直して欲しい
704氏もあまりつっかからずに対応してもらいたい
>>145が言ったように疲れたなら休んでもかまわない たまに生きてるよ的な書き込みをしてくれれば尚良いが無理にとは言わない
>>1をもう一度見て欲しい ここは萌えスレであって喧嘩する場所じゃない
つまり要約すれば喧嘩御法度って事
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ 。゚ノリ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ ./´|) Y)'´|) <ヌルポ
|_,ノj_|._ノ \______________
└く/_|j┘
し'ノ
>>149 ガ……ガ……ガ……。
で、できない……そんなことできないよorz
よし ここはあの人に代理でガッしてもらおう
アウスたーん!!
>>149がレズだって言ってるよ〜!!
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj | | ガッ
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>152 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
155 :
152:2005/10/23(日) 17:03:03 ID:yk/y5pAt
(*´д`*)ハァハァ 久々のカ・イ・カ・ン…
_
ミ ∠_)
/
/ \\
ウイーン Γ/了 | |
ウイーン |.@| | | ガッガッガッ
| / | 人
|/ | < >_Λ∩
_/ | //.V*´∀`)/
>>155 (_フ彡 /
>>155 あまり癖になるなよ。
16回もらったら死ぬから。
>>158 どっちもOKですが何か?
う〜ん やっぱこんな感じの空気(流れ)が一番うまい
160 :
138:2005/10/23(日) 21:19:49 ID:BdwahjgT
16回っておま・・・wwww
ディアンケトで回復だ。
レズのアウスたんにガッされてダメージ受けてハァハァするのと、
ディアンケトの魔法受けて回復して精神的ダメージ受けるのとだったら、
俺は秒でアウスたんを選ぶ
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj ∧_∧
/´|)丗)'´|)∀゚ ; )←
>>161 |_,ノt丗|._ノ人 つ
└|__下__lつ > ヽチーン
. し' 彡 ∨(_)
>>163 (*´д`*)ハァハァ アウスたん、漏れのも思いっきり蹴って!
ここは暴力はびこるインターネッツですね。
コワイヨー、エリアタンタスケテー
>>135 それぞれと2人っきり(だよね?)にする方法はどうするッスか?
どこか(宿etc)に滞在して、1日ごとに違う娘と外出する、とか?
>>166 それなんだよねぇ。
俺も宿に宿泊で考えてたんだけど、
ウィンはいいとして他の三人には二人っきりになる理由が見当たらんで困る。
168 :
166:2005/10/24(月) 21:48:48 ID:1RPUeANb
よし、校外学習を兼ねて、と言うのでどうだろう。
担当メンバー以外は宿屋のお仕事をお手伝い(インターンシップ)、
主人公はこの世界の知識を深める為、毎日出かける事に、と言う事で。
おつかい先を属性関係にすれば、尚の事担当がハッキリ分かれて良いかな。
よし、このアイデアで番外編として風授業希望氏、頼む。
>>168 (・∀・)ソレダ!
じゃあがんがって書いてみます。
(;´д`)俺に出来るかな…
期待せず、かつ気長に、
霊使い達に萌えながら待ってて下され。
(*´д`*)ハァハァ じゃあウィンたんに思いっきり急所蹴ってもらっちゃおーー
>>165 _ ヨシヨシ
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ エリアターン コワイヨー
!リ !゚.ヮ∧_∧
/´|)つ .) 三
|_,ノt..と ヽ 三
└く/_|jヽ. _ _) 三
`゙し'ノ しヽ_)
>>171 うは(*´д`*)
でもそれだと手が二つになっちゃってるぞ。
てことで微修正してみた。
_ ヨシヨシ
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ エリアターン コワイヨー
!リ !゚.ヮ∧_∧
/´|つ( .) 三
|_,ノt..と ヽ 三
└く/_|jヽ. _ _) 三
`゙し'ノ しヽ_)
!リ !゚.ヮ∧_∧
/´|)つ .) 三
↑↑
手乳
175 :
名無したんはエロカワイイ:2005/10/25(火) 09:36:17 ID:/eIg8D4G
_ ヨシヨシ
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ エリアターン コワイヨー
!リ !゚.ヮ∧_∧
/´|) ・)( .) 三
|_,ノt..と ヽ 三
└く/_|jヽ. _ _) 三
`゙し'ノ しヽ_)
あげてしまった…スマソ (´・ω・`)
ちょwwwおまいらwww超GJ!!!1
以下、チラシの裏↓
エリアのイベントが少なくて困ってる。
(;^ω^)追加考えつかないお
指輪買ってあげたら実は破壊リングでした→あぼーん→アフロ
とかアホなことしか思い付かんw
エリアのイベント?
湖で水を纏い踊る神秘的なふいんき(何故かry)を持つエリアを
偶然主人公が発見 主人公見とれる エリアに見つかる エリア恥ずかしがる 以下略
なんてどうだ?
181 :
138:2005/10/25(火) 20:34:25 ID:X40upKOs
主人公の相棒は「ハッピーラヴァー」or「未熟な悪魔」とかどうでしょう。
PS版で未熟な悪魔は時の魔術でデーモンになるので戦闘編の相棒。
ハッピーラヴァー(テンダネスでも可)にするなら恋愛路線で。
>>177 貰った時点で気づくってw
コメディ要素はほしいけど。
>>178 それなんてエr(ry
恥ずかしがりながらも好意を寄せてる人にだからおkってことで関係が進展する、と。
自分もコメディ要素は欲しい が コメディだけは嫌だ
萌 え る コ メ ディ が い い
すっ転んだ勢いでヒータンに抱きつき燃(萌)やされる主人公
すっ転んだ勢いでエリアタンに抱きつき水浸しにな(ry
すっ転んだ勢いでウィンタンに(ry 吹き飛ば(ry
(ry ガッ(ry
とかこんな感じのがいい
ここはマゾどものすくつでつね
マゾな流れを一刀両断侍で聞くが、
逝ったブラマジの後任はどうする?
ガール一人ではまだ荷が重いだろうから、
お淑やかなサイレント・マジシャンLV,8を希望。
>>184 むしろ自分はLV4希望…ってそれじゃあブラマジの後釜にはなれないわな
サイレントLV8以外だとソーサラーは敵っぽいしカオスマジシャンかブレイカーあたりか?
そこらへんのサブキャラより霊使いに萌えられるかどうかが優先。
5人+αでわいわいってのもいいけど、やっぱり二人っきりのイベントが重要なのだろうか。
具体案出せって言われたら何もいえない俺ガイル
>>183 んなに誉めるなよ
>>186 具体案d(ry ごめん とりあえずお前が萌えられるような二人きりのしちゅを書いてみ
>>183 だから俺はどっちも(ry
王道でいいなら
例・山でキャンプ
夜中に主人公目が覚める→選択肢(どこにいこうか)、林・明かり・川・谷
林→アウス・相談を受ける。(世界について、など)元気が出たアウスに微笑まれ、ドキッとする主人公
明かり(正体は焚き火)→ヒータ・ヒ「なんで来るんだ」主「一人でいるのも淋しいしね」ヒ「なっ…!?」ツンデレ一直線、ヒータたじたじ
川→アウス・研究orギコバイトを探すなど。無事解決してホッとしつつ、アウスといたとき、結構楽しんでいたことに気付く主人公
谷→ウィン・歌を歌っている。なんとなく元気がないウィンを主人公が励ます。そっと寄り添われ主人公トギマギ
ざっと考えてみた。はいそこ、これなんてエ(ryとか言わない('A`)
アウスの相談内容とエリアの川にいる理由がワカンネ。
キャラの性格とかはストーリーによるから、一応俺のイメージで勘弁。
>>188 先生!! 林にも川にもアウスが居ます!!
>>189 やっちまったorz
川の欄はアウス→エリアに脳内変換ヨロ
並びかえしたときに訂正忘れたか・・・('A`)ヴェノア
あのさ、長くてスマソだけどこれ↓
628 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2005/09/14(水) 20:22:51 ID:41AMWfjd
._____ _.,;lミヽ
∠,ー---`ー、_ ノ/~ ηヾ
/`ー、`ヽヽ__ . . .;:l / !
/.:.:.:.:.:./:.:.:. .:.:ヽ. .: : .-┼===ノ
/:/:/::::_ -:ト:-:┬:ヽ;ヽ´~| |/
/.:/./ |/./ノ!/U T7/;.!;.ゝ //
.. !イ/:/ ´ !\ -_ノ ⊥l
. !:/ ヽ´;:;:;:;干;、 ,ヘ=ミ|
|/ |;_ノ´: . ! /`! ; |_/
ヘ V´ ヽ.;l
┌―:― ゝ ; ; |ノ
,.-´ ̄ ヾ ; ; ノ
< `| ;;/
\ .| .,/;lヘ
ヽ |/;;;;ノ;|;;;|
\ `/
とってもかわいい風霊使いウィンが華麗に
>>628getよ!! 皆!私を見て!
風霊使いウィンは最萌!!ウィンは「風霊術−雅」の使い手だ!!
>メガロックドラゴン ごめんなさい、ごついひとはちょっと…
>ホルスの黒炎竜Lv8 あなたあっついよー。
>ネオダイダロス ぞわわっ!ぬめっとしてるぅ!
>アームドドラゴンLv7 きゃ!カッココイイ腕!待ったかいがあったわ!
>アームドドラゴンLv5 もう!あせっちゃダメよ。ちょっとまっててね
>アームドドラゴンLv3 早く大きくて逞しいカラダになってね
>スピア・ドラゴン あなたの尖りっぷり、ぞくぞくしちゃう
>ニュート その髪型、嫌いじゃないよ
>ドルドラ 一粒で二回おいしいって、まさにあなたね
>カオスライダーグスタフ 今度後ろに乗せてね
>巨大戦艦 テトラン すごい…こんなにカチカチ…
>一刀両断侍 頭に咲いてる青いチューリップ、もらっていい?
>ドラゴンフライ 今、ムシって大人気よね!
>ハーピィレディ1 わ…むちむちですごい…
これの他の霊使いバージョンってないの?
個人的にはアウスたんのが見たい(*´д`*)
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj ∧_∧
/´|)丗)'´|)∀゚ ; )←
>>191 |_,ノt丗|._ノ人 つ
└|__下__lつ > ヽチーン
. し' 彡 ∨(_)
>>194 ア、アウスたん、、俺も蹴ってくれ(*´д`)
>>192-195 ほらほらみんな、そんなカッカしないで。
エリアが呼んでますよ。
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!リ !゚ ヮ゚从 < マターリお茶はいかがですか?
/´|)丗)'´|)旦~ \____________
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
ノシ お茶もらって行きますね。
_ ヨシヨシ
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ オパーイ
!リ !゚.ヮ∧_∧
/´|) ・)( .) 三
|_,ノt..と ヽ 三
└く/_|jヽ. _ _) 三
`゙し'ノ しヽ_)
>>196 お茶ウマー。
そういや、
前スレの過去ログ保存している人って居ますか?
保存しようとしたら、停電+ウィルス+容量不足の三連コンボ・・・ orz
つ且お茶ドモー
IEだけど一応
ちなみに俺は
>>186じゃないよ
ここで俺のウィンたん入りウィンドデッキさらしてもいい?
202 :
j:2005/10/26(水) 21:46:56 ID:fJm2F4Kt
x
んでは
女神 2枚
ウィンたん 憑依ウィンたん
上級 6枚
アームドLV7×2 アームドLV5×3 テトラン
下級 18枚
アームドLV3×2 ニュート3 バードフェイス2 ハーピイワン2 ドラゴンフライ3
ヤエ ガルーダ 一刀両断 ファルコス グスタフ $ドラ
魔法 10枚
サイクロン 大嵐 光護封剣 ハリケーン 突進 収縮 デザスト2
レベル調整 打出の小槌
罠 4枚
風霊術雅 イタクァ 砂塵 復活の墓穴
とりあえずアームド10とライボルがテラホシス
ここに入っていない必須カードは俺の仲間内では禁止なの
除去が少ない分昔ながらのガチンコ勝負が多くて結構イイ!
ごめんねウィンたん目立ってなくてごめんね
憑依たんをだすときは「風の力を解放したウィンを見せてやる!」って
言ってるんでゆるしてちょ
205 :
j:2005/10/26(水) 23:57:29 ID:r3twr9HU
______
/ \
/ __∧_∧__∧ |
>>204 Lv5一枚と、テラ・フォーミングを入れ替えてみては?小槌をもう一枚入れてもいいとオモ。
あとはデザストが来るまで耐えるために、攻撃の無力化とか。
>>204 ウィンを破壊から守る為に我が身を盾にを一枚(ryu
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN゚[]-ノj
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
. し'ノ
!リ !゚.ヮ
/´|) ・)( .) 三
|_,ノt..と ヽ 三
└く/_|jヽ. _ _) 三
`゙し'ノ しヽ_)
ごめん、もの凄く誤爆orz
細かいですがウィンの口の形をヮにした時頭でっかちに見える点を修正しますた。
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ ヮ゚ノリ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ /´|).Y)'´|) <
. |_,ノj__,|._ノ \______________
└く/_|j┘
し'ノ
>>206 >>207 dクス。
やはり霊使い使いとしてはわが身を盾には必須だよね
風帝まだかな風帝
新パック情報
風帝ストルリーム
天使族 ATK2400 DFE1000
このカードの生贄召喚に成功したとき、フィールド上のカードを2枚まで
持ち主の手札に戻すことができる。
ちょwwwテラツヨスwwww
>>201 甘いな。俺の霊使いデッキのほうが最強ですよ・・・
>>204 この初心者め!
勘違いするなよ、俺はお前が遊戯王初心者なんて言ってない。
(必須禁止ルールなら、十分それでいいんだろう(まだまだ改善できるとは思うが)
お前は、霊使いファン初心者だな。
ウィンたん、憑依ウィンたん、雅を合計して最低でも6枚は入れるように汁
216 :
204:2005/10/27(木) 18:58:14 ID:+GvdnMaY
>>215 同キャラが何人もいるのがちょっとね
モンスターは何枚あってもいいんだけどさ、女神はやっぱ一人かなって思って
もっと霊使いシリーズが出れば全部入れる予定
雅はおまいさんのいうとうりだわ すまそ
217 :
188:2005/10/27(木) 21:35:23 ID:+A0AdHkx
ちょっとおまいらにアンケートをとりたい
>>188ではテーマが「山でキャンプ」だったけど、イベントを自分一人で考えていると
途中で「これは萌えるのか?」と悩むことがあって、そこで思考がストップしてしまうことがある
そこでおまいらが萌えるシチュやテーマをあげて欲しい
かなり参考になるので
あと、霊使いごとのイベント分岐は選択肢形式でもいい?
へたれな俺はアイディアしかだせないけど、作品製作中の人の足しになれば本望
ちょ、もまいら!
エキスパートルールHPにすごいものキテル━━(゚∀゚)━━!!!!!
>>218 言われなくてもとっくに見てるぜ(・∀・)!!!
あぁ、ヒータン(*´д`)
萌えるテーマ1:水着
萌えるシチュ1:夜のプールで二人きりで語らい
萌えるテーマ2:それぞれの過去
萌えるシチュ2:夜に二人きりで屋根の上で星を眺めながら過去を語る
夜に二人きりで会話ってシチュに萌える
>>217 今まさにその状態なんだ。
とりあえず序章が完成したんだけど、全然おもしろくない気がして投下すんの躊躇ってた。
萌え要素少ないし。
まぁ、まだ序章だからってのもあるかもしれんが、ここからおもしろくさせていけるか不安。
書き手の人々の苦労が分かった気ガス。
萌えるテーマ1:ハロウィンコスチューム
萌えるシチュ1:満腹にも拘らず、彼女が作ってくれた料理(しかも失敗)を
主人公が嫌な顔せず食べる。
萌えるテーマ2:主人公の暗い過去(もしくはトラウマ)を話す。
萌えるシチュ2:↑を聞いて彼女が涙を流す。「私がいるから」と主人公を抱擁する。
主人公も涙する。 心の傷が少し癒えた気がした。
シチュ1は主人公の「漢」な面を引き立たせたいなと思って書いた。
で、主人公のさりげない「漢」な所に徐々に惹かれてく・・・って。
主人公は心のどこかに傷を負っているってのが理想的。
参考にならなくてマジスマソ
>>218,
>>219 何故かおれのPC繋がらない、正確にはブラウザが閉じちまうorz
何故だ?macか?macだからかーー!!!!
>>219 つか俺は118なわけだが、普通に夢が叶ったw
この人のイラスト好きなんだ。
ピケルはもちろんエアトスやエンシェント・エルフ、コマンド・ナイトまで描いてくれてるこの人だが、
霊使いは初描きだよな?
というわけでエリア頼む。
_
,.'´ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!=;イノノノ)ゞ .| たこぷっぴ〜たん! KOIZUMIたん!
!リ !゚ ヮ゚∩ <
/´|)丗)´彡 | ……マ、マスター、これでよろしいですか?
|_,ノt⊂彡ノi \__________________
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
_ノ,
ヾ'´ 7ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ イノノl/!)〉ゞ | な……なんだよ。
. 从jリ゚Д゚从 < 私の顔なんて見てて楽しいか?
/´|)∀)'´|) | ……も、物好きな奴だな。
|_,ノ)___|._ノ \_____________
└く__i┘
し'ノ
>>225 ああ、楽しいよ(´Д`;)ハァハァ
……あれ、デジャヴがw
>>228 そんなこと言ってると臓物をブチ撒け……もとい焼却されるぞ。
230 :
想像人:2005/10/28(金) 20:52:54 ID:C8+SCIti
>>224 コマンド・ナイトは男性の可能性があります。
真DM2で女性モンに装備できるカードにどれも
対応してないんです・・
ただ攻略本には女将軍と書いてあるらしく
詳細はゴタゴタです。
>>230 明記されてるんだから女でいいと思うがなぁ。
男装の麗人なのですよ。
232 :
想像人:2005/10/28(金) 21:28:32 ID:C8+SCIti
真DM2においてのコマンド・ナイトのセリフ↓
「者どもいくぞ、私に続け!」(デュエル開始時)
「どうした、怪我したのか?」(待機)
「ふっふっふ、まだ私に一騎打ちをいどもうとする奴が
いたなんてねぇ・・」 (敵が近くにいる時)
「戦士たちよ、我々の勝利だ!エイエイオー」(勝利時)
3つ目と4つ目は記憶たよりですがやっぱり性別が区別つかない・・
ここは霊使いにスレだからこれ以上は追求しませんが、ひっかかるなぁ。
233 :
224:2005/10/28(金) 21:32:47 ID:NqEZflLE
男も女も、関係ない。
1000なら次にでるシリーズのパックに光と闇の属性の霊使いが出る。
風林火山でわかるように4人の精霊術は自然の力を引き出す術だから、
天使と悪魔の元々地上に存在しない力である光と闇属性の精霊使いおよび術なんてないと思うぞ。
>>239 (´・ω・`)ショボーン
分ってるさ、そんな事わかってる!
けど、・・・・・・orz
召喚術とか出ないかね。こんなかんじでどうよ?
召喚術・地―「漆黒」
罠
自分フィールド上に「地霊使いアウス」が表側表示で存在するときのみ発動できる。
自分フィールド上の表側表示の「地霊使いアウス」1体と地属性モンスター1体を生け贄に捧げ、手札・デッキからレベル6以下の地属性モンスターを1体召喚する。
この効果で召喚されたモンスターが攻撃する時、手札を1枚捨てることで、召喚されたモンスターが破壊したモンスターの効果を無効にすることができる。
カード名・効果の違いは、エリアは「群青」で、手札から1枚カードを捨てて、召喚されたモンスターの攻撃力を500ポイントアップできる。(1度戦闘を行なうと元に戻る)
ヒータは「紅蓮」。ライフを500ポイント払って召喚されたモンスターに貫通付加。(1回の戦闘ごとに500払う)
ウィンは「深緑」。風属性モンスター1体を生け贄に捧げて、召喚されたモンスターがそのターンに2回攻撃できるように。
>>241 発動条件及びコストは『〜と名の付く』では駄目か?
オリカよりも、問題は次の新弾に関連カードが収録されているかどうかだ。
頼みますよコンマイ。
>>240 つ「はるかかなた」
光と闇はどう足掻いても無理なのか・・・orv
それなら、
憑依装着よりも上級の霊使いカードが出るってのは・・・?
>>244 それもいいけど、憑依装着みたいに効果手抜きは勘弁して欲しいな。
霊術みたく属性毎別にして欲しい。
>>245 どんなデッキでも活躍できそうな感じで作ってみた。
●の部分の効果は属性によって違うって事で・・・・・
高等霊術師−
地 ☆6 攻撃力2300守備力1400
自分の手札または場の「地霊使い−」か「憑依装着−」を
墓地に送る事で特殊召喚する事ができる。
このカードが場に存在する限り自分の場にある
地属性モンスターは魔法、罠、モンスターの効果の対象にならない。
このカードを墓地に送る事で次の効果のうち一つ選んで発動できる。
●相手の場にある裏側守備モンスターを一体破壊する。
●自分のデッキまたは手札の中から同じ属性の
「霊使い」「憑依装着」の名の付くカードを可能な限り特殊召喚する。
手抜き臭いな・・・・コレ。
地霊術−「鋼」
水霊術−「蒼」
火霊術−「朱」
風霊術−「流」
SOIでは無理だけどその次のパックでウルレア枠を霊使いで独占って…ならないな。
>>248 そんな事になったら集められない…
ピケルの魔法陣でどれだけ苦労したか…
>>241 漆黒と深緑は壊れじゃないか?
暗黒ドリケラトプスの効果無効とかアームドLV5の2回攻撃なんて悪夢
と思ったら発動コストが霊使いだからそう壊れでもないか
深緑に至ってはコストの霊使い+生け贄1体だし
もしカード化されればおもしろそうだな
251 :
名無したんはエロカワイイ:2005/10/29(土) 09:53:40 ID:acpYdS+Y
>>242 最初は「アウス」と名の付く〜にしようと思ったんだが、憑依装着は意外に生き残れそうだったので。
霊使いから発展できるカードなら、霊使いをデッキに入れられるようなカードにしたかった。
>>250 霊使い+生け贄で6以下召喚だから、場アドは−1。
代わりに付加効果とサーチが強み。
アウスとウィンには憑依のときに、レイレイやニュートがすでにいて
あまり使われなかったから、ちと強めにした。
まあ、コストはでかいけど。
sage忘れ・・・orz
アウスタンにガッされてきます・・・
253 :
想像人:2005/10/29(土) 10:25:06 ID:wABg3mxU
次のパックのカードの一部を確認しました。
アニメで出た「幻魔」のカード3枚。
おそらくウルトラになりえるカードだと思います
幻魔皇ラビエル
闇 ★10 悪魔族
ATK/4000 DEF/4000
このカードは通常召還できない。
自分フィールド上に存在する悪魔族モンスター3体を生け贄に捧げた場合
のみ特殊召還する事が出来る。相手がモンスターを召還する度に、自分
フィールド上に幻魔トークン(悪魔族・闇・星1・攻/守1000)を1体特殊召還する。
このトークンは攻撃宣言を行う事はできない。1ターンに1度だけ、自分
フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる事で、このターンのエンド
フェイズ時まで、このカードの攻撃は生け贄に捧げたモンスターの元々の
攻撃力分アップする。
降雷皇ハモン
光 ★10 雷族
ATK/4000 DEF/4000
このカードは通常召還できない。自分フィールド上に表側表示で存在する
永続魔法カード3枚を墓地に送った場合のみ特殊召還する事ができる。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。このカードが自分フィールド
上に表側守備表示で存在する場合、相手は他のモンスターを攻撃対象に
選択できない。
神炎皇ウリア
炎 ★10 炎族
ATK/0 DEF/0
このカードは通常召還する事ができない。自分フィールド上に表側表示で
存在する罠カード3枚を墓地に送った場合のみ特殊召還する事ができる。
このカードの攻撃力は自分の永続罠カード1枚につき1000ポイント
アップする。1ターンに1度だけ、相手フィールド上にセットされている
魔法・罠カード1枚を破壊する事ができる。
この効果の発動に対して魔法・罠カードを発動する事ができない
ほかにもアンティーク・ギア・ファクトリーなど
アンティーク関連のカードも含まれる模様。
肝心の霊使いは不明です・・スマソ。
幻魔が出たか。
ウリアは強制接収や超重力と相性いいな。
ラビエルは暗黒界で使えば生け贄が簡単に用意できるかな。
ハモンは・・・アンデットと生還の宝札や禁止令か?
つか皆除去に弱いな。ソーサラーに飛ばされそうなんだが。
>>241 紅蓮→「ジャスティライザーグレン」を特殊召喚する
深緑→「深緑の智将グリニデ」を特殊召喚する
憑依装着、ユニオンモンスター扱いだったら、今より使い易かったよね?
2体生贄の割には、コストパフォーマンス悪いような・・・
そうか、色気が増しt(ry
>>257 お前!
憑依装着は普通に使いやすい。
ユニオンにしたら逆に弱体化される悪寒。
まず通常召喚できる攻撃力1850というのが重要。
ヒータンとエリアたんは、それだけで属性統一デッキに入れる。
さらに特殊召喚だが、デッキからの特殊召喚だ。
霊使いと適当な同属性が1体いればいい。
2体生け贄って言うより1体生け贄って言ったほうがあってる。
1体生け贄の1850貫通ってのもあんまり強くないが、
そういう使い方をするのは必要なときだけで、基本は通常召喚する。
サイドラなんてシラネ('A`)
まぁ、萌えれればそれでいいんだがなー!!
ギゴユニオン 「エリア」と名の付くモンスターに装備!
プチユニオン 「ウィン」と名の付くモンスターに装備!
きつねユニオン 「ヒータ」と名の付くモンスターに装備!
ダイユニオン 「アウス」と名の付くモンスターに装備!
ちょwwwおまwwwwwアウスだけカワイソスwwwwww
261 :
188:2005/10/29(土) 15:22:14 ID:9lB56Dg0
>>220、
>>222 シチュとテーマドモ。
こんなのでよろしければドゾー。
テーマ「ハロウィン立食パーティ」
仮装
アウス→ミイラ。当然胸が(ry
エリア→吸血鬼。
ヒータ→オオカミ男。耳付き尻尾あり顔にヒゲw
ウィン→カボチャのアクセ付き魔女。
主人公→フランケンシュタイン。ネジ付き。
主人公と4人は1人1人別の部屋に住んでいる。(学校の寮)
パーティ当日の選択肢「だれを誘う?」
アウス→2人で話しながら料理を楽しむ。が、
アウスがお酒を飲んでしまい、包帯を踏んで転び、
主人公を押し倒す形に。当然、胸が当たって主人公ドッキリ。
エリア→トマトジュースだと言って主人公にタバスコを飲ませる。
大笑いされた後、ダンスを踊ることに。途中で周りの人に押されて、
よろけた所を主人公が抱きとめる。エリア「へへへ、」と笑って
主人公をギューッと抱きしめる。主人公たじたじ。
262 :
188:2005/10/29(土) 15:42:43 ID:9lB56Dg0
ヒータ→仲間に着せられたオオカミの衣装が恥ずかしくて真っ赤。
主人公がからかうと、追っかけてくる。「でも、似合ってるよ」と
主人公に言われて「〜〜っ!?」とさらに赤くなる。パーティの後、
忘れ物を届けに行くと、ヒータは着替え中。大爆発が起き、
気がつくと焦げて廊下に転がっている。
ウィン→パーティに来て楽しげなウィン。話をしている時、
プチリュウがいたずらしてスカートがめくれる(カボチャパンツ)
なんとなく気まずくなるが、料理の話で主人公がカボチャが苦手だと判明。
ウィンがクスリと笑い、なごやかな雰囲気に。
一応この後のイベントも考えています。
夜中に、アウス、ウィンが料理を、エリアは水着。ヒータがツンd(ry
自分の中では
アウス→リーダー的で世話焼き。料理○
エリア→興味のある事に一直線。いたずらや実験も好き。
ヒータ→ぶっきらぼうだが、からかわれると真っ赤になって怒る。ツ(ry
ウィン→引っ込み思案だが、穏やかで、料理が◎
といった感じです。イメージ合わなかったらスマソ
あと、水着や手作り料理は4人とも共通には出来ませんでしたorz
というか思いつかない・・・
流れぶった切ってスマソ。
4人のAAのためAAの偉大な先人たちの作品を見ていっているうちに、副産物的に他の女性モンスターのAAができたんですが。
スレ違いではありますが、需要あるですかねぇ。
>>265 個人的には大歓迎。他の住人はどう思う?
>>267 ファイヤーソーサラー、踊る妖精、クランの三人でつ。
ではまずファイヤーソーサラー。
_,,
, '´-‐ーヽー-、
_,., ‐'"'i!ノハ)))〉 ;,,ノ
( _,.;:ノ! !゚ -゚ノリ
@,ノリつと)ノ アノ…ナニカモヤシマショウカ。
く___〉
し'ノ
続いて踊る妖精。
, -- 、
(l_l_l_l'il
|l、ヮ゚リ>l
. ∈) |dVVlっ| (∋
(/l i ゙)ノ
, -― 、
i゙ ilノ'''')リ〉
v<|l゚ヮノi
. ∈) dWWlっ (∋
(/l i ゙)
⌒,ヽ-- 、
〈((从ハ)ハ
|l、ヮ゚リ>)
∈) (つと)(y)(∋
(/l i ゙) M
オヤオヤナキムシトリノオネエサン
, -― 、 , -- 、 ⌒,ヽ-- 、
i゙ ilノ'''')リ〉 (l_l_l_l'il 〈((从ハ)ハ
v<|l゚ヮノi |l、ヮ゚リ>l |l、ヮ゚リ>)
. ∈) dWWlっ (∋∈) |dVVlっ| (∋∈) (つと)(y)(∋
(/l i ゙) (/l i ゙)ノ (/l i ゙) M
ソンナニイソイデドコイクノ?
最後にクランでつ。
. ∩ ,ヘ
| |_/ ノ
i'´ _ ゚ヮ゚_)
゙vイl」」l」」」
|li |!゚ -゚ノリ ,ヘ ピケルバッカリ・・・。
|liム_,只_フつ .)
ノリU,/_|_ヽ ' (
~~じワ~ ヾ
おまけできつね火も。
∧ヘ
从ミ ‘`プ
(∧)/`"i´
ゞ'、__゙)_b
激しくGJ。
霊使いスレにも関わらずクランに萌えたw
275 :
188:2005/10/29(土) 22:34:25 ID:9lB56Dg0
クラン萌え。きつね火もいいでつね。
超!GJです!
>>263、
>>264 米dです。よかった・・・
ところで、
>>262の続きもありますが、投下します?
たぶん明日になってしまいますが・・・
>>273 GJ
そして
>>275に期待してるよ
話は変わるが、
次スレからは霊使いに限らず
「遊戯王カードに萌えるスレ」
にした方がいいんじゃない?
>>276 それいいな。
主観的萌えるカードリスト(仮設)
・白魔導士ピケル ・踊る妖精
・黒魔導師クラン ・逆巻く炎の精霊
・地霊使いアウス ・海神の巫女
・風霊使いウィン ・水の精霊アクエリア
・水霊使いエリア ・ハーピィガール
・火霊使いヒータ ・荒野の女戦士
俺的にはドリアード&ハイプリーステスも加えてホスィ
グレ(ry
クランAAを派生させてデーモンテイマーも作って欲しいな…。
>>270-273 GJ!その才能に思わず敬服だぜ!
>>277 ふと思ったんだが逆巻く炎の精霊の性別って何だ?
俺は男かと思っていたんだが
賛成でつ
リリーたんも
(\
\\\
(\\\\
(\\\\\. | ̄ ̄|
\\ ||||_∀|_
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | |/⌒゛⌒ヽ
 ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\ 〈イリ_ノリl_リノ〉
 ̄(//// ̄\\@`゚´j`゚´|)
(/(/// ̄@イ| 〈ヲ / <ワハハお注射よ♪
(/(/ / ヽ\ | |
( ヽ \ヘヘ
||/ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____
||\__|_____/ )________|
/ / \_)
(__)
>>276霊使い及び〜にした方がいいんじゃない?
あくまでも主役は4人なんだしね!
と、ヒータンが言っておりました。
>>283 ちょwww社長なにやってんだよwwwワロスwww
>>281 ・男
・女
・精霊云々の設定で区別無し
・ふたな(ry
デーモンテイマー、
リスト入れんの忘れてた・・・ orz
逆巻くはショタにしか見えねぇ
高評価多謝です。
皆様のGJの二文字で苦労が報われます。
>>278 恐らく
>>277へのレスだと思いますが。
ドリアードとハイプリは帽子の形が再現できなくて挫折orz
何だよあの嫌がらせみたいな帽子……。
>>280 デーモン・テイマーはカード持ってないんで……。
今度シングルで見かけたら買ってきまふ。
SSの方も盛り上がってきてるみたいだし、
そろそろ絵の方も進めていこうと思うんですが、
どこから描いたらいいでしょう。
おまいらの意見プリーズ。お願いします(´・ω・`)
>>290 は、早いw
ではやってみます。
露出の高いのは難しいから変になるかもしれないけど……。(ヒータとかさ……)
>>291 急かす形になっちゃってごめんなさいね(´・ω・`)
293 :
188:2005/10/30(日) 16:01:53 ID:7V+O8LZE
流れを読まずに
>>262の続きです。
あと、エリアのイベントでわかると思いますが、
主人公は学校に来てまだ間も無いということにしてくださいorz
テーマ「パーティの後」
夜中に部屋で主人公が目を覚ます。「眠れないな・・・」
★分岐・パーティで誘ったキャラが、
アウスorウィン→料理イベント
なにか食べようとする主人公。が、冷蔵庫には何も無い。
すると、どこからか良い匂いが漂ってくる。
エリア→学校内をぶらつくことにする。
ヒータ→まだパーティをやっている校庭に行く
キャラ別イベント
アウス→部屋にアウスが来る。さっきのパーティで酔った後、
部屋まで主人公が運んでくれたお礼にと、シチューを作ってきてくれる。
おいしいシチューに身も心も温まる主人公。
料理上手と誉められ、アウスが少し照れる。
294 :
188:2005/10/30(日) 16:03:42 ID:7V+O8LZE
ウィン→匂いに釣られて廊下に出る。ウィンの部屋から香りが漂ってくる。
ドアをノックすると、エプロン姿のウィンが。ウィンの部屋で話を聞くと、
主人公のために、カボチャが苦手でも飲めるスープを作っていた、
と恥ずかしがりながら話すウィン。
スープを飲んだ主人公が「これならカボチャも平気」と言い、ウィンも
赤くなりながら、「よかった」と言う。
エリア→学校探検中に、屋内プールがあることを発見。中に入ってみると、
誰かが泳いでいる。華麗に泳ぐ誰かに主人公が見とれていると、
その誰かがプールサイドに上がってくる。泳いでいたのはエリアだった。
驚くと共に、目のやり場に困る主人公。そのことに気付き、ニヤニヤしながら
近づいてくるエリア。エリアから、いつもここで泳いでいることを聞かされた後、
突然プールに突き落とされる。
屈託無く笑うエリアに、主人公も「まぁ、いいか」と思う。
ヒータ→広場に行くと、まだパーティが続いていた。キャンプファイアーを
ながめていると、オオカミの仮装のままでいるヒータを見つける。
主「気に入ったの?その格好。」ヒ「う、うるさいっ!」
主人公が、パーティが楽しかったと話すと、ヒータがうろたえる。
赤くなりながら拗ねるようにするヒータ。
「まぁ、楽しかったけど・・・」とつぶやく。
主「ん?なに?」ヒ「な、なんでもない!!」
>>277 セイマジはどうだろ?KOIZUMIさんのイラストで萌えますた
>>287 だが、それが良(ry
>>289 まずは、4人の正面絵とかどう?
>>277 もはや当たり前すぎてBMGが入ってないwww
>>292 嫌な予感的中(´・ω・`)
一日頑張ったけどこんなのしかできんかったゴメンナサイorz
_
,.'´ ヽ
!lil'|ノl」lハ」
!lil」゚ -゚ノ」 ,ヘ
!lム、 Q.)フコつ )
!l|_l、.{l}|i| (
ノliUl=Y'|i| ヾ
.し'.ノ
お詫びに季節ネタ逝きますよ。
__ _
`ヽ, `ヽ
ノ〜⌒~゙゙'''ヽ
(~ !=;イノノノ)ゞノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!リ !゚ ヮ゚从 < Trick or Treat!! です、マスター♥
/´|)丗)'´|) \_______________
|゙´|t丗| 、|
/ .//_|j /ゝ
.く._/_し'ノノ
Å,
/:⌒::~:::⌒ヽ
|::::::<・>::::|
ヽ, イノノVリ)ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/wN'[]-ノj\ 。○ ( ……パンプキング重い。
/ /´|)丗)'´|) \ \_________
~^wv|_,ノt丗|._ノw^~
└|__T_|┘
. し'ノ
↑_↑
ヾ'´ 7ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ イノノl/!)〉ゞ | な……なんだよ。
,、从jリ゚Д゚从 ,、 < あ、あんま見るなよなっ……!
/⌒/´|)∀)'´|)⌒ヽ | ……(///
/ / |_,ノ)___|._ノ | ,〉ヽ \_____________
⌒Y´ └く__i┘⌒Y⌒'
. し'ノ
,;'´~~`ヽ
/ 0皿0ヾ⌒
ノ 〜〜〜ヽ
〃!ミiノ从)))〉 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ /i从!゚ ヮ゚ノリ < 悪い子はいねが〜
ノノ)~ ̄フY) ̄フ \________
ノ;´' ノj__,| ノ
ノ;´ノく/_|j ノ
/_ノ__し'ノ_ヽ
304 :
299:2005/10/31(月) 23:14:00 ID:wu2dvTLj
>>302>>303 テイマーの胸もとにはQとωの二択だったんですが、どっちがよさげでしょうかねぇ……。
むぅ、精進せねば。
ハロウィンネタはずっと前から準備してたやつなので188さんのにならなくてスマナス。
「はるか かなた」さんのトップ絵のヒータかなり良い。エロス
306 :
想像人:2005/10/31(月) 23:43:12 ID:b8cK3XkM
>>304 Qが適していると思います。まだ見ぬAAを
投下していただけるだけで自分としては嬉しい限りです。
>>304 Qがいい感じかと。
ω だとそこだけ小さい印象を受けそうな希ガス
308 :
299:2005/11/01(火) 00:03:59 ID:t29gx6S0
KOIZUMIさんって伊吹渡って人と同一人物だよね?
何か大人の事情で公言できないことなのかな
>309
オレはその人よく知らないけど、
複数の名前を使う人ってのは別に珍しくないよ
商業と同人、健全と18禁、あるいはメインとサブのジャンルでも名前の違う人がいる
RRRのメンバーだったんか。
通りで既視感があったわけだ……。
>>311 RRR…? ランランリンちゃん?
ごめん
人造人間萌えスレはここでつか?
>>317 懐かしいな 前に認定で見た 絵師誰だっけ?
>>318 誰だったかな……。
漏れも認定で保存したんだけど。
萌え.jpに甜菜されてたからとりあえずURL貼ってみた。
>>319 スレ一覧を遊戯王で検索汁
つか今認定にネ申クオリティの4人のイラストがあるな。
ちょ、ウィンマジカワユスwww
これだから侮れん。
俺も見た。クオリティタカス・・・
認定自体はアレだが。
しかし最近トサマシニワカ氏来ないな あの人の絵大好きなのに
cgiでCPUの使用したウィンにアームド・ドラゴンLV7のコントロールを奪われた俺が来ましたよ。
ウィンを攻撃するわけにもいかないし、かなり焦った。
>>325 できるわけあんめぇ。
仕方がないからVWタイガーカタパルトを何とか召喚してアームドを横向けて倒し、
最後はキャッスル・ゲートで直接砲撃してなんとかしましたよ。
中華は火が命とか言って料理が超ウマイヒータ希望
ヒータは焼くもの以外は難しくて出来ないのが理想的
つかこの世界って食料も当然モンスターの肉とかなんだよな……(ジェノサイドキングサーモンとか)。
んでもっての4コマのエリアのゲテモノ料理もまんざらありえないってわけじゃないのか……ガクブル。
でもバブルマンは…
鯱とか鯨とかいるのに…
ヒータが台所を使うと戦場の跡地みたいな惨状になる
自分もヒータは料理苦手キボン
てかヒータのキャラだけはほぼ全員の意見一致するのなw
∧ヘ
从ミ ‘`プ .。oO(何度丸焼きにされそうになった事か
(∧)/`"i´
ゞ'、__゙)_b
今日ゲーマーズにシングルカード買いにいったら
ウィン系だけ全部売り切れててワロス
>>336 シングルカードって値段いくらぐらいするの?
TLMをもう20パック近く買ってるのにエリアとウィンがまったく当たらない。
これってエリアとウィンにおれが嫌われてるってこと?
>>338 運命の人はそうそう簡単には見つからないものです
諦めずに買い続ければいつかはきっと当たるでしょう
>>339 だよな!俺もヒータが全然当たんないんだけどガンバるよ!!
(ノ∀`)あちゃー
(ノ∀`)あちゃー
>>334 サンダーが使用したカード限定かつハイランダー(禁止は守る)。
ちなみにキャッスル・ゲートは攻撃力0デッキで苦渋の選択使ったときに選んだカードの1枚。
CPU戦限定のお遊びデッキだが……。
>>337 霊使い系なら大体10〜30円で買える。
>>345 そんなに安くはなかったな。たしかほとんど100円だった。憑依エリアは150円だった。
ま、ゲーマーズだったからかもしれんが。
バザー フリマ オススメ
レアカードの横に大抵1枚10円ぐらいでノーマルが大量に置いてある
>>345-347 なるほどthx 結構幅があるんだね
ヤフオクとかだと50〜100円ぐらい?
在庫状況とか保存状態とか考えるとこっちが無難かな
オークションはあまりオススメできない
自分で状態見れないしノーマルとか買うなら手数料とかのほうが痛いっしょ?
>>335 おまいは焼かれても復活できるから大丈夫。安心汁。
だから存分に尊い犠牲になるがいい。
_ノ,
ヾ'´ 7ゝ ∬∬ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ イノノl/!)〉ゞ∧∧ | き、きつね火の丸焼きだ…
. 从jリ゚Д゚从 ('A`) <
>>350のために特別に作ったんだぞ…
/´|)∀)'´|) ̄ ̄ ̄ | 心して食えよっ!!
|_,ノ)___|._ノ \_____________
└く__i┘
し'ノ
ありがとう、ヒータ。
大丈夫、君が心を込めて作ってくれたものなんだ、美味しいに決まっているさ。
ではいただきま……ぐあっ、ちょっ熱っ、何これ待てってどう考えても物理的に食える代物じゃ……。
え? ひ、ヒータ、そんなしゅんとした顔するなんて反則……ええいわかった食えばいいんだろ食えばっ!
うおらっしゃ熱っちょっこれマジ死ぬかも熱っあっつうううあああああっ!!
教訓:きつね火は炎族です。
>>352 ┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 通常魔法、「治療の神 ディアン・ケト」を発動!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>352は1000ライフポイント回復!
代わりに精神的ダメーz(ry
の服装ってどうなってるんだ?
普通の服の上に黒い胸当て(?)みたいなのをしてるみたいだが・・・服装は自由みたいだな。
356 :
355:2005/11/03(木) 23:03:50 ID:Yn2kcCBT
うわ、名前がorzヒータンな。
唐突だがヴァリアブルブック4の編集した奴とは親友になれる気がする。
>>358 内容見たらわかる。
すさまじいまでのハイ・プリーステスびいきだからなw
ヴァリュアミスコンのランキングに必ず入ってくるテイマーさんは俺のペット。
そうか、火が命といえど丸焼きしかできないのかw
CV水橋かおり→こやまきみこ に脳内変換の時期なのか・・・。
・・・水橋さん継続でお願いします。
362 :
想像人:2005/11/04(金) 22:24:54 ID:0nQdzug8
後から復活したのはドリアードなわけですが
コナミにとっては「同じ顔だからどっちでもいい」
みたいな考えだったのでしょうかね。
どっちが萌えるかは微妙にわかれるだろうけど・・
ドリアードはハイ・プリーステスより遥かに入手困難だからな。
存在のレアさが人気を引き上げたんだろ。
元ネタからすればドリアードは植物の精霊であって、精霊術師にはどっちかといえばプリーステスのが向いてる気はするけど。
364 :
想像人:2005/11/04(金) 23:44:48 ID:0nQdzug8
ドリアード、ミューズの天使
エルディーン、ラムーンの四枚の女性モンは
ブースター3が最初で最後の収録ですね。
なんとかラムーンを先月ゲットした(*´Д`)
366 :
299:2005/11/05(土) 03:51:28 ID:MsYjfDDz
霊使い以外だとファイヤーソーサラーが一番好きです。
クランとちょっとキャラが被ってる気もしますがw
ヒータオネエチャンニマケナイヨウニ、
ガンバッテチャーハンツクッテミマス・・・
_,,
, '´-‐ーヽー-、
_,., ‐'"'i!ノハ)))〉 ;,,ノ
( _,.;:ノ! !;゚ -ノリ 。・゚・⌒)
@,ノリつ━oヽニニフ))
く___〉
し'ノ
デキマシタ・・・
ア、アノ、ヨロシケレバドウゾ・・・
_,,
, '´-‐ーヽー-、
_,., ‐'"'i!ノハ)))〉 ;,,ノ
( _,.;:ノ! !"-"ノリ 。・゚。・゚・
@,ノリつ━oヽニニフ
く___〉
し'ノ
萌えた
絶版なのは同じだけどエルディーンはパック収録な訳だが・・・。
他に絶版で可愛いのってなんか居た?
369 :
299:2005/11/05(土) 13:15:37 ID:MsYjfDDz
月の女神 エルザェムとかどうですかね。
真DMで序盤にかなりお世話になった記憶が。
370 :
想像人:2005/11/05(土) 16:22:34 ID:EYrFYgz7
>>368 訂正どうもです。
他にはキーメイスとか美しき魔物使いでしょうか。
でも後者は萌えは難しいです
エンシェントエルフを忘れてないか?
372 :
299:2005/11/05(土) 16:34:11 ID:MsYjfDDz
あれも絶版ですか……。
砂の魔女の融合素材なのに。
373 :
想像人:2005/11/05(土) 16:44:55 ID:EYrFYgz7
>>371 エンシェント・エルフは再収録されていますよ。
すまん 素でダンシングエルフと間違えてた…
>>369>>370 お世話になったって表現www
AV女優かよ!・・・とか思った。
スターター収録のカードって絶版多くない?
