855 :
694:01/11/13 20:09 ID:???
>722サマ
…それってさぁ、シドが怒筋立てて飛んできたりしない?(w
>蜜国サマ
ウチの別カプは…チョト短めの浅いハナシになりそお(言い訳)
ED後ってことで。
過度の馴れ合いはやめようよ…。
小説自体はすごくいいんだけどさ…。
>856
うーん、素直に反省。
スマンクスコ。以後気をつけるます。
858 :
694:01/11/13 23:45 ID:???
>856
う〜〜ん……。
やっぱ嬉しいしね、ついついレスっちゃうのが
いけないんですね。
コミュニケイションて、むつかしい……
諫言、痛み入ります。
860 :
856:01/11/14 07:29 ID:???
やなこと言ってスマソ。
でも応援してます。
みなさんの小説、作品に対する思い入れみたいなもの
感じるし、名スレだと思ってるので。
ではまたROM&名無しにもどります…。
861 :
722:01/11/14 08:11 ID:???
>856さま
言いにくかったでしょうに、ありがとう。
>694さま
それ正解。
…ありっすかね?
>739サン
ティ、ティーダたん、ハァハァ・・・
うおおおおぅ俄然ヤル気出てきたッスゥーー!(感涙)
頑張るッスーー!!
863 :
694:01/11/14 12:40 ID:???
なんかいろんなこと考えてしまいます(汗)
物語の展開もチョト詰まり気味…
しばらく潜ります。
久々に絵も描きたいので。
スミマセソ…
ガッコのWebコーナーからこっそり2ch21禁スレッド接続。ドックンドックン。
>蜜国サマ
あ、アレで、大丈夫でしょうか?なんかイメージと違いません?
絵柄どうにかしとろか、描くならこの文章の辺りやれとか、ある程度までの
リクにはお応えしますんで、遠慮せず言ったって下さい!
正直、sage過ぎでヤヴァイ気がするが、大丈夫か?消えるのは勘弁。
866 :
保全:01/11/15 03:01 ID:???
ほんとは昼頃にageれば安全なんだろうけど……
>>865 sageてても書き込みがあれば消えないよ〜。
868 :
815:01/11/15 10:03 ID:???
ぐっふぅ、復活です。
>722サマ
遅ればせながらお疲れさまデシタ!
反省・・・いや、降伏アーロンに微妙にメロメロっす♪
え? アロさんの手が後ろに・・・? ワクワク
>694サマ
またお手が空いたら(気が向いたら?)
戻ってきて下さいねー(∩.∩)/
欲張れば絵も見せてほし・・・・(ボソ
>光圀サマ
をを、新作ですか、待っておりました!!
続きをお待ちしておりまする〜
>739サマ
ををぅ、相変わらず雰囲気バリバリっすぅぅ♪
続きも期待しておりまする。カタギで無いのをばっちりと!(爆)
うわ、何かコレ、ヤベって。落ち着け、俺!
どうしようもなく胸が騒ぎ、勝手に赤くなる顔色を読まれたくなくて、ティーダはそっぽを向いた。
「だ・・・大体さ、アーロンのおっさんが悪いんだよ!気合い入れ過ぎってーか、朝から晩までこんな
危ないトコうろうろさせやがって。『シン』と闘う前に死んじまうっつうの」
『シン』との最終決戦を控え、一行は数日前から幻と謳われる《レミアム寺院》の捜索にかかって
いた。
どうやらナギ平原にそこへ至る道が隠されているらしいという所までは突き止めたが、事態はそこ
から遅々として進展していない。足を棒にしてひたすら歩き回り、次々と襲い来る強力な怪物達を
斬り捨てて進む。ここ二日ほどは、その繰り返しが徒らに積み重ねられているだけの状態だ。
「自分が平気なら俺たちも平気だと思ってんだからな、あのおっさん。性質悪りいよ」
「ふふ・・・でもアーロンさんの言うとおり、確かに時間・・・ないもんね。早く入り口、見付けないと」
ユウナは無意識のうちに、ティーダの指が触れた口唇をそっと愛おしむように撫でている。視線が
