>>2 なかなかいいね
俺も2000で作ってみようかな
ONI2〜5の戦闘形式ならデフォでも再現可能だし
ONI5の続編とか御琴を主人公にするとかやってみてぇ
>>2 これは凄いw
自作で戦闘アニメが作れる才能は貴重だ
>>3 以前本スレでそういうの作ってた人がいたな
>>4 皆考える事は一緒なんだなw
そういや、すでにONIツクール完成させる人がいるんだよな
ONIの里からリンク辿って行こうとしたけど既に切れてたっけ
結構評価高かったみたいだが
けっこう熟練したツクラーなのだろうか。
前スレがDAT落ちして確認できないので聞きたいんだけど
どんなストーリーを考えているんですか?
>>3-5 ありがとうございます、気兼ねなくこういう話題に触れる事が出来てこっちもやる気出てきます
>>6 一応自分に聞いてくれてるという解釈でいいですか?
とりあえずツクール制作もドット打ちもこれが初めてです
最初は歩行グラで練習重ねてコツをつかんだのでやりやすくなりました
ただツクール2003の仕様とかテクについては無知に等しいです
転身ギミックをどう再現するか未だに頭抱えてます
それとストーリー及び世界観については、こんな感じで考えてます
・舞台は基本GB版準拠、ONIVからまた数百年後の話
天地丸達歴代の戦士たちは伝説の鬼神として語り継がれている
・日本各地で人や善良な妖怪が忽然と姿を消す「神隠し事件」が発生しており
その陰である「3人の科学者」が暗躍している
・主人公、高御丸は代々退魔師を営む家の生まれ、祖父の下で修業を積んでいたが
神隠し事件の調査の過程で「3人の科学者」の1人によって祖父が殺されてしまう
彼は祖父の仇打ちの為、神隠し事件の陰謀を暴くため旅に出る
・GB版準拠とはいってもやえもんのようなオーバーテクノロジーの扱い手によって
異世界に位置するSFC世界ともつながりを持つことになる
神隠し事件の黒幕である「3人の科学者」も、一度異世界のONIによって滅ぼされ
消滅したはずなのだが、ある者の力によって再び命を得、ある目的のために
こちらの世界に訪れた
触りとしてはこんな感じです
現段階ではもっと細か設定まで詰めていて、フロチャートも序盤分はほぼ完成してます
とりあえず歴代のボスキャラを従えた真の黒幕との最終決戦みたいな
感じにしようかと考えてます
歴代のONI達全員も、直接メンバーに加わったりはしませんが
何らかの形で主人公たちの力になり、共に闘うようになります
>>8 助言どうもありがとうございます
ただ自分の脳内の名シーンの数々を形にしないと満足出来そうにないんで
それまで投げだす事なくやってける自信はあります
ストーリーとか武器、技、術、神降ろし、フロー、キャラ設定、会話集
もろもろエクセルでまとめて作業してます
ドット打ちにあきたら設定を詰めて、設定に飽きたらまたドット打ちに戻って・・って感じです
三博士!?
クローンゲームにするんだっけ?
音楽も元曲使うの?
>>2 動くところが見てええええ
テストプレイ出来るのを待ってるぜ
>>13 一応そうしようかと考えてますが、敵グラやMAP等流用できるのも少ないので
そこは自作メインになるかと
音楽は最低限MIDI等で利用しないとまずいとは思いますが今の所作れる気はしないです
まあでもやるしかないんですが、あの名曲もこの名曲もつかわして欲しいし
SPCの自動採譜とか出来るソフトがあればいいんですが…
>>14 とりあえず体験版を夏にリリース出来るよう頑張ります
動かし方によっては大幅に印象が変わってますからお楽しみに
こういうドット絵打てる人は羨ましい
SFCとGB世界のリンクか。
零の小説版でもそんな描写あったような。
(結局はあの人の頭の中だけど)
まだ先は長そうだけど、頑張ってください。
なんかヒーロー物の王道を突き進んでる感のあるシナリオだな・・・・
仇討ちとか真の黒幕とか歴代ヒーロー総出演とか
いやもういまから完成が待ち遠しくて仕方ないが
頑張って下せぇ
所で主人公全員と転身体の名前って決まってるの?
あれって結構つけづらそうだからもし決まってれば興味がある
公式があの体たらくじゃ、新しいONIをやりたいと思うと同人しかないんだな。
百花繚乱がまともなRPGだったら…
最低でも、キャラデザ、イラストと制作会社の両方を是正しないと話にならないよな
脚本、シナリオももう一度早川奈津子氏、またはONIが分かってる人にまかせない限りは
正当な公式作品の復活なんて無理だ
本編登場予定の先輩方です(一部)
http://im3a.atura.jp/bbs5/8716/img/0005787624.bmp こんな感じですが誰が誰だか判断付きますでしょうか?
>>18 >>19 零の小説は未読ですが、いつか本スレで仮面ライダーに例えた話題とか
零の世界に魔封童子達が現れて五行軍を圧倒するSSがあったのを見て
こういう物語をやりたいと考えていました
幕末と鬼神のコラボでもおおいに感動しましたし
転身体の名前ですが
高御丸 ⇒ 白雷童子 (一番目のちょんまげ、鬼神の化身)
藤司朗 ⇒ 臥龍太子 (二番目の剣士)、龍神の化身)
飛鳥 ⇒ 迅雷娘子 (三番目の忍者、雷獣の化身)
四番目はまだ見登場ですが
神和 ⇒ 慈空憐姫 (巫女、天狐の化身)
となります
昭和ライダーが映画で全員集合するようなもんかw
暗めの話が多い零はさしずめ平成ライダーか?
しかし相変わらず絵が上手いなあ。
何か既存のグラフィックを下敷きにして描いたりしてるの?
>>23 恐縮ですw
一応ドットは新規で作ってます
作り始めたばかりの時は、鬼神のグラを参考に
色々サイズ合わせとか意匠の取捨選択とかのコツをつかみ
慣れてきたら攻略本とか見ながらポチポチ打って行ってます
正直既存のグラを改良していくより一から自由に書いていった方が
やり易いですよ
にしても本当に鬼神降臨伝は偉大ですわ、ゲームシステムとか
世界観とか会話集とか参考というかぱくりたい位の要素が多いです
とりあえずアイテム集めと神?降ろし集めを充実させたゲームにしたいですね
なんだかONIの名前考えるだけでもワクワクするんだよな
>>22 なかなかいいネーミングのONIですね
ワクワクするw
魔封童子の戦闘アニメです
「雷の拳」を自分なりに解釈してこんな感じにしました
http://im3a.atura.jp/bbs5/8716/img/0005798929.bmp >>25 一応wikiとかあれこれ除いてつけましたw、まあいろいろ苦しい名前ですが
一度ONI制作スタッフさんにネーミングのコツとか教えて欲しいですね
顕祀烈士とか苛嶺翼士とかどっからそんな言葉を引っ張ってこれるんだと
不思議に思います
ドット素材ばかり貼り付けてますが、一応ツクールの中身の方も色々いじくってます
まずはOPでテロップを出す方法とか・・・
もしかして歴代主要ONIキャラのドット絵(転身こみ)すべて描くのか…?
だとしたら、ものすごく大変そうだが…。
>>25 たしかにONIの名前考えるのは楽しいな。
しかし、考え出すとキリがないwww
黒歴史ネタ帳に何回か検討した跡が残ってたりするwww
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 09:46:48 ID:AS1c/G6w
炎皇童子
氷麗空姫
雷魔太子
風烈翔士
とか一時期考えていたw
スレの趣旨から逸脱してるわけでもないのにそういう反応するなよ・・・・
>>27 天地はともかく、他のメンバーは今後の作業状況と相談です
唯でさえ制作がもたついているのであまり風呂敷広げすぎてもこなせなさそうなんで
先ずは主人公一人のモーションだけ作り上げて序盤のストーリーだけでもプレイできる
環境に仕立て上げなくては飽きられちゃいますからね
ちょい脱線気味なので修正します
といいつつMIDIシーケンサをいじくってみましたがわけわかめ
>>28 カラーバリエーション豊富な格好いいONI軍団を想像しました
まるで戦隊者のような、五人目なら土轟武漢とかどうでしょう
そういや氷属性の女性ONIって出そうででてませんね
雪姫? あれはONIじゃなくて妖怪です
>>31 人にもよるけど、まずは最低限必要なものだけで
組んで、後から肉付けしていくってのがやりやすいと思う。
マップチップ以外の素材なら差し替えは簡単だし。
音は音楽について語るスレの人にも聞いたほうがいいんじゃないか?
(ほとんど人いないようだけど)
高望みはしない・・・ってのも失礼な言い方だが
いきなり凝った大作を作ろうと意気込む必要もない
まずはどんなに短くてどんな出来でもいいから完成させてほしい
まあドット素材だけでもかなりのもんだとは思うけど
初心者だってんだからあまり無理はしないでくれ
あっちでは荒れてたから移動して正解かもね。
とにかく乙。頻繁には来れないかもしれないが、常に応援してるんでがんばってください
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 17:23:09 ID:qGTGfxsU
>>34 荒れてたっていうか荒らしてたのは1名だけなんだがな
久しぶりにONIスレをのぞいてみたらこんなスレが出来てたんだだな
上の素材見させてもらったけど思った以上に本格的でびっくりした
零から入ったゆとりだが素直にかっこいいと思うよ
調べてみたけど転身ってもともとは生物的な感じじゃなくヒーロー物みたいな感じだったんだなぁ
職人は体壊さない程度に頑張ってくれ、体験版楽しみにしてる
それと一つ聞きたい事があります、なんか本スレは行きにくいので
変身(転身)についてですが
@状態異常時、変身を行った場合状態異常はキャンセルされるか?
A変身時は状態異常になるか?(ONI IVでは普通になってますが)
これについてどなたかご存じないですか?
自分の環境じゃ今の所調べられそうにないんです
>>38 Aで鬼神と幕末では変身後は状態異常ならないっぽい(説明書から
@は試してみないとわからないけど、多分キャンセルされるんじゃない?
>>39 おお! ありがとうございます!
一応こっちではどういう仕様にするか迷ってたんで助かります
状態異常まで引き継いだり、変身状態での状態異常グラ作ったり
するだけで作業量が結構増えるんで
ONIのイラストを注視するのも久しぶりだ。
しかし相変わらず、鬼神タイプの頭部は素顔か仮面か判り難いデザインだなあ。
GBとSFCのONIは一応バンプレのオリジナルヒーロー
だからデザインもスパロボや、SDザ・グレイトバトル
みたいなコンパチRPGに出て来るオリキャラヒーローに
通じるデザインだよな。
零がクリーチャー寄りで全体的に話がダークトーンなのは
版権引き上げた某I氏の意向なんだろうなあ。
この手の物に良くありすぎて偶には違いが欲しい
・主人公の格好がヒーロー然としてる
:むしろ主人公だけ化物チックな格好とか
:熱血バカとヘタレはもう秋田
・女性比率がゼロだったり多めだったりしても良いんじゃ?
:ギャルゲの様になるのはアレだが
:主人公が女性でも良くね?
なんにでも反発する厨煮の意見だが100%的外れでは無いはずだ
>>45 自分の創作レベルがあまりにもあれで申し訳ないです
なるたけ今のうちに是正できるところは是正していきましょう
>主人公の格好がヒーロー然としてる
>女性比率がゼロだったり多めだったりしても良いんじゃ?
>主人公が女性でも良くね?
こればっかりは許して下さい・・・
素材とかにも関係してきちゃうんで
なんとういか無意識的に無難な方無難な方へと行ってしまいごめんなさい
>熱血バカとヘタレはもう秋田
ONIシリーズに主人公例えるならどんなキャラでしょう?
少なくとも大和丸、琥金丸を除いて極端な性格のキャラは
いないと考えてます、音鬼丸、北斗丸ベースの性格設定で
行こうかと考えてますが・・・
弄れるのは性格面とかストーリー展開あたりでしょうか?
何にせよ指摘はありがたい事なのでどんどん言って下さい
出来る所はどうにかします
RPGは変に弄くるよりも王道でいった方がいいと思うけどな。
まあONIで今までなかった主人公といえば、クール系とか?
始めは冷徹な感じだけど、仲間との付き合いで情を重んじるようになっていくツンデレタイプ。
これもテンプレ通りだけど。
あと顔グラ、迅雷娘子?がちょっと気になったかな。
新規に描くのは大変だと思うけど、真横よりも正面とか斜めとかの方が良いと思う。
まあONIシリーズらしさが出てれば設定等については余り拘らない
素材やアイデアだけの時点だと大した指摘は出来ないしね
組んでみたのを実際遊んでみなくちゃ
システム面でもいくつか工夫が欲しい所だな
デフォルト仕様そのまま流用じゃさすがに飽きが来てしまうだろうから
他のフリー作品とかで色々勉強する事をお勧めする
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 07:46:20 ID:SbCh6nhU
主人公→冷静なツッコミ役
っていうのがONIシリーズにはあんまりいなくね?
天地丸と高野丸と司郎丸くらいか?
熱血役はもうお腹いっぱいです・・・
主人公→熱血なツッコミ役
単純熱血突撃バカな未熟者の成長話ってのは
いくらでも転がってるからな
手垢が付きまくってギトギトってレベルじゃねーぞマジで
例えるならそう、台所の換気扇のごとく
年下の単純バカ’sに手を焼かされまくる年長組とか
もうあんなアホな真似をすることは無いがベテランの様にうまくやれるワケでもない板ばさみ
俺はONIXで琥金丸に活を入れる天地丸に惚れたけどな。
Tじゃ落ちこぼれ忍者呼ばわりされてたあの天地丸が、
すっかり熟練になって・・と感動したもんだ。
まあTの頃は名前無かったけどw
「てんち」
あるよな名前
「てんちま」
あっ・・・。
期待
今までもツクールONIに挑戦した人はいたけど、なかなか完成形には至らないからな。
ぜひとも頑張ってほしい。
アイテム収集要素を充実させるって所に期待する
強い武器防具の意義を持たせてほしい
後は転身がかっこ良ければ俺的には花丸マーケットだ
キャラの性格などは好き嫌いはあるにしろ
それを決めるのは製作者の特権だろう。
とりあえずは自分の思うとおりに作ったほうがいいと思う。
……というのが、俺の意見。
やっと悪禁解除しましたので、とりあえずフルメンバーのグラでも晒します
http://im3a.atura.jp/bbs5/8716/img/0005922097.bmp 現在マップチップ集め(ほぼ鬼神から収集)とイベント製作の途中・・・ですが結構難しいですね
バトルイベントやメニューでの転身関連とか、ステータスの引き継ぎとか結構悩んでいます
後、NPCシステムも導入したいと考えていますがこれもどう再現しようかと・・
(毎ターン一定確率でNPC関連特殊技能を一つ発動って感じでしょうか
しかしNPCキャラの管理画面等は自作メニューで管理する必要が出てきますね))
一応、今回幕末でお馴染みの業システムを導入しようと考えてます
といっても業を下げるというような事はせず、良い事をすればする程上がっていくという感じで
他にも皆さんからこんなの導入してみたら?というアイデアがあれば拝借させて頂きたいです
法術関連の戦闘アニメーション編集もまだ済んでいないので、体験版のほう
もうしばらくお待ちくださいませ
毎日スローペースですが一歩一歩進めてはいますので
おお、グラすげえ。
四人目の転身後がなんか可愛いぞw
ツクールでシステムを作り込もうとしてもなかなか難しいから、
簡単な部分を仕上げてテストプレイを募ってみてはどうかと。
>>60 迅雷娘子と慈空憐姫が可愛いな
顔グラはいい感じだ
俺も早く動いてる所が見たいから
複雑な所は後回しでいいんじゃない?
横向きグラってことはFFタイプの戦闘画面か
>>64 鬼神とかの説明書では「転身することで状態異常にかからない強い肉体を得る」とか
書いてるから、そういうのに弱くなるのは個人的に違和感があるなあ。
何らかのデメリットがあった方が良いというのは同意。
やっぱり術力が常に減っていく、で
いいんじゃない?
ブレスオブファイア3以降の龍変身みたいに
莫大なAP消費だとかならここぞという時の切り札とみれる
またはスパロボのあれ見たいに転身制限時間を設けるか
ヒーロータイプのONIが暴走ってのは違和感あるな
リスク云々は戦闘じゃなくて、ストーリーの中で表現しても良いかもしれない。後半のバランス崩壊まではサクサク進むのがある意味セオリーだったし。
関係ないけど、むかし厨二病丸出しの現代版のONI小説を書こうとした時に他の妖怪と違った特撮チックな格好とONIとしての名前が別にある事に説得力出させる為に
転身する際一時的に妖怪の姿になった後、
鬼来石が異次元空間から妖怪の暴走を鎮める鬼の鎧を引っ張り出して蒸着させ、
更に悪意を抑制させるONIとしての名前が脳内に伝わるとか、勝手な設定をよく妄想してたな……何かこのスレみてたら、また書きたくなって来た……。
強殖装甲かいw
>>60 おおすごい!このスレにかなりの期待をしている俺。
プレッシャーをかけてるわけじゃないよw
oniのRPG的意味でw
>>69 漫画にしたら少年誌にでも載りそうだなw
かく言う俺も、零の隠忍に鎧を着せたら旧来の鬼神のデザインになるとか妄想してたな。
転身までの流れをこんな風にしようかと思っとります
http://im3a.atura.jp/bbs5/8716/img/0005983720.bmp それはそうと最近忙しくてあんま進んでません、本当ごめんなさい
テク研とかフリーゲームの中も見て少し勉強してます。
転身について色々面白い案が出てますが…どれもよさげで迷ってしまいますね
一応デメリットなしでそのままと考えていたんですが
>>64さんのレスで一気に
考えが変わりました、転身は一種の術として扱われてるとなんかの攻略本とかで
読んだ気がするので、魔力消費が妥当なんでしょうか
>>65 ありがとうございます、鬼神降臨伝VIPって作品でいいんですよね?
バトルイベントの設定とか神降ろし図鑑、とても参考になります
>>69 格好良すぎる・・・その設定を何らかの形にしてくれれば大喜びなんですが
仮面ライダーBLACKのりプラスフォームとか思い浮かびますが
自分もそういう設定を考えだせる想像力が欲しいです
実を言うと最初は主人公が現代から過去へタイムスリップして
歴代メンバーと交流を一致団結して妖怪軍団及び大首領と戦うという物語を妄想してたんですが
現代と過去のギャップの描写とか、タイムスリップを行う必然性とか全く思い浮かばなかったんで
没にしました
というか69さんが作った方がいい作品出来そうです
交流を一致団結なんて意味不明な日本語を書いた自分が腹正しいのでもう寝ます
疲れてるんだきっと
長文失礼しました
転身かっけえ!
ドットとか時間かかるだろうし、無理しないペースで作ってくといいよ。
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 08:02:24 ID:Q4w+61H2
>>65 鬼神降臨伝VIP
ってのをプレイしようとしたら
ツクール2000のランタイムパッケージがセットアップされていません
ってなるんだが・・・
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 11:51:28 ID:Q4w+61H2
>>26 動く所すっごい見てみたいんだが
毘刹童子が可愛いぞ
ところで右端は誰なんだろうか?記憶にないんだが・・・
歴代主人公って事はVの主人公?
>>22の間違えだった、ごめん
にしても思ってたよりは人がいるんだなこのスレ
本スレの時はほぼスルーされてたから
>>80 Vの主人公の最終転身形態、雷皇童子。
歴代最強のONIらしい。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/09(土) 00:50:18 ID:8JSiMJC2
最強は天地丸の魔封童子だろ常考
それやり出すと荒れるから止めい
初めて転身をアニメーションで見れたのは闘魔鬼神伝だったな。
レンタル屋でONIの文字を見た時は目を疑ったわw
知らん間にアニメ化までされとったんかい。
ところで、転身した朱羅丸って名前ついてるんだろうか?
今のところ勝手に妖怪ヤルダバオトと呼称してるがうわなにするやめ(ry
「鬼神」って名称がついてるだけで
特に童子とか呼ばれてるわけじゃなし
それはそうとスレ主よ
その作品はなんてタイトルになるのか?
GBみたくONI6とかで行くのか○○降臨伝で行くのか?
SFCチックだから降臨伝が良いなぁ
主のシナリオのプロット次第だが
>>85 セルビデオかLDソフトに入ってた設定資料には、確かゲーム同様に
○○童子と書かれていたと思う。もう手元に無いから確認できぬ・・orz
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/11(月) 23:54:35 ID:AvAvibYd
降魔鬼神伝ONI
いやなんとなく言ってみただけだ
昔はある程度好き勝手が出来た。
だが今はそれができない。
そういう事情が背景にはあるのさ
ONIは版権持ってる人が・・・。
鬼神童子ZENKI
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/12(火) 17:44:52 ID:iGk9RZVc
>>92 飯島あああああああああああああああああああああああ!!!
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/12(火) 20:00:28 ID:EWij+g5r
おー、こんなスレあったのか。
おれもONIシリーズは大好きだったw
オリジナルのONI考えるのはやっぱデフォなんだなw
>>90 関係ないけど、3枚とも足下とか頭上にサッカーボールおいても違和感無さそうだよな
ONIサッカー・・・・
うん、ONIのスポーツゲームもなかなか面白そうだ
あ、サッカーじゃなくて蹴鞠か
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/12(火) 22:14:31 ID:iGk9RZVc
ONI零の続編は出ませんかそうですか。
もう10年は待ったぞ。。。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/12(火) 22:38:39 ID:iGk9RZVc
>>98 ONI零は2000年だから正確には8年だがな
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/13(水) 00:29:43 ID:sP51ugd7
そういや、ONIの主役ってみんな〜〜丸だな。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/13(水) 03:40:01 ID:4hiWrvx1
零完結w
零主人公が歴代の鬼達をぬっころしてオワタでもういいよ
確か8匹だから
GBSFCあわせて7匹とトンボをいれて8匹
ほら八鬼将♪
いいずまーきあいいれろーつくれーどうちょうりしよーとしたかぐらいかけよー
おおざっぱでいいからよー
ん?いきてるよな...
>>101 やっぱり苛嶺翼士はカッコいいな。
というか再プレイする旅に火鷹でる旅にテンションあがるw
…2番目苛嶺翼士であってるよね?
そういや、聖魔童子と覇光童子はデザイン一般募集したんだよな?
ホントすげーよな。たしか聖魔は16歳がデザインしたんだったよな。
当時16歳ってことは今は三十路間近か?
今どうしてるんだろーな
何してるんだろうな。
しかし、このスレ見てから部屋をあさってみたら
オリジナルのONIの設定出てきて吹いたわw
主人公が現代にタイムスリップしてくるだのって話www
まあ、今となっちゃ真っ黒な歴史だわ
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/17(日) 14:18:34 ID:24Yc0fOZ
あげ
廃れてきたな
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/19(火) 21:32:19 ID:XYXw34xL
じゃあここいらで、「ONI零〜戦国乱世百花繚乱」について語・・・
おや、誰か来たようだ。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/19(火) 23:57:20 ID:GJ+JRkYo
司狼丸が出てきたのは評価す…
おや、誰か来たらしい
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/20(水) 12:56:36 ID:TDwpODmv
零の続編を望む声が多い割には
誰も作ろうとする人がいない
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/20(水) 19:32:30 ID:H4CYHhwz
でも、流転はガチでお流れなんかなぁ
零は予告+小説でかなり大風呂敷を広げてるからな・・・
はっきりいって続編が想像できん。
流転でONIシリーズが全部つながるんじゃないかと思ってたんだがな。
こないだのDS版で零はもう絶望的だろ・・・。
ONIの版権は某氏が封印したまま墓まで持って行くんじゃない?
覚悟のススメみたいなノリで現代版ONIやってくれたらなー
だれか作ってくれー
そういや闘魔鬼忍伝も現代物だっけ
>>115 現代になるとライダー(特に響鬼)やガイバーっぽくなりそう
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/22(金) 02:00:49 ID:gw9DfJr5
仮面ライダー響鬼は最初から最後まで見たな〜
なんかONIっぽかったからw
敵も妖怪だったしね
元々ゲームボーイ1作目のONIは無印仮面ライダーの
時代劇版としてできた企画だしなー。
やっぱこういうスレって作成者の細かな話題提供がないと続かないもんだなー
スレ主はちゃんとがんばってるか?
スレたってからまだ一ヶ月だし、製作も一人なので
まったりと待つが吉。
そもそも見てる人が少ないだろうし。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/24(日) 09:38:38 ID:4RpemQF+
たまにageておかないと落ちちゃうんじゃないか?
ってことでageておく
122 :
1:2008/08/24(日) 12:55:51 ID:2hDVFl08
やっとアクセス規制解除したので進捗報告を・・・・
現時点での完了作業
体験版用の必要最低限の戦闘アニメ素材作成
主人公の歩行グラ、顔グラ作成
マップチップ素材
→鬼神から一部拝借、あとはフリー素材の使用許可をもらって
マップ作成中
素材編集作業が思うように進みません…
音楽
→自分で作れるようになろうと数週間唸ってたんですが無理でした
よってフリー素材の使用に変更
ONIシリーズのMIDIも探せばそれなりにありました
123 :
1:2008/08/24(日) 13:00:48 ID:2hDVFl08
>>123お疲れ。
でもそれ、なんか神降ろしというより必殺技っぽいなぁw
おおー、スゲーじゃないか
これはwktk
羅紅童子キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
なんか無駄にヒーローっぽくて格好いいぞ!
今回は神様じゃなくて歴代ONIを降臨させるのか
すごい嬉しいがこのクオリティで全員分用意するの大変じゃない?
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/25(月) 08:00:12 ID:QXZZXD1m
>>123 おおおお!!格好いい!!
転身するときってONI零みたいに
人間から徐々にONIへと転身する感じにするんでしょうか?
そしてバシバシーッ!!「白雷童子」ってなるんでしょうか?
>>124-128 ありがとうございます
といっても実際自分で打ったのは
2段目の羅紅童子位なんで殆ど時間も労力もかかってませんが
好評なようで嬉しいです、やる気出ます
見栄えが必殺技っぽいというのも羅紅童子(というか3の面々)だけ公式で
ちゃんと必殺技の名前が設定されていたのでここで使わない手はないと
考え色々やったらこのようになりました。
実は魔封童子を最初に作ったのですが、羅紅童子と比べると明らかに
素材の上で見劣りします。
(魔封童子の素材貼り付けて雷を盛大に落としまくるという内容)
新規にカットインをつけて後日スクリーンショットでお見せします。
たしかにONI全員分用意するのは骨が折れるかもしれませんが
偏るのもあれなのでなんとか頑張ります
>>128 転身の素材は一応アニメーションの順に並べてあるのでその順序で
行くと思っていただいて結構です。
残念ながら人間から徐々に変化して行くという凝った演出はお見せできません
雷が落ちる → ピカピカ光る → 光の中から転身体出現 → 四隅にデデンと
名前を表示という感じです。
後一点すいません、下らない質問で申し訳ないですが
鬼雷石のグラ(MAP用)を作ろうと考えてますが
鬼雷石って劇中で姿形がどういうものか語られる機会はありましたっけ?
もしないとして、皆さんどういうイメージをお持ちですか?
とりあえず自分は真っ赤な宝石ってイメージがあるのですが
自分は紫かな
魔封童子のイメージに合わせて
具体的な形とかの描写はなかったような。
自分はなんか光っている石(金色?)というイメージがあるが。
人間としての自分を捨てて神や悪魔に近い者になるって所から
仏の象徴の蓮の花のツボミの形を想像してた。
……で、転身しようとすると石がそれぞれの隠忍のイメージカラーに一瞬変わってツボミが開いた形になって力が発揮される……とか。
何故かONIVだけ必殺技名まで設定されてるのなw
この後に出て来る毘刹童子なんか「コブシ」なのに。
一応前作から心機一転ってことで新しいユーザーを意識して
いろいろ工夫凝らしてるのが伝わるね。
>>134 ストーリーの中身もまさにそんな感じ
あとチャンドラとか清志郎のキャラとか
戦闘の難易度とか
>>133 かっけええええ・・・となると鬼雷甲もつぼみだらけになるな
ONIシリーズをアプリ化できないものかな?
できたら話題になると思うけど
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/28(木) 12:13:53 ID:2LRCxiRL
GOサイン出す人がいないから・・・
GOサインを出す人?
いいじまあああああああああああああ!!
hosyu
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/04(木) 23:53:44 ID:+Yvy8ccI
保守age
製作滞ってんのかな
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/09(火) 08:05:00 ID:vFguEFY5
ちょ…レトロゲーム板のONIスレが落ちてる…(;'Д`)
落ちてないぞ、鯖移転じゃないのか?
そうなの?
ゲーム板がいくつかおかしいね
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/12(金) 11:19:43 ID:bmYgtnLq
ONIの同人RPGの製作はどうなってるのかな?
他にも結構長い同人ONIRPGがあったな〜
あれは良く出来ていた・・・
146 :
名無し募集中。。。:2008/09/12(金) 15:12:58 ID:V5s1fHyJ
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/12(金) 23:14:32 ID:bmYgtnLq
結局飽きたんだなあ・・・
話を書く奴がいないのか
つか、役割をきちんと募集しないと
150 :
1:2008/09/13(土) 09:34:18 ID:jgx7Xw6l
あーと・・・ちょっと失礼
報告もなく長々と放置していたのは謝ります。
当然作るのを放棄したわけじゃないのでご安心下さい
唯最近殆ど仕事とかイベント作成で煮詰まったりとかで
これといった成果も出なかったので
書き込みが後回しになってただけです。
ただ、今日からと来週とで連休がありますし
そこでどんだけ進められるかが鍵ですね
>>149 一応話も自分で作ってますが、それを実現する為の
イベントの組み方とか結構難しくてすいません
まあ、2週間も放置してたら雲隠れしたと捕えられて当然です
とりあえず最低限週一で進捗報告出来るよう努めます
スレ序盤で言った通り必ず完成させるつもりなんで
では失礼して作業に戻ります
>>151 別に報告は強制じゃないし、義務でもない
生活に支障のない範囲で楽しみながらやってもらうのが一番だし、あまり完成させなきゃってプレッシャーになるのもアレだ
逃げたとかなんとか言ってるアホは気にするだけ無駄
……飢えてる気持ちはわからなくもないんだけどな
>>151 こっちも色々応援して頂いてる以上、なるべく優先する必要があります
夏には体験版出来るようにとか言ってたのにもう夏終わっちゃいますしね
なんかすいません
>>145 どの作品か教えて頂いてもいいですか
お疲れ様。
一人の製作がキツかったら、手伝いを募集してみては?
それはそれで面倒ごともあるかも知れないけどね
南北朝時代とか江戸中期とかで何か話作れないもんかなあ
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/13(土) 12:33:53 ID:QZ66Q4XX
>>153 たぶん「ONI〜もうひとつの一族〜」ってやつだと思う
載せてたサイトが潰れちゃったみたい
>>155 南北朝とか戦国時代を中心にして忍者と絡めるか
関ヶ原の合戦前後で柳生一門とかとからめるか
まあ話が思い浮かばないけど
hosyu
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/18(木) 09:37:00 ID:fAIjGqFX
ほしゅ
おーい
お茶
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/22(月) 21:48:59 ID:C+7i2mX5
話題がないねぇ・・・
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/28(日) 10:51:36 ID:uP3BHjJY
保守
俺も保守っとくぜ!
>>ツクってるひと
一言でもいいから何か書き込んでほしいな。
どこかでつまってるとかだったら
ツクールの技術ぐらいならアドバイスぐらいできるかもしれん。
・・・ツクール経験がある身としては心配なんだよな(´・ω・`)
ONIツクールが高評価受けたらゲーム会社に売り込めば復活するかな?
167 :
1:2008/10/02(木) 19:52:38 ID:F8fO2Leb
アク禁解けたーーー!!
ここ最近色々あってツクールに触れるのも困難でした、申し訳ないです
仕事で転勤食らいましたので、いろいろ忙しくて腰据えて作りこみに入れて無い状態です
週一の進捗報告とか出来もしない事言ってしまって御免なさい
毎回毎回言い訳ばかりで愛想尽かされそうなので怖いですが
ここまで色々励まして頂いてる以上途中で投げ出す事はまずないです
ただ身の回りが落ち着くまでもうちょっと時間かかります(一ヶ月くらい?)
>>165 その時が来たら遠慮なく質問させて下さい、
というよりONIの世界観的な事で聞きたい事も結構あったりしますが
早く盛り上げられるよう頑張ります。
>>167 乙っす
体験版とかが遊べるのを楽しみに待ってます。
新しく出来たキャラ絵やドットがあったら見たいな
保守。
保守
他にもツクラー降臨しないかね
仕事を理由に撤退
あるある
まあ無難な理由だよな
結局こんな終わり方かよ
ひさびさきたぜ。仕事ならしゃーない。
俺はいつまでも待ってるぜ!
保守するか。
>>170 ここの1さんがスレ立てる前から、自分なりに構想あった
んでシナリオ書いてた。
で、シナリオはいちおうできたけど、ツクールで完成できる
かどうかはわからん。(´・ω・`)
175 :
1:2008/10/23(木) 23:39:04 ID:C3N8SMrg
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/24(金) 08:17:02 ID:iDSiUnE+
>>175 お久しぶりです!!!
応援してます!!!
久しぶりにカラーのONIが見たい!!
おおおお1氏ktkr
相変わらず見事なドット。動いてるところが見たい。
>>174氏もシナリオを少し公開してみては?
>>176 どんな感じの設定なのかでも教えてほしいな
このスレ見てから他人の妄想設定とか妙に気になるようになってしまった
(悪い意味で気になってるわけじゃないよ?)
180 :
174:2008/10/27(月) 00:07:09 ID:k+CVIOjR
うーん。じゃ、少しだけ。
みんなが期待するような設定ではないと思うんだが。(´・ω・`)
・舞台は主に日本。でもGB、SFCとはまた別次元の世界。
19世紀前半ごろを想定。史実にはからみませんが。
・日本神話ベースに話つくってみた(古事記)。でも半分くらいは
自分の勝手な解釈&妄想。
・ONIW〜Xの間の話にして、御琴が異世界に行って冒険してきますた!
的な内容にしてみた。
ま、要はONI的な世界観を踏襲して、ONI&妖怪の概念を自分なりに
再定義してみようかな、ってこと。
零的な位置付けになるかな。1さんは正統派?のようだけど。
外伝のような話なのかな?
日本神話ベースか、本家では神降ろし位にしか出てこないから
ストーリーにどう関わって来るのかと言うのは気になるな
ONI、妖怪の再定義ってのも興味を引く
これもまた本家では宇宙人とその血を引く人間って位置づけでしかないからな
前にツクール製作してた人も御琴出してたし、シリーズで一番人気のヒロインなのか?
WとXの間の300年は色々妄想出来るね。SFCもそうだけど。
183 :
174:2008/10/27(月) 21:22:37 ID:dt//8UJr
>>181 うん。外伝っぽい位置づけ。ONIシリーズのシナリオとは絡まないし。
まあ、大層なこと書いてるけどそれほど深いもんじゃないから。
御琴はONIの主要キャラの中で、唯一主人公をやってないしね。
格1から登場させても無理ないってことで。
・・・というか、この設定で主人公までオリキャラいれちまったら
その時点でONIとは別物の和風RPGになっちまう。(´・ω・`)
184 :
1:2008/10/27(月) 21:39:24 ID:Ve0SMIXY
現在素材製作中です
タイトルロゴ、OPテロップ用の一枚絵、敵幹部の顔倉、術技に神卸
完成への道のりは果てしなく険しいと再度実感しました・・・うむむ
>>183 日本地図の件ありがとうございます。
幕末の攻略本とMAPみながらのろのろ書いてたので大変助かりました
それはそうとそこまで面白そうな構想があるなら一緒にがんばりませんか?
あ、でも自分はあまり頑張れてませんけど・・・
>>173、177、178
そんな優しい皆さんがいる限り投げ出す事はないのでよろしくお願いします・・・
本当に優しすぎて申し訳ないです
御琴が登場するONIツクールの人は挫折したの?
続き結構楽しみだったんだけど…
主人公の名前ってなんだったっけ?
その作品存在に気づいた時には既にリンク切れだったからなー
オリキャラだったのか
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/03(月) 13:15:26 ID:4pZAaSmo
保守
調子はどうだい
ああ・・・・最高さ
1さーん 進捗どんな感じ?
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/21(金) 08:10:29 ID:bNN0Yuhk
192 :
1:2008/11/27(木) 20:58:48 ID:mslIp5Cq
やっとアク禁解けた・・・OCN規制掛かり過ぎ
作業進捗状況ですが、マップチップの素材取り、タイトルロゴ等を作成
最初期に作った歩行グラの作り直し等を行っております
今週土日に一旦、こんな感じになりますよ的な
スクリーンショットをお見せできるかと思います。
オープニングデモで、初代〜幕末の歴代の戦いを
ドット絵で一枚絵として表示しようと考えてまして
現在それの作成でも時間掛かってます
着実に体験版の完成にこぎつけてますが
なんか余計なアイデアが出るたびに取り掛かって
いたずらに時間を引き延ばしてしまってるような・・・・
何はともあれもうちょいお待ちください
以上 宜しくお願いします
乙
規制面倒ですな
おお、お疲れ様です。
OPのドット絵は凄い事になりそうですな。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/28(金) 08:20:38 ID:1kuu/cmX
>>192 乙です、待ってました
ていうか規制されてたんですね・・・
わかります・・・自分も同じOCNですからね・・・
俺も何か作ってみようかな
天地丸と砦角が天竺に旅する話とか
ドット絵wktk
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/09(火) 09:11:01 ID:E/2zAj1f
保守しておこう
保守ついでにコピペ
最悪なのは
1のグラフィックで2のクソ難しいダンジョン
3の寄り道の無さと4の戦闘のテンポの悪さ
5の隠し要素の分かり辛さと
鬼神の弱いラスボスと幕末の後味の悪さと零の尻切れ振り
がそれぞれ濃縮されてるパターンか。
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/10(水) 20:29:26 ID:NHPHPGnR
アビヒコ個人的には強かったけどなぁ…。
十分育てて弱点把握するとザコではある
72 :NAME OVER :04/07/06 15:10 ID:???
鬼神降臨伝のあびひこが強すぎて倒せません
89 :NAME OVER :04/07/23 22:06 ID:???
鬼神降臨伝のラスボスは魔封じのお守り装備してれば
ノーダメージで勝てる
92 :NAME OVER :04/07/24 22:52 ID:???
あびひこは属性攻撃しかしてこないから
魔封じのお守りが一つでもあれば1人でも勝てる
普通に進めてると魔封じ手に入らないがなw
1個しか手に入らないことがある
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/16(火) 04:29:41 ID:+rhl0IhZ
プロだと西澤さんから請求くるかもな
版権持ってるプロな人が、ちゃんとやってくれてれば
今頃こんなスレはなかったろうに…orz
体験版いつ頃出来そう?
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/20(土) 06:52:42 ID:WivF/fFk
>>207 全く尻拭いさせやがってwww
死んだならまだしも生きてんなら作れって話だよ。
まだ規制で書き込めないのかな?
211 :
1:2008/12/27(土) 11:44:20 ID:bUpnb/LZ
昨日が仕事納めだったので今日から作業時間が多く取れそうです
スクリーンショットの件は見事にホラ吹いてしまって御免なさい
出来上がり見てとても晒せるような物じゃないと考え直しまして
もうちょっと時間ください
>>207 プロの方からの申し出を受けるとは思ってませんでした、大変嬉しいです
ただ自分自身作業が遅々として進んでない上に
協力してもらえる価値がある作品が出来るかどうかわからないので、
・・・・それでもよろしいのであればこちらもいい加減環境を改善しつつ
協力を仰ごうかと
>>208 今のペースだと・・・2月か3月入るまでに一通り形になりそうです
毎回言い訳ばかりですいません
忘れた頃に完成報告できると思います
>全く尻拭いさせやがってwww
…早く完治しますように(−人−)
遅過ぎるけど、あけましておめでとうと書いておくか。
俺の知る限り同人のONIである程度形になったのは一作だけだったな。
3みたいに章ごとのオムニバスで出せばいいのに
無駄なレベル上げも入らないし
うむ…まだ生きている
他に作ろうという猛者はいないものかー
どこかにONIシリーズの設定イラストが掲載されているところってないですかね・・・。
覇光童子のイラストが書きたいので参考にしたいのですが・・・
本スレでハックロム云々な流れに…
そんなのこっちに持ってくんなよwまじめに作ってる1と関係ねぇじゃんw
まぁ確かにスレ違いな話題だな
前回報告から一ヶ月たったけど
進捗状況はどうなんだろう。
またアク禁で書き込めないのかな。
>>217 イラスト上げてくれるなら説明書の奴うpりますが?
るろ剣完全版のカバー下見てると和月あたりがデザインするとおもしろそうな気がする
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/29(木) 17:16:12 ID:T2qkZGLa
聖魔と苛嶺翼士とかなら上の方にあるけどなw
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/04(水) 20:20:27 ID:+m9PMBGA
おまいら、もし自分でONI考えたことあったら晒していかないか。
小学校の頃のノート探さないと無理だなw
俺も似たようなもんだw
零じゃ隠忍はとことんまで嫌われてたけど、
派手なパフォーマンスでヒーローみたいに扱われてるキャラとか考えたな
昔友人をモデルにして設定書いたのならw
ネタバレ、穴だらけ&見たことあるような設定ばかりの恥ずかしいやつだ
変身後の設定なんて考えてなかったようだし
妖怪退治専門の侍、達也丸。友人兼依頼人でもある小貴丸から将軍の依頼を受け、江戸へ向かう。
全国的にあやかしの数が増えつつあるので全国行脚して支配している妖怪と話をつけて欲しいとのこと。
さっそくはじめに向かった駿河にて、一人の少女を助ける。
・達也丸(たつやまる) 25歳
先祖代々ONIの血を引き、妖怪を退治する仕事をしている。
その一方で幼い頃に妹を殺害した妖怪を追っている。
妹を殺害された際、家に伝わる妖刀「幻魔」を手にしたことでONIの力に目覚める。
当初は力を扱いきれなかったが、現在では成長と供にうまく扱えるようになっている。
しかし、自分を鍛えるために一度「幻魔」に力を封印、解きに行くところから物語がはじまる。
・咲弥(さくや) 18歳
達也丸の死別した妹に似ているらしい。達也丸や周りも妹のように接する。
その正体は心優しき老夫婦に助けられた女郎蜘蛛がお礼にと生み出した少女。
子供のいない老夫婦の下で育てられるが、盗賊に襲われ村が壊滅。
老夫婦を守るために一時的にその力を解放してしまい、記憶を失う。
老夫婦はそれでも娘として変わらず育てたが、数年前に亡くなってしまった。
小貴丸と向かった駿河にて救出→記憶を探るため同行→終盤正体発覚後、変身可能に
・小貴丸(こだかまる) 29歳
幕府の人間。達也丸と将軍とを繋ぐ役目であり、達也丸の数少ない友人でもある。
最初の仲間だが、襲われている人を助けようと敵により呪いをかけられ妖怪化する。
敵となるが「幻魔」に悪しき力を吸収され正気に戻る。
自力で呪いを解こうと一時離脱、力を制御することに成功。自由に姿を変えられるようになり戻ってくる。
・良吉(よしきち) 17歳
かつて達也丸に命を救われて以来、彼を師と慕っている青年。
妖怪と人間とのハーフで変身能力をもっている。
達也丸も彼を見込み自分の跡を継がせようとしている。
数年前崩壊した村で助けられる→小貴丸に連れられ笹丸の元に修行へ出される→終盤合流
・亮座(りょうざ) 27歳
あやかし退治を行っている法力師。達也丸の噂を聞き、是非彼に会いたいと探し回っていた。
変身はできないが、周囲の自然から力を借りて特殊な鎧を纏える。
小貴丸離脱後、強制イベントで行く村で仲間に→途中でケガを負い離脱
・笹丸(ささまる) 30歳
彼もONIの血を引く一族で、かつて達也丸の父の元で修行をしていたが、
家族を養うために現在は幕府の下で働いている。
妻共々、義理の妹を達也丸の嫁にしようとたくらんでいる。
終盤にて、咲弥離脱後に合流
・華香乃(かがの) 24歳
笹丸の妻の妹。達也丸に惚れ込んでいる。
変身不可だが、術の扱いに長けている。
達也丸も華香乃のことを想ってはいるが、戦いに巻き込まれるのを恐れてわざと嫌う素振りを見せている。
・竹之介(たけのすけ) 25歳
笹丸の御付で元忍び。仲間にはならない。
笹丸の命令で常に影で達也丸をサポートしている。たまにおいしいところを持っていく。
・女郎蜘蛛の糸芽(いとめ) ??歳
女郎蜘蛛で、咲弥の母。老夫婦への感謝に咲弥を作る際、その力の大半を失う。
現在は老化してしまっていて、娘と老夫婦の幸せを祈り静かに死を待っている。
酒呑童子により敵にされる。
意識を取り戻し、すべてを咲弥に語るが直後に死亡する。
おおまかな流れ
・咲弥と出会う
・序盤で小貴丸離脱
・亮座が仲間に
・小貴丸、変身可能となり合流
・亮座、負傷により離脱
・華香乃が仲間に
・咲弥の正体発覚→さらわれ離脱
・笹丸の元から良吉が帰還、仲間に
・華香乃離脱
・笹丸が仲間に
・ボス酒呑童子。ラスボス!と思いきや・・・
・温羅(ウラ)登場
・ウラを倒し、江戸に戻るが様子がおかしい
・ラスボス、妖怪首領・山本五郎左衛門
幕府にもぐりこみ、政治を混乱させようとしていた。
異界編のキャラってのもあった
話も途切れ途切れに書いてあったけど、きっと考えきれずに投げたんじゃなかろうかw
・カマイタチ
次元を切り裂く能力を持つ。無事帰るためには彼の力が必要。
・金食いの金蔵(かねぞう)
妖怪金食い。彼に好物のお金を渡すことにより情報をくれる。
普段は、人間界で拾ったものを売り歩いている。
・火車
閻魔大王の部下。後半は乗り物になってくれる。
・閻魔大王
異界と地獄の管理人。
今回の異変に手が回らず、たまたまやってきた達也丸に援助を要請する。
強面だが、根は優しく妖怪や人間を差別無く接する。
他にも
・妖怪図鑑搭載
・条件を満たせば離脱した仲間を再び仲間に入れられる
・仲間の入れ替え可能
・各町でウワサを聞いて妖怪を狩りor説得に行くクエストもある
とのこと
長文失礼いたした
>>228-229 いいじゃんいいじゃんw
今から制作するんだ!!
主人公の達也丸ってあるが
こういう名前は現代風なところがあるイメージ
なので現代風ONIというのもあってもいいと思う
友人をモデルにって書いてあるからな
創作のキャラに自分や身内の名前を使うのは誰もが通る道…か?
現代を舞台にすると、RPGは作り難い感じがするな。
設定に凝らないとダンジョンとか用意できないし
そうか
ダンジョンのこと忘れてた('A`)
おお、ありがとうございますw
現代舞台なら、それこそ響鬼的なものになりそうですね
思いついたのは
主人公が大学生、オカルト関係のサークルに所属
夏休みの間に日本の妖怪取材と言って旅に出る(友人とどれだけ調べられるか競う)
どこかでONIに覚醒。とある組織の者がやってきてスカウト。
そこにいる先輩のONI達と日本全国妖怪退治に(ただし人前では変身できない)
これだと森やら山やら海やら廃墟やらいけるけど
現代だと交通機関発達してるから街やフィールドを歩く楽しみが減ってしまう・・・
特定の妖怪の足取りを追わせるために歩かせるとか、、
「巻き込まないように組織の乗り物以外乗らない」とかこじつけはできるけど
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/05(木) 12:15:06 ID:cYxu+MGW
じゃあ、オレも。
実はオレ
>>105で
主人公が平成にタイムスリップするって話。
大陸妖怪と日本妖怪が手を組んで、地球を征服しようとする。
それで、まずは霊穴の多い日本を落とそうとする。
御堂丸(みどうまる)17歳
室町時代の近江出身。
10歳までの記憶がなく、自分の時代でも孤立していた。
その所為かかなり無愛想で、少々さめた性格。
ONIの血を引いていて、現代で偶然見つけた「鬼丸」によって
鬼の化身「覇天童子(ハテンドウジ)」に転身する。
横文字はひらがなになる(ジェネレーションなら「じぇねれいしょん」とか)
月島 朔夜(つきしま さくや)16歳
平成の時代の高校生。
時代ボケしてる御堂丸へのツッコミ担当。
通学途中に御堂丸に出会い、それ以後家に泊めることに。
行動やまとっているオーラが犬っぽいためか「ポチヤ」と呼ばれている。
「童子斬り」によって赤い狼の化身「緋煉武漢(ヒレンブカン)」に転身。
風見 涼歌(かざみ りょうか) 17歳
平成の時代の高校生。
二次でありがちなスポーツ万能、成績優秀、容姿端麗だけど性格に難あり。
生徒会の副会長でちょっと男口調。(「〜だけど」を「〜だが」とか)
ポチヤの幼馴染で目下片想い中。
周囲からは彼の飼い主と認識されている。
「三日月」によって孔雀の化身「虹華翼姫(コウカヨクヒ)」に転身。
仲間はここらで省略して次、敵なw
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/05(木) 12:16:29 ID:cYxu+MGW
かぐや姫
月の支配者で日本妖怪の首領。
当初は地球を滅ぼそうと妖気をこめた月光で
妖怪たちを暴れさせてた。
実は山本五郎左衛門に利用されていた。
デュラハーン
大陸妖怪の首領。
細身の体の周りを常に首が浮いている。
大陸妖怪をけしかけて日本妖怪と共に地球を支配しようとする。
実は神野悪五郎に利用されていた。
ぬらりひょん
日本勢幹部。
鬼神に出てきたヤツの子孫。
先祖ほど悪いヤツではなくて御堂丸に2人の野望をとめさせようと
現代につれてきた。かぐやとデュラハーンの背後の存在には気づかず
最終的には五郎左衛門に焼き殺される。
ラスボス
神野悪五郎
山本五郎左衛門
ぞれぞれ大陸勢、日本勢の幹部として振舞っていたが
実は今回のコトの真の黒幕。
最後には融合して御堂丸を殺そうとするけど、
"最後の手段に巨大化した悪者は勝てない"
ちなみに敵側にも神代三剣を使って転身するヤツらいるけど
まあ、それは省略するw
いいなあ妄想が膨らむぜ
妄想だけ
ラスボスがけっこうマニアックなような。
どっちも稲生物怪録に名まえがでてくるやつだっけ。
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/05(木) 22:49:25 ID:cYxu+MGW
>>237 そそ。
とはいっても悪五郎は五郎左衛門の話の中だけなのね。
悪五郎と五郎左衛門は転身できて
二人が合体することで究極の転身体になる
という感じはあるか?w
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/06(金) 18:28:27 ID:PebHPS1U
ただ、最近気づいたのが孔雀ってハデなのオスだっていうコトだ。
>>239 まあ、まさにそんなん。
パーティ5人とかぐやと
デュラハーンと神代3人と悪五郎と五郎左衛門が
転身できるっていう妄想だった。
冥府の王ハデス
をラスボスに考えてみたw
最近凄いレス付いてたみたいだけど1が来たわけではなかったか
レス読む限り作ろうと思ってる人が現れたようにも見えないし・・・
このながれに乗じて…と思ったが、あまりの邪気にノートを開くことすらできなかった
明日お焚きあげしようorz
なに、恥ずかしがることはない
鬼神の力を解放するんだ
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/09(月) 23:54:07 ID:WVGZWpCM
一応、制作スレという事を忘れるなよ。チラ裏みたいなレスばっかりになっても困る。
製作スレといっても1さんの報告待ちの状態だし
過疎るよりはいいんじゃないか?
まあ、現状では1さんが一人で全部作ってるから
製作スレとしての役割があるかどうかは疑問だが・・・
サブイベント(寄り道)案募集!とか提案してくれると
このスレを生かせるような気がする。
自分は作らないんだな
サブイベントのストーリー作ってくれ言われたら挑戦してみようかね
この際みんなで
>>1に協力すればいい
てか、急に人湧きすぎ
どっかに晒されたのか
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/11(水) 17:52:17 ID:nNPCP3G8
多分、動きがないから見てるだけのヤツらが
>>225をきっかけに書き込んでいっただけじゃないか?
>>251 そこまで見てるだけだった人が、それだけの理由で、急に書き込みし出すとも思えないが
あ、後、レスに反応早いなぁwやっぱ、スレ変わった感じがする
ONIが復活したらもっと一気に書き込み増えるで
>>247で書いたのは実は自分が困ってることだったり。
まだ完成のメドはついてないが、ネタ提供に協力
してくれるならお願いしたい。
☆募集:サブイベント案(小クエスト系)
☆イベント概要:
「聞奇怪会(ききかいかい)」という
古今東西の怪しい話を持ち寄って話す集まりで
”百物語”をするために不思議な話を集めている。
それに協力してほしい、って流れ。
☆補足:怪談じゃなくても不思議な話でおk
マイナーなネタor創作ならさらにありがたい。
自分で考えたものだけじゃ足りないような気がするんだ。(´・ω・`)
百個分の物語を、全国で見聞きして集めてくるイベントなのかな?
でも、小クエスト系ってなってるから、物語一個づつに細かいサブイベントを設定するという感じ?
できれば、ご自分で考えた案を、1,2点あげていただくと考え安いかも
百鬼夜行のイベントとかまた欲しいな
>>255 ちょっと書き方が悪かったみたい。
別に百個も必要なくて10個ぐらいあればいいかも。
(あと何話足りてないという表現にする予定)
イベントというよりはネタが欲しいってのに近い。
ほんと簡単なものにする予定だから。
例)
ろくろ首を見たという噂(発端)→異常に犬を嫌う女がいる
→その女のところに犬を連れて行く→正体をあらわす(解決)
(ちなみにこれは甲子夜話のネタから)
>>257 犬を連れて行くだけで解決したらすぐに終わっちゃうな
特定の犬だけを恐がるならもっと長くなるけど
>>258 そうだね。
実際、本筋を進めていく片手間でできるくらいのものに
する予定だから。
まあ、上の例でもヒント分散したり途中でいろいろ
はさめばいくらでも膨らませることができるけど。
>>259 ONI零でもあったけど
貧乏神を追い出すイベントで
貧乏神がトラウマになっている種類の花を持っていく
っていうイベントみたいに細かいといいかも
保守。
最近1さんこないね。
忙しいんだろう…仕方ないさ…
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 18:25:54 ID:YClye4g1
まあ、3月入るまでに一通り形になるそうだし
もうちょっと気長にまってみようじゃないの。
保守しよう
形になってません すいません
仕事が・・・・・
放り出す気は毛頭ないので保守がてら
あ、今さらっと見てたらサブイベント案を頂けるという事なので
よければ寄せて頂きたいと思います。
神代三剣とか伝説の武器防具、歴代ONIの鬼神召喚イベント以外何も考えてない・・・
というかイベント組んでも目も当てられない出来になる・・
思わせぶりなことやらずに出来てから書けばよかったのにね。
案の定だ
でも何も無いでただ待つのよりも、何かしらあるかもと思える方がいいという人も居るかも知れない
というか、経験上『出来てから』にしようとすると自分の中で立ち消えになることが多いし
まあ楽しみにした場合にはその分だけ絶b(ry
とりあえず自分はまったり待っておく、何かネタが出たら書き込むかも
>>266 前々から思ってたが、どうも目標というか理想が
高すぎるような気ガス。
とりあえず台詞とマップと戦闘があればRPGになるし、
形にすることをまずは目標にして、妥協点を見つけたら?
それに、最初から作りこむと後から変更しづらくなることもある。
今どのくらい形になってるか
1、2枚でいいから画像のうpを希望してみたい
そこは察してやれよ
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 19:50:11 ID:tJFZr7OD
保守
ONI5でも久しぶりに引っ張り出してくるかな
今どのくらいできてんの?
http://j5.atura.ws/m/c/8716/img/0008638479.bmp?a=3112647962 OP用の絵その@・・・久しぶりに出した成果物がこんなものですが
一応鬼神降魔禄のお話の一枚絵、本編でも使用予定の素材です
どの程度出来てるか・・という事ですが、イベント関係は導入部分のみ
戦闘アニメは主人公のみ
通常攻撃
転身
術発動エフェクト
術エフェクト自体はまだ手付かず
マップは最初の村がやっと組めてる程度
転身のコモンイベント作成でも、転身⇒キャラクター入れ替えの過程で
並び順が最後列になる等の不具合についてリカバリ中
>>269 仰るとおり、やる事勝手に多く設定してあれこれ手をつけて全く進んでないという
どうしようもない状態になってしまいました
まずは妥協します
こんな自分に愛想尽かさず付き合って下さってありがとうございます。
お、きたきた
絵は凝ってて凄いけど、やっぱり時間かかる部分だからひとまず置いといていいだろ。
転身とかも早急に仕上げる必要は無い。デフォのまま序盤のイベントを作ってみてはどうかな。
術エフェクトなんてサンプル流用でいいし、転身なんて序盤でやる必要ないしな
最初の町が組めてるならあと何か一つダンジョン追加して、モンスターも2.3体追加して
素材は他サイト流用って言ってたのだしそれくらいならあまり時間もかからないんじゃないか?
あと他のツクール作品見てると、別に素材一つ一つが凝った出来じゃなくても
面白い出来に仕上がってる作品は多いよ? なもなもとか、まああれは他の技術がすごいが
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 12:07:50 ID:SxB+Lca2
プロジェクトファイル一回公開して
どんなもんか見せてもらえれば
素材の提供くらいは出来ると思う
1さんきてたかw
まぁ、とりあえず公開してからクオリティをあげていってもいいわけだし
妥協して完成めざす方向はいい転換だと思う
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 22:45:35 ID:Gu2C84cd
このスレに影響されて幕末を中古で買ってやってるんだが
鬼神を先にやってればよかったと後悔w
鬼神もそうだけどそれ以上にGBシリーズを先にやってない事を後悔しなさいな
タイトル気合入りすぎwww
wktkしながらまってるぜ
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/13(月) 22:46:10 ID:aZe4krTK
白雷童子カッコイイなw
今後もwktk
結構いい感じで出来てるなぁ
イベント案とか募集してたし、考えて協力してみようかな
287 :
1:2009/04/19(日) 23:35:19 ID:DtuRivYW
現在鋭意イベント制作中
GWを目途に・・・出来たらいいなと考えてます
ちゃんとイベントさえ作ってしまえば素材最低限でもそれなりの
仕上がりにはなるようですが
いかんせん結構つくりがあらいようで
おお、こうしてゲームっぽくなると違うな
寄り道要素とか考えてる?
