1 :
イチロウ ◆T.u5qYLL.6 :
終わった不倫(継続中の不倫)を物語風に語るスレ
主人公になったつもりで、各々語れ!
自分の話とわかるように、コテ&トリップ必須。
イチロウの話
嫁(ユミコ)は子供が生まれて以来、機嫌は悪いし俺を邪魔者扱いする。
俺なんてもう愛されて無いよな…。
毎日毎日働いて、嫁は俺に笑いかける事も無い。
俺って一体何なんだろうな・・・
そう思いながらも、イチロウは毎日仕事に励み、
育児に追われる妻の負担を減らそうと、
弁当を買っていったり、洗濯物を干したりと家事も手伝っていた。
ある日、イチロウの職場の飲み会があった。
イチロウは仕事と家庭の鬱憤を晴らすべく
通常以上に酒を飲んでしまっていた。
二次会の席で、会社の後輩ハナコと恋愛話に花が咲いた。
ハナコは、彼が自分の仕事に理解が無く、会えない日が多い事などに不満を抱き、
最近はもっぱら別れ話ばかりされる・・・という話をし、うっすら涙ぐんだ。
ハナコは美人ではないが、可愛い子であり、日頃から明るく笑いかけるハナコに
イチロウは少なからず好感を抱いていた。
しかし、イチロウは妻子ある自分という立場をわきまえていた為、ハナコを特別扱いする事は
それまでは無かった。
普段は、職場の飲み会が終了すると
イチロウ、ハナコ、斎藤(男)の3人の家が同じ方向なので
タクシーに相乗りして帰っていた。
しかし、その日斎藤は体の調子が悪く、飲み会には参加していなかった。
職場の仲間達に別れを告げ、イチロウはハナコとタクシーに乗り込んだ。
ハナコのアパートまでほんの10分程の距離だったが、
2人は特に会話を交わす事は無かった。
タクシーがハナコのアパート前で止まった時、ハナコは小さい声でこう言った。
「もう少し一緒にいたいんです・・・ダメですか?」
その時、イチロウの頭の中に妻子の姿は浮かばなかった。
恥ずかしそうにその言葉を発したハナコが、ただ可愛くて仕方なかった。
イチロウは、タクシー料金を払い、先を行くハナコの後姿を追った。
ハナコはキッチンで何か用意しながら、玄関から入るイチロウに声をかけた。
「散らかってますけど、そこら辺に座っていて下さい。」
イチロウは、こたつの一角に腰を下ろした。
ハナコが運んできたワインを飲みながら、イチロウは自分の寂しさを
少しづつ口にしていた。
ハナコは、じっとイチロウの顔を見つめ、話を聞いていた。
「ははっ、俺情けないよな。何やってるんだか・・・。」と
イチロウが力なく笑った時に、ハナコは我慢していた気持ちが溢れ出した。
「私は、イチロウさんを情けないなんて思いません。
いつもどんな時も笑顔を絶やさないイチロウさんが、好きでした。
ずっと笑顔でいて欲しい。そんな辛い思いをしていたなんて・・・。」
ハナコの目に涙が溢れた。イチロウは思わずハナコを抱きしめキスしていた。
そのままイチロウが自分に重なる事を、ハナコは拒まなかった。
イチロウの携帯が鳴り、2人は一瞬にして現実に戻された。
数コールで1度切れた携帯は、数秒後またすぐに鳴り出した。
慌てて小声で電話を取るイチロウを背後に感じつつ、
ハナコは急に体中が冷たくなるのを感じた。
「ごめん、今すぐ帰るから。今?斎藤の家。送って来てそのまま寝込んじゃったんだ。
ほんと、今すぐ帰るから。」
時計を見ると、午前4時を回っていた。
こんな時間まで、奥さんは寝ずに待っていたのだろうか・・・
それとも寝ていてふと起きたら、彼がいない事に気づいたのだろうか・・・
そんな事を考えている傍らで、イチロウは慌てて服を身に付け
「ごめん・・・本当にごめん・・・。」と言いながらアパートを出て行った。
6 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 09:29:25
今、自慢したいくらいでかいハナクソが収穫できた!
幅10mm、長さ15mmはあった!
フツーに掘っただけなのに。すげーよ俺。
イチロウがアパートを去った後、数分ハナコは体を動かす事が出来なかった。
しかし、鍵を開けたままでは無用心だと自分に言い聞かせ、近くにあった服を羽織り
玄関の鍵をかけ、チェーンをはめた。
涙がとめどなく溢れた。
自分が行った行為が悲しいのか、
何の余韻も無く去ったイチロウの行動が悲しかったのかわからないが、ただただ涙があふれた。
8 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 09:34:49
>>6 すげーな。
俺もほじってみたら、ちっこいハナクソに鼻毛ついてたYO
イチロウは、アパートを出て携帯の時計表示を見て愕然とした。
午前4時!?いつの間に?
アパートに行った時は、まだ0時を回ったくらいだったはずなのに・・・。
寝てしまっていたのか・・・。迂闊だった・・・。
俺は何をしていたんだ・・・。
色々な事が頭を巡る中、とりあえず早く家に帰らなければ・・・。
と思ったイチロウは、走って数分の近くのコンビニまでタクシーを呼び
飛び乗って自分の家へと急いだ。
とにかく、頭の中では矛盾が無い様に妻への言い訳を何度も反芻していた。
10 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 09:37:54
やっぱあれだな、微妙に風邪っぽいときに
空気の悪い所に長くいると、
少量分泌される薄い鼻水と老廃物の相乗効果で
ハナクソは巨大化すると思う。
11 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 09:40:08
そういや、煙草やめてからハナクソ少なくなった気がしる
イチロウは子供を起こさないように、ゆっくりと鍵を開けて家の中に入った。
妻ユミコは、ベッドにうつぶせに横たわっていた。
声を殺し肩を震わせながら泣いていた。
子供はベビーベッドですやすやと寝息をたてていた。
Yシャツとズボンを脱ぎベッドに潜り込んで妻の頭をなでながら
「ごめん・・・」と小さい声でつぶやいた。
「職場の飲み会で、電話が鳴ると気まずいだろうからかけなかったのに、
いつまで経っても帰ってこないし・・・。
こんな時間まで店も空いてないだろうし、何やってたの・・・」
怒りをこらえつつ、ボロボロと涙を流す妻を抱きしめながら
イチロウはとにかく何度も「斎藤を送って・・・」の言い訳を繰り返した。
ユミコは明らかに怒っていたが、不思議と浮気を疑う様子は全く無かった。
斎藤の家にいたという話を、信じきっている様子だった。
13 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 09:45:08
穿りすぎて鼻血デマスタ
翌日は日曜だった為、二日酔いもあり、かなり寝過ごした。
妻は、あの後も数回授乳をしていたらしく、
いつもの様に哺乳瓶を煮沸消毒していた。
「おはよう・・・」後ろから声をかけると、妻はひどく目をはらした顔で
「・・・おはよう。」と言い、その後くどくどと説教が始まった。
イチロウはとにかく自分に負い目があるので、妻のしつこいほどの説教に
嫌な顔一つせず、謝り続けた。
その日は子供を連れてドライブしたり、
妻の機嫌を取るためにケーキ屋に連れて行ったりして、
夜にはすっかり妻の機嫌も直り、イチロウはこっそりと胸をなでおろした。
こちらがひと段落した所で、急にハナコの事が気がかりになった。
明日職場で顔を合わせる時に、どんな態度を示せばいいのか
今度はその事に不安を覚えた。
月曜の朝は気が重かった。
いつもの様に、ゴミを出し、車のエンジンをかけた。
ため息が出た。
酔っていたとはいえ、何故あんな事をしてしまったのか・・・
その事ばかりが頭を巡った。
朝会の時に、ふとハナコと目があったが、すぐにそらされてしまった。
とにかく、職場で2人きりで話すのは不自然なので
その日は特に声を交わす事無く終業時間を過ぎてから
ハナコの携帯に電話を入れた。
「・・・もしもし・・・」ハナコは少し間を置いて電話に出た。
「鈴木です・・・。今日、これからちょっとだけ時間、いい?」
イチロウはハナコが飲み会の夜の事をどう思っているのか知りたかった。
もしも酔った勢いなら、この時限りで終わらせたかった。
「○○町の、××っていう喫茶店で待ってますから・・・。」とハナコは言い
早々と電話を切った。
イチロウは妻の携帯に電話をかけ、
「今日ちょっと残業していくから
ご飯は先に食べてていいから。夜8時くらいには帰るから。」と告げた。
これで、きっと妻は不安に思う事は無い。
さて、どんな風に切り出そう・・・
イチロウは色々考えをめぐらせながら、○○町へと車を走らせた。
17 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 12:45:22
>>13 かさぶたできると、連続鼻血ブーになるよ。
18 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 15:58:16
クソロウよ、続きは?
19 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 16:01:44
鼻血はもう結構止まったよ。
心配してくれてありがとう。
20 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 16:03:50
この内容でイチロウって名前使わないでほしい。
イチロウファンとしてはマジギレ。
21 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 16:05:04
あのイチローも、縛る趣味があることを女に暴露されてたよね。
録音テープとかを。
22 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 16:14:59
地方の人が言うと、
「いぢろう」なんだよな。
エチだなw
23 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 18:05:15
24 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 18:28:58
何このスレ・・・・・・・?
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
______ /U ヽ___/ ヽ
| ____ / U :::::::::::U:\
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26 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 18:44:49
千個たんかぁーいい!
27 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 19:36:56
なんだよこの糞イタ!
書いてる奴がメルヘンちっくで気持ち悪くなった
28 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 19:41:35
○○町に逃亡したイチロウ
29 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 19:41:49
糞 ス レ な。
30 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 19:44:04
こーいうスレをヲチスレに活用すればいいのにね〜
31 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/27 19:47:23
朝8時半から空想かYO!
32 :
& ◆douHnnAgjI :04/09/27 19:53:05
続きは、まだ〜
喫茶店についたイチロウは、店内を見回した。
ハナコが、笑顔を浮かべながら右手を少し上げていたのが目に入った。
思いのほか、明るい笑顔だったので、イチロウは少しだけ気持ちが軽くなった気がした。
席につき、珈琲をオーダーしてからイチロウはハナコに切り出した。
「この前のことなんだけど・・・」
ハナコは、会話を遮るようにこう言った。
「あ、あれは無かった事にしましょう!ね?お互い酔っていたし。
なんか、本当にすみませんでした。引き止めちゃって…。
かなり怒られたんじゃないですか?」
「あ、イヤ・・・。そんな事は無いよ。」
イチロウは、ハナコの明るい話し振りに少し驚いたものの、
そっと胸をなでおろした。
ハナコはまるで台本を読んでいるかのごとく話を続けた。
「先日の事は別にして、私イチロウさんに色々と相談して、
やっと気持ちにふんぎりがつきました。彼とは別れようと思います。」
イチロウは狼狽した。しかし、ウエイトレスが珈琲を運んで来たので
何も言葉を発する事が出来なかった。
「イチロウさんが、色々相談に乗ってくれた事で、気づいたんです。
こういう素敵な男性もいるって事に。彼は、全然そういう優しさの無い人で
私はただ1人でいるのが嫌だから、彼と別れられなかっただけなんだって思ったんです。」
「そっか・・・。まぁ、合わないのに付き合うのは、よく無いと思うけど・・・。
でも、3年くらい付き合っていた彼なんだよね?そんなに簡単に決めていいの?」
イチロウは自分の行動に責任の一端はあると思った。
心の中では、「俺はなんて馬鹿な事をしてしまったんだろう・・・」という言葉が
何度も浮かんでいた。
ハナコは、手元にあった紅茶を一気に飲み干して
「プハー。」
と茶目っ気のある顔で大きく息を吐いた。
イチロウは、その可愛らしさに思わず吹き出してしまった。
「あ、やっと笑ってくれたー。ずーっと深刻な顔で、
こっちが緊張しちゃいましたよ。」
ハナコは、また明るい笑顔を見せた。
こういう時の彼女は、本当に魅力的に見えた。
「もう、家に誘ったりはしませんけど、本当に時々でいいですから
仕事で行き詰まった時とか、相談に乗って下さいね!」
ハキハキと言うハナコに、イチロウは笑顔で答えた。
「おう、いつでも相談に乗るから、あまり思いつめないようにな!」
36 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 08:14:05
帰ってきたクソロウ
37 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 08:18:48
ハナコは、手元にあった紅茶を一気に飲み干して
「ブハー。」
と茶目っ気のある顔で大きく息を吐いた。
ハナコは「フフ、私の可愛いらしい様子にきっと彼は参ったはず」と内心思った。
イチロウはいい年をして不思議ちゃんのような自己演出をするハナコに
背筋に寒い風が吹き抜ける思いがして、
「ハハ…はは…は…」ともう笑うしかなかった。
「あ〜♪やっと笑ってくれたぁ〜〜。ずぅ〜っと深刻な顔でぇ、
こっちが緊張しちゃいましたよぉ〜。ンモ〜!」
ハナコは、また上目使いでブリブリな笑顔を見せた。
こういう時の彼女は目の前の男を完全にGetしたと勘違いをしているのだろう。
「もう、家に誘ったりはしませんけど、本当に時々でいいですから
仕事で行き詰まった時とか、相談に乗って下さいね!」
ハキハキと言うハナコに、イチロウは儀礼的な笑顔で答えた。
「わかった、わかった、そのうち相談に乗るから、あまり思いつめないようにな…」
「そのうち」が来ないことを祈りながら…
38 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 08:19:42
∧ ∧ イライライライラ
/ ヽ / ヽ イライライライラ
/ ヽ___/ ヽ イライライライラ
/ ノ( \
| ⌒ ● /\ ● | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
へ | / \ | < 完結まだぁ〜?
/ \\ \ / ̄ ̄ ̄\ / \______
/ / \\ .> ヽ
カンカンカン/ \\/ i i _ |
カンカンカン i | ‖| / ̄ ヽ / ___
カンカンカン Σ [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ / /|
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ヽ____/ / |
\回回回回回/ / |
\___/ /
39 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 08:21:25
帰りの車の中で、イチロウは妻の携帯番号を押した。
「あ、もしもし、俺。今から帰るから。
んー、20分後くらいには着くかな。」
心なしか明るい声になっている自分に気づき、苦笑いした。
ハナコに「本気で好きです」なんて言われた時の事まで考えていた自分が
めでたい様な馬鹿らしいような、そんな複雑な心境だった。
とにかく、ハナコが明るく振舞っている様子に救われた。
「相談相手くらいなら、浮気にはならないしな。」
1度肉体関係を持ってしまった罪悪感は、何故かもう吹き飛んでいた。
>>38 スマン。まだまだ続きそうだ・・・
>>39 私もそう思うw
これは実際あった男の浮気を、物語風に語る事で
自分の中で終らせようという気持ちで書いているので
皆さんそれぞれの体験を書いてくれて結構です。もちろん別板のヲチをしてもいいし。
イチロウ話を読みたくない人は、アボーンして下さい。
42 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 09:06:25
相変わらず、家では子育てに追われる妻の負担を少しでも軽くしようと務め、
子供を風呂に入れたり、寝床を用意したりする日々が続いていた。
妻は、初めての育児に疲労し、俺がここにいる事にすら
気づいていないのかと思うほど、子供の世話に没頭していた。
「少し実家に戻った方がいいんじゃないか?」
1度妻に提案した事があるが、
「2人の子供なんだから、2人で頑張ろうよ。」
そう言われ、それ以上は言えなくなった。
転勤先での子供の誕生だったので、まだ妻には悩みを相談できる友達はいないようだった。
”最近始めたインターネットで、子育ての悩み相談のHPを見つけた。
すごく助かってるの。”
そう話す妻の表情が、久しぶりに明るくてホッとした。
子供が生まれてからというもの、常に眠そうで、辛そうだったから。
「俺が見ていてあげようか?」と言ってみたものの、
オムツを代える事すらうまく出来ず、
「もう、いいよ。私がやるから・・・」という繰り返しで、
ほとんどを妻に任せきりにしていた。
44 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 09:29:18
愛妻物語なの?
