2 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/18(木) 16:27:01 ID:XA1yztkH0
3 :
1/5:2006/05/18(木) 16:27:14 ID:d4oJgtFi0
ビビ 「あれ、ここどこだろ…。ヴィンセントさん、起きて!!」
ヴィン「うっ…、おはようビビビ…」
ビビ 「何か変だよ、この部屋、六畳間じゃないよ。広いし、きれいだし」
ヴィン「…そうだな…。ん、紙が置いてあるぞ…。
【ペナルティー】
あなた達の会話が少ないためにセンレスの前にオチテしまいました。
罰として、2つのペナルティーを科します。
一つ目、この車で各地を周り、人々と、ふれあい、今度こそセンレスを
目指しなさい。
二つ目、サンドイッチを売り、その売り上げで各地の困っている人々の
ために役立てなさい。
なお、この車はキャンピングカーを屋台のように改良してあり、
さらにマテリアを使いスイッチひとつで、いろいろな街に自動で着くように
なっています。
ビビ 「センレスとか、オチルとか、よくわからないけど…。
これで、お店が開けるよヴィンセントさん」
ヴィン「ああ…そうだな…。…ちょっと、運転席を見てこよう…」
【運転席】
ビビ 「あっ、これがマテリアかな、ヴィンセントさん」
ヴィン「これは…追加効果とデジョン、オートドライブ?
聞いたことがないマテリアだな…」
ビビ 「ここにスイッチが有る、押してみるね」
ポチッ
車 「オハヨウゴザイマス。モウイチドすいっちヲ、オストハッシャシマス」
ビビ 「車が、しゃべった!!」
ヴィン「………………………………!?」
車 「セッテイサレテイル、ツギノモクテキチハ、…こすた・でる・そる…デス。
ショヨウジカンハ1ジカンデス。すいっちヲオシテクダサイ。」
ビビ 「行くよ、ヴィンセントさん。サンドイッチ店、がんばろう」
ヴィン「…ああ!!」
ポチッ
車 「ハッシャシマス。ツギハこすた・でる・そるデス、ハッシャシマス」
〜移動中〜
ビビ 「すごいね、この車!!本当に自動で動いてる!!
それに、よくわからない所を走っているし」
ヴィン「…デジョンのマテリアを使って、次元の狭間を通っているのかもしれない」
ビビ 「すごいやこのくる……、ねぇ車だと呼びづらいから名前つけていい?」
ヴィン「何か良い案はあるか…?」
ビビ 「うん……、カー君なんてどうかな、車だから」
ヴィン「いいんじゃないか、それで……」
カー君「アト30プンデトウチャクシマス」
ヴィン「まずい、早く準備をせねば……、まだ何も用意してない……」
ビビ 「うん、急ごう、たくさん売れると良いね」
5 :
3/5:2006/05/18(木) 16:30:09 ID:d4oJgtFi0
〜移動中〜
ヴィン「私はサンドイッチを作るからビビビは看板の絵を描いてくれるか…?」
ビビ 「うん、僕がんばるよ!!」
ビビ 「ねぇ、ヴィンセントさんはコスタ・デル・ソルって知ってる?」
ヴィン「……あぁ、行ったことは無いが、ユフィ達によると、海辺の町らしい
観光地らしいから、たくさん売れるかもしれないな……」
ビビ 「それなら、サンドイッチいっぱい作らないと、だめだね。」
ヴィン「ああ…そうだな…。ビビビは看板は描けたか…?」
ビビ 「うん!!どう」
へ
/ ヽ
_/*+*`、
<______フ
( 0 0 *)
┌∪──∪───┐
│ヴィンセントの │
│サンドイッチ │
└───────┘
ヴィン「それでは、ビビビの名前がないではないか!!
二人で店を開くのだからビビビの名前も載せてくれ…」
ビビ 「うん、わかった!!」
カー君「こすた・でる・そるニトウチャクシマス。アト3プンデス」
ビビ 「がんばろうね、ヴィンセントさん!!」
ヴィン「あぁ…、がんばろう…」
6 :
4/5:2006/05/18(木) 16:31:31 ID:d4oJgtFi0
〜コスタ・デル・ソル〜
ビビ 「着いたよ、ヴィンセントさん。人がいっぱいいる」
ヴィン「…あぁ…、さっそく準備をして店を開こう…」
ビビとヴィンセントのサンドイッチ店 OPEN
子供 「おじさ〜ん、4つください!!」
ビビ (はじめてのお客さんだ…wkwk)
ヴィン「う、うむ…………100ギル…だ……」
子供はお金を払うと、急いで逃げていった。
ビビ 「ヴィンセントさん、もっと笑顔でやらないと、逃げてったよ。
それに敬語とか、いらっしゃいませとかも使わないと、だめだよ」
ヴィン「……すまん…。い、いらっしゃいませ。こうか、ビビビ?」
ビビ 「そう。次は、がんばろう。ヴィンセントさん」
ヴィン「い、いらっしゃいませ、…80ギル…で…す。あ、りがとう…ご、ございます」
ビビ 「いらっしゃ(ry……………ありが(ry…………………はい、そうで(ry……」
そして……数時間後……
ビビ 「いっぱい売れたね、ヴィンセントさん」
ヴィン「あぁ…、しかし、疲れたな少し……」
ビビ 「うん、でもお客さんがおいしそうに食べてくれると、うれしいよね」
ヴィン「…う、うむ…。休憩したら、少し散歩でするか…ビビビ?
せっかく、コスタ・デル・ソルに来たのだから」
ビビ 「うん、そうしよう」
7 :
5/5:2006/05/18(木) 16:32:12 ID:d4oJgtFi0
〜散歩中〜
ビビ 「そういえばクジャはどこにいるんだろう?」
ヴィン「う〜む…、まだあの六畳間にいるんじゃないか?
旅を続けていればどこかで会えるかもしれんな……」
ビビ 「そうだね…、それまでにがんばってサンドイッチを売って
クジャを驚かそう」
ヴィン「ああ……。(半裸父がいないとしずかだな、少しさみしいが)」
ビビ 「あと、それと、クイナさんとの料理対決はどうするの?」
ヴィン「……それについてだが……、今の私で勝てないと思うんだ…。
…この旅で実力を付けたいと思う……、それに各地を巡れば…、
あのピクルスと合う、いい名産品や食材が見つかるかもしれない」
ビビ 「そうか、じゃあここでも何か買っていこうか」
ヴィン「…うむ…、何か選んできてくれるか。ビビビ」
ビビ 「うん!!」
〜数分後〜
ビビ 「これがここの名物だって、コスタ・デ・ココナッツミルク」
ヴィン「…そうか…今度いろいろ試してみよう…。今日はもう遅いから、
明日の出発の準備をして寝ようか……」
ビビ 「明日はどんなところかな、明日もたくさん売れるといいね」
ヴィン「あぁ……そうだな。おやすみ、ビビビ」
ビビ 「おやすみ、ヴィンセントさん」
おわり
〜そのころクジャ(半裸父)は〜
クジャ「あれ、ビビとヴィンセントがいない!?、ぼく一人置いてくなんて……。
探しに行かなきゃ……どこに行ったんだろ」
クジャ「あっ!?でもその前にこの僕の実物大の銅像をキレイに拭かなくちゃ……」
おわり
8 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/18(木) 16:32:48 ID:d4oJgtFi0
age
10 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/18(木) 17:30:13 ID:BXHKkYys0
キモッ・・・
11 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/18(木) 17:35:48 ID:1YxhHz5zO
バカの独り芝居じゃん
復活シテルー!職人さん乙です。
前スレのようなほのぼのとしたスレになるといいね。
目的地選びは自動じゃなくて2人が選んだ方がさらにホノボノするかもね
キモス
>>1乙っす
なかなかやるじゃないか
良いスレになりますように…
17 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/19(金) 01:54:22 ID:jeXXmS16O
オイヨ「あがれ〜!!」
18 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/19(金) 02:05:09 ID:AsQZgKaoO
>>1乙
しかしビビのAAが帽子被った、しぃに見えるのは俺だけかなぁOTL
ビビとヴィンセントがガーネットやティファをサンドイッチするスレかと思った。
20 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/19(金) 02:58:41 ID:Ca5ggw/uO
それはアホ
ヴィヴィとビンセント
>>1スレ立て&導入乙!
今度は落ちませんように・・・
翌日…
車「オハヨウゴザイマス。モクテキチ ヲ センタク シマス。すいっちヲ、オスシテクダサイ。」
ビビ「う〜ん…こんな朝早くからうるさいなぁ…」
ヴィン「全くだ…昨日忙しかった上に、棺桶を忘れたのでよく眠れなかったと言うのに…」
ビビ(そういえば棺桶がない!!そういえば、びんせんとさん、イライラしてるような…ドキドキ)
(ガッ!!)
ビビ「あぁっ!!びんせんとさん!!蹴ったらだめだよ!?」
ヴィン「とめるなビビビ!!こう言うことは最初が肝心なのだ」
車「オハヨウゴザイマス。すいっちヲ、オスシテクダサイ。すいっちヲオシテクダサイ。すぃ…ち…ヲ…ガーガーピーサイ…ザーー…」
ビビ「あ…壊れ…た??」
ヴィン「う…うーむ…」
車「…ガーガーピー…な…なにしまんねんな!!ビンセントはん!!折角起こしてあげてますのに!!」
ビビ・ヴィン「その声は、ケットシー!?」
車シー「ハイな♪」
ヴィン「しかし…お前は座布団だったではないか…」
車シー「そうでっせ??やっぱり機械の体の方がコントロールが楽ですわ。」
ヴィン「…」
ビビ「でもなんでこの車に??」
車シー「いやね、猫の体とOSが同じやったんですわ。それで、座布団も飽きてきたし、お二人はいなくなるし、そろそろ違う体に移ろうかな〜思ってたら発見しましてん♪ビビはん、ヴィンセントはん、これからもよろしゅう♪」
ヴィン「(やっと静かに過ごせると思ったら…これか…)ワナワナ…」
ビビ「あー、まだ序盤なのに、もう同居人が…かさばらなくて良いけど。………でも…この流れだと…半裸父もすぐ現れるんじゃ…」
ヴィン「…今は考えないでおこう…」
その頃……
※
クジャ「あーっ!!大切な僕の黄金の像に傷が!!…ってこれメッキじゃないか!?……僕の像が…メッキ!?…騙されたのか?………この僕に限って……信じない…信じないぞー!!」
↓
トランス
↓
飛び回る
↓
像、倒れて傷付く
↓
※に戻る
そんなこととは知らず、旅を続けるビビ一行なのでした。
25 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/19(金) 10:38:21 ID:YQZ3IMskO
私では力不足なんで、職人待ちage
26 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/19(金) 19:30:07 ID:tUwe2ipX0
28 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/19(金) 20:35:36 ID:yzqm36N3O
腐女子臭いスレだな
29 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/20(土) 14:52:38 ID:z4ZDquMwO
age
ヴィン「ここはどこだ!?」
ビビ「あっ、ヴィンセントさんおはよう。」
車「…」
ビビ「車が急に動かなくなっちゃったみたい」
ヴィン「とにかく降りてみよう」
ビビ「街の中みたいだね」
ヴィン「あの人に聞いてみよう」
ヴィン「すまないが、ここはどこだ?」
ヴィン「おい!ここがどこか訊いている!答えろ!」
ビビ「!!」
ビビ「その人、全然息して無いよ!」
ヴィン「死んでいるのか?いや、肌色もいいし手も暖かい。」ヴィン「ビビビ、何か分かるか」
ビビ「僕聞いた事があるんだ」
ビビ「次元の狭間には時間の流れていない場所があるって」
ヴィン「ふむ、私達はそこに迷い込んだらしいな」
ビビ(なんか大変な事になりそうだな。)
ヴィン「ところでビビビ、朝飯はまだか?」
ビビ(こんな時まで…)
ビビ「うん、すぐ用意するね。」ビビ(あぁ、逆らえない僕…)
31 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/20(土) 16:23:39 ID:TDDXJT9SO
ビビ「朝御飯出来たよ」
ヴィン「ああ、ありがとう。」
ビビ「さっきキッチンでこれが落ちてたんだけど」
ヴィン「それは!デジョンのマテリアではないのか。」
ビビ「ええ!!でもなんで!?」
ヴィン「そういえば昨日の夜、ケットシーがうるさくて」
ヴィン「何かを外したら静かになったが…。」
ヴィン「過ぎた事だ、水に流せ」
ビビ(なんでこんなに強気なんだろう…)
ビビ「とにかく元に戻すよっ。うんしょっと。」
ガチャガチャ
車「ヴィンセントはん!いくらなんでもひどいでっせ」
ヴィン「すまなかったな、ふん」
ビビ「ヴィン…」(まだ強気なんだね…)
ケットC「まあ、ええですわ。次の目的地は…でええんやね」
ビビ「うん」
ヴィン「もう少し居たかったがな」
ビビ「……早く準備しなくっちゃね」
ヴィン「ああ、任せたぞビビビ」
ビビ「えっ…?」
ケットC「それじゃ行きまっせー」
うん。乙。
ケットC「さっ、着きましたでー」
ヴィン「ここはどういう場所なんだ?」
ビビ「トレノはね…」
ヴィン「まあいい、行けば分かる」
ビビ「あっ、そっちはだめ…」
ヴィン「どうしたビビビ!早く来い」
ビビ「ヴィンセントさん!うしろ!」
ヴィン「なんだ貴様は!?あっ、こら待て」
ビビ「ヴィンセントさん大丈夫?」
ヴィン「ああ私は平気だが、私の全財産の入った財布が盗まれた」
ヴィン「だが、これも私の罪への償いかもしれん」
ビビ「そんな訳ないよ、早く捕まえなきゃ」
ビビ「待て〜」」
泥棒「待てと言われて待てるか」
ヴィン「止まれ。バァン!バン!バン!」
ヴィン「止まらなければ撃つ」
ビビ(もう撃ってるんじゃ…)
泥棒「捕まったら殺されるー」
ヴィン「あいつ、建物の中に入ったぞ」
ビビ「うわぁっ、ひ、人がいっぱいだ」
ビビ「ここ、カードの闘技場だよ」
ヴィン「カードとは何だ?」
ビビ「これの事だよ」
ビビ「って、早く泥棒を!」
ヴィン「あそこだ!!」
ビビ「ああっ、こんな所で銃はダメ」
ヴィン「くっ、また逃がしたか。追うぞ!」
ビビ「ねえビンセントさん・・・」
ヴィン「どうした?」
ビビ「あのね、サンドイッチのことなんだけど・・・具も生ものが多いしあんまり日持ちしないよね?
だから一気にたくさん作れないからどうしようかなって思ったんだけど」
ヴィン「なるほど確かに・・・しかしいつ客が来るか分からないからある程度備えていなければならないし・・・」
ビビ・ヴィン「うーん・・・・・・」
ケット「それなら心配ありませんでー」
ヴィン「ケットシー!」
ケット「この車には冷蔵庫がついてるっちゅうのはお二人とももう知ってますよね?
実はこれ普通の冷蔵庫とちゃいまんのや。ビビはん、ちょいと冷蔵庫の一番下の扉開けてみてください」
ビビ「あれ?いつの間にか野菜室の下に扉が・・・どうして気づかなかったんだろ?・・・よいしょ」
ガチャッ
ビビ「?」
ヴィン「一見変わったところは無いようだが・・・?」
ケット「そこはボクが特別に改造したスペースでして、中に入れたもんの鮮度をそのまま保てるんです。
名づけてケットシースペシャルスペース!!!」
ヴィン「ネーミングセンスは悪いが・・・それは便利だな」
ケット「ええ、中に入れた時の状態を99.9%キープできるんです」
ビビ「すごいね!ありがとうケットさん」
ケット「礼には及びませんわ。お二人とも頑張ってください!」
ヴィン「ああ。客が来るのが楽しみだな」
ビビ「うん。どんな人が来てくれるのかな?」
元タークスのくせに泥棒一人取り押さえられんとはヘタレだなヴィンセント。
>>33のつづき
ビビ「今度はあっちの建物に!」
ヴィン「奴め、なかなか素早い、この奥か!」
ビビ「失礼しまーす」
警備員「こらっ!ここは通さん!」
ビビ「ど、どうしよう」
ヴィン「私にいい考えがあるビビ、ごにょごにょ…」
ビビ「ええっ!でも…わかった、やってみる」
ビビ「警備員さん!ちょっとこっち来て」
警備員「またお前か。何なんだ?」
ビビ「僕が帽子外すとね…」
バサッ……………ゴゴゴゴゴォ…
ヴィン「よし、よくやったぞ」
ビビ「えへへ。」
ヴィン「見つけたぞ、泥棒。もう逃げられん!」
泥棒「こ、これはカエスヨ」
ビビ「もう、こんな事しちゃだめだよ」
ヴィン「わかったらもう行け。」
泥棒「…オイヨイヨ」
ヴィン「?」
ビビ「あの人大丈夫かな?ここ結構高いけど」
ヴィン「まあいいさ無事財布は返ってきたからな」
ビビ「ところで…いくら入ってるの?」
ヴィン「知りたいか?」
チャリン…チャリン…チャリン…チャリン…
ビビ「これ…だけ?」
ヴィン「ああ、浪費癖があるんでな」
ビビ「そういえば、たまに店の売上げが合わないんだけど…」
ヴィン「ふっ、帰って寝るとしよう」
ビビ「あっ、ごまかした。」
ヴィンセント浪費癖あるのかwww
しかし何を買うんだ?
>>36 前スレからいる身としては、ここじゃビビはビビビがデフォなんだよな…
>>38 すまん。一箇所ミスってたorz
次からは気をつけるよ。
『ある晴れた日に』
ヴィン「最近、客が減ったな」
ビビ「サンドイッチの種類を増やせないかな?」
ヴィン「そうだな…」
ヴィン「納豆をいれるべきだ!」
ビビ「納豆!?」(本気で?)
ヴィン「どうした?そんなに変か」
ビビ「…あの、僕、苦手だから」
ヴィン「なんだと!」
ヴィン「私が納豆の食い方を教えてやる」
ビビ「えっ!い…ゃだよ」
ヴィン「まずはよくかき混ぜる、次に卵をいれふんわりと混ぜ
刻んだねぎ、タレを入れて混ぜるんだ
そしてご飯にくぼみを作り注ぎ込む」
ヴィン「さあ食うんだ」
ビビ「ヴィンセントさんのばかー」
ヴィン「あ、おい待てビビビ!」
ヴィン「ビビビの奴どこへ行ったんだ?」
ビビ「ぐすんっ、ぐすっ。」
ヴィン「こんな所にいたのか」
ヴィン「ビビビさっきは悪かった。さあ帰ろう。」
ビビ「ごめんなさい。僕、僕のせいで」
ヴィン「ビビビは何も悪くないよ」
ビビ「僕、頑張って食べてみるよ」
ヴィン「よし、えらいなビビビ」
ビビ「……パクッ」
ビビ「ん…お、おいしい!」
ヴィン「ふっ、うまいだろう」
ビビ「でも、何か忘れてる様な…」
ここのヴィンセントは随分気が強いんだな。
売り上げってか客が全然来てないぞww
44 :
1/2:2006/05/23(火) 01:12:55 ID:RqfL2Tp20
ケット「目的地に着きましたでー」
ビビ「やった!でも・・・ここはどこ?」
ヴィン「私も分からない・・・とりあえず開店準備をするか」
ガサガサゴソゴソ
「あっパンだって!」
「並ばなくちゃ!」
ビビ「す、すごい、まだ準備中なのにもう列が出来てるよ!」
ヴィン「人々の様子から察するにここはどうやら学校らしいな」
ビビ「いらっしゃいませー」
ヴィン「ボソッい、いらっしゃい、ませ・・・」
ビビ「・・・ビンセントさんは、中でサンドイッチを作ってた方がいいんじゃないかな・・・?」
ヴィン「むう・・・すまない・・・」
ビビ「ううん、ボク頑張るよ。いらっしゃいませー」
学生「うおおっ!?新しい学食か!?でももう列が出来てる・・・油断したぜ!」
学生「うるさいぞ、ゼル・・・おい、ここは新しくオープンした学食なのか?」
ビビ「えっと・・・今日一日だけ限定のお店なんです」
ゼル「マジでか!?なら今からでも並ぼうぜスコール!!!」
スコール「まあ、悪くないな」
ビビ「ビンセントさん、ハムチーズサンド2つにカツサンド、それからヤキソバパン3つ追加です」
ヴィン「目の回るような忙しさだ・・・」
「ちょっとー早くしてよ!」
ビビ「ご、ごめんなさい」
「そんな言い方はないでしょこんな可愛い子に向かって」
「本当可愛いよねー。ねえボク、名前は?」
ビビ「ビ、ビビです」
「ビビビ?変わった名前ね」
ビビ「(また勘違いされちゃった・・・)」
45 :
2/2:2006/05/23(火) 01:14:23 ID:RqfL2Tp20
ビビ「ふう、やっと閉店だね」
ヴィン「大人気だったな。なんだったんだろうか」
ビビ「でも良かったね。ギルがこんなにいっぱいだよ」
ヴィン「すごいな・・・そういえば稼いだギルの使い道はどうしようか?」
ケット「お二人さん、お疲れ様です!」
ビビ「あっケットさん」
ケット「ギルのことなんですけど・・・実はこの車、維持費がとんでもなくかかるんですわ。
それに食材費も馬鹿になりませんし・・・それにしても今日は大黒字でしたから、余った分は貯金しときます」
ヴィン「頼んだぞ」
ビビ「うーん、今日はほんとに大変だったね。ボク疲れちゃった」
ヴィン「ビビビはずっと接客をしていたからな」
ビビ「ビンセントさんだってずっとサンドイッチ作ってたじゃない」
ヴィン「フフ、お互い様か。今日は早く寝ることにしよう」
ビビ「うん、おやすみなさい(ビンセントさんいつの間に棺桶持ってきたんだろう・・・?)」
46 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/23(火) 08:17:08 ID:mGWOLyJCO
ほのぼのage
保守♪
48 :
1/6:2006/05/24(水) 23:27:30 ID:gFuGyon70
ケット「着きましたでー。お二人さん起きてください」
ビビ「うーん、まだ眠いよ・・・ほらビンセントさん」
ヴィン「ムニャムニャ・・・アモーレ・・・」
「「!?」」
ビビ「今・・・棺桶の中から・・・」
ケット「・・・ビビビさん、ここは聞かなかったことにしときましょ」
ビビ「う、うん・・・ビンセントさん!着いたよ!」
ヴィン「うう・・・もう着いたのか」
ケット「さ、二人とも今日も頑張ってください!」
ビビ「うん!」
ヴィン「ここはどこだ?」
ビビ「ボクも分からないや・・・また知らないところに着たみたいだね」
ヴィン「どうやら村のようだな。さあ、準備をしよう」
49 :
2/6:2006/05/24(水) 23:28:28 ID:gFuGyon70
「あれ?知らない人だー」
「ママー!誰か来たよ!」
ビビ「何だか子供ばっかりだね」
「どうしたの?あら、こんなところに人が来るなんて。どちら様?」
ヴィン「突然すまない。サンドイッチを売ってまわっている者だ」
「サンドイッチだって!」
「ねえねえティナママ、買おうよー!」
ティナ「そうね・・・せっかく来てくれたし、いただきますか」
ビビ「あの、まだ準備中なのでちょっと待ってもらえますか?」
ティナ「全然かまわないわ。さあ、みんな遊びましょう」
「「はーい!」」
ヴィン「・・・随分若い女性だが、あんなにたくさんの子供を?父親はどこにいるんだ?」
ビビ「不思議な村だね」
50 :
スマソ3/5:2006/05/24(水) 23:30:07 ID:gFuGyon70
ビビ「準備、できました!」
「「うわーい!」」
「僕コロッケサンド!」
「私はフルーツサンド!」
「僕も!」
ティナ「ほらほら、順番に並ばないと」
ビビ「はい、ちょっと待っててください(かわいいなあ)」
ヴィン「これで全員か?」
ビビ「そうみたいだね」
「ごちそうさまー!」
「すごくおいしかった!」
ヴィン「喜んでもらえると嬉しいものだな」
「ねえねえ、帽子の男の子」
ビビ「ボ、ボク?」
「一緒に遊ぼう!」
ビビ「いいの・・・?」
「早くおいでよ!」
ビビ「うん!」
51 :
4/5:2006/05/24(水) 23:31:28 ID:gFuGyon70
「見ーつけた!」
ビビ「あっ見つかっちゃった」
「今度はキミが鬼だよ!」
ビビ「よーし・・・あっ見つけた!」
ヴィン「(ビビビ・・・楽しそうだな。確かに閉じ込められていた時も今のサンドイッチ店でも、同年代の子供と触れ合う機会が無かったからな。
もしかしたら寂しがっていたのかもしれない・・・ルール違反だがここにとどまっていた方がビビビのためになるか・・・)」
ティナ「ごちそうさま」
ヴィン「ああ、おいしく食べてむらえて何よりだ。一つ聞くがここの子供たちは・・・?」
ティナ「みんな戦災で親を失った子たちよ。この村で私が母親代わりになって暮らしてるの」
ヴィン「そうだったのか・・・もう一つ聞きたいのだが・・・」
ティナ「あの帽子の男の子のこと?」
ヴィン「ああ・・・訳あって今はこうして私と一緒にサンドイッチを売り歩いているが・・・ここで暮らした方があの子のためになる・・・」
ティナ「そうかしら?もし私があの子に申し出てもきっとあの子は嫌がると思うけど」
ヴィン「なぜだ?」
ティナ「それは自分で聞いてみたら?」
52 :
5/5:2006/05/24(水) 23:32:44 ID:gFuGyon70
ティナ「さあみんな、日が暮れたから家に戻るわよ」
「「はーい」」
ビビ「ありがとう、すごく楽しかったよ」
「ねえ、キミも一緒にここで暮らさない?」
ビビ「えっ・・・」
ヴィン「・・・ビビビ、私も同じことを考えていた。ここで暮らした方がお前のために」
ビビ「ううん」
ヴィン「どうして?」
ビビ「だってルールでしょ?それに・・・ボクはいろんな世界を見て回りたいんだ。ビンセントさんと一緒に」
ヴィン「ビビビ・・・」
ビビ「みんな今日はありがとう。一緒にいたいけど・・・ボクは行かなきゃならないんだ」
「えー・・・」
「ビビ君ともっと遊びたいよ」
「全部終わったらここに戻ってきてくれる?」
ビビ「うん!」
ケット「グスッ・・・ええ話やわ・・・」
ティナママktkr
ビビかわええ…
54 :
1/4:2006/05/26(金) 00:52:52 ID:Cq5djlyB0
ケット「次の目的地までもうちょっとでっせー」
ビビ「今度はどこなんだろう?」
ヴィン「また知らない地か?」
ケット「・・・んな!?ひゃあああああ!!!」
ビビ「ケットさん!?」
ケット「あかん!車が制御できへん!」
ヴィン「暴走か!?」
ケット「いや、何かに引き込まれて・・・!お二人さん、しっかり掴まっとき!」
「「うわああああああ」」
55 :
2/4:2006/05/26(金) 00:55:02 ID:Cq5djlyB0
ヴィン「うっ・・・止まったか?」
ビビ「車は大丈夫?」
ケット「大丈夫みたいです。多少傷ついてもうたけど・・・それよりここは!」
ヴィン「ライフストリーム!?」
ビビ「何それ?」
ケット「星のエネルギーみたいなもんです。でも不思議ですなー、魔洸にさらされとるのに何ともない・・・」
「ごめんね、わたしたちが呼んだの」
56 :
3/4:2006/05/26(金) 00:57:58 ID:Cq5djlyB0
ヴィン「エアリス!それに・・・」
ザックス「ザックスだ。名前くらい覚えてくれよな」
ケット「何でまたこんなとこに呼んだんですか?」
エアリス「ヴィンセントとケットシーと・・・可愛い男の子がお店を開いたっていうから、何か手伝えないかと思って」
ケット「そりゃありがたい!で、何してくれはるんですか?」
エアリス「これ、あげる」つ【エアリ水】
ヴィン「以前閉じ込められていた時に水道から流れてきた、あの・・・」
エアリス「あれにはわたしの思念がこもってたけどこれは大丈夫。おいしくてしかも飲むとHP・MPが回復するという優れものよ。
そのまま飲むのはもちろん、料理にも使ってね」
ビビ「ありがとう、お姉ちゃん!」
ザックス「ついでにこれもサービスしとくぜ」つ【ザック水】
ヴィン「それは・・・遠慮しておく・・・」
ザックス「ちょ!人の好意を邪険に扱う気か!?これももちろんHP・MP回復するし、何より俺の熱いハートがこもってるんだぞ!!!」
ビビ「そ、そんなに言うなら・・・お兄ちゃん、ありがとう・・・」
ケット「ビビはん押しに弱いですなー、そんなんやったら世間の荒波に飲み込まれてしまいますよ!」
エアリス「まあまあ、今はわたしたちが魔洸エネルギーを制御してるけど、それでも長時間いると体に悪いから・・・
渡すものも渡したし、そろそろ帰してあげるね」
ザックス「頑張れよ!俺たちが熱ーい目で見守ってるからな!」
ヴィン「うむ、ありがとう」
ビビ「さようなら!」
ケット「お二人もお元気で・・・っちゅうのはなんか変やな。ほな行きまっせー」
57 :
4/4:2006/05/26(金) 00:58:47 ID:Cq5djlyB0
ビビ「あの人たちは・・・その、死んじゃったんだよね?」
ヴィン「ああ。あそこにいたのは彼らの魂だ」
ビビ「体は死んじゃっても魂は無くならないの?」
ヴィン「しばらくの間はな。いつかまた新しい生命となる」
ビビ「そっかあ・・・・・・」
ヴィン「どうした?」
ビビ「ううん、なんでもない」
ビビ「(ボクがお空に行ってもボクはボクでいられるんだね。みんなのこと見守れるんだ・・・なんだかちょっと嬉しいな)」
「まこう」の「こう」の字が変換できないorz
つ晄
ザック水wwwww
何だかんだ言っていい流れになってきたね。職人さんGJ!!!
ほのぼの良スレ保守
ザック水を飲んでみたいと思う俺は負け組
ザック水、理由は無いけどポーションの味を想像した
漏れは昔あった力水ってのを思い出したw
>>65近所のコンビニにはないな
好きだったのにいつの間にか消えてたな
俺のザック水のイメージ
○何か汗の匂い
○味は酸っぱい
○色は紫と黄色がマーブル状
○体質によって腹下す
○何か異様なオーラが出ている
…俺負け組orz
ちなみにエアリ水は
緑系のさっぱりしたミント系の匂いのイメージ
いま思いついた。
セフィロ水
トラン水
…とか?
セフィロ水
むちゃくちゃ邪悪そうだなw
>>57 9のエンディング思い出しちゃったよ・・・ビビ・・・
セフィロ水ってカダージュが水に浸かったら出てくるアレかw
飲むと瞳孔が縦になる。
71 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 08:08:08 ID:XyML3t9SO
保守
73 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 23:28:28 ID:mI9yXIL5O
カダー汁面白いWw
せっかくだから
FFZ
ルーファウ水
北条ォーター(ほうじょうぉーたー)
ビッグ水
FF\
ベアトリク水
マーカ水
とかも仲間に入れてあげてください
…なんかスレが脱線してるな?
宝条ォーター・・・飲んだらやはりあの姿になるのか?
きっとあれだ
「ルクレツィアルコール」に「宝条ォーター」と「ジェノバーボン」をまぜてできたのが
『セフィロ水』だ
ビン「せっかくなので
>>64-76をメニューに加えてみたぞビビビ。
ビビ「やめてよビンセントさん…
ただでさえどこ行くかわからない店なのにそんな物出したら
お客さん狂っちゃうよ…
ビン「うーむ…
じゃあビビビ、飲むk
ビビ「無理です。
ビン「…ジー(ザック水他を見つめてる。)
ビビ「どうしたの?
ビン「いや…うまそうだなって思ってな…
ビビ「やめなよ。確実に死ぬよ?特にザック水。
ザックス(俺の扱いひでーな…
ビン「ビビビ。
ビビ「?
ビン「これを飲んでこそ私の罪は許されるのではないだろうか。
ビビ「はぁ…
ご自由にどうぞ…
ビン「ゴクッ…プハー
中々いけrくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」
ビビ「ビンセントさん!?だから嫌だったんだ!!
…その後どうなったんでしょうね?
勝手に続き
ビビ「どどどどうしよう!?ビンセントさん!しっかり!!!」
「大丈夫?」
ビビ「ん?今誰かの声が聞こえてきたような・・・?」
「ここだよ、ここ」
ビビ「ここって・・・・・・!!!エアリ水!?エアリスさん!?」
エアリ水「ウフフ、こんなこともあろうかとこっそりわたしの思念を込めておいたの。さあ、エアリ水をヴィンセントに・・・」
ビビ「う、うん!ほら、ビンセントさん!」
ヴィン「ぐげ・・・?」
ゴクゴク
ヴィン「うう・・・私は一体・・・?」
ビビ「なんでもないよ。さあ、サンドイッチ作ろう!」
ビビ「(あれ・・・?思念がこもってるってことは・・・普通にエアリ水を飲んでたボクたちの中にも・・・!?ガクガクブルブル)」
保守♪
GJ
ヴィンがwww
81 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/01(木) 01:42:23 ID:hbofEL5i0
ビビ「やっぱりこの水達はみんな危ないよ…」
ビン「だがこの発想力は我々も見習わなければなるまい」
ビビ「うーん…確かにネーミングは上手だよね」
ビン「というわけで新ドリンクを作ってみた」
ビビ(いつの間に…)
ビン「これなんだが」
つ『ビビ微炭酸水』
ビビ「えぇ〜っ!!ボ…ボクの名前なの!?」
ビン「ビビビの子どもらしさを出すために炭酸が苦手な子どもが飲めるように『微々々炭酸』にしてある」
ビビ「…なんで黒色なの?」
ビン「それは黒魔道士のビビビをイメージしてみたからだ」
ビビ「……材料は安全なの?」
ビン「当然安全だ。私も味見をしたがなんともない
だがさっきもいったように子ども向けだからビビビにも味見してほしい」
ビビ「う…うん(怖いけど仕方ないや)」
ゴクゴクゴク
ビン「どうだ?」
ビビ「確かにこれなら炭酸が苦手でも飲めると思う」
ビン「工夫したかいがあったようだな」
ビビ「でも…一つだけいいかな?」
ビン「なんだ?」
ビビ「はっきり言ってこれって
『炭酸がほとんどぬけたコーラ』
だよね……」
ビン「………てへっ」
ビビ「ビンセントさん…かわいさを出してごまかそうとしてるけど
逆に怖いよ」
ビン 「……orz」
84 :
1/2:2006/06/01(木) 16:33:33 ID:eCs6tLEAO
その日の夜…
ビビ「そろそろ寝ようかなあ」
ビン「おやすみビビビ」
ビビ「あれ?ビンセントさんはまだ寝ないの?」
ビン「ああ…今、新メニューを考えていてな
あと30分もしたら眠る」
ビビ「ボクも手伝うよ」
ビン「いや、明日の楽しみにしてくれればいい」
ビビ「そ…そう?じゃあおやすみ」
-数時間後-
ビビ(変な時間に目が覚めちゃった…)
ビビ(ビンセントさんも寝ちゃったみたいだ…)
ビビ(新メニューを考えるっていってたけど…どんなのかな?気になるなぁ)
ビビ(あっ…この紙[新メニュー案]って書いてある
どうしよう…すごく見たい…けどなぁ…でも気になる…)
ビビ(ちょっとなら…いいかな?どうせ明日見るんだし)
ドキドキ
ビビ(こ…これは…!!)
85 :
2/2:2006/06/01(木) 16:52:32 ID:eCs6tLEAO
[新メニュー案]
《神羅シリーズ》
○ルーファウ水
△セフィロ水
×宝条ォータ
△ジェノバーボン
☆ルクレツィアルコール
※ここからはオリジナル
◎ターク水
○ソルジャージー牛乳
◎神羅ビール(入れ物は神羅ビルで)
※☆<◎<○<△の順で推す
ビビ「…」
ビビ「……」
ビビ「………(゚д゚)」
ビビ(だんだん寒いギャグになってるよ…しかも全部やばそうだし)
ビビ「………ボソッ(ファイア!)」
ボッ!
めらめらめらめら……
ケット(ささやかな抵抗やな…)
翌朝
ヴィン「ない…新メニュー案の紙が…」
ビビ「…………ドキドキ…」
ヴィン「ビビビ、枕元(棺桶元)に置いてあったA4の紙を知らないか?」
ビビ「ぁっ…えっ…と…しっ知らないよっ!!風で飛ばされたんじゃないのかな(ドキドキ…)」
ヴィン「そうか……仕方ないな。せっかくビビビに見せようと思ってコピーを置いておいたのに…」
ビビ(こ…コピー?って事は…)
ヴィン「(ガサガサ…)あった。ビビビ、これが新メニューの案だ。みてく…」
ビビ「ファイガっ!!」
ヴィン「ウボアー」
(゚Д゚)ウボァー
なにこの良スレ
クラウド「ビビのサンドイッチ店…?サンドイッチか…。ティファ達のみやげに買ってくか。
……って……何か焼け跡しかないみたいだが…;」
ビビ「………う〜ん……。」
クラウド「!おい!大丈夫か!?」
ヴィンセント「……そ…その声は……クラウド…………?」
クラウド「ヴィンセント!あんたまで……。大丈夫か?」
ヴィンセント「見ての……通りだ…。これも私の…つm」
クラウド「そうか…。とりあえずこれを飲め。つ【クラウドリンク】」
91 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/02(金) 10:31:49 ID:cAgTRnwB0
今更だけど
>>85の不等号の向きが反対でした
正しくは
☆>◎>○>△の順
です
クラウドリンク…
チョコボ臭そうだな。
ケット「お二人さん、もう目的地に着きまっせー」
ヴィン「次はなんという場所なんだ?」
ケット「えっと……『炭鉱都市ナルシェ』っちゅーところや」
ヴィン「ナルシェ……? ビビビ、知っているか?」
ビビ 「うぅん、知らないよ」
ケット「ま、行ってみればわかりますやろ」
ビビ 「わー、雪だぁ」
ヴィン「なるほど。石炭を燃料とした機械技術で発達した自治都市、というところか」
ビビ 「みんな忙しそうに働いてるね」
ヴィン「うむ、我々も忙しくなりそうだ」
ケット「時刻は昼の少し前。もうじきお客さんがわんさかいらっしゃいますでー。がんばりぃ!」
ヴィン「よし、準備をしよう」
ビビ 「うん!」
〜そして昼〜
「おぉ、なんだあれは?」
「いい香りだなぁ……」
ビビ 「いらっしゃいませー。ビビとヴィンセントのサンドイッチ店でーす」
「サンドイッチか。今日の昼飯はここで食うか」
ヴィン「人が集まってきたな」
ビビ 「うん。……ほら、ビンセントさんも厨房に戻らないと。休んでる暇なんてないよ」
ヴィン「そうだな」
「俺、カツサンドとジャムサンド!」
「コロッケパン!」
ビビ 「かしこまりました。ビンセントさん、カツサンドとジャムサンドとコロッケパン一つずつ!」
ヴィン「了解した」
「昼間からアルコールはまずいかなぁ……? ま、いいか。ルクレツィアルコールください!」
ビビ 「Σ(0 0*)」
「神羅ビール!」
「じゃあ俺はソルジャージー牛乳!」
ビビ 「ちょちょちょちょっとビンセントさん……(((;0 0)))」
ヴィン「どうした?」
ビビ 「このメニュー、何?」
ヴィン「あぁ、先日お前に見せようと思っていた新しいドリンクだ。
メモをしておいた紙は消えてしまったが、レシピは頭に入っていたからな。試験的にだしてみたんだ」
ビビ (しまった……ビンセントさんの頭の中に残ってたのか……)
ヴィン「それで、注文は?」
ビビ 「え、えぇっと……ルクレツィアルコール、神羅ビール、ソルジャージー牛乳を各一つずつだよ」
ヴィン「了解した」
ビビ (うーん、すごく心配……)
「おーい、注文まだかー?」
ビビ 「あ、はーい、ただ今ー!」
ヴィン「ビビビ、ルクレツィアルコールと神羅ビール、そしてソルジャージー牛乳だ。早く持っていってやれ」
ビビ 「う、うん……(神羅ビールとソルジャージー牛乳は普通のビールと牛乳に見えるけど、このルクレツィアルコールはなんだろ?)
ヴィン「それと、神羅ビールのコップはお持ち帰り自由だと、伝えておいてくれ」
ビビ 「わかったよ。
お待たせしました。ルクレツィアルコール、神羅ビール、ソルジャージー牛乳になります」
「これがルクレツィアルコール……? 青いわ……それに、微発光?」
「うおぉ! 神羅ビールはコップがでけぇ! てか、これはビルをデザインしてるのか?」
ビビ 「神羅ビールのコップはお持ち帰り自由ですよ」
「ソルジャージー牛乳は普通だな」
ビビ (だ、大丈夫かなぁ……)
ぐびぐび……
「……中身は普通のビールだな。でも、このコップ、部屋のインテリアに使えそうだな。持って帰るか」
ビビ (イベントとかで行われる常套手段だ……)
「やっぱ牛乳は普通……ちょっと期待してたのに」
ビビ 「す、すみません……」
「あら? 身体に力がみなぎってくるわ!」
「お、おい、お前どうしたんだ? 身体が……」
「光ってる……? それに、なんかオーラがでてるわね。でも、このドリンクは凄いわ!」
「マジで!?」
ビビ 「好評!? ルクレツィアルコールって何が入ってるんだろう……?」
ヴィン「カオスを少々」
ビビ 「カオスって……それって危ないんじゃないの?」
ヴィン「うむ……少しばかり身体の弱い者が飲むと、暴走する恐れがある」
ビビ 「信じられない!」
ヴィン「だが、ここにいるのは皆、健康な者ばかりだし、大丈夫だろう」
「ルクレツィアルコールをくれ!」
「俺もだ!」
「あたしも!」
ビビ 「…………」
ヴィン「ようやく……終わったか…………」
ビビ 「いっぱい売れたねー」
ケット「お二人さん、お疲れ様です。けど、まだお客さんがいらしたようですよ」
「クポー!」
ビビ 「わぁ、モーグリだ」
モグ 「サンドイッチクポ? モグも食べたいクポー!」
ヴィン「材料が少ないから、たいしたものは作れないが、それでもいいか?」
モグ 「構わないクポー」
ビビ 「じゃあ、少し待っててね」
モグ 「クポー♪」
ケット「モーグリ、懐かしいですわぁ。わいもまたデブモーグリに乗りたいですわ」
ヴィン「出来たぞ」
モグ 「いただきますクポー」
もぐもぐ……
モグ 「クポー! おいしいクポ!」
ビビ 「よかったね、ビンセントさん」
ヴィン「あぁ」
モグ 「でも、モグはお金を持ってないクポ……」
ヴィン「気にすることはない。余りもので作ったものだからな」
ビビ 「そうそう。どんどん食べて」
モグ 「ありがとうクポ!」
もぐもぐ……
モグ 「ごちそうさまクポ。本当においしかったクポ!」
ヴィン「ふっ……」
ビビ 「えへへ」
モグ 「お金は持ってないから、代わりにこれをあげるクポー」
つ 【セリ水】 【ガウォーター】 【ストラゴ水】 【シャドウォーター(クライドリンク)】
ビビ 「……またお水だね」
ヴィン「あぁ……」
モグ 「これだけじゃないクポ」
つ【マッシュールストレミング】 【カイ塩】 【ケフカスピ海ヨーグルト】 【ガストラーメン】
ビ・ヴ「Σ(゚Д゚ (0 0*)」
モグ 「じゃあ、モグはおうちに帰るクポ。おいしかったクポ。また来てほしいクポー!」
ヴィン「………………」
ビビ 「……ど、どうしようか、これ……?」
ヴィン「仕方ない、持っていこう……」
ケット「ほな、次いきましょか」
完
GJ!どんどんメニューが増えてるw
細かいかもしれないけどケットの一人称は「ボク」だった気がする。
ビビ「ビンセントさん朝だよ
ビン「・・・ん・・・そうか・・
いかんな・・・最近朝に弱くなってる。もう年かな・・・
ガキッ!
ビン、ビビ「!!?
ビン「何か押してしまったようだが・・・
ケット「ん〜・・・皆さんおはy・・・
!!
大変やぁ!
ビン「ん?どうした?
ケット「だれやぁ!そこのボタン押したんわぁ!あれはマテリアの力を増幅させるボタンやで!
ビン「???何か問題でもあるのか?
ケット「あれは緊急事態の時の最後の手段に使うもんなんやで!使うたら最後、マテリアは粉々や!
ビン「それではオートドライブのマテリアが粉々なったら?
続く
続き
ケット「自分で運転するしかないがな!下手すると何日も何週間もさ迷う事になるで!
ビビ「見て!緊急装置?がデジョンに設定されてる!
ビン「・・・と、いうことは?
ケット「どこに行くかわからんで。それに二度とその世界から移動できなくなるし
ビビ「あ、デジョンが作動すれ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
ビン「ここは・・・?
ビビ「なんか暗いところだね。それになんか嫌な予感がするよ
ビン「ん!?あそこに家があるぞ。人がいるのかもしれん。行ってみよう
続き
ビン「明かりがついてる。やはり人がいるのか
??「ノォォォォゥ!
??「デストモォォォ!
ビビ「!!
ビン「し、心配するなビビビ。多分・・・発生練習をしてるのであろう
とりあえず入るぞ
コンコン
ビン「すみません。サンドイッチ屋です。道に迷ったのですが・・・
ガチャ
??「サンドイッチ?ちょうと腹がへったとこなんだ。三つもらおうか
それにしても迷ったんだって?ここは次元の狭間っていうんだ。まぁ元の世界には戻れないぜ!ハハハ
ビビ「そんな・・・
??「おいバッツ!さっきはよくも・・・
・・・ウホッ 可愛い三角帽子
更に続く
携帯からスマソ
GJ…と言いたい所だけど、その後どうするか、っていうのは
ちゃんと考えてるよね?しっかり考えないとあとでgdgdになるから。
続きwktk
続きマダー?(AA略)
続きマダー……?
まさか、続きが思い付かなくて逃げたってことは・・・ないよな?
続き、無いなら温めてたネタを投下したいのですが・・・
おk、投下してくれ
次の職人様が作品投下されるまでに・・・
>>94-98 GJ!そして長編乙!
頑張って書いただろうに、すぐ後の中途半端なやつのせいで感想ほとんどもらえてなくてカワイソス(´・ω・`)
新メニューとか色々前レスのネタ引っ張ったりしてたのにな・・・
〜次の目的地へ向かう一行〜
ヴィン「今のうちに仕込みをしておこうか」
ビビ「そうだね。・・・それにしてもケットさん、いつもお疲れ様」
ケット「いやーこれ位朝飯前ですよ。ボク機械には詳しいもんで」
ビビ「ボク達のサンドイッチ、ケットさんにも食べてもらいたいなあ・・・」
ケット「ビビビさん、いいこと言うてくれはるなあ・・・目から水が出てまうわ」
ヴィン「お前・・・どこに目があるんだ」
ケット「まあまあ細かいことは気にせんといてくださいな。ビビビさんのお気持ちに甘えて、あそこに行きますか!飛ばしまっせー!」
ブウウウウウン!!!パラリラパラリラ
112 :
2/4:2006/06/04(日) 22:14:54 ID:bf+vcZM+0
ケット「着きましたでー」
ヴィン「!ここは・・・」
ビビ「うわあ、大きいビル・・・ビンセントさんの知ってるところ?」
ヴィン「ああ・・・神羅ビル・・・私が随分昔勤めていた会社だ。そしてケットシーの本体も・・・」
ビビ「ケットさんの本体!?見てみたいなあ!早く開店準備しなきゃ!」
ケット「お二人さん、ちょっと待ってください。今の時間入り口で売りだしても誰も通りません。61階までワープしまっせー」
シュン!
〜61階〜
「うわ!」
「車がいきなり!?」
「キャー!」
「警備員に連絡を!」
ケット「皆さんお騒がせしてすいませんなあ。ボクですよ」
「なんだ、リーブさんかあ」
「今日はいきなりどうしたんですか?それにその車・・・」
ケット「いや、実は諸々の事情でサンドイッチを売り歩いてるんですわ。皆さん、お昼ご飯にどうでっか?」
「サンドイッチ?おいしそう・・」
「買ってみようか」
「リーブさんのおすすめなら!」
113 :
3/4:2006/06/04(日) 22:15:59 ID:bf+vcZM+0
ザワザワ・・・
ビビ「ケットさんってすごいんだね」
ヴィン「ああ、この大企業の重役を務めている」
ビビ「ええっ!?そういえば、リーブさんって言うのは・・・?」
ヴィン「ケットシーの本体の名前だ。・・・ああ、リーブ、来たか」
リーブ「どうもビビビさん、私がリーブです」
ビビ「は、初めまして・・・っていうのも変かな?優しそうな人だね、ビンセントs」
バキューン!
ビビ「ビビビビンセントさん!?何やってるの!?!?リーブさんに銃を・・・!!!リーブさん大丈夫!?リーブさん!」
パカッ
ケット「どうもどうもー。いやー、ちょっと驚かせようと思って本体の着ぐるみを着とったんですわ!アハハ、びっくりしました?」
ビビ「・・・・・・・・・・・・・」
ヴィン「気絶、している」
ケット「うわー!すいませんビビビさん!気をしっかり!誰か、救護班を!」
114 :
4/4:2006/06/04(日) 22:18:44 ID:bf+vcZM+0
ビビ「はあ・・・もう、びっくりしたよ」
リーブ「ええ、申し訳ありませんでした。ちょっとおふざけが過ぎてしまいましたね」
ヴィン「今度は本物だな?」カチャ
リーブ「本物ですって!そんな物騒なもの構えないでくださいよ」
ヴィン「さっきはお前がやれといったからやったんだぞ・・・」
リーブ「はいはい。本当にすみません、ビビビさん」
ビビ「ううん、もういいよ。それより、お店の方はどうだったの?」
ヴィン「大盛況だったぞ」
リーブ「私も一ついただきました。ビビビさん、とってもおいしかったですよ」
ケット「ほな、次いきましょか?」
ヴィン「!?いたのか!」
ケット「ひどいこと言いますなー。さっきからおりましたよ!今から車の方にまたジャンクションしてきますんで、ほなー」
ヴィン「ジャンクションって・・・スレ違いじゃないか?」
リーブ「正確には、作品違いですね。・・・おや?ビビビさん・・・」
ビビ「えっ?・・・リーブさんがケットさんの本体で・・・ケットさんはリーブさんに動かされてて・・・でも今ケットさんとリーブさんが一緒に・・・あううう」
ヴィン「・・・詳しくは車の中で説明しよう。ではリーブ、またな」
ビビ「よ、よくわからないけど、さようならリーブさん!」
リーブ「ええ、お二人とも頑張ってくださいね」
リーブ「願わくはお二人の旅が楽しいものとなるよう・・・ケット、頼みましたよ」
ヴィン「・・・ケットシー、お前は好きなところへ車を走らせることが出来るのか?」
ケット「さっきのはリーブ本体がいたところだからなんとか行けたんです。あれでも大分力消耗するんですわ・・・」
ヴィン「そういうものなのか・・・」
ケット「さて、次の目的地までもう少しでっせー。お二人さん、準備よろしゅうお願いします!」
ヴィン「ああ・・・ビビビ、どうした?」
ビビ「うーん・・・ケットさんはリーブさんが・・・でも・・・」
ケット「まだ悩んでるみたいですねー」
ヴィン「私の説明が下手だったせいか・・・ルクレツィア・・・」
ケット「ちょいと!お二人さん!考えこんどらんといて準備お願いしますって!」
116 :
2/7:2006/06/05(月) 01:05:54 ID:qjgV0ehK0
ヴィン「ここは・・・?」
ビビ「あっ!アレクサンドリアだ!」
ヴィン「ビビビの知っている街だったか」
ビビ「うん!でも・・・ちょっと違うみたい・・・あっ!」
|ミサッ
ヴィン「?どうして隠れるんだビビビ?・・・・・・!?!?!?」
「今日もお芝居見にいこうぜ!」
「チケットは持ってきてるのかよ!?」
「ああ、ちゃーんと人数分持ってるよ!」
ヴィン「ビ、ビビビがいっぱい・・・」
ビビ「・・・ねえ、ケットさん、この車は次元を超えていろんなとこに行くって言ってたよね」
ケット「・・・ええ、その通りです」
ビビ「ここは・・・ここは多分未来のアレクサンドリアなんだ」
ヴィン・ケット「・・・・・・・・・・・・」
ビビ「あの、あのね、二人に話があるんだけど・・・」
ヴィン「・・・いや、いい。半裸父から話は聞いていた」
ケット「その、ここはビビビさんが亡くなってしもた後の世界・・・」
ビビ「・・・うん、そうみたいなんだ・・・」
ヴィン・ケット「・・・・・・・・・・・・」
ビビ「や、やだな!何だか暗い雰囲気になっちゃったね!さ、開店準備しよう!」
ヴィン「・・・そうだな。今日は私が店頭に立とう」
ビビ「えっ、でもビンセントさん・・・」
ヴィン「たまにはこういうこともやらなくてはな。苦手なことから逃げてはいけない。ビビビは奥でサンドイッチを作ってくれ」
ビビ「うん・・・(ありがとう・・・)」
ヴィン「い、いらっしゃいまっすぇ・・・」
「おっサンドイッチ!?」
「新規オープンか!」
ヴィン「(ビビビだらけだな・・・)い、いえ、き今日一日限定の店、でして・・・」
「なら買わなきゃな!」
「俺も!俺も!」
ヴィン「は、はい、し少々お待ちくっださい・・・(性格は皆はビビビとまるっきり違うな・・・)」
117 :
3/7:2006/06/05(月) 01:07:25 ID:qjgV0ehK0
「おい兄ちゃん!サンドイッチ屋なんていつの間にオープンしたんだ?」
ヴィン「きょ今日一日げ限定なっんですぅ・・・」
「おお!じゃダガーに買っていかなきゃな!俺も買ってくよ!」
ビビ「(その声は・・・!)ジタン!?」
ジタン「ビビ!?!?!?お前・・・どうしたんだ!?」
ビビ「話すと長くなっちゃうんだけど・・・」
ケット「ビビビさん、ゆっくりお友達とおしゃべりしててくださいな」
ヴィン「お前・・・ぬいぐるみもしっかり準備していたのか・・・」
ケット「何が起こるかわからへんさかい、いろいろ持ちこんでるんです。さて!ケットシーさんの料理の腕前、とくとご覧にいれまっせー!」
118 :
4/7:2006/06/05(月) 01:09:00 ID:qjgV0ehK0
ケット「そろそろ閉店ですかね」
ヴィン「ここはなかなか活気のある街だったな。売り上げも絶好調だ。ビビビは・・・?」
ケット「・・・お取り込み中みたいですな」
ジタン「・・・へえ、お前もいろいろ大変だな」
ビビ「ううん。お空に行く前にたくさん思い出が作れるから、ボクはとっても嬉しいよ」
ジタン「そっか・・・そうだよな。お前の子供たち元気だぞ。ちょっとやんちゃすぎる位だ」
ビビ「ボクがジタンの話ばっかりしてたからジタンに似ちゃったのかもね」
ジタン「何だよそれ!?」
ビビ「フフ・・・」
ジタン「ハハ・・・お前に言うのもなんだけど、ダガーとしょっちゅうお墓参りに行ってるんだぜ」
ビビ「うーん、ここはありがとうっていうところなのかな?よくわかんないや」
ジタン「そうだよな。ごめんごめん。ま、今ビビが楽しいなら何よりだ!ダガーにも報告しとくよ」
ビビ「お姉ちゃんに?うん!よろしくね!」
ジタン「あと、エーコにもな」
ビビ「や、やめてよ!からかわないでよ!」
ジタン「あれー?お顔が赤くなってるよビビ君?」
ビビ「もう、ジタンったら・・・」
119 :
5/7:2006/06/05(月) 01:10:54 ID:qjgV0ehK0
ジタン「名残惜しいけどさ、ほら、今のお前の仲間が待ってるぜ」
ケット「・・・んー?ボクたちのことは全くお構いなくー」
ヴィン「閉店準備をしているだけだからな」
ビビ「あっごめん、ボクも手伝うよ!」
ケット「だからお構いなく。お友達と喋っててくださいな」
ビビ「でも・・・」
ジタン「じゃ、お言葉に甘えるか。悪いね、お二人さん!」
ヴィン「・・・なあケット。ビビビは、生きたくても生きられる時間がほんのわずかだ。
それに対して私は・・・死にたくとも死ねずにこうして生き永らえている。・・・フッ、皮肉な話だ」
ケット「・・・・・・・・・・・・」
120 :
6/7:2006/06/05(月) 01:12:20 ID:qjgV0ehK0
ジタン「・・・なあビビ。生きてるお前に会えて、本当に嬉しいんだ」
ビビ「ジタン・・・ボクも嬉しいよ」
ジタン「これ、役に立つかわからないけど・・・次元を超えて旅してるんだろ?」つ【ふゆう石】
ビビ「いいの!?ありがとう!きっと役に立つよ!」
ジタン「じゃあ俺はこの辺で。サンドイッチ、ダガーとおいしくいただくよ」
ビビ「うん、ありがとうジタン・・・」
ジタン「おいおい!男が泣くなって!たとえ短い命でも、精一杯生きるんだ!俺もダガーも、お前にたくさんのこと教わったんだぜ?」
ビビ「うん・・・ありがとう・・・」
ジタン「一緒に旅してるあの二人、ちょっと変な格好だけどいい奴そうじゃん。頑張れよ?じゃあな!」
ビビ「うん!じゃあね!」
121 :
7/7:2006/06/05(月) 01:14:12 ID:qjgV0ehK0
ヴィン「・・・ビビビ、もういいのか?」
ビビ「うん。二人ともありがとう。あとこれ、ジタンからもらったんだけど・・・」つ【ふゆう石】
ケット「おお!これは!!!」
ヴィン「役に立つものなのか?」
ケット「次元の狭間を走る速度が相当UPしまっせ!ビビビさん、ええもんもらってくれておおきに!」
ビビ「ううん、じゃあ次の目的地に行こうか・・・」
ヴィン「(ヒソヒソ・・・元気が無いな・・・)」
ケット「(ヒソヒソ・・・ええ、ビビビさんの気持ちは分かりますけど・・・)」
ヴィン「・・・なあビビビ、人の価値は生命の長短で決まるものじゃないんだ」
ビビ「ビンセントさん・・・」
ヴィン「その者が生きている間に何をしたか、誰を幸せにできたか、それが大切なんだ」
ビビ「・・・うん・・・そっか、そうだよね・・・ビンセントさん!」
ヴィン「・・・何だ?」
ビビ「ボク、これからもいろんなところに行ってたくさんの人にサンドイッチを食べてもらって、みんなのこと幸せにするよ!」
ヴィン「それは・・・それは、とてもいいことだと思う」
ビビ「うん、ありがとう」
ケット「ヒック、目から水が止まらんわあ・・・グスッ」
うわぁん目から鼻水がでるぞコンチクショウ!
125 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/05(月) 18:59:44 ID:ZXqIB1Se0
保守保守保守保守ぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅぅ!!!!!!
うわぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁぁぁぁん
ビビ 「ビンセントさーん」
ヴィン「どうした?」
ビビ 「まだ未使用の食品やらがあるんだけど、どうしようか……?」
ずらっ、とテーブルの上に並べられた食品の数々。
〜飲料〜
【セリ水】 【ガウォーター】 【ストラゴ水】 【シャドウォーター(クライドリンク)】
【クラウドリンク】【セフィロ水】 【ガダー汁】 【ルーファウ水】 【ビッグ水】
【ベアトリク水】 【マーカ水】
〜食品〜
【マッシュールストレミング】 【カイ塩】 【ケフカスピ海ヨーグルト】 【ガストラーメン】
ヴィン「うむ……ジェノバーボンのように、いくつか組み合わせて新たなメニューができるといいのだが……」
ビビ (有害なものが出来なければいいんだけど……)
ケット「新メニューの考案ですか? それなら、少し車のスピード落としときましょか」
ヴィン「リーブ、運転席を離れて大丈夫なのか?」
ケット「いやですわぁ『リーブ』だなんて。ボクのことは『ケット・シー』って呼んで下さいな」
ビビ 「そうだよ、ビンセントさん。確かにケットシーさんを操ってるのはリーブおじさんだけど、リーブおじさんはリーブおじさんでケットシーさんはケット……あれ?」
ケット「あぁあぁ、またこんがらがってもうて……」
ヴィン「わかったわかった。それでケットシー、運転席から離れていいのか?」
ケット「大丈夫です。オートドライブに設定してありますから」
ヴィン「そんなこともできるのか。便利だな」
ケット「えぇ、ほんまに。それで、なんか思いついたんですか? 新メニュー」
ビビ 「うぅん、まだひとつも……」
ヴィン「ところで、先程から気になっていたのだが……この【マッシュールストレミング】という缶詰、何故こうも缶が膨らんでいるのだ? これはいったい何の缶詰なのだ?」
ケット「な、なんやて!? 今、【マッシュールストレミング】言いましたか?」
ヴィン「あ、あぁ、言ったが。それがどうかしたか?」
ケット「……少し名前が違いますけど、聞いたことありまっせ。
――シュールストレミング。聞いた話ですと、ニシンの塩漬けを発酵させたものらしいです」
ビビ 「発酵ってなに?」
ケット「発酵っちゅうのは、平たく言えば……まあ、腐らせるってことですわ」
ビビ 「えぇ! 腐らせるって、しれじゃあ食べられないんじゃないの?」
ケット「いえ、腐らせても食べられるものっちゅーのはあるんですよ。ヨーグルトとか」
ビビ 「腐っても食べられるものもあるんだ。へえ、凄いね!」
ケット「……まあ、凄いですけど、コレだけは別モンなんです」
ヴィン「どういうことだ?」
ケット「シュールストレミングは……想像を絶する臭さらしいです」
ビビ 「!」
ヴィン「まさか、この異様な膨らみは……!」
ケット「恐らく、腐らせたことによって発生したガス、だと思われます……」
ビビ 「(((0 0;)))」
ヴィン「…………捨ててしまおうか……?」
ケット「……ちょうど外は次元の狭間。誰にも迷惑はかかりませんで」
ヴィン「よし」
ビビ 「だっ、ダメだよそんなの!」
ヴィン「止めるな、ビビビ。俺たちが生き残るためだ」
ビビ 「でも、でも……この缶詰だって、ちゃんと役目を持って作られたんだよ。それを捨てちゃうなんて……ボクには出来ない!」
ケット「ビビビはん……」
ヴィン「……そうだな。もしかしたら、何かと組み合わせれば劇的に美味くなるかもしれない。
なんとかやってみよう。ビビビ、捨てるなんて言ってすまなかったな」
ビビ 「うん、頑張って考えよう!」
ケット「……あ。お二人さん、話がまとまりかけたところでなんですけど、もうすぐ目的地につきまっせ」
ヴィン「そうか。よし、新メニューはまた後で考えよう」
ビビ 「そうだね。次はどんなところかなー♪」
ケット(……ヴィンセントはんはああ言ったものの、二度と日の目を見ることはないんやろなぁ…………)
缶(完)
クジャ「ふぅ…、やっとメッキの像を売りつけた商人を捕まえられた。
お詫びとして、どこにでも行ける不思議な石というのを貰ったけど
ビビ達の所に行けるかな?」
クジャは銀竜の首輪にデジョンのマテリアをはめた
クジャ「よし、ビビ達の居る場所に行ってくれ」
バビュ〜ン(効果音)
〜次元の狭間〜
クジャ「ここはどこだろ?ふにゃふにゃ、ぐにぐに、して気持ち悪いや
早く出たいな〜、こんな所」
〜移動中の三人組〜
ビビ「ねぇ、前を飛んでいるのクジャじゃない?!」
ヴィン「…うむ……、こんな所で何をしているんだろうか…」
ビビ「ケットさん、クジャに追い着けないの?」
ケット「う〜ん、すんまへんけど、この中では車にまかせないと危険なんですわ」
ビビ「そうなんだ……、あっ消えた」
ケット「どこかの次元に降りたんですな、んっ僕らももうすぐ着きまっせ」
ヴィン「…ビビビ……、心配しなくとも…また合えるさ……」
ビビ「うん………」
クジャ「あの二人はどこに行ったんだろ、僕をこんな目に合わせて
見つけたら、とっちめてやる。ん…、明かりだ、着いたかな?」
つづく
〜現代のアレクサンドリア〜
クジャ「やっとついた、ここはアレクサンドリアか。ここにビビ達は居るのかな?
あ、あそこに居るのはジタンじゃないか、ちょっと聞いてみるか」
クジャ「お〜い、ジタン。最近、ビビを見なかったかい?」
ジタン「いや、最近は会ってないな。」
クジャ「そうか……」
ジタン「ダガーから聞いたけど、今度、ビビ達が店を開くんだって?」
クジャ「うん…そうなんだ、サンドイッチの店をね。きっとおいしから食べてやってよ」
ジタン「あぁもちろんだよ、楽しみだな。そうだこれをビビに渡してやってくれよ」
クジャ「なんだいこれは?」
ジタン「さっき、城の調理室から、盗んで…ry)じゃなかった、
貰ってきたオリハルコンで作られた包丁だよ」
クジャ「へぇ〜、すごいね」
ジタン「これを装備すると乱れ切りのアビリティーが使えるようになるらしいぜ」
クジャ「ビビも喜ぶと思うよ、ありがとう。じゃあ、僕は行くね」
ジタン「じゃあな、ビビによろしく」
クジャは銀竜に乗り飛び去った
ジタン「…ビビも今は楽しくやってんだな…、早く食ってみたいなぁ……」
クジャ「ここには居ないのか…、もしかしてこの石、どこにでも行けるじゃなくて
どこかに飛ばされる石なんじゃないかな…」
クジャ「ま、いいや。次は会えるかも知れないしな……。次の所に行ってみよう…」
バビュ〜ン(効果音)
おわり
>>126さん時間が近くてすいませんでした。
このスレ最高
半裸父キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
〜移動中〜
ヴィン「ふう、仕込みも一段落したし、小休止だな」
ビビ「うん!・・・ああ、エアリ水おいしいな」ゴクゴク
ヴィン「何だかんだでまともなものは結局これだけだったな」ゴクゴク」
ビビ「(ビンセントさんの試行錯誤のせいでいろいろ大変だったけど・・・)」
ヴィン「そういえば、何か忘れているような・・・」
ビビ「何か?」
ヴィン「六畳間の時にはあって、今は無い・・・何なのだろうか・・・?」
ビビ「そういえばボクも何かひっかかるなあ・・・」
「「うーん・・・」」
ビビ「あっ!ナナキ君のことじゃない!?」
ヴィン「ああ、そうか。ナナキがいたな」
ビビ「元気にしてるかなあ・・・」
ヴィン「コスモキャニオンに帰っているのだろう」
ケット「お二人さーん!もうすぐ目的地でっせー!」
「「はーい」」
クジャ「二人ともどこにいるんだろう?きっと僕がいなくて寂しがっているだろうな・・・」
133 :
1/3:2006/06/06(火) 22:31:36 ID:T0Xtct2/0
ケット「着きましたで〜、ここは神羅屋敷のようですな〜」
ヴィン「!!…そうか………」
ビビ「どうかしたの……、ヴィンセントさん?」
ケット「ここは僕らとヴィンセントはんが初めて会った所なんですよ
しかも、この前、未来に行ってから取り付けた特注の時計によると
今は過去の時代で、今日!これから!ちょうど!その場面なんですよ〜」
ビビ「ホントに!?ぼく…見てみたいよ!、その場面…」
ヴィン「別に面白くは無いぞ……ビビビ、お、お化けも出るし…」
ビビ「いいよ、行こうよヴィンセントさん!!」
ヴィン「そこまでいうなら……、行ってもいいが…」
ケット「ほな、いってらっしゃい。ぼくはここで店番してますわ
ここなら、人も少ないし」
ヴィン「はぁ〜………」
つづく
134 :
2/3:2006/06/06(火) 22:32:21 ID:T0Xtct2/0
〜神羅屋敷〜
ヴィン「あぁ、ここだ…ビビビ…、あの棺桶の中だ…」
ビビ「本当だ(やっぱり、棺桶なんだ…)」
ヴィン「もうすぐ、クラウド達が来るから、隠れよう…」
ビビ「うん(ドキドキ…ドキドキ…)」
ビビ「き、きた!?」
ユフィ「マテリア2つも見つけちゃったよ、ラッキー」
クラウド「…………………」
バレット「クラウド、そんなに落ち込むなよ元気出そうぜ!!」
ティファ「そ、そうよ、早く戻りましょ……」
ビビ「……行っちゃった……」
ヴィン「……多分、この世界では、私はクラウド達と出会わなかったのだろう……
平行世界……、いわゆるパラレルワールドと呼ばれる物かもしれないな……」
ビビ「い、いいの、ヴィンセントさん。ずっと寝たままで……」
ヴィン「しかたない……、このシステムのせいで私はエンディングに出して貰えなっかた」
ビビ「………………(エンディング?)」
ヴィン「悪夢にうなされる長き眠りこそ私に与えられたつぐないの時間……しかたないさ…」
ビビ「だめだよ!!。ヴィンセントさんは、今までしてきたことが無駄だと思ってるの?」
ヴィン「しかし……」
ビビ「そんなの、逃げてるだけだよ!!」
ヴィン「すまない(私はビビビの前でなんてことを言ってたんだ……)」
ビビ「ぼくに考えがあるよ。(この腕輪を棺の上に置いて……)
先回りして屋敷を出よう!!」
ヴィン「ああ!!」
つづく
135 :
3/3:2006/06/06(火) 22:33:06 ID:T0Xtct2/0
ビビ「ヴィンセントさんは影に隠れてて…」
ヴィン「すまん、ビビビ……」
クラウド達が屋敷から出てきた
ビビ「すいません、屋敷の中にキレイな石の付いた腕輪ありませんでしたか?」
ユフィ「(マテリア!?)」
ビビ「友達が肝試しだって、置いて来ちゃったんです。
あの…、とってきて貰えませんか?ぼく一人じゃ怖くて行けないんです」
ユフィ「とってきてあげようよ、クラウド〜(マテリアかも知れないし)」
クラウド「………仕方が無い……、もう一度、見てくるか……」
ビビ「お願いします、地下の棺桶の上に置いてあるらしいです」
ビビ「終わったよ、ヴィンセントさん。これで大丈夫だよ」
ヴィン「すまなかったな、ビビビ……」
ビビ「ううん、車に戻ろう」
ケット「あ、おかえんなさい。もうウハウハですよこっちは……
モンスター達にセフィロ水とルーファウ水が、ばか売れ!!
