1 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :
05/03/14 23:11:24 ID:Bw9o/tJ7 [前スレ]
DQ8 ククール×ゼシカでカプばな〜
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1101739628/ [このスレのしきたり]
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃カップル萌えスレでこれだけは守れ!
┃1.常時sage進行を原則としろ。この板は最下層でも落ちないから安心だ。
┃2.煽り荒らしは当然放置な。特に他カプ萌え派を装い抗争を誘う連中には完全無視を貫け。
┃3.他スレで萌えキャラが貶されていても一切構うなよ。相手にしたら負けだ。
┃4.SS投稿してくれるときはなるたけトリップをつけろ。トリップくらい知っとけ。
┃5.エロいSSや画像のうpは……俺的には大歓迎だが注意書きくらいつけてくれな。
┃ 21禁以上の大人なエロ、それにグロ汚物系は相応の板へ投下しろ。
┃ ,〃彡ミヽ
┃. 〈(((/(~ヾ》. / 守らねー奴にはSHTバイキルトミラクルムーンだ。
┗ ヾ巛゚.ー゚ノ" / ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/~'i':=:!゙}つ クックル カヨ
|~ ̄] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∧ ∧ ∧ ∧ ゼシカ センセイ ノガ ヨカッタナア…
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (゚ ) (゚ )
| | | =====⊂ ヽ==⊂ ヽ======
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||──( ノ〜─( ノ〜─||
|| ┏━━━━━━━━┓ ||
*ファンサイトの話はヲチ板へドゾ!ここで晒すなヨ!
*初心者はまずは初心者板へドゾ!
2げと
>>1さん オツですた〜
4 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :05/03/14 23:15:17 ID:BoUC54vF
堂々の2げっとーーー!!
5様
>>おつです。 美男美女
ククゼシはげ萌〜!
おつかれです
>8 IDがエコロジィ
どうでもいいことだが、ミラクルムーンはバイキルト無効だよ でも乙
>>10 エコロジィがエロジジィに見えた…。
…カリスマとおいろけの合体技かけられて逝ってきまつ
おk〜
激しく乙です
18 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :05/03/16 11:13:22 ID:5wxS+NFk
| ,r 'モi冥i┐ ノさj┘ (゚ー゚,,)
21 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :05/03/16 13:13:53 ID:sl33c+46
腐女子大歓迎
ククゼシテイストな小説・漫画を紹介してくだされ。 はじめちゃんが一番!の亮×はじめでククゼシ萌。亮がチト真面目すぎだけど。
前スレ
>>997 =
>>15 さん!!
GJ過ぎます〜〜〜(ノД`)
だうもありがたうーーー!!!m(><)m
更新しました…。 私が気が付かなかったSSとか、バグとかあるかもしれないので見つけたらオシエテ。
29 :
まとめの人 :05/03/17 00:36:09 ID:3iwcHFhl
>>28 やっちゃったorz
エロネタは敢えて一応外しました。
個人的には362-366とか好きなんだけどさ。
>>29 オツです。
改めてまとめて読むと、結構感動しまつね。
SSこんなにあったんだー。
アレは自分も名作だとオモタ。
エロネタだめなのか?
32 :
まとめの人 :05/03/17 19:14:31 ID:i5y7yLP5
だめって事ではなく、直接的な表現があるものは考えちゃってます。 ああいう場ではいかんかなと。 入り口別に作って、ジオじゃない所でうpしてもいいんですけど、需要があるのかな。 そしてエロ書き手はいるのかなと。
保留にしたら? 今後の流れしだいってことで。
自分はKJ/KITTY/wさんのSSが気に入った・・・
>>34 ありがとです。一筆書いてみた。
『家政婦は見た!part1』
アルバート家はご先祖に偉大なる賢者兼彫刻家を持ち、また、このリーザス村と港町ポルトリンクを興した名士の家系で、近隣にその名が響く由緒あるオウチです。 私は大沢家政婦紹介所から派遣されて、ここ、リーザスの名士、アルバート家でメイドをしているナナシーといいます。 趣味は他人の家の秘密を暴くこと…なんて、そんなワケないじゃない〜ホホ…。 この家にはお子様が二人いらして−−−上のぼっちゃまはサーベルト様、下のお嬢様はゼシカ様というお名前なんだけれど−−−それはもう、見目麗しくも仲の良いご兄妹だったわ。 サーベルト様は外見の美しさもさることながら、武術や魔法にも優れ、社交的で私達みたいな使用人に対しても人当たりが良くて、それこそ村中の人間から尊敬と愛情を一身に受けていたの。 一方のゼシカ様もお兄様に負けず劣らずの綺麗な方だったんだけど、気が強い上に人見知りの激しい、ガードの固い子でね。 サーベルト様と村の子供以外は、男であろうと女であろうと、決して寄せ付けないようにしていたわ。 お母様に対してさえそうだったんだから、ブラコンとしては筋金入りよね。 当然そういうのを面白くない、と感じる人は−−−特に女は、何人もいたわ。 いつもニコリともしないで淡々と接してくる美人って、どうしても嫌われちゃうのよ。 本当は愛くるしく笑う女の子だって皆知っていただけにね。 かく言う私も正直、ゼシカ様のことはあんまり好きじゃなかったのよ。相手に寄り態度を変えるあのコはなんなのよって思ってた。 サーベルト様が亡くなったあの日までは、ね。
リーザス塔でサーベルト様が亡くなられて、村中の人間が嘆き悲しんだわ。 あそこは私達にとっては聖地だったのに、今や魔物の巣窟になっているんだって…。 しかもそれが変死だったものだから、いつまでも皆の心にやりきれない影を落としていてね。 それは時間が解決してくれる様な類の不幸ではなかったのよね。 私達ですらそうだったんだから、ゼシカ様の悲しみたるや、想像するにあまりあるものだったわ。 サーベルト様の存在って、彼女にとっては世界そのものだったんでしょうね。 彼女は明かりもつけず、食事もとらず、ずっと部屋に閉じこもっていたの。 そりゃあ、同情したわ。このコはこのまま悲しみの余り死んじゃうんじゃないかって、心配だった。 ところが彼女は単身、リーザス塔に向かったの。それこそ死ぬ覚悟で。サーベルト様の死に納得のいく理由が一つでも欲しかったんでしょうね。 結論を言うと、ゼシカ様は無事にリーザス村に帰ってきた。−−−妙な二人組に助けられたって事だったけど…。 彼女の顔からは少しも曇りがとれていなかったけれど、目には本来の強さが戻っていて、何かしら決意を感じさせるものがみなぎっていた。 そして彼女は初めてこの村を出ていったの。兄の仇を討つのだといって。
それから何ヵ月も経って、ゼシカ様はリーザスに帰ってきた。三人も仲間を連れて。 お帰りなさい、と私が言うと、自分はまだ旅の途中で、七賢者のオーブを集めていて、これからラプソーンを倒すのだと言って笑いかけてくれた。 七賢者とかラプソーンとかワケがわからなかったけど、私はとにかく嬉しくてね。ゼシカ様が自分の足でしっかりと地を踏んでいるって感じがしたからね。それに、ゼシカ様がすごく綺麗になっていたからさ。こんな風に零れるように笑う彼女を見るのは初めてだった。 あのブラコンのお嬢様が、仇も討たないうちに、憑き物が落ちたかのように晴れやかな顔をしている。これはどうしたことだろうと、ゼシカ様の視線を追っている内に、ピンときた。 たぶんあの人のおかげなんだろうな。 ゼシカ様が連れて来た仲間のひとり、赤い騎士用の服を着た、プラチナブロンドの恐ろしく綺麗なあの男の人。 その人は綺麗な顔に似合わず、皮肉めいた事や品の無いことを言ったり、メイドを口説いたりしては、ゼシカ様につっこまれたり叱られたりしていた。 赤くなったり青くなったり慌てたり怒鳴ったりしてるゼシカ様。今までの流麗で孤高なイメージは壊れそうだけれど、 私はそんなゼシカ様の方が好感がもてた。 −−−恋、なのかしら? 私の元来の好奇心が頭をもたげてきて、ゼシカ様と、あのひとクセもふたクセもありそうな紳士−−−ククール様の今後の動向が、ものすごく気になってきちゃった。 そんなわけで、持ち前の覗き家政婦根性を総動員して時々皆さんにご報告したいと思います。
おしまい
もえっ!
42 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :05/03/18 22:54:46 ID:NhBxCXqI
きゃ〜〜!!なんか可愛ぃ〜(o>_<o) 萌えAだにゃーー♪ すばらしぃ作品ぁりがとー!!!!
期待しとる。 ナナシー=名無し?W
>>42 釣りか荒らしか真性初心者か見分けがつかんな
ともかく家政婦よかったよ。職人さん乙
42 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ 投稿日:05/03/18(金) 22:54:46 ID:NhBxCXqI きゃ〜〜!!なんか可愛ぃ〜(o>_<o) 萌えAだにゃーー♪ すばらしぃ作品ぁりがとー!!!!
42 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ 投稿日:05/03/18(金) 22:54:46 ID:NhBxCXqI きゃ〜〜!!なんか可愛ぃ〜(o>_<o) 萌えAだにゃーー♪ すばらしぃ作品ぁりがとー!!!!
ヲッチャーはカプばなスレに帰れ。
>>45 >>47 >>49 てかもう何もレスするなよ。こりゃただの荒らし確定なんだから。
あっ、もしかして君らも確信犯的荒らしの一員かね?
>>49 なぁ、ここってククゼシのカプばなスレじゃないのか?
煽りじゃなくて、素朴な質問。
ラグサットに嫉妬するククールってどこで見れんの?
>>52 そのセリフは聖地ゴルドだったかサヴェッラ大聖堂だったか。ありゃ嫉妬か?
そうだと嬉しいに越した事はないがありえないかもな…w
しかしあのセリフの表現は妙だな。
「整っているようでいて微妙にブサイクすれすれの顔、
なんというか…こう…どつきたくなるような顔だな」って一体…。
竜神王の事を「ゼシカは見る目がないな、あれごときが美形だなんて…
くう、同じ美形として決着をつけねば!」の方がより嫉妬臭くて好きだw
>>51 以前ヲチスレで、カプばなスレはカプ厨のイタタタな言動をヲチるために立てるスレと聞いたんだが……違うの?
>>52 サヴェッラ大聖堂(神鳥の魂入手後、黒犬襲来前)
>>53 ククゼシというほどの絵じゃないな……。
イヤ、ホラ、前スレがカプばな〜だったから。 ヲチ板行かないから知らなかった。スマソ。
パルミドのセリフ クク「オレとしてはさっさと王様をひろってこんな町からはおサラバしたいね」 ゼシ「そう?私はもうちょっとここを探索してみたいんだけど。」 クク「こんなうす汚い町を歩きたがるなんてゼシカは物好きだな。」 !の音 クク「…なるほど。だからオレほどの美形が口説いているのになびかないんだな。納得したよ。」 旅の間ずっと口説いてるのかと萌えた。
萌え〜
ウハ!(・∀・)初めて聞いた・・・ ってか物語進めるのに夢中でククゼシな会話あまり聞けナカタ・・・(ノдT。。) 「添い寝してやろうか?」 「・・・バカ!」 (うろ覚え)は聞いたけど(゜∀゜)
うひゃ〜w萌えますたっつーか、 やっぱ、も一回イチからやり直すかな>8
私もククゼシ会話の為にも一回やりたい!でも友達に貸してしまった! 誰かドラクエ4コマ買った?表紙にまたもやククが居なくて萎えてしまって何となく買って来なかったのよね。。。
>>63 買った。ククゼシ風味がほとんどなくてちょっとがっかりだけど
縦ロールの彼がいるからまあいいや。
未熟者ではございますがSS初投下させていただきます。 スレのふいんき(ryにあうか不安ですが、お目汚しになった時は申し訳ない…orz
「もうっ!なんでこんな時に来るのよぅ!今日はお化粧手抜きなんだからねっ!」 ドニの町の酒場に大きな声が響いた。 久々に地元へ帰ってきたククールに、酒場のバニー達が次々と彼に言い寄る。 「ククール、会いたかった〜!」 「ばか、来るのが遅すぎなのよ…」 「次はいつ来てくれんのよぅ?!」 などなど、バニー達は、甘えたような怒ったような目でククールを可愛く睨みつけていった。 「わかった、わかったって…ったく。しかし俺も罪な男だよなぁ」 ククールは軽くバニー達をたしなめた後、カウンターの席へ腰掛けた。 「相変わらずモテモテだこと」 隣に座ったゼシカが皮肉っぽく言った。 「妬いてくれてるのか?嬉しいねぇ」 渡されたブドウ酒を一口飲んでククールは言った。 「バーカ、違うわよ。でも…すごいよね」 「ん?なにがだ?」 神妙な顔つきでゼシカは続けた。 「あんな風にストレートに気持ちを出せるのって。ほんとにククールが好きなんだなーって」 ゼシカの言葉にククールは肩をすくめる。
「あれはあいつらのセールストークだっての。…それにお前だって俺にキツイことずばっと言うじゃねえか」 「種類が違うじゃない。だから…えーと…好きとか、そういうのを言えるのがすごい…ってこと」 「ふーん。うらやましいのか?」 ククールは何の気なしに言ってブドウ酒を飲み干した。 「べ、別にうらやましくなんか…ないわよ」 心の中を見透かされているような気がして、ゼシカは目をそらした。 本当は好きな人に…ああやって気持ちを伝えられることがちょっぴりうらやましいけれど。 けれど彼女達のように…ククールに面と向かって自分の想いを伝えるなんて、恥ずかしくて絶対できっこない。 「でもさ、俺達も戦いでいつ死ぬかわかんねぇんだから、言いたいことは言っといた方がいいと思うぜ?…例えば俺なんかにさ」 ククールはいつもの調子で前髪をかきあげた。 いつもならここでバカだのアホだの魔法だのが飛んでくるのだが、 「…他の娘に先に言われちゃってるんだから仕方ないでしょ…バカ…」 ゼシカはひとりごとのようにブツブツと言った。 「え?なに?」 「…なんでもないわよ」 ゼシカはぶっきらぼうに答えた後、唇をとがらせた。
宴もたけなわという時間だったが明日に備えるため早めのお開きとなり、一行は宿屋へ戻ることになった。 宿屋への帰り道。木々の香りを含んだ夜風が心地よい。 空には満点の星が輝いていた。 「あぁ、ゼシカ」 宿屋に戻る途中、後ろから急にククールに呼び止められた。 なんだか嬉しそうにこちらへ向かって歩いてくる。 「なに?」 ククールはつかつかとゼシカに近寄ると、エイトとヤンガスが宿に入ったのを確認してからさらにゼシカに近づいていった。 そしてそのまま、ゼシカの華奢な体を抱きしめた。 ククールのマントが結った髪と一緒にふわりとなびく。 「ちょ、クク…!?」 夜風のにおいと、ククールの少し男っぽい香りがゼシカの鼻腔をくすぐった。 「さっきの、サンキュな…嬉しかったぜ」 一度ぎゅっと強く抱きしめた後、ゼシカの耳元でククールはそう囁いた。 顔を見ると心底嬉しそうな顔をしている。それはククールらしからぬ笑みであった。 「さ、さっきのって…」 「他の娘に先に…てな」 「な、聞こえて…!」 唖然とするゼシカの唇をククールは人差し指で押さえると、いたずらっぽくウインクをした。
「しかしもうちょっとムードのある告白できなかったのか?ありゃ愛の告白でもなんでもないぜ?」 「な、なんでっすってぇ!」 呪文を唱える体勢に入ろうとしたが、ククールに抱きしめられているので構えさえ取れない。 「もう!バカククール!!離しなさいよぉ!」 しばらく顔を真っ赤にしてジタバタしていたゼシカであったが、ククールの力にかなうはずがなかった。 「ったく…俺より先にコクるなよな」 「え?」 一瞬、時が止まったような気がした。 「…なんでもねぇよ」 ククールはお返しとばかりにそう言うと、ニヤリと笑ってきびすを返した。 「ちょっとククール!それどういう意味!」 「さぁな?もう遅いからさっさと寝ろよ、マイハニー」 怒鳴りながらも赤面するゼシカを尻目に、ククールは再び酒場の方へと消えていった。 「もう…!バカククール…!」 ゼシカは火照った頬を手のひらで冷やしながらそう言った。 そして、ひらひらと手を振る赤い後姿に「いーっっ」としてみせた後、宿屋の扉に手をかけた。 互いに、明日の朝がなんだか待ち遠しくなるような夜だった。
キ・・・キターーーーー(゜∀゜)ーーーーー!! GJ!!!
ぐっっっっじょーーーぶ!萌ー!
ゼシカの唇を人差し指で押さえ、悪戯っぽくウィンク〜!ハァハァ
>>63 そうでつか。
でも買ってみようかしら
GJ! ちなみに4月1日にドラクエ4コマ2が出るそうな ファミ通に載ってた絵にはクックルいるぞー(゜∀゜)
>>66-69 ハァハァハァハァ…イイ(;´Д`)!
その続きも読んでみたい気がする!明日の朝…
>>66 萌え。 ラヴい
積極的なクク様にときめいた(*´Д`)
>>73 やっとクックルも仲間に入れてもらえたか!w
ククゼシは・・もはや期待すまい。
つーかククネタ自体少ないんだろうな。
>>66 GJ!です〜。
>>58 たしか、情報屋が留守なのを確認したあとだよね?
なんか聞き逃してるククゼシ的な仲間コマンド、たくさんありそう…。
コンプできないかね?
このスレでがいしゅつなものを省いた自分的ククゼシ萌え会話 前スレでも結構がいしゅつだけど アスカンタ・キラの要望を聞いた後 ゼシカ「あー イライラする!大の男が なによ!? 王妃様が亡くなったの もう2年も前なんでしょ! それをウジウジと! そりゃ……私だってサーベルト兄さんが死んだ時はすごく悲しかったけど… …。」 ククール「ま 家族と 最愛の妻とじゃいろいろ違うって事さ。 そのうち 恋をすればわかる。……どう? 教えてやろうか? ゼシカ「けっ・こ・う・で・す!!」 カジノ ククール「なんだ ここのカジノじゃポーカーは 遊べねえのか? オレの 華麗なカードさばきをゼシカに 見せてやろうと思ったのに 拍子抜けだな。」 ゼシカ「そんなこと言ってまた イカサマしようってんじゃないでしょうね? やめてよ。こんな所で バレたらただごとじゃ すまなくなるんだから!」 ククール「なんだい ハニー。オレのことを 心配してくれてるのかい?」 ゼシカ「……私たちにも迷惑が かかるって言ってるのよ!このうぬぼれ屋さん。」 ドルマゲ前 ヤンガス「みなぎる闘志に水を差して悪いんでがすが もしドルマゲスが土下座して謝ってきたらどうしやす?」 ククール「そっ それは問題だな。オレだって騎士のはしくれだ。 無抵抗の敵に手を上げるのは騎士道に反するしな。」 ゼシカ「なにが騎士道よ。バッカじゃないの。もしドルマゲスが無抵抗ならヤツを挑発 して攻撃させればいいのよ。だったら問題ないでしょ。フン!」 ククール「こえー。ゼシカ こえーよ。」 ヤンガス「カタキ討ちのこととなると 人が変わるでげすな。」
闇の遺跡へ行った後のベルガラックでの会話。 ゼシカ「もう死んでしまったけれど カジノのオーナーのギャリングってどんなルック スだったのかしら?」 ククール「オレのイメージしたギャリングは全身毛むくじゃらで 最低でも1週間は風呂に入らない。」 ゼシカ「おえっ!」 ククール「だが 川でおぼれているネコを助けてみせる優しさをかねそなえたナイスガイ でもある。」 ゴルド夜限定 ゼシカ「いくら聖なる女神像でも 夜中にはあんまり見たくないわ。 だって…なんだか怖い。」 ククール「そんなに怖いなら 今夜は 添い寝してやろうか? 寝つくまで子守歌を歌ってやるよ。」 ゼシカ「……バカ!」 ラプソン決戦前オークニス ククール「この町の のんきな連中が暗黒神ラプソーンの復活……世界の危機を 知ったら どうなるかな? クックックッ……。 つい 好奇心が 首をもたげてきてクチがすべりそうになるぜ。」 ゼシカ「そう思うなら ぶっちゃけてみれば? 大丈夫よ 誰もあんたの軽そうなクチから出てきた言葉なんて 信じないから。」 ククール「そりゃないぜ ゼシカさんよ〜。」
ラプ戦前(クク嫉妬?w) ゼシカ「ねえ エイト。こんなときになんだけど……ありがとう。エイトに感謝してる。 エイトが いなかったらきっと私 ここにたどり着けなかった。 だから…ホントにありがとう。」 ヤンガス「くあーっ! んなときに 何を いいムードになりかけてるでがすかっ!! それに 言っとくでがすが兄貴に感謝してる度合いだったら アッシの方が ずっと上でがす!!」 ククール「おいおい お前ら。あんまり シカト決め込むと暗黒神くん スネちまうぞ? オレは あの怖い怖い鬼さんを一秒も早くやっつけてこんな所 さっさと おいとましたいんだ。だから しゃべくってないで さっさと行くぞ!」 ゼシカ「なによ もう えらそうに!わかってますよーっだ!」 リブルアーチ・ゼシカ失踪 ククール「もともとこの旅にさほどやる気があったってわけでもないんだが・・・ ゼシカがいなくなったんじゃテンションも下がりっぱなしだ。 はっきり言ってもうマイナスだな。」 カジノ兄弟イベント後 ヤンガス「じっさいアッシらがいなかったら フォーグもユッケも竜骨の迷宮で行き倒 れてたかもしれねえでげすよ。」 ゼシカ「もしそうなったら跡取りが亡くなったってことで 今ごろカジノは人手にわた ってたかもしえないわね・・・。」 ククール「その方がよかったんじゃねーの? この先兄妹ゲンカが起こるたんびにカジノ が閉鎖したら 客もいい迷惑だろ。」 ゼシカ「それがあんたの本心じゃないくせに わざと冷たく突き放したことを言ってカ ッコつけるのはよしなさいって。」 ククール「うっ うるせーな!」
>>77-79 うわー!!ありが?ォ。
やっぱ自分的には、聖地ゴルド夜が最萌えだ。
ゼシカの「うぬぼれ屋さん」もかわいくてイイヨ〜。
俺は見逃したらしいんだけど、どこかのサイトで見た情報によると 護衛するのはフォーグとユッケのどちらを選ぶかって話になった時 「ユッケを嫌いなわけじゃないけど私はフォーグがいいな」 「俺はユッケがいいな、女性を守るのは騎士の使命だから」 「とかなんとか言ってユッケに興味あるだけでしょ」 「じゃあ竜の洞窟に行こうぜ」「ちょっともう無視しないでよ!」 …ざっとのうろ覚えだけどこんな感じのやりとりがあったらしいような。 個人的にこれが一番激萌えです。
やべ〜萌え死ぬ 会話考えたスタッフGJ!
公式ガイドの会話もククゼシ視点で見るとかなりいいもんなぁ。
「・・・バカ!」 これが自分の中では王道。
あ〜(´∀`с)
>>81 いぃ〜〜!!!
萌え萌えだぁー♪
86 :
まとめ人 :05/03/20 16:27:49 ID:HhcjHqeL
更新しました。
>>36-39 と
>>66-69 のSS2本と仲間コマンドちょっとだけ。
未確認のものは確認できたらのせますね。
情報よろです。
88 :
81、これ? :05/03/20 23:50:59 ID:Wxs2k39m
・ベルガラ家督騒動 兄弟の説明を聞いた後ギャリング邸の外限定 ゼシカ「ユッケを嫌ってるわけじゃないけど 護衛するなら 私はフォーグがいいな。」 ヤンガス「そんなのアッシはどっちでもいいでげすよ。」 ククール「オレは 断然 ユッケちゃんだね。 **も護衛をするならユッケがいいよな?」 ⇒はい ククール「うむ。見事な騎士の選択だ。 やっぱ 女のコを守ってこその騎士だぜ。」 ゼシカ「騎士は関係ないでしょ 騎士は! 」 ・ベルガラック領域、南の砂漠(兄妹の説明を聞いた後) ククール「旅の本来の目的とは無関係でも 困ってる人を見過ごすなんて できやしないぜ 騎士としてな。」 ゼシカ「えらそうなこと言って ククールはユッケに興味があるだけじゃない。」 ククール「さあ ベルガラックに行って ユッケちゃんの護衛を引き受けようぜ。 女性を助けるのも騎士のつとめだ。」 ゼシカ「ちょっと 無視しないでよもうっ! 」
↑誤字が・・許してください
90 :
81 :05/03/21 00:03:14 ID:x3LiXxZQ
>>88 ソレダ━━━(゚∀゚)━━━ !!! マジサンクス!