片手間に出来るようなミニイベントとか豊富にあると嬉しい
寄り道か〜…
神降ろしとかできるなら
神降ろしイベントがあればいいな
たけのみかづち、ひのかぐつち等
寄り道イベント
・○○を取ってきて(薬草とか)
・○○村に荷物を届けて
・妖怪退治
とか?
転身後に狸と間違えられるイベント
軍艦島に行くイベント
なんか絶対妖怪がウジャウジャいそうじゃんあそこw
隠しイベントでもいいやこれは
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/27(月) 10:56:13 ID:DsxTSQTD
お前ら注文多いなw
わき道寄り道はベースが出来てからだろ
ツクールには詳しくないが、295に手伝ってみていいんだろうか
>>296 自分へのレスと考えていいのかな。
とりあえずツクール2000(2003)を持っていて
それをいじった経験があれば歓迎しますです。(´・ω・`)
(イベントとかシステム周りは自分が作るので)
募集予定人数に達したので
>>295は削除しました。
協力ありがとう。(´・ω・`)
夏ごろまでには完成できるといいなぁ。
今どんぐらい出来てるの?
保守
進まないな〜
303 :
1:2009/07/11(土) 10:11:26 ID:TxEJPaL/
やっとアク禁解けた!
もうすぐ序盤のみリリースします
おっ、期待!
おっしゃああああ
スレ主さんはOCNかい?
そうだとして今まで規制されてたということは
関東の人ってことか?
俺も今まで巻き添え規制されてた…
307 :
303:2009/07/19(日) 21:09:14 ID:AojDvSqo
釣りでした
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/20(月) 16:44:55 ID:CN7oShFJ
なん…だと…
空中分解したのか?
保守
報告ないね。
ブログあるけど一回も記事かかれてなかった
んでこのスレどうなんの?
削除?
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/06(木) 21:03:35 ID:LP4lvv7M
保守しながら待とうぜ
もうここでゲームやろうぜ。まず誰か名前つけれ。
○○○まる
名前はひらがなしか使用できません!
ようかいが おそってきた
きほんまるはようかいにむかってきほんだぁーっとさけんでにげだしました
きほんまるは にーとになってしまった
なにを占ってもらいますか?
1 りかるどの きおくをもどすほうほう
2 きゃらのゆくえ
3 きほんまるが しゃかいふっきするほうほう
てんちまる「きほんはまるよ、おまえもおにのちをうけついでいるいじょう
おにとしてはたらかなければならない。
えどのはろーわーくをたずねるといい」
との「ぷろぐらまーとして
ばしゃうまのようにはたらくがよい」
就職難航伝 ONI-IT(ONEET)
とりあえず1作できたな
>>326 まだ作るつもりなのか
っていうかプログラマーは隠忍と何の関係があるんだ?
>>327 歴代の隠忍達の活躍により、多くの妖怪は姿を消し、
人々は平和な生活を送っていた。
一方、隠忍として生きる者達は活躍の場を失い、苦しい生活に迫られていた。
こうした状況を打破するべく、隠忍達の新たなる闘いが始まる・・・
久々にのぞいたら
なんだこの流れは
はは「きほんはまるや、そろそろしごとにいくじかんだよ。」
きほんはまる「しごとはやめた。」
はは「またなのかい?まえのひきゃくのしごとだってみっかもつづかなかったじゃないの。」
きほんはまる「あしたからがんばるよ。」
はは「いいかげんにおし!いつもそんなこといって!」
きほんはまる「わかってるって!これかr・・・」
ぶぎょう「しつれいする!きほんはまるどのはおられるか?」
きほんはまる「はい、おれですけど?」
ぶぎょう「とのがよんでおられる。しきゅうえどじょうまでまいられたい。」
きほんはまる「えどのとのさまが?いったいなんのようだろう?」
誘拐事件とか変死事件とか
頻繁に起こってそうだなw
との「わしの ”えろがぞう”が うしなわれた。
しきゅう、 でーたを ふっきゅうしろ」
きほんはまる「それは できない」
との「ならば しね」
とのさまが、おそい かかってきた!!
カオスだ
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/15(土) 17:56:17 ID:R4ABuNGP
なんなんだよw
むしろなんでなんだよw
との「わしの "えろがぞう"は
ひゃくはちしきまで あるぞ・・・・ぐぶっ」
きほんはまる「おそろしい てきだった
せいてきな いみで」
にーとのさいぞう「よう はやかったじゃないか
おれも はたらきたかったぜ うっ」
きほんはまる「あにき! ちだらけじゃないか
おれの かたに つかまれ」
にーとのさいぞう「へへ なさけねえ
めんせつかん あいてに
このざまだ おまえつよくなったなぁ」
きほんはまる「さあ むらに かえろう」
きほんはまるは にんじゅつを つかった!
きほんはまる「にんぽう げんじつとうひ!!」
きほんはまる「おれは いもうとに あってくる
あにきは ここで まっててくれ」
にーとのさいぞう「いもうと・・・・?」
きほんはまる「ああ いきわかれだったんだ
こんど あにきにも あわせるよ」
にーとのさいぞう「それ なんて えろげ?」
きほんはまるは にんじゅつを つかった!
きほんはまる「にんぽう げんじつとうひ!!」
はは「きほんはまるよ よくぞ やってくれた
かんしゃしているわ」
きほんはまる「いもうとは どこですか?」
はは「おまえの いもうとは こいびとを さがすと
いって いなくなってしまったのじゃ
いもうとは すいーつ だったからな」
きほんはまる「・・・・・そうだったのか。
いもうとのことは わすれよう」
はは「これから どうするつもりなの?」
きほんはまる「おれの へやに もどります」
はは「そうか きを つけてな」
きほんはまるは にんじゅつを つかった!
きほんはまる「にんぽう げんじつとうひ!!」
きほんはまる「あにき もどったぜ
おれには いきわかれの いもうとが
いたきがしたが そんなことは なかったぜ」
にーとのさいぞう「おれが うごけるように なったら
たびにでた いもうとを さがそう」
きほんはまる「ああ そうだな」
じゃあくなかぜは ふきさり
しずかに ひは おちた ・・
おわり
もうそれでストーリー作れよ
第一部完だよね?まだ続くよね?
続かねえよw
じゃあ二部の主人公の名前を決めろ
えひめまる
えひめまるをやどしたぼたいは
ようかいにたべられてしまいました
えひめまる「かあさん、まだぶじ でしたか」
えひめ「あなた だれ?」
えひめまる「あなたのむすこです」
えひめ「え?わたしはおんなですが」
えひめまる「???」
えひめまる「みらいから あなたを たすけにきました。
このじだいの あなたが ようかいに たべられてしまうと みらいがかわってしまうんです」
えひめ「"ぱらどっくす"だわ」
えひめまる「みらいは ふたりの じたくけいびいんのおかげで じごくでした。
あといっぽの ところまで おいつめたのですが このじだいに にげられてしまったのです。
やつらは かならず あなたをねらってきます」
えひめ「わたしはどうしたらいいの・・・」
えひめまる「あなたにはなにができますか?」
えひめ「そんなめんせつかんみたいなことを言わないで!!」
えひめまる「ごめん、とらうまだったんだね・・・」
えひめ「ごめんなさい・・・。つい・・・。」
えひめまる「いや、いいんだ。」
えひめ「でもじさくぱそこんのしょしんしゃにあどばいすするくらいならできるわ!」
えひめまる「それはこころづよい!ぜひいっしょにきてくれ!」
えひめがなかまになった!
えひめまる「まずはてきのじょうほうがほしいな・・・。むらびとにはなしをきいてみよう。」
むらびと「さいきんえどのとのさまのようすがおかしいらしい。」
えひめまる「えどのとのさまが・・・?ようすをみてくるか・・・。」
―えどじょう―
えひめまる「とのさまにあいたいんですけど。」
もんばん「ならぬ!いまとのはねこんでおられて、それどころではないのだ!」
えひめまる「どうしてこうなった・・・」
えひめ「どうしてこうなった・・・(^ω^)」
もんばん「やめんかwまじれすすると、たいせつなでーたがなくなって、しょっくでねこんでしまったのだ。」
えひめまる「な、なんだってー!」
えひめ「わたしならなんとかしてあげられるかもしれないわ。はなしをよくきかせてちょうだい。」
もんばん「むう・・・。そういうことであればしかたなかろう。とのにはなしをきいてみるがよい。」
えひめまるたちは、なんとかしろにはいることができた。
との「わしのたいせつな "はーどでぃすく"が こわれてしまったのだ。
なおせるか?」
えひめ「かんたんよ ちちんぷいぷい」
との「おお」
との「ほうびをやろう なんでももうせ」
えひめ「じゃあお金をください」
えひめまる「かあさんはだまってて!
あやしい ふたりぐみを しりませんか?」
との「あやしい ふたりぐみ・・・、あの おたずねものたちかな?」
えひめ「おたずねもの?」との「"にーとのさいぞう"と、"きほ・・・なんとか、ってなまえだったか」
えひめまる「ようかいが にんげんに ばけているのかもしれない」
えひめ「とのさま そいつらは どこへ?」
との「うみをわたり しこくへ にげたらしい」
えひめ「しこくはとおすぎるわ」
えひめまる「ふねがひつようになりますね」
えひめ「ふねをかりられるだけの おかねなんて もってないでしょ」
おんな「あなたたち ふねをさがしているの?」
えひめ「あなたは」
あまみ「わたしは"あまみ"。ふねならかしてあげてもいいわ」
えひめまる「ほんとうに?」
あまみ「そうね・・・わたしをまんぞくさせる "すいーつ"を もってきたら かしてあげるわ」
えひめ「"すいーつ"?」
あまみ「これだから いなかものは いやなのよ。
あまくておいしい たべものっていえば いいのかしら?」
えひめ「いなかものじゃないわ。
"いんどあは"なだけよ」
えひめまる「かあさんはだまっててください。
・・・くさだんごでいいですか?」
長編になっていく・・・
ひらがなだと読みにくいし
普通の文でいいんじゃない?
本気で長編書くならともかく、ONIの雰囲気はひらがなのイメージ。
琥金丸よりこがねまる
あまみ「くさだんごなんていなかくさいものはいらないわ!」
えひめまる「とにかくうまそうなものをさがしてみるしかないか・・・」
えひめ「そういえばきょうとに"きょうごくさん"っていうゆうめいなしょくつうのひとがいるってきいたことがあるわ。」
えひめまる「きょうごくさんならなにかしっているかもしれない。いってみよう!」
―きょうと びしょくくらぶ―
えひめまる「しつれいします。きょうごくさんというかたをさがしているのですが・・・」
きょうごく「おう、それはわしのことや!あんさんらはなにもんや?」
えひめまる「おれはえひめまるといいます。こちらはははおや・・・いや、ともにたびをしているなかまです。」
えひめ「わたしたち、ごくじょうの"すいーつ"をさがしているんです。なにかごぞんじありませんか?」
きょうごく「おしえてやってもええが、わしのもんだいにこたえるのがじょうけんや!」
えひめまる「???」
きょうごく「このりょうりにつかわれとる"かおり"のしょうたいをあててみぃ!」
せんたくしてください。
まなみ
くしゃみ
くわのみ
えひめまる「くわのみだ」きょうごく「うむ、よくやった。
しこうのすいーつ、"ちょこれーとそうめん"をやろう」
えひめ「これならきっと ふねがかりられるわね」
えひめまる「とりあえず えどにもどりましょう」
-えどじょうかまち-
えひめ「どう?"ちょこれーとそうめん"よ」
あまみ「これは・・・、とても・・・ とかいはだわ!
いいわ、ふねをかしてあげるわ」
えひめまる「これでしこくにいけますね」
あまみ「しこく?
あなたたち、しこくにいくきなの?」
えひめ「ええ。ふたりのおたずねものをさがしにいくの」
あまみ「おたずねものって、もしかして・・・
わたしも つれていきなさい!
かいふくのじゅつぐらいはつかえるから やくにたつわよ」
えひめまる「どうしてとつぜん」
あまみ「・・・たんにおもしろそうだからよ」
えひめ「にぎやかになって いいんじゃない?」
えひめまる「かあさんがそういうなら」
あまみ「きまりね
これからよろしく!」
あまみがなかまになった!
えひめまる「さあ しこくへむかおう」
微妙に伏線あってワロタ
―さぬきのくに―
えひめまる「さあ、しこくについたぞ!」
えひめ「そういえば、せとのうみには"りゅうぐうじょう"のでんせつがあるんですって。ろまんちっくよねえ。」
あまみ「さっさとじょうほうをあつめるわよ!ぐずぐずしない!」
えひめ「ずいぶんとはりきってるわね・・・」
えひめまる「そんなことより おうどんたべたい・・・」
おとこ「おまえさんがた どこからおいでなすった?」
えひめまる「えどからきました。」
おとこ「えどから!?よくぶじで うみをわたってこれたな。」
えひめまる「どういうことですか?」
おとこ「ここさいきん"えるにーにょ"のおかげで、うみにおおきな うずしおができるようになったんだ。のみこまれたらさいご、かえってきたものはおらん・・・。」
あまみ「わたしたち、うんがよかったわね!」
そんちょう「ほう、ひとさがしかね。ふたりぐみのおとこ?ざんねんじゃが みたことがないのう。ここさいきん、よそからきたものはおまえさんくらいなものじゃ。」
えひめまる「ここにきていない!?どういうことなんだ・・・」
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ) どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、 レ´`ヽ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
| | ( ./ /
___ ♪ ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!
|.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ
| | ( ./ / `) ) ♪
あまみ「・・・いなかもの」
えひめまる「かあさん、はずかしいからやめてください」
えひめ「・・・こほん!
とりあえず、えどにもどるしかないよね」
おとこ「おまえさんたち、えどにかえるのなら
ひとつたのまれてくれぬか」
えひめまる「なんでしょうか?」
おとこ「さいきん、えどにいるわたしのむすめからのてがみが
とだえてしんぱいしておるのだ。
ようすをみてきてほしい。」
あまみ「おとこでもできたのよ」
えひめ「こらっ!」
おとこ「それならそれでよいのだが・・・
えどのあたらしいとのさまのようすが
またおかしいみたいで しんぱいなんだ。
まえのとのさまが ”ぼうかん” におそわれて
しんで あたらしいとのさまになってからは
ぜいきんもへって へいわだったのだが。」
あまみ「ぼうかん、ね・・・。」
えひめまる「どうしたんだ、あまみ?」
あまみ「なんでもないわ。えどにもどりましょうか」
えひめまる「???」
ふむふむ
何人で書いてんだよ
―せとないかい―
えひめ「また えどまでながたびねー。」
ごごごごご・・・
あまみ「きゃ!な、なに?」
えひめまる「うずしおだ!」
えひめまる「きゃーーーー!!」
―???―
えひめまる「いてててて・・・ここは・・・どこだ・・・?」
えひめ「うーん・・・」
えひめまる「かあさん!ぶじですか?」
えひめ「なんとかね・・・。ところで ここはどこなの?」
えひめまる「わからない・・・。おれたちは たしかうずしおにのまれて・・・」
えひめ「そういえば あまみちゃんはどうしたの?」
えひめまる「い、いない!?はぐれたんだ・・・。とにかくさがそう!」
えひめ「あそこに まちがみえるわ!おしろがあるから じょうかまちね。」
えひめまる「もしかしたら あそこにいるかもしれない。いってみよう!」
なんだこの流れはw
えひめまる「あそこに おんなのこがいるぞ。おーい!」
おんなのこ「あなたたち どこからきたの?」
えひめ「わたしたち おおうずにのみこまれて
きがついたら ここにたおれてたの」
おんなのこ「そとのせかいからきたの?
ここは”りゅうぐう”よ」
えひめまる「りゅうぐうだって?
じゃあ あそこにみえるしろが りゅうぐうじょう?」
えひめ「じゃあここは うみのなかなの?」
おんなのこ「うん」
えひめ「わたしたちみたいに そとのせかいから
きたおんなのひとをしらない?」
おんなのこ「うーん、しらない。
でも、とうさまならしってるかも」
えひめまる「とうさま?」
おんなのこ「とうさまはあのしろにすんでる
"りゅうじん"なんだよ」
えひめ「え?じゃああなたは?」
たつみ「わたしは"たつみ"。"りゅうじん"のむすめなの。
わたしがいれば "かおぱす"で しろにはいれるから
あんしんしてね」
えひめまる「じゃあ りゅうぐうじょうへ いってみよう」
たつみがなかまになった!
げーむぼーいばんの "ふんいき” がよくつかめてるなあ
たつみ「ただいま!おとうさま!」
りゅうおう「おそかったな。そちらのかたは?」
たつみ「"ちじょう"からのおきゃくさんだよ。」
りゅうおう「これはこれは。わが"りゅうぐうじょう"へようこそ。いまは いそがしいので あまりおかまいできませんが、ゆっくりしていってください。」
えひめ「なにか あったんですか?」
りゅうおう「うむ、さいきん"りゅうじんぞく"のものが"ぎょじんぞく"にさらわれるじけんが あいついでいるのだ。」
えひめ「ひどい・・・」
りゅうおう「まいにち ひとりさらわれるのだが、きょうは おかしなことに ひとりも さらわれとらんのだ。」
えひめまる(いやな よかんがするな・・・)「おれたちが さらわれたひとたちを さがしてきます!」
りゅうおう「しかし、きゃくじんを きけんなめにあわせるわけには・・・」
たつみ「このひとたちに まかせるしかないんじゃない?わたしもついていくし、だいじょうぶよ!」
りゅうおう「・・・すまないが あなたたちだけが たよりだ。おことばに あまえさせていただこう。」
えひめ「どこに さらわれたのか わかりますか?」
りゅうおう「きたに ぎょじんぞくのおうである"うおう"がすんでいる しろがある。もしかしたら そこかもしれない。」
えひめまる「いそごう!」
-うおうじょう-
えひめ「ふう・・・ここまでは きづかれずにこれたわね」
たつみ「さすがに しろのなかには へいしがいっぱいだね
ここからどうしようか?」
えひめまる「しっ!はなしごえがきこえる・・・」
ぎょじんぞくのおとこ「うおうさまにも こまったものだ。
まいにちまいにち りゅうじんぞくをさらわせるんだから」
ぎょじんぞくのおんな「りゅうおうの "わだつみのつるぎ"を
てにいれてから ようすがかわったわ」
たつみ「”わだつみのつるぎ”・・・。
やっぱり ここにあったのね」
えひめまる「なにそれ?」
たつみ「おとうさまのつるぎよ。ひとつきまえに ぬすまれたのよ。
わだつみのつるぎには うみをしはいするほどの ちからがあるの。
きっと さいきんはっせいしている おおうずも そのけんのちからを
つかってうおうがつくりだしているのね」
えひめ「なんですって?」
???「あんたたち なにをこそこそやってるの?」
えひめ「・・・みつかった!もうおしまいだわ!」
あまみ「おちつきなさい、えひめ。わたしよ。」
えひめまる「あまみ?」
えひめまる「あまみがどうしてここに?」
あまみ「ああ、このしろのちかくでたおれてたら
つれてこられたのよ。
さっきまでちかろうに とじこめられていたんだけどね」
えひめ「でも よくにげだせたわね」
あまみ「そりゃあ わたしも "きじん"の・・・
いや まあ うんがよかったのね」
たつみ「ほかに ろうにとじこめられている
ひとはいなかった?」
あまみ「え?だれ?このこ」
えひめまる「このこはたつみ。
りゅうおうのむすめさんです」
あまみ「ああ、えひめまるは"ろりこん"だったのね・・・」
たつみ「ろりこんってなんだ?」
えひめ「そんなことばは しらなくていいのよ」
あまみ「はなしをもどしましょうか。
ちかろうには たくさんのひとが とじこめられているわ。
なんでも "ぎしき"のいけにえにつかうとか」
えひめまる「ぎしき?なんのぎしきだろう?」
あまみ「そんなのは うおうってやつを しめあげて
ききだせばいいのよ」
えひめまる「"すまーと"じゃないなあ・・・」
たつみ「うおうをたおさなくては。
どうかどうか みなさんのちからをかしてほしい」
えひめ「ここまできたんだから とうぜんよ!
うおうをたおしにいきましょう!」
一部に比べて二部が長すぎるw
一応ONIっぽいしなw
続けてほしい
>うおう
ねーよwwww
えひめの存在が意味ないな
完全にターゲットから外れてるのに逆に追い掛ける変な女になってしまった、、、つか、脇役、、、つか、流されえひめまるに翻弄されついに魚編に突入!!!
いつか消えそうだなえひめ
イイネイイネ
ここらでえひめまる、えひめ、あまみの転身後の名前を募集します。
属性も添えてください。
むしょくどうじ
とでも言いたいところだが、えひめまるは職に就いてるんだろうか
むしろそれは、しかくはまるだろ。
ああ、まちがえた。きほんはまるだったw
二部だと出番がないから忘れ去られてる。
いつまで無職ネタ引っ張るつもりだ
あまみは すいつよくき
とかどう?すいーつ的に考えて
えひめまるは九狼(苦労)童子で。
悴津沃姫
属性書くの忘れてた
水ね
うおう「ふふふ・・・ついに "れびあたん"
ふっかつのぎしきの いけにえがそろった」
あまみ「ざんねんだけど いちめい たりないわね
わたしが にげだしたから」
うおう「なに?きさまはちかろうにとじこめたはず!
へいしたちは なにをしておる!」
えひめ「そのへんで のびてるんじゃないかしら」
たつみ「うおう!おまえのたくらみもここまで!
おとうさまのけん かえしてもらう!」
うおう「く・・・たつみだと?」
えひめまる「おまえがよみがえらせようとしている
"れびあたん"とはなんだ!」
うおう「たいこのじだいに りゅうぞくの
おとこが この"わだつみのつるぎ"に
ふうじこめたまものだ。
このけんに ひゃくにんのちをすわせることで
"れびあたん"が ふっかつする!
"れびあたん"のちからがあれば このうみだけではない。
わたしが すべてのうみの しはいしゃとなれるだろう」
たつみ「そんなこと ゆるさない!」
うおう「おまえみたいな がきが
わしをたおせると おもっているのか?」
たつみ「・・・たおします!」
うおう「わしが ここまで
おいつめられるとは・・・」
たつみ「けんをわたしなさい!」
うおう「こ、こうなったら
わしのいのちとひきかえに "れびあたん"の
ふういんをといてやるわ。
きさまらは もうおわりだ!」
えひめまる「やめろーーー!」
ごごごごご・・・
おんな「・・・ふう、よくねたわ」
うおう「なん・・・だと?」
えひめ「あなたは?」
れびあたん「わたし?"れびあたん"だけど」
あまみ「かいぶつだったんじゃ・・・」
れびあたん「ちからがかんぜんに もどってないから
にんげんのすがたをとってるの。
たしかにわるいこともしたけど もうずっとむかしのはなしよ。
いいかげん みずにながしてくれてもいいじゃない。
・・・って、ここはみずのなかじゃないの!ぷぷっ!」
たつみ「いまの おもしろいのか?」
えひめまる「さあ・・・」
れびあたん「そんなことより・・・あんた!」
うおう「???」
れびあたん「よくもきたないてで べたべたと
わたしにさわってくれたわね。
かくごはできてるのよね?」
うおう「ぎゃあああああああ!」
れびあたん「あー、きもちわるい おやじがいなくなって せいせいしたわ。あんたたちのおかげね。」
あまみ「どっぢかというと うおうのおかげなんだけどね・・・」
れびあたん「まあなんでもいいわ。あなたたちのちからになってあげる。」
えひめ「かいぶつって なにができるの?」
れびあたん「しつれいね!これでも れっきとした”すいりゅうじん”っていう かみさまなんだからさぁ!」
えひめまるは かみおろし「れびあたん」をえた。
−りゅうぐうじょう−
りゅうおう「よくぞ うおうをたおしてくれた!れいをいうぞ!」
えひめまる「いやあ、おれたちはなにも・・・」
りゅうおう「とにかく これでうみも へいわになる。ほうびをとらせよう!なにがのぞみだ?」
えひめ「じゃあ、おかねをください!」
えひめまる「かあさんは だまってて!ちじょうへかえりたいんですが、なんとかなりませんか?」
りゅうおう「うむ、たやすいことだ。ついでにこわれたふねも、あたらしく てはいしてやろう。」
えひめまる「ありがとうございます!ではおれたちはこれで━━━」
たつみ「まって!!」
りゅうおう「たつみ!?」
たつみ「おとうさま!わたしもえひめまるたちについていきたい!」
りゅうおう「なんだと!?」
たつみ「ねえ、いいでしょ?いままでわがままいわずに ずっとおとうさまのいうとおりにしてきたけど、わたしのじんせいは じぶんできめたいの!」
りゅうおう「ふうむ、おまえがそこまでいうのであれば しかたがあるまい。」
たつみ「やったあ!ありがとう、おとうさま!」
りゅうおう「と、いうわけだ。めいわくかもしれんが むすめをよろしくたのむ。」
たつみ「と、いうわけで これからもよろしくね、えひめまる!べ、べつにあんたといっしょにいたくて ついていくんじゃないんだからね!かんちがいしないでよね!」
えひめ、そんなにお金がほしいのかよw
最初くだらねえと思ってたのに、
なんか読んでいくうちにそれらしく見えてきたから困る
えひめもニートっぽいしな
ふどうじょうし(不働娘子)なんてどうだ
たつみは素で転身できそうな感じだな
うおうオワタ
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/24(月) 09:48:11 ID:djjogjL2
やべぇ、何かが面白いぞww
-えどじょうかまち-
えひめ「やっとかえってこれたわ」
えひめまる「しかし、てがかりが なくなってしまいましたね。」
あまみ「そういえば、しこくであったおじさんの むすめのようすをみにいく やくそくをしてたわね。
いまからいってみる?」
えひめまる「あれ?たつみがいないぞ・・・」
あまみ「まいごかしら。
いなかものはこれだから・・・」
えひめ「あまみ、わたしたちはとりあえず そのむすめさんにあいにいきましょうか」
あまみ「そうね。じゃあ、えひめまるは たつみをさがしておいてね」
えひめまる「ああ、わかったよ・・・」
あまみ「えひめ、あんたもなかなか"き"がきくのね」
えひめ「なんのこと?
むすめさん、なにかごちそうしてくれるかしら」
あまみ「・・・」
-むすめさんのいえ-
えひめ「だれもいないみたいね。
がいしゅつちゅうかしら?」
おとこ「やっとえひめまるがいなくなったか」
えひめ「だれ!?」
おとこ「このときをまっていた」
おんな「じみちにね」
あまみ「なに あんたたちは?」
おとこ「おれは みらいからやってきた
"じたくけいびいん"の "はたら"!」
おんな「おなじく "かない"・・・」
はたら「えひめまるのやつがいては
さすがのわれわれも くせんするからな」
かない「いばっていうせりふじゃないわ、にいさん」
はたら「うるさい!」
かない「われわれが みらいのせかいで "てんかとういつ"を
はたすためには えひめまるのそんざいがじゃまなのよ」
はたら「だから ははおやのきさまをころせば
えひめまるのそんざいを まっしょうできるとかんがえた」
かない「しんでもらうよ "えひめ"!」
時間越えて人殺しに行く根性があるなら働けw
あまみ「なかなか やるじゃない。
わたしを このすがたにさせるなんて、ね」
かない「きさま・・・"おに"か!」
あまみ「おによ!」
えひめ「・・・あまみ!」
あまみ「わたしがくいとめてあげるわ!
はやくにげなさい!」
はたら「そうはいかん」
えひめ「きゃっ!」
あまみ「えひめ!くっ・・・こいつら!」
おとこ「こまっているようだな てをかそう」
あまみ「あんたは・・・?
おとこ「おれは "にーとのさいぞう"」
えひめ「え?"にーとのさいぞう"って・・・」
はたら「なんだ きさま」
かない「すこしあそんであげるわ」
にーとのさいぞう「・・・ふっ」
にーとのさいぞう「けむりだま!」
はたら「ごほっ!ごほっ!・・・えんまくか!」
かない「ぜったいに にがさないよ!」
今頃襲ってきたのかよw
響鬼ネタ?
思いのほか面白いw
終わり?
まさか次回「流転」に続くというオチでは
さいぞう「はあ・・・はあ・・・もう ここまでこれば だいじょうぶだろう。」
えひめ「もうほんと びっくりした!まさか あんなかたちで おそってくるとはね・・・」
あまみ「しばらくは えどにちかづかないほうが よさそうね。」
さいぞう「りゆうはよくわからんが、おわれているようだな。みとに おれの かくれが がある。そこでかくまってやろう。」
えひめ「まって!まだ えどのどこかに なかまがいるの!さがさなきゃ!」
えひめまる「たつみのやつ、どこへ いっちまったんだ?」
たつみ「きゃーーーー!!」
えひめまる「たつみのこえだ!あっちか!」
えひめまる「たつみにてをだすな!」
おとこ「ご、ごかいだ!」
えひめまる「え?」
おとこ「このこがまいごになっていたから
こえをかけたら、ひめいをあげられたんだ」
えひめまる「・・・そうなのか、たつみ?」
たつみ「うしろから かたをたたくからだ」
おとこ「いいめいわくだ・・・、あんた このこの"ほごしゃ"かい?」
たつみ「えひめまるはわたしの"たいせつなひと"だ」
おとこ「・・・"ろりこん"か」
えひめまる「ちがいます」
たつみ「だからろりこんとはなんだ!?」
おとこ「おれは、"きほ・・・、
いや、"むしきまる"とでもよんでくれ」
お尋ね者の癖に普通に名乗るさいぞうって…
えひめまる「おれはえひめまるといいます。
しこくに にげたという おたずねものを
おっていたのですが、てがかりがなくなってしまったのです」
むしきまる「そのはなし だれからきいた?」
えひめまる「えどの とのさまです」
むしきまる「・・・とのさまか。
やはり、うそのじょうほうをながしておいて
せいかいだった、ぶつぶつ・・・」
たつみ「なにを ぶつぶついってるんだ?」
むしきまる「がきは だまっててくれないか」
たつみ「わたしは がきではない!
"たつみ"という ながあるのだ!」
むしきまる「なんとかしてくれ」
えひめまる「たつみ、ちょっとしずかにして」
たつみ「・・・ふん!」
むしきまる「これからどうするつもりなんだ?」
えひめまる「しこくでであった おじさんに
えどにいるむすめの ようすをみてきてほしい、と
たのまれて いまからいくところです。
なにかのてがかりになれば いいんですけどね」
むしきまる「このへんのわかいむすめは
みんな しろにつれていかれてしまったぞ」
えひめまる「なんですって?」
たつみ「たすけにいこう、えひめまる!」
むしきまる「おちつけ、くそがき。
いま、えどじょうに はいることはできない」
えひめまる「どうしてですか?」
むしきまる「けっかいがはられているからだ。
おれがむかし "けっかいはっせいそうち"を はかいしたのだが、
いつのまにか しゅうふくされてしまった。
おおもとの "はーどでぃすく"をはかいしたから
そうかんたんには なおせないはずだったのだが・・・」
えひめまる「・・・おれたちのせいだ」
たつみ「どうしたら そのけっかいをこわせるの?」
むしきまる「おれも そとからはかいしたことはないんだ。
よんふりの"まけん"にふうじられた まもののちからをつかえば
こわせるかもしれない」
たつみ「けんにふうじられたまもの・・・。
もしかして "わだつみのつるぎ"の"れびあたん"!?」
むしきまる「・・・そのけんは まさに"まけん"のひとつ。
すでにひとふり てにいれていたか」
たつみ「ほかのつるぎはどこにあるの?」
むしきまる「ひとふりは"みと"にある。おれといくか?」
えひままる「そのまえに なかまとごうりゅうしたい。
たぶん そのむすめさんの いえにむかったはずだ」
意外なとこで伏線回収するから面白いw
とのは遂に現実の女に手を出したのか…
つか、たつみが正ヒロインなのかよw
えひめ「あ、えひめまるだ!おーい、こっちこっち!」
えひめまる「かあさん!れいの むすめさんはみつかったのかい?」
えひめ「いえは るすだったわ。そこでようかいに おそわれたの・・・」
えひめ「とうとう やつらもうごきだしたか・・・」
あまみ「このひとが あぶないところをたすけてくれたのよ。」
さいぞう「おれのなは にーとのさいぞう。ろうにんしゅう(浪忍衆)のまつえいだ。」
えひめまる「ろうにんしゅうって あのゆうめいな・・・!?」
さいぞう「いかにも。もっとも さんろうしてしまい、ぬけにんとなってしまったがな。」
あまみ「えーっと、そちらのかたは?」
むしきまる「・・・俺は むしきまるだ。さいぞうとたびをしている。」
さいぞう「・・・」
むしきまる「おんな!ひとに なまえをきいておいて、じこしょうかいはないのか?」
あまみ(いやなやつー・・・)
あまみ「ごめんなさい。わたしは あまみ。こっちは えひめっていいます。」
むしきまる「・・・!!」
あまみ「どうかしたんですか?」
むしきまる「い、いや、なんでもない・・・」
あまみ「ところで えひめまる、こっちにきなさい。」
えひめまる「なんだよ?」
あまみ「ちゃんと うまいことやったんでしょうね?」
えひめまる「は?なんのことだよ?」
あまみ「んもう!にぶいわね!」
さいぞう「おってがこないうちに みとへ いこう!」
久しぶりにきたらなんだこれw
普通に面白いw
作者サンクス
毎日ちょびっとだけ楽しみにしてるぞ
同じく
oni臭がプンプンしててgood
―みと―
えひめまる「みとのどこに"まけん"があるんだ?」
さいぞう「じつは おれのかくれがにある。」
たつみ「すごおい!それは どういう けん なの?」
さいぞう「にーとのいちぞくに つたわるまけん"にえとの"。ほのうのかみ"あらすとーる"がやどっている。」
あまみ「なんか おじさんっぽいなまえの かみさまね・・・」
さいぞう「"あらす とおる"ではない!"あらすとーる"だ!」
えひめまる「そんなことより、はやくあんないしてくれよ。」
さいぞう「うむ、こっちだ。」
―さいぞうのかくれが―
さいぞう「ここに かくして―」
さいぞう「!?な、ない!ないぞ!たしかに ここにかくしておいた はずなのに!」
???「あーはっはっは!そこにあった まけん"にえとの"は いただいていったよ!」
さいぞう「だれだ!」
かない「ひさしぶりだねえ・・・」
あまみ「"はたら"と"かない"!?どうして・・・」
はたら「おまえらに"まけん"をあつめられると こまるんでなあ!ここで ぶっころしてやらあー!」
はたら「ごふっ・・・つ、つええ・・・」
さいぞう「"にえとの"は どこにあるんだ!いえ!」かない「"にえとの"なら ごろうこうさまに けんじょうしたよ!あーはっはっは・・・(がくっ)」
さいぞう「なんだと!?」
はたら「いくらおまえらとて、ごろうこうさまには てもあしもでまい!くくく・・・(がくっ)」
むしきまる「ちっ!ひとあしおそかったか!」
えひめ「かえしてもらいにいきましょう!ごろうこうさまは"せいざんそう"にいるはずよ!」
目と髪の毛が赤くなりそうな剣だなw
―せいざんそう いりぐち―
あまみ「ここが みとの"ごろうこうさま"のやしきね・・・」
やひち「しね!!(しゅん!)」
あまみ「あぶない!(ぐさっ)くっ・・・」
むしきまる「あまみ!?」あまみ「え、えひめ・・・けがは・・・ない・・・?」
えひめ「あまみ!しっかりして!」
やひち「ちっ!はずしたか・・・」
むしきまる「おのれーーーー!!」
むしきまるは まばゆいひかりをはなち "ふろうどうじ"に てんしんした!
あまみ「・・・!!あのすがたは・・・!にいさん!きほんはまるにいさんなの?」
きほんはまる「あまみをつれてにげろ!こいつは おれがひきつけておく!」
えひめまる「でも・・・」
きほんはまる「さっさとしろ!まにあわなくなっても しらんぞーーー!」
さいぞう「きほんはまるのいうとおりだ。いまは あまみのてあてが せんけつだ。いったん ひくぞ!」
あまみ「にいさん・・・ま・・・また あ・・・あえるよ・・・ね・・・」
きほんはまる「ふっ、そうだといいがな・・・」
あまみ「にいさ・・・ん・・・ごぶ・・・じ・・・で・・・」
―さいぞうのかくれが―
あまみ「う・・・ん・・・」
さいぞう「できるだけのことはしたが、しばらくは うごけそうにないな・・・」
えひめ「わたしのために・・・ごめんなさい・・・」
たつみ「しばらくは あまみぬきで やるしかないわね。」
えひめまる「あまみとむしきまる・・・いや、きほんはまるは きょうだいだったのか。」
さいぞう「きほんはまる のこともしんぱいだ。たいせいをたてなおして、もういちど"せいざんそう"にいくぞ!」
-せいざんそう-
ごろうこう「・・・はたらさん、かないさん。
まだ、くせものはみつかりませんか?」
はたら「そう あせらないでいただきたい」
かない「あの"こおに"のおんなは ふかでをおっている。
そう、とおくまではいけないはずですよ」
やひち「ふふふ、その"こおに"どもにこてんぱんに
やられたのはどこのどいつだ?」
かない「ばかね。あれはさくせんよ。
あんたたちにしまつさせたほうが つごうがよかったの。
それにあんただって きほんはまるをとりにがしたわ」
はたら「・・・よせ、かない。では、われわれはやつらを
さがしにいきます」
ごろうこう「ごくろうであった。なにかほうびをやろう」
はたら「・・・いえ、ごろうこうさまのためにはたらけるだけで
まんぞくですよ」
ごろうこう「ふふふ、そうか!」
ごろうこう「"にえとの"・・・。このけんがあれば
ふたたび わしがてんかをとることもかのうか。くっくっく・・・」
はたら「おいぼれめ。あれで"てんかとういつ"とはわらわせてくれる」
かない「・・・わたしたちは つぎの"すてーじ"へあがるよ。
おまえたちをふみだいにしてね」
ラスボスはこの2人か
自宅警備員がラスボスとかいやだw
相変わらずえひめの影が薄いw
つーか既にこのスレの結構な割合を持っていってるなw
面白いから全然オッケーなんだけどさw
-せいざんそう いりぐち-
ごろうこう「ふっふっふ。そちらからくるとは
さがすてまが はぶけましたよ」
えひめまる「おまえが"ごろうこうさま"・・・」
ごろうこう「いかにも・・・」
やひち「ここはわたしだけでじゅうぶんです。
ごろうこうさまは"ごでん"にもどって "あらすとーる"ふっかつの
ぎしきのつづきを」
ごろうこう「うむ。わたしはいそがしいのでこれでしつれいするよ。
もしも やひちをたおせたら またあおう」
えひめまる「まて!にげるな!」
さいぞう「きさま、きほんはまるはどうした?」
やひち「やつならがけからおちたよ。
あのけがで いきのびれるとは おもわないがな。
そういえば、あの"こおに"のおんなはどうした?
・・・おまえたちも すぐにあとを おわせてやろう」
えひめまる「きさま!」
さいぞう「いかん、えひめまる!
・・・いかりにたよって"てんしん"してはいかん!」
えひめまる「はなせ!こいつだけはゆるせない!」
えひめ「"てんしん"って・・・なにをいっているの?
えひめまるは ただのにんげんじゃ・・・」
えひめまる「・・・"てんしん"」
さいぞう「よせーーーー!」
えひめまるは くろいひかりをはなち"さいなんくんし"に てんしんした・・・
さいなんくんし「・・・ぐるる」
えひめ「えひめまるが・・・」
さいぞう「お、おろかものが!」
たつみ「あれが・・・えひめまる?なんという"じゃあく"なきだ」
さいなんくんし「おれはすべてをはかいする」
やひち「ほほう。しょうたいをあらわしたな、"いぎょう"の"おに"よ。
すこしはたのしめそうだ!」
-しーえむ-
しんじゃ「“しょうせんきょく” も “ひれい”も “かみのこ”がとうしゅをつとめる
“さいせいきょう” にいっぴょうをおねがいします。」
シリアスな展開になってきた…のか?
しーえむw
さいなんくんし「はあっ!」
やひち「うぐっ?」
さいなんくんし「ふんっ!」
やひち「ぐぶっ!」
えひめ「えひめまるって あんなにつよかったの?」
さいぞう「かんぜんに "あっとう"している。
しかしあれでは えひめまるは・・・」
やひち「ううう、いのちだけはたすけてくれ・・・」
さいなんくんし「・・・とどめだ」
やひち「ひいっ!」
たつみ「よせっ!えひめまる!」
さいなんくんし「はなせ、たつみ。こいつは
ここで ころしておかないとだめだ」
たつみ「こんなのは えひめまるらしくないぞ!」
さいなんくんし「おれらしくない?
がきが、しったようなくちをきくんじゃない!
きさまごとふきとばしてやってもいいんだぞ?」
たつみ「は、は、はなさんぞ!こんなのはだめだ!」
さいぞう「いかん!いまのえひめまるは きけんすぎる」
えひめ「たつみちゃん!」
きほんはまる「なにか たいへんなことに
なってるみたいだな」
えひめ「きほんはまるさん!ぶじだったんですね!」
さいぞう「おお!いいところにかえってきたな!」
きほんはまる「・・・あの"おに"、えひめまるか。
こっちは ぼろぼろだってのに。
くそがきめ・・・めんどうをかけさせてくれる」
さいなんくんし「ぐるるる・・・!」
きほんはまる「よかろう、"とくべつれっすん"だ。
ふいうちで わるいが、"おに"のちからの つかいかたを
からだで おぼえてもらおうか」
さいなんくんし「!?」
きほんはまる「どりゃあっ!」
さいなんくんし「ぐはあああああっ!」
たつみ「えひめまる!」
きほんはまる「あんしんしろ。すこしばかり ねむってもらっただけだ」
えひめまる「う、ううん。おれは いったいなにを?」
えひめ「"おに"になって、あばれたのよ」
えひめまる「お、おれが?」
さいぞう「そして、たつみのいのちを きけんにさらした。
おおばかものだ、おまえは!」
えひめまる「ぐっ・・・」
きほんはまる「きさまはもうしばらく ここでねていろ。
"にえとの"は おれたちがとりかえしてくる」
さいぞう「"あらすとーる"が かいほうされれば
われわれにしょうきはない。いそぐぞ!」
えひめ「たつみちゃん・・・、えひめまるを おねがい」
たつみ「・・・うん、わかった」
やひちが雑魚化したww
なんとゆうかませw
えひめ「このおくに "みつくに"がいるのね・・・」
さいぞう「こちらのせんりょくは こころもとないが、ここまできたら やるしかない!」
がらっ
きほんはまる「かくごしろ!みとみつくに!」
???「よぉ・・・まちくたびれたぜ・・・」
さいぞう「おまえはだれだ!」
???「おれか?おれは"とびざる"だ。もっとも なのったところで おまえらはすぐにしんでしまうのだがな・・・くっくっく・・・」
きほんはまる「"みとみつくにはどこだ!」
とびざる「こたえるひつようはないな。おれは そこのおんなを ころすようにめいじられているだけだ。」(しゅん!)
さいぞう「きえた!?」
ぐさっ
えひめ「えっ・・・?がふっ・・・う・・・」
きほんはまる「えひめーーーー!!」
とびざる「くっくっく・・・これで"みらい"がかわる・・・いまごろ うっとうしい"おに"も きえてるだろうよ・・・」
きほんはまる「きさま・・・!」
きーん ばしゅん!
えひめのからだは そのすがたを"ひかり"に かえ、てんのかなたへ とんでいった
とびざる「ばかな!きえただと!?・・・ふっ、まあいい。にんむは はたした。」
きほんはまる「おまえだけは ゆるさん!」
とびざる「ぐはあ!くっ・・・くっくっ、たとえ おれがたおれようとも "みらい"はかわらねえぜ・・・?がはっ!」
さいぞう「くそっ!とうとう やられちまったか!しかし、えひめの"からだ"は どこへ・・・」
きほんはまる「かんがえてても らちがあかねえ。あの"がき"がどうなったかも きになる。いちど たつみのところに もどるぞ。」
たつみ「あっ、かえってきた!」
きほんはまる「・・・"みとみつくに"はとりにがした」
えひめまる「そうですか・・・。あれ?かあさんは?」
さいぞう「え・・・えひめはしんだ」
えひめまる「そ!そんな!?」
きほんはまる「む。えひめまる、おまえ せがひくくなったか?」
えひめまる「なにをいって・・・。あれっ?」
さいぞう「むう、これはいったい・・・」
はたら「えひめはしんでいない。"いちねんごのみらい"へとんだよ。」
かない「われわれや、おまえは かこへはもどれるが、
みらいへはとべない。みらいへの "ちょうやく"。
それこそが、えひめにしかないちから」
えひめまる「はたら!かない!」
かない「われわれの"そうてい"していたみらいとは
すこしかわってしまったようね、にいさん」
はたら「まあいいさ。いくらでもしゅうせいはできる。
ここで、えひめまるを はいじょすることにしよう」
えひめまる「ううっ、このままでは・・・」
たつみ「てんしんしろ!えひめまる!」
えひめまる「し、しかし!」
かない「ほらほら!よそみしてるんじゃないよ!」
えひめまる「ぐうっ!?」
えひめまる「いいのか?またおまえをころそうと
するかもしれない・・・」
たつみ「だいじょうぶだ!
だっておまえは"ろりこん"なのだろう!」
えひめまる「そ・・・そうだな」
はたら「なにをごちゃごちゃやっているーーー!」
えひめまる「"きじん"のちからよ。たいせつなひとを
まもるために いまひとたび おれにちからをかせ!」
はたら「むっ!?」
かない「なんなんだい、これは?ふゆかいなひかりだ!」
えひめまるは まばゆいひかりをはなち "じょなんてんし"に てんしんした!
たつみ「か、かわった・・・」
きほんはまる「なんだ、やればできるじゃねえか」
はたら「こけおどしを!」
かない「いっきにきめるよ、にいさん!」
えひめまる「うおおおおおおお!」
-???-
みつくに「ふふふ、じゃまものはきえた」
すけさぶろう「よかったのですか?」
かくのしん「そうです、せいざんそうをばくはするなど・・・」
みつくに「そんなちっぽけなことは どうでもよいのですよ。
すけさん、"わだつみのつるぎ"をかいしゅうしてきなさい。
かくさんは のこりふたつの"まけん"のありかをしらべなさい。」
すけさぶろう「はっ!」
かくのしん「はっ!」
みつくに「はじまりますよ、せかいのへんかくが・・・」
そして、いちねんご---
あらたな たたかいが はじまる・・・
おわり
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/31(月) 23:13:05 ID:lSH86enf
まさかの肛門サマが悪役?
三部でえひめがまさかの主人公化ですか?
もう三部の主人公の名前決めようぜ
殿様とか、四国の娘とかどうなったw
三部で終わるのか、これ?
あれ・・・終わってる・・・
俺の予定ではまだまだ続くはずだったんだがな。
-???-
せいねん「おい、おきろ」
えひめ「・・・」
せいねん「おきろって」
えひめ「・・・もうたべられない」
せいねん「おきろーーーーー!」
えひめ「ひゃっ!」
えひめ「こ、ここはどこですか!?」
せいねん「ここは"きゅうしゅう"のちいさなむらだ。
おまえが そらからふってきたから びっくりしたぜ」
えひめ「そらから?」
せいねん「おれたち うんめいをかんじるよな?」
えひめ「・・・わたし かえらないと」
せいねん「まったくきいてねえのかい・・・。
かえるって?どこへ?」
えひめ「みとです」
せいねん「みとまではいけんよ」
えひめ「なぜ?」
せいねん「"ほんしゅう"は たいへんなことになっているからな。
かんぜんに "さこく"されちまってるのさね」
えひめ「なかまが みとの せいざんそうにいるの!」
せいねん「せいざんそう?そんなもん、いちねんまえに
"こっぱみじん"になっちまってるよ」
えひめ「え・・・いちねんまえ?」
えひめ「そんなはずないわ!さっきまで みつくにと たたかっていたのよ。
なにかほうほうはないの!?」
せいねん「むう。ききわけがわるいなあ」
えひめ「いまは なんねんなの!?」
せいねん「そんなの "こよみひょう"をみろって。ほれ、かべにかけてあるだろう」
えひめ「ど、どうして・・・?ここはいちねんごのみらいなの!?」
せいねん「おまえがなにをいってるかわからんよ」
えひめ「わたしは どんなことをしても ほんしゅうへいく。」
せいねん「・・・おまえ ほんきかよ」
えひめ「じゃあ せわになったわね」
せいねん「まてよ。おれもついていってやろう」
えひめ「え?どうしてよ?」
せいねん「それなりのうんめいを かんじるからさ。
それに、おんなのこを みすてるわけには いかんだろうさ」
えひめ「あんた、そこぬけのばかね・・・。わたしは"えひめ"。あなたのなまえは?」
あさままる「おれは"あさままる"。あらゆるさいのうをもった、
てんにえらばれしおとこだ」
えひめ「・・・なにそれ?ばかなこといってないで はやくいくわよ」
あさままる「おう!」
もう駄目だ、新キャラからもニート臭がするw
ぎゃー新oni出たー
名前投稿しようと考えてたのに
天の道を行く男みたいなのが出てきたなw
―みなとまち―
ふなのり「ほんしゅうへ いきたいだって!?だめだめ!」
あさままる「なんでだよ?」
ふなのり「しらないのか?いまは おだいかんさまのめいれいで ほんしゅうにわたれないんだ。どうしてもっていうなら、おだいかんさまの きょかをもらってきな。」
えひめ「はなせば きっとわかってくれるわ。"ぶぎょうしょ"へ いってみましょう」
―ぶぎょうしょ―
えひめ「おだいかんさま、わたしたち ほんしゅうにわたりたいんです。」
だいかん「ならぬ!いま ほんしゅうは きけんなのだ。ゆえに "さこく"をしておる。」
えひめ「ほんしゅうに はぐれたなかまがいるんです!おねがいします!」
だいかん「・・・まあ、どうしてもというのであれば かんがえてやらんでもないがな。」
あさままる「どうすればいいんですか?」
だいかん「みなみに"さくらじま"という かざんがある。そこに、"なんばん"より つたわったとされる"えくすかりばー"という つるぎがあるそうだ。」
えひめ「えくすかりばー・・・」
だいかん「なんでも、そのつるぎには"あーさーおう"の たましいがやどっているといわれておる。わしはそれが どうしてもほしくてな。」
えひめ「(それって"まけん"よね・・・でも、いまは ほんしゅうにわたるのが せんけつだわ!)わかりました。それをもってきたら、ほんしゅうにわたる きょかをいただけるんですね?」
だいかん「やくそくしよう。」
えひめ「では、いってきます。」
だいかん「ふっふっふ・・・」
―さくらじま ちょうじょう―
えひめ「あそこに ささっているのが"えくすかりばー"ね!」
あさままる「こいつを ひきぬけばいいんだな?それ!」
ずぼっ
あさままる「ずいぶんかんたんに てにはいったな・・・ひょうしぬけだぜ。」
えひめ「おだいかんさまは なぜこんなにかんたんに てにはいるものを わたしたちに たのんだのかしら?」
あさままる「さあな。とにかく、ぶつは てにはいったんだ。さっさとかえろうぜ。」
―ぶぎょうしょ―
だいかん「おお!もどったか!して、つるぎはもってきたんだろうな?」
えひめ「こちらにございます。しかし、そのつるぎをなにに おつかいになるつもりですか?」
だいかん「ふっふっふ・・・こう つかうのだ!(びゅ!)」
えひめ「きゃ!あぶない!おだいかんさま!いったい なにを・・・」
だいかん「ふっふっふ・・・れいをいうぞ!じつは あのやまには"ふういん"がほどこしてあってな。わしは やまにはいることが できなかったんじゃ!」
あさままる「なんだと!?おまえの もくてきはなんだ!」
だいかん「この"まけん"のちからで、きゅうしゅうに"だいかんみんこく"を きづくのだ!」
あさままる「そんなことはさせない!!」
だいかん「もはや おまえたちは ようずみだ!あのよにいく きょかをくれてやるわ!」
国際色豊かな展開だなw
だいかん「さあ!よみがえれ、"あーさーおう"!」
えひめ「しまった!けんのまものがかいほうされる・・・!」
あさままる「まもの?やばそうだな・・・」
こども「・・・む、ここはどこだ。
・・・ああ、そとにでれたのか。すうひゃくねんぶりだな」
あさままる「なんだ、・・・こども?」
だいかん「こ、こんなはずは・・・」
えひめ「あなたが"あーさー"なの?」
あーさー「ああ、そうだ」
あさままる「ほんとうかよ」
あーさー「おまえ、しつれいなやつだな。
わしはながねんのねむりで ちからのたいはんを
うしなってしまったのよ」
あさままる「よわそうだし、さっさとたおしちまおう」
えひめ「なにいってるの?かわいそうじゃない!」
あーさー「きにいったぞ、むすめ!
わしはおまえのけんとなろう!」
えひめ「・・・あ、ありがとう!」
あさままる「あーあー、まものが きいてあきれるぜ。
で、あのだいかんは どうする?」
あーさー「まずはそのけんをかえせ、こあくとう」
だいかん「うおっ?けんがかってに あのがきのところへ・・・。
く、なんというしったいだ!ばんしにあたいする・・・!」
あーさー「ふふん」
だいかん「ええい、もう そんなけんなど いらんわ!
わしのてで ちまつりに あげてくれるわー!」
だいかんは ようかいに すがたをかえ、
おそい かかってきた!!
なんか えひめが しゅやくっぽい w
おもしろい ‘すれ’になってきたじゃないか
あーさー「せいっ!」
だいかん「うぎょおっ!・・・ぐぶっ!」
あさままる「おお!なかなかつよいじゃないか」
あーさー「ふん、"なかなか"ではない、わしは"ちょう"つよいのだ」
あさままる「なまいきながきだ」
あーさー「だからわしはがきではないと・・・」
えひめ「やめなさい、あさままる。こどもあいてに
おとなげないわよ」
あーさー「・・・ふふん」
あさままる「くっ・・・」
えひめ「さてと!これでやっとふねがだせるのね!」
あーさー「わしもおまえらのたびについていくぞ」
あさままる「なにー?」
あーさー「いっただろう?わしはえひめのけんだからな」
あさままる「・・・かってにしろ」
"あーさー"がなかまになった!
まけん"えくすかりばー"をてにいれた!
だいかんよわいよだいかん
えひめとあーさーのこがえひめまるか
なかなかきょうみぶかい
きたいせざるをえないなこれは
だいかん よわすぎる
いちにちひっぱって これか w
あさままるがえひめまるの父親か?
きっとしばらくえひめまるは出てこないな。
-みなとまち-
ふなのり「なに?おだいかんさまはようかいで、
そのおだいかんさまを たおしたって?」
あさままる「ああ、このてんにえらばれしおとこがな!」
あーさー「おぬしはなにもしておらんではないか」
あさままる「・・・うるさい!」
えひめ「ほんしゅうに つれていってくれますか?」
ふなのり「"たいへいよう"がわには みはりのふねが
たくさんいて じょうりくできない。
"にほんかい"がわの"とっとりさきゅう"におろすことになるぞ?」
あーさー「むう、さばくか・・・。あついのはきらいだ」
あさままる「かんがえても しかたないだろう。
それで おねがいするぜ」
なんで鳥取砂丘なんだw
-とっとりさきゅう-
あーさー「ついたのう」
あさままる「なにもねえな。
まあ、とうぜんか」
おんな「あなたたち、なにしにきたの?」
あさままる「おっと!ひとがいたのか。
おれはあさままる。
みとにいくために たびをしているんだ」
いなば「あたしは"いなば"っていう"とじん"だ。
むかしから ここにすんでいるんだよ」
えひめ「うさみみよ!」
あーさー「うさみみじゃ!」
あさままる「おまえらはだまっててくれ。
おれたち、このさばくをわたりたいんだ。みちあんないしてくれないか?」
いなば「このさばくをわたる?・・・むりだなー」
あさままる「なぜだ」
いなば「すなあらしがやまないからな」
あーさー「ならば、やむまでまつとしようか」
いなば「このすなあらしはやまないよ。かいぶつがおこしてるんだ」
えひめ「かいぶつ?」
いなば「かくのしんってやつがあやつっている "わに"みたいなかいぶつさ。」
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/07(月) 10:22:21 ID:1eqOing1
因幡の白兎か。
なんか、いいかんじになってきたなw
魔剣も天下五剣ぽくっていいよなぁ
それにひきかえ第一作ときたら
かくのしん「おやおや、みなさん おそろいで
たのしそうですねえ」
あさままる「ん?あんたは?」
いなば「きをつけろ、そいつが かくのしんだ!」
あさままる「なにっ!」
かくのしん「そうです。わたしが"かくのしん"ですよ」
いなば「きさま、このすなあらしをとめろ!」
かくのしん「いなばさん、あなたもしぶといですねえ。
さっさと たちのいてくれませんかね?」
いなば「ことわる。ここはあたしのとちだ!」
かくのしん「・・・ふるいかみなど なんのいみも なさぬようになるさ。
みつくにさまが あたらしい"かみ"と なるのですから!」
えひめ「みつくにですって!?」
かくのしん「・・・えひめさん、いきていたのですか。
"たいむりーぷ"を つかったのですね」
えひめ「"たいむりーぷ"って なんのことよ!」
かくのしん「あのとき しんでいたほうが しあわせだったかもしれませんよ?
・・・さあ こんどこそ ころしてあげますよ!」
あーさー「えひめ!」
かくのしん「わたしのたちを うけとめるとは・・・。
きさま、なにものだ?」
あーさー「きさまのような "さんした"になのるわけなかろう」
かくのしん「・・・くちのわるいがきですね。
"とっておき"を みせてあげますよ!」
あーさー「む?なんだそのけんは?」
えひめ「あのつるぎって えひめまるの "わだつみのつるぎ"じゃ・・・。
・・・まさか、"かいぶつ"って!」
かくのしん「その、"まさか"よ! かみおろし、"れびあたん"!」
れびあたん「ぐるるるるる!」
かくのしん「あははははは!くわれてしまえ!」
あーさー「ひえー!」
いなば「で、でたー!もうおしまいです!」
えひめ「やっぱり、"れびあたん"のしんのすがた・・・」
あさままる「おまえら、なにしてやがる。くるぞ!」
えひめ「あさままる!あいつから あのけんをうばうのよ!」
あさままる「あのけんを?むちゃだって!」
えひめ「むちゃでもやるのよ!」
長編になってきたw
かくのしん「むだだ むだだ。
おまえたちは わたしにふれることもできんよ!」
あーさー「むうう わしは このかいぶつをおさえているだけで
せいいっぱいじゃ!」
あさままる「しかたないな。"とっておき"をみせてやるとするか!」
あーさー「なにー? そんなもんがあるなら さっさとせんか!」
あさままる「だしおしみするから とっておきなんだけどな」
あーさー「あーもう! "へりくつ"いっとるばあいか!」
あさままる「・・・よかろう、みせてやる!」
あさままるは "てんさいどうじ"に てんしんした!
