あと彗星(小惑星)を捕獲する方法が言われてるけど、
軌道エレベーター-宇宙へ架ける橋-って本から抜粋。
1.中にマスドライバを仕込み、不要物を打ち出してブレーキを掛ける
2.地球をかすめる天体の脱出速度ギリギリで核爆弾を爆発させ、ブレーキを掛ける。
(理論上、直径35m・質量17万d秒速12.7`、地表から地球半径分の距離の場合150`d爆弾で確実に止められるとか。)
3.ソーラーレイ(wで照射し、小惑星の蒸発物質によりブレーキを掛ける。
(直径500mの集光ミラーで、1天文単位の場合なら1年照射し続けて直径2.2kmの物まで相手可能・・・。)
4.レーザー砲で照射。以下略
など。
かなり綿密な軌道計算が必要だし、かなり楽観的な見方ではあるけど2/3なら現在の技術でも無理はないと思われ・・・。
>935
探査機でランデブーした後イオンエンジンを取り付けてのんびり軌道調整するとか。
937 :
でゆん:04/09/09 20:25 ID:CymQ5nuN
>>934 初出だと思う。
月経が、概日リズムのように内発的なリズムだったとしても、周期が地上とは
違ってしまう可能性もあるし、動物実験か何かをしておかなければならないね。
ニホンザルはヒトとほぼ同じ周期のようなので、実験動物として有望じゃ
ないだろうか。
地球-月系のL4orL5の場合、コロニー自体も27日かけて地球の周りを
一周するから、それが代わりのリズムになってくれるとかいう電波な
希望的妄想仮説も出しておきます。
>>934 そもそも潮汐力に影響を受けていること自体証明されていないような。
重力がないと受精と発生に影響があるらしいことは言われているが、
これはスペースコロニーではOKですね。
>>937,
>>938 学説を見て言ったわけではので、証明されてるかどうか分からないけど。
おまけに元々この疑問を口にしたのは漏れの親父さんだ品。
多分、生命の誕生には潮汐力による”波”が欠かせなかったって学説から思いついたんだと思うんだけど。
その後、調べてみたけども疑問に答えてくれる資料を見つけられなかった(と言うか取り上げた資料がなかった)
ので、ここで言ってみた。
まだ証明はされていないからと言って、”無い”と考えるのは良くない罠。
生理に関係なかったとしても中長期的になると何かしら影響が出てくるかも試練。
>>937氏の言うような研究を元に・・・最終的には人間でも試す必要が出てくるだろうな・・・・。
940 :
でゆん:04/09/10 22:08:21 ID:045+cYHC
>>935-936 コロニーが地球-月圏のL5にあると仮定して、
小惑星をそのまま持ってくるのはコストがかかりすぎるんではないかと思う。
小惑星帯からの運送コストは地球上からのそれと近いので、当面はやはり
必要な物質のみを精製して輸送すべきだと思う。
>>937 月が地球に及ぼす潮汐力の周期は1日2回のリズムがメインであることも指摘しておく。
正直なところ言ってしまうと、月からの潮汐力の1月単位の周期変化が、人間に
何らかの生理的影響を及ぼすとはちょっと考えにくいと思っている。
新月と満月の違いは月の表側に落ちた地球の影の割合の多寡であるから、
月単位の生理周期を司るのはやはり夜間の明るさ・暗さなが主なのではないかと思う。
941 :
935:04/09/10 23:16:30 ID:U9H6s5/C
>>940 元々この方法はNASA主催の「国際地球近傍天体迎撃ワークショップ」内で議論されている物で
隕石や小惑星、彗星から地球を守るというのが前提となっている。
そのため、引っ張ってくるのには全く向かないと思われ。
地球にぶつかってくる軌道に乗っている物をいち早く発見し完全に破壊する、または軌道をそらすのに当たって、
それを捕獲して利用できないかと言う考えから来てるんだから当然と言えば当然かも・・・。
>934
心配すんな。俺にかわいい女の子を付けて宇宙ステーションまで
送ってくれ。すぐ実験してやる。
>940
>小惑星帯からの運送コストは地球上からのそれと近いので、当面はやはり
>必要な物質のみを精製して輸送すべきだと思う。
精製装置の重さとコストによるかな。
精製装置が重くて高価なら、小惑星を運んでくる方が安上がりだし
精製装置が軽くて、使い捨てにできるくらい安いなら精製装置を運ぶでしょ。
>新月と満月の違いは月の表側に落ちた地球の影の割合の多寡であるから、
月の満ち欠けは月自身の影だぞ。
944 :
でゆん:04/09/12 17:46:43 ID:vX7dmEFI
>>943 >>月自身の影
いや実に初歩的な間違いをしてしまって恥ずかしい。
>>943 月の満ち欠けは、月の"陰"によってできる。月は自身に影は作れない。言葉が似てるから気をつけないと。
>>945 いや、月の影でも問題ないだろ。陰でもいいが。
地球でも、昼と夜の境目にくれば、陰はちょっと昼側の地球自体の陰ってのは実感できると思うが、
>945
すまんが陰と影の使い分けかたを教えてくれ。ぜんぜんわからん。
948 :
でゆん:04/09/19 11:23:28 ID:Egq5ngQi
オニール兄さんの著作、High Frontierの新版買った人います?