それなんてもう悶絶しそうだよ。
>>86 ご苦労さまでつ。暇なとき、
>>88 の会話とEDのゼシカ嫉妬セリフいれてほすぃ。
やべえ、萌え死ぬ…⊂⌒~⊃*_∀_)⊃
春コミ行った方報告おね……と、いちおう頼んでみる。
誰か書こうよ〜(T∧T) スレがさびしくなってきたよ〜…
ゼシカが村のガキんちょ(ポルク、マルクだっけ?)に抱きつかれ、スリスリされてるのを見てムッとするカリスマ。 そして、更にそれを見ていたエイトが「子供って得だよね」と、ククの後ろでサラリと言ってみる。 そんな想像してみたんですが、どうですか?
>>96 その後どうやってリアクション返すんだろうな。あまり想像つかない…
「あの年だとまだ一緒に風呂にも入れるよな。…羨ましいぜ(小声)」 「…ちょっと!何考えてるのよ!」 「痛ててててて!聞こえてたのかよ!」 …アリエネーカ
いやいや、有り得ますよ。私的にはエイトの意外な一言に何も言い返せないカリスマが居るんですけどねW
春コミ、DQの中でもククゼシってどれくらいあるんだろうか… パンフ入手してないので気になる。
えっと、SS書きましたんで置いて行きます。 またゴルドだ…。いちゃいちゃ嫌いな人はスルーで宜しくです。
世界の中心、三大聖地の中でも巡礼の終着地と言われる聖地ゴルド。 エイトたちがこの聖なる町に辿り着いたのは、日が暮れてからだった。 調べたい事は沢山会ったが、旅の疲れもあり今夜は休む事になった。 さすがゴルドというべきか、参拝者が多い。世界中の信心深い巡礼者が、この聖地のシンボルである岩山に刻まれた巨大な女神像をひと目見ようと集まってくるのだ。 ゴルドの宿は既に満床で、床に敷物と毛布で寝ることになった。 夜も更け人々が寝静まった頃、ゼシカは目を覚ました。 浅い眠りの中で見た夢は、酷く恐ろしいものだった気がする。額が汗ばんでいる。気分が悪い。 ゼシカには解っていた。あの、女神像のせいだ。 荘厳な女神は恐ろしく大きく、岩肌の質感のせいか、眼下を見下ろすその目は厳しく、冷徹であるとさえ思える。 ゼシカは先刻のククールの申し出を断ったのを思い出した。 『そんなに怖いなら、今夜は添い寝してやろうか?寝つくまで子守歌を歌ってやるよ。』
衝立てで個別に間仕切られてはいるが、この部屋にはエイトたちばかりでなく他の一般客数人も床で寝かされていて、なかなかの大所帯になっている。 ゼシカは足を忍ばせククールのそばに近付いた。 「ン…?何だ?」 さすがに騎士だけあって、すぐにゼシカの気配を感じてククールは目を覚ました。 「ゼシカか?どした?」 「ゴメン。やっぱりどうしても女神像が怖くって…。」 ゼシカは気まずさで俯く。自分は何をやってるんだろう。顔が熱くなる。 「なんだ夜這いじゃねーのか…まぁいいか。添い寝だろ?」 ホラ、とスペースを開けてくれるククールの隣に、ゼシカは何が夜這いよ、とブツブツ言いながら横になった。 「何かしたら承知しないからね。」 −−−それが人にものを頼む態度かよ。ククールは警戒もあらわに念を押すゼシカに苦笑した。 「しねぇよ。ゼシカとの初めての記念すべき夜は、パリッパリの白いシーツつきの、フッカフカのバカでかいベッドがある、月明かりが良く入る窓があるコギレイな部屋でって決めてんの。オレは。」 ククールは思い付きにしては具体的な事を真顔で言った。 「何よソレ…。」 ゼシカはアホらしさに脱力した。呆れて怒る気もしない。 「こんな状況じゃ何する気も起きねーよ。」 ククールは不快極まりないといった感じで衝立てを指差した。さっきから聞こえる一際大きいいびきはヤンガスのものだろうか。確かに聖地にあるまじきむさ苦しさだ。 「女神さまも、見てるしな…。ま、ゼシカは勘がいいよ。あれ、ただの石像じゃない。」 「ちょっと!恐いこと言わないでよ!ただの像じゃなかったら、なんだっていうのよ!」 「知らねぇよ。そんな事。あんまりイイ感じはしないって言ってんの。一応僧侶なんだぜ?オレは。」 何が僧侶よ−−−と言いたかったが、ゼシカは黙った。ククールが良い・悪いに関わらず、そこにいる何らかの気配を感じ取るような事はこれまでにもあって、それが外れない事も承知していたからだ。
それにしてもなんだろう、この宿屋は。宿屋の主人が『満床だから床で寝てくれ』と200ゴールドも取った上で当たり前のように言った事をゼシカは思い出した。 常に人が集まるこのゴルドでは当たり前の事なのかも知れないと一度は納得したのだが、女性である自分にくらいもう少し気を使ってもいいんじゃないだろうかと思う。 敷物があるとはいえ、伝わってくる床の固さにゼシカは顔をしかめた。 「ゼシカ、ちょっと一回起きな。」 不意にククールが言った。 ゼシカは言われるがままに半身を起こすと、ククールがその場所に腕を伸ばした。 「どうぞ。」 意図するところを理解できず、訝しげに見返す。 「はぁ?」 「枕ないから。どうぞ。」 腕枕。紳士的なのか、下心からなのか、ククールの平然とした表情からは全く読めない。 勘ぐる方が品がないような気がしたので、ゼシカは大人しくそこに頭を乗せ、ククールを見た。 ククールはというと、下心があったわけではなかったが、ゼシカからひと言ふた言はあると思っていたので、あまりの素直さに拍子抜けした。
「…………。」 「…………。」 黙って見つめあう形になってしまい、変な間が流れる。 ククールがなんとか話を切り出す。 「え〜と、それでオレは子守歌を披露するべきなのか?」 ゼシカは吹き出した。ククールは照れているらしい。 「それはいいわよ。ククール音痴そうだもん。」 「色男が音痴だというセオリーは、オレの場合通用しないんだけどな。」 そう言いながら、ククールも笑った。 眠くなるまで二人は色々な話をした。子供の頃の事。それぞれが使える魔法の事。エイトやヤンガス、トロデ王、ミ―ティア姫の事。 ゼシカはいつの間にか、女神像の事を忘れた。 それからククールは本当に子守歌を歌った。教会の聖歌。 それは意外にも上手くて、小声ながらも通りのよいバリトンの声はゼシカを安心させた。 −−−ああ、コイツ本当にとんでもないタラシだわ。気を付け無くっちゃ…。 そんな事を考えながら、ゼシカはゆっくりと眠りに落ちた。 ククールはゼシカが寝付いたのを確かめると、肩の上まで毛布を引き上げてやった。 腕が痺れたので肩のほうにゼシカの頭を乗せ直し、これ位許されるダロ、と前髪にキスして、自分も眠るために目を閉じた。 翌朝二人は、早起きしたエイトたちにくっついて眠っているところを見つかってしまい、散々冷やかされた。 ククールはあらぬ事まで認め、ゼシカは必死に釈明した事は言うまでもない。
おしまいです。 最近SSが少なくて投稿してしづらい…。みんな書いてくれ…。 ◆DeYjggYHksさんのクローバーの指輪の話なんて、もう何回も読み直しちゃうくらいスキダ。
>>106 GJです。あいかわらずいい感じです。
SS、エピソードは腐るほど思いつくのに最近うまくまとめきれずなかなか投下できず・・できるだけスレに貢献したいのになー
GJ!GJ! 萌えつきたぜ!
ヤバイ! 萌え度MAXだyo! ククール紳士萌え。 ゼシカもかわいい。 エイトたちに見られちゃったのかw ククって最初は周りの女と同じ、口説く対象としてゼシカのこと見てるのに 話が進むにつれて、ゼシカにツッコミ入れたり、素を出してきて だんだん一人の仲間としてゼシカを見るようになるのが萌えポイントだと思う。 正直最初は主ゼシだったけど、上記の理由で一気にククゼシに転んだ。
この調子でどんどん増えていってくれるといいなぁ(´∀`*)
112 :
109 :2005/03/24(木) 04:20:16 ID:n39s1fmI
ごめん、前半部分はSSの感想。 流れ的にククゼシ語りに入っただけ。 前からの住人です(´A`)
最高です!!萌え死にますた。 自分もSS投稿した事ある身なんだけど、最近さっぱり思いつかないんだよぉ…(;´Д`)
さり気なくイチャイチャなのが萌です。 女神像が恐いゼシカ、バカにしないククがステキ〜 私もネタあるんですが、なんせ絵描きなもんで文章力なくて投下できない。。。
>ピロートーク うわーん萌え! さっそくゴルドーで寝てきました。きっと夜はこんな展開が……ハァハァ
暖かい感想ありが?ォ。 ありがちかなーとボツっていたのですが、あまりに過疎っていたので少しでも活力の元になれば…と発奮して書き直したんだよ。 自分のククゼシ萌えポイント。 今どき、キスするときに顎に指をかけて上向かせそうな、ククールのベタな騎士っぷり× 素直になれないツンデレお嬢様ゼシカのカワイサ
書き込むネタがなくてさ。職人さんに期待するしかないんだよな。今のところ。次の4コマになんかあるといいな。 ククールのキザさはイケメソにしか許されない類のもんだよな。実際。
>>120 クク、ヴィジュアルだけ見れば王子だからな。ベタでもサマになる。
やっぱりゼシカはツンデレなのか?
みんなが食いつきそうな話題をひとつw ククは意外と子煩悩だと思う。
>>123 どっかの子供を見て、羨ましがって「あとでこっそり殴ってやる」とか言ってたよ。
家族の愛に飢えてそうだから、子供が出来たら可愛がるんだろうか。
>>124 可愛がるだろな。ゼシカと同じくらいに。
ゼシカとケコーン。暖かい家庭を作って幸せに暮らす。決定。 おめでとう。良かったね。ククゼシフォーエバー。感涙。
娘が生まれたら「ハニーv」とか言って毎日チューチューしてそう。
ゼシカたんが呆れるか嫉妬するかそれとも両方かw
息子が生まれたらモテの秘訣をレクチャー。 どっちにしても魔法使いのサラブレッドだなw つか話題がループしてないか?こんな流れ、前にもあったような。
あった。あった。 じゃ、ククのプロポーズとかは?
「ゼシカ。これからオレは片時も離れずに君を守るよ。君だけを守る騎士になる。」 これってプロポーズじゃね?
確かにそれしか思いつきづらいよな…w
ククのプロポーズってあんまり想像できないかも でき婚とかだめ?
自分的にはダメ。 でき婚を否定するわけじゃないけど、ククゼシがケコーンする理由が「できちゃったから」じゃ萌え不足。
>>133 ソレ、…ゼシカに行き着くまえに、どっかのバニーか踊り子ちゃんと発動してそうだ。
ククールだから。
>>134 それなら「……ふたりめが、できちゃったんだけど」
>>137 (゜∀゜)…!!
金八みて泣いてたトコロだけど萌えた!
新婚さんイラッサイ!
ふたりめーーーーーーーーーーーっ!!! 萌えっ!!
でき婚か…ゼシカママンが恐そうだ…(((( ;゚Д゚)))
ふたりめだからデキコンではないはず。
え?って事は1人目が出来てからもしばらく未婚のままってコト?
なんか
>>137 からよく意味が分からないんだが、金八ってそういう話なのか。
無知ですまん…
普通に結婚してて言われた台詞が
>>137 ってことじゃないかな?
>>145 当板における外部サイトURL貼り付けの許容状況
サイト晒し不問の萌えスレ:
3各キャラ、マーニャ、ミネア、ビアンカ、フローラ、双子、ターニア、バーバラ、アルス、マリベル、ミーティア、ゼシカ、ゲルダ、主姫、他
サイト晒し禁止の萌えスレ:
クリアリ、8主人公、ククール、ククゼシ
不明な萌えスレ:
主ゼシ、ヤンゲル、ヤン主
ということで、このスレでは、自家製かお絵かき板以外の画像URL貼付は自粛をお願いします。荒れるので
>>102 に萌えて6週目に突入したよorz
ククゼシのために寝る時間を削ってる。
できちゃったことをククには言えず一人悩むゼシカ
自分では抱えきれずにエイトに相談
ゼシカの様子が心配なククも追いかけてエイトの元へ
こんな感じ? 昼ドラみたいだw
>>149 6週目? すごいね。
今度こそククゼシ萌えポイントで一々セーブする。
>>150 この話も誰かSS職人さんに書いてもらいたい!
完全なパラレルだと分かっているけどそれでも読んでみたい。
>>150 「あのね…できたみたい」
少しの間
「でかした!!」
みたいのはだめ?
>>151 ガンガレ。自分もそうしよっかな?
ククゼシ直前セーブ。
もしや基本?
私はセーブじゃなくて録画してる これ基本。
私はデキコンのみんなの話読んで想像してしまった。 ラプ討伐後それぞれの縁の地に帰り、そこで妊娠発覚!旅に出てしまったククに知らせる事も出来ず、一人で産んで育てるゼシカ。 2年後くらいにククがゼシカを尋ね子供の事を知り、結婚。 みたいの。フォレストガンプ状態。 ちょっと切な過ぎ orz
>>154 ええ!?一体どうやって?PS2だけ持ってれば出来る?
>>156 PS2から出ているコードをテレビに繋がずにビデオの入力端子に繋ぐとよいよ。
>>155 何だそのかわいそさは…と思ったけど、職人タンがうまくまとめて書いてくれたら、なんかすげーいいSSができそう。
全米が泣きそうな。
>>155 ええっ!?じゃあゼシカタソは身重でラプと戦ってたって事か!?
それともエンディングの後の宴の勢いで…
なぜかこの二人のラブラブ甘甘カポーぶりとか夜のアレとか あんま想像できんのよね。(別にそういうネタが嫌いなわけじゃないよ) こんなカップリングも珍しい。 両思いになっても普通に漫才してそう。 そんな二人に萌え。
毎日が夫婦漫才だもんなぁ
164 :
まとめ人 :2005/03/26(土) 23:52:30 ID:FQwD35Gb
まとめサイト更新しました。
仲間コマンド追加と
>>102-105 のSSです。
我ながらサイト適当すぎて見にくいので今度作り直します。
165 :
まとめ人 :2005/03/27(日) 02:01:58 ID:jNnOoiFS
お絵描き掲示板設置してみました。
>>166 宴の後…ぜひこのSSをどなたかに書いて頂きたいw
絵か。 真剣に待ってまつ。ガンガレ。 オエビできたみたいだし、絵も見れる機会増えるといいな。 ククゼシ住人にも絵描きタンいるのか?
ノシ 今塗ってまつ
絵、描きたいのはやまやまだけど 他のサイトで自分の絵柄晒してると誰だかばれるな…いや別に構わんかもしれんが
ククゼシでクリア目指そうかな。
二週目からなぜかやる気が出なかったけど、
ククゼシクリアを思いついてから猛烈にやる気出てきた。
クク強いし、十分クリアできると思う。
>>まとめの人
いつも乙です
禿げしくGJ
>>172 投下すべし!
ムーンスレなんかは萌えトーナメントで
普通にHP持ちの人が支援絵を投下してたし。 問題ナシ
>>176 保存しますた。もっと沢山あったら嬉しかったが(・∀・)
>>174 それのった!自分もククゼシ二人旅やってみる!
(・∀・)フタリキリダネ…
それって、クックルが仲間になってからずっと他の2人を棺おけに入れたまま 旅するってこと?2人きりなのはオイシイけどそれってかなりキツくない? やれるもんならやってみたい気はするけど…イベントとかムービーとかでは 強制的に皆が映ったり実際に生き返ったりするんじゃないの?
まぁ一人旅よりは楽だし。最初はきつそうだけど。
やっぱりヤンガスが居ないと会話が変わったりすんのかなぁ?
て言うか主人公いないと何も喋らなくないか? 気のせい?
しゃべるよ。ククが結構熱いこと言うから笑うよ。
彼氏(非オタ・非2ちゃんの一般人)がやっとクリアした。 ゼシカがお気に入りだったんだけど、エンディングで「ゼシカはククールの彼女だからしょうがない」と言ってミーティアを助けに行ってた。 なんだか嬉しかったので報告してみた。
>>186 話の分かる男だな。
ゼシカ萌えの男は大抵「ヤリチソ逝ってよし!」なのになー。
>>190 後朝(?)キタ━━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━━!!!!!!
アナタといい宮廷絵師さんといい……頭が下がります。
>>190 (ニセ)朝チュソキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!www
職人さんもっとがんがれーーーーーーー
>>190 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
萌えた!!
>>186 ゼシカ萌えというかね…、フツーにドラクエ楽しんでるたぐいの人だから。
2ちゃんねるとか同人誌なんて全然しらないような。
だからこそ発言にびっくりしたというか。
茶ご巣なんかと結婚させたらミーティアが可哀想って。
キターーー(゜∀゜)ーーーーー!!
>>193 良い彼氏だね。
うちの彼氏は開始1時間で「めんどくさい」とか言って放棄した人だからゼシカ萌えどころじゃないよ。
普通にやってても
>>186 の人みたいに感じる人もいるんだね。
ククゼシ萌えフィルタがかかってないと、そうは見えないもんだと思ってたよ。
会話とか結構、ゼシカは主人公好きみたいに感じさせるセリフがあるから・・・
まぁ指輪イベントとかもあるから、そう思う人もいるだろうね。
>>196 そう。特に主人公に「いつか2人で旅したいね」みたいに行ってた時は結構凹んだ。
>>190 素敵な絵をありがとうございました!
すげー萌えたヨ!書いて良かった。
もう見れないのかな?
ゼシカ、「二人で」なんて言ってないけど?
202 :
まとめ人 :2005/03/29(火) 02:03:33 ID:xLB7wf1H
>>190 様
まとめサイトにアップしちゃ駄目ですか?
203 :
190 :2005/03/29(火) 02:43:44 ID:PJcOgSrJ
>>190 >>203 さん
すっっっっっっっごい嬉すぃ…。
ぜひぜひおねがいしまつ!!幸せ…。
勤務先(一人個室です。念のため)で見て、自宅に帰ってきたら見れなかったからちょっと凹んでたヨ。
余った勢いで今SS書いてます。
引っ付き加減が自分の思ってた感じにぴったんこダタヨ。
興奮のため長文に…スマソ。
鼻血ブ━━━(゚∀゚)━━━!!
何人いるんだ?このスレ。 7、8人はいるのか?
何人でも萌えられれば良
>>198 仲間会話で、結構あるんだよね・・・ゼシカ→主人公みたいなの。
「ありがとう。○○ってやさしいね・・・」とか
「私がピンチの時、ちゃんと助けに来てね。約束ね」みたいなのもあった。
自分の場合、ゼシカは主人公を兄貴と重ねてると思ってた。 主人公って優しそうだからね〜。 でもゼシカが潜在的に惹かれてるのは ククールだと脳内変換w
>>114 です。
SS投下致します。
アネモネ様へ
ネタがカブってしまいました。お許し下さい。
マイエラ修道院、サヴェッラ大聖堂に次ぐ三大聖地のひとつ聖地ゴルド。 エイト達一行はマルチェロを追ってこの地に来ていた。 シンボルである巨大な女神像は今はなく、代わりに巨大な穴がぽっかり口を開けていた。 辺りはすっかり暗くなったというのに、この寒空の下穴を前に銀髪の青年がひとり瓦礫に腰掛けている。手には金の指輪。 「ちょっと、そこのお兄さん!」 不意に掛けられた声にククールは声の主を探して振り返った。 「ゼシカか・・・」 怒っているような、心配しているような表情のゼシカが歩み寄ってきた。 「アンタ、まさかこの穴に飛び込もうなんて考えてないわよね?」 ゼシカの言葉に黙ってニヤニヤしているククール。 「な、なによぉ」 「オレの事心配してるんだ?」 「なっ、ばか言わないでよ!何で私が・・・」 言い掛けて止めてしまった。マルチェロの事で落ち込んでいるであろうククールを気遣いここまで来たのに、これではいつもの調子になってしまう。 「そりゃ・・・心配してるよ」 それでも恥じらいからか声が小さくなってしまう。 「あー、あー、アンタその指輪どうするつもり?」 今度は照れ隠しに声が大きくなってしまった。
自分でも顔が赤くなってるのがわかる。 「コレ?んー・・・わかんね。コレをどういうつもりでアイツがオレに渡したのかも。」 指輪を見つめるククールの瞳。ククールの瞳はいつも悲しみの色を湛えている、とゼシカは思った。 「・・・騎士団長に・・・なれって事じゃないの?」「はぁ?やだよ。オレはね、あんなヤツの跡を継ぐ気はないね」 「うふふ。そうだね。何よりアンタには勤まりそうもないし」 「ム・・・言ってくれちゃって」 フンと鼻を鳴らし、また穴を見つめる。 わずかな沈黙の後、口を開いたのはククールだった。「ゼシカには、話してなかったよな?」 「?」 「アイツ・・・マルチェロは最初は優しかったんだ・・・」 それからククールは自分の事、マルチェロの事を話しはじめた。 ゼシカはククールの瞳から目が離せなかった。いつもおちゃらけたククール。聖職者であるにも拘らず不真面目なククール。ときどき寂しそうなククール。
兄との確執は知っていたが、こんなにもククールは愛情に飢えていたのだ。あの笑顔の裏にはこんなにも苦しみが隠されていたのだ。自分はそれに気付きながらもわかってあげられていなかった。 情けなかった。ククールの事をわかっているつもりになっていたのだ。 笑いながら何でもない事のように話を続けるククール。でも本当は心が悲鳴をあげている。そう思うとゼシカはたまらなく切なくなった。 話し続けるククールの視界が急に遮られ、自分を包む空気が温かく感じられた。「え・・・?」 あまりに突然な出来事にそれがゼシカの腕の中であることに気が付くのにしばらく掛かってしまった。 「ゼ・・・シカ・・・?」「アンタ・・・ずっとひとりぼっちだったのね」 ゼシカの心臓の音が聞こえる。ククールはゼシカの胸に頭を預け目を閉じた。 「私が・・・居るからね」「ゼシカはあったかいなぁ・・・」 「ククールもあったかいよ・・・」 そう言うとゼシカはククールの額にキスを落とした。
今日はなんだか自分でも変だ。とても素直になれる。ククールは立ち上がりゼシカの頬にキスを返し、強く抱き締めた。 「ありがとな。・・・でもオレ、そんなに弱くないぜ?」 「・・・うん。知ってるよ」 わかっていた。ただ、たまらなく目の前の男を抱き締めたかっただけな事も。 「ばかだな・・・。こんなに肩が冷えてる」 自分を気遣いこんな寒空の下に来てくれたゼシカに申し訳なく思い包み込むように抱き締めた。 ゼシカの冷えきった肩に、頬にキスをする。 ゆっくりとお互いの唇が近づく。 「あー、やっぱりタンマ」ゼシカの手がククールの唇を遮った。 「・・・モガ。・・・なんだよぉ、折角いいムードだったのに・・・」 文句を言っているククールを無視してゼシカはニコニコと笑顔。 「魔王を倒して無事帰って来られたら、続きはその時。ね?」 「は?そんなん帰って来られなかったら、このままお預けじゃねーか?」 んー、と再びキスを迫る。「ダーメ」 ククールの腕からするりと抜けると代わりに手を繋ぎ促した。ククールの手を引きゼシカは歩き出す。 「行こ。みんなが待ってるよ」 「そりゃ、ないぜー!」 ゴルドの寒空にククールの声が響き渡った。
終わりです。 情けないククールでしたがW 初めてSS書いたのでお見苦しいとこありますが、お許しを。
今アネモネ様のSS読み返したら、ホントにパクリのようになってましたね・・・みなさん、スルーお願いします。 ホントすみませんorz
>>219 とんでもない。いいじゃないすか!(・∀・)
萌え〜!!!