あ、ところで、この時代はあまり長く居られないみたいなんですよ
そろそろ、出発しなきゃいけない見たいなんですけど……いいですか?」
ヴィン「ビビビ…、腕輪はいいのか?」
ビビ「うん、大丈夫だよ」
ヴィン「私のためにすまなかった……」
ケット「……? それじゃあ、出発しまっせ!」
ビビ「うん、次の所でも、たくさん売れるといいね」
ヴィン「ああ!!」
おわり
>>135のおまけ
〜棺桶ルームに着いたクラウド御一行様〜
クラウド「・・・ここの事か?」
バレット「薄気味わりー部屋だな〜。」
ティファ「あ!アレかな??」
ヴィンセント「我が眠りを妨げるのは…」
ユフィ「へっへーん。見〜つけた♪」
ヴィンセント「…誰だっ!!」
棺桶の蓋が飛び、上にあった腕輪がどこかへ飛ぶ。
ユフィ「あー――っ!!」
クラウド「腕輪はどこに行ったんだ…?」
ティファ「壊れてないといいけど…。」
ヴィンセント「……あの〜…」
バレット「……お!あれじゃねーか?(指差し)」
クラウド「そうみたいだな。」
ユフィ「やったぁー―!!」
ティファ「壊れてなくてよかった〜!」
ヴィンセント「………あの、すいません…。」
バレット「これであの子も喜ぶな!」
ユフィ「よし。じゃあお礼として、このマテリアはユフィちゃんが…」
ティファ「ダメよそんなことしちゃ。これはあの子のでしょ?」
ユフィ「え〜…。せっかく見つけてあげたから一つくらいはいいじゃ〜ん。」
クラウド「じゃあ腕輪も手に入ったことだし、先を急ごう。」
ヴィンセント「………(´;ω;`)ウッ」
カワイソスwww
>>126-127 この缶、いつ開けるんだろw
ヴィンが離れたところから銃で撃てば、ガス抜きできるか?
でも、中身が飛び出して、すごい臭いになりそうだ。
>>138 開けなくてもモルボルに売るという使い道もあるww
きっとモルボルグレートになってくれることだろう
140 :
1/2:2006/06/08(木) 04:58:16 ID:zyQcWlzC0
ヴィンセント「私は、また一人、孤独に棺の中に眠る…。あの時、私の隣にいた子供の
名前は何であっただろう…。悠久の時を過ごす者にとっては、
一瞬の時間だったのかもしれない……。」
ヴィンセントはその子供と写っている写真を手にとって見た。
ヴィンセント「やはり…、名前が出てこない……。この頭部の突起物、少し変わった服装、
姿は浮かべど、名前が出てこない……。a…、b……、アルファベットの始めの方
を使っていたような気がする。………私も歳を取ったものだ…
まったく、思い出せない……」
ヴィンセントは写真をしまい、そっと目を閉じた。その目には涙が滲んでいた。
ヴィンセント「私が涙を流すとは……、いつのまにここまで、弱くなってしまったのか。
不死の身でありながら、恐怖を感じている……。
過去の私ではとても考えられない………」
ヴィンセントは、しずかに一度、呼吸した。
ヴィンセント「あの子供は私に感情を思い出させた……。これから繰り返される悪夢に
再び生じた人としての感情は耐えられるだろうか……、それとも…、
これこそが本当の償いの時間なのか……」
ヴィンセントは不思議な力を持つ子供のことを思い出し、さらに涙を流した。
ヴィンセント「もう、会うことは無いかもしれない……。……また、朝が来た……
私は私の仕事をしなければならない、それが私の償いだろう………」
141 :
2/2:2006/06/08(木) 04:59:05 ID:zyQcWlzC0
ビビ「ヴィンセントさん!!起きてー!!もう朝だよ早く準備しないと…」
ヴィン「あぁ…、すまん今、起きる……。…おはようビビビ…」
ビビ「うん、おはよう。昨日、大丈夫だった?エーコにデートだとか言って
連れて行かれたけど……」
ヴィン「そうかエーコか、あの子の名前は…。最近、物覚えが悪いんだ…歳のせいかな……」
ビビ「疲れてるんじゃない。昨日、帰ってきて、すぐ寝ちゃったし、フラフラだったよ」
ヴィン「大丈夫だビビビ。今日は昨日の分まで働くぞ!!」
ビビ「それならいいけど…、うなされてなかった…さっき?」
ヴィン「昨日、いろいろあってな……、その夢を見てたんだ」
ビビ「そんなに、大変だったの?」
ヴィン「始めのうちは、いろいろ連れ回されてたんだ……。『ぷりくら』とかいうのを
撮らされたりしてな……、ほら…」
ヴィンセントはぷりくらを見せた。
ビビ「(ヴィンセントさんが、プリクラに…)」
ヴィン「ただ、途中で周りの子に頭の角をからかわれたんだ……。そうしたら、
あの子が怒ってしまって、いきなり…バハムートを召喚したんだ……
町中がパニックになって、私が戦うハメになってしまったんだ」
ビビ「(バハムートと…!?)」
ヴィン「何発かメガフレアをくらいながらも、何とか異界に送り返したが…
思い出しただけで涙が溢れてくる……。しばらくは悪夢にうなされそうだよ……
恐怖を感じたのは久しぶりだ……」
ビビ「……今日、休んでてもいいよ……。疲れてるだろうし……」
ヴィン「いや…、働かしてくれ……。目をつむると、今でも、よみがえってくるんだ……」
ケット「大変ですな〜、ヴィンセンントはん」
おわり
>>140-141 最初、涙流すなんてどうしたんだと思ってたら、こーいうオチかwwww
面白かったよ。GJ!
144 :
☆スター☆:2006/06/10(土) 22:33:08 ID:QiwdfHS4O
サンドイッチマンのバイトのオヤジ。
保守
146 :
1/3:2006/06/11(日) 16:05:26 ID:BRJXuM+K0
プロローグ(次元の狭間を走行中)
ヴィン「…ビビビは、ああ言っていたが…私はこれ(マッシュールストレミング)に
耐えられそうも無い…。何故か体が拒否反応を示すんだ……
ビビビの寝ている間に、これは捨ててしまおう…」
ポイッ……バンッ!!
ヴィン「ふぅ〜。これで安心して寝れるだろう……」 プロローグ終わり
セフィロス討伐直後の世界に来た半裸父
クジャ「今度こそビビたちに会えるかな…。僕が、いないとあの2人じゃ
静すぎて、寂しがってるだろうなー」
ヴィンセントとユフィ、レッド13を見つけたクジャ
クジャ「(あっ!!あれは…、ヴィンセントじゃないか…、やっと会えた!! )
オーイ!ヴィンセントー」
ヴィン「ん……?、貴様は誰だ…。お前のような半裸な知り合いは私にはいない…」
クジャ「ぼ、僕のこともう忘れたの!!クジャだよクジャ。ところでビ、ビビはどこだい…」
ヴィン「ビビビ?誰だ、それは……」
クジャ「(ビビのことまで……。ん、あれ、ユフィさんとナナキさんがいる…。
も、もしかして、僕らと出会う前のヴィンセントなのか……どうしよう?)
すいません人違いでした…」
ヴィン「それなら…いいのだが…」
ナナキ「(い、いいの…?名前まで呼んでるのに)」
147 :
2/3:2006/06/11(日) 16:06:04 ID:BRJXuM+K0
クジャ「ところで…、この写真の男の子、知りませんか?」
ユフィ「あ…この子、ずっと前に会った腕輪の子だよ。
ほら、今、ヴィンセントのしてる腕輪!!」
クジャ「知ってるんですか?(あれはビビが大事にしていた腕輪じゃないか!!
スタイナーから友情の証で貰ったって言ってたのに…)」
ユフィ「エ〜トね…。カクカクシカジカで〜>>133-
>>136だったんだよ」
ヴィン「そのときの子供なのか…。(私はその子が、いなかったら
永遠に眠り続けていたのかもしれない…。)」
クジャ「どこに居るか知ってますか?」
ナナキ「わかんない…、戻ってみたらいなかったんだ。」
クジャ「そう……ですか…」
ヴィン「この腕輪をその子に返して貰えるか……」
クジャ「あ、うん…それはいいけど…」
ヴィン「私はこの腕輪のお蔭で宝条を倒すことができた…
最後の戦いのときも、腕輪を見ると不思議と力が湧いた…
その子に『ありがとう』と伝えてほしい……」
クジャ「うん…わかったよ。(いつか、自分で言えばいいと思うけどね……)」
クジャは腕輪を受け取り飛び去った……
クジャ「それにしても、あの三人は何で六畳間であったとき、僕やビビのことを
覚えてなかったんだろう……?」
そのときクジャと入れ違いに次元の穴から1つの缶詰が出てきた。
銃によって穴を開けられたその缶は、空中ではじけ三人の頭上に降り注いだ。
ヴィン「う…!?」
ユフィ「うっぐ……」
ナナキ「うっ!!!!?」
バタッ×3
このとき気絶した三人はビビやクジャの記憶を失ってしまった。
148 :
3/3:2006/06/11(日) 16:06:51 ID:BRJXuM+K0
エピローグ
ビビ「あのね、ヴィンセントさん…この間、言うの忘れてたんだけど…
ヴィン「何だ…ビビビ…」
ビビ「ヴィンセントさんがエーコに連れて行かれたとき、僕、買い物したんだ。
それで、これが安かったから買っておいたよ」
ビビは『マッシュールストレミング』1ダースを渡した。
ヴィン「……!?(そんなバカな…私の平穏な日々は…?)
あ、ありがとう…ビビビ……(涙)」
ヴィンセントは過去のトラウマを克服できるのか? 旅はつづく……
…マッシュールストレミング残り12個……
マッシュールストレミング増えたwwwwwwwww
ヴィンカワイソスwwwwwwwww
151 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/12(月) 10:07:29 ID:gh27AQ+40
じょびじょびどくどく
とある町にて
ヴィン「そろそろ私たちも昼食にしようか…」
ビビ「うん、今日もたくさん売れたね!!」
ヴィン「ああ…。今日は、まかないメシというのを作ってみるから……
ビビビはしばらく待っていてもらえるか……」
ケット「僕の分も用意して貰えるんでっか?」
ヴィン「ここまでこれたらな…」
ケット「そんな殺生な…。ま〜僕はこっちで高級弁当(松)、食べるから良いですけどね」
ビビ「(二人とも、子供みたい…。ケットさんとリーブさんはホントに同じ人なのかな…)
ヴィン「それでは少しの間、待っていてくれ……」
ビビ「(まかないメシか〜メニューに載ってないサンドイッチとかかな〜wktk)
数分後
ヴィン「できたぞ〜、今日はビーフシチューだ!!」
ビビ「(ビーフシチュー?!まかないメシなのに?)」
ヴィン「三日間グツグツ煮込んだんだ…。おいしいぞ!!」
ビビ「(三日間!?)ヴィ、ヴィンセントさん。まかないメシの意味、知ってる?」
ヴィン「あぁ、飲食店の者が食べる物だ。ビビビ……違うか…?」
ビビ「まちがっては、いないけど……普通は、お店の残り物とかを使うんだよ」
ヴィン「そうなのか…ビビビ…、それではこれは、まかないメシでは無いのだな…」
ビビ「うん……。あ、でも…このビーフシチューおいしそうだから早く食べようよ」
ヴィン「ああ…。すまない…ビビビ…」
ビビ「あ、おいしいよこのビーフシチュー。ヴィンセントさんも早く食べなよ!」
ヴィン「ああ…………………」
ケット「ご飯どきなのに、何でこんなに重い空気なんやろ……」
保守
保守♪
ビビ「そろそろ昼食にしようか…ヴィンセントさん」
ヴィン「ああ…。……今日こそは、まかないメシというのを作ってみるから……
ビビビはしばらく待っていてもらえるか……」
ケット「ボクの分はどうせ無いんでしょうね…はいはい、わかってますよ……」
ヴィン「……今日は、クラウドにクラウドのと二人分預けたので…そのうち届くだろう……」
ケット「ほんまでっか!……………………クラウドはん遅すぎると思いません?」
ビビ「(ケットさん、子供みたい…。ケットさんとリーブさんはホントに同じ人なのかな…)
ヴィン「それでは少しの間、待っていてくれ……」
ビビ「(まかないメシか〜今日は大丈夫かな〜ドキドキ)
数分後
ヴィン「できたぞ〜、今日はサンドイッチだ!!」
ビビ「(サンドイッチか〜よかった、今日は普通だ)」
ヴィン「少しピリッするかも知れないが……辛いのは大丈夫かビビビ?」
ビビ「うん!いただきま〜す。パクッ……………………ぅdfgyふじこlpうぼぉあー」
ビビは口からファイアを吹き出した。
ビビ「か、か、辛すぎるよヴィンセントさん!!」
ヴィン「そうか?私はこれぐらいが丁度いいのだが…外にたくさん生えてた『バレットウガラシ』を
使ってみたんだ。ビビビのは子供向けに量を減らしておいたのだが……」
ビビ「(こ、これで…子供向け?!)ケットさんとクラウドさん大丈夫かな……」
車「ガガ…ピピッ……」
ビビ「ケットさん!大丈夫?!」
ケット「ヴィ、ヴィンセントはん……」
クラウド「や、やりやがったな…………グフッ………」
バタッ!!×2
ビビ「だ、大丈夫?!ケットさん、クラウドさん」
ヴィン「……………………………………しばらく静かになるな……」
保守
最近、ひと少ないね。
たまには、ageたほうがいいのかな?
>>157 元々こんなもんなんだよこういったスレ。
だからsageて保守したほうがいいな。その方が荒らしも少なくなるし。
保守
sage
保
162 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/17(土) 13:50:37 ID:NFESWIj+O
浮上
163 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/17(土) 14:04:10 ID:8vI8zSusO
なかなかおもしろそうなスレだ
>>158 そうか〜とか思ってたら、誰かがageてくれたみたいですね
これで、荒らしが増えずに、職人さんが増えてくれるといいな
165 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/18(日) 03:33:57 ID:REMP4mW+0
¥
166 :
1/4:2006/06/18(日) 04:23:30 ID:4p/SRdeq0
ケット「着きましたで〜ここは小さな村のようですな〜。風車が目立ちますわ!」
ビビ「ここは…アレクサンドリアの辺境の村ダリだね………」
ヴィン「どうかしたのか……ビビビ…?」
ビビ「ううん…、なんでもない…」
ケット「……?。ここはただの農村みたいやけど、人があまりおらへんな〜」
ヴィン「ん…、あそこにいる鎧の者はこの前、六畳間に来た者ではないか…ビビビ」
ビビ「あ、ホントだ。スタイナーさん何でここにいるんだろ…」
ヴィン「話してきてもいいぞ……、この村なら私ひとりでも大丈夫だろう…」
ケット「ボクもいますで、ヴィンセントはん!!」
ビビ「二人とも、ありがとう。行ってくるね」
ビビ「スタイナーさん!!」
スタイナ「ん、ビビ殿!?なぜ、このような場所に…」
ビビ「ぼくは友達とサンドイッチを売って世界を周ってるんだ」
スタイナ「おお、それゆえ、自分のあげたあの腕輪をはずしているのですな」
ビビ「……………ごめんなさい、あの腕輪、無くしちゃったんだ……」
スタイナ「………左様ですか……、それは残念ですな…………………」
ビビ「友達のために必要だったんだ」
スタイナ「んむ、ならば仕方が無いですな。その友達とはあの暗そうな男のことですかな…」
ビビ「え〜と………うん(あのヴィンセントさんとは違うけど……)」
スタイナ「うむ、そうでしょうな…。どうせあの男は借金でもして奥さんと子供に
逃げられたのでしょう」
ビビ「まぁ……(逃げられたのはあってるのかな?)」
スタイナ「その借金の肩代わりに腕輪を手放したのですな…ビビ殿は偉いですな…」
ビビ「それはちが…ry)」
スタイナ「話さなくてもいいですぞ、人助けのためなら致し方ない…腕輪も本望でしょうな」
ビビ「それでスタイナーさんは何でここにいるんですか?黒魔道士に関係が……」
スタイナ「いや、それは違いますぞビビ殿。あの者たちは黒魔道士の村で暮らしています。
ここは普通の農村にもどりましたぞ!」
167 :
2/4:2006/06/18(日) 04:24:25 ID:4p/SRdeq0
ビビ「それじゃ何でここに……?」
スタイナ「うむ、最近この村に畑を荒らすモンスターが出るというので、
我がプルート隊を率いて退治しにきたのであります」
ビビ「そうなんだ……」
スタイナ「国民を守るのが騎士の勤めであります……ただ今は、おなかが空いているので
ビビ殿の店に行ってもよろしいですかな?」
ビビ「うん、来てよ!ヴィンセントさんの作るサンドイッチおいしから!」
スタイナ「うむ…いくぞプルート隊!あの店で食事だ〜〜〜っ!!」
隊員達「行くであります……食べるであります……うまそうであります!!」
ヴィン「ん……ビビビ、もう話はいいのか…?」
ビビ「うん。それで、お城の兵隊さんたちがここで食事にするって」
ヴィン「ならば、がんばらねばならぬな!!」
ビビ「うん!」
隊員A「隊長、うまいであります!」
隊員B「隊長、おいしいであります!」
隊員C「隊長、モンスターが出たであります!!」
スタイナ「うむ、ならば自分もいただこ…………………………………………何!?」
隊員C「モンスターが出たであります。こっちに来るであります」
スタイナ「ならば、仕方がない……食事の前に退治してしんぜよう」
ビビ「ぼくも手伝おうか…?」
スタイナ「いや、ビビ殿は休んでください。我がプルート隊の力を見せるであります!!」
168 :
3/4:2006/06/18(日) 04:25:21 ID:4p/SRdeq0
スタイナ「いくでありますプルート隊!!突撃〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
隊員A「大きいであります!」
隊員B「強そうであります!!」
隊員一同「逃げるであります〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
スタイナ「なんだ〜、貴様ら〜っ!かくなる上は自分が行くであります。覚悟〜〜っ」
ビビ「やっぱり、ぼくも行って来る!」
ヴィン「私もいくぞ、ビビビ…」
ケット「いってらっしゃ〜い」
ヴィン「お前も来い!!」
ケット「そんな〜殺生な〜」
スタイナ「うぐぅ〜〜っ!暴れられては近づけん〜〜っ!!」
ビビ「スタイナーさん、助けに来たよ!!」
スタイナ「うむ、すまないビビ殿。自分がふがいないばかりに……」
ヴィン「…あのモンスターは銃弾も魔法も弾いてしまうな…」
ケット「なんとか、近づいて切れればいいんやけど……」
スタイナ「あ〜〜〜っ、モンスターが自分のサンドイッチを食べたであります!!!」
ビビ「あっ、サンドイッチを食べたモンスターが、ひるんでるよ!今だよ、スタイナーさん!!」
スタイナ「これで終わりであります!覚悟〜〜〜〜っ!!」
169 :
4/4:2006/06/18(日) 04:26:31 ID:4p/SRdeq0
ビビ「ふぅ、やっと倒せた…。…でも何でひるんだんだろう?」
スタイナ「自分のサンドイッチを食べたときに何かあったのであろうか……?」
ビビ「スタイナーさんは何を頼んだの?」
スタイナ「自分はこの新メニュー激辛バレットサンドというものを……」
ビビ「ヴィ、ヴィンセントさん、まさか……」
ヴィン「あぁ、この間取れたバレットウガラシを使った新メニューだ!!」
ビビ「それは、出しちゃだめだよ!!クラウドさん達、失神してたじゃない!」
ケット「あれは…僕も死ぬかと思いましたで!!」
ヴィン「む…そうか?私はうまいと思うのだが……」
スタイナ「ところで、ギザールの野菜のピクルスはどうですかな…?」
ヴィン「すまない……、あれはまだ研究中なんだ…もう少しまってもらえるだろうか…」
スタイナ「ならば…仕方がないですな…。ビビ殿、自分たちは、そろそろ城に
帰るであります。我がプルート隊を鍛え直さねば……」
ビビ「うん、またね!」
スタイナ「それでは、また。プルート隊〜っ!集合〜〜〜っ!!帰るであります!!!」
ケット「それじゃあ、ぼくらも行きましょか」
ヴィン「あぁ。しかし、あの鎧の者は結局サンドイッチを食べなかったと思うのだが……」
ビビ「あっ!?」
おわり
おまけ
スタイナ「ぬぅ〜〜〜〜〜〜っ、おなかがすいたであります!!」
スタイナー和むw
おっと、スレ保守
172 :
1/3:2006/06/19(月) 16:52:06 ID:+s2BOrMW0
〜次元の狭間〜
ヴィン「ビビビ…、昨日は父の日だったが…半裸父には何かプレゼントを用意してたのか?
まぁ…、今は、どこにいるのか、わからんが……」
ビビ「え!……なんでクジャに……」
ヴィン「半裸父が父親の役目を果たしているとは、思わんが…。その言い方は、
半裸父が悲しむのではないか……?」
ビビ「えっと…(まだ、勘違いしてたんだ…ヴィンセントさん…)う、うん…考えとくよ…」
ヴィン「あぁ…そのほうが半裸父も喜ぶと思うぞ!」
ケット「あ、着いたみたいでっせ!」
〜そのころ半裸父も次元の狭間にいた〜
クジャ「くっしゅん! 誰か噂してるのかな〜
はぁ〜、ビビ達はどこにいるんだろ。僕もう疲れたよ…銀竜……」
そのとき半裸父は前方に車を見つけた
クジャ「なんだ、あの車は!!こんな所、走るなんて…僕と銀竜はこんなに苦労してるのに
むかつくな〜。あ、消えた!ずるいな〜。ん、こっちも着いたみたいだ…」
〜ミッドガル ウォールマーケット〜
ケット「ここはミッドガルのウォールマーケットみたいでっせ、時間的には…まだ、ヴィンセントはんが
棺桶に引きこもってたころですな〜」
ヴィン「……別の言い方をしろ………打つぞ…」
ケット「堪忍してや〜。それで、このレーダーによるとクラウドはんとエアリスはんがおるようでっせ」
ビビ「まだ、エアリスさんがまだ生きてる頃なんだ………」
ヴィン「見てきても良いぞ…今日はこいつに全てやらせるから……」
ケット「そんな〜ひどいでっせ。ヴィンセントはん」
ビビ「うん、じゃあ、ちょっと見てくる…」
173 :
2/3:2006/06/19(月) 16:53:34 ID:+s2BOrMW0
ビビ「ふぅ〜。なんだか暗いのか明るいのかわからない町だな〜」
男男男の兄貴「ねぇ、そこのボク〜。かわいくなってみない……?」
ビビ「……!!??!!?!!!???!!!」
ビビは逃げ出した。
男男男の兄貴「残念ね〜、さっきのツンツン頭の子より面白そうなのに……」
ビビ「(今の何だったんだろう……。早くエアリスさんとクラウドさんを見て戻ろう…)」
ビビは道の中央にエアリスともう一人いるのを見つけた。
ビビ「あ、エアリスさんだ!ということは…もう一人はクラウドさ…………?!
(え、何で、スカートはいてるの?化粧もしてるし……)」
クラウド「よし!(ティファを助けに)行くぞ!!」
ビビ「え、なんで、え、え…。あんな格好でどこにいくの……?!
……見ちゃいけなかったのかな…人には人の趣味があるのかもしれないし…
うん……、帰ろう………」
ヴィン「ビビビ…どうだ、いたか…?」
ビビ「ううん、見つからなかった………」
ケット「あれ、おかしいですな〜壊れてるんかな、このレーダー……
僕もいっしょに探しに行きましょか……」
ビビ「ううん、いいよ!!ねえ、ここはあまりサンドイッチが売れそうもないから……
別の所に行こ!!」
ヴィン「うむ、私もそう思っていたんだ…六番街に行ってみるか…」
ケット「そうでんな〜、そこなら、ここから近いですし」
ビビ「(これで良かったよね……知らないほうが良い事もあるよね……)」
ヴィン「どうかしたか…ビビビ…顔色悪いぞ……」
ビビ「ううん、何でもないよ!!」
174 :
3/3:2006/06/19(月) 16:54:29 ID:+s2BOrMW0
そのころ半裸父も同じウォールマーケットにいた
クジャ「ここに、ビビ達はいるのかな〜。なんか、下品なとこだ」
男男男の兄貴「ねぇ〜、そこのセクシーなお兄さ〜ん、もっとかわいくなってかない?」
クジャ「間に合ってます!」
男男男の兄貴「ん〜、残念ね〜。趣味が合いそうだったのに……」
クジャ「こんなところに、あの二人は、いないと思うけど……」
半裸父はビビとは反対側から特徴的な頭の人を見つけた
クジャ「(ん、あのツンツン頭はクラウドさんじゃないか!あの二人のこと聞いてみ……!?
な、何であんな格好してるんだ彼は……気でも狂ったのか…」
クラウド「よし!(ティファを助けに)行くぞ!!」
クジャ「何の気合を入れてるんだ…。か、彼の趣味は女装だったのか……
見間違いさ…うん、そうだ!そうに違いない!最近、疲れてるから…
神様が休めって言ってるんだ!!帰ろう…こんなところにあの二人が
いるはずがない……」
おわり
半裸父w微妙にすれ違いwww。
いつ、会えるんだろ。
〜移動中〜
ビビ「この車にも、いろいろな機能が増えてきたよね…四次元冷蔵庫とか、レーダーとか…」
ケット「おぉ〜よく気付いてくれはりましたな!暇なときに、がんばってるんでっせ!」
ヴィン「…この暇人が……」
ケット「い〜やないですか、僕の趣味なんですから…この人形も会社で作ったんでっせ」
ビビ「(働かないの…?)ヴィンセントさんは何か趣味はある…?」
ヴィン「ん、………寝ることかな……ずっと棺の中だったのでな……」
ビビ「(罰じゃなかったんだ?)そうなんだ…」
ヴィン「あぁ、暗く静かな所だとすぐ寝てしまうな。…ビビビには…、趣味は有るのか…」
ビビ「ん〜、ぼくの趣味は演劇を観る事かな…劇場でジタンやお姉ちゃんと会ったんだ」
ヴィン「劇か…久しく観てないな……。今度、劇場の在る町に着いたら行ってみるか…」
ケット「ヴィンセントはんは、そこで寝るのとちゃいますか……」
ビビ「そうなの……?」
ヴィン「い、いや…。寝ないように努力はしているぞ………」
ビビ「(やっぱり、寝ちゃうんだ…)」
〜そのころリンドブルムのタンタラスのアジトでは〜
ブランク「…俺はもう役者まがいのことは、やりたくねーんだけどな…」
マーカス「しょうがね〜ッスよ兄キ、アレクサンドリアの女王様のお願いなんスから…」
シナ「そうっずら、ビビ君のためにがんばるずら…」
ブランク「ふぅ〜、しょうがないな…」
マーカス「ちゃんと、変装するッス。ビビ君に、ばれちゃだめッスよ!」
ブランク「わかってるよ!バンスも練習は済んだか…タンタラス入って、初の仕事だぞ」
バンス「うん!おれだって、タンタラスの一員なんだから…」
シナ「ビビ君たちは、いつ頃くるずらかね…」
ブランク「おっさんがダリの村で会ったらしいから…そのうち来るだろ…」
マーカス「台本も衣装も準備完了ッス!」
ブランク「よし…あとは待つだけだな……。サンドイッチが待ちどうしいぜ!」
シナ「そうずらね」
つづきは今度。
今度って、いつになるんだろう・・・?
178 :
176:2006/06/22(木) 10:56:46 ID:Lag0jEYT0
すいません、この頃、あまり時間がなくて、
早ければ今日の夜中、遅くなると週末ぐらいになるかも。
なにか、ネタがあるのなら、間に入れて大丈夫です。
保守
ビビ「着いたみたい!ここはリンドブルムだね。大きな劇場があるよ」
ヴィン「…じゃあ、サンドイッチを売り終えたら…劇を観に行くか…」
ビビ「うん!」
ヴィン「…では…店を開けよう…チケット代ぐらい稼がねば……」
数時間後…
ヴィン「そろそろ…店を閉めようか…ビビビ…」
ビビ「うん、早く行って良い席取らないと…ぼく洗い物してくる…」
ヴィン「まだ、の開演4時間まえだぞ…そんなに慌てなくとも……」
父親「すいません、もう店仕舞いですか…サンドイッチが欲しいのですが…」
ヴィン「ん、いや、まだ大丈夫だが…」
子供「よかった!おじさん二つ頂戴!」
ヴィン「あ、ありがとうございます……」
親子「いただきま〜す…………………………………ん、うぐ」 バタッ!!×2
ビビ「どうしたの?ヴィンセントさn……………だ、大丈夫ですか?!」
親子「ん、う……う……」
ビビ「ヴィ、ヴィンセントさん…また何か盛ったの?!」
ヴィン「い、いや…私は何も…普通のサンドイッチセットを渡しただけだが……」
父親「す、すいませんが…これをげ、劇場に………」
ビビ「これを劇場に持って行けば良いの?」
父親「お、お願い…します……グフッ……」
ビビ「うん、わかった…行くよ!ヴィンセントさん!」
ヴィン「ん、うむ………ケット・シー頼んだぞ…私の棺桶を使ってもらってもいいぞ」
ケット「……………使います?棺桶……?」
父親「い、いや普通のベットでお願いします……」
子役(バンス)「(うまくいったねブランク…)」
父親役(ブランク)「(あぁ!あとはシナとマーカスがやってくれるだろう…俺の役目は終わりだ)」
〜劇場関係者用入り口〜
ビビ「ここかな…?すいませ〜ん、誰かいませんかぁ」
関係者風の人(シナ)「あ、やっと来た。遅いずら…いや、遅いですよ」
ヴィン「すまなかった…うちの店で……」
シナ「楽屋は、こっちです。早く来るずr…来てください」
ヴィン「…楽屋に持っていけば良いのか?」
シナ「いいからいそぐずら!……急いでください…」
〜楽屋〜
シナ「それじゃあ、ここで準備してください。それでは、また後ほど(ふぅ、終わったずら)」
ヴィン「……何か勘違いされたようだ…」
ビビ「別の人に聞いてみようよ…………………すいません!」
関係者風の人(マーカス)「はいッス…。あ、まだ準備してないんスか…ですか、急がないと…」
ビビ「…準備って何を…?あの、ぼく達はお客さ……」
マーカス「何って、劇の準備ッス。主役なんでスから…」
ヴィン「…人違いだ……私たちは………」
マーカス「何言ってんッス…ですか。衣装と台本、持ってるじゃないでスか…
あなた達は、うちの劇場で契約した旅役者の親子ッス」
ヴィン「いや、ちが……」
マーカス「今日はアレクサンドリアの女王さまも来るので急ぐッス(ばれなかったッス、完ぺきッス!)」
ビビ「…お姉ちゃんも来るんだ…どうしよう…」
ヴィン「…ビビビは、この劇の内容はわかるのか……?」
ビビ「……うん………だけど……」
ヴィン「ならばやろう!……まだ、開演まで3時間ある…」
ビビ「………うん、ぼくがんばってみるよ!!…でもヴィンセントさんセリフ覚えられるの…?」
ヴィン「……うっ…がんばってみる………」
〜2時間後〜
ヴィン「だいたい覚えたぞ…ビビビ…」
ビビ「ぼくも大丈夫だよ。ヴィンセントさんは、ぼくの父親役だね」
ヴィン「あぁ、中々いい役だな……しかし、最後に死んでしまうのだな……」
ビビ「うん、悲しい話なんだ…でも、続きがあるから…」
ヴィン「そうなのか、続きは今度、観に来るとしよう……さあ、行こうビビビ!」
182 :
3/4:2006/06/23(金) 05:39:55 ID:RjmTkKv90
ナレーター「大変長らくお待たせしました。本日の演目は、とある国の王様の幼少期の
お話です。この少年の冒険をお楽しみください…それでは開演いたします」
ヴィン「父さんは この人と 話があるので そのへんで遊んでいなさい。
あまり 遠くに いかないようにな。」
………………省略………………
女の子「やめなさいよ! かわいそうでしょう。 そのネコを わたしなさい!」
男の子「城の お化けを 退治したら このネコを あげるよ!」
………………省略………………
女の子「おきたわね。じゃあ はやく いきましょう……」
ビビ「どこに……?」
女の子「もちろん城へよ。お化け退治をして あの子ネコを助けなくちゃ。いきましょう。」
………………省略………………
こうして、少年は、お化け退治に向かい、ネコを助け、妖精の国を
雪の女王から救いました。その後、父親に連れられてある城の王子と出会いました。
王子「となりの部屋にある子分のしるしを取ってこい!そうしたら子分と認めるぞっ」
ビビ「あれ、しるしないや………部屋にも王子いなくなっちゃったし……」
………………省略………………
王子を隠し階段の先で発見したとき、王子は誘拐されてしまいまいした。
そのことを父親に話し、舞台は北東の遺跡へと移ります。
………………省略………………
ボス「ほっほっほっほっ。みごとな戦いぶりですね。でも、こうすると、どうでしょう……。
この子供の命が、おしくなければ存分に戦いなさい」
ビビ「お父さん……」
………………省略………………
少年を人質に取られた父親は抵抗せずに攻撃を受けた…
ヴィン「ううう…」
ボス「おや?まだ、息があるみたいですね………メラゾーマ…」
ヴィン「ぬわーーーーーーーっっ!!」
ボス「ほっほっほっほっ。子を思う親の気持ちは、いつみても、いいものですね。
心配はいりません。お前の息子は奴隷として一生、幸せに暮らすことでしょう」
ナレーター「こうして、少年の時代は終わりを告げました。続きは、次回公演にお越しください。
本日は、これにて終了いたします。ご来演、ありがとうございました」
183 :
4/4:2006/06/23(金) 05:40:34 ID:RjmTkKv90
ビビ「ふぅ〜、何とかできたね…」
ヴィン「あぁ、セリフがあまり無くて良かった…」
ビビ「お姉ちゃんのとこに行こう!」
ガーネット「ビビ!劇を観に来たらビビが出てて驚いたわ!どうしたの…」
ビビ「うん…ぼくもよくわからないけど、いろいろ有ったんだ…」
ガーネット「でも、うまかったわよ。ビビの演技」
ビビ「そ、そう!うまくできてたか心配だったけど…」
ガーネット「本物の役者さんみたいだったよ」
ビビ「うれしいな〜」
ガーネット「(ビビに喜んでもらえてよかった)」
ベアトリクス「おぬしの演技もよかったぞ、ヴィンセント殿…」
ヴィン「…そうか…?」
ベアトリクス「ああ、風邪で寝込んだところや、最後の死んだ所などな……」
ヴィン「(…それは喜ぶべきなのか…?)ありがとう…」
ガーネット「ビビ、私、もう行かないと行けないの…ごめんね……」
ビビ「ううん、お仕事がんばって!じゃあね!」
ヴィン「今日は大変だったな…ビビビ」
ビビ「うん、でも楽しかったよ!」
ヴィン「ああ。……本物の役者たちは大丈夫だろうか……」
ビビ「ケットさん、ただいま〜二人の様子は、どう?」
ケット「あ、おかえんなさい。それが…目を離した隙にいなくなってしもうて…」
ビビ「それじゃあ、この衣装と台本どうしよう…」
ヴィン「もらっておいて、いいんじゃないか……何かに使えるかも知れんしな…」
ケット「じゃあ、そろそろ、次の町に行きましょか!」
〜その頃タンタラスのアジト〜
ブランク「は〜今日は疲れたな…危うく棺桶に入れられるところだった!」
ジタン「そのまま、入っていても面白かったな!」
ブランク「誰のために、やってやったと思ってんだ。お前が頼まれたからだろ!」
ジタン「あぁ、悪い悪い。でも、よかっただろ、ビビも喜んでくれたしな!」
ブランク「まあな…」 おわり
何かと思ったらDQ5か。
パパスの格好したヴィンセント想像して吹いたよ
ビビは5主の格好似合いそうだけどなw
ヴィンセントがぬわーって言うの想像すると面白すぎるw
187 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/23(金) 21:07:45 ID:uFNKt5BF0
5主の格好したビビ想像したら萌えたよ
保守
189 :
1/3:2006/06/25(日) 04:16:45 ID:2SNDA4lO0
ヴィン「む…着いたようだな…、ここはコスモキャニオンか…」
ビビ「すごい景色だね〜。落ちたら一溜まりもないや」
ケット「ん〜何だか時計の調子が悪くて、時代が、いつだかわかりまへんのや!」
ヴィン「とりあえず、レッド13の所に行ってみよう…」
ビビ「あ、あれ…ナナキさんじゃない?少し小さいけど…」
ケット「ホンマですわ。ボクは時計を修理しとるから、行って来てください」
ビビ「うん。行こ!ヴィンセントさん!」
ヴィン「…名前は何だ……レッド13(か、かわいい…)」
チビナナ「おじさんたち、だれ?れっどさ〜てぃ〜んって何…?ぼくはナナ……」
ヴィン「おお、やはり、レッド13か!(毛も、ふさふさしてる…)」
ビビ「歳は、いくつ?」
チビナナ「え〜とね、3つ」
ヴィン「ということは……………………約50年前なのか…(さわってみたい…)」
ビビ「小っちゃくて、かわいいね……(何かヴィンセントさんの様子が、変だな…)」
チビナナ「…ぼくだって、父ちゃんみたいな勇敢な戦士になるんだ!」
ヴィン「あのレッド13に、こんな時代が、あったなんてな……(さわってもいいだろうか…)」
ビビ「お父さんは、いる…?」
チビナナ「いまは、ぱとろーる中…すぐ戻ってくると思うけど……」
ビビ「撫でてもいい…?」
チビナナ「いいよ!じっちゃんにも良く撫でてもらうんだ!」
ビビ「うわ〜、ふさふさだ〜!」
ヴィン「…そ、そうか…(わ、わたしも撫でてみたい!!)」
ビビ「ヴィンセントさんも抱いてみる?(ヴィンセントさんプルプルふるえてる…)」
ヴィン「…あぁ…(キタ━━━(゜∀゜)━━━!! )」
チビナナ「ん〜おじさん、いたいよ〜」
ヴィン「(ふさふさで、気持ち良いーーー!)…あぁ、す、すまん」
???「お前ら!うちの子に何してんだーーーーーー!!」
190 :
2/3:2006/06/25(日) 04:18:06 ID:2SNDA4lO0
ナナキ「……と思ったら、ヴィンセントとビビじゃないか…あ、それにケット・シーも…」
ケット「時計、直りましたわ〜ここは現代のようや……。ん、どうしたん?二人とも固まって」
ビビ「え、あれ…何で、ナナキ君が二人いるの……」
ナナキ「二人…?何、言ってるの……?」
ヴィン「レッド13、じゃあ、この子は……」
ナナキ「おいらの娘のナナだよ」
ヴィン「む、娘!?いたのか……」
ナナキ「エンディングに出てただろ…」
ヴィン「エンディングは出れなかったから見てない!!」
ケット「(ヴィンセントはん…)しかし、あれは確か500年後のはずやけど…」
ナナキ「うちの一族、長生きなんだよ。でも、二人には写真付きの年賀状出したのに…」
ヴィン「…いつ頃だ…」
ナナキ「みんなと別れた、次のお正月だけど……」
ケット「ボクは年賀状、多すぎて全部みてへんねん」
ヴィン「私はエンディングに出れなかったショックで引き篭もっていたな……」
ビビ「(ヴィンセントさん、そんなに気にしてるんだ…)」
ナナキ「せっかく、がんばってパソコン使ったのに…ところで、いつまで
おいらの子供を抱いてるのヴィンセント…」
ヴィン「ん、ああ、すまん…(うー、ふさふさが〜)」
ナナキ「ここには何しに来たのみんな…。あそこからは出られたんだね」
ビビ「うん。今はサンドイッチを売って世界を周ってるんだ!これ、食べてみて…」
ナナキとナナ「ありがと。パクッ……………………ん、おいしい!!おいしいよ、これ!」
ヴィン「…そう言ってもらえるとうれしいな…ビビビ…」
ビビ「うん!!」
ケット「そろそろ、行きましょか…。日も落ちて来たみたいやし…」
ナナキ「もう行っちゃうのか〜、また来てね!これ、じっちゃんにも渡してみる」
ヴィン「…あぁ、またなレッド13…」
ナナキ「ん、あれ、ナナがいない。ナナーーーーっ。おーーーーーーーーいっ」
191 :
3/3:2006/06/25(日) 04:18:56 ID:2SNDA4lO0
〜移動中(次元の狭間)〜
ビビ「ナナちゃんかわいかったねヴィンセントさん…」
ヴィン「…ああ…(さみしい)」
ナナ「もっとサンドイッチないの?」
ヴィンとビビとケット「何でここに!!??!?!!」
ナナ「おいしかったから、もっと食べたいんだけど…」
ビビ「ど、どうしよ…」
ヴィン「と、とにかくレッド13に連絡を……だめだ、ここは圏外だ…」
ケット「ボクが本体から連r………………ナナキはんケータイ持ってましたっけ?」
………………………………………
ビビ「あの足じゃ無理なんじゃないかな…しまうところも無さそうだし……」
ケット「あそこは電話も、ありまへんよ」
ヴィン「しかたがないな…しばらくは預かろう…(キタワァ*・゜゚・*:.。.:*・(n‘∀‘)n!!)」
ビビ「(ヴィンセントさんうれしそう…)よろしくねナナちゃん」
ナナ「うん!もっとこれちょうだい!」
ケット「とりあえずはクラウドはんに会ったら手紙でも出しますか…」
おわり
とりあえず、仲間を増やしてみたけど、どうかな。
今までの三人の方が、いいなら次の話でレッド13に引き取って
貰うけど。
自分はイイと思う。ナナに萌えるヴィンカワイスw
一方クジャは
クジャ「はー、なかなか会えないなあ。どこ行ったんだろう、あの二人」
クジャ「・・・でも・・・」
クジャ「僕はビビに何をした?許されがたいひどい仕打ちをしてしまったんだよ?
あの子は今では僕を慕ってくれているけど・・・僕はそれに甘んじていいのか・・・?」
銀竜「ギャース(早く会いにいこうよ)」
クジャ「・・・そうだね。あの子に会いにいこう。そしてもう一度謝るんだ」
今日もクジャは二人を探し続ける・・・
>>189-193 乙
・・・だけど、ナナの言ってるじっちゃんて誰?確か、ブーゲンハーゲンは本編で亡くなってたよな
乙。
仲間3人ってのもおもしろい。
ケット「あっ…ナナちゃんにびっくりして言うん忘れとったけどな…
新商品としてアイスを入荷したで」
ビビ「アイスかぁ…お客さん喜びそうだね!」
ヴィン「どんな味なんだ?」
ケット「なんでも今コスモキャニオンで流行ってるらしいんや」
ナナ「あ〜!知ってる!!『おみやげ』ってのでよく売れてるんだって」
ビビ「持ってきたよ」
ヴィン「2種類か…」
ビビ「え〜と…31(さんじゅういち)アイス?」
ナナ「違うよ〜【レッドサーティーヮンアイス】だよ!」
ヴィン「こっちはハー…ゲンダ…ッツ」
ナナ「それも違う〜!【ブーゲンハーゲンダッツ】!!」
一同(確かによく見たら小さい字で[レッド]とか[ブーゲン]って書いてある…)
…果たして新メニューに加わるのでしょうか?
>>194 ごめん、完ぺきに忘れてた。そこは、脳内処理で消すか、
レッド13が、じっちゃんにお供え物として持って行ったと考えて。
>>196 新メニュー乙。よく思いつくね、両方アイスにまとめるのが、すごい。
どうやら、ナナを加えても良さそうなので、レッド13には泣いて貰いましょう。
198 :
196:2006/06/26(月) 01:51:56 ID:QivVDoLrO
>>197 実はこのメニューは10日前くらいに考えてた
もう少し暑くなったら投下しようと思ってたけどちょうどいい場所に来たもんで…
何かネタよりメニュー考える方が楽しい今日この頃…
てかこのスレにはメニューしか投下してない orz
199 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/26(月) 11:55:33 ID:x+UfDRBH0
>>198 気にするなよ、俺もほとんどそんな感じ
…そろそろネタ投下しないとなぁ
200 :
1/4:2006/06/26(月) 18:24:03 ID:5aG5n4G+0
ナナ「うわ〜真っ白だ〜」
ケット「ここはアイシクルロッジでんな〜一面雪景色や」
ヴィン「…ここでは、サンドイッチもアイスも、あまり売れそうもないな…」
ビビ「とにかく、行ってみようよ」
ケット「なんか、今日は人が多いでんな〜、祭りでも有るんかいな」
ビビ「あ、あれ見て!」
ヴィン「…我が家のペット自慢コンテストinアイシクルロッジ!!…と書いてあるな…」
ビビ「優勝したら…賞金とマテリアが貰えるみたい…出てみようよヴィンセントさん!」
ヴィン「…ああ、では…がんばってくれ…ケット・シー!」
ケット「よっしゃ!…って、何でぼくやねん。ナナはんが、おりますやん!」
ヴィン「ん…いや、ナナは、まだ小さいから…だめだと…(誘拐されてしまうかもしれん…)」
ナナ「ぼく、がんばるよ!」
ヴィン「な、ならば…いいのだが……(だ、大丈夫だろうか…オロオロ)」
ビビ「じゃあ、ぼく申し込んでくる!」
〜エントリー受付所〜
ビビ「よし、申し込みも済んだし、戻ろう!」
ユフィ「あれ、ビビちゃんも来てたんだ。出るのコンテスト?」
ビビ「あ、ユフィさん、こんにちは。うん、そうなんだ」
ユフィ「へ〜、でも、うちのペットすごいから、負けないよ〜」
ビビ「ぼくの方だって…負けないよ…」
ユフィ「フフッマテリアは渡さないよ〜。じゃね〜ばいば〜い」
ヴィン「…ユフィが来ているのか…」
ビビ「うん、すごいペット飼ってるんだって」
ヴィン「そんな話は聞いたことが無いが…。うちのナナが一番さ」
ビビ「うん、がんばろうね!ナナ!」
ナナ「うん!!」
ケット「がんばってな!ここは屋台が多すぎて、あまり売れへんねん。優勝して宣伝してや〜」
201 :
2/4:2006/06/26(月) 18:24:34 ID:5aG5n4G+0
司会「さあ、一年に一度のお祭りペット自慢コンテストを始めましょう!
この寒いアイシクルロッジを熱く熱く盛りあげる司会は私ことソン・チョーがお送りします!!」
助役「村長!歳を考えてください…もう、80歳なんですから…」
司会改め村長「ああ、すまん。熱くなってしもうた…それでは始めよう
エントリーナンバー1番の……………さんの……君」
……………省略……………
村長「続いて…エントリーナンバー11番のビビとヴィンセントサンドイッチ店のナナちゃん。
こちらのナナちゃんは会話ができるそうです。それではどうぞ」
ヴィン「よし、行くぞナナ…教えたとおりにやるんだ…」
ビビ「1+1は…?」
観客「……………………………………ゴクッ」
ナナ「わん!」
ヴィン「完璧だナナ!!」
ビビ「(…こ、これでいいの…?)」
観客「……………ブラボー!……かわいい!!…サイコー!」
村長「なかなか、観客の反応が良いようですな。それでは、続いて…
エントリーナンバー12番のユフィさんの………レッド13君!」
ヴィン「……!?(ユフィのペットだったのか…)」
ユフィ「ほら、いくよ。1+1=…?」
ナナキ「田んぼの田!!」
観客「……………なぁ、何か寒くね?………まあ、雪国だしな……」
ユフィ「え、なんで…この、ユフィちゃんが一晩かけて考えたのに……」
村長「それでは、審査は終了します。優勝は……………
エントリーナンバー11番、ビビとヴィンセントサンドイッチ店のナナちゃん!!」
ビビ「やったよ、ヴィンセントさん!」
ヴィン「…当然だ…(私のナナが一番に決まっている!)」
202 :
3/4:2006/06/26(月) 18:25:14 ID:5aG5n4G+0
〜コンテスト終了後〜
ユフィ「ねえ、ヴィンセント〜。マテリアちょうだ〜い」
ヴィン「別にいいが…ただの炎のマテリアだぞ…」
ユフィ「え、まじで?」
ヴィン「…あぁ、この地方では貴重なのだろう…」
ユフィ「じゃ、いらないや!ばいば〜い」
ナナ「ねえ、父ちゃんはペットだったの…?勇敢な戦士じゃないの…?」
ナナキ「え、いや、違うんだ。おいらはナナを…」
ナナ「…父ちゃんなんかキライ!!」
ビビ「ナナちゃん、行っちゃったけど良いの?ナナキくん」
ナナキ「うん、いいんだ…。ナナをよろしく頼むよ…ビビ」
ビビ「うん…。でも、どうしてコンテストに出てたの?」
ナナキ「ユフィに…ナナがどこに居るか教えてやるから、手伝えって…」
ビビ「そうなんだ…ぼくがナナちゃんに伝えておくよ…」
ナナキ「うん…お願い…またね…」
レッド13は尻尾を垂らし、トボトボと歩きながら…雪の中に消えていった…
ケット「あ、おかえんなさい!!優勝したんで、忙しいでっせ!
はよ、手伝ってくんなはれ!!」
ヴィン「ああ。ビビビはお客さんに商品を渡してくれるか…ナナはビビビと一緒に
いてくれ。そのほうがお客さんも喜ぶだろう…」
ビビとナナ「うん!!」
ケット「あ、そうだ。新メニューのアイスも売れてまっせ!何か暖かい家の中でアイス食べるのが
流行ってるみたいでんな〜」
ヴィン「…よし、ではがんばろう!」
203 :
4/4:2006/06/26(月) 18:25:51 ID:5aG5n4G+0
〜そのころ半裸父もアイシクルロッジにいた〜
クジャ「う〜寒いな〜。人は、いっぱいいるけど何だろ…?」
我が家のペット自慢コンテスト
クジャ「これか〜優勝すればビビ達も気付くかもな…出てみるか…」
エントリー会場
クジャ「……何でダメなんだ!ボクも出させろ!」
係員「…そうは言っても…あなたのペットは…」
クジャ「ボクの銀竜の何が、いけないんだよ!」
係員「…大きすぎるし、他の方のペットを食べてしまうかも…」
クジャ「ボクの銀竜は、そんなことしないぞ!…なぁ…銀竜?」
銀竜「ギャース!!」
係員「…………ダメです!」
クジャ「そんな……」
係員「まあ、あんたは、まだマシな方だけどな…あっち見てみな…」
係員「だからダメですって!」
クラウド「なんでだ!フェンリルは荒野を走る狼なんだ!狼だよ狼、ペットだろ!」
係員「どうみたって、バイクじゃないですか…それ」
クラウド「なんで…あ、クジャさん…」
クジャ「まずい、見つかった。逃げるぞ銀竜!(関わらない方が良い!)」
銀竜「ギャ、ギャース!」
おわり
GJ!
これでナナキ公認でナナ連れ回せるなヴィンセント。けど”私の”じゃないだろww
それとクラウドワロタw
GJwww
ワロタ。
クラウドアホスwwwwwwwwww
マジアホスwwwww
208 :
1/3:2006/06/27(火) 22:20:43 ID:7lPXwORt0
ティファ「二日間も、どこ行ってたのよ!クラウド!!」
クラウド「アイシクルロッジのペットコンテストに…」
ティファ「はぁ〜?あんたペット飼ってないでしょうが!」
クラウド「いや、フェンリルを…」
ティファ「言い訳を言うなら、もっとマシなこと言いなさいよ!どうせ、蜜蜂の館にでも
行ってたんでしょうが!!!」
クラウド「本当に…」
ティファ「出てけ〜〜〜〜っ!!!!」
〜サンドイッチ屋御一行〜
ヴィン「ここは、エッジだな…ティファとクラウドの居るセブンスヘブンの在る町だ…」
ビビ「…………(クラウドさんか…ちょっと、怖いな。この前、女装してるとこ見ちゃったし)」
ヴィン「…どうかしたか…?あそこは子供がいるからナナもビビビも遊べるだろう」
ビビ「う、うん!楽しみだねナナ!!」
ナナ「うん!」
ケット「じゃ、まずは店を開きましょか!」
ヴィン「…ああ…」
〜数時間後〜
ヴィン「そろそろ、店仕舞いにして、セブンスヘブンに向かおうか…」
ケット「ボクは車の改造したいんで…残っとりますから、いってらっしゃい!」
ヴィン「あぁ、留守番、頼んだぞケット・シ-…」
209 :
2/3:2006/06/27(火) 22:21:48 ID:7lPXwORt0
ティファ「あら、いらっしゃいヴィンセント。そっちは…ビビ君とナナちゃんね?」
ビビとナナ「こんにちは〜」
ヴィン「知ってるのか…?」
ティファ「ええ、クラウドから聞いてるわ。ナナちゃんはレッド13の年賀状に載ってたし…」
ヴィン「ん、そういえば…クラウドは、どこだ…?」
ティファ「さあ?どこかしらね…」
ヴィン「……?」
ティファ「ビビ君とナナちゃんは2階でマリンとテンゼルと遊んでて。夕飯、作っちゃうから…」
ビビとナナ「は〜い」
ヴィン「私も手伝おうか…」
ティファ「いいよ、そこでお茶でも飲んでて…いつも大変でしょ…」
ヴィン「…すまんな…」
〜夕食後〜
ビビ「トランプしよ!ボク強いんだよ!」
テンゼル「ボクだって…」
…………………………………………
ヴィン「子供は元気で良いものだな…」
ティファ「ええ…」
ヴィン「………これが家族というものだろうか……ボソ…(なぁ…ルクレツィア…)」
ティファ「ん、何か言ったヴィンセント…?」
ヴィン「い、いや何でもない…」
そのころクラウドは暖かそうなヴィンセント達を窓の外から眺めていた…
クラウド「?!(´;ω;`)ウッ (楽しそう…)」
ティファ「 みんな、そろそろ寝なさ〜い」
みんな「は〜い、ナナ〜僕と一緒に寝よ!…………私もナナと寝た〜い」
ヴィン「あっ…………………(わ、私もナナと…)」
ティファ「どうしたの…ヴィンセント?あ、ヴィンセントはそこの押入れの二段目を使っていいよ」
ヴィン「…あぁ…(私はドラ○もんか…)」
みんな「おやすみ〜」
210 :
3/3:2006/06/27(火) 22:22:33 ID:7lPXwORt0
〜翌朝〜
ヴィン「…それでは行こう…ビビビ、ナナ…」
テンゼルとマリン「また来てね〜」
ビビ「うん、また来るよ。ね、ナナ」
ナナ「うん!」
ヴィン「…またな…ティファ………………ん、クラウド…そんな所で一人で何をしているんだ…?」
ティファ「…クラウドー!!また、あそこに行ってたの…?!」
クラウド「いや、ちが……」
ティファ「問答無用!!」
ヴィン「行こうか…ビビビ、ナナ…」
ビビ「(あそこって、やっぱりウォールマートで女装なのかな…(((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル…)」
おわり
〜おまけ〜
ヴィン「…ナナはまだ、寝る所がないから…わ、私の棺桶で一緒に寝ないか…」
ナナ「かんおけは、せまそうだから…キライ!!ビビ、いっしょにねよ!」
ヴィン「…………………………………(あぁルクレツィア…これも私の罪か…)」
ビビ「うん…………(ヴィンセントさん落ち込んでるみたい…)」
ケット「僕が一緒に入ってあげm………」
ヴィン「……………………………………ギロ…」
ケット「じょ、冗談ですがな…おやすみなはい、みなはん…」
ナナキどうやって年賀状書いてんだwwwwwwwwww
保守
214 :
1/3:2006/06/29(木) 04:40:21 ID:Oy8UPIYA0
ケット「ここは、神羅カンパニーのようでんな。まだ、ヴィンセントはんがタークスに居た頃やね…」
ヴィン「………………………」
ビビ「ヴィンセントさん…どうかした…?」
ヴィン「…すまんが…今日はケット・シーとビビビ…二人で、やってもらえるだろうか…」
ケット「かまへんけど…何か、あるんでっか?」
ヴィン「…すまんな…私には、やるべき事がある…頼んだぞ…」
ビビ「(あれっ…マッシュールストレミングの缶三つ減ってる…持って行ったのかな…)」
〜神羅ビル社員入り口〜
ヴィン「三十年前から財布に入れていたこのカードキーを、また使うとは思ってもいなかった…」
そのとき財布から一枚の紙切れがヒラリと落ちた…
ヴィン「ゴールドソーサーのチケットか…ルクレツィアを誘おうとしたが誘えず
結局、一人で観覧車に乗ったのだったな…三十年前から入れたままだったか…」
〜研究室〜
ヴィン「…人はいないようだな…あとは、このラベルを剥がしたマッシュールストレミングを…
宝条の机の上に置けば終わりだ…どうぞお食べください…っと」
ゴトッ…ヴィンセントはメモと缶詰を三つ机の上に置いた
ヴィン「これで宝条が缶詰を開ければ…異臭騒ぎとなり…ルクレツィアや皆から嫌われ…
あわよくば…リストラされるかも知れん…クックック…」
〜帰還中〜
ヴィン「私の世界の歴史は変えられないだろう…しかし、この世界の未来は
守られたはずだ…いい気分だな…」
215 :
2/3:2006/06/29(木) 04:42:16 ID:Oy8UPIYA0
〜研究室〜
宝条「ん、何だこの缶詰は…差し入れだろうか…」
ルクレツィア「どうしたんですか…博士…?」
宝条「あぁ、こんな物が机の上に置いてあったんだ…」
ルクレツィア「開けてみればいいじゃないですか、お食べくださいとあるのですし…」
宝条「そうだな…ギコギコ…う、これは………………………私の大好物の
マッシュールストレミングではないか…。う〜ん、この生魚の腐乱した匂いと体臭が
入り混じった饐えた匂い…ん〜たまらん!パクッ…うむ、うまい!」
ルクレツィア「私も1つ良いですか………………うん、おいしい!
この匂いも慣れると病みつきですね…」
宝条「始めは君も毛嫌いしていたな…」
ルクレツィア「ええ、でも今では、この研究室の者は皆、好きですよ」
宝条「…誰が持ってきてくれたのだろうか………」
〜そのころ若き日のヴィンセントは〜
ヴィン「(よし、今日はルクレツィアさんをデートに誘うんだ……このチケットを渡して…)」
ガチャッ
ルクレツィア「あら、ヴィンセント。どうしたの、こんなところで…?」
ヴィン「あ、あの…ルクレツィアさん…………………………………あれっ何か臭くないですか…」
ルクレツィア「失礼しちゃうわね!バチンッ!!」
ルクレツィアはヴィンセントにビンタくらわして去っていった…
ヴィン「あ、(´;ω;`)ウッ…(こんなはずじゃ…………orz)」
216 :
3/3:2006/06/29(木) 04:43:10 ID:Oy8UPIYA0
ビビ「あ、おかえり。ヴィンセントさん(なんかうれしそう…)」
ヴィン「あぁ、ただいま…店は、どうだ…?」
ケット「大丈夫でっせ!儲かってますさかい!ナナはんもレジ打ち覚えたんでっせ!」
ヴィン「…それはすごいなナナ!」
ナナ「うん、ぼくもがんばるよ!」
ビビ「(ヴィンセントさん缶詰持ってないみたいだけど…どこかで食べてきたのかな?)」
ヴィン「(ふう〜缶詰も減らせたし…宝条に罠を仕掛けてこれた…今日は良い日だな)」
ビビ「(ヴィンセントさん、あの缶詰好きになったのかな…前に1つ減ったときは
捨てちゃったのかと思ったけど…僕らに臭いが付かないように
一人で食べて来たのかな…)」
ヴィン「(この調子で缶詰を減らせれば良いのだがな……フフ)」
ビビ「(あんなにうれしそうにしてる…今度、いっぱい買って来てあげようっと!
ヴィンセントさん喜んでくれるかな…)」
ケット「さて、次の町、行きましょか!」
ナナ「うん、いこ〜!いこ〜!」 おわり
なんか全体的になごんだw
218 :
1/3:2006/06/29(木) 22:01:38 ID:Oy8UPIYA0
〜次元の狭間を移動中〜
ビビ「あ、またクジャが前を飛んでるよ!」
ケット「こっちに、気付いて、止まってくれればいいんやけどね…」
ビビ「何か無いかな…大声で呼んでみるとかは…ダメ?」
ケット「う〜ん、この空間では、あまり音が伝わりまへんねん…」
ヴィン「……私が、これで撃ってみるか…(デスペナルティーを構えて)」
ケット「良いかも知れまヘんな〜」
ビビ「あ、危ないんじゃない……?」
ヴィン「半裸父ならば死にはせんだろう…。よし、撃つぞ!」
バンッ!!
ナナ「あ、あたった〜あたった〜」
ビビ「お、落ちちゃったよ…銀竜から!消えちゃった…クジャ…」
ヴィン「……………………………さ、さぁそろそろ次の町に着くだろう…準備しよう…」
ケット「そ、そうでんな!次も売れるといいんやけど…………」
〜ウィンダス(FF11の国、魔法が栄えている)〜
クジャ「イタタッ…何だろ後ろから何か飛んできたみたい…ここはどこだろ…
銀竜も見当たらないし…どうやって元の世界に戻ろう…周りの人に聞いてみるか…」
………………………………………………
クジャ「…何なんだ、この世界は…言葉の通じない人が、いっぱいいるし…
通じたと思ったら…マナーがどうだ…、sayで話すなとか…意味がわかんないよ…」
半裸父は槍を持って一人座っている人を見つけた
クジャ「あの人は暇そうだから、聞いてみよう……すいません…」
リューサン「ん、何だPTの誘いか…」
クジャ「え、いや………」
リューサン「違うのならば、向こうに行ってくれないか…私は忙しいのだ…」
クジャ「(ずっと座ってるのに何が忙しいだ!ぼくが、お前なんかをパーティに招くわけないだろ)
はぁ〜、どうしたら、戻れるんだろう……」
219 :
2/3:2006/06/29(木) 22:02:21 ID:Oy8UPIYA0
クジャ「ここだな…さっき町の人に教えてもらった、次元に詳しい魔法使いがいるのは…
性格が、おかしいと評判らしいから気を付けないと……すいませ〜ん」
シャントット「オホホホホ!!これであの者も、わたくしには逆らえないわ!
………………ん、どなたかしら、あなたは…」
クジャ「あ、あの……」
シャントット「あ、あなたのその服はどちらのもので…なんてセンスがいいのかしら!」
クジャ「この服の良さがわかるのですか…これはですね……………」
二人は色々な話を始めた…
クジャ「はっもうこんな時間か十時間も話し込んでしまった…(全然、いい人じゃないか…)」
シャントット「あなたの『犬と猫の足の爪の違いに関する魔法』の話は大変よござんした。
それで…あなたは何のようで来られたんでしたか…
半裸父は今までの経緯を話した
シャントット「そうでしたか…ただ、世界一の魔導師であるわたくしでも、それは難しいですわ…
せめて、その不思議な石を見れれば良いのですが」
クジャ「そうですか…………………ん、あの声は…」
銀竜「ギャーースッ」
クジャ「銀竜!!僕を探してくれたのかい…」
シャントット「よかったですわね、ところで、その石を見せてもらってもよろしいかしら…」
クジャ「あ、はい…」
シャントット「これは……………………………………わたくしの魔法でバージョンアップできますわ」
クジャ「本当ですか!」
シャントット「ええ、アブラカタブラ…エイッ!これであなたの好きな時間の好きな場所に行けますわ」
クジャ「ありがとう!ところで、気になってたんですけど…歳はいくつですか?」
シャントット「あら!わたくし、ブチ切れますわよ!?おーほっほほほほほ!!!」
クジャ「に、にげるぞ銀竜!!」
銀竜「ぎゃーす(これでやっとビビ達に会えるね…)」
クジャ「この力があれば…僕は…………………………………………」
220 :
3/3:2006/06/29(木) 22:03:13 ID:Oy8UPIYA0
ヴィン「…今日はあまり売れないな……」
ケット「そうでんな〜何かあったんやろか…」
ビビ「大変だよ!みんな!!向こうに大きなハンバーガーショップが……」
ヴィン「む…そうか…では、今日は早めに切り上げて次の町に行こうか…」
ビビ「それが、全世界同時オープンだって!!それより、お店の名前が…」
ヴィン「…名前がどうかしたか…ビビビ…?」
ビビ「とにかく、ついて来て!」
ヴィン「あぁ…」
〜ハンバーガーショップの入り口〜
ヴィン「こ、この銅像は……………半裸父?」
ビビ「そうだよ、クジャだよ!お店の名前も…」
マクジャナルド本日OPEN!!!
ヴィン「な、なぜ、こんなことに…」
ビビ「お店のチラシにも…社長がクジャって書いてある…」
ヴィン「半裸父に何が…会ったんだ…」
〜回想〜
銀竜「ぎゃーす(これでやっとビビ達に会えるね…)」
クジャ「この力があれば…僕は……世界を支配することができる!!
時空を自由に行き来できるのは僕一人…
まずは、会社を興し目指すは時価総額bPだ!」
マクジャナルドが7,9両世界の各地に乱立しました。
ライバル店の出現にどうなる……ビビとヴィンセントのサンドイッチ店!!
おわり
>>218-220 GJ!あんた良いシナリオライターになれるんじゃね?
つーか、もしかして本当にプロのシナリオライターさんか?
222 :
1/3:2006/07/01(土) 04:54:45 ID:opWEoJ420
ケット「そうでっか〜、では、クジャはんの所に行ってみましょか?」
ヴィン「できるのか!!」
ケット「前にも言った思いますけど…僕の本体の居る所には、何とかワープできますんや
それで…クジャはんの会社が、うちの会社の近くのようなんや」
ヴィン「ホントか!………ん?神羅ビルはメテオで壊れなかったのか…?」
ケット「ああ、それはなんやけど…メテオの後に生き残った社員で建て直しんたんや
今では、あの辺も六番街ヒルズとして再開発が進んでますねん」
ヴィン「…そうなのか…」
ケット「ヴィンセントはん、もう少し、外に出たほうが良いでっせ
我が社も星にやさしいみんなの神羅カンパニーとして生まれ変わりましたで!」
ヴィン「(うそ臭いな…)うむ…では向かってくれるかケット・シー…」
ケット「よっしゃ!行きまっせ!!」
〜マクジャナルド(株) 本社受付〜
ナナ「うわ〜おおきい、ビルだ〜」
ビビ「ここにクジャはいるのかな…?あそこの受付に聞いてみよう…すいません」
受付「はい、どのようなご用件でしょうか」
ヴィン「…半裸父に合わせろ!!」
受付「(半裸……?)」
ビビ「えっと…社長のクジャさんに合わせてください」
受付「お約束は御座いますか…?」
ビビ「…無いですけど…会わしてもらえませんか…知り合いなんです…」
受付「失礼ですが、お名前を…」
ビビ「ビビです」
ヴィン「ヴィンセントだ!サンドイッチ店を経営している」
受付「ヴィンセント、ビビさん。只今、秘書の方に連絡を致しますので、あちらでお待ちください」
ビビ「大丈夫かな……」
ヴィン「…きっと、名前を聞けば出てくるだろう…」
223 :
2/3:2006/07/01(土) 04:55:40 ID:opWEoJ420
〜社長秘書室〜
秘書「(やっと、就職できたと思ったら、ナルシストの社長のあいてばかりで、やんなっちゃうよ)」
ルルール♪ルルルッルル♪ルルルール♪ルr…ガチャッ!!
秘書「はい、こちら秘書室……………社長にお客様ですか……はい…
様子は…子犬を抱いた暗そうな男と…男の子ですか………はい…
名前は…ヴィンセントビビ……はい…お知り合いなんですね…
飲食店経営……社長の事を半裸!!……わ、わかりました社長に伝えます」
ガチャッ!
秘書「(めんどくさいな〜)社長!お客さまが見えてるそうです」
クジャ「ん…誰だい…?」
秘書「社長のことを露出狂と言っていたそうですよ(ちょっと大げさかな…)」
クジャ「し、失礼なヤツだな!…それで…何の用だって…?」
秘書「ただ、会わせろと…。子犬を抱いた暗そうな男と小さな子供だそうです
飲食店を経営しているらしいです」
クジャ「ああ、大方、僕の店に負けて潰れそうな店の者だろう。
子犬に子供まで連れてお涙頂戴にも程があるよ。君もそう思わないかい。
知能の無い下等な者は哀れなものだね。僕は…………」
秘書「(あ〜、話なげ〜いつになったら終わるんだよ)」
クジャ「……それで………搾取されるものにも……だから……聞いてるかい?」
秘書「あ、はい。そ、そういえば社長のお知り合いらしいですが…」
クジャ「それを早く言ってよ……時は金なりと言って………で、名前は…?」
秘書「(え〜と、なんだっけな…話長いから、忘れちゃったよ。
たしか〜)ジャイアント馬場だそうです(こんなんだったような…)」
クジャ「は…誰それ?いるんだよな〜、ちょっと有名人に会っただけで知り合いと
言うやつ…。そんなやつ知らないから適当に帰ってもらって…」
秘書「(あ〜めんどくせ〜)はい」
クジャ「あ、でも企業のイメージもあるから丁重にね!君、たのんだよ!聞いてる?」
秘書「(さっさと終わらして昼食にしよっと)」
224 :
3/3:2006/07/01(土) 04:56:45 ID:opWEoJ420
〜ビルのロビー〜
秘書「お待たせしました、社長からのお返事です…」
ヴィン「会わして貰えないのか…何故だ…半裸父は何と…」
秘書「社長は、あなた方のことは知らないそうです」
ビビ「なんで……」
秘書「(え〜と、あの長い話をまとめると…)階級の違う者とは話すに値しない…
ちょっと、会ったぐらいで知り合いなどといわないで欲しいと申しておりました
さらに…君達のような知能の低い者は…搾取されて当然だ
君達の店が潰れようが関係が無い、もう二度とこないで欲しいと…」
ビビ「…そんな……」
ヴィン「半裸父がそう言ったのか…」
秘書「(半裸…?)社長が申しておりました」
ヴィン「…………………許さん……」
ビビ「……ヴィンセントさん…帰ろう。何か訳があるんだよ…」
ヴィン「…………………………………」
〜社長室〜
クジャ「はぁ〜最近、あんな人達ばかり来るよ…ここに来る暇があるなら
少しでも企業努力をすればいいのに…。
ビビ達は、どこに、いるんだろ…これだけ世界中に店があるのだから
会いに来てくれてもいいと思うんだけどな〜、ねっ銀竜…」
銀竜「ぎゃーす」
おわり
ヤなすれ違いだな……ってチョット待て、どんな秘書だwww人選凄いなwww
クジャに人を見る目は無い
227 :
1/2:2006/07/02(日) 02:46:44 ID:L1WTHoo+0
ビビ「ヴィンセントさん、元気出して!がんばってクジャを見返してやろうよ!」
ヴィン「………………そうだな、よし、がんばろう!」
ビビ「うん!それで…これからどうしようか…今までみたいにはいかないよ」
ケット「やっぱ、新メニューが良いと思うんやけど…何も思いつきまへんな〜」
ヴィン「………まずは、偵察に行ってみるのはどうだろう…勝負に勝つには
敵の情報が重要だろう…」
ケット「そうでんな〜、じゃ、がんばって来てくんなはれヴィンセントはん!」
ヴィン「わ、私が行くのか…?!」
ケット「言いだしっぺやん、ほらハヨ行って」
ナナ「いってらっしゃ〜い。ぼくの分も買ってきてね!」
〜マクジャナルド どこかの町支店〜
ヴィン「(…サングラスもマスクもした、偵察の準備は完璧だ…よし、行くぞ!)」
店員「いらっしゃいませ〜(な、何!あの、怪しい人…)」
お客達「……………………シ〜ン(な、何だアイツ……怪しい…)」
ヴィン「(…妙に静だな…まぁ、いい。ハンバーグを買って帰ろう…………)」
おばはん「きゃ〜〜〜〜〜〜っ!!!この人、拳銃、持ってる!!強盗よ!!!!」
ヴィン「え、いや……違う……」
おばはん「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
ヴィン「……少し…黙れ……」
おばはん「きゃ〜〜〜〜〜〜〜っ!!殺される〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
店員「あ、こいつ…この前、本社で社長に会わせろって、受付に迫ってた奴だ!!」
お客達「…何か会社に恨みでもあるのか………まずいんじゃないか、逃げたほうが…」
ヴィン「ち、ちがうんだ、私はハンバー………ry)」
おばはん「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!」
ヴィン「…う、ダメだ……逃げよう…」
お客達「あ、逃げたぞ!!警察を呼べーーっ!!」
228 :
2/2:2006/07/02(日) 02:48:04 ID:L1WTHoo+0
ビビ「あ、ヴィンセントさん。おかえりなさい、ハンバーガー買えt……」
ヴィン「ケット・シー!早く車を出せ!!」
ケット「は?何で…まだ…」
ヴィン「いいから、早く!」
ケット「わがままやな〜。ほな、行きまっせ!」
〜移動中〜
ナナ「どうしたの?ハンバーガーは…?」
ヴィン「……すまん…」
ケット「ん、何か事件があったようですわ、車のラジオつけて見ましょか」
ラジオ「…只今、入ったニュースです。マクジャナルドどこかの町支店に強盗が入ったようです
犯人は拳銃を所持…以前、逃走中です。付近の方は気を付けて下さい」
ビビ「今、いた所だよ、ここ!それで、ハンバーガーを買えなかったの…?」
ケット「捕まえたらいいですやん、強盗ぐらい」
ヴィン「い、いや、それは無理なんだ…」
ビビ「そんなに、強そうだったの?」
ナナ「おじちゃん、よわ虫だね」
ヴィン「そ、そうではなくt……」
ラジオ「続報です…犯人は数日前にマクジャナルド本社にも現れていたようです…社長を出せと
要求しましたが、拒否され…今回の事件となったようです…
犯人の様子をお伝えします…長髪で血走った赤い目…年齢は25〜35歳くらい
身長は184cmくらい…赤いマントを着けていたそうです」
A A n n
ビビとケットとナナ「( ゚ ゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )」
ヴィン「こ、こっちを見ないでくれ……」
おわり
こっち見んなwww
ヴィン銃持って店入んなwwwwww
ケット「着きましたで〜。ここは、どこやろ?廃墟のようでんな」
ビビ「ここは、マダイン・サリだね。エーコの故郷で召喚士の村だったんだ…」
ヴィン「え、エーコ…あ、あの子が……(((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル…」
ビビ「大丈夫だよヴィンセントさん。今は、いないと思う」
ヴィン「そ、そうか…」
ビビ「ここはモーグリがいるけど、人が、いないからクジャの店も無いんじゃないかな」
ヴィン「…ならば…そのモーグリ達の為に…行ってみよう…」
〜マクジャナルド マダイン・サリ支店〜
ビビ「こ、ここにまで…あるんだ…」
ヴィン「…中を覗いてみよう…」
モチャ「ハンバーガーくださいクポ」
チモモ「はい、どうぞ……50ギルだクポ〜ッ」
モチャ「おいしいクポ!」
チモモ「今度はモーネルがこの、お金でお客さんやるクポ」
モチャ「交代だクポ!いらっしゃいませ〜クポ〜ッ」
………………………………
ビビ「…成り立ってないね…」
ヴィン「…あぁ…ここなら、サンドイッチも売れそうだな…」
ナナ「いらっしゃいませ〜」
ヴィン「やはり、よく売れるな…だが、お金ではなく、物々交換が多いな…」
ビビ「うん、でも、いい、食材が手に入ったよ!」
ヴィン「…あぁ…」
食材:げんこつイモ、バクダンカボチャ、もー栗
を手に入れた!
