【唯書】書道について語りましょうvol.3【一絶耳】

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944わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/22(火) 18:33:47
世代変わっても、あんま変わんないと思うけどね。
ただ、公募展に参加しない人や、兵隊の質が落ちていくと思う。
収入源も細くなっていき、小物時代へ。

草原はわかりやすいから若い人多い。あと、おばちゃん。
945わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/22(火) 18:51:42
>>942
すいけんって偉いところあったっけ?
946わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/22(火) 19:43:56
創玄はいっそのこと日展に対抗し得る組織を作っちゃえばいいんだよね。
毎日をそれぐらいに仕立て上げるとかさ。そしたらこの先も安泰なのに。
947わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/22(火) 19:51:46
私も昔の人ではないけど、翆軒のこと結構伝説になってるでしょう。
公募展なんかであの人好みでない作品に手を挙げたりすると、ジロりと
威嚇されて、おずおずと手を下ろしたとか言う話。
五鳳の「ひよこ」に落款を押す必要がないと助言したのもすいけんだし
すいけんの仮名でけっこうすきなのもいくつかあるな。五鳳さんなんか
の作品にも、影響を受けてるのがあるよね。
 よって、好き嫌いを別にすると、すいけんは偉い!
948わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 00:07:10
>落款を押す
うわ、あなた、やっちゃったのでは??
949わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 07:47:00
やっちゃったってなにを・・・かいな。
2チャンネルデビューして浅いので、そういうちょっとしたところが読めない。
仮名の小作品にも落款押すでしょう?
950わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 11:13:36
>>947
おのえさんが学者なのはわかるけど、
すいけんさんは学者や研究者だったっけ?
ってことなんだけど。
>>948
おまいが辞書引け。
951わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 11:30:40
落款印を落款と省略してもいいんじゃなにの、口語、口語で
やりとりされてるようなこんなところじゃさ、

950 ちんぽこ小っちゃいやつだな
突っ込むところもくだらないんだよな。だから逝けって言われる
立場になっちゃうんだよな。

すいけんは仮名、漢字それなりに1つのスタイル築けたんじゃない
。1流作家と見るけど。
952わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 11:47:19
>>951
文章のつたなさを指摘されただけで
そうムキになるなよ。
953わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 12:19:54
その方の師匠からして常日頃から雅印そのものをラッカンと呼んでいらっしゃるのでは?と心配したのです。
954わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 12:43:28
【落款】らくかん(くわん) 書画に記名し、雅印を押すこと。
〔小山画譜、下、落款〕畫に一定落款の處有り。其の所を失ふときは、則ち畫局を傷(やぶ)ること有り。
955わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 14:02:31
一般の辞書には落成款識とは出ていないのですね。
956わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 14:04:09
953
わが師はあまり書学に詳しい方ではないけど、印の事は「雅印」と言い、
雅印を指して落款とはいわれません、心配後無用。
印を画譜に置いたとき、記名があっても、雅印だけでも、はじめて落款
と称すると思っていた。
 みんな、いろいろ教えてくれて有難う。
957わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 16:58:36
ちなみに、広辞苑には
(落成の款識の意)書画に筆者が自筆で署名し、または印をおすこと。また、その署名や印。
とあります。
まあ、辞書にはそうあるということで。
958わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 20:29:31
>>957
“その署名や印”とは書画の上に捺された印を言うのであって、
手に持つ印そのものをいうのではないよね。
959わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 20:39:37
かつて訪問先の中国で自分の名印を刻してもらい、印についてひとくさり
エッセイで述べた作家がいました。
内容たるやもう気の毒で読んでいられないのですが、その中で彼も印自体
を落款、落款と連呼しているのです。故立○●秋氏。

恐らく烙印や印鑑からの連想だとは思います。
かつて四大新聞のうちの某紙上の記事にすら印そのものを称して落款と
書いた記事があったことが・・・・
960わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 20:56:35
出典はものの本によれば、
“落成”が左伝昭公七年、“款識”が史記封禅書、または漢書の郊祀志、
このあたりだそうです。
961わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/23(水) 22:16:34
ニャホ・ニャホ・タマクロー、が頭からとれないよ〜
962わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 14:52:58
これ、意識の問題なのかもね。
落款落款とか甚だしいのは「ハンコ」とか言ってる方もいるからね。
「落款を押す」これは二重にアウトでしょw
捺すくらい書いてね(はぁと
963わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 15:13:37
押印、捺印は釣りだろうけど、
別に「落款を押す」というのは変だと思わないけど。
「落款」を入れるとか、「落款」を書くとは言わないかい?
「落款を押す」というのは、落款を入れる行為として押印するってことだろ。
印章(印影じゃなくて。)そのものを指して、落款というのはおかしいけど。
964わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 15:50:29
>>963
>印章(印影じゃなくて。)そのものを指して、落款というのはおかしいけど。
そのつもりなんじゃない?>>947は。
965わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 16:26:02
964の指摘でやっとことのしだいが呑み込めました。
「君のこの作品は君にしかかけないから、落款はいらないと思うよ・・」
そうですね、スイケンは「落款は押さなくていい」といったのではなくて、
「落款はいらない」と言ったのでした。
私自身の理解では勿論、印章それ自体ではないのだが、947の書き方では
誤解を招く。
何故こんなに物議を醸すのかなと思っていたが、964でやっと判った。
しかし、落款について方々のウンチクを学ばせていただいたことに感謝!
966わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 16:41:25
もっといえば青銅器に鋳込んである銘文の凹凸が款識ね。
どっちがどっちか忘れたケド。
967わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 16:44:26
ある金石家の集まりで去る方が款識のことを「カンシキカンシキ」というもの
だから居合わせた篆刻家の河井荃廬、「款識をカンシキなんて言う様なヤシはだめだよ」
とたしなめたそうな。
968わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 18:19:35
河井筌廬は、ねらーかヨ。
どっちかっつーと小林氏の方がねらーっぽいけどね。
凹(陰)款、凸(陽)識ね。

