----基本ルール----
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
勝者のみ元の世界に帰ることができ、加えて願いを一つ何でも叶えてもらえる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
----放送について----
スタートは朝の6時から。放送は朝6時と夜18時の1日2回、12時間ごとに行われる。
放送は各エリアに設置された拡声器により島中に伝達される。
放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去12時間に死んだキャラ名」
「残りの人数」「主催者の気まぐれなお話」等となっています。
----「首輪」と禁止エリアについて----
ゲーム開始前からプレイヤーは全員、「首輪」を填められている。
首輪が爆発すると、そのプレイヤーは死ぬ。(例外はない)
主催者側はいつでも自由に首輪を爆発させることができる。
この首輪はプレイヤーの生死を常に判断し、開催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。
24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。
「首輪」を外すことは専門的な知識がないと難しい。
下手に無理やり取り去ろうとすると首輪が自動的に爆発し死ぬことになる。
プレイヤーには説明はされないが、実は盗聴機能があり音声は開催者側に筒抜けである。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
なお、どんな魔法や爆発に巻き込まれようと、誘爆は絶対にしない。
たとえ首輪を外しても会場からは脱出できないし、禁止能力が使えるようにもならない。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
禁止エリアは3時間ごとに1エリアづつ増えていく。
----スタート時の持ち物----
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を配給され、「ザック」にまとめられている。
「地図」「コンパス」「着火器具、携帯ランタン」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「支給品」
「ザック」→他の荷物を運ぶための小さいザック。四次元構造になっており、
参加者以外ならどんな大きさ、量でも入れることができる。
「地図」 → 舞台となるフィールドの地図。禁止エリアは自分で書き込む必要がある。
「コンパス」 → 普通のコンパス。東西南北がわかる。
「着火器具、携帯ランタン」 →灯り。油は切れない。
「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
「食料・飲料水」 → 複数個のパン(丸二日分程度)と1リットルのペットボトル×2(真水)
「写真付き名簿」→全ての参加キャラの写真と名前がのっている。
「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「支給品」 → 何かのアイテム※ が1〜3つ入っている。内容はランダム。
※「支給品」は作者が「作品中のアイテム」と
「現実の日常品もしくは武器、火器」の中から自由に選んでください。
銃弾や矢玉の残弾は明記するようにしてください。
必ずしもザックに入るサイズである必要はありません。
また、イベントのバランスを著しく崩してしまうようなトンデモアイテムはやめましょう。
ハズレアイテムも多く出しすぎると顰蹙を買います。空気を読んで出しましょう。
----制限について----
身体能力、攻撃能力については基本的にありません。
治癒魔法については通常の1/10以下の効果になっています。蘇生魔法は発動すらしません。
キャラが再生能力を持っている場合でもその能力は1/10程度に制限されます。
しかしステータス異常回復は普通に行えます。
その他、時空間移動能力なども使用不可となっています。
MPを消費するということは精神的に消耗するということです。
全体魔法の攻撃範囲は、術者の視野内ということでお願いします。
【本文を書く時は】
名前欄:タイトル(?/?)
本文:内容
本文の最後に・・・
【名前 死亡】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【残り○○人】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【本文の後に】
【座標/場所/時間】
【キャラクター名】
[状態]:キャラクターの肉体的、精神的状態を記入。
[装備]:キャラクターが装備している武器など、すぐに使える(使っている)ものを記入。
[道具]:キャラクターがザックなどにしまっている武器・アイテムなどを記入。
[思考]:キャラクターの目的と、現在具体的に行っていることを記入。
以下、人数分。
【作中での時間表記】
深夜:0〜2
黎明:2〜4
早朝:4〜6
朝:6〜8
午前:8〜10
昼:10〜12
真昼:12〜14
午後:14〜16
夕方:16〜18
夜:18〜20
夜中:20〜22
真夜中:22〜24
━━━━━お願い━━━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活はどんな形でも認めません。
※新参加キャラクターの追加は一切認めません。
※書き込みされる方はスレ内を検索し話の前後で混乱がないように配慮してください。
※参加者の死亡があればレス末に必ず【○○死亡】【残り○○人】の表示を行ってください。
※又、武器等の所持アイテム、編成変更、現在位置の表示も極力行ってください。
※具体的な時間表記は書く必要はありません。
※人物死亡等の場合アイテムは、基本的にその場に放置となります。
※本スレはレス数500KBを超えると書き込みできなります故。注意してください。
※その他詳細はスレでの判定で決定されていきます。
※放送を行う際はスレで宣言してから行うよう、お願いします。
※最低限のマナーは守るようお願いします。マナーはスレでの内容により決定されていきます。
※主催者側がゲームに直接手を出すような話は極力避けるようにしましょう。
主催者:大神官ハーゴン
管理役:悪魔神官
【参加/死亡者リスト】
2/5【DQ1】○アレフ/●ローラ姫/○竜王/●死神の騎士/●ドラゴン
1/5【DQ2】●アレン/●ランド/○マリア/●リア/●バーサーカー
1/5【DQ3】○アリス/●サマンサ/●フィオ/●カンダタ/●ヒミコ(オロチ)
2/5【DQ4】●アリーナ/●クリフト/○トルネコ/○ピサロ/●ルーシア
0/5【DQ5】●リュカ/●ビアンカ/●フローラ/●レックス/●ゲマ
0/5【DQ6】●ハッサン/●バーバラ/●ミレーユ/●テリー/●ドランゴ
2/5【DQ7】●アルス/○キーファ/●マリベル/●メルビン/○フォズ
3/5【DQ8】○エイト/●ゼシカ/●ククール/○トロデ/○マルチェロ
0/3【 J .】●アトラス/●バズズ/●ベリアル
計11/43名
>>1 …こんな乙…にあわせて……謝り…なさいよ…
「何をしにきた……」
>>1は訪問者に怒気を孕んだ声をかける。
それでも訪問者は――
>>7はしっかりとピサロを見据え手を差し出した。
「あなたを……乙をしに」
何か「あなたを犯人です」見たいになっちゃったけど
>>1乙!
乙です。
ゆっくりまったりいきましょう。
乙でしたー。
ロワも佳境を向かえ、これからどうなっていくのか楽しみです。
乙です。
前スレ感想レスもGJ、続き待ってるぜ!
| |、vMノz_
|_|( ゚∀゚) ダレモイナイ…オッパイスルナラ イマノウチ
|緑|⊂ノ
| ̄|
| ̄|、vMノz_∩
|_|( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
|緑| ⊂彡
| ̄|
| |
|_| サッ
|緑| ミ
| ̄|
ランド、聖杯に帰れw赤毛っ娘がまってるぜ!
クリフトじゃないのかーそうだよな、ランドだよな。あはははは・・・。
竜王ってまだ生きてたの?
自己レスしてしまった。
改めて
>>19 ある意味アレンに殺された。今そこにいるのは王ではなくただの一匹の竜だよ。
ああ、マルチェロのは無効だったの忘れていたよ。
23 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/15(火) 17:54:15 ID:nknlAj/FO
荒れん 脳味噌が うぽぽぽぽー
感想氏の影響で、DQロワを最初から読みなおしています。
やっぱり、読む度に書き手さん達のドラゴンクエストへの愛を感じます。
ゲームから引用されたアイテムや台詞の上手い演出とか、参加キャラ各々の活躍とか。
特に参加者は損したキャラが居ないのでは?と思うくらい、活躍の場があるし
(死体役だったアルスでさえ、フォズ関連で良い味出してる。…強いて言えばメルビンか…?)
各シリーズのボスも、各々平等な強さで画かれていて嬉しい限りです。
最後に一言
アトラス可愛いよアトラス!!
キモいな
腐臭がしやがる
アトラスといい竜王といい、どうしてこのロワの魔物はカッコよすぎるんだ。
感想氏も無理しないで欲しいが、期待して待ってる。ペルポイで待ってる。
27 :
捕手:2007/05/18(金) 00:37:22 ID:LfjQcYk10
あー、
そろそろゲリラ投下でもするか?
今日から1週間予約無ければ書くとするか。
相変わらず、2〜3レスの短いssなる可能性が80パーセントな訳だが。
書くんだったらしっかり書いてくれよ
他の書き手だって話練ってるところに2、3レスで前提覆されるなんてやりきれんだろ
むしろバチッコーイ。
でも、ゲリラは数日前とかに宣伝すると緊張感台無しだから、
本当にゲリラしちゃったほうがいいかもね。
繋ぎ的なものなら2、3レスでいいが、誰かが死ぬようなSSは2、3レスじゃ短すぎる。
なんかもうタイトルすげぇ格好いいわ。
で、前々から思ってたんだけど、絵師さんといいネタ職人といい両まとめ氏といい……
なんていうか、常に仕事人頑張り過ぎだ。書き手含めて洗礼された特技持ってる住人が多過ぎだココ。
俺もDQBRに本腰入れて支援したくなったじゃないか。GJ!
‥‥SoftBankだけど取り敢えず問題無かったので報告しておく。
雑談スレ向きかもしれないけど、携帯サイトのタイトル画像に、墓標が五つある気がするのだが…。
アリアハン5人殺しの墓標を意識したのだとしたら美味しすぎるタイトルだ。
>>32 しかし肝心の本編が半月滞っているという現実。4月は1作もなかったし。
がんばれー
4月いっぱい投下なかったといっても、3月末と5月頭に1作ずつあったから
良くも悪くも月1ペースは崩さずのらりくらりとやってきてるんだけどね。
なんとかペースあげようとは常々思ってるんだけど…他の事の誘惑に負ける〜
遅くなりましたが
>>31の携帯まとめ設立、大変乙です。
FFDQさんと系列みたいな感じで並ぶことについて、あちらさんは大丈夫なのかな?
ここが発足した当時はなんかいろいろあった覚えがあるから、そこだけちょっと不安だ
37 :
保守:2007/05/21(月) 20:37:28 ID:e3tLGkxr0
「やっぱり風呂上りのロワSSは最高だね、これに比べたら
後の人生なんてオマケみたいなもんだよ」
「奴隷にされたのも石像にされたのも……
全部、最初の一話でのズガンのオマケだったというのか……orz」
一話で死んだらそれはズガンか。
世の中から一話死亡の話がなくなるな。
ランド「ズガンっつーか、むしろグシャッだな」
アレン「ハイハイ、死者スレ買えるよ」
アルス「何がズガンでグシャッだ!!俺はッ!!ズガンにすら満たないッッ!!!」
アレン「ハイハイ、あんたもだ死体役」
>>31 乙です!それにしても回りの環境が整いすぎだなココ
ゲリラでもシッカリ書けという事か
一読み手としては、そろそろ井戸組の登場シーンが読みたい。が、2レス〜3レスでは終らないぃ
43 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/22(火) 21:12:28 ID:bT6XW786O
誰も…いないのか?
44 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/22(火) 21:16:42 ID:bT6XW786O
誰も…いないのか?
構想を練ってはいるが俺の猿以下の脳みそじゃ、いいアイデアが浮かばないorz
いるにはいるぞ
構想を練ってはいるが没作の印象が強すぎて新しいネタが浮かばない
住人がってこと?
ならば、いるにはいる。
ただし読み専だけどね。
ノシ
読み専ならここにもいる。
大した支援もできず、すまない。
多分、過去作の何が面白かった〜とかぼちぼち感想言ったり、
雑談振ったりするだけでも立派な支援になると思うんだ
ゲリラ投下にwktkしつつ保守
【古今東西】
自分の中で一番燃えたセリフ
メラ
「俺たちが君の力になる。君は、無力なんかじゃない」
台詞じゃないがライデインの詠唱
「天よ、照覧あれ」
が個人的には好きだ
55 :
アトラス:2007/05/25(金) 18:33:48 ID:e5GzPRAYO
ありがとう
『君は星を見たか』
「ふざ、けんな!」
「俺がこの世界で最初に出来たダチは……ランドはさ。
自分が死にかけてたって、まず一番に妹のことを心配するようなヤツだったんだ」
「俺だって妹が、リーサがこんなもんに参加してたら、心配するに決まってる。探すに決まってる!
――腹違いだろうがなんだろーが、きょーだいってのは、そういうもんじゃねぇのかよッ!
俺の中でキーファの株が一気に上がった。
>>54 一応鉤括弧内だから台詞扱いでもいいんじゃないか?
俺もキャラによって〜の雷のところが違う辺り好きだ
アリスのエルメェスのパロは、元ネタを知りつつも燃えたと同時に
もうアリスとカンダタの漫才みたいなやり取りも見れなくなったことを改めて思い出して涙目になった。
>>59 外伝ページktkr!!あんたどこまで太っ腹なんだYO!!
>>59 読み手だけど歓迎する。
没ネタとか、ゲーム開始前のSSとかもあったよね確か。まとめて読めるとうれしい。
>>51 対バズズ戦で、ビアンカの「リアちゃんは、やらせない!」
リュカの死体に遭遇してしまったり、レックスを気にかけたり、
恐らく一番精神的に参ってただろうビアンカだったけど、真っ直ぐな人間愛を感じた。
この台詞があったからこそ、後の竜王乱入がより輝いたような気がする。
燃えた台詞というより印象深い台詞かな
保守!
64 :
次回予告:2007/05/28(月) 23:30:31 ID:ewj4iZJS0
長い旅路の果てに、ついに光の姫君は斃れた…
高貴を憎む呪われた凶刃が血に染まった時、竜の王者が怒りに吼える。
しかし完成された狂気の前に、既に疲弊著しい魔王とて危うい?
機転の男はここでも知恵を見せるのか?それとも成るか孤高の男のパーフェクトゲーム!?
己の意地と誇りと血をかけて、つわものたちが今、アリアハンで激突する!
熱く燃え上がる地表とは裏腹に、こちらは冷たく沈んだ井戸の底。
とっても気持ちがよくはない。井戸は広いが心ははずまねぇ!
伝説の勇者に王族3人!なかなかの身分ぞろいだが未だ脱出の糸口は見えず!
身も心もボロボロだ!ついでに服もとてもボロボロだ!!
ポロリはあるのかっ!なにぃっ?そんなことは誰も期待していないだと!?
一方、一歩間違えれば蚊帳の外かも?ナジミの塔。
城への道はまだもっているのか!崩れていたらあとは泳ぐより他に手立てがない??
絶望のどん底の勇者に再起はあるのか?姫を守れなかった兵士に逆襲の機会はあるのか?
善か悪か?フラフラ揺れるまるでメトロノームみたいな子連れ狼の胸中は今いかに!
次回!ドラゴンクエストバトルロワイアル!!
「長い間ご愛読ありがとうございました。書き手さんの次回作にご期待ください」だ!
おれたちは ようやく のぼりはじめた ばかり だからな
この はてしなく とおい ばとろわざか をよ…
ただの保守だ。勢いで書いたが反省はしていない
タミフル飲んだか酒で酔ったか
>>65はアレだがネタはいい
ちょwwwww井戸wwwwwwwwwww
男坂はまずいだろw打ち切りフラグじゃないかw
DQバトロワ読んだ余韻のまま少年ヤンガスやって('A`)てなった奴は俺だけでいい
そういや以前、ヤンガスの一日ってネタが投下されたっけなw
確かヤンガス何も知らずに昼寝してたなwwwwww
元ネタ【Help me, ERINNNNNN!!】
ttp://www.youtube.com/watch?v=cMPB8iVK20Q&mode=related&search= あぁ、どうしよう!? 高く振りあげたこの槍 私のお姫様 そんなひどいお姫様
もう、早くして!強く振りおろした腕は あなたを呼ぶサイン エイト!あなたへのサイン
「エイト!エイト!ベホマして!」今日も聞こえてくる 誠心誠意 忠義を込めてベホマをしよう
聖杯の死人達は いつも無邪気 ほらまた誰かに 呼ばれてるよ
(エイト!エイト!助けてベホマ!)(エイト!エイト!助けてベホマ!)
さぁ行こう!
「エイト!エイト!ベホマくれ!」今日も叫んでみる。 魔力全快 妖精のお薬の力
アリス・マリア二人は まだ帰ってこない マルチェロが来た もうダメだ ヤラれちゃうよ
(エイト!エイト!助けてベホマ!)(エイト!エイト!助けてベホマ!)
早くしてー!
さぁ、助けましょう! 深く突き刺さるあの槍 あなたは国王様 わがままな国王様
ほら、急がなきゃ! 強く振りおろした槍は 私を呼ぶサイン エイト!私へのサイン
あぁ、どうしよう!? 深く突き刺したこの槍 あなたは魔王様 ロリコンな魔王様
もう、早くして!強く振りおろした槍は ジゴスパ相殺のサイン エイト!あなたへのサイン
さぁ、助けましょう! 高く振りあがるあの槍 あなたは勇者様 ローラさんの勇者様
ほら、急がなきゃ! フォズを受け止めた大防御私を呼ぶサイン エイト!助けてエイトー!
アレフ「何歌ってんだ?エイト」 エイト「すみません、なんかテンションが上がってしまって…」
「愚かなる戦士たちの輪舞」を読んでいたら思いついた替え歌。
エイトの存在価値=ベホマ
でっていう
それは違うw<でっていう
ファルシオン「ででいう でっでいう」
保守!
78 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/03(日) 16:48:56 ID:+ijvaJ+R0
保守
DQバトロワの登場人物を改変して楽しんでるのは俺だけでいい。
ゲオでいたストDSのポスターのククールとゼシカを見て
DQロワの死に様が頭をよぎり、涙ぐみ、店員に白い目で見られるのは俺だけで良い。
そろそろ心配な過疎
書くしかない
待っててくれとしか言えない
いままでのおさらいもかねて、OPから121話全キャラの行動をまとめたので、支援投下します。
少々長いですがお付き合い下さい。
DQ1アレフ(主人公)@
・いざないの洞窟でルーシアと遭遇。お互い敵意の無い事を確認し、情報を交換し合う。ローラと、ルーシアの仲間達を探す。(005/D-6砂漠地帯/1日目朝)
・砂浜でゼシカと遭遇。出会っていきなり抱きつかれ狼狽。自己紹介をし行動を共にするが、ゼシカの支給品「エッチな下着」にさらに狼狽。(033/D-5草原/1日目昼)
・フローラと遭遇。不意を突かれルーシアが毒針により毒を受ける。ゼシカの申し出により、ルーシアを連れて解毒の出来る人物を求めレーベの村へ向かう。
(045/C-5山岳地帯/1日目午後)
・レーベへ向かう途中サマンサと遭遇。ゲームに乗った彼女に攻撃を仕掛けられるが、ヒミコの乱入によって難をしのぐ。(050/B-5森林地帯/夕方)
・ルーシアに激励の言葉をかけつつレーベの村へと走る。このときゴン(とローラ)とニアミスをする。ルーシアのベホマに驚きつつも走る。(彼女の死にはまだ気付かず)
(064/B-3森林地帯/1日目夕方(放送直前))
【第1回目の放送】
DQ1アレフA
・放送でゼシカとルーシアの死を知り絶望するが、まだ生きようとしている自分を自覚。ローラを守るために立ち上がる。(070/B-3森林地帯/1日目夜)
・レーベの村へ到着。ルーシアの遺体を安置し、キーファと出会い、その仲間のエイトの治療を行う。互いに情報を交換し合う。(ゲーム=破壊神の生贄の情報入手)
危険人物であるアトラスを追って南下することを決意。この時キーファが同行する。(078/B-2南の平原→南へ/1日目夜中)
・キーファと雑談を交えつつアトラスを追う。互いの支給品を確認、分配する。その後アトラスの物らしき足跡を発見し追跡する。(084/D-2平原/1日目夜中)
・アトラスが躓き転倒する地響きでアトラスの存在を認知。眠っている間に距離を縮める。(091/D-3平原/1日目深夜〜黎明)
・アトラスを追い、アリアハン城に到着する。(092/アリアハン城北/1日目黎明)
DQ1アレフB
・アトラスに襲われそうになったトルネコを救出するが、さらなる連続攻撃で追い討ちをかけられる。そこへ駆けつけた竜王と再会。以前の竜王と雰囲気が違う事に気付く。
キーファに、いのりの指輪を渡しリアという少女の捜索に向かわせる。アトラスを食い止めるために「アレン」と竜王名乗る竜王とトルネコと共に共闘する。
折れた鋼鉄の剣の代わりに竜王アレンのザックと、竜神王の剣とロトの盾を借り受ける。(099/E-4アリアハン城下町大通り/1日目黎明)
・アトラスと応戦、トルネコと作戦により城の吊橋ごとアトラスを落とし水の中のアトラスに竜神王の剣のギガデインを喰らわせる。それでも死なぬアトラスによって
竜王アレンが吹き飛ばされる。アトラスの眼を目掛けてベギラマを炸裂させ、失明させる。倒れた竜王アレンにベホイミを数回唱え、地下へと逃げたアトラスを追う。
(103/E-4アリアハン城下町宿屋周辺/2日目早朝)
・ベギラマの爆風を利用し、落ちた吊橋の向こうへ飛び移り、アリアハン地下道へと進む。(105/E-4アリアハン城地下→ナジミの方向へ/2日目早朝(放送直前))
・地下通路でフォズとピサロに、そしてサマンサと再会。サマンサの白々しい態度に怒りに怒りを覚える、間に入ったピサロと応戦と思いきや、アトラスの
思わぬ反撃にあい、引き続きアトラスの相手となる。アトラスを打ち破り、形見として風のアミュレットを受け取る。またもサマンサとロトの血と誇りについて
口論となるが、和解しあえぬままピサロの凶刃に倒れるサマンサを看取る。(107/E-3岬の洞窟・地下回廊・ナジミの塔下部/2日目早朝(放送直前))
【第2回目の放送】
DQ1アレフC
・「デス・ピサロ」と名乗りを上げるピサロに危険性を感じ、勝負を挑むが左足をアサシンダガーで突き刺される。止めを刺されそうになった瞬間
フォズの天罰の杖の援護で救われるがピサロを逃がしてしまう。ピサロを止めに行くと言い彼の後を負うフォズを止めようとする。
(112/E-3岬の洞窟・地下回廊/2日目朝(放送後))
・ピサロを止めに向かったフォズを止めるために左足を引きずりながら進む。そこで塔の中を探索していたエイトと再会。互いのこれまでの経緯を話し
危険因子は残る形ではあるが、ローラの無事を確認する。エイトからマルチェロの危険性と竜王は竜神王の剣で一人殺害しているとの情報を得る。
アリアハンにも危険因子は残るが、トルネコや竜王アレンを信用し、フォズの救出のために二人でナジミの塔を目指し、危機一髪でフォズを救う。
(118/E-3ナジミの塔最上階/2日目午前)
・ピサロとの死闘を繰り広げ、極地に立たされるも、せめてもの抵抗に掲げたロトの盾とロトの剣が共鳴し合い、さらに風のアミュレットの発動もあり
ピサロのマヒャドを弾き返す。竜神王の剣のギガデインとジゴスパークをぶつけ合い、ピサロに勝利する。勝者としてピサロに生きて協力することを命ずる。
エイトにフォズとピサロの治療を頼み、ロトの装備の共鳴によりローラの死を悟り、一人泣く。(121/ナジミの塔上層部/2日目午前)
DQ1ローラ@
・フローラと出会い、行動を共にしようとするが、背を向けた瞬間襲われる。ドラゴンの叫び声にて危機を回避、続くベレッタM92による銃撃もドラゴンに庇われる。
フローラがドラゴンに向けて放ったメラミを光のドレスで跳ね返す。これを気にドラゴン(ゴンと名乗る)と行動を共にする。(015/森林と山岳地帯との境目/1日目朝)
・B-3地点を通りかかり、カラスに見守られつつマターリと昼食タイム。(053/B-3/1日目午後)
・同族の気配を感じたゴンに同行中、瀕死のサマンサを発見。サマンサを介抱しようとする。(060/B-4森林地帯/1日目夕方(放送直前))
【第1回目の放送】
DQ1ローラA
・この場に留まろうとするサマンサを無自覚無限ループにより同行させる。(069/B-4森林地帯/1日目夜(放送直後))
・レーベの村に到着。アレフとニアミスをする。(078/B-2レーベの村入り口/1日目夜中)
・学者(魔法の玉を作ってくれる老人)の家で休息中、サマンサの手によって混乱させられたゴンに襲われるが、駆けつけたエイトによって守られる。
(086/B-2レーベの村/1日目真夜中)
・ゴンとエイトの戦いを見守る。フローラの放ったベギラゴンをゴンとエイトに守られ防ぐ。直後エイトに連れられレーベの村を脱出、その先でメガンテの光を目撃。
ゴンの死を悟り、涙を流す。(088/B-2レーベ南の平原/1日深夜)
・アレフガルドでのゴンとの出会いから、このゲームでの別れまでを回想し、彼の主である竜王に会い彼の事を伝えると決意。エイトからこれまでの経緯を聞き
アレフとのニアミスに互いに驚く。(093/B-2レーベ南の平原/1日目深夜)
・エイトにD-2地点まではアレフ達は無事に通過したと知らされる。その後互いの至急品を確認しエイトから雨雲の杖を渡される。(097/D-2平原/1日目黎明)
・D-3アリアハンへと繋がる橋を通過するが、今までの衝撃に耐え切れず橋が崩れ落ちる。エイトに背中を押され向こう岸へと渡りきるが、エイトが川へ落ち
橋が崩れて発生した。渦に巻き込まれてしまう。先へ進み、炎のブーメランを回収し、五つの墓標を発見。(108/D-4アリアハン北の平原/2日目早朝(放送直前))
DQ1ローラB
【第2回目の放送】
・放送を聴き、エイトの生還に涙を流し喜ぶ。その後も歩み続けてアリアハン城下町に到着。そこで竜王と出会う。(114/E-4アリアハン城下町宿屋大通り/2日目朝)
・竜王と会うも、マルチェロの襲撃を受けるが竜王に庇われ回避する。彼に言われファルシオンの先導を受けながらトルネコという人物のいる宿屋へ向かう。
(119/E-4アリアハン城下町裏路地/2日目朝)
・宿屋付近でトルネコと合流、先ほど怒った事を説明し、アレフの情報を聞き、宿帳に眼を通しておくように伝えられる。宿屋に到着し宿帳と剣の柄を発見した
ところに再びマルチェロと遭遇、逃げようとするが背中を刺される。そこへトルネコが駆けつけ、その隙を突いてメラゾーマを放とうとするマルチェロに気付き
助けたい一心でロトの剣を使用。バギクロスが発動しメラゾーマを四散させ、トルネコを救う。今までであった人々と最愛の勇者アレフを思いながら息絶える。
(120/E-4アリアハン城下町宿屋/2日目午前【死亡】)
支援ありがとうございます。
DQ1ゴン(ドラゴン)@
・今後の行動方針について考察し、「竜王との合流」「ローラには係わらない」と決めるが、フローラに襲われるローラを救ってしまい、自分の思考と行動の
矛盾に混乱する。その後「ローラを竜王の元へ連れて行く」と行動方針を固め自分を納得させる。(015/森林と山岳地帯との境目/1日目朝)
・B-3地点を通りかかり、カラスに見守られつつマターリと昼食タイム。(053/B-3/1日目午後)
・同族の気配を辿る途中、瀕死のサマンサを発見。放っておこうとするも、ローラが助けに入る。(060/B-4森林地帯/1日目夕方(放送直前))
DQ1ゴン(ドラゴン)A
【第1回目の放送】
・サマンサを警戒するが、ローラの無限ループ発動により止む終えず同行を許す。(069/B-4森林地帯/1日目夜(放送直後))
・レーベの村へ到着。サマンサへの警戒を強める。(078/B-2レーベの村入り口/1日目夜中)
・学者(魔法の玉を作ってくれる老人)の家で外とサマンサの行動を見張る。サマンサの呪文攻撃によりメダパニを直撃し混乱。ローラに襲い掛かるが
乱入したエイトに阻まれる。(086/B-2レーベの村/1日目真夜中)
・エイトの攻撃により正気を取り戻し、戦う演技をしサマンサの隙を突く作戦を提案する。作戦が成功し、サマンサとフローラを炎で炙り出す事に成功するが
怒り狂ったフローラのベギラゴンからローラを庇い重症を負う。ローラを守る想いを利用され、なす術もなくフローラの銃撃と毒針攻撃を受けるが
死に際にメガンテの腕輪を発動させ死亡する。(088/B-2レーベの村/1日目深夜【死亡】)
死神の騎士
・必見必殺、サーチアンドデストロイ一筋で進んでいたところ重症のメルビンと遭遇。隼の剣とベギラマにて殺害し、メルビンの武器を奪う。
(011/B-3レーベ東の草原/1日目朝)
・レーベの村にてランドとキーファに攻撃を仕掛け、キーファに重傷を負わせるがベリアルのイオナズンにて焼き殺される。その直前にキーファを助けに
飛び込んだランドをメタルキングの槍で串刺しにし重傷を負わせる。(029/B-2レーベの村/1日目昼【死亡】)
DQ1竜王アレン@
・ハーゴンの意図を良く思わず、ゲームの破壊を目論むも、人間との協力を拒む。そんな中遭遇したかつての宿敵の子孫アレンの説得に怒りを覚えつつも揺らいだのか
互いの誇りを賭けた決闘を申し込む。決闘の途中不用意に飛び込んできたアレンに斬撃を与えるが、その行動が突然飛んできた矢から自分を守るためだったと判明。
決闘を邪魔された怒りでククールを殺そうとするも殺せず、自分はもう王ではないと悟る。アレンを弔った後、アレンの名と意志を継ぎゲームの破壊を目指す。
(028/E-3ナジミの塔/1日目朝)
・トルネコ、ビアンカ、バズズが戦い、バズズの毒牙がリアに襲いかかる瞬間に乱入。ベギラマの炎からリアを救う。(052/D-2森と茂みの境/1日目夕方)
・バズズと戦い相手を追い詰めるが、リアがバズズの手に奪われる。しかしビアンカが場所替えの杖により身代わりになる。彼女の最期のメラミによるダメージに
さらに斬撃を喰らわせる。バズズのメガンテを喰らいそうになるがトルネコの杖使用で引き寄せられ、さらに竜変化で防ぐ。勇気あるビアンカの行動をたたえ啼く。
(056/D-2森と茂みの境/1日目夕方(放送直前))
DQ1竜王アレンA
【第1回目の放送】
・目を覚ましたリアに、アレンの死と自分の素性と話す。彼女を託せる相手が見つかるまでリアを守ると決める。(074/D-2森林地帯/1日目夜)
・トルネコとリアに、ラーの鏡を使用し首輪の呪力を見せ、首輪についての一説を説明。トルネコに盗聴の可能性を指摘され、これ以後重要な会話は筆談でする事になる。
その後キメラの翼でナジミの塔へ戻り、風のマントを使用しアリアハンへと向かう。(082/E-3アリアハン内海/1日目夜中)
・リアの使用した世界樹のしずくにより、体力が全快する。アリスと共に墓作りを手伝い、アリスに王者のマントを装備させる。(085/D-4アリアハン北の平原/1日目真夜中)
・リアからハーゴンの神殿の幻の話を筆談で聞かされ、このアリアハンも幻術ではないかという仮説を立てる。幻術を打ち破る方法を皆で考えるが解決策は見つからず。
(089/D-4アリアハン北の平原/1日目深夜)
・アリアハンに到着するも、魔族である自分がいては他の者との接触が困難になると偵察を申し出る。偵察の途中ククールの死体を発見し人間の風習に習い弔う。
(090/E-4アリアハン城下町→宿屋/1日目深夜〜黎明)
・偵察後、マリアに自分がアレンを殺した事と、彼の名と遺志を継いでいることを告白する。クリフトにさらわれたリアを救出するために城下町へ出る。
(092/E-4アリアハン城下町宿屋周辺/1日目黎明)
・アトラスの存在を確認、マリアからその脅威を聞かされる。アリスと合流した後、アリスとマリアにリアの捜索を任せ、アトラスを迎え撃つ。
(095/E-4アリアハン城下町周辺→北へ/1日目黎明)
DQ1竜王アレンB
・アトラスに襲われているトルネコを救出。アレフと再会しキーファと出会う。リアの兄の知り合いだというキーファにリア達の捜索に向かわせる。アトラスを食い止める
ために竜変化し、かつての宿敵であるアレフ、そしてトルネコと共闘する。武器を失ったアレフに自分のザックと、竜神王の剣とロトの盾を貸し与える。
(099/E-4アリアハン城下町大通り/1日目黎明)
・アトラスと応戦、トルネコと作戦により城の吊橋ごとアトラスを落とし水の中のアトラスに竜神王の剣のギガデインを喰らわせる。それでも死なぬアトラスの一撃を受け
宿屋まで吹き飛ばされ気を失う。(103/E-4アリアハン城下町宿屋周辺/2日目早朝)
・アレフのベホイミと自己治癒により呼吸も落ち着き、多少回復。竜から人の姿に戻る。トルネコに背負われ宿屋へ戻る。(104/E-4アリアハン城下町宿屋/2日目早朝)
DQ1竜王アレンC
【第2回目の放送】
・放送で目覚め、ドラゴン、クリフト、リアの死を悟る。しばし自分の中の本当のアレンとの語らいをし、何をすべきか悩むトルネコを激励する。
(113/E-4アリアハン城下町宿屋/2日目朝)
・偵察とファルシオンの治療のために表へ出る。宿敵であるアレフを気にかけ、援護に行こうと考えるも宿に留まり皆を待つ事を決め宿屋へ戻ろうとした時
アリアハンに到着したローラを発見する。(114/E-4アリアハン城下町宿屋大通り/2日目朝)
・ローラと再会するもマルチェロの襲撃を受ける。ローラを庇い襲撃をかわし、彼女をトルネコのいる宿屋へと向かわせ、マルチェロの相手を引き受ける。
去り際にドラゴンが最期までローラを守りぬいたということを語られる。(119/E-4アリアハン城下町裏路地/2日目朝)
・竜変化しマルチェロを迎え撃つが思わぬ苦戦を強いられ、吐いた炎を利用され、相手の放ったメラゾーマとで生じた熱気と砂埃に乗じて逃げられる。
宿屋で爆音を聞き駆けつけるも、そこには息絶えたローラとマルチェロの前に立つトルネコ、狂気に染まったマルチェロを発見。ローラの死に怒号を上げる。
(120/E-4アリアハン城下町宿屋/2日目午前)
DQ2アレン(ローレシアの王子)
・ナジミの塔にて竜王と遭遇。彼を説得しともにゲームの破壊を試み、その結果互いの誇りを賭けた一対一の決闘になる。突然放たれたククールの矢から竜王を庇い
肩に矢傷と、彼を庇うために飛び込んだために斬撃を受け絶命。最期の瞬間まで竜王に人間との協力を訴え続ける。その意志は竜王その人により受け継がれていく。
(028/E-3ナジミの塔/1日目朝【死亡】)
DQ2ランド(サマルトリアの王子)
・丘の上で無防備なキーファを発見。ゲームに乗っているか乗っていないかを試す意味で奇襲を仕掛け、半ば強制的に仲間に引き込む。(012/C-2丘の上/朝)
・キーファに自分とハーゴンとの因縁、ゲームについての推測(ゲーム=破壊神シドー復活への生贄の儀式という推測)を語る。話しているうちに互いに和解。
行動を共にし、人の集まるであろう最寄の人里レーベの村へと進む。(017/C-2丘の上/午前)
・レーベの村にて死神の騎士と対峙する。キーファに死神の騎士の足止めを依頼するが、隼の剣に対する警告が遅れ、キーファが重傷を負う。
キーファを救うために隙をうかがっている所にベリアルのイオナズンが放たれる。直撃は回避するも、キーファを救うために飛び込んだ隙を突かれ
メタルキングの槍により身体を貫かれ瀕死の重傷を負う中、キーファの傷を治療。妹のリアの命を彼に託し、息を引き取る。(029/B-2レーベの村/1日目昼【死亡】)
DQ2マリア(ムーンブルクの王女)@
・森の中でトロデと遭遇。魔物の姿のトロデを敵と思い込み攻撃を仕掛けるが回避され、彼に家族がいることを知り攻撃をやめる。トロデと暗黒神の呪いの事を聞き和解。
彼に自分とハーゴンの因縁を語り、行動を共にする。直後爆音を聞き場所を移動する。(019/D-3森の中/1日目昼)
・アリアハンとレーベを繋ぐ橋でバーサーカーと遭遇。マヌーサを放つもさざなみの剣のマホカンタに跳ね返される。その後トロデの機転の効いた行動でバーサーカーを
川に落とす。仲間を探すためにアリアハンを目指す(030/D-3橋の東側/1日目昼)
・アリアハン城へ着くが、レックスに襲われ退散中にハッサンとテリーに出会う。再びレックスの襲撃を受けるがハッサンに抱えられながらアリアハン城裏口へ
避難する。(047/E-4アリアハン城内裏口/1日目午後)
・気を失ったレックスを城の一室で介抱。呪いを説く方法はないかと模索する。目を覚ましかけたレックスをラリホーで眠らせる。(049/E-4アリアハン城城内/1日目夕方)
・逃げ出したレックスを捜索中にハッサンと再会。戦闘の物音を聞きつけレックスと応戦中のククールと出会う。ディパインスペルで魔法抵抗の弱まったレックスを
ラリホーで眠らせ、休ませる。(058/E-4アリアハン城内/1日目夕方(放送直前))
・外で、大砲の妖魔武器を持った男が城の中に入っていくのを発見。危険を感じトロデに報告し、皆で空飛ぶベッドでアリアハン城を脱出する。
(059/E-4アリアハン城北の平原/1日目夕方(放送直前))
DQ2マリア(ムーンブルクの王女)A
・放送でアレンとランドの名が呼ばれたことに絶望する。ククールにアレンの死の状況を聞き、竜王に疑惑を抱く。(067/E-4アリアハン城北の平原/1日目夜)
・ククールからアレンに関する疑問を聞かされるが、空飛ぶベッドをバーサーカーに壊される。戦うハッサンとククールを魔法で援護しようにも出来ぬ距離にいたので
トロデと共に戦いを見守る。そこへ般若の面で呪われたテリーの襲撃を受ける。バギで応戦するが跳ね返される。(076/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・バーサーカーと戦うククールをとげのムチで援護する。勝利した後倒れたククールを回復呪文で止血。さらにトロデを守るためにレックスの前に立つが
アリスの乱入によって危機を救われる。その後アリスの指示によりファルシオンの手綱を引きアリアハンへ。その途中クリフトと出会う。
(077/D-4アリアハン北の平原→アリアハンへ/1日目夜)
・アリアハン宿屋へ到着、トロデに回復魔法を唱え続け、魔力を枯渇させる。(081/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜中)
・一人偵察へ向かうククールの身を案じる。ククールから自身のザックを預けられ、呪文書に目を通す。(083/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜〜真夜中)
・宿屋でアリス達を迎え入れ、リアと再会。トルネコにクリフトの凶行を説明すし、トルネコにクリフトの説得を任せる。その後の雑談の中でアリスの口から
アレンの名を聞き、竜王がアレンの名を語って行動している事を知る。(090/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目深夜〜黎明)
・竜王にアレンのことについて問い詰める。竜王に悪意は無いと理解したが、場合によっては彼を討つ覚悟でいる。クリフトにさらわれたリアを探すために
城下町へ出る。(092/E-4アリアハン城下町宿屋周辺/1日目黎明)
DQ2マリア(ムーンブルクの王女)B
・アトラスの存在を確認、竜王アレンにその危険性を語る。アリスと合流し共にリアの捜索を開始、アリスにインテリメガネを渡し、彼女の推理を信じ井戸へ進む。
そこでクリフトと遭遇し戦闘になるが脇腹を刺され負傷、気を失う。(095/E-4アリアハン城下町井戸/1日目黎明)
・クリフトの氷の刃による一撃で傷口が凍りつき、出血は無いものの、マリアの体温を奪い続けていると判明する。(106/E-4アリアハン城下町井戸の中/2日目早朝)