ひとつちゃかした事を言うと…
ゼシカの胸に頭を預け…って、この部分…(;´Д`)
つい興奮してしまった漏れは天罰もんでしょうかね。
>>220 ありがとうございます。そう言ってもらえると救われます。。。
今、お詫びにまたSS書いてます。
どちらのSSもそれぞれいいですよ(・∀・) 同じゴルドでも複数の萌え。 自分は「あー、やっぱりタンマ」の台詞がなぜか好きです。 次回作も楽しみにしてますよー。
223 :
まとめ人 :2005/03/30(水) 00:08:52 ID:jsqbEvRD
190様のイラストうpしましたよ…って、報告に来たのですが、新しいSSが!! これから速攻でうpしてくる!!
224 :
まとめ人 :2005/03/30(水) 00:27:37 ID:jsqbEvRD
225 :
まとめ人 :2005/03/30(水) 00:33:31 ID:jsqbEvRD
オエビ キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!よ!! 連投スマソ!
>>219 そんな被ってもないよ。
GJ! お預け萌え
新作期待してる
>>まとめ人
乙! 思ってたんだけどセンスいいですね
サイトのデザインカコイイです
>>214 萌え萌えだよ!
ホペチュー、デコチュー、ハグ大好き!
私のとは違うと思う。
同じククゼシっていう枠の中で、限られたロケーションで妄想してるんだから、何書いても「誰かと被っちゃったかな〜」なんて不安はあるよね。
私もいつも思ってるよ。
本当にいつも誤字はあるし凹むけど(・∀・)キニシナイ!
次のも楽しみにしてる! どんどん書いて欲しいから、長文してみた。スマソ。
>>222 >>224 >>226 ありがとうございます。
慰めの言葉まで嬉しい。
>>227 アネモネ様
ご本人にそう言って戴けて、とても楽になりました。ありがとうございます。
今日中にまたSS投下します
リブルアーチイベント終わったとこなんだが あそこの台詞もいいよ。 チェルスが死んでハワードと話した後、一回きりだけど 弱気になったゼシカをククールが励ます会話が聞ける。
>>229 しまった…いまいち記憶にないや。今からちょっとググってみよう…
萌えSSがいっぱいだ!
これの事か? ゼシカ 「ドルマゲス・・・私・・・そしてレオパルド・・・。結局 杖は暗黒神の思い通りに運ばれてる・・・。 私たち抵抗しているようで 実際にはなんの抵抗もできてないのかもしれないわね・・・。」 ククール 「そう落ち込むなよ。結果はあくまで結果だからな。あえて悪く解釈する必要はないぜ。 その暗黒神とかってのを ちょっとずつ追い込んでるんだって 今はそう思っておきゃあいいさ。」 ゼシカ 「うん・・・。」
ククタンイイヨイイヨー
またまたSS投下します。 前回の続きっぽいのを。
「おい、待てよ。待てってば!」 「うるさいわね、ほっといてよ」 「何怒ってんだよ?」 「怒ってなんかいないわよ!あの女の子と仲良くしてれば?」 バタバタとトロデーン城の廊下をゼシカとククールが怒鳴り合いならが歩っている。城の者達が振り返り二人を見ていた。 ラプソーン討伐後の城での宴の席でククールの悪い癖が出た。こともあろうにゼシカの目の前で小間使いの少女を口説き始めたのだ。その夜のことだ。 「やっぱり怒ってんじゃねーか」 「怒ってなんかない、って言ってるでしょ!連いて来ないで!」 バタンと勢い良くククールの鼻先でドアが閉まった。今夜はトロデーン城に泊まる事になっていたので各自に部屋があてがわれていた。ゼシカの部屋はミーティアが選んでくれたとても女の子らしい部屋だった。至る所に花が飾られ、バスルームまで付いていた。 「・・・おーい、ゼシカ」「・・・」 「ったく、いい加減にしないと、こっちが怒るぞ?」応答はない。完全ムシを決め込むつもりだ。
フー、と息を吐きククールはこの場を離れる事にした。頭に血ののぼったゼシカを説得するのは困難だと思われたからだ。 落ち着いた頃にまた来よう。 自室のベッドに突っ伏したままゼシカは部屋を離れていくククールの足音を聞いていた。 ふん。何よ。ちょっと諦めが早いんじゃないの? またムカムカと腹が立ってきた。でも同時にたまらなく泣きたくなった。 「ばか・・・」 呟いて涙をこらえた。 どうせククールなんて、どの女でも一緒なのよね。そう考えるとまたククールがあの小間使いと仲良くしているのではと不安になってきた。 ククールはきっと忘れているのだ。聖地ゴルドでのあの夜のことを・・・。 イライラした。我慢できない。でもここで追い掛けたりなんかしたらククールの思うツボのような気がした。 じっとしていられなくて部屋の中を行ったり来たり。まるで動物園のクマである。 ゼシカだってククールの事は気になる。だからこそ、腹も立つのだ。 「あー、もう!何で私があんなヤツの事でイライラしなきゃなんないのよぉ!」落ち着け、落ち着け、と自分に言い聞かせ深呼吸した。 ・・・・・・・・・ 無理!一度気になったら解決するまで落ち着くはずがない。部屋を飛び出した。
部屋の外にはククールが壁を背にして立っていた。 「あ・・・」 「おっ、思ったより早く出て来たな。お姫さま」 一気に顔が赤くなっていく。動揺が隠せない。 「あ・・・アンタ、どっかいったんじゃないの?」 「行ったよ。でも、戻ってきた。こんな状態のゼシカほっとけないし」 「ほ、ほっとけばいいじゃない。そうすればあの可愛い女の子と仲良くやれるのに。」 言っているうちにまた腹が立ってきた。 「どーせ、誰にでもアンタは私と同じ事言ってるのよね。君を守る騎士になるなんて言ってたけど、あのセリフも口説き文句のうちのひとつなんでしょ?私は騙されな・・・」 ククールの指がゼシカの唇を押さえた。 「ゼシカ、焼きもち焼いてるんだ?」ニヤリ。 あまりにもククールの顔が近くにあるので、また顔が赤くなってしまった。 「や・・・焼きもちなんて・・・」 やいてないもん。赤くなった顔を見られたくなくてゼシカは顔をそむけた。 こんなにも美人なのにゼシカは恋愛関係に結構縁がなかった。 そんなゼシカがとても可愛い。 ゼシカの唇にククールの唇が重なる。とても簡単なフレンチキス。
「!」 「ゴルドでの続き」 ラプソーンを倒したらキスをさせる、というゴルドでの言葉をククールは覚えていた。 忘れていると思ったのに。だから腹を立てていたのに。 「もう・・・ムカツク」 「あ?」 「ムカツクって言ったのよ!私一人でヤキモキしてアンタは涼しい顔してて、ばかみたいじゃない!」 ムカツクを連呼しながらククールの胸を叩き続ける。その両手を押さえ、もう一度キスをする。 「かわいいなぁ、ゼシカ」「ばか!何すんのよ!」 ばかばか。 埒があかないのでククールはゼシカを抱きあげると、ズンズン歩きだした。 「きゃあ!ちょと、何よ!?」 「廊下じゃムードがないからオレの部屋行って続き」しれっと言い切るククールに一瞬ア然としてしまった。 「やだ、おろしなさいよ」「ぃやだね」 ジタバタと腕の中で暴れるゼシカに構わずククールは自室へと入る。 ゼシカをベッドに押し倒し、覆いかぶさる。
ドキドキドキドキ。これは本当に自分の体なのだろうか。まるで体のあちこちに心臓があるかのように脈打っている。 ククールの真剣な顔から目が離せない。 「・・・ま、またいつもの冗談でしょ?」 「ゼシカ、オレは男だぜ?ここまで来たらもう止まんねぇよ」 「こ・・・心の準備も出来てないし!」 「怖いのか?・・・怖かったら目閉じてろ」 もうこうなったら覚悟を決めるしかないんだろうか?ククールは相変わらず真剣な顔をしているし、心臓はバクバク言ってるし、もうゼシカは頭の中がグチャグチャになっていた。 グッと目を閉じる。 「・・・・・・」 「・・・プ・・・ククク」ククールの声が聞こえる。目を開けるとククールが真っ赤な顔で笑いを堪えていた。 瞬時に理解した。騙された! 「ククール!アンタねぇ!」 起き上がりククールを殴り付ける。 「騙したわね!」 「ち、ちげーよ。だってさ・・・あははは」 まだ笑っているククールに更に腹が立つ。バシバシとパンチの応酬。
「信じらんない。ムカツク!」 「わ!ごめんごめん。だってさ、ゼシカがあんまり可愛いんだもん」 可愛いの単語に殴り付ける手が止まってしまった。 「・・・何よ、それ」 「それにさ、ゼシカが嫌がってるのに出来ねーだろ」ベッドの脇に移動して俯いてしまったゼシカを覗き込むが、プイとまた顔を背けられてしまった。 やっぱり可愛い。 「・・・こう見えてもオレ、ゼシカを大切に思ってんだぜ・・・」 え?またドキっとした。 上目遣いでチラッとククールを見るとこころなしか彼の顔が赤く見える。 ククールでも女に対して照れたりする事があるのだろうか?様子を伺っていると、それに気付いたククールにコツンと頭を小突かれた。 「・・・ったく、オレにこんな事言わせんのお前だけだよ」 まったく、と言いながら今度はククールが背を向けてしまった。ククールの耳は真っ赤になっていた。 ゼシカはそれに気付くと、何だか恥ずかしいのもおあいこのような気がしてエヘヘ、とこっそり笑った。
終わりです。 短くしたいのに、ついつい長くなってしまいます。 恥ずかし杉の内容スマソ。
いいんだけど……簡単なフレンチキスってどんなキスだ?
えーと、チュッと唇を合わせるだけの、だと思ってるんだけど。 もしかして違うのかなぁ
…(;´Д`) 最後まで行ってしまうのかドキドキ…と思いきや。いや、素敵です…。
>>トト ◆.eBujHzjTY 様 自分は萌え死にました
>トト ◆.eBujHzjTY 乙ですもえ〜。 しかしおせっかいかもしれませんがフレンチキスは軽いキスではなくディープの方です。 ククールが簡単にディープキス、というのでもそれはそれで萌えますが…w
お絵書き掲示板…数こそそんなに無いけど、レベル高いと思った。
>>250 あー、それ以前に見たなぁ。
でも改めてハァハァ。
>>247 そうだったんですか。
また失敗してしまったorzありがd
萌え ドキドキハラハラしますた
ククゼシって普通の感覚かと思ってたけど、私の従妹は主ゼシだって言われた。ミーティアは認められないんだそう。私もそうだけど、公式じゃん。 会社の人はゼシカの片思いでククールが相手しなさそう、ってorz 最近の出来事を書いてみた
自分もククゼシってフツーの感覚(´Д`;)
漏れもミーティアはヤダけど、ゼシカとはくっつけないなぁ。馬姫公式だし。 ククール片思い、ならわかるんだけどなぁ。
やっぱアレか?ゼシカと主人公が妙に仲良しっぽいから?
>>254 主人公とミーティア絡みの他のカプはありえないのは間違いなくて、それ以外はいくら議論してもFA出ないんだから好きなもんに萌えればいいんじゃね?
主ゼシ派とか可哀想とか思う。
それは「仲良し」ってだけで、カプにはなり得ないのではないかと。 主人公は兄さんに似てるんだよ。 ククールの片思いって切なくね? どうせ切ないなら、両思いなのにお互いの気持ちに気付かない、とか萌える
ひょっとして、この流れって荒らしを呼ぶ流れじゃない?
>>254 ドンマイキニスンナってことで以下ククゼシトーク
↓
>>259 両思いなのに。。。って切なくて萌える。
だれかSSお願いしまつ。
>>258 確かに主ゼシってゼシカ可哀想だよね。前向きな彼女には幸せになってほしい。ククとね
ホワイトデーの時みたいに書きやすいきっかけがあればなぁ。 明日エイプリルフールだけど、カプ萌えにつなげにくいし、誕生日不明だし。 でも増えたよな。SS投下。
>>262 同士よ!
私の想像ではパルプフィクションのビンセント(J.トラボルタ)がミア(ユマ.サーマン)に息で投げキッスを送るシーンみたいな、切なさがイメージ。わかる?
>>263 キッカケなんか無くてもGO!
私は仕事しながらククゼシネタ考えてまつ。
セーブに便利なのでマイエラ修道院によく行くんだけど、パイプオルガンの音色っていいね。 個人的に大好きなんだ、あの音楽。 毎回その度に、2人が式を挙げてる場面が脳内に浮かんでくるです…(;´Д`) あーもう末期症状かも。好きすぎる。
>266 そして神父はお兄ちゃん… 駄目だ、ニヤニヤが止まらないorz
ムービー萌えどころ ・ゲモンの爆破からゼシカを庇うクックル(*´Д`) ・煉獄島で、檻から降りる時にゼシカに手を貸すクックル 精神的に辛いだろうに、そんな時でもゼシカに気が回るクックル(*´Д`) 堀井はどういうつもりでこのシーンを作ったんだ? 主人公じゃなくてクックルっていうのがもう・・・(*´Д`) 欲を言えばリブルアーチのイベント後、落ちてくるゼシカを呆然と見ている主人公がいて きっとクックルが抱きとめに来るに違いないと思ったんだがなぁ
>>268 ええええー!○兄貴かよ!w
…それはそれで面白そうだな。
>>269 ゲモンのムービーはいつでも見れるように
セーブしてある(・∀・)ニヤリ
ゼシカを探しにリーザス村へ行くと 「ここがゼシカの出身地?でも残念ながらここには ゼシカはいなさそうだぜ。・・・・・なんでそんなことがわかるかって? う〜〜〜〜〜ん・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・勘かな。」 ゼシカのいるところが勘でわかるところに萌えた。
萌え!
さすがクックル! 彼にはゼシカレーダーが付いてます。
体に突き刺さるような寒さから、ククールは目を覚ました。 ぶるっ、と身震いする。重い身体を起こし、あたりを見回す。 「………?」 知らない部屋。 自分が使っている物を含めてベッドが四つ並んでいる。右隣にゼシカ、左隣にヤンガス、その向こうにはエイトが眠っている。 けたたましくガラスを叩く風。窓の外には見慣れぬ雪の嵐、薄明るい夜。 まだハッキリしない頭で自分の置かれた状況を考える。 ―――確か、オレたちは黒犬を追って北に向かっていて… 「つ…ッ!」 身じろぎすると、打撲のような鈍い痛みが全身を襲った。瞬時に記憶が蘇る。轟音と共に、視界に迫る圧倒的な白。ゼシカの悲鳴。 「雪崩が…!」 ベッドから飛び降りて、ゼシカを見る。 ゼシカは毛布にくるまって、すやすやと安らかな寝息を立てていた。 ククールはゼシカを起こさないように毛布を剥いだ。 顔に色が無いのが気になるが、呼吸は落ち着いている。とりたてて大きな外傷はなさそうだった。 ホッと安堵の息をついて、一応他の二人の様子も見る。 いつもどおり必要以上に元気に寝ている凸凹コンビに少しうんざりして、寝ていたベッドにひとまず腰を下ろした。
「それにしても…ここはどこだ?」 あらためて周囲を検分する。古いけれど綺麗にしてある、人の手が行き届いた小さな部屋。 悪い気配は感じなかった。 誰か―――あの時先に行ったトロデ王あたりが、雪崩巻き込まれた自分たちを、近くにあった山小屋に運んだというところだろうか。 ククールがそんな事を考えていると、寝ている筈のゼシカが突然大声をだした。 「いい加減にしなさいよ…ッ!ククールッ!!」 いきなり名前を叫ばれて、ぎょっとする。おそるおそる声をかけてみる。 「ゼシカ…?」 返事は無い。 「どーゆー夢見てんだよ…。」 何もしていないのに、後ろめたさを感じるのは、日頃の行いのせいだろうか。冷や汗がでる。 「夢にまで見てくれるなんて、男冥利につきるね…。」 ククールはゼシカの寝顔を眺め、頭をそっと撫でた。 「う…ん…寒い…ククール…」 ゼシカは仰向けに寝返りを打って、言葉を洩らした。 続けざまに名前を呼ばれてドキリとする。ささやかな嬉しさで、心が小さく波立つ。 「寒いって言っているし、身体で暖めてやろうかなぁ。」 下らない発想は言葉に出して言うと、急に現実味を帯びてきた。 ゼシカは本当に寒そうだった。むき出しの肩は鳥肌が立ち、吐く息は白い。 ゼシカを暖める為に今自分が出来ること−−−抱いてやる他に何がある?
上向かれた、色の引いた唇は、乾燥して潤いを求めるようにほんの少しだけ開かれている。 しどけなく乱れた服からのぞく、肌理の細かい白い胸。 幸いにも“凸凹兄弟仁義”たちはぐーすか寝ている。 自分の腕の中でうっとりと目覚めるゼシカ。あわよくばキスして服を脱がせて… −−−いや、それは駄目だろう!とククールは自分の不埒な想像に自らツッコミを入れた。 そう。ただ抱いて寝てやるだけでいいのだ。 ククールが躊躇うのは、ゼシカに対して自分の理性がどこまで働くのか、自信が無いからだった。 葛藤しながらゼシカの顔をみると、先ほどより更に色を失っている様に見える。触れてみると氷の様な冷たさだった。 あーもう、いい!どうなろうと必ず幸せにしてやるぜ、と立ち上がり、上着を脱いだ。 そのとき、カチャリと部屋のドアノブが音を立てた。 ドアが開き、見知らぬ小さな老婦人と、大きな犬が入ってきた。 ククールは上着を脱いだ姿勢のまま、硬直した。 「お目覚めですかな旅の人。」 「え…、あ、はい。」 なんとか返事をする。 「良かったです。上に来て温かい薬湯でも飲みなされ。」 「あ、でもゼシカ…連れの女の子が寒がっていて…」 「おお、そうでしたか。バフや、暖めておやり」 老婦人の命令に従って、犬がゼシカの横に寝そべった。犬はふかふかで、いかにも暖かそうだった。 「………。」 諦めたククールは老婦人の後ろに従いつつも、名残惜しく、犬に埋もれるゼシカを顧みる。 犬が白い目で見ているような気がした。 ククールは恨みと感謝のないまぜになった心境で犬を睨み返して、部屋を出た。 部屋のドアがしまるのと同時にゼシカの目が開いた。 「バカ…。根性無し…。」 ゼシカは閉ざされた扉と犬を見て、口を尖らせて小さく呟いた。
おわりス。 次こそは誰も寝ていないSSを書こうと思う。
GJ!! これからもがんばってくだされ。
>>280 GJ!!
自分にツッコミ入れるククに萌え(*´д`*)
もう、終始ニヤニヤでした。意外にいくじなしのクク萌。でもそれはゼシカだからこそと思うと!ぎゃーっ萌! 凸凹兄弟仁義にワロス
4コマ2巻買ったらククゼシネタがあって萌えた(´∀`) 微妙にだったけど、自分的には買う価値あった。 スレの流れ読まないでスマソ
>>280 確信犯ゼシカキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ヘタレククも萌えるよ
>>284 それは嬉しいな
1巻はなんとなく主ゼシっぽかったし
このスレの人優しいよな…凹むハートにぐっときた。
ネタだけはやたらあるから、これからも時々書くよ。
>>284 まじ?買おう。
>>287 オウヨ
じつはもう一本、攻め気ククのSSあるんだけど、スレの流れ的にこっちにした。
>>280 相変わらず最高です(;´Д`)
アネモネ氏のククールが腕の中にゼシカたんを抱けるのはいつの日か!?w
個人的に家政婦ネタの方もがんがって欲しい。楽しみ。
自分はバレンタイン以来ちっとも思いつかんでのう…パワーが欲スィよorz
ククゼシまとめサイトで1000踏んだ(・∀・)
みんながククゼシにハマったキッカケは? 私は最初の二人の会話でゼシカがククを軽くあしらったのに萌えて。「はいはい、わかりましたよー」ってやつ。 あと、ククが思ってたよりツボだった
出会いのイベントで疑いもなくククゼシ派になった。 水をぶっかけるゼシカに口笛吹くクク メラ出そうとしてるゼシカの腕を掴んで連れていくクク 振りほどくゼシカ ゼシカを舐めるようにみるクク 大事な指輪をあっさりあげちゃうクク 必要以上にプンプンするゼシカ これはきたな、とオモタ。
>>293 私も、ククがツボだったのが大きいかも
キッカケというキッカケはなく、じわじわ転んでったよ
主ゼシ⇒主ゼシ←クク⇒ククゼシ みたいなw
影のあるククを癒していくゼシカみたいな関係に萌えた
自分も、これと言って決定的なきっかけってはっきり言えないなぁ 自分でもよく分からないうちにはまってた。…なぜ…。
>>『雪の夜』 もえ・・・ハアハア(*´Д`) 茹でてたうどん、伸びきったじゃねーかよ・・・。 ゼシカがどこから起きてたのかが気になる。 アネモネたんのクックルはほんとゼシカの事好きなんだね。
アレ?自分いつからククゼシハァハァだったんだろう・・・ 確かゲーム中盤からゼシカたんに萌えてて、そこから何かの きっかけでククゼシに転んだんだと思うけど・・・ 人の記憶って曖昧ですね。日記とか付けときゃ良かったorz
気づいたらハァハァしてた(*´Д`)ハァハァ
ここの住人ってクク萌が多いのかな? 自分はゼシカも好きだけど、どちらかと言うとクク寄り。 でもゼシカが絡んでこないとイマイチ萌えない。 なのでククスレには通ってない…。
私もクク寄りだけど、女子が付くと萌倍増だし、ゼシカ可愛いし、ボインだし(これは関係ないか) なによりククはゼシカに惚れてるし(´д`;)
>>301-302 似たような人がいるな。自分もだ。
第一にクックルなんだけど、ゼシカもこれまでのDQの女性キャラで一番
心にズギューンと来るほど気に入った。もう最強。
ゼシカを好きなククールが好きです。
>>304 あー、わかるなソレ。
他の女の子を好きなククなんて魅力無いよねー
ククールがホモだったら相当萎える
>>304 同じく!!他の女の子もくどくけどあくまで冗談つーか男の本能wで、
もしくはゼシカに妬いてもらいたい?て程度で、
本気なのはゼシカたんだけ!ってスタンスのククルが好きだすw
ククールはゼシカと出会ったことで変わったんだと思いたい。
そだね。 幼少期に両親を亡くして愛情に飢えてるから、ゼシカから本当の愛を注がれて・・・みたいの。 私のゼシカイメージは母性。無償の愛、かな。ククに対してだけど。
ゲーム見る限りではゼシカもどちらかというと、わがままを聞いてくれそうな 包容力あるお兄さんタイプが好みっぽそうだと思ったんだけど… こちらも仲間と旅に出始めてから変わったんだろうか。
311 :
まとめ人 :2005/04/03(日) 01:16:35 ID:JCKQ5uUv
まとめサイトにトト氏とアネモネ氏のSS追加しました。
まとめサイト作った時は、まさかこんなに更新する機会があるとは正直思ってなかったです。
2週間に1本くらいあるといいなと思ってたのですが…。
嬉しい悲鳴。
>>291 ありがとうございます。
>>308-309 素敵…。
312 :
まとめ人 :2005/04/03(日) 01:18:24 ID:JCKQ5uUv
>まとめ人さん いつもありがとうございます。 SSが投下される事も多くなったけど、漏れはスレがのびるのが前より早くなった気もするよ。
>>310 変わったというか、理想と現実の違いだと思う。
理想は兄さんみたいな人なのに、なんでこんなヤツ好きになっちゃったのかしら私。みたいの
まとめ人さん、乙です!
