>>939 ダイソン球の大きさ次第だろ。
ダイソン球がある程度大きくて、地球から見て、スリットの大きさが太陽視直径以上で、
太陽がスリット内にちゃんと入っていれば日照量はほぼ変わらない。
つーか水星程度の質量でダイソン球が作れるのか?
>>941 仮に水星の全てが薄膜太陽電池の原料になる、密度は同じ、
ない物質は元素変換でもなんでもありということにする。
体積:4.86e20 m^3
10°のスリットから地球にちゃんと日が当たるようにするには、
10°に地球から見た太陽視直径0.5×2の分をを加えれば充分かな?
たとえばダイソン球の半径が1/11AUなら、20°開いていればOK.。
1/11AUのダイソン球表面積=2.83e23m^2
水星物質をこの球体状に作れば、厚みは 1.7mm
実際には20°スリット分だけ表面積は小さいので平均厚みはもう少し厚くなる。
これくらいなら薄膜太陽電池+支持・形状コントロールができる程度の物体は
できるのではなかろうか。
>>942 ダイソン球の面積を半径1AUで計算していたよ。orz
計算し直したらダイソン球表面積2.34e21m^2
水星物質を使ったダイソン球の厚みは平均20cmとれる。
>>940 太陽の直径と同じくらいのスリットが必要だな
水星軌道でなくても、水星の太陽電池などにならない廃棄物を
地球軌道ぐらいまで噴出した反作用で焼けないぎりぎりの距離に
太陽に近づけて球殻を作ってもいいのでは?
というか軌道エレベータースレッドなのだが。
軌道エレベーターができたら、確かに物資を宇宙に持ち上げるのは
楽になるけど、だからといって宇宙太陽光発電だけでエネルギー問題が
完全に解決するだろうか?
もし本質的に、太陽電池が宇宙だろうが地上だろうが海上だろうが
砂漠地帯の太陽電池に宇宙から鏡で日光を増強しようが
「太陽電池を作り、メンテナンスし、廃棄するのに消費される
石油」>>「太陽電池が廃棄されるまでに作り出すのと同じだけの
エネルギーを火力発電で作るために必要な石油」
だったとしたらただの石油の浪費にしか過ぎない。
詳しくは
ttp://env01.cool.ne.jp/
>>946 ってこの薄膜太陽電池、そもそもシリコンじゃなかった(^^;)
>>942 水星の体積が間違ってるぞ。
半径で無く直径を3乗しただろ。
>>948 しまった・・・結論が8倍違うな。でも20cmが2cm強になるから結論は変わらないかな?
そもそも水星物質が全部太陽電池パネルの材料になると言う仮定が無謀すぎるけど。
マンハッタン計画(の、当時の国家予算との比)の何割出せば
二十年以内の軌道エレベーターは可能だろうか。
20年という期間から考えて研究開発から始めるんだろ、常識的に考えて…
衛星軌道上での生命維持、衛星軌道上の航空技術、宇宙ステーション等の設備の問題
宇宙空間に滞在する事自体がまだまだ研究段階なのに、軌道エレベータ作れって?!
よちよち歩きをがやっと出来るようになった幼児に、
谷と谷を渡す送電線を張る工事をやらせるような話だよ
その幼児を20年掛けて教育すれば現場監督にするくらい楽勝っすよ
>>953 平安時代の宮大工に鳴門大橋作らせるって感じかな?
可能性は見えないわけじゃないけど、まだ技術も材料もない・・・・
別の技術で作ってしまったりして・・・・そういう展開、軌道エレベータで起こったら\(^^;)/だな。
今日本とアメリカが「いくらかかっても軌道エレベーターを作る!」
とやれば、どれぐらいの雇用が生まれるだろう。
ニューディールになるだろうか?
>>956 宇宙空間での作業だから極力自動化を目指す→研究開発部と自動作業機械メーカーだけうはうは
→雇用はたいして生まれない 予感。
>>957 あ、打ち上げ部門とその周辺を忘れてた。
スカイフックは地上に固定してあるだろ
>>960 あ、スカイフックがぐるぐる回る奴全般を指す呼称だと思ってました。
非同期軌道スカイフックとかロータベータとか言う奴です。
>>956 その費用を他に回した方が雇用は増えるだろうな。
>>961 いや、スカイフックは全部ぐるぐる回るんだが、単にスカイフックといった場合は概ね地球に向いたとき下端が地面との相対速度0になる
964 :
オーバーテクナナシー:2007/05/28(月) 18:20:58 ID:JeMwqxbW
成層圏プラットフォームとかで、上空の大気の薄い一定位置で待機してて、
宇宙から真下に向かって落ちて来たように見える一端が、一番下に来た時に
積み降ろしをするって感じだろうな。
タイミングがシビアすぎるような気がして、どうにも怖いが。
それは極超音速スカイフックだろ
966 :
オーバーテクナナシー:2007/05/28(月) 19:02:54 ID:JeMwqxbW
ん?単なるスカイフックと言う場合は、非同期軌道スカイフックで
最下端の地表面に対しての相対位置が固定だって話では?