45 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 09:30:27
懺悔と思われ
46 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 09:42:55
つーか、体験談をキモい小説風に書いてるんなら
>>7の部分なんか、完全なる妄想っていうことだよね?
キモ!!!
47 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 09:44:27
48 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 09:45:13
家庭に不満は特に無かった。
生まれたばかりの子供は、よく泣くし、そんなに可愛いとは思えなかったが
孫の誕生に喜ぶ双方の両親や、子育てに奮闘する妻の様子を見て
「家庭ってこうやって作っていくものなんだな・・・」等と
漠然と考えていた。
イチロウの職場は、前の支社よりも飲み会が多かった。
イベントをこなす毎に、飲み会が用意されていた。
しかし、妻に申し訳ない気持ちから、イチロウは頭を下げて
参加を断る事も少なくなかった。
だが、ハナコと関係を持って以来、イチロウは飲み会に参加する事が
多くなった。
妻はいい顔をしなかったが、午前0時をまわらないなら・・・という条件で
しぶしぶ飲み会への参加を許してくれた。
家では愚痴をこぼす事もできず、職場ではただがむしゃらに働くだけだった。
飲み会の場で、楽しく過ごしたって、バチは当たらないだろう・・・。
そんな気持ちだった。
職場の人間に怪しまれない程度に、ハナコとの会話を楽しむ事が
イチロウにとって、心休まる時間だった。
50 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 09:47:43
>>47 それを言うなら
「 ほらないか? 」
じゃないかと。ファスナー下ろすAAは略。
51 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 09:54:26
>>50 鼻ほる?
ほじくるとかほじるじゃない?
ファスナーって何だよw
ハナコとの関係は何も進展しないまま、2ヶ月程が過ぎた。
とあるイベントが終了し、いつもの様にまた飲み会が行われた。
一次会の席で、上司がハナコに対して何やら怒鳴っていた。
周囲の人間が、「まぁまぁ・・・」と上司を丸め込み、
その場は収まったが、ハナコはうつむいたまま席を立った。
イチロウは、その後を追った。
公衆電話が置いてある一角にイチロウはハナコを誘い込んだ。
53 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 12:15:46
ここは自己弁護スレでつか。
それとも鼻糞スレでつか。
54 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 12:55:23
ここは、それぞれの不倫に関わった人々が
コテハンで自分の不倫を物語風に語るスレです。
ただそれだけです。
56 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 14:06:33
なんだと
57 :
あ玉とキン玉は別:04/09/28 14:13:02
人生は不倫そのもの、山あり谷あり。
そして悩みあり。
そして、悩みながら成長していく。
いい不倫相手がいたなら
それは一生の宝です。
「私って、本当にダメですよね・・・。」
ハナコの目から、次々と涙がこぼれた。
「そんな事ないよ。課長は誰にでもすぐああいう事言うんだよ。
気にするなって。」
関係を持ってしまったからなのか、持たなくても同じ行動を取ったのか
イチロウにはわからなかったが、とにかくハナコを放っておく事は出来なかった。
同僚に「俺、山田を送ってそのまま家に帰るから、適当にごまかしといて。」
そう告げて、二人で店を出てタクシーに乗った。
タクシーの中で、イチロウはハナコを笑わせたり、
仕事面でよく出来ている部分などを、大袈裟に褒めた。
ハナコのアパートの前まで来た時に、一瞬2人とも沈黙した。
イチロウは、
「いつでも電話しろよ!1人で悩むんじゃないぞ!!」
と明るく言い、運転手に「じゃ、出してください。」と告げた。
ふと後ろを見ると、ハナコが一人タクシーを見送る姿が見えた。
・・・落ち込んで、変な気を起こしたりしなければいいけど・・・
イチロウは、家に帰ってからもぼんやりとハナコの事を考えていた。
59 :
ジロウ ◆qLp2LtI38A :04/09/28 14:18:20
嫁(ソノコ)は子供が生まれて以来、機嫌は悪いし俺を邪魔者扱いする。
俺なんてもう愛されて無いよな…。
毎日毎日働いて、嫁は俺に笑いかける事も無い。
俺って一体何なんだろうな・・・
そう思いながらも、ジロウは毎日仕事に励み、
育児に追われる妻の負担を減らそうと、
弁当を買っていったり、洗濯物を干したりと家事も手伝っていた。
ある日、ジロウの職場の飲み会があった。
ジロウは仕事と家庭の鬱憤を晴らすべく
通常以上に酒を飲んでしまっていた。
二次会の席で、会社の後輩アノコと恋愛話に花が咲いた。
アノコは、彼が自分の仕事に理解が無く、会えない日が多い事などに不満を抱き、
最近はもっぱら別れ話ばかりされる・・・という話をし、うっすら涙ぐんだ。
アノコは美人ではないが、可愛い子であり、日頃から明るく笑いかけるアノコに
ジロウは少なからず好感を抱いていた。
しかし、ジロウは妻子ある自分という立場をわきまえていた為、アノコを特別扱いする事は
それまでは無かった。
60 :
ジロウ ◆qLp2LtI38A :04/09/28 14:21:26
普段は、職場の飲み会が終了すると
ジロウ、アノコ、差藤(男)の3人の家が同じ方向なので
タクシーに相乗りして帰っていた。
しかし、その日斎藤は体の調子が悪く、飲み会には参加していなかった。
職場の仲間達に別れを告げ、ジロウはアノコとタクシーに乗り込んだ。
アノコのアパートまでほんの10分程の距離だったが、
2人は特に会話を交わす事は無かった。
タクシーがアノコのアパート前で止まった時、アノコは小さい声でこう言った。
「もう少し一緒にいたいんです・・・ダメですか?」
その時、ジロウの頭の中に妻子の姿は浮かばなかった。
恥ずかしそうにその言葉を発したアノコが、ただ可愛くて仕方なかった。
ジロウは、タクシー料金を払い、先を行くアノコの後姿を追った。
ハナコはキッチンで何か用意しながら、玄関から入るイチロウに声をかけた。
「散らかってますけど、そこら辺に座っていて下さい。」
ジロウは、こたつの一角に腰を下ろした。
アノコが運んできたワインを飲みながら、ジロウは自分の寂しさを
少しづつ口にしていた。
アノコは、じっとジロウの顔を見つめ、話を聞いていた。
「ははっ、俺情けないよな。何やってるんだか・・・。」と
ジロウが力なく笑った時に、アノコは我慢していた気持ちが溢れ出した。
「私は、ジロウさんを情けないなんて思いません。
いつもどんな時も笑顔を絶やさないジロウさんが、好きでした。
ずっと笑顔でいて欲しい。そんな辛い思いをしていたなんて・・・。」
アノコの目に涙が溢れた。ジロウは思わずアノコを抱きしめキスしていた。
「今日、飲み会意外と早かったね。何かあった?」
妻の言葉にどきりとした。が、今日の出来事は別に話しても問題無いと思い、
かいつまんで話した。
「えー、その上司、そんな事言ったんだ。山田さん?気の毒だったね。
新人なら、失敗もあるだろうにねぇ。」
親身になって聞いている妻に、少しだけ申し訳ない気持ちになった。
と同時に、「そうだよな。誰だって気の毒に思うよな。俺が優しくする事は
やましい事じゃないよな・・・」と思うようになっていた。
次の日、イチロウは、まだ妻が起きてないのを確認しそっと家を出てコンビニに向かった。
駐車場でハナコの携帯に電話した。
「・・・ハイ・・・」まだ寝ていた様な声だった。
「あ、ごめん。起こしちゃったか?イヤ、昨日落ち込んでたから、
大丈夫かなと思って・・・。」
「あ、ハイ。全然大丈夫です!心配してくれたんですか?」
ハナコの明るい声に、イチロウは自然と笑みがこぼれた。
「いやー、山田は一人暮らしだから、こういう時って
結構引きずったりしちゃうんじゃないかとか思ってさ。ごめんな、朝早くから。」
イチロウは照れくさくなり、しどろもどろしながら話した。
電話の向こうで、「ふふ」と笑うハナコの声が聞こえた。
「今日は何か予定入ってるのか?」
何気なく会話を探して発した言葉だったが、
ハナコには別の意味に聞こえた。
「何の予定もありません。イチロウさんは?」
「俺も別に何も無いよ。」
そう答えたものの、休日はいつも家族で買い物に行ったりするのが日課だった。
その日も、特別に妻と約束はしていなかったが、
向こうはそういう予定でいるだろうことが、頭の中に浮かんでいた。
「ご飯とか、誘っちゃってもいいですか?」
「全然オッケーだよ。俺迎えに行くし。11時頃でいいかな。」
そんな約束をして、イチロウは1度家に戻った。
「どこ行ってたの?」
玄関を開けると、キッチンで妻が子供に与えるミルクの準備をしていた。
「スポーツ新聞と、珈琲買ってきたんだ。あとサンドイッチとか。」
朝食用に、それまでも数回休日にはそういう買い物をしていたので、
特に妻はその行動を怪しむ様子は無かった。
「それで、悪いんだけど俺、ちょっと今日書類作らないとダメなんだよ。」
勢いでイチロウは妻にそう言った。
妻はあからさまに嫌そうな顔をしながら「えー・・・」と答えた。
「午後3時くらいまでには帰るからさ、ゲームでもやってなよ。」
イチロウは顔の前に両手を合わせ、ごめん。という仕草をしながら
ユミコの機嫌をうかがった。
「仕事だったら、反対したって行かなきゃじゃん・・・。」
怒りながらも諦めモードに入ったユミコを見て、ほっと胸をなでおろした。
休日出勤の時は、いつもラフな服装なので、
その日も妻に怪しまれる事無く、普通に家を出る事が出来た。
ハナコのアパート前に車を止め、携帯を鳴らした。
1コールで電話に出た彼女は、「今出ますから。」と言い
その言葉通りに、すぐドアから出てきた。
ハナコを助手席に乗せ、イチロウは車を走らせた。
顔見知りの人間に会うと気まずいという気持ちからか、
普段かけないサングラスを無意識でかけていた。
「いや、なんか気になっちゃってさ。元気そうでほっとしたよ。」
そんな事を言いながら、とにかく知っている人間とは会わない場所を
頭の中では探していた。
「・・・奥さんとか、大丈夫なんですか?」
ハナコの言葉に、一瞬胸が苦しくなったものの、
「ご飯食べに行くくらい、全然オッケーだって。」と明るくかわした。
隣町で適当なファミレスに入り、ランチを頼んだ。
職場の話や、仕事の話、ハナコと彼がどうなったのか・・・
普段会社では出来ない話題を交わしながら、あっという間に時間は過ぎた。
それから数ヶ月、そんな他愛も無い関係が続いた。
それでも、日々電話の回数は増え、
出勤前には大体同じ出社時間のため、
「今から出ます。」「じゃ私も、今出るよー。」という会話や、
帰宅前に、その日あった出来事をお互い愚痴りあったり
職場であった笑える話などを頻繁にやり取りするようになっていた。
それでも、長電話になる事は無かったので、携帯の料金から
妻に行動を怪しまれる事は無かった。
その時使用していた携帯の機種は古く、メール機能もなかったので
着発信履歴を見られない限り、そういう行動がばれる可能性は低く、
妻ユミコは、全くイチロウの浮気の心配などしていなかったので
最初に関係を持った時から3ヶ月近く、中学生の交際の様なやり取りが続いていた。
それでも、2人きりで夜出かけた時などは、ハナコの車の中で
毎回会う度にキスを交わす様になっていたし、アパートにも
月に1回程、足を運ぶようになっていた。
ハナコは、「いつでも時間が空いたら来て下さい。」と
イチロウに部屋の合鍵を渡していた。
ハナコとの最初の関係があったのが2月だった。
子供は当時、まだ生まれてから2ヶ月程しか経っていなかったが
春が過ぎ、初夏の頃、季節も良くなってきたからと
イチロウ、妻、子の三人で温泉に一泊することになった。
いつもはカバンの中に携帯を入れていたイチロウだったが、
その日は何も考えずに枕元に置いたままになっていた。
深夜0時頃、マナーモードでイチロウの携帯が電話を告げていた。
イチロウはもういい気分で眠りについていた。
「こんな時間に誰だろう・・・。実家だろうか?」
ユミコは寝ていたが着信に気づき、初めて夫の携帯の中身を見た。
それまでも、実家にかけるときなどは普通に夫の携帯を使っていたが、
着信履歴などを見ようと思った事は一度も無かった。
「タナカ 0909・・・・・・」
知らない名前だった。夫の仕事の話の時は、あまり出てこない人間だった。
しかし、こんな時間だから緊急の用事なのだろうと思い
ユミコはイチロウを揺り起こした。
「ね、電話かかってるよ。田中さんって人から・・・。」
イチロウは少し寝ぼけたまま、携帯をユミコの手から奪った。
「ああ、明日かけ直すから・・・。多分仕事の事だろうけど、明日でも大丈夫だよ。」
そう言って、イチロウはまた眠りについてしまった。
その夜はもう携帯が音を立てる事はなかったが、ユミコは漠然と不安を感じていた。
67 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 16:02:21
>>51 知 ら な い か ? 2chで一世を風靡したものを…
「くそみそ」でググってみれ。
次の日の早朝、イチロウも子供もまだ寝ている時に
ユミコは初めてイチロウの着信履歴、発信履歴をまじまじと見た。
その携帯は20件ほどしか履歴が残らないのだが、
着信はほとんどが「タナカ」になっており、
発信は「タナカ」に朝と夕方。「ユミコ」に帰宅時。
そんな内容だった。
今まで一度も夫を疑った事の無かったユミコだったが、
いくらなんでもこれは怪しいと思った。
温泉から帰り、子供を寝かしつけた後、イチロウと向かい合わせに座り
「タナカさんって誰ですか。」
単刀直入に、そう聞いた。
「昨日の夜の電話を気にしてたのか?」
イチロウは思ったより明るく答えたので
ユミコは拍子抜けした。
「職場の人が、あんな時間にかけてくる?履歴も見たよ。毎日毎日、何の用で?」
妻の強い口調に、イチロウは一瞬ひるんだが、あくまでも強気でいれば
なんとか乗り切れるだろうと思い、平気なフリをして話を続けた。
「今やってる仕事が、タナカと一緒に担当してるんだよ。
営業の前の打ち合わせとか、そういうのが大事だから頻繁に電話してるけど
男だよ?何も心配する事はないって。
もしかして、浮気とか思ったわけ?」
自分の頭の中にだけいる架空の人間、タナカをなるべく具体的に
本物の様に語ることだけに専念した。
「なんだったら、今からかけてみる?まぁちょっと恥ずかしいけど
変に誤解されるのもイヤだから、タナカには俺から説明するし。」
そこまでいう夫に対して、ユミコはそれ以上強気にはなれなかった。
まさか浮気など絶対しない夫だと信じていたし、真っ直ぐに目を見て
タナカとの事を話す夫を疑いたくはなかった。
「本当に、本当だよね。浮気じゃないんだよね・・・?」
ユミコは疑心暗鬼になりながら、イチロウの顔色をうかがった。
「絶対無いって。信じていいよ。」
その時は、その言葉を信じたのか、それ以上追求されることはなかった。
70 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 16:07:12
71 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 16:07:31
↑くそみそです。
月曜の朝、いつも通りにゴミを出して会社に向かった。
車の中でハナコに電話し、
「なかなか連絡できなくてごめんな。」と告げた。
その日は、通常よりも早く家に帰った。
その日から、履歴の削除方法を聞き適度に削除するようにした。
数日は、何事も無かった様に、過ごしていた。
疑われると悪いので、ハナコと会うのは控えていた。
深夜などの時間帯に電話してこないで欲しいという約束もした。
温泉に行った次の週の土曜に、イチロウの実家の両親が遊びに来て
「久しぶりに、夫婦で出かけてきたらどうだ?」
と気を利かせてくれた。
子供を置いて出かけるのは久しぶりだった。
助手席に妻を乗せるのも、出産以来だったので半年以上経っていた。
「なんか、席動いているよね。」
ユミコが背もたれを調節しながら、そう言った。
「仕事で色んな人を乗っけているからね。」と言い、
ふと横を見ると、ユミコは声を殺して泣いていた。
車を道の横に止め、「どうした?気分悪いのか???」と
ユミコの顔を覗き込んだ。
ユミコは両手で顔を覆い、ただ泣いていた。
74 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 16:16:11
はまってしまった・・・
早く続き読みたい!