まとめ人さん乙です! いつもありがとうm(__)m
まとめ人さんいつもありがとです。 小ネタを捧げます。 スレがいい話で流れているのにスマソです。
その戦いでエイトたちは窮地に立たされていた。 相手の魔物たちは強敵ではなかったが、休みなく戦い続けた無理が祟って、全員が体力も魔力もほとんど使い果たしていた。 敵の放った毒がククールを襲い、また別の魔物の一閃が、ゼシカを限界まで痛めつける。 ククールは強烈な毒に耐えながら、残された魔力の全てでゼシカを回復した。 エイトたちは残された力を振り絞り、敵への攻撃をする。 エイトが斬り、ヤンガスが打ち、ゼシカがとどめをさす。魔物たちは塵となって消えて行った。 それを見届けると、激しい痛みと嘔吐感を耐えていたククールは前のめりに倒れた。 「ククール!!」 叫びながら、ゼシカは倒れ込むククールに駆け寄った。 毒に冒されたその顔は色を失って、額には汗が滲み出ている。 「エイト!どくけし草を…!」 ゼシカの訴えに、エイトは沈痛な面持ちで首を横に振る。 どくけし草はおろか、薬草も、魔力を回復する道具もない、とその顔は物語っていた。魔力を使い果たしたエイトがルーラを唱える事も出来ない。 状況は絶望的だった。そうしている間にも、毒はククールの身体を蝕んでいく。 ゼシカがククールに取りすがる。 「イヤ!イヤよ…。死なないで!ククールゥ…ッ」 大粒の涙がゼシカの頬を伝った。 「ゼシカ、オレの為に泣いてくれるのか」 ククールは苦痛に歪む顔をゼシカに見せまいと笑ってみせた。 その手がゼシカの頬を優しく包む。ゼシカはその手を握り返した。 「ククールを失いたくないの…。ずっと言えなかったけど…好きなの…。」 「ゼシカ…。オレもだよ。」 ククールは嬉しそうに笑った。不思議と穏やかな気持ちだった。
ヤンガスはどうする事も出来ずにククールとゼシカを見守っていた。自分の腑甲斐なさに歯噛みする。 とても見ていられないと後ろを向くと、エイトが何やらゴソゴソと、ズボンのポケットを探っていた。 「ウウ…、兄貴。こんな時に何をしているんでげすか?」 エイトはズボンのポケットからしなびた草を取り出した。 「あ、どくけし草…。」 エイトとヤンガスは顔を見合わせた。 ゼシカとククールを見ると、二人は今や熱烈に口付けを交わしていた。 「ゼシカの姉ちゃん、怒るでげしょうね…。」 エイトとヤンガスの脳裏にゼシカのスーパーハイテンション双竜打ちが鮮やかに浮かぶ。二人の背筋に冷たい汗が伝った。 そして−−−ふたりはそっと『どくけし草』を処分した。 スマソ。 あれ?トリがおかしな事になった。
エイトひどい・・・。 でも萌えワロタW
センキューグッジョブ! 寝る前に萌えれてよかった。 いや、むしろ萌え萌えして眠れん。 バカポーなククゼシもいいけどエイトとヤンガスかわいいw 自分も今SS書いてるんだけど、恐ろしく長くなりそうな悪寒(;´Д`) ありあまる文章力がほすぃです。
>>318-319 …ジーン(;´Д`)いいです!
まほうのせいすい飲ませてMP回復とか、死んでも
教会に行くとかせかいじゅの葉があれば生き返るのに…
皆気づいてなかったのかー。
>>321 恐ろしく長くなっても良いので投下キボンヌ
GJ!GJ!GJ!!!
AIククが、自分も弱っているのにゼシカにベホマしてくれたので、萌えて書きました。
わかる。自分もそーゆーのでいちいち萌える。 クックルが、雌系にぱふぱふされて気持ちがよさそうな時に、タイミング良くゼシカのテンションあがったりすると「おお、嫉妬!」とか思ったり。 末期かも。
逆に、ゼシカたんがモンスターにぱふってる時 クックルが嫉妬してないかなーと期待してみたり。
>>330 そうそう。「ンにゃろ〜…俺だってまだやってもらってないのに…」
グロいバケモノモンスターならまだともかく、ヤツとかはほとんど人型だしな。
他にごろつきとかさ。
>>330 キャプテン・クロウに全滅されかけてゼシカがひとり取り残されて、やけくそでパフパフしたけど色気が出し切れなったウチのゼシカたん。
「無理よ。ククールが隣で倒れてるのに、心配で戦闘どころじゃないわ」
それより、モンスターリスト見てて気づいたんだが、 マルってゼシカのぱふぱふを受けることが出来る唯一の人間なんだな。 (暗黒神をも退けた鋼鉄の意志でふりはらってくれるが) ……ククール、複雑だなw
マルですか!!ww
ゼシカのぱふぱふを受けていいのはククールだけ!
ククには効きすぎて、文字通り天国逝きではないかとWW
してみるとザキの効果なのかw
それでも問題なし!!(・∀・)!!
ネタ振りを兼ねて素朴な疑問。 クックルがゼシカたんへの気持ちに気づいてからは禁欲するんだろうか? 彼女の為にそうであって欲しいんだけど(じゃなきゃひどすぎる…) 今までの彼からしたら辛そうだなーとw
>>339 いや、クックルの場合、自分の気持ちに目をそむけるべく女遊びがさらに激しくなる希ガス。
なんだかんだでゼシカと…にイピョー
ゼシカのために禁欲…にイピョー
>>342 やっぱりそっちにイピョーにする!
そのほうが萌えるな。
禁欲に苦しむクックル。
いざバニーちゃんとかとコトに及ぶ時にゼシカの顔が浮かんで 罪悪感で萎え or 自分の慣れない恋愛感情に戸惑っていつもより激しくしてしまう ありがちだけどこういうの好き 自分の気持ちを認めるまでは前にも増して激しい女遊びをしていて欲しいな いざ好きになったとしても、今まで真剣に人を好きになった事がないククールの 葛藤描写とか好きだ…
クックルもゼシカもキャラが立ってるから、いろんな萌えかたが出来て楽しい。 ククゼシっておいしいね。いじり倒せるっつうか。
夜にゼシカの事を頭にいーっばい思い浮かべて、…(ry …と思ったけどそうするぐらいなら彼の性格からして やっぱおねーちゃんとこに行くんだろうなぁ。
4コマ買ってきた。 なんつーか…。微妙だね。 1巻よりましか。
ってことはククゼシ要素的なものはないってこと・・・?
>>351 ラブラブって感じのは皆無だが、ちょっとだけ仲良さそうかも、ってのならない事もないかな?
しかし絵の酷い人が多い気が(ry
一つだけ、ゼシカの髪を結ってあげるククールのネタがあった。 あとは・・、うん。 普通に仲良さそうかもレベル。
そんなにククゼシ要素期待してたわけじゃないけど。。。 もうカワネ。 このスレとおえびのククゼシ絵師の1コマのほうが、100倍萌えるぜ。
>>353 うわああああああ
結ってあげるのはげ萌え
禿げ萌えぇぇぇぇ 即効密林で予約したよ!
357 :
353 :2005/04/04(月) 23:26:28 ID:F9+M1top
ああ、なんか罪悪感。 髪結ってるっていってもそんなにククゼシじゃないよ? オチはトロデだし。 そのネタでよかったらうpしてあげよう。 ちょっと待つべし。
358 :
356 :2005/04/04(月) 23:28:13 ID:VhkZ8JNm
>>357 うわ、マジか!
もう予約解除できないよ…orz
でもいいさ!それだけククゼシが好きって証拠さ!
と自分を慰めておく
360 :
353 :2005/04/04(月) 23:45:00 ID:F9+M1top
>>360 サンクス〜。
これはこれで充分萌える(*´Д`)
>>360 うわー!!
私はククゼシ>>>(超えられない壁)>>>主ゼシ>>>>>>>主姫
なんだよね・・・orz
私はククゼシと主姫がガチで競い合ってるかんじ。 種類が違ってどっちも好き。
ククゼシ>>>>>>>>>>>>>ヤンゲル>>>主姫
自分はククゼシオンリーです。
私はククゼシがダントツに好きでその次に主姫が好き。ヤンゲルも好き。
1ククゼシ。2主姫。3ヤンゲル。
私もククゼシダントツ。 主姫は普通。姫は好きくないけど・・・。 あと、ホモとかでなくマル+ククも切なくて良。(ホモはキライ)
>>370 最後の行同意。男2人の組み合わせが好き、と言うと決まって
フォモ萌えだのなんだのと言われて嫌気が差すんだけど
801とかじゃなくても普通に面白い関係だよね。
昼ドラマみたいなドロドロさ加減とかさ。
まぁそれでもククゼシはもう別格ですが。
自分的にはククゼシと主姫セットだとイイ(゚∀゚)! どっちかのカプがものそラブラブで、もう片方がなんかやきもき するような感じ凄く萌ゆる・・・ハァハァ 後(関係無いが)ククにべた惚れなゼシカたんにも萌ゆる。 ・・・私だけ・・・?
>>372 自分もククゼシと主姫セットで好き。4人仲良くしてるのがイイ!
EDで女の子を口説くククにヤキモチ焼くゼシカたんに萌えたよ
>>372 同じだ。その逆でクー助がゼシカたんにベタぼれってのも捨てがたいぞ!
そもそも、EDで「コイツって一緒に旅していた仲間とは言え
人にそこまでおせっかい焼くキャラだったか??」と思うぐらい
主人公にミーティア強奪させようとするかのようにたきつけてた。
それは…主人公にやや好意を持っているかに見えたかも知れない
ゼシカたんと主人公がくっつくような事があったら嫌だから…と
都合よく脳内変換をしてみるテスツ。
私もククがベタ惚れ派。 姫強奪作戦はゼシカに切り出してほしかった。ゼシカのが世話焼きっぽいし。 Vジャンプの攻略本持ってる方います? 公式ガイドに無い鳥山絵ってあるのかな? 8のイラスト集とか出ないかなぁ。
ベタベタに惚れあってるけど、すれ違い…がイイナ。
「ククールの大冒険」とかそろそろ出ねーかな? ゼシカ仲間で。 やっぱヤンガスなのかな…イヤ、いいんだけど…orz
378 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/04/06(水) 00:38:05 ID:8SDLvRpy
いっそツクールで…(ry
あげたorz スマソ…
SS投下させてください。 悪寒のとおり、長いので規制に引っ掛かったりしたら 時間空くかもですが・・・(;´Д`)
黒と静寂が世界を包む頃。 森の中に一際明るく、そして激しく辺りを照らす光があった。 光の破片は天へと昇り、ゆっくりと紺に溶け込む。 パチパチという音に合わせて柔らかく形を変える炎の周りには、野営の準備に勤しむ仲間の姿があった。 馴れた手つきでテントの骨組みを組み立てる青年が言った。 「遅くなってごめんね。どうしても今日中にこの地点までは着きたかったんだ。」 もう片方のテントの方が作業は進んでおり、骨組みに布を被せながらゼシカは言った。 「気にしないで。貴方のこと信頼してるから。」 「兄貴の言うことに間違いはないでがす。」 「あはは、ありがと。ゼシカ、ヤンちゃん」 作業を続けながらエイトはゆっくりと振り返る。 火に照らされながら気持ちよさそうに眠るミーティアと、馬車の中で大きな鼾をかいて眠るト ロデ王を見つめてぽつりと言った。 「…ミーティアと王様にも悪いことしたね。」 「そんなことあの二人は何とも思っちゃいないでがすよ。」 自分用のテントの仕上げに、布と地面を固定する。 きゅっと最後の紐を引っ張り、しっかり引き締まったのを確認すると、ずっと手元にあった視 線を上げてゼシカは言った。 「だいたいエイトは気にしすぎ………… って、あれ? …ククールは?」 てっきり居るものと思ったが、もう片方のテントを組み立てているのはエイトとヤンガスだけ であった。 「サボリじゃないでげすか?」 「明日飯抜きにしてやる」 初めての事ではなく、えらくあっけらかんと言い放つ仲間達。
ゼシカは呆れたように眉を寄せるとため息をついた。 「ちょっと探してくるわね。」 どうせそう遠くは行っていない。 ゼシカは草むらを掻き分け、風の吹く方へと歩いて行く。 生茂った木々の終わりを抜けると足場のよい場所へと出た。 崖状の、辺りの地形が見渡せる場所に、ククールは一人腰を降ろしていた。 「ちょっと、準備サボって何でこんな所にいるのよ?!」 「…見つかったか」 少しも悪怯れない様子で苦笑いをするククール。 真っ直ぐククールの方へ近づくゼシカは、そのまま強制連行するのかと思いきや、その隣にど っかり腰を下ろした。 「…不安、なんでしょ?」 「そういう訳じゃないさ。 ……まあ、そりゃ全く不安はないって言ったら嘘になるけど。」 「うん。きっと、みんな同じ気持ち。 もう、誰が死ぬのも見たくないもの…。」 …海峡の街であった出来事や、遥か雪国であった出来事。 少しの沈黙の間、二人はそれぞれ想いを廻らせた。 「…ねえ、祈ってよ。」 初めにそう切り出したのはゼシカだった。 「はあ?」 「あんた、仮にも僧侶でしょ? だから」 「生憎とオレはあんまりカミサマなんざ信じちゃいないんだがな。」 軽くため息混じりに吐き出す。
「私もよく分からなかったけど……今は、ちょっとだけ、いるんじゃないかって思うわ。 私達が出会ったのも、暗黒神とか何とかを封印しに行くのだって、運命だったんじゃない かって。」 「ゼシカは幸せに育ったんだな。」 ククールのその言葉が皮肉に聞こえ、ゼシカは思わずムッとする。 「神様……か」 いつものふざけた表情とは違い、いつになく真面目な顔で語りだす。 「オレは今までいろんな奴を見てきた。 ―歪んでいる人間ほど、全てを手にして幸せになっていくものさ。 その裏では毎日食ってくのに精一杯な、マトモな人間だっている。 …そんな奴らを見てると、とてもこの世に神様がいるなんて思えないね。」 ククールは一息つき、視線を遠くに移して、言葉を続けた。 「……所詮世界ってのはそんなもんなんだ。 例えば、オレみたいな人間が居なくなったって初めから居なかったかのように、何も変わ らず世界は廻り続けるのさ。」 ゼシカが見てきたものと、ククールの見てきたものは違う。 そしてゼシカはきっと限られた世界の中で、幸せに育ってきたのだろう。 それ故妙に説得力を帯びていた言葉も、やはり最後だけは引っかかった。 「…それ、本気で言ってるの?」 怒鳴りつけてやろうと思った。 ククールとって、ゼシカ達は所詮それだけの存在だったのだ。 一体どれほどの時間を共有したのだろう。 生きてきた時間に比べればほんの短い間だけれど、ゼシカにとって、それは仲間と呼べる関係 になるには十分な時間だった。 そう思っていた。 きっと、エイトやヤンガス、トロデやミーティアも同じ気持ちだろう。
それなのに、ククールにとってはそうではなかったのだ。 居ても居なくとも変わらない存在なんて仲間と呼べるはずはない。 ククールにとって自分達は一体何なのだろう? そう思うと腹が立って仕方がなかった。 「…っ」 しかし、言葉より先に出たのは頬を伝う雫だった。 「………え?」 気付いたククールは目を見開いた。 涙は頬を落ちてスカートを濡らす。 …時々、遠くを見ているような、どこか寂しそうにする眼をゼシカは知っていた。 ククールがふいに何処かへ行ってしまいそうになるような感覚も。 彼の本心に触れた今、己が抱えていた不安の正体を知ってしまったのだ。 一滴落ちてしまえば止まらなくなり、次々に溢れ出す感情の形を、ゼシカは手で抑えることし かできなかった。 いつも気丈なゼシカが泣いていて、そして泣かせたのは自分かもしれない。 自分が何をしたかと必死に頭を廻らせるが、焦りと動揺で上手く思い出せない。 すすり泣く声が一層ククールを追い詰める。 「わ、悪い! 別にゼシカを否定したり、そういうつもりは…」 咄嗟に言葉を紡ぐが、それでもゼシカが泣き止む気配はない。 それどころかククールの声は全く届いてないように思われた。 「た、頼むから、泣き止んでくれ…」 そっとゼシカの髪を撫でる。
女を宥める時の条件反射のようなもので、ゼシカを包もうと腕を伸ばしたその時だった。 「何? どうしたの」 後ろの草陰から姿を現したのはエイトだった。 野営の準備が終わったので二人を探しにきたのだ。 途中ゼシカのすすり泣く声を聞いたのだろうか、少し慌て驚いた様子でククールとゼシカを同 時に見た。 (助かった…) ゼシカの親友であるエイトなら、彼女を任せるには打って付けだろう。 ククールはエイトに助けを求めようとするが、既にエイトはククールのことなど眼中になく、 その視線はある一点に集中していた。 呆然とゼシカを見つめた後、一瞬鋭い視線がククールを襲ったのは気のせいだったか にこやかな表情で問い掛けた。 「……ククール? ゼシカに何したの?」 そう聞くも、どうやら自身の中では確かな答えを出しているようだ。 表情とは裏腹に紫のオーラと殺気が身を纏う。 クールは生命の危険を感じた。 (ぜってー何か誤解してる!) 「いや、オレは何も…」 ゼシカに弁護を頼もうと見やるも、溢れる涙を手で拭うので精一杯で、全く状況を把握できて いなかった。 「…嫌がるゼシカに無理矢理一体何をしたの?」 「だから何もしてねえって!」
「女の子にムリヤリ手を出すなんて最低だよ!!」 エイトの抜いた剣が光り輝く。 天に掲げた剣から鋭い閃光が駆け抜けた。 「いや〜、そんなことだろうと思ったんだよね。いくら節操無しのククールでも仲間を無理矢 理、なんてさ。」 テントの中で、治療を終えた青年が呑気な声をあげた。 「お前…、人を殺しかけといてよくぬけぬけと…」 実際、ゼシカがあと一歩のところでエイトを止めてくれていなかったら今ごろククールは 棺桶の中だっただろう。 もしもゼシカがいなかったら……想像しただけで背筋が凍った。 「ベホマかけてやったんだからいいじゃん」 「そうでがす。プラマイゼロでがす。」 「お前らね」 死ななかったからよかったものの、やはり何だか腑に落ちない。 「…クソ。 馬姫さんに言いつけてやる。」 「姫はクックルのアホの言うことなんて信じませんー」 意地悪く吐いた後、取って代わって少し真面目な顔つきでエイトは言葉を続けた。 「それに、ゼシカを泣かせたのは本当なんだろ? 早く行ってきなよ。 …ゼシカには、今日の見張りは僕達でするからゆっくり休んでって言っておいたから。」 「まったく女を泣かせるなんて最低でがす!」 「そうは言っても心当たりないんだがな…」 首の後ろを掻きながら考えるが、やはり心当たりはない。 ククールにとってあの言葉はそれほど深い意味はなかったのだ。 「ククールってさ、結構鈍感だよね。」 「うわー、お前には言われたくねー…」
「とにかくさ、何があったかは知らないけど、当たって砕けてきなよ」 「砕けてはこねえよ」 「ごちゃごちゃ言ってないでさっさと行くでがす」 「言われなくても行くよ、馬鹿」 仲間に促されてククールは重い足取りでテントを出た。 (まあ女を泣かせたままにするのも男が廃る) 焚火跡を挟んで対極側にもう一つ小さなテントがある。 ククールは近づき、テント越しに話し掛けた。 「…あー…あー…、なんだかよく分からんが一応謝っておく、悪かった。」 「………。」 灯りは点いていなかったが、確かにゼシカが起きている気配はあった。 ククールは多少気不味さを感じながらも、静かにゼシカの言葉を待った。 「…本気でそう思ってるの?」 そう話すゼシカの声は、至って落ち着いた、少し低い声色だった。 「…………あ?」 「さっきの、続き。 …あんたが昔どんなだったかは知らない。 だけど、今も、私たちと一緒に旅をするようになった今だって、あんたは自分が居なくて も、私たちが心配…………か、悲しまないとか、思ってるの? 何も変わらないって、 そう思ってるの?」 「………。」 「ふざけないでよ。 ……あんただって死なせない。絶対全員生きて帰るんだから。」 ゼシカの一言一言が深く響く。 「あんたにとって私たちって何なの。仲間じゃ…ないの?」 テント越しに、言葉を交わす。 お互い顔は見えなかった。
「…なんとか言いなさいよ。」 「……『私達』なんだ? 『私』じゃなくて?」 低く、静かにククールは言った。 笑いを含んだその言葉には、少しだけいつもの調子が戻っていた。 「『私も、みんな』、よ!」 「そっか。…ゼシカはオレに居てほしいんだ?」 「だから『私やみんな』だってば!」 茶化した風に言う言葉の裏で、必要とされることが嬉しいことだったと、ククールは初めて知 った気がした。 「…ゼシカ。出て来いよ。」 「嫌よ。寒いから。あんたが入ってきなさいよ。」 「そんなこと言っちゃっていいの? オレ、男だぜ?」 「変なことしたら大声でエイトとヤンガス呼ぶからいいわよ。 ギガスラッシュと烈風獣神斬で今度こそ棺桶行きね。」 「…冗談だよ」 テントの出入り口である布を軽く捲り上げると、ククールは中を覗き込んだ。 そのすぐ傍に居たゼシカもククールを見上げる。 そんなに時間が経ってるわけではないのに、お互い顔を見るのはひどく久しぶりな気がした。 「元気そうな顔見て、安心した。」 ククールが本当に安心したように柔らかく微笑むものだから思わず吹き出してしまう。 「ふ。何よ、それ。」 そう言って、つられたように微笑むゼシカの顔は、すっかりいつもの顔だった。
自分の中にくすぐったい気持ちを感じながらククールはそっと自分の方へゼシカを抱き寄せた。 何とはなしに、いつもの不真面目なククールとは違う気がした。 そして、今のククールが本当の姿のような気がしたから、ゼシカもまた、振りほどけないでいた。 ただただ自分の顔が染まっていくのを感じていた。 捲れた布の隙間から、そよそよと心地よい外気が流れる。 それはククールの背中越しに、ゼシカの前髪を小さく揺らした。 ククールは俯けた頭を、そのままゼシカの肩に軽く乗せた。 「ゼシカに会えて、よかった。」 肩に置いた頭を持ち上げて、額に持っていき、そっと唇を置く。 柔らかく、暖かい感触がゼシカに伝わった。 「あ、あんたねえっ 調子に乗りすぎよ!」 顔を真っ赤にしたゼシカはククールを振り払うと、拗ねたように背中を向けた。 サイテー、信じらんない、とぶつぶつ怒るゼシカに、ククールは目を細めて愛しそうに微笑んだ。 ――かつて、世界は閉じられていた。 欲しいものは手に入らなくって、いつだって、手を伸ばしても遠ざかっていくだけで。 仲間を仲間だと思っていない訳ではなかった。 実際、救われた部分も沢山あることを自覚している。 一緒に旅をするようになって新しく見えてきたものだって数え切れないほどある。
ただ、何度呼んだって、振り返ることのない背中を知ってるから。 苦しい感情から逃げ出したくて、何も求めず生きようとした時期もあったから。 なかなかそういったことを現在と結び付けられずにいたのだ。 (けど、そうだな、今は――) 「ゼシカ」 「なによ?」 不機嫌そうに眉を上げて。それでも振り返ってくれる君がいるから。 「また明日、おやすみ」 捨てたものじゃないな、と、ククールはそう思った。 「……おやすみ」 ゼシカは捲り上げた布の合間から、去って行くククールの姿を見つめて言った。 ククールがテントに戻ったのを確認すると、緊張の糸が切れたように体重全てを預けてころん と横になった。 まだ、顔が暖かい。 (眠れるかな……) 「…合意ならいいんだよ、僕は。別に。」 テントに戻ったククールが、目を逸らしながら何処か詰まらなそうに言うエイトと、ニヤニヤ しているヤンガスに、動揺と気恥ずかしさを覚えたのはゼシカが知らない話。
なんとか大して時間空けずに投下できました。ヨカッタ 長々お付き合いくださり、ありがとうございます。 色々言いたいことはあるんですが、とりあえず、 長いわりにはそんなにククゼシ濃くなくてすんませんしたー。
わ、リアルタイム遭遇。乙です。 エイトがいいキャラしてますね
お疲れさんです。出勤前にええもん見ましたわ〜 …しかしクックル信用されてないなぁ…疑われてる。ひでえ(w
>>391 GJ!です〜。
朝から萌え萌えです!