・井戸の中の家にて気絶中(109/E-4アリアハン城下町井戸の中/2日目早朝(放送直前))
【第2回目の放送】
・いのりの指輪によりMPが回復したアリスの回復呪文とキーファの介抱により意識を取り戻し、リアの死を知る。(117/E-4アリアハン城下町井戸/2日目朝)
リア(サマルトリアの王女)@
・兄ランドを探すために、ナジミの塔頂上から風のマントを使い上空からレーベの村を目指す。上手く風を掴むも、はかぶさの剣をD-2に落とす。
(022/D-2草原上空/1日目午前)
・風のマントで飛行中に風向きが変わり、進路を調整しようとしたところ落下。木の枝に引っかかった風のマントを取り戻したが、リュカの死体を発見し震える。
そこでビアンカと出会い、腕の中で泣く。(037/E-2岬の洞窟付近の森/1日目昼)
・泣き疲れ、ビアンカの背で眠る。途中ビアンカに起こされじっとしているように言われるが、トルネコが襲われる光景を見て悲鳴をあげ、バズズに気付かれ狙われる。
トルネコは気絶させられ、ビアンカは重症を負わされ絶体絶命の中、竜王アレンの乱入により一命を取りとめ、気を失う。(052/D-2森と茂みの境/1日目夕方)
・気を失ったままバズズに捕まり殺されそうになるが、場所替えの杖を使用したビアンカと入れ替わり、命を救われる。トルネコの咄嗟の杖使用と竜変化した
竜王アレンによりバズズのメガンテから守られる。(056/D-2森と茂みの境/1日目夕方(放送直前))
リア(サマルトリアの王女)A
【第1回目の放送】
・目を覚まし、竜王アレンから本物のアレンが死んだ事を知らされる。誰かの足手まといにならない強さを持つと決意する。(074/D-2森林地帯/1日目夜)
・トルネコに風のマントの説明をし、竜王アレンから首輪の呪力を見せられ、その呪いについての説明を聞く。トルネコから盗聴の可能性を聞かされる。
その後キメラの翼でナジミの塔の頂上へ戻り、風のマントを使用しアリアハンへ向かう。(082/E-3アリアハン内海/1日目夜中)
・馬の鳴き声を聞きつけ駆けつけると瀕死のアリスを発見。世界樹のしずくを使用して彼女を救う。アリスからロトのしるし(聖なる守り)を受け取る。
ファルシオンに乗りアリアハンへと向かう。(085/D-4アリアハン北の平原/1日目真夜中)
・兄から聞いたハーゴンの神殿の幻影の話を思い出し、このアリアハンも幻術なのではないかと説明する。幻術を打ち破る方法について皆で考えるが
解決策は見つからず。(089/D-4アリアハン北の平原/1日目深夜)
・アリアハンに到着、宿屋でマリアと再会し、泣きつかれて眠る。(090/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目深夜〜黎明)
・眠っているところをクリフトによって人質に取られ、そのまま井戸の中へ連れ去られる。(092/E-4アリアハン城下町井戸の中/1日目黎明)
・人質としてアリス達の戦いを見守る。ロトのしるしを使い焼け焦げていたワイヤーを切り、アリスを救うためにクリフトに突進。逃げようとしたところを
クリフトに背中を一文字に切られ、アリスに看取られながら死亡。(095/E-4アリアハン城下町井戸/1日目黎明【死亡】)
バーサーカー
・E-2岬の洞窟付近の森林でリュカと遭遇。本能のままに攻撃を仕掛け、リュカを殺害する。(001/E-2岬の洞窟付近の森林/1日目朝)
・アリアハンとレーベを繋ぐ橋でマリアとトロデに遭遇。マリアのマヌーサを跳ね返す。しかし、トロデの作戦により橋の上で足を滑らせ川に落ちる。
さざなみの剣は川に落としたが、ぶつけられたミラーシールドを入手。(030/D-3橋の東側/1日目昼)
・海から上陸し、アリアハンへと向かうアリス達を目撃。攻撃を仕掛けようとするがアリスとカンダタの連係プレイ、ファルシオンに跳ね飛ばされまたも海へ落ちる。
(036/D-3南西の海の中/1日目真昼〜午後)
・バズズを発見し問答無用で攻撃を仕掛ける。逆上したバズズの放ったイオナズンをミラーシールドで跳ね返す。(044/D-3草原/1日目午後)
・D-4でリアの落とした、はかぶさの剣を入手。遠目に発見した空飛ぶベッドを追いかける。(D-4/南の平原/1日目夕方(放送直前))
【第1回目の放送】
・空飛ぶベッドにのるハッサンたちに追いつき、破壊の鉄球の猛威を振るい、空飛ぶベッドを破壊。ハッサン、ククールと戦闘。(ハッサンは途中でテリーと戦う)
(076/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・ククールの左耳と左腕を?ぎ、援護に来たマリアを叩き付ける。女性を傷つける行為がククールの怒りを買い、グランドクロスで消滅させられる。
(077/D-4アリアハン北の平原/1日目夜【死亡】)
DQ3アリス(女勇者)@
・殺人ゲームへの強制参加、ロザリーの死、舞台が自分の故郷、支給品にとてつもない怒りを覚え、ゲームの破壊を決意する。その直後ジョーカー達から逃げた
カンダタと遭遇。彼からジョーカー達の情報を聞き出し、悪を打たんベリアル、バズズ、アトラスに単身で勝負を挑む。(009/C-3森/1日目朝)
・体術と呪文を駆使し、ジョーカー達と善戦するも、ゼットスクリームアタックに苦戦。カンダタの援護によりバズズに一矢を報い、戦線離脱。
アリアハンのルイーダの酒場を目指す。(027/C-2森林/1日目朝〜午前)
・バーサーカーの襲撃をカンダタとの連携プレイでかわし海へと落とす。現実のアリアハンとの時間の差、または地形の差に気付く。(036/D-3南西の平原/1日目真昼〜午後)
・森の中で休息中のクリフトと出会う。クリフトの護衛を引き受ける。(062/D-4森の中/1日目夕方(放送直前))
DQ3アリス(女勇者)A
・フィオの死にショックを受けるが、勇者のしての正義感と使命感で立ち直り、改めてゲームの破壊とハーゴン打倒を決意する。北の平原の戦いを聞きつけ
ファルシオンを走らせる。(076/D-4森の中/1日目夜)
・絶体絶命のマリアたちの前に颯爽と登場、残った者達を守るために乱入する。レックスとの剣撃のなかで呪いはもう解けていると悟り、レックスを説得しともに歩もうと
するが、突然放たれた矢に倒れるレックスに驚愕、その死を看取る。悲しみにくれる中、隙を突かれやまたのおろちにカンダタを人質にとられ身動きが取れなくなるが
自分のためにおろちの顎を砕いた勇敢な子分の最期の勇姿に涙し、カンダタの仇を討つためにおろちに立ち向かう。(077/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・やまたのおろちと死闘を繰り広げ、勝利するが瀕死の重傷を負い意識を失う。(079/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・リアの使用した世界樹木のしずくによって回復し命を救われるも、左腕に後遺症を残す。D-4で死んだ死者たちの墓を作り弔い、アイテムを回収し、分配する。
竜王アレンから王者のマントを受け取り、ファルシオンの手綱を引きアリアハンへ向かう。(085/D-4アリアハン北の平原/1日目真夜中)
・リアからハーゴンの神殿の幻の話を筆談で聞かされ、このアリアハンも幻術ではないかという仮説を立てる。聖なる守りで幻術を破れないかと考えるが
解決策は見つからず。(089/D-4アリアハン北の平原/1日目深夜)
DQ3アリス(女勇者)B
・アリアハンに到着。宿屋でマリアに迎えうけられる。D-4での戦いの様子をマリアに説明する。その後の雑談の中でアレンは本物のアレンではない事を知る。
(090/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目深夜〜黎明)
・リアを人質に取ったクリフトを追いかけ城下町へ出る。(092/E-4アリアハン城下町宿屋周辺/1日目黎明)
・アレン達と合流。マリアと共にリアの捜索をする。マリアから渡されたインテリメガネを装備し、クリフトの潜伏場所を井戸の中と推理し、井戸の中へ進む。
井戸の中でクリフトと遭遇、マリアが倒れ、リアを人質に取られ身動きが取れなくなるが、リアが逃げ出す。(逃げ出そうとしたところを背中から斬られる)
子供を連れ去り刃を向けたクリフトに怒りが爆発し、切り伏せる。すぐにリアの手当てに当たるがその甲斐空しくリアの死を看取る。マリアと共に休息をしながら
すべてを狂わせた主催者打倒への決意を強める。(095/E-4アリアハン城下町井戸/1日目黎明)
・マリアの容態を看る。クリフトの氷の刃による一撃で傷口が凍りつき、出血は無いものの、マリアの体温を奪い続けていると判明。いかずちの杖で信号弾を
放ち、周囲の者に助けを求める。(106/E-4アリアハン城下町井戸の中/2日目早朝)
・信号弾を見て救援に来たキーファを(マリアを守りたい一心で)敵と勘違いし、刃を向けるがすぐに和解。彼に非礼を詫びる。
(109/アリアハン城下町井戸の中/2日目早朝(放送直前))
DQ3アリス(女勇者)C
【第2回目の放送】
・放送でサマンサの死を知り、仲間が全員死んでしまった事に一瞬放心状態になるが、キーファの平手打ちで正気に戻る。彼から渡された、いのりの指輪で
MPを回復させ、マリアとトロデを治療。眼を覚ましたマリアにリアの死を伝える。その後キーファの厚意により今まで溜まっていた涙を流す。
(117/E-4アリアハン城下町井戸/2日目朝)
サマンサ(女魔法使い)@
・ロトの血を絶やさぬために、アリスを生き残らせるためにゲームに乗る。マリベルを話術と魔術の策に嵌め殺害する。(010/B-5森/1日目朝)
・ルーシアを抱えるアレフと遭遇。ルーシアを看るとアレフを騙しその命を奪おうとするが阻まれる。魔法攻撃により後一歩まで追い詰めるがヒミコの乱入により
アレフたちを逃がしてしまう。(050/B-5森林地帯/夕方)
・やまたのおろちと戦闘。開始早々身の軽さ、貧弱さを突かれ痛めつけられるが、ドラゴラムで竜変化し応戦、しかし力は及ばず敗れる。だが、般若の面に
気を取られている隙にバシルーラの杖を使い、やまたのおろちを何処かへと飛ばす。奇跡の石で傷を癒す途中ローラとゴンを確認しながら気を失う。
(060/B-4森林地帯/1日目夕方(放送直前))
DQ3サマンサ(女魔法使い)A
【第1回目の放送】
・フィオの死に衝撃を受けると同時にアリスの安否を祈るが、すぐにローラとゴンを始末する策を考え始める。ゴンに警戒されていると勘付き、引こうとするが
ローラの無限ループ発動により動向をせざるを得なくなる。(069/B-4森林地帯/1日目夜(放送直後))
・レーベの村へ到着。ゴンとローラを殺す方法を思考し続ける。(078/B-2レーベの村入り口/1日目夜中)
・学者(魔法の玉を作ってくれる老人)の家でゴンを呪文で弱体化させた後メダパニを唱える。ゴンを混乱させる事に成功し、ローラを襲わせるが乱入した
エイトに阻まれる。レオルムで姿を消し、その戦いを見守る。(086/B-2レーベの村/1日目真夜中)
・ゴンとエイトの即興の作戦にかかり、ゴンの炎により炙り出される。フローラの山彦イオナズンによる瓦礫で重傷を負う。止めを刺されたゴンの発する
メガンテから逃れるために、フローラを騙しバシルーラの杖を自分に投げさせ、効果範囲から逃れる。その先でピサロとフォズに出会う。
(088/B-2レーベ南東の平原/1日深夜)
DQ3サマンサ(女魔法使い)B
・アリスの夢から覚め、ピサロに名前を名乗る(094/B-2レーベ民家/1日目黎明)。
・レーベの民家にて目を覚ます。ピサロから筆談により脱出の可能性を知らされるが、ピサロとフォズを利用しようと考える。ピサロに読まれ寝台に押し倒され
釘を刺される。目覚めたフォズがその様子を情事と勘違いされる。インカムを入手したピサロとトルネコの通信により、アリアハンにアリスがいるという
情報を入手。南東の通路からアリアハンを目指す。(096/B-2レーベ民家/1日目黎明)
・フォズに、自ら影の道を歩みながらも光であるアリスを求める心を悟られる。(101/C-3森/1日目黎明)
・フォズの言葉を聴き、「アリスに寄り添う影になる」という決意をさらに固める。ピサロの理論には納得はしたが、検証が足りず、ピサロ自身の力も
借りなければならないというデメリットも目立ち、「アリス一人を救い出す」という自分の計画には合わないと諦める。二人に協力する理由もなくなり
二人を始末するさらなる策を思考する。(105/E-3岬の洞窟・地下回廊ナジミの塔近く/2日目早朝(放送直前))
・アトラスのピサロの戦いを眺めながらもピサロの隙をうかがう。戦いが終わった時アレフと再会し口論となる。その間にピサロが入り、倒したと思っていた
アトラスの反撃を利用し、フォズをその射程範囲に突き飛ばす。それを庇いピサロが重傷を負う。その後、戦闘を終えたアレフとロトの血とその尊さについて
口論になるが、ピサロの凶刃にかかり、アリスの血を引くアレフに看取られながら死亡する。
(107/E-3岬の洞窟・地下回廊・ナジミの塔下部/2日目早朝(放送直前)【死亡】)
フィオ(女僧侶)
・火傷を負い倒れたフローラの治療を開始する。(015/森林と山岳地帯との境目/1日目朝)
・目覚めたフローラに傷の治療費についての商談を開始。その直後、不意をつかれ胸に毒針を刺され命を落とす。(023/C-5山岳地帯/1日目昼〜真昼【死亡】)
DQ3カンダタ
・ベリアル、バズズ、アトラスの相談を盗み聞き、危険を感じ仲間を集めようとしたところアリスと出会う。今までの恩もあり彼女に協力する事を決意する。
(009/C-3森/1日目朝)
・三悪魔を追いかけるアリスを追い、彼女のピンチに遭遇。炎のブーメランで援護攻撃。ロトのしるし(聖なる守り)でベリアルたちを怯ませた隙を突き
ファルシオン(支給品)に乗りアリスを連れて戦線離脱。アリアハンのルイーダの酒場を目指す。(027/C-2森林/1日目朝〜午前)
・バーサーカーの襲撃をアリスとの連携プレイでかわす。ファルシオンを突進させ、バーサーカーを海へ落とす。この時、唯一の武器である折れたひのきの棒すら失う。
(036/D-3南西の平原/1日目真昼〜午後)
・森の中で休息中のクリフトとである。クリフトをやや警戒しつつもアリスに従う。(062/D-4森の中/1日目夕方(放送直前))
【第1回目の放送】
・仲間の死を悼むアリスを心配する。北の平原の戦いを聞きつけファルシオンを走らせる。(076/D-4森の中/1日目夜)
・絶体絶命のマリアたちの前に颯爽と登場、残った者達を守るために乱入する。アリスの指示の元、負傷したトロデとククールをファルシオンに載せ。マリアを
アリアハンへと向かわせる。アリスと共にレックスを抑える。改心したレックスの突然の死に驚愕、多数の死に悲しむ中姿を消したやまたのおろちの牙から
アリスを庇い、人質に。身動きの取れないアリスを救うためにおろちの顎を砕き、死亡する。(077/D-4アリアハン北の平原/1日目夜【死亡】)
DQ3ヒミコ(やまたのおろち)
・かつて自分の命を奪ったアリス、サマンサ、フィオを喰らうと決意する。(025/D-5山の上/1日目朝)
・無用な先頭を避けるためのその場に留まりアリス達を待つが、肝心なアリス達が来ない事に苛立つ。(042/D-5山/1日目昼)
・アレフたちと戦闘中のサマンサを発見。決着をつけるために邪魔なアレフとルーシアを逃がす。(050/B-5森林地帯/夕方)
・やまたのおろちへ変化しサマンサと戦闘。ドラゴラムで竜変化したサマンサと血みどろの戦いを繰り広げ勝利するが、サマンサの(元はマリベルの支給品)
般若の面に気をとられ、その隙にバシルーラでアリアハン城下町裏門まで飛ばされる。そこでテリーと出会い、会話を交わし般若の面を渡す。
呪いに捕らわれたテリーを傀儡にし、監視もかねて後を追跡。(060/E-4アリアハン城下町裏門→北へ/1日目夕方(放送直前))
【第1回目の放送】
・アリアハン北の平原の戦いを傍観。乱戦に乗じた死者の死体を喰らい、自らの活力にしようと企む。(076/D-4アリアハンの平原 高台/1日目夜)
・アリスが悲観にくれている隙を突き、消え去り草で姿を消し奇襲をしかけるが失敗。そのままカンダタを人質に取るが、顎を砕かれ、その怒りでカンダタを噛み殺す。
(077/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・アリスと死闘を繰り広げ、口の中でギガデインを放たれ死亡するが、最期の最期までアリス達への執念を抱いた最後の一矢は、アリスに瀕死の重傷を負わせたうえ
意識不明にする。(079/D-4アリアハン北の平原/1日目夜【死亡】)
DQ4アリーナ
・レーベ付近の森にてエイトと出会い。行動を共にする。当初は北東レーベの村を目指すが北に煙を発見しそちらへ向かう。(018/B-3レーベの草原/1日目午前)
・草原でメルビンの死体を発見。ゲームに乗るものへの怒りを覚える。直後に現われたドランゴを犯人と勘違いし攻撃を仕掛けるも、エイトに止められる。
火葬を手伝ってくれたドランゴに謝罪と声援を送り見送る。脱出の手がかりにメルビンの首輪を入手し、エイトに渡す。(026/B-3レーベ東の草原/1日目午前〜昼)
・レーベの村門で瀕死のキーファを発見。エイトの足止めの甲斐もあり、キーファを担いで民家へ避難。簡単な自己紹介を済ませ、エイトとキーファとの
連携プレイでベリアルを撃破する。(046/B-2レーベの村/1日目真昼〜午後)
・レーベの村を探索後、キーファからこのゲームの目的についてを聞き、この事を他の参加者に伝えると決意。直後アトラスの襲撃に合い、エイトとキーファを
気絶させて単身でアトラスに挑む。激闘の末に最期の瞬間にアトラスに重症を負わせ死亡する。(054/B-2レーベの村/1日目夕方(放送直前)【死亡】)
DQ4クリフト@
・アリーナを生き残らせるためにゲームに乗ることを決意。支給品の確認をする。(003/場所不明/1日目恐らくゲーム開始直後)
・森の中でハッサンとテリーを発見。出るか出まいか考えている最中にテリーの攻撃を受けるがかわす。二人を油断させ、ザラキを放つが失敗。
ダメージを受けるがスカラで軽減。その場を立ち去る。ハッサンから殺人者(マルチェロ)の情報を入手。(031/D-4アリアハン北部の森/1日目真昼)
・アリアハン城下町で井戸に身を潜めようとしたところをフォズに発見され、ザラキで仕留めようとするがマルチェロの追撃により失敗する。
(035/E-4アリアハン城城下町東門付近/1日目昼)
・マルチェロと戦闘。支給品のミスを発見し逃走。その先で怯えるフォズに腹いせにザキの杖を投げつけ仮死状態にさせる。(040/E-4アリアハン城門外/1日目真昼)
・マルチェロから逃げ、森の中で休息中アリス達と出会い、彼らを利用しようと考える。同行に成功する。(062/D-4森の中/1日目夕方(放送直前))
DQ4クリフトA
【第1回目の放送】
・アリーナの死を知り絶望するが、彼女を蘇らせるために優勝を決意する。(076/D-4森の中/1日目夜)
・ファルシオンに乗ったマリアたちを出迎え、警戒心を解くために回復呪文を唱える。マリアたちと共にアリアハンを目指す。
(077/D-4アリアハン北の平原→アリアハンへ/1日目夜)
・アリアハン宿屋へ到着後、トロデの介抱を手伝う。トロデの回復に活気付く一同に憎しみを覚えザラキを唱えようとするも、警戒していたククールに阻まれ
魔力を根こそぎ奪われる。(081/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜中)
・トロデによってシーツで縛られ、拘束される。(083/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜〜真夜中)
・自分を説得するというトルネコに担がれ宿屋の二階へ。(090/E-4アリアハン城下町宿屋二階/1日目深夜〜黎明)
・トルネコの説得にさらに狂気を増し、彼を振り切り、リアを人質に取り井戸の中へ立てこもる。(092/E-4アリアハン城下町井戸の中/1日目黎明)
・アトラス修験による外の混乱に有頂天になるが、アリスに潜伏先を悟られる。トルネコから奪った飛びつきの杖、引き寄せの杖、氷の刃。そしてサギの杖を
使用した攻撃、さらにリアを人質に取りアリスとマリアを追い詰めるが、リアの抵抗にあう。怒り任せにリアを切りつけ死に追いやるが、それがアリスの
怒りを買い、彼女の斬撃を受け死亡する。(095/E-4アリアハン城下町井戸/1日目黎明)
DQ4トルネコA
【第1回目の放送】
・ビアンカの死に悲しむリアを慰める。竜王アレンとリアの会話に混乱する。(074/D-2森林地帯/1日目夜)
・リアから風のマントの説明を受ける。その後竜王アレンから首輪の呪力を見せられ、その呪力についての説明を受ける。さらに話を続けようとするアレンに
盗聴の危険性を指摘、これ以後、重要な話は筆談で行うようにする。キメラの翼でナジミの塔頂上へ行き、風のマントを使用しアリアハンを目指す。
(082/E-3アリアハン内海/1日目夜中)
・リアの使用した世界樹のしずくにより体力が全快する。アリスと共に墓作りを手伝い、死者を弔う。アリスからクリフトの名を聞き、アリアハンへ急ぐ。
(085/D-4アリアハン北の平原/1日目真夜中)
・リアからハーゴンの神殿の幻の話を筆談で聞かされ、このアリアハンも幻術ではないかという仮説を立てる。幻術を打ち破る方法を皆で考えるが解決策は見つからず。
(089/D-4アリアハン北の平原/1日目深夜)
・アリアハンへ到着。宿屋でマリアに迎え入れられ、クリフトの凶行について聞かされる。クリフトの説得を申し出、彼を連れて二階へ。
(090/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目深夜〜黎明)
・クリフトの説得に失敗。クリフトの抵抗に合い階段から転げ落ちる。リアを連れ去ったクリフトを追おうとするが、竜王アレンに止められ宿屋にとどまる。
(092/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目黎明)
DQ4 トルネコB
・宿屋で待機中、ベリアルのインカムを入手したピサロと通信する。(096/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目黎明)
・アトラスの攻撃を転んでかわしたところをアレフ、キーファ、そして竜王アレンに救われる。彼らの会話の中でアトラスがアリーナの仇と知り、アレフ、竜王アレンと
共闘する。(099/E-4アリアハン城下町大通り/1日目黎明)
・アトラスと応戦。アレフと竜王アレンに作戦を伝え実行。橋の上からアトラスを落とし、水の中にいるアトラスにギガデインを喰らわせ感電させる。吹き飛ばされた
竜王アレンの介抱に当たる。(103/E-4アリアハン城下町宿屋周辺/2日目早朝)
・竜王アレンを背負い、宿屋へと戻るがトロデの姿もなく、アリス達やキーファが戻らない事を不穏に思い、竜王アレンにさざなみの剣を渡し、偵察へ向かう。
そこで負傷したファルシオンと再会し、火傷の応急手当をして手綱を引いて宿屋へ戻る。(104/E-4アリアハン城下町宿屋/2日目早朝)
DQ4トルネコC
【第2回目の放送】
・放送によりクリフトとリアの死を知りショックを受ける。自分がこれから何をすべきか道を見失うが、竜王アレンの激励を受け、自分のやるべきことを見つめな直し
改めて必ず生きて妻と子の元へ帰ることを心に誓う。(113/E-4アリアハン城下町宿屋/2日目朝)
・自分のやるべきことを見つめなおし、今までの情報を分析し、メモ帳、宿帳に以下の情報、推測をまとめる。
1、首輪による盗聴・監視の可能性。また、そこから考えられるハーゴンたちの戦力 (推測として約50匹の魔物)
2、近々アリアハン周辺にほぼ全生存者が集う可能性が高く、知らない者への警戒が必要である
3、首輪はラーの鏡に照らすと禍々しい呪詛を生み出す。これを消さない限り首輪は外せない
4、呪詛を消すためには、人体に無害で、強い聖なる光に照らす必要がある
5、「錬金釜」を使えば、もしかしたら聖なる光を生み出せる道具を作れるかもしれない
※やまたのおろちから回収したホットストーンが何かに反応して輝きだす。
・地下通路から出たピサロとの通信に成功し、アリアハンの現状を語った後、ピサロがゲームに乗ったことを知る。盗聴の危険性もあったが、ピサロを説得するために
脱出の可能性をピサロに話すが聞き入られず、説得に失敗するが、自分の命ある限り諦めぬ、とピサロの説得へ向かい宿屋を出る。
(118/アリアハン城下町宿屋/2日目午前)
DQ4ピサロ@
・ロザリーを殺されたショックでやや情緒不安定。参加者を皆殺しにしてハーゴンの元へ赴き復讐をしようと考えるが、思いとどまり
脱出のために利用できそうな者は殺さずに利用しようと企む。(014/E-3ナジミの塔地下通路/1日目朝)
・アリアハン城玉座にてレックスと激戦を繰り広げ、仕留める一歩手前で逃げられる。利用できる人間を探すために城下町へと向かう。(024/E-4アリアハン城城門/1日目朝)
・アリアハン城下町東門付近で爆音、城内から魔力の波動を感じ取る魔力を持つ物を求め城下町へと向かう。(038/E-4アリアハン城東門付近/1日目昼〜午後)
・城下町で仮死状態のフォズを発見。彼女の持つ魔力と『転職』の力に首輪解除の可能性を見出し保護する。(041/E-4アリアハン北東/1日目午後)
・アリアハンより東に魔力を感じ取り湖を渡り、服を乾かすために火をおこし名簿を確認。さらに北を目指す。(051/D-4森/1日目午後)
・北へ向かう途中、いてつく波動でフォズを覚醒させる。抱きかかえ移動しながら説明を求める。(057/D-4北側の森/1日目夕方(放送直前))
DQ4ピサロA
【第1回目の放送】
・アリーナの死に反応。代わりに泣くフォズに庇護欲をかられる。フォズに自分の考えた首輪の解除方を(盗聴の可能性を考えて)筆談で伝える。
(071/C-5北側の森/1日目夜)
・ゲームの進行状況の早さに、人間への信頼が揺らぐ。参加者が10人以下になったら皆殺しも視野に入れる。(073/C-5北の山/1日目夜)
・足場の悪い道を危なっかしい足取りで進むフォズを抱きかかえながら北へ進む。(075/C-5北側の山/1日目夜)
レーベの村から火が上がっているのを知り、村へ急ぐ。その途中ドランゴの死体を埋葬。その直後バシルーラで飛ばされたサマンサを発見。
(088/B-2レーベ南東の平原/1日深夜)
・フォズとサマンサを連れてレーベの村の民家へ。目覚めたサマンサに状況を説明し、名を名乗る。(094/B-2レーベ民家/1日目黎明)
・サマンサからレーベで何があったか聞き出し、筆談にて脱出の可能性と、首輪解除に必要な呪文が使用出来るかどうか尋ねる。サマンサの悪巧みに気付き
力でねじ伏せ釘を刺すが、目覚めたフォズにその様子を情事だと勘違いされる。ベリアルの残したインカムを入手し、バズズのインカムを装備したトルネコと通信する。
サマンサからアリアハンへの近道を教えられ、南東へ向かう。(096/B-2レーベ民家/1日目黎明)
・サマンサとフォズの様子を見ながら南東へ進む。(101/C-3森/1日目黎明)
・地下回廊にてトルネコとの通信を行うが機能せず。インカムによる地下での通信は不可能と知る。さらに何かを企むサマンサを警戒しつつ、向かってくるアトラスに
備え構える。(105/E-3岬の洞窟・地下回廊ナジミの塔近く/2日目早朝(放送直前))
・アトラスと戦闘になり、一時的にアトラスを行動不能にする。そこへアレフと遭遇し、アレフとサマンサと口論になる。利用価値のあるサマンサを失うわけには行かず
二人の間に入るが、アトラスの思わぬ反撃にあう。サマンサに背中を押されたフォズを庇い、アトラスの拳の直撃を受け重症を負うが、そのサマンサの行動に
人間に対する希望を失う。サマンサに鎖鎌を投げつけ殺害し、再び「デスピサロ」を名乗りゲームに乗る。
(107/E-3岬の洞窟・地下回廊・ナジミの塔下部/2日目早朝(放送直前))
【第2回目の放送】
・アレフに勝負を挑まれ、アレフの右足をアサシンダガーで突き刺し、歩行困難にする。止めを刺そうとするがフォズの天罰の杖によって阻まれる。
彼女との語らいに激情を晒すが、体力温存と今まで共にいたよしみで二人を殺さずにナジミの塔へと向かう。
(112/E-3岬の洞窟・地下回廊→ナジミの塔へ/2日目朝(放送後))
・ナジミの塔最上階にて体力温存のために無理矢理食事を取る。その直後インカムからトルネコから通信が入り、アリアハンでの現状を聞く。トルネコに自分がゲームに
乗ったことを宣言、彼の命がけの説得を聞くがそれを着き返す。そうしている間に時間を取られフォズがやってきてまたも自分を説得しようとするが
そんなフォズに容赦の無い攻撃をしかけ、マヒャドで止めを刺そうとしたところをアレフとエイトの乱入により阻まれる。(118/E-3ナジミの塔最上階/2日目午前)
・アレフと死闘を繰り広げる。アレフを追い詰めマヒャドを直撃させるが予期せぬ力により弾き返され、さらにジゴスパークで追い討ちをかけるが、ギガデインにより
打ち破られる。死を覚悟するが、フォズとエイトに庇われ命を救われる。勝者であるアレフに生きて協力するように命じられる。
その後エイトの治療を受け眠る。(121/ナジミの塔最上階/2日目午前)
DQ4ルーシア
・いざないの洞窟でアレフと遭遇。お互い敵意の無い事を確認し、情報を交換し合う。仲間達とアレフの恋人ローラを探す。(005/D-6砂漠地帯/1日目朝)
・砂浜でゼシカと出会う。戸惑うアレフに気付いているのかいないのか、ゼシカと共に水着と下着の話に花を咲かせる。(033/D-5草原/1日目昼)
・フローラと出会い、毒針で腕を刺され毒におかされる。アレフに連れられ戦線を離脱。(045/C-5山岳地帯/1日目午後)
・サマンサに遭遇、解毒の治療をするというサマンサの毒牙にかかりそうになるもアレフに救われる。サマンサの魔法攻撃でアレフ共々極地に追いやられるも
ヒミコの乱入により難を逃れる。(050/B-5森林地帯/夕方)
・毒が全身に回り、もう助からないと薄々悟る。最後の力でベホマを唱え、アレフの疲労を癒し息絶える。(064/B-3森林地帯/1日目夕方(放送直前)【死亡】)
DQ4ロザリー
・見せしめとしてハーゴンに首輪を爆破され殺される。(OP【死亡】)
DQ5リュカ(主人公)
・バーサーカーと遭遇。説得を試みるが戦闘となり殺される。(001/E-2岬の洞窟付近の森林/1日目朝【死亡】)
DQ5ビアンカ(妻)
・夫であるリュカの惨殺死体を発見し泣き崩れる。リュカの仇討ちを決意する。リュカの支給品と魔法の鏡を回収。(034/E-2岬の洞窟付近の森林/1日目午前)
・リュカの死体の方向で物音がしたので見に行くと、怯えて泣き崩れるリアを発見。その姿をレックスやタバサと重ね、彼女を保護。リアを守り、レックスを見つけ
グランバニアへ帰ることを決意する。(037/E-2岬の洞窟付近の森/1日目昼)
・眠るリアを背負って移動中にバズズから逃げるトルネコを発見。彼を救うためにバズズに立ちはだかるが魔法を封じられ炎の爪の一撃を喰らう。
続いてリアを狙われるが、竜王アレンの乱入により危機を逃れる。(052/D-2森と茂みの境/1日目夕方)
・バズズの攻撃により自分はもう長くはないと悟り、場所替えの杖でリアと入れ替わり身代わりとなり、首の骨を折られる。最期の瞬間メラミを食らわせ
バズズの身を焼く。(056/D-2森と茂みの境/1日目夕方(放送直前)【死亡】)
DQ5レックス(勇者)
・アリアハン城でアルスと出会うが、地下牢にて武器を奪われそうになりあやまって殺害した(本人の弁)。その後バーバラに接近し地下牢へ誘導。
コイントスで今後の方針を決め、バーバラを殺害する。ゲームに乗り皆殺しの剣の呪いに身をゆだねる。(007/E-4アリアハン城地下/1日目昼)
・アリアハン城玉座にてピサロと遭遇。戦闘を仕掛け、城が半壊する程の激戦を繰り広げ、敗れそうになり中庭へ回避する。(024/E-4アリアハン城中庭/1日目朝)
・アリアハン城に戻り、アルスとバーバラの支給品を確認(アルスの支給品:祈りの指輪3つ、バーバラの支給品:棘の鞭、毒ビン。アサシンダガーはピサロに奪われる)
その後城内に入ってきたミレーユを騙し打ちし殺害。(032/E-4アリアハン城/1日目真昼)
・マリアとトロデを追跡中にハッサン、テリーに遭遇。ライデインを食らわせるも逃げられる。後を追い城内でミレーユの死体に愕然とするテリーを発見、挑発する。
(047/E-4アリアハン城内/1日目午後)
・魔法攻撃と剣撃でテリーに挑むが魔法の乱用のため祈りの指輪を一つ破損。その隙を突かれ壁に吹き飛ばされ気を失う。この後テリーの手によって
皆殺しの剣を折られる。(049/E-4アリアハン城城内/1日目1日目夕方)
・マリアのラリホーから覚醒し逃げ出す。アリアハン城1階でククールと出会い騙まし討ちをかけるもかわされがククールを追い詰める。しかしハッサンの体当たりと
ククールから放たれたディパインスペルによって魔法抵抗が弱まったところをマリアのラリホーが炸裂し眠らされる。(058/E-4アリアハン城内/1日目夕方(放送直前))
・眠ったまま空飛ぶベッドでアリアハン城を脱出する。(059/E-4アリアハン城北の平原/1日目夕方(放送直前))
DQ5レックス(勇者)A
【第1回目の放送】
・眠ったまま放送をおぼろげに聴く。皆殺しの剣の見せる悪夢にうなされる。(067/E-4アリアハン城北の平原/1日目夜)
・気絶したフリをし、その場にいる全員を殺す機会を伺う。(076/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・戦いの中で隙を見て、トロデを折れた半分の剣で刺し重症にし、続いて戦闘中のハッサンとテリーをギガデインで攻撃、ハッサンに止めを刺す。
トロデを救うために杖を振るうマリアに立ちはだかるが、アリスの乱入によって阻まれる。アリスとカンダタのコンビプレイに苦戦。アリスとの剣の打ち合いで
自分は呪いの力で逃げている事を指摘され、彼女の説得により改心するも、テリーの最期の一撃により死亡する。(077/D-4アリアハン北の平原/1日目夜【死亡】
DQ5ゲマ
・トロデの出現に驚き逃げるトルネコを発見する。(002/D-3森の中/1日目午前〜昼)
・トルネコを拘束し手榴弾での殺害を試みたが、手榴弾のタイムラグや自分の仕掛けた罠の不備、トルネコの予想外の行動に油断し逆に爆殺される。
(006/D-3森/1日目昼【死亡】)
DQ5フローラ
・リュカの愛と永遠の若さを手に入れるためにゲームに乗る。ローラを殺害しようとするがドラゴンの妨害により失敗。ドラゴンに放ったメラミを跳ね返され
顔から右半身に火傷を負い、気を失う。(015/森林と山岳地帯との境目/1日目朝)
・フィオの治療により右半身の火傷の痛みが治まる(定期的な治療が必要で治療しなければ半日後にジワジワと痛み出す)。一瞬殺意が緩むが
フィオのがめつい商談により迷いが断ち切られる。彼女の殺害後、改めてゲームに乗る決意を固める。フィオの山彦の帽子を入手。(023/C-5山岳地帯/1日目昼〜真昼)
・アレフたちと遭遇。フィオの死体を前に「奇襲にあい仲間を殺された自分」を演じ、彼らを騙す。騙されたルーシアを毒針で突き刺し毒状態にする。
レーベの村に向かおうとするアレフを追おうとするがゼシカに阻まれる。(045/C-5山岳地帯/1日目午後)
・ゼシカと応戦。山彦の帽子による連続呪文を駆使する。一度はゼシカに取り押さえられるも、説得を振り切りバイキルトで脱出。ゼシカのマダンテを放たれそうになるが
変化の杖でアレフに変化し隙を作り、ベレッタM92で狙撃。ゼシカの最後の言葉に逆上し彼女の喉、顔に乱射し射殺。その後ゼシカ自身に変化する。
(055/C-5山岳地帯/1日目午後)
・アレフたちを追おうとするが睡魔に襲われ悪夢を見る。(063/C-3山岳地帯/1日目放送直前)
DQ5フローラA
【第1回目の放送】
・リュカとビアンカが同じ放送で呼ばれたことに嫉妬を覚え、その矛先がレックスへ向かう。(073/B-5/西側の森林地帯1日目夜)
・変化の杖でカラスに化けて移動しようとするが出来ないと知り、先を進む。(080/B-3レーベの森/1日目夜中)
・千里眼の巻物で周囲を観察しつつレーベに到着、この時ドランゴの支給品、M16ライフル(残弾0) M203グレネードランチャー(残弾1)を入手
サマンサの仕掛けた戦いを観戦する。(086/B-2レーベの村入り口/1日目真夜中)
・レーベの戦いを観戦中、戦いの中で正気を取り戻したゴンの炎によって炙り出され、ゼシカ変化が解ける。二度も焼かれた事に怒り狂い山彦ベギラゴンを炸裂させる。
重症を追いながらもローラとエイトを逃がすゴンにベレッタM92による銃撃と毒針による攻撃をするが、彼の死によって発動したメガンテの腕輪のメガンテにより
死亡する。(088/B-2レーベの村/1日目深夜【死亡】)
続き(DQ6.7.8 ジョーカー、主催者)は明日に回します。支援ありがとうございました。
昨日に引き続き、全キャラの行動まとめ(DQ6、7、8 3ジョーカ− 主催者)を投下したいと思います。
規制に引っかかったため、トルネコAから全員のまとめは一度、専用掲示板の
「DQBR情報確認スレ」の方にも投下しております。
DQ6ハッサン@
・アリアハン城下町にてテリーと遭遇。ミレーユを生き残らせるためにゲームに乗ったテリーを止めようとするが、途中マルチェロの奇襲にあう。
咄嗟のテリーとの連携プレイでマルチェロの両腕を負傷させ共に北部の森へ移動。(008/D-4アリアハン北部の森/1日目朝)
・テリーと後退で仮眠を取る。テリーに叩き起こされ、支給されたパンをかじりながら今後の方針を話し合う。(016/D-4アリアハン北部の森から移動/1日目真昼)
・クリフトと遭遇。ザラキの詠唱を聞き、正当防衛で攻撃するが逃げられる。(031/D-4アリアハン北部の森/1日目真昼)
・突然走り出すテリーに驚きつつも、その焦りようからただ事ではないと察し、アリアハン城を目指す。(042/D-4アリアハン北部の草原/午後)
・アリアハンに到着。レックスから逃げるマリアとトロデに出会う。レックスの襲撃をかわしつつテリー、マリア、トロデを担ぎアリアハン城裏口へ逃げる。
(047/E-4アリアハン城内裏口/1日目午後)
・テリーを追って駆けつけると、レックスに止めを刺そうとしているテリーを発見し止める。トロデ、マリアと共にレックスの呪いを説く方法はないか模索する。
(049/E-4アリアハン城城内/1日目夕方)
・外へ出るテリーを引き止めるも、テリーの意志を尊重し向かわせる。その後逃げたレックスを負うトロデたちと再会し、物音で一階へと向かう。
レックスと応戦中のククールと出会い、レックスを眠らせる。その後自己紹介と状況を説明した後、トロデの命令でククールと共に図書館へ向かう。
(058/E-4アリアハン城内/1日目夕方(放送直前))
・ククールと共に図書館で手がかりを探す。ハッスルダンスでククールの傷を癒す。トロデから危険人物の情報を聞き脱出する。
(059/E-4アリアハン城北の平原/1日目夕方(放送直前))
DQ6ハッサンA
【第1回目の放送】
・バーバラ、ミレーユ、ドランゴの死に悲しみと悔しさを募らせる。(067/E-4アリアハン城北の平原/1日目夜)
・バーサーカーの襲撃により空飛ぶベッドを壊される。そのままククールと共にバーサーカーと戦うが、その間に般若の面を被ったテリーがトロデとマリアを襲撃。
それを止めるためにバーサーカーをククールに任せテリーを止めるために戦う。(076/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・テリーと戦いを続け、聖者の灰の助けもあり、般若の面を一部することに成功すが、レックスのギガデインを受け瀕死の重傷を負う。最期までレックスの目を
覚まさせようとするが、その願いも空しくレックスに心臓を貫かれ、命を落とす。(077/D-4アリアハン北の平原/1日目夜【死亡】)
DQ6テリー@
・アリアハン城下町でハッサンと遭遇。姉であるミレーユを生き残らせるためにゲームに乗り、まずはハッサンを始末しようとボウガンを向けるがマルチェロの奇襲にあう。
咄嗟のハッサンとの連係プレイで奇襲を回避し北部の森へ移動。ハッサンを見張らせ2時間ほど仮眠を取る。(008/D-4アリアハン北部の森/1日目朝)