「どうしたんだ?言ってくれないとわからないよ!!」
イチロウは少し声を荒げてそう言った。
「怒鳴らないで・・・」小さい声でそう言って、ユミコは深く深呼吸した。
「タナカさんって誰。イチロウの職場にそんな人いないし、
電話してみたら、女の人の声だったよ・・・」
イチロウは頭が真っ白になった。もう隠し通せない・・・と思った。
「ごめん・・・」
イチロウはまず謝罪の言葉を口にした。
ユミコは泣き止む気配は無かった。
「もう、私の事は嫌いになった?
浮気したら私は許せないから、離婚って・・・
結婚前に何度も言ったよね・・・
いつから?子供が生まれる前から隠してたの?
どんな人なの・・・?」
泣きながら、次々とユミコの口から言葉があふれた。
イチロウは、もしも妻にばれそうになったら。そんな事を
考えなかったわけではなかった。
万が一ばれた時には、こう言おう。そうすればきっと
ユミコは許してくれるだろう。
そういう答を用意していたのだった。
「全部話すから。今度は本当の事を話すから、もう泣かないで・・・」
イチロウはユミコの頬に次々と流れる涙を自分の袖で拭きながら
「ちょっと、この場所じゃ目立つから、移動するよ。」
と言い、人通りの少ない道に車を止めた。
「タナカさんって人は、最近派遣でうちの会社に来た人で、
今月一杯で契約が終わる人なんだ。
年は、大卒だから23とかなのかな。あんまり詳しく知らないけど
結構飲み会とかで意気投合して、話してたら楽しくて
よく電話とかする仲になってたんだよ・・・。
でも、絶対に信じて欲しいんだけど、やってないから。
これだけは、本当だから。本当の本当に信じて。」
ユミコは泣きながら、ただ聞いていた。
しかし、「やってない」という言葉には「もう嘘つかないでよ・・・」と
更に泣き出してしまった。
「・・・キスはした・・・ごめん。
でも、それ以上は本当にやってない。信じてくれなくてもいいけど
やってないから。」
そこまで言うと、ユミコは
「もう、いいよ・・・。それで?イチロウはどうしたいの。」
ひとしきり泣いて落ち着いたのか、ユミコがじっと見つめ返して来た。
「離婚なんてする気全然無いよ。隠れて浮気みたいな事をしてて
本当にごめん。でも、向こうとは、派遣期間の間だけ
色んな相談に乗って欲しいとか言われてただけだから。
今月終わったら、もう関係無い相手だから。」
とにかく、嘘を並べた。何でもいいから信じさせて
ハナコの方は、あとあとゆっくり説得すれば良いと思っていた。
家庭を壊す気があって浮気していたわけではなかった。
妻には幸せでいて欲しかった。ばれない様にうまくできると思っていた。
いずれ、ハナコにも新しい彼が出来るだろうと、簡単に考えていた。
しかし、その考えは甘かった事を
イチロウはこの時強く感じていた。
79 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 16:37:21
ここって「よくある不倫物語」スレ?
80 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 16:37:41
くそみそテクニックの方がウホッだぞ。
ネタ募集スレ?
釣堀スレ?
82 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 16:58:15
読もうかなぁ?
って思ったけどマンドクセーよ。
誰か二行くらいで要約して。
83 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 16:59:07
>>82 「やっちまった!続けたい〜
でも、ばれたくね〜」
84 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 17:01:15
85 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 17:28:02
ふぉんどぼー
86 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 17:32:13
続きまだですか?
87 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 17:33:21
・・・執筆中・・・
88 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:07:37
「やっちまった!続けたい〜
でも、ばれたくね〜」
で、続きは
「ばれちまった〜奥vsプリン!
慰謝料払った〜元の鞘に収まった〜」
ちゃんちゃん♪
でしょ。
おしまいおしまい。
89 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:09:24
その前に、デキたデキないとかもあるんじゃないかな。
よくある不倫物語だから。
90 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:16:09
そかな〜
また誰か読んで2行くらいにしてねw
2ちゃんで長文読む作業ってつらひ。
91 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:18:05
92 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:18:41
わくわく
93 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:18:58
>>91 それも可能かもな。
よくある不倫物語だから。
94 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:20:44
95 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:21:06
できますた。
おろしますた。
わかれますた。
こんなところか。
96 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:21:29
91、まだ〜
97 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:23:44
_, ,_ パーン
( ゜д゜)
⊂彡☆))Д´)
>>95 氏ね
98 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:24:17
99 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:26:40
そだなイチロウが書いてから読まずに2行にするのがマナーだな。
100 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:29:08
つーか、あらかじめ2行で書いておいたら
それをイチロウさんが膨らめて長文のストーリーにしてくれるかも。
っていうわけで
妻怒りの鉄拳・愛人地雷化
放射能漏れ
って感じでヨロ
101 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:33:44
できますた。
うみますた。
一夫多妻マンセー。
こんなところか。
102 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:36:08
まるでSFだなぁ。
スピルバーグにネタを売れるかもな。
著作権争い大変そうだけど。
103 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:37:38
_, ,_ パーン
( ゜д゜)
⊂彡☆))Д´)
>>101 またおまえか!
104 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:42:01
ヌノレポ
105 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:43:46
俺の家に来ますた。
奥が買い物に出た隙にヤリますた。
結局バレて大騒動になりますた。
こんなところか。
106 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:45:59
>>103 /| /| ()
/ | / | 。
/ | / : ;| 。 ゜
/ | / :;:;| () ヒドイわ!!
/ |______/ ;:;:|
/ ____ :;:::;:;\二二 .......
/ \ | | / :;:;:;:;:;:ヽ_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄-
/____ | | :; :;:;:;:;:;\
/ ̄ \ :; ノ ヽ、 ;: :;:;;:;:\_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄
/ | :;: / | ::; / ;:;|
| ___/ | ヽ、 / ::;|_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二- ̄
| :;:;| ノ ゝ |:: ;::/
| :;:| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |: :;:;:;/ _ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三二
| ::ヽ、 :;::;::;:;:;:; ;: :;:;:;:;:/
| ヽ、 :;:;;:: :;:;:;:;:;;:;;:;:;:;;;:;;:;;:/ _ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_ ̄三
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
ヽ、 :;|_ ̄_ ̄ ̄_
\ :;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/
) :;:;:;:;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄_ ̄ ̄_ ̄ ̄_
107 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:46:03
108 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:47:52
おまた〜書けたよ〜
これまでのあらすじ。
「やっちまった!続けたい〜
でも、ばれたくね〜」
で、続きは
「ばれた〜奥がプリン宅に乗り込む!奥とプリンのご対面!
意外にもプリンは奥の鬼彼の毒プリンの父親の奥のショタ彼だった!」
わけわかんねー
109 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:49:18
_, ,_ パーン
( ゜д゜)
⊂彡☆))Д´)
>>106 いちいち泣いてんじゃねぇよ!
111 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:57:07
でも、
>>1の話が完結しない限り他の誰かが何人もネタ書き出すと
いくらコテや鳥入れてもややこしひ。
>>1の自慰スレでつか?
>>110 ww
つか、誰も来ない時にイチロウはカキコすんだよな。
しばらく静かにしてやろうぜ?
113 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 18:59:25
こういう、男が書いた安っぽい恋愛ストーリーに登場するヒロインの行動って
女から見ると「計算女」でしかないんだけどなあ。
ヘロモンに酔い
ヘラチヲにめくるめく
ああ、俺って幸せ
こんなもんか。
115 :
ジロウ ◆qLp2LtI38A :04/09/28 19:10:20
|・)
116 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/28 19:12:30
痔瘻タンはちょっとヌルいな。
反応も見ずに書きつづけるくらいの無神経さがなくちゃ。
>>113 なるほど。
読んでないけど
「やっちまった!続けたい〜
でも、ばれたくね〜」
これだけで十分想像できるよ。
118 :
ジロウ ◆qLp2LtI38A :04/09/28 19:14:34
|・)
|ミ
119 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/29 03:14:55
5時間後再開予定あげ
「きちんと、相手と別れる事が出来るの?
そもそも、何でこんな風に私にばれてすぐ別れるような相手と
つきあうような事ができるの?
本当に好きだったんじゃないの?
私はいいよ。つきあう時にも言ったけど、自分を愛していない人間と
一緒にいるほど、私にとって苦痛な事は無いんだってば・・・。」
ユミコとつきあい始めたのは、7年程前だった。
共通の友人の紹介という、ありきたりの出会いだった。
最初は、友達の友達という感覚でしか無かったのだが、何度も会っていくうちに
その激しさや、繊細さ、真面目さに惹かれて行ったんだっけ・・・。
当時、他に彼女がいたものの、
「向こうから告白されて、
断る理由も無いから付き合ってるんだけど、
なんだか、合わなくて辛いんだよなー。」
なんて、何気なく言った時に、
「そんな無責任な事をする奴は、男じゃない!」
なんて、いきなり怒鳴られたっけ・・・。
すぐ怒ってすぐ泣いて、すぐ笑って。自分の心を隠す事無く
真正面からぶつかってくるユミコを見て、
こういう子と、ずっと一緒に生きて行けたらいいな
そんな風に思ったんだった・・・。
イチロウの中で、ハナコとの関係はほんの息抜きの様なものだった。
ハナコと会っている時は、お互いに
「好きだ」「愛している」等の言葉は発しなかった。
ただ、職場の話題や、仕事上の相談。ハナコが最近気になる男性の話。
そんな会話を楽しむ時間と思っていた。
もちろん、ハナコに対する好意はあった。可愛いと思っていた。
無性に可愛いと思った時に、キスしたり、それ以上の行為をしていた。
本当の意味での肉体関係を持ったのは、おそらく3回程だったかもしれないが、
裸で抱き合ったり、恋人の様に振舞っていた事は事実なので
回数など問題では無いんだよな・・・等とぼんやり考えていた。
それでも、そんな事をユミコに証明する事は無理だ。
彼女からの電話が、あれだけあった事と、仕事に行ってなかった事がばれた今
ユミコは、俺たちが何度も関係を持ったと思っているだろう・・・。
「とにかく、離婚したいなんて一度も思った事は無い。
向こうとはきちんと別れるから。飲み会にも参加しないから。」
同じ事を何度も繰り返し、ユミコに伝えた。
彼女は、泣き疲れたのか、窓の外をぼんやりと見ていた。
途中、マックに寄り軽く食事をした。
ユミコは、オレンジジュースしか頼まなかった。
イチロウはバーガーを無理矢理珈琲で流し込んだ。
正直、食欲は全く無かったのだが、
全然食べないと運転に支障を来すかもしれないと思い
とにかく、流し込んだ。
会話も無いまま、トイレから戻ったユミコは、きちんと化粧を直し
「そろそろ、帰らないとね。」
と無表情で言った。
家に戻ると、にこやかに「ジロウ、いい子にしてたよ〜」と笑う
自分の両親がいた。
「ほんと、ありがとうございます。久しぶりにゆっくり出来ました。」
丁寧に挨拶しながら、にこやかに笑うユミコを見て
急に自分が恥ずかしくなった。「俺は何をやっていたんだろう・・・」
その言葉だけが、何度も頭の中を廻っていた。
両親を駅まで送り届けた後、
またユミコは泣き始めた。それまで無理に笑顔を作っていたから
今朝よりも更に泣いている様に見えた。
「悪いけど、夜ご飯は適当に買って食べてよね。」
そう言って、子供にミルクを飲ませユミコは隣の部屋へ移った。
イチロウはTVを付けていたものの、見てはいなかった。
夜中、ジロウが夜泣きした声で目を覚ました。
ジロウをあやすユミコの声が聞こえたが、彼女もまた泣いている様だった。
それ以降は眠れなかった。ジロウが寝た後も、ユミコの押し殺しながら泣く声は
ずっと止む事は無かった。
翌朝、隣の部屋をのぞくとユミコは泣きつかれて寝ている様だった。
支度をすませる前に、近所のコンビニで軽い物を買って
自分の分は食べ、
ユミコには「食欲無いと思うけど、食べてほしい」と書いたメモと供に
食卓の上に置いておいた。
いつもより早く家を出た。少し車を走らせて、ハナコの携帯にコールした。
「おはよう、あのね、女の人から電話が来たの・・・」
ハナコも、気になって眠れなかった様だった。
「これから、少しだけ家に寄っていいかな・・・」
仕事の前に、こういう話はしたくなかったが、
職場で出来る話では無かったので、仕方なかった。
ハナコも、身支度を整えて待っていた。机の上には珈琲が用意されていた。
「妻が気づいたんだ・・・。ごめん。もう会いに来れない・・・。
電話も出来ない・・・。」
とにかく言いにくい事を最初に吐き出した。
ハナコは、その言葉を予想していたかの様に、平静だった。そう見えた。
「うん・・・。仕方ないよね。
それで、大丈夫だったの?奥さん・・・どうしてるの?」
あまりにもあっけない返事だったので、イチロウは少し拍子抜けした。
「あ・・・ああ。とりあえず・・・まぁなんとか・・・。」
ユミコの状態を言っても仕方ないので、適当に答えた。
ハナコは「あーあ。本気で彼氏探さないとですねー。」とおどけて言った。
「本当に、ごめんな・・・。色々と。」
何を謝っているのか、正直イチロウにもわからなかったが、とりあえず口から出た言葉だった。
「謝らないで下さい!!」
ハナコが急に声を荒げた。同時に涙が溢れ出した。
イチロウは、とにかく女に泣かれるのが苦手だった・・・。
つい、ハナコを抱きしめ、頭をなでていた。
「わかってたんです。そのうちもう会えないって言われるだろうって・・・
いつも、会えるのは今日が最後かも・・・って思ってたし・・・。
でも、やっぱり辛いです。会えなくなるのとか、考えられないです。
職場で顔を合わせるだけなんて、無理です。辛すぎます。
仕事、辞めたいです・・・」
ハナコの口から、どんどん本心が溢れた。
「イチロウさんの事、好きなんです。ずっと好きでした。
言ったら困らせると思ったから我慢してたけど、好きだから一緒にいたかった・・・」
イチロウは、本当に困っていた。
とにかくわかってる事は、離婚はあり得ないという事。
だが、ハナコとの関係をきちんと終わらせないと、ユミコは本気で離婚を考えるだろう。
しかし、ハナコとの別れもすんなり行きそうではなくなった。
これから仕事にも行かなくてはいけない・・・。
とにかく、今日の仕事に行くのが先決だった。
早めに出てきたとは言え、そろそろ出ないと遅刻しそうな時間になっていた。
「ごめん・・・。しばらくの間だけ我慢して欲しい。」
イチロウは苦肉の策に出た。
「前から言っているけど、俺は今のカミサンと離婚するつもりはない。
でも、ハナコの事を本当に可愛いと思ってる。
幸せになって欲しいと思ってる。だから、彼が出来るまで
色々な相談にも乗りたいし、一緒に気分転換とかもしたい。
だけど、今は少しだけ我慢して欲しい。
しばらく電話も控えて、飲み会にも行かなければ、
また自由な時間が出来ると思うから、そしたら会いに来るから。」
口からでまかせだった。とにかく、この場を取り繕うには
これしかないと思った。
元々、ハナコからも「離婚」を迫られた事は一度も無かった。
ただ、彼と別れて寂しいとか、頼る存在が欲しかったとか
そんな感じでつきあっていた関係だとイチロウは思っていた。
だから、しばらく自分と会えない期間に、なんとか新しい彼でも
うまく出来れば、自然消滅になるのではないか・・・と考えていた。
まぁ、その間彼が出来なくても、いい冷却期間になるだろうと思っていた。
「どれくらい我慢すればいいんですか?」
ハナコはイチロウを見つめた。
「とりあえず、1ヶ月くらいかな・・・。電話も会う事も無理だけど
ちょっとした事なら、職場で話せるし・・・。」
もう、どうにでもなれ。とにかく今はハナコの機嫌を取って
会社に行かなければならない。とイチロウは思った。
「・・・わかった。我慢する。」
ハナコは、涙を拭いてこう言った。
「本当に色々、ごめんな。」
イチロウはそう言って、ハナコに軽くキスしていた。
車に乗り込んで職場に向かうイチロウは
「何やってんだ・・・俺」と何度もつぶやいていた。
それからは、とりあえず家で出来る仕事は持ち帰ってやっていた。
携帯は、いつでも妻が見える場所に置いておいた。
飲み会は子供の具合が悪いからという理由でなんとか断っていた。
ユミコは、表情は固く、何かきっかけがあると、すぐ泣いてしまったが
その度毎に抱きしめて、「ごめん。もう悲しませないから。」と言い続けた。
1ヶ月がなんとか無事に過ぎて、ユミコも以前の様に振舞う機会が多くなった。
ユミコの中では、もう浮気相手は職場にはいない事になっていた。
イチロウのついた嘘(浮気相手は、派遣社員のタナカという女)を
ユミコは信じていた。
「どうしても断れない飲み会だったら、行ってもいいよ。
でも、頻繁に電話してよね!」
そう言われて、久しぶりに飲み会に参加した。
一次会を終えた後に、一度だけ家に電話を入れたが、
それ以降はなかなか電話できずにいた。
二次会を終え、なんとか抜け出してタクシーを拾い、家に向かった。
「遅くなってごめん。これから帰るから。」という為に家に電話をかけたが
留守電になっていた。
何度かユミコの携帯にかけたが、電源が入っておりませんの繰り返しだった。
・・・寝たのかな?