長編で、かなり労力使ったと思います。ほんと乙でした。
GJ! エイトとゼシカの仲良し設定に和んだ。 男3人の会話がよかった!
クックルって呼び名ウケタ
「ヤンちゃん」って可愛いな・・・
はわわ萌え
今回のSS色々異色な気がしたので投下しようか悩んだりもしたんですが 感想いただけて良かったです。 サンクス。 仲間の描写を増やしたかったんですが、ちょとエイトが濃すぎましたねw 奴がいなかったら普通にシリアスククゼシで通ったなー、と書いてから気付きました。
>>380 GJです!!
>「そんなこと言っちゃっていいの? オレ、男だぜ?」
こういうククたん死ぬほど(*´д`*)ハァハァです!
あと他メンバーの描写も(・∀・)イイ!
え〜と少し前に投下させていただきましたがまた駄文投下させてください…。
ここは砂漠の教会。 昼間はぎらぎらとした太陽が、容赦なく照りつけるこの一帯。 すでにベルガラックのユッケが竜骨の迷宮の入り口で待っているというが、 迷宮への道のりは、思ったより厳しかった。 遠い道のり、慣れない暑さに一行はほとほと参りながらひたすら目標を目指していたが、 「あ…暑すぎる!ワシはもう我慢できん!」 この状態では逆に探索の効率が下がるわい!というトロデの言葉で、 一行は教会の影に馬車を停め、しばしの休憩を取ることとなった。 各々水を飲んだりと、ほんの少しの涼を求める。 「はぁ…砂漠ってば木陰もないんだから、この暑さは本当に参るわね…」 ゼシカはひと息つきながらうんざりといった表情でつぶやいた。 豊かな胸元に汗の粒が光る。 「俺なんて一番厚着だから最悪だぜ?」 ゼシカを尻目に、ククールはどうだとばかりに自慢にならない自慢をしてみせた。 ククールはマントと上着、さらに手袋もはずし、手のひらでぱたぱたと顔に風を送っている。 「マヒャド、覚えたてだけど味わってみる?涼しくなるわよ〜」 クスっと笑ってゼシカは舌を出した。 「え、遠慮しとく…でもな、マジで暑すぎるって…ほれ」 そう言ってゼシカの頬に手の甲を押し付ける。 「ちょっと、どこ触ってんのよ!」 ククールはふにふにと柔らかいゼシカの頬に触れた途端、嬉しそうな顔になった。 「あーー、ゼシカのほっぺた、冷やっこくて気持ちいいな…」 「バカ、あんたが熱すぎるだけなの!…もう、いつまで触ってんの!」 顔を赤らめながらゼシカはククールの手を振り払う。
まったく、油断するとコイツはいつもこうなんだから…。 「おいおい、何もそんな嫌がるこたねーだろ?」 「アンタのそういう所を黙認してたらね、体がいくつあっても足りないのっ!」 「へいへい…俺が悪ぅございました」 肩をすくめてククールはゼシカの隣に座り込んだ。 まったく…とぶつぶつ言いながらも、ゼシカもククールの横へ腰を下ろす。 影になっているとはいえ、風も吹いていないので暑さはあまり変わらない。 相変わらずククールは暑そうにして、ほんの少しだが肩で息をしている。 さっきのふざけた表情はもう消え失せて、いつもの端正な横顔がそこにあった。 筋の通った鼻筋にも汗の粒が光っている。 ゼシカは、先程ぶっきらぼうに手を振り払ったことを少し後悔した。 「ん?…どした?」 ククールは自分の右手を見てゼシカに問いかけた。 右手の上にはゼシカの小さな左手がちょこんと乗せられている。 ゼシカは目を合わせずにうつむき、 「…だって、アンタの手、ほんとに熱かったんだもん。…これなら少しは涼しくなるかなって」 「心配してくれてるのか?」 「うっさいわね!つべこべ言うと手、離すわよ」 「…ハイ」 しばらく大人しく従っていたククールだったが、 やがて手のひらをゆっくりと返し、ゼシカの指をからめた。 ほんの少しだけ、ゼシカの指がぴくんと跳ねる。 「…そのままな」 ぽつりとククールのその言葉に、ゼシカはさらに恥ずかしそうにうつむいた。 自分の鼓動が伝わってしまうのではないかと、さらにゼシカの鼓動は早くなっていく。
「なんか体温、同じくらいになってきたな…」 「……バカ、私が熱くなったの」 ゼシカがぽつりと言う。自分でもかなり恥ずかしい台詞だと思った。 「嬉しいこと言ってくれちゃって。よし!とりあえず俺は3日手を洗わないって決めた!」 「またバカなこと言って…」 「俺は本気だぜ?」 「もう…知らない!」 冗談でも、真っ直ぐにそんな嬉しそうな瞳で見られてはたまらない。 ゼシカは立ち上がってぷいっとエイト達の方へ走っていった。 その顔は暑さのせいかはわからないが、真っ赤になっていた。 ひとり取り残されたククールは、小さくなっていくゼシカの背を見つめながら 「ったく…キツいんだか優しいんだかわかんねぇな、俺の姫さんは…」 そう言って右手の甲にくちづけた。 「…さーて、そろそろユッケちゃんの元へいきますかね!」 そしてククールもゆっくりと立ち上がり、馬車へと向かっていった。 自身もまた、胸の高鳴りを感じながら────
以上です。お粗末さまでした。 暑苦しい話な上、ユッケたん放置&ククたんセクハラ厨&暑がりだったりですんませんorz バウムレン乗ってさっさと行ったれやって感じなのですが、 暑くてもイチャイチャするカプールということで書かせていただきました。
リアルタイムでキターーー(゚∀゚)ーーー!!
>>404 二人ともかわいくて良かったYO!
GJ!
うはあはげ萌え! >ゼシカは目を合わせずにうつむき (*´Д`) ハァハァ
>>401-403 いいっすねー。
…上着を脱いだって事は、もしや上半身裸ですか?ハァハァ(;´Д`)
ぐはぁっ!萌! 仲間に悟られないように手繋ぎ。甘酸っぱいなぁ。
いやあ、最近SS増えてきてうれしいね。 もっともっと萌えさせてください。 それはそうと、いたスト台詞収集スレであがってたククールのゼシカへの台詞 >店の売り買い交換時の特定キャラ向け台詞 >「今 オレに店を売ってくれたらお礼に キスしてやるよ。」 萌 え 死 ん だ OTZ
>>410 それってマジでゼシカへのセリフなの!?
だとしたら萌えーーーーーーーーーーーーー!!!! …っと、どこにキスするんだろう。
412 :
まとめ人 :2005/04/07(木) 02:09:27 ID:rVHSRvgg
更新しますた。 抜けSSないよね?結構な勢いで投下があるので不安。
まとめ人さん乙です。エライよ…ほんと。 自分の見た所、抜けはないと思う。
いたすとはククゼシ萌えゲーですよv
他の女性たち口説くセリフの方が多いけどね。 ゼシカは仲間扱いされてる…とオモタ。
>>415 まあ、DQ8以外の女性達は初対面なんだろうからなぁ。
ゼシカたんとはもうそういう仲なので、あえてもう口説く必要がないから
…と脳内変換してみる。
>>415 あれはドラクエじゃないから気にしてない。
堀井に関係ないし、どうもアレはな。
萌えられないし、むかつかない。自分の場合だけどさ。
>>415 むしろ仲間扱いが 萌 え た
ククが親しげに喋ってるのってゼシカとリュックだけだし。
まあリュックはともかく、本来なら口説く対象であろう筈のゼシカに
仲間扱いというのが特別な感じがする。
>>420 行ってきました。
萌えてきました(*´д`*)
>>420 結構ククゼシな気がする。
たぶんフィルター通して見てるからだろうけどw
>>424 私もククゼシに見えた
でもイパーンの人が見たらなんともない、スライムのお話なんだろうなぁ
イイ! からかうクク、追い掛けるゼシカ。イチャイチャしやがって、コノォ(*´∇`*
自分もオイカケッコ萌えた。 それにしても、まさかククゼシスレでこんなに盛り上がるとは、書いた本人は思いもしなかったんだろうな。
同意。 それが彼独特の優しさなんだろう、彼女は全然気づいていないみたいだけど… のくだりなんか、なにげに作者はククの事がよく分かってるよなぁ、と感じた。
うんうん、思った。萌え〜
432 :
420 :2005/04/09(土) 21:26:40 ID:HDoynhJ7
みなさんに喜んで頂けてよかったヽ(´ー`)ノ って自分が書いた訳じゃないけど・・・orz
萌えた(*゚∀゚)=3
人居ないな・・・
平日だしな
それも淋しいな
夜になっても人居ないのか・・・
いや、勤め先からも休憩時間などに携帯からスレをチェックしてるぐらいなんだが (先月パケ代すごいだろうな…)ネタが思いつかないんだよ〜…・゚・(ノД`)・゚・ あと、モエが進んでくるとサイトを作りたくなって、そっちにまわしたくなるとか。
>>438 じゃあサイト晒せ!w
遊びに行く〜(´∀`*)
にしても携帯からとは難儀だな
専ブラはやっぱ楽だよー
>>440 独り言にみえるかぁ・・・
私自信は普通に会話してたつもりなんだけどね
あと、チャット状態がいいのなら実況に行ってるよ
442 :
438 :2005/04/12(火) 00:14:31 ID:z+7wfS37
>>439 出勤直前にも専ブラでスレチェックしてますが、何か?(w
しかし今朝その最中に地震がグラッときてビビッタけどな。関係ない個人話でスマソ
そんな時「よしよし、恐いのかいハニー?よし俺がそばに居てやるよ」と
ここぞとばかりにゼシカたんにイチャつくんだろうか、あのヴァカリスマ王子は。
なんだ。結構みんなまめにのぞいてんだ? 自分もだけど…。 今の所、書き込むほどのネタもなく…。
ククゼシサイト発掘してた。 もっと増えんかな〜。 すごい萌ゆるカポーだと思うんだけど。 収穫は、通販で18禁ククゼシ本見つけたことかな。 健全の方が好きだけど、それでもあっただけ嬉しいね。
↑書いてから思ったけど こういう話もやめといたほうがいいんだろうか。 本トカ・・
ネット掲示板というのは本来そういう情報の交換の場。 そこまで気にする必要なし。
名前とか、特徴的な事晒さなきゃいいんじゃね? 迷惑かけないのを前提にしたしきたりでしょ?
>>440 ダメか?
人居なかったら淋しいじゃん。
SS投下するから待て!
>>448 おっ、待ってました!
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
>>444 ナニィーーー(゚Д゚;)!!ほしい!!けど
通販出来んし・・・(-д-;)
SS待ち…ハァハァ
>>448 ☆ チン
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < ゆっくり待ってるよ〜
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
マターリマターリ
最近ドラ学にハマッタ・・・(´∀`) ククールはやっぱゼシカよりひとつかふたつぐらい 上なんだろうな。 もしくは保健の先生とか。 まぁ自分は学生の方キボンヌなんだが。
_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_ デケデケ | | ドコドコ < SSまだかよーーーーーーーー!!?> ☆ ドムドム |_ _ _ _ _ _ _ _ _ _| ☆ ダダダダ! ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ドシャーン! ヽ 〃彡ミヽ オラオラッ!! ♪ =≡=〈(((/(~ヾ》 ☆ ♪ / 〃ヾ巛゚.ー゚ノ" / シャンシャン ♪ 〆 ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ || γ ⌒ヽヽコ ノ || || ΣΣ .|:::|∪〓 || ♪ ./|\人 _.ノノ _||_. /|\ ドチドチ!
―――――――――――――‐┬┘ =≡= | __ 〆 ____.____ | ─── \ 〃彡ミヽ ソリャナイゼ | |(⌒シキヾつ| | ドコドコうるさいわね! \=二 〈(((/(~ヾ》 ゼシカサンヨー | |.ノ {ミ*゚ー゚)| | _ |ヽ \ヾ巛゚.∀゚ノ"/ | |⌒ て) 人 _ ―――‐ γ ⌒ヽヽ ⊂ つ ∈≡∋ | |( ___三ワ < > ――― ―― ―二 | |:::| 三ノ ノ ノ ≡ // | | ) ) | ∨  ̄ ̄ ̄ ―――‐ 人 _ノノ (_ノ、_ノ _//  ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ |  ̄ ̄ /'|
おおおもしろいー!!素敵すぎw
AA見て噴いたーーーーーーー!! …っと、気を取り直して。 448さんじゃないけど1本投下させていただきます。 長いです。 今までロムオンリーだったし、こーいうの書いたの 初めてなのでちょっと緊張…。 トリップってこれでいいのかな(不安)?
「まだ飲み足りないの?私は宿屋に戻って休んでるから。どうぞごゆっくり!」 「そりゃないぜハニー」 そう言うククールの周りには、いつものようにバニーガール。 エイトはやや困った風情で、ヤンガスは「ま、仕方ないでげすね」という表情でこちらを見ている。 ゼシカはそんな仲間たちを見ながら酒場を後にした。 ここはドニの町。宿屋は道を挟んですぐ向かい側…のはずだったが。 「あれ?私酔ってる?」 外は真っ暗だった。町の灯りがあって然るべきなのに。 振り向くと、たった今出て来た酒場の扉すら見えない。 手を伸ばしても何にも触れられない。 「あれ?なにこれ?やだ…ねぇ、みんな…みんな、どこに行っちゃったの!!?」 「!!…夢、だった…のね」 ふぅ、と息をつくことで、ゼシカはようやく今の出来事が夢だったと実感できた。 「随分とうなされてたでげすな」 心配そうに語りかけてくるヤンガスの声を聞き、ゼシカは記憶の整理をする。 「スープか何か貰ってきやす。ちょっとでも食った方がいいでがすよ」 そう言って派手な足音を響かせ受付カウンターへ向かうヤンガスを見送りながら、ゼシカは天井を仰いだ。 (そうだった。私はあの杖に操られてとんでもないことをしちゃって、みんなが助けてくれたんだっけ…)
いきなりミスった_| ̄|○ タイトルこれでになります。 『ハニー』
七賢者によって杖に封じられた暗黒神の魂から放たれる邪気は、想像以上にゼシカの身体を蝕んでいた。 一行は彼女の体力が回復するまでリブルアーチ逗留を余儀なくされてしまっていた。 ゼシカは数日間眠り続け、一度は目を覚ましたものの、仲間の顔を見て安心して再び眠りに落ち、そして今の悪夢に襲われたのだ。 横になっていたら悪夢の続きを見てしまうかもしれない…。 そう思ってゼシカはゆっくりと起き上がった。意図してゆっくりではない。身体が鉛のように重く、思うように動いてくれないのだ。 眠り続けていたゼシカは知らないが、宿屋の従業員はゼシカを恐れて客室に近付こうとはしなかった。 無理もない。ゼシカは町の中であれだけの事をしてしまったのだから。 町で平和な日々を送る人々は、呪いや魔法のなどといった日常からかけ離れた事柄についての知識は無いに等しい。 何かあったところでハワードのようなその道に心得のある者を頼れば良いのだから、なおさらである。 そんな彼らには、ゼシカの見た目以外の違いが分からないのだ。 「良かった。寝てなかったでげすな」 ヤンガスがスープを持って戻って来た。 「ありがとうヤンガス」 ゼシカはスープを受け取り、立ち上る香りを嗅ぎ、口に運ぶ。 スープを味わう。 ただそれだけの事に、ゼシカは幸せを感じずにはいられなかった。 暗黒神に操られていた時は、何を食べても味も香りも感じられなかったのだ。 意識だけを残しておいて他の感覚を全て奪い、操る。 そのことでもたらされる不安と恐怖を糧として、その呪縛は更に強固なものとなる仕組みだったようだ。 暗黒神の呪縛の恐ろしさを、解放されてみて改めて思い知らされる。 スープの熱さと塩味が少し滲みた。口の中と、唇と。 痛かったが、しかしその事がゼシカには心地よくもあった。 「…おいしい」 「そりゃ良かったでがす。ゆっくり食ってくだせえ」
「ねぇ、みんなは何してる?」 時間をかけてスープを半分程に減らしたところでゼシカが切り出した。 「兄貴は馬姫様とおっさんの所に行ってるでがす。ククールは…」 一瞬考え込むポーズをした後、ヤンガスは続けた。 「アッシと交代した時、ちょっとドニの町まで行ってくるって言ってやしたね」 「ドニの町?」 ちくっ、と胸に刺さる地名だった。 ドニの町にはククールの知り合いが何人もいる。 面倒見の良さそうなおばさん。説教をしてくれるおじいさん。気さくな酒場のマスター。 そして、酒場に入ると喜んで駆け寄ってくるバニーガールたち…。 馴染みの顔に逢って嬉しいのは分かる。けど、バニーガールたちにもみくちゃにされているククールの姿を見るのは、何となく嫌だった。 「私が動けないから…暇つぶしに行ったのかな?」 ゼシカの絞り出すような声を耳にして、ヤンガスの頬には一筋の冷や汗が流れる。 「そっ、そんな事は無いと思うんでがすが!酒ならこの町でも飲め…」 しまった!!とヤンガスは思ったが、時既に遅し。 「ふーん。用があって行ったんだ。ドニの町に」 一行の足を止めているのは、他ならぬゼシカ自身だ。 自分の回復を待ってくれているだけでありがたいと思わなければならないのに。 仲間の自由時間の使い方に目くじらを立てるなんて立場ではないのに。 なのに、胸が痛む。
突然、宿屋のドアが乱暴に開けられた。 「あ、すいません、大きな音たてちゃって」 「まぁ大変!転んだりなさったの?!」 「いてて…。ったく、階段多すぎだぜ、この町は」 二人の男の声と宿屋のおかみさんの声が交互に聞こえてくる。 エイトとククールだった。 「お!兄貴たちが来やしたね」 ゼシカにどう声をかけたものかと思案に暮れていたヤンガスが、助かった、とばかりに受付カウンターの方へ向かう。 「ほんとに二人して転んだみてぇでがすなぁ」 笑いながら言うヤンガスの口調で二人が大した事態ではないと、姿を見る前にゼシカには解釈できた。 ほどなく部屋に入って来た二人は、なるほど土ぼこりにまみれている。 ククールがエイトの肩を借りている状態だった。 「馬車の前で陛下と話をしていたら、ククールがルーラで飛んで来たんだ。「そこどけ〜!!」って言われたんだけど、避けられなくて…」 「直撃を喰らったでげすか」 うん、とエイトが頷く。 「トロデ王やミーティア姫に当たらなくて良かったじゃない」 「うん。陛下もそう仰ってた」 エイトの言葉で一同は笑い出した。 笑いながらゼシカは思う。 (うん、夢じゃない。私、みんなの所に戻ってこられたんだ…)
「ああ、わりぃ。二人ともちょっと席外してくれねえ?」 ククールのその言葉に、ぴくっとゼシカの肩が一瞬震えた。 ドニの町から帰って来たククールに、一体どう接すればいいのだろう? そんな考えをゼシカが脳裏に巡らせている間に、エイトとヤンガスは宿屋を出て行ってしまった。 先ほどまでヤンガスが座っていた椅子にククールが腰掛ける。 「お酒くさっ!」 ゼシカの一言目は自然に出た。いや、出てしまった。 「参ったな。そんなに匂うか?」 ククールは悪びれもせずに言うと、自分の袖口や肩などの匂いを嗅いでいる。 「ばっかじゃないの?飲んだ本人には分からないわよ」 「スープ」 え?とゼシカは手元を見る。 「スープ、冷めてるぜ。さげとくか?」 酔っているくせに細かい奴、と思いながら、ゼシカはスープ皿をククールに手渡す。 カウンター越しにククールがスープ皿をおかみさんに渡す様子が、ベッドからも伺えた。 「ドニの町に行ってきたんだ」 思いもかけず、直球が飛んできた。 カウンターから戻ってきたククールは、今度は椅子ではなく奥のベッドに腰掛ける。 「知ってる。ヤンガスが教えてくれたわ。バニーさんたちは元気だった?」 咄嗟に返した言葉を反芻してゼシカは、何で私はイヤミ言ってるのよ、これじゃ誰かさんと同じじゃない!と思い、胸の内で頭を抱えてしまった。 「ああ、元気だったぜ。その元気を分けてもらいに行ってきたんだ」 「はぁ?」 「おかげでこんなに飲まされちまった。まったく、酒酔いルーラなんてやるもんじゃないな」 呆れて言葉が出てこない。 ゼシカは、はぁ、と深くため息をついた。 自分が臥せっている間に、馴染みの店で楽しい時間を過ごしてきたと言うのだ。 この男は。臆面も無く。 何故そんな話を聞かせられなければならない?酔った勢いにしても酷すぎではないか。 「ふーん、良かったじゃない。元気を分けてもらえて」 ククールから視線を逸らし、そう言うことしかゼシカにはできなかった。
「あのさ。目、つぶっててくれないか」 まったく、この酔っ払いは唐突に何を言いはじめるのだろう? そう思いながらククールを見やると、その表情はいつもの軽口をたたく時とは明らかに違うものになっていた。 「なっ…なんでよ?」 「秘密。すぐ分かるけどな」 仕方がないのでゼシカは言われた通りにする。 まさかこんな状態の時に変な事しないわよね?と思いつつも、ゼシカの胸の内には様々な感情が交錯する。 わざわざ人払いをしたのだ。何か目的はあるはず…。 手袋を外す音がした。両手分。 それはほんの数秒であるはずなのに、目を閉じているせいかゼシカには長く感じられた。 身体の内から耳の奥に胸の鼓動が直接聞こえる。気付かれたくはなかった。 ほどなくして。 ゼシカの顎にそっとククールの指が触れてきた。 そのままほんの少しだけ上に、ややククールの側に向かせられる。 「なっ…なにす…」 「動かないで、そのまま」 ククールの声は普段とは全く違っていた。深く、重い。 目をつぶったままなので見えはしないが、おそらくは人さし指であろうそれが、ゼシカの唇に触れてきた。 いわゆる「静かに」という、あの動作。 身体が硬直する。頬が熱くなり、胸の鼓動は更に高まる。 (…ずるい。こんなの反則よ…まるで魔法だわ…) その永遠とも思える一瞬の後。 つっ、と、軽く指の腹で唇を撫で付けられた。 (甘い…?)
