>>696 真空中で電子ビーム等で表面を露出させて、
表面同士を付着させるとくっ付く現象があるらしい。
界面活性化接合といったかな・・・
人工衛星等の動作不良から見つけられた現象とのこと。
高真空チャンバーが大型のものが地上には無いので、
コロニーに使うような材料で実験・研究を行っていないが。
巨大な箱ができてもそれだけで生きていけるものではないなぁ
>>696 一番強度が出そうなのは溶接だろうけど・・・。
>>699 今の溶接は、溶接というよりも、
溶接を含めて金属を加熱溶解して冷却固化する技術全般は、
重力がある事が必要不可欠というか大前提なんだよね。
宇宙空間で構造物を造るには、
今の溶接技術の延長線上ではなく、
別のアプローチからモノを接合する技術が生まれないといけないと思う。
アセチレン系のガス溶接を宇宙空間でやると
どういう現象がおきるんだろう・・・。
一応、燃焼はするよね?
アーク溶接なら重力にとらわれないと思うけど?
上向いても下向いても溶接可能。
一番いいのはプラントごとコロニーに張り付いて
資材を製造しながら進むっていうのもありかと。
形状はその段階で決めれるし、後付接合より効率よくいくと思うんだけどなぁ。
新日鉄のライン規模みてからだと想像もつかないけどね。
>>701 >ガス溶接
原理的にはロケットエンジンと同じなんだから燃焼はするでしょ。
アーク溶接にしてもガス溶接にしても、ガスの拡散の仕方が地上とは違うから
新しいノウハウが必要になると思うけど・・・。水中でも溶接できるくらいだし
そういう技術開発をすれば問題になるほどでもないと思う。
エポキシで貼り付けるんだよ
月の土壌を使用するならば、コンクリートになるんじゃないだろうか。でも水
は貴重だからあまり使えないかも知れないな。コンクリートは圧縮には強いけ
ど、
>>703 接着は、事前の接着面の処理も必要だし、貼り付け後の管理も必要だから
構造的な部分に使うのはお勧めしない。
(すまん間違って「書き込む」おしちまった)
引っ張りにはよわいから、内部の建造物には使えても、コロニー外周やスポー
クなどの、張力を受ける部分には別の材料がいるな。
安くて軽くて宇宙で大量に調達できる引っ張りに強い素材って何だ? 鉄が
手に入れば鉄筋コンクリート使えるんだが……。
>>701 アークはとんで溶解するけど、
熱の放射冷却の挙動が、今の地上と、宇宙の真空中とで異なるし
溶接金属と溶解によって発生するスラグの分離が無重力下では通常は難しいと思う。
ここら辺りは、今後、実際に技術が必要になった時に、
技術開発していかないといけないね。
宇宙で溶接する時に有利と思えるのは、
地上では溶接金属の過剰な酸化を防ぐ為に、
敢えてスラグを生成させる成分を入れているが、
真空中では加熱時の酸化が無いので、スラグ巻き込みとかでは有利かなと・・・。
ただ、溶解した金属の冷却時(大抵の素材はそうだが)に熱収縮を伴っていて、
地上では重力で圧力をかけて、冷却時の熱収縮でブローホールが少なくなるようにしているけど、
重力の無い宇宙空間ではどうするのか等、
そこいら辺りは、技術の研究開発に手が付いていないのが現状。
>>706 コンクリートの使用はバイオスフィア2で既に失敗してるからな
使い方は慎重にいかないといけない。
大気成分を狂わす可能性がある。
>>701 新日鉄の連鋳の製造設備は、俺も見た事があるが、
形状を作るだけで材料が建築素材になる訳ではないよ。
その後、何度か加熱冷却(急冷)する調質工程が入るけど、
冷却時に水や油に漬けたりシャワーで水をかけたりする時に、
重力の効果を使っているから、そういう製造工程の技術も確立しないといけない。
>>704 月の土壌でコンクリートを作る話は、
ここの昔のスレでも紹介された事があったが、
1980年中ごろ大手ゼネコンが研究している。
ただそれは、結構、大風呂敷を広げただけの研究で、
月が真空環境で昼と夜とが交互に繰り返され、
月の昼間に月コンクリートのセメント水和物が、
大気圧が無い状態で加熱されてどう劣化するのかなど、全く議論されていないものだった。
あと、コンクリートは圧縮に強いと言うけど、
圧縮試験機の圧縮する部分の治具は軟鋼で造ってある。
コンクリート屋さんが強いと言うだけで、本当は圧縮にしか使えないというべきなんだけど、
コンクリート屋さんやセメント屋さんにそれを言うのは勇気が必要。
>>701 ガス溶接もアーク溶接も空気からの遮断と還元/酸化雰囲気を作り出すのが
方法の要になっているので真空では要素として必要なくなるかも。
逆にアークを作ろうとしても空気という絶縁材がないので安定した放電が維持できなかったりしそう。
真空状態をわざわざ作って行われている電子ビーム溶接をそのまま使えばいいんじゃないかな。
資材を製造しながら、ってのはスカイフックなんかでも考えられてるね。
普通に材料製造→加工→構築とやっていたんでは大規模構造物を作るのには効率が悪いって。
コロニーなんてもっと大風呂敷www
確かに電子ビーム溶接は方法としていいかもしれないけど
コロニーともなれば数千km規模を溶接するわけだし、現状では
被膜無しのアークの方がコスト的に数百分の一まで下げれるんじゃないのかな?