949 :
でゆん:04/09/25 12:04:17 ID:94Ehc3fB
1G以上の高重力を提供する、医療目的の施設を併設するというのは
まだ未出だったと思う。
一般に、低重力環境下では骨密度が低下するが、高重力環境下では
骨密度は上昇する。スペースコロニー建造の理由の一つとして、医療目的
というのもアリでは。もちろん宇宙線を筆頭に問題山積であるのを認識の
上でですが。
怪しい民間療法の一つになってしまうといやだな、嫌だなあと思いつつ
送信コマンド発行
サイヤ人みたく10倍の重力下でナニするわけですね
>>946-947 影は、物体が光を遮ってできるもの。(地球の影が覆う月食など
陰は、物体の光が当たらない部分。(惑星の夜の部分など
952 :
でゆん:04/10/07 23:45:09 ID:pH10HUkP
953 :
オーバーテクナナシー:04/10/12 03:04:21 ID:Ge8wJoeO
ぶっちゃけた話、最初に造られるスペースコロニーって
どのくらいの期間で完成するの?
また、それ以降につくられるものはもっと早くできると思うんだけど、
どのくらいの時間がかかるの?
>>953 どれだけの規模を想定するのか、資源を何処から調達するか、どれだけ調達できるか。
前提が曖昧過ぎる。
955 :
でゆん:04/10/17 09:14:15 ID:EesmHAab
956 :
でゆん:04/10/17 09:18:51 ID:EesmHAab
>>953 ぶっちゃけ15-25年ってオニールさんは言ってます。
スペースコロニーの材料を打ち出す月面基地ができてから6年で
島1号を建造するという話なので、同じ施設で同じものを作れば2つめは
6年で完成と言うところ。
えと、えと・・、最初に建造するものはいろいろなところが試行錯誤というか、実証実験みたいになるとおもうの。
だから、ノウハウが蓄積されたり、データ-が蓄積されている分、二個(台?)目は、6年よりも早くできるってことを、
953さんはおっしゃってるんじゃなくて?
初期ロットは同じ設計なんでしょうけど、第二ロット以降になると、合理化とか量産しやすいようにもされるでしょうね。
それと・・・。
この板のペースだと、先にこちらのスレを消費したほうがいいとおもうの。
先に消費してほしいから、ひさしぶりにageてみるの。
958 :
でゆん:04/10/17 10:00:46 ID:EesmHAab
この6年という数字は建造するスペースコロニーのサイズとマスドライバーの性能に
依存した部分が大きいんで、その二つを先に決めないと何とも言えない。
6年という計算は、島1号の総重量が360万トン程度で、マスドライバーの打ち上げ性能が
60万トン/年程度ということ。
>>910-902 個数は、基で数える説があるのね。
確かに、できてもないものの単位は難しいですが、基というのは、もっともらしいですよね。
>>896さんのおっしゃるようなのが、いいですね。最外層を工業区画、内側をタンク培養の農園に(タンクの中の液体は太陽フレアの時とかも多少は放射線よけにもなりますよね。って、突然変異してしまうか)。
1Gからそのあたりは集合住宅みたいな感じで居住区ですね。その上に広い公園を作りましょう。
さらにその上は無重量の実験室とか、0Gのドックとか、宇宙港とか、推進関係ですね。
てか、わたし、712で書き込みしてるのね。逆の事を書いてる。今は農業、工業区画が防御壁にできるかなと思いますの。
建設時間については、6年の間に月基地の能力を向上させませんか?