「もういいぜ」 ククールの声にハッとしてゼシカが目を開けると、いつもの悪戯っぽい表情が飛び込んできた。 ぼーっとするゼシカの手を取り、ククールは持っていたものを手渡す。 それは装飾が施された小さな瓶だった。 「これは?」 「さっき言ったろ?元気を分けてもらいに行ってきたって」 瓶を開けると、中は琥珀色の液体で満たされていた。 「バニーの仕事ってさ、夜遅くまでやってるだろ?」 「う…うん。それが?」 目をぱちくりさせるゼシカを見てククールはにやりと笑い、話し続けた。 「そんな彼女たちの元気のもとが、このハチミツなんだってよ。商売柄、彼女たちはこういうものに金かけててさ。そこらの店で売ってるのとは全然ものが違うんだ」 ククールは手袋をはめ直し、ベッドに腰掛け脚を組む。 完全にいつものスタイルに戻っていた。 「体調が優れない時にお茶に入れて飲んだり、今みたいに唇に塗ったりすると、バッチリ効くんだと。昔そんな話を聞いたのをふと思い出して、な」 と言いながらククールはウィンクをした。
「お酒たくさん飲まされたって、もしかしてこれをもらったから?」 「そ。今度はこっちの頼みを聞きなさいよ、だとさ」 ぷぷっ、と、思わずゼシカは吹き出した。 「なぁんだ」 「ん?なぁんだ、って?」 「あ…えっと………」 ゼシカは視線を逸らし、所在無さげに瓶を玩ぶ。 「もしかして妬いてくれちゃってたりしたのかい?」 「!!!…もう!ご想像にお任せしとくわ!!」 「光栄に存じます、ハニー」 ククールは立ち上がって言うと、旅に合流する時に修道院の入り口で見せたあのポーズをとる。 それを見たゼシカはたまらず膝を立て、そこに顔を埋めてしまった。 膝に顔を埋めたまま、ハチミツが塗られた唇にこっそりと触れる。 ささくれだった唇をハチミツが潤してくれているのが、指先に感じられた。 優しい甘さが残っている。 今度飲むスープは、きっともう滲みないだろう…。 そうだ。 エイトとヤンガスを呼んできてもらって、みんなでお茶を飲もう。 このハチミツを入れて。 トロデ王とミーティア姫には、エイトに届けてきてもらおう。 無くなったら、またドニの町のバニーさんから分けてもらえばいいものね。うん。 「ねえ、ククール。みんなを…」 膝から顔を上げたゼシカの目に映ったのは、隣のベッドで寝息を立てているククールだった。 一瞬あっけに取られたゼシカは、こつん、と、右のこめかみを膝に置き、ククールの寝顔を見ながらひとしきりクスクスと笑った。 「…ありがとう、ね。ククール」 〜 終 〜
以上です。 読んで下さった方、ありがとうございました。 初っ端とちった時は焦りまくりでしたが、なんとかアップ終了_| ̄|○ ちょっと余談など。 書くにあたってゼシカイベントを再確認したんですが、 リブルアーチ宿屋の間取りのあまりの酷さに閉口しました。 各位ご確認の上呆れて下さい。 プライバシー対策ゼロ・・・_| ̄|○ そして宿屋オヤジのセリフにブチ切れですよ奥さん。 「あの魔物みたいな人もお仲間ですか? 正直言ってあんまりうちの宿屋にいてほしくないですなあ…」 これ、ゼシカが復帰するまでの3人パーティ時限定で、部屋には ゼシカとトロデ王が居る状態だったんですが、よく考えたら トロデ王は「魔物」にしか見えないわけだし。 「魔物みたいな人」って、ゼシカのことかーーーーーー!!! あんまりだーーーーーーーーーーー!!! ・・・そりゃまぁ、討伐モンスターリストに載っちゃってるけどさ。
>>469 SS乙華麗!
いや、やはりそれはトロデの事なんでないの?
明らかに魔物と分かっていても、お客さんに対してあまり強い態度には出られないので
わざと遠慮がちにそう柔らかく言ったんじゃないかな。違う?
>>469 GJ!!
SS職人が増えてうれすぃよ!!とってもやさしいククに萌えた。
自分もSS行きます(汗)なんだかコレ受け入れられるのか怪しいけど…。
「ね、ククール…?何考えてるの?」 声を掛けられて我に帰る。 裸のオレ。オレの腕の下に組敷かれている、これまた裸の女。しわくちゃのシーツ。その周りに脱ぎ散らかされた、服だの下着だの。 「考え事してた。ごめん。」 女性と二人きりで居るときにぼんやりを決め込むのはマナー違反だ。オレは素直に相手に謝る。 「いいのよ…。」 彼女は優しく微笑む。数時間前、そのつやのある紅い髪が気に入って誘ってみた女。年齢がよくわからない。見た目は若いけど、落ち着いた雰囲気が漂う。 名前は確か…シンディちゃんだったかな?ケイトちゃんだったかも?いかんいかん。オレとした事が女性の名前を全然覚えていないなんて。マナー違反、二つ目だ。仕方ないからここは便宜的にシンディ(仮)ちゃんということにしておこう。 オレは喉が乾いたので、ベッドの脇にあるサイドテーブルの上から、水差しとグラスを取る。横からシンディ(仮)がオレの腰に手を回す。もぞもぞと細い指が腹の上をはい回る。オレはほんの少し水を飲み、危ないのでグラスをテーブルに戻し、仰向けになる。 誘っておいて何だけど、正直少し面倒臭いと思う。ノリノリでベッドに連れ込んだのに、どうして急にこんなに気が重くなったのか。 でも、シンディ(仮)の指と舌があんまり素晴らしいので、オレの身体は直ぐに反応してしまう。オレはオレの単純な生理を憎む。先程、彼女の服を脱がせながらも頭を占めていた思いが、またモヤモヤと広がってくる。 オレは永遠にこんなことしてなきゃならないんだろうか。
エイトたちとの長い旅が終わってオレは一人きりになった。 エイトはめでたくトロデーン王家に婿入りを果たし、ヤンガスは女盗賊の所に腰を落ち着け、ゼシカはリーザス村に帰り家族と暮らしている。 オレはマイエラ修道院にもドニにも帰らなかった。適当に旅でもするつもりだった。 それが差し当たり『自由』でいられる方法だと思っていたからだ。 しかしその『自由』を手に入れた時からオレは身動きが取れなくなってしまった。世界に放り出されて混迷してしまった。 オレは自由であるという事=ひとりぼっちであるという事をすっかり失念していた。 オレにはある種の束縛が必要だったのだ。例えそれが酷い憎しみであれ、オレは意識される事でようやく生きていける類の人間だった。 オレはオレの業の深さを知り、どうしようもなく落ち込んだ。 シンディ(仮)は柔らかい唇と温かい舌と歯とを器用に使い、オレを快楽に導こうとしている。本当にスゴイよシンディ(仮)ちゃん。 オレはこうやって摩擦と消耗を繰り返して、自分と誰かをちょっとずつすり減らして、死ぬまで時間をなんとか潰していかなければならないんだろうか。 オレの落ち込みはどんどん酷くなる。 そもそもなんでオレがこんなこと考えなくちゃならないんだよ。クソ!あの旅さえなければ、こんな風に自分の弱さなんか自覚しないで済んだのに! ああ、畜生。オレにこんなことを考えさせる原因は、ひとつしか思い当たらない。 −−−ゼシカ。ゼシカ。ゼシカ。ゼシカ。お前がいないからだ! オレはお前さえ此処に居て、この手をぎゅっと掴んでいてさえくれれば、それだけで安らかでいられるのに。 旅の間、オレを踏み出させていたのは他ならぬお前だったのに。
うぉ、初めてのリアルタイム
「どうしたの?」 不安そうなその声にオレは目を開ける。心配そうに見上げるシンディ(仮)。 なんて事だろう。オレは情けないことに、すっかり萎えきってしまっていた。 「あれ?」 オレはいささか驚く。 こんなにイイ女が滅多に体験できないテクニックを披露してくれているというのに、どうした事だろう。おい、しっかりしろよオレ!しかしどんなに叱咤激励しても、気合いを入れてもなだめすかしても、勃たないものは勃たない。 まずい。女性に恥をかかせるワケにはいかない。オレは彼女を見た。つやのある紅い髪。 ああ神様、と思わず心中で呟く。−−−ここでまたゼシカだ。いい加減、未練がましいよ。 「好きな子の事を考えていた?」 オレは正直に頷く。目の前の女に心から申し訳ない気持ちになる。本日最大のマナー違反を、シンディ(仮)は笑って許してくれた。優しい女だ。思ってた以上に年上なのかも知れない。 「バカね。あんたは早くその子の所に行かなくちゃいけないのよ。紅い髪の女の子。そうでしょ?」 そう言いながら彼女は立ち上がり、散らばった衣類を拾い集める。呆気にとられているオレを見て笑う。 「ああ―――、だって貴方、最初からずっと私の髪しか見てないんだもの。どうせ名前も覚えてないんでしょ?早く行きなさい。もう限界ですって顔してるよ?そんなに求めているのにこんな事しているあんたの気が知れないわ。」 オレの完敗だった。 オレは心底彼女に出会えた事に感謝した。オレに自覚を促し、きっかけを与えてくれたシンディ(仮)ちゃん。君の期待に応えられるといいんだけどね。 オレは着衣を整え、彼女の頬にキスをして、感謝と謝罪の言葉を伝えて宿屋を飛び出した。振り返ると二階の窓から手を振ってくれる彼女が見えた。君はやっぱり少しゼシカに似ている。
ルーラを唱えて、まずはトロデーン城に移動する。もう夕暮れが迫っている。 エイトはどこだ? 城内は使用人たちがせかせかと忙しそうに働いている。ならばあそこだと食事の間に走る。どかっと必要以上に大きな音をたてて、その扉を開く。 案の定、夕食時だったらしいが、今はそんな事に構ってはいられない。 エイト、ミーティア姫、トロデ王。なんだよヤンガスまでいやがるのか。 一同が呆然としている中、オレはつかつかとエイトの前まで歩み寄った。 「な、な、なんじゃお前。突然。」王様が焦っている。 「エイト、地図まだ持ってるよな?オレに寄越せ。」オレは言う。 「いきなり来て何を言っているんでげすか?」ヤンガスが首をかしげている。 「それと船!使えるようにしてくれよ。」オレは言う。 「音沙汰がないから、皆さんククールさんの事を心配していたんですよ?」ミ―ティア姫が困っている。 オレが言いたい事だけ言うので、全然誰とも会話が噛み合ない。 「ゼシカにも会いに行ってあげなよ。寂しいと思うよ?彼女。」 やっと口を開いたエイトとまでも話が噛み合ないので、苛ついたオレは簡潔にコンパクトにまとめて言った。 「だから、今から地図と船を持ってゼ・シ・カに会いに行くの!!オレは!!」 一瞬の間を置いて、その場に居た全員の顔がパッと明るくなった。一斉に動き出す面々。 やっとの事で地図を手にしてその部屋を出た時、後ろから拍手やら喝采が聞こえた。 オレは振り返らないで思う。本当にいつもごめん。ありがとう仲間たち。
リーザス村に着くと、ほとんど日は暮れかけていて、家々からは明かりが漏れていた。 ゼシカは教会の墓地に居た。その中でも一際豪華な墓の前で膝を抱えてしゃがんでいた。 オレはゆっくりとその背後に近付く。 「兄さんともう一度話ができないかなぁって、毎日ここに来ちゃうんだよね。」 ゼシカは振り返りもせずに言った。 「それで一度でも話はできたのか?」 オレが聞くと、ゼシカは立ち上がって振り向いた。 「ううん…。本当は解ってるんだ。サーベルト兄さんは、ここにも東の塔にももう居ないって。今は安心して遠い安らかな所に居るんだよね。」 ゼシカはそう言って穏やかに微笑んだ。久しぶりに見るゼシカの顔。 「今日はどうしたの?」 何から言えばいいんだろう。確固たる意志で此所まで来たのに上手く言葉が出て来ない。伝えなくては。オレがどんなにゼシカを必要としているかを。 ゼシカはオレの言葉を待って黙っている。オレは焦る。なんとか言葉を絞り出す。 「えっと…あー、その……迎えに来た。」 なんて間抜けな台詞だよ。そうじゃないだろう!前置きも無しにいきなり核心に迫ってんじゃねーよ。このオレがなんたるザマだ。 何か言わねば。必死に考えながらゼシカの顔色を伺う。 驚いた事にゼシカの目にみるみる涙が浮かんでくる。眉根を寄せて。口を引き絞って。 泣くほど嫌なんだろうか…。いや、ゼシカの事だからオレを哀れんでるんだろうか? オレはショックを受けて、ただぼんやりと突っ立っていた。
規制回避支援
ハッキリ言って自信は無かったよ。確かに…うん。というか、ある程度は予想していたんだ。 でもいざとなるとこの衝撃はやり過ごすにはあまりにも大きくて、ゼシカから目をそらす事も出来ずにいた。 ゼシカはこちらに向かって歩き出した。涙を指で掬うように拭き、オレの胸に顔をうずめた。 そして言った。 「待ってた…。」 オレはとりあえずゼシカの身体を抱きしめたものの、しばらくの間ポカンとしていたと思う。カッコ悪い事この上ない。 腕の中の温かさにだんだん状況が掴めて来て、どうしようもない嬉しさが込み上げてくる。 ゼシカを身体から引き離して顔を見ると、もう泣いてはいなかった。恥ずかしそうに下を向き、ゆでたタコの様に耳まで赤くなっている。 可愛くて可愛くて仕方がなかった。 その顔を上向かせてキスをする。顔を離してゼシカを見ると更に照れているので愛しさが募ってもう一回キス。増々照れる様子に面白くなって来てもう一回キス。…調子に乗っていたらゼシカに殴られた。まあいいさ。これからはずっと一緒に居られる。 とりあえず今日はゼシカの家に行く事にした。ゼシカの母親にもお許し願わなければならないし、旅立ちは朝の方が縁起がいい。 ゼシカに手を引かれて歩き出そうとすると、オレの肩を後ろから誰かの温かい手が叩いた…気がした。振り返ると、そこにはゼシカの兄の墓。 ……まさか、ね。 オレはゼシカの手を強く握り、歩きはじめた。今の事、ゼシカには言わないでおこう。きっと物凄く悔しがるから。
やっぱし1人称無理だった。
ちなみに自分も
>>448 さんではありませぬ。マダー?
乙乙!GJ! 「待ってた」萌! いきなりのSS続き!幸せ(・∀・)
>>448 です。
スマソ。なかなか上手くまとまらなくて、まだ完成しません。も少し待って。
GJGJGJ! 「待ってた」(・∀・)イイ!! 萌えもぇ
このところ投下ないなーと思ってたら2連発ですか!
一気読みしておなかいっぱいになりますた。
ていうか、食事の手が止まって昼休みがヤヴぁゐ(ぉぃ
奇しくも、お二人とも膝抱えゼシカを描かれてますね。萌え〜
>>469 酒酔いルーラに激藁!
その様子だと酒場出たところで頭打ちもしてそうで
想像したら更に笑いが・・・orz
帰ったらリブルアーチ宿屋見てみよっと。
>>480 背後霊キターーーーーー!!1!!!
これじゃもう女遊びできないねw!!兄貴GJ!
遠い安らかな所じゃなくていつもククールの後r(違
二連投でいっぱい萌えました。 ありがとう。
そりゃもうここ最近の静けさを吹き飛ばすくらいに。
>>469 ククール優しい。
目をつぶったゼシカに何をするのかドキドキしますた。
しかし、仲間に席を外してもらう必要があったのかw
ククールめ、単に二人きりになりたかったんだな!
>>480 相変わらずククールはぞっこんですねー
「迎えにきた」萌え!
ゼシカもかわいい。
みなさまに萌えたと言っていただけて嬉しいです。
どうもありがとうございます。
>>470 なるほど〜。
「人」をつけることで遠慮がちな表現になってるんですね。
骨組みを上げてからゼシカイベントの検証に入ったせいか
感情移入がヒートアップしすぎていたのかもしれません(苦笑)。
>>471 大先輩なアネモネさんに萌えていただけて嬉しいです。
今回のシンディ(仮)ちゃん、色々凄いですね〜。
ナイスナビって感じ。いや、まぁその色々と(笑)。
>>なんだよヤンガスまでいやがるのか。
ここで噴きました。テンポいいなぁ。
こういう作り方好きです。
>>485 あ、確かに一度ルーラ失敗してるかもしれません(笑)。
ゼシカの事で頭が一杯になると、普段からは想像もつかない
ドジをやらかす、というのが私のイメージなんですよ。
>>486 わわわ、ドキドキして戴けて私もドキドキです。
人払いの必要性は… な い で す ね !
ご指摘の通りだと思います。何せ酔っ払いですし(笑)。
>>あねもね氏 「迎えにきた」 「待ってた」 そうきたかぁ。 シンプルだけどホントいいよ。感動した! 珍しくククール視点で書かれたのですね。
感想下さった方、ありがとうございます。 本当に嬉しいです。 >>「待ってた」…評判良くてよかった。アレ以外思い付かなかったんで。 >>背後霊…コワー >>ぞっこん…当たり前ジャン? >>ククール視点…チャレンジして失敗したとです。 近いうちにちょっと前に言ってた攻め気クク、手直しして投下させていただきまつ。 その後はちょっと連作でもさせて頂こうかなと企んでます。 ウゼーと言われない程度にスパン開けてこっそり置いて行きますので…。
混乱すると仲間を攻撃したりするでしょ。 ゼシカが混乱したらクーにぱふぱふすればいいのに。
ククは萌え死ぬダロ
まさに昇天w
ククが『萌え』死ぬって・・・
昇天ですな
ククゼシビデオ(自作)何回見ても思うんだけど、煉獄島で何かあったよな。アイツラ。 手を引くとこ、カプとしてすごく自然だとオモタ。 彼女のバッグ持つ彼氏的な自然さっつうか。
何かって何かって何ーーー?! 禿げ萌えです。 ビデオ貸してくれよ。
煉獄島でギシアン!?(;´Д`) …じゃなくて例のエスコートのあれか。 あの時心理的に大変なものがあったろうに、ククール漢だ!
そうそう! いろいろあって自分の殻に閉じこもっていたククが、あーゆー余裕を取り戻したのって、ポジティブな方に向かえるものを得られたからかなと。 あそこでカプ成立と見た。 主もヤンもさっさと行っちゃったのは、仲間公認カプだから…と言ってみるテスツ。
煉獄島にいた時か…これまた色々妄想できそうだな。 ゼシカ(の体)を見て看守が変な気を起こさないように 「…これで体覆っておけ。何されるか分かんねーぞ」と自分のケープを胸元にかけてあげたり 「ほら、これでしのいでおけよ」とトーポのチーズを手渡してやったりとか… (あ、でも簡単な食事くらいは差し入れされてるかな?) あの最中そんな余裕があったかどうかはあやしいもんだけど、そんな事があったりすると嬉すぃかも。
>>448 です。
スゲー時間かかった割に大した事ないSS投下します・・・
全てのオーブが揃ったのはオーブを探しはじめて2日目の昼を過ぎた頃だった。一行は昼食を済ませ後片付けをしていると、エイトがみんなを集めてこう言った。 「明日はいよいよラプソーンとの決戦になると思う。だから明日まで各自、自由行動にしようと思うんだけど。どうかな?」 「いいでがすね」 「・・・なんかそれって死ぬ前にやり残した事やって来い、って言われてるみたい」 ゼシカは苦笑いを浮かべている。 「あ、そーいう意味で言ったわけじゃ」 慌ててエイトがフォローすると 「あはは、わかってる。冗談。私死ぬつもりなんてないもの」 あまりのゼシカらしい発言にみんなでクスクスと笑い合った。 ククールはゼシカが死んだらオレも後を追ってやるよなどと冗談を言ってゼシカを怒らせていた。 「では、そういう事でよろしいですね陛下」 「うむ。ワシはミーティアとふしぎな泉に行っておるぞ」 「では、わたしもお供します」 どうやら、トロデ、ミーティア、エイトは泉でゆっくりするらしい。
他のメンバーはどうするのだろう。聞かなくても大体わかるが一応ゼシカはヤンガスに聞いてみた。 「アッシは兄貴と一緒に行くでがすよ」 やっぱり。 自分はどうしようかとゼシカが思案に暮れているとククールが話し掛けてきた。「ゼシカちゃん、オレには聞いてくんないの?」 「・・・」 ククールの顔をチラリと見やり、どうせカジノか酒場だろうと思いながら一応聞いてみる。 「・・・で、アンタはどーするの?」 然して期待もしていなかったせいか、とても意外な答えが返ってきた。ククールはゼシカの質問に満足気に笑うと彼女の手を取りその指先にキスをした。 「ゼシカ姫のお供をしたいと存じます」 リーザス村の東、リーザス像の塔に2人は来ていた。ゼシカの兄サーベルトの墓参りの為だ。 「兄さん、明日で全ておわるからね。そしたら、また此処に帰って来るから・・・」 途中で摘んだ小さな花を墓に供え手を合わせる。 後ろでは「お兄さんにオレの事紹介してくれよ」と言っているククールを無視してゼシカは立ち上がる。 「ね、もうひとつ付き合ってよ」 そう言うとククールを塔の中へと促した。
リーザス像までの長い道、ゼシカは幼い頃の思い出を語りながら歩いた。 サーベルトと一緒に塔まで来て遊んだこと、その事で母に叱られたこと。年に一度の聖なる日の祭りのこと。 リーザス像の元に着いた頃にはすっかり日も西に傾いていた。 ククールがぽつりと呟いた。 「へぇ・・・綺麗だな」 「でしょ?私も此処からの眺めが好き」 ゼシカは塔の端に腰掛けククールに笑い掛けた。夕日を受けたゼシカの髪がいつもよりも赤く輝いて見えた。 ククールもゼシカの隣に座る。風や木々の揺れる音、鳥の囀り、世界は平和そのものに思えた。 暫らくの沈黙が続き、ゼシカはククールの肩に頭を預け目をつぶった。 「・・・寝てるのか?」 「うぅん・・・。もう少しこうさせて・・・」 その後はただ何をしゃべるでもなく2人は暮れてゆく空を眺めていた。
お待たせした割に短い話でスマソ。 なんて事ない話だし。
508 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/04/16(土) 11:38:41 ID:XnMIHaCl
うおお!リアルで遭遇! >ゼシカが死んだらオレも後を追ってやるよ 冗談とは言えズギューンときますた(;´Д`)
ageてしまったスマソorz イイ(・∀・)!乙です〜。
やった!私もリアルタイム!! トトさんだったのですね。お疲れさまでした。 リロードしまくってました。 言葉を交わさずとも・・・という雰囲気がイイ! ゼシカのお気に入りの場所を教えてもらえて 嬉しいだろうなぁ、ククール。 ロケーションバッチリだし。
>>501 ケープかけ、萌え〜!!
ゼシカだとお尻くらいまでは余裕で隠れそうな
大きさでしょうね。
その時に何を装備させていたかによって
妄想度が変わりそうな予感。
>>507 乙です!
ゼシカからの甘い言葉があるわけではないのに
いい雰囲気ってのがたまらんです。
関係ないけど、
CP萌えなんて知らない真人間の友人(♂)に
「EDは主人公とゼシカを結婚させろって男もいるらしいけどそう思った?」
と尋ねたら否定するとともに、
「ゼシカの相手はククールだろう」と言ってました。
フィルターかかってない人にもそう映ってて嬉しい。
>>507 グッジョブ!よかったよ!
>>501 ・・・ハアハア(*´Д`)
チーズを取り上げられたトーポを想像してワロタ。
>>512 >ゼシカの相手はククールだろう
わかってるね!
>>501 >(あ、でも簡単な食事くらいは差し入れされてるかな?)
よくよく思い出してみれば。放り込まれたら死を意味する煉獄島で
食事の差し入れなんてある訳ないじゃんか。
マヌケだ漏れ…orz
>515 いやいや、あるだろう。 じゃないと1ヶ月も生きられないよ。 生き残れたとしても、あの容姿を保つなんてできないし。 「死なない程度の食事を与えて生殺し」だったんじゃね?
なんか恐い会話が・・・ いや、実際プレイ中怖かったけどね。最後のククのエスコートでぶっ飛んだ。
あのエスコート、ゼシカのリアクションが普通過ぎて萌えた。
>>515 1周目はEDまで突っ走っちゃっててセーブデータが無いので
アテにならない記憶ですが、煉獄島に投獄されてから
脱獄を謀るまでの間は1ヶ月単位の時間が動いてなかった
ですっけ?