宇宙で電子ビームの簡易溶接機ができるなら別だね。
>>710 炉で溶かすものを建築材にして加工工程に持っていけないの?
炉の仕組み自体がよくわかってないのに言うのもなんだけど。
宇宙空間で金属を冷却すると空冷よりも遅く冷却される?
調質工程はかなり重要だよね。強度が決まるわけだし。
冷却剤→不燃性ガス→冷却剤→不燃性ガスで無重力下で
無理やりできないものかな?
>>714 真空の宇宙空間では、放射冷却だけだから冷却速度は遅くなる。
ガス冷却で無理矢理冷却するにしても、
ヘリウムがガスでは冷却能が高いが、水や油には全く及ばない。
Heガスで数ミリ〜センチ程度のモノを調質出来るかどうかで、
実用的なサイズの材料では、十分な冷却速度は得られない。
焼き入れで強度を出す材料でも、時効硬化で強度を出す材料でも、
小さな試験片サイズはなんとかなりそうだが、
大型部材の急冷処理がネックになるとおもう。
どでかい強化ビニルの風船をサターンロケットで打ち上げて
中に空気詰めて工場にしてしまえ
送風機で風を作って空気の対流を再現
>>714 炉と言っても、現実は何段階か有ってかなり複雑な反応だからなあ・・・
(俺自身は調質は良く判るが、製鋼は専門ではない)
新日鉄だと、高炉で鉄鉱石から銑鉄を造って、
転炉で銑鉄から炭素を取り除いて成分調整して使える溶鋼にして、
その後、取鍋でも成分調整工程が入って、
連続鋳造で固めて鋼材を造り出す感じだと思うが、
殆ど全部の工程で重力の効果を上手く使っている。
電気炉メーカーでも、
電気炉内の溶鋼の反応やそれを固化する過程で重力を上手く使っているんだよな。
>>717 金属加工においてコロニーを建設するときに問題になってくる技術てのは
・無重力塑性加工技術
・真空中の溶接技術
ってな感じなのはよくわかったよ。
逆に宇宙空間でそういった問題を解決するのに
どうすれば効率よくいけると思う?
プラントの構造、急冷方法とか
>>718 >・真空中の溶接技術
これは手っ取り早く、機械的接合にすればいい。
ボルトとナット、リベット等々・・・色々あるし。
気密はシーリング材つかえば何とかなるだろうし。
月面で放射線から完全にシールドするには、十メートルのレゴリスの層が必要だ。
それを使用してコロニーを作るのであれば、外層には厚さ十メートルのコンクリ
ート層が必要だが、重量はどのぐらいになるんだ? 通常のもので比重が2.3
で、それが厚さ十メートル、直径6キロメートル・全長30キロメートルだと……
130億トン……下手な小惑星より多いな。イトカワ400個分か? 外周部に
掛かる張力がとんでもなくでかくなりそうだ。
コロニー前面にだけ、直径六キロ強の円盤型のシールドを浮かべれば量は節約
できるが、外宇宙からの放射線はどれぐらいあるものなのだろうか。だれか資
料もってない?