・交代し、眠るハッサンを殺害しようとするが揺らいでしまう。ハッサンを叩き起こし、昼食もかね、今後の方針を話し合う。
(016/D-4アリアハン北部の森から移動/1日目)
・クリフトにボウガンを向けるがハッサンに止められる。ザラキの詠唱を聞き正当防衛で攻撃するが逃げられる。(031/D-4アリアハン北部の森/1日目真昼)
・激しい胸騒ぎを覚え、アリアハン城へ引き返す。(042/D-4アリアハン北部の草原/午後)
・アリアハンに到着。レックスから逃げるマリアとトロデと出会う。レックスの襲撃を受けるがハッサンに抱えられアリアハン城裏口へ避難。
その後制止を振り切り城内を探索中ミレーユの死体を発見。犯人であるレックスに斬りかかる。(047/E-4アリアハン城内/1日目午後)
・姉を殺された怒りでレックスに斬りかかる。連続呪文攻撃に耐えるが、乱用で指輪が壊れ、呪文が不発した隙を突きレックスを壁に叩き付け気絶させる。
そのまま止めを刺そうとするも、ハッサンとミレーユの声に止められ、皆殺しの剣を折るに留まる。その後城の外にミレーユの墓を作る。
(049/アリアハン城外/午後)
・姉の仇であるレックスの呪いを解くハッサンたちとは共に行動は出来ない、とアリアハン城を後にする。この先どうすべきか迷う。
(058/E-4アリアハン城内/1日目夕方(放送直前))
・姉の遺志と自分の意志矛盾に迷う中、バシルーラで飛ばされたヒミコと遭遇。彼女と会話を交わした後、般若の面を受け取り装着。呪いに身を任せる。
(060/E-4アリアハン城下町裏門→北へ/1日目夕方(放送直前))
DQ6テリーA
【第1回目の放送】
・北の平原でトロデとマリアに襲い掛かる。マリアのバギを跳ね返し仕留めようとするも、ハッサンに阻まれる。(076/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・ハッサンとの戦闘で般若の面を一部破壊される。そこをレックスのギガデインを受け虫の息になる。この時、般若の面の左半分が破壊されたせいか
最期の瞬間に自我を取り戻し、アリスにより改心したレックスの心臓をボウガンで射抜き、息を引き取る。(077/D-4アリアハン北の平原/1日目夜【死亡】)
DQ6ミレーユ
・アリアハン城下町の道具やに潜んでいたが、邪気を感じ取りアリアハン城へ向かう。そこでレックスに出会うが害は無いと判断し行動を共にしようとするが
祈りの指輪複数装備による連続魔法攻撃により命を落とす。(032/E-4アリアハン城/1日目真昼【死亡】)
DQ6バーバラ
・アリアハン城で支給品を確認し、己の保身のために身を潜める。レックスと出会い「誰かが襲われている」との情報により地下牢へ進みアルスの死体を発見。
その直後コイントスによりゲームに乗ったレックス本人に殺される。(007/E-4アリアハン城地下/1日目昼【死亡】)
DQ6ドランゴ
・草原にてテリーを捜索中にメルビンと戦闘に。正当防衛のために暴れまわったところ必要以上に傷つけてしまい、お詫びにベホマを唱えて去る。
(004/B-3レーベ東の草原/1日目朝)
・テリー捜索の手がかりが見つからず引き返そうとしたところ、元いた場所から人の焼ける匂いを嗅ぎ取り引き返す。メルビンを殺害したと勘違いした
アリーナの蹴りを喰らい、警戒するがエイトに庇われる。お礼に傷を癒すと共に、メルビンを火葬し南へ向かう。(026/B-3レーベ東の草原/1日目午前〜昼)
・森の中で道に迷うアトラスと出会いレーベまで案内するが、互いに敵同士だと判明し戦闘になる。風のアミュレットで強化されたアトラスの前に惨殺される。
(048/B-2平原/1日目夕方【死亡】)
DQ7アルス(主人公)
・アリアハン城でレックスと出会い、レックスの支給品である皆殺しの剣に危険性を感じ回収しようとするが、返り討ちにあう。
(本編に詳しい詳細は無く、アルスの行動はレックスの証言と死者スレを参考にしました)
(007/E-4アリアハン城地下/1日目昼【死亡】)
DQ7マリベル
・降り立った先でゲームに乗ったサマンサと遭遇。熾烈な魔法戦を繰り広げるが、サマンサの策に嵌り殺される。(010/B-5森/1日目朝【死亡】)
DQ7メルビン
・草原にてドランゴと遭遇。敵意のある魔物かと思い攻撃を仕掛けるも返り討ちにあう。ベホマをかけてもらうが、ドランゴの意図もわからず呆然と見送る。
(004/B-3レーベ東の草原/1日目朝)
・ドランゴとの戦闘のキズも癒えぬ内に死神の騎士と遭遇。応戦するも鎧の一部を削ぐのみで斬撃とベギラマで殺される。(011/B-3レーベ東の草原/1日目朝【死亡】)
DQ7キーファ@
・見晴らしの良い丘の上で、ゲームを破壊する仲間を探していたところランドの奇襲と半ば強引な説得にあう。(012/C-2丘の上/朝)
・ランドからハーゴンとの因縁。このゲームに関する推測(ゲーム=破壊神シドー復活への生贄の儀式、というランドの推測)を聞く。話しているうちに先ほどの
緊張も解け、ランドに協力し、仲間を集めるためにレーベの村へと進む。(017/C-2丘の上/午前)
・レーベの村にて死神の騎士と対峙する。ランドの作戦により死神の騎士を引きつけるが、隼の剣による斬撃で重傷を負い気を失う。目覚めると
ランドの治療により傷が塞がっていたが、そのランド本人もさらに瀕死の重傷と判明。ランドに妹の命を託され、彼の死を看取る。(029/B-2レーベの村/1日目昼)
・リアを守るために村を出ようとするもベリアルの攻撃を受け瀕死の重傷を負う。アリーナとエイトにより極地から救われる。何も出来ない自分に歯噛みするが
亡きランドの装備品を借り、ベリアルを撃破しランドの仇を討つ。(046/B-2レーベの村/1日目真昼〜午後)
・エイトとアリーナにランドから聞いたゲームの目的について話す。直後アトラスの襲撃に合い、応戦しようとするもアリーナに気絶させられる。
(054/B-2レーベの村/1日目午後〜夕方)
DQ7キーファA
【第1回目の放送】
・目を覚まし、倒れるエイトを発見したところでアレフと出会い、エイトの介抱を依頼し治療中にアレフにこれまでの経緯を語る。エイトの意識が回復した後
互いの情報を交換、定時放送の情報と危険人物の情報を入手。誰かを、ランドの妹のリアを守る力を得たいとアレフに同行する。(078/B-2南の平原→南へ/1日目夜中)
・アレフと雑談を交わしつつアトラスを追う。お互いの支給品を確認、分配する。その後アトラスの物らしき足跡を発見し追跡する。(084/D-2平原/1日目夜中)
・アトラスが躓き転倒する地響きでアトラスの存在を認知。眠っている間に距離を縮める。(091/D-3平原/1日目深夜〜黎明)
・アトラスを追い、アリアハン城に到着する。(092/アリアハン城北/1日目黎明)
・アトラスに襲われそうになったトルネコを救出するが、さらなる連続攻撃で追い討ちをかけられる。そこへ駆けつけた竜王に出会う。竜王アレンからリアの名を聞き
そこでリアはクリフトという男に捕らわれ、それを追った二人も万全の状態ではないと聞かされる。アレフから、いのりの指輪を渡されリアの捜索と彼女達の援護に
向かう。(099/E-4アリアハン城下町井戸方面/1日目黎明)
・リアを捜索中に負傷したファルシオンと出会い、宿屋へと向かう。そこでマルチェロに襲われているトロデを発見し救出、彼を抱えて教会まで走るが
カール・グスタフの発射により足止めを喰らい、マルチェロと戦闘になる。(102/E-4アリアハン城下町教会/1日目黎明)
・マルチェロと戦闘になる。戦闘の隙を突きマルチェロに逃げられ、去り際に放なたれたメラゾーマにより教会がさらに崩れ、近くにいたトロデが瓦礫に埋もれる。
トロデを救出するも、その直後意識不明になる。アリスの放った、いかずちの杖による信号弾を発見し、トロデを背負い井戸方面へ向かう。
(106/E-4アリアハン城下町教会前/2日目早朝)
・トロデを一旦井戸の前に横たえ、井戸の中の人物の救援に向かう。そこでクリフトとリアの死体を発見し悼んでいるところをアリスの誤解を受けるが
すぐに和解する。(109/E-4アリアハン城下町井戸の中/2日目早朝(放送直前))
DQ7キーファB
【第2回目の放送】
・放送を受け放心状態のアリスに平手打ちをし、正気に戻す。トロデを井戸の中に降ろし、魔力の回復したアリスに治療してもらい介抱を手伝う。
目覚めたマリアにリアの死を伝え、その後一人で見張りをすると申し出、アリスに一人で泣く時間を与える。お互い友を失った悲しみを吐き出す時間を得る。
(117/E-4アリアハン城下町井戸/2日目朝)
DQ7フォズ@
・このゲームの意図とハーゴンの目的について思考。支給品の中にアルスのトカゲを確認。共にアルスを探す。(021/F-4森/1日目朝)
・アリアハン城下町へ到着、そこでクリフトと出会いザラキを喰らいかけるがマルチェロの追撃を喰らう。クリフトとマルチェロの戦いを見つめながら怯える。
(035/E-4アリアハン城城下町東門付近/1日目昼)
・マルチェロから逃げるクリフトにザキの杖を投げつけられ仮死状態になる。(040/アリアハン城下町/1日目真昼)
・城下町を通りかかったピサロによって保護される。(041/E-4アリアハン北東/1日目午後)
・深い眠り。ピサロに連れられ東へと進む。(051/D-4森/1日目午後)
・夢の中でアルスとマリベルの死を悟る。ピサロのいてつく波動により覚醒。ピサロに抱きかかえられながら、魔王の中の人間らしさを感じ取り、彼を導くと決意する。
(057/D-4北川の森/1日目夕方(放送直前))
DQ7フォズA
【第1回目の放送】
・知り合いの死に悲しみつつも涙を流せないピサロの代わりに涙を流す。筆談によりピサロの考える首輪の解除法を教えられる。(071/C-5北側の森/1日目夜)
・C-4が禁止エリアに指定されたため迂回するルートを通り魔法使いを探す。(073/C-5北の山/1日目夜)
・夜の山道を何度も転びながらピサロについていく。その姿に痺れを切らしたピサロに抱きかかえられながら北へ進む。(075/C-5北側の山/1日目夜)
・レーベの村から火が上がっているのを知り、村へ急ぐ。その途中ドランゴの死体を埋葬。突然現われた重症のサマンサに驚愕する。(088/B-2レーベ南東の平原/1日深夜)
・サマンサを助け、仮眠を取る。(094/B-2レーベ民家/1日目黎明)
・目を覚ますと寝台でもみ合いになっているピサロとサマンサを発見、情事と勘違いして混乱する。ピサロとトルネコの通信により仲間の安否を気遣うサマンサを見て
アリアハンを目指したいとピサロに懇願する。(096/B-2レーベ民家/1日目黎明)
・サマンサが自ら影になる『道』を歩んでいることに勘付き、誰にでも『道』はある、と諭す。(101/C-3森/1日目黎明)
・サマンサの治療をしながら進むが、歩ける程度の回復したところでピサロに止められる。地下道へ向かってくるアトラスの強い怯えを感じ取り、説得が出来る
相手ではないかと考える。(105/E-3岬の洞窟・地下回廊ナジミの塔近く/2日目早朝(放送直前))
・ピサロとアトラスの戦いを見守る。サマンサに突き飛ばされ倒されたと思っていたアトラスの攻撃範囲に入ったところをピサロに庇われ、泣きながら回復呪文を唱える。
アトラスの死、ピサロによるサマンサ殺害にショックを受けたところをアレフにラリホーを唱えられ眠りに落ちる。
(107/E-3岬の洞窟・地下回廊・ナジミの塔下部/2日目早朝(放送直前))
DQ7フォズB
【第2回目の放送】
・アレフとピサロの交戦中に目覚め、天罰の杖でアレフを援護。ピサロの説得を試みるが拒絶され、自分の神官としての生き方、自分の力の小ささに絶望する。
アレフに自分の祈りを込めて効果を増した奇跡の石を渡し、死を覚悟した上で再びピサロを導こうと彼を追う。
(112/E-3岬の洞窟・地下回廊→ナジミの塔へ/2日目朝(放送後))
・ナジミの塔最上階へ到着し彼を導こうと自分の意思を伝えるが、容赦ない攻撃を受け重症を追い、さらにマヒャドで止めを刺されそうになるがアレフとエイトにより
守られる。(118/E-3ナジミの塔最上階/2日目午前)
・ピサロとアレフとの戦いを見守り、二人を救うチャンスをうかがう。ピサロのジゴスパークがアレフのギガデインに敗れた瞬間、天罰の杖の風を利用し加速をつけ
ギガデインの雷からピサロを守るが、勢い余り壁に激突しそうになる。そこを大防御を使ったエイトに救われる。その後エイトの治療を受け、生きる喜びと希望を
実感する。(121/ナジミの塔最上階/2日目午前)
DQ8エイト(主人公)@
・レーベ付近の森にてアリーナと出会い。行動を共にする。当初は北東レーベの村を目指すが北に煙を発見しそちらへ向かう。(018/B-3レーベの草原/1日目午前)
・草原でメルビンの死体を発見。ゲームに乗るものへの怒りを覚える。直後やってきたドランゴを犯人と勘違いし攻撃を仕掛けるアリーナを止めるため左肩を負傷。
ドランゴの手伝いもあり傷を塞ぐ(行動時痛み有り)。その後ドランゴに火葬を手伝ってもらう。アリーナからメルビンの首輪を受け取る。
(026/B-3レーベ東の草原/1日目午前〜昼)
・レーベの村門付近で瀕死のキーファとベリアルの姿を確認。ベリアルの足止めを引き受け、キーファを民家へ避難させた後簡単な自己紹介をする。
その後アリーナ、キーファとの連携プレイでベリアルを撃破する。(046/B-2レーベの村/1日目真昼〜午後)
・レーベの村を探索後、キーファからこのゲームの目的についてを聞き、この事を他の参加者に伝えると決意。直後アトラスの襲撃に合い、応戦しようとするが
アリーナに気絶させられる。(054/B-2レーベの村/1日目午後〜夕方)
DQ8エイト(主人公)A
【第1回目の放送】
・放送直後に目を覚まし、アリーナの加勢に駆けつけるが、事切れたアリーナを目の当たりし悲しみにくれる。死んだと思っていたアトラスにアリーナについて尋ねられる。
(066/B-2レーベの村/1日目夜(放送直後))
・アトラスと会話を交わし僅かながら和解の可能性も見出すが、敵同士だと改めて実感。戦闘になるが重傷を負い気を失う。(068/B-2レーベの村/1日目夜)
・アレフの介抱により意識を取り戻す。互いの情報を交換し、定時放送と危険人物の情報を入手、それによりゼシカの死を知る。体力回復のために村へ留まる。
(078/B-2レーベの村宿屋/1日目夜中)
・ローラがゴンに襲われている所に駆けつけ、彼女を守るためにゴンと刃を交える。(086/B-2レーベの村/1日目真夜中)
・戦闘中に正気を取り戻したゴンと、戦いの演技をしこの戦いを仕向けた張本人を炙り出す作戦を実行。犯人であるサマンサと傍観していたフローラを炙り出す。
怒り狂ったフローラのベギラゴンを大防御で防ぎ、ローラを守る。自分達を逃がそうとするゴンに加勢しようとするも、ローラの身の安全と彼の意思を尊重し
ローラを連れで村を脱出。その後メガンテの光を目撃しゴンの死を悟る。(088/B-2レーベ南の平原/1日深夜)
・ローラにこれまでの経緯と自分の素性を語る。(093/B-2レーベ南の平原/1日目深夜)
・D-2平原の足跡を調べ、ここまではアレフ達が無事通過したと確信。ローラと互いの支給品を確認し、雨雲の杖を彼女に渡す。ザックの中から取り出された
あぶないビスチェに狼狽する。(097/D-2平原/1日目黎明)
・D-3アリアハンへと繋がる橋を通過するが、今までの衝撃に耐え切れず橋が崩れ落ちる。崩れ落ちる瞬間にローラを突き飛ばし彼女を向こう岸まで渡らせるが
自分は川へ落ち、橋が崩れた事によって発生した渦に巻き込まれ、ナジミの塔まで流される。体力温存のために暖を取る。
(108/E-3ナジミの塔の島・浜辺/2日目早朝(放送直前))
DQ8エイト(主人公)B
【第2回目の放送】
・放送を聴き、ククール、リア、ゴン、アトラス、サマンサの死を知る。このゲームで命を落とした仲間たちと他の人々の死を悼み泣く。
(116/E-3ナジミの塔の島・浜辺/早朝(放送直後))
・ナジミの塔近くでククールのマントを被されたアレンの死体を発見。彼の死にククールが係わっていると知る。周囲を調べ、竜神王の剣によって殺害されたと推測。
ククールはこの島を何らかの方法で脱出したと考え、出口を探しに塔を探索していたところを負傷したアレフと再会し、ベホマである程度の治療をする。
互いにこれまでの経緯を説明し、ローラの情報、マルチェロの危険性、竜王が竜神王の剣でアレンという少年を殺害し、仲間のククールとも接点があることを
アレフに伝える。竜王を信じる、というアレフの信念を信じ、二人でナジミの塔を目指し、危機一髪のところでフォズを救出。(118/E-3ナジミの塔最上階/2日目午前)
・アレフとピサロの戦いを見守る。ピサロがジゴスパークを放ったところで相殺を図り同じ技を放つが、自分をフォズの防壁にはなったがアレフを守る術にはなららず。
ジゴスパークを破ったアレフの竜神王の剣のギガデインから、ピサロを守るために飛び出したフォズとピサロ自身を大防御を使い壁の衝突から守る。
その後アレフに二人の治療を依頼され治療を行う。(121/ナジミの塔最上階/2日目午前)
DQ8ゼシカ
・自分の支給品を確認。神鳥の杖ともう一つ(後にエッチな下着と判明)を確認。(020/F-7砂浜/1日目昼)
・砂浜を散策中にアレフとルーシアを発見。アレフを兄サーベルトと勘違いし抱きつく。その後アレフに謝罪し自分の素性を話す。支給品を確認しあい、ルーシアと
下着や水着を装備するかしないか話し合う。(033/D-5草原/1日目昼)
・フローラと遭遇。何の罪も無いルーシアを攻撃された事に激怒し、フローラの足止めを申し出る。(045/C-5山岳地帯/1日目午後)
・フローラと応戦。最初は彼女を止め説得しようとするがフローラは止めても無駄と悟り、マダンテを放とうとするが、変化の杖でアレフに化けたフローラに
狼狽した隙を突かれ、ベレッタM92による銃撃を受け死亡する。(055/C-5山岳地帯/1日目午後【死亡】)
DQ8ククール@
・ナジミの塔を探索中にアレンと竜王の戦いを目撃。竜王をゲームに乗ったと思い、アレンを援護するためにニードルショットを打つが、当のアレンに当たってしまい
それが原因の一つとなりアレンが死亡。直後竜王の攻撃を受けて気を失う。(028/E-3ナジミの塔/1日目朝)
・目を覚まし、弔われているアレンを発見。ゲームを止めるため、異母兄マルチェロを止めるための決意をアレンに誓い、岬の洞窟を行く。
(039/E-3岬の洞窟/1日目昼〜真昼)
・アリアハン城1階でレックスの襲われる。レックスが呪われていると悟り、傷つけぬようにするが極地に追いやられる。ディパインスペルを放ったところで
ハッサン達の援護攻撃により救われる。簡単な自己紹介と状況説明を受け、呪いを説く手がかりを探しにハッサンと共に図書館へと向かう。
(058/E-4アリアハン城内/1日目夕方(放送直前))
・図書館で手がかりを探す。途中ハッサンのハッスルダンスに爆笑しつつ回復。トロデの口から危険人物の情報を聞き、空飛ぶベッドで脱出。
(059/E-4アリアハン城北の平原/1日目夕方(放送直前))
DQ8ククールA
【第1回目の放送】
・ゼシカの死にショックを受けると同時に精神的に成長。マリアにアレンの死の責任は自分にあると告白する。アレンの死の状況と彼を殺めた竜王の情報を伝える。
(067/E-4アリアハン城北の平原/1日目夜)
・マリアに竜王についての疑問を投げかけるが、バーサーカーの襲撃により空飛ぶベッドを壊される。ハッサンと共にバーサーカーに応戦するが、トロデとマリアに
襲い掛かるテリーを発見。ハッサンにテリーをまかせ、バーサーカーに立ち向かう。(076/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・バーサーカーと応戦中。左耳と左腕を破壊の鉄球で?がれるが、マリアの援護もあり、バーサーカーにグランドクロスを喰らわせ消滅させる。
その後気を失い、マリアの解放により止血される。そのままファルシオンに載せられアリアハンへ移動。途中で出会ったクリフトを怪しい人物と睨む。
(077/D-4アリアハン北の平原→アリアハンへ/1日目夜)
・アリアハン宿屋にてトロデの回復に当たる。クリフトを警戒していたためにザラキ発動を魅惑の眼差しで麻痺させる事により防ぎ、マホトラでMPを根こそぎ奪い
行動不能にする。(081/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜中)
・ファルシオンの嘶きを聞き、一人偵察に向かうがマルチェロによって殺害される。マルチェロの左目を潰し、宿屋から遠ざけることに成功する。
(083/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜〜真夜中【死亡】)
DQ8トロデ@
・森の中でゼシカを探す途中トルネコと遭遇。混乱状態だったためゼシカと勘違いし飛びつくが、違和感に気付き逃げ出す。(002/D-3森の中/1日目午前〜昼)
・トルネコから逃げた先でマリアと遭遇。彼女を説得しハーゴンとの因縁を聞き、行動を共にする。直後爆音を聞き場所を移動。(019/D-3森の中/1日目昼)
・アリアハンとレーベを繋ぐ橋でバーサーカーと遭遇。機転を効かせてバーサーカーの足を滑らせ川へ落とす。ミラーシールドを失ったが、バーサーカーが落とした
さざなみの剣を入手。仲間を探すためにアリアハンを目指す。(030/D-3橋の東側/1日目昼)
・アリアハンに到着するが、レックスに襲われハッサンとテリーと出会う。再びレックスの襲撃を受けるがハッサンに抱えられながらアリアハン城裏口へ
避難する。(047/E-4アリアハン城内裏口/1日目午後)
・城の一室でレックスを介抱し、その身を案じるマリアの姿に感心する。(049/E-4アリアハン城城内/1日目夕方)
・逃げ出したレックスを捜索中にハッサンと再会。戦闘の物音を聞きつけレックスと応戦中のククールと再会する。レックスを眠らせ、休ませた後
ククールに状況説明をし、呪いを解く手がかりを探すためにハッサンとククールを図書館へ向かわせる。(058/E-4アリアハン城内/1日目夕方(放送直前))
・ミレーユのザックを確認。錬金釜と聖者の灰、空飛ぶベッドを入手。マリアが見た「大砲の様な物を持った男」に危険性を感じ、空飛ぶベッドで
ハッサンとククールを連れてアリアハン城を脱出する。(059/E-4アリアハン城北の平原/1日目夕方(放送直前))
DQ8トロデA
【第1回目の放送】
・ゼシカの死にショックを受ける。竜王に憎しみを抱くマリアをなだめる。(067/E-4アリアハン城北の平原/1日目夜)
・バーサーカーの襲撃により空飛ぶベッドを壊される。非戦闘員であるため、ハッサンとククールの戦いを影から見守るが、そこへ般若の面で呪われたテリーと遭遇。
マリアの放ったバギが跳ね返され全身に切り傷を負う。(076/D-4アリアハン北の平原/1日目夜)
・ハッサンに聖者の灰を渡し、テリー呪いを弱める事を提案。その直後、眠っていると思っていたレックスに脇腹を刺され重症を負う。そのままマリアによって
ファルシオンに乗せられアリアハンへ向かう。(077/D-4アリアハン北の平原→アリアハンへ/1日目夜)
・アリアハンの宿屋に到着。マリア、ククール、クリフトの介抱を受け回復する。(081/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜中)
・マリアを口説こうとするククールを叱り付け、送り出した後、危険人物であるクリフトを拘束する。(083/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜〜真夜中)
・宿屋でアリス、リア、トルネコを迎え入れる。雑談の中でマリアの仲間の敵である竜王の情報を得る。(090/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目深夜〜黎明)
・竜王へ敵意を持つマリアを説得しようとする。竜王アレンから事情を聞いた後、突然階段から落ちてきたトルネコの下敷きになる。
トルネコと共に宿屋で皆を待つ。(092/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目黎明)
・突然独り言を話し出すトルネコの様子に驚く。(096/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目黎明)
新作が来てるとおもったら・・・
DQ8トロデB
・宿屋でみなの帰りを待つ。ファルシオンを落ち着かせようと外へ出たところをマルチェロと遭遇、ククールの死を知らされる。ファルシオンに乗って
逃げようとするがメラゾーマで阻まれ剣撃を錬金釜で防ぐが弾かれ、絶体絶命のところを、キーファによって救われる。(102/E-4アリアハン城下町教会/1日目黎明)
・キーファとマルチェロの戦いを見守るが、マルチェロが去り際に放ったメラゾーマにより教会が崩れ、その瓦礫に埋もれさらに負傷。キーファにより助けられるが
頭を強く打ち、意識を失う。キーファに背負われ井戸方面へ。(106/E-4アリアハン城下町教会前/2日目早朝)
・井戸の人物の救援に向かうために、キーファに井戸の傍で下ろされる。(109/アリアハン城下町井戸/2日目早朝(放送直前))
【第2回目の放送】
・キーファに背負われ井戸の中に降り、MPの回復したアリスによって治療を受ける。(117/E-4アリアハン城下町井戸/2日目朝)
DQ8マルチェロ@
・アリアハン城下町で争っているテリーとハッサンを84mm無反動砲カール・グスタフで狙撃するが外す。単発式だと知らずに立ち尽くす隙を突かれ
二人の連係攻撃により両腕を負傷する。(008/E-4アリアハン城下町/1日目朝)
・城下町民家に潜伏し、殺人には乗るが積極的には殺さない(狙える時に狙う)方針を固める。(013/E-4アリアハン城下町/1日目朝)
・クリフトとフォズを発見、カール・グスタフで狙撃するが失敗。直接手を下さんと二人に接近する。(035/E-4アリアハン城城下町東門付近/1日目昼)
・クリフトにメラゾーマを放ち足を焼く。サギの杖による攻撃で体力を奪われ休息する。(040/E-4アリアハン城下町/1日目真昼)
・睡眠中ピサロに殺されかけるが、見逃される。(041/E-4アリアハン城城下町東門付近/1日目午後)
・アリアハン城へ侵入。折れた皆殺しの剣を発見するが、呪いを克服する。(059/E-4アリアハン城城内/1日目夕方(放送直前))
DQ8マルチェロA
【第1回目の放送】
・宿屋にやってきた一団に気付き、城下町へ降りるがファルシオンに気付かれる。(081/E-4アリアハン城下町宿屋/1日目夜中)
・ファルシオンに警戒されたのを逆に利用し、宿屋から出てきたククールを殺害する。ククールに左目を潰される。(083/E-4アリアハン王城前/1日目夜〜真夜中)
・片目による視野の減少、治療による大量の魔力の消費により城内にとどまり休息する。(090/E-4アリアハン王城内/1日目深夜〜黎明)
・スコープ越しに宿屋の様子を確認。攻めるチャンスをうかがう。(092/E-4アリアハン城城内/1日目黎明)
・アトラスの出現に焦りを覚えるが、皆殺しの剣に腕を斬られた事により平静を取り戻す。(098/E-4アリアハン王城内/1日目黎明)
・散り散りになり、人数の減った宿屋へと襲撃を仕掛けようとして、外へ出てきたトロデと再会。仕留めようとするが駆けつけたキーファによって阻まれる。
(102/E-4アリアハン城下町教会/1日目黎明)
・キーファと戦闘になるが様々な状況から長時間の戦闘はデメリットとなると考え、戦線離脱。去り際にメラゾーマを放ち教会を崩壊させ、トロデをさらに
負傷させる。(106/E-4アリアハン教会前→宿屋周辺/2日目早朝)
・アリアハン城下町の乱戦が静まり、漁夫の利を狙うも、大通りに人がいない事に苛立つ。生き残ったもの達の拠点であろう宿屋にスポットをあて
襲撃や戻ってくる者達からの情報収集を狙う。(110/アリアハン城下町大通り付近/2日目早朝(放送直前))
DQ8マルチェロB
【第2回目の放送】
・放送を聴き、ゲームの進行状況に順調に人数が減っていくと思ったが、残り12人のうち6人は結束する可能性があり、敵の強さに舌打ちをする。
(115/アリアハン城下町大通り付近/2日目朝(放送後))
・竜王アレンとローラを襲撃。二人を離れさせることに成功する。(119/E-4アリアハン城下町大通り付近/2日目朝)
・竜変化した竜王と戦闘になるが、本当の獲物はローラであり、竜王アレンの炎をメラゾーマで打ち返した隙を突いて逃走。ローラを追って宿屋へ向かう。
そこでローラを背中から貫く。折れた皆殺しの剣の半分を入手し、続いてやってきたトルネコを焼き払おうとしたがローラの最後の抵抗である一時的に本来の力を
取り戻したロトの剣=王者の剣によるバギクロスで四散される。さらに駆けつけた竜王アレンと鉢合わせになる。(120/E-4アリアハン城下町宿屋/2日目午
ベリアル(ジョーカー)
・森の中で今後の行動を確認し合い、持ち場に移ろうとしたところアリスと遭遇。(009/C-3森/1日目朝)
・アリスと戦闘。思わぬ苦戦を強いられ、ゼットスクリームアタックを仕掛ける。ロトのしるしに怯んだ隙を突かれアリスに逃げられる。
バズズの傷を癒すがバズズが独断でアリスを追ってしまい、予定を変更しレーベの村へと向かう。(027/C-2森林/1日目朝〜午前)
・レーベの村上空にてランドたちの戦いを観戦。隙が見えたところでイオナズンを放ち死神の騎士を殺害する。(029/B-2レーベの村/1日目昼)
・キーファに止めを刺そうとするも、アリーナとエイトに阻まれる。現状を他のジョーカーに連絡し、応戦するも三人の連携攻撃により撃破される。
(046/B-2レーベの村/1日目真昼〜午後【死亡】)
バズズ(ジョーカー)
・森の中で今後の行動を確認し合い、持ち場に移ろうとしたところアリスと遭遇。(009/C-3森/1日目朝)
・アリスと戦闘。思わぬ苦戦を強いられ、ゼットスクリームアタックを仕掛ける。ロトのしるしに怯んだ隙を突かれ陣形を崩しライデインを喰らい、アリスに逃げられる。
怒り心頭でアリスを追いかける。インカムにてベリアルにアリアハンを任される。(027/C-2森林/1日目朝〜午前)
・アリアハンへと向かうアリス達の姿を確認。追跡を続ける。(036/D-3南西の平原/1日目真昼〜午後)
・バーサーカーと遭遇し説得を試みたが言う事を聞かないことに怒り、最終的には跳ね返されたイオナズンによりC-3湖まで吹き飛ばされる。
その先でさらにトルネコと遭遇。氷の刃とインカムを奪われた挙句、湖ごと氷漬けになり脱出に二時間かかる。(044/C-3湖/1日目午後〜夕方)
・湖から脱出後トルネコを発見。インカムを渡せば見逃すという取引を行うが断られる。逃走するトルネコを追いかける先でビアンカが立ち塞がる。
トルネコ、ビアンカを行動不能にしリアに襲い掛かった所で乱入してきた竜王アレンに攻撃を阻まれる。(052/D-2森と茂みの境/1日目夕方)
・竜王アレンとの戦闘に苦戦。プライドをかなぐり捨ててリアを襲い首の骨を折るが、それは場所替えの杖で入れ替わったビアンカであり、彼女の最期のメラミを喰らう。
続くアレンの斬撃で瀕死の重傷を負い、メガンテで自爆する。(056/D-2森と茂みの境/1日目夕方(放送直前)【死亡】)
アトラス(ジョーカー)
・森の中で今後の行動を確認し合い、持ち場に移ろうとしたところアリスと遭遇。(009/C-3森/1日目朝)
・アリスと戦闘。思わぬ苦戦を強いられ、ゼットスクリームアタックを仕掛ける。ロトのしるしに怯んだ隙を突かれ陣形を崩しアリスに逃げられる。
バズズの先行により、他の二人の任地は変わったが、アトラスは予定通りいざないの洞窟へ向かう。(027/C-2森林/1日目朝〜午前)
・ベリアルの最後の通信を聞く。通信が途切れ、バズズ(のフリをしたトルネコ)の気弱な発言に激怒し、仇討ちのために一人レーベへと向かう。このとき怒り任せに
インカムを放置。ドランゴの案内でレーベ付近まで辿り着くが、またも逆上しドランゴを殺害。(048/B-2平原/1日目午後〜夕方)
・レーベの村へ到着、ベリアルの無残な姿を見て怒りが爆発し暴れまくるが、アリーナとの全身全霊の戦いに充実感で満たされる。アリーナの最期の一撃で重症を負い
気を失う。(054/B-2レーベの村/1日目夕方(放送直前))
アトラス(ジョーカー)A
【第1回目の放送】
・エイトの気配に目を覚まし、アリーナについて尋ねる。(放送の内容は聞き逃している)(066/B-2レーベの村/1日目夜(放送直後))
・エイトと会話を交わすが改めて敵同士だと実感し、戦闘になるが止めは刺せず、傷を癒してから南下する。(068/B-2レーベの村/1日目夜)
・ベリアルの死やアリーナの死に対し『虚無』を感じるがそれを理解できずに迷走する。しかしエイトの行動から自分の使命を思い出し迷いを振り切る。
(072/C-2草原(南下中)/1日目夜)
・定時放送を聴いていなかったためバズズの死を知らず、バズズの援護と新たなる獲物を求めアリアハンへ進む。(084/D-3平原/1日目夜中〜真夜中)
・極度の疲労により睡魔に襲われ、一時的に眠るが半ば寝ぼけ状態でアリアハンへと走り出す。(091/D-3平原/1日目深夜〜黎明)
・アリアハン城に到着、バズズを探す。(092/アリアハン城北/1日目黎明)
・宿屋から出てきたトルネコを殺害しようとするが、トルネコ自身の運のよさ、アレフ、キーファ、竜王アレンに阻まれる。竜王アレンがバズズの仇と知り
バズズの仇討ちとゲームの遂行のために戦う。(099/E-4アリアハン城下町大通り/1日目黎明)
・竜王アレン、アレフ、トルネコと戦闘。逃げるアレンを追い、アリアハン城の吊橋に上がるが、橋ごと川に落とされたところをギガデインを浴びせられる。
それに耐え抜き、人方にもどった竜王アレンを宿屋まで吹き飛ばすが、アレフのベギラマを眼に喰らい失明。アリアハンの地下道へと逃げる。
(103/E-4アリアハン城下町宿屋地下/1日目早朝)
・失明による不安に怯えつつも新たな獲物を地下道を目指して疾走する。(105/E-4アリアハン城地下→ナジミの塔中間位置/2日目早朝(放送直前))
・ピサロとの戦闘で殆んど瀕死状態になるが、駆けつけたアレフの声を聞き闘志を湧き上がらせ、立ち上がり反撃。フォズを庇うピサロに重症を負わせる。
その後、引き続きアレフと戦いを繰り広げ、彼を生涯最期の相手とし、形見として風のアミュレットを渡し死亡する。
(107/E-3岬の洞窟・地下回廊・ナジミの塔下部/2日目早朝(放送直前)【死亡】)
ハーゴン(主催者)
・各世界から破壊神シドー復活の生贄を集め、「ゲーム」の開始を宣言する。見せしめとしてロザリーを爆殺する。(OP)
・第1回目の放送を流す(065)
・ネクロス、ネメシスを謁見の間に呼び出し、ゲームの進行状況と聖杯が満ちたという事を知る。破壊神降臨の儀式を開始するが、ネクロスの模範に気付き
オリシスとネクロスの部下である27人の妖術師を殺害し、異変に駆けつけたネクロスをも殺害。さらにやって来たネメシスに二回目の放送を命ずる。
本物のハーゴンはすでに死んでおり、再生させたその肉体を借りた破壊神シドー自身であることが判明する。(100/1日目黎明)
【この騒動によって、主催者からの盗聴、任意での首輪爆破の危険性は無くなる】
ネクロス(悪魔神官)
・参加者にゲームのルールを説明する。(OP)
・第1回目の放送を担当(065)
・ロンダルキアでの破壊神シドーの脅威とこの儀式についてに危険性抱き、さらに復活してから以前とは変わってしまったハーゴンに疑問を抱く。そのためゲームに
集められた者達が脱出し、ハーゴンを討つ事を願い、アイテムを選別し、細工を仕掛けていたことが判明。参加者達を導こうと覚悟し、まずは部下達を逃がすために
ロンダルキアに繋がる旅の扉を開くが、そのことをハーゴンに気付かれ部下が皆殺しになる。それに怒りハーゴンに攻撃を仕掛けるが返り討ちになる。
死に際にハーゴンは既にハーゴンではなく、破壊神シドーであることを知る。(100/1日目黎明【死亡】)
【この騒動によって、主催者からの盗聴、任意での首輪爆破の危険性は無くなる】
ネメシス(悪魔神官)
・ハーゴンに生贄たちの負の感情を溜める『聖杯』が満ちたことを知らせる。その後ハーゴンに不満を漏らすネクロスを叱咤激励する。ハーゴンに次の放送を任される。
(100/神の目の届かぬ領域/1日目黎明)
【この騒動によって、主催者からの盗聴、任意での首輪爆破の危険性は無くなる】
・第2回目の放送を行う。(111/2日目早朝)
オリシス(地獄の使い)
・ネクロス同様、ハーゴンに疑問を抱く。ネクロスが開いた旅の扉からロンダルキアへ渡ろうとしたところをハーゴンに見つかり殺される。
(100/1日目黎明【死亡】)
【この騒動によって、主催者からの盗聴、任意での首輪爆破の危険性は無くなる】
以上で、参加者43名と主催者の行動まとめの投下を終わります。
本当は現時点(121話)までの生存者に絞ろうと思ったのですが、中途半端になり
良い区切りを判断できずに、すべての参加者にいたしました。
これまでのストーリーの情報整理や。これからのSSの参考になれば幸いです。
乙。
スゲェとしか言いようが無い。
過疎やナンやと言われても、
まだまだここも捨てたモンじゃないな。
で、書き手さん……生きてますか?
乙
だが規制とかも考えればしたらばに投下でも良かったかも…とは思うかな
尤も本スレに投下することにより目に付きやすいというのはあるが
いろんな曲のPVの人物やキャラクターをDQBRの人物に改変して遊んでるのは俺だけでいい。
うん、お前だけだろうな
クロノス見てるとDQBRを思い出して仕方ない。
今日中にレスがつかなければ
DQBRはこれにて完結したものと認定する
俺の想いを見くびるな
ひとりじゃない!
おはようおまいら
とりあえず、マルチェロを倒すor改心(限りなく可能性は低い)、井戸組井戸脱出で一段落つくんだよね?
>>189 そだねー
最後のマーダーであるマルチェロをなんとかした時点である意味ゲームは終わる
その後の展開は書き手次第ですな
それだけに書き手にプレッシャーが…!
どんな結末でも受け入れる覚悟はできてるから書き手さん頑張れー!!
優勝でも脱出でも打倒ハーゴンでも何でもщ(゚Д゚щ)カモォォォン
マルチェロをどうにかする→生存者による作戦会議→ハーゴンのところへ出向いてフルボッコ
でも、3勇者の件といいレックスの件といいピサロのことといい
DQロワはどんなに展開予想をしても良い意味で期待を裏切ってくれるので困る。
ところで、ハーゴンが本性を現してシドーになって戦ったら
DQ1〜8の世界にも何らかの影響をもらたすのかな?天変地異とか魔物凶暴化とか。
ククールを殺してトロデとキーファの反感を買った。
ローラを殺して竜王とトルネコを怒らせアレフを失意のどん底に叩き込んだ。
マルチェロの改心自体可能性低いけど、まず周りから許してもらえそうにないよな。
>>192 冷静に考えればそうだなぁ。本当においしい殺人者になったものだw
194 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/10(日) 17:10:55 ID:0srQH/Wp0
フレーフレー、書・き・手!
フレーフレー、書・き・手!
ここで終わるなんて悲しすぎるぞ?
もしこの先マルチェロが竜王アレンを倒したら凄いよな…。
空気→ラスボス級マーダーに大出世!!
マルチェロがこの先生きのこるには
1.マルチェロは建物の中にいる為、逃げる場合は1クッションいる
例・目を晦ます、部屋に立てこもる>窓から脱出もしくは竜王が居なくなるのを待つもしくは無理やり部屋に入ろうとするところを・・・、人質ートルネコか井戸組?等
2.剣の狂気を無視或いは宥めて、上記等の作戦を冷静に立てられるのか
3.闘う場合は竜王が竜体型の場合、過去のssから考えて呪文を弾かれる可能性がある為、殺す気なら至近距離の呪文か斬撃
偉そうに予想展開書いてみたが、正直、
どんな展開や期間がかかっても構わないので、書き手さんが満足できるよう書いてくださルことを願う。
199 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/11(月) 03:21:15 ID:2DqwZJolO
ここもジャンプロワと同じ轍を踏むのか?