看守の交代で時間を計るとかのセリフがあったと思うし、
さすがに最低限の食料は支給されていたと思います。
投獄された時は
「お、ここでまたトーポが大活躍だね?」
と密かに期待しましたが、不発(笑)。
そうか、食料支給はあったかも知れないんだな。 てか、トーポのヤシもこういう時だけはちゃんと 竜神族の力かなんかでもって何とかすればいいのにな?w 主人公達が大変な目にあってると言うのに。 (あ、ネタバレまずかったかな?) ゼシカ「…食べ物なんて出されても…。体じゅう力出なくて…飲み込めやしないわ」 ククール「それなら俺が食わせてやろうか?…口移しで。」 ゼシカ「…馬鹿!」
>>520 萌え!
妄想話でスマンけど、プレイ中煉獄島でゼシカが他の囚人or見張りに
レイープされないかずっと心配でした…(;´A`)
ゲームだからそんなのはありえないけどリアルだと絶対…でしょ?
なので
>>501 のようにククが必死に守ったんだと脳内プレイ。
もしゼシカがちょっかいかけられたらククは
「こいつに指一本でも触れてみろ。命がないと思え」とかすごい顔で言いそう…。
で、ゼシカもあの性格だからメラとか唱えようとするんだけど
「バカ!!お前はひっこんでろ!!!!」ってククめちゃめちゃ怒ったり。
まぁ、あいつら明らかに弱そうなんだけどもw妄想すんませんしたっ。
523 :
まとめ人 :2005/04/17(日) 02:34:10 ID:0Zyk3q2i
良スレハケーン 自分はククゼシ苦手感あったんだけど、 どうもあたりが悪かっただけのようだ。 このスレのSSはちゃんと両想いぽくていい。 いや、クク×ゼシと銘打ってクク→ゼシなの 立て続けに読まされるとやっぱ……凹むわ……
>>526 が仲間になった!!(・∀・)人(・∀・)
サイトとか同人とかでクックルの片思い物ばかりみたってこと?
片思いも報われるんなら良いけどね。このスレのSSはラブくて良いよな。
>>523 毎度乙です。ありがとう。
おかげでいつでも萌えられるよ。
感想くれた人たちありがd何も言わなくても解り合える二人を目指したので、私の拙い文章でソレをわかって頂けて幸せでしゅ。 まとめ人様 いつも乙華麗さまです
>>526 気持ちは非常〜に分かるよ。
しかしながら、気合の入った本格的な小説書きさん達は
まずはなぜ2人が惚れていったかという過程やククの葛藤などを十分書かないと、
いきなり問答無用でラブラブです〜ってのは説得力に欠けて
単なる自分の妄想自慰ぽく見えてしまうかも?と思うと嫌なんじゃないかな。
(しかも自分のHNや面も割って活動するサイト上でとなるとね…)
その方が後で結ばれた時の喜びがドーンと大きいもんだしね。
でもあまり引き伸ばしすぎてももどかしいし、それをさらに越すと萎えるけどね。
漏れは仲良しな2人が見れればそれでイイ(・∀・)!
漫才カプール
まとめ人さま
お疲れさまです。
アネモネさんがそろそろ2段目突入ですね。がんがれ〜。
>>530 >>526 さんが凹んでるのって、ラストはクク×ゼシになると
期待して読み進めても結局クク→ゼシのままで終わってる
作品に対してじゃないのかな?
クク×ゼシって書いてあれば読む側は当然両想い〆を期待するわけで、
そうならないSSならクク×ゼシと銘打つのはどうかと思う。
看板に偽りアリ、って感じ?
まぁ、他はどうあれこのスレは皆で大事にしましょ。
ここに投下されてるSS、私は全部好きだ。
ところでトトさんはもしやカナ打ちの人ですか?
上で「SS」と打とうとして間違えてカナで打って、もしや?と
思った私はカナ打ちの人(笑)。
いつもROMしていますが、このスレはほんとに良スレだと思います。 このスレのSSでククゼシ(・∀・)イイ! と思いました。
一時はどうなることかと思ったけどw マターリしてていいよね。 良スレ
>>530 >>532 クク←ゼシ描写がほとんどないまま
残り2ページでとってつけたようにくっつかれるくらいなら
いっそ片思いで終わったほうがましだったよ……orz
まあ、ここで立ち直ったおかげで神サイトハケーンしたんで
過去についてはきっぱり封印することにする。
私もこのスレ大好きだわぁ。
>>532 カナ打じゃないですよ。
そういえば偶然にもトトはSSですねW
自分の本名に「ト」が付くのと7の主人公がこの名前プレイだったので。
ドラ学が最近自分の友達のなかではやってるんだが ククとゼシはどんなキャラだと思う?
ドラ学ってなに?金八とかごくせんとか? あんまりパラレル萌しないな…。
>>535 自分が読んだ同人なんか、ククゼシて銘打っておいて、ただのセフレみたいな話ダタヨ。地方のマイナーサークルだけどさ…。そういうのをククゼシと言ってほしくなかったよ。
やっぱり、心と心の通ったラブラブがいいよね。
いいよねo(^-^)o
自分は夫婦漫才のよーなのもいいな ほのぼの系が好きなのかも
532でっす。
>>536 変な質問(笑)に答えて下さってありがとうございます。
これからも萌えさせて下さいませ。
>>539 同人はそういう需要もある世界だから、H(というかエロ?)の
有無とかもちゃんと表記して欲しいですよね。
クク×ゼシには違いないけど、萌えとエロは違うものだし。
主姫板600いった!! こっちもはやく600いくといいな(´∀`) 最近ククゼシ信者増えてきてるし勢いに ノッてるね
>>543 自分はエロでも全然おKなんだけど、いかんせん愛がないと、ククゼシとは思えないんだ…。
ククゼシイイヨ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
>>545 申し訳ない。
ちょっと誤解を招く表現しちゃってました。
私の個人的なモノサシになっちゃうかもですけど、
ストーリー展開の結果2人が結ばれる作品で
描かれるHのことは、私は「エロ」とは思ってません。
545さんがおっしゃる「愛のあるエロ」が
おそらくこれにあたるかと思います。
エロ作品は性行為を描く事を目的とした作品で、
ストーリーは二の次なんじゃないかな、という感じで。
そう言うとエロ作家の方に怒られてしまうかな(苦笑)?
>>545 >>547 に禿同。
「男性向け」と銘打たれた男女エチーものが
>>547 の最後3行のそれなんだと思う。
それは文字通り野朗どもが視覚的に見てブッこく事が目的なんだから
ストーリー二の次エロのみ目的、と言っても何も間違いはないんじゃないかな。
>>523 まとめ人様
いつもお疲れさまです。
変な投下の仕方でご迷惑をお掛けしました。
ククゼシ嫌いな人の意見で、美男美女をくっつけたいだけで 最初からくっつかないかなー、という前提で萌えてる香具師が多いから というのを聞いた。 キーマリやテリバもこれに当たるとか。 こんなククゼシスキーもいるんだねぇ。 私はちゃんとストーリーの上で萌えたんだけど。 むしろ、最初はククールのこときしょいと思ってたし。(今は好き) 最初のころはククゼシなんて発想もなかったよ。
『美男美女だからくっつける』 『余り者同士くっつける』 とかね…。 ククゼシに萌える理由って、そうじゃないんだけどな。イベントもあるし、そう思わせる会話や絵があるからこそ萌えるんだよね。 最近はずっとマターリしてるから良いけど。 私もこのスレ好きなので、大事にしたいです。
>>544 はいったい何なの?
主ゼシスレ・主姫スレでククゼシ関係の話してくれるなよ。
こっちに主姫持ち込むのも勘弁。
カプ争い煽る荒らしだよな?
荒らしでしょ。スルー。
はい、相手にしたあなたは負け。
スマソ。
次の目的地に向かうその道中で、ゼシカの小さな異変に気付いたのはククールだった。 「ゼシカ、足どうした?」 ククールはゼシカの腕を取り、その顔を覗き込んだ。 「どうもしてないけど?」 ゼシカは嘘をついた。本当は左の足首がキリキリと痛む。 少し前に木の根につまづいた時に捻ってしまったのだ。 出発したばかりであったし、大した事じゃないと思い我慢して歩いた。歩いているうちに痛みが増してきた。痛めた部分が熱をもって脈打つのを感じた。それでも更に我慢した。 ゼシカは普段から、泣き言めいた事を言うのを必要以上に嫌っていた。女性である事に気を使われたくはなかった。 上手く自然に歩いていたつもりなのにどうしてバレたんだろう、とゼシカは内心思った。 「……。」 ククールは面白くない、といった顔で黙った。そして不意に掴んでいたゼシカの腕をそのまま自分の方にちょいと引いた。ゼシカは体勢を崩す。すかさずゼシカの膝の下に自分の右腕をくぐらせ、ふわりと身体ごと両腕で抱き上げた。 「何すんのよ!下ろしてよ!」 「ヤだ。」 ククールはゼシカの喚きたてる声を気にせず、そのまま歩きだす。 ゼシカは自力でこの状況から脱出しようと手足をじたばたさせるが、それが状況を更に不利にする。足首に響くような痛みが走った。
「い…った…。」 「それみろ。頑張り屋サンなのも結構だけど、人の好意に甘える事もそろそろ覚えないとな。可愛くないぜ?」 「可愛くなくて結構です。」 ゼシカはプイと横を向いた。それからもう一度ククールの方に顔を向け、ちょっとだけ憎らしげに上目遣いで見た。何故か頬を赤らめていた。その様子を見てククールは笑みを零した。 「お、やっぱり可愛いカモ…。」 「〜〜〜〜〜!」 ククールの減らない口にやり返す術を無くしたゼシカは再び暴れだす。ククールは慌ててポカポカと胸や顔や頭を叩いてくるゼシカを落とさないように押さえ込んだ。 「次の町はもうすぐだ。このまま抱いてってやる。」とククールが言った。 「フン、だ。重いからあんたの腕なんか折れちゃうわよ?」とゼシカが返す。 「あ〜、ほんと〜に重〜。」とククールが大袈裟に空を仰ぐ。 「ムカつく。」と更にゼシカがふてる。 「うそうそ。」ククールは微笑む。 『−−−一生やってろ!!!!』 エイトとヤンガスとトロデとミーティアは、心の中で一斉に言った。 仲良く楽しそうにじゃれている(様にしか見えない)二人を努めて無視して馬車は進む。 ホイミしろよ…とつっこむ気にもならないエイト達であった。
突然書きたくなっちゃった。すみません。 もう予告めいた事は二度としません。 オチをつけずにいられない自分が憎い。
萌え〜!GJ! 外野のやってらんねー感ワロスw
>>558 相変わらず乙です!
ク「(そりゃ、重いものを2つもこさえてるからなぁ…)」
ゼ「…ちょっと、じろじろどこを見てんのよ!」
なんつて。
>>551-552 んな事言ったって、そもそDQのレギュラー女性陣にブス自体がいない罠
そんならメイン女キャラがイイ男とくっついたら必ずそう言われる事になってしまう訳で…
理不尽だよなぁ
>>558 終始ニヤニヤしちゃいましたよ(´∀`)
毎度GJ!
>>559 氏と同じく外野がまた良かったです。
8キャラはみんな好きだからこういう風に登場してくれてうれすぃ。
イチャイチャしやがって、このぉ〜(≧Δ≦) ってカンジですねW バカップルに呆れる仲間達にワロス GJです!
>>558 お・・お姫様抱っこキターーーーーー!!!
・・・・ぐふっ
(死んでる場合じゃないのでザオリク)
仲間達それぞれの表情を想像して更にワロタ
ミーティアは耳伏せてるね、絶対 (馬の不機嫌な仕草ね)
「とっとと馬車に乗せてしまえばよろしいのに」
とか思ってそうw
GJでした!
イイネー(・∀・)
萌え萌え〜!! 毎度ごちそうさまです。 ほんと、一生やってろ!!って感じのベッタリ感(笑)。 我慢して嘘をつくゼシカのまたいじらしいこと! 二人の身長差はかなりあるから、きっと軽々抱けてるん だろうなぁ。
感想ありがとでしたー。
乗り遅れた。 どんな小さな変化も見逃さないククに愛を感じたよ。がまん強いゼシカ、健気だ・・・。
569 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/04/19(火) 09:07:40 ID:goQZNwH8
ふと思ったことだけど、ククールとゼシカの関係って 犬夜叉の弥勒と珊瑚の関係に似てるよね。 どっちもナマグサ坊主だし、兄弟が敵の手に落ちてるし。 あっちの関係も好きだったから、自分が何でこんなに クク×ゼシに萌えたのかが分かった気がしたw
ゼシカ
スマソ。途中で書き込んだ…。しかも何を書こうとしたのか忘れた。
小説ってどれくらいで出るの? ドラクエの小説買った事ないんだけど、ククゼシ風味を求めて買ってみようかなと思ってるんだけど。
私も小説気になる。 ククゼシ風味ならいいよね〜o(^-^)o
>>小説 期待したいところだけど、「えっ何で?」って感じのパルプンテな事もあるから多大には期待しないほうがいいかも。
公式の小説は主人公中心で進行することが確定だから どこまで仲間キャラが描かれるかは未知数ですね〜。 私は8の登場人物が好きだから、出たら読みたいと思う。 ククゼシ風味を求めるなら同人誌・サイト・アンソロジーだろうけど、 同人誌は玉石混淆の上、決して安いものではないから アンソロジーの出番になるのかな? アンソロジーって見た事ないけど、小説もあるんだろか??
ゲームで主○風味だったのがテ○バになってたりねw まあでも普通に考えて、あるとしてもククゼシ以外のカップリングは ありえないと思うよ。 ヤンガスにはゲルダがいるしね。 唯一可能性があるとしたらクク×町娘とか?? やだな、そんな変化球・・。
まぁ やっぱ作者によるわな
正直、クク×他になるぐらいなら全くカプ無しの方がマシだ…orz
>>577 ギャッ!絶対イヤダ!そんな変化球。
でも作者によってはありうるかも…。
581 :
579 :2005/04/19(火) 20:15:05 ID:9stNZ/SO
それだけはやめてくれ…orz だったら仲間関係でいいよ
まだ出てもないのにひどく凹んでしまったな…。 ラブいSS たのむ
585 :
577 :2005/04/19(火) 21:03:55 ID:MxN48hQz
いや、無いとは思うんだけどね。 ホラ、DQ2のサマルが町娘とケコーンしちゃったから・・。 (町娘がモンスターに襲われてるのを助けるイベント。ゲームでは恋愛描写は皆無) DQ8にはあんまりゲスト女性or男性キャラがいないからさ。 キラくらい? でもキラはパヴァン王がいるし。
586 :
1/2 :2005/04/19(火) 21:28:33 ID:JcSc0+2T
◎ドラクエ本編 本編・小説・漫画におけるカップル(ほぼ作中登場順) →片思い ×両想い ?恋愛感情か不明 屋敷:高屋敷英夫(小説1〜3)、組:久美沙織(小説ルビス伝説、小説4〜6)、土門:土門弘幸(小説7)、 チノ:幸宮チノ(天空物語)、神崎:神崎まさおみ(6漫画)、カム:藤原カムイ(7漫画) I 城下町の娘→勇者、ラダトーム兵士→ローラ姫、ロッコ×ナナ、竜王→ローラ姫、ローラ姫→勇者(*勇者側の心情は不明w) 勇者アレフ×ローラ姫(屋敷) II ローレシア城の娘→ローレシア王子、ルーク×ザハンの娘、 ローレシア王子アレン×ムーンブルク王女セリア(屋敷)、サマルトリア王子コナン→セリア(屋敷)、 サマルトリア王女マリナ→アレン(屋敷)、コナン×船主の娘レシル(屋敷) III オルテガ×勇者の母、ノアニールの若者×アン、カルロス×サブリナ、グプタ×タニア、ジパングの男×やよい、 エリック×オリビア、勇者?ルビス、男勇者アレル×女魔法使いリザ(屋敷)、イシス女王→オルテガ(屋敷) IV 勇者?シンシア、貴婦人→ライアン、アレクス×フレア、クリフト→アリーナ、シスター→マローニ、道具屋の息子×ニーナ、 モニカ→アリーナ、トルネコ×ネネ、ドン・ガアデ×狐娘、リック×モニカ、クロービス×リンダ(PS)、パグル→ジル、 トムの息子×シスター、マーニャ→ヒルタン、踊り娘→オーリン、ピサロ×ロザリー、ラゴス×ビビアン(PS) マーニャ&ミネア→エドガン(組)、男勇者ユーリル×シンシア(組)、マーニャ→ライアン(組) V パパス×マーサ、ヘンリー×マリア、主人公×ビアンカ(アンディ×フローラ)、 主人公×フローラ(大工→ビアンカ(PS2)、宿屋の息子→ビアンカ、ピピン→ビアンカ、アンディ×スーザン)、 サンチョ?シスター、グランバニア王女→グランバニア王子(PS2)、 ドリス→船員ドゾブ(組)、グランバニア王女ポピー×コリンズ(組)、ドリス→魔法使いカデシュ(チノ)
587 :
2/2 :2005/04/19(火) 21:36:31 ID:JcSc0+2T
VI ランド→ターニア、ジュディ→主人公、アマンダ→ジョセフ、ジョセフ×サンディ、
学者×アリシア、イリア×ジーナ、レイドック王×シェーラ、フォーン王×イリカ、ミラルゴ→イリカ、
ロブ×ディーネ、ビビアン→テリー、ターニア?主人公、
テリー→バーバラ(組)、ミレーユ→パノン(組)、アモス×街娘(組)、
ハッサン→ミレーユ(神崎)、主人公×バーバラ(神崎)
VII オルカ→マリベル、クレマン×ミリー、ゼボット×エリー、イワン→リンダ、ペペ→←リンダ、カヤ→イワン、
ジャン→ライラ、キーファ→ライラ、カシム→ネリス、ガボ?フォズ、ハディート?フェデル、
バロック×エミリア、カサドール→カヤ、ゼッペル→ルーシア、過去コスタール王×シュクリナ、
シャークアイ×アニエス、3バカ→現代砂漠の女王、グレーテ→主人公、
主人公×アイラ(土門)、マリベル→キーファ(カム)
VIII ラグサット→ゼシカ、ククール→ゼシカ、パヴァン王×シセル、キラ?パヴァン王、
マミムメリー→モリー、ヤンガス?ゲルダ、ミーティア→主人公、メダル王女→主人公、
踊り娘2人→ククール、エルトリオ×ウィニア、主人公×ミーティア(裏ED)
いたストSP サマルトリア王子→ムーンブルク王女→ローレシア王子、ビアンカ→5主人公←フローラ、
ゼシカ→クラウド、ククール→全女性キャラ
8小説、誰が書いて、どうなることやら……。
高屋敷久美土門いのまたのDQ小説 その6
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1111754199/
>>585 クックルがEDで2人の女連れてきたじゃん…あれが嫌な予感。
>>587 >ゼシカ→クラウド
…ショック!
EDの二人はどっちも商売人衣装だったから 気にする事はないと思う。一人じゃなくて二人だし。 あれが一人で町娘衣装だったら多少気になるけども。 宴会のイラストの方はたまたまそこに居合わせた 下働きの女の子だろうし、あの直後にククールは黒焦げに なってるだろうから(笑)、私は気にしてないです。
>>590 大人だねぇ。>あれが一人で町娘衣装だったら…漏れなら卒倒しちゃうYO!
あ、あと、メダル王女にコナかけようとしてたじゃん。…悩みは尽きぬのう
>>591 メダル王女は振られ済ですよ〜。ご安心を。
以下、セリフ集より抜粋しました。
ククール「……あれっ おかしいな?
ククール「メダル集めが 終わった今
オレに ベタぼれのお姫様が この胸に
飛び込んでくるはずなんだが……。
ゼシカ「なに 都合のいい妄想
タレ流してんのよ?
そんなこと あるわけないでしょ!
一度メダル王女の城から出て、もう一度入りなおした時
ククール「このオレに ほれないとは
お姫様も 見る目がない……。
ククール「こりゃあ メダル王家が
再び 落ちぶれるのも 時間の問題だな。
ゼシカ「な〜に 負け惜しみ 言ってんのよ?
見る目も何も あんたなんて 最初っから
王女様の 視界に入ってないわよ!
. ,〃彡ミヽ 〈(((/(~ヾ》 . ヾ巛゚.∀゚ノ" えっ?俺はゼシカ一筋だぜ?・・・本当だって。 /~'i':=:゙iヽ . ん、」"Yヾlノ . i†=|=|ノ . |ー |-| .  ̄  ̄
まぁククールはちょっと自分を悪くてダメな奴に見せようっつー傾向があるから。 ゼシカ以外の女の前であんな子供みたいな所見せてないよ。きっと。 結局はゼシカでFA。
>>593 クックル信じてるYO!
最終的にはゼシカたんだけのあなたでいてくだサイ!
色々考えちゃうと胃が痛くなるW 小説、主姫であってほしい。それなら主ゼシも避けられるし・・・。 ククが他とくっつくのもヤダけどゼシカが他と、ってのも凹
変な突拍子もないカプ作られるくらいなら、クックルとゼシカの出番無しのほうがマシだ。 ククゼシは漏れらがなんとか脳内補完するから、主姫を徹底的に追求してくれ>>小説。
>>597 激同。裏EDでああなる割には描写少なかったもんなー>主姫
しかし裏EDでああなったのだから、途中はともかく
最初から最後まで終始主ゼシって事はないんじゃない?