>>718 それ以外に、金属材料全般に言えることだが、
無重力下での精錬工程技術がネックになるかと。
地上では、炉内で金属を溶解して精錬されていく反応は、
全て重力を上手く使っている。
金属に限らず素材を液体から固体にする工程も重力を上手く使っている。
遠心力や機械的な圧力を加える方法は無い事はないが、
大きさや温度に大きな制約がある。
月面基地を作ってそこで金属加工、それをカタパルトで打ち出し
ラグランジュ点では基本的に加工しないで組み立てるだけ
スペースコロニーを作ること は目的になるが
金属加工なんてその手段の一つでしかない
無重量状態で金属精製までやらなきゃならない理由も無い
月で巨大パーツ作ってマスドライバで飛ばす手もないではないが。
月で何かを造るにしても、既存の製造技術は1Gでの製造が前提だからね。
月に行って見て、少し大きなラボを造ってから、ようやく応用への研究が始まるのかなと。
重力が小さい場所や無重力環境下で、
どうやってモノを製造していくのか技術はこれから確立しないといけないし、
必要とされる技術の中に、凄いブレークスルーが必要な技術があるかも知れないね。
月で1mくらいのロボット作って
マスドライバーで機関銃みたいに撃ち出して
現地でロボット同士が手をつないでコロニーになったり宇宙船になったり
>>721 無重力では金属精製すべきじゃないね。
鍛造、転造、プレスとか液化しない冷間加工方がいい。
>>722 組み立てるのにもボルト以外の接合方があるから。
特に溶接は部品の重さがなくて強度が出やすいと思う。(厳密には違うけど。
月面の話になるけど、マスドライバとかエネルギー効率いいものなの?
それってリニアみたいにレールで誘導して組み立てポイントまで輸送しようってことでいいのかな?
打ち出すって弾丸みたいに無誘導なの?厳密に軌道計算しても危なくない?
マスドライバは発射時何百Gもかかるし、受け取るほうは
マスキャッチャーという巨大な捕虫網みたいなので受ける。
とても製品輸送に使えるシロモのではないよw
素直に遠心力使って精製すればいいじゃん
上げ足を取るつもりは無いけれど、
遠心力を使って精錬するということは、巨大な製造設備が既にあるということになるよ。
巨大な製造設備があるということは、その設備の構造材料も大きくなるから、
どうしても矛盾を含む話になってしまう。
今遠心力で溶鋼を固化して造るのは、大きなモノでは100トン弱の圧延用ロールや、
セメント製品ではヒューム管や電信柱等かな(こっちはもっと軽いな)。
これらは、軸の芯と回転の芯が一致している。
小さなモノでは芯が一致しないものは沢山あるが、
構造材料にはとてもならないような小さなモノ
宇宙空間に巨大建造物を造る上で、
構造材料の製造方法は、これから何か革命的な技術革新が必要な分野の一つであるね。
ブートストラップ式に、最初小さな設備を作って、そこで部品を作り
少しずつ大きい精製施設を作って行けばいい。
大きさは本質的な問題ではないという事だ。
>月面の話になるけど、マスドライバとかエネルギー効率いいものなの
リニアカタパルトなら基本は太陽電池でいけるからロケットと違い燃料消費が無い
>マスドライバは発射時何百Gもかかるし
かからない
カタパルトに必要なものはTOPスピード
加速度はレールを長くすることで緩和できる
>>731 大きさというのが本質的な問題になる。
上の方でもレスしているが、
大きくなっていくと、熱容量の増加とともに冷え難くなる。
実際に熱処理をやって見ると判るが調質できるモノの大きさは地上でも制限がある。
地上では水で急冷するなど手はあるが、
宇宙空間、特に重力が小さい環境では難しくなる。
遠心力を使うのには大きさ(重さ)の制限が出てくる。
なぜ「制限が出てくる」のかまったくわからないんだが…
炉の中心を軸に回す必要はなく、上にあったロープの端に炉をつけて
回すような仕組みでもいい。(ロープではなく柱のほうがいいが)
オリジナルの計画では、小惑星をまるごと反射鏡で熱して
内部に空気を送り込み風船のように膨らませるというような
大胆なw製作法まで考えられている
>>734 >なぜ「制限が出てくる」のかまったくわからないんだが…
多分、大きな鋼や金属の塊を扱った事が無いようだから、感覚的に判らないと思う。
大物を回転させると、冷却時に生じた熱歪ですら、重大事故の要因となり過去に地上で事故も起こっている。
非対称のモノはさらに危険。