アウスの相方デーモンビーバーもそうだったような。
魔物使いは今でも欲しい1枚。
376 :
想像人:2005/11/05(土) 21:13:56 ID:EYrFYgz7
ちょっと霊使いやその他のキャラの
声優を想像してみました。
ドリアード(CV 松岡 由貴)
ヒータ (CV 折笠富美子) エリア (CV 嶋方 淳子)
アウス (CV 浅川 悠) ウィン (CV 高橋美佳子)
グレファー(CV 山寺 宏一) 暗黒の侵略者(CV 池田秀一)
377 :
名無したんはエロカワイイ:2005/11/05(土) 21:14:41 ID:ec7+26AA
エルディーン復活して欲しいなぁ
>>376 ちょww おまww グレファーが山ちゃんてw ジーニーかよw
ヒータン(CV:穴子)
エリア(CV:穴子)
ウィン(CV:穴子)
アウス(CV:穴子)
グレファー(CV:能登)
エリアは川澄綾子さんがいいよ……って前スレでも言ってたな漏れ(´・ω・`)
>>379 それ以上何か言うと・・・俺はお前を殺しかねない
┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 速攻魔法、「突進」を発動!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
このターンのみ
>>381の
攻撃力が700ポイントアップだ!
声優の話題で喜んでる俺ガイル
だが俺の中では↓こうなってる。
ヒータ:水橋かおり(ふしぎ星のアルテッサ
エリア:門脇舞(ネギま!のハカセ
アウス:水樹奈々(ナルトの日向ヒナタ
ウィン:未定
テイマー:桑谷夏子(ギャラクシーフォースのクロミア
火:未定だけど男勝りな感じの声がいい
水:能登
風:水樹奈々
地:野中藍
グレファー:レイザーラモンHG
グレファーHG「ヒータさぁ〜ん!!私と一緒に青春の汗を流しましょう!!さぁっ!!さぁっ!!」
グレファーHG「破邪の大剣 バオウを装備した私が格闘戦士アルティメーターに攻撃フォーーーーー!!!」
で、そこをボルケーノ氏に消し炭にされるわけですね。
穴子ヒータと能登グレファーの夢見た
┏━┓ , -‐--、
┃_n.┃ I:::::::I \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
.( l.┛ i,(;;;ノI、;;;)l_ > グレファー召還だフォーーー!
\ \ ,ゝ´ヮ`,ノュ. /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
391 :
名無したんはエロカワイイ:2005/11/06(日) 19:02:40 ID:WXY7hz7W
┏━┓
┃_n.┃ , -‐--、 \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
.( l.┛ I:::::::I__ > くらえ!ライトニングボルッテックス!
\ \ ,ゝ´ヮ`,ノュ. /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
真ん中消えても顔に見えることを発見。
┏━┓ , -‐--、
┃_n.┃ I:::::::I \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
.( l.┛ i,(;;;ノI、;;;)l_ >sage忘れたフォーーー・・・・
\ \ ,ゝ´ヮ`,ノュ. /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
レイザーラモンはゴッザッキーの自爆装置を発動した!
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
394 :
想像人:2005/11/06(日) 21:48:10 ID:CZLcTLFo
ボルケーノ氏と聞いてふと
もう小説が投下されなくなったなぁと。
>>395
すいません、もしよろしければ予てから書きたいと思っていた者ですが
もし私ので良ければ投下しても宜しいでしょうか?
つまり、早く投下しやがれって事ですか
399 :
397:2005/11/07(月) 00:02:00 ID:JqJkBeZN
言葉遣いが悪かった。今では反省している。
400 :
395:2005/11/07(月) 01:08:39 ID:/mdGXEmx
では投下します。まずは世界観の説明と主人公とウィンの出会いからです。
ここは人間界とは違う、『遊戯王』のカード達が暮らす世界、通称『デュエルモンス
ターズ界』モンスター達と言えば皆、戦う印象が強いが現実はそうでも無い、どちら
かというと普通に職業を持ち生計を建てているモンスターの方が多い、一部の戦闘能
力に特化したモンスターが所謂、人間界で言う『強く使えるモンスター』である。そ
して、そう言ったモンスター達は格違いの良い暮らしを過ごす事が出来る。そう言っ
た一攫千金を夢見るモンスター達が集う場所があった。その名は『モンスターズアカ
デミア』明日の優良モンスターを夢見て多くのモンスター達がここを訪れている。そ
して、ここにも一人、そのモンスターがいた。
(今日から、ここが俺の通う学校…)
身長は160そこそこ、体付きは筋肉が適度に付いており、服装は簡素な物であり腕と
足に申し訳程度の甲冑を装着しており背中には少年の体には適度な大きさの両手剣を背
負っている。無造作に纏められた黒い髪にどちらかと言うと女性的な整った顔の少年は
目の前にある大きな校舎を見上げて一人、物思いに耽っていた。
(そろそろ行くか…)
気持ちを固めると少年は視線を前方に戻してゆったりとした足取りで歩き始めた。校門
を潜ると怒鳴り声が少年の耳に入り、少年は思わず声の方向に振り向いた。視界に入っ
た光景は2体のサンダードラゴンがプチリュウを相手に怒鳴り散らしており怯えるプチ
リュウを緑色のポニーテールの女の子が必死に庇っている光景であった。
「如何してくれるんだよ、ねーちゃんよ! コイツの骨、いかれているかもしれねーぜ」
「そんな! この子は貴方達にぶつかった事はちゃんと謝ったじゃないですか…」
「ウィン…」
プチリュウは不安げな表情で『ウィン』と言う名の少女を見上げていた。ウィンはプチ
リュウの不安を掻き消そうと力強く抱きしめた。その様子を見たサンダードラゴンがニ
タニタとしながらウィンの顔に近付いて来た。
「まぁ本来ならばドラゴンの先輩としての礼儀をそのクソガキに叩き込んでやる所だが
見逃してやらなくも無いぜ」
「如何言う事ですか、それは一体?」
「何、簡単だよ、今、アンタがそれにしてやっている事をそのまま、俺らにしてくれれ
ば良いだけだよ、まぁ俺等は大人だからハグだけでは物足り無いかもしれないけどね…」
言葉を聞いた瞬間、ウィンは血の気が引いた青褪めた顔になりプチリュウを連れて、その
場から逃げ出そうとしたが2体のサンダードラゴンが周り囲み、それは呆気無く阻止された。
401 :
395:2005/11/07(月) 01:13:13 ID:/mdGXEmx
「そう、嫌がるなよ、これで万事、丸く収まるならそれで良いだろう」
「そうだぜ、ねーちゃんよ、天国見せてやるから、大人しく付いて来いって」
ジリジリと近付いて来るサンダードラゴン達にウィンは成す統べが無かったプチリュ
ウを力強く抱きしめながらも目には涙が溜まっていた。頃合だと思い、そのまま巻き
付いて人のいない所まで連れていこうとしたその時であった。一体のサンダードラゴン
は横から強い衝撃を受け、真横に吹っ飛んだのである。もう一方のサンダードラゴンも
突然の事に戸惑いを隠せなかった。俯いていたウィンが見ると、そこには少年が立って
いており、ウィンに対して親指を自分の後ろに立て避難する様、命じた。ウィンは小さ
く頷きそれに従った。サンダードラゴンがゆっくりと起き上がるともう片方も調子を取
り戻し二人は少年に対して完全に怒りの形相を示していた。
「テメェ、何してくれてんだよ、ボケが! 関係ねぇんだから、すっ込んでいろ!」
「そうだ、そうだ! その女、黙って渡すんなら今回の事は見逃してやる!」
放たれた言葉にウィンはビクリと軽く震えたが、少年は聞いているのか聞いていないの
かポーカーフェイスを崩さないままゆったりと話し始めた。
「何て言うかさ…良い?」
「ハァ? 何がだよ?」
「見ていて気分が悪いからさ、今からあんた等二人、死ぬ程、痛い目合わせたいんだけ
ど構わない?」
少年は満面の笑顔で2体に言い放った。言葉を聞いたサンダードラゴン達は顔を真っ赤
にし、体からは電気が走っていた。
「それはこっちのセリフだ!」
ほぼ同時に2体は少年に対して口を開き雷の光弾を放った。少年は後ろにいたウィンに
光弾が当たらない様に両手を翳して守った。光弾は夫々、少年の片方ずつの手に当たり
当たった瞬間、辺りからは砂埃が舞った。
「ハハハハハ、気分爽快だぜ!」
「まぁ女までやってしまったのは仕方ないけど気は晴れたぜ、相棒ゲーセンにでも行こ
うぜ!」
サンダードラゴン達は笑いながらその場を後にし様としたが後ろから感じる殺気に思わ
ず振り向くと少年が自分達の光弾を両手でしっかりと受け止めており、如何言う訳か更
に大きな光弾と変わっていた。
「あんた等の言う『死ぬ程、痛い目』って言うのは只、埃を舞うだけなの? だったら
言葉を勉強しなおした方が良い、それはね、こうやるのだよ」
サンダードラゴン達は逃げ様としたが既に遅く光弾は2体を飲み込み小さな爆発を起こし
2体はその場でピクピクと痙攣をしていた。
402 :
395:2005/11/07(月) 01:15:21 ID:/mdGXEmx
「これぐらいで良いかな、ああちょっと君、良い?」
少年は偶々歩いていた『逃げ足のチック』を呼び止めた。チックは露骨に怯えた
表情を浮かべ、目に見えて分かる程、震えたが少年はお構い無しにチックの元に
近付き、一言告げた。
「携帯、持っている? あったら貸して欲しいの、俺、持っていないから」
チックはてっきり自分にも何かしらの火種が降ってくると思っていたが、予想と
は違ったのでキョトンとした表情で黙って自分の携帯を差し出した。少年はお礼
を一言言うと、手馴れた手付きで警察を婦女暴行未遂と呼び、チックに携帯を返
した。携帯を受け取るとチックはあっという間に校舎に消えた。厄介事も終わっ
たので少年も校舎へと向かおうとした。
「あの! 待って下さい、そのありがとうございました」
行こうとした瞬間、少年はウィンに呼び止められ振り向いた。ウィンはまだ不安
げな表情をしているが元の明るい顔に戻りつつあった。胸の中にいるプチリュウ
も何回も少年に向かって頭を下げていた。
「良いよ、別にそんな、俺は気に食わない変態を潰しただけなんだから」
「でも、お礼の一つもしないなんて、これから一緒に勉強していく仲間になるのに…」
「その言葉だけで十分だよ、それに今回は俺が助けたけど今度ああいった場合に陥っ
た場合は誰かに助けを求めると良いよ」
それだけで言うと少年は後者に向かおうとしたが再びウィンの言葉に行動を遮られた。
「待って! せめて名前だけでも教えて下さい!」
ウィンの言葉に少年は振り向き一言、言い放った。
「ラーゼ、俺の名前はラーゼ! もし又、会う事があったら、その時は笑い合おうね」
ラーゼは自分の名前を言うと少し急いだ足取りで校舎へと向かった。ウィンは少しの間
ラーゼの背中を見ていたが、ラーゼの姿が見えなくなると、自分もプチリュウを胸に抱
いたまま校舎へと向かってゆったりとした足取りで向かい始めた。
GJ!
攻撃力は1601以上ですか。
サンドラにぇぅぃことされるウィンたん想像しておっきしたよぉ。
GJ!! とりあえず誤字の確認ぐらいしとこうな
主人公コワスwだがGJ
その主人公は最初から最強っていう設定なのか?
GJ!!以下は独り言なんで聞き流してくれ
>>395の主人公をヒータに置き換えて704氏の小説の過去のエピソードとして加えてはいかがだろうか。
確かウィンはヒータを特に慕ってるみたいなことが書いてあったから、その理由として。
でも、ウィンが倒せないモンスターをヒータが倒せるわけないんだけどね。そこはヒータとウィンとキツネ火とプチリュウのユニオンアタックってのも有りだが。
主人公は平和主義で
話し合いで解決しようとする方が良さげ。
で、ヒータに「甘いな」と注意をされるほどに。
ケンカはヒータが1番強いだろうな。かすり傷負うことなく勝ちそう。
虐められてるのを黙って見てられないような、裏表の無い良い奴。
エリアは本気で怒ると(でも顔はニコニコ)
ヒータでも手が付けられないほど強くなったり・・・。
409 :
想像人:2005/11/07(月) 23:39:23 ID:jtZYo2ir
目に涙が溜まっているということは
サンドラが言ってることをウィンは
理解してるということですよね。
外見に似合わずマセてる?
>>407 そこで憑依装着ですよ
あれならサンドラにも勝てるし
>>410 さらにそこで逆襲の双頭雷龍の登場ですよ
412 :
395:2005/11/08(火) 01:58:12 ID:uqsPXuiv
皆様、色々な御感想、ありがとうございます。寝る前に投下します。
今回はグレファー&ボルケーノ登場とアウスの出会いです。
校舎に入ると入学の季節らしく学校内は楽しげな雰囲気で覆われていた。
クラブに勧誘する上級生達。新しい友達を見つけ様と色々なモンスター
同士話し合う様子。それらを暖かな目で見つめる教師モンスター達。ラ
ーゼにはそれらの光景が全て微笑ましく映った。
(やはり学校はこうでないとな…)
楽しげな様子の中を歩きながら自然と穏やかな気持ちにラーゼはなって
いた。だが、その気持ちは前から泣きながらラーゼに向かってくる一人
の少女により一変してしまった。
「誰か助けてー!」
「(´Д`)ハァハァ、待ちたまえ君ー! 私と一緒に清らかな汗を掻こうではないかー!」
近付いて来たのは怯えきった表情の『ハーピーガール』と如何言う訳か真っ赤な
ブルマと大きく『はぁぴぃ』とプリントされた体操服を持ちながらハーピーガールを
追う『戦士ダイ・グレファー』であった。先程と違い、今度は何が何やら訳の分から
ない状況にラーゼはその場に立ち止まり困惑の表情を浮かべた。状況を理解する暇も
無くハーピーガールはラーゼの後ろに隠れグレファーは荒い呼吸でラーゼの前に止まった。
「君は新入生かな? 我が新体操部の入部は取り敢えず後にしてもらおうかな、今は
彼女の入部が最優先だ」
「内容を知ったら入部なんてする気になれません!」
「何を言う! 我が新体操部は新体操だけに限定せず、バレーボール、テニス、看護技術
調理技術等、夏には水泳! 様々な分野を教え、立派なデュエルモンスターを育成し様と
言うのだぞ、何も怯える事は無い! 私が手取り足取り、みっちりと教え込むから!」
「教えてもらわなくて、結構です〜!」
泣きながら許しを請うハーピーガールを無視して殆どの女性が生理的に受け付け無い不気
味な笑顔を浮かべながらグレファーはハーピーガールに近付こうとしたがラーゼに遮られ
それが出来ずにもどかしい思いをしていた。ハーピーガールの怯え振りとグレファーの言
葉、そして手に持っている体操服セットからラーゼは全てを察した。
(コイツ…重度のコスプレマニアだな…)
413 :
395:2005/11/08(火) 02:02:12 ID:uqsPXuiv
今までの言葉から察するに最低でも今、持っているブルマ、テニスルック
レオタード、ナース服、エプロン、スクール水着、それらがラーゼの中に
過った。本来ならば関わり合いにもなりたくないタイプではあるが後ろで
怯えているハーピーガールを放っておく訳も行かないので今回はハーピー
ガールの要求を飲む事にした。
「オイ、アンタ、一人で盛り上がっているみたいだけど、彼女、嫌がって
いるみたいだから、諦めて別の相手探した方がいいのではないの?」
「そうですよ…お願いしますよ…」
ラーゼに促されてハーピーガールも弱々しいながらに反抗をしたが今のグレ
ファーにそんな事を耳は入らなかった。
「君は下がっていた前! 青春は一度しか無い、それを有意義に過ごすには
私の所にいるのが一番の方法なのだ! さぁ! さぁ! さぁ!」
完全に自分だけの世界に陶酔してしまっているグレファーに二人は完全に呆れ
ている状態であった。しかしラーゼは乗りかかった船というのもあり、何時ま
でも呆けている訳にもいかず、背中の剣に手を伸ばし始めた。
「話が通じるなら、これが最後通告だぞ、俺は教師でも容赦しないぞ」
「だから、私はこの子の事を一番に思って…ホボォー!」
話しても無駄だと思い剣を抜こうとした瞬間、30cm大の火球が後方から飛
んで来て小さな爆発を起こし、グレファーは不気味な笑顔を浮かべたまま黒焦
げになって、その場に倒れていた。二人共、何が起こったのか理解出来なかっ
たが、後方から小走りで向かって来るスーツを紳士的に着込なした赤髪の男性
が向かってくる事で謎は解明した。
「大丈夫かね? この男は我が学園でも問題教師だからな、攻撃の際には躊躇
しなくて結構! 遠慮無くガツンとやって構わないから、私が許可をする」
紳士は未だに呆けている二人に攻撃の許可を与えると、倒れ込んでいるグレファー
を荷物の様に持ち上げると立ち去ろうとした。
「あの、すいません!」
立ち去ろうとした紳士はハーピーガールに呼び止められ止まったが、いざ紳士の
顔を見ると何を話していいか分からずドギマギしてしまった。
「ああ、失礼、私の名前はミスターボルケーノ、又、この『歩く生殖器』が何か
悪さをしたら私が助けるから遠慮無く呼んでくれたまえ」
ボルケーノは一言、爽やかに言うとグレファーを連れて奥の方へと消えていった。
ああ言った教師がいてくれた事に二人共、喜びを感じていた。
「あぁ、あの貴方もありがとうございました。あの…」
「いや、当然の事をしただけだから、あ、俺の名前はラーゼ、もし又、会う事が
あったらその時は笑い合おうね」
414 :
395:2005/11/08(火) 02:06:20 ID:uqsPXuiv
そう一言、言うとラーゼは歩き始めて、ハーピーガールも改めて自分が通う学校を
理解しようと散策を再開し始めた。
次にラーゼは学校内の施設を見始めた。学校内には様々なモンスターを強化する為の
施設が充実していた。戦士族を鍛え上げる為の格闘場。魔法使いが挙って使う王立魔
法図書館。水属性のモンスター達がよく使用する屋内プール。ラーゼはその充実振り
にここが最大のモンスター強化学園と言うのも納得が言った。その内の一角である研
究室と書かれた一室に目をやると、何やら妙な圧迫感がドア越しでも伝わり関わって
はいけないと思っても気になってしまい、その場に立ち止まると、ドアが耐えられな
くなったのか前のめりに倒れると中から大量の羊トークンともけもけ達が出て来た。
状況が理解出来ずに呆けていると大量のトークン達の中からデーモンビーバーと茶髪の
ショートカットで眼鏡を掛けた女の子が中から頭を掻きながら出て来た。
「ちょっと、一体、何が起こったの?」
状況を理解する為、ラーゼは恐らく元凶であると思う眼鏡の女の子に事情を問い質した。
「ああ、ちょっとトークンの生成に失敗して、こんなに増えたの…」
「全く、アウスはそんなのだから何時までもダメなんだよ…」
「ビーバー、煩い!」
毒を吐くビーバーに対してアウスはゲンコツを食らわした。手加減をしているのは目に
見えて分かっているが、それでも痛いらしくビーバーは頭を抱えて痛みに軽く悶えた。
微笑ましい光景を見ながらもラーゼはアウスに一つの質問をした。
「それは分かったよ、じゃあ、このトークン処分するのでしょ、如何すれば良いの?
手伝えられるなら、俺も手伝うから」
「え、でも…」
「良いよ、こう言う物は言われてからやるのではダメ、無理なら大人しく消えるから」
「じゃあ、お願いし様かな、基本的にはこうやってトークンを攻撃すれば消えて無く
なるから、ここにある物、全部やって構わないから」
そう言うと、アウスは持っていた杖で羊トークンやもけもけトークンを叩いた。すると
トークンは跡形も消えて無くなった。ビーバーも頭の角で攻撃をしトークン達を処分し
ていった。
「分かった、じゃあ早速」
ラーゼはそこら中に散乱していたトークン達を手早い動きで次々と破壊して行った。
その手早く無駄の無い動きを見て感心しながらも、自分も手早く失敗作達を削除し
て行った。三人でやった結果、トークン達は思った以上に早く処分する事が出来て
外れたドアもラーゼとアウスの二人でやった為、手早く元に収まった。
415 :
395:2005/11/08(火) 02:08:40 ID:uqsPXuiv
「ありがとうね、私はアウス、こっちはデーモンビーバー君の名前は?」
「俺の名前はラーゼだよ、ところで見た所、俺と同い年みたいだけど何で
こんなに施設を使いこなしているの?」
トークンを排除しながらもラーゼは純粋に感じた疑問をアウスにぶつけた。
アウスはすぐにラーゼの疑問を解消してくれた。
「ああ、ラーゼ君は高校からこっちに入ったのでしょ?」
「まぁ、そうだけど…」
「私は中学からここにいるからエスカレーター式で高校にも行ったの、だから
今日もここで一人自分のしたい研究が出来る訳」
アウスは屈託の無い笑みで答えると、それにつられてラーゼも軽やかな笑みを
見せたが、腕時計を見てその表情は一変した。
「ああ、ヤバイな、そろそろ教室に顔を出さないと、初日から遅刻では洒落に
ならないからな」
「そうだね、、また会ったら、その時は色々話し合おうね」
「うん、そうだね、じゃあ、俺は」
やや、急いだ足取りで自分の教室に向かうラーゼをアウスとビーバーは手を振って
見送った。そしてアウスも次の授業に向かう為歩き始めた。
416 :
395:2005/11/08(火) 02:10:01 ID:uqsPXuiv
今日は以上になります。次は初めての授業とヒータとの出会いまで
投下する予定です。
乙! はぁぴぃ…(´Д`)ハァハァ
ラーゼ君がちょっと好きじゃないかもとか思ってしまった。
>>408 俺も主人公はどっちかといえば白魔導師ってイメージかな。
攻撃よりもサポートメインのキャラって意味で。
ヒータに「甘い」って言われるシーンはすごくいいと思う。
ツンデレってある意味裏表だよな。
乙 良く出来てると思う
ただなんか自分もこの主人公好きになれないなぁ
たぶん好みの問題だろうけど
これからも頑張ってくれぃ ワクテカしながら待ってるから
あ 本当だ
>>395は俺だよ…
なんで気付かなかったんだろ…
>>396のを見て決定的になった
バトル要素を追加しようとすると霊使いとの会話をメインにするのが難しくなる
>>422 つまりバトル要素を追加してしまうと
「霊使いに萌える小説」ではなく「霊使いも出る小説」になってしまう
と言いたいのか? 確かにそんな気はしてた
作品そのものが面白かったからあんまり突っ込まないでいたが
嵐帝が出れば霊使いメインのバトル小説を書こうと思ってる俺ガイル。
ワタルとかリュ−ナイトとかグランゾートみたいなイメージで帝に乗った霊使いが書きたい。
ウィンだけカマキリに乗るってのはどうかと思うし@女帝カマキリ
425 :
想像人:2005/11/08(火) 21:09:42 ID:Njfyfs0d
霊使いをメインとするなら
主人公は霊使いの四人であるわけで・・
つまり何が言いたいかと言うとオリジナルの
主人公は必要ないのではないかということ。
ぶっちゃけてスマソ・・。
名前に関しては私も今、気付きました。紛らわしい間違いをして申し訳ありません
一応、自分のスタイルとしてバトルストーリーの中で萌えられる部分を多々入れて
行きたいと思っているのですが、なるべく皆様の期待に答えられる作品を作って行
くつもりなのでこれからはこの『初期の闇使い』の名前で投下していって宜しいで
しょうか?
>>418 自分もこの主人公は・・・。裏表ありそうで同性から嫌われそう。
いきなり先生に「オイ、アンタ」発言はどうかと思う。
偉そうな台詞と丁寧な台詞が入り混じってて不安定。
・「誰に対しても丁寧語なおとなしめ主人公」
・「目上には敬語、知り合いには普通な一般主人公」
・「誰に対してもタメ口な熱血主人公」
のどれかに絞った方がいいと思われ。
まぁ、書いてるうちに性格も安定してくるでしょ・・・。
参考にならないチラシの裏でスマソ。
別にどんな口調が混ざっていようと俺はあまり気にならないけどな
やっぱり人それぞれか
430 :
想像人:2005/11/09(水) 02:03:44 ID:uySc24vm
自分の考えたドリアードと四人の霊使いをメインにしたショートストーリー
を投下してみたいと思います。セリフやキャラは想像です。
ヒータ、エリア、アウス、ウィンはとても仲のよい霊使いの四人組。
闇以外の属性を操るドリアードを先生と仰ぎ、日当たりのよい森の中で五人で
集まり、今日もドリアード先生の授業を受ける。
「今日はガイアフィールドに遠足へ行くで〜」
ニッコリ笑顔とのんびりした大阪弁のドリアード先生の授業はこんな調子で始まる。
ヒータは退屈そうに、エリアはニンマリしながら、アウスはメガネを上げて真剣に、ウィンはキョトンとしながら聞いている。
「先生、がいあふぃーるどってなんですか?」
エリアがそのままの笑顔で聞いた
「アウスちゃんみたいな地属性のみんなが集まってて元気になる場所や」
先生がそう答えるとアウス以外の三人はアウスを見た。
ガイアフィールドはそのフィールドから発せられるガイアパワーが
地属性のモンスターの攻撃力を大きく上昇させるというフィールドだ。
多くの地属性のモンスターが集まる場所としても有名である。
アウスは視点が集中して戸惑ったがやがて自分から切り出した。
「どうして特定の属性のフィールドに行くんですか?」
「みんな、自分の属性のこともっと知りたいやろ?自分の属性の仲間が
どんな人か会って学ぶプランなのです〜」
先生はのんびりはりきってそう答えた。
「それじゃぁ風属性のフィールドもあるんですか?」
ウィンがドキドキしながら質問した
「あるで〜、ウィンちゃんみたいな風属性のみんなはデザートストーム。
ヒータちゃんみたいな炎属性はバーニングブラッド。エリアちゃんみたいな
水属性はウォーターワールドって場所なんや」
エリア、アウス、ウィンの三人がへぇ〜と言っている中、ヒータは
「そんなとこ、つまんないに決まってるわよ」
と言ってその場に仰向けに寝転んだ。
「ウォーターワールドでは年がら年中イルカが見られるねんで」
「!」
先生のこの言葉を聴いた途端ヒータは急に起き上がり興奮しながら聞いた。
「ほ、本当!?」
「本当や」
この会話を見ていた三人は必死で笑いをこらえている。
アウスにいたっては地面を叩いてすでに爆笑中である。
431 :
想像人:2005/11/09(水) 02:04:26 ID:uySc24vm
行こう!イルカを見に・・もとい水属性の授業の一環として!」
「あかんあかん、今日はガイアフィールドに行くねんで」
「ガイアフィールドなんていつでも行けるじゃん!」
「ヒータちゃん炎属性やのになんでそんなに行きたいんや?」
もはやほかの三人は笑うことをためらっていない。ヒータの意外な一面を
知ってしまったわけだから仕方のないことかも知れない。
「ヒータちゃんかわいい・・」
ウィンがクスっと笑って言った
「うっさい!黙れ!!」
こう返ってきてウィンはビクっとしてエリアの後ろに隠れた。
「まぁまぁ、ヒータちゃん。今度の日曜に見に行こうよイルカ」
「うるさい!!うるさーーい!!!」
エリアのなだめは火に油を注いだようであった。
やっとのことで笑いやんだアウスが先生に聞いた。
「どうしてガイアフィールドを選ぶんですか?」
「わたしの実家があるねん。友達もいるねんで」
理由は先生個人の物だった。
「先生の友達にいろいろ地属性のことをもっと聞くとええよ」
そう聞くとアウスの勉強心に火がつきメガネがキラリと光った。
「よし、行きましょう先生、ガイアフィールドに!」
「よっしゃぁ〜みんな行くで〜!」
アウスと先生ははりきって叫んだ。
エリアとウィンはダダをこねているヒータを引っ張ってついて行った。
地属性のなんたるかを学ぶことを楽しみししていたアウスだが
ガイアフィールドにてアウスはあんなことになるなんてここでは誰も
知る由はなかったのです・・
以上です。行った先も書きたかったのですが眠いです、スマソ
ではこれからはこれで投下していきます。主人公については指摘されて見てみれば
確かに変態とは言え初対面の教師相手にあの態度は横暴過ぎました。反省していま
す。一応、主人公は熱血漢をイメージしたのですが間違った方向に暴走してしまっ
た様です。すいませんでした。
では先日、言った様に今回は初めての授業とヒータとの出会いまで投下します。
ラーゼが自分の教室に入ると、教室内には既に何体かのモンスターがいており
ここで行われる簡素な新入生への挨拶を為になる授業を受ける為、広い教室に
散り散りとモンスター達はいた。ラーゼは適当に空いている席に座り時間を待
っていると眼帯を付けた中年男性がこちらに近付いて来た。
「よぉ! お前だろ、入学早々、粋な事した漢ってのは?」
口元に軽やかな笑みを浮かべ、男性はラーゼの隣に腰を下ろしラーゼに構わず
自分の話を続けた。
「ああ、俺の名前は首領・ザルーグ、黒蠍盗掘団のリーダーをやっているお前の
行為はチックから全て聞いた。惚れたぜ」
ラーゼは自分の記憶を呼び起こし、今日、この様な事を言われる行動を取ったか
思い出そうとしていた。チックと言う名でラーゼは全てを理解した。
「あれは当然の事だよ、それに俺にその気は無いよ」
「ハハハ、俺だってそうさ、そう言う意味では無く良いダチになれるって言う意味さ」
二人は意気投合しお互いに笑い合いながら、時間までの間、色々な事を話し合った。
「やはりザルーグはあれなの? ここには派遣登録で来たの?」
ラーゼはザルーグの容姿を見て感じた疑問をぶつけた。この『モンスターズアカデミア』
は学校としての顔とは別にモンスターに仕事を斡旋してくれる派遣会社としての顔も持っ
ている。とは言えモンスター相手に紹介する仕事なので殆どが逸れモンスター達の退治で
ある。中には簡単な物もあるが、金に困っているモンスター達は挙って賞金を求めてここ
に登録をして来る。恐らくザルーグもその類だとラーゼは思った。
「まぁ、そうだな、その答えでは50点だ」
半分の正解という言葉にラーゼは困惑の表情を浮かべた。ザルーグはラーゼの疑問を解消
する為、自分の事情を詳しく話し始めた。
「実はな、黒蠍盗掘団も最近、仕事が無くてな、それで団員達を路頭に迷わせ無い為にも
ここに登録してな、それとは別に実は俺、中卒でな団長足る者、学が無いと思いだな、こ
こは実績さえあればある程度の学費は免除してくれるからな、良い機会だからと団員達に
も薦められてこうして授業も受けていると言う訳だ、だから俺とラーゼはクラスメイトだ
よ、これから宜しくな」
ザルーグは一言言うと手を差し出した。ラーゼは応えて二人はガッチリと固い握手を交わした
そうしている内に教員である『D・D・M』が教室に入り簡素な新入生達に対する挨拶を終え
早速授業を開始した。殆どの生徒が余りのハイペース振りに困惑したがラーゼとザルーグは
やる気に満ちておりD・D・Mが教えてくれた、実践で使える戦闘テクニックと言う物を頭に
叩き込んでいった。
授業が終わるとこの日は終了であり。ザルーグとも別れた。だがでもラーゼに休む
暇は無かった。寮を使用するラーゼは手続きの為、教員室へと向かい寮の手続きを
しなければいけなかった。自分の配属場所が決まっても荷物の整理等でこの日ラーゼ
に休む暇は無かった。
「オイ! お前!」
忙しなく動き回るラーゼを呼び止めたのは肩に『きつね火』を乗せた。赤髪の無造作
ショートの女の子だった。表情は何処かムスッとした物であり話し辛い雰囲気が伝わ
って来た。
「な、何、俺?」
「そうだよ! お前がラーゼだな?」
「そうだけど…」
「用がある、ちょっと私に付いて来て欲しい」
赤髪の女の子はラーゼの事情も聞かず、自分の目的地へと歩き始めた。ラーゼは断る
訳にもいかず、黙ってそのまま後を付いていく事にした。手続きは終了しているので
真っ先に片付けなければいけない問題は終わらせているので、時間があるといえばあ
る状態なのだがラーゼは出来れば手短に事を終わらせたい状態であった。そんなラー
ゼに構わず黙々と歩いていき気付くと校舎の裏手まで来た。
(もしかして、あいつ等が…)
人気のいない所に連れ込まれ、ラーゼが過った思想は朝、倒したサンダードラゴン達
が自分に復讐に来たのではないかと言う物であった。最悪の考えが思い浮かぶと、ラ
ーゼは歩きながらも何時、襲われても良い様に警戒心を最大に上げていた。角を曲が
った所で赤髪の女の子は足を止めた。
「ウィン連れて来たよ! コイツでいいのだろ?」
「わぁ! ありがとう、ヒータちゃん大好き!」
そこにいたのはサンダードラゴンでは無くウィンの方であった。ウィンはラーゼを
連れて来たヒータに対して抱きつく事で感謝の意を表現した。ヒータの方は頬を若
干、赤らめて柔らかな言葉でそれを拒否した。だが決して心から好意を嫌がってい
る訳では無いと言うのは分かった。ラーゼは取り合えず安堵の表情を浮かべた。
ヒータから体を離すとウィンは少し頬を紅く染めラーゼに対して話し始めた。
「あ、あの朝は本当にありがとうございました。あの時、ラーゼ君はああ言った
けど、でも、如何しても改めてお礼が言いたくて本当にありがとうございました」
ウィンはそう言うと深深とラーゼに対して頭を下げた。
「いや、そんな本当に言いから、気にしなくても、じゃあ俺は…」
ウィンに背を向け寮に行こうとした瞬間、突如、襟首を掴まれ、ラーゼは強引に
その場に戻され尻餅を付いた。降り返るとヒータが怒った表情でラーゼを見下ろ
していた。
「オイ! 態々、ウィンがキチンとお礼を言っているのにそのつっけんどんな
態度は何だお前!」
「ヒータちゃん!」
ウィンは昂ぶっているヒータをラーゼから引き剥がした。ラーゼは立ち上がり服装
を整えたがヒータの怒りは収まらないらしく未だにラーゼを厳しい視線で睨み付け
ていた。ウィンはヒータを宥めるとラーゼに話し始めたが今度は少し落ち込んだ表
情であった。
「ごめんなさい、ラーゼ君にも事情があるのにウィン、自分の事しか考えてなくて…」
「いいや! 悪いのはソイツだ!」
「ヒータちゃん!」
相変わらず、ヒータはラーゼに対して敵意を剥き出しにしているがウィンの方はラーゼ
を擁護していた。こんな事態に陥るとは思わずラーゼは困惑してしまった。
「本当にごめんなさい…」
「いや、彼女の言う通りだ悪いのは全面的に俺だな」
二人共、予想していなかったラーゼの言葉に目を丸くして驚いた。ラーゼは謝罪を
続けた。
「本当に彼女の言う通りだよ、態々、時間を割いてくれたのに俺は俺の事情しか
考えず、俺だけで無く二人の間まで何か険悪にしてしまって…」
「そんな! ラーゼ君!」
「それは考え過ぎだ! 私達はこの程度でダメになんてならない!」
二人は慌ててラーゼの言葉を否定した。ヒータは完全にラーゼに対しての敵意は
無くウィンと同じ様にラーゼを擁護していた。
「それなら良いけど…本当にごめんね、二人共」
「だから、ラーゼ君は悪くないよ、ウィンは一言、本当にちゃんとお礼を言いたか
っただけだから、ねぇヒータちゃん」
「わ、私は関係無いだろ! ウィンが良いならそれで良い!」
三人の間には何処か微妙な空気だったが先程よりはマシな物に変わっていた。この空
気を打ち破ったのはウィンであった。
「じゃあ、このまま終わるのもあれだから、一つだけウィンの我侭、聞いてくれますか?」
「何?」
「私の友達になってくれますか?」
思いもよらなかった言葉にラーゼもヒータも驚きの表情を隠せなかった。
「迷惑でなければ、私、ラーゼ君と色々な話したい! ダメかな…」
ウィンはこれまでの中で一番、力強く断言をした。ラーゼは僅かな間の後
返答をした。
「言った事は守るよ…」
「え、それって…」
「『今度、会う時は笑い合おう』って俺の方こそ喜んで!」
そう言いラーゼはニッコリと笑顔を見せた。
「うん! これから宜しくね! ラーゼ君!」
ウィンもラーゼに負けない位の笑顔を見せ、二人の間に友情が生まれた。
その様子をヒータは顔を赤らめ、直視出来無い状態であった。ヒータに
気付いたウィンはニコニコ笑いながらヒータの元に近付きヒータの腕を
掴むとラーゼの前に連れて来た。
「当然、ヒータちゃんもラーゼ君のお友達だよね?」
思いもよらない言葉にヒータは一瞬、困惑したがすぐに元の顔に戻すと、何処か
不器用な口調でラーゼに話し始めた。
「まぁウィンがなるというなら私もなってやるよ…ウィンの事泣かしたら、消し炭
にしてやるからな!」
そう言い持っていた杖をラーゼの眼前に突き出し炎の塊を見せ付けた。ウィンに言
われすぐに引っ込めたがヒータの表情は羞恥、怒り、喜びが入り混じった複雑な物
であった。
「分かったよ、これから宜しくね二人共!」
「うん!」
「あ、あぁ…」
ウィンは満面の笑みで答えて、ヒータは俯きながら顔を紅くしぶっきらぼうに
答えた。子の場が完全に丸く収まった事を全員が感じ、ラーゼは二人に軽く手
を振ると寮に荷物の整理へと向かい、ウィンはその背中を満面の笑みで腕全体
を使って大きく見送り、ヒータは俯きながら手首のみで小さく振って見送った。
今日は、ここまでです。次回はエリアの出会いと四人の全員集合まで投下予定です。
想像人さんの小説がこのスレ的にはもっともふさわしいとか思ってしまった。
とにかくグッジョブです。
関西弁ドリーさんもなかなかいいものですね。
イルカさんネタが生き残ってたのにも感激。
初期の闇使いさんのストーリーに出てくるウィンちゃんは俺の中で考えてるエリアのキャラなので
勝手に脳内変換してますw
サンドラに襲われたのもエリアw
ヒータ×エリア派なのもありますが「風霊使いウィン」のイラスト見てると
どうもぽけーっとした子に見えるもので・・・。
水と炎、反発した属性なのに仲良し、の方がなんかいくね?
レス付かないのも珍しいな。
>>440 だって会話のネタが無いもん… だれか燃料プリーズ
十代はハネクリボー、万丈目はオジャマトリオ+α、翔はBMG・・・
同期の仲間達は、それぞれカードの精霊と心を通わせる事が出来る、と言う。
それなのに、何故俺は・・・
ラーイエロー在籍、成績は学年トップの男、三沢大地は悩み続けていた。
「そんな事無いぜ、三沢。お前はタニヤっちと心の底から通い合っていたと思う」
「ああ・・・だが、彼女には2度と会う事は出来ない・・・」
励ましてくれる仲間に感謝しつつも、簡単に気持ちの切り替えは出来無かった。
じゃあな、と軽く作り笑いしながら、三沢はその場を去った。
「元気無いッスね、三沢くん」
「お前が毎度毎度邪険にするから、尚の事気にしているんだろうが」
「そんな事無いよぉ・・・」
ふぅ・・・と溜め息を付きながら、自分の部屋に入る。
が、玄関に入った途端、部屋の奥から何者かの気配を感じた。
「だっ、誰だ!」
「あっ!」
『何者か』が三沢の声にビックリしたかの様に跳ね上がって立つと、
それは、真っ直ぐに玄関の方へ向かって来た。
そして、目の前まで来ると、深々とお辞儀をし、口を開いた。
「初めまして・・・突然、しかも留守中にお邪魔しちゃってゴメンなさい・・・」
「き、君は・・・」
自分の前に現れた『何者か』、それは、『地霊使いアウス』だった。
444 :
想像人:2005/11/11(金) 00:17:43 ID:ZFGVMvzm
GXネタで来ましたか。
445 :
偉大天狗:2005/11/11(金) 00:41:35 ID:ilSTCeWf
, ;,勹
ノノ `'ミ
/ y ,,,,, ,,, ミ
/ 彡 `゚ ゚' l
〃 彡 "二二つ 最近めっきり出番がないのう…
| 彡 ~~~~ミ
,-‐― |ll 川| ll || ll|ミ―-、
/ |ll | ヽ
/ z W`丶ノW ヽ
/ \\ / / |
/ 天 \`i / / 狗 |
>>442 ミサワソスウラヤマシス
ちなみにソスは精霊が見えない(見えなかった)から、
サンダーや十代が精霊と話しているってこと自体知らないはず
>>443 「大地」繋がりで御座います。
>>446 仰る通りなのですが、まあ、本人達から話を聞いた、と言う事で・・・
精霊絡みの話とは別にしようかなとは思ったのですが、何分短時間だったモノで(汗
GJ!
最後の最後でピケルじゃなくてアウス、って流れにワロタ
>>449 つか、
同じカード105枚全部ノーマルで2000円て・・・w
>>449 高っ!!
持ってない俺でも買う気になれんわ!!
>>449 きょぬーに興味はない
霊使いで一番好きなのはヒータだけどな!
白魔道士ピケル×3
黒魔導師クラン×3
各種霊使い ×3
各種憑依装着 ×3
各種霊術 ×3
ピケルの読心術
ピケルの魔方陣(スーパーレア)
ライバル登場!
このセット、
何円までなら出せる?
300
>>453 500円かな ピケルの魔法陣が亜版なら1000円は出す
>>453 3000円出す私は馬鹿ですかそうですか
>>453 シングルの相場で考えると850円くらいが妥当だとオモ。
でも愛補正で1200までなら躊躇しない。
人からお金で買うなんて最低だ
せめて自分の運で引き当てるんだ
ちゃんと普通に引き当ててるよ。
それでも店に素のまま並べられてる彼女たちが可哀想でついつい引き取ってしまうんですが何か。
>>460 もう6000円近くTLMを買ったのに一枚もエリア、ウィンを持ってない私のような人間でも買ってはいけませんか?
>>460 「最低」は言いすぎだと思うが・・・。俺の周りでも普通にカード売買してるぞ。
パック買って当たってるからそんな事が言えるんだよおまいさんは・・・。
>>462のような奴の事も考えてみろYO!!
お金で取引されても永遠の処女
アウス以外
ウィンがあの竜のやつでオナニーしてる画像どっかで見たような気がするんだけど知らない?
んでもってのじゃね?
んでもってだろうな。
保存してる俺は勝ち組
んでもってのなら、半角二次元の遊戯王スレにうpされてたの、まだ生きてるぞ。
がんがって探せ。
>>470 隊長!
もう四時間近く探しているのに
一向に見つかるが気配ありません!
>>471 該当すると思われるものはすぐに見つかったんだが
こっちにアドレス張ると迷惑っぽいから張らない
>>460 俺は独占欲が強いからころしてでも奪いt(ry
…ってのは嘘だけどシングルで売られてるテイマーは発見しだい購入。
他人が持ってたらトレード持ちかける、それが俺のジャスティス。
こういうの集める人ってキズを気にするの?
俺はキズありだろうが構わない。
むしろ傷ついた体を癒してあげるのが俺たちの役目だろ。
そんなこんなで現在124人のテイマーさんが俺の所に居ます。
ノーマルに格下げされた今、弱いカードである彼女が
子供達に破り捨てられてないか心配で心配で…。
>>464 処女だろうが非処女だろうが俺の愛は変わらないよ。
>>473 そんなおまいさんの生き方にGJ
・・・・で、124枚もあるんならテイマーさん一枚く(ry
>>473 124枚… 凄いな…
俺の持ってる中で一番枚数多いのでも
クランの45枚なのに…
>>475 俺、グレファーを70枚近く持ってるよ!
いいだろ〜羨ましいだろ〜?
orz
>>476 とりあえずケツの穴は常に綺麗にしておけよ。
いつ精霊が具現化してもいいように……。
>>477 そんな事になったら
恐ろしいんでグレファーの山あげる。
山
つ【山山】
479 :
名無したんはエロカワイイ:2005/11/12(土) 22:01:32 ID:OFVZkwls
ゲーキャラ板くんだりまで来て宣伝するなよ……。
やるならTCG板でやれや。
そいつ荒らし、アニメ板まで来てた
気にするなよ〜。俺らは俺らでマターリしようぜ
誰かグレファーを貰ってくれないか?
今なら光の護封陣とドラゴンウォーリアーもつけるからさ〜
山
つ【山山】
いいのかい?俺はドラゴンだって喰っちまう戦士なんだぜ?
ところで、俺のこれを見てどう思う?
今トイレを求めて全力疾走している僕は
予備校に通うごく一般的なデュエリスト。
強いて違うところをあげるとすれば
グレファーに興味があるってとこかナー、
名前は名無し。
そんな訳で、
帰り道にある
公園のトイレにやって来たのだ。
ふと見ると、ベンチに一人の若いグレファーが座っていた
(ウホッ! いいグレファー・・・・・・)
ハッ
そう思ってると、突然そのグレファーは僕の見ている目の前で
ツナギのホックをはずしはじめたのだ・・・!
「や ら な い か ?」
そういえばこの公園は
ハッテン場のトイレがあることで
有名なところだった。
いい女に弱い僕は誘われるまま、
ホイホイとトイレに
ついて行っちゃったのだ。
彼――
ちょっとホモっぽい 戦士族で
グレファーと名乗った。
ホモ・セックスもやりなれてるらしく
トイレにはいるなり僕は素裸にむかれてしまった
「よかったのか、ホイホイついてきて
俺はデュエリストだってかまわないで
食っちまう変態なんだぜ」
(省略されました、続きが読みたければ(ry)
今思ったんだがアウスってさ カルタグラの七七に似てないか?
というかむしろ成長したらこんな感じ?
ボクっ娘な部分も自分的にイメージ合うし…
アウス君!
(や)
憑 依 ら な い か ?
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj ウホッ・・いいグレf・・・なんてするかーーー!!!