えひめ「あれは えひめまるや あまみちゃんとおなじ・・・」
あさままる「あーさー!そのでかいのをおさえとけ!おれは かくのしんをうつ!」
あーさー「わ、わかったぞ!」
かくのしん「そのすがた。きさまはまさか、"おろち"のこ・・・」
あさままる「ん?なにか ふつごうかな?」
かくのしん「ええい! "こうこのうれい"を たたせてもらう!」
盛り上がってまいりました
金曜日は作者取材のためお休みです
あさままる「そいっ!」
かくのしん「ぐうううううう?」
あさままる「よわいぞ おまえ。
まあ おれがつよすぎるってのも あるけどな」
あーさー「・・・あさままるめ、あんなにつよかったのか」
かくのしん「わたしが こんながきに おされているだと?
わたしはかくのしんなんだぞ!」
あさままる「はいはい じゃあとどめをさしてやろうか!」
あさままるの てんしんが とけた。
あさままる「おお・・・じかんぎれ、か」
かくのしん「は、はは・・・はははは!あそびすぎだ、しねえええー!」
あさままる「・・・なんてな。いなばー!」
かくのしん「???」
いなば「こいつは もらったよ!」
かくのしん「わだつみのつるぎを・・・!?はじめから それがねらいだったのか」
あさままる「あたりだ」
いなば「こいつが ひつようなんだろ、えひめ。うけとんなさい!」
えひめ「よーしっ!しょうきをとりもどしなさい、れびあたん!(ぴかっ)」
かくのしん「やめろー!」
れびあたん「・・・ああ、やっとにんげんのすがたにもどれたわ」
えひめ「あれがあなたのしんのすがたでしょう?」
れびあたん「いやー、あのけいたいは つかれちゃうのよ」
えひめ「あいかわらず てきとうねえ・・・」
いなば「お・・・おお?」
あーさー「おなごになった・・・」
あさままる「あとはおまえだけだ!」
かくのしん「く、くそ!」
はたら「・・・てまどっているようだね、かくさん」
かない「だらしないわねえ」
あさままる「なんだ、おまえら。どこからあらわれやがった!」
えひめ「はたらと、かない!?」
かくのしん「い、いいところにきた!ちからをかしてくれ!」
かない「いいわよ。"にえとの"のちからをすこしわけてあげる!それっ!」
かくのしん「ぎゃあああああ!きさま、なにを?」
はたら「・・・きみのやくめは ここまでだよ。ぶたいにのこりつづけるべきじゃない。」
かない「すこしはあがいてちょうだいよね。わたしたちはしりたいの、その"おに"のしんのちからをね」
えひめ「あんたたち、まちなさい!」
かない「わたしたちはいそがしいのよ。じゃあね」
いなば「・・・きえた」
かくのしん「ぐおおおおおおお!」
あさままる「じょうだんじゃねえぞ・・・こっちはもうてんしんできねえってのに!」
かくのしん「ころす!ころす!ころす!」
あさままる「ぐう!」
えひめ「あさままる!」
あーさー「ちい!やめんか、このばけものめ!」
かくのしん「ええい!じゃまだあああ!」
あーさー「ぐあっ・・・」
れびあたん「"はくとしん"、ちからをかしなさい。やつをおさえる!」
いなば「わかってるっての!」
いなば「ちょっと、つきをうごかさせてもらうわね。"たいいんちょう"!」
れびあたん「そして、"だいかいしょう"!!」
かくのしん「ぐおおおおおおお!!」
れびあたん「いまよ!とどめをさしなさい!」
かくのしん「おおおおお???」
あさままる「いけえええええーー!」
かくのしん「お、おの・・・れ。みつくにさま、もうしわけありません・・・ぐぶっ!」
えひめ「やったの・・・?」
すけさぶろうは単独行動か
まとめられるのかよ、これww
れびあたん「すなあらしは とめておいたわよ。
じゃあ、わたしはかえるから ようがあったら
よんでちょうだいね」
えひめ「ありがとう!」
あーさー「これでさきにすすめるな、あさままる」
あさままる「ああ」
いなば「・・・あたしもついていっていいか?」
えひめ「べつにいいけど、どうして?」
いなば「あのかくのしんを あやつっていた
みつくにってやつが なにをしようとしているのか きになるのさ」
あーさー「"あらたなかみ"とか いっておったな・・・」
えひめ「まあ、いいじゃない!うさみみは だいかんげいよ!
そのうさみみを おもうぞんぶん もふもふさせてもらうわ!」
いなば「あはは・・・よろしく」
あさままる「えひめ・・・」
いなばが なかまになった!
そろそろ流れをONIに戻してもらおうか・・・
だから、このストーリーでゲーム作れって
一応ONIっぽさは残してると思うぞ
読んでて楽しいし
もう誰がだれか何人パーティーだったか最初から読まないとわからん。
でも俺も楽しみにしとるよ。
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/14(月) 15:36:48 ID:+pVKqNF1
おれもストーリーこんがらがってきてたw
誰か十行程度でまとめてくれw
>>472 無職
無職
金
無職
金
無職
無職
ONI
無職
うさみみ
-きょうと-
えひめ「ふう、やっときょうとまで もどってきたわね」
あーさー「うー、つかれたぞー」
あさままる「とちゅうから おれがおぶってやってたのに よくいうぜ」
あーさー「むう・・・」
おとこ「おまえさんたち、どこからきたんだい?」
あさままる「そりゃ、きゅうしゅ・・・もごもご」
いなば「ちかくのむらからきたんだ」
あさままる「なにすんだよ」
いなば「うみのむこうからきたことがわかったら
ややこしくなるだろうが」
おとこ「ははあ、おまえさんたち "あまのはしだて"をみにきたんだね」
あさままる「あまのはしだて?」
いなば「・・・しらないのか。"にほんさんけい"のひとつだぞ?」
おとこ「いまは あまのはしだてに ちかづかないほうがいいよ」
えひめ「どうして?」
おとこ「よくわからないんだけど はしがたちあがってるんだ。
たおれてくるかもしれないから あぶないよ」
あさままる「はしがたちあがっている、ねえ」
いなば「すうせんねんぶりに"てんかい"につうじているのか?
しかし、なぜいまになって・・・」
えひめ「きになるわね。いってみましょう」
あさままる「そうだな」
-あまのはしだて-
えひめ「・・・ほんとだ。はしがたちあがってるわね」
あさままる「すごいな。そらのむこうまでつづいてるのか?」
いなば「やはり、"あまのうきはし"としてきのうしたのか。
おおむかしに このみちはふういんされたはずなんだが」
あーさー「いなば。おぬし、やけにくわしいな」
いなば「いちおう、わたしもかみさまってやつだからね。
このはしごをのぼっていけば、"たかまがはら"っていう
"てんじょうじん"のくににつくのさ。
まあ、わたしもいったことはないんだけどね」
あさままる「さっそくいってみようぜ!」
えひめ「ちょっとちょっと!わたしたちはみとにいかないと
いけないんだよ?」
あさままる「ちょっとだけだよ」
えひめ「だめよ」
あさままる「へへっ、のぼっちゃうぜ・・・ぎゃあっ!」
いなば「まて!けっかいがはられているぞ!」
あさままる「おそいっての!」
あーさー「けっかいだと?」
いなば「なかなかきょうりょくなやつだな。
これをはったやつはかなりの"てだれ"だぞ」
おとこ「おまえたちは"たかまがはら"へはいけんよ」
あさままる「なんだ、あんたは」
おとこ「おれは"すけさぶろう"。みつくにさまのかしんのひとりだ!」
幹部ktkr
-???-
みつくに「これがさいごのまけん"あめのはばきり"・・・」
かない「"おろち"のからだが ふうじられているまけんですね」
みつくに「そうです。しかし、まけんだけでは いみをなしません。
"おろちのみたま"を もつものがいるはずです。
そのものを さがさなくては!」
はたら「ほう・・・」
みつくに「ふたつがそろったときこそ、"おろち"がふっかつします」
かない「そのときこそ、みつくにさまが"かみ"となるのですね」
みつくに「・・・そうです。わたしがせかいをしはいするのです!」
はたら「・・・"あめのはばきり"は まけんではない。ただの のろわれしけんだ。
やいばがあかくそまっているだろう?あれは"おろち"のちさ」
かない「どうするの?"おろち"ってのがふっかつしたら
めんどうなことになりそうよ」
はたら「みつくには、いちねんまえのせいざんそうで
われわれもろとも えひめまるたちをほうむろうとした。
どちらにしても ながくは いかしてはおかんよ。
さあ、"たかまがはら"へむかうぞ」
かない「ええ」
金曜日は作者取材のためお休みです
-あまのうきはし いりぐち-
すけさぶろう「せいっ!」
あーさー「ぬううっ?」
すけさぶろう「やるな わらべ!」
あーさー「むむむ・・・このわしがおされている?
かくのしんとは けんのうでの じげんがちがう」
すけさぶろう「ほう、きづいたか?だが・・・もうおそいわ!」
あーさー「ちい!そうかんたんに くびはやれんよ!」
あさままる「おー・・・」
えひめ「ちょっと あさままる!あんたもたたかいなさいよ!」
あさままる「あいつらのあいだに はいったら
かくじつにしぬだろうが」
いなば「なんてやつだ」
えひめ「さっさとてんしんしなさいよ!ちょっとは ましになるんでしょ?」
あさままる「いや・・・まあ・・・うん・・・、やればいいんだろ!」
えひめ「そうよ、それでいいの!」
あさままる「はあ・・・てんしん!」
あさままるは "てんさいどうじ"に てんしんした!
すけさぶろう「むっ?かくさんを たおした"おに"か!
そのちから みせてもらおう!」
あさままる「いいだろう!かかってきな!」
あさままる「せんてひっしょう!いちげきひっさつ!」
すけさぶろう「ぬおおおっ?」
あさままる「・・・うけとめただと?」
すけさぶろう「ちょっとはできるみたいだが
それじゃあ おれはたおせねえな!」
あさままる「このやろう・・・」
あーさー「はいごががらあきだぞ・・・もらった!」
すけさぶろう「こちとら すべてみえてるんだよ!」
あーさー「ぎゃっ!」
あさままる「あーさー!」
すけさぶろう「たにんのしんぱいしてる ひまがあるのかよ!」
あさままる「ぐわあああっ!」
いなば「・・・あたれっ!」
すけさぶろう「ぐおっ?だれだ、"や"なんかつかったやろうは!
・・・うさみみやろうか、そこをうごくなよ!」
いなば「ひええええっ!」
えひめ「いなばちゃん!ひだりにとんで!」
いなば「わ、わかった!」
すけさぶろう「しねいいいいい!」
すけさぶろう「・・・はずした?ばかな!」
あさままる「????」
えひめ「わたしには"じかんのながれ"がみえるのよ」
すけさぶろう「やっかいなおんなだ。きさまから しんでもらうとするか!」
すけさぶろう「いくらうごきがみえるといっても
きさまの"しんたいのうりょく"では、かわせまい!」
あーさー「させんよ!」
すけさぶろう「くそっ!まだうごけたのか?」
えひめ「あさままる!みぎよ!」
あさままる「でええい!」
すけさぶろう「ぐおおおおっ!?」
かない「ずいぶんくせんしてるじゃないの」
はたら「けんのたつじんも、ここまでかな」
えひめ「はたらとかない?」
すけさぶろう「きさまら・・・、みていないで てをかさんか!」
はたら「とりあえず、この"あまのうきはし"を
きどうさせたことは ほめてやろう」
かない「だからこそ あんたはもう"ようずみ"なのよ」
すけさぶろう「きさまら!みつくにさまをうらぎるのか!?
このみちは、みつくにさまが かみのせかいにせめこむために・・・」
はたら「・・・われわれには"なかま"などいない」
かない「じゃあ、つかわせてもらうわよ。この"あまのうきはし"」
すけさぶろう「き、きさまらー!」
話も佳境に入ってきたか?
しかしもう一ヶ月以上にもなるんだな
あーさー「しっかり わしにあわせろよ!」
あさままる「わかってるよ!これで・・・しまいだっ!」
すけさぶろう「ぐわああああっ!?
・・・ばかな、このおれがやぶれるだと?」
えひめ「やったわね」
いなば「ところで・・・えひめ。"じかんのながれ"がみえるといったな。いつからだ?」
えひめ「せいざんそうでしにかけていらい、"すうびょう"だけみらいが
みえるようになったのよ。
これが かくのしんのいっていた "たいむりーぷ"なのかしら?」
あさままる「えひめはどんくさいから、
たいしてやくにたたねえよな、それ」
えひめ「うるさいわねえ。それより、はたらとかないが
"たかまがはら"にいっちゃったわよ?」
あーさー「すけさぶろうをたおしたのに けっかいがとけんぞ。
・・・いまのわれわれのちからでは このさきにはすすめんな」
いなば「しかたないわ。さきに"みと"にいきましょう」
あさままる「そうだな」
-えどじょう-
とのさま「あー、つまらんのう。あのしこくの"むすめ"は
まだみつからんか?あれからいちねんだぞ?」
けらい「すいません、はっぽうてをつくしているのですが」
とのさま「まったく・・・。どうやってこのしろから
にげだしたのだろう?」
けらい「はあ」
ぐさっ
けらい「ぐふっ!」
とのさま「ど、どうした!?」
みつくに「・・・ほっほっほ、ひさしぶりじゃのう」
とのさま「おぬしは みつくにどの?どうやって
このけっかいのなかに はいってきたのじゃ?」
みつくに「このていどのけっかい、わしにやぶれぬと
おもっておるのか?」
とのさま「なにをしにきたのですか?」
みつくに「・・・まいにちまいにち あそびほうけているそうじゃな」
とのさま「そ、それは・・・」
みつくに「きさまのような できそこないに
"てんか"をおさめさせて おくわけにはいかんさ」
とのさま「・・・く、くせものじゃー!」
みつくに「このしろに もはやへいしはおらぬよ。わしがすべてしまつした」
とのさま「ま、まて!はなせばわかる!このけっかいだって もともとは・・・」
みつくに「しね!」
とのさま「ぐ・・・ぐぶっ!」
みつくに「・・・さて、あとは"おろち"をふっかつさせて
ちじょうをきれいに そうじするだけか。
・・・"はちべえ"よ、そのしたいを かたづけておきなさい」
はちべえ「へえ、わかりました。しかし、よかったので?」
みつくに「"へんかく"には "だいしょう"がつきものですよ。
そして"だいしょう"は "けんげん"をもつものが しはらうべきです」
-みと-
えひめ「やっとかえってきたのね」
あさままる「で、おまえのなかまってのは どこにいるんだよ」
えひめ「うーん」
いなば「かんじんのせいざんそうは ふっとんじまってるし」
どんっ
えひめ「きゃっ」
おんな「あっ、ごめんなさい」
えひめ「・・・いえ、こちらこそ」
あさままる「ぼーっと してるからだ」
えひめ「うっさいわね」
おんな「・・・」
あーさー「む・・・どうした、おんな?」
おんな「にてる」
えひめ「え、なに?」
おんな「あなた、むかしわたしを えどじょうからにがしてくれた
おとこのこに にているわ」
えひめ「え」
おんな「たしか"えひめまる"とかいうなまえだったかしら」
えひめ「えひめまるですって?」
おんな「・・・もしかして、あなたって あのこのきょうだい?」
いなば「いや、ははおやらしいぞ」
おんな「へえ、そうなの・・・って!
どんなわかづくりしてるのよ」
えひめ「わたしはまだ"じゅうななさい"よっ!」
おんな「"えいえん"の?」
えひめ「ちがうっ!」
あーさー「まあ、それはどっちでもいいわい」
えひめ「よくないでしょおおおお!」
おんな「・・・たちばなしもなんだし、わたしのいえまでくる?」
あさままる「ああ、たのむ。いくぞ、えひめ」
えひめ「うん・・・」
-みと おんなのいえ-
えひめ「あれ・・・ここって、さいぞうさんのかくれが?」
おんな「どうかした?」
えひめ「いえ」
おんな「まず、じこしょうかいからしましょうか。わたしのなまえは"なき"」
えひめ「わたしはえひめ。で、こっちから
あさままる、あーさー、うさみみよ」
いなば「・・・まあいいわ」
なき「さて、ほんだいに はいるわね。
わたし、えどじょうに つれていかれたことがあってね。
こんなことなら しこくからでてこないほうが よかったわ・・・ぶつぶつ」
あーさー「はなしが ていたいしておるぞ」
なき「ああ、ごめん。・・・で、あるとき えひめまるしょうねんに たすけられたの。
このいえも "すきにつかっていい" っていわれたから かりてるのよ」
えひめ「それっていつのはなし?」
なき「もう いちねんぐらいまえのはなしね」
えひめ「えどじょうには けっかいがあったはずよ」
なき「そのときだけは なかったわね。
えひめまるくんが "なかまがこわした"っていってたけど、
わたしは そのなかまとやらは みていないのよね」
あさままる「でもよ、えひめからきいたはなしだと
えどじょうのけっかいは すべてのまけんの ちからをつかって
やっとやぶれるような しろものなんだろ?
えひめまるってやつは そんなにすごいのかよ」
えひめ「そんなちから ないはずなんだけど・・・」
えひめ「えひめまるは どこにいったかしりませんか?」
なき「うーん、なにもいってなかったからねえ」
えひめ「まけんでも さがしてるのかしらね・・・」
あさままる「いま、こちらにあるのは・・・、"えくすかりばー"と"わだつみのつるぎ"」
いなば「みつくにってやつが "にえとの"を もってるのよね。
といっても、じっさいにつかってるのは はたらたち みたいだけどさ」
あーさー「さいごのひとふりの じょうほうをあつめるか?」
あさままる「そうだな。じゃあ、そろそろしつれいするぜ」
なき「あまりちからになれなくて ごめんなさい」
えひめ「いいえ、いきていることが わかっただけでも うれしいわ」
あさままる「・・・じょうほうをあつめるとなると "えど"にいくひつようがあるか」
いなば「うん、きけんだけど それがいいね」
なき「ほんとうにこれでよかったの?あまみさん。
わるいひとたちじゃ なさそうだったけど・・・」
あまみ「・・・とりあえずは。いまはどちらも
しんようしてはいけないわ」
なき「?????」
あまみ「・・・にいさんのはなしだと"あめのはばきり"が
みつくにのてに おちたらしいわ」
なき「そんな・・・」
あまみ「さいあくのばあい、"さんしゅのじんぎ"を・・・」
なき「わかってます。それがわたしの やくめですから」
あまみ、久しぶりの登場w
<第一章からの登場人物>
・きほんはまる
→第一章の主人公。お尋ね者。
二章後半でえひめまる一向に加入した。
"せいざんそう"の爆発に巻き込まれ行方不明。
・にーとのさいぞう
→きほんはまるの兄貴分。
"せいざんそう"の爆発に巻き込まれ行方不明。
<第二章からの登場人物>
・えひめまる
→第二章の主人公。二人の"じたくけいびいん"によって
荒廃した未来から、母親を救うためにやってきた。
"せいざんそう"の爆発に巻き込まれ行方不明。
・えひめ
→第三章の主人公。えひめまるの母。
二章後半で、みつくにの部下に殺されそうになったが、
謎の時間跳躍を起こし、未来にタイムスリップした。
・あまみ
→きほんはまるの妹。甘党。
"せいざんそう"での闘いの最中、みつくにの部下の攻撃から
えひめを庇い、重傷を負う。その後は、さいぞうの
隠れ家で療養していたのだが・・・。
・たつみ
→"りゅうじん"の娘。えひめまるが気になっている。
"せいざんそう"の爆発に巻き込まれ行方不明。
・はたら
→えひめまるの未来の"じたくけいびいん"の一人。かないの兄。
"せいざんそう"の爆発から逃れ、みつくにの部下を続けている。
みつくにとは別の目的があるようだが・・・。
・かない
→えひめまるの未来の"じたくけいびいん"の一人。はたらの妹。
はたらと共に行動している。
・みつくに
→江戸の殿様を殺し、江戸城を手に入れた。
"あめのはばきり"の中に眠る"おろち"を復活させようとしている。
<第三章からの登場人物>
・あさままる
→第三章の主人公。
えひめと出会い、共に旅をすることになった。
"おろち"の力の一部を持っているようだが・・・。
・あーさー
→魔剣「えくすかりばー」に封印されていた"あーさーおう"。
あさままる達と出会い、共に旅をすることになった。
力の大半を無くしているため、子供の姿を取っている。
・いなば
→白兎神。うさみみ。
あさままる達と出会い、共に旅をすることになった。
・なき
→二章で城に囚われていた四国の娘。
あまみと共に行動している。
通りすがりのID:XA5BVbxA乙!
これを記念して物語にID:XA5BVbxAを出演させてやろう。
好きな名前を付けるがよい。
なまえをきめてください
_ _ _ _ _ _ _ _ _
あいうえお かきくけこ さしすせそ
たちつてと なにぬねの はひふへほ
まみむめも やゆよ わをん
がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど
ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ぬるぽ
もどる けってい
確か今日は取材の日だったな。
時系列もまとめてください
-えど じょうかまち-
あさままる「まずは えどじょうのようすでも みにいくか?」
ちょうにんのおとこ「おまえら、ちょっとまて。しろにいくきか?」
あーさー「ああ、そのつもりだが」
ちょうにんのおとこ「しろにはちかづくなよ。ようすがおかしい」
えひめ「しろのようすは まえからおかしいでしょ」
ちょうにんのおとこ「・・・なんというか、いぜんにもまして
"まがまがしい"んだよな」
ぐさっ!
ちょうにんのおとこ「ぐふっ!?」
はたら「それもそのはず。えどじょうは
みつくにのてに おちたのだからな」
あさままる「はたら!かない!」
はたら「・・・"あまのむらくも"をわたしてもらおうか」
あさままる「あまのむらくも・・・?」
かない「とぼけんなよ!
"たかまがはら"であたしたちを しりぞけたおんな、
あれは おまえたちののなかまだろ?」
いなば「おまえはなにをいってるんだ?」
かない「あくまでしらをきるつもりかい。・・・にいさん!」
はたら「・・・きさまらとのいんねん、ここでおわりにしてやろう。
かみおろし "あらすとーる"!!」
第三部で終わらない気がしてきたよ
はたら「まずはおまえからだ、えひめ!やれ、あらすとーる!」
あらすとーる「"てんぱじょうさい"!」
えひめ「!?」
あーさー「いかん!」
あーさー「えひめ・・・、ぶじか・・・よ、よかった・・・」
えひめ「あーさー・・・!わたしをかばって・・・」
あーさー「きにやむことはない。また、ねむりにつくだけのことよ。
あさままる・・・あとは、たのんだ・・・ぞ」
えひめ「あ・・・ああああ・・・」
いなば「くっ・・・」
はたら「ばかなやつだ。くだらん"じょう"にながされるから こうなる」
あさままる「うあああああああああ!」
かない「なんだい!?」
あさままるは くろいひかりをはなち "てんさいどうじ"に てんしんした!
はたら「"おろちのみたま"のちからか」
あさままる「ああそうだ。これが、たいこのじだいから のろわれた"ちすじ"に
うけつがれてきた "おろち"のちからだ」
かない「・・・おそるるにたらないね。おまえはそのちからを つかいこなせていない。
いや、つかいこなすことは できないんだよ。
すべてのちからを かいほうしてしまえば、"おろち"そのものになってしまうからねえ」
はたら「みつくにが きさまのちからをねらっている。だが、われわれはちがう。
しはいするせかいそのものを こわされるわけにはいかない。きさまは"はいじょ"する!」
はたら「・・・あらすとーる!」
あさままる「おそい!」
はたら「"にえとの"をっ!?」
かない「あぶない、にいさん!」
あさままる「おおおおおおおっ!」
はたら「ぐほっ!?」
かない「きゃあっ!?」
はたら「やつのてんしんには じかんせいげんがある。
じかんかせぎをするぞ。そのうえでつぶす!」
かない「ええ!」
あさままる「・・・さきほどのこうげきで きさまらの
のうりょくの "ろくわり"をうばった」
はたら「はあああああ!」
かない「りゃああああ!」
しゅん!
はたら「・・・きえ、た?」
かない「にいさん、うえよ!」
あさままる「むだだと いっただろうよ!」
はたら「うごおっ!」かない「うああっ!」
かない「じょ、じょうだんじゃないわ・・・」
はたら「こいつ、ここまでのちからをかくしていたのか」
おとこ「へっへっへ、みつけましたぜ、"おろちのみたま"。
くせんしてるようじゃないですか、はたらさん、かないさん。」
あさままる「なんだおまえ」
おとこ「あっしは"はちべえ"ともうします。みつくにさまのかしんですよ」
はちべえキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
はたら達がヘタレすぎるw
あさままる「つぎからつぎへと・・・」
はちべえ「へへへ、そうきらわないでくださいよ。
やひちのあにきの かたきうちも かねてるんだ」
あさままる「きさまもここでたおさせてもらう」
はちべえ「へっ、あんたにできるのかねえっ!
・・・そらよおっ!」
あさままる「ぐあっ!?からだがうごかない・・・」
はちべえ「あんた、すこしばかり おふざけがすぎたんだ。
あっしの"せきか"のうりょく、とくとあじわってもらいますよ!」
あさままる「ぐあああああああ!」
えひめ「あさままる!」
あさままる「いなば!えひめをつれてにげろ!」
いなば「・・・で、でもさ!」
あさままる「ばかやろう!ここでぜんめつしてしまったら
いみがねえんだ!」
いなば「わ・・・わかった」
えひめ「いや!いやよ!」
あさままる「えひめ!おれは・・・おまえをしなせたくはねえ!
・・・いなば、"にえとの"だ。もっていけ!」
いなば「・・・ああ!いくよ、えひめ!」
えひめ「あさままる・・・!」
はちべえ「へへ、にがしません!そらよっ!」
いなば「くそっ、けっかいか!?これは"たかまがはら"とおなじ・・・。
あれをはったのは おまえか!」
はちべえ「そのとおりよ!」
いなば「・・・これでは、にげられない」
えひめ「うわああああああああああ!」
いなば「このひかり・・・えひめっ!?」
あたりいちめんが ひかりにつつまれていく・・・。
はちべえ「・・・やつら、きえおった。これが"たいむりーぷ"というものか。
まあいい、"おろちのみたま"はてにいれた。"おろち"のふっかつはちかい」
あさままる「・・・」
第四部へ続く・・・。
長い話だなあ
やっぱりこれを元にゲーム化した方がいいかも
-きょうと-
きょう「・・・ようかいたいじ?」
はは「"すざくもん"で ようかいがあばれているらしい。
"やさかに"がむかったが くせんしている。あんた、ちからをかしてあげなさい」
きょう「"やさかに"に "たいまし"なんていたのか?」
はは「ひとりむすめの "たまの"さ。あのこは おてんばだからねえ。」
きょう「・・・あったことがない」
はは「あんたは、"うきよばなれ"してるからね。すこしは せけんをしったほうがいい」
きょう「それが "いえ"のためになるのか?」
はは「・・・ふたことめには ちちおやと おなじことをいう。
そうだね、"やた"のために なるんじゃないか?」
きょう「ならばいくさ」
くさなぎ?
平安京まで時代が戻ったのかw
-???-
いなば「おい、めをさませ」
えひめ「ううん・・・」
えひめ「ここは?」
いなば「わからない。とりあえずは、たすかったらしいな」
えひめ「・・・あーさー、あさままる」
いなば「あのじょうきょうでは しかたなかったさ」
えひめ「ええ・・・」
いなば「なんにせよ まずはここがどこか わからないとなあ」
えひめ「あっ、あそこに ひとがいるわ」
おんな「・・・"やさかに"の"かめい"にかけて、おまえをたおすよ」
ようかい「やれるかい? こむすめ!」
いなば「おい、ようかいも いるぞ」
えひめ「たすけましょう!」
いなば「だれが・・・?」
えひめ「ああ・・・"ひせんとういん"しか いないわね」
まとめまるの仕事がまた増えたな
おんな「そうやって、でてくるからー!"れっぷうは"!」
ようかい「ぎゃあああっ!」
きょう「・・・なんだ、もうかたづいてるじゃないか。
あんたが"やさかに"のおてんばひめか?」
おんな「あたしには"たまの"ってなまえがあるのよう。
・・・みかけないかおね。あんただーれ?」
きょう「"やた"といえばわかるかい?」
たまの「あー!あんたが"やた"のひきこもりの"きょう"くんね」
きょう「ひ、ひきこもりって・・・。いいか!おれは・・・」
たまの「・・・しっ!でてきなさい!」
えひめ「え、えへへ・・・」
いなば「・・・ばれたか」
たまの「あんたたち、なにもの?この"すざくもん"を
つくったやつらに かんけいがあるのかしら?」
えひめ「"すざくもん"・・・?」
たまの「ふうー、ぜんっぜん かんけいないみたいねえ。
このへんは けっかいをはったんだけど、どうやってはいってきたの?」
きょう「"やさかに"の"へぼ"けっかいなんて おれにはつうようしないって」
たまの「あんたは ちょっとだまっててー!」
きょう「はい」
いなば「ひとつ ききたいんだが、ここはどこだ?」
たまの「???」
たまの「ここは"きょうと"よ」
えひめ「ああ・・・、あのときとおなじで
とばされてしまったんだわ。・・・いまは なんねんなの?
みとのせいざんそうの ばくはつから なんねんたってるの!?」
きょう「みとのせいざんそう?そういえば、そんなはなしをきいたな」
たまの「だいたい、"みつき"ぐらいまえかなー」
えひめ「・・・"かこ"にとんだんだわ」
いなば「どういうことさ?」
きょう「たちばなしもなんだな。おれのいえにこいよ」
たまの「・・・おんなのこを さんにんも いえにさそうなんて
いやらしいー!このけだものやろう!」
きょう「なにがだよ!そもそも おまえはこなくていいよ!」
まさかこんなに長い話になるとは…。読んでるのって、俺だけかw
読んでるよー
もう時間軸とかストーリーわからんけど惰性で読んでるよー
ジャンプ読むのと同じだな
新作の希望が無い現状、ONIであれば何でも見る
<第一部>
無職"きほんはまる"青年の自立と成長を
描いた意欲作。
悪政をしく殿様をうち倒したが、"きほんはまる"は
おたずねものになってしまうのだった。
<第二部>
第一部から数年後。
少年"えひめまる"が母親である"えひめ"を
守るために、未来の世界からやってきた。
旅の途中で甘党の"あまみ"
、竜人族の"たつみ"達と出会いながら、
旅を続けていく。
第二部の最終局面において、"えひめまる"達は、
"みとみつくに"を討つべく、水戸の西山荘に向かうことになる。
"はたら"、"かない"との戦いでは善戦するものの、
突然"みとみつくに"が西山荘を爆破。
"えひめまる"一行は生死不明となる。
また、この戦いのさなか、"えひめ"は"みつくに"の部下によって
窮地に陥るが、謎の光に包まれて姿を消している。
<第三部>
第二部ラストから一年後。
九州地方に住む青年"あさままる"は
倒れている"えひめ"を発見する。
"えひめ"は一年後の未来に飛ばされていた。
ふたりは水戸まで旅をすることになる。
"えくすかりばー"の化身である"あーさー"や、
白兎神である"いなば"達と出会い、
かつて西山荘があった水戸、そして全ての始まりの地で
ある江戸までたどり着いたものの、
襲いかかってきた、"はたら"と"かない"の攻撃から"えひめ"を
庇って"あーさー"が倒れ、
また、突如現れた"みつくに"の部下、"はちべえ"によって
"おろちのみたま"を持つ"あさままる"は石化させられてしまう。
絶体絶命の危機に、"えひめ"は再び時間跳躍を行うのだった・・・。
<第四部>
第二部ラストから三ヶ月後。
この前、始まったばかり。
☆時系列は以下の通り。
<第一部>→<第二部>→<第四部>→<第三部>
まとめまるキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
まとめまるw
つうか今何人の人がシナリオ書いてるんだろうな。
実は俺も最初の方は書いてたんだけど
最近は読んでもいない・・・
ストーリーが整理しきれなくなってきてな。
うまく繋げられそうなら皆も是非参加して欲しい。
えっ
しかしまあ、ジョジョばりに章が変わるな。
一人で書いてるようにしか見えないんだが
-"やた"ほんけ-
きょう「それじゃ、おまえたちはみらいからやってきたのか?」
えひめ「たぶん、そうなるのかな」
たまの「にわかには しんじがたいはなしだよね。きょうくん」
きょう「きょうくんはやめろ。なれなれしい」
たまの「ええー?いえどうしのなかが わるいからって
わたしたちがいがみあう ひつようはないんだよ?」
きょう「そういうもんだいじゃない」
たまの「それで、きみたちは これからどうするつもりなの?」
えひめ「もちろん、みつくにをたおして、なかまをたすけだすわ。
じかんがもどったなら せんてをうつことも できるはずなのよ・・・」
たまの「・・・ふうん、てをかしてあげてもいいよ」
いなば「ほんとうかい!?」
たまの「おもしろそうだから。・・・きょうくんもいくよね?」
きょう「いかねえよ」
たまの「"やた"のなが なくよー」
きょう「・・・わかったよ、いってやるよ。ただし、もんだいをかたづけてからだ」
たまの「それはもちろんそうだよ」
いなば「???」
きょう「さて、おれたちは じゅうような もんだいを
かかえていて、いますぐに きょうとをはなれることができない」
えひめ「・・・もんだいってなに?」
たまの「そもそものげんいんは きょうとの "とうざいなんぼく"にあらわれた "もん"よ。
さっき、わたしたちが いたところもそのひとつ"すざくもん"。すうかげつまえに とつぜんあらわれたの」
きょう「よっつのもんによって、きょうとには きょうりょくな"けっかい"が
はられている。いま、きょうとから でることはできない」
きょうのはは「あらあら、みなさんたのしそうですね」
きょう「かあさん?」
えひめ「こんにちわ」
いなば「どうも」
きょうのはは「ええ、ゆっくりしていてください」
たまの「"やた"のとうしゅ・・・"みかがみ"。
れきだいさいきょうの"たいまし"・・・」
みかがみ「まあ、それはむかしのはなしです。あなたが"やさかに"の"たまの"ね?」
たまの「・・・う、うん」
みかがみ「"やさかに"に "たいまし"は もういないとおもっていました」
たまの「そうかんたんに とだえたりはしないよ。わたしたちは
おろかものの "くさなぎ"とはちがうんだから」
みかがみ「・・・そうね」
たまの「???」
きょう「そうだ、かあさん。"もん"をこわしたいんだけど
なにか てはないかな?」
みかがみ「うーん。そこにいるひとたちの もっている"まけん"が
やくにたつんじゃないかしら?」
きょう「"まけん"だって!?おまえら、そんなぶっそうなものを
もってるのかよ?」
えひめ「え・・・ええ、もってるわ」
きょう「"にえとの"、"わだつみのつるぎ"、"えくすかりばー"・・・。
さんふりも もってるのか。ほんものをみるのは はじめてだ。
どうやってこんなにあつめたんだ?」
えひめ「・・・まあ、いろいろあったの」
いなば「しかし、おまえ、くわしいな」
きょう「ああ、あたりまえだ。"さんしゅのじんぎ"たるもの
あらゆるぶんけんに めをとおしている。
なあ、たまの」
たまの「そ、そうねー」
えひめ「("さんしゅのじんぎ"ってなんだろう・・・?)」
きょう「これがあれば "もん"はこわせそうだな」
えひめ「でも、わたしたち けんはつかえないわ」
たまの「きょうくんは けんつかえるの?」
きょう「・・・すこしはな」
たまの「・・・あやしいなあ、もう」
きょう「いいから、ひとつ ぶっこわしてみればいいんだよ」
みかがみ「ここからいくとなると きたにある"げんぶもん"が
いちばんちかいわよ」
きょう「かあさんはてつだってくれないの?」
みかがみ「わたしは ほかにようがあるのよ。いってらっしゃい」
-げんぶもん-
たまの「ついたわねえ」
きょう「さっそくこわしちまおうか」
えひめ「じゃあ、はいどうぞ」
きょう「よし、"にえとの"をつかう。そりゃああ!」
きょう「お?」
たまの「・・・だめね」
いなば「きずひとつ つかないのかい」
きょう「そ、そんなばかな?べつのけんでためしてやる!」
かめんのおんな「むだよ。"もん"はわたしがつくったんだもの」
えひめ「だれ!?」
かめんのおんな「・・・"やた"と"やさかに"。
あなたたちは もうすこしここに とどまってもらうわ」
きょう「なんなんだ おまえは!
おれたちを きょうとにとじこめて なんのいみがある」
かめんのおんな「それはいえないわ。しるひつようもないこと」
えひめ「あんたも"みつくに"のなかまなの?」
かめんのおんな「"みつくに"・・・ああ、そういうことか。
まあ、いまのところは にたようなものね」
えひめ「く・・・!だったらゆるさない!」
すかっ
かめんのおんな「むだよ」
えひめ「そんな・・・みらいをよんだのに?」
かめんのおんな「あはは、だってわたしは"そのさき"を
みたんだもの。あたりまえでしょう」
えひめ「・・・あなたは」
かめんのおんな「ふふ、わたしのなまえは・・・
そうね、"さきみ"とでもなのっておくわ。
ごさっしのとおり わたしも"じかんせいぎょ"のちからを
もっているの。それも、かんぜんな かたちでね。
あなたでは わたしのじかんに おいつけない」
えひめ「う・・・」
さきみ「きづいている?
いくらみらいがみえても、それをかえることができないことに」
えひめ「え・・・」
さきみ「・・・ここいらで "へんすう"をついかしておくのも わるくはないか。
あなたたちに いきのこるきかいをあげるわ。よくききなさい」
まとめまるさん、そろそろお仕事の時間ですよ〜
黒幕っぽいのが出てきたな
タイムリープとか先見とか、
実はONI零と絡めてるんじゃないのか
いいえアンチテーゼです
さきみ「このきょうとにせっちした よっつの"もん"。
そのそれぞれに きょうりょくな"まもの"をはいちした。
かれらをたおすことができれば きょうとをつつんでいる
"けっかい"はきえる。そうしたら あなたたちを かいほうしてあげるわ」
いなば「だれが そんなよきょうに つきあうかい」
さきみ「あなたたちに せんたくしはないわよ。
ここで、わたしみずから てをくだしてもいいのよ?」
いなば「おのれ・・・」
たまの「・・・やるしかないよ。このひと、わたしたちではかなわないよ」
きょう「ああ、そうだな」
えひめ「そのはなしにのるわ、さきみ。でも、なんのつもりなの?」
さきみ「わたしはためしているだけ」
えひめ「なにをよ!」
さきみ「それはしらなくていいのよ。・・・やひち!」
やひち「はっ、ここに」
えひめ「あんたは みつくにの・・・!」
やひち「もはや、みつくになど どうでもいい。
おれは うまれかわったのだ。みろ、このちからを!
うおおおおおおおおおおお!てんしん!」
やひちは ようかいに へんげした!
いなば「てんしんした?」
やひち「いまのおれは、みずをつかさどる "げんぶどうじ"よ!
・・・えひめよ、きさまにもみえるか?きさまが しぬすがたが!」
えひめ「・・・ざんねんだけど、みえないわね!」
たまの「きょうくん!」
きょう「ああ、いくぞ!」
金曜日は作者休養のためお休みです
やひち「・・・"さんしゅのじんぎ"はつかわなくて
いいのかい?」
きょう「へっ!つかうまでもねえぜ!」
たまの「しとめるよ!」
きょう「"ふうせつらんぶ"!」
たまの「"たつまき"!」
やひち「おおおおおおおおおっ!」
きょう「なにっ?おれたちのじゅつがきかない!?」
たまの「きゃあっ!」
きょう「たまの!くっ・・・ちくしょう!」
やひち「ぐおおおおお!しねえええええ!」
いなば「ひええっ!こっちにきたぞ」
えひめ「や、やられる?」
きぃん
やひち「・・・"まけん"が えひめをかばっただと?」
えひめ「え、"えくすかりばー"が・・・。
いっしょにたたかおうって いってるのね・・・」
やひち「むだだ!きさまごときに "まけん"が
あつかえるわけが あるまい!しねえええ!」
ひゅん
やひち「な?やつがきえた?」
さきみ「・・・なるほど、"め"はわるくないらしい」
えひめ「えええええい!」
ぐさっ
やひち「ぐぶっ・・・!」
えひめ「うあああああっ!」
やひち「ぎゃあああっ!?」
えひめ「いまのは あまみちゃんのぶんよ・・・」
やひち「・・・と、とどめをささないのか?」
えひめ「ええ」
やひち「き、き、きさまら!おやこそろって、このおれを"ぐろう"して・・・。
ぜったいにゆるさない!ころしてやる!」
さきみ「・・・あんたのやくめは ここでおわりよ。しになさい」
やひち「ぐああああああああ!?」
いなば「なかまを・・・」
さきみ「なかま?あははははは!」
きょう「なにがおかしいんだ、てめえ」
さきみ「あれは"こま"よ」
たまの「"こま"ですって」
さきみ「このたたかいは あなたたちのかちよ。
さあ、つぎの"もん"にむかいなさい」
えひめ「あなた、どこにいくつもりなの!」
さきみ「いろいろとじゅんびがひつようなのよ。
"やまたのおろち"ふっかつのためには、ね」
たまの「えええ!?」
きょう「や、"やまたのおろち"だと!?」
さきみ「あなたたちが いきのびることができたら
またあえるかもしれないわね。きたいしているわ」
ひゅん
いなば「きえた・・・」
えひめ「なにものなの、あいつは」
話なげえよw
正直超今更だが作者は何者だよw
黙々と続けてるからな。
きょう「まずいな。まさか"やまたのおろち"とは・・・」
いなば「"やまたのおろち"ってなんだい?
ながくいきている わたしでもしらないぞ」
たまの「おおむかしに "やさかに"、"やた"、"くさなぎ"が
ふういんしたかいぶつよ。くにじゅうをあばれまわってたそうよ。
わたしたちの"いえ"に そういう"でんしょう"があるの」
いなば「("くさなぎ"・・・?)」
えひめ「まさか・・・"おろちのみたま"って」
きょう「ん?なにかいったか?」
えひめ「なんでもないわ・・・」
きょう「いっこくもはやく きょうとのけっかいを
といて やつをおわなきゃならないな。
ふたてにわかれよう。
ひがしの"せいりゅうもん"と、にしの"びゃっこもん"をいっきにたたく。
そのあと、ごうりゅうして きたの"すざくもん"にむかうんだ」
たまの「じゃあわたしは きょうくんといっしょに
"びゃっこもん"にいこうかな」
きょう「なんでおまえといっしょなんだよ。
"びゃっこもん"は おれひとりでじゅうぶんだ」
たまの「えー、そんなことないとおもうよ。きょうくんよわいし」
きょう「いいから・・・おまえは、えひめやいなばと いっしょに"せいりゅうもん"にいけ!」
たまの「・・・はーい。じゃあ、みんないこうよ!」
いなば「きょうよ、ほんとにひとりでだいじょうぶか?」
たまの「だいじょうぶっていってるんだから そのとおりなんでしょう」
きょう「(なんで おこってるんだ・・・)」
-せいりゅうもん-
たまの「さーて、なにがでてくるかなー」
むすめ「・・・ようこそ、"せいりゅうもん"へ。
わたしが この"もん"の"もんばん"よ」
えひめ「え・・・、あなたは・・・、たつみちゃん・・・」
いなば「しりあいなのか?」
たつみ「・・・たしかにわたしは "たつみ"だった。
しかし、いまは・・・!」
いなば「てんしんした!?」
たつみ「"せいりゅうじょうし"のちから、みせてやる!」
えひめ「やめなさい、たつみちゃん!」
たつみ「うるさい!」
えひめ「きゃっ!」
たまの「あーもう!さっさとたおしちゃえばいいのにー!」
えひめ「たまのちゃん!あのこ、わたしのなかまなの・・・。
あやつられてるのよ、きっと!」
たまの「わかった・・・できるかぎり てかげんしてみるけど、
きたいはしないでね!」
たつみ「やあっ!」
たまの「うあっ?・・・くそっ!"れっぷうは"!」
ひゅん
たつみ「おそい!」
たまの「むうー!はやすぎてあたらないよー!」
たつみ「まずはえひめをしとめる!」
えひめ「きた!?」
たつみ「しねっ!」
いなば「いけない!よけるんだ、えひめ!」
ぐさっ
えひめ「うっ・・・」
たつみ「なぜよけなかった、きさまの"め"ならかわせたはず」
えひめ「とらえた」
たつみ「・・・な!?」
えひめ「たまのちゃん!わたしごと、こうげきを!」
たつみ「よせ!しぬぞ!」
たまの「あんしんしてよ、しなないていどの てかげんはするよ。
とっておきのじゅつ、"こうりんふうが"だよ!」
たつみ「うわああああっ!」
えひめ「きゃあああっ!」
たつみ「う、うう・・・」
えひめ「いたい・・・」
いなば「てんしんがとけたか。たまの・・・おまえ ようしゃないな。
どれ、あたしがかいふくじゅつをかけてやる」
たまの「ええー?これでもてかげんしたんだよ」
たつみ「ううん・・・ここはどこだ?」
えひめ「きがついたのね」たつみ「え、えひめ?やっぱりいきてたんだ」
えひめ「ええ。たつみちゃんもぶじだったのね」
たつみ「・・・めいわくをかけてしまった」
えひめ「いいのよ。わたしたちはなかまだもの」
えひめ「・・・"せいざんそう"でなにがあったの?」
たつみ「とつぜんのばくはつに まきこまれたこといがいは、なにもおぼえてない。
きがついたらここにいたんだ」
えひめ「・・・そう」
たつみ「えひめまるはぶじかな」
えひめ「だいじょうぶよ、きっと」
たつみ「うん・・・」
いなば「よし"せいりゅうもん"はおわった。さて、"すざくもん"にいくか」
たまの「きょうくん、うまくやったかなあ・・・。
かなりよわっちいからなあ」
-びゃっこもん-
きょう「・・・でてこい」
おとこ「ふふふ、"びゃっこもん"へようこそ」
きょう「あんたは・・・」
???「"やた"の"ぶんけ"の・・・、"えい"」
えい「これはこれは・・・"みかがみ"さん」
みかがみ「やはりあなたでしたか」
きょう「かあさん!どうしてここへ!」
みかがみ「あなたとおなじよ。その"れいりょく"は
わたしたちに かくせるものじゃない」
きょう「じゃあ、やっぱりこいつが!」
みかがみ「そうよ。こいつがわたしたちの
"ほんけ"から もちさったのよ」
えい「・・・ほっほっほ」
みかがみ「そろそろかえしてもらいましょうか。
おまえがもっている "やたのかがみ"を」
546 :
人物紹介:2009/10/14(水) 22:11:22 ID:VIG/9zpA
<第四章の登場人物>
・きょう
→八咫本家の少年。
今回のツッコミ担当。
術に頼って戦うため、剣はあまり得意でない。
・たまの
→八尺瓊本家の少女。天真爛漫。
毎回、"きょう"に突っかかっている。
・えひめ
→第三章から続投。
数ヵ月後の未来からやってきた。
未来を変えるために奔走する。
・いなば
→第三章から続投。
えひめの時間跳躍に巻き込まれ、
未来からやってきた。
非戦闘員であるため、最近影が薄い。
・みかがみ
→"きょう"の母。かつては最強の退魔師だったらしいが
現在は第一線を引いている。
・さきみ(かめんのおんな)
→えひめと同質の時間制御能力をもつ女。
現段階での目的は一切不明。
・やひち
→"みつくに"の部下。第二章でえひめまるに敗れたが生きていた。
"さきみ"から与えられた力で玄武童子へ転身したが、
"えくすかりばー"を振るう"えひめ"の前に敗れる。
・たつみ
→第二章で西山荘の爆発に巻き込まれたはずだが、
えひめ達の前に敵として現れる。
"さきみ"に操られ、青龍娘子に転身したが、
えひめ達との戦いの末、正気に戻った。
・えい
→白虎門で現れた八咫分家の男。
"みかがみ"と面識がある様子。
三種の神器の一つ、八咫鏡を持っているようだが・・・。
えい「この"やたのかがみ"のちからで、わしがほんものの"やた"となるのだ」
みかがみ「くだらないですね」
えい「なに?」
みかがみ「くだらないといってるんです。
"さんしゅのじんぎ"といっても、しょせんはどうぐ。
そんなものに すがらなくてはならないの?」
えい「うるさいうるさい!てんしん!」
きょう「かわった?」
えい「これがわしのしんのすがた、"びゃっこどうじ"よ・・・」
みかがみ「はあっ!」
えい「ふん、きかんわ」
みかがみ「なるほどね。なら、これはどうです!」
えい「むだだ」
きょう「かあさんのじゅつがきいてない」
みかがみ「・・・まったく、やっかいなあいてですね」
えい「そんなものか、みかがみ!せいっ!」
みかがみ「くっ・・・!」
きょう「このやろう!おれがあいてだ!」
えい「"ほんけ"のこぞうか。きさまになにができる」
きょう「でやあっ!」
ひゅん
えい「わ、わしのけっかいを・・・"きった"だと?
そのかたな、まさか"まけん"か!」
きょう「ふっ、もってきておいて せいかいだった」
みかがみ「でかしたわ、きょう!"らくすいは"!!」
えい「ぐわああああっ!」
えい「ふ、ふふふ・・けっかいがなくとも、
こちらには"やたのかがみ"がある。
こいつのちからを かいほうしてやるわ!」
きょう「ちくしょう、しまった!」
みかがみ「・・・」
えい「な・・・なぜだ!なぜなにもおこらない!」
みかがみ「それはただのどうぐだと いったはずです。
あなたには"やたのかがみ"をつかう しかくがない」
えい「ばかな!わしは・・・"やた"なのだぞ」
みかがみ「そのおもいあがりが、あなたをだめにしたのです。
きょう!とどめをさしますよ!」
きょう「・・・はい!」
きょう「"ふうせつらんぶ"!」
みかがみ「"らくすいは"!」
えい「わしは・・・わしは・・・、
"ほんもの"になりたかった・・・ぐぶっ!」
きょう「・・・」
まとめまる乙!
作者も乙!
みかがみ「"やたのかがみ"・・・こんなかたちでもどってくるとはね」
きょう「それが"さんしゅのじんぎ"なのか。
みたところ、ただのかがみにしかみえないな」
みかがみ「これをつかって、かつて"やまたのおろち"をふういんしたといわれているわ」
きょう「・・・そうだ!
"さきみ"とかいうおんなが、"やまたのおろち"を ふっかつさせようとしているんだ!」
みかがみ「・・・まったくめんどうなことを。
きょう、あなたは いっこくもはやく このまちのけっかいをときなさい」
きょう「かあさんは?」
みかがみ「わたしは、いえにもどって、かこのぶんけんをあたってみるわ。
てがかりがなければ、どうしようもないでしょう?」きょう「ああ、わかった!」
-すざくもんまえ-
えひめ「・・・きょうさん、こないね」
たまの「やられちゃったんじゃないの?」
きょう「・・・だれが やられるかい」
いなば「おお、きたか。で、しゅびはどうだ?」
きょう「"びゃっこもん"のやつは かたづけた。
あとはここの"もんばん"をぶったおすだけだ」
たまの「へえ、すこしはやるんだ」
きょう「あたりまえだろ。おれは・・・"やた"なんだから」
たまの「・・・いつものげんきがないねー。なんかあった?」
きょう「なんでもねえよ!いくぞ!」
-すざくもん-
きょう「よーし!でてきやがれ!」
えひめ「・・・でも、ここにいたようかいって
たまのちゃんが たおしちゃったよね」
いなば「そういえばそうだな」
たまの「でも、あれはざこだったよ。
"さきみ"とは かんけいないんじゃない?」
おとこ「ほっほっほ、そのとおりです。
あんなざこと いっしょにされてもらってはこまる」
えひめ「だれ?」
おとこ「わしは"まーりん"という。いわゆる"うぃざーど"だ。
・・・と、じこしょうかいなど いみをなさないよねえ。
おまえたちは ここでしぬからね」
いなば「おまえ、"せいようじん"か!?」
まーりん「まあ、にたようなものさ」
きょう「へらずぐちも そこまでだぜ!"ふうせつらんぶ"!」
まーりん「おっと・・・あぶないあぶない」
きょう「こいつ!よけやがっただと?」
まーりん「わたしは あんたたちとたたかうきはないよ。
おまえたちのあいては こいつにまかせることにするか。
・・・いでよ!」
ようかい「こ、ここは?わしはしんだのでは・・・」
たまの「な、なんでなんで!?」
いなば「あのとき、たまのがたおしたようかいが よみがえっただと・・・?」
まーりん「わたしがふっかつさせた。さらに"すざくどうじ"にてんしんする
ちからをあたえてやった。・・・おまえさんたちに かなうあいてかな?」
ようかい「ふはは!なんだかしらねえが、かんしゃするぜ にんげん!
ちからがみなぎっているぜ・・・てんしん!」
えひめ「てんしんした?」
きょう「くるぞ!」
第一部とそれ以降で雰囲気が違いすぎるw
だよな。
昔は殿様のエロ画像が復元できないなら死ね!
ていう感じでカオスだったな。
いや、忘れた頃に無職・ニートネタを仕込んでくるかもしれん
たまの「"れっぷうは"!」
すざくどうじ「そんなもんかい!ぜんぜんきかねえなあ!」
たまの「こいつ、けっかいが?」
すざくどうじ「ふははは!"かえんじごく"!!」
たまの「うああああっ?」
きょう「たまの!」
すざくどうじ「ははは、てめえら"たいまし"の
じゅつはおれにはきかねえ」
きょう「てめえのけっかいなんざ、"まけん"でぶっこわしてやる!
まけん"にえとの"をくらいやがれ!」
すざくどうじ「・・・ふっ」
きょう「な・・・に?けっかいが、きれない!?」
すざくどうじ「はっはっは!むだだ!」
まーりん「ふふふ、それなりにやりますねえ」
すざくどうじ「のんきに けんぶつなんかしていて いいのかい?
こいつらをぶっころしたら つぎはおまえさんのばんだぜ!」
まーりん「・・・ふ」
えひめ「たまのちゃんが!・・・いなばちゃん、これもって!」
いなば「これは"わだつみのつるぎ"・・・って、なぜわたしにわたすんだ?」
えひめ「いなばちゃん!きょうさん!」
きょう「・・・ああ?」
いなば「い、いやなよかんがするな・・・」
えひめ「さんふりの"まけん"で いっきにいくよ!ついてきて!」
いなば「うああー、やっぱりー!」
きょう「ああ!わかった!!」
えひめ「りゃあああああ!」
まーりん「(ん?あのむすめが もっているつるぎは・・・まさか、な・・・)」
すざくどうじ「はっはっは!"かえんじごく"だ!」
いなば「あちちちー!ちかづけないぞ・・・どうするんだ?」
えひめ「"さきよみ"して かわすにきまってるでしょ!」
いなば「・・・わたしたちはどうするんだ」
えひめ「"かん"でなんとかして!」
いなば「ちょ、ちょっと!えひめだけずるいよ!」
きょう「うだうだいってないで、つっこむぞ!」
きょう「おおおおお!」
えひめ「つああああ!」
いなば「もう、やけだー!」
すざくどうじ「ぬううううう・・・ぐおおっ?」
たまの「けっかいがこわれた・・・!」
きょう「よっしゃあ!いけ、たまの!」
たまの「もういっかい あのよにおちなさーい!"れっぷうは"よ!」
すざくどうじ「ぎゃあああああっ!」
えひめ「やったわね」
いなば「はぁはぁ・・・こ、こわかった」
きょう「つぎはおまえだ!」
まーりん「ま、いいか・・・。きょうとをかいほうしましょう」
きょう「なに?」
まーりん「この"げーむ" われわれのまけですから」
たまの「やけにすなおね?」
まーりん「ふふ、もくてきは はたしましたからね」
いなば「もくてき?」
まーりん「おっと、いけないいけない。
"さきみ"さんに おこられてしまいます。
では、またあうひまで・・・!」
ひゅん
たまの「きえちゃった」
きょう「でも、これできょうとのそとに でられるな。
・・・いったん おれのいえまでもどろう。
かあさんが"やまたのおろち"について
しらべてくれているはずだ」
-"やた"ほんけ-
えひめ「ただいまー」
たつみ「あっ、かえってきた!」
いなば「たつみ、ぐあいはどうだ?」
たつみ「もうだいじょうぶだよ」
いなば「そうか。むりはするなよ」
みかがみ「けっかいは、なくなったみたいね」
きょう「で、かあさん」
みかがみ「ええ、しらべたわよ。
"やまたのおろち"は、わたしたちのごせんぞさまが "あまのはばきり"にふういんしたらしいわ」
たまの「"あまのはばきり"って?」
みかがみ「"たかまがはら"にすむ、かみさまからもらったといわれてる"れいけん"よ」
きょう「いま、どこにあるんだ?」
みかがみ「どうやら"いずも"にあるらしいわ」
きょう「じゃあ、"いずも"にむかうか。そのけんをおさえちまえば
"やまたのおろち"もふっかつできねえだろ」
たまの「わたしもいこうかな」
きょう「なんでおまえがついてくるんだよ」
たまの「いいじゃんかー。わたしのちから、たよりになるだろー?」
きょう「・・・わかったよ。ついてくるのはいいけど、あしでまといになるなよ」
たまの「わかってるよー」
きょう「で、おまえらはどうするんだ?」
えひめ「わたしたちは えどにいくわ」
いなば「そうだな。みらいをかえるには せんてをうつひつようがある」
たつみ「うんがよければ"えひめまる"たちに あえるかもしれないしね」
きょう「そうか。"あまのはばきり"をてにいれたら おれたちもえどにいくよ」
みかがみ「みなさん、がんばってくださいね」
たまの「みかがみさんは てつだってくれないの?」
みかがみ「きになることがあってね・・・。もうすこし しらべたいことがあるの。
それに・・・ わかいふたりのじゃまをするのは やぼってもんでしょう?」
きょう「なにいってんだよ!」
きょう「よし!たまの、いくぞ!」
たまの「はーい!」
えひめ「こっちもしゅっぱつしましょう!」
たつみ「うん!」
いなば「よし、いこうか」
早く続きを書くんだ
今日は金曜日だからな。
作者は取材のため、(ry
-いずもたいしゃ-
きょう「さて、ここに"あまのはばきり"があるらしい」
たまの「どうやってさがすの?」
きょう「どうせ"ほんでん"に まつられてるんだろうよ」
たまの「・・・あんちょく だね」
きょう「いちばんおくにあるもんだろ」
たまの「そういうものかな?」
わかいおとこ「おい、かってにはいろうとするな」
きょう「うわ!びっくりした!」
たまの「わたしたち、"あまのはばきり"をとりにきたんです」
ふけたおとこ「"あまのはばきり"だと?」
きょう「こら!ぺらぺらしゃべるな!」
たまの「あっ、ごめん・・・」
ふけたおとこ「・・・おまえたち、"みつくに"のてのものか?」
たまの「みつくにって・・・、えひめがそんなこといってたね」
きょう「たまの、ちょっとだまってろ・・・」
ふけたおとこ「"えひめ"だと!?・・・おい、きいたか、"きほんはまる"!」
わかいおとこ「・・・あにき、おれたちは"おたずねもの"なんだから、
"ぎめい"をつかうようにいったはずだが。それでは"しょく"にありつけんだろう?」
ふけたおとこ「すまん!めんせつをさいきんうけてないから、すっかりわすれていたぜ!」
きょう「・・・」
たまの「・・・きょうくん」
きょう「ん?」
たまの「このひとたち、なに?」
きょう「おれにきくな」
たまの「・・・"むしょく"みたいだよ」
きょう「おれにいうな」
わかいおとこ「げふん!げふん!」
たまの「ひゃう!」
きょう「うわっ!」
わかいおとこ「おれは"きほんはまる"。そして、こっちが"さいぞう"のあにきだ。
おまえたち、すこしはなしをきかせてもらおうか?