呑気にそんな事を思いながら、家に着いた。
いつもついているキッチンの電気が暗い。寝ているにしても、飲み会の時は
いつもつけてくれていたのに・・・
少し嫌な予感がした。鍵を開けて家の中に入ると、ユミコもジロウもいなかった。
ひんやりと冷えた家の中には、置手紙の様なものも無かった。
一次会の後電話した時は、家にいたはずなのに・・・
イチロウは携帯を手にして家を出た。
何度もリダイヤルするが、ユミコの携帯は電源が切れたままだった。
家の近くで心当たりがある場所を、数箇所見て回った。
子供を連れて遊びに行く公園。コンビニ。本屋。マック・・・
しかし、ユミコとジロウはいなかった。
1時間程探し回って、家に戻っている事を願い、イチロウの足は家に向かった。
ふと家に置いていった自分の車の中に、人影がある事に気づいた。
毛布でくるんだジロウを抱いたユミコが、後部座席に座っていた。
車の窓を叩いた。鍵はユミコが持っているらしく、内部からもロックされているので
開けることは出来なかった。
「開けて!開けて!!!」大声で何度も言った。
ユミコはゆっくりとイチロウに顔を向け、ロックを解除した。
130 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/29 09:24:30
ハメ撮り写真をネットにアップされてしまいました。
どうしたらいいでしょうか。
顔は口から下しか写ってないんですが
私は特徴的なホクロがあるので、見る人が見ればわかってしまいます。
「何やってんだ!!探したんだぞ!!携帯も繋がらないし!!!」
大声で怒鳴った。ジロウが驚いて泣き出した。
ユミコはゆっくりと後部座席から降りて、ジロウを抱いたまま家に向かった。
ユミコの行動に呆気に取られながら、イチロウは車をロックして後を追った。
ジロウを抱いたまま、ユミコはベッドに座っていた。
「何やってたの?探したんだよ。携帯もつながらないし・・・。」
もう一度同じ言葉をイチロウは口にした。
ユミコは、鋭い目でイチロウを睨みつけた。
「電話、頻繁にかけてって言ったよね!!出来ない場所にいたの?
彼女に会いに行ってたんじゃないの!!!」
ものすごい形相だった。怒りに震え、泣いているジロウの声も
耳に届いて無いようだった。
イチロウはかっとなった。この1ヶ月近く信頼回復の為に
かなり自分は無理をして来たつもりだった。
ハナコにも念を押して、電話をかけてこない様にしていたし、2人で会う事も無かった。
毎日早く帰宅して、家事など、今まで以上に手伝っていた。
しかも、この日は本当に取引先との飲み会で、ハナコも参加していなかったので
やましい事は一つも無かった。
「嘘だと思うなら、○○って店に電話してみろよ!
俺が誰と会ってたのか、聞いてみろ!疑うのもいい加減にしろよ!!!」
逆ギレだった。こんなにユミコに対して強い口をきいたのは
結婚後初めてかもしれなかった。
ユミコは無言で、泣き続けているジロウをベッドの上に寝かせ
トイレに駆け込んでロックした。
勝手にしろ。もういい加減俺は疲れた。
そう思ってTVをつけたものの、ジロウが泣きやむ気配が無い。
抱いてあやしてみたが、自分では無理だった。
イチロウは深く深呼吸して、ジロウを抱いたままトイレのドアをノックした。
「ごめん・・・俺が悪かった・・・。」
とにかく、自分が下手に出れば、ユミコの機嫌も直ると思った。
ユミコは出てくる気配が無かった。咳き込む声が聞こえた。
泣いている様だった。腕の中のジロウも泣いている・・・
「本当にごめん。全面的に俺が悪い。
・・・ジロウが泣きすぎて辛そうだから、出てきてよ・・・」
すると、程無くしてユミコが出てきた。
目が真っ赤だった。また泣かせてしまった・・・。
いつになったら、前の様な夫婦に戻れるんだろうか・・・
イチロウは気が遠くなった。
ジロウをなんとか寝かせた後、とにかくユミコの機嫌を取るのに専念した。
なんとか誤解を解き、酔いと疲れから、イチロウは眠りについたが
ユミコは、一晩中眠る事は出来なかった。
いつまで、疑い続けるんだろう・・・
離婚するしか無いのだろうか。離婚すれば、この苦しみから
解放されるんだろうか・・・
イチロウの浮気に気づいてから、ずっと離婚するべきかどうか
ユミコは迷い続けていた。
それから数日後、ユミコは自分の母に電話して
この数ヶ月の出来事を話した。
「もう、離婚することばかり考えちゃって・・・」
全部話し終えると、ただ涙ばかりが出た。
ユミコの母は、黙って娘の話を聞き続けた。
涙が止まらなかった。イチロウ君が挨拶に来たのは2年程前だった。
背の高い、笑顔が魅力的な人だなと思った。
そして何より優しそうな人だという印象が強かった。
ユミコは父親に似て、気性が荒い部分があるから、
この優しそうな男性と一緒になれば、つりあいの取れるいい夫婦になるだろうと思った。
1ヶ月も親に相談せずに、悩んでいた娘の気持ちを思うと
そばに行って抱きしめてあげられない距離が辛かった。
近くにいれば、すぐにでも家にかけつけて、美味しい物でも
作ってあげるのに・・・。
ただし、娘の話を聞く限りでは、イチロウ君のそれは
本当にただの「浮気」でしかないとユミコの母は思った。
「ユミコ、イチロウ君が反省してるなら、そろそろ許してあげなさい。
イチロウ君は、優しいから他の女性にとっても魅力的なんだと思うよ。
あんまり思いつめても仕方ないから、イチロウ君にジロウでも見てもらって
美容院にでも行って、気分転換してきなさい。
出産してから、一度も行って無いんじゃない?」
「そういえば、そうだったよ。」
電話先で ふふ と笑う娘の声を聞き、少し安心した。
「ジロウはきちんと世話できているの?辛かったらいつでも帰っておいでよ。」
そういう母の言葉にまた少し泣けたものの、
「ううん。お母さんに話したら、元気出たよ。
大丈夫。頑張るよ!」
明るくそういう事が出来た。昨日イチロウを疑ってしまった事を謝ろう。
そして、また明るい家庭を築けるように頑張ろう。
ユミコは母との電話を終えて、少し前向きに考える事が出来た。
4行だけ読んだ。
くさ・・・
文才が無いのは仕方ないとして、
句読点の打ち方が間違ってて読みづらい。
国語を勉強してからにしたら?
一方、イチロウはこの一ヶ月、ハナコから職場で無言のプレッシャーを
かけられていた。
妻に浮気がばれた時に
「これからは、通信履歴を請求するから
携帯の履歴を削除した所で、電話かけていれば一発でわかるからね。」
といわれていたので、もっぱら電話は公衆電話からかけていた。
「それって、かかってきた場合は、確か番号とかわからないはずですよ。
私から電話した場合は、携帯本体の履歴さえ消せばオッケーですよ。」
というハナコの言葉を信じて、ハナコから電話があった時はすぐ消していた。
家にいる時は、電源をオフにしていた。
しかし、イチロウはある日家にうっかり携帯を忘れてしまった。
気づいたのは仕事が始まってからで、まぁ別に問題ないか・・・と甘く考えていた。
一応職場の電話を使って、ユミコに電話した。
「携帯忘れちゃったけど、また帰る時に電話するから。
別に、仕事の電話とか来ないから、電源切ったままにしてていいからね。」
そう言って、また仕事に専念した。
終業時間となり、少しづつ職場の人間が減っていった。
「お先です。」
顔を上げると、ハナコだった。「ああ、お疲れ様。」
そっけなくイチロウは答えた。
しばらくして、受付から
「奥様からです。2番です。」
と言われ、仕事の手を休めた。時計を見ると、まだ6時をまわったばかりだった。
遅いと心配するには、早すぎるよな・・・
そんな事を考えながら、受話器を取った。
「もしもし?」
「・・・職場には、いたんだね。」
電話の向こうで、小さい声が聞こえた。よく聞き取れない。
「どうした?ジロウが熱でも出したのか?」
「違うよ・・・。まだ続いてたんでしょう。携帯に電話来たよ。
私が、”ハイ鈴木です”って出たら、すぐ切ったけど。
どういう事なわけ?」
声が怒りに震えていた。これはまずいとイチロウは思った。
「とにかく、今すぐ帰るから。」
電話を切り、やりかけの仕事をそのままにして、家へと車を走らせた。
家に戻ると、キッチンと部屋を仕切るドアの飾り窓が割れて
破片の真ん中に、イチロウの携帯が落ちていた。
「どういう事なのよ!女は仕事やめたんでしょう?
もうあなたの職場にはいないんでしょう?
なんで、まだ電話してくるわけ!きちんと別れ話したの?」
泣きわめくユミコを抱きしめて、イチロウは穏やかに答えた。
「もう職場にはいないし、あれ以来会ってもいないよ。
ただ、時々電話はかけて来てた。
ユミコには心配させるから、言わなかったけど。
でも、俺は取って無いから。本当に。すぐ電源切って話してないから。
信じてもらえないかもしれないけど、本当だから。」
「向こうの人と話してみる。っていうか、私あれ以来数回あの番号に
電話してるんだけど、いつも留守電に切り替わるんだよね・・・。
会って話すか、電話で話したい。
私がかけても出ないから、イチロウから電話してみてよ。」
突然のユミコの提案に、それはかなりマズイとイチロウは思った。
ユミコはきっと攻撃的に相手を攻め立てるだろうし、そうなったら
ハナコも黙ってはいないだろう。下手にユミコの気持ちを逆撫でして欲しくなかった。
ユミコを愛しているから・・・というよりも、事を大きくしたくなかった。
ただそれだけだった。
「本当に別れてるんだって。
だけど、向こうが勝手に電話してくるのを、俺が止めることは無理だろ?」
半ばキレ気味にそう言った後、一つのアイデアが浮かんだ。
「この機会に、携帯変えよう。新しい番号は向こうは知りようが無いから、
もう二度とかけてこないよ。」
イチロウは明るくユミコに言った。
「ここは俺が片付けるからさ。今からちょっと出かけて、携帯買って来よう。」
イチロウのそういう様子を見て、ユミコはすっかりイチロウのペースにはまっていた。
そうか・・・。相手の子が、未練がましく電話して来てるんだ・・・。
絶対に許せないけど、電話替えてしまえば、もう職場に電話しない限り
連絡は取れなくなるんだよね・・・。
そんな風に思った。「よーし、じゃ私も同じ携帯にする!」
すっかり機嫌が直ったユミコを横目に、イチロウは心の中でガッツポーズを決めた。
翌日、終業後ハナコからメモを渡された。
昨日イチロウさんの携帯に電話したら、奥さんが出ました。
すぐ切ったけど、大丈夫でしたか?
もし可能だったら、会って欲しいんですけど。
それを見て、イチロウはハナコの携帯に電話し、いつかの喫茶店で待ち合わせた。
イチロウは、この機会に完全に自分達の関係を終わらせようと思っていた。
これから先続けても、いつボロが出るかわからない。
無理して続ける程の気力や情熱は、イチロウには無かった。
「昨日の事で、またうちのが疑い始めてるんだ。
何度も言ってるけど、子供も小さいし、離婚するつもりは全然無いんだ。
これ以上あいつを怒らせる様な真似はしたくないんだよ・・・。」
そう告げると、ハナコは少し考えるそぶりを見せてこう言った。
「私、イチロウさんに携帯プレゼントします。基本料金がいらなくて、
月々3000円くらいのプリペイドカード買うだけでオッケーな携帯があるんですよ。
それを隠して持っていれば、連絡くらい取れますよね。」
イチロウは心の中で「えーーマジでーーー?」と思っていたが
もちろん口には出さなかった。
「そんなの持っているのがばれたら、それこそマズイよ。
それに、電話するだけの関係でいいわけ?