232 :
保守とage:2006/07/03(月) 20:39:35 ID:vZgxS7Z60
〜移動中〜
ナナ「おじちゃ〜ん!あそぼっ!」
ヴィン「こ、こら…頭の上に、のらないでくれ…ナナ…」
ビビ「あははは〜っ!ヴィンセントさん、髪がグチャグチャだよ」」
ケット「楽しそうでんな〜」
ナナ「あっ!!」
ビビ「落ちちゃう!!」
ビリッ!!!
ヴィン「ナナ!大丈夫か!」
ナナ「うん…でも…」
ビビ「ヴィンセントさんのマントが……破けちゃった……」
ヴィン「…私のマントが…トレードマークのマントが……」
ナナ「おじちゃん…ごめんなさい……シュン…」
ヴィン「………………………………………………いや、いいんだ…気にするな…ナナ…
………………………私はもう寝るよ……」
ビビ「…ヴィンセントさん…棺桶の中に入っちゃた…」
ナナ「…ど、どうしよ、おじちゃん、怒ってるかな…」
ビビ「…大丈夫だよ!今度、新しいマントを買ってあげよう!」
ナナ「…うん………」
ヴィン「ジャーン!!…実は、棺桶の中に替えのマントがしまって有ったのだ。驚いたか…?」
ビビとナナ「……………………………………………………………………………………………………」
ビビ「ナナ!向こうで遊ぼ!!」
ナナ「うん!!」
ヴィン「(´・ω・`) ちょっと、驚かそうと思っただけなのに…」
ジャーン!!って言うヴィンとそのギャップにワロタwww
楽しみage
何この萌えスレwwwwww
236 :
1/3:2006/07/05(水) 02:04:18 ID:mC9465en0
〜次元の狭間を移動中〜
ケット「今日、ちょっと仕事で行くところがあるんで…」
ヴィン「…あぁ、そうか…帰ってこなくとも良いぞ…」
ケット「そんな事、言わんといてや…しばらく、このケット・シー人形止めとくんで…」
ヴィン「…そのまま止まっていれば良いのに…」
ビビ「お仕事がんばってきて!」
ケット「ビビはんは、やさしいでんな〜。そんな訳で、また後ほど!」
〜ニュー神羅ビル 都市開発部統括室〜
リーブ「それでは、私は行って来るので…その間、よろしくお願いします。
くれぐれも、わたしの仕事部屋に入らないように…」
リーブの秘書「わかりました、リーブさん。がんばってきてください」
リーブは退出した。
秘書「…………行ったかな?今日こそ、あの部屋の中を見るチャンスだわ…
いつも集中して仕事をしていると言ってるけど…仕事が進んだためしがないし…」
ガチャ!!秘書はリーブの仕事部屋に踏み込んだ……
秘書「こ…これは……」
A A A A A A
( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )
ケット リーブ ケット リーブ ケット リーブ
秘書「ぬいぐるみと、リーブさん、そっくりの人形がいっぱい…し、視線が痛い……
…この巨大ディスプレイとコクピットみたいのは何かしら…」
237 :
2/3:2006/07/05(水) 02:04:56 ID:mC9465en0
秘書「リーブさん…ここでゲームでも、やってたのかな…ちょっと動かしてみよ…」
Program Caitsith Start
秘書「…このぬいぐるみを動かせば良いのかな…ん、何だろ、あれ…引っ張ってみよう…」
〜車の中の人たち〜
ヴィン「…痛いぞ…髪引っ張らないでくれ…ナナ…また、マントが破けてしまう…」
ナナ「ん…ぼく、何もしてないよ…」
ヴィン「…それでは…誰が…………ケット・シー!!何をしているんだ!!!」
ケット(秘書)「や、やばい…何か怒ってる…逃げなきゃ!」
ヴィン「…何がしたいんだ…答えろ…返答次第では撃つぞ………バンッ!!……」
ビビ「(もう撃ってるよ…ヴィンセントさん…)」
ケット(秘書)「ど、どうしよ…ん、このRボタンはリセットボタンかな…ポチッ…」
A A
ロケットパ〜ンチ!!( #`Д´)≧≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡○)3゚)∵ドグシャアッ
ヴィン「…………………き、貴様………殺す……………リミットブレイク:ガリアンビースト……」
ナナ「おじちゃん、かっこいい〜!!」
〜リーブの仕事部屋〜
秘書「あわわわわ…怪獣に変身した〜〜〜っ!!」
238 :
3/3:2006/07/05(水) 02:05:40 ID:mC9465en0
リーブ「スリプル!!」
秘書「…………ぐぅ〜」
リーブ「やれやれ……だから、入るなと言ったのに…」
ディスプレイを見たリーブ
リーブ「まだ、戻らないほうがよさそうだな……今日は色々ヴィンセント達に
伝えたいことがあったが……疲れたから…またにしよう…」
秘書を彼女のイスに座らせてリーブは肩をたたいた。
リーブ「…おめざめですか…仕事は、はかどったようですね…」
秘書「あ…す、すいません…寝てしまったみたいで…(今のは夢だったの…?)」
リーブ「疲れているのなら…帰って休んだほうが良いですよ…」
秘書「い、いえ…今からがんばります…」
〜車の中〜
ガリアンヴィン「グルルー!!ガ〜〜〜ッ!!!!」
ビビ「もとにもどってヴィンセントさん…ケットさんもう動いてないよ…」
ヴィン「…グル〜ッ……………う、そうか……しかし、何だったんだ…」
ケット「(どないしよ……動きづらい………)」
おわり
俺もケット動かしたいな…一日中ビビとナナに萌えてみたい…
乙
・・・けど、リーブがケット動かしてるのはインスパイアって能力であって、別にリモコンとか使ってるわけじゃ無いんだよな
DCの攻略本より
242 :
238:2006/07/06(木) 00:31:47 ID:4GS4ycjq0
>>240 >>241 ごめん、DCは買ったけど、まだ少ししかやってない。
今度、攻略本買ってくる。
243 :
240:2006/07/06(木) 01:42:17 ID:W+QLY8IL0
>>242 あやまる程の事じゃないと思う。
本編でもDCでも、ゲーム中ではその辺語られてないし、知らなくても仕方ない。
攻略本買うなら、DCのじゃなくても本編の攻略本にも書いてあるのあったよ。
攻略本買ってきた。
ヴィンセントが初期設定じゃなくて良かったと
思う今日この頃…。
可愛い物好きな野郎が集うスレはここですか?
246 :
1/2:2006/07/07(金) 01:50:32 ID:Cr2JwqJM0
ケット「……………と言う訳で…あれはボクがやったんとは違いますねん」
ヴィン「…本当だろうな……この人形は…お前以外にも…動かせるのか…?」
ケット「今までの人形はボクの能力で動かしてたんやけど……このケット・シー725号は
誰でも、動かすことができるんですわ」
ヴィン「……何のために、そんなものを作ったのだ……」
ケット「最近、うちの会社は魔晄エネルギー以外の方法で利益を得るために…
色々、新規事業に乗り出しているんや…それで…新しくできた玩具部で……」
ヴィン「……(今の神羅は…おもちゃも作っているのか…)」
ケット「……ボクの能力をモデルに作ったのが…この新型ケット・シー725号なんや」
ビビ「…ぼ、僕も、動かせる…?」
ケット「ん〜まだ…試作段階なんもんで…、リモコンが一部屋ぐらいの大きさが
必要やし……1000万ギルも、かかりますねん…」
ビビ「い、1000万ギル!!……ヴィンセントさん…壊しちゃったよ……」
ヴィン「…早く言えば良いものを……」
ケット「…起き上がった瞬間に撃ちだしたのだれですやん」
ヴィン「…さあな…」
247 :
2/2:2006/07/07(金) 01:53:54 ID:Cr2JwqJM0
ビビ「…ケットさん、大丈夫なの?そのボロボロの人形で…」
ケット「そうでんな、今までの人形が、そこの棚にしまってあるんで取ってもらえまっか」
ヴィン「(そんな所に……)」
ビビ「………これだね、はいっ!」
ケット・シーは新しい人形に入った
ケット「ふ〜っ、やっぱり使い慣れた体は良いもんでんな〜。あ、そうや…
そこに他にも神羅製のおもちゃがあるんで、遊んでみてくんなはれ」
ビビ「ありがとう、ケットさん。ナナ、遊ぼ!!」
ナナ「うん!」
ビビ達は神羅製のおもちゃを手に入れた。
ヴィン「………おもちゃにしては、あのパンチは危なくないか……?」
ケット「ああ、あれはボクが改造したんですわ!おもしろいかと思たんで!
それで…ヴィンセントはん…話があ…………」
ヴィン「………やはり、貴様のせいか……殺す……」
ケット「そんな〜ひどいですやん。ちょ、撃たんといて〜〜〜〜〜〜っ!!!」
おわり
ケット「新メニューのために材料を調達しましたで」
ナナ「新メニュー♪どんなの?」
ケット「これや!」つ【ケット・シーチキン】
ヴィン「ツナ缶か…特に目新しくは無いが…?」
ケット「そこら辺のツナ缶と一緒にせんとって下さい
これは…なんと占い入りなんですわ」
ナナ「占いすごい!」
ケット「そうですやろ〜まあおひとつ試してや」
ビビ「じゃあ…」
[少吉 ラッキーポイントは肉]
ビビ「シーチキン食べてるときにこんなこと言われても…」
ヴィン「小吉の字も違うな…」
ケット「おかしいなあ…もう一回やってみてください」
ヴィン「では…」
[大凶 自らの罪を反省するべき]
ヴィン「ルクレツィア…そうか…私は罪の自覚がまだ足りないのか…」
ビビ「だっ大丈夫だよ!きっと占いが間違ったんだよ!!」
ケット「よりによってこんなんを引くなんて…」
ナナ「ね〜!私のも読んで!」
[吉 親や家族に心配をかけないように]
ヴィン「私が…誘拐同然に連れてきたから…」
ビビ「そっそんなことないよ…大丈夫だよ…」
ナナ「これおもしろ〜い♪」
ケット(ナナちゃん…空気読んでくれんかな)
ビビ(僕は…どうしたら…)
〜結局…一日中車内はこの変な空気につつまれていたという〜
GJ! しかし…これは、ケット・シーが仕込んだとしか思えないw
期待age
〜次元の狭間〜
ヴィン「…そういえば…前に言っていた話とは何だったんだ…ケット・シー…?」
ケット「(一応聞いてたんやね…)それなんやけど…こないだボク、少しいなかった
ときありましたやろ…あの人形がヴィンセントはんを攻撃したときなんやけど…」
ヴィン「…あの時か…あの恨みは一生忘れん…」
ケット「(無視無視…)あのときボク、クジャはんの会社に行ってたんや…仕事で…」
ビビ「マクジャナルドの本社…?」
ケット「そうなんや…そこでな…ミッドガル再開発と八番街駅前の出店計画についての
話やったはずなんやけど…………………」
252 :
2/8:2006/07/09(日) 01:02:29 ID:GWutncnE0
〜回想(マクジャナルド本社47階応接室)〜
リーブ「………それでは駅前再開発についての調印が済みましたので…社に持ち帰り
プロジェクトを進めたいと思います……(クジャはん何を考えて会社を興したんやろか…)」
クジャ「…ああ、よろしくお願いします…神羅さん…」
リーブ「あと、忘れてましたが…これを…詰まらない物ですが……どうぞ…」
クジャ「ああ、ありがとう。そうそう、こちらも忘れていた事があったんだ」
リーブ「何ですか…(おみやげでっか?)」
クジャ「本日、時間外取引で神羅カンパニーさんの株式30%を買い占めました」
リーブ「は………?」
クジャ「聞こえなかったかな…?そちらの会社の株式30%を保有していると言っているんだけど」
リーブ「な、何を………」
クジャ「いいかげん、理解してくれないかな…神羅カンパニーの筆頭株主は我が社だと
言っているんですよ…リーブさん」
リーブ「何のためにそんなことを………」
クジャ「(僕には果たすべき目標があるんだ)……ふぅ〜あとは君、頼んだよ」
253 :
3/8:2006/07/09(日) 01:03:35 ID:GWutncnE0
秘書「はい、わかりました……それでは説明いたします。まず、我が社はそちらの
会社の株式30%を現在、保有しております。これはメテオ襲来に伴い、神羅様の株価が
ピーク時の1割まで下がり、現在も3割程のしか回復していない事に起因しています。
さらに来週より、TOBを行い…51%を目指します。TOB成立とともに神羅カンパニー様には
我が社の完全、子会社と成ってもらいます。(よし、メモを見ずに言えたぞ)」
リーブ「何が目的なんだ…?」
秘書「まずは…ミッドガル再開発に伴う土地の権利について……さらに…………
そして、そちらの科学部門の過去のデータを全て渡して貰います」
リーブ「科学部門?そのようなものは我が社には無い!(これはヤバイやん!!)」
クジャ「隠さないでください…現在は無くとも三年前までは有ったはずですよね
確か…代表は宝条博士でしたか…」
リーブ「……………………(バレバレやん、どないしよ…)」
クジャ「それではお帰りください……どうかお気を付けて…」
〜回想 終わり〜
254 :
4/8:2006/07/09(日) 01:04:27 ID:GWutncnE0
ケット「…………と言う訳なんや…ヴィンセントはん!」
ナナ「…ぐぅ〜すぴーぐぅ〜すぴー…ムニャムニャ…もう食べられないよ〜…」
ヴィン「…半裸父の目的は何だ!ケット・シー?!半裸父は宝条のデータを使う気なのか…」
ビビ「……コクリ…コクリ……ウツラ…ウツラ……」
ケット「わかりまへんが……一応…スパイを置いときましたんで…しばらく、様子を見ましょか」
ナナ「……ムニャムニャ…ぐぅ〜〜zzz…」
ヴィン「(スパイ…?)……そうだな…」
ビビ「…ウツラ…ウツラ……ハッ!僕、寝ちゃったのか…」
ヴィン「…疲れているなら…寝ていても良いんだぞ…ビビビ…」
ビビ「ううん。僕、よくわからなかったけど、クジャの店に負けないようにがんばるよ!」
ヴィン「ああ…そうだな!」
ビビ「じゃあ、今から新メニュー考えようよ。僕は新しいサンドイッチ作るから、
ヴィンセントさんも作って。それを後で交換して食べ比べしよう」
ヴィン「新メニューか……よし、やってみようか」
255 :
5/8:2006/07/09(日) 01:05:09 ID:GWutncnE0
〜ヴィンセントの調理場〜
ヴィン「まずは、今までのメニューと食材を並べてみるか」
〜現在のメニュー〜
ハムチーズサンド、カツサンド、ヤキソバパン、コロッケサンド、フルーツサンド、
、レッドサーティワンアイス、ブーゲンハーゲンダッツ
〜食材〜
ケット・シーチキン、げんこつイモ、バクダンカボチャ、ギザールの野菜のピクルス、バレットウガラシ、
カイ塩、ケフカスピ海ヨーグルト、
ガストラーメン、
〜飲料〜
セリ水、ガウォーター、ストラゴ水、シャドウォーター(クライドリンク)、クラウドリンク、セフィロ水、
ガダー汁、ルーファウ水、ビッグ水、ベアトリク水、マーカ水、宝条ォータ、ジェノバーボン、
ルクレツィアルコール、ターク水、ソルジャージー牛乳、神羅ビール、ビビ微炭酸、エアリ水、ザック水、
トラン水、コスタ・デ・ココナッツミルク
ヴィン「こんな所か…やはり飲料が多いな…………ガストラーメンと言うのは食材なのだろうか…?」
コロンコロン…棚から落ちてきたマシュールストレミングの缶
ヴィン「…み、見なかったことにしよう……」
ヴィンセントは…マシュールストレミングを棚の奥にしまった。
ヴィン「ん…これは…オイヨいよかん…空気のように存在感がないな
…まったく気付かなかった……使ってみるか…」
ア〜シテ、コ〜シテ…………ボンッ!!
ヴィン「……………よし、できた!ビビビの所に持って行こう…」
256 :
6/8:2006/07/09(日) 01:06:06 ID:GWutncnE0
〜試食開始〜
ヴィン「ん…ナナは、いないのか…」
ビビ「疲れて寝ちゃったみたい…まだ、旅に慣れてないから…」
ヴィン「そうか…少し残念だな…ナナにも食べて欲しかったが…まあいい、始めようか…」
ビビ「うん!じゃあ、まずは、僕の作った2つのサンドイッチ食べてみて…ドキドキ…」
ヴィン「…パクッ………うまいぞ…ビビビ!……こっちも……うまい!」
ビビ「そ、そう?よかった。一つ目のはね、げんこつイモでポテトサラダを作って…
カイ塩で味付けしたものに、ケット・シーチキンを会わせて作ったヘルシーサンド…」
ヴィン「…モグモグ……二つ目は…?」
ビビ「二つ目はデザートみたいなのを作ろうと思って…ビビ微炭酸を沸騰させて
取り出した砂糖と…コスタ・デ・ココナッツミルクとソルジャージー牛乳を使って…
生クリームを作って…そこにモー栗を添えたモンブランサンドなんだ」
ケット「うまそうでんな〜」
ビビ「ケット・シーチキンを使ったときに…[大凶 身近な人に気を付けろ]って書いてあった
から不安だったけど…」
ヴィン「…心配しなくとも、あんな物は当たらない…」
ケット「…当たるときもあるとは思いまっけど……大凶は外れた方が良いと思いまっせ!」
ヴィン「それでは…私の方も食べてみてくれ……自信作だ…」
257 :
7/8:2006/07/09(日) 01:07:20 ID:GWutncnE0
一方その頃、半裸父は… 〜社長室〜
秘書「……TOBが成立しました。これによって神羅カンパニーの株式50%を
保有している事になります。また次回、株主総会で我が社の社員を送り込み
神羅カンパニーの完全子会社化を目指します。さらに来週付けで、
神羅化学部門の元社員が我が社の研究室に配属されます。
それに伴い、過去のデータも順次届くはずです。
それでは…また後ほど…(私は今、何をしゃべっていたのだろう…?長すぎる!)」
クジャ「ああ、ありがとう」
ガチャ!(秘書退室)
クジャ「ふ〜予定通りに、うまく行っているな……。そういえば、この神羅さんからの
お土産はなんだろう…開けてみるか…」
ガサゴソッ…ガサゴソッ…
クジャ「な、何だ、ぬいぐるみじゃないか!何で、お土産にぬいぐるみなんだ!
あの、おっさんの趣味か?とりあえず、そこに置いておくか…」
クジャは、ケット・シー人形(スパイ)を社長室に飾った。
クジャ「あのぬいぐるみ…どこかで見たような気もするが…気のせいかな…
まあいい、急がなければ…僕やビビの寿命は、もう少ししか
残されていないんだ…神羅の科学部門のデータの中に寿命を延ばす
ヒントがあるはずだ……」
258 :
8/8:2006/07/09(日) 01:08:16 ID:GWutncnE0
その頃ビビは……
ヴィン「ビビビ!ど、どうした!!反応してくれ!」
ビビ「…あ、クワンおじいちゃんが川の向こうに居る…今、行くよおじいちゃん………」
ケット「ヴィ、ヴィンセントはん!何を食わしたんや!!」
ヴィン「ピクルスの臭いを取るためにソルジャージー牛乳に漬け込み…さらに…
夏なのでレッドサーティワンアイスを載せ…その冷たさによりバレットウガラシの
辛さを押さえ…オイヨいよかんの果汁をかけたサンドイッチを……」
ケット「………どうかんがえても毒物やがな!!…おみくじ、当たってるやん!!」
ヴィン「…そ、そんな……ビビビーーーッ!戻ってこーい!!」
……短い生涯を終えようとしていた(嘘)。
おわり
やばい、ちょっと食ってみたいwww
260 :
勝手に続き:2006/07/09(日) 09:55:50 ID:jrJrt104O
ヴィン「…実はな…ドリンクも作ったのだが」
ケット「……また毒物ですか…ちょっと横見てみなはれ」
(横ではビビが記憶を空に預けようとしている)
ナナ「もう〜うるさいなぁ…」
ケット「あっナナちゃん…おこしてしもたかな…」
ナナ「あれ?これ何?」
ヴィン「新メニューをつく…」
ナナ「おいしそう♪」 ゴクゴク
ケット「ナナちゃん!あかん!吐きださな死ぬで!」
ヴィン(ひどいな…)
ナナ「………」
ケット「な…ナナちゃん?」
ナナ「ごめんなさい…ヒック…皆私が悪…グスッ」
【ステータス画面】
ナナ かなしい
HP 77/77
MP 7/7
ケット「ヴィンセントはん…この中に何か入ってんか説明してください…」
ヴィン「この世には酒を飲むと暴れてしまうという悩みの人がいる」
ケット「……で?」
ヴィン「ジェノバーボンだけだとアルコールが強いので宝条ォーターで水割りにしたあと暴れないように鎮静剤を…
名付けて【これも私の罪なのカクテル】」
ケット「…………」
ヴィン「実は最初【ヴィンセント・ヴァレンタ飲料】と名付けたのだが…
アルコールが入っているとわかりやすいようにこの名前に…」
ビビ「ちょうちょさ〜ん まってよ〜」
ナナ「私…悪い子だから…うえぇ〜ん(号泣)」
ケット(ボク…あと何回この地獄絵図を見るんやろ…)
261 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/09(日) 12:54:28 ID:3OUDE0/30
クジャ…1000レスまでにハッピーエンドに辿り着いてくれぇ〜(ToT)
>>261 きっと「永い時を生きる事よりも、今自分が生きているこの時間を大事にするべきなんだ…」
…てな感じになると思う
>>255 ネーミングが面白すぎるwwwwGJ!!
>>263 過去レス読もうぜ…
あれらは(ほとんど)ここのスレの住人が作った物で
別に
>>255氏がつけた物じゃない。
つか、ビビとナナなんとかしろよww
名付けて【これも私の罪なのカクテル】
バロスwwwww
267 :
1/4:2006/07/10(月) 16:50:30 ID:F9CxKUqE0
〜移動中〜
ケット「ほら、ナナはん、ビビはん」つ万能薬
ビビとナナ「………はっ!ぼくたち何をしてたんだろう…?」
ヴィン「…そ、そういえば…ナナの尻尾は燃えていないのだな…」
ケット「(話をすり替えたいんやね、ヴィンセントはん…)」
ビビ「あ、本当だ。ナナキ君のシッポには火がついてたのに…」
ナナ「これはね〜、勇敢な戦士になれば燃えるって、ママが言ってた」
ビビ「そうなんだ〜」
ナナ「ぼくね、このシッポに火がついたら…ママの首輪をもらう約束してるんだ」
ビビ「早く勇敢な戦士に成れると良いね」
ナナ「うん!」
ケット「ちょっと気になるんやけど…ナナはんのおかんは、どこの人なん?
コスモキャニオンにはナナキはんしかおらんかったと思うんやけど…」
ナナ「う〜ん、わかんない!ママは世界中を旅してるって父ちゃんが言ってた。
ぼくも少ししか、おぼえてないの…」
ヴィン「…寂しくないのか……?」
ナナ「ぼくは、がんばって、父ちゃんやママみたいな戦士になるんだもん、さみしくないよ!」
ヴィン「…そうだな、その意気だ…ナナ」
ビビ「そうだね。僕もナナに負けないようにがんばるよ!」
ケット「目的地に着いたようでんな」
ヴィン「…よし、行こう」
268 :
2/4:2006/07/10(月) 16:51:28 ID:F9CxKUqE0
〜9の世界のとある町〜
ケット「それじゃ、始めましょか!」
ヴィン「…あぁ…ビビの作った新メニューも今日から出すぞ…」
ビビ「売れるといいな〜…ドキドキ…」
ヴィン「それで私の作った新メn……(ry」
ビビ「出しちゃだめ!!」
ケット「出すわけないやろ!!」
ナナ「この、ひとごろし!!!」
ヴィン「そ、そこまで言わなくとも……(´・ω・`)」
〜数時間後〜
ヴィン「今日の売り上げは中々良いようだな…」
ケット「やっぱり、クジャはんの店が邪魔やけどね…」
ナナ「ビビの新メニューもいっぱいうれたね!」
ビビ「うん、よかった。あ、…………あそこに居るのは……サラマンダーさんだ」
ヴィン「…知り合いならば行ってきてもいいぞ…ビビビ…」
ビビ「うん。ありがとう、ちょっと行ってくる」
269 :
3/4:2006/07/10(月) 16:52:11 ID:F9CxKUqE0
サラマンダ「……ビビか………久しぶりだな……」
ビビ「うん、久しぶり!元気だった、サラマンダーさん?」
サラマンダ「……………………………………………………」
ビビ「…サラマンダーさんは今は何してるの?」
サラマンダ「……………色々と……………旅などだ…………」
ビビ「そうなんだ、僕もね旅してて、みんなでサンドイッチ売ってるんだ」
サラマンダ「………………そうか…………」
ビビ「サラマンダーさんも食べに来てよ。あっちにだから…ほら、早く〜
ビビ「どう?おいしい…?」
サラマンダ「……………ああ、ところで、ビビは何故、あんな弱そうな者と旅をしているんだ?」
ビビ「……そんなことないよ、ヴィンセントさん達はすごく、強いんだよ」
サラマンダ「………………そうは見えんがな………………」
ヴィン「………何か…言ったか……?」
270 :
4/4:2006/07/10(月) 16:53:57 ID:F9CxKUqE0
サラマンダ「………ビビ…本当に、こいつは強いのかい?」
ビビ「………本当だよ!」
ヴィン「……………試してみるか……?」
サラマンダ「…………上等だ………こいよ………」
ビビ「二人ともやめてよ!!」
ナナ「ん〜どうしたの…?おじちゃんたち…」
ビビ「ナナ!!」
サラマンダ「…………………………………………(か、かわいい!!)」
ヒョイッ!ヴィンセントはナナを抱き上げた。
サラマンダ「…あっ!………………………(子犬が…)」
ヴィン「…ナナ…あいつは危ないから…近づいちゃダメだ…」
サラマンダ「…………………(おのれ………!!!)」
ヴィン「…………勝負は着いた様だな……(フッフッフ、勝った!!)…ビビビ…行くぞ…」
ビビ「……………(決着したの…?)う、うん……またね、サラマンダーさん…」
サラマンダ「……………………………………………(負けた…?)」
サラマンダ「……この俺が…負けた…?一度も触れることさえできなかった……………子犬に…」
おわり
非常に気持ちはわかるけど、ナナキ達は外見は猫科らしいよw
行動は犬っぽいんだけどね。
272 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/11(火) 00:34:31 ID:NHN0Wbxr0
わん より にゃあ の方が
可 愛 い ! ハアハア
サラマンダ「………俺が犬って言ったら犬なんだよ………わかったか………」
子わんこ (;´Д`) ハアハア
274 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/11(火) 02:28:22 ID:QPfPuBoBO
サラマンダーそんなに喋らねえよ
275 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/11(火) 15:37:27 ID:dOzaXkT10
_______
| きめくないお |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/⌒ヽ
(^ω^ ) テクテク…
_( ⊂ i
. └ ー-J
276 :
1/6:2006/07/12(水) 04:24:05 ID:zjkJJzIO0
ケット「着きましたで〜、ここはどこやろ?」
????「時は来た 我らはこれより世界すべての刈り取りを行う!」
ヴィンとケット「ヴァイス!?」
農家のおばあさん「はいはい…おじいさん…じゃあ、野菜の収穫に行きましょうか…」
おじいさん「うむ……それでは畑に向かおうかの…ばあさんや……」
ヴィンとケット「(…まぎらわしい!!)」
ビビ「農村みたいだね………季節は秋かな…?」
ナナ「おいしい野菜とかあるかな?」
277 :
2/6:2006/07/12(水) 04:24:42 ID:zjkJJzIO0
おばあさん「あらあら…あなたたち、何かご用ですか……こんな田舎に…」
ヴィン「……もしよろしかったら、野菜を譲って貰えないだろうか……お金ならば、あるが…」
おじいさん「……………はぁ?」
ケット「(耳が遠いんやろか?)野菜、売ってくれまへんか?」
おじいさん「……………はぁ?」
ビビ「あの……野菜を売って貰えませんか…?」
おばあさん「ん〜もし収穫を手伝ってくれたら…少し譲ってあげますよ…ねぇ、おじいさん」
おじいさん「……………はぁ?」
ビビ「あ、ありがとうございます。…よかったねヴィンセントさん」
ヴィン「あぁ、よしがんばろう」
ケット「ボクは車のメンテナンスしてますさかい、三人で行って来てくんなはれ」
278 :
3/6:2006/07/12(水) 04:25:18 ID:zjkJJzIO0
おばあさん「それじゃあ…背の高いお兄さんは…あっちで、おじいさんの手伝いをお願いね…」
ヴィン「…あぁ、わかった…」
おばあさん「僕達、二人はこっちで、私を手伝ってね…」
ビビとナナ「うん!」
〜ビビとナナとおばあさん〜
おばあさん「…………サンドイッチを売りながら旅をするなんて、すごいわね〜」
ビビ「……そ、そうですか…?」
おばあさん「そうよ、まだこんなに小さいのに………あとでサンドイッチ食べさしてね…」
ビビ「うん、僕、がんばって作るよ!」
おばあさん「あ、ナナちゃん。そこ掘ってもらえる…そうそこの大根の所……」
ナナ「ここを…掘ればいいんだね……ザッザ…ザッザ…」
おばあさん「………孫ができたみたいで…うれしいね〜」
ビビ「…ヨイショッ…おばあさん、大根、取れたよ!!」
おばあさん「よし…、じゃあ次は向こうに行ってみよう…」
279 :
4/6:2006/07/12(水) 04:26:00 ID:zjkJJzIO0
〜ヴィンセントとおじいさん〜
ヴィン「……では、このリンゴを取ればいいのだな…ご老体…」
おじいさん「…………………はぁ?何か言ったかい?」
ヴィン「……このリンゴを………(ry」
おじいさん「…じゃ、このリンゴを取ってもらえるかい。ほら急いで……」
ヴィン「…………う、うむ……」
ヴィン「(…このような、のどかな事も、たまにはいいものだな……)」
おじいさん「ほら、ボーっとしてないで、はよ働け!ビシッ!!(杖で叩く音)」
ヴィン「……(た、絶えるんだヴィンセント、これも私の罪……)…お、おいしそうですね…」
おじいさん「……当たり前じゃ。このリンゴはな……わしが、戦後間もない頃から、
育ててきたんじゃ………荒れた焼け野原を耕して……よう、やっと
まともな、畑ができたんじゃ……」
ヴィン「……そ、そうなのか……」
おじいさん「ビシッ!!目上の者に向かってなんじゃその言い方は…言い直せ!!ビシッ!!」
ヴィン「……そ、そうなんですか……」
おじいさん「…そうじゃ…それでな…………………………聞いとるのか…ビシッ!!」
ヴィン「(´;ω;`)ウッ (………ビビビ、ナナ……助けて…)」
280 :
5/6:2006/07/12(水) 04:26:44 ID:zjkJJzIO0
〜その晩〜
おばあさん「お夕飯できたから、みんなで食べましょうかね…」
ビビとナナ「わ〜い!いただきま〜す」
ヴィン「いただきます…」
ビビ「その大根、僕とナナが取ったんだよ!」
ヴィン「…そうなのか…うむ、おいしいな……私は、このリンg……」
おじいさん「このリンゴはな、わしが取ったんじゃ、ほれ食べな!」
ビビとナナ「ありがとう!!」
ヴィン「(そ、それは私が……………)」
一同「ごちそうさまでした」
おばあちゃん「ビビちゃんとナナちゃんは向こうで、おばあちゃんと遊ぼうかね…」
ビビとナナ「うん!何する…?」
おばあさん「おばちゃんが、あやとりを教えてあげるよう…」
ヴィン「わ、私も…」
おじいさん「お前はこっちじゃ!……わしが戦時中の話をしてやる……」
ビビ「わ〜すごい、箒になった」
おばあちゃん「こうするとね……ぶんぶく茶釜になるんだよ……」
ヴィン「…………(あ、あやとり………楽しそう)」
おじいさん「こら!聞いとるのか!ビシッ!!」
281 :
6/6:2006/07/12(水) 04:39:27 ID:zjkJJzIO0
〜別れの朝〜
おばあさん「また来てね…ビビちゃん、ナナちゃん……」
ビビ「…絶対また来るよ…ね、ナナ?」
ナナ「うん!!」
おじいさん「達者でな」
ヴィン「………………(チョットサビシイ)」
おじいさん「返事せんか!ビシッ!!」
ヴィン「……さようなら……」
ビビ「またね…おばあさん、おじいさん。絶対また来るよ!!野菜、ありがとう」
ナナ「…ばいばい…………シュン…」
ヴィン「また来ような…ビビビ…」
ビビ「うん!」
ビビ達は
ティー大根、ユウナスビ、ワッカイワレダイコン、キマリンゴ、シーモアスパラガス、リュックルミ、嗚呼龍茶(アーロン茶)
を貰った。 おわり
282 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/12(水) 12:00:46 ID:GIbbTP2n0
。
GJッス!
ってことはスピラの農家っだったんだ。
それにしても、ダジャレ食品増えたな〜ww
>>276-
>>281 GJ!!
丁度これ読んでる時の脳内BGMが]のナギ平原の曲だったから、最後はビックリさせられたよ。
保守。
287 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/14(金) 15:28:49 ID:jzX43tgx0
あげ
288 :
1/5:2006/07/15(土) 05:09:10 ID:0u0xI0NK0
ヴィン「…着いたようだな……だが、大きな地震でも、あったのだろうか……」
ケット「何やら、復興中って感じやね…」
ビビ「………ここは…クレイラの街だよ……」
ヴィン「………ビビ、どうかしたのか…?」
ビビ「…ううん、何でもない……行こう!」
ヴィン「……………?」
〜クレイラの街〜
ナナ「ここ、変わった顔の人が、いっぱいいるね」
ケット「ネズミのようでんな〜」
ヴィン「…それでは店を開けようk…………」
町人A「黒魔導師兵がいるぞ!!」
町人B「また来たのか!!お前達のせいでこの街は…」
町人達はビビに石を投げ始めた。
ビビ「痛い!やめて!ボクは何も……」
289 :
2/5:2006/07/15(土) 05:09:51 ID:0u0xI0NK0
パック「おい、やめろ!そいつは俺の友達だ!!」
町人C「パック王子!!」
町人D「……王子がそう言うのでしたら………」
町人の集団は去って行った…
パック「すまなかったな、ビビ」
ビビ「…いいんだ…しょうがないよ……」
ケット「なんやねん今のは!危ないやないか!!」
ヴィン「ビビビ…説明してくれないか……この街の状況と何か関係があるのか?」
ビビ「……この街を、こんなにしちゃったのは、クジャなんだ………」
ヴィン「半裸父が!?」
ビビ「……そのとき、クジャは…ボクと同じ様な姿の黒魔導師兵を使ったんだよ…」
ケット「クジャはんが………、何でそんな……」
ビビ「………でも今はちゃんと、反省してると思う……多分…」
パック「まあ、ビビは、何も悪くないんだから気にするなよ!」
ヴィン「…そうだな、よし今日は、この街の人の為にサンドイッチを格安で販売するとしよう」
ケット「そうやな、ほな、はじめましょか!」
ビビ「うん」
ヴィン「(半裸父…なぜ、こんな………)」
290 :
3/5:2006/07/15(土) 05:10:59 ID:0u0xI0NK0
〜数時間後〜
ヴィン「…よし、今日は、このぐらいにしておこう…」
ビビ「パックの宣伝のおかげでたくさん売れたよ!」
パック「ヘヘッ、一応この国の王子だからな。そうだビビ向こうに面白いものが、
あるんだ行こうぜ!」
ビビ「でも…片づけが……ケットさんも会議があるからって、動かないし…」
ヴィン「…行ってきても大丈夫だぞ…ナナも遊んできたらどうだ…」
ビビ「ありがとう、ヴィンセントさん。ナナ一緒に行こう」
ナナ「うん。あ、あのおもちゃ持ってこ」
ヴィン「…今日、ビビビはつらい思いをしただろうから、このくらい良いだろう…」
ヴィンセントは一人で片づけを始めた。
ヴィン「……ナナは玩具を散らかして行ってしまったな……少し片付けるか…これは、
この間、ケット・シーが持ってきた…神羅製の玩具か……色々、あるものだな…ん」
ヴィンセントはあるものを見つけた。
ヴィン「こ、これは………………」
291 :
4/5:2006/07/15(土) 05:11:52 ID:0u0xI0NK0
ヴィン「……………おもちゃの銃!!」
(※おもちゃの銃:DCに出てきた銃、最終的にアルテマウェポンになるが大金が必要。チューン一回目、
銀のおもちゃの銃(15000ギル)、二回目、金のおもちゃの銃(35000ギル)、三回目、アルテマウェポン(200000ギル))
ヴィン「…まさか、これが神羅製だったとは……あのときはお金が無く、金のおもちゃの銃までしか
チューンできず…クリア後はケット・シーに没収された、おもちゃの銃が………ここに…」
(・ω・;)キョロキョロ(;・ω・) (だ、誰もいない…)
ヴィン「…ここに今日の売り上げが………チューンして来ても良いだろうか…
でも、この売り上げは皆で…………しかし…一段階目ぐらいなら……
いや、ダメだ、そんな事をしてはいけない!!」
292 :
5/5:2006/07/15(土) 05:12:23 ID:0u0xI0NK0
〜一時間後〜
ビビ「あ、ヴィンセントさん(なんか機嫌よさそう…)、どこに行ってたの?大変だよ!」
ヴィン「な、何だ…ビビビ…わ、私はちょっと散歩に…」
ビビ「ボク達が戻って来たらね……」
ナナ「あのね…車に、どろぼうが入ったみたいなの……」
ビビ「…売り上げ金の内、15000ギルとナナのおもちゃの銃が盗まれたみたい…」
ヴィン「…そ、そうなのか……」
ビビ「……あれ?ヴィンセントさん、そんな銀色の銃、持ってたっけ?」
ヴィン「あ、あぁ……これは今、散歩中に買って来たんだ…や、安かったのでな…」
ビビ「…そう…盗まれたおもちゃの銃…それと似てたんだ……」
ヴィン「…そ、そうか…」
ナナ「どろぼうって本当に最悪!!人のものとって!」
ヴィン「…そ、そうだな……すまないがちょっと気分が悪いので先に寝てもいいか…?」
ビビ「うん…顔色悪いよ、大丈夫…?(さっきは調子良さそうだったのに…)」
ヴィン「…少し休めば大丈夫だろう………それではお休み……」
ビビ「…泥棒、もう遠くに逃げちゃったのかな……?」
ヴィン「(これも私の罪……早く寝て、償いの悪夢を……)」
ヴィンセントは銀のおもちゃの銃を手に入れた。 おわり
>>288-292 GJ!おもちゃの銃の説明のくだり、リアルでワロタww
つかヴィンセントw
GJ!俺も金のおもちゃの銃で挫折したことがあった。
GJ!100人撃破ミッションで必死に金貯めてチューンフルしてたなぁ…。
ヴィーーーーーン!!!!!
297 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/15(土) 21:00:09 ID:yoRO+0RC0
とうとうやってはイケナイ事を…
ageだ
任天堂のマリオバスケゲームに出るね。黒魔術師。
ビビ「なんだろう…これ?」
ヒラッ
『デザート 始めました!!』
*グラシャラボラスク
(色々なステータス変化起こします)
*メガフレアチーズケーキ
(珍しい青いチーズケーキ)
『ドリンクといかがですか?』
*サボテンダージリンティー
(針茶柱が立ってたら大吉!)
ウ゛ィンセントさん…
どれも危険な匂いがするよ…
298!本当か!?
サボテンダーも出るらしい。
302 :
1/2:2006/07/17(月) 04:16:15 ID:sRVwzclI0
〜夜〜
ケット「……ヴィンセントはん、ちょっと起きてもらえまっか…」
ヴィン「……ウーン…、ビビビー…ナナー…行かないでくれ…出来心だったんだ……zzz…」
ケット「ちょっと、ヴィンセントはん、大丈夫でっか?(何や…うなされてるようでんな…)」
ヴィン「……ゥーゥー……魔が差したんだ……許してくれ……もう盗まないから………ビビビー…」
ケット「起きてくんなはれ……ヴィンセントはん!」
ヴィン「………ハッ!…夢か……」
ケット「……何の夢、見てたんでっか?苦しそうやったけど…?」
ヴィン「これも私の罪……悪夢にうなされる長き眠りこそ、償いの時間…ところで…ケット・シー…
こんな時間に何のようだ……?」
ケット「…それなんやけど……今日、クジャはんの様子を人形から見てきたんや…
それで、…ヴィンセントはんにも伝えとこ思いまして………」
ヴィン「………半裸父……」
ケット「…ただ、ビビはん達には、もう少し、黙っといた方が良いと思たんで、こんな時間に…」
ヴィン「………そうかもしれんな……。半裸父は、どうだったんだ?」
ケット「それが…………………」
303 :
2/2:2006/07/17(月) 04:16:48 ID:sRVwzclI0
〜マクジャナルド社長室〜
秘書「社長ーっ、いい加減、仕事してくださいよ〜」
クジャ「うるさいな〜、僕は忙しいんだよ」
ルールル♪ルルル♪ルールル♪ルルル♪ルールールー…ガチャッ!
秘書「はい…、はい…わかりました、変わります…。社長!経理から電話です」
クジャ「はぁ〜どいつもこいつも、僕の邪魔を…。はい、何?決算書類の数字が合わない?
そんなわけないだろ…よく見ろよ……あぁ、研究所への5億か……」
ケット「(研究所…?)」
クジャ「あれは、表には出せないんだよ…他で、帳尻合わせといて……は?どうやるかって?
それぐらい、自分で考えろよ……ほら、1億の黒字の所があっただろ……
そうそこに0足しとけ…良いのかって?いいんだよ、こんなもの誰も見ないんだから…」
ガチャッ!!
クジャ「ふぅ〜、余計な仕事を増やさないで欲しいよ……僕はモンスターを作るのに忙しいんだから…」
ケット「(モンスターを作るやって!?)」
クジャ「フフフ…もう少しで材料がそろうな、最強のモンスターの……ん、今、この人形動かなかったかな?」
ケット「(やば!もう戻ったほうが良さそうやね…)」
クジャ「……気のせいか…さ、続きやろっと」
銀竜「ギャース!!(クジャ、そのゲーム好きだね…ドラクエモンスターズ)」
〜車〜
ケット「……という感じやったんや…」
ヴィン「………半裸父がモンスターを……作ってる……………」
ケット「…そう見たいやね…」
ヴィン「………私が半裸父を止めねば………ルクレツィアのような過ちを犯さしてはならない……」
/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\
/(●), 、(●)V(●), 、(●)ヽ
|:::: .,,ノ(、_, )ヽ :l:::::.. ,,ノ(、_, )ヽ l_ キングレオ×やまたのおろちで私ができる。
/ ̄ ̄ ̄\. -=ニ=- ' 人::... -=ニ=- ' 丿 \
/(●), 、(●)ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄, 、(●)ヽ
☆ |::::..,,ノ(、_, )ヽ、,, l '' ''''' ''''' \(、_, )ヽ、,,l
│ ヽ:::..-=ニ=- ' 丿 (●), 、(●) |=ニ=- ' 丿
│ / ̄ ̄ ̄\ ,,ノ(、_, )ヽ、,, |  ̄ ̄\
│ /(●), 、(●)ヽ:::::: ヽ`-=ニ=- ' |),、(●) \
│ |::::.. ,,ノ(、_, )ヽ l::::::::::::. ノ(、_, )ヽ、,, l
│ ヽ:::. .-=ニ=-/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ニ=-' 丿
\ \__ /(●), 、(●)V(●), 、(●)ヽ_/
\/ ̄ |::::.. ,,ノ(、_, )ヽ、,,l:::::. .ノ(、_,)ヽ、 l
/ ヽ:::..`-=ニ=- '.人:::.. -=ニ=- ' ノ
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\_/ \__/ \_/
仕方がない・・・このスレを救うとしようか
そんなただのヴィンセントの台詞改変保守にわざわざ噛み付かなくてもw
たこわさ
ティファ達のところから差し入れかw
310 :
1/5:2006/07/19(水) 16:51:19 ID:tjXx2T7b0
〜マクジャナルド社長室〜
クジャ「あ、間違えて変なの(
>>304)作っちゃった……消してやりなおそっと…」
ケット「(やっぱり、モンスターを作ってるんやろか…)」
クジャ「フッフッフッ…もうすぐ完成だ…最強の破壊神が!」
ケット「(なんやって!はよ、ヴィンセントはんに知らさな…)」
〜車(夜)〜
ケット「大変やで!ヴィンセントはん!!」
ヴィン「…どうした…ケット・シー?」
ケット「クジャはんが……もうすぐ、モンスターを完成させるみたいなんや…」
ヴィン「………………今度こそ、止めねば……」
ケット「とりあえず、ニュー神羅ビルまで、行きましょか」
ヴィン「……頼む………」
311 :
2/5:2006/07/19(水) 16:52:02 ID:tjXx2T7b0
〜ニュー神羅ビル前〜
ヴィン「…私は、ここから徒歩で向かう……ビビビ達を頼むぞ…」
ビビ「…う〜ん、おはよう…あれ、ヴィンセントさんどこか行くの?こんな朝早くから…」
ヴィン「……ちょっと、ケット・シーから仕事を頼まれてな……少しの間、ここで遊んでいてくれるか…」
ビビ「うん、わかった。いってらっしゃい」
ケット「…そ、それじゃあ、ビビはんとナナはんは僕の本体の所に行きましょか…久しぶりに
ビビはんのサンドイッチ食べさせてもらえまっか」
ビビ「うん、じゃあちょっと作ってくる」
ヴィン「…そうだ、私も新メニュー(
>>299)を考えたんだ…これも食べてみてくれ…」
ビビ「(やっぱり、あれ、そうなんだ…)………………………………………う、うん」
ケット「(医務室に連絡しといたろ…)ほな、がんばってなヴィンセントはん」
ヴィン「…あぁ……行ってくる……」
312 :
3/5:2006/07/19(水) 16:52:36 ID:tjXx2T7b0
〜マクジャナルド本社入り口〜
ヴィン「…何やら、慌しいな……何かあったのか…?」
ケット(無線)「今日、ここにミッドガル地検に手入れが入るんやわ」
ヴィン「…何故、そんなこと知ってるんだ……ケット・シー…?」
ケット(無線)「そら、密告したの僕やから。こないだ不正経理の情報を得たんや…
そんなわけで、侵入するのも楽やと思いまっせ!」
ヴィン「…そうか……」
ケット「渡したレーダーに僕の人形の位置が出るんで、そこに行ってくんなはれ。クジャはんもそこに居る筈や」
ヴィン「…半裸父……貴様に過ちを犯させはしない……」
〜社長室〜
クジャ「……よ〜し、もうすぐダークドレアムの完成だ……」
秘書「あなた、何ですか…いきなり入ってきて…」
クジャ「……何だか、外がうるさいな〜静にして欲しいよ…」
バンッ!!←ドアを開けた音
ヴィン「……半裸父!!」
313 :
4/5:2006/07/19(水) 16:53:43 ID:tjXx2T7b0
クジャ「ヴィンセントじゃないか!(やっと会えたよ)」
ヴィン「…半裸父…今、貴様は何をしているんだ……答えろ…」
クジャ「(今?今はゲームで…)僕は最強の破壊神であるダークドレアムを作っているのさ、すごいだろ」
ヴィン「…同じ過ちを繰り返すきか?ビビビに聞いたぞ…(クレイラのこと…)」
クジャ「(何でビビは僕が変なのを作った事を知ってるんだ?)僕は二度と同じミスはしない!!」
ヴィン「……貴様、宝条のデータを使っているらしいな……」
クジャ「(話が変わるな〜)それがどうかしたのかい(僕やビビには必要なんだよ…)」
ヴィン「……半裸父…お前を止めてみせる……」
クジャ「はぁ?な、何で…何を言ってるのさ…ヴィンセント…」
ヴィン「……止めると言っているんだ……バンッバンッ!!」
クジャ「ちょっ!!いきなり、撃たないでよ!!僕が何をしたって言うのさ…」
ヴィン「……問答無用…………」
クジャ「…あ〜もう、僕の邪魔をしないでくれるかな…もういいや、この会社も飽きちゃったし…
粉飾決算だなんだで…みんなうるさいんだよ…僕が何か悪いことをしたって言うの…?」
ヴィン「……いや………しているだろ……」
クジャ「(無視)僕の目的は…研究所で続けられるし……会社はどうでもいいや!行こう銀竜!!」
ヴィン「………待て!!半裸父!!」
クジャ「……じゃ、またね、ヴィンセント」
314 :
5/5:2006/07/19(水) 16:54:19 ID:tjXx2T7b0
ケット「…逃げられた見たいでんな〜」
ヴィン「……ケット・シー…なぜ、今まで動かなかったんだ……」
ケット「…ちょっと、こっちで、いろいろあったんや……」
ヴィン「…とりあえず、戻るか……、ビビビやナナは元気にしてるか…?」
ケット「…それなんやけど……………」
ヴィン「…どうかしたのか……?」
ケット「…ヴィンセントはんの新メニューを食べて…………今は医務室におりますわ!」
ヴィン「………………………旅に出よう……それがいい……」
ケット「ちょっと!ヴィンセントはん、戻ってきてくんなはれ」
ヴィン「………………………………」
ケット「…あ、そうや!もうマクジャナルドは無くなりまっせ。今回の騒ぎで、この会社はWROが買収したんや。
僕は、またWROの局長にならなあかんみたいやけど……ま、これも人望があるからやな…」
ヴィン「………………………………」
ケット「元気だしてくんなはれ、ヴィンセントはん!!ビビはん達も怒ってないと思いまっせ…多分…。
マクジャナルドが無くなって忙しくなるんやから……ヴィンセントはんにも、がんばってもらいまっせ」
ヴィン「……………そうだな…では、戻るとするか……」
ケット「(本当はビビはん達、かなり怒っとるんやけど……ま、言わんとこ…)」
〜一方、半裸父は〜
クジャ「さっきのヴィンセントは何だったんだろ、いったい…。まあ、いいや…これでダークドレアムの完成だ。
わたぼうとデスタムーアを配合して…………できた!ローズバトラーの完成だ………………って、何で…?」
銀竜「ぎゃーす!!(じゅ、順番が………)」
クジャ「………なんだよ、この糞ゲー。もう二度とやんないよ!!」
銀竜「(前も同じこと言ってなかった?)」 おわり
315 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/19(水) 20:03:19 ID:9raoP9EN0
何故ソコまでややこしくなるwwwwwwGJ!
なんか半裸父が俺に見えるwww
俺もよく配合間違えたwww
クジャが好きになったw
なんでデスタムーアまで用意できるのにそこで順番を間違うんだww
いや…つっこんじゃいけないのかな……
319 :
1/4:2006/07/20(木) 05:01:18 ID:r5S2y6j60
ヴィン「…………………………………」
ビビ「元気出してよ、ヴィンセントさん。もう怒ってないから」
ナナ「そうだよおじちゃん。おいしかったよサボテンダージリンティー………舐めると舌がチクチクするけど……」
ヴィン「…………………………………」
ケット「着きましたで〜駅のようでんな」
ビビ「ここは、山頂の駅だね。アレクサンドリア領やリンドブルム領の街に向かう鉄馬車がでてるんだ」
ケット「ほらヴィンセントはん!店の準備せーへんと。ここは結構、売れそうやで」
ヴィン「……そうだな…よし始めるか……」
ビビ「(元気でてきたかな…)ほら、鉄馬車が来たよ」
ヴィン「……中々、重厚な感じがして良いな……」
ケット「ちょっと内部を見してもらえへんやろか…」
ビビ「これに乗ったらトレノに行っちゃうよ、ケットさん。あ、出発するみたい…」
車掌「アレクサンドリア領方面…出発します。ピィ〜〜〜〜ッ!!」
320 :
2/4:2006/07/20(木) 05:01:56 ID:r5S2y6j60
ナナ「あ、動いた!ばいば〜い、ビビ」
ビビ「ナ、ナナ!!何で乗ってるの?!」
ヴィン「…ま、まずいな…もう動き出してしまったぞ……」
ケット「ど、どないしよ!!」
ビビ「ナナ、アレクサンドリアに行っちゃうよ!!」
ヴィン「…仕方ない…ケット・シー!!」
ケット「なんや、ヴィンセントはん!」
ヴィン「…………飛べ!」
ヴィンセントはケット・シーを掴んで、鉄馬車に向かって放り投げた!!
ケット「そ、そんな〜ひどいでっせぇ〜〜〜〜〜〜っ」
しかし、外れた。
ヴィン「…行ってしまったな……」
ケット「ハァハァ…ひどいでっせヴィンセントはん!!いきなり投げるやなんて」
ヴィン「…すまん…。それでナナは!!ナナはどうなるんだビビビ…?」
ケット「(適当やな…まぁいいんやけど…)そうやなどうしましょか?」
ビビ「そのまま、乗っていれば…ここに戻って来ると思うけど…降りちゃうと……」
ヴィン「………では、私が次の便でナナを追うから…ビビビ達は、ここに居てくれ……」
ケット「そうやな、全員で行くと入れ違いになるやもしれへんし」
ビビ「わかった、ナナをよろしくねヴィンセントさん」
ヴィン「…うむ…では行ってくる…」
321 :
3/4:2006/07/20(木) 05:02:52 ID:r5S2y6j60
〜鉄馬車(ナナ)〜
おばあちゃん「あら、かわいいワンちゃんだね〜、みかん食べる?」
ナナ「うん、ありがとう……モグモグ…」
おばあちゃん「おいしいかい?」
ナナ「うん、すごくおいしい!」
おばあちゃん「じゃあ、これもあげましょうかね…はい、どうぞ」
ナナ「わ〜い、ありがとう」
〜鉄馬車(ヴィンセント)〜
乗客「…ヒソヒソ…あの背の高い人…危なそうじゃない……目が血走ってるわよ…」
ヴィン「……………………(視線を感じる)」
乗客「………さっきから外ばかり見てるし……もしかして自殺しに行くのかも……ヒソヒソ…」
ヴィン「……………………………(何か言われているのか…?)」
子供「わ〜〜〜ん、わ〜〜〜〜ん!!(おなか空いたよ〜)」
乗客「…子供が泣いてるわ……あの男が睨み付けたからよ……ヒソヒソ……」
ヴィン「……………………………………(何故、私が振り向いたら泣き出したんだ?)」
子供の母親「ほら、泣かないの…あ、向こうから鉄馬車が来たわよ」
子供「…シクシク……。あ、本当だ、子犬が手を振ってる」
ナナ「おじちゃ〜ん、ばいば〜〜い」
ヴィン「………………………………………………………(そんな……orz)」
乗客「………ヒソヒソ……向かいの鉄馬車を見て泣きそうだわ……変な男ね……関わらない方が良いわ…」
322 :
4/4:2006/07/20(木) 05:06:42 ID:r5S2y6j60
〜山頂の駅〜
ビビ「あ、鉄馬車が来たよ。ナナ乗ってるかな?」
ナナ「ただいま〜。ビビ、楽しかったよ」
ビビ「よかった〜、迷子にならなくて…」
ナナ「途中で、おじちゃんの乗ってるのに会ったよ」
ケット「…どうやら、すれ違ったようでんな…」
ナナ「あれの中でね、みかんとか、いろいろもらったよ!」
ビビ「よかったね〜。でも次から勝手にどっか行っちゃだめだよ」
ナナ「うん、わかった」
ケット「(ホンマにわかったんやろか?)…それじゃあ、。時間もったいないんで店、開けましょか」
ビビ「そうだね、ヴィンセントさん戻ってくるまで、時間かかるし…」
ナナ「がんばろう!!」
そのころヴィンは…
〜アレクサンドリア領終点〜
乗客「…ヒソヒソ…何であの人、降りないのかしら……泣いてるわよ…」
ヴィン「…………………………………………(何故、私はここにいるんだろうか)(涙)」
ビビ達は
ネズ美かん、ダガーリック、ジタン塩、ガーネットウモロコシ
を手に入れた。
GJ!
あげとこう
324 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/21(金) 13:01:38 ID:pLkDXixj0
あげ
325 :
1/4:2006/07/22(土) 16:33:28 ID:YMmj89/R0
ケット「今日は、忙しいでんな〜、てんてこ舞いやわ」
ビビ「ヴィ、ヴィンセントさん!バルサミコ酢と豆板醤が切れちゃったよ、どうしよう」
ナナ「ぼく、買ってこようか…?」
ヴィン「……ナナには、まだ危ない…私が行って来る!!」
ナナ「ぼくだってできるのに……ボソッ…」
ビビ「それじゃあ、お願い…ヴィンセントさん。あ〜忙しいぃ〜」
ヴィン「…うむ、行って来る…」
326 :
2/4:2006/07/22(土) 16:34:40 ID:YMmj89/R0
〜過去のアレクサンドリア〜
ヴィン「…ここは前に来たことのあるな…あの時は未来だったか……」
チケットブース「本日、劇場艇で行われるレア王のチケット、まだ売ってますよ〜、いりませんか〜」
ヴィン「…演劇か…この間は見れなかったな…。ビビビに買っていったら…喜ぶだろうか……、いくらだ…」
ブース「一枚、3000gillです」
ヴィン「……高いな……一枚も買えん。……あきらめるか………」
あやしい男「あの……このチケット買って貰えませんか……4枚で1000gillでいいんで…」
ヴィン「本当か、だが何故…そんなに安いのだ…?」
あやしい男「ちょ、ちょっと用事ができて、行けなくなってしまったのです」
ヴィン「そうか!ならば…買おう。4枚くれ!」
あやしい男「ありがとうございます(馬鹿がニセモノのチケット買って喜んでるよ。さ、逃げるか)」
ヴィン「これでビビビも喜んでくれるだろう……早く買い物して帰ろう……」
327 :
3/4:2006/07/22(土) 16:35:33 ID:YMmj89/R0
ヴィン「……あとはここで…バルサミコ酢と豆板醤を買うだけ………」
ドーン!!コテッ
ヴィン「……すまない、ぶつかってしまったな…大丈夫k…………、ビビビ!どうしたんだ迎えに来てくれたのか…」
ビビ「……………………………………」
ヴィン「そうだ、さっき演劇のチケットを買ったんだ!ほらビビビの分」
ヴィンセントはビビにチケットを渡した
ヴィン「…ん?値段…別にいいんだが…一枚250gillだったが……」
ビビ「……アリガト……ペコッ…」
ヴィン「…行ってしまった……様子が少し変だったな……、まあいい戻るか…」
328 :
4/4:2006/07/22(土) 16:36:19 ID:YMmj89/R0
ナナ「あ、おじちゃん。おかえり〜」
ヴィン「…ただいま、ナナ…。ビビビ…早く終わらして…演劇へ行こう…」
ビビ「…演劇?何のこと…?」
ヴィン「…さっき、このチケットを渡したではないか……店の前で……」
ビビ「知らないよ…僕、ずっとここにいたもん」
ヴィン「…………………………それでは、あれは………」
ビビ「あれ、ちょっとそのチケット見せて………………………あ、これニセモノだよ、ヴィンセントさん」
ヴィン「…ニセモノ?」
ビビ「…僕も昔、ニセモノを買わされたんだよ……チケットのここの部分が違うんだ」
ケット「ちゃんと、チケット売り場から買ったん、これ…?」
ヴィン「…ブースの前に居た…困っていた男から……」
ケット「それダフ屋やで…だめやがな、そんなところで買っちゃ……」
ヴィン「…………………………………」
ビビ「気にしないで、ヴィンセントさん。僕も昔だまされたし……。バルサミコ酢と豆板醤買えた…?」
ヴィン「!!?…………忘れた………」
ビビ「…………………………………き、気にしないで……あまり、使わないし……」
ナナ「おじちゃん、まぬけだね〜」
ヴィン「…………………………………………………………………………………………」
保守。
330 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/23(日) 20:24:48 ID:j6iKsYr20
ageていいかな?
初心者ですが、ネタ投下してもおk?
おkおk
〜グッドホープ岬(過去)〜
ケット「到着や〜!」
ヴィン「む…ここは…?」
ケット「前に一度来た場所でんな」
ビビ「海に…灯台?あっ、洗濯物があるから人が住んでそうだよ」
ナナ「海?初めて見た!ぼく行ってくる!」
ビビ「あ、ナナ!どうしよう…また行っちゃたっよ」
ヴィ「…海か…ナナ一人では危ないな。ビビビ、一緒に遊んできたらどうだ?」
ビビ「ヴィンセントさん…ありがとう!行ってくるね」
サクサク…
ナナ「海だー♪」
ビビ「ナナ、そこで待ってて!ぼく、お家見てくる」
ナナ「ぼく待ってる!」
コンコン…
アーヴァイン「まませんせ〜!ボウシのお客さん〜」
ママセンセイ「…あら迷子かしら?ぼく、ひとりかな?」
ブンブンッ
ビビ「あ、あの、ぼく、ビビと言います!サンドイッチ作ってて!売ってて!旅してて!え〜っと…」
キスティス「まませんせい!お外にサンドイッチ屋さんがいるよ!」
ゼル「パンか!?」
アーヴァイン「ぼく食べたい〜!」
セルフィ「あたしも〜」
ママセンセイ「ビビくんは、サンドイッチ屋さんなのね。わざわざ家まで来てくれて、ご苦労さま(⌒‐⌒)じゃあ、お昼ご飯に頂くわね
みんな〜!今日はお外でお昼ご飯にしましょう」
キ&セ&ア&ゼ「わ〜い」
サイファー「へっ、はらのたしにならねぇよ」
エルオーネ「スコール?一緒に食べようか」
スコール「…………コクン…」
ママセンセイ「ビビくんの…お兄さん?ごめんなさいね、騒がしくて。サンドイッチ全部頂いてもいいかしら?」
ヴィン「構わん…な…いです!(お兄さんに見えるのか…?)それより…つかぬ事を聞くがこの子供たちは…?」
ママセンセイ「ふふっ、みんな私の子よ(*^‐^*)」
ヴィン「あ、それは…失礼した。楽しそうで何よりだ。(子沢山か…全部買ってもらったお礼に格安にするとしよう)」
ママセンセイ「まぁ、安いのね?助かるわ(⌒о⌒)」
ケット(…(;ω;)…)
2週目以降、戦うのがものっそい辛くなるんだよな!(´;ω;`)
ザザー
セルフィ「わんこふわふわ〜」アーヴァイン「いいなぁ〜」
ナナ「ぼくは、わんこじゃない!」
セ&ア「わんこがしゃべった〜?!」
ナナ「(・ω・;)¬ヽ」
ザザァーン
ゼル「あー?!俺のツナポテトがない!」
サイファー「モグモグ…」
ビビ「それ、ぼくが考えたんだ!…美味しい?」
サイファ「まぁまぁだな」
キスティス「美味しい!」
ビビ「良かったぁ≡З」
ゼル「ツナポテト…!!メシも食いおわったし、ビビ、サイファー!かけっこ勝負だ!」
ビビ「かけっこなら負けないよ!」
ゼル「おれだって!」
サイファー「ふんっ!おれが一番早い!」
キスティス「いちについてー!よ〜い、、、ドン!」
ザー
エルオーネ「おいしいね」
スコール「…………ウン」
〜そして夕方〜
ママセンセイ「ビビくんとお兄さん、今日はご馳走さまでした」
ヴィン「いや…こちらこそ」
ママセンセイ「これ、よくして頂いたお礼におすそわけです」
ヴィン「いや、貰うわけには…」
ママセンセイ「うちで作っているものですし、何よりサンドイッチを安くして頂いたお礼です」
ヴィン「?!…そうか…気付いていたのか…」
ママセンセイ「メニューと違う値段をおっしゃったから、気を使わせてしまったみたいで…貰って頂けますか?」
ヴィン「!!?…こっちが気を使わせてしまったみたいだな。ありがたく頂くとしよう」
ママセンセイ「そう言って頂けると嬉しいわ(⌒‐⌒)また来て下さいね」
ヴィン「ああ、また…」
ア&セ「ナナわんバイバイ〜」
ナナ「ヽ(・ω・)¬′」
ビビ「みんな〜またね〜!今日は楽しかったよ!」
ゼル「今度は負けないからな〜!」
サイファー「覚えてろ〜!」
ケット「…なんだか楽しそうやな…ええなぁ…」
ヴィンセントたちは
ラフランスコール・リノアプリコット・ゼルビーグレープフルーツ・キスティストロベリー・キロスイカ・ウォードリアン・シークワーサイファー
セルフィーユ(ハーブ)・ココアーヴァインパウダー・チョコレイント・モッツァレラグナチーズ・エルオーネーブルオレンジ・マーマセンセイレードを手に入れた!
とりあえず、こんな感じで…ヘタクソですが(・・;)色々ご指摘して下さい。
…335さんの気持ち分かります…(;▽;)
GJ!
GJ!! サイファー…食べたいなら食べたいって、言えば良いのに…
ただ、書くときは、メモ帳とかに全部書いて、それからコピペした方が良いと思う。
あと、名前欄に1/4とか…、そうすれば間に入られにくいし。
でも、ネタはGJ!!だったので、また読ませてください。
有難うございます!
