【片想】クリフトとアリーナの想いは Part4【両想】
1 :
スーパー1:
クリフトとアリーナの行く末を語らうスレです。
前回に引き続きまたまた前スレは落ちたがキニシナイAA!!
職人さんによるSS投稿、常時募集!
2 :
スーパー1:2005/12/01(木) 23:02:30 ID:8QwwlCMc0
3 :
スーパー1:2005/12/01(木) 23:02:51 ID:8QwwlCMc0
4 :
スーパー1:2005/12/01(木) 23:03:33 ID:8QwwlCMc0
■アリーナ のスペック
冒険開始時の年齢は14歳。
Cカップ(冒険終了時はFカップ)。
クリフトの気持ちには気付いている。
■クリフトのスペック
冒険開始時の年齢は16歳。
Aカップ(冒険終了時もAカップ)
普段はテキパキと仕事をこなすが、アリーナの前ではドジをしてばかり。
純粋にアリーナを好きなだけで、告白しようとか恋人になりたいとかは考えてもない。
あたしたち 純真無垢のDQ少女漫画系カプオクテット
叩かれても晒されても ずーっとラブラブし続けまーす! +
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,. -−、 love + love
love | |田||. . love ._.、 ノ,_
. __△__ |__,|_|| + ._ _ ,'^y'⌒⌒ヾヽ.〃彡ミヽ. ,〃ミ'彡ミ、 +
. ヽ_____L..、_,i , '´ ,_丞_ヾ'"ヾi"ミ. ))!#八~゙リ(,〈(((/(~ヾ》 ソノ〈〈、~゙))〉ニニヽ
/ ,ノノノぐ/*゚.-゚ノゝ.i ./ノノノ))〉(O=O)゙(.(ヾ(!゚ n゚ノ!) ヾ巛^ヮ゚ノ" 〈リ(_゚ -゚ノ>(゙)从ハ
(9ノノ(,^ヮ゚ノK~キチス ノゞ(! ^ヮノ'σ)^ヮ゚ノj '゙ /ヽ、)ノ)づく"'i':=:゙i!}つ〔_〕キ干!〕’- ’*リノ、
@ノノ (゙フづ∪i÷-|j((ソ/゙ミ三ノノi| 兄゙i⊃ U曰ニ〈 〈._,」"Yヾl. U〉=ニ=iJ)'i:lと》))ソ
. んく/__i.〉.Li_,_/」 ゙ゝU . ノ/ il.__」!. + // ,!@ i†=|=|ノ /_i__i_i_〉/ |;|_ ヾ' love'
+ じ'ノ し'`J . ん、;___,ゞーじ' J' ん、_!__!,ゝ. |ー |-|. + |ー||-|. ~じじ~´
 ̄  ̄ .  ̄  ̄
6 :
スーパー1:2005/12/01(木) 23:04:59 ID:8QwwlCMc0
保守age時のAA
.__△__
ヽ___/
. / ,ノノハ))
. (9ノノ(,゚Д゚ノi < アリーナage
@〃とヾ二)つ .
. ん'vく/___iゝ
.じ'i_ノ
7 :
スーパー1:2005/12/01(木) 23:07:41 ID:8QwwlCMc0
あっ!Part5に変更するの忘れてた!
>>1 乙カレー
このスレはなんとしても保守しなければ!
スーパー1さん、乙です。
SS楽しみにしてます。
私もまたそのうち何か投下します。
11 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/03(土) 02:46:54 ID:0zyf/hHLO
ミネア→クリフト→アリーナ様
勇者・・・本命
ライアン・・・対抗馬
パノン・・・ダークホース
クリフト・・・大穴
てのが4コマ劇場に昔(ry
13 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/03(土) 04:04:54 ID:0zyf/hHLO
【アンケート調査】
クリフト♂/神官見習い
をどう思いますか?
