【月が…】魔王バラモスです・25【落ちる…!】

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1ダークマター ◆VbQnJB48ig
両方とも損害が大きくなってきたバラモス軍・統合軍。
そして機械大戦はクライマックスへ…

・すでに長期にわたってバラモス様が不在です。5代目バラモス様をハゲしく募集中!
・新規参入者は随時募集中。
・強制はしませんができればsage進行。
・ゲーム内の元ネタに固執する必要はありません。妄想上等。
・新規さんは最初に自己紹介してくれるとうれしいです。

新規さん用テンプレ。

【キャラクター名】
キャラクターの説明
2名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/02(水) 22:54:59 ID:cciEzrPD
2
3ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/02(水) 22:56:00 ID:O4VQhwr1
前スレのアドレス貼り忘れたorz

前スレ
【兵器も】魔王バラモスです・24【平気】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1126955772/
4ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/02(水) 22:57:14 ID:O4VQhwr1
【前スレあらすじ】
 エジンベア闘技場でキラルスの繰り出す新兵器の前に危うく敗れかけたバラモス軍だが、
メタル・インダストリーの艦隊によって救出される。その後、統合軍最後の拠点、
ウラジオストクに攻撃をかける。幾度もの戦いによって兵力を消耗していたバラモス軍は
ひたすら突撃するが、統合軍の反応兵器によってその兵力の9割を喪失、
一部の士官が命からがら逃げ帰る、と言った状態になってしまった。
 廃墟となったウラジオストクでは、ダークマターと黒軍団の三名、それに統合軍の
士官達が激しい戦いを繰り広げていた。しかし、激しい統合軍の攻撃に、あわや敗れかける
ダークマター&黒軍団。しかし、次の瞬間、
統合軍はメタルインダストリーのフライト艦長によって倒されていた。
 ウラジオストク攻撃から一週間後、建造中の艦船を竣工させた統合軍は、アレフガルド、
バラモス城、世界樹への一斉攻撃計画、『カルネアデス・バグラチオン』作戦を開始する。

統合軍の攻撃に、バラモス軍は耐えられるのか―――。

 ついでに『ミキーオ』なる小柄な魔物に出会ったほのおのせんしに、エジンベア潜入を企む
あやしくないあやしい薄い影。世界は、今、激動の時代を迎えているッ!
君は、時の涙を見ながらニュータイプの修羅場を生き残ってレディー・ゴー!シンパルス!
5ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/02(水) 22:58:13 ID:O4VQhwr1
【改正戦争ルール・秘書室案】
@戦争は特殊長期イベントとして考える。戦争中もそれだけに終始せず他の話題も入れる。
A開催前には、また開催中も他のスレ住人と意見を交換しあい、暴走しないように。
B開催されても重要キャラ(勇者・ゾーマなど)の殺害・使用は避ける。
C一撃のダメージの最大値は999とする。連続攻撃は可。
Dコテハンは勝手に殺さない。戦闘不能はOK。
E他のコテハンを動かす時は失礼のないように。なるべく事前に許可を得る。
※ルールは全面的に見直し中。あくまで目安という事で。

【ストーリー】
突如としてFF・DQ板に光臨した魔王バラモス。
途中マネマネ(2代目)、ジェリーマン(3代目)と交代しながらも、
配下や来訪者たちとマターリした日々を送る。
皆で力を合わせ、オロチの乱・ガイアの乱・ノヴァ大戦などの苦難を乗り越えてきた。
そして政権は4代目に移り、新体制のもと新たに地上攻略をはじめようという矢先、
軍内部に反乱が勃発、大勢力に成長し世界を巻き込む大戦に!
さらに、魔界から来た魔神とその仲間達が行動を開始!その他色々な魔物が現れてもう大混乱!
バラモス不在の続くなか、戦況の建て直しを図る地上攻略軍の運命は?
6ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/02(水) 22:59:02 ID:O4VQhwr1
決定済みの設定などを保管。
過去スレや基礎用語、キャラクターの詳しい紹介などもここで。
「バラモス軍駐屯地」
http://www.hamq.jp/i.cfm?i=4drago

長い設定を書く時や、中の人同士の打ち合わせにどうぞ。
「バラモス城大広間」
http://jbbs.livedoor.jp/game/14662/

何となく、ふと絵を描きたくなった時にでもどうぞ。
「バラモス城落書き場」
http://www15.oekakibbs.com/bbs/baramosu/oekakibbs.cgi
7ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/03(木) 21:28:21 ID:1PRWGdW7
なんだかちょっと不安になったので保守。
まさかとは思いますが…ね。
8ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/04(金) 00:09:55 ID:O7XMEqg4
即死回避の為雑談しましょう。

…容量って、512までだよね確か。AA長編板とかならいざしらず、文だけだとそう簡単には落ちないと思う…。
9ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/04(金) 00:37:08 ID:lGAcLZxr
>>ばくだんいわはん
スレ立て乙や!


容量的な限界は512KBとなっとる。
せやけど、実際には500KBを越えると書き込めなくなる。
10ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/04(金) 19:26:08 ID:u29XezO+
久々にスレ立てしたのでちょっと緊張しました。
また「このホストでは(ry」が出るのではないかと…
11ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/04(金) 19:51:16 ID:5osUI+kY
【スレが…】魔王バラモスです・25【落ちる…!】

                         助〜け〜て〜
12ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/04(金) 20:01:39 ID:u29XezO+
ひ〜。
また立てる羽目になるのは嫌だ…
13ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/04(金) 20:28:27 ID:5osUI+kY
即死回避。前スレにスライムの「敬礼と行進しか出来ない新兵」がセリフの中で出て
来ますが…

スライムの敬礼って?あと、前スレ岩さん待ち〜。
14ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/05(土) 09:28:48 ID:1TVQDBpA
…冗談抜きで落ちる〜〜〜ッ!
15ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/05(土) 19:25:53 ID:WDlMWJPg
保守!
16ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/05(土) 21:55:04 ID:WDlMWJPg
落としてなるものか!
17みーちゃん(ミルドラース) ◆d9RL5flKxw :2005/11/07(月) 03:54:51 ID:+eggH3n1
Hey,F**k'in best friends!!
I Milldorass have to keep this thread,OK?
18あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/07(月) 11:36:43 ID:rNyIzcTB
突然留守にして済みませんでした!
話のほうはとりあえずこちらに移り、前スレ埋めませんか?

>ばくだんいわさん
スレ立て乙です!ホイミをどうぞ!
ホイミ!!
私、スレってどうなると落ちるのかよく分かってないのですが…
まあ、大丈夫のようですね。

>2さん
2getおめでとうございます!
このうえは1000までお付き合い願いますよ。

>ビートさん
保守お疲れ様です!

>ロビン3さん
スレタイはあなたの案ですね!カコイイですね!

>ミルドラース様
保守乙ですね。卵なIDも素敵ですね。
19みーちゃん(ミルドラース) ◆d9RL5flKxw :2005/11/09(水) 02:20:00 ID:lm8TfhVq
キャッチャー
20あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/09(水) 11:41:32 ID:XmlRn0C6
前スレも残り10KBを切りました。
もうすぐですね。今時間あるから埋めちゃおうかな…
21名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/11(金) 10:20:51 ID:/3W8vxqn
 
22あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/11(金) 10:44:59 ID:OaVtwSQ5
…なんだかひどいありさまですね。
では前スレは私が埋めてしまいましょう…
23あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/11(金) 11:50:12 ID:OaVtwSQ5
前スレは容量一杯になりました。

以下、前スレの続き。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガラハッド「ふむ、おまえ達が統合軍のものとやらだな?」
一際立派な馬に乗った、逞しい体の男が、影たちに声をかけた。
エジンベア軍陸兵団団長のガラハッドだ。

磨きぬかれたドラゴンメイルが日の光を反射してきらりと輝く。
腰には見事な装飾の施された鞘に収まったバスタードソードが下げられている。

影「はい。クラックス様の命で参りました。」
ガラハッド「ふむ。城内にはそちらの方々もいる。
       そなた達が本当に統合軍かどうかはすぐに分かるだろう。
       疑うのは申し訳ないが、戦時の事ゆえ、理解願いたい。」
影「もちろんでございます。」
ガラハッド「よし!進め!」
騎兵の一人が号令をかけ、隊は再び城に向って進みだした。

トロル「ナンダヨ…中に仲間いるのか…それでも入れてくれない門番って、ありゃなんだ…」
影「たしかここでも戦艦建造中ですからね…統合軍の技師とかいるでしょう。
  門番さんは有名人ですよ。変わり者としてね。」
トロル「へぇ、よく知ってるな。」
影「え?あ!そりゃ、バラモス軍の情報網は馬鹿にできませんよ!」
トロル「そうかぁ…そうだよな…」
トロルと影は声を潜めて話をしている…

アリア「どうやら上手く行きそうね。」
ストリ「むしろこれからの方が心配かも…」
ファル「ジョンさん達は大丈夫かな?レムオルってもう切れるでしょ?」
居残り組み草むらから顔を出して遠ざかる隊列を見ながら呟く。
僧侶であるアリアは手を組んで、みんなの無事を小声で祈り始めた。
24名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/11(金) 19:04:44 ID:ZMGcuMxV BE:420714577-
        ,,,,,..,,.,.,,,
   三   ミ,, ・д・ミ  < ホッシュホッシュ!!
  三    ミ,,,,,,,.,,.,.,,,ミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 三      ( ・∀・∩ <  それ今だ!! ホシュ━━━━━!!!!
  三     ( つ  丿   \______________
   三   (  ヽノ
    三   し(_)
25ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/12(土) 00:56:10 ID:50xf2ELW
小惑星A-6に着陸したデストロイヤー。
中からは改修型キラーマシンが降り立ち、
黙々と作業を開始した。

-デストロイヤー・ブリッジ-

クラックス「さて、改めてA-6計画について説明しよう」

高級士官や参謀といった指揮する立場にある者や
キラエン、キラ・リー、レリエル、メドルフといった統合軍幹部達が
ブリーフィングルームに集められていた。

クラックス「A-6計画は、まず最初にこの小惑星A-6に推進装置と
      方向転換に使う戦術反応兵器をセットする。
      次に、小惑星A-6より離脱し、推進装置を起動させ、
      ポイントAで時限反応爆弾『ピースメーカー』を起爆、
      更にポイントBで時限反応爆弾『ピースキーパー』を起爆させる。
      これで小惑星A-6は小惑星A-4に衝突、小惑星A-4は小惑星A-1に衝突、
      最後に小惑星A-1が月に衝突し、月は地上に落下する…。
      地上の生物は全て死滅…影響が無くなるまで数千年は要すると見られる。
      安全が確認され次第、惑星再生計画を実行する。
      これで…戦争屋どもは滅び、真の理想郷が…我らの願いが成就するのだ」
      
26ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/12(土) 20:37:08 ID:Ac2yPKe4
ヘリス「へー、セッテ君が…」
アクロス「うん。すぐにどこかへ行っちゃったけどね」
バラモス城を一望できる高地で、ヘリスとアクロス、ラスは合流していた。ミカワは城に居る。
ヘリス「…二人とも、今のままだと僕らはただの不審者だ。不本意かもしれないけど、せめて軍の傭兵くらいにはならないといけない」
アクロス「だけど、ヘリス。姿が変わっているとはいえ、君の声は皆知ってるんだろう?」
ヘリス「…そこはそれ。アクロスに伝言してもらえばいい。さぁ、行こう!」

ヘリス達はバラモス城へルーラした!
27ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/12(土) 21:10:43 ID:oVU/ZDog
門番A「よし!ロイヤルストレートフラッシュ!」
門番B「あぁ〜!おま、イカサマしたろ!」
門番A「してないよ〜だ!…あれ?」
門番B「うそつ…む?誰だお前ら?」
ヘリス達を見つけて、話しかけてくる門番。
28ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/12(土) 21:23:35 ID:50xf2ELW
作業が終わったか、
小惑星A-6引き上げていく改修型キラーマシンや
宇宙用に改修した厚手の鎧を着用しているミイラ男の姿が見えた。

-デストロイヤー・ブリッジ-

クラックス「さすがだな。終わったか」
オペレーター「はい」
クラックス「…大儀あると言えども、私は史上最悪の虐殺者だな」
オペレーター「ここでやらねば、犠牲者は永遠に増え続けていきます!
       争い無き理想郷のためには仕方ないのです」
クラックス「…いいのだよ。私は弁明すら許されぬ大量虐殺を行うに変わりはない。
      フフフ…おかしな事を言ったな。今は何処も異常はないというに…」

クラックスのメモリーには、フーレアンス機動艦の攻撃で次元や空間に”穴”が開いた時の
様子が強く焼き付いていた。
他の世界が垣間見えた時の様子が…。

29ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/12(土) 21:24:48 ID:50xf2ELW
赤い一つ目のキラーマシンに似た機械が、白い機体と何度も交差している。
上記の白い機体が宇宙に列び、肩の筒から光線を放って巨大な筒を撃つ。
紫の鬼のようなどこか生物的な機械が、天に向かって吠える。
白い雪国で暴れる、人が乗った3機のキラーマシンのような機械。
巨大な艦の甲板で、ビームガンのような物を投げ捨て涙を流す若者。
青い星を背から発する粉で埋葬していく白い人形。
一つの艦と赤い巨神で、圧倒的大多数の機械の群に突っ込んでいく。
黒いキラーマシンのような機械が、海洋生物に似た怪物と死闘を繰り広げている。

クラックス「(やはり、異世界も戦争の混沌にあった)…だがこれで
       この世界は二度と戦争が起きることはない。争いはない。
       始めるか。…デストロイヤー離脱。A-6の補助機関始動!」

黒い巨体のデストロイヤーが上昇を始めると共に
小惑星A-6に取り付けられた補助推進機関が火を噴き始めた。
30ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/12(土) 21:26:50 ID:Ac2yPKe4
アクロス「あ、僕は南部のアクロスといいます。軍に入隊したいんですが…」
ラス「仲間が一人、…ミカワってのが中に居るはずだ」
ヘリス「(門番がトランプしてるなよぅ…)」
31ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/12(土) 22:01:09 ID:oVU/ZDog
門番A「むむむ、待たれよ(お前、防衛隊のロビンさん呼んで来い!)。」
門番B「では、少しお待ちを(イカサマヤローめ、いつか尻尾を…ブツブツ)。」

ロビン3を呼びに走る門番B。
32ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/12(土) 22:56:37 ID:50xf2ELW
-防衛隊・仮の仮本部-

ロビン3「(勝てるっ!)これでどうや!?」
マッツン「はい、王手」
ロビン3「げぇっ、待った!」
マッツン「待ったなしです隊長」
ロビン3「…あー!障子に節穴!!」
マッツン「…障子なんてそもそもありませんよ」
ロビン3「ええい、コマンド『覚醒』っと。よし、勝った!」
マッツン「大人げなさ過ぎです…情けない…」

将棋の勝負から取っ組み合いの喧嘩になりそうな雰囲気の中
ノック音が鳴る。それに気づいたキラーマがドアを開けた。

キラーマ「防衛隊本部だ。用件を言え」
門番「入隊希望者がいるそうなのでロビンさんに話が…」
キラーマ「分かった。そこで伏せていろ」
門番「?」
キラーマ「ターゲット確認…戦術レベル、効果最大」
門番「わー!」

ちゅどーんと仮の仮本部が爆炎に包まれ、焼け落ちていく。
門番が腰抜かすが、何事もなかったかのようにロビン3を引きずっていくキラーマ。
仮の仮本部には黒こげのマッツンとのっぴーが横たわっていた。
33ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/12(土) 23:00:19 ID:50xf2ELW
-バラモス城・城門-

ロビン3「えー、ワイが防衛隊の隊長ロビン3」
キラーマ「同じく防衛隊隊員キラーマ」
ロビン3「軍に入隊希望とのことけやど、理由を聞かせてもらいたい」

機械なのに、キラーマの後頭部には大きなタンコブが。
ロビン3は黒こげだ。
34ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/12(土) 23:12:38 ID:Ac2yPKe4
ヘリス「(理由…?え、考えてない)」
ラス「キシュシュ。そりゃ、この眼を有効に使いたいしな」
アクロス「…僕は、世界が滅ぶ夢を見ました。世界樹が倒れる夢を」
ラス「こいつの予知夢はよく当たる。軍なら何か知ってるか、とな」
ヘリス「(…即興で考えたならすごいな…)」
35ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/12(土) 23:18:22 ID:50xf2ELW
キラーマ「…精神病院に連絡を」
ロビン3「(まさか…統合軍の…)いや、待て。
     …ええやろう。入隊を認める」
キラーマ「精神錯乱者の入隊は軍法により禁じられているが」
ロビン3「そうじゃない!後で話す。
     …軍やバラモス様のために命を賭す覚悟はあるか?」
36ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/12(土) 23:46:59 ID:Ac2yPKe4
アクロス「…ええ、あります」
ラス「ああ、もちろんだ」
ヘリス「(無言で頷く)」
37ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/13(日) 00:00:40 ID:50xf2ELW
ロビン3「分かった。あとは、城の奥で手続きを済ませれば入隊が認められる」
キラーマ「…?」
ロビン3「さあ、戻るぞキラーマ。仮の仮本部を立て直さにゃならん。
     (…そろそろ、マジンはんの例の作戦準備が終わる頃やな)」
38ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/13(日) 00:04:52 ID:zi1KHQMu
バラモス城の中庭に集まる生き残りのバラモス軍達。マジンが演説を行なっている。
マジン「諸君!今(以下略」

バラモス軍の士気は高いようだ。
39ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/13(日) 00:09:38 ID:9k5nd4pR
アクロス「ありがとうございます!」
頭を下げて二人を見送るアクロス。
ヘリス「(城の奥っていったら…あそこかな?でもまぁ、怪しまれるといけないから道々聞いていこうよ)」
ラスの背に乗って囁くヘリス。
ラス「だな。それが終わったらミカワと合流だ!」
アクロスを促し、ラスは歩きだす。

三人は城内へ入っていった…
40ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/13(日) 18:12:32 ID:9k5nd4pR
係官「アクロス…と。目が見えないそうだが、戦えるのか?」
アクロス「はい、平気です。弓しか出来ませんが…」
係官「ふむ…(カリカリ)次」
ラス「ムカドラス。通称ラス。肉弾戦が得意だ」
係官「その腕の鎌、どこかにぶつけたりするなよ。(カリカリ)次」
ミカワ「ミカワです。専門は鎌での戦いです」
係官「鎌…まぁ、さっきの奮闘ぶりも見たし、いいだろう。(カリカリ)次」
アクロス「彼は喋ることが苦手なので、僕が。 名はコイン。専門は槍術と魔法です」
係官「では、通信機と軍兵証を。…中庭に行っておけ」

うなずき、四人は中庭へ向かった。
41代理書き込み ◆fX3AozH/EM :2005/11/14(月) 19:57:30 ID:+BYyN8S60
時は、作戦会議(前スレ>>933)まで遡る。

313 名前:ばくだんいわ ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2005/11/13(日) 22:40:46
A-6作戦に対する会議に出たマンダーとデスストーカーJ。
ゴールドマンの「あなた方は北部の士官ですからね」の一言で参加した。

マンダー「我々のような普通のドラゴン族でも宇宙に出られるのであれば、出せるだけの人員を出せます。」
デスJ「私も同じです。北部精鋭とゴールドマン殿、それから………」

金「…ダークマターさん。」
ダークマター「うむ。」

ダークマター「私やゴールドマンは、たぶんトラマナなしでも宇宙に出られるだろう。
     それでも、何かあった時のためにトラマナはかけたほうがいいが…
     
     具体的に、その計画を阻止するためにどういったことをするんだ?」

42ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/14(月) 20:17:15 ID:WA7usp210
書けるかな
43ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/14(月) 20:17:53 ID:WA7usp210
よし、規制解除ですね。
ロビンさん書込みありがとうございます。
44ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/14(月) 21:54:41 ID:MZEKS5fi0
マジン「1、推進装置とやらを破壊する。どんなものかは分からぬが、一応かもしれないものの
    設計図は入手できておる。2、小惑星を破壊する。…できればな。3、小惑星の軌道を
    変える。これらのどれかじゃ。当然、統合軍の激しい抵抗が予想されるがの。」
45ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/14(月) 22:35:59 ID:WA7usp210
ダークマター「小惑星の軌道を……

     ………我々全員が下側にしがみついてイオナズンジェット発動させても厳しそうだな。」

金「やるとすればやっぱり推進装置の破壊しかなさそうですね。」
マンダー「小惑星を動かすような推進装置ですから、
     それこそトンデモナイ見た目だったり中身だったりしてそうですなぁ…」
46あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/15(火) 12:05:05 ID:nNbXnrGG0
〜エジンベア〜
門番「ガラハッド卿、お帰りなさいませ。」
ガラハッド「ご苦労。」
門番「む!?その者らは?」
ガラハッド「私の客人だ。」
門番「……分かりました。」

城内に入る一行。
馬を下りたガラハッドが、影とトロルに話し掛けてきた。
ガラハッド「ついてきたまえ。」

ガラハッドと数人の騎士に続いて城内に入る。
暫く廊下を進み、一行はひとつの部屋の前に着いた。
ガラハッド「統合軍の方が休憩所に使っている部屋だ。」
騎士の一人が扉を開け、中に声をかける。
すぐに一体のキラーマシンが出てきた。
キラーマシン「何事ですか?」
ガラハッド「このもの達がクラックス殿の使者として見えられた。」
キラーマシン「おお、あやしい影殿。しばらくですね。」

トロル「へ!?」
影がトロルの脇をつつく。」
影「やあ、しばらくです。」

ガラハッド「ふむ…よし。」
キラーマシンの反応を見て、本当に統合軍の使者なのかと疑っていた騎士たちの緊張が解ける。

ガラハッド「あやしい影殿と言われたか…あとで話がしたいのだが、私の執務室に来てくれぬか?」
影「私ですか?畏まりました…」
47あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/15(火) 17:29:56 ID:GlARXoIb0
トロル「おまえさん一体…」
騎士たちが去ると、目に強い警戒を浮かべながらトロルが影にたずねた。
影は慌ててトロルを廊下の端に引っ張っていく。
影「しっ!…これは極秘なんですが、あなたには打ち明けておきましょう。
  私は軍の命令で統合軍に偽りの投降をして、スパイを働いているのです!」
トロル「……本当かい?」
影「本当です。」

影はきっぱりと言いきり、トロルの目をじっと見た。
トロル「…分かった。…頼むぜ、俺はもうあんたを信じるしかねえんだ…」
影「大丈夫です。安心してください。」
影は微笑んで見せた。

キラーマシン「何か?」
影「いえいえ、何でもありません。こちらではえ〜と、軍艦の建造でしたか?は、順調ですか?」
(注:このエジンベア編は時間的にはカルネアデス・バグラチオン作戦より前になります。)
キラーマシン「順調です。もうほぼ完成ですよ。その旨は本部にすでに連絡済ですが…その件で来られたのですか?」
影「いえいえ、違います!…本部…デストロイヤーはまだこの近くですか?」
キラーマシン「いえ、移動しましたよ。」
影「そうですか。今どこでしょう?」
キラーマシン「座標をお見せしましょう。で、クラックス様の御用というのは?」
一応士官クラスの待遇を受けているあやしい影で、おかげで幸運にも
影を見知っているキラーマシンがここにいてくれたのだが、あまり長く話すのはまずい…
48あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/15(火) 17:42:07 ID:GlARXoIb0
〜デストロイヤー内〜
ガダ「作戦の詳細か…普通にクラックス様に面会申し出て聞いてみるか?」
ゾンビマスターA「反乱、ばれないうちにやるべき。」
シャーマンA「私も賛成です。出来ればクラックスをとっつかまえて…」
ガダ「それはどうかな…館内にはバケモノみたいに強い士官がまだ何人もいるし、
   クラックス様…いや、クラックス本人も、例のおかしな力を得ていらい、な。」
ガダは考えながら001号を見る。
ガダ(でもこいつがいればあるいは…)

そのとき船の動きが止まるのが分かった。
シャーマンB「なんだろう?」
シャーマンD「見ろ!」

窓から外を見た一人のシャーマンが叫ぶ。
皆が壁に並んだ窓に群がる。
そとには巨大な…惑星?が見える。
艦から何かが飛び立ち、その小惑星に向った。

ゾンビマスターC「あれ、作業や、運搬に使う乗り物。」
ガダ「なんだろう?」
シャーマンA「あの小惑星を落すつもりでしょうか?」
ガダ「月って言ったら月だろう?と思うが…」

誰にも答えは出ない。
ガダ「よし、俺はクラックスにあって来る。一人で行く。」
ガダが皆の発言を制して続ける。
ガダ「怪しまれちゃならない。おまえ達は一隊はもっとあの小惑星が見える所に移動して、
   何をやっているのか探れたら探ってくれ。あとは数隊に分かれて、動力部、司令部に何気ない様子で
   分かれるんだ。連絡はいつでも取れるようにして、俺がクラックスから話を聞いてくるから
   待機していろ。いいか?」
皆が頷いた。
ガダ「001号、お前は…俺について来い。」
49あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/15(火) 18:02:40 ID:GlARXoIb0
見ている方が混乱するかもしれないので念のため…
>>47で影が話しているの内容は、トロルに対してもキラーマシンに対しても、
全部口からでまかせですので…
50ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/15(火) 20:19:38 ID:Zb+MLu1y0
マジン「まぁ、とにかく行って見るしか無いさ。どの道、この戦いに敗れたら我々に、いや、
     この世界の全生命に明日は来んのだ。力の限りやるしか無いじゃあ無いか。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜中庭の演説に場面は戻って〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

マジン「バラモス軍、出撃ッ!」

マジンを先頭に、バラモス陸軍の生き残りが宇宙に飛び立つ。海軍、空軍も後に続いて
いく…

マジン「ぬわ〜〜〜のわ〜〜〜動きにくいの〜〜〜〜っ!…むむ?あそこにち〜っこく
     見えるありゃあ…」
ディン「あれは…デストロイヤー!」
マジン「やはりいたか!しかし、今回の敵はヤツではない!近くで何かやってないかを調
     べよ!既に機関の取り付けが終わっているならその小惑星を、デストロイヤーの
     中にまだあるようなら、デストロイヤーへの侵入を第一作戦目標とするッ!」

デストロイヤーに向けて進んでいくバラモス軍。
- - - - - - - -
ビート「いってらっしゃ〜い。…大丈夫かな、みんな…。」
ラキッ「さぁ?」
ビート「オイオイ…さぁって…絶対勝つのッ!」
メラー「まぁいいじゃありませんか。」
ビート「よくな〜い!」
51ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/15(火) 20:48:39 ID:1YEfyyvJ0
-デストロイヤー・ブリッジ-

オペレーター「A-6の航路異常なし。ただいま、A-6の速度は時速60km
       メインエンジン点火まであと22分」
クラックス「順調だな」
オペレーター「…!大変です!生命反応をこの宙域に確認!数不明!」
クラックス「な、なんだと!?」

腕組みを解き、メインモニターを見つめるクラックス。

オペレーター「まさか、宇宙怪獣…」
キラ・リー「一兆度の火の玉出すとか、後で未来人に改造されるとか?」
クラックス「違うッ!」
キラエン「敵が7分に黒が3分であろう?」
クラックス「それも違うッ!」
オペレーター「ふざけないでください!来ます!」
クラックス「砲門開け!空戦準備!」
52ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/15(火) 21:07:56 ID:rzTu3TSj0
金「うわー!飛んでるよ…」
デスJ「これは不思議なものですな…ちゃんと移動もできますし。」

ダークマター「ふむ、宇宙というのも面白い。
     かつて異世界を飛び回っていた頃にはこんなことは無かったからか…

     マンダー!ちゃんとついてきているな!?」

マンダー「大丈夫です!」
53ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/15(火) 21:28:43 ID:Zb+MLu1y0
マジン「よし、全軍突撃ッ!但し、作戦目的を忘れるな、作戦に使用される小惑星を
     探すのだっ!」
54ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/15(火) 21:48:15 ID:1YEfyyvJ0
デストロイヤーの砲塔が旋回し、
艦首から順番に次々とバラモス軍に向けて放たれるショックカノン。

-デストロイヤー・ブリーフィングルーム-

クラックスより推進装置の緊急防衛命令が下され、
ブリーフィングルームには幹部や宇宙用装備の兵士が集まっていた。
レリエルが剣で何もないところを斬ると
紙にカッターで切り込んだような穴が出来る。

レリエル「これで推進装置まで行けるはずだ…」
メドルフ「まずは我がメタル・バタリオンが防衛につく」
技術士官「直通通路は封鎖してあります。何としても3階の中央回路を守りきってください」
メドルフ「突入!」

メドルフ以下のメタル・バタリオンが次々と穴の中に消えていった。

レリエル「彼等には1階の守備に向かった。次は…」
55あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/16(水) 11:24:05 ID:FKbPB32O0
ガダ「クラックス様に面会をしたい。取り次いでくれ。」
デストロイヤーの指令室の前に着いたガダと001号は、
扉の前にいる警備の兵に話し掛けた。
ガダは内心は緊張しているものの、平静を取り繕っている。
001号は…よく分からない。ぼんやりと前方を見ている。

兵「ふむ、今お忙しいようだが…急を要する事ですか?」
ガダ「ああ。」
兵「001号もですか?」
ガダ「いや、こいつはここで待たせる。」
兵「ここで…ですか?」
はっきりと迷惑そうな表情が浮かぶ。

ガダ「大丈夫だよ。今腹いっぱいだしな。」
ガダは苦笑交じりに言う。

兵「わ、分かりました。ともかく取り次いできます。
  暫くお待ちください。」
兵は001号をこわごわ見ながら扉の中に入っていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャーマンA「あれを見ろ…何かあの小惑星に取り付けたな…」
シャーマンB「うん…なんだろう…」
ゾンビマスターA「なににしても、この計画に関係ある、間違いない。」
シャーマンA「それはそうですね…ってことはやはりあの小惑星を落すつもりなのかな?」
窓から外を覗くシャーマン達。

シャーマンA「ともかくガダさん待ちだな。」
56あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/16(水) 11:32:07 ID:FKbPB32O0
〜エジンベア〜
影「あれです。エジンベアの国内事情を見てくるようにと。」
キラーマシン「ああ、そっちですか。でしたら大臣ですね。」
影「大臣?ああ、そうですね…」
キラーマシン「では私から面会を取り付けましょう。」
影「お願いします。」

キラーマシンが部屋に戻り、ミイラ男とエジンベア兵に指示を出し、
その二人は廊下をかけていった。
キラーマシン「ま、この国の事ですから、少し待たされるとはおもいますが、
      しばらくここお待ちください。」
影「ありがとうございます。あ、私はガラハッド卿に呼ばれているので、
  そちらを先に行って来てもいいですかね?」
キラーマシン「大丈夫だとおもいますよ。では面会が決まったら
      ガラハッド卿の部屋まで人を呼びにやらせましょう。」
影「よろしく。トロルさんはここで待っていてください。」
トロル「ええ?おいおい…」

影はトロルを再び廊下の端っこまで引っ張る。
トロル「俺一人でかよ!?」
影「しょうがないですよ、ガラハッドは私一人を呼んだようですから。」
トロル「でもよう…」
影「不安ならあまり動かないでおとなしくしていてください。
  それで、みんなの会話をそれとなく聞いていてください。」
トロル「…分かったよ。」
影「大丈夫ですよ。普通にしていればいいんです。
  何か聞かれたら、私に聞いてくれって答えてください。」
57あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/16(水) 11:41:46 ID:FKbPB32O0
ジョン「あ、切れましたね…」
ジョン・スレイン・マルコ・ヒロロの4人は、城内に入ったところでレムオルが切れた。
幸い周りには人がいない。

スレイン「どうしますか?」
ジョン「暫く様子を見たいですね…」
マルコ「じゃあ、レムオルかけ直して探索?」
ジョン「スレインさん、レムオルは何回くらいつかえますか?」
スレイン「そうですね…30回くらいは…」
ジョン「ではMPは問題ないとして…」

後ろからガヤガヤと大勢の人がやってきた。
スレイン「レムオル!」
スレインがレムオルを唱え、一行は通路の端に移動する。
やってきたのは騎士の一団だ。どこからか城に戻ってきた所のようだ。

中に一際目を引く巨体が…トロルだ。
見るとあやしい影もいる。

二人は騎士たちの司令官と思しき男と言葉を交わしている。
マルコ「上手くはいってきたみたいだね。」
ジョン「そうですね…では彼等は統合軍として情報集めてもらって、
    我々はエジンベアの軍関係以外を探ってみましょう!」
58ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/16(水) 17:28:27 ID:9ZYHbz/b0
〜バラモス城〜

宇宙にいかなかったアクロス、ラス、ミカワ、ヘリス、リュエン。
同じくいかなかったイリュオンが大広間を通りかかる。

イリュオン「…アクロス?」
アクロス「…イリュ兄?」
ミカワ「え、と…兄弟なんですか?」
ヘリス「(うん。そっか、居てもおかしくはなかったな…
     …ミカワ君、悪いけどちょっと一緒に来て。持ってきたい物があるんだ)」

ミカワの肩に乗り、小声でささやくヘリス。

ミカワ「別に構いませんけど…盗みとかそういうのでなければ」
ヘリス「(僕がここで空軍隊長をしてた時に住んでた部屋の物なんだけど…
     見つかればまずいけど、今は皆居ないはずだから大丈夫だよ)」
ミカワ「…三人とも、僕たちちょっと出てきます」
ラス「おう、行って来い。キシュシュッ」

二人は大広間を出て、空軍宿舎に向かう…
59ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/16(水) 17:57:02 ID:9ZYHbz/b0
ヘリス「(監視カメラなんて高等なものはないはずだ!)」
ミカワ「だったら別に普通に話してても良くありませんか…?」
ヘリス「(いいのっ!)」

空軍宿舎の廊下を進むミカワとヘリス。やがて、隊長の私室にたどり着く。
ギィ、とわずかな軋みを上げて扉が開く。
…あの日、ヘリスが南部に行ってからまったく変わらないままだ。

ヘリス「………。」
ミカワ「…何を取りに来たんです?」
ヘリス「(ハッ)あ、ああ、『不思議な袋』。
    アクロスの弓矢も、ミカワ君の鎌も、僕の槍も、持ったままじゃ何かと面倒だろうから…」
ミカワ「まあ、それには同意ですが…声、出てますよ」

慌てて口を塞ぐヘリス。
そのまま辺りを見回し、誰もいないことを確認して小さく息を吐くと、壁に掛けられた袋を取る。

ヘリス「(確か、予備用に…)」
60ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/16(水) 17:57:34 ID:9ZYHbz/b0
少しごそごそやって、近くの机に中身を出していく。
世界樹の雫やおいしい水、魔法の聖水やエルフの飲み薬がそれぞれ数本ずつ…
そして、氷の爪と鋼の嘴、暴魔の首飾りが出てきた。
しばし、目を閉じて思い出に浸るヘリス。

ミカワ「…ヘリスさん。そんなに長く居られないのでは…?」
ヘリス「(ハッ)うん、そうだった。それと、僕は…今は『コイン』だ」
ミカワ「あ、はい…でも、声、出てますって」

再び口を塞いで辺りを見回すヘリス。

ミカワ「…師匠はコレに入れられたら怒りますか?」
??『怒りたい気分だが…まあ、仕方あるまい』
ヘリス「(不思議だねー、その鎌… よし、と。戻ろう、ミカワ君)」
ミカワ「了解、です」

ヘリスはミカワの鎌と自分の槍を袋に入れ、背負う。
そのヘリスをミカワは肩に乗せ、大広間へ戻っていった。
61ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/16(水) 20:00:09 ID:jBCxSWFz0
ダークマター「さっそく砲撃か!準備の早い奴らだな…」
デスJ「気をつけろ!宇宙空間だ、何があるか分からん!」


金「えーと…その小惑星は、と。
  それにしても宇宙って面白……うわっ!」

ショックカノンが飛んでくる。見たことのない宇宙に見とれていたのでうっかり当たりそうになった。
62ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/16(水) 21:44:26 ID:mr3ZSd770
マジン「ええぃ!怯むなッ!」
ソックカノンにも怯まずに前進を続けるバラモス軍。機関はまだ発見していないようだ。
63ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/16(水) 21:59:28 ID:xSzuGO2X0
-デストロイヤー・ブリッジ-

オペレーター「どうやら、未だに小惑星A-6は捕捉されていない模様!
       さらに、先の砲撃に対する対応を見る限りでは
       敵には反撃可能な魔法・兵器はないと思われます!」
クラックス「小惑星A-6の現在の状況は!?」
オペレーター「時速120km!加速中!航路異常なし」
キラ・リー「こりゃあチャンスだ」
キラエン「今ならば、トランスフォーメーション・システムを…」
クラックス「…トランスフォーメーション・システム、発動」
オペレーター「トランスフォーメーション・システム、発動します!
       第一次変形開始!」

うなりを上げて、
艦の前方に向け、デストロイヤーの両舷が開いていく…。
また、艦首の巨大砲が艦底に向けて変形を始めた。
64ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/16(水) 22:24:53 ID:DRlodw/L0
ダークマター「むっ!?戦艦が変型している!」
金「何を始める気だ…」

おばばC「隊長、これは一体?」
デスJ「私にも分からん。とにかく小惑星を見つけるのが先だろうな。」

カイラス「マンダーさん、僕らはどうすれば…」
マンダー「攻撃してきたら避ける、小惑星を見つけたら直行する。それぐらいしかできん!」
65ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/16(水) 22:27:11 ID:mr3ZSd770
マジン「のわ〜、なんじゃありゃ?」
ディン「(わからないけど、進むしかっ!)」

なるべく戦艦のに出ぬようにして進むバラモス軍。
66ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/16(水) 22:47:33 ID:xSzuGO2X0
オペレーター「第二次変形!」

両舷の装甲格納庫が曲がり、
開いた両舷の裏に移行する。
後部のメインブースターが真ん中から真っ二つに分かれ、
後方に伸びる。
艦橋は前倒しとなり、甲板に飲まれる。

オペレーター「第三次変形!」

二つに分かれたメインブースターは
艦底に向けられ、二つに重なった装甲甲板も同じように艦底へ向けられていく。
なんと、前部から後部にかけて艦底が真っ二つに分かれて
割れた間からは数え切れないほどの様々な小さい光が点滅している。

オペレーター「最終変形!」

デストロイヤー、人型になった。
メインブースターが足となり、装甲格納庫が手となり、
艦首の巨大砲の下から頭となる艦橋の一部が出てきた。

-デストロイヤー・ブリッジ-

クラックス「見たか!これぞ我らが科学の結晶!トランスフォーメーション・システム!」
オペレーター「全システム異常なし。小惑星A-6は時速230kmまで加速!」
クラックス「重力砲、発射用意!」

右手となった装甲格納庫の先が
バラモス軍に向けられる…。重力砲に集まる黒い光…。
67ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/16(水) 22:49:36 ID:mr3ZSd770
マジン「な、ひ、光が広がって…」
ディン「(回避〜!即時散開せよッ!)」

慌てて散らばるバラモス軍。
68ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/16(水) 23:06:05 ID:xSzuGO2X0
デストロイヤーの”右手”の重力砲から
巨大な黒く太い光が真っ直ぐに流れていく。
不運なことに、逃げ遅れたバラモス軍の兵士は
重力砲の光に飲まれた後、消えた。

-デストロイヤー・ブリッジ-

クラックス「ふははは!この重力砲は、深い海の中で水圧を受けるように
      重力砲の光に飲まれたモノは全身に圧力が加わり、物体の結晶構造自体を破壊するのだ!」
オペレーター「小惑星A-6は時速300kmまで加速」
69ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/16(水) 23:23:27 ID:9ZYHbz/b0
大広間の本編スレ見てくださいー。
------------------------------------------------
ラック「くっ…!」
なんとか重力砲を避けたラックは、しかしバランスを崩して上下逆さまの体勢になる。
翼を広げてバランスを取る最中、視界の端に炎のようなものが見えた気がした。
ラック「(あれ、は…?)」
デストロイヤーの様子を見つつ、味方側から離れないようにしつつ、ラックは謎の炎を見ようと動く。
70ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/16(水) 23:29:23 ID:mr3ZSd770
あれさ、不思議なゲートを開ける人がバラモス城の中庭に…
71ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/16(水) 23:32:26 ID:9ZYHbz/b0
…デビルウィザード様ってことはないよなぁ…

…ガーランド?
72ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/16(水) 23:34:58 ID:mr3ZSd770
まぁ、あの人なら宇宙くらいには行けると思いますし…
73ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/16(水) 23:41:38 ID:9ZYHbz/b0
宇宙での激戦も知らず、中庭を歩きながら話し込んでいるイレ組5人+イリュオン。

アクロス「うん、まぁそれでいろいろあって、彼らが今の仲間」
イリュオン「そうか…心配したぞ。目の見えない体で突然消えて…」
アクロス「いや、目が見えない分感覚は鋭いんだよ。違う方向向いたりしてないでしょ?」
イリュオン「ああ。…アクロス、お前が集落に戻ってこなくても、南部は皆お前の味方だからな」
アクロス「うん、わかってる。イリュ兄のいう事だもん、信じるよ」

ラス「…兄弟っていいな」
ミカワ「兄弟どころか、僕は仲間から追放された身ですから」
ラス「ああ、俺もだ。確かに異常な体の大きさだがな…」
ヘリス「(分かる分かる。僕だって、軍に行った時は人質にさせられたかと思った)」
リュエン「…、ボクも、他と、違う…」
ミカワ「そんなの気にすることありません…って、あれ、リュエン君喋れるんですか?」
ラス「言葉を覚えたのか。キシシ、いいことだ」
ヘリス「(…で、どう?)」

笑っていたヘリスが突然真剣な顔になり、ミカワにささやく。
74ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/16(水) 23:42:10 ID:9ZYHbz/b0
ミカワが通信機を取り出すと、その雰囲気を察し、アクロスも輪に加わる。

ミカワ「…ノイズで、まったく聞こえません」
ラス「…キメイラの翼と言えど、一度も行ったことがないところにはいけないよな」
アクロス「そうだろうけど…でも、じゃあなんで軍の皆はいけたの?」
リュエン「そういう、呪文、あると、思う」
ヘリス「(そうだね…僕らには分からないけど、会議に参加していた人なら…)」

五人が揃ってイリュオンのほうを向く。

イリュオン「…どうしたんだい?」
アクロス「イリュ兄、どうやってみんなは宇宙に行ったの?」
イリュオン「…よく分からないんだが、オメガルーラだとかいう呪文を使ったらしい。
      だけど、魔導師の長たるデビルウィザード様が主になってたくさんの人数で魔方陣を組んで…と、
      かなり難しい手順だ。…アクロス、まさかお前…」
アクロス「…行けるかどうか分からない。けど、僕ら五人は皆、特殊能力がある。
     だから、少しでも戦力になるなら……行きたいんだ」
-------------------------------------------------------------
じゃあ、ここからお願いできます?
75ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/16(水) 23:52:07 ID:gbj3zXm6O
ガーラ「それなら、1500Gでどうだ?宇宙旅行。」
いつのまにか一行の前に立っているガーランド。

ガーラ「なに、怪しいモンじゃない、ただのスライム王国関係者さ。」
76ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/16(水) 23:56:45 ID:9ZYHbz/b0
「「うわぁ!?」」
声を出さないヘリスも、うまく喋れないリュエンも、声を揃えて驚く。

一瞬目配せして、ミカワが一歩前に出る。

ミカワ「…絶対にいけるんでしょうね?」
77ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/17(木) 00:05:27 ID:nr9D4F+aO
ガーラ「まかせとけって。金さえ払えば「いしのなかにいる」とかゆ〜事にはしないからさ。」
軽い調子で言うガーランド。
78ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/17(木) 00:13:52 ID:s/KiQvFu0
ミカワ「わかりました。1500G、確かにお渡しします」

アクロス「持つものは持った?」
ヘリス「(バラけるといけないから、この袋に全部入れてー)」
ラス「俺の武器はこの肉体だっ」
リュエン「腹、弱い、くせに…」

ミカワは1500Gをガーランドに渡した。
79ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/17(木) 00:57:50 ID:nr9D4F+aO
ガーラ「よしよし…」
不思議な袋を取り出すガーランド。片足を袋の口の部分の押さえに使い、手で袋をゆっくり引くと…
なんと、不思議な空間が現れた。
ガーラ「ほれ、宇宙直行便。」
80あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/17(木) 11:21:19 ID:RM3ocDIU0
よくぞ きた! わがバラモス軍の ゆうかんなる わかものよ!
バラモススレが3周年になるにはあと半日が必要じゃ!

と言うわけで明日はいよいよ3周年ですね!
バラモス様も不在で戦争も続行中で、勇者退治なんかまだまだ先ですが、
パーっとやりたいですねパーっと。
81ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/17(木) 16:14:35 ID:8pz4ngrS0
>>55より

兵士「一応の許可は下りたが、手短にな」

------------------------------------
すっかり忘れとった…すんまへん
82ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/17(木) 16:31:39 ID:ifbvmxtRO
ミカワ「ありがとうございます」
ヘリス「(じゃ、事前にかけとくよ?)…トラマナ!」
アクロス「これで大丈夫かな。じゃ、イリュ兄、行ってくる」
イリュオン「ああ、気をつけてな」
ラス「リュエンは行くのか?」
リュエン「行く!皆、仲間!」
ラス「オーケー。頼りにしてるぜ」

五人は宇宙へと向かった!
83ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/17(木) 19:35:21 ID:8pz4ngrS0
オペレーター「新たに生命反応!数不明!」
クラックス「まとめて葬れ。左腕部重力砲用意」

次は、”左手”となった装甲格納庫の先の
重力砲がバラモス軍の左翼に向けられる。
そしてまた、黒い光が集まる。
84ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/17(木) 21:24:59 ID:nr9D4F+aO
マジン「ぬわ〜!まだ見つからないのか機関は〜!」
大混乱のバラモス軍。
85ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/17(木) 22:04:26 ID:ifbvmxtRO
ラック「マジン殿!向こうのほうに謎の炎が見えましたっ!」
マジンに近づいて報告するラック。
----------------------
バラモス軍から少し離れたほうに出現した五人。
とたん、ラスとアクロスは眼を見開く。

アクロス「…あの黒い光に当たると死ぬよ」
ラス「あっちの方に
、移動する物が見えた」
ミカワ「その方向に移動…ですか?動きにくいですね…」
ヘリス「よし、キメイラの翼を使おう」
リュエン「隊長、喋ってる…」
ヘリス「…いいの」

五人はA-6の方向に向かう…
86ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/17(木) 23:02:33 ID:Xx/VJ4sC0
デスJ「バランスを崩すなよ!隙を見せたらお終いだ!
    状況報告を!」

おばばC「極楽鳥が1名逃げ遅れ、砲撃に飲まれてしまいました…!」
デスJ「ううむ、他は大丈夫なのだな?」
おばばC「そのようです。」

金「小惑星って言っても…そこらへんにある大きいやつはだいたい小惑星じゃないか!」
ダークマター「変な方向に動いている小惑星を探せ!それが多分噂の小惑星だ!」
87ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/17(木) 23:14:35 ID:8pz4ngrS0
突如、小惑星A-6より巨大な轟音が鳴り始める。
メインブースターが点火されたのだ。
どんどん速度が上昇していく。

デストロイヤーの左手から黒い光が放たれ
また一部を飲み込んでしまう。

-デストロイヤー・ブリッジ-

オペレーター「メインブースターが点火しました!」
クラックス「本艦も合わせて移動!『ピースキーパー』さえ起爆に持っていけば
      我々の勝利だ!」
88ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/17(木) 23:19:37 ID:8pz4ngrS0
オペレーター「クラックス様…気になったんですが
       媒体も無しに何故宇宙空間で轟音が…」
クラックス「考えるな。感じろ」
89ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/17(木) 23:33:27 ID:nr9D4F+aO
マジン「な、なにぃ〜!そいつがルパンだ!追い掛けろッ!」
ラックの報告を受けて、小惑星に向かって突撃を開始するバラモス軍。
ーーーーーーー
ガーラ「ってワケでルーラ乗り遅れ組寝坊組新兵のよくかかる病気組数十名、宇宙に送ったぞ。」
ビート「…その手は何?」
ガーラ「報酬。嫌がる奴らも結構いたんだ、手間賃。まぁ、闘志満々のパーティーもいたがな。」
ビート「…。」
90あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 11:38:47 ID:+9QSiSIT0
           ∩
           ノ  `、
♪草むらに  / (・)(・) ヽ
         ヽ`=='_ノ


    ○   o
   。   ・    o
     ・ .,-―-、 。
     ,ノ    `:、
  _, - '  .(・)(・) , `ヽ、   ♪名も知れず
  <___  `━━ '   `)
    `-、    ,--―'
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       /⌒\
      ( ´∀` )
       《《《《《
♪現れる  》》》》》
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 |        (・)(・)       | ♪魔物なら
  ⌒ ⌒ l |`v―v´| l ⌒ ⌒
      _ヽ`――´ノ _
      \Y  ̄|| ̄ Y/
            ゙====
91あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 11:39:28 ID:+9QSiSIT0
         ,イ
       //!
.      /./.|
.      /.∧|         ,.ィ ,.ィ
.     ,' / /      /| / // .l  ,
.      l. ! ,'     ./ ′ ´  レ'/
     |│l.      ,'   r',ニヽ   /_,
      | |│    l  / ゞ-' ヽ、'∠_
.    |_|_l.      {二_-ァァァ‐-、ゴ´
   , ┴-!、     ,l´Y (`t!' 't!丁!'^!
  〃r'ニ0=!. /,.へ.!''' ,'-、''''/r ′  ,. -- 、
  !| { ニ}i |` ‐くrーf´i> ニ゙イヘ!  / ' ⌒ヾ 、
  ヽ.゙エエー<_    \ヾ二ニ´-クー、// i0} _ i l  ♪戦いを
.     `¨´  `フーtノ ヽニゝ`<ニ´イV  ノノr'゚」 l |     ♪受けたなら
.      , ',イ゙/`T     `ヽ\ |⊥//(にヽ |.|
.      // /゙,'  r。ニfi┴r=t‐ゝ」  |.l !に_}l l
    //  / i.  L.⊥! ̄`¨ ̄ハTiヾ〔`T┐i !
. /∠_   |  l. / ヽ __-‐'/ │! 、`0} `゚//
./ /  \ ヽ ヽ7 ‐--‐ァ┬--‐T ヽ`:-‐'/
{  l    ヽ   ,/   _/  l   l \_,  ̄
.\.l      `ー:/ ` ̄ /  _,|゙ー-‐'|-‐ ′
  `        /、_  / ̄  〉、_ ,|
.        /` =ラ′   ヽ、_ 'ヘ,

    <ゆうしゃ があらわれた!>
92あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 11:40:11 ID:+9QSiSIT0

。   ∧_∧。゚
 ゚  (゚ ´Д`゚ )っ゚  にげだせば♪
   (つ   /  
    |   (⌒)
    し⌒
     


  ヘ( `Д)ノ  ♪いいけれどー  
≡ ( ┐ノ
:。;  /

93あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 11:42:09 ID:+9QSiSIT0
                 ‖ヽ
                 ‖ .ヽ
         _______     ‖  ヽ 「      ___     ___;;;
         \  ヽ、_ /´--__i ̄└  ;;;-´~~ / __ ,,/ 丿
           ヽ    ~ヘ -´γ _  | ̄   / ∠_ V  (__,,;;-
          /~ヽi-´`~ヽ┸ / ‖ ヽ   / ̄ ̄Lヽ─  ___iヽ  ♪わたしはまおうの
      ___ /__ ∠__i,___,,,--/  丿 |  /  /~i~ | ヽ─/i         さだめにうまれた
     凵@V、/ |-ヽ、/ (  / _/  / / /i │ ´ ̄~~i )
      ~\ ヽ/|\ヽi---´   i_/ / /  .i_ミ     /
     ∠二_/ノ´ | |ヽ ̄~---´´__-/_/    i_____ ,,;;´
       | ┌-´´ヽ|/ 廿--((__○__))~∪    |  | iヽヽ
       \__/|   U       ∪    i  |  i .ヽ \     ♪はらわたをはげしく
      / ノ | |  .i  i  ∪/ ̄~ヽ∪  ______i   |  i  \ \      くらえとうまれた〜♪
     / / |  |  i  ~--| ◯  | /    ヽ  |  |   |  |
   / ./  | i~   ヽ_  ヽ、_/ /  /   \ |   |  _|  |
  /  |    ソ     ヽ___   /  /      |   ./ |  |
  |  |~\__/~ __ ____    /  /  -(⌒)ヽ | /  / /
  \ ヽ   i~_____  ~~~     / __//.V 二_|~~   //
    ヽ」 _|-──ヽ__  --〜  ( /;;;;;;;;;;;;─┐|
      ∠ヽ/~~/  /ヽ___---/ V─;;;;;;;;;;;;;;;;;;;V
        , ̄ ̄「-─~
<ついに ここまできたか。 ゆうしゃよ。>
<この だいまおうバラモスさまに さからおうなど みのほどを わきまえぬ ものたちじゃ。>
<ここにきたことを くやむがよい。>
<もはやふたたび いきかえらぬよう そなたらの はらわたを くらいつくしてくれるわっ!>
94あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 11:43:00 ID:+9QSiSIT0
    /\        /\
    /:::::::ヽ____/::::::::ヽ、
   丿 ::.__  .:::::::::::::  __  ::::ヽ_       ,. 、       /   /
  / /。 ヽ_ヽv /: /。ヽ  ::::::ヽ    ,.〃´ヾ.、  /  /
 / / ̄ ̄√___丶  ̄ ̄\  ::::| / |l     ',  / /
 | .:::::::::: / / tーーー|ヽ     ..::::: ::|r'´  ||--‐r、 ',    (し――――――――ん…)
 | .:::::.  ..: |    |ヽ   .,..ィ'´     l',  '.j '.    
 | :::    | |⊂ニヽ| |  'r '´         ',.r '´ !|  \
 | :    | |  |:::T::::| !  l!     ....:.:.:.:.:.:ヽ、   ,l    \
 \:    ト--^^^^^┤   ゝ、.,_ ---‐‐‐----ゝ、ノ

     ♪ バラモス バラモス
        ♪ マホトーンでだま〜って〜
95あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 11:48:27 ID:+9QSiSIT0



        (⌒ヽ:::::::::::'''''-,,
      <´・\  ::::::::::::::::::ヽ     ♪バラモス バラモス
       l  D ハ::::::::::::::::::::::ヽ,      ♪ ラリホーでねる〜
   ∫  .<、・_ (         )
   旦 (⌒ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒)
96あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 11:52:58 ID:+9QSiSIT0
と、言うわけで連投規制など気にせず、
『去年から』コツコツ集めて作っていたバラモス様のテーマソングで幕開けの、
バラモススレ3周年記念日です!
マホトーンどうしようか迷ったのは内緒です!

本当ならバラモス様を囲んで、春の事です〜思い出してごらん〜あんなこと〜こんなこと〜
と思い出話にふけつつ、未来への構想を熱く熱く語り合う所なのですが、
その主役がもう…エ〜ト…9ヶ月?ほど行方不明ですので、
(途中3代目様が何度か顔を出してくださいましたが…)
え〜とえ〜と、どうしましょう?

こういうときこそ我々が頑張らねば…臣下の真価が問われるときです!!!!!!!
なに?もう充分頑張ってる?
なに?おまえもう臣下じゃないだろ?