遠くを彷徨う――けれどそこには張り詰めた緊張が浮かび、この瞬間彼女が見ているのは甘美な
恋の夢ではなく、 厳しい現実だと告げている。
とりあえず不審な振る舞いを誤魔化せた事に安堵の息を吐きながら、ティーダはユウナの心が自分
から離れた気配を感じ取って、今度は少し淋しくなる。勝手なものだと呆れつつも、ことユウナに
関しては、驚くほど横暴な独占欲が感情の起伏を左右するのだった。
「ベルゲミーネさんも・・・・待ってるよね」
旅の道程の先々で、自分を鍛え上げてくれた物静かな女召還士の名を呟き、ユウナの声に決意の
響きが宿る。
幻の寺院に眠る召還獣を得て新たな戦力とし、来るべき時の為に万全を期す。だがその目的以上に、
ベルゲミーネが残した約束をユウナが気にしている事を、ティーダは知っている。あるいはユウナも、
自分と同じように薄々察しているのかもしれない―――彼女がこの世の者でないと。
迷える死者は異界へ送り、安らかな眠りへと導かなければならない。まして恩義を受けた相手であれ
ば、尚更の事。
「最後の手合わせ、お願いしないとね。ちゃんと・・・一人前にならなくちゃ」
凛としたユウナの横顔。その涼やかな目元。女神の神々しさと美しさが静かに内から放たれていて、
見つめるのが眩しくさえある。
気丈な眸の奥に巧みに押し隠された不安は相変わらずだが、少し前までそこに必ず付随していた憂い
が明らかに薄れているので、ティーダは嬉しい。ユウナがたった一人で背負って立たなければならな
かったものを、今は俺達全員が同じだけの責任でもって引き受けられる。
ユウナが少しでも楽になれるのなら、その眸から不安を永遠に追放してしまえるなら、俺はどんな困難に
だって、喜んで立ち向かってやる。
沈んだ沈黙を埋めようと、ティーダは努めて明るく元気な声を出した。
「《レミアム寺院》、明日こそは絶対見つけてやるッスよ!それと、ユウナは十分、一人前ッス!」
驚いたように目を瞠り、ユウナは口元を綻ばせた。
「ありがとう・・・・でもね」
女神は悪戯っぽく目を瞬かせて少女に戻り、ティーダを見上げる。
「ほんとの事言うとね。ちょっとだけ、不謹慎な事考えてたりもするんだ。もう少しだけ、寺院が見つから
なければいいって」
「ええ??」
毅然とした表情が剥がれ、砂糖菓子が溶け出すようにユウナは微笑んだ。ティーダにしか見せない、取っ
て置きの笑顔。 狂おしい愛おしさがみるみる間欠泉の如く身裡に熱く湧き上がり、ティーダは呼吸が
出来なくなる。
「だって、こうしてキミと二人だけで歩いて、二人だけで笑っていられるって・・・・・夢みたいで、
とっても嬉しいんだ」
本当なら、こんな時間は持てる筈がなかったんだもの。呟くユウナの顔は真実夢見心地で、甘い歓びに
酔いしれている。自分が目の前の少女を、こんなにも幸福にしているのだという事実を噛み締めると、
感動の余りにティーダは思わず叫びだしたい衝動に駆られる。
「あ・・・・いや、あのっ・・・・俺も、嬉しい」
巧い言葉を紡げず、ただ繋いだ手にぎゅっと力を込めた。頬を上気させ、ユウナはそっと睫毛を伏せる。
無言の催促に応え、ティーダはその細い顎を捕まえて口唇を捺印した。鼻腔いっぱいに優しく侵入する
ユウナの、芳しい花の香り。
ウムー結構試行錯誤しておりマス
愛のある鬼畜なティーダて・・・難しい・・・・(ワラ
873 :
名無しさん@LV2001:01/11/17 05:29 ID:RVy+Nf0p
鬼畜ティーダ禿期待!!
愛のある鬼畜・・・・どんなんだろぉ
続きを楽しみにしております・・・
875 :
名無しさん@LV2001:01/11/18 21:16 ID:hynk4S9m
下がり過ぎなので上げておきます。
それとも、そろそろ次のスレを作るべきでしょうか。
最近スレの進行もなだらかなので、
950ぐらいでいいんじゃないでしょうか?
と個人的に。
878 :
815:01/11/19 00:49 ID:???