200 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/11(月) 07:08:44 ID:HwnvEqIjO
>>196 どうしても、この先生、きのこるに読めてしまって
頭にキノコが生えたマルチェロが浮かんで来て吹いたw
ごめんsage忘れた
完結は絶対にさせるつもりです。
後数日は動けないのが現実ですが、そう遠くない内に再び動き出す予定です。
生存報告の流れ?
私生活がごたごたしてて、下手するとあと数ヶ月は身動きとれません。
一月くらいしたら少し時間とれるので、出来たら何か書きたいところ。
上に同じく、意地でも最後まで書き続ける所存です。
生存報告の流れなら乗っかりますよ。
アリス、キーファ、マリア、トロデで予約しておきます。
生存報告&予約キタ━━━(゚∀゚)━━━
予約キタ!!!
いい流れだね。
ジャンプロワは今や悲惨なことになってるもんな〜。
ドラクエロワは名作として仕上げて欲しい。
期待age
現在推敲中、今日中に投下できそうな感じです。
よければ支援の準備をお願いできたらと思います。
>>209 おれにまかせろ!できる限りの支援はさせていただきます。
トリと時間帯よろしく!!
待ってました。
その内容を読んでインスピレーションが沸けば自分もガンガン書けそうです。
支援もさせていただきます。
>>210 >>211 ありがとうございます。
じゃあ30分後くらいに投下始めようかと思います。
今一番困ってるのはタイトルだったりして…
だいたい10時。りょーかい。
うし、大丈夫……かな。
じゃあ通称井戸組、投下はじめます。
目に飛び込んできたのは、一面の青空だった。
突然のことに、私は思わず目をこすりつける。
起き上がって改めてあたりを見回してみると、広がるのは一面の緑。
よく見覚えのある景色だった。
小鳥がさえずり、水はせせらぎ、大好きなマリーゴールドの花の香りが広がる。
そう、そこはムーンブルク城の中庭に設けられた、小さな庭園だ。
しかし、だからこそ違和感が残る。
私ははつい今の今まで、殺し合いの世界に連れて来られていたはずなのだ。
――全部、夢だったのかしら。
記憶は今も鮮明に焼きついてるが、全て夢だったと言われれば辻褄があう。
考えてみれば、そもそも殺し合いをさせられるだなんてこと、悪夢でもなければ説明のしようがない。
私は脱力すると同時に、安心した。
そして同時に、申し訳なく思った。
みんなが死んでしまう夢だなんて、なんて不謹慎な夢を見てしまったのだろうと。
アレンたちと会ったら、謝っておかなければいけないかもしれない。
「やあ、マリア」
タイミングよく、後ろからアレンの声がする。
せっかくだ、振り返って開口一番、ごめんなさいと言ってアレンをからかってみようか。
そんな悪戯心を胸に、私は後ろを振り返って――絶句した。
アレンの体は腹部を横一文字に大きく切り裂かれ、その中から臓物を垂れ流していた。
肩口にも大きな穴が一つ開いていて、そこからはどぼどぼと血が滴り落ちている。
「い、き、きゃぁあああああぁああああああっ!!」
わけがわからなくて、ただ恐ろしくて、私は悲鳴をあげてしまっていた。
ふらふらと近づいてくるアレンから、思わず目を背けてしまう。
気が動転していたのもあったが、傷だらけの彼が、見ていられなかったから。
「おいおい、どうしたってんだい、マリア?」
すると今度は後ろから、ランドの声が聞こえてくる。
「ラ、ランドっ! 大変なの、アレンが、アレンが!」
すがりつくように、私はランドに助けを求めようとして、その姿に、再び言葉を失う。
ランドの体もまた、腹部に大きな穴を開け、その全身は血にまみれていて。
さらに爆風を浴びたかのように、身体のいたるところが焼け焦げていたのだから。
「あ、ひっ……!」
もはや言葉も出ない私に向かって、うつろな目をした二人が迫る。
耐えられなくて、私はその場から駆け出した。
どのくらい走っただろう。無我夢中だったので、どこをどう走っていたかもよく分からなかった。
やがて目の前の何かにぶつかり、大きく転倒してしまう。
打ち付けた腰をさすりながら、私はぶつかったものの正体を確認する。
「――リアちゃん!」
ぶつかったのは小柄な少女、リアちゃんだった。
アレンやランドと違い、彼女の姿におかしなところは見当たらない。私は安心する。
「ごめんね、怪我は無かった?」
すぐに駆け寄って、座り込んだままのリアを抱えあげようとする。
そしてリアちゃんの背中に触れたとき、べちゃっという生暖かい液体の感触が、私の手に伝わった。
――血だった。
「どうして、守ってくれなかったの?」
正面からは何ともなかったリアは、その背中を真一文字に切り裂かれ、大きな傷口を覗かせていた。
そこから流れ出た血は背中一面を真っ赤に染め上げて、もうドレスの色も分からない。
私がぶつかったせい? いや違う、どう考えてもこの傷は、転んだくらいでできようのない傷だ。
「ひ、あ……」
もはや、声を出すこともできなかった。
「苦しいよ、マリア」
「今にもブッ倒れそうだ」
いつの間にか回り込んでいた二人が、私の前に立ちふさがった。
驚く気力も消えうせて、私はただ立ちすくむ。
「お姉ちゃんは、どうして生きてるの?」
そんな私にそう言うと、リアちゃんの指が、するすると私の首筋へと伸びた。
ひんやりとした冷たい感触が、首から伝わった。
――私の首には、金属製の首輪がつけられていた。
「あ、あ……?」
それが、証明していた。
あの殺し合いは、夢でもなんでもなかったということを。
アレンも、ランドも、リアちゃんも、
こんなふうにぼろきれのようになって死んでしまった、ということを。
「あああああああああああ」
それに気付いた瞬間。
突然アレンの腹の傷が拡がって、やがて二つに分かたれて倒れた。
突然ランドの体が燃え上がり、ぼろぼろになって崩れ落ちた。
突然リアの体が切り裂かれ、首だけになってごろりと転がった。
「まってるからね」
「いやあああああぁああああぁああああぁあああああっ!!」
そして最後に、どん、という衝撃があって、私の意識もプツンと途切れた。
○
しえん
「……ッッ!」
がばっと、私はベッドから飛び起きた。玉のような汗が毛布に飛び散る。
呼吸は異様に乱れ、心臓はまるで暴れるように上下している。
すう、はあ、と何度も深呼吸を繰り返し、落ち着きを取り戻す。
今居るのは、何処かの家の一室のようだった。
倒れたときに居た場所を考えると、きっと井戸の中にあった一軒屋だろうか。
見回してみると、本棚やタンスなど、生活に必要な必要最低限の家具がきれいに並べられている。
数時間前まで誰かがここで暮らしていたかのような、生活観を感じさせた。
少し薄暗いのは、地下ということで光が入りづらいからだろうか。
太陽が入らないとなると、長く住むには少し住み辛いのかもしれないと、何故かそんなことを思った。
夢でされたのと同じように、私は首筋に手を伸ばした。
そこには夢で見たのと同じように、冷たい金属、首輪の感触があって、
この殺し合いが、嘘でもなんでもないことを教えてくれた。
――私にはもう、何も残ってない……。
アレンも、ランドも、そしてリアちゃんも、みんないなくなってしまったから。
がたがたと、身体が震えだすのがわかった。
膝を抱えて抑え込もうとしても、その震えはとても止まりそうになかった。
いつの間にか私は、一つの小瓶を手に取っていた。
見るからに毒々しい、紫色とも緑色とも取れない液体が、瓶の中いっぱいに詰まっているそれは、
かつてレックスという少年から取り上げておいたものだ。
――もう、生きている理由なんて……。
絶望に支配された今、アレンたちのところに逝くことこそ、正しい道のように見えて。
瓶の蓋を開こうと、力を込めようとしたところで――ぱし、とその手を捕まれた。
「それだけは、ダメです。マリアさん」
手の主は、私と一緒に井戸へと乗り込んだ少女、アリスだった。
しえん
どうやら彼女が部屋の中に入ってきたことにも気付けないほどに、私は思いつめてしまっていたらしい。
だけどもう、止まれない。
「離してください! 私には、何も残っていませんから。
仲間も、希望も、何もかも、もう失ってしまいましたから……!」
「まだ私が居ます!」
抵抗する私の頬を叩いて、アリスは一喝した。
呆然と動きを止めた私に、アリスは真っ直ぐな視線をぶつけて、続ける。
「仲間なら、まだ私が居ます。希望がないというのなら、私がそれになってみせますよ!
だからどうか、あきらめないで! 生きてください!」
遅れて痛み出した頬を抑えながら、私はあることに気付いた。
それは私をまっすぐ見つめるアリスのその目が、真っ赤に充血していること。
そして目の下には、大きなクマができてしまっていること。
そういえば心なしか、出会った時よりもやつれたようにも見えてきた。
――ああ、そうか。
その原因を、私はすぐに悟った。
彼女もまた、悲しい別れを経験した直後なのだ、と。
少し考えれば分かることだった、
この殺し合いで、誰かを失ってしまったのが、私だけでないことくらい。
なのにこの人は、自分の辛さを隅に追いやって、仲間のために、私のために強くあろうとしている。
――なんて、やさしいひと。
「……ごめんなさい。私、自棄になってたみたいです。
もう少しであなたや、おじさまのことを、もっと悲しませてしまうところでした」
「無理もないですよ。……あの、リアちゃんのこと、本当に」
「でも」
私はアリスの言葉を遮った。
きっと彼女は、これまでのこと、そしてこれからのことを、全て一手に背負おうとしているのだろう。
『私が希望になる』と言ってくれたのは、そういうことなのだろう。
だけど、それでは、一つだけ足りないことがある。補えないものがある。
――彼女の心は、誰が支えてあげられるの?
「あなたが全部一人で背負い込む必要なんて、ありませんわ。
あなたも、辛いのでしょう? まだ、泣き足りないのでしょう?
あなたが私の支えになってくれるなら、私があなたの支えになりますわ。
辛いとき、悲しいときは、一緒に涙を流しましょう。それが仲間、でしょう?」
私の存在が少しでもアリスのためになるのなら、喜んで私は彼女の支えとなろう。
それが私を、救ってくれた人への恩返し。
驚きの表情を見せたアリスだったが、やがて少しずつ、その表情が崩れていく。
「……他の人には、ナイショにしといてくださいよ。
ロトの勇者が、こんなにわんわんと泣く泣き虫さんだと知られたら、面子が立ちませんから」
「もちろんですよ、アリス……と、かまいませんよね?」
だから私は、彼女の名を呼び捨てた。
血筋の上でのご先祖様とか、そんなこと関係なしに、友達になりたいという気持ちもあったけど。
そうすれば、彼女に一歩でも近づけるような気がしたから。
「もちろんですよ、マリア。それと……叩いてごめんなさい」
アリスは、笑ってそれに答えてくれた。
その後、私たちは、二人でもう一度だけ涙を流して、そして二人で少しだけ眠った。
今度は悪い夢は、見なかった。
○
――何がユバールの『守り手』だろう。俺はなんにも守れていないじゃないか。
未だすすり泣く少女たちの声が聞こえるその家に背を向けて、俺はただ項垂れていた。
焚き火はいつの間にか消えてしまっていたが、点けなおす気にもならなかったのでそのままだ。
傍らには、前よりもずっと顔色の良くなったトロデのおっさんが眠っている。
彼を起こさないように立ち上がって、井戸の奥へと進んだ俺は、そこの二つの遺体の前に腰を下ろした。
「……ごめんな」
そのうち少女の遺体に向けて、俺は深々と頭を下げた。
これで何度目になるだろう。数えていなかったから覚えていないし、数える気にもならない。
謝罪の言葉は、間に合わなかったことに対してか。
それとも彼女の兄を、ほとんど自分のために死なせてしまったことに対してか。
きっと、そのどれでもないだろう。
ただ謝らずにはいられなかったから。それだけだと、思う。
『ありがとう』『気にしないで』
そんな許しの言葉が、彼女から一言でも聞けたなら、俺は満足できていたのだろうか。
だが返事はない。答えも分からない。
当たり前だ、彼女はもう生きてはいないのだから。
リアの命を奪ったらしい、もう一つの男の遺体を睨んだ。
そもそもこいつがいなければ、彼女が死ぬことはなかったと思うと、腹が立ってくる。
男が心なしか安らかな表情を浮かべているのが、なおさら琴線に触れた。
思わず剣に手が伸びるが、すんでのところで思いとどまった。
握ろうとした手が痛かったからとかじゃあない。
死んじまったやつを相手に今更何かしたって、空しくなるだけだと思ったからだ。
そう分かっていても、怒りはおさまらない。
結局、行き場の無い怒りは、自分への八つ当たりという形で解消することになった。
「……ッきしょう」
俺は地面に、傷だらけの両手を打ち付けた。
当たり前のようにずきずきと痛んだが、これが俺の生きている証だと思えば。
ふがいない自分への罰だと思えば、さほど気にならなかった。
目の前の彼女はもう、痛みを感じることも、笑うことも、泣くこともできなくなってしまったのだから。
それに比べれば、痛みを感じていられるだけ、俺のほうがずっと幸せだ。
「いたずらに自分を責めてはいかんぞ」
「……おっさん、いつの間に」
俯いていた俺に、トロデのおっさんが心配そうに声をかけてきた。
目を覚ましてくれた嬉しかったが、もう少し一人にして欲しかったというのが正直なところだ。
。・゚・(ノД`)・゚・。
しえん
邪険に扱おうとしているのが見て取れたのだろう。
今度は少し不快そうな声で、おっさんは言った。
「キーファ君、だったかの。おぬしは今、『自分は誰も守れない無力な男だ』とでも、思っていないかの?」
「――ッ」
まるで心を読まれたかのようで、俺は大きく動揺した。
そんな驚きを図星ととったのか、おっさんは続ける。
「じゃと思ったぞ。うちのエイトたちもな、昔は旅の途中で何度も同じ目をしとった。
そのたびにわしは、こうしてやったもんじゃっ!」
そう言いながら未だ少し不安定な足取りで俺の側へと近づいてきたおっさんは、
なんといきなり、俺の頭に拳骨を打ちつけたのだ!
「!?」
両手の傷とはまた違った、嫌な痛みが、頭から全身へと伝わる。
あまりに突然のことに、怒りも起こらず唖然としていた俺に向かって、おっさんは声を荒げた。
「バカタレが! おぬしはわしのことを、このトロデーン国王トロデのことを守ってくれたではないか!
それとも何か? わしのような魔物モドキなぞ、守ったに値しないとでもいうのかの?
そりゃあまあわしのようなオイボレよりは、かわいい女の子の方がヒロイックでいいじゃろうがのぅ」
ここまで一気にまくしたてて、少し息を切らしながら、ふんと鼻を鳴らした。
「あ、いや、そんなことは……ない……けど」
「冗談じゃよ。じゃが忘れてはいかんぞ。おぬしはわしを助けた恩人なのじゃ」
言い終えて、トロデのおっさんはぐははと笑った。
暴言とも、説教とも取れぬおっさんの言葉は、俺の心に深く刺さった。
ランドとリアを立て続けに失ったしまった今、俺は誰も守れなかったと思っていた。
そしてこれからも守られるばかりで、誰も守ることなんてできないと思っていた。
だけどこの人は、『それは違う』とズバリ言い切ってくれたのだ。
――そうだ、俺は自分の力で、トロデのおっさんをここまで連れて来れたじゃないか。
あの時、もし青服の男が退かず、そのまま向かってきていたら、仲良く揃って殺られていたかもしれない。
こうして訪れた井戸にアリスが居なければ、おっさんはそのまま永遠の眠りについていたかもしれない。
考えてみれば、行き当たりばったりにも程がある。
だけど現実は、青服の男からは逃れることができた。
井戸で出会ったアリスの治療の甲斐あって、こうして今、おっさんは笑ってくれている。
――俺のやってきたことは、無駄じゃあ、なかった……のかな?
バカ笑いを続けるおっさんを見ていると、一人くよくよしていたのが、なんだか滑稽に思えた。
「……ありがとう、トロデのおっさん」
「な、何をいきなり泣き出しておる! いきなりそんな態度をとられても、ブキミなだけじゃ!
……ときにキーファ、ここに来てからエイトの様子はどうだったのじゃ? 元気にしておったか?」
「ああ、元気だったよ。優しいんだろうなアイツは、なんてったって――」
エイトのことを語りながら、なるほどたいした人だと俺は感嘆した。
一言二言のやりとりで、いとも簡単に今まで抱いていた陰鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれた。
そこらにいる大人じゃあ、なかなかできないことだ。自覚がないならなおさらだ。
エイトが必死になってこの人を探している理由が、俺にも分かったような気がした。
○
「へえ、ずいぶんと大変な旅を続けてきたんだな、おっさんたちは。
エイトのやつが『間に合わない』ことをやたらと気にしていたのも、納得ってもんだ」
「じゃろうじゃろう、本当に大変だったんじゃぞ。
まあ何もかも、わしの活躍あってこそじゃったがなっ!」
話はいつの間にか、この殺し合いに呼び出される前の、エイトたちの冒険譚へとシフトしていた。
おっさんの演説は一向に止まる気配を見せないが、悪い気はしなかった。
楽しそうに話すおっさんを見ているだけで、俺もまた、元気を分けてもらえる気がしたから。
――そういえば、家の二人はどうしてるだろうか?
おっさんの声に隠れていたので気付かなかったが、すすり泣くような声はすでに聞こえなくなっていた。
泣きつかれて、眠ってしまったのだろうか?
だとすれば、あまり騒がしいのも考えものだが――と、俺が考えを巡らせたところで
ちょうど勢いよくドアが開かれ、二人の少女が姿を現した。
「アリス復活ですッッ!」
開口一番、いきなり大声をあげたアリスのテンションに圧倒され、目を丸くしたのは俺たちだ。
隣で喋り続けていたおっさんさえ、絶句してしまっている。
俺は苦笑しながら、アリスに訊ねた。
「……すっきりしたみたいだな」
「もちろんですっ!」
白い歯を見せて笑うアリスを見る限り、どうやら空元気というわけでもなさそうだ。
後ろにいるマリアさんも苦笑していたが、やがて俺の視線に気付くと、よそよそしくおじぎを返した。
そういえば、彼女にはここに来た経緯だけしか話してないから、まだ俺の名前も知らなかったっけ。
ようやく全員揃ったことだし、自己紹介も含めて、改めて色々と話がしたいと思った。
・
・
・
「――というわけで、脱出しましょう」
俺の提案で簡単な自己紹介を済ませたのち、そう言ったのはアリスだ。
長時間にわたり井戸に篭っていたために、表の情報が全く分からなくなっていこと。
本調子でない俺たちにとって、薄暗いここはあまりいい拠点とはいえないこと。
そして何より、「朝は太陽の光を浴びるものです!」という、アリスの強い主張が決め手となって、
俺たちは速やかにここを脱出することを、第一の方針として定めた。
「ですがその前に……やらなければならないことがあります」
アリスが視線をぐるりと一周させると、俺たちはこくりと頷いた。
そう、リアちゃんたちの埋葬だ。
井戸の地面は、岩盤といえるほどに固く、穴を掘ることは、アリスの力を持ってしても難しかった。
やむをえず、家の中に二人を安置することで、埋葬の代わりとすることになった。
リアちゃんの元々軽かったであろう身体は、血がほとんど流れきったことでさらに軽くなってしまっていた。
その彼女の遺体はマリアさんに任せ、アリスと俺はクリフトという男の遺体を運ぶことになった。
はじめはリアを殺した男なんて、ここに置きっぱなしでいいんじゃないのかと俺は思っていたのだが
「ダメです。死んでしまった以上は、誰しも平等に扱われるべきです。
ましてクリフトさんは、大切な方をこの地で失ったために、凶行に走ってしまっただけで、
元々はとても良い方だったに違いないんです。
……何より、私が命を奪ってしまった人を、このまま放置していくことは私の正義が許しません!」
というアリスの熱弁に負け、クリフトもまた、リアちゃんと同じように、安置されることになった。
――のちに彼の大切な人の名前を聞き、彼にも頭を下げることになったというのは、また別の話だ。
ちょうど二床あったベッドの一つずつに、二人の遺体を寝かせ、毛布をかける。
こうして見ると、二人とも、ただ眠っているだけのようにも見える。
静かなこの場所で、このままずっと安らかに眠っていてほしいと願って、俺たちは手を合わせた。
「――絶対に、忘れないからね」
去り際、ぽつりとマリアさんが呟いたのを、俺は忘れないだろう。
そうして俺たちは、何時間ぶりかに、太陽の下へと戻った。
○
アリスの案内によって、俺たちは井戸のすぐ近くにある武器屋の中に、身を寄せることになった。
トルネコさんたちとの合流地点らしい、宿屋のほうにいきなり向かっても良かったのだが、
喋りすぎて疲れたためか、井戸から出てすぐトロデのおっさんが眩暈を起こしてしまったこと、
まだ三人とも本調子とは言い辛く、俺の両手にいたっては剣も握れない状態ときていること。
そしてこんな状況で、外を出歩いて誰かに襲われるのはまずい、ということで
まずは近場の武器屋で休息を取り、そして宿屋に向かうべきだとアリスが提案したためだ。
この機転の利かせかたは、流石は『勇者』といったところだろうか。
その甲斐あって、武器屋に入ってすぐにトロデのおっさんは元気を取り戻した。
怪我の場所が場所名だけにまだまだ油断はできないが、それでもこうして意識があるだけ安心というものだ。
今は、トロデのおっさんとアリスによって、井戸から持ち帰った支給品が見直されている。
俺はというと、マリアの呪文によって、両手と膝の治療を施されている最中だ。
「ずいぶんとひどい傷ですわ。回復すれば治るでしょうけれど、かなり時間がかかると思います。
その後も暫くは安静にしていただかないことには……」
「そうも言ってらんないだろ。もし何かあったときは、迷わず剣を握る覚悟だぜ」
「ではできるかぎり、動きやすいように治療をしておきます」
「そうしてくれ。頬の傷なんかは、そのままでもいいからさ」
リアちゃんの無念を共有したことや、ランドのことを通して、マリアとはすぐに打ち解けることができた。
「さんはいりませんわ」とのことで、地上に出てからはマリアと呼ばせてもらっている。
その彼女だが、風のマントでなんとか誤魔化しているとはいえ、今の格好はどうにも刺激的だ。
男としてはなかなか目のやり場に困るような状況であるものの、
わき目も振らず、一途に俺の両手を治療してくれる彼女を目の当たりにすると、
そんな邪な考えを抱いてしまった、自分が殴りたくなってくるというものだ。
結局、俺はアリスたちの支給品調査を眺めることで、気まずさを誤魔化すことにした。
アリスの話によれば、クリフトの支給品はリアちゃん誘拐の際に、
その場の支給品の一部を強奪したもので、元々は彼女たちの持ち物であったらしい。
先ほどから妙に手際がよかったのは、そのせいだったようだ。
俺の傷の治療が一段落した頃、ちょうどほとんどの支給品がリビングのテーブルの上に並べられていた。
俺たちが装備して使っていたものも含めると、俺たちの物資はこれだけ揃っていることになる。
・刃物が四本(隼の剣、メタルキングの剣、氷の刃、イーグルダガー)
・杖が四本(サギの杖、引き寄せの杖、飛びつきの杖、いかずちの杖)
・矢のない弓が一張(ビッグボウガン)
・何かの魔法が込められた腕輪(魔法は「メガザル」と言うらしいが、誰も詳しく知らないらしい)
・その他、眼鏡に鏡、メダルに呪文書、毒薬から馬の手綱まで、さまざまな雑貨
こうして並べてみると、ちょっとした店でもはじめられそうな気分だ。
所狭しと物が置かれたテーブルは、なかなか壮観だ。
続けて俺たちは、それら支給品の分配に移った。
「今まで使ってきたものは、そのままそれぞれが使うこととして……。
呪文の使えないキーファさんは、もう一つ、これを使うといいかもしれません。
振りかざすだけで、冷気の呪文『ヒャダルコ』を繰り出すことができます、ただ……」
そう言ってアリスから差し出されたのは、氷を削ったような形状の青い刀だ。
氷の刃と言うらしい。
俺はそれをありがたく頂戴しようとするが、何故かアリスの顔は浮かないままだ。
「実はこれが、クリフトさんがリアちゃんを死に至らしめた道具なんです。
そんな武器ですから、もしかしたらキーファさんは嫌がるんじゃないかと」
「構わねえよ。こんな状況で、武器を好き嫌いできる余裕なんかないだろ。
使えるものは、使わせてもらうよ」
「……了解です」
アリスは少し無愛想に、氷の刃を差し出した。
複雑な気持ちなのは、俺だって同じだ。
でもこの剣は、俺が使うべきなんだと思った。
俺たちがこの剣を嫌い、ここに捨てていくことは簡単だ。
でもそうしたせいで、それによって守れたはずの人が守れなくなったら、元も子もないのだ。
アリスやマリアをこの剣で守っていくことが、リアちゃんの無念を晴らすことになると、信じたかった。
その後、小柄なトロデのおっさんには、刃渡りの短いイーグルダガーが護身用として預ることにし、
矢のない大きなボウガンは、アリスが預かることになった。
曰く「鈍器としてなら使えるでしょう」だとか。
さまざまな効果を発揮するらしい、各種の魔法の杖については、
前線には向かないマリアが使用することになった。
さらにタンスから旅人の服を頂戴したので、マリアとトロデのおっさんは着替えをお願いした。
それでようやく今の自分の格好を思い出したのか、
服を掴むや否や、顔を真っ赤に奥へと駆け込むマリアが印象的だった。
それ以外の道具については、元々持っていたものは基本的にそのまま各自が管理。
クリフトから取り返したものについては、引き続きアリスが管理するということですぐにまとまった。
一通り、整理が終わったところで、マリアが俺たちに声をかけた。
「さて、持ち物の整理も終わったようですし……みなさん、お腹、空きませんか?」
○
部屋いっぱいに、磯の香りが広がっている。
俺にとってはなつかしい、もう嗅げることはないだろうと思っていた香りだ。
マリアの支給品が、「アンチョビサンド」だったと聞いたときには、本当に驚いた。
普段は支給された食料を消費し、保存の効くこれは取っておいたと聞いたときには、
まだ手の傷が治りかけなのも忘れて、マリアの両手を握り締めて振り回したものだ。
そのせいでさらに、マリアに無駄な魔力を使わせることになってしまったのが……それはともかく。
アンチョビサンドは、小イワシを塩を効かせて寝かせたのち、オリーブオイル漬けにしたアンチョビを
そのままパンにはさむだけという、シンプルな料理。
フィッシュベルでは新鮮な魚が取れるために、これは保存食として毎日のように食べられている。
特にアルスのおふくろ、マーレさんの作るアンチョビサンドはまさしく絶品であり、俺の好物でもあった。
アルスの弁当をよくつまみ食いした思い出に浸る俺を覗き見ながら、トロデのおっさんが呟く。
「妙な匂いじゃのう。ウマイのかの? これは」
「そりゃあウマイさ、俺が保証するぜ! さあさあお前ら、食ってくれ」
「もう、キーファさん。これはマリアの支給品なんですからね!」
「かまいませんわ、みんなで分けるために、こうして配っているんですもの」
一通り四人の手に行き渡ったところで、いただきますの一言ともに、いっせいにかぶりつく。
「「「「ンまぁーーーーいッ!!」」」」
まるでピクニックにでも来ているように、俺たちは舌鼓をうった。
平穏なひと時だった。
それはここに呼び寄せられてからから久々の――いや、
もしかしたらはじめての『安らぎ』だったのかもしれない。
料理が料理と言うこともあって、俺はグランエスタードでの日々に戻れたような気分を味わった。
そのまま、今度の方針や、今までの情報交換をはじめていたときだ。
急に外から、建物が崩れるような爆音が響いた。
対面にいたアリスの表情が、一瞬で戦士のそれへと変わる。
俺もアンチョビサンドの最後の一口を一気に飲み込んで、気持ちを引き締めた。
「今の音は……」
「あちらからです!」
アリスが指差した方角は、まさしく俺が、トロデのおっさんを拾い上げた宿屋の方角だ。
ぱっと浮かんだのは、あの青服の男のこと。
おっさんを一瞥すると、こちらを見つめてそわそわとしている。
どうやら、同じことを思っていたらしい。
あの男がまた誰かを襲っているのなら――今度こそ、止めなきゃならない。
両手で握りこぶしを作る。マリアの献身の甲斐あってか、痛みはほとんどなくなっていた。
これならば、また剣を握ることもできるだろう。
「よし、俺が様子を見てくる。みんなは、ここで待っててくれ」
「待ってください! 私も――」
「アリスまで来ちまったら、今度はこっちが手薄になっちゃうだろ。
その間に他の誰かが襲ってきたら、マリアやトロデのおっさんは誰が守るんだよ?
俺にはアリスたちと違って、呪文の心得もないし、
ここに残ったって。ただ側に居てやるだけしかできないからな」
「そう……ですけどっ」
「その回復の使い手も、一人残ればいいでしょう?
でしたら私が、アリスの代わりにご一緒しますわ」
納得したアリスに対して、食い下がったのは意外にもマリアのほうだった。
「無茶を言うでない、王女!」
「そうです、あなただってまだ、お腹の傷は治っていないでしょう?」
「私だって、いつまでも守られてばかりではいられませんもの。
キーファさんの援護くらいなら、私にもできると思います。
それにもし、襲われているのが竜王なら、少々困りますもの。彼とはまだ――話が残っていますから」
「……分かった、付いてきてくれ」
力説する彼女が、少し前の俺とダブって見えて、俺は彼女に同行をお願いすることにした。
いそいそと準備を進める俺とマリアを見て、アリスが折れた。
「分かりました、二人にお任せします。
ですが二つ、約束してください。もし戦うなら、絶対に負けないこと。もし負けそうなら、すぐ逃げること。
逃げることは敗北ではありません。危なくなったら逃げて、私を呼んでください。いいですか?」
「分かってますよアリス。あなたが私たちの、リーダーですものね」
「俺にはこの腕輪があるし、マリアには魔法の杖がある。
逃げることに関してだけは、一流の装備だと思うぜ」
――もっとも相手があの青服なら、退けるかどうかはわかんないけどな。
そのことはアリスには隠して、俺はザックから取り出した二本の剣を腰に備えた。
剣が二本あるからといって、二刀流を披露する腕は、あいにくだが今の俺にはない。
構えるだけならできるだろうが、戦うともなれば、子供のチャンバラごっこになるのが関の山だ。
幸い、氷の刃は振り回さずとも使い道があるようで助かる。
などと考えているうちに、マリアもすぐに準備を整えたようだ。俺が振り向くと、力強く頷いてみせた。
「じゃあ、行ってくる。おっさんのことは任せた」
「お任せください。そちらも、マリアのことをお願いします」
「ぬう、さっきからどいつもこいつもわしをナメおって〜!
自分の身くらい、一人で守って見せるわ〜い!」
ぎゃあぎゃあとわめくおっさんを尻目に、俺たち二人は、武器屋のドアから飛び出した。
道すがら、俺はマリアに気になったことを聞いておくことにした。
「ところでマリア、竜王がその……、君らの仲間のアレンってやつを殺したって話は、本当なのか?」
「本人がそうおっしゃっていたので、間違いありませんわ」
「なら今、あの人が『アレン』と名乗っているって話は、その償いのためってことになるのかな」
「私は、本当に今の彼が信頼に値するのかを、自分の目で見極めたいのです。
もし、そうでないのなら……」
「なるほど、拘る理由が分かった。辛いことを思い出させちゃって、ごめんな」
「いえ、おかまいなく」
アレフさんからは、竜王とは、アレフガルド――アレフさんの居た世界だ――の人々を恐怖に陥れた
いわゆる『魔王』と呼ばれる存在であったと聞いている。
しかし、アトラスとの戦いで一言二言会話を交わした時には、そんな雰囲気はまったく感じられなかったし、
アレフさんも彼を信頼して、その背中を任せようとしていたように見えた。
当然、この地で人を殺した過去があったことなど、思いもよらないことだっただけに、驚きは大きい。
「キーファさんは、竜王のことをどうお考えですか?」
「俺が会ったときは……正直、悪い人には見えなかった。でも……」
もし、名前も知らない赤の他人が彼に殺されていた、というだけなら、
俺は見聞したままの竜王アレンを信じて、「だから、信じよう」と続けていただろう。
しかし、殺されたのがランド兄妹、そしてマリアの大切な仲間という『アレン』だと知ってしまった今。
このまま手放しで、竜王アレンを信じてしまうには、少ししこりがあって。
「……まだはっきりとは言えないな。マリアと一緒に、見定めていくことにするよ」
曖昧ながら、俺はマリアにそう返した。
思うことは多々あれど、向かう先に何が待っているかなんて、行ってみなけりゃ分からない。
だったら今はただ、俺たちは思うがままに――進むだけだ。
【E-4/アリアハン城下町武器屋前/午前】
【キーファ@DQ7】
[状態]:HP4/5 両掌に火傷(治療済) 左膝下に裂傷(治療済) 両頬に裂傷(治癒)
[装備]:メタルキングの剣 氷の刃 星降る腕輪
[道具]:支給品一式 ドラゴンの悟り
[思考]:宿屋の様子を見に行く 襲撃者がマルチェロなら容赦しない 竜王(アレン)を見定める
【マリア@DQ2ムーンブルク王女】
[状態]:HP4/5 MP1/3 脇腹に傷(治療済)
[装備]:いかずちの杖 旅人の服 風のマント
[道具]:支給品一式 祝福サギの杖[7] 引き寄せの杖(3) 飛びつきの杖(2)
小さなメダル 毒薬瓶 天馬の手綱 アリアハン城の呪文書×6(何か書いてある)
[思考]:宿屋の様子を見に行く 竜王(アレン)はまだ警戒 アリスを支えたい
【E-4/アリアハン城下町武器屋/午前】
【アリス@DQ3勇者】
[状態]:HP1/2 MP1/3 左腕に痛み(後遺症)
[装備]:隼の剣 王者のマント 祈りの指輪(あと1.2回で破損)
[道具]:支給品一式×4 ロトのしるし(聖なる守り) まほうのカガミ
ビッグボウガン(矢 0) 魔物のエサ インテリ眼鏡
[思考]:武器屋に待機し休息 トロデの頭の傷を治療 『希望』として仲間を引っ張る
【トロデ@DQ8】
[状態]:HP3/5 頭部打撲 脳震盪
[装備]:イーグルダガー 旅人の服
[道具]:支給品一式×2 メガザルの腕輪 アンチョビサンド
[思考]:武器屋に待機し休息 仲間たちの無事を祈る 打倒ハーゴン
※クリフトとリアの遺体を、井戸の家に安置しました。
※マリアの不明支給品は「アンチョビサンド@DQ7」でした。三人は完食。トロデが少し食べ残してます。
※トロデの不明支給品は「メガザルの腕輪@DQ6」でした。四人はメガザルの効果を良く知りません。
投下完了です。
多数の支援どうもありがとうございました。
メガザルについては、8じゃ確かヤンガスが人情スキルで覚えるだけで、腕輪は存在しないことや
トロデは戦闘に参加するキャラではないので、使ってるシーンを見たことがないのでは、という考えです。
その他何か色々問題などありましたら、よろしくお願いします。
投下お疲れ様であります。
最初の悪夢の時はマリア発狂か!?と心配しましたが一安心しました。
アリスとマリアが先祖と末裔なのに、同世代の仲良しコンビでって良いですね。
キーファとトロデの会話もよかった。「おっさん、いつの間に!」ついに来たか!
マリアとの時もそうだったけど、話が脱線するのもトロちゃんの大きな魅力だな、と思いました。
いままでのキャラの性格、フラグが良く現われている話だと思いました。
悪夢に振るえ、「「「「ンまぁーーーーいッ!!」」」」 に緑茶吹いた。キーボード弁(ry
>>266 あ。メガザルについての解説ありがとうございました。
新作乙です。
キーファ視点の語り口調がよかったですね。
勇者達ほどの強さはないけれど一人前の戦士としての等身大の思い、というか。
素朴な感動がありました。
対マルチェロ戦にキーファとマリアが乱入の予感ですが、
竜王アレンとの因縁も含め、展開が読めなくなってきましたね。
ランドと深い関わりのあったキーファとマリアのコンビはいかしてると思います。
投下乙です!完全一人称の作品はここでは珍しいですね。
アンチョビサンドに思わず歓声上げた四人、男二人はともかく女性陣がンまぁーいッはどうよw
メガザルについては単にこのパーティのヤンガスが人情上げてなかったと解釈すれば問題ないかと。
トロデとマリアの現地調達の旅人の服は……どうなんでしょう?
民家に置いてあるものならぬののふく辺りの方が無難なような。
お疲れさまです!
非常にキレイな話でスラスラ読ませていただきました。
アリスがマリアを、トロデがキーファを、それぞれ諭し導く姿に心打たれました!
>>270 現地調達といえば、以前レーベでエイトたちも食料を現地到達していたので有りかと。
キーファちゃんと1日1一食ありつけているんだなぁ。
273 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/12(火) 23:46:15 ID:YpfffmVzO
やはり一発投下は気持ちよい
男らしいや
>>270 言われてみると、ほとんどのキャラの初期装備である、布の服のほうが現時調達としては無難ですかね。
>>251真ん中あたり(ついでに脱字修正)
×旅人の服を頂戴したので、マリアとトロデのおっさんは着替えをお願いした
○布の服を頂戴したので、マリアとトロデのおっさんには、着替えをお願いした。
>>262マリアの状態欄
【マリア@DQ2ムーンブルク王女】
[状態]:HP4/5 MP1/3 脇腹に傷(治療済)
[装備]:いかずちの杖 布の服 風のマント
[道具]:支給品一式 祝福サギの杖[7] 引き寄せの杖(3) 飛びつきの杖(2)
小さなメダル 毒薬瓶 天馬の手綱 アリアハン城の呪文書×6(何か書いてある)
[思考]:宿屋の様子を見に行く 竜王(アレン)はまだ警戒 アリスを支えたい
>>264トロちゃん状態欄
【トロデ@DQ8】
[状態]:HP3/5 頭部打撲 脳震盪
[装備]:イーグルダガー 布の服
[道具]:支給品一式×2 メガザルの腕輪 アンチョビサンド
[思考]:武器屋に待機し休息 仲間たちの無事を祈る 打倒ハーゴン
このように修正させてください。
指摘ありがとうございました。
アンチョビサンドに毒盛る展開を期待したのは原作厨の俺だけでいい
gj!
しかし何処まで行っても熱血だな・・・
それ故にDQBRがつづいているのかもしれん
食べ残しのアンチョビサンドはナニカのフラグなのか?!
次回
「涙、涙の味がする。アンチョビサンドはもうお腹一杯!」
の回にご期待下さい!!
なんかアンチョビキライだけど無性に食べたくなってきた。
アンチョビサンドから思い出される弁当ツマミ食いに和みました。
アンチョビ食わずに宿直行できたらローラは…
ローラの明暗をアンチョビが分けたか
アンチョビーw
本当に和やかな雰囲気久しぶりだ。
でも、ここでローラの命運が分かれたんだよな……
つまりローラは間接的にアンチョビサンドに殺されたようなものだな
恐るべしマーレさん
取り合えずGJ!
・・・個人的には
貴重な不明支給品枠がアンチョビサンドとメガザル腕輪で消費されたのは少し残念。
魔法の鏡覚醒用の「魔力を秘めた強い光」のアイテム(DQERの光の指輪、トルネコ2スペルブック等)や
ジェノシドーの闇の衣を剥ぎ取る光の玉、虹の架け橋フラグの太陽の石等の重要アイテムが出ていないだけに。
まあ、それはそれで面白い展開になるから
書き直しは要らないと思う。
改めてGJでした。
メガサルの腕輪は、新たなる死亡フラグアイテムの予感!
フローラの状態欄にメガザルが書いてあるのに、使用者が死んでいたのが残念だとは思っていたけどね。
ところでまとめサイトが404なんだが
285 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/16(土) 15:42:29 ID:uSV5DjPi0
消えたな
アッー!まとめさん忙しいのかな…orz
携帯まとめの方は生きてるよね?
そういや4月のぶんで止まってたしなあ
まとめサイト消えたのか?
前回のまとめさん失踪でもサイトまでは消えてなかったよな?
帰ってこなかったら誰か新しいの作るのか?
鯖のメンテナンス中って出るよ?
リアルで忙しいんじゃないかな。
専用掲示板の方で報告を待って、それでも駄目なら、ウィキであたらしいまとめサイト作るかい?
…俺は知識ないから無理だけどさ…orz
とりあえずメインは今までのまとめさんってことにして、
それとは別にウィキで仮まとめ作るのもアリかもしれないね
ログとか新作とかあらかじめまとめといた方が、後々まとめるのも楽だろうし
ただ俺もウィキの知識ないんだ……誰か詳しい人いる?