また、不純物を取り除いて目的とする材料の成分とする精錬・製鋼工程が、
現状技術では重力に依存していて、さらに何段階もの作業工程になっている。
それを遠心力で回転させながら、連続的にやる事が難しい・全く研究していない。
宇宙では、多分、現状とは違う技術を開発していかないと難しいだろう。
小惑星云々の話はSFでは有りだが、
実用的に不純物をどうやって発見して取り除くのかが難しいだろうね。
じゃあ遠心力で分離した後は、回転せずに
真空中で冷やして固めればいいんじゃないの。
地球上と違って振動や気候の影響を受けないから
むしろ質のいい製品ができる気がするな。
>>736 それだと押し湯の効果が効かない。
必要なモノと不純物との分離が上手く出来ても、
液体から固体に凝固する時には、普通は体積が収縮するから、
表面が固まったら、どうしても内部に巣(ブローホール、真空の小さな穴)がたくさんできる。
材料が大きくなるとこちらが問題になってきて、地上では押し湯(重力)を使って少なくしている。
宇宙ではどうするか、まだ未研究。
無重力状態でのメリットは、元素の比重に関係なく均一に元素が混ざる事。
これは昔のスカイラブ等でも実験済みだね。
気候の影響(水分・水素)を受けない真空の恩恵を受けるのもメリットになりうると思う。
>>737 >無重力状態でのメリットは、元素の比重に関係なく均一に元素が混ざる事。
地上の炉って内部を均質にかき混ぜるのにガスの浮力を利用したりしてるから・・・。
まあ、絶対無理ってわけじゃないにしろ、色々技術開発が必要になるだろうね。
>>738 現状技術で、大型部材を造る電気炉メーカーのアーク炉は、
ガスの撹拌がなくとも上手く混ざるらしい。
材料(各種合金元素)投入にノウハウがあるようだけどね。
ただ、インゴットに鋳込んでから凝固するまでの偏析や水素が問題になる。
無重力や低重力でどこまで出来るか、
インゴットの凝固形状はコンピューターでシミュレーション出来そうだが、
実際の金属組織の性状は、造ってみないと判らないね。
>>740 それは本当に基本的な研究で、共晶合金系のモデル実験だよ。
AgやCuの入手容易性を考えるとAg-Cu系合金は構造材料として実用的じゃない。
実際は、析出強化したりする為に合金系がもっと複雑になってくるから、
どうなるか判らないよ。
いままで微小重力で実験できる環境がなかったんだから、基本的なのはあたりまえだし
どうなるか判らないから研究するんでしょうがw
>>742 その研究自体をどうこう言うつもりはないよ。
面白い論文を紹介してもらって嬉しいよ。
試験片のサイズが大きくなって実用的になればなるほど、巣に対しては不利になってくるのが、
その論文ではさりげなくしか書かれていない。
凝固時の巣をどうやって回避するのか、まだ十分ではないと言えば良いのかな。
研究の成果を書く論文だし、限られたスペースに掲載されるから、
全ての事を書いている訳じゃないからね。
(個人の印象だから気に触ったらすまない)
実験に選んだ合金系が実用とは程遠い合金系であるし、fcc系だから強度も余り出ない。
宇宙で構造材料を造る為の根本的な解決は、多分違うアプローチが必要かなと思う。
うーん、ナノマシンに頑張って貰うとか……
ちょっと未来過ぎるか。
つ 高圧凝固鋳造法
プレスで圧かけろ
746 :
オーバーテクナナシー:2008/03/27(木) 00:23:01 ID:QTnsV4Lh
専門がいると話のテンポが違うね。
専門が水素とソーラーとカーボンだから全然わからんけど・・。
>リニアカタパルトなら基本は太陽電池でいけるからロケットと違い燃料消費が無い
言い方が悪かったけど、エネルギー効率だから燃料とか特に関係なく考えてほしかった。
無駄なエネルギーを使ってないのか?っていう点が疑問だったんだよ。
ランニングコストとかコストパフォーマンスって言えばよかったね。
打ち出す方法以外に何かないのかな?
構造素材をすべて打ち出すのは何か腑に落ちない。
ラグランジュポイントって月面にたいして安定軌道にあるんだから
ロープウェイ的なので輸送したほうがいいんじゃない?
太陽電池って言うか電力でいけるってことだよね?
>>743 >実用とは程遠い合金系
一般構造用とかだとSS300 400とかだろうけど。コロニーには遠心Gがかかってるし
加重の掛かり方が不安定な建造物だよね。それに外周部はできる限り軽くしていきたい。
理想としている実用的な合金て何があげられるの?