その"えひめ"ってのは、おれたちのなかまなんだ」
-30ぷんご-
さいぞう「ふむ・・・、だいたいのはなしはわかった」
きほんはまる「その"やまたのおろち"ってのが
ふういんされたつるぎが このさきにあるんだな。
で、おまえたちは きょうとで"えひめ"にあったと?」
きょう「ああ。・・・わかったくれたか?」
さいぞう「・・・」
たまの「どーしたの?」
きほんはまる「・・・"えひめ"がおまえたちに あえるはずはない。
おれたちはすうじつまえに その"えひめ"にあっているのだから」
きょう「なに?」
たまの「うそよ!」
きほんはまる「そしておれたちは "えひめ"にいわれたのだ。
"いずも"に "よこしまなるもの"があらわれると」
さいぞう「だからきたのさ。おまえたちがその"よこしまなるもの"で
あるならば、われわれがたおさなくてはならん」
きほんはまる「・・・てんしん!」
きほんはまるは まばゆいひかりをはなち "ふろうどうじ"に てんしんした!
きょう「・・・"おに"だと」
たまの「にげるよ、きょうくん!」
きょう「たまの、そっちは"ほんでん"・・・」
たまの「いいから、いくよ!」
きほんはまる「きさまら!まて!」
未回収の伏線が多すぎるw
最終章はまだか。
ふろうどうじ……不労童子か、それとも不老童子なのか……。
まて!浮浪童子かも知れん!
きょう「ふう・・・、どうやらまいたみたいだな」
たまの「うん、そうだね」
きょう「しかし、かなりおくまできてしまったな。
つるぎはどこにあるんだろうか」
たまの「きょうくん・・・あそこでなにかひかってる!」
きょう「・・・あれが"あまのはばきり"か」
ひゅん
おとこ「ふっ!このつるぎはいただいた!」
きょう「しまった、つるぎが!」
たまの「あんた、なにものよ!」
おとこ「おれは"はたら"。いずれ、このくにのしはいしゃとなるおとこだ」
たまの「なによそれ?さっさとそいつをわたして!」
きほんはまる「・・・くそ、あいつらどこにいきやがった」
さいぞう「あそこだ!きほんはまる!」
きょう「たまの!あいつらがきたぞ!」
たまの「あーもう!ややこしいなあ!」
きほんはまる「ん・・・おまえ、はたらか!?」
はたら「きほんはまるに、さいぞう。いきていたのか」
きょう「なんだ、しりあいみたいだけど」
たまの「・・・"れっぷうは"!」
きほんはまる「うおっ!?」
はたら「ぬうっ!?」
きほんはまる「あぶないだろ!」
たまの「うっさいわよ!このあくとうども!」
きほんはまる「だ、だれがあくとうだ!」
さいぞう「きほんはまる・・・、いいづらいんだが、
"えひめ"がいっていたのは、"はたら"のことだったのでは?」
きほんはまる「ああ、だろうな。・・・というわけで、おまえたち すまん!
おれたちのかんちがいだった!」
たまの「・・・あいつら、なぐっていいかな?」
きょう「そんなことより、つるぎをとりかえすぞ!」
たまの「そ、そうだったね!」
はたら「ふん・・・きさまらがおれにかなうわけがない!
ぜんいんでかかってくるがいい!」
もう二ヶ月以上やってるのか。長いなw
>>567 ここは日本製のRPGらしく中二臭い当て字にしてふろうどうじ=風狼童子とか、きほんはまる=鬼奔刃丸とかwww
さいぞう「ふん、おれひとりにやぶれたこと
わすれたわけじゃあるまい」
きほんはまる「まて、あにき。ようすがおかしい」
さいぞう「かるくひねってやるさ」
はたら「ふんっ!」
さいぞう「ぐはあっ!」
きほんはまる「あにき!」
はたら「つぎはおまえか?」
きほんはまる「・・・"てんしん"!うおおおおっ!」
はたら「ははは!どうした、こんなものか?」
きほんはまる「な、なんだと・・・!このおれがおされている?」
はたら「つまらんな・・・。もうしね!」
きょう「"ふうせつらんぶ"!」
はたら「おっと、あぶない。おとなしくかくれていればよいものを」
たまの「こいつ・・・なんなのよ!」
はたら「せいっ!」
きょう「ぐあっ!?」
たまの「きょうくん!」」
さいぞう「いかん、このままではぜんめつする・・・。
・・・おくのてをつかう!"けむりだま"!!」
きほんはまる「あにき!?」
さいぞう「そいつらもつれてこい。たいきゃくするぞ!」
はたら「にげたか・・・まあいい、"あまのはばきり"はてにいれた。
つぎは"おろちのみたま"か・・・」
煙玉要員さいぞう
いつの間にかきほんはまるとさいぞうが兄弟になっていた件
兄貴分なんだろう。
まったく頼りにならないが。
まるで橘さんだな。
きほんはまる「こぞう、だいじょうぶか?」
きょう「なんとかな。それより・・・、あんたたちと
あの"はたら"ってやつのかんけい、そして
あんたたちが であったという"えひめ"について、
しっていることを すべてはなしてもらおうか」
きほんはまる「まずは"えひめ"についてはなすか」
さいぞう「そんなことをいわれても・・・、
"えど"で"えひめ"にさいかいしただけだからなあ」
たまの「あたしたちがあった えひめとは べつじんなのかな?」
きほんはまる「えひめは、"じかんちょうやく"のちからを
もっていると、いぜん"はたら"がはなしていた。
それがほんとうのはなしなら つじつまはあう」
きょう「・・・おなじ"じかんじく"に なんにんもの"えひめ"が
そんざいするかのうせいがある ということ?」
きほんはまる「うむ」
たまの「あのう・・・ぜーんぜん、わからないんだけど!」
きょう「つまり、おれとたまのが "きょうと"であった
"えひめ"が、なんらかのりゆうで、さらに"かこ"にとばされて、
こいつらにあったって とこだろう」
たまの「でも・・・おかしくない?」
きょう「なにがさ」
たまの「・・・わたしたちのであった "えひめ"はここにいない。
"いずもたいしゃ"に "はたら"ってやつがあらわれることを
しっているはずがないのに」
きょう「たぶん、おれたちがあとで えひめにはなすからだろ」
たまの「ううん・・・そうなのかな」
きほんはまる「つぎに"はたら"のことをはなそう」
さいぞう「"はたら"は"みつくに"のぶかだ。
おれたちは やつとなんどもたたかってきた。
しかし、いぜんはあれほどつよくはなかったのだ。
いったいなにがあったのか・・・」
きほんはまる「さて、おれたちは"えど"にもどる。
"あまみ"に このことをつたえるひつようがあるんでね」
さいぞう「では、な」
きほんはまるは にんじゅつを つかった!
きほんはまる「にんぽう げんじつとうひ!!」
たまの「いっちゃった・・・」
みかがみ「・・・ひとあしおそかったようね。そのようすだと
"あまのはばきり"は てにはいらなかったようね」
きょう「かあさん?どうしてここへ」
みかがみ「あなたたちにつたえておかなくては
ならないことがあってね・・・」
たまの「なんですか?」
みかがみ「"くさなぎ"のことよ」
きょう「"くさなぎ"というと、"やた"、"やさかに"とならぶ
"さんしゅのじんぎ"をつかさどる"かけい"のことか。
しかし、"くさなぎ"は はるかむかしにほろびたのでは? 」
みかがみ「いちぶは、おちのびたと
きろくがのこっていたのよ」
たまの「それがなんだっていうんですか」
みかがみ「"やまたのおろち"がふっかつしてしまえば
"くさなぎ"のちからがひつようになる」
きょう「だから、"くさなぎ"をさがせと?」
みかがみ「そうよ」
たまの「でも・・・"くさなぎ"は"うらぎりもの"です。
かれらが ちからをかしてくれるとはおもえない」
みかがみ「・・・"しこく"へいきなさい。
そこにあなたたちのもとめるこたえがある」
-はたごや-
いなば「きょうは ここでやすんでいこう」
たつみ「ふう、つかれたー」
えひめ「そうね、ずいぶん"えど"にちかづいたわ。
まだずいぶんじかんもあるし、よゆうね」
いなば「いや・・・」
えひめ「うん?」
いなば「おかしいとおもっていた」
たつみ「なにが?」
いなば「"きょうと"にあった"けっかい"。
あのないぶでは、じかんが おそくすすむらしいな」
えひめ「それって・・・」
いなば「あのとき"さきみ"は いっていた。
"もうすこしここに とどまってもらう"・・・と。
これが、そのいみなのだろう」
たつみ「・・・じゃあ!」
いなば「"きおん"から かんがえて、
あれから"なんかげつ"もたっている。
いまは"ふゆ"だろう。
つまり、わたしたちがもともといた
"じかんじく"とたいしてかわらない」
えひめ「そ、そんな・・・」
たつみ「やすんでるばあいではないな」
いなば「いや、いまはやすむんだ。
やすめるときには やすまなければだめだ」
えひめ「そうね・・・」
-さぬきのくに-
きょう「さあ、しこくについたな」
たまの「ほんとうにここに"くさなぎ"がいるのかな」
おとこ「おまえさんがた どこからおいでなすった?」
きょう「"きょうと"からだ」
おとこ「ここにひとがくるのは すうかげつぶりだよ。
そうだな・・・うみに おおきなうずしおが できてたころだったかな・・・」
たまの「このへんに"くさなぎ"という いえはありませんか?」
おとこ「・・・なぜ"くさなぎ"をさがしているんだ?」
たまの「しってるのね!?」
きょう「おれたちは"きょうと"の "やた"と"やさかに"だ。
"やまたのおろち"がふっかつしようとしている。
"くさなぎ"のちからがひつようなんだ!」
おとこ「"やた"、"やさかに"・・・。なるほど、
いいつたえにのこる"さんしゅのじんぎ"というわけだな」
そんちょう「"やまたのおろち"とは またぶっそうじゃな」
おとこ「そんちょう、ねていないとだめだろ!」
そんちょう「"つるぎまる"、わしはだいじょうぶだ」
つるぎまる「しかし・・・」
そんちょう「ざんねんだが、いまのわれわれでは
あなたがたのちからには なれぬ」
たまの「われわれ?」
つるぎまる「そんちょう!?」
そんちょう「・・・よい。かれらはほんものだろう。
・・・このむらは "だいさつりく"からいきのびた
"くさなぎ"たちがつくりあげたのだ」
たまの「"だいさつりく"・・・?」
2ヶ月経過してもツクール話ふった奴はバックレたままか
みつくに引っ張りすぎだ。そろそろ倒そうぜw
忘れた頃に完成報告できると思います
という言葉を信じてみようか
流転となりました
たまの「"だいさつりく"とはなに?」
つるぎまる「おまえたちのよぶ "くさなぎのはんらん"だよ。
"おろち"をたおしたあとで、"くさなぎ"が"やた"、"やさかに"に
たたかいをいどんだといわれている"それ"だ」
きょう「・・・ならばきこう。なぜ、"くさなぎ"はうらぎった?」
つるぎまる「"おろち"のたましいが"くさなぎ"を
"よりしろ"としたからだ」
きょう「おろちの・・・たましい?」
そんちょう「"あめのはばきり"にふうじたのは、"おろちのにくたい"のみ。
その"たましい"は"くさなぎ"へとのりうつった。
"やた"、"やさかに"をあいてにたたかい・・・、そして"いちぞく"ごとほろぼされた」
たまの「・・・"おろちのたましい"はどこへいったの?」
そんちょう「いっせつには、"てんせい"をくりかえしているときくが、
さだかではない。われわれもすべてをしっているわけではないのだ」
きょう「はあ・・・てがかりなしか」
つるぎまる「ないわけではない」
たまの「えっ?」
つるぎまる「"おろち"のつかっていたまけんが
"たかまがはら"にふういんしてあるらしい。
そのまけんは"おろち"と きょうめいするといわれている」
たまの「それをてにいれれば、"はたら"をおえるかもね、きょうくん」
きょう「よし、さっそく"たかまがはら"にむかうぞ」
そんちょう「つるぎまる」
つるぎまる「ん?」
そんちょう「このひとたちとともに "たかまがはら"へむかいなさい。
まけんのふういんをとくには、"くさなぎ"のちをひくものの ちからがひつようです」
つるぎまる「わかりました」
つるぎまるが なかまになった!
作者取材のため金曜日はお休みです
- あまのうきはし -
ばしゅん!
まーりん「つきました」
さきみ「・・・ええ」
まーりん「てんかいにある"まけん"をとりにいくんですね」
さきみ「そうよ」
まーりん「その"まけん"、"えくすかりばー"というなまえではないですか?」
さきみ「どうしてそんなことをきくのかしら?」
まーりん「さがしているのです」
さきみ「・・・わたしがすべてを はなさないことはしっているでしょう?」
まーりん「ええ。しょうちのうえで おたずねしています」
さきみ「・・・いいわ。てんかいにあるのは "あまのむらくも"。
あなたのさがしている "えくすかりばー"ではないわ」
まーりん「そうでしたか・・・」
さきみ「"えくすかりばー"ね。さて、どこにあるのかしらね」
まーりん「ん?だれかたおれているな」
すけさぶろう「ううう・・・」
さきみ「こいつはたしか、"みつくに"のぶかの "すけさぶろう"・・・」
まーりん「・・・むしのいきだな。もうながくはないね」
さきみ「ふふ、こいつはまだつかえそう。まーりん!こいつをつれてもどっていなさい。
"まけん"は わたしひとりでじゅうぶんよ」
まーりん「はい、わかりました」
さきみ「さて、と」
ばちっ!
さきみ「"けっかい"か。こざかしいわね・・・このていどのもの!」
あまのうきはしのけっかいは こなごなにくだけちった!
さきみ「このさきにある"まけん"が あらたな"かのうせい"をうむ。
そのさきのみらいは わたしにもみえないけれど、
ためしてみるかちは あるはず・・・」
- じゅっぷんご -
きょう「ついたな」
たまの「すごい!そらまではしがのびてるよ!」
きょう「このさきに"たかまがはら"があるってわけか」
つるぎまる「・・・みょうだな」
きょう「なにがです?」
つるぎまる「"あまのうきはし"がきどうしているのは そうていがいだった」
たまの「こまかいことはいいんだよー!さっさとけんをとりにいこうよ!」
きょう「ああ、そうだな。いそがないと・・・」
つるぎまる「(・・・あれは"ち"か?ここでなにがあったのだろう?)」
きょう「つるぎまるさん!」
つるぎまる「あ、ああ!では、"たかまがはら"にむかうか」
-たかまがはら-
はたら「これが"あまのむらくも"・・・」
かない「これさえあれば、"みつくに"をほうむることが
できるわね、にいさん」
はたら「ふんっ!・・・ぬけない?」
???「おまえたちでは そのけんはぬけんよ」
はたら「だれだ!?」
あまてらす「わたしは"あまてらす"。てんかいをすべるものだ」
かない「"たかまがはら"にひきこもっている "ふるきかみ"のひとりか・・・、
ちょうどいい!このつるぎはどうやったらぬけるのか おしえてもらおうか」
あまてらす「だからー、ぬけぬといっているだろう!」
かない「ことばあそびをしてるんじゃない!」
あまてらす「そんなつもりはないよ。・・・おや、また"きゃく"か」
はたら「なに?」
しゅん!
さきみ「・・・ここが"たかまがはら"。ずいぶんと"さっぷうけい"ね」
はたら「なにものだ、きさまは!」
かない「どうやっていりぐちの "けっかい"をこえてきたの!?」
さきみ「いっぺんにうるさいわね。
わたしは"さきみ"。"けっかい"はこわしただけよ・・・」
はたら「ば、ばかな!あれを"まけん"なしでこわしたなどと!」
さきみ「・・・それが"あまのむらくも"ね。いただきます」
あまてらす「おまえたち・・・てんかいで
あばれないでほしいなー」
さきみ「ごめんね。すぐにおわるから」
かない「いってくれるじゃないか!」
はたら「ふよういにつっこむな、かない!
こいつはもしかして・・・」
さきみ「おそい」
かない「なに、きえた?」
さきみ「ここよ」
かない「いつのまに・・・」
はたら「きさまがなぜここにいる」
さきみ「・・・ひいてもらえない?」
かない「ふざけたことを!」
はたら「ここはひくぞ」
かない「どうして?」
はたら「われわれではかちめがない」
かない「・・・でも、それじゃ"あまのむらくも"が」
はたら「まだほうほうはある。"おろちのみたま"に
こころあたりがある。そちらをおさえることにする」
ひゅん!
さきみ「・・・けんめいなはんだんね。
さて"あまてらす"さん、このつるぎはどうしたらぬけるのかしら?」
さきみ>はちべえ>あさままる、えひめまる、きほんはまる>はたら、かない>さいぞう
はたらとか一時はラスボス候補だったのに・・・。
あまてらす「おまえではぬけんよ」
さきみ「じゃあ、ためしてみましょうか。・・・ふうっ!」
ばちっ!
さきみ「・・・きょぜつされたか。これ、あなたならぬけるの?」
あまてらす「むりだな。そのけんをふういんした
"くさなぎ"という にんげんでなければぬけぬよ。
しかし、にんげんのじゅみょうからかんがえて もういきてはいまい。
・・・まあ、"しそん"がふういんのときかたを しっているかもね」
さきみ「"くさなぎ"ねえ」
きょう「ここが"たかまがはら"か?」
つるぎまる「そのようだな」
たまの「つかれたー」
さきみ「・・・あら、あなたたちは」
きょう「さきみ!」
あまてらす「きょうは"らいきゃく"がおおいひだなあ」
さきみ「あなたたちもこのけんをとりにきたの?」
きょう「・・・そうだ!」
さきみ「"やた"や"やさかに"ではぬけないでしょう?」
あまてらす「あのう・・・みなさん」
つるぎまる「そのためにわたしがいる」
さきみ「あなたは・・・まさか"くさなぎ"?
なるほど、やはりこれはわたしのしらない"みらい"ね。
あらたな"かのうせい"へといこうしつつあるわけか」
あまてらす「ちょっと・・・」
たまの「なにごちゃごちゃいってるのー」
さきみ「・・・いいわ!そのつるぎはあなたたちにゆずります」
きょう「なにをたくらんでいる」
さきみ「それをいってしまったら、つまらないことになるわ」
ひゅん!
たまの「きえた・・・」
きょう「まあいいさ。さあ、つるぎまるさん!」
つるぎまる「うむ。では"ふういん"をとくぞ」
あまてらす「ええい!わたしをむしして はなしをすすめるな!」
きょう「うわっ!びっくりした!あなただれですか?」
あまてらす「"てんかいをすべるもの"、"あまてらす"だ」
きょう「・・・どうみても こどもにしかみえない」
あまてらす「くっ、きにしてることを・・・わたしはえらいんだぞっ!」
きょう「で、あまてらすさん。このけん、もっていっていいですか?」
あまてらす「・・・やだ」
きょう「え?」
あまてらす「いやだ!いやだ!こんなものこうしてやる!」
ぴかっ!
たまの「けんのまわりに"けっかい"が?」
あまてらす「べー!」
きょう「あっ、まて!」
あまてらす「ばーか!」
たまの「・・・とんでいっちゃった」
つるぎまる「これでは、けんにふれられないな」
たまの「かんべんしてよ・・・きょうくん」
きょう「おれのせいなのか!?」
たまの「おおむね」
きょう「あのかみさまをみつけないと・・・」
まだ続いてたのかw
最後はえひめまる編になるだろうから、もう少し続くだろうなw
つるぎまる「どうやらこのなからしい」
たまの「これはいいつたえにある"あまのいわと"ね・・・。
わたしたちではあけられないでしょうね」
きょう「しかし、きゅうにそらがくらくなったな」
たまの「あまてらすちゃんがひきこもったからだね」
きょう「いいかげん、きげんをなおしてくれよ」
あまてらす「・・・」
きょう「ったく、めんどうくせえことになったな」
たまの「しーっ!」
あまてらす「ぜったいにでていかん!」
きょう「ふ、ふざけんな!」
たまの「どうすんのー!?」
つるぎまる「ひっぱりだすしかないな」
きょう「どうやって?」
つるぎまる「おまえたちのいえにつたわっている"やたのかがみ"、"やさかにのまがたま"、
そして"あめのはばきり"は、はるかむかしに、ここでつくられたものだ。
ひきこもったあまてらすを ひっぱりだすためにつくられたといわれている」
きょう「じつは・・・かあさんからあずかってるんだよね、"やたのかがみ"」
たまの「わたしだって、"やさかにのまがたま"をもってるよ!」
きょう「で、どうやってつかうんだ?」
たまの「わたしにきかないでよう。つるぎまるさん!」
つるぎまる「わたしにきかれてもこまるな」
きょう「ちょっと・・・、だめじゃん!」
たまの「だめだね」
つるぎまる「ああ・・・」
あまてらす「あははは!おまえたちおもしろいな」
きょう「あまてらす?」
たまの「でてきてくれてよかったー」
あまてらす「・・・ちょっと、からかっただけだ。
そのけんにかけた"けっかい"はといてやる」
きょう「まったく・・・」
つるぎまる「よし、こんどこそ!"あまのむらくも"のふういんをとく!ふんっ!」
たまの「わっ!まぶしい!」
きょう「それが・・・」
つるぎまる「そう、これこそが"まけん"、"あまのむらくも"だ」
あまてらす「・・・そのけん、ちからはすごいが、のろわれているな。
そのままではつごうがわるかろう。ほれっ!」
ぴかっ!
つるぎまる「つるぎがかわった・・・!?」
あまてらす「うしなわれた"あめのはばきり"のかわりにつかうがいい。
それこそ、あらたな"くさなぎのつるぎ"よ」
つるぎまる「ありがとうございます」
あまてらす「おい、そこの」
きょう「おれか?」
あまてらす「わたしのちからをかしてやろう。かんしゃしろよ」
きょう「・・・ああ、どうも」
あまてらす「む・・・あんまりうれしくなさそうだな」
きょう「いやいやいや!すごくうれしい!」
あまてらす「ぜんぜんこころがこもってないな。・・・まあいい」
きょうは かみおろし"あまてらすおおみかみ"をえた!
あまてらす「ひまなんだ、ひんぱんによんでいいぞ」
きょう「ああ」
あまてらす「とくに!せんとうでは、ぜったいによべよ!」
きょう「・・・どりょくはします」
あまてらす「けっかがすべてさね」
きょう「はい・・・」
たまの「よし、ちじょうにかえりましょうか!」
きょう「またあのみちをもどるのかよ」
あまてらす「ちじょうまでおくってやろうか?」
きょう「あまてらすさま!おねがします!」
あまてらす「げんきんなやつめ。・・・それっ!
じゃあな!またあおうぞ!」
久しぶりにきたら知らんキャラがずいぶん増えたなw
つるぎまる「さて、"あめのはばきり"のばしょは・・・と」
"くさなぎのつるぎ"が"おろち"をさししめした!
たまの「けんからひかりが・・・!」
きょう「このほうこうに"はたら"がいるってわけかな」
つるぎまる「・・・"えど"のほうだな」
たまの「こりゃまたとおいねえ」
つるぎまる「・・・」
きょう「どうしたんだ、つるぎまるさん?」
つるぎまる「・・・いや、"えど"にはむすめがいるんだ。
ここいちねんほど、れんらくがとれなくてしんぱいなんだよ」
たまの「ふうん。なんさいぐらいなの?」
つるぎまる「ちょうど、きみたちとおなじぐらいの おんなのこだ」
たまの「そっか!じゃあともだちになれるかもね、きょうくん!」
きょう「なんでおれにいうんだよ?」
たまの「ともだちすくなそうだからだよ!」
きょう「ちっ」
たまの「じゃあ"えど"にいけばあえるかもね」
つるぎまる「そうだといいな」
きょう「よし!しゅっぱつだ!」
きょう「あ、そういえば、つるぎまるさんのむすめさん、
なまえはなんていうんです?」
つるぎまる「"なき"だ」
第四部 完
壮大過ぎるw
- さいぞうのかくれが -
えひめまる「ううん・・・。はっ!ここは!?」
あまみ「きがついたわね」
えひめまる「あまみ?」
あまみ「えひめまる。あんた もう"みっか"も ねていたのよ」
えひめまる「おれたちは、"はたら"たちとたたかっていて、それから・・・」
きほんはまる「"せいざんそう"がばくはつしたのだ。
おれたちはそのばくふうに まきこまれたというわけだ」
さいぞう「まったく、いちじは どうなることかとおもったぜ。みつくにのやろうめ!」
えひめまる「きほんはまるさん、さいぞうさん、ぶじだったんですね」
さいぞう「おれたちはな。だが"たつみ"はゆくえふめいだ。そして"えひめ"は・・・」
えひめまる「あれは"たいむりーぷ"のひかりだった」
きほんはまる「"たいむりーぷ"?」
えひめ「"かこ"や"みらい"へとべるちからです。
おれにも ふかんぜんながら、そのちからがそなわっています。
かあさんはしんではいないはずです」
きほんはまる「・・・よくわからんが、わかった。とりあえず えひめがぶじならそれでいい」
しゅん!
えひめ「"くうかんざひょう"はかんぺきだったけど、
"じかんざひょう"が・・・。すこしおそかったかしらね?」
あまみ「きゃっ!?」
きほんはまる「えひめ?」えひめまる「かあさん!」
えひめ「おねがい、みんなきょうりょくして!」
さいぞう「なにをいって・・・!」
えひめまる「きょうりょくってなんです?」
えひめ「・・・えどじょうからおんなのこをたすけてもらいたいのよ!」
>>595 あまてらすが(見た目が)年上では抜けないまで読んだぜ。そろそろもう一度まとめまるさんの出番か?
<第四章(後半)の登場人物>
・きょう
→八咫本家の少年。
三種の神器の一つ、「八咫鏡」を所持。
高天原で魔剣"くさなぎのつるぎ"を手にいれ、
"あめのはばきり"をはたらから取り戻すべく、江戸を目指す。
・たまの
→八尺瓊本家の少女。
三種の神器の一つ、「八尺瓊勾玉」を所持。
どうやら、きょうをからかうのが趣味らしい。
・つるぎまる
→草薙分家生き残りの男。
三種の神器の一つ、「草薙剣」を所持。
"なき"という娘が江戸にいる。(第三章後半に登場している)
・えひめ
→第三章から続投。
未来を変えるべく、江戸へ向かう途中、
京都で既に数ヶ月が経過していたことに気づく。
・いなば
→第三章から続投。 ウサ耳の神様。
えひめと共に行動中。
・たつみ
→えひめと共に江戸を目指している。
消息不明のえひめまるのことが心配らしい。
・きほんはまる
→出雲できょう達に襲いかかった。
「江戸でえひめに会った」と発言しているが・・・?
"あめのはばきり"を"はたら"に奪われたことを"あまみ"に
報告すべく、江戸へと帰って行った。
・にーとのさいぞう
→主に煙玉。きほんはまるの兄貴分。
・あまてらす
→正式な名前は"あまてらすおおみかみ"。
高天原に住む、古き神にして"天界を統べる者"。
魔剣"あまのむらくも"の呪いを解き、"くさなぎのつるぎ"へと昇華させた。
どうやら見た目は幼女らしい。きょうの"かみおろし"となった。
・はたら
→出雲で"あめのはばきり"を奪取した後、高天原の"あまのむらくも"を
手に入れようとしたが、さきみに邪魔された。
その後は"おろちのみたま"を狙おうと画策している。(その結末は三章を参照)
・かない
→はたらの妹。はたらと共に行動している。
兄の制止を振り切って行動することも多い。
・さきみ
→えひめと同質の時間制御能力をもつ女。
常に仮面をつけており素顔を見たものはいない。
また、その行動には不可解な点が多い。
・まーりん
→魔剣エクスカリバーを探している魔法使い。
何故か、さきみに協力している。
(そのエクスカリバー自体はえひめが所持している)
<第五章の登場人物>
・えひめまる
→西山荘の爆発に巻き込まれ、三日間目を覚まさないでいたが復活した。
・あまみ
→二章ラストで重傷を負い、さいぞうの隠れ家で療養していたが全快した模様。
・きほんはまる
→第一章の主人公にしてお尋ね者。
・にーとのさいぞう
→煙玉。
・えひめ
→突然、さいぞうの隠れ家に現れた。
第四章のえひめとは異なる時代から来たえひめ?
これまでの物語の時系列は、以下の通りです。
第一章→第二章→第五章→第四章→第三章
このスレをずっと見て来て、触発されて自分でも現代版のONIの小説を書いているんだけど、もし一話分くらい完成したら試しに読んでもらっても良いかな?主人公の名前が〇〇丸とかじゃない上に闘う敵や世界観もオリジナル設定だけど……
どんとこーい
えひめまる「おんなのこ?」
えひめ「いぜん、しこくで"むすめをさがしてほしい"と、たのまれたことがあったでしょう」
えひめまる「ああ!そのことですか!やはり"えどじょう"にとらわれているのですか?」
えひめ「そうよ。そして、かのじょは"おろち"をたおすための"さいごのかぎ"なのよ。
どうしても、ここで"かいしゅう"するひつようがある」
あまみ「"おろち"ってなによ。だいたい、あんた・・・ほんとうにえひめなの?」
えひめまる「かあさん・・・、"たいむりーぷ"をつかいましたね」
えひめ「ええ。わたしは、すこし"みらい"からきた"えひめ"よ」
きほんはまる「なるほど、だから"みらい"のじょうほうを しっているというわけか!」
さいぞう「そいつはこころづよいな!」
あまみ「・・・」
きほんはまる「とりあえず、そのむすめをたすけようか」
えひめまる「しかし、おれは"たつみ"をさがしたい・・・」
えひめ「あんしんしなさい、"たつみ"ならぶじよ。"みらい"であったわ」
えひめまる「そ、そうなんですか!よかったー・・・」
さいぞう「よかったな、えひめまる。・・・では、"きゅうしゅつ"にむかうとしよう!」
えひめまる「でも、"えどじょう"には けっかいがあるでしょう。
よんほんの"まけん"がそろわなければ、こわせないはずだ」
えひめ「・・・いちねんご、"みつくに"によって"とのさま"がころされるじけんが はっせいする」
あまみ「なにをいって・・・るの?」
えひめ「つまりそれは、"みつくに"のてで "えどじょう"のけっかいが
いちじてきに はかいされるということに ほかならない」
きほんはまる「いや、それがほんとうだとしても いちねんごではいみがないぞ?」
えひめ「いみはあるわ。しろまわりの"じかんざひょう"をずらせば、しんにゅうできるってことよ」
さいぞう「そんなことが ほんとうにかのうなのか!?」
えひめ「りろんじょうは、ね」
きほんはまる「ここは、えひめにかけてみるとしようぜ」
えひめまる「そうですね。ほかにほうほうもないわけだし。・・・あまみ?」
あまみ「・・・なんでもないわ。いきましょう」
乙〜描写が細かいな。
なんか楽しそう。俺もかいてみよう
-えどじょう-
きほんはまる「えどじょうまできたな。さあ、どうする?」
えひめ「よていどおりやるだけよ。
・・・くうかんの"じかんざひょう"を"しふと"、"ばいんど"!」
ぴかっ!
さいぞう「うおっ、まぶしっ!」
あまみ「・・・けっかいがきえた!?」
えひめ「うまくいったようね。じゃあおねがい」
えひめまる「あれ、かあさんは?」
えひめ「このじょうたいを"いじ"するためには
わたしがこのばを はなれることはできないわ」
きほんはまる「おれたちだけでじゅんぶんだぜ。
えどじょうには、まえにもはいったことがあるし あんないはまかせな!」
あまみ「にいさん、ほうこうおんちじゃなかったっけ?」
さいぞう「ま・・・、なんとかなるだろうよ」
えひめ「えひめまる!」
えひめまる「はい?」
えひめ「・・・きをつけて」
えひめまる「わかっています」
-えどじょう ないぶ-
あまみ「たぶんちかろうじゃないの。ばしょわかる?」
きほんはまる「・・・え、えーと、あっちだったかな」
さいぞう「しんぱいになってきたな」
あまみ「あ!こっちにかいだんがあるわよ」
きほんはまる「おれもいま おもいだしたところだったのに」
あまみ「・・・そうなの?」
-えどじょう ちかろう-
かんしゅ「なんだきさ・・・ぐはっ!」
あまみ「しばらくねてなさい」
えひめまる「さて、"なき"ってこはどこにいるんだろう?」
おんな「あなたたち、なぜわたしのなまえを?」
えひめまる「・・・きみが"なき"か。おれたちは、きみをたすけにきたんだ」
なき「ありがとうございます・・・」
さいぞう「ほかにもとらわれたひとがいるはずだが?」
なき「・・・まにあわなかったのです。
わたしのじゅんばんはさいごだったので・・・」
きほんはまる「ちっ」
あまみ「とりあえず、いっこくもはやく ここからはなれましょう」
えひめまる「そうですね」
ムサシ乙w
真面目に伏線回収してるw
えひめまる「もどってきました!」
きほんはまる「ふいー、つかれたぜ」
えひめ「よくやってくれたわ。まずは"じかんざひょう"をもどすわね。
・・・はあっ!」
ぴかっ!
えひめ「・・・ふう、これでよし」
さいぞう「あーっ!めが!めがー!」
あまみ「いちいちうるさいわねえ・・・」
なき「あの・・・あなたたちはいったい?」
えひめ「とりあえず、"みと"にある かくれがまでもどりましょう。
くわしいはなしはそこでするわ」
むしょくまるやにーとまるやふりたまるやゆとりまるやけいびまるやきせいまるが出てきて活躍するとwktkしてた俺涙目
あの遠い夏の日…か…
え〜っ伏線回収するのか?!今から全部?!
-さいぞうのかくれが-
きほんはまる「それじゃ、せつめいしてもらおうか。"みらい"で なにがあった?」
えひめ「・・・みつくにが "おろち"をふっかつさせようとしている」
あまみ「だから その"おろち"ってなによ?」
なき「まさか・・・"やまたのおろち"!?」
あまみ「え?あなた・・・」
えひめ「そう、まさにそれ。さすがは"くさなぎ"ね。
"やまたのおろち"は はるかむかしにあばれまわったまものよ。
みつくには それをよみがえらせようとしている」
さいぞう「そら、たいへんなことになってるな・・・」
えひめまる「それで、どうして このこをたすけたんです?」
えひめ「"さんしゅのじんぎ"をあつかえる、"くさなぎ"のいちぞくだからよ」
きほんはまる「"さんしゅのじんぎ"?」
えひめ「もしも"おろち"がふっかつしたばあい それをたおせるのは
"さんしゅのじんぎ"のちからだけ。だから、どうしても"なき"がひつようだった」
えひめまる「それで、おれたちはこれからどうしたら?」
えひめ「なにもしないことね。したくてもできないでしょうけど。
きたるべきけっせんにむけて きたえておきなさい」
さいぞう「なに?どういうことだ?」
えひめ「・・・ことばどおりのいみよ。すうかげつごにまたくるわ」
えひめまる「まって、かあさ・・・」
ひゅん!
きほんはまる「きえた・・・」
あまみ「・・・えひめは、なにかかくしている」
えひめまる「あまみ?」
あまみ「えひめは、しりすぎている。"みらい"と"かこ"を
いききしただけじゃ えられないじょうほうをもっている。
あのちからにしたって・・・"ふしぜん"なのよ」
きほんはまる「それで、どうする?」
あまみ「えひめのいう すうかげつごまでまつしかないんでしょうね。
えひめにとっては、いっしゅんのことなんでしょうけど・・・」
金曜日は作者取材のためお休みです
-とっとりさきゅう-
ひゅん!
おんな「さて・・・うまくいったかしらね」
かくのしん「あなた、どこからあらわれたのですか」
おんな「・・・おまえは」
かくのしん「これはしつれい。わたしは"かくのしん"ともうします」
おんな「なるほど、きさまがまだいきているということは
"あさままる"たちは ここへとうたつしていない ということか。
だとすると、げんざいの"じかんざひょう"は・・・」
かくのしん「あなたの なは?」
おんな「・・・こたえるひつようはないわ」
かくのしん「ほう。では、しつもんをかえましょう。
あなたはここで なにをしているのですか?」
おんな「ふふ、それをいったところで あなたにはりかいできないわ」
かくのしん「ふざけたことを!"まけん"のさびにしてくれるわ!」
かきぃん!
かくのしん「わたしのたちが はじかれた!?」
おんな「おまえにひとつおしえてやろう。おまえはちかいしょうらい しぬ」
かくのしん「なにをいっている!わたしがしぬだと!?」
おんな「そう、"おろち"のちからをうけついでいる、"おろち"のこにやぶれるのよ」
かくのしん「"おろち"だと!?」
おんな「しんじるもしんじないも あなたのじゆう。
だけどうんめいは かわらないとおもうわ。わたしは"けつまつ"をしっているから」
かくのしん「き、きさまは・・・いったい」
おんな「ふふ、しんぱいしなくていいわ。
・・・あとで"すけさぶろう"ともども "さいりよう"してあげるわ」
ひゅん!
かくのしん「き、きえた・・・なにものだあいつは。
まあよい、"おろち"だかなんだかしらんが、わたしのてきではない。
かえりうちにしてくれるわ!」
-???-
おんな「みつけた!これが、まどうし"まーりん"が
ふういんされている"えくすかりばー"の"さや"か。
さあ、よみがえりなさい!」
ぴかっ!
まーりん「・・・あなたがわたしをよびもどしたのですか。あなたのなまえは?」
おんな「ああ、そうか。やはり、なまえがないとふべんね。
・・・わたしのなは"さきみ"。
じかんを"ちょうえつ"し、せかいをあらたな"かのうせい"へとみちびくために
こうどうしているわ。あなたのちからがかりたいのよ」
まーりん「ほう。きょうみぶかいですね。
しかし、"じかん"をこえるちからがあるなら わたしのちからなんてひつようでしょうか?」
さきみ「ひとりでやれることは ひととおりためしたわ。でもだめだった。
ぜったいてきな"かんり"は、へんかの"かのうせい"をころす。
だから、わたしは"ほうしん"をかえた。
ふかくていな ようそである"へんすう"を せかいに"どうにゅう"し、
その"えいきょう"と"けっか"をためすことにした」
まーりん「"へんすう"とは"いちこじん"のことですか?
"いちこじん"のふるまいをけいさんできるはずがない」
さきみ「だからくりかえしている」
まーりん「くりかえして?・・・あなたまさか、なんども!?」
まーりん「・・・わたしでなくてはならない りゆうにはなっていませんね」
さきみ「・・・でも、わたしのはなしを"りかい"はできたはず」
まーりん「それはまあ、そうですが」
さきみ「ならば、それがこたえよ」
まーりん「・・・きょうりょくはしましょう。わたしにも もくてきがありましてね」
さきみ「もくてき?」
まーりん「いずれはなしましょう。あなただって、すべてをはなしているわけではない。
そのかめんのしたの ひょうじょうを よみとることができないのだからね」
さきみ「まあ、このかめんには ほかのりゆうもあるのだけどね。
・・・では、さっそくはじめましょうか。」
まーりん「ええ」
さきみ編
まーりん「まずは なにをするんです?」
さきみ「"えひめ"のうごきを おさえる」
まーりん「"えひめ"?」
さきみ「そう。わたしとおなじく、"ときをこえる"ちからを もつおんなよ」
まーりん「なるほど。それはめんどうだ」
さきみ「・・・"きょうと"に むかう」
まーりん「"きょうと"?」
さきみ「この"じかんじく"では、えひめはそこにいる。
そして、"さんしゅのじんぎ"のうち、"やた"と"やさかに"も そこにいるはず。
まちごと とじこめてしまいましょう。かれらに いまうごかれると めんどうなのよ・・・」
まーりん「では、さっそく。わたしの"てんいまほう"で いきましょう」
さきみ「まって!"せいりゅう"、"びゃっこ"、"げんぶ"をつれていくわ」
しゅん!
たつみ「・・・」
えい「・・・」
やひち「・・・」
まーりん「かれらは?」
さきみ「てきとうにあつめたの。"すざく"がいないけど・・・」
まーりん「では、"げんちちょうたつ"しましょうかね」
さきみ「そのへんはまかせるわよ」
淡々と書いているな
何となく読ませてもらっている
しかし長いw
さきみ編は予定調和だな。幻想水滸伝3のルック編のようなものか。
-きょうと すざくもん-
ひゅん!
まーりん「ようじはすみましたか」
さきみ「ええ、あいさつはすませたわ。それと"げんぶ"がやぶれた。・・・あとはまかせる」
まーりん「どちらへ?」
さきみ「・・・"あめのはばきり"を "みつくに"のてにわたす。
そのてだすけを しにいくわ」
まーりん「そんなことをすれば・・・」
さきみ「これは、ひつようなことなのよ。このせかいを まえにすすめるために」
まーりん「まあ、あなたがそういうなら そうなのでしょう。
こちらはわたしのほうで なんとかしておきます」
さきみ「・・・すこしもたせればいいわ」
まーりん「はい」
さきみ「けっこう"みらい"へ とばないとだめか・・・。
あれをつかうか・・・"はいぱーたいむりーぷ"!!」
-みと-
なき「・・・あれからかなりたちましたね。もうふゆですよ」
あまみ「そうねえ」
えひめまる「ほんとうにくるんですかね・・・」
ひゅん!
えひめ「・・・ひさしぶり、でいいのかしらね?」
さいぞう「えひめ!」
きほんはまる「まちくたびれたぜえ」
えひめ「きほんはまるさん、さいぞうさん」
さいぞう「おう」
きほんはまる「なんだ?」
えひめ「"おろち"のふうじられたつるぎ、"あめのはばきり"が
"いずも"のちにあるわ。それをおさえてちょうだい」
きほんはまる「お、おう」
えひめ「ただし・・・、"よこしまなるもの"たちも"あめのはばきり"をねらっている。きをつけて」
さいぞう「うむ、わかった」
きほんはまる「よし!さっそくいくとするか!」
えひめ「じゃあ、わたしはいくわ」
えひめまる「えっ!?」
えひめ「まだやらなくてはならないことがあるの」
ひゅん!
えひめまる「あっ、かあさん!」
なき「いってしまいましたね・・・」
あまみ「・・・」
あまみ「えひめまる」
えひめまる「なに?」
あまみ「ここすうかげつほど、かくれていたけれど・・・、
やっぱり えどのようすがきになるのよね」
えひめまる「では、さぐってきましょうか」
あまみ「まって、わたしもいくわ」
なき「じゃ、わたしもおともします」
えひめまる「あ、おれたちだけでじゅうぶんですよ」
なき「いえいえ、わたしつよいですから。
もしものときは おやくにたてるとおもいます」
えひめまる「たしかにそれはそうなんですが・・・」
あまみ「まあ、いいじゃない。たしかに なきはつよいわ」
なき「とうぜんです。わたしは"くさなぎ"のけんぎを
すべてうけついでいるのですから」
あまみ「そのわりにはあっさりつかまっていたけど・・・」
なき「あ、あれはー。ゆだんしていたんです!
ほんらい"くさなぎ"にあってはならないことです!」
あまみ「"くさなぎ"ねえ」
なき「もしも"おろち"がこのよにあらわれたばあい、
"さんしゅのじんぎ"のちからがひつようになります。
わたしたち"くさなぎ"のいちぞくは、そのためだけに、いきながらえてきたのです」
あまみ「"さんしゅのじんぎ"・・・そんないいつたえがあることはしってるけど」
なき「"さんしゅのじんぎ"はじつぞんします」
えひめまる「なんにせよ、なきがいれば "おろち"がふっかつしてもあんしんだね」
なき「いや・・・そ、それは、そうとは・・・いいきれない、かも・・・」
えひめまる「ん・・・?」
あまみ「さて、しゅっぱつしましょうか」
えひめまる「あ、はい」
なき「(・・・ほっ)」
-えど じょうかまち-
あまみ「ここにくるのも、ひさしぶりねえ」
なき「はい」
えひめまる「まずは えどじょうのようすでも みにいく?
みつくにがとのさまをころしたらしいけど・・・」
はちべえ「よくしっておいでで」
あまみ「・・・!?」
はちべえ「あっしは"はちべえ"ともうします。みつくにさまのかしんです」
えひめまる「みつくにの!?」
はちべえ「そして しってのとおり、えどじょうはみつくにさまの
ものとなりました。"やまたのおろち"をふっかつさせ、ちじょうをいっそうしたのち
てんかいへとせめこみ、"ふるきかみ"どもをまっさつします。
ゆくゆくは このせかいすべてが みつくにさまのものとなるのです。
なんとすばらしい!!」
あまみ「そんなことはさせない!」
はちべえ「むしけらのような あんたたちでも みつくにさまの
けいかくのしょうがいとなる かのうせいがありましてね・・・。
いろいろおしえてあげましたから、あんしんして あのよへおいきなさい」
えひめまる「・・・あまみ!てんしんするぞ!」
あまみ「わかってるわよ!」
なき「え?おふたりともなにを・・・」
えひめ「てんしん!」
あまみ「てんしん!」
えひめまるは まばゆいひかりをはなち "じょなんてんし"に てんしんした!
あまみは まばゆいひかりをはなち "ふどうじょうし"に てんしんした!
なき「・・・そっ、そのすがたは!?」
はちべえ「へえ・・・、そいつが"おに"ですかい。すこしはたのしませておくれよ」
えひめまる「たのしむようなひまはあたえない!いっきにたたく!」
>>633 ううっ!・・・うちまちがえてしまった。
×えひめ「てんしん!」
○えひめまる「てんしん!」
>>624 こっちも読んでるよ
面白いし続きも気になるから
続けてくれると嬉しいな
えひめまる「せいっ!」
あまみ「やああっ!」
はちべえ「・・・むだですよ!」
ばちいぃっ!
えひめまる「つうっ!」
あまみ「けっかい!?」
はちべえ「そう、あっしのけっかいはちょっとやそっとじゃ
やぶれねえよ!」
あまみ「くう!"まけん"があれば・・・」
はちべえ「いっきに たたくんじゃなかったのかい?」
えひめまる「ちっ・・・。だが、ずっとけっかいをはって
いられるわけではないだろう!」
はちべえ「あっしのせいしんりょくは そこぬけだよ?
うたがうなら ためしてみればいいさ」
えひめまる「くそ・・・!」
あまみ「まって、えひめまる。こいつはけっかいを
わたしたちがこうげきをくわえたところにだけ
いってんしゅうちゅうで はっせいさせている。
だから、ここまでかたいのよ」
えひめまる「・・・なら」
あまみ「なき!」
なき「は、はいー!?」
あまみ「わたしたちが やつのちゅういをひきつける。
あんたがやつをたおしなさい」
なき「・・・でも、ですね・・・」
あまみ「つべこべいわずにさっさとやるの!」
なき「わっ、わかりましたよお!」
はちべえ「なにをこそこそやってるんです?
・・・あんしんしてくだせえ。
ぜんいんまとめて あのよにおくって さしあげますから!」
あまみ「いくわよ、えひめまる!」
えひめまる「ああ!」
はちべえ「なんど!」
えひめまる「ぐあっ!?」
はちべえ「やっても!」
あまみ「きゃああっ!?」
はちべえ「おなじですよおぉ!」
あまみ「・・・えひめまる!こいつのけっかいのちからを すべてひきだすのよ!」
えひめまる「ああっ!」
ばちいぃぃぃぃ!
はちべえ「・・・あんたたち、なにを!?」
あまみ「なきーーー!」
なき「"くさなぎ"、ろくのたち・・・。"よいやみ"!」
はちべえ「ちいいい!そういうことでしたかあああ!」
あまみ「いける!」
はちべえ「・・・でも、すこしばかり つめがあまかったねえ!
こいつをくらいな!」
あまみ「な!?よけなさい、なき!」
なき「きゃああっ!?」
はちべえ「ちっ、よけたか」
なき「ううっ・・・」
あまみ「だいじょうぶ、なき!」
なき「か、かたなが いしに・・・」
はちべえ「これがあっしのおくのて、"せきかのうりょく"よ。
てでふれたものを いしにかえるのさ」
えひめまる「そんなにぺらぺら かいせつしてだいじょうぶなのか?」
はちべえ「べつにかまいやしませんよ。あんたたちはあっしにふれることは
できないし、もしふれられても、いしになっちまうだけさ」
なき「・・・ああ、もうだめです。にげるしかないですよ!」
はちべえ「にがしゃしませんよ」
あまみ「たしかに にがしてくれそうにないわね・・・」
えひめまる「・・・あまみ、きいてくれ」
あまみ「なによ、こんなときに!」
えひめまる「おれには もうひとつのすがたがある」
あまみ「そういえば、にいさんがいってたわね・・・。
あんたが "せいざんそう"で "くろいおに"になってぼうそうしたって。
でも、それをせいぎょできるようになったのが いまのすがたなんでしょ!?」
えひめまる「ちがう。ちからのおさえかたをおぼえたけっかにすぎない。
すべてのちからをかいほうすれば、またあの"くろいおに"になるだろう」
あまみ「えっ!?」
えひめまる「おれはいまから、その"くろいおに"にてんしんする。
あのちからなら、あいつをおさえることができるはずだ。
そのあいだににげるんだ」
あまみ「でも、それじゃあんたが・・・!」
えひめまる「だいじょうぶ。かあさんににて "あくうん"はつよいほうだから。
おれもなんとかにげてみせるよ」
あまみ「・・・わかったわ。あんたにかけてみる」
えひめまる「うん・・・!」
はちべえ「さあ!しんでもらいますよおおおお!」
えひめまる「ふううううぅぅ!・・・"おにかくせい"!!」
はちべえ「なんだ、このくろいひかりは!?」
>>635-636 携帯で申し訳ありませんが、面白いと言って頂き嬉しい限りです。
以前上げたロダは保存期間が短い様なので、夜勤明けたら斧あたりにでも再うpしますね。2話目は年内には上げられそうです。
今の所、女っ気が無い話ですが一応下書き通りに書けたら3話くらいでヒロインを出せそうなので、そこまでは個人的にも頑張りたいと思います。……でもやっぱり恥ずかしいので、過度の期待はしないで下さい。
つるぎまるから死亡フラグを感じる。
えひめまるは くろいひかりをはなち "さいなんくんし"に てんしんした!
えひめまる「ぐううううっ・・・はあっ!はあっ!!」
はちべえ「くうきが、かわった・・・?」
あまみ「ちょっと・・・、だいじょうぶなの えひめまる!?」
えひめまる「なんとかいしきはのこってる。だが、それも
いつまでもつか わからない・・・。はやくなきをつれて、にげろ!」
あまみ「わかったわ。いくわよ、なき!」
なき「で、でも、えひめまるくんが・・・あうぅ・・」
あまみ「いまのあんたじゃ あしでまといにしかならないわ」
なき「あしでまとい・・・」
あまみ「さっさといくわよ!ほら、ついてきなさい!」
なき「・・・はい」
はちべえ「ふっふっふ、にがすわけなかろう」
えひめまる「・・・させない」
はちべえ「はやい!?」
えひめまる「きさまのあいては このおれだ」
はちべえ「ちいいい!いらつかせてくれますねええ!」
えひめまる「くらええええっ!」
ばちいぃぃぃ!
はちべえ「ふふふふ!あっしのけっかいはやぶれませんよねえ!」
えひめまる「どうかな?」
びしっ・・・びしっ・・・
はちべえ「なん・・・だと!?けっかいをやぶるきか?」
えひめまる「あとすこし・・・もって・・・く・・・。うっ・・・」
ばたっ
はちべえ「ふ、ふふふふ・・・、あはははははは!
ちからをつかいはたしましたか。ひやひやさせやがって・・・。
あっしをここまで おいこんだのは、みつくにさまにつづいて あんたがふたりめですよ。
せめてものなさけだ。くるしまないように あのよにおくって・・・、
さしあげますよおおおお!」
-いずもたいしゃ-
さきみ「・・・さて、ここのけっかいもはかいしたことだし、
そろそろ もどるとしようか」
ひゅん!
-きょうと-
さきみ「・・・いま もどったわ」
まーりん「"しじゅうもん"のけっかいがやぶられました」
さきみ「おもったより はやかったけど、じかんかせぎはできたわね。
・・・これで、えひめたちが あさままるをすくえる かのうせいはなくなった」
まーりん「"あめのはばきり"は?」
さきみ「てだすけはしたわ。あとは"はたら"しだいといったところね」
まーりん「そうですか」
さきみ「ところでたつみは・・・」
まーりん「たつみ?"せいりゅう"のことですか。
ぶじですが、しょうきにもどったらしく、えひめたちとこうどうしています」
さきみ「・・・それならいいわ」
まーりん「は?」
さきみ「つぎは"たかまがはら"へむかいましょう」
まーりん「"てんかい"へ?なにがあるのですか?」
さきみ「"おろち"のつかっていた"まけん"、"あまのむらくも"よ」
ややこしいので時系列まとめ
えひめまる編
<水戸>
(
>>426の数日後)
未来からやってきた"えひめ"と出会う。
草薙の一族"なき"を江戸城から救出。
その後"えひめ"は姿を消す。
さきみ編
<鳥取砂丘>
"かくのしん"と出会う。未来を告げた後、すぐに転移。(
>>452の一年前ぐらい?)
<場所不明>
魔導師"まーりん"を復活させる。
<京都>
三種の神器、及び"えひめ"達の妨害を行う。
その場を"まーりん"に任せ転移。(
>>527へ続く)
えひめまる編
<水戸>
未来からやってきた"えひめ"と出会う。
"きほんはまる"と"さいぞう"、天羽々斬(あめのはばきり)
を手に入れるべく出雲の地へと向かう。(
>>563へ続く)
"えひめ"は再び姿を消す。
<江戸>
江戸で"はちべえ"に襲われる。
"えひめまる"、天災童子の力を解放し、"はちべえ"を圧倒するも
力を使い果たし倒れる。
さきみ編
<出雲大社>
天羽々斬(あめのはばきり)を守る結界を破壊。(
>>563へ続く)
<京都>
"まーりん"と合流。八岐大蛇の魔剣である
天叢雲(あまのむらくも)を回収すべく、高天原へ向かう。(
>>589へ続く)
-えど-
ひゅん!
まーりん「どうやら、まにあったようですね」
さきみ「・・・ええ」
はちべえ「きさまらは?・・・どこからあらわれた。
いや、そんなことより、なにものだ!?」
えひめまる「・・・うう」
まーりん「うぃざーど、"まーりん"です。
あなたのじゃまを しにきましたよ」
さきみ「うんめいのらしんばん、"さきみ"。
このこには、ゆびいっぽん ふれさせはしない」
はちべえ「ふん、なんだかしらんが・・・しねいい!」
さきみ「・・・まーりん」
まーりん「"ふぉーすふぃーるど"!」
ばちいいっ!!
はちべえ「ぐあっ!?"けっかい"か!?
こんなものは あっしのちからでこわしてやるさあああ!!」
さきみ「・・・"じかんしょうあく"!!」
はちべえ「ぐあああああ!?からだがうごかん・・・!?」
さきみ「このこはもらっていくわ。・・・まーりん、"てんいまほう"を」
まーりん「はい」
ひゅん!
はちべえ「おっ、おのれ!おのれええええ!!」
-???-
えひめまる「・・・はっ!ここはいったい」
さきみ「きがついたようね、えひめまる」
えひめまる「おれは、みつくにのぶかとたたかっていて・・・。
あなたが たすけてくれたんですか!?」
さきみ「けっかてきにはそうね」
まーりん「"あなたたち"にしてほしいねえ」
えひめまる「あ・・・すいません」
さきみ「まーりん、せきをはずしてくれない」
まーりん「ええ、かまいませんよ」
さきみ「・・・さて、ほんだいにはいるわ」
えひめまる「ほんだい?」
さきみ「このたたかいから てをひきなさい。
このままたたかいつづければ いずれあなたはしぬ」
えひめまる「しぬ?」
さきみ「あなたには たたかうりゆうが ないでしょうに」
えひめまる「おれは みらいをすくうために・・・」
さきみ「ちがうわね。ここで"じたくけいびいん"たちをたおしても、
"みつくに"をたおしても あなたのみらいはかわらないのよ」
えひめまる「でも、かあさんが "たいむりーぷ"するたびに
おれのしんちょうが すこしちぢんだり、のびたり・・・しているんだから、
かこのできごとがみらいにえいきょうしているはず・・・だろ?」
さきみ「いまはね」
えひめまる「どういういみです?」
さきみ「ほんとうはきづいているはずよ。"ぶんきてん"のさきにある
あなたのみらいをかえることは ふかのうだということを」
えひめまる「・・・それは」
さきみ「けっていしたうんめいを へんこうすることはできない。
みらいをかえるには すでにきまってしまったみらいをきりすてて、
あらたなみらいを "さいこうちく"するしかないのよ。
すると、きりすてられたみらいにいた あなたはどうなるとおもう?」
えひめまる「・・・おれは、きえるでしょうね」
さきみ「それがこたえよ、えひめまる」
魔剣も揃ったし、そろそろ江戸に全員集合して、みつくにと決戦かな。
もう、さきみは正体バレバレだけど、どんでん返しがあるの?