まとめサイトと言えば、お絵描き板のログとか、アイコンとかもあったよね。
あれらはウィキでも出来るのかな。
こんばんは、携帯まとめ人です。
今ちょっとこんな感じで作ってみています。
【ドラゴンクエスト・バトルロワイアル仮まとめWiki】
ttp://dq.first-create.com/ffdqbr/wiki/wiki.cgi 使ったことのないCGIなので、まだ手探り状態ですね。
現在、各作品(タイトル)を任意の順番に表示できないで困ってます。
(左側の「タイトル」ってところ、順番バラバラになるよ orz)
公式サイトのサーバがダウンしているので対応できないでいます。
確かカテゴリの一覧を任意の順番で表示する方法があったはず……なんですが。
なにか良いアイディアがあればありがたいです。
つきましてはWiki内の「ご意見板(仮)」にご投稿ください。
携帯まとめ氏GJってレベルじゃねーぞ!!
まさかこんなに素早く対応してくれる人がいるとは思わなかった
まとめ氏乙!
まとめサイト復活キタ━━━ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ━━━!!!!
お、まとめサイト復活してる。
まとめサイトに関する問題はこれで(多分)二度目……本当、無理しないでね。
つか、単に鯖のメンテナンス中だったんでしょ
土日まるまる404なんて、紛らわしいことしてくれるよなーw
とにかく、まとめさんに何かあっての閉鎖とかじゃなくてよかったです。
wikiのほうは、追跡表のような一人で作業するには難しそうなものを充実させてけばいいかな。
差別化というか、住み分けというか。
せっかく作っていただいたんだし、両方とも有効活用していけたらベストですね。
というわけで色々といじらせてもらってます。
仮まとめの生存者欄の竜王の項目の
『しょくぎょう:りゅうおう』に思わず吹いたw
仮まとめの管理人さん、忙しくて手が回らないと言いつつ着々と良くなってる。
他にも携帯まとめ3つもやってんのにすごいよな……。
保守。
>>304 うおおおおおおおおおおおお
全力で乙と言いたい!!
>>304 ちょwwwwwBGMがICO!!!!!
各キャラクターの辞世の句は卑怯でしょう。目から汗が止まりません。
またアリーナの死に様を思い出して泣いて。ルーシアのベホマを思い出して泣いて
ラストを飾るネクロスのかっこよさに嫉妬しました。
>>304 GJ!
背景に使われてるのが、ドラクエの世界観にマッチしてる素材で
いっそう雰囲気を引き立てていい感じですね。
>>304 長年2chをやっているが初めて心から神と呼びたい人に出会った
思いのほかDQロワにはまっていたことに気づく
>>304 超gjです
サマンサの方の絵を描いたものですが、めちゃくちゃうれしいです。
GJGJGJG!!!
やべーかっけーうるっとくる〜!
313 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/23(土) 17:15:35 ID:hS3bXG4PO
314 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/23(土) 18:44:28 ID:lLTjEEcEO
>>304 GJ!!
最後の言葉とか好きだからこーゆーの大好き
>>304 こういうものを見ると何か書きたいというモチベーションが上がってきますね。
竜王、トルネコ、マルチェロ、マリア、キーファを予約させてもらいます。
wktk
予約キタコレ!!
予約キタ━━━ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ━━━!!!!
フラッシュ見ながら待ってるよっ……って、既に見れなくなってる。
誰かフラッシュのデータを取っておいた人いますか?
wikiの方に乗せておきたいのですが……
一応保存してあるけど、作者さんが数日で消すって言ってるからそれを尊重。
再うpとか望んでないようなら悪いし。
>>317 楽しみに待ってます
322 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/24(日) 17:24:55 ID:vsrqc/V3O
>>317 爽やかなの頼む。
最近ウジウジしたのが多いから。
切り替えてストーリー進展させていこう。
女キャラがからむとジメジメしてくるんだから。
>>317 予約キター!!
期待して待っています。
えと、フラッシュ作ったものです。
手元にあるファイルとあげたものでBGMと映像のタイミングがずれているので予定よりはやく消しました。
少し調整しようと思ったのですが、どうもアップローダにあげる際に少しずれる(映像の再生速度がBGMに対して遅い?)みたいでお手上げ。
再うpの予定はありませんが、保存した方が何に使っていただいても別に気にしませんので、ご自由にしていただいて結構です。
何かお騒がせしてしまったようで、すみませんでした。
乙でした
ニコニコ動画にアップしてみてもいい?
>>324 報告乙です。
それじゃあお言葉に甘えて、wikiの画像投稿のところに補完させていただきました。
>>325 >>309の絵師の方や住民の方々がよろしいのであれば、自分的にはかまいません。
ただ、ニコニコの『FFドラクエ的な世界』から画像を何枚か使わせていただきましたので、
一言添えていただけると個人的には助かります。
>>326 予想より大事になってちょっと恐縮してます。
>>322-323 別にウジウジもジメジメもしてないと思うが・・・
悩んでるだけで何にも行動しなかったり、嫉妬とか三角関係みたいな愛憎入り混じってるようなのを
ウジウジジメジメって言うんでないの?
>>327 了解
三日くらい待って反対なけれぱアップしちゃおうかな
>>328 バーロ、「女絡み」っていうのは、井戸のことだよ。
……え?ウジウジはなんのことかって?
そりゃあ、死体にうz(以下略
クリフトのことか〜☆
ところで、一日放置されてた遺体の腐乱状況って(ry
埋葬されたり、弔われる犠牲者が多い中で、首を斬られた挙句、いまだに放置されっぱなしなアルスとバーバラカワイソスw
環境にもよるが、一日放置されたくらいじゃ腐乱はしない。
夏場でなければ一日くらいならそう問題ないと思うけど・・・
↓以下参加者の死後の扱い
火葬された メルビン
埋葬された ハッサン テリー レックス カンダタ ヒミコ ドランゴ ククール
一応弔いはされた アレン ランド リア クリフト
安置されてたけど吹っ飛んだ アリーナ ルーシア
放置された後吹っ飛んだ ベリアル
絶賛放置プレイ中 リュカ アルス バーバラ マリベル フィオ ミレーユ ゼシカ アトラス サマンサ ローラ
そもそも遺体が残らなかった ゲマ 死神の騎士 バズズ ビアンカ バーサーカー ゴン フローラ
335 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/25(月) 23:11:42 ID:PX+lWAeeO
8月某日、盛夏のできごとであった
そういえば、SSでは季節の描写って無かったよね。
初代ハカロワは確か夏で、死体の腐乱描があった気がする。
真夏の盛りだったら屋外に放置されてる遺体が悲惨だなwww
以外と多い、女性参加者の放置プレイっぷりに泣いた。
ミレーユは弟に弔われてたぞ?
今日、帰宅が遅くなるので日をまたぐかも知れません。
とゆーか、多分またぎます。
了解しますた。
むしろその時間帯なら念願のリアル遭遇ができそうで楽しみです。
季節はあえてぼかされてる気がする。
個人的には暑くもなく寒くもなくを想定。人によってはかなり薄着だし。
(ゲーム的に言うと活火山であれ雪国であれ、変わらぬ格好で散策できちゃうわけだが)
>>336 女性陣に放置が多いのは、人通りの少ない場所で死んでるのが多いからだろうね。
マリベル、ゼシカ、フィオにいたっては、死後誰にも発見されてないはずだし。
>>338 期待してます
>>338 焦らず急がず、自分のペースで投下してください。それが一番。
一時間後くらいになりそうです。
投下します。
キーファとマリアも予約していましたが、内容的に蛇足になると判断し登場する場面は切り捨てました。
ご了承お願いします。
はーい
マルチェロは手にした剣をただ無造作に振り下ろした。
その切っ先が向かうのはその場に乱入してきた竜の王。
竜王、いやかつて竜王と名乗っていた男もまた剣を振るい、その斬撃を受け止めた。
竜の巨体と力を取り戻していく竜王――いやさアレン。
「どけえ!!」
力のままにマルチェロを弾き飛ばし、アレンはトルネコの傍に……ローラの元へと駆けた。
倒れたままの彼女の髪に触れる。その頬に触れる。
ぬくもりは、感じられなかった。
「ローラ! ローラ! おお……おぉおおおおおお」
「アレンさん……すみません、私がもう少し早く……」
だがアレンはトルネコの言葉を聞いてはいなかった。
憎悪の目をマルチェロへと向け、その身体を異様へと変質させていく。
それを見てマルチェロは薄く笑った。
つい先ほどの戦闘で彼の変身は一度見ていたのだ。
「さて、その巨大な力に耐えうるほどこの建物は丈夫ですかな。
少なくともこの部屋にいるものは私に限らず瓦礫に飲まれるでしょうが」
「ぐっ……おのれどこまでも――!」
アレンはその言葉に変身を躊躇し――視界の隅にもの言わぬローラの亡骸がかすめる――
だがすぐそのまま力任せに、膨張したその竜肉にて剣を押し出した。
咆哮――
マルチェロはその刺突を咄嗟に回避する。
だがアレンがマルチェロの脇を通り過ぎたその時、彼は身体を回転させてそのままマルチェロに変則的な斬撃を放った。
マルチェロはその斬撃を剣で受け止める……だが。
いくらその身を鍛え上げようと、マルチェロは人間の域を超えてはいない。
変わりかけとはいえ竜の力に抗うことは敵わずそのまま後方へと飛ばされてしまった。
だが……彼が飛ばされたその先にいるのは倒れたローラを庇うようにたつトルネコだった。
振り向きざまに剣を振り上げマルチェロはニヤリと笑う。
「!?」
マルチェロは力比べに勝てないことを承知の上でわざとアレンの力を利用し、
トルネコを奇襲したのだ。
先ほどのアレンとの戦いでその力を侮れないものと認識していたマルチェロは
まず戦闘の邪魔となりうるものから消しにかかった。
アレンがそれに気づいて飛び出す。
トルネコもまた手に持つ破壊の鉄球を掲げ迎え撃とうとするが、
距離が近すぎてフレイルを命中させることは至難だった。
下手に外してしまうとマルチェロの後方にいるアレンに鉄球が向かうかもしれない。
頭が回ることが逆に災いしてか、トルネコの動きが一瞬止まる。
その間隙を縫って冷徹な光を宿した刃が一直線に疾走り……ずぶり、と肉へと突き立った。
トルネコを庇いに入ったアレンの右肩へと。
剣を絡め取られることを嫌い、マルチェロは瞬時に剣を引き抜くと後方へ飛んだ。
紫色の血飛沫が舞い、カランと乾いた音を立ててアレンの持っていたさざなみの剣が床へとおちた。
「アレンさん!」
「もう、これ以上死なせぬ。もう、これ以上は……!!」
トルネコが悲痛に叫び、アレンの顔が苦痛に歪む。
それは傷の痛み故ではない。
己の無力、愛しき姫を失った喪失感、彼に託されたはずの遺志、全てに打ちのめされて彼は顔を歪めた。
何も、できない。
守ると決めたものさえ守れない。
受け継いだ信念さえも貫くことが出来ない。
何が王か。
もう何度繰り返した言葉だろう。
それでも吐かずにはいられない。
よくもこんな卑小な存在が王を名乗れたと。
過去の自分を侮蔑せずにはいられない。
現在の自分を罵らずにはいられない。
だが、それでもアレンは折れるわけにはいかなかった。
自分が折れるということは自分が命を、名を奪った青年の存在さえも汚してしまうということだから。
「ワシが命の続く限り……やらせはせんぞ!」
アレンは左腕を振り上げ、灼熱を喚ぶ。
無数のギラの閃光が一点に収束し、白熱の光球と化した。
「我が内なる燃焼よ、指先より来たれ! ベギ――」
だが鍵となる言葉がアレンの口から発せられるよりも早くマルチェロは動いた。
室内に転がっていた杖を足で蹴り上げ、手にする。
髑髏の意匠が施されたその杖は――魔封じの杖。
「門を閉ざせ!」
力ある言葉と共に杖から波動がほとばしり、アレンの生み出した灼熱を掻き消してしまった。
アレンの魔力は見えない力に縛り付けられ、外に出すことが出来なくなってしまう。
普段のアレンならば魔封じの呪力などものともしない筈であったが、
度重なるダメージによって著しく衰えた身にはもうその呪力を跳ね除けるだけの力がなかった。
支援
「おのれ――」
「消えていただこう……二人まとめてね!」
マルチェロの掲げる皆殺しの剣に禍々しい闇の力が収束していく。
不完全だった皆殺しの剣が片割れと再び融合することで完全な力を取り戻した。
そして今までヴェールに包まれていた真なる力が発動する。
人が無意識に自己防御に回している力までを集めてその刀身は漆黒の炎に包まれる。
その黒炎がその剣の本当の刀身だった。
黒い刃は身の丈の三倍ほどに伸び、マルチェロの背後の壁を鋭利に切り裂く。
これが『皆殺し』という銘の正体。
刀身の届く全ての標的を斬断する悪魔の剣だった。
「さあ剣よ! 存分に血を啜るがいい!!」
刃が壁を切り裂きながらトルネコとアレンに迫る。
(ここ――までなのか? ワシの力はこの程度のものだったのか――)
体力もない。武器もない。魔力も使えない。体は満身創痍でトルネコを庇いにでる事もできない。
最後の力を振り絞って変身すれば守るべきトルネコやローラの遺体さえ押しつぶしてしまうだろう。
(アレンよ――ワシはどうすれば――)
アレンは虚空へと問いかける。
だが当然のごとく返答はなく――代わりにトルネコの叫びが聞こえた。
「アレンさん!」
トルネコがザックからマジックシールドを取り出しアレンの目の前に立つ。
支援
アレンは目を見開き、何かを言おうとしたがその前に漆黒の刃がアレンとトルネコの身体を通過した。
トルネコは盾をはじかれて跳ね飛ばされ、アレンもまた胸を一文字に切り裂かれて倒れる。
「む」
だが二人のダメージを見てマルチェロは唸った。
致命傷ではない。
盾でかろうじて防御していたトルネコは当然として、アレンの傷もまた浅かった。
竜の鱗は人の表皮を切り裂くようにはいかず、加えて前に出ていたトルネコの防御によって
後方にいたアレンへの斬撃が軽減されていたのだ。
「ち、さすがに戦い慣れしているな――だが」
マルチェロは邪悪な笑みを浮かべた。
満身創痍のトルネコたちではもう次の攻撃は防げない。
間髪いれずに再び追撃の刃が逆方向から襲いかかった。
倒れたアレンは動けない。
ただ迫りくる刃を見つめるだけだ。
だが立ち上がったトルネコが動いた。
そばに転がっていた石――どんな効果があるか結局わからなかった謎の物体――ホットストーン。
それを引っつかむとマルチェロめがけて投擲したのだ。
急速に眼前へと迫る赤い石。
マルチェロは咄嗟に皆殺しの剣の能力を解除すると、斬撃の軌道を変えて石を迎撃した。
その剣は石を両断するだろう。常識的に考えて。
誰もがそう思った。
だがそうはならなかった。
刀身が飛来する石に接触した瞬間――粉々に砕け散った。
表面を覆っていた赤い石皮だけが。
「!?」
中から現れたのは真紅に輝く宝石。
それは皆殺しの剣が放つ妖気を寄せ付けずはじいてしまった。
「何ィッ!?」
マルチェロは何に弾かれたのか理解できず、その宝石をまじまじと見つめてしまう。
それが失敗だった。
煌――!
その宝石が突如灼けつくような閃光を発し、それをまともに浴びてしまったのだ。
「ぐうあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
マルチェロの残された右眸は真っ白に焼け付き、視界が閉ざされてしまう。
「し、しまった!」
彼は状況不利と見るやいなや、すぐに踵を返し窓を蹴破って宿の一室から外へと躍り出た。
皆殺しの剣がここに留まり殺戮を続けることを命令してくるが、彼の鋼鉄の精神はそれを跳ね除ける。
彼の判断力は呪いなどに左右されはしない。
気配だけで地面を感じ取って受身を取り、ゴロゴロと転がる。
追ってくる気配がないのを感じて、マルチェロは一息つくとその場から駆け去った。
徐々に視界に色が戻ってくる。
「くそ、あのような隠し玉があろうとはな」
思いもかけない展開に彼は毒づく。
剣からどくん、と熱い脈動が流れ込み彼の殺意を刺激した。
「逸るな。すぐに次の機会がくる、今は身体を休める時だ」
今回の戦いはマルチェロに大きな力と成果をもたらしたが彼自身のダメージも決して低いものではなかった。
竜に変身する魔族との戦闘。
あの魔族と一緒にいた女が振るった剣から巻き起こった旋風。
どちらも無視はできないほどにマルチェロの身体を傷つけていた。
彼は走りながら自分に数度ベホイミをかける。
剣が再度脈動し、彼の衝動を駆り立てる。
剣は早々にマルチェロがあの場から退いたことが不満なようだ。
だがマルチェロは自分の判断が間違っていたとは思っていない。
これからも戦いは続くのだ。
不利な状態での戦闘は速やかに離脱し、仕切りなおすべきであった。
「それに……一つの機会で『2人』も消せれば成果は上々だろう」
マルチェロはニヤリと笑った。
1人はローラ姫。無力で哀れな女。
そしてもう1人は……
◆
「こ……これは……」
アレンは赤い宝石を見つめ、ゆっくりと身を起こした。
胸に刻まれた一文字は存外に浅手であり、すでに血は止まっていた。
人よりも強靭な竜の鱗と生命力の成せる技であった。
それでも動くたびに激痛が走る。
だが、そんな痛みよりも「こんなもの」がこの場に存在することへの疑問が強かった。
「た、太陽の……石、だというのか?」
どくん、と脈打つ魔力の波動を感じてアレンは部屋の隅を見る。
そこに在るのは……淡い燐光を発する杖だった。
「雨雲の杖……だと? 何故このようなものが……」
杖と石はまるで呼応しあうかのように明滅と脈動を繰り返している。
アレンはアレフガルドに伝わる伝説の一説を思い出した。
「雨と太陽があわさるとき虹の橋ができる……」
その伝説はアレフが再び蘇らせ、彼との決戦の舞台に誘った。
いわば魔の結界を打ち破る聖なる道を生み出すアイテムなのだ。
なぜハーゴンがこんなものを支給品に紛れ込ませていたのか?
それがアレンには理解できない。
波動を感じる限り、それが聖なるものであることは疑いなくニセモノではありえない。
「そういえば……」
思わず口に出しかけたが思えばラーの鏡の存在もおかしいと言える。
首輪にかけられた呪詛をも映し出してしまうような完全な鏡を何故参加者の手に渡すのか?
本物であったロトの盾。竜神の力を宿す強大無比な剣。
アレンの考えは徐々に一つの方向へと導かれていく。
(ハーゴンの陣営に……離反者がいる? 少なくともこれらは殺し合いという目的に有用なものではない)
何者かが影ながら我らを手引きしようとしているのだろうか?
支援
考えは纏まらない。だがある可能性を否定できなかった。
トルネコと相談するべきと感じ、彼の方を振り向く。
アレンは後悔した。
何よりも彼の安否を優先して確かめるべきだった。
何も守れない。
それも当然だった。
それほど彼自身が迂闊だったのだから。
トルネコはあの最初の黒い刃を防御していた。
アレンよりもダメージは少なかった。
そして次の攻撃の時は動けなかったアレンに比べ、
トルネコは石を投げつけるという行動を起こした。
だから思い込んでしまっていた。
トルネコは無事だと。
少なくとも自分よりもダメージは少ないと。
だが彼が見たトルネコは……胸部から腹部にかけて斜めに斬り裂かれ、
衣服を血でべっとりと紅く染めていた。
「トルネコ!」
「ああ、アレンさん。ご無事でしたか……なによりです……」
「馬鹿な……何故このような……待っておれ! 今呪文を……」
アレンはトルネコに手を翳しベホイミを唱えようとする。
魔封じの効果は使い手が遠く離れたことですでに解けていた。
「いいんです、自分でわかりますよ……私はもう駄目だってね
だから、回復はアレンさんが……」
「聞かぬ、もうワシは……誰も死なせぬと決めた!」
それはもう叶わぬであろう誓い。
だがアレンはそのことを考えずに残り少ない魔力を振り絞る。
治癒の光がトルネコの傷を照らした。
だがアレン自身ももう解かっていた。
彼の魔力が尽きるよりも先に……トルネコの命が尽きるであろうことを。
それほどの深手だった。
(あの時か……)
一撃で致命傷を与えられなかったマルチェロが放った二撃目。
トルネコによって投擲された石を斬るためにマルチェロは黒い刃を途中で引いた。
だが、その時すでにトルネコは黒い刃にかけられていたのだろう。
そして途中で刃が引かれたがためにアレンは助かった。
「ワシは……『救ってやる』つもりだった。偉大な竜の長者がか弱き人間を……
だがこれはどうしたことだ……救われているのはワシのほうではないか……
ワシは救えないばかりか……救われてばかりではないか! なんと、愚かな……」
「いいえ、アレンさんはちゃんと救ってくれましたよ。あのバズズの手から、アトラスの手から、
色んな人を助けたじゃないですか。私だってその一人です」
トルネコは力なく笑った。
アレンを元気付けようとでも言うかのように。
「私はここで死ぬ。無念です、とても悔しい……とても、恐ろしい。
でもアレンさんがここにいてくれる、それが私の救いです」
「もういい、喋るな」
「私はあなたに後を託すことが出来る。希望を託すことができる。
そのことがどんなに私を安心させているか……」
「……」
「あなたには重荷を背負わせてしまうことになり申し訳なく思っています。
でも、あなたなら……きっと……」
「おまえまでワシを買いかぶるか。ワシは王を気取っていた愚者にすぎん……誰の期待にも……ワシは」
トルネコはゆっくり首を横に振った。
そしてアレンの瞳を見つめ、またもゆっくりと頷いた。
「あなたなら、できる。本当のアレンという方もそう感じたのでしょう」
「トルネコ――」
「私たちはもう盗聴されていません」
「!!?」
何気なく呟かれたその言葉にアレンは衝撃を受ける。
「私は首輪の解除法についてしっていると口に出した。だが主催からはなんのアプローチもありません。
盗聴して状況を知っていたのならそこでの私の言葉がハッタリだと思うはずもない。
なら……最初から盗聴などされていなかったのか、何らかの理由で今はもう……されていないか……」
アレンの脳裏を先ほどの可能性がよぎる。
「今の私が出せる情報はこれくらいです……今こそが――」
「解かった。解かったからもう――」
トルネコの顔から生気が急速に薄れていくのが解かる。
「ピサロ、という方がいます。今彼は苦しんでいる……どうか、救ってあげてください……」
この期に及んで他人を気遣うというのか。
トルネコはアレンを見た。
その瞳にはもう光はなく……
「待て、いくな……いくでない!」
「ネネ……ポポロ……ごめんよ、今、かえ…る……からな……待って……い……」
その身体から命の灯が消えた。
太陽の石が一つの脈動とともに暖かい光を放った。
まるで慈しんでいるように。
雨雲の杖が一つの脈動とともに淡い燐光を発した。
まるで悲しんでいるように。
二つの死を前にしてアレンはただ天を仰ぐことしかできなかった。
彼は泣きたかった。
泣いて彼らの死を悼みたかった。
だが……彼の目から涙が零れることはなかった。
そのことを、アレンは身を震わせて悔しいと思った。
【トルネコ@DQ4 死亡】
【残り10名】
【E-4/アリアハン城下町宿屋/午前〜昼】
【アレン(竜王)@DQ1】
[状態]:HP1/8 MP微量 無力さに打ちひしがれている
[装備]:さざなみの剣
[道具]:なし
[思考]:ローラとトルネコの死を嘆く この儀式を阻止する アレンの遺志を継ぐ
【マルチェロ@DQ8】
[状態]:左目欠損(傷は治療) 全身に裂傷、軽度の火傷 HP1/3 MP1/5
[装備]:皆殺しの剣(呪) 魔封じの杖
[道具]:84mm無反動砲カール・グスタフ(グスタフの弾 発煙弾×2 照明弾×1)
[思考]:今は身体を休める 休息後皆殺しのために動き始める
※宿帳(トルネコの考察がまとめられている)はローラの遺体の腕に握られています。
*トルネコのザックに入っています。(聖なるナイフ 錬金釜 プラチナソード ラーの鏡 首輪×2)
*太陽の石(ホットストーンから変異)と破壊の鉄球、マジックシールドはトルネコの遺体の傍に落ちています。
無線インカムはトルネコが装備したままです。
*雨雲の杖は部屋の隅に、ロトの剣とザックはローラの遺体の傍に、それぞれ落ちています。
*光のドレスはローラの遺体が身につけたままです。
*ファルシオンは宿屋の表口にいます。手綱は繋がれていません。
嗚呼…また一人…
投下終了ー。
問題はいろいろあったと思います。いろいろと展開突っ込みましたから。
ベギラマの詠唱は竜王が竜の力を宿すっておかしくね? と思ったので竜王専用として改定してしまいました。
ライデインとかも使い手によって若干変わっているので大丈夫かな、と。
ちなみに新参ではないです。捨てトリで今までいくつか書いております。
修正や破棄の判断はまた後日ということでそれでは皆様おやすみなさい。
そして、多くの支援を本当にありがとうございました。
【E-4/アリアハン城下町大通り/午前〜昼】
【マルチェロ@DQ8】
[状態]:左目欠損(傷は治療) 全身に裂傷、軽度の火傷 HP1/3 MP1/5
[装備]:皆殺しの剣(呪) 魔封じの杖
[道具]:84mm無反動砲カール・グスタフ(グスタフの弾 発煙弾×2 照明弾×1)
[思考]:今は身体を休める 休息後皆殺しのために動き始める
マルチェロの場所を書き忘れていたのでこちらに修正します。
まずはお疲れ様でした!
投下乙です。タイトルを見てアレンが死ぬのかと思ったら予想外でした。
ローラに続いてDQBRの良心がこの世を去ったか。
ローラの時は一時投下があったから心の準備が出来てたけど…切ねぇ!
死に際のアレンとトルネコのやり取りが、数時間前に井戸の中で起こった
リアの死に際とアリスの行動と重なってさらに泣けました。
最期の瞬間まで機転の良さと、頭の回転のよさを発揮してくれて、まさにDQロワのトルネコここにあり。
それに加えて最後に残された仲間のピサロと元の世界のネネとポロロを気遣う優しさが
トルネコらしかった。
ローラの願いは結局叶わなかったけど、導かれし者として、父親として、そして『人間』として
誇りを持てる死にざまだったと思います。
よくやったトルネコ!! 本 当 に 良 く や っ て く れ た ! !
ローラとトルネコの無残な遺体の中に残された竜王アレン。新たな疑心暗鬼フラグktkr!?
ベギラマの詠唱が違ったことが気になったけど、それ以外は矛盾は無いと思われます。
>>389 なるほど、そういう意味か。解説ありがとうございました。ではおやすみなさい。
お、お疲れ様です。
不覚にも瞳が潤んでおります。
決して、眠気のせいではありません。
投下中から投下後の時間、二度ほど読み込ませてもらいました。
一度目は、彼らの運命に思いを廻らせながら、
二度目は、彼の託していったモノの意味を考えながら。
結局はそのどちらの側面からも泣かされてしまいました。
不覚です。本当に不覚です。
読んでいて無念だと、それ以上に微かな希望だと、
そう思わせてくれる、(疑惑も振りまくが)
数々の伏線処理と感動を両立させた手腕、お見事です。
GJ!
詠唱いらないと思うね。
ともかくGJ。
投下乙でした
詠唱については特に何も感じませんでした。問題ないと思います
(そもそも苦手でわざとぼかしたり省略したりしてる人もいますしw)
伏線回収の仕方が本当に綺麗で、一部を張った身としては感無量でした。
トルネコは竜王と出会ってからひたすらカッコよかったですね。
もはや中心人物といっても過言ではなかったというか。いい最期をありがとうございました。
しかしマルチェロは…また退いたかぁ…w
ヒットアンドアウェイ、ヒットアンドアウェイ。まるでアクションRPGの戦い方。
それがマルチェロクオリティ。
巨星墜つ…。
マルチェロうぜぇ
>>392 読んでるときは夢中になってたから気づかなかったけど
改めて残った状況を見ると結構ヤバイじゃん!
なぜか竜王が
原作でやっと見つけた琴弾に殺された杉村と重なって見えた…
想いのすれ違いで無駄な血が流れませんように…っ!
新作乙。
無念だ、というトルネコの台詞がズシンと胸に響いた。
トルネコ、実はかなり長い間頑張ってたんだな。
初めはギャグ担当で終わると思ってたのに。
伊達に全キャラ中、登場話数がトップじゃなかったということだな
いや〜良かったわ
半端なドラゴン形態ってどんなんだろう……
想像したら不気味だ
読んでたら1がやりたくなったのでSFC版のEDを見てみた
保守がてらに、124話までの全員の登場回数を調べてみた。間違っていたらスマソ
登場回数 (声での登場も含む) ○が付いているのは生存者。
22… DQ4@トルネコ
21…
20… DQ8@トロデ○
19… DQ4@ピサロ○
18… DQ1@竜王○ DQ2@マリア○ DQ7@フォズ○ DQ8@マルチェロ○
17… DQ1@アレフ○ DQ7@キーファ○
16… DQ3@アリス○
15… DQ8@エイト○ J@アトラス
14…
13… DQ1@ローラ DQ4@クリフト
12… DQ3@サマンサ
11… DQ2@リア DQ6@ハッサン
10… DQ5@レックス DQ6@テリー
9 … DQ5@フローラ DQ8@ククール
8 …
7 … DQ1@ゴン DQ2@バーサーカー DQ3@ヒミコ
6 … DQ3@カンダタ J@バズズ
5 … DQ4@ルーシア J@ベリアル
4 … DQ4@アリーナ DQ5@ビアンカ DQ8@ゼシカ
3 … DQ2@ランド DQ6@ドランゴ 主催側@ハーゴン
2 … DQ1@死神の騎士 DQ3@フィオ DQ5@ゲマ DQ7@メルビン
主催側@ネクロス 主催側@ネメシス
1 … DQ2@アレン DQ5@リュカ DQ6@ミレーユ DQ6@バーバラ
DQ7@アルス DQ7@マリベル 主催側@オリシス&ハーゴンの部下の皆様
お、やっぱりトルネコが一番登場回数が多かったんだな。生存者中ではトロデか。
トルネコ、お疲れ様でした…。
>>404のおかげでwikiのキャラ別SS表に抜けがあったことに気付いた、thx
あれ?竜王死んだんじゃなかったっけ?
それは没作の話だな。
たまに出るよな、その話>竜王死んだんじゃ
それだけインパクトがあったのか
404見て思ったが、生存者のビリとブービーの二人が意外だ
その二人は長めの話多いからそう思ったのかな?バイト数まで調べたらすごいことになりそう
>>408 あれ?そんなもん?てっきりかなりもめたと思ったんだけど。
410 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/30(土) 01:33:22 ID:hbAG4U+pO
女がしゃしゃり出てこない話は熱くて良いね。
アリス、マリアあたりのウジウジじめじめ女々しいコンビが絡んでくると鬱陶しくてかなわん('A`)
おまえらちったあ気合入れろ、と。おまえらがしっかりしてればローラもトルネコも死なずにすんだんちゃうんか、と。
悲劇のヒロインぶってんじゃねえよん。
アンチョビサンドはローラだけでなく、トルネコの命運も分けたのか。
412 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/30(土) 09:19:33 ID:CgjQwbAcO
アンチョビサンドが憎くて仕方ありません…
変なの沸いてるけど誰も相手にしないように
>>414 トルネコ、トロデに次いでピサロの登場回数が多いのに驚いた。
出演回数は多くてもフォズ以外のキャラとの絡みが無かったから印象薄かったのかもしれない。
>>414 メモ帳にコピペして保存すればバイト数出なかったっけ?
>>414 アバウトでも良ければまとめさんか仮まとめさんで
マウス右クリックしてプロパティでバイト数見えるはず
タイトルや状態表の分も含まれちゃうけど
生存者登場回数トップな主君に最下位な家臣。
エイトの空気感は異常。
レーベでもナジミでも力を存分に振るえてない感があねな。
能力的にも性格的にも、後方支援を任されてしまいがちみたいだが
それだけに今まで力を残しつつ生き残れたとも言えなくもない。これから本領発揮なるか
さて、次の新作までしばらく間が空きそうなので、ちょっと質問。
「上手いな、と思ったタイトル」
内容にマッチしつつ、かつ心に残ったタイトルを挙げてくれればと。
あねなって何だorz「あるね」だろ
ア〜メ〜マ!
テリー「すまないが、いま姉とかどうとか話さなかったか?」
ハッサン「すまねぇ、今すぐ死者スレへ返す」
ちょwシスコンくんなww
426 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/02(月) 22:34:02 ID:m1H/QaYL0
>>421 「仄暗い井戸の底から」はタイトル見た瞬間、緑茶吹いたw
あと、個人的には、第2回放送後のアリアハン宿屋関連の
光とか太陽とか闇とか影シリーズも好きだな。
>>427 確認したらそれぞれ違う書き手みたい。
フラグ立て→回収の流れもまた良かった。
ちょw推敲中に送ってしまったww
文章的には可笑しくないがニュアンスが可笑しいw
そりゃ、違うだろ。と、自身にツッこんでみる。
アレンが死んだのが無効になった時ってやっぱ荒れた?空気読まないでスマソ。
そう思うならほじくり返さないで欲しいのだが。
>>431 ってことは相当荒れたのか。スマン。消えるのでスルーで頼む。
そういや、アレンのキルマークは未だにアレンだけだな。
バズズは自殺だし、アトラスの止めはアレフだし。
このロワ最近見始めたけど、書き手さんの中にジョジョラーの方がいるw
ブ〇〇〇ティとかね。
多数のSSにジョジョパロが敷き詰められているらしい。
ジョジョを読んでない俺は「だが断る」と「ンまぁーーーーいッ!!」しかわからなかったけどw
ドラゴンクエストの奇妙なバトルロワイアル
アリスの「これも!これも!これも!全部カンダタの分だー!!」
は吹いたw
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>>437 ちょwジョジョロワww
それにしても最近は、続きを予想したりする際に
「何処にパロディが入れられるか」
を先に考えてしまうから困る。
そういうのを本末転倒と言う
アリス爆発!のカンダタがベリアルたちに名乗りを上げるシーンの
「正義の勇者アリスの一の子分。またの名を盗賊王カンダタ!
盗賊団の頭まではったこのカンダタが、今じゃ落ちぶれて何の因果か勇者の手先。
笑いたけりゃ笑うがいいさ。だがなぁー…姐さんに手出ししようなんざ……」
「てめぇらっ許せねぇっっ」
ってのも何かのパロ?
鷹の羽学園2年B組麻宮サキ、またの名はスケバン刑事。
スケバンまで張った、この麻宮サキが
なんの因果か落ちぶれて、今じゃマッポの手先。
笑いたければ、笑うがいいさ。 だがな、心の底まで腐りきっちゃいねえんだよ。
てめえら、許さねえ!
スケバン刑事…ちょwwwwwテレビ探偵団とかで見た程度しか知らねぇwwwww
それにしても、スケバン刑事からポケモンまで、幅広いパロだなぁ。
カンダタならさしずめモロパン刑事か
hoasyu
>>445 よく本編一覧と参加者一覧を間違える自分にとっては見やすくなっただぜ!
GJ!!
GJ、見やすくなった!
テンプレを改めて読んでいて思ったんだが、
基本支給品の中身とか、魔法の制限具合とか、
結構忘れてるもんなんだね……
さるさんが怖いので一応。
アレフ、エイト、フォズ、ピサロ予約します。
投下は明日の21時〜22時頃に。お時間ございましたらどなたか支援お願いします。
449 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/11(水) 02:25:04 ID:BIaaLJMYO
予約キタ---(゚∀゚)---!!!