信頼できるエリート(Bさん♂50代/魔法使い)帽子ダッセ( ゚д゚)(Mさん♀10代/踊り子)もうちょっとガッチリした人が好み(Lさん♂30代/戦士)根暗(匿名希望10代/勇者)……趣味……合うかも(Mさん♀10代/占い師)まあ、好青年ですな(Tさん♂40代/商人)
話がチマンネ(Aさん♀10代/某国姫君)
>もうちょっとガッチリした人が好み(Lさん♂30代/戦士)
( ゚д゚)
15 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/03(土) 18:22:12 ID:k/iqiwBGO
>>13 ライアンのスペルはRyanね
プライベートライアンと同じ
17 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/04(日) 02:11:25 ID:CoXwNtnI0
クリアリオススメサイトをおしえてください。
ブライは50代では無いだろう
>>17 2年前なら真っ先に挙げただろうサイトがあるが……。
導かれし者の中でアリーナとガチで勝負して勝てるヤシはいない
保守ついでに
オススメサイト俺も知りたい
このスレの過疎っぷりと同じくサイトが少なくなってる
22 :
( ゚ ∇゚):2005/12/06(火) 00:27:21 ID:iUFLqB640
そうだ、アリーナの手足を根元から切り落として家で飼ってあげたいと思わない?
「この二本の腕で武術大会に出るつもりだったんだ。残念だったね、無くなっちゃって^^v」
アリーナの目じりからこぼれ落ちる涙を舌ですくい取ってあげたら
切断された彼女の手を持ってピシャピシャと顔面を平手打ちしてあげたい。
大切な自分の腕で顔を叩かれるアリーナ♪
その後アリーナの見ている前で自慢のふとももをストン!と
ゴミ箱に投げ捨てたらいい表情すると思う。健康的な肉体がとりえのオンナノコだからね☆
なんか今は被差別的なカッコで床に転がってるけど(⌒ー⌒)ゞ
可哀想だからお風呂にでもいれてあげよっかな?なんか沸騰してるんだけど(笑い)
熱めのお湯に服を着たまま投げ込まれるのが”イイ”んだよね、アリーナちゃん?
\(⌒∇⌒)/
アリーナ姫様凌辱SSマダー?
24 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/08(木) 07:56:02 ID:YrlGHAZLO
また落ちる・・
>>5 これ見るたびに思うんだけど、最近の少女漫画は全然純真無垢じゃねえだろ
それともエロエロなのか?このカップル群
>>25 ごく一部の少女漫画を読んで、全体もそうだと判断するのイクナイ
アリーナとクリフトの性別が逆転したらおもしろそう
主従関係が逆転しても面白そうジャマイカ?
30 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/09(金) 00:13:29 ID:kw+10zCnO
主従や性別が逆転…萌え要素はあるかもしれんが本質的に面白みはないかも。
やっぱりクリフトはヘタレがいい。
妙にかっこいいやつとか実はいい身分とかは萎えるんだよな〜
一日だけ身分とっかえごっこなら興味深いお
クリフト「ひっ・・姫様を呼び捨てにすることなど出来ませんっ!!」
とか言って拒否しそうだけど
後半は調子こいてアリーナにボコられてそうだ
おまいら素晴らしい創造力をお餅ですね
>>33 ジャガー横田とその夫を思い出したじゃないか…
クリフトのメタルキングの剣がアリーナの処女膜をつらぬいた!!
アリーナのキラーピアスがクリフトのおいなりさんをつらぬいた!!
想像したら痛くなってきた…
>>38 かいしんのいちげき!
350のダメージ!
クリフトをやっつけた。
なんとクリフトは立ち上がり、おともになりたそうにこちらを見ている。
おともにしますか?
はい
→いいえ
クリフト「そんな・・・ひどい」
そんなひどい無限ループ突入きたぁー
アリーナ「3度バックになってくれるならお供にしてあげてもいいわ」
アリーナ「3度バックしてくれるならお供にしてあげてもいいわ」
44 :
スーパー1:2005/12/14(水) 19:59:00 ID:d5gD28js0
ほしゅあげ
45 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/14(水) 20:11:29 ID:H1WsSeMmO
3回もバックからしちゃうのかと思ったが一体なんだろう。
太竿を股間に着けたアリーナが
栗太の穴を蹂躙したらしい
アリーナ「3度バックでしてくれるならお供にしてあげてもいいわ」
ほ
も
で
は
な
ぽ
り
クリフト「3度でいいんですか?」
SSまだ〜?