俺には自由に会える時間すら無いんだよ。」
そう答えると、ハナコは真面目な顔でイチロウを見つめた。
「別に、イチロウさんを離婚させたいわけじゃないんです。
ただ、彼と別れたから 寂しいだけなんです。
本当に時々話をしてくれるだけでいいんです。
会う時間なんか、なくていいです。それだけでも、ダメですか?」
あぼーん
そこまで言われて「ダメだ」と断る理由など何も無かった。
正直、ハナコとの会話はイチロウにとっても、いい気分転換だった。
簡単には失いたくなかった。
「適当なの買ってきますから。」
「そんなわけには行かないよ。俺が使うものだし・・・。」
と言いかけたが、余計な出費があってはユミコに感づかれてしまうと思い
語尾が小さくなった。
「奥さんにばれたくないのは、私も一緒ですから。」
明るく言うハナコを見て、イチロウは自分が行っている事に
罪悪感など全く感じていなかった。
電話で話すくらい、浮気でも何でも無いよな。
そんな風に考えながら、普段どおり家に帰るコールを入れていた。
あぼーん
( ´;゜;ё;゜;)キモーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
それから半年程は、本当に電話だけの関係となっていた。
携帯電話は、マナーモードにして車の運転席のシートの下に入れていた。
ジロウが生まれてからは、ユミコは助手席に座る事はほとんど無く、
自分以外の人間が車を運転する事も無かった為、携帯が発見される事は無かった。
朝出勤前にいつもの様にハナコに電話を入れる。
帰宅時に、自宅に帰るコールする前に数分ハナコと他愛ない話をする。
そんな毎日に慣れきっていた。
イチロウは転勤が多い職場だったが、その年度末にまた別の地区への
辞令が出された。
ユミコは喜んだ。浮気が終わっていたと信じていても、
相手が住んでいるその町にいる事は、ユミコにとって苦痛以外のものではなかったらしい。
イチロウ自身も、少しほっとしていた。
ハナコとの電話のやり取りは苦痛では無かったのだが、
もう2人きりで会う事もない女性と、電話だけの関係を続けるのは
正直馬鹿馬鹿しいと思っていた。
あぼーん
149 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/29 17:29:06
ゴキブリより
>>1がキモイ
小学生並みの作文ですから・・・
今度こそ、終われるだろう。携帯も返そう。
そう思い、イチロウはハナコのアパートを訪ねた。
もう、ユミコは休日残業を疑わなくなっていたので、家を出てくる事は容易だった。
「結構遠い場所に異動になっちゃったよ。今まで、本当に楽しかった。
ありがとう。」
そんな事を言いながら、イチロウはハナコにどうやって携帯を返そうかと考えていた。
「私、会いに行きますから。車で1時間程の距離だし、全然遠くないですよ。」
ハナコの言葉に、イチロウは愕然とした。
「会う時間なんて、取れるかわからないよ・・・。」
「そんなに頻繁に行くわけじゃないですから、心配しなくていいですよ。
本当にたまーにちょっとだけ会えればいいんです。
私も、こっちで頑張って彼氏探しますから。そしたらもう連絡しませんから。」
とにかく明るく言うハナコに、それ以上何も言葉を発する事は出来ないイチロウだった。
イチロウ、がんば!!
新しい土地に移り、ユミコもママ友なるものが出来たらしく、
毎日が平和に過ぎて行った。
イチロウからハナコに電話する回数は、極端に減っていた。
このまま自然消滅になれば・・・
相変わらずそんな事ばかり考えていた。
そんなある日、ユミコの母親が怪我をした為、
ユミコだけ実家にしばらく帰る事になった。
出勤前の電話で、ハナコにその事を伝えた。
会って、携帯を返そう。これで最後にしよう。
久しぶりのハナコとの再会に、イチロウは少し気分が弾んでしまっていた。
「久しぶりです!!」元気に笑う彼女は、やはり可愛かった。
その日1日、お互いを知る人間はいない場所で、手をつないで
まるで恋人の様にデート気分を味わった。
「そろそろ、帰らないとダメですよね?」
そんな風に寂しく言うハナコを、とても愛しく思ってしまい
そのまま国道沿いのホテルに入った。
「今日は、誰にも邪魔されないから。」
家族の事は、すっかり頭の中には無かった。
と思ったのは間違いで、なんと恥ずかしいスレを2chで立てたのかと、
悔やんでも悔やみきれずイチロウは自分のイタさを思い知るのであった。
ただ、ダラダラとつまんない事を書いてしまった自分を責めるあまり、
キーボードを叩き壊し、二度と2chに来れないイチロウであった。
あぼーん
155 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/29 17:48:19
ゲラゲラ
晒しあげ〜
激しくハナコを抱いた後、彼女がシャワーを浴びている間に
イチロウはユミコの携帯に電話をかけた。
「今日は、お義母さんの具合はどうだった?ジロウはいい子にしてた?
こっちは、寂しい休日だったよ。これからカップラーメンでも食べようと思って。
じゃ、また明日。」
こんな場所で、よくもまぁ言えたよな。俺・・・。
苦笑しながら冷蔵庫からビールを取り出し、一気に飲み干した。
バスローブを羽織って出てきたハナコに、「君も飲む?」とすすめたが
「ううん。私はウーロンでいいや。」と断られた。
しばしの沈黙の中、イチロウの頭の中では「やっちゃったよ・・・orz」という
言葉が右往左往していた。
「私、彼氏っぽい人出来たんですよ。」
ハナコが明るい口調で話し始めた。
157 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/29 17:53:50
つうか家庭板の夫の浮気にぶちの687のパクリだろ?
はっきりそういえよ、カズロウ!
あぼーん
_, ,_ パーン
( ゜д゜)
⊂彡☆))Д´) >>ゴキイチロウ 氏ね!
あぼーん
あぼーん
あぼーん
163 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/29 18:34:19
このゴキスレわけわかめでつね。
164 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/29 19:45:29
明日午前8時に何かがおこる・・・・・・・・・・・・・・
目覚ましが鳴る・・・
近所の公園からゲートボールを終えたジジババが、それはそれは爽やかに帰ってくる
ところを一斉掃射。
「あ、前に電話で行ってた人?」
イチロウは、内心ほっとしていた。そうか、彼と少しは進展してたのか。
「イチロウさんの後に異動してきた人なんだけど、独身だし
なんか、話が合うから、最近よく2人で出かけたりするようになったんだ。」
「そっかー。うまく行くといいな。」
本心で語るイチロウに少し苛立ったハナコは、イチロウの右肩に寄りかかりこう言った。
「なんか、肩の荷が下りたみたいな言い方、ひどいと思うんですけど!」
「そんな事無いよ。ただ、俺としては君がこんな状態でいるよりも、
堂々と付き合える人と一緒の方が幸せだと思ったから・・・」
「ううん。イチロウさんといるのが、一番楽しい。
少ししか会えなくても、時間を作ってくれて嬉しい。
イチロウさんとの電話も、すごく必要なの。甘えてしまってごめんね?
でも、もう少しだけ続けて欲しい。」
イチロウは、ハナコと会う事は楽しかった。ハナコといる時間は
正直家庭の事は忘れる事が出来た。
しかし、ハナコと別れ家に帰る途中、とてつもない罪悪感に襲われるのも事実だった。
ハナコと付き合い始めた頃は、ただ泣いていただけの子供が、
この頃には「ママ、パパ」らしい言葉を発して、立ってフラフラと自分の所に
歩いてくるようになっていた。
ユミコも育児から少し解放されて、以前の明るさを取り戻していた。
イチロウの浮気をもう終わったものと信じていて、それでも時々
「本当に、ダメなんだからね!」と釘を刺される度に胸が痛んだ。
このまま、その彼と付き合うことになって、自分から離れて行って欲しい・・・
他力本願ながら、イチロウはただそれだけを願っていた。
それから数ヶ月は、また電話のみの関係となっていた。
ハナコからの電話では、”彼とあの場所に行った””彼と映画を観に行った”
そんな話題が多くなり、イチロウは、いよいよこの関係も終わる時が来たなと思っていた。
ある日の帰宅時、隠していた携帯を見ると
いつもの様にハナコからの着信があったので、イチロウはかけなおした。
「もしもし、イチロウさん。今そっちに向かっているの。
時間作って。もうこんな無理言わないから、今日だけ会って。」
それだけ言うと、ハナコは電話を切った。
イチロウは焦ったが、とりあえず家に電話を入れた。
「ごめん、急に仕事が入ったから少し遅くなるよ。夜9時には帰るから。」
「ハーイ。お疲れ様。無理しないでね。」
呑気なユミコの声が、耳に残った。また騙すのか・・・何をやってるんだ俺は・・・。
そう思ったが、他にどうすればいいのかイチロウにはわからなかった。
人通りの無い場所で、ハナコと待ち合わせをした。
イチロウは車内で席を倒し、目を閉じていた。
窓を叩く音がして目を開けると、顔をくしゃくしゃにさせ泣いているハナコがいた。
「何、どうしたの?まずこっちに座りな。」
イチロウは助手席のロックを解除し、ハナコをそこに座らせた。
「彼女がいたの・・・。いないって言ってたのに・・・。」
それだけ言って、ハナコはまた泣き出した。
イチロウは心の中でうなだれた。しかし、表面上はハナコの頭をなでながら
優しく聞いた。
「それって、最近話してた彼の事?なんで彼女がいると思ったの?」
ハナコは泣きながら少しづつ答えた。
「彼の家に行った時に、電話がかかって来て・・・なんか慌てていて・・・
問いただしたら、昔から付き合ってる子がいるって・・・
でも、遠距離になったからなかなか会えなくて、寂しくなったからって・・・」
「それでも向こうと別れたら、問題ないじゃないか。」
ハナコは激しく首を振った。
「彼女が、彼を追ってこっちに来るって。だから終わりにしてくれって・・・」
「そんな、勝手じゃないか!」
イチロウは自分を棚に上げて、彼を責める言葉を発した。
「彼が言ったの。”ハナコは俺以外にも好きな男いるんじゃないの?”って。」
イチロウは言葉につまった。
「私、どうしても相手とイチロウさんを比べちゃうよ。」
涙目のハナコに見つめられて、イチロウは困惑した。
「だけど、俺は離婚は出来ないよ・・・。」こんな言葉しか返せなかった。
「離婚しろなんて、一度も言って無いじゃない!」
またハナコが泣き始めた。「ごめん・・・」イチロウはそれだけ口にして
黙り込んでしまった。
「俺にできる事なんて、電話で話すことと時々こんな風に会うだけなのに
それでもいいのか?」
イチロウはもう、家族にばれなければこの状態がずっと続いても仕方ないと
思うようになっていた。
幸い、ハナコは離婚を迫る事はしないし、そんなに無理に会ってとも言わない。
そのうち、別に男も出来るだろう。それまでばれない様にすれば、
それでいいじゃないか。
イチロウはもう開き直っていた。
「うん。私はイチロウさんを恋人と思っているわけじゃない。
ただ、淋しい時に話し相手になって欲しい。それだけ。」
ハナコはそう言って涙を拭いた。
「会いに来て良かった!なんか、すっきりしたよ。」
まだ目が潤んでいるのに、ハナコは笑顔を見せてこう言った。
「無理すんなよ。いつでも相談に乗るからな。」
また調子づいて適当な事を口にするイチロウだった。
「ふふ、今日は急に無理を言ってごめんなさい。じゃ、またね。」
そう言い、イチロウに軽くキスをしてハナコは自分の車へと帰っていった。
彼女の車が見えなくなるまで見送ってから、イチロウはミラーで自分の口に
彼女のリップがついていないか確認してから、家に電話をかけた。
「やっと終わったよ。今から帰るから。何か必要な物があれば買っていくけど。」
「お疲れー。明日の朝のパンと牛乳が欲しい〜。お願いね。」
何やってんだ俺・・・。
最近すっかり口癖になっていた言葉を、またつぶやいているイチロウだった。
不思議とユミコにばれる事無く、ハナコとの関係が1年程続いた。
最近は、休日には子供を色々な場所に連れて行く事が多くなったので
ハナコと会う時間は激減していた。
半年以上、体の関係は無くなっていた。
ハナコには、また気になる人が出来たらしく
彼女は彼女なりに休日を寂しく過ごす事も無くなっていた。
このまま、終わりになるだろうとイチロウは思っていた。
ただ、惰性で朝夕の電話だけは続いていた。
ある日、ユミコとジロウと3人で遠出した時に、イチロウはコンビニに立ち寄った。
その間、ユミコは運転席に座り、ジロウにハンドルを握らせ遊ばせていた。
コンビニから出た時、ジロウの姿は見えたもののユミコがいなかった。
不思議に思い近づいてみると、ユミコは上半身をかがませ
何か足元を探っている様だった。
「・・・あっ!」
イチロウが気づいた時はもう遅かった。
ユミコの手には、ハナコとの連絡に使っていたプリペイド式の携帯が握られていた。
運転席のドアを開けたイチロウに、ユミコは普通の表情で訪ねた。
「何これ?」
イチロウは苦し紛れに適当な嘘をついた。
「前に携帯買ったときに、店の人がくれたじゃん。ジロウに。
あの店頭にかざってたやつだよ!」
すると、ユミコは何か思い出した様な顔をして
「ああ、あれかぁ。」と言った。
騙せたのか?マジで??イチロウはほっと胸をなでおろした。
ユミコはジロウを抱いて、後部座席に戻り、ジロウをチャイルドシートに乗せた。
携帯はジロウが持っていた。電源は落としてあった。
「これは、おもちゃだから音は出ないのよー。」
ユミコはそんな事を言いながら、ダメ元で電源を押してみた。
”テロテロリー”起動と供に、マヌケな音が車内に鳴り響いた。
空気が変わった気がした。
「・・・イチロウくーん・・・」ユミコの低い声がイチロウに突き刺さった。
その日は、家から1時間程離れた公園で、ピクニックの予定だった。
しかし、まだ家から30分程の場所だった。
「家にかえろっか・・・。」ユミコが言った。
イチロウはただその言葉に従い、車を走らせた。
背後で、携帯の操作音が聞こえる。無言だった。
ジロウは携帯を取り上げられて「んむー。ふむー。」と怒っていた。
ユミコはそんな声を気にせず、無心に携帯を見ていた。
イチロウの背中に冷たい汗が流れた。
「どういう事か、説明してもらえるかな。
ハナコって誰?前の女?新しい女?」
昔浮気が発覚した時は取り乱していたユミコが、落ち着いて話しているのが
とてつもなく恐ろしかった。
「全部話すよ・・・」
本当は運転しながらこういう話はしたくなかったのだが、
今は仕方ない。イチロウは腹をくくった。
「前は、相手を派遣社員って言ってたけど、あれは嘘だよ。
同じ職場の後輩で、お前も知ってると思うけど山田さんだよ。」
そう言うと、ユミコは大きく息を吐いて言った。
「大体、そんな事だろうと思ってたよ。じゃ、あの時から2年近く
ずーっと続いてたんだ?いつ会ってたの?ほとんど自由になる時間無かったよね?」
次々と出てくる質問に、全て本当の事を答えた。
もう嘘を考える余裕は無かった。ありのままに話して許してもらうしかない。
イチロウはそう思っていた。
ユミコは途中で突然泣き出したり笑ったり、顔が見えないせいで
余計その反応が恐ろしかった。
家について、ジロウには子供向けのビデオをセットしたユミコは
正座してイチロウを真っ直ぐに見て言った。
「離婚しよう。それしか考えられません。」
イチロウはユミコの腕を掴んで必死に謝罪した。
「もう本当に終わろうと言う話が出てたんだ。携帯も処分しようと思ってた。」
しかし、ユミコは無表情で携帯を操り、着信履歴画面をイチロウに向けた。
「昨日の朝・晩。一昨日の朝・晩。その前の朝・晩。先日の休日の午前中。
あなたからの発信は1日一度程度だけど、彼女からは毎日来ているよね。
これで終わった関係だと思ってるの?フ・・・。明らかに彼女はそうじゃないみたいよ。」
「そんなの知らないよ。本当に俺の中ではもう終わってたんだ!」
イチロウは必死に訴えた。
「そんなに言うなら、私の目の前で彼女に電話して
きっちり終わらせてよ。」
淡々とユミコが続けた。これがハナコと別れる最後のチャンスだとイチロウは思った。
いつもの様に、一度コールした後すぐ電話を切り、再びコールした。
2、3回呼び出し音が鳴り、ハナコが電話に出た。
「もしもし、ひさしぶり。最近電話くれなかったよね・・・」
そういうハナコの声を遮り、イチロウは言った。
「もう、終わりにして欲しい。二度と電話しないし、かけて来ないでくれ。」
「・・・・」
イチロウの声の調子から、ハナコは妻に発覚したのだと悟った。
「・・・うん。わかった。」
あっけないものだった。そのやり取りは隣にいたユミコの耳にも届いていた。
イチロウはそのまま電話を切り「終わったよ。もう二度と会う事も無い」と
携帯をユミコに手渡した。
「ハァ?これで二年もこそこそ付き合ってた関係が終わるって?