細かい事は気にするな!
会場はBar世界樹に本スレ出張サービスしていただくことになってますが…
…はたして誰か来るのか?
97あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 11:59:31 ID:+9QSiSIT0
〜デストロイヤー内〜
ガダ「失礼します!クラックス様!」
中には統合軍の生き残っている指揮官達が揃っている…

ガダ(うわ!みんな揃ってるのか…大丈夫かな?)
クラックス「何事だ?」
ガダ「俺たちにも作戦の説明を願います!いきなり宇宙へつれてこられて、
   シャーマン達は戸惑っています!俺たちと統合軍はあくまで同盟関係で、
   部下ではありません。ある程度の説明は事前にお願いしたいと思います!
   (こんな強く言って大丈夫かな…)」
98あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 12:06:08 ID:+9QSiSIT0
〜エジンベア〜
影「失礼します…」
騎士の案内でガラハッドの執務室前まで来たあやしい影は、
扉をノックし、中に声をかけた。
すぐに扉が開かれる。
騎士「どうぞ。」
ガラハッド「ああ、忙しい所すまない。おまえ達、席をはずしてくれ。」
ガラハッドの命令で、騎士たちが去っていき、部屋にはガラハッドと影だけが残った。

ガラハッド「あなたが魔王軍から統合軍に入ったというあやしい影さんですな?」
ガラハッドが大きな執務机の向こうから話し掛けてきた。
影「ご存知でしたか…」
ガラハッド「魔王バラモスの秘書室長が寝返った…というのは、クラックス殿らにとっては
     大きな宣伝材料でしたからね。我がエジンベアに交渉に来たクラックス殿使節から
     何度も聞きましたよ。」
影「そうでしたか。」

ガラハッドは影をじっと見ながら、腕を組んで暫く考えていた。
ガラハッド「魔王軍の我が王国への作戦計画を漏出させたのもあなただとか。」
影「あの演習の資料ですね?そうです。」

ガラハッド「正直に言わせてもらうが、私はどんな理由で荒れ主君を裏切るようなものは嫌いだ。」
影「(苦笑)」
ガラハッド「それに統合軍も好きではない。」
影「これはこれは…」
99あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 12:17:36 ID:+9QSiSIT0
ジョン「…何かおかしいですね。」
スレイン「やはりそう感じますか?」
マルコ「あの人たちじゃない?」

暫く城内を姿を消しながら散策した一行は、どうも城内の雰囲気がおかしいのに気付いた。
表面的には特に気になるものがあるわけではない。
だが、なんとなく…しっくりしない。

ジョン「あの人たち?」
マルコ「ほら、あの一団…顔色悪くて、ボソボソ話してる…」
スレイン「確かに…何か浮いてますね。」

マルコに言われて注意してみると、確かに数人でまとまって、
他の住人とは目も合わさないものたちがいる。
他の住人は…彼等を無視している?
そして、その数人は…他の人が目に入っていないかのようだ…

ジョン「なんでしょう?」
スレイン「そろそろレムオルが切れます…」
ジョン「…見た所、危険ではなさそうですし、そろそろ姿を現して、
    話を聞いてみましょうか?」
スレイン「では、耳を隠さなくては…(ゴソゴソ)」
マルコ「僕らは?」
ジョン「……人形のフリでもしましょうか?私とスレインさんの肩にのって…」

(おかしな連中は、洗脳された国の実力者のつもりです。
 ビートさんなにかリアクションよろしく。ロビン3さんにも参加願えますかね…)
100あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/18(金) 12:18:14 ID:+9QSiSIT0
100げっと!!


っていうか落ち。
夕方また来る予定。
101ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/18(金) 19:37:44 ID:k998giW3O
あれ、誰も居ない。
…とりあえず待機してます。
102ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/18(金) 20:33:22 ID:YVVCjo9m0
ダークマター「動いてる奴か!よし、急ぐぞ!」

ダークマター、ゴールドマン、北部精鋭、そしてドラゴン部隊がマジンに続く。
103ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/18(金) 21:06:58 ID:QytdhY2V0
-デストロイヤー・ブリッジ-

オペレーター「このまま行けば、間違いなく我々の勝利…」
クラックス「念には念だ。サイドワインダー発射」
オペレーター「重力下における運用が前提ですが…」
クラックス「牽制だ!撃てー!」

デストロイヤーの”背”から次々と放たれるサイドワインダー。
命中率は低いが圧倒的な数がバラモス軍を遅う。
その間にも、メインブースターが点火した小惑星A-6は
どんどんバラモス軍を引き離していく。
104ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/18(金) 22:01:12 ID:YVVCjo9m0
ダークマター「イオナズン!」

サイドワインダーをある程度引き付け、イオナズンでまとめて焼き払う。

金「ダークマターさん!小惑星が…!」

だんだん加速していく小惑星。
105ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/18(金) 22:25:31 ID:k998giW3O
小惑星A-6にルーラで飛んできた五人。

ヘリス「(到着ッ!まだ誰も居ないよね!?)」
アクロス「うん。…それどころか、どんどん引き離されてる」
ラス「で、推進機関ってこれだろ?」
ミカワ「そのはずですが…でかい…」
リュエン「これに穴、開けられないかなぁ?」
ヘリス「んー…もしかしたら入れる所があるかもしれない…」
ミカワ「各自散らばって探した方がよさそうですね…」

五人は推進機関の入口を探しはじめた。
106ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/18(金) 22:32:19 ID:QytdhY2V0
推進機関には、一カ所だけ縦長の、
人一人は入れそうな穴がぽっかりとあいていた。
ご丁寧に、『出入口』と書かれている。

セキリュティや防衛装置のようなモノはないようだ。
107ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/18(金) 22:45:45 ID:k998giW3O
アクロス「ぱっと見で、だけど…これがそうだと思う」
ヘリス「…行こう。ここで悩んでても仕方ない」
ミカワ「時間は無限じゃありませんし、ね」
ラス「キシシ…気をつけろよ、皆」
リュエン「どきどき…」

五人は推進機関の内部へと入っていった。
108ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/18(金) 22:55:12 ID:cfvmBW/GO
フーミ「わ、わたしは…隠れてますわ。」
そそくさと隠れるフーミア。
ーーーーーーーーーー
マジン「のわーーーー!のわーーーーーー!」
大根ランのバラモス軍。宇宙と言うこともあり、統制も陣形も全くないようだ。
109バラモス:2005/11/18(金) 23:05:12 ID:vAiaa5Gh0
今日という記念日に余がいなくては寂しかろう。
皆の者、飲むがいい、騒ぐがいい。
110ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/18(金) 23:37:16 ID:QytdhY2V0
???「ふははははは!ふはははは!」

推進機関の中は真っ暗闇だった。
そんな中で、響く笑い声。笑い声が収まったとき
唐突に、電気がつけられた。
見れば、キラーマシンが向かい合って共に右手を斜め上に挙げ
その間を通ってくる黒く、やや背が低いキラーマシン2があった。

メドルフ「愚かなる民族よ、私が一階を守護するメドルフ特務伍長だ!
     ここから先は絶対に通さぬぞ!」
111ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/18(金) 23:38:42 ID:QytdhY2V0
>>バラモス様

お久しゅう御座いますバラモス様
計画は順調に…ってあれ?
モシャス…?
112ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/19(土) 09:30:36 ID:iGQnn2lf0
>バラモス様
昨夜は存分に楽しませていただきました。
おごってくれてありがとうございます。
-----------------------------------------------
ヘリス「――!」

瞬時に隊列を組む5人。
前衛にそれぞれの鎌を構えたラスとミカワ、
後衛に飛んでいるリュエンとその背に乗って弓を構えたアクロス。
ヘリスはラスの背中によじ登る。

ヘリス「世界は滅ぼさせない!そこを通してもらう!」

言うと同時に、アクロスが放った鋼の矢がメドルフに向かう!
113あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 11:01:56 ID:wFpLoMeY0
夕方これなかったorz…
むむ?バラモス様がいらしていたのですか!
モシャスでも何でも、やはりバラモス様がいらっしゃると違いますね…

なんでしたら5代目を襲名していただけないでしょうか?
114あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 11:02:57 ID:wFpLoMeY0
それにしてもバラモス様のテーマソングに誰も何の反応もないとは…みんな優しいんですね…
115ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 11:08:56 ID:vR2WCAyV0
>>97より

クラックス「君は死ぬかね?」
ガダ「え?」
クラックス「今、君たちが宇宙にいるから君の種族は生き残れるのだよ。
      この作戦が成功すれば地上は滅ぶ。
      この作戦が失敗すれば我々は滅ぶだろう。
      つまり、どちらに転んでも君の種族は残る。分かるか?」
116ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 11:16:50 ID:vR2WCAyV0
メドルフ「愚かな民族だ…」

懐から、鉄十字の仕込み型ナイフを抜き
鋼の矢を空中で両断するメドルフ。
一撃で、しかも鋼製の矢を切断した事から、切れ味は一級と分かる。

メドルフ「貴様等が足掻いたところで、何も変わらぬ…ふはははは!」
キラーマシンA「ジーク・ハイル!」
キラーマシンB「ジーク・ハイル!」
キラーマシンC「ジーク・ハイル!」
キラーマシンD「ジーク・ハイル!」
117あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 11:22:08 ID:wFpLoMeY0
ガダ「世界が…滅ぶ…いったいどんな計画なのですか?」
118ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 11:37:43 ID:vR2WCAyV0
クラックス「そうか…まだ伝わっていなかったか…
      我らは月を、そらを落とす。それで地上の全てを滅する」
119あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 11:44:11 ID:wFpLoMeY0
ガダ「月って、あの月ですか?そんなことになったらこの星は…
   いや、…不可能だ!いったいどうやって!?」
120ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 11:53:16 ID:vR2WCAyV0
クラックスが手で合図すると
話し込んでいた技術員の一人がやってきた。

クラックス「君、申し訳ないがA-6計画の内容を説明してもらえないか?」
技術員「は、はい。まず、小惑星A-6に推進装置を…(以下>>25とほぼ同じ説明)」
クラックス「…と、いうことだ。理解して頂けたかな?」
121あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 11:59:26 ID:wFpLoMeY0
ガダ「……理解しました。
   クラックス様…無礼を承知で言わせていただきます。
   本当にこんな計画を実行するのですか?
   これではこの星は…これが貴方の言っていた理想の世界への浄化なのですか?」

(時間的にはこの会話はトランスフォーメーションの前にしたいのですが、いいですか?)
122ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/19(土) 12:03:42 ID:iGQnn2lf0
>影さん
>テーマソング
…すみません、今気付きました。 去年からって…すごい…
------------------------------------------
>>116より

ヘリス「どうですかね…!」

パン!と両手を打ち合わせ、魔法を融合させてからゆっくりと手を離す。
生まれ出たメドローアを、メドルフに向けて放つ。
ミカワが鎌を地面に突き刺すと、金属の地面にひびが入る。
さらにアクロスが、キラーマシンA,Bに鋼の矢を射かける。
123ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 12:05:01 ID:vR2WCAyV0
クラックス「私とて望んだわけではない。
      だがしかし、他に実行可能な作戦がないのだ。
      少数戦力で世界を浄化する方法がな…。
      惑星再生計画の人員は保護してある。必ずや地上は緑豊かに蘇るはずだ。
      そして、二度と争いはない…絶対にだ。
      …どう思ってもらってもかまわんよ」
124あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 12:14:55 ID:wFpLoMeY0
>隊長
普通に感心されるとは…
もっと刺すような反応があるかと思ってました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガダ「…分かりました。私もこうなればとことんお付き合いしましょう。
   我等シャーマンになにか命令はありますか?
   なければこれで失礼させていただきます。」
125ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 12:21:15 ID:vR2WCAyV0
メドルフ「ゲルマンパワーは世界一ィィィィィ!思想教育!『黒色至上ゲルマン波』ーッ!」

掌から生み出された黒い波紋のような波動が
メドローアをうち消してしまった。幸いヘルコンドルには当たらなかったが
黒色至上ゲルマン波は当たれば強制的に「ゲルマン民族世界一ィィィィ!」な思考に陥る恐怖の技だ。

キラーマシンAとBは、最強の白兵戦武器
スコップを背からとりだして同時に鋼の矢を弾いた。

メドルフ「見せてやろうゲルマンの偉大さを…受けよ『嘆きのアウシュヴィッツ』!」

言うと同時に、メドルフの体から発せられる無色の煙。
黒い霧ではない。毒ガス…
それも、第二次世界大戦時、ドイツ軍が使ったとされる
チクロンBと呼ばれるシアン化水素(青酸)の毒ガスと成分が同じであり
シアン化水素ガスの毒性は、細胞内呼吸を阻害させる事にある。
これなどが用いられ、アウシュヴィッツ強制収容所では
ユダヤ人150万人が死亡されたと言われている。

メドルフ「苦しめ、泣け、叫べぇ…ふははは!」
キラーマシンA「ハイル・メドルフ!ジーク・メドルフ!」
キラーマシンB「ハイル・メドルフ!ジーク・メドルフ!」
キラーマシンC「ハイル・メドルフ!ジーク・メドルフ!」
キラーマシンD「ハイル・メドルフ!ジーク・ジオ…ゲフンゲフン」
126ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 12:24:20 ID:vR2WCAyV0
クラックス「そうだな…生き残れよ。これは”願い”だ。
      大量虐殺者の願いなど気に障るかもしれんがね…」

(トランスフォーメーション前でOKです)
127ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/19(土) 12:32:26 ID:iGQnn2lf0
アクロス「……あれ、吸い込むと危ないよ!」
額の心眼で未来視をしたアクロスが叫ぶ。

ヘリス「炎魔の王よ、力を…!
    『ファイアー・ウォール』!!」

毒ガスの前に炎の壁が張られる…
が、ヘリスは炎が張られきる前に上を飛んでメドルフ側に降り立ち、背負った袋から槍を抜く。
ヘリスの手にしっくり来るように小さく変化した三つ又の…ロンギヌスの槍だ。

ミカワ「ヘリスさん!」
ヘリス「『コイン』だっての…」

炎の向こうから呼びかけるミカワに、ヘリスは口の中だけで呟いて槍を構える。
128あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 12:35:18 ID:wFpLoMeY0
退室したガダの後ろで扉がしまる。
ガダ「……」
無言で考え込むガダ。

001号「ううう…」
ガダ「ああ、001号…大人しくしてたか?」
見るとキラーマシンの腹部が少しだけへこんでいる。
ガダ「…悪いな。」
キラーマシン「まあ、このくらいですんでよかったです。」

通路を戻ると、待機していたシャーマン達が駆け寄ってきた。
シャーマンA「どうでしたか?」
ガダ「ああ…」
ガダは計画の内容を話した。
シャーマンB「では…あの小惑星を動かし、大きな小惑星にぶつけて…」
ガダ「そうだ。あの小惑星を止めるなり何なりしないと、手がつけられなくなるな…」
ゾンビマスターA「どうやって?」
ガダ「俺たちに出来ることあるかな…」

そのとき、艦内に警報がなり響いた!
129あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 12:37:58 ID:wFpLoMeY0
動揺する一行。
ガダは引き返し、先ほどののキラーマシンに話す。
ガダ「何事だ!?」
キラーマシン「あ!ガダさん!バラモス軍が攻めてきたそうです!」
ガダ「なに〜!?どうやって?」
キラーマシン「分かりません…」
ガダ「分かった。俺たちは命令に備えて待機しておく。」

再びシャーマン達の下へ引き返す。
シャーマンA「バラモス軍が?」
シャーマンB「よく宇宙まで…」
ゾンビマスターA「彼等と協力する?」
ガダ「う〜ん…俺たちの言う事をいまさら信用するかな?」
シャーマンA「俺たちだって、分からないように教えられませんかね?」

話し合うシャーマン達。
暫くすると、デストロイヤーの砲撃が始まった。
130あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 12:42:33 ID:wFpLoMeY0
20分ほどで落ちますよ。
131ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/19(土) 12:43:13 ID:iGQnn2lf0
ああぁ、いかんもう時間だ!
落ちます。
132あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 12:44:26 ID:wFpLoMeY0
そうそう、3周年記念にFF7 advent childrenっての見ましたよ。
見た人います?
って大広間に書くべきかな…
133あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 12:45:09 ID:wFpLoMeY0
>隊長
乙でした!ノシ
134ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 12:46:48 ID:vR2WCAyV0
メドルフ「『嘆きのアウシュヴィッツ』が!?読まれた?」

メドルフ側に降り立ち、背負った袋から槍を抜くヘルコンドル。

メドルフ「…だが、懐に飛び込んだのは迂闊だな!『永きナイフの闇夜』!」

メドルフの両掌の間に黒い球体が生み出され、
一瞬にして闇が辺りを包み込んだ。
闇の中で、跳躍し、メドルフは一級鉄十字ナイフを二本とりだした。
135ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 12:51:12 ID:vR2WCAyV0
>>ヘルコンドルはん
お疲れさ〜ん。
136あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/19(土) 12:56:55 ID:wFpLoMeY0
落ちます!
ロビン3さん、お付き合いありがとうございました!
137ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/19(土) 18:35:21 ID:iGQnn2lf0
ヘリス「!?」
狼狽し、辺りを見回す。
ヘリス「(…落ち着け。こういう事態になった時は、とにかく落ち着くことが大切だ)」
精神を統一し、どんな攻撃にも対処できるように神経をとがらせていく…

一方、炎の向こう。
炎越しにでも、向こう側が暗くなったのが見えている。
リュエン「たいちょー!」
アクロス「……僕らには何も出来ない」
それを尻目に、ラスが壁の金属板をカンカンと叩く。
ラス「キシシ。ここだ、ここが溶接部だ。こじあけちまえ」
ミカワ「了解です。…それっ!」
ミカワがその溶接部に、思いっきり鎌を叩き込む!
138ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/19(土) 21:31:14 ID:hHIx+NMA0
マジン「とりつけ〜!」
小惑星に殺到するバラモス軍。
139名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/19(土) 22:09:07 ID:Nqq0UrOp0
いや、まぁ、なんですか。3周年乙です。
思えば遠くに来たものだ。
140ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 22:55:20 ID:vR2WCAyV0
メドルフ「ハーハハハハ!」

背から飛びかかり、ナイフ二本で
斬りつけまくるメドルフ。

メドルフ「どうしたどうしたどうしたァー!」


---------------------------------------

-デストロイヤー・ブリッジ-

オペレーター「取り付かれました!」
クラックス「まずいな…こうなればどんどん兵員を送り込め!
      魔法反応装甲ばかりには任せられぬ!」
141ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/19(土) 23:02:54 ID:vR2WCAyV0
>>139はん
どうもです!3周年祝いおおきに!

確かに宇宙は遠い…しかも宇宙広い。
ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバ(ry
142ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/19(土) 23:20:12 ID:r6Brn/vCO
ヘリス「くぅ…」
ヘリスはじっと耐える。
傷口からは血が流れず、片端から治ってはいくが、そのぶん精神力を削られていく。
…タイミングを合わせてナイフを二つとも受け止め、空いた手から雷撃がほとばしってメドルフを狙う。

一方、炎の壁の向こう。
再度のミカワの攻撃で穴が開く壁。
アクロス「…バラモス軍が追いついてきてるよ!」
ラス「…そりゃ、まずいんじゃないか?」
ミカワ「分かってますけど…」
リュエン「急ぐ!僕もやる!」
穴の開いた壁に、さらに炎を吹き込むリュエン。
143ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/20(日) 09:47:26 ID:2zY0SDYY0
マジン「おっ!あそこが入り口っぽいな!なんだか中から声がするが…」
ディン「(おそらく、敵の防衛隊でしょう!)」
マジン「それなら…魔人之金槌、大・車・輪!」

超回転し、入り口目掛けて魔人の金槌を投げつけるマジン。金槌は、凄まじい轟音と
共に小惑星内部へと暴れこんだ。
144ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/20(日) 15:42:55 ID:OEOL3AdrO
金槌が投げつけられる、一瞬前。
アクロス「…なんか外から危ないものがくる!コースは…リュエン君直撃!避けて!」
リュエン「えっ、あ…うん!」
あわてて今居た位置からずれるリュエン。
ラス「…司令官の声がしないか、ミカワ?」
ミカワ「さて、分かりませんが…バラモス軍が入ってきたときの言い訳を考えていたほうが…」
ミカワの声をさえぎり、金槌が轟音を立てて通路に落ちてきた。
ミカワ達が攻撃している通路の壁には、すでに人一人くらいはなんとか入れる穴が開いている。
145ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/20(日) 18:26:28 ID:JBk9wrkH0
メドルフ「ぐおおっ」

雷撃を受け、のたうち回るメドルフ。
ナイフだけは何とか気力で持っている。
メドルフが攻撃を受けたせいか、闇が薄まる。

メドルフ「おのれ、愚かな民族が!我らの切り札を見せてやるわ!」

手だけで退いていくメドルフがそこまで言ったとき
闇の中から何か巨大な物が姿を現した。
暗やみに紛れ、その巨体も施設の一部としか映らなかったが…。

メドルフ「サソリアーマー・マウスよ!駆逐だ!ホロコーストだ!」

黄色い塗装の上に、ぐにゃぐにゃした黒い曲線の描かれた
全長10mを越える巨大なサソリアーマー。それが姿を現したのだ。
巨大なハサミを突き立て、大口径128mmテール・ビームガンを放つ。

キラーマシンA「ジーク・ハイル!」
キラーマシンB「ジーク・ハイル!」
キラーマシンC「ジーク・ハイル!」
キラーマシンD「ジーク・ハイ…うわああああ!」

突然、壁を突き破ってきた金槌が
右手を斜め上に挙げ、高らかに叫ぶキラーマシン達を薙ぎ倒していった。
146ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/20(日) 19:12:20 ID:2zY0SDYY0
マジン「突入!」
中で起こってる事態も知らずに突入を開始するバラモス軍。
147ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/20(日) 19:24:21 ID:OEOL3AdrO
ヘリス「ひゃああぁぁ!!」
情けない悲鳴を上げてテール・ビームガンをどうにか避ける。
ヘリス「…んだったら、これはどうだぁ!」
左手を握り、すぐに開いて巨大サソリ…と見せかけてメドルフにメラゾーマをうちだし、自身は巨大サソリの懐に向かっていく。

一方、ミカワは壁に開いた穴の中に入り、その中に走る回路を鎌で叩き切っている。
残り三人は未だ燃え盛る炎の壁をなんとか消す。
そして、バラモス軍が突入してくる…。
148ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/20(日) 20:37:01 ID:OEOL3AdrO
(,,゚д゚)。oO(大広間でいわ君も本編書いてるので誰か転載して下さい…ボクハ ムリデス)
149ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/20(日) 20:41:18 ID:2zY0SDYY0
逆噴射しながら近づき、小惑星に着地する寸前で炎が消えた。
どうやら全員ちゃんと着地できたらしい。

ダークマター「さて…。私とデスストーカーJがあっちに行ってみるか。
     ゴールドマンは精鋭部隊と共に待機していてくれ。
     そのうちマンダー達が来る。」
金「分かりました。」


322 名前:ばくだんいわ@DION規制中 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2005/11/20(日) 02:50:32

補足。

この2レスの時間は、本スレ138の直後のあたりです。
宜しくお願いします。


323 名前:ばくだんいわ@DION規制中 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2005/11/20(日) 20:00:44

やがて、マンダー達が到着。

マンダー「ん?ダークマター殿は?」
金「小惑星の中に入って行きましたよ。僕達も入りますか?」
ノール「入るしかなさそうです。他に怪しい所は見当たりませんし…」

ダークマター「さて、これが入口か…」
デスJ「待ってください。ゴールドマン殿が来るまでしばらく様子見をした方がいいと思います。」
ダークマター「マンダー達を連れてくるからか…分かった。」
150あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/21(月) 13:48:52 ID:g7GjsbwL0
>139さん
お祝いありがとうございます!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜バラモス城中庭〜宇宙へ出発前〜
ジミー「宇宙ねえ…」
ホイミン「ジミーさんも行くの?」
ジミー「おお、ホイミンサン…みんなはどうだい?」
ホイミン「ビルマーさんもスフランちゃんも眠ってるわヨ!
    スフランちゃんにはお薬飲んでもらったわ。
    大がらすさん達はもう元気になっているわヨ!」
ジミー「そうか、そいつはよかったよ。
    …宇宙か…統合軍に行ったシャーマン達はどうしてるかな…」
ホイミン「やっぱり宇宙に行ったのかしら?
ジミー「さあ…」

アークマージ「ジミーさん、ほうおう様が一緒に行くかお尋ねです。
      オメガルーラはもうすぐ発動です。」
ジミー「う〜ん、俺は統合軍のシャーマン部隊に会いたいんだよ。
    ヤツ等も宇宙へ行ったかな?」
ほうおう「どうしましたか?早くしてください。」
アークマージ「あ、ほうおう様。」
ジミー「実は…」
ほうおう「なるほど…しかし確かめようがないですね…」

セッテ「やあやあ、みんな集まってるね!」
一同「!!!」
ジミー「旦那!」
ほうおう「大賢者…」
セッテ「やあ、ジミー君、元気そうだね。そっちはほうおうさんだね。
    まあ、そう怖い顔しないでくれないかなあ…」
151あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/21(月) 13:49:50 ID:g7GjsbwL0
ほうおう「どうやってこのバラモス城へ?」
セッテ「うん?何度も来たことあるけど?」
一同Σ(゜Д゜;)

ほうおう「あなたはイレギュラーズなのでしょう?」
セッテ「へえー、誰がそんな事言ったの?知らないね。」
ほうおう「テラギズモが私に語った。」
セッテ「…だとしたらどうするの?」

ジミー「まったまった!二人ともなにその…オーラ?出すのやめろよ!」
セッテ「…ああ、ごめんごめん。僕は君に用があってきたんだよ。」
ジミー「俺に?」
セッテ「うん。一緒に来て欲しいんだ。」
ジミー「どこへ?」
セッテ「どこがいいかな…あれ?」
ジミー「?どうしたんだい?」
セッテ「あれは…(ヘル君達も来てるのか…)
    いや、何でもない。アリアハンか…それともいきなり統合軍に入ってる
    3国のどこかに行くか…」
ほうおう「ダメです。行かせません。」
セッテ「参ったな…」

ジミー「何のために人間の国に行くんだよ?」
セッテ「人間の王国とクラックス達の連合、おかしいなとは君達も思っているだろう?」
ほうおう「…それはまあ。」
セッテ「僕はこれでも人間の王国ではわりと顔が効くんだ。それで、真相究明に一肌脱ごうかな…と。」
ほうおう「…それは、我々に協力するということか?」
セッテ「というか、統合軍を叩く為かな。後は…友人の願いでもあるし。」
ほうおう「友人?」
セッテ「ともかく、ジミー君借りるよ。」
152あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/21(月) 13:51:05 ID:g7GjsbwL0
ジミー「待て待て!何で俺なんだよ!」
ほうおう「そうです。なんでです?」
セッテ「う〜ん…あああ、なんだか集まってきちゃった…」

魔物の群れ「何事ですか?」「何だその人間は!」
「人間がいるぞー!」「ほうおう様!間もなく出発です!」

セッテ「ジミー君、君は亜人種であり、また、バラモス軍とはあくまで同盟関係だよね?」
ジミー「そうだけど?」
セッテ「君はこの魔物達の中にあって、唯一人間達と中立の立場で話せる存在だ。
     そして、人間の中にも魔物と友情をもつものがいる…
     君と彼等で協力して欲しいんだ。」
ジミー「はあ…何のために?」
セッテ「クラックス軍の最終作戦はバラモス軍にお任せするとして、
     その後始末と…次の戦いのためさ。」

ほうおう「まて、次の戦いとはなんだ?」
セッテ「僕はなんとか止めたいと考えている。
    でも、僕は予言によると君達の敵側になるかもしれない…
    変えられるのは…何ていったけ…抑止力?
    あと、シャーマンだってこのまま戦争が終わったら大変な事になるよ。
    なにしろジミーという個人以外は統合軍についているんだからね。」
ジミー「それはそうだけど…」

セッテ「さあさあ、みんなはもう行かなきゃいけないでしょ?
    宇宙は大変だろうねー。ま、頑張ってよ!ルーラ!」
ほうおう「あ!待て!」
ホイミン「いっちゃたわ…ジミーさん連れて…」
ほうおう「…仕方ない。ともかく、今はクラックス達を追うのが先決ですね…行きましょう!」
153あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/21(月) 13:59:45 ID:g7GjsbwL0
〜デストロイヤー内〜バラモス軍がA-6惑星捕捉する少し前〜

ガダ「そうだな…なんとかバラモス軍と交信が取れれば、中と外から…
   いや、それよりあの小惑星を止めるのが先か…」
シャーマンA「止めるか、そらすか、壊すか…」
シャーマンB「小惑星は動き出してますね…宇宙空間ですから、止めるよりそらすほうが?」
ゾンビマスターA「そらすか、これ以上加速させないか。壊す…できるか?」

そのとき、艦全体が激しく動き出した!
様々な機関が唸りを上げる!
シャーマンC「なんだなんだ!?」
ガダ「まさか…これは以前に開発部のやつに聞いた…」
ゾンビマスターA「あ!!トランスフォーメーション!?」

デストロイヤーは形を変えていくが、
通路に立っている彼等は揺れなどは感じるものの、
上下や左右が入れ替わったりはしていない…
シャーマンA「どうなってるんだろう…」
ガダ「考えるなw。」

やがて揺れは収まり、再びなにかの発射音などが響きだした。
バラモス軍への攻撃が再開されたようだ…

ガダ「バラモス軍は小惑星を見つけられるかな?」
154あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/21(月) 14:08:19 ID:g7GjsbwL0
シャーマン達が激しく意見を交わしたり、情報を集めようと走り回っている。
その中でガダは一人、物思いに耽っていた。
マリー「ガダさん…」
トーマス「どうかしましたか?」
二人のシャーマンがガダに話し掛けてきた。
最長老の次男と長女…ジミーの弟と妹だ。
妹のマリーはガダと婚約をしている。

ガダ「ああ、二人とも…いや、ちょっとな。外の様子は?」
トーマス「バラモス軍に攻撃中です。あと、A-6惑星に誰か防衛の者が向ったそうです。」
ガダ「そうか…ってことは見つかったんだな…」
ガダは俯き、暫し沈黙したあと、顔を上げてトーマスを見る。

ガダ「ジミーも…来てるかな?」
トーマス「…さあ…分かりません…」
ガダ「みんなには言わないで欲しいが、さっきクラックス様が言ったことが気になってな…」
トーマス「?なんと?」
ガダ「『今、君たちが宇宙にいるから君の種族は生き残れるのだよ。
    この作戦が成功すれば地上は滅ぶ。
    この作戦が失敗すれば我々は滅ぶだろう。
    つまり、どちらに転んでも君の種族は残る。分かるか?』と。
    それから、俺の何か命令はあるかとの問いに、
    『生き残れよ。これは”願い”だ。 』とな。」
トーマスがはっとしたような顔をする。
ガダ「なんだ?」

トーマスは言いよどむ。が、やがて意を決したように話し出した。
155あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/21(月) 14:16:41 ID:g7GjsbwL0
トーマス「実は、ガダさんにも、みんなにも内緒にしていたことがあります。」
マリー「おにいちゃん?」
ガダ「…どんな事だ?」

トーマス「これは僕と、父さんと…あやしい影さんだけがしっていることです。
    いや…少し前にこっそり兄さんに会った時に話したから、
    兄さんも知っています。」
マリー「ジミー兄ちゃんにあったの!?」
ガダ「ジミーに…そうか…」

トーマス「影さんが父さんを説得するときに話したことです。
    シャーマンが生き残るには、統合軍と、バラモス軍に…
    二股をかけることだと。」
マリー「まあ!?」
ガダ「……」

トーマス「すみません。今まで黙っていて…」
ガダ「そうか…長老をどうやって影さんが説得したか、これで分かった。
   結構非常だな…影さん。」
マリー「ひどい!負けたほうについた人たちはどうなるの!」
トーマス「…お前の言う通りだ。」

ガダ「でも、結果的にはおかげでシャーマンは生き延びるな…どちらに転んでも。
   それに、良かれ悪しかれ、シャーマン族の存在は世界に知らしめた…」
マリー「そんな!」
ガダ「じゃあ、クラックス様はこの話を知っていたのかな?」
トーマス「そうなのかもしれませんね…」
ガダ「……」
156ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/21(月) 19:28:38 ID:t7cuHVf/0
メドルフ「ゲルマンは無敵だ!」

左手を地につき、右手で
ゲルマン至上主義の思念が込められた
黒色至上ゲルマン波が、メラゾーマをうち消した。
サソリアーマー・マウスは巨大なハサミを振り上げ、
ヘルコンドルに向けて振り下ろした。
157ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/21(月) 19:37:24 ID:CxYvx/fK0
書けるかな?
158ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/21(月) 19:38:24 ID:CxYvx/fK0
おお、書けました。
なんで週の始めに規制依頼が出てるのにわざわざ休日まで待って規制かけるんでしょう?
おかげで被害受けまくりです。
159ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/21(月) 20:32:33 ID:8gdrFq2IO
胸のあたりを思い切り削られながらも、巨大サソリの懐に飛び込むヘリス。
ヘリス「(…まずいな)」
胸の傷こそふさがりかけているものの、魔力で形作られているヘリスの体は、ヘリスの魔力が切れると霧散してしまう。
ヘリス「(回復薬、ミカワ君がもってるしなー…)」
小さくため息をついて後ろを見やり、バラモス軍が突入してきたことを知る。
ヘリス「(…みんな、怒られないといいけど)」
160ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/21(月) 22:03:49 ID:CxYvx/fK0
〜小惑星内部への入口前〜

マンダー「予想以上に遅れてしまった…申し訳ない。」
ダークマター「なに、そこまで気にする事はない。たかが数分の違いだ。
     全員揃った事だし、さっそく内部に入ってみるとするか…」

デスJ「戦闘準備だ!武器を構えて突入しろ!」
北部精鋭の兵士に呼び掛けるデスストーカーJ。

(現在、精鋭部隊14名:デスストーカー(J含む)・極楽鳥が4名ずつ、
   グリズリー・まほうおばばが3名ずつ)


〜世界樹の森〜

森にはロットしかいない。他の北部軍兵は全員避難している。
まだ辺りは明るいが、空を見上げるとうっすら月が見えていた。

ロット(月か…。私の目にはあれが落ちてくるようにも見える…
    ………いや、そんなはずはあるまい。月はここに落ちてくるようなものじゃないからな。)
161ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/21(月) 22:11:04 ID:CxYvx/fK0
〜ピラミッド〜

多数の北部軍兵やバラモス軍兵が集まってザワザワしているピラミッド周辺。
その中で、ずっと黙り込んでいる一団がいる。

ゴロー「…………。」
鉄「…………。」
ホーク「…………。」

ロン「…………よし!!!! 決めた!」

ゴロー「うおっ、いきなり叫ぶな!ビックリするだろ…」
ロン「俺はまた旅に出るっ!」
銀「アンタはアホか!なんでここでそうなる!」
ロン「ここで留まっててもしょうがない!というより、俺は旅人なんだよ。
   また各国を渡り歩くことにしたんだ!」
ベータ「でもこんな時に旅をしてどうするんです?」
ロン「俺は一応すでにあちこちの国に泊まってきているから、各国の人間ともある程度は仲がいいのさ。
   その中に、ロマリアで知り合った人間の情報屋がいる。
   あいつだったら今の世界の状況が分かる。
   この間に向こうの軍が何をしようとしてるとか、噂程度だけど教えてくれるよ。

   これからその情報屋に会ってくるんだ。いい情報が届いたらすぐ戻る!」
ホーク「おい待て!ちょっと……」

ホークが言い終わる前に、ロンは砂埃を上げながら急発進して転がっていった。
162ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/21(月) 22:12:57 ID:CxYvx/fK0
ホーク「最初に『各国を渡り歩くことにした』って言ってたのに
    最後の方で『ロマリアの情報屋に会ったらすぐ戻る』って
    なんかおかしいぞ、と尋ねるつもりだったんだが…」

パラド「戻ってきてから問いただしましょう。それしかないです。」

ホーク「…………。」
163ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/21(月) 22:45:28 ID:t7cuHVf/0
メドルフ「ゲルマン忍術奥義!シュツルムウントドランク!」

何とか体勢を立て直したメドルフは
両手に一級鉄十字ナイフを持って回転を始めた。
やがて、その姿は竜巻のように…。

サソリアーマー・マウスは
侵入者を迎え撃つべく、大口径128mmテール・ビームガンを
突入してきたバラモス軍に放ち、出鼻をくじいた。
164ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/22(火) 17:23:46 ID:qCmtTBUN0
マジン「な、なんじゃりゃぁぁぁぁぁ〜!」
ディン「(し、しりませんよぉ〜〜〜〜ッ!)」

バラモスぐんは でばなを くじかれた! 
165ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/22(火) 18:51:46 ID:VlyMMktjO
ミスった…ヘリスの回復薬のくだり、脳内アボーンして下さい…

>ロビン3さん
サソリアーマー・マウスの内部に入れますか?
あと、ミカワ達が通路の壁を壊してる事で推進装置に何か異常は起こってませんか?
----------------------
アクロスの未来視でテール・ビームガンを軽々と避ける四人。
アクロス「あ、司令官たちも危な…ああ、遅かったー!」
ミカワ「えーと…マジン様でしたよね」
ラス「コインが、今一人で戦ってる」
リュエン「金槌、向こうにあるです!行って下さい!」
166ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/22(火) 19:40:41 ID:+LJX0iHN0
>>ヘルコンドルはん
280mmの装甲厚を破れるなら可能でしょう。
推進装置は、こんなんで異常があったら、RPGのイベントの殆どがアレだし…。
-------------------------------------------------------
メドルフ「劣等民族共が、媚びろ!詫びろ!命乞いしろ!」

竜巻のように回転し、壁を蹴ってヘルコンドルに襲いかかるメドルフ。
サソリアーマー・マウスはハサミを横に一閃した。
167ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/22(火) 19:56:23 ID:FVqUIZoV0
中に入ろうとするやいなや、テール・ビームガンが飛んでくる。
覗き込んだダークマターは間一髪でかわした。

ダークマター「おいおい……中に何がいるんだ?」
金「化け物でもまた用意してるんですかね…」
デスJ「これはいけませんな。入ろうとするとすぐに攻撃されそうです。
    かといって、ずっと待ってたら時間がないですよ…」
168ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/22(火) 22:07:53 ID:VlyMMktjO
>ロビン3さん
分かりました。
----------------------
ヘリス「うわわ!」
とっさに巨大サソリの足元へ逃げるヘリス。
さっと上を見上げて、巨大サソリの腹にイオナズンを叩き込む。
自分にも爆風が当たる位置だが、まるで気にしていないようだ。
169ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/22(火) 22:13:48 ID:QQOkNQtu0
マジン「か、金槌〜ィ!」
逃げ回るマジン。
ディン「(素手でも十分戦えるでしょ!)」
マジン「いや、だってあいつ素手で殴ると痛そうだし。」
170ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/22(火) 22:48:11 ID:VlyMMktjO
ミカワ「…司令官」
鎌を持つ手に力が入る。
ミカワ「一人の新入隊員を助ける義理はないって事ですか…?」
ミカワの影が、強い光もないのに濃くなる。
身を翻し、放っておかれている金槌の所まで歩き、それをむんずと掴み…持ち上げられない。
ミカワ「…はあぁぁぁぁ!!」
みかわしの服のところどころから、黒いものが溢れ出る。
ミカワは金槌を持ち上げ…背をそらして背後に、マジンの居るほうにブン投げ…力尽き、鎌を取り落として仰向けに倒れた。
171ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/22(火) 23:02:06 ID:+LJX0iHN0
爆発がおさまったとき、サソリアーマー・マウスの腹は破れ
中から火花をあげる配線が垂れていた。
サソリアーマー・マウスは、じたばたと暴れている。

メドルフ「逃げたか、なら!」

仰向けに倒れたミカワを狙って壁を蹴るメドルフ。
回転の勢いはどんどん上がっている。

生き残った僅かなキラーマシン達は
スコップを持ってバラモス軍をおさえるべく
サソリアーマーを先頭に突撃を始めた。

キラーマシン「フラー!」
172ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/22(火) 23:20:57 ID:VlyMMktjO
ヘリス「効いた…」
傷を負い、体の修復で魔力を大幅に失いながらも、なお二発三発と巨大サソリの内部にイオナズンを浴びせていくヘリス。

『ミカワっ、危ないぞ!』
ミカワ「う……」
うめいて首を動かし、迫ってくるメドルフを見つけるミカワ。
ミカワ「…師匠、体動きません…」
『…この馬鹿者が!』
地面に打ち捨てられていた鎌が、突如ドラゴンのような魔物に変化した。
魔物は前足でミカワを持ち上げ、背中に乗せると脱兎のごとく駆け出した。
キラーマシン達の頭を踏み台にし、アクロスの近くへと降り立つ。
173ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/22(火) 23:58:30 ID:FVqUIZoV0
マンダー「……仕方がありません、私達だけでちょっと入ってみましょうか?」
ダークマター「分かった。隊長・士官クラス以外の者は入口で待機しろ。
     私が盾になるからついてきてくれ。」

ダークマターはフバーハを唱えた!スクルトを唱えた!
174ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/23(水) 00:27:39 ID:1zkeIXKo0
装甲が割れ、腹が破れ、足がもげるサソリアーマー・マウス。
それでも一撃加えようと、不安定な姿勢で足を宙に上げ
ヘルコンドル向けて振り下ろした。

メドルフ「邪魔しおって!『黒色至上ゲルマン波』!」

回転を緩め、飛んだ状態で静止するメドルフ。
両掌から黒い波紋のような波動を放つ。
それは、キラーマシンを突破してきたバラモス軍の兵士
ドラゴンに変化した鎌、ミカワ、アクロスの心に
ゲルマンを尊敬し、羨望し、憧れる心を生み出して
強制的に増幅させていく…。

メドルフ「ゲルマンを崇めよ!ふはははは!」
175ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/23(水) 01:02:49 ID:RuE/jJfQO
ヘリス「え、えーと、えーと…アストロンっ」
巨大サソリの攻撃を鋼鉄になってやり過ごそうとするヘリス。

アクロス「ゲルマンがなんだ!イレもとい南部の誇りはそんなものより強いさぁぁ!」
アクロスは必死に抵抗している。
「この元冥王タイタニス=デスにそんな崇拝の心はない!
 なぜなら死を恐れる心は何よりも強い感情だ、つまり死をも操っていた俺にはそんなものは効かないのだ!」
鎌の魔物…デスは抵抗している。
ミカワ「はいる・めどるふー…」
ミカワは力無く呟いたあと、デスの背から転げ落ちて動かない…
176ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/23(水) 12:29:03 ID:tcHraQK10
つうこんのいちげき! マジンに209のダメージ!

マジン「ぶふぇら!な、んんだー!あ、金槌…」
ディン「(どうしました?)」
マジン「いや、なんかいきなり金槌が飛んできたのよ…」
ディン「(どなたが…あ!あそこに我が軍の新入りが!)」
マジン「何?あ、ホントだ!…オメガルーラの時、いなかったよな?」
ディン「(ビー君が乗り遅れを輸送するって言ってましたから…それじゃないですか?)」
マジン「そうか!それなら納得だ!ええぃ!馬鹿サソリめ!我が軍の同志を随分と痛めつけて
    くれたようだな…

     この陸軍総長留守番大都督改め突撃大都督マジンが、引導を渡してくれるッ!」

マジンは、いきりたってサソリアーマー・マウスに襲い掛かった。金槌がまるで戦闘機の
プロペラの如く回転しながら、唸りを上げてマウスに振り下ろされる!
177あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/23(水) 17:56:05 ID:BQRbRHLo0
あやしい影は様子を見ている!
178ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/23(水) 18:31:44 ID:1zkeIXKo0
メドルフ「無駄だ無駄だ。いくら足掻こうが、耐えられまい。
     貴様等は貴様等の心に敗れるのだ!苦しかろう?心が痛かろう?
     我慢を続ければ、心が潰れるぞ!ふはははは!」

両掌から放たれる黒色至上ゲルマン波は勢いが増していく。
それにともない、創り出されたゲルマンを崇拝する心が、強く大きくなっている。
サソリアーマー・マウスの惨事には気づいていないようだ。

マジンの金槌はサソリアーマー・マウスの頭を叩きつぶし
首の関節がやられたか、配線といっしょに首が落ちてきた。
やがて、目から光が消えて動かなくなった。
179ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/23(水) 19:09:57 ID:RuE/jJfQO
ヘリスは鋼鉄の塊と化している。

アクロスは抵抗しながらも、額に手をあてて未来視を行った。自分の誇りが潰えていたので、すぐに手を離した。
デスは抵抗していたが膝をつき、鎌に戻る。
ミカワはぴくりとも動かない。
ラスとリュエンは様子を見ている。
180ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/23(水) 19:30:08 ID:Sphj84Jd0
ダークマター、デスストーカーJ、マンダー、ゴールドマンが内部にちょっとだけ入った。

先頭のダークマターが辺りを見回す。
マジンたちやメドルフが大暴れしているようだ。
そして近くには、サソリアーマー・マウスがガラクタ状態で倒れている。

ダークマター「この巨大なサソリの残骸は何だ?これもクラックス達の新兵器か…。」
金「どうやら今の所は大丈夫そうですよ。他の人も呼びましょうか?」
ダークマター「……いや、まだ待て。そこで見た事ない奴がゲルマンゲルマン叫んでるぞ。」
181ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/23(水) 19:47:29 ID:1zkeIXKo0
メドルフ「む…?そこかね!」

振り向き様に一級鉄十字ナイフをダークマター達のいる方向へ
右手でダーツのように投げはなった。
左手から黒色至上ゲルマン波が、威力は弱まり
僅かな隙が生じる…。
182ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/23(水) 20:07:59 ID:OkwEnX1i0
マジン「でぇい!」
メドルフがナイフを投げている隙に、マジンガ襲い掛かる!
マジン「ふんでぇりやぁぁっぁああぁぁぁぁ〜!」
183ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/23(水) 20:10:01 ID:Sphj84Jd0
ダークマター「む?」

ギリギリのところでナイフを見据え、体を回転させて弾いた。

ダークマター「うーむ。やはりそこのゲルマンはただ者じゃないな。
     一体どれほどの強さなのか…」

毎度お馴染みの光の刃を造り出し、メドルフに1つ飛ばしてみる。
184ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/23(水) 22:26:21 ID:1zkeIXKo0
金槌で胴を潰され、床にたたきつけられたメドルフ。
光に刃は逸れていったようだ。

メドルフ「馬鹿な…このような…」

モノアイの光は薄まっていく…。

メドルフ「千年帝国が…我らの理想が…
     統合軍に栄えあれ…ジーク・ハイル!!」

最後の抵抗か、
金槌を掴んでいた手の力が弱まり
モノアイの光も消え失せた。





   
  



┏━━━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃メドルフ特務伍長    ┃┃マジン                 0(     ) ┃
┃            ┃┃ディンゴ               0(──── ) ┃
┃            ┃┃兵士A                 0(━━━━━) ┃
┃            ┃┃兵士B              0(─── ) ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

185ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/23(水) 22:31:43 ID:1zkeIXKo0
兵士「こちらは片づいたぞ!」
マッツン「スコップなのに強かった…」
キラーマ「今後の戦闘行動に支障無し…任務続行」

焦げたり切り裂かれた姿で横たわる
キラーマシンやサソリアーマー。
動かない様子を見ると、倒せたようだ。

ロビン3「次、あそこの階段行くで!」

ロビン3が指さす先には階段が。
どうやら次の階へ行けるらしい。
186ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/23(水) 23:00:09 ID:0YPdm59Z0
マジン「よし、私に続けッ!」
先陣を切って階段を駆け上るマジン。
187ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/23(水) 23:06:27 ID:vkCYUmJJ0
ダークマター「流石は陸軍総長。やはりあの金槌には適わんな。
     よし、残してきた兵を連れて来よう。進むぞ。」

ゴールドマンが一旦引き返し、ドラゴン部隊と北部精鋭を連れてきた。

ノール「ここから先は未知の世界ですよ…大丈夫でしょうか?」
マンダー「心配するな。私達は勝つ。いや、勝たねばならん!」
188ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/23(水) 23:15:10 ID:vkCYUmJJ0
〜ロマリア〜

情報屋は実在した。ロンも、あの時は慌てていたので矛盾した事を言ったに違いない。

ロン「やぁ。久しぶりだな。」
情報屋「おう、ロンか。魔物の世界は最近どうだね?」
ロン「聞かなくてもお前なら分かるだろ!今は知っての通り、戦乱の世だ!」
情報屋「フフフ。
    で、今度は結構大きな情報だぞ。
    統合軍が宇宙に出たのは分かるか?」
ロン「ああ。一応な。」
情報屋「ならば話は短く済む
    これは噂だがね。宇宙に出た目的は、どうやら別の大きな星をこの星に落とすことらしいんだ。」
189ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/23(水) 23:16:11 ID:vkCYUmJJ0
ロン「この星に!?それで、落ちたらどうなる…」
情報屋「決まっているだろう。まず、急激に気象の変化が起きて世界中で災害や異常気象が発生。
    海に星が落ちればピラミッドの何十倍も高い波が地上を襲うだろう。
    そしてそれによって地上の全ての生物が死ぬ。人間も魔物も関係なく、だ。」
ロン「……………。」
情報屋「生き物が死んでも環境の変化は止まらない。
    すぐに死の世界になり、それから数百年か数千年経てば……」

情報屋「宇宙に出ている奴らが戻ってきて、世界を創り直すのさ。」
ロン「お前もいつ死ぬか分からないのに、よく淡々と話せるなぁ…」
情報屋「おいおい、お前たち魔物がそんなに弱気でどうするんだ?
    私は信じてるぞ。  バ ラ モ ス 軍 が 勝 っ て く れ る とな。」
ロン「ああ…さて、俺は帰ってみんなにこの事を伝えなきゃいけない。
   毎回すまないな。ありがとう!」

情報屋「待った。前々々々回から今回の分まで、合わせて4000ゴールド。
    いちおう情報を伝えて金貰って生きてる身だからね。そろそろ払ってもらうよ。」
ロン「うー……そろそろ逃げていられないな。分かった!」

ロンは4000ゴールド支払い、さっさとロマリアを後にした。
190ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/23(水) 23:20:59 ID:vkCYUmJJ0
一方、小惑星内部。
ダークマター達も、マジンに続いて階段を進んでいる。

デスJ「全員!気を引き締めろ!
    さっきのゲルマンみたいな奴がウヨウヨしているに違いない!」
ダークマター「おいおい、あんなのがウヨウヨしてたら近づけないぞ…」
金「じゃあ、あの倒れていた巨大サソリがウヨウヨ?」
ダークマター「それはもっと困るな…」
191ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/24(木) 00:21:02 ID:q+tXGz7D0
メドルフが倒され、ほとんど全員が次の階へ行った直後。

ヘリス「…っぷはぁ!」
サソリアーマー・マウスの下からもぞもぞと這い出てくるヘリス。

リュエン「隊長!ミカワが動かない!」
ラス「薄情な奴らめ…それとも、これも呪いかよ、ちくしょう」
アクロス「危なかった…あとちょっとあれ浴びてたらまずかった…」
思い思いのことを言いながら、ミカワをヘリスの前に運ぶ三人。

ヘリス「…あー、死んでるみたい。それでは…ザオリク!」
ミカワ「………う、面目ありません、みんな。師匠も」
デス『馬鹿者が…心配したぞ』
アクロス「前に出すぎたんだよ。後ろから行こう」

イレ組の五人も階段を進んだ。
192ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/24(木) 19:53:21 ID:Az4Ds/JT0
〜ピラミッド〜

ロン「おーい!みんな!」
鉄「ロン!」
ホーク「おい!お前は各国渡り歩くのか情報屋に会ってくるのか、どっちなんだ!」
ロン「どっちもだ!情報屋からの噂をみんなに伝えたら旅に出るよ!」

銀「ふーん。で、情報は得られたのかい?」
ロン「ああ。相当大きい情報だ。それがかくかくしかじか(>>188-189)でな…」

ゴロー「なにーっ!?じゃあその計画が成功したら俺たちは全員死ぬのか!」
ロン「そういうことだな。」

それを聞いていたバラモス軍兵や北部軍兵がざわめき、慌て、大混乱。
193ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/24(木) 19:56:33 ID:Az4Ds/JT0
ロン「バカヤローっ!聞いたらパニックになるような事を大きな声で言うな!」

ロンはピラミッドの頂上に駆け登り、大声で叫んだ。

ロン「お前ら落ち着け!まだ死ぬと決まったわけじゃないんだぞ!」

パニックになっていた兵が静まり返り、ロンの方を見る。

ロン「いいか!世界が破滅するってのは要するに『クラックスが勝った時の話』だ!
   バラモス軍が勝てば世界に平和が戻るんだぞ!
   お前らここでボーっと帰りを待ってるつもりじゃないだろうな!?」

ロン「マジンさんやゴールドマンたちが宇宙に行っている間!
   俺たちにできる事は、ただ一つ!ズバリ、応援する!それだけだ!」

ゴロー「え?」
ベータ「応援?」

ロン「応援だよ!お・う・え・ん!ここから宇宙に届くわけはないだろうが、
   バラモス軍に力一杯声援を送ってやろうぜ!」
194ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/24(木) 20:05:57 ID:Az4Ds/JT0
ロン「いいか!俺に続いて叫べ!いいな!?」

……………………
ロン「返事が聞こえねぇぞぉ〜〜〜〜〜〜〜!」

兵たち『お、おおーっ!』

ロン「よーし!
   力一杯応援できるかーっ!」

兵たち『おーっ!』

ロン「朝飯は食ってきたかー!」

兵たち『おーっ!』

ロン「今年は白組優勝するぞー!」

兵たち『おーっ!』

ロン「エート…お前ら元気かーっ!」

兵たち『お、おーっ!』
195ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/24(木) 20:09:04 ID:Az4Ds/JT0
ロン「クラックス軍ぶっとばせーっ!」

兵たち『クラックス軍ぶっとばせー!』

ロン「バラモス軍に、栄光あれーっ!」

兵たち『バラモス軍に、栄光あれー!』

ロン「せーの!
   ジーク・バラモス!ジーク・バラモス!!!!!!」

兵たち『ジーク・バラモス!!!!!ジーク・バラモス!!!!!ジーク・バラモス!!!!!』

声を枯らさんばかりに大声で叫ぶ兵士たち。
ピラミッド周辺に響き渡る「ジーク・バラモス」。
ロンは一緒に叫びながら、これなら宇宙のバラモス軍にも届くはずだ、と思った。
196名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/25(金) 00:04:26 ID:3NCyf4rB0

   

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197名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/25(金) 00:05:01 ID:3NCyf4rB0

      WARMING UP NOW

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    PRESENTED BY KONAMI

198名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/25(金) 00:05:36 ID:3NCyf4rB0

      WARMING UP NOW

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    PRESENTED BY KONAMI

199名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/25(金) 11:07:18 ID:347SoWYs0
よく分かりませんが
ケアル唱えて保守しておきますね

ジークバラモスってジークジオンみたいな
悪役の台詞ですね
200名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/25(金) 13:36:22 ID:s8Qawul90
保守
201名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/26(土) 00:59:13 ID:ov+qfHcV0
ゆめを〜しんじ〜て〜♪
生きてゆけばいいさ〜と〜♪
202あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/26(土) 10:28:41 ID:SLA/pDze0
昨日は調子悪くて寝込んでしまいましたよ…

寝ながら、バラモス様がブログ始めたらバラモスブログかなって考えてました。
重病かもしれません。

>>196-201の皆さん
え〜と、保守乙ですね!
ホイミをどうぞ。
ホイミ!×4
203あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/26(土) 10:45:11 ID:SLA/pDze0
今日もちょっと書く時間ないのですけど。。。
書かないとやばい感じですね。。。

とりあえず歌っときましょう。

明日に走れ〜やぶれた翼を〜
胸に〜だ〜き〜しめて〜
204ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/26(土) 11:33:25 ID:5Xd/JBJz0
デストロイヤーのブリーフィングルームに
世界滅亡委員会の面々が集められていた。
数分前、「至急来て欲しい」との連絡を受けてのことだ。

レリエル「(推進装置の説明)…なのだが、一階が突破された。
     一応サソリアーマーやキラーマシンを送り込んでいるが心許ない。
     そこで君たちに向かって欲しいんだが…」
205あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/11/26(土) 11:49:40 ID:SLA/pDze0
お、ロビン3さんお戻りですか!
むう…書く時間あるかな…
今日はちょっと難しそうです。
大広間のエジンベア関連了解しました!
適当に話を作らせてもらって(要するに私が長文でどんどん話進めて)いいですか?
ってビートさんにも聞かないといけないな…

本当にすみませんね。中途半端に参加してしまって…
206ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/26(土) 16:52:21 ID:+Ma4NTUc0
グレイ「フォッフォッフォ、ま、なんじゃの〜、仕方ないの〜。」
ネ ロ「まぁ、仕方ありませんよ。」
ブース「フォフォフォ、ま、世界滅亡計画の為です、協力しましょうぞ。」
そういいながら、世界滅亡連邦(ここ出るたび変わる)のメンバー。

グレイ「なさけないの〜、あんなガキどもも止められんとは…」
ネ ロ「ま、所詮は機械です。グレイダーキン様には遠く及びませんよ。」
ブース「さぁさぁ、破滅の魔王数億年の英知の力、お見せください!」
グレイ「フ〜ッフォッフォ!この世に生きとし生ける者の絶望と怒りのある限り、
    永遠に滅びぬ我が魔力、この世界の奴等にも見せてやろうぞよ。
          ハ 〜 ッ ハ ッ ハ ッ ハ ! 」
そう言いながら、二階に現れる世界破滅評議会のメンバー。
- - - - - - - - - -
>かげさん
エジンベアは長文でどんどん進めてOK…と言うか、進めてくださいッ!
207ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/26(土) 16:53:08 ID:+Ma4NTUc0
そういいながら、部屋を出る世界滅亡連邦(ここ出るたび変わる)のメンバー。
ですッ!
208ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/26(土) 21:50:10 ID:5Xd/JBJz0
キラエン「これで後は…」
レリエル「γアジールとキラ・リーの料理が出来上がるのを待つだけだ」

-厨房-
キラ・リー「ディバイディング・ラーメンに合うチャーシューはっと…」

-装甲格納庫-
技術士官「γアジールの起動テスト急げー!」


-推進装置内-
階段の上から降り注ぐビームガンの光と
テール・ビームガンの雨嵐。
時々爆弾石も投げ込まれ、行く手を阻む。
地形的な効果もあり、進軍はなかなか進まない。
209ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/27(日) 21:20:13 ID:ODJ3mbTW0
ダークマター「うおっ…」

前方からテール・ビームガンが飛んでくる。
とっさにゴールドマン達の前に出て大防御するダークマター。


ダークマター「これではたまらん!一旦隠れるぞ…」

階段の上からの攻撃が届かない所に隠れるダークマター達。
210ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/27(日) 21:29:52 ID:ODJ3mbTW0
〜ピラミッド〜

大声援も終わり、ロンはピラミッドの上から降りてきた。

ロン「ア"ーア"ー…大きな声出しすぎたみたいだな。声が枯れてる…
   まぁいいや。俺はそろそろここを出るからな。」
鉄「分かったよ。今度はどういうルートで進むんだ?」
ロン「えーと、そうだな…バハラタから出る船に侵入してランシールでも行くか。」
ホーク「おいおい!そんな所に行ってどうするんだよ!」
ロン「地球のへそにいる友達に会いに行く。どこに行っても友達に会うことにしてるんだ。
   そこからまた船に侵入して………まぁ、その先は船に乗ってから決めるよ。

   じゃ、そういうことで。元気でな!」

ロマリアに向かった時と同じように、砂埃を上げながら高速で転がっていった。
211ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/28(月) 18:34:46 ID:zL42SrGZ0
マジン「ぬわわわわ!」
足止めされるバラモス軍。
212ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/28(月) 19:39:09 ID:TJmJBGM40
キラーマ「敵を押さえていろ…バスターバズーカで掃討する」

次々に駆け下りてくるキラーマシンやミイラ男
武器はビームガンから鋼の剣まで様々だ。

キラーマシンA「フラー!」
キラーマシンB「ウラー!」
キラーマシンC「クラックス様ばんざーい!」
213ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/28(月) 19:40:37 ID:c2wmjwu10
ダークマター「よーし…ジゴスパーク!」

陰からちょっと出てきて、ジゴスパークをキラーマシン達の足元に叩き付けた。

キラーマシンは ひるんで うごけなかった!
214ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/28(月) 20:12:06 ID:TJmJBGM40
キラーマ「効果最大確認…今だ!」

かけ声と共に、バズーカから放たれる弾。
凄まじい閃光と衝撃が走り、大いに揺れる。
煙が収まったときには、キラーマシンやミイラ男達は
肢体が吹っ飛んでいたり、倒れていたり、壁に寄りかかっていた。

キラーマ「クリア。任務続行…」
ロビン3「よし、突入!」
215ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/29(火) 16:58:44 ID:9vjfnatLO
マジン「よし、突撃〜!」
突撃を開始するバラモス軍。
216ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/29(火) 20:43:59 ID:knPgdlBC0
ダークマター「さすがに敵の本拠地は厳しいな。さっきの大軍といい、ゲルマンといい…」
デスJ「ここさえ片付ければ終わるんですから!さぁ、急ぎますぞ!」
217ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/29(火) 20:59:52 ID:knPgdlBC0
〜世界樹〜

森の中心部に立つ世界樹。
襲撃によって85%が焼けた森だが、世界樹だけは昔と変わらずにそびえ立っている。
多少の傷はあるが、この程度のものなら大丈夫だろう。

ロット「………そういえば…」

ロットは、ピラミッドでクラックスと繰り広げた論争を思い出していた。

クラックス『この星に染みついた戦いの血を消し去ることは出来ぬ。
      我らの思想に賛同する選ばれた者にしか、永遠の平和世界を作り出すことは不可能なのだ』

ロット「そうだ…あの時私は最後に言った…
    間違いを犯さない機械などない、何故なら………

    で、そこでやめたんだった。
    あの時はたまたま言葉が見つからなかっただけだが、今なら言える。」
218ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/29(火) 21:05:49 ID:knPgdlBC0
ロット「間違いを犯さない機械などない、何故なら!