マチクタビレタ
相当稚拙な文章でよければ置いてくが。
58 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/22(木) 01:54:18 ID:5gqKvGGn0
頼みます。
過疎化が激しいので…
て、飢えてるのが正直なトコなんですが。
ク 「姫様」
ア 「何? クリフト」
ク 「ブライが風がにおうと言うとります」
ア 「もうすぐ夜明けね すぐ行くわ」
ア 「ご苦労さん」
ブ 「いい嵐なんじゃが どうもおかしい」
ア 「アッ! あそこ! ホラッ また!」
60 :
1/3:2005/12/22(木) 09:32:51 ID:dD4PW6KS0
「お父様、わたし犬がほしい!」
部屋に飛び込むやいなや小さな姫はそう言って父親である王に飛びついた。
やれまたはじまったかと、周りの者が苦笑する。
この美しき国サントハイムの姫君は、おてんば少女と名も高く、わがままも今が盛りの花である。
「姫様、生き物を飼うというのは大変なことですぞ。いきなり思いつきで飼えるものではありませんて」
一度言い出したことだから、大臣の言う事も耳には入らない。
「ねぇいいでしょお父様!わたしちゃんと世話するから!」
ぎゅっとしがみつく愛娘に王様もどうしたことかと苦笑い。
早いうちに母を亡くし周りに歳の近い友も少ないこの子に、動物一匹与えてやってもいいのでは。
それに動物の世話でもしてみれば、少々おてんばのすぎるこの子におしとやかさがみられるかもしれない。
そこまで思いたって王様は目じりにしわを寄せて。
「わかった。ちゃんと世話をするんだぞ」
「やった!ありがとうお父様!!」
王様の言葉に姫の笑顔で大臣も周りの者も何も言う事はない。
姫は自身が子犬であるかのように元気にはしゃぎながら部屋を飛び出して行った。
61 :
2/3:2005/12/22(木) 09:34:04 ID:dD4PW6KS0
姫は嬉々とした表情である場所にむかって一直線に走っていく。
最近何かあると必ずそこへ行くようになっていた。
「クリフトいるーーー!?」
元気良く呼びかけながら姫はそこ、教会へ入っていった。
そこには大人しそうな少年が一人。
「姫様、どうかされましたか」
おっとり振り返ってそう言った少年にまくし立てるように姫が言う。
「聞いて聞いて!!わたし犬を飼うことになったのよ!」
「犬、ですか・・・」
おや、と姫は気になった。
いつも優しい笑顔で返してくれる少年の顔に翳りが見えた気がしたのだ。
「・・・・・・クリフト、もしかして犬キライ?」
顔を覗きこむ様にして言う姫に少年の顔がばっと赤くなる。
「いえ、その、キライという訳ではなく・・・。あの、以前犬に噛まれた事がありまして・・・。ああ!姫様が気になさる事ではありませんよ!」
これは困った事になったぞ。犬を飼う事でこの少年とお話できる時間は減るのではないだろうか。
そう思った姫は可愛い眉をちょっと顰めて考えた。
62 :
3/3:2005/12/22(木) 09:35:06 ID:dD4PW6KS0
世界が夕日に赤く染められる。
この城の白い城壁も赤く染まり、黒い影を伸ばし始める。
本来ならばこの時間、見回りの兵士が交代し、城からサランに帰る者が準備をし、台所でコック達が料理を始めたりする、そんな音で賑わっているはずだった。
今は。今は静寂。
屋上に三つの影があるだけだ。
「・・・姫様、風も強くなってきました。そろそろ」
「うん、わかってる」
そう言っても、少女はしゃがんで背を向け猫の相手をしたままだ。
「覚えてる?」
何か羽織るものはなかったろうかと首をめぐらす青年に少女は背を向けたままに言った。
「最初は猫じゃなくて犬がほしいって思ったんだ」
「ええ」
覚えている。あの時小さかった姫は結局犬はやめて猫を飼うと言い出したのだった。
姫様に気を使わせてしまった。申し訳ない。
青年がそう言おうとしたら少女はすくっと立ち上がった。
「猫にして良かった!」
「え・・・」
少女はくるりと振り返る。少し疲れた笑顔が夕日に照らされて、目が少し赤くなっているのがわかった。
「だって犬にしていたら室内飼いってことになってたのよ。皆と一緒に、いなくなってたかもしれない」
少女の足元に猫が擦り寄っている。
「クリフトは、いなくならないでね」
「・・・はい」
少女の真摯な瞳に射抜かれて、青年はそれしか言えなかった。
少女は再びしゃがんで猫を抱きかかえた。
「みーちゃん、待っててね。クリフトと、ブライと。必ず皆を連れて戻ってくるから」
にゃおん、と返事をするように猫はないて、少女の腕からするりと抜けて走っていった。
それを見送って少女はぱっと立ち上がった。
「さ!クリフト、皆のところへ帰ろう!」
「はい!」
少女の笑顔につられるように青年は笑顔でそう答えた。
歩き出す二つの影の遠くから猫の声がした。
以上、声があったので稚拙な文章置いていきます。
ほのぼの&切なさGJ!