アハハハ。冗談も程ほどにしろっつの!!!」
ユミコがぶち切れた様子だった。それでもイチロウは「本当に終わったよ・・・」
そう答えた。
ユミコが携帯のリダイヤルを押した。ハナコは出なかった。
留守電サービスに切り替わる。
「もしもし。鈴木の妻ですが、電話に出てください。」
ユミコは淡々とメッセージを入れ、今度は携帯に登録していたハナコのアパートに
電話をかけた。
「もしもし、鈴木の妻ですが、電話に出てください。一度お話がしたいです。」
同じメッセージを数回にわたり入れていた。
「もうやめろって。終わったんだって。
さっきあんな電話したばっかりで、お前と話せるわけないだろう?」
ついハナコをかばうようなセリフを吐いてしまって後悔した。
ユミコは鋭い目つきでイチロウを睨みつけた。
「可愛い彼女をかばうわけ。そうだよね。2年も続けた子だもんね。
どうぞ私と別れたら、2人仲良くお幸せに。」
吐き捨てる様にユミコがいい、また電話をかけ始めた。
「もしもし、電話に出てくれないならずっとかけ続けますよ。」
ユミコがそう言うと、留守電から切り替わりハナコが電話に出た様だった。
ユミコはイチロウの手を振り払い、隣の部屋に行った。
「二年ほど前に、一度私が電話をかけたの覚えてるよね。
イチロウが結婚してた事も知ってたよね。それでも関係を続けていたんだよね。
なのに、こんな電話一本で、終わらせられるの?」
思いのほか、優しい口調だった。ハナコの声は聞こえなかったが
ユミコの反応から察すると、「ハイ。もう終わりにします。」そんな答をしたらしかった。
その言葉を聞くと、ユミコが急に声を荒げて言った。
「そんなに簡単な関係だったなら、何で二年も続けたわけ?」
ハナコが何か答えた後、ユミコが床に電話を叩きつけていた。
「切りやがった。」
ユミコが怒りに肩を震わせながら、床を見つめて言った。
それからふっと顔を上げて、イチロウを正面から見つめた。
「彼女、”彼は悪くありませんから。彼を責めないで下さい。”だって。
で、私が”誰の責任とかそういう事じゃないでしょ?”って
言い返したら切っちゃったよ。っふふふ・・・。」
ユミコはこぶしをぎゅっと握り、涙をこらえている様だった。
「向こうだって、今は何も言えないと思うよ・・・。
でも、本当に終わろうって言ってたんだよ・・・。」
とにかく、イチロウはユミコの機嫌を取ろうとした。
しかし、ユミコはそれ以降取り乱す様子はほとんど無く
「この携帯は誰が買ったの?そう、彼女が。結構高いのにね。」
そんな事を言いながら、ジロウと遊び始めた。
ハナコとの事を弁解しようと話し掛けたが、
「その話はもう聞きたく無いから。」と無視された。
夜、いつもは隣に寝ているユミコが気づいたらいなかった。
ジロウを寝かせた後、部屋から出た様子だった。
そっと隣の部屋をのぞくと、毛布をかぶってイヤホンをつけ
DVDに見入っていた。(顔は見えなかったが)
しかし時々小さく泣き声が聞こえた。声を押し殺して泣いているユミコを
ただ見ている事しかできなかった。
次の日、ソファーで横たわるユミコを起こして
「仕事に行くから、ベッドで眠りなよ。」と声をかけた。
ユミコはただ無言で頷き、ベッドの部屋へ入っていった。
とにかく、仕事を休む事は出来なかったので普段どおり職場に向かった。
ただ、あまりに大人しいユミコの態度が、とても気がかりだった。
181 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/30 11:34:48
な〜、だから家庭板の687のパクリだろ、つまんねーよ
職場からいつもの様に帰るコールすると、留守電になっていた。
念のためユミコの携帯にもかけたが、応答せず。
不安になりつつも、買い物に出ているのかも?
それとも寝不足だから、寝過ごしているのかも・・・?
そんな事を考えながら家に向かったが、ドアを開けた途端
普段とは違う空気に気が付いた。
靴も無い。
ダイニングテーブルの上に、一通のメモがあった。
「しばらく家を留守にします。どうしても必要な事があったら
携帯の留守電に入れておいて下さい。後ほど連絡します。」
行き先は書いていなかったが、実家では無いだろうとなんとなく思った。
ユミコの父親は暴力癖があり、嫌っていたのでこんな時でも帰らないだろうなと思った。
183 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/30 11:56:13
おまえ、はっきりいって文才ないよ
>>183 だったらあんたが書けば?!
人の文章に難癖つけられるほどご立派な方のようなので、
そりゃもう驚きと感動を与える文章が書けることでしょうね。
期待してるよ!!
ユミコの友達の連絡先などわからなかった。
とりあえず、自分の実家に電話を入れてみた。
「もしもし、俺。あのさ、別に用は無いんだけど、そっち変わりない?」
適当に探りを入れるつもりだったが、逆に母親が何か感づいたらしく
「何?こんな時間にめずらしい。ジロウに何かあったの?」と聞かれた。
「ううん、別に。今風呂に入っているし。何も無かったらいいんだよ。」
慌てて電話を切った。実家にはいないようだ。
放っておこうかとも思った。ほとぼりが冷めれば帰ってくるかも知れない。
ただ、以前浮気が発覚した時にユミコが取り乱し
「私がいない方が都合がいいんでしょ。私が死ねば、愛し合う二人が
残って、万万歳でしょう!!」という様な事を言っていたので
まさかとは思ったが、万が一の事が気がかりだった。」
家の電話が鳴った。ユミコの実家からだった。
「もしもし、イチロウさん?帰ってたの。今電話してもいいかしら?」
ユミコの母親だった。
「あ、ハイ・・・。あの・・・」
ユミコさんが行ってませんか?と言いかけた所で、義母に遮られた。
「ユミコはここには帰って来てないけど、安心できる場所にいるから
まず心配はしなくてもいいです。」
義母は淡々と話を続けた。
「イチロウ君、ユミコから大体話は聞いたんだけど
前の相手と別れてなかったんだってね。」
「はい・・・」
「離婚するつもりなの?」
「いえ!こんな事やっておいて図々しいんですけど、そういうつもりではなく、
ただ・・・自分の身勝手で終らせる事が出来なかったというか・・・」
イチロウは言葉に詰まった。何を言っても言い訳にしかならない事は
充分に承知していた。
「あのね、うちの娘はあの通り気が強いし、女らしいとも言えないし
色んな面でイチロウ君が不満に思う部分はあったと思うのよ。」
「そんな事は無いです。ユミコさんに悪い点なんか全く無いです。
ただ、俺が・・・俺が全て悪いんです・・・。」
イチロウは恥ずかしかった。数年前、お義母さんに
『娘には小さい頃から、色々と苦労をさせちゃっていてね・・・。
他人任せになってしまって申し訳ないけど、幸せにしてあげてね。』
その言葉に『大丈夫です。僕がきっとユミコさんを幸せにしますから。』
そんな口をきいていた事が、急に思い出された。
それなのに、結局誰よりも彼女を傷つけたのは自分自身だった。
恥ずかしくて、何も言えなくなってしまった。
「突然家を出て、色々と困ったでしょう。
本当にごめんなさいね。数日したら帰るって連絡があったから。
ジロウも、元気にしているみたいだし、頭を冷やしたいだけだからって
言っていたから、あまり心配しないようにね。」
「・・・はい・・・。」イチロウは力なく答えた。
「2人の事だから、あまり口を挟みたくないけど
イチロウ君に離婚する気が無いのなら、誠意を見せてあげて欲しい。
図々しいお願いかもしれないけど、縁あって結婚したのだから
簡単に終わらせる事はしないで欲しい。」
そういう義母に、イチロウは真剣に答えた。
「問題を起こした俺が言うのも何ですが、離婚する気は全く無いですし
相手とは二度と会いません。
これからは、本当にユミコとジロウと3人で家庭を作っていきたいと思っています。
可能なら、その旨お伝え願えませんか?」
その言葉に、義母は「いろいろ大変だろうけど、頑張ってね。」と言い
電話を切った。
>>1 バカジャネーノ?
後で恥ずかしくなるのはオマイだぞ。
チョット読んだだけでも読むほうが恥ずかしくなる。
書いて人に見せるだけの文才ないし、文面がガキの作文以下。
テメー、クサイんだよ!
>>188 とかいいながらこのスレをわざわざチェックしにくるお前に乾杯!
たしかに2行目から読む気しない作文だ罠w
晒してやるよ、ホイッ
早く最終回にしてくれよ
193 :
名無しさんといつまでも一緒:04/09/30 18:58:37
駄文イレブン嫌な気分
「いやー、やっぱ近いホテルに泊まれるってのはいいよねー。」
イチロウと母が電話でやり取りをしていた頃、私はTD○近くの
ホテルの一室にいた。
同室には、高校時代からの友人マキとジロウも一緒だった。
「本当に、ゴチになっていいの?」マキはユミコに聞いた。
「全然オッケー。どうせ死ぬお金だし。有意義に使ってやらないとね。
それより、ごめんね。急に誘っちゃって。」
「ううん、今ちょうど仕事が一段落ついた所だし、たまに有給でも取らないと
やってられないよー。」
そう言って、二人ともベッドで大きく伸びをした。
ジロウは飛び跳ねている。
ユミコは、イチロウの前の浮気(とはいえ相手は同じだが)が発覚した時に
一つだけ決めていた事があった。
離婚するしないに関わらず、もしもまたこういう浮気騒動があったなら
ウジウジ考える前に、パーっと散財して遊ぼう!それだけは心に決めていた。
もちろんイチロウの浮気が続いていた事は、本当にショックだった。
結果的に二度も裏切られていたわけで、ショックを通り越して笑ってしまう程だった。
以前浮気が発覚した時に、誰にも言わずに我慢していた事だけを後悔した。
相手の女に問いただす事も無く、イチロウの言葉だけを鵜呑みにして
浮気が終了していたと思い込んで、必死にまた彼の心が離れないよう良き妻であろうと
努力していた自分が空しかった。
「・・・電話とか、しなくていいの?」マキは遠慮しながらもユミコに訪ねた。
マキはユミコの結婚式以来、4回程イチロウも交えて遊んだり、
ユミコ宅に泊まって飲みながら語った事もあったので
イチロウがユミコに対してどれほど優しかったのか、いい夫であったのかを知っていた。
「きっと、イチロウ君は優しいから終われなかったんだよ・・・。」
もちろんマキはユミコの味方なのだが、マキの父親も少なからず「浮気」というものをした事があり
それでも両親はうまく行っている経験上、離婚という選択はまだ早いと思っていた。
「・・・うん。わかってる。大体わかってるんだ。」
ユミコはそう答えてバスタオルに顔をうずめた。
「イチロウの浮気を責めているっていうよりも、なんか疲れちゃってさ。
なーんにも考えたくなくなっちゃったの。」
無理に明るく努めようとするユミコに、マキは胸が痛んだ。
「よーし、明日もがっつり遊んじゃいますか?」「遊んじゃいましょう!」
そんな風に声をかけあって、2人から自然と笑みがこぼれた。
ジロウは相変わらずベッドの上で飛び跳ねながら「キャッキャッ」とはしゃいでいた。
2日目の夜、ユミコはイチロウの携帯に電話をかけた。
イチロウからは、数回留守電が入っていたが
「とにかく心配しています。連絡ください。」というメッセージだけだったので
懲らしめてやろうと思い無視していた。
それでも、やはりジロウの声くらいは聞かせてあげた方がいいだろうと思い直したのだった。
「もしもし、ユミコ?」ワンコールでイチロウが出た。
「うん。」
答えた後、急に現実に戻された気がしてユミコは気分が暗くなった。
「ごめん。本当にごめん。何回でも謝るし、何でもするから
早く帰って・・来て・・・」
途中から声にならなくなっていた。また泣いてるよ、あの馬鹿・・・。そう思いながらも
ユミコの目にも急に涙が溢れた。
「ジロウも元気だから。明日帰るから・・・。」
それだけ告げて、電話を切った。
「イチロウ君、なんて?」様子を見ていたマキが言った。
「・・・早く、帰って来てだって・・・。
んなこと思うくらいなら、浮気なんかするなっていうんだよ。ねー?」
悪態をつきながらも、次々と涙がこぼれているユミコを見て
ジロウが足元に抱きついてきた。「マー?マー?」と言いながら
抱っこをせがんでいる。
ジロウを抱き上げたユミコに、マキはハンカチを手渡した。
「ま、これから大変になるかもだけど、いつでも電話しなよ。」
「うん。ありがと。頑張るよ。」
この調子なら、大丈夫かな?マキはそう思った。
2日前、携帯に電話してきた時のユミコは、それまでの付き合いの中で
1番取り乱していた。
他の友人だったら、仕事を理由にして断っただろう。
しかし、ユミコは数年前自分の婚約が破談になった時に
誰よりも自分の傍にいて、自分を励まし続けてくれた存在だったので、
その恩を返す時が来たとマキは思った。
結婚をしていないマキにとって、ユミコの家庭は憧れそのものだった。
優しいイチロウ君、しっかり者のユミコ。かわいいジロウまで生まれて
傍から見ると、本当に理想の家族そのものだったのに、わからないものだ・・・。
マキはしみじみとそう思った。
翌日は休日だったので、東京駅までユミコを見送った。
「本当に、いつでも辛くなったら来てね!」
「うん。ありがとね。がんばるよ!!」
そう言って別れた。私も色々とがんばらないとなー。
マキはそんな事を考えながら階段を下った。
携帯の留守電を聞くと、「何時の新幹線?迎えに行くから教えて。」
イチロウのメッセージが入っていた。
正直まだ顔を合わせるのは嫌だったが、どうせ数分の差だと思い直し
イチロウに電話を入れた。
「もしもし、今どこ?」「新幹線の中」「何時に着くの?」「んーと3時頃?」
「わかった。迎えに行くから。」「うん。」
そんなやり取りをして電話を切った。
これからどうしようかなー・・・。考えをめぐらせるものの、何も浮かばず
ユミコは目を閉じてそのまま眠り込んでしまった。
終点駅に着き、エスカレーターを下ると
改札の所にイチロウが立っているのが見えた。訳も無く涙が出そうになり
ぐっとこらえた。こんな場所で泣くわけにはいかない。そう思った。
「おかえり。」真っ赤な目をしたイチロウが言った。半泣きになっている。
ジロウを手渡すと、何度も抱きしめ頬にキスを繰り返した。
「やーんやーん。」ジロウがけたけた笑いながら、それを拒んでいる。
その光景にユミコは思わず涙がこぼれた。
イチロウはユミコの頭をぐしゃぐしゃっとなでた。
「とりあえず、帰るよ。」そう言って家に向かった。
家に着くと、ジロウは疲れていたのか程無くして眠ってしまった。
隣の部屋で、ひそひそ声で話をする事になった。
「あれから、彼女からは電話なかった?イチロウもしてないの?」
「うん。だってあの携帯はお前に渡したし、この携帯の番号は向こうは知らないし。
本当に前から、終わりにしようって話は出ていたし。」
「だったら、何で私にばれない内に終わらせないのかな・・・。」
ユミコは少し苛立った。また堂堂巡りになりそうなので、話を別の方向に向けた。
「離婚する気は無いって言ってたよね。」
「うん。絶対に離婚はしない。」
「そのセリフは、浮気してたあなたが言っていいものなのかな?」
「・・・ごめん。俺が言えた義理じゃないかもしれないけど、でも離婚はしない。
どんなにユミコが離婚したいって言っても、俺は応じないから。」
「そこまで言うなら、今回の事全てお義父さんとお義母さんに話してもいいよね。」
「えっ、マジで?」イチロウは狼狽した。
ユミコの母に知れたのは仕方ないと思ったが、自分の両親に知れることは
なるべく避けて通りたかった。
「今回、私が1番後悔したのは2年前の時に誰にも打ち明けず我慢してた事。
あの時大騒ぎしていれば、確実に貴方達は終わっていたと思う。
なのに、相手にも両親にも何も言わず、イチロウの言葉だけを信じていた結果が
これでしょう?