Fe-cとか?
>無駄なエネルギーを使ってないのか?っていう点が疑問だったんだよ。
>ランニングコストとかコストパフォーマンスって言えばよかったね。
そんなこといちいち気にする必要ないよ。
地球と違って、宇宙じゃ太陽電池さえ広げればいくらでも電力を確保できる。
月面なりの資源で太陽光発電施設を作る仕組みさえ回り始めれば、
エネルギーコストは遥かに安くあがる。
なので、よりよい手段があるならそれに越したことはないけど、
別に無駄なエネルギーをガンガン使おうがたいした問題ではないよ。
>無駄なエネルギーを使ってないのか?っていう点が疑問だったんだよ。
リニアカタパルトのエネルギーはほぼ100%運動エネルギーに変換されるので
無駄はあまりない。
(ロケットのエネルギーがほとんど大気中に熱を撒き散らすだけなのにくらべれば)
>カタパルト
ロケットと比較して イニシャルコストは高いが、ランニングコストは格安
>>746 具体的な合金系は、まだ判らない。材料の製造法も確立していないからね。
ただ、手に入り難い希少な元素は、大型建造物には使えないだろうし、
宇宙線に晒される恒久的な構造物になるから、
不安定な核種は、あまり使いたくないだろうな。
アルミ系は合金化すると重量比で強度は出るのだけど、
高強度にすると、粘り・じん性が無いから難しいかな。
やはり、宇宙でも沢山ありそうな鉄−ニッケル系ベースが、
地上でも実績があって今のところ有力かなと思う。
結局よくわからない。
まさにクラークの法則なんだよな…
>>747 エネルギー源問題とか結構調べてるけど、とても信じられない。
最終的にコロニーを完成させたときのコストとかでそこに住む人たちの
税金だとか、生活していく単価が変動するわけだし。
大衆向けの物はいくらよいものでも安く作らなければ意味がない。
なんでそういうことが言えるのか、詳しく聞きたい。
>>752 747だけど、俺はエネルギーコストについてしか発言して無いぞ?
2〜4行目みたいなことを言ってるのは誰だ?
>>752 結構調べてる、だけじゃ主観だろ。
根拠にならない
>>753 無駄なエネルギーをガンガン使おうがたいした問題ではない
ってこと
人工衛星に使われている太陽電池は1羽分で
打ち上げこすと含まずに数億円超えてるし
同じような太陽電池で月面で発電される電気を
無駄に使っても問題ないとは思えない。
ってことを言いたかった。
そりゃあそうだろう。
衛星の太陽電池は打ち上げコストを除いても
軽量でなおかつ打ち上げGに耐えるような高価な材料で出来てるし
メンテナンスなしで数年間動きつづける必要がある。
月面で作って配置するなら重さも耐G性能も適当で
故障したら人間が修理するから連続数ヶ月も動けばいい。
結果的にずいぶん安くなる。地上のソーラー施設なみに。
地球経済のすべての金をそそぎこんでもコロニーは作れそうにないねw
軍事費を削減して注ぎ込むんだ!
と言っていた時代が懐かしい。
いつもの人か。
旧日本軍の軍人も似たような事言ってた
「原子爆弾の開発には膨大な予算(ry 戦争中に開発できる国はない」
アメリカが作ってしまったわけだが w
当時、既にある程度の技術的な裏付けが有った原爆と、
ここで議論しているコロニーとは、かなり事情が違うけどね。
俺は金云々は言うつもりは無いが、
それよりも、色々な面で技術的なバックボーンがまだまだ不足していると思う。
>>756 主流は主にガリヒだろうけど
軽量でもないし、対G設計もほとんどない。むしろそれはフレーム方。
シリコン単結晶もメンテ無しで数年は持つし。寿命がそれほど長いわけでもない。
ところでゾーンメルトって無重力で上手く出来るのかな?