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>488 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
どうも、ちょっと迷ったのですがようやく物が出来上がったので投下します。
鳥を無くしてしまったのですが、多分これであっていると思うのですが…間
違っていたら、混乱招いてスイマセン。ではいきます。エリアの出会い編と
全員集合編です。
無機質なコンクリートマンションの寮に到着するとラーゼは職員から教えて貰った
番号に向かった。指定された部屋のドアを開けると既に荷物は到着しておりラーゼ
はダンボールに入った荷物を出して行くと手際良く荷物達を配置して行った。全て
が終わったのは真夜中になった時であった。新しく入った挨拶をしに行こうと思っ
たが時計の針を見ると全員、眠っていて当たり前の時間帯なので明日にする事にし
て、その日は備え付けのパイプベッドに寝転がり、そのまま眠る事にした。体は疲
れ切っており夢の世界に旅立つのに時間は左程、必要無く、ラーゼはそのまま朝を
迎えた。
備え付けのシャワールームでシャワーを浴び簡素な朝食を採るとラーゼは寮を出て
学校へと向かった。未だに寝惚けた状態だったが、ふと、目にした光景ですぐに覚
醒状態に変わった。自分から200m程離れた共同ゴミ捨て場で『はにわ』を『ヂ
ェミナイデビル』が痛め付けていたのである。見付けたラーゼは止め様と向かおう
としたが自分の横を物凄いスピードで横切った存在に気を取られ一瞬、止まってし
まった。目で見てみるとそれは『ギコバイト』であった。攻撃力では勝てないのは
すぐに分かった為、ラーゼは急いで止め様としたが素早くはにわを助けると、ギコ
バイトは遠くにいる誰かに対して腕を振り合図した。
「OK! 行くよー! 必殺!『激流葬』!」
ラーゼは合図をした方向に目を向けると、そこには水色でロングヘアの女の子がヂ
ェミナイデビルに対して杖を振り下ろしていた姿が移った。ヂェミナイデビル達は
何が起こったのか理解出来無かったが次の行動に移ろうとした時には既に遅く大量
の津波が二人を襲い、そのままずぶ濡れで気絶をしていた。全てが終わるとはにわ
はエリアとギコバイトにお礼を言い、その場を去った。怒涛の展開にラーゼはその
場で呆けていたがラーゼに気付いた二人はラーゼの元ににこやかな表情で近付いて
来た。
「見掛けない顔だけど新入生?」
「まぁ、そうだけど…」
「あ、自己紹介がまだだったね、私の名前はエリア、こっちはギコバイト」
「宜しくお願いします」
ギコバイトはラーゼに向かい頭を下げた。二人とも穏やかな表情をしていた天真爛漫
な二人にラーゼは好意を持ち、二人に対してにこやかに話し始めた。
「俺の名前はラーゼだよ、ところで二人とも勇気あるよね、あんな連中を相手に一歩
も怯む事無く立ち向かうなんて」
「そんな事無いよ、私達がやらなかったらラーゼ君がやっていたのでしょ?」
「そうだよ、お兄ちゃん、勇気あるね」
屈託無く笑う二人に思わずラーゼは顔を軽く赤らめ俯いた。
「あ、カワイイ、赤くなっている」
エリアは俯いていたラーゼの顔を両手で持ち上げ自分の額とラーゼの額をくっつけた
突然の事にラーゼは慌ててエリアの両手をどかし再び俯いた。
「や、止めてくれよ、そんな」
「フフ、カワイー」
(勘弁してくれよ…)
その後も照れるラーゼを二人はからかって、ある程度、遊んだ所で三人仲良く校舎
へと向かった。
教室に行く所でエリアとラーゼは別れたがラーゼはエリアのテンションに付いて行
けずに既に一仕事を追えた後の様に疲れていた。ラーゼの心理に関係無く、この日
も授業は始まった。この日は『聖霊術師ドリアード』による魔法と罠による弱者で
も勝てるコンボの数々を教えられた。これには全員、真剣に取り組んでいた。それ
は授業の内容もそうだがドリアードの穏やかで母親を連想させる人間性というのも
あると思う。ラーゼも昨日よりも授業の内容がスムーズに入った気がした。
授業が終わると全員、昼食に向かう為、食堂へと向かった。食堂に到着するとラーゼ
は『大木炭18』で蒸された燻製肉定食を頼み、その美味しさに舌鼓を打った。
「あ、ラーゼ君、又、会ったね、ここ良い?」
声に気付き見上げると正面にはエリアがいた。エリアは『ジェノサイドキングサーモン』
の刺身定食を持ってラーゼの返答も聞かずに目の前で食べ始めた。
「ああ、エリアちゃんか…」
朝の事もあってか少しエリアに対して何を話して良いか分からずラーゼは軽く困惑
をした。エリアはそんなラーゼの心境を知ってか知らずか自分から話を振り始めた。
「実は今日、ラーゼ君に会うの三度目何だよね私」
「え、じゃあ、エリアちゃんも受けていたの、あの授業?」
「うん、だって私、攻撃力低いもん、ああいうのは必ず受けているよ、それに…」
「それに?」
「ドリアードさんは入学する前から私達の憧れだからね、エリア、ここ良い?」
エリアは笑顔で頷くとアウスは『神秘の中華鍋』で作られた炒飯を持ってエリアの
左隣に座った。そしてラーゼに対してニッコリと笑い掛けた。
「ねぇ私の事覚えている?」
「ああ、勿論だよアウスちゃん、ところでそれって…」
「ああ、その事ね私達がここに入ったのはドリアードさんの様に強さだけでは無い
魅力を持ったモンスターになりたいと思って入学したのよ」
「そう、ドリアードさんは凄く立派な人なのよ、どんなモンスターも分け隔て無く
優しく接してくれるし、敵を倒すためでは無く、自らを守る為の力と言う物を重点
的にしているから、レベルの低いモンスター達からは絶大な支持を得ているの」
一階、授業を聞いただけでも、その温和な人柄は伝わって来たが二人の話を聞いて
ラーゼはドリアードに対して尊敬にも似た気持ちを感じた。
「それは凄いな、二人は本当にドリアード先生を尊敬しているんだね」
「二人ではないよ、ラーゼ君、隣良い?」
「私達、四人はドリアードさんみたいになりたくて、ここに入った、邪魔するぞ」
横からの声に気付き右を振り向くと『モウヤンのカレー』を持ったウィンと『マッド
ロブスター』のエビフライ定食を持ったヒータがいた。ラーゼが頷くとウィンはラー
ゼの右隣に座り、ウィンの右隣にヒータは座った。ラーゼはヒータの言葉に反応をし
て質問をぶつけた。
「四人って言ったけど、四人ともここに入学する前からの知り合いなの」
ラーゼの質問に対して四人はほぼ全員同時に首を縦に振った。
「私達、四人は子供の頃からずっと一緒でね」
「そんな私達の遊び相手をして貰ったのはドリアードさんなの」
「ドリアードさんは優しくてね、強くてね、格好良くてね…」
「成長して何時しか私達はドリアードさんに対して憧れを持つ様になってここに
入学した…」
エリアが話したのを皮切りに四人は夫々、ドリアードに対しての尊敬の気持ちを
自分なりの言葉で話した。そんな四人の姿を見てラーゼはドリアードの人望の深
さを感じ取った。だが新たな疑問が又、一つ生まれ、それを解消する為、質問を
した。
「確か、アウスちゃんは中学から、ここにいるんだよね?」
「そうだけど、それが何?」
「他の三人もそうなのエリアちゃんは分からないけど、二人はそんな雰囲気が感
じられてなかったから」
「ああ、それはな…」
ラーゼの疑問を解消する為、ヒータが話し始めた。
「中学から、ここにいるのはアウスとエリア、私とウィンはお前と一緒で高校から
ここに入ったのだよ」
「本当は私もヒータちゃんも中学から入りたかったのだけど、ちょっと色々あって…」
「もう、良いよゴメンね変な事聞いて」
「ううん、気にしないで」
やや低い調子になった声からこれ以上は踏み入っては行けないと思いラーゼは聞く
事を止めた。五人とも昼食を殆ど終えると話は夫々がラーゼとの出会いエピソード
に入った。
「しかし、四人とも知り合いだったなんてちょっと驚いたよ…」
「そうだね、これって冷静に考えると確率的に凄い事だよね、ねーアウス?」
「そうね、まぁ計算する気は無いけど、しかも四人とも彼に対して好意的な感情を
持っているのだからエリアの言う通り凄い事よ」
「そうだよね凄いよね、ねぇヒータちゃん?」
「わ、私はアウスが言う程の感情は無い、ウィンが好いているから私も付き合って
いるだけだ!」
四人は夫々、ラーゼに対して良い感情を持って接してくれていた。カワイイ女の子
に好かれて嬉しくもあったが同時に若干の恥ずかしさも感じた。そんなラーゼの気
も考えずエリアは他の三人に声を掛けるとラーゼの前に立ち夫々、ラーゼに話し始
めた。
「じゃあ、四人揃った所で改めて自己紹介します。私の名前はエリア。『水霊使い
エリア』私、ラーゼ君の事気に入ったから、これから一杯話し合おうね!」
「私は『地霊使いアウス』ラーゼ君からは興味深いデータが色々、取れそうだから
これから暫く、行動を共にさせて貰うよ宜しくね」
「私は『風霊使いウィン』です。昨日、ラーゼ君が言ったけど、あれお互い一杯や
りあおうね!」
「『火霊使いヒータ』だ、何度も言うが私はウィンが一緒にいるからいるだけだ!
まぁ皆はお前の事、好いているから仕方が無いから私も友達になってやるよ…」
ヒータだけはムスッとした表情ではあるが後の三人は夫々、自分なりの魅力を持
った笑顔でラーゼに対して自己紹介をした。彼女達の思いに答える為、ラーゼも
立ち上がり自分の詳しい情報を四人に教えた。
「皆、ありがとう、俺の名前はラーゼ『混沌剣士ラーゼ』こんな俺で良かったら
皆の輪にこれから俺も加わらさせてもらうよ」
ラーゼはそう言い三人に負けない位の笑顔で手を差し出した。
「うん、そうだね、これからは五人だね!」
「ウィンの話だと戦闘能力は相当、高いみたいね、良いデータ期待しているからね」
「私もラーゼ君の邪魔になら無い様に立派になるからね」
「少しでも皆に迷惑掛けてみろ! お前なんか消し炭にしてやるからな!」
四人は夫々、自分なりの言葉でラーゼを受け入れて差し出された手に自分の手を合わ
せて行った。この瞬間、ラーゼと四霊使いの物語が始まったのである。
取り敢えずここまでです。次回はアウスをメインに持って来た
話を書きたいと思います。
乙です。
ジェノサイドキングサーモンで噴いたww
あのテキスト思い出す度に・・・w
今こうやって見ると食材モンスターって多いのな
>>497 確かマッドロブスターも食えるって書いてなかった?
>>499 マッドロブスターの凶悪な味、子供は苦手だと思うな
喰った俺が言うんだ、間違いないね
501 :
:2005/11/13(日) 15:16:19 ID:g6ga/pHr
>>500 わかってないなぁ。ヒータはその凶悪な味が好みなんだよ。
ちゃんとグリグルとかも好き嫌いせずに食べないと、栄養バランスが偏るぞ。
>>504 俺はちゃんとバランスよくキラー・トマトとかも食べてるから大丈夫
/\
/┴┬\
,,,,,,.......,,,,....,,,,,,,/┴┬┴┬\ ../\....▲...,,,,,,,,,,,,,,,,,,
___ ::::::;;;: :: ::::::. :::::;;;;;;;; ::::::::::;;;;;;;;;; :::;;; :::
/i_¶____il\__:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;;;; :::;;; :::
//Φ Φi_| ヽ:::: :; ;::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/人 Д /,,_|. :: :; < アウスたん!食べさせて下さい!
て,,,Шて,,_ノて_人:: :; ;|
:::::: ::::;;;:::: : :::: :::: ::::::;;;;;;;;;::::::\______
508 :
想像人:2005/11/13(日) 23:43:41 ID:+ovKMF2n
以下[ハンバーガーのレシピ]
牛魔人+バイオプラント+グリグル
完成=ハングリーバーガー
長所・肉と野菜をいっしょに摂れる。
短所・逆にに食べられる危険を伴う諸刃の剣
>>490>>491 ギコバイトではなくギゴバイトかと。
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj またキミか!黒蠍の人たちとなぞなぞでもしてて!
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>506 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
510 :
ダーク:2005/11/14(月) 09:37:39 ID:fbu+hxzq
はじめまし〜、四霊使いの萌え要素はここアメリカにも伸びてます。
そーいや認定のカード理論のヤツで四霊使いのスレあって、萌える情景を語ってたやつがあったが…。
たとえば…。
●闇の呪縛でがんじがらm(ry
●サルベージでエリアのスカートをつかんで釣r(ry
●バイサーショックで拷m(ry
などなど。
スクープ!!!
ピケルは魔法の国の王女だった!!!
クランもね。
皇女の試練って魔法カードが出るよ。
それはそうと闇使いさん、食事風景Gj!
ストレートに「好意を持ってます」な流れがほほえましくもあり萌えます。
今後の展開に期待。
ただ、やはり主人公に特定の名前はない方が世界に入っていきやすい気もするなぁ。
…俺のハンドルネームを「ラーゼ」にすればいいのか。
小説なんだから主人公の名前はあってもいいと思うけどなあ
今のところ投下したことがあるのは
前スレ
>>704氏
>>396(闇使い)氏
想像人氏
の3人で合ってる?
>>510 闇の呪縛で〜は、んでもっての同人誌にあるらしい。
未成年なんで見た事無いけど・・・ orz ミタイナー…
>514
ワハハハハハ、俺は今日通販したのが届いたぜ!
女なんだけどね自分orz
このスレに女性の方がいたとは…
にしてもいいですねぇ同人誌…
自分も(エロゲ所持の)未成年だけど
そういうのはスペース空けないでメール欄でやって。
518 :
515:2005/11/14(月) 17:45:15 ID:7oTAmlea
実は自分前スレからいますよw
霊使いに対する萌えと愛は一緒だと思うので、今後もひっそり混じってますね
女性がいるとは・・・・
ところでそぉい!の霊使い情報マダー?(AAry
今回はピケクラ出たからなさ気だな・・・。
何だ・・・霊使い収録無しかよ
まぁピケクラでたしよしとするか・・・
因みにクランは出ますよ、王女の試練のテキストに「魔法の国の王女−クラン」ってありますし
霊使いたちは昆虫軍団に食べられてしまいましたな
ていうか蟲出すぎ・・・('A`)
侵略の影って蟲のことだったのか・・・orz
>侵略の影
アウスの事だと思ってたんだな?
ちょwwwカエルwww
カエルデッキ作るわ。
グレファーのことだと思ってたんだろ?
530 :
想像人:2005/11/14(月) 20:54:10 ID:/GFLl1UQ
>>523 カードは全部で60種類。
>>522のソースにはまだ47種類ほどしか
表示されていなかったのでまだ可能性はあるかも
知れませんね。
>>530 もうOCGスレで全部でたよ
破滅の女神ルインがどんな姿なのか気になる
533 :
想像人:2005/11/14(月) 21:00:07 ID:/GFLl1UQ
わずかな希望にトドメを刺した感じ・・
いや、まだイラストに・・・
(lli´゚ω。)mo,damepo
女神はシナト様と並んで天使族に入れるか・・・
/\
/┴┬\
,,,,,,.......,,,,....,,,,,,,/┴┬┴┬\ ../\....▲...,,,,,,,,,,,,,,,,,,
___ ::::::;;;: :: ::::::. :::::;;;;;;;; ::::::::::;;;;;;;;;; :::;;; :::
/i_¶____il\__:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;;;; :::;;; :::
//Φ Φi_| ヽ:::: :; ;::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/人 Д /,,_|. :: :; < 守護者の名に賭けてアウスたんはボクが守る!
て,,,Шて,,_ノて_人:: :; ;|
:::::: ::::;;;:::: : :::: :::: ::::::;;;;;;;;;::::::\______
537 :
想像人:2005/11/15(火) 00:21:55 ID:mYZMps1Q
>>536 ┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 通常魔法、「神の息吹」を発動!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>536のスフィンクス(岩石族)を破壊だ!
538 :
>>537:2005/11/15(火) 00:35:47 ID:Imw9zJ4Y
/\
/┴┬\
,,,,,,.......,,,,....,,,,,,,/┴┬┴┬\ ../\....▲...,,,,,,,,,,,,,,,,,,
___ ::::::;;;: :: ::::::. :::::;;;;;;;; ::::::::::;;;;;;;;;; :::;;; :::
/i_¶____il\__:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;;;; :::;;; :::
//Φ Φi_| ヽ:::: :; ;::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/人 Д /,,_|. :: :; < よかった〜。チックの奴からDNA改造手術巻き上げといて…
て,,,Шて,,_ノて_人:: :; ;|
:::::: ::::;;;:::: : :::: :::: ::::::;;;;;;;;;::::::\______
┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 通常魔法、「ライトニングボルテックス」を発動!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>538のスフィンクスを破壊だ!
>>539 /\
/┴┬\
,,,,,,.......,,,,....,,,,,,,/┴┬┴┬\ ../\....▲...,,,,,,,,,,,,,,,,,,
___ ::::::;;;: :: ::::::. :::::;;;;;;;; ::::::::::;;;;;;;;;; :::;;; :::
/i_¶____il\__:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;:::: :; ;;;; :::;;; :::
//Φ Φi_| ヽ:::: :; ;::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/人 Д /,,_|. :: :; < またまた助かった〜。王立魔法図書館からこの月の書借りパクしててヨカッタ〜
て,,,Шて,,_ノて_人:: :; ;|
:::::: ::::;;;:::: : :::: :::: ::::::;;;;;;;;;::::::\______
541 :
想像人:2005/11/15(火) 01:13:10 ID:mYZMps1Q
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj 犯人はキミか!
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>540 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ >同属感染ウィルス「岩石族」!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>540のスフィンクスは破壊!
ぅゎ、ょぅι゛ょっょぃ…
>>546 なんか服の前が膨らみすぎてる気がするよな……。
……ん?
ま、待てよ。
これはもしやクランエンドにて主人公との子供を宿したクランのすがうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp;
個人的にピケルはツボだったんだが、実戦じゃ使えない・・・よな。
それよりも、
「王女の試練」の謎の影が気になる。
(モンスターと戦ってる二人を見下ろしてる奴)
試練のカードがキモイんですけど…。
萌えデッキに入れたくないorz
それはそうと乳は控えめだけど破滅の女神が美人ですよ。
霊使いたちがいないなんて……orz
そしてまたクラピケはAA化しにくそうな格好しおってからに……。
霊使い?ああ俺がDNA改造手術で昆虫族にしましたよ。
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!リ !゚ ヮ゚从 < かえるさんです
/´|)丗)'´|) \______________
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
>>540 ┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > させるかぁ!カウンター罠!マジックジャマー!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>540 ┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > させるかぁ!カウンター罠!ゴブリンのその場しのぎ!!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∨∨∨∨\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 魔法カード!!アウスたんを対象に、強奪発動!!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∨∨\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>544 今回のクランはさすがにひいた…
あそこまで行くとちょっとな
そんな俺は今日も元気にクラン目当てにCRVを買い続ける…
>>557 ┏━┓
∧_∧ ┃ ┃ \∨∨∨∨∨∨∨/
( ・∀・) ┗nfl┛ >アーマーブレイク!!<
 ̄ \ (て) . /∧∧∧∧∧∧∧\
フ /ヽ ヽ_//
560 :
想像人:2005/11/15(火) 20:26:05 ID:mYZMps1Q
>>557 ┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 速攻魔法!「移り気な仕立て屋!!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∨∨∨∨\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
強奪の対象をグレファーに移し変える!
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN゚[]-ノj
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > これ母さんです!!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∨∨∨∨\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>561 つまり俺の息子か。
アウスたんには何回も中出ししてたからなぁ…。
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj 怒怒怒怒怒怒怒怒怒!!!
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>561 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj エッチ!
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>562 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
>>553 今回のかえるさん強いよね。
キラー・スネーク逝去により減ってた水霊術の投入枚数が復活ですよ。
・カエルたちに襲われるエリア
・カエルたちと戯れるエリア
・カエルたちを喰らうエリア
・天下人紫炎に襲われるヒータ
・蟲達に襲われるアウス
>>564 あの時はアウスたんもエッチな顔してたお…。
ヒータオネエチャンニヘンナコトイウヒトハユルシマセン・・・。
_,,
, '´-‐ーヽー-、
_,., ‐'"'i!ノハ)))〉 ;,,ノ 从 ∴
( _,.;:ノ! !゚ -゚ノリ 从 从 ∴ 从; ゴオォォォ・・・
@,ノリつと)ノ~、~^ ⌒;从; ∴ 从; 从
く___〉 ヽ ~ ; ,∴ 从;从_∧从 アアー
し'ノ \ ~∴; ,`リ∴从 ゚Д゚)つ←
>>568
_,,
, '´-‐ーヽー-、
_,., ‐'"'i!ノハ)))〉 ;,,ノ
( _,.;:ノ! !"-"ノリ ヒータオネエチャン・・・。
@,ノリつと)ノ オ・・・オヤクニタテタデショウカ・・・。
く___〉
し'ノ
>>572 ┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ >
>>568改め、ネフティスの鳳凰神は再び甦るぜ!
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∨∨∨∨\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
ツッコミ勘弁。
火之迦具土を召霊したけど言葉が通じず結局襲われてしまうヒータン
>>570 γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
wN゚[]-ノj -3 < ふぅ…あれの正体は羊トークンです…
/´|)丗)'´|) \_______________
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
. し'ノ
_ノ,
ヾ'´ 7ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ イノノl/!)〉ゞ |
>>572 よ・・・よせよ。
. 从jリ゚Д゚从 < そんな他人行儀になるなって!
/´|)∀)'´|) |
|_,ノ)___|._ノ \_____________
└く__i┘
し'ノ
>>576 目欄がw
ちなみに自分の脳内設定ですと、
・二人は孤児院出身
・ヒータと慈悲深き修道女が色々面倒を見て二人にだけ心を開く
・以来姉妹のように育つ
見たいな感じです。
_.、
ご. ヽ、
ら,り⌒\ 正直、アウスたんが最萌え
/ ノ ゙ヽ アウスたんと憑依できるなら守備表示になってもいいウホ
{ /`Y´ _)
ヽ'^) >. )
581 :
想像人:2005/11/17(木) 00:12:34 ID:BWdN++m5
>>579 死ぬ気ですかw
スフィンクスに続いて憑依希望者ですかww
ここもやはりアウスたんに決めてもらいますか。
OKかガッか今のお気持ちはどっち?
582 :
:2005/11/17(木) 00:20:58 ID:F19gSh/l
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN#[]-ノj 断固拒否!
/´|)丗)'彡 | |
|_,ノt丗(ノ>. 人
└|__T_/┘ < >_∧∩
>>579 . し_///. V`Д´)/
(_フ彡 /
>>575 うはwwwトークンかよwww
>
>>578 ファイアソーサラーはボルケーノの妹
ボルケーノはヒータと従兄弟
ヒータはエリアと親友
エリアは夢見がちな女の子
ここまで妄想した。
>>579 同意
>>582 _.、
ご. ヽ、
ら,り⌒\
/ ノ ゙ヽ 野 生 解 放!
{ /`Y´ _)
ヽ'^) >. )
・ヒータおねえちゃんに襲われるファイアソーサラー
・ごりらに襲われるアウス
>>585 >・ヒータおねえちゃんに襲われるファイアソーサラー
むしろ逆。
・ヒータとファイア2人同時攻略する俺。
・ゴリラからアウスたんを守る俺。
・本命は破滅の女神な俺。
>>584 とりあえず
つイタクァの暴風
とか言っとけばいい?
・周囲が熾烈な争いを繰り広げる中のんびりとウィンに手作り弁当食べさせてもらってる俺。
・ウィンは料理苦手というべたべた設定のおまけ付き。
,‐-、
ノ ヽ.
ノ l
ノ , -'―-- ._n
i' / n `ヽ ふふん。ビーバーみたいなカワイイ動物好きっ娘アウスたんの
l l ● o" 栄えある憑依相手はこのボク、素早いモモンガがお似合いなのさ。
.l i ヽ __ツ ホモ臭い戦士、ごつい岩のスフィインクス、ムサいゴリラはすっこんでてよ。
ヽ. ヽ .ノゝ. `く_ さぁ、アウスたん、憑依してくれるよね?(*´д`*)ハァハァ
`ー`ーミ. ` ーミ
おまいら 今回はたしかに霊使いカードは出なかった…
しかし 絵師は立派に参加しているという事に気付いただろうか?
マ リ ス を 見 ろ
>>590 確かにマリスのふさふさと布の塗り方が霊使いの絵師っぽいな。
実はマリスタンは女の子だったというオチ
霊使いの成れの果てとか・・・。
嫌過ぎる。
>>594 グレファーだとしたら
増 幅 す る エ ロ ス
>>595 増 幅 す る ペ ニs宇和何するやめくぁwせdrfgtひゅじこlp;
おkマリスたん集めるおwww
グレファントム
グラスファントム+ダイグレファー
触手が付いてエリアに憑依もできる様になったグレファー
599 :
想像人:2005/11/18(金) 01:27:28 ID:Xv1RBt1Q
>>589 正直いいかもと思いましたw
それではアウスたんの見解はどうでしょうか?
あなたの真実は。
/ | ― / ――― ― / |
/ | / \ / ―― ― / _ ―― .|―
/ | _/ \ _/ ._|_ |
| | | | |
| .| | .| | .| | .| | .|
| | | | |
,,,,,,,iiiiillllll!!!!!!!lllllliiiii,,,,,,,
.,llll゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙lllll,
|!!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!!|
| ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ .|
| ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ |
| |
| あ .|
| |
==,!!!!!!!lllllllliii| う |
| |
| す .|
| |
| 専 .|
\\\\\ . | |. / ////
\\\\\ .| 用 ,| / ////
\\\\ .|,, ,,|/ ////
\\\\゙!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!゙゙////
\\\\゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙////
' ";`゙∵゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;"' ;∵;;"
' ";`゙゙;∵;;";∵;;"
>>589
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从//。//リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ ./´|) Y)'´|) <は、恥ずかしいです…
|_,ノj_|._ノ \______________
└く/_|j┘
し'ノ
ウィンたんって意外とエッチっ娘なんだね。
アウス→動物好き
エリア→魚・両生類好き
ウィン→鳥好き
ヒータ→???
>>604 先生!
エリアはギゴバイトと仲良くなるまでは爬虫類苦手説を提案します!
>>600 ,‐-、
ノ ヽ.
ノ l
ノ , -'―-- ._n
i' / n `ヽ
l l × o" そ、そんな〜。ひでぶっ!!
.l i ヽ __ツ
ヽ. ヽ .ノゝ. `く_
`ー`ーミ. ` ーミ
┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 原作マンガバージョンの「増殖」をウィンに発動!
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∨∨∨∨\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
610 :
名無したんはエロカワイイ:2005/11/18(金) 18:39:59 ID:IY/RMyPW
ヒータ→中年渋い男好き
ヒータ→俺に惚れてる
前にも言っただろ!
ヒータは俺の嫁だ
614 :
:2005/11/18(金) 20:52:11 ID:73llLCmE
ヒータもアウスもエリアもおまいらに譲ろう…
しかし!!ウィンたんだけは俺が貰っていく(*´∀` *)ノ
漏れはエリアが大好き!
なので、アウスとレ(ry
>>515 よし、さっそく霊使いのコスプレさせた上で貴女を頂く。
D・HEROダイナミックチェリーガイの私が。
ところで、憑依装着の変身シーン(?)はどんな感じだろうか。
エリア→両腕を左右に大きく振り、杖の上に手を付いて「装着!」
ヒータ→杖を腕に軽く当て「ヒータ、装甲!」→ネフティスの鳳凰神etcがヒータに身に付けられる
ちょwwwアームド響鬼www
誤字が多くてすいません、気を付けてはいるのですが…では今日も寝る前
に投下します。今回はアウスのメイン話の序章です。
それから2週間程経ったラーゼは学校にも慣れ、仕組みと言う物も大分
把握出来た。この日、授業が終わりラーゼが向かった先は仕事を斡旋し
てくれるセンターであった。寮住まいで実績の無いラーゼは自分に掛か
る全ての費用を自分で稼がなくてはいけない、実力には自信がある方な
のでラーゼは高い以来をなるべく備え付けのパソコンで検索していた。
その中で目に止まった仕事は『アスディア遺跡にてイレギュラーモンス
ター『岩石の巨兵』発生』と言う物であった。日付を見てみるとまだ新し
く金額も今月を乗り切るには十分な物であった。早速、決めると情報を
プリントアウトし窓口に持っていた。そこでラーゼは知った顔に会った。
「ザルーグ…」
「おう、ラーゼか、お前もアスディア遺跡に向かうのか?」
同じ様にアスディア遺跡でイレギュラーモンスターを倒そうと名乗り出た
ザルーグは他のメンバー達も集め気合十分であった。
「まぁ、そうだけど」
「ハハハ、心配するな同じ場所でも俺の相手は違うよ完全に頭が狂った
『古代の機械巨人』だよ」
笑いながら話すザルーグであったが、戦いを挑もうとしている相手の名前を
聞き、ラーゼの心中は穏やかな物ではなかった。
「オイ、笑い事かよ! 幾等何でも相手が…」
「ストップだ! ラーゼ! 確かにバラバラでは勝てられる相手ではないが
俺達は強い結束で結ばれている、それを見せてやる、行くぞお前等!」
「黒蠍一の力持ち『強力のゴーグ』!」
「黒蠍団の紅一点『棘のミーネ』」
「どんなトラップでも朝飯前『罠外しのクリフ』!」
「お宝、頂きゃ、後はトンズラ『逃げ足のチック』!」
「そして俺がリーダー『首領・ザルーグ』皆揃って」
「黒蠍盗掘団!」
ザルーグ達は一糸乱れない決めポーズを全員で決めラーゼに見せ付けた。
辺り一帯の空気は呆けた物になっていた。
「何て言うかザルーグ達が結束で繋がっているのは分かったよ…勝つ自信
あるのだな?」
「それが黒蠍盗掘団!」
「では、この仕事を受け入れると言う事で宜しいですね?」
「それが黒蠍盗掘団!」
「今回、仕事に失敗し何らかの負傷を追ったとしても私達は一切、関わ
りませんが、それでも構いませんね?」
「それが黒蠍盗掘団!」
「分かりました、では認証します。がんばって下さい」
「それが黒蠍盗掘団!」
受付の『ヒステリック天使』を相手に噛み合っているのかいないのか
微妙な受け答えをしながらもザルーグ達は仕事を受け、早速、現地へ
と向かった。勢いに呆けていたラーゼだったが自分も仕事を認証して
もらい現地へと向かおうとしていた。
「ああー! その仕事、ラーゼ君が取っちゃたのー!?」
驚いた声に振り返るとそこには小さなリュックサックを背負ったアウスがいた。
自分が行こうと思っていた仕事を取られ、ラーゼに対して頬を膨らまし怒りの
表情を見せた。
「もう! 何で取るかな! アスディアは予てから行きたいと思っていた遺跡
なのに!」
アウスはラーゼに対して完全に怒りを感じておりラーゼに詰め寄った。その勢
いにラーゼはたじろいだ。
「だって、そんな事言われても俺にも生活がある訳だし…」
「それって如何言う事よ、男だったらハッキリ言いなさいよ!」
アウスの気迫に圧倒されながらも、ラーゼは自分の事情を話し始めた。初めはい
きり立っていたアウスもラーゼの事情を知り、怒りは完全に収まった。その様子
を肩に乗っていたビーバーは軽くニヤついて見ていた。
「ああ、そうなんだ、ゴメン、でも私、如何しても…」
「すいません、宜しいですか?」
二人の遣り取りを見ていたヒステリック天使がここで意見を言い始めた。
「直接的な仕事は彼に認証しましたが引率と言うのであれば何人いても構いませんよ」
「え! それ本当ですか?」
「ええ、彼等もそうやっていましたし、但し依頼料は彼に委ねられますが…」
「構いません、是非とも引率させて下さい!」
アウスの気迫にヒステリック天使は若干、引き気味ではあったが、自分の仕事を
遂行し、岩石の巨兵退治の仕事はラーゼとアウスに委ねられた。
「では認証します、がんばって…」
「じゃあ、早速、行こうラーゼ君! 早く!」
「ちょ、ちょっと、待ってアウスちゃん!」
(かわいそうにラーゼの奴…)
アウスに強引に腕を引かれ連れられるラーゼを見てビーバーは軽く同情をした。
そのままの勢いで二人は汽車に乗り込み、目的地であるアスディア遺跡へと向か
った。
アスディアは砂漠地区の一角に存在する遺跡の一つであり、主に岩石族の
モンスター達で構成されている遺跡であり、歴史的な価値も結構ある遺跡
である。遺跡に到着するなりアウスは目を輝かせリュックの中からデジタ
ルカメラを取り出すと物凄い勢いでシャッターを押し続けた。
「最高! ずっと見たかった! ああ、もうこのフォルム最高!」
アウスは今までに見せた事の無いテンションを見せ、目を輝かせ、遺跡を
ありとあらゆる方向からシャッターを切って行ったその様子にラーゼは完
全に呆けていた。ビーバーはアウスのテンションに付いていけずに肩から
離れてラーゼの元に飛んで来た。
「ビックリしただろ」
「ああ、アウスちゃんってこんなにテンション上げる事ってあるのだな」
「ああ、遺跡に感してはな、あそこまで行ったら病気だ…」
ビーバーは呆れた表情で完全にハイになっているアウスを遠目で見つめていた。
ラーゼはテンションが上がり切っているアウスに対して恐る恐る近付いて行き
本来の目的を思い出させ様としていた。
「アウスちゃん、研究も良いけど、そろそろ中に…」
「ああ、そうね! 入り口だけでは無く、中もしっかりと研究しないと、じゃあ
行くよ二人共!」
本来の目的とは違うがアウスの誘導に成功しラーゼ達は遺跡内に入って行った。
今日はここまでです。次回は『憑依装着アウス』を登場させる予定です。
>>614 お前の持ちうる全ての力でかかってきな!
俺の風デッキがそれを粉砕するぜ!
>>625 よし 俺の全力『ピケクラBBGロックバーン』が相手になろう
え? ロックバーンは卑怯? それにここは霊使いスレだって?
いや〜 何のことだかサッパリだよ
>>626 別にかまわんぞ。
ウィンの風霊術はモンスターだろうが魔法・罠だろうが全部吹き飛ばすからな。
>618
ダイナミックなチェリーガイとはいかなるもんなのか、ちょっと気になった515ですw
憑依装着といえば、ヒータたんはきつね火を従えてますが、
このきつねっ子はヒータたんに化けていたずらをしたりするんでしょうか。
ものすごく恥ずかしいいたずらをして、ヒータたんが真っ赤になって怒ったらモエス
ヒータ「○○」
振り向くと、そこにはヒータがいた。
○○「ああ、ヒー……」
タ、と呼びかけようとして、ふと違和感を覚える。
○○「……」
目の前の少女をまじまじと見つめる。
確かに、ヒータだ。
靴の先から頭のてっぺんまで、記憶の中のヒータの姿とぴったり合致している。
だが、何か……おかしいような……。
ヒータ?「○○、どうしたんだ?」
○○「ああ、いや……なんでもない」
気のせいか……。
きっとそうなのだろう。
見ず知らずの異世界に来て疲れているんだ、俺は。
○○「ところで、何か用事なのか?」
ヒータ?「ん……特に用事ってわけじゃないんだけど。ちょっと」
○○「ちょっと?」
ヒータ?「体が火照っちまって……。もうどうにも止まらなくなって……」
○○「……風邪か? だったら、アウスに早く診てもらったほうが――のわっ!?」
急にヒータに抱きつかれ、俺は思わず間抜けな声を上げる。
ヒータ?「この……鈍感男」
○○「どど、どうしたというんだ、ヒータ!?」
ヒータ?「ずっとこうしたいって思ってたんだ……」
○○「む、胸を押し付けるんじゃないっ!? お、おいヒータ、一体……」
ヒータ?「お願いだ……してくれないか……?」
○○「え……」
ヒータ?「キス……してくれないか……?」
○○「〜〜〜〜〜!!」
ま、待て、落ち着くんだ○○。
こ、ここは冷静に慎重にそうだ手のひらに人と書いて飲み込めばってこの体勢じゃできないじゃないか!
くっ、まだまだ俺は未熟だ……。心の鍛錬がなっちゃいない……。
デュエルでは、心の弱い者が敗者となる。そう、心を強くもつんだ!
と、とにかくだ。
これは……ヒータからの愛の告白だ。
告白といえば、ありったけの勇気(手札)を振り絞り、相手に己の持つ想い全てを込めて伝達(ダイレクトアタック)する行為だ。
ならば、こちらもいい加減な返答をするわけにはいかない。
全力には、全力でもって応える。それこそが、俺の目指す真のデュエリストだ。
ヒータ?「○○……私とその……するのは嫌か……?」
○○「俺は……」
覚悟は決まった。
俺は俺のまごうことなき本心を、彼女に告げる!
○○「ヒータ、聞いてくれ。俺はっ……!」
???「み〜つ〜け〜た〜ぞ〜!」
○○「……は?」
ヒータ?「やべっ」
言うが早いか、俺に抱きついていたヒータはぱっと体を離し、一目散に駆け出す。
そして、その後を追うもう一人の……。
ヒータ「こらあああっ! きつね火ぃっ!! 私の姿で何やらかしてんだあああっ!!」
きつね火「や、やだなあ、姐さんの応援ですよ応援。既成事実さえつくっときゃあんな堅物イチコロ……」
ヒータ「黙れえぇぇっ! 今日という今日こそは丸焼きにしてくれるわあぁぁっ!!」
きつね火「ひぃ〜、姐さん穏便に、穏便に〜」
ヒータ「待てえぇぇ!!」
……………。
そして、角を曲がり、二人は見えなくなった。
○○「……」
○○「……勘弁してくれ」
ほっとしたような、残念だったような。俺はしばらく脱力感からその場を動くことができなかった……。
○○は主人公の名前で。
萌えって書く側になると難しいなぁ。
>>627 ならば俺の「魔女狩りダイグレファー」に勝てるかな?
635 :
名無したんはエロカワイイ:2005/11/19(土) 18:48:38 ID:6M4OIpZn
>>632 ヒータ「な、なあ!今、ここに私が来なかったか?」
○○「え?ああ、確かに居たけど……って、ヒータはここに……」
ヒータ「そいつがきつね火だあぁぁっ!追えぇぇっ!!」
○○「( ゚д゚)……」
むしゃくしゃ(ry
上げちまった・・・アウスたんに殴られてきます・・・
大変だ!サンドモスがチンコに見える!
>>624 乙だが少し気になった点を挙げておく
「ストップだ! ラーゼ! 確かにバラバラでは勝てられる相手ではないが…
「勝てられる」は「勝てる」で十分だ
「もう! 何で取るかな! アスディアは予てから行きたいと思っていた遺跡…
「予てから」だと頭痛が痛いと同じになるから「予て行きたい」か「前から行きたい」
にした方がいいぞ
それと全体的にラーゼの口調が今ひとつ統一できていないような気がするな
…揚げ足を取るみたいでスマソ
主人公知力25「・・・グレファー・・・てめえのやってる事はデュエルじゃない・・・ただの殺戮だ!!
ピケルの白魔法・・クランの黒魔法・・ウィンのビンタ、エリアのローキック・・ヒータの顔面ストレート。
アウスのねーさんのガッが!・・・そしこの俺の怒りが!!
てめえをブッつぶす!!」
>>641 僕らのグレファー様に何をする!
大体悪いのはグレファー様じゃない!バオウだろ!
644 :
628:2005/11/20(日) 09:35:33 ID:OQbPp3n3
私の呟きがこんな萌え作品になるとは……
>630GJ!
きつね火は普通に人間語話しそうですよね
ギゴバイトの言葉は限られた人(霊使いならエリアたん)にしか分からない、とかだといいなあ
きつね火は変身能力半端がいい なぜなら…
狐耳&尻尾付きのヒータンが拝めるから(*´д`*)
646 :
名無したんはエロカワイイ:2005/11/20(日) 20:58:29 ID:St9DfehI
べんき にはきだされ多端貸す土もがあああああああああああああ
アウスに憑依したいと言う輩が数多いが(グレファーなど)、
他の3人の場合は誰が憑依希望するのだろうか?
俺はルインと合体するおwww
ヒータはオレのもの。
lヽ、__
i~i;;;;;;;;;;;;ヽ、 エリアた〜ん、憑依してよ〜
l;;l;;;;;;:::''' ゚ } ボクはアルフォードの生きた化石だよ!
`レ‐‐‐" ボクの1700の攻撃力ならエリアたんを守れるよ
652 :
名無したんはエロカワイイ:2005/11/21(月) 00:26:36 ID:9AguJLoS
>>651 心変わりなり。けっして洗脳ではうわなんだおま
┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 魔法カード「所有者の刻印」発動!
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∨∨∨∨\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
よってヒータは俺のコントロール下にもどるぜぐへへ
654 :
想像人:2005/11/21(月) 00:56:31 ID:gqtQ8UQ5
>>650 でもエリアの現パートナーのギゴバイトは憑依装着に
なるとガガギゴ(攻撃力1850)ですから!!