    機械も一種の生物として生きているから!
    『「生物として生きている」限り間違いを犯し、そしていつかは死ぬ』機械も同じだ!
    そもそも、完璧な機械などどこにもありゃしない!
    ああ、クラックスに言ってやりたかった…」
219ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/11/29(火) 21:53:24 ID:6oAfKNSV0
ロビン3「二階か…む?手を上げろ!」

ミイラ男を踏みつけながら
前方の三つの人影(グレイダーキン達)に銃口を向けるロビン3。
後ろからも続々と陸戦部隊等が二回に侵入してくる。

>>ダークマターはん
地球を浄化するように作られた機械が
人類抹殺を目標とするのはよくある話や。
デビルガンダムとか。コンピュータ・ユーコムとか。
220ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/11/29(火) 23:12:07 ID:knPgdlBC0
ダークマター「………ん!?お前らはあの時の破滅大好き軍団か!」
221ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/11/30(水) 22:09:44 ID:lS8dtlp+O
グレイ「その通り。」
ネロ「ここで消えてもらいますよ。」
ブース「ま、そういう事じゃ。」

はめつがっかいが あらわれた!
222ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/11/30(水) 22:46:14 ID:Voo+2AXw0
こうきめんばーは さいこうびで ようすをみている!

ミカワ「あー、やはり僕たち最後尾はやや白い目で見られますねー…」
ラス「臆病者だってか?キシュッ、先陣を切ったのは誰だと思ってる!」
アクロス「怒らない怒らない。仕方ないよ、最初に突っ込んでても結局やられてるんだもの」
ヘリス「(結果としてはそうだけどねー…ま、仕方ない、じっくりゆっくり行こう)」
リュエン「でもボク、戦いたい……」
223あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/01(木) 15:47:12 ID:W2fUrJpi0
師走でございます。
ご多分に漏れず私もちょっとリアルが忙しくなってきました。

出現頻度が落ちるとおもいますが、話はバンバン進めてください!オネガイシマス。
224ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/01(木) 20:02:35 ID:nFwe9JnK0
規制解除ー。
--------------------
ダークマター「……ふむ。相手は3人か…。
     よし。隊長!ゴールドマン!」
デスJ「なんです!?」
金「何か手でも?」

ダークマター「………(話し中)…………ということだ。いいな?行くぞ!」


ゴールドマンの攻撃! >>グレイダーキン
ダークマターの攻撃! >>ネロ
デスストーカーJの攻撃! >>ブースカ
225ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/02(金) 12:47:43 ID:+nASkwxXO
ミス!グレイダーキンはダメージをうけていない!
ネロはたてでこうげきをうけとめた!

ブース「ブ〜〜〜〜!」
ブースカはあわててアストロンをとなえた!
226ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/02(金) 19:30:29 ID:jt9DJ21r0
金「世界の破滅を企む敵めーっ!日頃の恨みを晴らしてやる!」

ゴールドマンは 50%の怒りで 攻撃! >>グレイダーキン


ダークマター「まだまだ!盾で受け止められた程度で!
     それと、そこの鉄の塊っ!!」

ダークマターの稲妻斬り! >>ネロ
ダークマターの体からいてつく波動がほとばしる! >>ブースカ

デスJ「アストロン…。む?戻っている!」

デスストーカーJの攻撃!
227ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/02(金) 23:27:53 ID:+nASkwxXO
グレイ「ふぉっふぉっふぉっ。」
グレイダーキンはダメージをうけていない!
ネロ「たかが稲妻…大・魔・神・切りッ!」
ネロは、大魔神切りで、稲妻切りを切り払った。

ブース「ブッブ〜!」
ブースカは、ふきとんだ!
ブース「な、なにするブ〜!」
228ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/03(土) 00:24:51 ID:aU3jdLs/0
デスJ「なにすると聞かれても!我々は正々堂々と戦っているのですぞ!」

デスストーカーJはバスタードソードを振り下ろした! >>ブースカ


金「おーのーれー!!!!」

ゴールドマンの攻撃(怒り100%)!!! >>グレイダーキン
229ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/03(土) 15:26:03 ID:KZX4yWZFO
ブース「ぶ〜!」
バスターソードが、ブースカに振り下ろされる、その時!

グレイ「情けないの〜。ホレ。」
グレイダーキンはゴールドマンに構わず、ビックバンを引き起こした!
ゴールドマンの攻撃は、グレイダーキンを擦り抜けてしまい、当たらない!

ネロ「戦いは、弱い者から討ち、数の優位に立て…基本ですな!」
ネロはリリルーラを唱えた!
ネロは疾風突きを繰り出した!

デスストーカーに、前からグレイダーキン、裏からネロが迫る!
230ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/03(土) 19:28:47 ID:ax5CHgHI0
バラモス軍最後尾。ミカワがやや背伸びして前の様子を見ている。

ミカワ「…止まりましたね。戦闘が始まったんでしょうか?」
ラス「キシュ…そーだな、始まってるな。しかし前の奴らが映って見にくい…」
ヘリス「(頭に乗るよ、ラス。アクロスとリュエンは飛んでみて)」
アクロス「飛ばなくても見えるといえば見えるんだけど…」
リュエン「あー、前から後ろから…危ないー!」

アクロスとリュエンは通路の天井すれすれまで飛んでいる。
ヘリスはラスの頭に掴まっている。
231ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/03(土) 19:34:31 ID:tkr0wLKg0
金「すり抜けるなんて…一体これは?」



ダークマター「危ない!ちょっと入れ替えさせてもらうぞ!」
デスJ「なに?」


ダークマターの目が青く光った!
瞬時にデスストーカーJと場所が入れ替わった!

ダークマター「よーし、破滅オタクどもめ、来い!」

ダークマターはジゴスパークを放った!
232ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/03(土) 19:44:05 ID:ax5CHgHI0
リュエン「え、あ…?すごい!避けた!」
アクロス「うわ…なにをどうしたんだろ?
     っていうかしまった、僕腕に羽根付いてないから、そんな長く飛べなッ」
アクロスは地面に落ちた!
ミカワ「だ…大丈夫ですか?ゴキッとか言いませんでした、今?」
ヘリス「(運動不足…いや、なんでもない。ベホイミかけとくよ)」
ラス「大丈夫か?キシシッ、無茶すんな」
リュエン「…ううぅ…戦いたい……」

地面に落ちたアクロスを囲む三人を尻目に、リュエンは戦場を睨んでいる…
233ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/03(土) 20:26:19 ID:KZX4yWZFO
グレイ「ふむ、おぬしただ者では無いな。しかも、力に魅せられ、魔道を歩んだ事があろう…」
グレイダーキンは笑っている。
グレイ「もう一度、破壊と征服の喜びを、思いださんか?」

ネロ「むむむ!」
ネロはダメージを受けた!ネロ「それなりではあるようですが…!」

ブース「おのれ…イオナズン!イオナズン!イオナズン!」
ブースカはイオナズンを乱射し始めた!
234ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/03(土) 20:47:22 ID:ax5CHgHI0
アクロス「う〜ん…あっちのほうがすごいことに…」
ラス「キシッ、前に出たいぜ…」
ミカワ「僕たちも戦いたいですねぇ、師匠…」
デス『…さっきのことを忘れるなよ』
ヘリス「(ちょっとみんな…回復役とか言い訳とかの事も考えてよ…)」
ミカワ「…そうですね」
ラス「…仕方ねーか」

リュエン「ぐるるるるる……」
----------------------------------------
リュエンが乱入してもいいですか?
235ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/03(土) 20:52:11 ID:KZX4yWZFO
こっちはOKですよ〜。
236ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/03(土) 21:07:56 ID:ax5CHgHI0
では。
-----------------------------------
腹に黒い十字架を光らせたリュエンが、最後尾から一気に最前線まで飛ぶ。

リュエン「ァンギャアァァァ!」

一吠えし、ゴールドマンたちの上空で止まる。
237ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/03(土) 21:18:20 ID:tkr0wLKg0
ダークマター「破壊と征服?そんなものには二度と戻らん!
     私の仲間であった他の種族の王たちも、今はこの世にいないだろう。
     私と同じように、世界征服を企てて…間違った事を考えて死んでいったのだからな!
     運良く生き残れたのは私だけだ。だからこそ、もう二度と同じ間違いはしない!

     私がこうして戦っている真の目的は、この世界を救う事だ!破壊でも征服でもない!」

ダークマターは次の攻撃を仕掛けようとしていた。
そこに、リュエン登場。吠えている。

金「ん!?君はどこかで見たスカイドラゴンの子供!」
デスJ「知り合いですか?」
金「いや、一度しか見た事はないです。確か世界樹の森で色々あった時に…」
238ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/03(土) 21:41:41 ID:qYowt0nO0
ロビン3「支援射撃だ、味方に当てるな」

ダダダダダダッ
ちゅどーん!ちゅどーん!ちゅどーん!
どごーん!

マッツン「実弾砲火、効果見られず!」
ロビン3「撃ち方止め、爆弾石を使う!ちゃくだーん、今!」

どーん!

キラーマ「損傷見られず…」
のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャヤベー」
ロビン3「な、なんと…」
239ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/03(土) 21:50:20 ID:KZX4yWZFO
グレイ「ふふふ、そうか、残念じゃの〜。」
グレイダーキンは、笑っている。
グレイ「では、おぬしも仲間の所に行くといい!」
射撃が体をとおり抜けるのにも構わず、ブースカのイオナズンと共にイオナズンを乱射し始める。


ディン「(早く奴を倒さないと!)」
マジン「しかし…」
ディン「(しかしなんですか!)」
マジン「物理攻撃が効かないんじゃ…。」
ディン「(…。)」
マジン、待機。
240ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/03(土) 21:55:42 ID:ax5CHgHI0
リュエン「強い…奴!戦う!」

リュエンはイオナズンの爆発のみをよけきり、爆風はまるでフバーハを張っているかのごとく感じていない。
さらにネロ、ブースカ、グレイダーキンに激しい炎を吹きかけた!

ラス「イオナズンをものともせずって…なぁ」
ヘリス「(ま、まずいよそれは…いくらなんでも変だ!)」
アクロス「でもねー、僕らが行ってもね…」
ミカワ「そう、余計変ですよ。
    たかが新兵四人と子供一人がイオナズンをものともしないってのは」
241ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/03(土) 22:16:25 ID:KZX4yWZFO
はめつくらぶは、すずしいかおだ。

グレイ「ほう、あをなちびがイオナズンを耐えるか…。」
ネロ「何物?」
ブース「この世界の魔王の眷属かもの、ぶっぶっぶ。」
242ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/03(土) 22:21:26 ID:ax5CHgHI0
…え、マジで効いてないんですか?
-----------------------------
リュエン「効いてない…?」

すぅ、と深呼吸を兼ねて大きく息を吸い込む。
喉の奥で炎と氷を混ぜあわせて圧縮し、メラゾーマのごとく球状にして打ち出す。

リュエン「メドローア・ブレス…」
243ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/03(土) 23:55:07 ID:KZX4yWZFO
ネロ「むっ!」
ネロとブースカは、素早く身をかわす。

グレイ「成る程、なかなかやるようだが…。」
グレイダーキンは笑っている。しかし、ブレスが突き抜け拡散した部分の再集結が、心なしかいつもより遅いようだ。
244ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/04(日) 00:13:54 ID:X1CAf7Op0
ダークマター「拒否!断固拒否!」

イオナズンにはイオナズンを、とでも言うようにイオナズンをブースカ達に使う。
245ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/04(日) 00:39:35 ID:4QyJPs6V0
ラス「ん…ん〜?」
ミカワ「ああ、向こうでまた爆発が…リュエン君、大丈夫でしょうか?」
ラス「……アクロス、ちょっと見てくれ。
   大抵の攻撃はすり抜けているが、ほら、あそこ」
アクロス「えーと…気のせいかもしれないけど、わずかに遅いような…」
ヘリス「(うー、心配だぁぁ…)」
アクロス「…リュエン君の攻撃は効く…?」
ヘリス「(怒ってなきゃ効くんだ!きっと荘だ!)」
ミカワ「だとしても、リュエン君じゃ危なすぎます!
    すみません前の人、司令官にコレコレシカジカと連絡してください!」

マジンに伝言が伝わっていく。
246ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/04(日) 00:52:31 ID:X1CAf7Op0
イオナズンで争っているダークマターの、数m後ろに立っているゴールドマンとデスストーカーJ。

金「攻撃が効かないのは一体なぜ?」
デスJ「分かりませんね…。ただ、そこのスカイドラゴン君の攻撃は
    なんとなく効いているような気がしますよ。」
金「え?一体僕の攻撃とどこが違うんでしょうか…」
デスJ「私にも分かりません。しかし、効かないんだったらいくら攻撃しても無駄です。
    あの者は標的から外しましょう。残り2人を徹底的に叩く、と。」
247ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/04(日) 03:18:09 ID:X1CAf7Op0
〜バハラタ〜

バハラタに港らしい港はないが、名物の黒コショウを積み込むために
そこそこ大きめの船が停泊することがある。
今日は久々に船が来ていた。
そこに、爆弾岩が1名。陰から様子を伺っている。

ロン(どれどれ…近ごろは人間も警戒を強めてるからな…
   いつもの方法でやってみるか?)
…………………………………………………………

船員A「よし、そこの箱を積めば終わりだな。
    どっこいしょっ………な、なんでこの箱はこんなに重いんだ!?」
船員B「しょうがないなぁ…どれどれ。」
船員C「そんなに重いものが入ってたっけ?」

中に爆弾岩が入っているのだから、重いのは当たり前である。
船員4人掛かりでどうにか船内に運び込んだ。

それから数分。ロンが侵入した船は無事に出航した。
ロンは箱から出てくると、くしゃみを3回。

ロン「うう…コショウの箱に入りたくはなかったが仕方がない…」
248ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/04(日) 09:08:12 ID:4U6wmKOD0
ネロ「フン、マホステッ!」
ブース「何じゃこの程度、ふぉっふぉっふぉ。」

こうかはないようだ…。

- - - - - - - - - -

マジン「な、なんだって〜!まだ幼いのが最前線に出ちゃったですと〜!どこだ?どこだ!」
ディン「(…はい、踏み台。)」
マジン「おぉ!あれはまさしく味方の危機!今助けに行くぞ!マジン、金槌大しゃりぃぃん!」

マジンの手から、魔人の金槌が放たれ、グレイダーキンを突き抜ける…。

グレイ「む?しかし、この程度…」
少し反応があったようだ!

マジン「わわわ!やっぱり効いてないのか?」
しかし、気付かぬ司令官。素手で最前線へと突撃。
249ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/04(日) 13:09:34 ID:64Bb9JbK0
ロビン3「ぐうぅ…」
キラーマ「損傷率40%突破…」
マッツン「下がってください!攻撃が通じないようであれば
     前線から退くべきです」
ロビン3「分かった。前線より退避!衛生兵〜!」
キラーマ「マッツン、後方の兵に聖水を持ってくるように伝えろ」
マッツン「聖水?」
キラーマ「人間の戦術パターンに聖水を投てきする戦術がある。
     メタルタイプ・モンスターに多く使用される戦術だ。確実にダメージを与えるらしい」

ドラクエシリーズにおける聖水は、フィールド上で
使用すると魔物が出にくくなる効果がある。
だが、戦闘中に使うとモンスターに対して聖水を投げ、ダメージを与えるのだ。
確実に1ダメージ与えるため、序盤メタル系モンスターを相手にするとき重宝する。
250名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/05(月) 00:18:29 ID:p/oofbnFO
このスレも久しぶりに見ると変わりましたね…
私が年をとったのか、スレが変わったのか…
私にはわかりませんが…
251あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/05(月) 11:28:01 ID:SOdXPlFj0
>250さん
バラモス様っぽい口調ですね…
まあちょくちょく来てくださいよ。
老いたのか変わったのかといえば、両方ではないでしょうか。
252代理書き込み ◆fX3AozH/EM :2005/12/05(月) 20:25:49 ID:P8OIp7UH0
324 名前:ダークマター@DION規制中 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2005/12/04(日) 19:50:10
ダークマター「呪文はほとんど効かないか…」
高速回転し、ネロに突っ込む。
金「話しててもどうにもなりません、攻撃しましょう!」
デスJ「よし!」
ゴールドマンの攻撃(パンチ)! >>ブースカ
デスストーカーJの攻撃! >>ブースカ

253ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/05(月) 20:29:51 ID:P8OIp7UH0
>>250はん
人は世につれ、世は人につれ…。
時代が変われば人は変わる。人が変われば時代も変わる。
このスレもそうや。
去る人もいれば来る人もいる。
雰囲気が変わるのは仕方ないんや。
254名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/05(月) 23:31:02 ID:5dW+QnZT0
確かに初代と比べたら相当変わったと思って良いんじゃないでしょうか。
ですが変わるってのはそう悪いことじゃないと私は思います。
いついかなる時でもこのスレは魔王バラモスのスレだということ。
25スレ目というのは流石に私も驚きを隠せませんが。

まぁそういうことで皆さん頑張ってください。
255あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/06(火) 11:46:02 ID:q5QsR6K+0
>254さん
ふむ、口調などからすると2代目様でしょうか…?
初代様の頃と比べれば、全く別のスレですね(笑)。
でも、昔があるから今があるという事は忘れていないつもりです。
256ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/06(火) 15:11:55 ID:Eoa8GV740
ネロ「スカラ!スカラッ!」
ネロは、スカラを二回唱え、ダークマターを盾で受け止め、撥ね退ける。ダメージは
殆ど無いようだ。
ネロ「どうです?凍てつく波動でも試します?まぁ、またかけ直すだけですが…フフフ。」


ブースカは こうげきがとどくまえに にげだした!
ブース「ぶっぶ〜!こんなやつらと白兵戦したら命がいくつあっても足りないぶ〜!」


グレイ「わしを放っておくとは、いい度胸じゃ!後ろががら空きじゃぞい!」
グレイダーキンはザラキーマをとなえた!
            ビックバンをひきおこした!
            せいしんを とういつした!
- - - - - - - - - - -
二代目様〜、始めて見た!
257あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/06(火) 15:28:53 ID:q5QsR6K+0
いや、私が勝手に2代目様かな〜と思ってみただけで、そうと決まったわけではないです(汗
258 ◆VMY0hYORoI :2005/12/06(火) 23:02:09 ID:vqxJws/I0
2代目バラモス様ってこういう口調でしたっけか。
少し考えても2年も前だからそこまではっきりと覚えてませんw

ですが、お世話にはなりましたな。非常に。狂おしいまでに。
259あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/07(水) 11:35:47 ID:W9wuER0G0
>鎧様
私は3代目様の頃の入隊なので過去ログでしか2代目様は知りませんが…
一人称私って使う方で、タブン初代〜ノヴァ大戦の間に参加していた方で、
現在は引退した方で…
誰でしょうね?
260あやしい影@書き込み代行 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/07(水) 11:39:03 ID:W9wuER0G0
名前: ダークマター@DION規制中 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2005/12/06(火) 22:31:29
ダークマター「まずい!」

とっさにゴールドマンたちの前に移動し、ビッグバンを受けてザラキーマを払い除け(?)た。

ダークマター「いいか、2人ともよく聞け。やっと分かったぞ。」
金「攻撃が通用しないのは何故か…ですか?」

ダークマター「そうだ。
     我々は…例えば恨みとか憎しみとか怒りとか、いわゆる「負の感情」というやつを持っている。
     仲間が数多く殺されてきたゴールドマンたちならなおさらだろう。
     そして、奴は負の感情を持っている者の攻撃は受け付けないようになっているはずだ。」
デスJ「では、無心になって攻撃をすれば!」
ダークマター「それも無理。仮に無心になっても、それは見た目だけだ。
     心の底にある負の感情までは消しきれない。
     本当に無心になれるのは修行を積んだ者だけだ。」

金「それじゃあ何もできないじゃないですか!」
ダークマター「その通りだ。少なくとも私、北部軍、ゴールドマンの攻撃は通用しないだろう。
     と言えば、あとは分かるな?」
デスJ「ネロだけを狙う…と。」
ダークマター「そうだ。奴は他の人に任せるしかないな。

     ただし、奴の援護は半端じゃない。防御を重視しろ。
     気を取られすぎてネロに攻撃されてもいけないからな。」
261ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/07(水) 17:10:30 ID:Tp1lL2VIO
ネロ「今頃気付いたんですか?ま、少し遅かったですがね。」
ネロが笑う。

ネロ「では、ご褒美にもう一つ、グレイダーキン様のいる世界においては…」
ネロの斧に、凄まじい邪気が集まってゆく…。
ネロ「我々は無敵!」
ネロは、大魔神切りを放った!

〜〜〜〜〜〜〜
ブース「ぶ〜!」
しかし、相変わらずブースカは逃げている!
262ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/07(水) 20:02:54 ID:MzY0AEcM0
マジンが突撃していく。
が、ビッグバンの余波を受け、体勢を崩して転がる。
止まった場所は、精神統一をしているグレイダーキンの前。

リュエン「…マジン様、危ない…」

リュエンの腹の黒十字が、輝きを増す…


ミカワ「…戻ってくる様子はありませんね…」
ラス「司令官が金槌放り投げて、素手で突撃していったぞ」
ヘリス「(突撃……。あの人は別に弱くはないけど、何で放り投げるのかなぁ…)」
アクロス「…司令官、そのままビッグバンの余波に巻き込まれてころころ転がってるよ…」
ヘリス「(マジンさん、小柄だからなぁ……何でたった一人で…)」

はぁ、と小さくため息をつくヘリス。
同時に、アクロスとラスが「……ん?」と言葉を発する。

アクロス「あ…リ、リュエン君が危ない…」
ラス「あーあー、あいつ何やってるんだ!
   精神統一したやつの前に飛び出したぞ!」


リュエンは一瞬でマジンの側に現れる。

マジン「…あ、空軍の幼いの」
リュエン「僕らの邪魔、するな!
     お前たち、破壊が好きなら、自分に向かってやればいいんだ!」

リュエンはベギラゴンを放った!
263ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/07(水) 20:46:26 ID:wnTyEtKh0
ロビン3「早急に射線軸から退けー!」

どたどたと、簡易補修を受けたロビン3達が
聖水の入った瓶を片手に走り、
ちょうど、リュエンの後方で止まった。

ロビン3「味方が…。オーバースローだ!味方を避けろ、一斉投擲!」

リュエンを避けるように
各自、オーバースローでグレイターキン向け勢いよく投げた。
綺麗な放物線を描き、落下する聖水…。
264ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/07(水) 21:17:09 ID:NNN5hKhB0
ダークマター「ぬおおお!」

大魔神切りを防ぎきれず、少し吹っ飛ぶ。


ダークマター「おのれ……ん?」

聖水が飛んでいく。


ダークマター「仕方がない、一旦下がれ!」

下がるゴールドマンとデスストーカーJ。
265ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/07(水) 21:25:07 ID:Tp1lL2VIO
グレイ「むむむ!」
ベギラゴンで気体状の体の半分ほどを吹き飛ばされるグレイダーキン。
聖水の効果もあってか、再生は結構遅いようだ。
266ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/07(水) 21:32:53 ID:MzY0AEcM0
リュエン「あ、防衛隊長さん、すみませんっ」
マジン「おおっ、効いてますよ! …そういえば、僕の金槌は…」

リュエンはグレイダーキンにメラゾーマを放ちつつ、防衛隊の邪魔にならないように上方へ移動する。
マジンは金槌を探して辺りを見回している。


アクロス「危ないなぁ、リュエン君…」
ラス「おっ、再生が遅いぞ!」
ヘリス「(ホント!?行けるかもしれない!)」
ミカワ「皆さん、頑張ってくださいー!」
267ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/07(水) 22:08:24 ID:wnTyEtKh0
ロビン3「第2波用意!」

それぞれの背後から
防衛隊のキラーマシンが駆け寄り、聖水を手渡して
さっさと引き上げていった。

ロビン3「構え、一斉投擲!」
マッツン「どりゃ!」
キラーマ「内務了解、攻撃開始」
のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャダイリーグボールニゴウー」

再び投げられる聖水。
今度は、投擲範囲に味方がいないため普通に投げられた。
だがしかし、のっぴーの投げた聖水は何故か土埃に紛れて見えない!
268ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/07(水) 23:21:56 ID:Tp1lL2VIO
グレイ「ええぃ、この程度でわしを倒せるとは思うなよ…!」
体は殆ど吹き飛んでいるが、声は、強さを増している様だ。

ネロは、後方で笑っている。
269名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/07(水) 23:48:06 ID:5H/rywhT0
保守
270名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/08(木) 23:39:44 ID:+6cvifAz0
今のSFチックな流れが好きな私は異端者ですか
吊ってくる
271あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/09(金) 11:04:44 ID:arQX4HZR0
>269さん
保守お疲れ様ですね。

>270さん
私も嫌いだと言った覚えはないです。
272ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/10(土) 21:09:35 ID:FGfPNydn0
ロビン3「これで…最後!」

それぞれに手渡される聖水の瓶。

ロビン3「一斉投擲!消し飛ばせ!」

各自、それぞれ違ったフォームで投擲を開始した。
がちゃーんがちゃーんと瓶の割れる音が木霊する。
273名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/12(月) 02:39:23 ID:e78Hdm6hO
274あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/12(月) 13:07:42 ID:Lu0smtu50
明日から復活予定のあやしい影。
皆さん、足を引っ張って申し訳ないです。
275あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/12(月) 18:45:18 ID:Aqcvp/oe0
皆さん!明日は、ほうおう様の参加3周年記念日ですよ!
276ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/12(月) 22:28:01 ID:D7KgJ7qx0
なんと!そういえば明日は僕の友人の誕生日でした!
何はともあれ、ほうおう様おめでとうございます。(まだ早いですけどネ)
-----------------------------------
ダークマター「最後の聖水か。さて、投擲が終わったらどうするつもりだ?」
デスJ「ネロの援護が半端じゃないです。かといって、
    仲間を大量に向かわせてもあの者たちの前ではほとんど手も足もでなさそうですね…」
金「結局は僕達だけで頑張るしかないって事です。一応、一人は逃げたんですから!」
277みーちゃん(ミルドラース) ◆d9RL5flKxw :2005/12/12(月) 22:49:51 ID:bsLQR4Dy0
>>273
前に見たときも思ったんだが、この画像を見た時点で既に童貞捨ててたらどうなるんだろう。
別にどうもならないか。
278あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 10:34:34 ID:K740hg5a0
と、言うわけでほうおう様が入隊3年目をお迎えになられました!

>ほうおう様

         ..◇・。..☆*。
   ゜゚・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜
 ゜゚・*:..。.。◇@☆*・゜★。。.:*・☆*・。..:*・゜
。..:○★◎☆。∂∇。★◎*・゜゚。◎★
   ◎☆◇☆。*・.。..☆◎。.:☆◇*.....。
  ゜゚・*:..。.*・☆◎。__☆◎*・。..:*・゜ ゜   
        \       /       
          \    /
     . ∧_∧\ /   
      (=^ェ^=)..∞   おめでとうございます! 
      / つ つ△  
    〜(   ノ
       しし'

いつまでもスレの重鎮・兄貴分として活躍してください!
ご家族や天上界のは皆様お元気ですか?


>ミルドラース様
1、どうにもならない
2、来世で童貞
3、子孫に呪いが
4、呪い返し
5、特定童貞(素人童貞、風俗童貞、etc)
などが考えられますね。
いずれにしても大魔王様に対してタワケた>>273ですね
ベツニミルドラースサマコジンアテジャナイカ…
279あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 11:09:29 ID:K740hg5a0
>>98続き
影「それで、そのお嫌いな統合軍のさらに嫌いな裏切り者に何の御用でしょうか?」
ガラハッド「ははは、怒るところを見ると、なるほど、まだ脈がありそうだな。」
影「はあ…」

ガラハッド「私にあなたの事を話してくれた統合軍の者の一人にミルドレッドというミイラたちの長がいる。
      知っているか?」
影「ミルドレッドさん!?もちろん知っています。」
ガラハッド「彼はなかなかの武人だな。騎士道とは相容れない部分もあるが、
      それでも私と彼は意気投合してな、色々と語り合った事がある。」
影「そうでしたか…」

ガラハッド「その中であなたの話題も出たのだが、ミルドレッド殿はあなたを高く評価していた。」
影「……」
ガラハッド「それが私の抱いていたイメージとずいぶん違ったので驚いたものだ。
      それで、一度あなたと話してみたいと思っていたのだ。」
影「それで、会ってみていかがですか?」

ガラハッド「失礼だが、私は魔王軍から寝返ったと聞いて、ずるがしこい子悪党をイメージしていた。」
影「その通りかと…」
ガラハッド「ははは。まあ、恐ろしさは無いな。言っては何だが、弱いだろ?」
影「…見ての通りですよ!」

ガラハッド「まあまあ、そう怒らないでくれ。」
影「…」
ガラハッド「…そうだな…邪悪な感じではないな。それに統合軍のほかの士官のような陰湿さもない。」
影「…キラエン様やキラ・リー様を知らないのですか?」
ガラハッド「うん!?いや、会ったことはないな…」
影「そうですか…」
280あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 11:10:45 ID:K740hg5a0
ガラハッド「統合軍に協力している我が国の重臣達も、前々から気に入らなかったものが多い。」
影「はあ…」
ガラハッド「正直言って統合軍との同盟には私は反対だ。」
影「……」
ガラハッド「私だけではない。ランスロットやモルガンも同意見だ。」
影「海兵団長殿に魔導師団長様ですね。」
ガラハッド「うむ。だが、重臣達は親統合軍が半数を超えているし、
      それには大臣も含まれている。」

影「……いったい、どういうつもりで私にそんな話をするのですか?」
ガラハッド「ミルドレッド殿が言っていた。あなたは、なにか目的が有って統合軍に入ったと。」
影「…そうです。世界の平和の為です。」
ガラハッド「ふん!統合軍の掲げる理想など、本気で考えるものがどこにいる!」
影「…」

ガラハッド「私は統合軍との同盟を解消しようと思っている。
      大体、この同盟にはおかしな所が多い。
      すでに私は幾つか親統合軍派を弾劾する証拠を掴んでもいる。」
影「なんと!」
ガラハッド「単刀直入に言おう。あなたに協力して欲しい。」
影「…」
ガラハッド「魔王軍、統合軍両方に所属した経歴を持つあなたなら、
      我々に有利な情報を持っているのではないかな?
      それに、統合軍が勝てるとは私は信じていない。
      あなたの本当の目的が何か知らないが、敗れてしまえば叶えられまい。」
影「本気でそんな事を言っているのですか?
  今あったばかりの私に向って?」
ガラハッド「実は、もう一人、あなたの事を私に語った人物がいる。信頼と尊敬に値する方だ。」
影「ほう…誰です?」
281あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 11:12:34 ID:K740hg5a0
ガラハッド「…今は言えない。」
影「…」
ガラハッド「どうだ?もちろん、統合軍をこの国から追い出した後のあなたの身分は保証しよう。」

影「……はっ…ははは…はははははは!!!!!!!!!」
ガラハッド「…何がおかしい?」
影「エジンベアの聖騎士と名高い陸兵団長ガラハッド卿が、
  これほどお人好しの世間知らずとは知りませんでした!」
ガラハッド「……」
影「誰が私について何を言ったか知りませんが、私は統合軍の理想に打たれて
  軍に加わり、今ある程度の地位もいただいております。
  統合軍は魔王軍相手に一歩も引かず戦っているではないですか!
  もう魔王軍という古い組織に未来は有りません。
  地上進行から今まで何年かかっているか…
  あなた達人間の生きる道…それは統合軍に協力する事だけです。
  察するに、あなたの目的は権力争いでしょう?
  大臣を含む有力な親統合軍派を武力を背景に排斥して、自分達が国政の」
ガラハッド「やめたまえ!もう結構だ!」

影「…」
ガラハッド「確かに私の見込み違いだったようだ。もう少し話の分かる男かと思ったが…」
影「あなたの事はクラックス様に報告しておきますよ。」
ガラハッド「思っていたより、頭も廻らないようだな…」
影「え!?」
ガラハッド「こんな話をして、断られて、あなたを放っておくと思うかね?」

ガラハッドが指を鳴らすと、隠れていた3人の兵が一斉に駆け込んできて、
あやしい影に剣を突きつけた!
影「あwせdrftgyふじこ」
ガラハッド「暫く牢に入っていてもらおうか。あなたにも用の魔法の枷を、モルガンが用意している…」
282あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 11:43:56 ID:K740hg5a0
男A「まあ、田舎者のあなたにこんな事言っても分からないかもしれないが、
   要するに統合軍に協力しようってお偉いさんは、なにかおかしいのですよ!」
ジョン「なにか…とは具体的にはどういう風におかしいのですか?」
男B「なんだろうな…なんていうか、田舎者?って感じでしょうか?」
ジョン「…それでは分かりません。」
男A「ジェントルマンじゃないってことです。」
ジョン「…」

女A「それに、同盟に反対したトリスタン卿が、急に意見を変えたのもおかしいですわよね!
   まるで田舎者みたい!」
ジョン「ほう、そんな事が…」
女B「そうそう!それにほら!パーシバル卿!」
女C「おかしいですわよねー!探索の旅に出たといわれていますが、
   もうおでかけになって何ヶ月かしら!?どこへ向ったのか、ご家族も知らないらしいわよ!」
女A「おお!怖い!このエジンベアでそんな田舎みたいなことが起こるなんて!」
ジョン「…いちいち田舎田舎って言うのはやめry」
男B「しっ!大きな声で話すと誰かに聞かれますよ!」
女B「あら、嫌だわ私とした事が。おほほほ。」

スレイン「(ボソボソ)彼等の会話聞いてると、何かしらイライラするのですが…」
ジョン「(ボソボソ)暫く我慢してください…」

※「みなさん集まってなんの話ですか?」
男A「これは王女様!」
女A「王女様!ご機嫌麗しゅう…」
王女「あら…イナk…お客様ですか?」
ジョン「ご無沙汰しております王女様。」
王女「あなたは確か…ジョンさんね!?」
ジョン「はい。」
王女「あら!?お連れのシスターの方は?」
283あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 11:44:54 ID:K740hg5a0
ジョン「アリアさんは今はちょっと別行動をしておりまして。」
王女「そちらの方は?」
ジョン「王女様紹介します。友人のスレインです。」
スレイン「スレインと申します。お目にかかれて光栄です。」

王女「…(ポー)」
ジョン「王女様?」
王女「はっ!あ、ようこそ我がエジンベアへ。
    お父様にはもう会われましたか?」
ジョン「いえ。戦時中で何かとお忙しいかと。」
王女「父上は何か悩みがあるようなのです…」
ジョン「ほう…」
スレイン「(ボソボソ)なぜ突然旅の者にそんな大事を…」
ジョン「(ボソボソ)それがドラクエですよ…」

王女「よかったら話を聞いてあげてください。」
ジョン「戦争のことでしょうか?それでしたら余所者の出る幕ではないかと。」
王女「統合軍と同盟してからおかしな事ばかり!それでお父様がお悩みなのですわ!」
女A「王女様!」
王女「構いません!ガラハッドもそう言っていました!」

スレイン「(ボソボソ)国論が分かれているのでしょうか?」
ジョン「(ボソボソ)そのようですね。」
侍女「王女様ー!」
王女「あら、いけない!ごきげんよう、ジョンさん。
    ごきげんよう…スレインさん。」

ジョン「…(ジー)」
スレイン「な、なんですかジョンさん!?」
284あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 11:45:49 ID:K740hg5a0
ヒロロ「おーい!」
ジョン「あ!ヒロロさん!どうでした?」
ヒロロ「うん、色々情報集めてきたよ!」
マルコ「はい!このメモにまとめておいたから!」
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/14662/1124632567/337-338

ジョン「…」
スレイン「…」
ジョン「どこでこんなに情報集めたんですか?それもこんな短時間で…」
ヒロロ「えっと、立ち聞きしたり、メモ拾ったり。」
マルコ「なんかこの国の人、みんな揃って重要な話題を喋っているんですよねー」
ヒロロ「僕らにも全然気付かないしね!」

スレイン「(ボソボソ)これもドラクエ効果ですか?」
ジョン「(ボソボソ)彼等にはさらに何か特別な補正がかかってるんじゃないでしょうか…」
ヒロロ「なに?」
ジョン「いえ…国王に会ってみますか?」
スレイン「そうですね。今のところ外部の者だからと言って突然捕まったりはしないようですし、
    会えるものなら会いたいですね。」

兵A「さっさと歩け!」
影「押さないで下さいよ(涙」

ジョン・スレイン「あ…」
影「あ…」
ヒロロ「あれ!?あやしい影さん!」
マルコ「なに?ウインクなんかしてどうしたの?」
影「えっと…(滝汗)」
285ほうおう@携帯 ◆bVRzVePzyM :2005/12/13(火) 13:13:44 ID:Yzc4z6bPO
お祝いありがとうございます。
現在旅の途中でして、着いた先のネットカフェでしっかりとしたレスをさせていただきます。

ありがとうございました。
286あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 15:23:01 ID:q4HyqygI0
>ほうおう様
旅行とは結構ですね!

さて、続き書くか…

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
兵A「こら!おまえ達ここで何をしている!」
兵B「まずいな…誰にも見られないように連行するよう命令されたのに…」
兵C「うん?…あなたは…ジョンさんではないですか?」
ジョン「はい。そうです。」
兵A「ジョン?あの勇者様のお仲間だった?」
ジョン「今は別行動中ですが…」
兵B「そうでしたか!あなたがジョンさんですか!」
ジョン「エ〜ト…その…そのあやしい影は…」
兵A「これから牢に連れて行くところです。ご存知ですか?」
ジョン「まあその…」

あやしい影は必死の形相で目配せしている!
ジョン「いや、知り合いのあやしい影とはちょっと違うかなー…」
兵A「…そうですか。」
兵B「あやしい影なんてみんな同じように見えますからね。」
兵C「すみませんが、今ここで私達に会った事は、他言しないでいただけますか?」
ジョン「それはもちろん構いません…そのあやしい影は何をしたのですか?」

兵A「え〜と…」
兵B「申し訳ありませんが…」
ジョン「ああ、まあ分かりました。聞かない事にしましょう…」

影は連行されていった!
スレイン「どうしましょう?」
ジョン「我々もあまりうろうろしない方が良さそうですね…」
287ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/13(火) 16:41:14 ID:Vr1dM6s+0
グレイ「むぅ〜〜〜〜〜〜〜っ!」
グレイダーキンは、口からどす黒い何かを吸い込み、巨大化していく…
聖水のかかった部分は吹き飛ぶが、吹き飛ぶよりずっと早く巨大化する
グレイダーキンには、大して効果が無いようだ。

グレイ「ワシは、この負の感情が満ちた世界では…無敵なのじゃあぁぁ〜〜〜ッ!」
288あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 16:47:31 ID:q4HyqygI0
マルコ「それはいいけど、あの影さんはどうするの?」
スレイン「助けなくては!」
ジョン「我々で影さんを救出しに行くのは危険ですね…何か別の手がないでしょうか。」
ヒロロ「あのトロルさんはどうしたかな?」
スレイン「彼がまだ統合軍として紛れ込んでいるなら、彼を通して何かできるかも…」
ジョン「そうですね…牢の影さんと面会できるだけでも…トロルさんを探しましょう。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒロロ「あ!いたいた!」
スレイン「なんだか一回も迷いませんでしたね。」
ジョン「昔やたらと運の高い遊び人と旅したときの事ですが、
    かれは初めてのダンジョンでなぜか最短ルートを感で選べたんですよ。
    あのときを思い出します。」

トロル「お、あんたら…」
ジョン「一人ですか?」
トロル「ああ、この部屋が統合軍の兵士の控え室で、中にはキラーマシンだのミイラだのがいるぜ。」
ジョン「実は影さんが捕まってしまったのです!」
トロル「なんだって!?」
ジョン「彼は単独行動したのですか?」
トロル「陸兵団長のガラハッドとか言うのに呼び出されたんだ。」
ジョン「そうですか…」

トロル「どうするんだい?」
ジョン「長居は危険だと思うのですが、影さんを放っても置けません。
    ところで、あなたのほうで何か収穫は有りましたか?」
トロル「いや、影さんが行っちまってからじっとしてたからな。」
289あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 16:50:04 ID:q4HyqygI0
スレイン「ラナの事は?」
トロル「さあなあ…」
ジョン「あなたはラナさんを掴まえて統合軍につれてきた本人でしょう?
    それを言って、自分が捕まえたエルフはどこに行ったかなーとか聞き出せませんか?」
トロル「あー、なるほど。できっかなー。。。」

ジョン「(ボソボソ)スレインさん!落ち着いて!」
スレイン「(ボソボソ)クソ!この腐れトロルめ!!!」

ヒロロ「スレインさんを捕まえたことにしたら?」
ジョン「?どういうことです?」
ヒロロ「トロルさんが、またエルフを掴まえたって言って、スレインさんを連れて行くのさ。
    それで、トロルさんとスレインさん二人で、ラナさんについて可能な限り聞き出す。
    それから、スレインさんは一旦この国の牢屋に閉じ込めるように言うんだ。
    そうすれば影さんにも会えるかもよ。」
スレイン・ジョン「……」

ジョン「危険ですけど、上手くいけば…」
スレイン「上手く牢屋に入れてくれますかね?それも影さんの近くに…」
ジョン「この国の有力者が協力してくれれば…そうだ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
王女「まあ…そんな事上手く行くかしら?」
スレイン「お願いします!」
王女「(ポッ)分かりました。信頼できるものに話してみます。でも、気をつけてくだいね。」
スレイン「ありがとうございます。」
ヒロロ「急いでね。」
王女「ええ。」
ジョン「(ニヤニヤ)」
スレイン「その目は何ですかジョンさん!」
290あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 16:50:47 ID:q4HyqygI0
キラーマシン「ほう!エルフとは!これはこれは…
      うむ、トロル君、でかしたぞ。キラルス様がお喜びになるだろう!」
トロル「えへへへへ。」

スレイン「やはりラナを浚ったのもおまえ達だったのか!」
キラーマシン「ほう、あの娘はラナと言うのか…ははは、そうだとも。
      我が軍の最新兵器に使われたのだから、光栄に思うべきだな。
      クックック…もちろん、その栄誉はお前もすぐに賜る事になるぞ!」
スレイン「最新兵器に!!??どういうことだぁあ!」

キラーマシン「おまえ達エルフは体力は低いが、魔力は素晴らしい!
      それを新兵器の動力として利用するのだ!
      まさに我が軍の科学が産んだ、画期的な発明だ!」
スレイン「そ、その後はどうなるんだ!兵器に使われた後は!」
キラーマシン「その後?ふん!あとなどあるものか!
      兵器の一部として組み込まれ、自分の意識など無くなる…
      壊れるまで使われるのさ!どうだ!素晴らしいだろう!」

スレイン「おのれええぇぇ!!!」
トロル「(すげえ迫真の演技だぜ!!それにこのキラーマシンも、ベラベラよく喋る事!)」
ナカノヒト「演技じゃないし、悪役がベラベラ喋るのはお約束です。」
鬼面導師@歴史編纂室「すみません、すぐつれて帰ります。」

スレイン「ラナは…ラナはどこだ!」
キラーマシン「以前の地上戦用兵器がバラモス軍のさまよう鎧にぶっ壊されたからな…
      いまはデストロイヤー内で、最新兵器とともに調整中さ!」
トロル「(メモ取りながら)ですと ろいやーない…と。ないってどういう字だっけ…」
291あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 16:53:20 ID:q4HyqygI0
むう!?ビートさんが来ていましたね?