もっと書いてくれ!!
イヤ.カイテクダサイm(__)m
GJ!すごい和んだ。
アリーナもクリフトも、ゲーム中のイメージとぴったりでGJ!
ヘタレには変わりないのに、クリフトが落ち着いた雰囲気でカッコ良く見える。不思議だw
レス感謝。
GJもらえると思ってなかったから調子にのってもう一個稚拙な文章置いていきます。
これを機会に他に職人さんが増えることを期待。
68 :
1/2:2005/12/23(金) 21:53:05 ID:ILWMlqQ90
これは嫉妬。
遠く及ばない自分が悪いのだ。
悔しくて悔しくてしょうがなかった。
わたしはこの力しかもっていないから。
クリフトは、人の治療ができる。料理もできる。繕い物、細かい事、何でも。
ブライは、ものすごい魔法が使える。とても頭がよくて、昔の事から今の事まで何でも知ってて。
わたしは?
わたしにはこの力だけだった。そんなわたしのこの力を存分に使う時が来た。そう思った。
クリフトが倒れた。
真っ青になってがたがた震えだして。お医者様に診てもらったけど何ともならなくて。万病に効くっていうパデキアの話を聞いたらいてもたってもいられなくなって飛び出した。
どんな危険があっても大丈夫。この力で乗り越える。
クリフトを、この力で助けられる。
別に自分の力を過信してたわけじゃない。だから途中で見つけた旅人達にも協力を仰いだ。
ぼろぼろになっても、この力があれば戦える。だから動いてわたしの体。
血眼ってこういう事を言うんだわ。そんなになってまで探して結局。
見つからなかった。
よくわからないうちにわたしはミントスまで帰り着いていた。
クリフトがもうかなり危ないのは見てすぐにわかった。病人は顔色が青い、と思ってたけど、白いんだ。
エンドールの武闘大会で優勝した事が何になるんだろう。
ひと、一人救えない。
それからどれくらい放心してたんだろう。
急に騒がしくなって部屋にいっぱい人が入ってきて、最後にばっと目を惹くサントハイムの新緑より明るい緑が飛び込んだ。
その人が。その人たちが持ってきちゃったのよ。わたしが見つけられなかったパデキアを。
ソレを煎じたものを飲ませたらびっくりするほど早くにクリフトは意識を取り戻した。
目を覚ました時のクリフトはココは誰?とかよくわかんない事を言っていたけど、ボロボロのわたしに気づくとすぐに手を伸ばしてホイミをかけた。
馬鹿じゃない。本当にボロボロなのはクリフトの方なのに。
申し訳ありません、とか、ありがとうございます、とか。
わたしは何にもできなかったのに。
69 :
2/2:2005/12/23(金) 21:55:41 ID:ILWMlqQ90
クリフトの病気が治って本当に嬉しかった。すごく嬉しくて、嬉しくて。
そして何にもできなかった自分が惨めに思えた。
だけど。
後でクリフトにそう言ったら、そんなことありません、って言うのよ。力だけじゃなくて、他にもたくさんいろんなものをもってるって。
そしてそれでも力が自分の一番だと思うのならもっとその力が強くなればいいんだって。