俺たちはそいつを待ってたんだ!!
wktk
予約キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
よ や く キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
そういえばアレフとかもそうだけどエイトって寝てたっけ
気絶はしてたけど短い時間だしまともに眠ったことないんじゃないか
若いですから
予約来たか。
顔を長くして待とう。
やや予告時間を過ぎてしまいましたが、投下いきます。
じっとほの暗い闇の中へと目を凝らす。
階下へ繋がる階段。どれほど目を凝らしても、耳を澄ましても、
群青の鎧姿は見えず、石畳に響く靴音は聞こえない。
(……遅い)
遅すぎる。
立てた右膝を胸の前に抱え込むようにして、エイトは何度目かの溜息をついた。
支給された道具袋の中から鎖付きの懐中時計を引っ張り出す。
少し一人にしてくれ、とアレフが姿を消してから、フォズの治療や少しばかりの情報交換を済ませて既に四半刻ほどが経過していた。
常ならそう心配するほどのことではないのかもしれない。
だが彼の負傷と、そして何より姿を消す前彼が見せたひどく力の抜けた――弱々しいとまで見えた表情を思えば、
嫌な予感ばかりがぎしぎしと胸を軋ませる。
ちらりと再度、懐中時計を見下ろす。
日本の針が刻む時間は先程と変わらず、アレフが階下へ降りてからきっちり四半刻。
約束を破ることにはなるが、やはり様子を見に行った方がいいのかもしれない。
そっと膝を伸ばして身体を起こす。
出来うる限り物音を立てないようにしたつもりだったが、
上着が立てた微かな衣擦れの音に眠っているとばかり思われたたフォズが弾かれたように顔を上げ、
その真っ直ぐな目とかち合って、エイトは曖昧な笑みを浮かべた。
「すみません。起こしてしまいましたね」
「いいえ。……あの、どちらへ?」
「アレフさんの様子を」
ならば私も、とばかりに慌ててフォズは身を起こしかけ、不意に顔を顰めてぎゅうと胸元を握り締めた。
治り切らぬ胸の傷が痛むのだろう。
そちらに気を取られて足下が疎かになったのか、拍子に身体までもがぐらりと傾ぎ、
咄嗟に腕を差し出したエイトに支えられて危うく転倒を免れる。
フォズはぱっと頬を朱に染め、か細い声で礼を言うと再度何か言いたげに口を開き、
「フォズさんはその人のことをお願いします」
その口から言葉が紡ぎ出される前に放たれたエイトの言葉に、ぱちりと目を瞬かせた。
エイトが視線で示す先はフォズの隣、静かに眠るピサロがいる。
治療を行う前にピサロが眠り込んでしまったこと、残る魔力が乏しいこともあり、
フォズと同じくその怪我には最低限の治癒しか施されていない。
魔族は一般的に人より頑丈な身体をしているとはいえ、この状態の彼を一人残していくのは問題だろう。
それを言うならつい先程まで殺し合いに乗っていた人物と無力な少女を二人きりにするのも問題ではあるが、
エイトには『お前の声は届いた』と言った男が再びこちらを――いや、彼女を裏切るとは思えなかった。
フォズもそちらに対する不安は抱いていないのだろう、取り立てて怯えた風もなく素直に首を縦に振った。
頼みますと重ねて言って、エイトはフォズに背を向ける――ほんの少しの罪悪感を抱きながら。
エイトがフォズの同行を拒んだ理由はもう一つある。
先程のアレフとピサロの戦いの中、唐突に現れ、消えたあたたかな気配。
おそらくはアレフの覇気を奪った原因でもあるそれには覚えがある。
何かと問われてもはっきりした答えは返せないが、だが、おそらくはまだ新しい方に類する記憶。
何故だかそれをフォズに聞かせるべきではないと思ったから。
何も知らずにお気を付けてと微笑む少女に、またもぎりりと胸が軋んだ。
支援
新作キテタコレ
支援支援
階段を下り辺りを見回すと、さして探すまでもなくアレフの姿は見つかった。
自分でやれると言っていた怪我の手当ても碌に為されぬまま、
地平線までも一望出来る見晴らしの良い場所に一人佇むアレフの背中は、やはりひどく小さく悄然として見えた。
僅かに躊躇ってからエイトは声を掛けるべく口を開く。
その言葉が彼の背中を突き飛ばすことになりやしないかと密かな危惧を抱きながら。
「アレフさん?」
だが、それは結局のところ杞憂というものだった。
「君か、エイト」
アレフは勿論塔から身を投げることもなく、ゆったりと緩慢に振り返った。
その顔は何処か生気に欠けていたけれど。
「……ちゃんと治療しないと駄目じゃないですか」
「ああ」
指摘されて初めて気付いた、とでもいうようにアレフは己の身体を見下ろした。
傷を負っていない部分を探す方が早いくらいに全身を覆い尽くした裂傷に打撲。
一度は治癒を済ませたはずの足の傷口までもが開いて、じくじくと血と肉と体液らしい黄ばんだ汁を吐き出している。
「あの、もし魔力が足りないというのでしたら僕が」
「いや、大丈夫だ。少し他のことに気を取られて忘れていただけだから」
「忘れる、って」
どれほど負傷に慣れても、その痛みに慣れきってしまうということはまずない。
痛みを忘れていたなどなおさら尋常なことではない。
思わず声をなくしたエイトにアレフは唇の端をかすかに吊り上げ、笑みめいたものを浮かべて見せた。
「……考えていたんだ。色々なことを」
そうして再び視線を正面へと向ける。場に沈黙が落ちた。
支援2
無言のまま彼方を見据えるアレフに倣って眼下を眺める。
下で炎のようにちらちらと踊る赤はククールが着せ掛けた弔いのマントだろう。
そのまま視線を上へと移動させるとエイトを翻弄した内海が悠然と流れ、
波立つ水面の如く風に揺られてめまぐるしく色彩を変える広大な草の海の果て、
静かに聳え立つ灰色の影。
大切な人がいるはずのその場所を、アレフは一人何を思って見つめているのだろう。
「エイト」
唐突に、アレフが呼んだ。視線は彼方の城へ向けたまま。
「君は先にアリアハンへ行ってくれ」
「……え?」
「俺はこの脚だからな。ピサロも……フォズと言ったか、あの娘も傷付いている。
そ
「いえ、でも」
「俺たちのことなら心配ないさ。怪我をしているとはいえ――」
「そうではなくて!」
飛び出した声は言った本人にも意外なくらい大きくて、
言葉を遮られたアレフは勿論エイト自身も一瞬続く台詞を見失った。
もともとエイトが一番傷が浅い。一人が先行するというなら自分だろう、とは漠然とではあるが考えてはいた。だが。
あなたはそれでいいのか、あそこにはあなたの大事なひともいるのだろうに、と言い募りかけ、エイトはぎくりと身を竦ませた。
ローラ姫。アレフの愛するひと。あたたかな春の陽射しのような気配をしたひと。
そう。
『暖かくて、穏やかで……優しくて――』
戦いの最中感じたそれと、よく似た。
支援
ぎりり、とまたも胸が軋む。がんがんと頭の中でひっきりなしに警鐘が鳴る。
痛い。どちらが?聞きたい。これ以上聞きたくない。
「まさか」
どうか否定してくれと、縋るような気持ちで見上げたその先。
たった三語の意味を為さない問いかけの意味を、何故だかアレフは正確に読み取り、首を横に振った。
ぎゅっと引き結ばれた口元は、痛みを堪えているようにも嗚咽を漏らすまいとしているようにも見えた。
「声が、聞こえたんだ。ローラの」
そんなものは幻聴だと切り捨てられればどんなにか楽だろう。
だがエイトは押し黙る。ひとの想いが起こした奇跡を知っているが故に。
真実を伝えるために、いつ訪れるとも知れぬ妹を待ち像に宿ったゼシカの兄。
月の調べの助けを借りて悲嘆に暮れる王を救った亡き王妃の想い。
何の心得もないミーティア姫でさえ、一途な祈りを聞き届けたのが何者かは知らないが夢の中に現れたではないか。
ひとの心は、想いは、人が思うよりずっと強い。ときに世界に力を及ぼすほどに。
だが、それも光ある世界でのこと。
神ならぬ邪神が見守るこの大地では、そうそう奇跡など起きようはずもない。
それ相応の代償でも支払わぬ限り。
それは、つまり。
「君のせいじゃない」
でなきゃ誰もが悪いんだ、とうそぶいてアレフはこちらに顔を向け、
つと手を伸ばした。
支援
「俺が一度でも足を止めていれば。彼女の足があとほんの少し速ければ。
君が彼女の傍を離れなければ。橋が壊れなければ」
エイトの拳、握りこんだ指を一本一本引き剥がしながら、
ひとつひとつ有り得た可能性を噛み締めるように唱えていく。
知らず力を込めていたらしい爪は掌の肉を食い破り、ぽつぽつと赤い跡を刻んでいた。
「数えればきりがない。――だから、いいんだ。君一人が背負う必要はない」
「……」
「それとも、エイト。君の知るローラは誰のせいでもないことまで他人のせいにして
恨みに思うような女性だったか?」
「いいえ、決してそんなこと!」
「なら行って君の大切なひとを――いや、その人だけではなく皆を、助けてやってくれ。
その方が、きっと彼女も喜ぶ」
言い終えたアレフの唇は変わらず固く引き結ばれている。
だが、こちらを映したその目はもはや揺らいではいなかった。
静かな、穏やかながらもしっかりと前を見据えた瞳。
気付けば、首を縦に振っていた。
「……強いんですね、アレフさんは」
「強くなんてないさ」
とアレフの唇が小さく動き、
そうして今度刻まれたのは穏やかながらも寂しげな微苦笑だった。
「俺はただ、彼女の愛してくれた俺のままでいたい。
いつかまた巡り会えたとき、彼女に誇れる俺でいたい。
……ただ、それだけなんだ」
呟いたなり俯いて定かではない表情の中、口元がかすかに歪む。
折りしも差し込んだ陽射しがアレフの顔を照らし、頬に記された涙の名残りが一筋、白く光った。
二人連れ立って戻ってきた姿をみとめてフォズは汚れた顔をほころばせたが、
彼女はすぐにその笑顔を引っ込めることとなった。
「……でも、お一人でなんて」
「行かなくちゃならないんです」
守りたい人がいるから、と続ければフォズは形の良い眉をきゅっと寄せた。
彼を一人で行かせるの不安だ。だが同行を申し出ても自分では足手まといにしかならない。
せめて治療だけでもしてやれればいいが、生憎魔力は尽きている。
白くなるほど固く握り合わされ震える拳を見れば、彼女の葛藤はすぐに知れた。
改めて、フォズにアレフの話を聞かせないで済んで良かったと思う。
幾多の死を知っても己を曲げぬ真っ直ぐな目をした彼女の強さを、
闇の淵まで引き込まれかけた魔王を引き戻した気高い覚悟を、侮るわけではないけれど。
それでもこの細い肩に魔王という重すぎる荷を背負った彼女に、これ以上の負担は過酷に過ぎると思ったから。
「何かあちらの様子を知る手段でもあれば良かったんだが」
「――ないわけでもないがな」
低い声が割り込んだ。
いつ目を覚ましたものか、こちらを見上げる銀の魔王の目は相も変わらず赤くはあったが、
炎の如く爛々と輝いているわけでも、鮮血の如く不吉な色を帯びているわけでもない。
いささか、静か過ぎるほどに。
さしもの魔王もこの負傷は堪えるのか、ピサロは視線だけで部屋の隅を、
正確にはそこに転がる奇怪な形をした兜、無線インカムを示してみせた。
「元は主催者の送り込んだ者どもが連絡を取るのに使っていたもののようだがな。
……アリアハンのトルネコに繋がっている」
「私が取ってきます」
思わず腰を浮かせたアレフとエイトを押し留め、すっとフォズは立ち上がり、
ややおぼつかない足取りながらも小走りに部屋の隅へと駆けていく。
同じ部屋の中とはいえ、それなりに距離はある。
フォズの背中が充分離れた頃を見計らって、アレフが声を低めて囁いた。
ほ
「……アリアハンの不安要素の話はしたな?
確定している限りローラに危害を加える人間はいないはずだった。だが彼女は殺された。
君の知り合いを悪く言いたくはないが、そうなるとやはり――」
「ええ、分かっています」
同じく声を潜めて、こくりと頷く。
アレフの眼を信じるならば残る不安要素はただ一人。
「僕もそのことを考えていましたから」
ふと脳裏を過ぎるのは見慣れた赤。
見知らぬ青年の遺体に覆い被せられたマントと一輪の花。
ククールがここにいたことと、地下通路を通って移動したことはまず間違いない。
現在判明している地下通路の出口は三つ。
ここナジミの塔とフォズたちが使ったというレーベ近郊への道、そしてアレフが使ったアリアハン城の地下へと繋がる道。
だが、とエイトは小さく頭を振る。
エイトはほぼ丸一日をレーベで過ごした。
聞けばエイトがレーベを離れた直後にフォズたちが到着したとのこと。
運悪くすれ違ってしまったという可能性もないわけではないが、素直に考えればククールはレーベ側には向かわなかったとするのが自然だろう。
となれば残るのはアリアハンへの道。
そこには彼の異母兄――マルチェロがいる。
なんだかんだとは言っても血縁に並々ならぬ執着を持っているらしいククールのこと、
異母兄が殺し合いに乗ったと知れば必ずや止めようとするだろう。そして、
(そして――殺された?)
無論、ククールがアリアハンへ向かったという確証はない。
マルチェロがずっとアリアハンにいたとも限らない。そもそも、本当に彼が殺し合いに乗ったのかさえも。
だが、ただの偶然というにはあまりにぴたりと当て嵌まりすぎていて。
「エイト?」
「……大丈夫です」
王の無事。仲間の無事。襲撃者の正体。そして彼の最期。
また一つ、確かめたいことが増えた。
やがて再びぱたぱたと軽い音が近付き、ピサロはフォズからインカムを受け取ると何やらしばらくいじっていたが、
やおらひょいとアレフに投げ渡す。
「使え。私よりお前の方が信用があるだろう」
「あ、ああ。
……トルネコさん、聞こえるか?聞こえたら返事をしてくれ。トルネコさん、竜王」
慣れぬ道具に戸惑いながらも、アレフは何度か同じ呼びかけを繰り返す。
そうしてしばし目を瞑り、聞き逃すまいとじっと耳を澄まし――首を横に振った。
「駄目だ、何も聞こえない。ザックの底に押し込んででもいるのか、さもなければ」
通信に出る余裕もない状況に追い込まれているか。
あまりに不吉な後半部は声に出されることはなかったが、誰もがじっとりと首筋を這い回る不安を感じ取っていた。
「結局、あちらのことは何も分からないままだが――行ってくれるか?」
「やりたいことも、やらなければならないこともありますから」
頷いたエイトの拳はまたもきつく握り締められていたが、アレフはその手を引き剥がそうとはしなかった。
それが悔恨ではなく、決意の現れであると知れた故に。
代わりとばかりに伸ばした手はエイトの肩に置かれた。その手にぎゅっと力が篭る。
食い込む指の強さは、信頼と責任の重さそのもの。
「指輪はそのまま持って行ってくれて構わない。君にルビスの加護を」
「ええ。必ず、また会いましょう」
「ああ、必ず」
支援
なんだかやけに聞き覚えのある会話だ、とエイトはいぶかしみ、思い至って小さく笑う。
アレフも同じことを思ったのだろう、微かにその目が和らいだ。
レーベで交わした一度目の再会の約束は果たされた。
ならば、今度もきっと。
「ご武運を」
何句かの祈りの言葉とともに囁いた少女に微笑み返して、荷を拾い足を踏み出した。
途端、ひゅっと風を切る音。
殺気などは感じられない。
何だろうとゆったり振り向いて、もう目前まで迫った光るものを見とめて目を見開く。
咄嗟に手を滑り込ませる。それはぱしん、と小気味良い音を立てて掌に収まった。
まじまじと観察する。一瞬エイトが肝を冷やしたようにそれは刃物――などということは、無論、ない。
地の薄い硝子に華奢な銀細工が施された、やや小型のティーポット。
中身が零れぬようにしっかりと栓がされたその中には、良く知った葉と何か香辛料らしきものがゆらゆらと漂っていて、
たぷんと揺れる液体を透かして薄青い光がエイトの顔を照らす。
その貴重さを知るが故に、もし落として割れたらどうするつもりだったのだろう、などと
貧乏性めいたことが脳裏を過ぎる。
何故、と説明を求めて視線を向けた先、だがピサロが紡いだのは簡潔すぎる一言だった。
「受け取れ」
「ですが」
旅の途中何度も使い、錬金したものだ。これが何なのかは分かっている。
精神の疲れと魔力を癒す森の善き妖精族秘伝の霊薬。
俗に“エルフの飲み薬”と呼ばれるもの。
はじまりの広間。爆発音と共に宙を舞った娘の首。
ふわりと広がった淡紅色の髪、その合間から覗く木の葉のようにぴんと先端の尖った耳は、
三角谷のラジュと同じ、エルフ族の特徴ではなかっただろうか。
だからこそ、エイトは困惑せずにはいられなかった。
支援
勿論、あの霊薬を煎じたのがピサロの愛した娘のはずはないが、
エルフの恋人を亡くした男の手元にこの霊薬が渡るとは、まるで彼女の意思のようではないか。
これを受け取ってしまえば、死してもなお繋がる絆が断ち切られてしまう。そんな気がして。
なおも躊躇するエイトに、ピサロは小さく嘆息し肩を竦めた。
「これから戦場に向かうお前と、残る我ら。
どちらにそれが必要か、分からぬほど馬鹿ではあるまい?」
正論だった。こちらを見据える赤い目もただ静かな輝きを湛えている。
彼もまた、何かを乗り越えたのだろうか。
泳いだ目がピサロの傍に立つフォズを捉える。
身体の前で揃えた手を軽く握り合わせ、真っ直ぐにピサロを見つめる翠の瞳。
(ああ)
不意に納得がいった。
(この人は、大丈夫だ)
二人の後ろでアレフが頷く。
エイトの後押しをするように、万感の想いを込めて「行け」と。
「……では、お言葉に甘えて」
万が一にも割れないようにポットを慎重にザックにしまい、再び肩に引っ掛ける。
重さなど変わるはずもないザックがやけにずしりと感じられるのは、きっとこれも信頼と責任の重さ。
「皆さんも、どうかご無事で!」
今度こそエイトは駆け出した。
疲労がずしりと圧し掛かるが、指輪が纏う風の守りが身体を軽くする。まだ走れる。
ただ一路アリアハンへ。肩の痛みに、荷の重みに、応えるために。
「先に使ってくれ」
ザックから取り出した奇跡の石をちらつかせれば、ピサロは不審げに眉根を寄せた。
自分は回復呪文が使えるから不要だ、とでも言いたげに口を開きかけた先手を打って、
「お前の方が重症だからな」
それに魔力は温存すべきだ、と告げればピサロはふんと鼻を鳴らして押し黙る。
奇跡の石の回復効果はせいぜいがホイミと同程度。
それでも癒しの術が制限されたこの世界においては貴重な回復手段の一つではある。
一応は納得したらしい様子に胸を撫で下ろして石を渡そうと手を伸ばすアレフの前に、
おずおずと白く小さな掌が伸びた。
「あの、出来ればそれを私に使わせていただけませんか?」
「君が?」
フォズの申し出に、アレフはしばし考え込む。
魔力こそ必要ないものの、石に込められた治癒の力を発動させるには通常の呪文と同じく持ち主の意志を必要とするし、
その癒しの効果は持ち主の精神に左右されもする。
見るからに癒し為す神官然とした姿をし、また心からピサロを気遣っているだろう彼女に石を使わせるのは道理に適ったことと思われた。
「だが、君は大丈夫なのか?」
「私はもうエイトさんに治療していただきましたから」
だから是非、と再度せがまれてアレフは苦笑する。
この彼女の熱意を無にするのは申し訳ないことのように思われた。
頼んだ、と石を手渡せばフォズは一度嬉しげに石を両手で握り締めて、
すぐにピサロに添うようにして座り、祈りの文句を唱え始める。
そのどこか微笑ましい光景に目を細めて、アレフは先のピサロの言葉に思いを馳せた。
支援
ピサロがあの何やら貴重そうな霊薬をエイトに託したときは意外にも思ったが、また納得もしていた。
インカムの話をしたときピサロはトルネコのことを名で呼んだ。
人間、という彼にとっての差別用語を用いずに。
トルネコの声音を思い出す。
人間も魔族もなく、ただ彼を仲間と呼んだあたたかい声。
そしてそれは魔王の心に、僅かなりともぬくもりをもたらした。
闇の淵から引き戻されて、意識的にか無意識にかは知らないが彼はそれを思い出した。
だから彼はエイトに託した。道具だけではなく、仲間の無事を。
つまりは、そういうことなのだろう。
ちらりと二人の様子を窺う。
石を患部に押し当てて、一心に祈りを紡ぐ少女の空いた片手は、そっとピサロの手に重ねられていた。
(なんだ、まだ繋がってるんじゃないか)
愛しい娘を不条理に引き剥がされたからっぽの手にも、まだ差し伸べられる手がある。
仲間だと、導くと、重ねられる手がある。
ふと己の右手を陽光にかざした。
一生を共に歩むと誓った娘を亡くした、からっぽの手――いや。
(空なんかじゃない)
竜王から譲り受けた宝剣を振るう手だ。エイトに想いを託した手だ。
まだ全てを失ったわけではない。
最愛の人を亡くしても、この手はまだ世界と繋がっている。
手を広げる。繋ぐべき手を一つ失くした分自由になった手を、精一杯に空へ伸ばして。
繋いだその手を、繋がるその手を。もうこれ以上失わせはしない。
【E-3/ナジミの塔最上階/午前〜昼】
【アレフ@DQ1勇者】
[状態]:HP1/8 MP1/6 背中に火傷(軽) 左足に刺傷(悪化) 満身創痍
[装備]:竜神王の剣 ロトの盾 風のアミュレット
[道具]:鉄の杖 消え去り草 ルーシアのザック(神秘のビキニ) 無線インカム
神鳥の杖(煤塗れ) 鉄兜 ゴンの支給品一式 ルビスの守り アサシンダガー
[思考]:このゲームを止めるために全力を尽くす 治療を終え次第、アリアハンへ
【エイト@DQ8主人公】
[状態]:HP1/4 MP微量 左肩にダメージ 背中に打撃 腹部を強打 火傷 疲労
[装備]:メタルキングの槍 はやてのリング
[道具]:支給品一式 首輪 あぶないビスチェ エルフの飲み薬
[思考]:アリアハンへ向かい、仲間(トロデ優先)を探し、守る 危機を参加者に伝える
竜王を警戒?(今はアレフの判断を信用) マルチェロを質す
【フォズ@DQ7】
[状態]:HP1/6 MP0 全身打撲 肋骨にヒビ・内臓に損傷(エイトによって治療)
[装備]:天罰の杖
[道具]:アルスのトカゲ(レオン) 奇跡の石 支給品一式
[思考]:ゲームには乗らない ピサロとともに生きる
【ピサロ@DQ4】
[状態]:HP1/9 MP1/10 右腕粉砕骨折(固定) 全身打撲
[装備]:鎖鎌 闇の衣 炎の盾
[道具]:エルフの飲み薬(満タン) 支給品一式 首輪二個 ピサロメモ
[思考]:沈黙(ロザリーの仇討ちとハーゴンの抹殺を諦めたわけではない……が?)
投下乙!!
これにて投下終了です、ご支援有難うございました。
何か問題点などありましたら、指摘をよろしくお願いします。
お疲れ様でした!
投下乙です。
彼は悔しい思いを何度背負ったことやら。
エイト、生きろ…
それと、
>>464 が中途で途切れておりますようですが。
お疲れさまでした。
乙〜!
ナジミから見下ろすアリアハン大陸の描写がすごくよくて、脳内でイメージがくっきりと再現できました。
そして「ひとの想いが――」のシーンで、よくもここまで8本編のイベントを持ってきたなーとただただ感服。
めちゃくちゃ上手いリンクでした。
しっかし…フォズとピサロ、ラブラブやなw
>>458の三段落目の5行目
「二本の針」が「日本の針」になっていましたので報告します。
一部修正。1/14、
>>458の真ん中辺り、
×日本の針→○二本の針
4/14、
>>464の同じく真ん中辺りのアレフの台詞、二行目の
×そ
○俺たちの治療を待って君の大切な人が傷付いては、それこそ意味がないだろう?」
途中でデータが消えて一文抜けてしまいました、申し訳ありません。
>>491のピサロの持ち物にまだエルフの飲み薬があるのはいいのかな?
>>499 よくないです。分裂してますね、指摘有難うございます。
>>491のピサロの状態表のエルフの飲み薬も削除でお願いします。失礼しました。
感想よりも真っ先に誤植発見で申し訳ない…。
書きたいこと沢山あってまとまりそうに無いので明日書きます!
お疲れ様です。
様々な要素が上手にまとまっており、その構成力に驚かされました。
お疲れ様です!
ピサロ改心てことは残るマーダーは一人?
やっとエイトが動き出したな
待ってたぜ!
改めて感想を書かせていただきます。
アレフがエイトにローラの死を打ち明けるシーンが印象的でした。
自己放棄で「お前のせいだ」と掴みかかっても、おかしくないくらい心の傷が深いのに
誰を責める事もなく、己の信念を貫いて生きようとする姿に、ローラへの愛と絆の深さを感じました。
エイトが先行した事で、トロデとの再会&マルチェロとの対決の可能性が見えてきて激しくwktk。
それにしても、ピサロがエルフの飲み薬を渡すとは…。フォズやアレフと接する内に、ロザリーへの執着心が薄れて行ってるのかな。
アレンの検死といい、ローラの死の推測といい…エイト、お前は何処のバーローだ。
何かエイトは登場するたびに、
溜息をつくか、手を握り締めて出血するか、唇噛み締めて出血してる気がする。
気苦労が絶えない奴だ。
前回の「太陽は輝き、命は沈む」で
マルチェロがしぶとく生き残って、まだ引っ張るんかいっ!と正直思ったけど、
エイトの出陣できれいにつながり鳥肌が立ってしまった
8はまだ3人も残ってるから今後の絡みが楽しみ
エイト…バンダナのつけっぱなし+気苦労はな。
ハゲるぞ。
509 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/13(金) 13:40:35 ID:ArbwPyyB0
ラスボスがマルチか・・・
エイトの活躍に期待大
エイト、キーファ、アレフの友情は永遠さ。
マルチェロか…序盤の空気っぷりから、此処まで大物になろうとは誰が予想しただろう。
正直、ククールと相討ちになると思ってたよ。
マルチェロがいなかったら多分アリアハン組は全滅してた。
今数人とはいえ生き残ってるのはみんなマルチェロが生きてるおかげ。
もしかして竜王がロトの剣を使うor勇者に渡しに行くことになるのか?
マルチエロの予想外の活躍にクリフト涙目www
序盤のサラマンダーっぷりが嘘のようだ…。
でもいまだにアリアハンから出たことないんだよな…
移動による無駄な体力を抑え、地理を把握して逃走経路確保&先制攻撃を仕掛けられるようにする。
非常に合理的な行動じゃないか。
逆に最長距離を踏破してるのって誰だろ?
多分ピサロじゃないか?
アリアハン・レーベ間往復したし
地理を把握っていうのは地味に強いな。
今残ってる奴らでアリアハン慣れしてるのはアリスが一番だが、そこがカギかもな。
>>518 初期位置D−6(ロマリアへの洞窟の前あたり)から、
レーベ通ってアリアハン来て、ナジミまで行ったアレフのほうが動いてるかも。
ピサロは海渡ったり地下通路通ったりで結構ショートカットもしてるし
って海は別にショートカットでもなんでもねーな失礼
『悲惨なキャラが抜け出せない』
元ネタ:エアーマンが倒せない&FFDQロワ1st、2nd、3rd、番外編 DQロワ
ttp://jp.youtube.com/watch?v=ePl6xIJcmdc&mode=related&search= 気が付いたら同じ理由で殺人者 そして女賢者にズガンされる
あきらめずにセカンドとかに挑戦するけど ユフィに放置されるよ
私に希望があれば すぐに脱出派になれるけれど
何回やっても何回やっても 悲惨なキャラ抜け出せないよ
あのハーゴン何回会っても倒せない
後ろに回って不意打ちしても マゴットさんに阻止される
誰かが特技試してみたけど結界相手じゃ意味がない
だから次は絶対勝つために 私おじ様だけは最後まで守っておく
気が付いたらアレンもランドももういない そしていつも死者の名前で泣く
あきらめずに井戸の中まで辿り着くけれど すぐにリアを失う
私にMPあれば 楽に傷の治療できるけど
何回やっても何回やっても不遇なキャラ抜け出せないよ
偽名竜王何回会っても許せない
アイテム探して探索しても エニクスさんに邪魔される
イオナズンとか試してみたけどサリィが相手じゃ敵わない
だから次は絶対勝つために 私おじ様だけは最後まで守っておく
私に希望があれば すぐに脱出派になれるけれど
何回やっても何回やっても 悲惨なキャラ抜け出せないよ
あのハーゴン何回会っても倒せない
後ろに回って不意打ちしても マゴットさんに邪魔される
誰かが特技試してみたけど結界相手じゃ意味がない
だから次は絶対勝つために 私おじ様だけは最後まで守っておく
書いてる途中で色々混ざってカオスになったけど、FFDQ板のロワで不遇なムーン王女に幸あれ。
吹いた
今度歌ってみる。
あのさあ本気で一部の人間しかわからないネタはやめてくれない?
それでなくても替え歌とか寒いだけなのに
だいたいニコニコなんて今新規登録してもアクセス制限でしばらくは見れないよ
リンク貼ったところで意味なんかない
っと貼られたリンクはyoutubeか
そのはやとちりについては謝罪する
だけどやはり自重してほしいものだ
まだ単なる保守の方がマシだよ
ちょwムーン複合ネタ吹いたw
ネタ元さっぱりだけど面白いww
アリスと仲良くなれたから少しは不幸半減……って訳にもいかないか。
そろそろマルチェロにうんざりしてきたかも。
いくらなんでも、こんな小者が幅を利かせすぎだよ。
さっさと殺して対主催編に突入しようよ。
ただでさえみんな満身創痍なのに、後にはハーゴン・シドーという強烈なボスが控えてんだから…。
ある程度戦力残さないとドラクエらしくもないバッドエンドになっちゃうよ。
バッドエンドでもそれはそれでアリ
一番のバッドエンド(打ち切り)にさえならなければね。
強烈には違いないが三人だけで連戦で勝てたという事実もある
面白かったら別に優勝エンドになっても構わんけどな。
あんまり職人さんが書きにくくなるような事は言わない方がいいと思うんだが…
特定のキャラが出張るのが嫌ならそうならない話を自分で書けばいいのに、と正直思ってしまうよ。
この連続した地震も、きっとシドーさまが復活前に寝返りしているに違いない。
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
不謹慎
ごめん
なんだかなあ
果たしてマルチェロはレックスを越えられるのか?
この人数で5人殺したレックスは改めて凄いと思う。
…むしろトータル8人の血を吸っている皆殺しの剣が凄いというべきか?
「みなさーん!今週はバトルロワイヤルですよー!」
皆殺しの剣無しでは最早DQロワは語れない。
しかしマルチェロというキャラが迫力不足なのもまた事実
そうか?
感じ方は人それぞれなので否定するつもりもないが、
俺は結構よいインパクトをかもしてると思う。
自分の感想=事実なんてぬかすのは了見の狭い人ですから
相手にせんでよろしい
意外なキャラが意外な活躍をするのはバトロワの醍醐味だしね。
そして意外なキャラが一瞬で過ぎ去っていくのも醍醐味だよね。
リュカとかアルスとか元祖アレンとか。
トルネコなんか予想外もいいとこの活躍だったよな
当初はゲマが相手だしあっさり退場と思ってた
トルネコなんか予想外もいいとこの活躍だったよな
当初はゲマが相手だしあっさり退場と思ってた
二重投稿…スマン…orz
これだけナメられてるのに主役経験は最多なんだぜ>トルネコ
強キャラも状況によってはあっさり死ぬし連戦で消耗した結果倒される事もある
弱キャラも支給品が優秀だったり傷付いた相手にトドメを刺せる事もある
作戦次第では誰でも勝ち残れる
それがロワ
だが、現状は作者に深く愛されたキャラか書きやすいキャラ、作者に存在を忘れられるような地味なキャラが生き残る。
キャラが勝手に動くんじゃなくて人がキャラを動かすわけだからな。
そればかりはリレー形式だからしかたないな
ていうか今更何を言ってんだって感じだが
っていうかそろそろこの長い議論終わろうぜ
このせいで潰れたロワもあるんだし
新作が来るまで、初期の思い出でも語ろうか。
リュカ1話退場のトラウマで、バーサーカーが予約されるたびにガクブルしたのも、良い思い出だった。
557 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/21(土) 10:12:16 ID:RCT3uwdF0
フローラもなかなか怖いゾ
アリスとカンダタの微笑ましいやり取りに癒されてたのも良い思い出
ゴンさんのツンデレぶりが好きでした
560 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/22(日) 01:44:51 ID:b1B+md1k0
エイトとアリーナとのやり取りが好きだった
しかしカンダタみたいな良キャラをあっさり殺すあたり、盛り上がりを考えてないというか何というか
>>561 むしろ、カンダタ達が死んだ話が中盤の山場だろ?
死んだ話と言えば、アリーナの退場話が忘れられない。燃えるわ、切ないわ。
序盤の死に様では、ランドとルーシアがよかったな。
あと、トルネコがバズズからインカム手に入れる辺りが好きだ。
ギャグっぽいパートなんだけど、きちんと物語が動いているという。
>>561 良キャラだからこそあっさり死ぬってこともある
いいキャラだからっていつまでも生き残っててもしょうがないし
俺的にはフローラが死んだときは、えっ?ここで?って思った
今読み返すとそんなに違和感ないから不思議
てか普通にカンダタとか出てるあそこらへんの死闘はよかったと思うけどなー
1話で5人は死にすぎだけど
だからこそバトロワっぽい混沌さが出てた
沢山のIFがあった筈なのに、
今の状況が正しく思えてくるから不思議
とりあえずトルネコとカンダダの漢っぷりがいい
あのドランゴが一撃粉砕された時は絶望した
レックスを眠らせた時は
「早く!今の内に殺せ!!バーローハッサン甘過ぎんだよ!!」
って思った。
テリーが殆ど剣技を披露してくれなくて残念だった。
>>566 そうやってドキドキしながら読んじゃうんだよなぁ
突発企画
一話ずつ過去の話を順に語ってみよう
2〜3レスで次の話へ移行
まずはOPから
流れからピサロがみせしめになるのかと思いきやロザリーがみせしめになったのはびっくりした
最初から惹きつけられたのを覚えてる。
あと、この流れからクリフトは対主催者になると思った。(けど・・・)
アリーナが同時参加な時点で、どっちに転ぶか分からない危うさがあった気もする
そういう意味でクリフトを視点役に選んだのは上手いなと思った
記念すべき第一話。
リュカとゲマの因縁にワクテカしてたのにバーサーカーにグシャ
( ゚д゚ )
ちょwwwwwいきなり破壊の鉄球は反則だろwwwwww
初っ端からショッキングな話であった。
グシャ
がちょっとしたトラウマになった
>>574-576 暇人の俺がただいま全キャラの総当り成績纏め中だったりー
まぁ、本編とは無関係なんで雑談のネタにでも…ってことで
ふと思いついて現在の生き残り+ローラ、トルネコを
>>574のリーグ戦にぶち込んでみた
結果はエイトがぶっちぎりで、以下トロデ、マリア、ピサロと続く
マルチェロが哀れなくらい弱いwww
突発企画に戻って第二話「消耗」
ぶっちゃけトルネコはもう駄目だと思いました
まさかここまで長生きするとはなあ。どこで確変起きたんだろ?
確かに、トルネコとトロデが無事再会できるとはこの時点では想像できなかったな。
二人ともよく生き延びたもんだ。
そういえばトルネコって「勇者様、アリーナ(クリフトも)助けてくれ〜」なんていってただぜ!!
581 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/26(木) 17:25:32 ID:qFxxUFLM0
保守
>>580 FFDQ3rdのキモ親父状態よりはマシだぜ
テリーでなくたって殺してる
第三話はクリフト初登場か
最初からヘタレ全開だったなー
ネクロスのお茶目な悪戯のせいでギャグキャラ街道まっしぐらだったなぁ。
でも最初の状況分析は結構好き。展開によっては頭脳派キャラになったかもしれない。
濁点の付くところ違えば効果も全然ちがいますな。
第四話はメルビンがドランゴにボコられる話ですね
ドランゴがメスだったとは……
え、そこに注目?
DQMとかやるとちゃんとメスになってる
次は第五話、アレフの女難&大陸一週マラソンの始まりか
しかしこの書き手さん、改めて見ると投下数多いな
どうみても水着です。本当にありがとうございました。
ルーシア良い子だよルーシア。
第六話はトルネコvsゲマ完結編
最初は火炎草が自然に生えてたりしたんだよね……
イオ入り手榴弾とか懐かしいな…ひょっとして初の修正依頼か?
Wikiの方見てて気付いたが、何気に自己リレーなんだな。トルネコ好きだったんだろうか。
現実武器をDQ世界に上手くとけこませてて上手い発想でしたね。
他にも何かに応用させたいと思ってはいるものの、なかなか機会に恵まれず
オレは正直かんべんして欲しいよ……(ボソ
第七話はあのレックス登場編だ! アルス……
レックスが見事なまでに桐山な話だったなww
そういえばあの話の登場人物ではバーバラもレックス(当時はこの名前ではなかったが)も
FFDO1stの生き残りなんだよな
リュカに続いてまたしても主人公が犠牲に…。
それと同時に皆殺し伝説の幕開けになったとは!
アルスセリフ無しカワイソス
その時は知る由もなかったが、終わってみれば唯一の台詞なしキャラだからな>アルス
次は6コンビの登場話か。テリーはいつでも姉さん姉さんなんだな
まさかこのときはマルチェロの状態欄の居場所がこの先ずっと変わらないとは思ってもみなかったw
ヒマだったので、wikiに死亡者一覧とマーダーランキングを作ってみたよ
アトラスの死因はギガデイン、フローラは奉仕じゃないよ
フローラは全部殺してリュカ蘇生だから、確かに奉仕とは少し違うか。
指摘th、両者ともに修正、
まあスタンスは特に主観まみれなんで適当に修正してもらえると嬉しい
テリーがハッサンにボウガン向けたときは「 ま た マ ー ダ ー か 」と肩を落としたものだ。
2ch補正で絶対ネタコンビになると思ったんだけどかなり良いコンビになってて良かった。
そういえば今やマーダー期待の星のマルチェロも、最初の奇襲は失敗してたんだなぁw
アルスの究極を超えた必殺剣を見たかった……
そしてついにアリス登場とあいなるわけだが
不思議な国のアリスならぬ危険な国のアリスな。タイトル上手いと思った
子音一つ変えるだけで3勇者デフォネームのアルスがこんな可愛らしくなるとも思わなかったし
アリスのキャラクターも、いろんな意味で意表をつかれまくったなぁ
アリスのキャラは、今だから言えるけど最初は引いた。握力200とかやりすぎだろwって。
でも次の「アリス爆発」から一気に大好きになっちゃったんだよね。
やっぱアリス=不思議の国って先入観があったからかなぁ。
そういえば最近握力200の本領見てないなぁ。
最初見たときアメリアだと思ったな。
俺も思った
七色の魔法使いかと
魔法使いということでサマンサvsマリベルいってみよーか
この頃のサマンサからはアリスLOVEがまだそんなに感じられなかったな。
今思えば実にツンデレ。
今頃気づいたんだが、マホカンタ・ベギラゴン持ちということは
マリベルって賢者じゃなくて魔法戦士路線を行ったんだな。
アルス「全然触れられなかったけど、僕、実は全職業(モンスター職含む)マスターしてたんですけどねあははははははは」
レックス「プッ」
繧オ繝槭Φ繧オ繧ょ?晉匳蝣エ譎ゅ°繧蛾ュ?蜉帷噪縺�縺」縺溘↑
謌ヲ髣倥b縺九▲縺薙h縺九▲縺?
>>613 繝?繝ウ繝?繝ャ蟇セ豎コ縺�縺ェ縲√し繝槭Φ繧オ縺ッ逋セ蜷医□縺代←
気を取り直して不遇なるメルビンの話に戻ろうか
…メルビンはFFDQではかっこよかったのにな。1stも3rdも
死神の騎士はホラー的なマーダーとして期待していた
最初の話でついたものすごいヘタレイメージが抜け切れなかったね
次は十二話か
のんびり屋のイメージが強かったから強気のサマルは新鮮だったな
確か、隼の書き手さんが
『ドラクエ2はやったこと無いから、DQM+を参考にランドを書いた』
ってカキコしてたっけな
ドラクエロワの影響でDQM+を読んで、サマルのイメージが吹っ飛んだ。
FFDQの方から皆勤賞だけどサトリ系サマルは初めてなんだよな
つーか出会い頭に剣突きつけられても大人しく話聞いてやるキーファは大人だと思った
一日一話は進もう
でも次は二話一緒でいいよね
13話と14話はマルチェロとピサロ
それぞれのピンの話だね
13話はマルチェロ側の心裡描写がなかった前作の補足みたいな感じだな
14話、ピサロが素直に乗らなかったのはある意味予想通りだった
二人とも基本的なスタンスはこのときから変わってないんだな
>>627に先に言われた。二人とも基本的なスタンスは変わっていない。
マルチェロはずっとアリアハンでスネーク。
ピサロは情緒不安定で幼女同伴で赤毛求めて三千里。
次の話は15話、「ドラゴンの受難」なんだぜ。
初期の話では一番好きな話かもしれないな。
ツンデレゴンさんに天然ローラ、腹黒フローラにグッドなおねーさん
今思えばなんという豪華キャスト。
アリス…高山みなみ
レックス…高山みなみ
フローラ…深田恭子
632 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/06(月) 12:28:22 ID:XIQRWaEpO
第16話 仲間を思う気持ちの鎖
登場はテリーとハッサンです
ageすまん
ネタスレ系のウホッ!ネタと「よう!ダーリン!」とかのインパクトで忘れがちだが、
ハッサンはいい奴だよなあ…大体いつでもおいしい役回りもらってる気がする
テリーもこの時点では持ち直したかと思ったんだけどな
>>608 握力200はいいと思うよ
ボストロールや大魔神と戦ってきたんだから
この話でハッサンとテリーをもっと使ってあげたくなった。
普段は主人公、ミレーユ、バーバラ、ドランゴのハーレムなのに。
次はキーファとランドの再登場か
ランドは短いSSの中でキャラを確立させてたな。
あの王子コンビも結構好きだったから早期退場は悲しかった。
そろそろ新作読みたい、と少しだけ本音を言ってみる。
つ 自分で書いてみる
エイトとアリーナが出会う話、なんか雰囲気が好きでした。
「…そうですか。アリーナ様」
「“アリーナ”でいいよ?あたしそんな呼ばれ方されても…」
「いえ、しかし…」
「命令」
このやり取り好きだった。
>>638 気持ちはわかるがゆっくりいきましょうよ。
保守
エイト&アリーナ&キーファvsベリアル…火星
アリーナvsアトラス…ピアノ協奏曲第一楽章
アリスvsヒミコ(オロチ)…ピアノソナタ月光第一楽章
アレフ&竜王&トルネコvsアトラス…序曲 コリオラン
アレフvsアトラス@城の地下…交響組曲シェヘラザード 若い王子と王女
645 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/13(月) 18:41:35 ID:cL3thTBpO
保守
さて、次はトロちゃんマリアの出会いだな。
この出会いがマリアの運命を変えたんだと思っている。
このコンビは可愛くて良いよね。
マリアは、ハーゴン・シドーと戦ったDQ2組の最後の一人として頑張って欲しい。
久しぶりにまとめと過去ログ読んだらテンション上がったわ!
終盤戦どうなるのか日々wktkしてます。
保守
トロデは非戦闘員な扱いが多いが
木の枝で聖堂騎士団と渡り合ったりして実は結構強い
そういえばエイトたちが監獄島で幽閉されてた一ヶ月を生き抜いたもんな。
ここで一つ
「今日中にレスがなければDQBRは終了したものと認定する」とか言ってみる。
いや、本当にもうダメなんじゃないか?したらばの掲示板も新規書き込みほとんどないし
まさかこの期間に話がピクリとも進まないとは思わなかったよ
FFDQのほうもそういうレスが付いてから二年くらい進んでるよな。
参加する気もない個人の独断による終了認定なんていくらでもしてもらって構わないが
それを他人に押し付けるような真似だけはしないようにな
今までが凄すぎたんだよ
まあ終盤だしな。今までにも一月新作ないとか普通にあったし
きっと誰かが書いてるさと楽観してみる
社会人には夏休みなんてねぇ!まぁリアルの都合もあるし、終盤だし、ここは気長に待とうぜ。
さて次は、ゼシカ、フォズ、リアの登場話。
ゼシカはともかく、幼女二人がこんなに活躍するとは思わなかった。
登場した瞬間ズガン対象たと思っていた時期が、俺にもありました。
FF9やってたんだけど、このゲーム主題歌の「Melodies of Life」 って
DQBRのための歌な気がした。
知らない人ごめん
マルチェロ キーファ マリア アレンを予約します。
スランプが長引いているのでもう少し待つ予定でしたが
なんだかスレの流れが末期っぽくなってきたのでここで予約します。
おそらく一週間予約になります。
予約キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
よ や く キターーーー( ∵ )ーーーーーーーーーーー
よっしゃあああああ
そーれハッスルハッスル
>>660
よし、顔を長くして待とう
やったああああぁぁぁぁぁぁ
じゃあ漏れは不思議なタンバリン!
>>660
まだ投下されてないけど感動をありがとう。
ちょうど俺もスランプから脱出したんだ。
俺、考える。この書き手の後に。
そして書く。燃えてきた。
これ本にして出せば売れね?