あああ。卒論も進めんと
現実逃避の物書き進めてどーする・・・<ヲレ
お互いの吐息が切ない熱情を伝え合う。口唇を開き、ユウナのそれをやんわりと噛むと、微かにくぐもっ
た声が真珠のような歯の隙間からまろび出た。
マカラーニャの森で気持ちを確かめ合ったあの日から、幾度となく交わしてきた口付けはしかし今、至福
の隙間に茫漠とした恐怖を生み出さずにはおかない。
あと何回、ユウナとこうして口付けを交わせるのだろう。二人に許された時間はあとどれくらいなのだろ
う。
暗い疑念が心に冷え冷えとした影を張り付け、忍び足で過ぎる。先刻まではどうしても他人事の様に
思えていたのに、「消えて」しまう事への実感が、不意に不吉な輪郭を顕わにした。
首尾良く『シン』を倒したら。旅の到達点へと走り着いてしまったら。ああ、その恐ろしい瞬間。ティーダは
手袋越しのユウナの体温を貪欲に探る。俺は、笑ってこの女の子の手を放せるんだろうか。
・・・イヤだ。
突如、身が焦がれる程の切実な情熱でそう思った。放したくない。ユウナが、こんなにも好きだ。
いっそ壊れるくらい抱き締め合って、そのまま二人で永遠に時を止めてしまえればいい。
刹那の激情に突き動かされるまま、ティーダはユウナの手を解き、ほっそりとした腰を抱き寄せた。重なっ
た口唇が、一気にぐっと深くなる。
「んっ・・・・?」
只ならぬ気配を感じ取ったのか、ユウナが口付けから身を引きかける。それを許さず、ティーダはユウナ
をすっかり腕の中に抱きこんでしまった。華奢な躰の柔らかさとしなやかさを密着して感じとると、猛った
炎に一層油が注がれる。
この淑やかな温もりで溶け落ち、ユウナとひとつになってしまいたい。ユウナが――欲しい。
堪らず、ユウナの口唇を捲りあげるように舌を潜り込ませた。ユウナの目が大きく見開かれる。
これまでの、穏やかな愛情を重ねるだけのやさしい口付けとはまるきり違う。そこに紛れ込んだ異質な
熱は、ユウナには初めて襲いかかる質のものだった。
「んんっ・・・・や、ティー・・・ダ、・・・・んっ!」
真っ白になった頭に恐怖の黒い雫がぽつりと落ち、ユウナは抱擁から逃れ出ようと、ティーダの胸を押し
て抵抗を強める。
だがそれは、ティーダをますます熱り立たせる効果を生んだに過ぎなかった。
「ユウナ・・・!」
「やっ・・・あ・・・!」
よろりと重心が崩れ、後ろに倒れそうになったユウナをティーダの腕が支える。けれど抱き起こそうとは
せず、ティーダはそのままユウナを柔らかな草の褥に組み敷いた。踏みつけられたそこかしこから、扇
情的な青臭い匂いが立ちのぼる。
「ティーダ・・・?」
少年の豹変ぶりが信じられないユウナは、引き攣った笑みを頬に留めたままティーダを仰ぐ。
「冗談・・・・だよね?」
違うよ、とティーダは掠れた声で応えた。昂ぶりの炎を帯びた紺碧の双眸が、その否定を更に強める。
尚も何かを言い募ろうとするユウナの口唇を、再び口付けで封じた。
「んん・・・・っ!」
のしかかり、舌を乱暴に差し込み、ユウナの口腔を欲望のままに蹂躙する。逃げる舌を絡めとり、思う様
唾液を吸う。手袋の中がじっとりと湿った汗でぬるぬると滑る。
行き場を無くして破綻した想いが、ティーダを完全に支配していた。ユウナが、好きだ。世界だって救える
位に確かなこの思慕が、儚く消えてしまうのか。始めから、無かったことになってしまうのか。
イヤだ。
ユウナへ向かう感情だけは、嘘にしたくない。
危い存在の手がかりを求め、ティーダはユウナの胸の膨らみを無我夢中で探った。この感触。この暖か
さ。ユウナがここにいる事の証。俺がここにいることの証。
長い時間の後でやっと口唇を離し、ティーダは白い首筋にキスを移した。滑らかなユウナの肌はとめどな
くティーダの欲望を誘う。押し流され、翻弄される。抑えつけた躰が、細かに震え出すのにも気付かない