なんか吹っ切れた。
でもやっぱり悔しいの。
あのパデキアを持ってきた緑の髪の少年に、嫉妬。
わたしの力はまだまだ彼には及ばない。だから、今日も今日とて手合わせ稽古と称してケンカをうってきちゃう。
「今日も勝負しましょ!!」
「うげッちょっと待ってよ連日じゃん!何か手合わせしてる時のアリーナ超怖ぇし!!」
これで船旅も5日目に入った日だった。
彼の言うとおり、姫様と彼との勝負は5日間連続。
姫様にとって本気で手合わせを願える珍しい人だから、姫様も相当楽しそうに見える。
私がもっと強ければ相手をしてさしあげられるのに。姫様たちには遠く自分は及ばない。
その様子を見ていると後ろから声がかかった。
「なーに熱い視線おくっちゃってんのよ」
「マーニャさん。・・・って別に熱い視線・・・いや、私は姫様を見ていたわけでは、じゃなくて、あのですね」
この褐色の肌を大きく露出した美女、マーニャさん。どうも彼女にはからかわれているようにしか思えない。
「違うわよ。あんたの愛しい想い人の方じゃなくて勇者ちゃんの方よぉ」
「お、想い人だなんてそん・・・は?勇者さんですか?」
「そ。あんた大抵おだやかーな顔してるけど、勇者ちゃん見てるときたまに睨んでるわよ。・・・嫉妬ね」
そう言って彼女はからからと笑うと軽やかな足取りで船室の方へ行ってしまった。
嫉妬。そうか。
これは嫉妬。
遠く及ばない自分が悪いのだ。
おーいいねいいね!
勇者に嫉妬してるクリアリに萌えっ。
GJ!ありがと〜
乙!
途中まで千一夜にある話と似てるかなと思ったけど、
後半はまったく違う話になってたw
面白かったよ。
72 :
スーパー1:2005/12/24(土) 21:34:13 ID:cSeiu3UV0
>>68,69
GJ!(AAry
クリスマスいぶあげ
イイヨ-イイヨ-
みんなうまいなー。
勇者ちゃんが女ならまた変わってたかもしれんな
またもレス感謝。
職人さん来てくださいな気持ちを込めてさらに稚拙文投下。
皆様良い年を迎えられますよう。
76 :
2/2:2005/12/26(月) 22:32:53 ID:mSgU1xSy0
「またやったのかこの阿呆め」
そう言ったブライは呆れ顔。
「またって何?前にもこんな事あったっけ?」
どうやって表現していいかわからない、とにかくとんでもなく、ものすごく大きな大きな世界樹という名の木の下。
わたし達は一昨日ここに着いて、昨日わたしと勇者とミネアとで木のてっぺんまで登ってみた。
そこには羽を痛めて空に戻れなくなった天空人ルーシアと、一振りの光の刃、天空の剣があった。
そんな、次の日。
朝起きてみたらクリフトがいない。
慌てて探してみたら、クリフトは世界樹の下で気絶していた。
たくさんの枝葉が周りに落ちていたから、どうも木に登って落ちたらしい。
この世界樹の葉には死傷を回復するほどの不思議な力がある。そのせいか、クリフトにはたいした怪我はなかった。
でも、何で?
クリフト、高いところ苦手なのに、わざわざ何で登ったの?