-みと-
あまみ「はあっはあっ・・・」
なき「ど、どうにか にげてこれたようですね。
でもえひめまるくんが・・・」
あまみ「だいじょうぶよ、あいつはあれでもつよいんだから」
なき「はあ・・・そんなもんですか」
あまみ「え・・・あれは」
なき「どうしました、あまみさん?」
あまみ「あれは、えひめ?」
なき「ほ、ほんとうですね。でも、おなかまがいるようです」
えひめ「やっとかえってきたのね」
わかいおとこ「で、おまえのなかまってのは どこにいるんだよ」
えひめ「うーん」
うさみみ?「かんじんのせいざんそうは ふっとんじまってるし」
こども?「つべこべいってもしかたなかろう。なすことをなすだけのことよ」
あまみ「・・・なき」
なき「は、はい!」
あまみ「えひめに わざとぶつかって せっしょくしなさい」
なき「はっ、はいい?」
あまみ「わたしたちのことは はなさないで、
できるだけじょうほうをひきだしなさい」
なき「む、むむむ、むりですよお!
だいたい、なんでそんなことするひつようがあるんですか!」
あまみ「なんとなくよ。そう、なんとなく・・・」
なき「えええ!?そんなのりゆうになってないですよ!
それに、どうやってわたしが "えどじょう"から だっしゅつできた
せっていにするんですか!?」
あまみ「そうねえ・・・えひめまるひとりにたすけてもらったことにしなさい」
なき「む、むちゃくちゃです。えひめさんだって あのばにいたのに
そんなうそは すぐにばれますよ!」
あまみ「さて・・・それはわからないわ」
なき「えっ、どういういみですか?」
あまみ「いいからいってきて!ほら!」
なき「ううう・・・なんでこんなことに」
とぼとぼ・・・
どんっ
えひめ「きゃっ」
なき「あっ、ごめんなさい」
えひめ「・・・いえ、こちらこそ」
あさままる「ぼーっと してるからだ」
えひめ「うっさいわね」
あまみ「あら?・・・いがいと "めいえんぎ"ね。
さて、これでくうはくを うめることができるかしらね・・・」
金曜日は作者取材のためお休みだと思います
三章のえひめ組に繋げたのか。強引すぎるw
>>650 乙w
-さいぞうのかくれが-
きほんはまる「お、あまみ。どこいってたんだ」
あまみ「ええと、ちょっとえどに。にいさんたち、かえってきてたのね」
さいぞう「いずもで "はたら"に"あめのはばきり"をうばわれた」
あまみ「・・・ええ!?」
きほんはまる「ところで、えひめまると なきはどうした?」
あまみ「なきはちょっとかいだしに。えひめまるは、ええと・・・、かくかくしかじかで」
さいぞう「なんだって、えひめまるが!?」
きほんはまる「まずいな。またあの"けいたい"になったのか。
それに、"はちべえ"といえば みつくにのさいきょうのかしんだ」
さいぞう「いますぐ、たすけにいったほうがいいな」
きほんはまる「あまみ、おれたちはえどにむかう。おまえはやすんでいろ」
あまみ「いいえ。なきがかえってきたら、わたしたちもいくわ」
きほんはまる「ふ、そういうだろうとおもった。ではさきにいくぞ」
さいぞう「ああ」
えひめ「あれ・・・ここって、さいぞうさんの・・・かく・・・」
なき「どうかした?」
えひめ「いえ」
きほんはまる「ん?だれかきたのか」
あまみ「・・・っ!?あのこ、ここにつれてきたわね・・・」
きほんはまる「なんのはなしだ」
あまみ「いい?あんたたち、うらぐちから いますぐでなさい」
さいぞう「なんで そんなことをする ひつようがあるんだ?」
あまみ「うっさいわね。さっさといきなさい。
ちょうめんどうくさいことに なりかねないわ」
きほんはまる「なんだかしらんが、わかったよ。
いこう、さいぞうのあにき」
さいぞう「お、おう」
しょうねん「さいごのひとふりの じょうほうをあつめるか?」
せいねん「そうだな。じゃあ、そろそろしつれいするぜ」
なき「あまりちからになれなくて ごめんなさい」
えひめ「いいえ、いきていることが わかっただけでも うれしいわ」
せいねん「・・・じょうほうをあつめるとなると "えど"にいくひつようがあるか」
うさみみ「うん、きけんだけど それがいいね」
ばたん
なき「ふう・・・」
なき「や、やりましたー!やりましたよ、あまみさん!」
あまみ「あー、うっさい」
なき「でも、ほんとうにこれでよかったの?あまみさん。
わるいひとたちじゃ なさそうだったけど・・・」
あまみ「・・・とりあえずは。いまはどちらも
しんようしてはいけないわ」
なき「?????」
あまみ「・・・にいさんのはなしだと"あめのはばきり"が
みつくにのてに おちたらしいわ」
なき「そんな・・・」
あまみ「さいあくのばあい、"さんしゅのじんぎ"を・・・」
なき「わかってます。それがわたしの やくめですから」
あまみ「にいさんたちは えひめまるをたすけるために えどへむかったわ」
なき「では わたしたちも?」
あまみ「ちょっとまって。あなた、"あの"えひめからなにをきいた?」
なき「え・・・、さいごの"まけん"の じょうほうをあつめるために えどへむかうといってました。
それに、わたしのことをしらないようでしたが・・・」
あまみ「なるほど、ね。あれは"かこ"のえひめだったか。
しかしまだすべてがつながらない。"ふしぜんさ"をのこしている」
なき「・・・なにをいっているのですか?」
あまみ「それは・・・」
まーりん「あなたがたが こたえにたどりつくことはありません」
なき「なにもの!」
まーりん「"みとどけるもの"、"まーりん"」
さきみ「"うんめいのらしんばん"、"さきみ"」
あまみ「なんなの、あんたたち・・・」
まーりん「すこしじかんかせぎをさせてもらいましょうか。
"おろちのみたま"へかんしょうされてはこまるのでね。いでよ、"すけさぶろう"!」
すけさぶろう「ぐおおおおお!!」
なき「な、ななな!なんですかー!?」
すけさぶろう「しね!」
あまみ「ばか!ぼーっとしてるんじゃないの!」
なき「ひゃっ!!」
きぃん
すけさぶろう「なに・・・?」
さきみ「・・・きたか」
まーりん「きましたね」
きょう「だいじょうぶか!」
なき「え、あ・・・はい、ありがとうございます」
たまの「まったく、"みと"にきてすぐ めんどうなことにまきこまれるんだからー。
すぐに"えど"にむかえばいいのに よりみちなんかするからよう」
きょう「もんくをいうなってのよ」
たまの「へいへーい」
あまみ「あ、あなたたちは・・・!?」
きょう「おれは"さんしゅのじんぎ"、"やた"の"きょう"だ」
たまの「あたしは"さんしゅのじんぎ"、"やさかに"の"たまの"」
なき「・・・"やた"と、"やさかに"」
あまみ「(これが、"さんしゅのじんぎ"・・・)」
きょう「はなしはあとだ!こいつには"かり"があってね!」
たまの「そうそう!」
さきみ「あなたたちとたたかうのは この"すけさぶろう"よ。まーりん、"てんい"します」
まーりん「はい」
ひゅん!
きょう「あああー!にげやがった!」
たまの「きょうくん!それよりこいつをたおさないと・・・」
すけさぶろう「ふん、おまえらにおれはたおせないぜ!」
きょう「へっ!そいつはどうかな!」
つるぎまる「おまえら・・・さっさとさきにいっちまうとはひどいよ。
・・・っと、なんかめんどうなことになってるな」
きょう「つるぎまるさん、くるのおせえよ!」
たまの「こいつをたおすよ!ちからをかして!」
つるぎまる「まったく、じょうきょうがのみこめないんだが」
なき「とう・・・さま!?」
つるぎまる「・・・なき!?どうしてここに!」
あまみ「え!?」
つるぎまる「・・・いや、はなしはあとだ。"きょう"、"たまの"、いくぞ!!」
きょう「はい!」
たまの「はい!」
すけさぶろう「てめえらがたばになっても おれにはかなわねえよ!!」
魚王復活マダー?
今更だけどはたらとかないは働かないなのか…
きょう「らくすいは!」
たまの「れっぷうは!」
すけさぶろう「"じゅつ"などきかんわ!」
きょう「やっぱり、ひとすじなわではいかないか」
つるぎまる「"くさなぎ"、さんのたち・・・。"あかつき"!」
すけさぶろう「・・・ふ。いいうでだな」
つるぎまる「おまえもな!だがかつのはわたしだ!」
なき「わ、わたしも!」
つるぎまる「さがっていろ」
なき「し、しかし・・・!」
つるぎまる「おまえのちからでは、こいつはたおせん」
なき「はい・・・」
あまみ「・・・」
すけさぶろう「しゃああああ!」
つるぎまる「ちいっ!きょう、たまの、えんごを!!」
きょう「そ、そんなこといってもさ!"じゅつ"がきかないんじゃ・・・」
たまの「きょうくん!かみおろしを!」
きょう「・・・い、いやだ!あいつはよびたくない!」
たまの「つべこべいってるばあいじゃないっての」
きょう「しかたねえな。・・・いちおうやくそくだったしな」
きょう「かみおろし"あまてらすおおみかみ"!」
>>656 それは今更すぎるだろw
で、まとめまるはいつ本編に出るんだ?
すけさぶろう「なに!?」
つるぎまる「かみおろしか!」
あまてらす「・・・ぐうぐう」
たまの「・・・」
きょう「おーい」
あまてらす「む・・・なんだ、おまえか」
きょう「いや、せんとうちゅうなんだ。てつだってくれ」
あまてらす「・・・ひるねちゅうによぶんじゃない。
"でりかしー"のかけらもないのか。
だいたい、それが かみにものをたのむたいどか」
きょう「てつだってください、おねがいします」
あまてらす「こころがこもってないが、おまえにそんなきたいをするのは、
むだだということもわかっている。それでかんべんしてやろう」
きょう「・・・ええ!ええ、そうですとも!」
あまてらす「さてと、はじめようか、"ざこ"」
すけさぶろう「きさまは・・・"たかまがはら"の"ふるきかみ"か!?」
あまてらす「こどもあつかいはきらいだが、としよりあつかいも
すきではないんだよね」
すけさぶろう「きさまらのせかいである "たかまがはら"もいずれ、
おろちのちからをてにいれた "みつくにさま"によってほろぼされるのだ。
むだなていこうは やめたほうがいいぞ、としより!」
あまてらす「あー、にどもいったな!くらえ・・・"たいようふう"!!」
すけさぶろう「むだだ!おれにじゅつはきかんよ!!」
あまてらす「だれからあたえられたのかはしらんが
こうてんてきな"じゅつたいせい"か・・・。
ま、そんなものはずしちゃうけどね。・・・"にちりんけん"!!」
すけさぶろう「ぐおぅ!?」
すけさぶろうの じゅつたいせいが きえた!
あまてらす「よし!これでじゅつがきくようになったかな。
さーて、とどめをさしちゃおっかなー・・・」
きょう「ちゃんすだ、たまの!つるぎまるさん!!」
たまの「うん!!」
つるぎまる「うむ!!」
あまてらす「ええ!?ちょっと!!?」
きょう「"れいひょうは"!」
たまの「"こうりんふうが"!」
つるぎまる「くさなぎ、にのたち・・・"れっか"!!」
すけさぶろう「ば、ばかな!わたしがにども・・・やぶれるとは・・・!
"みつくにさま"・・・あのおんな"さきみ"には、おきをつけくだ・・・ぐふっ!!」
さて、まとめておこう。
(1)<あまみサイド>
あまみ :"きほんはまる"の妹で、自らも鬼人の力を持っている。
未来からやってきた"えひめ"に従い、草薙一族の少女"なき"を救出した。
"えひめ"に関して疑惑を抱いている。
数カ月後、偵察に行った江戸で、"みつくに"の部下"はちべえ"に襲われたが、
"えひめまる"の犠牲によって水戸まで逃亡することに成功した。
しかし、その水戸で"さきみ"の召喚した"すけさぶろう"に襲われる。
なき :草薙一族の少女。気が小さい。
草薙の剣技を受け継いでいるものの、かなり頼りない。
三種の神器の章に登場した"つるぎまる"の娘でもある。
(2)<きょうサイド>
きょう :八咫本家の少年。三種の神器の一つ、「八咫鏡」を所持。
水術を得意としている。
高天原で草薙剣を手に入れたのち、江戸を目指していたが、
途中立ち寄った水戸で"あまみ"、"なき"と遭遇し、
現在"すけさぶろう"と交戦中。
たまの :八尺瓊本家の少女。三種の神器の一つ、「八尺瓊勾玉」を所持。
風術を得意としている。
"きょう"が好きなのかどうかは定かではない。
つるぎまる :草薙分家生き残りの男。
三種の神器の一つ、「草薙剣」を所持。
水戸にて娘の"なき"と再会する。
(3)<さきみサイド>
さきみ :あらゆる場所と時間を行き来する仮面の女。
未だ目的は不明である。
江戸にて"えひめまる"を回収、その後水戸で
"すけさぶろう"を召喚し、自らは別の場所へ転移した。
まーりん :エクスカリバーを探すためにさきみに協力している
魔術師。自らを「見届ける者」と称している。
さきみ一行の空間転移は主に彼の力によるもの。
(4)<えひめサイド>
えひめ :"あさままる"救出のために江戸へ向かったが、
その後の足取りは不明。
たつみ :竜人の少女。えひめと共に行動中。
いなば :ウサ耳の神様。えひめと共に行動中。
(5)<きほんはまるサイド>
きほんはまる :"えひめまる"救出のために江戸へ向かった。
さいぞう :"えひめまる"救出のために江戸へ向かった。
(6)<その他>
あさままる :八岐大蛇の御霊を受け継いでいる青年。
"はちべえ"に石化させられた後の消息は不明。江戸城にいる?
あーさー :"はちべえ"との交戦の際に力尽きて消滅した。
"まーりん"がエクスカリバーを探しているため、再登場する可能性あり。
はたら・かない:未来世界からやってきた自宅警備員達。
"みつくに"を倒そうと画策しているが・・・。
えひめまる :江戸で"はちべえ"に襲われ、"あまみ"と"なき"を逃がすために
"さいなんくんし"へと転身。戦いの末、力尽きたところを
"さきみ"に助けられ、現在共に行動している。
何気に集束してきたな
よく考えたら、夏からやってるんだよな…。
そして俺しかいない予感w
俺だって見てるよ
あまてらす「いいところだったのに・・・」
きょう「まだいたの。はやくかえれば?」
あまてらす「・・・な、なー!ひどすぎる!」
たまの「しかえしだとしても いいすぎだよ」
つるぎまる「うむ」
きょう「・・・じょうだんのつもりだったのに。
だいたい、"てんかいをすべるもの"がこんなことで おこったりしないよな?」
あまてらす「と、とと、とうぜんだ!わたしは"かんだい"なんだから!
・・・じゃあ、わたしはかえるよ」
きょう「ありがとう、あまてらす」
あまてらす「できれば、つぎはさいしょから そういってくれたほうがうれしいな」
きょう「できれば、そうする」
あまてらす「きたいしないで、きたいしておくよ」
ひゅん!
きょう「・・・ふう、かえったか。うるさくてかなわないな」
あまみ「あっ、あのっ!」
きょう「ああ、あぶないところだったな」
あまみ「あなたたち、"さんしゅのじんぎ"って・・・」
たまの「そうだよー!"みつくに"をたおすために
きょうとから はるばるとやってきたんだよ。
つかれたようつかれたよう・・・」
なき「・・・とうさま」
つるぎまる「おまえがなぜここにいるんだ?」
なき「それが、いろいろとあって・・・」
あまみ「・・・あーーーー!」
つるぎまる「うおっ!?」
あまみ「おもいだしたわ!あなた、まえに"しこく"であったわ!」
つるぎまる「ああ・・・きみは。そうか、いちねんほどまえに
むすめのようすをみてきてほしいとたのんだことがあったね」
あまみ「その"むすめ"ってのが・・・"なき"のことね?」
つるぎまる「ああ、そうだよ」
あまみ「(・・・あの"えひめ"のいうはなしも、ここまでは"ほんとう"みたいね)」
たまの「つーかーれーたー、よう!よう!」
あまみ「そのこ、だいじょうぶ?」
きょう「いつものことだからきにしなくていいよ」
たまの「それは、いつも"のじゅく"だったからだよう!」
あまみ「・・・すこしやすんだほうがいいわよ。わたしたちの
いえがちかくにあるから そこまでいきましょう」
きょう「すまない、たのめるか」
あまみ「ええ」
- えど -
さいぞう「"えど"までやってきたはいいが てがかりがねえな」
きほんはまる「・・・あれは」
さいぞう「えっ?」
たつみ「やっとえどについたな」
えひめ「ええ、ながかったわ」
いなば「じゃあ、さっそく"あさままる"ってひとを
たすけにいこうか!」
さいぞう「えひめに、たつみ・・・なのか?」
いなば「あんただれだ?」
たつみ「さ、さいぞうではないか!」
きほんはまる「おれもいるぜ」
えひめ「きほんはまるさんも!おふたりとも ごぶじだったんですね」
いなば「なんだなんだ、しりあいか?」
さいぞう「すまねえな。"あめのはばきり"は ”はたら”にうばわれてしまった」
えひめ「・・・なんのはなし?」
きほんはまる「なに?」
いなば「"あめのはばきり"って・・・"きょう"たちが さがしにいったやつか?」
たつみ「うん、そんなこともあったな」
きほんはまる「"きょう"・・・、あーーーー!!"いずも"であった がきどものことか!?」
たつみ「しってるのか?」
さいぞう「あのときはひどいめにあったな。おれの"わざ"がなければ あぶないところだったんだ」
きほんはまる「ああ、まったくだな」
えひめ「・・・"きょうさん"たち、なにをやらかしたんだろう」
いなば「おい、えひめ。じかんがないんだろう?」
えひめ「そうね・・・。そろそろね」
きほんはまる「なにが そろそろなんだ?」
えひめ「ええと、せつめいするとながくなっちゃうんだよね・・・。
それにじかんもないし」
いなば「ああ、はやく"はちべえ"に おそわれたばしょまでいこう」
きほんはまる「"はちべえ"だと?」
さいぞう「えひめ、おれたちも そいつにようじがあるんだぜ」
いなば「うん?」
きほんはまる「えひめまるが そいつにやられちまったかもしれねえんだ」
たつみ「なっ、なんだと!?」
いなば「えひめまるって・・・、えひめのむすこさんだったわよね」
えひめ「いっしょにいきましょうか。かくじつに"はちべえ"にあえるわ」
きほんはまる「かくじつに、だと?」
いなば「まあ・・・、いっかいあってるからね」
ひゅん!
さきみ「・・・よくここまでたどりついたわ。
これはいままでの どの"えひめ"も なしえなかったことよ」
えひめ「さきみ!?」
さきみ「かこをかえることはゆるされない」
えひめ「なにいってんのよ!そこをどきなさい!」
さきみ「・・・いかせるわけには いかないわ。
"かこ"をかえられてしまったら いままでやってきたことが
すべて"むいみ"になってしまうもの」
たつみ「こんなときに・・・!」
きほんはまる「だれだ?」
いなば「・・・"さきみ"。やつは、じかんをこえることができるんだ。
いままでにも なんかいか じゃまされたことがある」
さいぞう「なんだかしらねえが、やばいくうきだぜ」
さきみ「・・・"あさままる"をすくうことはゆるされない。
"みつくに"はやがて "おろち"をふっかつさせる」
えひめ「そんなことさせないわ!"あさままる"だってたすける!」
さきみ「りかいできないわよね?けっきょく、あなたたちは
"ぶんきてん"をいしきできていない。だからまちがえる」
えひめ「いみがわからない・・・!あなたはだれなの!なにがもくてきなの!?」
さきみ「・・・"まーりん"!」
ひゅん!
まーりん「ここに」
さきみ「えひめたちをあしどめします」
まーりん「はっ!いでよ、"かくのしん"!」
かくのしん「くっくっくっ、またあったな」
いなば「な!?"かくのしん"だと!」
えひめ「たしかにたおしたはずなのに・・・!」
かくのしん「あなたたちを あのよへおくるために "めいふ"から もどってきたのですよ!」
えひめ「こっちには"まけん"が さんふりあるのよ!」
たつみ「そうだ!おまえなどにはまけぬ!」
いなば「で、でもさ・・・、あたしたちじゃ・・・!」
たつみ「やってみなければわからないよ」
かくのしん「ははは!せっかくの"まけん"もつかいてが
おまえたちでは ちからをひきだせまい」
えひめ「そ、それは」
きほんはまる「"にえとののしゃな"をかせ!おれならば!」
たつみ「えっ!?」
ひゅんっ!
かくのしん「っ!?」
きほんはまる「ほう、かわせたか。ま、いまのは かわせるようにしてやったんだ」
かくのしん「きさまは・・・、そうか!しっているぞ!
おたずねものの"きほんはまる"、そっちは"さいぞう"だな」
きほんはまる「おれたちもゆうめいになったもんだ。うれしいぜ」
さいぞう「まったく、"い"にあながあきそうだぜ・・・」
まーりん「やりますねえ、あなた。でも、ちょっと おしいかなー」
さいぞう「ちっ!あいつ、えひめをねらって・・・!」
えひめ「このおっ!」
ひゅんっ!ずばっ!
まーりん「ぬっ!わたしにこうげきをあてた?
なるほど、あなたも"さきよみ"ができるのですね。でも、"さきみ"ほどの のうりょくはない。
わたしにかてるかのうせいは、・・・っ!そのけんは!"えくすかりばー"!?」
えひめ「えっ・・・」
まーりん「まちがいない。"えくすかりばー"です・・・!
そいつをわたしていただけませんかね?」
えひめ「そんなことできるわけないでしょ!」
まーりん「わがあるじ、"あーさーおう"のつるぎ!
あなたがもっていても"たからのもちぐされ"ですよ」
えひめ「え?"あーさー"をしっている?」
まーりん「なに?あなたは・・・」
びゅんっ!
きほんはまる「よそみはよせよ!」
まーりん「ちいっ!?なにをしている、かくのしん!」
かくのしん「す、すまない・・・、ちょこまかとすばしっこくて!」
まーりん「・・・なるほど、あなたを"かしょうひょうか"していましたね。
しかし、まずはえひめを!」
えひめ「っ!?」
きほんはまる「だめだ!まにあわねえ!」
ぴかっ!
???「ふんっ!」
まーりん「ぐあああっ!?」
さきみ「ほう」
???「・・・かんいっぱつのところで まにあったの!」
まーりん「このたちすじ・・・ま、まさか!?」
えひめ「あ、あ・・・、"あーさー"!」
まーりん「やはり・・・!すがたかたちは こどもでも・・・」
あーさー「はははっ!ようやくもどれたぞ!ひさしいな、えひめっ!」
かくのしん「き、きさまはあああああああああ!!」
あーさー「ふふん!だれかとおもえば、あのときの"さんした"ではないか。
・・・それに、なつかしいかおもいるな」
まーりん「"あーさーおう"、ふたたびあえるとは おもっておりませんでした」
あーさー「"まーりん"か・・・、おまえ、なぜ"そのもの"のきょうりょくをしている?」
まーりん「"さきみさん"とともに、りそうのせかいをつくるためです。
あなたにそのせかいを"とうち"していただければ・・・」
あーさー「そのようなものにきょうみはない。それでは"みつくに"とおなじさ」
まーりん「な、なぜですか!あなたは"おう"なのですよ・・・!?」
あーさー「ちがうな、いまのわしは えひめのけんよ」
まーりん「なるほど・・・、ならばわたしは さきみさんのたてですかね」
あーさー「あいいれぬか」
まーりん「そうですねえ。あなたは"おちて"しまったようです。
せめてものなさけに ぜんりょくでおあいてしましょう」
あーさー「まあいいか。めを さまさせてやろう」
まーりん「"えくすぷろーじょん"!」
あーさー「そのような "おおあじ"なわざが あたるとおもっているのか!」
まーりん「やはりやりますね」
あーさー「はあっ!」
まーりん「おっと!」
ばちいいっ!
あーさー「けっかい、だと!?・・・それは、"えくすかりばーのさや"か!?」
まーりん「そうです。これがあるかぎり あなたのこうげきは すべてむいみです」
あーさー「くそっ!そんなものをもっていたとは・・・」
かくのしん「きさまらああ!おれをむしするんじゃないいいい!」
あーさー「ふんっ!」
かくのしん「うごおおおっ!!」
まーりん「ちっ、"かくのしん"が・・・」
さきみ「・・・ひきます」
まーりん「な!?まだやれます!」
さきみ「いいえ、もうじゅうぶん じかんはかせぎました」
まーりん「・・・わかりました」
えひめ「まちなさい!」
さきみ「・・・つぎの"ぶんきてん"であいましょう、えひめ」
ひゅん!
きほんはまる「にげた・・・いや、たすかったというべきかな」
-みと さいぞうのかくれが-
たまの「ふー、いきかえるー」
きょう「おい、すこしはえんりょしろよ」
たまの「うるさいなあ・・・」
なき「・・・あまみさん」
あまみ「なに?」
なき「えひめまるさんを たすけにいかないと・・・」
あまみ「そうね」
きょう「ん?なんのはなしだ」
あまみ「えどまでなかまを たすけにいくのよ」
つるぎまる「ふむ、われわれもてをかそう。いいか、ふたりとも?」
たまの「まあ、いきさきはおなじでしょう?えひめたちにもあえるかもねー」
あまみ「えっ・・・。えひめをしっているの?」
たまの「いぜんに"きょうと"でちょっとね。"たつみ"、"いなば"と
いっしょに"えど"にむかったはずよ」
あまみ「ええ?・・・"たつみ"もいっしょなの?」
たまの「あー、もしかしてしりあいだった?」
あまみ「ええ・・・」
きょう「・・・ま、とりあえずいってみますか。"えど"に!」
つるぎまる「なき、おまえはここにのこりなさい」
なき「どっ、どうして!わたしだってたたかえます!」
つるぎまる「おまえには くさなぎのうんめいをせおわ・・・」
ぴかっ!
"くさなぎのつるぎ"が "なき"のてもとへとんでいった!
なき「え・・・、このつるぎは」
つるぎまる「やはり、か。"さんしゅのじんぎ"はおまえをえらんだ。
おまえは、"くさなぎ"の"なき"として、たたかわなくてはならないようだ。
そこにいるふたりとともに、な。・・・ふたりとも むすめをたのむ」
きょう「ああ、わかったよ」
たまの「よろしくねー」
なき「あ、は・・・はい!」
きょう「つるぎまるさんはどうするんだ?」
つるぎまる「わたしは"きょうと"へいってためしたいことがある。
あとのことはまかせたぞ」
きょう「"きょうと"へ?まあいいけどさ」
あまみ「よし!"えど"へいきましょう!」
-えど-
はちべえ「へへ、にがしません!そらよっ!」
いなば「くそっ、けっかいか!?これは"たかまがはら"とおなじ・・・。
あれをはったのは おまえか!」
はちべえ「そのとおりよ!」
いなば「・・・これでは、にげられない」
えひめ「うわああああああああああ!」
いなば「このひかり・・・えひめっ!?」
あたりいちめんが ひかりにつつまれていく・・・。
はちべえ「・・・やつら、きえおった。これが"たいむりーぷ"というものか。
まあいい、"おろちのみたま"はてにいれた。"おろち"のふっかつはちかい」
あさままる「・・・」
えひめ「くっ!まにあわなかった!」
はちべえ「えひめ・・・だと!?ふ、ふふふ!
わざわざころされに もどってきたか?」
はたら「・・・えひめ?しかし、やつにはかこへとぶ ちからはないはず・・・」
となると、"だいさんしゃ"のかいにゅうがあったとかんがえるべきか。
やはり、あの"かめんのおんな"は・・・!」
かない「にいさん、いまのうちにえどじょうへいきましょう!」
はたら「ああ!みつくにをうつ!」
はちべえ「なに?はたらさんたち、あんたたちのもくてきは・・・!」
きほんはまる「おまえのあいては おれたちだ!」
はちべえ「きほんはまるか!」
きほんはまる「えひめまるをどうした!」
はちべえ「"さきみ"っておんながつれていきましたよ!いまいましい!」
えひめ「また、"さきみ"・・・なの!」
あーさー「さっさとかたづけるとするか!こいつをたおせば
あさままるのせきかは とけるだろう!」
はちべえ「そのとおり!ですが・・・そんなことはむりですよ!」
あーさー「それはやってみなければわからんさ!」
えひめ「はちべえのけっかいをきる!"まけん"のちからをあわせろ!」
えひめ「わだつみのつるぎ!」
あーさー「えくすかりばー!」
きほんはまる「にえとののしゃな!」
びしっ・・・びしっ・・・
はちべえ「ほほほほほ!がんばりますねえ!」
きほんはまる「おい!やぶれねえぞ?」
えひめ「くっ・・・!なんで!?」
はちべえ「(さて、いちじてきに けっかいをといて
せきかさせて あげましょうかね・・・)」
びしっ・・・びしっ・・・
きほんはまる「へっ!もうすぐこわれそうだぜ!」
えひめ「・・・っ!みんなはなれて!!」
あーさー「それはどういう・・・」
えひめ「はやく!!」
あーさー「わ、わかった!」
ばっ!
えひめ「あんたにふれると"いし"になっちゃうから」
はちべえ「なに?どうしてわかった!」
えひめ「さあ、どうしてかしら?」
はちべえ「・・・それは"おくそく"です。まちがっていたらどうします?」
えひめ「まあ、すぐに"かくしん"になることよ」
はちべえ「く、くくく・・・はっはははは!"ごめいとう"です!!
・・・ですが、それがなんだというのです!わたしの"ゆうい"はゆらぎません!
さんふりの"まけん"では この"はちべえ"のけっかいをきりさくことはかなわないのです!」
えひめ「それ、は・・・」
???「さんふりなら そうかもね」
はちべえ「なに!?だれだ!」
えひめ「・・・おんなのこ?どこかでみたことがある・・・」
なき「わたしがさいごの"まけん"をもっています!
よんほんの"まけん"で・・・いきましょう!!」
きほんはまる「"なき"か!?おまえら、"まけん"をかまえろ!」
えひめ「あーさー!いくよ!」
あーさー「ないすたいみんぐだな・・・おもしろい!」
はちべえ「ひとふり ふえたところで おなじことよ!」
えひめ「わだつみのつるぎ!」
あーさー「えくすかりばー!」
きほんはまる「にえとののしゃな!」
なき「なぎはらいます!・・・くさなぎのつるぎ!」
ばしゅうぅぅ・・・
はちべえ「ばっ、ばかな!あっしのけっかいが!!」
えひめ「よんほんの"まけん"が・・・そろったから!」
なき「ふう、できた・・・」
きほんはまる「なき、おまえがどうして そのけんを」
なき「はなしはあとです!やつをうちます!」
はちべえ「まだ、"せきかのうりょく"があるんだ!まけはねえっ!!」
たまの「そのちから、ふうじさせてもらったよー」
はちべえ「なに、てめえは!おれになにをした!?」
たまの「"やさかにのまがたま"のちからをつかって あんたのちからをうばったのよ」
はちべえ「・・・ふ、ふざけるんじゃねえ!てめえもいしになりやがれ」
なき「たまのさん!」
たまの「へーきへーき」
はちべえ「くそ、ちからが・・・ふざけやがってえええええ!」
きほんはまる「あのがきは、"いずも"であった・・・、なにがおこってやがる?」
なき「そのいのち もらいうける!」
はちべえ「がき、がああああああ!」
えひめ「あぶない!」
たまの「・・・きょうくん!まかせたよ!」
きょう「わかってるっての!"やたのかがみ"が はんのうしている・・・いまなら!」
ばちぃぃぃ!!
はちべえ「ぐ、ぐわああああああ!!?なんだこのけっかいは!!」
きょう「これが"やたのかがみ"のちからか。・・・いまだ、なき!」
なき「ありがとうございます!・・・"くさなぎ"はただ なぎはらうのみ!!」
はちべえ「う、うそだ!あっしがまけるはずが・・・ねえええっ!!!
ぐううう・・・!!ぐああああああああああっ!!!」
ONI同人〜復活〜
ONI同人〜流転〜
きょう「ひさしぶりだな、えひめ。"きょうと"でわかれていらいだな」
えひめ「きょうさん!」
たまの「こっちはたいへんだったんだよー。
"くさなぎのつるぎ"をてにいれるためにどれだけくろうしたか・・・」
きょう「うるさい!だまってろって!」
たまの「はいはい」
なき「ふふっ」
きょう「なにわらってんだよ」
なき「いや、なかがいいなあと・・・」
たまの「じょ、じょじょ!じょうだんじゃないっての!」
きょう「ああ、まったくのごかいだ」
たまの「なによ!そんなにひていしなくてもいいじゃないの」
きょう「・・あいかわらず おまえはよくわからんな」
なき「あまみさん、おそいなあ・・・」
えひめ「あまみ・・・って!?」
あまみ「ようやくおいついたわ・・・あんたたち、あし はやすぎよ」
きょう「そんなことないって」
たまの「うんうん」
あまみ「どんなせいかつしてたのよ・・・」
えひめ「あまみちゃん・・・」
あまみ「ようやくあえたわね・・・えひめ」
たつみ「あまみ!ぶじだったんだな!」
あまみ「たつみも!"せいざんそう"いらいね」
あーさー「にぎやかになったものだな」
きほんはまる「さわがしいれんちゅうだぜ」
さいぞう「うむ。"りあじゅう"っぽいくうきだな。
しょうじき かいわにはいっていきづらい」
あーさー「なにをいっとるんだ、おぬしは・・・」
いなば「そういえば"あさままる"は?」
えひめ「そうよ!はちべえをたおしたから"あさままる"のせきかがとけるわ・・・!」
あさままる「ううん・・・」
えひめ「あさままる!!」
だきっ!
たまの「うはー・・・」
あまみ「ああ、そういうことね」
いなば「おまえらこどもはみちゃだめだぞ」
たつみ「・・・むう、わたしもみたいぞっ!」
あーさー「わしはこどもではないというに・・・」
あさままる「えひめ・・・ぶじでよかった。
でも、ほんのすうふんじゃないか。なくことねえだろうよ」
えひめ「ばか!!あんたをたすけるために、どれだけ
はしりまわったとおもってんのよ!ひっくひっく・・・」
あさままる「なんだかよくわかんねえけど・・・ありがとう」
さいぞう「まけんがそろったなら とっとと"えどじょう"へいって
みつくにを ぶったおそうぜ」
きほんはまる「まて・・・くうきをよめ、あにき」
さいぞう「なに?」
きほんはまる「そんなんだから もてねえんだな」
さいぞう「・・・おまえ、ひどい」
きょう「わはは」
なき「ふふっ」
さいぞう「ち・・・ちくしょーーーー!!
よってたかって おれをばかにしやがってーー!!」
あさままる「これで・・・"おろち"のふっかつはくいとめられたな」
えひめ「え?」
なき「じゃあ、あなたが・・・」
あさままる「そう、おれが"おろちのみたま"だよ」
あさままる「おれのかけいはだいだい
そのみに"おろちのみたま"をもち うまれてくる」
なき「かつての"くさなぎ"のような・・・おろちの"よりしろ"ですか。
だが、"おろちのみたま"は"てんせいさき"をえらばないはず。
あなたのいちぞくがずっと"おろちのみたま"をもっているというのは・・・」
あさままる「おれをふくめて、おれのいちぞくはとくしゅな
"じゅつしき"をつかえてな。"てんせいさき"をきょうせいできる。
こんなのろいは おれのいちぞくだけでじゅうぶんだからな」
なき「・・・」
あさままる「"はちべえ"はおれをつかって"やまたのおろち"を
かんぜんふっかつさせようとしていたようだがな。
こうして、おまえたちにたすけられた。れいをいおう」
たまの「じゃあ、"やまたのおろち"がふっかつすることはないの?
"あめのはばきり"がみつくにのてにあるんだけど・・・」
あさままる「"あめのはばきり"・・・あれにふういんされているのは
"おろちのうつせみ"だ。にくたいだけではふっかつはできんよ」
きょう「そうなのか。あんしんしたぜ」
さきみ「ふふ、おめでたいれんちゅうね」
えひめ「さきみ!!?」
さきみ「"おろちのみたま"はもうひとつあるわ。このいみ わかるわよね?」
えひめ「え・・・あ・・・まさか!!?」
さきみ「そのまさかよ。そして"おろちのみたま"はすでに わがしゅちゅうにある」
あさままる「お、おい、どういういみだ・・・」
えひめ「・・・」
さきみ「・・・"えどじょう"でまっているわ。そのよんふりの"まけん"があれば
けっかいをきれるでしょう?」
ひゅん!
えひめ「どうしていままできづけなかったの・・・。
あの"てんしん"したすがた、そっくりじゃない・・・」
きほんはまる「どういういみだ、いみがわからん」
えひめ「・・・"えひめまる"よ」
きほんはまる「なるほど、な」
あさままる「おい、どういうことだ」
えひめ「まだかのうせいのはなしよ・・・いきましょう、"えどじょう"へ。
"えひめまる"をすくい、"みつくに"をうちます!」
あさままる「お、おう・・・!」
-えどじょう-
あまみ「けっかいはあいかわらずか」
なき「・・・まけんのちから、あわせます!」
あさままる「わかった」
あさままる「"わだつみのつるぎ"」
きほんはまる「"にえとののしゃな"」
あーさー「"えくすかりばー"」
なき「"くさなぎのつるぎ"」
ばしゅうぅぅ・・・
あーさー「やった!!」
あまみ「じゃあ、さっそく・・・」
きほんはまる「・・・あまみ、たつみ、いなば、さいぞうのあにき、おまえたちはのこれ」
あまみ「やっぱりそうきたか」
さいぞう「おれもかよ!」
いなば「(ほっ・・・)」
あーさー「そうだな。このさきはおまえたちでは」
あまみ「わかってるわよ、それくらい」
たつみ「いやだ!えひめまるをたすけにいきたい!」
あまみ「・・・たつみ、わたしたちではあしでまといなのよ」
たつみ「でも・・・、でもっ!!」
えひめ「たつみちゃん」
たつみ「・・・かならずぜんいんでもどってくるんだ。そうじゃなかったら」
えひめ「わかってる」
きほんはまる「よし・・・いくぞ!」
きょう「ああ」
なき「はい!」
たまの「"やまたのおろち"・・・」
あーさー「"まーりん"・・・!」
あさままる「えひめ、おまえとあってからやっかいごとのれんぞくだな・・・。
だが!さいごまでつきあわせてもらうぜ!」
えひめ「・・・うん!」
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/09(土) 14:21:47 ID:FMlwf5UX
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/09(土) 14:23:38 ID:FMlwf5UX
-えどじょう ないぶ-
えひめ「・・・まっくらね」
きほんはまる「じゃあくなきをかんじる」
きょう「たまの、ひかりのじゅつだ」
たまの「いわれなくても」
ぴかっ!
きほんはまる「うおっ!まぶしっ!」
えひめ「ここは・・・ほんとうに"えどじょう"なの?
いぜんにきたときとはまったくようすちがう。
・・・ここにはとびらもかいだんも なにもない」
あさままる「まて!・・・"おろち"のちからをかんじる」
???『とうとうここまで きたか』
えひめ「そのこえ、"みつくに"ね!どこにいるの!」
みつくに『くるがいい、みちをあけてやろう』
あーさー「あっ?かいだんがあらわれた・・・!」
みつくに『どうした?はやくこい』
なき「これは わなですっ!」
きょう「それはみんなわかっている」
たまの「いってやろうじゃないの」
なき「で、でも!」
きょう「おれたちがいかなければ、"やまたのおろち"が
かんぜんふっかつし、せかいはほろびてしまうだろう」
たまの「ここいらで せかいをすくうえいゆうに
なっておくのもわるくはないよ」
きょう「"さんしゅのじんぎ"がそろっている。かてるさ」
なき「ええ・・・!」
-???-
はたら「みつくにさま、もどりました」
みつくに「・・・おっと、はたらさん、かないさんですか。
いままでどこをふらふらしていたのですか?」
はたら「・・・しね!みつくに!!」
かない「かくごっ!!」
???「あぶない!」
かきぃん!
かない「だれ!?」
みつくに「ふぅ・・・たすかりましたよ、"おぎん"」
おぎん「"ごけんそん"を。いざとなれば、じぶんでおやりになれたはず」
みつくに「ふふ、そういいなさるな」
はたら「"おぎん"・・・だと!?」
おぎん「わたしが ほんとうにさいごのかしんなのよ」
かない「くそっ!こんなやつがいたなんて!」
おぎん「いっしゅんでころしてあげましょう」
かない「にいさん、ここはいったんひいて・・・」
はたら「だめだ!いまここでみつくにをうつ!」
おぎん「それはむりよ。しになさい!!」
はたら「ぐああああああああっ!!」
かない「うああああっ!?」
おぎん「・・・ごろうこうさま、こいつらはどうします?」
みつくに「そうですねえ。さいごに、はたらいてもらいましょうか」
はたら「お、おのれ、みつくに・・・このくにのはしゃは・・・この、おれ・・・」
みつくに「あわれですね。さて、えひめさんたちがくるのをまつことにしましょう」
おぎん「しかし、あの"さきみ"というおんな、しんようしてよろしいので?」
みつくに「わたしはだれもしんようしていません。りようできるものを
りようしているだけですから」
おぎん「・・・」
-えどじょう にかい-
えひめ「ここは、にかいなの?」
あさままる「ったく、ここにもなにもねえ!
どうなってやがるんだ?」
あーさー「おい、あっちにかいだんがみえるぞ」
たまの「ほんとね、いってみましょうか」
???「みつくにさまのところへいくには
われわれをたおして いただきましょうか」
あーさー「だれだ!」
やひち「ひさしぶりだな!てめえら!」
とびざる「えひめ・・・、きさまをあのばで ころしておけば
こんなことには ならなかったものを」
かくのしん「これがさんどめのしょうじきです。いきますよ、かくさん!」
すけさぶろう「ああ!まかせておけ、すけさん!」
はちべえ「くっくっく!さあ、こんどこそころしてさしあげますよ!」
きほんはまる「こいつら、どうして・・・!」
あーさー「これは、"まーりん"のちからか・・・」
やひち「しゃああっ!しねやあっ!」
きほんはまる「くそがっ!」
えひめ「きほんはまるさん!」
きほんはまる「ぐうううっ!えひめ、おまえらはさきにいけ!」
えひめ「で、でもっ」
きほんはまる「・・・だいじょうぶだ!こんなやつらにおれはまけん!
うおおおおおおっ!!!」
きほんはまるは まばゆいひかりをはなち "ふろうどうじ"に てんしんした!
きほんはまる「・・・はやく!いきやがれ!」
あさままる「すまない、このかしはあとでかえす。だから・・・、しぬなよ!」
きほんはまる「ふっ、たかくつくぜ」
あさままる「ああ」
きほんはまる「よし!はしれ!!」
えひめ「はい」
あーさー「("まーりん"め。やつをたおさなくては・・・)」
きょう「おっさん!しぬんじゃねえぞ!いくぞ、なき!たまの!」
なき「・・・はい!」
たまの「うん!」
きほんはまる「おっさ・・・、てめえ!あとでぶんなぐってやるからな!」
だっだっだっだっ
きほんままる「・・・いったか」
やひち「くっくっくっ!」
かくのしん「ばかなやつめ」
すけさぶろう「われわれにひとりでかなうとでも?」
はちべえ「まあ、いいじゃございませんか。らくにはしなせませんよ!」
とびざる「"みらい"はかわらんよ、どうあがいてもなあ!
いまさらこうかいしても おそいぜ?」
きほんはまる「こうかいするのはてめえらのほうだ!」
すけさぶろう「いってくれる!」
>>686 おっと・・・、まちがえました
×かしはかえす
○かりはかえす
-えどじょう さんかい-
あーさー「"えくすかりばー"がきょうめいしている。・・・いるな!」
えひめ「えっ?」
ひゅん!
まーりん「あーさーさま」
あーさー「・・・わるいが"おろち"をふっかつさせるわけにはいかん」
まーりん「ざんねんです。ほろびのみらいをすくうにはこれしかないのに・・・」
あーさー「けっきゃくをつけよう」
まーりん「のぞむところです」
あーさー「おまえたち、さきにいくがいい」
なき「わたしたちもてつだいます!」
あーさー「こいつは"えくすかりばーのさや"をもっている。
ふつうのこうげきはきかぬ。やつをたおせるのは"えくすかりばー"のみ」
えひめ「・・・いきましょう、みんな」
きょう「お、おい!えひめさん!」
あさままる「しかたねえ!ここはおまえにまかせるぜ」
あーさー「ふ、わしをだれだとおもっている」
あさままる「そうだったな・・・しぬなよ」
あーさー「・・・あたりまえだ」
だっだっだっだっ
あーさー「まーりん・・・、おまえにはかんしゃしている。
おまえがいなければ"せいぜん" わたしは"おう"にはなれなかっただろう」
まーりん「かわりませんね、あなたはあまい」
あーさー「だろうな」
まーりん「だが、こがれてもいた」
あーさー「・・・」
まーりん「"さきみ"がいっていました。"ほろびのみらい"をかいひするには、
"はかい"による"そうぞう"しかないと」
あーさー「だから"おろち"か。"いま"をおろそかにして"みらい"などと」
まーりん「・・・たたかいのなかでしょうめいしてください。あなたの"せいとうせい"を」
あーさー「のぞむところよ!」
-???-
みつくに「さきみさんでしたか、"おろちのみたま"とやらはどこに
あるのでしょうか?」
さきみ「ここに」
えひめまる「・・・」
おぎん「こいつが"おろちのみたま"?」
さきみ「そうよ」
はたら「・・・なんだと?えひめまる・・・が?」
かない「そうか・・・そういうことね・・・」
おぎん「おまえたち、すこしだまっていろ!」
かない「うぐっ!」
はたら「かない!?」
かない「・・・だいじょうぶよ、にいさん」
おぎん「あなた、なにもの?」
さきみ「そんなことはどうでもいいわ」
おぎん「ち・・・(まあいい。こいつもあとでしまつしてしまえばもんだいないか)」
みつくに「さて、さっさとふっかつさせてしまいましょう。
おぎん、"あめのはばきり"を」
おぎん「どうぞ」
みつくに「くっくっく・・・!さあ!よみがえるがいい!!!
"やまたのおろち"よーーーーーー!」
ごごごごごごごごご・・・
691 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/12(火) 18:18:48 ID:umUCo6so
これがガチのゲームならいまコントローラー握り締めて
深呼吸してからココアを飲んでAボタンおしてるところだわ。
-------------------------------------
やひち「うぐぐぐっ、こいつ つよすぎる・・・」
すけさぶろう「かくさん!しかけるぞ!」
かくのしん「ええっ!」
きほんはまる「ふっ!じょうとうだ!こい!!」
ごごごごごごごごごごごごごご・・・
きほんはまる「・・・なんだ、このゆれは!?」
-------------------------------------
-------------------------------------
まーりん「やりますね、そんなすがたでも・・・
さすがです!」
あーさー「おしゃべりはいい!かたをつけよう!」
まーりん「のぞむところです!」
ごごごごごごごごごごごごごご・・・
まーりん「おもったより、はやかったですね・・・!」
あーさー「このゆれはなんだ!こたえろ!」
まーりん「おろちのふっかつです!!」
あーさー「なんだと!?」
-------------------------------------
-えどじょう さいじょうかい-
ごごごごごごごごごごごごごご・・・
みつくに「ふ、ふふふ!はっはっはっはっ!!!
きましたね、えひめ!」
えひめ「・・・みつくに、ついにおいつめたわ!!」
きょう「こいつが・・・!」
みつくに「すこしおそかったですね、みなさん。
いま、おろちがめざめました」
あさままる「はっ!そんなもの、どこにもいないじゃねえか!」
みつくに「それはみえないでしょうよ。・・・あなたたちは
"おろち"のなかにいるのですから!!」
なき「な・・・っ!!」
みつくに「ああ、そうだ。いいものをみせてあげましょうね」
えひめ「いいもの、ですって?」
-------------------------------------
あまみ「えどじょうが・・・かいぶつに!」
いなば「あれが"やまたのおろち"なのだろう・・・おおきい」
たつみ「じゃあ、みんなはあのかいぶつのなかに
いるってこと!?」
あまみ「・・・あの"くび"のひとつ、くちからなにかをはこうとしている?」
いなば「おい、あのほうがくは」
-------------------------------------
-やまたのおろち ないぶ-
きょう「なんのつもりだ・・・てめえ!」
みつくに「ああ、そうか。あなたたちにはそとがみえないんでしたね。
ちょっと、そとのようすをみれるようにしてあげます」
ぴかっ!
たまの「え?そとがみえる?あのかいぶつは・・・」
あさままる「なるほど、"やまたのおろち"とはこれほどのおおきさなのか」
なき「わたしたちはそのなかにいる・・・!」
みつくに「さて、"きょうと"を ひのうみにしてあげます」
きょう「なっ!?」
たまの「やめて!あそこには、とうさんたちもいるのよ!?」
みつくに「だから、です。"さんしゅのじんぎ"のけつぞくは
すべてみなごろしにします。
まんがいちにも "ふういん"されては たまりませんのでね」
きょう「じょうだんじゃねえぞ・・・。たまの!なき!いくぞ!」
たまの「うん!」
なき「はい!」
あさままる「えひめ!」
えひめ「わかってるわよ!」
みつくに「ふふ・・・はむかいますか。あなたたちにはここで
"きゅうせかい"のおわりを みてもらいたかったのですが・・・。
しかたありませんね。しんでください」
きょう「"やたのかがみ"!」
たまの「"やさかにのまがたま"!」
なき「"くさなぎのつるぎ"!」
みつくに「このばしょでわたしにかなうはずがなかろう。"じかんしょうあく"!!」
ぴかっ!
きょう「からだがうごかない!?」
あさままる「・・・くそっ!どうなってる!?」
みつくに「わたしは"おろち"とかんぜんにゆうごうしている。つまり!わたしが"おろち"なのだ!!
そんなわたしに きさまらのような ごみどもがかなうはずなかろう」
みつくに「そして、やはりおまえたちだけは えいきょうをうけないか。
"えひめ"に、"さきみ"よ」
えひめ「"じかんせいぎょ"のちから、どうしてあんたが!」
さきみ「えひめまるを とりこんだからよ。おろちのちからが
"じかんせいぎょ"のちからをなんばいにも きょうかしている」
えひめ「なんですって!」
さきみ「ふふ・・・」
みつくに「なんだ?なにをわらってるんだ。きでもふれたか?」
さきみ「うれしいんだよ。ようやくあえたな、"やまたのおろち"・・・。
"ちち"と"はは"のかたきをうたせてもらう」
みつくに「なんのはなしをしている?」
さきみ「きさまが"おろち"とゆうごうしているということは、
"おろちのきおく"も きょうゆうしているはずだ。こころあたりがあるだろう?」
みつくに「まさか!・・・まさか!?おまえはしんだはずだ!」
さきみ「"みらい"のせかいから にげたきさまをおいかけるのは ほねがおれたよ。
"たいこ"のじだいできさまをみつけたとき、きさまは しょだい"さんしゅのじんぎ"どもに
ふういんされたあとだったからな。きさまをふっかつさせるためには、あらゆるかのうせいと
あらゆるみらい をためさなくてはならなかった。
だが、そのおかげで こうして もういちどあうことができたよ」
みつくに「なんのために "おろち"をふっかつさせる てだすけをしたのだ。
ほおっておけば、きさまのじだいでかんぜんふっかつしたものを」
さきみ「そのゆがんだ"くりかえし"をはかいするためよ」
みつくに「くくく、そうだ、ほろびのみらいはきまっている。
これはわたしにもかえられぬことだ。おまえひとりのがんばりで
どうにかなるとおもっているのか?しぬがいい!」
どかっ!
さきみ「つっ・・・!」
たまの「さきみのかめんが・・・!」
えひめ「え、そのかおは・・・!!」
えひめ「・・・そのかおは"わたし"?」
さきみ「みられた・・・。まあ、もういいか」
なき「たびたび わたしたちのまえにあらわれた
もうひとりの"えひめ"。それが"さきみ"のしょうたいだったの?
だから・・・"あまみ"さんはこれにきづいていたから ようすがおかしかったのね!」
さきみ「それは、"ふせいかい"。"あまみ"もしんじつにはとうたつしていない」
なき「え?」
あさままる「しかし、そのかおは、えひめにそっくりじゃないか!」
みつくに「みらいの"えひめ"ではないだと!?」
さきみ「あなたもそうおもっていたのかしら?
さっきもいったでしょう?"はは"のかたきをうつと」
みつくに「"はは"だと?では、きさまはいったいなにものだ!」
さきみ「・・・みらいのせかいで "やまたのおろち"がふっかつし、
せかいがほろぼされかけたとき、"えひめ"には ふたりの"あかご"がいた。
・・・"かあさん"がにがしてくれたのよ」
えひめ「え!?みらいのせかいがほろんだのは、"はたら"たちのせいじゃなかったの・・・?」
さきみ「わたしのりょうしんは、そのいのちとひきかえに "やまたのおろち"をしりぞけたわ。
そのときに"おろちのくび"をふたつ、きりおとした。
それらが"ここ"のいしをもったのが、"はたら"と"かない"よ」
はたら「な、なんだと・・・おれたちは、"おろち"の・・・!」
かない「そんな・・・」
みつくに「きさまのはなしは りかいしがたい!
・・・"えひめ"のこどもは"ふたご"だったというのか!?
そんなことはありえない!ぜったいにありえないことだ!!」
さきみ「ふふっ、そのありえないことを めのあたりにしている かんそうは?
"みらいかいへん"のえいきょうをうけぬように わたしのそんざいは
わたしじしんがしょうめつさせた。しらぬのもむりはないこと」
みつくに「だからか!だから、いままでのながれとちがうのか・・・!
おとなしく"るーぷ"のなかに おさまっていればいいものを・・・」
さきみ「ねえ、みんな!わたしにきょうりょくして!」
なき「え、あ、ええと!?」
きょう「そんなこといわれても・・・なあ?」
たまの「うーん」
えひめ「・・・」
さきみ「わたしは"たいざい"をおかそうとしている。
"おろち"をたおせば みらいがかわってしまう。
おおくのにんげんの じんせいをかえてしまうかもしれない。
それでも、とめたい。みらいを・・・かえたい!おねがい、ちからをかしてください!」
えひめ「・・・さきみ」
きほんはまる「なんだなんだ?とりこみちゅうかよ」
あーさー「まーりん、しっかりせんか、だらしないのう」
まーりん「・・・あーさーさまがつよすぎるのですよ。
こっちはもう "まんしんそうい"ですよ・・・。ほんきでやるんだから」
あーさー「あやまったではないか」
えひめ「ふたりとも、ぶじだったのね!」
きほんはまる「ああ、ぜんぶぶったおしてやったぜ!」
えひめ「ええと、そのひとは・・・」
あーさー「あんしんせい、こいつはもう"むがい"だ」
まーりん「・・・さきみさん、すみませんでした」
さきみ「こちらこそ、すまない。けっかてきに あなたを
りようするようなかたちになってしまって・・・」
まーりん「いえ、いいのです。・・・それがあなたの"すがお"なのですね」
あーさー「しかし、そのかおは」
えひめ「・・・いっしょにたたかいましょう、さきみ」
さきみ「えっ!?ありがとう・・・えひめ。わたしはもはや あなたのむすめではないけれど・・・。
でも、いまこのしゅんかんだけは・・・かあさんとよばせて、ください」
えひめ「・・・さきみ。あなたはわたしのこよ。めをみればわかるわ」
さきみ「っ!・・・おかあさん」
あーさー「えひめの、むすめだとー!?」
きほんはまる「こんらんしてきたぜ。でも"えひめ"がいうのなら そうなんだろうよ」
みつくに「ふ。ふふふ。けっきょくは、"じょう"か!
じかんをあやつれても!みらいがみえても!おまえもただのにんげんだな、"さきみ"よ!
それだけのちからがあれば おまえがのぞむせかいを てにすることができたのに!
"じょう"にしばられ、ちからをふるうことをおそれたか?
だが、わしはちがうぞ。わしは"かみ"だ。
"ぜんちぜんのう"なのだ!このせかいをぶちこわして
しんせかいのとびらをひらこうではないか!」
さきみ「そんなちからは・・・いらない!わたしはただのにんげんでいい!」
みつくに「おろか!おろか!おろかですねえええ!!」
さきみ「おまえは ゆがんでいる・・・」
みつくに「ふひゃひゃはははは!」
さきみ「・・・きさまをうつ!!やまたのおろち!!」
「つづきは "げきじょう"でみるのじゃ!」
[本来の歴史]
(1)八岐大蛇が初代三種の神器によって封印される(太古)
↓
(2)えひめの時代(現在)
↓
(3)えひめまる、さきみの誕生
↓
(4)八岐大蛇の復活。未来荒廃。
↓
(5)えひめが八岐大蛇を退ける。八岐大蛇は(1)の時代へ逃走。
えひめによって、さきみは別の時代へ飛ばされる。
↓
(6)大蛇の残した分身(首)である"はたら"と"かない"の台頭
↓
(7)成長したえひめまるによって、"はたら"と"かない"が退けられる。
追い詰められた"はたら"と"かない"は、"えひめまる"の母親である"えひめ"を
抹殺するために(2)の時代へ転移。
↓
<成長した"さきみ"による介入>
↓
[介入された歴史]
(1)八岐大蛇が初代三種の神器によって封印される(太古)
↓
(2)えひめの時代(現在)
↓
(3)えひめまるの誕生(さきみは産まれない)
↓
(4)八岐大蛇の復活。未来荒廃。
↓
(5)えひめが八岐大蛇を退ける。八岐大蛇は(1)の時代へ逃走。
↓
(6)大蛇の残した分身(首)である"はたら"と"かない"の台頭
↓
(7)成長したえひめまるによって、"はたら"と"かない"が退けられる。
追い詰められた"はたら"と"かない"は、"えひめまる"の母親である"えひめ"を
抹殺するために(2)の時代へ転移。
↓
※以後、数回に渡り、"さきみ"の干渉を受けることになる。
↓
[さらに介入された歴史]
(1)八岐大蛇が初代三種の神器によって封印される(太古)
↓
(2)えひめの時代(現在)
八岐大蛇の復活が前倒しされた!