>ビートさん
ヒロロ、マルコご両人借りてますよ。
不都合な部分や、口調の間違い等指摘あればお願いします。
292あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 17:18:03 ID:q4HyqygI0
(バタン!)扉が開いて、エジンベア兵が入ってくる。
キラーマシン「む!?なんですかあなた方は!」
兵A「不審者を捕らえたと聞いたが、それならば引き渡してもらいましょう。」
兵B「そのものですね。おい!連行しろ!」
キラーマシン「待った待った!これは我がぐんで捕らえたものです。
      我が軍の本部に送ります!」
兵A「何を言う!エジンベア領内で捕らえられた犯罪者は、エジンベアの法で裁くものだ!」
キラーマシン「いやしかし…治外法権です!」
兵B「統合軍はこれまでも捕虜を自分達で扱わず、どんどん友好国に押し付けてきたではないか!
   この捕虜だけ自分で扱うとはどういう風の吹き回しでしょう?」

キラーマシン「…(っち!こいつ等は確か我が軍との同盟を快く思ってない連中だな…
      仕方ない、ここはこいつ等に渡して、後で洗脳した連中を使って取り戻そう…)
      分かりました。お引渡ししましょう。(おまえらもすぐに洗脳してやる!)」
兵A「ご協力感謝する。」
兵B「歩け!」

トロル「(上手くいくもんだなオイ…)」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
影「おりょりょ、スレインさん!」
スレイン「やあ影さん、ラナのこと、分かりましたよ!」
影「そうですか…それはともかく、捕まっちゃったんですか?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
トロル「…と、言う事だ。」
ジョン「なるほど…」
ヒロロ「やっぱり悪だ!統合軍は悪だ!」
王女「これを国民に知らせれば…」
ジョン「待って下さい、焦ってはいけません…」
293あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 17:54:54 ID:q4HyqygI0
〜現在〜
セッテ「ついたよ、ジミー君。」
ジミー「アリアハン!?なんだってここに?」
セッテ「冒険って、ここから始まるものなんだよ。」
ジミー「わけわかんね。っていうか、俺連れてはいる気かよ!」

兵A「これは大賢者様!」
兵B「大賢者様!ご無沙汰しております!」

セッテ「全然問題ないだろ?こう見えても顔が利くんだ♪」
ジミー「(俺この前ここの城下町で暴れたばっかなんだけどな…)
     で!?なんでここにつれてきたんだよ!」
セッテ「まずは統合軍についているエジンベア、ジパング、イシスを何とかしないとね。」
ジミー「はぁ。」
セッテ「すぐに分かるよ!」

アリアハン王「おうセッテではないか!しばらくじゃな!」
セッテ「ちょっとこのところ忙しくて…」
国王「たまには顔を出さんか!む!?そのものは?」
セッテ「シャーマンのジミー君。シャーマン族の最長老の息子ですよ。」
国王「シャーマンは見れば分かるが…魔王軍ではないのじゃな?」
セッテ「そうでもあるしそうでもないし…」
ジミー「おいおい…(滝汗)」
国王「ふむ…まあおぬしの事じゃから、何か有るのじゃろう。」

セッテ「王様、いよいよ統合軍と魔王軍の戦いは最終決戦に入りました。」
国王「そうか…ではわが国は巻き込まれずにすみそうじゃな…
    どちらが勝っても、わが国にとっては喜ばしいことじゃ。」
294あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 17:56:05 ID:q4HyqygI0
セッテ「ところがそうは行きません。」
国王「なぜじゃな?」
セッテ「詳しく話してもどうせ分からないと思うから端折って言いますが…」
国王「これこれ!(苦笑)」
セッテ「(平然)統合軍が勝ったら、人類は…いえ、この世界はおしまいです。」
国王「……なんじゃと!?」
セッテ「彼等は月を落すつもりです。この大地に。」

国王「月!?あのお空のお月様か?」
セッテ「他に月がありますかね?」
国王「わはっ!わはははは!またおぬしは冗談が好きじゃの!わはは…」
セッテ「…」
国王「マジ!?」
セッテ「マジ。」
国王「どどど、どうすればよいのじゃ!?ゆ、勇者殿に!」

セッテ「まあまあ、落ち着いて!勇者君でも宇宙には行けないですよ。」
国王「ではどうすれば…」
セッテ「あくまで統合軍が勝った場合です。魔王軍が勝てば、我々は救われます。」
国王「魔王軍!?馬鹿な!我等の運命を魔王軍にたくせというのか?」
セッテ「まあ、単的に言えばそうです。」
国王「魔王軍こそ我等の敵ではないか!我等人間を滅ぼすのが、ヤツ等の目的じゃろう!」

ジミー「待った待った!おっさんよ!それはあんまりだぜ!」
国王「お、おっさん!?」
セッテ「(ニヤニヤ)」
ジミー「魔王軍はあんたが思ってるようなヤツらじゃねえよ!むしろ平和のために戦ってんだぜ!」
国王「何を馬鹿な…」
295あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 17:58:35 ID:q4HyqygI0
セッテ「ま、その話は置いとこうよ。そのうちじっくり話し合える日も来るさ。」
ジミー「でもよ…」
セッテ「魔王軍が人間の敵かどうかはともかく、彼等が勝てば、
    少なくとも我等は生き延びられる。彼等が自分達のために戦うのか、
    他の生き物達のために戦うのかはともかく、現実だけ見て下さい、王様。」

国王「…よかろう、それで?」
セッテ「魔王軍が勝った場合、統合軍は消滅します。
    統合軍の魔者達は…ね。」
国王「ふむ、分かったぞ。同盟しておる3国じゃな。」
セッテ「そうです。魔王軍と敵対したままこの3国が残ります。
     また、他の…この国も含めた人間の国とも断交したままですね。」
国王「力関係が崩れるのう…」

セッテ「統合軍3国、その他の王国、魔王軍と、3勢力になってしまえば、
    それは圧倒的に強い魔王軍と、弱小の2勢力となります。」
国王「はっきり言うのう…だが、そのとおりじゃな。」
セッテ「そこで、僕がバランス取りに一肌脱ごうかなと。」
ジミー「旦那…いいかげんにしてくれよ!おれは帰る!」
セッテ「待つんだジミー君。次の君達の戦いにも、これは大事な事なんだ。」
ジミー「…分からないんだが。」

セッテ「抑止力…イレギュラーズを抑えるには充分な抑止力が必要だよ。
     君の仲間達が充分に力を発揮するには地上のある程度の安定が必要だ。」
ジミー「難しい事言わないでくれ。」
セッテ「…僕もあまり詳しくは話せないんだよ。ともかくここは僕を信じてくれ。」
296あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 18:00:33 ID:q4HyqygI0
国王「え〜と…」
セッテ「こっちの話しです。」
国王「全くこの無礼者は…」

セッテ「僕はエジンベア・イシス・ジパングにも知り合いがいます。」
国王「そりゃそうじゃろうな。」
セッテ「統合軍は大分ひどい手段を用いて3国を騙して同盟していると思われます。」
国王「…確かか?」
セッテ「確かかどうかなんて問題じゃないですよ。要は、そう言う理由で統合軍寄りの国政を
    引っ繰り返せればそれでいいんです。」
国王「セッテよ、そういう事は大きな声で言う事ではないぞ。」

セッテ「王様、アリアハンで支援してくれませんか?」
国王「…話してみよ。」
セッテ「もちろん、直接軍を送ったら内政干渉ですからね。
    ルイーダでヒマをもてあましている連中を借りて…と思ってます。」
国王「武力を使うか…クーデターじゃな?」

セッテ「これまでこっそり3国を飛び回って来ました。
    イシスとジパングは女王自らが兵を率います。
    エジンベアはガラハッド卿始め、軍首脳が。
    いずれの場合も君側の奸を除く事をうたい文句にします。」
国王「ふむ…そこに外部からも支援しろと?」
セッテ「そうです。さっき言った冒険者連中に加え、物資の応援がありがたいですね。」
国王「親統合軍勢力を一掃して、戦争の前に戻そうと言うか…
    わが国に見返りは?」
セッテ「表には出ませんが、それぞれの国の首脳はあなたに深く感謝するでしょう。」
国王「…よし!すぐに会議を開く!」
297あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 18:01:32 ID:q4HyqygI0
ジミー「俺はどうすれば…」
セッテ「うん?会議が終わるの待ってればいいよ。」
ジミー「そうじゃなくて、こんなクーデターに巻き込まれても…」
セッテ「シャーマン族活躍のチャンスじゃないか!
    それに君、ジパングの女王様と面識があるんだろ?」
ジミー「ああ、まあ会った事あるけど。」
セッテ「頼むよ、君の手助けが必要なんだ。」
ジミー「旦那…旦那の目的はイレギュラーズだろ?何をするつもりだい?」

セッテ「その名をあまり軽軽しく口にしてはいけない。
     極善のものも、極悪のものも引き寄せてしまう…」
ジミー「その名って、イレry」
セッテ「シー!そうだよ。」
ジミー「脅かすなよ…」
セッテ「脅かしてないさ。僕自身も見つかったらヤバイんだ。」
ジミー「…」

セッテ「もう少し、事態が進展すれば、きっと全部話せる。」
ジミー「分かったよ。
    あー!宇宙はどうなったかなー。」
セッテ「統合軍のシャーマン部隊が心配かい?」
ジミー「当たり前じゃねえか!…俺の弟と妹もいるはずなんだぞ…」
セッテ「…きっと上手くいくよ。君の仲間を信じる事だ。」

兵「セッテ様!王様がおよびです!」
セッテ「よし!」

国王「セッテ!決まったぞ!おぬしの話、乗ってやろう!」
セッテ「さすが名君です。」
国王「よく言うわw!」
298あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/13(火) 18:03:02 ID:q4HyqygI0
>ロビン3さん他皆さん
何か問題あれば遠慮なくどうぞ。

今日はこんな所で。
明日は回想も書かなきゃ…
ノシ
299ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/13(火) 22:15:05 ID:dIJOL7yK0
マッツン「やはり…これでは…」
ロビン3「これだけの負の力に対抗できる強力なモノは…ない。こうなればせいぜい神頼み…」
キラーマ「非現実的な…」
のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャヤッテミヨーゼ」
ロビン3「それもそうやな!やってみなけりゃわからへん!」
キラーマ「だからその方法は非現実的だと言っている。早急に退き、部隊を…
                      __
                   \ .|o| /        __
         r=''i~||`ヽ.      r'_,-,_',         |~|  |`'ー、
         |  |..||`ヽ.|    〔|}_.―._{|〕        l,_|  |〔〔l||
         〔||―'-i....___|..___,-〉ヘHヘ〈ー、__,............___|.........|‐=‖
          |`ーレニニi77ニニi7ヲ/ヲ/フ´ニニニ|   | .| _.-;''\||
         |冂|    | |     |三三|       |   | .| |c〈 〈ヽヽ.   ,--、
         || |   | |==、_|三三|__,.====|   | .| |c∧ ヽ〉 ヽ /  /   , -‐、
         || |r===,| |- - - - - - - - - - - -'、三ニ', | ヽ,c.',__ri^i/`''/  / /
         || ト、 三`'i|| ̄||三三三|| ̄ ̄|| ̄`Y`、.三`、|/___./`''/-、/`'/
         || | `i''ー-||  |:三三三||    ||  :|  . ̄ ̄l.i´r====ノ`ー'^'ー'´`'/ _... -‐‐┐
        / ̄ ̄フ`ヽ, ||  |'(米)三/|   || .目|     |.| |::::::/`ー--、.._`ー'ゝ''´、,_,.-‐''´
      r、/__/ r‐‐i'´〔ト、|〕7`'r'´ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄i , -‐‐'‐'''''´`ヽ,_    `'ー、`ー;´
     /|/ ̄__/`ヽ, | []|`i´ ̄|  |  | ̄]  .| rr‐| ゝ、___)_..))   i ̄`ー-、   ゝ、
     |r―--、    |__| .|........|   |_. ̄__|__|l,___|    `'ー`'''ー-'、    ヽ  (_ ,' ,'ー-、
     `y'フー、ヽ,  ∧r-ヽ,ヽ‐‐',.___`ーr‐‐‐‐r‐‐-r、iノ          `''ー--―''´`''ー-

キラーマ「………非現実的な…」
のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャヤッツケロー」
マッツン「確かに音楽はすぎやま御大ですけど…無理が…」
300ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/13(火) 22:55:57 ID:dIJOL7yK0
今日はほうおう様の入隊記念日や!
おめでとうございます!

@@
@@@
ヾ/ノノ  ,|> ̄ヽ 
ヽ~|l  [○][] ll∧
ヽll⊂i))日===='']_)

>>二代目様(仮)
応援、励みになります。
引っ張りすぎたので、出来るだけ早く終わらせるよう努力します。

>>270はん
こういう流れに持っていった身としては
その言葉は非常に嬉しいもんがあるで。
…っておーい吊らなんでもええやんかー!

>>273はん
キラーマ「我々には性交機能はない。効果はないと思うが」
マッツン「きっと中の人ですよ」
ロビン3「ああ、可哀相に…でも別のスレに貼れば回避できるんやろ?」
キラーマ「そのような真似をすれば、俺が撃つ。安心しろ」
301みーちゃん(ミルドラース) ◆d9RL5flKxw :2005/12/14(水) 11:15:21 ID:orhMhyWd0
一日遅れだが大臣参戦3周年乙。
俺も旅に出よう
302あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/14(水) 11:32:42 ID:0S4aqmYN0
〜デストロイヤー内部〜
ガダ「状況はどうなっている?」
シャーマンA「A−6の推進装置内で、交戦中です。」
シャーマンB「例の破滅軍団とか何とかが出動しているらしいですよ。」

ガダ「ふむ…」
シャーマンA「残念ながらA-6惑星の方はここからは何も出来ないと思います。」
ガダ「そうだな。」

ゾンビマスターA「みんな!あれ!>>299
シャーマン達「伝説巨神キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!」
ガダ「召喚魔法みたいなもんか?」

シャーマンA「このデストロイヤーもトランスフォーメーションしたから…
      巨大ロボ対巨大ロボもありえますね。」
ガダ「ますます俺たちの手には負えねえな…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>ロビン3さん
大広間テストスレの340の案でお願いしたいと思います。
できれば上手くそこにつなげる前フリしていただけますかね?
自分でも考えてみたのですが上手くいかなくて…
ま、自分でももう少し考えてみます。
303あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/14(水) 11:34:30 ID:0S4aqmYN0
>ミルドラース様
おおお!リアタイかな?
みんな旅ですか…
でもミルドラース様は5の世界が本拠だから、ここも旅先といえますね!
そう言えば紫ターバンさんは元気かな…
304ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/15(木) 00:54:01 ID:RdFlSi+50
-デストロイヤー内部-

通路の向こう側からやってくるミイラ男とキラーマシン。
何やら話ながら足早に歩いている。
キラーマシン@技術員「それにしても、ヤツラめ…ドウセ3階へ続く最終装甲扉を破れるハズないというのニ」
ミイラ男「技術員のアンタがいうなら間違いないんだろうけどさ。万が一って事もあるし…」
キラーマシン「心配ナイ。最終装甲扉ニハ我ラの科学の結晶が集約されている。
       単一素粒子装甲、PSTP装甲、といったモノが一つの積層装甲となってイル…。
       それに周りの壁は魔法反応装甲ダ。迂闊に高火力ノ魔法を使用すれば、身を危険に晒ス。
       無敵ダ。確実ニ」
ミイラ男「ふ〜ん。よく分からないけど、凄いんだな。
     でも、本当に大丈夫?」
キラーマシン「…一ツだけ突破法ハある。それは、デストロイヤー側から最終装甲扉のロックを外すコト。
ミイラ男「じゃあ裏切り者でもいたらやばいじゃん」
キラーマシン「問題ナイ。管制室は厳重にクラックス様に忠誠を誓う精鋭で警護されてイル」
ミイラ男「そういうんなら大丈夫なんだろうけど…あ!」
ミイラ達に一番近いシャーマンとばったりと目が合う。
ミイラ男「シャーマン共か。全く、兵の一人ぐらい送れってんだよ…」
シャーマン「なにぃ!?」
ミイラ男「おーこわ。さっさと行こうぜ」
キラーマシン「………」
ミイラ男達は、扉を通りいずこかへ行った。
305ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/15(木) 01:18:34 ID:RdFlSi+50
-機械集中修理室-

???「……む…」
がばっ、と身を起こす影。
キラーマシン「目覚めましたか」
その反応に気づいた、人キラーマシンが声をかける。
???「ここはどこだ?状況は!?」
キラーマシン「ここは天空戦艦デストロイヤーの機械集中修理室。
       あなたはアレフガルド中心殴り込み艦隊の唯一の生き残り…」
???「なっ……」
キラーマシン「現在、計画A-6が実行中です。準備を整え次第、早急に出撃せよとの命令が」
???「A-6だと!何と馬鹿な…何もかも滅ぼすつもりか!?」
キラーマシン「………」
近くに置かれた資料を手に取り、キラーマシンが目を通す。
キラーマシン「思考回路に異常が生じています。一度分解して整備を」
???「なにを言っている?私は正常だぞ」
慌てて影が言うも、キラーマシンは無視して修理道具に手をかける。
???「くっ…」

数分後、配線を晒し、胴体に切れ込みが入ったキラーマシンが
火花を散らし床に倒れている。

???「ハァ…ハァ…(明らかに変だ。アレフガルド中心殴り込み艦隊、
    カルネアデス・バグラチオン作戦…知っているのに知らないはずの情報…?記録が不明瞭だ。何故?)
    …いや、今はA-6計画を止めるのが先だ。あのような所行…やれせては!」
306ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/15(木) 01:23:55 ID:RdFlSi+50
>>影はん
都合いいやり方やけど、これでどうやろ?
あからさま過ぎやけど。

>>旅
ワイもそういうのはあったなぁ。
最も、移動手段は二輪だから大した所に行かへんかったけど。
307あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/15(木) 12:34:27 ID:rXbjiiDt0
>ロビン3さん
バッチリです!ありがとうございます!
単純明快が一番ですよ!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
シャーマンA「ガダさん!いま、キラーマシンとミイラ男の会話を漏れ聞いたのですが…」
ガダ「うん?なんだ?」
シャーマンA「いえ、たまたま通りかかったので正確に聞き取れたわけでは内のですが、
        どうやらA−6小惑星の推進装置内には絶対に破れない扉があるそうです。」
ガダ「扉!?…バラモス軍の精鋭でも無理なのか?」
シャーマンA「キラーマシンは自信満々という風でしたよ。」
ガダ「なるほど…万全を期しているってわけか。統合軍らしいな。
   でも敗れなくても扉である以上開く方法はあるだろう?
   そうじゃなきゃ壁にしちまえばいいんだ。」
シャーマンA「それなんです!話では、どうやら開閉装置はこのデストロイヤーに有るそうなのです!」
ガダ「なんだと…なるほどな。いくら推進装置に人を送っても無駄か…」

シャーマンB「ガダさん!我等の出番ですよ!」
ガダ「うん、そうだな。だが、警備は厳重なはずだ…覚悟はいいな?」
一同「おおー!」
001号「??うが−−−!!」

シャーマンA「管理室の場所がわかるものはいるか?」
シャーマンD「恐らくそれと思われる場所なら…」
ガダ「よし!行って見よう!!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
すみません、今日はこれで終わりかもしれません…
308ダークマター:2005/12/15(木) 21:54:08 ID:GdgvIqet0
事情によりトリップ(ry

ダークマター「お、おい…あれは一体?」
金「巨大メカ?あの戦艦と戦うんでしょうか…」
309あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/16(金) 16:24:09 ID:xNB2qsoj0
〜エジンベアの牢獄〜

あやしい影「ほほう、デストロイヤー内にね…」
スレイン「デストロイヤーって統合軍の本部でもある巨大戦艦ってやつですよね。」
あやしい影「そうです。」

スレイン「となると、ラナを助けるには、敵の本拠地に乗り込まねばならない…」
あやしい影「無謀ですよ…」

スレイン「バラモス軍に助けてもらえないでしょうか?」
あやしい影「…正直に言って難しいと思います。
       エルフ族のためにバラモス軍が犠牲を払う理由はないですからね…」

スレイン「そうですよね。」
あやしい影「すみません…」

スレイン「いえ、仕方がないですよ。…これもエルフが外界と交流を断ってきた報いですね。」
あやしい影「…」

スレイン「ともかく、今はジョンさんたちを待ちましょう。」
310ほうおう@箱館:2005/12/16(金) 20:37:11 ID:oBQxljBq0
いつもいつもありがとうございます。

>影さん&ミルドラース殿
旅はいいですよ、えぇ。リフレッシュできました。

>ロビン3さん&ダークマターさん
ありがとうございます。これからもスレをよろしくお願いしますね。
ロビン3さんはバイカーですかな?

これからも宜しくお願いしますm(_ _)m
311ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/16(金) 23:20:33 ID:XeFc0c300
〜ランシール〜
バハラタを出た船は、ロンの狙い通りランシールに着いたようだ。
再びコショウ箱に戻り、倉庫まで運んでもらう。

船員A「くそっ…この箱だけ10倍ぐらい重いように感じる…」
船員B「きっとコショウを限界まで詰めてるのさ。さあ、運ぶぞ!」

ロン(あんまりマトモな検査してないんだな…適当に箱に入ってるだけなのに。)


しばらくして、倉庫に無事運び込まれたコショウ箱(と、ロン)。
人がいなくなったのを確認して箱から出ると、急いで地球のへそに向かった。
312あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/17(土) 12:10:28 ID:AOcchVKt0
>ほうおう様
ふむふむ、エゾですね!
私はサッポロには行ったことがありますよ。
年末年始はそちらで過ごされる予定でしょうか?
313名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/17(土) 22:19:03 ID:w3hBEDUh0
これがイデの導きだというのか…
314ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/18(日) 01:40:59 ID:pocW4PwS0
グレイ「かぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!」
グレイダーキンは、冷たく、輝く息を吐き出した!
巨大な氷柱が、バラモス軍に襲い掛かる!
315名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/18(日) 18:49:12 ID:TYuarKAUO
ダークマターは大防御して仁王立ちした!
「うう、少し寒いな。」
刃に電気と冷気を宿らせ、飛ばした!って展開に1000ペリカ。
316あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/19(月) 14:14:23 ID:uJD+9o5e0
>313さん
偉大ですね。IDがベッドウホ

>315さん
まあなんですか。
展開が予想できるというのは必ずしも悪い事ではないですね。
317ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/19(月) 20:57:56 ID:fNZexi4k0
ロビン3「回避行動ー!」
キラーマ「無理だ!被弾する!」

投弾行動のため、前衛に出ていたロビン3達は
まともに輝く息に飲まれ、襲いくる氷柱にダメージを受けてしまった。

ロビン3「駄目か…む?」
キラーマ「…!光学観測。黒い”何か”が消滅していく…」
マッツン「こちらでも光学観測、魔力観測で視認出来ました。恐らく、これがダークマターさんの仰った負の力…?」

天井付近で、黒い何かが薄くなり、ついには消えていく。

のっぴー「「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャムゲンチカラスゲー」
マッツン「今なら!」
ロビン3「ああ!ヒートソード!」

体勢を立て直したロビン3がヒートソードでグレイダーキンに斬りかかり、
他は数瞬送れてマシンガンによる支援を始めた。
318ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/19(月) 21:09:58 ID:hkoniGes0
ダークマター「なに…?」
金「ボケッとしている場合じゃないです!援護しましょう!」
ダークマター「あ、ああ…」

ダークマターは狙いを定めている!
ダークマターはメラゾーマを唱えた! >>グレイダーキン

ゴールドマンはマヒャドをちょっと唱えた!
氷の柱が一本だけ出て、グレイダーキンに飛んでいく!
319ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/20(火) 01:01:59 ID:sPc3+EHG0
グレイ「甘いわァッ!」
グレイダーキンの口から、どす黒い霧が噴出した!
全ての魔法がかき消された!
グレイ「ふふふ、ワシは呪文が無くても戦えるぞ…きさまらはどうじゃな…?」

切れ目は付いたが、すぐに内部から黒い霧が染み出し、傷は消えてしまった。
320あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/20(火) 11:26:27 ID:puCrbuWS0
しぃまったー!!!!
去年もやってしまったのにー!!!!!!


>皆さん
昨日19日はミルドラース様がこの世界に起こしになって3周年記念日でした!

>ミルドラース様
3周年おめでとうございます!
おかしいなー。一昨日の晩は確かに覚えていたのに…
お詫びといってはなんですが、綺麗どころを用意いたしました!

         みるどらーすさま〜!いまケーキ持って行くよ〜♪

              \ | /  
      _  l /      _    \ l _
    '´   ヽ  ̄     '´ヘ  ヽ   ̄ ,'´ヘ ヘヽ
    ! 〈ノノ)))〉☆。∂  l゙ノ〈ノヘハ)〉  〈(((ノ从 !
   ノ! i|*^ヮ人|◇◎  ..ノ!l|!*^ヮノリ     !、ヮ^ノ从
  (´ノ⊂)夲!つ| / . ((⊂)il][iつ    と)フと]|)
  (( fく/_|j〉ノ)     . 〈/-|」      く/_|j〉
    ' し'ノ        .  し'ノ       ヽし'

まあ変化の杖dうわなにをするやめ
321あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/20(火) 15:00:33 ID:53bbt3xv0
〜バラモス城〜
ビルマー「みんなはどうしておるかのう…」
ホイミン「まさか宇宙にまでいくとは思わなかったですわヨ!」
土偶戦士「バラモス軍のえり抜きが出張っていったんだ!きっと大丈夫でえ!」
スフラン「シクシクシクシクシク…」
ホイミン「スフランちゃん元気出して…」
ビルマー「…」
土偶戦士「いつまでもめそめそしてちゃいけねえぜ!」

ビルマー「秘書室も今回の戦いではボロボロになったのう…」
ホイミン「秘書室長は造反…ゴンちゃんは行方不明…スフランちゃんは立ち直れてないし…」
土偶戦士「けぇ!!しんきくせえなァ!」
ホイミン「ハア…」
土偶戦士「ため息はくねぇ!」

ビルマー「土偶戦士の言う通りじゃ!」
ホイミン「え?」
土偶戦士「呼び捨てかよおい。」
ビルマー「われら秘書室は、『いつでも明るくマターリ』でなくてはいかん!」
ホイミン「そうね…そうよね。」

ビルマー「戦争はおわっとらんが仕事はあるぞ!わしらで片付けるのじゃ!」
土偶戦士「仕事?」
ホイミン「まずクリスマスの準備ね!」
ビルマー「そして忘年会と新年会じゃ!」
土偶戦士「…」
ホイミン「来年のカレンダーと年賀状もそろそろ準備しないと間に合わないわヨ!」
ビルマー「むう…年賀状書こうにもバラモス様がおらんぞ!」
ホイミン「名前も印刷して勝手にハンコ押しちゃえばいいわヨ!」
ビルマー「おお!冴え取るのうw!」
土偶戦士「おい…戦争中だぜ…」
322あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/20(火) 18:08:19 ID:53bbt3xv0
ちょっと待機してましょう。誰か来るかな?
323あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/20(火) 19:07:14 ID:53bbt3xv0
〜エジンベア〜
王女「大丈夫かしら?スレインさん…」
ジョン「適当な理由をつけて釈放していただけませんか?」
王女「どうかしら?モルガン?」

モルガン「そうですね…出来ない事もありませんが、数日は我慢してもらわねばなりません。」
王女「まあ!そんなひどい!あんまりです!」
ジョン「いや、それくらいは覚悟してますよ。」

王女「でも、牢屋なんて危険で汚い場所なのでしょう?」
モルガン「衛生面での心配はありません。」
ジョン「それにある意味どこよりも安全ですよ!」

王女「まあ…でも私が近づこうとすると、みんな危なくて汚いからダメだって…」
モルガン「エ〜ト…それはですね…ジョンさん!なにを笑っているのです!」
ジョン「す、すみませんwww」

王女「でも、お菓子もお茶もいただけないのでしょう?」
モルガン「それはまあそうですが。」
ヒロロ「(ボソボソ)あの人頭おかしいんじゃないの?」
マルコ「(ボソボソ)世間知らずなだけでしょ…」

王女「お願いだわモルガン!早くスレインさんを出してあげて!」
モルガン「…少々荒っぽくは有りますが…調書を取る為に牢から出して、
      尋問中に脱走させてしまいましょうか?」
王女「それよ!」
ジョン「それだと我々が犯罪者として追われてしまいます…」
モルガン「スレイン殿の事はまだ殆ど誰も知りませんし、何とかもみ消せるでしょう。」
ジョン「そうですか?」
モルガン「ですが、そのあやしい影というものは、ガラハッド卿が逮捕したものですから、
      卿と話してみなければ…」
324あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/20(火) 19:07:53 ID:53bbt3xv0
ジョン「影さんはなんで捕まったのです?ガラハッド卿も反統合軍派なのでしょう?」
モルガン「…ジョンさんを信頼して話しますが、確かにガラハッド卿は統合軍をお嫌いです。
      なぜあやしい影殿を逮捕したのかは私も聞いていません。
      …逮捕の理由どころか、逮捕の事実すらまだ卿はどこにも報告していません。
      スレイン殿の事がなければ今でも私はこのことを知らなかったでしょう。」
ジョン「ふむう…直接聞いていただくことは出来ませんか?」

モルガン「卿には何か考えがあるのでしょう。
      機会があれば聞いてみますが、軽軽しく会いに言って話題にするのは避けたいですね。」
ジョン「そうですね…では、スレインさんと影さんに面会は可能でしょうか?」

モルガン「…手配してみましょう。」
王女「お願いよ、モルガン。」
モルガン「分かりました(苦笑)。」

モルガン「(ボソボソ)ジョン殿!お二人を牢から出したら、速やかに旅に出てください!」
ジョン「(ボソボソ)そうですね…とりあえずスレインさんだけでもすぐに…」
王女「なに?」

モル&ジョン「何でもありません!」

ヒロロ「面白いね〜この世界の人たち!」
325ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/20(火) 21:08:00 ID:I82ZMkXn0
跳躍して、前衛の位置まで戻ってきたロビン3。

ロビン3「回復されたか…」
マッツン「しかし、一撃与える事は出来ました!なら…」
キラーマ「目標の回復速度を上回るダメージを与えればいい」
ロビン3「定番のパターンやな!各自、現時点で最も火力のある攻撃をぶつけろ!」

言うが早いか、ヒートソードを持って飛び出し、グレイダーキンの頭部に
斬りつけるロビン3と、一瞬遅れ、のっぴーがいきりたってグレイダーキンに襲いかかった!
キラーマはバスターバズーカを放ち、マッツンは飛び上がって鋭い蹴りの一撃を加えようとしている。

その間にも、黒い何かはどんどん消えていく。
326ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/20(火) 21:23:48 ID:fQoQ7uWM0
黒い霧でかき消されているうちに、すぐロビン3たちが再び動きだした。
その素早さに、さすがのダークマターもついていけないようだ。

ダークマター「なっ………速い!いくら私でもあんな速度で次の行動はできん!」
デスJ「やはり流石はキラーマシン3ですな。我々はじっくりチャンスを待つ事しかできませんね。」


ダークマターは 身を守っている!
ゴールドマンは 身を守っている!
デスストーカーJは 身を守っている!
327あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 14:40:02 ID:gs/dzS/D0
ビルマー「さて、クリスマスの準備は城のみんなで手分けしてやるとして…」
ホイミン「カレンダーどうしましょう?」
土偶戦士「いぬ年か…」
ゲレゲレ「ふぎゃー!」

ホイミン「ゲレゲレちゃんはイヌじゃないからダメヨ!」
ビルマー「ゲレゲレの言う事が分かるのか?」
ホイミン「うん!毎日私が世話してるからなんとなく分かりますわヨ!」
土偶戦士「犬の魔物ねー…」

アニマルゾンビA「ワンワン!」
一同「…」
ビルマー「これしか居らんのか?」
ホイミン「この世界にはこれだけですわヨ!」
土偶戦士「軍のカレンダーと年賀状がこいつかよ…」

ゲレゲレ「フー!!!Gyaaaaaaー!!!!!!」
ゲレゲレの攻撃!
アニマルゾンビAに50のダメージ!
アニマルゾンビAを倒した!
328あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 14:44:07 ID:gs/dzS/D0

ビルマー「…他の世界かのう…」
ホイミン「ハーゴン様にお願いして、ムーンちゃんに頼んだらどうかしら?」
土偶戦士「ムーンちゃんてななんだい?」
ホイミン「ムーンブルクの王女」
ビルマー「商売としては売れると思うが。」
土偶戦士「それ以前に勇者一行じゃねえか!」

ビルマー「仕方ない…とりあえず呼びかけだけしておこう…」

【秘書室よりお知らせ
 恒例になった軍のカレンダー撮影の時期が間もなくやってまいります。
 来年の干支は戌です!
 というわけで、犬系魔物のモデルを募集いたします!
 われこそはと言うかたは、秘書室までご連絡ください!
 異世界の魔物も大歓迎です!】
329ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 14:50:03 ID:6LHeZ18S0
駐屯地更新中に…影さんとリアタイだー!!
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>>299
リュエン「でっかい…」
マジン「なんですかね、あれは…」
ディンゴ「(マジン、早く戻って!)」

>>314
リュエン「フ…フバーハ!」
マジン「く… だがディンゴ、金槌が…」
ディンゴ「(無かったら戦えないって訳でもないでしょー!?)」

>>324
リュエン「えーと、えーと…だめだ、息系じゃどうしても他を巻き込む…」
マジン「ふむ、確かに金槌が無くても平気だ。だがディンゴ、あれに突っ込めるか?」
ディンゴ「(無理だね。 …いやそうだけど、とりあえず回復するから戻ってきてよ!)」


アクロス「…て、感じかな?」
ラス「そうだな、そんな感じだ」
ヘリス「僕たちにも、何か出来ることがあれば…」
ミカワ「ええ、戦えないこの身がもどかしいですねぇ…」
330あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 14:57:39 ID:gs/dzS/D0
本スレで誰かとリアタイは久しぶりです!
暫くいたりしますか?
331ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 15:01:43 ID:6LHeZ18S0
ええ、多分…しばらくは居られると思います。
332あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 15:04:56 ID:gs/dzS/D0
何か出来そうな…
クリスマスの準備?
333あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 15:05:49 ID:gs/dzS/D0
犬の魔物って何かいましたっけ?
334ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 15:10:20 ID:6LHeZ18S0
クリスマスの準備ですか…
僕のキャラが何人宇宙に飛んでいるかはわかりませんが、出来るだけお手伝いしますよ。

犬の魔物は…さて、3以外なら6のアロードッグとか…
335あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 15:20:19 ID:gs/dzS/D0
そうか…みんな宇宙でしたね。
私もビルマーやホイミンしか動かせないし…

アロードッグあー、いましたねそんなの。
ふむ…

あ!あれはどうです!?
エルさん。
336ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 15:35:43 ID:6LHeZ18S0
エル…そうか、あれは狼ですけどいけるかもしれませんね…
色々ほのめかしちゃいるけど、エル自身の姿はイビルしか知らないし…

でも、いけるとしてもどうやって写真撮ったらいいか…
337あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 15:56:11 ID:gs/dzS/D0
失礼ちょっと席を外してました…
狼の方が犬よりカコイイですよ。
去年だってニワトリなのにヘルコンドルとかほうおうとかカラスとかでしたからね…

この世界のどこかにいれば、探し出して取りましょう。
撮影隊はどこにでもいかれるから大丈夫です。
人類が始めて踏み込む洞窟に、探検隊の隊長よりさきに入っていくカメラや照明みたいなものです。
338あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 15:57:29 ID:gs/dzS/D0
私はクリスマスも大晦日も新年もこれなさそうなヨカン
339ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 16:09:23 ID:6LHeZ18S0
なるほど。エルは一応、3の世界にいます。
イレ組が皆してバラけてしまったので、前期が復活するまで暇してます。

あとどのくらいいれますか?
340あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 16:14:12 ID:gs/dzS/D0
夜までいます…
341ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 16:18:58 ID:6LHeZ18S0
僕も後しばらくは…

…なら、撮影やりましょうか?
342あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 16:23:37 ID:gs/dzS/D0
すでに撮影隊は出発していますが何か?
343ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 16:31:02 ID:6LHeZ18S0
ちょっ、早いw
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〜イレ組暫定アジト跡〜

エル「暇だ……なあ、何か面白いことは無いか?」
イビル「いくら暇だからって、三分に一回言い続けるのはやめてください…」
344あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 16:39:56 ID:gs/dzS/D0
ホロゴースト@カメラマン「間違いない!こっちだ!」

ごうけつぐま@チーフアシスタント「でた!ホロゴーストさん必殺カメラマンのカン。」

魔女@衣装「半分狼で半分人間で天使なんだって?衣装切れるかねえ?」

ベホマスライム@メイク「リボンつけるとかわいいわよね、ワンちゃん。」

どくどくゾンビ@小道具/アシスタント「まあ、イヌに服着せる奇特な人間はいますが……」

だいおうガマ@照明「さささむいいいい〜!!!冬眠しちゃうよー!」

ビルマー「付き添いじゃよ。ほっほっほ。」

(アジトってカザーブの方でしたっけ?)
345ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 16:41:45 ID:6LHeZ18S0
(はい、カザーブの山の中です)

イビル「面白いことですか?俺の経験からすると、有名になったりするのは避けたいんですよね…」
エル「何のためにこうやって隠れてるかってことだな…」
イビル「だから…ってちょ、マスター!」
エル「見つからなければいいんだろう!ちょっと外へ出てくる!」

エルは無謀にも洞窟から飛び出した!外からよく見える!
346あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 16:48:17 ID:gs/dzS/D0
ホロゴースト「ほらいた!」
ごうけつぐま「皆様ごらん下さい!ついに我々探検隊は謎のワーウルフに出会いました!
         (BGMスタート)長い道のりでした…
         毒蛇の道…ヒルのいる沼…断崖絶壁…何度絶望に襲われ、帰ろうと思ったかしれません!
         しかし、しかしついに」
魔女「衣装着れるかねぇ…」
ごうけつぐま「話はまだ…」
ホイミスライム「ワンちゃーん!」
ホロゴースト「(パシャパシャ!)」
大王ガマ「もう撮ってんの?」
ホロゴースト「撮影断られた場合のためにね!」
魔女「訴えられるよ!」
347ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 16:50:58 ID:6LHeZ18S0
エル「なっ、なんの用だよお前ら!」

エルはうろたえている!
348あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 16:57:41 ID:gs/dzS/D0
ホロゴースト「素晴らしい!毛並みと言い、筋肉のつき具合と言い、
       これほどの素材には滅多にお目にかかれない!
       私が撮ったワーウルフの中では間違いなくピカイチだ!」
大王ガマ「(ワーウルフなんて撮った事あったっけ?)」
ごうけつぐま「(気にするな。)」

ビルマー「あー、あんた…変わった魔物じゃの…
     え〜と、わしらはバラモス軍の…」

ホロゴースト「少しこう、右のほうを向いてもらえますか?
       す、素晴らしい!大自然の作る造形美の局地だ!」
どくどくゾンビ「衣装・小道具準備できました〜」

ビルマー「実は来年のカレンダーが…」
ベホマスライム「キャー!かわいい!ワンちゃん!あ〜ん!リボンつける〜!」
魔女「天使なら羽とかあるのかね?羽が生えてるとこの衣装着れないね…コレトコレト」

ビルマー「話 を 聞 け !!!」
349ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 17:09:03 ID:6LHeZ18S0
エル「羽?ここに黒い翼が…」
勢いに押されて答えてしまっているエル。

エル「…じゃなくって。
   どういう事だそこの魔導師の爺さん、バラモス軍とかカレンダーとか…」
350あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 17:14:49 ID:gs/dzS/D0
ビルマー「あー、どこから話そうかの…
     我等バラモス軍では連年恒例のカレンダー作製のために、
     来年の干支である犬の魔物を探していたのじゃ。」
ごうけつぐま「モデルです。」
大王ガマ「でも、軍にはアニマルゾンビ系しかいない…」
ホロゴースト「私のカンにピンと来ました!この方向に素晴らしい被写体がいると!」
魔女「芸術家だねぇ…(うっとり)」
ベホマスライム「リボンは黄色がいいかしら?やっぱり赤かしら?」
どくどくゾンビ「犬用のブラシ忘れちゃった!」
ホロゴースト「馬鹿者!犬の撮影に来るのに犬のブラシ忘れる馬鹿がどこにいる!
       戻って取って来い!」
魔女「相変わらず弟子には厳しいのうw」
ホロゴースト「芸術とは極限の追求なのです。」
ベホマスライム「なんだかわかんな〜いw」

ビルマー「ワシに喋らせんか!!!」
351ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 17:18:57 ID:6LHeZ18S0
エル「僕、狼なんだけどな…?
   そもそも僕バラモス軍じゃないよ?」

エルはじりじりと後ずさっている!
352あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 17:24:30 ID:gs/dzS/D0
ビルマー「ああ、野良でも異世界の客人で何でも構わん!」
ホロゴースト「お願いします!お願いしますお願いします!!!」
ごうけつぐま「ホロゴーストさん土下座まで…」
魔女「プロだわねぇ(うっとり)」

ビルマー「協力してくれれば、軍の会計を任され、ゾーマ様のお気に入りで、
     魔界のマージの超有力者で、天地魔界一の大金持ちで、
     回想でも大活躍のワシを爺さん呼ばわりした事は、水に流してやろう。
     ついでにギャラも出そうかの。」
どくどくゾンビ「このモデルに選ばれるのは凄い名誉なんですよ!」
大王ガマ「このモデルから大ブレイクしたアイドルもいます!」
ベホマスライム「スフランチャンでしょ?バーバラチャンでしょ?」
ビルマー「それは前から大人気じゃが…」

一同「と、言うわけでお願いします!」
353ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 17:28:47 ID:6LHeZ18S0
エル「あー…うー……」
イビル「なら、条件があります!」

いつの間にかエルの足元にイビルが這い寄ってきている。

イビル「マスターがここにいたことは記さず、マスターが何者か詮索しないで下さい」
エル「できれば、他のモデルを探してもらい所だけど…誰もいないんだったら仕方ないか」
354あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 17:37:30 ID:gs/dzS/D0
ビルマー「いや、どこの誰かもわからんものを軍の…」
ホロゴースト「全然おkkkっけえ!」
ごうけつぐま「そうと決まれば急がないと!日が暮れる前にある程度取らないと!」
ビルマー「いやまて、マスターとか」
ホロゴースト「満月だよ満月!はっ…満月いつだぁああぁぁァァあ!!!」
どくどくゾンビ「え〜と……15日……」
ホロゴースト「orz」
ごうけつぐま「特殊効果で満月を作ろう!」
ベホマスライム「ハリウッドもマッサオね!」
ビルマー「え〜と、え〜と、こんな戦争中にこんな所に隠れている正体不明なものを…」

魔女「このフリルの服はいけるね。天空人用の服が確か…」
大王ガマ「さむいよガクガク…」
どくどくゾンビ「犬用ブラシとって来ました!」
ビルマー「はやっ!」
355ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 17:40:31 ID:6LHeZ18S0
イビル「(一人怪しんでいるものがいますが…他は大丈夫でしょうね)」
エル「(念のため、やつらが帰るときに後を付けててくれ)」

イビルとエルは目だけで会話している。

エル「え〜と、それじゃ僕はどうすればいいのかな」
356あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 17:48:56 ID:gs/dzS/D0
ホロゴースト「来年度カレンダーのテーマは『ツンデレ』です!
       それを犬らしく…いえいえ、狼で結構です!狼らしく表現してください!」
ごうけつぐま「魔物らしい雄々しさを出すのをお忘れなく。」
ホロゴースト「軍のイメージを決める大事なカレンダーですから、
       清潔感…理知的な感じも欲しいですね。そこにワーウルフの苦悩とかを
       ガイア主義的なペーストでオフサイドトラップ的に滲み出させてください。」
魔女「衣装はベタだけどこの天使のレオタードからいこうかね。」
ベホマスライム「はい、こっちむいて〜あら、にきびがあるわよ!大丈夫!上手く隠すから!
        綺麗な毛ね〜あとでお手入れの仕方教えるわね!リボンつけていい?」
大王ガマ「照明準備できました。テストしま〜す。」
どくどくゾンビ「犬用ブラシつかわないんすか(涙)。」

ビルマー「要約すると、これを着てそこに立てと言う事じゃ。」
357ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 17:54:53 ID:6LHeZ18S0
ツンデレキター!去年言ってましたねそういえば。
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エル「(だから僕は軍じゃないっての)
   ブツブツ…えーと、コレを着て…そこに立てですか」
イビル「(マスター、珍しく敬語…)」

エルは大人しく従っている。
358あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 18:06:09 ID:gs/dzS/D0
去年の時のテーマがトキメキでした。
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ベホマスライム「カワイイ〜!」
ホロゴースト「はい、こっちむいて〜(パシャ!)顎を少し上げてもらえますか?
       それから右の翼をもう少し広げて…(パシャ!)いいよいいよ〜!」
ごうけつぐま「交換のフィルム!」
どくどくゾンビ「はやい!気合入ってますね!」

魔女「次の衣装は…早いけど危ない水着でやってみるかい?」
大王ガマ「聞いただけで寒いよう…」
ホロゴースト「光量足りないよ!」

ごうけつぐま「満月はどうした!」
どくどくゾンビ「どうしろと…」
ごうけつぐま「ビルマーさん…軍で何とかしてください!」
ビルマー「どうしろと…」

ホロゴースト「OKです!衣装変えてください!」
ビルマー「満月…か…(そら<宇宙>を見上げながら…)」
359ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 18:14:22 ID:6LHeZ18S0
エル「もう好きにしてくれ、うん」

エルはやや投げやりになっている!

イビル「満月ですか…
    ……ここでは見えないかもしれませんが、場所を移動すれば満月が見えるんじゃありませんか?」

イビルはビルマーの足元に這いより、同じように空を見上げる。
360あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 18:26:48 ID:gs/dzS/D0
ホロゴースト「ちがーーーう!もっと雄々しく!すがすがしく!」
ホイミスライム「眉毛かいてみたらいいんじゃないかしら?」
ごうけつぐま「そうかな?」
ホイミスライム「(カキカキ)」
ホロゴースト「いい!最高!(パシャ!)」
大王ガマ「いいなあの毛皮…ガクガクブルブル」

どくどくゾンビ「後ろに白い幕張って、月を写してみますか?」
魔女「そんな安っぽい…」

ビルマー「場所を変えてものう…宇宙までいければ別じゃがのう…
      あんたは知らんじゃろうが、いまあそこでわしの仲間たちが戦って居るんじゃよ。」
361ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 18:36:11 ID:6LHeZ18S0
エル「だーっ、勝手に眉毛書くな!」
エルは怒ってホイミスライムに吠えている!

イビル「宇宙で、バラモス軍が…?
    なにと…ああ、クラックス軍ですか?でも、なぜ空で…」
362あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 18:45:01 ID:gs/dzS/D0
ベホマスライムがホイミスライムにナットルorz
あ、もうすぐ落ちる…かもしれません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ホロゴースト「眉毛イイ!」
大王ガマ「カッコイイですよ!」
魔女「男らしいねぇ(うっとり)。」
ごうけつぐま「憧れてしまいますよ!」
どくどくゾンビ「眉毛!眉毛!」
ベホマスライム「じゃあみんなにも書いてあげる!」
一同「やめろー!!」

ビルマー「うん?あー何でじゃったかな…
     確か月を動かすとか…いやえ〜と、そう、落すんじゃったな!
     クラックスのばかめが月をこの星に落すとか言い出しての。
     仲間たちがやっつけに行ったのじゃよ…」
363ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 18:53:54 ID:6LHeZ18S0
僕も…せいぜいあと一時間かな?
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エル「誇り高き天使のこの僕が…イヤ オチタミダケド…」

イビル「月を…?」
イビルは雲に隠れがちの月を見る。
イビル「あんなものを…方法は置いておくとしても、あれが落ちたら……」
エル「(…でも、それもまた手っ取り早いかも…
    いや、じわじわと滅ぼすのが目的ではないからダメか…)」
突然、念話で話しかけてくるエル。
イビル「(…マスター)」
イビルは月から目を離して、ちらっとエルに目を向けた。
364ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/21(水) 18:56:56 ID:6LHeZ18S0
あー、ダメだ。
あとよろしくお願いします。
365あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 18:59:17 ID:gs/dzS/D0
乙でした〜
まあ、撮影はグダグダと適当にパシャパシャとっときゃいいでしょう。
終わらせておきます。

今回の件を今後に繋げるかどうかはお任せしますよ!
366あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 19:08:13 ID:gs/dzS/D0
ホロゴースト「満月が欲しい…満月が…」
ビルマー「秘書室長なら…コラでいいじゃないですかって言うじゃろうな。」
魔女「ならいっそCGで背景作っちゃいます?」
ホロゴースト「写真をなんだと思ってるんだ!真実を映すのが写真です!」
ビルマー「噛みあってないような…」
ごうけつぐま「そうそう、今年は影さんどうしたんです?」
ビルマー「…」

ホロゴースト「仕方がない…異世界までいこう!」
一同「なんだってー!?」
ホロゴースト「この世界で次に満月になるのは来年!待ってはいられない!」
ビルマー「だからと言うて…」

エル「い、異世界までは行けないのですが…」
ホロゴースト「orz」
ごうけつぐま「ホロゴーストさん!ないものねだっても仕方がないでしょう!」
どくどくゾンビ「そうですよ!月がなければないなりの最高の写真をとりましょう!」
ホロゴースト「よし分かった!」
ビルマー「立ち直りはやいのう…」
魔女「芸術家だからねぇ(うっとり)」

ホイミスライム「狼に雪って素敵よ!」
大王ガマ「寒いよ…」
ホロゴースト「よし!では雪景色行こう!雪に戯れてください!」
エル「雪にって…」
ごうけつぐま「ゆーきやこんこん」
どくどくゾンビ「あーられーやこんこん」

撮影は翌日の朝まで続いた…
367あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 19:20:43 ID:gs/dzS/D0
ベホマスライム「さようならワンちゃ〜ん!」
ごうけつぐま「お疲れ様でした!」
ビルマー「本当にカレンダー送らんでいいのか?ギャラもいらんのか?
     悪いから手持ちの…1万Gしかないのう…これでギャラにしてくれ。」

機材を担いで去っていく撮影隊。
笑顔で見送るエル。
口紅やアイシャドウがまだ落ちていない。
小さな三つ編みがいくつも作られた頭には、
記念にベホマスライムがくれたピンクのリボンが風に揺れている。

イビル「マスター、お疲れ様でした。
    やれやれ、おかしな連中でしたね。
    しかし、我々の秘密はばれなくて…マスター?」
笑顔のままエルが後ろに倒れる。
イビルが受け止めようか迷う…うちに地面に激突した。

イビル「マ、マスター!?」
エル「芸術…は…爆発…だ…」

芸術、それはいかなる力にもかなわない命の輝き。
368あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/21(水) 19:29:24 ID:gs/dzS/D0
よし、落ちよう。
369名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/21(水) 23:35:12 ID:6UgO3kNJ0
宇宙をそらと呼ぶ、宇宙世紀な魔物達が集うスレはここですか?
370ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/22(木) 13:15:34 ID:Eevz3nTh0
ロビン3達の総攻撃を受け、グレイダーキンは虚空に四散した。
しかし、ネロとブースカは余裕しゃくしゃくの表情で上の階への階段に陣取っている。

ネ ロ「ここまでは誰でもやるんですよね…。」
ブース「まぁ、大火力をぶつけてやればどうにでもなるからの〜。いつもよりか随分
    早かったがの。」
ネ ロ「まぁ、あのヘンな奴が負の力を浄化し始めたのは計算外でしたが…」
ブース「この宇宙に負の力がほんの僅かでもあれば…我がグレイダーキン様は永遠に
    不滅ですッ!」
ネ ロ「背番号3ですなぁ〜っはっはっは。っと、まぁ、幾ら浄化を続けても、戦で
    家族を失った物、今正に敵に向けて引き金を引く物達、その他もろもろの負の
    感情を持つ者が、無限に負の力を供給してくれますからね…。」
ブース「この要塞内だけでも、並みの大悪人1000人分の敵意悪意はあるしのぅ〜。」
ネ ロ「その4割は我々の目の前の方々ですけどねェ〜っ、は〜っはっはっは!」
ブース「は〜〜〜っはっはっは〜〜〜〜!」

ネロとブースカは笑っている。
371あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 13:43:33 ID:3qOHHij/0
>369さん
我々魔物も宇宙に目を向ける時代になりました。

宇宙は広大です。そこには未来があります。
のちの魔物達に伝えねばならない平和な世界があります。
372ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/22(木) 14:27:12 ID:4viJjVFs0
>>369さん
宇宙は空です。あの空には無限の可能性があるのです。
僕たちの世代でその可能性を潰してはいけないから、僕たちは戦うんです…トカ イッテミル

>影さん
どうもありがとうございました。
---------------------------------------
エル「ああいう連中もいるもんだな…出来れば苦しませずに滅ぼしてやりたい…」
イビル「(滅ぼさないと言う選択肢はないんですね、マスター……)
    …クラックス軍の計画…月落としは苦しみぬいた末に徐々に滅んで行くようです」
エル「僕の能力はジェノと違い、『精神的な破壊』だ…くそっ、ジェノさえ復活すれば…」
イビル「マスター…」
----------------------------------
〜推進装置内〜

ディンゴ「(よし、回復完了!)」
マジン「うむ。君は危ないから後衛にいなさい」
リュエン「そんな!」

アクロス「早く戻ってきなよー!」

マジン「ほら、心配してるぞ」
リュエン「むぅ…分かりましたよ」
マジン「よろしい。さて、残りは二人だ、かかれ〜!」

(リュエンは最後尾に戻りました)
373あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 14:41:31 ID:3qOHHij/0
>隊長
エルさんを怒らせたものか、ほのぼのさせたものか迷ったので、
倒れてもらいましたw
ところで最後のシメの一行、

芸術、それはいかなる力にもかなわない命の輝き。 これだと力>芸術ですな…
芸術、それはいかなる力もかなわない命の輝き。 に、脳内変換願います…
374ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/22(木) 14:49:46 ID:4viJjVFs0
>影さん
モデルは毎回倒れる運命です…ってか。
うーん、しかし二年連続で自キャラになるとは思わなかった。カレンダーが見てみたい。
さて、次は猪か…猪…なんだろう?

撮影の出来事。
200年孤独のエルにとっては、価値観が激動しそうな出来事です。
実をいうと、エルをあまり動かしてないのは情が移っちゃうから。情が移ると悪役じゃなくなる。
でもvsイレ組の黒幕(ラスボスと言う意味ではない)はエルじゃないとダメなんですよね…コレ以上イクト 神軍入ッチャウシ…
375あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 14:56:55 ID:3qOHHij/0
ビートさんは落ちたのかな?
カレンダー誰かお絵かき掲示板に書いてくれるといいですねー。
猪年ですか?豚でいいんじゃないですか?
中国では本当に猪じゃなくて豚なんだそうですよ!
ブタ、ブタ…なんかいましたっけブタ?まあ来年のお楽しみで。

>200年孤独のエルにとっては、価値観が激動しそうな出来事です。
物語上はなかったことにしてもいいですが…
>実をいうと、エルをあまり動かしてないのは情が移っちゃうから。情が移ると悪役じゃなくなる。
隊長らしいですねw
でも悪役にしといた方がいいですよ。
>でもvsイレ組の黒幕(ラスボスと言う意味ではない)はエルじゃないとダメなんですよね…コレ以上イクト 神軍入ッチャウシ…
エルはその…DQ4のエビルプリースと見たいな役割と理解してるのですが、
それでいいですか?4ミプレイデシタッケ?
376ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/22(木) 15:09:14 ID:4viJjVFs0
>影さん
カレンダーか…時間があったらやってみたい気もするんですが…
……確か、エルの公式絵はまだ描いていないような……アクロス、ラス、ミカワモ…

>物語上は〜
いや、別に問題はありません。
ただ、彼らのことについてなんか言わせようかなーと。

…僕らしいですか?そういってくれると嬉しいですね。

>エルの立場
未プレイですけど、大体分かります。
ええ、多分そんな感じです。
377あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 15:27:42 ID:3qOHHij/0
いまDQ主雑談の過去スレ読みつつ、合間合間に回想書いてます。
何かやるなら手伝いますよ。
378ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/22(木) 15:36:07 ID:4viJjVFs0
んー…今のところは何も。
カレンダー描いてるだけですし。シカシ ツカレマスネ…
379あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 15:43:20 ID:3qOHHij/0
もょもとカコエエ…

マターリですね…冬休みですか?
なんでわたしのギコナビ書き込みできないんだろう…
380ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/22(木) 15:54:37 ID:4viJjVFs0
ええ、今日から冬休みです。
受験生にとっては追い込みの時期です。

歴代雑談シリーズ、いいですよねー。笑いあり涙ありで。
381あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 16:00:05 ID:3qOHHij/0
追い込んでるところですか?

>歴代雑談シリーズ、いいですよねー。笑いあり涙ありで。
ここだって負けてませんけどね!じっくり読めば。
382ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/22(木) 16:17:29 ID:4viJjVFs0
追い込み…今は息抜き中です。息抜き。

そうですね、負けてませんよね!
じっくり読んでくれる名無しさんがいるのかどうかわからないけど…。

カレンダー描きました。あんな感じですかね?
383あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 16:23:05 ID:3qOHHij/0
早いですね!
乙でした!
コメントは向こうに書いておきました。
384ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/22(木) 16:25:11 ID:4viJjVFs0
ども。珍しく気合入れて描いてみましたw
そっかーネコ科か…まだまだ修行が足りない。

影さんも描いてくれればいいのに、と時々思います。
上手い下手は見てみないと分からないじゃないですか。
385あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 16:33:51 ID:3qOHHij/0
絵はダメです。
1、書く時間があれば回想他を書く。
2、筆を持った途端にラリホーが自動発動する。
3、ラリホーに耐えて描こうとするとメダパニが自動発動する。
4、それでも無理して描こうとすると、メガンテが自動発動する。
5、死ぬと屍拾うものがいない。
386ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/22(木) 16:43:55 ID:4viJjVFs0
なるほど…回想も楽しみにしてるので仕方ありませんね。

…そろそろ誰か来ないのかな?
僕もいつ落ちるか分からない身ではありますが…
387あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 16:50:13 ID:3qOHHij/0
納得していただけたようで幸いです。
歴代スレ読みふけって、回想が全然進まないorz

誰か来るといいですね。
388あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/22(木) 19:01:47 ID:3qOHHij/0
落ちます。よく考えたら今日話し進めてないよわたし…
389ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/22(木) 20:21:29 ID:lC9V5Icm0
ロビン3「残るは貴様等二人のみ!大人しく投降せんかい!」

真っ赤に染まっているヒートソードの切っ先を向けながら
ロビン3は、投降を促している。


-デストロイヤー・モニター室-
キラ・リー「おいおい大丈夫かよ。一番偉そうなのやられちゃったけどよ」
キラエン「…いや、奴らはまだ…」
キラ・リー「闘えるって?」
キラエン「左様」
キラ・リー「確かに余裕って顔してるな。このままじゃ俺様のディバイディング・ラーメンが冷めちまいそうだ」
キラエン「どう戦うか、魔王軍…」
390ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/22(木) 23:22:25 ID:SIttqjwd0
デスJ「……しまった!大事なことを忘れていた!
    マンダー殿!」
マンダー「どうしました?」
デスJ「あなた方はもっと後方へ退いてください。私の部下も連れて、です。
    何かあった時のためですからね。」
マンダー「分かりました。
     カイラス、ノール!お前達も私と一緒に、後方へ!」

デスJ「……さて。」

マンダー達が下がったのを確認し、向き直るデスストーカーJ。
隣にはゴールドマンとダークマター、前方にはロビン3たち、さらに先にはネロとブースカ。
391あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/23(金) 17:49:39 ID:oGRi2UXQ0
今日はあまり時間がない…何から書こうかな…
392ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/24(土) 02:54:23 ID:WWq1x0TK0
ネ ロ「投降?そちらがなさったらいかがで?」
ブース「ぶ〜っぶっぶっぶ!」
ネロとブースカは笑い続けている!
==============
最近深夜組と化している…あ〜あ…。
393あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/24(土) 11:32:19 ID:UeW3dEEs0
さあ、クリスマス前夜祭ですね!
皆さん予定とか入れてませんよね!
わたし?
私は土曜午後・日曜は来ないのが普通じゃないですか。はっはっは。
394あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/24(土) 13:26:37 ID:UeW3dEEs0
今日も話は進まなかった私…
大広間で時間食いすぎですね。

落ちます。
皆様、クリスマスごときに負けないで下さいね。
勝ってる人は、ハメを外し過ぎないように…
では。ノシ
395ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/25(日) 00:53:39 ID:K6ykFWbO0
ロビン3「やっぱな。そう上手く行くたぁ思っておらへん」

ヒートソードを両手で持ち直し斜めに構える。

ロビン3「投降の意思無しや…ならば、やるしかない!」

飛びかかってネロに斬りかかるロビン3。
それに合わせてキラーマとマッツンがマシンガンを撃ちはじめ、
のっぴーがいきり立ってブースかに襲いかかった!