しかも一人で。
そう思っていたらブライが来て今の言葉。
またって何だろう。
「姫様、覚えてますかな。昔姫様が失くされたリボンをこやつめが拾ってきたのを」
ああ、そんなことあったっけ。
あれはもっと小さい頃。
外でめいっぱい遊んで部屋に帰ってきた。ふと気づくとお母様からもらった大事なリボンがいつのまにかほどけてなくなっていた。
パニックになりながら外に探しに行こうとしたら、もう遅い時間だからと外には出してもらえなかった。
その日は一晩中リボンが気になって眠る事ができなかった。
次の日、朝一番にリボンを探しに行こうとしたらクリフトがやってきてわたしにリボンを差し出した。
わたしが外に出られない間、クリフトが探してくれてたんだ。
わたしは大喜びでクリフトに飛びついて、そのまま昨夜眠れなかった疲れが出て眠ってしまったのだった。
「覚えてるけど・・・それが?」
ふう、とブライがため息をつく。
「姫様、昨日失くし物をされたのを覚えてませんのですか」
「!」
そうだ、昨日。
世界樹に登って足場の悪いところで戦闘になった時、お気に入りだったピアスを落っことしてしまったのだ。
「ま、まさか・・・」
慌てて倒れているクリフトの握られた手を開いてみたら、碧に光るピアス。
「また、探しに行ってくれちゃったんだ・・・」
いつも高いところに行くとガタガタ震えだしちゃうくせに。モンスターだって出てくるのに。
「姫様、リボンがどこで見つかったか知ってますかな?」
「・・・聞いてない」
「木の上ですぞ。まったく、そんなところで遊んでおった姫様も姫様じゃ」
「もしかしてその時も・・・」
「ああ、木から落ちて気絶しよった」
全然知らなかった。いつだってそう、わたしの知らないところで無茶して助けてくれちゃうんだ。
何か。悔しいな・・・。
「おーいアリーナ、クリフト見つかっ・・・っておお!?どうした!?」
「え?」
勇者がやってきて声をかけられて我に返ったら、何でかよくわからないけど涙がこぼれている事に気がついた。
あれ?悔しかったから?ううん、多分嬉しかったから。
勇者は泣いているわたしと倒れているクリフト、渋面のブライを見てポンと手を打った。
「そうか!ついにクリフト、アリーナに手を出して反撃食らったのか!」
「何でそうなるのよ!ああもう、クリフト!起きて!!」
「う、うーん・・・」
騒々しい一日の始まり。ブライがまた眉間にしわを寄せてため息をついた。
GJ!!!!!
いい流れだ。いいねーいいねー。
へたれ好きだ。へたれなりに頑張った感じがいいな。
クリフトからもらったピアスなのか?
>>75 貴方こそが職人さんじゃありませんか。
来年の活躍も期待してますよ。GJ!
>>79元からしてる碧玉のピアスの事じゃないかな?
職人さんGJ!へたれだけど姫様の為に木にのぼるクリフト(・∀・)イイ!!
来年もSSよろしくお願いします。
冬祭りに期待。
83 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/29(木) 04:42:01 ID:j2OWQ90K0
Fryday-1曜日
クリフトの「高いところが苦手」という設定が
うまく活かされていて素晴らしいですなぁ
今日から冬コミ。今年はどうなんだろう……?
行ってきた知り合いの話ではあんまりなかったらしいけど…。
作ってみたいんだけどひとりで何十ページも描けないよ…。
文置いていった者です。
またもまたもなレス感謝。
>>79は
>>81の答えで。代わりの説明感謝。
>>86に同意見。
今年も今日で終了だが来年が良い年になりますよう。
86さんと87さん二人で合同誌作ってみては?
冬祭りあまりなかったけど私的には大満足。
来年もクリアリが読めますように。みなさん良いお年をノシ
人様からお金頂けるようなもの書けないですorz
このスレではじめて文章書いて二次創作サイトとかやりましたが
とっても楽しかったです。
来年も何か投下できるようがんばります。
よいお年を!
90 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/01(日) 00:13:01 ID:/AZKgO5wO
今年もクリアリage
CDシアターのクリフトのキャラはPS版にかなり似てないか?
FC版は10年以上も前に出来なくなって
それから何年もかけてDQ4コマでイメージ刷り込まれてたから
PS版の妄想キャラはまったく違和感がなかった・・・
93 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/04(水) 18:22:20 ID:sG7w7yxYO
( ´w`)クリフトがフォークリフトを操縦する…ナンチテ
ドラクエフォーだけにフォークリフトですか。フォー!!