小説でもマンガでも
電車男につづ(ry
新作期待。だが誰か
>>664につっこんでやろうよw
>>668 マジレスすると書籍化して通販は先人が通った道だが、基本赤字覚悟だそうだ
漫画は見たいな。俺は描けないが
書き手さんがんばれ。超がんばれ
書き手さんファイト!な保守
どうでもいいけど、ベルセルクのOPが・・・って、
既にこのテのは誰かが言ってそうだな。
674 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/26(日) 01:50:21 ID:wmdiW+gTO
やっぱ長引くとろくなことないんだ。
次の書き手くんはウダウダと引き延ばさないでくれや
相手のことも思いやれず空気も読めないんですね。
君みたい乞食くんはクレクレと偉そうに発言しないでくださいね。
まあまあ 落ち着こうぜ
絵板でも見てさ
('A`) <ン〜ン〜ン〜ン〜ン〜ンン〜
('A`) <ン〜ン〜ン〜ン〜ン〜ンン〜
( ゚Д゚) <ダダッダダッダ、ダダダダダッ
( ゚Д゚) <ダダッダダッダ、ダダダダダッ
一応一週間ということは明後日の未明までに投下がある予定なのか
さるさん規制が厳しいらしいし、前もって投下予定時刻を伝えてくれれば
支援に入る人も集まりやすいかもしれないが…
てかブラウザだと人多杉規制も喰らってるのね。今頃になって気づいたさ
何か色々大変だ
21時位からの投下なら支援できる
正直、何でずーっと規制入ってるのか気になっていた
自分の毎度の遅筆さに腹が立ちますが期限までに完成させることはできないようです。
予約はこの時点で破棄しますが、あと一日待ってください。
明日の夜にはなんとか上げられる予定です。本当に申し訳ありません。
三本の首を長くして待ってるよ
股間を長くして待ってます
腕を長くして待っています
尻尾を長くして待ってます
謝罪以外の言葉が浮かびません。
本当に申し訳ありません。
鋭意執筆中ではありますが、今日の事を考えると明日は必ずとも言えない状況であります。
他の書き手の方はどうぞ気にせず予約されてください。
(この状況で予約しにくいのは解かりますがこれ以上私に出来ることを考え付けません)
>>688 正直、今夜仕事だったから投下が遅れてホッとしている俺ガイルw
あまり無理して体を壊さないで、適度に頑張ってください。
色々と長くするくらいだから、待つのは予約期間中だけじゃないっすよ。
書き進めてる職人さんがいるのがわかって安心もしたし。
というわけで完成楽しみにしてます。他の職人さんも頑張ってください。
この書き手の実績からするとこうなることはある程度予想できた。
褒められたことではないが、良い実績も多く残している人なのでとりあえず期待したい。
というかこの際、予約期間3日ルールを10日くらいに変更しちゃってもいいんじゃない?
3日じゃ書ききれない、でも延長したら絶対完成させないといけないし
というプレッシャーが書き手さん達にあるのでは、と邪推してる。
ただの読み手の意見だけど。
じゃあ他の書き手さんの投下までの場つなぎをさせてください。
アリス、トロデを予約します。
とは言うもののまだ細部の詰めにちょっと時間が。
さらなる予約キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
695 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/30(木) 16:40:36 ID:VGQ35oVi0
久しぶりに来たら予約キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
まったりしながら待ってます。
新作にワクテカしながら保守
3日ということを考えると本来の予約締め切りは明日の午前中なのですが…
すみません全然時間が取れてないです。
今日も今日とて帰宅時刻こんなのでして。
土日の間に仕上げられるようにしますので、もうちょっとだけ時間ください…
場つなぎと言っておきながら繋げてないのはどうなのさ!って御免なさいorz
顔を長くして待ってます
699 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/02(日) 12:39:37 ID:bhzaIRV90
ここはピピンだらけのスレだなw
鼻を長くして(ry
F
髭を伸ばして待ってます
そんな訂正どうでもいいです
勃起がとまんねえ
706 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/04(火) 07:12:02 ID:vUDWTniV0
まったりしながら待ってます。
保守
ようやく書き上がりましたのこれから投下します。
さるさん、頼むから邪魔しないでくれと願うばかり。
静かだった。妙に静かだった。
嫌味なぐらいに辺りがシンと静まり返っていた。
つい今しがた宿屋の方角で建物が崩れそうなほどの轟音が響いたのが嘘のようである。
それは嵐の前の静けさか、それとも既に手遅れであったのか。
トロデと共に武器屋で待機することになったアリスの眉間が険しく歪む。
様子を見るといって出て行ったマリアとキーファは戻ってきていない。
というより別れてまだ間もないから、向こうについてもいないだろう。
あの二人に限ればまだ無事のはずだ。無事と信じてよいはずだった。だが…
「やはり心配か」
「そんなこと…いえ、そうですね」
出だしこそごまかそうとしたが、隠しようもなくて素直に頷く。
彼らの力量を過小評価しているわけではないが、
元々『戸惑って後悔するより、行動して後悔する』が信条のようなアリスとしては、
待つことは好むところではなかったのだ。
だろうのと返す王も不安を共有するところだったが、長引かせても不毛なだけなので話を変えることにする。
「しかし、その若さであの判断はなかなか見事じゃったぞ?」
「え?」
「さっき二人が行く前に、約束をさせたじゃろう?
『もし戦うなら絶対に負けないこと』『負けそうなら、すぐ逃げること』
逃げることは敗北ではない。危なくなったら逃げて、私を呼べと付け加えて」
「ああ…はい」
「正しい判断じゃ。若者が積極的なのは好ましいが、はやる気持ちは己が目を曇らせる。
わが国トロデーンの兵法書第42条にもこうあるぞ。
『退くことを恥と思うな。退くことが正しい場合もある』…とな。
聞けばありふれていると思うやもしれんが、熟達者ほど初歩を疎かにはしないものじゃ。
お前さんは基礎をしかと心得ているとみえる」
アリスは多少顔を赤らめながら頬を掻いた。
弱冠16ながら魔王を倒すパーティのリーダーとなるべく育てられたアリスである。
家族や仲間から教えの正しさを認められたようで、気恥ずかしいが悪い気はしなかった。
隣に座る勇者が年相応の表情を浮かべた様を、トロデは微笑ましそうに口元を緩めたが、
一方で、それにしてもこの娘は、という思いをさらに深めることになる。
まったく顔だけ見れば、まだまだあどけなさの残る少女に過ぎないというのに、
その実はあまりにも常人離れした判断と戦闘力。何が彼女をしてここまでさせたのか。
『勇者ロト』という称号が持つ意味を、彼が正しく把握できるはずもなかったが、
マリア王女、あるいはゼシカ、そして彼の娘。過酷の二文字で片付けるには忍びない重い運命を、
彼女もまた背負い続けてきたのであろうことは、想像するに難くない。
「マリア王女から聞いたが、おぬしはこのアリアハンの出身らしいな」
他に振る話題が思いつかず、かといって無言で佇むのも落ち着かないのでトロデは尋ねてみる。
その土地勘が、井戸を隠れ家にしたクリフトの居場所を突き止めるのに役立ったのだとか。
ええ、とアリスは軽く頷いて、宿屋の方角を指してみせる。
「ここから見て宿屋のさらに向こうにある一軒家…そこが私の家でした」
「ほう」
指し示された窓の先にトロデは目を凝らす。
本来は手前にある宿屋が壁になって視野は遮られるはずだったが、
先だっての何事かによって家屋が半壊してしまっているため、
彼女の言う生家の屋根の部分が、かすかながら視野の中に納まった。
これまでの激戦を経て、見るも無残に荒れ果てた他の施設に比べれば、
まだ健全な佇まいを幾らかは維持しているのかもしれない。
だが、当のアリスは自宅を直視する気にはなれなかった。どれだけ精巧に作られていても
所詮はかりそめの器に過ぎず、大切な中身がともなっていないのだから。
711 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/05(水) 00:00:11 ID:LJqL6AHtO
今更言うまでも無く、ここはアリスの生まれ育ったアリアハンそのものではない。
大陸を走り回った時の奇妙な感覚の食い違いが、彼女にそれを気づかせ
生前のリアの『お兄様の話していたまやかしに似ている』という発言がそれを裏づけ、
しかもそのまやかしの作り主が、かのハーゴンだというからもはや確実だった。
この大地には不本意ながら招かれた客を除けば、住人は誰一人として存在しない。
『消された』のではなく、存在そのものが紛い物であり、
『元からここに人はいなかった』という事実は、幾らかアリスの心を軽くはしたが、
それでも『あそこに戻ったところで、家族に逢えるわけではない』ことに何ら変わりはない。
なまじ似ているだけに、静かに佇めば脳裏によみがえる懐かしい風景。
人の行きかう賑わい、暖かな匂い、そして優しい姿。
『おかえりなさい、わたしのかわいいアリス』
『オルテガほど勇敢な男はおらん!アリスほど立派な勇者もおらぬ!この爺の息子と孫じゃ!』
おそらくはもう二度と聞くことのできない声。
(お母様、お爺様、あなた方は今も元気にしておられますか?していますよね?)
そう願うのが関の山だった。
彼女は勇者として二つの世界を救った。
後のアレフガルドにおいて稀代の伝説として語り継がれるまでに至るほどの存在だった。
しかし、その誰もが敬い憧れるであろう彼女は今、拠り所なくさすらう身である。
それは無事にこの世界を脱出しえたとしても、やはり本質的には変わらない。
sien
いつからだろう?これが不帰の旅だと自覚したのは。
少なくとも旅立ちの頃は違った。父の仇を討ち、大魔王を滅ぼせば、
彼女は胸を張ってアリアハンに戻るつもりだった。
「勝ちました!やりましたよお母様!
アリスは立派に務めを果たしました!もうこれで魔物に怯えることもないのですよ!」
と言って喜びを分かち合うはずだった。
夢は叶えられず、本懐こそ遂げたものの、娘は母と永久に引き裂かれた身である。
…私はまだいい。自分で望んで突き進んだ上でのことなのだから。
しかし母からすれば、事実上夫と娘を喪ったことに等しかった。
そう思うと、振り返ってつくづく親不孝な娘だったと思う。
女手一つで育ててくれたというのに、当の本人は二言目には父上、父上で。
『ははうえ、わたしはちちうえになりたいのです。おんなのこではちちうえになれません!』
と無邪気ながら言ったこともある。
そんな猪突猛進型の娘を認め、全てを受け入れて母は愛してくれたというのに。
せめて、言いたかった。わずかでもいい。飾れなくてもいい。
おかげで私は、こんなにも強くなれました。
―――ありがとうと、言いたかった。
娘の出立を拒絶せず、むしろ支えるように後押ししてくれた母だったが、
父オルテガの旅立ちには難色を示したという。
この子が大きくなるまで待つことはできないの?と母は願ったが、
父は申し訳なく思いつつも拒絶した。
『わかってくれ、俺は一刻も早く平和を取り戻したいんだ。お前やアリスのためにも…』
それが父の出した結論だったという。
このような物心つく前の話をはっきりと思い出せるのは、
幼い心にもそれだけ印象が強かったからということもあるだろうか。
しかし、もう一つ大きな理由は、その時偶然窓から覗いていた語り部がいたからだった。
『あんなに真剣で、あんなにお互いのことを思っていて、
…そして、あんなに悲しそうなお二方を、見たことはありませんでした』
そのように後年になって語ってくれたのは、サマンサである。
話の締めくくりはこのようであったという。
不安に涙を浮かべる妻を抱きしめて夫はつとめて笑った。
『なに、すぐに帰ってくるさ。魔王を倒して、な』
その気持ちに嘘偽りはなかっただろう。だから母もそれを信じて静かに微笑み頷いた。
しかし、父オルテガが愛する妻の元に帰ってくることは二度となかった…
間違ってなどいなかったはずだ、誰も。
妻と子のために世界をこの手で平和にしてみせたいと決意した父も、
やはり娘のために残ることを望みながらも、ついには夫の望みを受け入れた母も。
そして父の遺志を継いで立派な勇者になると誓い、それを果たした娘も。
誰もがよかれと思って選択した結果の積み重ねによって、至る今という時。
なのに、正しいと信じて行動してきたはずなのに。道は間違っていなかったはずなのに。
何かこう、すっきりしないのはどうしてだろうか…?
「…辛い話じゃのう」
トロデがポツリと漏らしたので、アリスはようやく我に返った。
自分の心の中に留めておくつもりだったはずなのに、迂闊にも口に滑らせていたらしい。
もちろん全部が全部、ありのままにというわけではないだろうけど。
トロデもアリスの心境を察したのか、深く詮索しようとはしなかった。
…ただ一つだけ、頭にひっかかった固有名詞があったため、
それだけは確認しておこうと思い、尋ねた。
「…そのサマンサというのは、この名簿のサマンサか?」
「はい。私の仲間でした。父の遺志をついで旅立つ私を心配に思い
呪文の腕を磨いて共に戦ってくれました…私にとっては姉のような存在でした」
「そう、か」
やはりな、と軽く息を吐くと
トロデは名簿の中身をアリスに見せることなく、そっとザックの中に戻した。
彼女は放送を直に聞いていたというから、既に知っているに違いなかったが、
だからといって見たいものでは決してないだろう。
…自分の姉の顔写真の上に、血の如き赤で禍々しく塗られているなどと。
かわいそうにのう、と言うべきかトロデは考えた。
アリスの両親も、サマンサも、そして今のアリスの身の上も。およそ順風とはほど遠いものだ
しかし、これもそれぞれが自分なりに考えて下した決断の末のことであったろう。
憐れだと言うのは簡単だ。だがそれでは『なんでそんなことをしたのだ』と、
彼女らの生き方まで否定してしまうことになりかねないか、とも王には思えた。
幸か不幸か、よく事情も知りもせぬ身が知ったかぶって決め付けるのはかえって失礼だろう。
かといって洒落たことを言ってごまかすのもおかしすぎる。
だから彼が、これだけははっきりと言えると思ったのは、
「その親父さんも、母方も、そしてサマンサとやらも、
よほどお前さんを愛しておったのじゃろうなぁ。
でなくばできんよ。過酷な旅に自らの身を投じることも、
夫の死を知ってなお、気丈に娘を育ててみせたのも、
父と同じ轍を踏ませまいと、共に痛みを分かち合おうと決意することも…な。
出会いは宝じゃ。己が捨て去ってしまわぬ限り、その記憶は誰の手にも奪われぬ。
皆から受けた愛を忘れぬようにな…とそうお願いしておくとしようかのう」
「ええ…」
アリスは小さく、しかし強く頷いた。
口調もあいまってか、トロデ自身が思った以上にその願いは効果を示した。
自分が敬愛する人々を認められることが、自らに対してよりも大きな力になることもある。
この時のアリスがまさにそうだった。彼女は嬉しそうに顔をほころばせたのである。
…そういえば、幼い頃、サマンサとこんな話をしたことがある。
父譲りの勇敢さを強く受け継いだアリスは、おとぎ話の中でも冒険物を好んだ。
『こうして魔王を倒した勇者は王国に戻り、お姫様といつまでも幸せに暮らしましたとさ』
何の憂いもないはずの大団円に満足しながらも、ふと気になって尋ねた。
『ねぇサマンサ。このひとたちは、そのあとどうなったの?
どんなふうにしあわせになって、どこへいったの?』
王様になったのだろうか?それともまた別の国に旅立ったのだろうか?
大好きな話とその中で生きる人々だっただけに、無性に気になってたまらなくなったのだ。
しかし、書いてない先のことなのだからわかるはずもなく、当然サマンサは困り果てた。
『きっと、この人たちは私たちの心の中で幸せに生きているはずですよ。
私のなかにも、アリスのなかにも元気に生き続けているはずです』
どこへ行ったのかと聞かれて、私たちの心の中へと言い、
どうなったのと問われて、今も元気に生き続けているとサマンサは答えたのだ。
傍から聞けばかなり苦しい回答であったかもしれない。
しかし、サマンサは妹のためにと、一生懸命に考えてこの答えを捻り出したのだった。
それで正しいですよサマンサ…あの時の姉の年齢を追い越した今のアリスは思った。
たとえ物語が終わっても、住む世界が変わっても、死が互いを裂こうとも、
人生を共有した記憶は感覚を通して、心の中に残る。
今もなお生き続けている。思い出すのは辛いからと、忘れてしまわない限り。
だから見てくれているはずだ。既に過ぎ去った人々が皆、この自分の体を通して。
ならば、報いなければ。私と時間を共有した人々の為に。
そして見せなければ、平和を取り戻した世界を。
(そうでしょう、お父様、お母様、お爺様、サマンサそしてみんな)
心の中で生きているなどと幻想に過ぎない。そんなものはただの自己満足ではないかと
批判する向きもあろうが、言いたい者には言わせておけば済むことだった。
どのように言われようとも諦めない…これは、彼女の誇りをかけた、わがままであった。
アリスは拳を握った。強く強く握り締めた。
…あまりにも強すぎたため、掌が少し痛くなった。
自分に握力200kgとも称される怪力があることを久しぶりに思い出した。
(…そうですね。もちろん、あなたにもです)
『いいえ!なんにって…グアァアアアア!姐さんギブギブ!!』
アリスがかすかに微笑む。手を走る若干の痺れが、この怪腕の威力を直接、
しかも数回味あわせたことのある愉快で勇敢な盗賊の姿を想起させたのだった。
…アリスが過ぎさりし人々に思いを馳せている間、トロデもまた思考に身を委ねていた。
彼も一人の娘の父であるがゆえに、アリスから聞かされた話の中でも、
とりわけ彼女の父・オルテガの決断に大きな感銘を受けたのだ。
戦場において、娘のために『戦って死ぬ』ことと、『戦闘を放棄する』こと。
そのような二者択一を迫られたとしたら、
果たして父はどのような判断をくだすべきであろうか。
もちろん『戦って生き残る』こと、あるいは『戦わずに済む』ことが可能であるならば、
その方がベターであることは言うまでもない。
だがそれらがおよそかなわぬことであるならば…?
トロデは元々腕に覚えがないわけではない。
その姿からは想像がきかないが、並みの相手なら軽くあしらえるほどの剣腕の持ち主だった。
なので、足手まといのように思われるのは彼の気性からすれば憤懣やるかたなかったし、
先ほど『自分の身くらい守ってみせるわい!』と息巻いたのも
全く根拠のない話でもなかったが、それでも到底及ばぬような現実が
厳然として存在している。かといって、切り札となりうるようなアイテムもない。
(…いや、まてよ)
トロデはふと思い出した。切り札かは不明だが、何かひっかかる物を彼は持っていたのだ。
『アリスやマリアもわからないか…おっさん、これ知らないか?』
『いや、そんなもの見たことないぞ』
キーファたちも含めた四人で所持品を確認した時、誰もが首をかしげたアイテムが
今も彼のザックの中に納まっている…
『メガザルの腕輪』である。
夜勤支援
真実、トロデがその不思議な光を宿した腕輪を見たのは、この世界に来てからが初めてだったが、
前半部分の呪文と思われる言葉については一度小耳に挟んだことがあったのだ。
元いた世界で共に旅をした、粗野ながら人情に厚い男ヤンガスがこの術の使い手だったはずなのだ。
といっても実際の効果をこの目で見たことはない。メガザルを習得したヤンガスが
『できれば使いたくはねえけど…でもアニキを守るためなら、
いつだってこの身を投げ出す覚悟でげす!』と意気込んでいる様子だけが
唯一の手がかりだった。
その時トロデはまともに取り合わなかった。
元々ヤンガスとは売り言葉に買い言葉が日常の関係だったので、素直に返すはずもない。
何かよくわからんが、頭も顔も悪い上に足手まといでは最悪じゃぞと言っておいた。
それが無茶はするなという、ヤンガスに対するトロデ流の気遣いだったが、
『そりゃないぜ、おっさん』とヤンガスがぼやいて話はそこで終わった。
しかし、こんなことなら呪文の効果について、
もう少し詳しく聞いておくべきだったかと今になってから思う。
トロデーン兵法書なる代々の王に受け継がれてきた指南書をそらんじ、
剣の腕には覚えのあるトロデも、呪文に関しては疎かった。
あと2歳若ければ呪文もバリバリだったんじゃがと言ってみせた時もあったが、
今年で50の王よりもっと高齢の魔法使いも世にはいるのであまり説得力はなかった。
「自分で何もかもできんでもよかろう。上に立つ者に必要なのは人材を求めることじゃ。
呪文の力が必要なら、それは術に長け、かつ自分が真に置ける者に任せれば済むことじゃ」
というのは何となく言い訳風味が混ざっている感もあるが、
王という立場からすれば、まんざら正しい判断とも言えなくもない。
そして、その『自分が信に置ける者に任せておけばよい』だが…
呪文のみならず、王が『わが息子』とまで呼んで信頼しきっている若者がいる。エイトだ。
やはりこの世界に招かれる憂き目に遭ったが、今もなお生き延びているらしい。
そうとも、あやつがワシを置いてくたばるものか…彼の生存をトロデは心から喜んだ。
ゼシカが既に去り、ククールがあろうことか異母兄に命を奪われたと知り、
王の心胆は寒くなる一方であったが、それだけに息子の健在は貴重で、快いものだった。
再会の機会は、願っているにも関わらず未だ一度として与えられないが、
かのマルチェロのように、息子が殺戮の誘いに乗っている可能性を王は露ほどにも考えていない。
それは願望ではない、確信であった。
そこまで考えて、唐突にある線と線とが一本に繋がった。
彼もまたヤンガスと似たような名前の呪文を覚えていたのである。
年に似合わず、忠臣の鑑のような青年であったから、
彼は自分の状態をつぶさに報告してくれた。
それを聞くのは、魔物扱いが身にしみる辛い長旅における数少ない王の楽しみだった。
その彼が、ある日言ったのである…『メガンテ』という呪文を覚えたのだと。
この時は何じゃ、それは?とトロデは返したので、続けてエイトは説明した。
メガンテ…それは自分の命と引き換えに大爆発を起こし、敵を打ち砕く呪文なのだという。
それではお前が死んでしまうのではないか?と重ねて問うと、エイトは神妙な顔で
『はい…でも、これさえあれば、どれほど絶望的な時でも僕は王をお守りできます』
と言った。
我が身を捨ててでも、というのは見上げた献身ぶりである。
王と呼ばれる立場にあるならば、一人はそのような臣下を持ちたいと願うものである。
その願望を具現化した男が目の前にいるのだ。王としては誇らしい限りであったろう。
しかし、トロデは激怒した。
「馬鹿を言うな!」
誉められるとは思ってはいなかったが、これはさすがにエイトの予測を逸する反応だった。
若者が思わず身じろぎしてしまうほどの大声で、彼は一喝したのだ。
「命を引き換えにだと?どんな時でも大丈夫だと?
そんなことを言われて喜ぶワシだと思ったのか馬鹿者!
お前が死んでしまうような呪文を使ってくれと願うようなワシだと!
そんな下卑た男だと思っておったのか?この愚か者が!」
全く有無を言わせない剣幕を、この時のトロデは見せた。
もちろんこれは蘇生呪文が存在する元の世界での話である。
たとえメガンテで命尽き果てても、生還するすべがないわけではなかった。
実際、トロデは冒険の中で、エイトたちの生死に関わる話をネタにしたこともある。
『全滅しないと冒険とはいえん!
危険を冒すと書いて冒険じゃ その点、お前は冒険しておるのぅ』
『目を閉じるとこれまでに会った強敵がまぶたに浮かぶようじゃ。
お前たち、よく負けたのう…』というように。
しかし、それは実際に生還できたからこそ、後になって言える冗談だった。
運良く生き延びることができれば幸いだが、そのまま命尽き果ててしまうことの方が多い。
事実、ゼシカの兄を始めとする、暗黒神ラプソーンに命を奪われた七賢者の末裔は
誰一人として生き返ることができなかったではないか?
それを思えば、自ら死を選ぶなどともってのほかである。まして、
「ワシがいつからお前の面倒を見ていると思っておるのじゃ!
お前は、お前はなぁ…ワシにとってはもう一人の息子みたいなものなのじゃぞ?
ワシが、父が…自分のために息子を死に追いやって、
それで喜ぶようなことがあると思っておるのかぁ!!」
支援!
支援
あれ?エイト予約入ってたっけ?
明日の朝ちゃんと読みます。orz
(何もあそこまで怒らんでもよかったのにのぅ…
エイトは良かれと思って言っておったわけだし)
回顧して少しため息をついてしまうトロデだった。
もっとも勢いはともかくとして、内容については間違っていたとは今でも思わない。
エイトが自分の為に忠義を尽くしてくれる快い青年であることはわかっている。
わかっていた。だからこそ、その命を無為にするなど惜しくてたまらないのである。
その、禁断とも言うべき呪文がメガンテで、今この手にあるのはメガザル…
(…これはなんぞ、何か関係でもあるのかのう…)
ただ名前が似ているだけかもしれない。
しかしエイトとヤンガスの話していたことには共通点がある。
もちろん効果はメガンテとは異なるのだろうが、発動の際に要求されるものはおそらく同じ。
(命を引き換えに…か)
重すぎる代償だ。だが、ヤンガスの言葉を信じるならば…『守れる』のだという。
(この身を捨ててでも守り通したいと思えるほどの価値があるならば…ということなのか)
トロデはアリスに気づかれぬように、メガザルの腕輪を身につけていた。
小柄な魔物と化している彼の細い腕なら、脇まで通すことも何の無理もなく、
着替えたばかりの布の服の袖の下に隠してしまえば、全く目立つものでもない。
アリスに隠したのは、自分でもその効果がよくわからず、
問われたところで満足に説明できる自信がなかったからであり、
それに的を射ていようがいまいが、話をしようものならアリスは
「そんなことを考えてはダメです!私が必ず守ってみせますから!」と言うに違いなかった。
エイトに比べれば、共に在る時間は千分の一にも満たない彼女であったが、
これにも全くぐらつかない確信がある。
その真っ直ぐすぎる性格がアリスの本質であり、魅力でもあり、
彼女の心意気や良しと思うがゆえに、トロデはアリスに腕輪のことを話せなかったのだ。
もちろん腕輪をつけたからといって、即命を投げ捨てる覚悟に至ったというわけではない。
トロデとて自分の命は惜しい。叶うならば元の世界に戻りたくて仕方がないのだ。
懐かしき故郷には、目に入れても痛くないほどに愛しくてたまらない娘・ミーティアがいる。
あの子がこの残酷な舞台に放り込まれなかったことは、
トロデにとって間違いなく数少ない救いの一つだったが、
自分もおらず、エイトもいないあの城で取り残されているかと思うと、それはそれでいたたまれない。
娘のためを思えば、いくらでもわがままになれる。それが親という生き物だった。
自分も生きたい。仲間たちも生かしたい。それは命あるものとして、ごく自然な願い。
しかしその図式が往々にして成り立たないものであることを、重々に承知していた。
もし、誰かが絶望的な状況に追い込まれた時、自分は果たしてどうするであろうか。
やはりミーティアのためにも、何としても生き延びる道を選択をするだろうか。
それは何もおかしな判断ではない。唯一の命を大切に扱っていけない理由などあるはずもない。
だがしかし、この世界にもやはり失うには惜しすぎる若者たちがいる。
エイト、マリア、キーファ、そしてアリス…ほとんど見ず知らずの自分を守るために、
命さえかけてくれている彼らに、報いてもやりたいのだ。
相反するわがままが、トロデ王の頭の中で定まることなく揺れ動いていた。
悩むなんてワシらしくないぞと笑い飛ばしてしまいたかったが、そうもいかない重すぎる天秤だった。
(オルテガ殿とやら、あなたは自らの命をかけることを選んだ。そして亡くなられた。
ワシは…どうするべきかのう…どうすればお前は喜んでくれるかのぅ、ミーティア)
メガザルの腕輪を身につけた腕をトロデは掴む。
願わくば訪れないでほしい、その選択の時は果たしてくるのだろうか。
もし訪れたとしたら、やはり娘のためにも、最後まで生き延びることを彼は選ぶだろうか。
それとも…
【E-4/アリアハン城下町武器屋/午前〜昼】
【アリス@DQ3勇者】
[状態]:HP1/2 MP1/3 左腕に痛み(後遺症)
[装備]:隼の剣 王者のマント 祈りの指輪(あと1.2回で破損)
[道具]:支給品一式×4 ロトのしるし(聖なる守り) まほうのカガミ
ビッグボウガン(矢 0) 魔物のエサ インテリ眼鏡
[思考]:トロデを守る 『希望』として仲間を引っ張る
【トロデ@DQ8】
[状態]:HP2/3 頭部打撲(処置済)
[装備]:イーグルダガー 布の服 メガザルの腕輪
[道具]:支給品一式×2 アンチョビサンド(食べ残し)
[思考]:仲間たちの無事を祈る 打倒ハーゴン メガザルに対する考察
支援&投下乙!
予定日よりもだいぶ遅れてしまいましたが、投下終わりました。極力のんびり投下を心がけ、
さらに支援もいただいたのですが…あえなくさるさんを喰らってしまいましたorz
へー一回規制されると解除までちょうど30分かかるんだ、ということを知りました。
知りたくもなかったけど。
またお気づきのことがあれば教えてください。でも今日はもう寝ます。明日も仕事ですので。
それではどうもありがとうございました。
投下超乙ッ!
アリスの抱える溢れんばかりの愛とトロデの父性が激しく感情をつき動かします!
超GJです。
トロデ王死ぬなー!
って事でGJ!
DQ3とDQ8を同時にやりたくなってきました。
アリス…皆に愛されすぎだろ、常識的に考えて
トロデ王も父親としての威厳と愛情ありすぎだろう常(ry
サマンサの登場ではギリギリで耐えられたけどカンダタの回想シーンで涙腺崩壊しました。
最高にGJ!
ふと思った
ヤンガスどうしてるだろう
乙でした!
4/15で鼻の奥がツーンときた。トロデの逡巡も自然なことだけど重いな…。
今回用意されたスイッチが、今後どう使われるか(使われないか)楽しみが増えたよ。
741 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/05(水) 23:26:05 ID:82oGIOk80
素晴らしすぎるぜ
希望と、そして重すぎる悲哀を感じた
メ ・ ガ ・ ザ ・ ル
>>739 以前何も知らずに爆睡してたSSが投下されてた記憶が
何はともあれ、◆9Hui0gMWVQ氏GJ!
━━━━━お願い━━━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活はどんな形でも認めません。
ってことは一話内で死亡→復活をさせないとアカン
まあ他の書き手さんが頑張って最期を書いたキャラをあっさり復活させる覚悟はないかもな
メガザルが世界樹の滴と同列のとされてることから察するに、この会場内は蘇生全般が制限されてるんじゃなかろうか。「会場内」は。
捨て身のベホマズンという風に理解しておけばいいのかな
理論上1度きりのはずだし、この場合は回復効果は制限なしということでおk?
まぁ、実際にもし使うとしたら瀕死からの復活だろうね。というか、逆に読み手が
それを警告する今の状況のほうが意外。そんなに書き手さんを信用できないのだろうか?
FFDQ1stのラスボス戦でもメガザル採用されたし、ラスボス戦でならおkなんじゃね?と思うのですが。
まぁ捨て身の全員全快がベターだと思われます。
>>746 警告というか情報を整理するのはそんなに悪いことじゃないと思うよ
あとは書き手さんたちが何とかしてくれるさ。
てか、今書き手さんって何人くらいいるんだろうか
いますよノ
だいたい4〜5人?
そんなにいたらこんな過疎ってないだろ常考
752 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/07(金) 01:20:55 ID:9w+ekXr+0
最後での全員復活はOKっしょ
じゃないとHAPPY ENDにならないじゃないですか
さすがにふざけんな
例えネタでも
釣られたら負け
本音を言うと
トロちゃん死ぬなーーー!!
757 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/07(金) 20:07:43 ID:9w+ekXr+0
トロデ「これで成功するハズじゃ!!」
メ ガ ザ ル
うわ〜い 全員生き返ったぜ ハーゴン(シドー)も死んだぜ
いぇいいぇい
で、トロデの墓にロトの印をアリスが置いてEND
>うでわ
まあ、トロデ王の葛藤材料として登場したんだろうから、使われないなら使われなくても良いと思う。
便利過ぎるから、書き手さんもホイホイ使わないだろう。
全滅エンドの保険だと思えばいいんでない?
エンディング予想としては、
たぶん、ロトの印は子孫に受け継がなければイカンだろうから、アリスは形見に持っていくんじゃねーか?
書き手さんにまかせればいいんじゃない?
どっかでミネアがハッサンにメガザルしてたし
>>759 やめてグリンガムのムチでみだれうちやめて
微妙にスレ違いだけど。
そのときもハッサン全快で蘇生ではなかったけどね。
現時点で駐在してそうな書き手さんというと
◆YO3pXcw7Kc さん、◆I/xY3somzM さん、◆jOgmbj5Stk さん、◆inu/rT8YOU さん
◆UUnHCwOa2s さん、◆9Hui0gMWVQ さん、◆amYZobsCTM さんの7人か?
みんな複数作を執筆してるし、とりわけ前4人はかなり以前からの実績がある
そこらへんも上手く料理してくれるんじゃないかなーと勝手に期待
メガザルの扱いに関しては
DQFF1stのゾーマ戦が参考になるかと。
と思ったんだが現在まとめサイトに繋がらない。
携帯まとめサイトなら読めるよ
>>747 アレは首輪が外れ能力の制限もなくなり戦闘中の死者を戦闘中に生き返らせたからな
なるほど。首輪や治癒呪文の制限が無くなってて、なおかつ
DQルール通り(戦闘中の使用)でバトロワルール通り(死亡確認者の復活は無し)だったからか。
あー…たとえ首輪解除してアリアハン脱出して、ハーゴンの神殿(?)いっても
OPでピサロのジゴスパ無効化した無敵結界があるんだった。
あれって特技や呪文全部無効だったよね?
無敵結界についてはぶち破れる案がないわけじゃないけど
ちょっとこじつけが強すぎるかな、というのがなぁ
ていうか俺に話は書けん
そこで通常攻撃ですよ
>>768 つまり、不完全な召還とは言え、2の主人公達がシドーに勝てたのは
ひとえにローレの「たたかう」があったからだというわけだな。
なんかDQM+を思い出した。
「通常攻撃に勝る攻撃なし」
DQ暦21年の俺の親父の名言
無敵結界と聞いてカオスがあればいいじゃなーいと思った俺は戦国ランスのやりすぎ
でもいざやったら通常攻撃こそ簡単に弾かれるだろうな
そんな時こそ「かいしんのいちげき」
シンプルな攻撃ほど破りにくいって
どっかのセンス最悪仙人も言ってたぜ
サガフロ2でも破壊不可能といわれたエッグを壊したのはギュスターヴの剣の一撃だったな
過渡
あの結界を無効化させる手段は誰か考えてるのか?
ハーゴン「よく来た、生贄達よ。貴様等は私を倒すには通常攻撃が必要だと思っているよいだが、無くても別に倒せる。
それから、広間に張っていた結界は人材不足なので解除しておいた。
後はこの私を倒すだけだな…ククク」
まそっぷ
世界はそれを愛と呼ぶんだぜの歌詞がこのスレにぴったりな件について
結界を無効化させる手段なんていくらでも思いつくんだけど…
ここで書いたら書き手さんもやりにくいだろうから書かないけどさ
関係ないけどそろそろ脱出フラグが立ってきたから
敵サイドの方も書いて欲しいね
頭の悪そうなネメシスはどう動くんだろうか…
放送で余計なことを喋りすぎて、(もう死んでしまったけど)トルネコにプロファイリングされまくってたのにはワロタ。
783 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/14(金) 02:47:42 ID:0RR+UrVxO
無敵バリアなんて天空の剣使えばいいじゃん
天空の剣の使い手っていなくね?誰でも使えるんだっけ?
それ以前に、もう不明支給品無くね?
主催者の城の何処かには、「支給されなかった武器」もまだあるんじゃね?
まぁ「いてつくはどう」なら、ピサロとマルチェロが使えるハズだけど
密かにドラゴンの悟りの活躍を期待している俺が通りますよ。
もはやノリノリなリュカ!
サムライゴローはこの修羅場を切り抜けられるか!
一気に二人死んだカービィ制!
チンパンジーと興のコンビが希望の星か!
おっと 全員極刑ゾイ! なペンギンも忘れちゃあならない!
マリオの空気ぶりは?
首輪解除組の空気ぶりは?
ブラックシャドーの出番は?
まだまだ始まったばかりの殺し合い!!
過疎なんて気にせずガンガンいこうぜ!!
と 言うわけで次回に続くッ!
誤爆すまない
世界まるみえスレか?
おそらく任天堂ロワ
ところで結局アレンとかのパートはどうなったんだ
もう投下はないものだと思った方がいいのか?
待つもよし。代わりに進めるもよし。
ここはそういう場所さ。
でもなぁ。一時は「明日にはできる」と言っていたのに
あれからもう半月以上経つんだよ。どんだけ長いのかと
七割出来てるとか鋭意制作中だとか、思わせぶりな書き込みはあるけど・・・
や、リアルが忙しいとかそう言う事情もあるだろうし、
今まで頑張ってくれた書き手だけにむげにもしたくはないんだけど
出すなら出す、出さないなら出さないって明言しないと他の人も
手を出しにくくて困るんじゃないかなぁ
一度予約が入っていたり進行状況の報告があったりしても、予約破棄した以上はチャラでしょ。
どんだけ書き進めてるって報告があっても、これから書き始める人と立場は同じ。
そんな風に書き手さん同士で遠慮して譲り合いをしたら、いつまでたっても進まないし、
そのための予約システムなんだから、他の人が先に投下しても気分を害する方がどうかしてるわけで。
796 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/16(日) 14:54:33 ID:bVgHnMb00
保守
一通り読んできた
メルビンには失望した
7組はDISK1からの参戦だと脳内変換する作業にもどるんだ。
おんなじ転職系でもハッサンはあんなに職を極めているというのに…!
でも奴も実力を発揮しきれてなかったなぁ
中盤以降の死者の中では一番無念を残して散っていったのではなかろうか
みんなが爽やかに退場していく中で、みんな悔やんで死んでいったDQ6陣。
DQ6で唯一心残り無く死んだのってテリーだけじゃね?
(最後に姉の仇をうって死亡)
ハッサンの退場の仕方は勿体無かったな
>>797 あれはあっさり死に過ぎだったよな……。いくらドランゴ戦の後とは言えイオラはないだろ……
>>799 ハッサンはレックスに対し甘過ぎたのが命取りだな
今までのおさらいもかねてDQロワを読み返しているんだが…テリー&ハッサンコンビの良さを
改めて認識してしまった。
>>802 その人情こそハッサン最大の長所だと思ったけどな。
レイドック国王夫婦が意識不明って知らせを聞いただけで(?)城まで駆けつけちゃうくらいお人好し。
それにしても…もう一度見たかったぜ。
腰をクイッ、と動かしお尻がギュッと締まったまま手をフリフリさせるムキムキマッチョなハッスルダンスを!
で、何度読み返しても泣いてしまう
ルーシア、アリーナ、ゴンさん、ローラの死に様。
この流れに乗って死者について死に様含めて順番に語ってみる?
まずはリュカ
あの グシャ はトラウマ
最後の言葉もむなしく問答無用で散っていったのが怖かった
>>800 そしてドランゴ以外全員がレックs(ry
>>802 そのドランゴ戦もやたらあっさりだった
メルビン不憫
このロワのメルビンならスライムにも負けそうな気になっちまうぜ
リュカといい、アルスといい主人公がいきなりバタバタと死んでいって度肝を抜かれた。
これがバトルとワイアルというものだ、ということを感じ取れた。
まぁステータスや転職とかで扱いにくいアルスはともかく、人気が高いリュカが
魔物使いなのにグシャっとは…。
まぁ二人とも相手が悪かったんだろうなァ…。
それにしても各主人公s、一話退場か未だ健在かのどちらかとは両極端だな
DQ1(アレフ)健在
DQ2(アレン)一話退場
DQ3(アリス)健在
DQ4(ユーリル)不参加
DQ5(リュカ)一話退場
DQ6(イザ(仮)名前不明)不参加
DQ7(アルス)一話退場
DQ8(エイト)健在
しかし、同じ一話退場でもストーリーに大きな影響を与えた退場もあれば
台詞どころか返事のないただの屍もいる。
今カキコして気が付いた。
FC組、SFC組(一人しかいなかったが)、次世代ハード組で健在&一話退場が綺麗に分かれている。
ロト組、天空組、その他でも組分け可能だが。
>>808 最近亡霊として活躍してるみたいだし、触れてやるなよw>返事のないただの屍
>>806 アルスは優しさの為死んだと思えば。
リュカはやはり……武器なしで破壊の鉄球相手はキツいだろうな……。
俺は最初はバーサーカーなんて、かませ犬くらいにしか思ってなかったよ。
>>811 確かアルスはレックスを呪いから助けようとして
(レックス曰く僕の武器を取ろうとした)逆に殺されたらしいんだけどね。
ソースは死者スレだけどアルスならそうしそう。
アルスも支給品の中に武器が入ってなかったし、危機的状況なら誤解もされるよな。
>>812 俺も死神の騎士とバーサーカーはどう動くのか想像できなかったから、せいぜいズガンかと思ったが…。
FC版DQ2をやった身からすると、バーサーカーはトラウマモンスターだから
あのマーダーっぷりは「職人さん流石わかってる」って感じだったなあ。
あと、マーダーで予想外かつ凄く良かったと思うのがフローラ。
バーサーカーは個人的に4コママンガ劇場で繰り広げられた
あのどうにもならなさが印象深い。
たとえ納得がいかなくても敵がいればそこは戦場だっ
スパロボ風にするとこんな感じか(2α準拠)
名前:バーサーカー
HP:3300→4950 EN:120→240
運動性:105→157 装甲値:800→1200 移動力:6
パーツ:4 サイズ:M コスト:1.0
移動タイプ:陸 地形適応:空- 陸A 海B 宇-
特殊能力:ミラーシールド=魔法属性の攻撃を1/2の確率で無効化する(EN5消費)
【タイプ】【武器名称】 【属性】【種別】 【威力】 【射程】【消費】【気力】【備考】
格闘 はかぶさの剣 P 4000〜5600 1〜2
格闘 破壊の鉄球 ALL 4100〜5700 2〜8 EN15 105
格闘 痛恨の一撃 P 4600〜6100 1 EN30 110
名前:バーサーカー 性格:超強気
格闘:155 射撃:99 回避:166 命中:133 防御:87 技量:160 SP:61
精神コマンド:ひらめき 威圧 加速 奇襲 直感 捨て身
特殊技能:闘争心 戦意高揚 アタッカー 気力(+命中)
小隊長能力:クリティカル率+20%
即効で気力が150になっちゃう
スパ厨自重しろよ
Zも両極端だよな
健在か一話ズカンか
でも、気が付いたらDQ7未だに二人生存中だよな。
まさかキーファがこんなに活躍するなんて思わなかったよ。
必死で死亡フラグをくぐりぬけてきたフォズもすげぇ
今まで一体何回殺されかけたんだか。
没ネタも含めりゃ、俺の知る限り三回は死んでるような
>>820 アバカムボムと、幼女フルボッコと…あと一つは何だっけ?2回までしか思い出せない。
>>821 第二回放送直前の話。
二つの候補作があってそのどちらにするかって議論してた時があったろ?