次から気を付けつつ、またネタ投下したいと思います(*^ω^*)
ウボァー! つかゼルとサイファー負けたのかよw
343 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/25(火) 00:35:53 ID:bB9ZX/mB0
age
良スレだな、おい(*´∀)σ)Д`*)
〜半裸父の部屋 in 寿命延長研究所〜
クジャ「もう、ゲームするの飽きちゃった〜。まだ、見つからないの?…寿命を延ばす方法?」
秘書「一応…研究は進んでいるようですが……、科学者達に聞いてみたらいいかがですか…?」
クジャ「そうだな…、行って見るか…」
〜集会場〜
クジャ「君達、研究は進んでるのかい?ちょっと説明してもらえる?………じゃあ、君から…」
科学者A「私は、検体から得た細胞を基にクローンを造り…そこに、記憶を移す研究をしております」
クジャ「よさそうじゃない!でどうなの?すぐにできそう?」
科学者A「……それが、クローンの細胞の劣化が激しく……、オリジナルよりも、寿命がかなり短く………」
クジャ「だめじゃないか、それじゃあ〜。どうにかしてよね………はい、次!」
科学者B「…私は、宝条博士の残したデータを探っております。これによると、一度、死亡しかけた者に、
K因子なる物を使った所…老化が止まったとのデータが有ります」
クジャ「そいつは、今、どこにいるんだ?」
科学者B「それが、イニシャルがV・Vとしか……。他には数百年以上生きるという生物のデータも有りましたが…
絶滅危惧種らしく…そちらもサンプルコード:赤13としかわかりません」
クジャ「V・Vに赤13か……これだけでは探すのは大変そうだな……。次、君ね!(顔、濃いな〜こいつ…)」
司会者M「え〜僕はね〜、これをオススメしときますよ…奥さん!」
クジャ「……(誰が奥さんだ…!!)」
司会者M「この大豆イソフラボン!これに含まれるテアニンが体に良いですよ〜。他にもね…唐辛子に含まれるカプサイシンが
新陳代謝を活性化して、老化を抑えるんです……」
クジャ「……君、くび!帰っていいよ…」
司会者M「………………ファイナルアンサー?」
クジャ「………………ファイナルアンサー!!!(うざい!)」
司会者M「………………………………………………………………………………………………………………」
クジャ「(な、何か、言うのか…こいつ…)」
司会者M「………………………………………………………………………………………………………………………………残念!!」
クジャ「さっさとTV局に帰れ!!」
ロワスレよりこっちのがクジャらしいw
348 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/26(水) 16:36:03 ID:ezDHgPmC0
age
V・Vと赤13てww
めっちゃ希少やんww
351 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/27(木) 18:34:26 ID:WrTHwauD0
クジャの研究所にはTVショッピングもあったのか・・・・w
ほ
っ
と
355 :
1/2:2006/07/28(金) 16:57:52 ID:Xw6uOItA0
〜夜〜
ビビ「ヴィンセントさん、ナナが眠れないんだって。絵本読んでほしいみたい…」
ヴィン「……わかった、今、行こう。………本はどこだったかな…?」
ビビ「あ、六畳間に置いたままだ…どうしよう」
ナナ「おじちゃ〜ん、まだ〜」
ケット「本なら、そこに少しありまっせ…」
ヴィン「…これかな……」
神羅出版:ドン・コルネオのファッションチェック、イリーナ1st写真集、グリとモア、月刊神羅8月号、
怪獣大百科(リミットヴィンセント)、リーブ局長のメカと手芸、etc…
ヴィン「……………もう少し、子供向けな本はないのか……ケット・シー…?」
ケット「ん〜これなんて、良いと思いまっせ!」つ『ジェノバら生まれた、セフィ太郎』
ヴィン「………しかたがないか……………ナナ、待たせたな……さぁ、読むぞ…」
ビビとナナ「どきどき、わくわく、wktk」
ヴィン「…むか〜し、むかしある所に…宝ジーサンとルクバーサンが住んで居ました…。
ルクバーサンは北の祠にカオスしに…、宝ジーサンは川に実験に行きました……」
ビビとナナ「それで、それで」
ヴィン「宝ジーサンが実験をしていると……、向こうから、おおきな、おお〜きなジェノバが流れて来ました……。
…………………省略………………
宝ジーサン「セフィ太郎、ついに旅に出るのか…これを持って行くが良い…ジェノバ細胞だ…」
セフィ太郎は腰にジェノバ細胞を付けた…
セフィ太郎「フンッ…行って来る……」
こうして、セフィ太郎は旅に出たのでした……」
356 :
2/2:2006/07/28(金) 16:58:28 ID:Xw6uOItA0
ヴィン「旅に出たセフィ太郎は…途中で、ロッズと言う者に会いました…
ロッズ「セフィ太郎さん、セフィ太郎さん、お腰につけた、その母さん(ジェノバ細胞)、1つ私にくださいな」
セフィ太郎「あ〜げましょう、あげましょう、これからリユニオンするのなら、1つあなたに、くれてやる!!クックック…」
セフィ太郎は、ロッズにジェノb………………ん、二人とも寝てしまったか……。ケット・シー…毛布を取ってくれ…」
ヴィンセントはビビとナナに毛布を掛けた。
ケット「かわいい、寝顔でんな〜」
ヴィン「………なぁ、リーブ…。子供を持つというのは、このような感じなのだろうか…」
ケット「………そうかもしれませんね、私にもよくわかりません………」
ヴィン「……ただ、この二人も、お前も……皆、私より、早く死んでしまうのだな……。私は親でなく…よかった…」
ケット「(全然、良さそうな顔してまへんで…)ヴィンセント…変わりましたね……」
ヴィン「…む、そうか?………まあいい……明日も早い…もう寝よう……」
ケット「そうやね。ほな、また明日、がんばりましょか」
ビビ「…ムニャ…ヴィンセントさ〜ん…グゥースピ〜…」
ナナ「ムニャムニャ…もう食べれないよ〜、おじちゃ〜ん…………ムニャ」
ヴィン「…………お休み…ビビ、ナナ……………………………………ギィ〜バタン!!」
やべぇめっちゃ続き読みてぇwww
358 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/29(土) 00:40:28 ID:kcmQ35Oy0
同じく読みたぃ!w
きっと金髪の鬼がボコボコにされるんだよ
360 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/29(土) 02:26:41 ID:kcmQ35Oy0
それって・・・・・・クラ○ドじゃ・・・・・・
「鬼って…許されるのか?」
鬼は…許されたい
鬼もついてないな…
うん 鬼は… 1人じゃない
ちょwwwwww
なにこの流れwwwwwwww
個人的にはすごくマッチしたと思うんだけど、駄目だったかな?
367 :
355:2006/07/30(日) 01:30:47 ID:wl1yC6lB0
368 :
360:2006/07/30(日) 12:49:46 ID:j4i9SK+q0
自分で言うのもなんだけど、元に戻そうかw
ネタばらしてスマソ
369 :
359:2006/07/30(日) 12:54:06 ID:7p6QiLM70
あ…スマンセン
ごめんなさいごめんなさい 一日ROMります
保守
372 :
1/2:2006/07/31(月) 23:41:59 ID:tWmhgWGI0
ヴィン「…ビビビ、ナナ…新メニューを考えてみたんだ……。食べてみてくれるか…?」
ケット「また、何かやばい物、入れてるのと違いまっか?」
ヴィン「……今度こそは、大丈夫なはずだ……」
ビビとナナ「……い、いただきます…………………………………………………うっ!」
ケット「やばいんなら、吐いたほうが良いでっせ!!死にまっせ!!」
ヴィン「……(言い過ぎではないか…?)」
ナナ「…お、おいしい!!おじちゃん、おいしいよこれ!!」
ヴィン「ほ、本当か!!」
ビビ「うん、すごくおいしいよ、ヴィンセントさん!!」
ケット「ホンマでっか〜?そんなら、僕も食べて見たいでっせ」
ヴィン「フンッ!貴様にはやらん!」
ケット「そんな殺生な〜ひどいでっせ!」
ナナ「こんなにおいしいの作れるなんて、おじちゃんすごいね!」
ヴィン「…そ、そうか…?」
ビビ「すごいよ、ヴィンセントさん!!どうやって作ったの?」
ヴィン「……フッフッフッ……それはな………」
373 :
2/2:2006/07/31(月) 23:43:32 ID:tWmhgWGI0
という夢を見てニヤニヤ笑いながら眠るヴィンセントをビビは見つけた。
ビビ「あれ、ヴィンセントさん…座ったまま寝てる…。…これは新メニューのレシピ?
…考えながら、寝ちゃったのかな………。何か幸せそうな顔してるけど、
どんな夢見てるんだろ?………棺桶に入れてあげないと、風邪引いちゃうかも…」
……ヨイショ、ヨイショ…ズルズル………
ビビ「ふぅ〜着いた、あとは…」
ビビは棺桶の蓋を開けた。
ビビ「よいしょっと!」
……ドスンッ!!………ギィ〜バタンッ…
ビビ「よし、これで大丈夫!………新メニューは、どんなだろ……見ても良いかな…?」
……………………………………………
ビビ「…ファイア…ボッ!…………寝ようっと……」
374 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/01(火) 16:32:26 ID:a64aqQiT0
な、なんなんだぁ!wそのメニューはすぐやばいと思えるものなのか!?w
ビビがなんの躊躇いもなく燃やしたwww
376 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/02(水) 13:45:49 ID:t4+adOCH0
これ、また前みたいにコピーしてあるか頭に記憶してあったら意味無いよね。
と、一言
ビビ「しまった!覚えてたら意味がない。どうしよう・・・」オロオロ
ビビ「そうだ!いいことを思いついたぞ!」
がさがさ
数時間後
バーン!
瓶「おはようビb――――――――!!」ガーン←上からたらいが落ちてきて当たった音
瓶「ふにゃぁ・・・・・・・」←気絶
ビビ「ごめんねビンセントさん。でもこれで忘れてね・・・・」
ビン「ハッ!今の衝撃でさらにいいメニューが思いついたぞ!
というわけでビビビ。早速…
ビビ「う、うわあああ!
さらにバカになった!
ビン「バカとはなにを言う。
朝食に何個か作ってみたから遠慮なく食べてくれ。
イヤアアアマズイ!マズイヨビンセントサン!ゴホッゴホッ…
○月×日
今日は苦労してつくった罠もむなしくビンセントさんをさらに
アホな子にしてしまいました。
まだ熱は引いてません。38,5℃をキープしています。
ボクは最近は罠作りに夢中です。
いかに上手く記憶を消せるかどうかがポイントです。
次はスリプル草の粉を入れた黒板消しにしてみようかなぁ… ビビ
楽しそうw
380 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/03(木) 00:55:40 ID:6kZoAMDd0
ていうか、元からアホだと思ってたのかビビwていうか熱高いw
ほす
382 :
1/4:2006/08/04(金) 17:04:13 ID:0M/tMmKS0
ビビ「海だ〜。ねぇ、ヴィンセントさん、海だよ!」
ナナ「人が、たくさんいるね!」
ヴィン「…うむ…、いっぱい売れそうだ……」
ケット「せっかく海に来たんやから、あそびまへん?」
ヴィン「……し、しかし……。…ビビビとナナは遊びたいか…?」
ナナ「うん!!」
ビビ「…………………うん…少し……」
ヴィン「…しかたがないな。……早めに、店を閉め、遊ぶとするか……」
ナナ「やったー!!」
ヴィン「…では、急いで店を開けよう…店仕舞いまでは、まじめに働くんだぞ、ナナ…」
ナナ「は〜い」
ビビ「僕も、がんばるよ!」
ヴィン「…よし、それでは始めよう…」
383 :
2/4:2006/08/04(金) 17:05:05 ID:0M/tMmKS0
数時間後
ヴィン「客も、とぎれたし…そろそろ終わりにしようか…」
ビビ「うん。……あ、またお客さんだ。いらっしゃいませ〜」
チンピラA「おい!お前ら誰に断って、ここに店だしてんだ〜、あっ?」
ヴィン「…誰かの許可が要るのか…?すまん知らなかったな…許してくれ…」
チンピラアニキ「知らなかったなら、しょうがないな…。今日の売り上げの半分を出してもらえるか、ルールなんでね」
ビビ「半分!!多すぎるよ!」
チンピラA「あっ?文句あるのか?ここは、うちの組が仕切ってんだよ。勝手に店、開いたのは、お前らやんけ?」
ヴィン「…すまん…今日、一日だけなので、見逃してもらえないだろうか…?」
チンピラアニキ「駄目だ!払わないと言うなら…、少し手荒な真似をさせて貰うか……、オイッ、やれ!」
チンピラ「ヘイッ、アニキ!…はぁ〜まずそうなサンドイッチだな…こんな物、食えね〜よ!!」ポイッ!
ナナ「せっかく、みんなが作ったのに……何で…やめてよ…(涙)…」
ヴィン「き、貴様ら………」
チンピラ「この看板も…、キタネ〜し、邪魔なんだよ!!」バキッ!!
ビビ「やめてよ!そんなことしないで!!」
チンピラ「うるせ〜な、ガキは引っ込んでろ!!オラッどけ!!」ガスッ!!
ビビ「イタイッ!!」
ケット「ビビはん!!大丈夫でっか?」
ヴィン「貴様ら………殺す……ブチッ!!」
384 :
3/4:2006/08/04(金) 17:05:59 ID:0M/tMmKS0
リ・ミ・ッ・ト・ブ・レ・イ・ク!!
ナナ「ビビに、なにするんだ〜、スレッドファング!!」ド〜ン!!
チンピラ「痛ッ……くそ…おぼえてろよ…」
チンピラアニキ「…帰るぞ…、今日は日が悪い…」
ケット「もう、来なくて、良いでっせ!!」
ビビ「ナナ、ありがとう」
ナナ「ぼく、ゆうかんだった?」
ビビ「勇敢だったよ。あ、尻尾に火が点いてるよ、ナナ!!」
ナナ「え、ほんとう?…フリフリ…。あ、ほんとうだ!!」
ビビ「よかったね〜ナナ!」
ナナ「うん!!…あれ…おじちゃん何で変身してるの?」
ガリアンヴィン「ガルルルル〜〜ッ……………ガ?」
ケット「もう良いでっせ、ヴィンセントはん…」
ヴィン「………………そ、そうか…、よかったな…ナナ…」
ナナ「うん!」
ヴィン「…では、片付けて…遊ぼうか……」
ビビ「…………ヴィンセントさんも、ありがとう……」
ヴィン「………私は何もしてないぞ………ほ、ほら早く片付けよう…遊ぶ時間がなくなるぞ……」
ビビ「うん!!」
385 :
4/4:2006/08/04(金) 17:07:21 ID:0M/tMmKS0
ケット「ほな、片付けも済んだし、遊びましょか」つ水着
ヴィン「わ、私はここで待っているから……ビビビとナナは泳いできたらどうだ…?」
ビビ「……でも僕……」
ヴィン「…どうかしたのか?」
ビビ「海に入ったら……帽子が取れちゃう……」
ナナ「ぼくは………しっぽの火が……」
ケット「僕は人形やから…水が入ると…やばいねん…」
ヴィン「…私も…マントが濡れてしまうし…左手の義手が錆びてしまう………」
……………………………………………………………………
ビビ「そ、そうだ…ナナ、砂で、お城を作ろう!!」
ナナ「うん、楽しそう!」
ケット「シャベルとバケツありまっせ」
ビビ「ケットさん、ありがとう」
ケット「あと、ビーチボールもありまっせ」
ヴィン「…うむ、おもしろそうだ…皆で、やろう……」
ビビ「よし、ナナ!がんばって大きい、お城作ろう!」
ナナ「うん!!」
good job
略して?
388 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/04(金) 20:41:53 ID:8XvFtFVj0
age
GJ!
結局みんな泳げないのね。
ヴィンも空振りしてるしw
390 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/05(土) 16:10:34 ID:sCYUQHSK0
左手ガントレットじゃないんだっけ?はずせないようにできてるのかわかんないけど
マントははずせるだろww
ヴィンセントのマントはカオスの羽だから取れないんだよw
392 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/05(土) 20:11:21 ID:sCYUQHSK0
なるほどww
ビビ「ヴィンセントさん、あれだよ、あのセリフ!」
ケット「スレを保って、守るんやで、わかるやろ!」
ヴィン「……ああ、では言うぞ…保sy……」
ナナ「ほっしゅっ!!」
ケット「ほな次の場所へ移動しましょか!」
ビビ「次はどこに着くんだろうねぇ」
ヴィン「さぁ…それは機械任せと言ったところか…」
ケット「着きましたでー!…ここは…」
ヴィン「チョコボファームか…」
ナナ「?それってなぁに?どこ?」
ヴィン「チョコボを飼育している農場だ…客が居るとも思えんがな…」
ファームのオヤジ(以下オヤジ)「!これはこれは…いらっしゃいませ!今日はどのような用件で?
チョコボのレンタルですか?それともご休憩ですか?」
ヴィン「いや、私達はサンドイッチを売り歩いている者なのだが…」
オヤジ「それはそれは!ようこそいらっしゃいました。ちょうど昼時の献立を考えていたところです。
よろしければ三人前ほどサンドイッチを頂けませんか?」
ヴィン「それは構わないが…(…?ビビビとナナはチョコボと遊んでいるな…
幸い作り置きがあるから、このオヤジにはそれを売っておくか…)」
ビビ(売り物のサンドイッチ片手に)「うわぁー…チョコボってやっぱりかわいいなぁ…」
ナナ「僕初めて見たよー」
チョコボ「クェエ」
ビビ「あ!僕のサンドイッチが…」
ナナ「食べられちゃった…」チョコボ「クックッ…クーーーー!!!」
ポン!
ビビ「あ…このチョコボ、卵を産んだよ」
ナナ「きっとこれがお代なんだよ!ビビ、貰っておこう」
チョコボ「クェー!(嬉しそうに)」
ビビ「そうなのかな…じゃあ貰っておこうか!サンドイッチの材料になりそうだし。チョコボ君ありがとう!」
【チョコボの卵】を入手した!
…食材増やしてスマソ。
1個なら、ぎりぎりだとおもうから謝る必要はないかと…
むしろ投下乙
いままで手に入れた食材&調味料:
ケット・シーチキン、げんこつイモ、バクダンカボチャ、ギザールの野菜のピクルス、バレットウガラシ、
カイ塩、ケフカスピ海ヨーグルト、
ガストラーメン、 マッシュールストレミング、ティー大根、
ユウナスビ、ワッカイワレダイコン、キマリンゴ、シーモアスパラガス、リュックルミ、
ネズ美かん、ダガーリック、ジタン塩、ガーネットウモロコシ、チョコボの卵、
ラフランスコール、リノアプリコット、ゼルビーグレープフルーツ、キスティストロベリー、キロスイカ、
ウォードリアン、シークワーサイファー、セルフィーユ(ハーブ)、ココアーヴァインパウダー、
チョコレイント、モッツァレラグナチーズ、エルオーネーブルオレンジ、マーマセンセイレード
いままで手に入れた飲料:
セリ水、ガウォーター、ストラゴ水、シャドウォーター(クライドリンク)、クラウドリンク、セフィロ水、
ガダー汁、ルーファウ水、ビッグ水、ベアトリク水、マーカ水、宝条ォータ、ジェノバーボン、
ルクレツィアルコール、ターク水、ソルジャージー牛乳、神羅ビール、ビビ微炭酸、エアリ水、ザック水、
トラン水、コスタ・デ・ココナッツミルク 、嗚呼龍茶(アーロン茶
その他普通のもの(豆板醤とか
で合ってるかな?
あ、オイヨいよかん忘れてた
今までにいろんな物が出ていたんだなぁ〜w
>>398まとめ乙てかオイヨいよかん忘れたのは空気だから?w
>>399 オイヨいよかん忘れてた
って書いてからコンビニいったら突風でこけたw
401 :
399:2006/08/08(火) 19:37:42 ID:Jnr6g/tB0
>>400、こけてしまったとは…災難だなw(-人-)
正直言うと、俺も言ってくれるまで忘れていた…w
>>401 まぁ、空気だからねw
話は変わるけど今日は職人さんこなかったなぁ・・・(´・ω・)
明日こそは職人さんが来ることをいのろう(-人-)
祈りの儀式じゃぁ!ww空気をささげろお!w
明日こそ来ますように(-人-)
そういえばビビ微炭酸水ってコーラの炭酸を抜いただけなんだよなぁw
ビビビのままだし(・・)
微妙に亀気味だが…
>>398 レッドサーティーヮンアイスとブーゲンハーゲンダッツが抜けてるっぽい
406 :
1/2:2006/08/09(水) 00:52:26 ID:RSSOOJ2MO
ナナ「ねぇ、前から気になってたんだけどね…どうしてこのお店には
《いちおし》とか《おすすめ》とかがないの?
ほかのお店にはみんな書いてあるよ?」
ビビ「あ…本当だ……気付かなかった」
ヴィン「確かにメニューはあるがそういうものは用意していなかったな…
これを機会に考えてみるか」
ケット「それやったら
>>256でビビはんが考えたのはどうやろ?
ほかの店にはないオリジナリティーがええと思う」
ビビ「えっ…大丈夫かな……」
ナナ「大丈夫大丈夫!!ぼくあのサンド大好きだよ!
ほかのみんなもきっとそうだよ!」
ビビ「そ…そう?じゃあそうしようかな」
ヴィン「………」
ケット「ほな早速アピールの飾りを作り始めましょ!」
ビビ&ナナ「うん!!」
ヴィン「…………」
ケット「ヴィンセントはん?どないしたんでっか?」
ヴィン「いや…2つだけだと少なくはないか?」
ビビ「う〜ん…そうだね」
ナナ「作りながら考えようよ!」
ケット「せやな!」
ヴィン(よし!これで私のメニューが1つくらいは!!)
407 :
2/2:2006/08/09(水) 01:15:22 ID:RSSOOJ2MO
【オススメニュー】
※当店オリジナル!!
ポテサラ風味! ○ヘルシーサンド
デザート感覚! ○モンブランサンド
ケット「ほかのオススメはまた足していくとして…とりあえずこんなもんかな」
ヴィン「ほかのオススメなら私に考えがあるのだが…」
ビビ「もしかしてヴィンセントさんのメニューを追加するっていうんじゃ…」
ヴィン「その通りだ」
ナナ「それは…」
ケット「そういうと思ってちゃんと考えてあるで!
ヴィンセントはんはこっちにオススメを書いてください」
【ダメニュー】
恐い物好きのあなたにどうぞ
※命の保障は致しません…あしからず
ビビ「これならまだ大丈夫かなぁ…」
ナナ「それよりも【モンスター用】の方が良くないかな?」
ケット「なるほど!その手があるなぁ!!」
ヴィン orz (何故ここまでも私のメニューは否定されるのか…
ルクレツィア…これも私の罪なのだろうか……)
ダメメニューってw
せめてチャレンジメニューにしたらどう?
謝る必要は無いと思うよww
空気のせいにしといて、
>>406-407乙
俺はモルボル用メニューだと思うw(もっと酷いか)
411 :
保守:2006/08/10(木) 01:05:50 ID:V2Q3tNA40
そういやそうだな、スマン
415 :
1/3:2006/08/10(木) 22:27:33 ID:zlHhUYRk0
ケット「着きましたでー。ここは結構人が多いんで売れると思いますよ」
ヴィン「ここは…ジュノンか」
ビビ「あれ?でも、別に人多くないよ?むしろちょっと閑散としてるような…」
ナナ「ねえ見て見てー!空になんか真っ赤なのが浮かんでるよ?」
ケット「あら?しまったー!社長の歓迎式典にあわせたつもりやったんやけど…」
びーっ!びーっ!びーっ!…
ナナ「きゃー!うるさーい!!」
ビビ「うわー、なんか怪獣がこっちに向かってるよ!?」
ヴィン「あれは…サファイアウェポンではないか!?何と言う時に来たのだ!」
ケット「えろうすんまへん…ちょっと時間合わせ間違ったみたいですー。
一応報告ではこの時に街に被害は出てませんから安心してええと思いますけど…」
神羅兵「お前等こんな所で何をしてる!避難指示が出てるだろうがー!!」
ビビ「わわわ、ごめんなさーい!知らなかったんですー!!」
ナナ「ここでサンドイッチ売るのは無理じゃない?なんか忙しそうだし…」
ケット「もうちょっとすれば落ち着くと思いますけど…」
神羅兵「さっさと避難せんか!…ん?そこの男…見覚えがあるな…
確かこの前、社長達に連行されてきたテロリスト共の仲間に…」
ヴィン「…私はこの移動サンドイッチ屋の店主だ。ここにずっといた…だから人違いだ」
神羅兵「ふん…?まああいつらは今捕まっているし、順次処刑される予定だ。
ここにのんびりいると言う事は人違いだな。さっさと退散しろよ」
ナナ「しょ、処刑!?」
ビビ「テロリスト!?」
ケット「お二人さんとも、ここは過去の世界のジュノンです。なんも心配ありませんよ」
ドドドドドド…ドーン…
ヴィン「戦闘が始まったな…脱出作戦が始まればここにのんびりもしていられんだろう」
ケット「そやな、でも即移動するにはちょっとエネルギーがたりませんよ。」
ナナ「ねえ、おじちゃん。…あの空に浮いてるのがメテオ?とうちゃんはアレと戦ったの?」
ビビ「あれがメテオ?すっごく大きいんだけど…(汗」
ヴィン「ウム…あれと戦ったというのは厳密には違うが…そのようなものだな」
ナナ「へー…………とうちゃん………………」
ケット「移動には少し時間掛かりますし、10分だけ自由時間にしますか」
416 :
2/3:2006/08/10(木) 22:29:09 ID:zlHhUYRk0
ビビ「ナナ、お父さんのこと許してあげるのかな?」
ヴィン「ナナキは立派な戦士だ。ナナを心配しているところをユフィに騙されたのだし
元々誤解なのだから許すも許さないもなかろう…」
ビビ「ずっと伸び伸びになってたけど、帰ったらちゃんとナナに伝えてあげようね」
ヴィン「…私はあまり言葉は達者ではない…お前の方がナナと年も近い。ビビ、任せたぞ」
ビビ「うん、良いけど…ビンセントさん、どこに行くの?」
ヴィン「私に出来ることは……少し買い物をしてくる…すぐ、戻る」
ケット「ナナはん、お父ちゃんは勇敢だったんでっせ。この星を守るために…」
ナナ「…うん、知ってるよ。とうちゃんは誰より立派な戦士だって、一番知ってる。
ただペット扱いされても黙ってるとうちゃんに、ちょっとびっくりしちゃっただけなんだ」
ケット「ナナはん…おや、ビビはん戻りはったんですか?」
ビビ「うん。街も慌ただしいしね。ねえ、ナナ…」
ナナ「ビビ、ビビは強いんだよね?おじちゃんも、とうちゃんと一緒に戦った仲間なんだよね
ぼくもいつかとうちゃんみたいな強くて立派な戦士になれるかな?」
ビビ「…うん、ナナはこの間僕を守ってくれたよね。きっとすぐに立派な戦士になれるよ」
ケット「もうそろそろ、お父ちゃん達を乗せた飛空挺が飛びますよ」
ナナ「とうちゃん達、あの悪い星をやっつけに行くんだね」
ズダダダダダダダダダ…ダトン!
ケット「うわ!屋根の上に何か落ちてきましたで!?」
ビビ「あっ、ビンセントさん!何して…」
ヴィン「ケット・シー、転移しなくても良い!今すぐ車を走らせろ!」
ケット「は、はいなー!」
だだだだだだだだだだだだだだだだ…
神羅兵「こらー!まてー!脱走だー!」
神羅兵「まてー!」
神羅兵「まてー!」
ビビ「ちょっと、何かいっぱい追いかけてきてるよ!?」
ケット「脱走が始まったんや。ヴィンセントはんどこまで行きましたんや!?」
ヴィン「ちょっとアルジュノンまでな…追いつかれるぞ」
ケット「わー!!!」
ケット「逃げ切れたみたいですな…ハァ…ずいぶん来てもうた…
軍用車両がウェポン戦に駆り出されてて助かりましたわ」
ビビ「ビンセントさん、何買ってきたの?」
ヴィン「ナナに、償いだ」
ナナ「償い?」
ヴィン「プレゼントのようなものだ」
つ【銀だま鉄砲】
ナナ「これ、何?」
ヴィン「知らないか。昔は良くあったんだがな…最近はアルジュノンでしか見かけなかった。
バネ仕掛けのおもちゃの鉄砲だ」
ビビ「(パチン)あ、本当だ。中にバネが入ってる」
ナナ「へー、でも前持ってたおもちゃの鉄砲より弱そう…」
ヴィン「上手くなればそんなこともないぞ…そうだな」
ア【アークドラゴン】
ア【投げる】
ア【銀だま鉄砲】
クルクル…パァン!!【9999】
アークドラゴンは倒れた!
ビビ「( ゚д゚ ) 」
ヴィン「と、まあこのように熟練するとだな…」
ナナ「わあ、すごい!欲しい欲しいー!!」
ビビ「…だだだダメー!ナナにはまだ早いよ!没収ーっ!!」
ナナ「えー!なんでー!おもちゃだって言ったじゃないー!返して返して!
ビビの馬鹿ー!!」
ヴィン「……私は間違っていたのか……」
ケット(ナナはん…あの前足でどうやっておもちゃの銃で遊んどったんやろな…?)
ナナキが可哀想だったのでちょっと仲直りさせてしまった。
ギャグ分少なくてごめん。
419 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/10(木) 22:44:14 ID:4OQH17+m0
いや十分面白い!GJ!ケット・シー最後に早く言わないといけないことを言ってるしw
GJ!イイ話だなー。
ナナとビビが可愛過ぎる(*´Д`)
クジャ「あ〜もう!テリー弱いな〜、ドランゴの方がよっぽど強いよ!……ピコピコ…」
秘書「ちょっと、よろしいですか?」
クジャ「何?僕、今、忙しいだけど……」
秘書「研究所の科学者達が、サンプルコード:赤13についての情報をデータベースから発掘したようです」
クジャ「本当かい?それで、なんだって?」
秘書「(忙しいんじゃなかったの?)ここに詳細と写真が送られてきました」
クジャ「まずは、説明を読んでみてよ、写真をいきなり見てもわからないし。ほら、早く!!」
秘書「はい(えらそうにしやがって)。え〜と、この種は古代からコスモキャニオンに生息していましたが、
現在ではかなり数が減っているようです。尻尾の先に火が点いており、タテガミが赤く燃えているようになっています。
種族的にはネコ科に属していますが、しぐさは犬のようであり、人語を解するようです」
クジャ「言葉を話せて、しっぽに火……、さらに犬のよう……どこかで見た事あるような…………」
秘書「これが写真です」
クジャ「………………………………?!こ、これってナナキ君じゃないか!!」
秘書「お知り合いですか?」
クジャ「ちょっと、行って来る。ナナキ君なら話せば協力してくれるだろうし……、行くよ銀竜!!」
銀竜「ギャース!!(外に出るの久しぶりだね、ゲームばっかりじゃ体に悪いよ)」
〜コスモキャニオン〜
クジャ「さっきアイスを買った店の人によると、ナナキ君はあそこのギ族の洞窟にいるらしいけど……ペロペロ……」
銀竜「ぎゃ、ぎゃ〜す?(どうかしたの?)ギャース!!(あ〜アイスうめ〜!!)」
クジャ「何か、娘が男についていったから、落ち込んでるんだってさ。たかがそんなことで………このレッドサーティーワンアイスうまいな!」
銀竜「ギャース(うん、おいしい)」
クジャ「あ、着いた。ここに居るのか…………ん、はりがみが…何々……この洞窟の入り口は封印してあります。
オイラをそっとしておいてください……………ってそれじゃこっちは困るんだよ!!お〜いナナキく〜ん!!」
し〜〜〜ん
銀竜「ギャース(駄目みたいだね)」
〜ギ族の洞窟の中〜
ナナキ「は〜、ナナは今ごろどうしてるかな〜。まさかこんなに早く家を出てくなんて………。
オイラ嫌われちゃたのかな…。オイラも父さんのこと嫌ったりしてたけど……ごめんね父さん」
ナナキは戦士セトの像に寄り添った…
ナナキ「ディネも町内会の旅行だし…、おいら寂しいよ……は〜」
(※ディネ:FF7BC出演のナナキの嫁さん。FF7本編の間は儀式の為、出番なし) AAAA AAA
ナナキ「もしナナが出て行った事をディネが知ったら…………………………………………(((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
も、もう少しここに居よう………いいよね父さん……」
〜外〜
クジャ「ナナキく〜ん!!出てきてくれよ〜」
銀竜「ぎゃーす!!(あきらめて帰ろうよ…)」
クジャ「くそっ!せっかく僕がここまで来てやったのに、ヴィンセントの知り合いは引き篭もりばかりなのか?」
銀竜「ぎゃーす…(自分だって、外に出るの久しぶりなのに…)」
クジャ「ん、何か言ったかい…銀竜?ここはあきらめて、出て行ったっていう娘の方を探してみるか……急がないと…」
アイスかったのかよww
ナナキって父ちゃんって呼んでなかったっけ?
>>423 おれもそう思ってたんだけど、セリフ集を見ると父さんみたい。
425 :
1/8:2006/08/13(日) 04:13:23 ID:buWa9lrQ0
ナナ「みて、みて〜あそこに大きな塔みたいのがあるよ〜!!」
ビビ「本当だ、何だろあれ」
ヴィン「…あれはロケットだな…。宇宙に行く為の乗り物だ…、ここはロケット村か…」
ビビ「宇宙!?すごいや、そんな乗り物があるんだね」
ナナ「うちゅうって、なぁに?どこにあるの?」
ビビ「えっとね…、お空のずっと、ずっと上の方にあるんだよ」
ヴィン「…しかし…あのロケットは打ち上げたはずではなかったか……?」
ケット「あれはこの村の観光化の為にWROが作ったレプリカなんや、観光地として有名やから、人もギョウサンおりまっせ」
ビビ「じゃあ、がんばってたくさんサンドイッチを売らないと!」
ヴィン「……あぁ、そうだな……シドの所には、後で行こう…」
ビビ「えっシド大公が、ここに居るの?!」
ケット「(大公?)そうやで。あのロケットもシドはんのやし、飛空挺もありまっせ」
ナナ「ひくうてい!乗れる?」
ヴィン「あぁ、多分な…シドに頼めば乗せてくれるだろう…」
ナナ「よし、ぼくがんばるよ!!」
ビビ「ぼくもがんばる…(やっぱりヴィンセントさん達、シド大公と知り合いなんだ…)」
ヴィン「……よし…店を開けよう…」
426 :
2/8:2006/08/13(日) 04:13:59 ID:buWa9lrQ0
〜数時間後〜
ヴィン「……そろそろ、店仕舞いだな……」
ビビ「いっぱい売れたね」
ナナ「ぼく、がんばれた?」
ヴィン「……フッ…そうだな…良く動いていたぞ……」
ケット「じゃ、そろそろシドはんの家に行きましょか」
ビビ「(家?あの城が家のはずじゃ…あ、王様だから、別荘とか持ってるのかな…)」
ナナ「はやく、乗りたいな〜ひくうてい」
〜シドの家〜
シエラ「あら、ヴィンセントさんにケット・シーさん、それに……」
ビビ「僕…ビビと言います…」
ナナ「ぼくはナナ!」
シエラ「ビビ君にナナちゃんね。私はシエラと言いますよろしくね」
ビビ「…ペコッ…(この人はお手伝いさんかな…)」
ヴィンセント「…シドは居ないのか…?」
シエラ「…ちょっとこの頃、色々あって…、もう少ししたら帰ってくると思うんですけど…、何かごようでしたか…?」
ヴィン「…いや…シドの飛空挺に乗せて貰いたかっただけだが………」
シエラ「ん〜、新しい方は、使用中ですけど…、ハイウィンドでよければ私が動かしますよ」
ケット「ホンマでっか〜そらよかったわ」
ナナ「やったー!!」
シエラ「それでは、行きましょうか。飛空挺は裏の駐艇場にありますから…」
427 :
3/8:2006/08/13(日) 04:14:32 ID:buWa9lrQ0
〜ハイウィンド〜
ナナ「うわ〜すごく広い。ね、これがほんとうに飛ぶの?」
ケット「ちゃんと、飛びまっせ。これにナナキはんも乗ってたんや、この間、見ましたやろ」
ナナ「うん。これに父ちゃんも…乗ってたんだ……」
ビビ「あ、飛ぶみたい!」
シエラ「それでは、発射します。揺れるので壁の取ってに掴って下さいね」
ナナ「……ぶるぶる…」
ヴィン「…ナナ、怖いのか…?しっかり掴まっていれば大丈夫だ……」
ビビ「僕も最初は怖かったけど、大丈夫だよ」
ナナ「…う、うん……(目をつむる)」
ハイウィンド浮上!!
シエラ「機体が安定したので、自由にして良いですよ」
ヴィン「……ナナ、もう良いぞ……外を見てみろ………」
ナナ「…………………………チラ……うわ〜〜、すごいよ!飛んでるよ、ビビ!!」
ビビ「うん、もう下が見えないくらい高いね。僕もこんなに高いのは初めてだよ!」
ケット「二人とも喜んでるみたいやわ」
ヴィン「…そうだな、楽しそうだ…ここに来て良かったな…」
428 :
4/8:2006/08/13(日) 04:15:14 ID:buWa9lrQ0
ケット「そや、ビビはん、ナナはん!写真撮って店に飾りましょ。僕、デジカメ買うたんや。そこに並んでくださいな」
ビビとナナ「は〜い」
ケット「ん〜、ちょっと高さが合わへんので、ビビはん、ナナはんを抱いてもらえまっか……………そう、そうや撮るで〜」パシャッ!!
ヴィン「……うむ、よく撮れてるな……」
シエラ「私が撮るので、ヴィンセントさんとケット・シーさんも入ったらいかがですか?」
ヴィン「……い、いや私は別に……」
ビビ「ヴィンセントさんも一緒に撮ろう」
ケット「ビビはんも呼んどるやんか」
ヴィン「……しかし…」
ナナ「おじちゃ〜ん、はやく〜」
ケット「ほら、ハヨ行きまっせ!シエラはんが待っとるで」
ヴィン「……あぁ……」
ケット「それと、この写真は店に飾ろうと思とるから…これも」つ看板
ヴィン「今、どこから出したんだ……その看板……」
ケット「フフフ…僕だって一応、ネコ型ロボットでっせ…」
シエラ「準備いいですか〜撮りますよ〜」
ビビ「あ、僕が看板持つよ、ヴィンセントさんナナを持って」
ナナ「おじちゃん、ぼくを落とさないでよ〜」
ヴィン「…あぁ、まかせろ…」
ケット「じゃ、僕はビビはんの頭の上にでも…ヨイショッ…」
ビビ「あ〜、重いよケットさん。帽子は取らないでよ〜」
ヴィン「…フッ……」
ナナ「ぶい!!」
シエラ「それでは、撮りま〜す…」パシャ!!
ケット「どや、ちゃんと撮れてまっか?…………………………お〜、バッチシやね!」
ビビ「あ、ヴィンセントさん笑ってる!」
ヴィン「…む…そ、そうか?」
ナナ「おじちゃん、楽しそう!!」
シエラ「それでは、帰りましょうか。もうすぐ、艇長も帰ってくるでしょうし」
429 :
5/8:2006/08/13(日) 04:15:52 ID:buWa9lrQ0
〜シドの家、裏庭、駐艇場〜
ナナ「楽しかったね〜」
ビビ「うん!!」
シエラ「あ、帰ってきたみたい…」
シエラ号帰還!!
ビビ「(あれにシド大公が乗ってるのかな……)」
ナナ「うわ〜あっちも大きい〜」
シエラ「案内してあげようか、ナナちゃん…?」
ナナ「本当!!やったー!!ビビも行こうよ」
ビビ「…う、うん(シド大公には、あとで挨拶すればいいかな……)」
シエラ「じゃあ、まずは機体を正面から見てみようか、着いてきて……」
ビビ達と入れ違いにシドが降りてきた。
シド「お、ヴィンセントにケット・シーじゃねーか、どうしたんだ、こんな所によー!」
ヴィン「…あぁ、ちょっとな…」
シド「まあいいや!今日は色々あって疲れてんだ、家なか入ろうぜ!!」
ヴィン「…あぁ…」
〜シドの家〜
シド「ふう〜よこらせっと!」
ヴィン「……何かあったのか…?」
シド「ああ、最近、裏の土地を売れ売れって売るせーんだよ。何か研究所を建てたいらしいがな!
それで、何か会合が有るとかで来いって言うからよ、行ってみたらシエラ号を止める所がネーから帰れだとよ、時間の無駄だったぜ!!」
ケット「…そら、あれで来られたら困りまっせ………」
シド「何か、向こうも地上げ屋を雇ったミテーでよ。ガラのワリーのがウロチョロしててイライラするぜ!」
外から声が聞こえた。
シエラ「キャッ!!やめてください……」
シド「シエラ!?」
430 :
6/8:2006/08/13(日) 04:22:41 ID:buWa9lrQ0
〜外〜
チンピラアニキ「さっさと土地を売ってくれませんか?こんなデカブツ邪魔でしょう」ゴン!!
シエラ「やめてください、大切な物なんです」
チンピラ「知るか!!」ベコ!!
ナナ「ひくうていをこわすな、ぼくだってたたかえるんだぞ!!」バキ!
ビビ「(あの人達、どこかで見たような…)僕だって……………メテオ……」ヒューーーーーープチッ…
チンピラ「痛ッ……くそ…おぼえてろよ…」
チンピラアニキ「…帰るぞ…、今日は日が悪い…」
ビビ「(やっぱり、どこかで会ったことある人かな…?)」
ナナ「ざまーみろ!」
シド「シエラ!!無事か?」
シエラ「ええ…この二人が追い払ってくれました……けどハイウィンドに傷が………」
シド「おう!坊主トども良くやったな!しかし、あいつら………今から攻め込んでやる!!」
シエラ「艇長!!」
シドはシエラ号で飛び去った!!
ヴィン「…行ってしまったな……」
ビビ「(今の人は艇長さんか…飛空挺がとても好きなんだろうなぁ…)あ、そういえばシド大公は?」
ケット「ん、シドはん?シドはんなら今の飛空挺で乗っていってしまったで(見てなかったんやろか…?)」
ビビ「…そう…(挨拶できなかったな……)」
ケット「じゃ、帰りましょか」
ヴィン「…そうだな………」
シエラ「また遊びに来てねナナちゃん、ビビ君」
ビビ「うん」
ナナ「またねー、ばいば〜い」
431 :
7/8:2006/08/13(日) 04:23:39 ID:buWa9lrQ0
〜車の中(次元の狭間)〜
ナナ「いろいろあったけど、楽しかったね!」
ビビ「うん!!」
ナナ「ひくうてい、すごかったな〜」
ケット「写真プリントアウトしましたで!よう撮れてますわ」
ヴィン「…フッ…そうだな…そこに飾っておこう……」
ビビ「シエラさんってすごいね。女の人なのに飛空挺の操縦ができるなんて」
ナナ「それにやさしかったし!」
ケット「そうやね、まぁそれぐらいでないと、シドはんの奥さんは勤まらないってことやね」
ビビ「えっ!?!(シド大公の奥さん?それはヒルダ大公妃のはずじゃ……)」
ヴィン「…ビビビ、どうかしたのか…?」
ビビ「な、何でもない…(え、まさか……うわき…?それじゃあ、また魔法で……。…僕の勘違いだよね……)」
ヴィン「……ビビビ、本当に大丈夫か…?」
ビビ「…う、うん…大丈夫…」
432 :
8/8:2006/08/13(日) 04:24:41 ID:buWa9lrQ0
〜そのころ半裸父は…〜
クジャ「君達は、やる気あるの?海の家のミカジメ料もまともに取って来れないし、地上げもできない…」
チンピラ「スンマセン、若頭!!」
クジャ「君達はどこに食わして貰ってるかわかってる?」
チンピラ「うちの組です。若頭!」
クジャ「だったら、働けよ!あの土地は研究所にするのに必要だって言ったじゃないか!僕は探し物に忙しいんだよ」
レッド13の写真をひらつかせた。
チンピラ「あ、オレ達、そいつのチッコイの見たこと有ります、確かナナと呼ばれてたような…。そいつらが何度も……」
クジャ「本当かい?!その子を探してたんだ!よし、そいつ………」ドガーン!ドガーン!
見張り「飛空挺が攻めてきました!!」
シド「お前ら、オレ様の飛空挺に傷つけやがって!!ぶっつぶしてやる!!」
クジャ「もう、邪魔だな…。良いかい、頼んだよ。ここはもう駄目だ、別の場所でまた会おう…行くよ銀竜!」
チンピラ「まかせてください、若頭!!(あいつを誘拐してくれば良いんだな…)」
クジャ「ふ〜もう大丈夫だろう……あいつも毛を10本取ってくるぐらいならできるだろう…。科学の進歩はすごいね」
銀竜「ぎゃ、ぎゃーす?(え、さっきそんな説明した?)」
クジャ「してないけど…ま、まさか誘拐したりなんて……。いい大人なんだし、やって良い事と、悪いことの区別ぐらい…」
銀竜「ギャース(や、やくざだよ)」
クジャ「だ、大丈夫さ…。それにしても僕は、いつの間にヤクザの若頭なんかに………
僕のファッションを馬鹿にした奴をちょっと、のしただけなのに……」
や、やくざ…
現在、次元のはざまを移動中…
って事で保守!
435 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/15(火) 08:39:15 ID:lvzetQjl0
もうこのスレだめなやつらばかりだね
そうゆう事言うくらいなら投下汁
保守
438 :
1/8:2006/08/15(火) 17:24:31 ID:KrSDmzY60
ヴィン「……もう夕方か…今日も良く売れたな……」
ビビ「うん。お客さんが途切れないから、こんな時間になっちゃったね…、早くお夕飯の準備しないと…」
ケット「今日は皆はん、がんばったから…外食なんて、どうや。この街やと来々軒が有名やで」つタウンガイド
ヴィン「…そうだな…たまには、贅沢も必要だろう……行ってみるか……」
ナナ「わ〜い!」
ケット「人気のお店らしいんで、ハヨ行って並んだ方がいいでっせ」
ビビ「あっ僕、まだ片づけが残ってるから……あとから行くね」
ヴィン「うむ、わかった。…ではナナ、はぐれない様に着いて来てくれ……」
ナナ「心配しなくても、ぼく迷子になんてならないよ!じゃあね、ビビ先に行ってるね」
ビビ「うん、行ってらっしゃい」
ケット「ちょっと、心配やけど…、まぁ大丈夫でっしゃろ……」
ナナ「ねぇ、おじちゃん。これから行くお店は何のお店なの?」
ヴィン「………本によると……ラーメン屋だな…塩ラーメンがおいしいと書いてあるな……」
ナナ「ら〜めん?ぼく、食べたことないや。おいしいの?」
ヴィン「…あぁ…昔は三食ラーメンという日もよくあったな……あの温かさと絶妙な麺のコシが……(ry」
ナナ「ふ〜ん、たのしm……………………………あれ、あそこにいるの……」
ヴィン「…ん?…誰かいたのか?」
439 :
2/8:2006/08/15(火) 17:25:13 ID:KrSDmzY60
ナナ「ママーーーッ!!」
ディネ「ナナ!!何でこんな所にいるの…?そっちの人は…だれ?」
ナナ「えっとね〜、おじちゃんは父ちゃんの知り合いだって、
おじちゃんがおいしい物、食べさせてくれるから…着いて来いって」
ヴィン「……(ナナ、何でそんな言い方をするんだ…)わ、私は怪しいものでは………」
ディネ「…ギロ…ジーーーーーーーー(怪しい…)」
ヴィン「……私は誘拐などしていない、誤解だ!」
ディネ「やっぱり、誘拐犯なのね!!内の子をどうするつもりだったのよ!!」
(#`Д´)―O)Д`)バキッ!!
ヴィン「…ご、誤解だ……」
ビビ「ふ〜追い着いた……。あれ、ヴィンセントさん、どうしたの?それに、一緒にいるのは……」
ナナ「ぼくのママだよ!」
ディネ「ヴィンセントさん……、もしかして…ナナキと一緒に旅をしてた方たちの……」
ヴィン「…あぁ、そうだ…私はヴィンセント・ヴァレンタインと言う者だ…」
ビビ「僕はビビと言います。ナナの友達で、今はみんなでサンドイッチを売る旅をしてます」
ビビは今までの経緯とナナが加わった事情を説明した。
ディネ「すいませんでした、失礼な勘違いをしちゃって…。私たちの一族は珍しいので、良く狙われるんです」
ヴィン「いや、いいんだ……気にするな……」
チンピラ「あそこに居るチッコイのがターゲットですね…」
チンピラアニキ「ああ、そうだ。作戦はわかってるな……。ダーーッと行って、捕まえて、ダーーッと帰って来い。この車で逃走だ」
チンピラ「わかってます、アニキ」
チンピラアニキ「失敗するなよ…。若頭は昔、目的の為に国を滅ぼしたらしい……、失敗したら、殺されるだろう……」
チンピラ「…………………………」
440 :
3/8:2006/08/15(火) 17:26:05 ID:KrSDmzY60
ディネ「ナナは間違えて、お邪魔してしまったんですね…。ナナ、ここで旅行は終わりだから、一緒に帰りましょ」
ビビ「えっ!!(ナナ、帰っちゃうの…)」
ナナ「え〜やだよ。ぼく、もっとビビと遊びたい!」
ディネ「迷惑でしょう、あなたのような小さい子がいたら…。旅の邪魔をしちゃ駄目よ」
ビビ「(お別れなんてやだ……)邪魔じゃないです!ナナは色々、手伝ってくれるし……。ね、ヴィンセントさん」
ヴィン「あぁ、ナナは…レジ等をやってくれている……迷惑などではない…」
ディネ「そうですか……、しかし旅は危険でしょう…この子には、まだ早いと………」
ナナ「だいじょうぶだよ!ほら……フリフリ……シッポに火が点いたんだよ。ぼくはもう勇敢な戦士なんだ」
ディネ「…でも…………私は明日の朝まで向こうの旅館に泊まっているから、よく考えてみてね……それでは、また……」
ディネはゆっくりと去って行った…。
ナナ「ぼく、かえらないよ。もっと遊びたいもん」
ビビ「うん(よかった…)」
ヴィン「…時間が過ぎてしまったな…今から行っても………今日は戻って店の残りを夕飯にしようか……」
ナナ「ビビの作ったサンドイッチも、おじちゃんの作ったサンドイッチも、おいしいから、それでいいよ!」
ビビ「じゃあ、戻ろっか♪」
チンピラアニキ「今だ!行け!!」
チンピラ「オッス!」 ダーーーーーーッ!!
ヴィン「…何かようか?」
チンピラ「こんにちは。あ、この子かわいいッスね」ヒョイ
ヴィン「あぁ…」
チンピラ「じゃっ!さようなら…」ダーーーーーーーーーッ!!
ヴィン「あぁ……さようなら………」
チンピラアニキ「よし、乗ったな……。逃げるぞ!!」ブロロロロォーーー!!
ナナ「おじちゃん達、だれ?なにかよう?ねぇはなしてよ!」
チンピラアニキ「うるさいから、その袋の中に入れて縛っとけ…逃げないようにな……」
チンピラ「ヘイ!アニキ!」
ナナ「くるしいよ〜、だしてよ〜。たうけて〜おじちゃ〜ん、びび〜」
441 :
4/8:2006/08/15(火) 17:26:39 ID:KrSDmzY60
ビビ「ポカーン……………………………………はっ!!ナナが連れてかれちゃったよ!!ナナーーーーッ!!」
ディネ「何!ナナに何かあったんですか…?!」ビビの声を聞いてディネが戻って来た。
ヴィン「……ナ、ナナが誘拐されてしまった………」
ディネ「……そんな、だから言ったのに………」
ビビ「ね、どうしよう、ナナが…、ナナが!」
ヴィン「……ひとまず、ケット・シーの所に戻ろう………ナナの場所がわかるかも知れん……」
〜車〜
ケット「あれ、皆さん、どうしたんでっか、お早いお帰りで…?ナナはんちょっと見ん間に大きくなったんやね〜、、
成長期ってやつでっか?……ん、皆さん真剣な顔やね……冗談、言ってる場合と違いそうや、何かあったんでっか?」
ビビ「ナナが…、ナナが…誘拐されちゃった。どうしよう、どうしよう……」
ヴィン「ナナの居場所がわからないか、ケット・シー?……それとこっちはナナの母親のディネだ……」
ディネ「お願いします……」
ケット「……大丈夫でっせ。ナナはんが迷子になった時の為に首輪に発信機を仕込んどいたんや。
え〜と……今…ナナはんはぁ……町外れの小屋に居るようでっせ……ここやね…」地図を指差した。
ヴィン「…ビビビ……行くぞ!!……ナナを助けに…………」
ビビ「うん!(ナナ待っててね…)」
ディネ「私も………」
ケット「こりゃ……犯人、死にまっせ……よりによってナナはんを…………」
442 :
5/8:2006/08/15(火) 17:27:24 ID:KrSDmzY60
〜誘拐犯の隠れ家〜
チンピラアニキ「…後は、ここで、迎えを待つだけだな……」
チンピラ「意外と、簡単だったっすね」
ナナ「ん〜ん〜、だしてよ〜、くらいよ〜たすけて〜まま〜びび〜」
チンピラ「……ちょっと、かわいそうっすね……」
チンピラアニキ「……………しかし、こいつを逃がしたら、俺達の命が危ないからな………………………」
バンッ!!
ヴィン「……ナナをどこにやった!………許さん………」
ビビ「ナナー、ナナー!!どこーー!!」
ナナ「むが〜、むが〜、たうけて〜」
ディネ「ナナ〜、大丈夫だった…」
ヴィン「………貴様ら…死ね………バハムート零式………」
チンピラ達「ぎゃーーーーーーっ!!」
ビビ「よくも…ナナを……フレア!!」
チンピラ達「グワーーーーーッ!!」バタッ×2
ビビ「ナナ!怪我してない……。ナn……(ry」
ナナ「ママーーーーッ、怖かったよ〜う!……ヒックヒック……(涙)」
ディネ「もう大丈夫よ…ナナ…。悪い人は、もう居ないから……」
ナナ「ウェ〜ン、ウェ〜ン」
ビビ「ナナ…(やっぱり、ナナはお母さんと一緒に居た方が良いのかな………)」
〜半裸父の部屋〜
チンピラ「すいませんした。失敗しました…………」
クジャ「はぁ〜?君達はこんな簡単な仕事もできないのかい?」
チンピラ「命だけは………、小指で勘弁してください………」
クジャ「君の小指なんか、まったく価値はないんだよ。そんなものd……………ん、君の服についてる毛は……」
チンピラ「これは……あのチッコイ奴の毛です……捕まえたとき、付いたんですね……」
クジャ「やった!これだよ、これが欲しかったんだ…、よしこれで……(ビビ、待っていてくれ…。これが僕の償いだ……)」
443 :
6/8:2006/08/15(火) 17:27:56 ID:KrSDmzY60
〜車〜
ビビ「ナナ…、落ち着いた?………ちょっと、話があるんだ……外に行こう……」
ナナ「うん……?」
ビビ「星がきれいだね……(ちゃんと言わなきゃ……ナナはお母さんと居た方が幸せなんだ……)」
ナナ「うん!ぼくね星座わかるよ。えっとね〜、あれがベヒーモス座で、あれがバハムート座!」
ビビ「すごいね………」
ナナ「前に、ママに教えてもらったんだ。あ、あれはチョコボ座。コスモキャニオンはね星がすごいんだよ」
ビビ「そうなんだ……。あのね……僕…ナナはお母さんと一緒に帰った方が良いと思うんだ……」
ナナ「えっ!なんで………なんで、そんな事、言うの?ぼく…もっと旅をしたいよ……」
ビビ「…前から、言おうと思ってたけどね…ナナが居ると…迷惑なんだ……(ナナ、ごめんね……)」
ナナ「なんで、なんで…。ぼく、ちゃんと手伝ってるよ……ビビもおじちゃんも、そう言ってたよね……」
ビビ「あれは、ナナのお母さんの前だからだよ……。本当は迷惑なんだ…、商品のつまみ食いもするし、
すぐに迷子になるし……、今日だって誘拐されたじゃない………………」
ナナ「そんな、そんな………。でも、もう大丈夫だよ、僕、勇敢な戦士だもん……ほら、シッポに火………」
ビビ「誘拐された、後、泣いてたじゃないか……。全然、勇敢じゃないよ……あそこの旅館にお母さんが
居るから、もう、車に戻って来ないでよ」
ナナ「………ウッグヒック………ビビ……(涙)」
ビビ「…………………………ばいばい……(泣いちゃだめだ……、ナナの為なんだ……)」
ナナ「………ビビのばか〜〜っ!!」
ヴィン「…行ってしまったな………」
ビビ「ヴィンセントさん……聞いてたんだ…………」
ヴィン「…あぁ、二人が出て行くのが見えたのでな……。あれで、よかったのか……ビビビ…?」
ビビ「うん、ナナはまだ小さいし……お母さんといた方が……家族と一緒にいた方が良いんd………………ウェ〜ン(涙)」
ヴィン「ビビビ………。明日はナナとお別れだ…………早く寝た方が良い……笑顔で別れよう……」
ビビ「うん……グスッ………おやすみ…………」
444 :
7/8:2006/08/15(火) 17:28:40 ID:KrSDmzY60
〜翌朝〜
ディネ「ほら、ビビ君達が出発するわよ……挨拶しなさい…」
ナナ「ビビ……」
ビビ「ナナ……、昨日はごめんね……。あんな酷い事を言って……」
ナナ「ううん……ビビは、ぼくの為に言ってくれたんでしょ……。昨日、おじちゃんが教えてくれたんだ」
ビビ「ヴィンセントさん……」
ヴィン「……昨日の夜にな……誤解は解いたほうが良い……」
ケット「これ、この前、飛空挺で撮った写真やで……。これがビビはんと二人の…こっちが皆で撮った奴や……」
ナナ「ありがとう…、大事にするね……」
ヴィン「……元気でな……ナナ…」
ナナ「おじちゃんも、ビビも元気でね……」
ビビ「うん、また会いに行くね…、ナナ……」
ナナ「うん…待ってる…。ぼく、ビビやみんなに心配されないような、本当に勇敢な戦士になるよ…約束する」
ビビ「僕はね、おいしいサンドイッチ作れるようになる…、次に会うときに持ってくよ…約束ね」
ケット「そろそろ、行きまっせ……」
ビビ「じゃあね、ナナ……ばいばい…(泣いちゃだめだ……笑顔で……)」
ナナ「ばいばい…。ぼく、泣かないよ!ぼく勇敢な戦士になるんだもん……」
ヴィン「……では、行こうか……ビビビ。またな…ナナ…」
ナナ「ばいばい」
ケット「出発しまっせ〜」ブロロロロロォーーーー!!
ディネ「行っちゃったね…ナナ…」
ナナ「うん……」
ディネ「辛かったら、泣いても良いのよ……」
ナナ「ううん、ぼく…ビビと約束したんだ(じゃあね、ビビ……)」
445 :
8/8:2006/08/15(火) 17:29:21 ID:KrSDmzY60
〜移動中〜
ヴィン「もう見えなくなったな………」
ビビ「僕、部屋に戻るね……」
ヴィン「…あぁ…」
ビビ「…ナナ…おもちゃ、出しっぱなしで行っちゃったんだ………。ナナがいないと部屋が広いや……
……………ナナ……ウェーーン、ウワーン…ナナー、ナナーッ!!」
数時間後…
ケット「次の町に着きましたで……、どうしましょか……」
ヴィン「……様子を見てくる……………………………………ビビ…大丈夫か、辛ければ休んでも良いぞ……」
ビビ「…ヒック、ヒック……ううん、僕…働くよ……」
ヴィン「……良いのか…休んでも良いんだぞ………」
ビビ「ナナと約束したんだ、次に会うときには、おいしいサンドイッチを持って行くって……」
ヴィン「…そうか……そうだな、私もがんばらねば……」
ビビ「行こう、ヴィンセントさん!お店、開けなきゃ(ナナ、僕、がんばるよ……)」
心温まるいいお話…
でもナナが…('A`)
もうヴィンとナナの絡みが見れないorz
>>448 でもあくまでゲストキャラだからね…
またしばらくしたら別なキャラが来るかと。
小説はネタがある時にうpするとして、イラストはあり?
読んでたら無性に描きたくなったWWW
あぁ…心がしんみりと穏やかになるお話…
本当にGJでした
>>453 携帯からだから絵板はムリポ・・・うpろだ使うわ、気遣いありがd。
保守
保守。
保守!
ホシュール
459 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/22(火) 18:02:39 ID:unk16Kwg0
age
460 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/23(水) 12:28:03 ID:AhKM2nPSO
保守ールストレミング
461 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/23(水) 15:04:39 ID:AhKM2nPSO
保守ールストレミングを入手した
ヴィン「(゚听)イラネノ◯」
ビビ「何するのさビンセントさん!食べ物を粗末にするとバチが当たるって
おじいちゃんが言ってたよ!あとで一緒に食べようよ。」
ビン「にア たのむ、ゆるしてくれ」
ビビ「にア 殺してでもたべさせる」
ビン「な、なにをするビビビー!」
ヴィン「では半裸夫にやるとしよう」
464 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/24(木) 17:24:44 ID:k7I2WDW50
保守
バッス「イエァ!」
466 :
1/3:2006/08/25(金) 04:35:05 ID:JgCMuR4x0
〜移動中〜
ビビ「ねぇ…ヴィンセントさん?」
ヴィン「ん…、何だ…ビビビ?」
ビビ「僕ね…最近、思うんだ…。僕らは何で旅してるんだろうって」
ヴィン「わ、私と旅を続けるのが…嫌になったか……?」
ビビ「う、ううん。そ、そうじゃなくて…」
ヴィン「……では…?」
ビビ「僕やヴィンセントさんを連れてきて、お店を開かせてくれた人の目的とか…」
ヴィン「私たちを働かせて、売り上げを奪うつもりじゃないのか……」
ケット「それは無いと思いまっせ。この車に使われているマテリアだけでも、かなりの値段がするんや」
ビビ「そうなんだ。そう言えば、この車は、どこで造られたんだろう…、普通の車とは違うけど…」
ケット「あれ?言うてませんでしたっけ?この車を造ったのは神羅やで」
ヴィン「!?!…初めて聞いたぞ…ケット・シー!どのような理由で造ったんだ…言え!」
ケット「そう、あれは春やったね……暖かく、丁度いい季節やった…。
朝、出社してメールの確認をしていたら…何や奇妙なメールが届いてたんや…
差出人のアドレスがおかしいし…初めは悪戯やと思ったんや…………」
ヴィン「(話が長くなりそうだな……)」
ケット「そのメールをプリントアウトしたのが、これなんやけどね」つ紙
ヴィン「初めから、それを出せ。……何々…………」
467 :
2/3:2006/08/25(金) 04:35:46 ID:JgCMuR4x0
〜メール〜
こんにちは、ケット・シーさん。
私は、ビビ、ヴィンセント、両名を六畳間に閉じ込めた物です。
当初の予定から、外れスレが落ちてしまったので、あの二人の身柄を拘束しています。
返して欲しければ、同封のマテリアを使って、別紙の車を作成し、
5/17までに下記の場所に置いてください。
p.s.…………………使ってみたかっただけです。
468 :
3/3:2006/08/25(金) 04:37:41 ID:JgCMuR4x0
ヴィン「…と書いてあるな……」
ケット「その後すぐに六畳間の座布団に入ろう思ても入れへんし、よくよく考えるとあの場所がどこなのかも
思い出せなかったんや」
ヴィン「確かに、一週間ちかく記憶が無い期間があるな……」
ビビ「僕も…5/8〜5/18ぐらいまでの間のことが思い出せない……」
ケット「そやから、急いでこの車を造ったんや。大変やったで、あの時、スピーカーの位置で3日も悩んだんや」
ビビ「……(スピーカー…?)」
ケット「やっぱり音楽は音が大事やから」
ヴィン「……結局、何が目的なのかは…わからないな……」
ケット「そうやね……」
ビビ「…でも、すごいねケットさん。こんな車、作れるなんて」
ケット「ま、神羅の科学は世界一ィィィィィーーーーッ!!ってことやね」
ヴィン「(無視)……やはり、旅を続けるしかないな……そのうち、向こうから接触があるだろう……」
ビビ「うん、そうだね。じゃあ、また新しいサンドイッチ考えようよ」
ヴィン「そうだな……これからも新メニューは必要だろう…料理勝負の事もあるしな……」
ビビ「よし、初めよう!」
黒幕A「…少しペースが落ちているようだが、今回の計画は順調なようだ……………」
黒幕B「フフフ………」
保守
470 :
1/6:2006/08/27(日) 16:49:09 ID:gMTj6EgL0
ビビ「この頃、セミの声が静かになってきたね…」
ヴィン「…あぁ……そろそろ夏も終わりだな……」
ビビ「セミって地上に出てきてから一週間で死んじゃうんだよね…?それって幸せなのかな……」
ヴィン「……それは…わからない……。しかし、あのように鳴く事が蝉の目的だとしたら…
夢を叶えて死ねるのなら…寿命が短くても幸せかもしれないな……」
ビビ「(夢か……。僕の夢ってなんだろう……)」
ケット「(なんや、しんみりしとるな〜)そや!もう夏も終わりやし花火やらへんか、仰山ありまっせ」つ花火
ヴィン「(…今、どこから出したんだ……)そうだな…では、そこの浜辺でやろうか……」
ビビ「この細い棒みたいなのが花火?…花火って空で光るものじゃないの…?」
ケット「それは打ち上げ花火やね。ここに有るのは個人で、できる物や。まぁ。やってみればわかりまっせ」
ヴィン「…バケツとローソクの準備はできたぞ……外にでようか…」
ケット「(ヴィンセントはん…やる気満々やね……)」
471 :
2/6:2006/08/27(日) 16:50:59 ID:gMTj6EgL0
〜外の浜辺〜
ケット「じゃあ、この中から好きなの選んでくんなはれ」
ヴィン「…私はこれにしよう……」
ビビ「え、えっと〜……」
ケット「どれでも大丈夫でっせ」
ビビ「じゃ、これ!…これをどうすれば良いの?」
ケット「まず、その棒のほうを持つんや。それで先っぽの紙の部分にローソクの火を点けるんや」
ビビ「う…うん……ドキドキ………チャッ」
へ
/ ヽ
_/*+*`、
<______フ
(!0 0) ,、*//彡
 ̄ ̄ ̄ ̄つ====,、--~ー""'*三ー シュボボボボーーー
~~ '' '"'ミ*"'*
ビビ「うわ!火が…!」
ケット「どうや、キレイやろ〜。あ、良い子は人に向けちゃだめでっせ。ほな、僕も……シュボ」
ビビ「うん。うわ〜……すごいや!ねっ見て、見てヴィンセントさ……あれ、いないや…」
ケット「ヴィンセントはんは………あ、あそこや!車のかげで、しゃがんで何してるんやろ……」
472 :
3/6:2006/08/27(日) 16:51:38 ID:gMTj6EgL0
パチパチパチ……ポト……
ヴィン「……儚いな……少しだけ輝き…そして落ちる……人生のような物か……線香花火……」
パチパチパチ……ポト……
ヴィン「……しかし私の人生は一度も光らず…続く…永遠に……火を点けない線香花火のような物か……」
パチパチパチ……ポト……
ヴィン「……これも私の罪……償いの時間……一度も輝くことなく湿気っていくのみ……」
パチパチパチ……ポト……
473 :
4/6:2006/08/27(日) 16:52:11 ID:gMTj6EgL0
ケット「一人で線香花火を見ていて楽しいんやろか……暗いやっちゃで…」
ビビ「(ヴィンセントさんのやってるのはなんだろ…?)」
ケット「そや、ビビはん。これ持ってくんなはれ」ビール瓶+ロケット花火
ビビ「ビール瓶?どうするのこれ?何か刺さってるけど……」
ケット「それをヴィンセントはんの方に向けて、そこの飛び出てる線に火を点けるんや、おもろいで〜」
ビビ「ここ?……ファイア……」ジュ〜ボ!シュバババババーーーーーーピューーーーー………………パンッ!!
ヴィン「グフ!!………ビ、ビビビ……?」バタッ!
ビビ「ケ、ケットさん。さっき人に向けちゃいけないって……」
ケット「僕は大人やから、良い子とちゃいまっせ。それにヴィンセントはんも人間かどうか怪しいもんや」
ビビ「そんな…良いのそれで…?」
ケット「良いんとちゃいまっか」
ビビ「ケ、ケットさん……後ろ……」
ケット「ん…何や………」
ヴィン「……ケット・シー!!……スリプル……」
ケット「…ヴィ、ヴィンセントはん冗談やd………ほにゃ、はにゃ……ぐぅー」
474 :
5/6:2006/08/27(日) 16:53:34 ID:gMTj6EgL0
〜数分後〜
ヴィン「起きろ……ケット・シー……」
ケット「ん、……何でっか…これは……」
ヴィン「なぁケット・シー……貴様は、いじめや仲間はずれについてどう思う…?」
ケット「なんや、いきなり…。そらあきまへんわ、最低やね!」
ヴィン「そうか……この間、ラジオで聞いたのだが……仲間はずれにされている者がいるらしい……」
ケット「それは、かわいそうなんやけど…。今の僕のロケット花火に縛り付けられてる、この格好と何や関係があるんでっか?」
ヴィン「会って元気付けてやって欲しいんだが……車では行けない所に住んでいるんだ……」
ケット「あの……その子の名前を聞いても良いでっか……?」
ヴィン「あぁ、プルートさんと言うらしいな……漢字で書くと…冥王星か……」
ケット「へ〜プルートさんでっか、かわいい名前やね………って無理やで、ロケット花火で行けるわけないやん!」
ビビ「(((((;゚ ゚)))ガクガクブルブル や、やめた方が……」
ケット「よ、良い子は花火で人を傷つけちゃあきまへんで」
ヴィン「……私は大人だ……それに貴様は人では無く……人形だ!……さらばだ……ケット・シー……」チャッカ……シボボボボーーピューーー……
ケット「ぎゃああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぁぁぁぁぁぁーーーーーーー……………………………………ピキーン☆……」
ビビ「ケットさんが星になっちゃった…………」
ヴィン「……では、花火を続けようか………ビビビ………」
475 :
6/6:2006/08/27(日) 16:55:05 ID:gMTj6EgL0
ビビ「ね、ねえヴィンセントさん………ケットさんが海の彼方に消えちゃったけど……い、良いの?」
ヴィン「……大丈夫であろう……次の話になれば何食わぬ顔で戻ってくる……そういうものだ……」
ビビ「そ、そうなの…?」
ヴィン「死にそうな傷が一瞬で治ったり……切ったはずの髪が一週間もしないで元に戻ったり……心当たりは無いか?」
ビビ「(そう言えば…短かったはずのお姉ちゃんの髪がエンディングで元に戻ってたっけ……)」
ヴィン「それにケット・シーならば……車の中にスペアの人形でも用意してあるだろう……」
ケット「お呼びでっか?」
ヴィン「……やはりな……」
ケット「それにしても酷いでっせ。この同じボディのんがようさんおるんやけど、このボクは、ボクだけなんやで」
ヴィン「…その人形は何号機だ…?」
ケット「……828号機……や」
ヴィン「……ほぼ使い捨てだな………」
ケット「うぐ……。ま、まあ、ええわ花火の続きをやりましょ…ビビはん、どれにしまっか?」
ビビ「僕はこれ!」
ヴィン「…私はこれだ…」
ケット「また線香花火でっか〜?暗いでっせ」
ヴィン「……ほっといてくれ……好きなんだ……」
ビビ「でも、みんなでやろうよ!そっちの方が楽しいよ!」
ヴィン「…そうだな……そうするか……」
ケット「そやそや。まだまだ仰山ありまっせ〜」
そんな夏の終わりの風景……
使い捨てかよwww
なんかしんみりした。GJ。
GJ!ケットとヴィンの大人気ないやり取りが好きだ
そして、読んでて花火やりたくなったよ。こんな時間なのにw
保守
479 :
1/2:2006/08/31(木) 03:33:47 ID:gVG/+SYe0
〜移動中(夜)〜
ヴィン「……最近、店を久しく店を開けてない気がするな……」
ケット「そうやね、多分、夏休みとちゃいまっか?この車が気を利かしてくれてるや」
ヴィン「(そんな答えで良いのか……)」
ビビ「ねえ、ヴィンセントさん。この前、ケットさんに貰った『月刊神羅9月号』を読んでるんだけど…
このページの人たちは何で、短い言葉で、区切って書いてるの?それにみんな疲れてるみたい」
ヴィン「……これは川柳だな…五・七・五の中で心の内を表すものだ……疲れているように見えるのは、サラリーマン川柳だからだな…」
ケット「これ社内で中々人気があって、僕も、たまに送るんやけど、載ったことありまへんわ」
ビビ「ふ〜ん。あ、ケットさんの事が載ってるよ……え〜と…」
リーブさん・人形遊び・やめません? P.N.避暑さん
ヴィン「…………………ケット・シー……言われてるぞ……」
ケット「……この人形は、おもちゃやない、プレイングマシーンや!!」
ヴィン「…おもちゃだな……」
ケット「…………そ、そや、ビビはんも、川柳作ってみたらどうや?ヴィンセントはんも」
ヴィン「(逃げたな…)……では、私から……」
ルクレツィア・あぁルクレツィア・ルクレツィア
ケット「(言うと思ったで…無視や無視…)ビビはんはどや?」
ビビ「ん〜とね……あ、できた」
この星を・世界のみんな・見てるかな
ケット「ええで、ええで、どんどん行きましょ!」
480 :
2/2:2006/08/31(木) 03:34:40 ID:gVG/+SYe0
ここからは川柳のみで進行します。
ふと思う・どこにいるのか・半裸父は
どこやろね・僕はまったく・知りまへん
ねえ、なんで・五・七・五の・会話なの?