どっちにしろ離婚となったら理由は話さなければいけないんだろうし
イチロウが反対した所で、私は話すつもりだけど。」
強気のユミコに、もう逆らう気力は無かった。
イチロウは、ユミコを愛しているというよりも、一度結婚した以上
よほどの事が無い限り、離婚はあり得ないと思っていた。
だからこそ、自分の浮気も許されると思っていた。
自分なりに、家族を大事にして来たつもりだったし、不満を口にしたことも無かった。
「ユミコが、それで離婚しないでいてくれるなら
もう何でもいいよ・・・。」
少し投げやりになっていた。もう、どうにでもなれ。やっちまった事は仕方ない。
そんな風に割り切っていた。
ユミコがイチロウを好きになった理由は色々あるが、
過去をふりかえらず、前向きな所も好きだった。
自分はいつも後悔ばかりで、あの時ああしていれば・・・という人間なのだが
イチロウは「ほら、前向いて。未来は変えて行けるんだから!」そういう人間で
そこに惹かれた事をふっと思い出した。
今回ばかりは、過去を後悔して欲しいな・・・心の中でユミコは思った。
イチロウの目の前では話にくいので、
違う部屋でイチロウの実家に電話した。
イチロウの両親はとても自分に良くしてくれていて
ユミコが倒れた時は、実母よりも先に駆けつけて心配してくれるような人だった。
「もしもし、あらユミコさん。どうしたの?ジロウは?」
普段どおりの義母の声だった。
「ジロウは寝ています。あの、今時間ありますか?話しても大丈夫ですか?」
「いいわよ。何かあったの?」義母の声が曇った。一瞬言葉に詰まった。
「・・・あのですね。イチロウさんが浮気してたんですけど・・・」
そう言うや否や、義母は驚いて聞き返した。
「イチロウが浮気?本当に?・・・相手はどこの人?」
義母が動転しているのが見て取れる様だった。
「あの、以前の職場の女性で、本当は二年前に一度発覚して
別れさせたはずだったんですけど・・・まだ続いていて・・・」
うまく説明できたかどうかわからなかったが、大体の事を話した。
途中過去の事を思い出してしまい、言葉に詰まった時には
義母がやさしく声をかけてくれた。
「イチロウは今いるの?」「はい・・・」「少し変わってもらえるかしら?」
隣の部屋のイチロウと交代した。
話は聞こえなかったが、イチロウの「うん・・・」「うん・・・」
という言葉だけ聞こえた。
再びイチロウが電話を差し出した。イチロウはかなり凹んでいる様子だった。
「ごめんなさいね・・・」義母が力無い声で言った。
「いえ、私も出来の悪い妻でしたから・・・」本心では無いが、ついその言葉が出ていた。
「貴方達の問題だけど、離婚となると家族も関係してくる事はわかってもらえるかしら。」
義母は話を続けた。
「ジロウの事もあるし、イチロウも二度とこんな真似はしないと言っているし
私達もさせないから、ユミコさん。今回は考え直してもらえないかしら・・・。」
先ほどの会話で、数回私の口から離婚をほのめかしていたが、
自分自身、離婚については具体的には何も考えていなかった。
イチロウや義両親が、少しでも自分の敵になるような発言をしたら
離婚に踏み切ろうと思っていたのだが、そんな事は全く無かった。
「はい。お義母さん・・・。離婚は考え直します。
本当に、私達の間で解決すべき問題なのに、ご心配おかけして申し訳ありません。」
そう告げると、義母は優しく言った。
「そんな事ないわよ。勇気を出して話してくれてありがとうね。
私は、いつでもユミコさんの味方だから。」
その言葉に涙が溢れた。本心としては義母はイチロウの味方だろう。
それでも、私を立ててくれるこの義母と縁を切る事は出来ないと思った。
とにかく離婚は出来ない。
あとすべき事は、相手の女と確実にイチロウの仲を終わらせる事だ。
ユミコはそう思った。その為には、相手の女性に慰謝料請求をするか
二度とイチロウと会う事は無い。万が一連絡を取った場合には
それなりの罰則を与えるという内容証明を送る事だろうか・・・と思った。
「相手の女にも、きっちりケジメつけてもらうから。」
そういうと、イチロウの顔色が変わった。
「本当にもう二度と会わないし、連絡も取らないから。向こうから連絡が来ても
無視するから。もう、これで終わりにしてくれないか・・・。」
そういうイチロウに無性に腹が立った。
「かわいい彼女をかばってるの?だったら私なんか捨てて向こうと結婚して
子供でも何でも作ればいいじゃない?馬鹿にするのもいい加減にしてよね!!」
吐き捨てる様に言うと、イチロウは必死にそれを否定した。
「可愛いとかじゃなくて、大事にしたくないんだよ。
変にこっちから何かして、向こうが騒いで職場にでも知られたら・・・」
そういうイチロウの気持ちは理解できなくは無かった。
いくら私自身働けるとはいえ、今のイチロウ程の収入は見込めないだろう。
強引に出て、自分達の首を締めたくは無かった。
離婚するという意志があるなら、イチロウが職を追われようが関係無いが
離婚しないで行こうと決意した今、こんな事で生活を変えるのは嫌だった。
「絶対に会わない自信があるんだよね。」
「うん。本当に。もう親にまで知れてるんだから、
これ以上は絶対にあり得ない。」
イチロウの言葉を信じたわけでは無かった。この男は女性に泣かれたら
何でもしてあげたくなってしまうタイプだから
相手の子が押しかけてくれば、またなし崩しだろう。
そう思ったが、そうなったら今度こそ証拠をしっかり握って
搾り取れるだけ取ってやろう。それでいいじゃないか、とユミコは思った。
二年前の浮気があったせいか、今回の事でそう落ち込む事は不思議と無かった。
しかし、何度も相手の女への怒りが込み上げ
家に行ってやろうかと思っていた。
ジロウの存在が、それを止めていた。
相手に会いに行くとしたら、ジロウを置いていくわけにはいかない。
万が一相手がジロウに危害を加えたら?そう思うと強引な事は出来なかった。
ユミコは、不倫相手をこらしめる代わりに
よくある不倫サイトの不倫している人間達を叩く事で
鬱憤を晴らすようになっていた。
日常生活は、何ら問題なく過ぎていった。
イチロウは前にも増して家族に尽くす男になっていた。
ジロウもだんだん父親と遊ぶようになって来たので
ユミコにも自由な時間が増えて行った。
それでも、平気な顔で浮気をしている人間や、
不倫の恋愛に酔った人間を見ると、苛立ちを抑え切れなかった。
よくある話だが、夫の浮気について
ある事無い事想像してしまい、フラッシュバックに苦しむ日々も多々あった。
目の前では、何一つ問題ない家族があるのに
自分の頭の中では、過去の出来事がふと甦って息が出来ないほど苦しい時もあった。
それなのに、浮気していた当の本人はすっかり過去の出来事は忘れ
楽しそうに家族と接している。
そんなイチロウに対して、嫌悪感と殺意がこみ上げる事もあった。
そんな時、いつも見ている掲示板に1人の女性の体験記がのっていた。
自分の感情を赤裸々に表現しつつも、わかり易い文章で引き込まれた。
こんな風に自分の体験を表記すれば、客観的に過去の事と割り切れるかも知れない。
そう思ってスレを立て、延々と書き続けました。
文字にしてみると、本当にただのよくある不倫物語だった。
当事者だった時は、本当に苦しくて悲しかったのだが
振り返ってみると、そんなに思い悩む事は無かったかなと思えた。
文才が無いので、本当に自己満足のスレになってしまい
スレを見にきてくれた人、ゴキブリを貼っていった人に申し訳ないと思いつつ
自分のPCの中でただ書き留めて置くだけでは、ここまで客観的に
見る事が出来なかったと思う。
読み返してみると、途中あまりにも妄想が入ってしまい
夫であるイチロウがただのナルシスト状態になっている部分もあるが
ここまで酷くなかったにせよ、きっと彼の気持ちはこんな風だったのだろうと思う。
当初は憎しみしか無かった相手の女性に対しても、
今は本当にいい相手を見つけて、幸せでいて欲しいと思う。
彼女の気持ちは私には計り知れないが、
もう2度と家庭を持っている男に振り回される事無く生きて欲しいと思う。
イチロウを都合のいい相手と、甘えてくる事も無い事を願う。
結婚前は離婚なんて簡単に出来ると思っていたが、そうでない事を知った。
これだけでも、大きい収穫だったのかもしれない。
これから先、イチロウが本気で別の女性を愛する事だってあるかもしれない。
その時は、応援できる自分でありたいと思う。
(↑多分また大騒ぎする可能性大だが・・・orz
その為には、もっと自信が持てる自分になりたいとも思った。
旦那の浮気に悩む大勢の女性を見て、心苦しくなったが
どんな形でも、そういう方達にも幸せに思える日々が来ればいいなと思った。
不倫相手に本気で恋してしまって苦しんでいる人達には
きちんと手順を踏んで行動さえすれば、苦しまずに済む事を知って欲しいと思った。
相手の気持ちを考えず、快楽のみ追及して不倫している人間は
そのまま勝手に生きていればいいんじゃないの?と思う。
まだ小説風味が抜けなくて随分クサイ発言をしてしまったけれど
少し肩の荷が下りた気がする。
オチらしいオチが無くて申し訳ないが、もしも背面下でイチロウとハナコが
まだ続いていれば、今度こそきちんとしたオチが書けるかも知れない。
それは無い事をなんとか願いつつ、名無しの生活に戻ろうと思うユミコでした。
全部読んだよ。文才はなくていい、それより自分が思った通りに書けばいい。
文才はむしろない方が伝わってきやすいと思う。
そしてこれがネタだろうが何処かから持ってきたような内容でもいい、同じような事はあるしね。
で、マジレスです。
私もサレなんで気持がだぶって見える所が多々ありました。
今でもたまに浮気相手の子と連絡をとってるかもしれない・・・と思う事ありますが
普段は何事もなかったように忘れています。
これは自分達夫婦を見直す為のひとつの山だったのかな、と考える事にしてます。
実際たくさんたくさん話し合いました。こんな事がなかったら話す事もなかっただろう事も。
過去を変えることはできないけど、未来は変えることができます。
お互い前を向いて行きましょう。
>208サンクス。名無しに戻った1です。
あらためて自分で読み返して見たら、
こんなに旦那は私の事を思ってはいないだろうな(ニガワラと思ったものの
色んな事があったけど、普通に戻れるもんだよなーとしみじみ思いました。
お互い、頑張ろうね。私の母の好きな言葉は笑う門には福来る
なんですけど、昔は悲しいときになか笑えないよ!と思っていましたが
むしろそういう時にこそ笑うのも大事だなと思えるようになりました。
全く読んでないが、長文晒して2ちゃんでやる事ではないな。
迷惑にならないようにHPでも立ててそこでやれよ。
これだけ必死にコピペするって事は、
つまりはサレの執念かプリンの怨念かどっちかって事でしょ?
読んでないからどっちかわかんないけど。
どっちでもいいや。
1さん
私も全部読んだ。
友人のお馬鹿プリンに読ませてやりたいよ。
それから文才ないとか言ってる奴に限って、
まともな文章書けないんだから、気にすることないよ。
>>1 2ちゃんのルールを読んでから利用してください。
まず、他人が見て面白いことを書きましょう。大勢の読者がいることを意識してください。
サーバやシステムのリソースは無限じゃありません。
スレッドを立てる前に、同じような内容のものがないか確認するのも忘れずに。。。
データ量をむやみに増やしたり無駄にスレッドをあげたりすると、「荒らし」と呼ばれちゃうこともあります。
↑これはルールのコピーですが、
>他人が見て面白いことを書きましょう。
>データ量をむやみに増やしたり
という部分に触れるルール違反だと思います。
あなたの長文を全ての人が歓迎してるわけではありません。
よってサーバーの無駄使いです。
無料の掲示板で小説まがいの物を延々書き込むなんて、
マナー違反にもほどがある。
サーバー自費負担でやるべき。
公園の水道使って自分の車を洗車するのと同じような行為なんだよ。
マナーは守ろう。
不倫板でマナーとは何事ですか!
218 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/01 18:40:13
えー、共感した。
自分だけじゃなくてみんな、必死なんだなと思った。
文章も読みやすかったし、正直「次は・・?ワクワク
ってしてたくらい〜。面白いと思う人と思わない人と
いていいじゃないのー。容量だって、そんな膨大に使った
わけじゃないんだからさ・・
219 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/01 18:47:12
オレも全部読んだけど楽しかったよ。
ま、楽しいってのも失礼かも知れないが。
220 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/01 19:39:55
うん。私も書き込み楽しみにして、毎日見てた。
本当に不倫にかかわっている人には、共感できるところがあったと思う。
いろいろ言うのもわかるけれど、楽しみにしてる人もいたってことで。
これだけ文章書けるのすごいよ。
つーか、途中で終わってしまうスレが多い中、最後まで読めてすっきりした。
ごめん、あげちゃった
213は、すべての糞スレに同じ事をコピペしているんだろうか・・・
俺的にはむしろこのスレよりも
「誰か私を止めて」的なスレがものすごく無意味だと思うのだが・・・
2ちゃんとは言え掲示板ですから、
連続カキコや長文はいかがな物かと・・・
ご自分のホームページ持ってやるのが正解だと思いますよ。
わざわざここだけを選ぶ理由が分からない。
俺はものすごく勉強させてもらった。
浮気はするかどうかなんてわからんけどな。
1さんに乙カレって言いたいよ。
227 :
名無しさんといつまでも一緒 :04/10/02 11:11:46
私も最後まで読んだクチなんですが、
文才ないとかじゃなく、あくまでも旦那の行動を想像した文だから
リアルに欠けるんだよねぇ。
旦那はもっとズルくてエロいことやってただろうに
妙に単純であっさりした文だと思った。
サレ妻の文だったとは・・・納得!