あとDQ小説はサイドストーリーを結構掘り下げるよね。
この2人の兄弟絡みで色々書いてくれると嬉しいかも。
599 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/04/20(水) 15:34:35 ID:SlVq2nJJ
350 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 2005/04/20(水) 15:23:56
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1110809484/596 >色々考えちゃうと胃が痛くなるW
>小説、主姫であってほしい。それなら主ゼシも避けられるし・・・。
>ククが他とくっつくのもヤダけどゼシカが他と、ってのも凹
>小説、主姫であってほしい。それなら主ゼシも避けられるし・・・。
>それなら主ゼシも避けられるし・・・。
>それなら 主 ゼ シ も 避 け ら れ る し・・・。
ノーマル厨もイタタ杉。8のカプスレみんな空気おかしいよ。お子様思考な奴ばっか。
600
何にせよ小説楽しみだね。あとドラマCDも復活キボンヌ
>>601 ドラマCDなんてものもあるのか。
初めて知った。
こんばんは。 前回投下したネタではククールの心境をほとんど描く余地が無かったので、 こういうのは反則かな?と思いつつも同じネタをククール側で描いてみました。 まとめ人様 もしまとめサイトに拾っていただけるのでしたら、Top側にはスレ番を掲載して 本文1行目にタイトル、という形にしていただけるとありがたいです。 このタイトルが並ぶと前作のネタバレになってしまうので。 新参者の分際で生意気な事を抜かして申し訳ないです。
『Honey for My Honey』 「オレは僧侶じゃなかったのか?聖堂騎士団員ククール?」 ベッドサイドに腰掛け、聞こえないくらいの声でククールは自嘲の言葉を吐く。 目の前のベッドにはゼシカが横たわっていた。 暗黒神が封じられた杖の呪縛から、ゼシカの命を失うことなく解放できたことは幸いだった。 それは分かっているつもりだ。ドルマゲスの時は殺すことでしかそれが叶わなかったのだから。 しかし、心身共にやつれ果て眠り続けるゼシカを見ていると、自分にもっと何かできたのではないか?とククールは思わずにはいられなかった。 ハワード邸の庭で杖に呪われたゼシカと相対した時、ククールは後悔した。 僧侶が修行を積んで身に付ける技能には様々なものがある。 蘇生術や毒の治療術が代表的なもので、これらは教会を訪れる旅人に神父が施すものでもある。 しかしその中に、ククールには扱えない術があった。 それは、呪われた装備の解呪をする術。 もっと真面目に修行をしていれば、あるいは修得できていたかもしれない。 ゼシカと戦わずして、その手から杖を離させる事ができたかもしれなかったのに…。 「サボっていた事を今更後悔しても仕方ないよな。今のオレに出来ることは、このくらいか…」 フッ、と苦笑してそう呟き、ククールは腰に下げていた剣を外して背後に放り投げた。 剣を持っていては自分自身に感じられることが少ない痛みを、この手で受け止めよう。 これからゼシカに与えてしまうであろう苦痛を、せめて共有したい…。 そんなククールを見てエイトとヤンガスは驚きの表情を見せたが、その一瞬後には二人ともククールの意図を悟ったようで、それぞれ背負う武器を同じように背後に投げ捨てた。 三人は互いを見合い、無言で頷く。
そうして、今に至った。 「…いい奴らだよな」 ククールは手袋越しに、戦いの余韻が残る拳をさすった。 ゼシカは相変わらず眠り続けている。 その肌には血の気が無く、燃えるような緋の髪からも、さくらんぼのような唇からも、いつもの艶は失われていた。 あまりに痛々しいその姿を見て、ククールは眉をひそめる。 ただ見守っているだけだなんて耐えられない。 何でもいい。今の自分に何か出来る事はないのか? 「おとぎ話だったら、眠り姫はナイトのキスでお目覚めになるんだけどな」 呟きながらククールは、やや乱れていたゼシカの毛布を整えた。 (…そういや、最近誰ともキスしてないよな) いつからだ?と記憶を手繰るまでもない。そう、この旅に出てからだ。 町で女の子に色目使おうものなら、間髪を入れずに風紀係殿から容赦のない罵倒が浴びせられるのだ。 「何してるの!?物見遊山でここに来てるわけじゃないのよ!」 と。 いつもそれで調子を狂わされてしまっていた。 修道院を抜け出し、ドニの町で気ままに遊んでいた時は挨拶代わりという程だったのに。 「やあ、今日もキレイだね」 と言いながらバニーの頬に軽くキス。 「ありがと。今日も楽しんでいってね」 と腕を回してククールを座席に誘うバニー。 「いつデートに誘われてもいいように、私には元気のもとがあるのよ」 うふふと笑いながらバニーがそう言っていたのを、ふと思い出した。 (…元気のもと……)
「休める時に休んどいた方がいいでげすよ」 看病の交代に来たヤンガスにそう言われたが、ククールの耳にその言葉は入らなかった。 「すぐ戻るから。その後で休ませてもらうさ」 ククールはルーラを唱えてドニの町に降り立ち、脇目もふらずに酒場に入った。 「もうもうもう!来るなら来るって言ってよ!今日、お化粧手抜きなんだからっ!」 一階で客の相手をしていたバニーに目ざとく見つけられ、問答無用でカウンターに連行される。 こういった歯に衣着せぬ物言いや接され方がククールには心地よかった。 「プロなら手抜きはいけないんじゃないのかい?」 「もぉ〜。ククールは特別なのよ!」 「またまた、嬉しい事言ってくれるじゃないの」 ククールはそんな軽口を叩きながら、出された酒を口にした。 飲みたい気分ではなかったが、ここに来て飲まないわけにもいかない。 ましてや、これから頼み事をするのだから。 そんな状態でひとしきりバニーの質問攻めに応じ、ククールはようやく切り出した。 「あのさ。前話してくれた元気のもとのハチミツを分けてもらえないかな?」 「え?ククールってばお肌の曲り角なの?」 飲んでいた酒が気管に入り悶絶してしまった。 「ちっ…ちが…オレじゃ…な、…ぃ」 「ごめん、だいじょぶ?」 「…な…なんとか」 「でもククールも顔色あんまり良くないよ?疲れてるんじゃない?」 「オレはいいんだ。仲間が…ちょっと…」 ククールはまだ呼吸が苦しいようで、ところどころ言葉が途切れる。 「…で、分けてもらえるかな?今ここでオレに出来る事なら何でもするからさ」 咳き込むククールの背中をさすりながら顔を覗き込んだバニーは、しばし絶句した。 その語気とは裏腹に、瞳の光があまりに切実だったのだ。
「いいわよ。他ならぬククールの頼みだものね」 「ありがとう。恩に着るよ」 ふう、と、ククールは息をついた。バニーはその顔を再び覗き込む。 「ねぇ。ククールの頼みを聞いたんだから、今度は私のお願い聞いてくれる?」 「あ…ああ。給仕でも皿洗いでも、何でもするよ」 真面目な顔でそう答えるククールに、バニーは噴き出した。 「準備ができるまでの間、そこで飲んでてくれればいいわ。売り上げに貢献してちょうだい」 ククールが待たされたのは時間にして30分くらいだっただろうか。 バニーはカウンターの中のかまどを一か所占領して小さな瓶を煮沸消毒し、そこにハチミツを移し替えてククールに渡してくれた。 「ありがとう」 「今日はもう行っちゃうのね」 「ああ。また来るよ」 「またね。約束よ」 それじゃ、と手を振り、ククールは酒場を後にした。その直後。 ドゴーン!!と、外で派手な衝突音が鳴り響いた。 「なっ…ククール!!?」 慌ててバニーが外に飛び出すと、ククールの姿は既にそこには無かった。 「ふぉっふぉっふぉっ」 テラスを指定席にしている常連客の老人は笑いながらバニーに言った。 「あれはあれなりに苦労してるようじゃの。ま、結構なことじゃわい」
ルーラでリブルアーチに戻ったククールは、着地をも失敗してエイトに激突してしまった。 何でそこにいやがるんだよ…と思ったが、馬車の様子をこまめにエイトが見に来るのは、ククールがこの一行に加わる前からのエイトの日課なので仕方が無い。 後頭部やら肘やら膝やら、とにかく身体のあちこちが痛かったが、そんなことはどうでもいい。 エイトの肩を借り、急いで宿屋に向かう。階段の多さと宿屋の位置にククールは苛立った。 一刻も早くゼシカの所に行きたいというのに…。 ようやく宿屋に辿り着くと、ヤンガスに出迎えられた。 ゼシカはベッドに起き上がっており、見ると少し食事を取れたようだった。 着地失敗をエイトが暴露して笑い者にされてしまったが、まぁいいか、とククールは思った。何よりゼシカの笑顔が見られたのだから。 失敗談が一息ついたところでエイトとヤンガスにはご退場願って、ククールはゼシカのベッドサイドに座った。 「お酒くさっ!」 全く、一言目からこのお姫様は容赦がない。 が、これがゼシカらしさでもあるので、ククールは安心した。 「参ったな。そんなに匂うか?」 事の成り行きで酒を口にはしたが、大した量は飲んでいない。 もしや、咳き込んだ時にでも服に付いたのか? 試しに袖口やケープの匂いを嗅いでみたが、よく分からない。 「ばっかじゃないの?飲んだ本人には分からないわよ」 そういうものなのか、と、感心している場合ではなかった。 …ヤバい。 これは、明らかに腹を立てている状態だ。
ゼシカが冷めたスープの皿を抱えたままだったので、ククールはとりあえずそれを片付けた。 酒くさい事だけで咎められるのなら、それは筋違いだ。 酒を飲む事こそがハチミツを分けてもらう為の交換条件だったのだから、やましい事ではないはずだ。 「ドニの町へ行ってきたんだ」 そう言いながらククールは、今度は奥のベッドに腰掛ける。 「知ってる。ヤンガスが教えてくれたわ」 ヤンガスの奴、余計な事を…。 とククールは思ったが、続くゼシカの言葉で全てを理解した。 「バニーさんたちは元気だった?」 これは、嫉妬だ。 途端にククールの悪戯心に火がついた。 「ああ、元気だったぜ。その元気を分けてもらいに行ってきたんだ」 「はぁ?」 嘘は言っていない。 いや、それどころかこの上無く正直に状況を説明しているのだが、慎重に言葉を選んだ成果で誤解に拍車がかかったようだ。 「おかげでこんなに飲まされちまった。まったく、酒酔いルーラなんてやるもんじゃないな」 これも本当の事だ。 ゼシカはしばし呆然とした後にため息をつく。 「ふーん、良かったじゃない。元気を分けてもらえて」 そう言ってそっぽを向いてしまった。 (…さてと。悪戯はこのくらいにして、そろそろ本題に入らなきゃな) 見られていないことを幸いとばかりにニヤついていたククールは、ゼシカに気付かれないようにそっと深呼吸をした。 素早く気持ちを切り替える。
「あのさ。目、つぶっててくれないか」 「なっ…なんでよ?」 向き直ったゼシカは、いつになく真面目なククールの表情を見て動揺を隠せない様子だった。 普段の気力が発揮できないせいもあっただろうが、何しろ目の前の男…ドニの町でその名を轟かせていたククールの表情作りは半端なものではない。 この顔で女もギャンブラーも、数えきれないほど翻弄してきたのだ。 戸惑うゼシカの様子を見てククールは内心ほくそ笑む。 しかしその表情はもちろん、髪の一筋すら乱れることは無かった。 「秘密。すぐ分かるけどな」 ゼシカは思いのほか素直にククールの要求に応じ、その瞳を閉じた。 ククールは手袋を両手とも外し、腰掛けていたベッドに置いた。 ポケットから小瓶を取り出し一瞬悩んだ後、左手の中指でハチミツをすくう。 自分の側に向き直らせようとゼシカの顎に指をかけたククールは、その肌の予想以上の冷たさに驚いてしまった。 肌は未だ青白く、指先には微かな震えが伝わってくる。 「なっ…なにす…」 「動かないで、そのまま」 ゼシカの唇を人さし指で制し、ククールは暫しの間ゼシカの姿を見つめた。 自分よりはるかに華奢なその身体で暗黒神の強大な力を耐え切ったゼシカ。 彼女の兄は七賢者の末裔で、封印を継ぐ者であったがために殺されたのだと言っていた。 その兄と同じ血を持つゼシカもまた紛れもない賢者の末裔なのだ。 賢者の末裔…。 その存在の何と大きい事だろうか。
『ゼシカ。これからオレは片時も離れず 君を守るよ。君だけを守る騎士になる。』 出会いの時に言ったこの言葉。 あの頃は誰にでも言えた言葉だった。 それがいつの間にか、ゼシカにしか言えない言葉になっていた。 この言葉がこんなに重くなるとは、夢にも思わなかった。 まさか賢者の末裔の騎士を志願したことになっていようとは…。 ククールは左手の中指でゼシカの唇にハチミツをそっと撫で付けた。 強くなろう。 この言葉に負けないように。 ゼシカを二度とこんな目に遭わせないように。 この先ゼシカがその内に秘めた才能を存分に発揮できるように。 そして、二度と後悔をしないように…。 役目を終えた中指をククールは軽く口に含み、静かに目を伏せる。 …今は、これでいい。 そしていつの日か、この旅の目的を果たした後。 その時には全ての想いを込めて、ゼシカの唇にキスを贈ろう。 ククールはその想いを胸の内にしまい込み、ゼシカに呼びかけた。 「もういいぜ」 〜 終 〜
ここまで読んで下さってありがとうございました。 またしても長々と失礼致しました。 ゼシカイベントで全員格闘ってのは前回の検証時に出来心でやってみたんですが、 何とかなるもんですね。(レベルは主30ヤ29ク29) 結局ククールはサポートに忙しくて一度もゼシカに手を上げることは ありませんでしたが。よく寝かせられてたし(笑)。
リアルタイム!?ではないか・・・。 乙です!!
グッジョブ! 前のとはまた違った印象でイイヨ〜!(・∀・)
乙!乙!
GJ!クックル中身もいい男!イイヨイイヨ〜!
>>612 おまいさんのクックル、漢だねぇ〜!
SSも乙!…そういやシャナクってなくなっちゃったね。
ククとゼシカって何才くらいなんかな。 自分の中ではクク19〜20才位、ゼシカ17才位なんだけど。勝手に。
>>618 あー、漏れもそんくらいかなぁ。考えた事なかったけど。
>>618 ,619
あー、私はゼシカ19くらいクク22〜24くらいと考えていた。
漏れはクク22ゼシカ18(ミーティアと同じ?)って感じかな
あ、そっか。ミーティア18だっけ。 年齢わかってるのミーティアだけ?
キャラの年令設定欲しかったよね。 私はゼシカ16、クク24。とか思ってたけど、ゼシカ18に変更。
ゼシカ14歳説があったみたいだけど結局あれはガセだったのか。 まぁあの乳であんま若すぎたら恐ろしいよな… それに幼すぎるとククがロリになっちまう。(絶対ヤダ…)
>>612 ククの漢っぷりがイイ!
格闘に切り替えた主とヤンガスもカコイイ。
「プロなら手抜きは〜」ってセリフでバニーのことは
ちゃんとプロ(商売女)として見てるんだね。
乙でした!
>>622 ED前だとミーティアのみじゃないかな?
主人公の生まれた時期(エルトリオ失踪)が確定されるのは通常ED後だし。
エルトリオ失踪の話はサザンビークで何人かから聞けたけど、
そこでは何年前かまでは言ってなかったと思うし。
私はクク21〜22、ゼシカ18くらいかなと思ってる。
自分も18才がナチュラルな気がしてきたので変更しよう。 >>ゼシカ14才説 前スレであったね〜、そんな話。
あー、バカな事言った。スマソ。 > エルトリオ失踪の話はサザンビークで何人かから聞けたけど、 > そこでは何年前かまでは言ってなかったと思うし。 主人公とエルトリオの接点がこの時点では無いから、失踪時期が 分かっても分からなくても全然関係ない話にしかならないね。
やっぱミーティアを基準に考える感じかね。 ヤンガスは32、3才と思ってるんだけどさ。スレ違いだけど。
私はヤンガスは意外に若い気がす。これも板違いスマソ
主人公も18なんだよね。 不思議な泉で馬姫さんが言ってた。
>>624 いや、会話で出てくる兄が死んだ時期とか何年前〜とかいうセリフから計算すると
確実に14歳らしいんだけど、(本スレでソース付きで話題になった覚えが)
それだとあまりに早熟すぎるというか
明らかにゼシカが14ってのはおかしいのでシナリオのミスかと。
ミーティアと主は18で確定としたら
ゼシカ18・9、クク21〜3が理想かなぁ。
ゼシカはミーティアや主人公よりも気持ち年上、って感じで。
ミーティアが17だったらゼシカ18でおkだったんだけど
ククールは最初は24・5くらいだと感じたけど
ゲーム進めるに従ってもうちょい下かなと思うようになった。
皆様、ご感想ありがとうございます。
「いい男」「漢」を目指していたので、そう見ていただけて感無量です。
我ながらイチャイチャ度は低いなぁ、とは思いますが(笑)。
>>617 シャナク、あれば便利なのになぁと思いました。
1周目でうっかり誰かに悪魔のしっぽを装備しちゃった時に(苦笑)。
ゼシカはミーティアと同じくらいに一票。 実家に婚約者が尋ねてきていた事もあるし、18は下回らないんじゃ ないかと思います。 ククールは22くらいがいいけど、マルチェロとの年齢差が絡んで くるから難しいところですね。 修道院に引き取られた時のククールとそこに登場したマルチェロを 何歳と見るか? 私は見た目ではククール5歳くらい、マルチェロ13〜15歳と 解釈してるんですけど、そうするとククールを22にしたら マルチェロが最高値で32ということに。 …そのくらいでもいいのかなマルチェロは?M字きてるし(笑)。 マルチェロがその母と共に領主の家を追い出された時の年齢は、 「あの赤ん坊のせいで自分達がこんな目に遭うことになった」 と認識して、なおかつあれほどの恨みを持つことから、最低でも 7歳くらいかな?と思います。
サーベルトとククって年齢同じくらいキボンヌ
ゼシカ主人公より年下に見えるなぁ。 つーことで、自分的にはゼシカ→17 クク→19〜21 かも。
自分は○は25歳ぐらいかなって思ってた。 九九は6歳下の19ぐらいかな。 回想シーンで出てきた時は、九九が8歳ぐらいで、○が14歳ぐらいかなーと。
>>634 激同
ss職人さん的にはククゼシ何歳くらいで書いてんのかな?
同じ年…にしてはサーベルトの方がずいぶん若く見えるけどね。
>>637 職人と言うのもおこがましいけど、いちおートリップ付けてみたり。
私は
>>633 のカキコ通り、ククール22歳くらい、ゼシカ18歳くらいを
イメージしてます。
>>634 さんのカキコを見て、ゼシカはククールと出逢った当初は
サーベルトと逐一比較して、癪に障ったというか幻滅したというかで
必要以上に反発してたんだろうな、と思いました。
で、トロデーンでククールがひそかにお祈りしてた姿を見たあたりで
見る目が変わっていったんだろうと妄想。
サーベルトとクックルが同じ年だとする。 しっかり者のサーベルトと比べて、最初は「兄さんのほうが頼りがいがあって大人で優しくて…」みたいに思ってたゼシカだけど、そのうちククールにしかない優しさだとか男らしさだとかを発見して行く展開… だといいなっと。
そしてゼシカ自身も旅で成長してるから、ククールの大人で無い部分…繊細な部分とか弱さを理解できるようになって、癒してあげたいみたいな気持ちが芽生える。 なんちて。
自分のSSではククール22才ゼシカ18才です。 サーベルト22才 エイト18才 ヤンガス30才(30才の舎弟w) トロデ55才。 自分、アネモネです。
トロデはゲーム中で50歳って言ってなかった? 戦闘記録の画面で。
あ、そうなんですか? じゃあ50でおK。 適当な自分…。
キニシナーイ!!
ドラクエ8全年齢絵板にククゼシ神絵が・・! っていっても単なる2ショットだけど。(何処までフィルターかかってんだ自分) ククに禿藁w
>>643 そうなんか・・・。漏れ60歳くらいかと。還暦ちゃんちゃんこカワイイカナって。
>>646 すげー。きれいだな。
ゼシカとお色気勝負できんのククだけだよね。女体化はやだけど、カコイイ女装イイ。
>>647 見た見た(゚∀゚)!!
マジでワロタよ(´∀`)
>>646 そう言われて自分もさっき見てきた。…すごいなぁ。あの方うまいね。
ククゼシのPBBSの方しか見てなかったから初めて知ったんだけど。
漏れもククゼシ絵掲しか通ってなかったよ。 ほぼ日参してるかも。
>>647 お色気勝負って…なげきっすVSみわくのまなざしとか?
そんでお互いに大ダメージとか?
653 :
651 :2005/04/23(土) 01:27:08 ID:QVK6W1qa
キテターーー(゜∀゜)ーーーーー!! むこうにあっという間にレスついてたんで、こっちで応援。 絵描きさんたちいつもグッジョブ! スレのために何にもできない漏れだけど、マジでこのスレ大好きだ!
自分は絵ヘタだから職人さんを応援する係(?)!!
絵板、うpロダ付きならもちょっと頻繁に投稿できるのになぁ。 タブ描きは苦手なんであんまり投稿できない・・。 もし簡単に設定いじれるようならロダ付きにしてくれませんか? >まとめ人様 ややこしくなるなら勿論今のままでいいんですが。 私信スマソ。
漏れも全年齢絵板をマジマジと見て同じ事オモタ。 あと、タブ絵描ける人ってスゲー!とも
657 :
まとめ人 :2005/04/23(土) 23:23:18 ID:NWG3ftjP
まとめ人氏仕事がはやい! 住人の声を快く聞いてくれる管理人様を持って我々は幸せですな。 本当にありがとう!
まとめ人様ありがとう! ほんと、仕事早い。 我侭言っちゃってごめんなさい。
なんだかんだでテストしてみました。 言ってもらった方が本当に助かりますので、どうぞご遠慮なく…。 ククゼシ絵がもっと見たいし!
661 :
656 :2005/04/24(日) 03:48:42 ID:haNC05k4
まとめ人さま どうもありがとう!! 今は外出先から携帯で覗いてるので 様子を見られないのが悔しいよorz SS追加も乙です。 楽しみが倍増!早く帰りたいw ホントにこのスレ大好きだ〜〜〜!!
まとめ人さんGJです!!
まとめ人様乙です。 ちょとした小ネタを思いついたので投下します。
「不覚」 彼女がオレを見つめている。じっと見つめている。 だからオレも彼女、ゼシカを見つめ返す。 さくら色の頬、可愛らしい唇、目を伏せればきっと長く美しい睫毛、夕日のように赤い髪の毛、同じ色の大きな瞳。 その瞳にオレの顔が映っている。 ゼシカは目を逸らさない。こうして見る彼女の顔はあまりにも可愛らしくてオレは思わず目を逸らした。 「あっ!ククールの負け〜」 「・・・クソ・・・」 「じゃ、よろしくね」 今夜は野宿だ。 少し離れた川までの水汲み係をゼシカが「にらめっこ」で決めようと言ってきた。他ならぬゼシカの頼みだし、オレは快く受け入れた。 で、今に至るワケだが。 良く考えたらオレがゼシカに勝てるわけねぇよな。あんな可愛い顔で見つめられたら。 オレとしたことが・・・。不覚。 終わり
はじめの「不覚」はタイトルです。念のため。
帰ってキターーーーーー(゚∀゚)ーーーーーー!! ・・・ら、SSキテターーーーーー(゚∀゚)ーーーーーー!!!! セリフが入るまでは妙な(ぉぃ)期待をしまくってましたが、 音を立てて崩れちゃいました。 ククは負けても口惜しくなかろうてw バカップルぶり、ごちそうさまでしたトトさん。 お絵かき板、旧には絵が増えてるし、新にはかぁいいスライムが いるし、でサイコーです! これから更にこの板が盛り上がる事を期待しつつ・・・ ・・・風呂沸いたので逝ってきます ノシ
甘甘…!親バカならぬ彼バカぶりにハゲ萌です。
まとめ人様 SSタイトルの件、ワガママを聞いて下さって どうもありがとうございます。 新お絵かき板の設置、お疲れさまでした。 お礼がてらに何か投稿できればいい…なぁ(苦笑) トトさん 脳内に「ど〜する〜?ア○フル〜?」が流れた私は、 いったいどうすれば(笑)
「あっ!ククールの負け〜」 すんごいかわいい顔で言ってそう・・・ハァハァ
感想ありがとでした。 たまに小ネタ投下していきたいと思います。
>>トト氏 がんばってください!
ありがとうございます ノシ
ククールが初登場するとき、ゼシカが必要以上に怒っている事すらククゼシへの伏線に見えるよ。 ヤンガスが「何をそんなに怒っているのか」「娘っこの気持ちはわからない」とかいうのもニヤッとしてしまう。
>>674 1周目の時は、
「母親に反発して飛び出してきたとはいえ、カタブツなお嬢様なんだなー」
くらいにしか思わなかったけど、振り返ってみると伏線扱いもできるね。
なるほど・・・ハァハァ
萌え補充・・・ハァハァ
プレイヤーには「ククールキターーー!!」状態だったけど、 ゼシカ的にはマイエラでのムカつきが収まらないうちに 飲む・打つの不良聖堂騎士を目の当たりにして、 すごいショックだったんだろうと思う。 ククール個人の立ち居振る舞い云々よりは聖堂騎士団への 幻滅度が格段にアップした、って感じに見えたかな。 ヤンガスは裏街道人生を突っ走ってきてるから、あの光景ごときは 気にとめる事ではないだろうし、そんなガサツな野郎には、蝶よ花よと 育てられてきたお嬢様の気持ちなぞは分かろうはずもないんだろう。 主人公はあんな光景を見るのは初めてでボーゼンとしてた風だし、 あの酒場乱闘〜指輪までの一連のシーンは、それぞれのキャラの 性格を具体的に現した、全編通して屈指のイベントですな。 まぁ、何を今更な話を延々としちゃったけど、ククゼシの伏線であろう という話は禿胴。 第一印象最悪から発展するロマンスは王道中の王道だしね! ハーレクインっぽいなぁw
厳格な家に育ち抑圧され気味な女性がちょっとワル目の男に惹かれるのは リアルでも良くあるケース。自分がそうだ(ニガw
恋愛ドラマでも恋愛漫画でも、定番でつね。
家出娘(しかも令嬢)をだまくらかす悪い男。 しかし男は、いつしか本気で娘を愛しはじめたのであった。 ってとこかね。
>>682 ぎゃー!ヤメロ!
萌死ぬ・・・ハアハア(*´Д`)
おまいら!! 全年齢絵掲へGO!だ!!