マッツン「ダークマターさんも、頼みます!」
396ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/25(日) 01:11:06 ID:iIhCEMa70
ブースカは にげだした!
ブース「ぶ〜!いきなり近づくなぶ〜!」

ネロは、スカラを唱えた!スカラを唱えた!
ネ ロ「さぁ、来なさい。中古屋も買取りたがらないほどのスクラップにして差し上げますよ!」
397ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww :2005/12/25(日) 13:25:39 ID:0l8RrGVB0
大掃除に宿題に受験に…年末は大変です。
クリスマスなんて気にしていられません。
-----------------------------------
ラス「お、始まった始まった」
アクロス「勝ちますように…」
リュエン「ミカワー、何でボク行っちゃいけないのー?」
ミカワ「僕だって行きたいですけどね…とりあえず任せましょう」
ヘリス「(今は我慢だよ…)」

後期メンバーは傍観している! ▼
398ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/25(日) 19:08:48 ID:1d32EIcU0
ダークマター「させるかぁ!」

ダークマターの刃から いてつく波動がほとばしる!  
ダークマターは 稲妻斬りを放った!  >>ネロ

デスJ「私はあいにく接近戦しかできません。今はじっとチャンスを待つのみです。」
金「言われてみれば、呪文が全然効かないネロが相手なんだから僕も同じか…」

デスストーカーJは 身を守っている!
ゴールドマンは デスストーカーJの前で 身を守っている!
399ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/25(日) 21:06:40 ID:K6ykFWbO0
ダークマターの刃から いてつく波動がほとばしる!  

ロビン3「ありがたい!でやぁ!」

鈍器でも扱うかのようにヒートソードを叩き付けるロビン3。
続けてダークマターの稲妻斬りがネロに炸裂する!

ブースカは にげだした!
しかし まわりこまれた!

のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャシネヨヤー!」

ブースカに向かってヒートホークの重い一撃が叩き込まれる!
400ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/26(月) 02:42:59 ID:n2vteDL40
ブース「リ、リリルーラぁ〜!」
ブースカは いなくなった!

ネロ「全く、肝心な時にッ!」
ネロはヒートソードを斧で受け止め、稲妻切りは盾で受け止める。
ネロ「ええぃ…ベギラゴンッ!ルーラ!」
ネロはベギラゴンを放ち、閃熱で二人を攻撃すると共に、目くらましをかけ、後、
ルーラで一気に後退した。
401あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/26(月) 11:37:29 ID:vCqrQQJD0
今日は時間がないです…
明日は来れないと思います…
あさって頑張りますので…
402ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/26(月) 17:35:44 ID:WPuec63d0
ダークマター「むっ!逃げたな?」
ベギラゴンの炎が消えた時、そこにはネロもブースカもいなかった。

ゴールドマンとデスストーカーJがダークマターの近くに駆け寄る。

デスJ「いなくなったんなら、早いとこ先に進んだ方が良さそうですよ!」
ダークマター「そう焦るな!我々は『バラモス軍の指示で』動いているんだぞ!」
403ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/26(月) 18:02:18 ID:WPuec63d0
金「ま、まぁいいじゃないですか。
   それに、本当にネロ達がいなくなったのかどうか分かりませんし。」
ダークマター「うむ…そういえば、前にもこういう事があったような気がするな。」
デスJ「油断は禁物ですよ。

    あ、忘れてた…マンダー殿!」

マンダー「ネロ達が消えましたが…倒したんですか?」
ダークマター「いや、まだ倒したわけじゃない。逃げただけだ。
     次にいつ出てくるか分からん、お前達は警戒を怠るなよ。」
404ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/26(月) 18:14:48 ID:WPuec63d0
〜地球のへそ〜
地下3階。勇者がオーブを持っていってしまったため
ここに入ってくる者は誰もいなくなったが、1人のきめんどうしが何故か住み着いている。

きめん「またお前か。『どこかに飛ばしてくれ』と頼みにきたんだな?」
ロン「鋭いな。確かにその通りだけど、今日はそれだけじゃないんだ。
   今、外がどういう状況になってるか分かるか?」
きめん「戦乱の世になっているのだろう?
    クラックスとかいう機械と、魔王バラモスの手下が戦争をしている。」
ロン「その通りだ。で、下手すれば、この地球のへそも滅びる。
   こんなこと知ってるのはお前だけのはずだけど…そうだよな?」
きめん「ああ。ここの魔物達は皆、外のことなど全く気にしていない。
    この世界が滅びるなんて言った日には、みんなパニックになるぞ。」
405ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/26(月) 18:22:41 ID:WPuec63d0
ロン「……でも、そろそろその事を皆に伝えてほしいんだ。
   今、俺の仲間が宇宙にいる。」
きめん「宇宙…宇宙だと!?バカな!」
ロン「特別な呪文で、宇宙に上がっているんだよ。
   そこで、クラックスの野望を阻止しようと必死に戦っている。

   俺は今、各地を飛び回ってこの事を皆に伝えているんだ。
   タダでさえ人間達はクラックスに騙されているのに、魔物までクラックス側に付かれてはたまらない。」
きめん「で、クラックス軍の実態を伝えるために、この地球のへその魔物達に
    『クラックスのせいで、この星が危険に晒されている』と言え……と?」
ロン「そうだ。パニックになったら、お前が鎮めるんだ。お前はこの洞窟で一番偉い魔物なんだろ?」
きめん「それはそうだが…」
ロン「だったら決まりだ!皆に伝えろ!」

ロン「……それと、バシルーラ頼む。」
きめん「しょうがない奴だな…」

きめんどうしは バシルーラを唱えた!
ロンは 遠くへ 吹き飛ばされた!

ロン「宜しく頼んだぞーっ!」
406ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/26(月) 18:30:08 ID:WPuec63d0
洞窟の中じゃバシルーラは効かないよ…というツッコミは無しでお願いします。
-------------------------------------------------------------------
〜???〜
ロン「……さて、今度はどこに飛んだんだ?」

ロンが辺りを見回す。すると、目の前に大きな城があった。周りには何もない。
城門では、見張りらしい兵士が槍を持って立っている。

〜エジンベア〜

ロン(ま、まずい……!これはどう見てもエジンベアだ…!)
見張り「ん?おい!そこで何をしている!」
ロン(!!!)

怯んでいるうちに、見張りが目の前までやってきてしまった。

見張り「人間かと思ったら…爆弾岩か。ふん。魔物がこんな所に入ってくるんじゃない!」

見張りは 城門まで去っていった!

ロン(……バカか、あの見張りは…どうやったら人間と爆弾岩を見間違えるんだよっ!
   それにしても、よりによってクラックスに手を貸しているエジンベアなんかに飛ぶとは…
   早く脱出しないと!)
407あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/28(水) 18:23:03 ID:qM6EBNw80
>>307続き
ガダ「どっちだ?」
シャーマンD「右です!」
広大なデストロイヤー内部を走るシャーマン部隊。
時々ある窓から外を見ると、トランスフォーメーション後も戦闘が続いているが、
内部は不思議と行動に支障をきたすような揺れ等は起きない。

時々キラーマシンやミイラ系の兵がシャーマン達を見とがめるが、
シャーマン達は何気ない顔で通り過ぎる。

シャーマンD「この先です。」
ゾンビマスターB「この先、立ち入り禁止。わしら、入れない。」
ガダ「そうだな…」

廊下の壁にはこの先資格ないものの立ち入り禁止を意味する表示がいくつも点灯している。
勿論、厳重な監視があるはずだ。
ガダ「そろそろおっぱじめなきゃならねえか…な?」

ガダは振り返る。
001号がガダを見て笑みを浮かべる。
なれていないものには不気味な笑みに見えるだろうが、
今はかわいげさえ感じるようになった。

ガダ(こいつがいれば大抵の障害は問題ない…と思うがな…)
408ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/28(水) 23:29:46 ID:nlwTY2N+0
〜地球のへそ〜
地下1階。きめんどうしは、この広い部屋に魔物を全て集めて言った。

きめん「………ゴホン。今、私は地球のへその魔物全員に伝えねばならんことがある!」

ざわつく魔物達。

きめん「静かにっ!
    私の友人の爆弾岩からずいぶん前に伝えられたことがあったが、その時は何も言わなかった。
    これを話すと、今まで何も知らなかったお前達はパニックに陥る恐れがあったからだ。
    だが、そろそろ言わなければならない時が来ている!」

さらにざわつく魔物達。

きめん「今、この世界はあるキラーマシンの手によって、滅びそうになっている!」

予想通り、パニック状態の魔物達。
だが、その中で1人のベビーサタンが手を挙げた。

サタン「オイラそれ知ってる!」
きめん「なんだと!?」
サタン「この前、ランシールに忍び込んでイタズラしてたら、人間が来たんで隠れたんだけど
    その時の人間が話してたよ!」
409ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/28(水) 23:38:58 ID:nlwTY2N+0
-------------------------------
街の人A「ん?今そこに何かいなかったか?」
街の人B「まさか。ベビーサタンでもいたって言うのかい?」
街の人A「いや…。気のせいかな?」

街の人B「魔物か…。そういえば、最近は魔物が2つの勢力に分かれて激しく争ってるって聞いたぞ。」
街の人A「ああ。片方は人間も協力してるんだってな。確か…エジンベアとかイシスとか…」
街の人B「エジンベアが!?あんな国が魔物に手を貸すなんて…」
街の人A「でさ、その人間と手を組んでる魔物が
     なんかとんでもない計画を立ててるらしいって、噂が広まってるぞ。」
街の人B「とんでもない計画?まさか…俺たちも巻き込まれるようなものなのか?」
街の人A「そこまでは分からないけど…ただ、もう片方の魔物たちは魔王の手下なんだって。」
街の人B「魔王…バラモス?バラモス軍が他の魔物と…」
街の人A「で、人間と手を組んでる方は高性能の機械が首領とかなんとか…」
------------------------------
サタン「……って。てことは、とんでもない計画っていうのは『世界を滅ぼす計画』ってことだったんだ!」

ますますパニックになる魔物達。
410ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/28(水) 23:47:53 ID:nlwTY2N+0
きめん「落ち着けーっ!!!!!!!!!!まだ世界が滅ぶと決まったわけではないっ!」

あっというまに静まる魔物達。

きめん「彼らは、今の世界を滅ぼして新しい世界を創りだそうとしているようだ!
    だが、私は機械なんかにそんなことできるはずがないと思っている!」

『うんうん』とか『そりゃそうだ』などといった声が上がる。

きめん「しかし、残念ながら我々がそれを世界中に伝えることはできない。
    多くの人間は、魔物達の意見など受け入れないだろう。
    だが、考えてほしい。世界を滅ぼそうとする機械たち。それを阻止する魔王軍。
    お前達なら、どちら側につくと思うか!?」

サタン「魔王軍!この世界が滅んだら自由にイタズラできなくなっちゃう!」

きめん「ん…まぁいいだろう!大体の者は魔王軍につこうと思うはずだ!
    その気持ちは決して忘れないでほしい!
    私から伝えることは以上だ!」
411あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/29(木) 17:47:41 ID:51x5rwFb0
>ばくだんいわさん
エジンベアのロットさんは私のほうに関係してきますかね?
地球のへそですが、念のために言っておきますが、
ノヴァ大戦直前に軍の人が大勢出かけていますね。
あと、 鎧 様 の 出 身 地 が地球のへそですよ!
412あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/29(木) 17:48:26 ID:51x5rwFb0
あ。失礼。ロンさんでしたね!
413ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/29(木) 19:26:54 ID:G5ylVSjD0
>影さん
ロンは統合軍と関わっているエジンベアに来ちゃったので、慌てて離れようとします。
そこを捕まえても構いませんし、去るものは追わずでも構いません。

おおっ、鎧様は地球のへそ出身なんですか!
そういえば地球のへそにはさまよう鎧が実際に出てきますね…

ノヴァ大戦で…ああ、駐屯地に載ってたやつですね。
その辺の話も今度じっくり読んでみようっと…
414ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/29(木) 19:32:06 ID:G5ylVSjD0
ロン「世界中の魔物にバラモス軍を支持させようとして旅してるのに
   エジンベアなんかに来てしまった…捕まったらおしまいだ!」

勢いをつけて転がった…が、すぐにスピードが落ちる。

ロン(………腹減った………でもこの辺に食べられそうな岩なんてないしなぁ…
   カザーブまで移動すればいいんだろうけど、海はどう越えたらいいんだ…)
415ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/31(土) 11:07:53 ID:+K8sEu9B0
ロビン3「消えた、か…?」
マッツン「奇襲の可能性もありますが、時間がありません。
     ここは警戒を厳にして先へ進みましょう」
ロビン3「そうやな。さっさと次の階へ…」

そう言ってロビン3が階段に足を乗せた時、
見上げると先に扉らしきものがあった。

ロビン3「あれは扉…?」
マッツン「装甲扉かと。…周辺に制御システムらしきものはありません」

ロビン3の横を通り、モノアイで辺りを確認したマッツンが答えた。

ロビン3「なら!マッツン下がれ!」

慌てて飛び退くマッツン。
少し遅れてロビン3のマシンガンが火を噴くが…
僅かに黒い銃痕が残るだけで、びくともしない。

ロビン3「並のモノではないか。ヒートソード!」

再び発熱を始めたヒートソードを両手で構え
ロビン3は突きの態勢で突っ込むが…

ロビン3「ヒートソードも!?」

少し黒い焦げ跡がついただけで
全く効いていないようだ。
416ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/31(土) 11:20:13 ID:+K8sEu9B0
-デストロイヤー-・装甲格納庫-

キラ・リー「さあて、俺達の出番がやってまいりました!」
キラエン「…ついに、決戦か」
レリエル「準備はいいか?」
キラ・リー「俺様に任せれば、万事解決よ!がっはっは!」
キラエン「やれ」

レリエルが剣を振るうと、まるで薄い紙をカッターで
裂いたような不思議な穴が空中に現れた。

キラ・リー「よっしゃあ!行くぞ!」
キラエン「…拙者は魔王軍を、悪を討つ為にいざ征かん!」
417あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/31(土) 11:51:30 ID:W8UrwkyE0
>ばくだんいわさん
>ノヴァ大戦で…ああ、駐屯地に載ってたやつですね。
駐屯地のやつじゃないです。その直前ですね。
エ〜ト…5スレ目になりますね。鉱石発掘イベントですね。
まあ、参考までにどうぞ。

>皆様
今年もいろいろありましたが、新戦力のおかげで大発展でしたね!
反面なかなかこれない方や、話についてこられない方もいましたが、
大広間等で生存確認は出来ますし…スレヌシイガイハ…
来年はこのスレどんな風になるか楽しみですね!
参加者の誰にも予想がつかないところがすごい、と言うか、なんと言うか。

来年もよろしくお願いいたします!
418あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/31(土) 12:44:24 ID:W8UrwkyE0
ビルマー「やれやれ、やっと城の掃除が終わったわい。」
ホイミン「年賀状とカレンダーの配布終わったそうヨ!」
スフラン「今年は私散々だったわ…」
ホイミン「頑張らなくっちゃ駄目ヨ!」
ビルマー「戦争が終わったら、みんなでゴンを探しに以降の…」
スフラン「…うん。」

アルミー「よし!おせち完成、と!」
アルミラージA「お疲れ様でした〜!」
一角ウサギA「お疲れ様〜!」
アルミラージB「今年は戦争が続いて大変だったわね…」
一角ウサギB「お城が敵に取られたりしたけど…でも、みんなに食事はちゃんと準備できて良かったわ!」
アルミー「本当ね。『おなかが減っては戦が出来ない』頑張ってるみんなに空腹な思いさせられないっ!て、
     みんな本当に頑張ったわよね!」
アルミラージA「おせちも本当、いい出来…」
アルミー「うん…きっと、あの人も褒めてくれるわ。」

ジミー「ナンダヨ、もう正月だぜ!?旦那〜こんな時くらいのんびりしようよ!」
セッテ「そんな事言ったって…各国のクーデター計画と、イレギュラー対策…正月どころじゃないよ。」
ジミー「よく考えたら、俺って一家離散、親父重病、一族崩壊の危機、そして俺自身は
    変な賢者のおっさんとクーデター計画…ひさんじゃね?」
セッテ「確かに君って今スレで一番ひさんかも…で?おっさんってだれ?」
ジミー「ははー!今の俺を、簡単にやれると思うなよ!」
セッテ「まだまだ君にやられる僕じゃないよ。少し灸を据えてあげよう…」
419あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2005/12/31(土) 12:52:33 ID:W8UrwkyE0
ジョン「エジンベアで年越しですか…」
アリア「時系列的にはあってるようなあってないような…」
ジョン「あなた外にいるはずですが…マアイイカ。」
王女「ふむ、田舎でも正月は祝うのですか…」
ガラハッド「姫、田舎ほどこういうものは祝うものですよ!」
モルガン「そうですね。確かに田舎者はこういう祭りが好きと聞いた事があります。」
ランスロット「そうなのか…では、陛下に新年の行事はあまり派手にやらないよう、申し上げねば。」
ジョン「…(ジパング行きたい…)」

ガダ「来年もよろしく、諸君!」
トーマス「それ所じゃないです!統合軍に怪しまれました!」
ゾンビマスターB「いま、前で、キラーマシンに、シャーマンB、誰何されてる。」
ガダ「しかし、こういう季節の行事は大切にしたいと、俺は思う。」
シャーマンA「Bの奴しどろもどろです!ますます怪しまれてます!」
ガダ「仕方ない…みな、いつでも戦闘に入れるように準備してくれ!」
001号「うがー!!!」
ガダ「まて!お前はまだ行くな!!」

影「ははは…」
スレイン「…」
影「まあ、なんですか、来年もひとつよろしく。」
スレイン「ハァ…そもそもあなたに出会わなければ…」
影「スレインさん、変わりましたよ。いいほうにね。」
スレイン「牢屋で年越しする事もいいことですか?」
影「き、きっと何十年後かには、いい思い出になってますよ。」
スレイン「…ハァ…」
影「元気出していきましょう!はっはっは!…ハァ…」
420ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/31(土) 12:59:26 ID:AFdpoqGW0

バラモス兵A「(ちょっと不味いかもなこりゃ…)」
バラモス兵B「(あいつらまだ倒れた様子はありませんからね…最悪、挟み撃ちに
          される可能性も…)」
バラモス兵C「(むむむ…。)」
バラモス兵A「(シースの依頼で来たはいいが、立ち往生は嫌だぜ…)」

バラモス兵B「(国民士気向上の為、機関奪取(状態は問わず)若しくは統合軍の
          撃滅(手段は問わず)ですからね…最初はドサクサに紛れて機関
          だけを持ち逃げしようかとも思いましたが…)」
バラモス兵D「(…こりゃあ、一度逃げて終わったところで機関を回収しに来た方が
          いいかもしれんの…)」
バラモス兵E「(酸性酸性アルカリ性!一度撤退大賛成!)」
バラモス兵B「(しかし、ここでバラモス軍がやられては、任務遂行も糞もありませんぞ!)」
バラモス兵C「(むむむ…。)」

バラモス兵A「(とりあえず、気配を消しつつモシャスで化けながら、攻撃せず攻撃されずで
          のらりくらりと様子見するぞ!)」

偽バラモス兵「(ラジャー!)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
グレイ「あやつらめ、機関に危機が迫らんと出てこんとは…。」
ネ  ロ「ま、当然といや当然ですがね。」
ブース「そして、戦力が拮抗したところで我等が背後より奇襲、戦功は全てわれ等のもの…」

グレイ「ふふふ、そうじゃな…ぶぅわぁっはっはっは〜!」
ネ  ロ「はははははははは、ふははははははははは!」
ブース「ぶ〜っぶっぶっぶ〜〜〜〜!」
421ダークマター ◆VbQnJB48ig :2005/12/31(土) 19:34:32 ID:sEr1N8NM0
今年も残す所あと4時間半。早いものですね。
来年もよろしくお願いします。
-----------------------------
ダークマター「怪しいな。消えたからと言って、出てくるのがさっきのネロ達とは限らないし…」
金「他に出てくるヤツっているんですか?」
ダークマター「………キラ・リー」
デスJ「そういえば、さっきから出てきてませんね。」
ダークマター「それと、あと2名ほど。そろそろ出てくる頃だろう。
     気をつけなくちゃいかん。」
422ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2005/12/31(土) 21:46:50 ID:+K8sEu9B0
キラ・リー「よぉ〜く分かったな。フライパン。
      もしかして占い師?エスパー?ニュータイプ〜?」
キラエン「このキラエン、不義を討たんが為、参った!!」
キラ・リー「そういう訳で、ニーハオ〜。
      ご要望にお応えしまして、やってまいりました」

突然、中央の空間に”切れ目”が走り
裂けた空間から飛びだしてきたキラ・リーとキラエン。

キラ・リー「ま、でも、俺様達を相手にするのはちょいと可哀相だから
      おまえさん達にゃ選択肢がある。俺様の料理を食らいながら地上の滅亡を見物するか…
      俺様に料理されるか?今回のご注文は〜どっち?!」

得意げに言うキラ・リーにムラマサブレードを構えたまま一片の隙も見られないキラエン。

ロビン3「なめおって…!」
キラ・リー「あ〜そこの『キラーマシンとは違うのだよ!』な人、
      残念ながらそんななんであの扉はやぶれねぇぜ」
ロビン3「なにを!全てぶつければ!」
キラ・リー「骨折り損になるだけ。やめときな。
      それで総司令さ〜ん、ご注文は決まりました?」

ビシッとマジンを指さすキラ・リー。

423ビート ◆ACh9cjxZ1s :2005/12/31(土) 21:50:59 ID:RUIdlYR60
マジン「"注文"は"一つ"…貴様等の"オイル和え世界平和風味"のみだぁ〜〜〜!」
マジンのこうげき!
424ほうおう@携帯 ◆bVRzVePzyM :2006/01/01(日) 00:14:05 ID:nYpXfMAOO
新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

現在PC故障の為しばらくスレに目を通せないでいます。申し訳ないです。
425ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/01(日) 00:29:18 ID:jeM1dhiR0
>皆様
あけましておめでとうございます。今年も宜しくです。
-------------------------------------
ダークマター「いちいちムカつく言い回しを…(゚д゚#)」
金「ニュータイプってことでイイでしょう。たぶん。」
426みーちゃん(ミルドラース) ◆d9RL5flKxw :2006/01/01(日) 08:34:13 ID:iX3Cg8z30
いようお前等。F**kin' new year!
427ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/01(日) 11:18:56 ID:U3jZhFJQ0
あけまして、おめでとう御座います。初詣はここ、バラモス天神本社にて…。お賽銭一人最低5円ね。
428くま 【315円】 :2006/01/01(日) 12:13:36 ID:VQtlHSxkO
あけましておめでとう!今年のバラモススレの繁栄を祈り、【】の額、賽銭を…
429ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/01(日) 12:23:13 ID:U3jZhFJQ0
あ〜、お年玉ってどうやるんだったっけ…?
430 【ぴょん吉】 【856円】  ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/01(日) 12:37:32 ID:oKQ6kWHl0
皆様ありましておめでとうございます。
今年もよろしゅうお願いするで〜。

 /⌒\
 \●/∧__∧ /⌒\
   ∩ (・∀・ )\●/  あめおめ!
   Y  ̄ ||y||  ̄`''φ
    Lノ /ニ|| ! ソ >
    乂/ノ ハ ヽー´
    `ー-、__|

>>ビートはん
!omikujiでくじ
!damaでお年玉のはずや。
431ビート 【1232円】 【ぴょん吉】 ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/01(日) 12:43:18 ID:U3jZhFJQ0
テストん
432ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/01(日) 12:43:55 ID:U3jZhFJQ0
は〜っはっは〜!暫定最高値だ〜っ!w
433ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/01(日) 13:26:44 ID:oKQ6kWHl0
ガキィン!

キラ・リー「お客様〜。残念ながら当店のメニューに、そのようなものはありませ〜ん。
      そういうわけで、ここで全員やっつけてやるぜ!」

どこからかメンマソードとりだし、マジンの攻撃をはじき返すと
背中から不思議な色合いのラーメンをとりだしてきた。

キラ・リー「当店ご自慢の自家製中華そば、ディバイディング・ラーメン。
      このラーメンは、お客様方を新たな味の世界にご案内いたしま〜す」

なんと、ディバイディング・ラーメンが光り始め
誰一人反応できぬまま、魔王軍もろとも光は辺りを包み込んだ!




ロビン3「こ、ここは…?」

先程まで無機質な空間にいたというのに
目の前に認識される光景は全く別のモノであった。
ラーメンスープのような赤い空、チャーシューのような大地
メンマのような木々が僅かばかり…。

キラ・リー「お口にあいましたか〜?これぞ、ディバイディング・ラーメンの作りだした戦闘空間!
      この手のお約束で、俺様達を倒すまで帰れませ〜ん」
ロビン3「き、貴様!」
キラ・リー「中華王キラ・リーって呼んでくれてもいいぜ」
ロビン3「ならこちらは!青のボディに望みを背負って、灯せ平和のモノアイ!
     防衛隊隊長、ロビン3!ただいま到着!勝負だ!」
マッツン「隊長、張り合わないでください」
434ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/01(日) 14:17:02 ID:U3jZhFJQ0
偽バラモス兵A「(のわ〜、足止めされてんじゃね〜〜〜〜!)」
偽バラモス兵B「(これは苦しくなりますね…!)」
偽バラモス兵C「(むむむ…。)」

マジン「な、なんと面妖な…!おのれ!」
435 【大吉】 ダークマター 【498円】 ◆VbQnJB48ig :2006/01/01(日) 17:01:48 ID:jeM1dhiR0
ダークマター「今度は中華空間か…やれやれ。」
金「ため息つかないでくださいよ…うつりますよ。はぁ…」
デスJ「………ふぅ。」
436名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/01(日) 22:13:30 ID:eHyEl0tA0
最下層age。
437あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/03(火) 11:10:41 ID:dlgaLmBS0
遅くなりましたー!
明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いしますです!

さて…
え?おせちもうない?
お年玉は?
バラモス様に言え?
だっていないし…
438ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/03(火) 14:03:08 ID:n//Drfn00
キラ・リー「と、バトルスタートの前に…」
キラエン「今ぞ出で立て!忠勇無双、一騎当千の兵(つわもの)達よ!
     その力を奮い、悪しき魔を滅する為に!」

キラエンがムラマサブレードを天に向けて掲げ、叫ぶとほぼ同時に
上空にキラ・リー達が現れたときと同じように”切れ目”が走り
そこからどんどん出てくるキラーマシン、陸戦用サソリアーマー、
武装ミイラ男、武装マミーといった数々の顔ぶれが大地に降り立った。

キラ・リー「さっすがレリエル。タイミングがパーペキだな」
キラエン「征けっ!」
キラ・リー「雑魚はこいつらとやっといてくれよ〜」

キラ・リーがそう言い終わるが早いか、背中へ手を回し
メンマソードを展開した。通常よりもでかい。

キラ・リー「自家製なんだぜ、これはよ!当店比では切れ味も数倍上」
キラエン「こちらは凍てつく刃で…アブソリュートゼロ!」

凄まじき冷気が、キラエンのムラマサブレードに宿る!
439ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/03(火) 14:23:43 ID:n//Drfn00
ロビン3「うおりゃ!」
マッツン「でりゃ!」
キラーマ「近接戦闘に移行」
のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャブッタギルー!」

ロビン3、マッツン、キラーマ、のっぴーといった面々が飛びだし
次々に近接攻撃を加えようとするが…

キラ・リー「踏み込みが甘い!ってな」

全てメンマソードにさばききられてしまった。
すぐに体勢を立て直したキラーマがマシンガンを乱れ撃つが
それでも、キラ・リーに向かう銃弾は全て弾かれてしまう。

キラーマ「!…」
キラ・リー「どっからでもかかってきな〜。どうせ勝てないだろうがよ!がっはっは!」

一方、キラエンはアブソリュートゼロによって冷気を纏わせたムラマサブレードを持って
駆け抜けていく。冷気が空気中の水分が凍らせ、流星の尾のように流れる。
阻む兵士達を大きく跳んで交わし、そのままマジンに向けて太刀を振り下ろした。
440ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/03(火) 14:44:59 ID:wgtNiyy00
ダークマター「ったく、いいかげんにしないとブチ切れそうだ…」

ジゴスパークを放ち、ミイラ男達を消し炭に変えていく。

金「………。」
デスJ「………。」

2人とも、気の抜けた表情でミイラ男達を捌いている!
441ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/03(火) 15:06:50 ID:wgtNiyy00
マンダー「何だか皆さん、元気ないですな…」
金「そうですか?いや…だって中華世界ですよ?
  宇宙まで出たらまた別世界って…」
ダークマター「よそ見している場合じゃない。来るぞ」

話している間にも、ミイラ男やサソリアーマーが近づいてくる。

マンダー「来させーん!」

マンダーは激しい炎を吐いた!


マンダー「ほら、精鋭部隊隊長も!」
デスJ「え、ええ…よし!
    あの程度の敵ならば、ほぼ訓練通りで大丈夫だ!ひるまず攻撃しろ!
    全員進めっ!」

精鋭部隊がザコ軍団と交戦開始。
442ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/04(水) 09:23:14 ID:DaMkQAPB0
マジン「ええぃ!魔人ぶんまわしぃぃ!」
マジンは金槌を振り回し、対空強攻撃でキラエンを一応迎撃しようと試みている…
が、振りと振りの間のスキが大き過ぎ、まともな迎撃になっていない!
ディン「(そこは、対空小連打か引きつけてゲージ消費のSCを…!)」
443あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 12:22:25 ID:HY1hdfot0
〜デストロイヤー内部〜

ガダ「ここからは人員を選抜していくぞ!」
シャーマンB「分かれるんですか?」
ガダ「ああ。何とかギリギリまで戦闘には持ち込みたくない。
   監視の目をくぐったりするには少人数でいかないとな…
   それに、戦闘になった場合も、狭い通路に大勢で押しかけても意味がない。
   なに、001号がいる。大丈夫さ。」

シャーマンA「では10人くらいで?」
ガダ「そうだな…俺と001号と…あと13人…全部で15人で行こう。」

すぐに選りすぐりの15人が選ばれた。
シャーマン6人に、ゾンビマスターの資格を持つもの7人。
それにやはりゾンビマスターのガダ。メガボーグ開発ナンバー001号。

レーザーガンやビームサーベル、それに防具やアクセサリーなどの装備も、
この選抜隊に選りすぐったものが集められた。

ガダ「誰も来ないか?」
シャーマンD「大丈夫です!」
通路の向こうにいる見張り役のシャーマンが答える。

ガダ「トーマス。」
トーマス「はい、ガダさん!」
ガダ「お前は戦闘力がまだ未熟だから、、連れて行けない。」
トーマス「…はい。」
ガダ「その代わり、残った部隊の指揮はお前が取れ。」
トーマス「え!?」
444あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 12:23:20 ID:HY1hdfot0
ガダ「お前は…ジミーの奴とは違って、親父さん…最長老の人柄を受け継いでいる。
    みんなをまとめてくれ。」
トーマス「でも…」
ガダ「みんなも、それでいいな!」

シャーマン達「おお!」
トーマス「…分かりました。」

ガダ「通路の奥に誰も通すな。」
トーマス「はい!分かりました!」

ガダがトーマスの耳に顔を寄せ、小声で話す。
ガダ「チャンスがあったら…逃げろ。」
トーマス「え!?」
ガダ「頼む。」
トーマス「…ハイ…でも、こんな宇宙空間にいる戦艦から脱出なんて…」
ガダ「希望を捨てるな。お前の兄貴のノーテンキをこの際見習えw」
トーマス「はい…ガダさんもご無事で。」

マリー「ガダさん…」
ガダ「…トーマス、マリーを頼む。」
トーマス「はい。」
マリー「ガダさん!…必ず戻ってきて…」

ガダは何も言わずに、選抜部隊の先頭に立った。
445あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 12:24:47 ID:HY1hdfot0
かって伝説のシャーマンキングから受け継いだ、
古いシャーマンの仮面と槍をガダが身につけた。
その様子を選抜部隊が、そしてその後方の残留部隊が見つめる。

装備を身に付けたガダが、槍を高く掲げる。
ガダ「行こう!」
選抜部隊が走り出した。
通路の角まで来ると、先をうかがい、誰もいないのを確かめ、
通路のその先に消えていった…

マリー「ガダさん…」
トーマス「よし、我々はここを死守する!
    だが、戦闘は最後の手段だ!出来る限り取り繕って誤魔化そう!
    あと、何人か手分けして、外の様子、A-6惑星の様子を探ってみてくれ!」
2〜3人で一組になったシャーマン達が、4組、情報収集に走っていった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ガダ「よし、気付かれてないな?」
キラーマシンが2体、足元に倒れている。
警備にあたっていたものを、シャーマン達が奇襲で倒したのだ。
両機体とも、モノアイを打ち抜かれ、声をあげる間もなく倒れた。

暫く待つが、物音はしない。
シャーマンA「監視カメラとかそろそろあってもいいはずですがね?」
ゾンビマスターA「そとに、みんな、気を取られている?」
ガダ「う〜ん…いくら外が大変だからって、こんな重要区画の警備がおろそかになるかな?」
446あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 12:26:06 ID:HY1hdfot0
シャーマンB「罠でしょうか?我々をおびき寄せて、殲滅する。」
ガダ「反乱がもっと早く分かっていれば、そういう備えもしたかもしれんが…
   それに、統合軍がその気になれば、俺たちは数でも戦力でもかなわん。
   面倒な罠など張るかな?」
シャーマンB「001号を警戒して、罠を張ったとかは?」
ガダ「…」
001号は大人しく一行の中間辺りをついてきている。
ガダと目が会うと、にやりと笑いかけてきた。

ガダ「そうかもしれん。まあ、ともかく、警戒は怠らずに進むしかない。
    どうせ引き返せないしな…」

一行はあたりに油断なく目を配りながら進む。
重要区域にしては異常なほど警備が薄い。
一行の胸に、何かおかしいと言う疑問が膨らんでくる。

シャーマンA「ガダさん…」
ガダ「ああ…おかしいな…」

そのとき、先頭にいるシャーマンがさっと手を上げた。
一行は素早く反応し、壁に背をつけ、銃を構え、息を殺した。

先頭にいるシャーマンが通路の角から、向こうを覗き…
シャーマンC「う!?」
驚きの声を漏らし、その場に立ちすくんだ。
ガダが、一行を制しながら、ゆっくりと先頭に進んだ。
ガダ「どうした?」
シャーマンC「あれを!」
447あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 12:29:26 ID:HY1hdfot0
通路の向こうには…数体のミイラの死体や壊れたキラーマシンが転がっていた。
シャーマン達が驚きとともに調べていく。

ガダ「いったい何があった?」
シャーマンA「誰かが先に侵入していた?」
シャーマンB「それで警備の者がいなかったのか!」
ガダ「すげえぞ。みんなあっという間にやられたようだ…」
シャーマンA「司令部に知らせたり、警報を鳴らす暇もなかったようですね…」

ミイラはともかく、キラーマシンまでが、その頑丈な装甲を切り裂かれている。
その鋭利な切り口…ガダの背筋に寒いものが走った。
ガダ「こいつは容易じゃない野郎の仕業だな…」
ゾンビマスターA「…すごい。この切り口。」

面白そうにキラーマシンの残骸を覗き込んでいる001号が、はっと顔を上げ、
通路の先を睨みつけるようにしながら、鼻から息を荒々しく吐き出した。
ガダ「どうした?」
001号「う、お、うがうううう!!!」
001号は、キラーマシンの残骸を指差し、それから通路の先を指差した。

ガダ「この先に『そいつ』がいるんだな?」
シャーマンA「どうしますか?」
ガダ「…敵か味方かわからんが、統合軍の敵ではあるんだろうな…
   進むぞ!先頭には俺と001号が立つ!」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>ロビン3さん
と、これで黒ピオン登場としたいのですが…数日留守ですか!?
ふむ、出来る限り動かしてみます…
書けるようなら続きよろしくです!
448あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 12:47:03 ID:HY1hdfot0
ギコナビテスト
449あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 12:48:15 ID:HY1hdfot0
OKOK。
こいつは春から縁起がいいや!
450ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/04(水) 13:36:16 ID:DaMkQAPB0
あ!久しぶりに影さんと遭遇〜!
451あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 13:39:34 ID:HY1hdfot0
おお、ビートさん!
今年もよろしくお願いします!

いま、ギコナビ調整に奮闘中…
今度は大広間の方に書けない…
452あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 13:51:09 ID:HY1hdfot0
よしよし、大広間にもかけました!
完璧だ!
やればできるものだなぁ…

さて、なにかやりますか?>ビートさん
イヤ、カイソウカコウトオモッテタノデスガ…
453ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/04(水) 14:17:51 ID:DaMkQAPB0
ん〜、考えてみるとやること無いね…。
454あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 14:21:09 ID:HY1hdfot0
グレイダーとその部下は一時撤退して様子を見ているんでよろしかったですか?
455ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/04(水) 14:38:18 ID:DaMkQAPB0
はい。現在消えたところで待機中です。
456あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/04(水) 15:01:57 ID:HY1hdfot0
おっと、失礼、大広間に篭ってました…
ふむ…誰か来るといいんですけどね。
457ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/04(水) 19:48:10 ID:CEAeBs0v0
約4時間半後に登場!

……そりゃ誰もいないでしょうなぁ
458ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/04(水) 20:22:03 ID:DaMkQAPB0
いますよ〜!
459ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/05(木) 01:28:12 ID:KCYyT46W0
デスJ「しかし、ザコはいくらでも出てくるようですね」
ダークマター「そのようだな。ここはどうにかしてまとめて片付けたい所だが…」
金「言っておきますけど、粒はもう使えませんよ!
  使い過ぎると僕自身が消え去ります!事実、今までで全体の7%ぐらい投げてるんですから!」

言われてみればその通り。最初にゴールドマン化したときより、ほんの少し小さくなっている。

ダークマター「誰も粒を使えとは言っていない!
     ここにメンマっぽい木があるな。相当大きいが、お前には扱えるだろう。」
金「はい?」
ダークマター「この木を使えと言っているんだ!」

ダークマターは真空斬りを放った!
メンマの木が根元からバッサリ斬れた!

ダークマター「お前は自分の手と呪文少々でしか戦えない。ならば、やはりこの長い木を使うのが効果的だ!
     お前の馬鹿力だったら、ミイラ程度どうってことないだろう!」
金「そういうことですか!それでは早速…」

木を両手で持って、迫りくるミイラ達の前に移動すると、木をバットのように振り回し始めた!
長い木に当たり、10mほど吹っ飛ばされていくミイラ達。

金「ただ吹っ飛ばすだけじゃ面白くない!ついでだから!」
うまく方向を合わせ、マジンと交戦するキラエンに3匹ほどまとめて吹っ飛ばした!
460ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/05(木) 21:10:56 ID:JLPEqaCB0
ロン「まずい……こんなところで行き倒れは嫌だっ!」

ロンの目前には、海。その先の方に陸地と森が見えるが、
空腹状態のロンでどうにかなるような距離ではない。

ロン「ここには知り合いなんていないしな…」
-------------------------------------
きめん「………嫌な予感がするな。ロンのやつ、大丈夫か?
    バシルーラはどこに飛ぶか分からんからなぁ。」
サタン「オイラが捜しに行こうか?」
きめん「バカ者!どこにいるか分からない魔物をお前が捜し出せるのか!」
461あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/06(金) 12:26:46 ID:OlC8heHg0
ジョン「いかがでしたか?」
モルガン「スレインさんはすぐに釈放されるでしょう。
     魔王軍ではないただの旅人であれば、牢に入れる理由はありません。
     統合軍にどんなたくらみがあっても、このエジンベアでこれ以上無理に
     スレインさんを牢に入れておくことは出来ないでしょう。」
ジョン「そうですか…で、影さんは?」

モルガン「あの方はまだ無理です…
     申し訳ないのですが、彼がどんな罪状で捕まっているかも分からないのです。
     ガラハッド卿が捕まえたのですが、何でも不敬罪とか言ってます。
     でもそれが本当ではないようです…
     本当の所はガラハッド卿に聞いて見なければならないでしょう。」
ジョン「すぐには聞いていただけませんか?」
モルガン「いえ、実はそれとなく既に話したのです…
     卿ははっきりとは言いませんでしたが、しばらく自分に任せて欲しいと言うような事を
     言外に匂わせていました。」
ジョン「ふむう…」

モルガン「卿は信頼に足る方です。あやしい影さんの待遇は私が見て上げましょう。」
ジョン「そうですか…どうしますか?」
ヒロロ「う〜ん…一旦帰ろうか?」
マルコ「外で待ってるみんなも心配しているだろうし、ラナさんについての情報は取れたしね。」
ジョン「そうですね…では、影さんをお願いします。」

モルガン「分かりました。」
王女「もう言ってしまわれるの?」
ジョン「ええ。スレインさんが釈放され次第…」
王女「ねえモルガン、ここにスレインさん連れてきてよ!」
モルガン「え!え〜と、一応不審者として掴まえたものですから、姫の前に連れて来るのは…」
王女「でも、無実なんでしょ?じゃあ、牢に入れたお詫びを私が国を代表してするわ!」
モルガン「え…駄目です!姫のなさる事ではありません!」
462あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/06(金) 12:27:18 ID:OlC8heHg0
ジョン「はは…では、これで私共は失礼します…」
王女「そう…道中お気をつけて。」
モルガン「ジョンさん、私達はこの国を孤立させたくはない。
     あなた達の話から、統合軍の卑劣な手段も分かりましたし、
     必ず統合軍をこの国から追い出します!
     どうか、あなた達のご助力をお願いします。」
ジョン「分かっています。私のできる限り、他国との橋渡しになりましょう。
    でも、統合軍への対策は慎重に。
    私が話したことについても、物的な証拠があるわけではないのです。」
モルガン「ええ。分かっています…では、お気をつけて…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
兵「出て下さい。」
スレイン「どこへ?」
兵「釈放です。あなたの無実が証明されました。
  誠に申し訳ありませんでした。
  戦時中につき、警備を強化していると、ご理解ください。」
スレイン「分かりました。気にしていません。」
兵「あなたのご友人が、正門のところで待っているとのことです。」
スレイン「分かりました…え〜と…」

影「あの…私は…」
兵「…(無言)」
スレイン「釈放は私だけですか?」
兵「そうです。ここで見たことは口外しないようにとのことです。」
スレイン「見たこと?」
兵「(チラッっと影を見る)」
スレイン「…分かりました。影さん、先に行きます…
    一体、何をしたんです?」
影「え〜と…まあその、私は心配いりませんので、折角のラナさんの情報ですから、
  気にせず、早く旅を急いでください。」
スレイン「しかし…分かりました。」
463ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/06(金) 20:14:46 ID:DNlo6TGy0
ロン「……これじゃ無理だ。仕方がない、一か八かでやってみよう…」

ロンは急いでエジンベア城の前に戻ってきて、そこに居座った。

ロン「誰か来たら事情を話そう…でもエジンベアの人間は話せば分かってくれるのか?」

ロンは 途方に暮れている!
464ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/06(金) 20:54:16 ID:sZClJLyc0
空中で鈍い音が鳴り、見れば
キラエンの刀とマジンの金槌がぶつかっている。
が、アブソリュートゼロの力か、金槌はどんどん凍っていく
慌てて金槌を刀から逸らすとキラエンが次の太刀を打ち込もうとしていたが
別方向から飛んできた統合軍兵3体に気づき、跳躍したため距離が離れた。

キラ・リー「あ〜らよっと」

メンマソードを収め、キラ・リーはヌンチャクをとりだしていた。
間延びした言葉とは裏腹に
凄まじき速度でぶんぶん振り回される鋼鉄製ヌンチャク。
近接攻撃を仕掛けた者は弾かれ、実弾も同じように弾いてしまう。

ロビン3「どうすれば…」
キラ・リー「残念無念どうしようもね〜んだな!」

攻撃が止んだ隙をつき、キラ・リーが片手を天に翳すと
大量の調理器具が降り注ぎ、そのままロビン3達を生き埋めにしてしまった。

キラ・リー「さあてお次はフライパンに芙蓉蟹、
      北京ダックと竜の落とし子に地獄のフルコースを振る舞ってやるぜ!」

いつの間にか片手にもヌンチャクを持ち
レシプロ機のプロペラのように回転させ始め、突っ込んできた!
465ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/06(金) 21:19:35 ID:DNlo6TGy0
ダークマター「とうとう来たか、中華マシンめ!」

ダークマターはジゴスパークを放った! >>キラ・リー
マンダーは激しい炎を吐いた! >>キラ・リー
ゴールドマンはメラゾーマを唱えた! キラ・リー
デスストーカーJは反撃のチャンスをうかがっている!
466ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/06(金) 21:20:58 ID:DNlo6TGy0
カイラスは精鋭部隊を連れて調理器具の撤去作業を始めた!
ノールはドラゴン部隊の仲間と共に身を守っている!
467あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/07(土) 11:32:11 ID:yVDBuaV20
〜エジンベア正門前〜
門番「………」

ヒロロ「怖いよこの人…」
ジョン「見ちゃ駄目です!目を合わせないで!」
マルコ「なんで常時殺気を発してるの?魔物じゃないの?」
ジョン「中から外へ出るものには何もしないから大丈夫です…」

スレイン「あ!皆さん!」
ジョン「スレインさん!待ってましたよ!」
スレイン「やれやれ、助かりました。」
ヒロロ「大変だったね!」
スレイン「ええ…外の世界に出ていろいろ経験しましたが、
    まさか牢屋にまで入ることになるとは思いませんでした(笑)。」
マルコ「トロルさんが来ないね…」
スレイン「あれ?どうしたんです彼?」
ジョン「一応伝言は行ってるはずですが…」
スレイン「私はいつまでも彼と一緒にいたくないです。正直言って。」

ヒロロ「ラナさん誘拐の張本人だもんねー。」
ジョン「まあ、もう少し待っていましょう。アリアさん達と合流していましょうか?」
ヒロロ「そうだね。見える範囲にいればいいんじゃない?」
スレイン「どこか日陰で休んでましょうか…」
マルコ「賛成!おなかも減ったしね。」
ヒロロ「あ、あそこの岩のところはどう?」
スレイン「そうですね。座るには大きいようですが、もたれるにはちょうどいいかな?」
ジョン「じゃあ、私がアリアさんたち呼んでくるので、あそこで待っていてください。」
468あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/07(土) 11:40:55 ID:yVDBuaV20
〜デストロイヤー内部〜
ガダと001号は慎重に通路を進む。
001号が緊張している。
と、突然001号が、ガダの腕を取った。

ガダ「どうした?」
001号「ううう…」

と、ガダを制して置いて、001号は突然通路の角の向こうに、
一瞬で走りこんだ!

沈黙。

慌てて後を追うガダ。

通路の先では、001号と…黒い機体のサソリアーマーがピクリとも動かずに
至近距離で退治していた。
サソリアーマーのハサミから伸びた光る剣が、001号の喉元スレスレに突きつけられ、
001号の片手の刀が、サソリアーマーの頭上に触れんばかりまで振り下ろされていた。

ガダ「あれ!?あんた…ブラックピオンさん?」

ガダが駆け寄り、双方の腕を掴み、引き離す。
001号が大きく息を吐き、ブラックピオンはがくりと体を傾け、ハサミを床について支えた。
ピオンの息が荒い。

ブラックピオン「お前は…」
何かを思い出そうとして頭を振る。
ブラックピオン「シャーマン部隊のガダ…」
ガダ「どうしたんだい旦那?具合が悪いのか?
   確か前の作戦で、アレフガルド部隊の指揮を取ってたんだよな?」
(ロビン3さん、このくらいはガダが知っていておかしくないですよね?)
469ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/07(土) 11:44:17 ID:yO0kd38r0
(468の前って事で)
黒い銃口が向けられる。光の剣が切っ先を向ける。
だが、意に介さずテール・ビームガンを放ち
左から右へずらす事で、行く手を阻むモノたちをなぎ払った。

どこからか「どうしたんだ?故障か!?」といった言葉が聞こえる。今の私を見て仲間に問うたのだろうか。
ミイラ男「ひぃ!」
忠誠心の高い精鋭といえど、今の状況に恐怖を感じる者はいる。
散乱する肉、包帯、機械部品、配線…どれも見事な切れ味で足がすくむのも無理はない。
キラーマシン「わからん!だが敵対行動をとるなら撃て!」
例え、相手が強大であってもその先には守れねばならない
大切な物があるなら、抗戦の判断は普通であろう。
だが、私は行かねばならない。この計画を止めるため。

機械修理室を後にして、私は現状を調べた。
資料は医者が持っていた。起動後、すぐに戦況を飲み込むために
用意されていたのだろう。日時から見ると、30分おきに更新された資料が届けられていたらしい。
それによれば、現在バラモス軍は特殊な装甲扉によって進軍を阻まれており
また、キラ・リーとキラエンの出撃が確認されたそうだ。
データが確かならば、装甲扉はメドローアでも唱えぬ限り…いや、それでも難しいかもしれない。
だとすれば、扉を開くほかにない。そして、A-6計画の際に外部操作を任せられているのは…。
470ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/07(土) 11:49:58 ID:yO0kd38r0
そうして、今私はここにいる。
他に方法がない。ノア級軍用艇の開発計画にあった宙間戦闘艇スター・ノアでも
秒速十数キロで進む大質量物体に着地は不可能だ。ましてや宇宙用改修型のゴースト・ノアでは…。
緊急停止スイッチと緊急方向転換装置はあちら側にあり、こちらから推進装置自体を止めることは出来ない。
レリエルの力ならあちらへ行く事も可能らしいが、もう恐らく…。
だが、あの扉を開き、推進装置を停止させようとするバラモス軍の障害は取り除ける。
かつての敵組織を助けることは、複雑であったが…。
こうする事が、軍に反する事は分かっている。
こうする事で、統合軍は壊滅するかもしれないのは分かっている。

だが、クラックス様は無駄に血を流す事を良しとしていなかった。
あの方の理想は、世界を滅し、選ばれた善良な人民が築き、我々が管理する争いのない新世界を創ることだ。
それを得るためのこの戦であるが、必要としない犠牲は望まなかった。
反統合軍活動を押さえるための監察警務隊はともかく
カルネアデス・バグラチオン作戦を成すために人員は必要と報告されたとき
クラックス様は、できる限りの人員削減を要請していた。
だから、このようなやり方を望むわけがない。あの方の為にも…私は自分にそう言い聞かせていた。
そうでも考えねば…とてもやれそうにない。
しまった!潜んでいた!?

ブラック・ピオン「ぐうっ…」

急に飛びだしてきたサソリアーマーの奇襲を受け、少し装甲を持って行かれた。
その場で叩きつぶしたが、少々ダメージを受けすぎたか…?
471ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/07(土) 12:02:34 ID:yO0kd38r0
ブラック・ピオン「少し、ダメージを受けただけだ。
         それに私が指揮したのは陸上部隊…。総指揮はメビル将軍だ」

こいつらは俺を止めるために…?
いや、それにしては様子がおかしい。
…どうするか?

ブラック・ピオン「おまえ達は、何をしに…?」
472あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/07(土) 12:54:15 ID:zxYBTxmd0
あれ!ロビン3さん来てましたか!
大広間にいたもので。
続き書く前にとりあえず…
おかしくならない範囲で動かしとこうと思いました。>>468
473あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/07(土) 13:00:31 ID:zxYBTxmd0
状況からすれば、ブラックピオンも自分達と同じ目的…かもしれない。
少し探ってみようと思う、が、もしブラックピオンが襲い掛かってきたら、
ガダでは一瞬でやられてしまうだろう。

ガダ「…この…連中、旦那が倒したのかい?」

ガダが001号の影にいつでも隠れられるよう、一歩下がって答える。
反乱と素直に言っていいものだろうか?
474ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/07(土) 13:04:21 ID:0FoMxb0V0
マジン「つ、冷たっ!」
マジンは、凍った金槌を装備しなおした!
マジン「ええぃ!正々堂々と痛恨の一撃を受けぬかッ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
バラモス兵A「うわ〜〜〜。」
バラモス兵B「げぇ、きらりい。」
バラモス兵C「むむむ…。」
バラモス兵D「ひけー、いちどひくのじゃー。」

バラモス兵E「わ〜〜〜っ!来るよ!通常の三倍余計に回りながら
         来〜る〜よぉ〜!」
バラモス兵A「(コラ!落ち着けッ!)」


バラモス軍後方に、多少の混乱。
475あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/07(土) 13:08:37 ID:zxYBTxmd0
ありゃ、ビートさんも来ましたね。
申し訳ないですが落ちます…ノシ
>ロビン3さん
なんでしたらシャーマン連中動かしてくださいな。
476ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/07(土) 13:20:43 ID:0FoMxb0V0
あらら…。それはそうと、大広間セッテスレの議題も考えないといけませんね〜…。
477ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/07(土) 22:48:34 ID:imAXVeWh0
ロン「あ、人が来た…。あと魔物もいる?

   あのー。どなたか分かりませんが助けてくれませんか」
478ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/08(日) 11:03:37 ID:y6ZDUi1B0
ブラック・ピオン「質疑に質疑で返すのは、関心しないな…」

体勢を立て直し、通路の先を見る。
…俺はただ進むのみ。こいつらがなんであろうが、関係ない。
だが…

ブラック・ピオン「俺はただ、計画を止めるだけ…」

これで様子を見よう。
もし、来るなら…撃滅する。床に転がっている精鋭のように。
479ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/08(日) 11:30:55 ID:y6ZDUi1B0
キラ・リー「回転しているモンに、攻撃は通じねーんだよな。ま、お約束ってやつだ」

回転するヌンチャクを前に、ジゴスパーク、メラゾーマ、激しい炎が
うち消されるかキラ・リーから逸れていってしまう!
鋼鉄製ヌンチャクが回転することで
ジェット気流のような空気の流れをつくりあげている。
それがいわば空気の防御壁のようになっているのだ!(by金の人)

キラ・リー「覚悟完了?店の隅でガタガタ震える準備はOK?なら行くぜ!」

バラモス軍の群、特にダークマターの方向に突っ走っていくキラ・リー。
他の兵は手出しすることも出来ず、ただぶっ飛ばされるだけ。


キラエン「そのようなやたらめったな攻撃に当たるわけにはいかぬ。
     気迫を込め、狙い澄ました一撃を出して見せろ!」

そう言うと、刀の冷気が収まったかと思うと
今度は猛々しい炎が発せられた。

キラエン「ムラマサブレード・火炎斬り!」

刀を水平に、突撃してきた!
480ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/08(日) 14:03:56 ID:z0f9Klm40
マジン「とわっ!」
マジンは、火炎切りを金槌で受け止めた。
481ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/08(日) 20:17:51 ID:IshbvzmJ0
ダークマター「お前には理屈も理論も法則もないんだな!まぁお互い様だが…」

ダークマターは刃を光らせ、高速回転を始めた!