何故やろね・こっちの人に・聞きなはれ
わからない・これも私の・罪なのか
運命と・思う事しか・できまへん
だからこそ・足掻くのだって・言ってたよ
それなんて・将軍様や・ムキムキの
ヴィンセント・さん。いつもより・明るいね
そのようだ・…(てんてんてん)が・無いゆえか
やめまへん?・そろそろネタが・切れそうや
ではビビビ・最後に〆て・もらえるか
じゃあ、またね・次の話で・会いましょう
>>479-480 なかなかみんな才能がおありのようでww
ほほえましいなGJ!(´∀`)d
GJ!!
ワロタよwwなごんだ
なんか面白いなww
〜次元の狭間〜
ガコン! ガタッ!!
ビビ「すごくゆれるね」
ヴィン「ケット・シー これはどういうことだ?」
ケット「あのー…ちょっと言いにくいんやけど…聞いてくれますか?」
ヴィン「なんだ?」
ケット「ここんとこ10日以上も店出してませんやろ?」
ビビ「ナナがいなくなってからだから…それくらいになるのかぁ」
ヴィン「それが何か関係があるのか?」
ケット「それで…あまりエネルギーを使わんからやと思うんやけどマテリアが調子が悪いんです」
ビビ「大丈夫なの!?」
ケット「ここでは修理もできんし…とりあえず次元の狭間から抜けんとなんとも…話はその後です」
ガタンッ! ガコッッ!!
ビビ「うわっ!」
ヴィン「くっ…」
ケット「あかん!ふたりともどっかにつかまるんや!時間があらへん!ここから抜けるで!!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ケット「ふたりとも大丈夫でっか!?」
ヴィン「私はどうということもない」
ビビ「ボクも何とか…それよりここどこだろう?」
ヴィン「それに車は?」
ケット「車はちょっと手に負えへんかも知れへん…場所もちょっと……」
ヴィン「そうか…どうしたものか」
ビビ「ねえあそこに村が見えるよ とりあえず行ってみようよ」
ケット「それしかなさそうやな」
485 :
2/8:2006/08/31(木) 22:41:28 ID:ftxltExl0
ヴィン「これは………!!!」
ケット「なんや…ビビはんと同じカッコの人がぎょうさんおるな」
ビビ(黒魔道士の村でもないのに!?)
ヴィン「ビビビ…ここは?」
ビビ「ボクにもわk…」
ドンッ!
???「いてーな!ぼさっと立ってんじゃねーよっ!!」
ビビ「ご…ごめんなさい」
???「まあその格好…どうせここにきてびびってんだろーけどな」
ビビ「えっ…えっ??」
???「なんてったって魔道士の村ミシディアだからな!お前みたいな魔道士の端くれがよく来るんだよな」
ビビ「あのー君は?」
???「ふっふっふ…よーく覚えとけよ!!おいらはこのミシディア始まって以来の天才児パロムさm…」
ポカッ
???「パロムっ!またサボって!!長老カンカンよ!」
パロム「何だよ!ちょっと休憩しただけだろ」
???「あら?そちらの方たちは?修行の方たち?」
ケット「そういうわけやないんやけど…移動中にちょっとトラブルがあって」
???「お困りなんですか?…う〜ん……とりあえず長老のところにご案内します」
ヴィン「すまない……」
???「困ったときはお互い様ですから!…あ!そうだ!私ポロムです!!あなたたちは?」
ビビ「ボク、ビビです」
ケット「ケット・シーや」
ヴィン「…ヴィンセントだ」
ポロム「ビビさんにケット・シーさんにヴィンセントさんですね。それでは参りましょう」
パロム「おいらを無視するな〜!!」
486 :
3/8:2006/08/31(木) 22:42:15 ID:ftxltExl0
ポロム「(略)というわけでここに連れてまいりました…なんとかなりませんか?」
長老「ふむ…お客人たちよ…状況を説明していただけますか」
ヴィン「私たちは次元の狭間を旅していたのだが…」
ケット「ボクたちが乗ってきた車の動力であるマテリアが急に調子悪うなったんです」
パロム「なんだそりゃ?夢でも見てんじゃねーの?」
ポロム「パロム!黙ってなさい!」
長老「つまり…あなたたちは異世界から来たということですか」
ビビ「たぶん…そうみたい」
長老「マテリアとは初めて聞く言葉ですがどのようなものでしょう?」
ケット「簡単に言うたら魔法が詰まった石みたいなもんです…これなんですけど」つ○
長老「確かにすさまじい魔力を感じますな…」
ヴィン「それにこめられたデジョンが暴走気味でこのようなことに…」
パロム「だったらデジョンで一発じゃん!それで戻れるじゃねーか!こいつ黒魔道士だろ?」
ビビ「ぼ…ボク使えない」
パロム「うそだろ?あんなのかなり初歩の魔法だぜ?」
長老「パロム!誰にでもできないことはある…そういう言い方をするものではない!」
ポロム「ごめんなさいね」
ビビ「う…うん……それよりボクたちは…」
長老「マテリアというものの原理がわかれば対策もわかるでしょう…お借りしてもよいですか?」
ケット「お願いします…ボクたちにはどうにもできません」
長老「ではお預かりいたします
ところで…差し支えないのでしたら旅の目的を聞いてもよいですかな?」
ビビ「ボクたち移動式のサンドイッチ店をしています」
長老「でしたらこの村でもお売りになってはいかがでしょう?」
ヴィン「しかし恩人たちから金は…」
長老「いえ、私としてもこのような珍しい機会を下さったことに感謝したいくらいです
お気になさらずに旅の目的を大事にしてくだされ」
ケット「そうでっか?じゃあお言葉に甘えて…」
487 :
4/8:2006/08/31(木) 22:43:06 ID:ftxltExl0
〜数時間後〜
ビビ「かなり売れたね」
ヴィン「ああ…用意していたものはほぼ完売だな」
ケット「修理はどないなったやろか…」
ポロム「みなさん!長老がお呼びです」
パロム「話があるからすぐ来いってさ」
ビビ「修理終わったのかな?」
ケット「とにかく行ってみましょ」
〜長老の家〜
ケット「あの、どないなりましたか?」
長老「原因がわかりました。少し時間がかかりますが修理できそうです」
ヴィン「原因というのは…?」
長老「この村で今朝から魔法の実験をしていたのですが…普段と違う反応がありました
どうやらあなたたちのマテリアと互いに影響したようです」
ビビ「だから急におかしくなったんだ」
長老「予想がつかなかったとはいえご迷惑をおかけして申し訳ありません…」
ヴィン「いや…こちらも実験の邪魔をしてしまったのは申し訳ない」
ケット「それで…どのくらいかかりまっか?」
長老「遅くても3〜4時間後には完了できると思います」
ケット「そうでっか…どうお礼を言うたらええか」
ビビ「ボクたちも何かしたいなぁ…」
長老「でしたらひとつ頼まれていただけますか?」
ケット「ボクらにできることなら何でもしまっせ!」
長老「ではその黒魔道士の方に…パロムの修行に付き合っていただきたい」
ビビ「ぼっボク!?」
パロム「え〜!?こんなガキとか!?」
ビビ「いや…ボクとあまり変わらない気が…」
パロム「何だと!?」
ポロム「いいかげんにしなさい!こんな機会はたぶんもうないわよ!
もしかしたら見たことない魔法が見れるかもしれないじゃない!!」
488 :
5/8:2006/08/31(木) 22:43:56 ID:ftxltExl0
長老「ポロムの言う通りじゃ!テラを目指すというのならこのようなチャンスを無駄にするでない!!」
ビビ「えっ…テラって……あのテラ!?」
パロム「何だ?お前でもテラは知ってるんだな?」
ビビ「う…うん……でもテラはなくなっちゃっt…」
ポロム「そうだけど…でも私たち魔道士の憧れだわ!」
パロム「そうだ!おいらは絶対に第2のテラを目指すんだ!」
ビビ(ここの人たちにはテラって聖地なのかな?)
パロム「何だよその顔は!?こうなったらおいらの魔法を見せてお前との差をはっきりさせてやる!」
ビビ「えっ…でも僕店の片づけが…」
ヴィン「店なら大丈夫だ…行っていいぞ」
ケット「ビビはんにもええ機会になりそうやしな」
パロム「ほらもう逃げられないぜ!さあこっちだ!!」
長老「パロム!!」
パロム「わかってるよ!修行…修行っと!!」
ポロム「待ちなさいパロムーーっ!」
ヴィン「大丈夫だろうか…」
長老「申し訳ない…だがパロムも自慢したがる子だが加減のわからない子ではない…
ポロムもいるし…信じていただけませんか?」
ケット「う〜ん…まあ悪い子やなさそうやしな とりあえずボクら店に戻りますわ」
長老「では修理ができればすぐにお知らせします」
ヴィン「よろしく頼む」
489 :
6/8:2006/08/31(木) 22:44:49 ID:ftxltExl0
〜店の中〜
ヴィン「何とかなりそうでよかったな……」
ケット「サンドイッチの売れ行きも上々やし…たまにはこんなトラブルも悪くないですなあ」
ヴィン「…………」
ケット「冗談やって!そんなに怒らんとって〜な」
ガタッ
ケット「あれ?お客さんやろか?」
ヴィン「誰だ?」
ケット「すんません…売れ残りしかないけど…よかったら食べていってな〜」
???「いや…修行用の食糧を買ったばかりで金がない…
店が出ていると聞いて見に来ただけだ。すまない」
ケット「修行でっか〜…じゃあここのサンドイッチ食べてがんばってや〜」
???「しかし代金が…」
ケット「ここで会ったんもなんかの縁やし…次があるかもわからんしな」
ヴィン「それに…売れ残りだからな…」
ケット「ところで何の修行でっか?見たところ魔法使いに見えへんけど…」
???「竜騎士だ。この近くの試練の山で修行をしている…名はカインだ」
ケット「カインはんでっか〜…あっサンドイッチ用意できました」
ヴィン「持ち運べるよう包んでおいた…」
カイン「すまない…せめてこれを受け取ってくれ…ほんの1週間分だが……」
ヴィン「これは修行用の食料ではないのか?」
カイン「モンスターを倒した金でまた買いに来るから問題ない」
ケット「じゃあせっかくやし…ありがたくもらいましょか」
カイン「それでは俺はこれで修行に行くことにする」
ケット「頑張ってな〜(変わった客やったな)」
490 :
7/8:2006/08/31(木) 22:45:41 ID:ftxltExl0
〜さらに数時間後〜(IN長老の家)
長老「お待たせいたしました これで問題なく動くはずです」
ケット「おおきに〜ほんまに助かりました」
ヴィン「後はビビビの帰りを待つだけだな…」
ポロム「ただいま戻りました!」
パロム「………」
長老「勉強にはなったか?」
ポロム「はい!見たことない魔法が見れましたし…パロムとレベルが違いました!」
パロム「でもこいつデジョンだけじゃなくポーキーも知らなかったぜ!」
ポロム「パロム!素直に負けを認めたら?」
パロム「……わかったよ…おいらの負けだよ」
長老「ふたりともいい経験ができたようじゃな…ビビ殿に感謝するんじゃぞ」
ビビ「僕も知らない魔法が見れてよかったです」
長老「そう言っていただけるとありがたい」
ヴィン「では我々はこのあたりで…」
長老「車までお送りします…マテリアの動作も確認したいですから」
長老「ここにセットすればよいのですね」 カチャ
ケット「問題なさそうやな」
ヴィン「では出発するとしようか…」
長老「あなたたちのたびのご無事を祈ります」
ポロム「サンドイッチおいしかったですわ」
パロム「今度までにはお前よりも成長しといてやるからな!絶対また来いよ!!」
ビビ「うん!絶対また行くよー!!」
一行は テらっきょ パロ麦茶 ポロムース ふたりがけーキ
…とガリ1年分(当人曰く1週間分) を手に入れた!!
491 :
8/8 補足:2006/08/31(木) 22:47:07 ID:ftxltExl0
デジョン(3/8)
4 一つ前の階へ戻る かなり早い段階で会得可
7 敵を異空間へ消し去る
9 登場しない
テラ(5/8)
4 賢者で白・黒魔法のほとんどを会得したじいさん
9 ビビたちのいた星に寄生する形で存在した星 半裸夫の故郷
この人達も「ガリウマー」とかやってたりして…
GJ!いいなあ!
ヴィン「とりあえずガリサンドを作ってみたぞビビビ」
ビビ「ポカーン(゚Д゚)」
うまそうだけどなガリサンド
ジンジャーサンドなら食えない事もない気がする。
調理によっては旨そうだ。
もうすぐ折り返しだが容量がやばいな
このペースで行くと532KBか…
500 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/04(月) 14:18:01 ID:jss8dsrs0
あまりにも下すぎるのでage!
保守あげ
ほす
ビビ「お客さんこないなぁ…」
今までに行った場所ってたしかFF4FF7FF9…他にあったっけ?
FF8の孤児院とFF6の孤児院?に行ってる。
FF4 ミシディア
FF5 次元のはざま
FF6 モブリズ ナルシェ
FF7 コスタ・デル・ソル ライフストリーム 神羅ビル 神羅屋敷 ウォールマーケット
コスモキャニオン アイシクルロッジ チョコボファーム ジュノン ロケット村
FF8 バラムガーデン イデアの家
FF9 アレクサンドリア ダリ リンドブルム マダイン・サリ 山頂の駅
FF10 スピラのどこかの農家
FF11 ウィンダス
読み返してみたらそんなに行ってたんだな…w
FF12にも行ってたみたいだ。
FFTはどうかな?
FF12はオイヨイヨだけだったからもう1回リクエストと偉くない自分が言う
>>508 FFTって町っぽい町あったけ?
やったけど全然おぼえてないや。
保守!
514 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/11(月) 04:15:55 ID:LiR0WF2M0
前スレと同じ運命になる前に保守
削除はまだされてないな
515 :
0/8:2006/09/11(月) 05:16:54 ID:cd3+kGHg0
〜はじめに〜
ナナ「今回のおはなしの中で、一部、ふせ字になってるところがあります。
そこの○はピーと読んでください。例は、えっと…おすぎと○コ(ピーコ)です。……父ちゃん言えたよ」
ナナキ「うん、良くできたぞ、ナナ!」
ナナ「ねぇ、なんで、この人は、ふせ字なの?」
ナナキ「……皆で旅してた頃、オイラだけファッションチェックしてもらえなかったんだ。いつも見てますって言ったのに…」
ナナ「…………それだけ?………」
ナナキ「…………うん……」
516 :
1/8:2006/09/11(月) 05:17:38 ID:cd3+kGHg0
〜次元の狭間〜
銀竜「ぎゃーす?(次、右左どっちだっけ?)」
クジャ「わかんない!ちょっとゲームを買いに行くだけなのに、何で迷うんだよ!」
銀竜「ぎゃぎゃ……(クジャの言うとおりに進んだのに……)」
クジャ「僕が悪いって言うのかい?フッ………でも、こんな時こそ、持ってて良かった○S○!(○はピーって読んでねPって)」
銀竜「ぎゃ〜ぎゃーす、ぎゃぎゃす?(まぁすごい、それをどうするの?)」
クジャ「フッフッフッ…この○S○(○はPだよ)には地図ソフトが入っているのさ!こうしてスリープモードを解くと………あれ、動かない」
銀竜「ぎゃ〜す(電池切れだね)」
クジャ「何だよ、これ!使えないじゃん!!何が世界のS○NYだよ!!(○は……ここは入れなくて良いや)」
銀竜「ぎゃーす、ぎゃ?(今日は、あきらめて帰ろ?)」
クジャ「あ〜イライラする。ちょっとそこら辺のモンスター痛めつけてやる、銀竜はそこで待ってて!!」
銀竜「ぎゃぎゃ(うん、気を付けてね)」
クジャ「よし、まずは、あいつからd………うぐぅ!!!」
517 :
2/8:2006/09/11(月) 05:18:22 ID:cd3+kGHg0
どーーーーーーん!?!
ケット「やば、なんや轢いてもうた!」
ヴィン「……こんな所に人はいないだろう……岩か何かではないのか?」
ケット「動いてるように、見えたんやけど……ま、このまま行きましょか」
ビビ「心配だから、ぼく窓からちょっと見てみるね…」
ケット「落ちないように、気を付けてくんなはれ。落ちたら、どこ行くかわかりまへんで」
クジャ「何だ、あの車は!!人のこと轢いといて、逃げる気か?!これでもくらえ!!」
半裸父は車めがけて○S○(○はピーを入れて読んでね)を、投げつけた。
クジャ「……くそ、少し外れちゃった…………あっ」ゴン、ピューーーーー……
車から顔を出していたビビに当たった。そしてビビは落ちた。
ヴィン「ケ、ケット・シー!ビビビが落ちたぞ!消えてしまった!!」
ケット「なんやて!とりあえず、ここ(次元の狭間)から、出ますで。無事やと良いんやけど……」
クジャ「……今の…ビビ?き、気のせいだよね……帰ろっと…行くよ、銀竜……」
銀竜「ぎゃ〜す(もういいの?)」
518 :
3/8:2006/09/11(月) 05:18:54 ID:cd3+kGHg0
〜カーム(DCの一章でヴィンセントがリーブと話した直後)〜
ビビ「イテテ……ここはどこだろ?町が燃えてる……。みんなはどこかな…」
ヴィン「……(この子は逃げそびれたのか…?)……おい……」
ビビ「あ、ヴィンセントさん、よかった〜はぐれたかと思ったよ。ケットさんはどこ?」
ヴィン「……?何故、私の名前を……ケット・シーの知り合いか…?」
ビビ「え、うん……(もしかして、昔のヴィンセントさんなのかな…)」
ヴィン「……そうか(ならば…リーブの部下に引き渡せば良いだろう)……付いて来い……」
ビビ「うん……(何だか、ちょっと怖いな……ヴィンセントさん……)あ、誰かいる」
WRO隊員「ヴィンセント・ヴァレンタイン様ですね?私はWROの者です。補給など必要でしたらおっしゃってください」
ヴィン「……WROとは何だ……?」
WRO隊員「は!ヴィンセント様と同じく、先のジェノバ戦役の英雄であられますリーブ様を局長として……ry)」
ビビ「(ヴィンセントさんも、ケットさんも英雄だなんて、すごいや)」
ヴィン「……この子を預かってもらえるか……リーブの知り合いのようだ……」
ビビ「え!僕も戦うよ、ヴィンセントさんを手伝うよ!」
ヴィン「……何を言っているんだ?…遊びではない………子供は下がっていろ…」
ビビ「大丈夫なのに……」
DG一般兵「…………(あそこに…いる…)」マシンガン乱射シュババババ!!!
ヴィン「危ない!!」
WRO隊員「ウグッ!」
ビビ「大丈夫?!危ないじゃないか!サンダラ!!」チュド〜ン!!
ヴィン「(゚Д゚)ポカ〜ン……………フッ、名前は何だ……?」
ビビ「ビ、ビビ…」
ヴィン「……ビビビか……ケット・シーは教会広場に来るであろう…そこまで手伝ってくれ……」
ビビ「うん!(…でもまた、名前間違えられてる……)」
519 :
4/8:2006/09/11(月) 05:19:41 ID:cd3+kGHg0
〜カーム、教会広場までの道のり〜
ビビ「(あの人たちは何でこんな酷いことをするんだろう……街がめちゃくちゃだ……)」
ヴィン「……大丈夫か……?疲れたのなら休んでもいいぞ………」
ビビ「ううん、大丈夫。……(あ、人形が焼け落ちてる……持ち主は無事かな……
……ヴィンセントさんも悲しそうな顔してる……)」
ヴィン「……(ここはどこだ?……どちらに行けば……教会に着くのだ……)」
ビビ「ヴィンセントさん、行き過ぎだよ!教会はこっちみたい!」
ヴィン「……そうか……」
ビビ「あ、敵がいっぱい居る…どうしよう……」
ヴィン「ビビビ…肩に乗れ……落ちるな……」リミットブレイク:ガリアンビースト!!
ビビ「あわわ〜す、すごいや!どんどん進んでく」
ヴィン「ガルg………………着いたか…ケット・シーはどこd……?!」
520 :
5/8:2006/09/11(月) 05:24:29 ID:cd3+kGHg0
ドラゴンフライヤーGL登場!!
ビビ「何か飛んでる……わっ撃ってきた!」
ヴィン「……また来たのか……再び銃で………弾切れか……」
ビビ「ど、どうするの?」
ヴィン「低空を飛んでるときに攻撃する……ビビビは魔法で援護してくれ……」
ビビ「うん!(高く飛んでるときは僕ががんばらないと)」
ヴィン「…くっとどかん……」
ビビ「ファイガ!!………もうすぐ落ちそうだよ」
ヴィン「……よしとどめだ……」教会跳び乗り三角だいじゃん〜ぷ!!
ビビ「(゚ ゚)!?(そ、そんなに跳べたの……?初めから跳べば良かったのに……)」
撃墜されたドラゴンフライヤーGLの中からでてきた多数のDG一般兵は機関銃を二人に向け構えた。
ヴィン「……ビビビ!……」ヴィンセントがビビに覆いかぶさった瞬間、銃声が鳴り響いた!!
シュババババババ!!!!
ビビ「( > <)!?」
521 :
6/8:2006/09/11(月) 05:26:13 ID:cd3+kGHg0
WRO隊員が二人を囲んでいたDG一般兵への銃撃を終えた。
WRO隊員「局長!DG残党の排除終了しました」
リーブ「間に合ったようですね」
ヴィン「……ああ……助かった……」
ビビ「ケットさん!」
リーブ「(この子は?)お疲れ様でした。とりあえず、といったところですが、奴等は、カームから撤退したようです」
ヴィン「…そうか…」
リーブ「ですが、もう少し……ry)」
〜車の二人〜
ケット「あ、あそこや!ビビはんがあそこにおりまっせ!」
ヴィン「……無事だったか……しかし、あそこに居るの私達に気付かれずに……ビビビを呼ぶには……」
ケット「フッフッフ……こんな時の為にスピーカーが付いてまっせ、これで呼べば、こっちに来るやろ…スイッチオン!」
いしや〜きいも〜おいもっ。ふっくら焼きたて石焼き芋はいかがですか〜
ケット「あかん、あかん、こっちはテープやった……このボタンやな………ビビはん聞こえまっか〜?」
ヴィン「……(どこから持ってきたんだ、このスピーカーは……)」
リーブ「こんなときに…何て気楽な……場をわきまえて商売してほしいものだ」
ビビ「(あ、車だ。迎えに来てくれたんだ、行かなくちゃ)ヴィンセントさん、ケットさんありがとう、僕もう行くね」
ビビは車の方へ走り去っていった。
522 :
7/8:2006/09/11(月) 05:26:55 ID:cd3+kGHg0
〜車〜
ヴィン「……ビビビ……無事だったか…?」
ビビ「うん、大丈夫だよ。ヴィンセントさんもケットさんも守ってくれたし」
ケット「そら良かったわ。僕ら、かっこ良かったやろ?」
ビビ「うん!二人とも英雄だって尊敬されてた!」
ヴィン「……そうか……」
ビビ「ねえ、二人とも、僕と会った事は覚えてなかったの?」
ケット「そやな〜、何でかわかりまへんが覚えてへんね。あの頃は忙しかったからやろか」
ヴィン「……私も、覚えてないな……度々、変身したせいかもしれないな」
ビビ「そう……」
ケット「あ、でも、もう忘れまへんで。この旅の事はちゃんと記憶してまっせ」
ヴィン「…私もだ……」
ビビ「僕も忘れないよ!」
ケット「じゃあ、次の町に行きましょか〜。どんどん行きまっせ!落ちないように掴まっててくんなはれ」
ビビ「うん!」
523 :
8/8:2006/09/11(月) 05:28:19 ID:cd3+kGHg0
〜カームの二人〜
ヴィン「……行ってしまった……」
リーブ「あの子は…?この町の子ですか?」
ヴィン「…知り合いではないのか?…お前の名前を呼んでいたぞ……」
リーブ「いえ、まったく…」
ヴィン「……そうか……不思議な子供だった……どこかでまた会うかもしれんな……」
リーブ「……そうですね、そんな気がします」
そのとき、上空10000mに次元のヒズミが生じた。その直径30cmにもみたない小さな穴から、
どこかでムシャクシャした半裸な人が投げて、次元の狭間をさまよっていた○S○(○はピーを入れてね)が
飛び出した。その○S○(○はpを入れてねPを)が地球の重力を受け加速度的に速さ増しながら
二人のいる地点に落ちていった。高度3000m。そのときその最新の技術が注がれた○S○(○はPを…ry)に
搭載されたFDS(フライング・ディスク・システム)が発動し、本体はヴィンセントへ、おにぎりのような形をしたディスクは、
リーブへ、二人の後頭部めがけて落ちていった。その二つの落下物は直撃!!……したかに見えた……
ヴィンとリーブ「へっくしゅん!!」
落下物は偶然にもくしゃみをした二人の後頭部をかすめ地面に落ちた……ズドン!
リーブ「(くしゃみ…)誰かが、噂でもしているのでしょうか……」
ヴィン「……これは……(何だ…?)」
地面に激突した○S○(○はP)の内部では、内臓リチウム電池が急激な負荷を受け温度が上昇、爆発した。!!BOMB!!
ヴィン「……やっと…休める……」
リーブ「…ろ、労災……グフッ」二人は地に、ひれ伏した。
WRO隊員「きょ、局長ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
このときの衝撃で、二人はビビの記憶を失ったとさ……ちゃんちゃん。
524 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/11(月) 06:25:02 ID:5tnlUoIaO
スマソ、下げ忘れた orz
526 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/11(月) 08:52:12 ID:z8GcT04DO
>>1 ここで朝食用のサンドイッチが買えると聞いて飛んで来たんだが
>>526 ヴィン「朝限定メニューだな。丁度今作った新メニューがある。試食してみないか?試作品だからお代は結構だ。
名前は・・・死者でも飛び起きる、という意味を込めて『アレイズサンド』とでも名付けるつもりだ。目覚めのボケた頭にお勧めのサンドイッチだ。」
すごく…おいしいです
…てかGJ!
クールヴィン久々(本来のキャラなのにw)
>>527 ヴィン「気に入ってくれて何よりだ。仲間達が『中身が何か知ったらアレイズころかデスサンドになる』と言うから不安だったんだが・・・」
ちょw何入れたんだw
…聞かない方が幸せなのかな
532 :
1/4:2006/09/13(水) 04:41:40 ID:x/HhCGfY0
〜王都ラナバスタ〜
ケット「着きましたで〜、ここはどこやろ?」
ビビ「砂漠の中にある町かな?あっちには、お城があるね」
ヴィン「…砂埃が酷いな……まぁ良い…店を開けよう……」
モンブラン「サンドイッチ売ってるクポ?1つくださいクポ」
ビビ「いらっしゃいませ〜。はい、どうぞ」
モンブラン「モグモグ……うまいクポ!クランのみんなにも買ってくクポ」
ビビ「ありがとうございました〜」
モンブラン「……きっとマーシュもノノも喜ぶクポ……クポクポ……」モンブランはクポクポ言いながら去って行った。
ヴィン「…今日は中々、売れ行きが言い様だな……」
ビビ「うん…あ、またお客さんだ」
カイツ「あ、サンドイッチ売ってるよ。ほら早く〜」
カイツ「二人前ちょうだい」
ヴィン「…わかった…」
カイツ「お、うまいな〜。ね?」
ビビ「ヴィンセントさん、おいしいってよ、良かったね」
ヴィン「……あぁ……」
カイツ「あそうだ忘れてた、ミゲロさんに仕事頼まれてたんだっけ…あ、パンネロ姉ちゃんだ」
パンネロ「たいへ〜ん、ハァハァ…こんな所にいたのヴァン!!探したよ〜ミゲロさんのお店がモンスターに……」
パンネロ「サンドイッチなんて食べてる場合じゃないよ、急いで〜」
ビビ「モンスターだって、僕たちも行ってみよう」
ヴィン「…そうだな……ケット・シー…暫らく頼む……」
ケット「しゃーないね、わかりましたわ」
534 :
3/4:2006/09/13(水) 04:43:00 ID:x/HhCGfY0
〜ミゲロの道具ショップ〜
ミゲロ「わしの店が〜」
パンネロ「ミゲロさん、ヴァン連れてきたよ」
カイツ「はぐれトマトとニワトリスが群れになって店を食い散らかしてる……」
ヴィン「……(それは、はぐれてないのでは……)」
パンネロ「ヴァン、お願い早くやっつけて」
パンネロ「そんな〜、剣も魔法もライセンス取ってないの?アクセサリーだけ?そんな…どうしよう…」
ミゲロ「わしの店が……もうだめだ……」
ヴィン「……………ここで、銃を使うのは危ない……ビビビ、頼めるか…?」
ビビ「うん、やってみる」
パンネロ「あ、あぶないよ」
ビビ「ウォータ!!」はぐれトマトとニワトリスをやっつけた。
パンネロ「…………やった〜、ほらミゲロさん、知らない人がモンスターをやっつけてくれたよ」
535 :
4/4:2006/09/13(水) 04:43:34 ID:x/HhCGfY0
ミゲロ「ありがとうございました…これなら商売を続けられます」
ヴィン「……そうか、それは良かった……」
パンネロ「ビビ君、ありがとね。魔法なんて使うから驚いちゃった」
カイツ「おれと同い年ぐらいなのにすごいよ」
ビビ「そ、そう…?」
パンネロ「うん。ヴァンも見習わなきゃ」
カイツ「そんなんでヴァン兄、だいじょうぶ〜?」
ヴィン「…では、そろそろ行こうか……ビビビ……」
ミゲロ「あ、お待ちくだされ。お礼と言ってはなんですが、これは、うちの商品です、どうぞお持ちください」
ヴィン「…すまんな……」
パンネロと とカイツ「またね〜」
ビビ「ばいば〜い、お兄ちゃんにお姉ちゃん、カイツ〜」 おわり
536 :
貰った物:2006/09/13(水) 04:45:08 ID:x/HhCGfY0
はぐれトマト(ミニ)、ニワトリスの肉、アーシェリー酒、バルフレ味の素、フランスパン、こっぺパンネロ、バッシュールストレミング、レック酢、ウォースラー油、
ラスラム酒、かつおンドール、レダスルメイカ、ヴェインゲン豆、さわらーサー、グラ味噌、辛シドルファス、生姜ガブラス、
小麦ース、ベルガトーショコラ、ラードレイス、餃子ルガバース、ファム卵白、アルシドメーヌド・ロマネコンティ、ヴェーネすじこ、
本ミュリン(みりん)、ヨーてんぷら粉、ミゲローレル、炭酸ソーダラン、カイツミレ、ソルトマジ、バッガナもんじゃ焼きの素、
シナモンブラン、ノノリ(海苔)、ミョウガーディ、ハーディ・H・A(鮪の目玉)、稲穂ルン、ソルベリー、ヤズマットマト。
バッシュールストレミング……
ニワトリスの肉は今までで一番まともだな
さりげなく全く台詞が無いヴァン・・・。
空気バロスwww
そしてさりげに増えた(バッ)シュールストレミング…
〜移動中〜
ヴィン「さっき手に入れた食材で早速新作を作ってみた…試食してみてくれないか…」
ケット「げぇ!なんやまたけったいなモン作ったんとちゃいますやろなぁ〜」
ビビ「(ドキドキ)あ、けど見た目はマトモだよ…(パク、モグモグ…)」
ヴィン「ニワトリスの肉のボイルを味付けした物と、はぐれトマトをフランスパンでサンドしてみた…どうだろう…」
ケット「…げ、ちゃんと食べれるモンに仕上がってる…ん?ビビはん、どしたんでっか?」
ビビ「…おいしいけど…なんか頭がくすぐったい…」
ビン&ケット『(…ウサ耳生えた!)』(゚Д゚;(゚ω゚;)
ちなみに耳は数時間で取れた…らしい。 終
541 :
1/5:2006/09/15(金) 05:07:23 ID:K2QsWPYX0
ビビ「痛ッ!!」
ケット「どうしたんや!?ヴィンセントはんの作った、おやつに、また変な物でも入ってたんか?」
ヴィン「……今日の、おやつはブーゲンハーゲンダッツを皿にあけただけなのだが……」
ビビ「何か……歯がジンジンする……イタイッ!」
ケット「なんや虫歯やね、また何かあったのかと思って心配わ」
ヴィン「(私の考えた料理はそんなに心配なのか…?)……虫歯ならば次の町で歯医者に行けば良いだろう…」
ビビ「虫歯…?歯医者…?何それ……?」
ケット「ビビはん、今まで虫歯になった事なかったんやね」
ヴィン「……虫歯と言うのは…歯の病気のようなものだな…歯が削れて行く……歯医者はそれを治す所だな…」
ビビ「…白魔法じゃ治らないの?」
ケット「だめやね。魔法やと損傷箇所の組織がある程度残ってないとあきまへんから…。
ビビはんの歯の一部は溶けて消化されてるやろうし……ヴィンセントはんの左手がニョキニョキ生えへんのと一緒やね」
ビビ「…そうなんだ」
ヴィン「……歯医者に行けば治してもらえるだろう……それまでの我慢だな……」
ケット「…たしか〜ここに痛み止めが……あ、これやシヴァファリン。半分が冷酷さで、できてるらしいで」
ヴィン「……これは利くのか……」
ケット「もう一個、ありまっせ…EFU(イフ)。こっちは熱気と根性で痛みを忘れるタイプやな」
ビビ「……薬…いいや、町まで我慢する……」
ケット「そうでっか…まぁ30分ばかりの辛抱や。それなりの町なら歯医者あるやろし」
ヴィン「…着いたようだ……ここはニブルヘイムか……」
ケット「結構、昔みたいでんな〜、神羅屋敷もまだそこまでぼろくないようやし」
ビビ「歯医者さん…どこ?……歯が痛い…ジンジンする…」
ケット「あ〜すんまへん。歯医者は……あ、あそこや!お金とハンカチ忘れちゃあきまへんで〜」
ビビ「うん、大丈夫……行ってくるね……」ビビは歯医者に向かって駆けていった。
ヴィン「…では私たちは店を開こうか……(沢山売って、ビビビを喜ばしてやる…)」
ケット「今日は休みでも良いとty……………………………そ、そやね準備しましょか…」
〜開店〜
ケット「……………お客さん来まへんね……秋風が肌にしみるわ」ぴゅ〜……
ヴィン「……何故だ…何故、客が来ない……これが私の罪なのか…」
ケット「そやね、はたから見れば、ぬいぐるみに話かける挙動不審のおっさんが怖そうな目で睨んでるんやし」
ヴィン「org…………子供が一人、向かってくるぞ……(どこかで見たこと、あるような……何か悲しい顔をしているな)」
543 :
3/5:2006/09/15(金) 05:08:34 ID:K2QsWPYX0
チビティファ「おじさん、サンドイッチ売ってるの?」
ヴィン「……あぁ、そうだ……」
チビティファ「その人形は……」
ケット「僕はケット・シーや人形やおまへんで〜」
チビティファ「おじさんの腹話術…?」
ヴィン「(お、おじさん……)…いや、違う……」
ケット「僕は生きてるんでっせ」
チビティファ「ふ〜ん、まあいいや。サンドイッチセット二つ頂戴」
ケット「はいな〜どうぞ」つサンドイッチセット
チビティファ「1つ食べてみよっと……パクパクモグモグ……おいしい、これおじさんが作ったの?」
ヴィン「…あぁそうだ……」
チビティファ「おじさん料理、上手いだね。これおいしいよ」
ヴィン「そ、そうか……(褒められてうれしい)。ところで、何かあったのか?先ほどまで悲しそうに見えたが」
チビティファ「……うん…この間、うちに泥棒が入ったみたいなの…私のパンツが盗まれたみたい……」
ヴィン「……ぱ、ぱんつ……」
ケット「ヘンタイやね……あまりそういう話しないほうが良いでっせ。ヘンタイがどこにいるかわかりまへんし、
この辺に推定28歳ぐらいで挙動不審の引き篭もりニートがおるらしいんで気をつけなはれ」
ヴィン「……(詳しいな……ここに着いてからラジオでも聞いたのか……)」
チビティファ「うん、じゃ行くね。ばいば〜い」
ケット「そいつは赤く血走った眼で、いい歳をしてマントをつけてるようや、あっちの神羅屋敷に居るようやから行っちゃだめやで〜」
ヴィン「……ケット・シー………まさかと思うが………………………………今のは私のことかっ?!」ジャキッ!
ケット「ちょ、冗談や。その銃を下ろしてくんなは……ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
544 :
4/5:2006/09/15(金) 05:09:10 ID:K2QsWPYX0
〜歯医者待合室〜
ビビ「受付は済んだけど……歯医者って何するんだろ……」
キュイ〜〜〜〜〜〜〜ン、いや〜だ、帰るーーうわ〜ん。
ビビ「……変な音がするし……子供の泣き声も………ちょっと怖いな……」
受付「ビビ・オルニティアさ〜ん。処置室へお願いします、3番のベットへどうぞ」
ビビ「あ、行かなきゃ……このドアの奥か………ドンッ!!……あ、すいません(あれ、この子、どこかで……)」
チビクラウド「……グスングスン……ペコッ……」
ビビ「行っちゃった……あの髪、どこかで……」
歯医者「ビビさ〜ん」
ビビ「は〜い」ビビは処置室の中へ消えていった。
クラウドママ「どうしたのクラウド、そんなに痛かった?」
チビクラウド「……ド、ドリルが……グスングスン……」
クラウドママ「男のだったら泣かないの!!ほら、ハンカチ出して…」
チビクラウド「う、うん……フキフキ」
クラウドママ「よし良い子………ク、クラウドそれ……」
チビクラウド「えっ……」チビクラウドが使っていたのは……ちょっと背伸びなパンティーだった。
クラウドママ「どこから持ってきたの!!ティファって名前が書いてあるわよ!!!」
チビクラウド「え、え、ぼく知らないよ。うぇ〜んうぇ〜ん」
ビビ「何だか、外が騒がしいけど何かあったのかな……」
歯医者「あの帽子は取ってもらえる?」
ビビ「え、えっと、これは駄目なんです。お願いします」
歯医者「(何か事情があるのかしら……髪が薄いとか……しょうがないわね)良いわ、じゃあ、そこに寝て口を開けてね」
ビビ「はい(わかってもらえたのかな…良かった)」
545 :
5/5:2006/09/15(金) 05:09:43 ID:K2QsWPYX0
ケット「しかし、あんな女の子のパンツを盗むなんて、どんな顔してるんやか…よほどのヘンタイでっせ」
ヴィン「……そうだな……見つけたら、射殺した方が世の為だろう……」
ケット「せやせや、生きてる事が恥ずかしいでっせ……………あ、ビビはんや」
ビビ「ヴィンセントさ〜ん。終わったよ〜」
ヴィン「……大丈夫だったか……怖くなかったか?」
ビビ「最初はちょっと怖かったけど、大丈夫だったよ。初期だから、今日で治せたって」
ケット「そら良かった、じゃあ出発しましょか。車に乗ってくんなはれ」
ビビ「うん」
〜移動中〜
ヴィン「……(ビビビは虫歯だと言っていたが……ビビビに口はあるのか…?)」
ビビ「…ん?どうかしたヴィンセントさん」
ヴィン「…い、いや何でもない…(話していても、わからない……食べるときはどうだったか……ジーー)」
ビビ「(ヴィンセントさんに見られてる気がする……)僕の顔に何か付いてる?」
ヴィン「……いや、何も……(付いてないから問題なのだが……)」
ビビ「…そう、なら良いけど……(気のせいかな…)」
ケット「……?今日はあまり売れへんかったし次はがんばりましょな〜」
ビビ「うん、次の町も楽しみだね」
ヴィン「……(気になって眠れそうにないな……)」
ビビ「ところでヴィンセントさん」
ヴィン「何だ」
ビビ「最近喋り方が普通だけど、何か悪いものでも食べたの?」
ヴィン「・・・私は普通じゃいけないのか・・・」
保守
ほす!
ケット「どこか着いたようでんな
んーとここは…ウィンヒルって村みたいでっせ
田舎って感じの村やな」
ヴィン「最近店を開いていないな‥開こうか
ビビビ、準備をしよう」
ビビ「うん、ヴィンセントさん」
開店―
ヴィン「いっぱい来るといいな…」
ビビ「あっお客さん。
いらっしゃいませ!」
客「あら何を売っているの?」
ビビ「サンドイッチです」客「おいしそうね。
お二ついただこうかしら」
ビビ「はいっ」
客「どうもありがとう。
がんばってね。」 ビビ「ありがとう!」
ヴィン「あんまりこの村は人がいないようだな…」
ビビ「そうみたいだね。あっいらっしゃいませ!」
元ガーデン生1「サンドイッチかぁ」
2「へぇうまそうだな」
1「3つくれよ」
ヴィン「まいどどうも‥」
1「(暗いヤツだな…)」
ヴィン「そこそこ売れたな…片付けようか」
おばあさん「まだあなた達いたのね!
そうだわ食材あげるわ!
―――はいっこれ。」
リノアップル キスティ酢 ラグナスビ
ビビ「あっありがとう…」
ばあさん「それじゃあね!」
ケット「さてそろそろ行きまっか」
ビビ「次はどこかなぁ…」
保守がてら書いてみましたすいません
最後の一行は不要、乙。
今食材どれだけあるん?
※カタカナは半角に統一、改行は適当、分類は俺の基準
メニュー
ハムチーズサンド、カツサンド、ヤキソバパン、コロッケサンド、フルーツサンド、ヘルシーサンド、モンブランサント゛、
ダメニュー(
>>407の基準に基づく)
激辛バレットサンド、これも私の罪なのカクテル、グラシャラボラスク、メガフレアチーズケーキ、サボテンダージリンティー、ガリサンド アレイズサンド
ピクルスの臭いを取るためにソルジャージー牛乳に漬け込み…さらに…夏なのでレッドサーティワンアイスを載せ…その冷たさによりバレットウガラシの
辛さを押さえ…オイヨいよかんの果汁をかけたサンドイッチ(名前は不明)
飲料
エアリ水、ザック水、セフィロ水、トラン水、カダー汁、ルーファウ水、ビッグ水、ベアトリク水、マーカ水、ルクレツィアルコール、宝条ォーター、ジェノバーボン、ビビ微炭酸水
ターク水、ソルジャージー牛乳、神羅ビール、クラウドリンク、セリ水、ガウォーター、ストラゴ水、シャドウォーター(クライドリンク)コスタ・デ・ココナッツミルク、嗚呼龍茶(アーロン茶)、
パロ麦茶、アーシェリー酒、ラスラム酒、アルシドメーヌド・ロマネコンティ、炭酸ソーダラン
食材
マッシュールストレミング、カイ塩、ケフカスピ海ヨーグルト、ガストラーメン、バレットウガラシ、ギザールの野菜、げんこつイモ、バクダンカボチャ、もー栗、ケット・シーチキン
オイヨいよかん、ティー大根、ユウナスビ、ワッカイワレダイコン、キマリンゴ、シーモアスパラガス、リュックルミ、ネズ美かん、ダガーリック、ガーネットウモロコシ
ラフランスコール、リノアプリコット、ゼルビーグレープフルーツ、キスティストロベリー、キロスイカ、ウォードリアン、シークワーサイファー、チョコレイント、モッツァレラグナチーズ、エルオーネーブルオレンジ、
マーマセンセイレード、チョコボの卵、テらっきょ、ポロムース、ふたりがケーキ、はぐれトマト(ミニ)、ニワトリスの肉、フランスパン、こっぺパンネロ、バッシュールストレミング、
かつおンドール、レダスルメイカ、ヴェインゲン豆、さわらーサー、小麦ース、ベルガトーショコラ、ファム卵白、ヴェーネすじこ、カイツミレ、シナモンブラン、
ハーディ・H・A(鮪の目玉)、稲穂ルン、ヤズマットマト、リノアップル、ラグナスビ
調味料・薬味・ハーブ系
カイ塩、ジタン塩、セルフィーユ(ハーブ)、ココアーヴァインパウダー、バルフレ味の素、レック酢、ウォースラー油、グラ味噌、辛シドルファス、生姜ガブラス、ラードレイス、
本ミュリン(みりん)、ヨーてんぷら粉、ミゲローレル、ソルトマジ、バッガナもんじゃ焼きの素、ノノリ(海苔)、ミョウガーディ、キスティ酢
アイス系
レッドサーティーワンアイス、ブーゲンハーゲンダッツ、ソルベリー
※レッドサーティーワンアイスについて
正確には「レッドサーティー『ヮ』ンアイス」だが小さいヮは半角では出ないのでやむなく普通のワを使った
実は投下したの俺だがそのとき気づかなかったorz …気にせずやってくれ
自分語り入ってスマソ
食材まとめ乙!
こんなにあったのかwwww
半裸父「あの二人どこに行ったんだろう?
せっかく半裸福神漬けとかクジャカイモとか用意したんだけどなぁ」
>>558 どうでもいいが半裸福神漬けって見たとき
半裸の福の神がなんかに漬かってる様子が浮かんだ…
そんな俺負け組 orz
入手したときに個数がないから、無限でいいんじゃない。
数が載ってるのは、チョコボの卵とマッシュールストレミングの12個ぐらい?
>>561 たくさん貰ってるんだろう。
あくまでサンドイッチの材料なんだから。
565 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/22(金) 17:03:34 ID:fJVSsMro0
保守age
半裸父「ん?何か落ちてるよ」
━半裸父は
>>460を手に入れた
半裸父
それを開けたら気絶だなww
568 :
1/6:2006/09/24(日) 04:34:48 ID:fS+2L49L0
〜どこかの町の本屋さん〜
クジャ「どうだい綺麗だろ、僕の3rd写真集『僕と月』さ。ここに置かせてあげるから売っていいよ」
店主「はっ?あの…何の話ですか?」
クジャ「何って、写真集の営業さ。僕の美しさを世界中の人に知ってもらうためにね。100冊ぐらい置いてくからよろしくね」
店主「えっえっ?」
クジャ「このカウンターの横が良いね平積みにしておくよ…ヨイショっと。
あとこれはおまけ、内の研究所で偶然できた遺伝子組み換えのクジャカイモと半裸福神漬け」
店主「いや、ちょっと待っ(ry」
クジャ「お礼はいらないよ。じゃ、急いでるから」
店主「( ゚д゚ )ポカーン………はっ!この本どうすれば良いんだ〜」
銀竜「ぎゃーす(終わったの?)」
クジャ「まだまださ、他の店にも行かなきゃ。100万部刷ったからね」
銀竜「ぎゃぎゃ〜す!(100万部!!)」
クジャ「世界中のファンの為さ!早く営業を終わらせて、さっき拾った缶詰(
>>460)を食べよう」
銀竜「ぎゃーす……」
569 :
2/6:2006/09/24(日) 04:35:22 ID:fS+2L49L0
ヴィン「そろそろ店仕舞いか……」
ビビ「この頃、前よりも沢山売れるようになったね」
ヴィン「…そうだな……技術も付いてきたのであろう……」
ケット「あとはアイデアさえ、まともなら良いんやけどね。ヴィンセントはん何で暴走するんでっか?」
ビビ「普段の料理はすごくおいしいのにね」
ヴィン「……(私の考えた料理はそんなに駄目なのか…?)」
ビビ「料理の本とか読んでみたらどうかな?」
ケット「そうやね、他人のレシピを見て勉強するのも良いかもしれまへんわ」
ヴィン「…………では本屋に行ってみるか……(うまいと思うのだが…)」
570 :
3/6:2006/09/24(日) 04:36:07 ID:fS+2L49L0
〜さっきの本屋さん〜
店主「(また変な客が来たよ…)いらっしゃいませ〜」
ヴィン「…料理の本を探すとするか……」
ケット「せっかくやから普通の本も買いましょ、読書の秋やし」
ヴィン「…では自由行動にして車に集合ということにするか……」
ビビ「ぼく何を買おうかな〜」
ヴィン「……(本など、普段買わないのでわからんな…これで良い……あとは料理の本を……)」
ヴィンセントは料理のコーナーへと向かった。
ヴィン「……(どれにすれば良いのか…………むっ!こ、これは……)」
ある料理本を手に取り、レジへ
店主「800ギルになります」
ヴィン「……あぁ………………………ん?これは…半裸父か?」
店主「知り合いですか!」
ヴィン「……そうだが………?」
店主「困りますよ!こんな物、置いてかれても!!引き取ってくださいよ!」
ヴィン「………引き取る?……売り物では無いのか?」
店主「そんなわけないでしょ!誰が買うんですかこんな物!!ほら持って帰って…」
571 :
4/6:2006/09/24(日) 04:36:39 ID:fS+2L49L0
ビビ「あ、ヴィンセントさん帰って来た」
ケット「なんでっか?そのダンボールは、3つも持って…」
ヴィン「本屋で引き取れと言われたんだ……半裸父の物らしいが……」
ケット「まぁええわ。みなはん本は何を買ったんでっか?」
ヴィン「……私は…これだ……ドストエフスキーの『罪と罰』だな……」
ビビ「ぼくはこれ!『ごんぎつね』子供向けコーナーのおすすめだった」
ケット「『ごんぎつね』なつかしいわ。僕はこれや『宮沢賢治の詩集』」
ビビ「二人とも難しそうな本だね」
ケット「大人やからね、これぐらい余裕やで。じゃあ読書の時間にしましょか」
ヴィン「…あぁ…そうだな……」
……………数分後……………
ヴィン「……(タイトルに惹かれて買ったのだが……内容が難しい……(・ω・;)キョロキョロ(;・ω・))」
ビビ「……ジー……パラッ……ジー……」
参考:ごんぎつね本文(
ttp://www2.saga-ed.jp/school/edq12804/hirano-el/gongitune.html)
ケット「ジー………」
ヴィン「……(二人とも集中しているようだ……)」
572 :
5/6:2006/09/24(日) 04:37:33 ID:fS+2L49L0
ビビ「……グスングスン(涙)……」
ヴィン「……どうしたんだビビビ?」
ビビ「ごんが死んじゃったんだ……罪を償ってたのに……」
ヴィン「……(罪、償い?)」
ビビ「ごんの気持ちになったら涙が出てきちゃった……」
ケット「感情移入でんな…その気持ちわかるで」
ヴィン「……感情移入……(涙が出るほどなのか…)」
ケット「僕も今、読んでた本のロードローラだ!!の所で手に汗にぎりましたわ」
ヴィン「……ロードローラー?詩集ではなかったのか…?」
ケット「えっあ…そうや詩集やで詩集(あかんあかん、本体で漫画読んでるのが、ばれる所やった)」
ビビ「ヴィンセントさん、もう読んじゃったのそれ?」
ヴィン「……あ、あぁ……」
ビビ「早いね。『ごんぎつね』読んでみる?」
ヴィン「……そうだな…貸してもらえるか……(罪…償い…)」
ビビ「うん。じゃあぼくは、お夕飯の準備してくるね」つ本
ヴィン「…ありがとう……(感情移入か……どのような感じなのか……)」
573 :
6/6:2006/09/24(日) 04:40:18 ID:fS+2L49L0
………10分後………
ビビ「ご飯の準備できたよ。残り物のサンドイッチだけど、ヴィンセントさん」
ヴィン「……ぷるぷる………」
ビビ「(ヴィンセントさんの様子が変だな……ヴィンセントさんも悲しくて泣いちゃうのかな…)」
ケット「ヴィンセントはん!ビビはんが呼んでるで〜」
ヴィン「……レッド13が……レッド13が……」
ビビ「ナナキ君がどうかしたの?」
ヴィン「……私が…私がレッド13を殺してしまった…………レッド13は償っていたのに……」
ケット「ちょ、落ち着きなはれ。感情移入しすぎやで」
ヴィン「……私のデスペナルティーがレッド13を………ナナに何と謝れば……」
ビビ「ナナキ君はここにはいないよ。落ち着いてヴィンセントさん」
ヴィン「……そうだな…すまなかった……」
ビビ「落ち着いた?」
ヴィン「……レッド13はこの世にはもういない……私は償いの悪夢を見続けるだけか……」
ケット「だめや!ぼけてる」
ヴィンセントは棺桶の中に入ってしまった。
ビビ「行っちゃった……」
ケット「起きたら元のもどるやろ。ほっといたらええで」
ビビ「うん………」
本日、手に入れたもの
ダンボールいっぱいのクジャカイモと半裸福神漬け、クジャの3rd写真集『僕と月』×100、ルクレツィアの今日の料理10月号
>>568-573 GJ!
半裸福神漬けとか投下してみたがまさか本当にネタになるとは思わなかったwww
保守
????「保守ゅさせてぇいただきますよぉ」
アルシドがここにもきたw
ビビ「ねぇ…クジャカイモって新種のジャガイモなんだよね?」
580 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/28(木) 20:44:06 ID:p/twGBmY0
おやかた「クジャカイモはマローニエで調理すると、
ホクホクして、おいしいクポ。」
おやかた「ちょっと動きが悪くなってるクポ、補修していくクポ。」
アゲてるけどモーグリだから許す。
荒ると嫌だから次からサゲてね〜。
寝る前に保守。
>>573 ルクレツィアの今日の料理10月号てw
ちょwwさりげなくヴィン何買っとんのwww
ルクレ料理出来るんかな・・・?科学者の料理か・・・。
585 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/30(土) 15:46:53 ID:BSbaOqcz0
age
586 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/01(日) 01:26:14 ID:Do0yDjKw0
age
∧∧ ∩
( ´∀`)/
⊂ ノ
(つ ノ
(ノ
588 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/01(日) 12:46:20 ID:oII8j++a0
r‐‐i、 .__, ,r‐┐ i、 丶 ,ri、
:"'''''''″ ‘゙,,,,,,,,,. ,i´ ,/ r‐┘ ー―ー / .i、
.r‐---‐ .'「ー¬'i、 ,l゙ ,l゙,,,,._ .゙‐'''l .,!'''''''''' v―''''''""''''-i、 _,,,,,,,,,/ ゙l,,,,,,,,,,,,,
ーー',,,,,,,,,, メi"^゜ .,l゙ .”,,,. ゚i、 ,,,,,、.[ ̄` ` ̄"゙″ l''''''''''''''''''''''''''''''''i、 .l゙r‐'''"~゙゙゙'┐ ゙> ヽ,, ,,,,i゙l,,,、 ,,.r"
.,r'"゙,,,,,,,,,_ ゙゚ァ ..,i´ .,/゜` .l l゙ .l゙ `"゙] 厂 ゙̄|"゙l "''''''''''''''''''''''''''''''′ | 、 ゙゚┐゙゙l,,,,|゜.y'"
l゙ .l″ ゙"・" .,i´ ,l" : |_,/゜ j 冫 ゙l .,ノ | _,,r" ,‐ .,i´ ゛,_″.゙l
.ヽ,_ ^`゙゙゙゙" `,,} .,′,! 'i,、 .,,/ .ヽ_ ^ `゛_,,,i´ 广゙.゙_,,r┘ .,",,r'" ゙''x,,.ヒ
`~゙゙゙゙゙゙゙゙~゙″ `゚″ `゙"''゚″ `~゙゙゙゙~″ `゙ ̄゛ ."’ ‘'
589 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/01(日) 19:01:00 ID:XV53Nph70
)
(
,, ) )
゙ミ;;;;;,_ (
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
.¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
/;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、}
ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
590 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/01(日) 19:12:41 ID:XV53Nph70
age
定期的に保守。
592 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/02(月) 13:59:31 ID:2QhgE/jO0
age
593 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/03(火) 17:31:22 ID:zgI+ZEbt0
あげ
594 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/03(火) 18:20:14 ID:SZduHCGP0
age
保守(゚Д゚)ウボァー
皇帝乙です
597 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/04(水) 10:33:11 ID:7Sfez5iu0
あげ
あれ?厨房しかいない・・・。スレ住人は何処へ?
はあ…
保守。
600 :
1/8:2006/10/05(木) 03:29:41 ID:9HrLT90B0
ヴィン「……着いたようだ……深き森の村か……」
ケット「車が揺れて、走りにくいわ」
ビビ「ここは……」
黒魔道士342号「わ、わ、みんな〜なにか来たよーっっ!!」
ケット「ありゃ?向こうに行ってもうた」
ヴィン「…ビビビに似ているようだったが……」
ビビ「やっぱり、ここは黒魔道士の村だ!」
ケット「黒魔道士の村?」
ビビ「ボクと同じようなひとたちがいるんだ!ボク行ってくるね」
ヴィン「あ、あぁ…」
〜黒魔道士の村〜
黒魔道士248号「ふむふむ……ずっと前拾った本によると、何かスゴイものを注文する時は……
お客さんはこういうんだな……『例のものを頼む』って……」
ジェノムA「……例のもの……?」
黒魔道士289号「何が出てくるんだろう…お店屋さんってすごいな〜」
黒魔道士342号「みんな〜なにか来たよーっ!おおきくてすごい音だった!」
ジェノムB「それは何だ……」
黒魔道士248号「な、なにが来たの?!モンスターだったの?」
黒魔道士342号「わからないけど、戦う準備しないと…みんなに知らせなきゃ!」
ビビ「みんな〜」
601 :
2/8:2006/10/05(木) 03:30:24 ID:9HrLT90B0
黒魔道士達「ビビくん!」
ビビ「久しぶりだね、みんな」
黒魔道士248号「久しぶりだけど…大変なんだ、なにかが攻めてきたんだ!」
ビビ「えっ!?」
黒魔道士342号「みんな〜きたよ〜!!」
ヴィンセント達の乗った車が広場へと到着した。
ケット「何や、みんなこっちを見てるで〜。村にようこそってとこやろか」
ヴィン「……フッ…取り合えず降りてみるか……(ビビビがいっぱい…)」
黒魔道士311号「降りてきた!こわそうなにんげんだー!」
黒魔道士299号「魔法でこうげきするんだ!」
ビビ「え、待って!みんn…」
黒魔道士達「いくぞー!ファイア!!サンダー!ブリザガ!!!…………メテオ!!!」
ケット「え、ちょ…ま、ぎゃああああぁぁぁぁぁーーーーッ!!」
ヴィン「うっ…何故………」ヒューーーーーーーぷちッ!!
ビビ「ヴィンセントさん!ケットさん!だ、大丈夫!?」
黒魔道士299号「え、ビビくんの知ってる人?」
ビビ「う、うん……」
602 :
3/8:2006/10/05(木) 03:31:13 ID:9HrLT90B0
黒魔道士311「ご、ごめんなさい…だいじょうぶ?」
ケット「………ムクッ…………ごめんやないわ、ボケー!!危うく死ぬとこやったわ!!」
黒魔道士達「!!」
ケット「やるんなら、こっちの人だけにしときなはれ!」
ヴィン「………ジャキッ(銃口をケット・シーの後頭部に当てた)」
ケット「……じょ、冗談やで…………撃たんといt……ヒッ!」バキューン!!
弾はケット・シーの頭部の毛をかすめ地面に突き刺さった。
ヴィン「……フッ…冗談だ……」
黒魔道士32号「やっぱり『ジョーダン』はとっても楽しいものなんだ。
前にビビくんの仲間の人が言ってたとうりだ」
ビビ「大丈夫そうだね、よかった」
黒魔道士299号「ビビくん、この人たちは……?」
ビビ「えっとね…今は、この二人とサンドイッチを売る旅をしてるんだ。みんなに話したいこといっぱいあるよ」
黒魔道士342号「さんどいっち?」
ケット「パンの間に色々な物を挟んで食べるんや。おいしいで〜」
黒魔道士248号「あ、まえに288号くんが言ってたよ、本でよんだって」
ビビ「がんばって作るから楽しみにしててよ」
ヴィン「(ビビビ…楽しそうだな…)…ビビビ……昼までにはまだ時間がある……少し仲間と話してきたらどうだ……」
ビビ「いいの…?」
ヴィン「…あぁ……私とケット・シーは散歩でもしている……」
ビビ「わかった、ありがとう。行って来るね」
ケット「いきなり攻撃しないように良く言っといてくんなはれ〜」
ビビ「うん!」
603 :
4/8:2006/10/05(木) 03:31:44 ID:9HrLT90B0
ビビ「…………それでね、そのとき劇にでたりしたんだ」
黒魔道士312号「へ〜。他には、他には?あの乗り物は何?」
ビビ「車って言うんだ。ボクも良くわからないけど機械みたい」
黒魔道士293号「そうなんだ、初めびっくりしたよ」
ビビ「ものしりの288号くんならわかるかな?聞いてみようよ」
黒魔道士達「……………………………………かれ、いないよ……」
ビビ「えっ…?」
黒魔道士342号「288号くん止まちゃったんだ………みんなでお墓に埋めてあげた……」
ビビ「そんな……」
黒魔道士121号「三ヶ月ぐらいまえだけど、288号くんの誕生日だったから、みんなでお祝いしてたんだ」
黒魔道士214号「拾った本にそう書いてあったから………」
ビビ「……………………………」
黒魔道士121号「その日の夜、288号くん体が重いって言ってた……けどみんなでさわいだから疲れたのかなって…」
黒魔道士322号「次の日のあさ……かれは止まってた…いや、死んだんだ…288号くんが教えてくれたっけ」
黒魔道士342号「多分、わかってたんだ……288号くんはものしりだから……お祝いの最後に楽しかったって言ってた」
ビビ「……………288号くん……グスン…」
黒魔道士312号「泣いちゃだめだよ…かれも悲しむよ……」
ビビ「……うん…」
黒魔道士「そうだ!ボクたちも見せたいものがあるんだ、ボビー=コーウェンが大きくなったよ見に行こう」
ビビ「うん」
ヴィン「……(自然の多い所だ……静かな村だな……)」ドン!!
ヴィンセントは通りすがりのジェノムとぶつかった。
ケット「あ、大丈夫でっか?ちゃんと前みて歩かな」
ヴィン「……すまなかったな……大丈夫か…?」
ジェノムC「……………ペコッ……」
ヴィン「もし良かったら……この辺りを案内してもらえないだろうか……少し周って見たいんだ……」
ジェノムはある方向を指差した。
ケット「そっち何やあるんでっか?」
ジェノムC「私はここの水を眺めるのが好きだ。彼らに教わった…ガイアでは水も、時も流れる……」
ケット「………………」
ヴィン「……そうだな……世界で止まっている物などほとんど無い。大きく硬い岩でさえ、いずれ風化し砂となる……」
ジェノムC「………………それがガイア……テラとは違う……」
ヴィン「……永遠に変わることのない…私の体…この世の物ではないのか………」
ジェノムC「…………………………………………………………」
ヴィン「……………………………………………………………」
ケット「………(何やこの空気、仲良くなったんか?僕にはようわかりまへんわ)」
ジェノムC「………………スッ…チョコボ……ボビー=コーウェン」
ヴィン「……向こうにチョコボがいるのだな………見に行ってみるか……」
ケット「……(仲良うなんたんやね)」
605 :
6/6:2006/10/05(木) 03:39:39 ID:9HrLT90B0
ビビ「うわ〜ボビー=コーウェン大きくなったね〜」
ボビー=コーウェン「クウェー!!」
黒魔道士111号「がんばって育てたんだよ」
黒魔道士33号「本とかもいっぱい読んだし、ジェノムのみんなも手伝ってくれたんだ」
ジェノムC「……こっちだ……」
ビビ「ヴィンセントさん!仲良くなれたの…?」
ヴィン「……あぁ……彼とは気が合った。色々、案内をしてもらたよ」
ビビ「よかった。あ、これがボビー=コーウェンだよ。みんなで育てたんだって」
ヴィン「……大きいな…………イタッ…イタイ…」
ボビー=コーウェンはヴィンセントを突っつきだした。
ボビー=コーウェン「クウェークウェー!!」
黒魔道士111号「気に入られたみたいだね」
ヴィン「……痛い!…やめてくれ…イタッ!」
ケット「そこや、いけ!もっとやるんや!!」
ジェノムC「……クスッ……」
ビビ「あはは」
黒魔道士33号「ほらやめなボビー=コーウェン。あまりやると嫌われるぞ」
ボビー=コーウェン「クウェークク……」
ヴィン「……終わったか………ん、ビビビ何かあったのか…?目が少し赤いが…(心なしか濡れている様な…)」
ビビ「え……ううん…何も無いよ(ボクが泣いてたのわかちゃったのかな……)
ヴィンセントさんとボビー=コーウェンが面白かったから笑っちゃったんだよ」
ヴィン「……それはひどいぞ…ビビビ……(元気ならばそれで良いが…)」
ケット「そやそやおもろかったで、ヴィンセントはん。そろそろお昼やから店開けましょか」
ヴィン「……そうだな……ビビビの友達にサンドイッチを食べてもらわねば……」
〜開店〜
ビビ「いらっしゃいませ〜」
黒魔道士33号「これがサンドイッチかおいしいな〜」
黒魔道士111号「ボビー=コーウェンにも上げてみようか」
ボビー=コーウェン「クウェー!!」
ジェノムC「………うまいな…ガイアにはオイシイ物もある……」
黒魔道士248号「ここで言えば良いんだよね?」
黒魔道士289号「うん…」
ヴィン「……何かようか……?」
黒魔道士248号「えっと……例のものを頼む」
ケット「例の物……?(何やそれ…)」
ヴィン「わかった……これだな……」つピクルスの臭…ry)サンドイッチ(
>>553参照)とサボテンダージリンティー
黒魔道士289号「でてきたよ!おいしいのかな」
ビビ「ヴィンセントさん!!それは駄目だよ絶対!!」
ヴィン「……駄目か…?少しくらいなら……」
ビビ「だーめ!!」
黒魔道士248号「やっぱりだめなんだ。難しいよなあ、お店屋さんって」
黒魔道士289号「うん…普通のを頼もっか」
ジェノムD「……モグモグ……」
ビビ「(288号くんにも食べて欲しかったな……そうだ、お墓にお供え物してこよう)」
607 :
8/8:2006/10/05(木) 03:43:34 ID:9HrLT90B0
ヴィン「…片付けも済んだ……そろそろ行こうか……」
ケット「そやね。あれ、ビビはんは?」
ヴィン「仲間と、お別れをしているのだろう……来たようだ…ビビビ」
黒魔道士57号「!?ボ、ボクは57号ですけど…」
ヴィン「…す、すまない……」
ケット「間違えるやなんて……あっちから本物が来まっせ」
ビビ「おまたせ〜」
ヴィン「……よ、用は済んだのか…ビビビ…?」
ビビ「うん(死んじゃったみんなも食べてくれるよね、ボクの作ったサンドイッチ……)」
ビビは空を見上げて微笑んだ。
ヴィン「?……空に何か飛んでいたか………?」
ビビ「ううん」
ヴィン「…………ふと思ったのだが……ビビビは仲間と一緒にここに住もうとは思わなかったのか…?」
ビビ「ここはボクの住む場所じゃないんだ……。ここはいつか…いつかボクが帰る場所なんだ!
出発しよう次の町へ、もっと色んな人に食べてもらわなきゃ」
ヴィン「……フッ…そうだな…では行こう…ケット・シー」
ケット「はいな!行きまっせーーー」
ビビ「(またね…みんな……)」 おわり
>>607 少し切なくて…でもGJでした。
職人さんお疲れ様です。
何よりも、職人さんが来てくれた事が嬉しくて泣いたよ。
ありがとう!
久々のネタGJ!
黒魔道士の村の人達って悲しいくらい純粋なんだよな…
610 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/05(木) 16:30:49 ID:rn8VqXli0
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>>600-
>>607 切ないけど、ほほえましい所もアリで、
良いバランス、GJでした。
ヴィン「新メニューでも考えるとするか…」
―翌日―
ヴィン「げんこつイモとギザールの野菜、ユウナスビ
シーモアスパラガス等の野菜やニワトリスの肉をエアリ水で煮込み
様々なスパイスや隠し味のコスタ・デ・ココナッツミルクやリノアップル等を入れ…
出来たぞ!!
その名も…『これも私の罪なのカレー』」
ビビ「珍しく本格的だよビンセントさん
でもサンドイッチじゃないよこれ…」
ヴィン「Σ(゚д゚)ポカーン」
GJ
ヴィンセント・・・・。
もしかしてサンドイッチ以外だったらまともな物作れるんじゃ。
どっかでサンドイッチにする発想がやばいだけで
普通の料理はマトモって設定でなかったか?
そういえば前スレでは普通にご飯作っていたような…
>>613->>614-
>>615 ヴィン「できたぞ〜、今日はビーフシチューだ!!」
ビビ「(ビーフシチュー?!まかないメシなのに?)」
ヴィン「三日間グツグツ煮込んだんだ…。おいしいぞ!!」
ビビ「(三日間!?)ヴィ、ヴィンセントさん。まかないメシの意味、知ってる?」
ヴィン「あぁ、飲食店の者が食べる物だ。ビビビ……違うか…?」
ビビ「まちがっては、いないけど……普通は、お店の残り物とかを使うんだよ」
ヴィン「そうなのか…ビビビ…、それではこれは、まかないメシでは無いのだな…」
ビビ「うん……。あ、でも…このビーフシチューおいしそうだから早く食べようよ」
ヴィン「ああ…。すまない…ビビビ…」
ビビ「あ、おいしいよこのビーフシチュー。ヴィンセントさんも早く食べなよ!」
ヴィン「ああ…………………」
作れるみたいョ。
いろいろなスレで引越しとか移転とか騒いでるけど、
このスレはどうした方がいいんだろう。
かなり前から継続されたスレだし、乱立されたわけでもない。
ネタもちゃんと投下されてる。消える必要はないと思う。
むしろセフィ・レノ・ルード・しゃくれ部屋が危険だと思う。
それは関係ない
閉じ込めからの派生である以上同列に扱われて当然
そんな言い訳は通じない
じゃあここも引っ越すのか?
そうした方がいい
なんか勘違いしてる奴いるみたいだけど
いくら「乱立時に立てられてない」とか
「スレタイに閉じ込めが入ってないから関係ない」といっても
結局のところ六畳間閉じ込めスレの続編として立てられたんだから
「閉じ込めスレとは無縁です」とは考えられない
避難所では真面目に減らす方向で考えてるんだからそれに従うべきじゃないか?
少なくとも落とさずにここで書きこんでる人間(自分も含む)がいるせいで
不特定多数に迷惑をかけてるのは事実なんだし
ついでにいうと、ここよりもネタ投下のペースが早い良スレはあるんだよ
だから「ここはちゃんとネタも投下されてるんだから」という言い訳も無しにして欲しい
良スレかどうかなんて個人の問題だと思う
ネタの系統だって色々ある訳だし
…これも個人的な意見だけど
避難所では、ここは過疎らず1000まで行かせられるならいいみたいな意見もあるし、
出来るだけ1000レス達成出来るよう努力してみないか?