極超音速スカイフックの方には
>>959のロケットは使えると思うぞ。
うん、極超音速スカイフックへの往復にはロケット必要だな
>>955 むむむ。
つり橋か斜張橋で作るかと思えば、錦帯橋になったり、猿橋になるわけか。
どんなアプローチにしても軌道エレベーターができあがったらうれしい。
火星辺りならケブラーで出来んもんか?
>>969 楽園の泉に出てるな>火星軌道エレベータ
かなり楽みたいね。
まあISSが未だに完成しないことを考えれば軌道エレベーターなんてとてもじゃないが完成しそうにないけどな。
もっと安全で効率の良い打ち上げ方法が出来ない限り無理だろ。
で、それが出来たら軌道エレベータの存在価値は下がる。
>>971 効率としては、
軌道エレベータ>>>>効率のいい打ち上げ手段>今の打ち上げ手段
だろうけど、そもそも軌道エレベータで上げ下げしたくなる物資(当然軌道エレベータ建設資材を超える量)が
あるかどうかが問題だな・・・・なければ永遠に作られない。
まず需要が見つからなきゃ・・・それまでは地道に材料開発だ
(CNTなど材料技術自体は他の用途にも役立つ)
建造コストに関しては、
糸巻一つ上げればあとはどうにでもなるのか、
それとも宇宙工場とでも言えるくらいの物を上げなきゃならんのか、
にもよるな。
宇宙がお安くなれば需要は出て来るだろうが、
衛星の数は軌道と電波の限界があるし、今メインの宇宙ビジネス=通信・観測衛星利用は早い内に飽和しそう。
しかし、資源開発や宇宙殖民が利益を出すのはずいぶん先だろうし、新しい商売を考えにゃならんか。
(その時点の進出状況にもよるが)
SPSなんかは大規模構造物だし、すぐに見返りがあるしで良さそうだ。
……送電関係で揉めなければいいが。
結局衛星上げるだけならロケットで良いじゃんてことなんだよな。
原子力とかレーザー/マイクロ波推進エンジンが実用化される方が早そうだしなぁ。
マスドライバーは可能性ないの?
軌道エレベーター
マスドライバー
核ロケット
在来型ロケット
のそれぞれの検討をして欲しいもんだ。
>>975 大気圏外に作れるならいいんだけどね。>マスドライバー
核ロケットは安全性で問題ありそうだな。
むしろ原発か太陽光発電所+蓄電装置から、レーザー放射してレーザー推進ロケットあたりがいいかも。
SPSとかが完成したらけっこういけるかも。
俺のマスドライバーは最大2mだからだめだ。
完全なマスドライバーじゃなくて通常のロケットに有る程度の初期加速を与えることで
燃料の搭載量を減らしペイロードを増やすって使い方は出来ないかね。
地殻の厚いところに100Km位の深い縦穴を掘ってマスドライバーを作ればペイロードをかなり増やせると思うが。
>>977 100kmの縦穴掘って、それをマスドライバとして使い続けるために維持するのは非常に大変。
>>977 投資に見合う効果が期待しにくいんだよ。
第一宇宙速度秒速7.9キロだが、空気抵抗などのロスがあり性能的には秒速10キロのデルタが欲しいとされる。
マスドライバーで秒速1キロまで初期加速すれば、必要なエネルギーの1%でしかない。秒速2キロに加速しても4%だ。必要なロケットエネルギーを99%あるいは96%に減少させるために必要なマスドライバー建造にどれくらいのコストが掛かると思う?
マスドライバーに大気圏外まで打ち上げまでをさせて、
大気圏外で危険な原子力(or 核融合)推進するってことじゃないか。
どの高度で大気圏外とするかは微妙だけど、
高度500kmならデルタは3.13km/s
200kmなら1.98km/sでいける。
981 :
オーバーテクナナシー:2007/06/02(土) 22:05:12 ID:xBupi4zn
マスドライバーで打ち上げただけの大気圏外じゃ、推進剤として噴出した
死の灰が地球に落ちて来るよぉ〜。
あれらって核廃棄物を推進剤にしちゃうんだろ。
>>981 考えられている原子力ロケットは、
何らかのガスを原子炉で加熱して噴射するもの。放射能はそうひどくはないだろう。
MHD発電用ガス炉ってのが研究されているから、可能性はある。軽量化が無理っぽいけど。
下からレーザー照射でエネルギーを与える、というのは無理?
そこでスカイフックですよ。
スカイフックなんて作るくらいなら普通にエレベーター作った方がマシ
現在のロケットでも天候悪けりゃ打ち上げ中止
>>987 雲が出たくらいじゃ中止にはならんよ。(雷雲なら中止だけど)