SS書きはじめました。
へたれではないクリフトを書いてみたく…。
ワクテカ!待ってるよ( °∀ °)
クリフトはヘタレなのがデフォなのか?
どう見てもヘタレです。
本当にありがとうございました。
でも同人とかだと、
Hになるとクリフトがリードしてる感じがする。
どこで覚えたんだクリフト
エロゲー主人公の法則だな。
例え童貞でも妄想の中ではテクニシャンな栗不徳
PS版のクリフトは意外にも熱血漢
ヘタレは基本だが
106 :
98:2006/01/06(金) 22:59:19 ID:nQQefAo40
でけた
なんだかめっさクサイクサイクサイ
そして恥ずかしい
ちょっと整形して投下できる形にしてきます。
しばしお待ちください。
107 :
99:2006/01/07(土) 00:45:50 ID:q/PPwF2IO
ワーイ!待ってるよ( °∀ °)
今夜中にSSくるかな?
夢を見た……。
夕焼け空。綺麗な桜の木の下で、あたしは誰かを待っていた。
風に舞い散る花びらが雪のように足元へ積もっていく。
春の暖かい風の香りがあたしに心地よい安らぎを運んでくる。
ドキドキする。
今までに感じたことのない気持ち。
「きゃっ……」
急に吹いた強い風に、あたしの帽子がさらわれた。
「……」
──えっ……?
──なあに……?
誰かの声が聞こえた。
あたしの手に、帽子が手渡される。
あ……。
「もう、遅いじゃないの……待ってたのよ」
「それで、どんな姿だった?」
「姫様がご存知の者ですか、それとも全く知らぬ者ですか」
お父様とブライに夢の話をすると、身を乗り出して細かいことを質問してくる。
いつごろ? どの場所で? どのくらい待って? もう、うんざり。
「姿は……」
あれ……?
どんなだったっけ……?
「たしか……深い深い碧色をした、とっても綺麗な服を着てた……」
まるで、森の中のような、美しい碧色の服。ところどころに散りばめられた
銀細工や宝石の数々。
ひと目で高貴な装束なんだろうということが窺えた。
「……けど、顔は判んないな……」
「そうか……」
お父様は目を閉じて、自分の顎鬚をいじり始めた。何か真剣な考え事をして
いるみたい。
「……もし、心当たりのある人物を見かけたら、すぐに知らせてくれ」
「王様がそのようなことを?」
少し暖かくなってきた陽気の下、あたしとクリフトは芝生に腰を下ろして今朝の
出来事を話していた。
クリフトの服装をいつもよりもじっくりと見つめる。
違う。こんな碧色じゃない。もっともっと、深くて美しい色……。
「そうなんだよねー。お父様もブライも一体何に拘ってるんだろ。
ただの夢なのに……」
夢、という言葉を再び口にしたとき、あたしとクリフトの目が合う。
「夢……」
あたしとクリフトの口から、同じ言葉が漏れる。
111 :
3/5:2006/01/07(土) 23:22:54 ID:NNQVJ7wh0
「姫様。たしか、王家の血には……」
「未来を夢で見る力が……」
お父様はあたしの夢を、予知夢と思っているのかもしれない。
「……でも、あたしには、そんな力は……無いよ」
お父様には、子供のころから未来を見る力があった。あたしは今まで、一度も
そんな夢を見たことが無い。ちょっと悔しいな……。
「どうしてなんだろ……」
「……姫様が、女性だからではないでしょうか……」
うん……そうだね。神官だってみんな男だもんね。強いのだって男だもんね。
あーあ。女に生まれてきて良かったことなんて、一度も無いや。
暖かい日々が続いて、気が付けば桜は満開。それは夢で見た光景にそっくりで──。
あたしは走り出す。夢で見たあの場所を探して。
何だか、行かなければならない気がして。
かあん……かあん……かあん……。
遠くで、鐘の音が聞こえた。サランの教会の鐘の音。
ふと、小高い丘の上から、街を振り返る。
「あ……」
……かあん……かあん……。
「……ここだ……」
112 :
4/5:2006/01/07(土) 23:23:55 ID:NNQVJ7wh0
──今はまだ青空。ここが夕焼けに染まれば、間違いなくあの夢の風景。
とくん……とくん……と、あたしの胸が鐘の音に共鳴する。
何だろう、ドキドキする。涙が出そう……。
そうだ。思い出した。予知夢を見られないあたしは、お母様にその悩みを
打ち明けた。
あたしは本当はお父様の子じゃないんだ、きっとどこかに捨てられてたんでしょ?