ネタがきたら出来るだけ感想書くとかさ。
あと、職人待ちしてないで短くても何か書いてみるとか。
……この書き込み、ちょっと楽観的かもしんない。
避難所でそれが決定したんなら別にそれでいいよ
626 :
1/4:2006/10/08(日) 19:49:21 ID:7cBsyVW+0
ヴィン「着いたようだな……」
ケット「あそこにあるんは……滝でんな」
ビビ「ここ、ダゲレオのすぐ近くだよ。ダゲレオはね、大きな図書館なんだよ。」
ヴィン「図書館か……(
>>568-573の時のような本はあるのだろうか)」
ビビ「学者さんとかがいっぱいいるんだけど、サンドイッチ売れるかなあ」
ケット「まあ、サンドイッチなら本読みながらでも食べれるんで、きっと売れると思いまっせ」
ビビ「うん。そうだといいよね」
ケット「ほな、いきまっせ」
〜ダゲレオ〜
ヴィン「これは……水路か」
ケット「本と水の組み合わせは珍しいでんな」
ビビ「僕もはじめて来た時、びっくりしたんだよ」
ヴィン「……店を開けようか……(ここなら様々な本がありそうだな)」
ビビ「そうだね」
627 :
2/4:2006/10/08(日) 19:50:08 ID:7cBsyVW+0
学者「ん?なんだね、いったいこれは」
ビビ「あ、僕たちサンドイッチを売っているんです。一ついかがですか?」
学者「サンドイッチ屋とは珍しい。どれ、ヘルシーサンドというのを頂こうか」
ケット「まいどあり〜」
学者「ところでこのチャレンジメニューというのは……」
ヴィン「それは」
ケット「ああ、それは消し忘れ、やなくて、なんでもないんや。なあ?」
ビビ「う、うん。(前に消したはずなのに……)」
ヴィン(……せっかく書き直したのに……orz)
学者「そうか。少し気になったのだがないのか」
ビビ「ごめんなさい」
学者「いや、謝らなくたっていいんだ」
他の学者「なんだなんだ、これは」
ケット「サンドイッチ屋でっせ」
他の学者「どれどれ」
ビビ「いらっしゃいませ(たくさんきたよ)」
628 :
3/4:2006/10/08(日) 19:51:05 ID:7cBsyVW+0
ビビ「いっぱい売れたね」
ケット「そうでんな。……ところでヴィンセントはん知りまへん?」
ビビ「ヴィンセントさんなら、本を読みたいってさっきそっちに……」
ケット「そうでっか(前の時のようにならないといいんやけど)」
〜そのころ〜
ヴィン「何だ、この段差は……」
武器屋「それはリフトだよ」
ヴィン「リフトだと……(乗ってみる)ああ、なるほど」
武器屋「こういうのはよそじゃ、あまり無いからねえ」
ヴィン「動力はなんなのだ?」
武器屋「ああ、このダゲレオではみんな水力を利用して動いているのさ」
ヴィン「水力だと?」
武器屋「ああ。たとえば……」
629 :
4/4:2006/10/08(日) 19:52:05 ID:7cBsyVW+0
ビビ「あ、おかえりヴィンセントさん」
ヴィン「ただいま」
ビビ「いい本あった?」
ヴィン「いや、ここについてを武器屋の主人に教えてもらったんで、本は読んでいないんだ」
ケット「へえ、お礼はちゃんとしたんでっか?」
ヴィン「もちろんだ(喜んでもらえるといいのだが)」
ケット「?ほな、次の場所へいきまっか」
武器屋「久しぶりに長話したわい。……ん?これはさっきの若者がおいていったのか?」
世話になったこれはささやかなお礼だ。受け取って欲しい。
・クジャの3rd写真集『僕と月』×100
・ピクルスの臭いを取るために(ryサンドイッチ
ここは図書館なので本らしきものにしてみたが、気に入ってもらえただろうか。
(あと、そのサンドイッチは私の自信作だ。食べて欲しい)
630 :
忘れてた:2006/10/08(日) 19:53:04 ID:7cBsyVW+0
武器屋「……orz」
下がりすぎじゃないか?
>>626 GJ!ヴィンセント、それは本当にお礼なのか?
633 :
632:2006/10/09(月) 01:27:07 ID:DwOpmthS0
書いてる途中で書き込んじゃったorz
>>631 別に下の方にいても圧縮で落ちないから、あまりageないほうが良いんじゃない。この頃、荒らしも多いし。
取り合えず、避難所の方向性で行くと、1ッ月100レス以上、1週間に1つ以上のネタなら、
まだ続けてもよさそうみたい。
嫌がらせだな。
本人に自覚がない分タチが悪いがwww
糞
ビビ「ねえヴィンセントさん。店に落書きされてるんだけど…
ヴィン「まったく…なにかの嫌がらせか?私は他人に嫌がらせなどしたことないのに…
むしろいいことをしているぞ。
ビビ「へぇ、たとえば?
ヴィン「たとえばこの間のダゲレオで半裸父の写真集を図書館に並べてやったぞ。
ビビ「ヴィンセントさん…それを嫌がらせと…まあいいや。
ヴィン「あと私の自慢のサンドイッチを武器屋の主人にあげたりな。
ビビ「(ごめんなさい武器屋のおじさん…)
ヴィン「とにかくいいことをすると気持ちがいいんだ。
そうだ、今日は私の作ったサンドイッチを無料で配ることにしよう。
ビビ「…ケット・シーさん。今日一日は次元の狭間に居て。
ケット「へ?どうしてでっか?
ビビ「このままだと死人が出るんで。
ケット「ああそういうこと…(ヴィンセントはんがなにかやらかそうとしてるんやな。)
ヴィン「よーし!少なくとも100人には配るぞ!
ケット「ああ…すごく嬉しそうな笑顔や…
ビビ「ごめんねヴィンセントさん…
終
GJ
やっぱ、悪意が無い分タチ悪いw
GJです
…やっぱり素なのか…
ヴィンセントなりに罪を償ってるんだよ。
良い話じゃ…………無いな。
保守
643 :
1/6:2006/10/13(金) 00:00:39 ID:JW/M6SXC0
ケット「もう夕方や…今日は、よう売れたで〜。後は店仕舞いや」
ビビ「うん、ちゃんと片付けなきゃ。今日はヴィンセントさんの考えた新メニューがよかったよね」
ヴィン「そ、そうか……確かに用意していた物は全て売り切ったが……(私の考えたアイディアがついに……)」
ビビ「そうだよ!これも私の罪なのカレーと半裸福神漬けにナンをセットにしたのが良かったね。
今日は一番売れたよ!ほら見て、カレーの鍋からっぽ!!」
ヴィン「……フッ…そうだな(キタワァ*・゜゚・*:.。.:*・(n‘∀‘)n!!)……カレーだけに華麗に売れたなようだ………」
ガンッ!!ゴロゴロン………………………シーン………………
ヴィン「……ビビビ…ど、どうした………鍋を落としたぞ…………………」
ビビ「ヴィンセントさん…今、シャレでも言ったつもり?まじめに片付ける気持ちが無いなら邪魔だから外に居てよ」
ヴィン「……ビ、ビビビ?……いや私は真面目に……ただふいんき…ではなかった雰囲気を明るく………」
ビビ「もう良いよ!外でも散歩してくれば……」
ヴィン「ケット・シー…お前からも言ってくれ……私はちゃんと後片付k」
ケット「もうええわ!!人がたまに褒めてやったんに……。ほら出て行きはれ!」
ヴィン「…………………………………(いったい何故…こんなことに……)」
ビビ「……邪魔だよ……2時間後ぐらいに戻ってくれば良いよ…片付けはボクとケットさんでやるから」
ケット「ほなさいなら!!」バン!!
ヴィンセントは車の外へと追い出された……。
644 :
2/6:2006/10/13(金) 00:01:21 ID:JW/M6SXC0
ヴィン「……何故……私は何かしてしまったのか………」
ヴィンセントは帰宅する人並みに逆らいながら、町を進んでいた。
ヴィン「……最近、また銀のおもちゃの銃を金のおもちゃの銃にチューンしたのがバレてしまったのか……(
>>291参照)」
鈴虫やコオロギの鳴き声が、人気の減った商店街に響いている。
ヴィン「……それとも、サンドイッチセットの10パックに1つ私の考えたサンドイッチを入れていたことが……(ロシアンサンドイッチセット)」
ヴィンセントは商店街を抜け赤トンボの舞う川原へと辿り着いた……。
ヴィン「……川か……やはり流れている……幸せな時間等わずかなものだ……」
川原の土手に腰掛、夕日を浴びた。
ヴィン「……私が幸せを望んだことが…間違っていたのかもしれないな……私は罪を償わなければいけない…」
子ぬこ「にゃー」
ヴィン「……猫か……」
ヴィンセントは子猫を拾い上げた。
ヴィン「……私は、また一人になってしまったようだ……お前は、どうだ?」
母ぬこ「にゃー」
子猫はヴィンセントの手から離れ母親の方へと走り去った。
ヴィン「……お前には仲間がいるのだな……」
ヴィンセントは沈む夕日に目を細めながら、猫の親子を見送った。
ヴィン「………謝ろう……戻って…許してもらえるまで……」
ヴィンセントは立ち上がり、ゆっくりと歩きはじめた、仲間の場所へと……。
645 :
3/6:2006/10/13(金) 00:02:53 ID:IrVHtm0B0
ヴィン「……タダイマ……ビビb」ぱんぱーん!!
クラッカーの音が鳴り響いた!
ビビ「誕生日、おめでとう!ヴィンセントさん」
ヴィン「……た、誕生日?」
ケット「今日は、ヴィンセントはんの誕生日やろ?ビビはんが言ってたで」
ヴィン「……何故、ビビビが私の誕生日を……」
ビビ「これに載ってたよ」つ怪獣大百科(リミットヴィンセント):神羅出版
ヴィン「(私のプライバシーは……)では先程の話は……」
ビビ「うそだよ、ごめんね。料理とか飾り付けの間にヴィンセントさんに外に居てもらいたかったから」
ケット「シャレがおもろなかったのはホンマやけどね」
ヴィン「……言い方が……その…かなりきつかったのだが……」
ビビ「ケットさんが、その方が後で感動するって…」
ヴィン「……ケ、ケット・シー……」
ケット「怒らんといてくださいな。みんな、あんさんの為やで」
ビビ「ほら、料理はボクが作ったんだよ、おいしそうでしょ」
ケット「部屋の飾りは僕でっせ、苦労したわ〜、何日か前から、気付かれないよう…せっせと…」
ヴィン「……ありがとう…………二人とも……」
646 :
4/6:2006/10/13(金) 00:04:19 ID:JW/M6SXC0
ビビ「じゃあ食べようか、おいしいと良いけど」
ヴィン「……うむ……モグモグ………………………美味しいぞ…ビビビ…」
ビビ「よかった〜」
ヴィン「……やはり祝ってもらえると嬉しいものだ………そうだ……ビビビの誕生日はいつなんだ?」
ビビ「……ボクの誕生日は、まだずっと先だよ……何ヶ月もさき」
ヴィン「……そうなのか……それで何月の何日な(ry」
ビビ「あ、そうだ!そろそろケーキ持って来るね。ローソクに火を点けるから、ヴィンセントさん目を瞑ってて」
ヴィン「ん、あぁ……そうか………瞑ったぞ……wktk」
ケット「電気を消すんで、火を点けてくんなはれ」
ビビ「うん、よいしょっと………………ファイア…………うわ〜………」
ケット「ヴィンセントはん目を開けてもいいでっせ」
ヴィン「……あぁ…………………………こ、これは………」
ヴィンセントが目にした光景は………丸いケーキの三分の一の部分に輝く六十本のローソクだった。
ケット「ぎゃはは、ロウ溢れまくりやwww」
ビビ「歳の数だけローソクを建てるんだよね。大変だったよ」
ヴィン「……ビビビ……その事は誰に聞いたんだ?……それに私の歳も……」
ビビ「ケットさんが……絶対するんやって。それに歳は多分60歳ぐらいだろうって」
ヴィン「ケット・シー……」
ケット「冗談やで冗談。そんな睨まんといて、
僕はケーキ食べられへんから残りの三分の二を二人で分ければ良いんやし…」
ヴィン「………………(覚えていろよ………)」
ビビ「(……何か間違ってたのかな?)さあローソク吹き消してよヴィンセントさん、ケーキ食べよ」
ヴィン「…あぁ…ふーーーっ!!………中々消えないな………ふーーーーーーーーーーっ!!!」
ビビ「あ、消えた。じゃあ切るね」
647 :
5/6:2006/10/13(金) 00:05:08 ID:JW/M6SXC0
ケーキを食べたり、談笑したり………。
ヴィン「……ふぅー……美味しかったぞ……ビビビ……たまには甘い物も良いものだ……」
ビビ「ボクもおなかいっぱい。食べ過ぎちゃった」
ケット「あのー……お二方……僕の顔に付いてるロウでいっぱいのケーキ取って欲しいんやけど……
酷いでっせ……ヴィンセントはん。いきなりケーキを投げつけるやなんて」
ヴィン「……しばらく…そのままで良い……反省しろ」
ビビ「(い、良いの……?)あ、そうだプレゼントもあるんだよ、ボクとケットさんで選んだんだ」
ヴィン「……そうなのか……」
ケット「せや、だから…この顔中に付いてるケーキを……」
ヴィン「……しかたがないな…………フキフキ……落ちたぞ…」
ケット「あ〜すっきりしたで。ほらこれが一個目や」
ヴィン「……赤い布が入っているな…………これは新しいマント………………ではないな、何だこれは……?」
ビビ「赤いちゃんちゃんこだよ、六十歳に成った人に送るんだって。魔除けの意味があるらしいよ」
ケット「似合ってるで〜ヴィンセントはんw」
ヴィン「…………………ギロ………」
ケット「た、誕生日なんやから笑いなはれ、怖いで……」
ビビ「も、もう1つあるんだよ、ほら」
ヴィン「…こ、これは…アルテマウェポン……どうしてこれを………」
ケット「DCの後、金のおもちゃの銃を没収したとき、物欲しそうな顔してみてたやろ」
ビビ「それを聞いたからお店のお金でチューンしたんだ、よかったよね?」
ヴィン「…あぁ……ありがとう………………」
648 :
6/6:2006/10/13(金) 00:05:47 ID:IrVHtm0B0
ビビ「…でもね、その時調べたら、また泥棒が入ったみたいなんだよね…35000gill足りないんだ…」
ヴィン「……(ギクッ…私が銀のおもちゃの銃を金のおもちゃの銃にしたときか……)」
ケット「一回目の盗難の後、防犯カメラしかけたんやけどね………」
ヴィン「……(まさか……)」
ビビ「盗まれたと思う時間を調べてもレジの中を確認してるヴィンセントさんしか映ってないんだ…」
ケット「他に人は映ってへんし……」
ビビ「今まで、誕生日の事を黙ってる為に聞かなかったけど、そのときお金は無事だった?」
ヴィン「……あ、あぁ……(すまん…ビビビ……)」
ケット「魔法でも使って忍びこんだんやろか…。もっと良いカメラ付けへんとあかんわ……」
ヴィン「……も、もう大丈夫じゃないか……」
ケット「そうでっか?二度あることは三度あるとも言いまっせ」
ヴィン「……犯人も反省しているかもしれない……」
ケット「犯人の心理がわかるんでっか?」
ヴィン「…い、いや……」
ビビ「もし見つけたら、ボクが魔法でやっつけるよ」
ケット「そうでんな、僕も助太刀しまっせ」
ヴィン「……そ、そうだな……私も………」
ビビ「あ、誕生パーティーが変な方向にそれちゃったね。まだ料理あるし続けよう」
ヴィン「……あぁ………美味しそうだ……頂こう……」
ケット「顔色悪いでっせ、食い過ぎやないの?いくらおいしいからって体に悪いで〜」
ヴィン「……い、いや……大丈夫だ……」
ビビ「今日は楽しんで、また明日もいっぱいサンドイッチ売ろうね!」
ヴィン「……あぁ……そ、そうだな……(持っている金の銃を売って、後でお金を戻さねば……)」 おわり
糞スレ
GJ!!!
GJ!
まさか『これも私の罪なのカレー』がバカ売れするとはw
保守
653 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/15(日) 15:56:11 ID:LGJcQ+en0
保守
654 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/15(日) 17:11:41 ID:LGJcQ+en0
あげ
下痢糞
ビビ「なんでビンセントさんは料理上手いのに…
…サンドイッチが下手なんだろう…」
ケット「いっその事その料理を使って何か作れるかもしれまへんな
例えばコロッケサンドのコロッケにこれも私の罪なのカレーを入れてみるとか」
ビビ「じゃあやってみよっか」
ヴィン「私も手伝おうか?」
ケット&ビビ「サンドイッチ以外で」
ヴィン「orz」
…これが限度だった…orz
ROM&保守専の漏れよりゃましですorz
>>656 書いてるだけすごい。
私は他所のSSで手一杯だからROMしかできないが
ここは良いスレだから、いずれ投下したい。
661 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/17(火) 02:40:51 ID:NULLXTQ80
糞スレあげ〜
>>662 俺は出来ればトリはやめて欲しい
いずれ叩かれるだろ
>>662 できれば、名無しのままが良いと思う。
叩く人もいるからね。
保守
ageない方がいいと思う。圧縮時に目立つかもしんない。
ヴィンのスレだいぶ消えたね
爽やかヴィンスレすきだったのになぁ…
669 :
1/4:2006/10/20(金) 03:25:32 ID:FGStlCVA0
ビビ「あ、村が見えたよ!」
ケット「ジャングルのような村でんな〜。車が入りそうもないから、外の入り口辺りでやりましょか」
ヴィン「……中々、にぎやかな所だな……色々な、人種がいる様だ……」
〜カザム入り口、ユタンガ大森林(FF11:この世界では日本人も外国人もいます)〜
ヴィン「……さて、店を開けるとするか……ん?」
リューサン(竜騎士)「すまんが、この店は何だ?前は無かったと思うのだが……ガリの臭いがするな……」
ビビ「サンドイッチを売ってるお店です。ガリサンドもありますよ(小さい飛竜だ…)」
リューサン「そうか、では2つ貰えるか?私とミカンの分を……」
ミカン(飛竜)「ギャー!」
ヴィン「……すまん、まだ準備中なんだ……少し、待っていてもらえるか、すぐに作る……」
リューサン「ああ、わかった、ミカン、暫らく休憩だ…」
ビビ「(お客さんが座ったら、子竜も座った、かわいいな〜)」
…………数分後…………
ヴィン「……よしできたz」
リューサン「すまん、PTの誘いが来た。キャンセルしてくれ。行くぞ、ミカン!いざ行かん、我等が戦場へ!」
ビビ「行っちゃった……パーティーって何だろ?いつ誘われたのかな…?」
ケット「ここの人たちは近くにいなくても会話できるようやね、便利な世界や」
ヴィン「……しかし、このガリサンドはどうすれば……?」
ケット「取り合えず、取っといたら良いとちゃいまっか?戻ってくるかもしれまへんし…」
ヴィン「……そうだな……。気にせず店を開けるとしよう……」
ビビ「今日も、がんばってたくさん売ろう!」
670 :
2/4:2006/10/20(金) 03:26:15 ID:FGStlCVA0
〜開店〜
ビビ「いらっしゃいませ〜」
冒険者A「What is this shop? Do you sell?」
ビビ「え、何て言ってるの?わかるヴィンセントさん?」
ヴィン「……いや、私達と言語が違うようだな……わかるか?ケット・シー」
ケット「英語やね、この店は何の店か聞いてるようや。This is sandwich shop.May I help you?」
ビビ「すごいや、ケットさん!わかるんだね」
ケット「社会人として、これくらい当然やね、どっかの引き篭もりとは違うんでっせ」
ヴィン「……し、しかしどうするか……話せるのがケット・シーのみでは……」
ケット「そんなときは、これや……ぱっぱかぱ〜ん、翻訳こんny…ゲフンゲフン……翻訳装置〜(神羅製)」
ビビ「これは何?」
ケット「内の会社が出してる翻訳機械や。耳に付けることで脳に電波を使用言語が中学生レベルの英語になるんや」
ヴィン「…何故、中学生?レベルなんだ…?」
ケット「そこは触れちゃいけまへん。いろいろ都合があるんでっせ。ほら、これを耳に付けて……」
ビビ「こうかな…………Ok?」
ヴィン「(ビビビが英語を…!!)わ、私も………I'm Vincent Valentine……」
ケット「(何で、いきなり自己紹介なんや?)オーケーや、じゃチャキチャキ商いをはじめまっせ」
Vivi「Let's start to the shop,Mr.Valentine!」
Vin「Here we go!!」
ケット「(二人ともキャラが変わってまっせ……)」
671 :
3/4:2006/10/20(金) 03:28:02 ID:FGStlCVA0
(名前はVivi:ビビビ(間違いじゃないです),Vin:ヴィンセント)
Vivi「May I help you?」
冒険者B「Sandwichset and Vivivicoke,plz!」
(注意:plz,thx,lol等はゲーム等で使われる略語です。それぞれ、please,thanks,うれしい等の
表現です。日常では使わないようにしましょう、2ch語の様なものです)
Vin「Ok,they are.thanks」
冒険者B「……mogmog……Wow!!it's so nice!」
Vivi「Really?I am glad!」
冒険者C「Can I have a menu?」
ケット「Yeah,please choose in this menu」
冒険者C「Um………」
……………
Fruits sand (フルーツサンド)
Healthy sand (ヘルシーサンド)
rア
Mont-blanc sand (モンブランサンド)
冒険者C「This blank is secret menu?」
Vin「……huhuhu………yes!This is challenge menu……」
冒険者C「lol,I'll have it.I'm try!!」
Vivi「GODDAMN!!NO!IT'S VERY DANGEROUS!!!」
ケット「(鬼気迫る勢いやね……ガッデムなんて久しぶりに聞いたわ…)」
Vin「……I look him who want to try it……don't you?」
Vivi「NO!!」
Vin「…Ok….Sorry it is out of menu……」
冒険者C「Oh〜.Ok plz another one」
Vin「……Thanks……goodbye」
冒険者C「Thx bye!」
672 :
4/4:2006/10/20(金) 03:28:35 ID:FGStlCVA0
ケット「そろそろ終いや、外して良いでっせ」
Vivi「Ok………ふぅ〜何かいつもより疲れちゃった」
Vin「……Me too…………やはり、普段の言葉の方が良いな……」
ケット「(結構ノリノリ見えたような…)さいやね……ん?さっきのお人や…」
リューサン「……………………………」
ビビ「何か、あったんですか?パーティーは楽しくなかったんですか?」
リューサン「私はお呼びでは無いらしい……drg(竜騎士)ではなくdrk(暗黒騎士)の間違いだったと……」
ヴィン「………ボソボソ………何の話だ……?」
ケット「……ボソッ…多分、パーティーに呼ばれなかったのに行ったんとちゃいまっか、悲しい話や…」
ビビ「そうだ!ガリサンドたくさんありますよ1個も売れなかったから……いりますか?」
リューサン「あぁ、ありがとう……ミカン(子竜)の分も頼むよ……」
ビビ「今、持ってきますね……」
リューサン「ぬ、PTの誘いが!すまん少年、私は行かねば。行くぞミカン、黄昏に染まりし夕闇の戦場へ!!」
ビビ「行っちゃった……、これ(ガリサンド)どうしよう…」
ケット「捨てて良いでっせ、もうアカンやろ。そや言い忘れてたんやけど、さっきの翻訳装置
試作品やから副作用があるらしいんやわ」
ヴィン「……何故、それを先に言わない……危険なのか?」
ケット「別に、危険やないやけど……」
ビビ「どうなるの……ゴクッ……」
ケット「一週間ぐらい、会話に英語が混じることがあるようやでw」
ヴィン「Really!?」 おわり
GJ
really吹いたwww
675 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/20(金) 21:26:18 ID:+5163XOW0
age
GJ!!
画像綺麗だな
9はPSにしては画質すげーよな
江頭2:50は佐賀県出身の芸人です。
保守
682 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/24(火) 21:44:24 ID:okp8kCgj0
ビビル大木
糞スレ
下痢糞上げ
686 :
1/2:2006/10/25(水) 20:57:55 ID:xyPpT6HxO
フィンのまち(スタート直後)にて
ヴィン「ここらへんでいいか…?」
???「貴様等ここで何をしている!?
…さては反乱軍だな!!」
ケット「何でサンドイッチ売ってるだけで反乱軍にされなあかんのや!?
見ればわかるやろ!?」
キャプテン「すまない
ここでは見ない顔だったのでな…
お詫びに買おう」
ケット「まぁ別にかまわへんけどな
まいどありー」
ビビ「…なんか感じの悪い人達だったね…」
ヴィン「軍人だらけな町のようだしな
戦争でもあってピリピリしてるのかも知れん」
ビビ「よくケットシーさん商売する気になったね…」
ケット「まぁな」
687 :
2/2:2006/10/25(水) 20:59:13 ID:xyPpT6HxO
ケット「流石に腹が立ったし…
…実はダメニューとすり替えといたんやけどな…」
―その後―
ダークナイト「フィンのキャプテンが全滅しただと!?
一体なぜ…」
おまけ
皇帝「しかし…フィンで何があったというのだ…?
切り傷も魔法の傷も無いのに…
……ん?
これは…サンドイッチか…?」
ダークナイト「フィンの酒場にあったものだそうです」
皇帝「しかし…うまそうだな」
ひょいパク
ダークナイト「あっ」
皇帝「…ムグムグ…」
ダークナイト「(大丈夫なのか…?)」
皇帝「…モグモグ…
………………ウボァー(゚Д゚)」
ダークナイト「……やっぱり……」
GJ!ダメニューの破壊力は凄まじいなw
gj!
元祖変な断末魔www
ウボァー(゚Д゚)てWWWWW
GJ!!
保守
ほす
693 :
1/8:2006/10/29(日) 00:06:06 ID:ZBihHXr/0
〜移動中〜
ケット「そや!言うの忘れてたんやけど、今日は会社で会議があるんで店を手伝うのが無理そうなんや」
ヴィン「……そうか…わかった……一日ぐらいなら大丈夫だろう……」
ビビ「お仕事、がんばってきてね!」
ケット「ビビはん…えぇお人や……。はな、また後ほど」
ヴィン「……最近は用意するサンドイッチの種類が増えた為か……忙しいな……」
ビビ「ケットさんが居ないから大変かもね…」
ヴィン「……あぁ、そうだな……誰か手伝ってくれる人がいれば良いのだが……ん?あれは…」
ビビ「クラウドお兄ちゃんだ!何をしてるんだろ?」
ヴィンセントは歩いているクラウドの横に車を止めた。
ビビ「こんにちは〜」
クラウド「久しぶりだな、二人とも元気…」
ズキュン!!……シュウー……
クラウド「いきなり撃つなんて何を考えてるんだ!!」
ヴィン「……すまん……何故か、撃たねばならない気がしたんだ……」
クラウド「(何だ!その理由は!!)サンドイッチは、どうだ?売れているのか?前は酷い目にあわされたが……」
ビビ「うん、今では、たくさんの種類があるんだ(危ないのもあるけど……)」
694 :
2/8:2006/10/29(日) 00:06:45 ID:ZBihHXr/0
ヴィン「……今日は、どうしたんだ?配達は……?バイクも見当たらようだ……」
クラウド「車検に出したんだが、改造した部分が問題で時間が掛かるらしいので配達もしばらく休みなんだ」
ヴィン「……そうか…」
クラウド「家で横になって、こたえてちょーだいを見ていたんだが…、そうじの邪魔だから外にいろとさ」
ヴィン「(色々大変なんだな…)…暇だったら、店を手伝わないか?今日はケット・シーがいないんだ…な、ビビビ…」
ビビ「うん、手伝ってくれたら、すごく助かると思う…。クラウドお兄ちゃんも、いっしょにやろ!」
クラウド「興味ないね…接客は苦手なんだ。それに俺は、これからオートレースに行くんでな」
ビビ「そう…、そうだよね。ごめんなさい無理を言って……。ヴィンセントさん、ぼく車の中で準備してるね……」
クラウド「…(´・ω・`)……ス、スマナイナ……」
ヴィン「……ビビビ、私も手伝うぞ……。……クラウド…引き止めてすまなかったな……
……私が悪かった……ビビビを悪く思わないでやってくれ………では、またな…クラウド…」
クラウド「…ア、アァ……(´・ω・`)…ポツーン……………アノ、ヴィンセント…」
ヴィン「…………………ん?まだ居たのか…………どうしたんだ?…オートレースが始まってしまうぞ…」
クラウド「い、いや、やっぱり手伝おうかなと思って……、暇だしな」
ヴィン「……そうか……では車に乗ってくれ……次の目的地に行くのでな……忙しくなるぞ……」
クラウド「お、おう!」
695 :
3/8:2006/10/29(日) 00:07:32 ID:ZBihHXr/0
〜機工都市ゴーグ(FFT)〜
ビビ「着いたよ〜にぎやかな所だね」
ヴィン「……では、店を開けるとしよう……クラウドは食材を運んだり、商品の受け渡しを頼む…」
クラウド「ああ、まかせておけ」
ビビ「じゃあ、始めよっか」
…開店…
クラウド「いらっしゃいませ〜(営業スマイル)……なかなか忙しいな……」
ヴィン「……あぁ……。クラウド、冷蔵庫からティー大根とキロスイカ、かつおンドールを持ってきてくれ……」
クラウド「わかった…行ってくる(しかし、それは本当にサンドイッチの材料なのか?)」
数分後…
ビビ「クラウドお兄ちゃん、戻ってこないね。わからないのかな?」
ヴィン「……見に行った方が良いかもしれんな……」
アグリアス「……すまない……注文しても良いか?」
ビビ「いらっしゃいませ、大丈夫ですよ」
アグリアス「…では、コロッケサンドとフルーツサンドとモンブランサンドを3つずつ、それと……」
ヴィン「……何だ…?」
アグリアス「……ス、スマイルを1つ…///」
ヴィン「……スマイル?そんなものはメニューには無いぞ……」
アグリアス「…そ、そうなのか…すまない……」
ラムザ「スマイルが無い?暗い店なんだね、これも戦争のせい…か。彼女は勇気を出して頼んだというのに」
オルランドゥ「そうじゃ、スマイルの一回ぐらいしてあげれば良いだろう。かわいそうに顔が真っ赤ではないか」
アグリアス「貴公らが、じゃんけんで負けた罰だからやれと言ったのではないか!」
ヴィン「……(何だ、こいつら?)」
696 :
4/8:2006/10/29(日) 00:08:15 ID:ZBihHXr/0
ラムダ「暗いとお客さんも寄ってこないよ、笑ってみなよ」
ヴィン「…フッ……これで良いか…(ウザイ、ガキだ…)」
ラムダ「はぁ…良いよ、もうそれで…(この人とは友達になれそうもないな)」
ビビ「はい、ご注文のサンドイッチです」
アグリアス「ありがとう、小さいのに偉いな。そろそろムスタディオ家に向かおう、待っているだろう」
ラムダ「そうだね、今度は何を発掘したんだろう…」
オルランドゥ「うむ、では行こう…」
ヴィン「…行ってしまった……何だったんだ…今のは……」
クラウド「おーい、持って来たぞ。探すのが大変だった」
ヴィン「……すまんクラウド……よく考えたら、使う必要がなかった……冷蔵庫にしまっておいてくれ…」
クラウド「(#^ω^)…あぁ…(この野郎…!!)
…そして閉店…
クラウド「ハァハァ…疲れた…配達とは違った疲れ方だな(しかし、5時間ずっと接客をしていたのに、
カットされたような気が……)」
ビビ「いっぱい売れたね、クラウドお兄ちゃんのおかげかな」
クラウド「そ、そうか…?」
ヴィン「……クラウドを褒めても、別に何もくれんぞ……ビビビ……」
クラウド「(いつか殺す…)…疲れたんで、片付けの前に休んでも良いか?あと、少し町も周ってみたいな…」
ヴィン「…そうだな…私もクラウドに少し話しがあるんだ……ビビビ…待っていてくれるか?」
ビビ「うん、大丈夫。ここで待ってるよ」
ヴィン「…では、ビビビ……留守番を頼む……」
697 :
5/8:2006/10/29(日) 00:08:49 ID:ZBihHXr/0
クラウド「なかなか楽しくやってるみたいだな」
ヴィン「…あぁ…、今日はすまなかったな……手伝ってもらって」
クラウド「いや、楽しかったよ。それに、あの車には驚いたよ、どうなってるんだ?変な所を走っていたが…」
ヴィン「……良くは、わからないが…じげんのマテリアを使っているらしい……」
クラウド「じげんのマテリアなら俺も持っているが……これだな」
ヴィン「……車に付いている物より小さいようだな……向こうの物が大きいのか…」
クラウド「そういえば、話って何だ?」
ヴィン「……うむ……それなんだが……この間、誕生日にビビビからプレゼントを貰ったんだ……」
クラウド「それで…」
ヴィン「…お返しに何かを渡そうと思うのだが、子供の欲しがる物が私には良くわからないんだ……
マリンやテンゼルと暮らしている、お前ならわかるか?」
クラウド「……わからない事もないが……別に気にしなくても良いんじゃないか
心がこもっていれば、何でもうれしいと思うぞ」
ヴィン「そういうものか……?」
クラウド「ああ…配達しているとき、子供にプレゼントを渡すと中身を知らなくても楽しそうだ」
ヴィン「そうか……やはり自分で考えた物の方が良いんだな……。そうだ…サンドイッチ食べるか?少し持ってきたんだが…」
クラウド「大丈夫なのか…?この前みたいな辛い物はごめんだぞ」
ヴィン「……あれとは違う…………」
クラウド「なら…食べてみるか……………mgmg………」
698 :
6/8:2006/10/29(日) 00:09:55 ID:ZBihHXr/0
ヴィン「…これは新作なんだ……ラフランスコールとオイヨいよかん、キロスイカ、ウォードリアン、シークワーサイファー等の果物を
絞った汁にパンを漬け、できた物にティー大根と生姜ブラスをおろした物とダガーリックをスライスした物を挟んだんだ。
……名づけて、頭スッキリサンド!!さわやかな食材をふんだんに使った冬の新作だ、どうだ?うまいか?」
クラウド「…………………うがぁーーーーーー!!!、頭が割れるーーーーーゥ!!!!」
ヴィン「……冗談……ではないのか…?」
クラウド「……オレハ……クラ…セフィロ…………ジェノバ…………ウッウッ………アタマガ……ワレル」
ヴィン「……クラウド!待ってろ、今、万能薬を探しているから……アレデモナイコレデモナイ……」
クラウド「モウ…ダメポ……('A`)……オレハダレダ……ソルジャー…戦争…」
ヴィン「お前はクラウドだ!クラウド、すまん万能薬を持っていないようだ、買ってくる。
そこの家の壁の所に座って待っていてくれ」
ヴィンセントは店へと走った。
クラウド「('A`)……」
699 :
7/8:2006/10/29(日) 00:10:51 ID:ZBihHXr/0
〜同時刻、クラウドが寄りかかってるムスタディオの家の中〜
ラムザ「今度は何を見つけたの?」
ムスタディオ「見当もつかない……まさか、これが“変形”するなんてことはないよな…?」
ラムザ「試してみればわかるよ?」
ラムザが機械に聖石をはめ込む。すると機械が震え出す。
家の外ではクラウドの持っていた、じげんのマテリアが光を発した。
ムスタデイオ「きた、きたーっ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!」
クラウド「ここは……? 俺は…いったい……?流れに…とても大きな流れに飲み込まれて…それから……?」
クラウドが壁の外からワープした、3mだけ…
ムスタディオ「むむ…。昔読んだ書物にあったな…おそらくこれが転送機だろう…。
ラムザ「転送機?」
ムスタディオ「ああ、次元を超えて異世界を旅するための機械…、転送機だ。」
ラムダ「取り合えず、話してみよう……。おどれっ!!あと……ムスタディオををやっつけろw」
ムスタディオ「お前、またかよ、ふざけんな!!」
クラウド「俺は…俺の名は…クラウド…、そう…クラウドだ」
ラムザ「僕はラムザ、そっちは仲間の…」
クラウド「あんたたちの名前なんて興味ないね。オレに必要なのは、戦場だ。
そう…そうなんだ。オレは戦士…ソルジャーだ」
ムスタディオ「なんだよ、いけすかないヤツだな!」
クラウド「う…何だ、この感じは…頭がジンジンする…。熱い…目の奥が熱い…やめろ…食いたくない…セント……」
行かなければ…そうだ、あの場所へ…オートレースへ行かなければ…」
クラウドは走りさってしまった。
ムスタディオ「な、なんだったんだ、アイツは?」
アグリアス「お茶が入ったぞ、オルランドゥ殿がサンドイッチをつまみ食いしてしまった」
オルランドゥ「そんなに怒らなくとも…。そっちはどうだ?」
ラムザ「動いたけど…、どこかに行ってしまったよ……」
700 :
8/8:2006/10/29(日) 00:11:27 ID:ZBihHXr/0
ビビ「あ、ヴィンセントさん。おかえりなさい」
ヴィン「……ただいま(クラウドが、どこかに行ってしまった…)」
ビビ「あれ?クラウドお兄ちゃんは…?」
ヴィン「え、あ……急用があると言ってな……先に帰ったよ……」
ビビ「そうなんだ……お別れの挨拶できなかったけど、また会えるよね」
ヴィン「……そ、そうだな(クラウドなら大丈夫なはずだ…大丈夫だろう…大丈夫だと良いが…駄目かもしれん)」
ケット「なんやあったんでっか?やっと会議、終わったわ」
ヴィン「……いや、なんでもない……」
ケット「?…まあええわ、片付けて次の町に行きましょか」
ヴィン「あぁ、そうしよう…(すまん、クラウド…)」
ビビ「じゃあ、片付けよっか」 おわり
>>693 GJ!
「ムスタディオをやっつけろ(はぁと」には不意を付かれたw
GJ!
新しいダメニューが増えたw
やっぱクラウドはこうだなwww
アッハwww
ヤバイ!面白杉www
いぃ〜仕事してますねぇ〜
704 :
1/12:2006/10/31(火) 00:02:36 ID:4W3ZcRaI0
ジャ「ぎ〜んりゅう〜、急いで行くぞー!」
銀竜「ぎゃ〜す?(行くぞーって…どこへ?)」
クジャ「何で、そんなにのんびりしてるんだい、今日は祭りだよ」
銀竜「ぎゃ?ぎゃーぎゃ〜(祭り?だんじり祭りは9月だから、もう終わったよ。楽しかったなぁ〜)」
クジャ「9月に休んでいたのは、そんな所に行ってたのか、僕も誘ってくれれば良いのに…って
そんな話じゃなかった。今日はハロウィンだよ!おかしが、ただでもらえるんだ!!」
銀竜「ぎゃーす?(子供だけじゃないの?)」
クジャ「僕はみんなのアイドルだから大丈夫さ、ほら行くよ」
銀竜「ぎゃ〜ぎゃすー、ぎゃ〜す(しょうがないな〜、どっこいっしょっと)」
クジャ「あ、まって仮装も用意したんだ」つ吸血鬼変身セット
銀竜「ぎゃーす(早くしてよね)」
クジャ「そんな急がなくても大丈夫だよ、楽しみなのはわかるけど落ち着きなよ」
銀竜「(自分が急げって言ったのに…)」
クジャ「え〜と、まずは血走った眼を表現するために目に赤いカラーコンタクトを入れて…、
黒い長髪のカツラをかぶる……、赤いマントにバンダナ、ガントレットも着ければ……どうだい吸血鬼に見えるだろ」
銀竜「……(ど〜みてもヴィンセントです、ありがとうございました)」
クジャ「誰かに似てるような気もするけど……、気のせいだな
さあ行くぞ、銀竜!急がないと、お菓子が無くなっちゃうよ」
銀竜「ぎゃーす(はいはい…(ほんとに勝手なんだから…)
それでどこに行けば良いの?お菓子のある場所がわかるの?)」
クジャ「フフ…この変身セットに付いてきた薬を飲むと1日だけ鼻が良くなって、お菓子の場所がわかるのさ」
銀竜「(危なそうだな〜)」
クジャ「パクッ……クンクン…向こうだな行くぞ銀竜!」
705 :
1/12:2006/10/31(火) 00:03:33 ID:eBFsTSkw0
以後、クジャの容姿はヴィンセントとそっくりとして扱います。
〜どこかの油田(FF7)〜
バレット「ふぅ〜やっと終わったな。この油田は、まだ始まったばかりだから気を抜けないぜ」
同僚「ああ、でもがんばれば俺達、石油王だろ?一攫千金さ!ところで、そのお菓子は何なんだ?」
バレット「これか…?今日はハロウィンだろ、今からじゃ少し遅れるがマリンに送ろうと思ってな」
同僚「そうか、喜んでくれると良いな。じゃ、また明日、お疲れ〜」
バレット「さてと…宅配便へ行くとするか……オッ!」
クジャ「トリックオアトリート〜、いたずらかおかしか〜!」
バレット「何かと思ったら(ヴィンセントじゃねーか、今日はやけに明るいな…)久しぶりだな」
クジャ「(僕を誰かと間違えてるのか?まぁ話をあわせておくか…)やぁ久しぶりだね元気だったかい」
バレット「あ、あぁ(何か様子がおかしいな…まぁおかしいのは、いつものことか…)
そうだ見てくれよ!ここで石油が採れるんだぜ、これでもう星を傷付けずにすむんだぜ」
クジャ「……石油は化石燃料だから限られてるし…結局、星を傷つけてるんじゃないの?」
バレット「うっ………俺達が乗っちまった列車は途中下車は出来ねえんだ!それより何だ?何かようか?」
クジャ「(逆切れだ…)お菓子ちょうだい、手に持ってるやつ」
バレット「何で俺がお前に菓子をあげなきゃいけないんだよ!これはマリンの分だ!!」
クジャ「あっそ、じゃあ、いたずらの方を選ぶのね。はいはいグラビデ、グラビデ」
バレット「ぬお、体が重い……」
クジャ「マッキーで額に肉っと…。あ、あとお菓子も貰ってくねバイバーイ」
バレット「この…野郎……覚えて……置け…よ!!ヴィ…ン…セン…トー!!!」
〜エッジ、セブンスヘブン(FF7)〜
クジャ「次はここだ〜、トリックオアトリート〜」
ティファ「あら、(ヴィンセント)どうしたの?ビビ君は一緒じゃないの?」
クジャ「(また、誰かと間違えられてる…まぁいいや、お菓子、お菓子)ところで、おか…」
ティファ「あ、ねぇクラウド知らない?ここ何日か帰ってこないんだけど…」
クジャ「(ここはクラウドさんの家だったのか…)いや、知らないけど…、それよりおか…」
ティファ「そう…、やっぱり知らないって」
マリン「そうなんだ…」
テンゼル「本当に、どこに行ったんだろ。携帯もつながらないし…」
クジャ「(クラウドさん…あんなに若いのに二人の子持ちだなんて…。)」
銀竜「ギャ…ス(クジャは、この子たちから、お菓子を獲るの?)」
クジャ「…………これあげるよ、今日はハロウィンだろ、お菓子を持ってきたんだ、じゃあね〜」
クジャはバレットから奪い取ったお菓子の一部を渡して去った。
ティファ「行っちゃった…、何だったのかしら?いつもと違って明るかったけど…」
マリン「変な物でも食べたのかな」
銀竜「ぎゃ〜す(良かったの?お菓子あげちゃったけど)」
クジャ「良いんだ、。良いことをすると気持ちが良いだろ?さあ次、行くぞ〜」
銀竜「(まぁ元は他人のだけどね…)」
707 :
4/12:2006/10/31(火) 00:05:40 ID:eBFsTSkw0
〜アレクサンドリア城(FF9)〜
スタイナー「ベアトリクスがクッキーを焼いてくれたであります」
クイナ「うまそうアル、ひとつくれアルよ」
スタイナー「1つだけですぞ」
クジャ「ト ト〜!!」
リッ リ〜
ク ト
オア パシッ!(お菓子ゲット!!)
スタイナー「……………クッキーを獲られたであります!」
クイナ「わたしのクッキー返せアルよ〜!」
スタイナー「あれは、私のクッキーであります!!返せであります!!!」
クジャ「ば〜い、ば〜い〜」
〜ロケット村(FF7)〜
シエラ「ちょっとそこまで買い物してきますね」
シド「あぁ…」
ごーーー!!ごーーーー!!!しゅーん……
シド「よしハイウィンドは行ったみたいだな。俺様が、菓子が好きだなんてかっこ悪いからな…まってろよー、俺様のおか…」
クジャ「いたずらかおかしか〜」
シド「うぉ(なんだヴィンセントか…シエラかと思ったじゃねーか)何だお前、いきなり来るんじゃねーよ!!何かようか?」
クジャ「そこに隠してあるお菓子を頂戴。そのお菓子も僕に食べられたいと言ってるよ」
シド「(こいつこんな奴だったか?熱でもあるのか?)菓子だぁ〜?そんな物、俺様が持ってるわけね〜だろ!!」
クジャ「はいはい…、じゃあこのお菓子食べてよ」
銀竜「(あれあげちゃうの?)」
シド「俺様は菓子なんか食わねーっつてるのに………mgmg………うぐっ!おま…え、何を…」
クジャ「特製のしびれ薬をね。三時間は、そのままさ。じゃあお菓子は貰ってくね、じゃあね〜」
シド「俺様の…かく…し…お…かし…を……ゆ…る…さ…ねぇ!!」
708 :
5/12:2006/10/31(火) 00:06:11 ID:eBFsTSkw0
〜コスモキャニオン(FF7)〜
ナナ「どう?うまく魔法使いに変装できた〜?こわい〜?」
ナナキ「うん、かわい……怖いよ、本物のお化けみたい!」
ナナ「ほんと〜う?やったー!」
ディネ「あそこの家に言ってごらんなさい」
ナナ「おかしくれるかな〜」
ナナキ「大丈夫だよ、頼ん…グフッ!(なんだよディネ、いきなり殴って…、頼んであるだろ?)」
ディネ「大丈夫よ、かぼちゃのランプが付いてるでしょ。多分、ナナを待ってるわ(ナナキッ!!何ばらしてんのよ!)」
ナナ「いってきま〜す」
ナナキ「おいら心配だから見てくる」
ディネ「(ナナキの方が心配なんだけど…)」
近所の家
ナナ「わるい子は、いねがあぁ〜食べちゃうぞ〜」
ナナキ「(ナナ、違うよ。おかしくれないと、いたずらしちゃうぞだよ)」
近所の人「はい、お菓子ね」
ナナ「わ〜い、やった〜。ありがとう、ばいば〜い」
ナナは口にお菓子をくわえた。
ナナキ「(よかった、先に帰ってナナを待つか…)」
ナナ「(いっぱいおかしもらっちゃった。はやくかえろっと)」
クジャ「悪戯か、犯しか〜ハァハァ(;´Д`)」
銀竜「ぎゃーす!!(字が違うよ、クジャ!!それじゃあヘンタイだよ!!)」
クジャ「間違えた…。お菓子ください」
ナナ「(ヴィンセントのおじちゃん?…クンクン…においがちがう…)だれ!このおかしは、ぼくのだよ!!」ポト…
クジャ「残念だけど…しゃべったときに落としてるよ…じゃ、もらってくね、さようなら〜」
銀竜「鬼だこいつ…」
クジャ「ん?銀竜、今しゃべらなかった?」
銀竜「ぎゃーす?(気のせいじゃない?)」
クジャ「まいっか、どんどん行くぞー」
709 :
6/12:2006/10/31(火) 00:08:03 ID:eBFsTSkw0
〜貿易都市ザーギドス(FFT)〜
ラムザ「クラウド…、ちょっとこっちに来てくれるかい」
クラウド「何だ?ザムザ」
ラムザ「僕の名前はラムザだよ…。あと君も来てくれ」
アグリアス「私もか?」
ラムザ「クラウドに話があるんだ。クラウドはそこに座って…、君は手伝ってくれ」
クラウド「いったい何の話だ?こんなに改まって…、俺は忙しいのだが…」
ラムザ「君はチョコボの厩務員になる気はないかい?チラッ(その頭ならできる……)」
クラウド「興味ないね。俺は戦場にしか存在できないんだ」
ラムザ「じゃあ…、コックはどう?キッチンは男の戦場だよ」
クラウド「興味ないね。料理など俺の仕事じゃない」
ラムザ「あっそう、じゃあ君はクビだクラウド」
クラウド「は?」
ラムザ「クビだって言ってるんだよ。こっちが召喚したから再就職さきを斡旋してあげてるのに…」
クラウド「オレたちが乗った列車は途中下車できないはず…。 何故だ?」
ラムザ「なぜって、君が弱すぎるんだよ!それに仲間とコミュニケーションもとろうとしないし…、仲間の名前を1人でも言える?」
クラウド「ミモザに、ディオ、アホディアスにララァ…まだ言えるぞ!」
ラムザ「全部、間違えてるよ……。教えたよね?我が騎士団の掲げる目標を…。クラウドに教えてあげて」
アグリアス「私がか?、あれを言うのか?(まさかこの為だけに私は呼ばれたのか?)」
ラムザ「早くー大きな声でね」
アグリアス「エーゴホン……明るく仲良く元気良く、磨けよ心、鍛えよ体、今日もみんなでがんばろう!…だ///」
ラムザ「わかった?まわりと仲良くできない人はいらないんだよ。餞別にこの我が騎士団の宣伝の為に作った
お菓子をあげるから、さっさと消えてこの社・会・不・適・合・者!!」
クラウド「…………ドウセオレナンカ………・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン」
アグリアス「行ってしまった…。あれは言い過ぎでは…ラムザ…」
ラムザ「良いんだよ、人の名前を間違える奴なんて死んじゃえば、そう思うだろ、アホディアス」
アグリアス「……死ね、氏ねじゃなくて死ね」
クラウド「………俺はどこにいけば……良いんだ……記憶も無く…どうすればいいんだ…」
花売り「あ、あのときの…。この前は助けてもらってありがとうございました」
クラウド「……………」
花売り「お花、入りませんか?今日、ハロウィンだからお菓子、付いてますよ、安いグミですけど…」
クラウド「1つくれ……いくらだ?」
花売り「この前の、お礼だから…お代はいいです」
クラウド「ありがとう…」
花売り「また会いましょうね」
花売りは手を振りながら立ち去った。
クラウド「花か…前にも…同じような………!?!」
クジャ「グミくれよ!!」
銀竜「ぎゃ〜す(いきなりそれじゃあ、わかんないよ)」
クラウド「お前は……、全て思い出したぞ……貴様の作った……サンドイッチのせいで……俺は…
殺してやる…ヴィンセントーーーッ!!!裏超究武神覇斬!!!」
クジャ「はいはいスリプル、スリプル」
銀竜「ぎゃす?(あれ、クジャってスリプル使えたっ……」
ボス!ガス!ゴス!
銀竜「ぎゃ〜す(それは当身って言うんだよ!!)」
クジャ「結局、寝てるんだからいっしょさ。それより、この人、クラウドさんだよ。
何してるんだろ、こんな所で?人のことをヴィンセントと間違えて襲ってきたし…頭、大丈夫かな…」
クラウド「…………(返事がない、ただのクラウドのようだ…)」
銀竜「……(モウダメカモシンネ…)」
クジャ「まぁ家まで届けてやるか、子供たちのためにもね。僕は、なんてやさしいんだろ」
〜エッジ上空(FF7)〜
クジャ「すっとーっぷ!!」キキーーイ!(急ブレーキ)ポイッ
銀竜「ぎゃす?(何?)」
クジャ「こんなグッタリとしてクラウドさん連れってたら怪しまれるんじゃない?」
銀竜「ぎゃーす(そうか…)」
クジャ「だから、もう少し回復を待って……あれ?クラウドさんは…?消えちゃった」
銀竜「ぎゃぎゃーす(最初の急ブレーキで空に放り出されたよ、ほら下に自由落下してる)」
クジャ「………さて、次はどこに行こうか?」
銀竜「ぎゃすぎゃ?(ほっとくの?)」
クジャ「…もうだめだと思うけど……一応、見にいってみるか……」
銀竜「ぎゃ、ぎゃす?(あ、あれじゃない?)」
クジャ「髪の毛が地面に突き刺さって頭も体も無事みたいだ!(/←こんな感じで)」
銀竜「ギャス(奇跡だね)」
クジャ「じゃあ、次の所に行こうか。クラウドさんのお菓子も貰ったし、クラウドさんも無事みたいだし」
銀竜「……(体をピクピクさせながら、泡を噴いてるけど……大丈夫かな?)」
クジャ「ほら行くよ、銀竜。時間は有限なんだから!」
712 :
9/12:2006/10/31(火) 00:10:50 ID:eBFsTSkw0
〜その頃の三人〜
ビビ「見て、お菓子もらっちゃった。今日は、はろうぃんなのねだって、はろうぃんって何?」
ケット「今日は、ハロウィンやったんやね。ハロウィンいうのは子供とかが仮装してお菓子をもらう祭りやね」
ビビ「ボク、仮装してないけど……良いのかな?」
ケット「まぁ僕等3人、毎日がハロウィンみたな格好やし…、食べて良いんとちゃいまっか」
ヴィン「……気にしなくても良いだろう……今日は、お祭りなのだから……」
ビビ「うん。…………………あれ?あの子、どうしたんだろ?泣いてるみたい…。……………どうしたの?」
こども「もらった、おかし…川に落としちゃった……シクシク……」
ケット「かわいそうやけど……」
ビビ「このお菓子あげるよ。ボクは、まだ持ってるから」
こども「いいの?」
ビビ「うん。だから泣いちゃ駄目だよ」
こども「…コク……ありがとう、お兄ちゃん」
ヴィン「……良かったのか?……あれはビビビが貰った物ではないか……」
ビビ「良いよ。ボクが欲しかったわけじゃないし…」
ケット「偉いんやな〜、ビビはん。早く店を片付けて、ヴィンセントはんに、おいしい夕飯を作ってもらいましょ」
713 :
10/12:2006/10/31(火) 00:12:24 ID:eBFsTSkw0
その頃、ビビ達のはるか上では…
クジャ「お菓子もいっぱいもらえたし、買えろっか。サンタの袋みたいのが4つもできたよ」
銀竜「……(完全に泥棒だね…)」
クジャ「さっ帰ろう!」
ドカーン!!
クジャ「イテッ!!何だよ…後ろから、何か飛んできたぞ…」
クジャの後ろには飛空挺シエラ号が銃口を向けて構えていた。
シド「俺様の隠しお菓子を奪い取るたぁ〜、良い根性してるじゃねーか、ヴィンセント!!」
クジャ「(また、ヴィンセントと間違えられたよ…、どこを見てるんだか…)逃げるぞ銀竜!」
シド「逃がすか〜死ね〜!!!」
バン!バン!!バン!!!パス…ポロポロ…
クジャ「あ、お菓子の袋に穴が…、銀竜、待って、僕のお菓子が…」
お菓子が袋からどんどん落ちていった。
銀竜「ぎゃ〜す(痛いよ…、お菓子はあきらめて逃げよう)」
シド「死ねや、こら〜」バン!バン!!バン!!!
クジャ「くそ〜、僕のお菓子が〜」
714 :
11/12:2006/10/31(火) 00:14:28 ID:eBFsTSkw0
〜ところ変わってクジャ達の下では〜
ヴィン「……片付けも、済んだな…では夕飯のし……ん?何だあれは…?」
町の子供たち「おかしが、ふってきた〜。飴とかいっぱいあるぞ〜拾え〜」
ケット「上の方で何かやってるんかな?曇ってて、よう見えへんけど」
ヴィン「……ビビビが良いことをしたから、神様がくれたのかもしれないな…
………ビビビも拾ってきたら、どうだ?」
ビビ「え、ボクはいいよ。お夕飯のしたくも手伝わなきゃいけないし、忙しいでしょ?」
ヴィン「…いや……しかし……」
ケット「拾ってきてくんなはれ。ヴィンセントはんも食べたいんやって」
ヴィン「…私は別に……………は!そう…そうなんだ私の分も拾ってきてくれないか?…恥ずかしいのでな…」
ビビ「うん、わかった。行って来るね」
ケット「ビビはん、仰山とって来てくんなはれ〜」
ヴィン「……私をだしにするとは……」
ケット「ええ、やんか。ああいうのを楽しめるのは子供のうちだけでっせ。そう思うたから話を合わせたんやろ」
ヴィン「……まぁ…そうだが……」
ケット「微笑ましいやんか、ハロウィンの夕方に空からお菓子が降ってくるなんて、子供たちもビビはん楽しそうやで」
ヴィン「………そうだな……このような光景も……良いものだ……」 おわり
715 :
12/12:2006/10/31(火) 00:15:21 ID:eBFsTSkw0
ビビの拾った物
いろいろな種類のお菓子、
ラムザラメ、アグリアスルメ、ムスタディオトット、オルランドゥーナツ、
ディリータコス、オヴェリアルフォート、アルマシュマロ
716 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/31(火) 02:46:29 ID:OKrHbluaO
716は荒らしなので放置しろ。
なんせほとんどの閉じ込めスレに張っていたからな。
まあ、みれば解るとおり職人もきちんと残っているし、過疎っていないからこのままネタ投下と感想で1000目指していこう。
GJ!!
久々にクジャが…
(どう見てもヴィンセントです)でウケたwww
GJGJ!!!!!
色んな世界行き来し過ぎで暴れすぎです皆wwwでもそんな皆が好きだ
季節ネタGJ
ボリューム充分で満足満足!
職人さん乙です。
アグリアススルメかよww
ある意味つまみじゃねえかww
保守
ほっしゅ
保守
三連休か…とにかく保守
726 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/06(月) 01:00:17 ID:t4rDsgXz0
ほっしゅ。
728 :
1/3:2006/11/08(水) 03:57:14 ID:rype4NBI0
ケット「着いたで〜。何やじめじめした所やね」
ビビ「ここはク族の里だね」
ヴィン「……ク族……それは…うわっ!カエルが顔に……取れない……」
べろりん!!
クイナ「やっぱりここのカエルは最高アル!」
ビビ「クイナさん!」
ヴィン「……カエルはとれたが……ぬめぬめしている……」
クイナ「あなた達のこと待ってたアル、料理対決のこと覚えてるアルか?」
ケット「料理対決?何でっか、それ?」
ビビ「前、六畳間に閉じ込められてる頃にクイナさんから手紙をもらったんだ」
ヴィン「……ギザールの野菜のピクルスを使用したサンドイッチの勝負の誘いだな……」
クイナ「あの勝負を復興祈願としてブルメシアでやることに決まったアルよ。だからそろそろ審査員を決めて欲しいアル」
ヴィン「……確か三人だったな……」
クイナ「そうアル、こっちはクエール師匠、スタイナー、ピクルスおばさんに頼んであるアル。
フライヤとエーコには絶対に食べたくないからと断られたアル」
ビビ「えっとじゃあ、ジタンとダガーお姉ちゃんと、サラマンダーさんに頼んでみて」
クイナ「わかったアル」
ケット「話はまとまったようやね。じゃあ、店を開けましょか」
ヴィン「……そうだな……少なからず人も居る様だ……」
729 :
2/3:2006/11/08(水) 03:58:58 ID:rype4NBI0
〜開店〜
ケット「あまり人がおらへんな〜」
ヴィン「……しかたがあるまい……このような所には住みにくいだろう…………」
ク族A「ん、食べ物の匂いがするアルよ」
ク族B「本当アル。いい匂いアル」
ケット「お、だんだん人が増えて………」
''';;';';;'';;;,., アルアルアルアルアルアル・・・・・・
''';;';'';';''';;'';;;,., アルアルアルアルアルアルアル・・・・・・
;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy、
MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^Λ_ヘ
ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,.ヘ /ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ
ケット「増えすぎや…」
ヴィン「……今まで、いったい何処にいたんだ……」
ビビ「よし!がんばろう」
ク族ZZ「サンドイッチくれアル!」
ク族97「こっちもアル」
ヴィン「……あぁ……」
ク族67「私の頼んだ物まだアルか?」
ヴィン「……すまん待たせたな……」
ク族ZZ「おいしいアル、おかわりアル!」
ヴィン「……す、少し待ってくれ……(食べるのが早過ぎる……)」
ク族たち「早くアル!こっちもアル!おかわりアル!!」
ヴィン「……わかった、わかったから待ってくれ……」
ク族たち「アルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルルアルアルアルアルアルアルアル………」
730 :
3/3:2006/11/08(水) 03:59:46 ID:rype4NBI0
ビビ「ヴィンセントさん!もうパンが無いよ!」
ヴィン「……閉店だな……(やっと終わった…)」
ケット「すんまへんがみなはん、もう店仕舞いやわ。パンがあらへんね」
ク族たち「もう無いアルか?ざんねんアル。帰るアル。アルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアルアル………」
ぴゅう〜(風の音)
ビビ「誰もいなくなったね……」
ケット「帰るの早いでんな……。せや、お勘定はクイナはんに頼めば良いんやろか…。パチパチパチ…こんなもんやけど」つそろばん
クイナ「私たちお金に興味ないアル」
ケット「興味あるのはこっちなんやけど……」
クイナ「宵越しのお金は持たない主義アル!ビビ、先にブルメシアで待ってるアル。早く来て欲しいアル」
クイナは立ち去った……
ケット「今日は大赤字や…………」
ヴィン「……あの苦労はいったい……」
ビビ「…………よ、よろこんでもらえて良かった…よね?」
ケット「…そやね……って、んなわけないやん……赤字や……大赤字や……(号泣)」
ヴィン「……ブルメシアという所には、いつ頃、辿り着くだろうか……レシピも考えねば…」
ビビ「料理対決がんばらないとね」
ヴィン「……次か、次の次あたりの町のような気がするな……」
ビビ「うん、僕も…」
ケット「どこでも良いんやけど、次は儲けたるで〜〜!!」 おわり
集団食い逃げw
乙!
ク族の大群てww
ほんとどっから沸いてきたんだか
AAが笑える! GJ!
733 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/11(土) 00:09:39 ID:pwdyT5ad0
734 :
1/15:2006/11/12(日) 04:49:38 ID:f3WDGCQ10
〜ブルメシア〜
ケット「雨が強いでんな〜」
ビビ「ここはブルメシアだね。ここの雨は、ずっと降ってるんだよ。ここもクジャが…」
ヴィン「……半裸父………」
ケット「…まぁ!元気良くやりましょ。ここの復興を目指して料理対決をするんやから」
ヴィン「……そうだな…この国の人たちに楽しんでもらわねば……」
ケット「会場はどこやろ?国を上げてやから、さぞかし豪華なんやろな〜」
ビビ「えっと…、クイナさんに貰ったメモによると……、あそこだ!あの公民館だって」
ブルメシア公民館
兵士「おお、お待ちしてました。ここが明日の料理勝負の会場ですアレクサンドリアの王女様やビビさんのお友達など
皆さん、すでに城に入らしてます。どうぞ、城にお向かいください」
ケット「ここが会場なん…?」
兵士「はっ、そうでございますが…」
ケット「駄目やで!こんなNHKで、お昼に地方の行事を放送してますみたいな雰囲気やなんて、
海苔巻きの長さでギネスに挑戦とは違うんでっせ」
ビビ「(NHK…?)」
ケット「他の国に示しが付きまへんで、王女さまも来とるんやろ?そや、僕がプロデュースしたるわ!
そうと決まったら急がへんと…。ほら、人を集めなはれ!何をボーっとしとるんや」
兵士「はっ!」
ケット「ほな、そういう訳やから、ビビはん達は、楽しみにしていてくんなはれ。やったるで〜!!」
ヴィン「…行ってしまった……どうすれば良いのだろうか……」
ビビ「…とりあえず、お城に行こっか……みんな居るだろうし…」
ヴィン「……そうだな………」
735 :
2/15:2006/11/12(日) 04:50:09 ID:f3WDGCQ10
〜ブルメシア城〜
ダガー「ビビ!?」
ビビ「お姉ちゃん!」
ダガー「元気だった?」
ビビ「うん。明日は、がんばっておいしいサンドイッチを作るよ」
ダガー「ほんとに?楽しみにしてるわ」
クイナ「待ちくたびれたアルよ、ワタシの考えたサンドイッチで明日は勝負アルよ!」
スタイナー「久しぶりでありますな、ヴィンセント殿。自分もサンドイッチを楽しみにしてますぞ」
ヴィン「…あぁ…」
ビビ「他のみんなは…?」
ダガー「ジタンとエーコは、明日の朝に着くみたい。フライヤさんはお城の警備、サラマンダーさんには手紙を出したけど……」
ビビ「そうなんだ、サラマンダーさんも来てくれるといいな〜」
ダガー「そういえば、明日のサンドイッチのレシピはもう決まってるの?」
ビビとヴィン「ギクッ!!」
スタイナー「どうかしたでありますか?明日の対決が楽しみであります。確か2回勝負でしたな」
ヴィン「(に、2回勝負…聞いてないぞ……ビビビ)」
ビビ「(ボクも聞いてないよ……ど、どうしよう…)」
スタイナー「ぬっ!もうこんな時間であります。姫さま、就寝時間であります」
ダガー「もっとビビと話したいわ、スタイナー」
スタイナー「駄目であります。あ、ビビ殿たちにも個室を用意してもらいましたので……」
ヴィン「あ、私達は車で寝よう…な、ビビビ…(サンドイッチを考えねば…)」
ビビ「う、うん。ヴィンセントさん、棺桶が変わると眠れないしね(早く戻って考えよう)」
スタイナー「それでは、お休みであります(棺桶?)」
ダガー「おやすみ、ビビ」
736 :
3/15:2006/11/12(日) 04:50:45 ID:f3WDGCQ10
……そして翌朝 チュンチュン
ヴィン「……もう朝か……結局、1つしかできなかったな……」
ビビ「うん…でも、もう会場に行かないと……公民館に行けば良いのかな…」
兵士「おはようございます。会場が変更になりましたので、ご案内いたします」
ヴィン「……そうか…頼む…」
〜キッチンスタジアム〜
ヴィン「……ここが会場…?昨日まで、こんな大きな建物は見当たらなかったが…」
兵士「ケット・シー様が一晩でやってくれました。中に入りましょう」
ビビ「ケットさん…すごいや…」
兵士「あ、ここです。そこの円の上でお待ちください。それでは、がんばってくださいね」
ヴィン「…あぁ……」
ビビ「ここで待ってれば呼びに来てくれるのかな…?とにかく今日はがんばろうね、ヴィンセントさん!」
ヴィン「……そうだな……」
ケット「*_+*>〜;:.〜:+>;:+<+<+<;,;.++.::.l.;.〜」
ビビ「あ、ケットさんの声がする。始まったのかな」
ヴィン「……行ったほうが良いのだろうか……誰かに聞いてみるか…………ぬっ!!」
737 :
4/15:2006/11/12(日) 04:51:16 ID:f3WDGCQ10
〜キッチンスタジアム:メインステージ〜
ケット「みなはん、準備は良いでっか〜?」つマイク
ブルメシア国民(以下、観客)「おおおぉーーー!!」
ケット「アメリカに行きたいか〜〜?」つマイク
観客「どこおおぉーーーー!!」
ケット「みなはん元気でんな〜。それでは今回の料理勝負の説明などしまっせ。
まず司会兼実況は、僕ことケット・シーや。猫やないから、ネズ族の皆はんは嫌わんといてな」
観客「チュウーーー」
ケット「そして解説は、ピクルスが嫌いやから解説に、ブルメシア復興の星、救国の乙女こと………フライヤ姐さんや〜」
観客「姐さん、愛してる〜。ネズ美さ〜ん」
フライヤ「何故…私が……。それよりおぬし、本当に猫ではないのか?」
ケット「しゃべる猫がおるわけないやん。僕はネコじゃないにゃ〜」
フライヤ「ビクッ!!」
ケット「冗談やで、冗談。それでは続いて、審査員六名の紹介を…一人目は〜所詮、この世は焼肉定食
人生、食うことばかりのクエール師匠!」
クエール「おなか、空いたアル」
ケット「二人目〜リンドブルムの城下町で毎日ピクルス売ってます…臭いって言わないで。ピクルス売って三千年、ピクルスおばさ〜ん」
ピクルスおばさん「臭いほどおいしいんだよ」
ケット「次は〜、町の外で、ネコを撫でてる所を掴まった〜。実は良い人?サラマンダ〜」
サラマンダー「…………………………ケッ…」
738 :
5/15:2006/11/12(日) 04:52:23 ID:f3WDGCQ10
ケット「どんどんいくで〜。四人目は〜出会った瞬間マイハニー。騙した女、星の数、特技はヘッド、君の胸に頭突きします。
ハートを盗む猿男、ジターン!!」
ジタン「ちょ、おまっwどういう紹介を……」
ダガー「ジ・タ・ン〜?」
ケット「怒って登場の五人目は、アレクサンドリアの王女さま。家出が特技の〜ガーネット女王」
ダガー「ムシャクシャしてやりました反省はしています」
ケット「以上の五名で……」
スタイナー「じ、自分を忘れてるであります」
ケット「せやった。最後に冥王星といっしょにわすれられそうなプルート隊隊長。アレクサンドリア城内の
抱かれたい男ランキングで一票しかもらへんかった男〜アルデバート・スタイナー」
スタイナー「一票で十分であります」
ケット「以上、審査員は六名です。さらにキッチンレポーターとして、おっさん達のアイドル、エーコはん!!」
エーコ「がんばります」
おっさん「ぬおおおぉぉぉーーーーエーコた〜ん」
ケット「それでは…本日の料理人を紹介しまっせ、あそこを見なはれ〜!!」
観客「…………だ、誰もいないぞ………」
739 :
6/15:2006/11/12(日) 05:05:22 ID:f3WDGCQ10
ケット「甦るがいい…アイアンシェフ!!」
ブシャア〜(ドライアイスの煙が一面に広がった)
ヴィン「……ぬぉ!地面がせり上がって行くぞ……」
ビビ「あわわ…」
ヴィンセントとビビがドライアイスの中から現れた、あとクイナも…。
ヴィンとビビ「ゲホッ……ゲホッ……」
ケット「かっこ悪いで〜、せっかくの登場シーンやのに…。クイナはんは、あんなにドッシリと…」
クイナ「zzz…zzz…」
ケット「立ったまま寝とる……起きなはれ、クイナはん」
クイナ「……ん?朝ごはんアルか…?」
ケット「……(どいつもこいつも……)それではルールの説明を…………」
ジタンとエーコ「ビビーー。元気かーー!!」
ケット「ゲフンゲフン…しずかにしなはれ!」
ジタンとエーコ「すいません…」
ケット「じゃあルールを説明しまっせ。食材はギザールの野菜のピクルスを使わなきゃあきまへん。審査員は各チームの
料理を十点満点で審査してもらうんで六十点満点やね。これを2回繰り返して最終的に合計点の高い方が
勝ちや。各回の料理の時間は60分、口直しのインターバルが30分や、良いでっか?」
ヴィン「…あぁ…」
クイナ「良いアルよ」
ケット「それでは始め………る前にちょっとCMや、チャンネルはこのままやで」
ビビ「(誰に向かって話してるんだろ?)」
ケット「私の記憶が確かならば…、この番組は神羅カンパニーの提供でお送りします」
CM「ふぁいとーいっぱーつ!!ジェノバ細胞1000mg配合、ポーションZ!お求めはお近くの道具やで…」
740 :
7/15:2006/11/12(日) 05:05:52 ID:f3WDGCQ10
兵士「CM明けまーす…3,2,1…」
ケット「私の記憶が確かならば…、ギザールの野菜のピクルス…これは、ギザールの村で採れた野菜を塩漬けにし、
酢や砂糖に漬け込んだ後に乳酸菌によって発酵させた物が由来であるようや…。
さあ、存分に調理するがいい……、アレ・キュイジーヌや!!」(Allez cuisine:料理始め)
カンッ!!