デスJ「受けて立ちましょう!」

左手に盾を持ち、右手でバスタードソードを構えてキラエンに突っ込ん…

金「あ、ちょっと待ってください!」

デスJ「な、なんです?」
金「それ僕がやります!」

先ほど折ったメンマの木を両手に持ち、キラエンをしっかりと見据えて走り出した。
482あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/09(月) 11:43:36 ID:8ikfH0jG0
ガダ(計画を止める…やっぱり俺たちと同じ目的?
    そうだよな…こんな計画、反対者が出て当然だぜ…
    しかし…この旦那って忠誠心強ええからな…)

001号が一応構えは解いたものの、油断なくブラックピオンを見据えている。
緊張のためか、モヒカンからは青くパチパチとスパークが散っている。

ガダ「計画…A-6計画のことかい?
    俺たちもそれを止めようとしてるんだ!
    でも、反乱とかって言うんじゃないぜ。
    後で処罰されてもこの計画だけは止めなきゃいけないんだ!」

ガダ(一応こう言って置けばいいだろ…
   …俺個人にとっては本心だしな…)
483あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/09(月) 12:56:47 ID:f/8NBNqM0
明日来られるかどうか分からないので…

>ロビン3さん

1月10日で入隊1周年ですね!
おめでとうございます!

@@
@@@      *;*;*     *;*;*
ヾ/ノノ│ ╋    'y'━¶╋    'y'━¶╋   ジェットストリームアタック!!
ヽ~|l ━▼豆▼┛  ┗▼豆▼>  ┗▼豆▼ヽ
..ヽll   ▲▲      ▲▲\    ▲▲\ =======
     ▲Y▲      ▲Y▲    ▲Y▲    ===========

花持ってるように見えますか?
484あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/09(月) 13:10:21 ID:f/8NBNqM0
>>477

スレイン「うわ!喋った!」
ヒロロ「なんだ、爆弾岩じゃない。」
スレイン「へえ。これが爆弾岩って言うんですか!」
マルコ「初めて?爆弾岩見るの?」
スレイン「ええ…」

ヒロロ「助けてってどういうこと?」
スレイン「あなたはバラモス軍ですか?それとも…統合軍ですか?
    (一応いつでもマホトーン使えるようにしていよう…)」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジョン「…と言うわけです。」
アリア「まあ…影さん大丈夫かしら…」
ジョン「本人は大丈夫と言ってたそうです。モルガンさんも何とかするとは言ってくれましたが…」
ストリ「やっぱり統合軍は悪で決まりだね!?」
ジョン「ええ…集めた情報をまとめてみると、どうやら統合軍は、
    一部の国の権力者を操っているようです。
    弱みを握ったか…金で釣ったか…」
フーミ「挙動のおかしい人たちって、気になりますね…」
ファル「以前聞いたことがある洗脳ってのに似てますね。」
ジョン「洗脳…確かに、遠くから様子を伺っただけですが、そう言う感じでしたね…」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>ビートさん
あなたのキャラ4名の口調ってこんなでしたっけ?
>ロビン3さん
洗脳されたものの描写、面倒なのですっ飛ばしてしまいました…
485ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/09(月) 18:14:07 ID:Bqc/4iPL0
ロン「いや、バラモス軍でも統合軍でもないんです。
   (…でも、エジンベア城から出てきた人に
     『統合軍の悪行を暴くために旅してる』なんて言えないな…)
   自分は旅好きな爆弾岩でして、世界中に友人がいます。
   で、その友人の一人に『エジンベア行きたいから飛ばしてくれないか』と頼んで
   ここまで飛んできたんですが…

   …恥ずかしながら、ここから出られなくなってしまいました。
   キメラの翼も持ってませんし、他にエジンベアから出る方法はないかと探していたんです。
   見ての通り岩なので、多少手荒い扱いしても結構です。
   エジンベアから移動できればそれでいいのですが…バシルーラできる人いますか?」
486ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/09(月) 20:24:40 ID:e6wl7ebd0
キラエン「金槌の威力自体は素晴らしいが、その柄は大きな隙だ!」

腰を入れ、つばぜり合いのような状態に持ちこんできた。
そのまま刀を払うと、金槌の重さもあって横に倒れ込んでしまった。
一瞬の出来事。キラエンは刀を持ち直し、切っ先をマジンの心臓部に定めると…振り下ろした!

キラエン「んなモン、でけぇ冷凍肉にでも使いな!」

左手に持つヌンチャクはそのまま盾のように
右手のヌンチャクは僅かに長い射程をもって素早い一撃をダークマターに四方から乱打する。
487ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/09(月) 20:56:05 ID:LcOaF79L0
ダークマター「やっと近づいたか!」

そのまま回転しながら攻撃を受け続け、キラ・リーにジゴスパークを放った!
488ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/09(月) 21:12:56 ID:JLeIc1k60
>影さん
多分そんな感じです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
マジン「ええぃ、マジン大脱出!」
マジンは、金槌を棄てて飛びのいた!
マジン「なら素手で行かせて貰うぞ!」
マジンは、素手でキラエンに殴りかかる!
489ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/09(月) 21:38:13 ID:e6wl7ebd0
キラ・リー「あべべべべ!」

お約束か、内部フレームが点滅するように見え隠れし
機体が焦げて倒れ込むキラ・リー。
だが、すぐに立ち直った。

キラ・リー「痛いじゃないかー!こんにゃく、いや、こんにゃろ!
      コテンパンのフライパンのフランスパンにしてやるー!」

ヌンチャクを捨て、背から冗談みたいな巨大な麺棒を取り出すと
その勢いのまま、ダークマター向けて振り下ろした!

キラエン「その大胆な戦い方、面白い…!」

受ける直前に体を反らしたため、ダメージといえる損傷はないが
同時に刀の一撃も逸れていった。

キラエン「なら、我が豪雷の太刀はどうかな…?ムラマサブレード・稲妻斬り!」

キラエンが刀を再度持ち直すとほぼ同時に
刀身に凄まじい電撃がスパークし、目に見えて電気を帯びるようになった。
その場で高く跳躍し、落下の勢いをもってマジンに刀を下ろす。
その際、刀から流れていく電気は、まさに雷の如く。
490ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/10(火) 19:54:37 ID:Vjih3xQt0
ダークマター「フライパンフライパン五月蝿〜〜〜い!イオナズン!」

イオナズンジェットを使って麺棒を避けると、勢いでそのまま上昇し…

ダークマター「お前は私を怒らせた〜〜っ!」

上空から、細いとはいえ当たると痛いジゴスパークを雨のようにガンガン降らせた!
491ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/10(火) 20:26:47 ID:/bPWr+/R0
マジン「のわ〜〜〜!」
マジンは痺れた!
マジン「シビレビレビレ…」
492ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/11(水) 20:37:28 ID:957ns75m0
キラ・リー「忘れたわけじゃあねえよな?ラーメンビットバリア!」

キラ・リーの背から飛び出てくる数個の小さいラーメンのドンブリ。
それらが三つ、キラ・リーの周囲に展開し、一瞬のうちに三角形の水のバリアーを作り上げてしまった。
なお、スープに色はない。

キラ・リー「塩ラーメンは電導率が高い…吸収しちまうんだな」

そして、残った数個のラーメンビットが、四方八方からダークマターに口を向け
一斉に、スープを放射しはじめた!
いずれも細く、高圧で発射されている。
ウォーター・カッターは鉄をも裂くというが、それに勝とも劣らない。

キラ・リー「νキラ・リーって呼んでくれてもかまわねぇぜ!
      タイトルは…〜中華戦士キラ・リー 逆襲のバラモス〜とか?大ヒット間違いなしだな!がっはっは!」

もう勝った気でいるのか、馬鹿笑いのキラ・リー。


キラエン「惜しい戦士だが…これが戦というものでな」

痺れている間に距離を詰めると、左胸に狙いを定め
切っ先を向けて…走った!

キラエン「逝け!」
493ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/11(水) 20:58:39 ID:MF+dsNY70
高圧スープは、ダークマターの刃を1枚さらっていった。
だが、ダークマターは怯むこと無く攻撃を受けながら降下する。

ダークマター「スープがなんぼのもんだーっ!たかが刃一枚!」

ダークマターは凍える吹雪を吐き、水のバリアーを凍らせた!

ダークマター「稲妻斬り大車輪を食らえ〜!」

さらに凍ったバリアーを砕きつつ、残った刃だけでなく体全体に電気を宿しキラ・リーに攻撃した!


デスJ「ダークマター殿…もはや満身創痍ではないですか!あ、ゴールドマン殿!」

金「マジンさーん!」

メンマの木を両手で持ち、タイミングが合うかどうかは分からないが
マジンの2mほど前を狙って振り下ろした!
---------------------------------------
  マ=マジン キ=キラエン 金=ゴールドマン 矢印=移動方向
マ(痺れ)
  ←金 

494ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/11(水) 21:03:48 ID:CIeMh5eh0
マジン「むむむむむ〜〜〜む!(おのれぇ〜〜〜〜〜、ん!)」
495あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/12(木) 11:31:38 ID:XQFfQoce0
お、見事に最下層ですね。
496あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/12(木) 11:37:52 ID:XQFfQoce0
ジョン「おまたせ…ばくだんいわ?」
アリア「なぜこんな所に…」
青ざめるジョンとマリア。

スレイン「なんでも野良って言うんですか?軍には属してなくて、
    旅をしているそうです。」
ジョン「は、はあそうですか…」
アリア「ははは始めまして…」

名乗る一行。

ジョン「トロルさんはまだ出て来ませんか?」
ヒロロ「まだだね。どうしたのかな?」
今後の検討をするジョンとプチ一行

アリア「まあ…それはお困りでしょう。」
スレイン「私もバシルーラはできませんね…
    私のいける範囲ならルーラで運んで差し上げてもいいのですが…」
アリア「あら、それなら私のキメラの翼を差し上げますよ!
    でも、ロンさんはどこへ行きたいの?」
ロンと話込むアリア・スレイン

フーミ「出てこないな…」
トロルが出てこないか、また誰か近づいてくるかを
空中から見張るフーミア
497あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/12(木) 11:42:22 ID:XQFfQoce0
〜デストロイヤー内部〜
通路を後続のシャーマン部隊がやってきた。
ブラックピオンを見て息を飲み、後ずさる者もいる。
ブラックピオンも無言でシャーマン達を睨みつける。

ガダ「まてまて!どうやら俺たち、目的は一緒みたいじゃねえか!
   協力しあおうぜ旦那!」

ここでこんな強敵と戦ってはいられないと判断したガダは、
しかし念のためもう一歩001号に近づきつつ、そう言った。

ガダ「俺たちも装備は整えてるし、001号もいる。
   足手まといにはならないぜ!
   旦那なら、この先の警備状況とかも分かるだろ?」
498名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/12(木) 15:47:12 ID:3aH0pCsBO
腹減った。
499ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/12(木) 20:18:00 ID:nLk4dUKU0
ロン「キメラの翼を!?ありがとうございます!

   そうですねー…とりあえずエジンベアから脱出できればどこでもいいので、
   まあ……カザーブ。カザーブですね。あの辺には天然の食料がたくさんありますから。」
500ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/12(木) 21:36:29 ID:7Xsbgv6F0
意表を突いた攻撃は決まり、ぶっ飛んでメンマの木に激突し
お〜ほしさ〜ま〜キラ〜キラなキラ・リー。
おまけにモノアイがぐるぐる渦巻きであるが、機械なのに…などと気にしてはいけない。
と、すぐにぴょんと立ち上がった。

キラ・リー「てめ〜!俺様になんてことを!故郷でお袋さん泣いてるぞ!」

わけのわからん事を言いながら
背から自家製メンマソード二本を取り出すキラ・リー。
なんと、その二本の柄と柄を合わせはじめた!

キラ・リー「どんなに冷たい冷凍食品でも、燃える料理人魂には勝てはせぬ。
      バギクロスにも消えぬ火…美食家、それを『情熱』という。
      運命両断食品!ツインメンマソード!」

某マシンロボのような武器を見せつけるキラ・リー。
指でくるくる回るピザにも負けぬ速度で回転させはじめ
やがてそれはタツマキのように!

キラ・リー「全ての冷凍食品を断つ一刀!うけな!」

回転をさせたまま、のこぎりのようなツインメンマソードを持って
バラモス軍兵士を巻き込みながら、ダークマターに斬りかかる!
501ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/12(木) 21:37:02 ID:7Xsbgv6F0
キラエン「我が太刀に割ってはいる勇気…なかなかのものだな」

マジンとゴールドマンの中間地点…それを抜けた先で振り返るキラエン。
ずずーんと見事な切れ目で落ちるメンマの木。
どうやら直前でマジンからメンマの木へ目標を変更した模様である。

キラエン「さあ来い。うぬの力を拙者に見せてみよ」

風を斬る音と共に、キラエンは構え直した!
502ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/12(木) 22:21:14 ID:nLk4dUKU0
金「……………」

手にもっているメンマの木は、確かにさっきまでの半分以下になっていた。

ダークマター「あれを受けてもまだ平気ときたか…」

刃は一本なくなり、他の刃もボロボロになっている。かつての切れ味はない。
突進してくるキラ・リー。

ダークマター「回転しているものに攻撃は通じないと言っていたな。
     万全の状態で挑めていればどうにかなっていたかもしれんが…
     もはや限界。これが最後だ、いくぞ!」

光の刃を造る。すると、前方には撃たずに左右と真上に放った!
さらに最後の魔力を使って炎を3つの刃に宿し、また高速回転し始めた!

ダークマターもキラ・リーに向けて突進する。さらに、
ダークマター突入とほぼ同タイミングでキラ・リーの左右と上から光の刃が襲いかかる!
503ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/12(木) 22:23:42 ID:gVxLOp0s0
マジン「ええぃ、ビックリ剣士め…!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バラモス軍の後方で、戦いに巻き込まれて負傷した兵士達を回復している
一団がいる。

バラモス兵A「はい、薬草をどうぞ、お気をつけて!(だ〜!さっさと戦ってこぃ〜!)」
バラモス兵B「ベホマ!…さぁ!(ったく、手間をかけさせないで下さいな…。)」
バラモス兵E「ベホラマー!(さ!きばって戦ってボクらの盾になって来て!)」
バラモス兵C「負傷度ランクB、中度の負傷、アモールの水を処方。オダイジニ。」
バラモス兵D「さぁさぁ、治ったら行った行った!」

真バラモス兵「う〜、ありがとよ…(だが温かみを感じないのは何故だろう…??)」
真バラモス兵「おぉ…白衣の…。(白衣の悪魔だこりゃ…orz)」
真バラモス兵「あ、ありがとな…(うわ、なんかさっさと行けオーラが漂ってるよ…)

しかし、感謝はされていないようだ!
504あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/13(金) 16:59:40 ID:TCuP8RbS0
>>499
アリア「カザーブ?ああ、あそこならあなたたちのもともとの生息地に近いわね。」
アリアはキメラの翼を取り出し、ロンに差し出した!
スレイン「天然の食料?爆弾岩って何を食べるのですか?」
(ばくだんいわさん返事お願いします。まだ飛ばないでくれますか?)

ジョン「我々としては、エルフの女王様との約束もありますし、
    ラナさんの跡を追いたいと思います。
    皆さんはどうされますか?
    なにか他の目的があれば、いつまでもお付き合い願うのも悪いですし。」
(ビートさんお願いします。どちらでもいいです。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>ロビン3さん
497にちょこちょこっとリアクション願えますか?

>>498さん
戦時中ですからね。ほしがりません勝つまではでお願いします。
我慢できなければ大広間のバーにおいでください。
ゴールドはありますね?
505ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/13(金) 19:50:10 ID:sA926Dwn0
ロン「爆弾岩は、自然の石や岩を食べています。
   しかし、石や岩はどこでも落ちているものを食べればいいわけじゃないんです。
   食べられる岩と食べられない岩があって、爆弾岩はそれを見抜く能力があるのです。
 
   エジンベアの辺りは食べるには適さない岩ばかりなんですよ。
   カザーブの場合は、周りが山だらけです。
   あの山の岩は食べられるんです。」
506ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/13(金) 19:53:37 ID:sZSGXdKQ0
キラ・リー「ふんっ、せいや!」

二つの影が交差する。
運命両断食品ツインメンマソードの一刀がまず決まり
次に、左右と真上から来る刃にキラ・リーが貫かれ、
ダークマターの一撃が右の腹に大きく穴をあけた…。

着地。くずれるキラ・リー。
だが、まだやられては…いない。
荒い息でダークマターを振り返る。

キラ・リー「いやあ、おどろいた。
      この俺…様に、ここまで…できるやつかいるとはよ!」

そう言いながら、背からなんと、スタミナラーメンをとりだした!

キラ・リー「お前の攻撃で、俺の体はボロボロだ!
      しか〜し、スタミナ料理ある限り、負けはねぇんだな!がっは…っは」

箸をどこからか出すと、麺をすすろうと…。
だが、ダメージのせいか、動作が遅い!

キラエン「来ぬのか…?我が太刀が恐ろしいか?」

キラエンの刀が、炎を纏う!

キラエン「なら、こちらから行くぞ!ムラマサブレード・火炎斬り!」

猛々しい炎は、通常の火炎斬りの時に生じる炎の比ではない。
大地を焦がす一閃が、マジン達を襲う!
507ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/13(金) 20:11:49 ID:jv71YAe40
マジン「こうなったら…超奥義、マジン大逆走〜!」
マジンは、いきなりその場から逃げ炎を避けると、金槌を拾って戻ってきた。
マジン「回避と装備の二動作を、一度で行なう奥儀だ、真似できまい!」
マジンは、威張っている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>影さん
とりあえず動く予定は無いので、動かしちゃってOKです。
508ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/13(金) 21:11:20 ID:sA926Dwn0
ダークマター「ぐおおおおぉおおおおおおおおおぉぉおお…………!!」

もはや魔力は残っておらず、メンマソードを受けて全身ボロボロだが
最後の力を振り絞って、キラ・リーに一撃を加える。

ダークマターの攻撃!

しかし、本体は狙わずに手にしたスタミナラーメンを弾き飛ばす。
ドンブリはひっくり返らず、ゴールドマンの方に飛んでいく…


ダークマター「料理は粗末にしたくないからな!」
そしてキラ・リーに素早く向き直り…

ダークマターの攻撃!




金「え!?」

反射的にドンブリをキャッチ。ラーメンは無事である。
509ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/14(土) 03:24:00 ID:iEVTtx420
ブラック・ピオン「A-6計画時の作戦配置はデータにあるが
         私は、貴様等と協力する気は無い」

歩き出す。あいつらはどうでもいい。
私はただ、この計画を止める事だけを考えよう。
510ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/14(土) 16:33:35 ID:iEVTtx420
ロビン3「やっとの事で戦線復帰!」
のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャウチマクリー!」

ダダダダダダダダダッ
ダダダダダダダダダッ
ガチャーンダダダダッ
ダダダダダダダダダッ

マッツン「脱出支援とはいえ、無駄弾は…」
キラーマ「…ロビン3隊長、銃声と異なる音波を探知したが」
ロビン3「あれだけ派手に撃ちゃ当たるわい」
マッツン「味方に損害はありませんが、やりすぎです!
     マジン指令付近にも弾痕が確認されてます。IFFをちゃんと…ってあれ?」
ロビン3「……キラ・リーからなんというか、殺気というか」
のっぴー「(゜∀゜;)アヒャヒャヒャヒャ…ヒャ?」

ゴールドマンのすぐそばに
砕け散ったドンブリ、無惨に散っている麺
ネギ、哀れな姿で横たわるチャーシューなど。

異様な空気が漂う。
キラ・リーは先程、まともにダークマターの攻撃を受けたはずなのに
腹の風穴は何事もなかったかのように修復されている。
それだけではない。あの戦いの傷すらも消えている。
そして、そのキラ・リーは赤いオーラに包み込まれている。

キラ・リー「…………………俺のラーメンが………。
      おまえらが!おまえらが責任をとるのかぁぁ!おまえらがぁぁぁ!」

511ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/14(土) 16:36:23 ID:iEVTtx420
   そ の 時 、 中 華 力(ちゅうかちから) が 発 動 し た

キラエン「次の一撃で…」

キラエンの刀を強烈な冷気が覆う。
あらゆる者を凍らせるアブソリュートゼロだ。
仕掛けようとして、キラエンは途中で止めてしまった。
何か恐ろしい気配を感じ取ったからである。
キラエンが素早く振り返ってみると
キラ・リーの背中には、何か細かな粒が羽のように密集していた。

キラエン「月胡椒だと…!?いかん!」

キラエンは身を守っている!
(月胡椒システム発動まで2レス)
512ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/14(土) 16:58:28 ID:j6b14Kzf0
マジン「『月胡椒』…?なんだそりゃ?」
ディン「(なにかは知らないけど、敵のびっくり剣士の反応を見ると、危険な
     ものだと思うよ。)」
マジン「むむむ、引けっ!これは孔明の罠だ、ひけ〜っ!」

バラモス軍、一時後退。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
バラモス軍A「見るからにヤバイな…」
バラモス軍B「明らかに必殺技のオーラとBGMとコマンド入力ですね…」
バラモス軍C「なんとか なりませんか?」
バラモス軍A「むむむ、頭に血が上ってなければまだ打つ手もあるんだがなぁ…。」
バラモス軍E「それよりなにより、先ずは逃げようよッ!」

偽バラモス軍、最後方へと後退。
513名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/14(土) 17:41:11 ID:fD9AQMwdO
むふっ(*´人`)
514ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/14(土) 19:45:52 ID:IRhftoMj0
金「あーっ!?」

ゴールドマンは確かにラーメンをキャッチしていた。
だが、手にドンブリは無く、足元にドンブリの欠片が落ちている。

ダークマター「ん?おい、お前………

     ラーメンを粗末にしたのは誰だぁぁああっ!!
     奴が回復しても私は元には戻らんのだぞ!」
ダークマターが叫ぶ。

なんと、刃は全部なくなっている。最後の一撃の時に吹き飛んだのだ。
515ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/14(土) 19:49:00 ID:IRhftoMj0
ダークマター「馬鹿ヤロー!こんなことをしたのは誰だーっ!」

ダークマターはイオナズンを唱えた!しかしMPが足りない!
ダークマターはバギクロスを唱えた!しかしMPが足りない!

金「………あ、ロビン3さん!今大変なことになってるんですよー。
  僕らはどうすればいいでしょうか?」
デスJ「…ドンブリ…割れてますね」
516ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/14(土) 20:31:49 ID:T+kjbBIq0
その時、軍の後方から三人のバラモス軍兵士が現れ、ダークマターに
近づいてきた。

バラモス兵A「はいはい回復回復。」
バラモス兵B「はいはいベホマベホマ。」
バラモス兵C「はいはい薬草薬草。」

呪文を唱え、アイテムを渡した後、謎の三人組は軍の後列に戻っていった。

バラモス兵A「(これで少しは時間が稼げるか?)」
バラモス兵B「(さぁ?普通のキラ・リーと戦って互角みたいな感じでしたし。)」
バラモス兵E「(う〜ん、早く倒してもらいたいなぁ…。)」

相変わらず自ら矢面には立たない偽バラモス兵達。
517ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/14(土) 21:46:59 ID:1hGBhPVA0
ダークマター「……? うーむ。
     とりあえず、ありがとう。
     傷は治ってもMPはどうしようもないな…」

その時、待機させていた精鋭部隊から1人のまほうおばばが出てきた。

おばばC「あのー。流石にエルフの飲み薬はないですけど、ここに魔法の聖水が2つあります。
     これで少しは回復できるかと。」
ダークマター「なに?それは助かる。少しでも魔法が使えれば楽になるだろう。」

ダークマターは魔法の聖水を使った!(×2)
MPが60回復した!

ダークマター「さて…」
回復したMPでジゴスパークを使い、光の刃を4つ出した。
もともと刃があった所にくっつく光の刃。

ダークマター「これでしばらくは持つだろう。いくぞ……ん!?」

キラ・リーが物凄い形相で立っている。しかも無傷。そして変なオーラが出ている。

ダークマター「………ゴールドマン!それから隊長!後退だ、急げ!」
金「は、はい!」
デスJ「一体敵のメカは何が搭載されているんですか…!?」
518ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/14(土) 22:02:46 ID:1hGBhPVA0
ダークマター「マンダー!お前達もだ!さっさと行くぞ!」
マンダー「了解!全員後退〜!」

〜後方〜

おばばC「魔法の聖水はこれでゼロか…」
熊B「そんなことより、前の方はどういう状況だったのです?」
おばばC「敵のメカがすごいことになっていたようですよ。
     何か良からぬことが起きそうです。」
極楽F「では、我々はどうすればいいんです?」
おばばC「指示があるまで待機です。ダークマター殿は順調のようですし、
     我々が出るのはまだ先でしょう。」
(※後方で待機していた精鋭部隊は、ダークマターが満身創痍であったことも
  バラモス兵に回復アイテムを手渡されたということも知りません)

〜世界樹〜
ロットは辺りを見回す。ボロボロになったこの森も、世界樹の力で自然に回復していっている。

ロット「これなら、あと1週間もすれば元通りになるか?
    やはり世界樹がやられていれば、この森は無くなっていたに違いない…」
519ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/14(土) 23:33:15 ID:iEVTtx420
キラ・リー「うおおおおっ!」

キラ・リーが叫ぶ。あの余裕の態度からは想像も出来ないほどに。
同時に、密集していた粒のような物が広がり
その形は、まるで蝶の羽のように変わっていく。
と、急激にそれは広がり、逃げ遅れた数人ほどのバラモス軍の兵士、統合軍の兵士を
砂漠で発生するシロッコと呼ばれる熱風のような勢いで包み込んだ!
すると、彼等は、くしゃみをし、突風に吹かれる砂の小山の如く消えていった…。

紅い…いや、真っ赤に燃えるモノアイがのっぴーを刺す。

キラーマ「目標の攻撃方向、のっぴー隊員と推定」
ロビン3「逃げろ!」
のっぴー「(゜∀゜;)アヒャヒャヒャヒャ…ヤバイヨー」ダーッシュ

キラ・リー「逃がすかい!…目にもの見せるは
      キラ流中華料理最終奥義!真・流星胡椒けぇぇぇん!!」

飛び上がりのっぴーに突っ込んでいくキラ・リー!
その姿は、正に流星。
どぉぉぉぉぉおんと人の鼓膜をも破らんばかりの凄まじい音が
炸裂し、先程までのっぴーのいたところはでかいクレーターになっていた。

キラ・リー「次は、おまえらだぁぁぁ!ラーメンの恨みぃぃぃ!!」
マッツン「ああ、のっぴー!」
ロビン3「ギャグキャラはそう簡単に逝かん!今は何とかすることを考えるんや!」
520ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/15(日) 15:30:51 ID:wOOQ8IRq0
マジン「むむむ!なんと面妖な!」
マジンは身構えている!
521ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/15(日) 21:23:35 ID:sd/uvz4F0
〜ちょっと後方〜

ダークマター「………あいつめ…」
金「どうしましょうか?しばらくは手出しが出来そうにないですけど…」
マンダー「隊員は全員後方に退避させますが、いいでしょうか?」
ダークマター「うむ。後に備えて、今は安全な所に集まらせておけ」
デスJ「精鋭部隊と同じ場所がいいでしょう。北部軍の団結力は 世 界 一 です」

後方に下がっていくドラゴン達(マンダー・カイラス・ノール除く)

ダークマター「しかし世界一とは…大した自信だな。」
デスJ「もちろん!世界樹を守っている我々は、昔から団結力を重視していました。
    これは北部軍の伝統です。」
522ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/15(日) 21:55:55 ID:SNtA3C/80
キラ・リー「三百枚おろしだ!」

キラ・リーが手を背にのばすと、
取りだしてきたのはチャーシューチャクラム。
だが、普通の大きさではない。でかい。とにかくでかい。
直径は3mを超えているだろう。

キラ・リー「怒りのチャーシューチャクラム!!いけぇ!」

キラ・リーはチャーシューチャクラムを放った!
(チャーシューチャクラムはブーメラン系統の武器と同じ)

キラエン「全機、回避行動。とにかくキラ・リーから離れろ。
     (こうなれば、本気を出すほかにないか…。そろそろ、γアジールも来る…)」

キラエンは、せいしんとういつを始めた!

-装甲格納庫-

*「機器冷却終了」
*「魔力伝達ケーブル異常なし」
*「パイロット精神安定」
*「パイロット魔力安定」
*「ロックボルト、第1から第4まで解除」
*「機体安全装置、1番から10番まで解除」
*「ルーラ武装交換・補給システムに異常なし」
*「ビット、異常なし」
*「特殊線γ、現状問題なし」
*「システム起動開始」
*「非常戦闘AI異常なし」
*「外部操作システム異常なし」
*「発進までの残存プロセス、27」
523ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/15(日) 22:59:46 ID:sd/uvz4F0
ダークマターはもしもの時に備えて身構えている!(大防御)
ゴールドマンはもしもの時に備えて身構えている!(大防御)
デスストーカーJは身を守っている!
マンダーは身を守っている!
カイラスは(ry
524名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/16(月) 00:51:54 ID:/qgZDWIU0
この流れいつ終わるの?
525ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/16(月) 01:42:46 ID:jOEYwje/0
>>524はん
ラスト付近ですが、この通り流れは遅いですなあ。
一応最短ルートで進めておりますが、ボス級には、見せ場つくっとかんと「何しに来たんだ?」ってことになりますし。
全て序盤で引っ張りすぎたワイの責任です。すんまへん。
526名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/16(月) 07:18:25 ID:122k8aDYO
団結世界一って敵が来たら強いやつに任せて後ろに引くだけじゃん
527あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/16(月) 13:00:11 ID:soWzSqrM0
今度は連日上がってますか…
どのへんがちょうどいいのでしょうね…

>>513さん
むふっとするような状況ですか?
いや、別に人の趣味にどうこう言うつもりはないですが。

>>524さん
展開遅いですね。遅くしている一人ですが…
もう少しお付き合いください。

>>526さん
戦術ですよ。戦術。
団結がもたらした戦術です。一番被害が少ないのです。
前方に立つものへの強い信頼感があるのです。
そんな所だと思います。
528ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/16(月) 16:28:21 ID:VlOZ3CUz0
マジン「よけろぉ〜!」
マジンは横に飛びのいた!

--------------
>ボス級には、見せ場つくっとかんと「何しに来たんだ?」ってことになりますし。
いるよね、デスタムーアとか、デスタムーアとか、デスタムーアとか…。
529ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/16(月) 22:14:53 ID:vSsAQSM80
カイラス「でも、なんでゴールドマンさんの手にあったドンブリが突然割れたんでしょう?」
ダークマター「私が弾いたのをとっさに手にとって、それから…?」
金「それから…気付いたら割れてましたよ。」
ダークマター「それは変だな…私はちゃんと中身が落ちないように丁寧に弾いたつもりだったんだが。」

ノール「別の誰かが割っちゃったんじゃないですか?」

デスJ「別の誰か…。ゴールドマン殿が気付いた時には割れてるなんて、よほど素早く割ったんですな。」

ダークマター「割れてしまったものは仕方ないな。
     それよりも、奴をなんとかしないと…ぜ、全員伏せろっ!」

ブーメランのように飛ぶチャーシューチャクラム。
ちょっと後方で身を守っているダークマター達にも飛んできたため、慌てて伏せる全員。
530あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/17(火) 14:16:48 ID:XErnVa+90
>>505
スレイン「岩を…」
アリア「結構有名よね。」
スレイン「そうなのですか…
    そう言えば、私がエルフの隠れ里を出て旅に出たもともとの目的は、
    やはり爆弾岩でした。」
アリア「あら、そうなの?」
スレイン「ええ。ある日あの影さんが現れて…
    バラモス軍に、夢見るルビーを食べた爆弾岩がいると言いまして。」
アリア「夢見るルビーを!?
     それで、その方に会えたの?」
スレイン「いえ…その前に、目的がローズバトラーになって、今はラナになってしまいました。」
アリア「ふうん…大変だったのね。」
スレイン「ははは…」
アリア「ロンさん、そんな爆弾岩さん知ってる?
     そもそもあんな変わった宝石、食べられるのかしら?」
531あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/17(火) 17:02:05 ID:xmiUbWWA0
>>509
ガダ「旦那…」
001号「ううう…」

問い掛けるように見る001号を、ガダが目で制す。
同時に後ろでざわつくシャーマン達にも片手を揚げて制する。

ガダ「分かった。俺たちは、俺たちで出来ることをやる。
    旦那…気をつけてな。」

ブラックピオンの背に言葉を投げる。

シャーマン部隊がガダの周りに集まる。
シャーマンA「ガダさん…」
ガダ「……俺と、001号、それに…」
ガダが続けて3人を指差す。

ガダ「この5人以外は後からこい。」

シャーマンD「後から?」
ガダ「ブラックピオンの旦那を尾行る。
   それが一番の近道だ。」
ゾンビマスターA「利用する?」
ガダ「言葉はわりいがそうだ。
    旦那がやばくなったら、場合によってはすぐ飛び出すようについていく。」
何か言いたそうな者もいたが、結局反対はでなかった。

ガダ「よし、いくぞ。
   だが、あの旦那はただもんじゃねえ。このメンバーでも気付かれるかもしれん。
   注意を怠るな!」
シャーマンA・BゾンビマスターA「はい!」
532ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/17(火) 19:38:21 ID:J/V2DGgi0
ロン「え、夢見るルビーを食べた?うーん…

   ………い、います!その宝石をうっかりかじって痺れたことのある爆弾岩が!
   僕の友人ですよ!」
533あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/17(火) 20:04:50 ID:xmiUbWWA0
ばくだんいわさんまだいますかね?
534あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/17(火) 20:11:28 ID:xmiUbWWA0
落ちちゃったかな?
535あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/17(火) 20:12:04 ID:xmiUbWWA0
誰か来るかな?
まあ私ももうすぐ落ちますが…
536ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/17(火) 20:14:23 ID:J/V2DGgi0
いまーす
537あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/17(火) 20:14:51 ID:xmiUbWWA0
リアタイは暫くですね!
538あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/17(火) 20:15:51 ID:xmiUbWWA0
スレイン「え!?知っているんですか?
    いまどこにいますか、その方?
    なんだって食べたりしたんです!!!」
539ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/17(火) 20:17:56 ID:J/V2DGgi0
ロン「落ち着いて下さい…

   今はここにはいません。バラモス軍の用事で、宇宙に……」

ロン(ん?やばっ!彼らがエジンベア城から出てきた人だったのを忘れてたーっ!)
540あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/17(火) 20:17:58 ID:xmiUbWWA0
あー落ちまーす。
541ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/17(火) 20:41:10 ID:3FxZJ0cD0
バラモス兵A「(おいおい、グフ連中の銃器乱射事件の流れ弾が当たってたよな…。)」
バラモス兵B「(結構しっかり見えましたよね…。)」
バラモス兵C「(バッチリ 見えました。)
バラモス兵D「(あの程度の速度なら十分に探知可能範囲じゃて。)」

バラモス兵E「(え〜、何にも見えなかったよ…。)」
バラモス兵A「(じゃ〜お前は足手まといだから後ろに下がってろって事だな。)」
バラモス兵E「(…ぐすん。)」
542ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/17(火) 21:18:20 ID:zqHGKnp60
ロビン3「緊急回避行動ー!」
キラーマ「…!エネミー・キラエンの武具に高エネルギー反応」
マッツン「なんですと?」
ロビン3「損害無しっと。マッツン、ありゃあ…闘気、や」
マッツン「と、とーき?」
ロビン3「闘気剣っちゅうかなり上位の技がある。
     これは闘気を剣に纏わせることで絶大な威力を持つようになるんや。
     ただ…その反応が半端やない!もしかすりゃオリハルコンでも…」
マッツン「な…確かに、反応は凄まじいですが」

ムラマサブレードを纏う闘気は
どんどん大きくなり、視認が出来るまでになっている!

キラエン「よくぞ分かったな…。我が斬邪刀はジパング一刀流の最強の剣技。
     はぁ!闇を切り裂け!邪なる者を断ち切れ!悪を伐て!斬邪刀!!」

ピカッと光り、一瞬キラエンの姿が見えなくなったと思うと
数瞬後には、巨大な剣を構えて立っているキラエンの姿が。

543ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/17(火) 21:18:55 ID:zqHGKnp60
マッツン「でかくなったぁ!?」
ロビン3「あれは…闘気?」
キラーマ「闘気が実体化だと?データにない。武装を取り替えたかと」
ロビン3「『敵が小さく見えるということは、私が勝つということだ!』
     そういうことやな、多分」
マッツン「なーる。でも、ハイパー化しないんですかね?」

キラエン「…くらえ!斬邪刀・ギガスラッシュ!」

雷光のような凄まじい一閃が、みんなを襲う!

キラ・リー「俺様も忘れるな生ゴミどもめぇぇ!
      怒りの肉団子ボーリングゥゥ!」

家一件に相当する巨大な肉団子をどこからか取りだし
キラ・リーはそれを投げつけてきた!
544ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/17(火) 22:56:13 ID:J/V2DGgi0
ダークマター「こりゃ近づけん…!そもそも私とゴールドマンで耐えきれるのかどうか…」

ダークマターは大防御した!
ゴールドマンは大防御した!
他の者は2人の後ろに隠れた!
545あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/18(水) 13:09:56 ID:z0JAS33o0
ああ、いかんいかん!

>ばくだんいわさん
うっかりしてましたが、スレイン達がエジンベアにいるのは、
時間的にはまだウラジオ攻略の頃なんです…

>皆さん
時間軸ズレズレですが、無理矢理現在にしちゃっていいですかね?
546あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/18(水) 15:29:11 ID:21BSAg1H0
宇宙には反応しないで書いときましょう…
>>539
スレイン「そうそう、軍の方なんですよね。
     …まあ、何で食べたかはともかく、あれはエルフ族の秘法なんです。
     どこで見つけたかは…聞いていますか?」

アリア「そう言えば私、バラモス軍空軍の隊長さんと友達なんだけど、
     その方の部下…っていうか親友らしいんだけど、
     その人が、空軍爆弾岩部隊のエライ人らしいわよ?
     ロックスさんって言ったかしら。
     その方ならロンさんの知り合いで、スレインさんの探している人知ってるかしら?」
スレイン「まあ、それは影さんが出てきてくれれば、他の軍の方を煩わせるまでもない、
    と思いますが…」
アリア「そうねえ。ああ見えて、魔王の秘書室長なんでしょ?あの影さん。」
547あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/18(水) 18:29:29 ID:21BSAg1H0
上の秘法は秘宝の間違いです。
548ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/18(水) 19:45:27 ID:ve72UvCy0
>影さん
ギャー。フォローありがとうございます。
いっそ>>539は無しで…

ん?このやりとりがウラジオの頃とすると、
その前のきめんどうしとのやりとりとかまでウラジオの頃になって…話がこんがらがってしまう!
ロンが旅しててそうなったことなので、そこは何とかしますが。
--------------------------
ロン「ああ、確か彼は…そこらへんに落ちてたとか言ってました。
   そんな秘宝がまさか落ちてるとは…誰も知らないうちに転がりだしたりとかしたんでしょうか?

   そうそう、彼は今爆弾岩じゃありません。いろいろ事情があって、別の魔物の姿になってます。
549あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/19(木) 16:36:50 ID:sTFAoeom0
>ばくだんいわさん
まあいいんじゃないですかね?
私のほうがあちこち時間かかったことにしてしまいましょう…
まあ、地球のへそから飛んできたのでなくて、
えっちらおっちら転がってきた事にする手もなくはないですが…

どうせ本流とは外れたお話しですからね!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
フーミア「でてきたよ!」
フーミアの声に振り向く一向

ジョン「門のところで立ち止まってますね…」
ヒロロ「門番さん超えたらまた入れなくなる心配してるんじゃない?」
ジョン「あ、なるほど(苦笑」

アリア「あら、トロルさん…」
スレイン「本当だ…ロンさん、旅は急ぐのですか?
    もう少しそのご友人の事お聞きしたいのですが、
    ちょっとあのトロルと急いで話をしないとならないのです。」
アリア「そうだ、まだ言ってなかったけど、私達はどこにも属さない
     旅の冒険者…あなたと同じね。だからお互い遠慮なく話しましょう!」
550ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/19(木) 19:47:08 ID:1eRk/dKr0
>影さん
言われてみればその通り…
この話の内容が変化しても本編にはつながらないですもんね。
---------------------------------------------
ロン「急ぐ旅じゃあないですね。のんびり旅をしているだけなので。
   ふむ、トロルと……ト、トロル!?トロルがあなた方の仲間に!?
551ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/19(木) 19:51:42 ID:1eRk/dKr0
ダークマター「ぬうう…まだ光の刃が残っているうちになんとかしないと。
     よし。隊長。ちょっと…」

デスJ「なんです?」

ダークマター「(ゴニョゴニョ)…………いいか?やってみるぞ。」
デスJ「ふむ…分かりました。では早速!」

肉団子が通り過ぎたのを見計らい、先にデスストーカーJが走る。
そして、走り幅跳びの要領でキラ・リーの頭上スレスレを飛び越した。

ダークマター「よし、いいぞ!」

ダークマターもキラ・リーに接近し、ちょうどデスストーカーJの反対側から光の刃で攻撃!

素早く向き直って、デスストーカーJはバスタードソードを真上から降り下ろした!

ゴールドマンは身を守っている!
552ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/19(木) 19:53:31 ID:1eRk/dKr0
金「隊長さん…あんな武装しててずいぶん身軽ですね…」
マンダー「彼は普通のデスストーカーじゃないんです。
     破壊の鉄球を持っていてもゴールドマンさんと同じぐらいは動けますし…」
553ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/19(木) 21:39:06 ID:mGeG5bOL0
しっかりと決まっていたらキラ・リーとてただでは
済まなかったデスストーカーJとダークマターのコンビーネーションアタック。
しかし、燃える怒りのオーラが、キラ・リーへ与えるダメージを軽減してしまった!

キラ・リー「どけぇぇ!」

キラ・リーが乱暴に地面を踏みつけると地面が大きく揺れ、地割れのような亀裂が走る!
同時に、赤いオーラが広がって両者をぶっ飛ばし、
踏みつけた際に生じた亀裂からマグマ…いや、マグマと見間違ってしまうように
ぐつぐつに煮えた真っ赤なラーメンスープが出てきた!

キラエン「天よ!我が勇に応えたまえ!」

斬邪刀を天に掲げ叫ぶ。突如雷鳴が鳴ったかと思うと
黒い雲がキラエンの上空に集まり、その合間からは
紅い雷光が漏れている。
554ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/19(木) 21:57:19 ID:mGeG5bOL0
>522のルーラ武装交換云々、正確にはリリルーラで。
-------------------------------------------------
ロビン3「マシンガンでは無理か!」
キラーマ「この距離では友軍機を巻き込む。バスターバズーカは使用不可」
ロビン3「接近戦も…やばいな」


-装甲格納庫-

*「浮遊制御装置問題なし」
*「カタパルト電源オン」
*「射出準備完了」
*「火器管制異常なし」

……

*「スラスター異常なし」
*「各交換武装異常なし」
*「各交換武装、推定可動確率100%」
*「アーム部、駆動問題なし」
*「残存プロセス、5」
555ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/20(金) 04:53:52 ID:AienNUfZ0
目の前の通路に転がる残骸や死体…。
予定配置ではこの班がここの警備に当たっているから
全滅させたと見て間違いない。
連絡機械や短距離伝声管はもっと奥にある。

この作戦の阻止は、統合軍という組織の壊滅に繋がる。
何故なら、全戦力がこの計画のために終結させられているからだ。

だが、どうしてもこの所行だけは…やらせてはいけない。

彼等を乗り越え、先へ進んだ。

-----------------------------
>時差
これがイ○の導き…じゃなくて
スレインはんが拘置されていた時間が相当長かったとすれば…
いや、駄目か。会話が噛み合わへん。
556ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/20(金) 19:21:32 ID:dWS+uHpT0
吹っ飛ばされる二人。
ダークマターはもともと浮遊していたため、すぐに姿勢を整えて無傷で着地できた。

ダークマター「隊長!大丈夫か!」
ラーメンスープの蒸気で反対側が見えない。


デスJ「むむ…私は大丈夫ですが、こいつは困りましたな…
    バスタードソードが折れているのです。」

降り下ろした瞬間に強い力で吹き飛ばされたため、刃も吹き飛ばされていたらしい。

ダークマター「あれほど強力な剣をも折るほどのパワーか。
     ここは仕方がない。もう一度下がれ!」
デスJ「しかし、ここは地割れがずっと走っているんですよ。
    私ではとても越えられそうにありません。」

地割れからは、ラーメンスープが高熱の蒸気を出しながら煮えたぎっている。
ラーメンスープに落ちなくても、蒸気でダメージを受けてしまうほどの威力があるのだ。
557ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/20(金) 19:26:47 ID:dWS+uHpT0
ダークマター「仕方がない。私を使え!」

高速回転し、蒸気の反対側に出る。目の前にはデスストーカーJがいた。

ダークマターは、平たい面(顔)を上にした。

デスJ「…乗り物になるってことですか?」
ダークマター「そんなところだな。とりあえず剣は捨てておけ!」

バスタードソードを捨て、盾を持ってダークマターに乗る。
一瞬沈んだが、すぐに浮き上がった。

ダークマター「よし、しっかり掴まって…いや、掴まる所はなさそうだな。
     まあお前なら大丈夫だとは思うが…とりあえず座っておいた方がいいな。
     いくぞ!」

デスJ「おおっ!?」
蒸気に触れてもダメージを受けないぐらいの高さに上昇。
そのまま移動すると、蒸気の反対側に着地した。

ダークマター「よし。降りてくれ。」
558ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/20(金) 19:35:11 ID:dWS+uHpT0
〜ちょっと後方〜

デスJ「そういえばダークマター殿は浮いていましたな…
    それにしても、まさか上に魔物を載せて移動するとは。」
ダークマター「飛べるからできることも色々あるってことだな。
     それよりも、武器はどうするんだ?剣がないんだろう。」
デスJ「そうです。困りました…」

熊B「大丈夫です。ここに隊長専用の武器がもう一つありますよ。」
デスJ「なに?まさか破壊の鉄球を…」

熊B「さすがに破壊の鉄球は無理でした。まだ世界樹の森の倉庫にありますからね。
   でも、こっそり隊長専用のバトルアックスを持ち出しておいたんです。
   まだまだ戦えますよ!」
デスJ「なんと!これは驚いたな。バラモス城での戦いで使った時のものか。
    よし、それを使おう。」

デスストーカーJはバトルアックスを装備した!

熊B「もう代わりの武器はありませんからね。」
ダークマター「ずいぶんハッキリ言う奴だな…」
559ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/20(金) 23:18:28 ID:dWS+uHpT0
デスストーカーJにバトルアックスを渡すと、グリズリーBは後方に戻っていった。

金「それで、あの暴走状態のキラ・リーを止める方法は…?」
ダークマター「分からないな。いや…急所に強烈なのを一撃入れてやればいいんだろうが
     急所がよく分からん。そもそもあの状態だと防御力も上がっているらしいしな。」
デスJ「それに加えて、あの高温ラーメンスープ…」
マンダー「他の敵のことも考えねばなりませんね。」
ダークマター「あのキラエンとかいう侍マシンか。
     あいつはキラ・リーが暴走している間は手出しがしにくいはずだが…
     うーむ。何とかしてキラ・リーを止められないかな…」
560あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/21(土) 12:15:43 ID:doa/QGi40
ちょいと忙しくなりました…
スミマセン!
エジンベア…は無理だと思いますが、宇宙の方は適当に進めていただけるとありがたいです。
561ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/21(土) 13:57:36 ID:ISIZsV8H0
バラモス兵A「(むむむむ…かくなる上は…)」
バラモス兵B「(仕方ないですな…これ以上時間を稼がせるわけにも行きませんし…)」

どこかへ消えるバラモス兵A。
562ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/21(土) 20:17:58 ID:+tand8HX0
キラ・リー「光になりやがれぇぇぇ!」

某勇者王のような台詞を吐きながら
巨大な肉たたきを背から取りだし
ブーメランのように投げはなった!

キラエンの上空に集まっていた雷雲から
一筋の大いなる紅い雷がキラエン目掛けて放たれた!
紅い雷は、キラエンが掲げていた剣に落ち
なんと、斬邪刀がその稲妻を纏った!

キラエン「貴様等が恐れる…勇気の力。
     これは、我が勇に天が応えた神雷によって成る最大の一刀だ!
     受けよ!斬邪刀・ギガブレイク!!」

キラエンの闘気に応えたのか
さらに巨大化した斬邪刀は紅い稲妻を纏って
みんなをなぎ払った!

-装甲格納庫-

*「耐熱アーマー除去」
*「カタパルトへ移動」
*「移動終了。進路クリア」
*「単眼カメラ点灯」

巨大なモノアイが、紅い光を灯す。
γアジール、その姿はまるで足のないキラーマシンのようだ。
モノアイ点灯と同時に、レリエルが跳び、山なりの軌道を描きながら剣で空間に巨大な切り込みを入れた。

*「最終安全装置!発進せよ!」
563ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/21(土) 21:14:01 ID:p5ikVmNq0
斬邪刀を、とっさに盾で防ぐデスストーカーJ。もちろん防ぎきれず、弾き飛ばされる。
防御したが、左腕を吹き飛ばされるゴールドマン。
ダークマターは急上昇してかわす。

デスJ「いてて…ゴールドマン殿は大丈夫ですか!?」
金「大丈夫です!」

少し魔力を使い、バラバラになった左腕(の粒)を元に戻すゴールドマン。

ダークマター「話している場合か!肉たたきが来るぞ!」
上空から呼び掛けるダークマター。
肉たたきは回転しながら2人に飛んでいく。

金「見〜〜え〜〜た〜〜っ!!!!!!!」

なんと、飛んでくる肉たたきを両手で受け止めた。
衝撃で数m滑るが、どうにか止めることができたらしい。

金「こいつは有効利用できそうだ!」

肉たたきを両手で持ち直し、キラエンに向けて走り出した。
564ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/21(土) 21:16:40 ID:p5ikVmNq0
ダークマター「おい…ちょっと待て!待てって!」

ゴールドマンには聞こえていないらしく、突っ走っていく。

ダークマター「くそっ、しょうがねえな……」

4本の光の刃を1つに集中させ、大きな光の刃ができた。
同じように上空からキラエンに向けて斬り掛かる!
565ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/22(日) 19:08:22 ID:OsQQKfUQ0
キラエン「来るか…我が太刀の錆に…む?」

キラエンとゴールドマン達の間に
山なりの大きな”穴”が出来て
そこから巨大なキラーマシン…いや、20mから30mはありそうな図体の
実験戦略機動兵器γアジールが割って入った!

キラエン「γアジール…来たか。くっ?」

γアジールに気を取られていたためか
とっさにガードするもダークマターの攻撃が入ってしまった!
目くらましにと、追撃を防ぐためソードビームを続けて2回放った!

-γアジール司令室-

指揮官「目標ゴールドマン。有線パンチ、ってぇ!」
操作兵「有線パンチ発射」

巨大なモノアイがゴールドマンを捉える。
同時に二本の腕が向けられ、手を握ったかと思うと
爆音と共に拳が飛んできた!