このスレ( ゚д゚)チマンネ
230 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/02 13:00:27
231 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/02 15:09:27
いっきに全部読んだよ。
イチロウの書き込みはサレだったのか。
リアル鬼男の心境ではないんだね。
読んで損した。
232 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/02 15:15:02
長すぎて読めないおー
233 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/02 15:21:24
たしかーに
234 :
汁子 ◆vyiC108Jw2 :04/10/02 15:24:27
じゃあわたしも同意
不倫してる方だけど、面白かった。
奥バレしないよにうまくやらなきゃダメだなぁって痛感したね。
wなんだけど、うちの旦那の方はうまくごまかせそうだけど、
女は感がするどいしねぇ。
気を引き締めてかかろう!
2行目から読んでないけど、犯人誰だった?
237 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/03 01:59:27
私も毒プなので毎日続きを読むのを楽しみにしてました。
1さん最後まで書いてくれてありがとう!
こういうのって途中で終わる人多いので
今とっても満足です。
1さん最後まで書いてくれておつかれさまでした!
238 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/03 02:00:43
ジエン臭プンプンします
240 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/03 10:57:57
次の物語は?
>>237みたいなぬるいレスつける香具師、2ちゃんに居るわけねー。
>1さん最後まで書いてくれてありがとう!
自演くさーーーーーー
242 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/03 11:25:58
1さん最後まで書いてくれておつかれさまでした!
( ´,_ゝ`)プッ
ぬるい人間同士で幸せになろう。
244 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/03 11:35:22
ぬるぽ
1から読んでこようかと思ったけど
長文めんどくさいからやめた。
246 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/03 11:57:14
>244
がっ!
247 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/03 11:58:34
ヌノレポ
249 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/03 12:22:57
. __________
_ | 自作自演王国 炎上中|
`)) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ジ
´ ( ) ∧ ジ ャ
( ) <⌒> (⌒ ⌒) ャ |
ウーウー.( .人 /⌒\ \( ,, ⌒)// | ン
人/ ヽ ______]皿皿[-∧( ⌒ ,, ,, ) ン !!
( ( )( ) )三三三∧_/\_|,,|「|,,,! ( ,, ) !!
__| ̄田 ̄田 / ̄ ̄Π . ∩ |'|「|'''|「 ( )
/__,|==/\=ハ, ̄ ̄|「|ガシャーン |「| | * +
/_| ロ ロ 「 ̄ ̄ ̄ | | 田 |「|箔c 田 |「|[[ *
|ll.|ロ ロ,/| l⌒l.l⌒l.| | |「| |「|ミミミミミミ ++*:
λワー∧ λワー λワー λワー
.λワー | | λワー λワー λワー
本当に気に入らないなら、とことんsageて落とせばいいのに・・・
言っても無駄だと思うけど、自演は一切してないよ。
自分でも文才が無いと思っているし、長文は2チャン向きでなかったなと思う。
ところで、このスレは別に私個人の話のみならず、
それぞれ不倫してる人が、自分の立場、鬼彼の立場、奥の立場、毒の立場に
なった気持ちで自分の不倫を物語風に振り返ってみて欲しいと思って
立てたスレなので、是非自分の不倫を振り返ってみたい方
語ってくださいな。
252 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/04 07:38:32
nurupo
>>252 ガッ!
だから語れっつの。
私的には、純粋に彼を愛していて不倫をやめられない女性の話を読んでみたい。
254 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/04 09:58:04
私も
面白かった。
自分はプリの立場。
自分だけが辛いと思っていたけど、奥さんの立場もよくわかりました。
イチロウのバレた時の言い訳「あ〜、鬼彼もこんな風に言ったりするのかしら」
なんて思ったら、妙に今の関係が安っぽく見えました…
256 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/04 10:46:01
ドライなプリンなので、語ることないなー。
修羅だったらそういうとこに書くしなー。
ウジウジしてる時間があったら自分を磨くよ。
不倫は語る物じゃないよ。
日陰でひっそり黙って耐えるからこそ萌え〜なんだって。
語った途端に安っぽくなりそうで。。。
地雷化、修羅場化せずに終末を見据えたマターリ不倫なら、誰にも語らず
終った後も思い出を大切に共有するのは世の中で二人きりがいいと思います。
>258
そういう人は、そもそも不倫板には来ないよきっと。
>256
ドライなプリンは嫌いじゃないよ。きっと奥バレしないように気を使えるんだろうし。
女が独占欲を出さずにいれば、大抵の浮気はばれないと思う。
>257
私自身、自分の体験をこんな風に書いてみて「あっけねー」って思ったよ。
実際悩んでいた時は本当に辛かったんだけどね。
語ったとたんに安っぽくなる恋愛は、きっとそのものが安っぽいんじゃないかな。
本当に真実の愛なら、小説風に語ってもなんら衰えないと思うよ。
260 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/04 15:32:50
コテをユミコにしてるあたり、ウジウジと引きずってんだろうな・・・
>>260 そう簡単に割り切れることじゃないでしょう。
察してやれよ。
優しくないなぁ。
>>1 スレ主個人の板でもないのに遠慮もなく忠告無視して
黙って長文を連貼りするから反感買うんだよ。
「長文スマソ」とか「連書きスマソ」程度の謙虚さがあればまた違ったろうに。
スレ主の我が物顔の自己顕示欲の強さだけが際立ってしまってる。
元々公共性の強い掲示板でやるべき事ではないと思われ。
237 :名無しさんといつまでも一緒 :04/10/03 01:59:27
私も毒プなので毎日続きを読むのを楽しみにしてました。
1さん最後まで書いてくれてありがとう!
こういうのって途中で終わる人多いので
今とっても満足です。
1さん最後まで書いてくれておつかれさまでした!
↑このジエンにはレスつけないのかぁ?
不倫板でこれほど「1さん」を褒め称えるレス、記憶にない。
>>263 知らないよ。本当に。信じてくれと言っても無駄なんだけど。
>>262 長文スマソとか書いたとしても、だったらやめろ。削除願い出せって書かれて
荒れるだけだなと思ったんです。最後に謝罪しようと思った。
本当に自己満足で申し訳ない。
公共性の強い場所でやったのにはマナー違反は承知なんだけれども、
誰も見ない場所にひっそり書いていても自分の中では無意味だったので
ゴキブリを貼られつつも続けました。本当に不快にさせた方々には言葉もありません。
本当はキジョ板などにしようかと思ったのだけど、それより不倫板の方が
無意味なスレが多かったりしたので、それよりはまだマシかなーという甘い考えはあった。
鯖に負担をかけたのは本当に申し訳ない。未だにコテで出てきているのは
スレ立てした責任上です。うざかったら名無しになります。
265 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/04 19:37:44
>>264 知らないならレスつけられるはず。
100歩譲って、自演じゃないと仮定して、
>1さん最後まで書いてくれてありがとう!
とまで書いてもらって放置か?レスなしか?
不倫板名物サレの自演じゃん。
267 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/04 19:43:55
>>259 私のような考えの者は不倫浮気板を利用するなと言う事でしょうか?
270 :
260:04/10/04 19:55:32
1ですが、レス全部に返さないとダメなんですかね・・・260さん。
なんでそこまで食いついてくるのか、理由がわかりません。
自分なりにだいぶ旦那の浮気からは抜け出したつもりですが
他人から見てウジウジしてると見えるならば、まだまだですね。
私自身、263にレスしなかったのは
毒プリンで毎日私の書いた文章を楽しみに思ってる
という表現に多少腹が立ったからです。嫌味だと思ったのでスルーしました。
皆さん思っているように、なんか褒めすぎだし。
でもこの文章が本心ならば、褒めてくれてありがとうございます。
ついでに、ご自分の不倫を振り返り彼があなたを大事にしていないのならば
終わらせる勇気も持って欲しいと思います。
>>269 板自体は利用するのはかまいませんが、このスレを利用するのは控えたらどうでしょうか。
ちなみに268の名無しは私ではありません。
こいつ何様のつもりだ・・・
>>272 お前は何様?
下三行については至極当然と思うけどな・・・
スレに文句あるならスルーすりゃいいのに。なんでスルーできない人ばっかりなんだろうか。
>>271 >板自体は利用するのはかまいませんが
アンタの板?
>このスレを利用するのは控えたらどうでしょうか。
誰がどこへレスつけようが自由。
しかも258さんはごく普通にご自分の意見を語ってる。
色々な考えの人が色々な意見を持ち寄るのが掲示板。
まるでスレの私物化みたいな考えやめろ。
板やスレを利用してかまわないかどうかなんてサーバー管理者が決める事。
ただ単にスレを立てた人が発言すべき事じゃないな。
しかも
>>258の発言は問題は無いと思う。
>274-275
もうレスしないでこのまま落とそうよ・・・な?
277 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/09 04:35:59
>>253 ハ ァ ? ?
自分がイチロウの感情と状況を「想像して」書いてたくせに
何言ってんの?
278 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/10 18:12:16
ageたいんですけどいい?
279 :
名無しさんといつまでも一緒:04/10/10 19:04:51
あげてるやんw
280 :
名無しさんといつまでも一緒:04/11/17 05:38:19
うp
281 :
名無しさんといつまでも一緒:04/11/17 05:39:01
あげ隊♪
282 :
名無しさんといつまでも一緒:04/11/27 10:09:28
ドォォォーーーン
∧∧ ∧_∧
( ゚Д゚) (´∀` )
\ノ .) ( ヽノ
\_ノ ヽ__ノ
└└ _ノ _ノ
'` .'`
A HAPPY NEW YEAR!!
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284 :
名無しさんといつまでも一緒:05/01/10 04:25:05
しこしこ
285 :
さゆり:2005/03/26(土) 22:03:12 0
自分語りさせてください・・・
あれは去年のこと。
ゼミで卒論のプレゼンしてた日だった。
私の所属するゼミは「基礎哲学」なんて名前はついていたものの、ほとんど飲み会がメイン。
その日もプレゼンは早々に切り上げて追いコンの前祝いのパ-ティを教室でやってた。
流石に教室なのでジュ-スとお菓子でカンパイ。
盛り上がってきたころ、私はプリッツの端を咥えて先生の方を向いた。
私が先生に本気なのは、多分先生も知ってると思う。
1年の時の基礎学習で初めてみた日に好きになって
気持ちを燻らせながら、私の学科じゃ卒業単位的に意味のない先生の授業をとって、初めての飲み会の時、本当に普通に話をしながら床にゴロンとなった先生を見て恋に落ちた。
私は先生に何度も「好き」だとは言ってきたけど、私の大学は帰国子女が多い。私もそうなのだけど・・・
「大好き」
と言う言葉が全く普通に言えてしまう。
ま、気兼ね無く言える言葉だからこそ先生に何度も言えたのだろうけど。
286 :
さゆり:2005/03/26(土) 22:17:52 0
つづきです。
けっこうみんなの前で
「先生が好き〜結婚して〜」なんて言っていたので、私がプリッツの端を咥えて先生の方を向いたときも、みんな冷やかして笑ってた。
そして先生は何だかんだと言って私(たち)を簡単にいさめる。
私は諦めてプリッツを食べると、急に
これで最後か・・・
と言う思いが込み上げてきて教室を出た。
それで何と無く先生の研究室へ行ってみた。
もしかしたら先生が追ってきてくれるカモと思って。
大量につまれた本を眺めながら・・・
私ってバカだな
と思った。
みんなの前なら好きだ何だと言えるのに、先生と2人きりだと目も合わせられない。
例え先生がここに来てくれても何も言えないだろうし、第一来るはずも無い。
ちょっとでも期待した自分がバカに見えて教室に戻った。
なんだかもうどうでもよくなりながら・・・
287 :
さゆり:2005/03/26(土) 22:45:10 0
つづきです
教室に戻ると先生は居なかった。
でもまぁトイレにでも行ったのだろうと思って気にもとめてなかった。
友達とバカ話しながら笑ってたら先生が戻ってきて
「そろそろ飲み屋の予約の時間も近づいた事だから」
と、教室でのパ-ティの終了と、飲み屋への移動を促した。
ちなみに毎年あるこの追いコンには卒業生も沢山きて、先生と仲がよい男の先輩なんかから先生の話をいろいろ聞ける絶好の機会でもある。
(先生が院生時代に学生結婚をしていて、そのころ奥さんに食べさせて貰って居た事もそのときに聞いた)
またいろんな話を聞くのを楽しみに廊下を歩いて居たら先生に呼ばれた。
愛想よく返事をして先生の元に寄ると、先生が私の手をつかみ、向かったのは先生の研究室。
「さっき教室出てった時、ここに居るのかと思って来てみたけど、居なかったみたいだね」
288 :
さゆり:2005/03/26(土) 22:56:33 0
つづきです
私もココで先生待ってたんだけどな・・・
そう言おうとしたけど声にならない。
「で、少し待って戻ったら君、笑ってるからびっくりしたよ」
そっか。
教室出るときは泣きそうな顔してて、研究室出た後トイレによって涙を洗ってからもどったんだっけ。
その時入れ違いに・・・
と考えて居るときふと唇に何かが触れた。
「僕はプリッツが嫌いなんだよ」
先生はそういってもう一度私にキスをした。
その後のことはよく覚えて無くてとにかく
卒業式の日、先生は「また遊びにおいで。」と言ってくれた。
それが凄くうれしくて、
ソツパで2人で撮った写真は今も大切に飾ってあります。
・・・その写真を撮ってくれたのは、大学4年間、そして今も付き合ってる私の彼。
少し酔ってた私はそんな事おかまいなしに、かなり先生に密着してました。
おしまい。
289 :
さゆり:2005/03/26(土) 22:59:11 0
急にこんなことが思い出されたのは、今夜が追いコンだから・・・
「来ないの?」
メ-ルが友達から届き、迷ってます。
いっそ寝てしまおうかな・・・
だってだって〜
行きたいけど今整理なんだもん。
お酒も飲めないし、いいことないじゃん。
肌だって荒れてるし・・・
でも会いたいな〜先生。
イチロウとユミコの間にさゆり登場あげ
291 :
名無しさんといつまでも一緒:2005/04/07(木) 23:07:55 0
先生裏山
292 :
名無しさんといつまでも一緒:2005/04/08(金) 15:26:13 0
ちょっとさゆり、名前変えてくんないかな?
スゲーイヤなんですけど!!! プンスカプン!! (`・ω・´)
293 :
名無しさんといつまでも一緒:2005/04/08(金) 20:58:45 0
>さゆり
結局逝ったの?
294 :
名無しさんといつまでも一緒:2005/04/08(金) 23:41:46 0
昔ママがまだ若くて小さな私を抱いてた、月がもっと遠くにあった頃。
工場は黒い煙を吐き出して、街は激しくこの子が大きくなるのを祈ってた。
295 :
名無しさんといつまでも一緒:2005/04/08(金) 23:44:06 0
娘は13になって不倫の味覚えて黒いリストに名前を残した。
MOONあなたは知ってるの MOONあなたは何もかも 初めてフェラした日のことも。
>>288 >「僕はプリッツが嫌いなんだよ」
萌え〜!先生いくつか知らないけどイイ!
>296
禿同。
どの位リアル話なんだろね。
あたいが子供のころ、北極星に投げキッスって少女まんががあって先生萌えしたもんだ。
299 :
名無しさんといつまでも一緒:2005/04/23(土) 23:21:09 0
そのマンガ、アタイも読んでたよage
ええけつしとるのぉ(*´Д`)ハァハァ
Winny中です1へモア?
301 :
名無しさんといつまでも一緒:2005/04/23(土) 23:25:38 O
ここもかぁ(−_−メ)
・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・
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303 :
名無しさんといつまでも一緒:
浮上