ほど。
「ユウナ・・・・ユウナ・・・・・・」
「駄目・・・ティーダ・・・っ・・・・・お願い・・・!」
激情の熱病に浮かされ、ティーダはユウナの合わされた襟元を掴んでぐいと開いた。薄手の黒い下着に
心許なく守られた乳房が目に入ると、電に撃たれたような感動が強く湧き起こる。
「いや・・・いやああああっ!!」
あらん限りの力を振り絞った拒絶の痛々しい響きが、背筋に冷たく刺しこんだ。頬を打たれたように、びく
りとティーダは動きを止めた。
一瞬冷静さを取り戻した目の前に無残に晒された白い肌。固く瞑ったユウナの目から、涙が幾筋も頬を
伝い落ちる。
「あ・・・・っ、俺・・・・・!」
とりのぼせた熱が一気に引いてゆく。醒めた頭が己のしでかした事を認識し、今更ながらその取り返しの
つかなさにどっと冷や汗が噴き出た。
「ご、ごめん・・・・・ごめん、ユウナ!」
罪悪感のあまりに身動きが取れなくなった一瞬に、ユウナが腕の中からするりと抜け出た。よろよろと起
き上がり、縺れる手で剥かれた胸元を直しながら、無言でティーダに背を向ける。
「ユッ・・・」
「・・・・わたし、帰る」
「ユウナ!」
嫌悪を露わにした少女の背中が、千切れた草をあちこちにつけたまま走り去った。咄嗟に追いかける事
も出来ず、呆然とティーダはそれを見送る。
「うわ、俺・・・サイアクだ・・・・・」
ありとあらゆる罵りの言葉を使っても使い足りない。自分の愚かしい直情がただただ恨めしい。
いっそこの場で死んでしまいたいほどの自己嫌悪に捕らわれ、ティーダは惨めな後悔に頭を抱えた。
879、タイトル忘れとるがな・・・(鬱
739サンのティーダたんに萌えすぎて、結局鬼畜にはできなカタヨ。スマンクスコ。
次スレの話が出てますね。
まだネタはイパーイ思いつけるので立ったら嬉しい加茂・・・
卒論の妨害をしてはいけないと思いつつ815サンも頑張ってくだちい〜
レスが1000突破するより、datのサイズが大きくなりすぎて
読み込めなくなる方が危惧されるから、小説スレはちょっと
早めに新スレに移行した方がいいよ。
884 :
815:01/11/19 21:42 ID:???
>蜜国サマ
ごめんなさい、前に書き込んだときに
お名前の変換をトノサマタイプにしてしまいました。。。(><)
このまま鬼畜ティーダ継続! と思ったらワンクッション。
続きを楽しみにしておりまする〜〜。
え? 私???
ダダダダダダダダ!!!C= C= C= C=┌| >o<|┘
>883サマ
そういう問題もあったのですか。気がつきませんでした。
深夜に挿絵うぷ予定(遅れてスンマソ…)
なんですけどそん時織れが立てましょうか?<次スレ。
その場合は『Intermezzo』コピペた方がいいんでしょうか?
ああ、スレ立てたこと無いからキンチョ(汗
>>蜜国サマ
サイコーデス!!なんかメンタル要素もばっちし入ってて折れの理想そのまんまです!
青少年ティーダ激萌えぇ!!!続き楽しみにしてマス!!
うう、859の絵は確かにカマトト過ぎてるかも……テメーで強姦→和姦とか言っておいてウトー
上手く雰囲気を汲んだ絵かけんでスンマソ…
やっぱり新スレでもFF10のみですか?
このスレの皆さん、雰囲気も小説の質もいいから
他のFF小説も読んでみたいな、と思ってたりしますが。
まだこのスレあったんだ。前回最終取得 9月3日
900行く前に引っ越した方がいいですかね?
>886サン
10以外のFFも含めると千一夜とかぶってまうので
チョトまずいような気が。
10以外でも書いてみたくはあるんですが。
いっそ千一夜スレに移行させて頂いた方がいいのかのう?
>815サン
いえいえ、お気になさらず<名前
>739サン
雰囲気十分過ぎるくらいッスヨー!