ロビン3「ありゃあ巨大なキラーマシン!?だが足はないしあのトゲトゲしたスカートは…」
マッツン「足なんて飾り…」
ロビン3「お約束の台詞はええわ」
566ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/22(日) 19:54:24 ID:r4rEp/3Y0
金「巨大キラーマシン…うわっ!」

攻撃を受け、こっぱみじんに散るゴールドマン。
慌てて元に戻るが、粒がかなりボロボロになっている。

ダークマター「ちっ…また邪魔が入ったか!下がるぞ!」
金「肉たたきは!?」
ダークマター「バカ!捨てないと動きが鈍るだろう!」

キラエンの追撃をやめて、下がるダークマターとゴールドマン。

デスJ「こ、これは!」
マンダー「統合軍の新兵器…でしょうか?」
デスJ「あの外見からして間違いないですね。どう見てもキラーマシンですよ。」
567ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/22(日) 20:39:42 ID:r4rEp/3Y0
カイラス「マンダーさん!どうしますか?」
マンダー「どうしますかって…我々に何ができる!
     いくらなんでも手がつけられないぞ!」
ダークマター「ふむ…だが、アレが出たことでキラ・リーたちはどうするかが問題だろう。
     混乱に乗じて後方まで攻め込んできたら大変だ。」

〜後方〜
巨大なγアジールは、後方で待機していた部隊でも確認できた。

熊B「あ、あれは何だ?」
極楽F「新型キラーマシン…じゃないですよね?
    キラーマシンがあんなにデカいはずは…」
熊C「いったいいつ敵はあんなものを造っていたんです!?」
おばばC「分かりません。しかし、これは前方が心配ですな…」
568ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/22(日) 23:53:27 ID:VAxWxM5Z0
???「フハハハハハハハ、ヌハハハハハハハ!」
突如、不思議な笑い声があたり一面に響き渡った!
569あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/23(月) 12:50:39 ID:WkhmMyZp0
お、とうとうγアジール出ましたね!
>>550
スレイン「そうですか…では申し訳ないですが、少し待っていてもらえますか?
   あのトロルさんと話をして戻ってきますので…」
アリア「あのトロルさんはね、ちょっと色々あるんですけど、
   仲間って言うか…仲間じゃないんだけど、ちょっと一緒に行動してるの…」

一向は門のほうへ向っていった。
門番が悪鬼の形相で一行を見る。
後ろにいるトロルには無関心だ。

ジョン「トロルさん!それ以上こちらへ来たら入れなくなりますよ!」
トロル「どうしたらいいんだい…?」

ジョン「どうしましょう?」
スレイン「情報だけ聞ければ私はあんな奴とこれ以上一緒にいたくありません。」
アリア「同じく。」
プチ一向「任せます〜。」

ジョン「トロルさん!何か話は聞けましたか?」
トロル「おう!いくつか聞いてきたぜ!あれ?影の野郎は?」
ジョン「(影さんの事は知らないか…)あなたにはもう少し残って情報を集めていただきたいのです。
    影さんも中にいます!」
トロル「へえそうかい…まあいいけど…いつまでだい?」
ジョン「すぐに迎えに来ますよ!」
トロル「本当だろうな?」
ジョン「大丈夫です!」
570あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/23(月) 12:57:26 ID:WkhmMyZp0
トロル「影はどこにいるって?」
ジョン「影さんからあなたに連絡取るから、あなたからは探さないようにとのことです。」
トロル「ふ〜ん…まあいいや。情報はどうすりゃいいんだい?」
ジョン「え〜と…紙に書いてこっちに投げてください!」
トロル「分かった。ちょっと待ってな。」

トロルが身をかがめて何か書き出した。
メモもそれに書き付けているペンも普通より大型だが、
それでもトロルの巨体から見るとこっけいなくらい小さい。

門番は獣のような目を光らせたままじっと立っている。
ジョンとトロルの会話の内容など耳に入っていない様子だ。
外にいるメンバーの一挙一動に集中しており、
一歩でも門に近づけば容赦なく切り捨てるつもりのようだ。

トロル「よし!行くぞー!」
ジョン「どうぞ!」

トロルが丸めて中に石を入れたメモを放ってよこす。
スレインがそれを両手で受け止めた。

ジョン「ご苦労様でした!」
トロル「じゃあ、俺は戻ってるな!早く来てくれよ!」
ジョン「任せてください!」

トロルが城内へ戻り、一向はメモを抱えてロンの待機しているところへ戻る。
ジョンとスレインがメモを広げる。
他のメンバーが興味深々に覗き込む。

一向「…」
ヒロロ「暗号?」
ジョン「単に字が下手なのでしょう…」
571ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/23(月) 19:36:59 ID:uqNmdv2R0
ロン「一体何を書いたんです?」

当たり前だが、ロンは城の中の出来事は全く知らない。
門番の、人間とは思えない気迫で近づけなかったのである。
572ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/23(月) 19:37:47 ID:uqNmdv2R0
響き渡る笑い声。

ダークマター「…ネロ一行め!来るならさっさと来い!」
金「いや、この状況で挑発は…」
573ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/23(月) 20:54:39 ID:QBAglZyz0
ロビン3「な!?敵の増援?」
マッツン「そう見せかけて…ってパターンもありますがね」

キラ・リー「なんだこの真打ち登場って雰囲気はぁぁ!
      さっさとでてきやがれぇぇぇ!」
キラエン「まさか…」

-γアジール司令室-

指揮官「索敵!大型回転錐転送用意!」
574ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/23(月) 23:17:56 ID:7qk52pPo0
???「フッハハハハハハハハハ…」

 突如、天空(?)より降りてくる謎の発光体。近づくにつれ、それが着ている黄金の
タキシードに黄金のシルクハットを、白銀の仮面などが、両軍兵士の目にも、はっき
り見えてきた。

ベギラマ「蹴散らしましょう中盤の雑魚、イオラでいいとか言わないで!眩い
       閃光(ひかり)で闇を貫くスーパーヒーロー、怪傑ベギラマ、只今参上ッ!」

 その声と殆ど同時に、黄金のマントをたなびかせ、戦場の真ん中に軟着陸する
怪傑ベギラマ。

ベギラマ「自然を愛する事は、なるほど素晴らしい事だ。だかしかしッ!その為に
       世界を一度滅亡させようなどとは言語道断ッ!どうやら、私の調べた所に
       よると月を落とそうとしているとか…………そうはいカンダタッ!喰らえィ、

               ベ   ギ   ラ   マ   ッ   !
            愛 と 正 義 の 閃 熱 光 線 ッ ! 」

怪傑ベギラマは、ベギラマを唱えた!熱い正義の迸りが、統合軍に襲い掛かるッ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ディン「(な、なんて…)」
マジン「あからさまに怪しいんだ…」
ディン「(素直に信じていいもんかな…?)」
マジン「こっちに振るな、こっちに…。」

バラモス軍は明らかに引いている!
575あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/24(火) 13:56:39 ID:WLG5cLWy0
>>571
ジョン「え!?あ…これはその…」
アリア「ロンさん、悪いけど、秘密のないようなの。ちょっと遠慮してくれる?」
ヒロロ「どうせ見たってわかんないけどね。」
フーミ「魔物語ですかね?」
マルコ「う〜ん…」
スレイン「上下逆じゃないですか?」
ファル「いや、これでいいんだよ。ほら、ここ『エ ル フ』って」
ジョン「あーそう言われれば。」
スレイン「エルフ…ラナのことでしょうね?」
アリア「ラナさんはデストロイヤー?の中でしょ?」
スレイン「影さんがそう言っていました…なにか他に分かったのかな?」

ヒロロ「ここは僕らに任せて!」
ジョン「大丈夫ですか?」
ヒロロ「こういうの結構得意。」
マルコ「ミ…ト…コン…ドリ…ア」
フーミ「そんな分けないですよ…」
ファル「違うよ馬鹿だな…ここでくぎってこっちからよむと…」
ストリ「ラーの鏡使ったら…」

アリア「大丈夫かしら…」
スレイン「ま、まあ任せてみましょうか?ロンさん、お待たせしてすみません。
   そのご友人の話聞かせてもらえますか?」
ジョン「私も一緒にうかがいますよ。」
576あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/24(火) 14:03:21 ID:WLG5cLWy0
〜デストロイヤー内部〜
キラーマシン「おい!そこで何をしている!」
待機しているシャーマン部隊に、4体のキラーマシンが近づいてきて、誰何した。

トーマス「いえ、特に何も…」
トーマスが進み出て適当に誤魔化そうとする。

キラーマシン「この先は立ち入り禁止だぞ!」
トーマス「もちろん分かっています。」

シャーマン達が気付かれないように、何気ないフリをしながらキラーマシンたちを囲む。
キラーマシン「だったらこの辺りをうろうろするな!」
キラーマシン「全く…この大変なときに気楽な連中だ!」

キラーマシンたちが通路の奥に進もうとする。
トーマス「あ、この区域の見張りの交代ですか?」
キラーマシン「うん?それがどうした。さっさと立ち去れ!」
トーマス「この奥ですか…大変ですね…」


トーマス「ここで死んでしまうなんて…」

トーマスの言葉にぎょっとしてキラーマシンが振り向いたときには、
シャーマン達の必殺の一撃が4体全機を襲っていた…

トーマス「ガダさん…急いでください…いずれ騒ぎになります…」
トーマスは祈るようにそう呟いた。
577あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/24(火) 14:06:13 ID:WLG5cLWy0
〜エジンベア牢獄〜
影「出番がない…」
578あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/24(火) 14:07:47 ID:WLG5cLWy0
怪傑ベギラマですぐ1主を想像した私はDQ主雑談スレ読みすぎですか?
579ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/24(火) 19:54:17 ID:gSmCd3810
ノール「………」
カイラス「これは…!
ダークマター「ベ、ベギラマだと……!」
マンダー「予想外です!」
デスJ「まさかこの場でベギラマが見られるとは…!」
金「最近ベギラマなんて見てないですよ!」

色んな意味で驚くゴールドマン達。
------------------------------
ロン「(彼らはエジンベアから出てきたんだよな…
   でもどこにも属してないって言ってたし、話しても大丈夫そうだな)
   転がっていた宝石をかじって痺れちゃった彼は、意識を失い
   しばらくその場から動けなかったそうです。
   で、目が覚めたら宝石は無くなっていた、とのことです。」
580ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/24(火) 20:58:01 ID:gSmCd3810
ロン「そうそう。それと、先ほど『彼は今爆弾岩ではない』と言いましたが
   これは……その………
   (………何を迷っているんだ!ここで俺に何かあってもダークマター達がうまくやってくれる!)
   ……クラックスとかいう奴らと交戦中に仲間が殺され、怒りのパワーで変身したんです…」

ロン(ここまで言うんならもっと『統合軍』とかはっきり言えばよかった…)
581ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/24(火) 21:20:22 ID:0eoW+nCK0
キラ・リー「………」
キラエン「こ、こやつ……」
キラ・リー「知っているのかぁキラエンッ!?」
キラエン「いや、全く」

悠長に話をする二人。
いまにもベギラマの炎が襲いかかろうとしているというのに!
と、なんとγアジールが巨体に似合わない速度でベギラマの前に立ちふさがった!

キラエン「統合軍における魔法科学防御システムの技術実証機…アジール。
     特殊線γを利用した兵装などを装備し、軍事転用したのがこのγアジールだ」
キラ・リー「初代じゃあ最強の呪文でもぉぉ!今となっては生ゴミ程度だぁ!!」

半透明の黄色いバリアに、オレンジ色の魔法障壁がγアジールを覆い
包んだ!ベギラマの炎は押し止められ、消えた。

キラ・リー「ボケッとすんじゃねえぞぉぉ!天空落下ぁぁ!」

きらーん、と空で小さな光が輝くと
マジン達の頭上からあつあつの麺が入った湯切りザルが
流星群のように落下してきた!
582ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/24(火) 21:52:16 ID:g38vuYy90
ベギラマ「何ッ!私のベギラマを防いだッ!?恐るべしッ!」
怪傑ベギラマは勝手に感心している!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>影さん
多分読みすぎですよ…w
583ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/24(火) 23:00:39 ID:gSmCd3810
ダークマター「こんな時に…!私は呪文を使う余裕などないぞ!」
金「マンダーさん!冷やしましょう!」
マンダー「しまった…ドラゴン部隊は後退させていたんだったな。
     私とノールとゴールドマン殿でどこまで食い止められるか…やってみるか!」
ノール「はい!」

ゴールドマンはマヒャドを唱えた! >>大量の湯きりザル
マンダーは凍える吹雪を吐いた! >>大量の湯きりザル
ノールは凍り付く息を吐いた! >>大量の湯きりザル
584ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/25(水) 20:41:36 ID:uYOOKxWa0
ベギラマ「…はっ!そうだ、私も手を貸さねばッ!でぇぇ〜っい!」

かいけつベギラマ は てんに てを かざした!
なんと! そらから いなづまが おちてきた!
いなづまは かいけつベギラマの てに おちた!
なんと! かいけつベギラマは ひでんのスープを てにいれた!
ひでんのスープに あつあつのめんが おちる!

ベギラマ「ねんがんの ひでんラーメン を てにいれたぞ!」
585ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/25(水) 20:49:00 ID:muZvLiAj0
湯切りザルは凍り始めたが、数が多い上に落下も止まらない!
このままでは地面に激突する、危険な状態だ!

キラ・リー「潰れろぉぉぉ!」

γアジールが突然バンザイの格好で手を挙げると
”両手”が突如として消え、ほんの瞬きの間に”両手”は大型回転錐…。
俗に言うドリルへと変貌していた!

説明せねばなるまい。
γアジール司令室から発せられた指令により
ドルギ…デストロイヤーから粒子状態に分解された武装がボソンルーラで送られて、再構成され
γアジールの両手も粒子状態となってデストロイヤーへ入れ替わるように転送されたのだ。
なんと、このプロセスにかかる時間は、わずか0,05である。

-γアジール司令室ー

指揮官「有線ドリルパンチ、ってぃ!」


大型回転錐が回転を始め、怪傑ベギラマ目掛けてドリルが放たれた!
586ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/25(水) 21:07:29 ID:Q58n9Ynn0
ダークマター「迷っている場合ではないな…ちょっと手荒いが耐えてくれよ、ゴールドマン!
     物質変化!」
金「はい!?  ぬわーっ!」

ダークマターの目が青く光ると、ゴールドマンの粒が動き出し
体が板のように平ベったくなった!
さらに板状ゴールドマンは曲がり、アーチ状の板になった!

ダークマター「魔力を使わずに済むのはありがたいが、もっと重要なところで使えばよかったな…
     まあいい、早くゴールドマンの下へ!」
ダークマター以外の一行(マンダー、カイラス、ノール、デスストーカーJ)がゴールドマンの下に隠れた!

ダークマターは身を守っている!


そして一気に降ってくるザル。ダークマターやゴールドマンにゴンゴンぶつかっている!

金「た、盾にされる側の気持ちも考え…いててて!」
ダークマター「他に防ぐ方法は無い!もう少しの辛抱だ、頼んだぞ!」
587ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/25(水) 21:16:30 ID:uYOOKxWa0
ベギラマ「な なにをする きさまらー!ええぃ!やられてたまるかー!」

怪傑ベギラマは、天高く飛ぶと、ドリルの上を飛び越え、有線ケーブルの
上に飛び乗った!

ベギラマ「そこの少年(?)よ!食べるがいい!魔力が回復するぞッ!」

怪傑ベギラマは、ケーブルの上をγアジールに向けて走りながら、ダーク
マターにひでんラーメンを投げ渡した!
588ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/26(木) 20:05:17 ID:ZzOKARqV0
ダークマター「私は手がないんだぞ!そんなものキャッチできるわけ…」

デスJ「よっ!」

デスストーカーJがゴールドマンの下から出て、ラーメンを取った。

デスJ「さぁ、ダークマター殿!」
ダークマター「た、助かったぞ…『食べ物は粗末にしない』とさっき言ったばかりだしな。」

ダークマターはひでんラーメンを食べた!
元気が出た!
MPが大幅回復した!

ダークマター「よし、これで光の刃が続けて使える!」

ダークマターは大きな光の刃を分裂させ、4枚の刃に戻した!
凍った湯きりザルがダークマターに当たった!

ダークマター「いてて…そろそろザルは飛んでこなくなるだろう。そしたらゴールドマンも戻してやるぞ!」
589ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/26(木) 21:28:44 ID:Ya7Rf7Q40
この戦争中、統合軍がテロリストと認知する謎の黒軍団(メタリック同盟軍)を
一網打尽にするため、黒軍団に関与すると思われるバラモス軍所属兵を拉致
ジパングの北、エゾにて待ち伏せ作戦を決行するが
予定外戦力の来襲によって敗走した。
後に、作戦を妨害していた軍事組織はスライム王国に所属と判明し
報復として、統合軍はスライム王国に侵攻。
大量破壊兵器である反応兵器を使用し、壊滅させた。
その後、統合軍キラルス科学戦闘隊が反応兵器が自然に与える影響を調査に訪れ
その際に発見された宇宙線に似た…特殊線γ(γ線)を発見したのである。
このγ線、統合軍の反応兵器は陽電子と空気(電子)の対消滅の際に放出されるエネルギーを使ったものであるため
使用の際に対消滅を起こした、その時に発生したものなのだ。


-γアジール司令室-

指揮官「特殊兵装を使用する。ビット展開」
操作兵「了解。ビット展開」


γアジールの後部にあったトゲトゲしたスカートは
ビットポッド…ビットを搭載する部位であったのだ。
スカートから離れるトゲ…いや、ビットは
γアジールの前に円を描くようにならんだ。
目標は…怪傑ベギラマ!

ビットは間断なく緑色のビームを吐く。
恐るべき事に、このビームはγ線でまず標的に向けて
低出力レーザーが放たれ大気の壁を破り、γ線は
威力減退することなく空気中を行くのだ。
距離の二乗で減衰する放射線だが、このビットのγ線ビームは
1km先の目標であっても、障害がなければ40シーベルト以上の放射能を
浴びせられるのであるから実に恐ろしい。ちなみに、人は30シーベルトで即死する。
590bi:2006/01/26(木) 21:55:34 ID:k5N/ovvE0
ベギラマ「*おおっと!*」
ベギラマは、得体の知れない物に驚き飛びのいた!

ベギラマ「ふむふむ、なかなかに面妖な攻撃をするが…しかし、!これは止められ
      まいッ!」
怪傑ベギラマは、黄金のシルクハットを脱ぎ、何処からともなくステッキを取り出した。
BGMはいつの間にか「オリーブの首飾り」になっている。

ベギラマ「チャラリラリラリラ〜♪」
怪傑ベギラマは、謎の踊りを踊っている!
591ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/26(木) 21:57:52 ID:k5N/ovvE0
…上のビートです…。って事でよろしく〜。
592あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 11:59:53 ID:k8uDtEK40
ロンさん借ります。

〜エジンベア〜
スレイン「ふむ…あとはそのばくだんいわさんご本人に聞くほかないようですね…」
ロン「そんなに大事な宝石なの?」
スレイン「勿論大事ではありますが…それ以上に、
    我々のほかにもエルフがいるということが我々にとっては重要なのです。」
アリア「そのロンさんのお友達の方、どこにいるって仰ったかしら?」
ロン「ええ〜〜と…(まあいいや)宇宙です。」

ジョン「うちゅう…知りませんね。」
アリア「私も。世界中廻ったと思ってたけど、まだ知らない地域があるのね。」
スレイン「魔物だけしか立ち入らない場所とか。」

ロン「へ!?宇宙ですよ宇宙。空の上です。」
一同「…」
アリア「まあ、宇宙…宇宙って言うと、お星様とか?」
ロン「そんな遠くではないですけど…」

申し合わせたように空を見上げるジョン・アリア・スレイン。
スレイン「…なんでまた宇宙などに?」
ジョン「というかそれ以前にどうやって?」

ロン「(あんまり話さないほうがいいかな?)詳しいことは知らないのですが…
   (うん?でも宇宙に行ってる事知らないってことは、統合軍の関係者じゃない?)
   …統合軍とバラモス軍が、そこで戦っているとか何とか…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
う〜ん…エジンベア城内の会話とかみ合ってないぞ私!
時間のズレはいかんともしがたい…
593あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 12:15:18 ID:k8uDtEK40
ヒロロ「解読できたよ〜!」
ジョン「お!早かったですね!」
スレイン「よく読めましたね…」

マルコ「オホン!魔法使いといえば、パーティーの知恵袋。
     これ常識ですね!?
     その私が最新の暗号解読法『高緯度三次元水陸両用還元法』を用いました!
     この程度の解読たやすい仕事です!」
ジョン「別に暗号を書いてきたのではないのでは…」
アリア「拝見しますね。」

『貴兄らが探索の対象にあたるエルフの乙女は、
 統合軍が開発中の最新兵器に、エルフの強力な魔力を
 動力として使用するためデストロイヤー内にて拘束され、
 また実験に用いられているとの情報あり。
 エルフの乙女に対し統合軍は、貴重なる実験材料との認識を
 持っておる為、命には別状ないと判断が妥当であるが、
 どのような状態化に置かれているかは、推測困難。』

ジョン「明らかにトロルさんのメモより文字数が増えているようですが?」
スレイン「それにトロルの口調とは大分違うようですが。」

ヒロロ「大丈夫です!1000%!保証します!」
マルコ「その点については、『バーナード流スライドクライシス理論』から
     説明しなければならないのですが…」
アリア「さっきの理論と全然違うの、絶対わざとでしょ?」
マルコ「両方を併用しているんです!この応用方法を
     『亜空間段階的締結理論』といって…」
ジョン「ともかく内容は合ってるわけですね?」
プチ×4「そのとおり!」
594あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 12:22:11 ID:k8uDtEK40
スレイン「ラナ…くそ!」
アリア「なんてことでしょう…」
ジョン「うん?…ってことは…いま宇宙にいるんじゃないですか?」

スレイン「え!?」
ジョン「だってそうでしょう。いま宇宙でバラモス軍と統合軍が戦っているとしたら、
    統合軍はそのデストロイヤーっていう戦艦で宇宙に行っているのでは
    ないのですか?」
ロン「さあ?どうやって宇宙へ行ったかは知らないけど…」

アリア「ヘルコンドルさんに聞いてみましょうか?」
ジョン「そうですね…最近全然連絡取れませんけど…」
スレイン「お願いします!」

ヒロロ「なにない?」
ジョン「かくかくしかじかで…」
ロン「え!?バラモス軍の空軍隊長さんと友達!?」

アリア「もしもし?応答願います!」
ピー…ガー…(通信機がなる)
ジョン「返事がありませんね…」
アリア「ラックさんでも出てくれないかしら?もしもし?誰かいますか?」
ピー…ガー…
スレイン「う〜ん…忙しいのでしょうか?」
ピー…
声「もしもし?こちら空軍本部。そちらの所属は?」
アリア「あ!でた!もしもし?こちらはアリアです。ヘルコンドルさんの友人の…」

(通信の相手誰にしようかな…)
595あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 12:53:25 ID:k8uDtEK40
ガルゥ「あ!あなたがアリアさん!」
アリア「あなたは?」
ガルゥ「ガルーダのガルゥといいます。
     本来は陸軍総長付きなのですが、
     みんな出払ってしまったので代わりに応答しています。」
アリア「陸軍の?そうですか。」
ガルゥ「あなたの事はラックさんから聞いています。
     もし連絡あったらできるだけの便宜を図るよういいつかっています!」
アリア「ありがとう。じゃあヘルコンドルさんもラックさんもいないのね?」
ガルゥ「ええ。みんな戦いに行っています。ご用件は?」

アリア「多分その戦いに関係していると思うんだけど…
    皆さん宇宙に言ってるって本当?」
ガルゥ「え!?う〜ん…まあ問題ないか。その通りです。」
アリア「実は私達…かくかくしかじか…」
ガルゥ「なるほど…統合軍は確かにデストロイヤーで宇宙へ向っているそうですよ。」

ジョン「やはり…」
アリア「なんとか宇宙の皆さんと連絡取れないかしら?」
ガルゥ「それはちょっと無理ですね…」
スレイン「ガルゥさん、エルフのスレインと申します。
    宇宙に行く手段はありませんか?」
ガルゥ「無理ですよ!それにたとえ行けたとしても危険です!」
スレイン「連絡をとる方法はないのですか?」
ガルゥ「う〜ん…通常の連絡方法では無理ですが…
     だれか上の方に聞いてきみます。」
アリア「よろしくお願いします。」
ガルゥ「期待はしないで下さい…」
596あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 13:02:45 ID:k8uDtEK40
ヒロロ「宇宙ねぇ…」
マルコ「うんと強力な魔力なら何とかなるかな?」
ジョン「テレパシーみたいな風にですか?」

ロン「あなた方は…バラモス軍と協力しているのですね?」
アリア「ええ。といっても、彼らのために動いているのではなく、
     私達はあくまで中立ですけど…」
スレイン「いまは統合軍という共通の敵がありますからね。」
ロン「そうでしたか!そういう事なら…世界樹の森の北部軍のロットなら、
   なにか手助けできるかもしれませんよ!何しろ物知りですから!」
アリア「北部軍?」
ロン「野良魔物の集団です。同じく基本的には中立ですが、
   バラモス軍とは友好関係にあります。
   統合軍との戦いではバラモス軍と共に戦っています。」
アリア「まあ…でも、ありがたいけど今はこれといってお願いする事はないですね。」
スレイン「世界樹の森…懐かしいですね。」
ロン「行った事があるのですか!?」
スレイン「ええ。世界樹の精と交信をしました。
    そのときはバラモス軍が協力してくれたのですが、
    ひょっとしたらあなたのお仲間もいたのかもしれませんね。」
ロン「世界樹の精…」

スレイン「森の民エルフとしては、世界樹の森は憧れの場所です。
    昔里に隠れ住む以前は、世界樹の森にすむエルフもいたのです。」

ピー…ガー…
ガルゥ「アリアさん、応答願います。」
アリア「はい!」
597あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 13:11:43 ID:k8uDtEK40
ガルゥ「やはりここの通信機では、宇宙には交信できないそうです。
     が、魔導師部隊の方の話では、非常に強力な魔力で念波を飛ばせば、
     宇宙でも交信可能だろうとのことでした。」
マルコ「ほらほら!」
アリア「非常に強力なってどのくらいかしら?」
ガルゥ「それが…バラモス様くらいならと。」

アリア「そんなの無理よ!」
ガルゥ「そうですよね…すみません。」
アリア「いえ、あなたの責任ではないわ!
     ありがとう、無理なお願いをして。」
ガルゥ「また何かあれば連絡して下さい!」
アリア「ありがとう!みなさんによろしく。」

スレイン「魔王バラモス並…」
ヒロロ「困ったね…」
ジョン「我々では無理ですね…」
アリア「だれか、魔王に匹敵する魔力の持ち主…無理よね。」
スレイン「いや!一人では無理でも、何人もで力を合わせたらどうでしょう?」
マルコ「いけると思うよ!」
ストリ「じゃあ、バラモス軍に協力頼む?」
スレイン「いえ、これはエルフ族の問題ですから、エルフ族で解決したいと思います。」
アリア「じゃあ、女王様に…」
スレイン「ええ!もし、それでも足りなければ、バラモス軍に…」

ロン「あの…僕たちも協力しましょうか?」
スレイン「あなた達が?そうですね…エルフの力が及ばないときは…」
ロン「ううん、北部軍がって言うんじゃなくて…さっき言ってたでしょ?
   世界樹と交信したって…」
598あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 13:19:23 ID:k8uDtEK40
ジョン「そうか!あの神木なら!」
スレイン「なるほど…世界樹の霊…精霊王なら、その力は魔王に勝るとも劣らない…」
アリア「この前は、ほうおうさんとダースリカントさんが協力してくれたのよね。」
ロン「北部軍は協力するはずです。」

スレイン「まっていてください!すぐ女王様と連絡を取ります!」

スレイン「女王様!スレインです!」
ヒロロ「あれは?」
アリア「あの宝石でエルフの女王様と遠くからでも連絡できるのよ。」
ファル「へぇ…」
アリア「風の精霊が働かない場所では通じないそうですけど…」

スレイン「ラナの件で…」
ジョン「急がねばなりませんね。バラモス軍にも連絡を入れておいたほうがいいでしょう。」
アリア「そうね。世界樹のバラモス軍にも連絡を入れておいてもらわないと。」

スレイン「ええ。そうです。世界樹の精なら…そうですか!」
アリア「あ!さっきガルゥさんに、影さんのこと言うの忘れてた!」
ジョン「いいんじゃないですか?極秘任務だそうですし。」

スレイン「皆さん、女王様も、恐らく世界樹なら可能だろうとの意見で、 
    里のみんなで世界樹に行く事に賛成してくださいました!」
アリア「良かった!」
スレイン「でもみんな世界樹の森に行ったことがないので、我々が一旦里に戻って、
    キメラの翼で連れて行くようにしたいのですが。」
ジョン「いいですよ!」
ヒロロ「急ごう!」
ロン「僕も一緒に!」

スレイン「皆さん、ありがとうございます!」
599あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 13:20:01 ID:k8uDtEK40
今日はここまで…シャーマン部隊は明日…
600あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/27(金) 14:27:35 ID:k8uDtEK40
あやしい影が600をあやしく染め上げます。
601ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/27(金) 20:47:19 ID:D2cwOxP50
-γアジール司令室-

操作兵「地形データ記憶終了」
指揮官「ルーラを使用し敵性体1をビットで包囲、斉射。
    同じくルーラを使用し敵性体2から4の後部へビット展開。斉射」

突然、γアジールの前部に展開していたビットが
消えたかと思うと、次の瞬間には
怪傑ベギラマを囲むように5機、ダークマター達の後ろに4機出現し
γ線ビームを斉射した。

キラエン「この程度では我らが出るまでもなく、γアジール一機で片が付いたな」
キラ・リー「待てよぉぉ!丼割れ損じゃねえかぁぁ!」
キラエン「ふん…まだ結果は出ていないぞ。油断するな」
キラ・リー「もし生きてたらぶっ放しゃあいいんだろぉぉ!」

ロビン3「何故、ワイ等には…?」
マッツン「戦力外と見られているか、何かわけがあるのでは
     生命体に対しては効果抜群とか…」

602ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/27(金) 21:10:37 ID:xLiowEB50
ベギラマ「1,2,3…はいっ!」

怪傑ベギラマは、ビットにも動じず、ステッキでシルクハットを叩いた。その
ベギラマを、γ線ビームが貫く…と、思われたその瞬間、シルクハットの中
から、凄まじい煙が噴出して…。

            ド       ー        ン

なんと!ビットから放たれたγ線ビームが高級赤ワインになってしまった!
怪傑ベギラマは、落ち着き払っていつの間にか手にしていたワイングラスに
赤ワインを受け、読書をしながらグラスを傾けているッ!

更に、ビットはドラキー数匹、万国旗、色とりどりのハンカチを次々と噴出し、
しまいには銃口に大輪の花束を咲かせ、次々と地に落ちた。

ベギラマ「さぁ…今ご覧頂いたのは単なる前座…お楽しみはこれからですよ…。」

怪傑ベギラマは、シルクハットの中を探り、中からアルミラージを取り出した。
そのアルミラージを、再びシルクハットに入れ、逆さにして振る…っても、アル
ミラージはおろか、スライム一匹すらも落ちてこない。

ベギラマ「フフフ、ザ・マジックッ!いでよ…電気の国の死者の王よッ!」

怪傑ベギラマのシルクハットから、白煙がもうもうと上がる!オリーブの首飾
りは、鳴り止むどころか、どんどんボリュームが上がっているようだ!
603ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/27(金) 21:59:25 ID:/hLmTrUk0
ダークマター「おのれ…!たとえ私の命に替えても、バラモス軍の精鋭を死なせはしないぞ!」

ダークマターは精神を集中させた!
ダークマターは攻撃に備えて身構えている!

ダークマターの目が光ると、
飛んでくるγ線ビームは全て折れ曲がってダークマターに集中していった。
大防御でそれを全て受けるダークマター。


ビームの放出が止むと、浮いていたダークマターは力なく地面に着いた…というか落ちた。
-----------------------------------------
ロット「……誰もいないと暇だな。確か消火部隊だけはここに残っていたはずだが…
    フロストギズモ!」

どこからともなく、あの巨大フロストギズモが現れた。
604ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/28(土) 20:13:13 ID:lr5mzngk0
キラ・リー「あの偽マジシャン!生きていやがったぁぁ!ぶっ殺すぅぅぅ!」
キラエン「あちらは…ぬ!?」

飛んでくるγ線ビームは全て折れ曲がってダークマターに集中していった。
大防御でそれを全て受けるダークマター。

キラエン「馬鹿者が!あらかじめレーザービームで空気を電離させているから
     γ線ビーム砲が使えるというのに!」
キラ・リー「伏せろぉぉぉ!γアジール、防御しろぉぉ!」

ビームの放出が止むと、浮いていたダークマターは力なく地面に着いた…というか落ちた。
直後、折れ曲がったことにより電離された空域から外れてしまい、
その結果大気に吸収されたγ線によって強烈な熱エネルギーが放出され
酸素に火がつき、ベギラゴンのような炎が辺りを包み込む!
ロビン3「なにぃ!?」
キラーマ「回避行動、伏せ…」

605ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/28(土) 20:14:19 ID:lr5mzngk0
………

キラ・リー「…むぅぅ!γアジールがあったからなんとかなったがよぉぉ!
      やばかったぞおいぃぃ!」
キラエン「あちらは後にしろ。まずはこちらをやる」
キラ・リー「だがよ、γアジールのビットが……ああそうだったなぁぁ」

地面に落ち、花を咲かせていたビットはふっと消え
なんと、γアジールのビットポッドには、先程怪傑ベギラマを攻撃した
ビットが収まっていた穴に、無傷のビットが出現した!

キラ・リー「リリルーラ武装交換・補給システム…便利だなぁぁ!ホントぉぉ!」
キラエン「不義を重ねる邪なる者よ、我が斬邪刀で断ち切ってくれよう!
     ソードビーム!」
連続して振られる斬邪刀からは、闘気の刃が繰り出される。
それ自体が闘気である斬邪刀からのソードビーム、それはムラマサブレードの時とは違い
受ければ確実にダメージとして現れるだろう。
キラ・リー「チャーシューチャクラムゥゥ!」
キラ・リーが大きなチャーシューチャクラムを投げつけ、
γアジールは有線ドリルパンチを、共に怪傑ベギラマへ向け発射した。
606ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/28(土) 21:01:34 ID:Pe2JCN9P0
シルクハットから溢れ出した煙が晴れていく…と、同時に、奇妙な物が見えてきた。
やけに巨大な、しかし、薄っぺらいワイトキング。所々に糸屑や気泡が入っている
所を見ると、実体では無く、ディスプレイの様な物かも知れない。

ワイド「縦25in、横40in!超ワイドサイズなワイドキング〜ッ!なぁなぁ、そこの
    にーちゃん、
                     ・ ・ ・  ・ ・  ・
                    ワイドなワイ、どう?」

辺りに、凍える風が吹き荒れた!しかし、統合軍の攻撃は止まらずに、全てワイド
キングに直撃し、ワイドキングの体に幾筋ものヒビを入れる!しかし、ワイドキング
は一切表情を変えずに、こう言い放った。

ワイド「どう見ても仕様です。本当にありがとうございました。」

なんと! ワイドキングは ヒビを 「しようです」 と いいきった!
ワイドでんきの しんようが 255ポイント さがった!
ワイドでんきの かぶかが 1000G さがった! ストップやす だ!

ベギラマ「チャラリラリラ〜♪ チャラリラリラ〜リ〜♪」
相変わらず「オリーブの首飾り」は鳴り響いている。
607ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/28(土) 21:57:43 ID:PHXsdvAO0
ダークマター「…………」

ダークマターは動かない。

金「ダ、ダークマターさん!」
デスJ「今はあっちが先です!」
マンダー「今さらこんなものが効くとは思えんが、少しでも時間稼ぎをしなくては…!」

マンダーは激しい炎を吐いた! >>γアジールたち
カイラスは燃え盛る火炎を吐いた! >>γアジールたち
ノールは凍り付く息を吐いた! >>γアジールたち
608ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/28(土) 22:03:40 ID:PHXsdvAO0
〜世界樹〜
巨大フロストギズモと話すロット。

ロット「フロストギズモよ。もう森も復活してきているから
    そろそろ避難させていた兵たちをここに呼び戻そうと思うんだが、どうか?」
フロスト「反対はしない。しかし、今移動させるのは色々大変だ。
     キメラの翼の支給もできてないしな。
     消火部隊のスノードラゴンはまだここにいるから、倉庫から取ってきてもらうという手もあるが…」
ロット「よし、分かった。呼び出すのは今の戦いが収まってからがいいだろう。
    そのうちゴールドマン達もここに戻ってくる。」
609名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/29(日) 07:02:13 ID:UJ1tIQsT0
 
610ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/29(日) 20:28:48 ID:n8MSp8cP0
キラ・リー「やつらも生きていやがったぞぉぉぉ!」
キラエン「ならば、そちらは任せた」
キラ・リー「あのキラーマシンとは違う奴らはどうすんだぁぁ!?」
キラエン「大したことは出来ぬ。放っておけ。
     それにγ線ビームは生命体の方がダメージが多い」

そこまで話したところで、激しい炎、燃えさかる火炎
凍り付く息がキラ・リーたちを襲うが、
γアジールが魔法障壁とビーム・フィールドを展開したことで
押しとどめられ、消えていった。

キラ・リー「生きててもらって嬉しいぜぇぇ!
      思う存分恨みが晴らせるからよぉぉぉ!!」
キラ・リーがゴールドマンに向けて走り出す。
背中からはあらゆる物を分解する月胡椒が放たれ
意志を持つようにキラ・リーの周囲に散っていく。
キラ・リー「チャーシューチャクラムゥ!メンマソードォォ!」
チャーシューチャクラムを投げはなった後、自家製メンマソードでゴールドマンに斬りかかる!

キラエン「義の一刀に潰えよ!斬邪刀・ギガスラッシュ!」
キラエンが必殺のギガスラッシュで怪傑ベギラマ向けて一閃し
γアジールはビットを自機の周囲に展開し、様々な角度に散ってγ線ビームを発射した。
611ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/29(日) 21:05:40 ID:ZGutekHr0
金「もう防ぐ手段はないか…!」

巨大な右手に力を込めると、グーでキラ・リーに殴り掛かった!
612ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/29(日) 22:29:47 ID:nesPhbgR0
ワイド「どうみても真っ二つです。本当にありがとうございました。」
放たれたギガスラッシュにより真っ二つになり、煙と共に消えうせるワイド
キング。…しかし、そのすぐ裏に居たはずの、怪傑ベギラマの姿は、どこ
にも無いッ!

            ド       ー        ン

ベギラマ「ハハハハハハハハ、フハハハハハハハ…。」
なんと、怪傑ベギラマは、突如としてγアジールの頭の上に現れた!

ベギラマ「とうっ!」
γアジールから飛びおり、ビームを避わしながらγアジールから遠ざかる
怪傑ベギラマ。…よく見ると、γアジールの頭の上、彼の立っていた後に、
大輪のひまわりが生えている!しかもほほにはぐるぐるなるとマークまで
描かれているでは無いかッ!さらに、ビットにはたんぽぽが、ドリルには
小さなココナッツの木が生えている!ココナッツミルクが美味しそうだッ!

γアジールの かっこよさが 180 さがった!

ベギラマ「機械に花を、咲かせましょう…ていっ!」
怪傑ベギラマは、キラエンに向かって謎の灰を投げつけたッ!
613あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/30(月) 13:22:35 ID:sG4Xiduw0
598続き
〜エルフの隠れ里〜
ヒロロ「へぇ〜面白い所だね!」
マルコ「外からは見えない結界だね。」
ファル「結界としてはユルイんだね。」
ストリ「完全には外と遮断されてはいないわけね。」

スレインがこれまでの旅の情報を女王に話している。
その周りには里の者達が集まり、聞き耳を立てている。
ジョンとアリアもスレインと一緒だ。

リード「プチヒーロー?へぇ〜カッコイイね!」
ヒロロ「でしょ?ふふ〜ん♪」
ストリ「村を見て廻っていいかな?」
フーミ「いや、あまりうろうろしない方が…」
リード「いいよ!案内してあげる!」
ロン「いいのかなぁ…」

女王「…話は分かりました。皆の意見は?」
男エルフ「大事な同胞を見捨てる事は出来ません!」
ラナの母親「ああ…ラナ…」
青年エルフ「助けに行きましょう!」
エルフ一同が同意の声を上げる。

女王「分かりました。ここのエルフが大勢でこれほど遠くまで出かけるとは、
   年百年ぶりのことでしょう?」
老エルフ「世界樹の森とは。胸が躍りますね。」

ヒロロ「あれ?話し終わっちゃった?ちぇ!」
614あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/30(月) 13:23:25 ID:sG4Xiduw0
ジョン「ロンさん、北部軍のほうは大丈夫でしょうか?」
ロン「あなたの通信機で世界樹の魔王軍と連絡取れますか?
   可能なら、彼らを通して北部軍とも連絡取れるのですが…」
アリア「無理です。これは本来空軍隊長さん直通なの。」
ロン「そうですか。まあ大丈夫ですよ。世界の平和の為、
   エルフ族の女の子を助けるためなら、みんなきっと協力します!」

女王「例を言います。ジョンさん、アリアさん、ロンさん、プチの皆さん…」
アリア「そんなこと…困ったときはお互い様です。」
ジョン「ロンさんも言ったように、世界の平和の為でもあります。」
ヒロロ「そうだね。統合軍の悪事は許して置けないよ!」
女王「そうですか…我々エルフも、あなた達のようにならないといけませんね…」

アリア「女王様?」
女王「あなた方が無理矢理スレインを連れ出したこと、私は今は感謝しています。」
スレイン「女王様…」

女王「すぐに魔物や…人間のいる世界に出て行くことはまだ出来ませんが、
    あなた達や魔王軍、それに野良魔物の皆さんも、この里にいつでもきて下さい。
    私達は歓迎しましょう。」
アリア「ありがとうございます、女王様。」
女王「あのおかしなあやしい影さんにもお礼を言いたいですね…」
ジョン「彼は、彼で色々やる事があるようです。落ち着きばきっと訪ねてくるでしょう。」
女王「やる事ですか?ほほほ。牢の中で?」
スレイン「あははは。」

アリア「よし、行きましょう。」
ジョン「私、アリアさん、スレインさん、ロンさんの周りに数人のグループに分かれて集まってください!」
キメラの翼が次々と宙に舞い、一向とエルフ達を世界樹へと連れて行った!
615あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/01/30(月) 13:24:17 ID:sG4Xiduw0
ちょっと申し訳ないですが、2-3日来れなくなります。
進めておいて下さっても構いません。(エルフ、シャーマンとも。)
616ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/30(月) 18:45:29 ID:3b2+PFcO0
〜世界樹〜

ロット「どれ、私はしばらく休み……」

突然、世界樹に次々と降り立つエルフ達。

ロット「おおおっ!?これは一体!」
フロスト「エ、エルフがなぜここに…」

男エルフ「うわぁああ!化け物だぁあ!」
青年エルフ「わーっ!わーっ!」

降り立ったら目の前に巨大な爆弾岩とフロストギズモがいるのだから、驚くのは当たり前だ。

ロン「みなさん落ち着いてください!ここが世界樹ですよ!」
ロット「ロン!?なんでエルフ達とロンが一緒にいるんだ!?」
ロン「いや、これは色々と事情があって…フロストギズモにも聞いてもらおうかな。」

(事情を話す)
617ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/30(月) 18:51:04 ID:3b2+PFcO0
ロット「ほうほう…世界樹の力で宇宙と交信か…
    我々魔物でも、それはできない。しかしエルフならばやってのけられそうだな。
    私もフロストギズモも見守る事と祈る事しかできないのは残念だが仕方がない。
    頑張ってください。

    ああ、それから私もフロストギズモもこの世界樹に住み着いている魔物だから
    そんなに怖がらないでください。」
エルフ「は、はぁ……」
ロン「それじゃあ早速。うまく交信できるといいですね。」
--------------------------------
ほんのちょっとしか進めてませんが、とりあえず世界樹には到着させました。
宇宙との交信は……スミマセン、影さんお願いします。
618ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/30(月) 19:01:31 ID:3b2+PFcO0
ダークマター(………ん?ここはどこだ?)

*『ダークマター。聞こえるか?私だ。』
ダークマター『またネ申か…私もあんな機械軍団にやられるとは情けない。』
ネ申『まぁいい。これで王者一族も滅びる…』
ダークマター『そうか、私で最後だったな…』
ネ申『…と言いたい所だが、お前は他の者とは違ってちゃんと更正できている。
   まだ殺すには惜しいな。もっと色々と善い事をやってもらわねばならん。

   もう一度だけチャンスをやる。次にこうなったら容赦なく命を奪うからな。』
ダークマター『……感謝するぞ…』

ダークマターの体力が半分ぐらい回復した!
ダークマターのMPが半分ぐらい回復した!
ダークマターの気力が半分ぐらい回復した!
619ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/30(月) 20:18:47 ID:Z/jUYXbZ0
キラ・リー「あたんねぇーよぉぉ!分身調法ぉ!チャーハンシャドウ!」

…ゴールドマンのパンチは命中した。
だが、当たった途端に、ぼろぼろと崩れ去ってしまった!
なんと、ゴールドマンが攻撃したのはチャーハンで作られた人形だったのだ。
見れば、ゴールドマンたちの周りには28人のキラ・リーの姿が!

キラ・リー「…はぁ、はぁ、(無理しすぎたか…体が…まずい…)
      へへへ、これが決まればおまえ達の負けだぜぇぇ!」

28体に分身したキラ・リーは、背から底の深いドンブリを
取りだし、右手に装着した。
ドンブリは回転を始め、キラ・リーは右腕を引いて…

キラ・リー「明日はどっちかぁぁぁぁ!ロザンヒャクリュウ拳!!」

28体のキラ・リーは同時に思いっきりストレートを放つ!
と、なんと、その拳からは百体の龍が現れ、ゴールドマン達を襲う!
最も、この龍は闘気がそう見せているだけであり
実際はいない…が、あまりに凄まじい闘気であるためにダメージはあるだろう。
また、さっきのストレートによって打ち出されたドンブリは
闘気によって覆われているので、並の威力ではない。闘気を纏わせた武器などは、威力が飛躍的に上昇するのだから。
28体のキラ・リーが繰り出すロザンヒャクリュウ拳、正に絶体絶命!
620ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/30(月) 20:27:23 ID:Z/jUYXbZ0
キラエン「!…見えたぞ、くらえ!」

斬邪刀がある一点目掛けて振り下ろされる。
巨大な剣が巻き起こす風は謎の灰は
モーゼの軌跡の如く真っ二つと分かれた。

キラエン「その態度、改めさせてくれようぞ!」

キラエンが剣を掲げる。
同時に、モノアイの灯火が消えるが、壊れたわけではない。
必ず命中させる…心眼だ。

上空には、急に雷雲が集まってきた…。

γアジールは、ルーラを使用し、
怪傑ベギラマの後ろへ回り込んだ!
621ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/30(月) 20:32:19 ID:3b2+PFcO0
金「うへーっ!」

攻撃を受け続けるが、このままやられるわけにはいかない。
ゴールドマンは攻撃に耐えながら両腕を大きく広げ、
高速回転しながらキラ・リー(偽)を次々と吹っ飛ばしていく!

金(どれか1つでも本物があれば…!)
622ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/30(月) 20:39:37 ID:TuYEUooG0
ベギラマ「…ふふふふ…」
怪傑ベギラマの周囲に、凄まじい魔力が集まってゆく!

ベギラマ「あいにくとこの性格は生まれつきでしてね…貴様等に改めさせられる
     謂れは無いッ!」
623ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/31(火) 20:54:06 ID:HV7gwOnN0
ゴールドマンの攻撃によって28体から21体ほどに減ったが
アタック2…いや、分身調法チャーハンシャドウによって発生した
分身は消える気配がない。本隊がダメージを受けていないからだ。

キラ・リー「これで終わり!今、ドンブリがお前らを貫く!」

龍を見せている闘気に隠れているドンブリは
衰えるどころか威力を増して、今にもゴールドマンを直撃せんとしている!
が、突如、分身キラ・リーの半数とゴールドマン達を爆風が襲う!

キラーマ「ターゲット選別不能…ならば”影”を吹き飛ばす」
ロビン3「ロックンロールや!撃ちまくれい!
     ゴールドマンはん達、ちぃと痛いけど堪忍してや!」

キラ・リーの作りだした分身はあくまでチャーハンで出来ており
高速移動による残像といったものではない。
つまり、キラ・リーの分身はダメージを与えればチャーハンの正体を現すのだ!
バズターバズーカによる爆風に、マシンガンの乱射によって
ゴールドマン達にもダメージはあったが、残るキラ・リーの分身はゴールドマン正面の3体のみとなった。

キラ・リー「ぐううっ!だが、ドンブリはやられていない!本隊に当てないとなあ!」

3百匹の闘気が見せる龍に、凄まじい勢いで飛ぶドンブリ。
明日はどっちだ!?
624ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/01/31(火) 21:00:30 ID:HV7gwOnN0
キラエン「これぞ、我が最大の太刀…勇気の剣だ!斬邪刀・ギガブレイク!!」

上空の雷雲から、一筋の太く紅い稲妻が
キラエンの斬邪刀に落ちる。
刀身は紅い稲妻を纏い…そしてキラエンが駆け出す。
正に疾風迅雷。勢いを乗せ、怪傑ベギラマに斬りかかった!

γアジールは、怪傑ベギラマの上下左右にビットを飛ばし
”もしも”回避されたときに備えている。
後ろへ下がれば、ドリルで攻撃するというのか
両手のドリルが猛烈な回転を始めた!
625ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/01/31(火) 21:12:51 ID:/X/Rzuev0
そして、攻撃が当たる…かに見えた、その瞬間…!

 怪傑ベギラマは消え、ベギラマが立っていた場所から、解き放たれた魔力の
洪水が溢れ出し、キラエンとγアジールに襲い掛かるッ!

ベギラマ「見えたか?」

   ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  …

ベギラマ「感じたか?」

   ド   ド   ド  ド   ド  …

ベギラマ「これが、『怪傑ベギラマ』だ…ッ!」


巨大な光と爆熱が、辺りを支配するッ!
〜〜〜〜〜〜〜
偽バラモス兵B「(今日はまた張り切ってますなぁ…)」
偽バラモス兵C「(憧れのベギラマの衣装じゃからの…)」
偽バラモス兵E「(でも…派手すぎてかっこ悪くない?アレ。)」
偽バラモス兵D「(しっ、黙っておれ!そんな事言うと流れマダンテが来るぞッ!)」
626ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/31(火) 22:03:35 ID:Lyl/Vo1o0
金「ガンガンやってください!僕は一応平気です!イテテ…
  あ、あと3体…!フルパワーベギラゴン!」

ゴールドマンは力を込めてベギラゴンを唱えた!
3体のキラ・リーが黒こげになった!
627ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/01/31(火) 22:12:37 ID:Lyl/Vo1o0
ダークマター「隊長!」
デスJ「ダークマター殿!大丈夫なんですか?」
ダークマター「ま、とりあえずは大丈夫だ。まだ戦えるぞ。
     ゴールドマンは?」
デスJ「あれです…」
ダークマター「………」

ちょうどロビン3たちが、キラ・リーの分身を撃ちまくっているところだった。

ダークマター「ふむ…ゴールドマンはあの分身の真ん中にいるのか。
     あいつの事だから大丈夫だとは思うが…」

マンダー「ゴールドマン殿がベギラゴンを!」
カイラス「あの人(?)、呪文も使えたんですか?」
ダークマター「爆弾岩の時から使えたと本人が言っているからな。
     
     どれ、私はもう一度攻撃のチャンスを伺ってくるか…」

ダークマターは上昇した!
628名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/31(火) 22:20:56 ID:uLCaOv070
sage
629名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/01(水) 12:09:03 ID:pW/wy5KsO
あげ
630名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/01(水) 20:16:45 ID:xMYPn5+CO
おまえらなんてばらもすの
631ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/01(水) 21:12:00 ID:8xLgH3EK0
3体のうち、本体は右のキラ・リーだったらしい。
他の分身は焦げチャーハンとなって崩れ落ちている。

キラ・リー「こ…の俺様が、こんな奴ら如きに…負けは……しねぇ!!」

天を仰いでそう叫んだ後、キラ・リーは倒れ込んだ。

昨日はぐれた料理人が〜♪今日は戦場で血を流し〜♪店を夢見て立ち上がる〜♪

マッツン「よし!これで通常空間に……… あれ?」
ロビン3「ボス戦は他の連中も倒さにゃ終わりにならへん!」
632ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/01(水) 21:12:51 ID:8xLgH3EK0
キラエン「不覚…!」

キラエンは刀を地面に刺し、片膝付いてそう言った。
もろにマダンテを受けてしまったのだ。

キラエン「(ギガブレイクを仕掛けようと接近したために
      至近距離から、マダンテを…)」

体は傷つき、ボロボロになっている。
今にも肢体が胴体から外れそうだ。

キラエン「(キラ・リーは…キラ・リーはどうした!?…ん?)」

キラエンが見た光景は、キラ・リーがベギラゴンを受けて
倒れる姿だった…。

キラエン「(怒りのあまり、月胡椒システムをフルパワーで使用し続け
      ダメージを負っていたのか…。
      月胡椒…様々な物質をクォークにまで分解し、胡椒に吸着させる魔法物質。
      それを操るキラ・リーは、物質の基本であるクォークのアップ・ダウンを使い分けて物質を一から構成する。
      それによって様々な攻撃が可能なのだが…負荷は大きかった。そして、フルパワーで使い続け…)」

そこまで思案したところで、キラエンは地面に倒れ込んだ。
頭だけ前を向いて怪傑ベギラマを確認しようとした時、
後方のγアジールが目に入った。
無傷ではないが、ダメージはかなり少ない。

キラエン「(さすがはγアジール。防御システムを展開し、ダメージを押さえたか…うっ)」

そこで、キラエンは頭も地に落ちた。
633ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/01(水) 21:18:35 ID:b7litnW/0
ベギラマ「さて…」
怪傑ベギラマは、γアジールを見上げている…。

ベギラマ「マダンテでも倒れないとはね…正直、マズいよこりゃあ…!」
怪傑ベギrマは、逃走体制を取った!
634ロビン3@転載:2006/02/01(水) 22:29:13 ID:8xLgH3EK0
(本スレ633の後)

金「ゼーゼー…」
ダークマター「大丈夫か!」
金「ダ、ダークマターさんこそ…」
ダークマター「見ろ!お前はキラ・リーを、あの変な奴はキラエンを倒したぞ!
     あとはそこの巨大キラーマシンをやるだけだ!」
金「そーですね…でも待ってください…
  見ての通り、誰にでも限界は…」
デスJ「ふむ…ゴールドマン殿は下がっていた方がいいでしょう。
    代わりに私の部下を1名。
      
      ババさん!」後方に向かって呼び掛ける。

おばばC「私ですか?」
デスJ「そうです。ゴールドマン殿が休んでいる間、うまく戦い続けましょう。
    あなたは北部軍のまほうおばばの中でもトップクラスの魔法使いです。頼みましたよ」
おばばC「了解!」

金「それじゃあ、宜しくお願いします〜…」
ゴールドマンはフラフラと後方へ下がっていった。
635あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/02(木) 13:15:57 ID:YbWsGcvW0
>ばくだんいわさん
進めていただき、ありがとうございました!

>>617続き

青年エルフ「これが…世界樹…」
森の民であるエルフにとって、世界樹はの森は心の故郷にして、憧れの地。
長寿のエルフである。
隠れ里に篭り、外界と交わりを絶つ前にここを訪れたエルフもまだ残っているが、
多くの者にとっては、初めての訪れになる。
話には聞いていたものの、実際に見る世界樹の圧倒的な存在感…
その幹周りは、十人で手を繋いでもまだ足りないほど大きい…
に、あるものは言葉を失い、あるものは目頭に涙まで浮かべている。
かってここを訪れた事がある老人達も、再びこの地に立てた感慨に、
恍惚とした表情をしている。

女王「急ぎましょう。皆のもの、世界樹を囲むように立ちなさい。」
エルフ達が世界樹の周りを囲むように円陣を組む。
年よりも子供も、全員が参加している。

一族の中で最も木の精霊力の強い老エルフがロットの前に進み出た。
老エルフ「皆様にも力を貸していただきたいのですが…」
ロット「勿論、なんでも手を貸しましょう。何をすればいいのですか?」
老エルフ「魔法を使うときの要領で精神を集中していただければ結構です。
      魔法を使えない方も、瞑想をするように気を静めて、精神を世界樹に集中してください。
      それだけで十分助けになります。」
ロット「分かりました!みんな!いいな!」
北部軍「おお!」
老エルフの指示で、北部軍も世界樹を囲んでいく。
老エルフ「フロストギズモのおかげで、立体的な魔方陣を描けますな。」
636あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/02(木) 13:20:59 ID:YbWsGcvW0
スレイン「女王様、これを…」
スレインが、精霊力を増幅するエルフの秘宝スタージュエルの首飾りを、
女王に差し出した。
だが、女王は首を振った。

女王「スレイン、あなたがやるのです。」
スレイン「私が?」
女王「ここまで来れたのは、あなたの旅があったからです。
    この最後の挑戦も、あなたがやるのです。
    これは、エルフ族の新たな出発となることでしょう。
    それは、あなたを初めとする、若い力が成し遂げなければならないのです。
    それに…世界樹とも交信した経験があるのもあなただけです。」
スレイン「しかし…」

スレインが振り向くと、エルフたちがスレインに頷き返した。
スレイン「分かりました!」
スレインは首飾りを自分の首に掛けなおすと、
円陣の女王と老エルフの間に立った。

エルフ達が目を閉じる。
徐々に精霊力が高まっていく。
フロストギズモ「おお!これは…」
普段はふかしの存在である森にいる木や風や水や土…
そうした精霊達がエルフたちの精霊力に感応して、
光を放ちだした!
森の中はたちまち、飛び回る数え切れないほどの光に満ちていく!