基本的に特注品の人工衛星の部品を元にコスト計算しても無意味だろ
量産効果という物を知らないわけじゃないだろうね。
>>764 他に宇宙空間で使われる用途が挙げられなかったのがよくなかった
仮に現状の市販品ソーラーパネルの発電効率で同コストで月面で作れたとして
空気の減衰のない分多少効率よく発電すると思うけど、実際パネルの角度が太陽に対して一定に保てるわけじゃないから
基地の場所に依存して地上の発電グラフに一山乗せた感じになるはず。
不安定になった分、安定化が必要だから太陽光が当たらない分丸々蓄電が必要
大容量の蓄電施設が必要になると、かなりコストが高くなる。どこまで含めて蓄電するが不明だけど。
ソーラー単体の電力はコスト高かつ不安定なものだよ。地上の場合は他の方式とうまく組み合わせて
コストダウンしてるけど。
月の資源てシリコンとかガリウム取れるの?
月では地上と違って環境を人工的に作るって生きるわけだし
今より電気はものすごく重要。それを無駄遣いが問題ないとはいえないと思うんだ。
無限の電力と無限の資源が得られれば、いちいちそんなこといわないで済むけどね。
月の資源で太陽電池が作れるかどうかぐらい
なぜ自分で調べない
元素としてシリコンやガリウムは手に入ると思うが、
それを精錬して使えるモノに出来るかどうかは、
また別な新しい技術開発やブレークスルーが必要かと。
幾つものブレークスルーの過程で今とは違う技術の上で、
それらが成り立っている可能性はある。
月に各種元素があるかどうかの資料は手元に無いが、
宇宙での元素の存在量や、地球のクラーク数は理科年表に載っているので、
参考になるかと思う
レゴリスの採掘設備、精錬設備、太陽電池の工場、それらをつなぐ運送システ
ムがいるわけだ。
採掘設備はロボコンやってる高専にでも頼むとして
精錬設備はどうすればいいかね。太陽炉? 電気炉?
俺としては原子力電池で発電して電気炉を使用することを提案する。
770 :
清水たくぞー:2008/04/13(日) 19:12:38 ID:AnMHOhTX
| 清水拓造をお迎えに上がりました
\__ _________
V
凸\_________/,凸、
ノ´⌒`ヽ三三三三三三三i三.ノ´⌒`ヽ、
[二ノ´金`ヽ二]二二二二二二i仁ノ´劵`ヽニフ
,.-┴―┬┴┐鬨鬩鬨鬩鬨鬨鬩鬨
/ΛΛ //ΛΛ||L匳匳||卅||匳匯||匳||
/_(゚д゚_//_゚Д゚,,)| |丗卅丗卅丗卅丗卅丗
_,,,.-―''''"_,,,.-―''''"|コ ̄ ∪i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
i゛(}[王i王]I()0コ ―― |―――=|――――――――――〕
|_∈口∋ ̄_l_l⌒l ノ ノ ___l⌒l_ソ
771 :
反・権謀術数:2008/04/17(木) 23:23:00 ID:aqa8aQgW
宇宙服と同じ布製でいいんじゃない?外壁に柔軟な太陽光パネル取り付けて回転すんの。1Gで。
宇宙線が気になるなら、布を二重構造にして間にあとから重水とかを注入する。
真空中なら展開は勝手に行われるだろうし、薄く作れればかなりの大きさでも折り畳めばペイロードに収まるんじゃない?
ただ、中で過ごす人はすごく不安になるだろうなあ。
デブリ一発でぷしゅーとなりそうだが
布の繊維を構成するモノ、どういう材料を想定しているのか判らないが、
繊維的な材料形態は、強度に寄与しない隙間が有るから無駄が多いのと、
折れ曲がりされての変質や、歪の蓄積で劣化の恐れが大きいから、
恒久的な大型構造物には適さないだろう。
毎回毎回デブリ云々言ってる奴って、漫画の見すぎだろ。どうせプラネテスやムーンライトだろ
デブリの現実をしらなすぎ。
ここで自称デブリのプロ、3年間部屋から出てない
>>775さんの解説をどうぞ!
↓
自分で調べろ情報乞食
778 :
反・権謀術数:2008/04/19(土) 19:47:03 ID:QBN0eqpW
>>774 いいじゃないこれ。
なんで使われないんだろ?
使い捨ての宇宙実験棟とかに向いてそうだが。
780 :
vd:2008/04/21(月) 10:21:11 ID:eDnzx10/
vd
781 :
反・権謀術数:2008/04/21(月) 21:24:29 ID:g4OZDzEa
>>779 蚕ねぇ。ミミズの方が肉っぽいような。まあどっちも食った事ないがw。
そりゃ、コロニー内で自給自足となれば、簡素化された生態系システムが望ましいだろうな。
バクテリアを使う方法と虫を使う方法では、現在は虫を利用する方が現実的で効率的か。
ミミズ箱とかってミミズで生ゴミ処理してる人はいるけど。ミミズや蚕ってクロレラ食うかな?