マスドライバー一本増設お買い上げとか。
>>377 彗星のお水は放射能とか含みまくってそうですね。
>>385 その有毒なものというのはシアンでしたね。
ハレー彗星の尾が地球を包む軌道計算とか、尾の色からシアン化合物が含まれているということまでわかっていてそれが誤って伝わってしまったのでしょうね。
>>311 で、窓はないほうがよさそうですね。窓とするためにはその面積がまったくデッドスペースになりますし(倉庫、工業区画、農業区画にできない)。
そういう区画を作れないから、デブリや宇宙線の防御がしにくいですものね。
960 :
でゆん:04/10/18 20:30:51 ID:vy6EgaVC
月面からの打ち上げ能力はマスドライバーの規模以外だけではなく、それを
駆動する電力によっても制限される。
956,958は動力源として15万kw程度の原子力発電所を想定した例だった。
月面基地の総重量が1万トン程度、原子力発電所の大きさを5000トンほどと
想定。月からの年間打ち上げ能力が60万トンでスペースコロニーの大きさが
360万トン(1000万トンという設計をする人もいる)。
興味があれば、数字をいじって納得の行くまで計算をしてみるといいかも。
ume
そうね。
そうなると、月面のHe3を使って発電して発電能力を増強とかってできないかしら。
初期のころは6年で一棟(一島のほうがあってる?)でもいいかもしれませんが、普及するにつれて
だんだん射出能力に不足を感じるようになるんじゃないかしら。
マスドライバーといえば、月とラグランジュポイントの位置関係が正三角形のままかわらないし、
地球に同じ面を向けているのも、マスドライバーを同じ方向に向けておけばいいから便利よね。
963 :
ume:04/10/20 00:24:06 ID:mV74HhDs
>962
>そうなると、月面のHe3を使って発電して発電能力を増強とかってできないかしら。
それは、He3による核融合と、スペースコロニー建設のどちらが難題
かという問題につきるな。
スペースコロニーは資金的課題がメイン。
技術的な問題はこのままではコストがかかりすぎることなので、
やろうと思えば不可能ではない。
He3核融合は純粋に技術的な課題がある。
いくら金を費やしても、画期的な発明・研究がないと難しい。
どうせ実現性は五十歩百歩ってとこなんだろうが、個人的には実現可否
が不明な核融合炉をはじめから前提にはしたくないと思った。
(核融合炉ができた暁には、こんなに楽に〜はありだとは思うが・・・)
そうね。核融合炉はまだまだハードルが高いですね。
スペースコロニーも(資金面以外でも)ハードルが高そうな。気もしますがどうなんでしょう。
ガワは、今の技術の延長線上でできそうですね。中の物質循環がちょっとネックになるのかな。
最初のうちは酸素とか食料は100%循環できなくても少しづつ補給でもいいかもしれませんね。
そういえばあと15年くらいで軌道エレベータができるという説があります。
軌道エレベータができれば、資材を送り込みやすくなりますから、月面基地やコロニーが実現しやすくなりますね。
965 :
オーバーテクナナシー:04/10/20 07:56:49 ID:5Wi4IQWF
宇宙にコロニー作るより砂漠に密閉端の中規模のドームをたくさん作ったほうが、確実で安全なのでは。
966 :
でゆん:04/10/20 20:17:47 ID:w0rDjB5o
>>965 それはスペースコロニーに何を求めているのかによります。その前提を書いて
もらわないと965さんの主張の正否は判断できません。
スペースコロニーは宇宙開発の拠点としての役割が主でしょう。「増えすぎた
人口を移民させる」目的に使うのはむずかしい、と私は考えています。
test
968 :
でゆん:04/10/21 20:13:11 ID:SfhQbwK7
>>964 中の物質循環や社会構造などは問題点を洗い出して解決方法を探っておくべき
だと思いますよ。
というところで、現行の宇宙ステーション内の物質循環について、次の人詳しく
語ってください。↓
>968
水も空気も食料も基本的に地球から持っていって使い捨てです。
>>969 んでその費用をまかなうために、住民税がベラボウに高い。
971 :
でゆん:04/10/21 21:19:52 ID:SfhQbwK7
↑乙。・・・
ところで、二酸化炭素除去装置の性能ってどの程度なんだろ?