エリアは優しいからガッやハンマーシュートはされないと思いますが・・
様々な意見をありがとうございます。より良い作品を作る為
これからも努力をしていきます。これまで最長となります。
憑依装着アウス初登場編です。
遺跡内に入ってもアウスのテンションは変わらず高いままであった。目にす
る物全てに目を輝かせて、シャッターを押し続け、自分の知識欲を満たして
いった。その様子にラーゼとビーバーは完全に付いて行けずにアウスから一
歩、離れた所でアウスの後を付いて行った。
「ほら! 二人共、遅いよ! まだ調べたい事は山程あるからね、キビキビ
動いてー!」
「ハイ…」
二人は気の無い返事をアウスにして、歩き続けた。センターの話だと目的で
ある岩石の巨兵は遺跡の最深部にいると言う事なのでトラップの心配をラー
ゼはしていたが結構進んだがアウスの無防備な状態にも何の反応も示さない
所を見ると、その心配は無いと悟りラーゼはりアウスに合わせて歩き始めた。
辺りに松明の光がある部屋が見付かったのに気付き二人が入ると、そこには
黒蠍盗掘団と古代の機械巨人が一触即発の状態でいた。
「おう、ラーゼに眼鏡のお嬢ちゃんか!」
ザルーグは二人に気付くと笑い手を振った。他のメンバー達も同じ様にした。
緊張感に欠けたメンバー達にラーゼは軽く不快感を覚えた。
「相手は…」
「皆まで言うな、全てはコイツが行動を起こしてからだ!」
そう言いザルーグが指差した古代の機械巨人は訳の分からない言葉を発しな
がら首をグルグル回していた。
「ペペロンチーノ! バジルなのーね! な・のーね!」
センターにスクラップと認定されたのも納得のいく見事な壊れっぷりであっ
た。そのままの状態で古代の機械巨人は覚束無い足取りで黒蠍盗掘団の元に
近付いて行き、アルティメットパウンドを放とうとしたが、その前に黒蠍達
は飛び上がり、各々、古代の機械巨人に対して攻撃を開始して行った。
「ラーゼ! 今、見せてやるこれが俺達の必殺技『必殺黒蠍コンビネーショ
ン!』だ!」
ザルーグの言葉が号令となりメンバー達は自分の武器で古代の機械巨人に対
して攻撃を開始した。
「食らえ! 棘の鞭!」
「ダブルリボルバー!」
「電気槌!」
「トラップナイフ!」
「強力ハンマー!」
黒蠍達の一糸乱れぬコンビネーションにより古代の機械巨人の体は無残にも
バラバラに崩れて動かなくなった。黒蠍達は一仕事終えた爽やかな表情で帰
還しようとしていた。
「じゃあ、俺の仕事は終わったから、後はがんばれよラーゼ」
黒蠍達は全員お喋りをしながら遺跡を後にして行った。後に残されたラーゼと
アウスは古代の機械巨人だったスクラップを近付き見ていた。
「こうなると、先代達の遺産も形無しってアウスちゃん、何やっているの?」
見るとアウスが古代の機械巨人のパーツを持ち帰ろうとしている瞬間が目に
入った。
「何って、持って帰って研究するのよ、アンティークシリーズはまだ解明さ
れていない部分が多いからね」
「でも良いの? そんな勝手に…」
「構わないでしょ、もう目的は果たされた訳なだし、残った物、如何し様と
勝手でしょ」
ラーゼはアウスの強引な見解にやや疑問を感じたが納得をした。ラーゼはア
ウスの作業が終わると最深部である王者の間へと向かい歩み始めた。
王者の間に到着したアウスはこれまでの中で一番、目を輝かせてシャッター
を切った。ラーゼはと言うと目標である岩石の巨兵を目で探していた。だが
見回してもあるのは壁画と彫刻だけであり、その彫刻にも岩石の巨兵らしき
物は存在しなかった。
(情報ではここに潜伏しているというのは間違い無い、必ずいる筈だ…)
目標が見当たらなくてもラーゼは気を抜く事無く探していた。アウスの方は
大体の資料が手に入り満足したのか何時もの調子に戻り、ラーゼの元に近付
き一緒になって探し出そうとした。
「ウウアウアウァアァアアアアアアアァァッァー!」
奇声と同時に二人の後ろを巨大な影が覆い、ラーゼは即座にアウスとビーバー
を抱え上げて安全な場所にまで連れて行った。振り向いて見た目標は本来、穏
やかで争い事を好まない岩石の巨兵とは掛け離れた物であり、凶悪な紅い目付
きに両手には破岩剣が確りと握られており、その標準はラーゼとアウスに定ま
っていた。
「下がっていてアウスちゃん、これは俺の仕事だ」
ラーゼは背中に背負った剣を抜き岩石の巨兵に対して臨戦体勢を取った。先に
仕掛けてきたのは岩石の巨兵であった。巨体には似合わないスピードで一気に
詰め寄りラーゼに対して破岩剣をムチャクチャに振り下ろした。ラーゼはガー
ドを固めて攻撃に隙が出来るのを待った。岩石の巨兵は血走った眼で眼下のラ
ーゼを見下ろし、ダメージの無いラーゼに苛立って大きく片方の破岩剣を振り
下ろそうとした、その時であった、ラーゼはチャンスとばかりに大きく飛び上
がり岩石の巨兵の頭部を目掛けて力の限り飛び蹴りを放った。鈍い音と同時に
岩石の巨兵は後ろに倒れ込み大きな音を立てて大の字になった。
「終わらせたよ、アウスちゃん帰ろう…」
岩石の巨兵に対して後ろを向き帰ろうとした時、自分の体を影が覆うのに気付き
ラーゼは素早く振り返り持っていた剣で破岩剣の攻撃を受け止めた。頭の一部を
壊されて岩石の巨兵は怒り狂いラーゼにいきり立って襲い掛かった。アウスは普
通なら今ので倒れる岩石の巨兵がここまでラーゼに食らい付くのか冷静に分析を
始めた。
(もしかして…)
これまでの行動からアウスは一つの結論に辿り着き、ラーゼにそれを伝えた。
「ラーゼ君! 聞いて!」
「な、何?」
「私の考えが正しければ、その岩石の巨兵は『狂戦士の魂』に憑依されているわ!」
アウスの言葉を聞いてラーゼは瞬時に岩石の巨兵がこうなった原因が理解出来た。
狂戦士の魂は攻撃力1500以下のモンスターを対象に感染するウィルスであり
これに感染されたモンスターは異常に攻撃的になり破壊衝動に狩りたてられる恐ろ
しい物である。アウスの言葉を聞いて全てに於いて納得の言ったラーゼは攻撃の方
法を変える事にした。
「それなら、一気に勝負を付けないとな…」
「その必要は無いよラーゼ君、行くよビーバー!」
「おうよ! アウス!」
そう言うとアウスは自分の懐から羊トークンを取り出し、羊トークンを抱えると全身
が蒼白い光に包まれ胸の中にある羊トークンはアウスに取り込まれた。次の瞬間、辺
り一面発光し、ラーゼの目が見えてきた頃には全身が稲妻の様な波動に包まれたアウ
スと体が一回り大きくなり全身の毛が逆立って狂暴性が増したデーモンビーバーがそ
こにはいた。
「アウスちゃん…その姿は…」
「これは私のもう一つの姿『憑依装着アウス』無理はしないで、これぐらいなら私で
も倒せるから、行くよビーバー!」
「おうよ!」
準備が出来たアウスは暴れ回る岩石の巨兵に向かっていった。ラーゼの攻撃が剣のみ
の単調な物だったのに対してアウスの攻撃は魔法を織り交ぜ、確実に岩石の巨兵の体
力を奪っていった。
「食らえ! 地砕き!」
アウスが岩石の巨兵に対して小さな拳を振るうと後ろに屈強な大男の拳が現れ岩石の
巨兵にダメージを与えた。これが決め手になったのか岩石の巨兵は膝を付いた。そこ
をアウスは見逃さず一気に畳み掛け様とした。ビーバーが体当たりをし岩石の巨兵を
うつ伏せの状態にさせるとアウスは呪文を唱え自分の両手に巨大なハンマーを作り出
した。
「これで最後にするハンマーシュート!」
巨大なハンマーを岩石の巨兵の背中に叩き込み背中には大きな窪みが出来上がり、岩
石の巨兵の動きは止まった。これで終わったと思い、アウスは憑依状態を解いて羊ト
ークンを抱き普通の状態に戻り一息吐くとラーゼの元に寄った。
「じゃあ、終わったから帰ろ…」
アウスが全てを言い終える前にラーゼは岩石の巨兵の元へ向かい起き上がりアウスに
攻撃を加え様としていた所を剣で受け止め阻止した。倒したと思った相手が血涙を流
しながら自分に向かってくる姿を見てアウスは愕然とした。
「そんな、倒したと思ったのに…」
「如何やら相当根深く狂戦士の魂にやられているみたいだな、あれはバラバラにで
もしないと止まらないぜ…」
「如何し様…このままだとラーゼ君が…」
ラーゼの実力は憑依装着の自分と同レベルだと言う事は分かっているが、魔法が使
えないラーゼでは岩石の巨兵を完全に倒すのは難しい、思いもよらない状態にアウ
スはその場でへたり込み目に涙を浮かべた。
「泣かないでくれアウスちゃん! 倒す方法はある!」
「でも…」
「羊トークンを俺にそれで如何にかなる!」
訳も分からないまま、アウスはラーゼに羊トークンを投げてよこした。受け取ると
ラーゼは羊トークンを抱え込み全身を蒼白い光に包んだ。
「怖い思いをさせてゴメンね、俺が持っている薬でも変身は出来るけどこういうの
は自然が一番だから」
そう言うとラーゼは羊トークンを自分の体に取り込み強い光を発した。次の瞬間
アウスが見た物は日本風の鎧甲冑に身を包み手には2m近くある巨大な剣を持った
ラーゼがそこにはいた。
「ら、ラーゼ君、その姿は…」
「これは俺の変身形態の一つ『大地剣士ラーゼ』もう大丈夫だから」
その姿から発せられるラーゼのパワーは通常時の非ではない事がすぐに伝わりアウ
スは安堵の表情を浮かべた。皆、ケガ無く無事に帰れられる事、これで岩石の巨兵
も救われると言う事に岩石の巨兵は姿が変わったラーゼに気も止めずに破岩剣を振
り下ろした。ラーゼはガードもせずにそのままの姿勢で受け止めた。ダメージを追
ったのはラーゼでは無く破岩剣の方であった。破岩剣は微塵に砕け散り、岩石の巨
兵は信じられないと言う様な態度を示した。
「一気に行くぞ『大地決殺』!」
ラーゼは飛び上がり大きな剣を岩石の巨兵の頭部へと振り下ろしそのまま下に持って
いた。勢い良く切れて行き、剣が地面に付いた頃には岩石の巨兵の体は真っ二つに割
れ、そのまま風化して行った。
「安らかに眠ってくれ…」
岩石の巨兵に対して手を合わせて祈りを捧げるとラーゼの体から湯気が出てラーゼは
元の姿に戻った。ラーゼは若干、疲れた様子でアウスの元まで行き羊トークンを返し
た。
「終わったから、帰ろうか本当にゴメンね怖い思いさして」
「ううん、良いの、それよりも…」
「全く、そんな凄い能力あるんだったら何でとっとと変身してあのデカブツぶち殺
さねーんだよ! 使えねーな本当に!」
「ビーバー! 助けてもらったのに失礼な事言わないの!」
アウスは毒吐くビーバーに対して少し強めのゲンコツを放った。殴られたビーバー
は痛みに悶えた。
「ああ、ゴメン、それには理由があって…」
「うん、聞かせて」
「さっきも言った通り、持っている変身薬でもあの形態にはなれるのだけど、それだ
と時間が掛かって…」
「どれぐらい?」
「大体、飲み始めてから10分くらいかな…俺はアウスちゃんみたいにトークンを
形態する事は出来無いし…」
「何だよ、それならそうと言えよ、それだったら俺にこんな嫌味を言われる事も無
かったのに…」
「全部、自分が悪いんでしょ!」
懲りないビーバーに対してアウスは本気のゲンコツを放った。明らかに音が違うの
で痛みはこちらにも伝わって来た。痛みに蹲るビーバーを無視してアウスはラーゼ
の元に近付き突然シャッターを押し出した。
「何、一体?」
「取り合えず、ここは調べ尽くしたから次の研究対称はラーゼ君で決定」
「え?」
「思っていた異常に興味のある存在だって事が今回、分かったから色んな事教えて
ね、私、ラーゼ君の全部を知りたい!」
屈託の無い笑顔で答えられラーゼは困惑した。だがそんなラーゼにも構わずアウス
はシャッターを押し続け、ラーゼに対して様々な質問をぶつけた。結局、学園に帰
るまでアウスの質問攻めは終わらずラーゼはに疲れきり、アウスは非常に充実した
一日を過ごせた。
今日はここまでです。次回は『憑依装着ヒータ』を登場させようと
思っています。
662 :
想像人:2005/11/21(月) 02:03:58 ID:gqtQ8UQ5
>>430の自分のショートストーリーがまとめサイトに載っていると今更
気づいたので
>>430の続きのストーリーを投下してみたいと思います。
ヒータ、エリア、アウス、ウィンはとても仲のよい霊使いの四人組。
属性授業の一環として遠足へ行くというドリアード先生の考案により
五人仲良く足取り軽くガイアフィールドへ向かう。
「みんな見てみ、ここがガイアフィールドやで〜」
ドリアード先生が指を指してのんびり叫んだ。その指の先には淡い草原が美しく
広がっている。そしてその草原のところどころに大きな立派な木が立っている。この木が
地属性を持つすべての生き物を強くするガイアパワーを発生させるという。
「そよ風が気持ちいい・・」
「遠足にはピッタリだね、アハ」
「ここに、地属性のなんたるかがある!」
「・・・・」
ウィン、エリア、アウスはこの環境のよいガイアフィールどが気に入ったらしいが
ヒータはふてくされた表情をしてダンマリしていた。よほどウォーターワールドへ
行ってイルカを見たかったらしい。
「資料によると環境が整っているのはこのガイアフィールドだけらしいよ」
アウスはヒータに言った。アウスは続けて
「デザートストームはいつも強風が吹いていて大竜巻やサイクロンも発生するらしいよ
バーニングブラッドは三分に一回のペースで火山が噴火するしウォーターワールドは一年中
氷河期なんだって」
ヒータはだからなんだという顔で聞いている。
「季節は冬。今行ったらヒータちゃんでも凍っちゃうよ」
エリアがヒータをなぐさめたがヒータは
「炎属性のわたしがそう簡単に凍るわけないでしょ!」
っと言ってソッポ向いてしまった。
「どうせここにいる奴なんて暑苦しい男ばっかりなんでしょ」
っと言いながらヒータは両手を頭の後ろで組んだ。
「そうでもあらへんよ」
先生がそういい終わった瞬間一本の矢がウィンの顔の真横を疾風のように駆け抜けた。
矢は木にグサと刺さった。ウィンは目を白丸にしてその場にヘナと座り込んでしまった。
驚いてほかの四人が駆け寄った。
「きゃぁ!ご、ごめんなさい!!だ、大丈夫ですかぁ!!!」
慌しい声とともに一人の少女が現れた。ワイルドな衣装に身を包むその少女は誇り高き
女戦士の一族、アマゾネスに属する「アマゾネスの射手」であった。
「す、すいません!手が滑らせちゃって・・きゃぁ白目向いてる!!どうしよう!!!」
揺さぶっても応答のないウィンに彼女はすっかりパニック状態だ。彼女を見ていたヒータは
「な〜んだ、カワイイ子もいるんだ・・」
っとホッしていた。
「雑念が入ったな・・」
不意にヒータの後ろから低い女性の声が聞こえてきた。振り返るとそこには鍛えられた体を持つ
「アマゾネスの剣士」「アマゾネスの格闘戦士」「アマゾネスの鎖使い」等の本場のアマゾネス達が
堂々と立っていた。ヒータは腰を抜かして
「暑苦しい女が来た!」
っと叫んでいた。アマゾネスの射手は現れたアマゾネス達を見てギクっとした
アマゾネスの剣士が彼女の前に出て
「精進が足りん!今から闘技場を100週してくるのだ!」
「ひゃ、100週!それはちょっと・・」
「問答無用!さっさと走らんかぁ!!」
アマゾネスの剣士は一括したかと思うと後ろに引き連れていたペットタイガーを彼女に差し向けた。
彼女は虎から逃げならがこの場から消えていった。
664 :
想像人:2005/11/21(月) 02:59:23 ID:gqtQ8UQ5
「む、あなたはドリアード殿ではありませんか。」
「あはは〜こんにちは〜」
アマゾネスの剣士がドリアード先生と挨拶を交わした。
「先生とお知り合いなのですか?」
アウスは進み出て聞いた。同じ地属性の強い女性を目の前にして好奇心が表に出ている
「このフィールドでは知らないほうがめずらしいくらいだ」
アマゾネスの剣士の後ろにいたアマゾネスの格闘戦士が答えた。
「先生、有名人なんですね!」
エリアが目を輝かせて言った。
「あはは、テレるやんか〜。ところでさっきのあの娘、大丈夫なん?」
「あの娘はついこのあいだ我がアマゾネスに入ったばかりなのです。都会育ちのためか
日ごろの丹念がなっていません」
アマゾネスの剣士の話を聞いてヒータはなるほどなと思った。さっきの娘とこの人達とでは体の作りがぜんぜん違う
「今日はどういったご用件で参られたのです?」
「えっと・・属性のお勉強を兼ねてみんなで遠足に来ました〜」
「そうですか、ここは我がアマゾネスの訓練地帯なので無用心に近づかれぬようお願いしますよ」
そう告げたアマゾネスの剣士はふとヒータと目が合った、アマゾネスの剣士はヒータの所に歩み寄った。
ヒータはすこし引き気味である。
「よい面構えをしているな、我がアマゾネスに入らないか?」
「結構です」
ヒータは即答した。冗談じゃないといった顔だ。
「そうか、だがいつでも歓迎するぞ」
そう言うとアマゾネスの剣士はほかのアマゾネスを引きつれ去っていった。自分たちも移動を開始した。
ヒータは現れた「ごつい女集団」にあっけにとられていた。エリアとアウスは今だ白目のウィンを見て困っていた。
五人は森にたどり着いた。いつも四人が先生に教えてもらっているあの日当たりのよい森と同じ感じがする。
「ここがわたしの実家やで」
先生は言った。四人は周りを見渡した。別に家が建っているわけでもない。ただ差し込める太陽光、澄んだ空気、
清々しい風が吹き抜ける実に素晴らしい森があるだけである。
「わたしはこの森で森の精霊として生まれた・・初めわたしは地属性だけだったんや。
せやから最初から闇以外の属性が使えたわけちゃうねん」
四人は目を見開いた。今自分たちを教えてくれている先生が精霊だったということに驚きを隠せなかった。
「ウィンちゃん、聞こえる?」
「へ・・?」
先生がウィンに聞いた。ウィンは耳をすませた。わずかに聞こえる女の子の声・・ふと目をあけると羽で空を舞う
三人の妖精の姿が目に入った。風属性を持つ「ダンシングフェアリー」である。
「見えるんやね?」
「うん・・」
「何?何が見えるの!!」
二人の意味深な会話をぶった切る勢いでアウスが聞いた
「あ〜、アウスちゃんはあかんわ、この子達は風属性やから同じ属性を持ってるウィンちゃんと
私にしか見えへんねん」
アウスはハテナと思った。ここはガイアフィールド。地属性の生物が集う地帯のはずなのになぜ
風属性が出てくるのか。
「この子達はな、昔、デザートストームにおってん。けど風に飛ばされてここに来たんや。それから
友達になってん。この子達もこの森が好きになったんやね」
「あ、待って。いっしょにお話しよ」
ウィンはダンシングフェアリーと話している。ほかの三人はあっけにとられてこの様子を見ていた。
665 :
想像人:2005/11/21(月) 03:07:14 ID:gqtQ8UQ5
↑時間の都合により今日はここまでにします。スマソ
>>665 割り込んでごめんねごめんね(´・ω・`)
時間が空いてたから大丈夫だと思ってたんだよぅ。
しょーもないネタレスで割り込んでしまいましたorz
闇使いさんすみません・・・
668 :
想像人:2005/11/21(月) 12:28:03 ID:gqtQ8UQ5
>>666 大丈夫です。気になさらないで下さい
こちらも一話目みたいに全部書いてから段落を
分けてコピペして書き込めばよかったと反省してます
669 :
想像人:2005/11/21(月) 16:20:30 ID:gqtQ8UQ5
>>664の続きを書きたいと思います。
>>662と
>>664は第二話として考えていただけると幸いです。
ヒータ、エリア、アウス、ウィンはとても仲のよい霊使いの四人組。
地属性の生物が集うガイアフィールドに属性授業の一環としてやって来た。
ドリアード先生の導きで様々な光景を見聞きしながら足取り軽く進んでゆく・・
五人はまた、美しい草原に出た。周りには鎧を着て剣や盾を持つ地属性の男達の姿が
目立ってきた。ヒータは最初の自分のガイアフィールドのイメージを呼び起こしかけていた。
「先生のお友達ってどんな人ですか?」
アウスは先生に尋ねた。ウィンが妖精との対話をはたしたと聞いて自分もいち早く
地属性のなんたるかを学びたいという気持ちでアウスはいっぱいだった。
「むっちゃかっこええ人やで」
先生はニッコリ断言するように答えた。男の人ですかとエリアが問うと先生はうなづいた。
「先生がそう言うくらいだから相当の美男でしょうね」
ヒータはそう断言した。ほかの三人もうなずいた。のんびりで能天気でもドリアード先生は
この世に二人ともいない凄い美人である。四人の先生に対する憧れの一部もこれにあった。
「綺麗で頭もよくてとっても優しくて有名人・・先生凄いです!」
「先生、改めて尊敬します!」
「先生・・私、先生のこと大好きです」
エリア、アウス、ウィンにこう言われた先生は赤くなってエヘっと照れていた
「これで標準語さえ喋れれば問題ないんだけどねぇ・・」
最後のヒータのセリフに先生はうつむいてあう〜とうなだれてしまった。やがて五人はとある四角い建物の前に立った。
どうやら道場のようである。看板が掲げられ、「青春道場」と書かれている。先生は普通に見ていたが四人はセンスのないネーミングに悪寒を感じていた。
「ここに先生のお友達がいらっしゃるのですか?」
「そやで〜、しかもここを経営してる師範なんやで」
アウスの質問にこう返した先生を見て四人は円陣を組んで
(先生の友達ってセンスが最悪なのかも)っと話した。先生はその様子を見て?を浮かべている。
「先生の友達はちょっと前までこのフィールドにあった王宮の軍隊に
連合軍として参加してたんやで」
四人はへぇと言った。さらに先生は続きを語った。まだ王宮が栄えていた頃、竜族の暴動が深刻な問題になっていた。
風の竜を率いるデス・デーモンドラゴンと一匹で強大な力を持つタイラント・ドラゴンが目だっていた。王宮は討伐部隊を結成、
先生のお友達は遠征途中で連合軍として加わった。討伐隊の隊長といっしょに真っ先に切り込んでいった勇敢な人だという。
やがて深手を負った二つの竜族は逃げていき一応、討伐は成功した。しかし同時に徴兵、出兵などに多大なお金がかかったため
国の財政は著しく悪くなった。それから王宮は荒れ、無茶苦茶なお触れや民衆の弾圧。さらには派手な暮らしをしている物から
飢え死にしてしまうほど金品を押収したりした。これによって民衆たちは革命を起こし王宮は革命軍によってあっさり陥落した。
残された討伐隊の将軍や隊長、そして先生のお友達は各地に散ってそれぞれの暮らしを始めた・・っということであった。
「話だけ聞くとカッコイイんだけど・・」
ヒータがぼそっと言った
「ほんまにかっこええんやで」
先生がすかさず言った。四人はといあえず入ってみようと足を進めた。
中は思ったより広く見渡すと鉄アレイやぶらさがり機らしきものや剣の修行に使うわら人形、
定期健康診断を呼びかけるお注射天使リリーのポスターなどがあった。中央ではセイッセイと
言いながら腰を振る男達がいた。なぜか全員サングラスを着用している。そして四人が一番
気になったのは道場の隅でPCを見つめている二人組みを発見した。マグネッツ一号がPCを操作し
弟の二号はそれを横で見ていた。
670 :
想像人:2005/11/21(月) 16:22:37 ID:gqtQ8UQ5
「女子マネージャー常時募集中・・いっしょに青春の汗を流しましょう!っと」
「流石だな兄者、これならこの道場にも花を咲かせることができるぞ!」
「まかせろ弟者、一日で門下生を30人入会させた俺の宣伝テクに抜かりはない」
霊使いがその兄弟に歩み寄った。っといっても兄者が操作しているPCに興味津々なだけである。
「わぁーぱーそなるこんぴーたーだ!」
「すごい、こんなところで拝めるなんて!!」
「チカチカしてる・・」
「ねぇ、私にもやらせてよ!」
エリア、アウス、ウィン、ヒータは初めてみるPCに興奮。アウスは兼ねて噂に聞いていた目の前の最先端技術に大興奮である。
「おぉ、早速春の予感!」
「本当に流石だぜ兄者!」
「あ〜ちゃうねん、わたしの教え子やねんで、見学しにきたねん」
兄弟の誤解を先生はさっぱり解いた。
「ドリアード殿!よくぞまぁこんなムサイ所に・・」
「ニラ茶でもどうですか!」
「ん〜じゃもらおうかな」
兄弟の叫びを聞いた門下生達が先生をみておぉ〜と叫んだ。みんな(*´∀`*)っという状態だ。
先生、凄いなぁ〜と四人は尊敬の目で見ていた。やがてマグネッツ一号が話し出した。
「ドリアード殿、師範に会いに来られたのですか?」
「そや、おらへんの?」
「師範は今、外へ行っているはずです。多分近辺にいるでしょう」
二号がそう言い添えると四人は円陣を組んで。(何か嫌な予感がする・・そういえばさっきから
妙に気持ち悪い視線を感じる・・この道場は・・)っとひそひそ話した。その視線は門下生全員
から来ている。早く出ないと危険だ。四人がそう思った。
「それじゃぁ、探しに行ってきます」
ドリアード先生がそう言ったのを聞き四人はそそくさと道場を出ようとした。
「あ、君達!」
一号が四人を呼び止めた、恐る恐る振り返ると
「いつでも待っているぞ!」
と言ってウィンに一枚の紙を渡した。それはさっき一号が作っていた女子マネ勧誘の宣伝
ポスターだった。四人は道場を後にした。
「どこにおるんやろ・・・」
先生が草原を見渡している中、四人は先生のお友達がさっきの門下生や兄弟みたいな気持ち悪い
人なのではないかという考えが頭の中を巡回していた。
「どうもおかしくない?」
「うん、あれも先生のお友達の人の指示なのかな?」
「じゃぁ先生のお友達ってエッチなの?」
「違う!絶対、先生のお友達に限ってそんなことはない!!」
ヒータ、エリア、ウィンのあれこれ話をアウスが最後にぶった切った。
「ん、あれは・・」
アウスが何かを見つけた。それはさっき虎に追いかけられながら消えていったアマゾネスの射手だ。
彼女が謎の筋肉質の男に追いかけられている。彼女はウワーン、男はハァハァという状態だ。
「変態だやっつけてくる」
ヒータが駆け出していき男にとび蹴りをかました。男は地面に三回バウンドしながら飛んでいった。
「うぅ・・ありがとうございます」
彼女はうるうる泣いている。四人が事情を尋ねた。
聞くところによるとアマゾネスのスパルタ訓練に耐えられずどこかに逃げようとしたが
虎に見つかって諦めかけてたらあの人が来てやぁ、君、大丈夫かい?と言ってやって来た。
虎はその男に飛び掛ったがそれを回避して正面から抱き上げてう〜んカワイイ猫ちゃんだと
言って虎にキスをしました。虎はたちまち青くなり泡を吹いて失神しました。よくわからないけど
助かったのでお礼を言ったらその人は自分にマネージャーをやってみないかと言って来ました。
この際、仕事ならなんでもやろうと思って話を聞いたんですがそれを聞いて逃げ出したら追いかけてきた
っということらしい。
「そういうことだー!」
さっきの男が復活した。やたら頑丈なようだ。四人は身構えた。男は彼女に話を続けた
671 :
想像人:2005/11/21(月) 16:24:30 ID:gqtQ8UQ5
「さぁ、お嬢さん。私と一緒に青春して清らかな汗を流しましょう。さぁ!さぁ!!」
「え、遠慮します〜!」
「怖がることはないぞ、お嬢さん!マネージャーとは時に厳しく時に優しく大きな壁にぶち当たった
迷える少年達の心の支えになってやるというすばらしい役目だ!そして明日に向かって走りだす!これ最強!!
さぁ、君ならできる!いっしょに青春しましょう、さぁ!さぁ!さぁ!!」
「マネージャーが常時ブルマ着用なんて絶対おかしいですよ〜!!」
この一連の会話を聞いていた四人はこの男は重度の変態だということを悟った。
「私、アマゾネスに戻ります〜・・向こうでがんばってみます〜・・・」
泣きながら彼女はその場から逃げるように立ち去った。男は追いかけようとしたが四人が立ちふさがった。
「ちょっとアンタ、これ以上はやらせないわよ」
「女の子をいじめるなんて許せない、お仕置きよ!」
「不潔です、成敗しますよ!」
「・・・エッチ」
ヒータ、エリア、アウス、ウィンは団結して目の前の女性の敵と対峙した。だが男は
「いじめとは失敬な、私は一度しかない人生の中で最もすばらしい青春を大事にするために・・
ところで君達いい体をしているね。私の道場でマネージャーをやってみないか?」
男のそのセリフに殺意を覚える前にバットで殴られたような衝撃がアウスに走った。この男は今
「私の道場」と言ったのだ。まさか・・きっと門下生だろうとあれこれ考えていると
「あ〜グレファーさんや〜」
先生の声がした。驚いて四人は振り返る。先生はいま「グレファーさん」と呼んだのだ。
「おぉ!ドリアードさんではないですかぁ〜お久しぶりです。相変わらずお美しい!!」
先生はニッコリして照れた。ヒータ、エリア、ウィンは絶句している。アウスはガクガク震えている
おぼつかない足取りでアウスは先生に歩み寄りついに聞いた。
「先生のお友達って・・ここにいる?」
「せや、ダイ・グレファーさんて言うねん」
「ど〜も〜、グレファーでーす」
アウスはその瞬間、石膏のように固まってしまった。
「ここにいるお嬢さん方は・・まさかドリアードさんのお子さんですか!」
「ちゃうねん、教え子です〜」
「なんだ、そうですか、ハハハハハハハハハ!」
親しげに会話をする二人を見てヒータ、エリア、ウィンは先生の言った「むっちゃかっこええ」を
思い出した。先生は人を見る目がない、そしてこんな人とも違和感なく付き合える。なんて人なのだろう・・
「そういえばアウスちゃん、グレファーさんから地属性のことを教えてもらうんちゃう?」
アウスの石膏化が解けた。
「なんと、そうでしたか、そう言うことならよろこんでご指導しましょう!
さぁアウスさん私と一緒に地属性のなんたるかを追求しましょう。さぁ!さぁ!!さぁ!!!
「嘘だあああぁぁぁーー!!!」
アウスは波のように涙を流しながら逃走した。すかさずグレファーが追いかける。
「待ってくださいアウスさ〜ん、この私が手取り足取り教えましょう!青春フォーー!」
ヒータ、エリア、ウィンは呆然とその追いかけっこを見ていた。
「アハハ、アウスちゃん照れてるんやね。」
先生のセリフを聞いた三人はこの先生は重度の天真爛漫だと悟った。
以上です。ショートストーリーといいつつかなり長い話になってしまいました
グレファーのキャラ作りは難しいですね。
ワロスwグレファーHGかよw
激しくGJ!!
脳内でグレファーHGの声がしてワロタWWWW
テトランのAA作るの面倒だから簡易ので↓
\ /
問
/ \
「ウィン、俺を憑依させても良いが・・・・ってかコナミはこんなネタ使うのかよ?
俺もう年金もらっても良い歳だからいい加減引退させてくれ。」
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ 。゚ノリ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ ./´|) Y)'´|) <テトランさんって今おいくつなんですか?
|_,ノj_|._ノ \______________
└く/_|j┘
し'ノ
>>675 おまえ(ウィン)が答えづらい質問したせいで
レスしにくい雰囲気になったじゃないか。
なんて言葉責めしたい
皆様GJ!! てかラーゼ君も変身しちゃうのね…
バーサーカーソウルとかテラナツカシス
これまでの憑依希望者
アウス…グレファー、スフィンクス、怒れる類人猿、素早いモモンガ
エリア…スペースマンボウ
ウィン…テトラン
ヒータ…(´・ω・`)
ウリアとか
逃げまどう民とか
天下人紫炎とか
火之迦具土とか
逆巻く炎の精霊とか
ラヴァゴーレムとか
>>667 気にしないで下さいレスがあるというのは活性している証拠です。
『憑依装着ヒータ』編の前編が出来たので投下します。
アスディアとの戦闘から三日後、ラーゼはトレーニングルームで一人、剣の修行に
励んでいた。広いトレーニングルームでは戦士族を中心にスキルアップに励んでい
た。ラーゼが一頻りの練習を終え出た時であった。
「オイ! ラーゼ!」
出た先にヒータに出会った。ヒータは相変わらずラーゼに対して厳しい眼光を向け
ていたが、その中にも信頼があるのをラーゼは感じていた。
「何、一体?」
「アウスから聞いたぞ、お前、大活躍だったんだってな」
「まぁ倒したのは俺だけど…」
「それだけ強いなら、私の仕事も手伝ってくれ、ちゃんと応酬は払うから」
思いも寄らなかったヒータの言葉にラーゼは多少驚いたが、逆にチャンスだとも思
った。四人の中でヒータだけがラーゼに対して何処か敵意を持っていたのでこれか
ら四人との関係を穏便にする為にもラーゼは受ける事にした。
「それは良いけど、一体何を…」
「行けば分かるから用意が出来たら校門の前まで来てくれ」
それだけ言うとヒータはラーゼに対して背を向け走り始めた。ラーゼはシャワー室
へと向かい汗を流し服を着直すとそのまま校門へと向かった。
校門でラーゼは若干、待ったがすぐにヒータは自分のペースで現れた。隣にはもう
一人一緒になって歩いている誰かがいた。
「ああ、早かったな…」
急な要求だったので待たされるかと思っていたヒータは早く到着したラーゼに意外
そうな表情を見せた。
「この子がアンタの言っていた信用できると言う子?」
「ハイ、バーストさん、友達からの意見なので大丈夫です」
「まぁ良いけど…あ、私は『E・HEROバーストレディ』単体でも結構、戦える
わよ」
「宜しくお願いします『混沌剣士ラーゼ』です」
そう言うとバーストはラーゼに対して手を差し出した。ラーゼは差し出された手に
自分の手を出し、二人は固い握手を交わした。
「じゃあ、そろそろ行こうか」
ヒータに促されて二人はヒータを戦闘に目的地へと向かい歩き始めた。三人はまず
バスに乗り目的地に一番近い所まで向かう事にした。
「所でこれからやる仕事と言うのは如何言う物なのか教えて欲しいのだけど」
ラーゼは結構近付く中で未だに何の仕事か分からない事に不安を感じ、ヒータに質
問をした。その言葉を聞いたバーストは軽く表情を崩しヒータを責めた。
「ちょっと、アンタ、この子に何も伝えなかったの!?」
「いや、そろそろ伝えるつもりだったのですが…」
「もういいわよ…私が詳細は話すから」
バーストは軽く溜息を吐くとラーゼに対して今回の依頼に付いて詳しい情報を話し
始めた。
「今回は『おジャマトリオ』及び『おジャマ・キング』達によって盗まれた金品の
奪還と連行が任務よ」
ラーゼはおジャマの名前を聞いて軽く表情に迷いを出した。おジャマ達は単純な腕
力は殆ど無い状態ではあるが、特殊な能力が多々、備わっており文字通り邪魔極ま
りない存在達なのである。
「後、これは個人的な事だけど、本来この仕事はE・HERO事務所に来た物だけ
ど皆、忙しくて空いているのは私一人で…出来無い事も無いけど念には念を入れて
親交のあったヒータに手伝って貰う事にしたけど、ヒータも不安だったのね、それ
でラーゼに頼んだと思うわ」
バーストはラーゼが知りたい情報を全て伝えると、バーストは煙草を加え火を点け
窓からの景色を楽しんだ。その間、ヒータはバーストの言葉に顔を赤らめ、下を向
いていたので目的地に到着するまで三人の空気は微妙な物であった。
バスの終点であるイサラスト高原に到着すると三人は早速、目的地であるおジャマ
達の潜伏場所であるおジャマ城へと向かった。ここからはそう遠くなく歩いて20
分と言った所なので焦らずゆっくりとしたペースで向かっていた。
「そう言えば今回の依頼主だけど…」
それまでの道程の間、黙っているのも苦痛に感じたバーストが依頼主に付いて話し
始めた。
「一体、どんなモンスターですか?」
ラーゼの質問でバーストは一気に火が点いたのか捲くし立てる様に話し始めた。
「そう、聞いてよ! 今回、依頼したのは『コザッキー』って言ういけ好かない科学
者でさ! 一々、言う事が高圧的だし、明らかに人を見下したような態度取っている
し! もう最低!」
バーストは溜まっていた今までの不満が爆発した様にラーゼとヒータに愚痴を言い続
けた。ラーゼもヒータもポカンとした表情と聞き流しており、きつね火に至ってはバ
ーストの剣幕に恐れ戦きヒータの胸元に逃げ込みブルブル震える状態であった。結局
おジャマ城に到着するまでの間、二人はずっとバーストの愚痴を聞かされ続けた。
おジャマ城に到着してラーゼとヒータはそのデザインに愕然とした。元々は上品な洋
館だったのだろうがおジャマ達に買い取られてからは嘗ての面影を完全に無くしてお
り、おジャマ達の最悪なセンスで彩られた。良く言えば独特の芸術感で構成されてい
るのだが、そこにある物は完全に子供の落書き以下の物であった。
「ほら、呆けていないで二人共、行くわよ」
バーストに促され、二人は渋々、足も踏み入れたくない様な空間へと足を踏み入れた
門を潜りドアを開くと中にいたのは大量のおジャマトリオ達であった。おジャマ達は
入ってきたラーゼ達に興味タップリでニヤけた笑いを浮かべながら様々な質問をした
「ねぇ、ここには何しに来たの?」
「遊んでくれるの?」
「新作のダンス見てくれる?」
本人達に悪気は無いのだが、おジャマ達は煙たがる様な行為ばかりを三人に対して
取り続けていた。
「相手にしなくていい、今日は取り敢えず主犯であるおジャマキングを連行して
そこから本格的な捜査に移ればいいから」
バーストはそう言いおジャマ達を無視して歩き続けた。ラーゼはまだ比較的、そ
の言葉を守れる事が出来たがヒータの方はイライラが顔に出て限界が近かった。
「ねぇ、見て見て、このダンス、とってもセクシーでしょ」
そう言い一体の『おジャマイエロー』がヒータの前に立ち臀部を強調し振り続けた。
これにヒータは完全にブチ切れた。
「いい加減にしろ!」
ヒータは持っていた杖に火球を溜め、それイエローに投げ付けた。火球はイエローに
接触すると小さな爆発を起こし、イエローはその場で倒れ痙攣を起こしていた。
「全く冗談では…あ、痛!」
おジャマを攻撃した直後、ヒータは肩に伝わる謎の痛みに蹲った。ラーゼは何が起こ
ったのか理解が出来ずに困惑したが、バーストはその様子を見ると溜息を一つ吐き
ヒータを立ち上がらせた。
「全くだから相手にするなと言ったのよ、おジャマ達は迂闊に攻撃すると自分がダメ
ージを追う厄介、極まりない存在なのだから」
ブツブツ文句を言いながらもヒータに向かって『体力増強剤スーパーZ』をバースト
は差し出した。ヒータは申し訳なさそうにスーパーZを飲み体力の回復をした。
「まぁ腹が立つ気持ちも分からないでも無いけど、そう言う時はね、こうすれば
良いの」
そう言うとバーストは自分の真後ろで筋肉をアピールしている『おジャマグリーン』
に対して軽く裏拳を放った。それだけでグリーンは気絶をし動かなくなった。
「基本的にはコイツ等ひ弱だから、如何しても我慢出来無い時は適当に攻撃をすれば
良い」
バーストの助言を守り、ラーゼとヒータは極力、我慢はする物の如何しても堪えきれ
なかった場合のみ最小限の攻撃をおジャマ達に与えて屋敷の一番奥にいるおジャマ・
キングを目指した。
今日はここまでです。後半は後程、投下します。
何故バーストレディ…炎の女暗殺者とか紅蓮の守護兵とかビックバンガールとかもっと居るだろうにorz
いやいや、バースト姐さんいいキャラしてるぜよ!
このスレ織れに採って良スレなんだがageては遺憾なのか?
このスレの小説だと思われる文章全部PCの中に保存してるんだが(ダカラナンダ
と、ガッされる事を期待して書き込んでみる
ヒータってツンd(ry
アウスってレ(ry
>>675 \ /
問
/ \
「19だ。ゲームキャラとしてはもう老兵の歳さ、当初はショボイ絵だったからな。
ちなみに何回大蛇から殺されたかは覚えてない。というか聞かないでくれ。泣けてくる」
,.. -―- 、
/ `ヽ.
__,.イ_ 、 , `ヽ,
_ヽご二ニ二ヽー- ヾト、/!,イ,._ニ7
. ヽ二ニ三二≧ ー= 、 _,..、 レ/
\ー二/,ヘ! !弋tェr ` i´tェァ k' ______
`ヾ i トf| l .::> iノ /
`ヾゝ-斗 r==ァ 〃 <
>>692ガッ!!
>''´1ト、  ̄ /___ \______
〈 l L._ヽ..__ ィ //
_rヽ l l  ̄ ̄ i //
_ r-<´ `ヽ`_≦====>-'ノー- 、 _.
/ ヽ \ \ //o ̄ ̄´ __ノノー 、
. / ', `ヽ`_ ー \\____.. -‐''_..ィ ´ ,' ヽ
>>693 _
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ 。゚ノリ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ ./´|) Y)'´|) <テトランさんかわいそう…ゆっくりおやすみしててください
|_,ノj_|._ノ \______________
└く/_|j┘
し'ノ
あと、テトランさんのお知り合いにヒータちゃんと憑依したいひといませんか?
ゞ " ヾゞ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;" " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ;"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ;
. ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾヾ ; " ; " ; ;
"/" ; ;ヾ/ヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ;
// ヾ ; " ; " ; // //ヾ" ; ;ヾ ;" " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; "
/ " ; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; " ; // // ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;
; // // | | | || | ヾ ; " ; "
( )) | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ( ::) ) | | | || |
(:::::::) ( :::)oo∞cOcっ∞cっcc∞c∞coo( ) ) ( ::) || |
co0o 〜〜〜〜( ) c( )。。。( :::)
(^;;)o ( ) o(")o ( )
("'')0 c 〜〜〜 〜〜〜〜 O(~)o
(~~)ヽ (⌒(⌒~)
(⌒ヽ 〜〜〜〜〜〜 (⌒~)
/~゙゙ヾ⌒`ゝ (~゙゙ヾ⌒`) )
(~´`(⌒(⌒~) (~゙゙ヾ⌒`)
(⌒(⌒~) )~~~)(~~) <⌒)⌒)⌒>-(⌒(⌒(⌒~)
バーニングブラッド温泉旅行イベントなんかに使って下さい。
火山といえば温泉だよね?
とりあえずエリア放り込んどきますね。
髪の毛そのままで入るわけねーだろとかそんなことは知りません。
ゞ " ヾゞ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;" " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ;"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ;
. ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾヾ ; " ; " ; ;
"/" ; ;ヾ/ヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ;
// ヾ ; " ; " ; // //ヾ" ; ;ヾ ;" " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; "
/ " ; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; " ; // // ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;
; // // | | | || | ヾ ; " ; "
( )) | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ( ::) ) | | | || |
(:::::::) ( :::)oo∞cOcっ∞cっcc∞c∞coo( ) ) ( ::) || |
co0o _ c( )。。。( :::)
(^;;)o ,.'´ ヽ o(")o ( )
("'')0 c 〜〜〜 !=;イノノノ)ゞ 〜〜〜 O(~)o
(~~)ヽ !リ !´ヮ`从 (⌒(⌒~)
(⌒ヽ ~^ ~~ ^~~~ (⌒~)
/~゙゙ヾ⌒`ゝ 〜〜〜 (~゙゙ヾ⌒`) )
(~´`(⌒(⌒~) (~゙゙ヾ⌒`)
(⌒(⌒~) )~~~)(~~) <⌒)⌒)⌒>-(⌒(⌒(⌒~)
ゞ " ヾゞ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;" " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ;"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ;
. ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾヾ ; " ; " ; ;
"/" ; ;ヾ/ヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ;
// ヾ ; " ; " ; // //ヾ" ; ;ヾ ;" " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; "
/ " ; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; " ; // // _.、 ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;
; // // ご. ヽ、 | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ら,り⌒\ | | | || | ヾ ; " ; "
( )) / ノ ゙ヽ ( ::) ) | | | || |
(:::::::) ( :::)oo∞cOcっ { /`Y´ _)c∞coo( ) ) ( ::) || |
co0o ヽ'^) >. ) c( )。。。( :::)
(^;;)o ,.'´  ̄ ヽ o(")o ( )
("'')0 c 〜〜〜 !=;イノノノ)ゞ 〜〜〜 O(~)o
(~~)ヽ !リ !´ヮ`从 (⌒(⌒~)
(⌒ヽ ~^ ~~ ^~~~ (⌒~)
/~゙゙ヾ⌒`ゝ 〜〜〜 (~゙゙ヾ⌒`) )
(~´`(⌒(⌒~) (~゙゙ヾ⌒`)
(⌒(⌒~) )~~~)(~~) <⌒)⌒)⌒>-(⌒(⌒(⌒~)
こうですか!?わかりません!
ゞ " ヾゞ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;" " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ;"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ;
. ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾヾ ; " ; " ; ;
"/" ; ;ヾ/ヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ;
// ヾ ; " ; " ; // //ヾ" ; ;ヾ ;" " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; "
/ " ; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; " ; // // ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;
; // // _.、 | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ご. ヽ、 | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ら,り⌒\ ( ::) ) | | | || |
(:::::::) ( :::)oo∞cOcっc/ ノ ゙ヽ∞c∞coo( ) ) ( ::) || |
co0o { /`Y´ _) c( )。。。( :::)
(^;;)o ヽ'^) >. ) o(")o ( )
("'')0 c 〜〜〜 ,.'´  ̄ ヽ 〜〜〜 O(~)o
(~~)ヽ !=;イノノノ)ゞ o。o (⌒(⌒~)
(⌒ヽ ~^ ~~ ^~~~ ゚。o (⌒~)
/~゙゙ヾ⌒`ゝ 〜〜〜 (~゙゙ヾ⌒`) )
(~´`(⌒(⌒~) (~゙゙ヾ⌒`)
(⌒(⌒~) )~~~)(~~) <⌒)⌒)⌒>-(⌒(⌒(⌒~)
ワロスwサドの俺にはたまらん
_ノ,
ヾ'´ 7ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ イノノl/!)〉ゞ |
. 从jリ゚ー゚从 < なあエリア、一緒に入ってもいいか?