クロレラは養殖技術が確立されてるから、糞→クロレラ→蚕→食 もしくは 糞→ミミズ→食 というサイクルが
成立しそう。自分で試してみる気には絶対なれないがw。
ノウハウがあれば、バクテリア利用の方が均質な粉末・ペーストに近い分効率化が図れる気がするが。
783 :
反・権謀術数:2008/04/22(火) 20:37:06 ID:5H79Qzt5
>>782 煩悩が多いんで、見た目は大事にしたい。
ミミズもミンチにして、バクテリアの作用とかで組織間が結着させればハム
とかにならんかと思うが。アミノ酸増やせればなお結構。ただ、食用ミミズは
泥抜きが大変と聞いた事がある。
784 :
名無しの権瓶:2008/04/25(金) 23:52:12 ID:YXLlTh4+
大豆を直接人工肉にできないか?
それならばヴァーチャル水も節約できるし。
中華系の精進料理とか?
ミミズとクロレラって
何十年前の知識だw
787 :
オーバーテクナナシー:2008/05/25(日) 03:41:14 ID:Czsf2eLg
ち
ん
ぽ
ちんぽち
ん
ぽ
788 :
オーバーテクナナシー:2008/05/26(月) 15:17:00 ID:6F6zEz9S
お
なにー
789 :
オーバーテクナナシー:2008/05/27(火) 04:52:13 ID:jLvhuNHS
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| "゚'` {"゚`lリ 住 ま な い か ?
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___|
すごく・・・ひろいです・・・
791 :
オーバーテクナナシー:2008/05/27(火) 20:31:48 ID:vSfoER+z
虫を蛙に食べさせて食うのは?
けっこうんまい
「ブ、ブルースリーさん、ス、スペースコロニーって、どどど、どこにあるんですか?」
『ウチューッ!』
「じゃ、じゃあ、ジジジ、ジオフロントって、ど、どこにあるんですか?」
『チチューッ!』
793 :
オーバーテクナナシー:2008/05/28(水) 23:52:49 ID:2WoCqJ5d
!:::::::/ヽ ヽ ', ヽ \ ヽ>,仁》
_ |::::ハ ', l } ! ! ',<ノ||\
《ニハ_ゞ、 \ \ ! || | |__ || l | \>
ソ|| \\ \ \ | .从,ィ匕Lィ|| | | 〈´
. | ', \\,.>一ゝ, |/ /,ィチzノノ | | l |ヾ
ハ \ \ィチ乏ラミヾ' ` ̄ / // l ',) , --─'::´
 ̄:::`ヽ、 〈/|:} ( ( r、\ ̄ 、 / // / l ヽ /::::/::: ̄
/:::;:ィ:::::\ //| |\| 〉^へ‐L,/>-= ' /!// / ! ∨:::::::::':──-:::、
:::/:::::ハ::::∨ム'〉 「`:i/ ' ' .,イ_ /─ヘ,ィ' l |l /::::__::::\::: ̄`ヽ
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ほじほじ ./ヽvヽ/vヽ
794 :
オーバーテクナナシー:2008/05/30(金) 15:40:26 ID:lHs08g5k
もうこのスレも十分語りつくされてネタがなくなったみたいですね。
長い間ありがとうございました。
終了
795 :
オーバーテクナナシー:2008/05/31(土) 18:02:53 ID:FuQelW0O
さよう奈良の大仏
「スペースコロニーは実現できるか」富野監督が東大で工学を語る
東京大学駒場キャンパスで14日、同大学工学部主催のイベント「テクノドリームI:工学〜それは
夢を実現する体系」が開催された。ゲストには「機動戦士ガンダム」で知られるアニメーション監督
の富野由悠季氏が登場し、現役の工学部教員らとともに「工学の未来」について語り合った。
今回のイベントの発端は、若者たちの“理工系離れ”が進んでいる現状にあるという。
主催者らはその原因を「かつて工学にあふれていた夢・ロマンを若者が描きにくくなったため」と分析。
そこでSFクリエイターらを招いて、工学の夢を新たに描こうというのが最大の目的だという。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/event/22178.html
アタクロボットアニメ監督の老人ごときが工学の未来を語るなよ