それより落成の出典がみつからないんだけど。ほんとに『左伝』なの?
969わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 18:24:02
小林氏はホリ師だろ。
970わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 18:29:22
>>969
凸?凹?
ヤシは款?識?
971わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 18:49:03
では、款識はなんと読む名でしょうか。今更聞けない・・でもココでは聞ける。
今日、篠田氏の著書を読んでいたら、ちょうど河井せんろの印人としての
透徹な生き様のところだったので再び、荃廬にであえてラッキー。
972わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 19:17:44
かんし■
973わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 20:42:40
中国か台湾のGoogleで左伝、落成、落之、成落など色々と入れてみて下さい。昭公七年でも当たるかな。ただし落成という語そのものではないかも。
974わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 22:18:14
広辞苑には「かんし」も「かんしき」も出てる。
975わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/24(木) 23:02:04
>>970
痔を患ったそうだからおそらく款。
976わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/25(金) 16:21:49
>>975
漢だな。
977わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/25(金) 16:43:13
楚子成章華之臺願以諸侯落之
これか?
978わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/25(金) 21:33:20
楊硯の隷書が好き
979わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 01:17:29
http://academy3.2ch.net/gallery/index.html#1
第四巻目をたてておきました。
980わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 01:23:07
喜火齋氏の隷書、藐翁を専攻されたようにお聞きしたのですが。
あれに目をつけるまでに、いろいろ葛藤はあったのでしょうか。

あの楷書みたく、形の出来上がったものを引き継ぐってのは、
大変でしょうねえ。
981わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 01:25:26
で、喜火齋センセ、実際には見山をまんま習ったのでしょうか?
韓勅まで遡ったのか・・・・・
982わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 01:35:38
>>977
そこが出典みたいです。
983わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 01:55:44
>>979
スレ建て乙です
984わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 02:17:00
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gallery/1111767323/l50
これかな、
>>979貼り付けしっぱいしちゃった。
985わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 02:24:08
>>984
新スレ乙です。
986わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 15:05:25
「書」ではないんですが、
日本画で使う墨、巨匠の人は何百年も昔の中国のを使うらしいんですが、(横山大観等)
今の技術では同じ品質、墨色の墨は造れないんでしょうか?
987孫過庭:2005/03/26(土) 18:57:37
何百年てことはない。
ニカワがもたないし。
988わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/26(土) 21:48:58
でも、明墨って言うでしょう?
すると、5・600年前になりますよね・・
ニカワが飛んだほうが良いんでしょう?
989わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/27(日) 12:48:22
古過ぎて膠が枯れた物には、膠を足していると思います。
磨るときの水(ぬるま湯)に膠を溶かしたものを足していると思います。

http://www.boku-undo.co.jp/
墨運堂の墨のQ&Aは、墨に関することがいろいろとわかります。
墨に関する本も出ています。
中には墨を科学的に分析したものもありますが、私は墨運堂のものがとてもよいと思います。
990わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/27(日) 12:56:16
保存方法によっても微妙でも5・600というのはありえないらしい。
さすがに完全に死んでしまうと墨として使えないらしい。
そんな墨つかったこともないし使う機会もないだろなぁ。

墨にはいろんな色があるとかいいつつもものすごく微妙な色や膠の感覚
の問題だし、古墨と同じ品質のものはどうやっても作れないとおもう。

花仙(墨汁)がいいなんて広告ではいうけど、日本画を墨汁で書くことはないですよね?
日本画のことはよくわからないのですが。

991わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/27(日) 12:58:43
989に気づかなかった。

確かに墨運堂のやつは勉強になるなぁ。
992わたしはダリ?名無しさん?:2005/03/27(日) 14:16:51
では、よく聞く「明墨」とは幻の墨?
「この作品は明墨で書いた・・・」とかよく聞くけど。
先日も篠田桃紅さんの個展で、朱がスーと入ったいい作品があったので
これなら欲しいと思ったほどだが、そのときの説明も「この朱は明墨なんです。」
と説明してくれたよ。
993わたしはダリ?名無しさん?
いや、実際に明墨を手に入れるのは困難でしょう。
清代の倣古明墨でも難しいと思うけど。
日本画家が使っているのも本物かどうか。

ただ、明墨と言って売られている物は結構あるだろうね。
翰海とかに過去のオークションの結果出てる。
明墨でもあまり高くないし、倣古だとわかった上での値段じゃないかな。
倣古もピンキリだから。