/´|)∀)'´|) |
|_,ノ)___|._ノ \_____________
└く__i┘
し'ノ
ゞ " ヾゞ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;" " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ;"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ;
. ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾヾ ; " ; " ; ;
"/" ; ;ヾ/ヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ;
// ヾ ; " ; " ; // //ヾ" ; ;ヾ ;" " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; "
/ " ; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; " ; // // ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;
; // // | | | || | ヾ ; " ; "
( )) | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ( ::) ) | | | || |
(:::::::) ( :::)oo∞cOcっ∞cっcc∞c∞coo( ) )( ::) || |
co0o _ c( )。。。( :::)
(^;;)o ,.'´ ヽ o(")o ( )
("'')0 c _ノ !=;イノノノ)ゞ 〜〜〜 O(~)o
(~~)ヽ ヾ'´ 7 !リ !´ヮ`从 (⌒(⌒~)
(⌒ヽ ノ イノノl/!)〉ゞ~^ ~~ ^~~~ (⌒~)
/~゙゙ヾ 从jリ゚ー゚从 〜〜〜 (~゙゙ヾ⌒`) )
(~´`(⌒~^ ~~ ^~~~ (~゙゙ヾ⌒`)
(⌒(⌒~) )~~~)(~~) <⌒)⌒)⌒>-(⌒(⌒(⌒~)
先越された……ウワァァンorz
ゞ " ヾゞ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;"
ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ " ;ゞ "ヾゞ; ;ゞ ;" " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ;"/" ; ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ
;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ;
. ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾヾ ; " ; " ; ;
"/" ; ;ヾ/ヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ;
// ヾ ; " ; " ; // //ヾ" ; ;ヾ ;" " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; "
/ " ; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; // // ウホ ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; " ; // //いい湯加減だな、 ∨ ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;
; // // エリア _.、 | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ∨ ご. ヽ、 | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ら,り⌒\ ( ::) ) | | | || |
(:::::::) ( :::)oo∞cOcっcっcc∞c/ ノ ゙ヽcoo( ) ) ( ::) || |
co0o _ノ, { /`Y´ _) c( )。。。( :::)
(^;;)o ヾ'´ 7ゝ 〜〜〜 ヽ'^) >. ) o(")o ( )
("'')0 c ノ イノノl/!)〉ゞ ,.'´  ̄ ヽ O(~)o
(~~)ヽ 从jリ゚ー゚从 !=;イノノノ)ゞ o。o (⌒(⌒~)
(⌒ヽ ~^ ~~ ^~~~ ~^ ~~ ^~~~ ゚。o (⌒~)
/~゙゙ヾ⌒`ゝ 〜〜〜 〜〜〜 (~゙゙ヾ⌒`) )
(~´`(⌒(⌒~) (~゙゙ヾ⌒`)
(⌒(⌒~) )~~~)(~~) <⌒)⌒)⌒>-(⌒(⌒(⌒~)
温泉、最高ですね、少し長くなりましたが『憑依装着ヒータ』完結編投下です。
その後もおジャマ達に苛立たせながらも、三人は如何にか目的地であるおジャマ・
キングの部屋にまで到着した。三人はドアを勢い良く開け、中に入った。
「万丈目サンダー!」
そこには日の丸扇子を持ってテレビから流れているアイドルの振りを真似、意味不明
の言葉を発している。おジャマ・キングの姿が見えた。
「…って何だ、いきなりノックもせんで!」
キングは不審者に対して当然の反応を取ったが三人は構わず奥へと進んで行きバース
トはキングに対して目的を話し始めた。
「おジャマ・キングね金品強奪の疑いが貴方に掛けられているから私達と来て貰うわ」
「ワシはそんな事しておらん!」
「言いたい事があるのなら、付くべき所に付いてから話しなさい」
「イカン! ワシがここを離れれば大量のおジャマ達が不安がる、おジャマは寂しい
と死んでしまうのだ!」
「言いから付いて来なさい!」
話しても拉致が空かないと感じたバーストはキングの手を強引に取り連れて行こうとした。
「止めんかい! 何でしてもいない事でここを離れなければならない!」
キングはバーストの手を強引に振り払い抗議をしたがバーストに聞く耳は無かった。
「だから言い訳はすべき所でタップリと…」
「もう、ええ! ワシもキングだ、如何してもと言うのならワシを倒して連れて行かんかい!」
キングは自信タップリにバーストに言い放った。その場にいた三人は思わず失笑を漏
らした。確かにおジャマは厄介な存在である。しかし単純な攻撃能力に関しては0と
同じ状態、体付きを見て、それはすぐに理解出来た。卵を連想させる丸々と太った体に
短い手足、ムダに大きく機敏性も無い、そんな状態で勝てる訳が無いと三人は思った。
「別に抵抗するのは勝手よ、痛い思いするのは貴方だから」
「舐めるなよ…ハァァァァ、おジャマ秘奥義『おジャマッスル』!」
呼吸を整えた後、キングの体は劇的な変化を見せた。弛み切った体は見る見る内に筋
骨隆々の肉体に変化し攻撃力の方も比較にならない程アップをした。
「気を付けろよ、娘二人に青二才。こうなったら前程、優しくは無いぞ…」
とてもおジャマとは思えない程、キングの表情は自信に満ち溢れており、威圧感が此
方にも伝わって来た。
「場所を変えるぞ、ここはワシにとって憩いの場だ、お前等の血で汚したくは無い」
キングの言葉に三人は素直に首を縦に振った。その後キングの誘導で三人が連れて行
かれた場所は地下にある巨大な闘技場であった。中に入ると観客席には既におジャマ
達で埋め尽くされていた。お菓子やジュースを手に全員キングの応援をしていた。
「皆の者、良く聞け、ここにおジャマ達の平和を踏み躙る侵略者が現れた。だがワシ
は逃げない皆の平和を守る為、ワシは戦い、そして勝つ!」
キングの宣言と共に会場のボルテージは最高潮に達していた。全員が先程、キングが
言っていた『万丈目サンダー!』の掛け声をキングに向かって発していた。
「二人共、この空気に飲まれるないでよ、パワーアップしたとは言え自分の戦い方
を貫けば勝てない相手では無いのだから」
バーストの言葉でラーゼとヒータは自分を取り戻し、目の前にいるおジャマ・キン
グに戦闘体勢を取った。
「ワシから行くぞ! 必殺『おジャマッスルフライングボディプレス』!」
キングは天高く飛び上がり三人をその巨体で押し潰そうとした。しかし攻撃力はあ
っても動きは遅く、三人は余裕で交わした。技を失敗し地面に落下してもキングに
ダメージは無く標的をバーストに定めて素早いダッシュで一気に詰め寄りバースト
に対してパンチのラッシュを浴びせた。受け流してはいるが少しづつダメージは負
っていた。予想以上の身体能力にバーストは驚愕をした。
(これはヤバイね、早く決着を付けないと…)
ガードをしながらバーストは自分の必殺技を放つチャンスを伺っていた。コーナーか
らフットワークで強引に中央の位置に戻ったバーストは真後ろでダメージを与え様と
攻撃をしている二人に標準を定めた。
「ラーゼ、ヒータ、少し大人しくしていな『バーストリターン』!」
バーストが両手を上げると二人の体は中に浮き紅い球体に包まれた。
「それは私が作った炎属性の身を守るトークンだ、ヒータ、アンタはそれで憑依装着しな!」
ヒータはバーストの言葉通り壁に自分の手を置いて吸収しようとした。その間にバースト
は右手をキングに向かって差し出し大きな火球を作り出していた。
「大した物だよ私にこの技を出させるなんてね、行くよ必殺『バーストインパクト』!」
キングは発射される前にバーストを倒そうと向かったが既に遅く発射され、火球はキング
を巻き込んで凄まじい爆発を起こした。上空を見ると自分の作ったトークンはまだ残って
おり、バーストは安堵の表情を浮かべた。
(私、一人で平気だったか…)
すっかり勝利を確信したバーストを奈落に突き落とす影が煙の中から見えた。キングは多
少のダメージこそある物のまだ戦える状態である。しかし怒り狂っており、そう言う意味
で状況は悪化したと言える。
「な、何で平気だ! あの技をまともに食らって立っている筈が…」
「これのお陰だ」
キングがそう言いバーストに見せ付けたのはボロボロになった巨大な柄パンであった。
「このおジャマデルタブリーフを身代わりにしてワシは攻撃を受け切った。まともに
食らったらワシでもやばかったがな」
「そんな物で私の必殺技が…」
大技を使い肉体的な疲労と認めたくない技で破られたショック的な精神的な疲労でバ
ーストはその場で膝を付いて愕然とした。獲物を捕らえたキングはゆっくりと近付い
て行きトドメを刺そうとした。
「諦めないで下さいバーストさん!」
「もう十分です、後は俺達に任せて下さい!」
声に気付き二人が見上げた先には球体が光り輝き吸収され、そこに現れた二人は先程
までとは違った姿になっていた。ヒータは体中から熱風を撒き散らしており、子供だ
ったきつね火は成熟した美しい狐のモンスターに変貌していた。一方のラーゼは燃え
盛る狼の衣を身に纏い両手には長い爪を装着していた。
「『憑依装着ヒータ』誕生と…それがアウスの言っていた変身形態か?」
「まぁアウスちゃんに見せたのとは違うけど、これもおれの変身形態の一つ『業炎剣
士ラーゼ』だよ」
バーストは驚愕の表情を浮かべていた。ヒータの事は知っていたが、ラーゼまで変身
出来るとは予想外だった。驚いたのもあるが形勢が逆転した事に対しての喜びの方が
強かった。一方のキングは新戦力に多少、驚きはしたがプライドが恐れる事を拒否し
そのまま二人に向かって行った。
「確かに実力は上げた様だがこの程度倒せなければ王の名が泣くわ!」
キングは二人に向かって豪腕を振り回したがヒータとラーゼは素早く交わして、ヒー
タはきつね火を差し向け、ラーゼは手に付けていた爪で後頭部を引っ掻き回した。そ
の後もキングは臆せず向かっていくが二人を捕まえる事が出来ずに体力をドンドン奪
われていった。
「そろそろ、決めるぞ! ラーゼ!」
「OKだ、ヒータちゃん!」
二人は今までの中で一番高く飛び上がり眼下のキングに標準を絞ると最高の技を放
った。
「行くぞ! 『炎狐撃』!」
「『炎激烈斬』!」
ヒータはきつね火に自分の全霊力を投入し、炎の塊となったきつね火を差し向け
ラーゼは爪を付き立て自らが炎の矢とかしてキングに向かって突っ込んで行った。
疲れ切ったキングにこれを交わす余裕は無くキングはそのまま攻撃を食らい大きな
爆発を起こした。
「む、無念だ! 済まぬ! 皆…」
倒れ込んだキングの体は元のだらしない物に戻っており、攻撃力の方もグっと下がっ
ていた。まさかのキングの敗北に観客席達のおジャマは全員号泣していた。終わった
のを確認すると二人共、元の姿に戻っておりバーストはやや疲れた足取りでキングの
元まで行くと、強引に起き上がらせ連行しようとした。
「さぁ、もう気は済んだでしょ、行くよ」
連れて行こうとするが未だにキングはごねてその場から立とうとしなかった。
「待ってくれ、ワシ等がそんな事をした何てデマ、誰が流した!」
「往生際が悪いね…コザッキーと言う気に入らない科学者だよ! 被害も現実に出
ているし目撃者もいる!」
「コザッキー殿? バカな! コザッキー殿はワシ等の理解者だぞ!」
キングの言葉を聞きバーストは行動を止め、その場に座り込み、キングの話を詳しく
聞く事にした。
「一体、如何言う事? 詳しく話して貰うよ」
「コザッキー殿はワシ等虐げられているおジャマ達を少しでも世に認め様と協力を
してくれたのだ」
その詳細をキングは話し始めた。ある日、おジャマ城に現れたコザッキーは言葉巧み
におジャマ達を誘惑しておジャマ達の全データを採取した。そして後々、自分達をモ
デルにした機械族モンスター『メカ・おジャマ・キング』を見せに来た。これでおジ
ャマ達を親しみやすい存在にすると言う言葉に騙され、最後の特殊能力データをメカ
にインプットさせたと言う、その日以来、コザッキーの連絡は無いがラーゼ達が来る
まで特別、気には止めなかったと言う。話を全て聞き終えた三人はキングに対して露
骨に苛立った顔付きを見せた。
「幾等、頭が足りないおジャマと言っても、もう分かるでしょ…」
「何が?」
惚けたキングの言葉に三人は完全にブチ切れた。
「言い様に利用されたのだよ! お前は!」
闘技場内に三人の怒鳴り声が響き、キングとおジャマ達は一斉に頭を抱え込み怯えた。
ムダな事に体力を使いバーストは溜息を吐いたが真相が分かり、向かおうとしていた。
「全く、トコトン気に入らない奴だね、疑う事を知らないおジャマ達を言い様に利
用して…」
「その上、自分は一切の手を汚さずに甘い汁を吸い続ける…」
「とんでもないゲス野郎ですね…」
三人共、夫々、コザッキーに対して怒り心頭状態であった。先程までの疲れも一気
に吹き飛びバーストの案内でコザッキーの研究所へと向かおうとしていた。
「ま、待ってくれ!」
三人の足を止めたのはボロボロのキングであった。一秒でも早く向かいたいのだが
邪険に扱う訳にも行かず一応、バーストは話を聞く事にした。
「何なの? 邪魔だけはしないでほしいのだけど」
「ワシ等も連れて行ってくれ! このままでは只のピエロだ!」
「気持ちは嬉しいけど…」
「お願いだ、ワシ等だって自分の蒔いた種ぐらい自分で如何にかしたい! ワシ等
だって『デュエルモンスター』だ!」
キングの申し出に周りのおジャマ達からも『お願い、お願い』と響いて来た。この
思いを無碍に扱う事も出来ずに三人は向かい合い首を縦に振ると一つの決断をした。
「まぁ邪魔さえしなければ…」
バーストの言葉にキングの顔色は一気に明るい物へと変化し周りのおジャマ達も歓
喜の声を上げた。
「じゃあ、早速、協力させてくれ車があるから送っていく!」
三人は半ば強引にキングの誘導で車へと連れ込まれた。
巨大なデコトラに乗り込んで目的地へと向かった。キングと三人は運転席に大量の
おジャマ達は荷台部分にすし詰め状態で移動していた。三人は荷物扱いにされてい
るおジャマ達を多少心配したが目的地が近付いて来るとそれは忘れた。
目的地であるコザッキーの研究所に到着すると三人は降り様と準備をしたがトラッ
クは一向に止まる素振りを見せなかった。
「ちょっと、そろそろ止まって…」
バーストの声も聞かずにキングは更にアクセルを踏み込みそのままドアごと突き破
って突っ込んで行った。此方にも若干衝撃は伝わって来たが慌てて出て来て研究所
がとんでもない事になって放心していたコザッキー程では無かった。四人はドアを
開け怒りの表情を浮かべコザッキーに詰め寄った。
「全く腹が立つね、何が腹立たしいって、アンタ何かに言い様に弄ばれた自分が腹
立たしいね…」
「トコトン根性腐った奴だなオイ!」
「もう誤魔化しは効かないぞ、罪は償って貰う!」
「よくもワシ等を騙したな!」
四人の言葉を聞き、コザッキーは誤魔化す事をせずに手に持っていたコントローラー
を操作し、奥にある秘密兵器を動かし始めた。
「全く、バカな連中だ、大人しく俺のシナリオに従っていれば良い物を全員死んで
もらう殺れ『G・コザッキー』『メカ・おジャマ・キング』そして多量のメカ・お
ジャマ・トークンども!」
奥の壁が壊れ、中から大量のメカ達が四人に向かって襲って来た。しかし四人に焦
りや恐れは無かった。
「皆、一気に行くよ!」
「ハイ!」
バーストは襲ってくるメカ・おジャマやG・コザッキーにバーストインパクトを放
って一掃し、ヒータとラーゼは一番多いメカ・トークン達を遠くから攻撃し自爆攻
撃を防ぎ、キングはおジャマッスルを使用し、無差別に攻撃を続けた。
「よくもワシ等を騙したな!」
「煩いよ、お前等何かその程度しか役に立たない存在何だよ屑が!」
この言葉にキングは完全にキレた中にいた大量のおジャマ達を一気に解放するとお
ジャマ達はメカ・トークンに向かって攻撃を始めて、如何言う訳か倒していった。
「何でだ? 攻撃力0のおジャマどもが何で?」
「ワシの魔法のお陰だ、この『百獣大行進』の効果でな」
百獣大行進の効果で獣族であるおジャマ達は攻撃力を上げていった。団結力の強い
おジャマ達にこの魔法は無敵である。殆どをおジャマ達が片付け、残り僅かとなっ
た時、キングは三人を制止した。
「皆、ありがとう、けど後はワシ等だけでやらしてほしい」
その言葉に三人は首を縦に振った。キングの指示でおジャマ達は一斉に円陣を組み
グルグルと回り始めた。
「これがワシ等の最終奥義だ必殺『おジャマデルタハリケーン』!」
おジャマ達のエネルギーは一気に爆発し研究所は跡形も無く吹っ飛んだ。放心状態
のコザッキーに全員で一発づつ平手打ちを放つと警察を呼びコザッキーは逮捕され
た。おジャマ達はそのままおジャマ城へと帰って行き、バーストとは事務所が近く
と言い、この場で別れた。嵐の様な騒動の後、残されたラーゼとヒータは二人でバ
スを待っていた。
「バス遅いね」
沈黙に耐えきれずラーゼは話し掛けたがヒータに反応は無い、きつね火はヒータの
肩でスヤスヤと眠っている。無意味だと思い話すのを止めようとしたが、突如、ヒ
ータが自分に向かって手を差し出すのに気付きラーゼは再び話し始めた。
「何?」
「バス来るまでの間、手、繋いでやる…」
「あ、うん」
特に断る理由も無いのでラーゼは言われた通りヒータと手を繋いだ。戦ったばかり
で仄かに暖かいヒータの体温が心地よかった。
「今日はありがとうな…手伝ってくれて…」
「いいよ、そんな、でも最後の方は殆どおジャマ達に持っていかれたけどね…」
苦笑するラーゼにつられてヒータも軽く笑った。始めて見るヒータの柔らかな表情
にラーゼは軽くドキリとした。
「又、手伝ってくれるか? 出来るなら戦闘以外でも色々と…」
俯き顔を真っ赤にしながらヒータはラーゼに聞いた。
「いいよ…」
ラーゼは小さく一言言った。それでヒータは益々、顔を赤らめ握る手の力を強めた。
夕焼けの中、バスが来るまでの間、二人の間には幸せな時間が流れていた。
今日はここまでです。次回はウィンとエリアの憑依装着をやります。
GJ!
所々気になる部分はあるけど話の骨組みはすごくうまいと思う。
っつーかやっぱりバーストレディは出てこなくてもよかったような。
萌えるからいいんだけど突然手を差し出すヒータに違和感。
悪天候の中バスを待っていて寒いからとかなんとか言って寄り添うとか、
バスに乗ったあとで混んできたからとか言って密着するくらいがよかったかも。
703の続き。
そろそろみんなのところに | |
戻ろうか、エリア | | ウホホ
___ _______/ .\ ___
∨ ∨
_ノ,
ヾ'´ 7ゝ
ノ イノノl/!)〉ゞ _.、
. 从jリ゚ー゚从 ご. ヽ、
/´|)∀)'´|) ら,り⌒\
|_,ノ)___|._ノ / ノ ゙ヽ
└く__i┘ { /`Y´ _)
し'ノ ヽ'^) >. )
エリア…
服着ろ
>>711-712 _
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!リ !;Tヮノl| < わ、私って、私って……(泣
ノ/ i _i ノ_iリ \___________
とく/_U )Uノ
エリアっていじられキャラでも良い感じだなw
715 :
名無したんはエロカワイイ:2005/11/23(水) 21:05:25 ID:zNzVrnWC
そのゴリさんはエリアになりすますことでアウスに近付こうとしているわけですね。
どうでもいいが霊使いにも萌えるんだがE・HEROクレイマンにも萌えてしまうんだ。
なんでだろ?
最近の最萌えはルインたま。
ルインのAA希望
718 :
618:2005/11/23(水) 22:30:57 ID:H022mpmo
>>628 ただ単に「D」に対応する語句が思い浮かばなく・・・そのまま「童貞」ガイにしろ、と申されますか?orz
とりあえず貴女を頂く件については異論ありませんね?(笑
ウィン→腕を顔の前で交差させ、そのまま腰の前に裏返し、「X、装着!」
アウス→杖を前に掲げ「超魔法変身!マージ・マジ・マジ・マジーロ!」→変身後は緑色
>>715 γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN゚[]ーノj - < ゴリラさん、古代の機械巨人の頭脳集積回路を
/´|)丗)'´|) 持ってきたら一緒にお風呂に入ってあげてもいいよ♪
|_,ノt丗|._ノ 失われたはずのロストテクノロジーの解明にはあれが一番だからね
└|__T_|┘
し'ノ
>>720 ゴリラ死んじまうがな。
(ゴリラATK2000/巨人ATK3000)
>>721 つまるところ彼女の発言を翻訳すれば
「ゴリラなんぞと風呂に入るか、いっぺん逝ってこい」
ということになるんだよ!
>>720 γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN゚[]ーノj - <じゃあさ!これもっていって!
/´|)丗)'´|)【野生開放】
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
し'ノ
>>722 Ω ΩΩ <な、なんだってー!!?
>>723 つか、野生開放しても攻撃力3000・・・
アウスタソ・・・・結局死ぬって・・・orz
>>717 どう見ても似ていません。
本当にありがとうございました。
ヘ、_ノヽ
くヾ o ノ
,','´ヽ-ーヽヘ、ノヽ
ム! ノハノノノ)) )
!l〈||゚ ー゚ノl⌒||⌒ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
! r|| Å)llニつ < イッペン、死ンデミル?
! トリ〈 .}|l| || \__________
ノノU`ハ|リ ||
ノじ ゙|
~~~~~~~
ルインつながりで挑戦したけれど、
やはり似ていない上マイナーすぎてどう考えても誰にもわかりません。
本当に(ry
く ̄ ̄ ̄〉
,' ,.'´´ヾ´ヽ
| !ミイ⌒。'l'l)《.》
| ! !i ´ーノl| .Θ
| ! r!iVV)llコつ 〈〉 〈〉
ん! lリ^!l^|lil| .‖ (0皿0)ヾ⌒ソ
ノノUV V|lリ =∪∪==
く___| Ο_i_]つ
>>726 世界大会かなんかの賞品のやつ?それくらいしか心当たり無いんで……
うい、エターニア嬢です。
なんか御本人よりも従者の骸骨のがかわいくなってしまった件……。
730 :
717:2005/11/24(木) 07:09:57 ID:VRszhxG+
>>725 その心遣いでおなかいっぱいですよ。
ほんとうにありがとうございました。
「::ヽ |「:::\
|::/⌒ヽ /::::::::::::\
|\/ 决⌒/74フ::::::\
\_〕:::フ 〈:::〔_/< \::::\
/(< ノΦレ::] 〉入 \::ヽ
∠// (◯〈 | フ  ̄
/ /ヘ ヽ_ |_/
/ / ≧ \ ≧
L/ | 〈 \ 〈
|/ \|
「一応ビックバイパーだが?光属性なんでこのスレには関係ないか・・・」
エヴァかとオモタ
あなたですね、レオ・ステンバック。
>>723 γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
wN゚[]-ノj -3 <ふ〜。機械巨人の頭脳集積回路はまだこないの?
/´|)丗)'´|) \_______________
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
. し'ノ
>>734 ごりらの へんじがない
ただの しかばねのようだ
>>735 ごりら死亡。蘇生する価値も無いのでそのまま墓地行き決定。
>>735 _.、
ご. ヽ、
ら,り⌒\ ちょ、ちょっと待つウホ!野生開放だけなんてあんまりだウホ!
/ ノ ゙ヽ もっと何か他の物も欲しいウホよ!
{ /`Y´ _)
ヽ'^) >. )
>>738 つ【磁力の指輪】
つ【ニトロユニット】
さぁ!! これを装備していけばバッチリだよ!!
>>738 つ猛獣の牙
あっちも野性解放に対抗してリミッター解除してるけど。
>>738 つジェノサイド・ウォー
さぁ思う存分逝ってこい。
742 :
想像人:2005/11/25(金) 21:02:59 ID:iNcq2in2
>>738 つ【黄泉へ渡る船】
逝った後の特等席もスタンバイOK。
_....._
/ く `o
_.,/...,,_l_
イ, イノノVリ)ゝ 魔女帽子装備っ!
wN゚[]-ノj
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
. し'ノ
>>734 ふと、気付いたが。
アウスタソが効果使えば一発で巨人を思いのままに出来(ry
ドコドコ
☆ ドムドム
☆ ダダダダ γ_
ドシャーン ! ,.'´ ヽ
≡=≡ イ, イノノVリ)ゝ☆
♪ / 丶 w♯゚[]-ノj / シャンシャン
. ♪ 〆 ┌ .\と( 父) つ∈≡∋ゞ
|| .,r' ⌒ヽヽYヾ〉iョ' || ゴリさんの帰りはマダー!?
|| | 地|:::|.∪〓 ||
/|\人 _.ノノ_||_. /|\
ドコドコ
☆ドムドム
747 :
想像人:2005/11/25(金) 23:35:00 ID:iNcq2in2
>>746 _ノ,
ヾ'´ 7ゝ
ノ イノノl/!)〉ゞ
. 从jリ゚Д゚从
/´|)∀)'´|)【戦死報告書】
|_,ノ)___|._ノ
└く__i┘
し'ノ
アウス、これ郵便ポストに入ってたぞ
あなたのゴリラ(下僕)は磁力の指輪をはめニトロを背負い
野生開放をしつつジェノサイドウォーを展開し、古代の機械巨人と交戦
結果、2005/11/25(金)22:55:53をもって戦死を確認したので報告します。
・・・こりゃいったいなんのことだアウス?
結論=ふと気づいた時には遅かった
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN゚[]ーノ<あ、ヒータわざわざありがと。私としたことが失敗失敗♪へへっ♪
/´|)丗)'´|)【地霊術−鉄】これがゴリラさんも万事OKネ!
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
し'ノ
┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 速攻魔法、「エネミーコントローラー」を発動!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
アウスたんはゴリラなんぞには渡さん!
マチクタビレター マチクタビレター
_ノ,
☆ チン ヾ'´ 7ゝ
☆ チン ノ イノノl/!)〉ゞ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\从♯゚Д゚从< ったく!憑依希望者はまだこねーのか?
\_/⊂ ⊂_ ) \____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
_ノ,
∧ヘ ヾ'´ 7ゝ
从ミ ‘`プ ノ イノノl/!)〉ゞ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(∧)/`"i\从jリ゚∀゚从< 食事中だからちょっとまってて
\ ̄/⊂ ⊂_ ) \____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
つ【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】
逆に憑依(監禁)されそうだが。
>>755 だまされた気分だorz
その手の画像なら俺のHD内探せばいくらでも出てくると思うぞ。
── γ⌒ヽ
、 _ ノ
/ \
f;::., ;;,;
ヽ,;:. v.。';:,ヘ ;;., ;.; / / │
y ;;.:;., ,,.~;;.,; ..,; ;:.,;;'' ,,; │
- ~~,.;;:;.; ,,.;:;. ;;,m, '';:;;.,. ;;:.
;.:;.:,.:;:,. ;:.。;.;:;. y ;;.:;., tr, ;,., .,;
,':';' ;,. x jk;;., ;: ,.,. ;;.:
,.;:~ ´,;.:y´, _ノ, ⌒ ヾ hf;::., ;;,; , ⌒ヽ、
;,. f v ,;:. ヾ'´ 7ゝ ;ゝz ;;.,゛ ゛;'' ( ヽ
lz;, /, ;: ノ イノノl/!)〉ゞ ミ,, 、,;.;;:, ( ), ⌒ヽ、
l,; jy ;,;.i!y'从jリ゚ー゚从 ゞ ;.,: ,,;:;,⌒Y y )
;,ノ k、;,. t .: ,|●●|つ t'',;``、;,.' (⌒ ( , ⌒ヽ
,、 lj、;., ,ヾ、 ▼ ノ ,jh ヾ ;,.;: ヽ (
ヽ,;:. v.。';:,ヘ\冫,)ヽ ' ;:, ,.;: ;.;,.;r ,,;.: ソ ) (
;:,. 、、 ;:,,. ゝ, \ ヽ ,,;:;・.:;,,゛,,;. ;;.;:,,. ';;, ,.'´  ̄ ヽ ゝ'
..;:;., ソ,,., ,人 ::;,.~ゝ--',ー;;:;;,,、、''''.;:, ;;,.;,.:.., ,;:.; イノ ノノ ) ゞ
,,.:;ゝ ,,.ヾ、 ー~;:;., ,;,. ゛~'' :;.,ー:; ,,;,. ゛ ̄~~""''ー-,,,,_,,!リ !^ヮ^从つ,,_ ,,_
, ,人 ::;,.~乂w::;,yn;:.,.;.,~k´、;,;.;,人 ::;ー~;:;., ,;,. ゛~'' (Uニ二二);.,~k´、;
,,.ヾ、 ー~;:;., ,;,. ゛~'' :;.,ー:; :;,yn;:.,.;.,~k´、;,;.;人 ::;,.~人 ::;ー~;:;.,ソゝ,,., ,
ヒータ・エリア in ウォーターワールド
でもヒータはカナヅチっていう設定があったようななかったような
ヤター!新モンスター出来たよー
「憑依を望む漢
>>752」
属性:炎 戦士族 星4 攻撃力2500 守備力2500
効果:このカードがバトルフェイズを行った場合、このカードを破壊する。
このカードが魔法・罠・モンスターの効果の対象になった時、
このカードを除外し、自分のデッキの同名カードを全て除外する。
・・・・・まぁ要するに、憑依はさせんって事で。
760 :
752:2005/11/26(土) 19:22:32 ID:AE2ONE7M
>>758 あれは効果じゃなくね?
ヤター俺普通に憑依できる
俺のイメージは
水 :普通の水着
風 :スク水
火 :タンクトップ型
地 :未定
グレファー:ホットパンツ
かな。
俺のイメージは
水 :普通の水着(水色に白のフリル付)
風 :紺色スク水
火 :赤いタンクトップ型
地 :茶色の普通水着
グレファー:ダイバー用スーツまたはブーメラン
かなぁ
水色と白の囚人服みたいなやつは?
おまいら、過去のカードを検索してたら良いもの見つけたぞ。
つ「幻惑の巻物」(名前間違ってたらすまん)
これを装備すればどんな属性にもなれる。つまり自分の好みの霊使いに憑依できるという訳だ。
>>762 >>763 時間がないので考えられんが、1つだけ言えることがある。
ごりら:ストリーキング
>>765 >ごりら:ストリーキング
よし!野「性」開放だ!!
768 :
618:2005/11/27(日) 14:23:48 ID:UkT4H8tg
>>719 モシ本当に宜しければお相手頂きたい所存であります。
・・・その場合は、まず服探さねば。
/ ̄丶/ ̄\
>>738 僕の所で面倒見てあげるYO
| . /\/\ |
| ./ ┌'' ''┤.| 大先生−柴田善臣 星4 攻撃力1000 守備力1000
| | ┬┐┬┐
(S  ̄ ;> ̄ | ・このカードはゲーム開始から10ターン未満の場合、
\ /(─) / 攻撃力・守備力が1000ポイントアップする。
\___ノ 10ターン以上の場合は、攻撃力・守備力が1000ポイントダウンする。
・自分フィールド又は手札の獣族モンスターを墓地に送る事により、
攻撃力・守備力を1枚につき500ポイントアップする。
キモス
__
__,'',(ノJヾヽ_
爿ヨ!ハ从ノリEK
'エ|ゞ#゚ д゚リ|!`
━━|! つ丞i<つ━━━))Д`*)━━>
リくノ,ヱ,ゝ ドブシュッ!!!
.しソ
>>720態々、ネタに私の作品を使ってありがとうございます。
>>656まぁ、この頭脳集積回路は持っていても何の約にも立ちそうもありませんがw
今日も寝る前に投下します。ウィンとエリアの憑依装着編前編です。
「フフフ、聞いたよ〜ヒータ〜」
エリアが悪戯めいた表情を浮かべてヒータに近付いて来た。長い付き合いからエリア
がこう言う表情をしている時は自分に取って良い事が無い、それは分かっていた。逃
げても追い掛けて来るのは分かっているので相手をする事にした。
「何よ一体…」
「ウィンから聞いたよ、ヒータったら大胆ね…」
エリアの話を聞き、ヒータはバツの悪い表情になった。あの後、ウィンにラーゼに対
して喧嘩をしていないかとしつこく聞かれて、苛立ったヒータは遂、あの事を話して
しまった。それが一番、知られたくない相手に知られてしまった事にヒータは心底
自分の発言を悔いた。
「散々、消し炭にするとか何とか言ったの…デレデレですね〜ヒータちゃん…」
「違う! あの行動はだな…今まで酷い発言や行動を結構取って来たからな…
今まで悪かったと思って手ぐらいまでなら、まぁ良いかなと思ってだな…」
「にしたってね〜」
「だぁも〜! 煩い! 煩い!」
その後も20分近く、エリアにからわかれ続け、ヒータは疲れ切った様子でその場
を後にした。エリアは満足すると待ち合わせの場所に向かう為、歩き始めた。
待ち合わせの場所にいるとウィンとラーゼは既に待っておりエリアは急ぎ足で二人
の元に向かった。
「ゴメンね、二人共、待った?」
「別に大した時間ではないから構わないけど…」
「一体、何していたのエリアちゃん?」
「ちょっとね〜」
エリアの悪戯めいた表情に二人は誰か被害者が出た光景が想像出来た。誰かは知ら
ないが被害者に軽く同情をし、二人は本題に入った。
「所で今日は何の用なのウィンちゃんに聞いても分からないと言うし…」
「ああ、それはね…」
「その必要は無いぞ、うら若き乙女よ!」
妙に力強い声が気になりラーゼとヒータは上空を見た。空には大きく『E』のマー
クがあり、それを見たウィンは表情を軽く崩し、ラーゼは相変わらず何が起こった
のか理解出来無いままであった。
「『ヒーローシグナル』発動! 行くぞ!『E・HEROバブルマン』参上!」
上空のマークからバブルマンが現れラーゼに向かってフライングクロスチョップを
放ち、対処し切れなかったラーゼはそのまま攻撃を食らってしまった。攻撃その物
にダメージは無いが、突然の事にラーゼはショックを受け、その場に倒れ込んだ。
「あの…何で、この人がここに…」
「バブルマン叔父さんはね、私の遠い親戚なの、それで…」
「ハイ、ストップ! そこから先は私が話そう、実は私の地元であるウスキラフ海岸
が最近、荒れていてな…主に2体のモンスターによって近隣住民が安全な生活を送れ
ないでいるのだ…」
「どんなモンスター何ですか?」
ラーゼは顔を擦りながらウィンに起こして貰い標的をバブルマンに尋ねた。
「『黒き人食いザメ』と『紅陽鳥』だ」
対象となるモンスターの名前を聞き3人の顔には緊張が走った。2体共、特殊な能力
がある訳では無いが、単純な攻撃力は高い方で、しかも空と海という自分達には無い
テリトリーを持っている為、苦戦は強いられるだろうと3人は感じた。
「そこの若者は知っていると思うが、最近、E・HERO事務所は多忙でな…今回、
エリアに助っ人を頼んだのだが…」
「ウィンとラーゼ君にも助っ人を要請したの」
エリアの一言で全てを理解した二人は仕事を受けた。二人の意志が確認出来ると
エリアとバブルマンは用意してあったバブルマンの愛車に乗り込み目的地であるウス
キラフ海岸に向かった。
「いやね、二人共、態々、すまないね、本来ならば私一人でやらなくては行けないの
だが、こう言う事と言うのは必ず勝たなければ意味が無いからね、エリアに助っ人を
頼んだのだが、いや〜本当にエリアは友達に恵まれて良かった! まぁE・HERO
は結束が最大の売りであるモンスターだからね、その私の血を僅かでも引いているか
ら当然ではあるけどね、ハハハハハッハッハハ!」
目的地に付くまでの間、バブルマンは終始、話し続け、笑い続けていた。そのテンシ
ョンの高さにラーゼとウィンは完全に飲まれていた。ラーゼは不図、見たウィンの元
気が無い表情を見て小声で話し掛けた。
「もしかして、ウィンちゃん、この人、苦手?」
ラーゼの質問に対してウィンは小さく首を縦に振った。善人と言うのは分かるがラー
ゼも苦手なタイプであるので車の中、ウィンとラーゼは気まずい状態であった。
ウスキラフ海岸に到着し、車を降りて見た光景にバブルマンを除いた三人は愕然と
した。そこには穏やかな海の姿と言うのは無く、砂浜にはゴミが散乱し、近くの道
も恐らく紅陽鳥が食い荒らしたであろう産物により、荒れ果てた状態となっていた。
「ここも元は漁師町として結構、活気のあった方なのだがな…」
バブルマンは寂しそうにこうなった経緯を話し始めた。
「『突然変異』によって現れたあの2体によってこの様だよ市民の殆どは病院行きだ
本当に俺は自分が情けないよ…」
俯き、悲しげに話すバブルマンは先程までと同じモンスターとは思えられなかった。
その様子を見てウィンとラーゼは押し黙ってしまった。だが一人エリアだけは落ち
込むバブルマンを笑顔で励ました。
「元気出してよ、叔父さん! 大丈夫、この4人ならきっと元の活気に戻せるって!」
「エリア…」
「皆のケガが治ったら、又、バーベキューしよう、私、砲弾ヤリ貝の塩焼き食べたい!」
「…ああ、そうだな、じゃあ、早速、作戦会議だ、皆、頼むぜ!」
「ハイ!」
エリアの機転により湿っぽい空気は一変し、3人はバブルマンの作戦を聞き入った。
バブルマンの話によると2体は朝、昼、晩と殆ど決まった時間帯にこの町にやって
来て餌を求める。始めは家畜を食していたが最近ではモンスターの食料にまで手を
出し食糧難にも陥りかけている。現在、市民達は『非常食』で持っている状態であ
る。エリアは用意しておいた。大量の羊トークンを取り出し、海辺と道に大量放置
をした。4人は岩場に隠れて出現を待った。
「もう、そろそろ来る時間だ…」
バブルマンが腕時計で時間を確認すると自然と全員が緊張をして来た。その時であ
った。上空から紅陽鳥が現れ、羊トークンに目掛けて降りて、そのまま羊トークン
を食らい始めた。
「よし、行くぞ!」
「ここはウィン達に任せて、バブルマンさん達はもう片方を、行くよラーゼ君!」
「ああ!」
ウィンとラーゼは羊トークンに注意が要っていいる紅陽鳥に向かって突進して行った。
走りながらウィンはアウスが品種改良で作り上げた。風属性の羊トークンを抱え込み
ラーゼにも同じ物を投げて渡した。二人が紅陽鳥の元に到着する頃には二人の姿は変
わっていた。ウィンは体から突風を巻き起こし、プチリュウの方も成熟した立派なド
ラゴンに変化していた。ラーゼは全身が緑色の羽で覆われた身軽そうな衣装を纏い、
両手には短刀を持っていた。
「『憑依装着ウィン』行きます! 所でラーゼ君、それが言っていた物なの?」
「そうだよウィンちゃん、この姿の場合は『烈風剣士ラーゼ』だよ」
突如、現れた2体のモンスターに紅陽鳥は敵意を露にして食事を中断して二人に
襲い掛かった。二人は素早い動きで紅陽鳥の突進を交わし、そこから反撃に移ろ
うとし始めた。
今日はここまでです。後編は後程、投下します。
闇使いさんの話を読んでアウスのおおきなおっぱいの正体は羊トークンなんじゃないかと
常にトークンを携帯してる彼女たちを見て思った。
おっぱいの大きさ
アウス<ウィン<エリア<ヒータ
>>779 逆か?いや落ち着け自分逆だ
ところで、
話の流れを完全に無視しているようだが、
>>1が貼った一番下のURLのHPに
「草薙の血をひいているとか蒼い炎を出すとかは無いので念のため。」
と書いてあったが、あえてソレを無視して「百式・鬼焼き」とか
「百拾四式・荒咬み」とか「百八式・闇払い」とか「禁千弐百拾壱式・八稚女」とか
してるとこを妄sいや想像しtうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp;
ウィンは風属性だから「烈風拳」とか妄sうわなにをするやめくぁwせ(ry
あとの二人は思いつかんかっtうわなにをするや(ry
分かる人にしか分からないネタなのでガッされてきます。
アウスの超必殺技、暗黒地獄極楽返し
うわ、されてぇ
>>781 マゾだな。って言うか分かる人がいてある意味安心した。
ところでメガネ外したアウスってどうでsうわなんだお(ry
ところでシチュについてなんだが、これは俺が萌えるワケではなくてタダタンニ
思いついただけなんだが、しかもなんかエロネタなんだが
四人の誰かが(指定しろよ)風邪ひいて、主人公が見舞いに行ったときに、
「熱計りたいから体温計脇にいれてくれ」
「そんな事出来るわk」
「いいから」
どうしようも無いので仕方なく言う事を聞こうとした時に
誰かが部屋に入ってきて、
「・・・・・・・」
「・・・・・」
「・・・」
とか。
なに?何エロイ事考えてんだって?
すいませんでした。16回ガッされてきます。なに?16回ガッされたら死ぬって?
上等だ。食らってやる。
ん?アウスなんだその奇妙な機械は。連続でガッするための機械?ちょ、ちょっと
まて。今のは冗だn何?折れの為だけに作ったって?わ、わかったわかった
食らうから!ったく…さてスイッチON。いでででで!オマエこれ死ぬって161回食らわなくても
まてそんな顔するとか反則だってお前わかった16回くらい大丈夫だって。
さてスイッチON.ってこれマジ死ぬってってちょっとまてスイッチに手が届かなやめくぁwせdrftgyふじこlp;
下らん事で長文スマン。ガイシュツネタスマン。連レススマン
うわ161回とか核誤爆マジで161回ガッされてきます・・・。
三連続レス(?)スマン。さらに161回ガッされてきます・・・。
うざい
┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > きたぜ、俺のカード!「融合」!!<
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>782と
>>63を融合させ、いでよ!
>>786!!!
〈〉 〈〉
(0皿0)ヾ⌒ソ < 呼んだ?
=∪∪==
Ο_i_]つ
〈〉 〈〉
(;0皿0)ヾ⌒ソ < え?お呼びでない?
=∪∪== す、すんませんでした・・・
Ο_i_]つ
787 :
想像人:2005/11/28(月) 23:30:06 ID:iN74WgAn
ショートストーリーが浮かびましたので投下いたします。
大きく話が変わらない限りで出しは統一でいきます。
一部にゲームのみに出現するカード名が含まれます。
ヒータ、エリア、アウス、ウィンはとても仲のよい霊使いの四人組。
闇以外の属性を操るドリアードを先生と仰ぎ、日当たりのよい森の中で五人で
集まり、今日もドリアード先生の授業を受ける。
いつも通りにいつもの森に集まる霊使いの仲良し四人娘。
だがその中でアウスはうなだれていた。全てがどうでもいいという顔で。
ガイアフィールドでのグレファーとの一件で心に深い傷を負ったためである。
毎日アウスがこの調子なのでヒータ、エリア、ウィンはなんとか励まそうとする。
「まぁ・・先生も悪気があってあの変態を紹介したわけじゃないし・・」
「そうだけど・・・」
「アウスちゃん、無理しなくていいからがんばってよ」
「エリア・・その言葉は酷だよ・・・・」
「アウスちゃんならあの人と仲良くなれるよ・・」
「・・・・・」
最後のウィンの一言でアウスの反応は途絶えてしまった。三人は時が解決するだろうと思い
アウスから離れた。
「おひゃ〜みんな集まったかにゃ〜?」
森の奥からドリアード先生登場。相変わらずのんびり口調でいつも瞳を閉じている
その顔は寝ながら話しているように見える。アウスは人の気も知らないでと心の中でグチった。
「今日は、ヒータちゃん、エリアちゃん、ウィンちゃんに朗報やで」
名前の出た三人は顔を見合わせた。アウスの耳には入っていない。
「先生、考えたんやけどアウスちゃんだけ勉強したら不公平やと思てん
せやから今日は先生のみんなと同じ属性を持った精霊のお友達を呼んできました〜」
先生はのんびりはしゃいでいる。精霊をコントロールする霊使いの四人にとって本物の
精霊と会って話をすることは非常にためになるまたとないチャンスだった。アウスは飛び起きた。
「先生!地属性の精霊のお方もいらっしゃるのですか!!」
「いるで〜」
今までの落胆から奇跡の復活を遂げたアウスだった。他の三人もワクワクしている。
この光景を見た先生は一度微笑むと手と手を合わせて呪文を唱えだした。
四つの魔方陣が出現し、謎の文字が帯状になってクロスし眩い光を放った。
一つの魔方陣からは炎の柱が、これを見たウィンは森が火事になっちゃうと叫んだ。
もう一つは水の柱が、もう一つは竜巻が発生した。残りの一つは何も発生しなかった。
最後の発光とともに四人の目の前に先生の精霊のお友達が出現していた。
一体は燃え盛る灼熱の体を持った魔人のような。一体は美しい衣をまとった美しい女性。
一体は鳥の頭と立派な翼を持った鳥人・・・の三体だけであった。
三体の中心に先生が立つとある意味壮観だった。真っ先に異変に気づいたのはアウスである。
アウスにはその三体が、炎、水、風の属性だと瞬時にわかった。だが地属性らしき精霊が見当たらないのだ。
そんなアウスをよそに目を見開いて驚いているほかの三人。ドリアード先生が三体の精霊を紹介した。
「炎の精霊イフリートくん、水の精霊アクエリアちゃん、風の精霊ガルーダくんていうねん」
三体の精霊は四人を見て自分と同じ属性の人物を判断するとそれぞれ歩み寄っていった。
788 :
想像人:2005/11/28(月) 23:31:27 ID:iN74WgAn
「おおぅ!俺がイフリートだ!ううん、いい目をしてるなよろしくな!!」
「は、はぁ・・」
「水の精霊アクエリアです。あなたのことはドリアードさんから聞いてるわ。よろしくね」
「初めまして、エリアです。よろしくお願いします!!」
「ふっはぁ、私がガルーダです。よろしく、pretty girl」
「よ・・よろしくお願いします・・・はい」
それぞれの精霊は自分なりに自己表現をし、三人はそれに見合った反応をした
そして一人取り残された彼女は先生に尋ねた
「あの・・地属性の精霊の方が見えないのですが・・?」
「へ?・・あ、本当や。タイタンくん、どうしたんやろ・・」
地属性の精霊は岩の精霊タイタンという。アウスは焦りを感じていた。
「ちょっと待っててな」
先生はアウスを止めておくと再び手と手を合わせ、うつむいた。そしてそのままの状態が
約5分近く続いた。アウスはそれが非常に長く感じられた。
「うわ〜大変やぁ、タイタンくん体にひび割れがおきてもーたんやて!!せやから今日は
こられへんのやって、残念やな」
先生の遠くの精霊とも会話できる能力に驚く以前にアウスは再び落胆してしまった。
「タイタンの奴、同じ属性の子に会えるの楽しみにしてたのにな」
「あの人、あがり症だから・・来る前に緊張して体がもろくなっちゃったのね」
「ごつい体つきの癖にシャイだなぁ」
三体の精霊が集まってタイタンのことを話していた。ヒータ、エリア、ウィンは再び
アウスの励まし会を開始していた。
「まぁ・・いつでもチャンスはあるって!」
「・・・」
「先生、すごいから、いつでも呼んでくれるよ!」
「・・・・」
「え・・えっと・・あ、きっと、大丈夫だから・・・」
「・・・・・」
だれの言葉も耳に入っていなかった。っがその時
「課外授業フォーー!アウスさ〜ん、心配無用!この私が地属性のなんたるかを
手取り足取りお教えしましょう!」
アウスは耳を疑った。だが奴は目の前にいる・・
「グレファーさん、来てたん?」
「はぁ〜い、この前はアウスさんが恥ずかしがってたこともあってあまり多くはお教え
できませんでしたからねぇ、今日は道場も休みですのでついつい来てしまいましたよ。さぁ!
アウスさん、この私と同属の魂の共鳴を感じながら地属性レッスンしましょう、さぁ!さぁ!!
「アウスならどっかいっちゃったよ」
ハイテンションのグレファーにヒータが言った。
789 :
想像人:2005/11/28(月) 23:32:02 ID:iN74WgAn
「なんと、アウスさ〜ん・・私はまだ彼女と信頼関係を築けていないのですね。しかし私なら
彼女とわかり合える、そう信じています!待ってくださいアウスさ〜ん!青春フォーーー!
グレファーは駆け出していった。
「なんか待て〜。捕まえてごらんなさい〜って感じやなぁ」
と言いながら先生は微笑みながらそれを見ていた。
「そうじゃなくて危険を感じて逃走し、あの人が襲っているんです」
とヒータ、エリア、ウィンの三人はこの天真爛漫な先生には言えなかった。
一方その頃アウスは追いついてきたグレファーに数々のトラップで向かえうっていた。
「アウスさ〜ん、恥ずかしがらずに出てきて下さい〜このグレファーが指導しますよ〜!」
「ちっなんて奴なの、私専用のハンマーシュートがまったく通じない上に完璧に仕掛けたはずの
ベアトラップと見えないピアノ線まで不発するなんて・・残るトラップは2つ・・いつまでもつか」
メガネのおくの目は鋭く、冷や汗を流し、息も荒くなっていた。ふとアウスはグレファーを見た。
砂煙でよく見えないが・・・あれは何?何か鎧のようなものをまとっている・・あの鎧がハンマーシュートを
無効にして破壊し、トラップを不発させたというの?まさか・・あの変体にそんなすごい能力があるわけが・・
あれこれ考えているとグレファーは駆け出してきた
「そう、そのまままっすぐ・・・掛かった!」
グレファーが踏み抜いた地面がガラと崩れた。硫酸の溜まった落とし穴だ
グレファーは絶体絶命フォーーー!と叫びながら落下していった。
アウスはしてやったりと冷たい笑みを浮かべながら穴を覗き込む・・奴がいない
確かに落ちたはず・・上空に殺気!!
アウスは軽い身のこなしで上空から降ってくるグレファーを避けた
「アウスさん、わかりました。この数々の罠はアウスさんの私に対する試練なのですね?
それを乗り越えて初めてはなたと接することができるというのなら私は超えて行きましょう!セイ!セイ!!
グレファーの勘違いにキレたアウスは持っていたボタンを押した。グレファーの足元で
万能地雷グレイモヤが爆発した。・・・勝った。アウスは確信した。・・・確信したのだが
背後から不気味な気配を感じる。それはすぐ真後ろから漂っている。
「乗り越えましたよアウスさ〜ん」
アウスは振り返ることができなかった。ごめんね、ヒータ、エリア、ウィン
私は先に逝くよ・・・・・
まもなくグレファーが真っ白に燃え尽きたアウスを抱えて戻ってきた
ヒータ、エリア、ウィン、そして精霊の三体もその光景に青くなっていた。
「アウスの頭でもあの変体を退けられなかった・・」
「アウスちゃん・・・」
「・・・・・・・・・」
ヒータは驚愕の表情を浮かべ、エリア、ウィンはアウスを見てガックリ肩を落とした。
「みんな、暗い顔しはってどないしたん?」
そう言った先生に対し、ヒータ、エリア、ウィンはこの人はどこまで天真爛漫な人だろう
と思った。
終わりです。アウスがメインのつもりなのですが
霊使いを前に出すことが苦手です
790 :
想像人:2005/11/28(月) 23:38:35 ID:iN74WgAn
誤字訂正
×変体
○変態
GJ!
グレファーHGに再びワロタww
GJ!!
HGボイスが聞こえるぜ!!
グレファーはアウスに何をしたんだろ?
ま、まさか…!?
わざわざエリア様と憑依したいがために別スレからきますたw
ちょwwwアウスたん中古wwww
GJ!!
アウスが仕掛けた罠を次々に突破するグレファーwww
絶体絶命フォーー!てwwwww
テンポよく話が進み、読んでいて腹を抱えて笑いました。本当にGJです。
地雷を仕掛けるアウスタン・・・これからは変な真似したらガッされるだけじゃすまないかもwww
アウスってレズ?
クラン:フフフ‥‥ ハハハハハ! ヒャーッヒャッヒャアア!!
おもしれえほど かんたんに ひっかかったぜ。後はてめぇを 絶望の ドン底に 突き落とすためグレファー殺しの罪をおわせた!
だが‥‥ てめぇは ここに来やがった!!
てめぇは いつもそうやって!
私のしてえ事を ブチこわしやがるッ!!
昔ッから そうだ! 私がどんなに 努力しても!
てめぇは いつも その一つ 上を行っちまうッ!!あのデュエルの時もなあッ!
私が あの夜 どんなに 苦しんだか‥‥
てめぇにッ! てめぇなんかにッ!! 分かられて たまるかよッ!!
今こそッ! てめぇを ブッ倒しッ!!
てめぇの引き立て役だった 過去に決別してやるッ!!
あの世で 私に詫び続けろ ピケルーーーーッ!!!!
ピケル:( マンドクセ('A`) )
>>789 「真っ白に燃え尽きた」ってのは・・・・・違うよな、違うよなグレファー!!
紫炎やワイルドマンより強いグレファーならデッキに入るんじゃないかw
>>797 元ネタなんだっけ?