ティーダたん、壁紙にして毎日見つめさせて頂いてますハァハァ
千一夜は現在実質的に保管サイトのスレと化しているので
FF官能小説として新スレが立つと良いかなぁと個人的に思います。
DQ官能小説スレってのがエロパロ板できちんと機能してますので
バランスが取れていいかも。
それじゃ、次スレはFF官能小説という事で立てませうか。
タイトルどうしましょう。
「FF官能小説スレッド」だと後ろにPart3とつけるべきでしょうか。
ご意見求むッス。
立てる時は、739サンにお願いしてもよいのかしらん?
891 :
1:01/11/22 18:36 ID:???
1です。
新スレに移行する前にテンプレートをここに貼って
意見を募った方が、失敗しないスレ移動が出来るよ。
しゃちゃ……
もうすぐ900ですね。ここまでマターリな銘スレはマジ貴重かと。
次スレでも健やかな成長を願うです。
895 :
名無しさん@LV2001:01/11/23 10:29 ID:IhoHozaY
ぃよいしょ。
>739サマ
をを、鬼畜ティーダナイス!!!(><)
萌えのツボつきまくりです〜っっ
新スレの建て方には特に文句ないです。
挿し絵挿入賛成!
次もマターリと成長して欲しいものですね
>739サン
ああああぁウツな職場で一気に躁状態ですゥゥ!
同僚に怪しまれつつカキコ。ハァハァ
スレ立て押し付けてスンマソン。結局Part3でいいっすかね。
一応、初めにFF全般OKだと断りを入れて貰った方がよいかと思うですが・・・
どうでしょ?
後は739サンのご提案どおりで異論ないッス。お手数かけます。
挿絵は絶対入れてくれなきゃイヤンイヤン
では、続きは新スレにて頑張るます!
あ、そだ。
新スレの過去ログへのリンクで、ついでに保管サイトの
アドレス貼っておいてもらえると有り難いです(´Д`)
899 :
739→ジントニ ◆emIfOT/g :01/11/23 17:57 ID:IhoHozaY
ジントニサン、乙カレっす!
いちおう保管サイト未収の目次を書いとくデス ↓
>>829、
>>845
>>密国サマ
∧_∧
( ´∀`)<900おめ出戸ー
( )
│ │ │
(__)_)
ageちゃう
903 :
320:01/11/30 00:30 ID:???
>>633さま
9月15日に実はエピローグ含めて完成はしていたのですが・・・。(苦笑)
これだけ良作が続いては書けるものも書けません。(;´д`)
というわけで、新スレがたったところで書き込ませていただきます。(^-^;
・・・自分なりのけじめですよね、はい。
--------------------------------------------
(あったかいな・・・ユウナに抱かれていると、不思議と恐怖が消えていく・・・。
自分が消え去る覚悟が、やっと出来そうだ・・・)
「ユウナ・・・ありがとう」
自然に出た言葉だった。
最後に感じられたぬくもりが、愛する女のもの。
それだけで逝けると思ったから。
「私こそ・・・ありがとう。忘れないよ、絶対。私は、この日を絶対に忘れない」
忘れない・・・ユウナの声がティーダの心に深く響く。
「・・・夢は終わっちゃう、もんね。召還獣の二回目の巡礼で、判っちゃった・・・よ」
「!」
ユウナが自分の消滅を、完全に感づいてしまっている。
知らせたくなかった気持ちと、ユウナにだけは知ってもらいたかったという気持ち。
絡み合う思いの中で、それでも、何だか吹っ切れた。
ティーダは今、そんな想いの中にいた。
「夢の終わりを越えて、真実となれ・・・」
ユウナの口から漏れたのは、ようじんぼうの祈り子から聞かされた言葉。
「夢の終わりを越えて、真実に・・・ぅぅ・・・ぐすっ・・・」
「ユウナ・・・もういいって。オレは・・・」
語尾は声にならず、泣きじゃくるユウナ。
窓から差す月の光が、二人を静かに優しく照らす。
ティーダは黙って、ただ抱き締めてやるしか術が無かった・・・。
904 :
320:
ちなみに題名、一応決めました。
「キエテユクモノ」です。
それでは、失礼します。おやすみなさいませ。