ヴィン「……………ん?…始まったのか…?」
ビビ「えっと……、そうみたいだよ!ヴィンセントさん、タイマーが動いてる!!」
ヴィン「……急がねば……」
ケット「さあ始まりました、この勝負。どっちが勝つんやろ?どう思いまっか解説のフライヤさん」
フライヤ「わからんな……、料理はあまりせんのじゃ……。それより、もう少し離れてもらえんか…?」
ケット「何でだにゃ〜、僕はこんなにかわいいでっせ、にゃ〜」
フライヤ「……ガクガクブルブル」
エーコ「ケトさん、ケトさん。キッチンレポーターのエーコです」
ケット「おっと解説のフライヤさんで遊んでいたところ、現場に動きがあったようでんな、何でっかエーコはん?」
エーコ「クイナ料理人が、既に調理を終えたようです。料理人からは『終わったアルよ、10分で十分アル』と
シャレなのか、本気なのか良くわからない感じで、お皿の上には蓋がかぶせてあります」
ケット「これは早いで!!ビビヴィンチームはどうやろか、エーコはん?」
エーコ「エーコが近づくと…『ヴィンセントさんが緊張して手が震えるから離れてて』とビビが言ってました。かわいいって罪かしら」
ケット「ヴィンセントはん、そんなにピュアやったやろか…?」
ビビ「エーコは向こうに行ったよ、もう大丈夫。クイナさんはもう終わったみたい、急がないと!」
ヴィン「……すまんな…あの子が近くにいると……バハムート(
>>140)の恐怖が……(((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル…」
ビビ「………よしできた!!ケットさん終わったよ!」
ケット「両者、調理を終えたようでんな。それじゃあ、先に終わったクイナはんのサンドイッチから試食開始や!」
741 :
8/15:2006/11/12(日) 05:06:31 ID:f3WDGCQ10
〜審査開始〜
ケット「審査員のみなはんに行き渡りましたか?では蓋を開けなてくんなはれ!」
ぱかっ…もわ〜
ジタン「………これは……ピクルスをパンで挟んだだけ……?」
ダガー「ジャムもバターも付いてないわ…。…うっ…臭いが……」
ケット「…………ダイレクツ!!!クイナはんのサンドイッチはパンとピクルスのみや!!どうりで早いはずやわ…」
フライヤ「……私は絶対に食わん……」
クイナ「ワタシいろいろ考えたアル……、ピクルスを活かすには、やっぱりこれが一番アルよ!!早く食べるアル」
一同ぱくっ
スタイナー「うむ…うまいでありますな……この臭いとパンのやわらかさが最高であります」
ダガー「私には…ちょっと……味もあまりないので……」
サラマンダー「…………………食いもんじゃねぇな……………」
ケット「では、みなはん点数を…お願いしまっせ」
点数【クエール:8,おばさん:8,サラマンダー:3,ジタン:5,ダガー:4,スタイナー:9,合計:37点】
ケット「37点でんな、どうでっか解説のフライヤさん」
フライヤ「あのピクルスが好きかどうかで、かなり点数に開きがあるようじゃな」
ケット「そうやね、そこをどう克服すかが勝負のようや。次にビビヴィンチーム、サンドイッチを出しなはれ」
ビビ「よし行こう」
ヴィン「……あぁ………」
742 :
9/15:2006/11/12(日) 05:07:03 ID:f3WDGCQ10
ビビ「はい…どうぞ……」
サラマンダー「……ボソッ…おい、この間の、犬っころはどうした…?」
ヴィン「……犬?……あぁ…ナナのことか……家に帰った……あれは一時的なことだったのでな……」
サラマンダー「……………………ボソッ……減点だな………」
ヴィン「……何か言ったか…?」
ケット「行き渡ったようやね。では、ビビヴィンチームの試食開始や!」
ぱかっ!(蓋を開ける音)
ジタン「これは…えらく小さいな……」
ピクルスおばさん「皿のまんなかにポツンとあるわね…」
ケット「2a四方ぐらいやろか…、どういう意図があるんでっか、これは?」
ヴィン「……このピクルスは臭いが問題だったが……このミニサンドは、ひと口で食べられるので、
臭いをあまり感じずに食べられるはずだ……これはビビビのアイディアだな……」
ビビ「今までの大きさだと、食べてるときに臭いがしたんだけど、小さくして、
すぐに口に入れちゃえば味だけわかるかなと思ったんだ、食べてみて」
一同ぱくっ!
ダガー「うん、あまり臭いは感じないわね……味もおいしいわ」
ジタン「味は良いんだが……少しものたりないな………」
クエール「おかわりが欲しいアル!」
ケット「いろいろな感想があるようやね」
フライヤ「臭いに対する工夫は良いのじゃが…、人によっては量が足りんかもしれんの」
ケット「みなはん点数はどうでっか?」
点数【クエール:4,おばさん:7,サラマンダー:2,ジタン:6,ダガー:8,スタイナー:5,合計:32点】
ケット「32点…ちょっと伸び悩んだ感じやね…。1ラウンドは37対32でクイナはん優勢や。
30分のインターバルの後、ファイナルラウンドやから各自は控え室で待機していてくんなはれ」
クイナ「あまいアルよ……ヴィンセント!この世界は伝統と経験の世界アル。突発的なアイディアでは勝てない事を教えてやるアル」
ヴィン「………伝統は腐敗するものだ………新しい料理を見せてやる………」
ビビ「(二人とも普段と何か違う…)」
743 :
10/15:2006/11/12(日) 05:07:34 ID:f3WDGCQ10
〜インターバル〜
ヴィン「……1ラウンド目は負けてしまったな…」
ビビ「うん。次はどうしよっか、まだ何も考えてないけど…」
ヴィン「……初戦はインパクトが足りなかった…今回は臭いを気にしないというのは、どうだろう…?」
ビビ「大丈夫かな?」
ヴィン「……食べてもらう者には臭いを我慢してもらうが……味が良い物ならばいけるかもしれん……」
ビビ「ちょっと作ってみよっか」
ヴィン「……できた。…臭いを諦め、臭くとも味の良いウォードリアンと一緒にしてみたが……」
ビビ「に、臭いがきつすぎるよ…………味は……モグモグ…………臭くてよくわからないや…」
ヴィン「……駄目か……。もう時間が無いな……」
ビビ「あ、そうだ。こうしたらどう……ゴニョゴニョ……」
ヴィン「……それは名案かもしれんな……しかしビビビはどこで知ったんだその料理法を…」
ビビ「この前、ヴィンセントさんが買ってきた本に載ってたよ、いろいろ切り抜いてあったから見逃しちゃったのかな」
ヴィン「……(私がルクレツィアの写真だけ切り抜いてしまった……あの本に……)」
兵士「そろそろ、お時間です。準備はよろしいですか?」
ヴィン「……あぁ……行くぞ…ビビビ…」
ビビ「うん。絶対、勝とうね!」
744 :
11/15:2006/11/12(日) 05:33:52 ID:f3WDGCQ10
ケット「みなはん集まったようでんな…。ではファイナルラウンド調理開始や!」
カンッ!!
ヴィン「…い、いきなりか……前回のような前置きは無いのか…?!」
ケット「ネタが尽きたんや。ブツブツ言わないでハヨ動きなはれ、もう時計は進んでまっせ」
ビビ「ボク、材料を取ってくるね!」
ヴィン「……あ、あぁ…」
クイナ「ふっふっふ…慌ててると、おいしい物は創れないアル…」
数分後…
ケット「料理は進んでいるやろか?どうでっかキッチンのエーコはん?」
エーコ「こちらクイナ料理人の調理場です。黙々とサンドイッチを作っているようです。特に変わった工夫は見当たりません。
クイナ料理人は『だれでも食べれるサンドイッチにするアル』と言っています」
ケット「興味深いでんな…。ビビヴィンチームのほうはどうでっか?」
エーコ「はい、やはりビビが入れてくれませんが…、良い匂いがします。これはワイン…でしょうか」
ケット「ワイン…ピクルスの臭い消しに使うんやろか…。どうやと思います、解説のフライヤはん?」
フライヤ「……あまり顔を近づけないでくれ………猫は苦手なんじゃ……」
ケット「僕はネコやないって言うてますのに…、困ったもんやにゃ〜」
カン!!
ケット「おっとここで時間が来たようや。公平を期す為に、さっきと順番を変えてビビヴィンチームから試食や!」
ビビ「勝てるかな…」
ヴィン「…………このサンドイッチならば………大丈夫なはずだ……」
745 :
12/15:2006/11/12(日) 05:34:23 ID:f3WDGCQ10
ケット「それでは〜蓋を開けて試食開始や!!」
パカッ!
スタイナー「みためは普通のサンドイッチでありますな…チーズの粒のような物が挟んであるようですな」
ダガー「ピクルスの臭いがまったくしないわ。ワインの良い香りが……」
ジタン「2種類あるようだなチーズとチョコか…とりあえず食べてみるか…」
一同パクッ
クエール「うまいアル!挟んであるチーズの粒を噛むと中からギザール野菜のピクルスの味がするアル!」
ジタン「こっちのチョコの粒のやつも噛むと味がするぞ!」
ケット「かなり好評なようやね。どういうサンドイッチ何でっか?ヴィンセントはん」
ヴィン「……これは…フォンデュの要領でピクルスをコーティングした物だ……」
ビビ「まずチーズフォンデュは、モッツァレラグナチーズをアルシドメーヌド・ロマネコンティで煮てやわらかくして
ギザールの野菜のピクルスを細かくしたものを包んだんだ」
ヴィン「……チョコの方は……チョコレイントを溶かして使ったチョコレートフォンデュだ……」
ビビ「フォンデュにはピクルスの他にも、リュックルミやもー栗を砕いたものや、稲穂ルンから採ったお米も使ってるよ」
ダガー「ピクルスの臭いがないから、気軽に食べれるわ」
ピクルスおばさん「これならピクルスが嫌いな人も食べれるかもしれんね〜」
フライヤ「チーズの物は一度、食べてみたいもんじゃ…」
ケット「これは点数が気になりまっせ〜。みなはん点数をどうぞ!」
点数【クエール:8,おばさん:7,サラマンダー:6,ジタン:9,ダガー:9,スタイナー:8,合計:47点】
ケット「合計48点!これはかなりの高得点やで!後攻のクイナはんは43点以上が必要や」
ビビ「これなら勝てるよ、ヴィンセントさん!」
ヴィン「……これが究極のメニュー……私たちが考えた末に辿り着いた結論だ……」
746 :
13/15:2006/11/12(日) 05:34:54 ID:f3WDGCQ10
クイナ「ふっ…甘いアル、ヴィンセント!!料理に究極など無いアル!料理は伝統や経験から日々、高みを目指すものアル。
これが至高メニューアル!早く食べるアル!!」
ケット「クイナはん、かなりの自信があるようやね…。試食開始や!!蓋を開けなはれ!」
パカッ!
スタイナー「こちらも見た目は普通でありますな…」
ダガー「臭いも無いわ」
クイナ「私のサンドイッチも、あのピクルスが嫌いな人でも食べられるアル」
一同パクッ!
ジタン「うまい!トマトとレタスが瑞々しくって、うまいな」
ダガー「おいしいわ。まったくピクルスが気にならない」
ビビ「……大丈夫かな……みんなおいしそうだけど……」
ヴィン「………ビビビ、自分のアイディアを信じるんだ……あれ以上の物があるとは思えん……」
ケット「こちらもかなり好評やね。これにはどんな工夫があるんでっか?」
クイナ「コンセプトは【だれでも食べれる】アル。ワタシ、いろいろ考えたアル…このピクルスが嫌いな人でもサンドイッチを食べれる方法を……
そして…ついに気付いたアル。ピクルスが嫌いなら『ピクルスを抜けば良いアル!!』と…」
一同「はっ?!」
クイナ「…ギザールの野菜のピクルスを抜けば臭いもしないアルよ、これが至高のメニューアル!!」
ケット「……………………ルール無視!!クイナはんのサンドイッチは我が道を行くサンドイッチや〜!!」
フライヤ「これなら誰でも食べれるのは当たり前じゃな……」
クイナ「え?だめアルか?」
ケット「そらそうやで…。ルール無視によってファイナルラウンド、クイナはんは0点。
よって勝者は……………………………………ビビとヴィンセントのサンドイッチ店チームや〜!!」
観客「おおぉーーー!!」
ヴィン「……勝ったのか…?」
ビビ「……そうみたい………」
747 :
14/15:2006/11/12(日) 05:35:25 ID:f3WDGCQ10
ケット「勝利したビビヴィンチームにはブルメシア王から、商品が送られます」
ブルメシア王「おめでとう。これは…一本の木から彫り出した、ワシの等身大の木像じゃ」
観客「パチパチパチパチパチパチパチパチパチ(拍手)」
ビビ「あ、ありがとうございます………あ!」
ビビはブルメシア王の等身大の木像を落としてしまった。
ブルメシア王「ワシの像の頭が……」
ビビ「す、すみません…せっかく貰ったのに……」
ケット「気にしなくて良いでっせ、いりまへんわこんなの……ファイア…」
ヴィン「……そうだな……邪魔なだけだ……ファイガ……」
ブルメシア王の等身大の木像は頭と胴体が離れたまま、笑顔で燃え尽きた…。
ケット「キャンプファイヤーも終わったことやしTVの前のみなはん、またいつか会いましょう。さいなら〜」
兵士「…………はい、放送終了でーす。お疲れ様でしたー」
ブルメシア王「ワ、ワシの像が……シクシク…(涙)」
ケット「それではこれよりブルメシア城のお抱え料理人による、今回の勝負の再現サンドイッチを販売しまっせ!
みなはん並びなはれ〜!!」
観客「おおおおおぉぉぉーーーーーっ!!」
ケット「ほな、僕はサンドイッチを売ってますから、二人とも休んで良いでっせ、出発は明日やから…。
よっしゃ、前回の赤字を取り返したるでー!!」
ジタンとエーコ「お〜い、ビビー!!」
ビビ「みんな…」
ヴィン「…ビビビ、行って来れば良い………先に私は車で休んでいる……」
ビビ「うん。みんな〜」
748 :
15/15:2006/11/12(日) 05:35:57 ID:f3WDGCQ10
〜そして次の日〜
ケット「準備できたんか?そろそろ出発しまっせ」
ヴィン「……ビビビ…挨拶は済んだのか……?」
ビビ「うん…みんな昨日のうちに帰ったから…」
ヴィン「……そうか……静だな……昨日のことが夢のようだ……後の祭りとはこのような感じだろうか……」
ケット「それを言うなら祭りの後の静けさやないでっか?」
ビビ「どっちも間違ってる気がするけど…」
ケット「まぁええで、TVも高視聴率やし、昨日は大儲けやったわ」
ヴィン「……では…そろそろ…行こうか……」
ケット「そやね、次の町でも大儲けや〜!!」
ビビ「うん。ボクもがんばるぞ〜!」 おわり
長編GJ!!
白熱した!
面白かったよ
GJ!
料理の○人懐かしい。
GJ!
実際に会場で観戦したいな、これ。かなり楽しそう
保守
753 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/14(火) 18:17:09 ID:qsYIGuVV0
保守
755 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/17(金) 12:54:48 ID:vmGr29Ac0
保守
757 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/19(日) 13:26:08 ID:a0VxRN2JO
ヴィ「…。サンドイッチに挟まれたレタスが食べられない…。
それが私に与えられた罰…。」
保守!
759 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/22(水) 00:39:37 ID:C0VEmAZ40
760 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/23(木) 01:07:42 ID:l1mOx0VJ0
r-‐i'''''''''''i''''‐-、
o| o! .o i o !o
.|\__|`‐´`‐/|__/|
|_,..-─''''''''''''─-、/
/ / ヽ 、
l ● ,. ● i やれやれイマイチばっかだな。
i、 (__人_) /
"-、,,__.. /
⊂⌒ヽ / ヽ /⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
761 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/24(金) 13:45:23 ID:6g4ru+ZF0
_,,..:--─‐-=,,._
./;;,ィ''"´ ̄`゙゙ヾ;ミミミ;;、
./ミミ/゙ ゙:::゙iミミミ:l
iミミ′: : ..::::_;ミミ;ミ;リ
ヽ,! ゙ .,;;;..'' ''゙゙;;_ ゙:::ヾ;;;;;;/
. } :'゙::“:゙:. l::'゙.”:゙;.::'':;;゙irく
. | ヽ .,r ..:::、 ..::::;;;トl;|
|.. :' ''ー;^''::ヽ. :':::::;;;i::ソ <こんなスレはもうたくさんです
. l、 ←‐'‐→、! ..::::;;;l゙´
ヽ.. `゙゙゙.,゙´ '":::';;;ハ、
_,,/`i、 -:: -:::'::゙:::;;ツ'::::`;、_
_,...-‐''" | ゙;、 i":;;:::::;,/':::::::::;!::::`::-、.._
.l゙ ゙ヽ:;,ン'":::::::::::::/::::::::: : -ー `
l .,/;l ,r"
.ヽ /r;:ヘ、 ,,/;''
゙ ''::'`'´ ヽィ::'
毛 沢山 [moh takusan]
(1893-1976 中華人民共和国)
hosyu
763 :
1/7:2006/11/27(月) 05:30:10 ID:3ELUI3JY0
ケット「着いたで〜!今日も大儲けやって………ここは………」
ヴィン「……見渡す限りの……大平原だな……」
ビビ「誰か人はいるのかな?お〜い、誰かいませんか〜?」
いませんか〜?ませんか〜?せんか〜?…………しーん……山彦が響いた…。
ヴィン「……誰もいないようだな……」
ケット「今日は休みにしましょか?天気も良いようやし」
ビビ「そうだね。日差しが暖かくて気持ち良いや」
ヴィン「……そうだな……たまには良いだろう……」
〜ささやかな休日〜
ケット「よいしょっと…。こんな感じでええやろ」
ビビ「ケットさん、何してるの?新聞紙の上に人形を並べてるみたいだけど…」
ケット「これは虫干し言うんや。棚にしまっとくと湿気でカビたり、
虫が沸いたりするもんやから、たまには日に当てんとね」
ビビ「ふ〜ん、そうなんd」
ブシューー!!ヴィンセントがファブリーズを噴射した。
ケット「…ゴホゴホッ……ちょ、いきなり何するんや、ヴィンセントはん!」
ヴィン「……殺菌を手伝おうと思ってな………一応、ここは食品を扱っているのでな……ダニやカビは困るんだ…」
ケット「ピキ!!……殺菌するなら自分に掛けたほうが良いんとちゃいまっか?加齢臭が酷いでっせ」
ブシューーー!!!ケット・シーがファブリーズを噴射した!
764 :
2/7:2006/11/27(月) 05:30:54 ID:3ELUI3JY0
ヴィン「ゴホゴホッ……か、加齢臭……私がか…?…貴様はいつから臭いが嗅げるようになったのだ……人形の分際で…」
ケット「見ただけでぷんぷん感じまっせ。あんな埃っぽいところに何十年のも引き篭もってたんやろ。服、洗ってるんでっか?」
ブシューーーー!!!!ケット・シーがファブリーズを噴射した!!
ヴィン「……加齢臭は貴様の方ではないのか……35歳のおじさん?おっとすまん頭の中は子供だったかな…人形遊びが趣味だったな…」
ブシューーーーー!!!!!ヴィンセントがファブリーズを噴射した!!!
ビビ「ゲホッゲホッ……二人ともケンカはやめようよ…」
ケット「ビビはんは黙っていてくんなはれ、男には譲れないことがあるんや!」
ヴィン「……その通りだ……ビビビは下がっていてくれ……」
ビビ「(二人とも子供みたい…)」
ヴィン「……私にも誇りがあるんだ……このような者には負けん…」
ケット「誇り?埃の間違いやないでっか?あんさんと違って、僕は会社では人気があるんでっせ。
ガハハやヘンタイ博士と一緒にしないでほしいもんや!!」
ブシューーーーーー!!!!!!ケット・シーがファブリーズを噴射した!!!!
765 :
3/7:2006/11/27(月) 05:31:52 ID:3ELUI3JY0
ヴィン「…ゲホゲホ…それは周りがおかしいだけではないのか…?…類は友を呼ぶと言うからな……貴様も同類なのだろう…」
ブシューーーーーーー!!!!!!!ヴィンセントがファブリーズを噴射した!!!!!
ケット「ゴッホゴッホ…そのヘンタイ博士に女をとられたのは、どこのどいつや!」
ヴィン「……き、貴様……死をもって償え……」
ケット「やれるもんなら、やってみなはれ!あんさんのへなちょこ銃なんか当たりまへんわ!!」
ヴィン「………くらえ!!…デスペナルティーファブリー…」
ケット「あ、ちょいタンマや………何ですか?あぁ、あのことですか……すいまへんちょっと仕事なんで待ってもらえまっか」
ヴィン「……あ、あぁ……プルプル…」
ヴィンセントはデスペナルティーファブリーズ!!の構えで立ち尽くした。
ケット「あの廃線が決まった………あれは記念公園に……そんなことが……わかりました。私が直接、出向きましょう。
すんまへん、仕事や!ビビはん、この人形を頼んでも良いでっか?夕方までには戻って来られると思うんやけど」
ビビ「うん、ちゃんと見張ってるよ。お仕事がんばってね」
ケット「ありがとな〜………ん、何でっかヴィンセントはん、その大仰な構えは?」
ヴィン「……い、いや何でもない……」
ケット「さいでっか。ほな、さいなら……シュン…」
リーブがインスパイアを使うのやめ、ケット・シーはただの人形に戻った。
ヴィン「………良い天気だな……ビビビ……」
ビビ「う、うん……(なんだか気まずいな…)」
???「ピーーヒョロロロ…」
766 :
4/7:2006/11/27(月) 05:32:24 ID:3ELUI3JY0
ビビ「あっ、おっきな鳥だ!」
ヴィン「……トンビか……久しく見ていなかったな…………」
ビビ「トンビ?」
ヴィン「……鷹の仲間だ………この辺りは自然が多いので、餌を探しているのかもしれんな……」
ビビ「へ〜……あっ!!」
ガッ!トンビが置いてあるケット・シーの人形を掴み、飛び上がった!
ビビ「ケットさんの人形が……どうしよう」
ヴィン「………チラ……数もあるようだ……1つぐらい良いのではないか………食べられるかは知らんが……」
ビビ「でも……ケットさんに頼まれたから……」
ヴィン「………では…私の銃で撃ち落とすか……あまり気乗りはしないが…」
ビビ「それはかわいそう……何か良い方法はないかな……他に食べ物をあげるとか…」
ヴィン「……確か……油揚げが好きだと聞いたことがある……車の中にあっただろうか……」
ビビ「僕、探してくる。……………………………………………………………………あったよ!」
ヴィン「……(早いな…)」
ビビ「お〜い、これあげるから人形は返して〜」
シューーー。トンビは油揚げを掲げるビビ目掛けて急降下した!!
ヴィン「ビビビ、危ない!!」
767 :
5/7:2006/11/27(月) 05:35:35 ID:3ELUI3JY0
ビビに襲い掛かったに見えたトンビは、ビビの腕に留まりムシャムシャと油揚げを食べていた。
ヴィン「……大丈夫なようだな………人に馴れているのだろうか……」
ビビ「……くすぐったい……顔を舐めないでよ〜」
ヴィン「……フッ……私は向こうで寝ていよう……ビビビはここで遊んでいたら良い……」
ビビ「うん。行こうピー太郎!」
トンビ「ピーヒョロロロ〜」
ヴィン「………ときにはのんびりするのも良いものだな……」
ビビ「よしピー太郎、次はあそこの木」
トンビ「ピー」
ヴィン「……平和だ………この平和が……ずっと…続いてくれれば……」
ビビ「あ、そっちじゃないよ!」
トンビ「ピーヒョロロロ〜」 ぽとっ…
ヴィン「……日差しが暖かい……心なしか腕に辺りがホクホクと……ん、ホクホク?これは……鳥のフン……」
ビビ「ヴィンセントさん、ごめんなさい大丈夫?」
トンビ「ピー…」
ヴィン「…大丈夫だ…フキフキ……気にしなくて良い……先程のファブリーズが残っている……(服にフンが……)」
768 :
6/7:2006/11/27(月) 05:44:04 ID:3ELUI3JY0
ビビ「向こうに行くよ、ピー太郎。油揚げもまだあるからね」
とんび「ピーヒョロロ」
ヴィン「………洗えば落ちるだろうか………本でも読んで忘れるとしよう……」
ヴィンセントは懐から一冊のスクラップブックを取り出した、ルクレティアの写真で一杯の…。
ヴィン「……ルクレティア…君はなんて美しいんだ……この本は私の宝だ……」
ビビ「ヴィンセントさん楽しそうに本を読んでるけど何の本だろ…あ、ピー太郎そっちじゃないよ!」
トンビ「ピーヒョロロロ!!」
ガッ!!トンビはヴィンセントの持つ命よりも大事なルクレティアのスクラップブックを奪い獲った!
ヴィン「 ( ゚д゚ )ぽかーん……。はっ!返してくれ!!それは私の宝なんだ……ビビビ、油揚げは…?」
ビビ「もう無くなっちゃった。ピー太郎、返してそれは大事な物なんだ」
トンビ「ピーヒョロロロ〜」
ヴィン「………仕方ない………撃つ!!」
ズキュン!ズキュン!!ズキュン!!!
ビビ「あっ!!」
スイ〜。トンビは軽やかに銃弾を避け、さらに上昇した。
ヴィン「…………頼む……返してくれ………私の人生の結晶なんだ………」
ぽとっ…。トンビはヴィンセントの顔の上にフンを落とした。
トンビ「ピ〜ヒョロロロ〜」←ば〜か、ば〜かと言ってる様に見える。
769 :
7/7:2006/11/27(月) 05:45:14 ID:3ELUI3JY0
ヴィン「…………………プチッ……………………シャーーオ!!」リミットブレイク:カオス!!
ビビ「え、ヴィンセントさん?」
カオスヴィン「ギャーオ!!」
トンビ「ピー!!」 ぽと…。慌てたトンビはスクラップブックを落としたが、ヴィンセントはまったく気付かなかった…。
カオスヴィンセントは慌てて逃げるトンビを追いかけ飛び去った。
ビビ「………………飛んでっちゃった…」
ケット「ようやっと仕事が終わったで〜。なんや人形が前より汚いようやけど…まぁええわ!」
ビビ「ケットさん、おかえりなさい」
ケット「ヴィンセントはんはどこ行ったんや、見当たりまへんけど」
ビビ「羽が生えて、飛んでちゃった……」
ケット「ああカオスになったんやなキレやすいお人や…。まぁ夕飯までには帰って来るやろ……ん、これは何や」
ケット・シーはトンビの落とした本を拾い上げた。
ビビ「ヴィンセントさんの宝物だって。人生の結晶って言ってたよ。何の本?」
ケット「(これが…?)………ビビはんは見ないほうがええで………これは僕が責任を持って燃や…返しておくんで忘れてくださいな」
ビビ「そうなの?わかった…他人の物を勝手に見ちゃだめだもんね」
ケット「偉いで〜。そや今日は夕飯、僕が作ったる、おいしいで〜」
ビビ「ほんと?楽しみだな〜」 おわり
パッツの人か
ひさしぶり
保守!
>>763-769 デスペナルティーファブリーズ!!てwwww
2人ともいい歳して何やってるんだかw
GJ!
773 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/12/02(土) 20:10:26 ID:ywAlXE6AO
保守あげ
ネタはいいんだけど…
ルクレティアってなんだよ
ルクレツィアだろ
「て」じゃなくて「つ」
あ、ごめん間違えた。
以後、気を付けます。
保守
一応、保守りますよ。
ほしゅ?
( ´w`)<サンドイッチの味が三度一致した…ナンチテ
久々にFFDQ板来たら…
ビビとヴィン、今度はサンドイッチ屋かw
1から読んでやっと追いついたわ
ほ
け
過疎…
年末で忙しいのさきっと…
785 :
1/9:2006/12/13(水) 05:25:52 ID:xLPjjFNK0
移動中(オート走行で就寝中)
ビビ「ムニャムニャ……どお、おいしい?新しいサンドイッチ………ムニャムニャ……」
ヴィン in the 棺桶「……zzz……zzz………すまん……ちょっとした勘違いだったんだ……
行かないでくれ……ルクレツィア……行かないでくれぇ………zzz………」
ケット「……………………………………………(機能停止中)」
ずずーん。車が目的地に到着した。
ヴィン「ん………着いたのか?………まだ朝の5時ではないか……」
ビビ「ふぁ〜あ……おはようヴィンセントさん。今日は早いね、いつもは10時ぐらいに着くのに…」
ケット「………忘年会シーズンで、昨日も飲み会やったのに……何でこんな時間に着くんや……まったく…」
ぽー!ぽー!!
ビビ「何の音だろ、後ろの方から聞こえる」
ケット「朝っぱらから…近所迷惑やで!いったい何や!」
ヴィン「(サイドミラーで後方確認)…………………………まだ夢を見ているようだ…………汽車が迫って来る!ここは線路の上だ!!」
ケット「に、逃げるで!!」
ビビ「ぶつかる(><)!!」
ぽー!!!ガタンゴトンガタンゴトン……
ケット「ふ〜…いっぱつで目が覚めたわ…」
ビビ「無事でよかったね。ここはどこかな?」
ヴィン「……先程の汽車が止まっているな……あそこは駅だろうか……」
ケット「とりあえず、行ってみましょか。駅なら人もいるやろ」
786 :
2/9:2006/12/13(水) 05:26:22 ID:xLPjjFNK0
ケット「何やちっさい駅やな〜。否鹿野駅やって無人駅やろか」
ビビ「あ、運転手さんが降りてきたよ。おじいさんかな」
運転手「その車は先程の……なぜあんな場所に居たのですか?危うく轢くところでした」
ヴィン「……すまなかった………起きたらあの場所だったのだ……」
運転手「(居眠り運転ですか……?)それは気を付けた方が良いですね……
車庫から出したところだったので、速度を出していなかったのでぶつかりませんでしたけど」
ビビ「あの…これ何ですか?ヴィンセントさんは汽車って言ってたけど」
運転手「今の子は知らないかもしれないね…。私もここ土井中線でしか知らないですし……」
ケット「(土井中線……はて、どっかで聞いたような……)」
運転手「これは機関車と言って、蒸気で動いています。まあそれも今日で最後ですが、
この路線は廃線になるのでね」
ケット「そやここのことやった。近くにモノレールが通ったんで、運転手はんの定年に伴って廃線になるんや」
運転手「そうです……うちの親会社である神羅カンパニーで決まったので仕方がないですね」
ビビ「廃線…ねえケットさんなんとかならないの?おじさん、ケットさんは会社の偉い人なんだよ。頼めば…」
運転手「ははは、ありがとう坊や…。でも良いんだよ、採算の取れない物は残せないんだ…
お客さんにもモノレールがあるしね。さて始発の時間だ、少ないけれどお客さんのいるうちは遅れる訳にはいかない」
ビビ「あの、僕たちサンドイッチを売って旅をしてるんですけど、あとで機関車の中で販売しても良いですか?」
運転手「ああ、それならお客さんも喜んでくれるでしょう、お願いしますよ。11時ぐらいに戻って来ますので、
そのときまでに準備しておいてください。それではまた後ほど…ピーッ!発車します…」ぽー!!ガタンゴトンガタンゴトン
ケット「サンドイッチ売るんやったら、モノレールの方に行った方が売れるんとちゃいまっか?」
ビビ「うん、でも最後だからいっぱいお客さんを呼んであげたいんだ、ビラとか配って。
たくさんお客さんが居てくれたらきっとうれしいよ」
ヴィン「……そうだな……それが良い……」
ケット「せやね……。じゃ僕が急いでビラ作りますわ、二人は仕込みを頼みまっせ。ビラが出来次第、ビラ配りや!」
ビビ「おー!!」
787 :
3/9:2006/12/13(水) 05:26:53 ID:xLPjjFNK0
〜近くの町の商店街〜
ケット「さあどんどん配るで〜」
ビビ「あの…土井中線で……これ…」つビラ
通行人「…結構です……」
ビビ「あ……行っちゃった……」
ヴィン「………………………………スッ…」つビラ
通行人「……………………ペシッ…」
ヴィン「……………!?」
『リベンジ』
ヴィン「………………………………スッ…」つビラ
通行人「……………………パシッ…」
ヴィン「……………グッ!」
通行人「……チラッ…………グシャグシャ…ポイッ」
ヴィン「……………!?」
数分後…
ビビ「だめだね、みんなあんまり受け取ってくれないよ」
ヴィン「……取ってもすぐに捨てられてしまうな……」
ケット「二人とも地味やからね。空から撒こ思てシドはんに連絡したんやけどギックリ腰で無理やって」
ビビ「(ビラ配りにシド大公を!?)空……そうだ!ヴィンセントさんこの前みたいに変身すれば良いんじゃない」
ヴィン「……カオスか………仕方がないな……殴ってくれ……時間が無い……」
ケット「(ここだけ聞くとヘンタイやね)いきまっせ、ポカポカポカポカ!」
ビビ「ごめんねヴィンセントさん、ポカスカポカスカポカスカ!」
ケット「どや?」
ヴィン「…ま、まだ大丈夫だな……グフッ………二人とも遠慮せずに頼む……人思いにやってくれ……」
788 :
4/9:2006/12/13(水) 05:27:25 ID:xLPjjFNK0
ケット「さいでっか、ほなナイツオブラウンド!!」
ビビ「メテオ!!」
ヴィン「…………えっ……ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
ビビ「これが前にヴィンセントさんが言ってた召喚獣だね。見てる間、紅茶を飲むっていう」 ぎゃああぁぁぁぁぁ!!
ケット「せやね、そんなこともあったわ。あ、今、紅茶入れてくるんでビビはんはクッキー出してもらえまっか」 ぎゃあぁぁ!
ビビ「うん…」 ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁ…………………プチッ……
ケット「お!終わった様や。どうでっか?変身できそうでっか?」
ヴィン「……耐えた……私は耐えたぞ………ルクレツィア……」
ケット「耐えちゃ駄目やがな。しかたがありまへんな…ここに取り出したるは
とあるヘンタイががんばって集めた宝物やそうや」
ヴィン「……それは…私の集めたルクレツィアのスクラップブック……貴様が持っていたのか………返してくれ……たの」
ケット「デジョン」スクラップブックは時空の彼方に消え失せた…。
ヴィン「…………………プチ……シギャアァァーーー(血の涙)」リミットブレイク:カオス
ケット「そうやそれで良いんや、じゃあこのビラを空からばら撒いてくださいな」
カオスヴィンは奇声を発しながら飛び立った……
ビビ「……ヴィンセントさんに、かわいそうだったかな」
ケット「大丈夫や、あれは表紙だけ付けた余ったビラやから…本物はここに……あれ?ここに置いといた本、知らへん?」
ビビ「……あの中に入ってたビラがヴィンセントさんに渡す分だと思って……
表紙を外して…そこにあった中身が同じだと思う本に付けておいたんだけど………………」
ケット「………………………………………………………さあて準備や、今日は忙しくなるで〜」
ビビ「………………………………………僕……」
ケット「気にしちゃ駄目でっせビビはん。あの本も今頃、良い人に拾われて喜んでるはずや。さあがんばりましょ!」
ビビ「うん…」
789 :
5/9:2006/12/13(水) 05:27:55 ID:xLPjjFNK0
〜否鹿野駅〜
運転手「準備はできましたか?どこかで聞いたのか、昔なじみのお客さんも乗りに来てくれたようで、
サンドイッチも売れると良いですな」
ビビ「はい!(ビラ配りの効果があったみたいだね)」
ケット「(そうやな、でも僕らの仕事はここからが本番やで!)がんばるで〜、ヴィンセントはん!」
ヴィン「………二人に殴られ始めた辺りから……記憶が曖昧なのだが……私はビラを上手く撒けたのか?」
ケット「………完璧やったで!そやなビビはん?(世の中には知らせない方が良いこともありまっせ)」
ビビ「う、うん……(いいのかな…)」
運転手「それではこちらの制服に着替えてもらえますか?一応、車内ですので」
ケット「はいな!」
数分後…
ケット「ヴィンセントはん…マント外さないんでっか?おかしいでっせ…」
ヴィン「……これは私の……アイデンティティだ……外すわけにはいかん……」
ケット「(タークス時代には着けてなかったやんか…)」
ヴィン「……貴様も頭の上に小さい帽子が乗っただけではないか……」
ケット「しょうがないやん、僕のサイズの制服なんてあるはずないで。お、ビビはんは似合っとるな〜」
ビビ「そお…?」
ケット「せや、本物の車掌さんみたいやで」
運転手「着替えは済みましたか?では出発しましょう」
790 :
6/9:2006/12/13(水) 05:36:55 ID:xLPjjFNK0
〜移動中の汽車内〜
ビビ「この台車で移動しながら売れば良いんだよね」
ケット「誰から行きましょか?3人同時は無理やで、それに僕は台車は押せまへんな〜大きすぎるわ」
ヴィン「……ならば…私が行こう……二人はサンドイッチを作っていてくれ……」
ケット「大丈夫なんか?」
ビビ「行ってらっしゃい、がんばってね」
〜車内販売:ヴィンセント編〜
ヴィン「………………………………………………………………………」ガラガラ
扉の影の二人「何で何もしゃべらへんねん、お客さんひきまっせ。あ、向こうの人たちが買ってくれそう」
少年「何か食べよう、お腹空いたよ」
母親「そうね、このお金で何か買いなさい。丁度、車内販売の人が来たみたいだわ」
少年「おじさん!食べ物、見し…………」
ヴィン「(何故、私を見て固まったのだ……)どれにするんだ……」
少年「ぼく、まだいいや……。後にする…」
ヴィン「……何故だ!……先程は…お腹が空いたと……」
子供「ね、ママ〜。あのおじちゃんマント着けてるよ」
ママ「シッ!見ちゃいけません!」
ヴィン「………………………………他の人に………チラッ…」
女の子「……ビクッ……うぇ〜んうぇ〜ん(号泣)」
ヴィン「(何故、泣き出すのだ……)」
乗客「あの人、今、睨んだわよ…。いやあね…。( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」
ヴィン「うっうっ……」
ケット「駄目やねヴィンセントはんチェンジやビビはんと変わりなはれ」
ヴィン「……私が悪いのか………教えてくれ……ルクレツィア……」
791 :
7/9:2006/12/13(水) 05:37:29 ID:xLPjjFNK0
ビビ「じゃあ行ってくるね」
ケット「がんばりなはれ〜」
ヴィン「………私の何が………顔が怖いのか……」
ケット「いつまで悩んでるんや、サンドイッチ作るで!」
〜車内販売:ビビ編〜
ビビ「いらっしゃいませ〜。あ、ありがとうございます。200ギルです」
扉の影のケット「どうやらうまくいってそうやな」
扉の影のヴィン「……あぁ……ん、どうやら駅に着いたようだな……新しい乗客が乗ってきたようだ」
バレット「ふう、今日もやっと仕事が終わったぜ。油田の仕事は油臭くっていけね〜、な、新入り」
元神羅課長「……なぜ、私がこんな田舎で、こんな野蛮な者と……ブツブツ……」
扉の影のケット「バレットはん、こんな所におったんか…」
バレット「お前、元は神羅の人間だろ?何でこんな地方に飛ばされたんだ?何かやらかしたのか?」
元神羅課長「…………………………………………………」
バレット「言いたくねぇか……まぁ酒でも飲もうや。おい、坊主、ビールくれ!」
ビビ「あ、はい…………どうぞ」
バレット「お、変わったコップだな。これは神羅ビルか…。これでも飲んでスッキリしな。親睦を深めようぜ、な。ゴクゴク…プハー」
元神羅課長「……ゴクゴク……プハー…………………聞いてくれよ、バレットのダンナ〜…ヒック…」
バレット「お、話すきになったか…ゴクゴク…」
元神羅課長「俺がここに飛ばされたのはよ〜。暮れの忘年会で偉い人にやっちまったのよ…ヒック…」
バレット「何をだ?…ゴクゴク…坊主、ビールのおかわりだ!」
元神羅課長「リーブっていう偉い人がよ〜、今夜は無礼講だって言うからよ、言ってやったんだよ」
リーブさんの髪の毛はリーブ21ですか?ってな、そしたら次の日、出向命令よ。心がせめ〜んだよ…ヒック…リーブのばかやろーーーー!!」
バレット「おお、もっと言ってやれ。リーブの馬鹿やろー。でもなオレ達の乗った列車は途中下車できえねんだ
何たって、もう終点まで途中駅ねぇからな、ガハハ…坊主、ビールおかわり」
ヴィン「…酷いな……酷すぎる……」
ケット「さすがに可哀相やったか……反省するわ。次は栄転や……確か北の大空洞警備部門統括のポストが空いてたはずや」
ヴィン「………(こいつ……)」
792 :
8/9:2006/12/13(水) 05:38:08 ID:xLPjjFNK0
〜そんなこんなで終電〜
運転手「今日はありがとうございました。これで私の仕事も終わりです」
ビビ「僕たちは何も…」
運転手「このチラシを配ってくれたのでしょう、お客さんから聞きました」
ケット「喜んでもらえて何よりやわ。しかしもったいないもんやで、この汽車も廃車やなんて…」
運転手「しかたがないですね…元は鉄道公園に飾る予定でしたけど、それも最新リニアの模型に決まってしまいましたから」
ビビ「…………良いの?ケットさんはホントに神羅の偉い人なんだよ…頼めば……」
運転手「良いんです…。私はこの子(汽車)との思い出を沢山、覚えています。初めて運転した日のこと…
いろいろなお客の笑顔…、そして最後の盛り上げてくれたあなた達のことも…
形に残さなくても、いくらかの人が忘れずに覚えている…それだけで十分です」
ビビ「………そっか……そうだね。僕も忘れないよ…今日のこと…」
運転手「ええ。それでは私はもうしばらくここにいますので、皆さん、ありがとうございました」
ヴィン「……車でうちまで送るぞ……このような田舎では暗くて危険では……」
運転手「いえ、大丈夫です」
ヴィン「…しかし………ゴフッ……何をする…ケット・シー…いきなり殴るなん…」
ケット「(気がきかへんやっちゃな〜。あの人はこれで終わりなんやで、一人にしといたり!)」
ヴィン「……そういうものか……」
運転手「では皆さん、さようなら」
ビビ「ばいばーい」
運転手「行ってしまった…。あの子達は何だったのだろうな……お前の為にどこからか来てくれたのだろうか…」
汽車「……………………………………………………………」
運転手「さてお別れだ…綺麗にしてやるからな…」
GJ!
人は誰でも幸せ探す旅人のようなもの〜♪
写真集、半裸父が拾ってたりしてw
ホッシュ
GJ!(´∀`)b
&保守
798 :
1/7:2006/12/14(木) 14:12:10 ID:tgiZTXEB0
「クェ〜〜〜クェ、クェェ」
今 食べ物を求めて全力疾走している僕は
野菜が大好きな、ごく一般的な雄チョコボ
強いて違うところをあげるとすれば
人間の言葉がわかるってとこかな──
そんなわけで、食べ物を分けてくれる
気前のいい人間がよく来ている
この草原にやって来たのだ
799 :
2/7:2006/12/14(木) 14:13:21 ID:tgiZTXEB0
ふと見ると木のそばに一人の若い男が立っていた
ウホッ!いい匂い…
そう思っていると突然その男は
僕の見ている目の前でマントの懐から
サンドイッチを取り出したのだ…!
「食べないか」
そういえばこの草原はサンドイッチ屋が来ていると
朝から人間たちが騒いでいたのだった
お腹がペコペコで食べ物につられた僕は
誘われるままホイホイとその男について行っちゃったのだ
800 :
3/7:2006/12/14(木) 14:14:57 ID:tgiZTXEB0
彼───
ちょっとウツっぽい移動販売員で
ヴィンセント・ヴァレンタインと名乗った
調理・販売もやりなれてるらしく移動販売車に着くなり
僕は試食という名目でキッチンに連れ込まれてしまった
ヴィンセント「よかったのか、ホイホイついてきて」
チョコボ「クェ、クェ…クェクェッ」
ヴィンセント「それじゃあ、とことん食わせてやるからな」
言葉どおりに彼はすばらしい手さばきで
サンドイッチを作っていく
僕はというと、どんどん出来上がっていく
サンドイッチを前にゴクリと喉を鳴らしていた
しかしその時、予期せぬ出来事が…
801 :
4/7:2006/12/14(木) 14:16:44 ID:tgiZTXEB0
ケット・シー「そろそろ出まっせー!」
ヴィンセント「ん?もう行くのか?早いんだな」
ケット・シー「実はさっきから出発したかったんやけど…なんや取り込んでるようやったし」
ヴィンセント「そうか…」
ヴィンセント「いいことを思いついた…お前、このサンドイッチ全部持っていけ」
チョコボ「クェー!?クェッ、クェェ?」
ヴィンセント「きっとおいしいぞ…遠慮しないで持っていくといい」
彼はそういうと、出来上がったたくさんのサンドイッチを
すべて袋に詰めて僕の前につきだした
見ず知らずの僕に試食といって声をかけてくれて
その上こんなにたくさんサンドイッチをくれるだなんて、
なんて人なんだろう…
しかし彼の差し出すサンドイッチから漂う
いい匂いをかいでいるうちに
そのたくさんのサンドイッチに食いつきたい欲望が……
802 :
5/7:2006/12/14(木) 14:18:21 ID:tgiZTXEB0
チョコボ「クェ…クェ、クェ…」
ヴィンセント「あぁ…次はいつになるだろうな」
ケット・シー「それじゃ出しまっせー!」
ビビ「うん、いいよ!…ばいばい、またねぇ〜!」
ヴィンセント「きっと、また会える…いつか、な…」
チョコボ「クェッ!クェクェェ…!」
この初めての体験は、この小さいのどかな土地では
きっと知ることのなかった
何ともいえない感情を僕にもたらした
803 :
6/7:2006/12/14(木) 14:19:50 ID:tgiZTXEB0
彼らと別れた後───
あまりに激しい空腹感に耐え切れず
サンドイッチを袋から取り出すと同時に
僕はそれらをペロリとたいらげてしまった
〜車の窓から遠くのチョコボを眺めながら〜
ケット・シー「あのぶんだと相当お腹空かせてたみたいやなぁ」
ヴィンセント「どうしてだ」
ケット・シー「あんなにあった(ヴィンセント作の)サンドイッチをあっというまにペロリやで?」
ビビ「(チョコボさん大丈夫かなぁ…ヴィンセントさんのサンドイッチあんなに食べて…)」
ヴィンセント「だろうな…あんなにいい食べっぷりを見たのは私も初めてだ」
804 :
7/7:2006/12/14(木) 14:21:19 ID:tgiZTXEB0
ヴィンセント「ところで私の新作を見てくれ…こいつをどう思う?」
ビビ「い…いいんじゃない…かな?ね、ケットさん!あ、僕、仕込みしなきゃ」
ケット・シー「ははは、そうやなぁ〜…あ、そうや!あかん仕事入っとったんやわ!」
ヴィンセント「どうしたんだ、二人とも急に…(味見をして欲しかったのだが…)」
───と
こんなわけで僕の初めてのサンドイッチ体験は
ほとんど丸飲みで味がよく分からないまま
終わったのでした…
チョコボ
食えるだけでも有難や
腹に入れば皆同じ
byパン造
保守
ウホッ!
808 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/12/16(土) 17:51:33 ID:D5ZIC90hO
保守あげ
ほす
ギザールの野菜とかは、人間が食べられるものなんだろうか?
>>810 誤れ。アデルバート・スタイナー氏に謝れぇぇぇぇ!!!!
正直すまんかったw
ほしゅる
814 :
1/16:2006/12/23(土) 23:56:03 ID:iupa/pdl0
〜12月23日〜
ケット「はぁ!?ヴィンセントはんがサンタを信じてるやって?」
ビビ「うん…」
前スレ:105の回想
ヴィン「大丈夫。ミッドガルもそんなに悪くはない。毎年サンタが来るからな」
ビビ「…え…」
クジャ「待ってくれよ、サンタなんてものは存在しな…」
ビビ「いいいいるよ、サンタ、もちろん!ねっ!」
クジャ「え?あ…もちろん、もちろんだとも!」
ヴィン「(わからん…一体どこまでがセーフで、どこからがアウトなんだ…)」
以上回想終わり。
ビビ「ね…?だからヴィンセントさんにクリスマスプレゼントをあげたいんだけど…」
ケット「ええ年やのに…あのアホは……。僕が現実ちゅうもんを教えてきたる!!」
ビビ「だめだよ!今でも信じてるなら、夢を見させてあげようよ!」
ケット「ビビはん…、やさしいでんな〜。せやね僕も協力したるわ、で何をしたら良いんや?」
ビビ「あのね、ヴィンセントさんにばれないように夜中にプレゼントを置きたいんだ。
でも目覚まし時計使うとヴィンセントさんも起きちゃうし、ケットさんなら本体のほうで大丈夫かなと思って」
ケット「それなら、僕に良い案がありまっせ!プレゼントは決まってるんか?」
ビビ「うん、新しいマントにしようと思う。いつも付けてて気に入ってるみたいだから」
ケット「了解や、そっちは全部僕に任しとき!ビビはんは大船に乗ったつもりでええで」
ビビ「ほんと?ありがとうケットさん」
ケット「それよりせっかくのクリスマスやからパーティーやろうや。料理はヴィンセントはんに作ってもらって、飾りつけはビビはんや」
ビビ「うん、そうだね。よし僕、がんばって飾り作るよ」
815 :
2/16:2006/12/23(土) 23:56:48 ID:iupa/pdl0
別室のヴィンセント
ヴィン「……あの二人は何を…話しているのだろうか……まぁいい…私には今すべきことがある」
ヴィンセントはケータイを取り出した。ピッピップ……トゥルルルル…トゥルルルル…
ティファ「はい、ストライフデリバリーサービスです」
ヴィン「……スマン…私だヴィンセントだ………」
ティファ「あら、ヴィンセント、久しぶりね。あ!ねぇ、10月の29日頃にクラウド見なかった?」
ヴィン「……い、いや……見てないな……何かあったのか?(やはりあの日から戻ってきてないのか…?)」
ティファ「オートレースに行くって、三日ほど帰ってこなかったんだけど、何をしてたか記憶が無いって言うのよ」
ヴィン「……無事だったのなら良いのではないか……(無事だったか…)」
ティファ「そうよね…まあ今度、無断外泊をしたらただじゃ置かないけど。それで何か用?あなたが電話してくるなんて」
ヴィン「ん……あぁ、配達を頼みたいのだが……クラウドは居るか?」
ティファ「クラウドは今、配達中だからケータイに転送するわね」
ヴィン「……頼む………」
816 :
3/16:2006/12/23(土) 23:57:19 ID:iupa/pdl0
(保留音)トゥールル♪トゥルルール♪トゥー……ガチャ!
クラウド「何だ…?」
ヴィン「……クリスマスにビビビへのプレゼントの配達を頼みたいのだが……」
クラウド「クリスマスは忙しいんだが、自分で渡したら駄目なのか?」
ヴィン「……ビビビは、あの歳でもうサンタを信じていない………もっと夢を見て欲しいんだ……」
クラウド「今の子はそんなものじゃないか?テンゼルもマリンもサンタさんと言いつつ、しっかり財布を握るティファへアピールしてるぞ」
ヴィン「……しかし……………」
クラウド「わかったよ、1つぐらい増えても変わらないだろう。プレゼントは決まってるのか?」
ヴィン「…スマンナ………プレゼントは私とおそろいのマントをあげようと思う。……私は、今の子供が喜ぶ物はわからんからな……」
クラウド「それで喜ぶのか?」
ヴィン「……何をあげても心がこもっていれば喜ぶと言ったのは……お前ではないか……」
クラウド「そんなこと言ったか…最近、記憶が怪しくてな……。まあいい、マントを買って持って行けば良いんだな」
ヴィン「……あぁ、夜中にビビビの枕元に置いてくれ、ばれないようにな。プレゼントは赤いマントだぞ……」
クラウド「あぁ、わかったよ、場所は後で教えてくれ。じゃあな…」ガチャ…ツーツー……
ヴィン「……ふぅ、これで良いだろう……」
ケット「ん、電話は終ったんか?」
ヴィン「ケット・シー!!いつからそこに!(聞かれたのか!)」
ケット「今きたところや…。さっきビビはんと話してたんやけど、クリスマスパーティーをやろうと思うんや
そんでクリスマスが終わるまで近くの町にいよ思うんやけど、ええよな?」
ヴィン「あぁ、私も提案しようと思っていたところだ……(クラウドにはその町の名前を知らせれば良いだろう)」
ケット「じゃあヴィンセントはんはケーキの準備を頼みまっせ。僕は料理を買ってきたりしますんで」
ヴィン「……あぁ……フッフッフッ(朝、枕元のプレゼントに驚くビビビの顔が目に浮かぶ……)」
ケット「(なんて気味の悪い笑いや……ホンマにサンタを信じてるんやな……)」
817 :
4/16:2006/12/24(日) 00:00:23 ID:/3Q/YvpW0
〜12月24日〜
ケット「みなはん準備は良いでっか〜。それではかんぱ〜い!」
ビビ「かんぱ〜い!」
ヴィン「……乾杯……」
ケット「料理はどうでっか、ビビはん?」
ビビ「おいしいよ。ケットさんが買ってきてくれた七面鳥とか」
ケット「それよかったわ。それにしてもちょっと早かったのとちゃいまっか?まだ夕方やで」
ヴィン「早く寝ない悪い子はプレゼントをもらえないからな…(早めに寝てもらわないと…クラウドがプレゼントを渡せん)」
ビビ「………そ、そうだよね…(ケットさんばらしちゃだめだよ)」
ケット「そうやった……僕としたことが忘れとったわ……(マジで言ってるんか……このボケは……)」
ヴィン「……そ、そうだケーキを持ってこよう……私の自信作だ……(二人とも……引いてるな……これもビビビの為…)」
ビビ「わ〜い」
ケット「そやこれ僕からのプレゼントや、ビビはん。世界童話全集や、本、好きやろ?」
ビビ「うん。ありがとう、ケットさん」
ケット「ヴィンセントはんはビビはんにプレゼントは無いんか?」
ヴィン「……すまない……私は用意していないな………だがビビビは良い子だから……
明日に朝になれば……枕元にプレゼントがあるだろう……(ここは我慢だ……ビビビに夢を…)」
ケット「 ( ゚д゚ )……(ホンマに信じてるんやな………)」
ビビ「さっ、ケーキ食べよ。すごいおいしそうだよ(ケットさん!)」
ヴィン「…あぁ…食べよう…フッフッフッ…(明日の朝になれば……ビビビもきっと……)」
ケット「(目が逝っちゃてるで…)」
818 :
5/16:2006/12/24(日) 00:01:00 ID:iupa/pdl0
そのころの半裸父たち(寿命延長研究所)
銀竜「ぎゃ〜す(ねぇ、クジャとかビビ君の寿命の話はどうしたの?いつもゲームばっかしてるじゃない)」
クジャ「うるさいな〜しょうがないだろ。毛を取ってこいって言うから持ってきたのに、
よく聞いてみれば、あの犬のクローンに僕の人格を移すなんて…良い分けないだろ!!
僕の美しいボディーでいられないなら死んだ方がましさ」
銀竜「ぎゃす…(クジャ…)」
クジャ「あ〜ムシャクシャする。また世界を破壊してやりたいよ!」ぽいっ…がしゃ!!(手に持っているゲーム機を投げた)
銀竜「ぎゃーす!!(母さん、あなたをそんな子に育てた覚えはありません!!)」
クジャ「育てられた覚えも無いんだけど……うん、ごめん…言い過ぎたよ…」
銀竜「ぎゃ〜す(わかれば良いよ)」
クジャ「それより12月28日にドラクエモンスターズの新しいのが出るんだって、楽しみでしかたがないよ
DSも買ってあるし、後は発売日を待つだけさ」
銀竜「ぎゃ…す(クジャのDS…そこで割れてるよ。おもいっきり投げるから…)」
クジャ「え…、あ!これじゃあできないじゃないか!!どうしよう…」
銀竜「ぎゃ〜す(サポートに電話してみれば)」
クジャ「それじゃあ、何週間も掛かるよ!僕は発売日にやりたいんだ!!銀竜、買ってきて!」
銀竜「ぎゃ〜(え〜)」
クジャ「頼むよ銀竜。ずっと楽しみにしてたんだ…」
銀竜「ぎゃ〜す(しょうがないな〜)」
クジャ「お願いね〜。DSliteのジェットブラックだよ!」
銀竜「ぎゃーす(はいはい…急に元気になって……。行ってきますよ…どっこいしょっと)」
クジャ「がんばってね〜」
819 :
6/16:2006/12/24(日) 00:01:49 ID:/3Q/YvpW0
〜大型玩具店〜
銀竜「ぎゃ〜す(ここで、5軒目…。どこにも売ってないな〜、もう夜になっちゃった)」
店内はクリスマスの親子連れでにぎわっていた。
銀竜「ぎゃ〜す(ここで買えると良いな〜。外は寒くなってきたし…もう疲れたよ)」
ナナキ「さあナナが欲しいおもちゃはどれ?今日はクリスマスだから父ちゃんが買っ…ゴフッ!!何だよディネいきなり殴るなんて!」
ディネ「(いきなりばらしてんじゃないわよ、もう…)ナナ〜、今日はクリスマスだからサンタさんから貰う物を選ぼうね」
ナナ「うん!えっとね…ぼく、これがいいミニ四駆のマンタレイMk.U!!」
ディネ「もっと女の子っぽい物にしたら…それに作れるの?」
ナナ「これがいい、父ちゃん作れるよね」
ナナキ「(オ、オイラが…作るの…?)う、うん…多分…」
ディネ「(責任とりなさいよナナキ)じゃあそれはここに置いて、お食事に行こうか。
良い子にしてれば、夜の間にきっとサンタさんが届けてくれるわ」
ナナ「うん。父ちゃんも早くお食事いこ」
ナナキ「(オイラに作れるかな……アレ………)え、あ…父ちゃんは……まだ…」
ディネ「ナナキはナナの為にもう少しサンタさんにお願いしてくれるから先に行って待ってましょ、ナナ(ちゃんと買うのよ、ナナキ!)」
ナナキ「うん、二人とも先に行ってて(オイラ…不器用だからな〜)」
ナナ「父ちゃん、がんばってね」
銀竜「……(良いな〜、僕にはサンタさんなんか来ないし…………あ、DSlite売ってる、早く買わなきゃ…)」
820 :
7/16:2006/12/24(日) 00:02:24 ID:iupa/pdl0
玩具店店員「いらっしゃいませ〜、こちらのDSliteジェットブラックでよろしいですか?」
銀竜「ぎゃーす(はい。あと…これ(ドラクエモンスターズジョーカー)の予約もお願いします(クジャは予約なんかしてないだろうし…))」
店員「では、こちらにご記入ください」
銀竜「ぎゃす(はい。えっと……………………よし…書けました)」
店員「はい、お預かりします。こちらはプレゼント用のラッピングは致しますか?」
銀竜「ぎゃ〜す(お願いします(せっかくのクリスマスだし…そっちの方が良いよね…))」
店員「わかりました……こちらラッピングお願いしまーす。ポイントカードはお持ちですか?」
銀竜「ぎゃーす(はい)」つポイントカード
店員「ポイントはご使用になられますか?」
銀竜「ぎゃ〜す(いえ、いいです)」
店員「失礼しました。ではこちら商品となります、ありがとうございましたー」
銀竜「(よし早く帰ろう。クジャ待ってるかな?)」
821 :
8/16:2006/12/24(日) 00:03:11 ID:iupa/pdl0
〜深夜、日付変わって12月25日〜
レノ「真っ赤なあったまの〜♪レノさんは〜いっつもみんなの人気者〜♪だぞ、と」
ルード「………元気だな………」
レノ「歌でも歌わないとやる気がでないだろ、相棒。何でクリスマスの夜に…本当なら今頃は…
女の子達と遊んでたはずだったのによ。それもヴィンセントにプレゼント…どういうことだ!」
ルード「……上からの命令だ……仕方が無い……」
レノ「今頃…クラウドはティファと………」
ルード「ギロ…」
レノ「冗談だぞ、と。ともかくさっさと終わらして帰ろうぜ」
ルード「…ああ…そうだな……」
レノ「目的地は…すまんちょっとソリを止めてくれ。地図を見る」
ルード「ああ…おまえら止まれ…」
ルードの命令によりソリに繋がれた二頭のガードハウンドは足を止めた。
レノ「えっと…今はここだから…………………うお!!」
タークスの二人を乗せたソリに何か巨大で銀色の羽が生えた物体が衝突した。
822 :
9/16:2006/12/24(日) 00:04:08 ID:/3Q/YvpW0
銀竜「ぎゃ〜す(すいません。急いでたもので…)」
ルード「……大丈夫だ……気にするな……」
レノ「これ落としたぞ(何でルードはこいつの言葉がわかるんだ…?)」つ銀竜のプレゼント
銀竜「ぎゃ〜す(ありがとうございます)」
ルード「クリスマスのプレゼントか…どこも仕事は大変だ……俺たちもプレゼントの配達をしている……」
銀竜「(大きなソリに……プレゼント……もしかして…)」
レノ「どうかしたのか…?」
銀竜「ぎゃ〜す(サンタさんですか?)」
レノ「相棒…何て言ってるんだ」
ルード「俺たちはサンタか?だそうだ」
レノ「ああそうか…そうだぞ、と。おきっなお友達にプレゼントを渡すところだ」
銀竜「(サンタさん…本当にいたんだ…………あの赤い髪が帽子のモデルになったのかな…?
やっぱりサンタさんでも仕事はスーツなんだ……)」
ルード「(良いのか…?信じてるみたいだぞ…)」
レノ「(夢を持つことは大切だぞ、と)」
銀竜「ぎゃ〜………ギャース!!(あ、僕もう行きま………………アウチ!!)」
タークスの乗ったソリと銀竜のもとに茶色いバイクに乗った特徴的な頭を持った人が突撃してきた。
823 :
10/16:2006/12/24(日) 00:06:18 ID:/3Q/YvpW0
クラウド「お前ら天下の往来のど真ん中で邪魔なんだよ!」
レノ「荒野の真ん中でぶつかるとは、どこに見て走ってるんだ、チョコボ頭!」
銀竜「ぎゃ〜す(イテテ……)」
ルード「大丈夫か…」
クラウド「お前らこんなところで何してるんだ?」
レノ「仕事だぞ、と。お前のこそ何だ、そのバイク…自慢のフェンリルを塗り替えたのか?茶色いぞ、と」
クラウド「クリスマス使用のフェンリルとな改だ」
ルード「クラウド…落し物だ……それに君もまた落としているぞ……」
ルードはクラウドと銀竜にそれぞれのクリスマスプレゼントを渡した。
銀竜「ぎゃーす(何度もすいません(あれ?この包装紙だったかな…?))」
クラウド「すまん…(こんなんだったか……まあいい…)」
レノ「お前もプレゼントの配達か」
クラウド「あぁ…ヴィンセントに頼まれて…いっしょにいるビビ君に渡すんだ(間違えて鉄巨人用のマントを買っちまったが良いだろ……
大は小を兼ねると言うしな…)」
レノ「目的地は一緒か……こっちはヴィンセントだぞ、と」
クラウド「何でヴィンセントに………?」
ルード「上からの命令だ……」
銀竜「ぎゃ〜す(ぼくはもう行きますね、いろいろすみませんでした)」
ルード「…ああ……こちらも悪かったな…」
銀竜は飛び去った。
824 :
11/16:2006/12/24(日) 00:07:36 ID:/3Q/YvpW0
ノ「今もこんな所にいるってことは、今日はお前も一日中、仕事か?」
クラウド「ほとんどな……」
レノ「(よかったじゃないか、相棒。クラウドはティファとは何もなかったみたいだぞ、と)」
ルード「(……………あぁ………///)」
クラウド「でもクリスマスパーティーはしてきたがな………ティファとテンゼ…」
ルード「………………(ティファとパーティーだと…)…………ブチッ!」
クラウド「ルとマリンと……………何だルード……顔が赤い………………ぎゃあああぁぁぁー………」
ルードのリミットブレイク:太陽拳 クラウドに9998のダメージ
レノ「落ち着け、相棒。もう動いて無いぞ、と」
ルード「……ふーふー…………すまん取り乱してしまった」
クラウド「…………………………………………………………」
レノ「動きそうもないな………プレゼントは持っていってやるか…」
ルード「クラウドはどうする……このままでは凍死するかもしれない………」
レノ「ほっとくぞ、と。凍死する前にその辺のモンスターにいっぱつ小突かれて起きるだろ」
ルード「(そのときに死ぬかもしれなんな…)では行くか……走れガードハウンド」
ガードハウンド「バウワウ!!」
クラウド「……………………………………………………………………」
825 :
12/16:2006/12/24(日) 00:08:37 ID:/3Q/YvpW0
3人の乗っている車
ヴィン「クラウドはまだ来ないのだろうか……棺桶の中からでは外の様子がよくわからないな……(気になって眠れん…)」
レノ「着いたぞ、と。おれはヴィンセントの所に持っていく、ルードはビビの方だ。気付かれるなよ…相棒」
ルード「……あぁ……タークスの仕事に失敗は許されない…」
ヴィンセントの棺桶のある部屋
レノ「ここか……何でこいつにプレゼントを………まあいい……これで任務終了だ……」
レノは棺桶の近くにプレゼントを置いた。
ヴィン「これはクラウドか…?なぜこっちに……出たほうが良いか……(しかしビビビに気付かれる可能性が…)」
ビビの寝室
ビビ「う〜ん、むにゃむにゃ……」
ルード「……ここだな……終了だ……」
ルードはビビの枕元にプレゼントを置いた。
レノ「こっちは終わったぞ、と」
ルード「こっちもだ…帰るとしよ…」
ガードハウンド「ワオーン!!ワオーン!!」
レノ「何でこんなときに……遠吠えなんて……」
ビビ「ん…ん…何…」
ルード「まずいな、にげるか」
レノ「ああ、任務が終わったらさっさとおさらばだぞ、と」
826 :
13/16:2006/12/24(日) 00:09:51 ID:/3Q/YvpW0
ヴィン「結局…気になって……起きてしまったが……クラウドはもう来たのだろうか……」
ビビ「あ、ヴィンセントさん」
ヴィン「ビビビ!…起きてたのか……」
ビビ「うん…今の犬の声で目が覚めちゃった」
ヴィンセントはビビの枕元にプレゼントを発見した。
ヴィン「(ちゃんと来たのだな…クラウド…よし…)…ビビビ……そこに…何か置いてあるぞ!」
ビビ「え、あ、本当だ」
ヴィン「ビビビが良い子だからサンタさんがくれたのかもしれんな……」
ビビ「(もしかしてヴィンセントさんが用意してくれたのかな…)ありがとう…何かな…」
ヴィン「……わ、私が用意したわけではないが………似合うと良いのだが…」
ビビ「わ〜ニンテンドーDSだ〜、それにソフトの予約券も!」
ヴィン「えっ!?(…何故そんな物が……間違えたのか……クラウド……)」
ビビ「ありがとう…ヴィンセントさん!」
ヴィン「…いや、それは…サンタが……(本当に、私ではないんだ……私はマントを……)」
ビビ「あ、そうだね。サンタさん、ありがとう。ねぇヴィンセントさんもプレゼントもらえたかもよ、見に行こう」
ヴィン「……そんなことは……私が……貰える訳が……(自分の分など…用意していない……)」
ビビ「行こう」
ヴィン「…あぁ…(いかん……このままでは……ビビビが…やはりサンタは…いないと思うかもしれん)」
827 :
14/16:2006/12/24(日) 00:10:35 ID:/3Q/YvpW0
ビビ「あ、見て!ヴィンセントさんの棺桶のそばに何かあるよ」
ヴィン「そんなはずは……何だこれは……」
ビビ「きっとサンタさんからのプレゼントだよ。開けてみよう」
ヴィン「……あぁ…………ガサゴソ…………こ、これは……マント…?」
ビビ「ヴィンセントさんのためにサンタさんがくれたんだよ(ケットさんちゃんとやってくれたんだ)」
ヴィン「……サンタ…?……私に…?(クラウドが間違えたのか…?いや…クラウドなら……棺桶が私の物だとわかるはず…
まさかサンタは本当にいるのか…?そんなはずは……しかし……これは……)」
ビビ「うれしくないの?」
ヴィン「…う、うれしいぞ……サンタに感謝だ…(これをビビビに渡すべきか……だがビビビはあれを貰って喜んでいる…)」
ビビ「やっぱりサンタさんはいるよね?(よろこんでもらえて、よかった)」
ヴィン「……あぁ…当然だな……(駄目だ、今は渡せん……ビビビの誕生日にでも直接渡すとしよう…それがいい)」
ビビ「じゃあおやすみ〜、まだ眠たいや」
ヴィン「……お休み…ビビビ…(しかし…サンタは本当に存在するのだろうか?……うっ…気になって眠れん……)」
828 :
15/16:2006/12/24(日) 00:11:48 ID:/3Q/YvpW0
その頃の半裸父たちは…
銀竜「ぎゃ〜す(ただいま〜買ってきたよ〜。ふぅ…寒かった)」
クジャ「待ちくたびれたよ、銀竜。早く頂戴!」
銀竜「ぎゃーす(はいはい…人の苦労も知らないで……はい、これ)」つプレゼント
クジャ「やったー、意外と大きいね……………ガサゴソ…………これだよこれ、この赤い大きな布……って何だよこれ?」
銀竜「ぎゃ…す…(え、何これ……僕…ちゃんと玩具屋さんで……五軒も回って……予約もしたのに…)」
クジャ「これじゃあゲームできないじゃないか。楽しみにしてたのに…」
銀竜「ぎゃ…す(ごめん…僕、もう一度…行ってくるね……)」
クジャ「もういいよ!僕はもう寝る。この赤い布いらないから、持って行って」
銀竜「ぎゃす…(うん…)」
クジャ「その布を羽織って暖かくして寝なよ,外は寒かったんだろ?」
銀竜「ぎゃ…す(ク、クジャ……うん…ありがとう…)」
クジャ「明日は早起きして、僕と一緒に買いに行くぞ、銀竜!」
銀竜「ぎゃ〜す!」
そのころ…
母ライオン「ごめんね…今日はクリスマスなのに…かあちゃんの腕が悪いから……ろくなもんが獲れなくて…」
子ライオン兄「ううん、しょうがないよ…冬だからみんな冬眠してるもん」
子ライオン弟「かあちゃ〜ん!こっちに動かない変なチョコボがいるよ〜。皮と骨が多いけど、まだ食べれそう」
子ライオン兄「やった〜七面鳥だね。行こうよ、かあちゃん!」
母ライオン「駄目よ!!あなたたちは百獣の王になるのよ!プライドを持ちなさい!」
子ライオン弟「ごめん…かあちゃん……」
母ライオン「わかれば良いのよ…大声を出してごめんね。ただこれだけは言わせて……死体に群がるのはハイエナの仕事
私たちライオンは自分達で…狩りをする。さぁ…かあちゃんと獲物を探しに行きましょ」
子ライオン達「うん!」
クラウド「……………………………………………………………………………」 おわり
クラウドってロクな目にあわないなwww
君達、メリークリスマス。
hosyu
保守
保守
今更だが、サンタクの橇を牽くトナカイたちにはそれぞれ名前がついてるんだぜ?