_____
/ / /|
| ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| |/ノノ ノ ノ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ズリズリ
>>797 ストレイボウ━━━━━━━━━━━━━━━
>>799スクウェアのライブアライブ。
スレ読み返したら似たようなネタあったなorz
もし4人がバンド組んだら
ヒータ ギター
ドラム アウス
キーボード ウィン
ボーカル エリア かな?
ドコドコ
☆ ドムドム
☆ ダダダダ γ_
ドシャーン ! ,.'´ ヽ
≡=≡ イ, イノノVリ)ゝ☆
♪ / 丶 w ^[]ワノj / シャンシャン
♪ 〆 ┌ .\と( 父) つ∈≡∋ゞ
|| .,r' ⌒ヽヽYヾ〉iョ' ||
|| | 地|:::|.∪〓 ||
/|\人 _.ノノ_||_. /|\
ドコドコ
☆ドムドム
出来上がったので投下します。ウィンとエリアの憑依装着編完結編です。
「叔父さん、私達も…」
エリアに促されバブルマンが振り返ると、そこには黒き人食いザメが海辺の羊トー
クンに貪り付いているのが見えた。その姿を見てエリアは水属性羊トークンを抱え
込み、バブルマンは右手を上げて自分の武器である『バブルショット』を呼び寄せ
た。武器を装備し振り返ると、エリアは冷気を撒き散らし、付き添いのギゴバイト
も立派な『ガガギゴ』に成熟していた。
「準備は良いみたいだな…」
「『憑依装着エリア』参上! 行くよガガギゴ!」
「OKだ! エリア!」
準備が出来た3人は黒き人食いザメに向かって行き、敵意を持った存在に気付いた
人食いザメは食べるのを中断し、3人に襲い掛かった。
紅陽鳥の方は未だに地上で戦っており、紅陽鳥は如何にかして自分のテリトリーで
ある空中戦に持ち込もうとしたがウィンとラーゼの連激に苦しめられ、それが出来
無いでいた。ダメージだけ蓄積される状況に紅陽鳥のフラストレーションは溜まる
一方であり、それはプチリュウの突撃により一気に爆発した。
「コケォジョウホジョォオオオジョォ!」
奇声と共に紅陽鳥は口から業炎を放った。ウィンとラーゼは紅陽鳥から離れる事で
攻撃を交わしたが近くにいたプチリュウは若干、食らってしまいダメージを追った。自分から注意が逸れたのを紅陽鳥は見逃さなかった。その隙に飛び上がり自分のホームに持ち込んだ。
「こっちも行くよラーゼ君、平気?」
「問題無いよ、行くよウィンちゃん!」
ウィンとプチリュウはそのまま軽やかに浮き上って飛んで行き、ラーゼは背中に大
きな緑色の翼を生やして、その翼を羽ばたかせ飛んで行った。
空に行った紅陽鳥は地上の時とは動きが全く違っていた、そのスピードにラーゼも
ウィンも付いて行けられずに苦しんだ。
「思っていた以上に手強いね…」
紅陽鳥の連激にウィンは多少、弱気な発言をラーゼに対してした。ラーゼはそんな
ウィンを見て一つの考えに結論を付け行動に移そうとした。
「必殺技を食らわせれば、倒せるよね?」
「まぁ、あれぐらいなら…」
「準備をするのにどれぐらいの時間が必要?」
「一分、あれば何とか…」
「分かった、俺が時間を稼ぐから、その間にウィンちゃんは準備をお願い!」
そう言うとラーゼは紅陽鳥に向かって目にも止まらないスピードで突っ込んで行った
紅陽鳥は何が起こったのか理解が出来ずに攻撃を止め、その場に停止してしまった。
次の瞬間、幾多もの攻撃が紅陽鳥を襲った。まるで矢で攻撃された様に次々とダメー
ジを追って行った。そのスピードにウィンは一瞬、呆けたがすぐに気を取り直し、パ
ワーを溜めて行った。その間もラーゼの攻撃は止まらず、紅陽鳥はラーゼのサンドバ
ッグ状態になっていた。一分も経った頃には紅陽鳥の動きは完全に止まっており、目
を瞑っていても攻撃が当たる状態になっていた。ラーゼはウィンの所に戻り、二人は
紅陽鳥に必殺技を当て様とした。ウィンはプチリュウと一緒に溜めたエネルギーを紅
陽鳥に向けて、ラーゼは翼を大きく広げ羽を紅陽鳥に向けた。
「行きます! 『ツインエアブラスト』!」
「『ウイングスラッシャー』!」
ウィンとプチリュウは細長い突風を放ち、ラーゼは幾多もの羽を紅陽鳥に向けて放っ
た。ダメージによって紅陽鳥に攻撃を交わす余裕は無く、そのまま食らってしまい、
力無く地面に落下して行った。二人は降りて行き動かなくなったのを確認すると、二
人は元の姿に戻った。ラーゼは休もうとせずにそのまま海岸方面へ向かおうとしていた。
「ラーゼ君? 何処に…」
「エリアちゃんの所」
「私も行く!」
「ダメだよ、海はウィンちゃんのテリトリーでは無い、ウィンちゃんにもしもの事があ
ったら、ヒータちゃんに何て言われるか分からない」
ラーゼの言葉にウィンは落ち着きを取り戻した。水属性の二人ならまだ海でもある程度
は動けられるが、海に耐性の無い自分では足手纏いになるのは目に見えて分かっている。
全てを察し、ウィンはその場での待機を決めた。
「分かった、必ず無事で戻ってきてね、ヒータちゃんもラーゼ君の事、好きだから…」
「分かったよ」
それだけを言うと速攻でラーゼは海岸へと走り出した。
海岸に到着するとそこに黒き人食いザメとエリアの姿は無く満身創痍の状態で倒れ込ん
でいるバブルマンが一人いるだけであった。ラーゼはバブルマンを起こし上げるとこう
なるまでの経緯を聞き始めた。
「倒したのですか? エリアちゃんは?」
ラーゼの質問にバブルマンは震える口調で話し始めた。
「エリアを助けてやってくれ…俺はこの様だ、今、戦力になるのは君だけだ…」
更にバブルマンは詳細を話し始めた。陸での戦いは一時期、二人は優勢に事を進めて
いたが人食いザメが海中から『フライングフィッシュ』を呼び寄せ、体当たり攻撃を
食らわせ、怯ませたのを見極め、二人を強引に海へと引き摺り込んだ。海中での人食
いザメの動きは地上の非では無く、バブルマンはあっという間にバブルショットを失
い瀕死の状態に去れ、エリアはガガギゴのサポートで辛うじて食らい付いている状態
であった。
「俺はエリアの邪魔だから、こうして逃げたが君ならエリアの助けになる、だから…」
「もう喋らないで下さい、バブルマンさん、俺の力になって下さい」
そう言いラーゼは手を差し出しバブルマンに触れた、その瞬間にバブルマンの体は発光
し、自分がラーゼの一部になる事が分かって行った。
「こんな役立たずで良ければ喜んで糧になるよ、その代わり、絶対にアイツを倒して
ウスキラフに平和を戻してくれよ…」
「大丈夫ですよ、終わったら、ちゃんと二人とも元に戻りますから」
「そうなの?」
バブルマンは惚けた質問をした所で憑依は終わりラーゼの体に変化が現れた。全体が
青く裾の長い民族衣装に身を包み手には大きな銛を持っていた。変身が完了するとす
ぐにラーゼは海に飛び込み人食いザメを探し始めた。
一方のエリア達は苦戦を強いられていた。ガガギゴとのコンビネーションで単純な攻
撃力では互角のレベルであったが、戦術的な経験不足によって少しづつ追い詰められ
て行った。
(如何し様…激流葬を使っても海底では意味が無いし…)
荒い呼吸でエリアは攻撃手段に付いて暗中模索していたが、自分の得意技はどれもこ
こでは意味が無い物なので悩んだ。ガガギゴを見ても呼吸は荒い物で早期決着で決め
ないと行けないと感じ、一か八か必殺技を放って逆転勝ちを狙うと言う結論を出した。
「一気に行くよガガギゴ…あ!」
一気に決着を付け様とした時、隣に知った顔が見えた。自分の隣にいるその人は姿こ
そ違えど良く知っている人であった。
「ラーゼ君、その姿は…」
「この場合は『海神剣士ラーゼ』だよ、エリアちゃん、焦っては行けない、確実に勝
負を決め様」
ラーゼの言葉により落ち着きを取り戻したエリアは改めて自分の標準を定めた。人が
増えても人食いザメのテンションは変わらず、一気にラーゼに向かって突進をして行
った。だが、それをラーゼは難無く交わし、逆に隙が出来た所を銛で突きダメージを
与えた。エリアは如何しても不自由になる海底で生き生きとしたラーゼの動きに驚愕
をした。自分でさえも地上と同等の動きをするのがやっとだというのにラーゼの動き
は地上以上の物に変化していた。人食いザメもラーゼを捕まえる事が出来ずに見る見
る内にダメージを追って行った。
「エリアちゃん、もう、そろそろ…」
ラーゼの言葉でエリアは人食いザメの状態が十分に必殺技を当てられる物だと言う事
に気付いた。エリアは自分の全霊力をガガギゴに注入すると、ガガギゴは『ギガ・ガ
ガギゴ』に進化をし、標準を人食いザメに合わせた。
「ラーゼ、一緒に行くぜ!」
進化して気の強くなったギガ・ガガギゴはラーゼに攻撃を促した。ラーゼは頷き、人
食いザメと距離を置くと持っていた銛に力を込めると銛が光り始めた。
「じゃあ、決めるぜエリア!」
「OK! 必殺『ギガスマッシャー』!」
「『アクアスラッシュ』!」
ギガ・ガガギゴは体を光らせ突進して行き、ラーゼは銛を投げ飛ばした。2体の光
は夫々、人食いザメの体を貫き、人食いザメは動かなくなり浮かんで行った。海岸
で待っていたウィンは体に大きな穴が空いた人食いザメが浮かび上がると二人の無
事を理解し歓喜の表情を浮かべた。
次に二人が浮かび上がると、ウィンはラーゼの姿に興味心身で様々な質問をしたが、
ラーゼが元に戻り、バブルマンと二つに分かれると若干、傷を負ったラーゼを見て
エリアとウィンはすぐに二人の元に駆け寄った。
「ラーゼ君!」
「バブルマン叔父さん!」
叔父の方はまだ知っていたが、ラーゼの事は予想外だったので、二人は焦った。バ
ブルマンは自分の事は良いからと促し、二人はラーゼの元に向かった。
「でも、何で私が見た時は何とも無かったのに…」
「私の時も圧勝だったわよ…でも、何で…」
「それは多分、俺が原因だろうよ…」
「いや、そんな…」
「そうなのラーゼ君! 本当の事を言って!」
ウィンとエリアに詰め寄られラーゼは真相を話し始めた。変身は相手の攻撃力が高い
程ある程度、自分も相手の影響を受けてしまう、一番、多いのは今回の様に相手のケ
ガを自分も折半してしまう事である。
「すまないな、ラーゼ君、俺のドジでこんな…」
「そんな事言わないで下さい、バブルマンさんがいなければ俺達は勝つ事が出来無か
ったのですから」
「そうだよ、叔父さん、湿っぽいのは止め様、全部、終わったのだから」
エリアの言葉にバブルマンは頷き、ヨロヨロとした足取りで自分の車へと向かった。
ラーゼも歩き始め様としたが右にウィン、左にエリアがやって来て、ラーゼを抱え上
げて歩き始めた。
「いや、いいよ、そんな自分で歩けられるから…」
「ダメだよ、ラーゼ君、ケガしてるもん、そんな状態で無理しないで」
「そうよ、黙って私達に頼りなさい、口答えしたら絶交だからね」
「そんな…」
二人の強引な説得によりラーゼはそのまま二人に連れられて歩き始めた。3人はその
まま全員、後部座席に乗り込んだ、そして全員疲れ切った状態なのか、そのまま真ん
中のラーゼに寄り掛かり眠りに付いた。
(本当に良い友達を持ったな、エリア…)
運転しながらミラーに写る3人の幸せそうな寝顔を見ながらバブルマンはエリアの幸
せを確認した。モンスターアカデミアに付くまでの間、バブルマンは穏やかな気持ち
でいて、3人は幸せそうに眠り続けていた。
今日はここまでです。次回はシリアスな話を書いてみたいと思います。
いつバブルマンネオになるのかと期待していた俺は…orz
HEROはこのまま全部出るかな?
やっぱクレイマンは無口でシャイ
フェザーマンは好青年風かな
E・HEROって何かヤムチャみたいな扱いだな
>>748 _____
/ / /|
| ̄ ̄ ̄ ̄| .|つ【機械巨人の頭脳集積回路】
| |/
 ̄ ̄ ̄ ̄
「ほらよアウス。お目当ての品だ。ゴリラよりも先に回収をしてきた。
何?俺は誰だかって?そうだな、『華麗なる潜入工作員』だな、一応。」
これまでで最長になると思うシリーズを投下します。ストーリーの都合上、今回
霊使いの会話はアウスと一言話す程度です。申し訳ありません、ですが後半にな
って行くに連れて会話も増えて、萌える要素も盛り込んでいきますのでご勘弁を
今回は序章です。
それからラーゼと四霊使いの関係は出会った頃よりも確実に深い物になっており
会う度に色々な事を話し合っていた。仕事の方も順調であり、ラーゼの学園生活
は順風満帆であった。そして今日もラーゼは生活の為、仕事をしていた。今回は
『首狩り魔人』の弱小モンスター及び乳幼児モンスターの誘拐阻止と言う物であ
り、アジトを発見したラーゼは囚われていたモンスターを解放し抵抗する首狩り
魔人を相手に戦闘を始めていた。所詮、ラーゼの敵では無く勝負は瞬く間に決着
した。
「これで終わりだ!」
勢い良く拳を横に振り飛ばすと首狩り魔人はそのまま吹っ飛んで行き壁に激突を
すると気を失った。ラーゼは動かなくなったのを確認すると警察を呼んだ。連絡
を入れるとすぐに警察は到着した『パトロイド』に乗り込まされ首狩り魔人は連
行されようとしていた。
「ああ、少し宜しいですか?」
帰ろうとするラーゼをパトロイドは引き止めた。多少、おかしいと感じたがラー
ゼは素直に従いパトロイドの元に向かった。
「何です、一体?」
「実は最近、この手の誘拐事件が妙に多くてですね、早期解決の為にも2、3質問
をしたいのですが、御協力願えないでしょうか?」
「別に構いませんが」
特に断る理由も無かったのでラーゼは要求に応じた。
「ありがとうございます。ではそちらに乗って下さい」
そう言うとパトロイドは首狩り魔人を連れて行き、ラーゼは指定されたもう一台の
パトロイドに乗り込んで警察署へと向かった。
警察署に到着すると首狩り魔人は『ゴブリン突撃部隊』上がりの屈強なゴブリンに
連行され留置所に放り込まれた。ラーゼは丁重な扱いの元、客間に案内され、温和
な『イグザリオン・ユニバース』の口調で話を聞かれていた。
「まず、お伺いしたいのですが、今回はモンスターアカデミアの紹介ですか?」
「ハイ、そうです」
「以前にもこう言った仕事はされましたか?」
「いえ、今回が初めてです」
「指令は首狩り魔人に対してのみでしたか?」
「いえ、攫われたモンスターの確保が最優先でした」
「因みにどの様なモンスターが攫われましたか?」
ラーゼはイグザリオンの質問に対して自分が手渡されたリストを手渡した。イグザ
リオンを始めとする面々は食い入る様にリストを見つめ様々な事を話し合っていた。
そしてラーゼに詳細を話し始めた。リストに書かれていたのは通常の戦闘では使い
物にならない弱小モンスターばかりで経済的にも豊かではないと言えるのが殆どで
理由が分からずに苦悩するばかりであった。
「先程、アカデミアに連絡した所、全員無事に帰還出来た事を確認が取れましたよ」
「それは良かったです」
「今回はね…」
首を傾げながら話すイグザリオンにラーゼは困惑の表情を浮かべた。
「ここ最近でこう言ったモンスター達の誘拐事件が多くてね、正直な話、行方不明者
も結構な数がいる…」
俯きながら低い声の調子で話すイグザリオンにラーゼの心は悲しみの色を強めた。
「そんな顔をしないでくれ、君のお陰で事件は未然に防がれたのだ、それにまだ最悪
な結末を考えるのは早過ぎる」
イグザリオンはラーゼを励まそうとラーゼの行動に対して労いの言葉を送った。その
優しさにラーゼは表面上だけでも元気になった振りをしてイグザリオンの気持ちに応
えた。
「話が長くなり過ぎたな…もう良いですよ」
半ば強引に切り上げられ、ラーゼはそのままパトロイドに乗り込まされ寮の方に連れ
て行かれた。若干、釈然としない気持ちのまま、この日は寮に帰り眠りに付いた。
翌日、学校に行くと、掲示板の前で多くのモンスター達がざわ付いている光景が目に
入った。ラーゼは人込みを掻き分け内容を見てみると、それは予想もしなかった物で
あった。『連続低レベルモンスター行方不明事件、有力情報提供者には懸賞金を与える』
「おお、凄いだろ、それ」
声に気付き振り返ると黒蠍盗掘団が全員、厳しい面持ちで掲示板を見つめていた。
「ああ、警察がここまで追い込まれているなんて…」
「もう四の五の言っていられない状況何だろうよ、行方不明とは言っているが、現実
的に考えて、もう…」
「お頭!」
ミーネの言葉に制止されザルーグは自分の発言が軽率過ぎた事に気付き、慌ててラー
ゼのフォローに入ろうとした。
「いや、スマン! その…」
「いや、良いよザルーグ、俺もそれぐらいの覚悟は出来ている、ミーネさんすいませ
ん気を使わせて」
何処か悲しげな表情で語るラーゼにミーネは首を大きく横に振ってラーゼに気を使わ
せ無い様にした。何処か気まずい状態でいると、ラーゼは人込みを掻き分け授業に出
ようとした。そして帰り際に一言、黒蠍達に告げた。
「こんな物、無くても、この事件に関して、俺は行動を起こすよ…」
その小さな言葉にラーゼの激しい怒りを感じ、黒蠍達は金縛りに合った様に暫くその
場から動けないでいた。
一通りの授業を終えると、ラーゼはコンピュータールームに行き、ネット上から様
々な情報を集めようとした。だが発表されている情報では分かりきった物ばかりで
あり、何か参考になればと今日の最新ニュースにアクセスをして見始めた。
『ベテランファイター『マスターモンク』Y1グランプリ連覇達成』
『『超熱血球児』の活躍でレッドファイヤーズ、リーグ優勝』
『『ユーフォロイド』体調不良により入院』
『『魔人 ダーク・バルター』獄中で衰弱死』
『戦士ダイ・グレファー、セクハラで又、不祥事』
だが、そこにもラーゼが求めていた情報は無かった。血眼になって情報を求めるラ
ーゼに後ろから声を掛ける人がいた。
「ラーゼ君、ちょっとだけ手を止めてもらって良い?」
振り返ると、そこにはアウスが若干、怯えた様子で立っていた。アウスの表情を見
てラーゼは慌てて強張った顔を元に戻し冷静に応対を始めた。
「な、何?」
「職員室で待っている人がいるから来て欲しいって…」
ラーゼは焦る気持ちを抑えつつ、立ち上がり足早に職員室へと向かった。
職員室に到着をするとボルケーノと一緒に深刻な顔付きで話している女性が目に入
った。バーストレディである。バーストはラーゼに気付くとボルケーノとの話を一
旦、中断し、ラーゼの元に向かった。
「悪いね、呼び立てたりして」
「それで用件と言うのは一体…」
「ああ、それだけど…」
本題に入られるとバーストは表情を曇らせ重い口調で話し始めた。
「アンタも知っているだろ、ここ最近の不愉快極まりない事件は…」
バーストの言葉に詳細を聞かなくてもそれが何なのかはすぐに理解が出来た。ラーゼ
は黙って首を縦に振った。
「私達の所にも以来が来たのだけれど、私達も誘拐犯を如何にかするのがやっとで大
元を叩けなくて困っているのだよ、そこでアンタにも手伝って欲しいの」
バーストから発せられる意外な言葉にラーゼは多少、驚いたが、逆にチャンスとも感
じた。組織の力を有効に使えれば事件は早急に解決出来る。そう思ったラーゼはバー
ストの頼みを受け入れる事に決めた。
「分かりました、やります。けど何でヒータちゃんでは無くて俺に何ですか…」
「前回でアンタの戦闘力の高さは分かった。こう言う物は余り大勢で動くと逆に見付
かり辛い、それに…」
「それに何です?」
「如何も嫌な予感がするのよ、だから、今回の事件にあの子達は関わらせたく無い…」
俯き寂しげに話すバーストを見て、ラーゼも改めて今回の事件が今までの様な単純な
物では無いと言う事を再認識した。
「分かりました、皆には言いません、それでバーストさん、俺は何をすればいいですか?」
「それなのだけど、私も忙しくてね、考えがあるって奴がいるから、ソイツに付いて情報
を集めてくれる?」
ラーゼは素直に頷いた。それを確認するとバーストは物陰に向かって手招きをした。
すると影がゆっくりと動き出し影の中から現れたのは『E・HEROネクロダーク
マン』であった。ダークマンはラーゼに視線を合わせようとせずに暗い表情で俯い
たままであった。
「まぁ無愛想な奴だけど、仕事は出来るからお願いね」
バーストは不安そうな表情でダークマンを見つめていた。如何やら仲間内でも扱い
に困っている存在らしい、バーストに促されダークマンはラーゼに対して軽く頭を
下げると、その後は一言も喋らずに自分の車へと誘導し、そのまま黙って移動を始
めた。
「すいません、何処に行くかだけでも教えては貰えませんか?」
終始、沈黙の状態に耐え兼ねてラーゼは運転しているダークマンに目的を尋ねた。ダ
ークマンは面倒臭そうにゆっくりと話し始めた。
「コザッキー…」
「え、コザッキーが何ですか?」
コザッキーの名前だけを聞いてラーゼは目的地が『闇の量産工場』であると言う事が
分かった。その後の裁判で金品が手付かずの状態であるのと、コザッキーの有望な頭
脳、そして優秀な弁護士を雇った事により、コザッキーの判決は執行猶予が付き現在
は闇の量産工場で大人しく働いていると言う事はラーゼにも伝わっている。だが、何
故、コザッキーを尋ねるのか分からずラーゼは更に質問を続けた。
「でも何で、そこに…」
「今回の事件、首謀者は科学者が関わっていると思う、コザッキーは科学の世界では
精通した方だ…」
ダークマンの言葉にラーゼは納得をした。目立った取り柄の無い弱小モンスターが続
けて誘拐するのはモルモットにする以外考えられない、食べるならトークンを襲えば
良いし、能力が目的なら効果モンスターを狙う筈である。所が今回、狙われるのは攻
撃力1000以下の弱小モンスターばかり、そんなのを好き好んで誘拐するのは科学
者しかいないとダークマンは推理した。その後は二人共黙って目的地である闇の量産
工場に向かった。
本日はここまでです。本当に申し訳ありません。萌えるスレなのに肝心の霊使い
が殆ど出ないで…ですが次回投下する時には必ず登場させますので今回はご勘弁
して下さい。
_____
/ / /|
| ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| |/
 ̄ ̄ ̄ ̄
>>819 GJです。グレファー何やってんだよw。
>>811 E・HERO系は融合体とエッジマン以外パラメーター低いの多いからじゃないか?
クレイマン ・・・目的を遂行することを第一に考える現実主義者。
フェザーマン・・・ヒーローらしい爽やかな性格。
ワイルドマン・・・とってもワイルド。
融合したヒーローは融合素材のヒーローの声がダブってる感じが良いのかな?
「融合したヒーロー『の声』は融合素材〜・・・」で頼むorz
;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ;
. ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; ヾ ; " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾヾ ; " ; " ; ;
"/" ; ;ヾ/ヾヾヾ;ゞ ヾ; ;"/ " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ;
// ヾ ; " ; " ; // //ヾ" ; ;ヾ ;" " ; " ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ ; "
/ " ; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; // // ; ; ヾ" ; ;ヾ ;" " ヾ ; " ; " ; ; " ヾ
; " ; // // ;ヾ ;ヾ ;ヾヾ、ゝヾヾヾ;ゞ ヾ; ;
; // // | | | || | ヾ ; " ; "
( )) | | | || | ヾ ; " ; "
( )) ( ::) ) | | | || |
(:::::::) ( :::)oo∞cOcっ∞cっcc∞c∞coo( ) ) ( ::) || |
co0o 〜〜〜〜( ) c( )。。。( :::)
(^;;)o ( ) o(")o ( )
("'')0 c 〜〜〜 γ_ 〜〜〜〜 O(~)o
(~~)ヽ .'´ ヽ (⌒(⌒~)
(⌒ヽ イ, イノノVリ)ゝ 〜〜〜〜〜〜 (⌒~)
/~゙゙ヾ⌒`ゝ w ^[]ワノj (~゙゙ヾ⌒`) )
(~´`(⌒(⌒~) ~^ ~~ ^~~~ (~゙゙ヾ⌒`)
(⌒(⌒~) )~~~)(~~) <⌒)⌒)⌒>-(⌒(⌒(⌒~)
>>813 やったわ!お手柄よ!やっぱりプロは違うわネ!
先に入って待ってるから、キミも早くおいでよ。
そ、それとさ、お礼に今夜私と憑依してくれないかな…?
>>824 ┏━┓
┃_n.┃ \∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨/
.( l.┛ ∧_∧ > 通常魔法カード「戦士抹殺」発動!
\ \ (´∀` ). /∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∨∨∨∨\
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
>>813に憑依はさせんぞ!!
>>822 大丈夫、意味は伝わってきたw
DBのポタラ使ったあとみたいな感じだな。
>>825 我が身を盾に!
せっかくアウスたんの部屋にカメラ仕掛けたんだから邪魔するなよ!w
>>826 さすが、華麗なる“潜入”工作員だwwwww
>>830だったらアウスタン×潜入工作員のエロ小説を書く。
_
,.'´ ヽ
!lil'|ノl」lハ」
!lil」゚ー゚ノ」 ,ヘ
!lム、 Q.)フコつ )
!l|_l、.{l}|i| (
ノliUl=Y'|i| ヾ
.し'.ノ
あなたたち、何もわかってないのね。
何故アウスが今までグレファー、スフィンクス、ゴリラ、ハムスターとの憑依を拒んできたのか。
理由は簡単。アウスがレズだからよ。男はイヤなの。
わたしのようなオトナの女なら文句はないハズよね。
さぁ、アウス!私と憑依なさい!!
あはははひ、んっ…おいひい…。何ほははっへはいほへ。ジュル…。
何故アウフは今はふぇフヘファー、んっ…おいひい…。フフィンフフ、んっ…おいひい…。ホヒハ、んっ…おいひい…。ハフフハーほほ憑依ほ拒んふぇひはほは。ジュル…。
理由は簡単。ジュル…。アウフはヘフふぁははほ。ジュル…。男はイハはほ。ジュル…。
ははひほほうはオホハほ女はは文句ははいハフほへ。ジュル…。
はぁ、んっ…おいひい…。アウフ!私ほ憑依ははい!!
>フヘファー、んっ…おいひい…。フフィンフフ、んっ…おいひい…。ホヒハ、んっ…おいひい…。ハフフハーほほ憑依ほ拒んふぇひはほは。ジュル…。
吹いた
どういう意味だよw
それなんてエロg(ry
>>824 _____
/ / /| = 二
| ̄ ̄ ̄ ̄| .| 三 二 = _ ̄─ ─
|____|/二 ≡ = =
/ /ヽ ヽ
(_/ ( ノ
「喜んでもらえて何よりだ。だが一緒に風呂は入らんぞ。
大切なダンボール箱が駄目になってしまうからな。」
では中編を投下しますが、出来上がって気が付いたのですが、前回よりは四霊使いの
出番はあるのですが、気が付いたらE・HERO同士の会話の方がメインになってし
まいました。本当にスイマセン。では行きます。
闇の量産工場に到着し奥へ進んでいくと機械を調節しているコザッキーはすぐに見付
かった。ラーゼに気付くとコザッキーは露骨に嫌そうな顔をした。
「仕事中だ! 今すぐ消えろ!」
そう言い、コザッキーは再び機械に向かい仕事を始めようとしたがダークマンに襟首
を掴まれ、そのまま受付で教えて貰った待合室に連れて行こうとした。
「何をするか貴様! 離せ!」
「目的を話したら、ここの工場長はお前の事を好きにしていいと言った」
「社会的には罪を償ったかもしれないが、ここにお前の味方一人もいないと言う事だ」
ラーゼの言葉にコザッキーは反論出来ずに黙り込んだ。確かにこの状況でも誰一人
自分に関心を示さずに黙々と作業を進めている。自分が担当していた機械もすぐに
代わりの人間が来た。その事実にコザッキーは黙ってそのまま待合室に連れて行か
れた。
待合室に到着するとダークマンはソファーにコザッキーを投げ飛ばし、自分も向か
いに腰掛けた。ラーゼも隣に座った所でダークマンの尋問は始まった。
「単刀直入に聞く、今、話題の低レベルモンスター誘拐事件、何らかの事を貴様は知っ
ているだろう?」
「俺は関わってはいないぞ」
「誰もお前の事など聞いていない、俺が欲しいのは情報だ」
「何も知らないな…」
コザッキーは耳を穿りながらふてぶてしく応対をした。その態度にラーゼは不快を
感じ、脅しの一つとして怒鳴り散らそうと立ち上がろうとした、その時であった。
ダークマンの手が素早くコザッキーの喉を掴み、そのまま力を入れていった。
「ふざけるなよ、俺の故郷に送っても良いんだぞ…」
「貴様、それでもヒーローか…」
「ヒーローをやっていく以上、俺の様な存在も必要だ、まだ闇に落ちたくなければ
素直に情報を提供しろ、お前の素振りは何かを知っている物だ」
口調こそ冷静な物ではあるが手段を選ばないダークマンにラーゼは行為を止めるの
も忘れて唖然としたがコザッキーの口から泡が出始めたのを見ると、ラーゼは慌て
てダークマンの腕を振り払った。コザッキーは咳き込みながら必死で自分の体に酸
素を補給しようとしていた。その様子をダークマンは冷ややかな目線で見下していた。
「分かった、話す、但し、役に立つかどうかは…」
「それは俺が判断する事だ、サッサと話せ」
咳き込みながらコザッキーは尤も疑わしい人物について話し始めた。それは自分と同期
で研究をしていた『魔導サイエンティスト』である。自分はどちらかと言うと機械工学
に精通しているのに対して、サイエンティストは人体に付いて精通しており、独特な方
法で病気やケガを治癒させていき注目を浴びた存在である。しかし、ある時を境にサイ
エンティストの名前は業界で禁句となった。サイエンティストは人体実験に手を出した
のである。幸いにも発見が早かった為、死者は出なかったが学会を追放されてからの存
在は不明となっていた。
「俺の知っているのはこんな所だ、言っておくが今、奴が何処にいるのかまでは知
らないぞ、もう十年以上、音沙汰無し何だぞ」
コザッキーの話を全て聞くとダークマンは立ち上がり出口へと急いだ。突然の事に
ラーゼは付いていくのがやっとでコザッキーの情報を信憑性が高い物か疑う余裕は
無く、その場にコザッキーを残して二人は消えた。
「それで、これから一体何を?」
相変わらず、先の読めないダークマンの行動にラーゼは質問をした。ある程度把握
をしておかないとこれから先、ずっと振り回される状態になってしまう、もう疲れ
るのは嫌なので聞く事にした。
「分からないか、サイエンティストの現住所を突き止める」
「如何やって?」
「それに関しては問題無い優秀な情報屋を知っている」
それだけを言うとダークマンは再び黙り、ラーゼもこれ以上はムダだと悟り、黙って
情報屋の元に向かう事にした。
到着した所は一応、公園だが辺り一面ダンボールの家で埋め尽くされた所謂ホーム
レスタウンである。その中で一人ヨレヨレのトレンチコートを着込んだ『未熟な密
偵』の元へとダークマンは向かい一言発した。
「かくれんぼする者、この指止〜まれ」
恐らく合言葉と思われる言葉を聞くと密偵は薄ら笑いを浮かべながら二人を自分のダ
ンボールハウスへと誘導した。簡素なドアを開けて目に入った光景はまさしく典型的
なホームレスの家であった。床にはビニールシートが引かれ僅かな小銭と毛布、カッ
プラーメンの空き容器などが散乱していた。
「何をしている、こっちだ」
密偵がビニールシートの一部を捲り上げると、そこにはマンホール大の穴が空いて
おり、そこに密偵は入っていき、ダークマンもそれに続いた取り残される訳には行
かないのでラーゼも穴に入り備え付けの梯子を使い下に降りていった。地下の光景
は地上とは掛け離れた物であった。薄暗い室内では巨大なコンピューターモニター
だけが明かりを照らしており、そのモニターには様々なモンスターの画像が出たり
消えたりを繰り返していた。その現実離れし過ぎた光景にラーゼはダークマンの言
葉を信じざるを得なかった。
「今回、探して欲しいのは魔導サイエンティストだ、金は何時もの口座に振り込む」
「了解しました」
短く返事をすると、密偵はコンピューターを操作し目的であるサイエンティストを
探し出そうとしていた。膨大なデータを神懸り的なキータッチで探し出して行き
10分もした頃には全てを終わらせ、ダークマンに一枚の紙を手渡した。
「そこに行けば、会えますよ、では又、何かあったら御贔屓に」
社交辞令の挨拶を言うと、密偵は上がって行き、ダークマンとラーゼもそれに続き
外に出て、二人は車に乗りこもうとした。
「一旦、学校に戻るぞ、バースト達と合流をする」
今までと違い、ダークマンは目的地を言った。一々、言うのが面倒だろうから、予め
言っておいたのだろう、ダークマンはアクセルを若干、強めに踏み込み学校へと向か
った。
学校に到着し、バーストが待っている職員室に二人は一直線に向かった。ドアを開き
ソファーに座っているバーストに近付いて声を掛けた。
「目標が捕捉出来た。取り敢えず行って見るぞ」
短い言葉ではあったがダークマンが何かしらの情報を掴み、そこから行動に移そうと
言う事が分かった。詳しい事は聞いてもムダだと言う事は分かっているので、バース
トは腰を上げて行動に移そうとし始めた。
「そうだね、アンタの情報だから、まぁ行くだけ行ってみるか」
「じゃあ…」
「ちょっと待った!」
怒鳴り声と共に勢い良くドアは開かれた。そこにいたのは『E・HEROクレイマ
ン』と四霊使い達がいた。クレイマンは何処か申し訳無さそうな表情であり、四霊
使い達は怒りの表情を浮かべており、特にヒータが酷く、ラーゼに対して詰め寄った。
「如何言う事だ! ラーゼ! 何でこんな大きい事件に私達を誘わない!」
ヒータはラーゼの胸倉を掴み揺さ振りを掛けた。ラーゼは成すがままであったが、バ
ーストが間に割って入って止めた。バーストはちゃんとした理由を話して四霊使い達
に引き取って貰おうとした。
「止めなさい、ヒータ! 今回は私の方から頼んだのだ! 今回アンタ等は邪魔だ
大人しく帰れ!」
「私達だって戦えられます!」
「酷いですよ、バーストさん、ラーゼ君にだけこんなキツイ事させるなんて!」
「私達だって、こんな事件、速く解決させたいと思っています、手伝わせて下さい!」
「お願いします、絶対に邪魔はしませんから!」
ヒータ、アウス、エリア、ウィンの4人は自分の言葉で決意をバーストに語った。その
様子を見てバーストは溜息を吐き、ダークマンは面倒臭そうに欠伸をした。バーストは
四霊使い達を無視して、恐らく今回の事を彼女達に伝えた。クレイマンの元に向かった。
「何で話したのよ…」
「約束、破ってゴメン、でも、こんなの良くないと思う」
「今回はこの子達の手におえるような事件ではない」
「それは彼女達が決める事だと思う」
「アンタね…」
落ちついた口調ではあるがバーストはクレイマンに対して怒っていた。約束を破った
事もそうだが、四霊使いを巻き込んだのが一番の原因である。バーストの説教は続いた。
「まだ確定事項では無いのよ、それなのにこんなテンションの上がった状態でこの子
達を連れ回す訳に行かないのよ、分かっているの、それをアンタは!」
「ダークマンの情報だから、多分、それで決まりだと思う、それに…」
「それに何よ? 言いたい事はハッキリと言いなさい」
「仲間外れは良くないと思う、バーストだって自分がしたいのに除け者にされたら
嫌だろ」
クレイマンの核心を付いた言葉にバーストは押し黙った。特に結束が最大の武器である
E・HEROに取ってこの言葉は何よりも痛い攻撃であった。もう一度バーストは四霊
使い達の表情を見た。全員、真面目な目線でバーストを見続けており、その様子にバ
ーストは溜息を一つ吐き結論を言い始めた。
「今回の事で何らかのトラウマを抱えても、私達は一切関与しない、後、自分の身は自分
で守れ、それが出来るなら付いて行っても良い」
「ハイ!」
4人は曇りの無い返事で応えた。その様子にバーストは又、溜息を吐いた。ダーク
マンとラーゼの所に戻ろうとした時、クレイマンが震えながら自分の頭を差し出した。
「何よ?」
「俺、どんな形にしろ約束破った。だから俺お仕置き受ける、早くしてくれ…」
「クレイマンは何か私に怒られる様な事をしたと自分で思っているの?」
てっきり即座に平手打ちが飛んで来ると思ったキョトンとした表情を浮かべた、だ
がすぐにクレイマンは自分の意見を話し始めた。
「そんな事は無い、俺、間違った事したなんて思っていない!」
「なら良いでしょ、ほらさっさと行くよ」
そう言うとバーストはラーゼとダークマンを呼び寄せ校門に向かった。クレイマン
は先程までの沈んだ表情が消え、元気に四霊使いと共に歩き始めた。
校門に到着するとバーストは自分の車に四霊使い達を乗り込ませ、ラーゼは引き続
き、ダークマンの車でサイエンティストの元に向かおうとしていた。クレイマンは
自分の『マッドマックス』に乗り込み、向かおうとした時、後方から物凄く大きな
雄叫びが聞こえて来た。
「うぁおあおあぁおおあぁおおお! 待ってくれ皆ー!」
全員が何事かと思い振り返るとそこには『トロイホース』に乗った『E・HERO
ワイルドマン』がおり、その表情に全員、唖然としていた。周りが完全に引いてい
るにも関わらずワイルドマンはトロイホースを止め、降りるとバーストの車まで歩
いて来てバーストを降ろした。ワイルドマンは血眼でバーストに対して抗議を始めた。
「酷いではないか! バースト殿! この様な非人道極まりない事件に何故、某を
誘わない! 某の手でこの様な忌まわしい事件は決着を付けたい!」
「そんな事より、アンタの担当していた異常繁殖の『素早いモモンガ』達は如何した?
まさか仕事放り投げたのでは無いでしょうね?」
「それなら先程、誰が主人か全員に教育をしてやり終わらせた。何なら住民に聞い
ても貰っても構わない!」
相変わらず力任せな内容の仕事振りにバーストは溜息を吐いた、超が付く程の熱血
漢である、この男が今回の任務に加われば、チームの和を乱し兼ねないと感じ、敢
えて別の仕事を回したが、ここまで素早く事を終わらせるとは思っていなかった。
バーストはワイルドマンの有望振りが嬉しくもあったが、同じに悲しくもあった。
ここでマゴマゴもしていられないと思い、バーストはワイルドマンに対して結論を
出した。
「分かったわよ…暴走だけはしないでよ!」
「うぉおあおあおおおおおおおお! 感謝するぞバースト殿! そうと決まれば早速
行動、行くぞ皆の衆!」
OKサインが出たと同時にワイルドマンはトロイホースに跨り、一直線に進んで行こう
とした。
「目的地、分かっているのか? ダークマンを先頭にして行け、このバカ!」
バーストに制止され、ワイルドマンは慌ててトロイホースにストップを掛けた。その後
バーストはワイルドマンに対して若干の説教をして、一向はダークマンを戦闘に目的地
へと向かった。
「全く、面倒な奴が来た…」
ここで初めてダークマンは目的以外の事で口を開いた。終始、ダークマンは不機嫌でラ
ーゼ一人、空気が重い中、一向は目的地であるサイエンティストの潜伏場所へと向かった。
今日はここまでです。戦闘編は次回、投下します。
ダークマンがカコイイな。
ネクロイドシャーマンはダークマンとワイルドマンの融合。
「全く、面倒な奴が来た…」
この一言は複線なのか!?
>>841 うはっwwww こんなのあったんだwwww マジサンクス
クレイマンなんかカワイイよ
コピペ改造ばかりでスマンがウィン、真ん中が見づらくてスマン。
, --- 、
/ 風 Ν
(ニ二二二○
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ ヮ゚ノリ
ノ ミ",, """""ミ
|" " """|
| :::::::::::::::::::|_
|::::::::::::::: ̄:::::::::ヽ,
|:::::::::::::::::::::::::::::::/
ゝ─────'
ハツユキフルタ・・・ 。 。
,,, ,,,,,,,,
。 ( )::::::゙:、 o 。
〈(((从"''.;;:、,,,, 。
|l、゚ 。゚i从,,,,''ミ,,,ミ o 。
o ミ''""""''ミ .___/''-、 o
/'.::::::::..."ミ / ⌒ー、 。
.。 ミ''""""""''ミ /..::. ...::::::| 。
"''U'"U''" (,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;ノ o
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ ヮ゚ノリ
//\ ̄(:::)且\
// 風.\___.\
\\※ 風 ※ 風 ※ヽ
\`ー──────ヽ
────────
_____
/ / /| = 二
| ̄ ̄ ̄ ̄| .| 三 二 = _ ̄─ ─
|____|/二 ≡ = =
/ /ヽ ヽ
(_/ ( ノ
「さて、アウスが喜びそうな物を探してくるか。」
よーしパパ念願の左向きAAつくっちゃったぞー
_
'´ `ヽ《
〈(((从)リiミ!⌒ヽ
|li、ヮ゚ !从i`ヾヾ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/(Y ,| ̄|) ヾ < あっ、まーすたぁー、こっちですこっちー!
(|,j|_|、_」 \__________________
i〈|_ヽ>」
しヽ.)
>>845 γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN゚[]ーノ< それじゃあさ、ダメージコンデンサーとエネミーコントローラをお願いできるかな♪
/´|)丗)'´|) 確かコザッキ−の研究所にあると思うよ。でもG・コザッキーに気をつけてね。
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
し'ノ
クライマックスに向かい、大分書き上げてきました。今回も霊使いの出番は少ない
です。過去二つよりは多いのですが、すいません、では行きます。
ダークマンが車を止めた所はまだ道の途中である森の中であった。突如として足を
止めたダークマンに一同は困惑したが、自分達も足を止め代表としてバーストがダ
ークマンに真意を確かめに行った。
「何? 如何見てもここにいるとは思えられないけど」
「ここから先は俺が一人で潜入捜査をする、決定的な証拠が取れ次第、お前等にも
GOサインを出す」
それだけを言うとダークマンは車から降り影に自分の体を沈めていき、そのまま50
0m程先にある巨大洞窟を改造した。サイエンティストの研究所へと向かった。
「全く…慎重なのは良いけど少しは場の状態を読めよ!」
「え?」
クレイマン以外の一同はバーストの言葉が理解出来ずに素っ頓狂な声を上げたが、そ
れはすぐに理解が出来た。
「うおうおおおおおおおおおおおおおおお! ダークマン! 何をムダな真似をして
いる! アイツが犯人だ! すぐ様ぶっ潰すのだー!」
最後列にいたワイルドマンは持っていた『サイクロンブーメラン』を振り回しながら
奇声を上げて暴走していた。行動に気付くと一同は慌ててワイルドマンの元に向かい
暴走を止め様としていた。薄暗い不気味な森に暑苦しい叫びが木霊した。
研究所の前でダークマンは姿を現し森の中に隠れた。洞窟とは似合わない科学的な自
動ドアが付けられた研究所に一台のトラックが現れたのである。中から出てきたのは
『ペイルビースト』でありブザーを押し暫くすると中からサイエンティストの姿が現
れた。サイエンティストはビーストに金を掴ませると、トラック事、自分の研究所に
いれた。大量の札束を数えながらニヤニヤと笑うビーストをダークマンは強引に森の
中に押し込み、即座に寝転がせ首を締め上げた。
「殺されたくなければ、真実を語れ、約束してやる、言えば殺しはしない」
ダークマンの冷淡な口調と冷たい目付きにすっかりビーストは怯え、即座にサイエン
ティストから受けた以来を話し始めた。話の内容を聞いてく内にダークマンの表情に
怒りの色が出てきた。
「ゲスが…」
冷たい言葉にビーストは完全に怯え、全てを語り終えたので逃げる様にその場から消
え様と走り出そうとした時であった。背を向けた瞬間、背中に強い衝撃を感じビース
トはそのまま倒れ込んだ。恐る恐る振り返ると、ダークマンが冷淡な笑みを浮かべな
がらビーストの前に立ち、そのまま背中を勢い良く踏み潰した。
「何をするんだよ…言ったのだから約束は守ってくれよ…」
「約束は守るよ、殺しはしない…只…」
「只?」
「半殺しにまでしないとは一言も言っていない!」
ダークマンの言葉を聞いた瞬間、ビーストの顔は涙をボロボロ流し逃げ様としたが時
は既に遅く悲鳴も上げられない程、ビーストは激しくダークマンに殴られ続けた。
一方のバースト達はダークマンの出したGOサインのヒーローシグナルを見ると、即
効で車を走らせ目的地へ向かった。
「ワイルドマン、大丈夫?」
「何、お陰で落ち着きを取り戻した。それにしても、あの小僧、中々、良い拳を持っている」
最後尾のクレイマンは同じく最後尾のワイルドマンの頬を心配した。その後も暴走し続
けたワイルドマンは大人しくさせる為バーストが取った指示はラーゼに渾身の一撃を叩
き込ませる事であった。ラーゼの渾身の一撃を食らったワイルドマンはトロイホースか
ら落ち、そのままサインがあるまでの間、気絶したままであり、今も若干、ボケ気味である。
「そんなに心配しなくても戦いが始まればシャキッとする、それは分かるだろお前も」
「そうだったね、頼むよワイルドマン」
「任せろ!」
ワイルドマンは力強く断言すると、後を追い急いだ。
到着すると金を巻き散らかし、そこら中打撲痕だらけのビーストの上で座り込んでい
るダークマンがいた一同は車から降りダークマンに詳細を尋ね様としたがダークマン
はそれを拒否し足元のビーストを思い切り蹴飛ばすと一人中に向かって行った。
「御託は要らないだろ俺が良いと言ったのだ、真相は全て終わってからでも遅くは無いだろう」
「うぅおおうぅおおおおおおおおおおおお! その通りだ良くぞ言ったダークマン!