>971
アレは二酸化炭素を吸着するだけで、酸素に還元はしてくれないので・・・。
ちなみに現在故障中。
973 :
でゆん:04/10/21 21:39:45 ID:SfhQbwK7
>>972 > アレは二酸化炭素を吸着するだけで、酸素に還元はしてくれないので・・・。
さすがの私もそこまでアフォではないです・・・
成人男性一人1日あたり、おおざっぱに言って1kgの酸素を消費し、1kgの
二酸化炭素を排出します。不足分の酸素は酸素のタンクのバルブを開けば
いいだけのことなので、端折ったのです。とすると次に大きな問題は
二酸化炭素除去の問題です。で、その二酸化炭素除去装置の性能はと
いうと???
ググッても見つからなかったのでここで聞いてみたわけなのです。
>973
さて、私もよくは知らないんですが、もう何ヶ月も故障したままなのに
特に二酸化炭素濃度が問題になったという話は聞かないですね・・・。
975 :
でゆん:04/10/21 21:57:40 ID:SfhQbwK7
>>974 米国のそれが故障しているだけで、露国の二酸化炭素除去装置と
伝統的な水酸化リチウムの装置は生きてますから。
宇宙ステーション内の生命維持方法論として、
1. 貯蔵系、
2. 水再生系、
3. 酸素再生系、
4. 完全再生系
の4つの段階がありますが、現在のISSは部分的な水再生系のようですね。
>975
あれ、ロシア製のも故障してて、今回のソユーズで搭乗したロシア人飛行士の
最初の仕事がそれの修理だって聞いたんですけど・・・。
977 :
でゆん:04/10/24 20:21:27 ID:a32iEC1A
日本産業衛生学会によれば、空気中二酸化炭素濃度の許容範囲は 0.5% まで。
酸素濃度はおそらく 16〜40% の間であれば何とか生活できるようだ。だがや
はり地上と同じ21%程度とするのが一番よいのだろう。
ISSの二酸化炭素除去装置は何度も故障しているらしい。こういった機械に頼
るのなら一つ二つ故障しても十分に役目を果たせるように多重化しておかなけ
ればだめだね。
978 :
オーバーテクナナシー:04/10/31 02:12:32 ID:S7/zj+23
もうすぐこのスレも4周年か…
4周年といえば、コロニーの耐用年数って、どのくらいになるんでしょうね。
100年くらいもってほしいものですけどねぇ・・・。
環境は過酷だからね…どうなんだろう。
膨大な資源を使って100年ぐらいじゃもったいないよね。
981 :
でゆん:04/11/06 09:48:22 ID:qmx7Vfqu
1000年もつ、と言う人もいるけど前例がないから何とも言えないなあ。
どういう設計かにもよるし、誰が作ったのかにもよるし。設計や施工に
問題がなければ100年程度は保つんじゃないかと思うけど、根拠は
ない・・
経年劣化を見るエイジングテストみたいなものは当然やったほうが
いいだろうね。回転速度を上げる、揺さぶる、内側からハンマーで叩く、
内部気圧を上げる、など。
982 :
オーバーテクナナシー:04/11/06 12:37:18 ID:N8EXy7Ac
だから住める人口の割に高価格すぎるって。
国家予算をまるまる注ぎ込んで、数万人規模じゃないの?
はっ!エリートだけが生き残るシステ(PAM!
983 :
でゆん:04/11/07 10:19:22 ID:uwnV6XA+
人を住まわせるという目的だけなら確かに高価にすぎるね。
建造には10兆円から20兆円程度の費用が見込まれているけれど、
これと似た規模の金額といえば例えば日本の公共投資予算の年額、
東京電力の固定資産額、阪神淡路大震災の被害額(この3つはいずれも
10兆円程度)などが挙げられる。スペースコロニーの建造に25年程度の
期間かかるとすると、年あたり4000-8000億円。日本の国家予算が80兆円
(あってるのかな?)だから国家予算の約0.5〜1%という計算になる。
コロニーに移住する人口を1万人と考えると一人あたま10-20億円という
とんでもない金額になるけれど、電力供給や気象・通信衛星その他の
宇宙開発、それらのメンテナンスなども請け負わせれば見合わない投資額
と言い切ることはむずかしいんじゃないだろうか。
月やスペースコロニーで自律閉鎖系を作るのは
核戦争で自分を殺せる能力を持った人類にとっては
必要なのかも
でもそこにも余ったミサイルが飛んでくる?