エルフたちの力が、スレインの持つスタージュエルに集まり、
増幅されて世界樹へと走っていく!
その力もまたうっすらと七色のひかりを放つ帯となって、目に映るほど強力だ!
637あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/02(木) 13:27:22 ID:YbWsGcvW0
スレイン「世界樹よ、木々の精の王よ、この地上で最も偉大なる聖木よ、
     神々にも比肩する精霊王よ、我等は森の民エルフ、
     我等の声を聞きたまえ…」
スレインが呟くように世界樹に呼びかける。
精霊との交信に、声は必要ない。
スレインは自分の所属する物質界の声による伝達という習慣が、
知らずに出て声を漏らしたに過ぎない。

やがて、重々しい、威厳に満ちた声が、エルフたちの脳裏に響いてきた。
世界樹『エルフ達が、この森を訪れるなど、何百年ぶりのことか…』
スレイン「世界樹よ、偉大なる木よ、我等の呼びかけに答えてくれて事を感謝します。」
世界樹『そなたは少し前にもここへきたエルフであるな?』
スレイン「はい。」
世界樹『エルフ達よ、そなた等がこの森に訪れなくなったことは、
     森の木々全てが残念に思っていたことだ。
     森はそなた等を歓迎する。
     なにを聞きたい?言うがよい。』
スレイン「宇宙で…我等の同朋が統合軍に捕らえられています。」
世界樹『…』
スレイン「聞く所によると、恐ろしい兵器に、エルフの魔力を利用されているそうです。」
世界樹『…』
スレイン「お願いです、全ての木々の主よ、ラナを助けるため力を貸してください!
    宇宙にいるラナと、交信をさせてください。」
世界樹『そなたらの同朋の事は知っておる。世界の出来事は全て私は見ている。
     そなたらの同朋は確かに恐るべき力を引き出すために使われている。
     だが、そなたらの願いは、同朋の命を助けることか?
     それは、我が力を自分達のために使うつもりか?』
スレイン「違います!世界の為です!この戦争を終わらせる為です!」
世界樹『そなたらの同朋を止めれば、確かに魔王軍は有利になろう。
     だが、我が力を借りるなら、ほかになすべきことがあるのではないか?』
638あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/02(木) 13:45:45 ID:YbWsGcvW0
スレイン「それは…」
世界樹『我がそなた等の呼びかけに応じるなど、
     この先もあると思ってはならない。
     この機会をそなた等の一人の同朋を救う為に使うのか?』
スレイン「世界樹よ、統合軍との戦いでは多くの者が死にました。
    これ以上戦争を長引かせれば、魔物も人間も滅んでしまうでしょう。
    それ以前に、先ほど聞いた魔王軍と北部軍の情報では、
    統合軍は世界を滅ぼす大作戦を結構中との事です。
    ならば、それをなんとしても止めなければなりません。
    世界が滅べば、今まで流れた血を無駄にしてしまいます。
    統合軍にとって、これほどの作戦を決行するというのは、
    最終手段のはずです。ならば、ラナも統合軍にとっては
    最後の切り札…少なくとも切り札のひとつではあるはずです。
    それを止める事は、世界の為ではないでしょうか?」
世界樹『そしておまえ達…いや、魔王軍が戦いに勝ってどうなる?
     統合軍が勝つ場合に比べ、人間は、魔物は、エルフは、
     この星の生き物は、幸せになるといえるのか?』
スレイン「…少なくとも、戦争は終わります。」
世界樹『世界は滅びぬ。例え死の星になろうとも、必ず命は再びこの世界を覆う。』
スレイン「今の世界とは別のものです!」
世界樹『それは悪い事か?』
スレイン「今生きている…罪のない命はどうなるのですか?」
世界樹『破壊と再生はこの世の常。
     付け加えれば、罪のない命などない。』
スレイン「我々が!私が、必ず世界をもっとよくして見せます!」
世界樹『証は?』
スレイン「証…」
639あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/02(木) 13:49:34 ID:YbWsGcvW0
「世界樹よ、ワシからも頼む…」
スレイン「え!?」
世界樹『おぬしか…』

「今回の戦いでは世界樹の森も、世界樹そのものも、
 なんども危機に晒してしまった。
 我等の責任じゃ。深く謝罪する。
 確かに、精霊界とこの世といくつもの次元に存在し、
 永遠に世界を支える御主にとって、
 世界の浄化も戦争も、いや、世界が統合軍に浄化されて後の、
 何千年何万年という歳月も問題ではないかもしれん。
 だが、今の、この若者達を信じてやってくれんかの?
 この戦いはきっと無駄にはならない。
 急には変わるのは無理でも、少しずつ、世界はよくなっていくじゃろう。」

世界樹『…』
スレイン「この声は…ダース…」
世界樹『よかろう、エルフの若者よ、森の民たちよ、
     そなた等の願い聞き届けよう。』
スレイン「あ、ありがとうございます!」
世界樹『ふふ、この世の事に干渉するなど、精霊王としては避けねばならんのだが、の。』

世界樹『だが、宇宙は知ってのとおり、風の精霊初め、ほとんどの精霊が存在しない。
     自在に行き来できるのは光の精霊くらいであろう。
     よって、そなた等の力を使うぞ。』
スレイン「はい。」
世界樹『我に力を集めよ。そして叫べ。宇宙にいるエルフの乙女に。
     その声が届くかどうかは、そなた等の想い次第じゃ…』
640あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/02(木) 14:02:55 ID:YbWsGcvW0
明日から暫く来れなくなります。
大広間テストスレと、本編を書くスレを見ておいて下さい。
641代理書き込み ◆fX3AozH/EM :2006/02/02(木) 20:54:57 ID:loXYouOz0
世界樹全体が巨大な精霊力に包まれ、それはオーラのような光となって、
世界樹を包み込んでいる。
それに感応して森の精霊たちもますます光を強め、
めまぐるしい色彩の渦となって、森全体が光を発する!

世界樹『さあ、呼ぶがいい…』
スレイン「ラナ!」
女王「ラナよ…」
老エルフ「ラナ…」
ラナの母「ラナ…ああ、ラナ…聞こえる?ラナ!?」
青年エルフ「ラナ」
リード「ラナ姉ちゃん…」
エルフ一同「「「「ラナ!!」」」」

〜宇宙〜(皆さん借ります)
γアジール「ビク!!」
ゴールドマン「うん?止まった?」
ダークマター「気をつけろ!なにか仕掛けてくるかもしれんぞ!」

γアジールはすぐに再び動き出したが、機体が痙攣しているに振動し、
明らかに速度も落ちている!

ロビン3「どうしたんや?」
マッツン「動作がおかしいですね?」
キラーマ「目標、動作に異常あり!この機を逃すな!!」

ベギラマ「あれ?これはチャンス?」

バラモス軍、北部軍、ベギラマが一斉に攻撃を開始した!
642代理書き込み ◆fX3AozH/EM :2006/02/02(木) 20:56:21 ID:loXYouOz0
が、バラモス軍らの攻撃を確認した瞬間、γアジールは立ち直った!
呪文や銃器の集中砲火!
ゴールドマン「うん?」
ロビン3「なんかおかしいで!撃ち方やめ!」

なんとγアジールはすでにその場にいなかった!
ダークマター「後ろだ!!!」

γアジールはロビン3達の後ろに突如現れた!
マッツン「なに!?」
キラーマ「退避!」

再び激戦が繰り広げられる…

〜世界樹の森〜
スレイン「ラナ!」
母「ラナ…うっううう(涙)」
世界樹『恐るべし、統合軍。』
スレイン「世界樹よ!なぜラナは?」
世界樹『以前より相当に強力な洗脳が掛けられているのようだ。
     この程度の呼びかけでは、あの乙女の精神は戻っては来ない。』
スレイン「洗脳?戻ってこない?」
世界樹『自我を完全に封殺されている。今の娘は、あの機械の動力であり、
     戦闘用AIに過ぎない…』
スレイン「どうすれば…」
世界樹『もっと大きな声だ。もっと力が必要だ。』
スレイン「しかし、既に森中の魔物が力を合わせてくれています!」
643ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/02(木) 21:42:51 ID:loXYouOz0
-γアジール司令室-

操作兵「パイロット精神やや不安定。ビットの誘導に誤差が生じる可能性大!」
    また、浮遊制御不完全。一部防御システム出力低下!」
指揮官「スラスターでバランスを取れ!
   (この状況では遠隔操作兵器、近接兵装は100%稼動出来ない。
    長距離兵装が無難だな。早急なメンテの為にも強力なモノが)
    大口径140mm砲とリューダン・ヒートを転送。圧倒殲滅せよ」

γアジールは攻撃を回避するため、スラスターを全開にし
一気に飛び上がった。そして、頂点まで来たところでγアジールの両腕は
140mm砲と交換され、弾薬も装填されてしまった!
自然落下が始まると、γアジールはロビン3達に2発、ダークマター達に
4発、リューダン・ヒートを撃った!

リューダン・ヒート…元々は攻城兵器として開発された物である。
弾頭に漏斗のような窪みがつけられ、また、窪みにはには特殊な岩が入っている。
その特殊な岩とは、ゲンブ岩と呼ばれる物であり、ジパングにてキッカーサー軍団が発見した。
この弾薬の恐ろしき点は、爆発するとエネルギーが漏斗状の窪みに向かい
ノイマン効果によって漏斗状部分にあるゲンブ岩が溶けて溶岩として一方向に放たれるのだ。
この溶岩が城の壁を貫通し、城内の敵を攻撃する。さらに弾頭も壊れるので榴弾としても使える。
実に恐ろしい兵器なのである。
644ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/02(木) 22:31:31 ID:9ZR0adPP0
ダークマター「来るぞ!」
おばばC「よーし!北部精鋭の実力、見せてやるわーい!!!!!!!!!」

まほうおばばCはバギクロスを唱えた!
強烈な竜巻がリューダン・ヒートの軌道を狂わせている!

リューダン・ヒートが爆発した!飛んでくる溶岩は方向がバラバラだ!
しかし、二発がダークマター達に向かって飛んでくる!

ダークマター「隊長!あの弾を打て!」

ダークマターはマヒャドをデスストーカーJのバトルアックスに向けて唱え、
1つの溶岩に向けてマヒャド斬りを放った!

バトルアックスに強い冷気が宿っている!

デスJ「おおっ!」
両手でバトルアックスを構えると、一本足打法で残りの溶岩をかっ飛ばした!
645ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/02(木) 23:05:53 ID:qM1fT0970
ベギラマ「よし!さっさと渡せ!」
偽バラモス兵B「(早く!急いで!早急に!)」
ベギラマ「わかってる!」

後方で何かゴソゴソやってる怪傑ベギラマ。
646あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/03(金) 14:15:38 ID:2kA7yWlk0
予定が変わってさあ大変。
647あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/03(金) 14:24:01 ID:2kA7yWlk0
私とした事がレスを忘れていました。
>>628さん
一応sage進行がルールなので守っていただきありがとうございます。
もっと何か書かれるとなお住人一同嬉しいのですが…

>>629さん
おかげさまで最下層脱出しました。
以前も最下層にいくとどなたかageてくださいますが、同じ方でしょうか…

>>930さん                    __
                   _ -‐~ ̄ ̄/   ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
             _ -‐'  ̄       ∠´_  < そういうあなたはなんですか!      >
        _.. -‐ ̄         ,,  /   < そんなにバラモスバラモス言うなら、   >
        |      -.r⌒``~`゙゙`''ヘ   ̄7   < バラモス様の家の子になっちゃいなさい!>
         i      ,>  〜-、_, ', /     <                         >
          l    ,へ/   くてi` 〈 ´       ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
         l   | ^i        , ノ                    _.. ‐ァ=r‐''⌒゙二ニ二つ
          ヽr''ヘ、_     ,.-=ァ/                _. -‐ '"´  l l    r} } }l
          /   !、   {__//    __      . -‐ ' "´        l ヽ  、 ヽ_ノノ
          ノ       、   ̄ /-‐ ' "´/`゙ ーァ' "´  ‐'"´         ヽ、`ーテヽJ
     _.. -‐''フ|フヽr-‐ ''''フ. ̄「´      /   /                __.. -'-'"
  . ‐ '7    く/|〉-rへ. /   l     l   /            . -‐
648あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/03(金) 14:25:15 ID:2kA7yWlk0
いやまあ、AA使いたかっただけだろといわれればその通りなのですが。
930じゃなくて、630さんへのレスですorz
649ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/03(金) 20:42:42 ID:TWCMPVPM0
ロビン3「回避及び防御態勢!」

ぶっ飛ばされた溶岩を、魔法障壁で軽く弾くγアジール…
だが、先程までとは違い、魔法障壁展開中に
一瞬だけ、ふっと消えまた展開された…。

キラーマ「目標、魔力反応の低下を確認。ただ、微々たるものである」
ロビン3「さっき、一瞬だけバリアが消えたな…機体に何か異常が発生しとるんやろか?」

γアジールはスラスターをふかして後方へ下がりつつ
ロビン3達に2発、ダークマター達に2発、そして
そして、140mm砲を斜めに向け奥の怪傑ベギラマに対し
リューダン・ヒート4発で放物線射撃を行った!
650ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/03(金) 21:09:22 ID:4inWiZbU0
おばばC「まだまだーっ!」

まほうおばばCはマヒャドを唱えた!
リューダン・ヒートは爆発する前に凍り付いている!

ダークマター「あのキラーマシンはほとんどのモノを跳ね返すらしいな…
     試しに直接攻撃といくか。」

ダークマターはピオリムを唱え、γアジールに突っ込んでいった!

ダークマターの攻撃!
651ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/03(金) 22:32:33 ID:vAQvHpYe0
ベギラマ「おわっ、総員散開ッ!」
怪傑ベギラマの周りに集まっていた偽バラモス兵達は、散開して攻撃を避わす!

ベギラマ「直接照準でも無い砲撃が俺に当たると思うでかッ!」
怪傑ベギラマは、謎の袋に手を入れる…!
652あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/04(土) 12:48:43 ID:NctPbq/h0
デストロイヤー内部、もう少し話をまとめる時間下さい!
世界樹のほうは月曜には必ず…
653くま:2006/02/05(日) 20:21:30 ID:UG1rYKT5O
保守。
人のキャラをあまり使ってないから時間かかるんじゃないかのぉ?
654ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/05(日) 22:20:39 ID:oEQvye/B0
>>ダースリカントはん
遠慮ってもんだと思いまっせ。それに今はフラグ立っている状態やし。
--------------------------------------------------------
γアジールはとっさにビーム・フィールドと魔法障壁を
前面に集中して展開。ダークマターの攻撃を防ぎきった!
655あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/06(月) 13:37:13 ID:tliJtstg0
〜世界樹〜
ラナの母「ラナ…」
世界樹『いかんな…このままでは…』
スレイン「魔王軍たちは、ラナの操る機械には勝てないでしょうか?」
世界樹『分からぬ。だが、勝ったとしても甚大な被害が出る事は間違いない。』
女王「ラナ…」

エルフたちの祈りもむなしく、ラナの乗るγアジールは圧倒的な武装と
火力でバラモス軍とその友軍を追い詰めていく。
まだ目に見えて大きな被害や怪我を受けてはいないものの、
戦況は明らかに敵に有利だ。

世界樹『もっと大きな声だ…だれか、彼女を理解しているものはいないか?』
スレイン「理解?母親が呼びかけているのですよ?」
世界樹『母の目で見る場合、友の目で見る場合、恋人の目で見る場合、
     師の目で見る場合、同僚の目で見る場合…全て違うのではないかな?
     おまえ達のような生き物は…』
スレイン「しかし…」

「声だけでいいのですかい?」
世界樹『…』
スレイン「だ、誰!?」
「お…まさか…」
「やあ、クマーさん、しばらくですな。」
「ふふふ、元気か?と聞くのはおかしいな…」
「声ならでかいですぞ。」
世界樹『遠くから、よくここまで…』
「ははは、となりでココの偉いさんが渋い顔してますよ。」
スレイン「え!?一体誰なんですか?」
656あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/06(月) 13:37:47 ID:tliJtstg0
「実はあの娘さんとは見えた事があります。」
世界樹『そうであったな…』
「剣を交えた者同士とは、百万言を超える理解ができるものですよ。」
「ほほう、珍しく真面目な事を言うのう。」
「ははは。私の剣を受け継いだものがもうすぐそこまで来ています。」
世界樹『素晴らしい力を持っているな。これなら…』

さまよう鎧「え〜と、皆さん集まっているのはここですね?」
ロット「あなたは…」
さまよう鎧「ちょっと海軍の部隊長に言われてきました。」
ロット「魔女さん…でしたか?」
さまよう鎧「ええ…現部隊長と…先代にも…ね。」

そのさまよう鎧は世界樹に歩み寄ると、抜く手も見せずに、1本の剣を抜き放った。
そして、それを目の前の地面に突き刺した!

さまよう鎧「さあ、皆さん!」
スレイン「え!?あ…はい!」

「む?あれはオリオールか?」
「青剣レグリオール…」

新たな「声」を加えて一段と強くなったエルフたちの声が、宇宙へ向って走る!

〜A−6惑星〜
ラナ「………ぁ…」
突然、γアジールの動きが止まった!!
657あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/06(月) 13:41:18 ID:tliJtstg0
>皆さん
とりあえずこれでγアジール撃破まで続けてください。
地上の方は様子を見て解散させます。
シャーマン部隊の方は、大広間の提案の反応見てから、明日書く予定。

>リカント様
暫くでした!勝手にリカント様使っています(汗
人を動かすのに慣れてない人もいるようですね。
658あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/06(月) 16:22:32 ID:mIvlnlPz0
>>656一行目
「実はあの娘さんとは見えた事があります。」
を、
「実はあの娘さんとは戦場でまみえた事があります。」
に変換しておいて下さい。
659ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/06(月) 19:39:47 ID:wVCAo3JL0
慣れてないというかなんというか、僕は
人のキャラ使った事なんて1回か2回ぐらいしかないと思います。
-----------------------------------------
ダークマター「やはり効かんか…ん!?」

γアジールの動きが止まり、ビームフィールドや魔法障壁も消えている!

ダークマター「よく分からんがこれはチャンスだ!
     隊長!一発叩き込むぞ!」
デスJ「分かりました!」

ダークマターはもう一回攻撃を加えた!
デスストーカーJはγアジールに駆け寄ると、バトルアックスで思いっきり叩いた!

まほうおばばCは急いでダークマター達の反対側に回ると、メラゾーマを唱えた!
660ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/06(月) 21:43:42 ID:sI4pLwMY0
ベギラマ「じゃ〜んじゃじゃ〜ん!本日のハイライト〜ッ!」
怪傑ベギラマは、謎の袋の中から、巨大な大砲を取り出した!

ベギラマ「必殺メドローア砲…ファイアーッ!」
怪傑ベギラマは、メドローア砲の引き金を引く!100cmの巨砲が、轟音と共に光の線を発射
するッ!
661ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/06(月) 22:20:08 ID:wVCAo3JL0
〜後方〜
熊B「大丈夫ですか?」
金「な、なんとか…。もう少し休みたいですけど。」
極楽E「ベホイミ!」

ゴールドマンの体力がそこそこ回復した!

金「そうだ、自分でベホイミ唱えればいいじゃないか!
   …いや、回復呪文使う余裕はそんなにないし…」
極楽D「とりあえず、回復の事は我々にお任せください。ベホイミ!」

ゴールドマンの体力が(ry

金「MP節約です、これぐらい回復すればいいでしょう。
  また行ってきます。」
熊C「気をつけて!あの巨大キラーマシンは何やってくるか分かりませんよ!」

〜前方〜
マンダー「おお、ゴールドマン殿。」
金「精鋭部隊はやっぱりすごいですね。回復もバッチリです。」
カイラス「それより、今はかなり優勢ですよ!あれを…」
金「!」

ゴールドマンたちの前方では、動きが一瞬止まったγアジールに
ダークマター、ベギラマ、デスストーカーJ、まほうおばばCが総攻撃をかけている所だった!
662ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/07(火) 06:58:52 ID:YVKlc/zH0
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃HP     0/50000..┌─┐ ┃┃┌─┐HP ?????/????? .┃
┃...[二二二二二二二二二二].. |防| ┃┃|攻|  ━━━━━━━━━━━  .┃
┃MP450/500━━━━━.└─┘ ┃┃└─┘MP???/???..━━━━━.┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

    
         ∧∧
         _|__|,,_炎炎
        _∧| / 炎炎∧_
       (___ヽ_| ● |_/____)
       ./ /|炎炎 ̄ | \\
       /ヽ/ . 炎炎@ 炎炎ー| ̄|ーヽ
     / / , - |二二炎炎\._|_|_./
    (m)'〈 /〈___〉|
     V 〈 /_/;;;;;;;;;;;;;;|
 .50000    
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌────┐ 指揮官                          ┃
┃ |;;;;;;;;;;;;/ |                              .┃
┃ |;;;;;;;/ | 「いかん!クラックス様に報告だ!」             .┃
┃ |;;/    |                               .┃
┃└────┘                              ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
663ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/07(火) 07:00:53 ID:YVKlc/zH0
間違えて逆に出してしまったorz正しくは663→662
---------------------------------------------
-γアジール司令室-

操作兵「パイロットの精神に異常!各システム出力不安定!
    ビーム・フィールド、各魔法使用不可!」
指揮官「浮遊が精一杯か…このままでは撃墜され…」
操作兵「敵性体が攻撃を開始しました!目標怪傑ベギラマに、高エネルギー反応!」
指揮官「あれでは、タイタニウム装甲も…」

防御システムも魔法も使えないγアジールには
ダークマター達の攻撃や、ロビン3達の爆弾石による投弾攻撃
さらに、メドローア砲の壮烈な一撃は致命的であった。
タイタニウム(チタン)の装甲も、砕け散り惨めに地に落ちた…。
664ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/07(火) 18:56:28 ID:XydrLBJg0
装甲が砕け散り、無惨な姿で落ちたγアジール。

ダークマター「よぉし!やっとこの化け物も墜ちたぞ!」
デスJ「これでこの中華世界から抜けだせるのでは…?」

金「おおー。」
マンダー「これで戦争終結に一歩近づきましたね。」
665ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/07(火) 19:18:16 ID:YVKlc/zH0
時間がないので、扉云々はシャーマン隊が開いたということで…
-------------------------------------------------------

キラーマ「敵機撃墜」
ロビン3「雑魚も掃討し終わったで!」

中華空間の世界は白い光を放って…徐々に薄れていき
次に視界が開けたときは、さっきまでいた推進装置の部屋であった。
そこらに力無く横たわるキラ・リー、キラエン、γアジール。

ロビン3「ふむ、何故やつらがあのような空間に誘い込んだのか…
     それは恐らく、この巨大なγアジールを100%動かす為やったんやな」
マッツン「それに、あれだけ強力な技を連発してきたんです
     ここで戦ったらこの推進装置も無事じゃないでしょうな」
ロビン3「なるほどな…さて、問題はあの装甲扉やけど…あれ?」
のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャヒライテルー」
キラーマ「罠の可能性も…」
ロビン3「そんなことはいっとられん!防衛隊各機突撃ー!」
666ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/07(火) 19:51:28 ID:XydrLBJg0
ダークマター「よし、進むぞ!また戦闘準備を怠るなよ!」
デスJ「了解!」
おばばC「ふう…どうにか無傷で済みましたな。」
デスJ「その持ち前の素早さがあってこそだ。この調子で進まねばいかん。」

マンダー「なるべく急がないといけませんよ。」
ダークマター「うむ。放っておけば、あの美しい世界が消えてしまう。
     私の今の目的はそれを阻止する事だからな。」
金「ん?そういえばネロたちはどうしたんですか?」
マンダー「…忘れていました。まだ倒したわけじゃありませんからね。」
ノール「あれだけ何度も出てきてるんです、きっともう少し進んだ所で…」
667ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/07(火) 19:58:55 ID:XydrLBJg0
〜ピラミッド〜

鉄「ロンはどうしてるんかね…」
ゴロー「奴らの悪行を伝えて旅してるんならいいけどよ。
    今はどこにいるんだろうな?なぁ、ホーク。」
ホーク「俺に聞かれても困る。いや…しかし…
    …もしかしたら世界樹にいるかもしれないぞ!」
銀「なに!?」
ホーク「いや、まさかそんなことはないと思うけどな。
    自由にブラブラしてるんだから、世界樹にも寄るかなーと思って…」

〜世界樹〜
ロン「ハクション!」
エルフ「!?」
ロン「す、すみません。」

ロット「どうしたんだ?」
ロン「よく分からないけど…誰か噂でもしたんじゃないのか?」
フロスト「他人に噂されてくしゃみが出た魔物なんて未だに見たことないぞ。」
ロン「見たこと無いだけだろ?もしかすると本当に噂を…」
668あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/08(水) 11:24:21 ID:B7DoxfYD0
>ロビン3さん
進めてくださって感謝します。
扉開くくだりは必ず書きますので。
669ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/09(木) 19:58:45 ID:Ijl8cQd60
ロビン3「防衛隊各機、アローヘッド隊形に移行や。一分一秒でも時間は惜しい!
     戦闘は後方の部隊に任せ、我々は速やかに最上部にたどり着くんや!」
マッツン「了解!」

3階へ繋がる道は、螺旋階段であった。
長い長い螺旋階段。上を見上げて見ると途中には踊り場もあるらしい。
いかにもラスボスへ繋がる最後の通路といった感じである。
元々は艦なので、このような大幅改装は難儀なことだっただろう。

上からは、ぞろぞろとキラーマシンやミイラ男が駆け下りてきて
剣にオノに棍棒、中には『統合軍精神注入棒』などと描かれた物騒なひのきの棒を手に
声をあげて突撃してくる。中には短剣をくくりつけたビームガンで銃剣突撃を敢行する者も。
だが、ロビン3達は可能な限りの戦闘を回避し、待ちかまえる敵を突破しつつ上へ上へ急いでいく。

670ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/09(木) 19:59:46 ID:Ijl8cQd60
-デストロイヤー・ブリッジ-

クラックス「突破されたか…」
指揮官「γアジールが突如として停止し、そのまま…」
クラックス「レリエル…」
レリエル「はい」

クラックスの呼びかけにそばにいたレリエルが応える。

クラックス「私が直接出向く。”穴”はブリーフィングルームだな?」
レリエル「はっ、今も兵力を送り込んでいます」
クラックス「分かった。統括オペレーター、後の指揮を頼む。
      ピオンが目覚めたら、奴に任せよ」
オペレーター「了解」
指揮官「クラックス様、私は…?」
クラックス「バラモス軍の阻止殲滅に行け」

そう言い残し、クラックスは退出しブリーフィングルームへと繋がる通路へ行きだした。
それを跡目にレリエルもブリッジから退出し、クラックスとは別にどこかへ向かおうとしていた。
だが、出来なかった。何故なら彼の体が真っ二つになったからだ。
人型を維持できず元の形へ戻っていき…薄れる意識の中、レリエルはその元凶を確かめようとしたが、出来ずに倒れた。

フライト「これで、この戦争を曲げた要因は消えた」

レーザーセイバーに似た光の剣を持ったフライトは
そう呟くと忽然と光って消え去った…。
671ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/09(木) 21:37:17 ID:6DIi2JZD0
デスJ「確認だ!現時点で14名!全員いるか!?」
おばばC「全員確認しました!」
デスJ「よし、このままバラモス軍に続くぞ!」

前からロビン3たち防衛隊、ゴールドマン、ダークマター、北部軍の順で階段を突き進む。

金(えーと、キラ・リーとキラエンは倒した。巨大なやつも倒した。
  あとはネロ達とクラックスと……ブラックピオン!そうだ、あいつがいるんだ。
  まだ結構多いな…)
ダークマター(この戦い、勝てる!勝てるぞ!統合軍を倒せば
     私の願いも叶う!この世界を美しいまま保つことができるのだ!)
672ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/10(金) 01:43:51 ID:+F84/9dD0
マジン「よし、いよいよ敵の中枢に突入だ!ものどもかかれぇー!」
とかいいながら、先頭に立って階段を上るマジン司令。
673あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/10(金) 18:02:36 ID:R8J8p+li0
またまた過ぎてしまって申し訳ないのですが…

2月6日はばくだんいわさんの入隊一周年記念日でした!
おめでとうございます!!
これからも常駐の一角として頑張って下さい。
オクレテスミマエン…

最近このスレを読み始めた人は誰?って思うかもしれませんが、
ゴールドマン/ダークマターさんのことです念のため。
674あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/10(金) 18:15:39 ID:R8J8p+li0
〜vs γアジール戦の頃〜デストロイヤー内部〜

枝分かれした通路から時々現れる統合軍の見張りを倒しながら、
進んでいくシャーマンの精鋭5人と、001号。
前方にはやはり統合軍の見張りが、鮮やかな手口で倒され、転がっている。
ガダ「すげえな…ブラックピオンの旦那…」

未だに艦内は騒ぎになっていない。
先を行くブラックピオンの手際の良さ、そして後方のシャーマン部隊が、
上手く処理しているのだろう。

ガダ「…みんな逃げてくれよ…」
呟くように言うガダを、001号が首をひねって覗き見る。
ガダ「何でもない…」
にやりと笑う001号。

001号の戦闘能力にも、ガダたちは改めて舌を巻いた。
ガダ達がまだ物音も察しないうちに敵の接近に気付くかと思うと、
次の瞬間には飛び出し、仕留めている。
ブラックピオンにやられたものが、ハサミやレーザーの切り口に対し、
001号にやられたものは、ひしゃげ潰れている違いこそあれ、
一瞬で敵を確実に仕留めているという点ではどちらもいまの所完璧だ。

可哀想に、とガダは思う。
実験で生まれ、戦うために育てられ、いま生還の望みのない戦いに身を投じている…
こいつは何のために生まれてきたのだろう?
001号「うが?」
無邪気な顔で001号がガダを見ている。
ガダ「少し急ごう…」
675あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/10(金) 18:42:39 ID:R8J8p+li0
突然、耳を劈くように警報が鳴り響いた!
ガダ「何事だ!」
シャーマンA「我々は何もしていません!」
シャーマンB「前か、後ろでしょうね…」

ガダ「…っへ!もう慎重に進む必要なないってことだ!
   結構じゃねえか!急ぐぞ!」
走り出す一行。
後方に残したもの達が気にかかるが、今出来る事は進む事だけ…

戦闘を走る001号が、その大きな腕を上げて、合図を送って来た!
立ち止まり、通路の先を覗き込む…

ブラックピオンが何者かと交戦していた!
ガダ「ミルドレッドの旦那?」

飛び出そうとするガダを、001号が押し留める。

両者は大量の瓦礫の中で、ブラックピオンの両のハサミを、ミルドレッドが掴み、
押し合うような形で動きを止めている…
シャーマンA「見てください!ピオンさんの足!」
注意してみると、ブラックピオンの足が2本抜け落ちている!
それに体の装甲も大分ダメージを受けているようだ。

ガダ「やるな、ミルドレッドの旦那…」
001号「うが、うががあ!!」
001号が首を振り、ピオンとミルドレッドの周りを指差す。
ガダ「あの瓦礫…岩か?何だってあんなものがこんなところにあるんだろうな?」
676あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/10(金) 18:56:40 ID:R8J8p+li0
通路に散乱しているのは、どうやら黒ずんだ岩のようだ。
ガダ「なんか覚えがあるな…」
001号「うがぁ…」
001号が何か言いたそうに、盛んにその岩を指差している。
そして考え込んだ挙句、自分の顔に向けて、片手のひらをひらひらさせた。
ガダ「うん?なんだ?暑いのか?」
シャーマンA「そういえば、この通路、やけに暑くないですか?」
ゾンビマスター「暑い。前方から風来る、もっと暑い。」
ガダ「前方…そうだな…」

001号「うがうが!!」
001号が、そうだそうだというように頷き、再び岩を指差した。
ガダ「あの岩?あれが熱の正体?」
シャーマンA「あ!」
ガダ「どうした?」
シャーマンA「あの岩…溶岩石では?」
ガダ「!!まさか、あのジパングから連れてきた奴か?」
シャーマンB「そうか…見かけないと思ったら、ここの番をしていたのか…」

ガダ「溶岩魔王…」
ブラックピオンはかってのA級野良魔物溶岩魔王と、ミイラ族のリーダーである
ブラッディマミーのミルドレッドを相手にしていたのだ!
そして、溶岩魔王は倒したものの、さすがに手傷を負い、
警報も鳴らされてしまった…

ガダ「どうするよ…」
001号「うが…」
シャーマン達「…」
警報はなりつづけ、ピオンとミルドレッドはにらみ合ったままだ…
677ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/10(金) 19:27:43 ID:DKRFSmpH0
ロビン3「熱反応多数!位置的に見て…」

元々この推進装置は戦艦であり
最上部までそれほどの距離はないのだ。
より一層激しくなる攻撃。
よく見れば階段も幅広く、直線的になっている。

機関部の場所へ繋がる大きな天井扉が、
段々と大きく見えてきた。

最後の踊り場には幾つもの砂袋が積み重ねられ
何が何でも死守せんと、気迫が伝わってくるようだ。

ロビン3「突っ込めい!」

678あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/10(金) 19:31:21 ID:R8J8p+li0
久々のリアタイ!?
679ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/10(金) 19:37:25 ID:j7UDSmqi0
>影さん
あ、もう入隊1周年…自分でも忘れてました(爆

もしやリアタイですか?
680ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/10(金) 19:43:08 ID:j7UDSmqi0
デスJ「そろそろ目的場所も近いか…戦闘準備!
    どこから敵が来ても対応できるようにしろ!」

デスストーカーは斧を持ち、まほうおばばはルーンスタッフを構え、
グリズリーはパワーナックルをつけ、極楽鳥は少し浮き上がって周りを見る。

ダークマター「今度こそ終わりにしてやる…行くぞ!」

ロビン3たちに続いていくダークマター、ゴールドマン、精鋭、ドラゴン部隊。
681ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/10(金) 19:43:11 ID:dAYwAyhl0
マジン「マジン大車りぃぃぃぃぃぃん!」
マジンは、ハンマー投げの要領で金槌を投げつけた!金槌の質量と高速回転の運動エネルギーとが融合し生み出される破壊力は、砂袋の上でシャッキリポン!と炸裂する無限に広がる小宇宙!
- - - - - - - - - - - - -
リアタイですね!
682あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/10(金) 19:46:25 ID:R8J8p+li0
おお…みんなキター!!
683あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/10(金) 19:48:42 ID:R8J8p+li0
でも、私もう落ちるんですよ…仕方ないのです。
また合う日まで ノシ
684ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/10(金) 19:55:20 ID:j7UDSmqi0
〜ピラミッド〜

ビクト「もしも本当にロンが世界樹にいるとして、一体何をするんだ?」
パラド「そりゃあ…ロットさんに挨拶とかじゃないですか?」
鉄「そういえば、森は復活したんだっけ?」
ゴロー「いや、多分まだ焼け野原だと思うぞ。散々やられたって言うし。」

ホーク「甘いな。世界樹の森の回復力を知らないのか?」
ゴロー「知らねえよ!森が元気な時にしか行ったことないんだぞ!」
銀「ホークの言う通りだよ。きっと今頃は、ほとんどの木が元に戻っているはずだからね。
  ビクト、ちょっと見てきたらどうだい?」
ビクト「俺か?そりゃあ飛び上がって世界樹を見るぐらいはできるけど…」
銀「だったら、つべこべ言わずに見てこい!!!」


渋々ピラミッドの外に出て、空中に上がって森の方を見てみると、
世界樹の周りの木々は完全に元の状態になっていた。

ビクト「さすが世界樹だ、なんともないぜ」

…………………………………
ベータ「ちゃんと元に戻ってたんですね。」
ゴロー「なるほど…焼け野原になっていたはずの世界樹は見事に元通りか…
    ……そういえば、俺の仲間はあれからどうしたんだ!?
    ガボは!ドズラは!仲間のサルたちはどうなったんだよ!」
銀「ちゃんと一緒に避難してきてるって。『また砂漠に逆戻りかよ』とか言ってたけど。」
685ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/10(金) 20:22:41 ID:DKRFSmpH0
>>影はん
ありゃ…久方ぶりのリアタイやのに
-------------------------------------

圧倒的な破壊力の前に、守備隊は崩れていく。
だがしかし、意地か、誇りか、信義か…逃げ出そうとする者はいない。
死ぬことさえ恐れてはいないように映る。

ロビン3「奴らなりの考えか…だが
     ワイも退くわけにゃいかんのでなあ!」

とどめまでは刺さず、突破できればそれでよし。
ついにマジン達は守備隊の守りを突破し、奥へと突き進んだ。
慌てた守備隊員が追い討ちをかけようとするが
後方から来た部隊と交戦に入り、それどころではなくなった。
ばあん!天井扉をマジンの金槌が叩き割る。

マッツン「この奥に…」
キラーマ「………」
のっぴー「(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャイソゲー」
ロビン3「ワイ等上級指揮官を除いた防衛隊各機は挟撃を避けるため
     この場に残り通路の守備を命じる。それでは、マジン司令…ご命令を」
686ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/10(金) 20:44:08 ID:dAYwAyhl0
マジン「我 に 続 け ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ 〜 っ !」
中になだれ込むバラモス軍。
687ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/10(金) 21:24:09 ID:j7UDSmqi0
ダークマター「全員、ケガはないな?」
デスJ「大丈夫です。」

マンダー「ダークマター殿。我々ドラゴン部隊はここで防衛隊とともに守備します。」
ダークマター「分かった。頼んだぞ。」

マジン「我 に 続 け ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ 〜 っ !」

響き渡るマジンの声。

金「それじゃあ行きますか!」
ダークマター「よし!」
688ロビン3 ◆fX3AozH/EM :2006/02/10(金) 22:03:38 ID:DKRFSmpH0
ロビン3「中は暗そうやな。突入後、ダイアモンド隊形で索敵や」

雪崩れ込むマジン達、ロビン3達も続き
最後にダークマター達が入った。

外から見たとおり、機関部と思われる部屋は真っ暗であった。
ロビン3達はダイアモンド隊形をとり、辺りを慎重に調べている。

ロビン3「ここが目標地点で…」
マッツン「ええ、恐らく」
キラーマ「……ロビン3隊長、多量の魔力反応感知しました」

突如、パッと明るくなる室内。
意外に大きい機関室。その中央にいたのは…。

ロビン3「クラックス!」

その声と共にロビン3達が中央のキラーマシン2…
統合軍総司令クラックスに対し、黒い銃口を向けた。

クラックス「…久方ぶりだな、諸君。
      知らぬ者のために言っておこう。
      私が統合軍を束ねる長…クラックス。この世界を浄化せんとする者だ」

そこで一旦言葉が途切れる。

クラックス「もはや語るまい。相応の覚悟は出来ておろうな?
      …双方の大儀を賭して、決戦となる時が来た。
      この私…栄光の統合軍総司令にして死者の王クラックスが相手となろう!さあ、来るがよい!」
689ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/10(金) 22:43:29 ID:dAYwAyhl0
マジン「ふっ、訳の分からん理想を垂れ流されるよりは有難いッ!全軍、
     奮起して敵に当たれッ!」
マジンの攻撃!マジンは大きく振り被り、クラックスに打ちかかった!

- - - - - - - - -

ネロ「真打とは、登場するタイミングを常に計るもの…。」
斧を手に、階段の上の機関室を見つめるネロ。

ブース「我等が奴等の後背を突けば、敵は総崩れ間違い無し…ぶ〜っぶっぶ…」
両手に魔力を溜め、不気味に笑うブースカ。

二体の魔物の裏には、大量の土偶戦士が大量に立っている。

ネロ「ふ〜っはっはっは〜!突撃〜ッ!」
ネロを先頭に、機関室の入り口に殺到する土偶戦士。と、その時…

リチャ「っでぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っい!」
メルタ「どぉりやぁぁぁぁぁぁっ〜〜〜〜〜〜っ!」
メルド「どっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!」

突如、天井から謎の魔物が三体現れ、ネロ達の行く手を阻んだ!

ネロ「まぁ出てくるとは思ってましたが…土偶戦士は戦いの間隙を縫い、進撃せよッ!
    奴等は、私が仕留めるッ!」
ブース「ぶ〜っぶっぶっぶ…ワシはこいつら嫌いじゃ。奥に進ませてもらうとしよう…。」
ブースカは、姿を消した!

- - - - - - - - -

偽バラモス兵A「…登場のタイミングは、えっと〜…」
偽バラモス兵は、カッコいい登場のタイミングを計っている!
690名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/11(土) 04:15:25 ID:+6IQENLJO
691あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/11(土) 12:42:23 ID:TQCf3evd0
>>690さん
無言でageとはなかなかなんですね。

676続き
ミルドレッド「引かれよ、ピオン殿、この期に及んで造反など、
      あなたらしからぬ行動ですぞ!」
Bピオン「造反…か…だが違う!
      私のクラックス様への忠誠は変わらない!
      だが、この作戦…これだけは止めねばならない!」
ミルドレッド「この作戦…」
Bピオン「まさか作戦の内容を知らない?」
ミルドレッド「…知ってはいる。」
Bピオン「ならばそこを通してください!それとも、あなたもこの作戦に賛成なのですか?」
ミルドレッド「私は…以前クラックス様に逆らったことがある。
      私自信はどうでもいいが、私には多くの部下がいる…」
Bピオン「…あなたの立場はわかった。
     …黙って通してはくれないか?」
ミルドレッド「言うな。」

暫し無言でにらみ合った後、両者は同時にそれぞれ後方に飛び、
距離を取ったまま互いの隙を伺いだだした。

ガダ「そうか…ピオンの旦那も、この作戦には反対…か。
   ミルドレッドの旦那も辛い立場なんだな…」
シャーマンA「ミルドレッドさんに、ミイラ部隊引き連れて我々に加わるよう話してみたら?」
ガダ「そんな悠長な事は言ってられまい…」
警報の鳴り響く通路を見上げてガダがそう言う。

ガダ「この艦内、どの区域でも、警報が鳴って3分もあれば
   万全の対応が取れると以前聞いた。もうそろそろ一分ってとこか?」
シャーマンB「後方で…非常シャッターが閉まりました!」
ガダ「閉じ込められたか…」
692あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/11(土) 12:43:24 ID:TQCf3evd0
ピオンとミルドレッドが激しい戦いを繰り広げている!
ややパワーよりのバランス型であるのミルドレッドと、
超スピードのBピオン…
だがBピオンは度重なる激戦の為損傷が激しく、
自慢のスピードを発揮できずにいる。
さらに狭い通路…

ガダ「ミルドレッドの旦那が優勢かな?」
001号が頭を振る。
ガダ「まだ分からない…か?」

また、足が完全ではないため高速移動中にピオンがバランスを崩した!
そこをミルドレッドの繰り出す右の拳が捕らえる!
装甲がへこみ、壁に叩きつけられるBピオン!
ミルドレッド「覚悟!!」
ミルドレッドが渾身の一撃を叩き込む!

ガダ「う!?」
Bピオンの体は消え去り、ミルドレッドの拳は通路の壁を虚しく叩いた!
ミルドレッド「!?うお!!」

なんと背後に廻っていたBピオン!
両のハサミから光で出来た剣が伸び、ミルドレッドを刺し貫いた!
ミルドレッド「ぐわあ!!」

シャーマンA「今の動きは?」
ガダ「多分…ピオンの旦那は、普段の7割くらいのスピードしか出せないんだろう。
   それではミルドレッドの旦那に勝てない。それで、いままでの戦闘では5割か6割の速度
   で動いていたんだ。それに相手の目を慣らして、体勢を崩したと見せかける…
   ミルドレッドの旦那が引っかかって大ぶりしてきたところで、今出せる最高速度で回りこんだ…」
693あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/11(土) 12:44:33 ID:TQCf3evd0
001号「うが!?」
001号が驚きの声をあげる。

ミルドレッド「ぬおおおおおお!!!」
なんとミルドレッドは、レーザーサーベルを突き刺されたまま、
後ろ向きに通路の反対の壁に体当たりした!
受身も取れず、壁とミルドレッドに挟まれるBピオン。
勿論、ミルドレッドの傷口は無残に広がっている…

ミルドレッド「ハァハァ…まだまだ…」
Bピオン「…」

ガダ「やばいな…もう時間を掛けてられないぞ…」

〜その頃、後方〜
トーマス「がんばれみんな!もう少しの辛抱だ!」
シャーマン「おい!遮蔽物から頭を出しすぎるな!」
遮蔽物に身を隠しながら、駆けつけてきた統合軍兵と銃撃戦をしているシャーマン部隊。
敵の増援が次々と到着してくる。
既に双方に負傷者が多く出ている…
694あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/11(土) 12:45:26 ID:TQCf3evd0
ガダ「001号。」
001号「うう…」
ガダ「二人とも負傷している…今のあの二人なら、お前一人で難なく抑えられるな?」
001号は、イヤイヤをするように首を振って後ずさる。

ガダ「頼む。気のすむまで戦わせてやりたい気持ちは俺もおなじだ。
    だが、時間がない。このままでは、俺たちみんなおしまいだ。
    それに、あの二人…このままではどちらかが死ぬ…
    死なせたく…ないだろ?」
001号「……うううう…」

死闘を繰り広げる二人を見る、001号の顔には、
今ははっきりと意志や自我といったものが芽生えているのが見て取れる。

001号「う…」
001号が、ガダの目を見て頷いた。
そして、001号が激戦の中に飛び込んだ!

ミルドレッド「なに!?」
Bピオン「う!」

まさにお互いに掴みかかる直前だった二人は、突然の001号の乱入に対応する事が出来ない!
001号は流れるような動作で、Bピオンの首筋に手刀を打ち込み、
ミルドレッドの鳩尾に肘をめり込ませた。
無言で倒れる二人…

ガダ達が駆け寄ってくる。
ガダ「よし、この中に運び込め!」
001号がミルドレッドを肩に担ぎ、シャーマン達がBピオンを持上げて、部屋の中へと入っていった。
695あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2006/02/11(土) 13:34:37 ID:TQCf3evd0
続きは大広間本編スレに投下しておきます。
696ダークマター(代理) ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 19:46:16 ID:qvRRZu3q0
部屋の中には、ガダたちの見たことのない機械が据えられていた。
シャーマンB「うん?」
シャーマンA「どうした?」
シャーマンB「いま、この岩が動いたような…」
シャーマンA「艦の揺れのせいじゃないか?」
シャーマンB「そうだな…」

ガダ「どうだ?」
シャーマンC「ダメです!」
ガダ「操作が分からないのか?」
ゾンビマスターA「操作、分かる。でも、パスワードいる。」
ガダ「ああ…畜生、何とかパスワードのヒントはないものかな?」
シャーマンC「さあ…」

ミルドレッド「う…」
ガダ「お、旦那…」
ミルドレッド「シャーマン…あなたたちも?」
ガダ「ああ。この作戦、絶対止めるぜ。」
ミルドレッドは立ち上がろうとしたものの、その場にへたり込んだ。

ミルドレッド「…もう止める力はない…好きにするがいい。」
シャーマンA「ミルドレッドさん…」
ミルドレッド「言うな。ミイラ部隊、ほとんどの者がこれまでの戦いで散っていった。
      あの世で彼らに謝るとしよう。不甲斐ない指揮官についてきたために、
      敗者の汚名を着る事になったことを…だが、ミイラ部隊は勇敢に戦い抜いた。
      それだけは覚えておいてくれ。」
ガダ「…旦那、いいたいことはあるんだが…俺もまあおなじ気分さ。」
ミルドレッド「…ふ。」
ガダ「旦那!パスワードについて何かしらねえか?」
ミルドレッド「パスワード?…いや…だが、」
そう言って倒れているピオンを見るミルドレッド。
697ダークマター(代理) ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 19:46:52 ID:qvRRZu3q0
ガダ「ピオンの旦那なら知っているかな?」
ミルドレッド「恐らく。彼はここのことは知っているはずだ。パスワードが必要な事も。
      知ってここまできたという事は…」
ガダ「そうか!おい!001号!」

001号が、頷きBピオンに近づく。
001号のモヒカンから電気がパチパチとスパークを放つ。
001号が指をBピオンに近づけると、バチ!っと火花が散った!

Bピオン「うっ…」
ガダ「旦那!頼むぜ!」
Bピオン「おまえ達か…余計な事を…」
ガダ「旦那!早くしてくれ!」

001号が差し出す手に、しぶしぶながらBピオンはハサミを差し出し、
001号に支えられながら操作盤の前に進んだ。

Bピオン「パスワードは…」
そしてBピオンはある単語を打ち込んだ…
ガダ「これは…名前かい?」
Bピオン「……そうだ。クラックス様のかつての友の名だ…」

〜後方〜
キラーマシン「は!?しかし…は!畏まりました!」
通信機に向っていたキラーマシンが、兵たちに合図を送る!

シャーマン「うん?」
トーマス「どうしたんだ?急に引き上げたぞ!?」

〜司令室〜
兵「なぜですか?」
クラックス「………」
698ダークマター(代理) ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 19:47:22 ID:qvRRZu3q0
シャーマンA「扉が開いている!?」
通路を引き返すシャーマン達。

ガダ「本当か?警報もいきなり鳴り止んだし…」
ミルドレッド「わしのことは置いていけ…」

ガダ「そうはいかねえよ!おい、何か罠かも知れねえ!
   001号を戦闘にするぞ!」
001号に代わってシャーマンA,Bがミルドレッドに両方から肩を貸し、
残りの3人がBピオンに付き添う。
一応ベホイミをかけたものの、二人はまだ重傷で、
001号を擁したシャーマン達に不承不承したがっている。

Bピオン「うん?待て!」
ガダ「どうしたい旦那?」
ミルドレッド「おかしい…」

周囲の岩が…振動している?
Bピオン「こいつ…」
ガダ「まさか、生きてるのか?」
001号「ぐううううあああ!!」

岩が集まり、巨大な溶岩魔人へと変わっていく!

ガダ「くそ!001号!」
Bピオンとミルドレッドが、シャーマン達を振り払い、無言でその前に立った。
ミルドレッド「そこもともか…」
Bピオン「しゃくではあるがな…」
699ダークマター(代理) ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 19:50:43 ID:qvRRZu3q0
ガダ「旦那?」

ミルドレッド「いけ!」
ガダ「でも…」
ミルドレッド「ここは任せよ!おぬしたちには、まだ守るべき仲間がいるのだろう?」
Bピオン「……」

ガダ「こんなやつ、001号なら…」
Bピオン「C-303ブロックに行け…」
ガダ「え?」
シャーマンC「C-303と言えば!」
Bピオン「脱出用ポット。まだ使えるといいが…な。」
シャーマンC「しかし…」
Bピオン「私の身分証を持っていけ。これがあれば動かせる。」
シャーマンC「あ!?これなら…」
シャーマンCが、ガダに頷く。

ガダ「旦那…」
Bピオン「早く行け。」
ミルドレッド「影殿に会えたら、よろしく伝えてくれ。それとバラモス軍の…
      いや、あの兄弟は何も言わずとも分かってくれよう…」

ガダ「旦那ら、すまねえ。
    生きてくれ!」
シャーマン達と001号は駆け出した!

後方から凄まじい戦闘の音が響いてくる…
あるものは耳を塞ぎ、あるものは目に涙をためながら走った。
001号も、前方を睨みつけるように無言で走っている。
700ダークマター(代理) ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 19:51:20 ID:qvRRZu3q0
トーマス「ガダさん!ご無事でしたか!」
ガダ「トーマス!みんな!状況は?」

トーマス「分かりません…先ほどまで警備兵と交戦してましたが、
    突然皆引き上げてしまって…」
ガダ「なに!?……よし、ともかく移動だ!」
シャーマンC「ついてきてください!」

途中の通路は不思議なくらいに人気がなく、
何の妨害もないまま、一行はC−303ブロックの脱出用ポッドにたどり着いた。
BピオンのIDカードを使うと、機器が動き出した。
シャーマンの一部が、脱出用ポッドの動作を確認しだした。

ゾンビマスターA「おかしい。妨害、なぜない?」
シャーマンA「罠ではないでしょうか?」

ガダ「……罠の可能性は捨てきれないが、もう行くしかない…」
シャーマンA「ガダさん!我々の、この戦いは、無駄ではないですよね?」
シャーマンB「決して意味のない戦いではなかった。シャーマンは誇りを持っていいですよね?」

シャーマン達がガダを見る。
トーマス「ガダさん…」
ガダ「…勿論だ!おまえ達は、古のシャーマンキングの時代にも負けない偉業を成し遂げた!
   胸を張れ!この先、バラモス軍が何か言ってきても、絶対に引け目を感じたりするな!」

シャーマン達が力づよく頷く。
シャーマンD「前機、動作良好!」
ガダ「よし、手分けして乗り込め!」
701ダークマター(代理) ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 19:52:08 ID:qvRRZu3q0
次々と地球へ向けて飛び立つ脱出ポット。
ガダ「頼むぞ、気付かないでくれ…」

デストロイヤーが気付いて、迎撃しようと思えば、簡単な話だ。
だが、不思議と脱出ポットに向けて放たれる攻撃はひとつもなかった。

ガダ「……」
トーマス「ガダさん!他は皆出ました!後は我々のポッドのみです!急いでください!」
ガダ「…分かった。」

トーマスがポッドに入り、ガダを振り返る。
ガダは周りを見回す。
残っているのは、001号と自分だけだ。

ガダ「よし、これで最後だな。」
トーマス「そうですね。」
ガダ「…マリーを頼む。」
トーマス「え!?」
ガダ「001号!」

ガダの合図で001号はポッドの扉を外からあっという間に閉じてしまった!
トーマス「ガダさん!?ガダさん!」
ガダ「すまなかったな…俺は最後まで付き合うことにしたよ。」
マリー「ガダさん!いやーーー!」
だが、お互いの声はポッドに遮られて聞こえない…

中からの視線を振り切るように背を向け、ポッドを外から操作するガダ。
やがてポッドはガダと001号を残し、発射されてしまった!
小さくなる窓から、トーマス、マリー、シャーマン達が叫んでいるのが見える…
ガダ「さて、俺とお前だけになったな…」
001号は嬉しそうに笑いかけた。
702ダークマター(代理) ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 19:53:17 ID:qvRRZu3q0
ガダ「う!?これは?」
司令室に行き、そこにいた兵からクラックスがグリーフィングルームと聞き、
駆けつけたガダと001号。だが、そこはもぬけの殻…

001号「うが!」
ガダ「うん!?あれは…」
001号の指差す先には、今まさに閉じようとする空間の切れ目が!
ガダ「あれは…確かレリエルさんの…」

001号「うがあああ!」
ガダ「うん…多分行ったんだな…よし、以降!」

二人は、閉じようとする空間に身を躍らせた!

降り立った先では、今まさにクラックスとバラモス軍たちの最後の戦いが始まろうとしていた!
ロビン3「シャーマン?それにあれは…」
マッツン「ジャブロー戦にて現れた敵機体と確認。」
ゴールドマン「あれは…」
ダークマター「また面倒なのが現れたか…」

クラックス「おまえ達…」
ガダ「へへへ。最後までお供させてもらいますぜ!」

ガダ「おい、バラモス軍ども!俺がシャーマンを引き連れて統合軍に入ったガダだ!
   やっぱり扉開いてやがるな!絶対壊れねえ扉も、シャーマンどもが反乱起こして、
   デストロイヤーの方で開けちまったんじゃ意味ねえや!
   けっ!折角何も知らねえシャーマン達を騙して、俺のため統合軍に入れて利用してやったのに、
   最後でバレて置いていかれるとはざまあねえぜ!
   この上は、最後の死に花、てめえら相手に咲かせてやらあ!」
001号「うがあああああああああ!!!」
703ダークマター ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 19:56:08 ID:qvRRZu3q0
金「シャーマンの一族…」
ダークマター「まずいな。ネロたち破滅軍団が来るんじゃないかとは考えていたが…
     ここであんなのが来るとは思っていなかったぞ。」
デスJ「しかし、たかがゾンビマスターではないですか?」
ダークマター「こういうのは相手が例えスライム1匹でも油断しちゃいけないんだよ。
     それに、お供の奴も手強そうだ…」
704ビート ◆ACh9cjxZ1s :2006/02/11(土) 20:13:35 ID:NJb71t8V0
マジン「いいだろう…幾らでもかかって来いッ!」


偽バラモス兵A「(見るからに脳筋…ここは一つ…)」
偽兵Aは、謎の袋から色々と取り出し、自らにレムオルをかけた!
705 ◆VbQnJB48ig :2006/02/11(土) 20:18:05 ID:qvRRZu3q0
すみません、>>696-702は無しでお願いします。
706ビート ◆ACh9cjxZ1s
あららららららら…じゃあ>>704も(汗