↓
未確定の未来へ続く
まとめまる乙
ややこしい話だ…
流転も時間移動があるからこんな感じになったのかも
きょう「たまの!やるぞ!」
たまの「"ごうせいじゅつ"だね!いくよ!」
「「"とうふうれいど"!」」
なき「これできめる!いちのたち、"むめい"!」
ずがががががががっ!
えひめ「やった、の?」
きほんはまる「いや・・・」
みつくに「くくく、"さんしゅのじんぎ"とは、このていどのものだったか?」
きょう「くそっ!ぜんぜんきいてねえ!」
なき「そんな!さいこうのわざをはなったのに!」
たまの「なんでよ!?"やまたのおろち"をたおすために
つたえられてきた"おうぎ"だったのに!」
さきみ「れきしをかさねているぶんだけ やつはつよくなってしまって、
もはや、"さんしゅのじんぎ"のわざも "ちんぷか"してしまったのね。
ほんらいはこうなるまえに とめたかったのに・・・!」
あさままる「おい、どうするんだ!?」
えひめ「どうするといわれても・・・」
あーさー「ここはふりじゃ!おろちのちからがあふれている!」
さきみ「たしかに・・・。まーりん!そとにてんいしましょう」
まーりん「わかりました」
えひめ「・・・あ、あの!」
まーりん「なんですか?」
えひめ「あのひとたちもつれていってあげて」
まーりん「あのひとたち・・・?」
はたら「・・・うう」
かない「・・・え?」
あさままる「・・・な、なにをいってるんだよ!?あいつらは!」
えひめ「わかってるわ。でも・・・!」
あさままる「おまえは、あまいな。・・・まあ、いいけど」
えひめ「ごめんなさい!」
まーりん「ふ・・・、あーさーさま、なぜあなたが かのじょのつるぎになったのか わかるきがします」
あーさー「まあな」
さきみ「・・・じかんがないわ。ぜんいん、てんいさせて!」
まーりん「みなさん!わたしのまわりにあつまって!・・・"てれぽーと"!!」
ひゅん!
みつくに「ふふふ、そとにでても おなじですけどね。
むしろ、じょうきょうはわるくなるかもしれませんよ・・・」
ひゅん!
まーりん「つきました」
きほんはまる「"おろち"のそとか」
さいぞう「おおっ!みんなぶじだったか!」
いなば「"えどじょう"が"やまたのおろち"に
へんげしたから しんぱいしてたんだ」
えひめ「あれが、"やまたのおろち"?そとからみると きょだいね・・・」
たつみ「えひめまるはいない・・・」
あまみ「まにあわなかったのね、えひめ」
えひめ「・・・ごめんなさい」
さきみ「すぎてしまったことはしかたないわ。
だいじなのは これからどうするかよ。
"おろち"をたおせば、"えひめまる"ももどる」
えひめ「えっ、そうなの?」
あまみ「あなたは・・・」
いなば「えひめがふたりいる!?」
さきみ「わたしは・・・さきみ」
あまみ「ふうん・・・じゃあ、あなたがみらいからきた
もうひとりの "えひめ"だったってわけ?」
さきみ「いや、わたしは・・・」
えひめ「さきみはわたしのむすめなの」
さきみ「・・・おかあさん」
あまみ「そっかあ、じゃあ・・・かおがにてるはずよねっ。
・・・えええええええっ!?」
きほんはまる「まあ、いろいろあってな。そんなにおどろくなよ」
あまみ「いろいろって・・・。はあ、まあいいけどさあ」
???「さて・・・"きょうと"をけしとばしてやろう」
きょう「そのこえ!くそ、わすれてた!」
たまの「みつくに!」
なき「なんとかしないと・・・!」
おろち「・・・おそい。きえされい!!!」
きょう「くそっ!"やたのかがみ"!ぜんりょくかいほう!」
きょう「うおおおおっ!」
ばちっばちっ!!
おろち「"やたのかがみ"のけっかいか。なかなかがんばるな」
きょう「てめえなんぞに・・・!"きょうと"をやらせるかよーー!」
おろち「ふふふ、ぱわーをあげてやろう!そのいまわしき"じんぎ"ごと、しぬがいい!」
ばちばちばちばちっ!!がしゃん!
きょう「"やたのかがみ"が、われた?・・・もう、もたねえっ!」
たまの「きょうくん!」
なき「きょうさん!」
???「・・・はああっ!!」
ばしゅうううぅぅぅ!!
きょう「えっ?だれがたすけてくれたんだ・・・」
みかがみ「まにあってよかったわ」
きょう「かあさん!?どうしてここへ!」
おとこ「・・・おやおや、たいへんなことになってますねえ」
みかがみ「ゆうちょうなこと、いってるばあいじゃないでしょう!」
おとこ「"しょうぶん"なんですよ、すみませんね」
つるぎまる「はあ・・・かわらないな、"たまきまる"」
たまきまる「おやおや、それはみな おなじでしょうに。
そのしょうこに かんがえることもいっしょだからね」
みかがみ「それは、まあ、ひていしないけれど」
たまきまる「よう、たまの!」
たまの「と、とうさん!?」
つるぎまる「ぶじだったか、なき」
なき「とうさま!」
きょう「なんで、みんな・・・」
みかがみ「"つるぎまる"に きいたのよ」
きょう「え」
みかがみ「あなたにはだまっていたけれど・・・、
わたしたち "さんけ"のさんにんは ふるい"ゆうじん"なの」
きょう「で、でも!どうしてだまってたのさ!?」
みかがみ「それは、"おろち"を ふっかつさせようとするものの
めから "あめのはばきり"と"くさなぎ"じしんのそんざいをかくすため。
それに"やた"と"やさかに"のいさかいも それにじゅんずるものだったの。
けっかてきに それらはむいみなものになってしまったけれどね」
たまの「・・・わたしたちのせいですか?わたしが・・・」
みかがみ「いいえ、それはちがうわ。これでよかったの。
わたしたちはもんだいを さきおくりにしていただけだったのだから」
たまの「みかがみさん・・・」
たまきまる「きっと、おまえのにいさんがいきていたら、おなじことをいっただろうぜ」
みかがみ「おにいさまだったら、もっときのきいたことがいえたでしょうに」
たまきまる「・・・かもな」
つるぎまる「"やまたのおろち"はふっかつしてしまったか」
なき「ちからおよばず、すみません」
たまきまる「だがこちらにもまだ きりふだがのこっているんだぜ!」
たまの「きりふだ!?」
たまきまる「さあて、"やた"のしょうねんくん!"あまてらす"さまの
かみおろしがつかえるだろ?すぐにたのむぜ!」
きょう「えっ?"あまてらす"を?どうして・・・」
みかがみ「よびなさい、"きょう"」
きょう「なんだかわかんねえけど・・・、かみおろし"あまてらすおおみかみ"!!」
いよいよクライマックスか
あまてらす「なんだなんだ?」
きょう「しらん。かあさんたちがよべっていうから」
あまてらす「おまえのはは?」
みかがみ「おひさしぶりですね」
あまてらす「えっ・・・みかがみ、なのか?」
みかがみ「そうですよ」
あまてらす「おまえが"やた"をついだのか・・・」
みかがみ「ええ」
たまきまる「あいかわらず"ちび"だねえ」
あまてらす「うっさいわっ!」
きょう「うん?しりあいなの?」
みかがみ「わたしと"たまきまる"は、いぜんに
"あまてらす"さまとともに たたかったことがあるのよ」
あまてらす「ああ、そんなこともあったね」
たまきまる「ま、そんなむかしばなしは いまはどうでもいいのさ!
"あまてらす"さま、"さんしゅのじんぎ"のしんのちからをかいほうしてくれ!」
きょう「"さんしゅのじんぎ"の・・・しんのちからだって?」
あまてらす「なるほど、そのためによんだのか」
みかがみ「ええ」
あまてらす「いいだろう!おい、きょう!」
きょう「なに・・・」
あまてらす「しんなる"さんしゅのじんぎ"、つかいこなしてみよ。
・・・いま、ときはみちた。とおいひのやくそくをはたす!」
ぴかっ!
"やたのかがみ"は "きょうのかがみ"に へんかした!
"やさかにのまがたま"は "たまののまがたま"に へんかした!
"くさなぎのつるぎ"は "なきのつるぎ"に へんかした!
きょう「"じんぎ"がひかっている・・・!?」
なき「こっちもです!」
たまの「なにこのちからは・・・!」
あまてらす「いまこのしゅうかん、"さんしゅのじんぎ"は
おまえたちだけの"じんぎ"となった」
あまてらす「・・・これだけだと、こころもとないかなあ。
さーびすしておこうか!・・・かみおろし"れびあたん"!"あらすとーる"!」
ぴかっ!
れびあたん「あら?"あまてらす"さんじゃないの」
あらすとーる「むっ・・・、ここは」
あまてらす「"まけん"のちからをすべてひきだせ。いっきに"おろち"をたたく!」
れびあたん「ああ、そういうことね」
あらすとーる「よかろう、こいつらにはかりがあるからな」
"わだつみのつるぎ"は "しん・わだつみのつるぎ"に へんかした!
"にえとののしゃな"は "しん・にえとののしゃな"に へんかした!
きほんままる「すごいちからが ながれこんでくる・・・」
あさままる「これなら、いけるかもしれない!」
あーさー「さて、わしらもとっておきをつかうとするか。"まーりん"!」
まーりん「どうぞ・・・"えくすかりばーのさや"です」
あーさー「うむっ!!」
"えくすかりばー"は "さや"のちからをうけ、"かりばーん"に へんかした!
あさままる「・・・"おろち"には"おろち"のちからか!てんしん!」
きほんはまる「あまみ!いくぞ!」
あまみ「これがさいごのたたかいね・・・!」
たつみ「わたしも・・・やれるはず!」
あさままるは まばゆいひかりをはなち "てんさいどうじ"に てんしんした!
きほんはまるは まばゆいひかりをはなち "ふろうどうじ"に てんしんした!
あまみは まばゆいひかりをはなち "ふどうじょうし"に てんしんした!
たつみは まばゆいひかりをはなち "ひりゅうじょうし"に てんしんした!
さきみ「・・・いきますよ、みなさん!わたしと ははで"おろち"のうごきを
おさえますので、そのあいだに、いっきにきめてください!
ちゃんすはいちどきりです。つぎはない!!」
えひめ「いくよ!!!」
長期連載しすぎだろw
さきみ「"じかんざひょう"のこていほうほうは、わかる?」
えひめ「できるとおもう!いえ、やってみせる!」
さきみ「いいへんじね!いきます!」
「「じかんしょうあく!」」
ぎゅん!
おろち「ぐうっ!こざかしいまねを・・・。そんなむしけらのようなちからで
このやまたのおろちを とめられるとおもっているのか!」
さきみ「きっと、あまりもたないわ!はやく、すべてのくびをたおすのよ!」
あまてらす「さあ、いくぞ!」
れびあたん「えっ!?わたしたちもたたかうの?」
あまてらす「あたりまえだろうが!」
れびあたん「えー、めんどくさいー!」
あらすとーる「・・・あきらめろ。あまてらすがこういったら
それはすでに"けっていじこう"なのだ」
あまてらす「おい、しろうさぎ!おまえもだ!」
いなば「へっ?わたしですか!?」
れびあたん「わたしたちがたたかうってのに
あんたがさぼっていいわけないでしょ!」
あらすとーる「おまえもかみのはしくれ。
いまこそちからをみせてみよ」
いなば「とほほ・・・」
あまてらす「"にちりんけん"!」
れびあたん「"だいかいしょう"!」
あらすとーる「"てんぱじょうさい"!」
いなば「"つきかげ"!」
おろち「ぐおおおおおおおおおおおっ!!?」
おろちのくびを ひとつ たおした!
きほんはまる「あまみ!」
あまみ「ええっ!」
さいぞう「お、おれだってええええ!!」
たつみ「ええいっ!」
あさままる「だあああっ!」
おろちのくびを ひとつ たおした!
あーさー「くらうがいい!"ですとれいる"!!」
まーりん「"くりむぞんふれあ"!」
おろちのくびを ひとつ たおした!
みかがみ「・・・ふたりとも」
たまきまる「ああっ!」
つるぎまる「こどもたちだけにたたかわせるわけには
いかないからな!」
おろちのくびを ふたつ たおした!
さきみ「あとみっつ・・・!」
えひめ「くっ・・・もう、もたない!!」
おろちのじかんが うごきだした!
さきみ「・・・っ!?」
おろち「ふ、そこまでだったな・・・!」
おろちは きょうりょくなけっかいを てんかいした!!
おろち「ころしつくしてやろう!しねえええっ!」
きょう「・・・"かがみ"のたて!」
おろちのこうげきを かがみのたてが ふせいだ!
きょう「たまの!」
おろち「ちっ・・・、そんな"じんぎ"なんぞに!」
たまの「"まがたま"のこくいん!」
おろちのけっかいが しょうめつした!
おろち「があああっ!?」
たまの「いまなら・・・なき!」
なき「みっつのくび、なぎはらいます!
"くさなぎ"、ぜろのたち!・・・"つるぎ"!」
どががががががっ!
おろち「ばかなっ!このおろちがやぶれる!?
おのれええええええええええええええ!!」
おろちのくびを みっつ たおした!
おろちを たおした
ラスボス撃破か?
これは第二形態があるな
あまてらす「・・・おろちがくずれていく」
ぴかっ!
えひめまる「・・・ううぅ」
えひめ「えひめまる!」
たつみ「よかった・・・」
えひめまる「ここはいったい」
さきみ「・・・えひめまる。ほんとうはおまえを まきこみたくはなかった」
えひめまる「あなたは・・・」
さきみ「ああ、そうだったな。すがおをみせたことはなかったか。
・・・わたしはいちおう おまえの"あね"なんだよ」
えひめまる「どおりでかあさんににているわけです」
さきみ「うたがわないのかい?」
えひめまる「うそをついているめではないですから」
さきみ「はは・・・、そうだな。おまえのきょうりょくのおかげで
おろちをこのじだいで たおすことができたよ」
あまみ「おわった・・・の?」
きほんはまる「そのようだな」
あさままる「・・・いや」
ぴかっ!
みつくに「まさか"おろち"をほろぼしてしまうとは・・・。まったく、やってくれましたねえ!」
きほんはまる「み、みつくに・・・!」
あさままる「むきずじゃねえか!?」
えひめ「そんなっ!」
みつくに「いいえ、たしかに"おろち"はほろびましたよ。
しかし、そのちからはすべてわたしがうけつぎました」
なき「やああっ!」
つるぎまる「まて、なき!」
みつくに「ふんっ!」
どがっ!
なき「うああああああっ!?・・・ううっ!」
きょう「くそっ!」
みつくに「おろかなり、"さんしゅのじんぎ"。
きさまらのちからは"やまたのおろち"をうつために"とっか"したちから。
・・・わたしじしんには つうじないんですよ」
みかがみ「さっきのたたかいで、みなぜんりょくを つかいはたしてしまった・・・」
えひめまる「おれが・・・、おれがたたかいます」
えひめ「・・・えひめまる!?あなたひとりではむりよ!」
みつくに「きさまにやどっていた"おろちのみたま"は
いまは、わがてにある。きさまになにができる!?」
えひめまる「あさままるさん・・・おれに"おろちのみたま"をください」
あさままる「なんだと!?」
さきみ「・・・それしかほうほうはないわね。"じかんせいぎょ"と"おろちのちから"、
ふたつがそろわなければ、やつをたおせない」
あさままる「しかしな・・・」
えひめまる「おねがいします・・・とうさん」
あさままる「ははっ・・・やっぱり、そうなのか。・・・しぬなよ」
えひめまる「はい」
あさままる「いいだろう!おれのちから、ぜんぶもっていきな!」
ぴかっ!
えひめまる「・・・"てんしん"!」
えひめまるは おうごんのひかりをはなち "かいうんどうじ(界雲童子)"に てんしんした!
みつくに「なるほど、そんなかくしだまをよういしていましたか。
・・・ですが、かつのはわたしです!」
たつみ「えひめまる!」
えひめまる「たつみ・・・」
たつみ「このけんをっ!」
えひめまる「これは"わだつみのつるぎ"・・・、ありがとう!」
たつみ「ぐすっ・・・ぜったい、ぜったいに!かつんだぞ!」
えひめまる「うん、わかってる」
えひめまる「・・・いくぞ!みつくにーーーーっ!」
みつくに「・・・そのたましいごと うちくだいてあげましょう!」
初めて漢字指定!
いつの間にか燃え展開になった
えひめまる「せいっ!はあっ!」
みつくに「ふんっ!」
おぎん「みつくにさま!もうおやめください!」
えひめまる「な!?」
みつくに「さがれ、おぎん!きさまのでるまくではない!」
おぎん「・・・そのちからはきけんすぎます!こんなたたかいを
つづけても、なにもかわりはしません!よなおしなど、できはしない!
わたしはまちがっていました。やはりあなたをとめるべきだった」
みつくに「あやまることはありませんよ。まちがっていたのは"わたし"の
ほうですから。・・・あなただけは しんらいしていたのですがね。
わたしのおもいちがいだったようです」
ぐさっ!
おぎん「ぐふっ・・・」
えひめまる「あ・・・、ああ・・・」
みつくに「さて、しきりなおしになってしまいましたね」
えひめまる「き、きさま!なかまを!」
みつくに「なかま?・・・そんなものひつようないでしょう。
いまのわたしは"かみ"をも こえているのだから」
えひめまる「ふざけるんじゃない!」
みつくに「ふつうにたたかったのではおもしろくないな。
ついてこい、えひめまる・・・"たいむぶーすと"!」
ぎゅん!
あさままる「きえた!?」
さきみ「・・・ちがう、やつは"ちょうこうそく"のくうかんにはいっただけ」
えひめまる「・・・ねえさん」
さきみ「やつをとらえることができるのは、わたしたちきょうだいだけか。
・・・こちらも"たいむぶーすと"をつかう」
えひめまる「はい!」
「「"たいむぶーすと"!」」
ぎゅん!
あまみ「えひめまるたちもきえた・・・」
えひめ「ふたりともおねがい、ぶじにかえってきて・・・!」
はたら「あ、あいつら・・・、かてるはずがない。あんなばけものに」
かない「にいさん・・・」
-じかんのはざま-
みつくに「きたか!きょうだい!」
えひめまる「みつくに!」
さきみ「・・・みつくに。きさまはこのせかいの"きかく"からはずれている。
ここできさまをうたなければ!」
みつくに「まとめて あいてをしてやろう!こい!」
がががががっ!どがっ!
えひめまる「くそ・・・なんてちからだ!」
みつくに「ふ、ふふふ、はははははっ!」
えひめまる「なんだ?なにをわらってるんだ!?」
みつくに「・・・はあああああっ!」
ずががががっ!
えひめ「ぐうっ!?」
さきみ「くうっ!」
みつくに「・・・ほろびのみらいでうまれた きさまたちは、
どちらにしてもきえるさだめだ。・・・こわかろう?」
さきみ「ちっ・・・」
えひめまる「・・・こわいさ。でも!」
どごっ!
みつくに「ごほおおおっ!?」
えひめまる「たいせつなひとたちをうしなうほうが
もっとこわい。・・・だから、たたかえるさ」
さきみ「・・・えひめまる。そう!そうね!」
みつくに「ばかげている!りかいできない!!
そんなことをしても、なにも!・・・そうだ、かわりはしないのに!」
さきみ「・・・ここからさきは、わたしたちのこうどうがみらいを
けっていする"みちすう"のりょういき。いま、せかいを"おろち"の
くさりから ときはなつことができる!」
みつくに「その"かてい"も、わたしをたおせればのはなしだ!
そんなことはありえない!たおせるはずがない!」
えひめまる「・・・たおせるさ。いくよ!ねえさん!!」
さきみ「すべてのものがたりは、このときのためにあった。
いまここで"しゅうれん"させる!!」
みつくに「ふざけるんじゃないーーーーーっ!!
わたしはこのけいかくのために、すべてをなげうってきたのだ!
それをきさまらなんぞに つぶされてなるものか!!!」
どごおおおおおおっ・・・
みつくに「ぐふうううっ!?・・・ばかな!これがこたえだというのか!?」
さきみ「おわりね、みつくに。あなたもただのにんげんだったということよ」
えひめまる「そのゆがんだ"りそう"とともに ほろびるがいい!」
みつくに「ちがう!ちがう!ちがう!ちがう!
みとめないぞ!!わたしはーーーーーーーっ!!」
-つうじょうくうかん-
えひめ「あ・・・えひめまるたちが、もどってきた!?」
あさままる「まて!ようすがおかしい・・・」
みつくに「はあっ・・・、はあっ・・・。"たいむぶーすと"もげんかいか」
えひめまる「あきらめろ、みつくに。もうきさまのちからは
にんげんのげんかいをこえている」
みつくに「く、くくく!ふはははは!もうなにもかもどうでもいいわ!!
こうなったら・・・、"おろち"のちからをぜんかいにして
この"たいりく"もろとも きさまらをふきとばしてくれるわ!!
わしもしぬが、きさまらもしぬ!ぐはははははははははっ!!」
えひめまる「なにっ!?」
さきみ「そのまえにたおせばすむはなしよ!」
みつくに「できるとおもっているのか?」
さきみ「え?」
みつくには しょうへきを てんかいした!
ばちいいいっ!!
さきみ「なっ!?」
えひめまる「それは・・・、"はちべえ"のけっかいか!?」
みつくに「いや、それいじょうのものだよ!この"しょうへき"が
あるかぎり、わしをきずつけることはできない。
おとなしくまっていろ。このくにがきえてなくなるのをな!」
えひめまる「ちくしょう!ここまできて!」
あさままる「えひめまるーーーっ!"まけん"をかまえろ!!」
えひめまる「"まけん"・・・!そうか!!」
えひめ「・・そうね、すべての"まけん"のちからにかけてみましょう!」
あーさー「おおっ!やるのか!?」
なき「わたしはじゅんびできてますよっ!」
あさままる「いくぞ!きょうかされた"まけん"のちからをあわせれば!」
えひめまる「こんどこそ・・・おわらせてやるっ!」
なき「"なきのつるぎ"!」
あーさー「"かりばーん"!」
あさままる「"しん・にえとののしゃな"!」
えひめまる「"しん・わだつみのつるぎ"!」
みつくに「ぬううっ!?」
ばしゅううううううぅぅ・・・
あーさー「くっ、だめか・・・!?」
あさままる「もっとぱわーをあげるんだ!」
なき「もうやってますよおっ!」
えひめまる「ううっ!あとすこしなのに!!」
みつくに「かかかか!むだだ!むだだ!
なにもかもあきらめて らくになるがいいわっ!」
えひめまる「だれがっ!」
ごごごごごごごご・・・
はたら「あいつら・・・」
かない「にいさん、これを。あそこにころがってたわ」
はたら「これは、"あめのはばきり"・・・か」
かない「・・・」
はたら「わかっているさ。いまやるべきことは、ひとつしかない」
ONIは外
えひめまる「だ、だめだ!やつのけっかいをやぶれない!」
あさままる「よわねをはくんじゃねえ!」
なき「しかし、このままでは・・・」
あーさー「くそっ!なんとかならんのか!」
はたら「あめの・・・はばきりーーーーーっ!!」
ぎゅん!
みつくに「なんだ!?」
えひめまる「は、はたら!?どうして・・・」
はたら「ふっ・・・さいごに、はたらきたくなったのよ!」
はたらが なかまになった!
みつくに「は、はたらっ!?なぜおまえが!!」
はたら「おまえのりそうもすっかりゆがんじまったな。
ここらで らくにしてやるよ、みつくに!」
なき「・・・だいごの"まけん"!?」
あさままる「これならいけるかもしれねえ!」
あーさー「"かりばーん"のちから、すべてもっていくがいい!」
はたら「とっとときえちまいな!」
えひめまる「いっけええええぇぇーーーーーーーーーー!」
ばしゅううううううぅぅぅ!
みつくに「ばっ、ばかな!わたしのゆめが・・・!
こんなはずではっ・・・!ぐおおおおおおおおぉぉぉっ!!
わ、わたしはーーーーーーー!」
ごごごごごごごごごごごごごごご・・・
みつくにを たおした
えひめ「・・・やった?」
きほんはまる「あいつら・・・、やりやがったぜ!」
きょう「おわったのか・・・」
たまの「はー、たおしたんだ・・・」
なき「・・・はい。でもちょっとつかれました」
きょう「そうだな、すごくつかれた。ははは・・・」
みかがみ「たまきまる、つるぎまる」
たまきまる「おろちはほろびましたか」
つるぎまる「おれたちのこどもたちがやってくれた・・・」
あまてらす「ながきときをこえて、やくそくは はたされたか」
みかがみ「そうですね・・・」
まーりん「あーさーさま、ごぶじで・・・」
あーさー「うむっ!」
えひめ「あさままる・・・」
あさままる「まったく、いちじはどうなることかとおもったぜ」
きほんはまる「ようやく、へいおんな くらしにもどれるぜ」
あまみ「そのまえに"しゅうしょく"してよね?」
さいぞう「まったくだな」
きほんはまる「さいぞうのあにきもだぜ?」
さいぞう「おれは もういっしょうぶん はたらいたぜ?」
あまみ「そうでもないとおもうけど・・・」
たつみ「えひめまる、よかった・・・」
えひめまる「うん・・・」
かない「にいさん」
はたら「かない・・・」
かない「そろそろ、じかんね」
はたら「・・・だろうな」
さきみ「えひめまる」
えひめまる「・・・そうですね。みなさん!きいてください!」
えひめ「ん?」
あさままる「なんだなんだ?」
えひめまる「おれとねえさん、それに、"じたくけいびいん"のふたりは
もうすぐきえます」
たつみ「え・・・」
さきみ「このせかいは ほろびのみらいへはすすまない。
だからこそ、わたしたちはきえなくてはならない」
えひめ「そ、そんな!」
あさままる「なんだよ、それは!」
えひめ「それ・・・、"みらい"にかえるっていみよね?」
えひめまる「ちがいます。そのままのいみです」
えひめ「そんな・・・」
たつみ「そんなことがゆるされていいはずない!
せっかく、せかいをすくったのに・・・!」
あまみ「まったく・・・、じぶんたちのむりょくさに
はらがたつわね・・・」
かない「・・・さて、じかんね」
はたら「からだがうすくなってきやがった。そろそろげんかいか」
えひめまる「それじゃみんな・・・、おれたちはいくよ」
さきみ「さよなら、おかあさん。さいごにあえてよかった」
えひめ「こんなわかれかたって・・・まって!!」
ぴかっ!
えひめ「え・・・"たいむりーぷ"のひかり!?」
さきみ「えっ?」
しょうねん「ここでいいのか?」
しょうじょ「ええと、たぶん」
しょうねん「たぶんじゃ こまるだろ」
しょうじょ「おかあさんに"じかんざひょー"をきいてるから
だいじょうぶだって!」
きょう「こども・・・?」
たまの「このこたち、だれ?」
なき「さあ?」
さきみ「こんなこどもが、"たいむりーぷ"を・・・」
しょうじょ「あっ、いたっ!あなたにあいにきたのよっ」
さきみ「えっ?えっ?」
しょうねん「おい、"こくね"。あんまりしゃべるなよ」
こくね「わかってるって」
えひめまる「あの、きみたちはいったい?」
こくね「ふっふーん!よくぞきいてくれました!
わたしたちは・・・もごもごっ!?」
しょうねん「おれたちは、あなたたちをたすけにきました」
えひめまる「どういうことだ?」
こくね「あなたたちを"もとのみらい"へ おくりかえしてあげるために
みらいからはるばると やってきたの」
さきみ「そんなこと、わたしでもできないのに・・・?」
こくね「わたしの"じかんせーぎょ"をあまくみないでよね!
"へいこうせかい"すら いどうできるんだから!」
しょうねん「と、いうわけですので。あんしんしてください」
えひめまる「・・・きみたちはなにものだ?」
しょうねん「おれは、もうひとりのあなただよ」
えひめまる「えっ!?」
しょうねん「・・・あんまりじかんがないな!やるぞ!」
こくね「うんっ!」
しょうねん「"はいぱーたいむりーぷ"!」
こくね「"はいぱーたいむりーぷ"!」
ぎゅんぎゅんぎゅん・・・!
えひめ「ええと、ぶじにかえれるの?」
えひめまる「そのようですね・・・」
えひめ「・・・すこしあやしいけどね」
こくね「もっとじぶんのこどもをしんじてよねー」
えひめ「え?」
しょうねん「しーっ!」
こくね「あっ、ごめん」
あさままる「おまえたち、げんきでな!」
えひめまる「ええ」
さきみ「とうさんも」
あさままる「まあ、ぼちぼちな」
さきみ「ふふっ」
なき「あなたたちのおかげで"やまたのおろち"をほろぼすことが
できました。ありがとうございました!」
えひめまる「べつにおれたちだけのちからじゃありません。
みんなのおもいが、"みらい"へのかのうせいをきりひらいたんです」
たまの「でもさー、えひめまるさんたちの"みらい"は
ほろんだままなんだよね、きっと」
きょう「ああっ!どうしておまえはよけいなことを」
たまの「だって・・・」
えひめまる「そのへんは、うまくやってみせるさ。
このじだいのきみたちにまけないようにね」
さきみ「まーりん、あなたにもおれいをいわないとだめね」
まーりん「おきになさらずに。よいたいけんをさせてもらいましたよ」
あーさー「うーむ、すこしはきにしたほうがよいとおもうぞ」
さきみ「あなたたち、これからどうするつもりなの?」
まーりん「あまてらすさんが、てんかいにすませてくれるそうです」
あまてらす「まあ、ひとりはすこしばかり ひまなんでな」
きょう「おまえが、"さびしがりや"なだけだろうが」
あまてらす「うるさいわっ」
あまみ「それじゃあ、げんきでやりなさいね」
えひめまる「あまみも、くろうがおおそうだけどね」
きほんはまる「ん?どういういみだ?」
あまみ「にいさんたち、ちゃんと"しゅうしょく"するのよ」
さいぞう「おれはもう、いっしょうぶん はたらいたからいいけどな」
きほんはまる「すくなくとも、それはないな」
えひめまる「はは・・・」
たつみ「ほんとうに いってしまうのか?」
えひめまる「うん」
たつみ「わたし、えひめまるのことが・・・」
えひめまる「えっ?」
たつみ「ははっ・・・いや、いい!わすれてくれ!」
えひめまる「ああ・・・そうだ。"わだつみのつるぎ"を
かえしておかないと」
たつみ「それはえひめまるにあげるよ!もっていってくれ!」
えひめまる「・・・ありがとう」
えひめ「ふたりともげんきでね」
さきみ「だいじょうぶですよ。わたしもいますから」
えひめまる「ええ、なんとか"みらい"をふっこうさせてみせます」
えひめ「わたしにこどもがうまれたら、ぜったいに、あなたたちのように
そだててみせるから・・・ぐすっ、だから、だからっ!いまはさよなら!」
えひめまる「・・・はい!」
しょうねん「・・・おわかれはすんだ?」
えひめまる「うん!じゃあ、たのむよ、"えひめまる"!」
しょうねん「えっ!?きづいてたの?」
えひめまる「そりゃあね」
こくね「あっ、そうだ!さきみさん。あなたにわたしのなまえをあげる!」
さきみ「え・・・、ああ・・・そういうことなんだね。ふふっ」
こくね「そういうことだよっ」
しょうねん「じゃあ、これでおわかれだね!いくよっ!」
えひめまる「じゃあね!みんな!」
ぴかっ・・・
いなば「かれら、いってしまいましたね・・・」
あらすとーる「そうだな」
れびあたん「あたしたちもかえるとしますかー」
えひめ「・・・いくの?」
いなば「ああ」
えひめ「そっか」
れびあたん「あまてらすさま、いきますよ」
あまてらす「おお?」
あーさー「わしらもいくとしようか」
まーりん「そうですね。それではみなさんおげんきで」
あまてらす「おい、きょう!・・・またくるから」
きょう「・・・ああ、きたいしてる」
あまてらす「ははっ!じゃあな!」
ひゅん!
きょう「・・・おれたちも"きょうと"にかえるか」
たまの「でも、これからどうしようかなー」
なき「どういういみです?」
たまの「"おろち"がきえちゃったから、わたしたちの
そんざいりゆう、なくなっちゃったわけだし」
なき「まあ、たしかにそうですけど・・・」
みかがみ「そんなことはありませんよ。
あなたたちには まだまだこれからやらなくては
ならないことがたくさんあるのですから」
たまきまる「そうだな」
つるぎまる「これから さらにきたえてやるから
かくごしておいてくれよ」
きょう「えーっ?」
たまの「じゃあね、みんな!たまにはあそびにきてよね」
きほんはまる「・・・おれたちもそろそろ」
あまみ「そうね。たつみ、おくっていくわよ」
たつみ「じゃあ、おねがいする」
きほんはまる「さいぞうのあにき、いくぞ」
さいぞう「かえるのはいいが、はたらかんからな!」
あまみ「はあ・・・」
えひめ「あまみちゃん、たつみちゃん、げんきでね」
あまみ「あんたもね。なかなかわるくないたびだったわよ」
たつみ「またいつか・・・」
きほんはまる「よし!いくぞ!にんぽう"げんじつとうひ"!」
ひゅん!
あさままる「みんな、いっちまったな」
えひめ「あんたはどうするの?」
あさままる「おれか?そうだなあ、なにもやりたいことないな」
えひめ「はー、よくそんなんでいきてこれたわね」
あさままる「いやまて!いっこだけあった!」
えひめ「なに?」
あさままる「えひめ!おれと"めおと"になってくれ!」
えひめ「・・・」
あさままる「・・・」
えひめ「はい」
あさままる「え?」
えひめ「だからーーー・・・はい!」
第五部 これにて一件落着
"えんでぃんぐ"へとつづきます
ようやく規制解除だ
しかしいよいよラストか…
感極まるものがあるなw
次回作は、三種の神器の親世代編になります
―――すうねんご
あさままる「うまれたか!」
あまみ「ふたごよ。おとこのこと、おんなのこ」
たまの「ま、ふたごってのはわかってたけどねえ」
なき「なぜだ?」
たまの「そりゃあ・・・、あれ?なんでだっけ?」
あさままる「はははっ!よくやったぜ、えひめっ!」
えひめ「・・・こどものなまえ」
あさままる「えっ?」
えひめ「ずっとまえから・・・、あのひから きめてあるの」
あさままる「わかってる」
えひめ「おとこのこは、"えひめまる"、おんなのこは・・・"こくね"」
あさままる「"こくね"?」
えひめ「ときをきざむおと。このこたちには、いつか
もうひとりの じぶんじしんのはなしをしてあげたい」
あさままる「ああ・・・、そうだな。いつか、きっと・・・」
―――もうひとつのけつまつ
さきみ「もどってきたのね」
えひめまる「ええ」
はたら「まちがいないな。さてといくか・・・」
さきみ「あなたたち、どこへ?」
はたら「ふん、おまえたちにはかんけいないことだ」
かない「それじゃ、あたしたちはこれで。
・・・いちおう、れいはいっておくよ」
はたら「かない、むだぐちはいい」
かない「おっと・・・、じゃあねー!」
えひめまる「げんきでな」
はたら「きさまもな・・・」
ひゅん!
えひめまる「いってしまったな」
さきみ「そういえば、あのこどもたちは?」
えひめまる「みあたりませんね。きっとじぶんたちの"みらい"へ
かえったんでしょう」
さきみ「・・・そうね」
えひめまる「しかし、ここはほんとうに かわらないんですね。
ほろびたままなんだな・・・」
さきみ「むくわれない?」
えひめまる「いや、そんなことは」
さきみ「いいのよ。あなたにはそうおもえる けんりがあるのだからね」
えひめまる「たしかにおれのすんでるせかいが かわらなかったのは
かなしいけれど、ときをこえたおかげで えられたものも
たしかにあったんです。
いまもそれを そばにかんじていられるから、おれはいきていけます」
さきみ「うん、それでいいとおもうわ。このせかいは わたしたちのてで
これからかえていけるよ」
???「そのつるぎは、"わだつみのつるぎ"?いや、すこしちがう?」
えひめまる「えっ?」
???「ごめんなさい。そのつるぎが わたしのははがもっていたものに
にていたので。でも・・・"わだつみのつるぎ"は いま、"うおう"がもっているはずですから」
えひめまる「・・・このじだいでは"うおう"が いきているのか」
???「"うおう"をしっているのですか?あいつはながねんにわたって
わたしたち"りゅうじんぞく"を くるしめているんです。
わたしは、ははのたすけで ちじょうまでにげてこれたのですが」
えひめまる「"りゅうじんぞく"・・・。きみはだれだ?」
???「わたしは りゅうおう"たつみ"のむすめ、"りゅうか"といいます」
えひめまる「にているとおもったけど、やっぱり・・・」
りゅうか「ははをしっているのですか?」
えひめまる「とおいとおい、しりあいさ・・・。
・・・おれがちからをかします。"うおう"をたおしにいきましょう!」
終
これで一応、この物語は終わりです。
ありがとうございました!
おぉ、感慨深い…。乙でした!
挫折したけどおつかれー
<予告編>
歴史の闇に消えるしかなかった水鏡(みかがみ)の兄、
その名を鏡丸(かがみまる)といいます。
物語は、京都の八咫(やた)一族の元に牛鬼(うしおに)退治の
依頼が舞い込んだ事から始まります。
鏡丸は牛鬼との戦いの最中、その命を落としてしまいます。
青い炎を操る強力な狐妖怪、火々女(ひこめ)。
彼女は戯れで、禁忌の法を使い、鏡丸に自分の命を
分け与えます。それが全ての始まりでした。
――双鏡の章
※内容は変更される可能性があります。
乙!
楽しませてもらったわ
――かつて、はちのくびをもつ へびが
せかいをしはいしていた じだいがあった。
かみがみは にんげんに みっつのぶきをあたえた。
すべてをふせぐ かがみ。
すべてをふうじる まがたま。
すべてをなぎはらう つるぎ。
ひとびとからえらばれた さんにんのわかもの、
"くさなぎ"、"やさかに"、"やた"は、
これらのぶきをつかい へびにたたかいをいどんだ。
ひととへびの たたかいは なのか つづき、
へびはとうとう たおれた。
へびはさいごのちからで わかもののひとりにとりつき、
わかもののいちぞくをあやつり にんげんにたいして
おおきなたたかいをおこした。
のこりのふたりのわかものは くさなぎをうった。
そのいちぞくも ねだやしにした。
このたたかいは のちに くさなぎのはんらんとよばれることになる。
それから えいえんともおもえるほどの ながいながい つきひが ながれた。
ついに完結か
乙でした!
と思ったらもう新作かw
>>317から六ヶ月以上続いてんだよなあ…
-"やた"ほんけ-
ちち「・・・かがみまるはいるか?」
かがみまる「ここに」
ちち「・・・うむ」
ちち「ちかくのうみに "うしおに"がでるようになったらしい。
たいじしたいのだが、あいにくいまは みな、ではらっていてな」
かがみまる「では、おれがいきます」
ちち「すまんが たのむ。"あやかし"をめっするのが、
われわれ"やた"いちぞくの そんざいりゆうなのだから」
かがみまる「はい」
おんなのこ「おにいさま、わたしもつれていってください!」
かがみまる「"みかがみ"?だめだ、これはあそびじゃないんだぞ?」
みかがみ「みかがみも、おにいさまのちからになりたいのです!」
ちち「・・・"みかがみ"のちからは おまえをうわまわっている。
あしでまといにはなるまい」
かがみまる「はあ・・・わかりました」
みかがみ「やったあ!じゃあさっそくしゅっぱつしましょう!」
かがみまる「ええと、"にほんかい"がわか」
みかがみ「やまをこえないとだめですね」
かがみまる「そうか」
みかがみ「おにいさま、うかないかおをしています。
やはり、わたしがいては ごめいわくでしたか?」
かがみまる「そうじゃないよ。おれは、わからないのさ」
みかがみ「なにがです?」
かがみまる「いまの"やた"いちぞくのありかただよ。
にしの"やさかに"いちぞくと なぜてをとりあわないのだ?」
みかがみ「たがいにかんしょうしない。そういうふうに
むかしからなっているんです」
かがみまる「なぜ?」
みかがみ「りゆうなんて ひつようないです。うまくものごとが
まわっていれば それでいいんです」
かがみまる「そういうものか?」
みかがみ「そういうものですよ。それに"しんじつ"なんて
たいていは、つまらないものです」
かがみまる「ああ、そうかもしれない」
「だれかーーー!」
かがみまる「なんだ!?」
みかがみ「いってみましょうか!」
-めしや-
おとこ「だからー、さっきからいってるだろ。
かねは あとではらうよ!」
てんしゅ「そんなこといわれてもねえ」
かがみまる「どうかしたんですか?」
てんしゅ「ああ、このひとが くいにげしようと
してるんですよ」
みかがみ「じー・・・」
おとこ「ちがう!さいふをなくしたんだよ!ほんとだよ!」
かがみまる「あー、おれがたてかえておきますけど、
それでいいですか?」
てんしゅ「かねさえ はらってもらえれば、こっちはもんくないよ」
かがみまる「それで、おいくらです?」
てんしゅ「これぐらい」
かがみまる「えと・・・そんなにたべたんですか?」
おとこ「まあな」
>>1は結局エターナったか。
結構期待してただけに残念だ。
おとこ「いやー、たすかったぜ。おれは "くおん"という」
かがみまる「おれは"かがみまる"、そしてこっちが
いもうとの"みかがみ"です。でもだいじょうぶですか?
さいふをなくしてしまって・・・」
くおん「まあ、なんとかなるだろうよ」
ぽろっ
くおん「あっ、すまん・・・さいふもってた」
かがみまる「はは・・・、よかったですね」
くおん「とりあえず、かねをかえしておくぜ」
くおん「そうだ!いちおうきいておくけど・・・
"とわな"というおんなをしっているか?」
かがみまる「"とわな"ですか・・・きいたことないですね」
くおん「そうか。すまんな」
かがみまる「ちからになれなくてすみません」
くおん「いやいや、いいんだ。それよりも
おまえたち、これからどこかへいくつもりなのか?
ずいぶん おおにもつじゃないか」
みかがみ「これから"うしおに"を たおしにいくのです」
くおん「"うしおに"だと?なかなかおもしろそうじゃないか。
おれもてつだいたいが、ようじがあるのでな・・・」
かがみまる「そういえば、くおんさん、めずらしいかたなを
もっていますね」
くおん「・・・これは"あすら"という、"てんりゅうはちぶしゅう"のつるぎだ」
みかがみ「"てんりゅうはちぶしゅう"?」
くおん「おっと、はなしすぎたな。おれはそろそろいくぜ」
かがみまる「そうですか。おきをつけて」
くおん「おまえらもな」
みかがみ「あのおとこ、なにものでしょうか?
あのかたな、おそろしい"れいりょく"を はなっていましたが・・・」
かがみまる「わからないな」
みかがみ「・・・こんな"よりみち"を しているばあいではありませんね。
はやく、"うしおに"をたおしにいきましょう」
-かいがん-
みかがみ「ここが"うしおに"があらわれたっていう
かいがんですね」
かがみまる「さて、どうしたものやら。
おっ!ひとがいるぞ、おーい!」
おんな「・・・なんだ、おまえら」
かがみまる「"うしおに"をたおしにきたんだが、やつの
すみかをしらないか?」
おんな「ははっ、にんげんごときが?」
みかがみ「なんですかあなた。・・・その"しっぽ"と"みみ"。
あなた、"きつね"ですね!?」
おんな「わたしは"ひこめ"、"あおいほのお"の"ひこめ"」
みかがみ「"きつね"のようかいが なぜひとざとにいる!?」
ひこめ「"うしおに"をたおし、その"ようりょく"を いただくためよ」
かがみまる「・・・もくてきはおなじか。いっしょにいこう」
ひこめ「なんのじょうだんかしら?」
みかがみ「おにいさま!?こいつは"ようかい"ですよ!」
かがみまる「だが、わるいやつではなさそうだ。はなしはつうじている」
ひこめ「・・・わたしはひとりでいく。ついてくるんじゃない」
たったったっ・・・
みかがみ「いってしまいましたね」
かがみまる「あいつについていけば"うしおに"にあえるだろう。
おいかけるぞ、みかがみ!」
みかがみ「ええ・・・」
たったったっ・・・
-うしおにのどうくつ-
うしおに「・・・きさまは」
ひこめ「"あおいほのお"の"ひこめ"。
おまえのようりょくを いただきにきた」
うしおに「ほほう!おまえがあの"ひこめ"か。
・・・なかなかいい"ようりょく"をもっているな。
どれだけの"ようかい"をてにかけてきたのだ?」
ひこめ「これからしぬ おまえにはかんけいないこと」
うしおに「まあ、まて。おまえ、なかなか かわいいではないか。
ころすのはおしい。わしのつまにならんか?」
ひこめ「・・・"ろりこんやろう"はおことわりだ」
うしおに「ふふふ、ぜつぼうにゆがむきさまのかおが
みたくなった。やはり・・・ここでしね!」
ひこめ「もやしつくしてやる!"あおのほむら"っ!!」
ごおおおお!
ひこめ「・・・やったか?」
うしおに「ふははははははあっ!」
ずがががががっ!
ひこめ「きゃああああっ!?」
うしおに「このていどか、つまらんな」
ひこめ「・・・くそ!こいつ!はなせ!」
うしおに「じわじわとなぶりごろしにしてくれるわ。
いいこえでないてくれよ。ぐははははっ!」
ひこめ「くうう・・・」
???「"らくすいは"」
どごおっ!
ひこめ「!?」
うしおに「ぐおおおおおっ!?なにものだ!」
みかがみ「とりあえず、いっぱつ くらませましたね!」
かがみまる「ああ、だがぜんぜんきいていない」
ひこめ「おまえら、くるなといったのに!」
かがみまる「ぶじか?」
ひこめ「・・・う、うん。って、そうじゃなくて!」
みかがみ「あいつ、どうやってたおすんですか!」
かがみまる「おれたちのちからでは かてない。にげるぞ!」
ひこめ「なっ!?にがしてくれるわけない!」
うしおに「そうとも・・・!にがすわけなかろう!!
・・・そっちの"にんげんのおんな"もなかなかかわいいな。
そのおとこをかたづけたあとで、あそんでやろう」
みかがみ「ひえっ!なんなんですか、あいつはー!」
かがみまる「おまえら、でぐちにむかってはしれ!
ここはおれがくいとめる」
うしおに「きさまが?・・・じかんかせぎにもならんわ!しね!!!」
ざくっ!
かがみまる「ぐはっ!?」
みかがみ「おにいさまーーーーー!」
うしおに「ふははははははは!」
かがみまる「が、がはっ・・・!」
みかがみ「ちが、こんなに・・・」
ひこめ「・・・ばかなやつ。でてこなければやられなかったのに!
きずがふかすぎる。そいつはもうたすからない」
みかがみ「そんな・・・!」
ひこめ「・・・おい、にんげん」
かがみまる「・・・」
ひこめ「おまえひとりしんでるばあいじゃない。
・・・このままだとぜんいんしぬ。
だから、すこしばかり"かけ"をしようか」
ぴかっ!
かがみまる「え・・・あれ?おれは・・・」
ひこめ「わたしのいのちをきょうゆうさせてやった」
かがみまる「"きょうゆう"って・・・」
ひこめ「おまえのいのちはわたしのものってこと。
どうじに、わたしのいのちはおまえのものだ。
どちらかがしねば、もういっぽうもしぬ」
かがみまる「ど、どうして、そんなことを」
ひこめ「このばをきりぬけるには、しかたないこと。
じかんがない。せつめいはあとまわし!」
うしおに「・・・くだらん"きつね"のじゅつか。
ざこがいきかえったところで、なにひとつじょうきょうはかわらんぞ」
ひこめ「さて、どうかな・・・。まだきりふだはとってあるんだ!
おいにんげん!"てんしん"するぞ!」
かがみまる「て、てんしんって、ようかいのあれか!?
おれはにんげんだぞ?」
ひこめ「だからふたりでやる。・・・じっとして!わたしのちからをかす!」
かがみまる「うわああああああ・・・」
ぴかっ!
まばゆいひかりのなかから "おに"がしゅつげんした!
うしおに「な、なんだと。にんげんとようかいがひとつになった!?」
かがみまる「なんだ・・・このすがたは」
ひこめ『なまえのこと?・・・"そうえんどうじ(双焔童子)"、でいかが?』
かがみまる「うわっ!あたまのなかでこえが・・・え?」
ひこめ『"そうえんどうじ"、わるくないとおもったのに・・・』
かがみまる「そういういみじゃない!どうなってるんだよ、これ!」
ひこめ『おまえにわたしが"しんくろ"しているんだ』
かがみまる「つまり、どういうことだ?」
ひこめ「おまえ、あたまわるすぎ。・・・"がったい"してるってこと」
かがみまる「ちょっとまて!これでたたかえってのか!?」
ひこめ「わたしが、"さぽーと"してやるからへいき」
かがみまる「じょうだんじゃないぞ・・・、こんなじょうたいで!」
うしおに「ふざけたわざをつかって!いっきにけしさってくれるわ!」
ひこめ『おしゃべり、やめ!・・・くる!』
かがみまる「くそおっ!やるしかないかあっ!」
うしおにが おそいかかってきた!
合体転身とは新しい
ゲームシステムに組み込んだら良さそうだな
うしおに「ひねりつぶしてくれる!」
かがみまる「・・・ぶきは!」
ひこめ『そんなものない。"ほのお"をつかえ!』
かがみまる「ええええ?こうかっ!?」
どごおっ!
うしおに「ぐおおおおおっ!?」
かがみまる「やった!」
ひこめ『・・・"かえんだん"』
かがみまる「そういうわざなのか?」
ひこめ『いまつけた』
かがみまる「・・・」
ひこめ『もしかして、きにいらないか?』
かがみまる「いや、いいんじゃないか」
ひこめ『そうかっ!』
うしおに「きさまあああああ!」
ひこめ『・・・にんげん、おまえがはなっているのは
"あかいほのお"だ。ちからをつかいこなせていないな?』
かがみまる「そんなこといってもなあ」
ひこめ『やつのふところにとびこんだうえで、ほのおをはなて。
それならば、たしょういりょくがひくくても ちめいしょうを
あたえることができる!』
かがみまる「かるくいってくれる」
ひこめ「やらなければ、しぬだけだ。やれ」
かがみまる「わかったよ」
うしおに「わざわざとびこんできたか!しねい!」
かがみまる「うおおおおおお!」
ひゅん!
うしおに「はやい!?」
ひこめ『いまだ、はなてっ!』
かがみまる「はああああっ!"かえんしょう"!!」
どごおおおおっ!
うしおに「ぎゃあああああああっ!!
わ、わしがこんな"ざこ"どもに・・・、ぐふっ!」
うしおにを たおした
かがみまる「や、やった」
ひこめ『・・・"かえんしょう"か』
かがみまる「おまえのがうつってしまった。
だが、なかなか、いいなまえだろ?」
ひこめ『いまいち』
かがみまる「・・・ああ、そうかい」
みかがみ「おにいさま・・・、でいいんですよね?」
かがみまる「ああ」
みかがみ「ええと、もとにもどれるのですか?」
かがみまる「あのう、きつねさん?」
ひこめ『なんだ』
かがみまる「どうやってもどるんだ」
ひこめ『ちょっと、まってろ・・・』
ぴかっ!
ひこめ「・・・これでいいか?」
かがみまる「もどった・・・」
みかがみ「なんかよくわかりませんが、
"うしおに"をたおすことができましたね!」
かがみまる「そうだな」
みかがみ「じゃあ"きょうと"にもどりましょうか」
ひこめ「おい、にんげん!」
かがみまる「ん?」
ひこめ「おまえのいのちはわたしのものだと
いうことをわすれてるんじゃないだろうな?」
みかがみ「え」
かがみまる「そうだったな。じゃあかえすよ」
ひこめ「そんなことをしたらおまえがしぬぞ?」
かがみまる「ああ、それはこまるなあ」
ひこめ「・・・かえせなんていわない。だがなっ!
わたしのしらないところで おまえにきけんがせまるのは
こまるんだ。だからおまえについていくことにする!」
かがみまる「あ?ああ・・・べつにいいけど」
みかがみ「おにいさま!?こっ、こいつはようかいですよ!」
かがみまる「しかたないだろう。おれもしぬのはいやだからなあ。
それにこいつのけがの てあてもしなきゃならんだろう?」
みかがみ「ああ・・・あとでおとうさまになんていうんですか」
かがみまる「かえりみちでかんがえればいい」
みかがみ「そんないきあたりばったりな」
ひこめ「じゃあ、さっそくいくぞーー!」
今回の主人公とヒロイン、最初から死亡フラグが立ってるな
後の時代にいないし・・・
754 :
人物紹介:2010/03/18(木) 22:51:41 ID:SvF5fkat
・かがみまる
→八咫一族の少年。"ひこめ"と融合することで
"双焔童子"へと転身する。
・みかがみ
→八咫一族の少女。かがみまるの妹。
・ひこめ
→妖狐。青い炎の火々女。多くの妖怪を狩り、その妖力を奪っているが
その目的は未だ明かされていない。技の名前を付けるのが好きらしい。
・くおん
→天竜八部衆の剣の一つ、"あすら"を所有する謎の青年。
"とわな"という女を探しているらしい。
・うしおに
→牛鬼。海辺の洞窟に住んでいた強力な妖怪。
"かがみまる"と"ひこめ"の前に敗れる。
で、続きを
とうとう燃え尽きてしまったか…?
とはいえ一本終わらせてんだから凄い
旧作キャラで出てきそうなのは黄門様一味ぐらいか
他のキャラはまだ生まれてなさそうだし・・・
-きょうと-
かがみまる「ようやくもどってきた・・・」
ひこめ「・・・ちのにおいだ」
みかがみ「おにいさま、まちがもえています!」
かがみまる「あれは"やた"のやしきのほうがくだぞ!」
みかがみ「いそぎましょう!」
-やたほんけ-
ちち「う・・・、みかがみか?もうめがみえん・・・」
みかがみ「おとうさま!わたしはここにいます!」
ちち「とつぜん、ようかいのたいぐんがおしよせてきてな・・・。
あれはもしかして・・・いや、そんなことはどうでもよい。かがみまるはいるか」
かがみまる「ちちうえ・・・!」
ちち「・・・よくきけ、かがみまる。おまえにこれをわたしておく」
"ふるびたかがみ"をてにいれた!
かがみまる「これは?」
ちち「わがやにだいだい つたわってきたものだ。
かつて"へび"をうちたおしたじんぎのひとつだといわれているが・・・、
いまとなっては いみのないはなしだ。
おまえにこれをわたすいみがわかるな?」
かがみまる「ええ・・・」
みかがみ「おとうさま!?」
かがみまる「ひこめ、おまえのちからでなんとかならないのか?」
ひこめ「・・・むり。"きょうゆうじゅつ"は、いちどしかつかえない」
かがみまる「そうか・・・」
ちち「みかがみ、おまえのせんざいのうりょくは わたしをもしのぐ・・・。
だが、おまえはやさしいこだ。・・・きっとそのちからをふるいたくはないだろうが、
あにをまもってやってくれ」
みかがみ「うっ、うっ・・・、はいっ!わかりました!」
ちち「・・・"やさかに"をたずねるがいい。
きっとちからになってくれる・・・はず」
がくっ
みかがみ「と、とうさまー!」
かがみまる「くっ!」
ひこめ「・・・いっぴきいるな。でてこい」
おんな「わたしにきづくとは。なかなか"はな"がきくな」
ひこめ「なにものだ」
おんな「"あすら"と"でぃーば"のきょうめいをたよりに
ここまできたが・・・、ひとあしおそかったようだな」
ひこめ「わたしのしつもんにこたえろ!」
おんな「・・・"とわな"。これでいい?」
かがみまる「あなたは、"くおん"さんのさがしていたひと?」
とわな「やつをしっているのか?ならば、はなしははやいな。
これはやつのしわざだろう」
みかがみ「え・・・!?」
とわな「まあいい。わたしはやつをおうことにする」
ひこめ「まて!」
とわな「ざんねんね、きつねさん。なんどもおねがいを
きくほど わたしはひまじゃないの」
ひこめ「ちいっ!」
ひゅん!
かがみまる「きえた・・・」
ひこめ「これからどうするんだ?」
かがみまる「ちちのいうとおり、"やさかに"をたよることにしよう。
おなじ"たいまし"のかけいだ。ちからになってくれるはず」
ひこめ「あのおんなをおう、というせんたくしもある」
かがみまる「なんのてがかりもなしには うごけない。
"やさかに"のちからをかりたほうがいい」
みかがみ「かれらが、わたしたちをうけいれてくれますかね?」
ひこめ「ん?どういういみだ?」
みかがみ「"やた"、"やさかに"にはこうりゅうがないはずです。
わたしたちはかれらのことを よくしらない。かれらだってそうでしょう」
かがみまる「だが、ほかにあてはない」
ひこめ「ま、なんでもいいさ」
かがみまる「ひこめ、みみとしっぽはかくしておけよ」
ひこめ「なぜだ」
かがみまる「おまえがようかいだとしられるとめんどうだ」
ひこめ「・・・ああ」
久しぶりに来たら続いてたw
ちょっと尊敬する
-やさかにのやしき-
くおん「なかなかやるじゃねえか」
おとこ「たったひとりで、"たいまさんけ"をおそうとはいのちしらずにも ほどがある」
くおん「ふん!"やた"のじじいをたおすさいに せんりょくのたいはんをうしなっちまったが
てめえみたいなわかぞうは、おれひとりでも じゅうぶんだ」
おとこ「・・・なぜおれたちをねらう!?」
くおん「おまえがしるひつようはないし、おれもはなすつもりはないな」
おとこ「なら、ちからづくできくことにしよう」
くおん「はああっ!"あすら"あっ!」
おとこ「ち・・・、そのつるぎは」
くおん「ふっ!」
おとこ「く・・・!」
「らくすいは!」
どおん!