皆の衆、今こそ悪を倒す時、突撃だ〜!」
反論をする暇も無く、ワイルドマンは向かって行った。その様子をダークマンはニヤ
ニヤしながら見ており、バーストは溜息を吐いた。
「もう…まぁ良いけどね、じゃあ、アンタ等も行くよ」
「ハイ!」
「ああ、クレイマンは今日、マッドマックスだったね、じゃあ私がGOサイン出したら来てくれ」
「分かった」
一同はクレイマンを残してワイルドマンに続いた。クレイマンはエンジンを温めなが
ら自分の出番を待った。
ワイルドマンは入るなり血眼になって辺りにいる『パトロール・ロボ』達を雄叫びと
共に自慢の剣でなぎ倒して行った。バースト達はワイルドマンを見失わない程度のペ
ースで後を追った。
「あの良いのですか? ワイルドマンさんだけにそんなさせて…」
ウィンは恐る恐るバーストに質問をしたが走りながらバーストはウィンを安心させ様
と頭を撫でて優しい口調で話し始めた。
「良いのよ、これは作戦だから」
「作戦?」
「もうじき分かるわ…」
バーストが言うと先頭のワイルドマンはセットされてあった『万能地雷グレイモヤ』
に引っ掛かり爆発に巻き込まれた。ラーゼと四霊使い達はハッとした表情を浮かべた
が、それはすぐに驚愕へと変化した。
「うおうおうおうおおおおおおおおおおおおお! 止まるか、こんな物で!」
多少、焦げ臭くはなったが、ワイルドマンの勢いは変わらず走り続けていた。その後
も『見えないピアノ線』『ニードルウォール』『パイナップル爆弾』等のトラップを
食らったがワイルドマンに全くケガは無く、作動された後のトラップを一同は安全に
進んで行った。
「これで分かったでしょ、ワイルドマンに一切のトラップは効かない、だから先頭に
している訳」
バーストの言葉にラーゼと四霊使いは感心して首を縦に振った。長い廊下をラーゼ達
は全力で掛け抜け一気にサイエンティストの元まで向かおうとしたが、そこに立ち塞
がる敵がいた。ワイルドマンの進行を止めたのは『可変機獣ガンナードラゴン』であ
った。ラーゼ達を侵入者と決定し、ドラゴンは附属のレーザー砲で後方のメンバー達
を攻撃した。一斉に散ってメンバー達にダメージは無いがこの行為にワイルドマンは
激怒した。
「貴様! 何故、俺を狙わない! 戦う準備の無い人間に不意打ちを食らわせるとは
戦士として失格だ、死ね!」
ワイルドマンはいきり立ってドラゴンに襲い掛かったがドラゴンにワイルドマンの剣
は通用せず首の一振りでワイルドマンは吹っ飛んで行った。
「もう、そろそろだね…クレイマン! 出番だよ!」
バーストの号令と同時に後方からエンジン音が聞こえて来た。後ろを振り返るとマッ
ドマックスに乗ったクレイマンがドラゴンにそのまま突っ込んで行こうとしていた。
一同は端によりクレイマンに道を作り、クレイマンはそのままマッドマックス事ドラ
ゴンに突っ込んで行った。
「クレイマンさん!」
ラーゼと四霊使いはクレイマンを心配したが砂煙の中からクレイマンは無傷で現れた。
それ所かマッドマックスを失った代わりに『E・HEROスパークマン』がそこには
いたのである。
「な、何で?」
「説明は後だ、今はこれをスクラップにする事が先決だ!」
ヒータは疑問に思い説明を求めようとしたが、スパークマンに促され、そのままドラゴ
ンの攻撃に回る事にした。スパークマンが持っていた『スパークガン』で攻撃をすると
ドラゴンは無防備な状態となり、隙が出来た所を全員で一斉に攻撃をして行った。特に
この状態では既に憑依装着をした四人が大活躍をして一気にドラゴンを追い詰めて行っ
た。動きが明らかに鈍くなった所で四霊使い達はトドメの必殺技を与え様とした。
「行くわよ、『龍脈砲』!」
「炎狐激!」
「ツインエアブラスト!」
「ギガスマッシャー!」
夫々の必殺技は見事にドラゴンを捕らえ、勢い良く爆発をして行った。サポートもあ
ったので体力に余裕のある状態ではあったが、エリアだけが若干、疲れの色が見えた
のでバーストは体力増強剤スーパーZを手渡した。エリアが飲んでいる間、ヒータは
疑問に思っていた事を解消し様とクレイマンに尋ねた。
「何で、スパークマンさんがそれにマッドマックスは?」
「ストップ! それに関しては僕の方から説明をしよう、レディ!」
軽い口調でスパークマンは説明に入った。マッドマックスは一度、破壊されると他
のE・HEROを瞬間移動させる能力を持っており、その中で偶々、仕事が終わっ
た。スパークマンがその能力を使いここに瞬間移動をして来たのである。
「まぁ、そう言う事だ、分かったかな?」
「それは良いけど、マッドマックスは…」
「大丈夫、すぐに直せられる」
そう言いクレイマンはマッドマックスの破片を拾い集め、一旦、自分の事務所に転
送をした。壊れたと言うよりはプラモデルのパーツ状になった事から、その言葉は
納得がいった。追っ手が来ないので一旦、休息を取ったメンバー達、その時、バー
ストはスパークマンに対して厳しい表情で問い詰めた。
「それはそうとして、アンタ来るの、遅過ぎ無い? アンタの仕事は援護だから
そんな大変ではないと思うのだけど」
「いや、それなのだけど、聞いてくれよ姉さん…」
「姉さんは止めろって言っているでしょ! 何よ?」
スパークマンは自分が遅れた理由をバーストに話した。スパークマンが回っていた仕事は
『アルカナ ナイトジョーカー』の援護射撃であったが、突如としてジョーカーが悶え苦
しみ元の3体に戻り、そのまま『キングスナイト』の絶命。残された『ジャックスナイト』
『クイーンナイト』の体調も芳しくない状態の為、予定よりも仕事が遅れたと言うのである。
「大変だったよ、本当に…」
「愚痴は後で聞く」
弱っているスパークマンを無視してバーストは目と鼻の先であるサイエンティストの研究所
へ向かおうと全員を立ち上がらせた。決戦に向かう為、全員のテンションは最高潮となって
いた。
今日はここまでです。多分、次で決着は付くと思います。
クレイマンがアイシールドの栗田に見えてきた。
スパークマンがヒルm(ry
むしろアハーハーの人に(ry
856 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/04(日) 19:41:30 ID:/2zQOfrK
ヒーローキッズ → アイシールド&セナ
クレイマン → 栗田
フェザーマン → ヒル魔
スパークマン → アハーハー
どう見てもスレ違いです。本当にありがとうございました。
858 :
クロン:2005/12/04(日) 21:37:14 ID:89iZxwwA
初めて書き込んでみる
>>847 _____
/ / /|
| ̄ ̄ ̄ ̄| .|つ【ダメージコンデンサー】
| |/ 【エネミーコントローラ】
 ̄ ̄ ̄ ̄
「無事持ってきたぞ、アウス。Gコザッキーには襲われなかったが
代わりにサイバー・エンド・ドラゴンに襲われた。まあ結局システムダウンと
チャ○グレ○ードをお見舞いしてやったから無傷だったがな。
ところで君は俺の名前を知ってるのか?いや・・もうわかるか・・」
860 :
846:2005/12/05(月) 02:22:18 ID:eajrVuHw
苦労して作っても反応が皆無だとなんか……(´・ω・`)
とりあえず左向きエリア上がりました。
これからしばらく忙しいんで残り二人はできないと思うですがすいません。
_
'´ , ヽ
〈(((リ从;=i!
|l、ヮ゚ リ !i|
/(丗|ヽ.il|
. (|,j|丗|_ 〉i|
i〈|_ヽ>」!lゞ
しヽ.)
>>860 ゴメン、気付いてたけどレスするの忘れてた・・・orz
改めてGJ!
862 :
想像人:2005/12/05(月) 20:17:37 ID:2k7vmef2
,,,,,,,,,,,,,,,,
二二二〜
( ´∀`)
( つ━〜~ ~
┌┴┐ | |
└─(__)_)
ダンボール箱から離れるのは嫌だが仕方なく出てきた。
>>862 正解なんだが・・・このAAはモナークなんだ・・・一応モナークにしておく。
>>863 >>864 おいおい、あんなでかい奴が入るダンボール箱はないだろ。
変なコテがいるみたいだな。
>>866 自分、調子に乗りすぎてたみたいだ。当たり前だがスレ違いだったな。
________
_____ /
/ / /| 。o O( ということでさよなら。
| ̄ ̄ ̄ ̄| .| \________
| |/ノノ ノ ノ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ズリズリ
あとついでだけど
>>859のアイテムは持って行かせてもらうよ。
/=--==-ヽ、
,/"””'''「ミ ̄ ̄二二`''i、
./ ガイア ヽ ヽ地`''''ツ---------------/ /ニ,ヽ
,/ } .| ._,゙l,v--------------ヽヾニノ
/ .r‐i、_/ .←--'゙` .,|--,
,レニニミ√,厂 ̄ ゙゙゙̄"二 ̄ ̄ ̄ ̄~゙゙゙゙゙ ̄ ̄"\
,iレ,,ニ7`,,/ l`lニ!゙l iΘ \
,,イ―‐',''ア゚ ̄ ̄ ̄^'i、 ‘''''" ゙゙゙ .゙巛 ̄ ̄`'h,,
,,,,彡-‐''.,―、゙l .| .゙l ガ イ ア 1号 `ミ⊥ .`ヾ
[_,,,,,--‐" ゙l,゙l,-―――ー|v-----------------rト―――∈
i、 ,、..., | .| ------,|,_|,! ,゙l_り .''''''''''''' .|
ト | l゙ | | .| / ー――.l゙ ______/`.,,ヽ-ニニニ゙,/`
------- 〔 | | ゙l │ .ヽへニニニニ゙/ ̄"゙√ ̄;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、/-ニニニシ'" `゙゙二二二"'''''''''''''"
,,,,,,,―-.冖―-rrvィ二二二ン′ ‘“''冖''・―+--ィニ-ニニニ/` ''ニニニニ''―丶
`~゙゙ニ,,,,,,"'''''‐ ,,,,,,,,,,,,,,,,__ .'''''¬ーニ_''''''''ニ¬―ー、 .,,,,,,,,,,,,,,,,ニニ"''''''''''"
>>867 あ、工作員クンここにいたんだー!この戦車キミのために作ったんだ!
私からのプレゼントだよ♪次の任務の時に使ってね〜♪
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN゚[]ーノ 〜♪
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
し'ノ
869 :
、_,.、_,.、_,.、_,.、_,.、_,.、_,.、_,.、_,.、_,ノ:2005/12/06(火) 03:13:05 ID:S18Hs0yt
o
。
。 ヽ从/
ガバッ γ´ `, '>
〈(((从ヾミi `、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|l、゚ 。゚i从iヽ、ヽ < ハァハァ・・・・はっ!夢か・・
r'⌒ と、j ミ~..ヽ \________
ノ ,.ィ' `ヽ.. /
/ i!./
(_,. //
く.,_`^''ー-、_,,.._..ノ/
`~`''ー--―´
870 :
想像人:2005/12/06(火) 16:09:03 ID:CeMmZsck
DDアサイラントが男か女か区別がつきません。
女ならそれでよいですが男ならすぐにトレードに出したい。
浅井さんは確か女であられたような…
アサシン=♂
アサイラント=♀
だと思ってたんですが関係なしですかねorz
貴方のアサイさんはどうかしりませんがとりあえず俺のアサイさんは女性です。
俺の浅井さんはふたn(ry
オレはコマンドナイトがどっちなのか未だに気になってる
そして月風魔をしばらく女だと思っていたorz
>>875 コマンドナイトは女でFA
これは確実確定事項
完結編が漸く出来上がりました。そして萌えに向けても始動し始めました。
では行きます。長文です。
一方のサイエンティストは監視カメラ越しにラーゼ達の活躍を見ていたが顔色一つ
変える事無く優雅にコーヒーを啜っていた。檻の中にいる多くの弱小モンスター達
の悲鳴をBGMにして。
「もう、そろそろだな…」
自分の元に来るのも時間の問題と感じたサイエンティストは椅子から立ち上がり
迎え撃つ準備を始め出した。
その後もラーゼ達はワイルドマンを先頭にトラップを掻い潜り、最終地点である
研究所へと到着をした。自動ドアが開くとサイエンティストがそこにはいて、す
ぐ隣には大量の弱小モンスター達がいた。
「もう、言い逃れは出来無いぞ…」
ラーゼの怒りが篭った声を皮切りに一同の表情には怒りの色が濃く出てサイエンテ
ィストを睨み付けた。だが、この絶望的な状況でもサイエンティストの余裕は揺ら
がなかった。
「念の為に聞くがここには何をしに来た?」
「テメェ!」
「お前の行為は立派なイレギュラー対称だ、よって警察に引き渡す」
ラーゼが飛び掛ろうとしたがそれをダークマンが制止をし、サイエンティストの質問
に応えた。それを聞いてもサイエンティストは変わらず余裕を見せていた。
「やれる物ならやってみろ」
そう言い、指を鳴らすと奥にあった自動ドアが開き中から『ソウル・ハンター』が現
れたハンターは不気味な笑みを浮かべながら、大きな鎌を持ちラーゼ達に向かって行
った。
「こんな雑魚が切り札とはね、幻滅したよ全く…」
「本当にそうですよ、姉さん、これならまだ門番だったドラゴンの方がマシでしたよ」
バーストとスパークマンの軽口にハンターは怒ったのか一気に距離を詰めようとした。
しかし、一同はすぐに散らばって、ハンターの標的を逸らした。ハンターの対象は一
番、弱いと思うクレイマンになり、ハンターはクレイマンを目掛けて一直線に突っ込
んで行った。
「掛かったな…」
クレイマンの呟きにも耳を貸さずハンターは鎌を振り下ろした。だが鎌が当たる瞬間
にクレイマンの体は発光し、鎌を弾き返した。何事かと思いハンターは辺りを見渡し
た。見るとラーゼの姿がそこにいなかった。クレイマンを再び見た時にはそこにクレ
イマンの姿は無く新たなモンスターが誕生していた。
「大地剣士ラーゼ推参!」
半ば自棄になりハンターは鎌を振り下ろしたが、右手で弾き飛ばし無防備になった所
にラーゼの剣がハンターを捕らえた。
「大地決殺!」
防御の暇も無くにハンターは真っ二つになった。死んだのを確認するとラーゼの体発
光し元の二人に戻った。
「さて、もう悪足掻きは良いでしょ、ケガしたくないなら大人しく私達に…」
バーストはサイエンティストに最終通告をしようとしたがハンターの死体に異変を感
じ、思わず見てしまった。通常の場合、融合モンスターが倒れた時はその姿のまま絶
命するのだが、今のハンターは元であった『異次元の侵略者』に戻っており、如何言
う訳か胸から30cm位の大きさで不気味な触手が多々ある石が転がり落ちた。石は
少しの間、触手を動かし生をアピールしていたが、すぐに動かなくなり絶命した。
「ああ、姉さん…俺も見ましたよキングスの胸から、それと似た様な奴が零れ落ちる瞬間を」
スパークマンの言葉にダークマンを除いた全員の興味はサイエンティストから謎の石
に興味が移った。考え込んでも埒があかないと悟ったワイルドマンは真相を知ってい
るダークマンに真相を求めようとした。
「オイ! ダークマン、お前は知っているのだろう? これは一体、何なのだ?」
「本人の口から聞けば良いだろう、俺はこんなゲスな物に対して話す口は持っていない!」
そう言いダークマンは怒りの表情でサイエンティストを睨み付けた。
「では説明しましょう、それは私が作り上げた最高傑作『融合呪印生物』だ」
そしてサイエンティストは軽快に話し始めた。これは融合モンスターにとっては勝利
の快楽を味合わせると同時に自分の身にも多大な危険を催す。諸刃の刃的な存在であ
る。これを装着した融合素材モンスターは二人いなくても融合体に進化する事が可能
である。それだけでも凄い物だが、これは融合素材二人が夫々装着する事により、実
力以上の力を発揮する事が出来る代物である。
「但し、まだ安定しないのか拒否反応が強く出るモンスターもいるのが欠点だな」
サイエンティストの言葉を聞きラーゼはパソコンで見た記事を思い出した。一見する
と何の繋がりも無いユーフォロイドの入院やダーク・バルターの衰弱死もこれが原因
だった事に気付いた。
「お前、こんな物を作り出して何とも思わないのか…」
ラーゼは体を小刻みに振るわせながらサイエンティストに罪の意識を聞いた。しかし
サイエンティストは変わらず余裕の笑みを浮かべていた。
「私が犯罪の元凶とでも言いたいのか、まだ作り始めたばかりだが、結構な受注が来
ている。この意味が分かるか小僧? 求めているのだよ多くのモンスターはこれをな!」
「もう9割方分かってはいるが念の為に聞く、そのモンスター達は何の為にここにいる!」
「言うまでも無いだろう、これを作るには元となる呪印石に多くの無念なる弱小モンスタ
ーの魂が必要だ、負の力に満ち切った魂がな!」
聞きたくなかったサイエンティストの決定的な言葉を聞きダークマン以外の一同は俯き無念
に目を閉じた。そして檻の中にいる弱小モンスター達は自分達のこれからを知り、檻の中で
泣き叫んだ。
「何が悪い、この様な存在自体が見苦しい存在を私の手によって素晴らしく変化をす
るのだ! 寧ろ感謝して欲しい位だ!」
「存在自体が見苦しいのはお前だろう!」
サイエンティストの独壇場だったフィールドを打ち破ったのはヒータの怒声であった。
他の3人もサイエンティストに対して怒りを露にしていた。
「ふざけないでよ! 科学は人を幸せにする物なのよ、人を不幸にする科学なんて私
は絶対に認めない!」
「死んでいなければ、こんな物にされなければ、もしかしたらギゴバイトの友達にな
れたかもしれないのに…」
「絶対に許さない!」
アウス、エリア、ウィンもサイエンティストに対して怒り狂い、力を更に強めた。そ
の様子をニヤニヤしながらサイエンティストは見ており、そのまま自分の首筋に注射
をした。するとサイエンティストの体が見る見る内に変わって来た。
「驚いたか? これも私が作り出した薬の一つで突然変異を起こし私の様な弱小モン
スターでもこの様な劇的な変化を遂げる」
その言葉と同時にサイエンティストの体は『サウザンドアイズ・サクリファイス』に
変化をした。その姿に全員、緊張の色を高めて迂闊な行動を控え様としたが、すでに
遅かった。四霊使いの足元が不気味な光に包まれ、そのまま消え、次の瞬間、四霊
使いはサクリファイスの体に取り込まれていた。
「皆!」
「ヒータ!」
「アウス…」
「エリア殿!」
「ウィンちゃん!」
ラーゼ、バースト、クレイマン、ワイルドマン、スパークマンは夫々、四霊使いの身
を案じたが既に遅く四霊使いは虚ろな表情でサクリファイスの体に貼り付いていた。
「さぁ、如何する? 俺を攻撃しても傷付くのは、この女達だ、黙って引き取ると言
うのならば、お前等がした事は目を瞑ってやるし、この女どもも解放してやる、如何
する?」
サイエンティストの声でサクリファイスは一同に選択を求めた。一同は俯き悔しさに顔
を歪めたが、ダークマンだけが一人、この状況でも冷静な表情を変えずにいた。
「全く大した物だよ…」
自分に対しての誉め言葉にサクリファイスは気を若干良くしたのかダークマンに対して
若干、友好的に話し始めた。
「君は利口だな、ここの屑どもとは大違いだ、如何だ、君も融合モンスターに進化出来
るのだろう、使ってみる気は無いか、私の最高傑作を」
サクリファイスの言葉にダークマンは薄っすらと笑みを浮かべ応対を始めた。
「止めておく、俺は今の生活が気に入っている、まだ故郷には帰りたくない」
「君ならば拒否反応の問題もないと思うのだがな」
「何も分かっていないな、俺もお前に対して怒り狂っているのだよ、ここにいる誰よりもな!」
ここで初めてダークマンが強く自己主張をした事に一同は驚いた。だがサクリファイスは
友好的な態度を崩す事無くダークマンに話し続けた。
「又、面白い冗談を…」
「これが冗談を言っている目に見えるか? なら眼科にでも行け」
「何故だ? 君からは私と同じ匂いがするのに何故、こんな連中と一緒になって
馴れ合っている? 下らない世界を破壊し、共に新世界を作ろうとは思わないのか?」
「思わないね…」
「何故だ!」
「聞きたいか、俺がE・HEROである理由を…俺は闇に身を置く者だ、だからこそな…」
「だからこそ、何だね?」
「光のある世界の素晴らしさって奴が良く分かるのだよ! 光を守る為に闇に身を置くヒ
ーローだって必要なんだよボケが!」
常に冷静沈着であったダークマンが初めて感情を爆発させた瞬間であった。その様子にラ
ーゼは呆けていたが他のヒーロー達はにこやかな表情を浮かべており特にワイルドマンは
感涙をしていた。
「うおおおぉおおおお! 良くぞ言ったダークマン! 今こそ我等の友情パワーでその外
道を倒す時だ!」
「フン、何でも良い、融合してやるからサッサとこっちに来い」
そう言うとワイルドマンはダークマンの方に向かって行き、ダークマンは体を液状に変化さ
せ、ワイルドマンの体に纏わり付いた。見た事も無いパターンにサクリファイスは焦り、急
いで二人の元に向かおうとしたが、その時には既に遅く2人のヒーローから1人の新しいヒ
ーローが誕生していた。
「『E・HEROネクロイドシャーマン』推参! 覚悟は出来ているだろうな外道! 貴様
には地獄すら生温い!」
「ほざくな!」
サクリファイスはシャーマンに対してビーム砲を放ったがシャーマンはそれを難無く交
わし、サクリファイスとの距離を一気に詰めた。
「俺を攻撃する気か、そんな事をしてもこの女共が傷付くだけだぞ!」
「一つだけ、この状況を打破する方法がある」
「バカな! そんな方法、存在しない!」
「貴様を闇の世界の生贄に捧げる!」
そう言いシャーマンは呪文を唱え、杖をサクリファイスに振り翳した。するとサクリフ
ァイスの体は見る見る内に消えて無くなって行き、対象では無い四霊使いは解放された。
力をサクリファイスに持って行かれたのか全員元に戻っていた。消え行く中、サクリフ
ァイスは命乞いをし続けた。
「助けてくれ、助けてくれ…私はまだ死にたくない!」
「そうやって言う連中の言葉にお前は少しでも耳を傾けたか? 向こうでタップリ罰を受けろ」
シャーマンが冷ややかにそう言うとサクリファイスの体は完全に消えて無くなった。それを
確認するとシャーマンは元の二人に戻った。四霊使いが目覚めてからもショックの大き過ぎ
る内容の事件に全員が呆けていたがバーストの一言で全員、動かざるを得なかった。
「ほら、まだ仕事は残っているよ、こんな物が出回らない様に呪印生物の破壊と後、モン
スター達の解放、急いで、急いで!」
手を叩き仕事をする様に促すバーストの指示に従い全員、動き始めた。全ての事が終わり
後は警察がやってくれると言う連絡を受けると全員、外に出た。警察の職員である『賢者
ケイローン』が一同の前に立った。
「今回の代表者は?」
「ああ、そうだね、じゃあ、ラーゼに…」
「要りませんよ…」
ラーゼは俯きながら生気の無い声で対応をした。懸賞金に付いて受け渡しをしたいの
だが全員が辞退をした為、ケイローンは困っていた。
「貰ってくれなければ、困りますよ」
「そんな金で飲み食いなんて俺したくない…」
クレイマンも拒否をし自分達の視界から消えて無くなる事を目で訴えた。
「しかしですね…」
「では、こうしよう、その金は被害者の供養代に当ててくれないか?」
全員が困り果てていた中、解決策を見出したのはダークマンだった。ダークマンの意
見に一同は納得をし、ケイローンは手厚い供養を約束し、その場から消えた。静寂を
取り戻すとラーゼはバースト達の元に行き深深と頭を下げた。
「今回、俺は何の役にも立てられなくて…」
「そんな事は無い! ラーゼはよくやった!」
「その通りだボーイ、こう言うのはやる事が大事なのだ! ボーイの勇気に俺の心は
最高に痺れたぜ!」
「この場で一人でも欠けていたら今回の結果は出なかったと思う、だから、そんなに
自分を攻めないで…」
「そうだ、お前が俺を殴ってくれなければ、悪は滅せられなかった、だから胸を張るのだ!」
バースト、スパークマン、クレイマン、ワイルドマンはラーゼの健闘を称えたが、ラーゼ
の顔色に明るさは戻って来なかった。その様子に四霊使い達も心配に思いラーゼの傍に来
て慰め様とした。だが四霊使い達が来た瞬間に堪え切れなくなったのかラーゼの目からは
涙が流れ始めた。
「う…う、う、う…」
悔しさ、空しさ、悲しさ、情けなさ、様々な物が込み上げラーゼはその場で泣き始めた。
初めて見るラーゼの涙に四霊使い達は驚いたのもあるが慌てて自分なりの言葉で慰め様
とした。だがダークマンが近付いて俯くラーゼの顔を持ち上げると冷淡に話し始めた。
「何の為にお前は涙を流す?」
「ダークマン!」
デリカシーの無いダークマンの言葉にバースト達は非難したが構わずダークマンはラーゼ
の顔を持ち上げ質問を続けた。
「別に痛い訳でもないだろう、それなのに涙を流すのはやはり被害者の事を親身になって
考えた所為か? それとも何かしらのトラウマでも思い出したのか?」
「前者です…」
ダークマンの言葉にラーゼは小さく答えた。人の心に土足で踏み入る真似をしたダークマン
に一同は非難の目線を浴びせたが、ラーゼの言葉を聞くとダークマンは軽い笑みを浮かべラ
ーゼの肩を力強く叩いた。
「バースト、お前の采配は今回も最適だな、間違い無く今回、一番の功労者はコイツだ!」
ダークマンの言葉が理解出来ずに一同は困惑をしたがダークマンは構わずラーゼの眼前に自
分の拳を出し、拳を開くとそこには呪印生物の欠片がダークマンの手によって禍禍しいオー
ラを発していた。
「一体、何を…」
「まぁ見ろ、お前の行為は立派だがやり続けるのは愚かしい物だ、それを止めるには真実
を知る事が一番だ」
そう言うとダークマンは呪印生物の上にモニターを出現させた。写っていた物は何処
か悲しげな表情ではあるが、ラーゼに対して必死で笑おうとしている弱小モンスター
達であった。代表して『きのこマン』『プチテンシ』『D・ナポレオン』等がラ
ーゼに励ましの言葉を掛けた。
「俺達の為に綺麗な涙を流してくれてありがとう、でももう良いんだ」
「その涙で僕達は十分に救われました、これで向こうに行けられます」
「もう良いから、これからは自分の為に笑っていて下さい、それが俺達の願いです」
そう言うと、他のモンスター達もラーゼに感謝の言葉を良いながらそのまま空へと
昇って行った。全てが空に行くと呪印生物は音を立てて崩れ去り、風と共に消えて
無くなった。
「まぁ、そう言う事だ、信じる信じないはお前の自由だがな」
「俺は彼等の言葉を信じます、そして彼等との約束を守って行くつもりです」
そう言ったラーゼの目に涙は既に無く凛とした力強い物に戻っていた。ラーゼが泣き止
んだ事に四霊使いは安堵の表情を浮かべた。
「俺達は基本、ああ言った連中の為に戦っている」
ダークマンが最後に自分の持ち論を話し始めた。それを一同は聞き始めた。
「だが時にこんな事もある、その時、必要な物は力では無い、寧ろ今の様な弱さだ、
だがヒーローをやっていく以上、それを両立させる事は不可能だ、キチンとした輪
廻を繰り返す為には遺恨があっては行けない、お前はヒーローとしてはダメだが、
人間としては最高だ!」
全てを言い終えるとダークマンは煙草を取り出し、加え火を点け車に乗り込み一人
で帰った。
「俺達も帰ろう…」
「そうだね、皆で何処か食べに行こうか?」
「俺達も約束は守らないとね、供養の方にお金も回したし俺達の金で行くのだし」
「こういう救い様の無い事件の後はウジウジ考えると、余計に傷が悪化する、悲し
みを力に変える為にも今は笑い合おうぞ!」
そう言いクレイマン、バースト、スパークマン、ワイルドマンも近くにある居酒屋
に目標を立てた。クレイマンとスパークマンはバーストの車に乗り込み、ワイルド
マンは外で待たせていたトロイホースに乗り向かって行った。完全に忘れ去られた
ラーゼと四霊使いは呆けた状態でこれからの行動を考えた。
「皆、完全に私達の事、忘れているね…」
「でも如何し様、これから…」
「私達もワイルドマンさんの言う通りにしない? 一人でいても気分が重くなるだけだし」
「そうだね、じゃあ…」
ヒータ、アウス、エリア、ウィンは円陣を組んでヒソヒソと話し始めた。ラーゼの体からは
先程までの悲しみは伝わって来なかったが、それでも何処か影のある状態ではあった。気持
ちが落ち付いたのか振り向いて歩き始めようとした瞬間であった。今まで後ろにいた筈の四
霊使いがいなくなったのである。
「皆?」
ラーゼは四霊使いを探して辺りを見渡した、次の瞬間後ろから衝撃が走り、そのまま
前のめりに倒れ込んだ、何事かと思い振り返ると、そこにはエリアが悪戯めいた表情
で後ろから抱き付いており、その様子をアウスとウィンは笑いながら見ており、ヒー
タは顔を赤らめ俯きながら見ていた。
「な、何?」
「これから私達と一緒にご飯、食べに行こう! 皆との約束、守る為にも!」
「ど、何処で?」
「ウィンとヒータの家!」
エリアは元気良く答えた、ラーゼはエリアの発言に驚愕して一旦エリアを自分から離れ
させると、詳しい事を他の3人から聞こうとした。
「えっと、それは…」
「ああ、ラーゼ君には言っていなかったよね、今ウィンとヒータは二人で暮らしているの」
「いや、そう言う事では無くて…」
「ああ、食材だったら心配しないで家にあるから鍋だったら皆で食べられるし…」
「場所を聞きたいのだけれど…」
「エスパニア平原に属している、まだ電車は間に合うよ」
「エスパニア? 学園から結構距離ある所だよね…今からだと言って食べて電車間に合うかな…」
ラーゼはアウス、ウィン、ヒータから夫々、情報を得た、今は日も傾き、夜になろうとし
ている時間帯、今から言ったのでは終電に間に合うか如何か不安であった。だからと言っ
て誘いを無下に断る訳にも行かず悩んだ。
「泊まっていたら良いでしょ」
「泊ま…え、え、え、えー!」
エリアの大胆な発言に思わず森に響くほどの大声で驚いたラーゼ、思わぬ状況にラーゼは慌
ててその場を凌ごうと話を始めた。
「でも、そんな、俺は…」
「大丈夫よ、パジャマだったら安い使い捨ての奴、近くのコンビニで売っているし、お金無
いなら私が立て替えておくから」
「そう言う事では無いよ!」
「そんな緊張しなくても皆で何度もやったからラーゼ君は初めてでだけど、絶対に楽しい
から行こう!」
「いや、俺はだね!」
「ああ、もう! 良いだろう!」
アウスとウィンの説得にも中々、煮え切らない態度のラーゼに苛立ったのかヒータが
座り込んでいるラーゼを強引に置き上がらせ話を纏め上げ様としていた。
「お前の言いたい事は分かるよ、女だけの中に自分が入るのは危険過ぎるとでも言い
たいのだろ? 安心しろ、少しでも変な素振り見せたら消し炭にしてやるから! だ
から安心して付いて来い!」
ヒータの強引な説得によりラーゼは押し黙ってしまい、静かに頷いた。その様子を見て
エリアは立ち上がり再び抱き付いた。ラーゼは完全に四霊使いのペースに嵌り、右側に
ウィン、ヒータ、左側にエリア、アウスが並び5人で駅に向かった。
「その何だ、又、乱暴な事を言って悪かったな…」
途中、ヒータが顔を赤らめながら、ラーゼに対して謝罪を始めた。これだけでは終わら
ずその後もヒータの話は続いた。
「でも、お前ああでも言わなければOK出さなかっただろ、ワイルドマンさんだって言っ
ていただろう、こう言う心理状態の時は今みたいにやるのが一番だって…」
「もう良いよヒータちゃんの言いたい事は十分に伝わったから、ゴメンね俺が軟な所為で
こんな…」
「そんな事言わないでラーゼ君」
「そうよ、エリアの言う通りだよ、本来はあそこで私達も一緒に泣いて上げる事が最良だ
ったのだけど」
「私達は状況の大きさに只、呆けて見ようとしなくて…それにダークマンさんも言って
いたけど、役割は人夫々あると思うのよ、だから今回、ラーゼ君が取った行動は間違っ
ていないよ、だから元気出して」
ヒータに続いてエリア、アウス、ウィンもラーゼに対して謝罪の言葉を発した。これ以上
彼女達と湿っぽい話をしたくないと感じたラーゼはこれ以上、この事に触れるのを止め、
彼等との約束を守るべく電車に乗り込みウィンとヒータの家があるエスパニア平原に向かった。
今日はここまでです。お泊り編は次回投下します。
>>885 乙&GJ!!
なかなか夢ヒロガリングな展開ですな
あとは夜にアクシデントが起これば…ニヤニヤ
887 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/08(木) 21:04:00 ID:ZyVqaAnT
888 :
異次元の戦士:2005/12/08(木) 21:20:15 ID:R2cDBhGv
/l、
(゚、 。 7
l、~ ヽ
じし' )ノ
_
くヽ'´ ヽ ネコー
〃!ミiノノ从))〉
ノ /i从!*゚ヮノ /l、
ノノ !⌒|)Y)´(゚、 。 7
,! _,ノ_| l、~ ヽ
∠.</Ο/つじし' )ノ
_ノ,
/l、 ヾ'´ 7ゝ
(゚、 。 7 ノ イノノl/!)〉ゞ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l、~ ヽ\从jリ゚∀゚从< ネコ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
\ ̄/⊂ ⊂_ ) \____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
892 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/09(金) 17:58:52 ID:EUHsn4ji
だ、誰かアウスの眼鏡をはずしてくれ〜!!
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ こうですか?
wN3 _ 3ノ
/´|)丗)'´|)[]-[]
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
し'ノ
べん○うさんかい!!
[]n[]
.( l. ∧_∧
\ \ (´∀` ). メガネゲトー
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
896 :
想像人:2005/12/09(金) 21:57:34 ID:N4dXrAgs
スレ止まってるな。くだらないこと書くなら今のうち。
・アウスが「猫耳族」と憑依装着してネコミミモード
・エリアが「幻惑の巻物」を装備した「猫耳族」と憑依装着してネコミミモード
・ウィンが「幻惑の巻物」を装(ry
・ヒータが(ry
こんな事しか思い付かない俺って・・・_| ̄|〇
>>845 ( オチャドゾー
旦三 _回⌒
)
899 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/11(日) 07:02:21 ID:IDMNbvvS
リトルキメラで猫耳モードはダメか?
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ 。゚ノリ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ ./´|) Y)'´|) <900ゲットでしょうか?
|_,ノj_|._ノ \______________
└く/_|j┘
し'ノ
901 :
846:2005/12/11(日) 13:57:08 ID:lQc43FbH
>>897 ヤター現実逃避でこんなんデキタヨー
な、な、なっ、なんじゃこりゃー!│
____ ________/
∨
___ __
Σ ヾ>'´ ̄ヾソ
ノ イノノl/!)〉ゞ
. 从jリ''Д从
/´|)∀)'´|) DNAカイゾウシュジュツデ
|_,ノ)___|._ノ ネコカシテミマシタ。
└く__i┘ ┏┓
し'ノ (・∀・ )┗┛
今すぐ消せっ、戻しやがれー! │
____ ________/
∨
(⌒⌒)
| |
___ __
ヾ>'´ ̄ヾソ ,、
ノ イノノl/!)〉ゞ.^
. 从jリ`Д从
/´|)∀)'´|)
|_,ノ)___|._ノ ・・・・・・。
└く__i┘ ┏┓
し'ノ (・ω・`)┗┛
902 :
846:2005/12/11(日) 13:57:30 ID:lQc43FbH
え? ちょ、ちょっと……。 │
____ ______/
∨
___ __
ヾ>'´ ̄ヾソ
ノ イノノl/!)〉ゞ
. 从jリ;゚Д从
/´|)∀)'´|)
|_,ノ)___|._ノ ・・・・・・。
└く__i┘ ┏┓
し'ノ (・ω・`)┗┛
…………………。 │
____ ___/
∨
___ __
ヾ>'´ ̄ヾソ
ノ イノノl/!)〉ゞ
. 从jリ;゚Д从
/´|)∀)'´|)
|_,ノ)___|._ノ ショボーン・・・。
└く__i┘ ┏┓
し'ノ (・ω・`)┗┛
903 :
846:2005/12/11(日) 13:58:01 ID:lQc43FbH
も……もうちょっとだけなら……。 │
で、でも、ほんとにちょっとだけだからなっ!│
____ _____________/
∨
___ __
ヾ>'´ ̄ヾソ
ノ イノノl/!)〉ゞ
. 从jリ''Д从
/´|)∀)'´|)
|_,ノ)___|._ノ ウハ、オkwww
└く__i┘ ┏┓
し'ノ (・∀・ )┗┛
以上w
___ __
/l、 ヾ>'´ ̄ヾソ
(゚、 。 7 ノ イノノl/!)〉ゞ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l、~ ヽ\从jリ゚∀゚从< 共食い共食い
\ ̄/⊂ ⊂_ ) \____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
906 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/11(日) 21:19:23 ID:DiGMQ4V6
907 :
897:2005/12/11(日) 23:48:07 ID:BQ9elHoM
>>901 うはwwww俺のくだらない妄想AAにしてくれてGJ!
最後で萌え死んだww
△△△
(´∀` )<ヘイ!ウィン、俺とドライブ行こうZE!
ρ/ / ) 憑依の方もブイブイ言わせてやるZE!
口⊇○ 丿
/"/| /⌒' 丿┐
///(_)//┐=3 べべべ〜 ブーン
◎ ̄ ̄ ̄ └◎
↑
グスタフ
909 :
想像人:2005/12/12(月) 01:28:00 ID:xai+nUFN
また小説のネタが想像できましたので投下します。
今回はバトル要素も加えてみようと思います。
ヒータ、エリア、アウス、ウィンはとても仲のよい霊使いの四人組。
闇以外の属性を操るドリアードを先生と仰ぎ、日当たりのよい森の中で五人で
集まり、今日もドリアード先生の授業を受ける。
今、先生の授業を受けているのはヒータとエリアの二人だけである。精神的大ダメージで
燃え尽きてしまい入院してしまったアウスをウィンが看病にあたっているためである。
医者の話ではこの手の問題は気持ちの持ちようで時が解決するだろうと言っていたがやはり
心配なので三人は話し合って気持ちが純粋なウィンを残し二人は先生の授業を受けに行くようにした。
「セイ!セイ!!さぁ、構わず撃ってきてください、バッチコ〜イ!!!」
現在、ヒータ、エリアの二人の前に頭に風船を付けたグレファーが立ちふさがっている。
ドリアード先生の考案で最近、物騒なことが増えてきたので危ないことに直面した時のための
護身用として精霊術の練習をすることになった。二人は自分用の杖を勇ましく構えている。
精霊術は火属性の火霊術「紅」。水属性の「葵」。地属性の「鉄」。風属性の「雅」に
一般的にわけられる。それぞれ効果は違うが使用方によっては攻撃にも防御にもなりうるのだ。
「グレファーさんの風船を狙うんやで〜」
先生は笑顔でのんびり見守っている。
「行きます。水霊術「葵」!」
エリアは杖をグレファーに向かって構え水霊術を唱えた。杖の先端で水が渦巻いたかと思うと
次の瞬間、手を握って飛ばしたくらいの水鉄砲がグレファーの風船をとらえた。しかし威力が
弱すぎて風船を割るにはいたらなかった。
「うぅ〜ん!エリアさんグッジョブですよ!」
「エリアちゃん上手やで〜」
「エヘッ」
グレファーと先生からお褒めの言葉をもらったエリアは舌を少しだして照れた。
「さぁ!ヒータさんの番ですよ、バッチコ〜イ!」
ヒータは無言でグレファーに杖を構えた。
「火霊術「紅」!」
杖の先端がパッ光ったのが見えたと巨大な炎の渦がグレファーの風船から下を
飲み込んだ。グレファーは薄ら笑いを浮かべながら黒コゲとなり無傷の風船を
残してその場に倒れた。
「あかんやんヒータちゃん。風船を狙わな」
先生は困った顔でヒータに言った。ヒータは杖の先端をフッと息を吹きかけると
「それより、先生。私と勝負して下さい」
この言葉にエリアは驚き先生はキョトンとした。ヒータは男勝りな所があり喧嘩も
今まで負けたことがなかった。ヒータはドリアード先生の実力を知りたかったのである。
ヒータには名前が通っていてもこの鈍そうな先生はどうにも凄そうに見えないのである。
ドリアードはヒータの心情を悟ったのか、それともただ純粋に受け入れたのか。
「ええよ〜、どうせなら何か賭けよか〜?」
「ふふん、いいですとも」
ヒータはニヤリと笑った
「私が勝ったら先生は私の言うことを一つ聞いてください」
「ええよ〜。じゃぁ私が勝ったらヒータちゃんは先生の言うことを聞くことね」
妙な方向に転んだ授業をエリアはあっけにとられて見ていた。ヒータと先生は頭に風船をつけた。
910 :
想像人:2005/12/12(月) 01:29:04 ID:xai+nUFN
「行きますよ、先生!」
ヒータは大きく杖を回転させてから先生に杖を向け火霊術「紅」を唱えた。巨大な火球が出現し
それを飛ばした。火は先生の隣を駆け抜けていった。ヒータはわざと外して驚かすつもりだったが
「ヒータちゃん。先生はココやで、ココ」
と自分を指さしてあたかもヒータがノーコンであるかのようにそしてイタズラっ娘を見るような
顔で言った。ヒータはこれを挑発として受け取り今度はまっすぐ先生に向かって「紅」を放った。
先生は向かってくる炎をニコニコしながら見ていたがやがて閉じていた目をうっすらと開け手を前に出した。
「水霊術「葵」」
先生は今までの先生とは思えないくらいの高らかな声で唱えた。大人のこぶしくらいの水の球が火球に向かい
飛んでいった。明らかに大きさが違うのにその水は火にぶつかった瞬間それをパッと消してしまいその勢いを
弱めることなくヒータにめがけて飛んでいった。水球はヒータの風船をパァンと打ち抜いた。
エリアは驚愕の表情でそれを見ていた。ヒータはガクッと膝を折ってしまった。
「えへへ〜先生の勝ちー」
先生は無邪気に喜んだ。ヒータは絶句したままだ。
「それじゃぁヒータちゃんに一つ先生の言うことを聞いてもらいま〜す」
先生はヒータに歩み寄った。目はまだかすかに開いておりヒータにはその顔がやたら恐ろしく見えた。
何かキツイおしおきを狭まれるのではないかと思っていると先生はヒータの手をとり手のひらに小銭を載せた。
「近くのお店に行ってクリームパン買ってきてくれる?」
先生の言うことが平凡だったのでヒータは全身の力が抜けた。エリアが駆け寄りヒータのおつかいに
付き添うことにした。店に向かって歩いていく途中、おつかいではなくいいようにパシリに使われている
のではないかという考えも出てきたが信じないことにした。
「先生ってとっても強いのね。見ててビックリしちゃったな」
「うん・・・」
エリアは改めて先生を尊敬した。ヒータはまだ自分の敗北が信じられない感じだった。その内、ヒータは
先生にいろいろ進んで教えてもらおうという考えが生まれていた。やがて小さな売店で品物を買って帰ってみると
「うわ〜捕まってもたー」
目を白丸にして正座してる先生はフリントによって縛られてこまった顔をしていた。
二人は先生が冗談をやっていると思っていたが先生の後ろにプレッシャーを放つ五つの影があった。
「あなた達、何者!」
エリアはまじめな学級委員長のような顔でその五つの影を指差した。やがて腕を組んでいた五つの影が
二人のほうを向き向かって左から名を名乗り始めた。
「わたしは深海の戦士!」
「ワタクシはペンギン・ナイトメア!」
「ワシは機械軍曹!」
「俺はジャッジマン!」
「そしてワタシはサイコショッカー!」
「五人そろって我ら悪のビッグワルダー5!!」
明らかにアドリブなキメポーズをとった五人組。二人はどこから突っ込めばいいか困っていた。
「ビッグワルダー5・・・?」
「悪の秘密結社「ノア」に所属する五人の大幹部のことよ」
ヒータがなんじゃそりゃといった顔でつぶやくと後ろの方で聞きなれた声がした。振り返ると
アウスとウィンが杖を構えて立っている。
「アウスちゃん、もう大丈夫なの?」
「うん、くよくよするのはヤメにした。いつまでもウィンに心配かけさせちゃいけないしね」
「私達、二人がおつかいに行っている時にここに来たの・・そしたらこの人たちが先生を・・」
そろった四人は改めてビッグワルダー5を見た。サイコショッカーはアウスを見て嬉しそうに笑った
911 :
想像人:2005/12/12(月) 01:30:02 ID:xai+nUFN
「ほぉ、我々のことをご存知とは光栄です。いずれ全世界にこの名を広めるでしょう」
「あんた達、先生をどうするつもり!」
ヒータは五人に問い詰めた。先ほど先生にとことん教えを乞う決心をしたばかりであるからして
先生に危害を加える存在が許せなかった。
「我々はここにいる精霊術師ドリアードを使って究極のドラゴン。「F・G・D」を作るのです」
「そしてワタクシ達は闇の頂点争いに勝利し、この世界を支配するのです!!」
ショッカーとナイトメアの返答に四人はまたしてもどこから突っ込んでいいかわからなかった。
「こんな辺境の地では世界の状勢がうまく伝わっていないようだな」
「なんのこと?今、世界で大変なことがおこっているとでも言うの?」
深海の戦士にアウスが問い詰めた。
「知らないなら聞かせよう、この世界は再び闇を迎えようとしている。それはなぜか?