あの時、もう一作別の書き手さんから出されてた。それのこと
>>822 あぁ、サマンサ&アトラス死亡話の件にインスパイアされた奴か!
ようやく思い出した。
掲示板の一時投下スレや没ネタを読みふけり、「色んなことがあったな」と郷愁に浸ってしまった。
まだこれからがクライマックスだってのにしんみりしてんだよ!気が早えぇんだよ、このド低脳がぁーーーー!!
と自分に小一時間問い詰めたい。
俺は幼女フルボッコとやらがわからん
◆9Hui0gMWVQ氏が最近没ネタ投下スレに投下した作品。
フォズがピサロにフルボッコされてる。
保守
DQ5陣の華々しい不幸っぷりはリュカの運の良さの低さからきたのだろうか?
不幸か?あいつら
哀れなのはリュカとゲマくらいじゃね?
少なくとも、ビアンカはリアに出会えて幸せだったと思う。
レックスとフローラは不幸とは言わせないぜ!
合わせて9人も抹殺しやがってからに(ロワ的にはGJと言うべきなんだけど)
少なくともレックスは不幸じゃね? もしくは可哀想と言うべきか。
最初は呪いのせいだし、それが解けかけた時はもう、背負うには重い出来事が起きた後だった。
アリスのお陰で立ち直りかけたけど、罪を償うことも出来ずに死んじゃったから。
大変すまなんだが、アレフ・ピサロ・フォズの予約をもらってもいいだろうか?
834 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/23(日) 18:20:56 ID:t43BCOosO
>>832 どうぞどうぞ
キタ━━━(゚∀゚)━━━
ageると変なの来ないだろうか……?
FFDQのほうはもう5年くらい上がったり下がったりしてるが、支障をきたすほどのキチガイは来たことないよ。
なら良かった
顔…じゃなくて首を長くして待ってるよ。
>>831 確かに置かれた立場が残酷だったのは事実だけど
本当はかわいそうだった子に殺された5人はもっと哀れなので同情はしてやらない。
それはそれとして予約キタ━━━(゚∀゚)━━━
仮投下スレに投下いたしました。
語りとか指摘などはそちらにお願いします。
仮投下スレの修正案でよろしければ今夜あたり本投下しようと思います。
重ね重ねすみません
>>841 乙です。10レス前後でもさるさん規制を喰らう可能性があるので
投下予定時刻を事前に通知しておくとよいかも
ならば10時に投下をします。皆様暖かいご支援をどうかよろしくお願いします
wktk
待ってた人はお待たせしました。
これより投下に入ります。さるさん怖い
ノ
夢を、見ていた。
遮る物一つ無い、澄み渡った天空。
足元を埋め尽くすのは、様々な彩りを宿した花。
その中を進むのが僅かに躊躇われる程に、美しかった。
(天国か?)
自分は死んだのか。
どうだろう。
何も覚えていない、思い出せない。
頭の中に、霞でもかかったかのようだ。
体は、羽のように軽い。
傷一つ見当たらない体に微かな違和感を覚えるも、それが何故かはわからない。
自分は何か大変な事に巻き込まれていたような、何か大切なものを喪失したような。
掌を見るも、そこには紅は存在しない。
剣士の証である剣胼胝と、大きく暖かな掌があるだけだ。
そこで考える、何故この掌が血に染まっていなければならなかったのか。
思考はやはり、停止する。
虚空に問いを投げかけても、虚しさばかりがそこにあった。
(ここは一体…)
不意に、一陣の風が吹き抜けて、外套がはためく。
(そういえば)
自分の出で立ちを見て奇妙に感じた。
鉄の鎧はどこへやら、自らを包むのは蒼と黄金で飾られた着慣れぬ正装。
旅装とはまるで異なる感触が、どうにも慣れなかったことは体が覚えている。
曰く、どこに出しても恥ずべくこともない偉丈夫とのことではあったのだが、豪華な襟が堪らなくこそばゆく感じられたのだった。
(そう、確か…これは…)
そうだった、あれは確かラダトームに姫が帰還した祝いの宴。
用意された礼服など、ロクな育ちでは無い自分が容易く着こなせるはずがなくて。
息が詰まるようだ、と苦笑しながらぼやいたときに隣で笑みを浮かべた彼女に窘められたことを思い出す。
あたたかな、記憶。
(…そうだ…探さなくては)
笑顔を向けてくれた、その人。
隣にいなくてはならない、大切な人。
蒼穹の下、手を握っていてくれた愛する人。
どこに、と足を動かすも、不意に動かされた足は思うように動かずに、足がもつれ片膝を突いた。
かさりと軽く触れた足に揺らされ、空を覆わんばかりの花唇が舞い上がる。
思わず見惚れたその光景に、感嘆の溜息が大きく漏れた。
(美しい)
朱色や黄金色に染まったこの大地。
風に揺れる花は、どこか自分を誘っているように見える。
彩りに染まった世界は、全てをどうでも良くしてくれそうな心地だった。
この中に寝転がり、暖かな風を受け、花と共に眠りについたらどうなるだろう。
美しき世界に溶け込んで、やがて見えなくなってしまいそうな、それほどまでに極楽であった。
しかし、全てを凌駕してある一つの考えが頭に浮かぶ。
虚ろなる頭に浮かぶのは、ただひとり愛する女の名。
(ローラ…)
理屈や状況を超越して、何を思えども思考の終着点はその名。
姫の、愛する女の名を呟いた。
声にはならない、口を開いてもそこからは何もこの世界に響きはしない。
ならばと、呼べぬ愛しの君の姿を探した。
姿は見えない、辺りを見渡してもその瞳には豊かな彩りしか写さない。
ただ一人項垂れた顔を迎えたのは、足元の花。
しかし、その花の美しさすらも、今の自分の心には響かない。
求めるのはたった一つの愛。
いとおしさばかりが募り、胸を苦しめる。
(…♪……♪…)
歌が、聞こえた。
はっとして、顔を上げる。
風の音すら絶えたこの世界。
夢か現かもはやわからぬ自分の耳に届いたのは、懐かしい声。
(俺はこの声を、知っている)
隣から、いつもしていた優しい声。
はっとして顔を上げると、そこにはぽつりと亜麻色が浮かぶ。
(俺はこの歌を、知っている)
愛しの君の薫りが、花畑を飛び越えて、風と共に届いた。
いても居ても立ってもいられず、駆け出した。
三色菫がベルベットの肌を足に摺り寄せてくる。
蓮華草の香りも辺りに立ち込めた。
857 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/24(月) 22:13:23 ID:+pm2WC5f0
すみません。あげてしまいましたorz
息はおそらく、上がっていただろう。
しかしその息は聞こえない。
聞こえていたのは、彼女のその歌だけだった。
聞き覚えがある歌。
この旋律は、ラダトームに響き渡っていた覚えがある。
遠い昔、勇者ロトを称えるために皆が声高く歌った、その歌だった。
(ああ、なんて美しい声なんだ)
歩みが徐々にゆっくりになる。
そのときはただ、魅いられていた。
暗き洞窟で初めてこの声を耳にしたときにした、あの感覚。
闘いに生きた心が、一声一声で癒されていくような、あの愛しさに。
再び俺は襲われた。
背後で立ち止まったときに、歌は止む。
ゆっくりと立ち上がり、こちらに顔を向けたのは…彼女だった。
「ローラ」
声が出た。
目の前にいる、彼女の名を呼べた。
震えていたかもしれない、掠れて聞き取れなかったかもしれない。
だが、愛しの君は微笑を浮かべて、それにつられるように自らの口元も綻んだ。
(アレフさま)
金糸雀の囀りよりも可愛らしい声が、頭に直接響くようだが、聞こえた。
この声の為なら、どんな古の財宝でも捨ててしまうだろう。
この微笑の為なら、地位も、名声も塵芥にも値しないだろう。
腕は自然に持ち上がり、胸の中にゆっくりと身を預けた彼女を暖かく包み込んだ。
涙を浮かべているのか、時折揺らぐ彼女の眼。
翡翠と見紛うようなその瞳が、自分の視線とぶつかる。
頬は、仄かな桜色。
艶やかな亜麻色の髪が、時折揺れている。
今も尚恋焦がれるその姫の瞼が、すっ、と下りた。
視線は下ろされ、そこには下には幼さと気品を兼ね備えた、整った鼻。
そしてさらに下がれば、薄紅を引いた、朝桜にも劣らぬほどに美しい、小さな唇。
勇者は双眸を閉じ、艶やかな花唇と自分の唇をゆっくりと重ね合せた。
永遠に、続けばいいと思われる至福の瞬間。
二人は微動だにせず、互いに身を寄せ合った。
風は止み、花だけが揺れている。
互いの頬には、一筋の光。
混ざり合った涙は、嬉しさからのものではなかった。
─ゆっくりと、唇を解放して眼を開く。
白く柔らかな頬に光る涙を、そっと撫でる様に拭った。
こちらを見つめる瞳が、いつもの微笑を届けてくれる。
時を止められるのであったら、今この瞬間を永遠に変えて欲しかった。
しかし叶わぬ願いということは二人の涙の跡が物語る。
やがて、堅く抱きしめあったその手が、離れた。
別離がそこにあった。
言葉は要らなかった。
理解していた。
もう、逢えないと。
2,3レスに一回にしようと思ったけど不安なので毎回支援する
視界の端を何かが掠めた。
追いかけるように、そちらを見やる。
ゆらり、ゆらりと、揺らぐのは光。
(蛍?)
小さな光は空へと消えていく。
その数は次々と増し、舞い上がる花弁と共に幻想の世界を彩った。
光の出でる足元を見れば、その正体は彼女自身。
彼女はだんだんと、目の前から消失していった。
愛しの君が、足元から光の粒となって空へと溶け込んでいく。
繋ごうと伸ばしかけた手は、途中で動きを止め─やがて、力を失いだらりと下がった。
(これが現だ)
夢は終わる。
自分は戦いに身を擲たねばならない。
この、優しい世界は虚構に過ぎないのだから。
(だけど…ありがたいことだな)
今は…今このときだけは、目の前の幻想に感謝したかった。
未練が無いと言えば嘘になろう。
しかし、この自分の想いの世界では、いつでも傍に愛する人がいると悟ることができた。
彼女の微笑みは永久に色褪せることは無い。
俺は、一人じゃない。
(…これでいいんだ)
既に胸の辺りまで光と化していたローラの頬を、そっと撫ぜた。
照れたような、可憐な微笑みが返ってくる。
─ああ、この笑顔ともお別れなんだ。
不意に湧いた寂しさは、ぐっと飲み込みただ笑んだ。
彼女の笑顔を濁すような思いは、今の自分には邪魔となる。
互いに笑いあう二人を、空に散る花弁が祝福した。
突如、かっと光が辺りを覆う。
思わず瞬間眼を逸らし、再び見やれば隣は無人。
ローラのすべては光の結晶となり、頭上をくるくると回っていた。
唇が動くことは無かったが、声は届く。
(アレフさま)
(アレフさまを…)
声に、震えが宿る。
眼を細めた。
悲しんでいるのか?
よしてくれ、君には太陽のような笑顔こそ相応しい。
(ローラは…ローラは…)
震えた声は涙声になり、姿が見えないというのに蹲り涙堪えている姿まで眼に浮かぶ。
自分も、泣きたい。
大の字に寝転がり、心行くまで泣き叫びたい。
─でも、無理だ。
惚れた女の目の前で、そんなみっともない真似が出来る男がどこにいるというのか。
悲しみ堪え、歯を食いしばり、流した一筋の涙を拭うことはせずに、微笑んだ。
(お慕いして…おります…)
(…俺もだよ)
白い歯を見せ、快心の笑みを浮かべた。
これが、君に渡せる最後の笑顔だ。
心から、君を愛してよかったと思う。
君を愛せることが出来て、幸せだったと思う。
天空に向けて伸ばした掌を、ぐっと固めて拳と成した。
最後の約束を、今この手に宿す。
─だから俺は生きる。君の生きた証は─
「俺が生きて、残すから」
蒼空に、涙を拭った彼女の微笑みが溢れた気がした。
空へと霞んで、光は儚く消え去った。
掌に残る微かな暖かさをアレフは胸に抱きしめる。
(…寂しかったのかもな。ほんの少し、慌しかったから)
死闘の最中で、悲しむ暇もさよならを言う暇も無かったから。
現には在らずども、ここで別離を告げられて、本当によかった。
夢で会えて、本当に幸せだった。
愛する人を見送り、一人残された勇者の世界はそこで一旦終わりを告げた。
無音。
何か、薄紅の光が瞼の向こうで輝いている。
小さく呻きつつ、頭を起こした。
エイトを送り出してから少し経って、俺は眠っていたらしい。
「……あ。アレフさん」
霞む視界に、申し訳なさそうな少女の声。
一番に視界に入った空はくすんだ色をしていて、あの世界の空とは繋がっていない。
昇った日を見るとどうやら真昼あたりだろうか。
結構な時間を眠っていたなと覚醒しつつ考えた。
偽りの空を一睨みして、体を起こす。
「すみません、治療はまだなんです…あの、あまり動かれないほうが」
「平気さ」
勇者だからね、と微笑みかけて、手を伸ばす。
透き通るような空色の髪の少々の乱れを、感謝の意を込めて軽く撫で付けた。
やや狼狽しつつも、フォズは照れ笑いを浮かべて再びピサロの傷の治癒に専念する。
随分な時間を費やしてはいるが、未だ治癒には至っていない傷もある。
まあ、アトラスの痛恨の一撃を盾も無しにまともに喰らったのだ。
唯では済むわけがなく、改めて見ると右腕はもう駄目に思えた。
アリアハンで喰らった奴の拳を思い出す。
盾越しに感じたあの力。
思い出し、僅かにぶるりと震えた。
(盾…)
刻まれた不死なる鳥の紋章を見つめる。
ロト。
自分の先祖たる存在。
思い返せば、旅に出るまでは血など気にしたこともなかった。
ラダトームからの使者がやって来て、初めてその事実を知ったほどである。
10数代前の先祖がそんなにも偉人だったとか、そういうことは初めはどうでもよかった。
だがこうして人々に勇者と称えられてみると、自分の礎を築いた人物に対して感慨も湧くというものだ。
会ってみたい。
(そう言えば……)
あの魔法使い─サマンサは、その名を『アリス』と言っていたような。
考えられない話ではないが、考えもしなかった。
まさか、はるか昔にラダトームを救ったのは、少女だったとは。
自分が居た時代にはそんな話は伝わっておらず、過去に城内で見た学者達が引っくり返る事実だなと苦笑した。
久しく開いていない名簿を、荷物から取り出して開いた。
パラパラと頁を捲り、『アリス』の名を見つけ手を止める。
(…驚いた)
確かに未だ幼さの残る少女だ。
背丈も小さめで、華奢にも見えるその身体を見て驚きを隠せない。
だが、凛とした瞳の輝きを見て考えを変える。
自分とはどことなく違うが、やはりそれは鋭い光。
勇者の気迫というものが、感じられた。
(会ってみたいな。ご先祖さまに)
先祖との邂逅の機会が訪れるなど、天地が逆転しても思いつかなかっただろう。
ちょっとした感動を覚えながら、ページをまたパラパラと捲った。
そして未だ健在の顔の中に、思わぬものを見つけ手が止まる。
(…ローラ?)
最愛の人に、そっくりな顔立ちの少女。
いや、もう一度よく見てみると若干の違いが見て取れる。
彼女の瞳とは、違う煌き。
先ほど見たアリスと似ているのか?とは思ったが僅かに違う。
なんだかずっと前からこの眼を知っている気がする、誰かに似ている。
しかし、この眼はどこで見たのだろうか。
ついさっきも見たような、だがこういった知人が自分にいたかどうか。
そしてアレフは、はたと気づいた。
(ああ…そうか)
どこで見知った瞳かが、やっとわかった気がした。
誰よりもそいつの事を知っているはずなのに、何故気づかなかったのだろう。
そいつと共に居ない事など、ない。
片時も離れる事は無い、そいつ。
(俺だ)
鏡の中に、その眼を見たことがあった。
凛とした目元や、整った眉などはむしろローラに近いだろう。
だがその奥、瞳の奥底の輝きは自分の物ではないか?
奇妙な話だが、もしやこの『マリア』という少女は。
(娘か、孫か。そんな関係なのかもしれないな)
見れば見るほど、ローラにそっくりな彼女。
溜息を一つついたところで、ふと考えてみた。
ローラは、もういない。
先祖が子を産まぬ子孫など、在り得るのだろうか?
(ローラと自分が…その、添い遂げて宿った命の下に彼女の存在があるとすれば)
繋がらなかった血筋の果てに、待っているのは系図の途切れ。
(もしやこの子も…ローラの子孫だとしたら、消えてしまうのかもしれない)
ローラによく似たこの子の命が、再び消える。
再び痛んだ胸を、アレフはぎゅっと押さえつけた。
「アレフさん、傷が…?」
フォズが心配そうにかけた声で、意識を呼び戻される。
ピサロの治療はやっと一段落した様子で、彼は相変わらずの仏頂面ではあったが、幾分楽になった様子であった。
随分な時間がかかったが、ようやく呼吸がままなるくらいには回復している。
今の俺はそんなに情けない顔だったかな、と苦笑しながら言葉を返す。
「いや、大丈夫。治療は済んだのか?」
「行動が制限されない程度までは回復した…なんとか、な」
「アレフさんも、かなりの重症ですのでお早めに処置をと、思いまして」
やはり下げられたままの右腕を固定しながら、ピサロはあの騒乱の中無事であった寝台に腰を落とす。
もちろん、嘘であろう。
あの傷がそう早く直るはずも無い、まだ正午になるかならないかといった所だ。
(奴に気を使われたか)
なんだか情けないような、嬉しいようなこそばゆい感覚に襲われる。
不本意ではあるのだが、覚醒した瞬間から鋭い痛みが断続的に襲われていて治療を急ぎたいと思っていた。
ようやく訪れた休息のひと時、ありがたくいただいておこう。
自分の脚に開いた傷にそっと掌がかざされ、奇跡の石を握り締めた拳が添えられる。
(…あたたかい)
「どうでしょう、痛みますか?」
「いや…心地良い。大丈夫だよ」
少女が癒す傷を改めて見やる。
ざくりと裂けた闘いの痕。
止まぬ血の臭い。
ここが、最悪の現実と思い知らされる。
─やはり、あれは夢だったか。
納得はしていた。
そして後悔はしていない。
しかし、やはり現であって欲しかった。
甘えかもしれない、弱いかもしれない。
でも。
ローラは俺にとっての全てだった。
俺は全てを失った。
(…いや)
まだ、残っていたな。
しっかりしろ、耄碌するなと自嘲する。
残ったのは─
フォズを見やる。
魔王を変えた少女。
命の恩人でもあるこの少女を、死なせることは許されない。
俺が、彼女と引き換えに護った命だ。
こういう心優しい、明日を背負う子供たちの笑顔を護る為。
その為に俺は立ち上がったんだ。
これは勇者としての、使命。
ピサロを見やる。
こいつに死なれるわけにはいかない。
こいつに再び殺戮を選ばせるわけにもいかない。
俺が、彼女と引き換えに生かした命だ。
悪を滅するだけが、俺のやることではない。
俺は、奴の道が果たして正されたのかを見届けなければならない。
これは戦士としての、責任。
剣を握った。
研ぎ澄まされた刃に写るのは、決意に満ちた己が顔。
そして、その後ろには写りこむはずの無い嘗ての宿敵。
あいつの剣に誓ったからには。
俺は竜王…アレンの所へ戻らなくてはならない。
そして問おう、お前を変えてしまった青年の謎を。
これは男としての、約束。
(こんなにあるじゃないか。俺が背負ってる大事な物は)
最愛の人の手を掴むことは出来なかった。
でも、やれることはある。
できることはある。
生き残った人々を、命を賭して救ってやる。
(待っていろ、ハーゴン。その首を洗ってな)
拳が震えるほど固められる。
綺麗事を言ってはいるが復讐心があるのは否定できない。
この身尽き果てようとも必ず。
「けほっ」
浮かんだ物騒な思考はまたもフォズによって中断された。
小さな口を手で押さえ、俯き蹲る。
「傷が…大丈夫かい?」
「す、すいま、せ、けほっ。大丈夫です…ごほっ」
咳き込む彼女の顔の血色は、あまり良くない。
その身に余る手傷を負っているというのに、よく立って歩けるものだ。
伴う痛みをこらえつつピサロと自分を癒し続けていては唯で済むまい。
ピサロのほうも傍らに歩み寄り、フォズの背に掌を当てた。
その白く美しい手に、暖かな光が宿り始める。
「…ピサロ?」
「治療を同時に行う。お前への祈りに支障はきたすまい」
「そんな、でもピサロさんの魔力は…」
「寝れば治る」
ピサロに同調するように人差し指をたて、それをフォズの鳩尾のあたりに当てる。
指先に灯ったのはベホイミの光だ。
体の内部の損傷は、外傷以上に治り難い。
ぼんやりとはしていられない大の男は二人がかりで、少女を癒しにかかることに決めたのだ。
受けるフォズのほうはというと、二人に挟まれていささか恥かしい様子で赤面した。
「あ、ああ、あの」
「気にするな」
「俺の治療を続けてくれて構わない」
「は、はい…」
アレフの口に浮かんだのは笑みだった。
(随分と魔王様の角は取れてしまったようだな)
くく、と軽い笑いを漏らすと、耳の利く魔王はぎろりと此方を睨み付ける。
それがまた笑いを誘うのだが、アレフは意に介せず眼を閉じ、詠唱をまた紡ぐ。
魔王はそっぽを向くが、やがて一同の足元にメモを拡げ二人に示す。
「?」
(首輪による盗聴について)
フォズは見覚えがあるようで、唇の前に人差し指を持っていき、厳しい顔をした。
分かっている、当然迂闊に口には出来ない話。
見れば、そこには自分達が常に監視されている事についての推察、考察が一面に書き記されている。
ピサロが筆記具ともう一枚のメモを取りだして、此方に渡した。
筆談、か。
ピサロの問いにすらすらと筆を滑らせた。
フォズの治療は合間合間にこなすので、やや忙しないやり取りだ。
(うすうす感づいてはいた)
(話が早い)
メモの内容が気になるのか、フォズの視線がちらちらと手元を覗いている。
祈りに集中しろ、とピサロに頭を軽く叩かれた。
しゅんとしたフォズに、後で見せると付け加える。
随分と手馴れていないか?
女子供の扱いに長ける魔王とは、何か奇妙なような…
お前も集中しろ、とピサロに窘められる。わかっているって。
(その盗聴、解かれた可能性がある)
(根拠は?)
(数刻前、トルネコが盗聴についてをあえて吐露した)
(トルネコさんは無事だったんだな)
(そうだ。まだ疑わしい点は残るが、解除された可能性がある)
ピサロの空いた手の人差し指がピンと立てられた。
その指でまず、自分の首を示す。
(盗聴されていたのは確かだろう。だがその監視が解かれた。何故だと考える?)
(……)
主催者側のアクシデントか。
だとしたら盗聴機能と共に爆発機能まで停止している可能性もある。
だとすれば、好機である。
しかし、盗聴機能は『停止』したと確定はしていない。
監視する者が居なくなっただけとも考えられる。
それならば機能に異常が来たしているわけではない、首輪を外せば即死は確実だ。
もしくは罠。
こちらに希望を持たせ、後々に一網打尽に…
いや、この遊戯の性質上、自らの手を汚すことを、あのハーゴンは潔しとするだろうか。
ここまで来て自分の手を軽々しく汚すのだろうか?
疑念は尽きないが、どれも確たる証拠はない。
(考えは浮かんでも、どれも確かめる術はあるまい)
(まあな)
もはや10人程の協力者しかいないのだ、リスキーな行動には出れないはずだった。
しかし向こうへのアプローチが全く不可な今、この世界についての考察もやはり必要。
ふと、行き着いた考えが一つ。
筆を持ち直す。
(術、無いことも無いかもしれない)
(何だ)
(今は出来ないが)
(構わん。言う前に死なれるより今言え)
もう少し言い方というものがあるだろう、と悪態の一つでも突きたかったがぐっと堪えてその術を書き記す。
(……)
ピサロはそれを見つめ、そして額を押さえ溜息を吐いた。
「…一つ、思ったことがある」
「…なんだ?」
もう口に出してもいいのかと、口頭で答える。
ピサロはというと、自分の顔を見据え、やれやれと呟いた。
「勇者という肩書きの者は、総じておめでたい頭の持ち主なのか?」
「…ほっとけ」
メモを拾い上げ、フォズもアレフの書き記した案を見る。
返ってきたのは、苦笑だ。
やれやれ、やっぱり駄目かな。
いい考えだと思ったんだけど。
『参加者全員で頭をくっつけたら爆破できない』
…何がいけなかったんだろうか?
ピサロは次のメモを取り出し、また一つ書き記す。
(脱出については、まず首輪の後に考えることだ。一つ確認するが)
(何だ?)
(ここで言う脱出は、我々のあるべき所へ帰る為のそれではない)
(当然)
ピサロと、同時に頷く。
そう、目的は一つ。
奴の下へ、たどり着くことだけだ。
愛する人を奪われた悲しみを、ぶつけるだけだ。
ピサロはメモをしまい、沈黙なる対話を打ち切った。
「情報を一つにまとめたいな。アリアハンにいる人物との接触が必要だろう」
「…エイト、だったか。あいつの働きにかかっている」
「エイトさん、ご無事だとよろしいのですが…」
と、フォズの胸元から小さなお客様が飛び出した。
手近にあったアレフの人差し指に、齧り付いてぶら下がる。
「あ」
「いて」
「……こいつはまだ…」
そういえば、この子蜥蜴はフォズとずっと共に居たというのに、平穏無事でいられたのか。
手から振り払ったアレフの足元を、うろうろと這い回って大きな目玉はあちらこちらを見回している。
幾多の苦難を平然とくっ付いたまま乗り越えてきたこの蜥蜴。
その様子がなんとも滑稽というか、場違いに感じられて。
「…ふふ」
「大したものだ。どれほどの幸運の持ち主だこの蜥蜴は」
フォズが、笑んだ。
アレフも、笑いを浮かべる。
ピサロが眼を伏せたのは、笑ったのかも、しれなかった。
「お腹が空いたのかもしれませんね。どうぞレオンさん」
細かく千切りとったパンを、レオンに与える。
なんとも美味そうに啄むレオンを見て、フォズは嬉しそうであった。
「君も食べたほうがいい」
「え?」
きょとんとして、少女は首を傾ぐ。
しっかりしててもやっぱり子供だ、とアレフは微笑んだ。
「治療、お疲れさま。少し休憩がてら食事にしよう」
「あの、でもアレフさんの傷は、まだ」
フォズの抗議は腹の虫でかき消される。
なんとも絶妙な間で、フォズが発したものだった。
臓腑を傷めた彼女ではあるが、そこは人間、減るものは減るらしい。
「…すみません。いただきます」
かっと赤くなってと縮こまったフォズは、治療を中断してレオンにやっていたパンを一口かじる。
それを見て自分も久しく食物を口にしていなかったように感じられ、途端に空腹が押し寄せる。
荷物を探り水を取り出し口に含むと、生き返るようだ。
「俺達も、食事にするか?」
「…そうだな…休めるのは、今だけだ」
最後となるかもしれない休息を、3人は座り込んで取り始めた。
腰を下ろした一同は、暗き天を見上げその向こうの邪なる者を見据える。
辿り着く、それは確たる意思。
塔の頂に宿るは癒しの光。
そして、さらに上、誰も気づかぬことではあるが。
地獄の雷、覇者の雷、共に爆ぜた衝撃は、小さな小さな歪を刻んでいた。
雲間に覗く、唸り上げる混沌。
それは、かつて見た闇。
魔なる大神官の前へと召された瞬間の、それであるのか。
届かぬ手は、繋ぎ合わされ、天へと伸びるか伸びぬのか。
破壊を呼ぶ神の嗤いが、微かに聞こえた気がした。
【E-3/ナジミの塔最上階/昼】
【アレフ@DQ1勇者】
[状態]:HP1/6(回復中) MP1/8 背中に火傷(治療中) 左足に刺傷(治療中)
[装備]:竜神王の剣 ロトの盾 風のアミュレット
[道具]:鉄の杖 消え去り草 ルーシアのザック(神秘のビキニ) 無線インカム
神鳥の杖(煤塗れ) 鉄兜 ゴンの支給品一式 ルビスの守り アサシンダガー
[思考]:とりあえず食事 このゲームを止めるために全力を尽くす 治療を終え次第、アリアハンへ
(爆破阻止方法は実践してみたいとひそかに考えている)
【フォズ@DQ7】
[状態]:HP1/4(回復中) MP0 全身打撲(治療中) 肋骨にヒビ・内臓に損傷(治療中)
[装備]:天罰の杖
[道具]:アルスのトカゲ(レオン) 奇跡の石 支給品一式
[思考]:とりあえず食事 ゲームには乗らない ピサロとともに生きる
【ピサロ@DQ4】
[状態]:HP1/5 MP僅か 右腕粉砕骨折(固定、半分治療済み) 全身打撲(半分治療済み)
[装備]:鎖鎌 闇の衣 炎の盾
[道具]:支給品一式 首輪二個 ピサロメモ
[思考]:とりあえず食事(吐きそうだけど) ハーゴンへの復讐 脱出方法への模索
投下乙!!
ドラクエロワでも更新するかーと何の気なしにタブをダブルクリックしたら作品が……おいちゃん感動だよ……。
投下乙!
あと、ロトの勇者はちょっと俺のコーラ返せ
ノロノロ投下ですいませんでした。これにて終了です。
タイトルが間違っていたので途中で変えました、後者が正解です。
正直バトル以外は勢いが無くって難しいです。
キャラを絶叫させるのが好きなので。
ではご指摘感想などどうぞ。
支援、どうもありがとうございました!
続く書き手さんもファイトだ!!
投下GJ!繊細かつ和む話をありがとう!
>(爆破阻止方法は実践してみたいとひそかに考えている)
本気かアレフw
ウィキに127話「別れの詩」追加しておきました。
改めて投下お疲れ様でした!支援内のメル欄にも書きましたが、
冒頭のまさしく夢のような幻想世界の描写が秀逸でした。
醒めないで欲しい夢ってこんな状況を言うのかも。
それから
>>905のフォズ・ピサロ・竜王アレンに関わるアレフの決意もかっこいい
さすが勇者。漢だ!
…とそこまでは思ったのですけどもw
ここまでの連戦につぐ連戦で頭のネジがどっか一本抜けてしまったのではなかろうか?
とはいえ、ルーシアやゼシカのきわどい装備談義に圧倒されてた初期の頃はこんな感じだったかも。
哀しいこと色々ですが、ようやく一旦身も心も落ち着いたのかもしれませんね。
ところで一時投下スレで話のあった盗聴云々は現時点ではやっぱり筆談を継続することになったわけですね。
今のところはこっちが適切な判断なんですが、読み手的にはもう盗聴の可能性がないことは明確なので
どこかで「問題なし」の太鼓判を押してやる機会が近いうちに必要になるのかもしれませんね。
…よし、アレフ!その頭貸せ!
以上、お粗末な感想でした。
なんか今日はすげーな
祭りに参加できて光栄です。
前半の幻想的な文章が凄く綺麗で引きこまれました
後半の作戦会議にもwkwkさせられました
あー、久しぶりに感動したよ。
これで明日からも生きていける!
投下乙です!前半の切なさと、中盤の首輪談義の緊迫感がアレフの珍回答で吹っ飛んだよw
確かに初期は女性陣に振り回されてて結構とぼけた人でしたね、アレフ
これで本当に首輪解除出来たら大爆笑もんなのにw
ローラのこともこれで大分吹っ切れた感じかな
これからアリスとマリアに会えたらまた一つエピソード出来そうで、楽しみです
956 :
宣伝:2007/09/25(火) 08:07:13 ID:J+jxYav80
DQ1勇者の活躍が読めるのは、このロワだけ!!
改めまして、投下乙でした。
アレフとローラの夢の中での再会は、描写が綺麗なだけに、さらに切なさが上昇して思わす涙目になりました。
どーもFFDQ3rdの影響か、ローラ関連の話だとアレフ自殺するんじゃね?って不安がよぎったのですが
…あの名案思い付くなら大丈夫だなwwwwwww
初代ロト3主の活躍は読めるけど、ロトの血族3代の活躍はDQロワだけかもなぁ。そういえば初代アレンも名簿でアレフやローラの存在を確認してたっけ。
アレンの好奇心の強さはアレフ譲りなのかもしれませんね。
夢にまでみた、自分の先祖や子孫について考えるシーンをようやく読むことが出来ました。
あ、書き忘れてた。
ナジミの頂上での雷撃合戦で空間の歪み発生って、新たな脱出フラグになりそうですね。
ギガデインとジゴスパーク2発も使われれば空間も歪むよな。しかもギガデインは使用者の意志で強化されたギガデインだし。
最後に、状態欄も何気無くカオスですねw。首輪解除にやる気満々なアレフと、吐きそうなピサロを想像して吹いたW
繧「繝ャ繝輔?ョ迴崎ァ」遲斐′繧、繝槭う繝∫炊隗」縺ァ縺阪↑縺九▲縺溘?ョ縺ッ菫コ縺�縺托シ?
鬆ュ縺上▲縺、縺代※繧ら??逋コ縺吶k繧ゅ?ョ縺ッ辷?逋コ縺吶k豌励′縺吶k繧薙□縺後?サ繝サ繝サ
隱ー縺区蕗縺医※縺上lorz
すまん文字化けした
アレフの珍解答が理解できなかった・・・
誰か阿呆な俺に理解できるように教えてくれ
投下乙です
前半の幻想世界と、後半のオチ(っていうと、アレだがw)とメリハリが効いてて
レス数の割にはすらすらと読むことが出来ました。
自分も頑張らにゃあな…
次スレは
>>970でおkかな? テンプレはwikiのを参考にどうぞ。
死者は出てないんでそのままで大丈夫だと思います
>>960 参加者が一人の爆発に巻き込まれるくらいの距離まで、全員接近。
一人死ねば全員死ぬ状況を作る。
でも、主催者側としては全滅されても困るので、迂濶に爆破出来ない…て事じゃね?
ところで今更なんだけど、首輪の爆弾の威力ってどれくらいなんだろう?
首が高々と舞う程だから、近くにいたら巻き込まれるな。
>>958の雷撃合戦が雪合戦に見えてほのぼのとしてしまった
とにかく投下乙
久々に楽しい話を読んだ気がする
そろそろ次スレですね
>>960 平たく言うと「赤信号みんなで渡れば怖くない」ということかもね
みんな死んじゃったらゲームが成り立たなくなる。
つってももうシドー降臨に必要な数の生贄は揃ってるらしいから
有効な手立てとは言いがたそうだけど
全員で頭をくっつけてるところ想像して吹いたww
自分もやっと理解できた。
そりゃピサロにおめでたいと言われるわwww
ベッドのくだり、修正し忘れた…orz
もう仕方ないや
ようやく…ようやく
魔法のビキニで狼狽したり、ボインアタックで目を泳がせたり
水着会議で頭を抱えたり、美人熟女の前で「僕」なんて言っちゃったり
サマンサの胸元に赤面したり、キーファの軽口にタジタジになる
そんなむっつりCOOLな僕等の勇者が帰ってきたぜ!!
マリア キーファ 予約します
ktkr!
新スレに行った方がいいのかな
予約キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜ー!!
新スレ立てようと挑戦し続けているんだけど立てられない…orz
じゃあ俺がやってみるよ
ごめん、はじかれた
975 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/09/29(土) 00:06:38 ID:LLy6MLgq0
ハーゴン「暇だな…」
竜王「ははは、立場逆が良かったのか」
ピサロ「誰が先に死ぬか」
ハーゴン(シドー)「オモシロイ…」
竜王「マケンゾ!」
デスピサロ「古参共が!」
ゾーマ「ちぃ」
ゾーマ様カワイソスwwwww ラスボスにおけるイザ(仮)
トルネコが死んで残り10名。
Wikiの使ってくれって言ったのに…
乙!自分は弾かれちゃったから、誰かが建ててくれるのを願ってたよ
じゃあ、埋め代わりにちょっと統計を。
以前登場話数ランキングってのがあったので、これは登場話のスレ数の合計
もっとも気絶してたとか、ちょっとしか話に絡んでないとかも含んでるけどね
1.アレフ 282(19話) 2.ピサロ 264(21話) 3.フォズ 263(20話)
4.トルネコ 246(22話) トロデ 246(21話) 6.竜王アレン 224(18話)
7.マリア 223(18話) 8.アリス 210(17話) 9.エイト 201(16話)
10.キーファ 181(17話) 11.マルチェロ 179(18話) 12.アトラス 165(15話)
13.クリフト 143(13話) 14.ローラ 136(13話) 15.サマンサ 127(12話)
16.リア 114(11話) 17.ククール 102(9話) 18.レックス 100(10話)
19.ハッサン 96(11話) 20.テリー 85(10話)
上位20名はこんな感じ。
超乙。
さて今夜あたり投下くるかな
wkwktktk
そろそろ埋め?
埋めますか。
埋め。そして新スレで乙しよう。
じゃあ協力します。
ただ埋めるよりは今までの作品なりキャラへの愛なりでも叫んだほうがいいな
>>981 トップ3は「愚かなる〜」を頂点に、その周辺で稼いだ三人組か。
特にアレフさんはほんとに「主人公」って感じがしちゃうな、名目上は全員が主人公と思いたいのだがw
あと今更なんだが・・・「スレ数」じゃなくて、「レス数」だよね…?
>>988 おう、寝ぼけて間違えたさorz
ちなみに、もちろん現時点ではの話だけど
DQBRで何らかの因縁のあるキャラがレス数でもほぼ拮抗している不思議
ピサロ・フォズはほとんど同行してたからまあ当然として
竜王アレンとマリア、キーファとマルチェロもほぼ同じ。
上位20には入らなかったけど、レーベで相討ちになったゴンとフローラも
レス数は全く同じだったりする(合計69で同率22位)
新スレ乙!埋めがてら
>>989 相打ちの二人が全く同じレス数ってのはなんか因縁感じるな
数で言うと、10話100レスのレックスも綺麗に揃ってて面白い
しかしレス数はナジミ関連が稼いでも、話数は未だトルネコがトップなのな
レス数を話数で割ってみるとキャラ毎の長文・短文傾向が見えて面白いw
今回も何だかんだでローラに泣かされっぱなしだったな。
死亡SS投下されてしばらく経つのになぁ (´;ω;`)
メルビンには次はがんばってほしいね
次は是非イザを…
1000ならシドー様の器役はイザ(仮)
そういやシドーってずっとハーゴンの身体なのかな
996 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/03(水) 01:13:55 ID:fyhTUEwv0
いいえ ケフィアです
1000だったらフォズ優勝エンド!
絶対1000じゃないけど1000だったら次スレ荒らしまくる!!
1000なら参加者全員で頭をくっつけて首輪が解除される
1000だったら、バトロワはマルチェロも脱出メンバー
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。