おとこ「なに?」
くおん「だれだっ!?」
みかがみ「ようやく"やさかに"のやしきまできてみれば、
ずいぶんめんどうなことになっていますね」
ひこめ「まったくだ。すこしはきゅうけいさせてほしいよ」
かがみまる「くおんさんか!」
くおん「おまえはあのときの・・・。かがみまるとかいったか?」
かがみまる「あなたが"やた"をおそったんですか!?」
くおん「・・・おまえ、なにものだ」
かがみまる「"やた"とうしゅ、"かがみまる"・・・!」
くおん「なんだと!?」
おとこ「きみが・・・"やた"?」
かがみまる「あなたが"やさかに"の・・・」
たまきまる「おれは"たまきまる"。"やさかに"とうしゅだ」
くおん「ふ・・・、すこししごとがふえちまったようだな。
わるいがふたりともしんでもらうぜ!」
かがみまる「どうして・・・」
くおん「それが"つくよみ"さまのいしよ!」
たまきまる「はなしあいでは かいけつしそうにないな。
やつをたおすためのちからをかしてもらいたい」
かがみまる「え、ええ。いこう、ひこめ!」
ひこめ「ふふーん!まかせておけっ!」
「「てんしん!!」」
なんとなくWikiってみたら、どうやら狐火は一説では尻尾をマッチの様に擦り合わせて出すらしい。
すなわち、魔法は尻から出(ry
冗談はおいといて作者さん的には、ひこめの尻尾は何本なんだろう?
九尾とかは初代隠忍と戦ったあの人が連想されて、かがみん達がビビるから無いかもしれないけど……。
くおん「"おに"か?・・・いや、すこしちがう」
たまきまる「そのすがたは・・・?」
かがみまる「せつめいはあとでします。いまは!」
たまきまる「・・・ああ!」
かがみまる「いくぞ、ひこめ!」
ひこめ『うん!あのつるぎにきをつける』
くおん「はっ・・・なんでもいいぜ!たたききるのみ!」
かがみまる「おれにあわせてください!」
たまきまる「わかった!」
かがみまる「"かえんだん"!」
たまきまる「"れっぷうは"!!」
どごぉっ!
みかがみ「やった?」
たまきまる「・・・いや!」
くおん「よええ!よわすぎるぜ!」
かがみまる「くそおっ」
くおん「いいものをみせてやるよ!
"あすら"・・・"ばくれつは"!!」
ひこめ『・・・まずい!きょりをとれ!』
かがみまる「まにあわない!みかがみーっ!」
みかがみ「"けっかい"てんかい!」
どががががっ!
みかがみ「はあっ、はあっ・・・」
たまきまる「だいちがふきとんだ。なんてわざだ・・・」
かがみまる「ぶじか、ひこめ」
ひこめ「ああ、だが"てんしん"がとけてしまった」
くおん「しのいだか。だがな、"にどめ"はねえっ!」
???「・・・そこまでだ」
くおん「ふん、"とわな"か」
かがみまる「とわなさん!?」
とわな「さがっていろ、おまえたちはじゃまだ」
とわな「"あすら"をかえしてもらおうか」
くおん「はいそうですかと わたすとおもっているのか。
そうじゃねえだろうよ」
とわな「そうだな、だからわたしも おまえをとめるだけの
"ちから"をてにいれたよ。この"でぃーば"をな」
くおん「そういうことかい。なら てかげんはひつようねえな!」
とわな「しとめる!」
くおん「"あすら"・・・"ばくれつは"ーーっ!」
とわな「"でぃーば"・・・"てんしょうは"!」
どががががっ・・・ぎゅうううぅん!
くおん「"じげん"のあながひらいた?」
とわな「"はちぶけん"どうしのちからがぶつかったせいか!」
ひこめ「なんだ、あの"あな"は!」
たまきまる「す、すいこまれるぞ!?」
みかがみ「にいさまー!」
かがみまる「う、うわああああああ・・・」
-???-
たまきまる「・・・つぅ」
かがみまる「だいじょうぶですか、たまきまるさん」
たまきまる「ああ、もんだいはない」
おんな「そいつはめをさましたかい?」
かがみまる「はい、ありがとうございます」
おんな「いいっていいって。けどびっくりしたよ。
そらに"おおあな"があいて、ふたりがふってきたんだからさ」
たまきまる「・・・いろいろあってね。ん?ふたり?」
かがみまる「つれとは はぐれてしまったみたいです」
たまきまる「ぶじだといいんだがな。ところでここはどこだ?」
おんな「"やまがた"のちいさなむらだよ」
たまきまる「そんなところまでとばされちまったのか!?」
かがみまる「らしいです」
たまきまる「そうか・・・しかしさむいな」
おんな「ああ、もう"はる"だってのに"ふゆ"がおわらないのさ。
このむらのちかくのやまに"ゆきおんな"がすんでいるんだけどね。
そいつがわるさをしているんじゃないかってはなしさ。
こんや、むらのおとこたちがたいじにむかうそうだけど、うまくいくかねえ」
たまきまる「ふっ・・・これは おれたちのでばんかな」
かがみまる「はい?」
たまきまる「びしっと!"ゆきおんな"をたいじしようか!」
かがみまる「なんでそうなるんですか」
たまきまる「そら、ひつぜんだろう。おれたちは"たいまし"だぜ?」
かがみまる「ふう・・・わかりましたよ。やりましょう」
たまきまる「きまりだな。おれたちもそのやまにむかうぞ!」
-こごえるやま-
びゅーびゅーびゅー
たまきまる「・・・さむい、きゅうけいしないか」
かがみまる「まだはんぶんも のぼっていませんよ?」
たまきまる「いやいや、"ゆきおんな"がすみついている
さんちょうまでけっこうあるだろ」
かがみまる「でも・・・」
たまきまる「さむいものはさむい!このへんに
"きゅうけいごや"とかないのか?」
かがみまる「あるかもしれませんが、このふぶきじゃなにもみえませんって」
たまきまる「あー・・・しっぱいだな」
かがみまる「えっ!?」
たまきまる「もうすこしやすんでからくれば よかったよな」
かがみまる「そんなこといわれてもね」
おんな「・・・あなたたちは。なんでにんげんがこんなところに」
たまきまる「あっ、こんなところにひとが・・・。
すまない、さむさをしのげるばしょをしらないか?」
おんな「・・・え」
かがみまる「・・・え」
たまきまる「どうしたふたりとも?」
かがみまる「おかしいでしょ?」
たまきまる「なにがだよっ!?」
かがみまる「どうみても"ゆきおんな"でしょうに!?ねえ、そうでしょう?」
おんな「・・・う、うん」
たまきまる「あ、あー!きづいてたさ」
かがみまる「はぁ・・・だいじょうぶか、このひと」
-さんちゅうのきゅうけいじょ-
たまきまる「ふー、これでふぶきはしのげる。それで、ゆきおんな」
おんな「わたし、"りっか(六花)のせつな"ってなまえがある」
かがみまる「せつな。このふぶきをおこしているのはおまえか?」
せつな「わるいとはおもってるけど、しかたないんだ」
たまきまる「おいっ」
かがみまる「えっ?」
たまきまる「なにふつうに かいわしているんだ。はやくたいじしろ」
せつな「おまえたちはわたしを たいじしにきたのか?」
たまきまる「そうだ」
せつな「うむー・・・どうしようかな」
かがみまる「なにかじじょうがあるのか?」
せつな「あのっ、その・・・たすけてほしいんだっ!」
たまきまる「たすける?」
せつな「さんちょうに やっかいなやつがすみついてしまってな。
そいつにわたしの"ゆきのころも"をうばわれたから、しかたなくふぶきをおこしているんだ。
あのころもがないと、わたしは・・・」
たまきまる「あつさによわくなって、とけちゃうとか?」
せつな「いやちがう。しにはしないが あせがとまらなくなる」
たまきまる「ふざけんなっ」
せつな「しかつもんだいだっ」
かがみまる「・・・えと」
せつな「そうだちょうどいい。おまえたちときょうりょくして、
ころもをとりもどすことにしよう」
たまきまる「だれもてつだうとは いってな・・・」
かがみまる「まあまあ、てつだってあげましょうよ」
たまきまる「ったく、しかたないな」
せつな「よろしくっ」
せつなが なかまになった!
-さんちょう-
かがみまる「ひーっ・・・やっとさんちょうですね」
たまきまる「むらのひとたちは、まだついてないみたいだな」
せつな「あっ!あいつだ!」
おんな「あらあら?あなたは・・・だれだったかしら?」
かがみまる「おまえがせつなのころもをうばったようかいか!」
おんな「・・・わたしはようかいではないわよ。"てんじょうびと"の"てんざん"ともうします」
かがみまる「"てんじょうびと"って・・・」
てんざん「ふふっ、むちねぼうや。しょせんは"ちのたみ"ね」
たまきまる「いいから、おまえのきてるころもをかえせっての」
せつな「そうだ、かえせ」
てんざん「これ、きにいってるのよ。ちょっとかえせないわね」
たまきまる「ならじつりょくこうしだっ!"れっぷうは"ーっ!」
てんざん「おそいわね」
ひゅん!
たまきまる「ぐはっ!?」
てんざん「ほらほら、そのていどなの?」
かがみまる「たまきまるさん!」
てんざん「だいたい、まるごしでむかってくるなんて、すこしあまいわ」
たまきまる「・・・ふん!どこをみていたんだよっ!」
ひゅっ!ひゅっ!
てんざん「これは、"てつのいと"?・・・じゅつはおとりで、はじめからこれをねらって!?」
たまきまる「ふんっ!」
てんざん「ぎゃあっ!?からだがうごか・・・!」
たまきまる「これぞ、"やさかに"の"そうしじゅつ"」
てんざん「"やさかに"ですって?(・・・くおんちゃん、しとめそこねたわね)」
たまきまる「おまえらっ!ぷっぱなせっ!」
せつな「"ひょうが"!!」
かがみまる「"らくすいは"!」
てんざん「う、うわああああああっ!!」
どごおおぉっ!
せつな「・・・ちょくげき」
てんざん「はあっはあっ・・・、このくずども、ぜんいんしまつして さしあげますわ!!」
たまきまる「まだうごく!?」
てんざん「ふんっ!このつるぎの"けっかい"がなければ あぶないところでした」
たまきまる「そのつるぎはまさか!」
てんざん「"やくしゃ"・・・"はちぶしゅう"である"やしゃしゅう"のつるぎですわ」
てんざん「わたしのしんのちからをみせてさしげますわ!」
たまきまる「おいおい、またあの ばけものじみたつるぎか!?」
てんざん「・・・ぐっ」
かがみまる「ん?」
てんざん「ふふ、よそういじょうに くらわせてくれましたね・・・。
ここでやるべきこともおわったことですし、こんかいはたいさんすることにしますわ」
せつな「おい、にげるまえに わたしのころもをかえせ」
てんざん「ええ、ええ、いいですとも。さっきのこうげきで
よごれてしまったし、こんなもの もういらないわ」ひゅっ!
かがみまる「よかったな」
せつな「うん・・・。これでもう"ふぶき"をおこすのはやめるよ」
てんざん「では、みのがしていただくということで」
かがみまる「まて、"はちぶしゅう"とはなんだ」
てんざん「いずれまた、あいまみえるときが くるでしょう。
そのときは・・・ようしゃいたしません!」
ひゅん!
たまきまる「にげた。いや、たすかったというべきだな。
あいつ、まだちからをかくしていた」
かがみまる「じゃあ、おれたちもかえりましょうか」
むらびと1「ようやく、さんちょうだ」
むらびと2「さーて、ゆきおんなをたいじしてやるぜ」
むらびと3「いやいや、それはおらのやくめだ・・・っておい、おめえら。あれをみてみろ」
むらびと1「あれは、むらにやってきた たびびとさんたちでねえか。さきに ついてたのか」
むらびと2「まて、そのとなりにいるのは・・・」
かがみまる「みなさん、おそかったですね。このけんはかたづきましたよ」
むらびと1「おいおい!あんたたち、"ゆきおんな"のなかまだったのか?」
むらびと2「・・・あんたたち"ぐる"だったってわけだな」
たまきまる「それは、ごかいだ」
むらびと3「だったら!そのゆきおんなをこっちにさしだせっ!」
たまきまる「おい、どうするんだ。せつめいしてわかってもらえる"ふんいき"じゃねえぞ。でもなあ・・・」
かがみまる「・・・それはできません。こいつは、おれたちのなかまですから」
せつな「かがみまる?」
たまきまる「はあ・・・まあ、そうなるんだろうな」
むらびと1「ほれ、みたことか!」
むらびと2「せめてものなさけだ。とっとときえてくれ」
せつな「そんないいかたってないだろう!」
かがみまる「せつな。いいんだ」
せつな「でもっ・・・」
かがみまる「いきましょう、たまきまるさん、せつな」
たまきまる「じゃあ・・・やまをおりるか」
せつな「うん」
かがみまる「これからどうするつもりだ?」
せつな「んー、どうしようかな」
たまきまる「ほっとけって。そいつのせいで、おれたちまで"あくにん"あつかいだ。
ほんとうは たんまり"おれい"がもらえるはずだったのにっ」
せつな「わたしだって"あくにん"じゃないのに やまをおいだされた」
たまきまる「ふう、それは"じごうじとく"だろ?」
せつな「なにをー!」
かがみまる「・・・"みかがみ"たちをさがしたいけど、どこにいきましょうか」
たまきまる「"えど"にいこう。あそこならぜんこくのじょうほうが あつまってくるからな。
それにもしかしたら あえるかもしれない」
かがみまる「そうですね。せつな、おれたちはそろそろいくよ」
せつな「そう・・・きをつけてね」
かがみまる「ああ、じゃあね」
たまきまる「たっしゃでな」
せつな「おい・・・ちがうだろ」
かがみまる「???」
たまきまる「"ぐっばい"・・・これでいいか」
せつな「ちがう」
かがみまる「"しーゆーあげいん"・・・これでいい?」
せつな「ちがう。だいたい、なんで"はくらいご"なんだ」
たまきまる「これだから、ようかいはよくわからんな」
せつな「なんてやつらだ。おんなのこをひとり、おきざりにしていくつもりなのか」
かがみまる「・・・いっしょにいこうか、せつな」
せつな「うんっ!それがせいかいだ!」
―――いっぽうそのころ
みかがみ「ねえ、ひこめちゃん」
ひこめ「・・・」
みかがみ「ひこめちゃん?」
ひこめ「"ちゃん"はやめてくれ。わたしのほうが ずっととしうえだ」
みかがみ「でも、わたしより"せ"はひくいです」
ひこめ「このばあい、"せ"のたかさは かんけいないだろっ」
みかがみ「それもそうですねえ。でも、よびやすいのでけいぞくしますけど」
ひこめ「もうかってにしてくれ」
みかがみ「・・・にいさまたちと はぐれてしまいましたね」
ひこめ「わたしがいきているのだから、すくなくとも かがみまるはぶじだろう」
みかがみ「ああ、そうでしたね。でも、"きょうゆうじゅつ"なんてふべんですね。
そろそろもとにもどったほうが・・・」
ひこめ「それはむり。すくなくともわたしには」
みかがみ「ええっ、そうなんですか?」
ひこめ「"はちび(八尾)"であるわたしのははなら、じゅつのかいじょもかのうだろうが
いまはどこにいるのかわからない」
みかがみ「うーん、ひこめちゃんはまだ"ごび(五尾)"ですもんね。
きつねは、そのようりょくにおうじて、しっぽのかずがふえますからまだまだですね」
ひこめ「うるさいな。はやくかがみまるたちをさがそうよ」
みかがみ「ここは"しこく"ちほうみたいですけど、どうします?」
ひこめ「あいつらがどこにとばされたのかわからないからなあ。
いったん"きょうと"にもどるとしよう」
みかがみ「じゃあ、ふねがひつようですね」
親世代の方が敵が強大だなw
あと、今日から一週間ほど引越し等で
回線つながらないのであまりレスはできないです。
修正パッチ等はひどいバグじゃない限りださないかも・・・
(途中放置期間あったのでシステムの作りを正確に覚えてない)
いただきました
戦闘はドラクエ風なんですね
太角から神社の前に落ちて来た話を聞いた後
御琴が話しているところでフリーズした
>>778 俺もそれなった
何も反応がなくなって動かなくなった
780 :
775:2010/05/18(火) 18:23:01 ID:K8ZLycj+
ようやくネット環境が復帰しました。
早速不具合があって申し訳ない。
修正パッチを作成したので
以下から落としてゲームフォルダの同名ファイルに上書きして下さい。
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/114015 DLパスはoni
あと、戦闘がDQ風なのはツクール2000の仕様です。
さすがに自作戦闘は面倒なので作りませんでしたが
いちおうデフォ戦でできる限りいろんなシステムを入れてみました。
>>780 ありがとうございます
動くようになりました
しょうねん「おねえさんたち、ふねをさがしてるのかい?」
ひこめ「・・・まあな。こころあたりがあるならおしえてくれ」
しょうねん「ぼくがもってるよ。みなとまでついてくるといい」
ひこめ「じょうだんだろ?」
しょうねん「ついてくればわかるよ」
みかがみ「・・・どうします?」
ひこめ「とりあえずいってみようか」
-みなと-
みかがみ「で、どれですか?」
しょうねん「これがぼくのふねだ」
ひこめ「・・・ちいさいな」
しょうねん「みためではんだんしないでほしいな。このふねは"じこはんだん"
できる"こんぴゅーた"をつんであるから、じどうですすむんだぜ」
ひこめ「じどうで?まじないかなにかか?」
しょうねん「いいや、"かがく"さ」
しょうねん「・・・ぼくは"ひめや"。この"こんぴゅーた"をつくったのはぼくだ」
みかがみ「さっきからいってる"こんぴゅーた"ってなんです?」
ひめや「これだから むのうとはなすのはつかれるんだよね。
こいつは、にんげんのかわりに いろんなけいさんをしてくれるんだよ」
ひこめ「よくわからない。それがなんのやくにたつんだ?」
ひめや「・・・たぶん、さいしょはせんそうのどうぐにつかわれるんだろうね」
みかがみ「え?」
ひめや「ああいい、わすれてくれ」
ひこめ「で、このふねをかしてくれるのか?」
ひめや「ぼくは"とかい"にいってみたいんだよ。でも、どうちゅうはきけんだときく。
・・・そんなときにきみたちがあらわれた」
みかがみ「つまり、ついてくるわけですか」
ひめや「ああ、そんなとこ」
ひこめ「まあ、いいじゃないか。わたしたちではこのふねはあつかえないし」
みかがみ「ええそうですね」
ひめや「じゃあ、すこしのあいだだけどよろしくたのむよ。
さあさあ、のったのった!"れびあたん"しゅっこうするよ!」
ひこめ「"れびあたん"?」
ひめや「いってなかったっけ?このふねのなまえさ。おおむかしにいたといわれる
うみのかいぶつに ちなんでつけたんだ。なかなかいかしてるだろ?」
ひこめ「そいつは・・・かっこいいな!」
ひめや「だよねっ!」
みかがみ「・・・うう、よくわかりません」
同人とはいえよく出来てるな
そういえばONIシリーズは全部エンカウント率高かったよな
この同人もエンカウント率高すぎるw
785 :
775:2010/05/20(木) 21:33:07 ID:Su8hizCL
ちゃんと動くようになったようで安心しました。
それでも、いちおうセーブはこまめにお願いします。
エンカウント率の高さはMAPの狭さゆえの処置です。
デフォのエンカ率だとろくに敵に遭遇しないまま
最深部までたどりつきかねないので・・・
-せとないかい-
ひこめ「うう、きもちわるい」
みかがみ「ふなよいですか?」
ひこめ「うっぷ」
ひめや「まったく、だらしないなあ」
ごごごごご・・・
ひめや「な、なんだ?」
ひこめ「うずしおだ!」
ひめや「だめだ!かじがきかない!」
みかがみ「きゃーーーー!!」
-???-
ひこめ「・・・こ、ここはどこ?」
みかがみ「うみのなかみたいですね。くうきがありますけど」
ひめや「"ひかがくてき"だ!ぼくはみとめないぞ」
ひこめ「・・・あそこにしろがあるな。いってみようか」
-りゅうぐう-
りゅうぞくのおとこ「きみたち、ちじょうのひと?どうやってここまできたんだい」
みかがみ「ちょっと、うずしおにまきこまれて。ふねもこわれてしまったんです」
りゅうぞくのおとこ「それなら、"りゅうおう"さまにそうだんするといい。
だれにでもおあいになってくれるはずさ」
みかがみ「ありがとうございますっ」
ひこめ「"りゅうおう"?いってみるしかないか」
-りゅうぐうじょう-
りゅうぞくのおとこ「わたしは"りゅうれん"。うみを"とうち"する
"りゅうおうのくらい"にあるものだ。おまえたちがちじょうから
やってきたという にんげんたちか?」
みかがみ「ええ、そうです」
ひめや「りゅうおう・・・では、"なーが"をもっているのかい?」
りゅうれん「"なーが"・・・、ああ、たしかにもっているぞ」
みかがみ「・・・"なーが"?」
ひめや「"はちぶけん"のひとつさ。そのくらいしっていてとうぜんだよ」
ひこめ「・・・あいつらとおなじものか。"はちぶけん"とはなんなんだ」
りゅうれん「"そうせい"のじだいのしろものだ。ほんらいは"みはしらのかみ"を
しゅごするための、はちのつるぎであり、それをふるうものが だいだい"はちぶしゅう"とよばれる。
とはいっても、これはいいつたえにすぎん。どこまでがしんじつか、もはや しるよしもない。
つるぎとともに "りゅうしゅう(龍衆)"のけいふにつたわってきた むかしばなしだ」
りゅうれん「・・・ほかの"はちぶしゅう"とせっしょくしたのか?」
ひこめ「"くおん"、そして"とわな"。とくに"くおん"は"つくよみ"のいしで
うごいているともいっていた。なにかしらないか?」
りゅうれん「"はちぶしゅう"とは、われらの"そうしょう"ではあるが、
そこにもはや こうりゅうはない。ゆえにわれらは"なかま"というわけではない。
たがいのおもわくをしることはできないのだよ」
みかがみ「(それじゃ、まるでわたしたち"さんしゅのじんぎ"のよう・・・)」
ひこめ「どうした?」
みかがみ「いいえ・・・」
>>775さん
ONIプレイしました
ところで掛け軸の中に入り
吸い込まれた人を救うというサブイベントで
どう進んでも突然御琴たちが力尽きてしまうんですが・・・
789 :
775:2010/05/24(月) 21:08:04 ID:10edbHf7
>>793 力尽きる=ゲームオーバーということですか?
少し調べてみたいので
直前のセーブデータ等ありましたら
提供してもらえるとありがたいです。
790 :
788:2010/05/25(火) 00:01:19 ID:6cXj4AkQ
>>789 私みたいな人が他にもいればバグなのかもしれません
ころぼっくるイベント終わってカムイコタンで
「松前で掛け軸を扱った人が翌日行方不明になる」みたいなサブイベントがありまして
松前の古倉で掛け軸に吸い込まれてその世界で御琴が「行方不明になった人を探しましょう」というのですが
じっとしてても進んでみても途中で
「御琴たちは力尽きた」って表示がでてゲームオーバーになってしまいます
俺は、サブイベントの坊さんが狸かどうか調べるやつで
2回目の晩に猟犬が吠えたところでフリーズしてしまった。
とりあえず後回しにして本編の方を進めている。
792 :
775:2010/05/25(火) 17:42:59 ID:IkEw9o9z
793 :
788:2010/05/25(火) 23:43:14 ID:oDaUTCiT
>>792さん
>>788ですがパッチを当ててもバグは治らずでした
とりあえず先に進むことにします
ところでパッチファイルの中に
マップデータの他にもう一つデータ?がありますが
なんのデータですか?
794 :
775:2010/05/26(水) 20:22:07 ID:uEsX5WXf
>>798 Map0072.lmuのタイムスタンプが5/25 11:54に
なっているか確認下さい。
掛け軸ダンジョン内ではセーブできないはずなので
イベント突入前なら再発しないはず・・・
直前のセーブデータあれば詳しく検証できそうですが。
あと、修正パッチAは5つの.lmuファイルのみ
しかこちらで確認できませんが、ファイル名は何になっていますか?
795 :
788:2010/05/27(木) 00:32:01 ID:VRRwd1Np
>>794 Map0072.lmuは上書きしました
上書きはいいんですよね?
掛け軸の中ではセーブは出来ませんね
もう一つのファイルですが
CA3DDRAMって書いてありますね
パッチファイルの中にMap0072.lmuと一緒に入ってたファイルです
ひめや「とにかく、地上に戻してくれ。できるんだろう?」
りゅうれん「"殺生石(せっしょうせき)"によって、渦潮が引き起こされている。
戻っても同じ結果になるぞ」
みかがみ「その"殺生石"とはなんです?」
りゅうれん「史上最強最悪の妖狐、"白面金毛九尾(はくめんこんもうきゅうび)"の力が
封じられた石だ。殺生石は三つあり、その一つがこの付近にある海底宮に封印されているのだが・・・、
ここ最近、石から妖気が噴出して渦潮の原因となっている」
ひこめ「"白面金毛九尾"の力・・・」
みかがみ「ひこめちゃん?」
ひこめ「あっ・・・ああ、そうだな」
みかがみ「???」
ひめや「じゃあ、ぼくたちがその妖気を止めればいいんだね?」
りゅうれん「可能なのか?」
ひめや「やってみないと分からないよ。まずはその海底宮に行ってみよう」
りゅうれん「あそこは"魚人族"のりょういきだ。私は道案内はできるが、海底宮まではついていけない」
ひめや「"魚人族"?」
りゅうれん「行けば分かる」
何故突然漢字にしたw
別の奴か?
-かいていきゅう-
りゅうれん「ついたぞ、ここだ」
ひめや「うわー、でかいなー」
みかがみ「そのいしはどこにあるの?」
りゅうれん「ここの"ちゅうすう"にある。・・・あまりじかんがないな。
"せっしょうせき"からふきでるようきは しだいにつよくなってきている。
いまはおさまっているが はやくなんとかしないと・・・」
ひこめ「まきこまれて うみのもくずってわけね」
りゅうれん「さて・・・あらわれたか」
ぎょじんぞくのおとこ「なんのようだ!」
ひめや「これがぎょじんぞく・・・!?」
ぎょじんぞくのおとこ「このさきはわれわれのすみかだ。かってにとおることはゆるさん」
みかがみ「"せっしょうせき"のようきをとめにきたんです。とおしてください!」
ぎょじんぞくのおとこ「いしはわれわれのものだ!だれにもわたさん!」
みかがみ「だれもとりませんよ。ようすをみたいんです。あなたたちもいしのせいで
こまっているのではありませんか?」
ぎょじんぞくのおとこ「・・・よし、われらのあるじである"ぎょおう"さまにあわせてやる。
だが、りゅうおう!てめーはだめだ!」
りゅうれん「ふー・・・だろうな。ではきをつけていってきてくれ」
ひめや「えー」
みかがみ「しかたありませんね。わたしたちだけでいきましょう」
ひこめ「・・・ああ」
-かいていきゅう ちゅうおうのま-
???「こんにちはっ!」
ぎょおう「にんげん?・・・どこからはいった!」
???「ちょっとわたしのじっけんだいになってねー」
ぎょおう「なんだと」
???「この"せっしょうせき"のちからをあなたに
そそぎこんであ・げ・る!」ぴかっ!
ぎょおう「ぐあああああああ!?」
ぎょじんぞくのおとこ「ぎょおうさま!?おのれくせもの!」
???「ありゃ、はやかったね」
ひこめ「なにものだ、おまえは!」
みかがみ「まってください!あのつるぎは"はちぶけん"では・・・」
ひめや「じゃあこいつも"はちぶしゅう"なの!?」
???「あらら、よくしってるね。わたしは"きんならしゅう(緊那羅衆)"の
"うたの"。そしてこのつるぎは"きんなら"。よろしくー!」
ひこめ「ふざけたやつだ。かたづけてやろう」
うたの「ちょっとあせらないでよう。あなたたちのあいては、そいつね」
ぎょおう「ぐおおおおおおお!!」
ひこめ「ちっ・・・"せっしょうせき"のちからをとりこんだのか」
みかがみ「・・・きます!」
ぎょおうが おそいかかってきた!
とりあえず五人登場したのか
つか、りゅうれんってたつみのパパン・・・
<天龍八部衆>
くおん:阿修羅衆?(アスラを所持)
とわな:天衆?(ディーヴァを所持)
りゅうれん:龍衆(ナーガを所持)
てんざん:夜叉衆(ヤクシャを所持)
うたの:緊那羅衆(キンナラを所持)
水龍とか妖鳥とかどこにいるんだ?
ぎょおう「ぐおおっ!」
ひめや「ひいいっ!?」
みかがみ「ひこめちゃん!」
ひこめ「かくれてろ、ひめや!」
ひめや「わ、わかった・・・」
みかがみ「らくすいは!」
ひこめ「これでどうだっ!」
ばしゅうぅぅ・・・
ぎょおう「きかぬ!きかぬ!」
みかがみ「そんな」
ひこめ「ったく・・・」
???「・・・ならば、これはどうだ?」
ずばっ!
ぎょおう「ぐふっ!?」
りゅうれん「だいじょうぶか、おまえたち」
ひこめ「りゅうれん?きてくれたのか」
りゅうれん「ああ、さいしょからそのつもりだったのだ。
だが、ずいぶんとめんどうなことになっているようだ」
うたの「・・・"りゅうしゅう"か、たたかってみたいな」
りゅうれん「きさま・・・はちぶしゅうか」
うたの「そーだよ。きみとおなじ、ね」
りゅうれん「どうかな」
うたの「まあ、つるぎをまじえてみればわかるのかもね!」
りゅうれん「てきとしてたちふさがるか・・・!」
がきぃん!がきぃん!
うたの「そのつるぎ・・・」
りゅうれん「!?」
うたの「よくわかんないけど、しんのちからがはっきできないみたいだね。
なにをふういんしているの?」
りゅうれん「きさまがしるひつようはない!」
うたの「うんうん、どうでもいいことだよ。ただ、そのせいで
きみはまけることになるかも!」
りゅうれん「こいつ・・・あそんでいるのか」
ぎょおう「ぐううううう!!」
みかがみ「まだ、いきてる?」
ひこめ「りゅうれんのつくったきずをねらえ!
あそこだけ、"ようき"がうすい。"じゅつ"がつうじるぞ!」
みかがみ「わかりました!えいっ!」
どごおっ!
ぎょおう「ぎゃああっ・・・」
ひこめ「やったか」
ひめや「さすがふたりとも!」
みかがみ「そうですね。それより、あっちはどうなって・・・」
うたの「あー、あいつやられちゃった。よわっちーの」
りゅうれん「よそみをするひまがあるのか!」
うたの「あっ・・・しまったかも」
りゅうれん「"なーが"・・・"だいかいしょう"!」
うたの「わわっ!?」
ばしゅううぅぅ
りゅうれん「ふせがれた・・・いやちがう、"あらて"か!」
みかがみ「ま、またふえるの!?」
てんざん「なにをあそんでいますの、うたの」
うたの「て、てんざんちゃん。"こごえるやま"にいたんじゃなかったっけ。
・・・さぼりかな?いけないんだ」
てんざん「あなたとはちがうんです!わたしのほうは、もうしごとをおえましたわ。
あなたもさっさと"せっしょうせき"をかいしゅうしなさい!」
うたの「ええー、だってえ。こいつら、いがいとやるのよ」
てんざん「そこの"りゅうしゅう"いがいは おんなこどもじゃないの」
うたの「てんざんちゃんも おんなのこだよね」
てんざん「ことばのあやですわ!さっさとかたづけなさい!」
うたの「わかってるよー」
ひこめ「くんくん、におう・・・」
てんざん「し、しつれいなようかいですね!」
ひこめ「かがみまるのにおいだ!」
みかがみ「えっ!?」
てんざん「あら、そっちのおんな・・・こごえるやまでわたしのじゃまをしてくれた
おとこににてますわね。もしかして"きょうだい"かなにか?」
みかがみ「にいさまをしっているの?」
てんざん「ふふふ・・・うたのっ!」
うたの「は、はいっ!」
てんざん「きがかわりましたわ。わたしがてつだってさしあげます!」
ひこめ「おい、おまえ。かがみまるをどうした?」
てんざん「おしえないといったら?」
ひこめ「ちからづくだ」
てんざん「いっきにふきとばしてあげますわ!"ヤクシャ"・・・」
りゅうれん「"はちぶけん"はつかわせん!」
てんざん「こいつ!?」
きぃん!きぃん!
うたの「てんざんちゃん!?」
ひこめ「よそみをして!」
どがっ!
うたの「きゃあっ!?」
ひこめ「・・・こいつはいただいた」
うたの「"せっしょうせき"を!?」
てんざん「なにやってますの、うたの!」
ぴかっ!
ひこめ「・・・ふふっ」
みかがみ「・・・"しっぽ"がふえた!」
ひこめ「いま、このいしのすべてのちからをとりこんだ。
"はくめんこんもうきゅうび"のちから、わたしによくなじむようだ」
みかがみ「なんて"ようりょく"なんですか・・・。これが"ろくび(六尾)"」
てんざん「ひとつ"せっしょうせき"をうしなってしまった・・・。
これいじょうたたかっても、こちらがしょうもうするだけか。・・・ひきますわ」
うたの「なに、ばかなこといってるの!しぬの!?こいつだけは、ゆるさないよ!」
てんざん「やめなさい!あなたのちからでは・・・」
うたの「でえええい!」
ひこめ「おそい」
うたの「あたしがうしろをとられ・・・」
どかっ!ずざざざざざー・・・
うたの「ううう、いたい・・・こ、このーーーっ!」
てんざん「うたのっ!」
うたの「くっ・・・わ、わかったよ・・・」
てんざん「きつねさん。このしょうぶ、あずけますわ」
ひこめ「ひとつきこう。かがみまるはどうした?」
てんざん「・・・あのおとこなら、"とうほく"の"こごえるやま"で
あいましたわ。では、みのがしていただきます!」
ひゅん!
ひこめ「・・・"とうほく"か」
-???-
くおん「しくじったな、おまえたち」
うたの「くおんさま!」
てんざん「くおんちゃん・・・そういうあなたも、"かがみ"と"まがたま"を
とりにがしていますわ!」
くおん「・・・だまれ。あれは"とわな"のかいにゅうのせいだ。
やつが"でぃーば"をもっていたとは おもわなかった」
てんざん「とわなさまはたしか、おなくなりに・・・」
くおん「しんでいなかったらしいな。だが、やつはわれわれをうらぎった」
てんざん「しんじられませんわ・・・」
くおん「・・・このはなしはおわりだ。"こごえるやま"でてにいれた
"せっしょうせき"だけでは、たりない。"えど"にさいごの"せっしょうせき"が
あるはずだ。おれがいこう」
ひゅん!
てんざん「とわなさまのこと、たしかめるひつようがありますわ。
"はちぶけん"のきょうめいを おえばあえるはずです」
うたの「そうだね・・・いこう」
ひゅん!
ひこめ「"とうほく"だってさ」
みかがみ「ええ、きこえてました。それより、なんともないんですか?」
ひこめ「なにが?」
みかがみ「"せっしょうせき"のちからをとりこんだでしょう」
ひこめ「うん、なんともない。"お"がふえたからよしとしよう」
みかがみ「・・・なにもおきなければいいんですけどね」
ひこめ「おーい、ひめや。もうでてきていいぞ」
ひめや「おわったのかい?」
みかがみ「ええ。これから"とうほく"にむかうことにします」
ひめや「"とうほく"は とおいなあ。いったん"えど"によろうよ」
みかがみ「そうですね。にいさまたちも、もしかしたら"えど"まできてるかもしれません」
ひめや「というわけで、ぼくのふねをちじょうにもどしてくれるかい?」
りゅうれん「ふむ。よかろう」
ひこめ「りゅうれん、ついてこないのか?」
りゅうれん「わたしは"はちぶしゅう"であるまえに、りゅうじんぞくの
おさだからな。おまえたちとはいけない」
みかがみ「ううん、ざんねんですがしかたないですよ」
りゅうれん「いずれ、かりはかえすさ。またあおう。
・・・ではいくぞ!」ぴかっ・・・!
-えど-
せつな「つかれたよ!つかれたよ!」
たまきまる「ようやく"えど"についたな。ながかったぜ」
かがみまる「"きょうと"にもどるためには"せきしょ"を
とおるひつようがありますね。"てがた"をとのさまにもらいましょう」
せつな「みて、かがみまる!じょうかまちに・・・」
たまきまる「・・・なんでこんなにようかいが!?」
かがみまる「どうしてこうなった・・・」
???「おい、おまえたち!こっちだ!」
かがみまる「えっ・・・ええと、あなたは?」
むしきまる「"むしきまる"ってものだ。このあたりはあぶない。
まちはずれのおれのいえにいこう」
かがみまる「あ、ありがとうございます」
むしきまる「かんしゃするなら、かねをくれ」
かがみまる「え、と」
せつな「もしかして"むしょく"?」
むしきまる「ちがう!」
せつな「わ、わ、わっ!?」
-むしきまるのいえ-
たまきまる「・・・じょうきょうがよくわからないんだけど」
むしきまる「へんなつるぎをもったやつがえどじょうを
のっとっちまったのさ。そいつがようかいたちをよびだした。
まちのにんげんたちはみんな しろにとじこめられてるんだ」
たまきまる「・・・じゅっちゅうはっく、やつだ」
かがみまる「"はちぶしゅう"の"くおん"・・・」
せつな「ってことは!あの"てんざん"っておんなのなかまなの?」
かがみまる「たぶん」
むしきまる「なんだなんだ、おかねになりそうなはなしなのか?おれにもきかせろ!」
せつな「・・・ぜんぜんちがうよ。やっぱり"むしょく"なんだね。どうじょうするよ」
むしきまる「ほっとけ!」
たまきまる「"むしょく"はひていしないのか・・・」
たまきまる「で、どうする?」
かがみまる「もちろん、たすけにいくにきまってますよ!」
せつな「えらいえらい。わたしはさんせいだよ」
たまきまる「しろのなかもようかいがうじゃうじゃ
いるんだろうなあ・・・」
せつな「じゃあ、わたしはここでまってるよ」
たまきまる「おまえもいくにきまってるだろ・・・」
せつな「ええ!?じゃあはんたい!」
たまきまる「もうおそい」
むしきまる「もりあがっているところ、みずをさすようで
わるいが、えどじょうにはいることはむずかしいぞ」
たまきまる「ようかいぐらいなら、なんとかなるさ」
むしきまる「いや。あのけんのちからだとおもうが、もんが
ふしぎなちからでとざされている。しょうめんからはむりだ」
せつな「こまったね。じゃあやめようか」
たまきまる「そんなわけにいくかい」
むしきまる「ふっ、そこでおれのでばんというわけだ」
かがみまる「え?」
むしきまる「ちかろうにつながっている、ひみつのぬけみちを
おしえてやってもいい」
かがみまる「そんなのがあるんですか!」
むしきまる「ただし!」
せつな「?」 たまきまる「?」 かがみまる「?」
むしきまる「その・・・おかねを・・・ちょっとでいいので」
せつな「せこっ」
むしきまる「うっさいわ!」
たまきまる「ふう・・・しかたないな。はんぶんだけさきにはらおう。
のこりは、せいこうしてからだ」
むしきまる「あ、ありがたい!ぬけみちはここからすこし
はなれたところにあるんだ。ようかいたちにみつからないように
しずかにたのむぜ」
-えどじょうちかろう-
かがみまる「ここにつながってたのか」
むしきまる「おい」
かがみまる「どうしたんです?」
むしきまる「ここからさきは ほんとうにしずかにしてくれよ。
ここにもようかいがいるかもしれない。おれはうでがたつから
かまわないんだが、"しろうと"のおまえたちをまきこむのは きがひけるからな」
せつな「たしょうのようかいなら わたしたちはかまわないよ」
むしきまる「おれがかまうんです!」
きーーーーーーーん・・・
せつな「あ」
たまきまる「あーあ」
むしきまる「しまったあああああっ!」
ようかい?「・・・だれかいるのか!」
むしきまる「ほ、ほれみろ!」
かがみまる「(くらくてよくみえないな・・・)ここをとおりたいんだ!」
ようかい?「きさま、だれにくちをきいているんだ?わたしは"ろくびのひこめ"だぞ!」
かがみまる「ひこ・・・め?」
ようかい?「・・・ん?」
みかがみ「にいさま!」
かがみまる「みかがみ?どうしてここに」
みかがみ「えどまで、にいさまたちをさがしにきたんです。そうしたら
えどはこんなありさまだし。もしかしたら にいさまたちもえどじょうに
とらえられているのかとおもい・・・あ、えどじょうへのぬけみちも、
ひこめちゃんがさがしてくれたんです」
ひこめ「かがみまる、かがみまる!・・・みろ!しっぽがふえたぞ!」
かがみまる「あ、ほんとうだ。でもどうして・・・」
みかがみ「いろいろありまして」
かがみまる「おまえたちもくろうしたみたいだな」
みかがみ「そりゃもう」
せつな「かがみまるのなかま?」
ひこめ「おまえもようかいか」
せつな「きつね・・・あついからあんまりちかよらないで」
ひこめ「・・・ふっ、"せ"はわたしのかちだな」
せつな「は?」
ひこめ「なんでもないっ」
ひめや「そうぞうしいれんちゅうだねえ」
たまきまる「まったくだ」
長いなw
阿修羅の人倒して、ようやく第一部完か?
そして出番がない草薙
ひめや「どうやらえどにも"せっしょうせき"があるらしい。
はちぶしゅうはそれをねらってるのかな?」
むしきまる「"せっしょうせき"?おかねになりそうなのか?」
せつな「…"にばんせんじ"はつまらないよ」
むしきまる「ほんきできいてるんだよ!」
ひめや「ああ、きみたちはしらないんだよね。"せっしょうせき"は
"はくめんこんもうきゅうびのきつね"のようりょくがたくわえられている
いしらしい。ぜんぶでみっつあって、ひとつはそこの ひこめさんが
きゅうしゅうしちゃったから…、あとふたつあるはずなんだ。
なぜか"はちぶしゅう"はそのいしを しつようにもとめている」
かがみまる「(しっぽがふえたりゆうはそれか…)」
みかがみ「もくてきがなんにせよ、かれらがまわりをふこうに
していることはたしかです。なんとしてもとめなくてはなりません」
たまきまる「だが、かちめがあるのか?はちぶしゅうのもっている
あのつるぎ、おそろしいちからだぞ」
ひこめ「"ろくび"のわたしと、かがみまるがゆうごうすればかてるかもしれない」
たまきまる「…まあ、もしものばあいは おれにもきりふだがある」
みかがみ「わたしもたたかいます、もうあしでまといにはなりません!」
せつな「ま、おんはかえさないといけないね。わたしもやるよ」
ひめや「きみたちってやつは…、ずのうめんでは、ぼくもちからになれるとおもう。
どうこうさせてもらうよ」
むしきまる「…じゃあ、おれはこれでしつれ」
せつな「あ。あのひと、つよいらしいよ」
ひこめ「ほう。いまはすこしでもせんりょくがほしいところだ」
むしきまる「たすけたいのは やまやまだが、ほうしゅうをもらわんと…な?」
たまきまる「かねなら"ばい"はらおう。ちからになってくれ」
むしきまる「いや…その、ああ、わかったよ…」
-???-
とわな「そうか、くおんがそんなことを」
てんざん「どうしてわれわれのもとを さったのですか!」
とわな「つくよみのやりかたは しんようできない。
つくよみが ちからをえれば、やることはちじょうじんどものまっさつだぞ」
てんざん「そんなことは・・・。かりにそうであったとしても、
てんじょうじんのわれわれのほうが、だいちのしはいしゃに
ふさわしいのですわ!だから・・・」
とわな「わたしはそうはおもわない。いのちのおもみはおなじだ」
てんざん「ちがいますわ!それはあなたが じゅんすいな、てんじょうじんでないから!」
とわな「ふふ・・・かもしれぬ」
てんざん「あっ・・・」
とわな「いいんだ。とにかく、わたしはわたしのやりかたでやらせてもらう」
てんざん「"あまのいわと"の・・・"あまてらす"をふっかつさせるきですか」
とわな「そうだ」
てんざん「しかしあれは"じゃしん"だときいています!だからこそ、なんぜんねんもまえに
"つくよみ"によって"あまのいわと"にふういんされたんです。ふういんをとくことは、
"はちぶけん"でもかなわなかったはずです」
とわな「・・・こころあたりがあるんだ、わたしには」
てんざん「まっ・・・」
ひゅん!
うたの「いっちゃったね。・・・どうするの?」
てんざん「くおんちゃんのところにもどりましょう」
うたの「いいの?」
てんざん「しかたありません。きめたみちをすすみだけですわ」
しかし第一部とそれ以降との壮大さが違いすぎるからはっきり言って一部が浮きすぎる結果になったなw
しかし
>>1はもう帰って来ないっぽいな・・・結構凝ってたから期待してたのにな
過去編はラスボス倒しても、かがみんは死ぬんだろうか
九尾になったひこめが敵になりそう…
>>815 >>775自身がスレ主じゃないといってるんだが・・・
スレ主のはFFチックな戦闘シーンだったような・・・オリ主で
-えどじょう-
てんざん「よく、ここまできましたわね」
うたの「でもさ、ここまで なんだよね」
てんざん「くおんちゃんのところまでは、いかせませんわ」
ひめや「はちぶしゅう!」
せつな「やっぱり、こいつらがでてきたか」
うたの「・・・これっきりにしよう。ここで、けっちゃくをつけることにするよ」
ひこめ「ふん、そっこく たいじょう ねがおうか」
ひめや「たたかいはさけたほうがいいよ。ここでちからをつかってしまっては。
このさきにいるやつにかてなくなる かのうせいだってある」
たまきまる「・・・おまえたち、さきにいけ。こいつらのことばどおり、
このさきに"くおん"がいるなら、おまえとひこめは しょうもうをさけるべきだ」
かがみまる「むちゃです、はちぶしゅうあいてに たまきまるさんひとりでは・・・」
むしきまる「なら、おれものころう。いらいぬしは まもらんといかんからな」
たまきまる「いいだろう。りょうきんぶん しっかりはたらいてくれよ」
むしきまる「おう」
うたの「ちょっと!?いかせるわけないじゃん!」
たまきまる「おまえのあいては、おれたちだ!」ひゅっ!
うたの「こいつ!?なにこの・・・"いと"!?うごけないよ!」
てんざん「またこれですの?」
たまきまる「すぐにおいつく。・・・いけ!」
かがみまる「はいっ!」
みかがみ「ふたりとも、きをつけてくださいねっ!」
むしきまる「おうよ」
たったったっ・・・
・・・ぶちっ、ぶちっ!
うたの「あーもう、あったまきたよ!あんたたち、
ここでころしてあげるから」
むしきまる「やれるもんなら、やってみるんだな。
さて、だしおしみはよそうか・・・はあああああっ!」
むしきまるは まばゆいひかりをはなち "ふろうどうじ"に てんしんした!
たまきまる「(・・・やはりな)」
うたの「なっ!?なにそれっ!?」
むしきまる「・・・"おに"だよっ!」
ひゅっ!どごおおっ!!
うたの「きゃあああああっ!!」
てんざん「うたのっ!」
たまきまる「おれのあいては おまえにしてもらおうか」
てんざん「こっ、こいつーーー!」
-えどじょう さいじょうかい-
くおん「・・・"やた"か。ここまでくるとはな」
かがみまる「ようやくあえましたね、くおんさん。
どうして、"やた"と"やさかに"をねらったんですか」
くおん「それが"つくよみ"さまのいしだと いぜんにもいっただろう」
かがみまる「それじゃあ、あなたのいしはっ・・・!」
くおん「しらねえな!これがおれだ!"つくよみ"さまは
このてにある ふたつの"せっしょうせき"でちからをかんぜんに
とりもどす。そのときこそ おまえたち"ちじょうじん"のさいごだ!」
かがみまる「それがあなたの、のぞみなんですか」
くおん「さあ、どうだろうな」
かがみまる「その"つくよみ"ってのがなんなのかはわからないけど、
ぜったいにとめます。おれが・・・おれたちがとめてみせる!」
みかがみ「にいさま!」
かがみまる「おまえたちはてをだすな。おれとひこめじゃなきゃ
やつのうごきについていけない!」
せつな「だいじょうぶなのか?」
ひめや「たぶん・・・"ごぶごぶ"だろうね」
みかがみ「・・・しんじます」
かがみまる「いくぞ!」ひこめ「うん!」
「てんしん!!」
くおん「"ゆうごう"したか。だが、まえとおなじだ。
それではおれと"あすら"にはかてねえっ!」
えひめ『(・・・おそれるな、かがみまる。ろくびのちからを
ぜんかいにすれば、かならずかてる!)』
かがみまる「・・・たおします!」
久しぶりきたらまだ続いてるしw
書いてる人すごい
かがみまる「かえんだん!!」
くおん「とびどうぐなんて、きかねえな」
ひゅっ!
かがみまる「(ひこめ・・・、ちからをおさえているな。なぜだ?)」
ひこめ『(それは・・・おまえのからだをあんじてのこと)』
かがみまる「おれにかまうな!やれ!!」
ひこめ『・・・のうりょくをかんぜんかいほうする。ついてこい』
かがみまる「ああ、たのむ!」
ひこめ『"ぜんめんとっぱ(全面突破)"!!』
ぎゅううううううぅぅん!!
かがみまる「うわあああああーーー!」
くおん「なんだ、ようすが・・・」
ひゅっ!
くおん「きえた・・・?どこだ!」
かがみまる「これでっ!」
どごおおおっ!
くおん「ぐあああああっ!?・・・このおれにあてた?」
かがみまる「・・・はあっ、はあっ!」
くおん「きつねのしっぽが"ぐげんか"した!?だがなあ、
そんなむりが いつまでもつづくとおもっているのか!
はちぶけん"あすら"!ばくれつは!!」
かがみまる「あまりじかんがない。おわらせる!」
"ふるびたかがみ"から ひかりがあふれだす!
かがみまる「え・・・かがみが・・・」
ばしゅうううううぅぅ・・・
"ふるびたかがみ"のちからが はちぶけんを むこうかした!
くおん「はちぶけんが、きかない!?てめえら、いったいなにをした!!」
みかがみ「あれは、おとうさまのくれた"じんぎ"・・・!?」
せつな「これならかてるかも」
ひめや「いや、かつさ。それがみえるから」
せつな「みえる?」
ひめや「・・・ことばのあやだよ」
かがみまる「でえいっ!」
どぎゃっ!
くおん「ぐほっ!こんなはずは・・・!」
かがみまる「とどめをさす!"かえんれんだん"!」
くおん「なんだこのかずはよおっ・・・くそおおおおおっ!」
どごおおおおおおおおおっ!!
はちぶしゅう"くおん"を たおした
どごおおおおおおおおおっ・・・!!
たまきまる「このゆれは」
むしきまる「・・・うえはしょうぶあったかもな。さて、かったのはどっちだ」
うたの「そんなのきまってるじゃない!ちじょうじんがさあ!
てんじょうじんにかなうわけ・・・ないんだよーーー!」
むしきまる「こいつっ!まだうごくのか!」
てんざん「うたの!ここはいったんひいて・・・」
うたの「うるさいな・・・」
てんざん「でも!」
うたの「だまってて!!ひくとか、ありえないんだよ!!」
てんざん「うたの・・・」
うたの「わたしは、てんじょうじんで!はちぶしゅうなんだよ!?
こいつらみたいな"れっとうしゅ"に・・・まけるわけない!そう・・・ぜったいにまけるわけないの!」
どかっ!
むしきまる「うおっ!?」
たまきまる「やれやれ。その"しそう"は、ここでうちくだかせてもらうぞ。
おまえたちのしたこと、けっしてゆるされるものではない」
うたの「ふざけるなあああっ!はちぶけん"きんなら"・・・"だいにかいてい(第二階梯)"!」
ぴかっ!
たまきまる「・・・つるぎのかたちがかわった?」
てんざん「"けいたいへんか(形態変化)"・・・!?それではあなたのからだがもちませんわ!」
うたの「どっちにしたって かてなきゃ、つぎはない!!ふううううっっ!」
ごごごごごごごご・・・
むしきまる「まずい!でかいのがくるぞ!」
たまきまる「そろそろか。"やさかにのまがたま"をつかう」ひゅっ!ばりばりばり!
うたの「うああああっ!?こっ、これは・・・ちくしょおおおおっ!」
てんざん「あのまがたま!うたののちからをうばった!?」
たまきまる「これぞ"さんしゅのじんぎ"のひとつ、"やさかにのまがたま"!」
むしきまる「す、すげえ!」
たまきまる「おぼえとけ。きりふだはあとだしのほうがゆうりなんだよ。・・・おわりだ。"たつまき"!」
ぎゅううううううぅぅん!
てんざん「こんな・・・こころざしなかばで・・・くうううううっ」
うたの「みっ、みとめない!・・・ぜったいに、みとめ・・・!うああああああ!」
はちぶしゅう"うたの"を たおした。
はちぶしゅう"てんざん"を たおした。
むしきまる「そとまでふきとんだか。まあ、このたかさじゃたすかるまい」
たまきまる「・・・かがみまるたちがきがかりだ。いくぞ」
むしきまる「おっ、おう」
たったったっ・・・
しょうねん「・・・あーあ、こっちもやられちゃったのかい。・・・まあ、いいか。
・・・とりあえず、"はちぶけん"は かいしゅうしておこうかな」
・・・ひゅん!
-さいじょうかい-
かがみまる「たまきまるさん!ぶじでしたか」
たまきまる「したはすんだ。こっちは・・・」
ひこめ「ああ、わたしたちがたおした」
くおん「・・・はっ、がはっ・・・!」
???「せわがやけるね」
ひゅん!
かがみまる「・・・だれ、だ?」
しょうねん「ぼくは かるらしゅう(迦楼羅衆)の"ちき(千季)"」
ひこめ「おまえも・・・"つくよみ"の!?」
ちき「ああ、そうだ。そしてきみたちのてきだ」
むしきまる「お、おい、あいつのもっているあれ!」
たまきまる「まちがいない。あのおんなどもの はちぶけんだ!」
ちき「ああ。"きんなら"と"やくしゃ"はかいしゅうさせてもらったよ。
こんな"だいいちかいてい(第一階梯)"のつるぎとはいえ、ちじょうじんのてに
わたると のちのちめんどうなことになるからさ」
くおん「てをかせ。こいつらを・・・」
ちき「ああ、きみ、もういいから。"あすら"だけおいてきえちゃって」
くおん「なにっ!?」
ちき「きこえなかったのかい。めいれいしたんだよ、このぼくが。
それともこのばで ぼくとたたかうかい?」
くおん「・・・わかった。"あすら"をわたそう」
ちき「たしかにうけとったよ。・・・じゃあ、ことばどおり、きえてくれ」
どがっ!
くおん「ぐおおおおっ!?・・・て、てめえっ!」
ちき「はちぶけん"がるだ"!」ぎゅばっ!
くおん「・・・ぐは・・・っ!?」ひゅーーん・・・
ちき「あーあ、おちちゃった・・・。しとめそこなったかな」
たまきまる「なんだなんだ、なかまわれか?」
ちき「おつぎはきみたちだ。このままいくときみたちは
"あまてらす"をふっかつさせてしまうかもしれないからね」
むしきまる「おいおい!こっちきたぞ!どーすんだよ!」
ちき「ぼくはくおんとはちがい"じゅんけつしゅ"でね。きみたちではかてないよ」
ひこめ「かがみまる!」
かがみまる「え・・・それ、は!?」
ひこめ「くおんのもっていた"せっしょうせき"ふたつが
ころがってた!これをとりこめば・・・あのはちぶしゅうをたおせるかも!」
かがみまる「そんなことして、だいじょうぶなのか?」
ひこめ「いっかいやってるから!それにいまは、これしかほうほうがないんだし」
みかがみ「にいさま!ひこめちゃんをとめてください!きゅうげきに
ようりょくをませば、ちからにのみこまれてしまいます!」
ちき「おもしろい。みせてごらんよ。けつまつは"みえている"けど」
ひこめ「いいだろう」
かがみまる「やめろ、ちょうはつにのるんじゃない!」
ぴかっ・・・
ひこめ「ぐああああっ・・・!」ばりばりばり!
みかがみ「"ろくび"から"はちび"に・・・・!むちゃです!」
ひこめ「ふうっ!」びゅん!
ちき「きみはあてられないよ」どかっ
ひこめ「くっ・・・こんな・・・!」ばたっ・・・
ちき「・・・"はちびのばけきつね"とはいえ、そんなちょくせんてきではね。
もっとも、ぼくにはどっちでもおなじだけど・・・」
かがみまる「ひこめ!」
ちき「さて、つぎはだれだい」
むしきまる「させるかよーーーーっ!」どがっ!
ちき「"おに"か・・・。たいしたちからだが、ぼくには
ゆびいっぽんふれることはできない」
むしきまる「おれが、かわされた!?」
たまきまる「おまえたち!さがっていろ!
やさかにのまが・・・」
ちき「やらせないよ」ずがっ!
たまきまる「うあっ!」
むしきまる「なぜこいつに、おれたちのこうどうが・・・」
ちき「"さきみ"・・・ぼくには、きみたちのとるであろう みらいのこうどうが
あるていどみえるのさ。きみたちにしょうきはない」
むしきまる「ちくしょう。そんなのはんそくだぜ!」
たまきまる「("やつか"になるしかないか・・・?)」
ちき「やめておくんだね。すがたをかえてもぼくにはつうじない」
たまきまる「(こいつ・・・!?)」
ひめや「わああああああああーーーっ!」どごっ!
ちき「ぐあっ!ぼくにあてるやつがいる!?」
むしきまる「お・・・おっ!?やるじゃねえか、こぞう!どうやったんだよ!」
ひめや「わ、わからない!そんなこと!」
ちき「・・・きみはなにものだ」
ひめや「ただのにんげんだっ!」
ちき「そんなはずはない。なぜ、きみのみらいだけがみえないんだ!」
ひめや「なにいってるんだ・・・」
ちき「(ただのぐうぜんか?それとも・・・)このいちげきにめんじて、このばはひこう。
だが!このばけぎつねはあずかる!かえしてほしければ ぼくらのせかい、"そらのはて"までくるといい」
かがみまる「まてっ!」
ちき「・・・」ひゅん!