なんて。
お母様は優しく微笑んで、あたしの頭を撫でながら答えてくれた。
『女の子は、いつか、一度だけ予知夢を見るの。それは、あなたの大切な人が
迎えにくる夢……』
そのときは、意味が判らなくて、ふぅん、って言って終わった。
でも──今は、判る。その意味が──。
目を閉じてみる。
早く、早く陽が落ちて欲しい。でも、怖い……。
「きゃっ……」
急に吹いた強い風に、あたしの帽子がさらわれた。
「……」
──えっ……?
──なあに……?
誰かの声が聞こえた。
夢と同じ。そう、あの夢と……。
恐る恐る、目を開けてみる……。
113 :
5/5:2006/01/07(土) 23:24:49 ID:NNQVJ7wh0
「……姫様」
──クリフト──。
いつもと違う、深い深い碧の装束。美しい装飾。夕焼けの中に佇むクリフトは、
何だかとても神聖に見えた……。
「クリフト……その服……?」
「あ、今日は結婚式を執り行っていまして……」
あたしの手に、帽子が手渡される。
そうだ。これはサントハイム神官の正装。さっきの鐘の音は、クリフトが執り行って
いた結婚式の鐘の音なんだ──。
だから、あたしの胸が共鳴したのかな──。
「もう、遅いじゃないの……待ってたのよ」
「……え? 何を……」
優しく微笑むクリフトは、なんだかとてもかっこいい。
これは、装束だけのものなのかな? それとも……。
「あなたが、ここに来るのを」
あたしの見た夢は予知夢。
一度だけ見ることができる、予知夢──。
あの鐘は、いつか私たちを祝福する──。
おわり
クサイorz
SSっていうよりポエムっぽくてすみません。
GJ!GJ!
予知夢の相手が・・・キャ━━( °∀ °)━━!!!
シンクロしてるとこが読んでてドキドキニヤニヤしたよ。
今年初クリアリSSアリガトッ!!
>>114 乙カレーさん!
予知能力の設定を上手く使えていてGJですた
>>114 乙です
春の暖かさを感じたよ(´∀`)
>>115-117さん
どうもありがとうございます……。
春の暖かさを感じるって最高の褒め言葉ですねウワァァァァァン
もっといろいろな方のSS読んでみたいです。
是非是非!
うお、他の職人さんが来てた!!
春色ほのぼのGJ!
きのこの人かな
いま職人さんってふたり?自分SS書けないから是非ともガンガッテホスイ!
ネタはあるけど表現思いつかなくて文章にできない。ああもどかしい。
こんなスレあったんだね。
SS読んでたら自分も書きたくなっちまったよ。
>>122 職人さんにシチュをリクエストしてみる…
ってのは他力本願すぎるか
自分もネタあるけどうまく文章にならないんだよなぁ
みんなガンガレ!!
クレクレ厨ですまそ・・・
みなさんはどんなシチュが萌えますか?
127 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/12(木) 17:24:48 ID:zHepEgCH0
age
くりーむなシチュがいい
アリーナが性に目覚めたらどんな反応を示すのだろうか
会心の一撃Sプレイ
レオタードを着させようとしても
アリーナは絶対に拒否しそう。
勇者は土下座して頼んでるんだろうなあ。
武器はくさりがまでおk?
鎖鎌を振り回していたら自分の体に巻きついてしまったが
縛られることに快感を覚えM女化したアリーナたん(;´Д`)ハァハァ
何この「あったら嫌なアr(ry」みたいな流れw
SS作ってみたんだが、うpする自信がない。
くりーむどころか、あっさりしすぎだ…orz