コメットちゃんがいることだけは覚えてる…あと知らネ。
でもこのスレでソリを引いてるのはガードハウンドなんだぜ
837 :
1/4:2006/12/31(日) 05:29:42 ID:KpAIfgTt0
ヴィン「やはり冬はこたつでみかんだな……」
ビビ「うん、あったかいね」
ヴィン「……そういえばケット・シーはどこだ…?さっきから見て無いな…」
ビビ「こたつを出すときはいたのに」
ヴィン「まぁ静かで良いがな…。ビビビ、足を伸ばしても良いだろうか?」
ビビ「う、うん。良いよ」
ヴィン「すまんな………よいしょっと………………ゲシッ……すまんビビビ、蹴ってしまったか?」
ビビ「ううん、何も当たってないけど…」
ヴィン「ではこれは…………ゲシゲシッ!」
ケット「痛いやん!!そんなに蹴らんといて〜な」
ヴィン「ケット・シー!!何故こたつの中に…?」
ケット「猫はこたつで丸くなる言うやろ?猫は寒いのは苦手なんやで」
ヴィン「貴様は寒さなど感じないではないか、出ろ邪魔だ……ゲシゲシッ」
ケット「アタタッ……ホンマ冗談の通じないやっちゃで。僕だってこたつに入りたいんや」
ヴィン「本体の方で自分の家で入れば良いだろう」
ケット「僕のマンションはセレブ御用達の高級マンションやから、こたつなんてあらへんねん」
ヴィン「…それは残念だったな………あー、こたつは暖かい……みかんも最高だ……」
ケット「まぁ、僕のマンションはオール電化でいつでも適温やから良いんやけど」
ヴィン「ふん、私の棺桶は……最高級の………」
ケット「お、紅白が始まったで〜。やっぱり一年の最後はこれやな、ビビはんには僕が解説したるで」
ビビ「うん!」
ヴィン「………羽毛布団を………誰も聞いていないのか……。……私も音楽を聴くとするか……」
838 :
2/4:2006/12/31(日) 05:30:13 ID:KpAIfgTt0
テレビ「続きまして…白組…北島三郎で……『与作』」
ビビ「あ、これスタイナーさんが歌っているの聞いたことがあるかも」
ケット「さぶちゃんは声が良いんや、女やったら惚れてるで!」
テレビ「与作は木を切る〜…ギャランドゥ!…ギャランドゥ!!」
ビビ「( ゚ ゚ !)(こ、こんな歌詞だったけ……)あの…ケットさん……」
ケット「感涙や〜。さぶちゃ〜ん」
ビビ「(合ってるのかな…)」
ケット「良い歌やった。……ん?ヴィンセントはんは……耳にイヤホン突っ込んで何してるんでっか?それじゃあ歌きけまへんで」
ヴィン「……昼間、ラジオでやっていた…みんなの歌を録音しておいたんだ……なつかしいぞ…ビビビも聞いてみるか?」
ビビ「うん」ビビはイヤホンの片方を耳に入れた。
ケット「ビビはん、紅白はどないするんでっか?そっちはいつでも聴けまっせ」
ヴィン「今、聞くことに意味があるのだ……なぁ、ビビビ……」
ケット「紅白は毎年あるんやけど、この今年の紅白は、今日だけなんやで、ビビはん!」
ビビ「えっと……あ!イヤホンは片方だけだから両方とも聴けるよ……キット…」
ヴィン「大丈夫なのか…?」
ビビ「う、うん…」
ケット「ビビはんがそう言うのなら良いんやけど…。おっ小林幸子はんや!今日も煌びやかやな〜」
ヴィン「こっちは……コンピュータおばあちゃんだ……」
839 :
3/4:2006/12/31(日) 05:30:51 ID:KpAIfgTt0
イヤホン「コンピュータおばあちゃん♪…コンピュータおばあちゃん♪」
ヴィン「…名曲だ……」
ケット「今年の衣装も最高や!」
イヤホン「コンピュータおばあちゃん♪…コンピュータおばあちゃん♪」
ビビ「(えっと…こっちがコンピュータおばあちゃんで……)」
イヤホン「コンピュータおばあちゃん♪…コンピュータおばあちゃん♪」
ビビ「(テレビの人は……あれ?すごい光ってる……こっちがコンピュータおばあちゃん?あれ?…えっ?)」
イヤホン「コンピュータおばあちゃん♪…コンピュータおばあちゃん♪」
ビビ「…あっ…え?どっち…?!??…頭がグルグルして……z:;kcl;zvmvznj v.;……………バタン…キュー……」
ヴィン「ビビビ!!」
ケット「ビビはん!」
840 :
4/4:2006/12/31(日) 05:31:45 ID:KpAIfgTt0
1時間後…
ビビ「……うっ……ん………あれ…ぼく……」
ケット「いきなり倒れたんやで」
ビビ「今、何時?」
ヴィン「……11時半………もうすぐ年越しだ………」
ビビ「ごめんなさい、心配かけて…」
ケット「いや僕らも悪かったわ。さすがに2曲同時は無理やったね」
ヴィン「……すまなかったな、ビビビ………その代わりと言ってはなんだが……年越しそばだ……」
ビビ「おいしそう〜」
ヴィン「かつおンドールからかつおぶしを作り……そこからダシを…………」
ケット「ごたくは良いからはよ食べさしたり、ビビはん待ってるで」
ヴィン「そ、そうか…では食べるか……いただきます…」
ビビ「いただきま〜す!」
ケット「うまそうやな。さっ、もうすぐ今年も終わりや…カウントダウンいくで〜3!!」
ヴィン「…2…」
ビビ「1!!」
ケット「A HAPPY NEW YEAR!!」
ビビ「あけましておめでとう。今年もよろしくね」
ヴィン「…あぁ…よろしく頼む…ビビビ…」」
ケット「ヴィンセントはん暗いで〜。あけおめ、ことよろって言うてみなはれ」
ヴィン「……あ、あけおめ……ことよろ……」
ケット「ぎゃははははっwww全然似合わへんwww」
ヴィン「…貴様が……言えと…(怒)」
ビビ「あはは」
外には笑い声が響きとともに新たな年が始まった おわり
ごめんラスト、ミスった。
○笑い声の響きとともに新たな年が始まった
×外には笑い声が響きとともに新たな年が始まった
GJ!細かいことは気にしなくてよし!
しかし、まさかここで食材が使われようとは…ww
ちょっと早いが、ビビ一行もここの住人もよいお年を。
GJ!今日の紅白出るんだよな…コンピューターおばあちゃん。
ソバ噴かないように気をつけようかな、と。
ビビの日記より。
一月一日。今日は皆でウータイのお正月行事、書き初めというものをしました。
半紙という紙に、墨と筆を使って一年の抱負等を書くというものらしいんだけど…
つ[みんなで仲良く]
つ[商売繁盛]
つ[罪]
どうしてそうなるのかな…ヴィンセントさん…(0 0;(゚ω゚;)
846 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/03(水) 15:57:00 ID:J+tuSSMHO
保守あげ
初めてこのスレきた。和むな。
保守
ほっしゅ
850 :
1/7:2007/01/07(日) 00:06:37 ID:lM8XGpsL0
五日前(1月2日)、コスモキャニオン
子供「ナナキの負け〜。顔に墨ね(まゆげ書いちゃおっと)」
ナナキ「次はオイラが勝つぞ〜(オイラの顔どんなになってるんだろう…)」
ナナ「……………ハァ〜…(ビビたち…どうしてるかな…)」
ディネ「どうしたの、ナナ。みんなと遊ばないの?ナナキなんて顔が真っ黒なっても羽根突きしてるわよ」
ナナ「……………プイッ」
ディネ「この前のクリスマスプレゼントは?ナナキが必死に作ってたでしょ?」
ナナ「もう飽きちゃった…つまんない」
ディネ「そう……ねぇナナ……もし暇なら、ちょっとお使いに行ってくれない?年賀状を1枚出し忘れたの」
ナナ「やだ……」
ディネ「せっかくナナキがパソコンで作ったのに……渡さないのはもったいないから
それならビビ君たちのところには私が行ってくるわね……」
ナナ「ビビ?!」
ディネ「うんビビ君とヴィンセントさんの所…。でも行きたくないならいいわよ、私が行くから」
ナナ「行く行く、ぼくが行くよ!」
ディネ「じゃあこれが地図ね。神羅カンパニーのリーブさんのところに行けば大丈夫だから、良い?」
ナナ「うん!行ってきま〜す」
ディネ「気をつけてね〜。少ししたら帰ってくるのよ〜」
851 :
2/7:2007/01/07(日) 00:07:27 ID:lM8XGpsL0
現在(1月7日)、北の大空洞近くの雪原
ナナ「ここどこ〜。まだしんらかんぱにーに着かないのかな〜?」
深々と降り注ぐ雪の中、ナナはひとり歩いていた。
ナナ「あれ?何か落ちてる…………よいしょっと………まてりあかな…」
ナナが雪の中から拾い上げた物、それは……黒マテリアだった。
ナナ「新しい魔法使えるかなwktk」
ナナは左前足のバングルに黒マテリアをはめた…。
ナナ「くっくっくっ……くろまてりあ………………め…て…お………」
しかしMPが足りない!
ナナ「……変なの…何もできないや。ポシェットにしまっておこっと。あ、たてものがあるしんらかんぱにーかな?」
852 :
3/7:2007/01/07(日) 00:08:06 ID:v9/Dqcag0
そのころ…
ビビ「この本によると今日は、ななくさ粥の日なんだって」
ケット「ええでんな〜。今日は七草粥にしましょか…ブルブル…おっと電話や、すまんまへんな………はい」
ヴィン「……あぁ、そうだな………ところで七草は何だったか………その本に載っているか……?」
ビビ「うん、えっとね………マッシュールストレミングと…ウォードリアンと…バッシュールストレミングと………」
ヴィン「……ビビビ……それは……違うと……(それでは七臭粥になってしまう……)
ケット「なんやて!?ナナはんが僕んところに向かったまま行方不明やって!?」
ディネ(ケータイ)「はい……地図を持たせたので…大丈夫だと思ったのですが……」
ビビ「ナ、ナナは無事なの?ケットさんわからない!?」
ヴィン「この前の発信機はどうだ……?前にナナが誘拐されたとき……付いていただろう……ケット・シー……」
ケット「どうやろ……そろそろ電池がやばい気がするんやけど……やってみますわ」
ビビ「おねがい、急いで」
ケット「…………お、まだいけそうや………………場所は……北の大空洞!!」
ヴィン「何故……そんな場所に……」
ケット「今、音だしますわ……こっちから呼びかけはできまへんけど……何やわかるかもしれまへん」
853 :
4/7:2007/01/07(日) 00:09:03 ID:lM8XGpsL0
ナナ「よし着いた……あ、人がいる………おじさんここはどこ?」
元神羅課長現北の大空洞警備部門統括「あ、ここは北の大空洞入り口守衛室だよ、何だお前……ヒック」
ナナ「おじさん…お酒飲んでるの?」
元神羅課長「たくっ酒でも飲まなきゃやってられませんよ……こんな最果ての地に飛ばされて…
もうどうにでもなれってんだー。リーブのばかやろー!!」
ヴィン「(言われてるぞ……ケット・シー…)」
ケット「(あはは僕も冗談が過ぎましたわ………あの人にはさすがにやりすぎやったね。しょうがありまへんな〜
次は大出世やで〜……………神羅カンパニー月面基地の責任者やw)」
ヴィン「(……ガキだな………)」
ナナ「ねぇおじちゃん。しんらかんぱにーって、どっち?」
元神羅課長「あ〜?あっちだよあっち。ほら行った行った。もうそんな会社聞きたくありませんよ〜っと」
ナナ「ありがとう、おじちゃん。じゃあね〜。う〜さむくなってきたかな…」
ケット「(あ、あかん。引き止めるんや元神羅課長現北の大空洞警備部門統括!電話せえへんと…)」
元神羅課長「お〜元気でな〜………ヒック」
ケット「(あ〜だめや。信号が北の大空洞入り口から離れてしまったわ)」
ナナ「風が強くなってきた………さむいな〜……」
天候が荒れ始め……瞬く間に吹雪がナナを包み込んだ…。
ナナ「あれ…前が見えないや………体が痛い…………眠くなってきちゃった……」
ケット「(あかん寝たあきまへんで!!シドはんに連絡や飛空挺を……プチッ………発信機の電池が切れてもうた………)」
ビビ「そんな……」
854 :
5/7:2007/01/07(日) 00:09:38 ID:v9/Dqcag0
〜半裸父寿命延長研究少々休憩所〜
クジャ「パチッ……もうすぐ僕の勝ちだよ、銀竜……長かった戦いに終止符が……」
銀竜「ギャース……パチッ…(甘いよ…クジャ!………王手飛車取り)」
クジャ「そ、そんなまさか………あの…まっ…」
銀竜「ぎゃ〜す(待ったは無しね…………………あ!気付いたみたいだよ)」
ナナ「……うっ………あれ?…ここは……?」
クジャ「ここは僕の家さ。この子も気付いたようだし将棋はやめよっか…ジャラジャラ」
銀竜「ぎゃーす!!(ずるいよ、クジャ!!)」
クジャ「(無視)何であんなところにいたのさ?僕たちが助けに行かなかったら君、死んでたよ」
銀竜「ぎゃ〜す(たまたま見つけただけだけどね、クジャの等身大の雪像を作りにいったときに)」
ナナ「……ごめんなさい…………あれ?クンクン……」
クジャ「僕の匂いがどうかしたのかい?高貴で庶民どもとは違うのさ、全てがね」
ナナ「おじちゃん……前にぼくのおかしとった?においがおなじ……」
クジャ「え?し、知らないよ。に、人間の臭いなんてみんな同じような物だから人違いじゃない」
銀竜「(さっきと言ってることが違うよ……)」
ナナ「まあいいやっ。はやく、ねんがじょうをビビにとどけないと……」
クジャ「ああ、ビビのところまで行くんだね。なら送ってあげるよ」
ナナ「ほんと!?ありがとう」
クジャ「じゃ行こうっか、銀竜!」
銀竜「ぎゃ〜す!!」
855 :
6/7:2007/01/07(日) 00:10:12 ID:v9/Dqcag0
クジャ「さあ着いた。あっちに行けば、ビビ達がいるよ」
ナナ「ぎんりゅうさん、ありがとう」
銀竜「ぎゃ〜す(どういたしまして)」
クジャ「僕は…?僕にはお礼はないのかい?!」
ナナ「………………………ポカーン」
クジャ「無いんだね……、まぁいいさ。それよりこれをビビに渡してもらえるかい」つオリハルコンの包丁
ナナ「うん……おじちゃんは会わないの?ビビのこと知ってるんでしょ?」
クジャ「僕はまだ会えないのさ…それよりおじちゃんはやめてほしいんだけど。……ともかく頼んだよジタンからって伝えてね」
ナナ「うん、おじちゃん。あ、そうだおれいにこれあげるね。これで新しい魔法が使えるんだよ」つ黒マテリア
クジャ「おじちゃんはやめろと………まあ僕は最強の魔法フレアスターがあるから別にいらないけど……貰っておくよ」
ナナ「じゃあね〜おじちゃん、ぎんりゅうさん」ナナはビビ達の車の方へ走り去った。
銀竜「ぎゃ〜す?(会わなくって良かったの?)」
クジャ「良いさ、僕にはやるべきことがある…僕からは会いにはいけないよ」
銀竜「(そのわりにいつも遊んでるけどね…)」
クジャ「それにあの子が僕のことをビビ達に話したら、向こうから会いに来てくれるかもしれないだろ」
銀竜「(プライドを捨てたほうが幸せになれるよ、きっと…)」
クジャ「あっ!ヴィンセントから預かった腕輪を渡すの忘れちゃった……ま、いっか…今度自分で渡せば…帰るぞ銀竜!」
銀竜「ぎゃーす!」
856 :
7/7:2007/01/07(日) 00:11:28 ID:v9/Dqcag0
ビビ「ナナは…、ナナは…」
ケット「今、シドはんに連絡がついたで!すぐ救助に…」
ナナ「ビビーーッ!」
ビビ「ナナ!?どうしてここに?いったいどうやってここまで来たの?」
ナナ「えっと…………忘れちゃった。おっきなドラゴンに乗って……あとこれジタンからだって」つオリハルコンの包丁
ビビ「ジタン?ジタンが助けてくれたのかな?」
ケット「でもここは僕らの世界やから……う〜ん……ともかくディネはんに無事やって連絡せえへんと…」
ヴィン「……無事で良かった………しかし…ナナは何の用で……まさか私に会いに……wktk」
ナナ「あ、そうだこれ!ねんがじょう持ってきたの、家族の写真がのってるんだ」
ヴィン「…そ、そうか………見せてもらえるか……………………………スマン……ど、どれがナナだ…?」
ケット「ヴィンセントはん、どれだかわからないんっでっか?おっきいのがナナキはんとディネはんで小さいのが…………」
ビビ「ど、どうしたの…二人とも?」
ヴィン「ナナが……溢れて…………」
ビビがヴィンセントの手にしている年賀状を覗き込むと、そこには…わふわふもふもふとした集団が写っていた。
ナナ「ぼくはひとりだよ。他のは兄ちゃんとか姉ちゃん、弟に妹だよ」
ビビ「ナナ…兄弟がいたんだね……」
ナナ「…?言ってなかったっけ?ぼくは99匹の兄弟のうえから7番目だからナナなの」
ケット「101匹の…家族やん………。あ、連絡ついたでディネはんは明日迎えにくるそうや、だから今日はここでお泊りやね」
ヴィン「……では……私は…七草粥を作るとするか………店で正しい材料を買って……」
ビビ「ななくさがゆはね、すごく臭くて大変だけどおいしいんだって」
ヴィン「ビビビ……それは…ちが…」
ナナ「おいしいの?!ならぼくがんばって食べるよ!」
ビビ「たのしみだね〜」
松の内の終わり……この日の夕食がどうなったかは、この4人のみが知っている…… おわり
GJ!
他の4臭が気になる。
保守
保守
ここ癒されるぅー…(´∀`)
>>857 こんなもので如何でしょうか?
四臭:クイ納豆
五臭:にんにくラウド
六臭:ふな寿司ド
七臭:くさやン
>>861 ギルガメッシュールストレミングも捨て難いかと
保守
デッシュールストレミングなんかどうよ
>デッシュールストレミング
>マッシュールストレミング
>バッシュールストレミング
>ギルガメッシュールストレミング
・・・・・食えんだろ。常識的に考えて
866 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/15(月) 21:34:19 ID:ZLS50VGsO
シュトラール謎の墜落、と
保守!
ほしゅ
ホシュッとな!
870 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/20(土) 04:42:39 ID:V5v9lBOgO
でるー!!!あーッ!
保守
872 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/20(土) 04:50:40 ID:sBUm+U1t0
まんこスレから保守しにきますた
ネタがないなら無理して保守しなくてもいいからね。
874 :
1/14:2007/01/21(日) 02:41:56 ID:56Yvo5eN0
ケット「到着や〜。ここはミディールやな」
ビビ「今日もたくさん売れると良いね」
ヴィン「……あぁ…………では、そこに止めてくれ………ライフストリームに近づき過ぎると危険だからな……」
ケット「了解や…………ここやね………………あ、あれ?……ブレーキがスコンスコン言うとりますわ」
ビビ「それって……」
ヴィン「……ケット・シー………それはつまり……その……どういうことだ…?」
ケット「全速前進で魔晄の海に突撃やーーーーーーっ!!」
ビビ「うわーーっ」
875 :
2/14:2007/01/21(日) 02:42:28 ID:56Yvo5eN0
ヴィン「……ここは……?…………ビビビ……ケット・シー………無事か……返事を………」
ルクレツィア「久しぶりね…元気だった?……ヴィンセント…」
ヴィン「…君は………ルクレツィア!!………どうして……………ここは…」
ルクレ「ここはライフストリーム……すべての命がはじまり……そして終わる場所……」
ヴィン「では…私は死んだのか……いや…私の体は死ねない……それが私の罪………ビビビは?二人は無事なのか?」
ルクレ「あなたのお友達は別の人から説明を受けてるわ…」
ヴィン「説明?……いったい…何の話だ……ルクレツィア?」
ルクレ「あなた達をここに呼んだのは私………車のマテリアを用意したのも………六畳間に閉じ込めたのもね」
ヴィン「………そんなに私に会いたかったのか………ルクレツィア」
ルクレ「違うわよ」
ヴィン「……そうか……もっと早く言ってくれれば…………私もルクレティアの祠に住もうと思っていたんだ……」
ルクレ「違うって言ってるでしょ。私たちには目的があった………」
ヴィン「私‘たち’?仲間がいるのか………それに目的とは………?」
ルクレ「順を追って説明するわ……………これはあなたたちにとって重要なことだから……」
876 :
3/14:2007/01/21(日) 02:43:01 ID:56Yvo5eN0
〜その頃、別のライフストリームの流れの中〜
ビビ「ここはどこだろ?前に来たことがあるような…。ヴィンセントさ〜ん、ケットさ〜ん」
クジャ「ビビ!!僕だよクジャだよ、久しぶりだね〜」
ビビ「クジャ!ここはどこ?またクジャが何かしたの?」
クジャ「またって何だよ………僕がいったい何をしたて言うのさ………ブツブツ……」
ビビ「クジャじゃないなら……どうして……クジャはどうやってここに来たの?」
クジャ「銀竜とおもちの早食い勝負をしていたんだけどね…のどに詰まらせちゃって気づいたらここさ」
ビビ「(それって死んでるんじゃ……)どこかから出られるかな……みんなも探さないと………」
ガーランド「久しぶりだな……お前達を呼んだのはこの私だ………」
クジャ「えっと……………………………………………あ、そうだ!この腕輪ビビのだろ?」
ビビ「う、うん。だけど…何でクジャが持ってるの…?(ガーランドは無視しちゃっていいのかな……)」
クジャ「よくわからないけど、前に過去のヴィンセントから預かったのさ。ほら返すよ」
ビビ「うん、ありがとう」ビビは小さく赤い宝石の付いた腕輪をはめた。
クジャ「じゃあ出口でも探そうか、いったい何でこんな場所に……」
ガーランド「何故、私を無視するのだ!?お前達を呼んだのは私だ!」
877 :
4/14:2007/01/21(日) 02:43:33 ID:56Yvo5eN0
クジャ「何でって………お前の顔なんて見たくないんだよ、じじい!
お前のせいで僕らがどれだけ迷惑したと思ってるんだい、ねえビビ?」
ビビ「う、うん(クジャも人のこと言えないと思うけど…)」
クジャ「何の目的で僕らを呼んだのさ!それにここはどこだい?」
ガーランド「ここは記憶の場所……全ての人、全ての物の記憶の集まる場所……
他の世界ではライフストリームとも呼ばれている………」
ビビ「記憶の場所……じゃあ僕らは死んだの…?」
ガーランド「死んではいない………夢を見ているようなものか………」
クジャ「話が見えてこないな〜、いったい何の目的で僕らをこんな場所に呼んだのさ?」
ガーランド「一から説明せねばなるまいな………。…お前達との戦いに敗れたあと……私は……
イーファの樹の中へと落ちていった…………ガイアの…星の中心部へと……。崩壊しつつあった私の体を
ガイアは暖かく迎えてくれた……グツグツとしていたな………」
クジャ「(それは地下の溶岩じゃないのかい?)」
ガーランド「体が溶け……死への近づきを感じた………このまま無になろうというとき…………この星は…
私を…記憶の場所へといざなった………他の星の生物である私をだ………」
ビビ「(話が長くてよくわからないな〜)」
ガーランド「記憶の場所……そこで私は…いろいろな人に出会った…………若くして死んだ者……
命をまっとうした者…………友人と呼べる者もできた……そして私は思った、それが私の目的だ…」
クジャ「何さ?早く言いなよ!」
878 :
5/14:2007/01/21(日) 02:44:52 ID:56Yvo5eN0
ガーランド「ビビ…おじいちゃんと呼んでくれないか!!」
ビビ「えっ…」
クジャ「はぁ?何を言っているんだい、このモーロクじじいは」
ガーランド「タバコ屋を営んでいたトメさんも……大工の棟梁だったゲンさんも皆、孫の話をする……微笑ましく、楽しそうに…
そのときふと思ったのだ……私の作ったジェノムが作った黒魔道士たちは私の孫ではないのかと…」
クジャ「駄目だこいつ、もうボケてる。行こうビビ、出口を探そう」
ビビ「え……うん」
ガーランド「私も孫の成長を見たい……そう思い……私は黒魔道士たちの寿命を伸ばす方法を探した……
そして見つけたのだ………ここ記憶の場所で……」
ビビ「本当!?」
ガーランド「ああ……そしてそれこそが……ビビ、お前をここに呼んだ理由だ……」
クジャ「どうやって?僕があれだけ探してもわからなかったのに……」
ガーランド「……星の会話……その中に答えがあった………心して聞くが良い……」
879 :
6/14:2007/01/21(日) 02:50:07 ID:56Yvo5eN0
ヴィン「……星の会話?……いったいそれは………」
ルクレ「……ラブ・ロックのガイア説というものを聞いたことがある?」
ヴィン「少しだが…」
ルクレ「この説は星も一つの生命体であるという考えなの。例えばルビー、サファイアなどの各ウェポン…
これは私たちの体の中にある抗体のようなもの……星が傷つけられたときに発動する。
そして…私はここに来て感じた。この説が正しく……星々の間に会話が存在することを…」
ヴィン「……しかし……ルクレツィア、君はジェノバ細胞によって私と同じ死ねない体のはずでは……何故、ライフストリ-ムに…」
ルクレ「ジェノバ細胞には不死以外の特徴があった…リユニオンともう一つ………覚えてる?」
ヴィン「……ジェノバ細胞の…擬態能力……他者の記憶と感情を読み取り、それに合わせ外見を変える力…」
ルクレ「そう……私のいた祠……あの場所は……カオスの生まれし…星の意識に近い場所………
クリスタルに包まれていた私の意識は……少しずつ星の記憶を集め……そして同化していった…」
ヴィン「そんな…ことが………。しかし…ルクレツィア……君の目的はいったい……?」
ルクレ「それについては星の会話を聞いてもらうわ……あなたの友達にも関係があることよ」
ヴィン「……ビビビに…?」
ルクレ「ええ……。星の会話は本来、言葉で表すものではないけど……私なりに訳してみたわ……準備は良い?」
ヴィン「……あぁ……聞かせてくれ………ルクレツィア…」
880 :
7/14:2007/01/21(日) 02:50:49 ID:56Yvo5eN0
以下、星子(7の星)、ガイア(9の星)とします。
星子「ねぇ、ちょっと聞いてよガイア〜ン」
ガイア「何?今、ちょー忙しいんだけど〜」
星子「あたしんところに、マジで変なやつがいるのw」
ガイア「変ていったいどんなやつよ?」
星子「怪我するたびに何か化け物になって、あたしのライフストリームをパカパカ使うの。おかげで肌荒れが酷いって感じ〜」
ガイア「まじきも〜い。でも人間なんてすぐに死ぬんだし、ほっとけば〜」
星子「あたしも最初はそう思ったんだけど〜、こいつ何の間違いか死なないらしいのよ…ツミツミツミツミ…うるさいし…」
ガイア「それマジやばいんじゃね?そうだうちのほうも変なことがあったのよ」
星子「どんな?」
ガイア「この間、テラとかいうじじいがいきなり抱きついてきやがんの。それで、ジェノムとかクロマドウシとか
なんか変なのが増えちゃって困ってんのよ」
星子「あ〜いるよね、そういうの。うちもこないだジェノバとかいうのが暴れたから、ウェポン使っちゃった」
ガイア「それやりすぎw。でもね〜クロマドウシの子たちかわいそうなのよ、
寿命が一年っていくらなんでも短いでしょ?どうにかして助けたいみたいな〜」
星子「あ〜、あんたそういう優しいところあるよね。あ、そうだ、うちの馬鹿の寿命を分ければ良いんじゃん?」
ガイア「星子、マジあったま良いね。そうしよっか」
881 :
8/14:2007/01/21(日) 02:51:21 ID:56Yvo5eN0
クジャ「………………………………………何じゃこりゃー!僕らは、じじいの妄想を聞くほど暇じゃないんだよ」
ガーランド「いや……これは私が訳したわけでは……」
クジャ「いいから早く寿命を延ばす方法を言えよ!嘘だったら殺すぞ」
ガーランド「私はもう死んでいるが………………まあいい、ではビビ……このカプセルを飲んでくれ……
これを飲めば……通常の…人並みの寿命を得られるだろう………」
ビビ「それだけで良いの?」
ガーランド「ああ、ここには全てが入っている……。ただ最後に一つだけ質問をさせてもらう…後悔はせぬか?」
ビビ「え?」
ガーランド「生きるということはつらいことだ……人との別れ、争い、大切な人が死ぬところを見るかもしれない。
人よりも先に死ぬことこそが幸せかもしれん…。後戻りはできぬぞ………もう一度聞く………後悔はせぬか?」
ビビ「………………しないよ。僕はまだ知りたいことも、やりたいこともたくさんある。
これから先、つらいこともあるかもしれないけど絶対に後悔なんてしない。さあ、それを頂戴」
ガーランド「そうか…ではこのカプセルを飲むが良い……」ガーランドはビビに小さく青いカプセルを渡した。
ビビ「うん…」
882 :
9/14:2007/01/21(日) 02:54:39 ID:56Yvo5eN0
ガーランド「水なしでも飲めるが………水はいるか?オレンジジュースもあるぞ」
ビビ「いらない……このままで飲めるよ……………ゴクン………」
クジャ「……見た目は何も変わってないけど………何か変わった感じする?」
ビビ「ううん……特には………」
ガーランド「大丈夫だ、効果はある…………それでは私は黒魔道士の村の者へもこのカプセルを渡すのでな……さらb」
クジャ「ちょっ!待てよ。僕の分は?僕にもよこせよ!」
ガーランド「何故、お前にやらねばいかんのだ。別に息子はいらん、私の命令を聞かなかった分際で…」
クジャ「それはお前が僕にまともな命をくれなかったからだろ、いいからよこせ!少しぐらい余ってるんだろ」
ガーランド「あ〜五月蝿い奴じゃ……テクマクマヤコンテクマクマヤコンジュミョウヨノビロ………ほれ、これで良いじゃろ」
クジャ「良いわけあるかー!!」
ガーランド「おぬしを作ったのは私だ………だからおぬしの寿命など自由自在…今ので十分だ…」
クジャ「本当だな……もし早死にしたら、ここでボコボコにしてやる」
ガーランド「では……ビビ、今度こそお別れだ…………………おじいちゃんはいつでも空から見守っているぞ、さらばだ」
クジャ「逃げやがった。で、ビビはガーランドのことをおじいちゃんって呼ぶ気なのかい?」
ビビ「えっと…………呼ばないと思う……」
クジャ「まあ当然そうだよね。じゃあ帰ろっか……たく、出口まで連れてけっつうの……」
883 :
10/14:2007/01/21(日) 02:55:13 ID:56Yvo5eN0
ヴィン「………話はわかったが………私が普通の体を持って許されるのか…ルクレツィア…」
ルクレ「何で?」
ヴィン「この体は君を見ていることしかできなかった、私の罪に対する罰のはずでは…」
ルクレ「たまたまよ。あのときはあなたの命を救うためには、ああするしかなかった」
ヴィン「悪夢にうなされる永き眠りこそ私に与えられた償いの時間のはずではなかったのか…?」
ルクレ「誰がそんなこと言ったの?そもそも悪夢、悪夢って言ってるけど…そんなに悪夢ばかり見ているの?昨日の夢は…?」
ヴィン「………昨日か………昨日はビビビに誕生日プレゼントを渡している夢だったな………とてもうれしそうにしていた」
ルクレ「一昨日は?」
ヴィン「……私の考えた新メニューがとても売れている夢だったな………正夢になると良いがな……」
ルクレ「それって悪夢なのかしら?私にはとても幸せそうに聞こえるんですけど…」
ヴィン「……これは……たまたま…………」
ルクレ「それに不老不死で、怪我をしてもリミットブレイクで変身すれば回復、空も飛べる…
これって世界中のお金持ちがいくら出してでも成りたいと望むような体じゃない」
ヴィン「…いや……それは………その………」
ルクレ「結局どうするの?今のままでいたいのなら、無理には進めないわ」
ヴィン「…ルクレツィア……君が…許してくれるのならば………」
ルクレ「だから私は別に怒っていないのに……じゃあ始めるわね」
ヴィン「……あぁ………」
884 :
11/14:2007/01/21(日) 02:57:53 ID:56Yvo5eN0
ルクレ「そうだ、最後に、一応聞いておくわ。あなたは永遠の命を持っている……これはさっきも言ったけど、
多くの人が求めるもの………誰よりも長い命を持つ……それはとても至福のことかもしれない。
本当に人並みの体に戻りたい?あなたは世界の誰よりも秀でた体を持っているのよ」
ヴィン「…………ここ何年かの旅で……私は気付いた………人には永遠の命は長すぎるよ……ルクレツィア…
私は、人として生き、人として死にたい………それだけだ…」
ルクレ「そうよね、変なことを聞いたわ。それじゃあ、まずは後ろを向いて、マントと服をまくってくれる?」
ヴィン「…あぁ……少し恥ずかしいな……注射でもうつのか?」
ルクレ「よいしょっと」ガシャッ!!
ヴィン「……い、今のは…何の音だ…?やけに重たい感じが………」
ルクレ「工具よ。いろいろと必要なの」
ヴィン「…こ、工具?……その…医療器具ではないのか?」
ルクレ「工具よ。いいから静かにしてもらえる、集中できないわ」
ヴィン「ス、スマン…」
ルクレ「え〜と…まずは……電動ドライバーで後ろのハッチを………ギュイ〜ン………外して……」
ヴィン「(…ドライバー?…ハッチ?何だそれは…?)」
ルクレ「ふ〜……次は中のコードを……ブチッ……あっ……………………………ヴィンセント君……そこのセロハンテープとってもらえる?」
ヴィン「……これか……(今のは……大丈夫なのか……?)」
ルクレ「……ありがとう…ペタペタ……きっとこれで大丈夫ね…多分…………………
あとは………アルカリとマンガンどっちが良い?マンガンの方が軽いけど、アルカリの方がパワーがあるわね」
ヴィン「………ア、アルカリで頼む………」
ルクレ「そう、やっぱりパワーよね。よし…これでハッチを閉めてネジで止めれば……ギュイーン、ガチ……終了よ」
885 :
12/14:2007/01/21(日) 02:58:32 ID:56Yvo5eN0
ヴィン「……これで私は普通の人間に……もう変身することもない………」
ルクレ「あ、変身機能は残ってるわよ、今回は寿命を人並みにしただけだから」
ヴィン「な、何故…?」
ルクレ「だってあなたのチャームポイントでしょ?私の好きな映画をモデルにしたけど嫌だった?
ガリアンビーストとかヘルマスカーとか、とってもかわいいのに…」
ヴィン「(ルクレツィアが私をかわいいと……)いや、私もとても気に入っている、そうだなかわいいな」
ルクレ「よかった気に入ってもらえて。じゃあそろそろお別れね……あなたがいつか死んだとき…またここで会いましょう」
ヴィン「……そうだな………何十年か……しばらくは一人で寂しいかもしれん……だが私はきっとここに来る…
それまで待っていてくれ………ルクレツィア…」
ルクレ「一人?だれが…?私はみんなと楽しく暮らしてるけど…」
ヴィン「へっ?」
ルクレ「そうだ、うちの子がとったビデオがあるの見てから帰って」つハンディーカム
ヴィン「(う、うちの子?……それにライフストリームに何故こんな物が……)」
ルクレ「つけるわね」ポチッ
886 :
13/14:2007/01/21(日) 02:59:11 ID:56Yvo5eN0
〜ハンディーカムの映像とヴィンセントの反応〜
ロッズ「母さんはどこだ?このカメラで母さんを撮るんだ」
ヤズー「母さんなら台所で夕飯を作ってるよ」
カダージュ「今日はカレーだってさ」
ロッズ「母さん!」
ルクレ「あらロッズ、恥ずかしいから撮らないで。今はお化粧してないわ」
ロッズ「母さんはそのままでもきれいだから大丈夫だよ」
(ヴィン「(そのとおりだ。ルクレツィアはそのままでも十分美しい……それにしてもこの三兄弟と一緒なのか…)」)
(ルクレ「なかなか楽しそうでしょ?ほら続きよ」)
セフィロス「母さん、今日の夕飯は何?」
(ヴィン「(セフィロスまでいるのか……)」)
ルクレ「今日はカレーよ、もうすぐできるから待っててね」
セフィロス「母さん、僕、カレーは甘口が良いな。辛いのは嫌いなんだ」
ルクレ「ふふ、大丈夫あなたの好きな甘口よ」
ヤズー「あ、セフィロス兄さん、僕のモー娘のCD返してよう…」
セフィロス「まだ聞いてるんだよ」
ロッズ「ジー……………(セフィロスを撮影中)……………」
セフィロス「ロッズ!何を撮っているんだ!母さん、次からは辛口で良いぞ。ヤズー、俺はモー娘など聞かん。
部屋で洋楽を聞いている、夕飯ができたら呼んでくれ。やはりレッチリは最高だ…ハハ」
(ヴィン「セフィロス……。しかし私も、いきなり4児の父か……受け入れてもらえるだろうか……お養父さんと呼んでくれ…いや、変か…」)
宝条「……今、帰ったぞ………今日の検体はいまいちだったな………ブツブツ…」
(ルクレ「あ、駄目。ここで止めて恥ずかしいわ)」)
(ヴィン「宝条!何故ここに……まさか…」)
ルクレ「お疲れ様です、あなた。お帰りのチュッ(はぁと」
(ヴィン「そ、そんな……馬鹿な……………こんなことは…………プルプル)」)
(ルクレ「だから止めてって言ったのに、恥ずかしい。あれ、ヴィンセント?どうしたの?)
(ヴィン「……プルプル……………プチッ…いやああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」)
887 :
14/14:2007/01/21(日) 03:00:00 ID:56Yvo5eN0
〜くるま in ミディール〜
ヴィン「いやああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………ハァハァ……ん、ここは…?」
ビビ「車の中だよ」
ケット「どうやら僕ら、魔晄にあてられて夢を見とったようや」
ヴィン「……夢…?………そうだケット・シー、私の背中を見てくれハッチはあるか?ネジは?」
ケット「ネジ?ありまへんで。いったいどんな夢を見とったん?僕はガハハとキャハハに囲まれる夢や、頭が痛いで」
ヴィン「……夢か……そうだな……あれは夢だ……ルクレツィアがあのようなことをするはずが……」
ケット「もう大丈夫そうやね、お店を開ける準備しましょか。せっかくここに来たんやし」
ヴィン「…あぁ…急ぐとしよう………(やはり悪夢を見続けることが罰なのだな……ルクレツィア)」
ビビ「(…本当に夢だったのかな、あれ……………でも、どっちでも変わらないや。
僕は命の続く限り毎日、精一杯がんばるだけだ!)」
ヴィン「…ビビビ……店を開けるぞ……準備は良いか…」
ビビ「うん!」
作業へと向かうビビの腕には、小さく赤い宝石の付いた腕輪がはまっていた。
ビビの寿命が人並みになった……かもしれない。
ヴィンセントの寿命が人並みになった……かもしれない。 おわり
若干…が多すぎた感がしなくもないけどGJ!
889 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/22(月) 03:31:50 ID:LnswzcjM0
星の会話ウケルwww
890 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/22(月) 16:34:40 ID:B1Ww6FS80
ブハァーーーッ!!「部屋で洋楽を聞いている。」(>3<)プ…ププ!!!
GJ!GJ!あ〜面白い癒される
hosyu
保守
ほしゅ
ほしゅ
☆
896 :
1/7:2007/01/28(日) 06:17:13 ID:xEtVXxf40
〜移動中〜
ケット「今日は、お二人にWROの仕事をやってもらいたいんやけどええでっか?」
ヴィン「…私は構わないが……ビビビには危険ではないのか?」
ケット「言葉足らずやったわ、今日のは危険な仕事やないんや。この近くの孤児院で
サンドイッチをあげたり、子供と遊んだりするボランティアのような仕事やな」
ビビ「それなら大丈夫だよ、ねっヴィンセントさん?」
ヴィン「…あぁ…そうだな。ところで、ケット・シー……その後ろの大きな箱は何だ?」
ケット「これでっか?これは今日のために持ってきた……………デブモーグリや!!どや、懐かしいやろ?」
ヴィン「……あったな…こんな物も………」
ビビ「おっきいね〜」
ケット「子供はこゆうのすきやろ?このデブモーグリなら、ビビはんも軽々持ち上げられるで」ひょいっ…
ビビ「うわっ!すごいやケットさん。……あれ、箱の中にまだ何か………」
ケット「これはまだ見ちゃだめや。本日の秘密兵器やさかい、ビビはんもヴィンセントはも驚くで〜」
ヴィン「…そう言われると…気になるな……チラ…」
ケット「あかんゆうてるやん」
ケット・シーは急いでふたを閉めた。
ケット「もうすぐ着きまっせ、準備や、準備」
ビビ「は〜い」
897 :
2/7:2007/01/28(日) 06:17:50 ID:xEtVXxf40
〜孤児院〜
先生「ようこそいらっしゃいました。ここはメテオによる被害で両親を……あ、こら」
少年「ねえ、サッカーやろうよ」
ビビ「え、僕?………その……」
ヴィン「行ってきても良いぞ、ビビビ」
ビビ「ホント!?うん、行ってくる」
少年「ビビビっていうの?」
ビビ「えっと…本当は違うんだけど………」少年とビビはグラウンドの方へと駆けていった。
先生「いきなり、すいません」
ケット「元気そうでええやんか。それじゃあデブモーグリと遊びたい人はこっちや」
女の子「これ…おそってこない?」
ケット「悪い子は………食べちゃうぞーーーってのは冗談や。さあ遊ぶで〜!
あ、サンドイッチは三時のおやつやから、それまでヴィンセントはんも子供と遊ぶんやで。ほな行くで〜あそこの砂場や〜」
子供たち「わ〜い」
ヴィン「ビビビはサッカー…ケット・シーは砂場でプロレスごっこか……さて私は何をすれば良いだろうか……銃の撃ち方講座でも……」
子供「あの…ごほんよんで……」
ヴィン「…本か……それなら私にもできそうだな………では中で読むとしよう……読みたい本を持ってきてくれ」
子供「うん…」
898 :
3/7:2007/01/28(日) 06:19:04 ID:xEtVXxf40
ヴィン「……少女がマッチの火でおばあさんに会い、天国へのぼったことなど、だれも知りませんでした……おしまい。
(…エアリス……死んでしまったのだな………)」
パチパチパチッ(拍手)
子供「…グスン……つぎはこれよんで……」
ヴィン「…あぁ、わかった……(子供が増えてきたか……少し緊張するな……)」
子供たち「ジーーー(凝視)」
ヴィン「…では読むぞ……泣いた赤おに……山のがけのところの一軒家に、赤おにがたったひとりで住んでいました」
……………………
ヴィン「………青おにがわざと人里であばれて赤おにがそれをやめさせようと青おにをなぐります。(青おに……)」
……………………
ヴィン「……ボクハ コレカラ タビニ デル コトニ シマシタ… ドコマデモ キミノ トモダチ アオオニ
赤おには、何度も何度もそれを読み戸に手をかけて顔をおしつけ、しくしくとなみだを流して泣きました…おしまい。
パチパチパチパチパチパチパチパチッ!(盛大な拍手)
ケット「なかなかうまいやん。みんな真剣に聞いてたで〜」
ヴィン「ケット・シー…聞いていたのか…それに、ビビビも……」
ビビ「ヴィンセントさんの読みかたがうまくて、悲しくなちゃった」
ヴィン「…そうか……そう言ってもらえるとうれしいな…」
ケット「さあそろそろ三時や。おいしいサンドイッチを作るさかい、手を洗ってきてくなはれ〜」
子供たち「は〜い」
899 :
4/7:2007/01/28(日) 06:19:37 ID:xEtVXxf40
少年「おいしいよ、ビビ」
ビビ「そう?どんどん作るよ」
少年「ビビたち、WROの人なんでしょ。局長ってかっこいい?」
ビビ「え〜と…(局長ってリーブさんだよね……)」
ケット「かっこいいで。頭もよくて気さくでな、ひげもダンディーやし、全隊員の憧れの的やな」
ヴィン「(よくもまあ…自分のことをここまで……)ひとことで言えば…へんたいだな。
仕事をさぼって人形遊びばかりだ……」
少年「そ、そうなの?」
ケット「うそや、うそ。何で、そんな子供の夢を壊すようなことゆうんや、まったく」
ヴィン「(真実だがな…)ところで、何故そんなことを聞くんだ?」
少年「俺、大きくなったらWROに入りたいんだ。前にWROの人が助けてくれたから」
ケット「歓迎するで。そや占ったる、……当たるも当たらぬもケット・シー…そやっ!
お、将来はWROで活躍するって出てるで〜」
少年「やった!」
ビビ「よかったね」
ケット「せっかくやから、ビビはんの未来も…当たるも当たらぬもケット・シー…そやっ!
結果は…三年後も僕らと一緒にサンドイッチを売ってるみたいや」
ビビ「本当?よかったね、ヴィンセントさん!」
ヴィン「……あぁ……しかし…ケット・シーに言われると……はずれそうな気が…」
ケット「だから何でそう、夢を壊すようなことを…。ほら、どんどんサンドイッチ作らへんと無くなるで〜」
900 :
5/7:2007/01/28(日) 06:20:10 ID:xEtVXxf40
そして…
先生「今日はありがとうございました」
少年「ビビ、またね〜」
ビビ「うん」
子供「おじさん、またごほんよんでね」
ヴィン「……あぁ………………」
ケット「ヴィンセントはん、かわいいからって連れてっちゃあかんで」
ヴィン「…そんなことをするわけがないだろう…ん、デブモーグリは…?」
ケット「もう車の中に仕舞っといたわ。車の中じゃあ狭くて動きづらいやろ?
ビビ「じゃあね、みんな」
子供たち「ばいば〜い」
901 :
6/7:2007/01/28(日) 06:44:45 ID:xEtVXxf40
〜次元の狭間〜
ビビ「楽しかったね」
ヴィン「…あぁ…」
女の子「おじさん、もっと本、読んで…」
ケット「ヴィンセントはん、まさか本当に連れてきたんでっか!?」
ヴィン「…そんな馬鹿な……」
女の子「本…」
ケット「今頃、あそこは大騒ぎやで。ビビはんなんて目を丸くして固まってるで!」
ビビ「えっ…(これは生まれつきなんだけど…)」
ケット「どうするんや、ヴィンセントはん!これじゃあは誘拐やで」
女の子「わ、わたし…ゆうかいされたの?」
ヴィン「い、いや…そんなことは……ケット・シー、今すぐ戻れば…」
ケット「この車がそんなに自由にいかへんこと知ってるやろ、戻れないで」
ヴィン「…そんな……では……」
女の子「やっぱり…ゆうかいされたんだ……グスン…」
902 :
7/7:2007/01/28(日) 06:45:21 ID:xEtVXxf40
ケット「どうするんや警察沙汰やで、ヴィンセントはん逮捕や!」
ヴィン「…私だけか…ケット・シー…お前も…」
ケット「ボクは人形やで、ビビはんは子供やし。この状況をよく考えてみい。
住所不定無職が孤児院から女児を誘拐…犯人はぬいぐるみがしゃべる等とおかしなことを言い、犯行を否認。
さらに別の男児も連れており、過去にも犯行がないか、現在取調べ中です……やで」
ヴィン「………ま、まずいぞ……いったい…どうすれば…」
ケット「土下座や、その女の子に土下座するんや。謝れば、ちゃんと証言してくれるかもしれへん」
ヴィン「…土下座…?…………こ、こうか………その…すまないが証言を……」
女の子「………………ぷっ……ぎゃははははw、土下座や。ヴィンセントはんが女の子に土下座やw」
ヴィン「……………………はっ…( ゚д゚ )?」
女の子(ケット)「ボクや、ボク、ケット・シーや。これ人形やで、デブモーグリの代わりに動かしてたんやw」
ビビ「やっぱり…」←途中で気付いていた。
ケット「ボクの能力やと2体ぐらいは動かせるんや。デブモーグリと一緒に持ってきた、本日の秘密兵器やでw」
女の子(ケット)「ま、まずいぞ……やって、うけるわw」
ヴィン「……………………貴様………殺す!」バンバンバン!!
女の子(ケット)とケット「ちょ、ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁーーーー」
ビビ「アハハ」 おわり
保守
>896-902
遅ればせながらGJ!!!!!
あはは!ビビビが悲しくなっちゃうくらいうまいっていう朗読聞きたい〜!ヴィン…ww
〜移動中〜
ビビ「寒くなってきたね」
ヴィン「…そうだな……もう2月か……今日の夕飯は久しぶりに鍋にでもするとしよう…」
ケット「クク…待ってたで、その言葉を……去年の暮れからずっと準備してたんや」
ヴィン「…何だを…?」
ケット「鍋はボクに任してもらえまっか?お二人はテーブルで待っててくださいな」
ビビ「うん…(何だろ…?)」
そして夕飯…
ケット「本日のメインディッシュは………闇鍋や〜!!電気を消して、いろいろな物をぶち込む、楽しそうやろ」
ヴィン「…しかし、闇鍋というのは……各自が持ち寄った食材を使うのではないのか?」
ケット「心配はいりまへん。テーブルの下に今までの旅で手に入れた食材をタッパーに小分けにしてあるんや」
ビビ「いつのまに…」
ケット「匂いも形もわからんようになってまっせ、どんな味やか食べてみるまでわかりまへんわ」
ヴィン「…ケット・シー…貴様は食べないのか…?」
ケット「ボクも参加したいのはやまやまなんやけど、ボクは人形やからね、ホンマ残念やわw」
ビビ「(ケットさん、うれしそう…)…………………あれ?車が目的地に着いたみたい。ここは……」
ケット「なんで今頃?まぁ、この時間じゃ商売開始は明日やろ。はよ、闇鍋しましょか」
ビビ「ここは………神羅カンパニー!」
ケット「なんやって!?」
ヴィン「…良かったな…リーブ…闇鍋に参加可能だ……早く降りてきてもらえるか……(死なばもろとも…)」
ケット「い、いや…待たせるのは悪いんで…始めてて、ええよ…(こりゃ、まずいで…)」
ビビ「遠慮しなくても良いよ、ケットさん…フフ」
ケット「ビ、ビビはん…ええ性格になってきたね……(どないしよ…逃げられへん…)」
ヴィン「貴様と一緒にいたからかもしれんな……さぁ、降りて来いリーブ!!」
そして…
リーブ「それでは電気を消させていただきます………パチ…各自、テーブルの下の食材を投入してください」
明かりの消えた部屋に何か、もわ〜んとした気味の悪い臭いが充満した
リーブ「(何やこの臭い……食ったら死ぬで…)二人ともよそいましたか………それでは…一斉に…」
一同「いただきます……」
………………………………………………………シーン
リーブ「お、おいしいですか…?」
ビビ「二人とも先に食べていいよ……ボクは最後に……」
ヴィン「……わ、私も二人の感想を…………」
リーブ「誰も食べていないようですね………次は皆一斉に食べましょう………ずるは無しです」
ヴィン「…あぁ……そうしよう…」
ビビ「うん……」
リーブ「では……いただきます…」
ビビとヴィン「いただきます…」
908 :
3/3:2007/01/31(水) 05:19:24 ID:xxm2g2Sj0
ウボァー!!(゚Д゚)バタッ 3人は地にひれ伏した。そのとき!
「アレイズ」「おまじない」まばゆい光とともにヴィンセントとビビが生き返った。
ヴィン「…ビビビ……無事か……」
ビビ「うん……おまじない(リレイズ)のアビリティーがあったから…ヴィンセントさんは…?」
ヴィン「私はファイナルアタック+そせいのマテリアだ………戦闘経験の差だな……惜しい奴を亡くした……」
リーブ「………ピクピク……ブクブク……」
ビビ「(白目むいてる)……ヴィンセントさん、リーブさんの蘇生はしないの…?」
ヴィン「………私たちを苦しめようとした罰だ………それより夕飯だ……まともな鍋のな」
ビビ「う、うん……(良いのかな…)」
ヴィン「…今度はまともな鍋だ……いただきます…」
ビビ「いただきます……おいしい、鍋を食べると六畳間を思い出すね。はじめはほとんど味付けもなかったっけ」
ヴィン「…そうだな……半裸父がポン酢やおたまを持ってきてくれた…………今頃どこにいるのか?」
リーブ「わかりませんね………あ、お豆腐貰っていいですか。ハフハフ…おいしいですね」
ビビ「リーブさん!!もう治ったの?」
リーブ「あれは私そっくりの実物大の人形ですよ。私は今、降りて来たところです」
ヴィン「…くっ…油断していた………また騙されるとは………」
リーブ「人生経験の差ですかね…………しかし、闇鍋はあまり楽しくなかったようですね」
ビビ「うん。もう二度とやりたくないよ…………あ、僕、大根」
ヴィン「…そうだな…このようなふざけた計画はやめて欲しいものだ………私は鰤を…」
リーブ「ははっ、すいません。ではお詫びの印として、鍋の残りで美味しいおじやでも作りましょう」
ビビ「ほんと?やった!」 こうして鍋パーティーは夜遅くまで続いたとさ おわり
GJ!!!!!
このスレは本当に癒されます。
職人さん方ありがとう。
910 :
0/10:2007/02/02(金) 03:04:28 ID:LmO9pYMi0
容量と日にちの関係から最終回を投下します。
911 :
1/10:2007/02/02(金) 03:05:03 ID:LmO9pYMi0
〜次元の狭間〜
ビビ「今日もたくさんサンドイッチ売れたね」
ケット「せやね、明日もこの調子でがんばるで〜」
ヴィン「……そうだな………明日はどのような町だろうか……」
ビビ「そういえば、僕とヴィンセントさんが会ってから今日で丁度一年だよ」
ヴィン「……もう…そんなにたつのか………色々あったな……」
ビビ「うん。たくさんの人に会ったり、ハチャメチャなこともあったけど楽しかったね」
ケット「そうやな…、僕は途中からやけど……マッシュールストレミングやヴィンセントはんのサンドイッチを食べて気絶した日々…」
ビビ「(そこは思い出すべきところなの…?)これからもずっと続けて行きたいね」
ケット「そうやな。せや、せっかくやからパーティーやりまへんか?」
ヴィン「……良いと思うが……誕生日やクリスマス……毎月のようにやっていないか?」
ケット「ええやん!楽しい日は多い方がええやろ?」
ビビ「そうだね。僕、冷蔵庫を見てくる。何かあまった食材があるかも」
ヴィン「……フッ…仕方がないな……ビビビ……何か良さそうな物を見つけてくれ……」
ケット「ホンマは自分もやりたかったんやろ」
ヴィン「……そ、そんなことは…………」
ビビ「フフ…行ってくるね」
912 :
2/10:2007/02/02(金) 03:05:36 ID:LmO9pYMi0
車内後方:四次元冷蔵庫前
ビビ「いっぱいあるな〜。あ、これなんてどうだろ」
ビビは冷蔵庫からチョコボの卵を取り出した。
ビビ「一個しかないからお店には出さなかったけど使っても良いかな、あれ?」
ビビの持つ卵がピクッと震えた。
ビビ「いま…動いた…?気のせいかな……みんなに聞いてみよ…………うわあぁ!!」
突然、車体が大きく揺れビビはしりもちをついた。
ビビ「イタタ…よかった卵は無事みたい……何だったんだろ?」
前の二人
ケット「あかん、また何や轢いてしまったようや!!」
ヴィン「……ビビビは大丈夫だろうか……見に行ってみるか……」
913 :
3/10:2007/02/02(金) 03:06:07 ID:LmO9pYMi0
〜次元の狭間〜
クジャ「痛いな〜。何だよあの車!僕を轢くのは二度目じゃないか!!」
銀竜「ぎゃ〜す(クジャがいきなり飛び出すから…)」
クジャ「しょうがないだろー、向こうに宝箱が見えたんだから!」
銀竜「ぎゃす(もう…)」
クジャ「あ〜むかつく!!そうだ!この前貰ったこの黒い石(黒マテリア)で新しい魔法が使えるんだっけ、ぶっ壊してやる!!」
銀竜「ぎゃーす?(え〜危なくない、それ?)」
クジャ「良いから付けるよ、ほら銀竜、首輪だして」
銀竜「ぎゃ〜す(しょうがないな〜やさしく付けてよ)」
クジャ「……カチッ……よしできた!これで新しい魔法が……あれ思いつかないぞ……おかしいな〜」
ぺかー(まばゆい光)
クジャ「ぎ、銀竜…?どうしたのさ…そんなに輝いて…自己主張が激しいよ……」
トランス銀竜「ギャ、ギャ、ギャ、ギャース!!(クックックッ黒マテリア…)」
クジャ「銀竜、どうしたんだよ!返事してよ!!この石が悪いのかい?今、取るよ、待ってて!!」
トランス銀竜「ギャ…ア…ス!!(メ…テ…オ…!!)」
クジャ「そ、それは…僕の役じゃないのかい……銀竜!!…………うわあぁぁぁぁぁ…………」
914 :
4/10:2007/02/02(金) 03:07:31 ID:LmO9pYMi0
ケット「何やこれ!、後ろからありえんくらいのエネルギーや!あかん、逃げるで!!」
ヴィン「ビビビの様子を…」
ケット「駄目や!危ないで、座っとき!!一旦ここから出るで!あそこに丁度、次元の裂け目や!
間に合わすで〜アクセル全開やー!!」
ヴィン「ビビビッ!!」
プシュー……
ケット「ここはカーム……どうやら無事やったようやな…ヴィンセントはん…もう歩いてもええで」
ヴィン「………………………………………………」
ケット「どうしたんや?後ろを向いたまま固まって……ビビはんの所に…………」
二人の目に映るものは、車体の後方部分が消え…視界いっぱいに広がる草原だけだった…。
ケット「何でや……間に合わへんかったのか……」
ヴィン「……ビビビ……………」
ケット「大丈夫や!この車はうちの会社で造ったものやし、このマテリアさえあれば………」
ケット・シーの手の上にのせられたマテリアは音もなく崩れさった……
ケット「そんな……」
ヴィン「他のじげんのマテリアでは駄目なのか…?じげんのマテリアならクラウドが……」
ケット「駄目や…これは他の物より少し大きいんや……ヒュージとは言わへんけど……」
ヴィン「……それでは…ビビビに会うには………」
ケット「何年かに一度…潰れた魔晄炉から採れる……特殊なマテリアやないと……それもじげんの……」
ヴィン「……ビビビは無事なのか……?」
ケット「それも……僕らがカームに着いたんやから……ビビはんも自分に関係のある土地に着いてると思うんやけど」
ヴィン「………………………ビビビーーーーー!!」
915 :
5/10:2007/02/02(金) 03:10:13 ID:LmO9pYMi0
クジャ「ここは……デザートエンプレス…」
銀竜「ぎゃ、ぎゃ…(あれ、ぼく…)」
クジャ「銀竜!大丈夫かい?」
銀竜「ギャ…ス(う、うん…首のあたりが痛いや…)」
クジャ「この石が悪いんだ。捨ててやる!」
クジャは黒マテリアを放り捨てた。
クジャ「こっちの石は……あっ!」
銀竜の首輪に着いていたじげんのマテリアは光を発しながら消滅した…。
銀竜「ぎゃーす…(これじゃあもういろんなところに行けないね…)」
クジャ「もう良いさ…うちに帰ろう」
銀竜「ぎゃ〜す!(うん!)」
916 :
6/10:2007/02/02(金) 03:10:46 ID:LmO9pYMi0
ビビ「…う、う〜ん……ここは……ダリの村…?」
ビビは周りを見渡し、壊れた車に寄りかかりへたり込んだ。
ビビ「ヴィンセントさん…、ケットさん……二人ともどこにいったの……グスン…
もう会えないのかな……ヴィンセントさーん!!」
そのときビビの抱えるチョコボの卵が震えヒビが入った。
ビビ「え…卵が……震えてる…」
パリッ…
子チョコボ「クェ〜」
ビビ「生まれた…」
917 :
7/10:2007/02/02(金) 03:11:34 ID:LmO9pYMi0
〜三年後、エアリスの教会にて〜
ケット(電話)「ええかげんに忘れたほうが良いで。ビビはんも向こうで元気やと思いまっせ」
ヴィン「……あぁ……」
ケット(電話)「たまに各地の魔晄炉を見て回ってるみたいやけど…。やってもらいたい仕事もあるんや」
そのとき教会に子供たちがやってきた。
子供「神父のおじさ〜ん。本の続き読んでー!!」
ヴィン「…ケット・シー……すまんな…子供たちが来た……またにしてくれ……プツッ」
ケット(電話)「あ、ちょ………ツーツーツー」
子供「神父のおじさ〜ん」
ヴィン「……私は神父ではないと何度言ったら……」
子供「でも教会にいるんだから神父さんでしょ。いいから本を読んでよ」
ヴィン「…あぁ……この前はどこまで読んだか……」
子供「ハロウィンのところまでだよ。もうすぐ終わりそう?」
ヴィン「……そうだな……後、少しと言ったところか………」
子供「もっと続けば良いのに…」
子供「ねえ、この中に出てくる人はおじちゃん?名前がいっしょだよね?」
ヴィン「…フッ…そうかもしれんな………私も怒らせたら怪物に変身してしまうかもしれん……」
子供「ほ、ほんと…?」
ヴィン「……冗談だ……さぁ続きを読むぞ……どうやら着いたようだ…ここはク族の里……………」
918 :
8/10:2007/02/02(金) 03:12:25 ID:LmO9pYMi0
ヴィン「そのとき現れた、顔の白い……(この頃は…何もわかっていなかった……この旅にいつか終わりがくることも…)」
子供「それで、どうなるの?」
ヴィン「その男はヴィンセントの顔を……(……ビビビ………今も元気にしているだろうか……)」
ビビ「ヴィンセントさん!久しぶり、やっと会えたよ!」
ヴィン「やっぱりここのカエルは最高アル…そういうと……(空耳か私も歳をとったものだな……)」
ビビ「ヴィンセントさん!」
ヴィン「……いかん幻が……風邪でもひいたか………」
子供「神父のおじちゃん、呼んでるよ!」
ビビ「ヴィンセントさん!ぼくのこと忘れちゃったの…?」
ヴィン「……ビビビ………本当にビビビなのか…?またケット・シーの悪戯では……もう騙されんぞ……」
ビビ「本当だよ、やっと会えたね(ケットさん…そんなことを……してたの?)」
ヴィン「……ビビビ…本物なのか………あまり変わっていないな………あの頃のままだ……」
ビビ「そお?これでも身長は少しは伸びてるんだけど……、5cmぐらい。これからもっと成長して、
ヴィンセントさんよりも大きくなるよ!」
ヴィン「……そうだな………ビビビはまだこれからだ………」
ビビ「ヴィンセントさんは何か変わった?」
ヴィン「…少し、しわが出てきたか…………成長だな…」
ビビ「しわが成長?」
ヴィン「……あぁ………昔とは違う………日々変化していく体…これは成長だな………」
ビビ「そっか…そうだよね。みんな変わっていくもん」
ヴィン「……それより…ビビビ……どうやってここに来たんだ…?」
ビビ「外に出てみて、ほら」
ヴィンセントはビビに手を引っ張られ教会の外へと進んだ。
919 :
9/10:2007/02/02(金) 03:14:15 ID:LmO9pYMi0
ヴィン「これは……紫色のチョコボ………それに羽車(バシャ)も……」
ビビ「前にチョコボファームでチョコボの卵をもらったでしょ。それが孵ったんだ」
ヴィン「………しかし、このような色のチョコボは……」
ビビ「トット先生によると次元チョコボだって。卵のときに長い間、異次元にいたから突然変異したみたい」
ヴィン「……次元チョコボ………」
ビビ「前より設備は悪いけど、好きな場所に行けるんだ。それにクジャもいっしょだよ」
ヴィン「…は、半裸父!」
クジャ「なに鳩が豆鉄砲を撃ったのを目撃した人みたいな顔をしてるのさ。あと半裸父はやめろって言っただろ」
銀竜「ぎゃ〜す(間違ってるよ。かっこ悪いよ、クジャ)」
クジャ「銀竜が次元移動のアビリティをマスターしてたのさ、すごいだろ。気付いたのは昨日だけどね」
銀竜「ぎゃーす(別に、クジャはすごくないけどね)」
ビビ「行こうよ、ヴィンセントさん。ナナやケットさんも迎えに行くんだ」
ヴィン「あぁ!」
子供「行っちゃうの?本の続きは?」
ヴィン「……すまない本の続きはしばらく読めそうもない……続きを書かねばならないからな」
子供「もどってくる?」
ヴィン「……あぁ……必ずな…」
子供「約束だよ」
ヴィン「………あぁ…約束する…」
ビビ「よし行くよ!」
次元チョコボ「クエェーー!!」
920 :
10/10:2007/02/02(金) 03:16:18 ID:LmO9pYMi0
永遠に続く旅は無い。いつか帰るところを持った者たちによるこの旅は、
いずれ終わる。だからこそ、私は記すことにした。それぞれの約束の地へと帰る
旅の最後、そのときまでの数々の思い出を幻想として終わらせない為に……
ナナ「おじちゃ〜ん。何を書いてるの?もうすぐお店、開けるよー!!」
ヴィン「……あぁ…すまん……今、行く……」パタッ
ビビ「ヴィンセントさん、早く〜」
ケット「何してたんや、もうお客さん集まってまっせ。クジャはんと銀竜はんが空からビラ撒いたんや」
ヴィン「……よしでは開けるとしよう……準備は良いか…?」
ビビ「うん!」
ナナ「だいじょうぶ」
ケット「あんさんを待ってたんやで!」
ヴィン「……うっ……………ではいくぞ…………開店だ!」
ビビ「いらっしゃいませ〜」 おしまい。
職人の皆さま方本当にお疲れさまでした。
が…まだセンレス行ってないわけだが
923 :
1/2:2007/02/02(金) 14:28:54 ID:b4isI0FH0
このスレに登場したメニュー・飲料・食材
メニュー
ハムチーズサンド、カツサンド、ヤキソバパン、コロッケサンド、フルーツサンド、ヘルシーサンド、モンブランサント゛、
これも私の罪なのカレー (セットメニュー・半裸福神漬けにナン)
ダメニュー
激辛バレットサンド、これも私の罪なのカクテル、グラシャラボラスク、メガフレアチーズケーキ、サボテンダージリンティー、ガリサンド アレイズサンド、頭スッキリサンド
ピクルスの臭いを取るためにソルジャージー牛乳に漬け込み…さらに…夏なのでレッドサーティワンアイスを載せ…その冷たさによりバレットウガラシの
辛さを押さえ…オイヨいよかんの果汁をかけたサンドイッチ(名前は不明)
ニワトリスの肉のボイルを味付けした物と、はぐれトマトをフランスパンでサンドイッチ(副作用・ウサ耳が生える)
料理対決勝負の再現サンドイッチ
モッツァレラグナチーズをアルシドメーヌド・ロマネコンティで煮てやわらかくしてギザールの野菜のピクルスを細かくしたものを包んだチーズフォンデュのサンドイッチ
チョコレイントを溶かしてギザールの野菜のピクルスを細かくしたものを包んだチョコレートフォンデュのサンドイッチ
※フォンデュにはピクルスの他にも、リュックルミやもー栗を砕いたものや、稲穂ルンから採ったお米も使用
飲料
(ノンアルコール系)
嗚呼龍茶(アーロン茶)、エアリ水、ガウォーター、カダー汁、クラウドリンクコスタ・デ・ココナッツミルク、、ザック水、シャドウォーター(クライドリンク)ストラゴ水、セフィロ水、
セリ水、ソルジャージー牛乳、ターク水、炭酸ソーダラン、トラン水、 パロ麦茶、ビッグ水、ビビ微炭酸水 、ベアトリク水、宝条ォーター、マーカ水、ルーファウ水、
(アルコール系)
アーシェリー酒、アルシドメーヌド・ロマネコンティ、ジェノバーボン、神羅ビール、ラスラム酒、ルクレツィアルコール、
924 :
2/2:2007/02/02(金) 14:29:38 ID:b4isI0FH0
食材
(野菜系)
稲穂ルン、ヴェインゲン豆、ガーネットウモロコシ ギザールの野菜、クジャカイモ、げんこつイモ、小麦ース、、シーモアスパラガス、
ダガーリック、ティー大根、バクダンカボチャ、はぐれトマト(ミニ)、もー栗、ヤズマットマト、ユウナスビ、ラグナスビ、リュックルミ、ワッカイワレダイコン、
(果物系)
ウォードリアン、エルオーネーブルオレンジ、オイヨいよかん、キスティストロベリー、キマリンゴ、キロスイカ、 シークワーサイファー、ゼルビーグレープフルーツ、ソルベリー、
ネズ美かん、マーマセンセイレード、ラフランスコール、リノアップル、リノアプリコット、
(肉・魚等)
ヴェーネすじこ、カイツミレ、かつおンドール、ケット・シーチキン 、チョコボの卵、さわらーサー、ニワトリスの肉、ハーディ・H・A(鮪の目玉)、ファム卵白、
(シュールストレミング)
バッシュールストレミング、保守ールストレミング、マッシュールストレミング、
(その他)
ケフカスピ海ヨーグルト、ガストラーメン、こっぺパンネロ、テらっきょ、半裸福神漬け、フランスパン、モッツァレラグナチーズ、
(調味料・薬味・ハーブ系)
ウォースラー油、カイ塩、辛シドルファス、ガリ(1年分)、キスティ酢、グラ味噌、ココアーヴァインパウダー、ジタン塩、生姜ガブラス、
セルフィーユ(ハーブ)、ソルトマジ、ノノリ(海苔)、バッガナもんじゃ焼きの素、バルフレ味の素、バレットウガラシ、本ミュリン(みりん)、
ミゲローレル、ミョウガーディ、ヨーてんぷら粉、ラードレイス、ラムザラメ、 レック酢、
(お菓子系)
アグリアスルメ、アルマシュマロ、オヴェリアルフォート、オルランドゥーナツ、シナモンブラン、チョコレイント、ディリータコス、
ふたりがケーキ、ベルガトーショコラ、ポロムース、ムスタディオトット、レダスルメイカ、
(アイス系)
レッドサーティーワンアイス、ブーゲンハーゲンダッツ、
※存在が確認されたもの(入手したかは不明)
ギルガメッシュールストレミング、デッシュールストレミング、クイ納豆、にんにくラウド、ふな寿司ド、くさヤン、ポーションZ(ジェノバ細胞1000mg配合)
>923の上に書いたつもりが消えてたので…
皆さん本当に乙&楽しい時間をありがとう
最後にここに出てきた食べ物をまとめさせていただきました
皆さん本当に乙でした。
やたら長生きしそうな連中ならではの
時の流れを感じるラストだったとオモ。
よいスレを楽しめたなー。