かがみまる「ひこめーーーーーっ!」
-えどじょう-
とのさま「おぬしたちのおかげだ。たすかったぞ」
みかがみ「よかったですね」
とのさま「これからはこのしろもけいびをきつくしないとな。
だれかうでのたつものはいないかのう・・・?」
むしきまる「はいはい!ここに!」
とのさま「なに?おぬしが?」
むしきまる「ええ!」
とのさま「・・・そうか、ならばおまえをやとおうではないか」
むしきまる「と、いうわけでおれはいけねえ。すまねえな」
たまきまる「おまえ、このしろにのこるのか?」
むしきまる「おう」
たまきまる「ああ、しかたあるまい。では、いままでのりょうきんをしはらおう」
むしきまる「いいっていいって。これからしっかりはたらくからさ」
たまきまる「そうか・・・」
ひめや「ねえ、むしきまるさん」
むしきまる「ん、なんだ?」
ひめや「これをあげるよ。きっとやくにたつとおもうよ」
むしきまる「・・・こんなちいさなはこが?」
ひめや「ぼくのつくった"ぱーそなるこんぴゅーた"のひとつさ。
"ばりあふぃーるどでばいす"としてどうさするんだ」
むしきまる「"せいよう"のことばはよくわからんな」
ひめや「ようは、ぎそうした"けっかいはっせいそうち"だよ。
これがあれば、きょかのないものはしろにははいれない」
むしきまる「ほう。ありがたくうけとっておくぜ」
ひめや「うん」
むしきまる「それと、おまえ」
ひめや「?」
むしきまる「あの"ちき"ってやつとたたかったときはすごかったじゃねえか」
ひめや「・・・あ、あれはただむちゅうで」
むしきまる「おまえはあたまがいいみたいだが、からだもきたえることをすすめるぜ。
いざというときには、すこしの"さ"が、"いきしに"をわけるんだ」
ひめや「はい」
むしきまるが なかまからはずれた。
-えど じょうかまち-
せつな「これから、どうしよう。"そらのはて"ってどこにあるの?」
みかがみ「ううん、きいたこともないですね」
たまきまる「・・・われわれのすむせかいのうえにひろがっている"そら"の、
そのさきにあるといわれる"てんじょうかい"のことかもしれんな」
せつな「"てんじょうかい"ってたんなるおとぎばなしで、ほんとうにあるわけじゃないでしょ。
"そらのはて"ってのは、きっとなにかの"ひゆ"にすぎないとおもうよ」
ひめや「しかし、あれらのぶき、"はちぶけん"はひとのせかいにはすぎたものだった」
かがみまる「"りゅうれん"さんなら・・・なにかしっているかもしれない。あのひとも"はちぶしゅう"のまつえいだったよね」
ひめや「そうか!そのてがあったね!」
みかがみ「さっそくいどうしましょう!」
たまきまる「でも、りゅうぐうじょうってうみのそこだったような。どうやっていくんだ」
ひめや「ふねをかいぞうしておいたからだいじょうぶだよ。かいていへもいけるようになった」
たまきまる「ほー、どうやったんだ?」
ひめや「はなしてもりかいできないからせつめいはしないよ」
たまきまる「ああそうかい」
ひめや「はやくりゅうぐうじょうへいこう」
-りゅうぐうじょう-
りゅうれん「・・・そろそろくることだとおもっていた。"なーが"がさわいでいたからな」
たまきまる「ならはなしがはやい。"そらのはて"とはどこにあるんだ?ひこめがさらわれちまったんだ」
りゅうれん「それは"てんじょうかい"のもっともじょうそうにある、"たかまがはら"のことだな」
せつな「やっぱり、"てんじょうかい"ってあるんだ。どうやっていくの!?」
ひめや「うーん、そらをとぶのりものなんてないものなあ。こんごの"けんきゅうてーま"かな」
りゅうれん「・・・"あまのうきはし"をつかえばひかくてきかんたんにいけるのだが、
はるかむかしにそのみちはとざされてしまっている」
かがみまる「うつてなしか」
りゅうれん「"ほむらび"ならあるいは。しかし・・・あれは、な」
かがみまる「!?・・・どんなちっぽけなかのうせいでもいいんです。おしえてください」
りゅうれん「いいだろう。"ほむらび"は"きゅうしゅう"にかくれすんでいるようかいだ。
やつはおおくのちしきをたくわえている。"たかまがはら"にあがるほうほうも、もしかしたらしっているかもしれぬ」
かがみまる「ありがとうございます。じゃあ、さっそく」
りゅうれん「まあまてまて。やつはようじんぶかいんでな。わたしが"てがみ"をかいてやろう。
・・・ほら、こいつをもっていけばすこしはしんようしてもらえるとおもう」
かがみまる「ええ。では、いってきます」
りゅうれん「ああ、きをつけてな」
-きゅうしゅう くれないのもり-
かがみまる「ここが、りゅうれんさんにきいたばしょだね。
"ほむらび"は、このもりにすんでいるっていってたけど」
たまきまる「うむ。しかしへんなもりだな。なにもかもあかい」
せつな「おそらくようきのえいきょうだ。それもかなりつよい」
みかがみ「きょうぼうなようかいだったら、どうしよう?」
ひめや「・・・それはないとおもいたいけど」
かがみまるうん、まずはいってみないとなにもわからないよ」
たまきまる「・・・おい」
ひめや「さっきからずっと、おなじところをぐるぐるまわってるみたいだ」
みかがみ「あれ?にいさまがいない?」
せつな「ほ、ほんとだ!どこにいったんだ・・・」
???「よくきたね、かがみまる」
かがみまる「きょだいな"ようこ"?・・・なぜ、ぼくのなを?」
???「よーくしってるさ。ここにはあらゆるじょうほうがあつまってくるのさ」
かがみまる「あなたが"ほむらびさん"・・・?りゅうれんさんからあずかったてがみです」
???「ああいいよいいよ、そんなもん」くしゃくしゃ・・・
かがみまる「あ・・・ええと・・・どうしてぼくだけとあったんですか?」
ほむらび「わるいね。どうしてもふたりきりではなしがしたかったのさ。
おっと・・・このすがたでは、"いしゅく"してしまうかもね。ひとがたになるよ」ぴかっ!
かがみまる「え・・・そのかおは」
ほむらび「おさっしのとおり。わたしはひこめのははおやさ」
かがみまる「えっ?」
ほむらび「ちょっとまっとくれ。これだけはしておかないと、"たいとう"じゃないからねえ」ぴかっ・・・
かがみまる「うわっ!・・・え、あれ?なんとも・・・ない」
ほむらび「あんたとひこめのけいやくをきった。どうじに"いのちのきょうゆう"という"かせ"もはずれたわけだ」
かがみまる「そんなにあっさり、ですか?」
ほむらび「ま、そんなものだよ。そのうえでおまえにとおう。なぜ、ひこめをたすけるひつようがある?」
かがみまる「え?」
ほむらび「かわりにこたえてやろう。おまえはひこめのもつ"ほのお"のちからに
のみこまれかけている。だからてばなすのがおしいとかんがえている」
かがみまる「ちがう!ひこめはおれにとってたいせつななかまだ!」
ほむらび「なかまねえ・・・くだらないかんじょうだこと」
かがみまる「・・・!」
ほむらび「・・・ひこめのいないおまえが"てんじょうかい"にあがったところでむだじにするだけだ。
とりかえすことなど、とうていむりなはなしだ」
かがみまる「そんなことは、ない!」
ほむらび「ならば、しめすがいい。おのれのちからで!」
かがみまる「やるしかないのか・・・!」
ほむらびが おそいかかってきた!
ほむらび「そらそら、どうした!?」
かがみまる「ぐっ!・・・がっ!?」
ほむらび「わかるか。これがほんらいのおまえだ。"やさかに"のこぞうや、
おまえのいもうとにすらおとる。ひこめとゆうごうしていない、ほんらいの
おまえは"ぼんじん"にすぎない。ひこめのことはあきらめて、しっぽまいてにげかえるがいいさ」
かがみまる「・・・いやだ!」
ほむらび「わたしはあきらめろといったよ。ちへどをはいていうせりふかい」
かがみまる「ぜったいに、いやだ!」
ほむらび「なら、ここでありもしないきぼうにしがみついて、はてるもよし!」どかっ!
かがみまる「ぐはっ!?・・・うおおおおおーーーっ!」
ほむらび「まだたつかい!・・・これで、さいごだーーーー!」
かがみまる「うああああああーーー!」ぴかっ!
ばしゅぅぅぅ・・・!
ほむらび「・・・はつどうしたね!"やたのかがみ"が!」
かがみまる「これは、あのときとおなじちから・・・いやそれいじょう・・・。
それにこんどは、ひかりがおさまらない・・・」
ほむらび「"やたのかがみ"はつかいてをえらぶ。いま、おまえはしんなる"さんしゅのじんぎ"となったのさ」
かがみまる「このかがみが、かつておろちをうった"さんしゅのじんぎ"だったのか・・・」
ほむらび「ちがうね。"やたのかがみ"はどうぐにすぎない。ほんとうの"じんぎ"はもちてのこころだ」
ほむらび「・・・さて、もくてきもはたしたし、ほんだいにはいるとしようか」
かがみまる「え?えっ!?」
ほむらび「ああ、いままでのはそのちからをひきだすためのしばいだったのさ。すまないね。
あんたがひこめのことをだいじにおもっているのは、さいしょからしっているよ」
かがみまる「いや、そんなんじゃ・・・」
ほむらび「ふふ、まあいいさ。"てんじょうかい"へいきたいんだったね。
っと、そのまえにあんたのなかまもよんでおこうか」
みかがみ「にいさま、ごぶじで?」
かがみまる「うん、もんだいはないよ」
たまきまる「で、はなしはついたのか」
かがみまる「これからはなしてもらうことになってるよ」
ひめや「このひとどこかであったことないっけ?」
かがみまる「ひこめのははおやらしいよ」
ひめや「あ、そうなのか。どうりで・・・」
かがみまる「さっそくはなしてもらえませんか。てんじょうかいへのいきかた」
ほむらび「"はちぶしゅう"はどうやってちじょうかいと、てんじょうかいをいききしているとおもう」
ひめや「それが"てんじょうじん"のちからなのでは」
ほむらび「ちがうな。"はちぶけん"のちからがそれをかのうにしている」
たまきまる「つまり、はちぶけんがあればてんじょうかいにあがれるってことなのか?」
ほむらび「りくつではそうだな」
ひめや「じゃあ、りゅうれんのもっている"なーが"をかしてもらえばいいんじゃない?」
ほむらび「"なーが"か。だがそれだけではだめだな。たかまがはらまではとどかない」
ひめや「な、なんで!?」
ほむらび「"なーが"はかつて、かいていにすんでいたあばれんぼうの"すいりゅうじん"をそのみに
ふうじたせいでちからがおちている。あれは、なんてなまえだったっけか。れ、れび・・・なんとか」
せつな「それでどうするの?ほかのはちぶけんをさがしてこいとかいうんじゃ・・・」
ほむらび「にぶいな。そのこたえは、おまえたちのもつ"さんしゅのじんぎ"にある」
たまきまる「なに?」
かがみまる「そうか!だからさっき、"やたのかがみ"をかいほうさせたんですね!」
みかがみ「えっ!?にいさまは"やたのかがみ"をもっているのですか!」
かがみまる「ちちうえからもらったふるびたかがみが、"やたのかがみ"だったんだ」
みかがみ「そうだったんですか」
ほむらび「"さんしゅのじんぎ"はじゅつりょくをすうばいにぞうふくする"しょくばい"としてさようする。
そのとくせいをつかい、"なーが"のじゅつりょくをきょうかすればよい。ただし・・・」
たまきまる「ん?」
ほむらび「そろっているひつようがあるんだ、みっつのじんぎがね。きんこうがとれていなければ、しっぱいするだろう」
みかがみ「みっつめのじんぎ。・・・"くさなぎのつるぎ"ですか!?」
ほむらび「そのとおり」
みかがみ「しかし、"くさなぎ"はわれらのそせんがほろぼしたのです。もはやそんざいしないはず」
たまきまる「そうだな。しかしそれは"くさなぎ"がうらぎりものだったからだ」
ほむらび「れきしとはいつのよも、しょうしゃによって、つごうのいいようにぬりかえることができるものさ。
"しこく"に"くさなぎ"のかくれざとがある。しんじつはおまえたちのめで、たしかめるがいい」
たまきまる「むう。かんがえていてもしかたあるまい。そのかくれざととやらにいってみるとしよう」
かがみまる「そうですね」
ほむらび「くさなぎとあえたら、ふたたびくるといい」
かがみまる「はい、ありがとうございます!」
-しこく かくれざと-
ひめや「ついたね。ぜんぜんかくれてないけど。ただのむらじゃないか・・・」
たまきまる「てきをあざむくには、そのほうがつごうがいいんだろう」
おとこ「おや、こんなむらになんのようだい?」
たまきまる「ちょうどいい。"くさなぎ"のいちぞくをさがしていてね」
おとこ「なに?」
みかがみ「ちょ、ちょっと、たまきまるさん!」
たまきまる「いまさら、こそこそしてもしかたないさ」
おとこ「・・・そのなまえ、どこできいたのだ?」
せつな「あー、"さっき"だってるよ。・・・どーする。やっちゃう?」
みかがみ「そんなことできませんって」
ちょうろう「・・・まあ、まてまて、つるぎまる」
つるぎまる「ちょうろう!?しかし、こいつら・・・」
ちょうろう「・・・さんしゅのじんぎだな、おまえたち」
つるぎまる「な、なんですって!?では、こいつらがわれわれのそせんをこのちにおいやった・・・」
ちょうろう「とおいむかしのことだ。ときはもどらぬ」
みかがみ「あの・・・」
ちょうろう「"やた"のしょうじょ。おまえさんは、なぜ"くさなぎ"いちぞくがうらぎりものと
ののしられているかしっておるかね?」
みかがみ「それはっ・・・!"やまたのおろち"とうばつのさいに・・・」
ちょうろう「ふむ。では、くさなぎの"しそ"がおろちのよりしろにされたことはしるまい」
みかがみ「え、あ・・・それはどういう・・・!」
つるぎまる「あのとうじ、"やまたのおろち"のたましいが、くさなぎにとりついたんだ。
だからこそ、"やた"と"やさかに"は"くさなぎ"をうちたおさなくてはならなかった」
たまきまる「おれたちのしっているはなしとはちがうな」
つるぎまる「おろちのとりついた"しそ"はたおれたが、けっきょく"おろち"のたましいはにげた。
"おろち"がかんぜんにほろんでいないことがわかれば、せかいはふたたびこんとんへと
たちかえらなくてはならない。だから、はなしをゆがめることにしたのだろう」
みかがみ「そんな・・・」
ちょうろう「まあまあ、ふるいはなしはどうでもよいさ。あなたたちをうらむのも
おかどちがいだしね。それで・・・なにかこまったことになっているみたいだね」
たまきまる「なかまが、てんじょうかいにつれていかれてしまったんだ。"たかまがはら"まで
いくためには、さんしゅのじんぎのちからがひつようで、ええと・・・」
つるぎまる「"はちぶしゅう"がうごいているのだな。あるいみ、"おろち"よりめんどうだ」
たまきまる「しってるのか!」
つるぎまる「ああ、じょうほうはつたわってきているからな」
つるぎまる「・・・おさ、このものたちについていこうとおもいます。きょかを」
ちょうろう「よかろう。だが・・・」
つるぎまる「"くさなぎのつるぎ"は"いずも"のちにふういんしてあるからつかえませんね。どうしましょう」
ちょうろう「ここに"ふくせいひん"がある。おそらく、いちどしかつかえぬがもっていけ」
つるぎまる「ありがとうございます。やくにたててみせます」
つるぎまる「と、いうわけでおれもついていくことにする。"てんじょうじん"たちのすきに
させるわけにはいかぬからな
かがみまる「はい、おねがいします!」
つるぎまるが なかまになった!
続きマダー?
ごめんなさい。携帯もPCも規制に巻き込まれたので暫く投稿できませんorz
話は最後まで考えてあるんですけど・・・
-きゅうしゅう くれないのもり-
ほむらび「そろったんだね、さんしゅのじんぎ」
りゅうれん「これでたかまがはらへいけるというわけか」
かがみまる「りゅうれんさん?どうしてここに」
りゅうれん「ほむらびによばれたのだ。"なーが"がひつようらしいからな」
みかがみ「でも、"くさなぎのつるぎ"が・・・」
ほむらび「ふむ。ほんものは"おろち"をふういんしているんだったね。まあ、
こんかいは"おろち"をたおすわけじゃないんだ。そのにせものでもなんとかなるだろう」
つるぎまる「たりないぶんは、おれのちからでうめてみせる」
ほむらび「たのもしいかぎりじゃないか。・・・じゃあさっそくやるとしようか。
あんたたち、りゅうれんをかこんで、さんしゅのじんぎのちからをかいほうして・・・」
たまきまる「おう!・・・"やさかにのまがたま"!」
かがみまる「"やたのかがみ"!」
つるぎまる「"くさなぎのつるぎ"!」
りゅうれん「ひらけ!・・・"たかまがはら"へのもん!」
ぴかっ!
ひかりのはしらがあらわれた!
ひめや「あのひかりにはいれば、"てんじょうかい"へいけるのか?」
ほむらび「あまりもたないよ。はやくいってきな!」
かがみまる「ありがとう、ほむらびさん!かならず、ひこめをつれてかえる!」
りゅうれん「わたしもついていこう。もどってくるときにも"なーが"のちからは
ひつようになるだろうからな。それに、われらいちぞくのふるさとである
てんじょうかいへのきょうみもある」
りゅうれんがなかまになった!
たまきまる「よし、みんないくぞ!」
みかがみ「じゃあ、いってきます!」
ひゅん・・・!
ほむらび「・・・もんはひらかれた。あんたもいくんだろ、てんじょうじん」
くおん「きづいていたのか」
ほむらび「・・・せんさくはしないよ。いけばいい」
くおん「このままではあねうえがあぶない・・・。てんじょうかいへあがらせてもらうぞ」
ひゅん・・・!
ktkr!
-たかまがはら-
かがみまる「こ、ここがたかまがはら・・・」
せつな「こんなでかいしまが そらにうかんでるなんて すごいねー」
ひめや「これはあたらしい"けんきゅうてーま"になるな・・・」
たまきまる「おっ、おい!おまえら はしゃぐんじゃない」
りゅうれん「む・・・。たまきまる、あしがふるえているぞ?」
ひめや「"こうしょきょうふしょう"ってやつだよ、きっと」
たまきまる「だんじてちがう!」
ひめや「あー、なんでもいいけどさ・・・」
みかがみ「あれ、あそこに"つるぎ"がささっていますよ」
たまきまる「ほんとだ・・・また"はちぶけん"じゃないのか?」
みかがみ「でも、いままでのとは かたちがちがいますね」
つるぎまる「あのつるぎは・・・」
かがみまる「しってるの?」
つるぎまる「どこかでみたような・・・、どこだったかな・・・」
たまきまる「ほっとけほっとけ。あんなさびたけん、いらねえよ」
つるぎまる「あ、ああ・・・」
みかがみ「あっちのほうに かいだんがありますね」
つるぎまる「ほんとうだな。いってみよう」
???「おまえたち!」
かがみまる「わっ?」
かがみまる「とわなさん!どうしてあなたがここに」
とわな「それはこっちのせりふ。どうしてちじょうじんがここまでこれたの?」
りゅうれん「・・・」
とわな「そこの"りゅう"のおかげってわけね。ここになにしにきたのよ」
かがみまる「はちぶしゅうの"ちき"がひこめをつれていってしまったんだ。
おれたちはやつをおって、こんなところまできたんだ」
とわな「"ちき"・・・?へんね、そんなやつは、てんかいにいなかったはず・・・。
いま、ふういんがとかれているつるぎは"てん"、"りゅう"、"あすら"、"きんなら"、
"やくしゃ"のごふりのはずだけど・・・。そいつは、なんのつるぎをもっていたの?」
かがみまる「えっ!?たしかに"かるらしゅう"となのっていたのに。
そう、つるぎも"かるら"だったはずだ」
とわな「・・・いまなんていった?」
かがみまる「え?」
とわな「"かるらしゅう"っていったよね!?」
どごおっ!
とわな「きゃっ!」
りゅうれん「なにものだ!」
ちき「ほんとうにくるとはね。かんしんしたよ、かがみまる」
かがみまる「ひこめはどこだ!」
ちき「あー・・・、もうすこしおちつきなよ」
とわな「きさまは・・・」
ちき「あは。きみもいたんだね、とわな」
とわな「おまえはだれだ」
ちき「てんじょうじんだよ、きみとおなじ」
とわな「ちがう・・・。おまえはちがう・・・!」
ちき「ま、いいじゃない。それよりさ、ずいぶんおもしろいこと
やってるみたいだね。"あまてらす"をふっかつさせるとかさ」
かがみまる「ちき!」
みかがみ「ひこめちゃんをかえして!」
ちき「ああそっか。かんどうのさいかいだよ。きなよ、"きゅうびのひこめ"!」
ばしゅぅぅぅっ!
きゅうびのひこめ「・・・」
かがみまる「ひ・・・ひこめ?」
ちき「かんぜんな"ようこ"としてかくせいさせたあげたんだ。
ことわっておくけど、きみのこえはきこえないよ。"くおんのとき"とおなじさ。
さあ、あいするものどうし、ぞんぶんにころしあってみせてよ」
かがみまる「なっ?」
きゅうびのひこめが おそいかかってきた!
かがみまる「やめろ!おまえとたたかうつもりは・・・」
きゅうびのひこめ「・・・」ぐさっ!
かがみまる「っ・・・がはっ!」
みかがみ「にいさまっ!」
たまきまる「ちっ!とりあえずうごきをとめる!
いくぞ、つるぎまる!みかがみは、かがみまるをかいふくさせろ!」
みかがみ「はい!」
つるぎまる「わかった!」
きゅうびのひこめ「どけっ!」どがががっ!
たまきまる「これほどか・・・"きゅうび"のちからってのはよ!
・・・せいっ!よし、つかまえたぞ!つるぎまる!やれーーーっ!」
つるぎまる「しょうち!"くさなぎ"、よんのたち・・・。"らいこう"!」ばりばりっ!
きゅうびのひこめ「きくかい、そんなもんが!」ばしゅうぅぅっ!!
つるぎまる「ば、ばかなっ!なぎはらっただと!?」
ひめや「"こおり"のわざ、つかえないの!?それならなんとかなるかも!」
たまきまる「すまない。おれはむりだ」
つるぎまる「みぎにおなじだ。そもそも"こおり"のじゅつは"みず"のじゅつの
たけたものでないと、まともにはあつかえないはず」
ひめや「ああそっか!かがみまるなら・・・」
かがみまる「・・・」
ひめや「かがみまる、たってくれよ!まだだめか・・・くそっ!だったらぼくがやるよ!」
たまきまる「ひめや!つっこむな!」
ひめや「なんとかなるよっ!そのために、かたなのつかいかただって
あんたにおしえてもらったんだから!うおおおおーーーっ!」
きゅうびのひこめ「・・・ふっ」どぎゃっ!
ひめや「うああああーーっ!ち・・・ちくしょう、ぼくにもっとちからがあれば・・・」
ちき「ひめや・・・、やっぱりかんちがいだったかな。・・・ん?きみたちいたんだ」
りゅうれん「"かんせん"などさせんよ。とっととひこめをもとにもどすがいい」
ちき「ごめん。それはむりなんだ。くおんとはちがって、こころをこわしちゃったからさ。
しにたくなかったら、ころすしかないんだよ」
とわな「げすが・・・!」
ちき「とわな。きみの"おとうと"はなかなかやくにたったよ。
"きんなら"、"やしゃ"も りちぎにしたがっていたからねえ・・・。
もっとも、じんせんしたのは ぼくなんだけどさ」
とわな「きさまが・・・、"せんどう"したのか」
ちき「ま、そんなとこ。あんまりせいかはあげられなかったけど、
もくてきのものはてにはいったからいいよ」
とわな「きさまはっ!」
ちき「まだ、じかんがある・・・すこしあそんであげよう。くるがいい」
たまきまる「やるしかねえな。おおおおおおおおっ!」びゅんっ!!
たまきまるは "やつかのくもぎり(八束の雲霧)"を ばっとうした!
ひめや「たまきまる!そのかたなは!?それにうでのかたちがかわった・・・」
きゅうびのひこめ「・・・ようき。ただのにんげんに?」
たまきまる「うちのかけいにつたわっている、もうひとつのぶきだ。
これが"やつかのくもぎり"、そしてこのうでは"やつかのふりて"」
ひめや「そ、そんなものもってたの!?・・・でも、いまのいままで
つかわなかったってことはさ」
たまきまる「・・・いまにわかるさ。つるぎまる、えんごしろ!」
つるぎまる「おう!」
きゅうびのひこめ「・・・"ばくえんは"!」
つるぎまる「かまうな、きりこむぞ!」
たまきまる「うおおおおおおーーーーっ!"はちれんざん"!」
ずがががががっ!どおんっ!
つるぎまる「やったか!?」
たまきまる「いや、かわされた!」
つるぎまる「なら、もういちげき・・・たまきまる!?そのうで・・・」
たまきまる「ちっ、ちくしょう。やっぱりからだがついてこないな」
きゅうびのひこめ「・・・おもしろいかたなだ。でも、そのうでではもうふれない」
みかがみ「にいさまのかいふくはおわりましたが、めがさめるまでまだじかんが・・・」
せつな「みかがみ・・・わたしだけのちからじゃ、ひこめをおさえることはできない。なら・・・」
みかがみ「・・・いわんとしてることはわかります。まかせます」
せつな「うん・・・ありがと!」
みかがみ「みなさん!どいて!」
たまきまる「みかがみ!?なにをするきだ!」
みかがみ「わたしがやります。たたかいます!」
ひめや「む、むりだよ・・・!」
せつな「みかがみ!」
みかがみ「はらくくりました!やってください!」
「「てんしん!」」
みかがみとせつなは 白雪娘子(びゃくせつじょうし)にてんしんした!
みかがみ「うまくいったみたい!」
せつな『うん』
たまきまる「て、てんしんしただと!?」
みかがみ「にいさまとひこめちゃんをまねしてみました」
ひめや「まねって・・・そんなかんたんに・・・」
みかがみ「・・・ここからはわたしのでばんです!わたしがおさえます・・・!」
たまきまる「すごいようりょくだ・・・!これがあのみかがみか・・・!」
つるぎまる「こ、これならやれるかもしれん」
ちき「ふうん。あれがあらたな"おに"。いや、このまえの"むしきまる"とかいう
おとこのようなじゅんすいなものではない。"まがいもの"だね」
とわな「よそみをしているひまなどないはずだが!」
ちき「あるからしてるんだよ」
とわな「なめるなっ!」
りゅうれん「このていどのこうげきなら!われらをたおすにはいたらん!」
ちき「・・・てかげんはおわりだ。"がるだ"、"だいにかいてい"!」ぴかっ!
りゅうれん「な、つるぎのかたちがかわっただと」
とわな「けいたいへんか・・・!?」
ちき「くだけちれ」どぎゃああっ!
とわな「ぐううううーーーーっ!?」
ちき「ははっ!きみたちもほんきをみせてくれ」
とわな「はちぶけんがすがたをかえたということは、こいつは"てんじょうじん"・・・?」
ちき「・・・ああ、すまない。"こんけつ"のきみたちにはむりだったね」
とわな「ちっ・・・しっていて!」
りゅうれん「おい、なんなんだあれは!」
とわな「あれが、はちぶけんの"しんのすがた"なんだよ。つるぎののうりょくをかんぜんに
ひきだすには、"じゅんすい"なてんじょうじんであるひつようがあるの」
りゅうれん「なるほどな。だから、わたしのつるぎはへんかしないってわけか。だが、おまえは・・・」
とわな「わたしも"こんけつ"だから。・・・わたしとくおんは」
りゅうれん「・・・そうか。だがこまったな。このままでは」
とわな「そうね。なんとかしないと・・・」
みかがみ「やめてください!ひこめちゃん!」
きゅうびのひこめ「やめる?こんなにたのしいのに?」
みかがみ「たのしい?・・・にいさまをきずつけて、なにがたのしいんです!」
きゅうびのひこめ「それが、いきもののほんのうだろう。にくしみこそがちからのみなもと。
おまえもそうだったはずだ、みかがみ。"たいまし"としてのおまえは ようかいをにくんでいた。
だから、そこまでつよくなろうとし、そのけっか、そうなったのだろうに!」
みかがみ「・・・そうだったかもしれません。でも・・・わたしはあなたとあってから
かわったんです。いいようかいもいるんだって!おしえてくれたのはあなたですよ!
それにあにうえはちがいます。あにうえははじめからあなたを・・・!」
きゅうびのひこめ「ううう・・・もういい。しね!」
みかがみ「しねません!あなたをたすけます!このままではにいさまにあわせる
かおがないですから!"ひょうが・れんげき"!」
きゅうびのひこめ「"ばくえんしょうは"!」
ばしゅっ!どおんっ!
せつな『やっぱり、あっちのほうがちからがうえだね』
みかがみ「くやしいですけど、そのようです」
せつな『こっちには"けっていだ"がないからね』
みかがみ「こおりとみずのじゅつをゆうごうして はなてますかね?」
せつな『ええ!?そんなことやろうとしてるの・・・。
・・・ふたつのぞくせいのじゅつをせいぎょできるの?』
みかがみ「やりますよ。なんだって」
せつな「ふうー・・・。ぶっつけほんばんってわけか。このまましぬよりはましかな」
みかがみ「きまりです。やります!」
みかがみ「こおりのみぎて!みずのひだりて!」
せつな『・・・ぜんかいでやるんだね?はなてるのは いっぱつだよ。
きっと、てんしんがかいじょされちゃうから・・・』
みかがみ「わかりました!どっちにしてもつぎはないです!」
きゅうびのひこめ「・・・ふうううううう!"そうえんは(蒼炎波)"!!」
みかがみ「ごうせいじゅつ!・・・"りゅうひょうは"(流氷波)!!」
どごおおおおぉぉん!!
つるぎまる「じゅんすいなちからのぶつかりあいだ・・・!」
たまきまる「ううっ!?どっちがかったんだ」
みかがみ「・・・っ!」
せつな「やっぱりかいじょされちゃったか・・・。でも、ひこめのうごきはふうじたはず」
ひこめ「・・・ぐうううううっ!?なんだ、このこおりは!」
たまきまる「でかしたぞ、みかがみに、せつな!」
ひめや「いまなら!」
つるぎまる「おおっ!いっきにたたみかけるぞ!」
かがみまる「・・・まってくれ、みんな」
みかがみ「にいさま!?きがついたんですね!」
かがみまる「うん。ひこめのこと、あとはおれにまかせてほしい」
つるぎまる「し、しかしな!あれは"きゅうび"だ!"しじょうさいあく"の
ようかいのひとつだぞ!?おまえもげんにころされかけただろ!」
かがみまる「・・・ひこめはひこめだ。だからあとはおれがなんとかする」
つるぎまる「かがみまる、おまえは」
たまきまる「・・・まかせる」
みかがみ「にいさまにまかせます」
つるぎまる「なっ、なに!?おまえら・・・」
たまきまる「まかせるっていったんだ。あとは」
つるぎまる「・・・わかった。だが、あぶなくなったらまよわずそのきゅうびをうつぞ」
かがみまる「ありがとう。・・・さあ、ひこめ」
きゅうびのひこめ「・・・くるなっ!」
ちき「きゅうびのうごきがとまった?
・・・ふふ、なかなかがんばったじゃないか。
きみたちもみならったらどうだい?」
とわな「はあっ・・・はあっ・・・」
りゅうれん「おっ、おのれ・・・!」
とわな「いきがあがってるな」
りゅうれん「おまえ、ほどでは・・・ない」
ちき「わるいんだけど。そろそろきえてもらおうかな。
・・・はああああああああっ!」
とわな「ここまで、か?」
???「させるかよおっ!」
どがっ!
ちき「なんだ!?ほう・・・きみか」
くおん「・・・だいじょうぶか、あねうえ!」
とわな「く、くおん!?いきていたのか!」
くおん「どうにか まにあったようだな」
ちき「しにぞこないめ」
くおん「あねうえ!おれがちからをかそう!」
とわな「くおん・・・しんじていいんだな?」
くおん「ああ?もちろんにきまってるだろ!」
りゅうれん「さんたいいち。・・・これならば!」
ちき「・・・できそこないがひとりふえたところで
なにもかわらないよ」
くおん「どうだかなっ!」
ちき「ふ。やってみせてよ?」
くおん「おまえら!いっきにいくぞっ!しっかりついてこい!」
とわな「ええ!」
りゅうれん「うむ!」
くおん「こいつは"さきみ"のちからをもっている。だから、ふつうにあてることはできねえ」
りゅうれん「だから、か。それでたいさくはあるのか?」
くおん「"さきみ"のちからは、かんぺきではねえ」
りゅうれん「ふむ」
くおん「さんにんでべつほうこうからしかける。そうすれば、みらいの"ぶんきてん"が
ふえて、やつのはんだんもにぶくなるはずだ」
りゅうれん「だが、やつははやい。かわされるかのうせいが・・・」
とわな「かわせないような"こうはんい"のこうげきをしかけなければ。となれば・・・」
りゅうれん「はちぶけんをぜんかいでふるうしかないか」
くおん「そうだ。だが、それはやつもかんがえている。・・・そこでだ」
ちき「さっきからなにをぶつぶつと・・・いっているんだ」
とわな「ちれ!・・・あわせてよ!?」
りゅうれん「おおおおっ!」
くおん「いくぜえええええーーーっ!」
ちき「なにをするきかしらないけど、すべてはむいみなのに・・・」
とわな「でぃーば!"てんしょうは"ーーーっ! 」
りゅうれん「なーが!"だいかいしょう"っ! 」
どごおおおおおおおんっ!!!
ちき「やっぱりそうくるよね。ここまでは"みえていた"」
くおん「あまいぜーーーっ!」
ちき「はちぶけんはおとりか!?しまっ・・・」
どがあああっ!
ちき「ぼくにあてるとは・・・なかなか、やるよね。でもすこしあさかったね。
"あすら"があればすこしはちがったかもしれないけどさ」
くおん「ちっ、くそったれめ・・・」
きゅうびのひこめ「くるな・・・くるなっ!」
かがみまる「ひこめ、かえろう。もう、いいんだ」
ひこめ「ううううう・・・!か、かがみ・・・まる・・・」
かがみまる「・・・よかった」
ちき「・・・きゅうび?かんぜんにこころをこわしたのに?
まあいい・・・ふたりなかよくあのよにいくがいい」ばしゅっ!
くおん「あん?どこにこうげきを・・・かがみまるか!?」
りゅうれん「かがみまる、よけろーーーーっ!」
ひこめ「あぶない!かがみまる!はなれて!」どんっ・・・
かがみまる「え・・・」
ざくっ・・・
かがみまる「ひ、ひこめ・・・?」
ひこめ「ぐ、あっ・・・ううっ・・・っ」
みかがみ「ひ、ひこめちゃん!」
たまきまる「あ、あのやろう!みかがみ、かいふくじゅつだ!」
みかがみ「だめです・・・きずがふかすぎて・・・ききません」
せつな「そ、そんなのってないよ!」
ちき「はっ・・・ははっ!」
くおん「てめえはあああああーーーっ!」
ちき「きえてろよ、くおん」どがっ!
くおん「がはっ!?」
かがみまる「しっかりしろ、ひこめ!」
ひこめ「ごめん。もうだめみたい・・・。でも、よかった。
かあさんのおかげで・・・いのちのきょうゆうがはずれてるから、
かがみまるをみちづれにしなくて・・・すむ・・・よね」
かがみまる「おまえ、しっていて・・・」
かがみまる「こんどはおれが、たすけるばんだ」
ひこめ「な・・・に?よくきこえないんだけど・・・」
かがみまる「おまえがむかし、おれをたすけてくれたようにこんどはおれが
おまえをたすける。おまえがつかった"きょうゆうじゅつ"のつかいかたはわかってる」
ひこめ「やめ・・・ろ・・・そんなことをしたら・・・、にどめは、じゅつがとけなくなる。
それに、じゅつにしっぱいしたら、おまえがしぬ・・・」
かがみまる「それでもいいんだ。おまえがいきていれば、それでもいい。
おれはおまえのことがすきだから・・・、それでもいいんだ」
ひこめ「ばか・・・だよ。やっぱり、ばか・・・」
かがみまる「なんとでもいってくれ。・・・やるぞ」
ひこめ「うん。おねがい・・・」
ぴかっ・・・!
ちき「なんだ、このひかり・・・うう、まぶしい!」
みかがみ「あれは、あのときとおなじひかり」
ごごごごごごごごご・・・ばしゅううううううん!
ひかりのなかから そうえんてんこ(蒼炎天狐)がしゅつげんした!
りゅうれん「なに!?なんだあれは・・・」
とわな「あおいほのおのをまとった、きつねの"おに"か」
くおん「しっぽのかずは"よんほん"しかねえのに、なんだよこのちからのほんりゅうは・・・!」
みかがみ「ちがいます。あれは・・・"てんこ(天狐)"です。ようこのしっぽは きゅうほんでうちどめです。
さらにちからが ますとしっぽのかずはへっていくんです」
たまきまる「てんこだと?きゅうびをこえたでんせつのそんざいじゃないか。」
そうえんてんこ「ちき・・・おまえのあいてはおれがしよう」
ちき「こけおどしをーーーーーーーーーーーっ!」
ちき「てんこだか、なんだかしらないけど、しょせんはちじょうじんだ。
ぼくにかなうはずは・・・ない!」
そうえんてんこ「ためしてみればいい」
ちき「・・・そうさせてもらおうっ!」ひゅんっ!
くおん「き、きえた!」
みかがみ「こうそくでうごいているのです」
ちき「ぼくをとらえることはできないだろ!」
そうえんてんこ「・・・おそい」どかっ!
ちき「があっ!?・・・あ、あてたっていうのか。
いや、そんなかのうせいはみえていなかったはず・・・」
そうえんてんこ「・・・こちらからいくぞ」ひゅんっ!
たまきまる「こ、こんどは、かがみまるがきえたぞ・・・」
ちき「くっ・・・、ぼくにはこの"さきみ"のちからがあるんだよ?
きみのこうげきなんてあたるはずは・・・」
そうえんてんこ「はっ!」ごっ!
ちき「ぐううっ!?な、なんでだ、なんであてられるんだ!」
つるぎまる「あいてのとろうとしている こうどうにたいして ちょうはんのうで
きりかえしているのか。あれならば"さきみ"のちからもやくにたつまい」
せつな「でも、そんなことがかのうなの?」
ひめや「てんこってやつなら、それがかのうなんだよ。きっと」
ちき「おされているって?・・・このぼくが」
そうてんてんこ「おわらせる」すっ・・・。
みかがみ「あのかまえは・・・。りょううでに ちからがしゅうちゅうしていく・・・」
せつな「さっき、ひこめがつかった"そうえんは"だよ!」
くおん「おい!おれたちまでふきとんじまうぞ!あそこにあるたかだいに あがるんだ!」
りゅうれん「うむ!」
そうえんてんこ「これが"おれたち"のちからだ!"しん・そうえんは"ーーーーっ!」
ちき「おもしろい。むかえうってあげるよ!・・・がるだ、"しょうめつざん"!」
ばしゅううううううーーーーーーーーっ!どおんっ!
たまきまる「す、すげえ!やっちまったぞ!?」
とわな「いや、ふせがれた」
みかがみ「あっ・・・あのじゅつは・・・!」
そうえんてんこ「・・・"かがみのたて"だって?いったいだれが」
おとこ「まったく、くだらんじゅつをつかってしまった」
おんな「やれやれあそびすぎなのよ」
ちき「ちょっとあぶなかったかも。ありがとうね、"えいら"」
"えいら"とよばれたおとこ「ふん。かなりおされていたようだが」
ちき「ごめんごめん、ゆだんしすぎちゃったんだよ」
おんな「まあ、よしとしましょう。こっちのしごとはすんだわよ。
"てんのはしら"のひとつをしょうあくしたわ」
ちき「よくやってくれた、"うつろ"。そろそろてったいしよう」
"うつろ"とよばれたおんな「あまてらすはふっかつさせてしまっても?」
ちき「かまわないよ。いまさら"ぎじかんりしゃ(擬似管理者)"どもになにかできるわけじゃないし」
うつろ「まあ、そりゃそうね。えいら、てんいを」
えいら「わかった」
そうえんてんこ「まて!おまえは、なぜ"やた"のわざを・・・!」
えいら「・・・きさまは、"やた"ほんけのものか。そんなようかいふぜいと
まじわってけがれたみで、"やた"をなのると?くっくっく・・・これはこっけいだな」
そうえんてんこ「な、なんだと!?」
うつろ「えいら、しゃべりすぎよ」
えいら「ふん・・・てんいするぞ」
ちき「・・・きみたちはがんばったけど、ぼくらもうらでけっこううごいてたんだよ。
さいごにかつのはぼくらのほうだ。おぼえておくんだね」
ひゅん!
そうえんてんこ「き、きえた・・・。にがしたのか・・・」
すっかり真面目になったな
テコ入れかよw
そうえんてんこ「・・・てんしんかいじょ」ばしゅっ!
ひこめ「にがしちゃった」
かがみまる「"てんのはしら"とか、きになることをいっていたな。
(それにあの"えいら"というおとこのわざは・・・)」
みかがみ「にいさまっ!ひこめちゃん!」
ひこめ「みかがみ。しんぱいをかけたな」
みかがみ「いいえ!ぶじならそれで」
ひこめ「せつなもな。・・・さっきのはけっこういたかったぞ」
せつな「そ、そこはおぼえてるんだ。あはは・・・」
りゅうれん「"かるら"・・・、あれは"うらさんしゅう(裏三衆)"か」
とわな「・・・おそらくそう。きっと"つくよみ"のめいれいでうごいているわ」
くおん「そういえば、あねうえはどうしてここに」
とわな「あまてらすをふっかつさせにきたに きまってるでしょ」
くおん「なに!?」
とわな「くおん。そんなことより、あなたはやらなきゃならないことが・・・」
かがみまる「くおん・・・」
たまきまる「てめえ、いきてやがったのか!こんどこそ・・・!」
くおん「ふん・・・おまえらのすきにしてくれ」
たまきまる「なに?」
とわな「まってくれ!こいつのふしまつは わたしのせきにんだ!」
くおん「ちがう、あねうえはかんけいねえ!」
かがみまる「え・・・きょうだいなのか?」
とわな「ええ、そう。はなしだけでもきいてあげてちょうだい」
みかがみ「あなたは・・・おとうさまのかたきです。しかし、
それなりのりゆうがあるようです。きかせてください」
かがみまる「みかがみ・・・」
くおん「・・・おまえらとはじめてあったあと、あの"えいら"というおとこに
まちではなしかけられて、"かがみ"をみたんだ。それから、あたまがぼーっと
しちまって、きづいたら・・・とりかえしのつかないことになっちまってた。
それからはおまえらのしってのとおりだ」
とわな「こいつにばつはうけさせる。だが、このはなしはしんじてやってほしい」
たまきまる「そんな"よたばなし"、しんじるとおもうか?」
ひこめ「わたしはしんじよう。じっさいにあやつられてしまったからな。
だが、ゆるしをこうべきあいてはほかにいる」
たまきまる「・・・ちっ」
みかがみ「・・・ゆる・・・ま・・・す」
かがみまる「・・・みかがみ?」
みかがみ「ゆるします。"やた"のなにおいて、わたしが・・・。それでいいですよね、にいさま?」
かがみまる「そうだな。(また"えいら"か。どこかできいたなまえなんだが・・・)」
たまきまる「ふ・・・、わりきれるもんでもねえが、わりきらなきゃさきにはすすめねえ。
だったら、"やさかに"もおまえをゆるす」
くおん「すまない。ありがとう・・・」
とわな「・・・"さんしゅのじんぎ"がおそわれたのは、"あまてらす"をふっかつさせるために
ひつような、ゆいいつの"かぎ"だからだ」
かがみまる「"あまてらす"?」
とわな「ああそうか、そこからはなそう」
とわな「かつて、このせかいは さんにんのかみがおさめていたの。
それが"あまてらす"、"つくよみ"、"すさのお"。あるときから
"すさのお"はすがたをけした。"やまたのおろち"をふういんするために
ちじょうにおりたといわれているわ」
つるぎまる「・・・やまたのおろちだと?」
とわな「そう。"すさのお"は やまたのおろちをたおすために、
てんじょうかいのひほうである"かがみ"、"まがたま"、そして、
みずからの"つるぎ"をちじょうじんにあたえたのよ。
あなたたちのいえにつたわっている"さんしゅのじんぎ"がそれってわけ」
かがみまる「それで、"すさのお"ってかみさまはどうなったんです?」
とわな「さあ。いっせつには ちじょうじんたちとともに
やまたのおろちとたたかって、ちからつきたといわれているけれど・・・。
とにかく、それでかみはふたりになった。"あまてらす"と"つくよみ"ね。
"つくよみ"はてんじょうじんをひきいて、ちじょうかいをしはいしようとした。
それをよしとしない"あまてらす"は、ちじょうせかいをまもろうとし,
たったひとりで、てんじょうかいにたたかいをいどんだのよ。
そして、かみとかみの たたかいがはじまった」
たまきまる「・・・それで、どっちがかったんだ?」
とわな「あいうちよ。"つくよみ"はきずつき すがたをけした。
"あまてらす"はちからつきて"あまのいわと"へふうじられた。
それからせかいが ひとだけのてで うごきはじめたのよ。
・・・ここまでが"でんしょう"よ」
くおん「そういうわけで、"あまてらす"は、おおくのてんじょうじんにとって、
いみきらうべきそんざいになってる。かなりのてんじょうじんが、そのたたかいで
ぎせいになったといわれているからな」
かがみまる「でも、"つくよみ"はいきているんでしょう?」
とわな「みとめたくはないけれど。でもかんぜんではない。"ちき"たちは、
きっと"つくよみ"をかんぜんふっかつさせようとしているわ。そうなれば、
こんどこそ ちじょうかいはおわりね」
ひこめ「そんなこと・・・」
とわな「そう。だから、わたしたちは"つくよみ"に たいこうしうるそんざいである
"あまてらす"をふっかつさせる。さっきのはなしの"あまのいわと"は、このたかまがはらにあるの。
ふういんをとくには"さんしゅのじんぎ"のちからがひつよう。・・・はなしよめた?」
たまきまる「まあ、このままだと、せかいがやばいってことはわかった」
つるぎまる「かみをふっかつさせるというのか。しかし・・・"くさなぎのつるぎ"はつかえんぞ?」
とわな「しってるわ。そのまがいものじゃ、ちからがたりない。そこはわたしの"でぃーば"と
りゅうれんの"なーが"で、あなうめする」
かがみまる「でも、てんじょうじんは"あまてらす"をにくんでいるのでは・・・」
くおん「おれたちは、ちじょうじんとの"こんけつ"だからな。ちじょうかいもすきなんだよ。
それに、ひとがしぬのは もうみたくねえってのもあるな」
とわな「ああもう、よけいなことはいわなくていいのに・・・。それで、きょうりょくしてもらえるかしら?」
かがみまる「・・・そうですね。やってみましょう」
たまきまる「きまりだな」
つるぎまる「うむ。ちじょうかいをほろぼされるわけにはいかない」
くおん「よーし、そうときまれば、とっとと"あまのいわと"までいくぜ!」
りゅうれん「とわな。"うらさんしゅう"のことは」
とわな「それは・・・まだいいわ。かくしょうもないし、ね」
-あまのいわと-
くおん「ここがそうか」
ひめや「おー、すごいおおきいいわでふさがれてるね」
とわな「さっそくはじめるぞ。かくじ、"さんしゅのじんぎ"のちからをかいほうしろ」
かがみまる「うん」
たまきまる「よしっ!」
つるぎまる「・・・このつるぎがつかえるのは、あといっかいといったところか」
りゅうれん「ひらけ!あまのいわと!」
ごごごごご・・・
ひこめ「おっ、あいたな」
せつな「ずいぶんすんなりね」
ばしゅーーーーーーーん!
みかがみ「きゃっ、まぶしい」
???「ふう、ようやくでてこれたな」
とわな「・・・"あまてらす"さまですか?」
あまてらす「ああそうだ」
とわな「・・・あなたをふっかつさせたりゆうは」
あまてらす「"つくよみ"がふっかつしたのだろう」
とわな「え・・・」
あまてらす「しっている。あれとは、きょうだいのようなものだからな」
たまきまる「で、どうすれば"つくよみ"ってやつをとめられる?
あんたがでていって、たたかえばそれですむはなしなのか」
あまてらす「むりだな。わたしにくらべてやつのほうが、ちからをとりもどしている。
いまのままではまず、かちめはないだろう」
つるぎまる「なに?はなしがちがうではないか」
あまてらす「うん、そんなこといわれてもな・・・」
くおん「これで"じゃしん"ってやつなのかよ。かなりたよりないな」
かがみまる「しっ、きこえますよ!」
あまてらす「うっ・・・だれが"じゃしん"だ。それはおまえたちがかってによんでるだけで、
わたしは、このせかいの"かんりしゃけんげん"の"だいこうしゃ"だぞ」
せつな「いってることがぜんぜんわかんない・・・」
みかがみ「しかたないです、えらいかみさまなんですから」
あまてらす「・・・ああ、そういうことにしてくれ。わたしのちからをとりもどすには
てんじょうかいにある、みっつの"ぷらんと"へおもむき、"きょうきゅうさき"をわたしにへんこうしてくれればいい」
ひこめ「"ぷらんと"ってなに?」
あまてらす「あー・・・ここまで、ぶんめいが"たいこう"してしまったのね」
とわな「てんじょうかいにある、"てんのはしら"とよばれる"こだいいせき"のことかも。
てんじょうじんでもあそこへは ちかづかないの」
あまてらす「たぶんそれだ!」
ひこめ「"てんのはしら"・・・。さっき"ちき"たちが、ひとつ、"しょうあく"したといっていたぞ」
あまてらす「あらら。"つくよみ"にしてもかんがえることはいっしょか」
くおん「ここからいちばんちかいのは、"だいろくかいそう(第六階層)"にあるやつだな」
あまてらす「ちょっとまて、"けんさく"してみる・・・。ううん。それが"つくよみ"にうばわれたやつみたいだ」
ひこめ「うばいかえせばいいんじゃないの?」
あまてらす「"ぷらんと"はいちどうごきだすと、とめることはむずかしい。
ほかのばしょにあるやつをねらったほうが りこうだ」
くおん「のこりはどこにあるんだっけな」
とわな「ひとつは"だいさんかいそう(第三階層)"の"みやこ"のほうになかった?
もうひとつはしらないわね。そもそも、"てんのはしら"って ふたつしかなかったような・・・」
かがみまる「あまてらすさまは、ばしょをごぞんじなんですか?」
あまてらす「"ふゆうたいりく"も はいちがかわってしまったからなあ。わからんのだ」
ひめや「とにかく、そこにいってみようよ。"ちき"たちより はやくね」
かがみまる「きまりだな」
たまきまる「"みやこ"ってことは、こんなそらのうえに ひとがすんでるってことか?」
くおん「まあな。このてんじょうかいは、"なな"の"かいそう"にわかれている。おれたちが
いまいるのは、もっともたかい"だいななかいそう(第七階層)"。もっとも、ここには"たかまがはら"しかないが」
とわな「これから、もっとしたの"かいそう"にいくことになるんだけど・・・」
りゅうれん「はちぶけんをつかえば、いどうはかんたんなのでは?」
とわな「・・・はちぶけんのちからは、さっきのたたかいと、"あまのいわと"の
ふういんかいじょのせいでしばらくつかえないわ」
りゅうれん「む、まいったな」
あまてらす「なんだなんだ。べつの"かいそう"にいどうしたいのか?」
かがみまる「そうですけど」
あまてらす「できるぞ。かんたんに。そのくらいのちからはのこっている」
たまきまる「おい、かみさまがじきじきに はこんでくれるらしいぞ」
みかがみ「えっ、ほんとうですか」
あまてらす「まかせておけ」ちゃきっ・・・
かがみまる「なんですか、そのけん」
あまてらす「"ぜんのうけん(全能剣)"のひとつ、"にちりんけん"。
これは"かんりしゃけんげん"を こうしするためにひつようなんだ」
たまきまる「ううん、いってるいみが いちいちむずかしいぜ」
つるぎまる「だいじょうぶだ、だれもわかっていない」
あまてらす「まったく・・・。まあいいか、いくぞそれっ!」ぴかっ!
まだ続いてる
書いてる人すごい
大分前のシリーズで「えひめまる」の名前リクエストした者です
-天上界第三階層 古都-
たまきまる「ついたな」
ひこめ「あまてらすさまは ついてきてくれなかったのか」
くおん「まっ、しかたねえさ」
ひめや「ここすごい!みたことのない"きかい"がいっぱいあるよ」
とわな「うん、そうだ。だが、これらはかこのいせきからほりだしたものであって
われわれにつくるぎじゅつはのこされていない」
ひめや「ええ、そうなの?」
せつな「"きかい"ってなに?からくりみたいなもの?」
とわな「まあ、とおからずだな。てんじょうかいは かこのいさんにいぞんして
なりたっている。この"はちぶけん"も、そういったかこのいさんだ」
ひめや「へえ。いつつくられたものなんだろう」
とわな「おおむかしのじだいのものだといわれているから、わたしにもわからないな。
"あまてらす"さまなら しってるかも」
ひめや「そっか。こんどきいてみるとしようかな」
くおん「おい、どこかできゅうけいするぞ」
たまきまる「そんなじかんは・・・、ぐっ・・・」
くおん「やっぱりな。おまえ、あのへんなかたなをつかったせいで
そうとうこたえてるじゃねえか」
たまきまる「きづいてたか・・・」ばたっ
ひこめ「おいおい、だいじょうぶか?」
たまきまる「・・・わるい、しばらくうごけないみたいだ」
みかがみ「たまきまるさんを やどに はこばないと。
・・・えーと、やどってどこにあるんですか?」
つるぎまる「おれがいこう。ひめや、おまえもこい」
ひめや「え?なんでぼくも」
つるぎまる「いいから」
ひめや「うーん、わかったよ」
つるぎまる「おまえら、さきにいけ。おれたちはあとからいく」
かがみまる「ええ、わかりました」
たまきまるが なかまからはずれた
つるぎまるが なかまからはずれた
ひめやが なかまからはずれた
ところで書いてる人はゲームの製作進んでるの?
オナニーならブログでやればいいじゃない
もう一年以上前かw
一年もあればグラフィックなり音楽なり終わってるよね?
てか、この作者は1じゃないだろ
今まで二、三作ほど作りかけの投下があったけど、結局その後の音沙汰は無いな
>>854 ども。最初の部分を建て直すのは大変でした。
なんかダラダラやるのも迷惑そうなんで、暫く消えてますね……。
いや、あんたが書き込んでくれないとこんなスレすぐ落ちるぞ
力作だしゲーム原作てことでいいじゃない
ONIの里がWikiに変更する予定らしい
ONIの里、絵が相変わらず糞で笑った。恥ずかしくないんだろうか
何をだw
で、続きは
-てんのはしらのいせき(すさのお・ぷらんと)-
ひこめ「ところで・・・」
くおん「うん?」
ひこめ「はちぶしゅうとは、そもそもなんなんだ。おまえたちのもつ
そのつるぎ"はちぶけん"。なりたちもわからないのに、おまえたちは
それをふりまわして、はちぶしゅうをなのっているというのか?」
くおん「あまてらす、すさのお、つくよみをしゅごするためのものだとしかきいてはいないな。
ときをかさね、"はちぶしゅう"はてんかいのへいわをまもるための"じけいだん"みたいな
もんになっていった。そして、あねうえはその"たいちょう"だった」
せつな「ううん。やっぱり"りゅうれん"のはなしとあんまりかわらないね」
くおん「ま、そんなもんだろ。でんせつはしょせん、でんせついじょうにはなれねえ」
とわな「ここがちゅうすうだ」
みかがみ「みなさん!ついたみたいですよ」
かがみまる「どれどれ・・・」
りゅうれん「これがたいこのいさんか・・・」
ひこめ「なんかいろいろひかってるな。さわっていい?これさわっていい?」
かがみまる「だめだ」
ひこめ「・・・ちぇっ」
とわな「きどうさせてみよう。ええと・・・どうやってやるのかな」
どごおおおおっ!
せつな「!?」
くおん「とびらがぶっこわされた。てあらなまねをしやがる!」
とわな「・・・おいつかれた。いがいとはやかったじゃない」
りゅうれん「こいつらは・・・ちきのなかまか!」
うつろ「ふふっ。またあったわね」
えいら「・・・ふん。とっととかたづけるぞ」
うつろ「そうあせらないの。ね?」
えいら「ちっ・・・」
再開キタ
ひこめ「かがみまる!」
せつな「みかがみ!」
みかがみ「はい!やります!」
かがみまる「いくぞ!てんし・・・」
うつろ「すこしおとなしくしてなさい。はあっ!」ばしゅっ!
かがみまる「!?」
みかがみ「これはけっかい・・・とじこめられた!?」
ひこめ「こんなものてんしんして たたきこわしてやる・・・」
せつな「そんなことしたら、なかにいるわたしたちまでやばいとおもうなあ」
ひこめ「ぐうううう・・・どーするんだ!おいきいてるのか、かがみまる!」
かがみまる「(あのおとこは・・・)」
とわな「きさまのつるぎは まさに"まほらが"。やはり・・・"まほらがしゅう"。
そして、そっちのおとこがもっているのは・・・」
うつろ「ふふ、よくしってるじゃない。"おもて"のくせに。しょうかいしてあげて、えいら」
えいら「ちっ・・・これが"がんだるば"。そしておれが"けんだつばしゅう"だ」
とわな「やっぱり・・・」
くおん「どういうことだ!あねうえ!こいつらは・・・こいつらも"はちぶしゅう"なのか!?」
りゅうれん「・・・"うら"のはちぶけんである、"がるだ"、"まほらが"、"けんだつば"。
そのなまえだけは、かこのぶんけんにのこっていた。じつざいしているとはな・・・」
うつろ「わたしたち、"うらさんしゅう(裏三衆)"は はるかむかしから"つくよみ"さまのもとで
せかいのうんようをしてきたのよ。"おもて"のあなたたちは なにもきづかずに
それをきょうじゅしていたけれど・・・」
くおん「ごたくはいい!おまえらはおれたちのてきだっ!」
えいら「ばかめ。むちとは つみのべつめいだとは よくいったものだ!」きぃんっ・・・!
くおん「てめえは・・・っ!」
えいら「おれにかてるか?おまえごときで・・・はちぶけんなしでっ!」
くおん「そんなもんにたよらなくたってな、おれはじゅうぶんつよいんだよ!」
えいら「つよがりにしかきこえん!」
とわな「いまたすけるぞ!」
りゅうれん「うむ!」
うつろ「あなたたちのあいてはわたしよ。できそこないのてんじょうじんさんたち。
"けいたいへんか"なしのつるぎでどこまでやれるかしら?」
とわな「・・・っ!」
りゅうれん「かんじょうにながされるな、とわな!」
とわな「わかって・・・いるっ!」
はちぶしゅう「えいら」、はちぶしゅう「うつろ」がおそいかかってきた!
オナニー文章荒らしのせいでゲーム作る人は来なくなったとさ