冥界の魔王ハ・デスと闇の支配者ゾークが手を組み強大な悪魔達を率いて再び表に表れたからだ。
それだけではない、パンデモニウムのデーモン軍団、謎の勢力暗黒界、そしてその他の目立たない
闇の組織が一斉に動き出しているのだ。わが社もその一つ。いずれこの世界はいずれかの組織の支配下に
おかれる。だから我々はF・G・Dを生み出して他の勢力を打ち払い、我らが世界の闇の頂点に立つのだ!」
さぁこれでわかったろうといわんばかりの深海の戦士。だが四人はキョトンである。
「ねぇ、アウス。悪魔っているの?」
「さぁ・・・そんな生物がいるなんて話、聞いたことないけど・・」
「私、おとぎ話で聞いたことあるよ、むかーしむかしハ・デスって悪い悪魔がいたって」
「私・・悪いことしたら悪魔がさらいにくるって聞いたことある・・」
「つくづく平和ボケした連中だな」
悪魔の存在自体を疑う霊使い四人組に深海の戦士は呆れた。
「それで、あんた達の言うF・G・Dっていうのはなんなの?」
「この世界で強力な力と高い知能を持つドラゴン族。我々は現存する全てのドラゴン族や悪魔族どもを
凌駕する最強のドラゴンを開発するプランを立ち上げた。それがF(ファイブ)G(ゴッド)D(ドラゴン)。
F・G・Dは六代属性の中でも上位に属する闇属性に加え、火、水、地、風の四つの属性の力をあわせ持つ
究極のドラゴン。それを完成させるのは素体となる闇属性のドラゴンに、火、水、地、風の属性を持つモンスターを
それぞれ融合素材として加える必要がある。つまりは四体の素材が必要なわけだがここにいる精霊術師ドリアードは
闇以外の属性を全て持ち合わせている。つまり手間がはぶけるのだ。」
サイコショッカーは滑らかな口調で説明してのけた。
「じゃぁ、あなた達はそのF・G・Dの材料として先生をさらうつもりなの?」
「その通り、ワシらのプランもめでたく完成じゃ」
「それじゃぁ先生はどうなっちゃうの!」
「F・G・Dと一つになるんだな」
「それって・・死んじゃうの?」
「その解釈は誤りですよ。彼女はF・D・Gと一つになって生き続けるのです。
アウス、エリア、ウィンの問いに悪びれる様子なく答える機械軍曹、ジャッジマン、ナイトメア。
ヒータは心の中で激しい怒りの炎を燃やしていた。
「ふざけんじゃないわよ!どこのだれかもわららない連中に先生を破壊の道具として連れていく権利なんてないわよ!」
ヒータは杖を振りかざし火霊術「紅」を唱えた。・・・だが炎は出なかった。
「な・・どうして!」
「残念でしたね、ワタシの力は一部の魔法や罠の効力を無効する力があるのです」
サイコショッカーは人差し指を左右に動かして言った。
「サイコショッカー、ちょっといいですか?」
「なんです、ナイトメア?」
「ワタクシはあの娘が気に入りました。つれて返りたいのですが?」
ナイトメアはエリアを指した。
「あの娘のピチピチの体がどうしてもほしいのです!」
ナイトメアのセリフにエリアは青くなった。
「実を言うとショッカー殿、ワシも・・」
「なんですか、機械軍曹」
「ワシもあの娘っ子を持ち帰って剥製にしたいのじゃが・・」
機械軍曹はヒータを指差して言った。ヒータは思わず血の気が引いた。
「いいでしょう、しかし時間はあまりかけぬようにして下さい。」
サイコショッカーが二人に許可を与えると機械軍曹はヒータに、ナイトメアはエリアに
じりじりと近づいていった。二人は思わず後ずさりした。
912 :
想像人:2005/12/12(月) 01:30:59 ID:xai+nUFN
「ヒータちゃん、エリアちゃん・・」
先生が二人に向かって叫んだ。それに反して二人は挑むような目つきで睨んでいる。
「大丈夫です先生、私たちが助けます!」
「このエッチなペンギンくんにお仕置きしてあげます!」
「私たちもいます、先生、待ってて下さい!」
「い・・いきます!」
四人は団結してビッグワルダー5と対峙した。先生は四人を見守ることにした。
「まず私とウィンであの人たちを足止めするからその隙に、いくよウィン!」
「うん!」
アウス、ウィンが機械軍曹とナイトメアに向かって駆け出した。
「軍曹、ナイトメア。横にずれて下さい」
機械軍曹とナイトメアは後ろからの支持に従い左右にわかれた。アウスとウィンの正面に
サイコショッカーが立つ形となった。ショッカーは手にエネルギーを集中させ始めた。
「サイバーエナジーショック!」
一声とともにショッカーは巨大なエネルギー球を向かってくる二人に放った。ウィンはとっさに
サイクロンの魔法を唱え、強風で周りを囲い防御しようとした。ある程度の威力を減退させることは
できたが二人はエネルギー球をもろに受けてしまった。二人は強い衝撃で吹き飛ばされヒータ、エリアの
目の前に落ちた。ヒータ、エリアは急いで駆け寄った。アウス、ウィンはかなりのダメージを受け気絶していた。
「かたじけないショッカー殿」
「おかげでやりやすくなりました」
「いやいや、後はお任せしますよ」
ヒータ、エリアは大の親友を傷つけられたことで大いに怒った。先に動いたのはヒータだった。
「スクラップにしてあげる!」
ヒータは機械軍曹に杖を向け「紅」が使えないのでファイヤーボールの魔法を唱えた。炎の火球を
3〜4発をぶつけたが気にせず向かってくる。ボディにはコゲ一つついていない。
「残念じゃったな。ワシの体は対魔法用のフルメタル使用でな、魔法攻撃でワシを倒すことはできん」
「く・・なら叩いて壊して!」
ヒータは杖を構えて機械軍曹に突進した。機械軍曹は腕の機関銃をヒータに向けて発射した。
一発の弾がヒータの胸を貫き、ヒータは後方に押し戻されてしまった。
「安心せい、麻酔弾じゃ。大事な剥製に傷がついてはたまらんからのぅ」
仰向けに倒れたヒータの前に立って勝利を確信した顔で機械軍曹はニヤリと笑った。
「ぅ・・あんた人を剥製にするの・・?」
「ほほ、さよう、機械王殿に仕えていたときからの趣味でな、すでに30以上のコレクションがあるわい」
ヒータは自分の無力さに涙がにじんだ。このまま私はこのポンコツのコレクションの一つにされてしまうのか・・
913 :
想像人:2005/12/12(月) 01:32:09 ID:xai+nUFN
「ヒータちゃん!」
エリアが大声で呼んだが返事はなく機械軍曹によって囚われていた。
「よそ見は禁物ですよ、エリアさん16歳(?)。あなたのピチピチの体、頂きます!」
ナイトメアはエリアに対し、ボルトペンギンを差し向けた。左右の触手は電気を帯びている
「水霊術「葵」!!」
エリアはボルトペンギンに向かって唱えたがそれはサイコショッカーの力で封じられていることを忘れていた。
その隙をついてボルトペンギンは左右の触手をエリアの体に巻きつけて捕縛した。
「きゃぁ、やめて!」
「今です、電気ショーーックです!」
エリアの悲鳴に興奮したナイトメアがボルトペンギンに命じた
「ギュギューー!」
ボルトペンギンはナイトメアの命令に答えるとエリアの体に電気を流した。
「ぅぁ、うああぁぁぁぁ!!・・・あぁ」
エリアは電気ショックにより気絶した。その光景を意識がもうろうとしているヒータや
気絶から目覚めかけているアウスとウィンが見ていたが体の自由が利かない自分を呪った。
ナイトメアはエリアによちよち歩きで歩み寄り。エリアの体をじろじろと眺めた。
「う〜ん、いいですねぇ。この体。あ、ちょっと待って下さいみなさん、ちょっと味見を・・」
ナイトメアはショッカーやほかのメンバーを止めておくと気絶しているエリアに口付けをしようと
くちばしを気持ち悪い形にしてエリアの顔に迫った。ほかの三人は顔を背けた。
914 :
想像人:2005/12/12(月) 01:32:32 ID:xai+nUFN
ブチュゥ
鈍い唇と唇の接触音。ナイトメアは夢心地で目を開けた。くちづけの相手はジャッジマンであった。
ジャッジマンは赤くなっていたがナイトメアは瞬時に全身が青ざめ絶叫し転げ周りバタバタと悶絶し
大量の汚物を嘔吐した。これにはショッカーや機械軍曹、深海の戦士、そしてヒータ、アウス、ウィンも
驚いた。ショッカーはふと隣を見た。さっきまでジャッジマンが立っていた位置にエリアがいる。
「まさか・・ドリアード!」
「えへへ〜魔法「強制転移」でエリアちゃんとあの人の位置を入れ替えました〜」
先生はニッコリショッカーにのんびり話した。ヒータ、アウス、ウィンはほっとした。
「不覚・・口も塞いでおくべきだった」
ショッカーは先生の口に×印のテープを貼り付けた。先生はまた困った顔をした。すると先生に
やせ細ったナイトメアが歩み寄ってきてワナワナと震えながら
「ムキィィィ!よくもワタクシをこんな目に遭わせましたね!!」
ナイトメアは先生に思いっきり平手打ちをした。相当痛かったのか目に涙がにじんだ
「ううぅ・・」
先生の泣き声に煽られたかのようにナイトメアの頭に四つの杖がめり込んでいた。
「この変態ペンギン!!」
「よくも先生を泣かしたわね!!」
「先生を泣かせる奴は!!」
「お仕置きです!!」
ヒータは機械軍曹から抜け出し、エリアは目を覚まし、アウスとウィンもお目覚めして
先生を泣かせたナイトメアを杖でリンチし始めた。ヒータは足も使っている。
「痛い!やめて!!許してーー!!!」
ナイトメアの弁解もむなしく数分後にはナイトメアの顔はペンギンのそれでは
なくなっていた。四人は勇ましく並び立って
「闇の頂点だかなんだか知らないけど・・」
「先生をいじめる人は・・」
「人だろうと悪魔だろうと・・」
「許しません!」
ヒータ、エリア、アウス、ウィンの迫力にナイトメア以外の四人は圧倒された。
アウスは三人のほうを向いた。
「いい、真正面からあの人たちに挑んでも勝てない、だから・・」
四人は円陣を組んで作戦会議を始めた。
「こんな子供に何をてこずっているのだ、ここはわたしが」
深海の戦士が矛を構えて四人に詰め寄ろうとしたのをジャッジマンが止めた振り返って深海の戦士の
顔面を持っていた棍棒で思いっきり強打した。
「ぁぶほあ、何をするジャッジマン!」
「ち、違う・・体が勝手に・・」
ジャッジマンの言うとおりこれは彼の意思によるものではなくアウスの地属性モンスターを操る霊術、
地霊コントロールによるものだった。
「ここからが本番よ!」
四人は同時に叫んだ
時間の都合でここまでにします。
そろそろ新スレの時期ですね、想像人さんに続いて私も完成したので寝る前に
投下をします。お泊り編です。どうぞ。
エスパニアに到着すると一向はまず食材を求めて近所のスーパーへと行った。閉店間
際のスーパーの割には求めていた食材は結構あり、満足した表情で買って行った。次
にコンビニへと向かいお菓子とラーゼの使い捨てパジャマを買い、全ての準備が終わ
るとウィンとヒータの誘導で一向は二人の家に到着をした。二人の家は白く若干、古
びた大きな洋館であった。エリアに手を引かれラーゼは中に入った。中はラーゼが住
んでいる寮とは違い家庭の温かみと言う物が伝わって来る物であった。
「あんまり、キョロキョロと見るなよ…」
思わず見渡したラーゼはヒータに軽く後頭部を小突いだ。ヒータは顔を赤らめながら
ラーゼを奥へと連れ込んで行き、広いリビングに着くとラーゼはヒータの手で強引に
座らせると、食材を持ってキッチンへと向かった。
「そこで大人しくしていて作るから…」
エプロンを付け始め、ヒータは慣れた手付きで食材を調理し始めた。ウィンとエリア
も準備が済むとキッチンに向かって同じ様に料理をし始めた。
「俺も手伝った方が…」
「ダメよ、逆に皆の邪魔になるから」
ラーゼは立ち上がりキッチンの元に向かおうとしたがアウスの手によって再び座らさ
れた。アウスはニコニコとした顔でラーゼをテレビの前に手招きをした。ラーゼがア
ウスの隣に来るとアウスは慣れた手付きでゲーム機をセットし始めた。
「出来るまで、これ、やろう」
そう言いアウスが用意したゲームソフトは定番のパズルゲームであった。やった事は
無いが基本的なルールは知っている為、楽しむ事は出来るだろうと思い、ラーゼはゲ
ームを受諾した。
「分かったよ、やろうアウスちゃん」
「私が勝ったらラーゼ君の事、本格的に研究させてね〜」
アウスは軽い調子で話したが、ラーゼは軽く背筋に冷たい物を感じながらもゲームを
スタートさせた。結果は一時間やって全てアウスの圧勝であり、ラーゼは自分の不甲
斐無さに項垂れた。
「じゃあ、約束通り、明日、王立魔法図書館ね〜」
「分かったよ、約束は守るよ、でもゴメンね俺に付き合わせて…」
「そんな…」
「いや、これで正解だぞ、お前、アウスの料理を食べたかったら、先に遺書を書いて
おくのだな」
「ビーバー!」
ラーゼはアウスの意外な一面を知り驚いた。アウスは知られたくなかった秘密をビー
バーにばらされ怒り、ビーバーに対して強いレベルのゲンコツを放った。鈍い音が響
くと同時にビーバー痛みに蹲り、アウスは若干、沈んだ表情で俯いた。
「でもビーバーの言う通りなの、トークンや遺跡の事なら幾等でも分かるけど、料理
となると…本当に落ち込むわ、ヒータでも出来るのに…」
「アウスも毎日、自炊すれば良いだけだろ、そうすれば自然と食べられる物は出来る」
ヒータはテーブルに皿や茶碗を並べながら、アウスに対して冷静に言い放った。
「だって、時間は研究、勉強、発明に回したいし…」
「まずメンタル面で変化をしろよ、俺の様な小動物にまで掃除させるなんてどれだけ
物臭なんだよ!」
「う、煩いな…それでも最近では掃除の回数、増やしたもん…」
ビーバーの毒にも力無く対応をし、アウスは項垂れ完全に落ち込んだ。その様子を見
たラーゼは笑顔を作って慰め始めた。
「大丈夫だよ、アウスちゃん、その回数を自分のペースで増やして行けばいいだけだよ」
「でも料理は…」
「ヒータちゃんの言う通り、やり続ければ上手くなるよ」
「ありがと、慰めでも嬉しい…」
ラーゼの言葉にアウスは気持ちを切り替える事が出来たのか顔を上げ何時もの表情に戻り
ゲームを片付けると、ヒータの元に行き並ぶのを手伝った。ラーゼもそれに続き料理を楽
しみに待った。
「じゃあ、いただきます〜」
中央に様々な具が入った鍋を全員で突つくと全員、美味しさに舌鼓を打った。
「如何? ラーゼ君、美味しい?」
「美味しいよ、ウィンちゃん」
隣にいたウィンは心配そうに尋ねたがラーゼは笑顔で返答をしウィンを安心させた。
それを見たウィンもつられて笑顔になりウィン自身も箸が進んだ。
「美味しくて当然だろ、私達が丹精込めて作り上げた物なのだから」
「それ、私に対する嫌味?」
ヒータは誇らしげに答えたが、唯一、料理に参加していないアウスは目が座った状態
でヒータを睨み付けた。その視線を見てヒータは若干、申し訳無い気持ちになり、エ
リアはその様子をニコニコと笑いながら見ていた。ラーゼも同じ様に笑いながら食事
を楽しんでいたが、頬にウィンの手が当たり何事かと思い振り向くと、ウィンは米粒
を持っていた。
「ご飯粒、ほっぺに付いていたよ」
そう言うとウィンは持っていた米粒を自分で食べ始めた。その様子を見てエリアはニ
ヤニヤと笑い、ヒータは顔を赤らめ俯き、アウスはエリアと同じ様な表情を浮かべた
がアウスの場合、それに言葉が加わった。
「だらしないな〜、それともラーゼ君狙ってやった?」
「そんな訳無いだろ…」
「あ! もしかしたらウィンの方? だとしたら少しアプローチが大胆過ぎるのでは無い?」
「別にそんなつもりでやったのではないもん…」
二人共、顔を赤らめてその場で俯き黙々と食べ始めた。だが、それでもアウスの攻撃は止まら
ず二人は顔を限界まで赤らめながら食事を終えた。
食事を終えると、作るのはやって貰ったと言う事なので後片付けはアウスとラーゼの
手で行われた。全ての食器を洗い終え二人がリビングに戻ると、ウィンは風呂の準備
ヒータは明日の登校準備、エリアは携帯で誰かに電話をしていた。その中で話し終え
たエリアが二人の元に寄り、この後の予定を話し始めた。
「お風呂の入る順番だけど、ウィンとヒータが入って、次にラーゼ君、最後に私とア
ウスになったから、もう終わってウィンとヒータ入り始めているから、時間あるし
その間、これでも如何?」
そう言い、エリアが手に持っていたのは良い具合に冷えた缶カクテルであった。ラー
ゼはアウスの方を見たが乗り気の表情を浮かべており、場の空気を呼んでラーゼは酒
盛りを受け入れた。
テーブルに3人で座り初めはゆっくりとしたペースで酒の味を楽しんでいたが、酒が
入っていくに連れてエリアとアウスのペースはドンドン進んで行った。次第に会話が
成立しなくなり、表情に締りが無くなっていき、顔色が赤くなっていく二人を見て唯
一、嗜む程度であったラーゼは二人を心配した。
「ちょっと大丈夫? 飲まれていない? 二人共?」
「大丈夫よ…そんな…」
「これ位なら…何とも無いわよ…それよりつまみが切れたよ…」
言葉では大丈夫と言ってはいるが明らかにエリアとアウスは酔っ払っていた。二人を
心配していたが、その中でパジャマ姿のウィンとヒータに風呂が空いた事を告げられ
ラーゼはこの場を二人に任せる事にした。
「大丈夫なの、こんな…」
「気にする事は無いよ、家に泊まるとこの二人は今の様な感じになる事が多いから」
「二人共、飲み慣れている方だから心配しないで」
二人の言葉に安心をしラーゼは立ち上がり使い捨てパジャマを持ち歩き始めた。
「ラーゼ君、お風呂、入るの? 私も一緒に入る…」
そう言い、エリアは目の前でシャツを捲り上げようとしたがウィンとヒータが慌てて
それを阻止してラーゼは逃げる様に風呂場へと向かった。
エリアの攻撃に疲れながらもラーゼは湯船につかり心身共にリラックスした状態でい
た。この家の風呂は広々とした作りであり、人2人位なら難無くは入れられる大きさ
の為、寮のシャワーよりも良い気分でラーゼはいた。不図、ドアに目をやると曇りガ
ラス越しに人影が写りラーゼは慌てふためいた。
「ラーゼ君、入るね〜」
「ダメだよ、そんなエリアちゃん、酔いを覚まして!」
ラーゼは慌ててタオルを探し腰に巻いて引き取ってもらおうとしたが、既に遅くドア
は開かれた。ドアから見た姿を見てラーゼは一つ大きな溜息を吐いた。
「何をやっているのですかバブルマンさん…」
「俺、ものまね上手いだろ」
バブルマンはニヤニヤと笑いながらラーゼに断りも無く風呂へと入っていきシャワー
で体を流し始めた。ラーゼは先程よりもずっと疲れた状態で湯船に戻った。死んだ魚
の様な目になっているラーゼの元にバブルマンは入り、男二人で話し始めた。
「でも本当に何をしに来たのですか? まさか風呂入りに来ただけではないですよね?」
「いやね、俺の家、車で飛ばせばすぐ着く所にあってね、さっきエリアに呼ばれてね
酒とつまみの補充に参上した訳」
ラーゼは先程、エリアが何処かに電話をしていたのを思い出した。その相手がバブルマ
ンだと言うなら納得が行く、質問に応えるとバブルマンは急に真面目な表情に変わり今
日の出来事に付いて話し始めた。
「皆から聞いた。エリアを守ってくれて感謝をしている」
「俺は何もしていませんよ…」
「クレイマンも言っていたが、今回の結果はこのメンバーだから生まれた物さ、そう考
えれば君がいてくれて本当に良かったと俺は思っている」
しみじみと語るバブルマンにラーゼの表情も自然と真面目な物に変わった。二人で向か
い合いお互い自分の存在を認め合った。
「しかし、済まないね、本当は4人の内の誰かと入りたかっただろうけど、こんなオッサンで…」
「いや、そんな事は…」
「良いって無理しないで、じゃあ、せめて…」
バブルマンは気合を入れると体が発光し、光が収まった頃にはバブルマンの姿は『E・HERO
バブルマン・ネオ』に進化をしていた。
「何をやりたいのですか一体…」
「いや、これ若い頃の俺なのだけどね、気合を入れれば5分までなら保てられる、どうせなら若
い方が良いかなと思って…」
その後もラーゼはバブルマンの妙なテンションに付き合わされ、空気が微妙な状態で二人は風呂
を終わらせた。
風呂から上がり簡易パジャマに着替えると一足早く先に出たバブルマンは4人の様子を確認する
と後はラーゼに任せ、自分は車で家へと帰った。ウィンとヒータも交えて5人で酒盛りが始まろ
うかとも思ったが、アウスの一言で場は変わった。
「じゃあ、空いたから私達、お風呂入るね…」
「覗いちゃ、ダメだぞ」
やや覚束無い足取りで二人は風呂場へと向かった。残ったラーゼ達は二人と酒盛りを
始めた。ヒータの方はペースが速く空き缶の数が増えていったが、ウィンはエプロン
を付け自分でつまみを作りながら少しずつ飲んでいた為、酔いの回りも遅くラーゼと
同じ様に嗜む状態でほろ酔い気分になっていた。3人は気持ちの良い状態で話合い
笑い合っていた、そこへパジャマに着替え戻って来たエリアとアウスが現れた。
「戻って来たよ〜ヒータ〜キンキンに冷えたカシスグレープ頂戴〜」
「エヘヘ、私にはカルピスサワー、後ウィンそれに合うおつまみ作って〜」
風呂に入って時間を置いて更に酔いが回ったのか2人の表情は緩みが増して、終始
笑顔の状態になっていた。ヒータも酔っているのか、2人に手を出してちょっかい
を出し、その手に2人は猫の様な反応を示した。誰が如何見ても泥酔状態なのは一
目瞭然である。
「ちょっと、もう止めさせた方が良いのでは無いの?」
ラーゼは止めに掛かったが2人はそれを聞くと睨み付けラーゼに食って掛かった。
「何よ! まだ平気よ…これからが良い所なのに…」
「そうよ! 大体ラーゼ君何でも1人で背負い込み過ぎなのよ! あの時だってね…」
アウスとエリアは飲みながらラーゼに対して説教を始めた。ラーゼは黙りこくって聞き
ヒータはその様子をニヤニヤしながら見ていた。
「でもね、私ね…」
「ああ、アウスも! 私もね…」
「そんなラーゼ君が大好きなの!」
ほぼ同時に言って2人はラーゼに抱き付いた。そのまま後ろに倒れ込み2人は両脇か
らラーゼに対して頬擦りを始めた。この行為にラーゼは完全に慌てふためき2人を引
き剥がすと酒を持ってきたヒータ、つまみを持ってきたウィンに対して酒盛りを終わ
らせようと話し出した。
「もう、本当に二人限界みたいだから、それだけ飲ましたら、終わらせ様、ね!」
「まぁ、それもそうだな…そろそろ頃合だ」
「そうだね、私達も後、一杯で終わらせ様ヒータちゃん」
若干ぐずりながらもアウスとエリアは酒盛りの終焉に納得をした。二人は水分補給を兼
ねた酒を夫々、飲み干すと、ウィンが用意した寝床に向かう為、千鳥足で2階に上がり
始めた。ヒータの誘導でラーゼも上に行き始めた。
ウィンが用意したのは2階にあるオーディオルームに乱雑な状態でふとんが敷かれて
いるだけの物であった。
「これは…」
予想外の光景にラーゼは困惑をしたがヒータがすぐに説明へと入った。
「まぁ少しだらしなく見えるかもしれないけど、これで良い」
「そう私達、お泊まりする時は何時もここでオキニの映画見ながら寝るの…」
「ラーゼ君…お菓子食べ様…」
完全にヘベレケ状態のアウスとエリアはだらしない表情でラーゼに抱き付き持ってい
たポップコーンやクッキーをラーゼの口元に持って行った。ラーゼはヒータに目線で
助けを求め、ヒータもそれに従い優しくアウスとエリアを引き剥がした。
「良いの本当に…」
「皆まで言うな、私とウィンはこの通りだからちゃんと目が光っているからな」
ヒータは何時もよりも優しい口調で宣言すると、プレイヤーにDVDをセットし、全
員がお気に入りのアクション映画を見始めた。
4人の見ている映画はラーゼにとって未見の物であり、その世界観に嵌りラーゼは映画
の世界に魅入っていた。
「ねぇ!」
急な大声にラーゼは驚き声の方向に振り向くとそこにはエリアが相変わらずの笑顔で
いて、ラーゼが自分を見ると立ち上がりモデル気取りで一回転した。
「如何? このパジャマ可愛い?」
エリアの言葉に反応をしたのか、アウスも映画を見ていたヒータとウィンを置き上が
らせ、エリアの隣に並ばせた。全員が揃った所でラーゼはエリアの言葉につられてじ
っくりと見始めた。エリアは薄い青を基調とした水玉模様、アウスはこげ茶色一色の
シンプルな物、ヒータは薄いピンクに所々、炎の様なマークが入った物であり、ウィ
ンは透明感が伝わるグリーンと濃い緑の点々がある物であった。
「何だよ、あんまりジロジロと見るなよ!」
恥ずかしくなったのかヒータはその場に転がっていた枕をラーゼにぶつけた。余り痛
くない攻撃がラーゼを直撃した後、ラーゼは感想を話した。
「皆、良く似合っているよ」
「本当! 嬉しい!」
ラーゼの言葉を聞いた瞬間にエリアとアウスはラーゼに抱き付いて行った。そのまま後
ろに倒れ込み、先程と同じ様に左右から頬擦りを始めた。
「ほら、映画見るよ!」
ヒータは顔を赤らめながらエリアとアウスを多少、強めの力で引き剥がした。ヒータの行
動に対して2人は幼子の様に駄々を捏ねた。
その後もエリアとアウスは事ある事にラーゼにじゃれ付きラーゼとヒータを困らせた
が映画が終わると2人とも静かに寝息を立て始め、それを確認したウィンはプレイヤ
ーの電源を落とし、部屋の電気を消すと自分もそのまま横になり眠りに付いた。ラー
ゼも本格的に眠ろうと目を閉じようとした時、ヒータがラーゼの隣に寝転びラーゼと
向かい合う形で話し始めた。
「何?」
「お前、悔しかっただろ、今回の件」
ヒータの遠慮をしない質問にラーゼは若干、戸惑いながらも素直に首を縦に振った。
「私だって、そうだよ、仕方が無いで済ませられる程、私は物分りが良い方では無い」
ヒータは悲しげな表情になりながらラーゼに対して話し出した。
「出来無かった言い訳なら出来るさ、幾等でもね、でも、そんな事、私はしたくない
所詮、自分の身を守る為だけでしか無いよ、そんなの…」
「ヒータちゃん…」
「だから、お前、今日よりももっと強くなれ、折角、力があるのだから…」
「勿論、そのつもりだよ」
「私も強くなるから、こんな事が起き無い様に身も心も…」
ヒータの決意にラーゼは静かに首を縦に振った。お互いの気持ちを確認し合うとヒー
タはラーゼの手を強く握り始めた。
「でも、今日はお互い、傷付いているだろうから、眠るまでこうして手を握っていて
良いか?」
「良いよ…」
ラーゼの返答を聞くとヒータは安心した様な笑顔を見せ、静かに目を閉じ、寝息を立
てた。ラーゼは繋がれた手を見ながら穏やかな気持ちで眠りに落ちた。
朝、逸早くエリアが目を覚ますと手を握って眠っていたラーゼとヒータが真っ先に目
が行き速攻で他の2人を起こし、若干、遅く目覚めたラーゼ達をからかって遊んだ。
朝、ドタバタした調子で向かえ、ラーゼとヒータは若干疲れた様子であったが、エリ
アとアウスは昨日、あれだけ飲んだにも関わらず元気一杯であった。外は太陽が照っ
ており、見事な快晴状態であった。
「さぁ、今日も元気に学校行こう!」
「ウン!」
エリアの号令に一同は笑顔で頷いて5人仲良く、家を出て学校へ向かった。全員、並
んで登校をした為、ラーゼは号泣状態のグレファーに襲われたがボルケーノの一撃で
その騒動は収まった。
今日はここまでです。次でこのシリーズのラスボス戦への第一歩を踏み出したい
と思います。
「我が祈りを天に込め・・・、降臨せよ、ネフティスの鳳凰神!」
「ヒュリュリヤァァァァァ!シュシャァァァッ!」
「おおー!!」(パチパチパチ)
胸を張り、自慢げにヒータが鼻を鳴らす。
「ふふんっ!どーよこの成果!数ヶ月間頑張った甲斐があったってモンだよ!」
「あの・・・、ヒータ?」
ヒータが意気揚々とする中、アウスが申し訳無さそうに声を掛ける。
「ん?あ、そうか、流石に冷静沈着なアウスだって、コレには驚いたよなっ」
「うん、確かに驚いたよ、凄かったヒータ。ただね・・・」
バツの悪そうな顔をするアウスに、ヒータは首を傾げる。
他の2人、ウィンとエリアは、アウス以上に驚いたのか、黙ったまま俯いている。
「召喚の時のオソナエ物・・・炎属性だからフレイムルーラー・ストーンだね。ちゃんと用意した?」
オソナエ物、これは高レベルモンスターの召喚の際、生贄とする存在が無い場合、代用する事が出来る物質である。
ただ、[生贄]とはあまりに存在が違いすぎる為、召喚されたモンスターは、召喚主の元に短時間しか留まる事が出来ない。
「あ・・・アハハ、忘れてました・・・」
「やっぱり・・・」
更にバツの悪そうな顔をしながら、頭をボサボサと掻くアウス。
「デ、デモ、こうしてちゃんとネフティスの鳳凰神、召喚出来たんだし、問題無いじゃん?」
「召喚自体は、ね」
そう言ったアウスは、何故か顔を赤らめて、少し俯いた。次に発するべき言葉に詰まって、言い出せない様子が伺エル。
ウィンとエリアは、相変わらず俯いたままである。
「ど、どうしたのさ皆?私、何か変なトコロある?」
流石に皆の様子が気になって問い掛けるが、
3人はお互いの顔を見合わせるだけで、それ以上の行動は無く、また俯いてしまった。
・・・・・しばらくの沈黙。5分位経っただろうか。
この、突然の不可解な状況に耐エキレナクなったヒータが、再度3人に真意を問いただそうと、口を開こうとした。
が、最初に行動を起こしたのはウィン、エリアの2人だった。
「ヒータ・・・」
と呼び掛ける2人の言葉が重なり、真っ赤に顔を染めながら、ヒータ自身を指差す。
「ん、私?」
2人の指差す方向に促され、自分の身体に視線を送る。
「・・・・・、あーっ!私の服ぅ!?」
そして、初めて服がキレイさっぱり無い事・・・自分が全裸である事に気付く。
「な、なんでー!?」
「ホラ、今回召喚のオソナエ物忘れたでしょう?
だから・・・召喚の際のオソナエ物代わりに、持って行かれちゃったんじゃ無いかな・・・」
エリアがより一層顔を赤くしながら、今回の事件(?)の推察を説明する。
「そ、そんなぁ・・・」
パニックになる一同を横目に、ネフティスの鳳凰神が口を開く。
「・・・時間だ」
そう言い残し、ネフティスは大きく羽ばたき、大空に飛翔した。
「ああー!?私の服返せーっ!」
ヒータは大声で叫びながらネフティスを追い駆けたが、凄まじい飛行スピードの為、呼び掛ける声は追い付く事が無かった。
そして、ネフティスの姿が夕焼け空の太陽と重なった時、激しい光を放って、その場から居なくなった。
ガックリと肩を落とすヒータ。
服はモトより、こんな大失敗を、親友達の目の前で豪快に大公開した事が、
プライドの高い彼女にとって、何よりショックだった。
「まあ、今回は良い勉強になったと思って・・・ね。上着貸してあげるから、帰ろう?」
ヒータは小さく頷くと、ウィンから上着を受け取り、俯いたままトボトボと歩き出した。
ヒータの普段の勇猛果敢な姿とのギャップに、アウス、ウィン、エリアの3人は顔を見合わせて、クスッを微笑んだ。
・・・それからしばらくは、ヒータは3人に逆らう事が出来なかったそうな。
ム、私が書いている間にSS神様方が投下されていらっしゃいましたか・・・
ネタ的短さ(ミサワソスver)で済ますつもりだったのに、
書いているうちに長くなってしまったからなァ・・・この短文で4時間かorz
寝ますくぁwせdrftgyふじk
うはwww連続SSキタコレww
皆まとめてGJ!
全員乙&GJ!!
モノマネ上手なバブルマソワロスw
929 :
想像人:2005/12/12(月) 18:24:30 ID:xai+nUFN
>>914の続きを書き、完結させたいと思います。
今ここにまったく新しい悪の集団とそれに対峙する四人の霊使いがいた。
深海の戦士はジャッジマンの弁解を聞き入れず殴り返してしまいケンカを始めていた。
「むぅ、コントロール術とは小癪!」
ビッグワルダー5の中で最高の攻撃力と知能を持つサイコショッカーはジャッジマンの
異変がアウスによるものだということを悟り、彼女に目掛けてサイバーエナジーショックを放とうとした。
「させないよ!」
ふいにショッカーの後ろからヒータがしがみつき力を振り絞りショッカーをうつ伏せに押し倒した。
アウスの指示でショッカーの動きを止めてほしいと言われ、密かに背後に回っていたのである。
霊使いの中でショッカーと同じく最高の頭脳を持つアウスはショッカーの力の発動条件と範囲を
分析していた。ショッカーの一部の魔法と罠を無力にする能力は彼の目のスコープによるもので
彼が起き上がっている間は半径100mまで効果が及ぶ。うつ伏せの状態は現実で言えば裏側守備表示。
つまり今はショッカーの能力は発動していない。ヒータは起き上がろうとするショッカーを押さえつけた。
「むむ、娘っ子、いつのまにワシから抜け出したか」
機械軍曹がヒータに向かい機関銃を放とうとしたがヘタをすればショッカーに命中する恐れがあり躊躇した。
「水霊術「葵」!」
機械軍曹は頭から水をかぶった。機械軍曹はエリアの方を向きニヤリと笑って
「寒い時期とはいえそんな水ではワシのホットなボディーを凍りつかせることはできんぞ!」
機械軍曹は機関銃をエリアに向けた。発射しようとしたが体に謎の触手が絡み付いてそちらに気がそれた。
「今よペンギンちゃん!電気ショーーックよ!!」
「ギュギュギューー!」
エリアは自分を気絶させたボルトペンギンを逆に水霊コントロールで利用した。そして
機械軍曹の濡れたボディーに電気を流したのだった。
「尾fぢhgどfhごいfhぎづfhごぢ」
機械軍曹は理解不能な言葉を発し2mを超える巨体は片膝を折って動かなくなった。
フルメタルというのはやたら電気を通すらしい。深海の戦士はジャッジマンをはっ倒し、息を荒げながら
霊使い達を見た。
「ショッカー殿、何をしてるんです!わたしが蹴散らしてくれん!」
深海の戦士は矛を構えヒータに向かっていった。
「地霊術「鉄」!」
アウスの一声とともに深海の戦士が最後に踏んだ地面が途端に突き出て深海の戦士を
跳ね飛ばした。深海の戦士は元の場所にうつ伏せで倒れた。
「風霊術「雅」!」
次にウィンがけなげな声で唱えた。強い風が巻き起こったが深海の戦士に影響はない
深海の戦士がハテナと思っていると急にジャッジマンがのしかかってきた。強風で倒れた
ジャッジマンを落下させたわけである。
「ぐぇ!ど、どけ!!」
叫んでも自分がはっ倒したのだから返答が帰ってくるはずがない。それどころかさらにその上に
最高重量を持つ機械軍曹まで落下してきたので深海の戦士はのびてしまった。ショッカーがヒータを突き飛ばした。
そしてほかのやられたメンバーを見てこう言った。
930 :
想像人:2005/12/12(月) 18:26:50 ID:xai+nUFN
「ふふふ、ワタシはあなた達をみくびっていたようです。素晴らしい潜在能力だ。これならドリアード
一人よりもあなた達四人を足した合計のほうが大きいかも知れませんね。決めました。あなた達を連れてゆきます!」
ショッカーは不気味に笑い両手のコブシを握り締め力を溜め始めた。
「オオオオオオォォォォォ!」
バチバチと音をたて集まっていくサイコパワー。ショッカーの本領発揮である。
現実でもスタンダードなどのデッキで幅広く利用されるショッカー。その底力はほかのメンバーやドリアード先生、
そして霊使いの四人を凌駕していた。
「サイキックウェーブ!」
ショッカーの両手から波のようなエネルギーの波動が発せられ霊使い達を襲った。強力な念波で
四人は頭が割れそうになった。ドリアード先生はその光景を真剣な顔で見守っていた。
「くぅ・・私専用ハンマーシュート!」
「サイクロン!」
アウスとウィンの魔法がショッカーを襲うが頭痛で狙いが定まらずショッカーの左右を抜けていった。
「二度は絶えられないでしょう、サイバーエナジーショック!!」
ショッカーが再びアウス、ウィンに自分の主力技を放つ。よけられない、アウスはウィンを抱きかかえた。
バァンと物凄い音がしたがそれは自分たちの物ではない。目の前にヒータとエリアがいる。かばったのだ。
「ヒータ!」
「エリアちゃん!」
「さっき二人が行った時、助けてあげられなかったからそのお返し・・」
「よかった・・二人に怪我がなくて・・」
ヒータ、エリアの言葉にアウス、ウィンは涙がこぼれた。
「ごめんね・・悔しいけどあの人凄く強いよ・・私でもどうしたらいいか・・」
アウスは膝を折って三人に謝った。その時四人の近くで聞きなれた声がした。
「みんなよーがんばったで。大丈夫、先生が力を貸してあげるから」
四人が振り向くとそこには先生がぼんやりと浮いていた。先生の本体は縛られたままうつむいている。
先生の影は四人を包み込み眩い光を放った。四人が目を開けてみると四人の杖に異変が起こっていた。
ヒータは火、エリアは水、アウスは地の波動、ウィンは風がほとばしっている。ショッカーは驚愕の表情で叫んだ
「まさか、これが憑依装着・・自分の霊魂をエクトプラズマーとしてとばしあの少女達に憑依させたというのか!」
931 :
想像人:2005/12/12(月) 18:27:31 ID:xai+nUFN
「すごい火力・・」
「先生、これはなんですか?」
エリアは先生に興奮しながら問い詰めたが先生はニッコリ笑って答えた。
「この力は自分で気づかなあかんねん、いづれわかるときがくるから・・」
四人はキョトンとした。自分で気づく・・自分たちにこんな凄い才能があるというのか・・
「みんながんばって、先生が手つだってもまだあの人に勝てへん。
けどみんなが協力すればきっと乗り越えられるから。」
先生の言葉を聞いたあと四人は向かい合ってうなずいた。そしてショッカーのほうを向いた。
「サイバーエナジーショック!」
ショッカーは三度目の大技を放つ。四人は冷静に杖を構えた。この力がどんな物かわからない四人は
「スーパーヒータ!」
「スーパーエリア!」
「スーパーアウス!」
「す・・すぅぱぁウィン!」
「デラックススーパーユニオンアターーーック」
などと適当な掛け声を発しこれまでの彼女たちとは比較にならない
火、水、地の波動、風を放った。四つの四大元素が合わさり一つになってそれが
サイバーエナジーショックをかき消しサイコショッカーを捕らえた。
サイコショッカーは吹き飛ばされ木に激突した。
「これが霊使い・・なんと凄まじい・・ここは一度退くか」
ショッカーはよろよろと起き上がりほかのメンバーをまとめ逃げようとしたが・・
「そこまでだ!ビッグワルダー5!!」
四人と五人は上を見上げた。そこには青い目の白い竜に腕を組んで立っている一人
の男がいた。男は竜の背から飛び降り回転しながら着地した。
「ノアの雑魚どもめ、わが社を技術を横領し、悪事を働くとは万死に値するわ!」
「カイバーマン!」
ショッカーやほかのメンバーは仰天した。
「カイバーマン?」
「某コーポレーションの社長さんって聞いたことがあるよ」
悩めるヒータにアウスが答えた。
ビッグワルダー5は乗ってきたらしき超時空戦闘機ビックバイパーに乗り込み
逃げようとしたがカイバーマンは上空に待機させたぶるーあいず・ホワイトドラゴン
を差し向けた。
「行けぇ!滅びの爆裂疾風弾!!」
932 :
想像人:2005/12/12(月) 18:27:56 ID:xai+nUFN
青い目の白き竜の口から眩いそして最高の破壊力を持つ光が発せられた。逃げてゆく
ビックバイパーに命中し、空中で爆発炎上した。
「覚えていなさい!我々の歴史はこれから始まるのだああぁ!!」
ビッグワルダー5は星となって彼方に消えた。この騒ぎがひと段落ついて
カイバーマンは開放されたドリアード先生、そして霊使い四人組の前に立った。
「どうやらこの俺がわざわざ出向く必要もなかったようだな・・だが
あのビッグワルダー5を撃退したことは賞賛に値する。よってわが社から俺が代表となり
貴様らに金一封を送ろう。有難く受け取るがいい、ワハハハハハハハ!!。」
先生はカイバーマンの部下のカイザーシーホースから封筒を受け取った。
先生は四人のほうを向いて。
「みんなありがとな、私のために・・よくがんばったで」
先生のセリフに四人は涙があふれた
「先生・・私、すっごく怖かったんだから・・剥製にされちゃうと思って・・えぐ」
「私もあのペンギンくんに変なことされそうになって怖くて・・えぐ」
「最後は逆に先生に助けてもらっちゃって・・先生がいなかったら・・うぐ」
「先生・・ありがとうございます・・・えく」
先生は優しい目を開いて四人の頭をなでた。
「ごめんね・・怖い思いさせて・・ありがとう」
二度と聞けないかも知れない先生の標準語による優しい言葉だった。
そしてまたニッコリ笑って金一封の封筒をヒータに渡すと
「今日はこれで美味しい物いっぱい食べてきてくるとええよ」
四人は泣き止んで笑顔になった。
「じゃぁ先生も!」
「あ、私はこっちでええよ」
先生はヒータのポケットからまん丸のクリームパンを取り出して微笑んだ。
ヒータは念を押したが先生は優しく断った。ヒータは封筒を掲げて
「よーし!今日はご馳走よ!みんな食べたいもの言ってみろーー!!」
「マッドロブスター!」
「石焼ビビンバー!」
「も、もみじ饅頭!」
はしゃいで駆けていく四人をクリームパンを頬張りながらホッ先生は見ていた。
その先生にカイバーマンが駆け寄り疑問を投げつけた。
「お前の力ならいつでもフリントを破壊してあいつらを救えたはずだ、どうして見ていた?」
カイバーマンは先生の実力を知っていたか、あるいは見抜いていた。先生はクリームパンを
食べ終えると目を開けて答えた。
「あの子達に強くなってほしかったから・・」
「なぜ?」
「あの人たちが言ってたねん。また動いてるんやろ、ハ・デスさんが」
「断定するには早いが、六年前の戦いで見た物と同じ悪魔が目撃されている」
「私はもう前みたいには戦えへんから・・」
「あの娘達にたくそうというのか?」
「あの子達はもっと強く、優しくなる・・そうなれば何も心配いらへんから」
「・・・・・」
「カイバーマンくん、私にもしものことがあったらあの子達をお願いできへんかな?」
「俺じゃなくてもほかにも腐るほど知人はいるだろう。お前にもしものことがあっても
お前の知人が自然にあの娘達を助けるだろう。何も心配はいらないだろう」
「ダメなん?」
「無論、俺も例外ではないさ」
カイバーマンはフっと笑った。先生もニッコリと笑った。
その頃、仲良し五人組は焼肉で盛り上がっていた。
終わりです。時間に追われて雑になった部分もあり
お詫び申し上げます。
933 :
想像人:2005/12/12(月) 18:34:51 ID:xai+nUFN
訂正
×ぶるーあいず
○ブルーアイズ
×ホッ先生は見ていた。
○ホッと先生は見ていた。
934 :
想像人:2005/12/12(月) 18:38:42 ID:xai+nUFN
重ね重ね訂正失礼します
×その頃、仲良し五人組は焼肉で盛り上がっていた。
○その頃、仲良し四人組は焼肉で盛り上がっていた。
GJです。
カイバーマンwww
GJ!!!
カイバーマンカッコヨス
そして存在を忘れられたグレファーテラカワイソス
純ギャグだと思ってたら、シリアス入っててびびったww
とにかくGJ
940 :
846:2005/12/13(火) 22:18:20 ID:c6ORQy9h
>>904>>907 どもです。
こんなAA作ってる場合じゃないのにorz
現実逃避∩(´・ω・`)∩バンジャーイ
△△△
(´∀` )<ヘイヘイ!無視すんなよウィン!俺とドライブ行こうZE!
ρ/ / ) 憑依の方もブイブイ言わせてやるZE!
口⊇○ 丿 バリバリのジャケジャケだZE!
/"/| /⌒' 丿┐
///(_)//┐=3 べべべ〜 ブーンブーン
◎ ̄ ̄ ̄ └◎
↑
グスタフ
942 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/14(水) 10:30:19 ID:MQdKjiIO
関西弁ドリアードの風林火山に期待した俺は何もわかっちゃいなかったみたいだなorz
カイバーマン使ったデッキが組みたくなった。
; ̄,」_─‐、:i'⌒;
| |(_,ノI'、_):| | < アウスサン地霊術−「鉄」ですね!オケ〜イ
.| |.!rヮj ,ィ| |
|,/::`::ル:::::r .ノ
.|::::::::|::::::::::/
.|:::::::/::::::::::/
クロガネ─────/;;;;;/;;;;;;;;;;/ フォ───────ッ!!!!!!!!!
/;;;;;;|:::::::...‖
(( ノ;;;;;l《:::::;;::::::::| ))
/ ヽI,r''"⌒^|
/ / | |
(.. r' | .|
アウスがパートナーをビーバーからダンディライオンに乗り変え!?
外見に似合わないダンディな声にメロメロか?
そしてウィンたんは綿毛トークンのモッサモッサ(AA略 にメロメr(ry
あわれビーバー&プチ龍
そろそろだと思うのだが次スレは950が立てるのか?
たくさんのAAと小説が生まれたからな
テンプレが大変そうだ
保守
暫くの間ロムっていた者ですが…小説、書いてみようかなとか企ててます…。
>>951 以前書いてたお方ですか?それともニューチャレンジャーですか?
ニューです
がんばってみてくださいな!
955 :
想像人:2005/12/16(金) 21:07:50 ID:/jGr8Ucb
>>953 いきなり大作に挑んでもよいですが
小作品で勉強するなどもお勧めします。
想像人さんのキャラ設定が大好きです。
次スレでも頑張ってください♪
次スレ俺が建ててもいいけど、このペースだと970過ぎたあたりで十分かな……。
>>276がOCG女性モンスター総合の萌えスレにしないかと提案してるけど、どうする?
その場合スレタイはこんな感じか?
【霊使い】遊戯王OCG女性モンスター萌えスレ3【クラピケ】